湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Chandos
(イギリス)


Chandos "2 for 1"シリーズ
2CDで1枚価格のお買得盤
"Classics"シリーズ
初期のベストセラー・セレクショ
"COLLECT"シリーズ
比較的初期の録音からのセレクト
"Historical"シリーズ
歴史的価値を誇るセレクション
"INTRO"シリーズ
24-bit/96kHzデジタル・リマスター
"CHACONNE"シリーズ
古楽専門シリーズ
"Opera in English"
英語歌唱によるオペラ・シリーズ


※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
CHAN-0772
モーツァルト:デュオ・ソナタ集Vol.3
ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調K.376
ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K.378
ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調K.526
デュオ・アマデ〔キャサリン・マッキントッシュ(バロック・Vn)
ジェフリー・ゴヴィアー(フォルテピアノ)〕

録音:2009年9月28日−30日
シャコンヌ・シリーズの看板アーティスト、パーセル・クヮルテットの創設メンバー、またエイジ・オヴ・インライトゥメント管ではリーダーを務めたバロック・ヴァイオリンの名手キャサリン・マッキントッシュと、ビルソン、ホッホランドの高弟ジェフリー・ゴヴィアーのデュオによるモーツァルトの第3集。マッキントッシュとゴヴィアーはモーツァルトのソナタを「ヴァイオリン・ソナタ」や「ヴァイオリン伴奏付きチェンバロ・ソナタ」ではなく、両者が立ち位置を同じくする「デュオ・ソナタ」として解釈しており、その優れた演奏や時代考証は欧州を中心に絶大な評価を受けています。ちなみに楽器はマッキントッシュがジョヴァンニ・グランチーノ1703年製のバロック・ヴァイオリン、ゴヴィアーが名工クリストファー・クラークの製作によるアントン・ワァルター・モデルのフォルテピアノを使用しています。
CHAN-0775
ブクステフーデ:カンタータ「我らがイエスの四肢」BuxWV.75*、
カンタータ「主をほめたたえよ」BuxWV.69+
ヴェックマン:カンタータ「わがもとに来たれ」#
エマ・カークビー(S)*/+、
エリン・マナハン・トーマス(S)*/+、
マイケル・チャンス(C.T)*、
チャールズ・ダニエルズ(T)*、
ピーター・ハーヴェイ(Bs)*/#、
パーセル・クヮルテット、フレットワーク
「宗教的カンタータ集」や「7つのソナタOp.1」、「オルガン作品集」などの成功により、北ドイツ・オルガン楽派の巨匠ブクステフーデの復権に貢献を果たしてきたシャンドスの古楽シリーズ"シャコンヌ"から登場するブクステフーデの大作、カンタータ「我らがイエスの四肢」は演奏者陣がとにかく豪華!ソリストには、エマ・カークビー、エリン・マナハン・トーマス、マイケル・チャンス、チャールズ・ダニエルズ、ピーター・ハーヴェイといった超一流の古楽系歌手たち、そしてパーセル・クヮルテットとフレットワークの共演が実現するなど古楽ファンならば絶対に見逃すことが出来ない名前がズラリと並びます。
CHAN-0777
バルバートル:クラヴサン曲集(1759) ソフィー・イェーツ(Cemb)
パリでラモーの助手を務めた後に、ノートルダム大聖堂のオルガニスト、ルイ18世付きのオルガニスト、マリー・アントワネットとシャルトル公の教師を務めるなど、地位と名誉を手に入れたバルバートル(1727−1799)。しかしフランス革命による王政の崩壊でその環境は激変。残りの生涯を厳しい貧困の中で送るというまさに天国と地獄を味わった音楽家なのである。ヴェルサイユの栄華をソフィー・イェーツのエレガントなチェンバロでじっくりと。
CHAN-0778
神を讃美せよ〜ラッスス:宗教作品集
いざ、主を祝福せよ/わが庭に来たれ
われに従う者は/讃美のうちに鳴り響け
歌詞なし第15番(Sine textu 15)
安息日に来たりしすべての人々
その話を制する者は
神よ、わが祈りを聞きたまえ
すべての国々よ、神に向かいて歓呼せよ
歌詞なし第19番(Sine textu 19)
恐れと震えが/どんな事にも時がある
アレルヤ、讃美と栄光は
第3旋法のマニフィカト/なぜ誇るのか
しもべらよ、主をたたえよ
おおマリア、守りの庭よ/天よ、喜べ
竪琴に合わせて神を賛美せよ
歌詞なし第13番(Sine textu 13)
おお、罪人よ
兄弟たちよ、誇る者は主を
あなたに感謝します
マニフィカト「おお、なんと魅惑的な暁よ」
アンドルー・ネスシンガ(指)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho、
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、ティモシー・ラヴァルド(Org)

録音:2010年7月20日−22日、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル(イギリス)
「ハウエルズ」→「わが言葉を聞きたまえ(様々な時代の合唱作品集)」→「ラッスス」と続き、3作目でたどり着いたルネサンスの宗教作品。
CHAN-0779
ル・ディヴィン・アルカデルト〜ルネサンス時代ローマの聖燭節
アルカデルト:我らの父、今日,聖なる乙女は/入祭唱:神よ、われらは御身の哀れみを受け奉る/アルカデルト:ミサ曲「めでたし天の女王」より キリエ、グローリア/昇階唱:神よ、われらは御身の哀れみを受け奉る/パレストリーナ:今日、祝福された処女マリアは/アルカデルト:ミサ曲「めでたし天の女王」より クレド/パレストリーナ:御身が唇には慈しみが置かれぬ/詠唱:ヌンク・ディミッティス/アルカデルト:ミサ曲「めでたし天の女王」より サンクトゥス/聖体拝領唱:シメオンは聖霊を見ざるうちは/デ・シルバ:けがれなく罪なく貞節なマリア/アルカデルト:ミサ曲「めでたし天の女王」より アニュス・デイ/デ・シルバ:めでたし天の女王
ムジカ・コンテクスタ、サイモン・レイヴンス(ディレクター)、イングリッシュ・コルネット&サクバット・アンサンブル
パレストリーナの「聖週間のための音楽」をレコーディングしてきたイギリスのルネサンス・ヴォーカル・アンサンブル、ムジカ・コンテクスタが、その歌声でルネサンス時代のローマで演奏された聖母マリアの清めの祝日、聖燭節の音楽を再現。イタリアのパレストリーナ、フランドル系、もしくはフランス人のアルカデルト、スペインのデ・シルバ。国は違えども"システィーナ礼拝堂"という共通点を持つ3人の祈りの音楽が、聖燭節のローマの雰囲気を創造する ――。
CHAN-0780
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988 スティーヴン・ディヴァイン(Cemb)
シャンドス(シャコンヌ)から遂にリリースとなるバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を任されたのは、英国のチェンバリスト、スティーヴン・ディヴァイン!イギリスのピリオド・オーケストラ、エイジ・オヴ・インライトゥメントOの準首席チェンバロ奏者としてピリオド奏法の最前線で活躍するディヴァインの使用楽器は、英国の名工、コリン・ブースが2000年に製作したフライシャー1710年製のレプリカ・モデル。ゴンザーガ・バンドやロンドン・バロックでも活躍するイギリスの実力派鍵盤奏者によるゴルトベルク変奏曲の登場です!
CHAN-0781
モーツァルト:デュオ・ソナタ集Vol.4
ソナタ第35番ト長調K.379
ソナタ第38番ハ長調K.403
ソナタ第33番ヘ長調K.377
ソナタ第41番変ホ長調K.481
デュオ・アマデ
〔キャサリン・マッキントッシュ(Vn)、ジェフリー・ゴヴィアー(フォルテピアノ)〕

録音:2010年5月3日−5日、セント・メアリー教会(サフォーク)
エイジ・オヴ・インライトゥメントOの創設メンバー、エンシェント室内Oのコンサートミストレスとして活躍し、現在はパーセル・クヮルテットのヴァイオリニストとして英国古楽界の第一線に立ち続けるキャサリン・マッキントッシュ。イギリスの鍵盤奏者ジェフリー・ゴヴィアーとのモーツァルトは、「ヴァイオリン・ソナタ」でもなく「ヴァイオリン・オブリガード付きピアノ・ソナタ」でもなく、あくまでも両者が対等の「デュオ・ソナタ」。1980年代からデュオとして活動を続けてきたマッキントッシュとゴヴィアーだからこそ醸し出せる熟練の技です。
CHAN-0782
チェンバー・ヴェスパーズ〜イタリア・バロックの小品集
タルディッティ:主よ、われを助けに
バンキエーリ:詩篇第1番〜主は言われた
チーマ:コルネットのためのソナタ
フィネッティ:詩篇第2番〜主を讃えよ(世界初録音)
ピッチニーニ:トッカータ第4番
ペトロベッリ:詩篇第3番〜私は喜びに満ちて(世界初録音)
フレスコバルディ:カンツォン第3番
タルディッティ:詩篇第4番〜主が建て給うのでなければ(世界初録音)
フレスコバルディ:1つの主題に基づくカプリッチョ
モンフェラート:詩篇第5番〜ラウダ・エルサレム(世界初録音)
クロッティ:聖なるマリア
サンチェス:めでたし海の星
バンキエーリ:カンティクル〜マニフィカト(世界初録音)
カッツァーティ:天の元后(世界初録音)
ゴンザーガ・バンド、
クレア・ウィルキンソン(Ms)、
ガウェイン・グレントン(トレブル・コルネット&ミュート・コルネット)

録音:2010年8月4日−6日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
充実した「ゴルトベルク変奏曲」(CHAN-0780)を聴かせてくれた鍵盤奏者スティーヴン・ディヴァインが所属するゴンザーガ・バンドの新録音は、16〜17世紀、バロック時代のイタリアで演奏された"声楽"と"器楽"による「夕べの祈り」。1610年に出版されたモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」とは対照的な編成で書かれたフレスコバルディやバンキエーリ、ピッチニーニたちの「夕べの祈り」は、地方の小さな教会でも演奏できる規模で作曲された神聖なる室内楽です。
CHAN-0785
モーツァルト:デュオ・ソナタ集Vol.5
ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調K.454
ヴァイオリン・ソナタ第43番ヘ長調K.547
デュオ・アマデ〔キャサリン・マッキントッシュ(Vn)、
ジェフリー・ゴヴィアー(フォルテピアノ)〕

※使用楽器:ヴァイオリン〜1703年製ジョヴァンニ・グランチーノ、フォルテピアノ〜クリストファー・クレアー製作(アントン・ワルターのレプリカ)
エンシェント室内楽団の第1コンサートマスターを務め、イギリス古楽界におけるピリオド奏法の開拓者の1人として大きな足跡を残してきたヴァイオリニスト、キャサリン・マッキントッシュとフェフリー・ゴヴィアーのモーツァルトが完結!ヴァイオリンとピアノのどちらかが伴奏ではなく、両者対応というコンセプトによるマッキントッシュとゴヴィアーのモーツァルト。いち早くピリオド奏法を採り入れ実践してきた先駆者たちが導き出したモーツァルトの1つの答えです。
CHAN-0786
モーツァルト:ミサ曲ハ長調K.317「戴冠式ミサ」
ミサ・ブレヴィス ヘ長調K.192
エクスルターテ・ユビラーテK.165(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ)
アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
教会ソナタ変ホ長調K.67
教会ソナタ ヘ長調K.224
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho、
セント・ジョンズ・シンフォニア、
アンドルー・ネスシンガ(指)
スーザン・グリットン(S)、
フランセス・ボーネ(Ms)、
サム・ファーネス(T)、
ジョージ・ハンフリーズ(Bs)

録音:2011年7月19日−21日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)
名門ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団と2007年から音楽監督を務めるアンドルー・ネスシンガが、スーザン・グリットンを筆頭とする4人のソリストたち、ピリオド・アンサンブルのセント・ジョンズ・シンフォニアとの共演で、モーツァルトの「戴冠式ミサ」をレコーディング!
CHAN-0788
ヘンデル:劇音楽「アルチェステ」HWV.45
シンフォニア〜テッサリア王アドメートHWV.22より
シャコンヌ〜テルプシコーレ&忠実な羊飼いHWV.8cより
ルーシー・クローウェ(S)、
ベンジャミン・ヒューレット(T)、
アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(Bs-Br)、
クリスティアン・カーニン(指)
アーリー・オペラ・カンパニー
「パルテノーペ」(CHAN-0719)や「セメレ」(CHAN-0745)、「フラーヴィオ」(CHAN-0773)など、ヘンデルのレアなオペラを続々と手懸けてきたイギリスのピリオド・アンサンブル、アーリー・オペラ・カンパニーのヘンデル第4弾!スコットランドの作家トバイアス・スモレットのマスクの付随音楽として作曲されながらも、スモレットと劇場支配人とのトラブルなど様々な要因が重なりお蔵入りとなってしまった作品す。その音楽は「ヘラクレスの選択」や「ベルシャザール」、「アレグザンダー・バルス」に引用されているものの、「アルチェステ」自体の演奏は珍しい。
CHAN-0789
バード:グレート・サーヴィス(大典礼曲)
詩篇114番「イスラエルの民はエジプトを出で」
アンセム「神に向かいて喜びもて歌え」
前奏曲ハ長調(オルガン独奏)
詩篇47番「すべての人よ、手を打ち鳴らせ」
ヴァース ハ長調(オルガン独奏)
アンセム「おお主よ、御身のしもべエリザベスが」
ムジカ・コンテクスタ、
イングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブル、
スティーヴン・ディヴァイン(Org)

録音:2011年5月2日−5日、セント・ジョンズ教会(アッパー・ノーウッド)
イギリス・ルネサンスの巨星ウィリアム・バード(c.1540−1623)が、カトリック教徒としての信仰を貫きながらも、激動の時代を生き抜くために作曲を行った英国国教会のための礼拝の音楽「グレート・サーヴィス(大典礼曲)」。バードの英語による宗教作品の傑作であり、英国国教会史上における最高傑作とも称されている。1992年にイーリー大聖堂でデビューを果たした英国古楽界期待のアンサンブル、ムジカ・コンテクスタが、詩篇、アンセム、オルガン独奏曲を加え、英国国教会のため
CHAN-0791
ファッシュ:管弦楽作品集Vol.3
序曲ニ長調 FWV K:D2(世界初録音)
リコーダー協奏曲ヘ長調 FWV L:F deest
協奏曲ニ長調 FWV L:D8(世界初録音)
序曲ヘ長調 FWV K:F1(世界初録音)
リュート協奏曲ニ短調 FWV L:d1
協奏曲ヘ長調 FWV L:F3(世界初録音)
テンペスタ・ディ・マーレ、
グウィン・ロバーツ(リコーダー)、
リチャード・ストーン(Lute)
バッハとテレマンと同世代の音楽家であり、ドイツのツェルプストの宮廷楽長を務めたヨハン・フリードリッヒ・ファッシュ(1688−1758)の管弦楽集第3集。バロックから古典派への移り変わりの中で、ギャラント様式を用いて時代を先取りしたファッシュの音楽は、2つの時代を繋ぐという重要な役割を果たしています。「序曲ニ長調」でのティンパニの連打、金管楽器の華やかなサウンドとリズムが、時代の先端を目指したファッシュの豪華にして華麗なスタイルを伝えてくれます。テンペスタ・ディ・マーレの爽快な演奏も充実。
CHAN-0801
マンチーニ:リコーダー・ソナタ集
ソナタ第6番変ロ長調/ソナタ第4番イ短調
ソナタ第10番ロ短調/ソナタ第7番ト長調
ソナタ第6番ト短調/ソナタ第1番ニ短調
ソナタ第2番ホ短調/ソナタ第5番ニ長調
グウィン・ロバーツ(アルト・リコーダー、ヴォイス・フルート、フラウト・トラヴェルソ)、
テンペスタ・ディ・マーレ・チェンバー・プレイヤーズ〔リチャード・ストーン(アーチリュート、テオルボ、ギター)、アダム・パール(チェンバロ、オルガン)、リサ・テリー(Vc)〕

録音:2013年6月18日−20日、ピーボディ音楽院グリスウォルド・ホール(メリーランド、アメリカ)
18世紀ナポリでもっとも著名な音楽家となったフランチェスコ・マンチーニ(1672−1737)。作曲家、オルガン奏者、宮廷楽長として活動し多くの作品を残したが、現在ではリコーダー作品がよく知られています。アルト・リコーダー、ヴォイス・フルート(D管のテナー・リコーダー)、フラウト・トラヴェルソを操るのは、フィラデルフィアのバロック・オーケストラ「テンペスタ・ディ・マーレ」のリコーダー奏者、グウィン・ロバーツ。テンペスタ・ディ・マーレはChaconne(シャコンヌ)シリーズでは、ファッシュの管弦楽作品集やヴァイスのリュート協奏曲集で溌溂としたアンサンブルを聴かせてくれており、今作でもマンチーニの変幻自在で流麗なソナタを見事に支えています。
CHAN-0803
バッハ:6つのトリオ・ソナタ BWV.525-530(様々な編成による室内楽版) テンペスタ・ディ・マーレ・チェンバー・プレイヤーズ

録音:2013年8月26日−29日、チェスナット・ヒル長老派教会(フィラデルフィア、アメリカ)
大バッハの「6つのトリオ・ソナタ(BVW.525-530)」は、原曲はオルガン曲であるが、室内楽作品としても人気で、様々な編成での演奏、録音が行われています。アメリカ、フィラデルフィアをベースとするピリオド・アンサンブル、テンペスタ・ディ・マーレ(フィラデルフィア・バロック・オーケストラ)も、ディレクターの1人であるリチャード・ストーンの編曲により、リコーダー、トラヴェルソ、ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ、チェンバロ、リュートなどの組み合わせによる、変幻自在のトリオ・ソナタを披露。ChandosのChaconne(シャコンヌ)シリーズで、ファッシュやヴァイスなど意欲的なレパートリーを聴かせてくれたテンペスタ・ディ・マーレによる、清新で溌溂としたバッハです。
CHAN-0804
トムキンズ:宗教合唱作品集
ダヴィデがアブサロムの殺されしを聞きしとき
全能なる神、わたしを組み立てた者
マニフィカトとヌンクディミッティス
全能なる神、すべての叡智の泉
心乱れた時の悲しみのパヴァーヌ
主は我が羊飼い
見よ、我汝に吉報をもたらす
ヴォランタリー イ短調/ユビラーテ
父よ、我を明らかにしたまえ
テ・デウム
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジCho
アンドルー・ネスシンガ(指)
フレディ・ジェイムズ(Org)
トマス・トムキンズ(1572−1656)はルネサンスから初期バロックの時代のイギリスでもっとも成功した作曲家の一人。師であるウィリアム・バード譲りのスタイルを残す保守的な作風で、無伴奏のフル・アンセム、オルガン伴奏のついたヴァース・アンセム、オルガン独奏、グレート・サーヴィス(テ・デウム、ユビラーテ)、ヴァース・サーヴィス(マニフィカトとヌンクディミッティス)など、トムキンズの宗教合唱作品の全貌を露わにする。
CHAN-0822(2CD)
ベートーヴェン:3つのピアノ三重奏曲 Op.1
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.1-1
ピアノ三重奏曲第2番ト長調 Op.1-2
ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.1-3
トリオ・ゴヤ〔カティ・デブレツェニ(Vn)、セバスチャン・コンベルティ(Vc)、マギー・コール(フォルテピアノ)〕

録音:2017年11月13日−16日、ブリテン=ピアーズ・オーディトリアム(スネイプ、サフォーク、イギリス)
ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなど、スペインの画家フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ(1746−1828)と同時代を生きた作曲家たちの作品をレパートリーとしているピリオド・アンサンブル、トリオ・ゴヤのシャンドス第2弾。カール・アロイス・フォン・リヒノフスキー侯爵に献呈されたベートーヴェンの初期のピアノ三重奏曲作品1の3曲を収録。トリオ・ゴヤのヴァイオリンは、イングリッシュ・バロック・ソロイスツやアルカンジェロ、フロリレジウムなどのピリオド・アンサンブルで活躍し、現在エイジ・オヴ・インライトゥメントOのリーダーを務める名女流、カティ・デブレツェニが務めています。

CHAN-4555
クラシック・ブラス
J・シュトラウス(ウィンター編):喜歌劇「こうもり」序曲
シューベルト
(ラングフォード編):軍隊行進曲
グレッグソン
:交響的練習曲「プランタジネット朝」
クニッペル(ラングフォード編):コサック・パトロール
ニューサム:コンコード
ボール
:黒人霊歌による狂詩曲第2番
シャブリエ(ラングフォード編):楽しい行進曲
ドニゼッティ(ラングフォード編):歌劇「連隊の娘」序曲
オッフェンバック(ラングフォード編):歌劇「ホフマン物語」より 舟歌
シャブリエ
(ラングフォード編):狂詩曲「スペイン」
ジェフリー・ブラント(指)
ロイ・ニューサム(指)
ブラック・ダイク・ミルズ・バンド
イギリスが誇る名門ブラス・バンドの1つ、ブラック・ダイク・ミルズ・バンドのアレンジ&オリジナル作品集が「シャンドス・ブラス」シリーズでリニューアル。ブラック・ダイク、やはり上手すぎです。CHAN-6539からの移行再発売(ADD)。
CHSA-5007
(2SACD)
ブリテン:戦争レクイエムOp.66*
シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
英雄のバラードOp.14#
ヘザー・ハーパー(T)*
フィリップ・ラングリッジ(T)*
マーティン・ヒル(T)#
ジョン・シャーリー=カーク(B−Br;#)
リチャード・ヒコックス(指)
LSO、同cho(*/#)、
聖ポール大聖堂合唱隊

録音:1991年2月24日、ロンドン
CHSA-5030
(1SACD)
バッハ〜コンダクターズ・トランスクリプションズ
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV.565(スクロヴァチェフスキ編)
カンタータ第147番〜コラール「イエス、わが喜び」(オーマンディ編)
コラール「われ心より待ち望む」BWV.727(ラインスドルフ編)
フル・オーケストラの為の組曲第6番(H・ウッド編)
G線上のアリア(M・サージェント編)
カンタータ第208番「楽しき狩こそわが悦び」〜アリア「羊は安らかに草を喰み」BWV.208(J・バルビローリ編)
幻想曲とフーガ ト短調BWV.542(ミトロプーロス編)
コラール「われ御身に呼びかけん主なるイエス・キリストよ」BWV.639(ヴィットリオ・グイ編)
アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳第2巻〜アリア「わが傍らにいまし給え」BWV.508(O・クレンペラー編)
コラール「われらが神はかたき砦」BWV.720(ワルター・ダムロッシュ編)
レナード・スラットキン(指)BBC響

録音:2003年10月7日-8日、オール・セインツ教会、ロンドン
CHSA-5031
(1SACD)
シェイクスピア・イン・ソング〜合唱作品集
マシュー・ハリス(1956-):シェイクスピアの歌
マルタン:シェイクスピアの「テンペスト」より〜エアリエルの歌
スティーヴン・サミッツ(1954-):彼が死ぬとき
ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963-):4つのシェイクスピアの歌
ニルス・リンドベリ(1933-):あなたを夏の日にたとえようか?
ドミニク・アージェント(1927-):ソネット第64番
アラン・マレー(1890-1952):おお、わが愛しの人よ!
ヴォーン・ウィリアムズ:3つのシェイクスピアの歌
チャールズ・ブラッフィー(指)
フェニックス・バッハcho
CHSA-5032
(2SACD)
バーバー:歌劇「ヴァネッサ」 スーザン・グレアム(Ms)
クリスティーン・ブルワー(S)
ウィリアム・バーデン(T)
レナード・スラトキン(指)BBC響
BBCシンガーズ
CHSA-5034
(1SACD)
ウォルトン:音楽の旅「クリストファー・コロンブス」
ハムレットとオフィーリア
ジュリアン・グローヴァー(語り)
ジェイミー・グローヴァー(語り)
カロリン・キャラハー(S)
ジーン・リグビー(Ms)
トム・ランドル(T)
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO&cho
クリストファー・コロンブス」はコロンブスの新大陸発見450周年を記念してウォルトンが作曲を行った作品でその名の通りコロンブスの軌跡を描いた作品。フルスコアによる全曲録音は世界初。
CHSA-5035
(1SACD)
コリリアーノ:交響曲第2番
映画「レッド・ヴァイオリン」〜ソロ・ヴァイオリン、ティンパニー,打楽器,ハープの為の「組曲」
エレオノーラ・トゥロフスキー(Vn)
ユーリ・トゥロフスキー(指)
イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール
ジョン・コリグリアーノの代表作2曲を収録した作品集。交響曲第2番はボストン交響楽団創立100周年に際して作曲された室内管弦楽団のための作品であり、2000年11月に小澤征爾指揮ボストン交響楽団の演奏で初演。2001年にはアメリカの権威ある文化賞の1つであるプューリツァー賞を受賞するなど絶賛された。映画「レッド・ヴァイオリン」は第11回東京国際映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞し1998年カナダ・ジェニー賞では主要8部門を総ナメした作品。そして1999年のアカデミー賞では「最優秀作曲賞」を獲得しコリグリアーノの名前を世界に広めるきっかけとなった。アメリカではコープランドに続く作曲家として高い評価を受けている。
CHSA-5036
(2SACD)
リチャード・ロドニー・ベネット:歌劇「硫黄の鉱山」 クリストファー・イルミテール(Bs-Br)
ベス・クレイトン(Ms) 他
スチュワート・ロバートソン(指)
グリマーグラス・オペラO
「硫黄の鉱山」は、2005年秋にアメリカ・ニューヨーク・シティ・オペラで作曲40周年を記念した上演予定。
CHSA-5038
(1SACD)
エルガー:序曲「南国にて」
交響曲第2番Op.63
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ国立O
CHSA-5039
(1SACD)
ティペット:歌劇「真夏の結婚」〜典礼の踊り
薔薇の湖(1993)
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
ティペットの管弦楽作品の中でも特に親しまれている1952年作曲の「典礼の踊り」、1993年作曲の「薔薇の湖」の2曲を収録。
CHSA-5040
(1SACD)
ルディ・シュテファン(1887-1915):管弦楽作品集
管弦楽の為の音楽*
ヴァイオリンと管弦楽の為の音楽
管弦楽の為の音楽
セルゲイ・スタッドラー(Vn)
オレグ・カエターニ(指)メルボルンSO
日本でもファンが多く既に“マルケヴィッチの息子”というフレーズが必要のないくらいの活躍を見せてくれているオレグ・カエターニ。そのカエターニが現在首席指揮者をつとめているメルボルン交響楽団を引き連れてのChandosデビュー盤!28歳という若さで夭折してしまったルディ・シュテファンは表現主義者として名を馳せていたドイツの作曲家である。管弦楽のための音楽(1910年作曲)は今回のリリースが世界初録音。
CHSA-5041
(1SACD)
タンスマン:交響曲全集 Vol.1
第4番/第5番/第6番「追憶」*
オレグ・カエターニ(指)
メルボルンSO&cho
ポーランド生まれのフランスの作曲家、タンスマンの交響曲全集がシャンドスからスタート。ポーランドで大成功を収めたタンスマンだが第2次世界大戦中はアメリカに移住。タンスマンはそこでストラヴィンスキーと親交を深め、作品にも影響を受けたとされています。「第6番」は、世界初録音。指揮はマルケヴィチの息子、カエターニ! 
CHSA-5043
(1SACD)
スタンフォード:歌曲集「海の歌」
艦隊のバラード/歌曲集「艦隊の歌」
ジェラルド・フィンリー(Br)
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO&cho
アイルランドの民族音楽を取り入れた作品をはじめ膨大な作品を残したアイルランドの作曲家スタンフォード。ハイペリオンより初のソロ・アルバムとなるアイヴズ歌曲集(CDA 67516)をリリースし、日本でもその歌声を響かせたバリトン奏者ジェラルド・フィンリーをソリストとして迎えている点もポイント。 
CHSA-5044
(1SACD)
グレチャニノフ:受難週 チャールズ・ブラッフィー(指)、
フェニックス・バッハ・クワイヤー、
カンザス・シティ・コーラル
キリスト教の「復活祭」の前1週間を指している「受難週」を題材としたグレチャニノフの合唱作品は、厳粛にして荘厳。アメリカ有数の合唱指揮者ブラッフィーの優れた統率力が2つの合唱団を見事に融合させています。
CHSA-5045
(1SACD)
永遠の安息
F.マルタン:二重合唱の為のミサ
ヤーッコ・マンテュヤルヴィ(1963-):Canticum Calamitatis Maritimae
フランク・ティチェリ(1958-):There Will Be Rest
ルネ・クローセン:In Pace
チャールズ・ブラフィー(指)
フェニックス・バッハcho、
カンザス・シティcho
タンスマンやヴァイルなどの作品のリリースを続々と行い、新たなカラーを打ち出し始めたシャンドスのSACDシリーズ。「永遠の安息」と題された今回のアルバムにはフランスの大家マルタン、現代フィンランドの俊英アンテュヤルヴィ、共にアメリカ作曲界の重要人物であるティケリとクローゼンなど4人の作曲家たちによる合唱作品を収録。演奏にはシェイクスピア・イン・ソング(CHSA 5031)での美しき歌声が高く評価されたフェニックス・バッハ・クワイヤーが再びシャンドスに登場するなど、合唱関係者要注目!
CHSA-5046
(1SACD)
クルト・ワイル:交響曲第1番
クォドリベット Op.9/交響曲第2番
アントニー・ボーモント(指)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
中でも「交響曲第2番」は、ワイル自身による打楽器のパートが加えられた版を使用した世界初録音という注目の音源!演奏は20世紀後半の作品を得意としツェムリンスキーのシリーズで指揮を振ったボーモントと、ドイツの誇る超高性能オーケストラ、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン。「三文オペラ」やブロードウェイのための作品ではなく、ワイルの管弦楽作品を知るために最適なディスクです。
CHSA-5047
(1SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ:海の交響曲(交響曲第1番)、「すずめばち」序曲 スーザン・グリットン(S)、
ジェラルド・フィンリー(Br)、
リチャード・ヒコックス(指)LSO&cho

録音:2006年6月ライヴ
CHSA-5048
(1SACD)
勝利の幻想曲
A・ギルマン:幻想行進曲、
 スターバト・マーテルによる瞑想曲、
 アレグロ、シューマンを讃えるフィナーレ
M・デュプレ:Cortege et Litanie
サン=サーンス:Cypres et Litanie
P・M・デュボワ:勝利の幻想曲
グノー:ロシア国歌による幻想曲
E・ジグー:Grand Choeur Dialogue
イアン・トレイシー(Org)
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
タンスマンやワイルの作品集、合唱作品集、ヒコックスのライヴなど独自路線を進み始めたシャンドスのSACDハイブリッド・シリーズ。最新作となるオール・フレンチ・プログラムによるオルガン作品集では、名奏者イアン・トレイシーがイギリス最大級の規模を誇るリヴァプール大聖堂のヘンリー・ウィリス・オルガンを用いて壮麗なサウンドを響かせます。
CHSA-5049
(1SACD)
エルガー:交響曲第1番、
オルガン・ソナタ第1番ト長調Op.28(G・ジェイコブ編曲/管弦楽版)
リチャード・ヒコックス(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
オルガン・ソナタ管弦楽版は、エルガーの死の数年後にかの巨匠エイドリアン・ボールト自らがゴードン・ジェイコブを編曲者に推薦したことで実現した管弦楽編曲版。ちなみにヒコックスのエルガー・チクルスは第3弾として交響曲第3番(!)&行進曲「威風堂々」第6番(!!)のリリースが予定されています。

CHSA-5050
(1SACD)
地上の王らは〜カール5世時代の音楽
マンシクール(c.1510−1564):乙女の中の乙女よ、
 ミサ曲「地上の王らは」より アニュス・デイ/他、
モラレス
(c.1500−1553)、
クレメンス・ノン・パパ
(c.1510/15−1555/56)、
ゲレーロ
(1528−1599)、ニコラ・ゴンベール(c.1495−c.1560)の作品
ノルディック・ヴォイセズ
神聖ローマ皇帝カール5世と同時期に生きた5人の作曲家たちによる合唱作品集。2005年に京都で開催された「世界合唱シンポジウム」で来日を果たし、斬新な演奏スタイルで大きなインパクトを与えてくれたノルウェーのア・カペラ・アンサンブル「ノルディック・ヴォイセズ」がシャンドスに初登場!
CHSA-5051
(3SACD)
バントック(1868−1946):オマル・ハイヤーム キャスリーン・ウィン=ロジャース(Ms)、
トビー・スペンス(T)、
ロデリック・ウィリアムス(Br)、
ヴァーノン・ハンドリー(指)LSO&cho
「オマル(ウマル)・ハイヤーム」とはセルジューク朝時代の12世紀ペルシャで天才詩人として活躍した歴史的人物のこと。四行詩(ルバーイイ)を集めた「ルバイヤート」は日本を含めた世界各国で翻訳、出版されています。1908年にエルガーの後任としてバーミンガム大学の教授へと就任したバントック。その前後となる1906年から「ルバイヤート」を題材とした作品の作曲に着手。1906年のバーミンガム音楽祭、1907年のカーディフ音楽祭、1909年のバーミンガムの三度にわたって初演が行われたことからも作品のスケールの大きさが窺い知れる。この「オマル・ハイヤーム」の指揮者には、ハイペリオンに6枚ものバントック作品集を録音している達人ヴァーノン・ハンドリーが起用されるなど理想的なキャストが実現。またシャンドスのプロデューサーであるラルフ・カズンズはこの作品の録音を長く望み続けてきたと言うだけに、レーベルの総力を結集した重要な録音となることは必至!
CHSA-5054
(1SACD)
タンスマン(1897−1986):交響曲集Vol.2
交響曲第7番「抒情的」
交響曲第8番「管弦楽のための音楽」
交響曲第9番
オレグ・カエターニ(指)メルボルンSO
第2集には、アメリカ時代の交響曲第7番、フランス帰国直後の交響曲第8番、前作から約10年後に書かれた交響曲第9番の3作品を収録。第7番&第9番は今回が世界初録音。
CHSA-5055
(1SACD)
ラインベルガー:宗教合唱作品集
ミサ曲変ホ長調Op.109
3つのドイツ宗教曲Op.69
4つの6声のモテットOp.133
8声の為の復活祭賛歌Op.134
チャールズ・ブラッフィー(指)
フェニックス・バッハcho、
カンザス・シティcho
オルガン作品で有名な19世紀リヒテンシュタインの作曲家ラインベルガー。オルガン作品があまりにも有名なため陰に隠れがですが、宗教作品にも高度な作品が存在しており現在再評価が進んでいます。アメリカ有数の合唱指揮者ブラッフィーがフェニックス・バッハ・クワイヤーとカンザス・シティ・コーラルを率いたアルバムもこれで3枚目。美しきハーモニーは今回も健在。
CHSA-5056
(1SACD)
交響的大曲
トゥルヌミール:「テ・デウム」による即興曲
J・ボネ
:妖精、悲歌
サン=サーンス:アレグロ・ジョコーソ
フランク:交響的大曲Op.17
ギゴー
:スケルツォ
ウィドール:オルガン交響曲第4番Op.13
イアン・トレイシー(Org)
ラモン・ガンバ&BBCフィルとの共演によるフランス作品集(CHSA 5056)に続くイアン・トレイシーのシャンドスSACDシリーズ第2弾。プログラムは前作同様フランスの作曲家によるオルガン作品集ですが、今回はオルガン独奏による録音。イギリス最大級の規模を誇るリヴァプール大聖堂のヘンリー・ウィリス・オルガンが壮大に鳴り響きます。

CHSA-5057
(1SACD)
エルガー:交響曲第3番Op.88(ペイン補筆完成版)
行進曲「威風堂々」第6番(ペイン補筆完成版)
過ぎ去りしあまた誠の王女たち(ペイン編曲/管弦楽版)
リチャード・ヒコックス(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ、
エイドリアン・パーティントン・シンガーズ
シャンドスの代名詞であり、現代最強のイギリス音楽のスペシャリストとしてその名を馳せるリチャード・ヒコックスがエルガーの生誕150年記念として進めてきた交響曲の録音。交響曲第2番(CHSA 5038)、交響曲第1番(CHSA 5049)で成功を収めてきたヒコックスが遂に未完の交響曲第3番に着手!しかもカップリングも未完の威風堂々第6番!
未完の交響曲第3番に対して「誰も手を付けてはならない」という言葉を残してこの世を去ったエルガーだったが、その死から数十年。BBCの委嘱を受けたイギリスの作曲家アンソニー・ペインの補筆によって1997年にエルガーの「交響曲第3番」が完成。翌年の1998年にロイヤル・フェスティヴァル・ホールで行われた待望の初演では、ペインに対してもスタンディング・オベーションが贈られたそうです。
「交響曲第3番」と同じくエルガーの死によって未完となり、1996年までそのスケッチすら陽の目を見ることが無かった「威風堂々第6番」。2005年にアンソニー・ペインによって補筆が着手され、2006年のプロムスでその全容が明らかとなった「威風堂々第6番」は、このヒコックスによる演奏が世界初録音となります。また軍楽隊と合唱のために書かれた「過ぎ去りしあまた誠の王女たち」のペインによる管弦楽編曲版がカップリングされるなど、エルガーのアニヴァーサリー・イヤーを締め括るに相応しい充実の内容はイギリス音楽ファン必聴!
CHSA-5058(2SACD)
ジョン・フォウルズ(1880−1939):ワールド・レクイエム(世界初録音) ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(S)、
キャサリン・ウィン=ロジャース(Ms)、
スチュアート・スケルトン(T)、
ジェラルド・フィンリー(Br)、
レオン・ボットスタイン(指)、
トリニティ少年cho、
チャーチ・エンド祝祭cho、
フィルハーモニアcho、BBC響&cho
近年その作品のリリースなどが進み、再評価の気運が高まっている後期ロマン派のイギリスの作曲家ジョン・フォウルズが遺した最大規模の作品「ワールド・レクイエム」が遂にシャンドスから登場!!ホルストやヴォーン=ウィリアムズの同世代としてイギリスに生まれながらも、東洋の音楽や文化、特にインドの音楽に強く魅了され、自らの作品にもそのエッセンスを取り入れるなどしたジョン・フォウルズは、旅先のカルカッタでコレラに倒れ1939年に同地で没した異色の作曲家。
この作品は第1次世界大戦で命を落とした戦没者に対する鎮魂歌として作曲された大規模な作品であり、1923年から1926年の4年にわたって毎年ロイヤル・アルバート・ホールで演奏され多くの聴衆を集めたフォウルズの代表作として知られています。長らく演奏機会に恵まれなかったフォウルズの「ワールド・レクイエム」の蘇演でタクトを執ったのは、アメリカの指揮者であり音楽学者、研究者としても高名なレオン・ボットスタイン。ボットスタインの研究と検証の成果、そして演奏者陣の熱意によって幻の大作がここに復活します。
CHSA-5060
(1SACD)
ワーグナー(ヘンク・デ・ヴリーガー編):楽劇「ニーベルングの指輪」〜オーケストラル・アドベンチャー
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ネーメ・ヤルヴィ(指
)ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2007年8月5日〜7日
シャンドスの歴史を築いた名コンビ、長き時を経てワーグナーで遂に復活!オランダ放送フィルの打楽器奏者であり、作曲家、アレンジャーでもあるヘンク・デ・ヴリーガーが1991年にアレンジを行い、同オーケストラの当時の音楽監督(現在は桂冠指揮者)デ・ワールトの主要レパートリーとして重宝されたオーケストラのみで繰り広げられる「ニーベルングの指輪〜オーケストラル・アドベンチャー」。14曲で構成されるこの管弦楽版の「指輪」は4つの楽劇の魅力を凝縮した約60分の作品であり、「ワルキューレの騎行」に代表される重要場面や多くのライトモチーフを含むなど、壮大なワーグナーの「指輪」の世界を存分に味わうことの出来るまさにオーケストラによるアドベンチャー(冒険)なのです。また独立した作品ながら「指輪」との共通点を持つ「ジークフリート牧歌」を加えることによって、ヤルヴィはこのワーグナーの完成度、充実度をさらなる高みへと導いています。
CHSA-5061
(2SACD)
フランツ・シュミット:オラトリオ「7つの封印の書」 ヨハネス・チャム(T/ヨハネ)、
ロベルト・ホル(Bs-Br/神の声)、
サンドラ・トラットニック(S)、
ミシェル・ブリート(Ms)、
ニコライ・シュコフ(T)、
マンフレート・ヘム(Bs)、
ロベルト・コヴァチ(Org)、
クリスチャン・ヤルヴィ(指)
ウィーン・トーンキュスラーO、
ウィーン楽友協会cho

録音:2005年9月29日&10月2月、ウィーン・ムジークフェラインザールでのライヴ
父は巨匠ネーメ・ヤルヴィ、兄には快進撃を続けるパーヴォ・ヤルヴィを持つエストニアの音楽一家ヤルヴィ一族の若き異端児クリスチャン・ヤルヴィがフランツ・シュミットの大作を携えシャンドスに初登場!新約聖書、ヨハネ黙示録の最後の審判を描いたオラトリオ「7つの封印の書」は、フランツ・シュミット最晩年の代表作。演奏には多くの声楽ソリスト、オルガン、大編成オーケストラ、混声合唱を要するなど、壮大なスケールで描かれた「最後の審判」は近代オラトリオを代表する傑作として名高いもんどえす。自身が創設したアブソリュート・アンサンブルの音楽監督、ノールランド歌劇場交響楽団(スウェーデン)の首席指揮者などのポストを歴任してきたクリスチャン・ヤルヴィは、現在オーストリアの名門トーンキュスラー管弦楽団の首席指揮者と音楽監督を兼務しており、急速なスピードでの進化を世に示しています。特に近現代作品、大編成作品の演奏と解釈においては父ネーメと兄パーヴォをも凌ぐ世界的評価と実績を持つクリスチャン・ヤルヴィ。このフランツ・シュミットがさらなる飛躍の大きな契機となるでしょう。
CHSA-5064
(1SACD)
ミェチスワフ・ワインベルク(1919−1996):協奏曲集
チェロと管弦楽の為の「幻想曲」Op.52
フルート協奏曲第2番Op.148(世界初録音)
フルート協奏曲Op.75(第1番)
クラリネット協奏曲Op.104(世界初録音)
クレース・グンナルソン(Vc)、
アンデシュ・ユーンヘル(Fl)、
ウルバン・クレソン(Cl)、
トルド・スヴェドルンド(指)イェテボリSO
ガブリエル・フムーラとポーランド国立放送響による3枚の交響曲集(CHAN-10128/CHAN-10237/CHAN-10334)によって、作曲者、作品両方の再評価に貢献を果たしてきたシャンドスのワインベルク・シリーズに新たに加わるのは「4つの協奏曲」。
ポーランドのワルシャワでユダヤ人の家庭に生まれたワインベルクは、ワルシャワ音楽院で音楽を学ぶものの、1939年にナチスのポーランド侵攻から逃れるために旧ソ連に亡命。そこで出会ったショスタコーヴィチと親交を深めるものの、スターリンが死去するまでは反ユダヤ政策によって激動の生涯を送ったことでも知られています。おそらく初の録音になるであろう「フルート協奏曲第2番」と「クラリネット協奏曲」を含むワインベルクの4つの協奏曲は、全て旧ソ連亡命後の中期から後期にかけて作曲が行われたもの。動乱の時代、そして訪れた自由の中でワインベルクが生み出した協奏曲。
CHSA-5065
(1SACD)
タンスマン:交響曲集Vol.3
交響曲第2番イ短調(世界初録音)
管弦楽の為の4つの断章
協奏交響曲(交響曲第3番/世界初録音)
オレグ・カエターニ(指)メルボルンSO
ストラヴィンスキーからの影響だけでなく、どことなくショパンやメンデルスゾーン、リムスキー=コルサコフの雰囲気や色彩をも感じさせる音楽の万華鏡のような「交響曲第2番」。続いてベルギーのエリザベート王妃のために作曲されたタンスマン3番目の交響曲「協奏交響曲(交響曲第3番)」は、「ピアノ四重奏とオーケストラ」というユニークな編成を持った作品で、両曲とも壮年期のタンスマンが情熱を注いだ知られざる傑作です。2つの交響曲に挟まれる形でカップリングされた「管弦楽の為の4つの断章」はキャリアの後期となる1967年から68年にかけて作曲が行われており、初期の交響曲との作風の対比も非常に興味深いものがあります。 
CHSA-5066
(1SACD)
汚れなき薔薇〜聖母マリアへの賛歌
スティーヴン・ポールズ(1949−):スプレンディド・ジュエル
ブリテン:聖母讃歌
マクドウォール
:3つのラテンのモテット
ハウエルズ:汚れなき薔薇
ハビエル・ブストー
(1949−):聖母マリアの為の2つの小品
ヒーリー・ウィラン(1880−1968):3つの典礼用モテット
ジーン・ベルモント・フォード(1939−):エレクタ
チャールズ・ブルフィー(指)
フェニックス・コーラル
シェイクスピア・イン・ソング(CHSA5031)でのハーモニーとプログラミングが高く評価され、アリゾナ州唯一のプロ合唱団として活動を続けるチャールズ・ブルフィー率いるフェニックス・コーラル(旧フェニックス・バッハ・クワイヤー)。フェニックス・コーラルは、グレチャニノフの「受難週」(CHSA5044)が第50回グラミー賞でクラシック部門の最優秀録音賞を獲得するなど輝かしい実績を誇っています。フェニックス・バッハ・クワイヤー改め「フェニックス・コーラル」としてのリリース第1弾は、聖母マリアを讃える合唱作品集。20世紀アメリカとイギリス、バスク地方出身の作曲家ブストーなど収録作品は非常に多彩。ブリテンの「聖母賛歌」やハウエルズの名作「汚れなき薔薇」など重要レパートリーの収録も嬉しいところです。

CHSA-5067
(1SACD)
オルフ:カルミナ・ブラーナ ラウラ・クレイコム(S)、
バリー・バンクス(T)、
クリストファー・マルトマン(Br)、
リチャード・ヒコックス(指)LSO&cho、
ティフィン少年cho

録音:2007年11月、バービカン・センターでのライヴ
ヒコックスは、1976年から1991年までロンドン交響合唱団の首席指揮者、1985年からはロンドン響の副客演指揮者を務めており、この間に培われたロンドン響&choとの深い信頼関係は現在も脈々と続いています。ヒコックスとロンドン響の熱き"カルミナ・ブラーナ"、しかもヴォーン=ウィリアムズの"海の交響曲"(CHSA 5047)に続くシャンドスでは異例とも言えるライヴ録音!
CHSA-5068
(1SACD)
グーセンス:管弦楽作品集
ピアノと管弦楽の為の「幻想協奏曲」
交響曲第1番
ハワード・シェリー(P)、
リチャード・ヒコックス(指)メルボルンSO
2008年11月23日に60歳という若さでこの世を去ったイギリス音楽の達人リチャード・ヒコックス。先だってリリースされた"ホルストの管弦楽作品集Vol.1(CHSA 5069)"に続き、ヒコックスと、彼がシャンドスに遺した素晴らしき演奏の数々に対するトリビュートとしてリリースされるのは、 イギリスとオーストラリアを活躍の舞台とした20世紀の音楽家ユージン・グーセンスの管弦楽作品集。アメリカのロチェスター管とオーストラリアのシドニー響などで首席指揮者を務めるなど、コンダクターとしても豊富なキャリアを築いたグーセンス。1950年代〜60年代以降は時代の流れに取り残されるかのように次第に忘れ去られてしまったグーセンスの音楽ですが、カラフルで表現力に満ちた優れた作品はホルストやブリスを連想させ、バックス、ブリッジやウォルトンと並ぶ近代イギリスを代表する音楽として再評価を受けている。20世紀スペインの大ピアニスト、ホセ・イトゥルビのために作曲され1944年に初演が行われた「幻想協奏曲」弾くのは、ピアニスト、指揮者として縦横無尽に活躍するハワード・シェリー。今は亡きマエストロとの阿吽の呼吸によってグーセンスのピアノ協奏曲が蘇ります。またメロディアスで創造性に富んだ「交響曲第1番」はヒコックス&メルボルン響のコンビにとっての集大成。
CHSA-5069
(1SACD)
ホルスト:管弦楽作品集Vol.1
新年の朝Op.45-2
バレエ音楽「ルール」
金色のガチョウOp.45-1
歌劇「どこまでも馬鹿な男」Op.39からのバレエ音楽
リチャード・ヒコックス(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ、
ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ
2008年11月23日に心臓発作で60歳という若さで急逝という衝撃のニュースが飛び込んできたイギリス音楽の達人リチャード・ヒコックス。生前のヒコックスが抜群のコンビネーションを構築していた新たなパートナー、BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ(BBCNOW)と遺したホルストの管弦楽作品集が奇しくも最新盤として登場に。敢えてホルストの管弦楽作品を取り上げたヒコックスは、これまでに演奏、録音を行ってきたレパートリーをさらに掘り下げた"イギリス音楽の達人"の本領発揮とも言えるレアな4作品を新たに収録。ホルストの管弦楽作品は、「惑星」や「エニグマ変奏曲」だけではないということをヒコックスのタクトが証明してくれます。
CHSA-5070
(2SACD)
バーンスタイン:ミサ曲 リスチャン・ヤルヴィ(指)
ウィーン・トーンキュスラーO、
ランダール・スカルラータ((Br)、
アブソリュート・アンサンブル、
コーラス・シネ・ノミネ、
カンパニー・オヴ・ミュージック、テルツ少年cho
ベトナム戦争中という混迷の時代にワシントン・ケネディ・センターの?こけら落としのため、また自身が熱心に支持していたJ・F・ケネディ追悼のために委嘱されバーンスタインが作曲した超大作であると同時に、初演時には激しい論争の的ともなった「ミサ曲」。一般的な「ミサ曲」形式という範疇に収まらず、ロックやゴスペルなど様々な音楽の要素を併せ持ったバーンスタインの「ミサ曲」では、自身が音楽監督として率いてきたアブソリュート・アンサンブルでジャンルに縛られない活動を繰り広げてきたクリスチャン・ヤルヴィの才能爆発!近現代作品、特に大編成作品のタクト捌き、統率力は父ネーメ、兄パーヴォ以上という評価を受けてきたクリスチャン・ヤルヴィ。トーンキュスラー管、アブソリュート・アンサンブル、コーラス・シネ・ノミネ、テルツ少年合唱団などを総動員して展開されるバーンスタインの「ミサ曲」。
CHSA-5072
(1SACD)
マクミラン:胎動
歌劇「生け贄(The Sacrifice)」〜3つの間奏曲
ヒリアード・アンサンブル、
ジェイムズ・マクミラン(指)
BBCフィルハーモニック、
バーミンガム市交響cho&青年cho
今や現代イギリスのリーディング・コンポーザーとしての地位を確立したスコットランド生まれの作曲家ジェイムズ・マクミラン。自身が作曲家兼指揮者のポストに就いているBBCフィルを率いての50歳記念リリースでは、ヒリアード・アンサンブルやバーミンガム市交響choなどを加えた大編成作品を発表!コリン・デイヴィスも賛辞を贈った「イゾベル・ゴーディの告白」に代表されるように、スコットランド神秘主義とも称されるマクミランの音楽。作曲者の現代社会に対する強いメッセージが作品から放たれます。
CHSA-5074
(2SACD)
ベルク:管弦楽作品集
ピアノ・ソナタOp.1(管弦楽版
ファーベイ編)/3つの小品Op.6
演奏会用アリア「ぶどう酒」(フランス語歌唱)
パッサカリア(管弦楽版フォン・ボレ編)
ヴァイオリン協奏曲
歌劇「ヴォツェック」からの3つの断章/
歌劇「ルル」からの交響的小品
演奏会用アリア「ぶどう酒」(独語歌唱)
酒・女・歌
ジェラルディン・マクグリーヴィ(S)、
ロバート・マレー(T)、
イザベル・ファン・クーレン(Vn)、
マリオ・ヴェンツァーゴ(指)イェテボリSO
ベルクの管弦楽作品の中でも特に有名な「3つの小品」、オペラからの断章や小品、無調音楽や十二音技法に傾倒する直前に作曲された「ピアノ・ソナタ」のオーケストラ・アレンジなど、単純な"管弦楽作品集"にとどまらないところもシャンドスらしいのユニークなラインナップ。また「ヴァイオリン協奏曲」やフランス語とドイツ語という2つのヴァージョンによるアリア「ぶどう酒」などソリストを要する作品もしっかりと収録しています。ワインベルクの協奏曲集(CHSA 5064)以来の登場となる北欧の雄、スウェーデンのイェテボリSOを指揮するのはマリオ・ヴェンツァーゴ。2004年から2007年まで首席指揮者として築いてきた信頼関係がこのベルクで披露されます。
CHSA-5076
(1SACD)
コネソン:管弦楽のための「コスミック・トリロジー」
 第1部〜アレフ、
 第2部〜暗黒時代の一条の光、
 第3部〜スーパーノヴァ(超新星)
ピアノと管弦楽のための「輝く者」*
エリック・ル・サージュ(P)*、
ステファン・ドゥヌーヴ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
フランス各地の伝承音楽、ジョン・アダムズ、スティーヴ・ライヒ、そしてファンクの帝王ジェームズ・ブラウンから影響を受けたというギヨーム・コネソン(1970−)。オーベルヴィリエ-オーベルヴィリエ・ラ・クルヌーヴ地方音楽院で教授として教鞭を執りながら、革新的な作品を続々と世に送り出すなどフランス楽壇の次代を担う注目の逸材として熱い視線と期待を集めています。コネソンの管弦楽作品に接したロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO(RSNO)の現音楽監督ステファン・ドゥヌーヴは、「ラヴェルやストラヴィンスキーのレベルに匹敵する驚異的なオーケストレーションだ!」と激賞。その才能に惚れ込んだドゥヌーヴとシャンドスの熱意によって、代表作「スーパーノヴァ」、ドゥヌーヴに献呈された「暗黒時代の一条の光」を収めた「コスミック・トリロジー」の全曲録音が実現したのです。
CHSA-5077
(1SACD)
ワーグナー:「パルジファル」〜オーケストラル・クエスト(ヘンク・デ・フリーハー編)
歌劇「タンホイザー」〜序曲とヴェヌスベルクのバレエの情景(1874年ウィーン版)
歌劇「ローエングリン」第3幕前奏曲(コンサート・ヴァージョン)
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
エド・デ・ワールトとオランダ放送フィルのために、同オーケストラの打楽器奏者であり、作曲家、アレンジャーとしても活躍するヘンク・デ・フリーハー(1953−)が完成させた"オーケストラのみの"ワーグナー。"オーケストラ・アドヴェンチャー"と名づけられた1991年編曲の「指輪」に続くフリーハー版ワーグナーの第2弾が、1993年に完成したこの"オーケストラル・クエスト"「パルジファル」。フリーハーの魔法のようなアレンジで約46分7部構成にまとめられた"オーケストラのみ"の「パルジファル」が語る物語も説得力抜群です。
CHSA-5078
(1SACD)
ワインベルク:交響曲第1番ト短調Op.10
交響曲第7番ハ長調Op.81
トルド・スヴェドルンド(指)
イェテボリSO
ガブリエル・フムーラとポーランド国立放送響から引き継いだシャンドスのワインベルク・シリーズ第5弾。ここではベラルーシの首都ミンスクを経てたどり着いたウズベキスタンの首都タシケントで1942年に完成させ赤軍に捧げた「交響曲第1番」、1964年に"チェンバロと弦楽合奏"という編成のために作曲を行い、あのバルシャイに献呈された「交響曲第7番」をカップリング。ナチスのポーランド侵攻、ユダナ人迫害から逃れるためにロシアへと亡命した若かりし日の秀作「第1番」と、ジダーノフ批判や反ユダヤ主義という困難を乗り越えて作曲された「第7番」の2作品が、歴史の流れとワインベルク自身の変化を物語ります。
CHSA-5079
(1SACD)
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 ネーメ・ヤルヴィ(指)ハーグ・レジデンティO
ハーグ・レジデンティOとのシリーズ第1弾、ブルックナーの「交響曲第5番」(CHSA 5080)では、演奏時間約62分という超特急演奏で衝撃を与えてくれたヤルヴィ一族の長老ネーメ・ヤルヴィ。マーラーの交響曲の中でも最も謎で最も難解な作品とも言われる「交響曲第7番」。ここでのネーメ・ヤルヴィとハーグ・レジデンティ管の演奏時間は、これまた超特急の約70分!ちなみに各楽章の演奏時間は、第1楽章:20'40"、第2楽章:12'53"、第3楽章:9'10"、第4楽章:9'54"、第5楽章:17'09"となっており、クレンペラー&ニュー・フィルハーモニアの演奏(約100分)との差はなんと約30分。

CHSA-5080
(1SACD)
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 ネーメ・ヤルヴィ(指)ハーグ・レジデンティO

録音:2009年9月17日−19日、ドクター・アントン・フィリップザール(オランダ)
2005年から首席指揮者を務めるオランダのハーグ・レジデンティOとのブルックナー。
CHSA-5081
(1SACD)
スーク:管弦楽作品集
交響曲第1番ホ長調Op.14
交響詩「人生の実り」Op. 34
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
BBC響、
ニュー・ロンドン室内cho

録音:2010年1月5日−6日&4月29日
チェコ・フィルとの「アスラエル交響曲」(CHAN-9640)以来となるチェコの名匠ビエロフラーヴェクが振るヨゼフ・スーク(1874−1935)の管弦楽作品集!1906年作曲されたスークの代表作「アスラエル交響曲」からさかのぼること数年。1897年の作曲開始から2年という歳月をかけて書かれた「交響曲第1番」は、ブラームスやドヴォルザークの影響を感じさせるスーク初期の隠れた傑作です。また「交響曲第1番」と同規模の演奏時間を持ち、1912年から17年にかけて作曲された合唱が加わる交響詩「人生の実り」の収録も興味深い。チェコの伝統を受け継ぐビエロフラーヴェクが振るスーク。チェコ音楽の演奏史に新たな名演が加わります!
CHSA-5082(1SACD)
ムジカ・ポルスカVol.1〜ルトスワフスキ:管弦楽作品集
交響曲第3番
管弦楽のための協奏曲/チェーン3
エドワード・ガードナー(指)BBC響

録音:2010年7月5日−6日、アセンブリー・ホール(ウォルサムストウ)
シャンドスと専属契約を結んだイングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)の若き音楽監督、エドワード・ガードナーが本格始動!ノセダ&BBCフィルの"ムジカ・イタリアーナ"と同じくシャンドスの重要なシリーズになるであろう新シリーズは、ポーランドの音楽を開拓する"ムジカ・ポルスカ"。第1弾は20世紀ポーランドの旗手ルトスワフスキの管弦楽作品集!

CHSA-5083(1SACD)
エルガー:ヴァイオリン協奏曲ロ短調Op.61
ヴァイオリン協奏曲ロ短調Op.61のカデンツァ(1916年初録音演奏版)
組曲「インドの王冠」Op.66〜間奏曲
交響的前奏曲「ポローニア」
タスミン・リトル(Vn)、
アンドルー・デイヴィス(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
「エルガーのヴァイオリン協奏曲のレコーディングを長い間待ち続けた」と語るタスミン・リトル。2007年のエルガー生誕150周年の際には、英国内、オーストラリア、南西アジア・ツアーでエルガーの「ヴァイオリン協奏曲」を取り上げ続けるなど、タスミン・リトルのこの作品への思い入れは非常に深いものがあります。
ヴァイオリン協奏曲は、歴史的名盤の新たな誕生と言っても過言ではありません。演奏によっては冗長で沈鬱なイメージばかりが浮き上がってしまうことも少なくないこの作品に、エルガーの魂と心の奥底から一体化し、全てのニュアンスがこのまま消え去らずにいて欲しいと願うほどの求心力に溢れているのです。
まず透明で伸びやかなデイヴィスの指揮に惹きつけられます。そのニュアンスに乗せて滑りだすリトルのソロは自愛に満ち、冒頭の長い持続音のヴィブラートは、なんと心から震えていることでしょう!こうして気品と香り高いニュアンスを持って立ち昇るフレージングに触れると、ヴィブラートの意義と音楽表現上の必然を感じずにはいられません。そして第2主題は言葉を失う美しさ!憂いを湛えながらも優しく微笑みながら慰めてくれるその風情は、リトルの持ち味が更に深化していることの証です。しかも強弱の振幅は抑え目ながら、呼吸自体がとてつもなく深いのです!コーダ直前の14:49からは表現意欲はマックスへ達し、その熱さはデイヴィスにも伝播。スタジオ録音とは思えぬ凝縮力が感度を導きます。
第2楽章はリトルの美音の宝庫。甘美な旋律に対して常に一定の距離をおいて接することで凛とした居住まいが保たれます。そして、コーダでの主題の消え入り方のなんという余情!最大の聴きものは終楽章。作品の構成を立体的に表出しながら、各楽想の持ち味が一切の力み無しに浮き上がります。心の底から慈しんだ第2主題には静かなときめきが宿り山場の長大なカデンツァの陰影の深さもまさに渾身!なおトラック5には、1916年にマリー・ホールが初録音で弾いた、現行と異なるカデンツァ(G・オーウェンがハープのパートを再構成)が併録されています。
行進曲風の曲想が英国的な典雅さを伝える「ボローニア」も必聴!A・デイヴィスの指揮は実に入念で、ボールトと肩を並べる格調の高さスケール感、多彩な音色変化で愉しませてくれます。【湧々堂】
CHSA-5084(1SACD)
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調、
 左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲
マスネ:2つの即興曲、トッカータ、
 2つの小品、狂ったワルツ
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)BBC響
フレンチ・レパートリーを最も得意とするバヴゼは、シャンドスでドビュッシーのピアノ作品全集を、またMDG時代にはラヴェルのピアノ作品全集を完成させており、いずれも21世紀のスタンダード、トップクラスの名演として絶大な支持を集めてきました。
それだけにバヴゼが決断したラヴェル&ドビュッシーの協奏曲録音への期待、関心は自ずと高まるところ!また初披露となるマスネのピアノ作品のカップリングも嬉しいポイント。
CHSA-5085(1SACD)
わが言葉を聞きたまえ〜合唱作品集
アレグリ:ミゼレーレ
グリーグ:アヴェ・マリス・ステラ
ペルト:おお、神の御母
ラフマニノフ:おお神の御母
パーソンズ:アヴェ・マリアD.132
タリス:アニュス・デイ
マクミラン:新しい歌フランク:天使の糧
スタンフォード:ユビラーテ・デオ
ヴォーン=ウィリアムズ:味わい、見よ
ラッター:おお主よあなたは私を見出された
フォーレ:ラシーヌ賛歌Op.11
パリー:わが言葉を聞きたまえ
アンドルー・ネスシンガ(指)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
ヘレン・スカーブロウ(コールアングレ)、
グレアム・ウォーカー(Vc)、
ティモシー・ラヴァルド(Org)
ハエルズの合唱作品集(CHAN-10587)に続くネスシンガ&ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のシャンドス専属第2弾。アレグリのミゼレーレやタリス、パレストリーナからラフマニノフやフランク、フォーレを経て、現代のペルトやラッター、マクミランへと進むケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団が歌う合唱の歴史は、時代、国、作風にこだわらない選曲が魅力。
CHSA-5086(1SACD)
ホルスト:管弦楽作品集Vol.2
組曲「惑星」Op.32
日本組曲Op.33/ベニ・モラOp.29-1
アンドルー・デイヴィス(指)
BBCフィルハーモニック、マンチェスター室内cho
ヒコックスの急逝によりVol.1のリリースのみで中断となっていたこのホルストの管弦楽作品集が、名匠アンドルー・デイヴィスに引き継がれ遂に復活!Vol.2のプログラムは「惑星」!「ベニ・モラ」!「日本組曲」!「惑星」の作曲途中に日本人舞踊家、伊藤道郎からの依頼により作曲された名作「日本組曲」、そしてアルジェリア旅行で異文化と触れたホルストが完成させた東洋的組曲「ベニ・モラ」にも要注目。
CHSA-5087(1SACD)
ワーグナー(フリーハー編):楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜オーケストラル・パッション
ワーグナー:歌劇「恋愛禁制」序曲、
 歌劇「妖精」序曲
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
「ニーベルングの指輪」、「パルジファル」に続くオーケストラ版ワーグナーの第3弾は、「トリスタンとイゾルデ」!オランダ放送フィルの打楽器奏者であると同時に、世界有数のアレンジャーとして斬新なアレンジを続々と発表しているヘンク・デ・フリーハー(1953−)。「トリスタンとイゾルデ」の悲恋のストーリーが、フリーハー・マジックによって"オーケストラ版"へと劇的な変化を遂げます!
CHSA-5088(1SACD)
ディーリアス:「アパラチア」(ビーチャム校訂版)
「高い丘の歌」(ビーチャム校訂版)*
アンドルー・デイヴィス(指)BBC響
BBC交響cho、オリヴィア・ロビンソン(S)*、
クリストファー・ボーウェン(T)*、
アンドルー・ラップ(Br)
アンドルー・デイヴィスは「アパラチア」と「高い丘の歌」のレコーディングに、ディーリアスの最大の理解者であり、その音楽の魅力を伝えるために尽力したビーチャムの校訂版を使用。20世紀の"ディーリアス指揮者"の代表格がビーチャム、バルビローリであるならば、その歴史を受け継ぐ21世紀の"ディーリアス指揮者"はアンドルー・デイヴィスをおいて他ににはいない!
CHSA-5089(1SACD)
ワインベルク:交響曲第3番ロ短調Op.45
「黄金の鍵」Op.55d〜組曲第4番
トルド・スヴェドルンド(指)イェテボリSO
スヴェドルンド&イェテボリ響がフムーラ&ポーランド国立放送響から引き継いだワインベルク・シリーズの最新盤がSACD Hybridで登場!ナチスのポーランド侵攻から逃れるためにワルシャワから旧ソ連へと渡ったワインベルク。「交響曲第3番」はジダーノフ批判後の1949年〜50年に作曲されながらも1953年の反ユダヤ・キャンペーンによる逮捕、スターリンの死と自身の名誉回復を経て、1959年にようやく改訂完成。翌年の1960年にモスクワ音楽院大ホールでガウクの指揮により初演が行われたという労作です。

CHSA-5090(1SACD)
フローラン・シュミット:サロメの悲劇Op.50
幽霊屋敷Op.49/詩篇47番Op.38*
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
サンパウロSO、サンパウロ交響cho*、
スーザン・ブロック(S)*
音楽監督ジョン・ネシュリングの電撃解任を受けて、首席指揮者に招聘されたヤン・パスカル・トルトゥリエとのフローラン・シュミットの管弦楽作品集がシャンドスから登場!日本では「ディオニソスの祭り」や「サクソフォン四重奏曲」の作曲者として知られ、"アルデンヌの狼"という異名を持ったフローラン・シュミット(1870−1958)。咆哮するブラス、ド迫力の合唱とオーケストラ炸裂する大音響、絢爛豪華の「詩編47番」。そして異国情緒にあふれ、幻想的、官能的な「サロメの悲劇」はフローラン・シュミットの代表作です。
CHSA-5091(1SACD)
ライヒ:管弦楽のための「3つの楽章」
砂漠の音楽
クリスチャン・ヤルヴィ(指)
トーンキュスラーO、
コーラス・シネ・ノミネ
父親のネーメ・ヤルヴィが快進撃を続けるシャンドスに一族の異端児、クリスチャン・ヤルヴィがトーンキュスラー管と共にスティーヴ・ライヒの管弦楽作品を携え堂々の帰還!アメリカ育ちのクリスチャン・ヤルヴィは、自らが創設したアブソリュート・アンサンブルを率いてクロスオーヴァーからコンテンポラリー、ジョー・ザヴィヌルとの共演など、時代やジャンルに縛られない活動を繰り広げており、"ニューヨーク"という共通点を持つミニマルのパイオニア、ライヒの音楽への理解度も非常に高い。
CHSA-5092(1SACD)
ワーグナー(フリーハー編):楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》〜オーケストラル・トリビュート
ワーグナー:ファウスト序曲WWV.59
ワーグナー(フリーハー補完):2つの悲劇的間奏曲WWV.25
ワーグナー(モットル校訂):序曲《クリストファー・コロンブス》WWV.37A
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2010年8月17日−19日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
「ニーベルングの指環」、「パルジファル」、「トリスタンとイゾルデ」と続いてきた"オーケストラ版"ワーグナー・シリーズ第4楽章は『マイスタージンガー』!オランダ放送フィルの打楽器奏者と世界有数のアレンジャーという2つの姿を持つヘンク・デ・フリーハー(1953−)のアレンジと、父ヤルヴィ&RSNOの代名詞でもあるダイナミックなサウンドは相思相愛の間柄。
そしてワーグナー未完の作品「2つの悲劇的間奏曲」のフリーハー補完版、モットル校訂の「クリストファー・コロンブス」など、「マイスタージンガー」とのカップリングもかなり強力。
シャンドス復帰以来、"特急演奏"のブルックナーやマーラー、"オーケストラ版"のワーグナーを続々と繰り出してきたネーメ・ヤルヴィ。この勢いはまだまだ止まりません!
CHSA-5093(1SACD)
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107
チェロ協奏曲第2番ト短調 Op.126
エンリコ・ディンド(Vc)、
ジャナンドレア・ノセダ(指)
デンマーク国立SO
"ロシア"の偉大なる2人の芸術家の友情から生まれたチェロ協奏曲が、"イタリア"の音楽界を背負って立つ2人の若き巨星たちによって繰り広げられます。ミラノ・スカラ座Oの首席奏者からソリストへと転身し、ロストロポーヴィチから大絶賛されたエンリコ・ディンドの新録音。
CHSA-5094(1SACD)
ディーリアス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲*/+
ヴァイオリン協奏曲*
チェロ協奏曲(ビーチャム&フェンビー校訂)+
タスミン・リトル(Vn)*、
ポール・ワトキンス(Vc)+、
アンドルー・デイヴィス(指)BBC響

録音:2010年10月13日−14日、オール・セインツ教会(ロンドン)
近代イギリス音楽の抒情とノスタルジー。パレットに描いた水彩画、色彩画にも例えられるディーリアスの音楽。自他共に認めるディーリアンであり、ディーリアスの音楽を知り尽くしたタスミン・リトルにとって「ヴァイオリン協奏曲」と「二重協奏曲」は、世界中のディーリアンたちから待ち望まれ続けてきた新録音。
CHSA-5095(1SACD)
ハーマン:カンタータ「白鯨」
弦楽のためのシンフォニエッタ
リチャード・エドガー=ウィルソン(T)、
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br)、
ミカエル・ショーンヴァント(指)
デンマーク国立SO&cho

録音:2011年1月8日&3月15日−16日、DRコンサートホール(コペンハーゲン)
1941年に映画「悪魔の金」でアカデミー作曲賞に輝き、映画音楽界の巨匠として大成したバーナード・ハーマン(1911−1975)。映画音楽の作曲家として大成功を収める少し前、1936年から1938年にかけて作曲されたカンタータ「白鯨」は、ハーマン・メルヴィルの同名の長編小説からインスピレーションを得た"クラシックの作曲家"バーナード・ハーマンの大作です。
CHSA-5096(1SACD)
クリスマスの夜に〜セント・ジョンズ・カレッジからのキャロル集
ラッター:なんと甘美な音楽
フランス民謡(ジャクソン編):新しいノエル
バートン:子守歌
マサイアス:幼子が生まれた
ダーク:冬のさなかに
フランス民謡(ウィルベルク編):ディンドン空高く
ポストン:林檎の木なるイエス・キリスト
イギリス民謡(マーシャル編):三隻の船
R.R.ベネット:アウト・オヴ・ユアー・スリープ
ワーロック:主を賛美せよ
ジュベール:刺のないバラはない
イギリス民謡(ウィルコックス編):明日は私が踊る日
マーティン:アダムは縛られて
フレチャ:リウ・リウ・チウ
イギリス民謡(ヴォーン=ウィリアムズ&アームストロング編):ああベツレヘムよ
ドイツ民謡(プレトリウス&キャッシュモア編):エサイの根より
ロビンソン:我らは喜び
メンデルスゾーン(ロビンソン編):天には栄え
タヴナー:神の小羊/フィニッシー:テリング
レイトン:コヴェントリー・キャロル
イギリス民謡(レッジャー編):クリスマスの夜(サセックス・キャロル)
グル―バー(レッジャー編):きよしこの夜
ウェイド(ウィルコックス:神の御子は今宵しも
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
アンドルー・ネスシンガ(指)
ジョン・チャレンジャー(Org)

録音:2011年1月14日−16日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)
アンドルー・ネスシンガ&ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のシャンドス専属第4弾は、降誕節とクリスマスのためのキャロル集。ヨーロッパ各国の伝承音楽からのアレンジ、イギリスの合唱の神様ジョン・ラッターやリチャード・ロドニー・ベネット、ケネス・レイトンなど、イギリスの合唱団ならではのユニーク選曲が魅力的なセント・ジョンズ・カレッジ合唱団のクリスマス・プログラムです。
CHSA-5098(1SACD)
ルトスワフスキ:管弦楽作品集Vol.2
交響的変奏曲/パガニーニ変奏曲
ピアノ協奏曲/交響曲第4番
ルイ・ロルティ(P)、
エドワード・ガードナー(指)BBC響
「管弦楽作品集Vol2」では、自身が考案した"チェーン形式"が組み込まれた最後の協奏的作品「ピアノ協奏曲」、死の前年1993年にロサンゼルスで初演された「交響曲第4番」など、ルトスワフスキ最晩年の作品を収録。また「パガニーニ変奏曲」は、オリジナルの"2台ピアノ版"ではなく作曲家自身のオーケストレーションによる"改訂版(ピアノとオーケストラ版)"が用いられています。ルイ・ロルティ、エドワード・ガードナー、BBCSOのトライアングルが醸し出すルトスワフスキの緊迫感は圧倒的!

CHSA-5097
(1SACD)
ワーグナー:管弦楽作品集Vol.5
交響曲ハ長調WWV.29
交響曲ホ長調WWV.35(オーケストレーション:フェリックス・ヨーゼフ・フォン・モットル)
感謝の行進曲WWV.97(オーケストレーション:ワーグナー&ラフ)
歌劇「リエンツィ」序曲
皇帝行進曲WWV.104
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2010年8月19日&2011年3月22日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
19歳のワーグナーが完成させた唯一の交響曲でベートーヴェン風の作風を持つ「ハ長調」。第1楽章と第2楽章の3小節目までは作曲されたものの未完に終わり、そのスケッチから指揮者のフェリックス・モットルが完成させた「ホ長調」。オーケストラを豪快に鳴らすダイナミックな"ヤルヴィ・サウンド"で聴く若かりしワーグナーの「2つの交響曲」。その演奏に要注目!

CHSA-5100(1SACD)
イェイロ:合唱作品集
グラウンド(天と地はあなたの光栄にあまねく満ち渡る)
セレニティ(おお、大いなる神秘)
愛と慈しみのあるところに神はいる
ノーザン・ライツ(わが愛するものよ、御身は美し)
魂の闇夜
天球(キリエ・エレイソン)
御身はすべてに美し
プレリュード(エクスルターテ・ユビラーテ)
フェニックス(神の子羊)
ウニコルニス・カプティヴァトゥル
夕べの祈り
フェニックス・コーラル、
チャールズ・ブルフィー(指)
オラ・イェイロ(P)、ハリントンSQ、
アリソン・チェイニー(S)、
テッド・ベレディン(テナーSax)、
エマヌエル・ロペス(Vc)
日本の合唱界でも人気、知名度の高いノルウェーの作曲家オラ・イェイロ(ウーラ・ヤイロ)の合唱作品集。1978年生まれのイェイロは、アリゾナを拠点に活躍するアメリカ有数の合唱団、フェニックス・コーラルのコンポーザー・イン・レジデンスに任命されるなど、合唱界の次代の巨匠として大きな期待を受けています。
CHSA-5101(1SACD)
ベリオ:オーケストラル・リアリゼイションズ
マーラー(ベリオ編):歌曲集「若き日の歌」〜6つの歌曲
シューベルト(ベリオ編):レンダリング
ブラームス(ベリオ編):クラリネット・ソナタOp.120-1
ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
マイケル・コリンズ(Cl)、
エドワード・ガードナー(指)ベルゲンPO
シューベルトが他界する1828年に着手したものの未完に終わった「交響曲第10番ニ長調D.936A」のスケッチにベリオ自らの音楽を融合し完成させた「レンダリング」、"ソリスト+オーケストラ"という姿に生まれ変わらせた「マーラー」と「ブラームス」。"過去と現在の調和"という壮大で困難なミッションを現実のもとしたベリオの卓越した手腕の全てを、ガードナー&ベルゲン・フィルのコンビが聴かせてくれます。

CHSA-5102(2SACD)
ドビュッシー:管弦楽作品集
管弦楽のための3つの交響的素描「海」
夜想曲*/バレエ音楽「遊戯」
スコットランド風行進曲
管弦楽のための「映像」#
牧神の午後への前奏曲+
交響組曲「春」/英雄の子守歌
カンタータ「放蕩息子」〜2つの楽章
ステファン・ドゥヌーヴ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO女声cho*、
キャスリン・マッキントッシュ(オーボエ・ダモーレ)#、
キャスリン・ブライアン(Fl)+
2012年5月で音楽監督のポストをピーター・オウンジャンに引き継ぐことが決まっているステファン・ドゥヌーヴ。アニヴァーサリー・リリースとなるドビュッシーの「管弦楽作品集」は、2005年から続くドゥヌーヴ体制のラストを飾る集大成となります。

CHSA-5104(1SACD)
ネーメ・ヤルヴィ・コンダクツ・サン=サーンス〜サン=サーンス:管弦楽作品集
歌劇「サムソンとダリラ」〜ダンス・バッカナール
交響詩「オンファールの糸車」Op.31
交響詩「ファエトン」Op.39
交響詩「死の舞踏」Op.40
交響詩「ヘラクレスの青春時代」Op.50
アルジェリア組曲〜フランス軍隊行進曲
歌劇「黄色の姫君」序曲
リスボンの一夜Op.63/スパルタクス
戴冠式行進曲ハ長調Op.117
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2011年9月14日−15日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
父ヤルヴィとRSNOが選んだサン=サーンスの管弦楽作品は、1902年のエドワード7世の戴冠式のために書かれた「戴冠式行進曲」を除き、いずれも作曲家人生の前半に作曲された若き日の秀作。「死の舞踏」や「ダンス・バッカナール」、「フランス軍隊行進曲」など優れた作品でありながらも、「オルガン付き」があまりにも有名なためその陰に隠れてきたサン=サーンスの管弦楽作品たち。ブラス・セクションを豪快に鳴らすダイナミックな"ヤルヴィ・サウンド"が、サン=サーンスの管弦楽作品の醍醐味を余すことなく伝えます。
CHSA-5105(1SACD)
ルネ・クラウセン:合唱作品集
命と息吹きのある全てのもの
おお、大いなる神秘/タイガー/子羊
二重合唱のためのミサ曲(世界初録音)
マニフィカト/祈り
二重合唱のための「おお、すべての人よ」
わたしを刻みつけて
チャールズ・ブルフィー(指)
カンザス・シティ・コーラル、

録音:2011年1月15日−17日、カンザス・シティ(アメリカ)
イェイロ(ヤイロ)の合唱作品集(CHSA-5100)での歌声が印象深いチャールズ・ブルフィーとカンザス・シティ・コーラルが、現代のアメリカで最も人気のある合唱作曲家の1人であり、20年以上に渡りコンコルディア合唱団の指揮者を務めてきたルネ・クラウセン(1953−)の合唱作品を歌います。コンサート・レパートリーとしても有名な代表作「わたしを刻みつけて(Set me as a Seal)」や、カンザス・シティ・コーラルのために作曲された「二重合唱のためのミサ曲」、マザー・テレサのテキストを用いた「祈り(Prayer)」など、クラウセンの信仰心が伝わる優れた作品の数々は、合唱関係者必聴のリリースです。
CHSA-5106
(1SACD)
ルトスワフスキ:管弦楽作品集Vol.3
小組曲/チェロ協奏曲
グラーヴェ/交響曲第2番
ポール・ワトキンス(Vc)、
エドワード・ガードナー(指)BBCSO

録音:2011年12月5日−6日、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
偶然性を重視した「ad-lib動律」と呼ばれるルトスワフスキ特有の手法へのガードナーとBBCSOのアプローチに注目したい。「チェロ協奏曲」でのポール・ワトキンスの鬼気迫るチェロも圧巻です!
CHSA-5107(1SACD)
ワインベルク:交響曲第20番Op.150(世界初録音)
チェロ協奏曲ハ短調Op.43*
クレース・グンナルソン(Vc)*
トルド・スヴェドルンド(指)
イェテボリSO
第2次世界大戦の戦火を避けるためにポーランドからソヴィエトへと亡命したものの、反ユダヤ・キャンペーンにより投獄されるなど苦難の生涯を送ったワインベルク。ゴーゴリの作品を題材とした歌劇「肖像画」からの引用が見られる5楽章形式の「交響曲第20番」は、1988年に作曲された後期の作品であり、今回が世界初録音となります。
CHSA-5108
(1SACD)
ルトスワフスキ:管弦楽作品集Vol.4
ダンス・プレリュード(舞踏前奏曲)*
パルティータ**/チェーン2
交響曲第1番
マイケル・コリンズ(Cl)*、
タスミン・リトル(Vn)**、
エドワード・ガードナー(指)BBC響
1941年から1947年にかけて作曲された最初のシンフォニー「交響曲第1番」、1955年の作品で事実上の"民謡への別れ"となるクラリネットとオーケストラの為の「ダンス・プレリュード」、12音技法など現代的な手法に傾倒した後期の作品からは、1986年1月31日にムターが初演を行った「チェーン2」や「パルティータ」が選ばれており、1955年前後を境として変化を見せるルトスワフスキの2つのスタイルの比較も興味深いところです。
CHSA-5109(1SACD)
スーク:夏のおとぎ話Op.29
プラハOp.26
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)BBC響
マルティヌーの交響曲全集(ONYX 4061)に代表されるように、チェコ音楽の名匠としての名声を確固たるものにしているイルジー・ビエロフラーヴェク。2006年から首席指揮者を務め、前述のマルティヌーなど優れた名演を生み出してきた実績を持つBBCSOとのコンビによるスークの管弦楽作品第2集!

CHSA-5110(1SACD)
スッペ:序曲&行進曲集
「軽騎兵」序曲/「ボッカッチオ」序曲
ボッカッチオ行進曲/「スペードの女王」序曲
愉快な変奏曲/喜歌劇「詩人と農夫」序曲
「ファティニッツァ」のモチーフによる行進曲
「モデル」序曲
演奏会用行進曲「丘を上り谷を下って(いたるところに)」
「イサベラ」序曲/「美しきガラテア」序曲
行進曲「フアニータ」/「ウィーンの朝・昼・晩」序曲
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
華やかで劇的、オーケストラがダイナミックに鳴るスッペの「序曲」と「行進曲」は、ネーメ・ヤルヴィとRSNOのコンビにとって実は理想的とも言えるプログラム。ヤルヴィとスッペ。改めてそのレパートリーの広さに脱帽です。
CHSA-5111
(2SACD)
エルガー:付随音楽「星の光の速達便」Op.78(スターライト・エクスプレス)*
ケアリー:「星の光の速達便」〜 3つの歌(オーケストレーション:アンドルー・デイヴィス/世界初録音)#
エルガー:組曲「星の光の速達便」(アンドルー・デイヴィス編)/世界初録音)**
アンドルー・デイヴィス(指)
スコットランド室内O、
エリン・マナハン・トーマス(S)*/**、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)*/#/**、
サイモン・カロウ(ナレーター)*

録音:2012年5月28日−31日、アッシャー・ホール(エジンバラ)&8月3日(ナレーション)、BBCブロードキャスティング・ハウス(ロンドン)
イギリスのホラー小説作家アルジャーノン・ブラックウッド(1869−1951)の舞台化された「おとぎの国の囚われ人」の劇付随音楽として作曲された「星の光の速達便」。多くの傑作が生まれたロンドンのセヴァーン・ハウスで書かれたファンタジーあふれる「星の光の速達便」のために、アンドルー・デイヴィスは2010年にエルガー協会から出版された新しいスコアを用いており、この版による演奏は世界初録音となります。また、最初に付随音楽の作曲を依頼されながらも、第1次世界大戦により中断となり、エルガー版に含まれることもなくお蔵入りとなってしまったクライヴ・ケアリー(1883−1968)の「3つの歌」、アンドルー・デイヴィスの編曲によるエルガーの「組曲版」も世界初録音!「星の光の速達便」が、アンドルー・デイヴィスという最良の理解者のタクトで感動的に描かれます。
CHSA-5113
(2SACD)
チャイコフスキー:バレエ音楽「眠りの森の美女」(全曲) ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO
ジェームズ・エーネス(Vn)、
ロバート・デマイン(Vc)
ルヴォルセン、スヴェンセン、ワーグナー、パリー、サン=サーンスなど、シャンドスで続々と新録音を発表しているヤルヴィ一族の長老ネーメ・ヤルヴィ。良好な関係を築いているノルウェーのベルゲン・フィルとの新たなプロジェクトは、なんとチャイコフスキーの3大バレエ全集第1弾!3大バレエの全曲録音は意外にも今回が初となります。
CHSA-5115
(1SACD)
シマノフスキ:演奏会用序曲ホ長調Op.12
交響曲第2番Op.19
交響曲第4番Op.60「協奏交響曲」*
ルイ・ロルティ(P)*、
エドワード・ガードナー(指)BBCSO
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督エドワード・ガードナーとBBCSOの優れたコンビネーションは、これまでのルトスワフスキの管弦楽作品集でも実証されており布陣は万全!
CHSA-5116
(1SACD)
アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.1
交響曲第6番Op.31「ドル交響曲」
ェルムランド狂詩曲Op.36/組曲第3番Op.19-1*
交響曲第4番Op.14「小さな交響曲」
ネーメ・ヤルヴィ(指)ヨーテボリSO、
サラ・トローベック・ヘッセリンク(Vn)*
ペール・ホーグベリ(Va)*
作曲家、チェリスト、評論家、電気技師、ストックホルムの特許局の職員、スウェーデン作曲家協会、スウェーデン著作権協会の会長など、様々な顔を持っていたアッテルベリ。ヤルヴィが振る「管弦楽作品集Vol.1」には、約20分という演奏時間の中から母国スウェーデンの民謡の旋律が湧き出る1918年作曲の「交響曲第4番」、1928年にコロムビア・グラモフォン・カンパニーが主催した「シューベルト没後100周年作曲コンクール」で優勝し、賞金1万ドルを獲得すると同時に世界規模での名声を得るきっかけとなった「交響曲第6番「ドル交響曲」」、ノーベル賞受賞者セルマ・ラーゲルレーヴの75歳の誕生日を記念して作曲された「ヴェルムランド狂詩曲」、ヴァイオリンとヴィオラのソロが紡ぐ「組曲第3番」の4作品を収録。20世紀に現れたスウェーデン・ロマンティシズム、クット・アッテルベリ。ネーメ・ヤルヴィの熱き情熱と推進力が、これまでには無い新しいアッテルベリを聴かせてくれることでしょう!
CHSA-5117
(1SACD)
ラフ:管弦楽作品集Vol.1
交響曲第2番ハ長調Op.140
前奏曲「テンペスト」WoO.49、
前奏曲「マクベス」WoO.50、
前奏曲「ロメオとジュリエット」WoO.51
前奏曲「オテロ」WoO.52
ネーメ・ヤルヴィ(指)スイス・ロマンドO
チューリッヒ湖畔のラーヘンで生まれ、ドイツではリストの助手としてオーケストレーションを手がけたことでも知られるラフ。キャリアの半ばとなる1866年に作曲された「交響曲第2番」は、輝かしいオーケストレーション、メンデルスゾーンを思わせるスタイルを特徴とした19世紀中期のスイスにおける傑作シンフォニーです。また、ラフの優れた手法が発揮された隠れた秀作、晩年の1879年にシェイクスピアの劇のために作曲された「4つの前奏曲」も見逃せない!「ネーメ・ヤルヴィ」、「スイス・ロマンドO」、そして「ヨアヒム・ラフ」。スイス・ロマン派の真髄に迫る好企画のスタートです!
CHSA-5118
(1SACD)
ベルリオーズ:序曲集
歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲
歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲
序曲「海賊」/序曲「宗教裁判官」
序曲「ローマの謝肉祭」
序曲「ウェーヴァリー」/序曲「リア王」
「ファウストの劫罰」〜ラコッツィ行進曲
アンドルー・デイヴィス(指)ベルゲンPO
アンドルー・デイヴィスとベルゲン・フィル。期待を抱かせる組み合わせが、カラフルで劇的なベルリオーズの「序曲」と「管弦楽作品」を披露します!
CHSA-5119
(1SACD)
グーセンス:管弦楽作品集Vol.2
万華鏡Op.18/タム・オ・シャンターOp.17
3つのギリシャ舞曲Op.44(世界初録音)
演奏会用小品Op.65
4つの思いつきOp.20(管弦楽版世界初録音)
「カデ・ルーセル」による変奏曲
2つの自然詩Op.25(管弦楽版世界初録音)
「マニャーラのドン・ファン」Op.54〜間奏曲(管弦楽版世界初録音)
アンドルー・デイヴィス(指)
メルボルンSO
南半球のオーストラリアではシドニー響の首席(指)者、シドニーのニュー・サウス・ウェールズ音楽院のディレクターを務め、得意としていたラヴェル、ドビュッシー、ストラヴィンスキーから影響を受けたフランス的な特徴を持つ作品を残したグーセンス。「万華鏡」や「2つの自然詩」、「4つの思いつき」など、作曲者自身の手で"ピアノ作品"から"オーケストラ版"へと編曲された「演奏会用小品」で、メルボルンSOと首席(指)者アンドルー・デイヴィスが、作曲家グーセンスの卓抜したオーケストレーション、和声感の魅力を存分に伝えてくれます。ヴァーノン・ハンドリーがABC Classicsに遺した名演と並ぶ重要なグーセンスの管弦楽作品集の誕生です。

CHSA-5120(1SACD)
R・シュトラウス:バレエ音楽「ヨゼフ伝説」 Op.63
歌劇「火の危機」 Op.50〜愛の場面
祝典行進曲 Op.1
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
旧約聖書創世記39章のヨセフのストーリーに基づくシュトラウスのバレエ音楽「ヨゼフ伝説」。ネーメ・ヤルヴィは、1996年にデトロイトSOを振り、「ヨゼフ伝説」の交響的断章(Op.64a)をシャンドスに録音しており、数多くのシュトラウス作品を収録したてきた名匠にとって待望の全曲録音。カップリングの「祝典行進曲 Op.1」は初めて出版された管弦楽作品であり、なんとシュトラウス12歳の時の作品!
CHSA-5121(1SACD)
グレインジャー:合唱と管弦楽のための作品集
「ソロモンの雅歌」〜ソロモン王の結婚(キング・ソロモンズ・エスポーサルズ)
ダニー・ディーヴァー/民主主義の行進歌
オーディンの霊/玄人の猟師
エグラモア卿/ワムフレイの若者たち
花嫁の悲劇/フォスターに捧ぐ/感謝の歌
アンドルー・デイヴィス(指)
メルボルンSO&Cho
シドニー室内Cho

録音:2012年8月30日−9月1日&9月3日−5日&8日、アーツセンター(メルボルン)
民謡の収集、編曲で有名なグレインジャーが、その生涯で関心を持ち続けた「詩」と「散文」。聖書の「雅歌」、ラドヤード・キップリングの詩、ウォルター・スコットが収集したトラディショナルなど、様々な素材を音楽へと生まれ変わらせたグレインジャーの巧みな作曲技法がここでも存分に発揮されています。絶好調アンドルー・デイヴィスとメルボルンSO&合唱団。グレインジャーの新録音のための役者がここに揃いました!

CHSA-5122(1SACD)
ネーメ・ヤルヴィ・コンダクツ・シャブリエ
楽しい行進曲
歌劇「グヴァンドリーヌ」序曲
ハバネラ/狂詩曲「スペイン」
ラメント/気まぐれなブーレ(モットル編)
田園組曲
喜歌劇「エトワール」より 3つの楽章
喜歌劇「いやいやながらの王様」〜2つの楽章
ネーメ・ヤルヴィ(指)スイス・ロマンドO

録音:2012年6月27日−29日、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
法律を学び、内務省に勤務し、公務員として働きながら作曲を独学で学んだシャブリエ。1880年(39〜40歳)で内務省を退職、公務員という肩書を捨て、作曲家の道を歩むことを選んだ男、シャブリエの管弦楽作品を、ネーメ・ヤルヴィのタクトが熱く、力強く、勢い豊かに盛り上げる!
スペインでの印象を題材とした狂詩曲「スペイン」や、自身の手で管弦楽版へと編曲を行った「楽しい行進曲」、モットルのオーケストレーションによる「気まぐれなブーレ」など、シャブリエの管弦楽作品集は、スッペの「序曲&行進曲集」(CHSA-5110)に続く大ヒットの予感!
CHSA-5123(1SACD)
シマノフスキ:スターバト・マーテル Op.53
バレエ音楽「ハルナシェ」 Op.55*
エドワード・ガードナー(指)
BBC響&Cho
ルーシー・クローウェ(S)、
パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms)、
ガボール・ブレッツ(Br)、
ロバート・マレイ(T)*
シマノフスキがタトラ山脈の民族音楽へと傾倒してゆく創作期後期の「スターバト・マーテル」と「ハルナシェ」。テノール独唱、合唱、オーケストラによる「ハルナシェ」(1927−31)は、バレエ・パントマイムのために作曲され、シマノフスキ後期の典型的なスタイルの持つバレエ音楽。そしてシマノフスキが「ペザント・レクイエム(農民の鎮魂歌)」と述べ、ラテン語ではなく"ポーランド語"で歌われる「スターバト・マーテル」(1925−26)は、20世紀の東欧で誕生した近代の宗教音楽の頂点の1つです。母国の民族音楽に魅了されたシマノフスキ後期の2つの傑作を、ガードナーとBBCSOの盤石の演奏で!

CHSA-5124(2SACD)
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」(全曲) ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO
ジェームズ・エーネス(Vn)

録音:2012年6月18日&12月3日−6日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
様々なレーベルにチャイコフスキーの「交響曲」や「組曲」、「バレエ音楽」の抜粋をレコーディングしてきたヤルヴィですが、意外にも3大バレエの全曲録音は今回のプロジェクトが初。

CHSA-5126(1SACD)
ワーグナー:序曲&前奏曲集
歌劇「妖精」序曲
序曲「クリストファー・コロンブス」(モットル校訂)
歌劇「リエンツィ」序曲
歌劇「恋愛禁制」序曲
「ファウスト序曲
歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
歌劇「ローエングリン」より 第3幕前奏曲
楽劇「トリスタンとイゾルデ」 前奏曲
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 前奏曲
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
長年の盟友、ロイヤル・スコティッシュO(RSNO)と共に完成させた"オーケストラのみ"によるワーグナー・シリーズから、ネーメ・ヤルヴィの熱気に満ちた「序曲」と「前奏曲」が結集!未発表の「さまよえるオランダ人」序曲を加え、さらにパワーアップしたネーメ・ヤルヴィのワーグナーの「序曲&前奏曲」。

CHSA-5127(1SACD)
ホルスト:管弦楽作品集Vol.3
神秘のトランペッター Op.18, H71
合唱交響曲第1番 Op.41, H155
アンドルー・デイヴィス(指)
BBC響、BBC交響Cho、
スーザン・グリットン(S)

録音:2013年4月6日−7日、フェアーフィールド・ホールズ(クロイドン、ロンドン)
代表作「惑星」の完成、歌劇「どこまでも馬鹿な男」の初演失敗を経て、1923年から1924年にかけて作曲された「合唱交響曲第1番」は、合唱とオーケストラが織り成す一大スペクタクル。ウォルト・ホイットマンの詩を題材とした「神秘のトランペッター」ではグラミー賞ノミネートの名ソプラノ、スーザン・グリットンの歌声が抜群!

CHSA-5128(1SACD)
アメリカのピアノ協奏曲集
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
コープランド:ピアノ協奏曲
バーバー:ピアノ協奏曲
シャイン・ワン(P)、
ピーター・ウンジャン(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2013年2月11日&4月29日−30日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
シャイン・ワンと、元東京クヮルテットの第1ヴァイオリニストであり、現音楽監督ピーター・ウンジャンとロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOの共演は、風格漂うソリストのピアノ、オーケストラのハイ・パフォーマンスのコラボレーションが秀逸。将来が楽しみな逸材が、本格的にコンチェルト・デビューを果たします!
CHSA-5129(1SACD)
アダムズ:管弦楽作品集
ドクター・アトミック・シンフォニー
ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン
ハルモニーレーレ(和声学)
ピーター・ウンジャン(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2013年2月10日−11日&4月30日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
東京クヮルテットの元第1ヴァイオリン奏者であり、指揮者への転身後は、カナダのトロントSOを復活させるなど、オーケストラビルダーとしての高い手腕を発揮しているピーター・ウンジャン。ステファヌ・ドゥネーヴの後任として2012年に首席指揮者に迎えられたスコットランドの名門、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOとの本格的なデビュー・レコーディングは、ポスト・ミニマルの代表格、ジョン・アダムズ(1947−)!
「ハルモニーレーレ」は、1911年のシェーンベルクの著書を作品のタイトルとしたアダムズ80年代の代表作。アダムズの手によって散りばめられたマーラー、ワーグナー、シュトラウス、シベリウス、ドビュッシー、ラヴェル、そしてストラヴィンスキーのエコーが、約40分という演奏時間とスコアから浮かび上がります。歌劇「ドクター・アトミック」を題材として別作品へと生まれ変わり、2007年に初演が行われた「ドクター・アトミック・シンフォニー」。「研究所(ラボラトリー)」、「パニック」、「トリニティ(三位一体)」の3部から成る「ドクター・アトミック・シンフォニー」で描かれるのは、ロバート・オッペンハイマー博士の苦悩や葛藤、恐怖。そしてオペラ版では第1幕の最後に歌われる16〜17世紀イングランドの詩人、ジョン・ダンのソネットによるアリアを奏でるトランペット・ソロ。
ピーター・ウンジャンとロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOの新たな録音が、言葉、演出、舞台装置を取り払ったジョン・アダムズの"音楽"と向き合う貴重な機会となる ――。
CHSA-5130(1SACD)
バルトーク:管弦楽作品集
組曲「中国の不思議な役人」Op.19, BB82
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 BB114
4つ管弦楽曲 Op.12, BB64
エドワード・ガードナー(指)
メルボルンSO

録音:2011年7月21日−22日&2013年3月4日&2013年3月7日−8日、12日、メルボルン(オーストラリア)
ガードナーと"バルトーク"でコンビを組むオーケストラは、過去には岩城宏之や尾高忠明が指揮台に立つなど日本とも縁が深く、100年以上の歴史を誇る南半球オーストラリアのメルボルンSO。英国の次代の巨匠候補としてステップアップを遂げるガードナーと、イギリス人指揮者とも抜群の相性を聴かせるメルボルンSOとのプログラムが"バルトーク"というところが完成度とあわせて非常に興味深い。特に「中国の不思議な役人」での強烈なリズム、続々と現れる変拍子、怪しく艶めかしい旋律を操るガードナーのバトンテクニックにご注目!
CHSA-5131(1SACD)
ノルウェーのディーリアス
ディーリアス:交響詩 「おとぎ話」
ノルウェー組曲
交響詩 「頂にて」
交響詩/そり乗り(冬の夜)ノルウェーの2つの歌*
ノルウェーの婚礼の行列(原曲:グリーグ)
小管弦楽のための2つの小品〜第1曲 「春初めてのかっこうを聞いて」
アンドルー・デイヴィス(指)
ベルゲンPO
アン=ヘレン・メーン(S)*
これまでのディーリアス・アルバムではBBC響、RSNOなどイギリスのオーケストラを降ってきたデイヴィスだが、今回は「ベルリオーズ:序曲集」(CHSA-5118)で好演を聴かせてくれた、ノルウェーのベルゲンを本拠地に据えるベルゲン・フィルハーモニーOに、ノルウェーのソプラノ、アン=ヘレン・メーンを迎えた万全の体制で臨んでいます。
トーマス・ビーチャムによって世界へと広められたディーリアスの音楽は、現代の名匠アンドルー・デイヴィスの手によって更なる評価の確立へと向かっています。ディーリアスの心のふるさと「ノルウェー」をテーマとしたこのアルバムは、ディーリアスを語る上で欠かせないものとなるでしょう。

CHSA-5132(1SACD)
メンデルスゾーン・イン・バーミンガムVol.1
序曲「フィンガルの洞窟」
交響曲第5番「宗教改革」
交響曲第4番「イタリア」
エドワード・ガードナー(指)
バーミンガム市SO

録音:2013年10月20日−21日、タウン・ホール(バーミンガム、イギリス)
世界各地のオペラハウスやコンサートホールで大活躍中のエドワード・ガードナーの「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」プロジェクト第1弾。微視的な表現とは無縁で、どこまでも伸び伸びと表現を表出する姿勢がなんとも清々しい!「フィンガル」はダイナミックな音楽を目指しつつ、第2主題では独特のテンポの揺らしを見せ情感を込め抜き、それでいてウェットにならないセンスが光ります。クラリネットの第2主題が回帰する際の繊細な歌い口も印象的。「第5番」は、第1楽章塑像で声部の見通しの良さに、決して録音のせいではない緻密な制御力を感じさせ、もったいぶらない健康的な進行には嘘がないので、大いに好感が持てます。主部に入ると、その健康的な推進力を大発揮。とかく沈鬱に傾きがちな第3楽章を聴けば、そんなガードナーのストレートな表現が確実に結実していることを実感できるでしょう。終楽章のアレグロへの突入は、それこそ元気一杯。
ガードナーの素直なダイナミズムと曲想がぴったりマッチしたのが「イタリア」。特に第1楽章展開部の密度の濃いニュアンスは聴きもの。終楽章は最近ではオケの性能を前提とした高速演奏が流行りのようですが、ここでもかなりの猛スピードで疾走。しかし音楽が上滑りすることなく、安定感抜群。今後ガードナーどのように進化するのか、目が離せません。【湧々堂】
CHSA-5133(1SACD)
アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.2
交響曲第2番ヘ長調 Op.6
交響曲第8番ホ短調 Op.48
ネーメ・ヤルヴィ(指)
エーテボリSO

録音:2013年1月14日−17日、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)
スウェーデンの王立工科大学で電気技術を学んでいる最中の1911年、24歳で作曲を始めた「交響曲第2番」。当初は2楽章形式の交響曲として書かれたものの、批評家から厳しい評価を受け、英雄的な第3楽章を追加。アッテルベリの英雄的シンフォニーは、ネーメ・ヤルヴィの推進力、豪快なサウンド、音楽作りとのコラボレーションが楽しみな作品。1944年に完成した「交響曲第8番」は、スウェーデン民謡の旋律をモチーフとした4楽章形式のシンフォニーであり、1945年の初演を聴いたシベリウスが絶賛したというエピソードも有名。

CHSA-5134(1SACD)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
カレリア組曲/悲しいワルツ
トゥオネラの白鳥 Op.22-2
抒情的なワルツ Op.96a
アンダンテ・フェスティーヴォ JS.34b
交響詩「フィンランディア」
ジェニファー・パイク(Vn)、
アンドルー・デイヴィス(指)
ベルゲンPO

録音:2013年6月17日−20日
シベリウス唯一の協奏曲、「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」では、シャンドス(Chandos)のメイン・アーティストたち、イギリス・ヴァイオリン界の若きミューズ、ジェニファー・パイクと、アンドルー・デイヴィス&ベルゲンPOの共演が実現!ベルリオーズ(CHSA-5118)、ディーリアス(CHAN-5131)に続き、シャンドスで3度目のタッグを組む"イギリス"のアンドルー・デイヴィスと"ノルウェー"のベルゲン・フィル。アンドルー・デイヴィスの卓越したオーケストラ・コントロールと音楽創り、ベルゲン・フィルの洗練されたサウンドの相性の良さは抜群。
CHSA-5135(1SACD)
ラフ:管弦楽作品集 Vol.2
交響曲第5番ホ長調 Op.177「レノーレ」
歌劇「ダーメ・コーボルト(妖精夫人)」 序曲
狂詩曲「夕べ」 Op.163b
歌劇「アルフレート王」
「眠れる森の美女」前奏曲
歌劇「嫉妬」序曲
ネーメ・ヤルヴィ(指)
スイス・ロマンドO

録音:録音:2013年7月9日−11日
チューリッヒ湖畔のラーヘンで生を受けた19世紀のスイスを代表する音楽家、作曲家であり、ドイツではフランツ・リストの助手とした活躍した経歴も有名なラフ。父ヤルヴィが振る管弦楽作品集の「第2集」のメイン・プログラムは、ドイツの詩人ゴットフリート・アウグスト・ビュルガーのバラードを題材としたラフの代表作である「交響曲第5番「レノーレ」」。スイス・ロマン派の傑作の呼び声高い「レノーレ」はもちろんのこと、歌劇「アルフレート王」のヒロイックな「序曲」など、ヤルヴィのタクトは今回も絶好調!エストニアの巨匠とスイスの名門オーケストラが、スイス・ロマン派、ヨアヒム・ラフの知られざる魅力を紐解きます。
CHSA-5136(1SACD)
ウォルトン:交響曲第1番
ヴァイオリン協奏曲(1943年改訂版)
タスミン・リトル(Vn)
エドワード・ガードナー(指)BBC響

録音:2013年9月18日、ワトフォード・コロッセウム&2014年2月3日−4日、フライアーフィールド・ホール
Chandosの専属アーティストとして、BBCSOやBBCフィルハーモニック、バーミンガム市SO、メルボルンSO、イングリッシュ・ナショナル・オペラを振り精力的に新録音を発表するエドワード・ガードナー。ムジカ・ポルスカ・シリーズの成功により不動のものとなったガードナーとBBC響の黄金コンビによる、ウォルトンの二大傑作、交響曲第1番とヴァイオリン協奏曲! コンチェルトのソロは、イギリス音楽のスペシャリスト、タスミン・リトル。リトルとガードナーのコンビといえば、ブリテン・イヤーに発売されたベンジャミン・ブリテンのヴァイオリン協奏曲の佳演も記憶に新しいところ。
CHSA-5137(1SACD)
ネーメ・ヤルヴィ・コンダクツ・マスネ〜マスネ:管弦楽作品集
歌劇 「ル・シッド」〜バレエ組曲
オラトリオ 「聖処女」〜聖処女の最後の眠り*
歌劇 「ラオールの王」への序曲
チェロと管弦楽のための幻想曲*
序曲 「フェードル」
劇音楽 「復讐の三女神」〜宗教的な場面*
歌劇 「バザンのドン・セザール」〜セビリャーナ
絵のような風景
トルルス・モルク(Vc)*、
ネーメ・ヤルヴィ(指)
スイス・ロマンドO

録音:2013年7月11日−12日、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
「タイスの瞑想曲」で知られる歌劇「タイス」や「マノン」、「ウェルテル」など、数多くのオペラを作曲したことで知られるマスネは、オペラ以外にも管弦楽曲、歌曲など、多くの作品を残しています。オペラ以外にスポットの当たることの少ないマスネの知られざる管弦楽作品を、ネーメ・ヤルヴィの鋭いタクトで紹介する。ヤルヴィが2012年に音楽監督に就任したスイスの名門、スイス・ロマンドO、スヴェンセンのチェロ協奏曲で好演を聴かせてくれたノルウェーの名チェリスト、トルルス・モルクの組み合わせにも期待。
CHSA-5138(1SACD)
グルンドマン:弦楽四重奏とソプラノのための「キリストの復活」 (世界初録音) スサナ・コルドン(S)、
ブロドスキーSQ

録音:2013年6月4日−6日、IES サン・フェルナンド(マドリード、スペイン)
1961年生まれの現代スペインの作曲家、音楽学者ホルヘ・グルンドマン。2013年に世界初演され、同時に世界初録音された弦楽四重奏とソプラノのためのラテン語による室内オラトリオ、キリストの復活(原題:A Mortuis Resurgere)。これまでもグルンドマンの作品を取り上げてきたブロドスキーSQが、前作のグルンドマン「God's Sketches」でも共演したスペインのソプラノ、スサナ・コルドンとともに挑戦する。様々な音楽、アーティストとのコラボレーションも果たすブロドスキーSQが描いてくれる現代スペインの宗教芸術。
CHSA-5139(1SACD)
メンデルスゾーン・イン・バーミンガムVol.2
メンデルスゾーン:序曲 「ルイ・ブラス」
交響曲第1番ハ短調 Op.11
交響曲第3番 「スコットランド」
エドワード・ガードナー(指)
バーミンガム市SO
メンデルスゾーンと縁の深いイギリスの都市「バーミンガム」を舞台として繰り広げられるプロジェクト。第2弾も、初演されたライプツィヒ以上にロンドンでの公演が絶賛されたという「交響曲第1番」、エディンバラを訪問したインスピレーションから作曲されておりその名も「スコットランド」が冠された「交響曲第3番」、ユゴーの戯曲「ルイ・ブラス(リュイ・ブラース)」に基づく歌劇として作曲され、未完に終わった序曲「ルイ・ブラス」といった充実のプログラム。

CHSA-5140(2SACD)
エルガー:オラトリオ 「ゲロンティアスの夢」 Op.38*
歌曲集 「海の絵」 Op.37
サラ・コノリー(Ms)、
スチュアート・スケルトン(T)*、
デイヴィッド・ソアー(Bs)*、
アンドルー・デイヴィス(指)BBC響、
BBC交響Cho*
アンドルー・デイヴィス&BBCSOの新録音は、故リチャード・ヒコックスより受け継いだ「英国音楽の伝道師」の名に相応しく、エルガーの大曲「ゲロンティアスの夢」!
併録されたコントラルトと管弦楽のための連作歌曲集「海の絵」では、ザ・シックスティーンやロリン・マゼール、キングズ・コンソート、ガブリエリ・コンソートなどと共演を重ねてきた世界的メゾ・ソプラノ、サラ・コノリーの歌声が響く。
また、チャールズ・マッケラスの「第九」やマイケル・ティルソン・トーマスの「大地の歌」、シアトル・オペラの「ニーベルングの指輪」などに独唱として参加してきたスチュアート・スケルトン、ウェールズ・ナショナル・オペラを中心に、数々のオペラ、オラトリオの独唱を努め、サイトウキネン・フェスティバル松本2014でも来日予定のデイヴィッド・ソアーなど、「ゲロンティアスの夢」の歌手陣も豪華。アンドルー・デイヴィスは2014年の4月には、エルガーの音楽への貢献が評価され、エルガー協会メダルを受賞。エルガー指揮者として自他ともに認められたばかりのデイヴィスが振るゲロンティアスの夢。長い間名盤として親しまれたリチャード・ヒコックス盤「ゲロンティアスの夢(CHAN-241-46)」に続く、新たな名盤の誕生です。
CHSA-5142(1SACD)
ヤナーチェク:管弦楽作品集 Vol.1
シンフォニエッタ JW VI/18
カプリッチョ JW VII/12
組曲 「利口な女狐の物語」 IW I/9(2008年マッケラス最終改訂版)
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
エドワード・ガードナー(指)
ベルゲンPO
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督、エドワード・ガードナーによるヤナーチェクのシリーズがスタート! 1765年に創設されたノルウェーの伝統あるオーケストラ、ベルゲン・フィルハーモニーOは、現在ガードナーが首席客演指揮者に在籍、オーケストラの創立250周年を迎える2015年からは首席指揮者(Chief Conductor)に就任が決まっており、今後の活躍もますます期待されるコンビ。
新シリーズ第1弾では、ヤナーチェクのもっとも成功した、そして人気を誇る「シンフォニエッタ」を軸に、ピアノ(左手)と管楽器のための「カプリッチョ」では、ジャン=エフラム・バヴゼがソリストを担当(バヴゼの左手といえば、ラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲(CHSA-5084)も記憶に新しい)! そして、偉大な指揮者であり特にヤナーチェクの録音・紹介で功績を残すチャールズ・マッケラスによる最終改訂版(Final Rivisions)の組曲「利口な女狐の物語」。
CHSA-5143(1SACD)
シマノフスキ:交響曲第3番 Op.27 「夜の歌」*
ハーフィズの愛の歌Op.26*
交響曲第1番 Op.15
エドワード・ガードナー(指)
BBC響、BBC交響Cho、
ベン・ジョンソン(T)*
20代のシマノフスキが作曲した交響曲第1番は、ワーグナーやシュトラウスなど後期ロマン派の影響を受けているシマノフスキ初期の佳作。交響曲第3番 「夜の歌」は、テノール独唱、混声合唱と大オーケストラのための大作交響曲で、シマノフスキ中期の傑作の1つ。そして、14世紀ペルシャの詩人、ハーフィズの詩に基づく、独唱と管弦楽のための歌曲集「ハーフィズの愛の歌」。交響曲第3番とハーフィズの愛の歌でソリストを務めるのは、BBCカーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールド2013で観客賞を受賞し人気上昇中のイギリスのテノール、ベン・ジョンソン。これで、シマノフスキ第1弾(CHSA-5115)と合わせ、シマノフスキの4つの交響曲が揃います!
CHSA-5144(1SACD)
チャイコフスキー:バレエ音楽 「くるみ割り人形」 Op.71(全曲) ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO
様々なレーベルにチャイコフスキーの「交響曲」や「組曲」、「バレエ音楽」の抜粋をレコーディングしてきたヤルヴィだが、意外にも3大バレエの全曲録音は今回のプロジェクトが初となります。ヤルヴィは「くるみ割り人形」のノーカット・ヴァージョンを約85分の快速テンポで振り、1枚のディスクに収録。ネーメ・ヤルヴィの快活な音楽作りとベルゲン・フィルの洗練されたサウンドで、可愛らしい旋律やユニークな各国のダンス、幻想的なくるみ割り人形の物語を豊かに創造します。

CHSA-5145(1SACD)
リムスキー=コルサコフ:交響組曲 「シェエラザード」 ピーター・ウンジャン(指)トロントSO
ジョナサン・クロウ(Vn)

録音:2013年6月ロイ・トムソン・ホール(トロント/カナダ)
東京クヮルテットの元第1ヴァイオリン奏者であり、現在はロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOの音楽監督など、指揮者として世界的な活躍を続けているトロント生まれのピーター・ウンジャン。Chandos初登場となるトロントSOとピーター・ウンジャンの録音第1号は、アラビアンナイトを題材としたリムスキー=コルサコフの大作「シェヘラザード」!
■ピーター・ウンジャンは2004年にトロントSOの音楽監督へ就任。財政危機を迎えていたオーケストラを見事再建させ、ドキュメンタリー映画が作成されるなど強い絆を持ち、現在就任10周年目を迎えています。ウンジャンのタクトが充実期を迎えるトロントSOから鮮やかな音色を産みだします。
CHSA-5146
ワインベルク:室内交響曲第3番 Op.151
室内交響曲第4番 Op.153
トルド・スヴェドルンド(指)
ヘルシンボリSO
トルド・スヴェドルンドがガブリエル・フムーラから引き継いだミェチスワフ・ワインベルク(1919−1996)の交響曲集。最新作は、オーケストラをヨーテボリSOからヘルシンボリSOへと変えての「室内交響曲集」が登場!第2次世界大戦の戦火を避けるためにポーランドからソヴィエトへと亡命したものの、反ユダヤ・キャンペーンにより投獄されるなど苦難の生涯を送ったワインベルク。今回収録されるのは、弦楽オーケストラのための「室内交響曲第3番」と、オブリガード・クラリネット、トライアングルと弦楽オーケストラのための「室内交響曲第4番」。まだ全貌が明らかにされているとは言いがたいワインベルクの作品の数々を、優れた録音で送り出してきた注目シリーズです。
CHSA-5147(1SACD)
ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のための作品集
ピアノと管楽器のための協奏曲
ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
ピアノと管弦楽のための楽章
バレエ音楽 「ペトルーシュカ」(1946年改訂版)
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
サンパウロSO
シャンドスのメイン・ピアニストの一人、フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ! プロコフィエフの協奏曲集(CHAN-10802)が、グラモフォン賞2014の「協奏曲部門賞」を受賞し、"アーティスト・オブ・ジ・イヤー"にもノミネートしたバヴゼの新録音は、同じく20世紀ロシア、ストラヴィンスキーのピアノと管弦楽のための作品集。当初「ピアノ協奏曲」として構想された「ペトルーシュカ」は、ストラヴィンスキー本人&アレクサンドル・ベノワによる1946年改訂版(いわゆる3管編成版)を収録。名盤「ラヴェル&ドビュッシー(CHSA-5084)」で共演したフランスの名匠、ヤン・パスカル・トルトゥリエと、トルトゥリエが2010年に首席指揮者を務めた、南米ブラジルが誇るワールドクラスのオーケストラ、サンパウロSOで、バヴゼのソロを見事に支えています。
CHSA-5148(1SACD)
ラフマニノフ:晩祷 Op.37 フェニックス・コーラル、
カンザス・シティ・コーラル、
チャールズ・ブルフィー(指)
ユリア・スコザファヴァ(Ms)、
フランク・フレッシュナー(T)

録音:2014年5月24日−26日、カンザス・シティ(アメリカ)
グラミー賞受賞アーティストであるチャールズ・ブルフィーがフェニックス・コーラルとカンザス・シティ・コーラルの2つの合唱団を率いて創り上げるのは、ラフマニノフの宗教音楽における最高傑作「晩祷(徹夜祷)」。1915年3月にモスクワ聖務会院の合唱団により初演された「晩祷」は、2015年で初演100周年を迎えます。フェニックス・コーラルとカンザス・シティ・コーラルは、合わせて10のグラミー賞ノミネートと4つのグラミー賞受賞を誇る、世界有数のプロの合唱団。「テンペスタ・ディ・マーレ」など、アメリカのアーティストの活躍も目覚ましいChandosにおける、重要アーティストの一翼を担っていくでしょう。
CHSA-5149(2SACD)
エルガー:カンタータ 「オラフ王の伝説からの情景」 Op.30*
バラード 「聖ジョージの旗」 Op.33
アンドルー・デイヴィス(指)ベルゲンPO
エミリー・バーサン(S)*、
バリー・バンクス(T)*、
アラン・オーピー(Br)*、
ベルゲン・フィルハーモニーCho
コレギウム・ムジクムCho
エドヴァルド・グリーグCho

録音:2014年6月16日−19日(オラフ王の伝説からの情景)&19日−20日(聖ジョージの旗)、グリーグホール(ベルゲン)
故リチャード・ヒコックスより受け継いだ「英国音楽の伝道師」、そして「エルガー・メダル2014」を受賞した21世紀のエルガー指揮者、サー・アンドルー・デイヴィスのエルガー新録音!オーケストラは、ネーメ・ヤルヴィやエドワード・ガードナーとの録音でも大活躍中であるノルウェーのベルゲン・フィルハーモニーO。アンドルー・デイヴィスとベルゲン・フィルの組み合わせは、ジェニファー・パイクがソリストを務め大ヒットとなった、シベリウスのヴァイオリン協奏曲(CHSA-5134)以来の録音。ベルゲン・フィル合唱団、そしてベルゲンの合唱団であるコレギウム・ムジクム合唱団、エドヴァルド・グリーグ合唱団という3つの合唱団とともに贈るのは、995年にノルウェー王となったオラフ(オーラヴ)1世の伝説(サガ)に基づく世俗カンタータ。前作、エルガーの「ゲロンティアスの夢(CHSA-5140)」は英BBCミュージック・マガジンで「Recording of the Month」に選ばれ、高評価を着実に積み上げているデイヴィスのエルガー最新作。イギリス音楽ファン、エルガリアン要チェックです!
CHSA-5151(1SACD)
メンデルスゾーン・イン・バーミンガムVol.3
メンデルスゾーン:序曲 「静かな海と楽しい航海」 Op.27
交響曲第2番変ロ長調 Op.52 「讃歌」*
エドワード・ガードナー(指)
バーミンガム市SO、
ソフィー・ベヴァン(S)*、
メアリー・ベヴァン(S)*、
ベンジャミン・ヒューレット(T)*、
CBSO合唱団*

録音:2014年2月15日−16日、タウン・ホール(バーミンガム、イギリス)
メンデルスゾーンと縁の深いイギリスの都市「バーミンガム」を舞台として繰り広げられるプロジェクト。第3弾は、シリーズ最後の交響曲となる交響曲第2番 「賛歌」。独唱と合唱を伴う管弦楽のための「交響的カンタータ」とも呼ばれ、60分を超える大規模な作品。ソリストには、ソフィーとメアリーのベヴァン姉妹(ソフィーはThe International Opera Awards 2013でYoung Singer賞を受賞)に、ベンジャミン・ヒューレットといったイギリス期待の若手歌手たちを起用。
併録される序曲は、「真夏の夜の夢」と「フィンガルの洞窟」の間に作曲された演奏会用序曲三部作の2作目で、ゲーテの詩「静かな海」と「楽しい航海」を描写した序曲「静かな海と楽しい航海」。第1弾「交響曲第4番&第5番」、第2弾「交響曲第1番&第3番」とも大反響となった期待のシリーズです!
CHSA-5152(1SACD)
アイヴズ:管弦楽作品集 Vol.1
交響曲第1番/交響曲第2番 Op.19
アンドルー・デイヴィス(指)
メルボルンSO

録音:2014年7月28日−30日、ロバート・ブラックウッド・ホール、モナシュ大学(メルボルン、オーストラリア)
アイヴズがイェール大学在学中に、卒業制作として書いた「交響曲第1番」。20代の頃の作品でありながら、初演は1951年に行われた「交響曲第2番」。現在、エルガーの「ゲロンティアスの夢(CHSA-5140)」が、BBCミュージック・マガジン・アウォードへのノミネートや、グラモフォン誌の「Critics' Choice」、サンデー・タイムズ紙の「Album of the Week」を獲得するなど、大フィーヴァー中のアンドルー・デイヴィスは、新プロジェクトの「アイヴズ」にも一層の期待がかかります!
CHSA-5153(1SACD)
ウォルトン:ベンジャミン・ブリテンの即興曲によるインプロヴィゼーション
チェロ協奏曲*/交響曲第2番
ポール・ワトキンス(Vc)*、
エドワード・ガードナー(指)BBC響

録音:2013年9月18日−19日&2014年10月28日−29日、ワトフォード・コロッセウム
エドワード・ガードナーとBBCSOの黄金コンビによる、ウォルトン!
第2弾では、ウォルトン最後の交響曲"第2番"とチェロ協奏曲、そしてブリテンのピアノ協奏曲の主題に基づくインプロヴィゼーション(即興曲)を収録。チェリストは、ナッシュ・アンサンブルなどで活躍するイギリスの名手、ポール・ワトキンス。タスミン・リトルと共演した第1弾「交響曲第1番&ヴァイオリン協奏曲(CHSA-5136)」では、レコード芸術海外盤REVIEW「今月の特選盤」を始め、BBCミュージック・マガジン誌、グラモフォン誌、MuiscWebでそれぞれ"Recording of the Month"を獲得するなど世界で大絶賛され、2014年のChandosベストセラー・タイトルの1つとなっただけに、第2弾も要注目。大規模で色彩的な管弦楽を、Chandosの高音質録音で音盤に刻んだガードナーのウォルトン。
CHSA-5154(1SACD)
アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.3
交響曲第1番ロ短調 Op.3
交響曲第5番ニ短調 Op.20 「葬送交響曲」
ネーメ・ヤルヴィ(指)ヨーテボリSO

録音:2014年2月5日−6日、2015年1月21日−22日、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)
作曲家、チェリスト、評論家、電気技師、ストックホルムの特許局の職員、スウェーデン作曲家協会、スウェーデン著作権協会の会長など、様々な顔を持っていたアッテルベリ。最初の交響曲でありながらも、既に高い完成度を誇っていた交響曲第1番は、スウェーデンの王立工科大学で電気工学を学びながら、ストックホルムの王立音楽院では作曲と管弦楽法を学んでいた1909年〜1911年に作曲され、自身の指揮者デビューも飾った交響曲。1917年から1922年にかけて作曲され、25年後の1947年に改訂された交響曲第5番は、「葬送交響曲」の副題を持ち、悲劇的な第2楽章をはじめ、劇的で憂いに満ちた作品。20世紀に生まれたスウェーデン・ロマンティシズム、アッテルベリ。ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリSOの名コンビによる熱き情熱と鋭い解釈で、新たなアッテルベリを聴かせてくれます。
CHSA-5155(1SACD)
ベルリオーズ:「ロブ・ロイ・マグレガー」 前奏曲
「夢とカプリス」 Op.8*
イタリアのハロルド」 Op.16**
ジェームズ・エーネス(Vn*/Va**)、
アンドルー・デイヴィス(指)メルボルンSO

録音:2014年8月1日、11月8日&10日、ハマー・ホール(メルボルン・アーツ・センター)
ベルゲン・フィルと録音した「序曲集(CHSA-5118)」でも高い評価を得た、アンドルー・デイヴィスのベルリオーズ。今回は、現在首席指揮者を務めるメルボルンSOを振り「イタリアのハロルド」を録音! ヴィオラ独奏を伴う交響曲「イタリアのハロルド」、そして「夢のカプリス」でヴァイオリンとヴィオラ、2つのストラディヴァリウスを弾き分けるのは、カナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス!カナダのヴィルトゥオーゾ、イギリスの名匠、オーストラリアの名門オケで魅せるベルリオーズの知られざる協奏的作品。
CHSA-5156(1SACD)
ヤナーチェク:管弦楽作品集 Vol.2
嫉妬 JW VI/10
ヴァイオリン協奏曲 「魂のさすらい」 JW IX/10*(補筆完成:レオシュ・ファルトゥス&ミロシュ・シュチェドロニュ)
交響詩 「ブラニーク山のバラード」 JW VI/16
バラード 「ヴァイオリン弾きの子供」 JW VI/14**
交響曲 「ドナウ川」 JW IX/7#(補筆完成:ミロシュ・シュチェドロニュ&レオシュ・ファルトゥス)
狂詩曲 「タラス・ブーリバ」 JW VI/15
スサンナ・アンデション(S)#、
ジェームズ・エーネス(Vn)*、
メリーナ・マンドッツィ(Vn)**、
エドワード・ガードナー(指)ベルゲンPO

録音:2014年3月10日−11日&11月24日−27日&10日、グリーグ・ホール(ベルゲン、ノルウェー)
レコード芸術やBBCミュージック・マガジン、インターナショナル・レコード・レヴューなどで大絶賛された第1巻(CHSA-5142)に続く第2巻。ニコライ・ゴーゴリの小説『タラス・ブーリバ』に基づく狂詩曲「タラス・ブーリバ」、ジェームズ・エーネスがソリストを務める未完のヴァイオリン協奏曲「魂のさすらい」や、未完の交響曲「ドナウ川」などを収録。ヤナーチェクの鮮烈で映画的な管弦楽法、多様な表現をガードナーが見事に引き出しています。
CHSA-5157(1SACD)
ダンディ:管弦楽作品集Vol.6
交響詩 「ヴァレンシュタイン」 Op.12
歌劇 「フェルヴォル」第3幕前奏曲
チェロと管弦楽のための 「歌」 Op.19*
古風な様式による組曲 ニ長調 Op.24
セレナードとヴァルス Op.28
ラモン・ガンバ(指)アイスランドSO、
ブリンディス・ハトラ・ギルファドウッティル(Vc)*

録音:2014年11月10日−13日、ハルパ(レイキャビク、アイスランド)
"三十年戦争"の英雄ヴァレンシュタインを主人公としたフリードリヒ・シラーによる戯曲「ヴァレンシュタイン」に基づく三部作の交響詩「ヴァレンシュタイン」。ダンディの最初の歌劇「フェルヴォル」からの前奏曲。1990年からアイスランド響の首席奏者を務めるアイスランドの女流チェリスト、ブリンディス・ハトラ・ギルファドウッティルが物憂げに歌う、チェロと管弦楽のための「歌(Lied)」。伝統舞曲の様式を取り入れた優雅な「古風な様式による組曲」。
ワーグナーからの影響を受けた「ヴァレンシュタイン」や「フェルヴォル」から、モンテヴェルディのオペラを自ら校訂・蘇演するなど古楽の復権にも熱心であったダンディの古楽への興味関心を表す組曲まで、豊かな管弦楽作品が並びます。
CHSA-5158(1SACD)
フチークの祝祭
ユリウス・フチーク:演奏会用序曲 「マリナレッラ」 Op.215
絵画的行進曲 「叔父テディ」 Op.236
演奏会用ワルツ 「ドナウ伝説」 Op.233
行進曲 「メリー・ブラックスミス」 Op.218
おどけたポルカ 「小言親父」 Op.210*
大管弦楽のための演奏会用行進曲 「剣闘士の入場」 Op.68
演奏会用序曲 「ミラマーレ」 Op.247
イタリアの大行進曲 「フローレンティナー」 Op.214
演奏会用ワルツ 「冬の嵐」 Op.184
行進曲 「ヘルツェゴヴィナ」 Op.235
行進曲 「連隊の子供たち」 Op.169
ワルツ 「小さなバレリーナ」 Op.226
アメリカの行進曲 「ミシシッピ川」 Op.160(161)
演奏会用行進曲 「将官旗の下に」 Op.82
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤス・スコティッシュ・ナショナルO、
デイヴィッド・ハバード(Fg)*

録音:2015年2月16日−17日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
その大迫力の演奏でヒットしたフランツ・フォン・スッペの「序曲&行進曲集(CHSA-5110)」に続くネーネ・ヤルヴィのマーチ・アルバムは、代表作「剣闘士の入場」で知られるチェコの作曲家、ユリウス・アルノシュト・ヴィレーム・フチーク(1872−1916)の管弦楽作品集!オーストリア=ハンガリー帝国下のボヘミアに生まれ、ドヴォルザークに作曲を師事、軍楽隊の指揮者を務めながら、400曲以上の行進曲、ワルツ、ポルカを作曲。特に「剣闘士の入場(雷鳴と稲光)」は、サーカスにおけるピエロのテーマとして世界中で親しまれています。ネーメ・ヤルヴィの鋭いタクトで祝祭的に彩る、ボヘミアのリズムとエネルギッシュな金管、メロディックな旋律!
CHSA-5159(1SACD)
ブリス:合唱交響曲 「朝の英雄たち」 F.32*
アポロへの賛歌 F.116(1926年原典版世界初録音)
サミュエル・ウェスト(弁士)*、
アンドルー・デイヴィス(指)
BBC響
BBC交響cho*

録音:2015年5月16日−17日、フェアフィールド・ホール(コリドン)
弁士(演説家)と合唱、管弦楽のための交響曲「朝の英雄たち(Morning Heroes)」は、第一次世界大戦で戦死した弟ケナード・ブリスとその他すべての戦争犠牲者に捧げられた大作。イギリスの名俳優サミュエル・ウェストによる力強い演説とアンドルー・デイヴィスの指揮で、イギリスの偉大なる合唱芸術が劇的に彩られます。同じく、ケナードに捧げられている「アポロへの賛歌(Hymn to Apollo)」は、ハンドリーなどが録音してきた改訂版ではなく、「原典版」による世界初録音。
CHSA-5160(1SACD)
ネーメ・ヤルヴィ・コンダクツ・オッフェンバック〜オッフェンバック:管弦楽作品集
「天国と地獄」 序曲/「美しきエレーヌ」 序曲
「月世界旅行」 序曲とバレエ
「鼓手長の娘」 序曲
「ホフマン物語」 間奏曲と舟歌
「青ひげ」 序曲
「ランタン灯りでの結婚式」 序曲
「ジェロルスタン大公妃殿下」 序曲
「ヴェル=ヴェル」 序曲/「パリの生活」 序曲
ネーメ・ヤルヴィ(指)スイス・ロマンドO

録音:2015年6月23日−24日、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
サン=サーンス(CHSA-5122)、マスネ(CHSA-5137)に続く、スイス・ロマンドOとネーメ・ヤルヴィのコンビによるフランス作品集。最新巻は、ドイツ生まれ、フランスで活躍したオペレッタ王、ジャック・オッフェンバック(1819−1880)!代表作「天国と地獄(地獄のオルフェ)」を始めとするオペレッタからの序曲、そして歌劇「ホフマン物語」から「ホフマンの舟歌」など、オッフェンバックの魅力を余すところ無く伝えるプログラム。大ヤルヴィの華やかなタクト、スイス・ロマンド管の鮮やかな管弦楽で聴く、珠玉のオッフェンバックをどうぞ。
CHSA-5161(1SACD)
メンデルスゾーン・イン・バーミンガム Vol.4
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64*
劇付随音楽 「真夏の夜の夢」 Op.61#
ジェニファー・パイク(Vn)*、
リアン・ルイス(S)#、
ケリ・フュージ(S)#、
エドワード・ガードナー(指)
バーミンガム市SO、
CBSOユースガ#
イングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督、ベルゲンPOの首席指揮者など、世界各地のオペラハウスやコンサートホールで大活躍中のエドワード・ガードナー。ガードナーが首席客演指揮者を務めているバーミンガム市SOとのプロジェクト「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」。Chandosを代表する人気シリーズの1つへと成長した「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」の第4巻は、英国の若きミューズ、ジェニファー・パイクをソリストに迎えた「ヴァイオリン協奏曲」と、「真夏の夜の夢」を収録した豪華プログラム!
CHSA-5162(1SACD)
サン=サーンス:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33*
チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op.119*
動物の謝肉祭#**
「ウェディング・ケーキ」 Op.76#
幻想曲ト短調 「アフリカ」 Op.89#
トルルス・モルク(Vc)*、
ルイ・ロルティ(P)#、
エレーヌ・メルシエ(P)**、
ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管と録音した交響詩集(CHSA-5104)以来となるネーメ・ヤルヴィのサン=サーンス・アルバムは、「スヴェンセン(CHAN-10711)」や「マスネ(CHSA-5137)」でも共演してきたノルウェーの名チェリスト、トルルス・モルクがソロを務める2つのチェロ協奏曲! また「動物の謝肉祭」や「ウェディング・ケーキ」、「アフリカ」では、カナダのカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティも参加! スイス・ロマンド管との「シャブリエ」、「マスネ」、「オッフェンバック」といったフランス作品集でも多大な評価を得ているネーメ・ヤルヴィのサン=サンーンス!
CHSA-5163(1SACD)
アイヴズ:管弦楽作品集 Vol.2
ホリデイ・シンフォニー 「ニューイングランドの祝祭日」
宵闇のセントラル・パーク
オーケストラル・セット第1番 「ニュー・イングランドの3つの場所」(ラージ・オーケストラ・ヴァージョン)
トランペット、フルート四重奏と弦楽のための 「答えのない質問」
アンドルー・デイヴィス(指)
メルボルンSO
ルボルンSO(MSO)と、2013年から首席指揮者を務めるアンドルー・デイヴィス。「交響曲第1番&第2番」でスタートしたデイヴィス&MSOのアイヴズ・プロジェクト第2弾は、ホリデイ・シンフォニーやオーケストラル・セットなどの管弦楽作品を収録。
CHSA-5164(1SACD)
コープランド:管弦楽作品集Vol.1〜バレエ音楽集
市民のためのファンファーレ
エル・サロン・メヒコ
バレエ音楽 「ビリー・ザ・キッド」 からの組曲
バレエ音楽 「アパラチアの春」 からの組曲
「ロデオ」 からの4つのダンス・エピソード
ジョン・ウィルソン(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2015年6月30日−7月1日、メディア・シティUK(サルフォード)
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックのスペシャリストとして大活躍中のジョン・ウィルソンがChandosに初登場!ジョン・ウィルソンとBBCフィルハーモニックとの共演でスタートしたアーロン・コープランドの管弦楽作品集。第1弾は「アパラチアの春」組曲や「ビリー・ザ・キッド」組曲を含む、バレエ音楽集!ビッグバンド・ジャズや映画音楽、ライト・ミュージックなどのオーケストラ演奏で大きな人気を博し、2009年以降は毎年出演しているBBCプロムスでも人気プロムの1つとなっているジョン・ウィルソンのパフォーマンスで、極上のコープランドが生み出されることでしょう。
CHSA-5165(1SACD)
ヤナーチェク:管弦楽作品集 Vol.3〜グラゴル・ミサ
グラゴル・ミサ JW III/9*
アダージョ JW VI/5**
アヴェ・マリア JW II/14#/天にいますわれらの父よ JW IV/29+
サラ・ヤクビアク(S)*#、
スーザン・ビックリー(Ms)*、
スチュアート・スケルトン(T)*+、
ガボール・ブレッツ(Bs)*、
トーマス・トロッター(Org)*、
ベルゲン・フィルハーモニーCho*、
コレギウム・ムジクムCho*、
エドヴァルド・グリーグCho*#+、
ベルゲン大聖堂Cho#+、
エドワード・ガードナー(指)ベルゲンPO***

録音:2015年8月17日−20日、グリーグホール&ベルゲン大聖堂(ベルゲン、ノルウェー)
ベルゲンPOの創立250周年を迎えた2015年に首席指揮者に就任し、ますます充実した活動を拡げるエドワード・ガードナー。ベルゲン・フィルとともにスタートし好評を博してきたヤナーチェクの管弦楽作品集第3弾は、ヤナーチェクの合唱作品中でも傑作となる「グラゴル・ミサ」を収録! 2014年には、王立音楽アカデミーから'Sir Charles Mackerras Chair of Conducting'という新たな役職に任命されたエドワード・ガードナーが創りだすレオシュ・ヤナーチェクの世界。ヤナーチェク・ファン大注目のシリーズ第3弾です!
CHSA-5166(1SACD)
アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.5
交響曲第7番 Op.45 「シンフォニア・ロマンティカ」
交響曲第9番 Op.54 「幻想的交響曲」*
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ヨーテボリSO
アンナ・ラーション(Ms)*、
ウッレ・ペーション(Br)*、
ヨーテボリ交響Cho*

録音:2015年1月19日−20日&22日−23日、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)
エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィ。「ハルヴォルセン」、「スヴェンセン」に続く『スカンジナヴィアン・プロジェクト』の新シリーズとしてスタートし、大人気シリーズの1つとなった「クット・アッテルベリ(1887−1974)」の管弦楽作品集。ついに最終巻となる第5弾では、「シンフォニア・ロマンティカ(ロマンティック交響曲)」の副題を持つ交響曲第7番、そして最後の交響曲となった、「幻想的交響曲(シンフォニア・ヴィジョナリア)」の副題を持つ交響曲第9番を収録。メゾ・ソプラノ、バリトン、合唱と管弦楽のための作品である「幻想的交響曲」では、アンナ・ラーション、ウッレ・ペーションといったスウェーデンの名歌手とヨーテボリ交響合唱団が、古いアイスランドの詩「巫女の予言(Voluspa)」からの詩を歌います。ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリSOの強力コンビが復興する20世紀スウェーデンの偉大な作曲家、クット・アッテルベリの音楽、ついに完結です!

CHSA-5167(1SACD)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44(原典版)
ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲変ニ長調 Op.38
シャイン・ワン(P)、
ピーター・ウンジャン(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2015年11月8日−9日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
「アール・ワイルドへのトリビュート」(CHAN-10626)で華麗なシャンドス・デビューを飾り、ピーター・ウンジャン指揮、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO(RSNO)と共演した「アメリカのピアノ協奏曲集(CHSA-5128)」が大ヒットした女流ピアニスト、シャイン・ワン。元東京クヮルテットの第1ヴァイオリニストであり、現音楽監督であるピーター・ウンジャンとRSNOとの協奏曲集第2弾は、RSNO創立125周年記念盤となる、チャイコフスキー&ハチャトゥリアンのコンチェルト。チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第2番」は、あまりにも有名な「第1番」の影に埋もれながらも、技巧的なピアノ書法、ロマンティックで魅力的な旋律を備えた隠れた名作。中国に生まれ世界で活躍する若き才媛シャイン・ワンの華麗なるヴィルトゥオージティ、スコットランドの名門オーケストラの優美な音色で紡がれる、見事なチャイコフスキー&ハチャトゥリアンです!
CHSA-5168(1SACD)
ネーメ・ヤルヴィ・コンダクツ・イベール〜イベール:管弦楽作品集

寄港地
管弦楽のための 「ドゥルシネアのためのサラバンド」(映画「ドン・キホーテ」)
祝典序曲/妖精
室内管弦楽のための 「ディヴェルティスマン」
管弦楽のためのロンド 「モーツァルトへのオマージュ」
室内管弦楽のための交響組曲 「パリ」
管弦楽のためのスケルツォ 「バッカナール」
ネーメ・ヤルヴィ(指)
スイス・ロマンドO

録音:2015年6月25日−27日、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
シャブリエ(CHSA-5122)、マスネ(CHSA-5137)、オッフェンバック(CHSA-5160)と大好評を博してきた、スイス・ロマンドO(OSR)とネーメ・ヤルヴィのコンビによるフランス作品集。第4弾は、ジャック・イベール(1890−1962)の管弦楽作品集!小編成オーケストラのための名曲である「ディヴェルティスマン(ディヴェルティメント)」や、大編成オーケストラのためのロマンティックな名作「寄港地」、皇紀2600年奉祝曲の1つとして日本から依頼され作曲された「祝典序曲」など、心地良く軽快な音楽が満載。優雅で洒脱なイベールの魅力を、ネーメ・ヤルヴィが匠の技によって最大限に引き出します。
CHSA-5169(2SACD)
ベルリオーズ:劇的交響曲 「ロメオとジュリエット」*
トロイ人の行進曲
王の狩りと嵐#
アンドルー・デイヴィス(指)
BBC響、
ミシェル・ロジエ(Ms)*、
サミュエル・ボーデン(T)*、
デイヴィッド・ソアー(Bs)*、
BBC交響Cho*#
アンドルー・デイヴィスのベルリオーズ第3弾! ベルゲン・フィルと録音した「序曲集(CHSA-5118)」、メルボルン響と録音した「イタリアのハロルド(CHSA-5155)」に続くのは、現在桂冠指揮者を務めるBBCSO&合唱団との「ロメオとジュリエット(全曲)」! ミシェル・ロジエやサミュエル・ボーデンなど豪華キャストを迎え、ウィリアム・シェイクスピアの没後400周年アニヴァーサリー・プロジェクトとして録音された、アンドルー・デイヴィスの「ロメジュリ」にご期待ください!
CHSA-5171(1SACD)
コープランド:管弦楽作品集Vol.2〜交響曲集
オルガンと管弦楽のための交響曲*管弦楽変奏曲
短い交響曲(交響曲第2番)
交響的頌歌
ジョン・ウィルソン(指)
BBCフィルハーモニック、
ジョナサン・スコット(Org)*
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍するジョン・ウィルソンのコープランド第2弾は「交響曲集」の第1巻!「アパラチアの春」組曲や「ビリー・ザ・キッド」組曲を収録した前作「バレエ音楽集(CHSA-5164)」はレコード芸術海外盤REVIEWの他、英グラモフォン誌(エディターズ・チョイス)、英BBCミュージック(オーケストラル・チョイス)などで高く評価されており、続く交響曲集でも素晴らしいパフォーマンスを披露。
CHSA-5172(2SACD)
シェーンベルク:グレの歌 エドワード・ガードナー(指)
ベルゲンPO
オルウィン・メラー(ソプラノ/トーヴェ)、アンナ・ラーション(メゾ・ソプラノ/山鳩)、スチュアート・スケルトン(テノール/ヴァルデマール)、ヴォルフガング・アプリンガー=シュペルハッケ(テノール/道化クラウス)、ジェームズ・クレスウェル(バス/農夫)、トーマス・アレン(語り)、
ベルゲン・フィルハーモニーcho
コレギウム・ムジクムcho
エドヴァルド・グリーグ合唱団、
オルフェイ・ドレンガル
、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックの生徒達、
ヨーテボリSOのミュージシャン達

録音:2016年12月8日ー11日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
ベルゲンPOの創立250周年を迎えた2015年に首席指揮者に就任し、ますます充実した活動を拡げるエドワード・ガードナー。5人のソリストと1人の語り部、大編成のオーケストラと合唱団によるシェーンベルクの超大作「グレの歌」の録音が登場! 各ソリストの妙技、トーマス・アレンのナレーション、ノルウェーの名門合唱団たちをまとめ上げるガードナーの手腕はもちろん、ベルゲンのグリーグホールで繰り広げられた圧倒的パフォーマンスをくまなく収録したChandosの高音質録音にも注目です!
CHSA-5175(1SACD)
ヴィヴァルディ&パヌフニク:四季
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 「四季」 Op.8 No.1-4*
ロクサンナ・パヌフニク:世界の四季(アルバニアの秋、チベットの冬#、日本の春、インドの夏)(世界初録音)
タスミン・リトル(Vn&指)
BBC響、
グレアム・ブラッドショウ
(チベットのシンギング・ボウル)#、デイヴィッド・ライト(Cemb)*

録音:2016年1月4日−6日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
ロクサンナ・パヌフニク(b.1968)は、作曲家アンジェイ・パヌフニクの娘として生まれたポーランド系イギリスの女流作曲家。今回が世界初録音となる「世界の四季(Four World Seasons)」は、タスミン・リトルのために書かれたヴァイオリンと弦楽オーケストラのための作品。アルバニア、チベット、日本、インドのそれぞれの四季を描いており、「アルバニア」は父親に、残りの3楽章はタスミン・リトルへと捧げられています。タスミン・リトルが描くヴィヴァルディの傑作、そしてR・パヌフニクの新作という衝撃の新録音です!
CHSA-5176(2SACD)
ヘンデル:オラトリオ 「メサイア」
(アンドルー・デイヴィスによるニュー・コンサート・エディション)
アンドルー・デイヴィス(指)トロントSO
トロント・メンデルスゾーンcho
エリン・ウォール(S)、
エリザベス・デション(Ms)、
アンドルー・ステイプルズ(T)、
ジョン・レリア(Bs)
英国の名匠、サー・アンドルー・デイヴィスの新録音は、ヘンデルの名作「メサイア」の"ニュー・コンサート・エディション"という大注目の新譜が登場!
アンドルー・デイヴィスが桂冠指揮者を務めるカナダの名オーケストラ、トロントSOとトロント・メンデルスゾーン合唱団を指揮した新たなメサイアは、アンドルー・デイヴィス自身の校訂によるもので、管楽器やマリンバを含むパーカッションも加わったモダン・シンフォニー・オーケストラと合唱団に最適な編成を実現。トロントSOとは約20年ぶりの録音となるアンドルー・デイヴィスの"新たな"「メサイア」にご期待ください!
CHSA-5178(1SACD)
シベリウス:歌曲集
交響幻想曲 「ポホヨラの娘」 Op.49
7つの歌 「イン・ザ・ストリーム・オヴ・ライフ」(ラウタヴァーラ編管弦楽伴奏版)
渡し守の花嫁 Op.33
弦楽のためのロマンス Op.42
タイスへの賛歌
3月の雪の上のダイヤモンド Op.36-6
マグヌス公 Op.57-6
交響詩 「大洋の女神」 Op.73
海辺のバルコニー Op.38-2
夜に Op.38-3/来たれ、死よ Op.60-1
ジェラルド・フィンリー(Bs-Br)
エドワード・ガードナー(指)
ベルゲンPO
3度の英グラモフォン賞声楽部門賞に輝いたカナダの名バリトン、ジェラルド・フィンリーが歌うシベリウスの歌曲集が登場! 注目は、シベリウスの友人でもあったフィンランドの作曲家、エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928−2016)が声楽とピアノ用の作品「7つの歌」にオーケストレーションを施した「イン・ザ・ストリーム・オヴ・ライフ」の世界初録音! ベルゲン・フィルハーモニーOの首席指揮者に就任し大活躍中のマエストロ、エドワード・ガードナーによる管弦楽伴奏、交響詩や交響幻想曲の艷やかなる演奏も見逃せません。

CHSA-5179(1SACD)
ABRD-5179(1LP)
ホルスト:組曲 「惑星」*
R・シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき
エドワード・ガードナー(指)
イギリス・ナショナル・ユースO
サイモン・ホールジー(合唱指揮)
CBSOユースcho*

録音:2016年8月8日−9日、バーミンガム・シンフォニー・ホール
NYOは、全英から厳しいオーディションによって選抜された13歳〜19歳までの若きエリート・ミュージシャンたちによるオーケストラ。ユース・オケといってもその実力は折り紙付きで、BBCプロムスの常連として毎年人気を博している他、2011年にはロイヤル・フィルハーモニー・ソサエティのベスト・アンサンブル賞を受賞、2012年には英国王室から「The Queen Medal for Music」を授与しています。特に、ガードナーとNYOの「惑星」と「ツァラトゥストラはかく語りき」は、2016年のBBCプロムスで演奏され、英ガーディアン紙や英デイリー・テレグラフ紙によって絶賛レビューが掲載されるなど、イギリスで大きな話題を呼んだプログラム。この録音は、BBCプロムスでの大成功の数日後に、バーミンガム・シンフォニー・ホールで録音されており、ガードナーとNYOによる若くエネルギッシュなサウンドが、ハイクオリティなSACDとアナログ盤に記録されています。
CHSA-5180(1SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ:仮面劇 「ヨブ」*
交響曲第9番#
アンドルー・デイヴィス(指)
ベルゲンPO、
アレクサンドル・カガン(Vn)*、
シーグル・メルヴェル・オーゴール(Org)*、
マーティン・ウィンター(フリューゲルホルン)#

録音:2016年5月2日−4日&6日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
今回の録音でコンサートマスターと「ヨブ」のソリストを務めるアレクサンドル・カガンは、ロシアの偉大な音楽一家、オレグ・カガンとナターリャ・グートマンの間に生まれた若きエリート・ヴァイオリニスト。現在ベルゲン・フィルのアソシエイト・コンサートマスターとともに、2016/17年シーズンからノルランド・オペラのコンサートマスターも務めています。また、イギリスの伝説的なコルネット奏者として活躍し、現在はベルゲン・フィルなどノルウェーを拠点に活動するマーティン・ウィンターが交響曲第9番でフリューゲルホルンのソロを吹いています。

CHSA-5181(1SACD)
エルガー:序奏とアレグロ Op.47*
交響曲第1番変イ長調 Op.55
エドワード・ガードナー(指)
BBC響、ドーリックSQ*

録音:2016年9月5日−6日、ワトフォード・コロッセウム(ハートフォードシャー、イギリス)
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活動し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者としてますます活躍を広げるイギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナー。ブリテンやウォルトン、前作ではホルストなど、近代英国音楽の録音でも世界的な高評価を得ているガードナーのエルガー第1弾。BBC響、ベルゲン・フィル、バーミンガム市響との録音で名声を馳せ、イギリス・ナショナル・ユース・オーケストラとの録音など新たなプロジェクトでも話題のエドワード・ガードナーが取り組む、大注目のエルガーにご期待ください!


CHSA-5182(1SACD)
スーザ・セレブレーション
スーザ:行進曲「ワシントン・ポスト」(校訂:クラーク・マカリスター)
ワルツ「サンダルフォン」
「アイルランドの竜騎兵」 序曲/サーカス・ギャロップ(校訂:ロラス・ジョン・シッセル)
行進曲「雷神」(オーケストレーション:キース・ブライオン)
ガーシュウィンの「スワニー」によるユーモレスク(管弦楽版編曲:キース・ブライオン)
行進曲「無敵の鷲」(管弦楽版編曲:キース・ブライオン)
夢想曲「ニンファリン」
ギャロップ「稲妻の翼に乗って」(校訂:ロラス・ジョン・シッセル/編曲:ハロルド・サンフォード)
ジェローム・カーンの「ルック・フォー・ザ・シルヴァー・ライニング」 によるユーモレスク(スーザのオリジナル版とレイ・ドヴォルザーク版を基としたキース・ブライオン校訂版)
行進曲「忠誠」(校訂:クラーク・マカリスター)
組曲「西世界の住人たち」(オーケストレーション:オットー・メルツ)
行進曲「自由の鐘」
「エル・カピタン」より ワルツ(オーケストレーション:キース・ブライオン)
「エル・カピタン」より 行進曲(編曲:ハロルド・サンフォード)
タンゴ「滑走する少女」(編集:ロラス・ジョン・シッセル)
行進曲「星条旗よ永遠なれ」(編曲&校訂:キース・ブライオン&ロラス・ジョン・シッセル)
クリスチャン・ヤルヴィ(指)
ロイヤス・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2016年9月22日−23日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
エストニアの音楽一家ヤルヴィ一族の異端児、クリスチャン・ヤルヴィがChandosに久々の登場! 現在MDRライプツィヒRSOやグスタード祝祭Oの音楽監督、アブソリュート・アンサンブルやバルト海フィルの創設者&指揮者(音楽監督)などを務め、父ネーメや兄パーヴォに引けを取らない大活躍を続けるクリスチャン・ヤルヴィ。約6年ぶりとなるChandos盤は、父ネーメ・ヤルヴィがロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO(RSNO)と続けてきた「スッペ(CHSA-5110)」、「フチーク(CHSA-5158)」を引き継ぐマーチ・アルバム、アメリカの"マーチ王" ジョン・フィリップ・スーザの作品集! 「ワシントン・ポスト」や「星条旗よ永遠なれ」などの名曲を、クリスチャンの躍動感溢れるタクトでどうぞ!


CHSA-5183(2SACD)
バッハ:ヨハネ受難曲(英語歌唱版) ソフィー・ベヴァン(S)、ロビン・ブレイズ(C.T)、ベンジャミン・ヒューレット(T)、ロバート・マーレイ(T)、アンドルー・アシュウィン(Br)、ニール・デイヴィス(Bs-Br)、アシュリー・リッチーズ(Bs-Br)、
クラウチ・エンド祝祭cho
バッハ・カメラータ、
デイヴィッド・テンプル(指)

録音:2016年9月1日−3日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド、ロンドン)
現在イギリスで引く手あまたに活躍する若きソプラノ、ソフィー・ベヴァンや、バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演でもお馴染みの世界的カウンターテナー、ロビン・ブレイズ(2017年には4月と7月にBCJと共演予定!)など、豪華ソリスト陣によるChandosの「ヨハネ受難曲」新録音。かつてキングズ・シンガーズの初期メンバーも務めたテノール歌手、ニール・ジェンキンスの英訳による珍しい英語歌唱版。指揮は、ロンドン・フィルハーモニー合唱団のメンバーとしてボールト、ストコフスキ、ショルティ、ハイティンクらの元で歌い、現在はクラウチ・エンド祝祭合唱団とハートフォードシャー合唱団の音楽監督を務める合唱指揮者、デイヴィッド・テンプル。
CHSA-5185(1SACD)
シマノフスキ&カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op035、
 ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.61
カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.8
タスミン・リトル(Vn)、
エドワード・ガードナー(指)BBC響

録音:2017年1月4日ー5日、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
2016/2017シーズンのコンサート・プログラムの1つでもあるシマノフスキのヴァイオリン協奏曲第2番を含む2曲に加え、Hyperionのロマンティック・コンチェルト・シリーズでの録音が稀代の名盤として人気を誇っていたカルウォヴィチの「ヴァイオリン協奏曲」の新録音バージョンも収録という嬉しいカップリング。
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876ー1909)は、「若きポーランド」の一員として将来を嘱望されながらも32歳で早逝した天才作曲家。ポーランド国内では重要なレパートリーとして定着しながらも世界的には無名であった「ヴァイオリン協奏曲」を世に広めたタスミン・リトルが、10余年ぶりに録音しなおした新たなカルウォヴィチにご注目あれ!
「ウォルトンのヴァイオリン協奏曲(CHSA-5136)」でも見事な共演を果たした、エドワード・ガードナー&BBCSOとの演奏、そしてChandos SACDによる高音質録音もポイントです!
CHSA-5186(1SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ: 「南極交響曲」(交響曲第7番)*
4つの最後の歌(オーケストレーション:アンソニー・ペイン
男声版世界初録音)**
ピアノ協奏曲(2台のピアノと管弦楽のための編曲:ヴォーン・ウィリアムズ&ジョセフ・クーパー)#
アンドルー・デイヴィス(指)
ベルゲンPO、
マリ・エリクスモーン(S)*、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)**、
エレーヌ・メルシエ(P)#、
ルイ・ロルティ(P)#、
ベルゲン・フィルハーモニーcho*、
エドヴァルド・グリーグcho*

録音:2017年1月30日−2月2日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
故リチャード・ヒコックスより"英国音楽の伝道師"としてのタクトを受け継ぎ、エルガー、ディーリアス、ホルスト、バックスなど英国音楽の新たな名録音を生み出してきた名匠、サー・アンドルー・デイヴィス。リチャード・ヒコックスが活動後期にスタートし、志半ばで未完となっていた交響曲チクルスを引き継いだアンドルー・デイヴィスは、2017年初頭に「交響曲第9番」をリリース。そして、この南極交響曲(交響曲第7番)の発売によって、ヒコックスから続くヴォーン・ウィリアムズの交響曲全9曲が完成となります!
映画「南極のスコット」のために作曲された音楽(プラハ映画祭で音楽賞受賞)から、演奏会用組曲ではなく「交響曲」へと生まれ変わった南極交響曲は、ソプラノ独唱と女声合唱を伴い、様々な打楽器やウィンドマシーンなども使われる雄大な交響曲。また、声楽とピアノのための作品から、エルガーの「交響曲第3番」の補完版などで知られるアンソニー・ペイン(b.1936)によってオーケストレーションが施された「4つの最後の歌」、作曲者自身とジョセフ・クーパーによって「2台ピアノ」のための協奏曲へとアレンジされたピアノ協奏曲(ソリストは、ロルティ&メルシエという豪華デュオ!)などの併録される作品にも注目!
CHSA-5187(1SACD)
クルーセル:クラリネット協奏曲集
クラリネット協奏曲第1番変ホ長調 Op.1
クラリネット協奏曲第2番ヘ短調 Op.5 「グランド・コンチェルト」
クラリネット協奏曲第3番変ロ長調 Op.11
序奏とスウェーデンの旋律による変奏曲 変ロ長調
マイケル・コリンズ(Cl&指)
スウェーデン室内O

録音:2017年5月15日−18日、オレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
ロンドン・シンフォニエッタやフィルハーモニアOの首席奏者を歴任し、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍した現代最高のクラリネット奏者の一人、マイケル・コリンズ。 モーツァルトやウェーバーも名曲コンチェルトからイギリスの重要レパートリーまで、優れた協奏曲アルバムで人気を博すマイケル・コリンズの新たなコンチェルト・レコーディングは、クラリネットの優れた演奏家としても活躍したフィンランド古典派の作曲家、ベルンハルト・クルーセル(1775−1838)! 2010年からはシティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアの首席指揮者も務めるコリンズがスウェーデン室内Oを吹き振りし、高い技巧が要求される古典派クラリネットの重要作品で、気品溢れる優美な音色を響かせます。
CHSA-5188(1SACD)
エルガー:交響的習作 「ファルスタッフ」 Op.68
歌曲集 Op.59*/歌曲集 Op.60*
「グラーニアとディアーミッド」 Op.42 より 2つの楽章/夜明けの風*
パンの笛*/弁解 Op.48*/王道*
カインドリー・ドゥ・ノット・スモーク(喫煙カンタータ
アンドルー・デイヴィス(指)
BBCフィルハーモニック、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)*
故リチャード・ヒコックスよりタクトを受け継ぎヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集を完結させるなど「英国音楽の伝道師」としての名声を確立したアンドルー・デイヴィスのエルガー新録音!エルガー協会より「エルガー・メダル」を受賞し、2014年に英Gramophone誌が発表した「Top 10 Elgar recordings」に4枚のアルバムがランクイン。Chandosから発売した「ゲロンティアスの夢(CHSA-5140)」は、グラモフォン賞とBBCミュージック・マガジン賞の二冠(合唱部門)を達成するなど、エルガー指揮者として高く評価されているアンドルー・デイヴィス。期待の新たなエルガー録音は、シェイクスピアの戯曲に登場する人物を描いた交響的習作(交響詩)「ファルスタッフ(フォルスタッフ)」が登場。2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞したロデリック・ウィリアムズが歌う管弦楽伴奏付き歌曲集は、劇的な作品から「喫煙カンタータ」として知られる約50秒の風刺作品まで、エルガーの知られざる側面を描きます。
CHSA-5189(1SACD)
バルトーク:管弦楽作品集 Vol.2
管弦楽のための協奏曲 BB.123
ヴァイオリンと管弦楽のためのラプソディ第1番 BB.94B*
ラプソディ第1番第2部(別エンディング版)*
ヴァイオリンと管弦楽のためのラプソディ第2番 BB.96B
舞踏組曲 BB.86A
エドワード・ガードナー(指)
ベルゲンPO、
ジェームズ・エーネス(Vn)*
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活躍し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者としてますます活躍を広げるイギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナー。2013年に発売され、その精彩なオーケストラが話題を呼んだバルトークの管弦楽作品集(CHSA-5130)から、約4年ぶりとなる待望の第2弾が登場!
第2巻のメイン・プログラムは、バルトーク晩年の傑作「管弦楽のための協奏曲」。そして、ヴァイオリンと管弦楽のための「ラプソディ」第1番&第2番でソリストを務めるのは、これまでもバルトークのソロや室内楽、協奏曲録音で高い評価を得てきたカナダの天才ジェームズ・エーネス!(第1番は、2バージョンあるエンディグを両方収録)
指揮者界の次代の盟主エドワード・ガードナーの実力が遺憾なく発揮される、華麗なるバルトークにご期待ください。
CHSA-5190(1SACD)
グリーグ:ピアノ協奏曲集
劇音楽 「ペール・ギュント」 Op.23
ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
エドワード・ガードナー(指)
ベルゲンPO&cho
リーセ・ダーヴィドセン(S)、
アン=ヘレン・モーン(S)、
ヴィクトリア・ナーヴァ(S)、
ヨハンネス・ヴァイセル(Br)、他

録音:2016年6月16日−17日(ペール・ギュント)&2017年6月22日−23日(ピアノ協奏曲)、グリーグ・ホール(ベルゲン)
指揮者界の次代の盟主エドワード・ガードナーと、ガードナーが首席指揮者として活動しているノルウェーの名門オーケストラ、ベルゲン・フィルとの共演による、グリーグのピアノ協奏曲というビッグ・タイトルが登場!また、もう一つのグリーグの代表作「ペール・ギュント」は管弦楽のみの組曲版ではなく、声楽や合唱、ノルウェーの民族楽器ハルダンゲル・フィドルなども加わるバージョンです。ソリストは、2015年にドミンゴ主催のオペラリア・コンペティションやノルウェーのソニヤ王妃国際音楽コンクールで優勝したリーセ・ダーヴィドセンを始めとするノルウェーの有力歌手たちが参加。
CHSA-5191(1SACD)
ブリス:カンタータ 「ザ・ベアティテューズ」
ソプラノ,テノール,合唱,管弦楽とオルガンのためのカンタータ 「ザ・ベアティテューズ」 F.28
序章とアレグロ F.117
ブリス編曲:フル・オーケストラと合唱のための 「神よ女王を護り賜え」
アンドルー・デイヴィス(指)BBC響
BBC交響cho、
エミリー・バーサン(S)、
ベン・ジョンソン(T)

録音:2017年5月13日ー14日、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
スタンフォードに師事し、エルガーからも大きな影響を受け、エルガーの後継者としての地位も得たイギリスの作曲家、アーサー・ブリス。合唱交響曲 「朝の英雄たち」(CHSA-5159)に続く第2弾は、1962年コヴェントリー大聖堂再建の際にブリテンの「戦争レクイエム」と共に初演されながらも、あまり陽の目を浴びることの少なかったカンタータ、「ザ・ベアティテューズ(The Beatitudes/山上の垂訓)」を収録。「マタイによる福音書」におけるイエスの9つの教え(日本では「八福」などの邦題でも知られていますが、ここでは第5章第11節の「Ninth Beatitude」まで含んでいるため、「九福」あるいは「真福九端」となります)を歌詞にしたカンタータで、強烈なコントラスト、壮大な管弦楽、そして情熱的な独唱と合唱による壮麗な作品が、Chandosのサラウンド・サウンドにより蘇ります。
ブリスがフル・オーケストラと合唱団のために編曲したイギリス国歌「神よ女王を護り賜え(女王陛下万歳)」の収録も嬉しいポイント。
CHSA-5192(1SACD)
ホルスト:管弦楽作品集Vol.4
冬の牧歌 H31
交響曲 「コッツウォルズ丘陵」 Op.8, H47
チェロと管弦楽のための 「祈り」(朝の歌) Op.19-2, H75*
ムーアサイド組曲 H173(作曲者による弦楽オーケストラのための編曲版)
交響詩 「インドラ」 Op.13, H66
スケルツォ H192
アンドルー・デイヴィス(指)、
BBCフィルハーモニック、
ガイ・ジョンストン(Vc)*

録音:2018年1月24日&28日、メディアシティUK(サルフォード、マンチェスター)
故リチャード・ヒコックスよりタクトを受け継ぎヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集を完結させるなど「英国音楽の伝道師」としての名声を確立したアンドルー・デイヴィス。このグスターヴ・ホルストの管弦楽作品集も、2008年にヒコックスが急逝する直前まで録音していた渾身のプロジェクトで、第2巻以降をアンドルー・デイヴィスが引き継いでいます。 第4弾では、詩人&デザイナーのウィリアム・モリスへと捧げられた初期の秀作「交響曲 「コッツウォルズ丘陵」」やインド文学から影響を受けた「交響詩 「インドラ」」、晩年の知られざる作品「スケルツォ」、ブラスバンドのための作品からホルスト自身によってアレンジされた珍しい弦楽オーケストラ版の「ムーアサイド組曲」などを収録。チェロと管弦楽のための「祈り」では、2016年にNHKSOと共演したイギリスのチェリスト、ガイ・ジョンストンがソリストを務めます。 「惑星」だけではない、ホルストの魅力的な色彩、旋律、異国情緒を、英国音楽のスペシャリスト、アンドルー・デイヴィスの鮮やかなタクトでお贈りします。
CHSA-5193(1SACD)
グーセンス:管弦楽作品集 Vol.3
ヴァイオリンと管弦楽のための幻想協奏曲 Op.63
交響曲第2番Op.62
タスミン・リトル(Vn)、
アンドルー・デイヴィス(指)、
メルボルンSO

録音:2018年3月27日−29日(幻想協奏曲)、2019年7月9日−10日(交響曲第2番)、モナシュ大学ロバート・ブラックウッド・ホール(メルボルン、オーストラリア)
ヒコックスが振った第1巻(CHSA-5068)は2009年にリリースされ、その録音プロジェクトを継承したアンドルー・デイヴィスによる第2巻(CHSA 5119)は2013年にリリースされていましたが、ついに第3巻のリリースが発売されます。
ロンドン出身、南半球のオーストラリアではシドニー響の首席指揮者、シドニーのニュー・サウス・ウェールズ音楽院のディレクターを務め、得意としていたラヴェル、ドビュッシー、ストラヴィンスキーから影響を受けたフランス的な特徴を持つ作品を残したグーセンス。
この第3巻に収録されたのは、キャリアの後半に作曲された2つの作品で、ハイフェッツのために作曲されながらもハイフェッツによる演奏は実現しなかったというヴァイオリンと管弦楽のための「幻想協奏曲」と、1942年〜1945年に作曲され、第2次世界大戦に対するグーセンスの感情が反映された交響曲第2番。どちらもほとんど録音のなかったレア・レパートリーを、タスミン・リトルとアンドルー・デイヴィスが丁寧かつ巧みに演奏しています。
CHSA-5194(1SACD)
ダーグ・ヴィレーン:管弦楽作品集
交響曲第3番 Op.20
弦楽のためのセレナード Op.11
ディヴェルティメント Op.29
シンフォニエッタ ハ長調 Op.7a
ラモン・ガンバ(指)アイスランドSO

録音:2017年6月12日ー13日、ハルパ(レイキャヴィーク、アイスランド)
代名詞となっている「シャンドス映画音楽集(Chandos Moveis)」のほか、ヴァンサン・ダンディやミクロス・ローザ、マルコム・ウィリアムソンなど知られざる管弦楽作品の録音で名を馳せたシャンドスの中核指揮者の一人、ラモン・ガンバ。ダンディの管弦楽作品集(全5巻)ではグラミー賞にノミネートされたラモン・ガンバ&アイスランドSOの名コンビより、20世紀スウェーデンの作曲家、ダーグ・ヴィレーン(1905−1986)の管弦楽作品集が登場!
伝統的な書法を基調としながら、明るくユーモラス、華麗でパワフルな管弦楽作品をいくつも残しているヴィレーン。ガンバはこれまで録音されてきたような小編成の室内オーケストラではなく、大編成のフル・シンフォニック・ストリング・セクションを用い、作曲者本人が「楽しく面白く(entertain and amuse)」と書いたような、豊かなオーケストラの魅力を更に引き出しています。
CHSA-5195(1SACD)
コープランド:管弦楽作品集Vol.3〜交響曲集
戸外のための序曲
交響曲第1番(作曲者自身による「オルガンと管弦楽のための交響曲」からの編曲)
ステイトメンツ
舞踏交響曲(作曲者自身による「バレエ音楽 「グローグ」」からの編曲)
ジョン・ウィルソン(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2016年6月15日−16日、メディア・シティUK(サルフォード)
揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍するジョン・ウィルソンのコープランド・サイクル。「アパラチアの春」や「ビリー・ザ・キッド」などバレエ音楽を中心に収録した第1巻(CHSA-5164)」、「交響曲第2番」や「オルガン交響曲」などを収録した第2巻(CHSA-5171)は、どちらも英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジンにおいて月評特選盤にあたる「Editor's Choice」と「Orchestral Choice」にそれぞれ選ばれ、瞬く間に人気シリーズとなりました。
交響曲集の続編となる第3巻では、「オルガン交響曲」から作曲者自身により編曲(オルガン独奏を削除)された「交響曲第1番」や、バレエ音楽「グローグ」から編曲された舞踏交響曲(ダンス・シンフォニー)を収録。BBCプロムスでも人気プロムの1つとなっているジョン・ウィルソンの色彩豊かなサウンドと極上のパフォーマンスによるコープランドにご期待ください。
CHSA-5197(1SACD)
エルガー:交響曲第2番変ホ長調 Op.63
弦楽セレナード ホ短調 Op.20
エドワード・ガードナー(指)BBC響

録音:2017年7月6日−7日、ワトフォード・コロッセウム(ハートフォードシャー、イギリス)
好調にスタートを切ったエドワード・ガードナー&BBC響のエルガー第2弾は、完成した最後の交響曲でありエルガーの堂々たる傑作「交響曲第2番」。そして、若きエルガーのもっとも魅力的な作品の一つ「弦楽セレナード」を収録。
BBC響、ベルゲン・フィル、バーミンガム市響との録音で名声を馳せ、イギリス・ナショナル・ユース・オーケストラとの録音など新たなプロジェクトでも話題の絶えない若きマエストロ、エドワード・ガードナーのエルガーにご注目あれ!
CHSA-5198(1SACD)
シェーンベルク:交響詩 「ペレアスとメリザンド」
 ソプラノと管弦楽のためのモノドラマ 「期待」 Op.17*
エドワード・ガードナー(指)、
ベルゲンPO、
サラ・ヤクビアク(S)*

録音:2019年6月11日−14日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
2015年にノルウェーの名門オーケストラ、ベルゲンPOの首席指揮者に就任し、絶賛されたエディンバラ国際音楽祭や7度の国際ツアー、数々のレコーディングを通じてベルゲン・フィルの魅力を世界に伝えてきた次代を担うマエストロ、エドワード・ガードナー。2021年からはユロフスキの後任としてロンドン・フィルの首席指揮者を務めることが発表されましたが、ベルゲン・フィルとの契約も2年間延長し、2023年まで首席指揮者のポストを継続することが決まりました。
そんな親密で良好な関係を深めているガードナーとベルゲン・フィルの強力タッグによる新録音は、2016年に録音され英グラモフォン誌で「エディターズ・チョイス」に選ばれた「グレの歌」(CHSA 5172)以来となるシェーンベルクのレコーディング。メーテルリンクの戯曲に基づく交響詩「ペレアスとメリザンド」と、ソプラノ歌手一人のみが演じるモノドラマ「期待」。作曲年代はわずか6年の隔たりしかないものの、後期ロマン派のスタイルによる「ペレアスとメリザンド」と、無調への転換後に書かれた「期待」という大きく異なる音楽で、シェーンベルクの深みと情熱を見事に描写していきます。
「期待」でソロを歌うのは、ポーランドとドイツのルーツを持つアメリカ出身のソプラノ、サラ・ヤクビアク。変幻自在のカラフルな声を特徴とし、ニューヨーク・タイムズ紙からは「ぜいたくな声、印象的なソプラノ」と絶賛され、ガードナー&ベルゲン・フィルとは、グラミー賞にもノミネートしたヤナーチェクの「グラゴル・ミサ」の録音(CHSA 5165)でも共演しています。
CHSA-5199(1SACD)
ジョン・アダムズ:アブソルート・ジェスト*
ナイーヴ・アンド・センティメンタル・ミュージック**
ピーター・ウンジャン(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO、
ドーリックSQ*、
ショーン・シベ(G)**

録音:2017年8月28日*&29日−30日**、ロイヤル・コンサートホール(グラスゴー、イギリス)
「アブソルート・ジェスト」は、ベートーヴェンの交響曲や弦楽四重奏曲などのモチーフが続々と登場する弦楽四重奏と管弦楽のための作品で、世界最高峰の若手アンサンブル、ドーリックSQが共演。「ナイーヴ・アンド・センティメンタル・ミュージック」は、6人のパーカッショニスト、キーボード・サンプラー、スティール弦ギターを含むラージ・オーケストラのためにかかれており、スコットランドの若手再注目株ギタリスト、ショーン・シベがギターで参加しているところもポイント!

CHSA-5200(1SACD)

RCHSA-5200(1SACD)
国内仕様盤
税込定価

フローラン・シュミット:交響曲第2番 Op.137
「アントニーとクレオパトラ」Op.69より 組曲第1番、第2番
サカリ・オラモ(指)BBC響

国内盤=日本語解説&日本語曲目表記オビ付き/解説書日本語翻訳:生塩昭彦
「詩篇第47番」や「サロメの悲劇」、「ディオニソスの祭り」に代表されるように、卓越した作曲技法とオーケストレーション、色彩豊かで絢爛な和声が特徴的な傑作を続々と生みだしたフローラン・シュミット。 「交響曲第2番」は、1957年12月に完成したシュミット87歳の時の重厚かつロマンティックな作品。他界する2ヶ月前の1958年6月にストラスブールで、シャルル・ミュンシュの指揮で初演が行われ、大喝采を浴びた最晩年の代表作として知られています。 オラモはBBCSOを指揮し、フローラン・シュミットの「アントニーとクレオパトラ」のイギリス初演を手がけた実績があるだけに、まさに満を持して取り組んだこの「交響曲第2番」への期待が高まります!
CHSA-5201(1SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノ協奏曲&オーボエ協奏曲
4人の独唱、合唱、管弦楽のための 「音楽へのセレナード」*
オーボエと弦楽のための協奏曲イ短調**
ヴィオラ独奏と小合唱、小管弦楽のための組曲 「野の花」#
ピアノと管弦楽のための協奏曲ハ長調##
ピーター・ウンジャン(指)トロントSO、
カルラ・フータネン(S)*、
エミリー・ディアンジェロ(Ms)*、
ローレンス・ウィリフォード(T)*、
タイラー・ダンカン(Br)*、
サラ・ジェフリー(Ob)**、
テン・リー(Va)#、ルイ・ロルティ(P)##、
エルマー・イーゼラー・シンガーズ

録音:2017年11月15日−16日、ロイ・トムソン・ホール(トロント/カナダ)
トロントSOとは30年以上にわたって強い絆を深めるピーター・ウンジャン。1981年にヴァイオリン独奏者としてトロント響デビューを果たし、1998年に指揮者として登壇。2004年にはトロントSOの音楽監督へ就任し、財政危機を迎えていたオーケストラを見事再建させ、その功績はドキュメンタリー映画にもなっています。音楽監督就任から10余年を経るウンジャンとトロント響、充実のヴォーン・ウィリアムズにご期待ください。
CHSA-5202(1SACD)
リチャード・ロドニー・ベネット:管弦楽作品集 Vol.1
管弦楽のための 「セレブレーション」
マリンバと小管弦楽のための協奏曲*
交響曲第3番
フルートとピアノのための 「サマー・ミュージック」(作曲者による小管弦楽のための編曲版/世界初録音)
管弦楽のための 「シンフォニエッタ」
ジョン・ウィルソン(指)
BBCスコティッシュSO、
コリン・カリー(マリンバ)*
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍するジョン・ウィルソン。コープランドの管弦楽作品集に続いて新たにスタートするのは、ジャズや映画音楽、ダンス・ミュージック、TVミュージックなど多彩な才能を魅せたイギリスの偉大な作曲家、リチャード・ロドニー・ベネット(1936−2012)の管弦楽作品集。アメリカン・ソングブックと師ピエール・ブーレーズの両方に大きな影響を受けたR・R・ベネットの華麗な旋律と躍動を、ジョン・ウィルソンの手腕で表現します。世界でもっとも偉大な、そして大胆なパーカッショニスト、コリン・カリーがソロを務める「マリンバ協奏曲」にも注目!
CHSA-5203(1SACD)
カラーエフ:管弦楽作品集
バレエ組曲 「7人の美女」
交響的彫刻 「ドン・キホーテ」
交響詩 「ライラとマジュヌーン」
バレエ組曲 「雷の道」 より 第6番「子守歌」
キリル・カラビッツ(指)
ボーンマスSO

録音:2017年1月21日ー22日、ザ・ライトハウス(プール、ドーセット、イギリス)
2008年からボーンマスSOの首席指揮者を務め、2016年にはヴァイマル・ドイツ国民劇場(Deutsches Nationaltheater and Staatskapelle Weimar)の音楽監督&首席指揮者にも就任し注目を浴びているウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。ラビッツがChandosに初登場し、旧ソ連諸国の知られざる作曲家に捧げる新シリーズがスタート。第1弾は、モスクワ音楽院でショスタコーヴィチに学び、戦後ソ連の重要な作曲家として活躍したアゼルバイジャンのカラ・カラーエフ(1918−1982)の管弦楽作品集。
カラビッツは、2018年のカラーエフ生誕100周年に向けて主要な作品を研究。ショスタコーヴィチやプロコフィエフ、チャイコフスキーらのバレエ、リムスキー=コルサコフのオペラなどから派生した、叙情的で色彩的なカラーエフの作品を、カラビッツの明晰なタクトで表現します。
CHSA-5204(5SACD)
チャイコフスキー:バレエ音楽全集
「眠りの森の美女」 Op.66*#
「白鳥の湖」 Op.20*
「くるみ割り人形」 Op.71
ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO、
ジェームズ・エーネス(Vn)*、
ロバート・デマイン(Vc)#

録音:2012年6月18日−23日(眠れる森の美女)、2012年6月18日&12月3日−6日(白鳥の湖)、2013年12月9日−12日(くるみ割り人形)、グリーグ・ホール(ベルゲン、ノルウェー)
「シュトラウス・イン・サンクトペテルブルク(CHAN-10937)」、「ブゾーニ:管弦楽作品集(CHAN-241-57)」に続く、ネーメ・ヤルヴィの生誕80周年記念リリース第3弾。2012年から2014年にかけて発売され、その快活で優美な音楽が世界で絶賛されたチャイコフスキーのバレエ音楽集。SACD5枚分がセットになり「バレエ音楽全集」としてついに登場!英サンデー・タイムズ紙「アルバム・オヴ・ザ・ウィーク」(眠れる森の美女)、英BBCミュージック・マガジン「オーケストラル・チョイス」(白鳥の湖)、英メール・オン・サンデー紙「アルバム・オヴ・ザ・ウィーク」(くるみ割り人形)など、高い評価を得てきたネーメ・ヤルヴィのバレエ音楽集、SACDハイブリッド盤の豪華5枚組BOXです!
CHSA-5209(1SACD)
ボーレンシュタイン:管弦楽作品集
ヴァイオリン協奏曲 Op.60*
ビッグバンと宇宙の創造 Op.52
もしあなたがそれを望むなら、それは夢ではない Op.58(全曲世界初録音)
ウラディーミル・アシュケナージ(指)
オックスフォードPO、
イルミナ・トリンコス(Vn)*

録音:2016年12月11日ー12日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ボーレンシュタインは、アシュケナージが長年にわたって賞賛し支持してきた作曲家。アシュケナージのために書かれアシュケナージが初演した、まさにアシュケナージのためのプログラム「もしあなたがそれを望むなら、それは夢ではない(If you will it, it is no dream)」を含む、ここ数年の間に世界初演された3つの管弦楽作品はすべて世界初録音!
CHSA-5210(1SACD)
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲、他
ヴィオラ協奏曲*
弦楽オーケストラのためのソナタ
管弦楽のためのパルティータ
ジェームズ・エーネス(Va)*、
エドワード・ガードナー(指)
BBC響

録音:2017年6月17日−18日、ワトフォード・コロッセウム(ハートフォードシャー、イギリス)
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活動し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者としてますます活躍を広げるイギリスの次代の盟主、エドワード・ガードナー。 英グラモフォン誌「RECORDING OF THE MONTH」や英インターナショナル・レコード・レビュー誌「IRR OUTSTANDING」に選ばれるなど、世界で高い評価を得るガードナーのウォルトン・シリーズ。第3弾では、カナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスが登場。エーネスが「これは10代の頃から大好きだった作品」と語るウォルトンの「ヴィオラ協奏曲」を弾きます。 また、弦楽四重奏曲イ短調(1945-47)からアレンジされた「弦楽オーケストラのためのソナタ」や、「管弦楽のためのパルティータ」など、ウォルトン後期の成熟した管弦楽作品の収録も、英国音楽ファン注目です。
CHSA-5211(1SACD)
銀の声〜フルートと管弦楽によるオペラ・アリア集
モーツァルト:「魔笛」によるファンタジー
プッチーニ:歌劇 「ジャンニ・スキッキ」より 「私のお父さん」
グノー:歌劇 「ファウスト」より 宝石の歌「なんと美しいこの姿」
モーツァルト:歌劇 「フィガロの結婚」より 「どこにあるの美しい時は」
ドヴォルザーク:歌劇 「ルサルカ」より 「月に寄せる歌」
グノー:歌劇 「ロメオとジュリエット」より 「私は夢に生きたい」
ガーシュウィン:歌劇 「ポーギーとベス」より 「サマータイム」
ドリーブ:歌劇 「ラクメ」より 「花の二重唱」
レハール:オペレッタ 「メリー・ウィドウ」より 「ヴィリアの歌」
プッチーニ:歌劇 「蝶々夫人」より 「ある晴れた日に」
ビゼー:カルメン・ファンタジー
キャスリン・ブライアン(Fl)、
ブラムウェル・トヴェイ(指)
オペラ・ノースO
21歳という若さでスコットランドの名門オーケストラ、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOの首席フルート奏者に就任したフルーティスト、キャスリン・ブライアン。
"ヴァイオリン"のための名作を"フルート"で奏でた「銀の弓(Silver Bow)」(CKD 520)の続編に位置づけられるであろうアルバムがChandosから登場。今作では、人の声をフルートに例えた「銀の声(Silver Voice)」というタイトルで、「フィガロの結婚」や、「蝶々夫人」などからの偉大なオペラ・アリア、「サマータイム」、「花の二重唱」などの"声"のための名作をフルートで歌います。
CHSA-5212(1SACD)
リチャード・ロドニー・ベネット:管弦楽作品集 Vol.2
テナー・サクソフォン,ティンパニと弦楽のための 「スタン・ゲッツのための協奏曲」*
交響曲第2番
小管弦楽のためのセレナーデ
パルティータ
ジョン・ウィルソン(指)
BBCスコティッシュSO、
ハワード・マッギル(テナーSax)*、
ゴードン・リグビー(ティンパニ)*

録音:2017年11月21日ー23日、シティ・ホール(グラスゴー)
リチャード・ロドニー・ベネット(1936−2012)は、『オリエント急行殺人事件』や『フォー・ウェディング』など映画音楽の作曲家として特に知られ、ダンス・ミュージック、TV音楽など多彩な才能を魅せたイギリスの国民的作曲家。R・R・ベネットはジャズ・コンポーザー、そしてジャズ・ピアニスト&シンガーとしても活動しており、「スタン・ゲッツのための協奏曲(コンチェルト・フォー・スタン・ゲッツ)」は、その名の通り、ジャズの巨人スタン・ゲッツのために書かれ1990年11月に完成、しかし1991年6月にスタン・ゲッツが死去したため初演には間に合わなかった作品。スタン・ゲッツ役としてテナー・サクソフォンを吹くハワード・マッギルは、ナショナル・ユース・ジャズ・オーケストラやBBCビッグバンドなどで活動したイギリスのジャズ・ミュージシャン。セッション・ミュージシャンとしてクラシック、ロック、ミュージカル、映画音楽など様々なシーンでも活躍してきたハワード・マッギルは、まさにリチャード・ロドニー・ベネットの音楽に適役です。
CHSA-5214(1SACD)
フィンジ:チェロ協奏曲、エクローグ
チェロ協奏曲イ短調 Op.40*
ピアノと弦楽オーケストラのための 「エクローグ」ヘ長調 Op.10#
夜想曲嬰(新年の音楽)ハ短調 Op.7
ピアノと管弦楽のための 「大幻想
曲とトッカータ」 ニ短調 Op.38#
ポール・ワトキンス(Vc)*、
ルイ・ロルティ(P)#、
アンドルー・デイヴィス(指)BBC響

録音:2018年2月3日ー4日、ワトフォード・コロシアム(イギリス)
ナッシュ・アンサンブルのチェリストとして活躍し、現在はエマーソンSQのメンバー、そして指揮者として活動するChandos専属アーティスト、ポール・ワトキンス。全4巻にわたる「イギリスのチェロ作品集」や、ウォルトン、ディーリアスのチェロ協奏曲集など、英国音楽の素晴らしき録音をリリースしてきたワトキンスが、同じく英国音楽のスペシャリスト、アンドルー・デイヴィスの指揮で、ジェラルド・フィンジの大作「チェロ協奏曲」をレコーディング!
Chandosの「フィンジ:チェロ協奏曲」といえば、1986年に録音されたラファエル・ウォルフィッシュの名盤(CHAN 10425X)があるだけに、現在のChadnosアーティストたちによって30余年ぶりに送り出される渾身のフィンジにも期待が掛かります。Chandos SACDの高音質録音や、ルイ・ロルティが弾く「エクローグ」や「大幻想曲とトッカータ」もポイント。英国音楽愛好家要チェックです!
CHSA-5215(1SACD)
エルガー:ミュージック・メイカーズ/イングランドの精神
コントラルト独唱,合唱と管弦楽のための 「ミュージック・メイカーズ Op.69*
テノールもしくはソプラノ独唱,合唱と管弦楽のための 「イングランドの精神」**
アンドルー・デイヴィス(指)、
BBC響&cho、
サラ・コノリー(Ms)*、
アンドルー・ステイプルズ(T)**

録音:2018年4月14日−15日、ワトフォード・コロシアム(イギリス)
故リチャード・ヒコックスより、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集やホルストの管弦楽作品集の録音プロジェクトを引き継ぐなど、「英国音楽の伝道師」としての名声を確立したアンドルー・デイヴィス。エルガー協会より「エルガー・メダル」を受賞し、2014年に英GRAM-ophone誌が発表した「Top 10 Elgar recordings」に4枚のアルバムがランクイン、Chandosから発売した「ゲロンティアスの夢(CHSA 5140)」は、グラモフォン賞とBBCミュージック・マガジン賞の二冠(合唱部門)を達成するなど、エルガー指揮者としても国際的に高く評価されています。
アンドルー・デイヴィス、注目のエルガー新録音は、アーサー・オショーネシーのオード(頌歌)をテキストにした「ミュージック・メイカーズ」と、ローレンス・ビニョンの3つの詩をテキストにした「イングランドの精神」。エルガーの様々な作品からの引用が用いられ(特に「ミュージック・メイカーズ」)、エルガーの高貴なエッセンスを存分に味わえる、独唱と合唱を伴うオーケストラ作品です。2017年に「デイム」の称号を授与され現在注目を浴びるメゾ・ソプラノ、サラ・コノリーの参加も嬉しいポイント。
CHSA-5216(1SACD)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(オリジナル・ヴァージョン)、
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 Op.75
スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.20
シャイン・ワン(P)、
ピーター・ウンジャン(指)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2018年4月22日−23日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
シャイン・ワンは、中国出身、上海音楽院で学んだ後、1997年以降はアメリカへ拠点を移し、ニューヨークのマンハッタン音楽学校で学士、修士号を取得。ニューヨークのカーネギー・ホールとリンカーン・センターから、南米、ヨーロッパ、アジアまで世界の主要なホールで、音楽愛好家と評論家を魅了しているピアニストです。2018年からはニューヨークのニュースクール大学マネス音楽学校の教授にも就任し、さらなる活躍が期待されています。
元東京クヮルテットの第1ヴァイオリニストであり、2018年までロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO(RSNO)の音楽監督を務めていたピーター・ウンジャンとシャイン・ワンの協奏曲録音第3弾は、チャイコフスキーとスクリャービンのピアノ協奏曲集。チャイコフスキーの傑作ピアノ協奏曲第1番は録音の少ないオリジナル・ヴァージョン(1879-80年版)で収録。そして、交響曲として作曲されながらも1楽章のピアノ協奏曲となった「ピアノ協奏曲第3番」を加え、前作「チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番」(CHSA 5167)と合わせてピアノ協奏曲全集が完成します。
CHSA-5217(1SACD)
シベリウス:組曲 「ぺレアスとメリザンド」
ソプラノと管弦楽のための交響詩 「ルオンノタル」 嬰ヘ短調 Op.70*
大管弦楽のための交響詩 「タピオラ」 ロ短調 Op.112
劇付随音楽 「ペレアスとメリザンド」 Op.46 からの組曲*
トライアングルとティンパニを伴う弦楽オーケストラのための 「恋人」 Op.14
交響詩 「春の歌」 Op.16
エドワード・ガードナー(指)、
ベルゲンPO、
リーセ・ダーヴィドセン(S)*

録音:2018年5月7日−9日&2021年2月16日−19日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
2015年にノルウェーの名門オーケストラ、ベルゲンPOの首席指揮者に就任し、絶賛されたエディンバラ国際音楽祭や7度の国際ツアー、数々のレコーディングを通じてベルゲン・フィルの魅力を世界に伝えてきた次代を担うマエストロ、エドワード・ガードナー。2021年9月からはユロフスキの後任としてロンドン・フィルの首席指揮者に就任することが発表されましたが、ベルゲン・フィルとの契約も2年間延長し、2023年まで首席指揮者のポストを継続しています。録音でも、ベルリオーズやシェーンベルクなど、とりわけ合唱を伴う大編成作品で高い評価を得てきたガードナーとベルゲン・フィルの充実コンビによる新たなレコーディングは、シベリウス! 「ペレアスとメリザンド」の組曲を中心に、フィンランドの抒情あふれる各種交響詩(トーン・ポエム)を収録したシベリウス・アルバムです。
フォーレやドビュッシー、シェーンベルクなど多くの作曲家も取り上げてきたメーテルリンクの名作戯曲「ペレアスとメリザンド」。シベリウスの「ペレアスとメリザンド」はベルテル・グリペンベリによるスウェーデン語版で、1905年にヘルシンキで初演されたもの。「ルオンノタル」と「ペレアスとメリザンド」では、グリーグの「ペール・ギュント」(CHSA5190)でもガードナー&ベルゲン・フィルと共演したノルウェーのソプラノ、リーセ・ダーヴィドセンがソロを歌います。
リーセ・ダーヴィドセンは、2015年にプラシド・ドミンゴが主宰する若手歌手のための権威あるオペラ・コンクール「オペラリア(Operalia)」と、ノルウェーのソニア王妃国際音楽コンクールで優勝し、2018年グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ザ・イヤー」を受賞。Deccaから2つのソロ・アルバムをリリースし、グラモフォン誌の2021年4月号では表紙を飾った、今もっとも注目を浴びる歌手の一人です。
CHSA-5219(1SACD)
ベルリオーズ:レクイエムOp.5 エドワード・ガードナー(指)、
ベルゲン・PO&cho、
ブルール・マグヌス・トーデネス(T)、
コレギウム・ムジクムcho
エドヴァルド・グリーグcho
王立ノーザン音楽大学cho
アイカンゲル=ビョルスヴィーク・ムシークラーグ、
ベルゲン・フィルハーモニー・ユース・オーケストラとクレッシェンドのミュージシャン達

録音(ライヴ):2018年5月21日−24日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー
テノール独唱に大編成のオーケストラ&cho、そして4組の金管アンサンブル(バンダ)が必要とされる大作。ベルゲン・フィルの合唱団の他、ノルウェーのアンサンブルや合唱団、管楽器アンサンブル、そしてベルゲン・フィルのユース・オケとクレッシェンド(オーケストラはオスロ・フィルが主に指導するノルウェーの国際的な教育プログラム)のメンバー等が集結して実現した、ベルゲン国際音楽祭のライヴ。大人数の演奏がエドワード・ガードナーの手腕によって、美しく壮大な鎮魂歌として昇華された劇的なライヴ演奏が、Chandosの高品質なサラウンド・サウンドで録音されています。高音質盤愛好家も要注目!
CHSA-5220(1SACD)
コルンゴルト:交響曲嬰ヘ調 Op.40
主題と変奏 Op.42(スクール・オーケストラのための)
シュトラウシアーナ(ヨハン・シュトラウスの音楽による)
ジョン・ウィルソン(指)、
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:2019年1月14日−16日、セント・オーガスティン教会(キルバ―ン、ロンドン)
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍し、Chandosでは、リチャード・ロドニー・ベネット、そしてアーロン・コープランドの管弦楽作品集で圧倒的な評価を築いてきたジョン・ウィルソンが新たに着手するのは、エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルトの管弦楽作品集!
オーストリ=ハンガリー帝国のブリュン(現在のチェコ)に生まれ、オーストリアとアメリカで活躍し、映画音楽の作曲家としても知られるコルンゴルト。「フランクリン・デラノ・ルーズベルトの追憶に」と書かれた彼の唯一の交響曲である「交響曲嬰へ調」、アメリカ・スクール・オーケストラ協会からの委嘱により作曲した「主題と変奏」と「シュトラウシアーナ」。
"シンフォニア・オヴ・ロンドン"は、映画音楽やレコーディング・セッションのための専門的なオーケストラとして1955年に設立され、これまで300以上の映画や多数のレコーディングにその名がクレジットされています。2018年にジョン・ウィルソンがシンフォニア・オヴ・ロンドンを再結成し、このコルンゴルト・アルバムで再始動を果たしました。今後も更なるレコーディングが予定されています。


CHSA-5221(1SACD)
イギリスの作曲家によるファンファーレ集
ハウエルズ:学校のためのファンファーレ
アーノルド:祝祭ファンファーレ、
 ファンファーレ 「キングストン」、
 リッチモンド・ファンファーレ*、
 レイルウェイ・ファンファーレ、
 王室の式典のためのファンファーレ*
ブリス:8つのファンファーレ、
 厳粛な式典のためのファンファーレ(6つの輝かしきファンファーレより)*、
 英雄たちのためのファンファーレ*、
 ファンファーレ 「シェイクスピアへのオマージュ」*、
 ヘンリー・ウッド卿75歳の誕生日を祝すファンファーレ*
ティペット:ファンファーレ第3番、
 ファンファーレ第4番 「ウルフ・トラップ・ファンファーレ」
バントック:ファンファーレ
エリック・コーツ:2つのファンファーレ*
ヘンリー・ウッド:ファンファーレ第3番(6つの輝かしきファンファーレより)*、
 6つのファンファーレ
イモジェン・ホルスト:サクステッドのためのファンファーレ、
 グレナディア・ガーズのためのファンファーレ、
 レイストン組曲
アルバート・W.ケテルビー:戴冠式ファンファーレ、
 海軍の式典のためのファンファーレ第1番、
 海軍の式典のためのファンファーレ第2番、
 勝利のためのファンファーレ、王立砲兵隊のためのファンファーレ、
 空軍のためのショート・ファンファーレ、
 儀礼的式典のためのファンファーレ
ハーティ:ファンファーレ
フレデリック・カーゾン:楽しい式典のためのファンファーレ第5番(6つの輝かしきファンファーレより)、
 ファンファーレ第6番「フェストミンスター」(6つの輝かしきファンファーレより)、
 ファンファーレ第4番(6つの輝かしきファンファーレより)
エリザベス・ラッチェンス:祝祭のためのファンファーレ
バックス:ファンファーレ「ホースティング・アット・ドーン」、
 愉快な式典のためのファンファーレ*、
 ショー・ビジネスのための2つのファンファーレ
 王室の婚礼のファンファーレ*、
 シドニーへの敬礼
ジョーゼフ・ホロヴィッツ:卒業ファンファーレ第2番
ジョン・ウィルソン(指)
オニックス・ブラス・ウィズ・ゲスト・プレイヤーズ

参加メンバー
オニックス・ブラス:ナイアル・キートリー(Tp)、アラン・トマス(Tp)、アンドルー・サットン(Hrn)、エイモス・ミラー(Tb)、デイヴィッド・ゴードン=シュート(Tub)

ゲスト奏者
ニーナ・ロバートソン(Fl)、
ジョン・サーグッド(Hrn)、
コリーヌ・ベイリー(Hrn)、
ピート・ブレイク(Hrn)、
フィル・ウッズ(Hrn)、
トビー・ストリート(Tp)、
ロビン・トッターデル(Tp)、
トニー・クロス(Tp)、
ダレン・ムーア(Tp)、
リチャード・ワトキン(Tb)、
ジョニー・ホリック(Tb)、
ルパート・ホワイトヘッド(Tb)、
ポール・ランバート(Tb)、
バリー・クレメンツ(Tb)、
スコット・バイウォーター(ティンパニ)
、トム・エドワーズ(パーカッション)、
マット・ディキンソン(パーカッション)

録音:2017年4月6日−7日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
※*印を除く、全曲世界初録音
その演奏を聴いた今は亡きイギリスの伝説のトランペット奏者フィリップ・ジョーンズから「ブラヴォー、オニックス!」と称賛の声を贈られたイギリスの金管五重奏団「オニックス・ブラス」を中心に、フルート、ホルン、トランペット、トロンボーン、ティンパニ、パーカッションのゲスト・ミュージシャンを加えた大編成ブラス・アンサンブルをジョン・ウィルソンが指揮するというビッグ・プロジェクト。多数の世界初録音曲を含む、過去一世紀半にわたるイギリスの作曲家たちが書いたファンファーレ集。華やかで躍動的で刺激的なブラスの咆哮が、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会の広大な音響に響き渡ります。Chandos SACDの優秀録音で聴く輝かしきブラス・サウンドもポイント。金管楽器関係者、ブラス・ファン要チェック!
CHSA-5222(1SACD)
コープランド:管弦楽作品集Vol.4〜交響曲集
コノテーションズ(管弦楽のための)
交響曲第3番(オリジナル・ヴァージョン)
故郷からの手紙(ダンス・オーケストラのための/室内管弦楽のための1962年改訂版)/田舎道を下って(原曲:ピアノのための/スクール・オーケストラのための編曲版)
ジョン・ウィルソン(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2018年3月25日−26日、メディア・シティUK(サルフォード)
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍するジョン・ウィルソンのコープランド・サイクル。第4弾は、戦後のアメリカ・ナショナリズムの象徴的な作品、交響曲第3番の珍しいオリジナル・ヴァージョンを中心に、バーンスタインとニューヨーク・フィルのために作曲された「コノテーションズ」、ピアノ作品から編曲され若手オーケストラの紹介のために使われた「田舎道を下って」、ポール・ホワイトマンと放送オーケストラのために作曲され、後に小編成版へ改訂された「故郷からの手紙」を収録。
これまで、色彩豊かで明快なオーケストレーションや生き生きとしたリズムを活かし、レコード芸術誌海外盤REVIEWの「今月の特選盤」や英グラモフォン誌「Editor's Choice」、英BBCミュージック・マガジン「Orchestral Choice」などを獲得してきた人気シリーズです。
CHSA-5223(5SACD)
ルトスワフスキ:声楽&管弦楽作品集
CD 1〜交響曲第3番/管弦楽のための 「チェーン3」/管弦楽のための協奏曲/CD 2〜シロンスクの3章*/ラクリモサ*/織りなす言葉**/眠れ、眠れ*/眠りの空間‡/歌の花と歌のお話*/CD 3〜交響的変奏曲/ピアノ協奏曲/ピアノと管弦楽のための「パガニーニの主題による変奏曲」/交響曲第4番/CD 4〜小組曲/チェロ協奏曲/チェロと弦楽オーケストラのための変容 「グラーヴェ」/交響曲第2番/CD 5〜交響曲第1番/ヴァイオリンと管弦楽、オブリガート・ピアノのための 「パルティータ」**/ヴァイオリンと管弦楽のための対話 「チェーン2」/クラリネット独奏、パーカッション、ハープ、ピアノと弦楽のための 「ダンス・プレリュード(舞踏前奏曲)」*
エドワード・ガードナー(指)BBC響、
ルーシー・クローウェ(S/CD2)、
トビー・スペンス(T/CD2)、
クリストファー・パーヴェス(Br/CD2)
ルイ・ロルティ(P/CD3)、
ポール・ワトキンス(Vc/CD4)、
マイケル・コリンズ(Cl/CD5)、
タスミン・リトル(Vn/CD5)

録音:2010年−2012年
ポーランドの音楽を開拓する新シリーズ "ムジカ・ポルスカ"の一環として、エドワード・ガードナーとBBC響が2010年にスタートしたルトスワフスキ・プロジェクト。4つの交響曲や各協奏曲を収録した管弦楽作品集全4巻と、管弦楽伴奏付き声楽作品集1巻の5つのアルバムが5枚組BOXセットとなって登場。オリジナル盤はノーマルCD(CHAN-10688)として発売されていた声楽作品集は初SACD化された、すべてSACDの5枚組セットです!
ロルティ、リトル、コリンズ、ワトキンスといった豪華ソリスト陣にも注目。戦後の東欧、ポーランドを代表する大作曲家、ヴィトルト・ルトスワフスキのオーケストラ・アルバムの決定盤誕生です!
CHSA-5230(1SACD)
リチャード・ロドニー・ベネット:管弦楽作品集 Vol.3
交響曲第1番
メゾ・ソプラノと小管弦楽のための3つの歌 「ダンスの歴史」*(メゾ・ソプラノとピアノのためのオリジナル・ヴァージョンからの編)
16世紀の旋律によるリフレクション
ゾディアック
ジョン・ウィルソン(指)、
BBCスコティッシュSO、
サラ・コノリー(Ms)*

録音:2018年6月25日ー27日、シティ・ホール(グラスゴー)
ベネットの長期のパートナーとなったガラス職人ダン・クラインに影響を受けた「交響曲第1番」。生涯の友人でもあったイギリスの作曲家エリザベス・ラッチェンスの70歳の誕生日を記念して作曲された「ゾディアック」。ベネットの姉である詩人メグ・ピーコックの詩に基づき、彼らの両親の思い出に作曲された「ダンスの歴史」。そして、ベネットと深い音楽的繋がりと長い友情を築いたジョン・ウィルソンへと捧げられた「16世紀の旋律によるリフレクション」。ベネットの人生における重要人物たちとつながりのある4作品を収録。
2017年にDBE(大英帝国二等勲爵士)を受け「デイム」の称号を授与されたイギリスを代表するメゾ、サラ・コノリーは、R・R・ベネットの「ダンスの歴史」を以前からレパートリーとしており、オリジナルのピアノ伴奏版は2011年にリリースした「イギリス歌曲集(CHAN 10691)」でも録音しています。
CHSA-5231(1SACD)

RCHSA-5231(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
グノー:交響曲集
交響曲第1番ニ長調
交響曲第2番変ホ長調
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)、
アイスランドSO

録音:2018年4月30日ー5月4日、Eldborg(ハルパ、レイキャビク、アイスランド)
アルスターOの首席指揮者(1989年〜1992年)、BBCフィルハーモニックの首席指揮者(1992年〜2003年)を務めた時代にChandosに多くの名盤を残したフランスの名匠、ヤン・パスカル・トルトゥリエ。Chandosでの最新録音は、現在トルトゥリエが首席指揮者を務めるアイスランドSOとともに贈る、シャルル・グノーの交響曲集!
代表作「ファウスト」が完成する少し前、メンデルスゾーンにも影響を受けて作曲され、1855年、1856年に完成した2つの交響曲。古典的な様式をベースに優雅でロマンティックな魅力が散りばめられた佳作で、「ファウスト」などのオペラや「グノーのアヴェ・マリア」などの人気曲に隠れたグノーの忘れ難き作品です。
CHSA-5232(1SACD)
エドヴァルド・グリーグ合唱団〜グリーグを歌う
グリーグ:4つの詩篇 Op.74(混声合唱とバリトン独唱のための)*
オーレ・ブル(1810−1880)(ポール・ロビンソン編):セーテルの娘の日曜日(混声合唱とアルト独唱のための)#
ノルウェー伝承曲(ポール・ロビンソン編):夜更けて床についた(混声合唱のための)#
グロンダール(1847-1907)(ポール・ロビンソン編):夜は静まり Op.3 no.1(混声合唱、ソプラノとバリトン独唱のための)#
デイヴィッド・ラング(b.1957):最後の春(室内合唱または8声の独唱のための)**
グリーグ:アヴェ・マリス・ステラ(めでたし海の星) EG150(8部の混声合唱のための)**
グリーグ(ジョナサン・ラスボーン編):組曲「ホルベアの時代から」 Op.40(8部の混声合唱のための)#
エドヴァルド・グリーグcho
ホーコン・マッティ・スクレーデ(指)*/**、ポール・ロビンソン(音楽監督)#、
アウドゥン・イーヴェシェン(Br)*、
トゥーリド・モーベルグ(A)、
ヒルデ・ヴェスレモイ・ハーゲン(S)、
オルヤン・ハットヴァイト(Br)

録音:2018年6月11日−14日、ベルゲン大聖堂(ベルゲン、ノルウェー)
ヴォーカルアンサンブル「エドヴァルド・グリーグ合唱団(Edvard Grieg Kor)」は、グリーグ博物館「トロールハウゲン」のレジデント・ア・カペラ・アンサンブルとしてベルゲンに創設されました。メンバーは8人。ベルゲンPOと定期的に共演し、高い評価を受けたベルリオーズの「レクイエム」(CHSA 5219)やヴォーン・ウィリアムズの「南極交響曲」(CHSA 5186)の録音にも参加しています。ベルゲン国立歌劇場合唱団にも核となるアンサンブルとして参加。サイモン・ラトルとベルリン・フィルハーモニーの「グレの歌」や「戦争レクイエム」など海外のコンサートにも出演してきました。
エドヴァルド・グリーグ合唱団が単独で録音する最初のアルバム。混声合唱のオリジナル曲と新しい編曲、作曲によるプログラムが組まれています。「ノルウェー伝承宗教歌の自由な編曲による4つの詩篇」は、ピアノのための「スロッテル」(Op.72)とともに、「ノルウェー伝承の音楽を『芸術音楽』に再生する」という志をグリーグが実現させた最後の大作。聖母マリアを賛美する「アヴェ・マリス・ステラ」(めでたし海の星)は、カトリックの伝統に沿って歌曲として書いた作品をグリーグ自身が8部の混声合唱用に編曲した作品です。弦楽オーケストラの音楽として親しまれている「ホルベアの時代から」は、イギリスのジョナサン・ラスボーンがエドヴァルド・グリーグ合唱団のためヴォーカル作品に編曲しました。
スヴェンセンによるヴァイオリンと管弦楽のための編曲で知られるオーレ・ブルの「セーテルの娘の日曜日」。ノルウェー民謡を代表する一曲、グリーグも男声合唱の曲にした(Op.30 no.1)「夜更けて床についた」。バッケル・グロンダール の「5つの歌」の第1曲〈夜は静まり〉。この3曲は、2015年にエドヴァルド・グリーグ合唱団に加わったイギリスのテノール歌手、ポール・ロビンソンの編曲で歌われます。アメリカの作曲家デイヴィッド・ラングの「最後の春」は、グリーグがヴィニエの詩に作曲した歌曲「春」(Op.33 no.2)の曲とテクストを素材にした作品です。エドヴァルド・グリーグ合唱団のために書かれ、この曲の作曲中に急逝したアメリカのキュレーター、マリオン・”キッピー”・ボウルトン・ストラウドを追悼する作品とされました。
CHSA-5233(1SACD)
リャトシンスキー:交響曲第3番Op.50
交響的バラード 「グラジナ」 Op.58
キリル・カラビッツ(指)、
ボーンマスSO

録音:2018年5月15日ー16日、ザ・ライトハウス(プール、ドーセット、イギリス)
アゼルバイジャンのカラ・カラーエフの録音(CHSA 5203)で話題を呼んだ「東欧からの声(Voices from the East)」。旧ソ連諸国の知られざる作曲家に捧げる新シリーズ第2弾では、指揮者&作曲家として活躍した父イヴァン・カラビッツ(1945−2002)にオーケストレーションを教えたという20世紀前半ウクライナの作曲家、ボリス・リャトシンスキー(1895−1968)の管弦楽作品。
ソ連当局の反対を受け、フィナーレを書き直すまで初演されなかったという交響曲第3番。ポーランドの偉大な詩人アダム・ミツキェヴィチの没後100周年を記念して書かれた交響的バラード「グラジナ」。ロシアの伝統と19世紀後半西ヨーロッパのロマン主義を吸収し、表現主義やウクライナの伝統音楽など20世紀の近代主義運動の影響を受け独自の音楽を築いてきたリャトシンスキーの音楽を、キリル・カラビッツの優れた解釈で贈ります。
CHSA-5234(1SACD)

RCHSA-5234(1SACD)
国内仕様盤
税込定価
シューベルト:交響曲集 Vol.1
交響曲第3番ニ長調 D.200
交響曲第5番変ロ長調 D.485
交響曲第8番 ロ短調 D.759 「未完成」
エドワード・ガードナー(指)
バーミンガム市SO

録音:2018年7月9日ー10日、タウン・ホール、バーミンガム(イギリス)
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活動し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者を務めているイギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナー。2010年から2016年まで首席客演指揮者を務め、Chandosでは「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」(CHSA 5132、CHSA-5139、CHSA-5151、CHSA-5161)という録音プロジェクトで成功を収めたガードナーとバーミンガム市SO(CBSO)の新たなシリーズは、なんとシューベルトの交響曲集がスタート!
第1弾は、交響曲第3番、第5番、そして「未完成」の2楽章を収録。メンデルスゾーンで反響を呼んだガードナー&CBSOのコンビによる期待のシューベルト。メンデルスゾーンに引き続き、SACDハイブリッド・サラウンドによる録音です!
CHSA-5235(1SACD)
メンデルスゾーン・イン・バーミンガムVol.5 〜 序曲集
オラトリオ 「聖パウロ」序曲
序曲 「美しいメルジーネの物語」
トランペット序曲
序曲 「フィンガルの洞窟」
劇音楽 「アタリア」序曲
序曲 「夏の夜の夢」 Op.21
序曲 「静かな海と楽しい航海」
序曲 「ルイ・ブラス」
エドワード・ガードナー(指)、
バーミンガム市SO

録音:2013年10月20日−21日(フィンガルの洞窟)、2014年2月16日(ルイ・ブラス)、2014年2月15日&16日(静かな海と楽しい航海)、2015年7月13日−14日(夏の夜の夢)、2018年7月10日ー11日(その他の作品)、タウン・ホール(バーミンガム、イギリス)
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活動し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者を務めているイギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナーとバーミンガム市SO(CBSO)との人気シリーズ「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」、待望の続編が登場!
ガードナーがCBSOの首席客演指揮者を務めていた期間(2010年〜2016年)にレコーディングされていた4曲と、2018年に新たにレコーディングされた4曲、計8曲を集めたメンデルスゾーンの序曲集。イギリスで活動した時代のメンデルスゾーンが自身の多くのオーケストラ作品を指揮して英国初演を果たしたという、メンデルスゾーンと縁の深い都市「バーミンガム」を舞台に繰り広げられる充実のプロジェクトです。
CHSA-5236(SACD
ブラームス:交響曲全集Vol.1
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
エドワード・ガードナー(指)
ベルゲンPO

録音:2018年10月2日−5日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
2016年まで首席客演指揮者を務めていたバーミンガム市SOとは、メンデルスゾーンやシューベルトの交響曲集録音で高い評価を得てきたガードナーが、ついにベルゲン・フィルでスタートする交響曲集。ブラームスの室内楽の豊富な知識と経験を活かしたアプローチで、オーケストラの傑出したアンサンブル、力強くしなやかな弦の響きを、ベルゲン・フィルの本拠地であるグリーグホールで生み出しています。
ハイクオリティなオーケストラ録音で定評のあるChandosのSACDサラウンド・サウンドにも注目!
CHSA-5237(1SACD)
バルトーク:歌劇 「青ひげ公の城」 エドワード・ガードナー(指)、
ベルゲンPO、
ジョン・レリエ(バス/青ひげ)、
ミシェル・デヤング(メゾ・ソプラノ/ユディット)
パール・マーチャイ(朗読/プロローグ

録音:2018年11月16日−17日&19日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
メルボルン響との「中国の不思議な役人」(CHSA5130)、ベルゲン・フィルとの「オケコン」(CHSA5189)に続くバルトーク・レコーディングは、バルトークの唯一のオペラ作品、「青ひげ公の城」が登場!
イングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督を15年にわたって務めあげ、メトロポリタン歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウス、パリ国立オペラ、シカコ・リリック・オペラ、グラインドボーン音楽祭など、世界のオペラ・シーンで華々しく活動してきたエドワード・ガードナーの手腕、そしてMETで活躍してきたジョン・レリエ、ミシェル・デヤングらの歌声にも注目です!
CHSA-5239(1SACD)

RCHSA-5239(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
ベルリオーズ:シェイクスピアの「テンペスト」に基づく幻想曲*(抒情的モノドラマ「レリオ、あるいは生への復帰」 Op.14bisより 最終楽章)
幻想交響曲 Op.14
アンドルー・デイヴィス(指)トロントSO
トロント・メンデルスゾーンcho*

録音:2018年9月20日−22日、ロイ・トムソン・ホール(トロント、カナダ)
40年以上のキャリアで、BBCSO、グラインドボーン音楽祭、トロントSOの主要ポストを歴任し、現在はメルボルンSOとリリック・オペラ・オヴ・ザ・シカゴの首席指揮者を務めるイギリスの名匠アンドルー・デイヴィス。ベルリオーズの「序曲集(CHSA 5118)」、「イタリアのハロルド(CHSA-5155)」、「ロメオとジュリエット(CHSA 5169)」、「キリストの幼時(CHSA-5228)」と優れた名盤を録音してきたアンドルー・デイヴィスによるベルリオーズ没後150周年リリース第2弾。これまで、ベルゲン・フィル、メルボルン響、BBC響と様々なオーケストラとベルリオーズを録音してきましたが、今回は現在アンドルー・デイヴィスがピーター・ウンジャンとグスターボ・ヒメノの間を繋ぐ"暫定芸術監督"(Interim Artistic Director)というポストを担っているトロントSOを指揮し、ベルリオーズのもっとも有名で愛されている傑作「幻想交響曲」を録音!
カップリングには、幻想交響曲の続編的位置づけで作曲されながらも、幻想交響曲と比べて演奏・録音の機会の少ない「レリオ、あるいは生への復帰」からの最終楽章『シェイクスピアの「テンペスト」に基づく幻想曲』を収録しています。
CHSA-5240(1SACD)
エセル・スマイス:ミサ曲ニ調
歌劇 「難船略奪者」への序曲
ミサ曲ニ調(独唱、合唱と管弦楽のための)*
サカリ・オラモ(指)BBC響、
BBC交響cho*、
スザンナ・ハレル(S)*、
カトリーナ・モリソン(Ms)*、
ベン・ジョンソン(T)*、
ダンカン・ロック(Br)*

録音:2019年1月26日ー27日、ワトフォード・コロッセウム
2013年の首席指揮者就任以降、知られざる近現代作品の発掘、演奏に積極的に取り組み、着実に関係を深めてきたオラモとBBC響。Chandosでは、「フロラン・シュミットの交響曲第2番(CHSA 5200)」、「シベリウスのレンミンカイネン組曲(CHAN 20136)」といったあまり録音のなかった稀少なプログラムで優れたレコーディングを続け、レコード芸術特選盤、英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」など圧倒的な評価を獲得してきました。
同コンビ期待の新録音は、19世紀後半の女性作曲家の偉大な先駆者であり、デイムの称号を叙された最初の女性作曲家、また著名なサフラジェット(女性参政権運動家)としても知られるエセル・メアリー・スマイス(1858−1944)の「ミサ曲ニ調」。スマイス唯一の大規模宗教作品であり、教会ではなくコンサートホールのために作曲されたニ長調とニ短調のミサ曲です。4人の独唱と合唱団によってミサの典礼文が歌われますが、第2曲「グローリア」は、作曲者の指示によって「キリエ」の後(2番目)ではなく、最後に配置されています。BBC Cardiff Singer of the World 2017を受賞しているカトリーナ・モリソンを始め、スザンナ・ハレル、ベン・ジョンソンら若手有望シンガー4人による優れた独唱陣も注目です。
CHSA-5241(1SACD)
テルテリャーン:交響曲第3番&第4番
テルテリャーン:交響曲第3番(1975)〔ドゥドゥク、ズルナと大SOのための〕*
コミタス(ソゴモン・ソゴモニアン)(1869−1935):Shoger Jan(Dear Shoger)
伝承曲:Noobar-Noobar
テルテリャーン:交響曲第4番(1976, 1984改定)〔大SOのための〕*
キリル・カラビッツ(指)ボーンマスSO*、
ティグラン・アレクサニアン(ドゥドゥク、ズルナ)、ヴァヘ・ホヴァネシアン(ドゥドゥク、ズルナ)

録音:2019年3月30日ー31日、ザ・ライトハウス(プール、ドーセット、イギリス)
2008年からボーンマスSOの首席指揮者を務め、2016年にはヴァイマル・ドイツ国民劇場(Deutsches Nationaltheater and Staatskapelle Weimar)の音楽監督&首席指揮者にも就任し注目を浴びているウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。
アゼルバイジャンのカラ・カラーエフ(CHSA 5203)、ウクライナのボリス・リャトシンスキー(CHSA 5233)といった極めて意欲的なレコーディングで話題を呼んできた「東欧からの声(Voices from the East)」。旧ソ連諸国の知られざる作曲家に捧げるシリーズ第3弾は、ハチャトゥリアンと並ぶ20世紀アルメニア音楽の巨人、アーヴェト・テルテリャーン(1929−1994)の交響曲。1967年の歌劇『Ring of Fire』以降は無調や偶然性、エレクトロニクスなどを取り入れ、また友人であったギヤ・カンチェリからも大きな影響を受け、アルメニアの民俗音楽と古代の典礼音楽を吸収し独自の音楽を創り上げてきたテルテリャーンの中期の交響曲。第3番ではアルメニアの民族楽器(ダブルリードの笛)、ドゥドゥクやズルナがフィーチャーされています。
CHSA-5242(1SACD)
ブリス:カンタータ「マグダラのマリア」
エンチャントレス(コントラルトと管弦楽のための情景)*
ジョン・ブロウの主題による瞑想曲
マグダラのマリア(コントラルトとバス独唱,合唱と管弦楽のためのカンタータ)*#
アンドルー・デイヴィス(指)、
BBC響BBC交響cho#、
サラ・コノリー(Ms)*、
ジェームズ・プラット(Bs)#

録音:2019年4月13日ー14日、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
故リチャード・ヒコックスより"英国音楽の伝道師"としてのタクトを受け継ぎ、エルガー、ディーリアス、ホルスト、バックス:など英国音楽の新たな名録音を生み出してきた名匠、サー・アンドルー・デイヴィス。BBC響&choとともに贈るアーサー・ブリス(1891−1975)の作品集第3弾は、フィーニー財団の委嘱によって作曲された2つの作品、「マグダラのマリア(Mary of Magdala)」と「ジョン・ブロウの主題による瞑想曲」、キャスリーン・フェリアの60歳の年に彼女のために書かれた「エンチャントレス(魔女)」の3作品を収録。
アンドルー・デイヴィスとは複数のエルガー録音でも共演してきたイギリスの名メゾ・ソプラノ、"デイム"・サラ・コノリーが歌うカンタータ「マグダラのマリア」は世界初録音。BBCが誇る素晴らしきオーケストラと合唱団、その壮麗なサウンドを的確にとらえたChandosラルフ・カズンズによる高品質サラウンド録音にもご期待ください。
CHSA-5243(1SACD)

RCHSA-5243(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
シェーンベルク:浄められた夜
レハール:テノールと大管弦楽のためのトーン・ポエム 「熱」*
オスカー・フリート:メゾ・ソプラノ、テノールと管弦楽のための 「浄められた夜」 Op.9*+
シェーンベルク:「浄められた夜」 Op.4(作曲者自身の編曲による弦楽オーケストラ版)
コルンゴルト:テノールと管弦楽のための 「別れの歌」 Op.14*
エドワード・ガードナー(指)
BBC響、
クリスティーネ・ライス(Ms)+、
ステュアート・スケルトン(T)*

録音:2020年3月14日−15日、フェニックス・コンサート・ホール(フェアフィールド・ホール、クロイドン、イギリス)
2015年からベルゲンPOの首席指揮者を務める次代のマエストロ、エドワード・ガードナー。2021年からはユロフスキの後任としてロンドン・フィルの首席指揮者に就任することが発表され、話題を呼んでいます。ガードナーとBBC響とは、BBCプロムスではファースト・ナイトとラスト・ナイトを演奏したこともあるほど長く強固な関係を築いており、録音でもルトスワフスキやウォルトンの管弦楽作品集など、多くの名盤を残してきました。そんな、ガードナーとBBC響による新たなSACDハイブリッド録音は、ガードナーの前作「ブリテン:ピーター・グライムズ(CHSA5250)」に引き続き、今をときめくオーストラリアの名ヘルデン・テノール、ステュアート・スケルトン(スチュアート・スケルトン)との豪華共演。ガードナーとスケルトンの共演も名演揃いで、前出の「ピーター・グライムズ」は英グラモフォン誌の2020年10月「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」に選ばれた他、英プレスト・クラシカルの「エディターズ・チョイス」に選定。また、「ヤナーチェク:グラゴル・ミサ(CHSA5165)」では2016年グラミー賞にノミネートしています。
シェーンベルクが無調や十二音技法へと至る前の時代の代表作の1つ、弦楽六重奏のための「浄められた夜」(作曲者自身による弦楽オーケストラ版)を中心に、同じリヒャルト・デーメルの詩を基に作られたオスカー・フリートの「浄められた夜」やレハール、コルンゴルトらによるドイツ語の管弦楽伴奏付き歌曲を組み合わせた魅惑のプログラムです。
CHSA-5244(1SACD)
リチャード・ロドニー・ベネット:管弦楽作品集 Vol.4
トルバドゥールの音楽/ピアノ協奏曲*
オーバード(朝の歌)
管弦楽のためのカントリー・ダンス
アニヴァーサリーズ
ジョン・ウィルソン(指)、
BBCスコティッシュSO、
マイケル・マクヘイル(P)*

録音:2019年7月22日ー24日、シティ・ホール(グラスゴー)
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍するジョン・ウィルソン。コルンゴルトやエリック・コーツの録音でも話題を呼んでいるジョン・ウィルソンのもう一つの大好評企画、R・R・ベネットの管弦楽作品集第4巻! リチャード・ロドニー・ベネット(1936−2012)は、『オリエント急行殺人事件』や『フォー・ウェディング』など映画音楽の作曲家として特に知られ、ジャズ(自ら演奏や歌も行った)、ダンス・ミュージック、TV音楽など多彩な才能を魅せたイギリスの国民的作曲家です。
スティーヴン・コヴァセヴィチのために書かれたピアノ協奏曲は、Chandosではマイケル・コリンズとの8枚に及ぶデュオ・アルバムでも知られるアイルランドを代表するピアニスト、マイケル・マクヘイルが華麗なテクニックを披露。他、BBCの60周年を記念して書かれた協奏的変奏曲「アニヴァーサリーズ」、バロック音楽や中世の音楽に基づく「トルバドゥールの音楽」や「カントリー・ダンス」など、リチャード・ロドニー・ベネットの幅広い作風を、ジョン・ウィルソンの手腕で体感できます。
CHSA-5245(1SACD)
シューベルト:交響曲集 Vol.2
交響曲第2番変ロ長調 D.125
交響曲第6番ハ長調 D.589
イタリア風序曲 ニ長調 D.590
イタリア風序曲 ハ長調 Op.170, D.591
エドワード・ガードナー(指)、
バーミンガム市SO


録音:2019年7月9日ー10日、タウン・ホール、バーミンガム(イギリス)
2015年からノルウェーの名門ベルゲン・フィルの首席指揮者を務め、2021年からはユロフスキの後任としてロンドン・フィルの首席指揮者を担うことが発表され話題を呼んでいるイギリスの次代を担うマエストロ、エドワード・ガードナー。Chandosでは「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」(CHSA 5132、CHSA-5139、CHSA-5151、CHSA-5161)と題されたユニークな録音プロジェクトで成功を収めたガードナーとバーミンガム市SO(CBSO)による新シリーズ、シューベルトの交響曲全集。
第2巻では交響曲第2番と「小ハ長調」の愛称を持つ交響曲第6番、「小ハ長調」と同時期に作曲された2つの「イタリア風序曲」を収録。ガードナーの洗練された指揮で、バーミンガム市響の艶やかな響きをスタイリッシュに紡ぎあげています。ChandosのSACDハイブリッド・サラウンドによる優秀録音もポイント!
CHSA-5228(2SACD)
ベルリオーズ:オラトリオ 「キリストの幼時」 アンドルー・デイヴィス(指)、
メルボルンSO&cho、
サーシャ・クック(聖マリア/メゾ・ソプラノ)、ロデリック・ウィリアムズ(聖ヨゼフ/バリトン)、マシュー・ブルック(ヘロデ王&家父/バス・バリトン)、シェーン・ローレンチェフ(ポリドールス/バス・バリトン)、アンドルー・グッドウィン(百人隊長/テノール)、アンドルー・ステイプルズ(語り手/テノール)

録音:2018年6月15日−16日&18日、ハマー・ホール(メルボルン芸術センター、オーストラリア)
40年以上のキャリアで、BBCSO、グラインドボーン音楽祭、トロントSOの主要ポストを歴任し、現在はメルボルンSOとリリック・オペラ・オヴ・ザ・シカゴの首席指揮者を務めるイギリスの名匠アンドルー・デイヴィス。ベルリオーズの「序曲集(CHSA 5118)」、「イタリアのハロルド(CHSA-5155)」、「ロメオとジュリエット(CHSA 5169)」と名盤を送り出してきたアンドルー・デイヴィスによるベルリオーズ没後150周年リリース。ヘロデ王の幼児虐殺と聖家族の避難を題材にしたベルリオーズの大作、独唱、合唱と管弦楽のための宗教的三部作「キリストの幼時」が登場。数々のオペラハウスでも実績を残すアンドルー・デイヴィスの手腕、ロデリック・ウィリアムズやアンドルー・ステイプルズ、マシュー・ブルック、サーシャ・クックといった豪華ソリストにも注目です!
また、アンドルー・デイヴィスは2019年2月にはBBCウェールズ・ナショナル管とも「キリストの幼時」を演奏予定。こちらでも、ウィリアムズ、ステイプルズ、ブルックの3名と共演します。
CHSA-5284(1SACD)


RCHSA-5284(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
祝祭音楽 ― ひとつの遺産〜ある一家の埋没していた書簡集にインスピレーションを受けた、金管楽器のための音楽のレコーディング・プロジェクト
R.シュトラウス:ウィーン市の祝典音楽 TrV 286(金管楽器とティンパニのための)*
シューマン
:クララ・ヴィークの主題による即興曲 Op.5(独奏ピアノのための/エイモス・ミラーとティム・ジャクソンによる編)
ブラームス:私は角笛を悲しみの谷で吹く Op.41-1(男声4部合唱のための5つの歌より/デイヴィッド・ゴードン=シュートによる編)
メンデルスゾーン:女たちと歌手たち(混声6部合唱のための/デイヴィッド・ゴードン=シュートによる編)#
ルビンシテイン:夜想曲 Op.71-1(独奏ピアノのための3つの小品より/デイヴィッド・ゴードン=シュートによる編)
ロベルト・フランツ:春のきざし Op.25-6(声とピアノのための6つの歌より/ナイアル・キートリーによる編)
R.シュトラウス:2つの歌 Op.34, TrV 182(混声16部合唱のための/デイヴィッド・ゴードン=シュートとマット・スミスによる編)*
オニックス・ブラス〔ナイアル・キートリー(Tp)、アラン・トマス(Tp)、アンドルー・サットン(フレンチ・ホルン)、エイモス・ミラー(Tb)、デイヴィッド・ゴードン=シュート(テューバ)〕、ポール・ランバート(バス・トロンボーン)#、ジョン・ウィルソン(指)*、セプトゥーラのメンバー〔サイモン・コックス(Tp)、フィリップ・コブ(フリューゲルホルン)、ジェームズ・ファウンテン(フリューゲルホルン)、ピーター・ムーア(Tb)、マシュー・ジー(Tb)、マシュー・ナイト(Tb)、ダン・ウェスト(バストロンボーン)、サーシャ・コウシュク=ヤラリ(テューバ)〕を含むゲスト・プレイヤー達*

録音:2020年10月3日−4日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン
今は亡きイギリスの伝説のトランペット奏者フィリップ・ジョーンズから「ブラヴォー、オニックス!」と称賛の声を贈られたイギリスの金管五重奏団「オニックス・ブラス」は、1993年に結成され、ロイヤル・フィル、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、イギリス室内管、ロイヤル・バレエ・シンフォニアなど第1線の舞台で活躍する一流の奏者たちで構成されるイギリスの金管五重奏団です。
「フーガ」(CHAN10462)、「ファンファーレ」(CHSA5221)に続く、Chandosからリリース第3弾は、ドイツ・ロマン派の伝統に沿ったプログラム。金管楽器のためのオリジナル作品は「ウィーン市の祝典音楽」のみで、残りはシューマン、ブラームス、メンデルスゾーン、ルビンシテイン、フランツらの作品のスモール・アンサンブルのための2020年編曲版(すべて世界初録音)。テューバ奏者のデイヴィッド・ゴードン=シュートの親族が持っていた書簡集の中に、シューマン、ブラームス、メンデルスゾーンなどの貴重な手紙が入っており、そこからインスピレーションを受け、このレコーディング・プロジェクトへと繋がりました。ブックレットにはそれらの手紙の一部画像も掲載されています。大編成となるR・シュトラウスの2作品では、現在人気急上昇中のマエストロ、ジョン・ウィルソンが指揮し、ロンドン響、フィルハーモニア管、ロイヤルフィル、BBC響など、イギリスを代表するオーケストラで首席奏者を務める実力派揃いのブラス・セプテット "セプトゥーラ" のメンバーを含む多くのスペシャル・ゲストと共演しています。
CHSA-5250(2SACD)
ブリテン:歌劇 「ピーター・グライムズ」 Op.33 エドワード・ガードナー(指)、
ベルゲンPO&cho、
スチュアート・スケルトン(テノール/ピーター・グライムズ〔漁夫〕)、エリン・ウォール(ソプラノ/エレン・オーフォード〔寡婦、村の女教師〕、サミュエル・ウィンター(少年(ジョン)、徒弟)、ロデリック・ウィリアムズ(バリトン/バルストロード船長〔退役船長〕)、スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ/アーンティ〔ボーア亭の女将〕)、ハンナ・フサール(ソプラノ/姪1〔ボーア亭の看板娘〕)、ヴィベケ・クリステンセン(ソプラノ/姪2〔ボーア亭の看板娘〕)、ロバート・マーリー(テノール/〔漁夫、メソジスト教徒〕)、ニール・デイヴィス(バス・バリトン/スワロー〔判事〕)、キャスリン・ウィン=ロジャーズ(メゾ・ソプラノ/セドリー夫人〔東インド会社代理人、未亡人〕)、ジェイムズ・ギルクリスト(テノール/ホレース・アダムス〔牧師〕)、マーカス・ファーンズワース(バリトン/ネッド・キーン〔薬剤師でヤブ医者〕)、バーナビー・レア(バス/ホブソン〔保安官、運送屋〕)、ベルゲン・フィルハーモニーcho、エドヴァルド・グリーグcho、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックcho、コレギウム・ムジクムcho

録音:2019年11月25日−27日&10月24日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
2015年にノルウェーの名門オーケストラ、ベルゲンPOの首席指揮者に就任し、絶賛されたエディンバラ国際音楽祭や7度の国際ツアー、数々のレコーディングを通じてベルゲン・フィルの魅力を世界に伝えてきた次代を担うマエストロ、エドワード・ガードナー。2021年からはユロフスキの後任としてロンドン・フィルの首席指揮者に就任することが発表されましたが、ベルゲン・フィルとの契約も2年間延長し、2023年まで首席指揮者のポストを継続しています。録音でも、ベルリオーズやシェーンベルクなど、とりわけ合唱を伴う大編成作品で高い評価を得てきたガードナーとベルゲン・フィルの強力タッグによる新録音。ブリテンの代表作である悲劇的な傑作オペラ「ピーター・グライムズ」がChandosの優秀録音によるSACDハイブリッド盤で登場!
初演時にはピーター・ピアーズが担ったタイトル・ロールは、2012年の新国立劇場を始め、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、BBCプロムス、エディンバラ国際音楽祭、そして2019年のガードナー&ベルゲン・フィルの国際ツアーなどでピーター・グライムズを歌ってきたハマり役、スチュアート・スケルトン。ベルゲン・フィルの本拠地、グリーグホールで行われたコンサートの後に、万全の態勢でスタジオ録音されています。
CHSA-5252(1SACD)
寄港地 〜 フランスの管弦楽作品集
シャブリエ:スペイン
デュリュフレ:3つの舞曲
サン=サーンス:オンファールの糸車
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
イベール::寄港地
マスネ:タイスの瞑想曲
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ジョン・ウィルソン(指)、
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:2019年9月6日−7日(3つの舞曲)、2019年1月16日−18日(その他の作品)、セント・オーガスティン教会(キルバ―ン、ロンドン)
新生"シンフォニア・オヴ・ロンドン"のアルバム第2弾では、19世紀後半から20世紀初頭のフランスのオーケストラ作品の個性的なサウンドを探求。「牧神の午後への前奏曲」や「タイスの瞑想曲」といった超名曲から、デュリュフレの「3つの舞曲」、サン=サーンスの「オンファールの糸車」といった比較的珍しい作品まで、スペインや北アフリカの「異国情緒」を呼び起こすような緻密で繊細なオーケストレーションを、持ち前の鮮やかな表現力で写し出しています。
CHSA-5253(2SACD)
オルウィン:歌劇「令嬢ジュリー」 サカリ・オラモ(指)BBC響、
アナ・パタロング(ソプラノ/ジュリー)、
ベネディクト・ネルソン(バス・バリトン/ジャン)、
ロジー・オールドリッジ(メゾ・ソプラノ/クリスティン)、
サミュエル・サッカー(テノール/ウルリク)

録音:2019年10月5日ー8日、フェニックス・コンサート・ホール(フェアフィールド・ホールズ、クロイドン、イギリス)
サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オヴ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。現在、BBC響の首席指揮者に加え、ロイヤル・ストックホルムPOの首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザー、オストロボスニア室内O(フィンランド)の首席指揮者、フィンランドRSOの名誉指揮者を務めています。Chandosでレコーディングした「シベリウスのレンミンカイネン組曲(PCHAN 20136/CHAN-20136)」は、2019年度のレコード・アカデミー賞で「特別賞 録音」に選ばれ、サカリ・オラモの実力とChandosの超優秀録音の名声を高めました。
Chandosレーベルが黎明期からその作品を取り上げ続けてきた20世紀イギリスの作曲家、ウィリアム・オルウィン(1905−1985)の「令嬢ジュリー(ミス・ジュリー)」は、スウェーデンの劇作家ヨハン・アウグスト・ストリンドベリの戯曲「令嬢ジュリー」を元に、オルウィン自身が台本を書いたオペラで、1973年〜76年に作曲されたオルウィンの最後の大規模な作品です。映画音楽作曲家としても広範なキャリアを誇ったオルウィンの作曲技術が結集された知られざる傑作を、サカリ・オラモが円熟のタクトで披露します。
CHSA-5255(1SACD)
ひばりのように
ヴォーン・ウィリアムズ:休息(無伴奏混声合唱のための)、3つのシェイクスピアの歌(無伴奏合唱のための)、揚げひばり(ポール・ドレイトン編曲/ヴァイオリンと室内合唱のための)*
スタンフォード:ドラウンド・ラヴァーズ、青い鳥 Op.119-3
ステーンハンマル:3つのア・カペラ合唱曲
アルヴェーン:ふたりだけの牧場で、リム, リム, リーマ
ダーヴィド・ヴィーカンデル(1884−1955):スズランの王(混声合唱のための)
マーラー:私はこの世に捨てられて(リュッケルト歌曲集より/クリトゥス・ゴットヴァルト編曲/16人の声のための)#
オラ・イェイロ(b.1978):セレニティ(おお大いなる神秘)(ヴァイオリン〔もしくはチェロ〕を伴う混声合唱のための)*
サイモン・フィップス(指)、
スウェーデン室内cho
ジェニファー・パイク(Vn)*、
マリア・フォシュストレム(Ms)#

録音:2019年5月4日−5日&6月15日−16日、Arstads Kyrka(スウェーデン)
スウェーデン室内合唱団は、イギリス生まれ、1994年からスウェーデンで活躍するサイモン・フィップスが1997年に創設した「サイモン・フィップス・ヴォーカル・アンサンブル」を母体に2006年に発足した合唱団。ヨーロッパ全土で活動しながら多くの国際大会にも出場し、2度のグランプリ、1度のヨーロッパ・グランプリを受賞しています。
スウェーデン室内合唱団のChandosデビュー盤となる「ひばりのように(Like to the Lark/シェイクスピアのソネット第29番より)」は、スウェーデンとイギリスを中心とした無伴奏合唱、ソロ・ヴォーカルと合唱、そしてヴァイオリンと合唱のための作品集。「ヴァイオリンと室内合唱のため」に編曲されたヴォーン・ウィリアムズの名曲「揚げひばり」では、Chandosから世界の舞台へと羽ばたいたイギリス・ヴァイオリン界の麗しきミューズ、ジェニファー・パイクがソロを担当。また、マーラーの管弦楽伴奏歌曲「リュッケルト歌曲集」からの1曲「私はこの世に捨てられて」の室内合唱伴奏版など、室内合唱のための魅惑的なレパートリーが歌われています。
CHSA-5257(1SACD)
ドリーブ:バレエ組曲集
バレエ 「シルヴィア、またはディアヌのニンフ」 からの組曲#
バレエ 「泉、またはナイラ」 からの組曲
バレエ 「コッペリア、またはエナメルの目を持つ乙女」 からの組曲*
ネーメ・ヤルヴィ(指)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO、
シャロン・ラフマン(Vn)#、
ヨゼフ・パツェヴィチ(Cl)*

録音:2019年11月4日−5日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
500タイトル近くに及ぶ膨大な、そして多彩な内容のレコーディングという偉大な業績を誇り、2018年の英グラモフォン賞において「生涯功労賞(ライフタイム・アチーヴメント賞)」を受賞したエストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィの2019年新録音。ネーメ・ヤルヴィが1984年〜1988年まで首席指揮者を務め、その後も定期的に録音を継続し、現在は桂冠指揮者を務めるスコットランドの名門、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO(RSNO)を振った、レオ・ドリーブのバレエ組曲集が登場。
その抒情的な旋律、軽妙洒脱な音楽表現によってパリ・歌劇座を華麗に彩り、「フランス・バレエ音楽の父」とも称されるレオ・ドリーブ(1836−1891)の3つバレエ音楽。「シルヴィア」、「泉」(バレエ音楽全体はレオン・ミンクスとの共作だが、ここではドリーブが担当した第2幕からの音楽で構成)、「コッペリア」の3曲をネーメ・ヤルヴィ自らが編集し鮮やかな組曲版を完成。舞台芸術だけでなく、管弦楽組曲や様々な編曲・トランスクリプションとしても長く愛されるドリーブの麗しき音楽を、ネーメ・ヤルヴィの精妙なタクトでお贈りします。
CHSA-5258(2SACD)
マスネ:歌劇 「タイス」 アンドルー・デイヴィス(指)トロントSO、
トロント・メンデルスゾーンcho、
ジョシュア・ホプキンス(バリトン/アタナエル)/アンドルー・ステイプルズ(テノール/ニシアス)/ネイサン・バーグ(バス・バリトン/パレモン)/ニール・アロノフ(バリトン/召使)/エリン・ウォール(ソプラノ/タイス)/リヴ・レッドパス(ソプラノ/クロビル)/アンドレア・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ/ミルタル)/エミリア・ボテヴァ(メゾ・ソプラノ/アルビーヌ)/ステイシー・タッパン(ソプラノ/ラ・シャルムーズ)

録音:2019年11月4日−9日、ロイ・トムソン・ホール(トロント、カナダ)
0年以上のキャリアで、BBC響、グラインドボーン音楽祭、トロントSOの主要ポストを歴任し、現在はメルボルンSOとリリック・オペラ・オヴ・ザ・シカゴの首席指揮者を務めるイギリスの名匠アンドルー・デイヴィス。現在は、ピーター・ウンジャンとグスターボ・ヒメノの間を繋ぐ"暫定芸術監督"(Interim Artistic Director)というポストに就くアンドルー・デイヴィスとトロントSOの新録音は、「タイスの瞑想曲」でも知られるジュール・マスネの抒情喜劇(Comedie lyrique)「タイス」の全曲録音。エリン・ウォールやジョシュア・ホプキンスといったカナダの名歌手たちを中心にした配役で、エディンバラ音楽祭やメルボルンの公演でも絶賛されてきたデイヴィス&トロント響の「タイス」を、優秀録音として定評のあるChandosのSACDサラウンド・サウンドでお贈りします。
CHSA-5261(1SACD)
レスピーギ:ローマ三部作
交響詩 「ローマの祭り」 P157
交響詩 「ローマの噴水」 P106
交響詩 「ローマの松」 P141
ジョン・ウィルソン(指)、
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:2019年9月2日−7日、セント・オーガスティン教会(キルバ―ン、ロンドン)
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍し、Chandosではリチャード・ロドニー・ベネット、コープランド、コルンゴルトなどのアルバムを精力的に録音し、世界で圧倒的な評価を築いてきたジョン・ウィルソン。 "シンフォニア・オヴ・ロンドン"は、映画音楽やレコーディング・セッションのための専門的なオーケストラとして1955年に設立され、これまで300以上の映画や多数のレコーディングにその名がクレジットされてきました。 休眠状態にあったこのオーケストラを2018年にジョン・ウィルソンが再結成し、再始動第1弾となったコルンゴルト「交響曲嬰ヘ調 Op.40」(CHSA-5220)のレコーディングでは見事「BBCミュージック・マガジン賞2020」の管弦楽部門に輝いています。 ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドンの録音第3弾は、なんとレスピーギの「ローマ三部作」が登場! 美しく多様な情景描写や輝かしいオーケストラで世界中から愛されるこの偉大な交響詩を、ジョン・ウィルソンの手腕、そしてChandosが誇る緻密で立体的な高音質録音でお贈りします。
CHSA-5263(1SACD)

RCHSA-5263(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
デュティユー:バレエ音楽 「狼」
フルートとピアノのためのソナティネ*
オーボエとピアノのためのソナタ#
ファゴットとピアノのための 「サラバンドとコルテージュ」+

(*#+=2019年ケネス・ヘスケスによるオーケストレーション/このオーケストレーション版は世界初録音)
ジョン・ウィルソン(指)、
シンフォニア・オヴ・ロンドン、
アダム・ウォーカー(Fl)*、
ジュリアナ・コッホ(Ob)#、
ジョナサン・デイヴィス(Fg)+

録音:2020年1月6日−9日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
レスピーギの「ローマ三部作」(RCHSA5261/CHSA5261)の世界的ヒットに続き、「弦楽のためのイギリス音楽」(RCHSA5264/CHSA5264)でも大反響を巻き起こしている(レコード芸術「特選盤」、英グラモフォン誌「Editor's Choice」等)、今もっとも注目を集める指揮者の一人、ジョン・ウィルソン。彼が再結成した"シンフォニア・オヴ・ロンドン"との新盤は、なんとデュティユーが登場!
20世紀後半のフランスを代表する作曲家、アンリ・デュティユー(1916ー2013)のバレエ音楽「狼(Le Loup)」は、ローラン・プティのダンス・カンパニーの委嘱により作曲され、1953年3月にパリで初演。録音も少なく、フランス以外のオーケストラによるレコーディングはこれが初となります。カップリングには、1940年代にパリ国立高等音楽院のために書かれた3つの木管楽器のための作品を、吹奏楽のための「マスク」などでも知られるイギリスの作曲家、ケネス・ヘスケス(b.1968)がオーケストレーションを施した管弦楽伴奏版(世界初録音)も収録。オルシノ・アンサンブルでの新録音「ベル・エポック」(RCHSA5282/CHSA5282)でも好評を博した天才アダム・ウォーカーを始め、ロンドン響の首席奏者ジュリアナ・コッホ、ロンドン・フィルの首席奏者ジョナサン・デイヴィスといった、イギリスの名手たちがソロを担当しています。
CHSA-5264(1SACD)
弦楽オーケストラのためのイギリス音楽
ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲
ブリッジ
:弦楽オーケストラのための 「ラメント(哀歌)」 H.117
レノックス・バークリー:弦楽セレナード Op.12
ブリス:弦楽のための音楽 F.123
ジョン・ウィルソン(指)、
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:2020年1月9日−11日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍し、Chandosでは、リチャード・ロドニー・ベネット、コープランド、エリック・コーツの管弦楽作品集などで圧倒的な評価を築いてきたジョン・ウィルソン。
"シンフォニア・オヴ・ロンドン"は、映画音楽やレコーディング・セッションのための専門的なオーケストラとして1955年に設立され、これまで300以上の映画や多数のレコーディングにその名がクレジットされてきましたが、2018年にジョン・ウィルソンが再結成。コルンゴルト(CHSA5220)、フランス作品(CHSA5252)、レスピーギ(CHSA5261)の録音はいずれもグラモフォン誌、BBCミュージック・マガジンの両誌で「特選盤」に選ばれ(国内仕様盤のRCHSA5261はレコード芸術でも「特選盤」)、イギリス中の名手が集う実力派オーケストラとして急速に注目を浴びています。
ジョン・ウィルソンと新生"シンフォニア・オヴ・ロンドン"のオーケストラ録音第4弾は、エルガーやヴォーン・ウィリアムズの足跡を辿る、20世紀前半イギリスの弦楽オーケストラ作品集。第1次大戦中に作曲されたブリッジの「哀歌」を除く3曲はすべて1930年代の作品で、師ブリッジの主題(弦楽四重奏のための3つの牧歌第2番より)によるブリテンの変奏曲、ブリテンと一緒に暮らしていた時期に書かれたL.バークリーの弦楽セレナーデ、映画「来るべき世界」の音楽を完成させたブリスが「純粋な音楽」を書きたいと取り組んだ「弦楽のための音楽」が、シンフォニア・オヴ・ロンドンの瑞々しい弦の響きを存分に引き立てる、英国音楽ファン必聴のプログラムです。
CHSA-5268(2SACD)
パリー:オラトリオ 「ユディト」(世界初録音) ウィリアム・ヴァン(指)、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ、クラウチ・エンド祝祭cho、サラ・フォックス(ソプラノ/ユディト)、キャスリン・ラッジ(メゾ・ソプラノ/マナセの妻メシュレメト)、トビー・スペンス(テノール/イスラエルの王マナセ)、ヘンリー・ウォディントン(バス・バリトン/モロクの高僧、ホロヘルネスの使者)、児童cho(マナセの子ども達)

録音:2019年4月25日−27日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
世界初となる全曲録音を、SACDハイブリッド盤のサラウンド・サウンドで! チャールズ・ヒューバート・パリーのオラトリオ「ユディト」(英語読みではジュディス)は、バーミンガム音楽祭の委嘱により制作、1888年にバーミンガムで行われた初演は大成功を収め、大規模なオーケストラと合唱のための作曲家としてパリーの確固たる地位を固めましたが、パリーの死後は忘れ去られたままとなっていた作品です。
聖書のマナセやユディトの物語を元にパリー自身がリブレットを書いた2幕のオラトリオで、当初イスラエル王マナセを中心にした物語として「マナセの改悛(The Regeneration of Manasseh)」をタイトルとしていましが、後にユディトの活躍が中心になり、正題を「ユディト」とし、副題として「マナセの改悛」も残されました。
2015年にスティーヴン・マーティン(指)パックス・クリスティO&choによって北米初演が行われてからこの作品への関心が高まり、ロンドン・イングリッシュ・ソング・フェスティバルの創設者ウィリアム・ヴァンが2019年4月に130年ぶりとなるロンドン公演を実現させました(左に掲載の写真はロイヤル・フェスティヴァル・ホールで行われたライヴの様子)。その数週間後にセント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会で改めてレコーディング・セッションが組まれ、オーケストラや合唱の優れた録音で定評のあるChandosのSACDサラウンド・サウンドによる世界初録音が完成しました。
CHSA-5270(1SACD)
ベルク:ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.1(オーケストレーション:アンドルー・デイヴィス)
パッサカリア(主題と11の変奏による交響的断章)(オーケストレーション:アンドルー・デイヴィス)
3つの管弦楽小品 Op.6
ヴァイオリン協奏曲 「ある天使の思い出に」*
ジェームズ・エーネス(Vn)*、
アンドルー・デイヴィス(指)、
BBC響

録音:2022年2月20日-21日、ワトフォード・コロシアム(イギリス)
驚異的な超絶技巧と澄み渡る抒情性で世界に名を馳せ、グラミー賞、グラモフォン賞、ジュノー賞などの栄誉ある音楽賞を多数受賞してきたカナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。現在はソロ・アルバムやエーネス・クヮルテットの録音をONYX(オニックス)からリリースしていますが、Chandos(シャンドス)でも協奏曲を中心にバルトーク、プロコフィエフ、ウォルトン、チャイコフスキー、ベルリオーズ、ヤナーチェク、ドヴォルザークなど多くの名盤でN.ヤルヴィ、A.デイヴィス、ガードナー、ノセダらと共演してきました。
新たにChandosからリリースされるのは、英国の名匠アンドルー・デイヴィスとBBCSOとの共演による、アルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲。アルマ・マーラーと建築家ヴァルター・グロピウスの娘マノン・グロピウスの早すぎる死をきっかけに作曲され、『ある天使の思い出に』の副題でも愛されるベルクの代表作(そして最期の作品)を、ジェームズ・エーネスの完全無比な技巧と鋭い感性で描いています。
また、ベルクの音楽のヒーローであるマーラーへのオマージュとも言える「3つの管弦楽小品」(管弦楽のための3つの小品)に加え、アンドルー・デイヴィスによる巧みなオーケストレーションで収録される「ピアノ・ソナタ」と「パッサカリア」にも注目です。
CHSA-5273(3SACD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
大五重奏曲変ホ長調 Op.16(ピアノと管楽の為の五重奏曲)*
ジャン=エフラム・バヴゼ(P&指)、
スウェーデン室内O、
カーリン・エーガルト(Ob)*、
ケヴィン・スパニョーロ(Cl)*、
ミケール・リンドストレム(Fg)*、
テレーセ・ラーション(Hrn)*
※使用ピアノ=Yamaha CFX

録音:2018年11月25日−30日&2019年11月11日−16日、オレブルー音楽大学(スウェーデン)
モーツァルト、そしてベートーヴェンのまとまったレコーディングをリリースしてきたジャン=エフラム・バヴゼ。2008年から2016年にかけて、すでにベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を完成させているバヴゼによるベートーヴェンの生誕250周年記念アルバム第2弾は、ついに大本命となる「ピアノ協奏曲全集」が登場! オーケストラにはスウェーデン室内Oを選び、「弾き振りならではの利点もある」と語るバヴゼが、オーケストラと豊かで充実した対話を交わします。「皇帝」の余白にはピアノと管楽の為の五重奏曲も収録。 ベートーヴェン・イヤー第1弾としてリリースされた「ベートーヴェンと同世代の作曲家たちのピアノ・ソナタ集」(CHAN20128)では、レコード芸術海外盤REVIEW、英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジンでそれぞれ「特選盤」に選ばれるという大成功を収めたバヴゼによる本命のベートヴェン録音にご期待ください!
CHSA-5276(1SACD)

RCHSA-5276(1SACD)
税込定価
ダラピッコラ:歌劇 「囚われ人」
1-10. 歌劇 「囚われ人」(プロローグと1幕の歌劇、ヴィリエ・ド・リランダン伯爵の「希望による拷問」とシャルル・ド・コステルの「ウーレンシュピーゲルとお人好しのゲドツァックの伝説」による作曲者のリブレット)*
11-12. ミケランジェロ・ブオナローティの合唱曲 第1集(無伴奏混声合唱のための)〔a. 不幸な結婚をした女たちの合唱、b. 不幸な結婚をした男たちの合唱〕
13. 夏(ミティレネのアルカイオス〔古代ギリシャの叙情詩人〕の断片による男声合唱のための)
ジャナンドレア・ノセダ(指)、
デンマーク国立SO*、
デンマーク国立コンサートcho
アンナ・マリア・キウリ(Ms)*、ミヒャエル・ナジ(Br)*、シュテファン・リュガメル(T)*、アダム・リース(T)*、ステッフェン・ブルーン(Bs)*

録音:2019年9月20日−21日、デンマーク放送コンサート・ホール(コペンハーゲン)
017年からワシントン・ナショナルSOの第7代音楽監督に就任し、次代の巨匠指揮者の一人として大活躍を続けているジャナンドレア・ノセダ。ロンドン響とイスラエル・フィルの首席客演指揮者、ストレーザ音楽祭(イタリア)の芸術監督を務め、2021/22シーズンからはチューリッヒ歌劇場の音楽総監督への就任も予定しています。ChandosにはBBCフィルハーモニックの首席指揮者とトリノ王立歌劇場(テアトロ・レージョ)の音楽監督時代に、知られざるイタリア音楽を紹介する「ムジカ・イタリアーナ」シリーズを続々と録音し人気を博しました。
Chandosからは5年ぶりのリリースとなるノセダの新録音は、「ムジカ・イタリアーナ」でも2つの管弦楽作品集が録音されていた、20世紀イタリアの奇才ルイジ・ダラピッコラ(1904−1975)のオペラと2つの合唱作品集。1949年にラジオ放送で初演された「囚われ人(Il prigioniero)」は、フランスの作家ヴィリエ・ド・リランダンとベルギーの作家シャルル・ド・コステルの作品から、ダラピッコラ自身がリブレットを書き、12音技法などが使われたプロローグと1幕の歌劇です。
CHSA-5278(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」 ヨン・ストゥールゴールズ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2019年8月8日−9日、メディア・シティUK(サルフォード)
2008年から2015年までヘルシンキ・フィルの首席指揮者を担い、現在はBBCフィルハーモニックとカナダ・ナショナル・アーツ・センターOの首席客演指揮者、ラップランド室内Oの芸術監督を務めているフィンランドを代表するマエストロ、ヨン・ストゥールゴールズ。2014年〜2015年に発売された「シベリウス:交響曲全集(CHAN 10809)」と「ニールセン:交響曲全集(CHAN 10859)」、2つの「生誕150周年記念盤」の世界的ヒットによって一躍脚光を浴び、その後ジョージ・アンタイルの管弦楽作品集(CHAN 10941、CHAN-10982、CHAN-20080)でその秀でた実力を見せつけてくれました。
BBCフィルとの共演で贈るChandosでの新録音は、なんとショスタコーヴィチのレコーディングが登場。「血の日曜日事件」を題材とし「1905年」の副題が付けられ、各楽章にも表題の付けられた交響曲第11番は、「ハンガリー動乱」との関係や政治的意図など議論の余地はあるものの、様々な自作曲や革命歌・労働歌からの引用を含む映画的で壮大なスコアは、ショスタコーヴィチの傑作の1つであること疑いの余地はありません。ストゥールゴールズとBBCフィルハーモニックはオーケストラ作品の高音質録音で定評のあるChandosのSACDサラウンド・サウンドでこの強烈な作品をレコーディング。また、通常のオーケストラ用チューブラー・ベルではなく、ロイヤル・リヴァプール・フィルから貸し出された4つのチャーチ・ベルを使っているというのも特徴です。
CHSA-5279(1SACD)
エセル・スマイス:交響曲 「ザ・プリズン」
ソプラノ、バス・バリトン、合唱と管弦楽のための交響曲 「ザ・プリズン」
ジェイムズ・ブラッチリー(指)、
イクスピアリメンシャルO&cho、
ダション・バートン(Bs-Br)、
サラ・ブレイリー(S)

録音:2019年2月14日ー15日、コンサート・ホール(サニー・パーチェイス、ニューヨーク)
19世紀後半における女性作曲家の偉大な先駆者であり、デイムの称号を叙された最初の女性作曲家、エセル・メアリー・スマイス(1858−1944)。Chandosでは、サカリ・オラモが降った「ミサ曲 ニ調」(CHSA-5240)の録音でも話題を呼びました。
2020年8月18日は、アメリカで女性参政権が認められた合衆国憲法修正第19条批准から100周年となります。これを記念して、偉大なフェミニスト&サフラジェット(女性参政権運動家)としても知られるエセル・スマイスの晩年の傑作、世界初録音となる交響曲「ザ・プリズン」がリリース! 1930年に作曲、1931年に自身の指揮でエジンバラのアッシャー・ホールにて初演された「ザ・プリズン(刑務所)」は、二人の独唱と合唱団&フル・オーケストラのための書かれた、「Close on Freedom」と「The Deliverance」の2部からなる交響曲。テキストは、ヘンリー・ベネット・ブルースターの哲学的な作品から取られており、題名の通り刑務所をテーマとしたもの。エセル・スマイス自身も女性参政権運動によって投獄された経験を持っています。
CHSA-5280(1SACD)
ラヴェル:管弦楽作品集
ラ・ヴァルス
マ・メール・ロワ(ピアノ・デュエットの為の組曲から拡張&オーケストレーション/このエディションによる世界初録音)
道化師の朝の歌
逝ける王女の為のパヴァーヌ
高雅で感傷的なワルツ
ボレロ M81(バレエ音楽/このエディションによる世界初録音)
ジョン・ウィルソン(指)
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:2020年1月9日&8月30日-9月1日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
2度のBBCミュージック・マガジン賞受賞(レスピーギ〔RCHSA5261/CHSA5261〕、コルンゴルト〔RCHSA5220/CHSA5220〕)や、2021年のBBCプロムスでの初コンサートの世界的な評価で大活躍を続けるジョン・ウィルソンと、彼が再結成した"シンフォニア・オヴ・ロンドン"。6枚目のスタジオ・アルバムでは、ラヴェルの管弦楽作品集がリリース! 優れたピアニストでもあり、フランスでもっとも偉大な作曲家の1人であるだけでなく、史上もっとも偉大なオーケストレイターの1人としても評価されるラヴェル。オーケストラのパレットから可能な限り幅広い色彩とテクスチュアを引き出すラヴェルのユニークな才能が存分に発揮されたこれらの作品を、シンフォニア・オヴ・ロンドンの極めてハイレヴェルなパフォーマンスでお贈りします。「マ・メール・ロワ」と「ボレロ」の2つのバレエ音楽はコンプリート・オリジナル・ヴァージョンによる世界初録音。ラヴェルの意図を不用意に読み取ったり、ポピュラーなコンサート・ピースに変貌したことで失われてしまったスコアの多くのディテールを、細心の注意を払ってオリジナルのバレエ・スコアから復元しています。
CHSA-5282(1SACD)
ベル・エポック〜管楽器のためのフランス音楽
ルーセル:ディヴェルティスマン Op.6(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンとピアノ)
ドビュッシー:小品(クラリネットとピアノ)、
 第1狂詩曲(クラリネットとピアノ)
サン=サーンス:ロマンス ヘ長調 Op.36(ホルンとピアノ/作曲者自身によるチェロとピアノのための組曲からの編)、
 デンマークとロシアの歌によるカプリス Op.79(フルート、オーボエ、クラリネットとピアノ)
シャミナード:コンチェルティーノ Op.107(フルートとピアノ)
ケクラン:2つの夜想曲 Op.32bis(ホルン、フルートとピアノ)
カプレ:五重奏曲 ロ短調 Op.8(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとピアノ)
ドビュッシー:シランクス(無伴奏フルート)
オルシノ・アンサンブル〔アダム・ウォーカー(Fl)、ニコラス・ダニエル(Ob)、マシュー・ハント(Cl)、エイミー・ハーマン(Fg)、アレック・フランク=ゲミル(Hrn)〕、パヴェル・コレスニコフ(P)

録音:2020年7月11日−13日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
芸術監督アダム・ウォーカーのリーダーシップの下、5人の優れた管楽器奏者を中心に柔軟な編成で活動するオルシノ・アンサンブルと、2012年にカナダのホーネンス国際ピアノ・コンクールで優勝し華々しい活躍を遂げているパヴェル・コレスニコフがChandos初登場!
フランスのメーカーを中心に管楽器の設計と製造が大幅に進歩し、同時に急拡大したパリ音楽院で教授陣によって多くの優れた作品が生み出されていった「ベル・エポック(良き時代)」。19世紀後半から20世紀初頭にかけての、ルーセル、サン=サーンス、ドビュッシー、シャミナード、カプレ、ケクランらによるまばゆいばかりの管楽器作品集です。21歳でロンドン響の首席奏者に任命されたアダム・ウォーカー、ブリテン・シンフォニアやハフナー・ウィンド・アンサンブルの創設メンバーでもある名オーボエ奏者ニコラス・ダニエル、ドイツ・カンマーフィルのソロ・クラリネット奏者マシュー・ハント、フィルハーモニア管やENOの首席奏者を務めたエイミー・ハーマン、スコットランド室内管の首席奏者を10年務め2019年からヨーテボリ響の首席奏者に就任したアレック・フランク=ゲミルといったイギリスの実力派揃いのアンサンブルにご期待ください!
CHSA-5287(1SACD)
ペーテル・ディネフ(1889-1980):It Is Truly Meet
パーヴェル・チェスノコフ(1877-1944):O Theotokos, We Shall Never Cease Proclaiming
Let Us Pray to the Most Holy Theotokos
O Fervent Intercessor
Revealing to Thee the Pre-eternal Counsel*
Beneath Thy Compassion
アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1956):Let Us Hasten with Fervour
ミハイル・ポポフ=プラトノフ(1879-1942):Thou Joy of All the Sorrowful(ブルガリア聖歌による)
ラフマニノフ:The Theotokos, Who Is Ever-vigilant in Prayer
セルゲイ・トルバチョフ(1919-1995):Troparion to the 'Donskoy' Icon of the Theotokos/Oh, How Sweet Is Thy Voice
ヒョードル・イワノフ(c.1855-1920):Do Not Lament Me, O Mother
ボリス・レドコフスキー(1894-1975):We Have No Other Help
ステパン・デグチャリョフ(1766-1813):At Thy Deathless Dormition
皇帝フョードル・アレクセーエヴィチ(1661-1682):It Is Truly Meet
アレクサンドル・レドコフスキー(1944-2004):Exaposteilarion for the 'Kursk Root' Icon of the Theotokos(プテヴォイ聖歌による)
コンスタンティン・シュヴェドフ(1886-1954):It Is Truly Meet
ニコライ・ウヴァーロフ(1883-1942):The Angel Cried Out
ウラジーミル・ゴルビク(指)、
パトラム・インスティテュート男声cho、
ミハイル・ダヴィドフ(Bs-Br)*

録音:2019年8月23日−26日、聖ニコラス教会(ロシア、サラトフ)
ロシア正教の合唱音楽を可能な限り最高の形で提供することを目指すパトラム・インスティテュート(総主教ティーホン・ロシア・アメリカ音楽院 Patriarch Tikhon Russian American Music Institute)の男声合唱団による、テオトコス(神の母、生神女、正教会における聖母マリアの称号)を称えるプログラム! 当初の計画ではアレクサンドル・グレチャニノフの宗教作品を録音する予定でしたが、プロジェクトが進行する中でロシアのサラトフでの演奏が可能となり、録音のタイミングが生神女就寝祭(Dormition of the Theotokos)と重なったため、プログラムはテオトコスを称える作品を集めたアンソロジーへと変更されました。前代未聞の9人のオクタビスト(バスより更に低い声部)を含む56人のメンバーからなる男声合唱団が、深い精神性、正教歌唱の豊かな伝統に対する深い愛情、そしてロシアの作曲家の偉大な伝統に根ざした音楽的プロフェッショナリズムに基づき、美しく力強い、最高のロシア音楽を披露します。
エセル・スマイスの「ザ・プリズン」(CHSA5279)で第63回グラミー賞(Best Classical Solo Vocal Album)に輝いた優秀レコーディング・チーム(プロデューサー:ブラントン・アルスポー、エンジニア:ジョン・ニュートン、ミキシング&マスタリング:マーク・ドナヒュー)とラフマニノフの「晩祷」(CHSA5148)で第58回グラミー賞(Best Choral Performance)を受賞したエンジニア、ファン・ビョンジュンらによる高音質録音で重厚に響かせる超重低音にもご期待ください。
CHSA-5289(1SACD)
ブリテン&カントル―プ:管弦楽歌曲集
ブリテン:4つのフランスの歌(ハイ・ヴォイスと管弦楽の為の)
マリー=カントルーブ・ド・マラレー(1879−1957):「オーヴェルニュの歌」からのセレクション(14曲)
ブリテン:イリュミナシオン Op.18(ソプラノもしくはテノールと弦楽オーケストラの為の)
マリ・エーリクスモン(S)、
エドワード・ガードナー(指)、
ベルゲンPO

録音:2021年2月12日−13日&6月21日−23日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
2015年にノルウェーの名門オーケストラ、ベルゲンPOの首席指揮者に就任し、絶賛されたエディンバラ国際音楽祭や7度の国際ツアー、数々のレコーディングを通じてベルゲン・フィルの魅力を世界に伝えてきた次代を担うマエストロ、エドワード・ガードナー。2021年9月からはユロフスキの後任としてロンドン・フィルの首席指揮者という重要ポストに就きましたが、ベルゲン・フィルとの契約も2年間延長し、2023年まで首席指揮者を継続しています。録音でも、ベルリオーズやシェーンベルクなど、とりわけ合唱を伴う大編成作品で高い評価を得、前作「シベリウスの「ペレアスとメリザンド」」(RCHSA5217)もレコード芸術「特選盤」に選ばれ話題を呼んだガードナーとベルゲン・フィルの充実コンビ。ニュー・アルバムは、ノルウェーの注目ソプラノ、マリ・エーリクスモン(マリ・エリクスモーン)との共演によるブリテンとカントループのオーケストラル・ソング集!
マリ・エーリクスモンはパリ・歌劇=コミック座やジュネーヴ大劇場、フランクフルト歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、ミラノ・スカラ座などで成功を収めてきたノルウェーのライジング・スター。ノルウェー音楽アカデミーとコペンハーゲン・歌劇・アカデミーで学んだ後、パリ国立高等音楽院でイザベル・ギヨーに師事し、フランス語歌唱をマスター。「フランス語は母国語ではないが、フランス語で歌うときはいつもくつろいでいて、フランス語への愛情を育んでいる」と語るエーリクスモンが、ヴィクトル・ユゴーやポール・ヴェルレーヌの詩によるブリテンの「4つのフランスの歌」、アルチュール・ランボーの詩集による「イリュミナシオン」、そしてカントループの代表作である、オーヴェルニュ地方の民謡を元にした「オーヴェルニュの歌」の3つのフランス語管弦楽歌曲を優美に歌います。もちろん、ガードナーの敏腕指揮のもと流麗な弦楽を響かせるベルゲン・フィル、CHANDOSの優秀録音(SACDハイブリッド盤)にも注目です。
CHSA-5292(1SACD)
メタモルフォーゼン〜シュトラウス、コルンゴルト、シュレーカー
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン TrV 290(23の独奏弦楽器のための習作)(1945)
シュレーカー:間奏曲 Op.8(弦楽オーケストラのための)(1900)
コルンゴルト:交響的セレナード Op.39(弦楽オーケストラのための)
ジョン・ウィルソン(指)、
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:2021年8月25日-27日&29日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
2度のBBCミュージック・マガジン賞受賞(「レスピーギ:ローマ三部作」〔RCHSA5261/CHSA5261〕と、「コルンゴルト:交響曲嬰ヘ調」〔RCHSA5220/CHSA5220〕)や、2021年のBBCプロムスでの初コンサートの世界的な評価で著しい躍進を続けるジョン・ウィルソンと、彼が再結成した"シンフォニア・オヴ・ロンドン"。好調にリリースが続く7枚目のスタジオ・アルバムは、Presto Recordings of the Year 2021を受賞しグラモフォン賞2021にもノミネートした名盤「弦楽のためのイギリス音楽」(RCHSA5264/CHSA5264)に続き、今度はドイツ&オーストリアに焦点をあてた弦楽オーケストラ作品集が登場!
1945年、戦争の惨禍とドイツ文化の冒涜に対する反動として作曲されたR・シュトラウスの「メタモルフォーゼン(変容)」は、ドイツ・ロマン派の伝統に回帰し、独立した23人のソロ弦楽器奏者による緻密な変奏が編み上げられた弦楽のための傑作。コルンゴルトが第二次世界大戦後ハリウッドからウィーンへと戻り、交響曲嬰ヘ調を書く少し前に作曲した「交響的セレナード」は、32人のヴァイオリン、12人のヴィオラ、12人のチェロ、8人のコントラバスという大編成で鮮やかな色彩とテクスチュアを生み出しています。そして、1900年にシュレーカーがドイツとオーストリアのオペラハウスで名を馳せる前に書かれた「間奏曲」と合わせて、各演奏者の高い演奏技術が存分に発揮された、優美なるストリングスのサウンドをお届けします。
CHSA-5293(1SACD)

RCHSA-5293(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
ジョン・アイアランド(1879-1962):管弦楽作品集
サティリコン序曲
ダウンランド組曲(ブラス・バンドのための/弦楽版編曲:ジョン・アイアランド〔第2、第3楽章〕&ジェフリー・ブッシュ〔第1、第4楽章〕)
管弦楽のための交響的狂詩曲 「マイ=ダン」
管弦楽のための前奏曲 「忘れられた儀礼」
ロンドン序曲
降誕のキャロル 「聖なる少年」(Pのための前奏曲/弦楽オーケストラ版編曲:ジョン・アイアランド)
エピック・マーチ
ジョン・ウィルソン(指)、
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:2021年8月26日-28日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
2度のBBCミュージック・マガジン賞受賞(「レスピーギ:ローマ三部作」〔RCHSA5261/CHSA5261〕と、「コルンゴルト:交響曲嬰ヘ調」〔RCHSA5220/CHSA5220〕)や、2021年のBBCプロムスでの初コンサートの世界的な評価で著しい躍進を続けるジョン・ウィルソンと、彼が再結成した“シンフォニア・オヴ・ロンドン”。優美なストリングスのサウンドで魅せた前作「メタモルフォーゼン」(RCHSA5292/CHSA5292)に続く2022年3枚目のリリースは、19世紀末〜20世紀のイギリス音楽史に名を刻む作曲家、ジョン・アイアランドの管弦楽作品集!
ブリテンの師としても知られるジョン・アイアランドはとりわけ室内楽曲やピアノ曲、歌曲などの分野で小〜中規模な作品を多く残した作曲家。古典的なドイツ音楽の語法と、ドビュッシーやラヴェルといった印象主義の影響に加え、しばしば訪れていたチャンネル諸島の景観からもインスピレーションを受けた“イギリス印象主義音楽”とも称される独自の作風は、斬新さを感じさせながら親しみやすさも併せ持ち、現在もイギリス国民に愛されています。ジョン・ウィルソンは2007年にもハレOを率いてアイアランドの管弦楽作品集(Halle, CDHLL7523)を録音していますが、ジョン・ウィルソン自身のさらなる進化と、シンフォニア・オヴ・ロンドンの流麗なサウンドによって今回の録音ではより一層アイアランド作品の真髄を味わえることでしょう。
CHSA-5294(1SACD)

Chandos(国内仕様盤)
RCHSA-5294(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
ハリウッド・サウンドステージ
コルンゴルト:「女王エリザベス」 序曲
デイヴィッド・ラクシン:「ローラ殺人事件」 テーマ
ハーバート・ストサート&ハロルド・アーレン:「オズの魔法使い」 組曲
フレデリック・ロウ:「マイ・フェア・レディ」 より 「トランシルヴァニアのマーチ」&「大使館のワルツ」
マックス・スタイナー:「情熱の航路」 組曲
ジョニー・マンデル:「いそしぎ」 メイン・タイトル
フランツ・ワックスマン:「レベッカ」 組曲(世界初録音)
アルフレッド・ニューマン:「百万長者と結婚する方法」 ストリート・シーン
ジョン・ウィルソン(指)
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:2021年9月6日-8日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
※国内盤の解説日本語訳:生塩昭彦)
2度のBBCミュージック・マガジン賞受賞(「レスピーギ:ローマ三部作」〔RCHSA5261/CHSA5261〕と、「コルンゴルト:交響曲嬰ヘ調」〔RCHSA5220/CHSA5220〕)や、2021年のBBCプロムスでの初コンサートの世界的な評価で著しい躍進を続けるジョン・ウィルソンと、彼が再結成した“シンフォニア・オヴ・ロンドン”の新録音は、なんと「映画音楽集」!
ジョン・ウィルソンが再結成する前の元祖“シンフォニア・オヴ・ロンドン”は、1958年にバーナード・ハーマンが手掛けたヒッチコック監督の名作『めまい』のサウンドトラックを始め、300本以上の映画の音楽クレジットに登場し、1950年代を代表する録音オーケストラとして名を馳せました。ジョン・ウィルソン自身も、元々は映画音楽やミュージカル・ナンバー、ライト・ミュージックのスペシャリストとして人気を誇った指揮者のため、彼らにとってまさに原点回帰ともいえるスペシャル企画。「虹の彼方に」を含む『オズの魔法使い』や『マイ・フェア・レディ』、『いそしぎ』などの名作に、今回初録音となる『レベッカ』の組曲まで、ハリウッド黄金期の名旋律・名ナンバーを謳歌する充実したプログラムを、Chandosが誇るサラウンド・サウンドのハイブリッドSACDでお届けします。
CHSA-5298(1SACD)
マリウス・ネセット(b.1985):マンメイド(人工の)(2019) 〜 サクソフォンとシンフォニー・オーケストラの為の協奏曲*〔1. 創造、2. エジソン、3. アポロ、4. ノーベル、5. 新しい創造〕
ウインドレス(風がなくなる)(2017) 〜 サクソフォンとオーケストラの為の#
エヴリ・リトル・ステップ(すべての小さな一歩)(2020-21) 〜 オーケストラの為の〔7. 認識する、8. 動き、9. 高く高く〕
ア・デイ・イン・ザ・スパロウズ・ライフ(スズメの一生における一日)(2016-17) 〜 サクソフォンとオーケストラの為の+
マリウス・ネセット(ソプラノ・サクソフォン*+、テナー・サクソフォン*#+)、
エドワード・ガードナー(指)ベルゲンPO

録音:2021年6月14日-17日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
※「ア・デイ・イン・ザ・スパロウズ・ライフ」はオーケストラ版世界初録音。残り3曲はすべて世界初録音。
1985年ベルゲン生まれのノルウェーのサクソフォン奏者兼作曲家マリウス・ネセットが、エドワード・ガードナー&ベルゲン・フィルとの共演でChandosに初登場!
「ノルウェーのグラミー賞」と呼ばれる「Spellemannprisen」受賞や、米ダウンビート誌の「25 for the Future(未来を担う25人)」などに選ばれてきたマリウス・ネセット。ジャズ・サクソフォン奏者として、挾間美帆を始めとする世界中の著名なジャズ・ミュージシャンと共演してきた他、コンサートホール向けの音楽の作曲家として注目を浴びており、このアルバムでは彼が作曲したオーケストラ向けの4つの新作を収録。そのうち3作品はサクソフォンがフィーチャーされた協奏的作品であり、マリウス・ネセット自身がソリストとして華麗な技術と音楽性を披露します。
メインとなる協奏曲「マンメイド」は、エジソン、アポロ、ノーベルなど人類が辿ってきた創造の歴史を描きながら、現在直面する気候変動の課題をテーマとする、5楽章、約30分の力作。ジャンルを超えた多様な表現を、サクソフォンがまるで自身の身体の一部であるかのように自在に操るネセットのプレイでお贈りします。
エドワード・ガードナーと、2023年まで首席指揮者のポストを延長して良好な関係を続けるノルウェーの名門ベルゲンPOは、レコード芸術「特選盤」に選ばれた「シベリウス:「ペレアスとメリザンド」」(RCHSA5217)がロング・セラーを記録するほか、スチュアート・スケルトンをタイトルロールに据えた「ブリテン:「ピーター・グライムズ」」(CHSA5250)が英グラモフォン賞2021の「Recording of the Year(年間最優秀レコード賞)」を獲得するという快挙を達成しています。
CHSA-5299(1SACD)
ペヤチェヴィチ(1885-1923)ピアノ協奏曲、交響曲
ピアノ協奏曲ト短調 Op.33(1913)*
交響曲嬰ヘ短調 Op.41(1916-17, 1920改定)
ピーター・ドノホー(P)*、
サカリ・オラモ(指)BBC響

録音:2021年12月6日ー7日、フェニックス・コンサート・ホール(フェアフィールド・ホールズ、クロイドン、イギリス)
BBCSOの現首席指揮者を務めるフィンランドの名匠サカリ・オラモ!
☆20世紀前半に活動したクロアチアの女流作曲家、ドーラ・ペヤチェヴィチの代表作!
サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オヴ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。現在はBBCSOの首席指揮者、フィンランドRSOの名誉指揮者を務め、過去にはロイヤル・ストックホルムPOの首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザー、バーミンガム市SOの音楽監督、フィンランドのコッコラ歌劇場やオストロボスニア室内Oの首席指揮者を歴任している名匠です。Chandosでは2019年度のレコード・アカデミー賞で「特別賞 録音」に選ばれた「シベリウスのレンミンカイネン組曲(CHAN-20136)」他、フロラン・シュミット(CHSA5200)、ウィリアム・オルウィン(CHSA5253)、エセル・スマイス(CHSA5240)など、録音の少ない知られざる傑作をBBCSOと共に取り上げ、その実力とChandosの優秀録音の名声を高めまてきました。
サカリ・オラモが円熟のタクトで新たに開拓するのは、20世紀前半に活動したクロアチアの女流作曲家、ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923)の代表作となる「ピアノ協奏曲」と「交響曲」。クロアチアの名門貴族の下ハンガリーで生まれ、クロアチア音楽院で個人レッスンを受けたあとドレスデンとミュンヘンに留学して作曲を学び、ドイツ、オーストリア、チェコスロバキア、ハンガリーなどを旅し、当時の一流の芸術家、詩人、知識人たちと知り合いました。
1913年に作曲された「ピアノ協奏曲」は、これまで室内楽曲、ピアノ曲、歌曲しか書いてこなかった彼女にとって初めての管弦楽作品であり、クロアチアの作曲家による最初のピアノ協奏曲と言われます。「交響曲嬰ヘ短調」は第一次世界大戦中ボランティア看護師として働きながら作曲し、1920年の初完成演奏のために改訂されています。どちらも雄大なオーケストラと濃厚なロマンが反映された大作で、華麗なピアノ書法が試されるピアノ協奏曲では、Chandosのソロ録音でも再注目を浴びている名手ピーター・ドノホーがソロを担います。
CHSA-5303(6SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集
海の交響曲(交響曲第1番)(1903-09、1923最終改訂)*#
ロンドン交響曲(交響曲第2番)(1913年原典版/世界初録音)*
田園交響曲(交響曲第3番)(1921完成)*+、交響曲第4番ヘ短調*
交響曲第5番ニ長調(1938-43、1951改訂)*、
交響曲第6番ホ短調(1944-47、1950改訂)*
南極交響曲(交響曲第7番)(1949-51)§$、
交響曲第9番ホ短調(1956-57)§
交響曲第8番ニ短調*
●ボーナス・トラック
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの回想(1955年放送)、バーバラ・フーパーによるジョン・バルビローリへのインタビュー(1958年)、ロバート・レイトンによるエイドリアン・ボールトへのインタビュー(1966年放送)、アーシュラ・ヴォーン・ウィリアムズの回想(1965年放送)
リチャード・ヒコックス(指)LSO*#、
アンドルー・デイヴィス(指)ベルゲンPO§、
スーザン・グリットン(S)#、
ジェラルド・フィンリー(Br)#、
レベッカ・エヴァンズ(S)+
マーリ・エーリクスモーエン(S)$、
ロンドン交響cho、
ベルゲン・フィルハーモニーcho$、
エドヴァルド・グリーグcho§$

録音:2006年(第1番)、2000年(第2番)、2002年(第3番)、2001年(第4番)、1997年(第5番)、2003年(第6番&第8番)、2017年(第7番)、2016年(第9番)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(RVW)の多くの画期的なレコーディングを世に送り出してきた英Chandosが満を持してリリースする生誕150周年記念BOX! Chandosのヴォーン・ウィリアムズといえば、1987年〜1990年に録音されたブライデン・トムソン(指)&LSOによる交響曲全集(CHAN9087/91)の名盤がありましたが、1997年からリチャード・ヒコックスとLSOによって新たな交響曲全集の録音プロジェクトがスタート。このプロジェクトは当初からサラウンド・サウンドで録音され、ハイブリッドSACDでリリースされた最初のヴォーン・ウィリアムズ交響曲全集となりました。特に、「1913年原典版」の世界初録音となった『ロンドン交響曲』は世界中で話題となり、グラモフォン大賞(レコーディング・オヴ・ザ・イヤー)やディアパゾン・ドールを始めとする多くの賞に輝いています。ヒコックスが志半ばに倒れた後は、アンドルー・デイヴィス&ベルゲン・フィルがその遺志を継ぎ、交響曲第9番と第7番を録音して全集を完成させました。Chandosならではの特別ボーナス・トラックとして、ヴォーン・ウィリアムズと夫人アーシュラによる放送音源、RVWの交響曲の初演を担ってきたバルビローリとボールトのインタビューなど、約50分に及ぶ貴重な特典音声が収録されています。

CHAN-7053
MGMミュージカルからの映画音楽集
ライト&フォスター:「キスメット」〜ブライダル・プロセッション(ナイト・オヴ・マイ・ナイト)
シュワルツ:「バンド・ワゴン」〜ダンシング・イン・ザ・ダーク(パ・ド・ドゥ)
ブレーン&マーティン:「若草の頃」〜トロリー・ソング
レーナー&ローヴェ:「恋の手ほどき」〜タイトル&泉の場面/ワルツ・セクエンス
ブラウン&フリード:「雨に唄えば」〜雨に唄えば
ポーター&エデン:「踊る海賊」〜踊る海賊(バレエ)
レーナー&ローヴェ:「ブリガドーン」〜丘の上のヘザー
ウォーレン&フリード、エデン:「ジーグフェルド・フォーリーズ」〜ディス・ハート・オヴ・マイン
エルマー・バーンスタイン(指)RPO
アンブロシアン・シンガーズ
CHAN-8305
ウェーバー:クラリネットと管弦楽の為のコンチェルティーノ.ハ短調 Op.26
クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調 Op.73
クラリネット協奏曲第2番 Op.74
ジャネット・ヒルトン(Cl)
ネーメ・ヤルヴィ(指)バーミンガム市SO
CHAN-8316
ベルリオーズ:序曲集
「ロブ・ロイ」/「リア王」
「ローマの謝肉祭」
「ベアトリスとベネディクト」/「海賊」
アレクサンダー・ギブソン(指)
スコティッシュ・ナショナルO
CHAN-8339
ジョン・ヘブデン(1712-1765):弦楽の為の6つの協奏曲 エイドリアン・シェファード(指)
カンティレーナ
CHAN-8351
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調Op.64 マリス・ヤンソンス(指)オスロPO
CHAN-8361
チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調Op.36 マリス・ヤンソンス(指)オスロPO
CHAN-8402
チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」 マリス・ヤンソンス(指)オスロPO
CHAN-8412
スメタナ:「売られた花嫁」〜序曲と5つの舞曲
スメタナ(ジョージ・セル編):弦楽四重奏曲「我が生涯より」(管弦楽版)
ジェフリー・サイモン(指)LSO
CHAN-8446
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 マリス・ヤンソンス(指)オスロPO
CHAN-8460
チャイコフスキー:交響曲第2番「小ロシア」
イタリア奇想曲Op.45
マリス・ヤンソンス(指)オスロPO
CHAN-8461
アイアランド:ピアノ協奏曲*
伝説(ピアノと管弦楽の為の)*
マイ=ドゥン(交響的狂詩曲)
エリック・パーキン(P)*
ブライデン・トムソン(指)LPO
CHAN-8463
チャイコフスキー:交響曲第3番 マリス・ヤンソンス(指)オスロPO
CHAN-8466
2台ピアノの為のロシア音楽集
ショスタコーヴィチ:2台ピアノの為の組曲 Op.6
2台ピアノの為のコンチェルティーノ Op.94
ハチャトゥリアン(ゴットリープ編:2台ピアノの為の組曲(1942)
アルチュニアン&ババジャニアン:2台ピアノの為のアルメニア狂詩曲(1950)
セタ・タニエル、ジェレミー・ブラウン(P)
CHAN-8501
ドヴォルザーク:交響曲第7番
交響詩「金の紡ぎ車」
ネーメ・ヤルヴィ(指)
スコティッシュ・ナショナルO
CHAN-8520
ラフマニノフ:交響曲第2番(完全全曲版) マリス・ヤンソンス(指)
フィルハーモニアO

録音:1986年
CHAN-8535
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲 マリス・ヤンソンス(指)オスロPO
CHAN-8576
プロコフィエフ:交響曲第5番 マリス・ヤンソンス(指)オスロPO
CHAN-8648
ボイス:6つの交響曲集
第1番 ト長調/第2番 変ロ長調
第3番 ニ長調/第4番 ヘ長調
第5番 ハ長調/第6番 変ホ長調
エイドリアン・シェパード(指)
カンティレーナ
CHAN-8666
ドヴォルザーク:交響曲第8番
交響詩「野ばと」
ネーメ・ヤルヴィ(指)
スコティッシュ・ナショナルO
CHAN-8667
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ブラームス:ヴァイオリンとチェロの為の二重協奏曲 イ短調 Op.102
リディア・モルドコヴィチ(Vn)
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ネーメ・ヤルヴィ(指)
LSO
CHAN-8757
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 ネーメ・ヤルヴィ(指)
スコティッシュ・ナショナルO
CHAN-8765
デュカス:ピアノ作品全集
ラモーの主題による変奏曲、
間奏曲と終曲*
ハイドンの名による悲歌的前奏曲
牧神の遥かな嘆き
ピアノ・ソナタ ホ短調
マーガレット・フィンガーハット(P)

録音:1988年5月22日&23日、バーソロミュー教会、オーフォード
CHAN-8772
ウォルトン:交響曲第2番
組曲「トロイラスとクレシダ」(C.パーマー編)
ブライデン・トムソン(指)LPO

録音:1989年4月26-28日、ロンドン、セント・ジュード教会
CHAN-8788(2CD)
エルガー:オラトリオ「神の国」Op.51 マーガレット・マーシャル(S)
フェリシティ・パルマー(Ms)
アーサー・デイヴィス(T)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Bs)
リチャード・ヒコックス(指)LSO、
ロンドン響cho
CHAN-8862
ウォルトン:交響曲第1番
奇想曲風に(ギター作品「5つのバガテル」からの編曲)
ブライデン・トムソン(指LPO

録音:1990年2月23-24日、ロンドン、セント・ジュード教会。
CHAN-8867
アーノルド:舞曲集
イギリス舞曲第1集Op.27/第2集Op.33
4つのスコットランド舞曲Op.59
4つのコーンウォール舞曲Op.91
4つのアイルランド舞曲Op.126
バレエ「ソリティア」〜サラバンド/ポルカ
ブライデン・トムソン(指)
フィルハーモニアO

録音:1990年2月7日-8日、聖ジュード・オン・ザ・ヒル、ハムステッド、ロンドン
CHAN-8877
コダーイ:ガランタ舞曲
組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲
ネーメ・ヤルヴィ(指)CSO

録音:1990年2月15日-16日、18日、20日、オーケストラ・ホール、シカゴ、ライヴ
CHAN-8902
オルウィン:交響曲第4番
エリザベス風舞曲/祝典行進曲
リチャード・ヒコックス(指)LSO
CHAN-8931(4CD)
プロコフィエフ:交響曲全集 ネーメ・ヤルヴィ(指)
スコティッシュ・ナショナルO
CHAN-8948(2CD)
メンデルスゾーン:無言歌集(全48曲)
第1集Op.19b/第2集Op.30
第3集Op.38/第4集Op.53
第5集Op.62/第6集Op.67
第7集Op.85/第8集Op.102
リューバ・エドリーナ(P)

録音:1989年7月20日-21日、コルチェスター・インスティテュート/1990年7月31日-8月1日、 Layer Marney 教会、エセックス
CHAN-8983(2CD)
ブリテン:戦争レクイエム*
シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
英雄のバラードOp.14#
ヘザー・ハーパー(T)*
フィリップ・ラングリッジ(T)*
マーティン・ヒル(T)#
ジョン・シャーリー=カーク(B−Br;#)
リチャード・ヒコックス(指)
LSO、同cho(*/#)、
聖ポール大聖堂合唱隊

録音:1991年2月24日、ロンドン
CHAN-8987
ラフマニノフ:歌劇「モンナ・ヴァンナ」(未完[1幕のみ]
ピアノ・スコアより
ブケトフがオーケストレーション)*
ピアノ協奏曲第4番(1927年版)#
シェリル・ミルンズ(Br;グイド;*)
セス・マッコイ(T;マルコ;*)
ブライス・ウォーカー(S;モンナ・ヴァンナ;*)他
ウィリアム・ブラック(P)#
イーゴリ・ブケトフ(指)(*/#)
アイスランドSO(*/#)
アイスランド・オペラcho*
CHAN-8993
オネゲル:交響曲第4番/夏の牧歌
バッハの名による前奏曲
アリオーソとフゲット
ピアノと管弦楽の為の小協奏曲
タマーシュ・ヴァーシャリ(P)(指)
ボーンマス・シンフォニエッタ

CHAN-9044
ドヴォルザーク:ピアノ作品集
主題と変奏/詩的な音画
ドゥムカとフリアント/ワルツ集
ウィリアム・ハワード(P)
CHAN-9048
ドヴォルザーク:交響曲第8番
交響詩「金の紡ぎ車」
イジー・ビエロフラーヴェク(指)
チェコPO
CHAN-9068
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.2
第9番「ジュノム」/第17番
ハワード・シェリー(P)(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-9087(5CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集 ブライデン・トムソン(指)LSO
CHAN-9100
アーノルド:映画音楽集
大管弦楽の為の組曲「戦場にかける橋」*
小管弦楽の為の組曲「汚れなき瞳」*
管弦楽の為の狂詩曲「サウンド・バリアー」
管弦楽組曲「ホブソンの選択」*
管弦楽組曲「第六の幸福をもたらす宿」*
(クリストファー・パーマー編;*)
リチャード・ヒコックス(指)LSO
CHAN-9101
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番
第6番/同第7番
ルイ・ロルティ(P)
CHAN-9113
グリーグ:交響的舞曲 Op.64
声楽と管弦楽の為の6つの歌
組曲「十字軍の兵士シーグル」 Op.56
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ロイヤル・ストックホルムPO
CHAN-9120(3CD)
パリー:交響曲全集 マティアス・バーメルト(指)LPO
CHAN-9130
チャイコフスキー:交響曲第7番変ホ長調(ボガティレフ補筆;1957初演)
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調Op.75*
ジェフリー・トーザー(P)*
ネーメ・ヤルヴィ(指)LPO

録音:1991年6月7日-8日
CHAN-9137
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.3
第14番/第27番
ハワード・シェリー(P)(指)
ロンドン・
モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-9155
オルウィン:交響曲第1番
ピアノ協奏曲第1番
ハワード・シェリー(P)
リチャード・ヒコックス(指)LSO
CHAN-9167
ジェラルド・シャーマン(1924-):フランシス・ベーコンの6つの練習曲 (1968)
小管弦楽の為のヴァリアンツ (1970)
ジェラルド・シャーマン(指)BBC響
CHSA-5174(1SACD)
アイヴズ:管弦楽作品集 Vol.3
オーケストラル・セット第2番*
交響曲第3番 「キャンプ・ミーティング」
交響曲第4番#
アンドルー・デイヴィス(指)
メルボルンSO
メルボルン交響cho*#、
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)#

録音:2014年6月26日、28日、30日(オーケストラル・セット第2番)&2016年6月16日−18日(交響曲第4番)、ハマー・ホール(メルボルン・アーツ・センター)
2016年3月22日−23日(交響曲第3番)、ロバート・ブラックウッド・ホール(モナシュ大学、メルボルン)
メルボルンSO(MSO)と、2013年から首席指揮者を務めるアンドルー・デイヴィス。「交響曲第1番&第2番」でスタートしたA.デイヴィス&MSOのチャールズ・アイヴズ・プロジェクト第3弾は、1947年にピューリッツァー賞を受賞しアイヴズの出世作となった「交響曲第3番「キャンプ・ミーティング」」と、いくつかの賛美歌の旋律が使われた大作「交響曲第4番」を収録。 「交響曲第4番」で独奏ピアノを弾くのは、ジャン=エフラム・バヴゼ。英国音楽のスペシャリストとしての名声を獲得したアンドルー・デイヴィスが歩む、期待のアメリカ近現代プロジェクトです!
CHAN-9212
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第1番/第2番/第3番
ルイ・ロルティ(P)
CHAN-9214
ディーリアス:海流/別れの歌
日没の歌
ブリン・ターフェル(Br)
サリー・バージェス(Ms)
リチャード・ヒコックス(指)
ボーンマスSO&cho
ウェインフレット・シンガーズ
サザン・ヴォイセズ
CHAN-9243
オルウィン:映画音楽集(クリストファー・パーマー編)
「邪魔者は殺せ」〜組曲
「ポリー氏の歴史」〜組曲
「落ちた偶像」〜組曲
「放蕩者の成り行き」〜カリプソ
リチャード・ヒコックス(指)LSO
CHAN-9259
ストコフスキー・シンフォニック・トランスプリクションズ Vol.1
バッハ(ストコフスキー編):トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
G線上のアリア
小フーガ ト短調BWV.578
カンタータ第208番〜羊は安らかに草を食み
平均率クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲 変ロ短調BWV.869
パッサカリアとフーガ ハ短調BWV.582
ヴァイオリン・ソナタ第4番BWV.1017〜シシリアーノ
わがイエス、いかばかりの魂の痛みBWV.487
カンタータ第4番「キリストは死の縄目につながれたり」〜コラール
トッカータ、アダージョとフーガBWV.564〜アダージョ
甘き死よ来たれBWV.478
コラール「われら皆唯一の神を信ず」BWV.680
マティアス・バーメルト(指)
BBCフィル

録音:1993年9月
CHAN-9279(4CD)
スタンフォード:交響曲全集 ヴァーノン・ハンドリー(指)
アルスターO
CHAN-9284
モーツァルト:管楽の為の作品集
アダージョ 変ロ長調K.411
セレナード第11番 変ホ長調K.375
アダージョ ヘ長調K.580a
セレナード第12番 ハ短調K.388「ナハトムジーク」
オランダ管楽アンサンブル
CHAN-9288
トゥリーナ:闘牛士の祈り
R・シチェドリン:カルメン組曲*
 アルベニス風に(トゥロノフスキー編)
 スターリン・カクテル
 ユモレスク(トゥロノフスキー編)
ユーリ・トゥロノフスキー(指)
イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール
アンサンブル・レペルキュシオン*

録音:1993年
この「カルメン組曲」は、有名なロジェストヴェンスキー盤とは正反対!洒落っ気満点のニュアンスが惚れぼれ…。凝りに凝ったアゴーギクはユーモアに道、「踊り」でのハーモニーの色彩も絶妙な味わい。「間奏曲2」の天国的な美しさも印象的です。「闘牛士」ではテンポの捻り出し方が素晴らしく、物々しさを排した微笑みの表情が、この曲にかつてない温かな人間味を盛り込みます。そして「終曲」のなんというカラフルさ!【湧々堂】
CHAN-9292
ウォルトン:室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノの為のトッカータ
ピアノ・デュオの為の「子供の為のデュエッツ」*
ピアノ独奏の為の「ファサード」からのワルツ
ヴァイオリンとピアノの為の2つの小品
テノールとピアノの為の2つの歌
ギター独奏の為の5つのバガテル
テノールとギターの為の「 Anon in Love 」
ジョン・マーク・エインズリー(T)
ケネス・シリトー(Vn)
カルロス・ボネル(G)
ハミッシュ・ミルン(P)
グレーテル・ダウデスウェル(P)*
CHAN-9324
チャイコフスキー:劇付随音楽「雪娘」 ネーメ・ヤルヴィ(指)
デトロイトSO
CHAN-9326
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.5
第13番/第24番
ハワード・シェリー(P)(指)
ロンドン・
モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-9331
デトロイトの1週間
D.ギレスピー:チュニジアの夜
D.バラクリシュナン:組曲「スパイダー・ドリーム」/他
タートル・アイランドSQ
ネーメ・ヤルヴィ(指)
デトロイトSO
CHAN-9349
ストコフスキー・シンフォニック・トランスプリクションズ Vol.2
ヘンデル:序曲 ニ短調
ガブリエリ:ピアノとフォルテのソナタ
ジェレミー・クラーク(1670-1707):トランペット・プレリュード
ヨハン・マッテゾン(1681-1764):アリア
モーツァルト:トルコ行進曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜アダージョ
シューベルト:セレナーデ
フランク:天使の糧
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番〜葬送行進曲
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
イッポリトフ=イワーノフ:かいば桶
ショスタコーヴィチ:国連マーチ
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
アルベニス:セビーリャの祭り
スーザ:星条旗よ永遠なれ
(以上全曲レオポルド・ストコフスキー編)
マティアス・バーメルト(指)
BBCフィル

録音:1994年10月
CHAN-9363
ジョン・アダムズ:ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン
グランド・ピアノラ・ミュージック
デイヴィッド・ラング(1957-):アー・ユー・エクスペリエンスト?アンダー・オルフェウス
スティーヴン・モスコ(指)
オランダ管楽アンサンブル
CHAN-9404
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.6
第21番/22番
ハワード・シェリー(P)(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-9435
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番
第29番「ハンマークラヴィーア」
ルイ・ロルティ(P)
CHAN-9445
ストコフスキー・シンフォニック・トランスプリクションズ Vol.3
ムソルグスキー(ストコフスキー編):禿山の一夜
交響組曲「ボリス・ゴドゥノフ」
「ホヴァンチシーナ」第4幕への前奏曲
組曲「展覧会の絵」
マティアス・バーメルト(指)
BBCフィル

録音:1995年1月
CHAN-9453
レスピーギ:管弦楽伴奏付き歌曲集
歌曲「森の神々」/霧/アレトゥーザ/他
イングリット・アトロット(S)
リンダ・フィニー(A)
リチャード・ヒコックス(指)
BBCフィル
CHAN-9454
チャイコフスキー:組曲第2番 Op.53
幻想曲「テンペスト」 Op.18
ネーメ・ヤルヴィ(指)デトロイトSO
CHAN-9466
シュニトケ:作品集
ピアノと室内オーケストラのための音楽Op.34(1964)*
チェンバロ,またはオルガン,フルート,2つのクラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロの為の七重奏曲Op.160(1981-1982) +
トロンボーンとオルガンの為の「サウンドとエコー」Op.171 (1983)#
管弦楽の為の「イン・メモリアム」Op.127 (1972-1978)+
ワシリー・ロバノフ(P)*
アナトーリ・スコベロフ(Tb;#)
リュドミラ・ゴルブ(Org)#
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)*
ワレリー・ポリャンスキー(指)(+/**)
ロシアン・ステイトSO(*/**)、
ボリショイ劇場ソロイスツ+

録音:1994年、モスクワ音楽院大ホール

CHAN-9484
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番
ドヴォルザーク:弦楽セレナード
 夜想曲Op.40/2つのワルツOp.54
ユーリ・トゥロフスキー(指)
イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール
CHAN-9513
ミラクルズ聖母マリアを讃える13世紀のスペイン歌曲集
Beyeita es Maria/Procession
Quen quer que na Virgen fia
Estampie on
O-me da Virgen Santa
Miragres fremosos
Quen boa dona
Eno pouco e- muito
Aquel que de voontade Santa
Como pod' a groriosa
Ben per esta aos reis
Sempr'a Virgen groriosa
Mui grandes-it' e dia
デュファイ・コレクティヴ
CHAN-9522
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
オペレッタ「ビッグ・ライトニング」
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
ロシアン・ステイト・シンフォニック・カペラ
CHAN-9528
アレンスキー:ヴァイオリン協奏曲 Op.54
グラズノフ:コンチェルト・バラータ Op.108
ピアノ協奏曲 Op.92
アレクサンドル・トロスチャンスキー(Vn)
エゴール・ジャチコフ(Vc)
マネリ・ピルザデー(P)
ユーリ・トゥロフスキー(指)
イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール
CHAN-9540(3CD)
ベルク:歌劇「ルル」 コンスタンス・ハウマン(S)
ユリア・ユオン(Ms)
テオ・アダム(Bs)
ペーター・ストラーカ(T)
モンテ・ジェフィ(Br)
ウルフ・シルマー(指)
デンマーク国立放送SO
CHAN-9556
ロベルト・ジェラルド(1896-1970):交響曲&管弦楽曲集 Vol.2
交響曲第3番「コラージュ」
ピアノと弦楽の為の協奏曲*
管弦楽の為の「 Epithalamion 」
ジェフリー・トーザー(P)*
マティアス・バーメルト(指)BBC響

録音:1997年1月8日&9日、2月28日-3月1日、ブラックヒース・ホール、ロンドン
CHAN-9563
ケヴィン・ヴォランズ(1949-):ディス・イズ・ハウ・イット・イズ(1996年改訂版)
ウォーキング・ソング
リーピング・ダンス
ピアノと管楽器の為の協奏曲*
アンタイトルド(G.H.V.の追憶に)#
ピーター・ドノホー(P)*
ケヴィン・ヴォランズ(P)#
ダニエル・ハーディング(指)*
ウィン・ステインマン(指)
オランダ管楽アンサンブル
CHAN-9568(4CD)
フランツ・シュミット:交響曲全集 ネーメ・ヤルヴィ(指)CSO、
スコティッシュ・ナショナルO
CHAN-9587
チャイコフスキー:組曲第1番 Op.43
序曲「嵐」 Op.76/幻想曲「運命」 Op.77
ネーメ・ヤルヴィ(指)デトロイトSO
CHAN-9599
ロベルト・ジェラルド(1896-1970):交響曲&管弦楽曲集 Vol.3
ヴァイオリン協奏曲*/交響曲第1番
オリヴィエ・シャルリエ(Vn)*
マティアス・バーメルト(指)BBC響

録音:1997年1月8日&4月3日、ブラックヒース・ホール、ロンドン
CHAN-9602
バックス:ホルン&ピアノと弦楽六重奏の為の八重奏曲*
弦楽五重奏曲
フルート,オーボエ,ハープと弦楽四重奏の為の協奏曲(七重奏曲)
マーガレット・フィンガーハット(P)*
アカデミー室内O室内アンサンブル

録音:1997年1月27日-29日、聖バーソルミュー教会
CHAN-9611(2CD)
R.シュトラウス:歌劇「サロメ」 インガ・ニルセン(S;サロメ)
R.ヘイル、
R.ゴールトベルク、A.シリア/他
ショーンヴァント(指)
デンマーク国立放送SO
CHAN-9515(2CD)
ディーリアスレクイエム*
人生のミサ+
レベッカ・エヴァンズ(S)*
ジョーン・ロジャーズ(S)+
ジーン・リグビー(Ms)+
ナイジェル・ロブソン(T)+
ピーター・コールマン=ライト(Br)
リチャード・ヒコックス(指)
ボーンマスSO&cho
ウェインフリート・シンガーズ
CHAN-9618
メトネル:ピアノ作品集 Vol.4
ディテュランブ/オフェーリアの歌
ソナタ「おとぎ話」Op.25-1
ソナタ「夜の風」Op.25-2/牧歌風のソナタ
ジェフリー・トーザー(P)
CHAN-9637(3CD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ全集 ボリス・ベルマン(P)
CHAN-9647
ドホナーニ:交響曲第1番
アメリカン・ラプソディ
マティアス・バーメルト(指)
BBCフィル
CHAN-9649
ドホナーニ:ピアノ協奏曲第1番 Op.5*
ハンガリー牧歌 Op.32b
ハワード・シェリー(P)*
マティアス・バーメルト(指)
BBCフィル

録音:2001年9月12日-14日
CHAN-9650
ショーソン:交響曲変ロ長調/嵐
交響詩「ヴィヴィアン」/交響詩「祭りの夕べ」
ヤン=パスカル・トルトゥリエ(指)
BBCフィル
CHAN-9652
吉松隆:ピアノ協奏曲
鳥は静かに
天使はまどろみながら
夢色モビールII/3つの白い風景
田部京子(P)
藤岡幸夫(指)マンチェスター室内O
CHAN-9653
グレインジャー:作品集 Vol.9〜合唱とオーケストラの為の作品集3 リチャード・ヒコックス(指)
ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
HAN-9654
スウェーデンのアカぺラ作品集 Vol.2
ヴェーレ、リドホルム、ホカンソン、エードルンドの作品
ホーカン・ハーゲゴール(Br)
パルクマン(指)
ウプサラ・アカデミー室内cho
CHAN-9655
マルティヌー:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ/8つの前奏曲
ドゥムカ第3番/バガデル/他
エレオノーラ・ベコヴァ(P)
CHAN-9656
モーツァルト:ファゴット協奏曲
フンメル:ファゴット協奏曲
ウェーバー:ファゴット協奏曲
 アンダンテとハンガリー風ロンド
ワレーリー・ポポフ(fg)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
CHAN-9658
グラズノフ:交響曲第3番Op.33
演奏会用ワルツ第1番Op.47
演奏会用ワルツ第2番Op.51
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
CHAN-9659(2CD)
トバイアス・ピッカー(1954-):歌劇「テレーズ・ラカン」 ダイアナ・ソヴィエロ(S)
サラ・フルゴーニ(Ms)
ゴードン・ギーツ(T)
リチャード・バーンスタイン(Bs-Br)
シェリル・ウッズ(S)
ガボア・アンドレシー(Bs)
ピーター・カザラス(T)
グレーム・ジェンキンス(指)
ダラス・オペラO

録音:2001年11月、ダラス・オペラ、初演ライヴ
CHAN-9661
ゴセック:交響曲集
ヘ長調Op.12-6 B59
変ホ長調Op.5-2 B26
変ホ長調Op.12-5 B58
ニ長調Op.5-3「パストレッラ」 B27
ニ長調 B86]
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ

録音:1997年4月7日-8日、オール・セインツ教会、トゥーティング、ロンドン
CHAN-9662
ヴェルディ&ヴァリエーションズ
オリヴィエ・デュパン(1954-):ヴェルディの「椿姫」のアリアによる幻想曲+
アントニオ・パスクッリ(1842-1924):ヴェルディの「シチリア島の夕べの祈り」
の主題による大協奏曲*
ヴェルディ(トゥロフスキー編):弦楽四重奏曲 ホ短調(弦楽合奏版)
フィリップ・マニャン(Ob)*
アレクサンドル・トロティアンスキー(Vn)+
ユーリ・トゥロフスキー(指)
イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール
CHAN-9663
メシアンの生徒たち〜ア・カペラによる作品集
メシアン:5つのルシャン
おお、聖なる宴よ
シュトックハウゼン:ドリスの為の合唱曲集
コラール
クセナキス:へレネ(世界初録音)/夜/セルメント
シャルロット・ペデルセン(S)
ヨルゲンセン(指)
デンマーク国立放送cho
CHAN-9664
ブリテン:弦楽四重奏曲集 Vol.2
へ長調/ニ長調/第2番
ソレルSQ
CHAN-9666

CHSA-5004
(1SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ:作品集 Vol.4
無伴奏合唱曲「心理のために勇敢に」
交響曲第5番 ニ長調/合唱曲「巡礼の歩道」*
ギボンズの歌曲第13番による讃歌前奏曲
(ヘレン・グラッツによる弦楽合奏版)(*/#)
23の詩篇/前奏曲とフーガ(*/#)
イアン・ワトソン(Org)*
リチャード・ヒコックス(指)LSO、
ヒコックス・シンガーズ#

録音:1997年5月、オール・セインツ、ロンドン
CHAN-9667
バラキレフ:序曲「リヤ王」
交響詩「ボヘミアにて」/交響曲第1番
ヴァシリー・シナイスキー(指)
BBCフィル
CHAN-9668
アレクサンドル・アルチュニアン(1920-)トランペット協奏曲/トランペットと管弦楽の為の変奏曲
アレクサンドラ・パフモートワ(1929-):トランペット協奏曲
ヴァインベルク(1919-):トランペット協奏曲変ロ長調Op.95
ビビ・ブラック(Tp)
コンスタンチン・オルベリアン(指)
モスクワCO
CHAN-9670
チェレプニン:バレエ「ナルシスとエコー」 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-9671
ブラームス:ア・カペラ作品集 Vol.1
マリアの歌/祝辞と格言/モテット集
ステファン・パルクマン(指)
デンマーク国立放送cho
CHAN-9673
A・シュナーベル:ピアノ作品集
ダンス組曲/ピアノ・ソナタ
ジェフリー・トーザー(P)
CHAN-9674
新しいタンゴ〜世界のギター音楽
プレトリウス:「テレプシコーレ」〜4つの舞曲
ピアソラ:4つの小品、他、ヴィラ・ロボス、コシュキン、モレル、
ガルシア、プジョル、ディエンスの作品
クレイグ・オグデン(G)
CHAN-9675
エスポージト:ピアノ作品集 オルールク(P)
CHAN-9676(2CD)
チャイコフスキー:組曲(全4曲) ネーメ・ヤルヴィ(指)デトロイトSO
CHAN-9678
メシアン:トゥーランガリラ交響曲 ハワード・シェリー(P)
ヴァレリー・アールマン=クラヴリー(オンド・マルトノ)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
BBCフィル

録音:1998年1月8日&9日、マンチェスター新放送局
CHAN-9680
フランク:ピアノ三重奏曲第1番
 ヴァイオリン・ソナタ
ベコヴァ・シスターズ
CHAN-9681
ニーノ・ロータ:2つのピアノ協奏曲 マッシモ・パルンボ(P)
マルコ・ボーニ(指)
イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ
CHAN-9682(2CD)
フィビヒ:交響曲全集 ネーメ・ヤルヴィ(指)デトロイトSO
CHAN-9684
バーバー:交響曲第1番〜第1楽章
交響曲第2番/序曲「悪口学校」
弦楽の為のアダージョ
ネーメ・ヤルヴィ(指)デトロイトSO
CHAN-9685
チャドウィック:交響曲第2番
交響曲第3番
ネーメ・ヤルヴィ(指)デトロイトSO
CHAN-9686
ストコフスキー ワーグナー編曲集〜ストコフスキー・シンフォニック・トランスプリクションズ Vol.4
ワーグナー(ストコフスキー編):「ワルキューレ」〜ヴォータンの別れと魔の炎の音楽
交響組曲「トリスタンとイゾルデ」
楽劇「パルシファル」第3幕にもとづく交響組曲
マティアス・バーメルト(指)
BBCフィル

録音:1998年3月
CHAN-9687
フンメル:ピアノ協奏曲第4番
ヴァイオリンとピアノの為の協奏曲
ハガイ・シャハム(Vn)
ハワード・シェリー(P)(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-9690
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番 ヴァレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
CHAN-9692
メットネル:ピアノ作品集 Vol.6
ピアノ・ソナタ イ短調
忘れられた調べ第2集/忘れられた調べ第3集
ジェフリー・トーザー(P)
CHAN-9694
ロベルト・ジェラルド(1896-1970):交響曲&管弦楽曲集 Vol.5
管弦楽の為の協奏曲
交響曲第2番(オリジナル版)*
マティアス・バーメルト(指)
BBC響

録音:1997年12月4日-5日/1998年5月6日-7日*、以上ブラックヒース・ホール、ロンドン
※*はこの版による世界初録音
CHAN-9697
ホルスト:組曲第1番/組曲第2番
 行進の歌/かじ屋
バッハ(ホルスト編):フーガ・ア・ラ・ジーグ
ヴォーン・ウィリアムズ:勇壮なカンタータ
 ウィンド・バンドの為のフラリッシュイギリス民謡組曲
レイニッシュ(指)
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンドO
CHAN-9698
グレチャニノフ:交響曲第3番
カンタータ「主を称えて」
ワレリー・ポリャンスキー(指)
ロシア・ステイトSO

CHAN-9699
クーラウ:ピアノ協奏曲
グリーグ:ピアノ協奏曲
アマリー・マルリング(P)
ミヒャエル・ショーンヴァント(指)
デンマーク国立放送O
温かな情感を込めながらもピアノもオケも北欧特有のひんやりと澄んだ空気感を表出した見事な演奏。グリーグの第1楽章の第1主題直後、アニマート推移楽句もそのままのテンポでひたひたと進行するのは、ムストネンなどと同じ手法ですが、そこから滲む出るコケティッシュで優しい風情が魅力的。カデンツァは見事にヴィルトゥオジティを発揮しますが、叩きつける打鍵で押しまくる軽薄さは皆無で、終始足元を見つめて語りに徹しています。第2楽章は、呼吸が間延びせずしっとりと歌い上げ、トリルの音色の美しさも聴きもの。終楽章も十分にスケール感を表出しつつも、あくまでも内省的なニュアンスを重視した演奏。シェーンバントの伴奏も特筆もので、些細なことながら、オケだけで演奏する部分の最後の音(0:51)は、弦の音が濁りがちになる箇所ですが、この一音を優しい弱音にしてピアノに渡すという細やかな配慮!音楽を本当に理解している証しです!【湧々堂】

CHAN-9700
シューベルト:弦楽四重奏曲集
第8番/第9番/変ホ長調
ソレルSQ
CHAN-9701
ブリテン:合唱曲集 Vol.3
5つの花の歌/民主主義を進めよ
神聖と世俗/みどり児はお生まれになった
スパイサー(指)フィンジ・シンガーズ
CHAN-9702
グレインジャー:作品全集 Vol.10〜ピアノ作品集
戦士達/緑の茂み
ウィドウズ・パーティ・マーチ
キール・ロウ/収穫の讃歌
ユトランド民謡メドレー/他(全13曲)
スウェイツ、マーシャル、
ラヴェンダー、ギレスピー、
グレイ、オウルド(以上P)
CHAN-9703
L・コジェルフ:交響曲集
ニ長調/ト短調/ヘ長調
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ

録音:1997年11月13日-14日、オール・セインツ教会、トゥーティング、ロンドン
CHAN-9704
シュニトケ:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番/ピアノ・ソナタ第2番
5つの格言/一つの和音による変奏曲
4つの小品/前奏曲とフーガ/即興曲とフーガ
ボリス・ベルマン(P)
CHAN-9705
シュニトケ:チェロとピアノの為の作品全集
チェロ・ソナタ第1番/チェロ・ソナタ第2番
エピローグ/ムジカ・ノスタルジカ
アレクサンドル・イワシュキン(Vc)
イリーナ・シュニトケ(P)
CHAN-9706(2CD)
メノッティ:歌劇「領事」 スーザン・プルロック(S)
ルイス・オテイ(Br)
リヒャード・ヒコックス(指)
スポレート・フェスティヴァルO
CHAN-9708
チャイコフスキー:弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン
アイオナ・ブラウン(指)
ノルウェー室内O
CHAN-9709
グラズノフ:交響曲第2番/戴冠式カンタータ ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
CHAN-9711
2台ピアノの為の協奏曲集
モーツァルト:2台のピアノ協奏曲 K.365
ブルッフ:2台のピアノの為の協奏曲
メンデルスゾーン:2台のピアノの為の協奏曲
ペネキル姉妹(P)
ネヴィル・マリナー(指)
フィルハーモニアO
CHAN-9714
ラッブラ:交響曲第8番/交響曲第5番
女王へのオード
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ国立O
CHAN-9715
バックス:イン・メモリアム
ピアノ(左手の為の)とオーケストラの為のコンチェルタンテ
ディンボヴィツァの詩人
リグビー(Ms)
フィンガーハット(P)
ヴァーノン・ハンドリー(指)
BBCフィル
CHAN-9716
フランスのオルガン曲集
ヴィドール、ジグー、ボエルマン、ピエルネ、
デュボワ、ボネの作品
イアン・トレイシー(Org)
CHAN-9717
グバイドゥーリナ:デュオ・ソナタ
クアジ・ホクエトゥス
ファゴットと低弦の為の協奏曲
ワレリー・ポポフ(Fg)
ワレリー・ポリャンスキー(指)
ロシア・ステイトSO
CHAN-9718
ベートーヴェン:弦楽五重奏曲Op.29
七重奏曲Op.20
アカデミー室内アンサンブル
CHAN-9719(2CD)
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」
「四季」(E.ベコヴァ編曲)
ベコヴァ・シスターズ
CHAN-9721
グレインジャー・エディション Vol.11〜合唱とオーケストラの為の作品 Vol.4
北欧の王女へ/デンマーク民謡組曲/他(全11曲)
イェスパー・ヨルゲンセン(指)
リチャード・ヒコックス(指)
デンマーク国立放送cho
デンマーク国立放送SO
CHAN-9722
シュニトケ:チェロ協奏曲第2番
「真夏の夜の夢(ではない)」
アレクサンドル・イワシュキン(指)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
CHAN-9723(4CD)
メトネル:ピアノ・ソナタ全集/忘れられた旋律 ジェフリー・トーザー(P)
CHAN-9727
バラキレフ:交響曲第2番
ピアノ協奏曲/交響詩「タマーラ」
ハワード・シェリー(P)
ワシーリー・シナイスキー(指)
BBCフィル
CHAN-9728
スクリャービン:プロメテウス ― 火の詩 Op.60*
ピアノと管弦楽の為の幻想曲(ロジェストヴェンスキー編曲)#
ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調
ヴィクトリア・ポストニコワ(P)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ハーグ・レジデンティO
オランダ劇場cho*
CHAN-9729
ボルトニャンスキー:神聖な協奏曲集(宗教的協奏曲集)
第1番−第9番
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア・ステイト・シンフォニック・カペラ
CHAN-9730
グレインジャー・エディション Vol.1〜女性の為の歌曲集(全31曲)
グラットの花婿/ホワィト・ロックのデヴィッド
愛の死/ある朝早く/あなたから私へ/他
デッラ・ジョーンズ(S)
ペネロープ・スウェイツ(P)
CHAN-9731
シューマン:子供の為のアルバム Op.68 リューバ・エドリーナ(P)

録音:1998年8月17日-19日、レイアー・マーニー教会
CHAN-9732
ラテン・アメリカのギター音楽
ディエンス、アラーヤ、コルデロ、バスケス、
ギマラーエス、ピアソラ、セナ、レイスの作品
エレフテリア・コトツィア(G)
CHAN-9733
ドホナーニ:組曲Op.19
童謡の主題による変奏曲
バレエ音楽「ピエレットのヴェール」
マティアス・バーメルト(指)BBCフィル
CHAN-9734
ホルスト:歌劇「放浪学者」
バレエ組曲Op.10/夜の歌
リチャード・ヒコックス(指)
ノーザン・シンフォニア
CHAN-9735
マティアス・フェルメーレン(1888-1967):交響曲第2番「新しい旅への前奏曲」(1919-1920)
交響曲第6番「幸せの時」(1956-1958)
交響曲第7番「理想の未来へのデュオニュソス的賛歌」(1963-1965)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-9736
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.6
第13番 変ホ長調Op.27-1
第14番 嬰ハ短調Op.27-2「月光」
第15番 ニ長調Op.28「田園」]
ルイ・ロルティ(P)

録音:1998年11月30日-12月3日、ポットン・ホール、サフォーク
CHAN-9737
吉松隆:サクソフォン協奏曲「サイバーバード」(新録音)
交響曲第3番
須川展也(Sax)
藤岡幸夫(指)BBCフィル
CHAN-9738
ブルッフ:交響曲第3番
ヴァイオリン協奏曲第2番
リディア・モルドコヴィチ(Vn)
リチャード・ヒコックス(指)LSO
CHAN-9739
グラズノフ:交響曲第4番/交響曲第5番 ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
CHAN-9740
ヴァーツラフ・ピフル:交響曲集
Z.21/Z.22/Z.23/Z.24/ニ長調
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルトO
CHAN-9741
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.1
第7番/第6番/第10番
ソーレルSQ
CHAN-9742
フランク:ピアノ三重奏曲全集 Vol.2
第2番/第3番/第4番
ベコヴァ・シスターズ
CHAN-9743
ギター・メディテーション(全18曲)
吉松隆、アントニオ・ラウロ、バリオス、
ヴィラ=ロボス、ラヴラディ、ターレガ、
ブローウェル、プーランク、カルドーソ/他の作品
クレイグ・オグデン(G)
CHAN-9744
ハウエルズ:楽園賛歌
ケント自由民のウーイングソング
ジョーン・ロジャース(S)
リチャード・ヒコックス(指)BBC響
CHAN-9745
リリー・ブーランジェ:詩編第24番「地とそこに満ちるもの」
音楽的対話劇「ファウストとエレーヌ」
悲しき夕べに/春の朝に
詩編第130番「深き淵より」
リン・ドーソン(S)、アン・マレイ(Ms)
ボナヴェンチュラ・ボットーネ(T)
ニール・マッケンジー(T)
ジェイソン・ハワード(Bs)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
BBCフィル、
バーミンガム市立シンフォニーcho

録音:1999年5月、マンチェスター新放送局&マンチェスター・ブリッジウォーター・ホール
CHAN-9746
グレインジャー・エディション Vol.13〜室内アンサンブルの為の作品集 アカデミー室内アンサンブル
CHAN-9747
スウェーデンのア・カペラ集 Vol.3
リドホルム、ニルソン、エドルンド、
カールステット、J.サンドストレーム、
S.D.サンドストレーム、
オールソン、ローセンベリ、ヒルレルド、
スヴェルンド、ハーン、オーベリの作品
ステファン・パルクマン(指)
ウプサラ・アカデミー室内cho
CHAN-9749
アラン・ロースソーン(1905-1971):映画音楽集(全9曲) ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
CHAN-9750
ナイジェル・ヘス:TVテーマ集 ロンドン・フィルム・オーケストラ
CHAN-9751
グラズノフ:交響曲第1番
ヴァイオリン協奏曲
ジュリア・クラスコ(Vn)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア・ステイトSO
CHAN-9752
エイミー・ビーチ:ヴァイオリンとチェロとピアノの為の三重奏曲
ピアノ五重奏曲
フルートと弦楽四重奏曲の為の主題と変奏曲
アンバック
CHAN-9753
ロッシーニ:序曲集
「セビーリャの理髪師」/「セミラーミデ」
「シンデレラ」/「絹のはしご」
「ブルスキーノ氏」/「結婚手形」
「どろぼうかささぎ」/「ウィリアム・テル」
コンスタンチン・オーベリアン(指)
モスクワCO
CHAN-9754
コダーイ:ミサ・ブレヴィス
イエスと商人たち/夕べ/マトラの風景
ステファン・パルクマン(指)
デンマーク国立放送cho
CHAN-9755
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.7
第11番 変ロ長調Op.22
第12番 変イ長調Op.26「葬送」
第19番 ト短調Op.49-1
第20番 ト長調Op.49-2
ルイ・ロルティ(P)

録音:1998年11月30日-12月3日、ポットン・ホール、サフォーク
CHAN-9756
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン作品集
イタリア組曲協奏的二重奏曲
ロシアの歌/ディヴェルティメント/バラッド
パストラーレ/ロシアの踊り
リディア・モルドコヴィチ(Vn)
ジュリアン・ミルフォード(P)
CHAN-9757
オーストラリア作曲家の作品集
エドガー・ベイントン:交響曲第2番
ジョン・ゴフ:小オーケストラの為のセレナード
ヒューバート・クリフォード:交響曲1940
ヴァーノン・ハンドリー(指)BBCフィル
CHAN-9758
ラロ:序曲「イスの王」
ヴァイオリン協奏曲第1番&第3番
ピアノ・トリオ第3番〜第2楽章「スケルツォ」(管弦楽版)
オリヴィエ・シャルリエ(Vn)
ヤン・パスカル・トゥルトゥリエ(指)
BBCフィル
CHAN-9759
ラフマニノフ:交響的舞曲集/鐘 ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
CHAN-9760
シューマン:交響曲第3番
歌曲「うたびとの呪い」
ハーン・フィッシャー(Ms)
ローランド・ヴァーゲンヒューラー(T)
ミカエル・ショーンヴァント(指)
デンマーク国立放送SO
CHAN-9761
バルトーク:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ/9つの小品集/戸外にて
15のハンガリー農民の歌
ソナチネ/ルーマニア民俗舞踊曲
ルーマニアのクリスマス・キャロル
ジェフリー・トーザー(P)
CHAN-9762
ペテル・コニョヴィッチ(1883-1970):ソングズ・フロム「マイ・カントリー」
歌曲集「わが祖国」より
ミラ:ヴィロティエヴィック(S)
フランチェスカ・ジョヴァンネッリ(P)
CHAN-9763
フロスト(1959-):ファゴット協奏曲
オーボエ協奏曲/「ザ・レッスン」
シジン・バーケランド(Fg)
サイモン・イームズ(Ob)
トニー・ハリソン(指)ボーンマスSO、
アンサンブル2000
CHAN-9764
ザ・ウィンズ・オヴ・パワ〜ナイジェル・ヘス:吹奏楽自作自演集 ナイジェル・ヘス(指)
ロンドン・シンフォニック・ウィンドO
CHAN-9765
フランスのオペラ序曲と小品集
アダン:「もしも我王なりせば」序曲
オベール:「青銅の馬」序曲
エロール:「ザンパ」序曲
オッフェンバック:「美しきエレーヌ」序曲
 ホフマンの舟歌
トマ:「ミニョン」序曲/ガヴォット
マイヤ:「ヴィラールの滝」序曲
グノー:あやつり人形の葬送行進曲
マスネ:タイスの瞑想曲/メロディ−
 エレジー/聖処女の最後の眠り
シャブリエ:ハバネラ/楽しい行進曲
ヤン・パスカル・トゥルトゥリエ(指)
BBCフィル
CHAN-9766
ドゥケルスキー(デューク)(1903-1969):墓碑銘
バレエ音楽「ゼフィルスとフローラ」
ゲンナジー・
ロジェストヴェンスキー(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-9767
グリーグ:4つの聖歌Op.74
 2つの宗教的合唱曲
 大きな白い群れOp.30-10
 われらに平安を与えたまえ
ゲーゼ(1817-1890):朝の歌
 復活祭(キリストは復活したまえり)
 3つの宗教的合唱曲/4つの聖歌
 ベネディクトゥスとアーメン
ペア・ホイアー(Bs-Br)
ビーネ・ブリンドルフ(Org)
イェスパー・グローヴェ・ヨアンセン(指)
デンマーク国立放送cho
CHAN-9768
ニコラス・ナボコフ(1903-1978):バレエ・オラトリオ「オード:神の尊厳への瞑想」
バレエ「ユニオン・パシフィック」
マリーナ・シャグチ(S)
アレクサンドル・キセレフ(Bs)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ハーグ・レジデンティO
ロシアン・ステイト・シンフォニック・カペラ
CHAN-9769
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.2
第3番/第4番/第11番
ソレルSQ
CHAN-9770
A・チェレプニン:チェロとピアノの為の作品全集
チェロ・ソナタ第1番Op.29/第2番Op.30-1/第3番Op.30-2
平均律チェロ曲集Op.38
歌と踊りOp.84/オード
アレクサンドル・イワーシキン(Vc)
ジェフリー・トーザー(P)
CHAN-9771
ニーノ・ロータ:ピアノ・ソロによる映画音楽集
「ゴッドファーザー」「ロメオとジュリエット」
「山猫」「じゃじゃ馬ならし」/他
マッシモ・パルンボ(P)
CHAN-9772(2CD)
ツェムリンスキー:弦楽の為の室内楽作品集
弦楽四重奏曲第1番 イ長調 Op.4
ドイツのすずらんがいたるところに咲きほこり(ソプラノと弦楽六重奏の為の)*
弦楽四重奏曲第2番 Op.15
弦楽四重奏曲第3番 Op.19
弦楽四重奏の為の2つの楽章
弦楽四重奏曲第4番 Op.25
シェーンベルクSQ
ズーザン・ナルッキ(S)*
ヤン・エリク・ファン・レグテレン・アルテナ(Va)*
ターコ・コーイストラ(Vc)*
CHAN-9774
オーリック:映画音楽集
組曲「シーザーとクレオパトラ」
組曲「ティトフィールドの落雷」
組曲「夜の死」
組曲「ピムリコへのパスポート」
組曲「イノセンツ」
組曲「ラヴェンダー・ヒル・モブ」
組曲「赤い風車」/組曲「ファザー・ブラウン」
組曲「日曜日はいつも雨」
序曲「ヒュー・アンド・クライ」
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
CHAN-9775
V=ウィリアムズ:管弦楽作品集
ノーフォーク・ラプソディ第1番
沼地地方にて
タリスの主題による幻想曲
「富める人とラザロ」の5つの異版
グリーンスリーヴス幻想曲/ひばりはあがる
ブライデン・トムソン(指)LPO、LSO
CHAN-9776(4CD)
ブラームス:交響曲全集 ネーメ・ヤルヴィ(指)LSO
CHAN-9780
ルイ・ドゥ・ベルニエールの小説からの音楽
「キャプテン・コレッリのマンドリン」
「ラテン・トリロジー」(ヴィラ・ロボス、バリオス、ジュリアーニ、フンメル、ヴィヴァルディ、パルンボ、トゥリーナ、ロベットの作品から)
クレイグ・オグデン(G)
アリソン・スティーヴンス(マンドリン)
CHAN-9781(2CD)
ブリテン:歌劇「ポール・バニヤン」 リチャード・ヒコックス(指)
ロイヤル・オペラ・ハウスO
CHAN-9783
ボルトニャンスキー:聖コンチェルト集 Vol.2
第10、11、12、13、14、15、16番
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立シンフォニック・カペラ(cho)
CHAN-9784
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第3番
交響曲第1番
リディア・モルドコヴィチ(Vn)
リチャード・ヒコックス(指)LSO
CHAN-9785
ギルマン:オルガンと管弦楽の為の交響曲第2番
ヴィドール:オルガンと管弦楽の為の交響曲第3番
フランク:コラール第2番
イアン・トレーシー(Org)
ヤン・パスカル・トゥルトリエ(指)
BBCフィル
CHAN-9786
ルーズ・ランゴー:ソロモンの歌より/
時の終わり/禁制
ニールセン、我らの偉大な作曲家
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
デンマーク国立放送SO&cho
CHAN-9791
アダルベルト・ジーロヴェツ(ギロヴェッツ)(1763-1850):交響曲集
変ホ長調Op.6-2/ヘ長調Op.6-3/ニ長調Op.12-1
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-9792
知られざるショスタコーヴィチ
ショスタコーヴィチ:序曲「貧しいコロンブス」
ティシチェンコ:チェロ協奏曲(ショスタコーヴィチ編)
シューマン:チェロ協奏曲(ショスタコーヴィチ編)
ショスタコーヴィチ:2つの前奏曲(シュニトケ編)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイト・シンフォニックO
CHAN-9793
ルイ・ロルティ
ベートーヴェン(リスト編):歌曲集「はるかなる恋人に寄す」Op.98
シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17
シューマン(リスト編):君に捧ぐOp.25-1/春の夜Op.39-12
ベートーヴェン(リスト編):ミニョンOp.75-1
ルイ・ロルティ(P)

録音:1998年11月30日-12月3日、ポットン・ホール、サフォーク
CHAN-9794
夢〜ロシア音楽における西欧の詩人たち
グリンカ、ボルトニャンスキー、
ダルゴムイジスキー、グラズノフ、
グレチャニノフ、タネーエフ、ルビンシュテイン、
チャイコフスキー、ラフマニノフ、
メトネル、キュイ、A.アレクサンドロフ/他の歌曲
セルゲイ・ラリン(T)
エレオノーラ・ベコヴァ(P)
CHAN-9795
ゲーゼ:交響曲全集 Vol.3
演奏会用序曲「オシアンの余韻」 Op.1
交響曲第3番 イ短調 Op.15
交響曲第3番〜第1楽章(破棄された初稿)*
交響曲第6番 ト短調 Op.32
クリストファ−・ホグウッド(指)
デンマ−ク国立放送SO
CHAN-9796
リーク・ホル(1825-1904):交響曲第1番 ハ短調
交響曲第3番 変ロ長調Op.101
マティアス・バーメルト(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-9797
シュレーカー:管弦楽曲集
あるドラマへの前奏曲/ヴァルス・レント
交響的序曲「エッケハルト」
オペラ「宝を掘る人」〜交響的間奏曲
オペラ「はるかな響き」〜夜の音楽
幻想的序曲
ワシーリー・シナイスキ(指)
BBCフィル
CHAN-9798
ピント(1785-1806):ピアノ作品集
幻想曲とソナタ ハ短調
メヌエット 変イ長調
グランド・ソナタ 変ホ短調Op.3-1
グランド・ソナタ イ長調Op.3-2
ロンド 変イ長調
グランド・ソナタ ハ短調
アイルランド民謡「 Cory Owen 」によるロンド
ミチェアル・オローク(P)

録音:1999年1月19日-21日、ブリストル
CHAN-9799
テミルカーノフ・イン・コンサート
ラヴェル:ラ・ヴァルス/マ・メール・ロワ
チャイコフスキー:「くるみわり人形」第2幕より
ヤコブ・ゲーゼ:タンゴ「ジェラシー」
ユーリ・テミルカーノフ(指)
デンマーク国立放送SO

CHAN-9800
ジョン・タヴナー:堕落と復活 パトリシア・ロザリオ(S)
マイケル・チャンス(C.T)
マーティン・ヒル(T)
リチャード・ヒコックス(指)
シテイ・オブ・ロンドン・シンフォニア
セント・ポール大聖堂聖歌隊
CHAN-9801
リスト:ピアノと管弦楽の為の作品全集 Vol.1
「レリオ」の主題による交響的大幻想曲
「アテネの廃虚」の主題による幻想曲/
「さすらい人」幻想曲
ウェーバー「華麗なポロネーズ」
ルイ・ロルティ(P)
ジョージ・ペリヴァニアン(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-9802
ラフマニノフ:カンタータ「春」Op.20*
交響曲第3番Op.44#
3つの無伴奏合唱曲+
[治療者パンテレイ/「ドン・ジュアン」〜霊の合唱/たゆまず祈る聖母]
ティグラン・マルティロシアン(Bs)*
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO、
ロシアン・ステイト・シンフォニック・カペラ(cho)(*/+)
CHAN-9803
ケックラン:サクソフォンとピアノの為の作品全集
15のエチュード Op.188
サクソフォンとピアノの為の7つの小品(ホルンとピアノの為の15の小品Op.180の第3曲/第5曲/第7曲/第10曲/第12曲/第14曲/第15曲/を編曲)
フェデリコ・モンデルチ(Sax)
キャスリン・ストット(P)
CHAN-9804
ラテン・インプレッション
トゥーリナ:弦楽セレナード
ヴィラ・ロボス:サクソフェンと室内管弦楽の為の幻想曲
グァルニエリ:弦楽とパーカッションの為の協奏曲
ピアソラ:弦楽の為の2つのタンゴ
ガオス:夜の印象
サントス:弦楽の為の協奏曲
ユーリ・トゥロフスキー(指)
イ・ムジチ・ド・モントリオール
CHAN-9805
ドイツの吹奏楽傑作選〜ジャーマン・ウィンド・バンド・クラシックス
ヒンデミット:吹奏楽の為の交響曲 変ロ長調
トッホ:吹奏楽の為のシュピール*
シェーンベルク:主題と変奏 Op.43a
ボリス・ブラッハー:吹奏楽の為のディヴェルティメント Op.7
ハルトマン:交響曲第5番
クラーク・ランデル、
ティモシー・レイニシュ(指)
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンドO
CHAN-9806
ブラームス:合唱作品集
3つの歌[夕べの歌/ヴィネータ/ダルトゥラの哀悼歌]
4つの歌[夜警 I/夜警 II/最後の幸福/失われた青春/秋に]
女声合唱,ホルンとハープの為の4つの歌[ハープは鳴り響く/シェイクスピアの歌/庭師/フィンガルの歌]
6つの四重唱曲[憧れ/隣人/天は明るく輝き/赤いばらのつぼみ/道端のいら草/かわいいつばめ]
ジプシーの歌
ステファン・パークマン(指)
デンマーク国立放送cho
CHAN-9807
フンメル:ピアノ作品集
ロンド/カプリース
グルック「アルミード」変奏曲
瞑想/ハンガリー風ロンド
気まぐれな美女
ピアノ・ソナタ
ハワード・シェリー(P)
CHAN-9808
リャプノフ:交響曲第1番 ロ短調 Op.12
ピアノ協奏曲第2番 ホ長調 Op.38
ポロネーズ ニ長調 Op.16
ハワード・シェリー(P)
ワシーリー・シナイスキー(指)BBCフィル
CHAN-9811
コダーイ:劇場序曲(1927)*
管弦楽の為の協奏曲(1939)#
マロシュセーク舞曲+/交響曲 ハ長調**
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
BBCフィル
CHAN-9812
シェイクスピア・セレブレーション〜ミュージシャンズ・オヴ・ザ・ロイヤル・シェイクスピア・シアター
ジャンゴ・ベイツ:暗さを増す平和
ジェイソン・カー:無限の詩/
ショーン・デイヴィ:「冬の物語」〜無題
アン・ダドリー:奇妙なフウチョウボク
ドミニク・マルドーニー:リアのトランペット
イロナ・セカッチ:すべての臆病者たちの疫病
ターネイジ:オフェーリアの嘆き
スティーヴン・ウォーベック:オフェーリアの死と「恋するシェイクスピア」からの音楽
ヒュー・ウォーレン:熊の退場の子守歌
ガイ・ウールフェンデン:スウィート・スワン
CHAN-9813
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
声楽交響詩「ステパン・ラージンの処刑」 Op.119*
アナトリー・ロチャク(Bs)*
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
ロシアン・ステイト・シンフォニック・カペラ(Cho;*)
CHAN-9814
リスト:ファウスト交響曲 クリスティアン・エルスナー(T)
トマス・ダウスゴー(指)
デンマーク国立放送SO&cho
CHAN-9815
フォールモーレン(1895-1980):「ホップ男爵」組曲第1番*
2つのオーボエと管弦楽の為の協奏曲#
エリーネ(管弦楽の為の夜想曲)
「ホップ男爵」組曲第2番*
パウリーネ・オーステンレイク、
ハンス・ルラーデ(Ob)#
マティアス・バーメルト(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-9816
バルトーク:弦楽の為のディヴェルティメント
ヤナーチェク:牧歌/弦楽の為の組曲
アイオナ・ブラウン(指)
ノルウェー室内O
CHAN-9817
ニールセン:弦楽四重奏曲第2番 ヘ短調Op.5(FS11)
弦楽四重奏曲第3番 ヘ短調Op.14(FS23)
ザポルスキSQ
CHAN-9818
レイトン:ソナチナ第2番*
5つの練習曲Op.22
対位法的幻想曲Op.24
アンジェラの為の曲集Op.47*
4つのロマンティックな曲Op.95
マーガレット・フィンガーハット(P)

*は世界初録音
CHAN-9819
グレインジャー室内アンサンブルの為の作品集 Vol.2
Lord Peter's Stable-Boy *
エルサレム出身の靴職人*
Hubby and Wifey (*/#/**)/一人息子*
ボニー・ドゥーンの堤よ、土手よ*/リスボン
The Bridgegroom Grat *
he Land O' the Leal (*/#)
ウォーキング・チューン
Willow Willow 収穫の賛歌*
洗礼式での老女#/ナイチンゲール*
二人姉妹*
シー・ソング(海の歌)*
大胆なウィリアム・テイラー/愛の力*
マクスウェル卿のおやすみなさい#
コロニアル・ソング(植民地の歌)(*/#/+)
フリー・ミュージック*/ The Twa Corbies
愛に死す#/岸辺のモリー
デラ・ジョーンズ(S)#
マーティン・ヒル(T)+
スティーヴン・ヴァーコー(Br)**
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ室内アンサンブル

*=世界初録音
CHAN-9820
アイスラー:カンタータ「母」*
4つの小品Op.13(混声合唱の為の)(1928)
「ウッドベリーの小さな歌集」より(1941)
ハウフのリタニアOp.21-1(1930)
ドロテー・ラブッシュ(Ms)
フリオ・ザナージ(Br)
ウルリケ・クラウゼン、
イェルク・クラウゼ、アーキム・シュヴェージヒ
(以上語り手)
エマヌエーレ・アルチウリ(P)
フランチェスコ・リベッタ(P)以上*
ディエゴ・ファゾリス(指)スイス放送cho
CHAN-9821
ノヴァーク:「ゴディヴァ夫人」への序曲Op.41(ヤロスラフ・ヴルフリツキーの戯曲の為の)
交響詩「トマンと森のニンフ」Op.40(ボヘミアの伝説による/大管弦楽の為の)
交響詩「深き淵より」Op.67(大管弦楽とオルガンの為の)
リボル・ペシェク(指)BBCフィル
CHAN-9822
ラフマニノフ:交響曲第1番ニ短調 Op.13
レスピーギ:ラフマニノフの練習曲集「音の絵」からの管弦楽組曲 Op.160
[「海とかもめ」イ短調(「音の絵」 Op.39-2より)
「美しき情景」変ホ長調(「音の絵」 Op.33-4より)
「葬送行進曲」ハ短調(「音の絵」 Op.39-7より)
「赤ずきんと狼」イ短調(「音の絵」 Op.39-6より)
「東洋の行進曲」ニ長調(「音の絵」 Op.39-9より)]
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
CHAN-9823
サミュエル・ウェスリー(1766-1837):交響曲ニ長調「シンフォニア・オブリガート」(1781)
交響曲イ長調(1784以降)
交響曲ニ長調(1784)
交響曲変ホ長調(1784)
交響曲変ロ長調(1802)
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
CHAN-9824
グラズノフ:序奏とサロメの踊りOp.90
劇付随音楽「ユダヤの王」Op.95
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイト・シンフォニック・カペラ
CHAN-9825
オルウィン:トッカータ風ソナタ
ピアノの為の断章(3曲)
夜の思い/緑の丘/幻想ワルツ
ジュリアン・ミルフォード(P)
CHAN-9826(3CD)
ブリテン:歌劇「ビリー・バッド」 フィリップ・ラングリッジ(T;ヴェア船長)
サイモン・キーンリーサイド(Br;ビリー・バッド)
ジョン・トムリンソン(B;クラッガート)リチャード・ヒコックス(指)
LSO&cho、ティフィン少年cho
CHAN-9830
リゲティ:ヴァイオリン協奏曲(1989-92)*
ノアゴー:明るい夜(1986-87)*
ソナタ「秘められた旋律」
クリスティーナ・オストラン(Vn)
トマス・ダウスゴー(指)
デンマーク国立RSO*
CHAN-9831
スティーヴン・R.バーガー(1948-):交響曲第1番(1988-89)
挽歌と覚醒(管弦楽の為の)(1992)
ヴィオラ協奏曲(1997初演)
三重序曲(Vn/VC/Pと管弦楽の為の)(1998)
ラース・アンダース・トムター(Va)
ベコヴァ・シスターズ
トーマス・ザンデルリング(指)ロシアPO
CHAN-9832
ニーノ・ロータ:クラリネット&チェロ&ピアノの為の三重奏曲(1973)*
ヴィオラ・ソナタ(1935)
「Fl,Vn/Pの為の三重奏曲」(1958)
ヴァイオリン・ソナタ(1937)
アンサンブル・ニーノ・ロータ
[スエラ・ムライ(Vn/Va)
チェチーリア・ラディク(Vc)
パオロ・ベルトラミーニ(Cl)
パオロ・フェッリガート(Fl)]
マッシモ・パルンボ(ピアノ&ディレクター)
CHAN-9833
シベリウス:5つのロマンティックな小品Op.101
5つの小品Op.75「木々」
5つの小品Op.85「花々」
5つのスケッチOp.114
5つの特徴的印象Op.103
田部京子(P)
CHAN-9834
スペインのピアノ三重奏曲
ガスパール・カサド:ピアノ,ヴァイオリン,チェロの為の三重奏曲*
トゥリーナ:円(ピアノ、ヴァイオリン、チェロの為の幻想曲) Op.91
グラナドス:ヴァイオリン,チェロ,ピアノの為の三重奏曲 Op.50
トゥリーナ:ピアノ,ヴァイオリン,チェロの為の三重奏曲第2番 ロ短調 Op.76
ベコヴァ・トリオ
[エルヴィラ・ベコヴァ(Vn)
アルフィア・ベコヴァ(Vc)
エレオノーラ・ベコヴァ(P)]
CHAN-9835
バッハ・トランスクリプションズ
レスピーギ編:パッサカリアとフーガハ短調BWV582
バントック編:「めざめよ、と呼ぶ声あり」BWV645
オネゲル編:前奏曲とフーガハ長調BWV545
レーガー編:「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」BWV622
エルガー編:幻想曲とフーガハ短調BWV537
V.ウィリアムズ&アーノルド・フォスター編:われらみな唯一の神を信ず」BWV680
ラフ編:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番〜シャコンヌ
ホルスト編:「ジーグ風フーガ」ト長調BWV577
シェーンベルク編:前奏曲とフーガ変ホ長調BWV552
レナード・スラットキン(指)BBCフィル
CHAN-9836
マーラー:交響曲第4番 ト長調 エヴァ・ヨハンソン(S)
レイフ・セーゲルスタム(指)
デンマーク国立RSO
CHAN-9837
サン・サーンス:アルジェリア組曲
歌劇「黄色の王女」Op.30*
マリア・コスタンツァ・ノセンティーニ(S)*
カルロ・アレマーノ(T)*
カンテムス(cho;*)
フランシス・トラヴィス(指)
スイス・イタリアO
CHAN-9838
吉松隆:カムイ・チカプ交響曲(交響曲第1番)Op.40
鳥と虹によせる雅歌 Op.60
藤岡幸夫(指)BBCフィル
CHAN-9839
グレインジャー・エディション Vol.15管弦楽作品集3
グレインジャー:緑の茂み[英国民俗音楽によるパッサカリア](1905/6年版、バリー・ピーター・オウルド校訂)*
ヒル・ソング(丘の歌)第2番/勇敢な王様
東洋的間奏曲(パーカッション・アンサンブルの為の)
コロニアル・ソング(植民地の歌)(1919年版)*
スプーン・リヴァー
マクスウェル卿のおやすみなさい*
ローマ権力とキリスト教徒の心
固定されたド
アイルランド、デリー州の調べ
ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ
イングリッシュ・ダンス第1番(バリー・ピーター・オウルド校訂)*
リチャード・ヒコックス(指)BBCフィル
CHAN-9840
ボルトニャンスキー:聖コンチェルト集 Vol.3
第17番/第18番/第19番/第20番
第21番/第22番/第23番
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイト・シンフォニック・カペラ
CHAN-9841
ロマンス〜ロシア音楽における西洋の詩 Vol.2
ルビンシテイン:夢 Op.83-10
グリエール:美しき漁夫の娘 Op.58-6
グリンカ:2つのイタリアのカンツォネッタ
カリンニコフ:愛する人の真っ白な肩に
キュイ:低いここに Op.54-5
チャイコフスキー:セレナード Op.65-3
 冬よ来たれ Op.65-4
メトネル:かわいらしい子供 Op.6-5
ルビンシテイン:夜 Op.76-2
ダルゴムイシスキー:けっしてない!
グリンカ:恋人よ、覚えていておくれ
ダルゴムイシスキー:おおかわいいわたし
キュイ:Je n'en ai jamais aime quune
ダルゴムイシスキー:Vanne, o rosa fortunate
ボルトニャンスキー:Ismene croit a mes promesses
Il faut moins dire/ロマンス/別れ
セルゲイ・ラリン(T)
エレオノーラ・ベコワ(P)
CHAN-9842
ルイ・ロルティ〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.8
第16番 ト長調Op.31-1
第17番 ニ短調Op.31-2「テンペスト」
第18番 変ホ長調Op.31-3]
ルイ・ロルティ(P)

録音:1998年11月30日-12月3日、ポットン・ホール、サフォーク
CHAN-9843
誕生日のお祝い〜ソプラノとハープの為の歌曲集
アンドレ・カプレ:2つのソネット
ファリャ:プシュケ*
マルセル・トゥルニエ(1879-1951):庭の手紙
サン・サーンス:見えない笛+
シュポア:Was treibt den waidmann in den wald#
ブリテン:誕生日のお祝い
ドニゼッティ:J'aime trop pour etre heureux**
ラヴェル:5つのギリシャ民謡
カール・ライシガー(1798-1859):暗くなって謎が満ちるとともに(++)
ラッブラ:山の翡翠
アネッテ・ベタンスキー(S)
スーザン・ミロン(Hp)
ジャック・ズーン(Fl;*/+)
ジェイムズ・サマーヴィル(Hr;#/++)
キャサリン・フレンチ(Vn)*
バートン・ファイン(Va;*/**)
マーサ・バブコック(Vc)*
CHAN-9844
レベッカ・クラーク(1886-1979):ヴァイオリンチェロ&ピアノの為の三重奏曲
 子守歌(Va[またはVn]とPの為の)
 真夏の月(VnとPの為の)*
アイヴズ:ヴァイオリン、チェロ、ピアノの為の三重奏曲
ベコヴァ・シスターズ
CHAN-9845
グレチャニノフ:全キリスト教会のミサ Op.14*
交響曲第5番Op.153
タチアーナ・シャロワ(S)*
リュドミーラ・クズネツォーワ(Ms)*
オレグ・ドルゴフ(T)*
ドミートリー・ファデーエフ(Bs)*
マルガリータ・コロレーワ(Org)*
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
同シンフォニック・カペラ(cho;*)
CHAN-9846
シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
小姓たちと王女に Op.140*
ハンネ・フィッシャー、
マリアンネ・ロアホルム(Ms)*
ローラント・ヴァーゲンフューラー(T)*
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)*
ボー・アンカ・ハンセン(Bs)*
ミカエル・ションヴァント(指)
デンマーク国立RSO,Cho*
CHAN-9847
ラッブラ:管弦楽伴奏の声楽作品集
魂の歌 Op.78(6声部cho、ハープ、ティンパニと弦楽の為の)
4つの中世のラテン抒情詩 Op.32(バリトンと弦楽の為の)(1947 初演)#
インスケイプ Op.122(混声合唱と弦楽、ハープの為の組曲)(1965 初演)
来たれ創造主なる聖霊よ Op.130(混声合唱と金管ための)
キリスト降臨節のカンタータ
「処女マリアより生まれ出で」 Op.136
スティーヴン・ヴァーコー(Br)*
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズcho
リチャード・ヒコックス(指)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
CHAN-9848
コンポーザーズ・イン・ニューヨーク
コープランド:ハープとピアノを伴う
クラリネットと弦楽の為の協奏曲*
モートン・グールド:弦楽の為のスピリチュアル
バーバー:弦楽の為のアダージョ
ウィリアム・シューマン:交響曲第5番(弦楽の為の交響曲)
チャールズ・ナイディック(Cl)*
ユーリー・トゥロフスキー(指)
イ・ムジチ・ド・モントリオール
CHAN-9849
管楽五重奏の為の北欧音楽
ペータ・ラスムセン(1838-1913):管楽五重奏曲ヘ長調
ニールセン:管楽五重奏曲 FS100
ラーション:管楽五重奏の為のディヴェルティメント「四季」 Op.55
ハトルグリームソン(1941-):管楽五重奏の為の8つの小品
「インタルジア(寄せ木象眼)」
レイキャヴィーク管楽五重奏団
CHAN-9850
アルベニス:「イベリア」 ニコラス・アンウィン(P)
CHAN-9851
アーノルド:映画音楽集 Vol.2
「トラピーズ」〜組曲*
「ルーツ・オヴ・ヘブン」〜序曲
シンフォニック・スタディ「マシーンズ」Op.30(金管、打楽器と弦楽の為の)
「ノー・ラヴ・フォー・ジョニー」〜組曲**
「デヴィッド・カパーフィールド」〜組曲***
「ユー・ノウ・ホワット・セイラーズ・アー」〜クラリネットと管弦楽の為のスケルツェット#
「ストールン・フェイス」〜ピアノと管弦楽の為のバラード***
「トリニアンズの鐘」〜コメディ組曲##
「ホリー&アイヴィー」〜クリスマス・キャロルによる幻想曲#
「地中海夫人」〜りメドからのポストカード****
ジョン・ブラッドベリー(Cl)#
フィリップ・ダイソン(P)***
ポール・ジェーンズ(P)##
ルモン・ガンバ(指)BBCフィル

*フィリップ・レーンの復元、編曲、オーケストレーションによる
**フィリップ・レーンの復元、オーケストレーションによる
***フィリップ・レーンの編曲による
****フィリップ・レーンの復元、編曲による
#クリストファー・パーマーの編曲による
##クリストファー・パルマー編曲、フィリップ・レーンの編集による
CHAN-9852
シュニトケ:交響曲第7番
チェロ協奏曲第1番
アレクサンドル・イワーシキン(Vc)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
CHAN-9853(4CD)
デュティーユ:管弦楽作品全集
交響曲第1番/交響曲第2番「ル・ドゥブル」
樹木の歌(ヴァイオリン協奏曲)
ジャン=カソーの2つのソネット
鐘、空間、ムーヴメントと間奏曲
死せる者への祈り(アラン作曲/デュティーユ編曲)
メタボール/はるかなる遠い国へ(チェロ協奏曲)
ミステリー・オヴ・ザ・モーメント/時間の影
オリヴィエ・シャルリエ(Vn)
ボリス・ペルガメンシコウ(Vc)
マーティン・ヒル(T)
ニール・デイヴィス(Br)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
BBCフィル
CHAN-9855(4CD)
プロコフィエフ:歌劇「戦争と平和」 ロデリック・ウィリアムズ(Br)
ウラディーミル・オグネフ(Bs)
エカテリーナ・モロゾワ(S)
ステファン・デュポント(Br)他
リチャード・ヒコックス(指)
スポレート音楽祭O
ワレーリー・ポリャンスキー合唱指導
ロシアン・ステイト・
シンフォニック・カペラ
CHAN-9859
サリヴァン:交響曲ホ長調 「アイリッシュ」
付随音楽「嵐」Op.1〜組曲
「イン・メモリアム」序曲ハ長調
リチャード・ヒコックス(指)BBCフィル
CHAN-9860
シューベルト:12のドイツ舞曲 D790
13の変奏曲 D576
アダージョ ホ長調 D612
アレグレット ハ短調 D915
アダージョとロンド ホ長調 D506
3つの小品 D946
リューバ・エドリナ(P)
CHAN-9861
グリンカ:管弦楽作品集
華麗な奇想曲(スペイン序曲第1番、「ホタ・アラゴネーサ」による)
序曲ニ長調
マドリードの夏の夜の思い出(スペイン序曲第2番)
2つのロシアの主題による序曲
カマリンスカヤ(ロシアの踊りの歌の主題によるスケルツォ)
歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
歌劇「ルスランとリュドミラ」組曲[踊り/チェルノモールの行進]
幻想的ワルツ
ワシーリー・シナイスキー(指)
BBCフィル
CHAN-9862
ゲーゼ(1817-1890):交響曲全集 Vol.1
交響曲第2番ホ長調 Op.10(1843)
交響曲第8番ロ短調 Op.47
アレグレット、ウン・ポコ・レント Op.7
(交響曲第8番のオリジナル版から破棄された楽章)*
「高地で」〜序曲「スコットランド」*
クリストファー・ホグウッド(指)
デンマーク国立RSO
CHAN-9863
ブルックナー:ミサ第2番ホ短調*
いとしき幼子イエスよ+
あの最後の夜に+
ミサ ハ長調(1942)#
リュドミラ・クズネツォーワ(Ms;+,#)
ルイドミラ・ゴルブ(Org)#
スタニスラフ・ダヴィドフ、
アレクセイ・シャニン(Hrn)#
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイト・シンフォニック・カペラ*
ロシアン・ステイトSO*
CHAN-9864
リスト:ピアノと管弦楽の為の作品集 Vol.2
ピアノと弦楽の為の「呪い」 S.121 Op.452
ピアノと弦楽の為の「深き淵より」S.691 Op.668
ハンガリー民謡による幻想曲 S.123 Op.458
死の舞踏 S.126 Op.457
ルイ・ロルティ(P)
ジョージ・ペーリヴァニアン(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-9865
ランバート:序曲「バード・アクターズ」*
バレエ「ポモナ」/「ロメオとジュリエット」
ジョン・ランチベリー(指)
ヴィクトリア・ステイトO
CHAN-9866
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調*
チェロ協奏曲+
リディア・モルドコヴィチ(Vn)*
ネーメ・ヤルヴィ(指)*
スコティッシュ・ナショナルO*
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)+
ブライデン・トムソン(指)LPO+
CHAN-9867
リチャード・ロドニー・ベネット:映画音楽集
「オリエント急行殺人事件」
「遥か群集を離れて」
「レディ・カロライン」(ヴィオラと管弦楽の為のエレジー)*
「テンダー・イズ・ザ・ナイト」〜ニコルのテーマ+
「フォー・ウェディング」〜愛のテーマ
「魅せられて四月」#
フィリップ・デュケス(Va)*
ルモン・ガンバ(指)BBCフィル
CHAN-9869
シンフォニック・エリック・コーツ
エリック・コーツ:シンデレラ
わがままな巨人/3頭の熊/ミニチュア組曲
組曲「ロンドン」/楽しい青春/ダム・バスターズ
ラモン・ガンバ(指)
BBCフィル
CHAN-9870
ワーグナー:管弦楽曲集
歌劇「リエンツィ」
歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
歌劇「タンホイザー」序曲
歌劇「ローエングリーン」第1幕&第3幕前奏曲
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第1幕前奏曲
楽劇「パルジファル」第1幕&第3幕前奏曲
ゲルト・アルブレヒト(指)
デンマーク国立RSO
CHAN-9874
ハウエルズ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.4(ジョン・ラッターによる完全版)*
ピアノ協奏曲第2番ハ長調 Op.39
ペンギンスキ*
ハワード・シェリー(P)
リチャード・ヒコックス(指)BBC響
CHAN-9875
フランク:交響詩「アイオリスの人々」
交響的変奏曲*/交響曲 ニ短調
ルイ・ロルティ(P)*
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
BBCフィル

録音:2000年1月26日-27日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7
CHAN-9876
尾高惇忠:幻想曲(オルガンとオーケストラの為の)*
武満徹:乱/波の盆
細川俊夫:記憶の海へ−ヒロシマ・シンフォニー
ブライアン・アシュリー(Org)*
尾高忠明(指)札幌SO

録音:2000年5月8-11日、札幌、コンサート・ホール「キタラ」
CHAN-9877
サリエリ:交響曲、序曲&変奏曲集
歌劇「Cublai,gran kan de Tartari」の序曲ニ長調
スペインのラ・フォリアによる26の変奏曲(1615)
「Angiolina、ossia II matrimonio per susssuro」
序曲 ニ長調
シンフォニア・ヴェネツィアーナ ニ長調
歌劇「宿屋の女主人」への序曲ニ長調
シンフォニア「ジョルノ・オノマスティコ」 ニ長調
歌劇「ファルスタッフ」序曲ニ長調
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-9878
ボルトニャンスキー:聖コンチェルト集 Vol.4[第24番−第29番] ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイト・シンフォニック・カペラ

録音:1989-1990年、スモレンスク、Dormition大聖堂、ポロツク、聖ソフィア大聖堂
CHAN-9879
バックス:ロンドン・ページェント
3つの管楽器と管弦楽の為のコンチェルタンテ*
交響詩「キャサリーン・ニ・フーリアン」*
「タマーラ」からの組曲*
マーティン・ブラビンズ(指)BBCフィル
CHAN-9880
ジョン・ブラックウッド・マクイーヴェン(マクユーエン):作品集
ヴァイオリン・ソナタ第2番
ヴァイオリンとピアノの為のソナタ・ファンタジア第5番
ヴァイオリン・ソナタ第6番
ヴァイオリンとピアノの為のスコットランド狂詩曲「チャーリー王子」
オリヴィエ・シャルリエ(Vn)
ジェフリー・トーザー(P)
CHAN-9881
ロースラヴェツ:チェロとピアノの為の作品全集
瞑想曲/チェロ・ソナタ第1番
5つの前奏曲(無伴奏)
チェロ・ソナタ第2番/白い少女たちの舞曲
アレクサンドル・イワシュキン(Vc)
タチアナ・ラザレワ(P)
CHAN-9884
コルネリウス・ドッパー(1870-1939):交響曲第2番ロ短調
交響的練習曲「パーン」I ニ短調/同II ヘ短調
マティアス・バーメルト(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-9885
シュニトケ:「国勢調査リスト」組曲
交響曲第8番
レフ・ブテン(ナレーター)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
CHAN-9886
フンメル:ピアノ協奏曲 ヘ長調 Op.post.1
主題と変奏ヘ長調
ピアノ協奏曲イ長調 S4/W24
ハワード・シェリー(P)(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-9887
ブロッホ:幻影と予言〜ピアノ作品集
夜に/ニルヴァナ/子供たち
セピア色の5つのスケッチ
ピアノ・ソナタ/幻影と予言
マーガレット・フィンガーハット(P)
CHAN-9888
フィンジ:小管弦楽とヴァイオリン独奏の為の協奏曲(1925-1927)*
弦楽合奏の為のロマンス Op.11
弦楽合奏の為の前奏曲 Op.25
イン・イヤーズ・ディフェイスド(6つの歌曲;管弦楽伴奏版)+
千年後の詩人へ ニ短調(コリン・マシューズによる管弦楽版)
わたしがリオネーゼに向かって旅立ったとき ト短調(管弦楽版)
イン・イヤーズ・ディフェイスド
(ジェレミー・ダール・ロバーツによる管弦楽版)
トール・ネットレス(クリスティアン・アレクサンダーによる管弦楽版)
月食にて(ジュディス・ウェイアーによる管弦楽版)
誇り高き歌手(アンソニー・ペインによる管弦楽版)
タスミン・リトル(Vn)*
ジョン・マーク・エインズリー(T)+
リチャード・ヒコックス(指)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
CHAN-9889
バーンスタイン:交響曲第1番「エレミヤ」*
交響曲第2番「不安の時代」+
ディヴェルティメント
ミシェル・デヤング(Ms)*
ジェイムズ・トッコ(P)#
レナード・スラトキン(指)BBC響
CHAN-9890
知られざるプロコフィエフ
プロコフィエフ:チェロ協奏曲第1番ホ短調 Op.58(完全全曲版)
チェロ協奏曲(遺作)ト短調 Op.132(編曲;ウラディーミル・ブロック、補筆;アレクサンドル・イワーシキン、カデンツァ作曲;アルフレート・シュニトケ)
アレクサンドル・イワーシキン(Vc)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO

録音:1999年3月22日-23日、2000年2月24日-25日、モスフィルム新スタジオ、モスクワ
※全曲世界初録音
CHAN-9891
弦楽合奏の為のロシアの音楽
ミヤスコフスキー:シンフォニエッタ Op.32-2
シュニトケ:ヴァイオリンと室内管弦楽の為のソナタ第1番*
エジソン・デニソフ(1929-1996):5つのパガニーニ・カプリース+
ステパン・アルマン(Vn)*
ユーリー・トゥロフスキー(指)
イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール
CHAN-9892
ニーノ・ロータ:チェロ協奏曲第1番(1972)
チェロ協奏曲第2番
ドミトリー・ヤブロンスキー(Vc)
ダニエル・ボイコ(指)
イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ

録音:2000年9月
※世界初録音
CHAN-9893
ライネッケ:交響曲第2番 Op.134
交響曲第3番 Op.227
ハワード・シェリー(指)タスマニアSO
CHAN-9894
エルガー:弦楽四重奏曲 Op.83
ピアノ五重奏曲 Op.84
イアン・ブラウン(P)
ソレールQ
CHAN-9895
グレインジャー・エディション 16〜ピアノ独奏の為の作品集
グレインジャー:アイルランド、デリー州の調べ
ウォーキング・チューン
トレイン・ミュージック
ピース&サクソン Twi−Play
アンダンテ・コン・モート
ピアノ小曲集 変ロ長調/同 イ短調/同 ニ長調/夕暮れに
イングリッシュ・ワルツ
ピアノ小曲集 ホ長調
全世界からの7人の男(Seven men from all the world)*
スコットランドのストラススペイとリール
3つの幼少の作品*
3つのスコットランド民謡
チャイコフスキーの「花のワルツ」によるパラフレーズ
船乗りの歌/ダオメーにて
ニアー・ウッドストック・タウン
東洋的間奏曲
ペネロピ・スウェイツ(P)
CHAN-9896
アーサー・ブリス:映画音楽集
映画「来るべき世界」〜演奏会用音楽(フィリップ・レーン編曲版)
映画「シーザーとクレオパトラ」より 組曲
行進曲「ウェルカム・トゥ・クイーン」
TV番組「英国王室」〜組曲
映画「空中戦」〜テーマ
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
CHAN-9897
フランスの吹奏楽傑作選
フローラン・シュミット:「ディオニュソスの祭り」
サン=サーンス:行進曲「東洋と西洋」Op.25(1869年のオリジナル版)*
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):序曲「子供たち」
ミヨー:フランス組曲 Op.248
ベルリオーズ:葬送と勝利の交響曲 Op.15+
ジョゼフ・アレッシ(Tb)+
ティモシー・レイニッシュ(指)
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック・ウインドO

録音:2000年5月13日-14日、マンチェスター・新放送センター・スタジオ7
CHAN-9899
メトネル:ピアノ作品全集 Vol.7
4つの抒情的断片 Op.23
4つのおとぎ話 Op.26
2つのおとぎ話 Op.20/主題と変奏 Op.55
2つのおとぎ話 Op.48〜第2番「妖精のおとぎ話」ト短調
3つの熱狂的な詩 Op.10〜第3番
3つのアラベスク Op.7/2つの悲歌 Op.59
ジェフリー・トーザー(P)

CHAN-9900
メノッティ:バレエ音楽「セバスチャン」(1944)〜組曲(全7曲)
交響詩「黙示録」[インプロペリア/天国の都市/天使の軍勢](1951)
チェロと管弦楽の為のファンタジア(1975)*
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)*
リチャード・ヒコックス(指)
スポレート祝祭O
CHAN-9902

CHSA-5001
(1SACD)
ジョージ・バターワース(1885-1916):青柳の堤
ヴォーン・ウィリアムズ:ロンドン交響曲(交響曲第2番;1913年原典版)*
リチャード・ヒコックス(指)LSO
CHAN-9903
ヒンデミット:楽と金管の為の演奏会用音楽 Op.50
ヴァイオリン協奏曲*
ヴェーバーの主題による交響的変容
レオニダス・カヴァコス(Vn)*
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
BBCフィル
CHAN-9904
ペア・ノアゴー:交響曲第6番「アット・ジ・エンド・オヴ・ザ・デイ(結局のところ)」*
テラン・ヴァーグ(空白の地)(2000/改訂:2001)
トマス・ダウスゴー(指)
デンマーク国立放送SO
CHAN-9905
フランツ・クロンマー(1759-1831):6つの行進曲 Op.31
3つのパルティータ Op.45
バスティアン・ブロムヘルト(指)
ASMIFウィンド・アンサンブル
CHAN-9906
「永遠」〜西欧の詩によるロシア歌曲集 Vol.3
アレクサンドロフ(1888-1982):最後の葉 Op.11-1
ボルトニャンスキー:ポールとヴァージニーのロマンス
キュイ:2人の辻音楽士
ボロディン:七行詩
グレチャニノフ:ラ・モルト Op.48-5
 異教徒の夢 Op.63-5
チャイコフスキー:涙 Op.65-5
メトネル:ゲーテ歌曲集から
 ハイネ歌曲集から
ルビンシテイン:どこで?
 涙 Op.83-8 
 ラ・ロンデネッラ・ペレグリーナ
カリンニコフ:王は老いた
グリンカ:大切な人をわたしは失った
 心を突き刺される思い
セルゲイ・ラリン(T)
エレノア・ベコーワ(P)
CHAN-9907
ピアノ版 ショスタコーヴィチの劇場音楽
ショスタコーヴィチ:「人間喜劇」(編曲;レフ・ソリン、補筆;ルステム・ハイルディノフ)
「南京虫」(編曲;レフ・ソリン+ショスタコーヴィチ、
 補筆;ルステム・ハイルディノフ)
「約束通り殺された」(編曲;ショスタコーヴィチ)
「ハムレット」(編曲;レフ・アトフミャン+レフ・ソリン)
「スペインに敬礼!」(編曲;レフ・ソリン)
「ロシアの川」(編曲;レフ・ソリン)
「リア王」(編曲;ショスタコーヴィチ)
「黄金時代」(編曲;ショスタコーヴィチ)
ルステム・ハイルディノフ(P)
CHAN-9908
バーバー:管弦楽作品集
エッセイ第1番 Op.12
エッセイ第2番 Op.17/第3番 Op.47
歌劇「ヴァネッサ」〜間奏曲/柳の木の下で
シェリーによる一場面の為の音楽 Op.7
メディアの瞑想と復讐の踊り Op.23a
ネーメ・ヤルヴィ(指)デトロイトSO
CHAN-9909
ウィリアム・レヴィ・ドウソン(1899-1990):ニグロ・フォーク・シンフォニー
デューク・エリントン(1899-1974):「ザ・リヴァー」〜組曲(オーケストレイション;ロン・コリアー)
ソリチュード(弦楽アンサンブルへの編曲;モートン・グールド)
ハーレム(オーケストレイション:ルーサー・ヘンダーソン)
ネーメ・ヤルヴィ(指)デトロイトSO
CHAN-9910
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲Op.15
ジョン・ヴィール(1922-):ヴァイオリン協奏曲*
リディア・モルドコヴィチ(Vn)
リチャード・ヒコックス(指)
BBC響

録音:2000年11月29-30日、ロンドン、ブラックヒース・ホールズ
*世界初録音
CHAN-9911
リャードフ:管弦楽作品集
ババ=ヤガ Op.56(ロシア民話による音画)
黙示禄から Op.66(交響的絵画)
ポロネーズ Op.55((1902年11月14日、アントン・ルビンシテイン像の除幕式の為の)
魔法にかけられた湖 Op.62(おとぎ話による音画)
マズルカ「宿から見た村の風景」 Op.11
キキモラ Op.63(民話)
8つのロシア民謡 Op.58/スケルツォ Op.16
プーシキン記念ポロネーズ Op.49
ワシーリー・シナイスキー(指)
BBCフィル

録音:2000年4月12-13日、マンチェスター、新放送局スタジオ7
CHAN-9912
版画〜ドビュッシー:ピアノ作品集
2つのアラベスク/夢/版画
喜びの島/子供の領分
小さな黒人の坊や/レントより遅く
田部京子(P)
CHAN-9915
シャーマン(1924-):管弦楽の為の協奏曲
ヴァイオリンと管弦楽の為の協奏曲*
オリヴィエ・シャリエ(Vn)*
ジェラルド・シャーマン(指)BBCフィル
CHAN-9916
パウル・ウラニツキー(1756-1808):交響曲集
性格的な大交響曲ハ長調
「フランス共和国との和平に」 Op.31
交響曲〔ニ長調 Op.36/ハ短調 Op.11〕
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ

録音:2001年1月28日-29日、オール・セインツ教会、トゥーティング、ロンドン
CHAN-9917
レーガー:詩篇第100番 Op.106*
モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
同シンフォニック・カペレ*
CHAN-9918
リスト:ピアノと管弦楽の為の作品集 Vol.3
リスト:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第2番
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調(ジェイ・ローゼンブラット編)
ピアノと管弦楽の為の悲愴協奏曲ホ短調 S.365(オーケストレーション:エドアルド・リュース/
校訂:リスト)
ルイ・ロルティ(P)
ジョージ・ペヒルヴァニヤン(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-9919
グレインジャー・エディション Vol.17〜ピアノ独奏作品集II
グレインジャー:タイガー=タイガー!
玄人の猟師
サセックス・ママーズ・クリスマス・キャロル
ライバル兄弟
オーストラリアの内陸地の歌/収穫の讃歌
愉快な王様
リスボン(ダブリンの港)/パストラル*
やもめの祝宴/愛のために死んで
ホークストウ・グランジ(世界初録音版)
元気な若い船乗り
心の冷たいバーブラ・ヘレン
ブリストルの街/海の歌のスケッチ
岸辺のモリー
到着ホームでうたう鼻歌*
シェパーズ・ヘイ!(羊飼いの踊り)
カントリー・ガーデンズ(田舎の庭園)
モリスもどき
ガムサッカーズ・マーチ*
コロニアル・ソング(植民地風の歌)
陽気な部族のテント*(世界初録音版)
陽気な、しかしもの悲しそうな
ストランド街のヘンデル(木靴の踊り)
わたしのロビンは緑の森へ
ペネロピ・スウェイツ(P)
CHAN-9920
ブゾーニ:管弦楽作品集
管弦楽組曲第2番「武装した組曲」 Op.34a
悲しい子守歌 Op.42
クラリネットと管弦楽の為の小協奏曲 Op.48*
サラバンドと行列 Op.51/踊りのワルツ
ジョン・ブラッドベリー(Cl)*
ネーメ・ヤルヴィ(指)BBCフィル
CHAN-9921
ベルワルド:交響曲全集 Vol.1
交響曲第3番「風変わりな交響曲」ハ長調
音画「妖精の戯れ」
交響曲第4番「ナイーヴ」変ホ長調
トマス・ダウスゴー(指)
デンマーク放送SO
CHAN-9922
ボルトニャンスキー:二重合唱の為の宗教コンチェルト集 Vol.6
宗教コンチェルト第1番〜第10番
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイト・シンフォニック・カペレ(cho)
CHAN-9923
コルネリウス・ドッパー(1870-1939):交響曲第3番「レンブラント」
交響曲第6番「アムステルダム」
マティアス・バーメルト(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-9924
ベルリンからブロードウェイへ
クルト・ヴァイル:「三文オペラ」組曲(アンソニー・ディロレンツォ編)
ヨーロピアン・ソングズ(スティーヴン・プルッツマン編)[スラバヤ・ジョニー/アラバマ・ソング/あんたなんか愛してないわ/ジェニーの歌]
アメリカン・ソングズ(ロバート・エルケヤー編)[スピーク・ロウ/ロスト・イン・ザ・スターズ/
私の船/一度限りの人生]
センター・シティー金管五重奏団
[アンソニー・ディロレンツォ、
ジェフリー・ハードキャッスル(Tp)
リチャード・キング(Hrn)
スティーヴン・ウィツァー(Tb)
クレイグ・ノックス(Tub)]
CHAN-9925
フンメル:トランペット協奏曲ホ長調 S49/W1*
「祝宴」序曲 S148+
バレエ音楽「魔法の小さな鐘」S206/W31より+
マンドリン協奏曲ト長調 S28#
アーバン・アグネス(Tp)*
アリソン・スティーヴンス(マンドリン;#)
ハワード・シェリー(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-9926
ジョン・ブラックウッド・マクイーヴェン
(マクユーエン;1868-1948):弦楽四重奏曲集

第16番 ト長調「プロヴァンス四重奏」(1916)/
第7番 変ホ長調「哀歌」(1916)/第4番 ハ短調(1905)
弦楽四重奏曲第17番の為の幻想曲(1947)
チリンギリアンSQ
CHAN-9927
トリビュート・トゥ・ベニー・グッドマン
トリビュート・トゥ・ベニー・グッドマン
ビューグル・コール・ラグ/その手はないよ
バラッド・イン・ブルー/アヴァロン/ライディン・ハイ/ストレス
ブルー・ルーム/スティーリン・アップルズ/ムーングロウ
キング・ポーター・ストンプ/ハンカドゥーラ
悪魔と深い海の間にはさまれて/サヴォイでストンプ
シング・シング・シング/グドバイ
ケン・ペプロフスキー(Cl)
バリー・フォージー(指)
BBCビッグ・バンド
CHAN-9928(2CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:歌劇「恋するサー・ジョン」 エイドリアン・トンプソン(T)
スティーヴン・ヴァーコー(Bs)
ダニエル・ノーマン(T)
ヘンリー・モス(Br)
ドナルド・マックスウェル(Br)
ジョン・ボーウェン(T)
リチャード・ロイド=モーガン(Bs)
ブライアン・バンナティン=スコット(Br)
スーザン・グリットン(S)
ローラ・クレイコウム(S)
サラ・コノリー(Ms)
マーク・パドモア(T)
マーク・リチャードソン(Bs)
アン・マリー・オーウェンズ(Ms)
スティーヴン・ロッジス(Br)
マシュー・ベスト(Bs)
リチャード・ヒコックス(指)
ノーザン・シンフォニア
ノーザン・シンフォニアcho
CHAN-9930
ストコフスキー・シンフォニック・トランスプリクションズ Vol.5
ヘンデル:「水上の音楽」組曲(*/#)
ブクステフーデ:サラバンドとクーラント(*/+)
アントニオ・チェスティ(1623-1669):お前は私を苦しめてなどいなかったのに
ヘンデル:オラトリオ「サウル」〜死の行進曲*
パーセル:組曲(*/**)
[セベル風のトランペット・テューン/
「妖精の女王」〜Echo Pastorale/
「妖精の女王」〜ホーンパイプ/
「ディドーとエネアス」〜土の中に横たえられし時/
「妖精の女王」〜ラルゴとアレグロ]/
ビクトリア:モテット「イエスの甘き思い出」〔偽作〕*
バード:パヴァーヌとジーク
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調〜アダージョ*
グルック:「アルミード」〜シシリエンヌ
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲第11番 ニ短調(##)
(以上全曲レオポルド・ストコフスキー編)
クリストファー・ブレイク(Ob;#/##)
シンシア・ミラー(オンド・マルトノ;+)
ピーター・ディクソン(Vc)**
リチャード・ディヴィス(Fl;##)
マティアス・バーメルト(指)
BBCフィル

録音:2000年2月29日&3月1日、ニュー・ブロードキャスティング・ハウス第7スタジオ、マンチェスター
*は世界初録音
CHAN-9932
スヴェンセン:交響曲第1番ニ長調 Op.4
交響曲第2番変ロ長調 Op.15
ポロネーズ第2番ニ長調 Op.28*
トマス・ダウスゴー(指)
デンマーク国立放送SO
CHAN-9933
ジョン・ブラックウッド・マクユーエン(1868-1948):ピアノ作品全集
ピアノ・ソナタ ホ短調
コート・ダルジャンの飾り模様
4つのスケッチ
ピアノの為のソナチネ ト短調
3つのプレリュード/南の丘にて
ジェフリー・トーザー(P)
CHAN-9934
ティペット:ピアノ協奏曲*
金管,鐘.,打楽器の為の前奏曲
ヘンデルの主題による変奏曲
コレルリの主題による協奏的幻想曲
ハワード・シェリー(P)
リチャード・ヒコックス(指)
ボーンマスSO
CHAN-9935
オルウィン:ピアノ協奏曲第1番*/第2番*
仮面劇への序曲/エリザベス王朝の舞曲
ハワード・シェリー(P)
リチャード・ヒコックス(指)LSO
CHAN-9937
シマノフスキ:オラトリオ「スターバト・マーテル」 Op.53*
6つのクルピエ地方の歌#
交響曲第3番「夜の歌」 Op.27+
タチアナ・シャロヴァ(S)*
ラリッサ・ニキシナ(S)#
リュドミラ・クズネツォーワ(Ms)*
オルガ・ロボダ(Ms)*
オレグ・ドルゴフ(T)#
ヴラディーミル・シトニク(T)#
ヴセヴォロド・グリフノフ(T)#
アンドレイ・バトルキン(Br)*
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイトSO
ロシアン・ステイト・シンフォニック・カペラ(cho)
CHAN-9939(5CD)
シェーンベルク:弦楽の為の室内楽作品全集
弦楽四重奏曲第1番ニ短調 Op.7/第3番 Op.30
第2番嬰ヘ短調 Op.10(ソプラノと弦楽四重奏の為の)*
第4番 Op.37
浄められた夜 Op.4(6つの弦楽器の為の)+
幻想曲 Op.47(ヴァイオリンとピアノの為の)#
ナポレオン・ボナパルトへの頌歌 Op.41
(弦楽四重奏とピアノ、語り手の為の)**
弦楽三重奏曲 Op.45
6つのピアノ小品 Op.19(ヘンク・ギュイタルト編曲;弦楽四重奏版)
木管五重奏曲 Op.26(ヘンク・ギュイタルト編曲;弦楽五重奏版)(++)
弦楽四重奏曲ニ長調
室内交響曲第1番 Op.9(アントン・ヴェーベルン編曲;ピアノ&弦楽四重奏版)#
弦楽四重奏と管弦楽の為の協奏曲(ヘンデル:合奏協奏曲 Op.6-7からの自由な編曲)(##)
シェーンベルクQ
[ヤンネケ・ファン・デル・メール、
ヴィム・デ・ヨング(Vn)
ヘンク・ギュイタルト(Va)
ヴィオラ・デ・ホーグ(Vc)]
スーザン・ナルキ(S)*
ヤン・エリク・ファン・レグテレン・アルテナ(Va)#
タコ・コーイストラ(Vc;#/++)
セップ・グローテンハイス(P;#/**)
ミヒャエル・グランデージ(語り;**)
ロベルト・ベンツィ(指)(##)
アーネムPO(##)
CHAN-9944(5CD)
ラッブラ:交響曲全集
第1番 Op.44/第2番 Op.45/第3番 Op.49
第4番 Op.53/第5番 Op.63/第6番 Op.80
交響曲第7番 Op.88/第8番 Op.132
第9番 Op.140「シンフォニア・サクラ」*
第10番 Op.145「室内交響曲」/第11番 Op.153
リン・ドーソン(S)*
デラ・ジョーンズ(A)*
スティーヴン・ロバーツ(Br)*
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルSO
同cho*
CHAN-9949
フィンジ:チェロ協奏曲イ短調 Op.40*
ケネス・レイトン(1929-1988):チェロ協奏曲 Op.31+
ラファエル・ウォルフッシュ(Vc)
ヴァーノン・ハンドリー(指)*
ロイヤル・リヴァプールPO*
ブライデン・トムソン(指)+
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO+
CHAN-9950
ブリッジ:管弦楽作品集 Vol.1
狂詩曲「夜の始まり」/交響詩「イザベラ」/
管弦楽の為の2つの詩曲/交響詩「真夜中」*
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズSO

録音:2000年11月26日〜27日、ブラングウィン・ホール、スワンシー
*は世界初録音
CHAN-9951
フランツ・シュレーカー(1878-1934):管弦楽作品集 Vol.2
ロマン的組曲 Op.14/5つの歌曲*
「玩具」への前奏曲/ある大歌劇の為の前奏曲
カタリーナ・カーネウス(Ms)*
ワシーリー・シナイスキー(指)
BBCフィル
CHAN-9952
リチャード・ホル(1825-1904):交響曲第2番ニ短調 Op.44
第4番イ長調
マティアス・バーメルト(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-9954
ニーノ・ロータ:ハープ協奏
ファゴット協奏曲
カステル・デル・モンテ(ホルンと管弦楽の為のバラッド)
トロンボーン協奏曲
ルイザ・プランディーナ(Hp)
パオロ・カルリーニ(Fg)
グイド・コルティ(Hrn)
アンドレア・コンティ(Tb)
マルツィオ・コンティ(指)
イ・ヴィルトゥオージ・
イタリアーニ
CHAN-9955
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.3
第9番変ホ長調 Op.117
第13番変ロ短調 Op.138
第8番ハ短調 Op.110
ソレールQ
[ジーナ・マコーマック、
キャサリン・イェーツ(Vn)
サラ=ジェーン・ブラッドリー(Va)
ヘレン・サッチャー(Vc)]
CHAN-9956
ポルトニャンスキー:宗教的コンチェルト集 Vol.5
第30番/第31番/第32番/第33番/第34番/第35番
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシアン・ステイト・シンフォニック・カペラ

録音:1989年〜1990年、ポロツク、ロシア
CHAN-9957
ニルス・W.ガーデ:交響曲全集 Vol.2
演奏会用序曲第3番 ハ長調Op.14*
交響曲第7番 ヘ長調Op.45#
交響曲第4番 変ロ長調Op.20+
クリストファー・ホグウッド(指)
デンマーク国立RSO

録音:1997年2月26日+、3月1日+/2001年4月6日#、9日(*/#)、10日*、デンマーク放送コンサート・ホール、コペンハーゲン
CHAN-9958
グバイドゥーリナ:イン・クロス(チェロとオルガンの為の)*
10の前奏曲(チェロ独奏の為の)
クヮルテルニオン(チェロ四重奏の為の)#
アレクサンドル・イワーシキン(Vc)
マルコム・ヒックス(Org)*
ナターリャ・パヴルトスカヤ(Vc)#
レイチェル・ジョンストン(Vc)#
ミランダ・ウィルソン(Vc)#

録音:2000年10月10日〜12日、ロンドン
#は世界初録音
CHAN-9959
ウィリアム・オルウィン:映画音楽集 Vol.2
「絶壁の彼方」組曲〜抜粋/「砂漠の勝利」組曲〜抜粋
「テイク・マイ・ライフ」〜アリア*
「スヴェンガリ」〜アリア「リベラ・メ」#
「難破船」より/「カード」組曲
「ガウェイン卿と緑の騎士」
「真紅の盗賊」序曲
「SOSタイタニック」〜メイン・タイトル
「ウィンズロー・ボーイ」組曲
スーザン・ブルロック(S;*/#)
カンツォネッタ#
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
CHAN-9960
吉松隆:交響曲第4番 Op.82(2000)
 トロンボーン協奏曲「オリオン・マシーン」Op.55*
アトム・ハーツ・クラブ組曲第1番 Op.70b(1997/2000)(弦楽合奏版)
イアン・バウスフィールド(Tb)*
藤岡幸夫(指)BBCフィル
CHAN-9961
グラズノフ:交響曲第8番*
プーシキン生誕100年記念カンタータOp.65#
抒情的な詩Op.12+
リュドミラ・クズネツォーワ(Ms;#)
フセヴォロド・グリヴノーフ(T)#
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO&cho#

録音:2000年2月29日、モス・フィルム・スタジオ、モスクワ#/2000年4月13日+&2000年8月*、モスクワ音楽院大ホール(*/+)
CHAN-9962
レスピーギ:ピアノ五重奏曲ヘ短調
弦楽四重奏曲ニ短調*
ヴァイオリンとピアノの為の6つの小品
アンバッハ
[マルシア・クレイフォード、
ルース・エーリッヒ(Vn)
マーティン・アウトラム(Va)
ジュディス・ハーバート(Vc)
ディアナ・アンバッハ(P)]
CHAN-9963
イギリスのギター協奏曲集
ウォルトン(パトリック・ロス追加作曲):5つのバガテル(ギターと室内管弦楽の為の)(1971)
アーノルド:セレナード(ギターと弦楽アンサンブルの為の)
レノックス・バークリー:ギター協奏曲 Op.88
アーノルド:ギター協奏曲 Op.67
クレイグ・オグデン(G)
リチャード・ヒコックス(指)
ノーザン・シンフォニア
CHAN-9964
ブラームス:ホルン三重奏曲変ホ長調 Op.40
リゲティ:ホルン三重奏曲(1982)
デンマーク・ホルン三重奏団
[クリスティーナ・アストルンド(Vn)
ヤコブ・ケイディング(Hrn)、ペア・サロ(P)]
CHAN-9966
ラッブラ:協奏交響曲 Op.38
感謝のしるし Op.56*
朝の番 Op.55+
王女へのオード Op.83#
スーザン・ビックリー(Ms)#
ハワード・シェリー(P)*
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO同cho+
CHAN-9967(2CD)
アーノルド:交響曲第7番 Op.113/第8番 Op.124
オーボエと弦楽合奏の為の協奏曲 Op.39*
交響曲第9番 Op.128
ジェニファー・ギャロウェイ(Ob)*
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
CHAN-9971(2CD)
メノッティ:「ブリーカー街の聖女」(3幕の音楽劇) ジュリア・メリネック(S)
ティモシー・リチャーズ(T)
パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms)
ジョン・マーカス・ビンデル(Bs-Br)
サンドラ・ゼルツァー(S)
アメリア・ファルジア(S)
イヴォンヌ・ハワード(Ms)
ヴィターリ・ロジェンコ(Br)
リチャード・ヒコックス(指)
スポレト音楽祭O&cho
CHAN-9973
モダン・チェロ
バーンスタイン:チェロと管弦楽の為の3つの瞑想(「ミサ曲」より)
アウリス・サリネン(1935-):室内音楽III「ドン・キホーテ」ノクターナル・ダンス
バルトーク:狂詩曲第1番 Sz.87(民族舞曲)
ロッシーニ(カステルヌオーヴォ=テデスコ編):チェロ独奏と室内管弦楽団の為の「フィガロ」( 歌劇「セヴィーリャの理髪師」から)*
ヒンデミット:ヴィオラ(チェロ、またはヴァイオリン)と弦楽合奏の為の葬送音楽
ユーリ・トゥロフスキー(Vc)(指)
イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール
CHAN-9974
ケックラン:ピアノの為の16の小品「ペルシャの時」Op.65
[出発前の午睡/隊商(午睡に見た夢)/闇夜の登山/深い谷間のみずみずしい朝/街の景観/通りを抜けて/夕べの歌/テラスにかかる月/朝の歌/真昼の薔薇/大理石の泉のほとりにある日陰で/アラベスク/日没の丘/語り部(漁師と魔神/魔法の宮殿/若者の踊り/庭の上の)/墓地の夕べの安らぎ/夜のイスラム修道僧−砂漠にかかる月]
キャスリン・ストット(P)
CHAN-9979
ジアン・カルロ・メノッティ(1911-):ヴァイオリン協奏曲
カンタータ「Muero porque- muero」
カンタータ「Oh Ilama de amor viva」
カンタータ「オルフェウスの死」
ジュリア・メリンク(S)
ジェイミー・マクドゥガル(T)
スティーヴン・ロバーツ(Br)
ジェニファー・コー(Vn)
リチャード・ヒコックス(指)
スポレト祝祭O&cho
CHAN-9981
レノックス・バークリー:交響曲第1番
セレナード
マイケル・バークリー(1948-):ホルン協奏曲(1994年改訂版)*
弦楽の為のコロナック
デイヴィット・パイアット((Hrn)*
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ国立O
CHAN-9983
マイケル・バークレー(1948-):歌劇「ジェーン・エア」 ナターシャ・マルシュ(S)
フルーア・ウィン(S)
ビヴァリー・ミルズ(S)
エミリー=バウアー・ジョーンズ(A)
アンドルー・スラーター(Bs)
マイケル・ラファーティー(指)
ウェールズ音楽劇場アンサンブル
CHAN-9984
CHSA-5003
(1SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第4番 ヘ短調
ミサ ト短調*
戦時に歌われるべき6つの合唱曲+
リチャード・ヒコックス(指)LSO、
リチャード・ヒコックス・シンガーズ*、
ロンドン・シンフォニーcho+
CHAN-9985
グリーグ:ピアノ作品集
詩的な音の絵 Op.3(1863)
ピアノ・ソナタ Op.7
ピアノの為の7つのフーガ(1861-1862)
4つの小品 Op.1/4つのアルバムの綴り Op.28
田部京子(P)
CHAN-9986
カルウォヴィチ:交響的三部作「永遠の歌」
スタニスラフとアンナ・オフィシエンチム Op.12
リトアニア狂詩曲
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
BBCフィル
CHAN-9987
グレインジャー・エディション Vol.18〜
無伴奏合唱の為の作品集

グレインジャー:ジャングル・ブックの節*
たそがれどきに/わが黒髪の乙女
ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ
ある朝早く/アイルランド、デリー州の調べ
ウッドストック・タウンの近くで
おお私の女王/ゲルマニーでの私の愛
オーストラリアの内陸地の歌
6人の公爵が釣りに出かけると
退場の賛美歌/ジプシーの婚礼の日
錨の歌+/兵士よ、兵士/メリー・トムソン
一目惚れ
ポール・バッドリー(T)
ヘレン・パーカー(S)
ニコラ・ストーン(Ms)
リチャード・ヒコックス(指)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィール・コーラス
CHAN-9989
プロコフィエフ:交響曲第2番ニ長調 Op.40
チェロと管弦楽の為の協奏交響曲 ホ長調 Op.125*
アレクサンドル・イワーシキン(Vc)*
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO

録音:2001年5月&12月、モスクワ・フィルハーモニック・ホール
CHAN-9990
ドイツ近代作曲家の三重奏作品
ロベルト・カーン(1865-1951):セレナード Op.93
クルーグハルト(1847-1902):葦(アシ)の歌 Op.28
レフラー(1861-1935):2つのラプソディ
ヒンデミット:三重奏曲 Op.47*
ハン・デ・フリース(Ob/Br-Ob[ヘッケルフォーン];*のみ)
ヘンク・グィッタルト(Va)
イヴォ・ヤンセン(P)
CHAN-9991(6CD)
ドヴォルザーク:交響曲全集 ネーメ・ヤルヴィ(指)
スコティッシュ・ナショナルO
CHAN-9997
リアノンの鳥〜ジェイムズ・マクミラン(1959-):作品集
マニフィカト*/シメオンの頌歌*
復活賛歌*/マイリ
ギャラント・ウィーヴァー#/リアノンの鳥
ジョナサン・スコット(Org)*
マーガレット・フィヴィオール(S)#
アマンダ・モリソン(S)#
ミカエラ・ハスレム(S)#
ジェイムズ・マクミラン(指)
BBCフィルBBCシンガーズ
CHAN-9998
タネーエフ:交響曲 変ロ長調(第2番)
交響曲第4番 ハ短調
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
CHAN-9999
アルバン・ベルク:室内楽作品全集
弦楽四重奏曲 Op.3/
ここに平和が Op.4-5(アルテンベルク歌曲集より作曲者編曲;ピアノ、ハ−モニウム、ヴァイオリン、チェロの為の)*
4つの小品 Op.5(クラリネットとピアノの為の4つの小品よりギュイタルト編曲;ヴィオラとピアノの為の)*
アダ−ジョ(室内協奏曲 第2楽章より作曲者編曲;ヴァイオリン、クラリネット、ピアノの為の)
抒情組曲(弦楽四重奏の為の)
シェーンベルクSQ
[ヤンネッケ・ファン・デル・メ−ル、
ヴィム・デ・ヨング(Vn)
ヘンク・ギュイタルト(Va)
ヴィオラ・デ・ホーグ(Vc)]
ピエール・ヴォーデンベルク(Cl)
ボブ・ツィンマーマン(ハーモニウム)
セップ・グローテンハイス(P)

CHAN-10001
ヴォーン・ウィリアムズ:ノーフォーク狂詩曲第2番 ニ短調(スティーヴン・ホッジャーによる補筆完成版)*
田園交響曲(交響曲第3番)+
ランニング・セット
ノーフォーク狂詩曲第1番 ホ短調
レベッカ・エヴァンズ(S)+
リチャ−ド・ヒコックス(指)LSO
CHSA-5002
(1SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ:ノーフォーク狂詩曲第2番 ニ短調(スティーヴン・ホッジャーによる補筆完成版)*
田園交響曲(交響曲第3番)+
ランニング・セット
ノーフォーク狂詩曲第1番 ホ短調
レベッカ・エヴァンズ(S)+
リチャ−ド・ヒコックス(指)LSO
CHAN-10005
ヨハン・バプティスト・クラメール(1771-1858):ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op.16
ピアノ協奏曲第7番 ホ長調 Op.56
ピアノ協奏曲第8番 ニ短調 Op.70
ハワード・シェリー(P)(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-10007
ヴォーン・ウィリアムズ:映画音楽「南極のスコット」 (スティーヴン・ホッジャー編曲)*
映画音楽「沿岸警備隊」組曲
映画音楽「人民の土地」(スティーヴン・ホッジャー編曲)
メリン・ガンバ(S)*
ジョナサン・スコット(Org)*
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
シェフィールド・フィルハーモニックcho

録音:2002年3月、マンチェスターの新放送局スタジオ7
*は完全版による世界初録音
CHAN-10008
ペア・ノアゴー(1932-):霜の賛美歌〜合唱作品集
Singe die Garten(1974;8部合唱と8人の器楽奏者の為の)
Wie ein Kind(1979-1980/1996改訂;混声合唱の為の)
Tre hymniske ansatser(1985-1986;混声合唱の為の)*
Flos ut rosa floruit from Six Danish Choral Songs(1991)*
Gaudet mater(1971)*
霜の賛美歌(Frostsalme;1976/2001改訂)*
ソロイストたち
ステファン・パルクマン(指)
デンマーク国立放送cho
コペンハーゲン・アテラス・シンフォニエッタ
CHAN-10011
カバレフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Op.48*
チェロ協奏曲第2番 Op.77+
リディア・モルドコヴィチ(Vn)*
ネーメ・ヤルヴィ(指)*
スコットランド・ナショナルO*
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)+
ブライデン・トムソン(指)LPO+
CHAN-10012
ブリッジ:管弦楽作品集 Vol.2
ダンス・ラプソディ(1908)*/5つの幕間劇
ダンス・ポエム/ノルウェーの伝説
交響組曲「海」
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
CHAN-10014(3CD)
プーランク:ピアノ独奏作品全集
組曲/アダージェット/3つの無窮動
/ナゼルの夜会/間奏曲 変イ長調
バッハの名による即興的ワルツ
3つの小品/バディナージュ/ナポリ
ユーモレスク/つのノヴェレッテ
ファリャの主題によるノヴェレッテ
村人たち/即興曲集/3つの間奏曲
フランス組曲/プレスト/メランコリー
主題と変奏/パストゥレル
組曲「牝鹿」〜2つの小品
フランスのアルバム
短い小品−アルベール・ルーセルを讃えて
間奏曲/フランス/夜想曲/ワルツ ハ長調
5つの間奏曲
オーヴェルニュのブーレ/カプリース/散歩
エリック・パーキン(P)
CHAN-10016
弦楽合奏のために編曲された弦楽四重奏曲集
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
パヴェル・ハース(1899-1944):弦楽四重奏曲第2番「猿の山から」
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第2番 Op.56
リチャ−ド・トグネッティ(指)
オ−ストラリアCO
CHAN-10017
金管五重奏の為の作品集
アーノルド:金管五重奏曲
エヴァルド:金管五重奏曲第2番
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):金管五重奏の為のソナチネ
ルートヴィヒ・マウラー(1789-1878):3つの小品
インゴルフ・ダール(1912-1970):6つの金管楽器の為の音楽*
モーリー・カルヴァート(1928-1991):モンテレジアンの丘
センター・シティー金管五重奏団
スティーヴン・ウィッサー(Tb)*

録音:1996年8月、トリニティー・ルター派教会、オハイオ州アクロン
CHAN-10018
ターネジ:アナザー・セット・トゥ(トロンボーンと管弦楽の為の)*
沈黙の都市(管弦楽の為の;改訂版)
4つのホルンのファンダンゴ(4本のホルンと弦楽の為の)+
破砕したライン(2人の打楽器奏者と管弦楽の為の)#
クリスチャン・リンドベリ(Tp)*
イヴリン・グレニー、ピーター・アースキン(Perc;#)
ティモシー・ブラウン(Hrn)+
マイケル・マーレー(Hrn)+
アンドルー・アントクリフ(Hrn)+
クリストファー・ラーキン(Hrn)+
レナード・スラットキン(指)BBC響
CHAN-10019
クリフォード&ベイントン:世界初録音−管弦楽作品集 Vol.2
ヒューバート・クリフォード(1904-1959):ケントの組曲
 イングランドの保育園の5つの調べ
 カサノヴァの旋律(映画「第三の男」より)/
 感傷的なスケッチ
 シャナゴールデン(アイルランドの田園素描)
エドガー・ベイントン(1880-1956):婚礼の歌*/イングランド牧歌*
ポール・ウェラン(Br)*
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCフィル
CHAN-10020
ヨハネス・フェアフルスト(1816-1891):ミサ曲 Op.20 ニエンケ・オステネリーク(S)
マルグリット・ファン・レイセン(A)
マルセル・レイヤンス(T)
ヒューバート・クレーセンス(Bs)
マティアス・バーメルト(指)
ハーグ・レジデンティO、
オランダ・コンサートcho
CHAN-10021
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667「ます」
アダージョとロンド・コンチェルタンテ ヘ長調 D.487
ASMIF室内アンサンブル
[ハミッシュ・ミルン(P)
ケネス・シリトー(Vn)
ロバート・スミッセン(Va)
スティーヴン・オートン(Vc)
ポール・マリオン(Cb)]
CHAN-10022
バークレー・エディション Vol.2
レノックス・バークレー:交響曲第3番/協奏交響曲Op.84
マイケル・バークレー:オーボエと弦楽オーケストラの為の協奏曲*
秘密の園
ニコラス・ダニエル(Ob)*
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
CHAN-10023
ショスタコーヴィチ:映画音楽集 Vol.1
組曲「マクシム・トリロジー」Op.50a*
「銃を取る人」からの音楽Op.53#
「女ひとり」からの音楽Op.26a
「リア王」からの音楽Op.127
ワシーリー・シナイスキー(指)
BBCフィル
シェフールド・フィルハーモニックcho*
CHAN-10024
アレンスキー:歌劇「ヴォルガ川上の夢」序曲Op.16
歌劇「ナルとダマヤンティ」への序奏
組曲第3番「変奏曲」Op.33
管弦楽の為の「インテルメッツォ」Op.13
交響曲第2番Op.22
ワシーリー・シナイスキー(指)
BBCフィル
CHAN-10025
ミヤスコフスキー:交響曲第27番 ハ短調 Op.85
チェロ協奏曲 ハ短調 Op.66*
アレクサンドル・イワーシキン(Vc)*
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア・ステイトSO
CHAN-10026
ニルス・W.ガーデ:交響曲集 Vol.4
交響曲第1番 ハ短調
「シェラン島の美しい平原から」Op.5
交響曲第5番 ニ短調 Op.25*
ロナルド・ブラウティガム(P)*
クリストファー・ホグウッド(指)
デンマーク国立SO
CHAN-10028
アパッショナート〜ヴァイオリン小品集
ヴィニアエフスキ:伝説Op.17
ヴュータン:ロマンス第1番Op.40-1
グラズノフ:瞑想曲Op.32
ラフマニノフ:「6つの歌」Op38〜レント
プロコフィエフ:「5つの旋律」Op.35b〜冬の妖精
エルンスト:エレジーOp.10
ポルムベスク(1853-1883):バラーダ(望郷のバラード)Op.29
ヨゼフ・スーク:「4つの小品」Op.17〜[ウン・ポコ・トリステ/アパッショナート]
マスネ:タイスの瞑想曲
スヴェンセン:ロマンスOp.26
パガニーニ:カンタービレOp.17
サラサーテ:アンダルシアのセレナードOp.28
クライスラー:愛の悲しみ
リディア・モルドコヴィッチ(Vn)
ジェームズ・カービー(P)
CHAN-10029(2CD)
ディーペンブロック(1862-1921):管弦楽作品集
序曲「鳥」/演奏会用組曲「マルシアス」
ヴァイオリンと管弦楽の為の讃歌
交響組曲「エレクトラ」
夜の讃歌 第2番「必ず朝は来る」/夜
讃歌「わずかな知識」/大いなる沈黙の中で
リンダ・フィニー(Ms)
クリストフ・ホンバーガー(T)
ロバート・ホル(Bs)
エミー・ヴァーヘイ(Vn)
ハンス・フォンク(指)
ハーグ・レジデンティO
CHAN-10036(2CD)
ブリテン:歌劇「アルバート・ヘリング」 ジェイムズ・ギルクリスト(T;アルバート・ヘリング)
パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms;ナンシー)
ロデリック・ウィリアムズ(Br;シド)
スーザン・ブロク(S;ビロウズ夫人)
サリー・バージェス(Ms;フローレンス)
レベッカ・エヴァンズ(S;ワーズワース)
アラン・オピー(Br;牧師)
ロバート・ティアー(T;市長)他
リチャード・ヒコックス(指)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
CHAN-10038
北欧吹奏楽傑作選
ゲイル・トヴェイト(ロジャーズ編曲):小川の古い水車 Op.204*
ラウタヴァーラ:兵士のミサ Op.40
アウリス・サッリネン(1935-):コラール Op.22(32の管楽器、打楽器、ハープ、チェレスタの為の)
アルヴェーン(ヨハンソン編):祝典序曲 Op.26
ニールセン(ゴーダー編):詩篇「より近く、
神のみもとに」によるパラフレーズ+
ゲイル・トヴェイト:シンフォニエッタ・デ・ソフィアトーリ Op.203
オーレ・シュミット(1928-):ストラヴィンスキーへのオマージュ
クラーク・ランデル(指)
王立ノーザン音楽大学ウィンドO
CHAN-10039
トビアス・ピッカー(1954-):ピアノ協奏曲「Keys to the City」*
交響曲「そしてすぐに日が暮れる」(1994)
チェロ協奏曲(1999)+
ジェレミー・デンク(P)*
ポール・ワトキンス(Vc)+
トーマス・ザンデルリング(指)ロシアPO

CHAN-10043
楽器の皇帝〜ロシアのオルガン音楽
グリエール:ロシアのクリスマス・ソングによるフーガ
グリンカ:フーガ 変ホ長調
 フーガ イ短調/フーガ ニ長調
グレチャニノフ:3つの小品
タネーエフ:コラール・ヴァリエ
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲 Op.9〜アンダンテ(第2楽章)
ショスタコーヴィチ:映画音楽「馬あぶ」 Op.97〜クレド/教会での礼拝
グラズノフ:前奏曲とフーガ ニ長調 Op.93
前奏曲とフーガ ニ短調 Op.98
幻想曲 Op.110
イアン・クイン(Org)
CHAN-10044
プロコフィエフ:バレエ音楽「ドニェプルの岸辺で(ボリステネスの岸辺で)」Op.51(1931)全曲
組曲「われらの時代の歌」(メゾ・ソプラノ、バリトン、混声合唱と管弦楽の為の)Op.76(1937)*
ヴィクトリア・スモルニコワ(Ms)*
イーゴル・タラソフ(Br)*
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア・ステイトSO、
ロシア国立シンフォニック・カペラ*
CHAN-10045
プロコフィエフ:チェロとピアノの為の作品全集
チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
チェロとピアノの為のバラード ハ短調Op.15
チェロとピアノの為のアダージョOp.97bis(バレエ「シンデレラ」より)
アンダンテ ト短調(チェロと管弦楽の為の
コンチェルティーノ〔未完〕Op.132より)
組曲「道化師」からの断章#(ロマン・サポジニコフ編)
無伴奏チェロ・ソナタ 嬰ハ短調 Op.134(未完/ウラディーミル・ブロックによる補筆完成版)*
アレクサンドル・イワーシキン(Vc)
タチアーナ・ラザレワ(P)

録音:2002年8月28日-9月1日、モスクワ音楽院マールイ・ホール
#=世界初録音
CHAN-10046
アディンセル:映画音楽集
「チップス先生さようなら」組曲
「危険な月光(未公開)」〜ワルソー・コンチェルト*
「Love on the Dole(未公開)」組曲
「陽気な幽霊」より/「黒ばら」組曲
「クリスマス・キャロル」組曲#
「トム・ブラウンの学生時代(未公開)」序曲
「あっぱれクライトン(未公開)」より
「Out of the Clouds(未公開)」より
マーティン・ロスコー(P)*
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル、
チータム室内cho#、
マンチェスター大聖堂cho#
CHAN-10048

CHSA-5005
(1SACD)
ウィリアム・ハーシェル(1738-1822):交響曲集
[第14番 ニ長調/第8番 ハ短調/第2番 ニ長調/
第12番 ニ長調/第17番 ハ長調/第13番 ニ長調]
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-10049

CHSA-5006
(1SACD)
ピアソラ:ブエノスアイレス変奏曲「タンガーゾ」
タンゴ・ポルテーニョの3楽章
天使のミロンガ/シンフォニエッタ
ガブリエル・カスターニャ(指)
ヴュルテンベルクPO
CHAN-10050

CHSA-5012
(1SACD)
ヤコプ・T.フェルトハウス(1951-):ソプラノ、テノール、サンプリング、女声合唱と管弦楽の為のヴィデオ・オラトリオ「パラディソ」 クラロン・マクファデン(S)
トム・アレン(T)
カレル・ゲリツマ(サンプラー)
パルサト(ヴィデオ)
アレクサンダー・リーブレイヒ(指)
北オランダ・コンサートcho
北オランダO
CHAN-10051

CHSA-5010
(1SACD)
イアン・ローソン(1955-):ケルトのファンファーレ[1/2/3/4]
ゴースト・トレインベン・ヘネガン(1957-):北極の家/ロンダの荒野を歩く
ヘネガン&ローソン
ヴァーチャルO
CHAN-10052
カバレフスキー:序曲「コラ・ブルニョン」Op.24
ピアノ協奏曲第2番 ト短調Op.23
(1935/36)(1973年改訂版)*
組曲「道化師」Op.26
ピアノ協奏曲第3番 ニ長調Op.50*
キャスリン・ストット(P)
ワシーリー・シナイスキー(指)
BBCフィル

録音:2002年6月、マンチェスター新放送局ハウス・スタジオ7、イギリス
CHAN-10056
プロコフィエフ:カンタータ「スターリンへの祝詞」Op.85(1939)(原典版)
交響的スケッチ「秋」Op.8(1910/1914/1934)
劇音楽「ハムレット」Op.77
(シェイクスピアの劇の為の)*
偉大なる10月社会主義革命30周年
の為のカンタータ「栄えよ、力強い国土」
Op.114(1947)(原典版)#
交響組曲「エジプトの夜」Op.61(1938)
タチヤナ・シャロワ(S;*/#)
アンドレイ・バティルキン(Br)*
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO、
ロシア国立シンフォニック・カペラ(*/#)
CHAN-10057
ダニエル・タラブ&アンドレス・ゴルドステイン:サウンドトラック「生き延びた人々(未公開)」
サウンドトラック「破られた沈黙(未公開)」組曲
アルゼンチン国立SO団員
CHAN-10058(2CD)
プロコフィエフ:バレエ「石の花」 Op.118 ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィル
CHAN-10061(2CD)
ジョージ・ダイソン(1883-1964):連作詩「クオ・ヴァディス」(1938) シェリル・バーカー(S)
ジーン・リグビー(Ms)
フィリップ・ラングリッジ(T)
ロデリック・ウィリアムズ(Br)
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズSO&cho
王立ウェールズ音楽演劇学校cho
CHAN-10063
スカルソープ(1929-):独奏ヴァイオリンの為の「イルカンダI」
独奏ヴァイオリン,弦楽と打楽器の為の「イルカンダIV」
チェロと弦楽の為の「ラメント」(1991)
弦楽の為の第2ソナタ
チェロ・ドリーミング/ジィリール
エンマ=ジェーン・マーフィー(Vc)
リチャード・トグネッティ(Vn)(指)
オーストラリアCO
CHAN-10067(2CD)
CHSA-5009
(2SACD)
ルーカス・フォス:歌劇「グリフェルキン」(1955;全3幕) マリオン・ドライ(A)
ケンドラ・コルトン(S)他
ギル・ローズ(指)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
ボストン・チルドレンズ・オペラの子供たち
バック・ベイcho
CHAN-10069
ツェムリンスキー:抒情交響曲
シェイクスピア劇「シンベリン」の為の付随音楽
ツリア・カールセン(S)
ヤロスラフ・ブジェジナ(T)
フランツ・グルントヘーバー(Br)
ブレーメン・シェイクスピア・カンパニーのメンバー
アントニー・ボーモント(指)チェコPO
CHAN-10070
吉松隆:交響曲第5番Op.87
アトム・ハーツ・クラブ組曲第2番Op.79a
鳥たちの祝祭への前奏曲
藤岡幸夫(指)BBCフィル
CHAN-10071
ブラームス:ドイツ・レクイエム インガー・ダム=イェンセン(S)
ボー・スコウフス(Br)
ゲルト・アルブレヒト(指)
デンマークDR国立SO&cho
CHAN-10080
CHSA-5014
(1SACD)
バークリー・エディション Vol.3
レノックス・バークリー:交響曲第4番+
マイケル・バークリー(1948-):
快楽の園+/チェロ協奏曲*
アルバン・ゲルハルト(Vc)*
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
CHAN-10081
レスピーギ:バレエ「風変わりな店」
バレエ「魔法の鍋」/前奏曲とフーガ
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィル

録音:2002年10月
CHAN-10083
ウェーベルン:室内楽作品集
弦楽四重奏の為の緩徐楽章
弦楽四重奏曲
弦楽四重奏の為のロンド楽章
弦楽四重奏の為の5つの楽章 Op.5
ヴァイオリンとピアノの為の4つの小品 Op.7
弦楽四重奏の為の6つのバガテルOp.9
チェロ・ソナタ(未完)
チェロとピアノの為の3つの小品 Op.11
弦楽三重奏曲 Op.20
弦楽四重奏曲 Op.28
シェーンベルクSQ
[ヤンネッケ・ファン・デル・メール、
ヴィム・デ・ヨング(Vn)
ヘンク・ギュイタルト(Va)
ヴィオラ・デ・ホーグ(Vc)]
CHAN-10084
マキューアン(マクユーエン)(1868-1948):弦楽四重奏曲集 Vol.2
第13番 ハ短調(1928)
第3番 ホ短調(1901)
第6番 イ長調「ビスケー」(1913)
チリンギリアンSQ
[レヴォン・チリンギリアン、
チャールズ・セウォート(Vn)
アスディス・ヴァルディマルスドッティル(Va)
フィリップ・ド・グロート(Vc)]
CHAN-10085
ブロッホ:ピアノと管弦楽の為の協奏交響曲 ロ短調
ピアノと管弦楽の為のスケルツォ・ファンタスク
交響詩「冬−春」
ハリダ・ディノワ(P)
アレクサンドル・チェルヌシェンコ(指)
サンクトペテルブルク
国立アカデミー・カペラSO
CHAN-10086
アレンスキー:交響曲第1番 ロ短調 Op.4
戴冠式10周年記念カンタータ Op.26*
I.T.リャビニンの主題による幻想曲 Op.48
チャイコフスキーの主題による変奏曲 Op.35a
チェロを伴う3つの声楽四重唱曲 Op.57*
タチアナ・シャロワ(S)
アンドレイ・バトゥルキン(Br)
タチアナ・ポリャンスカヤ(P)
ドミトリー・ミラー(Vc)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
ロシア国立シンフォニック・
カペラ(cho)
CHAN-10090
ニーノ・ロータ:バレエ組曲「道」
愛の歌による交響曲(映画「山猫」の音楽
「山猫」のワルツ(ヴェルディのワルツ、最後のワルツ)
マルツィオ・コンティ(指)
パレルモ大劇場SO
CHAN-10092
ジェイムズ・マクミラン(1959-):ブリタニア(1959)
ピアノ協奏曲「バーサーキング」*
室内アンサンブルと管弦楽の為の
「イントゥ・ザ・ファーメント」
マーティン・ロスコー(P)*
ジェイムズ・マクミラン(指)BBCフィル
CHAN-10093
メトネル:ゲーテ歌曲集
12のゲーテ歌曲 Op.15 から
9つのゲーテ歌曲 Op.6 から
ヴォカリーズ組曲 Op.41-2
ソナタ=ヴォカリーズ Op.41-1
スーザン・グリットン(S)
ジェフリー・トーザー(P)
CHAN-10094
ダンス・フロム・ザ・ハート・オヴ・ヨーロッパ
スカルコッタス(1904-1949):5つのギリシャの踊り
ハイドン:12のドイツ舞曲Hob.IX:12
バルトーク(A.ウィルナー編):ルーマニア民族舞曲
ブラームス(ヘルマン編):ワルツ集「愛の歌」Op.52
ヴァダペット・コミタス(1869-1935):アルメニアの10の民謡と舞曲
ユーリ・トゥロフスキー(Vc)(指)
イ・ムジチ・デ・モントリオール
CHAN-10095
ラフマニノフ:チェロとピアノの為の作品全集
ラフマニノフ:リート(歌) ヘ短調
 2つの小品Op.2/
 前奏曲 変ト長調 Op.23-10(A.ブランデュコフ編)
モデスト・アルトシュラー(1873-1963):ラフマニノフの主題によるメロディ ニ長調*
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34-14*
 チェロ・ソナタ ト短調Op.19
アレクサンドル・イワーシキン(Vc)
ルステム・ハイルディノフ(P)

CHAN-10103
CHSA-5016
(1SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第6番
ノクターン(夜想曲)*
交響曲第8番 ニ短調
ロデリック・ウィリアムズ(Br)*
リチャード・ヒコックス(指)LSO

録音:2003年
CHAN-10104
ラフマニノフ:交響詩「岩」Op.7
交響詩「ロスティスラフ皇子」
スケルツォ ニ短調
ボヘミア風狂詩曲 Op.12
ベックリンの主題による交響詩「死の島」Op.29
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
CHAN-10105
エドワード・グレッグソン(1945-):管弦楽の為の「紋章」(1992)
クラリネット協奏曲(1994/2002改訂)
弦楽合奏の為の
「スティッピング・アウト」(1996)
ヴァイオリン協奏曲(1999/2001改訂)
マイケル・コリンズ(Cl)
オリヴァー・シャリエ(Vn)
マーティン・ブラビンス(指)BBCフィル
CHAN-10106
グバイドゥーリナ:アッシジの聖フランチェスコによる
「太陽の賛歌」(1997)*
マリーナ・ツヴェターエワへのオマージュ
ダヴィド・ゲリンガス(Vc)*
ステファン・パークマン(指)
デンマーク国立SOの
打楽器奏者たち*
デンマーク国立cho
CHAN-10111

CHSA-5017
(1SACD)
コリン・マクフィー編曲:バリ島の儀式の音楽*
コリン・マクフィー:2台のピアノと管弦楽の為の「タブー・タブアン」+
ブリテン:バレエ「パゴダの王子」Op.57〜組曲(ドナルド・ミッチェル&マーヴィン・クーク編)#
ブリテン(P)*
コリン・マクフィー(P)*
エリザベス・バーリー(P)+
ジョン・アレイ(P)+
レナード・スラットキン(指)BBC響(+/#)
CHAN-10112

CHSA-5018
(1SACD)
ブリッジ:管弦楽作品集Vol.3
ピアノと管弦楽の為の「ファンタズム(幻)」*
交響詩「夏」(1914)/戴冠行進曲(1911)
小管弦楽の為の「スケッチとダンス」
小管弦楽の為の印象「小川にしなだれて柳が茂っている」
大管弦楽の為の「クリスマスの踊り」
ハワード・シェリー(P)*
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
CHAN-10113
CHSA-5019
(1SACD)
フォーレ:レクイエムOp.48*
エレジー ハ短調Op.24
ラシーヌ賛歌Op.11/パヴァーヌOp.50
リッビー・クラブトリー(S)*
マリー・プラザス(S)
パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms)
ティモシー・ロビンソン(T)
ジェイムズ・ルーサーフォード(Bs)*
ジョナサン・スコット(Org)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
BBCフィル
バーミンガム市交響cho
CHAN-10114
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集Vol.4
第2番 イ長調Op.68
第14番 嬰ヘ長調Op.142
ソレールSQ
[ジーナ・マコーマック、
キャサリン・イェーツ(Vn)
サラ=ジェーン・ブラッドリー(Va)
ヘレン・サッチャー(Vc)]
CHAN-10115
ゴードン・ラングフォードのオーケストラル・クラシックス
ゴードン・ラングフォード(1930-):管弦楽の為のファンファーレとセレモニアル・プレリュード
トランペットと管弦楽の為のコンチェルティーノ*
弦楽合奏の為の4つの楽章
ピアノと管弦楽の為のファンタジー
「すべての季節の為の歌」+
第1舞踏組曲/緑の道/序曲「ロンドン魂」
演芸場のワルツ
カラー組曲〜[パストラール/マーチ]
クリスピアン・
スティール=パーキンス(Tp)*
ウィリアム・スティーヴンソン(P)+
ラモン・ガンバ(指)
BBCコンサートO
CHAN-10120(2CD)

CHSA-5020
(2SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ:歌劇「毒のス」 ジェイムズ・ギルクリスト(T)
ジャニス・ワトソン(S)
パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms)他
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
パーティントン・シンガーズ
CHAN-10122(5CD)
バックス:交響曲全集
第1番−第7番
ローグの喜劇序曲
交響詩「ティンタジェル」
ヴァーノン・ハンドリー(指)
BBCフィル
CHAN-10126
バックス:映画音楽集
「オリヴァー・ツイスト」(オリジナル・スコアによる)
「マルタGC Part 2」
ラモン・ガンバ(指)
BBCフィル
CHAN-10128
ヴァインベルク(1919-1996):交響曲第5番Op.76
シンフォニエッタ第1番Op.41
ガブリエル・フムーラ(指)
ポーランド国立放送SO
CHAN-10138
CHSA-5022
(1SACD)
ツェムリンスキー:管弦楽の為の幻想曲「人魚姫」
交響曲 ニ短調
アントニー・ボーモント(指)チェコPO
CHAN-10140
CHSA-5023
(1SACD)
ブラスの為のロマン派音楽
メンデルスゾーン(レイノルズ編):弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調Op.12(金管五重奏版)
エヴァルド:金管五重奏曲第3番 変ニ長調
オスカー・ベーメ(1870-1938):金管六重奏曲 変ホ短調 Op.30*
センター・シティ金管五重奏団
ジャック・サッテ(Tp)*
CHAN-10152
ヒナステラ:パンペアーナ〜管弦楽作品集
クレオールの「ファウスト」の為の序曲 Op.9
パンペアーナ(大草原)第3番
「3楽章の交響的パストラール」Op.24
バレエ組曲「エスタンシア」Op.8a
パブロ・カザルスの主題によるグロッソ Op.48
ガブリエル・カスターニャ(指)ベルリンSO
CHAN-10153(2CD)
プロコフィエフ:映画音楽「イワン雷帝」Op.116(完全全曲版)
カンタータ「知られざる少年のバラッド」Op.93
リュドミラ・コズネソワ、
ヴィクトリア・スモルニコワ、
エレナ・コズネワ(Ms)
タチアナ・ゼランゼ(A)
ウラディーミル・シトニク(T)
セルゲイ・トプティギン(Br)
アレクサンドル・ツィリンコ(Bs)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
ロシア国立シンフォニック・カペレ(cho)
CHAN-10162
エイミー・ビーチ:単一楽章の弦楽四重奏曲Op.89
ヴァイオリン・ソナタ イ短調Op.34
木管五重奏の為の「パストラーレ」Op.151
ドリーミング(ピアノの為の4つのスケッチ)Op.15-3
アンバッハー
CHAN-10163
ピアソラ:天使の歌
天使の歌
バンドネオン,弦楽合奏と打楽器の為の協奏曲「アコンカグア」
悪魔をやっつけろ/ 天使のミロンガ
悪魔のロマンス/タンゲディア
3つのタンゴ/オブリビオン
ジェームズ・クラッブ(クラシカル・アコーディオン)
リチャード・トグネッティ(ヴァイオリン、芸術監督)
オーストラリアCO
CHAN-10164
バックス:合唱と管弦楽の為の作品集
To the Name above every Name*
朝の見張り/聖パトリックの胸飾り
2つの夜想曲*+
クリスティーネ・バンニング(S)*
マーティン・ブラビンズ(指)BBCフィル
ハダーズフィールド合唱協会
CHAN-10165
ブラームス:ドイツ軍勝利の凱旋歌 Op.55*
アヴェ・マリア Op.12
哀悼歌 Op.8/運命の歌 Op.54
ボー・スコウフス(Br)*
ゲルト・アルブレヒト(指)
デンマーク国立SO&cho
CHAN-10166
ロシアの吹奏楽傑作選
グリエール(グレチェスキー編):10月革命20周年記念の為の厳粛な序曲 Op.72*
ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
プロコフィエフ:軍楽隊の為の4つの行進曲 Op.69*
リムスキー=コルサコフ:トロンボーンと吹奏楽の為の協奏曲+
ショスタコーヴィチ:ソヴィエト民兵の為の行進曲 Op.139*
プロコフィエフ(グーレイ編):為のアンセム
(ソヴィエト連邦国歌)Op.98*
ハチャトゥリアン(ロバート・ピール編):スターリングラード攻防戦 Op.74
ジャック・モージェ(Tb)+
クラーク・ランデル(指)
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・
ミュージック・ウィンドO

録音:2003年2月24日&25日、マンチェスター新放送局スタジオ7
*=世界初録音
CHAN-10167
CHSA-5026
(1SACD)
バークリー・エディションVol.4
マイケル・バークリー(1948-):オルガンと管弦楽の為の協奏曲*+
レノックス・バークリー:管弦楽の為の「夜の声」Op.86*
マイケル・バークリー:ヴィオラ協奏曲*#
レノックス・バークリー:交響曲第2番(1976年改訂版)
ポール・シルヴァーソーン(Va)#
トマス・トロッター(Org)+
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

CHAN-10171
カルウォヴィチ:交響的プロローグ「ビアンカ・ダ・モレナ」〜「白い鳩によせる曲」の付随音楽
弦楽オーケストラの為のセレナード ハ長調 Op.2
復活交響曲ホ短調Op.7
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル

録音:2003年10月8日-10日 マンチェスター新放送局スタジオ7
CHAN-10172
CHSA-5028
(1SACD)
バーンスタイン:交響曲第3番「カディッシュ」*
チチェスター詩篇#/ミサ・ブレヴィス+
アン・マレー(Ms)*
ジェイミー・バーンスタイン(語り;*)
パブロ・ストロング(Bs)#
レナード・スラットキン(指)BBC響、
ロンドン礼拝堂学校スコラ*、
BBCシンガーズ+、
BBCシンフォニーcho(*/#)
CHAN-10178
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集Vol.1
第7番 ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
第9番 ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
ボロディンSQ

録音:2003年3月、モスクワ音楽院小ホール
CHAN-10179
フェアフルスト(1816-1891):序曲 ロ短調 Op.2/同 ハ短調 Op.2/同 ニ短調 Op.8
交響曲 ホ短調 Op.46
マティアス・バーメルト(指)
ハーグ・レジデンティーO
CHAN-10180
シュニトケ:交響曲第6番(1993)
合奏協奏曲第2番
タチアナ・グリンデンコ(Vn)
アレクサンドル・イワーシキン(Vc)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
CHAN-10181
クレズマー(ユダヤの音楽)
Airat Ichmouratov編曲*、Henri Oppenheim編曲+:
Vi bist du gevezen far prohibition*/
Yoshke Yoshke - Odessa Bulgar+/Kolomeke*/
Moldavian Hora*/Zol zayn gelebt+/
Firen di Mehutonim Aheym+/Freylach Yidelach*/
Dem Trisker rebbins chosid*/
Going Home(Henri Oppenheim作曲)+/
Dem rebin's Nigum, Oy Tate+/Tears of Israel*/
Omer Tantz(Henri Oppenheim作曲)+/
Violin Doina*/Di Zilberne Khasene+/
Fun Tashlikh*
クレゾリー
ユーリ・トゥロフスキー(指)
イ・ムジチ・デ・モントリオール
CHAN-10182
ジョン・ブラックウッド・マキューアン(マクユーエン;1868−1948):弦楽四重奏曲第8番 変ホ長調/同第2番イ短調
小弦楽四重奏曲第15番「スコットランドの様式で」
チリンギリアンSQ
CHAN-10183
ショスタコーヴィチ:映画音楽集Vol.2
「黄金の丘」からの組曲 Op.30(1931)/
「馬あぶ」からの組曲 Op.97(1955)/
「ヴォロチャーエフの日々」Op.48(1936-1937)
ワシーリー・シナイスキー(指)
BBCフィル

録音:2003年8月、マンチェスター新放送局ハウス・スタジオ7、イギリス
CHAN-10185
アルゼンチンの情景〜シンフォニック・アンソロジー
カルロス・ロペス=ブチャルド(1881-1948):交響詩「アルゼンチンの情景」
フリアン・アギーレ(1868-1924)
(エルネスト・アンセルメ:オーケストレーション):
ラ・ウエジャ(轍)/エル・ガト(猫)
ピアソラ(1921-1992):
管弦楽の為の「タンガーソ」
ブエノス・アイレス変奏曲
ルイス・ヒアネオ(1897-1968):
交響詩「満開のタルコ」
カルロス・グアスタビーノ(1912-2000):
少女たち*
オスカー・ヒウディセ(1906-1974):パラナのサルモ
ガブリエル・カスターニャ(指)リオSO
CHAN-10186(2CD)
マイケル・バークリー:歌劇「バー・バー・ブラック・シープ」(ジャングルの物語) マルコム・ロリマー(ボーイS)
ウィリアム・ダジリー(Br)
アン・テイラー=モーリー(Ms)
アイリーン・ハルス(ハイS)他
ポール・ダニエル(指)
イングリッシュ・ノーザンPO、
オペラ・ノースcho
CHAN-10188
ブリッジ:管弦楽作品集Vol.4
序曲「レブス」(1941)#/
合唱と管弦楽の為の「祈る人」(1916-1918)+/
弦楽合奏の為の「ラメント」(1915)/
チェロと管弦楽の為の
「オレイション(演説)」(1930)*/
弦楽合奏の為のフラグメント
「アレグロ・モデラート」(1940-1941)
アルバン・ゲルハルト(Vc)*
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO、同cho+

#=世界初録音
CHAN-10189
チェロ独奏の為の作品集
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番 Op.72
ブリテン:テーマ「ザッヒャー」(1976)
ヘンリク・ダム・トムセン(Vc)

録音:2001年12月18日-20日、デンマーク
CHAN-10190
ロッシーニ:ピアノ作品全集Vol.1
ワルツ 変ホ長調(1849)*
主題 変ホ長調*/アレグレット*
スケルツォ イ長調(1850)*
リアン(何もない)*
「老年のいたずら」第3集〜とっておきの曲(7曲)+/
「老年のいたずら」第9集〜ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ハルモニウムとホルンの為のアルバム(12曲)
マリア・デ・リゾ(S)+
マルコ・ソリーニ(P)

*=世界初録音
CHAN-10191
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集Vol.2
第8番 ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番」/
第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」
ボロディンSQ
CHAN-10197(2CD)
ジョナサン・ドーヴ:歌劇「フライト」(1998) クリストファー・ロビン(C.T)
クラロン・マクファデン(S)
リチャード・コクソン(T)
マリー・プラザス(S)
ナウラ・ウィリス(Ms)
アン・テイラー(A) 他
デイヴィッド・パリー(指)LPO

CHAN-10201
キュイ:歌劇「疫病流行時代の祝宴」(全1幕)
管弦楽の為の3つのスケルツォ Op.82
管弦楽伴奏歌曲「二人の幽霊ヴァイオリン弾き」Op.44
同「晴れた春」Op.66-4
独唱と
管弦楽の為のバラッド「バドリスと彼の息子たち」
アンドレイ・バトゥルキン(Br)
タチアナ・シャロワ(S)
リュドミラ・クズネツォワ(Ms)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
CHAN-10202
吉松隆:鳥たちの時代 Op.25(1986)
チェロ協奏曲 Op.91「ケンタウルス・ユニット」(2003)*+
チカプ Op.14(1981/2003)+
ピーター・ディクソン(Vc)*
藤岡幸夫(指)BBCフィル

録音:2003年11月、マンチェスター新放送局ハウス・スタジオ7
CHAN-10203
ミスリヴェチェク:交響曲集
ハ長調 F.26/イ長調 F.27/F.28
ニ長調 F.29/変ロ長調 F.30/ト長調 F.31
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-10204
ツェムリンスキー:交響曲 変ロ長調
前奏曲「昔々…」(原典版)*
シンフォニエッタ Op.23
歌劇「カンダウレス王」第3幕への前奏曲
アントニー・ボーモント(指)チェコPO
CHAN-10205
グレインジャー:ピアノ独奏作品集Vol.3
フォスターに捧ぐ子守歌
わたしのジョンよ、もう一日
婚礼のララバイ/騎士と羊飼いの娘
子供の行進曲「丘を越えて遙かに」
婚礼のララバイのランブル*
スプーン・リヴァー
シュトラウスの「ばらの騎士」の最後の愛の二重唱によるランブル
デンマーク民謡組曲/北欧の王女へ
楽しい鐘の音
ウォーキング・チューン
フォスターに捧ぐ子守歌
誇り高きヴェッセリル/リマーとゴールドカッスル/
アイルランド、デリー州の調べ
カントリー・ガーデンズ(田舎の庭園)
固定されたド(自鳴するC)
美しく新鮮な花(中国の旋律)
おお、今こそ別れねばならぬ
ペネロピ・スウェイツ(P)
CHAN-10211
シリル・スコット:交響曲第3番「ミューズ」+
ピアノ協奏曲第2番*
大管弦楽の為の海の詩「ネプチューン」
ハワード・シェリー(P)*
ハダースフィールド合唱協会+
マーティン・ブラビンズ(指)BBCフィル
CHAN-10214
サン・サーンス:レクイエムOp.54
夕べのロマンスOp.118
花々と木々Op.68-2
並木道の足跡Op.141-1
夜の静けさOp.68-2
春の騎士の挨拶Op.151-2
戦士たちOp.84/パストラーレ
ケルモールの水夫Op.71-1
空の征服者たちに捧ぐOp.164
祖父の歌Op.53-1
マリー=パウレ・ドッティ(S)
ギュメッテ・ラウレンス(Ms)
ルカ・ロンバルド(T)
ニコラス・テステ(Bs)
ディエゴ・ファゾリス(指)
ルガノ・イタリア語圏O、
ルガノ・イタリア語圏放送cho
CHAN-10215
ブラームス:声楽と管弦楽の為の作品集Vol.3
運命の女神の歌Op.89/アルト・ラプソディOp.53
カンタータ「リナルド」Op.50
アンナ・ラーション(A)
スティヒ・アンダーソン(T)
ゲルト・アルブレヒト(指)
DRデンマーク国立SO&cho
CHAN-10216
フンメル:ピアノ協奏曲ハ長調Op.34
華麗なロンド イ長調Op.56
華麗なロンド 変ロ長調Op.98
ハワード・シェリー(P)(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-10219
バークリー:歌劇「ディナーの約束」(全2場) ロデリック・ウィリアムズ(Br)
イヴォンヌ・ケニー(S)
ジーン・リグビー(Ms)
アン・コリンズ(Ms)
リチャード・ヒコックス(指)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
CHAN-10237
ヴァインベルク(1919-1996):交響曲第4番 Op.61(1957/1961改訂)
モルダヴィアの主題による狂詩曲 Op.47-1(1949)
シンフォニエッタ第2番 Op.74
ガブリエル・フムーラ(指)
ポーランド放送カトヴィツェSO
CHAN-10238
グラズノフ:交響曲第6番 ハ短調 Op.58/性格的な組曲 Op.9 ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
CHAN-10244
ヴォーン・ウィリアムズ:映画音楽集Vol.2
ヴォーン・ウィリアムズ(ホッガー編):「潜水艦轟沈す(49度線)」組曲
「ディム・リトル・アイランド」
「エリザベスのイングランド」組曲
エミリー・グレイ(S)
マーティン・ハインドマーシュ(T)
ラモン・ガンバ(指)
BBCフィル
チェタム室内cho
CHAN-10245
ドホナーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.43*
ハープと室内管弦楽の為の協奏曲 Op.45+
ピアノ協奏曲第2番 Op.42#
ジェイムズ・エーネス(Vn)*
クリフォード・ランタフ(Hp)+
ハワード・シェリー(P)#
マティアス・バーメルト(指)BBCフィル

録音:2004年1月6日-7日
CHAN-10246
フランク・ブリッジ:管弦楽曲集Vol.5
弦楽の為の組曲 H.93
「ハッグ」H.14(バリトンと管弦楽の為の)*
ロバート・ブリッジの詩による2つの歌
(バリトンと管弦楽の為の)
「スリーズ」からの2つの間奏曲 H.151.
2つの古いイギリスの歌 H.151
2つのアントラクト[ラプソディ H.68b/カンツォネッタ H.169]
ワルツ・インテルメッツォ H.17
トーデスゼーンシュヒト(甘き死よ来たれ)+
サー・ロジャー・デ・カヴァリー(クリスマスの踊り)*
ロデリック・ウィリアムズ(Br)
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
CHAN-10247
レノックス&マイケル・バークリー:ピアノ作品集
レノックス・バークリー:6つの前奏曲 Op.23
2つの小品 Op.2
田園風景/スケルツォ Op.32-2
ピアノ・ソナタ Op.20
3つのマズルカ/
ファリャの主題による即興曲 Op.55-2
演奏会用練習曲 Op.48-2
マイケル・バークリー(1948-):変な会議
マーガレット・フィンガーハット(P)
CHAN-10248
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集Vol.5
第5番変ロ長調 Op.92/第15番 変ホ短調 Op.144
ソレールSQ
CHAN-10249
バリトンと管弦楽によるスカンディナヴィアの旅
ステーンハンマル:フロレスとブランセフロール Op.3/イタケー Op.21
ペーター・アーノル・ハイセ(1830−1879):王子のロマンス「眠れる森の美女」
 「ベルトラン・ド・ボルン」の為の「まどろみから覚めよ」
ランゲ=ミュラー:歌曲集「海辺の歌」 Op.54
オット・マリング(1848-1915):コペンハーゲンの嵐 Op.60
ニールセン:劇付随音楽「母」Op.41 FS.94〜スキャレンの歌
花よ、ただ頭をしずめなさい Op.21-48(FS.42-4)
グリーグ:山にとらわれし者 Op.32
 白鳥 Op.25-2(EG.177)
 「ペール・ギュント」〜ペール・ギュントのセレナード
テューレ・ラングストレム(1884-1947):
「エーリク王の歌」から
ボー・スコウフス(Br)
ミカエル・ションヴァント(指)
デンマーク国立SO
CHAN-10250
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ヴァイオリンとピアノの為の作品集
ソナタ第4番/同第5番
オベレク第1番
無伴奏ヴァイオリンの為のソナタ
パルティータ/カプリッチョ*
無伴奏ヴァイオリンの為のポーランド風カプリッチョ
ジョアンナ・クルコヴィチ(Vn)
グロリア・チエン(P)
CHAN-10255
フンメル:ヴィオラと管弦楽の為のポプリ(と幻想曲)ト短調 Op.94
ヴァイオリンと管弦楽の為のアダージョとロンド・アラ・ポラッカ イ長調
ピアノと管弦楽の為の変奏曲 変ロ長調 Op.115
(スティーヴン・ホッガー&ハワード・シェリー補筆完成版)
ヴァイオリン協奏曲 ト長調(スティーヴン・ホッガー&ハワード・シェリー補筆完成版)
ジェイムズ・エーネス(Vn、Va)
ハワード・シェリー(P)(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
CHAN-10258
ダラピッコラ:ヴァイオリンと管弦楽の為の
ディヴェルティメント「タルティーニアーナ」*
ピッコラ・ムジカ・ノットゥルナ(夜の小音楽)
管弦楽の為の変奏曲/管弦楽の為の2つの小品
バレエ「マルシア」による交響的断章
ジェイムズ・エーネス(Vn)*
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル

音:2004年4月14日-16日
CHAN-10259
ユージン・グーセンス:4つのスケッチ Op.5
3つの絵画/祭日の5つの印象 Op.7
組曲 Op.6/パストラーレと道化芝居
スーザン・ミラン(Fl)
ロンドン・チェンバー・
ミュージック・グループ
CHAN-10260
センター・シティ・ブラス・クインテット〜ストリート・ソング"
アントニー・ディロレンツォ(1967-):5つのダンス
マイケル・ティルソン・トマス(1944-):
ストリート・ソング
アンドレ・プレヴィン(1929-):4つの野外音楽
エリック・イーワゼン(1954-):コールチェスター・ファンタジー
バーンスタイン:ダンス組曲
センター・シティ・
ブラス・クィンテット
CHAN-10261
バークリー親子のギター作品集
レノックス・バークリー:
4つの小品 Op.post/ソナチネ Op.52-1/
主題と変奏 Op.77
マイケル・バークリー(1948-):
ラメント/ウォーリー・ビーズ/1楽章のソナタ/即興曲
クレイグ・オグデン(G)
CHAN-10262
ロン・グッドウィン(1925-2003):映画音楽集
「633爆撃隊」〜メイン・テーマ
「フレンジー」〜ロンドンのテーマ
「剣豪ランスロット」〜メイン・テーマ
「デッドリー・ストレンジャー」〜メイン・テーマ
「空軍大戦略」組曲
「ワールプール」〜メイン・テーマ
「野獣の抱擁」メイン・テーマ(BBCテレビ番組「ロンドン・マラソン」のテーマ)
「人間の絆」〜メイン・テーマ
「モンテカルロ・ラリー」組曲
「633爆撃隊」〜愛のテーマ
「潜水艦X-I号」〜メイン・テーマ
「ミス・メイプルのテーマ」
「クロスボー作戦」〜メイン・テーマ
「クラッシュ・オヴ・ローヤリティーズ
(忠義の衝突)」組曲
「美女と野獣」〜ベルの愛のテーマ
「ナバロンの嵐」〜メイン・テーマ
「荒鷲の要塞」〜メイン・テーマ
「素晴らしきヒコーキ野郎」〜マーチ・セレクション
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル

録音:2004年3月10日&11日
CHAN-10263
ロベール・カサドシュ(1899-1972):交響曲第1番 ニ長調 Op.19
交響曲第5番「ハイドンの名による」Op.60
交響曲第7番「イスラエル」Op.68*
ナターシャ・ジュール(S)*
アレグザンドラ・ギブソン(Ms)*
マーク・ワイルド(T)*
マイケル・ドリエット(Bs)*
ハワード・シェリー(指)
ノーザン・シンフォニア
ゲイトシェード児童cho*
ノーザン・シンフォニアcho*
CHAN-10264
ラフマニノフ:歌劇「けちな騎士」 ミハイル・グズホフ(Bs)
ウセホロド・フリフノフ(T)
アンドレイ・バトゥルキン(Br)
ボリス・モルシャノフ(T)
ヴィタリー・エファノフ(Bs)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
CHAN-10265
バークリー・エディションVol.5
レノックス・バークリー:ピアノ協奏曲 変ロ長調 Op.29#
マイケル・バークリー(1948-):ゲッセマネ・フラグメント
レノックス・バークリー:アビラの聖テレサの4つの詩*
マイケル・バークリー:トリステッサ+
カスリーン・ウィン・ロジャーズ(A;*)
セリア・クレイグ(E-Hr;+)
スティーヴン・バーナード(Va)+
ハワード・シェリー(P)#
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
CHAN-10266
メトネル:ピアノ作品集Vol.8
3つのアラベスク Op.7
2つのおとぎ話
子供の為のロマンティックなスケッチ
即興曲第2番 Op.47
ジェフリー・トーザー(P)
CHAN-10268
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集Vol.3
第11番 ヘ短調 Op.95「セリオーソ」
第14番 嬰ハ短調 Op.131
大フーガ 変ロ長調 Op.133
ボロディンSQ
CHAN-10275
ジェイムズ・マクミラン:イゾベル・ゴーディーの告白交響曲第3番「沈黙」
(遠藤周作の追憶に)
ジェイムズ・マクミラン(指)BBCフィル

※世界初録音(NHK交響楽団とBBCフィルの共同委嘱作)
NHK交響楽団とBBC フィルの共同委嘱作であり遠藤周作の「沈黙」から大きなインスピレーションを得て作曲された曲。2003 年4 月にデュトワ、NHK 交響楽団の演奏で世界初演が行われました(04.12.21)
CHAN-10276
パガニーニ:24の奇想曲 Op.1 マッシモ・クアルタ(Vn)
クアルタは1991 年にジェノヴァで開催されたパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝した実力派でありイタリアを中心にヨーロッパで活躍中のヴァイオリニスト。(04.12.21)
CHAN-10277
ヨーク・ボウエン:ピアノ・ソナタ第6番 変ロ短調 Op.160*
24の前奏曲 Op.102/夢 Op.86
ヨープ・セリス(P)
“イギリスのラフマニノフ”とも呼ばれる近代イギリスの作曲家、ヨーク・ボーウェンのピアノ作品集。ボーウェンは、作曲家としてだけでなくピアニストとしても活躍し母校であるロイヤル・アカデミーでは教授職を勤めた人。ヨープ・セリスはオランダのピアニスト。1977年第29回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位なしの3位に入賞。演奏活動の傍ら、オランダ・マーストリヒ音楽院、ベルギー・ルーベン・レメンス大学で教鞭を執っています。
CHAN-10279
クリフトン・パーカー:映画音楽集
「宝島」組曲
「暁の雷激戦」〜海の風景/
「剣と薔薇」*/「熱砂の海」〜マーチ*
「青い珊瑚礁」組曲*
/「悪魔の夜」〜テーマ
ヴァージン諸島(カリビアン・ラプソディー)*
「ビスマルク号を撃沈せよ!」〜マーチ
ブルー・プルマン*
ラモン・ガンバ(指)
BBCコンサートO

*=世界初録音
1940 年代〜60 年代にイギリスの映画音楽作曲家として大活躍したクリフトン・パーカー作品集!ディズニーがカラーで映像化を行った「宝島」、「剣と薔薇」、ヒトラーが出動させた不沈戦艦ビスマルク号に戦いを挑むイギリス海軍との死闘を描く「ビスマルク号を撃沈せよ!」をはじめ未公開映画「悪魔の夜」のテーマなど貴重な録音を多数収録。 収録曲全曲ともフィリップ・レーンにより再編曲、再構築が行われたスコアを用いています。
CHAN-10280(2CD)
ブリテン:歌劇「ヴェニスに死す」 フィリップ・ラングリッジ(T)
アラン・オピー(Br)
マイケル・チャンス(C.T)
リチャード・ヒコックス(指)
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア
BBCシンガーズ
〈Venice in Peril(危機に瀕したヴェニス)〉基金のために行われ好評を博したチャリティー・コンサートと同じキャストで行われた録音。
CHAN-10282
ストコフスキー・シンフォニック・バッハVol.2
バッハ(ストコフスキー編):幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542*
チェンバロ協奏曲第5番 BWV.1056〜アリオーソ
目を覚ませと呼ぶ声あり BWV.645
われらが神は堅き砦
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番〜シャコンヌ
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番〜アンダンテ・ソステヌート
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
第3番〜前奏曲
深き淵よりわれ汝を呼ぶ BWV.686*
カンタータ第147番BWV.147〜主よ、人の望みの喜びよ
マタイ受難曲〜わが分かるる時来たならば
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番〜サラバンド
深き苦しみの淵より BWV.745
平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲とフーガ第2番 ハ短調 BWV.847のフーガ
マティアス・バーメルト(指)BBCフィル

録音:2004年1月8日&9日
演奏は第1巻と同じく、ストコフスキの晩年(アメリカ交響楽団時代)にアシスタント指揮者を務めていたバーメルト&BBCフィルのコンビが担当。バーメルトは第1巻では出版されている12曲を選びレコーディングしましたが、第2巻に収録されている13曲はすべて未出版。愛弟子の手により復元されました。
CHAN-10283
アリス・メアリー・スミス(1839-1884):交響曲 イ短調
クラリネットと管弦楽の為のアンダンテ*
交響曲 ハ短調
アンジェラ・モールズベリー(Cl)*
ハワード・シェリー(指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
CHAN-10284
ダンス・ウィズ・ウインズ
スカルコッタス:9つのギリシャ舞曲
ケネス・ヘスケス(1968-):ダンスリーズ
コリリアーノ:ガゼボー・ダンス
アダム・ゴーブ(1958-):イディッシュ・ダンス
クラーク・ランデル(指)
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンドO(吹奏楽)

録音:2004年5月13日-14日
ギリシャの作曲家、スカルコッタスの「9つのギリシャ舞曲」は、もともと管弦楽のための36のギリシャ舞曲として作曲された曲で、作曲者自身の手により吹奏楽版として抜粋、編曲されたもの。ギリシャ民謡の旋律を引用し7/8拍子、5/4拍子といった独特のリズムが印象的な作品。代表作「マスク」が日本でブレイクし人気急上昇中のイギリスの作曲家ヘスケスの「ダンスリーズ」は、17世紀のイギリス舞曲を題材として1999年に作曲、2000年にRNCMにより初演された舞曲集。    (05.1.28)
CHAN-10292
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集Vol.4
第12番 変ホ長調 Op.127/第13番 変ロ長調 Op.130
ボロディンSQ

CHAN-10293
アーノルド:序曲集
喜劇序曲「ベックス・ザ・ダンディプラット」Op.5
序曲「煙」Op.21
サセックス序曲Op.31
序曲「タモシャンター」Op.51
大大的序曲Op.57*
序曲「ピータールー」Op.97
アニヴァーサリー序曲Op.99
序曲「フェアフィールド」Op.110
管弦楽の為の「フローリッシュ」Op.112
序曲「ロバート・ケット」Op.141
キャシー・ジョーンズ(首席掃除機;*)
ヘレナ・ミルズ(副首席掃除機;*)
クリス・ホイル(掃除機;*)
フィオナ・マッキントッシュン(首席床磨き機;*)
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル

録音:2004年1月20日-22
アーノルドばかりは何としても優秀録音で聴きたいもの。ホフナング音楽祭のために作曲され、オーケストラの他に3人の掃除機奏者と床磨き機奏者が大活躍するという珍曲「大々的序曲」は、掃除機奏者(?)たちの定位がしっかり分かるので面白さも倍増。大オーケストラ、壮麗なオルガン、打楽器群の咆哮が渾然一体となったド派手コーダに備えて、部屋を閉め切って大音量でお楽しみ下さい!「ピータールー」の最初の部分には、今までの演奏にはあまり感じられなかった温かい詩情が滲んでいるのが印象的。世界初録音となる序曲「ロバート・ケット」は1990年の作。ピッコロ・ソロを中心にこれでもかという大音量の砲撃を浴びせる約8分の佳作。コーダのティンパニの長ーい連打など効果満点!         【05.2.18】
CHAN-10296
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番(作曲者自身編曲による2台ピアノ版) ルステム・ハイルディノフ、
コリン・ストーン(P)

録音:2004年5月12日−14日、ヘンリー・ウッド・ホール
作曲者自身の第10交響曲のピアノ版の録音を遺していますが、第4番は世界初録音!挑むのはハイルディノフとストーンの2人のピアニスト。ロシア生まれのハイルディノフはChandosにショスタコーヴィチの「ピアノによる劇場音楽」やラフマニノフの「前奏曲全集」の録音を行っており、北米、ヨーロッパ、ロシア、アジアで活躍中。共演のコリン・ストーンはイギリスのラジオ3やコンサートで好評価を得ているピアニスト。
CHAN-10297
カンチェリ:チェロと管弦楽の為の「シミ」
チェロ独奏とシンフォニー・オーケストラの為の「風は泣いている」(原曲:ヴィオラ)
アレクサンドル・イワーシキン(Vc)
ワレリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
CHAN-10298
カルウォヴィチ:管弦楽作品集Vol.3
交響詩「寄せては返す波」Op.9
悲しい物語(永遠への序曲)
交響詩「仮面舞踏会の出来事」Op.14
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル

録音:2005年5月18日&19日
雪山の遭難事故で32才という若さで溢れる才能を発揮し切れずにこの世を去ったカルウォヴィチ。近年その作品が取り上げられることが少しずつ増えてきました、ノセダは録音だけでなくコンサートでもカルウォヴィチの作品の演奏を行っており、「若きポーランド」の一人として活躍したカルウォヴィチの再評価に多大な貢献をしているといっても過言ではないでしょう。 

CHAN-10301
レノックス・バークリー:歌劇「ルツ記」 ジーン・リグビー(Ms)
マーク・タッカー(T)
イヴォンヌ・ケニー、クレア・ルター(S)
ロデリック・ウィリアムス(Br)
リチャード・ヒコックス(指)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ
エルガー、ヴォーン=ウィリアムスのような伝統的なイギリス音楽のスタイルとは別に、独自のスタイルを築いた20世紀イギリスの作曲家バークリー。歌劇「ルツ記」はイングリッシュ・オペラ・グループのための作曲された3幕からなるオペラ作品。  
CHAN-10302
ブゾーニ:喜劇序曲 Op.38
ピアノと管弦楽の為の「インディアン幻想曲」Op.44
インディアンの日記 第2集「幽霊の輪舞の歌」Op.47/組曲「嫁選び」Op.45
ネルソン・ゲルナー(P)
ネーメ・ヤルヴィ(指)BBCフィル
CHAN-10303
ベルワルド:交響曲全集Vol.2
第1番 ト短調「まじめな交響曲」
ノルウェーのアルプスの思い出
交響曲第2番「気まぐれな交響曲」
トマス・ダウスゴー(指)
デンマーク国立放送SO
CHAN-10304
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集Vol.5
第15番 イ短調 Op.132/第16番 ヘ長調 Op.135
ボロディンSQ
CHAN-10305
テノールとギターによる歌曲集
ジョン・ダウランド:来たれ,深き眠り
もう泣くな悲しみの泉よ
ブリテン:ノクターナル Op.70/中国の歌 Op.58
ニコラス・モー:声楽とギターの為の「6つのインテリア」
ギターの為の「ミュージック・オヴ・メモリー」
フィリップ・ラングリッジ(T)
スティーブン・マーチオンダ(G)
フィリップ・ラングリッジはこれまでにもChandosからリリースされているブリテンの作品「ヴェニスに死す」(CHAN-10280)、「ビリー・バッド」(CHAN-9826)、「ピーター・グライムズ」(CHAN-9447)の録音にも参加しているテノール。ギターのスティーブン・マーチオンダはアメリカ、ニュー・メキシコ州出身。あのジュリアン・ブルームに師事し、これまでにセゴヴィア国際コンクール、アメリカ国際ソロコンクールなど数々のコンクールでの優勝歴を持つクラシック・ギター奏者。
CHAN-10306
スタンリー・ブラック:映画音楽集
「若さでぶつかれ!」
「サンズ・オブ・ザ・デザート」
「絞首台への三歩」
「ストーミー・クロッシング」
「生きていた吸血鬼」
「切り裂きジャック」/「男女の戦」
バリー・ワーズワース(指)
BBCコンサートO
CHAN-10309
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲 ト短調
ヴァイオリン協奏曲 イ短調
ジェイムズ・エーネス(Vn)
ルステム・ハイルディノフ(P)
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル

録音:2004年10月2日、12月16日
ソロ・ヴァイオリンのジェームズ・エーネスはノセダの前作、ダラピッコラ作品集でChandosデビューを果たした俊英。ピアノはショスタコーヴィチ:交響曲第4番(連弾4手版)での圧倒的演奏が記憶に新しいルステム・ハイルディノフ! 
CHAN-10310
ブリッジ:管弦楽作品集Vol.6
外でラッパを吹きなさい H132*
アドレイション H57*
彼女が眠り横になるところ H114*
Love went a-riding H115*
汝の手は我の物 H124*
子守歌 H9*/青いマントル H131*
毎日毎日 H164i
私を愛していると言ってくれ H164ii
子守歌 H8
デスペランス讃歌 H18ii*
セレナーデ H23
ザ・ロンドン・ページェント H98*
ロイヤル・ナイト・オブ・バラエティー H184*
サラ・コノリー(Ms)
フィリップ・ラングリッジ(T)
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ国立O

*=世界初録音
CHAN-10311
スクリャービン:交響曲第1番
ラフマニノフ:女性合唱とピアノの為の「6つの合唱曲」Op.15
ティグラン・アリハノフ(P)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO
ロシア国立シンフォニック・カペラ
これまでにグラズノフ、チャイコフスキー、プロコフィエフ、ラフマニノフなどの録音を行いChandosロシア音楽の柱として活躍してきたポリャンスキーがスクリャービンの交響曲の録音をスタート!合唱のエキスパートらしく、今までも管弦楽曲と共に合唱作品を併録してきたのと同様、ここでもラフマニノフの「6つの合唱曲」に要注目! 【05.2.18】
CHAN-10315
生と死の踊り
ジャン・アラン:3つの舞曲AWV.119/アリアAWV.120
2つの踊りAWV.61
讃歌「光の創り主」による変奏曲AWV.29
連祷AWV.100/空中庭園AWV63
デュリュフレ:ゆっくりとした舞曲Op.6-2
アランの名による前奏曲とフーガOp.7
ウィリアム・ホワイトヘッド(Org)
ロンドン聖メアリー教会のディレクターをつとめているオルガン奏者、ホワイトヘッドのChandosデビュー盤。録音はフランス、オーセール大聖堂のオルガンを使用。
CHAN-10319
ロッシーニ:ピアノ作品全集Vol.2
「老年のいたずら」第4集〜[乾燥果実/前菜]
「老年のいたずら」第10集「ピアノの雑曲」
マルコ・ソッリーニ(P)
マルコ・ソリーニはゲルハルト・オピッツ、アレクシス・ワイセンベルクらの下で研鑚を積んだピアニスト。幅広いレパートリーを持ち、中でもイタリアの作曲家の未出版作品の発掘、演奏を得意としており今後の活躍が期待されているピアニスト。
CHAN-10320
ボー・ホルテン(1948-):合唱作品集
タリス・ヴァリエーションズ
ソプラノと混声合唱の為の「知恵と愚行」
詩篇104/われは野の花
中世のバラッド「エベ・スカメルソン」:*
初雪(アイスランド語)
生きることの歓び
イェスパー・ユール・セーアンセン(Tb)*
ボー・ホルテン(指)
デンマーク国立cho&女声cho
特に合唱分野での活躍が世界中から高い評価を受けているデンマークの指揮者&作曲家であるボー・ホルテンの自作自演集が登場!作曲家、指揮者としての活動はもちろんのこと、自身が主宰する2つの合唱団アルス・ノーヴァとムジカ・フィクタはいずれもヨーロッパを代表するグループとして録音、コンサートと多彩な活動を行っています。今回の自作自演集で演奏を担当するのはこれまでにもChandosで素晴らしい歌声を聴かせてくれているデンマーク国立合唱団&女声合唱団!「エベ・スカメルソン」では、デンマークを代表するトロンボーン奏者セーアンセンも録音に参加!合唱ファン、北欧音楽ファンは要注目!
CHAN-10321
サリヴァン:喜歌劇「コックスとボックス」
劇的カンタータ「法廷での審理」
レベッカ・エヴァンス(S)
ニール・デイヴィス(Br) 他
リチャード・ヒコックス(指)
ロイヤル・ウェルシュ・カレッジ・オブ・ミュージック&ドラマ・チェンバー・クワイヤー
BBCウェールズ・ナショナルO
CHAN-10322
マーガレット・フービッキ(1915-):室内楽作品集
フルートとピアノの為の「海の島から」/ピアノ・ソナタ
メゾ・ソプラノとピアノの為の「五尋の深い海底に」
弦楽四重奏の為の主題と変奏
ピアノの為の4つのスケッチ「アイルランド幻想曲」
チェロとピアノの為の「孤独とリゴードン」
ヴァイオリンとピアノの為の「スヴォルギメント」
2台のピアノの為の「ゴーラドン組曲」
アンネマリー・サンド(Ms)
ダニエル・ペイルソープ(Fl)
ロバート・マックス(Vc)
ジェイムズ・カービー、
フレデリック・ストッケン(P)
ボックマンSQ
アリス・メアリー・スミスの作品集(CHAN-10283)のリリースを行い、中々陽の目を見ないイギリスの女流作曲家の作品を世に送り出したChandosが次に取り上げてきたのはマーガレット・フービッキは、2005年7月に御歳90才を迎えるフービッキは1985年に退職するまで、40年間に渡り王立音楽院で和声の教授として活躍していたという経歴を持つ女流作曲家。「孤独とリゴードン」以外は世界初録音。
CHAN-10323
フランシス・チャグリン(1905-1972):映画音楽集
「ヘルター・スケルター」〜序曲
「夜の来訪者」から
「コルディッツ大脱走」から
「グレイフライアーズ・ボビー」組曲
「正義の四人」から
ホフナング交響楽団
「ザ・イントルーダー」〜4つの管弦楽の為のエピソード
「イージー・マネー」から
「ラスト・ホリデー」 組曲
「ザ・ブリッジ」〜ユーゴスラビアの情景
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
ルーマニア出身の作曲家フランシス・チャグリンの作品集。チャグリンは1972年に亡くなるまでに200曲以上にも及ぶ多数の映画音楽、テレビ音楽の作曲を行った人。「へルター・スケルター」、「ザ・ブリッジ」以外は、Chandos映画音楽集で大活躍中のフィリップ・レーンによる編曲版での収録。「ヘルター・スケルター」序曲以外は全て世界初録音。
CHAN-10329
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集Vol.6
第1番 ハ長調Op.49/第12番 変ニ長調Op.133]
ピアノ五重奏曲Op.57
マーティン・ロスコー(P)
ソレルSQ
女性奏者のみで結成されているソレル・クヮルテットによるショスタコーヴィチ全集が完結!存在自体が伝説であるボロディン・クヮルテットのオリジナル・メンバー、ドゥビンスキー直伝のショスタコーヴィチという点がポイント!またHyperionでも活躍中のマーティン・ロスコーによるピアノ五重奏曲も嬉しいカップリング!ちなみにこのソレル・クヮルテットのショスタコーヴィチ・シリーズは、英グラモフォン誌で絶賛されています。
CHAN-10334
ワインベルク(1919-1996):交響曲集Vol.3
交響曲第16番Op.131*/交響曲第14番Op.117
ガブリエル・フムーラ(指)
ポーランド国立放送SO

*=世界初録音
ワルシャワでユダヤ人の家庭に生まれたワインベルク。ナチス・ドイツのポーランド侵攻から逃れるために旧ソ連へ亡命を果たし、難を逃れたと思われた矢先にスターリンの反ユダヤ政策によって逮捕されるなど波乱の生涯を送ったことは有名。盟友ショスタコーヴィチの影響を受けたワインベルクは、22曲の交響曲を作曲。
CHAN-10336
コルンゴルト:映画音楽集
「海の狼」(完全版)
「海の狼」予告編/ロビン・フッドの冒険
ラモン・ガンバ(指)BBCフィ

録音:2004年9月1日&3日
今回収録されている「海の狼」の録音には1941年に完成された全曲版のスコアを使用。この1941年版は、映画で使われている1947年版ではカットされてしまった部分もすべて収録されており、映画音楽ファン眉唾ものの貴重な録音。カップリングにはコルンゴルトが2度目のアカデミー賞作曲賞を受賞した「ロビンフッドの冒険」が収められている点も見逃せません。現在のハリウッド映画音楽の基礎を築き上げ、ジョン・ウィリアムスへと受け継がれていったコルンゴルトの映画音楽の醍醐味を存分に楽しむ事の出来るクラシック・ファン、映画音楽ファン要注目タイトル。 
CHAN-10341
リスト:交響詩集Vol.1
交響詩「人、山上にて聞きしこと」S.95(第1番)
交響詩「タッソー、悲哀と勝利」S.96(第2番)
交響詩「前奏曲
交響詩「オルフェウス」S.98(第4番)
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル
CHAN-10347(2CD)
プロコフィエフ:歌劇「3つのオレンジへの恋」(英語版) ブルース・マーティン(Bs)
ジョン・マクマスター(T)
デボラ・ハンブル(A)
リチャード・ヒコックス(指)
オーストラリア歌劇場&バレエO、
オーストラリア歌劇場cho/他

録音:2005年2月
ヒコックスが現在音楽監督をつとめているオーストラリア歌劇場とのコンビで初となる録音をリリース!今回の録音は2005年2月にシドニー・オペラ・ハウスで行われたライヴを収録したものであり、英語版による録音はもちろん世界初録音! 
CHAN-10349
オルウィン:映画音楽集Vol.3
「魔法の箱」組曲
「春風と百万紙幣」〜ワルツ
「最後の突撃」〜マーチ
「南海漂流」組曲
「木馬に乗る少年」〜ポールの最後の乗馬
「若い河」組曲
「The Cure for Love」〜ワルツ
「ペンシルバニアのペン」組曲
「真の栄光」〜行進曲/「逃げる男」組曲
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
フルート奏者、教育者、画家そして作曲家と多くの肩書きを持つオルウィンはその生涯に数多くの映画音楽のスコアを書き上げた20世紀イギリスを代表する作曲家の1人。今回の第3集では名作アドベンチャー「南海漂流」や「逃げる男」といった作品の映画音楽を収録。フィリップ・レーンによるアレンジが施されており、このアレンジでの全曲世界初録音!
CHAN-10351
ホフマイスター:交響曲 ト長調「ラ・フェスタ・デッラ・パーチェ1791」
交響曲 へ長調/交響曲 ニ長調
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ

※)世界初録音
全て世界初録音!ハーシェル、サリエリ、ミスリヴェチェクなど、モーツァルトと同時代の作曲家を取り上げてきたシリーズの続編が登場!ホフマイスターは、1768年にウィーンで法律を学び資格を取得。その後は一転、作曲と出版に情熱を傾け始め、多数の楽譜の出版を手掛けることとなりました。最初は軌道に乗っていた出版活動も次第に厳しい状況に陥り、1806年にホフマイスターは出版事業から引退、作曲活動に専念したと言われています。 
CHAN-10352
スティーヴン・マクネフ(1951-):ビアトリクス・ポターの4つの物語
[あひるのジマイマのおはなし/ピーター・ラビットのおはなし/りすのナトキンのおはなし*/ひげのサムエルのおはなし]
イメルダ・スタウントン(朗読)
クラーク・ランデル(指)
BBCコンサートO、
BBCシンガーズ*
CHAN-10355(2CD)
フランチェスコ・ダヴァロス(1930-):音楽劇「ヴェノーサのマリア」 スーザン・ブロック(S)
ヒラリー・サマーズ(A)
フランチェスコ・ダヴァロス(指)
フィルハーモニアO&cho、
アポロ・ヴォイセズ

録音:1994年8月
世界初録音
ASVなどに数多くの録音を行っており日本でもその名を知られているイタリア出身の指揮者であるフランチェスコ・ダヴァロスの作曲家としての姿を知らせてくれる貴重な録音。「ヴェノーサのマリア」はカルロ・ジェズアルドの「ヴェノーサの王子」をベースとして作曲された作品。 
CHAN-10357
デュリュフレ:合唱作品全集
レクイエムOp.9
グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテットOp.10/
われらの父よ/ミサ・クム・ユビロOp.11
リチャード・マーロウ(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho
これまではConiferへ録音を行っていたリチャード・マーロウ&ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団は今回のリリースがChandosへのデビュー盤となります。1332年に完成しニュートンを輩出するなど、長き歴史と伝統を持つトリニティ・カレッジが誇る名門合唱団の醍醐味を堪能。 
CHAN-10358
ショスタコーヴィチ:ミケランジェロの詩による組曲Op.145a*
10月
イギリスの詩による6つのロマンスOp.140*
イルダール・アブドラザコフ(Bs)
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル
収録作品のうち、“ミケランジェロの詩による組曲Op.145a”、“イギリスの詩による6つのロマンスOp.140”の両作品は、バスとピアノ伴奏のための作品を作曲者自身が管弦楽伴奏に改定した版。ノセダのタクトで1988年にマリンスキー歌劇場でデビューを飾ったロシア期待のバス奏者アブドラザコフはシャンドス初登場。
CHAN-10359
マルコム・ウィリアムソン(1931-2003):管弦楽作品集Vol.1
序曲「サンチャゴ・デ・エスパダ」
組曲「ハバナの我が男」*
合奏協奏曲*/シンフォニエッタ
ラモン・ガンバ(指)アイスランドSO

*=世界初録音
“シャンドス映画音楽シリーズ”では様々な作曲家の貴重な作品の録音を行うなど現在のシャンドスで中核を担っているといっても過言ではないラモン・ガンバが、音楽監督をつとめるアイスランド交響楽団を引き連れて同コンビとしては初めてシャンドスに登場!マルコム・ウィリアムソンはシドニーで生まれ、12歳からシドニー音楽院で作曲をウジェーヌ・グーセンスに師事。1950年にロンドンへ渡り、ブーレーズやメシアンの音楽を研究。1975年10月には女王付き楽長にも任命されるなど、作曲家としてだけでなく音楽家として幅広い活躍を見せました。
CHAN-10361
ショスタコーヴィチ:映画音楽集Vol.3
「ハムレット」組曲Op.116
「若き親衛隊」組曲Op.75〜第2楽章/第4楽章/第5楽章
「忘れがたき1919年」Op.89〜 The Assault on Krasanaya Gorkaya/
「5日5夜」組曲Op.111
マーティン・ロスコー(P)
ワシーリー・シナイスキー(指)BBCフィル
Vol.1&Vol.2ともに充実の演奏と音源の珍しさによって同シリーズの中でも特に高い人気を誇っているショスタコーヴィチの映画音楽集の最新作であり、完結盤となるVol.3が登場!ジダーノフ批判にさらされたことにより作曲されたスターリンを称賛するプロパガンダである「忘れがたき1919年」、アレクサンドル・ファデエフの小説を題材とした「若き親衛隊」などショスタコ・ファン必聴の作品がズラリとラインナップ。BBCフィルを率いて指揮を振るのは前2作同様、ムーシンの門下生で現在ロシアの楽壇を牽引する名匠ワシーリー・シナイスキーの棒が冴え渡ります。
CHAN-10362
バックス:交響詩集
「妖精の丘」/「ファンドの園」
「11月の森」/シンフォニエッタ
ヴァーノン・ハンドリー(指)BBCフィル
現在までバックスの様々な作品を世に送り出すことに大きな力を注ぎ込んできたシャンドス。ハンドリー&BBCフィルによる新録音は、今なお金字塔として輝く名匠ブライデン・トムソンが遺したバックスの録音と並び立ち、新時代のシャンドスにおける決定盤となることでしょう。
CHAN-10363
メンデルスゾーン:宗教的合唱作品集
6つのアンセム Op.79
わが祈りを聞きたまえ
死んだ者たちは幸いである Op.115-1
主に向かって喜びの声をあげよ
ドイツ・ミサ/アヴェ・マリア Op.23-2
主をほめたたえよ Op.39-2
マニフィカト Op.69-3
3つの詩篇 Op.78
リチャード・マーロウ(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho
普段はあまり演奏されない知られざる作品も収録されており、合唱ファンや関係者にとっては選曲などでも重宝する粋な選曲となっています。ニュートンの出身校としても知られ、1332年からの長き歴史と伝統を持つトリニティ・カレッジが誇る名門合唱団が歌い上げます。
CHAN-10364
レノックス・バークリー:弦楽四重奏曲第2番 Op.15
マイケル・バークリー:アブストラクト・ミラー/磁場
トマス・キャロル(Vc)
チリンギリアンSQ
エルガーやヴォーン・ウィリアムズといった同世代の作曲家たちとは一線を画した作品の作曲を行い、20世紀イギリス音楽に大きな存在感を残したレノックス・バークリー。そして父であるレノックス・バークリーとジョージ・マルコム、リチャード・ロドニー・ベネットに作曲を学んだマイケル・バークリー。イギリスの音楽史上にその名を刻むバークリー父子の作品が録音で共演というなんともシャンドスらしい好企画盤。2001年のヤング・コンサート・アーティスツ・インターナショナル・オーディションで優勝を果たした、ウェールズの若手チェリスト、トーマス・キャロルのシャンドス・デビュー盤でもあります。
CHAN-10367
マーチの実験
パーセル(スティーヴン・スタッキー編):メアリー女王の崩御を悼む葬送音楽
ワーグナー:感謝の行進曲(ウィリアム・シェーファー編)
葬送交響曲(エリック・ライゼン編)
ブルックナー:行進曲 変ホ長調
クルト・ワイル:光の中のベルリン
アイヴズ:カントリー・バンド行進曲
マルセル・ヴェングラー(1946-):マーチの実験
マウリシオ・カーゲル(1931-):勝利を逃すための10のマーチ
クラーク・ランデル(指)
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンドO
イギリス、ドイツ、フランス、ロシア、北欧、ダンスなど毎回テーマに沿った作品集のリリースを行い、高度なアンサンブル技術と表現力で日本でも絶賛を博しているロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ(RNCM)の最新録音登場。、パーセル、ワーグナーの編曲作品から偽作とされているブルックナーの行進曲やワイルのオリジナル作品。極め付けはアイヴズが幼少の頃に聴いた田舎の吹奏楽を思い出し、楽譜の記譜の通り真剣に演奏すればするほどヘタに聴こえると言う「カントリー・バンド行進曲」。曲のタイトルからして怪しさ満点、アルゼンチンの現代作曲家カーゲルの「勝利を逃すための10のマーチ」など一筋縄では語れない“マーチ”が満載!頻繁に演奏され、世界中の吹奏楽団から愛されているマーチとは一味違った魅力溢れるマーチ・アルバム。 
CHAN-10368
ヴォーン・ウィリアムズ:映画音楽集Vol.3
苦渋の春/ジョアナ・ゴディンの恋
あるベルギー農場の物語
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
ヴォーン・ウィリアムズの映画音楽集は今回リリースとなるVol.3で完結。日本で上映されていない作品が大半ですが、「苦渋の春」、「ジョアナ・ゴディンの恋」は今回の録音が世界初録音。 
CHAN-10374
フンメル:ピアノ協奏曲 イ長調
「おお、いとしいアウグスティン」による8つの変奏とコーダ
ピアノと管弦楽の為のオベロン「魔法の角笛」による幻想曲 Op.116
ピアノと管弦楽の為の序奏とロンド・ブリランテ「ロンドンからの帰還」ヘ短調 Op.127*
ハワード・シェリー(P)(指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
スロヴァキア出身のフンメルはベートーヴェンと同時代に生き、モーツァルトに師事。作曲家としてピアノ作品を中心に多くの優れた作品を作曲すると同時に、名ピアニストとしてもその名を轟かせていました。シェリーとロンドン・モーツァルト・プレーヤーズのコンビはイギリスの数ある室内管弦楽団の中でも優れた実力を聴かせており、フンメルだけでなくシャンドスでの様々な録音の評価は非常に高いものがあります。
CHAN-10375
リスト:交響詩集Vol.2
ファウスト交響曲(オリジナル版)
交響詩「ゆりかごから墓場まで」
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル
「ファウスト交響曲」は、終楽章に合唱の加えられた“1857年版”ではなく、1854年作曲の“オリジナル版”であるという点が非常に興味深いポイントで。ノセダ&BBCフィルは2005年のBBCプロムスでこの曲の演奏を行っており、聴衆はもちろんのことタイムズ誌をはじめとする雑誌やマスコミからも名演奏として絶賛を受けています。 
CHAN-10376
シリル・スコット:管弦楽作品集Vol.2
ピアノ協奏曲第1番
交響曲第4番*/ある朝早く
ハワード・シェリー(P)
マーティン・ブラビンズ(指)BBCフィル
イギリス印象主義の作曲家として活躍し1920年代から30年代にかけては盛んに演奏が行われていたスコットの作品ですが、現在ではまだまだその作品に出会える機会は少なくシャンドスからリリースされる当シリーズは貴重。前回と同じブラビンズ&BBCフィルに加えてピアノ協奏曲のソリストにはハワード・シェリーを迎え、万全の陣容でリリースされるイギリス音楽ファン必眉の第2集!交響曲第4番は今回のリリースが世界初録音。
CHAN-10377
マクミラン:ピアノ協奏曲第2番
オルガンと管弦楽の為の「スコットランドの動物詩」
ウェイン・マーシャル(P、Org)
ジェイムズ・マクミラン(指)BBCフィル
現代スコットランドの音楽界をリードする作曲家ジェームズ・マクミランの自作自演集の最新作。18世紀スコットランドの舞曲の旋律や、様々な民謡をふんだんに取り込んだ3楽章形式で構成される「ピアノ協奏曲第2番」、ロサンゼルス・フィルとBBCフィルの委嘱によって作曲され、ロサンゼルスのディズニー・ホールに新たに設置されたオルガンのお披露目で演奏された「スコットランドの動物詩」の2作品とも、今回のリリースが世界初録音です。ソリストを務めるのは1961年生まれのウェイン・マーシャル。ピアニストとしてだけでなくオルガン奏者、指揮者としてマルチな才能を発揮しています。 
CHAN-10378
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
ピアノ協奏曲第1番 Op.35
映画音楽「コルジーンキナの出来事」Op.59〜組曲
アレクサンドル・ダヴィデンコの2つの合唱曲の編曲 Op.124
タチアナ・ポリャンスキー(P)
ウラディーミル・ゴンチャロフ(Tp)
ワレーリー・ポポフ(Fg)
エレーナ・アダモヴィチ(P)
ワレーリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO&シンフォニック・カペラ
ピアノ・ソロにはポリャンスキーの娘であるタチアナ・ポリャンスキーを抜擢し、シャンドス初期の名盤として名高いマクシム&ドミトリーJrの親子共演盤(CHAN-8357)に対抗しうる?ポリャンスキー父娘の共演が実現。そして注目のトランペット・ソロには長きに渡ってモスクワ放送交響楽団の主席トランペット奏者としてその名と豪快なサウンドを轟かせてきたウラディーミル・ゴンチャロフが登場!既にモスクワ放送響を退団してしまったゴンチャロフですが、過去に同響とピアノ協奏曲第1番を録音しており、今回のロシア国立響との共演は(恐らく)自身2度目の録音。
CHAN-10379
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ〜ヨハン・クリスティアン・カンナビヒ(1731-1798):交響曲集
[ト長調/イ長調/第22番 ハ長調/第57番 変ホ長調/ニ長調]
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
マンハイム楽派最大の作曲家と称されたカンナビヒの交響曲集。当時最大の名声を誇っていたマンハイム宮廷楽団唯一の指揮者兼指導者として活躍し、モーツァルトに「これまで出会った最高の指導者」と言わしめたエピソードを持ちます。カンナビヒの作品は優美な器楽法が特徴とされており、特に数々の交響曲は19世紀の管弦楽に大きな影響を及ぼしたとされています。収録曲中3曲は世界初録音。
CHAN-10380
ブリス:ヴァイオリン協奏曲
色彩交響曲
リディア・モルドコヴィチ(Vn)
リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
イギリス音楽ファンにとってその名を欠かすことの出来ない重要作曲家であるサー・アーサー・ブリス。代表作であるバレエ組曲「チェック・メイト」や色彩交響曲は吹奏楽編曲版の演奏が行われるなど、広く知られる作品です。シャンドスでブリスの「色彩交響曲」といえば、ハンドリー&アルスター管によるCHANDOS初期の録音が存在していますが、シャンドスの顔でありイギリス音楽のスペシャリストであるヒコックスによる再録音が登場。カップリングはこれまたシャンドス初期から活躍を続けるモルドコヴィチを迎えてのヴァイオリン協奏曲。ユニークなカップリングによるブリスの最新録音は、シャンドス・ファン、イギリス音楽ファン必聴盤! 
CHAN-10381(3CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集Vol.6
第1番ヘ長調Op.18-1
第2番ト長調Op.18-2「挨拶」
第3番ニ長調Op.18-3
第4番ハ短調Op.18-4
第5番イ長調Op.18-5
第6番変ロ長調Op.18-6
ボロディンSQ
結成60年という長い歴史を持つボロディン・クヮルテットが進めていたベートーヴェン・チクルスが今回リリースとなる第6集でついに完結。
CHAN-10392(6CD)
チャイコフスキー:交響曲全集
マンフレッド交響曲Op.58
イタリア奇想曲Op.45
マリス・ヤンソンス(指)オスロPO
飛ぶ鳥を落とす勢いのヤンソンスが1984年から1986年にかけてシャンドスへ行った初のチャイコフスキー・チクルスが完全初回プレス限定セットとして装いも新たに再登場!初回リリース時からの大幅なプライス・ダウンに加えて、7枚組みから6枚組へ再編集。そしてシンプルでハイ・クォリティのパッケージへの新調と24bitリマスターも嬉しいポイント。
CHAN-10384
カバレフスキー:ピアノ協奏曲集Vol.2
ピアノ協奏曲第1番Op.9
交響曲第2番Op.19
ピアノ協奏曲第4番Op.99「プラハ」
キャスリン・ストット(P)
ネーメ・ヤルヴィ(指、BBCフィル
ピアノ協奏曲第2番&第3番を収録した前作(CHAN-10052)がイギリスではグラモフォン誌のエディターズ・チョイスに選出され、ここ日本でも音源の珍しさと充実の演奏で人気を呼んだシャンドスのカバレフスキー作品集。
CHAN-10385
ヴォーン・ウィリアムズ:クリスマスの為の作品集
クリスマス・キャロルによる幻想曲*
クリスマス劇
バレエ音楽「クリスマスの夜に」*
サラ・フォックス(S)
ロデリック・ウィリアムズ(Br)
リチャード・ヒコックス(指)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ

*=世界初録音
ヴォーン・ウィリアムズの作品のユニークなカップリングによるシャンドスのクリスマス・アルバム!シャンドスの屋台骨を支える看板指揮者の1人であり、現代屈指のイギリス音楽のスペシャリストであるヒコックスがタクトを振るう演奏はやはり見事。「クリスマス劇」を除く2作品は世界初録音という充実の内容で贈るクリスマス・アルバム!
CHAN-10386
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズVol.20
フランツ・クサヴァー・リヒター(1709−1789):交響曲へ短調/ニ短調
ニ長調「トランペット交響曲」/ト短調/ニ長調
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
フランツ・クサヴァー・リヒターは、作曲家、歌手として18世紀のドイツで活躍。カール・テオドール公のマンハイム宮廷楽壇で活躍しながらも、1769年にはストラスブール大聖堂の楽長へと転身するなどマンハイム楽派の最大の音楽家の1人として後世にその名を遺しています。収録曲中3曲は今回が世界初録音。
CHAN-10387
ロッシーニ:ピアノ作品集Vol.3
ワルツ*/モデラート 変イ長調*
ワルツ 変ホ長調*
「老年のいたずら」第5集〜幼い子供たちの為のアルバム
マルコ・ソリーニ(P)
ネーメ・ヤルヴィ(指)
BBCフィル

*=世界初録音
オピッツ、ワイセンベルクらの下で研鑚を積んだピアニスト、マルコ・ソリーニによるロッシーニのピアノ作品集完結盤。
CHAN-10388
レスピーギ:管弦楽作品集Vol.2
レスピーギ:前奏曲,コラールとフーガ
ブルレスカ/組曲「ロッシニアーナ」
ラフマニノフ(レスピーギ編):練習曲集「音の絵」〜[海とかもめOp.39-2/行進曲Op.39-9/葬送行進曲Op.39-7/赤頭巾と狼Op.39-6/市場の風景Op.33-4]
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィル
プロコフィエフの「石の花」でシャンドスへデビューを果たして以来、ショスタコーヴィチやリスト、カルウォヴィチ、ダラピッコラなど次々と意欲作を発表してきたノセダ&BBCフィルが再びレスピーギに着手。作曲当時の師であるマルトゥッチに「もはや生徒ではなく巨匠である」と言わせたという「前奏曲、コラールとフーガ」、クーセヴィツキーの依頼によって編曲が施されたラフマニノフの「音の絵」といったレアなレパートリーが満載の1枚!「ローマ三部作」や「シバの女王ベルキス」、「教会のステンドグラス」などの壮大な作品が代表作として知られるレスピーギですが、今回の収録曲は何れも華麗なオーケストレーションが発揮された秀作として再び評価を受けています。
CHAN-10389
リチャード・ロドニー・ベネット:管弦楽作品集Vol.1
パルティータ/子守歌
16世紀の旋律によるリフレクション
スコットランド民謡によるリフレクション
ジョナサン・レマル(Br)
ポール・ワトキンス(Vc)
リチャード・ヒコックス(指)
フィルハーモニアO
イギリスを代表する映画音楽の巨匠であり、ジャズ奏者としても活躍を続けるリチャード・ロドニー・ベネットの70歳の誕生日を記念してスタートする新シリーズ。イギリス音楽の達人ヒコックス&フィルハーモニア管に加えて、ソリストにはメトロポリタン歌劇場などでも活躍するニュージーランド出身のバリトン奏者レマル、イギリスでも特にその名を知られるチェロのワトキンスを向かえるなど、イギリスの大作曲家のアニヴァーサリーに相応しい陣容による演奏。
CHAN-10390
タネーエフ:交響曲第1番ホ短調/第3番ニ短調 ワレーリー・ポリャンスキー(指)ロシア国立SO
ロジェンストヴェンスキー直伝のタクトさばきでシャンドスのロシアン・レパートリーを支えるマエストロ・ポリャンスキー。現在も好評を博している交響曲第2番&第4番を収録した第1集(CHAN-9998/MCHAN-9998)のリリースから数年の時を経て発売される待望の第2集。現在入手可能なタネーエフの交響曲全曲録音は非常に少ないだけに、今回のリリースで全4曲が勢揃いとなるポリャンスキー盤は貴重。
CHAN-10391
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」Op.33 & Op.39 ルステム・ハイルディノフ(P)
「前奏曲集」に続くハイルディノフのラフマニノフ第2弾。ラフマニノフの作品はハイルディノフが特に重要なレパートリーとしているだけに技術、表現ともに見事と言う他ありませんシャンドスのピアノを担うハイルディノフが描く“音の絵”は美しく優雅で、そして暗き影や力強さをも併せ持つなど無限の可能性を感じさせてくれます。  
CHAN-10398(6CD)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1番-第15番
ピアノ五重奏曲 ト短調Op.57
ソレルSQ
マーティン・ロスコー(P)
イギリスの女流奏者4人によるソレル・クヮルテットが奏でる弦楽四重奏曲全集の特別価格による特別仕様BOXセット!ソレル・クヮルテットは、ボロディン・クヮルテットのオリジナル・メンバーとしてヴァイオリンを担当していた伝説の名手ロスティスラフ・ドゥビンスキーの下で研鑽を積んでおり、まさに直伝のショスタコーヴィチ全集。既に分売としてリリースされているソレル・クヮルテットのショスタコーヴィチは、ファンファーレ誌、グラモフォン誌、デイリー・テレグラフ誌などから絶賛を受けるなど実績十分。

CHAN-10404
グルーバー:フランケンシュタイン!!
大騒ぎ/暗闇での踊り
ハインツ・カール・グルーバー・グルーバー(歌)(指)
BBCフィル
独墺圏の作曲家、アンサンブル・モデルンの指揮者、クルト・ワイルの権威として知られ、実はウィーン少年合唱団のメンバーとしても活躍。自らタクトを振ると思えばいきなり歌(?)を歌い始めるなど、常に数歩先を歩き続けるハインツ・カール・グルーバー。作曲家としてのグルーバーは、難解な現代音楽とは一味違う独自のユーモアとウィットに富んだ作品を次々と発表し成功を収めています。そんな奇才グルーバーの作品集が、作曲者自らがBBCフィルを率いてなんとシャンドスから初登場!グルーバーの代表作の1つ「フランケンシュタイン!!」は管弦楽版が収録されており、この版は世界初録音。シャンドスの新路線!?次々と繰り広げられるグルーバー・ワールドをお楽しみに!
CHAN-10405
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」、
同第2番「ないしょの手紙」
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.37、同第2番Op.56
シェーンベルクQ
2002年のグラミー賞へのノミネートされるなど国際的な評価を獲得し続けているシェーンベルク・クヮルテット。今回は、20世紀ウィーンの作曲家たちの作品から東欧の作品にレパートリーをシフト。
CHAN-10406
マルコム・ウィリアムソン(1931−2003)〜管弦楽作品集Vol.2
交響曲第1番「エレヴァミーニ」
同第5番「アケロ」
エディス・シットゥウェルの墓碑
弦楽のためのレント
ラモン・ガンバ(指)アイスランドSO
“シャンドス映画音楽シリーズ”を代表するマエストロ、ラモン・ガンバが音楽監督をつとめるアイスランド交響楽団を引き連れての2枚目となるウィリアムソン作品集。マルコム・ウィリアムソンはシドニーで生まれ、12歳からシドニー音楽院で作曲をウジェーヌ・グーセンスに師事。ウィリアムソンは1950年にロンドンへ渡りブーレーズやメシアンの音楽を研究。1975年10月には女王付き楽長にも任命されるなど作曲家としてだけでなく音楽家として幅広い活躍を見せました。交響曲第5番は世界初録音。交響曲第1番と弦楽のためのレントも音源が少なく貴重な録音。 
CHAN-10407
シリル・スコット(1879−1970):管弦楽作品集Vol.3
ヴァイオリン協奏曲(世界初録音)
祝典序曲(世界初録音)/朝の歌
3つの舞曲
オリヴィエ・シャルリエ(Vn)、
マーティン・ブラビンズ(指)BBCフィル、
シェフィールド・フィルハーモニック・コーラス
イギリス印象派の作曲家として数多くの作品を書き上げたシリル・スコットの作品は、「イギリス印象派」の名の通り印象主義的な作風を見せている。世界初録音となるヴァイオリン協奏曲にはフランスの天才ヴァイオリニスト、オリヴィエ・シャルリエが登場するなど今回も陣容は万全!イギリス音楽&印象主義のファンは特に要注目!
CHAN-10408
バークリー・エディションVol.6
レノックス・バークリー(1903−1989):2台のピアノと管弦楽の為の協奏曲
マイケル・バークリー
(1948−):管弦楽の為の協奏曲「シースケープ」(世界初録音)、
 管弦楽の為のグレゴリオ変奏曲(世界初録音)
キャスリン・ストット(P)、
ハワード・シェリー(P)、
リチャード・ヒコックス(指
)BBCウェールズ・ナショナルO
イギリス音楽の達人ヒコックスによるバークリー・エディションも遂に最終巻。「2台のピアノと管弦楽の為の協奏曲」録音が非常に少ないだけに、ストット&シェリーの実力派ピアニストによる共演で聴くことの出来る貴重な録音る。マイケル・バークリーの2作品は何れも世界初録音です。
CHAN-10409
吹奏楽へのオマージュ
アーノルド:水上の音楽、
ジョン・マッケイブ
(1939−):キャニオンズ、
ボクストン・オウ(1924−1997):組曲「ジョン・ゲイ」、
アダム・ゴーブ
(1958−):アウェイデー、
ケネス・ヘスケス(1968−):ディアギレフ・ダンス
クラーク・ランデル(指)
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ
主席指揮者クラーク・ランデルが率いるRNCMが定めた2007年のテーマはシリーズ2度目となる「イギリス」!!ホルストやヴォーン=ウィリアムズなど吹奏楽のバイブルとして広く演奏されている作品を集めた前作(CHAN-9697/MCHAN-9697)に対して、今回は20世紀後半から21世紀にかけて作曲が行われた魅力あふれる作品をピックアップ。ヘンデルの「水上の音楽」へのオマージュであるアーノルド版「水上の音楽」、バーンスタインのミュージカルにヒントを見出し独特のリズムを持ったゴーブの「アウェイデー」、そしてイギリスの人気作曲家ヘスケスがロシア・バレエ団の創設者であるディアギレフへのオマージュとして作曲を行った「ディアギレフ・ダンス」など注目作品がズラリ!
CHAN-10410
ヨーク・ボーウェン(1884−1961):ピアノ作品集Vol.2
幻想曲(世界初録音)
ピアノ・ソナタ第5番/4つのバガテル(世界初録音)
ヨープ・セリス(P)
オランダのヴィルトゥオーソ・ピアニストの演奏による“イギリスのラフマニノフ”ヨーク・ボーウェンのピアノ作品集第2弾。ボーウェンは作曲家としてだけでなくピアニストとしても活躍し、母校である王立音楽院では教授として教鞭を執るなど近代イギリス音楽の発展に尽力した人物として知られます。
CHAN-10411
リチャード・ロドニー・ベネット〜ワーズ・アンド・ミュージック
春の如く/天使のささやき
ゲット・リッド・オブ・マンデイ
サムワン・トゥー・ウォッチ・オーバー・ミー
エンジェル・アイズ
スプリング・キャン・リアリー・ハング・ユー・アップ・ザ・モスト
レット・ミー・ダウン・イージー
アイ・ウォント・ダンス/キリング・タイム
ハウ・ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイング・オン?
オン・セカンド・ソート/アーリー・トゥ・ベッド
ウェイク・アップ・チラン・ウェイク・アップ
グッバイ・フォー・ナウ/ワーズ・アンド・ミュージック
リチャード・ロドニー・ベネット(Vo,P)
イギリス映画音楽の巨匠であり、ジャズ奏者としても活躍を続けるベネットの70歳記念リリース。リン・レーベルからリリースされたアルバム「ホエン・ライツ・ア・ロー」(AKD 260)で共演を果たしたイギリス最高の女性ヴォーカル、クレア・マーティンからも全幅の信頼を受ける経験に裏打ちされた音楽が響きます。
CHAN-10413
スメタナ:管弦楽作品集Vol.1
交響詩「リチャードV世」Op.11
交響詩「ヴァレンシュタインの陣営」Op.14
交響詩「ハーコン・ヤルル」Op.16
プラハの謝肉祭
ポルカ.ト長調「田舎の少女」
祝典序曲ハ長調/
シェイクスピア祭のための祝典行進曲Op.20
シェイクスピアの「リチャードV世」のためのファンファーレ
漁夫
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル
歴史にその名を刻みスメタナの代名詞でもある連作交響詩「我が祖国」があまりにも有名なため、その影に隠れる形となってしまっているその他の管弦楽曲を聴く機会は現在でも多くありません。「我が祖国」に比べて演奏機会は少なくとも、綺羅星の如き魅力を持ったこれらの作品たちを知られざる名作の伝道師ノセダが解き明かします。
CHAN-10415
フンメル:バレエ音楽「ミュティレネのサッフォー」
バレエ音楽「魔法の城」
12のワルツとコーダ
ハワード・シェリー(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
古代ギリシャの女流詩人サッフォーを題材としたバレエ音楽「サッフォー」は、出版が行われず演奏機会に恵まれなかった「魔法の城」を収録した天才作曲家のバレエ音楽集。
CHAN-10416
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
レリオ,または生への復帰Op.14b
エレーヌOp.2-2
ジャン=フィリップ・ラフォン(Br)、
スーネ・ヒェリルド(T)、
ゲルト・ヘニング=イェンセン(T)、
トーマス・ダスウゴー(指)デンマークRSO&cho
現在でこそ「幻想交響曲」の影に隠れてしまっており録音や演奏機会が非常に少ない「レリオ」ですが、ベルリオーズの存命中はパリ市民から多くの支持を集めるなどその人気は「幻想交響曲」を凌いでいたとようです。2004年から主席指揮者を務める手兵デンマーク放送響に加え、ソリストにもダウスゴー自らが信頼を寄せるアーティストを起用。
CHAN-10417
リスト:交響詩集Vol.3
「プロメテウス」/「マゼッパ」
「祭りのどよめき」/「英雄の嘆き」
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル
CHAN-10418
ジョン・アディソン(1920−1998):映画音楽集
遠すぎた橋/遥かなる戦場
ジェシカおばさんの事件簿
探偵「スルース」/ストレンジ・インベーダーズ
カリブの嵐/引き裂かれたカーテン
Carlton-Browne of the F.O.
殴り込み戦闘機隊
「タッチ・アンド・ゴー」より ミラー・ワルツ
二つの世界の男
トム・ジョーンズの華麗な冒険
ブランディ・フォー・ザ・パーソン
アイ・ワズ・モンティズ・ダブル/マギーの歌
遥かなる西部〜わが町センテニアル
ラモン・ガンバ(指)BBCコンサートO
数多くの映画音楽を作曲したアディソンは、1963年に「トム・ジョーンズの華麗な冒険」で見事アカデミー作曲賞を受賞。その後の1977年には「遠すぎた橋」では英国アカデミー作曲賞(BAFTA賞)を、前年の1976年には「ジェシカおばさんの事件簿」でアメリカのエミー賞を獲得するなど数々の栄誉がアディソンの作品の素晴らしさを証明しています。
CHAN-10419
ピアソラ:管弦楽作品集Vol.2
シンフォニア・ブエノスアイレス
バンドネオン協奏曲/マル・デル・プラタ70
ブエノスアイレスの四季
フアン・ホセ・モサリーニ(バンドネオン)、
ガブリエル・カスターニャ(指)
ヴュルテンベルク・フィルハーモニー
バンドネオン協奏曲のソリストには、ピアソラの後継者と称される達人モサリーニが招かれるなど、クラシック・ファンだけでなく、タンゴやワールド・ミュージックのリスナーにもお聴きいただきたい1枚。
CHAN-10420
ピアノと木管
プーランク:ピアノと管楽の為の六重奏曲
リムスキー=コルサコフ:ピアノと木管の為の五重奏曲変ロ長調
フランセ:恋人たちのたそがれ
サン=サーンス:デンマークとロシアの歌による奇想曲
ダンディ:サラバンドとメヌエット
ヴォフカ・アシュケナージ(P)、
レイキャヴィク木管五重奏団
プーランクやフランセなど、コンサートやコンクールで演奏される機会の多いフランス作品の録音を中心としたプログラミングが組まれており、室内楽ファンにとって嬉しい内容に仕上がっています。シャンドス初登場となるヴォフカ・アシュケナージは、あのウラディーミル・アシュケナージの息子であり、父親譲りの才能を携えて世界的に活躍中のアーティスト。
CHAN-10421
ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.1
前奏曲集第1巻&第2巻/燃える炭火に照らされた夕べ
ジャン=エフラム・バウゼ(P)
ショルティ、ブーレーズとの共演を皮切りにとして、着実にその名声を高めているフランスのピアニスト、ジャン=エフラム・バウゼのシャンドス・デビュー盤!バウゼは、ドビュッシーのピアノ作品を特に重要なレパートリーとしており、前奏曲集の全曲とドビュッシー最後の作品では鮮明かつ個性的な演奏を提供してくれます。
CHAN-10423
ラッブラ(1901−1986):カンタベリー・ミサOp.59
聖ドミニク・ミサOp.66/2つのキャロル
リチャード・ヒコックス(指)
ウェストミンスター・シンガーズ
約30年前にRCAからLPとして発売されたヒコックスによるラッブラのミサ曲集がシャンドスより世界初CD化として復刻発売。 圧倒的なレパートリーの数を誇りイギリス音楽のスペシャリストとして名高いヒコックスですが、声楽のみの作品集は意外と多くありません。
CHAN-10424
リムスキー=コルサコフ:管弦楽作品集
ナポリの歌Op.63/歌劇「プスコフの娘」序曲
歌劇「皇帝の花嫁」序曲
スペイン奇想曲Op.34/おとぎ話Op.29
ロシアの主題によるシンフォニエッタ イ短調Op.31
ワシーリー・シナイスキー(指)BBCフィル
「シェヘラザード」を除いた管弦楽曲集は、スヴェトラーノフ以降あまり見られなかっただけにシナイスキーによる新たな録音の登場は大いに歓迎されるでしょう。
CHAN-10430
スメタナ:夢〜6つの性格的小品
シューベルトの「美しき水車小屋の娘」からの編曲Op.1〜好奇心の強い男
演奏会用練習曲ハ長調Op.12
演奏会用練習曲嬰ト短調「浜辺にて」Op.17
チェコ民謡による演奏会用幻想曲ロ長調
ポルカ嬰ヘ長調/ポルカ イ短調/
チェコ舞曲第2集より 第7番「フラーン」
キャスリン・ストット(P)
ボヘミアの香りに満ちた珠玉の作品を演奏するのは、カバレフスキーのピアノ協奏曲などでさらに評価を高めたイギリスの女流ピアノ奏者キャスリン・ストット。多才で想像力に富んだストットのピアノが「スメタナ=我が祖国」という固定概念を取り払い、新しいスメタナのイメージを与えてくれます。
CHAN-10438
コルンゴルト:映画音楽集Vol.2
「シー・ホーク」(ラモン・ガンバ版)
ラモン・ガンバ(指)
BBCフィル
当時のハリウッド・スター、エロール・フリンが主演を務めた映画「シー・ホーク」。1940年に製作されたこの映画は、16世紀イギリスの「海の鷹」呼ばれる海賊たちの活躍を描いた冒険活劇です。「シー・ホーク」のフィルム・スコアは抜群の迫力と巧みなオーケストレーションによって大絶賛を受けアカデミー賞音楽賞にノミネートされるなど、数あるコルンゴルトの映画音楽の中でも最高傑作としての呼び声が高いものです。「シー・ホーク」の録音に使用されたのは、長大なスコアの中から指揮者のラモン・ガンバ自身の手で1枚のCDに収まる形へと再構成を行った「ラモン・ガンバ版」。シャンドス映画音楽シリーズの守護神ラモン・ガンバが選りすぐった「シー・ホーク」は、作品の持つ魅力をストレートに伝えることのできる内容に仕上がっています。
CHAN-10439
ダイソン(1883−1964):カンタータ「ネブカドネザル」
2つの戴冠式アンセム/3つの賛美歌
ウッドランド組曲
マーク・パドモア(T)、
ニール・デイヴィス(Bs-Br)、
リチャード・ヒコックス(指)LSO&cho
ウィンチェスター音楽祭の為の1935年に作曲されたカンタータ「ネブカドネザル」は、新バビロニア国王ネブカドネザルを描いた世界初録音となる作品。ポスト・ロマン派としてのダイソンの作品からはヴォーン=ウィリアムズやブリス、ハウエルズの作風を感じることが出来ます。
CHAN-10441
カップ一族の管弦楽作品集
アルトゥール・カップ(1878−1952):ドン・カルロ
エウゲン・カップ(1908−1996):民族叙事詩「カレヴィポエク」からの組曲
ヴィレム・カップ(1913−1964):交響曲第2番ハ短調
ネーメ・ヤルヴィ(指)BBCフィル
エストニアの作曲家一族カップ家の作品を、エストニアが生んだ巨匠ネーメ・ヤルヴィが演奏するというこの上ない組み合わせによる録音がシャンドスで実現!タリン音楽院で作曲科の教授を務め、1950年にスターリン賞を授与されタリン楽派を築き上げた「アルトゥール・カップ」。アルトゥールの息子であり弟子でもあった「エウゲン・カップ」は、エストニア作曲家同盟議長、共和国最高会議の常任議員などの要職を歴任した重鎮です。またエストニア共和国人民芸術家の称号を与えられた「ヴィレム・カップ」はアルトゥールの甥であり、エウゲンと同じく叔父から作曲を学んでいます。完成までに5年の歳月を費やしたというカップ一族の管弦楽作品集からは、19世紀のロマンティシズムとエストニアの豊かな民族性を感じ取ることが出来るでしょう。
CHAN-10442
ラフマニノフ:歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」 スヴェトラ・ワシレワ(S)、
ミシャ・ディディク(T)、
セルゲイ・ムルザエフ(Br)、
ゲンナジー・ベズベンコフ(Br)、
エフゲニー・アキモフ(T)、
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル
BBCシンガーズ
ラフマニノフの「フランチェスカ・ダ・リミニ」は、ダンテの「神曲」の「地獄篇」を題材としたモデスト・チャイコフスキーの台本によるオペラであり、「アレコ」、「けちな騎士」と並ぶ完成された3つのオペラの1つとして知られています。ノセダはキーロフでのゲルギエフとの時間の中でロシア音楽に対する造詣を培っており、その見事な解釈と演奏はシャンドスへのデビュー盤となったプロコフィエフ(CHAN-10058)やショスタコーヴィチ(CHAN-10358)で既に証明済。ソリスト陣にも一級のアーティストを揃えています。
CHAN-10443
ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.2
ロマンティックなワルツ/バラード
舞曲/映像/ピアノのために/版画
仮面/スケッチ帳より/喜びの島
ジャン=エフラム・バウゼ(P)
2005年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」への出演などで日本での知名度をさらに高めたフランスの実力派ピアニスト、ジャン=エフラム・バウゼ。新たにパートナーシップを結んだシャンドスからのリリース第2弾は、「映像」や「版画」を含むドビュッシーのピアノ作品第2集。前作の第1集(CHAN-10421)は、サンデー・タイムズ誌やClassc FM、グラモフォン誌などで絶賛を浴びました。
CHAN-10444(2CD)
インガ・ニールセン〜ヴォイセズ
マスネ:歌劇「マノン」より 君か!あなたか!…もう私の手ではないの?
ヴェルディ:歌劇「椿姫」より
ペルゴレージ
:スターバト・マーテルより
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」より/他
インガ・ニールセン(S)、
プラシド・ドミンゴ(T)、
アントニオ・パッパーノ(指)、
ランベルト・ガルデッリ(指)、
グスタフ・クーン(指)、他、様々なアーティスト
1946年にデンマークで生まれアメリカで育った名ソプラノ歌手インガ・ニールセンのプロ・デビュー35周年を記念したリリース。 1952年(当時6才!)から2007年までに収録されたライヴ&スタジオ録音の中から選りすぐった音源を2枚のディスクに収めており、幼少の頃の録音や「マノン」でのドミンゴのデュオなどファン注目の音源が多数収録されています。
CHAN-10446
バックス:交響詩集Vol.2
3つの「北方のバラード」
薄明の中で/幸せな森
管弦楽のための自然詩「ニンフォレプト」
赤い秋
ヴァーノン・ハンドリー(指)BBCフィル
当初はピアノ独奏として作曲され、バックス自身の手で2台ピアノ版に編曲が行われた「赤い秋」。ここに収録された管弦楽版の「赤い秋」は、2006年にグレアム・パーレットによって編曲された版であり、もちろん録音としても非常に貴重なもの。また1933年にオーケストレーションが施され、「荘厳な式典のための前奏曲」というタイトルも持った「北方のバラード第3番」など、第1集や交響曲全集(CHAN-10122)に比肩する濃密な内容はイギリス音楽ファンならば絶対に外せません!
CHAN-10447
フォーレ:チェロ・ソナタ第1番ニ短調Op.109/同第2番ト短調Op.117
ピアノ三重奏曲ニ短調Op.120
夜想曲第13番ロ短調Op.11
キャスリン・ストット(P)、
クリスティアン・ポルテラ(Vc)、
プリヤ・ミッチェル(Vn)
重要な役割を担うピアノ・パートを弾くのは、シャンドスからリリースされた「カバレフスキーのピアノ協奏曲集」や「スメタナのピアノ作品集」などで充実の演奏を披露するなど、大きな期待を寄せられているイギリスの女流奏者キャスリン・ストット。チュマチェンコ、ペルガメンシコフ、シフから薫陶を受け、一躍スターダムへと急浮上してきたスイス期待の天才チェロ奏者ポルテラ、イギリスのBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選出され、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のミッチェルはこのフォーレがシャンドス・デビューとなります。
CHAN-10449(3CD)
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」 シェリル・バーカー(S)、
ロサリオ・ラ・スピナ(T)、
ブルース・マーティン(Br)、
エリザベス・ホワイトハウス(S)、
アン=マリー・オーウェンス(Ms)、
サラ・クレイン(S)、タリン・フィビック(S)他
、リチャード・ヒコックス(指)オペラ・オーストラリアO&cho

録音:2007年3月(ライヴ)
その功績が認められ大英帝国上級勲爵士(CBE)に叙せられるなど、世界最強のイギリス音楽の伝道師として数多くの知られざる名曲を世に送り出してきたリチャード・ヒコックス。地元オーストラリアの世界的ソプラノ奏者シェリル・バーカーがタイトル・ロールを歌ったこのルサルカは、現在ヒコックスが音楽監督を務めているオペラ・オーストラリア(オーストラリア歌劇場)とのコンビで2007年3月にシドニーのオペラ・ハウスで行われた公演のライヴ録音。シェリル・バーカーの演じたルサルカ、ヒコックスとオペラ・オーストラリアの熱演は、オーストラリアン誌、キャンベラ・レビュー誌、シドニー・モーニング・ヘラルド誌など各メディアから絶賛されています。
CHAN-10452
シリル・スコット(1879−1970):管弦楽作品集Vol.4
チェロ協奏曲/交響曲第1番ト長調
ポール・ワトキンス(Vc)、
マーティン・ブラビンズ(指)BBCフィル
イギリス印象派の大作曲家「シリル・スコット」の存在とその作品を再び世界中に広げるという大きな役割を果たしてきたシリーズもこの第4集で完結。シリーズの完結に相応しく、1899年に若かかりし頃のシリル・スコットが書き上げたモダンでラプソディックな野心作「交響曲第1番」、キャリアの中期に作曲されドビュッシーからの影響をうかがわせる「チェロ協奏曲」といった世界初録音となる大曲2作品を収録しています。レニングラードでは名教師イリヤ・ムーシンの下で学び、1988年リーズ国際指揮者コンクールを制覇したマーティン・ブラビンズは、ヒコックスやハンドリーと並び立つイギリス音楽のスペシャリスト。シャンドス、ハイペリオンではイギリス音楽だけでなく幅広い作品でタクトを振るっており、柔軟な対応力と驚異的なレパートリーの広さを証明している。またチェリストには指揮者としての活動も始めたイギリスの名手ワトキンスが登場。
CHAN-10453
ジプシー・ストリングス
伝承曲(サマーヘイズ編):Putoutyourcigarettesanddance
 ブルガリアの悲歌、アマツバメ、
 ベサラビャンカ、ポルカ
A・サマーヘイズ
:蛍、キャラヴァン、FiveNakedLadybirds、
 バーキングへの最後の列車、
 コパニッツァ、ス ローワー・ワン、
 ホット・ドイナ/
G・ディニーク(サマーヘイズ編):ひばり
アダム・サマーヘイズ(Vn)、
エミール・チャカロフ(Vn)、
ロンドン・コンチェルタンテ
2006年にウィグモア・ホールで結成15周年記念コンサートを開催したイギリスのアンサンブル、ロンドン・コンチェルタンテのシャンドス・デビュー盤。ジャンルの枠にとらわれない活動を展開中のロンドン・コンチェルタンテにソリストとして加わるのは、イギリスのトップ・ヴァイオリニストの1人に数えられるアダム・サマーヘイズ、ジプシー音楽の盛んな東欧のブルガリアに生まれたエミール・チャカロフの2人。トラディショナルなジプシー音楽のアレンジとサマーヘイズのオリジナル作品が民族色豊かに疾走します。
CHAN-10455
グレインジャーによる吹奏楽のための編曲作品集
作曲者不詳(13世紀):乙女は天使に
G・de・マショー:バラード第17番/
ジョスカン・デ・プレ
:ラ・ベルナルディーナ
A・d・カベソン:ドリア旋法による前奏曲
A・フェッラボスコ:4つの音符のパヴァーヌ
J・ジェンキンス
:5声のファンタジー第15番
バッハ:行進曲BWV Anh.122、
カンタータ第85番「われはよき牧人なり」BWV.85より、
コラール「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」BWV.622
リスト:ハンガリー幻想曲S.123
フランク:コラール第2番
フォーレ:トスカナのセレナードOp.3-2
E・グーセンス:民謡
K・パーカー:ダウン・ラングフォード・ウェイ
イヴァン・ホヴォラン(P)、
クラーク・ランデル(指)
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ
第3巻となる今回のグレインジャー作品集は、吹奏楽のためのオリジナル作品を収録した第1巻(CHAN-9549)&第2巻(CHAN-9630)とは趣きを変え、グレインジャー自身が他の作曲家の作品にアレンジを施した編曲作品を“テーマ”としています。リストとパーカー以外の収録曲は、グレインジャーのアレンジによる23曲の編曲作品を集めた「ウィンド・バンドのための宝石(Gems for Winds)」と題された編曲集に収められている作品。13世紀の作曲者不詳の作品に始まり、マショー、ジョスカン、バッハ、フランク、フォーレ、グーセンスなど中世から近現代までの音楽史を、グレインジャーの魔法のような編曲術でたどることが出来るのです。またグレインジャーによる編曲版としてはほとんど録音が存在していなかった作品を数多く収録されており、吹奏楽の新たなコンサート・レパートリーの発掘にも一役買うことになるでしょう。グレインジャーの素晴らしいアレンジによって生まれ変わった珠玉の作品が新たな魅力を放つ!吹奏楽ファン、アレンジ作品ファン、そしてグレインジャー・ファン必聴!
CHAN-10456
マーラー:交響曲第10番(クック版第3稿第2版) ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィル
「我が祖国」以外のレパートリーでプログラムを固めた「スメタナの管弦楽作品集Vol.1」(CHAN-10413)でさらに株を上げたミラノ生まれの風雲児ジャナンドレア・ノセダ。 シャンドスの看板を背負うノセダ&BBCフィルによる最新録音はマーラー、しかもクック版にゴルトシュミットとマシューズ兄弟が改定を加えた「クック版第3稿第2版」を用いた交響曲第10番全曲!
CHAN-10458
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ21
ジョン・マーシュ(1752−1828):交響曲第2番変ロ長調/同第6番ニ長調
同第7番変ホ長調/同第8番ト長調
会話の交響曲変ホ長調
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
18世紀中期から19世紀初頭にかけて活躍したイギリスの作曲家ジョン・マーシュは、39曲の交響曲を含む350曲以上の作曲を行うなど当時のイギリスにおける最も多作な作曲家としても歴史にその名を刻んでいます。後期バロック様式から古典様式への移り変わりの時代を生きたマーシュだったが、両方の様式の特徴を自らの作品に取り入れるなど、様式に対する柔軟な姿勢によって数多くの優れた作品を生み出しています。ちなみにマーシュは、音楽家としてだけでなく法律の勉強を積み、天文学、鐘学、兵法にも精通するなど多彩な分野でその才能を発揮させた人物でもあります。
CHAN-10459
バーナーズ&ランバート〜映画音楽集
コンスタント・ランバート:「商船隊員」からの組曲、
「アンナ・カレーニナ」からの組曲(フィリップ・レーンによる編曲)
ロード・バーナーズ(1883−1950):「シャンペン・チャーリー」より、
「ニコラス・ニックルビー」からの組曲(編曲&オーケストレーション:アーネスト・アーヴィング)、
「中途の家」からの組曲(フィリップ・レーンによる編曲)
メアリー・カリュー(S)、
ラモン・ガンバ(指)BBCコンサートO、
ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ
CHAN-10460
エドガー・レスリー・ベイントン(1880−1956):ピアノと管弦楽のための「幻想的協奏曲」
組曲「ゴールデン・リヴァー」
パヴァーヌ、牧歌とバッカナール
管弦楽のための3つの小品
マーガレット・フィンガーハット(P)、
ポール・ダニエル(指)BBCフィル
スタンフォードに作曲を学び、ダイソンと親交を深めながらも1934年からのシドニー赴任が1つのきっかけとなり、英国楽壇から次第に姿を消していった不遇の作曲家エドガー・ベイントンは、オーストラリアに移住する前には第1次世界大戦で抑留を経験し、帰国後はニューカッスル・アポン・タイン音楽院の院長も務めました。ここには移住前の1900年代初頭に作曲されたメロディックでロマン派音楽的要素を持った4つの重要作が収録されています。独創的なアプローチを見せる注目作「幻想的協奏曲」のソリストは、シャンドスでもお馴染みの名女流ピアニスト、マーガレット・フィンガーハット。
CHAN-10461
ケネス・レイトン(1929−1988):管弦楽作品集Vol.1
弦楽の為の交響曲Op.3
オルガン,弦楽オーケストラとティンパニの為の協奏曲Op.58
弦楽オーケストラの為の協奏曲Op.39
ジョン・スコット(Org)、
リチャード・ヒコックス(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
ハイペリオンから教会音楽集(CDA 67641)がリリースされるなど、再評価が進み始めたケネス・レイトン。ロマンティシズムと12音技法の両立を目指した戦後のイギリスを代表する作曲家の1人であるレイトンの管弦楽作品集は、世界最強のイギリス音楽の達人ヒコックスの指揮で計2タイトルのリリースが予定されています。
CHAN-10462
フーガ
バッハ:フーガ ハ長調BWV.846(シュート編)、
 大フーガ ト長調BWV.541(メイナード編)、
 フーガ ホ短調BWV.855(ミラー編)、
 フーガ ニ長調BWV.850(キートリー編)、
 フーガ ロ短調BWV.869(キートリー編)、
 フーガ嬰ト短調BWV.863(ジャクソン編)、
 フーガ変ロ短調BWV.891(シュート編)、
 フーガ変イ長調BWV.862(シュート編)、
 大フーガ ト短調BWV.542(ライト編)、
 フーガ ニ短調BWV.903(ミラー編)
ショスタコーヴィチ:フーガ ハ長調Op.87-1(ミラー編)、
 フーガ ト長調Op.87-3(サットン編)、
 フーガ ホ短調Op.87-4(キートリー編)、
 フーガ ニ長調Op.87-5(ミラー編)、
 フーガ ロ短調Op.87-6(ミラー編)、
 フーガ嬰ト短調Op.87-12(ジャクソン編)、
 フーガ変ニ長調Op.87-15(トムソン編)、
 フーガ変イ長調Op.87-17(トムソン編)、
 フーガ ト短調Op.87-22(サットン編)、
 フーガ ニ短調Op.87-24(トムソン編)
オニックス・ブラス
〔ナイアル・キートリー(Tp)、ブライアン・トムソン(Tp)、エイモス・ミラー(Tb)、アンドルー・サットン(Hrn)、デイヴィッド・ゴードン・シュート(Tub)〕
フィリップ・ジョーンズが讃えた金管五重奏団がデビュー!オニックス・ブラスのシャンドス第1弾となる「フーガ」は、メンバー全員でアレンジを施したバッハとショスタコーヴィチの「フーガ」を交互に演奏することにより、200年という歴史に隔てられた2人の作曲家の「フーガ」の密接な関係を明らかにしていくという大きなテーマを持っています。1993年に結成されたオニックス・アンサンブルは、ロイヤル・フィル、イングリッシュ・ナショナル・歌劇、イギリス室内管、ロイヤル・バレエ・シンフォニアなど第1線の舞台で活躍する一流の奏者たちで構成されるイギリスの金管五重奏団。
CHAN-10463
ノーウィッチ大聖堂のオルガンによるチェコのオルガン音楽
ノヴァーク:聖ヴァーツラフ三部作
ヤナーチェク
:「グラゴル・ミサ」〜後奏曲
イルジー・ロペック
(1922−2005):「ヴィクティマエ・パスカリ・ラウデス」による変奏曲
マルティヌー:ヴィジリア(クリスマスイヴ)
ドヴォルザーク:フーガ ト短調
スメタナ:オルガンの為の6つの前奏曲
イアン・クイン(Org)
イアン・クインは、アメリカのニュー・メキシコ州最大の都市アルバカーキのセント・ジョン大聖堂でオルガニスト兼音楽監督を務めるウェールズ出身のオルガン奏者、合唱指揮者、作曲家。これまでにも「ロシアのオルガン音楽」(CHAN-10043)などユニークな内容のレコーディングをリリースしており、今回の「チェコのオルガン音楽」もドヴォルザークやスメタナ、ヤナーチェクの作品が並ぶ多彩で民族色豊かなプログラミングに仕上がっています。
CHAN-10464
ダンディ:管弦楽作品集Vol.1
魔の森Op.8(ウーラントのバラードによる伝説交響曲)
山の夏の日Op.61/想い出Op.62
ラモン・ガンバ(指)アイスランドSO
ダンディの管弦楽作品集スタート!マルコム・ウィリアムソンの管弦楽作品集(CHAN-10359&10406)で抜群のパフォーマンスを披露してくれた音楽監督ラモン・ガンバ率いる北欧のハイレベル・オーケストラ、アイスランド交響楽団の新プロジェクトはダンディの管弦楽作品集!フランスのティンパニ(Timpani)レーベルからリリースされた作品集によってロパルツに続くブームを呼んでいるものの、まだまだ復権途上のダンディ。シャンドスとガンバ&アイスランド響がダンディの作品の録音に乗り出したのは、さらに再評価の気運を高めダンディの音楽を世界に広げるためとのこと。
CHAN-10465
ヴォーン=ウィリアムズ:ウェンロック・エッジで
ピアノ五重奏曲ハ短調/ロマンス
パストラール
マーク・パドモア(T)、
シューベルト・アンサンブル
世界屈伸と名高いイギリスのピリオド・オーケストラ、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団のリーダーとしての来日が記憶に新しい名テノール、マーク・パドモア。シャンドス・デビュー25周年を迎えたイギリスの老舗室内楽団、シューベルト・アンサンブルとパドモアによるヴォーン=ウィリアムズ(以下RVW)は、イギリス音楽の発信地として重要な役割を担ってきたシャンドスが世界に向けて贈るRVWの没後50年記念リリースとして位置づけられています。マーク・マドモアの歌う連作歌曲集「ウェンロック・エッジで」はもちろんのこと、RVWの未亡人の演奏のために2002年に出版された「ピアノ五重奏曲ハ短調」、1923年に出版されたリリカルな小品「ロマンスとパストラール」など、節目の年に相応しい充実の内容を誇っています。

CHAN-10466
須川展也〜サクソフォン協奏曲集
吉松隆:ソプラノ・サクソフォン協奏曲「アルビレオ・モード」Op.93(世界初録音)
本多俊之(1957−):コンチェルト・デュ・ヴァン〜風のコンチェルト〜(世界初録音)
イベール
:11の楽器の為の室内小協奏曲/ラーション:サクソフォン協奏曲
須川展也(Sax)、
佐渡裕(指)BBCフィル

録音:2007年10月23日−24日マンチェスター新放送センター・スタジオ7
世界規格の実力を持つ日本で最も優れた管楽器奏者の1人であり、名実ともに世界最高のサクソフォニストとしてその一挙手一投足に注目が集まる須川展也のコンチェルト・アルバムがシャンドスから衝撃の登場!「ソプラノ・サクソフォンの為の作品」という須川展也の提案により迷いを捨てて作曲の筆を取った吉松隆の作品は。ジョン・コルトレーンとヤン・ガルバレクという対極に位置する2人のジャズ・プレーヤーの存在、二重性や二連性から構想が発展して誕生したのが世界でも数少ないソプラノ・サクソフォンの為の協奏曲、「アルビレオ・モード」。またジャズ・サクソフォン奏者、作曲家として活躍する盟友、本多俊之が2005年に書き下ろしたジャズのテーマをモチーフとする「コンチェルト・デュ・ヴァン〜風のコンチェルト〜」も今回の録音が世界初録音となります。須川展也自身が吉松隆と本多俊之に委嘱した世界初録音となる2つのコンチェルトと、サクソフォンの重要なコンサート・レパートリーである2つのコンチェルトを組み合わせるなど、「モード(旋法)」をキーワードとしたこの「サクソフォン協奏曲集」が持つ魅力と可能性の大きさは計り知れません。
CHAN-10467
ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.3
組曲「子供の領分」
ベルガマスク組曲/ボヘミア風舞曲
夜想曲/レントよりおそく/マズルカ
夢/2つのアラベスク/コンクールの小品
小さな黒ん坊/ハイドンを讃えて
英雄の子守歌/アルバムの1ページ
エレジー
ジャン=エフラム・バウゼ(P)
2005年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」でその名が一気に定着したフランスのピアニスト、ジャン=エフラム・バウゼ。シャンドスとの二人三脚で録音がスタートし、ハイペースでリリースが進められているドビュッシーのピアノ作品全集の今回が第3弾。第1集(CHAN-10421)はフランスのル・モンド・ドゥ・ラ・ミュージックのレコード・オブ・ザ・イヤーに輝き、第2集もイギリスのグラモフォンでエディターズ・チョイスに選出されるなど、バウゼのドビュッシーは世界各国で抜群の評価を受けています。
CHAN-10472
ジョナサン・ドーヴ(1958−):室内オペラ「セイレーンの歌」(世界初録音) ブラッド・クーパー(T)、
マタイス・ファン・デ・ウォールト(Br)、
アマリリス・ディールティエンス(S)、
ヘンク・ギュイタルト(指)、
セイレーン・アンサンブル
歌劇「フライト」(CHAN-10197)など斬新な作品の発表を続けるイギリス人作曲家ジョナサン・ドーヴの最も有名な室内オペラがこの「セイレーンの歌」。「セイレーンの歌」はドーヴがコンポーザー・イン・レジデンスを務めているアムステルダム運河フェスティバルで2007年8月に初演が行われており、今回のリリースはその世界初演時のライヴ録音です。
CHAN-10473(2CD)
ブリテン:歌劇「オーエン・ウィングレイヴ」 ピーター・コールマン=ライ(Br)、
ロビン・レガット(T)、
エリザベス・コーネル(S)、
ジャニス・ワトソン(S)、サラ・フォックス(S)、
アラン・オピー(Br)、
パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms)、
ジェイムス・ギルクリスト(T)、
リチャード・ヒコックス(指)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
ティフィン少年cho
もはや達人と呼ぶに相応しい他の追随を許さぬイギリス音楽のスペシャリスト、リチャード・ヒコックスが上演の機会に恵まれてこなかったブリテンの歌劇「オーエン・ウィングレイヴ」をレコーディング。ヒコックスがロンドンのカドガン・ホールで上演を行い大成功を収め、続いて録音に着手したブリテンの「オーエン・ウィングレイヴ」は僅かに数えるほどの録音しか存在しておらず、このヒコックス盤が貴重な新録音となることは間違いないでしょう。1966年にBBCからの依頼を受けたブリテンが作曲した「オーエン・ウィングレイヴ」は、19世紀イギリスの作家ヘンリー・ジェイムズの怪奇小説が題材となっており、歌劇場での演奏というよりもテレビ放送を通じての上演を目的として書かれたという経緯も興味深いところ。
CHAN-10475
ラフマニノフ:交響曲第1番、
交響詩「死の鳥」、
ユース・シンフォニー(パヴェル・ラム校訂)
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル

録音:2008年1月30日&31日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7
泉のように湧き出る美しい旋律、洗練されたハーモニー、統一感を見せる楽曲構造、そして「鐘の音」を連想させる表現・・・ラフマニノフの全てを凝縮したかのような「交響曲第1番」と、ノセダ&BBCフィルのスタイルが見事なまでにシンクロします。にノセダ&BBCフィルは2008年8月の「プロムス2008」でラフマニノフの交響曲第1番の演奏予定。
CHAN-10476
モルドコヴィチ・プレイズ・バツェヴィチ&エネスコ
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
グラジナ・バツェヴィチ(1909−1969):ヴァイオリン・ソナタ第3番、
 ソナタ・ダ・カメラ、パルティータ
リディア・モルドコヴィチ(Vn)、
イアン・ファウンテン(P)
20世紀有数の女流ヴァイオリン奏者であり、作曲家としても当時のポーランドを代表する存在だったバツェヴィチ。ここでは大きな自動車事故に遭い長い入院生活を克服した後に書かれた「パルティータ」など、再評価が進むバツェヴィチの知られざる作品に触れることが出来ます。またブラームス、フランクやフォーレからの影響が見られるエネスコのソナタ第2番は、ルーマニアの民族音楽を採り入れる前のエネスコの作風を知れる作品。
CHAN-10477
ファゴット協奏曲集
フンメル:グランド・コンチェルト ヘ長調
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド
ヤコービ:前奏曲とポロネーズ
エルガー
:ロマンス
ベルワルド
:コンツェルトシュトゥック
ガーシュウィン:サマータイム
カレン・ジョーヒガン(Fg)、
ベンジャミン・ウォルフィッシュ(指)
歌劇・ノースO
ロンドンの王立音楽院に在学中のカレン・ジョーヒガンは現在19歳。BBCのクラシカル・スター(http://www.bbc.co.uk/classicalstar/)でファイナリストに選出された際にはチェリストのマシュー・バーリーからは大絶賛を受け、シャンドスのディレクターでありオーナーのラルフ・カズンズを動かし録音契約を結ぶに至ったというファゴット界に登場した驚異のシンデレラ・ガールなのです。BBCスコティッシュ響のソリストに招かれるなど急速に注目を集めるファゴット界の超新星のデビュー・アルバムには、フンメルやウェーバーなど実力が試される定番中の定番を収録。
CHAN-10478
エドワード・グレッグソン(1945−):協奏曲集
トランペット協奏曲/ピアノ協奏曲「献呈」
サクソフォン協奏曲(全曲世界初録音
須川展也(Sax)、
オーレ・エドヴァルド・アントンセン(Tp)、
ネルソン・ゲルナー(P)、
クラーク・ランデル(指)BBCフィル
日本では「剣と王冠」、「フェスティーヴォ」、「王は受け継がれ行く」などの吹奏楽作品や「チューバ協奏曲」の作曲家として抜群の知名度と人気を誇るイギリスの作曲家エドワード・グレッグソン。1996年からはマンチェスターの名門音楽大学、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックの学長を務めるなど(今シーズンで退任)、作曲と教育の両面において英国楽壇にもたらした貢献度は計り知れないものがあります。吉松隆や本多俊之の作品を収録した「サクソフォン協奏曲集」を発表したばかりの日本が世界に誇るサクソフォン奏者、須川展也がソリストとしてシャンドスに再び登場!「トランペット協奏曲」では世界最高峰の誉れ高いノルウェー生まれのトランペッター、オーレ・エドヴァルド・アントンセンが、「ピアノ協奏曲」には1990年ジュネーヴ国際コンクールの覇者であるアルゼンチンの奇才ネルソン・ゲルナーが起用されるなど、木管、金管、ピアノの世界的実力者が集った豪華絢爛のキャストが実現しています。「トランペット協奏曲」は、PJBEなどで活躍した英国トランペット界の大御所ジェームス・ワトソンのために1983年に書かれた作品。重要な役割を担うティンパニ、緩序楽章で現れるDSCHのモチーフ、パワフルなクライマックスなど聴き応え十分の大作です。またイギリスのコンポーザー・ピアニスト、ジョン・マッケイブの委嘱により20世紀の作曲家たちへのオマージュとして作曲された「ピアノ協奏曲」は、ピアノ独奏と管楽器という編成で書かれており、ストラヴィンスキーの「ピアノと管楽器の為の協奏曲」(1924)を彷彿させます。
CHAN-10479
ヨーゼフ・マルクス(1882−1964):ピアノ作品集
ピアノの為の「6つの小品」/秋の伝説
謝肉祭/カンツォーネ/天使の草原
トンヤ・レモー(P)
後期ロマン主義と印象主義の特徴を併せ持ったオーストリアの作曲家ヨーゼフ・マルクス。作曲家、評論家、教育者としてオーストリア音楽の発展に寄与するだけでなく、トルコのアンカラ音楽院の創設にも大きな役割を果たしたことが知られています。マルクスのピアノ作品は録音が少なく「6つの小品」以外の4作品は未出版となっているだけに、今回のリリースはマルクスのピアノ作品を知るという意味でも貴重なものとなるでしょう。このマルクスのピアノ作品集でシャンドス・デビューとなるオーストラリアの女流ピアニスト、トンヤ・レモーは、デンマーク、スウェーデンのコンクールで優秀な成績を収めるなど、将来が嘱望されている期待のアーティスト。シャンドスでは珍しいアーティスト写真が全面に打ち出されたジャケット・デザインからもその大きな期待が窺えます。
CHAN-10480
メシアン:室内楽作品集
主題と変奏/忘れられた捧げ物
世の終わりの為の四重奏曲
ロバート・プレーン(Cl)、
グールド・ピアノ・トリオ
イギリスのインディペンデント紙から「熟達した音楽家たち」と称賛された気鋭のアンサンブル、グールド・ピアノ・トリオ。グールド・ピアノ・トリオは既にオランダ・チャールズ・ヘンネン国際コンクールやメルボルン国際室内楽コンクールなどで優勝を果たしており、その勢いは本物。共演を重ねるホルンのデイヴィッド・パイアットといった一流アーティストたちからも厚い信頼を寄せられています。クラリネットのロバート・プレーンを迎えての「世の終わりの為の四重奏曲」や、作曲者自身の編曲による「忘れられた捧げ物」のピアノ版などユニークなプログラムを聴かせてくれます。
CHAN-10487
デイヴィッド・マシューズ(1943−):管弦楽作品集
夜明けの音楽/青の協奏曲/ビジョンと旅
ガイ・ジョンストン(Vc)、
ラモン・ガンバ(指)BBCフィルハーモニック
偉大なる先人リチャード・ヒコックスの跡を継ぐイギリス音楽の新たな達人ラモン・ガンバの最新録音は、1943年ロンドン生まれの中堅作曲家、デイヴィッド・マシューズの管弦楽作品集という野心作。ロンドンの王立音楽院で作曲科の主任講師だった名教師アンソニー・ミルナーから作曲を学び、イギリスのオードブラではベンジャミン・ブリテンのアシスタントとして経験を積むなど、着実にキャリアをアップさせてきたマシューズへの評価はこの数年で急上昇。ブルックナーの「交響曲第9番」第1楽章と、ブリストル海峡に浮かぶランディ島での休日、青い風景からヒントを得て作曲された「青の協奏曲」など、イギリスの伝統的な作曲技法を受け継いだマシューズの音楽が、ガンバ&BBCフィルのコンビによって世界に向けて発信されます。
CHAN-10488
ミクロス・ローザ(1907−1995):管弦楽作品集Vol.1
3つのハンガリーの風景Op.14
ハンガリーのセレナーデOp.25
シンフォニー・コンサートの為の序曲Op.26a
トリパルティータOp.33
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
20世紀を代表するハリウッドの巨匠、ミクロス・ローザの管弦楽作品集がスタート!ベン・ハー、エル・シド、白い恐怖などの傑作を生み出しアカデミー賞に3度輝くなど、ハリウッド全盛期のアメリカで映画音楽の巨匠としての名声を確立したローザ。これまでは映画音楽の作曲家としての姿が偉大すぎるが故にその影に隠れてしまっていたローザのクラシック作品は、没後10年を境として急速に注目が集まり始めています。
CHAN-10489
ヴァリエーション・オン・アメリカ
コープランド:前奏曲〜荘厳な式典の為の
アイヴズ
:アメリカ変奏曲、
 アデステ・フィデルス、
 フーガ変ホ長調/ハ短調
カウエル:讃歌とフーガ風の調べ第14番
スティル
:夢
バーバー
:前奏曲とフーガ ロ短調、
 「すばらしい愛」による変奏曲Op.34
ポールズ:トリプティク
イアン・クイン(Org)
「楽器の皇帝〜ロシアのオルガン音楽」(CHAN-10043)、「チェコのオルガン音楽」(CHAN-10463)など、なかなかお目にかかれないオルガン作品集を発表してきたイアン・クインの最新作。コヴェントリー大聖堂のグランド・オルガンが放つ"アメリカのオルガン・レパートリー"も前2作以上にユニーク。ウェールズ出身のオルガン奏者、合唱指揮者、作曲家イアン・クインは、アメリカのニュー・メキシコ州最大の都市アルバカーキのセント・ジョン大聖堂でオルガニスト兼音楽監督として活躍中。
CHAN-10490
リスト:交響詩集Vol.4
交響詩「ハンガリー」S.103(第9番)/交響詩「ハムレット」S.104(第10番)/交響詩「フン族の戦い」S.105(第11番)/交響詩「理想」S.106(第12番)
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック
CHAN-10491
タネーエフ:ヴァイオリンと管弦楽の為の「協奏的組曲」、
リムスキー=コルサコフ:ロシアの主題による協奏的幻想曲Op.33
リディア・モルドコヴィチ(Vn)、
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルSO
"ニーベルングの指輪〜オーケストラル・アドヴェンチャー"(ヤルヴィ)、"バツェヴィチ&エネスコのソナタ集"(モルドコヴィチ)で久々にシャンドスへの復活を果たした百戦錬磨のベテラン・コンビによる期待の最新作は、タネーエフ&リムスキー=コルサコフのロシアン・プログラム!
CHAN-10492
シューマン:歌曲集
ぼくの素敵な星よOp.101-4
メアリー・ステュアート女王の詩Op.135
レクイエムOp.90-7
リーダークライスOp.39
「女の愛と生涯」Op.42
サラ・コノリー(Ms)、ユージン・アスティ(P)
シグナム・クラシックスからリリースされたリサイタルのライヴ録音(SIGCD 072)がタイムズ誌、ガーディアン誌、BBCミュージック・マガジン誌などで絶賛され大きな反響を呼んだイギリスのメゾ・ソプラノ歌手サラ・コノリー。以前はザ・シックスティーンのメンバーとしても活動するなど第一線での活躍を続けるサラ・コノリーがシャンドスから発表するソロ・アルバムはシューマンの歌曲集。
CHAN-10493
ダンス
ショスタコーヴィチ:3つの幻想的舞曲ヒナステラ:粋な娘の踊り
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ドヴォルザーク
:ドゥムカOp.12
チャイコフスキー:あまり踊りらしくないポルカOp.51-2
シベリウス
:悲しいワルツOp.44-1
グァルニェリ:黒人の踊り
アルベニス
:タンゴ/フィトキン:オールド・スタイル(世界初録音)
ピアソラ:天使のミロンガ
ヴィラ=ロボス
:苦悩のワルツ
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
サティ:ジュ・トゥ・ヴ
ストラヴィンスキー
:タンゴ
ショパン:マズルカOp.17-4
キャスリン・ストット(P)
キャスリン・ストットのアニヴァーサリー・アルバム。世界各地でのコンサートやレコーディングをはじめ多岐に渡る活動を繰り広げてきたイギリスの名女流ピアニスト、キャスリン・ストットの50歳&デビュー30周年を記念したアニヴァーサリー・アルバム"ダンス"がシャンドスから登場!この"ダンス"には、文字通りそれぞれが様々な特徴やスタイルを持った世界中の"ダンス(舞曲)"を収録曲としてセレクト。ポーランドやフィンランド、フランス、スペイン、ロシア、ハンガリー、ルーマニア、そして南米・・・練りに練られたプログラムで構成されるこの"ダンス"は、1枚のディスクで世界各地の舞曲を楽しめる音楽の旅なのです。またストットが信頼を寄せるイギリスの人気作曲家フィトキンからバースデー・プレゼントとして贈られた「オールド・スタイル」(世界初録音)がプログラムに加えられており、新たな刺激を忘れないところもストットの魅力。
CHAN-10495
レイトン:管弦楽作品集Vol.2
交響曲第2番Op.69(シンフォニア・ミスティカ/世界初録音)
テ・デウム・ラウダムス
サラ・フォックス(S)、
リチャード・ヒコックス(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ&cho
ロマンティシズムと12音技法の両立を目指した戦後のイギリスを代表する作曲家の1人であるレイトンの管弦楽作品集の第2集。第2集では、ソプラノ独唱とオーケストラ、混声合唱という編成を持ち、ジョン・ダン、ジョージ・ハーバート、ヘンリー8世のテキストを取り入れ6楽章形式で1974年に作曲された大作「交響曲第2番」。合唱とオルガンのために書かれ、1966年にフル・オーケストラのために編曲された「テ・デウム・ラウダムス」といった60年代〜70年代の2作品をカップリング。
CHAN-10496
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ〜L・モーツァルト:交響曲集
交響曲ハ長調(C1)
交響曲ニ長調(D17)
交響曲ハ長調(D1)
交響曲ト長調(G14)
交響曲(パルティータ)ハ長調(C4)
交響曲ニ長調(D25)(全曲世界初録音)
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
サリエリやミヒャエル・ハイドン、クレメンティなどモーツァルトと縁の深い音楽家たちが続々と名を連ねてきたこのシリーズに22作目として加わるのは、遂に登場となる実父レオポルト・モーツァルト!1771年に作曲された「交響曲ニ長調(D25)」を最後として、息子ヴォルフガングの音楽教育のために筆を置いてしまったレオポルト。そのためレオポルトの音楽は「ナンネルの音楽帳」や「トロンボーン協奏曲」など、現在でも演奏されている作品や著書「ヴァイオリン奏法」以外はあまり知られていません。それだけに"6つの交響曲"にスポットを当てたこの録音は、"神童の父"としてではなく"1人の作曲家"としての姿を浮かび上がらせるという重要な役割も持っているのです。シリーズ全ての演奏を担当してきたバーメルト&LMPのコンビの演奏にも要注目。
CHAN-10497
ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.4
映像第1集/映像第2集
練習曲集第1巻/練習曲集第2巻
ジャン=エフラム・バウゼ(P)
美しいタッチとストレートなアプローチによる演奏が話題を呼ぶなど、新たな名演の誕生を予感させているフランスのピアニスト、ジャン=エフラム・バウゼのドビュッシーも今回が早くも第4集。第1集(CHAN-10421)はフランスのル・モンド・ドゥ・ラ・ミュージックのレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞し、第2集(CHAN-10443)も2008年グラモフォン賞の器楽部門にノミネートされるなど、シリーズ全体への世界からの非常に高い評価を得ています。
CHAN-10499
エイドリアン・ジョンストン(1961−):映画「ブライヅヘッドふたたび」〜オリジナル・スコアによるサウンドトラック テリー・デイヴィス(指)BBCフィル
数々の名盤を生み出してきた人気シリーズ「シャンドス映画音楽集」の最新作となる「ブライヅヘッドふたたび」は、以外にもシリーズ初となるオリジナル・スコアによるサウンドトラック。アメリカでは7月25日に封が切られ、イギリスを含むヨーロッパでは9月から順次公開となる映画「ブライヅヘッドふたたび」は、イーヴリン・ウォーの古典小説を題材とした物語で、アカデミー賞女優エマ・トンプソンの出演が話題を呼んでいます。この「ブライヅヘッドふたたび」の音楽を担当し名作揃いの「シャンドス映画音楽集」に抜擢された作曲家エイドリアン・ジョンストンは、英国アカデミー賞(BAFTA)やエミー賞の受賞歴を持つイギリス期待の映画音楽作家。映画音楽ファン&サントラ・ファン要注目。

CHAN-10504
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ〜フォーグラー:管弦楽作品集
交響曲ニ短調
バレエ組曲第1番/交響曲ト長調
歌劇「アタリア」への序曲
「ハムレット」序曲/バレエ組曲第2番
ジングシュピール「エルヴィンとエルミーレ」への序曲
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ

録音:2008年1月
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズが結成60周年を迎える2009年、新たにシリーズに加わるモーツァルトと同世代の作曲家は、ドイツの音楽家ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749−1814)。宮廷ヴァイオリン奏者、楽器製作者として音楽活動を続けていた父の影響もあり、フォーグラーは若くして1775年にマンハイム宮廷副楽長に就任。その後1786年〜93年にはストックホルムの宮廷楽長、1807年から14年まではダルムシュタットの宮廷楽長を務めるなど、その才能を評価され重要なポストを歴任しています。また教育者としての優れており、ウェーバーやマイアベーア、クラウスを育てるなど後世に遺した功績も大。シューマンからも称賛された"作曲家"としてのフォーグラーの音楽を知れる貴重な録音です。
CHAN-10505
マルクス:管弦楽伴奏付き歌曲&合唱作品集
舟歌/つつましい羊飼い
愛がお前の心に宿ったなら/5月の花
マリアの歌/ピエモンテ州の民謡
幸せな夜/夏の歌/セレナーデ
昨日彼は私にバラの花を贈った
森の幸せ/ジプシー/牧神の秋の合唱
新年の賛歌/山の賛歌/朝の歌
クリスティーネ・ブリューワー(S)、
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
BBC響&cho、トリニティ少年cho、
アポロ・ヴォイセズ
20世紀オーストリアを生きた後期ロマン派の作曲家ヨーゼフ・マルクスの作品集でイルジー・ビエロフラーヴェクがシャンドスに久々の登壇!家族から法律家としての道を歩むことを強く望まれながらも、音楽の道を突き進んだマルクス。マルクスは本格的な作曲活動を開始したのは26歳からだったが、1908年から1912年という僅か4年間で約120曲の歌曲を作曲するなど、底知れぬ音楽的才能の持ち主だったことを窺わせるエピソードを持ちます。ハイペリオンのR・シュトラウス歌曲集での歌声が話題となったソプラノ歌手ブリューワーをソリストに迎えての首席指揮者ビエロフラーヴェク&BBC響のマルクスの声楽作品集。2つのcho、トリニティ少年cho、アポロ・ヴォイセズも加わり、この作品集がマルクスの声楽作品の大家という名声と正統な評価、そして"マルクス・スタイル"の存在を改めて世に示すという重要な役割を果たすことになります。
CHAN-10506
ボーウェン:ピアノ作品集Vol.3
短いソナタOp.35-1
バラード第2番イ短調Op.87
トッカータOp.155/3つの小品Op.44
3つのシリアスな舞曲Op.51
3つの無言歌Op.94
3つの小品Op.81〜第2番/第3番
ヨープ・セリス(P)
ピアノ協奏曲集(Hyperion/CDA 67659)のリリースなどによって急速に再評価が進む"イギリスのラフマニノフ"ことヨーク・ボーウェン。ヨーク・ボーウェンのピアノ作品の再発掘にいち早く取り組み、再評価の先駆けとなったオランダの名手ヨープ・セリスの演奏による作品集の第3集には、初期作品から晩年の作品「トッカータ」などを幅広く収録。1977年第29回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールでは3位(1位なし)を獲得するなど、実績十分の女流ピアニスト。
CHAN-10508
マコンキー:歌劇「ソファー」
歌劇「出発」
ドミニク・ウィーラー(ディレクター)
インディペンデント・オペラ
イギリス東部のハートフォードシャー州で生まれ、ロンドンの王立音楽院でヴォーン=ウィリアムズから作曲を学んだ女流作曲家エリザベス・マコンキー(1907−1994)のオペラ集。1957年と1961年にサドラーズ・ウェルズで初演されたマコンキーの1幕のオペラ「ソファー」と「出発」。両作品とも2007年にサドラーズ・ウェルズのインディペンデント・オペラによって久々の再演が行われ、ロンドン・オペラ界に予想以上の大反響を呼んだ話題作なのです。また「出発」は世界初録音、「ソファー」も数少ない貴重な音源となるだけに、レア・オペラのファンは要注目!

CHAN-10509
シューマン:ピアノ協奏曲
グリーグ:ピアノ協奏曲
サン=サーンス
:ピアノ協奏曲第2番
ハワード・シェリー(P&指)、 オペラ・ノースO

録音:2008年7月4-5日 ヴィクトリア・ホール
なんと1CDに3曲収録。しかも全曲弾き振り!!当然ながら通常よりもやや速めのテンポを採用していますが、そのスピード感が確実に演奏にヴァイタリティをもたらしており、高潔で淀みのないシェリーの打鍵と相まって素晴らしい効果を挙げています。
まずサン・サーンス。作品の華麗さを十二分に表出し、テクニックも磐石。弾き振りにもかかわらず、オケの細やかなの表情付けにも配慮が行き届き、迫力も申し分なし。特に終楽章後半においてオケ共々華麗さに推進力を加味していく様は圧巻。
グリーグ
は冒頭の切り込み方が決然とした意志が漲り、第1主題は可憐な語り口で魅了。決して粘り気を帯びないリリカルな語り口は第2楽章において一層功を奏しています。
しかし最も印象的なのはシューマン。3曲の中で感覚的にも最もテンポの速さが際立っていますが、ベートーヴェンの第4番などと同様に、畳み掛ける気迫よりもデリカシーが重視されるこの作品において、ここまで裸一貫で作品に対峙し、ほとんど類例を見ない緊迫したドラマを感じさせる演奏に徹している点がまず天晴れ!もちろんスポーツ的な痛快さに甘んじることもありません。第1楽章冒頭切り込み直後の木管の導入が、求心力の高い即興的なフレージングでまずドッキリ。それに続くピアノの第1主題は心の奥底の焦燥をリアルにあぶり出します。カデンツァも大仰な構えは用いずサラッと流しているようでいて交わしているようでいて心に迫るものがあります。第2楽章も表面的には個性的な表情付けはありませんが、切なさと憧れを内包したタッチそのものが魅力的で、オケとの掛け合いの妙が一層心にしみる音楽に仕立て上げています。例えば3:17からのオケの演奏からピアノへ引き継ぐ際の呼吸の何とシルキーな感触!弾き振りながらオケのニュアンスにも相当こだわり抜いていることを窺わせる瞬間です。終楽章はピアノの背後で脈打つ弦のリズム打ちを抑え気味にする演奏が多い中、ここでは明瞭にそのリズムの弾力性を生かし、演奏に瑞々しさを与えている点が忘れられません。シェリーのピアノはここでも高潔。かつてのルービンシュタインの名演のような男の美学を感じずにはいられません。締めくくりのティンパニの強固な一撃効果にもご注目を。リーズを本拠地とするオペラ・ノース管弦楽団の技量の高さも特筆ものです。   【湧々堂】
CHAN-10510
ダンクラ:小さなメロディ教本Op.123
サン・サーンス
:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調Op.75
マスネ
:タイスの瞑想曲
グイド・リモンダ(Vn)、
クリスティーナ・カンジアーニ(P)
ダンクラはパリ・オペラ座管でコンサート・マスターを務め、パリ音楽院の教授にも就任するなど、当時のフランス有数のヴァイオリン奏者として名を馳せた人物。グイド・リモンダは、1943年ジュネーヴ国際音楽コンクールを制覇したコッラード・ロマーノから"生まれながらのヴァイオリン奏者"と絶賛されたイタリアのヴァイオリニスト。リモンダが1721年製のストラディヴァリ"ジャン・マリー・ルクレール"を自在に操り、19世紀フランスのヴァイオリン作品に生命を吹き込みます。
CHAN-10511
ヴォルフ=フェラーリ:管弦楽作品集
歌劇「マドンナの宝石」からの組曲
歌劇「四人の田舎者」〜前奏曲と間奏曲
ファゴットと管弦楽の為の「協奏的組曲」ヘ長調Op.16
歌劇「スザンナの秘密」より 序曲と間奏曲
歌劇「恋する医者」〜序曲と間奏曲
歌劇「イル・カンピエッロ」〜間奏曲とリトルネッロ
歌劇「愚かな女」序曲
カレン・ジョーヒガン(Fg)、
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル
1876年ヴェネツィアに生まれたイタリアとドイツのハーフ、エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリの作品と言えば、思い浮かぶのはやはり「オペラ」。管弦楽作品では「マドンナの宝石」の間奏曲が知られているぐらいですが、そこに着目したのがノセダ&BBCフィル!BBCフィルハーモニックの首席指揮者、トリノ王立歌劇場(トリノ・テアトロ・レッジョ)の音楽監督を務め、オーケストラ作品とオペラの両方に精通するノセダが、新鮮で斬新なヴォルフ=フェラーリの管弦楽作品を組み立てます。
CHAN-10512
ブラジルの精神
C・アサド:ブルージリアン
ヴィラ=ロボス
:「ブラジル風バッハ第5番」〜アリア、
 弦楽四重奏曲第1番〜ブリンカデイラ
C・アサド:先住民たちの踊り
ジスモンチ:パリャーソ
S・アサド:ウアレケナ
ディアンス
:ブラジル
ベリナーティ
:フリオーサ
ジスモンチ:想い出とファド
アクアレル・ギター四重奏団
"アクアレル・ギター四重奏団"とは、マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで、シャンドスでお馴染みのクレイグ・オグデンとゴードン・クロスキーから音楽を学んだ4人の気鋭のギタリストたちによるアンサンブル。イギリスで脚光を浴びるギター四重奏のシャンドス第1弾は、ヴィラ=ロボスに始まり、セルジオ・アサド、エグベルト・ジスモンチ、パウロ・ベリアンティ、セルジオ・アサドの娘クラリス・アサド、またフランスの名匠ローラン・ディアンスの「ブラジル」などタイトルの文字通り"ブラジル"が盛りだくさん!ラテンの血が通うブラジルのギター作品を英国発のギター・クヮルテットが熱演します。
CHAN-10513
ハートキ:ピアノと室内楽の為の作品集
「ポスト=モダン・オマージュ」からのセレクション
ラベンダー色の目の馬/太陽の王
ピアノ・ソナタ
ロサンゼルス・ピアノ四重奏団、
エレン・ジェウェット(Vn)、
リチャード・ファリア(Cl)、ハク・ビィエルケン(P)
現代アメリカのリーディング・コンポーザーとして不動の地位を確立し、斬新な作品を発表し続ける作曲家スティーヴン・ハートキ(1952−)の室内楽作品の代表作を網羅したアルバムがなんとシャンドスからリリース。高村光太郎の詩を題材とした合唱作品「雨にうたるるカテドラル」などが知られるニュージャージー州生まれマンハッタン育ちのハートキ。中世のポリフォニーなど様々な"言葉"からインスピレーションを得ることにより生まれるハートキの音楽は、ジャンルや時代という括りだけでは表現できない独特の魅力を備えています。
CHAN-10514
ダンディ:管弦楽作品集Vol.2
交響曲第2番変ロ長調Op.57
旅の画集Op.36/カラデック組曲Op.34
ラモン・ガンバ(指)アイスランドSO

録音:2008年9月
カップリングの「旅の画集」は、1888年にワーグナーの「パルジファル」と「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を聴くために訪れたバイロイトへの旅行から生まれた1つの成果。本来はピアノ作品として作曲された「旅の画集」の中から6曲が管弦楽版にアレンジされており、ダンディの巧みなオーケストレーションが発揮されているという点にも注目。またアンドレ・アレクサンドルの台本による劇付随音楽として1890年に作曲された「カラデック」もブルターニュ地方の民謡が反映された秀作です。
CHAN-10515
シュールホフ&シェーンベルク〜室内楽作品集
シュールホフ:フルート・ソナタ、
 フルート,ヴィオラとコントラ・バスの為の「コンチェルティーノ」*
シェーンベルク(グライスレ編):フルート・ソナタ
フェンウィック・スミス(Fl)、
ランダール・ホッジキンソン(P)、
マルク・ルートヴィヒ(Va)*、
エドウィン・バーカー(Cb)*、
サリー・ピンカス(P)*

録音:1982年&1992年の録音(2007年リマスター)
1978年の入団から2006年に引退するまでの28年間、ボストンSOのフルート奏者として数々の名演の誕生に携わってきたフェンウィック・スミスのソロ・アルバムは、1982年と1992年に収録されたシェーンベルクとシュールホフという濃厚な組み合わせ。特にシェーンベルクの弟子であるフェリックス・グライスレ(1899−1982)が師の「木管五重奏曲」からアレンジを行った師弟共作の「フルート・ソナタ」が面白い。退廃音楽の達人マルク・ルートヴィヒ、ボストン響の首席コントラバス奏者エドウィン・バーカーの共演も強力。
CHAN-10518
スメタナ:管弦楽作品集Vol.2
歌劇「売られた花嫁」〜序曲/ポルカ/フリアント/道化師の踊り
歌劇「秘密」序曲/歌劇「リブシェ」序曲
歌劇「悪魔の壁」〜序曲、悪魔の踊り
歌劇「ボヘミアのブランデンブルク人」〜序曲、第1幕のバレエ音楽/
歌劇「口づけ」序曲/歌劇「ダリボル」間奏曲
歌劇「2人のやもめ」〜序曲/第2幕前奏曲、第2幕のポルカ
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル
意外にも(!?)代表作「売られた花嫁」の序曲で幕を開けたと思いきや、「秘密」、「リブシェ」「悪魔の壁」、そしてスメタナ最初のオペラ「ボヘミアのブランデンブルク人」などからの管弦楽作品が次々と取り上げられるなど、ノセダ&BBCフィルの凄まじい広さのレパートリーに改めて驚かされまする。
CHAN-10519
プロコフィエフ:映画音楽「スペードの女王」からの交響組曲(M・バークリー編曲)
オラトリオ「平和の守り」Op.124
イリーナ・チスチャコワ(Ms)、
ナイアル・ドカティ(Boy-S)、
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO&cho、
ロイヤル・スコティッシュ少年少女cho
1936年、ミハイル・ロンムの映画「スペードの女王」の為の音楽を依頼され作曲を行ったプロコフィエフ。しかしスターリンの政策により映画の上演は中止され、プロコフィエフの音楽も陽の目を見ずに破棄されてしまいました。時は流れて2008年。ロイヤル・バレエ団の舞台「ラッシュズ(Rushes)」のために依頼を受けたマイケル・バークリー(レノックスの息子)が、「スペードの女王」を"バレエ音楽"として復活させることに成功。そしてさらにバークリーは「スペードの女王」を"交響組曲"として再構成。こうして政治の犠牲となり失われたプロコフィエフの音楽が、新たな形で現代に甦ることになったのです。またジダーノフ批判を受けた後の最晩年に作曲され、1951年にはスターリン賞を授与されたオラトリオ「平和の守り」でも元祖爆演指揮者ヤルヴィが真骨頂を発揮!
CHAN-10520
ロッシーニ:ピアノ作品集Vol.4
老年のいたずら第6集「すばしこい子供たちの為のアルバム」〜私の朝の健康の為の前奏曲
バロック風前奏曲
人よ、汝が塵なることを思い出せ
アセ・デ・メメント/ペーザロ人
苦悶のワルツ/わが妻への愛情
舟歌/楽しい汽車の小旅行
ポルカ=マズルカのできそこない
喘息性練習曲/謝肉祭の埋葬
マルコ・ソリーニ(P)
オペラの作曲から身を引いたロッシーニが、その晩年の1857年から68年にかけて作曲した全13巻のピアノ曲集「老年のいたずら」。ロッシーニの未出版作品やレア・レパートリーなどを積極的に録音してきたイタリアのピアニスト、マルコ・ソリーニが「老年のいたずら」の中からセレクトしたのは「すばしこい子供たちの為のアルバム」と題された第6集。「私の朝の健康の為の前奏曲」や「喘息性練習曲」など作品それぞれのタイトルも摩訶不思議。イタリアのピアノ音楽を発掘し続けるソリーニが晩年のロッシーニが仕掛けた"いたずら"の答えを追います。
CHAN-10521
フランスのファゴット作品集
グロヴレ:シシリエンヌとアレグロ・ジョコーソ
タンスマン
:ソナチネ
ケックラン:ソナタ/フォーレ:小品
ブトリー
:アンテルフェランス
ノエル・ガロン
:叙唱とアレグロ
デュティーユ
:サラバンドとコルテージ
ビッチ:コンチェルティーノ
ジャンクール
:夜想曲
ピエルネ
:ソロ・ド・コンクール
ドビュッシー
:吟遊詩人、小さな羊飼い、
 ゴリウォーグのケークウォーク
カレン・ジョーヒガン(Fg)、
フィリップ・フィッシャー(P)
シャンドスのプロデューサー、ラルフ・カズンズが太鼓判を押すファゴット界のシンデレラ・ガール、カレン・ジョーヒガンの3枚目となるアルバム。傑作が続々と誕生した19世紀〜20世紀フランスの"管楽器の為の小品"は、パリ音楽院などでの入学試験用として委嘱された作品が多く、現在でもコンサートやコンクールのレパートリーとして重宝され続けています。ジョーヒガンの奏でる豊潤で艶やかな音色は、ダブル・リード楽器の真の魅力そのものです。
CHAN-10524
リスト:交響詩集Vol.5
ダンテ交響曲S.109
2つの伝説S.354〔第1曲「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」、第2曲「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」〕
ジリアン・キース(S)、
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック、
バーミンガム市交響cho
「ファウスト交響曲」(CHAN-10375)に続くリストの表題交響曲2作目。当初は"地獄"、"煉獄"、"天国"の3楽章の作品として構想を練っていたリストだったが、ワーグナーからのアドバイスを受け「天国」を「マニフィカト」で表現することにより、「地獄」と「煉獄」の2楽章構成に切り替えたというエピソードを持つ作品でもあります。「ダンテ交響曲」に加えてリスト自身の手によってピアノ版からオーケストラ版へと編曲された「2つの伝説」を取り上げてくるというところも、秘曲の伝道師ノセダならではの選曲眼といえるでしょう。灼熱のタクトが圧倒的な説得力で描く、地獄、煉獄、天国を巡る"ダンテ"と、"聖フランチェスコ"の物語。ノセダ&BBCフィルが、不当に扱われてきたリストの管弦楽曲のイメージを180度変えます。
CHAN-10525
ガニング:交響曲第3番
オーボエ協奏曲/交響曲第4番
ヴェリティ・ガニング(Ob)、
クリストファー・ガニング(指)RPO
これまでに4度のイギリス・アカデミー賞(BAFTA Awards)、3度のアイヴォー・ノヴェロ賞に輝き、映画「エディット・ピアフ〜愛の賛歌」や、テレビ・ドラマ「名探偵ポワロ」の音楽を担当してきた英国サウンドトラック界の大物作曲家クリストファー・ガニング(1944−)。シャンドスのガニング作品集は、"映画音楽"や"サウンドトラック"ではなく本格的な"クラシック・アルバム"であり、ウクライナでの妻の入院、自身の心臓病発症という混迷の2005年に作曲された「交響曲第3番」と、対照的で異なるガニングの世界が広がる「交響曲第4番」、娘のクリスマス・プレゼントでもあったという「オーボエ協奏曲」を収録。"クラシック作曲家の映画音楽"ではなく、"映画音楽作曲家のクラシック音楽"というこれまでとは真逆のパターン、ガニング自身の指揮による自作自演、父娘共演など、クラシック&映画音楽ファン両方の興味をそそる要素が満載!
CHAN-10526
ロシアのヴァイオリン作品集
カバレフスキー:即興曲Op.21
ヴォルコンスキー:ヴィオラ・ソナタ(世界初録音)
ハンドシキン
:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調
プロコフィエフ:バレエ音楽「シンデレラ」からの5つの小品
ストラヴィンスキー
:ロシアの歌、ロシアの踊り
リディア・モルドコヴィチ(Va&Va)、
ニコラス・ウォーカー(P)、
ジュリアン・ミルフォード(P)
父ヤルヴィとのタネーエフ&リムスキー=コルサコフ(CHAN-10491)、バツェヴィチ&エネスコ(CHAN-10476)での壮絶な演奏で健在振りをアピールしてくれた露西亜の百戦錬磨リディア・モルドコヴィチ。英国王立音楽院から貸与されている"ストラディヴァリウ1699(Kustendyke)"のヴァイオリンと、"ランドルフィ1760"のヴィオラを自由自在に操る女帝モルドコヴィチの濃厚なロシア音楽の世界。ちなみにシャンドスの録音でヴィオラを弾くのは今回が初となります。
CHAN-10527
タンスマン:ピアノ作品集
マズルカ曲集第1巻
ピアノ・ソナタ第1番「田舎風」
ソナチネ第3番
ブルースの形式による3つの前奏曲
4つの夜想曲/友人のアルバム
マーガレット・フィンガーハット(P)
約20年前にリリースされた「ルーセルへのオマージュ」(CHAN-8578/廃盤)で弾いたタンスマンの「子守歌」に魅せられてしまったというフィンガーハット。ラヴェル、プーランク、ミヨーとストラヴィンスキーの音楽、そして祖国ポーランドやユダヤの民族音楽など、様々な音楽からの影響を放つタンスマンのピアノ作品集のレコーディングは、フィンガーハットにとっても20年越しの悲願でした。また、自身の曽祖父母とタンスマンの出身地が偶然に同じだったという事実も、フィンガーハットの探究心を駆り立てる大きな要素になったそうです。
CHAN-10528
L・バークリー:歌曲集
ツグミ/コクトーのトンボー
ハウ・ラヴ・カム・イン/コルドバの鐘
オーデンの5つの詩Op.53
5つのヘリックの詩Op.89
秋の伝説Op.58/秋Op.60-3
5月1日のオード/ソネットOp.102
5つの中国の歌Op.78
ジェイムズ・ギルクリスト(T)、
アンア・ティルブルック(P)、
アリソン・ニコルズ(Hp)
医療と音楽の道を両立させながらキャリアを積み重ね、1996年に音楽への専念を決意するという異色の経歴を持つイギリスのテノール歌手ジェイムズ・ギルクリスト。ソリストとしての登場が多かったギルクリストのシャンドス初となるソロ・アルバムは、ブーランジェへの師事、カトリック改宗など、20世紀のイギリスで異彩を放ったレノックス・バークリー(1903−1989)の歌曲集。ブーランジェに師事するためにパリに渡った最初の年の作品「コクトーのトンボー」など、イギリス的であり、時にはフランス的でもある"サー"バークリーの歌曲を、レコーディングを切望してきたギルクリストが歌います。
CHAN-10529(3CD)
ヴォーン=ウィリアムズ:映画音楽集〜コレクターズ・エディション
「南極のスコット」組曲(完全版による世界初録音;ホッジャー編)
「沿岸警備隊」組曲
人々の土地(ホッジャー編)
「潜水艦轟沈す(49度線)」組曲(ホッジャー編)
ディム・リトル・アイランド(ホッジャー編)
「エリザベスのイングランド」組曲(ホッジャー編)
「あるベルギー農場の物語」組曲
ジョアナ・ゴディンの恋(ホッジャー編)
大荒原(ホッジャー編)
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
メリン・ガンバ(S)、
シェフィールド・フィルハーモニックcho、
エミリー・グレイ(S)、
マーティン・ハインドマーシュ(T)、
チータム室内cho、
マンチェスター女声室内cho
クラシックの大作曲家たちが持つ"映画音楽の作曲家"としての姿を紹介するロングセラー、"シャンドス映画音楽シリーズ(Chandos Movies)"。これまでにリリースされたヴォーン=ウィリアムズの3枚の映画音楽集を、スタイリッシュでハイ・クォリティのパッケージに収めたコレクターズ・エディション(ボックス・セット)が登場!1940年代に上演された「南極のスコット」や「潜水艦轟沈す」から、日本未公開作品の音楽、完全版による世界初録音など、ファン垂涎の音源が満載!
CHAN-10532
メンデルスゾーン:6つのオルガン・ソナタOp.65
オルガン・ソナタ第1番ヘ短調Op.65-1、
第2番ハ短調Op.65-2、第3番イ長調Op.65-3、
第4番変ロ長調Op.65-4、第5番ニ長調Op.65-5、
第6番ニ短調Op.65-6
ウィリアム・ホワイトヘッド(Org)
オラトリオ「エリア」の初演が行われるなど、メンデルスゾーンにとって特別な場所だったイギリス。バッキンガム宮殿ボールルーム(舞踏会の間)のリンカーン・オルガン(1818)で奏でられる「6つのオルガン・ソナタ」が、メンデルゾーンとイギリスの密接な関係を浮かび上がらせてくれます。
CHAN-10533
バツェヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第7番、第3番、第1番、序曲
ジョアンナ・クルコヴィチ(Vn)、
ウカシュ・ボロヴィチ(指)ポーランドRSO
作曲家、ヴァイオリニストとして活躍するなど、20世紀のポーランドを代表する音楽家の1人に数えられているグラジナ・バツェヴィチ(1909−1969)は、2009年が生誕100周年&没後40周年!ボストン・フィル、バークシャー響などアメリカのオーケストラでコンサートミストレスを務めてきたクルコヴィチが、祖国の先人バツェヴィチの魂と音楽を受け継いでいます。
CHAN-10543
スポリアンスキー:映画音楽集
「北西戦線」組曲/「コンゴウ部隊」〜3つの歌
「奇蹟人間」組曲/夜の声
「幽霊西へ行く」組曲/デディケーション
「キング・ソロモン」組曲/ギャロップ
トッカティーナ
ラモン・ガンバ(指)
BBCコンサート・オーケストラ、
マーク・コールズ(Bs)、ロデリック・エルムス(P)
"モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ"と並ぶシャンドスのロングセラー、"シャンドス映画音楽シリーズ(Chandos Movies)"の最新作はロンドンで開花したロシアの才能ミッシャ・スポリアンスキー(1898−1985)。1898年にビャウィストク(現ポーランド)で生まれたスポリアンスキーは、ワルシャワ、カリシ、ウィーン、ケーニヒスベルク(プロシア)、ベルリンなど各地を転々とする流浪の時代を経験。その後、1933年にナチスの台頭による共和政の崩壊を受けドイツを脱出し、ロンドンへと逃れたスポリアンスキー。この新天地で「北西戦線」や「コンゴウ部隊」、「キング・ソロモン」など40年間で50作品以上の映画音楽の作曲を手がけるなど、秘めていた才能を見事に開花させたのです。※編曲=フィリップ・レーン(夜の声、デディケーションを除く全曲)
CHAN-10544
ラフマニノフ:歌劇「けちな騎士」 ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィル、
イルダル・アブドラザコフ(Bs)、
ミッシャ・ディディク(T)、
セルゲイ・ムルザエフ(Br)、
ピーター・ブロンダー(T)、
ゲンナジー・ベズベンコフ(Bs)
1903年〜1905年にかけてプーシキンの同名悲劇を題材として作曲された「けちな騎士」は、ボリショイ劇場の指揮者として培った経験が注ぎ込まれたラフマニノフの隠れた傑作。ザルツブルク音楽祭にデビューを果たしたアブドラザコフや、ノセダからの信頼も厚い期待のリリック・テノール、ディディクの歌声にも要注目。
CHAN-10545
ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.5
バレエ音楽「カンマ」/バレエ音楽「遊戯」
バレエ音楽「おもちゃ箱」
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)

録音:2009年5月&7月
ケックランの手によりオーケストレーションが施された「カンマ」、カプレが管弦楽版を完成された「おもちゃ箱」、そしてロシア・バレエ団のために作曲されたドビュッシー最後のバレエ音楽であり管弦楽作品「遊戯」。同じピアノ独奏のための楽譜でも"ピアノ譜"ではなく"バレエ音楽のスコア"から音楽を生みだしていくバヴゼは、ピアニストであると同時に指揮者でもあるかのよう。バヴゼがピアノで描くドビュッシーのバレエ音楽。空間全体に広がる印象派の世界に感服。
CHAN-10546
ニーノ・ロータ:交響曲第1番ト長調/同第2番ヘ長調 マウリツィオ・コンティ(指)
フィラルモニカ‘900
「ゴッドファーザー」の音楽の作曲者にして、イタリアが全世界に誇る20世紀映画音楽界の巨匠ニーノ・ロータ(1911−1979)。映画音楽の作曲家としての功績があまりにも大きすぎるため、その影に隠れがちなロータのクラシック作品。1993年に創設されたトリノ・テアトロ・レッジョのオーケストラ、フィラルモニカ‘900と、ロータのスペシャリスト、マウリツィオ・コンティのタッグによる「交響曲集」は、クラシック&映画音楽ファン共に聴き逃すべからず!
CHAN-10548(2CD)
ブリテン:バラード・オペラ「乞食オペラ」Op.43
(デイヴィッド・マシューズ校訂版)
スーザン・ビックリー(Ms)、
ジェレミー・ホワイト(Bs-Br)、
レア=マリアン・ジョーンズ(Ms)、
トム・ランドル(T)、
ロバート・アントニー・ガーディナー(T)、
ドナルド・マックスウェル(Br)、
サラ・フォックス(S)、
フランセス・マカファーティ(Ms)、
クリスティアン・カーニン(指)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
ヘンデルのオペラで名を上げたアーリー・オペラ・カンパニーを率いるクリスティアン・カーニンと、ヒコックスが育てたシティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアのコンビによる「乞食オペラ」は、演奏にデイヴィッド・マシューズ校訂のフル・スコアを用いているところも大きなポイント。
CHAN-10550
アーノルド:バレエ音楽「女王への忠誠」Op.42からの組曲(作曲者による組曲版)
舞踏劇「リナルドとアルミーダ」Op.49
バレエ音楽「スウィーニー・トッド」Op.68aからの演奏会用組曲
バレエ音楽「エレクトラ」Op.79(世界初録音)
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
日本では吹奏楽アレンジによって一大ブームを巻き起こし現在でも根強い人気を誇るアーノルドの音楽ですが、"バレエ音楽"の音源は意外にも少なく新録音の登場が待ち望まれてきただけに、「女王への忠誠」を含む"バレエ音楽集"の登場は、英国音楽ファン、吹奏楽関係者など幅広いリスナーから注目を集めること必至!「映画音楽集」(CHAN-9100)や「演奏会用序曲集」(CHAN-10293)などがベストセラーを記録し続けているシャンドスのアーノルド作品集。ここへ新たに「バレエ音楽集」が加わります!
CHAN-10551
マルティヌー:室内楽作品集
ピアノ五重奏曲H.287
オーボエ,ヴァイオリン,チェロとピアノのための「四重奏曲」H.315
ヴァイオリンとチェロのための「二重奏曲第2番」H.371
ピアノ三重奏曲第3番H.332
シューベルト・アンサンブル、
ジョージ・ケアード(Ob)
ナチスの台頭から逃れるためアメリカに渡ったマルティヌーが新大陸で完成させた「ピアノ五重奏曲」、「四重奏曲」と「ピアノ三重奏曲第3番」、ヨーロッパへと戻った晩年に作曲された「二重奏曲」の4作品を収録。結成26年目を迎えたシューベルト・アンサンブルは、オーケストラ・アンサンブル金沢のコンサートマスター、サイモン・ブレンディスを擁するイギリスの室内楽団。バーミンガム音楽院のアンサンブル・イン・レジデンスを務めるなど、長い年月をかけて培ったアンサンブル能力と広いレパートリーを誇ります。
CHAN-10552
サン=サーンス:チェロとピアノのための作品集
チェロ・ソナタ第1番ハ短調Op.32
ロマンス ヘ長調Op.36/白鳥
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.123/祈りOp.158
クリスティアン・ポルテラ(Vc)
キャスリン・ストット(P)
繊細で美しいフォーレの「チェロ・ソナタ集」(CHAN-10447)を聴かせてくれたクリスティアン・ポルテラとキャスリン・ストットのデュオがフランス作品のリリース第2弾として選んできたのはサン=サーンス。新たにシャンドスと専属締約を結びさらなるフル回転が期待される名手キャスリン・ストット、チュマチェンコ、ペルガメンシコフ、シフの下で研鑽を積んだスイスの新星クリスティアン・ポルテラの情緒豊かなカラフルなサン=サーンス。
CHAN-10553(8CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調Op.18-1
第2番ト長調Op.18-2/第3番ニ長調Op.18-3
第4番ハ短調Op.18-4/第5番イ長調Op.18-5
第6番変ロ長調Op.18-6
第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
第8番ホ短調Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
第10番変ホ長調Op.74「ハープ」
第11番ヘ短調Op.95「セリオーソ」
第14番嬰ハ短調Op.131/大フーガ変ロ長調Op.133
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127
第13番変ロ長調Op.130/第15番イ短調Op.132
第16番ヘ長調Op.135
ボロディン・クヮルテット
[ルーベン・アハロニアン(Vn)、アンドレイ・アブラメンコフ(Vn)、イーゴル・ナイディン(Va)、ワレンチン・ベルリンスキー(Vc)]

録音:2002年〜2004年
アンサンブルの創設時からチェリストの座に君臨し続けてきたベルリンスキーが昨年末に他界し、大きな転換期を迎えたボロディン・クヮルテット。1945年の結成以来、数多くの名演を生み出しロシアの歴史と共に歩んできた伝説の弦楽四重奏団が、ベルリンスキー在籍時の2002年から2004年にかけてシャンドスへレコーディングを行ったベートーヴェンの弦楽四重奏曲が全集ボックスで登場!今は亡きベルリンスキーの老練な技と精神力に支えられたベートーヴェン全集もボロディン・クヮルテットの輝かしい"歴史"です。
CHAN-10561
ダラピッコラ:管弦楽作品集Vol.2
管弦楽のための「パルティータ」
チェロと管弦楽のための「対話」+
アントニオ・マチャドの4つの抒情詩*
3つの問いと2つの答え
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィル、
ジリアン・キース(S)*、ポール・ワトキンス(Vc)+
ノセダ&BBCフィルのコンビによるダラピッコラの管弦楽作品集は、第1巻(CHAN-10258)がイギリスのグラモンフォン誌、BBCミュージック・マガジン誌やガーディアン誌など各メディアでの大絶賛を博しました。
CHAN-10562
トランペット・ルネサンス
バートウィッスル:エンドレス・パレード
ジョスト:ピエタ
ロゲール:合奏協奏曲第1番
アルチュニアン:トランペット協奏曲
フィリップ・シャーツ(Tp)
ヤック・ファン・ステーン(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
グスタフ・マーラー・ユーゲント管、マーラー室内管を経て現在は、BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ(BBCNOW)の首席トランペット奏者として活躍するフィリップ・シャーツのコンチェルト・アルバム。アバド、ブーレーズ、ハイティンクなど名立たる巨匠と共演を重ねてきたシャーツが吹くのは、英国のバートウィッスル、世界初録音となるジョスト、ロゲール、そして名作中の名作アルチュニアンというスリルに富んだ4つのトランペット協奏曲。2008年4月には名フィルの定期に登場し、B. A. ツィンマーマンのトランペット協奏曲で聴衆の度肝を抜いたシャーツのエキサイティングなトランペット・アルバムです。
CHAN-10563
マンドリンとギターのためのスーヴェニア
オルティス:パシージョ
ピノ:エル・フサガスゲーニョ
ニエト・S:バジェ・デル・カウカ
ハジダキス:マザーとシスター、ケマル
ブードゥーニス:エレナへのチフテテリ
ザンブラーノ:ベネソラーナ組曲
ナワタ:桜・スティーブンス:富士山
ゼレガ:オヴィオのお土産
レオナルディ:シチリアのお土産
ムニョス:エル・デュエンデ
アングーロ:デ・アイレス・アンティグオ
ディアス:ポルカ、悲しいワルツ
テオドラキス:ホェア・ハズ・マイ・ボーイ・フロウン・トゥ?
ファンパス:ソウスタ
キオウラフィデス:ディフェレンシャス
タディチ:ウォーク・ダンス
カウフマン:ブルレッタOp.62、
 ミトカ・ドラゴミルナOp.63
アリソン・スティーヴンス(マンドリン)、
クレイグ・オグデン(G)
1999年にリリースされ、マンドリンとギターのデュオ・アルバムの決定盤として親しまれてきた「コレリ大佐のマンドリン」(CHAN-9780)から早や10年。シャンドスに帰還したスティーヴンスとオグデンのデュオのニュー・アルバムは、南米コロンビアやメキシコ、ギリシャなどこの10年間で培った世界各国の珍しい小品を集めた「スーヴェニア」。生没年不詳の知られざる作曲家から、テオドラキス、スティーヴンス自作の「富士山」など構成力の高さは前作を凌ぎます。
CHAN-10564
ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56
ブラームス:二重協奏曲イ短調Op.102
トリオ・ポセイドン、
ネーメ・ヤルヴィ(指)イェテボリSO
オーケストラ伴奏付きのピアノ三重奏曲とも聴こえてくるベートーヴェンの「三重協奏曲」、その約80年後となる1887年に作曲されオーケストラがピアノ・パートを担うかのようなブラームスの「二重協奏曲」。ヤルヴィのドイツ音楽は、ブラームスの「交響曲全集」(CHAN-9776)やシェーンベルク編曲の「ピアノ四重奏曲(管弦楽版)」(CHAN-8825)が名盤として輝きを放っており、定評あるロシア音楽と同等、もしくはそれ以上の絶大な評価を得ています。ヤルヴィ&イェテボリ響と共演するもう一方の主役トリオ・ポセイドンは、イェテボリのシンボル、ポセイドン象をアンサンブル名に冠し、2002年から活動をスタートさせたスウェーデンのアンサンブル。メンバーはイェテボリ響のリーダー、サラ・トロベック・ヘッセリンク、同じくイェテボリ響の首席チェロ奏者クレース・グンナルソン、ストックホルム王立音楽大学の教授、またソリストとして活躍するペール・ルンドベリというスウェーデンのツワモノたち。
CHAN-10568(2CD)
ウィズイン・ア・ドリーム〜リチャード・ヒコックスの芸術
(1)ブリッジ:海〜シースケープ
(2)ブリテン:「アルバート・ヘリング」〜カム・アローン、ダーリング、カム・フォロー・ミー・クイック!
(3)ヴォーン=ウィリアムズ:ロンドン交響曲(1913年原典版)〜第1楽章
(4)メンデルスゾーン:「エリア」〜オー・レスト・イン・ザ・ロード
(5)ハイドン:交響曲第102番〜第4楽章
(6)エルガー:交響曲第1番〜第1楽章
(7)ドヴォルザーク:「ルサルカ」〜オー・ムーン・イン・ザ・ヴェルヴェット・ヘヴンス
(8)グレインジャー:岸辺のモリー
(9)フンメル:ミサ曲ニ長調Op.111〜いと高き処に神に栄光あれ
(10)ブリテン:戦争レクイエム〜リベラ・メ(抜粋)
(11)ホルスト:どこまでも馬鹿な男〜炎の精の踊り
(12)シューベルト:ミサ第6番変ホ長調D.950〜主は聖霊によって
(13)メノッティ:歌劇「領事」〜トゥ・ディス・ウィーヴ・カム
(14)アーノルド:交響曲第1番〜第1楽章
(15)ヴォーン=ウィリアムズ:天路歴程〜牢獄の中の巡礼者
(16)ヴェルディ:レクイエム〜怒りの日、奇しきラッパの響きが
(17)ウィリアム・ロイド・ウェッバー〜インヴォケーション
(18)スタンフォード:海の歌Op.91〜オールド・スパーブ
(19)エルガー:ジェロンティアスの夢〜プライズ・トゥ・ヒズ・ネーム、テイク・ミー・アウェイ
(20)タヴナー:イコンY
(21)ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」〜グライムズ!
(22)ディーリアス:日没の歌〜長くは続かないものだ、涙も笑いも
リチャード・ヒコックス(指)
(1)BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
(2)シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
(3)LSO/
(4)リンダ・フィニー(C.A)、LSO
(5)コレギウム・ムジクム90/
(6)BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
(7)オーストラリア・オペラ&バレエO
(8)シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
(9)コレギウム・ムジクム90
(10)LSO&cho
(11)BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ/
(12)コレギウム・ムジクム90
(13)スポレート祝祭O
(14)LSO
(15)コヴェントガーデン王立歌劇場O
(16)LSO&cho
(17)シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
(18)BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ&cho
(19)LSO
(20)BBCウェールズSO、チェスター祝祭cho
(21)LSO&cho
(22)ボーンマス交響cho、ウェインフリート・シンガーズ、サザーン・ヴォイセス
2008年11月23日、心臓発作のため60歳という若さでこの世を去ったイギリス音楽の伝道師リチャード・ヒコックス(1948−2008)。この「ウィズイン・ア・ドリーム」は、不世出の巨匠がシャンドスに遺した300を超える録音の中からヴォーン=ウィリアムズの「ロンドン交響曲」など、特に意義深い演奏を2枚ディスクに収めたヒコックスの音楽人生そのものです。イギリス音楽、宗教曲、声楽曲、歌劇・・・、ヒコックスの他の追随を許さぬ圧倒的なレパートリーの凄さ、演奏のクォリティの高さを改めて証明してくれる特別なリリースと言えましょう。
〜 リチャード・ヒコックス財団について 〜
志半ばで天国へと旅立ったヒコックスの遺志を受け継ぐために設立された「リチャード・ヒコックス財団(The Richard Hickox Foundation)」。イギリスの若手指揮者への演奏機会の提供、若手作曲家への新作委嘱など、次世代を担う音楽家たちの育成、発掘を活動の目的とする組織である。この「ウィズイン・ア・ドリーム」の収益は"シャンドス"から"ヒコックス財団"へ寄付され、若き音楽家たちの活動に役立てられます。

CHAN-10570(2CD)
エルガー:宮廷仮面劇「インドの王冠」Op.66(アンソニー・ペイン補筆完成版/世界初録音)
宮廷仮面劇「インドの王冠」Op.66(アンソニー・ペイン補筆完成版/アンドルー・デイヴィス校訂版/世界初録音)
帝国行進曲Op.32/戴冠式行進曲Op.65
イギリス帝国行進曲
アンドルー・デイヴィス(指)BBCフィル、
シェフィールド・フィルハーモニックcho、
クレア・シアラー(Ms)、ジェラルド・フィンリー(Br)、
バーバラ・マーテン(ナレーター)、
デボラ・マッカンドルー(ナレーター)、
ジョアンナ・ミッチェル(ナレーター)

録音:2009年6月19日−20日
急逝したヒコックス、ハンドリーの遺志を受け継ぐためにシャンドスの指揮者陣に迎えられた英国音楽の達人サー・アンドルー・デイヴィスのシャンドス専属第1弾となるエルガーの「インドの王冠」は、通常演奏される"組曲版"ではなく世界初となる"宮廷仮面劇"の全曲録音。しかも2つのバージョンを収録という"英国音楽の旗手"シャンドスとアンドルー・デイヴィスの第1歩に相応しい超こだわりのプログラムが実現!1912年に初演が行われながらも1960年代に原曲が消失してしまい全曲演奏が不可能となっていた"宮廷仮面劇"の「インドの王冠」。そこでイギリスのエルガー協会は2007年に「インドの王冠」の補筆を、同じくエルガーの「交響曲第3番」と「威風堂々第6番」を見事な姿に甦らせたアンソニー・ペインに依頼。そのペインの尽力により2008年に補筆完成された"宮廷仮面劇"「インドの王冠」が、アンドルー・デイヴィスのシャンドス・デビュー・プログラムとして選ばれたのです。
CHAN-10572(2CD)
マクミラン:歌劇「サクリファイス(生け贄)」 リサ・ミラン(S)、レイ・メルローズ(Br)、
クリストファー・パーヴェス(Bs)、
サラ・ティナン(S)、 ピーター・ホーレ(T)、
アントニー・ネグス(指)
ウェールズ・ナショナル・オペラO&cho

録音:007年10月13日、ウェールズ・ミレニアム・センターでのライヴ
ジェイムズ・マクミラン(1959−)は、BBCフィルハーモニックのコンポーザー&コンダクター、スコットランド室内管のアソシエイト・コンポーザーを歴任し、カトリック教徒の信仰心がベースとなっている管弦楽作品で全世界から注目を集めた現代スコットランドを代表するトップ・コンポーザー。ウェールズ・ナショナル・オペラの委嘱によって作曲、上演された中世ウェールズの幻想物語集「マビノギオン」を題材としたオペラ「サクリファイス」は、この演奏が世界初録音とります。
CHAN-10574
タンスマン:交響曲集Vol.4〜室内交響曲集
室内交響曲/シンフォニエッタ第1番
シンフォニエッタ第2番
シンフォニア・ピッコラ
オレグ・カエターニ(指)
スイス・イタリア語放送O

録音:2009年1月&5月
血筋ではなく純粋に才能を名教師ナディア・ブーランジェに見出されたマエストロ、オレグ・カエターニが情熱を傾けている新古典主義の奇才タンスマンの"交響曲集"。"Vol.3"(CHSA 5065)が仏ディアパソン・ドールを獲得するなど、タンスマンの再評価に大きな役割を果たしている"交響曲集"の"Vol.4"では、オーケストラがメルボルン響からスイス・イタリア語放送管へとチェンジ。ストラヴィンスキーからの影響やポーランド民謡の特徴を感じさせる1924年作曲の「シンフォニエッタ第1番」、中期(1951〜1952)の作品「シンフォニア・ピッコラ」、世界初録音の「室内交響曲」(1960年)、ポーランド放送からの依頼を受けて1978年に作曲された晩年の「シンフォニエッタ第2番」の4作品は、タンスマンの作曲家としてのキャリアを凝縮したダイジェストとも言えるでしょう。
CHAN-10575
スコット:室内楽作品集
ピアノ三重奏曲第1番(世界初録音)
クラリネット,チェロとピアノのための三重奏曲(世界初録音)
クラリネット五重奏曲
ピアノ三重奏曲第2番(世界初録音)
コーンウォール地方のボートの歌(世界初録音)
ロバート・プレーン(Cl)
ミア・クーパー(Vn)、デイヴィッド・アダムス(Va)、
グールド・ピアノ・トリオ
ドイツのフランクフルトで音楽を学んだ英国の作曲家グループ「フランクフルト・ギャング」のメンバーであり、先見の明を持ったヘンリー・ウッドやトーマス・ビーチャムという代弁者を得て1920年代〜30年代にかけてその作品が盛んに演奏された"イギリス印象派"の代表者シリル・スコット(1879−1970)。歴史に埋もれたしまったスコットの音楽を4枚の管弦楽作品集で再興へと導いたシャンドスが、"イギリスのドビュッシー"と呼ばれた隠れた名匠の室内楽作品の発掘に乗り出しました。30分以上の演奏時間を要し、すでに熟達した作曲技法が発揮された1920年作曲の「ピアノ三重奏曲第1番」、キャリア後期の1951年に出版された1楽章形式の「ピアノ三重奏曲第2番」など、シリル・スコットの室内楽作品の醍醐味を凝縮したプログラムです。
CHAN-10576
フォーレ:ピアノ五重奏曲第1番ニ短調Op.89
ピアノ五重奏曲第2番ハ短調Op.115
シューベルト・アンサンブル
イギリス室内楽の最前線で活発な演奏活動を続け、1998年にはこれまでの功績が認められ栄誉あるロイヤル・フィルハーモニー協会最優秀室内楽団賞を授与されたシューベルト・アンサンブル。サイモン・ブレンディスのリーダーシップにも期待。
CHAN-10577
ハーマン:映画音楽集
戦慄の調べ/市民ケーン
オーラ・ボイラン(S)、
マーティン・ロスコー(P)、
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
ライト・ミュージックの全盛期1940年代から60年代にかけて革新的な映画音楽を次々と打ち出し、1941年には「悪魔の鐘」でアカデミー賞作曲賞を受賞するなど輝かしい経歴を誇るハーマン。ここでは1941年〜1976年に公開された映画のために47作品を作曲したハーマンの映画音楽の中から1945年公開の「旋律の調べ」、1941年公開の「市民ケーン」の2作品を収録。
CHAN-10578(3CD)
サリヴァン:歌劇「アイヴァンホー」 デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ、
エイドリアン・パーティントン・シンガーズ、
ジャニス・ワトソン(S)、ジェラルディン・マクグリーヴィ(S)、
キャスリン・ウィン=ロジャース(Ms)、トビー・スペンス(T)、
ピーター・ウェッド(T)、アンドリュー・ステープルス(T)、
ピーター・ローズ(Bs)、ジェイムズ・ラザフォード(Br)、
ニール・デイヴィス(Br)、マシュー・ブルック(Bs-Br)、
スティーヴン・ガッド(Br)、レイ・メルローズ(Br)
ウォルター・スコットの歴史小説を題材とした歌劇「アイヴァンホー」は、"神"や"神話"を題材とした舞台作品の作曲を避け、イギリスにおけるオペレッタのスタイルを確立させた功績を持つサリヴァンの最高傑作の1つ。イングリッシュ・ロイヤル・オペラ・ハウスのこけら落としのために作曲された「アイヴァンホー」は、150回以上も公演が行われたものの膨大な規模や費用のためオペラハウスを倒産させてしまったというエピソードを持つ作品でもあります。
CHAN-10581
北欧のオルガン作品集
シベリウス:2つの小品Op.111
ゲーゼ(ガーデ):3つの小品Op.22/3つのコラール前奏曲
パルムグレン:2つの前奏曲
ニーステッド:イエスとともに旅をしよう
マッソン:ラルゲット/オルソン:ソナタOp.38
イアン・クイン(Org)
シベリウスの「2つの小品Op.111」やノルウェーの賛美歌「イエスとともに旅をしよう(Med Jesus vil eg fara)」を題材としたニーステッドの作品など北欧音楽ファンにオススメ。
CHAN-10582
フォーレ:ピアノ四重奏曲集
ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.15
ピアノ四重奏曲第2番ト短調Op.45
夜想曲第4番変ホ長調Op.36
キャスリン・ストット(P)、
エルミタージュ弦楽三重奏団
ストットは1994年にハイペリオンでフォーレの「ピアノ作品全集」(CDA 66911/4)を完成させ、シャンドスからもクリスティアン・ポルテラとのデュオで「チェロ&ピアノ作品集」(CHAN-10447)をリリース。英BBCミュージック・マガジン誌では「キャスリン・ストットは現在最も素晴らしいフォーレ弾きの地位にある」と絶賛されるなど、ストットにとってフォーレは特別な大切な存在です。ストットとコンビを組むのは、LPOの元リーダー、ボリス・ガルリツキーが率いるエルミタージュ弦楽三重奏団。ストットとロシアの名手たちによる愛情に満ちた素晴らしいフォーレが誕生。
CHAN-10583
ラフマニノフ:歌劇「アレコ」 ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル
トリノ王立歌劇場cho
セルゲイ・ムルザエフ(アレコ/Br)、
エフゲニー・アキモフ(若いジプシー/T)、
ゲンナジー・ベズベンコフ(老ジプシー/Bs)、
スヴェトラ・ワシレワ(ゼムフィーラ/S)、
ナデジダ・ワシリエワ(ジプシーの老婆/Ms)

録音:2009年9月7日−8日、オーディトリオRAIアルトゥーロ・トスカニーニ(トリノ)でのライヴ
ノセダの"ラフマニノフ3大オペラ"レコーディングの最後を飾る「アレコ」は、マンチェスターでのセッション録音だった前2作とは異なり、2007年から音楽監督を務めるトリノ王立歌劇場の合唱団を起用したトリノでのライヴ録音!またソリストにもロシアのマリインスキー劇場やボリショイ劇場で活躍する旬の歌手たちをズラリと揃えるなど布陣も万全。
CHAN-10584
ハルヴォルセン:管弦楽作品集Vol.1
ロシア領主たちの入場
ヴァイオリンと管弦楽のための「アンダンテ・レリジオーソ」*
「仮面舞踏会」からの組曲
メランコリー/交響曲第1番
ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO、
マリアンネ・トールセン(Vn)*
ベルゲン・フィルのコンサートマスターから首席指揮者に抜擢され、1899年にはクリスチャニア国立劇場の指揮者に就任するなど、ヴァイオリニスト、指揮者としても高名だったハルヴォルセン。
作曲家としては、グリーグやスヴェンセンが確立したノルウェー国民楽派の後継者であると同時に、フランスのロマン派音楽を彷彿とさせる輝かしいオーケストレーションを描くなど、その多彩な作風が持ち味であり魅力です。
CHAN-10585
ダンディ:管弦楽作品集Vol.3
交響的変奏曲「イスタール」Op.42
サクソフォンと管弦楽のための「コラール変奏曲」Op.55*
交響曲第3番「ガリア戦争の小交響曲」Op.70
地中海二部作Op.87
ラモン・ガンバ(指)アイスランドSO
シグルズール・フロサソン(Sax)*
第3集最大の聴きどころは、何と言っても久々の新録音登場となる「交響曲第3番」!この第一次世界大戦のフランス本土での戦いが由来となっており、ダンディの祖国に対する愛国心が込められた1916年〜18年の大作です。アイスランド・ジャズ界の最高峰、シグルズール・フロサソンを迎えてのサクソフォン版「コラール変奏曲」や「イスタール」、再婚後の充実期に書かれた「地中海二部作」など、収録4作品はどれもダンディの魅力を知るのに最適。
CHAN-10586
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.1
ピアノ・ソナタ第39番ニ長調Hob.XVI-24(第24番)

ピアノ・ソナタ第47番ロ短調Hob.XVI-32(第32番)
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Hob.XVI-46(第46番)
ピアノ・ソナタ第49番嬰ハ短調Hob.XVI-36(第36番)
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)
バヴゼはシャンドスのベストセラーとなったドビュッシーや、移籍前のラヴェルの印象が強いため、フランス音楽専門のピアニストと受け止められがちですが、新日本フィルとの共演でのリストや、このハイドン・シリーズへの進出など、"フランスもの以外"のレパートリーも幅広く演奏も間違いなくワールドクラス!
CHAN-10587
ハウエルズ:セント・ジョンズのマニフィカト
聖ミカエルへの続唱/バビロン河のほとりに
汚れなき薔薇
グロスターシャーのマニフィカトとヌンク・ディミッティス
詩篇第142番
AGracefor10DowningStreet(ダウニング街10番地)
我がただ一つの望み
ライク・アズ・ザ・ハート
セント・ジョンズのマニフィカトとヌンク・ディミッティス
めでたし女王/テ・デウム
アンドルー・ネスシンガ(指)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho、
ポール・ウィーラン(Br)、
デイヴィッド・アダムス(Vn)、
アリス・ニアリー(Vc)
トリニティ・カレッジ合唱団やキングズ・カレッジ合唱団、クレア・カレッジ合唱団とケンブリッジの名門、セント・ジョンズ・カレッジ合唱団がシャンドスと3年間の専属契約を締結!2007年に音楽監督に就任したアンドルー・ネスシンガの指揮によるシャンドスからのリリース第1弾は、グロスターシャー大聖堂のオルガニストを務め、20世紀イギリスの合唱音楽の発展に大きな影響を与えたハーバート・ハウエルズの合唱作品集。20世紀の英国合唱音楽の中でも根強い人気を誇るハウエルズの作品を、名門の歌声で聴けるのはうれしいところ。
CHAN-10588
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパンVol.1
ショパン:夜想曲第19番ホ短調Op.72-1
スケルツォ第1番ロ短調Op.20
夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
夜想曲第18番ホ長調Op.62-2
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
夜想曲第17番ロ長調Op.62-1
スケルツォ第4番ホ長調Op.54
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
ルイ・ロルティ(P)
1984年の第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位に輝き、同年のリーズ国際ピアノ・コンクールで4位入賞を果たしたロルティは、1986年に20年以上が経過した現在でも名盤の誉れが高いショパンの「練習曲全集」でシャンドスからデビュー。その後もショパン、ベートーヴェン、ラヴェル、リスト、モーツァルトなどシャンドスから30を超える名演を生み出してきましたが、近年はレコーディングがリリースされず、その世界屈指と言われる実力の"現在"を知る機会に恵まれませんでした。ファツィオーリのプレーヤー・リストにも名を連ねるロルティとシャンドスがショパン・イヤーをさらに彩ります。
CHAN-10589
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27
幻想曲「岩」Op.7*
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル

録音:2008年11月24日*、2009年11月11日−12日マンチェスター新放送センター・スタジオ7
ノセダ&BBCフィルのラフマニノフ・プロジェクト第4弾。ラフマニノフの孫であるアレクサンドル・ラフマニノフが1999年に設立したセルゲイ・ラフマニノフ財団の全面的なサポートも心強い。
CHAN-10590
スーザン・グリットン〜イギリス歌曲集
フィンジ:ディエス・ナタリスOp.8
ブリテン:イリュミナシオンOp.18、
 4つのフランスの歌
ディーリアス:去り行くひばり
スーザン・グリットン(S)、
エドワード・ガードナー(指)BBC響
イギリスが世界に誇るリリック・ソプラノ、スーザン・グリットンが歌うオール・イギリス・プログラム!牧歌的、またどこか陰のある深い美を持ったフィンジの音楽とグリットンの歌声が紡ぐ傑作「ディエス・ナタリス(降誕祭)」。当代屈指の"ブリテン歌い"によるブリテン14歳の作品「4つのフランスの歌」と「イリュミナシオン」の全曲。トーマス・ビーチャムとエリック・フェンビーによって校訂され、現在唯一のソプラノ版となるディーリアスの「去り行くひばり」など、グリットンが歌う4作品はどれも20世紀イギリスの声楽曲を代表する傑作ばかり!ENOで辣腕を振るう若きマエストロとグリットンを組み合わせてきたところからも、この歌曲集に懸けるシャンドスの本気度がうかがえます。
CHAN-10592
バーゴン:ヴィオラ協奏曲「ゴースツ・オヴ・ザ・ダンス」(世界初録音)
歌曲集「残酷な美」*
チェロ協奏曲(世界初録音)#
フィリップ・デュークス(Va)、
ジョゼフィーヌ・ナイト(Vc)#、
サラ・コノリー(Ms)*、
ラモン・ガンバ(指)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
テレビ番組や映画音楽のサウンド・トラックが大ヒットとなり、英国の幅広い層から支持を集めている熟練の作曲家ジェフリー・バーゴン(1941−)。ハイペリオンからリリースされた合唱作品集(CDA 67567)に続く"クラシック"の作品集には、1996年〜97年に作曲された歌曲集と世界初録音となる2つの協奏曲を収録。ザ・シックスティーンのメンバーでもあり、シューマン歌曲集(CHAN-10492)での美声が印象深いサラ・コノリーの歌声、英国音楽の達人ラモン・ガンバの統率力が聴きどころ。
CHAN-10593
ボーウェン:ピアノ作品集Vol.4
パルティータOp.156/かわいい組曲Op.39(組曲第4番)
組曲第3番Op.38/3つのスケッチOp.43
ソナチナOp.144/3つのノヴェレッテOp.124
ポロネーズOp.26-2/気まぐれOp.19-2
ヨープ・セリス(P)
ソロ、室内楽、協奏曲など、新たな録音が続々とリリースされ再評価が進む"イギリスのラフマニノフ"ことヨーク・ボーウェン(1884−1961)。一足早くボーウェンの発掘に乗り出したシャンドスのボーウェン第4巻に収録されたキャリア初期の20年間と後期の1949年〜1960年に作曲されたピアノ作品は、一部を除きほとんどが世界初録音。ハイペリオンのダニー・ドライヴァーと同じくボーウェンの音楽をこよなく愛するヨープ・セリス。師であるバドゥラ=スコダ直伝の奏法と、研究に研究を重ねた解釈によって、さらに解明されるボーウェンの音楽の真価!
CHAN-10596(2CD)
モーラン:独唱歌曲全集
スプリング・ゲーテ・オール・イン・ホワイト
いつ6月は来るの/青いマントル
たそがれ/ラドロー・タウン/2つの歌
若きは喜び/心浮きたつ5月/死の夢
来たれ、死よ/トロル・ザ・ボウル
あなたはポルカを踊れない!
ダイアー婦人/モルトワームス
ジェイムズ・ジョイスの7つの詩
私が最後にラドローに来たとき
ウェンロック・タウンで(Tis timu, I think)
はるか西のブルックランドで
この世で一番いとおしい花
Oh fair enough are sky and plain(第1稿/第2稿/第3稿)
もう泣かないで
スウィート・オ・ザ・イヤー/シュロの主日
春の青い瞳/ローズフレイル/ティリー
ラホーン/4つのイギリスの抒情詩
4つのシェイクスピアの歌/ディアフェニア
ロザリン/モンクス・ファンシー
秋の招待/神が存在するならば
セイマス・オサリヴァンの6つの詩
ジェラルディン・マクグリーヴィ(S)、
エイドリアン・トンプソン(T)、
ロデリック・ウィリアムス(Br)、
ジョン・タルボット(P)
ハウスマンやジョイス、オサリヴァンの詩を題材とし、母国イギリスの民謡をふんだんに取り入れたモーランの歌曲は、代表作の交響曲や協奏曲にも並ぶ素晴らしい作品ばかり。ソプラノのジェラルディン・マクグリーヴィなどイギリスの一流歌手たちが、20世紀英国の音楽遺産、モーランの歌曲を大切に歌います。

CHAN-10601
レイトン:ピアノ独奏作品集
ソナタOp.64/前奏曲集
組曲「夏の情景」(世界初録音)
ソナタ第3番Op.27(世界初録音)
マーガレット・フィンガーハット(P)
ロマン派のスタイルと12音技法の共存というとてつもないスケールのテーマに挑んだレイトンのピアノ作品は、管弦楽作品以上に歴史に埋もれたままとなっています。それだけにシャンドス初期から意欲的なレパートリーを引き続けていた名ピアニスト、マーガレット・フィンガーハットの演奏はレイトンのピアノ作品の魅力を解明する重要な鍵となることでしょう。
CHAN-10602
マルティヌー:チェロとピアノのためのソナタと変奏曲集
チェロ・ソナタ第1番H.277
スロヴァキア民謡による変奏曲H.378
チェロ・ソナタ第2番H.286
ロッシーニの主題による変奏曲ニ長調H.290
チェロ・ソナタ第3番ハ長調H.340
ポール・ワトキンス(Vc)、ヒュー・ワトキンス(P)
20世紀チェコの巨匠、ボフスラフ・マルティヌー(1890−1959)のチェロ作品を弾くのは、イギリスの超人集団ナッシュ・アンサンブルのメンバーであり、近年は指揮活動にも情熱を注ぐ英国の名チェリスト、ポール・ワトキンス。ナチスの侵攻から逃れるために渡ったアメリカで1952年に作曲を行った「チェロ・ソナタ第3番」、胃癌を患ったマルティヌーの祖国への望郷の念が込められた最晩年の「スロヴァキア民謡による変奏曲」など、チェコ、ボヘミアの旋律やリズムが溢れ出る傑作をワトキンス兄弟が大切に、そして感情豊かに奏でます。
CHAN-10604
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ〜ボッケリーニ:交響曲集
交響曲第3番ニ長調G503
交響曲第8番イ長調G508
交響曲第21番ハ長調G515
マティアス・バーメルト(指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
天才作曲家、天才チェリストとして名を馳せていたボッケリーニの作品と言えば、弦楽五重奏曲や弦楽四重奏曲などの室内楽曲や器楽曲、チェロ協奏曲などが思い浮かぶところですが、ここでシャンドスが着目したのは「交響曲」!バーメルトとLMPは、1771年にスペイン王子ドン・ルイス王子のために作曲された「交響曲第3番」と「交響曲第8番」、1786年にプロイセン国王フリードリヒ・ヴィルヘルムU世に捧げられた「交響曲第21番」の3作品を収録。意外(?)にもその生涯で20曲を超える交響曲を遺したボッケリーニの知られざる一面が見える興味深い演奏。
CHAN-10605
カゼッラ:交響曲第2番ハ短調Op.12(世界初録音)
スカルラッティアーナOp.44
マーティン・ロスコー(P)
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィル
エネスコに捧げられたマーラーからの影響を思わせる約50分の大作「交響曲第2番」は、このノセダ&BBCフィルの演奏が世界初録音。また母国イタリアの先人スカルラッティの音楽をベースとしたピアノと管弦楽のための「スカルラッティアーナ」には、英国の名手マーティン・ロスコーがソリストとして参戦するなど、カゼッラの管弦楽作品集に好奇心をくすぐられること必至!
CHAN-10606
ドーヴ:教会オペラ「トビアスと天使」(世界初録音) デイヴィッド・チャールズ・アベル(指)
ヤング・ヴィク・コーラス&インストゥルメンタル・アンサンブル
オペラ、合唱、劇場、映画、管弦楽、室内楽など幅広いジャンルで活躍するイギリスの作曲家ジョナサン・ドーヴ(1959−)のオペラ録音第3弾。世界初録音となるこの「トビアスと天使」は、旧約聖書外典の「トビト書」を題材として作曲され、1999年に初演、2006年に改修されたロンドンのヤング・ヴィク劇場で上演された最初のオペラでもあります。
CHAN-10608
レイトン:管弦楽作品集Vol.3
交響曲第1番Op.42
ピアノ協奏曲第3番Op.57「夏の協奏曲(コンチェルト・エスティーヴォ)」
ハワード・シェリー(P)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
作曲者とレーベルの母国、イギリスの音楽誌だけでなく、ここ日本でも好レビューを獲得するなど、高い評価を受けたシャンドスの「ケネス・レイトン管弦楽作品集」。第1集(CHAN-10461)、第2集(CHAN-10495)で指揮を振ったリチャード・ヒコックスからタクトを受け継いだのは、"英国音楽の達人"の後継者の1人マーティン・ブラビンズ。大戦後を代表するイギリスの作曲家であり、伝統的なロマン派の書法と12音技法の共存を目指したレイトンの「交響曲第1番」と「ピアノ協奏曲第3番」は、両作品とも貴重な音源。
CHAN-10609
ダンス〜ギター四重奏のための作品集
ジスモンチ:やくざなバイヨン
マルティン:ハスタ・アリシア・バイラ
スコット:7つの踊りと"ノー・ルッキング・バック"(世界初録音)
ボッケリーニ:前奏曲とファンダンゴ
伝承曲:ねえ覚えてるかい?ミリツァ、パイドゥースカ
ピアソラ:天使の死/マッケイ:白鳥"LK243"
伝承曲:マラゲーニャ・サレロッサ、タランテラ
ラグレーン:メイド・イン・フランス
アクアレル・ギターQ
マンチェスターのRNCMでクレイグ・オグデン、ゴードン・クロスキーに学んだギタリストたちによって結成されたアクアレル・ギターQのダンス・コレクションは、伝承曲、ボッケリーニから、ジスモンチ、イギリスのサクソフォン奏者アンディ・スコットの委嘱作品など豊富なバラエティが魅力。時代や形式に束縛されることなく、クラシカル・ギターの新境地を開拓し続けるギター・クヮルテットが奏でる喜怒哀楽のダンスをお楽しみ下さい!
CHAN-10610
バルトーク:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番Sz.83
ピアノ協奏曲第2番Sz.95
ピアノ協奏曲第3番Sz.119
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2009年12月9日−10日&2010年4月1日
近現代のイタリア音楽や知られざる管弦楽作品の発掘に取り組んでいるノセダと、ドビュッシーから次なるステップとなるハイドンへと踏み出したバヴゼのコンビが挑むバルトーク。ノセダの燃え上がる情熱と、バヴゼの光る知性、そしてバルトークの音楽という意外性に富んだ組み合わせはシャンドスならでは!
CHAN-10611
コルンゴルト:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第2番
弦楽四重奏曲第3番
ドーリックSQ

録音:2010年4月5日−7日
ドーリックSQは、2008年に開催された第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇したイギリスの若きアンサンブル。大阪に続きイタリアのパオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで第2位を獲得するなど、一気に注目度を高めたドーリックSQはシャンドスと専属契約を締結。このコルンゴルトがシャンドス・デビュー盤となります。ハリウッドの巨匠でもなく大規模な管弦楽作品やオペラの作曲家でもない、コルンゴルトの"室内楽の作曲家"としての魅力を、英国のフレッシュな才能たちが伝えてくれます。
CHAN-10613
ファゴットと管弦楽のための作品集
モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調K.191
クルーセル:ファゴット小協奏曲
クロイツァー:変奏曲変ロ長調
ロッシーニ:ファゴット協奏曲
カレン・ジョーヒガン(Fg)
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2009年11月4日&2010年1月20日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7
BBCでテレビ放送された"クラシカル・ライジング・スター・プログラム"での素晴らしいパフォーマンス、BBCクラシカル・スター(http://www.bbc.co.uk/classicalstar/)のファイナリスト選出などの成功により、シャンドスと専属契約を結んだファゴット界のシンデレラ・ガール、カレン・ジョーヒガンのリリース第4弾!英グラモフォン誌では20世紀英国の名手アーチー・キャムデン、グィディオン・ブロークと並び"5人の世界的ファゴット奏者の1人"と称されるなど、その存在感は増すばかり。ジョーヒガンと灼熱のマエストロ、ノセダ&BBCフィルとはヴォルフ=フェラーリの「協奏的組曲」(CHAN-10511)で、また2009年のプロムスではモーツァルトの「ファゴット協奏曲」で共演を果たし大喝采を浴びるなど、コンビネーションは万全!王道モーツァルト、珍しいロッシーニなど、本格的にコンチェルトのレコーディングに挑むジョーヒガン。シンデレラ・ガールのサクセス・ストーリーはまだまだ続きます!
CHAN-10614
ハルヴォルセン:管弦楽作品集Vol.2
古風な組曲/3つのノルウェー舞曲*
ノルウェーの旋律*/ベスレモイの歌*
交響曲第2番「宿命」
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ベルゲンPO、
マリアンネ・トールセン(Vn)*

録音:2009年8月24日−9月2日、グリーグホール(ベルゲン/ノルウェー)
近代ノルウェーを代表する国民的作曲家であり、ヴァイオリンの名手でもあったヨハン・ハルヴォルセン(1864−1935)は、ベルゲン・フィルのコンサートマスター、首席指揮者を歴任するなど、ベルゲン・フィルとの関係は特別。グリーグの確立したノルウェーのナショナル・ロマンチシズムを発展させるなど、作曲家ハルヴォルセンがノルウェーの楽壇に与えた非常に大きい。
CHAN-10615
ヴィルトゥオーゾ・クラリネット
ジャンピエリ:ヴェニスの謝肉祭
メサジェ:ソロ・ド・コンクール
ミヨー:スカラムーシュOp.165b
ロヴレーリョ:ヴェルディの「椿姫」による演奏会用幻想曲
ガーシュウィン:3つの前奏曲
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34-14
ウェーバー:グランド・デュオ・コンチェルタントOp.48
ミルトン:カルメン幻想曲Op.22
マイケル・コリンズ(Cl)、
ピアーズ・レーン(P)

録音:2010年2月1日−3日、ブリテン・スタジオ(サフォーク)
ロンドン・シンフォニエッタやフィルハーモニア管の首席奏者を歴任してきた英国クラリネット界の重鎮が取り上げたプログラムには、どれも非常に高度なヴィルトゥオージティが求められる華麗でスリリングな作品がズラリ!ミヨー自身のアレンジによるクラリネット版「スカラムーシュ」、2009年のハロゲート音楽祭で初演されたミルトンの新作「カルメン幻想曲」など、クラリネット・ソロのレパートリー拡大にも一役買っています。
CHAN-10616(9CD)
ルイ・ロルティ/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1
第2番イ長調Op.2-2/第3番ハ長調Op.2-3
第4番変ホ長調Op.7
4手のためのソナタ ニ長調Op.6
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1
第6番ヘ長調Op.10-2/第7番ニ長調Op.10-3
第8番《悲愴》/第9番ホ長調Op.14-1
第10番ト長調Op.14-2/第11番変ロ長調Op.22
第12番《葬送》/第13番変ホ長調Op.27-1
第14番《月光》/第15番《田園》
第16番ト長調Op.31-1/第17番《テンペスト》
第18番変ホ長調Op.31-3
第19番ト短調Op.49-1/第20番ト長調Op.49-2
第21番ハ長調Op.53《ワルトシュタイン》
第22番ヘ長調Op.54*/第23番《熱情》*
第24番《テレーゼ》*/第25番ト長調Op.79*
第26番《告別》/第27番ホ短調Op.90*
第28番イ長調Op.101
第29番《ハンマークラヴィーア》
第30番ホ長調Op.109+
第31番変イ長調Op.110+
第32番ハ短調Op.111+
ルイ・ロルティ(P)

録音:1991年−1998年、2009年12月7日(Nos 22, 23, 24, 25, 27)、2010年6月14日−15日(Nos 30, 31, 32)/
使用ピアノ:スタインウェイ・モデルD(1936/2007)*、ファツィオーリF278+
1984年の第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクール第1位、同年のリーズ国際ピアノ・コンクール第4位入賞という実績を持つロルティ。特にカナダ国内では同じくカナダ出身のアムランやヒューイットをも凌ぐ知名度、評価の高さを誇る世界的ピアニストです。
CHAN-10625
ガニング:映画&TV音楽集
サクソフォンと管弦楽のための「ポワロ・ヴァリアンツ」
愛の賛歌/アンダー・サスピション
エネルギークローン
ローズマリーとタイム・カプリス/レベッカ
ポリアナ/ファイアーライト/鯨が来た時
ザ・ホロウ/五匹の子豚/ライトハウス・ヒル
ニコール・ティベルス(S)、
クレイグ・オグデン(G)、
マーティン・ロバートソン(Sax)
ラモン・ガンバ(指)BBCフィルハーモニック
映画音楽ファンを熱狂へと誘うシャンドスのロング・シリーズ、"シャンドス・ムーヴィーズ(映画音楽シリーズ)"の最新作は、現役のイギリス人作曲家クリストファー・ガニング(1944−)。すでにシャンドスからは交響曲集(CHAN-10525)をリリースしているガニングだが、その真の姿は、アガサ・クリスティ原作の英国ドラマ「名探偵ポワロ」や2007年に公開された映画「「エディット・ピアフ−愛の賛歌」の音楽を担当してきた英国サウンドトラック界の大作曲家なのです。2008年2月には、BAFTA(英国グラミー賞)の最優秀音楽賞を受賞するなどその勢いはホンモノ。
CHAN-10626
アール・ワイルドへのトリビュート
ガーシュウィン(ワイルド編):「ポーギーとベス」による大幻想曲、
 7つのヴィルトゥオーゾ・エチュード、
 「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー」による即興曲
ワイルド:ピアノ・ソナタ
シャイン・ワン(P)
アール・ワイルドのトリビュート・アルバムにシャンドスが抜擢したのは、今回がシャンドス・デビューとなる中国系アメリカ人の若手女流ピアニスト、シャイン・ワン。アール・ワイルドが遺したガーシュウィンのアレンジと自作のピアノ・ソナタ(2000)。技巧的にも音楽的にも一筋縄ではいかないこの難曲たちを、シャイン・ワンのキリ教に要注目。
CHAN-10627
グレッグソン:トロンボーン協奏曲*
チェロと室内オーケストラのための協奏曲《クリスのための歌》**
室内オーケストラのための音楽
弦楽オーケストラのための《2つの風景》
ピーター・ムーア(Tb)*、
ガイ・ジョンストン(Vc)**、
ブランウェル・トヴェイ(指)
BBCコンサートO

録音:2010年3月1日−3日、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
すでにトロンボーン関係者の間で話題となっている現在14歳のスーパー天才少年ピーター・ムーアは、1996年、北アイルランドの首都ベルファスト出身。2008年にはイギリスの若手演奏家たちの登竜門、BBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーをなんと弱冠12歳で制覇。英国内外に特大のインパクトをもたらしたピーター・ムーアは、同年トマジのトロンボーン協奏曲でウィグモア・ホール・デビューを飾るなど、桁外れの才能を持つイギリスの若き天才トロンボーン奏者です。美しくリリカルなメロディとテクニカルなフレーズを持つ難曲グレッグソンの「トロンボーン協奏曲」を威風堂々と奏でるピーター・ムーア。凄すぎるイギリスの天才少年の演奏は、トロンボーン関係者必聴です!
CHAN-10633
ピエルネ:ピアノ協奏曲ハ短調Op.12
鉛の兵隊の行進
牧歌風の主題によるディヴェルティスマンOp.49
ラムンチョ組曲第1番/ラムンチョ組曲第2番
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
ファンホ・メナ(指)BBCフィルハーモニック

録音;2009年12月19日&2010年1月8日−9日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7(イギリス)
ノセダとのバルトーク(CHAN-10610)、トルトゥリエとのラヴェル&ドビュッシー(CHSA 5084)に続くジャン=エフラム・バヴゼの協奏曲録音第3弾は、BBCフィルの次期首席指揮者ファンホ・メナとのピエルネ!!ジャナンドレア・ノセダの後任として、2011−12シーズンからBBCフィルの首席指揮者に就任するスペイン人指揮者ファンホ・メナがシャンドス初登場!メナは、1999年から2008年までバスク地方の雄、ビルバオ交響楽団の芸術監督兼首指揮者を務め、同オーケストラをスペイン・トップレベルまで引き上げた手腕を持つラテン語圏が輩出した次代の巨匠候補の1人。ノセダの熱きスタイルを継承、発展させるメナとBBCフィルの新体制がシャンドスで一足早くスタートします!
CHAN-10634
イタリアの間奏曲〜無言歌集
チレア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》第2幕間奏曲
プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》第3幕間奏曲
カタラーニ:歌劇《ローレライ》〜水の精の踊り
プッチーニ:歌劇《修道女アンジェリカ》間奏曲
ジョルダーノ:歌劇《シベリア》第2幕前奏曲
ポンキエルリ:歌劇《ジョコンダ》〜時の踊り
マスカーニ:歌劇《友人フリッツ》間奏曲
ヴェルディ:歌劇《椿姫》第3幕前奏曲
プッチーニ:歌劇《エドガール》第1幕前奏曲/第3幕前奏曲
カタラーニ:歌劇《ワリー》第3幕間奏曲/第4幕間奏曲
ヴォルフ=フェラーリ:歌劇《4人の田舎者》間奏曲、
 歌劇《マドンナの宝石》間奏曲
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》間奏曲
ジョルダーノ:歌劇《フェードラ》第2幕間奏曲
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2008年8月5日−6日&2009年11月12日&2010年3月22日−23日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7(イギリス)
19世紀〜20世紀初期のイタリア・オペラからノセダ&BBCフィルが選りすぐった"間奏曲集"は、とにかく多彩でユニーク。ディズニーの映画「ファンタジア」でも知られるジョコンダの「時の踊り」やヴェルディ、プッチーニ、マスカーニの音楽にカタラーニの珍しい間奏曲を組み合わせるなど、イタリアの埋もれし音楽を救ってきたノセダの鋭い選曲眼は、この"間奏曲集"でも全くブレがありません。歌い手たちが輝き喝采を浴びるイタリア・オペラの中で、オーケストラが歌う言葉なき歌。オペラでの活躍も目覚ましいノセダがBBCフィルと共に"無言歌"="間奏曲"を美しく、そして情感豊かに響かせます。
CHAN-10635
モーツァルト:アダージョとフーガ第5番変ホ長調K.404a-5
ディヴェルティメント変ホ長調K.563
アダージョとフーガ第4番ヘ長調K.404a-4
エルミタージュ弦楽三重奏団
〔ボリス・ガルリツキー(Vn)、アレクサンドル・ゼムツォフ(Va)、レオニード・ゴロホフ(Vc)〕

録音:2010年6月28日−30日、ポットン・ホール(サフォーク)
LPOの元コンマスで現在もゲスト・リーダーのポジションにあるボリス・ガルリツキー、LPOの首席ヴィオラ奏者アレクサンドル・ゼムツォフ、1986年ジュネーヴ国際コンクール・チェロ部門の覇者レオニード・ゴロホフの屈強なロシア人トリオが、フリーメーソンに捧げられたモーツァルト晩年の傑作と大バッハの音楽を題材とした「アダージョとフーガ」でシャンドス・アーティストとして始動します!
CHAN-10636
イースデイル:映画音楽集
「赤い靴」より バレエ音楽*
「戦艦シュペー号の最後」〜前奏曲と行進曲
「キューガーデン」組曲/「黒水仙」組曲
「アドベンチャー・オン!」組曲/「女狐」組曲
ラモン・ガンバ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO&cho
シンシア・ミラー(オンド・マルトノ)*
クリストファー・ガニングの映画&TV音楽集(CHAN-10625)に続くシャンドスのロングセラー・シリーズ、「シャンドス映画音楽シリーズ(シャンドス・ムーヴィーズ)」の最新作は、アカデミー賞受賞作曲家ブライアン・イースデイル(1909−1995)の映画音楽集!ブリテンの劇音楽「前線にて」のオーケストレーションを担当した経験を持つイースデイル。その映画音楽の作曲家としての姿は、映画「赤い靴」でイギリス人としては初めてアカデミー賞の劇・劇映画音楽賞に輝くなど、大きな成功を収めた英国映画音楽界の巨匠です。シャンドス映画音楽シリーズに欠かせぬマエストロ、ラモン・ガンバがアカデミー賞作曲家イースデイルの映画音楽をシンフォニックに響かせます!
CHAN-10637
マイケル・コリンズ〜リリカル・クラリネット
プーランク:ソナタS.184
ブルグミュラー:デュオOp.15
サン=サーンス:ソナタOp.167
リード:「ヴィクトリア朝のキッチン・ガーデン」組曲
ペルト:鏡の中の鏡
フィンジ:5つのバガテルOp.23
ベールマン:アダージョ(クラリネット五重奏曲第3番op.23からの編曲)
マイケル・コリンズ(Cl)、
マイケル・マクヘイル(P)
シャンドスと専属契約を結び、「ヴィルトゥオーゾ・クラリネット」(CHAN-10637)でシャンドス・ファミリーへの仲間入りを果たした英国クラリネット界の重鎮マイケル・コリンズのシャンドス専属第2弾となる「リリカル・クラリネット」では、フランスのサン=サーンスやプーランクのソナタから、イギリスのフィンジ、そしてペルトなど、タイトル通り"リリカル"なクラリネットのための傑作をチョイス。
CHAN-10638(19CD)
グレインジャー・エディションBOX
管弦楽作品集
合唱と管弦楽のための作品集
無伴奏合唱作品集
吹奏楽作品集/室内楽作品集
メゾ・ソプラノのための歌曲集
テノールのための歌曲集
バリトンのための歌曲集
2台ピアノのための作品集
ピアノ独奏作品集
リチャード・ヒコックス(指)
ティモシー・レイニッシュ(指)
クラーク・ランデル(指)
デンマークRSO、
BBCフィルハーモニック、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
RNCM、ASMF室内楽団&cho、他
民謡の採集を積極的に行い、「自在音楽(フリーミュージック)」を追求し続けたグレインジャー。「リンカンシャーの花束」の「メルボルン卿」冒頭に代表されるように、小節、拍子、和声にこだわらない「自在音楽」のスタイルはグレインジャーが確立したものといっても過言ではないでしょう。
CHAN-10658
ブリテン:管弦楽作品集
歌劇「グロリアーナ」〜交響組曲Op.53a*
チェロ交響曲Op.68#
「ピーター・グライムズ」〜4つの海の間奏曲Op.33a
エドワード・ガードナー(指)
BBCフィルハーモニック、
ロバート・マレイ(T)*、
ポール・ワトキンス(Vc)#

録音:2010年7月14日−15日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7(イギリス)
2007年に異例の若さでイングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)の音楽監督に迎えられ、シャンドス・アーティストに加わったエドワード・ガードナー。初期の名演が存在する「4つの海の間奏曲」(ヒコックス盤&ハンドリー盤)と「チェロ交響曲」(ウォルフィッシュ盤)の新録音をガードナーに託したのは、この英国の若き偉才に寄せる期待が本物だからこそ。
CHAN-10659
ヴェルディ:カンタータ「諸国民への讃歌」#
「ロッシーニのためのレクイエム」〜リベラ・メ*
聖歌四篇*
「運命の力」〜天使の中の女王よ*
バルバラ・フリットリ(S)*、
フランチェスコ・メリ(T)#、
ジャナンドレア・ノセダ(指)
トリノ王立歌劇場O&cho

録音:2010年7月15日−17日、トリノ王立歌劇場メイン・ステージ(イタリア)
13人の作曲家たちによる協同作「ロッシーニのためのレクイエム」でヴェルディが担当した「リベラ・メ」、1862年のロンドン万博のために作曲されたカンタータ「諸国民への讃歌」、「運命の力」からの合唱曲「天使の中の女王よ」、そして「聖歌四篇」。ノセダは、イタリア・オペラの大家ヴェルディの"合唱作品"を最高の演奏で奏でるべく、バルバラ・フリットリ、フランチェスコ・メリをソリストとして招くなど、豪華キャストが実現!
CHAN-10660
ダンディ:管弦楽作品集Vol.4
交響組曲「海辺の詩」Op.77
交響曲イ短調「イタリア」
ラモン・ガンバ(指)アイスランドSO

録音:2010年9月27日−30日、ハスコラビオ(アイスランド)
第1集(CHAN-10464)のグラミー賞にノミネート、第2集の英グラモフォン誌2009年6月号エディターズ・チョイス選出など、ヴァンサン・ダンディ(1851−1931)の音楽の復権、再評価に大きな役割を果たしてきたラモン・ガンバ&アイスランドSOのコンビによる管弦楽作品集。最新巻となる"Vol.4"では、旅行先のイタリアで強い影響を受けた若きダンディが、各楽章にローマ、フィレンツェ、ヴェニス、ナポリというタイトルを付けた「交響曲イ短調」と、まるで地中海の風景を彷彿とさせる様な"海"をテーマとした「海辺の詩」をカップリング!初期の「交響曲イ短調」と後期の「海辺の詩」。イギリスの万能型指揮者ラモン・ガンバと北欧の小国の財産アイスランドSOが、ダンディの音楽のコントラスト、作風の変遷を伝えます。
CHAN-10661
ウォルトン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲(1922/原典版)
弦楽四重奏曲イ短調
ドーリックSQ
〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、サイモン・タンドリー(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:録音:2010年7月14日−16日、ポットン・ホール(サフォーク)
シャンドスも次代の看板アーティストとして期待するイギリスの俊英ドーリックSQのレコーディング第2弾は、ウォルトンの弦楽四重奏曲集。1922年の弦楽四重奏曲では、2008年に出版された"ウィリアム・ウォルトン・エディション"に収録されているヒュー・ウィリアムズ校訂の原典版を用いており、若き日のウォルトンが書き上げた「弦楽四重奏曲」の本来の姿が明らかになります。シャンドスでのウォルトンの新録音という大役を担うドーリックSQ。イギリスに現れた新星、要注目です!
CHAN-10664
ハルヴォルセン:管弦楽作品集Vol.3
交響曲第3番ハ長調(フォスハイム校訂版)
黒鳥/結婚行進曲Op.32-1**
カラスの森のワタリガラスの結婚
フォッセグリムOp.21*
ベルゲンシアーナ〜ベルゲンの古謡によるロココ変奏曲
ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO、
ラグンヒル・ヘムシング(ハルダンゲル・フィドル)*、
マリアンネ・トゥーシェン(Vn)**

録音:2009年8月24日−9月2日&2010年8月30日−9月1日、グリーグホール(ベルゲン/ノルウェー)
2人の世界的マエストロ、パーヴォやクリスチャンを凌ぐほどのエネルギッシュな活動を展開し続けているエストニアの名門音楽一家"ヤルヴィ一族"の長老ネーメ・ヤルヴィ。スコットランドのロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管、オランダのハーグ・レジデンティ管と共に、現在のヤルヴィの重要なパートナーを務めるノルウェーのベルゲン・フィルとのハルヴォルセン・シリーズ第3弾が登場!グリーグやスヴェンセンによって確立されたノルウェーのナショナル・ロマンチシズムを継承、発展させたヨハンハルヴォルセン(ハルヴォルシェン)。存命当時、ハルヴォルセンがコンサートマスター、首席指揮者を歴任したベルゲン・フィルは、シャンドスとヤルヴィの「ハルヴォルセンの管弦楽作品集」にとって理想的なキャスティングです。ハルヴォルセン自身が「抒情交響曲」と呼び、第1楽章にはグリーグのモチーフが登場する「交響曲第3番」は、ノルウェーの指揮者、ピアニスト、ヨルン・フォスハイムによる新校訂版を使用しているところも注目のポイント。また「黒鳥」と「ラスの森のワタリガラスの結婚」は、このヤルヴィ&ベルゲン・フィル盤が世界初録音となるだけに、北欧音楽ファン&ハルヴォルセン・ファンは聴き逃せません。
CHAN-10665
ルフィナッチャ:管弦楽作品集Vol.1
序曲《メッシーナの花嫁》
交響曲第6番ニ長調(全曲世界初録音)
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック
ウィーン音楽院ではブリュルとエプシュタインを育成するなど"教育者"としての功績が知られているルフィナッチャ"作曲家"としてのルフィナッチャは不遇の時を過ごし続けているが、偉大な友人ブラームスが「交響曲第1番」を作曲している間に書き上げたその管弦楽作品は、シューベルトとブルックナーの間にある歴史の空白を埋める貴重な存在です。カゼッラ、カルウォヴィチ、ダラピッコラ、「わが祖国」以外のスメタナやヴォルフ=フェラーリなど、数々の知られざる傑作を復権へと導いてきたノセダの選曲眼がここでも鋭く光る!
CHAN-10666
キーンツル:歌曲集Vol.1
ハープは鳴り響く/春!/婚礼の歌
秘密を守るナイチンゲール/青服の竜騎兵
悲しみ/幸運/健康的で/あなたの思い出
夢の暗示/大事な理由/忘却へのあこがれ
アウアーバッハス・ケラーのメフィストフェレスの歌
辻音楽師/バラと蝶々/くちづけ/ロマンス
タンブラン奏者/曾祖母
ユング・ヴェルナースの歌/夜に/ひととき
夕べの歌/アスフォデレン/最後の旅
クリスティアーネ・リボー(S)
カーステン・スス(T)
ヨッヘン・クプファー(Br)
ステイシー・バルチュ(P)
オーストリアの作曲家ヴィルヘルム・キーンツル(1857−1941)の歌曲全集がスタート!ポスト・ワーグナー世代の音楽家としてオーストリア、オランダ、ドイツで活躍し、特にオペラで優れた手腕を発揮したキーンツル。ゲーテやアイヒェンドルフ、ハイネ、レーナウなどの詩を題材とした歌曲も傑作が揃います。ワーグナーの崇拝者キーンツルが作曲した歌曲。シャンドスならではのこだわりの選曲です。
CHAN-10667
フランスのヴァイオリン・ソナタ集
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ジェニファー・パイク(Vn)
マーティン・ロスコー(P)

録音:2010年12月14日−16日、ブリテン・スタジオ(サフォーク)
2002年、BBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーに史上最年少の12歳で輝いたイギリスの美しき天才ジェニファー・パイクが専属アーティストとしてシャンドス・デビュー!アンドルー・デイヴィス&BBC響と共演したメンデルスゾーンで世界中を魅了したジェニファー・パイクのシャンドス・ファースト・レコーディング。
CHAN-10668
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.2
ピアノ・ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-35
ピアノ・ソナタ第32番ト短調Hob.XVI-44
ピアノ・ソナタ第50番ニ長調Hob.XVI-37
ピアノ・ソナタ第19番ホ短調Hob.XVI-47bis
ピアノ・ソナタ第20番変ロ長調Hob.XVI-18
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)

録音:2009年10月6日−8日&2010年6月19日−21日、ポットン・ホール(サフォーク)
ハイドンは常に新しい解釈の扉が開かれている作曲家であると語るバヴゼ。古典派の音楽というイメージ、スタイルにこだわらず、常に新しい解釈を追い求めるバヴゼのハイドンからは、あのアムランのハイドンのように新しい発見を得ることができるでしょう!■バヴゼがこのハイドンのレコーディングのために熟慮を重ねて使用を決めたピアノは、"Yamaha model CFIIIS(Serial no.6177700)"。"バヴゼ"、"ヤマハ"、"ハイドン"の相性の素晴らしさは「Vol.1(CHAN-10586)」で証明済み。
CHAN-10669
ロータ:交響曲第3番ハ長調
ピアノと管弦楽のための「夕べの協奏曲」*
コントラバスと管弦楽のための「ディヴェルティメント・コンチェルタンテ」**
バリー・ダグラス(P)*、
ダヴィデ・ボット(Cb)**、
ジャナンドレア・ノセダ(指)フィラルモニカ'900
大ヒット作「道」の直後となる1956年〜57年にかけて作曲された「交響曲第3番」では、1930年代に書かれた「交響曲第1番&第2番」のロマン主義から新古典主義へとスタイルを転換。充実期を迎えていた"クラシックの作曲家"ニーノ・ロータ入魂の大作です。「夕べの協奏曲」では、1986年チャイコフスキー国際コンクールの覇者バリー・ダグラスがシャンドス専属アーティストとして初登場!シャンドス専属第1弾がロータのピアノ協奏曲、しかも燃えるジャナンドレア・ノセダとトリノ王立歌劇場のメンバーによる自主運営オーケストラ、フィラルモニカ'900との共演というところがアツい!
CHAN-10670
ボーウェン:交響曲第1番ト長調Op.4(世界初録音)
交響曲第2番ホ短調Op.31
アンドルー・デイヴィス(指)
BBCフィルハーモニック
英国王立音楽院で学んでいた18歳のボーウェンが1902年に作曲した「交響曲第1番」は、美しくリリシズムにあふれた第2楽章を持つ3楽章形式の交響曲。「第1番」から7年後に作曲された「交響曲第2番」は大規模なスケールを持ち、創作の情熱に満ちたボーウェンの個性"ボーウェン様式"が発揮された20世紀イギリスの知られざる傑作でです。ちなみにボーウェンの「ピアノ協奏曲第4番」は、あの奇才ソラブジに「イギリス人によってこれまでに書かれたピアノ協奏曲の中で最も優れた作品だ」と称賛されたという逸話が残されています。「交響曲第1番」はこのデイヴィス盤が世界初録音!百戦錬磨のアンドルー・デイヴィスとBBCフィルが"イギリスのラフマニノフ"ヨーク・ボーウェンのシンフォニーを表舞台へと導きます。
CHAN-10671
ブリテン:カンタータ「フェードラ」Op.93*
子守歌のお守りOp.41*(コリン・マシューズ編)
ラクリメOp.48a**/2つの肖像
シンフォニエッタOp.1(2本のホルン付きヴァージョン)
サラ・コノリー(Ms)*、
マキシム・リザノフ(Va)**、
エドワード・ガードナー(指)BB響
「歌劇「グロリアーナ」交響組曲」でのブリリアントなサウンドが印象強かった前作、「管弦楽作品集&チェロ交響曲」(CHAN-10658)の続編となるエドワード・ガードナーのブリテン・シリーズ第2弾!イングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督として、またブリテン・コンダクターとしても実績十分のエドワード・ガードナーとBBCSO。ブリテンの凄演が鳴り響く!
CHAN-10672
エネスコ:ピアノ四重奏曲集
ピアノ四重奏曲第1番ニ長調Op.16
ピアノ四重奏曲第2番ニ短調Op.30
シューベルト・アンサンブル
〔サイモン・ブレンディス(Vn)、ダグラス・パターソン(Va)、ジェーン・サーモン(Vc)、ウィリアム・ハワード(P)〕
シューベルト・アンサンブルは、ロイヤル・フィル、イギリス室内管、ロンドン・シンフォニエッタ、そして日本のオーケストラ・アンサンブル金沢のコンサート・マスターとして活躍する英国の名ヴァイオリニスト、サイモン・ブレンディスが所属する結成27年目のイギリスの室内楽団。マーク・パドモアとの共演によるヴォ―ン=ウィリアムズ(CHAN-10465)、マルティヌー(CHAN-10551)、フォーレ(CHAN-10576)の演奏はいずれも高評価を得ており、シャンドス室内楽の新しい主力として期待を集めています。
CHAN-10673
バツェヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集Vol.2
ヴァイオリン協奏曲第4番
ヴァイオリン協奏曲第5番
ヴァイオリン協奏曲第2番
ヨアンナ・クルコヴィチ(Vn)、
ウカシュ・ボロヴィチ(指)ポーランドRSO

録音:2010年11月8日−10日&2011年2月7日−9日&2011年3月31日−4月2日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・ホール(ワルシャワ)
ソリストのヨアンナ・クルコヴィチは、フランス・ディアパゾン賞、ドイツ・シャルプラッテン賞、ポーランド・フレデリック賞など、欧州各国の数々の音楽賞に輝いた前作(CHAN-10533)を成功に導いた立役者。クルコヴィチと1699年製ピエトロ・ジョヴァンニ・グァルネリ(ペトリス・グァルネリウス)のヴァイオリンが、祖国ポーランドの偉才バツェヴィチの「ヴァイオリン協奏曲」を20世紀ポーランドの傑作として、歴史の表舞台に引き上げる!
CHAN-10674
ローザ:管弦楽作品集Vol.2
ハンガリー農民の歌による変奏曲Op.4*
ぶどう酒商人の娘Op.23a
ハンガリー風夜想曲Op.28
チェロ協奏曲Op.32**
ジェニファー・パイク(Vn)*、
ポール・ワトキンス(Vc)**、
ラモン・ガンバ(指)
BBCフィルハーモニック
ハンガリー、ブダペスト出身のハリウッドの巨匠、ミクロス・ローザ(1907−1995)の管弦楽作品集第2弾は、ジェニファー・パイクとポール・ワトキンスがソリスト!「二重生活」や「ベン・ハー」、「白い恐怖」などの音楽を手懸け、アカデミー作曲賞では3回の受賞と17回のノミネートに輝いたローザ。クラシック音楽の作曲家としても、祖国ハンガリーの民謡をベースに新古典主義を組み合わせるなど卓越した手腕を発揮しており、その音楽の魅力は自身の映画音楽に勝るとも劣りません。ソリストのジェニファー・パイク、ポール・ワトキンス、映画音楽を振らせても天下一品のラモン・ガンバなど、シャンドス・アーティストたちのハイ・パフォーマンスにも要注目!
CHAN-10675
フィエスタ・クリオージャ〜ラテン・アメリカの管弦楽作品集
ピアソラ:ミロンゴン・フェスティーヴォ
カリージョ:フィエスタ・クリオージャ
カストロ:アラバル
カリージョ:ラプソディア・サンティアゲーニャ
カバジェロ:コンシェルト・インディオ*
ミニョーネ:コンガーダ
オルギン:3つの踊り
ウィリアムス:プリメラ・オベルトゥーラ・デ・コンシェルト
ガブリエル・カスターニャ(指)
ヴュルテンベルク・PO(P)
ノーラ・チャステイン(Vn)*
ピアソラの管弦楽作品集(CHAN-10049&10419)で大活躍のガブリエル・カスターニャ&ヴュルテンベルク・フィルが、20世紀ラテン・アメリカの管弦楽作品集で再登場!アルゼンチン、ペルー、ブラジル、コロンビアのオーケストラ作品は、ピアソラの「ミロンゴン・フェスティーヴォ」や、アフロ・ブラジリアンダンスにインスパイアされたミニョーネの「コンガーダ」など、これまでのラテン・アメリカ・シリーズにも増してバラエティに富んだプログラムが魅力。
CHAN-10676
ロシア5人組のピアノ音楽
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
リムスキー=コルサコフ:スケルツィーノOp.11-3、
 ワルツOp.15-1、ロマンスOp.15-2
ボロディン:小組曲、スケルツォ変イ長調
キュイ:夜想曲嬰へ短調
バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
フィリップ・エドワード・フィッシャー(P)
英国王立音楽院とジュリアード音楽院という英米の名門で研鑽を積んだエリート・ピアニスト、フィリップ・エドワード・フィッシャーのソロ・リサイタル・ディスクは、ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフ、ボロディン、キュイ、バラキレフ、すなわち「ロシア5人組」のピアノ作品集!ムソルグスキーの「展覧会の絵」で始まり、バラキレフの「イスラメイ」でフィナーレを迎えるプログラム。
CHAN-10677
ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調Op.44
ジプシーの主題による奇想曲Op.12
交響詩「ロスティスラフ王子」
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2010年11月1日&3日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7(イギリス)
セルゲイ・ラフマニノフ財団の強力なサポートを得て進められてきたジャナンドレア・ノセダ&BBCフィルハーモニックのラフマニノフ・プロジェクト最終巻!
CHAN-10678
弦楽のためのチェコ音楽
ヤナーチェク:弦楽のための組曲
マルティヌー:弦楽のための六重奏曲H.224A
ハース:弦楽のための練習曲(ペドゥッツィ補筆完成版)
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」(弦楽オーケストラ版)
ヤクブ・チェルノホルスキー(芸術監督)
ヤナーチェク室内O

録音:2009年5月2日−3日、9日&2010年9月6日
東欧チェコの大作曲家ヤナーチェクの名を冠する弦楽オーケストラ、ヤナーチェク室内Oによる東欧チェコ一色のプログラム!
CHAN-10687
シュヴェルトシク:管弦楽作品集
夜の音楽Op.104
K氏はアメリカを発見したOp.101
木の歌Op.65
HKグルーバー(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2010年8月4日−6日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7(イギリス)
クルト・シュヴェルトシク(1935−)は、ウィーン国立音楽大学でヨーゼフ・マルクスとカール・シスケに、ケルンとダルムシュタットでは、カールハインツ・シュトックハウゼンに師事し、2006年からはヨーゼフ・マルクス協会のプレジデントを務める"第3次ウィーン楽派(Third Viennese School)"の作曲家。「夜の音楽Op.104」はBBCの委嘱で作曲された管弦楽作品であり、2010年にノセダ&BBCフィルのコンビで初演が行われるなど、シュヴェルトシクとBBCフィルは良好な関係を築いています。今回の指揮者は自作自演集(CHAN-10404)で歌う叫ぶの大活躍(?)を披露したHKグル―バー!第3次ウィーン楽派の音楽とは?秘曲ファン要注目のリリースです。
CHAN-10688
ムジカ・ポルスカVol.2〜ルトスワフスキ:声楽作品集
シロンスクの3章*/ラクリモサ*
織りなす言葉#/眠れ、眠れ*
眠りの空間#/歌の花と歌のお話*
ルーシー・クローウェ(S)*、
トビー・スペンス(T)#、
クリストファー・パーヴェス(Br)#、
エドワード・ガードナー(指)BBC響


※録音:2011年3月29日−31日、BBCメイダ・ヴェール・スタジオ1(ロンドン)
ルーシー・クーウェの神がかったかのような歌声が印象的な初期の作品「ラクリモサ」(1937)は、「レクイエム」の現存する断章であると同時にルトスワフスキ唯一の宗教作品。民謡風の手法を用いた「シロンスクの3章」(1951)、中期の「織りなす言葉」(1965)、最晩年の「歌の花と歌のお話」(1990)など、戦後の東欧、ポーランドを代表する大作曲家ルトスワフスキの"声楽作品"の歴史を刻んだ魅力的なプログラムの登場です!
CHAN-10689
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.3
ピアノ・ソナタ第29番変ホ長調Hob.XVI-45
第33番ハ短調Hob.XVI-20
第42番ト長調Hob.XVI-27
第16番ニ長調Hob.XVI-14
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)
※Yamaha model CFIIIS

録音:2011年5月16日−18日、ポットン・ホール(サフォーク)
シャンドスで「ドビュッシーのピアノ作品全集」を完成させた、フレンチ・ピアニズムの旗手ジャン=エフラム・バヴゼが取り組む遠大なプロジェクト『ハイドンのピアノ・ソナタ集』第3巻!ハイドンが楽譜に残した小さなキーワードを見逃さず、1つ1つの音符を丁寧に奏でていくバヴゼ。理想とする響きを求めて楽器の選定も慎重に慎重を重ねて行うなどハイドンへのリスペクトが込められたバヴゼの演奏は、世界中で高評価を得ているドビュッシーと同じく21世紀のスタンダードとして輝くこと必至!


CHAN-10690

バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番 BB.48a
ヴァイオリン協奏曲第2番 BB.117
ヴィオラ協奏曲 Sz.120,BB.128
ジェームズ・エーネス(Vn/ストラディヴァリウス"Marsick"&Va/G・グァダニーニ"Rolla")、
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2009年11月8日&2010年11月1日&2011年2月27日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7(イギリス)
『現代のヤッシャ・ハイフェッツ』(グローブ・アンド・メール紙)、『地球上に存在する4〜5人の完璧なヴァイオリン奏者の1人』(デイリー・テレグラフ紙)など、最大級の賛辞を世界中から贈られてきた21世紀の若き巨匠ジェームズ・エーネス。躍進を続けるカナダの天才ヴァイオリニストが2つの銘器、ストラディヴァリウスのヴァイオリン"Marsick"(1715年製)とジュゼッペ・グァダニーニのヴィオラ"Rolla"(1793年製)を携え、バルトークでシャンドスに再登場!エーネスがノセダ&BBCフィルとの強力コンビで挑むバルトークは、想いを寄せていた女流ヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルに捧げられた「ヴァイオリン協奏曲第1番」、友人ゾルターン・セーケイのために作曲された「ヴァイオリン協奏曲第2番」、そしてウィリアム・プリムローズからの委嘱、シェルイ・ティボールの補筆を経て完成した「ヴィオラ協奏曲」の3作品。エーネスはベストセラー・タイトル「オマージュ」(ONYX 4038)で、12の世界的銘器を弾き分けるという離れ業を披露しています。
CHAN-10691
私の心は彼のもの〜イギリス歌曲集
ブリテン:ああ悲しいかな、
 何と優しい返事、聖体拝領のキャロル、
 ある朝早く
ハウエルズ:ダヴィデ王、
 おいで, 歌い踊ろう
アイアランド:彼女の歌、
 私の心は彼のもの、トリスト
ガーニー:眠り、バイ・ア・ビアーサイド
ハウエルズ:ガヴォット、失恋
ヘッド:ジキタリス
ワーロック:ファースト・マーシー
ヘッド:コッツウォルドの恋
R.R.ベネット:ダンサンの歴史
サラ・コノリー(Ms)、
マルコム・マルティヌー(P)

録音:2011年2月1日−2日、オール・セインツ教会(ロンドン
ザ・シックスティーンの中心メンバーとして活躍し、現在では世界有数の"ヘンデル・メゾ"と称されるサラ・コノリーのリサイタル・アルバム「イギリス歌曲集」。名ピアニスト、マルコム・マルティヌーとのデュオが花開かせる近代イギリスの歌曲は、魅力と個性が光る逸品ばかり。2011年4月11日、ニューヨークのアリス・タリー・ホールの聴衆に大きな感動を与えたサラ・コノリーの歌声とイギリス・プログラムが、全世界に向けて響きます。
CHAN-10692
シューマン:弦楽四重奏曲集Op.41
弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41-1
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調Op.41-2
弦楽四重奏曲第3番イ長調Op.41-3
ドーリックSQ
〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、サイモン・タンドリー(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2011年2月9日−11日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリスの俊英ドーリックSQのシャンドス専属リリース第3弾は、19世紀の室内楽レパートリーのマスターピース、シューマンの「弦楽四重奏曲集Op.41」!室内楽の傑作が数多く誕生した「室内楽の年」と呼ばれる1842年に作曲されたシューマンの「Op.41」。シャンドス・デビュー以来、コルンゴルト(CHAN-10611)、ウォルトン(CHAN-10661)を取り上げてきたドーリックSQにとって今回のシューマンは初のドイツ・ロマン派レパートリーとなります。
CHAN-10693
スヴェンセン:管弦楽作品集Vol.1
パリの謝肉祭Op.9
ロメオとジュリエットOp.18
祝祭ポロネーズOp.12/ロマンスOp.26*
夢/ゾラハイダOp.11
去年、山で山羊の番をしていた
セーテルの娘の日曜
ノルウェー狂詩曲第1番Op.17
ノルウェー狂詩曲第2番Op.19
ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO
マリアンネ・トゥーシェン(Vn)*

録音:2009年8月−9月&2010年8月、グリーグホール(ベルゲン/ノルウェー)
新天地を求めてノルウェーからスウェーデン、デンマーク、ドイツを渡り歩いたスヴェンセン。ワーグナーやベルリオーズ、リストなど当時の急進派たちの音楽から影響を受けたスヴェンセンは、盟友グリーグと共にノルウェーのナショナル・ロマンティシズムを確立させた北欧の大作曲家です。スウェーデン=ノルウェー国王オスカルU世の戴冠式のために作曲された「祝祭ポロネーズOp.12」など、破竹の勢いで快進撃を続けるネーメ・ヤルヴィがベルゲン・フィルと共に繰り広げるスヴェンセン。ハルヴォルセンに引き続き要注目!
CHAN-10694
ファリャ:三角帽子*
交響的印象「スペインの庭の夜」+
管弦楽のための組曲「讃歌」
ファンホ・メナ(指)
BBCフィルハーモニック、
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)+、
ラケル・ロヘンディオ(S)*
ファンホ・メナが選んだファリャの"舞台"と"コンサート・ホール"のための音楽は、ディアギレフからの依頼で作曲された「三角帽子」、アルボス、ドビュッシー、デュカスたちへのトリビュート「讃歌」、そしてジャン=エフラム・バヴゼがソリストとして加わる最も印象主義的で詩的な「スペインの庭の夜」の3作品!2008年まで音楽監督を務めたビルバオSOをスペイン・トップクラスのオーケストラへと育て上げたファンホ・メナ。BBCフィルハーモニックとの熱く色彩感にあふれるスペイン音楽の世界がスタートです!
CHAN-10695(4CD)
ベートーヴェン:ピアノと管弦楽のための作品全集
ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
ピアノと管弦楽のためのロンドWoO.6
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
ピアノ協奏曲Op.61(原曲:ヴァイオリン協奏曲Op.61)
合唱幻想曲ハ短調Op.80*
ピアノ協奏曲変ホ長調WoO.4(オーケストレーション:ハワード・シェリー)
三重協奏曲ハ長調Op.56+
ハワード・シェリー(P&指)
タスミン・リトル(Vn)+、
ティム・ヒュー(Vc)+、オペラ・ノースO、
オペラ・ノースcho*

録音:2010年6月20日−21日&7月12日−14日、ヴィクトリア・ホール(リーズ/イギリス)
するなど、名実ともにイギリスのトップ・ピアニストの1人として君臨するハワード・シェリーが満を持して弾くベートーヴェン。シェリーの金字塔ラフマニノフ全集と並ぶ名盤の誕生です。
CHAN-10700
夜の後に〜トランペット協奏曲集
ジョリヴェ:コンチェルティーノ
コープランド:静かな都市
ヒンデミット:トランペット,ファゴットと弦楽のための協奏曲*
アルチュニアン:エレジー
ヴィルトゲン:トランペットと弦楽のための協奏曲「夜の後に...」
フィリップ・シャーツ(Tp&フリューゲルホルン)、
カレン・ジョーヒガン(Fg)*、
クリストフ・ケーニッヒ(指)
ソロイスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルク

録音:2011年6月21日−23日、トリフォリオン(エヒテルナハ、ルクセンブルク)
ウェールズの雄、BBCウェールズ・ナショナルO(BBCNOW)の首席トランペット奏者という大役を務めているフィリップ・シャーツのコンチェルト・アルバム第2弾!
シャーツが吹くのは、2010年にシャーツのために作曲されたルクセンブルクの作曲家ヴィルトゲンの新作や、ジョリヴェ、コープランド、ヒンデミット、アルチュニアンなど、どれもトランペットのための重要な近現代作品ばかり。
ヒンデミットの「協奏曲」では、イギリスのライジング・スター、ファゴットのカレン・ジョーヒガンが共演として参加しており、こちらも聴き逃せせん!
CHAN-10701
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品集
チェロ・ソナタ第1番変ロ長調Op.45
協奏的変奏曲ニ長調Op.17
無言歌ニ長調Op.109
チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58
ポール・ワトキンス(Vc)
ヒュー・ワトキンス(P)

録音:2011年5月10日−12日、ポットン・ホール(サフォーク)
ウェールズ出身のポール・ワトキンスとヒュー・ワトキンスの兄弟デュオが絶妙のアンサンブルで奏でるメンデルスゾーンの「チェロ作品集」!マルティヌーのチェロ・ソナタ集(CHAN-10602)でも素晴らしいコンビネーションを披露してくれたワトキンス兄弟。"メンデルスゾーン兄弟の絆"を美しく情緒豊かに醸し出す・・・。1997年までBBCSOの首席チェロ奏者を務めたポール・ワトキンスは、イギリス室内管の音楽監督、アルスター管の首席客演指揮者としても活躍するなど、英国楽壇の若手有望株として大きな期待を寄せられています。
CHAN-10702
ウェーバー:クラリネット協奏曲集
クラリネット協奏曲第1番ヘ短調 Op.73
クラリネット協奏曲第2番変ホ長調 Op.74
クラリネット小協奏曲変ホ長調 Op.26
ホルン小協奏曲ホ短調 Op.45*
マイケル・コリンズ(Cl&指)、
スティーヴン・スターリング(Hrn)*、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
ウェーバーの友人でありミュンヘン宮廷楽団の首席クラリネット奏者、ハインリヒ・ベールマンのための作曲された2つの協奏曲と小協奏曲(コンチェルティーノ)。マイケル・コリンズは、卓越したヴィルトゥオージティと音楽性が求められるドイツ・ロマン派の名作、ウェーバーのクラネット協奏曲で圧倒的な"吹き振り"を披露!そしてイギリスのホルニスト、スティーヴン・スターリングをソリストに迎えた「ホルン協奏曲」では、2010年から首席指揮者を務めるシティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアとのコンビで"指揮者マイケル・コリンズ"としても大活躍!フィルハーモニア管、ナッシュ・アンサンブル、ロンドン・シンフォニエッタで活躍してきた世界的名手のクラリネットと芸術性は、今もなお進化を続けています。
CHAN-10703
ファゴットのためのファンタジー
エルガー:愛の挨拶Op.12
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタD.821
シュポワ:アダージョ
シューマン:幻想小曲集Op.73
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
シュレック:ソナタOp.9
カレン・ジョーヒガン(Fg)、
フィリップ・エドワード・フィッシャー(P)

録音:2011年4月11日−12日、ポットン・ホール(サフォーク)
室内楽の傑作シューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」やシューマンの「幻想小曲集」、様々な楽器で演奏されてきたエルガーの「愛の挨拶」やラフマニノフの「ヴォカリーズ」の"ファゴット・ヴァージョン"。
中でもダブルリード楽器、ファゴット特有の豊潤な音色で物悲しく響く"声なき歌"、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」は、"ソロ楽器"としてのファゴットの魅力が凝縮された絶品に仕上がっています。
ジョーヒガンのファゴットから生まれる"ファンタジー"。ワールドクラスのダブルリードの音色を珠玉のプログラムでじっくりと ――。
CHAN-10704
イギリスのクラリネット・ソナタ集Vol.1
スタンフォード:クラリネット・ソナタOp.129
ブリス:パストラル
バックス:クラリネット・ソナタ
アイアランド:幻想ソナタ
ハウエルズ:クラリネット・ソナタ
マイケル・コリンズ(Cl)、
マイケル・マクヘイル(P)

録音:2011年4月30日−5月1日、ポットン・ホール(サフォーク)
第1巻でコリンズが吹くのは、スタンフォードと弟子のアイアランド、ハウエルズとブリス、そしてロマン主義と印象主義を掲げたバックスのクラリネット・ソナタ。
20世紀前半のイギリスで芽吹いたクラリネットのための"ソナタ"たち。名手コリンズのクラリネットにより復権の時を迎える!
CHAN-10705
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番嬰ハ短調 BB.84
ヴァイオリン・ソナタ第2番ハ長調 BB.85
ラプソディ第1番 BB.94a
ラプソディ第2番 BB.96a/アンダンテ イ長調 BB.26b
ジェームズ・エーネス(Vn)、
アンドルー・アームストロング(P)
シャンドスとエーネスの「バルトーク弦楽作品集」のシリーズ第2巻。コンチェルトとソナタの大成功により、"現代のヤッシャ・ハイフェッツ"とも称されるエーネスに、現代有数の"バルトーク弾き"という新たな称号が加わることになりすです。
CHAN-10706
ラフマニノフ:合唱交響曲「鐘」Op.35
カンタータ「春」Op.20
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック、
マリインスキー劇場cho
スヴェトラ・ヴァシリエヴァ(S)、
ミーシャ・ディディク(T)、
アレクセイ・タノヴィツキ(Bs)

録音:2011年7月31日、ロイヤル・アルバート・ホール・ライヴ
ノセダは2011年のプロムスでラフマニノフの「鐘」を演奏するために、師匠のゲルギエフが率いるマリインスキー劇場から、ヴァシリエヴァ、ディディク、タノヴィツキのソリストたち、そして合唱にはマリインスキー劇場合唱団を強力な援軍として迎え入れるなど、ラフマニノフ・プロジェクトのフィナーレを飾るに相応しい布陣が実現!ノセダ&BBCフィルとマリインスキー劇場の共演がロイヤル・アルバート・ホールに鳴り響かせた人生を表す4つの「鐘」。ノセダのラフマニノフ・プロジェクト、堂々の完結です!
CHAN-10707
コルンゴルト:弦楽六重奏曲ニ長調Op.10
ピアノ五重奏曲ホ長調Op.15
ドーリックSQ、
キャスリン・ストット(P)、
ジェニファー・スタム(Va)、
バーソロミュー・ラフォレット(Vc)
英グラモフォン誌で『最も優れた若手SQの1つ』という絶大な評価を受け、イギリスのみならず全世界でその存在感を急速に高めているドーリックSQ。デビュー・タイトルの「弦楽四重奏曲集」(CHAN-10611)以来となるドーリックSQのコルンゴルト第2弾。
CHAN-10708
プチ・フール〜フェイヴァリット・アンコールズ
サラサーテ:祈りOp.23-1
ファリャ:ポロ、ナナ
サラサーテ:サパテアードOp.23-2
エルガー:朝の歌Op.15-2、
 気まぐれな女Op.17、夜の歌Op.15-1
ドヴォルザーク:ユーモレスクOp.101-7
シューマン:無題Op.68-30(Sehe langsam)
クライスラー:ウィーン奇想曲Op.2+
メンデルスゾーン:歌の翼にOp.34-2
ゴドフスキー:懐かしきウィーン
シューマン:見知らぬ国よりOp.15-1#、
 不思議なお話Op.15-2#、
 トロイメライOp.15-7#
ラヴェル:ワルツ第6番、ブルース
プロコフィエフ:行進曲
ショスタコーヴィチ:二重奏曲、
 ワルツ第2番
ドビュッシー:美しき夕暮れ
ブロドスキーSQ
〔ダニエル・ローランド(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕
ロバート・スミッセン(Va)+、
フィリップ・エドワード・フィッシャー(P)#
2012年で結成40周年を迎えるイギリスを代表するアンサンブル、ブロドスキーSQが新たにシャンドスと専属契約を結びレコーディングの舞台に復帰!結成40周年のアニヴァーサリー・イヤーを祝うシャンドスからのリリース第1弾は、珠玉のアンコール・ピース!ブロドスキーSQが新たな船出のためのセレクトしたアンコール・ピースは、全てがメンバーたちによるオリジナルのアレンジ。2000回を超えるコンサート、50タイトル以上のレコーディングを行ってきたブロドスキーSQのアンコール・ピースたちは、結成から現在に至るアンサンブルの歴史そのもの。

CHAN-10709
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
序奏とアレグロ ト短調Op.47
弦楽のためのエレジー.ホ短調Op.58
行進曲「威風堂々」(全5曲)
ポール・ワトキンス(Vc)*、
アンドルー・デイヴィス(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2011年10月4日−5日&7日&9日、メディアシティUK(サルフォード)
イギリスのスーパー室内楽団ナッシュ・アンサンブルのチェリストであり、近年は指揮者としても活発な活動を展開する名手ポール・ワトキンスにとっても"エルガー"は別格。ワトキンスが全幅の信頼を寄せるエルガー・コンダクター、アンドルー・デイヴィスの存在がこの上なく頼もしい。そしてアンドルー・デイヴィスが指揮する気品と風格に満ちた「威風堂々」が、「ワトキンス&デイヴィス&BBCフィル」のエルガーを最高の形で締めくくります!

CHAN-10710
ハルヴォルセン:管弦楽作品集Vol.4
ノルウェー祝典序曲
ノルウェー狂詩曲第1番
ノルウェー狂詩曲第2番
パッサカリアOp.20-2*
ノルウェー結婚行進曲(原曲:グリーグ、編曲:ハルヴォルセン)
「女王タマーラ」〜踊りの情景
交響的間奏曲/ノルウェーのおとぎ話Op.37
ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO
メリーナ・マンドッツィ(Vn)*、
イルゼ・クラヴァ(Va)*

録音:2010年9月1日&2011年8月22日−23日、グリーグホール(ベルゲン)
■第4集には、2つの「ノルウェー狂詩曲」や「ノルウェーのおとぎ話」、ヘンデルの「チェンバロ組曲第7番」を題材としたヴァイオリンとヴィオラのためのヴィルトゥオージックなデュオ「パッサカリア」など、3つの交響曲などと並ぶハルヴォルセンの傑作を収録。グリーグとスヴェンセンが確立したノルウェーのナショナル・ロマンティシズムを受け継ぎ、発展させるという大役を果たし、ベルゲン・フィルのコンサートマスター&首席指揮者としても活躍するなど、ハルヴォルセンがノルウェー楽壇に遺した功績の大きさは計り知れません。ネーメ・ヤルヴィ&ベルゲン・フィルのハルヴォルセン・シリーズ、ここに堂々の完結!
CHAN-10711
スヴェンセン:管弦楽作品集Vol.2
ノルウェー狂詩曲第3番Op.21
ノルウェー狂詩曲第4番Op.22
チェロ協奏曲ニ長調Op.7
交響曲第2番変ロ長調Op.15
トルルス・モルク(Vc)、
ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO
ハルヴォルセンの管弦楽作品集が遂に完結を迎えるなど、盛り上がりを見せるエストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィとベルゲン・フィルの"ノルディック・プロジェクト"。
グリーグの同世代、ヨハン・スヴェンセン(1840−1911)の管弦楽作品集Vol.2では、チェロ協奏曲のソリストとしてノルウェーの名チェリスト、トルルス・モルクが初登場!

CHAN-10712
カゼッラ:管弦楽作品集Vol.2
管弦楽のための協奏曲Op.61(世界初録音)
深夜にてOp.30*
「蛇女」Op.50〜交響的断章
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック、
マーティン・ロスコー(P)*
灼熱のマエストロ、ジャナンドレア・ノセダとBBCフィルハーモニックの「ムジカ・イタリアーナ」シリーズ最新作は、アルフレード・カゼッラ(1883−1947)の「管弦楽作品集Vol.2」!来日公演でも大反響を呼んだ「交響曲第2番」(CHAN-10605)に続く第2集では、「管弦楽のための協奏曲」が世界初録音!
オペラが隆盛を誇る両大戦間のイタリアで器楽音楽の再興に力を注ぎ、ヴィヴァルディの音楽の復権においても重要な役割を果たしたカゼッラ。ノセダ&BBCフィルは、後に妻となるイヴォンヌ・ミュラーに捧げられた初期の作品で唯一の標題音楽「深夜にてOp.30」、カルロ・ゴッツィの寓話劇「蛇女」を題材とした同名のオペラからの「交響的断章」、そしてコンセルトヘボウ管の創立50周年を記念して献呈された大作「管弦楽のための協奏曲」を収録。
CHAN-10713
アーサー・ベンジャミン&レイトン・ルーカス:映画作品集
ベンジャミン:「エヴェレスト征服」組曲、「暗殺者の家」〜カンタータ「時化」(ストーム・クラウド・カンタータ)
「理想の夫」〜ワルツとハイド・パーク・ギャロップ
ルーカス:「揚子江死の脱走」〜アメシスト号のポートレート、
「ポートレート・オヴ・クレア」〜献呈、
「暁の出撃」〜前奏曲とダム破壊、
「舞台恐怖症」〜舞台恐怖症狂詩曲、
「恐怖の砂」組曲、
ディス・イズ・ヨーク、
「今夜の標的」〜マーチ=プレリュード
ラモン・ガンバ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO、
アビゲイル・サラ(Ms)、
キャスリン・ロウ=ウィリアムズ(P)、
ロブ・コート(Org)、
コル・カエルディーズ(ウェールズ合唱団)

録音:2011年10月3日−5日、BBCホディノット・ホール(カーディフ)
シャンドス映画音楽シリーズ。ブライアン・イースデイル(CHAN-10636)以来となるシャンドスのロングセラー・シリーズ、「シャンドス・ムーヴィーズ(Chandos Movies)」の新譜は、20世紀イギリスの作曲家アーサー・ベンジャミン(1893−1960)とレイトン・ルーカス(1903−1982)!"英国空軍の従軍"という共通点を持つベンジャミンとルーカス。後に「知りすぎた男」にリメイクされる「暗殺者の家」で使用されたカンタータ、イギリスの航空映画「暁の出撃」からの音楽など、達人ラモン・ガンバの指揮で繰り広げられるベンジャミンとルーカスの映画音楽は、英国映画ファン必聴です!

CHAN-10714
ロルティ・プレイズ・ショパンVol.2
夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2
夜想曲第4番ヘ長調Op.15-1
夜想曲第5番嬰ヘ長調Op.15-2
夜想曲第6番ト短調Op.15-3
夜想曲第13番ハ短調Op.48-1
夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1
バラード第1番〜第4番
子守歌変ニ長調Op.57
舟歌嬰ヘ長調Op.60
ルイ・ロルティ(P)

録音:2011年10月24日−25日、ポットン・ホール(サフォーク)
使用ピアノ:スタインウェイ(モデルD/587462)
シャンドス復帰後2枚目となるロルティのショパンは、「4つのバラード」と"第2番"を含む6曲の「夜想曲」。ロルティのタッチから生まれるカラフルでブリリアントな美音、繊細な表情が、"ピアノの詩人"ショパンが作品に込めた想いと情熱を鮮やかに、華やかに、そして感動的に描き上げてゆく――。

CHAN-10716
ブラームス:ピアノ独奏作品集Vol.1
ラプソディ第1番ロ短調Op.79-1
間奏曲ホ長調Op.116-4
間奏曲イ長調Op.118-2
カプリッチョ.ニ短調Op.116-1
間奏曲変ホ長調Op.117-1
ラプソディ第2番ト短調Op.79-2
ロマンスOp.118-5
カプリッチョ.ニ短調Op.116-7
バラード.ロ長調Op.10-4
カプリッチョ.ト短調Op.116-3
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調Op.24
バリー・ダグラス(P/スタインウェイ)

録音:2011年11月10日−11日、ウェスト・ロード・コンサート・ホール(ケンブリッジ)
ブラームス・シリーズのスタートとなる第1巻でバリー・ダグラスが弾くのは、カプリッチョ、間奏曲、バラード、ロマンスとラプソディ、そして「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」。シャンドスという新天地とブラームスの音楽と向き合う機会を得たバリー・ダグラス。円熟味を増したアイルランドの名ピアニストが新たな1歩を踏み出す ――!

CHAN-10717
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
神聖な舞曲と世俗的な舞曲(ペダル・ハープ&弦楽四重奏版)#
ピアノ三重奏曲ト長調*
夢(弦楽四重奏版)
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)*
ショーネッド・ウィリアムズ(Hp)#、
ブロドスキーSQ

録音:2011年10月18日−19日&11月1日、ポットン・ホール(サフォーク)
現代有数のドビュッシー弾き、ジャン=エフラム・バヴゼとブロドスキーSQの「ピアノ三重奏曲」は、アンサンブル、解釈、サウンドの全てが魅惑的。そしてブロドスキーSQの「弦楽四重奏曲」と「夢」、BBC響の首席ハーピスト、ショーネッド・ウィリアムズと共演の「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」など、ドビュッシーの室内楽の魅力があふれる素晴らしきアニヴァーサリー・アルバムです。
CHAN-10718
イギリスのフルート協奏曲集
ダヴ:魔笛の踊り(世界初録音)
オルウィン(マッケイブ編):フルート協奏曲(管弦楽伴奏版、世界初録音)
プーランク(L・バークリー編):フルート・ソナタ(管弦楽伴奏版)
L・バークリー:フルート協奏曲Op.36
エミリー・バイノン(Fl)、
ブラムウェル・トヴェイ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2011年10月27日−29日、BBCホディノット・ホール(カーディフ)
日本でもお馴染みのアムステルダム・コンセルトヘボウOの首席フルート奏者、エミリー・バイノンのコンチェルト・アルバム!20世紀中期のイギリスを代表する作曲家の1人レノックス・バークリーの「フルート協奏曲」、そのL・バークリーが1976年に完成させたオーケストラ伴奏版のプーランク。オルウィン財団からのリクエストを受けてマッケイブがアレンジした世界初録音となる"オーケストラ伴奏版"オルウィンの「フルート協奏曲」、そしてモーツァルトの「魔笛」の旋律が散りばめられたジョナサン・ダヴの会心作「魔笛の踊り(マジック・フルート・ダンス)」の4作品全てに共通するキーワードは"イギリス"!
エミリー・バイノンとシャンドスのタッグだからこそ実現したイギリスのコンチェルト集。フルート関係者必聴!
CHAN-10719
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第2番イ長調Op.81*
ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.87
わが母の教え給いし歌Op.55-4(ピアノ四重奏版/編曲:シューベルト・アンサンブル)
シューベルト・アンサンブル
〔サイモン・ブレンディス(Vn)、
アレクサンドラ・ウッド(Vn)*、
ダグラス・パターソン(Va)、
ジェーン・サーモン(Vc)、
ウィリアム・ハワード(P)〕
1983年の創立から29年という長い歴史を持つロンドンの室内楽弾シューベルト・アンサンブルのドヴォルザーク。
近年ではマルティヌー(CHAN-10551)やエネスコ(CHAN-10672)など、特に東欧作品の演奏は高い評価を受けており、長い年月をかけて熟成されたサウンドは味わい深いものがあります。ちなみに第1ヴァイオリンはOEKのコンサートマスターとしても活躍するサイモン・ブレンディス。

CHAN-10720(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.1
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7
ピアノ・ソナタ第8番Op.13「悲愴」
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
プレスト
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1〜 フィナーレ(異稿版)
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)
ドビュッシーのピアノ作品全集を完成させ、現在はハイドンのピアノ・ソナタ集に取り組んでいるシャンドスのメイン・ピアニストの1人、フランスの名匠ジャン=エフラム・バヴゼが新たにベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ集」をスタート!作曲年代順にリリースされるバヴゼのベートーヴェン第1集には、「悲愴」を含む1790年代に作曲された10曲のピアノ・ソナタと2つの楽章(異稿版)を収録!バヴゼはサウサンプトン大学教授でベートーヴェン研究の権威ウィリアム・ドラブキンの協力を得て、「ピアノ・ソナタ第5番」の第3楽章として構想されていた「プレスト」、「終楽章」の異稿版(Longer Version)も採り入れており、ベートーヴェンが歩んだ「ピアノ・ソナタ第5番」の完成までの道のりを確かめることが出来ます。
CHAN-10723
ファイル・カット〜ギター四重奏による映画音楽集
ジャンゴ・ラインハルト(1910−1953):マイナー・スウィング(映画「ショコラ」より)
グスターボ・サンタオラヤ
(1952−):デ・ウシュアイア・ア・ラ・キンカ(映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」より)
エリオット・ゴールデンサール(1954−):テーマ(映画「フリーダ」より)
ブライアン・アダムズ(1959−)&マイケル・アーノルド・カーメン(1948−2003)&ロバート・ジョン・"マット"・ランジ(1948−):リアリー・ラヴド・ア・ウーマン(映画「ドンファン」より)
ジェームズ・ホーナー(1953−):テーマ(映画「タイタニック」より)
スタンリー・マイヤーズ(1930−1993):カヴァティーナ(映画「ディア・ハンター」より)
ジョン・ウィリアムズ(1932−):テーマ(映画「シンドラーのリスト」より)
マイケル・ナイマン(1944−):楽しみを希う心(映画「ピアノ・レッスン」より)
マックス・スタイナー(1888−1971):テーマ(映画「避暑地の出来事」より)
カルロス・ガルデル(1890−1935):ポル・ウナ・カベーサ(映画「夢の香り」)
フランシス・レイ(1932−):テーマ(映画「ある愛の詩」より)
アントーン・カラス(1906−1985):テーマ(映画「第3の男」より)
ミキス・テオドラキス(1925−):ファイアー・インサイド(映画「その男ゾルバ」より)
マイク・オールドフィールド(1953−):チューブラー・ベルズ(映画「エクソシスト」より
坂本龍一(1952−):テーマ(映画「戦場のメリークリスマス」より)
ルイス・エンリケ・バカロフ(1933−):テーマ(映画「イル・ポスティーノ」より)
アクアレル・ギター四重奏団
〔マイケル・ベイカー(G)、
ヴァシリス・ベッサス(G)、
ジェームズ・ジャーヴィス(G)、
ロリー・ラッセル(G)〕

録音:2011年12月16日−20日、リヴァプール大学レコーディング・スタジオ(イギリス)
「ブラジルの精神」(CHAN-10512)、「ダンス」(CHAN-10609)に続くシャンドス専属アーティスト、アクアレル・ギター四重奏団のレコーディング第3弾は"ギター四重奏版"の映画音楽集。1950年代から2000年代初頭にかけて公開された名作映画からの音楽を、アクアレル・ギター四重奏団はメンバーのオリジナル・アレンジで披露!オリジナル・スコアを活かしながら、ギター4本というシンプルなスタイルとサウンドの魅力を加えた"ギター四重奏版"映画音楽集。ギター・ファン、映画音楽ファン要チェックの新録音です。
CHAN-10724
ラフマニノフ:楽興の時Op.16
練習曲集「音の絵」Op.33
コレルリの主題による変奏曲Op.42
シャイン・ワン(P)

録音:2011年11月7日−8日&2012年2月10日、アメリカ芸術文化アカデミー(ニューヨーク)
「アール・ワイルへのトリビュート・アルバム」(CHAN-10626)で華麗なシャンドス・デビューを飾った中国系アメリカ人の女流ピアニスト、シャイン・ワン。カーネギー・ホールやリンカーン・センターでの活躍が認められ、完成された輝かしいテクニック、優れた音楽的才能が高く評価されているシャイン・ワンのシャンドス第2弾。
CHAN-10735
モンサルバーチェ:管弦楽作品集
パルティータ1958/5つの黒人の歌*
バレエのための4つの楽章「交響的万華鏡」Op.61(世界初録音)
シンフォニア・ダ・レクイエム#
ファンホ・メナ(指)
BBCフィルハーモニック、
ルビー・ヒューズ(S)#、
クララ・モウリス(Ms)*
ジャナンドレア・ノセダの後任としてBBCフィルハーモニックの首席指揮者(チーフ・コンダクター)に就任したスペインのマエストロ、ファンホ・メナ。前作ファリャ(CHAN-10735)に続く「ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ」シリーズの第2弾は、生誕100周年を迎え、20世紀後半のスペイン音楽に大きな足跡を残したカタルーニャの作曲家、ハビエル・モンサルバーチェ(1912−2002)の管弦楽作品集!メナが振るモンサルバーチェの音楽は、代表作である「5つの黒人の歌」や、ミヨーからの影響を感じさせる「パルティータ1958」、未完、未出版のバレエ「守護天使」に基づく「交響的万華鏡(Calidscopi simfonic)」など4作品。スペイン国民楽派と前衛音楽の間を生き、両者の橋渡し役となったモンサルバーチェ。スペイン音楽ファン必聴必携の話題作が登場です!
CHAN-10736
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.4
ピアノ・ソナタ第30番ニ長調Hob.XVI-19(第19番)
ピアノ・ソナタ第38番ヘ長調Hob.XVI-23(第23番)
ピアノ・ソナタ第40番変ホ長調Hob.XVI-25(第25番)
変奏曲ヘ短調Hob.XVII-6
変奏曲ヘ短調Hob.XVII-6の未出版のカデンツァ
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)
フランス印象主義の"ドビュッシー"からウィーン古典派の"ハイドン"へ。フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼが弾くハイドンのピアノ・ソナタ集の第4巻!ハイドンの音楽への情熱と探究心から生まれる創造的なアイディアにより、随所で新しい解釈を聴かせてくれているバヴゼ。第4巻では「変奏曲ヘ短調Hob.XVII-6」の全曲と未出版のカデンツァをそれぞれ収録するなど、ハイドンの音楽の世界を広げています。
CHAN-10737
シューベルト:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第13番イ短調D.804「ロザムンデ」
弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」
ドーリックSQ
〔アレックス・レディントン(Vn1)、
ジョナサン・ストーン(Vn2)、
サイモン・タンドリー(Va)、
ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕
英グラモフォン誌で『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。コルンゴルト(弦楽四重奏曲、ピアノ五重奏曲)、ウォルトン、シューマンに続く5枚目のリリースは、シューベルト晩年の大曲「ロザムンデ」と「死と乙女」の2作品!
CHAN-10738
ローザ:管弦楽作品集Vol.3
ヴァイオリン協奏曲Op.24*
弦楽オーケストラのための協奏曲Op.17
主題,変奏と終曲Op.13
ジェニファー・パイク(Vn)*、
ラモン・ガンバ(指)
BBCフィルハーモニック
1907年にハンガリーのブダペストで生まれ、ライプツィヒ、パリ、ロンドン、イタリアそしてアメリカのハリウッドへと活躍の場を移したハリウッドの巨匠ミクロス・ローザ(ロージャ・ミクローシュ)。アカデミー作曲賞の3回の受賞と17回のノミネートという輝かしい実績を誇るローザの"クラシックの作曲家"としての功績に光をあてる「管弦楽作品集」の第3集!ハリウッド時代のローザがヤッシャ・ハイフェッツのために作曲を行い、1956年にハイフェッツ自身の演奏で初演された「ヴァイオリン協奏曲Op.24」を弾くのは、イギリスの若きミューズ、ジェニファー・パイク!

CHAN-10739
イギリスのクラリネット協奏曲集Vol.1
フィンジ:クラリネット協奏曲Op.31
アーノルド:クラリネット協奏曲第2番Op.115
スタンフォード:クラリネット協奏曲Op.80
マイケル・コリンズ(Cl&指)BBC響
現在のクラリネット界を代表するトップ・プレーヤー、マイケル・コリンズが取り上げる母国イギリスの「クラリネット協奏曲」。イギリスにおける初の本格的なクラリネット協奏曲となったスタンフォードの作品など、フィンジ、アーノルドを含む3作品は、いずれもクラリネットの重要レパートリーです。ジャケット写真のマイケル・コリンズが、演奏の充実度を物語ってくれています。
CHAN-10741
イギリスのチェロとピアノのための作品集Vol.1
パリー:チェロ・ソナタ.イ長調
フォウルズ:チェロ・ソナタOp.6
ディーリアス:チェロ・ソナタ
バントック:ハマブディル
ポール・ワトキンス(Vc)
ヒュー・ワトキンス(Vc)
エルガーの「チェロ協奏曲」(CHAN-10709)での素晴らしい演奏が記憶に新しいポール・ワトキンスと、ピアニストのヒュー・ワトキンスがシャンドスで再び兄弟デュオを結成。ワトキンス兄弟の新シリーズは、19世紀後半から20世紀のイギリスの作曲家たちによる「チェロとピアノのための作品集」!プロのチェリストだったフォウルズ、ユダヤの旋律を採り入れたバントック、そしてパリーとディーリアス。ワトキンス兄弟のデュオで近代イギリスのチェロ作品のアンソロジーが始まります!

CHAN-10742
ディーリアス:管弦楽作品集
夜想曲「パリ〜大都会の歌」
ピアノ協奏曲(1897年原典版)
春の牧歌
ブリッグの定期市(イギリス狂詩曲)
ハワード・シェリー(P)、
アンドルー・デイヴィス(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
現在では1907年に初演された"1楽章形式"のヴァージョンで演奏されることの多いディーリアスの「ピアノ協奏曲」。アンドルー・デイヴィスとハワード・シェリーは、1897年に作曲された"3楽章形式"の原典版を採用。グリーグとリストの影響を感じさせ、ディーリアスが作曲当初に描いていた改定前の「ピアノ協奏曲」の姿が、ディーリアスの伝道師、アンドルー・デイヴィスのタクトによって鮮明に描かれます。

CHAN-10743(5CD)
ドビュッシー:ピアノ作品全集
前奏曲集第1巻/前奏曲集第2巻
燃える炭火に照らされた夕べ
バラード/ロマンティックなワルツ
舞曲/映像/版画/ピアノのために
仮面/喜びの島/スケッチ帳より
夜想曲/ベルガマスク組曲
ボヘミア風舞曲/2つのアラベスク
夢/マズルカ/組曲 「子供の領分」
ハイドンを讃えて/コンクールの小品
レントよりおそく/小さな黒ん坊
アルバムの1ページ/英雄の子守歌
エレジー/映像第1集/映像第2集
練習曲集第1巻/練習曲集第2巻
バレエ音楽 「カンマ」
バレエ音楽 「遊戯」
バレエ音楽 「おもちゃ箱」
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)
フレンチ・ピアニズムの巨星、ジャン=エフラム・バヴゼが完成させた自身の代名詞、ドビュッシーのピアノ作品全集が、作曲者の生誕150周年を記念したボックス・セットで登場!2006年にスタートしたバヴゼのドビュッシー全集は、イギリスのグラモフォン賞、BBCミュージック・マガジン賞、フランスのICMA賞、ディアパゾン賞など、数多くの栄誉に輝いており、当代有数のドビュッシー全集として絶賛されています。

CHAN-10749
ヴァイオリン・ソナタ集
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ.ハ短調
 ヴァイオリンとピアノのための「6つの小品」
タスミン・リトル(Vn)、
ピアーズ・レーン(P)

録音:2012年5月9日−11日、ポットン・ホール(サフォーク)
レスピーギR・シュトラウスでタスミン・リトルとデュオ組むのは、オーストラリアの知性派ピアーズ・レーン。名盤の誉れが高いディーリアスのヴァイオリン・ソナタ全集のコンビがここに復活します!


CHAN-10748
ウェーバー:交響曲第1番ハ長調Op.19,J.50
ファゴット協奏曲ヘ長調Op.75,J.127
交響曲第2番ハ長調J.51
舞踏への勧誘(ベルリオーズ編)
カレン・ジョーヒガン(Fg)、
ファンホ・メナ(指)BBCフィルハーモニック

録音:2012年1月21日&26日、メディアシティUK(サルフォード)
ジャナンドレア・ノセダ(現桂冠指揮者)の後任としてBBCフィルハーモニックの首席指揮者(チーフ・コンダクター)に就任したスペインの熱きコンダクター、ファンホ・メナ。バヴゼとの共演によるピエルネ(CHAN-10633)、"ムジカ・エスパーニャ・シリーズ"のファリャ(CHAN-10694)、モンサルバーチェ(CHAN-10735)に続くシャンドス(Chandos)からのリリース第4弾。イギリスのシンデレラ・ガール、カレン・ジョーヒガンがソリストを務める名作「ファゴット協奏曲」も、ダブルリード楽器の豊潤な音色、ヴィルトゥオージティが存分に発揮された快演に仕上がっています。

CHAN-10750
ペトラッシ:マニフィカト(世界初録音)
詩篇第9番
ジャナンドレア・ノセダ(指)
トリノ王立歌劇場O&cho
サビーナ・ツヴィラク(S)
灼熱のマエストロ、ジャナンドレア・ノセダの指揮で進行中のシャンドスの「ムジカ・イタリアーナ・シリーズ」。20世紀の傑出したイタリア人作曲家たち、レスピーギやヴォルフ=フェラーリ、カゼッラ、ダラピッコラに続いてノセダのタクトが描き出すのは、ゴッフレード・ペトラッシ(1904−2003)の2つの宗教作品!
ダラピッコラ、シェルシと共に20世紀中期〜後期のイタリア作曲家で中心的な役割を担ったペトラッシ。ストラヴィンスキーからの影響と全音階主義を感じさせる「マニフィカト」(1934−36)と「詩篇第9番」(1939−40)は、中世、ルネサンスのポリフォニーと近現代的なハーモニーを結び付けたペトラッシ初期の代表的作品です。ソプラノ、合唱とオーケストラという編成を持つ世界初録音の「マニフィカト」に対し、「詩篇第9番」の編成は2パートの合唱、弦楽オーケストラ、金管楽器、打楽器、ピアノ。ヴェルディの「聖歌四編」(CHAN-10659)以来の登場となるトリノ王立歌劇場O&合唱団、そして大編成、特殊編成のイタリア音楽でますます圧倒的な存在感を発揮するノセダの指揮に要注目!!
CHAN-10751
ウェズリー:宗教合唱作品集
サミュエル・セバスチャン・ウェズリー(1810−1876):荒野と砂漠は楽しみ、
 ほむべきかな, われらの主の父なる神、
 おお, 汝は天より舞い降りた方、
 主に感謝せよ、
 わたしの咎をことごく洗い、
 ラルゲット嬰へ短調、
 マニフィカトとヌンク・ディミティス、
 神の子らよ, 主に帰せよ
サミュエル・ウェズリー(1766−1837):詩編第42番&第43番
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジCho
アンドルー・ネスシンガ(指)
ジョン・チャレンジャー(Org)
前作パーセルの「アンセム集」(CHAN-0790)でも素晴らしいハーモニーを聴かせてくれた名門ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団。メソディスト派の創始者ジョン・ウェズリーを輩出した18〜19世紀イギリスの音楽一家、ウェズリー家の合唱作品集では、サミュエル・セバスチャン・ウェズリー(1810−1876)と父のサミュエル・ウェズリー(1766−1837)を取り上げます。サミュエル・セバスチャン・ウェズリーのアンセムをはじめとする合唱作品は、パーセルの系譜を受け継ぎながらも斬新な手法を採り入れ、英国国教会の礼拝音楽の質を高めた重要な作品とされています。

CHAN-10752
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ集Vol.2
無伴奏ヴァイオリン・ソナタBB.124
ヴァイオリン・ソナタ.ホ短調BB.28
ハンガリー民謡集BB.109(オルサーグ&バルトーク編)
ハンガリー民謡(シゲティ&バルトーク編)
ルーマニア民族舞曲集(セーケイ編)
ジェームズ・エーネス(Vn)、
アンドルー・アームストロング(P)
ヴァイオリンとヴィオラの二刀流での「協奏曲集」(CHAN-10690)、2つのソナタと2つのラプソディを色濃く描いた「ソナタ集Vol.1」(CHAN-10705)で、バルトーク弾きとしての驚異的な才能を世に示したカナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。エーネスが弾くバルトークの「ソナタ集Vol.2」は、最晩年1944年の「無伴奏ソナタBB.124」とリスト音楽院在学中の1903年に書かれた「ソナタ.ホ短調BB.28」を中心としたプログラミング。シゲティやセーケイ、オルサーグ、そして作曲者自身も編曲に携わったハンガリーとルーマニア民謡集のヴァイオリン・ヴァージョンが、一味違う姿でバルトークの音楽が持つ民族色を聴かせてくれます。
CHAN-10753
トゥリーナ:管弦楽作品集
幻想舞曲集Op.22
カンシオネス形式の詩Op.19
希望の聖母への祈りの形式によるサエタOp.60
「三部作」Op.45〜ファルッカ
リトモスOp.43(舞踏幻想曲)
セビーリャ交響曲Op.23
ファンホ・メナ(指)BBCフィル
クララ・モウリス(Ms)
ジャナンドレア・ノセダの後任としてBBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクター(首席指揮者)に就任し、着実にオーケストラにラテンのカラーを色付けしているスペイン人マエストロのファンホ・メナ。フランス時代に吸収したダンディやラヴェル、ドビュッシーからの影響によるフレンチ・スタイル、母国スペインのアンダルシア地方の伝統的な民族音楽、そしてロマン派音楽的な香り。ファリャと共に当時のスペイン楽壇を牽引した二大巨頭の1人、トゥリーナの管弦楽作品からは、スペインの情熱だけでなく、印象派、ロマン派など、多彩な響きが聴こえてきます。ファンホ・メナの十八番、トゥリーナでBBCフィルハーモニックの情熱が燃えたぎる!
CHAN-10754
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲(コンセール)ニ長調Op.21*
弦楽四重奏曲ハ短調Op.35
ジェニファー・パイク(Vn)*、
トム・ポスター(P)*、
ドーリックSQ
〔アレックス・レディントン(Vn1)、
ジョナサン・ストーン(Vn2)、
サイモン・タンドリー(Va)、
ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕
コルンゴルトの「弦楽四重奏曲集」(CHAN-10611)でシャンドス・デビューを果たし、シューマンの「弦楽四重奏曲集Op.42」(CHAN-10692)が2012年の英グラモフォン賞室内楽部門賞にノミネートされるなど、瞬く間に同レーベルの室内楽のメイン・アーティストに上り詰めたドーリックSQの6枚目のレコーディング。ショーソンの室内楽といえばダンディが補筆完成した「弦楽四重奏曲Op.35」が特に有名だが、ヴァイオリンとピアノのソロに弦楽四重奏が寄り添う「協奏曲(コンセール)Op.21」も、六重奏の室内楽作品であり、小規模の協奏曲風の作品でもある優れた逸品。

CHAN-10755
シューマン:ピアノ作品全集Vol.1
シューマン:幻想小曲集Op.12
ブラームス:主題と変奏ニ短調
シューマン:クライスレリアーナOp.16
イモジェン・クーパー(P)
イモジェン・クーパーが"アイデンティティ"、"夢の世界"、"潜在意識"、"野生的なユーモア、"超自然"など様々なフレーズで例えるシューマンの内なる世界。ブラームスの「主題と変奏」と組み合わせながら、代表的傑作「幻想小曲集」と「クライスレリアーナ」の奥底にあるシューマンの感情を汲み取り、解釈に反映させたイモジェン・クーパーの演奏は、数あるシューマンの録音の中でも特別な存在となるに違いない。
名演の誉れが高いシューベルトと並び、シューマンを自らのライフワークとしてきたイモジェン・クーパー。その集大成となる「ピアノ作品全集」が始まります。
CHAN-10756
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622*
コープランド:クラリネット協奏曲
カッツ=チェルニン:オーナメント・エアー*
マイケル・コリンズ(ClバセットCl*&指)
スウェーデン室内O
シャンドスに専属アーティストとして加わったイギリスを代表するクラリネット奏者マイケル・コリンズ。協奏曲録音ではウェーバー(CHAN-10702)で圧巻のテクニックと優れた音楽性を聴かせてくれたコリンズが、DG時代以来、約15年振りにモーツァルトの「クラリネット協奏曲イ長調K.622」を再録音!!
コリンズがモーツァルトの新録音とのカップリングに選んだのは、ベニー・グッドマンのために作曲されたコープランドの「クラリネット協奏曲」と、ウズベキスタン、タシケント生まれのオーストラリア人作曲家エレーナ・カッツ=チェルニン(1957−)の「オーナメント・エアー」。モーツァルトの「クラリネット協奏曲」をモデルとしたカッツ=チェルニンの「オーナメント・エアー」は、21世紀の名作となる可能性を持った秀作です。

CHAN-10757
ブラームス:ピアノ独奏作品集Vol.2
バラード.ニ長調Op.10-2
バラード.ト短調Op.118-3
間奏曲変ロ短調Op.117-2
ラプソディ変ホ長調Op.119-4
間奏曲イ短調Op.116-2
間奏曲ホ長調Op.116-6
バラード.ロ短調Op.10-3「間奏曲」
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
バリー・ダグラス(P)

録音:2012年9月
“臆することない強打鍵がブラームスの強健な精神を象徴!”
Op.10-2は、冒頭で可憐な雰囲気が漂う美音が内省味を湛え、近年のダグラスの成熟を如実に反映。それを打ち消すかのような中間部では、ダグラスならではの剛直な打鍵が確信を持って立ち上がり、それらの対比と連動の妙が実に見事。
Op.117-2
は、変ロ短調の悲しい楽想にも関わらず、その音色は希望の光を持って煌めき、雰囲気満点の録音とも相俟って、ダグラスのタッチの精緻なコントロールに感服。
ラプソディでの強打鍵は音が割れる寸前まで高揚しますが、ハーモニーが混濁せず、リズムも頑丈。格調を維持しながら強力な造型を築クバランス感覚に唖然。中間部でもくすんだ色彩は持ち込まず、1:47からの花園を思わせる愉悦感、隈取が克明なタッチを貫き、辺りを払うような求心力は、技巧派ピアニストの理想の成熟型と言えましょう。
最大の聴きものはやはり第3ソナタ。第1楽章の第1主題はもちろん盤石の強靭さで迫りますが、第2主題でそれを引き継ぐのに相応しい歌心を確実に注入するゆとりと懐の深さに心奪われます。展開部での楽想の起伏の激しさに対し、ここまで果敢に対処し尽くした例も稀。第2楽章には「若き恋」という詩の一部が標題として付けられていますが、その心持ちは明らかにシューベルトのそれとは異なることを改めて再認識させれらます。2:50からの甘いフレーズも停滞せずにあくまでも前向き。第3楽章は傍若無人とも言える激しいタッチに思わずのけぞりますが、その熱さが途中で途絶えることはありません。とにかく、音楽の捉え方が大きく、常に呼吸と一体化させることの大切を改めて教えてくれます。終楽章は今のダグラスの芸術の全てが凝縮!ブラームスを高潔な男の中の男として描ききり、惜しげも無く強打鍵を盛り込みつつも決してマッチョな姿に仕立てる愚は犯しません。
これは、心の底からどっぶりブラームスに浸りたいときに欠かせない1枚となりました。【湧々堂】
CHAN-10758
イギリスのクラリネット・ソナタ集Vol.2
アーノルド:ソナチナ ト短調Op.29
クック:クラリネット・ソナタ変ロ長調
グレッグソン:トリビューツ(5つのトリビュート)
ベンジャミン:ヴァルス・カプリース「ラヴェルの墓」
ホロヴィッツ:ソナチナ変ロ長調
マイケル・コリンズ(Cl)、
マイケル・マクヘイル(Cl)
エドワード・グレッグソン(1945−)が2010年に完成させた「トリビューツ(5つのトリビュート)」は、プーランク、フィンジ、ストラヴィンスキー、メシアン、そしてバルトークへのオマージュ、またオーストラリア生まれのアーサー・ベンジャミン(1893−1960)の「ラヴェルの墓」には、フランスの作曲家、音楽への長年の憧憬が込められています。ジェルヴェーズ・ド・ペイエが初演した「ホロヴィッツ」、フレデリック・サーストンに捧げられた「アーノルド」、ヒンデミットの弟子「クック」のソナタ、ソナチネもイギリスで誕生したクラリネットの為の宝です。
CHAN-10760
ダンディ:管弦楽作品集Vol.5
フランスの山人の歌による交響曲 Op.25(セヴェンヌ交響曲)
歌劇「フェルヴォル」 Op.40より 第1幕への前奏曲
ソージフルーリ Op.21(サルビアの花)
管弦楽組曲「メデー」 Op.47
ルイ・ロルティ(P)、
ラモン・ガンバ(指)アイスランドSO

録音:2012年10月29日−11月1日、ハルパ(レイキャビク、アイスランド)
師であるフランク、ベートーヴェンとワーグナーから影響を受け、フランス民謡の採集にも積極的だったダンディ。「セヴェンヌ交響曲」の別名を持つ1886年作曲の交響曲、「フランスの山人の歌による交響曲」でピアノ弾くのは、カナダのカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ!ダンディがフランス南部の山岳地帯、セヴェンヌ地方で触れた民謡の美しき旋律を、ロルティ、ガンバ、アイスランドSOのトライアングルが、牧歌的な柔らかな響きとフランスのエスプリを大切に、丁寧に奏でてくれます。2011年5月にレイキャビクにオープンした新しいコンサート・ホール、ハルパ(Harpa)の音響面にも期待!
CHAN-10761
イン・ザ・サウス〜ラテンの弦楽四重奏曲集
ヴォルフ:イタリアのセレナード ト長調
プッチーニ:菊
ヴェルディ:弦楽四重奏曲ホ短調
トゥリーナ:闘牛士の祈り Op.34
ピアソラ:タンゴの4人
パガニーニ(キャシディ編):「24のカプリース」Op.1〜第6番/第24番
ブロドスキーSQ
〔ダニエル・ローランド(Vn)、
イアン・ベルトン(Vn)、
ポール・キャシディ(Va)、
ジャクリーン・トーマス(Vc)〕

録音:2012年10月28日−30日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
陽気、晴れやか、色彩。ブロドスキーSQの「南(サウス)」で結び付いた、ラテンからインスパイアされた作品、地中海、ラテンの弦楽四重奏曲。
地中海イタリアからは、ヴェルディ唯一の「弦楽四重奏曲ホ短調」、プッチーニの小品「菊」、パガニーニの弦楽四重奏版「カプリース」。
スペイン、南米からはトゥリーナ、ピアソラ、イタリアをタイトルに冠するヴォルフのセレナードなど、バラエティに富んだブロドスキーSQのラテン・プログラムは明るく、美しく、そして熱い!
CHAN-10762
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78「雨の歌」
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
C・シューマン:3つのロマンス Op.22
ジェニファー・パイク(Vn)、トム・ポスター(P)

録音:2012年9月26日−28日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
シャンドス専属第1弾となった「フランスのヴァイオリン・ソナタ集」(CHAN-10667)以来となるジェニファー・パイクが弾くソナタ集。!数多くの傑作が生まれた時期の作品であり、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を献呈された名手フェルディナンド・ダヴィッドとクララ・シューマンのデュオで初演されたロベルト・シューマンの「ヴァイオリン・ソナタ第1番」。46歳のブラームスが、25歳という若さで夭折したシューマン夫妻の末子フェリックスの追憶に捧げた傑作「ヴァイオリン・ソナタ第1番」、そしてクララ・シューマンの「3つのロマンス」。ヨハネス・ブラームス、ロベルト・シューマン、クララ・シューマン。ジェニファー・パイクの成熟したヴァイオリンが、3人の音楽に込められた想いを深く美しく語ります。
CHAN-10763
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.5
ピアノ・ソナタ第15番ホ長調Hob.XVI-13(第13番)
ピアノ・ソナタ第12番イ長調Hob.XVI-12
ピアノ・ソナタ第37番ホ長調Hob.XVI-22(第22番)
ピアノ・ソナタ第54番ト長調Hob.XVI-40(第40番)
ピアノ・ソナタ第55番変ロ長調Hob.XVI-41(第41番)
ピアノ・ソナタ第56番ニ長調Hob.XVI-42(第42番)
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)
※YAMAHA CFX

※録音:2012年2月21日−23日&9月21日−23日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
ハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト第5巻には、エステルハージ家のマリー・エステルハージ公爵夫人に献呈された「3つのソナタOp.37(第54番〜第56番)」を含む6曲のピアノ・ソナタを収録。
CHAN-10764
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲Op.15
ピアノ協奏曲Op.13(1945年改訂版)
ピアノ協奏曲Op.13(原典版)〜第3楽章「レチタティーヴォとアリア」
タスミン・リトル(Vn)、
ハワード・シェリー(P)、
エドワード・ガードナー(指)BBCフィル

録音:2012年9月10日−11日&13日、メディアシティUK(サルフォード)
イギリス音楽のスペシャリスト、タスミン・リトルがソリストを務める「ヴァイオリン協奏曲」。スペイン内戦の終戦、第2次世界大戦の開戦となった1939年に作曲され、当時20代半ばだったブリテンのあふれんばかりの才能が込められた秀作も聴き逃せません。そして指揮は2つの管弦楽作品集(CHAN-10658&CHAN-10671)で優れた演奏を聴かせてくれたエドワード・ガードナー。ブリテンの生誕100周年に相応しい、豪華布陣によるコンチェルト・アルバムです!
CHAN-10766
スヴェンセン:管弦楽作品集Vol.3
ノルウェーの芸術家の謝肉祭 Op.14
ヴァイオリン協奏曲 Op.6
2つのアイスランドの旋律
交響曲第1番ニ長調 Op.4
ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO
マリアンネ・トゥーシェン(Vn)

録音:2012年8月20日−22日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
さらに勢いを増すエストニアの盟主ネーメ・ヤルヴィとノルウェーのベルゲン・フィルのタッグによる"ノルディック・プロジェクト"最新巻。
1860年代後半、ライプツィヒ音楽院を卒業したスヴェンセンが作曲し、グリーグに衝撃を与えた初期の大作「交響曲第1番」。ナッシュ・アンサンブルのヴァイオリニスト、マリアンネ・トゥーシェンが弾く1870年の「ヴァイオリン協奏曲」など、ノルウェーのシンフォニストとして名を馳せたスヴェンセンの若き日の傑作の数々。グリーグに自作の交響曲を封印させてしまったというエピソードを持つ、若きスヴェンセンの底知れぬ才能を、ネーメ・ヤルヴィのタクトで感じて下さい。
CHAN-10767
ナイジェル・ヘス:吹奏楽作品集Vol.2
組曲「ニュー・ロンドン・ピクチャーズ」〔新しいロンドンの風景〕(世界初録音)
映画「ラヴェンダーの咲く庭で」〜テーマ(吹奏楽版世界初録音)
バレエ音楽「ロッホナガーのおじいさん」〜ロッホナガー組曲(世界初録音)
演奏会用序曲「モンクの行進」(吹奏楽版世界初録音)
組曲「シェイクスピア・ピクチャーズ」(吹奏楽版世界初録音)
クリスマス序曲(吹奏楽版世界初録音)
ナイジェル・ヘス(指)
ロイヤル・エア・フォース・セントラル・バンド

録音:2012年9月24日−28日、RAFミュージック・スタジオ(ロンドン)
サリー・カントリー・ユース・ウィンド・オーケストラの委嘱により2003年に作曲された「ニュー・ロンドン・ピクチャーズ」は、テムズ川の新たなランドマークであるミレニアム・ブリッジ、テート・モダン・ギャラリー、セントポール大聖堂の鐘の音、大観覧車ロンドン・アイなど、新世紀のロンドンの風景を描いたナイジェル・ヘスの新たな「ピクチャーズ」!チャールズ皇太子が書いた絵本「ロッホナガーのおじいさん」を題材とした「ロッホナガー組曲」や、「シェイクスピア・ピクチャーズ」など、収録作品はどれも日本の吹奏楽シーンでも重宝されること間違いなし!

CHAN-10768
カゼッラ:管弦楽作品集Vol.3
交響的狂詩曲「イタリア」 Op.11
序奏,コラールと行進曲 Op.57
シンフォニア Op.63(交響曲第3番)
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック
オペラの専制政治時代と呼んでも過言ではないほどに、オペラが絶大な存在感を放っていた20世紀初期のイタリアにおいて、管弦楽曲の作曲家として成功を収めたカゼッラ。
イタリアにおける"スペインのアルベニス"を目指して作曲された「イタリア Op.11」、1935年に完成した木管、金管、打楽器、ピアノとコントラバスのための作品でストラヴィンスキーの影響が見られる「序奏、コラールと行進曲 Op.57」、そしてシカゴSOの創立50周年のために作曲され、1941年3月に初演が行われたカゼッラ後期の大作「シンフォニア(交響曲第3番)」。
マルトゥッチの薦めによりフランス、パリ音楽院でラヴェルやエネスコと共に作曲を学んだカゼッラの管弦楽作品。
ジャナンドレア・ノセダという最良の理解者を得て、本格的な復権の時が来た!
CHAN-10769
ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽Vol.1〜ベン=ハイム:室内楽作品集
ピアノ四重奏曲 Op.4
2つの風景 Op.27
即興曲と舞曲 Op.30
クラリネット五重奏曲 Op.31a
カンツォネッタ Op.34-4
ARCアンサンブル
1930年台、ヨーロッパから離れなければならなかった作曲家たちの室内楽作品を復興へと導く新シリーズ「ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽」がスタート。第1巻は、ドイツ生まれのユダヤ系作曲家、パウル・ベン=ハイム(パウル・フランケンブルガー/1897−1984)。
クナッパーツブッシュやワルターのアシスタントを務めるなど将来を期待されたが、ナチスの迫害から逃れるためにドイツからパレスチナへと脱出。後にイスラエル人となったベン=ハイムは、ヨーロッパの後期ロマン派と中東の伝承音楽の旋律を出会わせた独特の作風を持ちます。

CHAN-10770
イギリスのヴァイオリン・ソナタ集Vol.1
ファーガソン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.10
ウォルトン:ヴァイオリン・ソナタ、2つの小品
ブリテン:組曲 Op.6
タスミン・リトル(Vn)、
ピアーズ・レーン(P)
タスミン・リトルがシリーズのスタートに選んだ作曲家は、ハワード・ファーガソン(1908−1999)、ウィリアム・ウォルトン(1902−1983)、ベンジャミン・ブリテン(1913−1976)の3人。早熟の天才と称されるファーガソン、メニューインとのエピソードが有名なウォルトンの「ソナタ」、そして生誕100周年を迎えた「ブリテン」。
タスミン・リトルのヴァイオリンが、近代イギリスのヴァイオリン・ソナタが持つ魅力、そして知られざる一面を余すことなく届けてくれることでしょう。
CHAN-10778(2CD)
ドブジンスキ:歌劇「モンバル、または海賊」Op.30〜序曲
ピアノ協奏曲変イ長調Op.2
交響曲第2番ハ短調Op.15「性格的」
交響曲第2番ハ短調Op.15「性格的」〜 原典版の緩徐楽章(アンダンテ・グラツィオーソ)
ウカシュ・ボロヴィチ(指)ポーランドRSO
エミリアン・マデイP/ファツィオーリ)

録音:2009年10月&2010年3月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
フレデリック・ショパン(1810−1849)と同世代で、帝政ロシアの圧政下にあったポーランドで活躍した作曲家イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807−14867)。1824年、17歳のドブジンスキが作曲した「ピアノ協奏曲」。ショパンの師でもあるユゼフ・エルスネルに作曲を学んだドブジンスキの「ピアノ協奏曲」からは、ショパンとの共通点、ウィーン古典派からの影響が聴こえてきます。
「ピアノ協奏曲」から10年後となる1834年にドブジンスキが完成させた「交響曲第2番」。晩年の1862年には緩徐楽章の改訂を行っており、このボロヴィチ&ポーランド放送響の演奏では、"原典版"と"改訂版"の2ヴァージョンを収録。ドブジンスキの初期と後期の作風の変化が聴き取れます。ドブジンスキの「ピアノ協奏曲」と「交響曲第2番」を振るのは、ポーランド指揮界の次代を担う逸材として注目を集める1977年生まれの俊英ウカシュ・ボロヴィチ。
CHAN-10785
ミケランジェロ歌曲集
ブリテン:ミケランジェロの7つのソネット Op.22(デイヴィッド・オーウェン・ノリスによるバス・ヴァージョン)
ヴォルフ:ミケランジェロの3つの詩による歌曲集
ショスタコーヴィチ:ミケランジェロの詩による組曲 Op.145
ジョン・トムリンソン(Bs)、
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)
イタリア・ルネサンスの偉大な芸術家、ミケランジェロ・ブオナローティ(1475−1564)の"詩"をテーマとした歌曲集。ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の「システィーナ礼拝堂天井画」でも知られるミケランジェロの芸術は、様々な形で音楽にも大きな影響を与えています。ミケランジェロ歌曲集を歌うのは、世界各地のオペラハウスや、バイロイト音楽祭などで活躍してきたイギリスの世界的バスであるサー・ジョン・トムリンソン。ブリテン、ヴォルフ、ショスタコーヴィチの歌曲が、"ミケランジェロ"というテーマで1つのストーリーとなります。
CHAN-10786
クァトロ〜4本のギターのためのスペイン音楽
ソル:グラン・ソロ Op.14
リムスキー=コルサコフ(ウィリアム・カネンガイザー編): スペイン奇想曲 Op.34
アルベニス(デイヴィッド・ロー編):ラ・ベーガ(草原)
クルーズ:フォリア(ギター四重奏曲第4番)
アクアレル・ギター四重奏団

録音:2013年4月12日−13日&5月9日−10日、80ヘルツ・スタジオ(マンチェスター)
スペインの偉大なるコンポーザー・ギタリスト、フェルナンド・ソルが1810年頃に作曲した「グラン・ソロ」から、リムスキー=コルサコフの"ギター四重奏版"「スペイン奇想曲」、同じく"ギター四重奏版"のアルベニスの「ラ・ベーガ」を経て、イアン・クルーズ(1956−)の「フォリア」で182年に渡るスペイン・ギターの歴史を繋いだプログラム。クレイグ・オグデン、ゴードン・クロスキーから教えを受けたイギリス・ギター界のニュースターたちが、クラシカル・ギターの心の故郷、スペインの音楽を絶妙のアンサンブルで聴かせてくれます。

CHAN-10787(2CD)
ジェームズ・エーネス・プレイズ・プロコフィエフ〜プロコフィエフ:ヴァイオリン作品全集
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.63
2つのヴァイオリンのためのソナタ.ハ長調 Op.56
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ.ニ長調 Op.115
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94
ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ Op.35bis
ジェームズ・エーネス(Vn)、
エイミー・シュワルツ・モレッティ(Vn)
アンドルー・アームストロング(P)、
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ誌)という最大級の評価を受ける21世紀のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。シャンドスではハンガリーのバルトークをメインとして世界中で称賛を受けてきたエーネスが、ロシアン・プログラム、"プロコフィエフのヴァイオリン作品全集"を送り出す!
CHAN-10789
ムジカ・イタリアーナ〜マスカーニ・イン・コンサート

マスカーニ:コウノトリの神格化
叙情的映像/異国風の踊り
主の祈り/アヴェ・マリア
人形のガヴォット
私の最初のワルツ
「永遠の都」への付随音楽
ジャナンドレア・ノセダ(指)
トリオ王立歌劇場フィラルモニカ'900
ルチアーノ・ガンチ(T)
1963年にイタリアのリボルノでパン屋の息子として生まれ、ミラノ音楽院ではポンキエッリに師事するものの途中退学。その後、指揮、作曲で生計を立てていたマスカーニは、思いがけずコンクールに応募、1等入賞となった代表作「カヴァレリア・ルスティカーナ」の爆発的ヒットにより、瞬く間に一流作曲家の仲間入りを果たすことになります。ノセダとトリノ王立歌劇場の自主運営オーケストラ、フィラルモニカ'900とのコンビは、「カヴァレリア・ルスティカーナ」があまりにも有名になりすぎたため、スポットライトを浴びることなく音楽史の片隅に追いやられてしまったマスカーニの管弦楽作品を発掘!
CHAN-10790
エネスコ:ピアノ三重奏曲イ短調
ピアノ五重奏曲イ短調 Op.29
アリアとスケルツィーノ
シューベルト・アンサンブル
レムス・アゾイテイ(Vn)
2013年で結成30周年を迎えたロンドンのピアノと弦楽器の五重奏団シューベルト・アンサンブル。オーケストラ・アンサンブル金沢の第1コンサートマスターとしても活躍するヴァイオリニスト、サイモン・ブレンディスを擁するロンドンの歴史あるアンサンブルの2タイトル目となるエネスコの室内楽作品集。1916年に作曲された未完の「ピアノ三重奏曲」は、ルーマニアの作曲家パスカル・ベントイウ(1927−)の補筆完成版をベースとして、レコーディングの数週間前に入手したエネスコの手稿譜の研究に基づく校訂を反映させるなど、作曲者の意図した姿の再現にチャレンジした意欲作です。
CHAN-10791
20世紀の合奏協奏曲集
ダンディ:フルート,チェロ,ピアノと弦楽のための協奏曲変ホ長調 Op.89
クルシェネク:フルート,ヴァイオリン,ピアノと弦楽のためのコンチェルティーナ Op.27
シュールホフ:フルート,ピアノと管弦楽のための二重協奏曲
カール=ハインツ・シュッツ(Fl)、
クリストフ・コンツ(Vn)、
ローベルト・ノージュ(Vc)、
マリア・プリンツ(P)、
ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

録音:2012年9月21日−23日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン、イギリス)
マリナー率いるASMFの機動力の高さはもちろんのこと、ウィーン国立歌劇場管&ウィーン・フィルの首席フルート、カール=ハインツ・シュッツ、同じくウィーン・フィルのクリストフ・コンツ、ローベルト・ノージュなど、キーパーソンとなる各楽器のソリストたちの顔ぶれも非常に豪華!マリナー&ASMFとウィーン・フィルの名手たちの共演で、20世紀のネオ・バロック、コンチェルト・グロッソの真髄を知る。
CHAN-10792
イギリスのチェロとピアノのための作品集Vol.2
ボーウェン:チェロ・ソナタ Op.64
アイアランド:チェロ・ソナタ
バックス:チェロ・ソナタ 変ホ長調
ポール・ワトキンス(Vc)、
ヒュー・ワトキンス(P)

録音:2012年11月12日−14日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
1921年から23年の3年間にかけて作曲された、同世代の3人の作曲家、アイアランド、バックス、ボーウェンの「チェロ・ソナタ」。
後期ロマン主義、印象主義、ロマン主義と印象主義の折衷。独自の特徴を持った3人の作曲家たちのチェロ・ソナタのコントラストを、ワトキンス兄弟のデュオが、巧みに、そして鮮明に描きます。
CHAN-10793
リスト・アット・ジ・オペラ
リスト:モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の回想、
 ヴェルディの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ、
 グノーの「ファウスト」からのワルツ
ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」序曲、
 レチタティーヴォとアリア「夕星の歌」、 「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死、
 「さまよえるオランダ人」〜紡ぎ歌
ルイ・ロルティ(P)

録音:2013年3月3日−4日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
19世紀のピアノの魔術師、フランツ・リストのトランスクリプションによって、華麗なるピアノ音楽として生まれ変わるモーツァルト、ヴェルディ、グノー、ワーグナーの名旋律。当代屈指のリスト弾き、ルイ・ロルティの驚異的なテクニック、ファツィオーリのサウンドが、リストが創り上げた"ピアノによるオペラの世界"が、華やかに繰り広げられる!さらに「トリスタンとイゾルデ」の「前奏曲」はロルティ自身の編曲を採用。リストとロルティ。編曲でのコラボ―レーションにも要注目!
CHAN-10794(2CD)
サリヴァン:歌劇「美の石」 エリン・マナハン・トーマス(S)、
トビー・スペンス(T)、
レベッカ・エヴァンス(S)、
アラン・オピー(Br)、
スティーヴン・ガッド(Br)
キャスリン・ウィン=ロジャーズ(Ms)、
マデリン・ショウ(Ms)、
デイヴィッド・スタウト(Bs)、
リチャード・スアート(Br)、
オリヴィア・ゴメス(S)、
サラ・マクステッド(Ms)、
リリオ・エヴァンス(S)、
ロリー・マクドナルド(指)BBCウェールズ・ナショナルO
BBCウェールズ・ナショナルCho

録音:2013年1月29日−2月3日、BBCホディノット・ホール(カーディフ)
長年コンビを組んだ名パートナー、ウィリアム・S・ギルバートではなく、アーサー・ウィング・ピネロ(1855−1934)とジョセフ・ウィリアム・コミンス・カー(1849−1916)の台本を用いた晩年の大作である。
「アイヴァンホー」以降のサリヴァンの見過ごされてきた舞台作品の魅力を伝える記録としても非常に貴重。エリン・マナハン・トーマスやトビー・スペンス、レベッカ・エヴァンス、アラン・オピーなど、豪華キャスト陣が花を添えます。
CHAN-10796
タスミン・リトル〜揚げひばり
モーラン:ヴァイオリン協奏曲
ディーリアス:伝説(ビーチャム校訂)
ホルスト:夜の歌 Op.19-1, H.74
エルガー:夜の歌 Op.15-1(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)、
 愛の挨拶 Op.12(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)、
 朝の歌 Op.15-2(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
タスミン・リトル(Vn)、
アンドルー・デイヴィス(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2013年5月23日&26日、メディアシティUK(サルフォード)
エルガーの3作品は、2013年にロジャー・ターナーによって「ヴァイオリンとオーケストラ版」にアレンジされた新編曲。タスミン・リトルが弾く世界初録音となるエルガーの新編曲にも、大きな注目が集まることでしょう。

CHAN-10806
ミクロス・ローザ:映画音楽集
「バグダッドの盗賊」からの組曲
「ジャングル・ブック」からの組曲
「サハラ戦車隊」からの組曲
「ベン・ハー」からの組曲
ラモン・ガンバ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2013年7月19日&20日
フランス6人組の1人オネゲルとの出会いにより、映画音楽の作曲家としての才能を開花させ、巨匠へと上り詰めたローザの音楽を振るのは、もちろん「シャンドス映画音楽集」の看板指揮者ラモン・ガンバ!オーケストラによる映画音楽の"組曲版"は、"映画音楽"と"クラシック"の作曲家という2つの姿を持っていたローザの魅力が、最大限に発揮されるスタイルなのかもしれません。

CHAN-10807
シューベルト:ピアノ独奏作品集Vol.1
幻想曲ハ長調 D.760,Op.15「さすらい人」
君はわが憩い D.776, Op.59-3(リスト編)
いらだち D.795, Op.25-7(リスト編)
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960, Op.post
バリー・ダグラス(P)

録音:2013年9月27日&28日
シューベルトの第1集では、「さすらい人幻想曲」と「ピアノ・ソナタ第21番」にフランツ・リスト編曲の2作品を加えたプログラムを展開。独墺系プログラムを得意とするアイルランドの名匠バリー・ダグラスがいよいよ取り組むシューベルト。その円熟味を増したピアニズムが、作曲者自身が「悪魔にでも弾かせればいい」と語ったというエピソードが残る難曲「さすらい人幻想曲」と、最後のソナタ「第21番」の奥深き世界を描く――。
CHAN-10808
ハイドン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第3番ヘ長調Hob.XVIII-3
ピアノ協奏曲第4番ト長調Hob.XVIII-4
ピアノ協奏曲第11番ニ長調Hob.XVIII-11(全カデンツァ:ジャン=エフラム・バヴゼ)
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
ガボール・タカーチ=ナジ(指)
マンチェスター・カメラータ
指揮者にはなんと、タカーチSQの創設者でもあり、近年は指揮者として活躍を広げているハンガリーの巨匠、ガボール・タカーチ=ナジがChandos初登場! タカーチ=ナジがダグラス・ボイドから首席指揮者の座を受け継いだ、イギリス、マンチェスターの室内Oマンチェスター・カメラータの久々の登場も見逃せない!使用ピアノには、ハイドンのソナタ集で一貫して使い続けてきたYAMAHAピアノを選択。カデンツァはすべて自作のものを使用。「常に新しい解釈の扉が開かれている作曲家である」とバヴゼの語るハイドンの協奏曲。バヴゼのピアノ、タカーチ=ナジの指揮、YAMAHAピアノに自作のカデンツァ、注目ポイント勢揃いのリリースです!

CHAN-10812
フランスのヴァイオリン作品集
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ.ト長調
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ.イ短調
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
タスミン・リトル(Vn)、
マーティン・ロスコー(P)
今回収録されるラヴェルのソナタは、ト長調(第2番)ではなく、ラヴェルの死後1975年に出版された遺作のソナタ.イ短調(第1番)。長年パートナーシップを結ぶ名手マーティン・ロスコーの伴奏(ちなみに、ロスコーは、ジェニファー・パイクの「フランスのヴァイオリン・ソナタ集(ドビュッシー/ラヴェル/フランク)」でも伴奏を務めている)に乗せて、タスミン・リトルの華麗で可憐なヴァイオリンが花開きます。
CHAN-10813
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパン Vol.3
夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1
幻想即興曲 Op.66
夜想曲第10番変イ長調 Op.32-2
即興曲第1番変イ長調 Op.29
夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2
即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36
夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2
即興曲第3番変ト長調 Op.51
夜想曲第3番ロ長調 Op.9-3
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ルイ・ロルティ(P/ファツィオーリ)

録音:2013年6月7日−8日、ポットン・ホール(サフォーク)
フランス系カナダ人ピアニストのルイ・ロルティは、1984年の第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位に輝き、同年のリーズ国際ピアノ・コンクールで4位入賞。1986年に録音されたデビュー盤「ショパン:練習曲全集」(CHAN-8482)は、ロルティの原点でありながら最高傑作として現在でも高い評価を得ており、英BBCミュージック・マガジン誌では「比類なき名ピアニストたちによる50の名演の1つ」と激賞されています。

CHAN-10814(2CD)
シャルヴェンカ:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.32, Scharw. 125
ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.56, Scharw.126
ピアノ協奏曲第3番嬰ハ短調 Op.80, Scharw.127
ピアノ協奏曲第4番ヘ短調 Op.82, Scharw.128
アレクサンデル・マルコヴィチ(P)、
ネーメ・ヤルヴィ(指)エストニア国立SO

録音:2013年5月6日−8日&6月10日−11日、エストニア・コンサート・ホール(タリン)
Chandos初登場となるアレクサンデル・マルコヴィチは、1964年音楽一家に生まれ、6歳でグネーシン音楽学校に入学。13歳でプラハ・ユース・ラジオ・コンクールで優勝。モスクワ音楽院でピアノと指揮を学び、イスラエルに移住、アメリカ、カナダを皮切りに日本やヨーロッパ各国で演奏を行っています。録音では、セルゲイ・ナカリャコフやデイヴィッド・ギャレット、ヴァディム・レーピンらの伴奏パートナーとしても知られます。そして、同じくChandos初登場となるエストニア国立SOにも注目。エストニア音楽一家の長老ネーメ・ヤルヴィは2010年よりエストニア国立SOの音楽監督兼首席指揮者を務めているが、1960年代〜70年代にも首席指揮者として、更にタリン音楽院在学中にも打楽器奏者として関わっており、半世紀を超える関係を持つ。勇壮で情熱的なオーケストレーションも魅力の1つであるシャルヴェンカのピアノ協奏曲が、父ヤルヴィのタクトでどのように鳴り響くのかも非常に楽しみ! かつては絶大で熱狂的な人気を誇りながらも、現代では不当に忘れ去られた存在となってしまっているシャルヴェンカ。HyperionのRPCシリーズに続き、この全集が復権の大きなきっかけとなることでしょう。
CHAN-10816
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番&第2番
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 Op.28
前奏曲ニ長調Op.23-4
前奏曲ト短調Op.23-5
前奏曲変ホ長調Op.23-6
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
シャイン・ワン(P)

録音:2013年9月18日−19日、2014年1月18日−19日、
アメリカ芸術文化アカデミー(ニューヨーク)
「アール・ワイルへのトリビュート」(CHAN-10626)で華麗なシャンドス・デビューを飾り、「アメリカのピアノ協奏曲集(CHSA-5128)」は日本でも多くのファンを作った女流ピアニスト、シャイン・ワン。英グラモフォン誌の「Gramophone Choice」やMusic Web-Internationalの「Recording of the Month」に選ばれた「楽興の時&音の絵」(CHAN-10724)に続くラフマニノフの続編では、2つのピアノ・ソナタを披露。
中国に生まれアメリカで活躍する若き才媛、シャイン・ワンの躍進は止まりません!
CHAN-10817
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.51-2
クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115
マイケル・コリンズ(Cl)、
ブロドスキーSQ
〔ダニエル・ローランド(Vn)、
イアン・ベルトン(Vn)、
ポール・キャシディ(Va)、
ジャクリーン・トーマス(Vc)〕

録音:録音:2013年11月12日−14日
全2巻での完結が予定されているブロドスキーSQのブラームスの第1集では、1873年に出版され第1番とは対称的な豊かな抒情性が特徴とされる「弦楽四重奏曲第2番」と「クラリネット五重奏曲」をカップリング。「クラリネット五重奏曲」は、イギリスが世界に誇る名クラリネット奏者マイケル・コリンズとの共演!イギリスの"クラリネット"と"弦楽四重奏"の最高峰の音楽性が、ブラームスの傑作で融合を果たします。
CHAN-10818
イギリスのチェロ作品集Vol.3
ラッブラ:チェロ・ソナタ.ト短調 Op.60
ロースソーン:チェロ・ソナタ.ハ長調
モーラン:チェロ・ソナタ.イ短調
ポール・ワトキンス(Vc)、
ヒュー・ワトキンス(P)

録音:2013年10月31日−11月1日−12日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
ナッシュ・アンサンブルのチェリスト、指揮者としても活躍するポール・ワトキンスと、ピアニストのヒュー・ワトキンスの兄弟が贈る、近代イギリスのチェロ音楽のアンソロジー第3集。第二次世界大戦終戦直後の短い期間、1945年〜48年の間に書かれた3曲のソナタを取り上げます。16世紀のポリフォニーに影響を受けているエドマンド・ラッブラ(1901−1986)のチェロ・ソナタ。アーネスト・ジョン・モーラン(1894−1950)の最高傑作の一つであるチェロ・ソナタは、快活な舞曲と美しいリリシズム、 ノーフォークとアイルランドの民族音楽が聴こえてくる。アラン・ロースソーン(1905−1971)の知的な作風とは対照的に、シリアスで内省的な音楽をもたらすチェロ・ソナタ。歴史に埋もれたイギリスのチェロ・レパートリーを、ワトキンス兄弟の巧みな演奏で掘り起こします。
CHAN-10819
トゥリーナ:管弦楽作品集Vol.2
ロシオの行進 Op.9
ピアノと弦楽のための 「交響的狂詩曲」 Op.66*
ジプシー舞曲集 Op.55
セビーリャの歌 Op.37#
マリア・エスパーダ(S)#、
マーティン・ロスコー(P)*、
ファンホ・メナ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2013年1月22日、9月24日&26日、メディア・シティUK(サルフォード、イギリス)
「セビーリャの歌」でソロを歌うスペインのソプラノ、マリア・エスパーダは、ヤンソンス&RCOのマーラー「千人の交響曲」でソロを務めた他、アントニオ・カルダーラやホセ・デ・ネブラなど、スペイン・バロックの録音(Glossa)にも参加しています。ファリャと共に当時のスペイン楽壇を牽引した二大巨頭の1人、トゥリーナの管弦楽作品第2弾。フアンホ・メナとBBCフィルの情熱で、セビーリャとアンダルシアの芳醇な香りに包まれます。

CHAN-10820
バルトーク:ヴァイオリンのための室内楽作品集Vol.3
ヴァイオリン,クラリネットとピアノのためのコントラスツ BB.116
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ BB.102a(ジェントレル編)
2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲 BB.104
ジェームズ・エーネス(Vn)、
アンドルー・アームストロング(P)、
エイミー・シュワルツ・モレッティ(Vn)、
マイケル・コリンズ(Cl)

録音:2012年6月3日、2013年6月18日−19日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
カナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスによる、バルトークの「ヴァイオリンのための室内楽作品集」。世界的名手マイケル・コリンズと共演するのは、ヨゼフ・シゲティとベニー・グッドマンのために書かれた三重奏曲「コントラスツ」。バルトーク作品の権威として活躍したアンドレ・ジェントレル編曲による「ソナチネ」(原曲はピアノ独奏曲)。そして、「エーネス・クヮルテット」のメンバーでもあるエイミー・シュワルツ・モレッティと弾く「44の二重奏曲」。
CHAN-10821
ケルティック・リフレクションズ

シー・ムーヴド・スルー・ザ・フェアー*
美しい髪の少女
ダウン・バイ・ザ・サリー・ガーデンズ
ザ・クリフス・オヴ・ドゥーニーン
イニシュ*/そっとドアを開けて
ザ・プレズント・ロックス
ザ・マッシュルーム・ツリー*
ザ・キッド・オン・ザ・マウンテン*
マイ・レイガン・ラヴ/キャリックファーガス
プランクスティ・ディロン
オーイン・オニールの哀歌
アイルランドの子守歌/庭の千草
ホーム・アウェイ・フロム・ホーム
ザ・ラグル・タグル・ジプシー
ダニー・ボーイ(全ピアノ編曲:バリー・ダグラス)
バリー・ダグラス(P)、
エイミール・マクゲオン(アイリッシュFl)*
北アイルランドの首府ベルファストに生まれ、チャイコフスキー国際コンクールではヴァン・クライバーン以来となる非ロシア人ゴールド・メダリストを受賞、以降世界的なピアニストとして活動し、2002年には大英帝国勲章(OBE)も受勲したバリー・ダグラス。録音の拠点をChandosに移してからブラームスやシューベルトなど王道のレパートリーで着実に評価を固めていったダグラスだが、今回の新録音ではダグラスのルーツでもあるアイルランド音楽、ケルト音楽のピアノ・アレンジという話題作が登場。
言わずと知れた名曲「ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)」や「庭の千草(夏の名残のバラ)」など古くから伝わる民謡から、現代作曲家によるアイリッシュまで、魅惑のケルト音楽がダグラスの手によって生まれ変わる。4曲にアイリッシュ・フルートで参加するエイミール・マクゲオンは、クラシック・フルートとアイリッシュ・フルートの双方を巧みに使いこなすアーティストで、BBCプロムス2012ではベルファスト・ステージでのラスト・ナイトをソロで飾っている実力者。
CHAN-10822
グレッグソン:ホルン協奏曲
管弦楽のための 「ドリーム・ソング」(世界初録音)
独奏ホルンと管弦楽のための 「ホルン協奏曲」(世界初録音)
フルートとアンサンブルのための協奏曲 「アズテック・ダンス」(世界初録音)
管弦楽のための協奏曲
リチャード・ワトキンス(Hrn)
ウィザム・ボスタニー(Fl)、
ブラムウェル・トヴェイ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2013年12月17日−18日、メディア・シティUK(サルフォード)
日本では「剣と王冠」などの吹奏楽作品や「チューバ協奏曲」の作曲家として人気を誇るイギリスの作曲家エドワード・グレッグソン(b.1945)。クラリネット&ヴァイオリン(CHAN-10105)、サクソフォン、トランペット&ピアノ(CHAN-10478)、トロンボーン&チェロ(CHAN-10627)のそれぞれの協奏曲を収録した作品集第4弾は、ホルンとフルートの協奏曲。
もともと独奏ホルンとブラス・バンドのために書かれていた「ホルン協奏曲」は、2013年にオーケストラ・バージョンに書き換えられたばかりの新版。リコーダーとピアノ用に構想され、フルートとピアノ用に加工されながら、最終的にフルートとアンサンブルのための作品として2013年に完成した「アズテック・ダンス(アステカの踊り)」。BBCフィルハーモニックによって、マーラーの交響曲第6番と合わせて演奏するために2010年に委嘱された「ドリーム・ソング」など、世界初録音となるグレッグソンの注目新作を収録。Chandosの超名盤「グリエールのホルン協奏曲(CHAN-9739)」でソリストを務めていた名手リチャード・ワトキンスや、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックの教授を勤めるレバノンのフルーティスト、ウィザム・ボスタニーなど、ソリスト陣も申し分ない布陣。
CHAN-10825
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114*
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
マイケル・コリンズ(Cl)*、
ポール・ワトキンス(Vc)、
イアン・ブラウン(P)

録音:2013年7月12日−14日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリスのスーパー・ヴィルトゥオーゾ集団"ナッシュ・アンサンブル"やフィルハーモニアO、ロンドン・シンフォニエッタなどで活躍してきた名クラリネット奏者マイケル・コリンズ。そして、ナッシュ・アンサンブルの現役メンバーでもあるポール・ワトキンスとイアン・ブラウン。現在のChandos室内楽レパート―リーを牽引する3人の名手が共演したブラームス。
マイケル・コリンズのブラームスといえば、ブロドスキーSQと共演したクラリネット五重奏が記憶に新しく、ポール・ワトキンスとイアン・ブラウンは、ONYXレーベルでのナッシュ・アンサンブルによるブラームス室内楽作品集に参加しています。名作「クラリネット五重奏曲」の姉妹作として同時期に書かれた、ピアノとクラリネット、チェロのための三重奏曲。チェリストにとって重要なレパートリーである2つのチェロ・ソナタ。これらの名曲は過去のChandosでも当然録音しており、Chandosにとっては、アーティストを変えての再録音となります。
CHAN-10826
エンドレス・ソング〜ピアノ・アンコール集
メトカルフ:エンドレス・ソング
メンデルスゾーン:無言歌第12番嬰ヘ短調 Op.30-6
 「ヴェネツィアの舟歌」、
 無言歌第3番イ長調 Op.19b-3 「狩りの歌」
シューベルト(リスト編):アヴェ・マリア D.839
シューマン(リスト編):献呈
ショパン(リスト編):乙女の願い
スーク:愛の歌 Op.7-1
プーランク:即興曲第15番ハ短調 「エディット・ピアフへのオマージュ」
ガーシュウィン:「ガーシュウィン・ソングブック」より 6つの小品
アルベニス:スペインの歌 Op.232〜2つの小品
グアスタビーノ:カンティレーナ第4番 「エル・セイボ」、バイレシート
ラフマニノフ:メロディ ホ長調 Op.3-3
 ヴォカリーズ Op.34-14
マーガレット・フィンガーハット(P)

録音:2013年10月17日−18日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
デュカス、スーク、ハウエルズ、ノヴァーク、レイトン、ブロッホ、バークリー、ベイントン、タンスマン、etc... Chandos初期より意欲的なレパートリーを録音し続けてきたベテラン女流ピアニスト、マーガレット・フィンガーハットによる珠玉のアンコール・ピース集は「歌」がテーマ。メンデルスゾーンの「無言歌」に、ショパン、シューベルト、シューマン、ラフマニノフそれぞれの歌曲からの編曲から、ガーシュウィン・ソングブックまで。熟練の経験と感性による魅惑の歌を、1台のピアノによって歌い上げます
CHAN-10827
チェコのヴァイオリン作品集
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7
 ドゥムカ JW VII/4、
 ロマンス JW VII/3、アレグロ
スーク:4つの小品 Op.17,JSkat 42
ドヴォルザーク:ロマンティックな小品 Op.75,B 150、
 ノクターン Op.40,B 48a
ジェニファー・パイク(Vn)、
トム・ポスター(P)
Chandosから世界の舞台へと颯爽と羽ばたいたイギリス・ヴァイオリン界の若きミューズ、ジェニファー・パイク。アンドルー・デイヴィスとのシベリウス(CHSA-5134)が国内外で絶賛され、一流のソリストとしての地位を確立したパイクが色濃く描くのは、チェコの偉大なる3人の作曲家、レオシュ・ヤナーチェク、ヨゼフ・スーク、アントニン・ドヴォルザークのヴァイオリン作品集。
ジェニファー・パイクは、ラモン・ガンバ指揮の「ミクロス・ローザ:管弦楽作品集」にも参加し、美しいハンガリーの情熱を聴かせてくれただけに、これらのチェコ作品にも一層の期待がかかります。
CHAN-10829
バックス:管弦楽作品集
4つの管弦楽小品
ヴィオラと管弦楽のための幻想曲*
序曲,エレジーとロンド
フィリップ・デュークス(Va)*、
アンドルー・デイヴィス(指)
BBCフィルハーモニック
故リチャード・ヒコックスより英国音楽の伝道師としてのタクトを受け継いだ名匠、サー・アンドルー・デイヴィスがバックスをついに録音!20世紀イギリスの大作曲家アーノルド・バックス(1883−1953)といえば、Chandosの録音初期から中期にかけて、2つの交響曲全集(ブライデン・トムソン盤[CHAN-8906-10/廃盤]、ヴァーノン・ハンドリー盤[CHAN-10122])を含む膨大な録音が世に出され、バックスの再評価に大きく貢献しているだけに、Chandosのバックスに掛ける情熱は生半可なものではないでしょう。通常は改訂版である「小オーケストラのための3つの小品」として知られる作品のオリジナル・ヴァージョンである「4つの小品」や、タイムズ紙により"イギリスでもっとも傑出したヴィオラ奏者"と評されるフィリップ・デュークスをソリストに迎えた「幻想曲」など、まだ見ぬバックスの魅力がふんだんに込められています。


CHAN-10830
シンフォニック・ユーフォニアム〜ユーフォニアム協奏曲集
ホロヴィッツ:ユーフォニアム協奏曲
ウィルビー:ユーフォニアム協奏曲
ホディノット:ユーフォニアム協奏曲 「The Sunne Rising−The King Will Ride」
ジェンキンス:ユーフォニアム協奏曲
デイヴィッド・チャイルズ(ユーフォニアム)
ブラムウェル・トヴェイ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
1972年のナショナル・ブラス・バンド・フェスティヴァルのために委嘱され、日本では日本管打楽器コンクールで常に課題曲として取り上げられ、ユーフォニアム奏者なら誰でも一度は演奏したことがあるであろうホロヴィッツのコンチェルトをはじめ、チャイルズが世界初演を成し遂げ、高速パッセージで高い技術力を要する難曲、ウィルビーのコンチェルト。ロンドン初演を成功させたホディノットの深く柔軟な音楽性が求められる知られざるコンチェルト。チャイルズのレパートリーの中でも人気が高いジェンキンスのコンチェルト。どれもユーフォニアムにとってもチャイルズにとっても重要なレパートリーを選曲。
共演は、エミリー・バイノンとのフルート協奏曲(CHAN-10718)やリチャード・ワトキンスのホルン協奏曲(CHAN-10822)で完成度の高い演奏を聴かせてくれたトヴェイ&BBCウェールズ・ナショナルOのコンビ。普段ピアノ伴奏で聴くことが多いユーフォニアム協奏曲を、BBCウェールズ・ナショナルOのオーケストラサウンドと、チャイルズの輝かしくも柔らかく暖かいユーフォニアムサウンドで。
CHAN-10831(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.1〜太陽四重奏曲集 Op.20
弦楽四重奏曲第31番変ホ長調 Op.20-1,Hob.III-31
弦楽四重奏曲第32番ハ長調 Op.20-2,Hob.III-32
弦楽四重奏曲第33番ト短調 Op.20-3,Hob.III-33
弦楽四重奏曲第34番ニ長調 Op.20-4,Hob.III-34
弦楽四重奏曲第35番ヘ短調 Op.20-5,Hob.III-35
弦楽四重奏曲第36番イ長調 Op.20-6,Hob.III-36
ドーリックSQ
〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕
英グラモフォン誌で『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。ヴィオラ奏者に新たに迎えられたのは、2012年東京国際ヴィオラ・コンクールで特別賞を受賞したフランスの若き才能、エレヌ・クレモン。新たなメンバーとなり、前作のショーソン(CHAN-10754)以来1年半ぶりに発売される新譜からは、ハイドンの弦楽四重奏シリーズがスタート!
ドーリックSQのハイドン第1弾は、エステルハージ家に仕えるハイドンが生み出した数々の傑作の中の一つ、1772年に出版された「太陽四重奏曲集」。従来の楽器の役割りを覆し、新たな表現力の可能性を広げ、四重奏の範囲が万華鏡のように輝く太陽四重奏曲。
CHAN-10833
ブラームス:ピアノ独奏作品集 Vol.3
ワルツ集 Op.39/主題と変奏ニ短調
間奏曲ロ短調 Op.119-1
間奏曲ハ長調 Op.119-3
間奏曲ホ短調 Op.116-5
ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
バリー・ダグラス(P)
ルイ・ロルティ、イモジェン・クーパー、ジャン=エフラム・バヴゼと共にシャンドス(Chandos)のピアノ・ワールドを支えるアイルランドの名ピアニスト、バリー・ダグラス。1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝いた名手が弾くブラームス。待望の第3巻は、クララ・シューマンに捧げられたブラームスの若き秀作「ピアノ・ソナタ第2番」をメインに、クララ・シューマンから求められて弦楽六重奏曲第1番の第2楽章からピアノ独奏用として編曲された「主題と変奏」、4手連弾用に作曲され独奏版としても編曲された「16のワルツ」など、ブラームスの魅力的な作品が並びます。
CHAN-10834(4CD)
ハルヴォルセン:管弦楽作品集
ロシア領主たちの入場
ヴァイオリンと管弦楽のための「アンダンテ・レリジオーソ」*
「仮面舞踏会」からの組曲
メランコリー/交響曲第1番
古風な組曲/3つのノルウェー舞曲*
ノルウェーの旋律*/ベスレモイの歌*
交響曲第2番 「宿命」
交響曲第3番ハ長調(フォスハイム校訂版)
黒鳥/結婚行進曲Op.32-1*
カラスの森のワタリガラスの結婚
フォッセグリムOp.21**#
ベルゲンシアーナ〜ベルゲンの古謡によるロココ変奏曲
ノルウェー祝典序曲
ノルウェー狂詩曲第1番&第2番
パッサカリアOp.20-2#+
ノルウェー結婚行進曲(原曲:グリーグ/編曲:ハルヴォルセン)
「女王タマーラ」〜踊りの情景
交響的間奏曲
ノルウェーのおとぎ話Op.37
ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO
マリアンネ・トゥーシェン(Vn)*、
ラグンヒル・ヘムシング(ハルダンゲル・フィドル)**、
メリーナ・マンドッツィ(Vn)#、
イルゼ・クラヴァ(Va)+

録音:2009年8月24日−9月2日、2010年8月30日−9月1日、2011年8月22日−23日グリーグホール(ベルゲン/ノルウェー)
ハルヴォルセンの遺した3つの交響曲から、ノルウェーの民族楽器ハルダンゲル・フィドル(ハーディングフェーレ)を使用した「フォッセグリム」など民族主義の影響の強い作品まで、ハルヴォルセンの魅力を満載したセットです。ハルヴォルセン自身も得意だったヴァイオリンと管弦楽のための数々の作品でソリストを務める、ノルウェーのリーディング・ヴァイオリニスト、マリアンネ・トゥーシェンの好演もポイント。
CHAN-10838
サムシングス・ガッタ・ギヴ〜ミュージカル名曲集
ロウ&ラーナー:君住む街角/ポーター:ソー・イン・ラヴ、夜も昼も
ロジャース&ハマースタイン2世:粋な噂を立てられて
ボック&ハーニック:恋に落ちた時
バート:レヴューイング・シチュエーション
カーン&ハマースタイン:君は我がすべて
ロジャース&ハマースタイン2世:独り言
マーサー:恋愛適齢期
フォレスト&ライト:ストレンジャー・イン・パラダイス
ロジャース&ハマースタイン2世:春の如く
マーティン&ブレイン:ガール・ネクスト・ドア
スタイン&カーン:イッツ・マジック
ロジャース&ハマースタイン2世:なんて美しい朝
ボック&ハーニック:もし金持ちなら
ロジャース&ハマースタイン2世:もしもあなたを愛したら(ベンチ・シーン)
サイモン・キーンリーサイド(Br)、
スカーレット・ストラーレン(S)、
デイヴィッド・チャールズ・アベル(指)
BBCコンサート・オーケストラ
数々のオペラ、コンサート・シーンで活躍し、世界で最もカリスマ的なバリトンの一人サイモン・キーンリーサイドが歌うのは、なんとブロードウェイやハリウッドの名作ミュージカルからのスタンダード・ナンバー!コール・ポーターの「夜も昼も(Night and Day)」、”屋根の上のバイオリン弾き"からの「もし金持ちなら(If I Were a Rich Man)」、そして黄金コンビ、リチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン2世による数々の名作。エモーショナルな「独り言(Soliloquy)」からチャーミングな「レヴューイング・シチュエーション」まで幅広い表情の楽曲を、オペラで培った類まれなる表現力で歌い上げる。女声パートを歌うのは、ブロードウェイ女優のスカーレット・ストラーレン。
CHAN-10839
メッセージ〜パヌフニク父娘の室内楽作品集
A・パヌフニク&R・パヌフニク:祈り(弦楽六重奏版世界発録音)*
A・パヌフニク:弦楽四重奏曲第1番
R・パヌフニク:父親の思い出(世界発録音)
A・パヌフニク:弦楽四重奏曲第2番 「メッセージ」、
 弦楽四重奏曲第3番、
 聖母マリアへの歌(弦楽六重奏版)*
ブロドスキーSQ
〔ダニエル・ローランド(Vn)、
イアン・ベルトン(Vn)、
ポール・キャシディ(Va)、
ジャクリーン・トーマス(Vc)〕、
ロバート・スミッセン(Va)*、
リチャード・メイ(Vc)*
アンジェイ・パヌフニクの代表曲である3つの弦楽四重奏曲。父親が未完で残し娘が完成させた歌曲「祈り」の弦楽六重奏版(このヴァージョンでは世界初録音)。ア・カペラ・コーラスのために作られた「聖母マリアへの歌」の弦楽六重奏曲版。そして、父親アンジェイの生誕100周年に寄せてロクサンナによって2013年に書かれた、弦楽四重奏のための「父親の思い出(Memories of my Father)」。パヌフニクの革新的で表現力豊かな音楽、弦楽器同士のダイナミックな会話、郷愁的なメッセージ、ポーランドの民族的色彩を、ブロドスキーSQが見事に表出しています。

CHAN-10840
ペトラッシ:4つの聖歌
管弦楽のためのパルティータ
男声,3台のピアノ,金管楽器、コントラバスとパーカッションのための劇的マドリガル 「死者の合唱」*
男声(テノール&バリトン)と管弦楽のための 「4つの聖歌」*
混声合唱と管弦楽のためのカンタータ 「闇夜」*
ジャナンドレア・ノセダ(指)
トリノ王立歌劇場O、
トリノ王立歌劇場Cho*、
ジョルジョ・ベッルージ(T)*、
ワシリー・ラデュク(Br)*
ダラピッコラ、シェルシと共に20世紀中期〜後期のイタリア作曲家で中心的な役割を担ったペトラッシ。今回のメインとなる、「男声と管弦楽のための 「4つの聖歌」」では、ミラノ・スカラ座の「リゴレット」日本公演などでも美声を響かせたイタリアン・テノール、ジョルジュ・ベッルージと、2005年浜松国際オペラ・コンクールで優勝したロシアのバリトン、ワシリー・ラデュクが歌い、「劇的マドリガル 「死者の合唱」」と、「カンタータ 「闇夜」」では、トリノ王立歌劇場の優れた合唱が披露されます。そして、ペトラッシの最初期の作品にして、もっとも有名な作品の1つ「パルティータ」は、ペトラッシの早熟なオーケストレーションによって、ノセダの灼熱のタクトが輝く!

CHAN-10841
ロベルト&クララ・シューマン:ピアノ作品集
C・シューマン:ロマンス.ロ短調
R・シューマン:ロマンス第2番嬰ヘ長調 Op.28-2、
 フモレスケ変ロ長調 Op.20
C・シューマン:亡霊たちの踊り ロ短調(幻想的情景)
R・シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
イモジェン・クーパー(P)
パリでファヴリエとルフェヴュール、ウィーンでデームスとバドゥラ=スコダにピアノを学び、ブレンデルの弟子としても知られるイギリスの才女イモジェン・クーパー。シューベルトを中心に、古典派、ロマン派の独墺系レパートリーのスペシャリストとして世界的な名声を得てきたイモジェン・クーパーとChandosのコラボレーション・シリーズ「シューマンのピアノ作品集」。大成功を収めた第1弾「シューマン&ブラームス」に続く第2弾は、「ロベルト&クララ」のシューマン夫妻のピアノ作品集という、イモジェン・クーパーらしいプログラミング。クララ・シューマンの「4つの性格的小品Op.5」から、第3曲「ロマンス」と第4曲「亡霊たちの踊り」。そして、「亡霊たちの踊り」の旋律が使用され、クララに捧げられた大作、ロベルト・シューマンの「ピアノ・ソナタ第1番」。クララのことを想って書かれた「フモレスケ」など、偉大なる音楽家夫妻の美しい愛のデュエットが、イモジェン・クーパーの手によって描かれています。
CHAN-10842
フランスの宗教合唱作品集
ヴィエルヌ:荘厳ミサ曲 Op.16
プーランク:アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り S.142
メシアン:おお聖餐よ
プーランク:悔悟節のための4つのモテット S.97
ラングレ:荘厳ミサ曲
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジガ
アンドルー・ネスシンガ(指)
エドワード・ピクトン=ターバーヴィル(Org)

録音:2014年15日−17日、ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂
ヴィエルヌとラングレの荘厳ミサ曲は、ヴィエルヌのオルガンの教師であったシャルル=マリー・ウィドールのミサ曲嬰ヘ短調Op.36との共通点が見られる作品。しかし、どちらも幼い頃に視力を失い、パリ音楽院で学び、パリの主要な教会で名オルガニストとして活動した二人は、より近代的で色彩的なオルガン書法を用いています。名合唱指揮者アンドルー・ネスシンガの下、歴史が紡いできた豊かな男声と清らかなボーイ・ソプラノで、20世紀初期フランスの神聖なる合唱音楽を。
CHAN-10844
ブラームス&ライネッケ:クラリネット・ソナタ集
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1、
 クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
ライネッケ:クラリネット・ソナタ.ホ短調 「ウンディーネ」 Op.167、
 序奏とアレグロ・アパッショナート Op.256
マイケル・コリンズ(Cl)、
マイケル・マクヘイル(P)
イギリスのスーパー・ヴィルトゥオーゾ集団"ナッシュ・アンサンブル"やフィルハーモニアO、ロンドン・シンフォニエッタなどで活躍し、現在はソリストとして活動する英国クラリネット界のレジェンド、マイケル・コリンズ。シャンドスに専属アーティストとして加わり、ウェーバーやモーツァルトの協奏曲、イギリスのクラリネット作品集、リリカル・クラリネット、ヴィルトゥオーゾ・クラリネットなど続々と名アルバムを録音、ジェームズ・エーネスやエドワード・ガードナー、ブロドスキーSQ、ポール・ワトキンスなど、シャンドス・アーティストとの共演盤も好調にリリースを続けているコリンズの新ソロ・アルバムは、ブラームスとライネッケ!ヴィオラ版やヴァイオリン版などでも人気を誇るブラームス晩年の名作ソナタに、フルート・ソナタとして作曲されたライネッケのソナタ「ウンディーネ」のカップリング。特に、ブラームスは、ブロドスキーSQやポール・ワトキンスとの室内楽作品に続く、嬉しい録音となるでしょう。
CHAN-10845(2CD)
ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1番 Op.4
弦楽四重奏曲第2番 Op.15
弦楽四重奏曲第3番 Op.19
弦楽四重奏曲第4番(組曲) Op.25
弦楽四重奏曲ホ短調(c.1893
世界初録音)
ブロドスキーSQ
〔ダニエル・ローランド(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕

録音:2014年6月4日−6日(第1番、第3番、ホ短調)&16日−18日(第2番、第4番)、ポットン・ホール(サフォーク)
専属アーティストとしてシャンドス(Chandos)に加わり、コンセプト・アルバムからブラームスの室内楽作品、世界初録音を含むパヌフニク父娘の作品集など、幅広いレパートリーを披露しているブロドスキーSQ。1893年頃に作曲、1997年に出版され、今回が初録音となる「弦楽四重奏曲ホ短調」を含む、オーストリアの作曲家アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871−1942)の弦楽四重奏曲全集。ツェムリンスキー若き頃の秀作である「弦楽四重奏曲ホ短調」は、品格ある序章、シンプルで魅力的な旋律のアンダンテとスケルツォ、そしてエネルギッシュで独創的なフィナーレを持つ、ツェムリンスキー初期の弦楽書法が詰まった注目すべき遺産。

CHAN-10847
イギリスの吹奏楽作品集
ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲
ホルスト:吹奏楽のための第1組曲 Op.28-1(マシューズ校訂版)、
 吹奏楽のための第2組曲 Op.28-2(マシューズ校訂版)
グレインジャー:リンカンシャーの花束
トムリンソン:イギリス民族舞曲による組曲(吹奏楽版)
ラングフォード:トロンボーンとブラスバンドのための狂詩曲*
ロイヤル・エア・フォース・セントラル・バンド
ダンカン・スタッブズ(指)
ジョナサン・ヒル(Tb))*

録音:2014年10月3日、6日&7日、RAFミュージック・スタジオ(ロンドン)
1920年の活動開始から今年で95周年を迎える、イギリスのロイヤル・エア・フォース・セントラル・バンド。前作のナイジェル・ヘス:吹奏楽作品集Vol.2 「ニュー・ロンドン・ピクチャーズ」(CHAN10767)の録音が記憶に新しいが、今作はグレインジャーの「リンカンシャーの花束」や、吹奏楽曲の『聖書』とも言えるホルストの「吹奏楽のための組曲」など、吹奏楽曲でも重要レパートリーを収録。ホルストの吹奏楽のための組曲は、ホルスト自筆原稿のフルスコアからコリン・マシューズが編曲を行った校訂版を使用!ラングフォードの「トロンボーンとブラスバンドのための狂詩曲」でソリストを務めるのは、ロイヤル・エア・フォース・セントラル・バンド首席トロンボーン奏者のジョナサン・ヒル。イギリス王立音楽大学ではトロンボーンだけでなく、クラシック・ギターも専攻するなど器用な一面を持っています。収録作品はどれも日本の吹奏楽で重宝されている名作品!
CHAN-10848
ヤナーチェク&マルティヌー:弦楽四重奏曲集
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番 JW VII/8 「クロイツェル・ソナタ」、
 弦楽四重奏曲第2番 JW VII/13 「ないしょの手紙」
マルティヌー:弦楽四重奏曲第3番 H.183
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2014年9月20日−22日、ポットン・ホール(サフォーク)
ヤナーチェクの弦楽四重奏曲は、トルストイの小説「クロイツェル・ソナタ」のストーリーを弦楽四重奏で描いた第1番、ヤナーチェクが長年片思いを寄せた女性「カミラ」への想いを綴った第2番。いずれも深い愛情と情熱の込められた作品。師であるルーセルの影響に加え、ジャズやラグタイムの要素が取り入れられているマルティヌーの弦楽四重奏曲第3番。世界最高の若手アンサンブルによる、格別なるチェコの室内楽をご堪能下さい。
CHAN-10849
スホニュ:管弦楽作品集
変容/バラード組曲 Op.9
シンフォニエッタ・ラスティカ
ネーメ・ヤルヴィ(指)エストニア国立SO

録音:2013年6月13日−14日&2014年5月15日−16日、エストニア・コンサート・ホール(タリン)
首都ブラチスラヴァの音楽アカデミーで作曲とピアノを学び、同アカデミーやブラチスラヴァ高等教育学校、ブラチスラヴァ大学の教授、スロヴァキア著作権協会会長、スロヴァキア作曲家同盟会長などを歴任したスホニュ。民族音楽の要素を取り入れた「バラード組曲」。戦争と平和への感情を表現した「変容(メタモルフォーゼ)」。ピアノ作品「ソナタ・ラスティカ」から改作した「シンフォニエッタ・ラスティカ(素朴なシンフォニエッタ)」も、スロヴァキア民謡の様式が使われている作品。
半世紀を超える長い信頼関係を築き、2010年からは音楽監督兼首席指揮者を務めるネーメ・ヤルヴィとエストニア国立SOの強力コンビで描く、スロヴァキアの知られざる管弦楽作品。ヤルヴィが鋭いタクトで、スロヴァキアの風景を描きます。


CHAN-10850(2CD)
シューベルト:室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.post.137 NO1, D 384
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 Op.post.137 NO2, D 385
ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 Op.post.137 NO3, D 408
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調 Op.post.162, D 574(デュオ)
ロンド・ブリランテ ロ短調 Op.70, D 895
幻想曲ハ長調 Op.post.159, D 934
ソナタ. イ短調 D 821 「アルペジョーネ・ソナタ」*
アダージョ変ホ長調 Op.post.148, D 897 「ノットゥルノ」*
タスミン・リトル(Vn)、
ティム・ヒュー(Vc)*、
ピアーズ・レーン(P)

録音:2014年4月22日−24日&7月3日−4日、ポットン・ホール(サフォーク)
「アダージョ」と「アルペジョーネ・ソナタ」では、LSOの首席奏者や、フォーレの名演で知られるアンサンブル「ドーマス」のメンバーを務めたイギリスの名手、ティム・ヒューが参加。タスミン・リトルの技巧と飽くなき探究心で読み解く麗しのシューベルト。「R・シュトラウス&レスピーギ」や「フランス作品集」に続く、嬉しいソナタ集の登場です。
CHAN-10852
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパン Vol.4
ワルツ.イ短調 Op.post.,B 150
ワルツ.ホ短調 Op.post.,B 56
ワルツ.ホ長調 Op.post.,B 44
ワルツ.ロ短調 Op.post.69-2,B 35
ワルツ.変ホ長調 Op.post.,B 46
ワルツ.変ト長調 Op.post.70-1,B 92
ワルツ.ヘ短調-変イ長調 Op.post.70-2,B 138
ワルツ.変ニ長調 Op.post.70-3,B 40
ワルツ.変ホ長調 Op.post.,B 133
ワルツ.変ホ長調 Op.18,B 62 「華麗なる大円舞曲」
ワルツ.変イ長調 Op.post.,B 21
ワルツ.変イ長調 Op.34-1,B 94 「華麗なる円舞曲」
ワルツ.イ短調 Op.34-2,B 64「華麗なる円舞曲」
ワルツ.ヘ長調 Op.34-3,B 118 「華麗なる円舞曲」
ワルツ.変イ長調 Op.post.69-1,B 95
ワルツ.変イ長調 Op.42,B 131
夜想曲 変ロ短調 Op.9-1
ワルツ.変ニ長調 Op.64-1,B 164-1「子犬のワルツ」
想曲 嬰ハ短調 Op..post. 「レント・コン・グラン・エスプレッショーネ」
夜想曲 ロ長調 Op.32-1
ワルツ.嬰ハ短調 Op.64-2,B 164-2
ワルツ.変イ長調 Op.6-3,B 164-3
夜想曲 ト短調 Op.37-1
夜想曲 ト長調 Op.37-2
ルイ・ロルティ(P/ファツィオーリ)

録音:2011年10月24日−25日、2013年6月7日−8日、2014年10月8日−9日、ポットン・ホール(サフォーク)
フランス系カナダ人ピアニストのルイ・ロルティは、1984年の第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位に輝き、同年のリーズ国際ピアノ・コンクールで4位入賞。1986年に録音されたデビュー盤「ショパン:練習曲全集」(CHAN-8482)は、ロルティの原点でありながら最高傑作として現在でも高い評価を得ており、英BBCミュージック・マガジン誌では「比類なき名ピアニストたちによる50の名演の1つ」と激賞されています。
CHAN-10857
ブラームス:ピアノ独奏作品集 Vol.4
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1
間奏曲嬰ハ短調 Op.117-3
間奏曲ホ短調 Op.119-2
シューマンの主題による変奏曲嬰ヘ短調 Op.9
カプリッチョ嬰ヘ短調 Op.76-1
カプリッチョ ロ短調 Op.76-2
間奏曲イ長調 Op.76-6
バラード ニ短調 Op.10-1 「エドワード」
パガニーニの主題による変奏曲イ短調 Op.35 第1巻
バリー・ダグラス(P)

録音:2014年12月15日−16日、ウェスト・ロード・コンサート・ホール(ケンブリッジ)
力強さと繊細さ、大きなスケールの芸術性を持つダグラスの魅力が一層輝く、麗しのブラームスです。
CHAN-10858
カスティリョーニ:管弦楽作品集
ラ・ブラネッラ/アルティソナンツァ
詩篇第19篇*
ジャナンドレア・ノセダ(指)
デンマーク国立SO、
デンマーク国立コンサートCho*、
テレジア・ボコール(S)*、
シーネ・ブンゴー(S)*

録音:2012年9月21日−22日&2014年9月18日−19日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)
2015年のMusical America Awardsで「最優秀指揮者賞(Conductor of the Year)」を受賞し、2015年1月のNHKSO定期公演でも「カゼッラ:交響曲第3番」を披露するなど、大活躍中のジャナンドレア・ノセダ。エンリコ・ディンドがソリストを務めたショスタコーヴィチ(CHSA-5093)以来の共演となるデンマーク国立SOとの演奏で、カスティリョーニの独創的な管弦楽作品を聴かせてくれます。
CHAN-10859(3CD)
ニールセン:交響曲全集
交響曲第1番ト短調 Op.7,FS.16
交響曲第2番「4つの気質」
交響曲第3番「おおらかな交響曲」+
交響曲第4番 Op.29,FS.76 「不滅」*
交響曲第5番 Op.50,FS.97#
交響曲第6番「素朴な交響曲」
ヨン・ストゥールゴールズ(指)
BBCフィルハーモニック、
ジリアン・キース(S)+、
マーク・ストーン(Br)+、
ポール・ターナー(ティンパニ)*、
ゲライント・ダニエル(ティンパニ)*
ジョン・ブラッドベリー(Cl)#、
ポール・パトリック(サイド・ドラム)#

録音:2012年−2015年、メディアシティUK(サルフォード、イギリス)
BBCフィルハーモニックの首席客演指揮者を務めるフィンランドのマエストロ、ヨン・ストゥールゴールズのChanods第2弾! 「交響曲第8番」のためと考えられているスケッチから復元された「3つのフラグメント」を収録し大きな話題となったシベリウスの交響曲全集に続くのは、シベリウスと同年生まれのデンマークの偉大な作曲家、カール・ニールセンの交響曲全集! この間、ニールセンの生誕150周年に向けて、BBC3やブリッジウォーター・ホール、「ニールセン&シベリウス音楽祭」などで演奏されてきたストゥールゴールズのニールセン。シベリウス以上の衝撃を与えてくれます。
CHAN-10862
イギリスのチェロ作品集Vol.4
レイトン:パルティータ Op.35
ラッチェンス:コンスタンツ Op.11
ホディノット:チェロ・ソナタ第2番 Op.96-1
リチャード・ロドニー・ベネット:チェロ・ソナタ
ポール・ワトキンス(Vc)、
ヒュー・ワトキンス(P)

録音:2014年9月10日−12日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
指揮者としても活躍するポール・ワトキンスと、ピアニストのヒュー・ワトキンスの兄弟が贈る、近代イギリスのチェロ作品を巡る旅。第1集は19世紀末〜20世紀初頭の作品から始まり、第2集で1920年代、第3集で終戦直後の作品と時代を歩んできたこのシリーズ。第4集は1959年に作曲されたケネス・レイトン(1929−1988)のパルティータに始まり、エリザベス・ラッチェンス(1906−1983)、アラン・ホディノット(1929−2008)、そしてサー・リチャード・ロドニー・ベネット(1936−2012)のチェロ・ソナタまで、20世紀後半の4曲を収録。Chanodsならではのプログラムとも言える、イギリス音楽ファン垂涎のチェロ作品を、ポール・ワトキンスの名技で。
CHAN-10876
20世紀の木管室内楽作品集
リゲティ:6つのバガテル(フルート/ピッコロ,オーボエ,クラリネット,ホルン,ファゴット)
バーバー:夏の音楽 Op.31(フルート,オーボエ,クラリネット,ホルン,ファゴット)
ニールセン:木管五重奏曲 Op.43, FS.100(フルート,オーボエ/コール・アングレ,クラリネット,ホルン,ファゴット)
ヒンデミット:小室内音楽(フルート/ピッコロ,オーボエ,クラリネット,ホルン,ファゴット)
ヤナーチェク:組曲 「青春」(フルート/ピッコロ,オーボエ,クラリネット,ホルン,ファゴット,バス・クラリネット)
マイケル・コリンズ(Cl、指)、
ロンドン・ウィンズ〔フィリッパ・デイヴィス(Fl、ピッコロ)、ガレス・ハルス(Ob、コール・アングレ)、マイケル・コリンズ(Cl、指)、リチャード・ワトキンス(Hrn)、ロビン・オニール(Fg)、ピーター・スパークス(バスCl)〕

録音:2015年5月28日−29日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
シャンドスの専属アーティストに加わりソリストとして精力的にアルバムを録音、八面六臂の活躍を見せる現代最高のクラリネット奏者、マイケル・コリンズ。ロンドン・シンフォニエッタやフィルハーモニア管の首席奏者を歴任し、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍したコリンズが1988年に結成した木管アンサンブル "ロンドン・ウィンズ"が登場!フィリッパ・デイヴィスやガレス・ハルス、リチャード・ワトキンスなど、ソリストとしても活躍するイギリスのヴィルトゥオーゾたちが集った至福のアンサンブルで、ヤナーチェク、ニールセン、バーバー、ヒンデミット、リゲティが木管アンサンブルのために書いた20世紀の木管室内楽作品集を奏でます。
CHAN-10867
ボッテジーニ:室内楽作品集
クラリネットとコントラバスとピアノ伴奏のための「デュエット」*
2台のコントラバスとピアノのための 「カプリッチョ」 Op.19+(世界初録音)
大五重奏曲ハ短調 Op.99#
アレッサンドロ・ドレッラ(Cl)*、
ダヴィデ・ボット(Cb)*+、
ダヴィデ・ギオ(Cb)+、
エルダ・ラロ(P)*+、
トリノ王立歌劇場弦楽五重奏団#

録音:2012年7月17日&9月10日、バロック・ホール、SMCレコーズ(イタリア)
演奏は、ダヴィデ・ボット、ダヴィデ・ギオ、二人の首席コントラバス奏者を含む、トリノ王立歌劇場の名手たち。"コントラバスのパガニーニ"が遺した奥深き低音の世界を、現代の勇士たちが伝えてくれます。

CHAN-10871
ピエルネ:管弦楽作品集Vol.2
フランシスコ会の風景 Op.43*
大聖堂(ウジェーヌ・モランの劇的詩のための前奏曲/無合唱版)*
スケルツォ=カプリス Op.25(ピアノと管弦楽のための交響的ワルツ)*#
交響詩 Op.37(ピアノと管弦楽のための)*#
幻想バレエ Op.6(ピアノと管弦楽のための)*#
ワルツ形式の夜想曲 Op.40-2(演奏会用組曲の3つの小品より)#
演奏会用練習曲 Op.13#
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)#、
ファンホ・メナ(指)*、
BBCフィルハーモニック*

録音:2014年7月17日−19日、メディア・シティUK(サルフォード)
パリ音楽院で作曲をマスネ、オルガンをフランクに学んだガブリエル・ピエルネ(1863−1937)。「演奏会用練習曲」などのピアノ独奏曲から、「フランシスコ会の風景」や「大聖堂」などの管弦楽作品、そして華やかなピアノと管弦楽のための3作品を収録。リスト、サン=サーンス、フランクなどのロマン派とラヴェルやドビュッシーなど印象派からの影響を受け、技巧的で神秘的な作品を残すピエルネ。バヴゼとメナによる好企画盤によって再評価が一歩進むことでしょう。
CHAN-10872
ザ・コール〜モア・コーラル・クラシックス・フロム・セント・ジョンズ
アイアランド:これよりも大きな愛はない*
ダグラス・ゲスト:フォー・ザ・フォールン
パリー:わが魂よ, 御国は
ロクサンナ・パヌフニク:ザ・コール#
メンデルスゾーン:わが祈りを聞き給え*
パリー:私は歓喜した*
スタンフォード:いかに幸いなことでしょう
ジョン・タヴナー:アテネのための歌
スタンフォード:われら神であるあなたを讃えん*
ウィリアム・ヘンリー・ハリス:聖なるは真の光
ジョナサン・ダヴ:グローリア(ミサ・ブレヴィスより)*
ロッシーニ:おお, 救いのいけにえよ
メンデルスゾーン:アヴェ・マリア*
ハウエルズ:けがれなきバラ
アーネスト・ブロック:信仰の翼を与え給え*
パリー:エルサレム*
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジCho
アンドルー・ネスシンガ(指)
アリソン・マーティン(Hp)#、
エドワード・ピクトン=ターバーヴィル(Org)*

録音:2015年4月17日−19日、ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂
歴史が紡いできた豊かな男声と清らかなボーイ・ソプラノにて歌われるのは、パリーの「エルサレム」や「私は歓喜した(アイ・ワズ・グラッド)」を始め、メンデルスゾーン、スタンフォード、ハウエルズなどの傑作から、ジョン・タヴナー、ジョナサン・ダヴ、そしてロクサンナ・パヌフニクまで。
時代も国も多様な、英国国教会の伝統を支えてきた優れた合唱作品たちが、名合唱指揮者アンドルー・ネスシンガの下で美しく爽やかに響きます。
CHAN-10873
ブレット・ディーン:室内楽作品集
弦楽五重奏のための 「エピタフ」*
弦楽四重奏曲第1番 「イクリプス」
ソプラノと弦楽四重奏のための弦楽四重奏曲第2番 「そして私がオフィーリアを演じたら」#(全曲世界初録音)
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕、アリソン・ベル(S)#、ブレット・ディーン(Va)*

録音:2014年4月27日−28日&12月12日−13日、ポットン・ホール(サフォーク)
2003年に作曲された弦楽四重奏曲第1番から、2014年に作曲された弦楽四重奏曲第2番まで、すべて世界初録音。弦楽五重奏のための「エピタフ」では、ベルリン・フィルのヴィオラ奏者を14年間務めたという実力を持つブレット・ディーン自身が参加。ソプラノと弦楽四重奏のために作られた弦楽四重奏第2番「そして私がオフィーリアを演じたら(And once I played Ophelia)」では、オーストラリア出身の若きソプラノ歌手アリソン・ベルが、シェイクスピアの「ハムレット」を題材とした劇的なオフィーリアを歌います。

CHAN-10874
シューマン:ピアノ作品集 Vol.3
ノヴェレッテ第8番嬰ヘ短調 Op.21-8
ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
ノヴェレッテ第2番ニ長調 Op.21-2
アベッグ変奏曲 Op.1
創作主題による変奏曲 WoO.24
イモジェン・クーパー(P)

録音:2014年11月3日−6日、コンサート・ホール(スネイプ・マルティングス、サフォーク)
第2弾「ロベルト&クララ」に続く第3弾では、架空の団体「ダヴィット同盟」の"動のフロレスタン"、"静のオイゼビウス"が表現された「ダヴィット同盟舞曲集」や、「アベッグ変奏曲」、「創作主題による変奏曲」など、クーパーの深く豊かな詩情が活かされる佳曲が並びます。
CHAN-10875
プーランク:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲 S.146
ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲 「オーバード」 S.51
2台のピアノのための協奏曲ニ短調 S.61*
4手のためのピアノ・ソナタ S.8*
2台ピアノのためのエレジー S.175*
2台のピアノのためのヴァルス・ミュゼット 「シテール島への船出」 S.150*
ルイ・ロルティ(P)、
エレーヌ・メルシエ(P)*、
エドワード・ガードナー(指)#
BBCフィルハーモニック#

録音:2015年4月27日−30日、メディア・シティUK(サルフォード)
若きマエストロ、エドワード・ガードナーとBBCフィルの伴奏でルイ・ロルティが贈るのは、プーランクの「ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲 「オーバード」」や「2台ピアノのための協奏曲」を含む、ピアノと管弦楽のための作品集! ソナタやエレジー(悲歌)など、4手連弾&2台ピアノのための小品も加わった、素敵なプーランク・アルバムの完成です!
CHAN-10877
ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽Vol.2
フィテルベルク:室内楽作品集
弦楽四重奏曲第1番
ヴィオラのピアノのためのセレナード
2つのヴァイオリンのためのソナチネ
弦楽四重奏曲第2番(オリジナル版は「弦楽オーケストラのための協奏曲」)
クラリネット,チェロとチェレスタのためのナハトムジーク 「魚の夜の歌」 Op.9
ARCアンサンブル

録音:2015年1月26日−28日、コーナー・ホール(トロント王立音楽院)
※全曲世界初録音
イェジー・フィテルベルクは、シマノフスキやカルウォヴィチとともに「若きポーランド」の一員として活動した作曲家である父親、グジェゴシュ・フィテルベルクから音楽の基礎を学び、ベルリン、パリへと移り住みながら、1940年以降はニューヨークで生活、アメリカ芸術文学アカデミー賞などを受賞する優れた若手作曲家の1人として成功しています。1950年代までは様々な音楽祭で彼の作品が取り上げられるなど高い評価を得ながらも、戦後は次第に忘れ去られていったフィテルベルクの室内楽作品を、カナダ、トロント王立音楽院のメンバーによるの室内楽団、ARCアンサンブルが復興します。
CHAN-10878
ブラームス:ピアノ独奏作品集 Vol.5
間奏曲イ短調 Op.118-1
サラバンド.イ短調 WoO.5 posth. No.1
パガニーニの主題による変奏曲イ短調 Op.35 第2巻
創作主題による変奏曲ニ長調 Op.21-1
サラバンド ロ短調 WoO.5 posth. No.2
スケルツォ 変ホ短調 Op.4
間奏曲変イ長調 Op.76-3
間奏曲ヘ短調 Op.118-4
ハンガリー舞曲第3番ヘ長調 WoO.1-3/間奏曲変ロ長調 Op.76-4
ハンガリーの歌による変奏曲ニ長調 Op.21-2
ハンガリー舞曲第1番ト短調 WoO.1-1
ハンガリー舞曲第5番嬰ヘ短調 WoO.1-5
バリー・ダグラス(P)

録音:2015年4月12日−13日、ウェスト・ロード・コンサート・ホール(ケンブリッジ)
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。2015年の来日公演、そして来日記念盤がレコード芸術「特選」に選ばれるなど、日本での存在感も急増中であるダグラスの現在の中心的プロジェクト「ブラームスのピアノ独奏作品集」。第5巻では、「パガニーニの主題による変奏曲第2巻」や「創作主題による変奏曲」や「ハンガリーの歌による変奏曲」などの各変奏曲で、多彩な表情の変化が披露されます。4手連弾作品からピアノ独奏版へと編曲された「ハンガリー舞曲」での濃密な表現も聴きどころ。ますます円熟味を増したバリー・ダグラスが、なんとも味わい深いブラームスを聴かせてくれます。
CHAN-10879
イギリスのヴァイオリン協奏曲集
コールリッジ=テイラー:ヴァイオリン協奏曲ト短調 Op.80
ディーリアス:ヴァイオリンと管弦楽のための組曲
ウッド:ヴァイオリン協奏曲イ短調
タスミン・リトル(Vn)、
アンドルー・デイヴィス(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2015年5月1日−3日、メディア・シティUK(サルフォード)
知られざる作品の探求、そしてイギリス音楽の伝導者として長いキャリアを歩む女流ヴァイオリニスト、タスミン・リトル。同じくイギリス音楽のスペシャリストでありディーリアン仲間であるアンドルー・デイヴィスと共に描く、イギリスのヴァイオリン協奏曲集が登場!タスミン・リトル&アンドルー・デイヴィスのディーリアスと言えば、ヴァイオリン協奏曲とチェロ協奏曲、二重協奏曲を収録したCHSA-5094の大ヒットも記憶に新しいが、ここではディーリアスの「組曲」と、サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875−1912)、ハイドン・ウッド(1882−1934)のヴァイオリン協奏曲といった知られざる作品を収録。
CHAN-10880
カゼッラ:管弦楽作品集 Vol.4
交響的断片 「水上の修道院」 Op.19*
大管弦楽のための 「英雄的悲歌」 Op.29
交響曲第1番ロ短調 Op.5
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック、
ジリアン・キース(S)*

録音:2013年9月12日−13日、2015年2月11日−12日、メディア・シティUK(サルフォード)
イタリアの知られざる作品を紹介するジャナンドレア・ノセダの人気シリーズ「ムジカ・イタリアーナ」。中でも、来日公演などで大きな反響を得てきたのが、アルフレード・カゼッラ(1883−1947)の管弦楽作品集。ついに「交響曲第1番」を収録した第4巻が登場!オペラが絶大な存在感を放っていた20世紀初期のイタリアにおいて、管弦楽曲の作曲家として成功を収めたカゼッラ。初期の作品である交響曲第1番から、第1次世界対戦の犠牲者に捧げた「英雄的悲歌」まで。ジャナンドレア・ノセダという最良の理解者を得て復権される、カゼッラの管弦楽作品にご期待ください!
CHAN-10881
アメリカのチェロ作品集
バーバー:チェロ・ソナタ.ハ短調 Op.6
バーンスタイン:「ミサ曲」 より 3つの瞑想曲(作曲者自身の編曲によるチェロとピアノ版)
カーター:チェロ・ソナタ
クラム:無伴奏チェロ・ソナタ
コープランド:「ビリー・ザ・キッド」 より ワルツとセレブレーション(作曲者自身の編曲によるチェロとピアノ版)
ポール・ワトキンス(Vc)、
ヒュー・ワトキンス(P)

録音:2015年5月25日−27日、ポットン・ホール(サフォーク)
19世紀末から20世紀後半まで、近代イギリスのチェロ作品を時系列に沿って辿るという意義深い作品集(全4巻)を完成させたポール・ワトキンス、ヒュー・ワトキンスの兄弟デュオ。新たな旅立ちは、アメリカのチェロ作品へと向かう。サミュエル・バーバー、レナード・バーンスタイン、エリオット・カーター、ジョージ・クラム、そしてアーロン・コープランドといった、アメリカを代表する作曲家たちが書いた多彩なチェロ・ソナタとチェロ・トランスクリプションを、二人の名手が濃密に描きます。
CHAN-10882
ラフマニノフ:ピアノ・デュエット集
2台のピアノのための組曲第1番 Op.5 「幻想的絵画」
2台のピアノのための組曲第2番 Op.17
交響的舞曲 Op.45(作曲者自身の編曲による2台ピアノ版)
ルイ・ロルティ(P)、エレーヌ・メルシエ(P)

録音:2014年12月5日−7日、ポットン・ホール(サフォーク)
プーランクの作品集(CHAN-10875)で、久しぶりの登場となったルイ・ロルティ、エレーヌ・メルシエのコンビ。本格的なデュオ・アルバムとして、ラフマニノフの2台ピアノのための作品集が登場! ラフマニノフ最後の作品となった交響的舞曲の2台ピアノ版、そしてデュオ・ピアノのために書かれた2つの組曲。モーツァルトやラヴェル、ベートーヴェンのアルバムでも見事なデュオを披露してきた名コンビが、2台のファツィオーリ・ピアノで弾く美麗なるラフマニノフです。
CHAN-10884
ヒナステラ:管弦楽作品集 Vol.1
3楽章による交響的パストラーレ 「パンペアーナ第3番」 Op.24
3つの交響的楽章 「オランタイ」 Op.17
バレエ音楽 「エスタンシア」 Op.8*
ファンホ・メナ(指)
BBCフィルハーモニック、
ルーカス・ソモサ・オステルク(ナレーター/バリトン)*
ジャナンドレア・ノセダの後任としてBBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクター(首席指揮者)に就任し、着実にオーケストラにラテンのカラーを色付けしているスペイン人マエストロのファンホ・メナ。母国スペインの音楽を発掘する「ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ」シリーズで、Chandosに新たなレパートリーを開拓し続けているファンホ・メナの新たなプログラムは、ラテン・アメリカを代表するアルゼンチンの作曲家、アルベルト・ヒナステラ(1916−1983)の作品集!「エスタンシア」は組曲版ではなく、バレエ全曲を収録。
CHAN-10885
マルティヌー:バレエ音楽 「シュパリチェク」〜組曲第1番 H.214A、
組曲第2番 H.214B
ヴィオラと管弦楽のための 「ラプソディ・コンチェルト」 H.337*
ミハイル・ゼムツォフ(Va)*、
ネーメ・ヤルヴィ(指)エストニア国立SO

録音:2014年9月30日−10月3日&2015年7月2日−3日、エストニア・コンサート・ホール(タリン)
「シャルヴェンカ(CHAN-10814)」や「スホニュ(CHAN-10849)」など、知られざるレパートリーの大ヒット・アルバムを生み出してきたエストニア国立SOと音楽監督兼首席指揮者ネーメ・ヤルヴィのコンビによる新録音は、チェコの大作曲家、ボフスラフ・マルティヌー。「シュパリチェク」からの組曲と、「ラプソディ・コンチェルト」を収録。ヴィオラ協奏曲の重要レパートリーの1つ、「ラプソディ・コンチェルト」でソロを務めるミハイル・ゼムツォフは、第1回ウィーン国際ヴィオラ・コンクールで優勝、ハーグ・レジデンティOの首席ヴィオラ奏者を務め、ハーグ王立音楽院やユトレヒト音楽院で教鞭を執るヴィオリスト。大ヤルヴィとエストニア国立響が描く、極彩色でロマンティックなマルティヌーの世界をお楽しみください。
CHAN-10886(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.2〜エルデーディ四重奏曲集 Op.76
弦楽四重奏曲第75番ト長調 Op.76-1,Hob.III-75
弦楽四重奏曲第76番ニ短調 「五度」 Op.76-2,Hob.III-76/弦楽四重奏曲第77番ハ長調 「皇帝」 Op.76-3,Hob.III-77
弦楽四重奏曲第78番変ロ長調 「日の出」 Op.76-4,Hob.III-78
弦楽四重奏曲第79番ニ長調 「ラルゴ」 Op.76-5,Hob.III-79
弦楽四重奏曲第80番変ホ長調 Op.76-6,Hob.III-80
ドーリックSQ
〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2015年6月12日−13日&7月26日−28日、ポットン・ホール(サフォーク)
第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。「太陽四重奏曲集(CHAN-10831)に続くハイドン第2弾では、エルデーディ伯爵へ捧げられた弦楽四重奏曲集 Op.76 「エルデーディ四重奏曲集」全曲を収録。世界最高の若手アンサンブルのひとつ、ドーリックSQが精妙に描き出す、ハイドンの傑作四重奏曲集です。
CHAN-10888(3CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1/ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2/ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96/ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2/ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23/ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24 「春」/ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3/ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1/ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3/ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47 「クロイツェル・ソナタ」
タスミン・リトル(Vn)、
マーティン・ロスコー(P)

録音:2014年12月9日−11日&2015年7月1日−3日、ポットン・ホール(サフォーク)
Chandos主力の専属アーティストの一人、イギリスが誇る女流ヴァイオリニスト、タスミン・リトル。長年パートナーシップを結ぶ名手マーティン・ロスコーの伴奏で贈る、楽聖ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集が登場!
CHAN-10891
イギリスのクラリネット協奏曲集Vol.2
ブリテン:クラリネット協奏曲のための楽章(改定&オーケストレーション:コリン・マシューズ)
フィンジ:5つのバガテル Op.23A(クラリネットと弦楽オーケストラのための編曲:ローレンス・アシュモア)
アーノルド・クック:クラリネット協奏曲第1番
ウィリアム・マサイアス:クラリネット協奏曲 Op.68
マイケル・コリンズ(Cl&指)、
BBC響

録音:2012年1月5日−6日、ブラックヒース・ホール&2015年7月9日−10日、メディア・ヴェール・スタジオ No.1(ロンドン)
シャンドスの専属アーティストに加わり、ソリストとして続々と新録音を世に送り出している現代最高のクラリネット奏者、マイケル・コリンズ。BBCSOを吹き振りする「イギリスのクラリネット協奏曲集」第2集では、アーノルド・クック、ウィリアム・マサイアスのクラリネット協奏曲に加え、マシューズのオーケストレーションによるブリテンの「クラリネット協奏曲のための楽章」や、アシュモア編曲によるフィンジの「5つのバガテル」など、クラリネット関係者、愛好家には目が離せないプログラムを収録! 目を見張るようなテクニック、思わず息を呑むような美音に酔いしれるでしょう。
CHAN-10892
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ短調 Op.51-1
ピアノ五重奏曲ヘ短調 Op.34*
ナターシャ・クドゥリツカヤ(P)*、
ブロドスキーSQ〔ダニエル・ローランド(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕

録音:2015年9月8日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)
1972年に結成され、イギリスを代表するSQの1つとして世界的な名声を築き上げてきたブロドスキーSQ。専属アーティストとしてシャンドス(Chandos)に加わり、アンコール集やラテン・プログラム、新世界をテーマとしたコンセプト・アルバム、ドビュッシー、パヌフニク、ツェムリンスキーなど、幅広く魅力的なレパートリーを披露。「弦楽四重奏曲第2番」と、マイケル・コリンズとの「クラリネット五重奏曲」を収録した第1弾(CHAN-10817)に続くブラームス第2弾では、1983年ウクライナ生まれの将来有望なピアニスト、ナターシャ・クドゥリツカヤを迎えた「ピアノ五重奏曲」をカップリング。イギリスの名門アンサンブルとウクライナの才媛が織りなす、濃密なるブラームスの室内楽をどうぞ。
CHAN-10893
地上の楽園〜フランス歌曲集
カプレ:祈り
リリ・ブーランジェ:空のひらけたところ(テノールとピアノのための13の歌曲集)
ドビュッシー:ヴェルレーヌの3つの歌
シャミナード:歌曲集
ニッキー・スペンス(T)、
マルコム・マルティヌー(P)

録音:2015年8月13日−15日、ポットン・ホール(サフォーク)
国際オペラ・アワード(International Opera Awards)で、ヤング・シンガー賞(Young Singer of the Year 2015)に名を連ねたスコットランドの若きテノール、ニッキー・スペンスがChandosに登場! ONYXのブリテン歌曲集でも共演した名伴奏者マルコム・マルティヌーのピアノに乗せて歌う、麗しきフランスの歌曲集。マルコム・マルティヌーは、これまでの若手歌手との活動が認められ、2016年に大英帝国勲章(OBE)を与えられたばかり。次代のオペラ界を担う存在として期待を浴びる、ニッキー・スペンスの実力にご注目ください!
CHAN-10894
アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.4
交響曲第3番ニ長調 Op.10 「西海岸の風景」
歌劇 「ファナル」 より 「3つの夜想曲」 Op.35bis(世界初録音)
管弦楽のための 「ヴィットリオーソ(勝利)」 Op.58(世界初録音)
ネーメ・ヤルヴィ(指)ヨーテボリSO

録音:1997年11月20日(交響曲第3番/ライヴ)、2015年1月19日−21日(他の作品)、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)
エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィ。「ハルヴォルセン」、「スヴェンセン」に続く『スカンジナヴィアン・プロジェクト』の新シリーズとして好調なリリースが続く「クット・アッテルベリ(1887−1974)」。第4弾では、「西海岸の風景(Vastkustbilder)」との副題を持つ交響曲第3番(なんと、1997年のライヴという秘蔵音源)と、世界初録音となる管弦楽のための小品を収録。「交響曲第3番」は、副題のとおりヨーテボリ近郊の西海岸の複雑で雄大な自然を描いた傑作で、当時からスウェーデン国外でも頻繁に演奏されるなど人気を博した作品。「ヴィットリオーソ(勝利)」は、交響曲第7番(シンフォニア・ロマンティカ)の第4楽章として構想されていた作品。20世紀スウェーデンの偉大な作曲家クット・アッテルベリの音楽を、ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリSOの名コンビが色彩豊かに、そして大胆に描いてゆきます。
CHAN-10895(2CD)
カゼッラ:交響曲全集
交響曲第1番ロ短調 Op.5
シンフォニア Op.63(交響曲第3番)
「蛇女」 Op.50より 交響的断章
交響曲第2番ハ短調 Op.12(世界初録音)
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2010年−2015年
2010年にスタートし、大ヒット・シリーズとなったノセダ&BBCフィルによるアルフレード・カゼッラ(1883−1947)の管弦楽作品集より、3つの「交響曲」と「交響的断章」がセットになった「交響曲全集」が登場!来日公演でも披露され話題を呼んだ交響曲第2番(世界初録音)や交響曲第3番など、知られざるイタリアの管弦楽の魅力が満載です。
CHAN-10897
アルベニス:ピアノ協奏曲第1番&スペイン組曲
ピアノと管弦楽のための 「スペイン狂詩曲」 Op.70*(オーケストレーション:ジョルジュ・エネスコ)
組曲 「魔法のオパール」
ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.78 「幻想的協奏曲」*(オーケストレーション:トマス・ブレトン)
スペイン組曲(編曲:ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス)
マーティン・ロスコー(P)*、
ファンホ・メナ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2015年9月17日&2015年11月30日−12月1日、メディア・シティUK(サルフォード)
ジャナンドレア・ノセダの後任としてBBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクター(首席指揮者)に就任したファンホ・メナ。母国スペインの音楽を発掘する人気シリーズ「ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ」の最新作は、後期ロマン派スペインを代表する作曲家、イサーク・アルベニス(1860−1909)の管弦楽作品集。注目は、読売日本SOの常任指揮者も務めたスペインの指揮者ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスによって管弦楽版へとアレンジされた「スペイン組曲」や、「幻想的協奏曲」の名でも知られる「ピアノ協奏曲第1番」、ジョルジュ・エネスコがオーケストレーションを施した「スペイン狂詩曲」。フアンホ・メナとBBCフィルの熱き情熱によって描かれる、スペイン国民楽派の優美な管弦楽曲をどうぞ。
CHAN-10898
ブリテン諸島からの序曲集 Vol.2
ウォルトン:ポーツマス・ポイント
ウォルター・レイ:アジャンクール
ヨーク・ボーウェン:幻想序曲 Op.115(世界初録音)
エセル・スマイス:「ザ・ボースンズ・メイト」 への序曲
ジョン・アンセル:プリマス・ホー
アレグザンダー・キャンベル・マッケンジー:ブリタニア Op.52
エリック・コーツ:ザ・メリーメーカーズ
パリー:「書かれざる悲劇」 への序曲
クィルター:子どもたちの序曲 Op.17
ジョン・フォールズ:ル・キャバレー Op.72a
ラモン・ガンバ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2015年12月2日−4日、ホディノット・ホール(カーディフ)
代名詞となっている「映画音楽集(Chandos Moveis)」のほか、ヴァンサン・ダンディやミクロス・ローザ、マルコム・ウィリアムソンなど知られざる管弦楽作品の紹介でもめざましい活躍を見せるマエストロ、ラモン・ガンバ。2013年に発売され話題を呼んだ19世紀後半〜20世紀前半のイギリスとアイルランドの作曲家による知られざる序曲集の続編が登場。今作でも、世界初録音となるヨーク・ボーウェンの「幻想序曲」他、ウォルトン、コーツ、スマイス、マッケンジー、パリー等、Chandosならではの魅惑の序曲をたっぷりと収録!
CHAN-10899
イギリスのヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2
ブリッジ:ヴァイオリン・ソナタ.変ホ長調 H.39
アイアランド:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調
ブリス:ヴァイオリン・ソナタ.F.192
ヴォーン・ウィリアムズ:2つの小品
ロイド・ウェバー:イーストウェルの庭園(世界初録音)
タスミン・リトル(Vn)、
ピアーズ・レーン(P)

録音:2015年9月21日−23日、ポットン・ホール(サフォーク)
近代イギリスのヴァイオリン作品、特にディーリアスやエルガーの「ヴァイオリン・ソナタ」、「ヴァイオリン協奏曲」の演奏は同曲の決定的名演と絶賛される英国音楽の探究者でありスペシャリスト、タスミン・リトル。オーストラリアが生んだ当代屈指の知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンと組んだ注目のプロジェクト「イギリスのヴァイオリン・ソナタ集」第2弾が登場。
第2巻では、フランク・ブリッジ(1879−1941)、ジョン・アイアランド(1879−1962)、アーサー・ブリス(1891−1975)、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872−1958)といったイギリス音楽を代表する作曲家たちの作品に加え、「オペラ座の怪人」や「キャッツ」などミュージカル音楽の大ヒットで知られるアンドルー・ロイド・ウェバー(1914−1982)の「イーストウェルの庭園(The Gardens at Eastwell)」の世界初録音も収録。タスミン・リトル・ファン、イギリス音楽ファン注目のシリーズ最新作です!


CHAN-10900
ストコフスキー:オーケストラル・トランスクリプションの芸術
バッハ:トッカータとフーガ.ニ短調 BWV.565
バード:パヴァーヌとジグ
バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番 BWV.1068 より)
クラーク:トランペット・プレリュード(デンマーク王子の行進曲 より)
バッハ:主よ人の望みの喜びよ(カンタータ第147番 「心と口と行いと生活で」 より)
ブクステフーデ:サラバンドとクーラント(組曲 「わがいとしの神に」 BuxWV.179 より)
バッハ:目覚めよと呼ぶ声が聞こえ(シューブラー・コラール BWV.645 より)
ショパン:葬送行進曲(ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35 より)
パーセル:ディドの哀歌(歌劇 「ディドとエネアス」 より)
モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 より)
フランク:天使の糧
ショスタコーヴィチ:国連行進曲
ムソルグスキー:はげ山の一夜
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11 より)
イッポリトフ=イワノフ:かいば桶のなかに(伝統的なスラヴのクリスマス音楽)
スーザ:星条旗よ永遠なれ
マティアス・バーメルト(指)
BBCフィルハーモニック

録音:1993年−1995年、2000年、2004年
レオポルド・ストコフスキーの晩年時代にアシスタントを務めていた指揮者、マティアス・バーメルトによるストコフスキー・オーケストラル・トランスクリプション集。Chandosで大人気シリーズとなっていた「ストコフスキー・シンフォニック・バッハ」や「ストコフスキー・シンフォニック・バロック」、「アンコール小品集」、「ストコフスキー編ムソルグスキー」などの名盤から、バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」や「G線上のアリア」、モーツァルトの「トルコ行進曲」、ショパンの「葬送行進曲」、スーザの「星条旗よ永遠なれ」などの超名曲を収録したスペシャル盤が登場。ストコフスキーの愛弟子バーメルトによって、魔術師ストコフスキーの偉大なる芸術が永遠に――。
CHAN-10901
リリカル・クラリネット Vol.2
シューマン:幻想小曲集 Op.73
フィールド:夜想曲集(編曲:マイケル・マクヘイル/世界初録音)
ショーソン:アンダンテとアレグロ
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(編曲:ガストン・アムラン)
フランセ:主題と変奏
マスネ:タイスの瞑想曲(編曲:マイケル・マクヘイル/世界初録音)
ドビュシー:クラリネットとピアノのための小品
ガスタビーノ:クラリネット・ソナタ
マイケル・コリンズ(Cl)、
マイケル・マクヘイル(P)

録音:2015年11月23日−24日、ポットン・ホール(サフォーク)
ンドン・シンフォニエッタやフィルハーモニアOの首席奏者を歴任し、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍した現代最高のクラリネット奏者の一人、マイケル・コリンズ。Chandos移籍後のアルバム第2弾として発売され人気を博した「リリカル・クラリネット」の続編がついに登場。第2弾では、シューマンの「幻想小曲集」やフランセの「主題と変奏」などのクラリネットの重要レパートリーはもちろんのこと、"クラリネットとピアノ版"へと編曲されたジョン・フィールドの「夜想曲(第5番、第8番、第2番)」とマスネの名曲「タイスの瞑想曲」にも注目! アレンジは、「リリカル・クラリネット」や「ヴィルトゥオーゾ・クラリネットVol.2」で伴奏を務めてきたピアニストのマイケル・マクヘイルが担当。
CHAN-10902
イモジェン・クーパーのショパン
ショパン:幻想即興曲変イ長調 Op.61
夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1
夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2
幻想曲ヘ短調 Op.49
バラード第4番ヘ短調 Op.52
夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2
バラード第1番ト短調 Op.23
夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2
子守歌変ニ長調 Op.57
イモジェン・クーパー(P)

録音:2015年11月3日−6日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
パリでジャック・フェヴリエとイヴォンヌ・ルフェビュール、ウィーンでイェルク・デームスとパウル・バドゥラ=スコダにピアノを学び、アルフレッド・ブレンデルの弟子としても知られるイギリスの才女イモジェン・クーパー。シューベルトを中心に、古典派、ロマン派の独墺系レパートリーのスペシャリストとして世界的な名声を得てきたイモジェン・クーパーが、ついにショパンを録音。収録されるのは、「幻想即興曲」や「幻想曲ヘ短調」「子守歌」、そして「夜想曲」などの深い表現が活きる珠玉のショパン。2016年はこのアルバム収録曲を含むリサイタルのワールド・ツアーも予定しています。。
CHAN-10903
ブラームス:ピアノ独奏作品集 Vol.6
ラコッツィ行進曲 Anh.III-10/間奏曲変ホ短調 Op.118-6/カノン Anh.III-2/ジーグ WoO.4-1/ジーグ WoO 4-2/カプリッチョ嬰ハ短調 Op.76-5/間奏曲イ短調 Op.76-7/カプリッチョ ハ長調 Op.76-8/グルックによるガヴォット Anh.1a-2/練習曲第1番 ショパンによるエチュード Anh.Ia-1/練習曲第2番 ウェーバーによるロンド Anh.Ia-1/練習曲第3番 バッハによるプレスと Anh.Ia-1/ハンガリー舞曲第2番ニ短調 WoO.1-2/ハンガリー舞曲第4番嬰ヘ短調 WoO.1-4/ハンガリー舞曲第6番変ニ長調 WoO.1-6/ハンガリー舞曲第7番イ長調 WoO.1-7/ハンガリー舞曲第8番イ短調 WoO.1-8/ハンガリー舞曲第9番変ホ短調 WoO.1-9/ハンガリー舞曲第10番ホ長調 WoO.1-10/練習曲第5番 バッハによるシャコンヌ Anh.Ia-1
バリー・ダグラス(P)
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。2012年にスタートし、Chandosの人気シリーズにまで成長したダグラスの一大プロジェクト「ブラームスのピアノ独奏作品集」もついに最終巻。4手連弾作品からピアノ独奏版へと編曲された「ハンガリー舞曲」(第1番、第3番、第5番は第5巻に収録)や2つのジーグなどの作品番号なしの作品、そして追加番号(Anhang)が付けられたラコッツィ行進曲やグルックの主題によるガヴォット、ショパンのエチュードやバッハのシャコンヌなどを編曲した練習曲などの凝ったレパートリーで全6巻を締めくくります。アイルランドの名手バリー・ダグラスによる円熟のブラームスが堂々の完結!
CHAN-10904(2CD)
バツェヴィチ:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1番(1938)
弦楽四重奏曲第2番(1943)
弦楽四重奏曲第3番(1947)
弦楽四重奏曲第4番(1951)
弦楽四重奏曲第5番(1955)
弦楽四重奏曲第6番(1960)
弦楽四重奏曲第7番(1965)
シレジアSQ〔シモン・クジェゾヴィエク(Vn)、アルカディウシュ・クビツァ(Vn)、ウカシュ・スィルニツキ(Va)、ピオトル・ヤノシク(Vc)〕
これまでChandosでは、ヴァイオリン・ソナタ集、ヴァイオリン協奏曲集などの録音を発売してきたポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家のグラジナ・バツェヴィチ(1909−1969)。1938年〜1965年の間に書かれた7つの弦楽四重奏曲(全集)がChandosより登場。演奏は、Chandos初登場となるシレジアSQ。1978年にシマノフスキ音楽アカデミーの卒業生たちによって結成されたSQで、ラ・サール、アマデウス、ジュリアード、スメタナ、アルバン・ベルクといった名だたる四重奏団に教えを受け、ポーランドを代表するアンサンブルの1つとして成長。多くの現代作品の初演も手掛けてきたポーランドの名手が演奏するバツェヴィチは、新たな名盤全集となることでしょう。ポーランド音楽ファン、女流作曲家ファンなど要注目の新録音です。
CHAN-10931
シューベルト:弦楽四重奏曲集 Vol.2
弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703 「四重奏断章」
弦楽四重奏曲第15番ト長調 Op.post 161, D.887
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2016年5月23日−25日、ポットン・ホール(サフォーク)
第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。ハイドン・シリーズと並んで評価を得ている、ドーリックSQによるシューベルト。「ロザムンデ」と「死と乙女」で好評を博したCHAN-10737に続く第2弾は、1楽章のみの「第12番」と、最後の弦楽四重奏曲「第15番」を収録。
CHAN-10935(2CD)
アーサー・サリヴァン:歌曲集
5つのシェイクスピアの歌*#**
Love laid his sleepless head#
Nel ciel seren*
蜂が蜜吸うところで#
I wish to tune my quiv’ring lyre**
甘い日#/アラビアの恋の歌*
夜の鳥#
あなたのために生きる人生**
もう一度*/黄金の日々**
グィネヴィア!#
None but I can say**
おおイスラエル#
聖アグネス祭前夜#
エドワード・グレイ**
ホワット・ダズ・リトル・バーディー・セイ?#
おおツバメ、ツバメ*
Tears, idle tears**
窓、またはミソサザイの歌*
Bid me at least goodbye**
E tu nol sai*
Ich mochte hinaus es jauchzen**
Lied mit Thranen halbgeschrieben*
おお私の愛しい人**
I would I were a King**
悲しい思い出#/いつまでも*
メアリー・モリソン**
古い恋文#/カウンティ・ガイ**
恋人たち#**
メアリー・ベヴァン(S)#、
ベン・ジョンソン(T)*、
アシュリー・リッチーズ(Bs-Br)**、
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)

録音:2016年4月15日−16日&5月16日−17日、ポットン・ホール(サフォーク)
作家ウィリアム・S・ギルバートと組んで「ミカド」や「軍艦ピナフォア」など多くの優れた歌劇を書き、国民的人気を誇ったイギリスの作曲家、アーサー・サリヴァン(1842−1900)。これまでも「アイヴァンホー(CHAN-10578)」や「美の石(CHAN-10794)」など、サリヴァン作品の録音に取り組んできたChandosが贈る歌曲集は、メアリー・ベヴァン、ベン・ジョンソン、アシュリー・リッチーズといった、今をときめくイギリスの若手歌手たちが歌います。
CHAN-10938
リスト&ワーグナー:ピアノ作品集
リスト:忘れられたワルツ第2番 S.215-2、
グレートヒェン S.513(リスト編)、
巡礼の年第2年 「イタリア」 S.161より4つの小品(婚礼、物思いに沈む人、サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ、ペトラルカのソネット第104番)、暗い雲 S.199
ワーグナー:エレジー(主題) WWV.93、
「トリスタンとイゾルデ」 WWV.90 より前奏曲(ゾルターン・コチシュ編)
リスト:悲しみのゴンドラ第1番 S.200-1
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より 「イゾルデの愛の死」 S.447(リスト編)
リスト:調性のないバガテル S.216a
イモジェン・クーパー(P)

録音:2016年7月21日−24日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
パリでジャック・フェヴリエとイヴォンヌ・ルフェビュール、ウィーンでイェルク・デームスとパウル・バドゥラ=スコダにピアノを学び、アルフレッド・ブレンデルの弟子としても知られるイギリスの才女イモジェン・クーパー。 シューベルトを中心に、古典派、ロマン派の独墺系レパートリーのスペシャリストとして世界的な名声を得てきたイモジェン・クーパーの華麗なるロマン派ピアノ作品の旅は、前作のショパン(CHAN-10902)から、リスト&ワーグナーへと到着。 「忘れられたワルツ」や「巡礼の年」などの珠玉の小品から、リスト自身が編曲した「ファウスト交響曲」からの音楽、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」からのトランスクリプション作品(リスト編とコチシュ編)など、リストの詩的で華麗な書法によるピアノ作品を、イモジェン・クーパーが披露します。 また、クーパーはレコーディングにあたって、ハンガリーの大ピアニスト&指揮者のゾルターン・コチシュから多大なインスピレーションを受けており、2016年11月に逝去した彼の思い出にこのディスクが捧げられています。
CHAN-10939
イギリスの音詩集 Vol.1
フレデリック・オースティン:交響的狂詩曲 「春」
ウィリアム・オルウィン:サリー・ヒルズからの音詩 「ブラックダウン」
グランヴィル・バントック:管弦楽のための音詩第5番 「アトラスの魔女」
アイヴァー・ガーニー:管弦楽のための 「グロスターシャー狂詩曲」
ヘンリー・バルフォア・ガーディナー:小管弦楽のための 「バークシャー田園詩曲」(世界初録音)
ヴォーン・ウィリアムズ:管弦楽のための印象 「ソレント」
ラモン・ガンバ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2016年9月14日−16日、BBCホディノット・ホール(ウェールズ)
代名詞となっている「シャンドス映画音楽集(Chandos Moveis)」のほか、ヴァンサン・ダンディやミクロス・ローザ、マルコム・ウィリアムソンなど知られざる管弦楽作品の録音で名を馳せたシャンドスの中核指揮者の一人、ラモン・ガンバ。 イギリスとアイルランドの知られざる管弦楽作品を紹介し話題を呼んだ「ブリテン諸島の序曲集(Vol.1 CHAN-10797
Vol.2 CHAN-10898)」に続く新シリーズ、「イギリスの音詩(トーン・ポエム)集」がスタート! 第1弾では、ヴォーン・ウィリアムズやオルウィンから、バントック、ガーニー、ガーディナーまで、20世紀初頭の個性的で知られざる管弦楽作品を収録。アイヴァー・ガーニーの神秘的な「グロスターシャー狂詩曲(グロスターシャー・ラプソディ)」は、1919年から1921年頃に作曲されているが、2010年にようやく初演された作品。また、ジョン・エリオット・ガーディナーの大叔父にあたるヘンリー・バルフォア・ガーディナーの「バークシャー田園詩曲(バークシャー・イディル)」は、このアルバムが世界初録音。

CHAN-10940
フランク、シマノフスキ、フォーレ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調 M.8
フォーレ:ロマンス 変ロ長調 Op.28
シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ.ニ短調 Op.9、
 ロマンス.ニ長調 Op.23、
 夜想曲とタランテラ Op.28
タスミン・リトル(Vn)、
ピアーズ・レーン(P)

録音:2016年4月25日−27日、ポットン・ホール(サフォーク)
知られざる作品の探求、そしてイギリス音楽の伝導者として長いキャリアを歩む英国の名女流ヴァイオリニスト、タスミン・リトル。前作では、ヴィヴァルディとロクサンナ・パヌフニクの「四季」を組み合わせるという衝撃的なアルバム(CHSA-5175)でも話題を呼んだタスミン・リトルが、これまでも共に数々の名録音を生み出してきたオーストラリアの知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンと贈るヴァイオリン作品集。最新作は、屈指の名曲であるセザール・フランクのヴァイオリン・ソナタ、そして2017年が没後80周年となるカロル・シマノフスキのヴァイオリン・ソナタを中心としたアルバムです。
CHAN-10914
サン=サーンス&ショーソン:ピアノ四重奏曲集
サン=サーンス:ピアノ四重奏曲変ロ長調 Op.41
ショーソン:ピアノ四重奏曲イ長調 Op.30
シューベルト・アンサンブル〔サイモン・ブレンディス(Vn)、ダグラス・パターソン(Va)、ジェーン・サーモン(Vc)、ウィリアム・ハワード(P)〕

録音:2016年3月8日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)
1983年に結成し1998年にはロイヤル・フィルハーモニー協会最優秀室内楽団賞を受賞したロンドンを拠点とする室内楽団、シューベルト・アンサンブル。オーケストラ・アンサンブル金沢の第1コンサートマスターも務めるサイモン・ブレンディスが第1ヴァイオリンを担当する実力派アンサンブルが、19世紀後期フランスの鮮やかでエレガントなピアノ四重奏を描きます。

CHAN-10915
夢のあとに〜フォーレ・リサイタル Vol.1
パヴァーヌ Op.50(ロルティ編)
舟歌第5番嬰ヘ短調 Op.66
夜想曲第4番変ホ長調 Op.36
舟歌第6番変ホ長調 Op.70
夢のあとに(グレインジャー編)
組曲 「ペレアスとメリザンド」 Op.80(フォーレ&コルトー編)
舟歌第7番ニ短調 Op.90
夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
9つの前奏曲 Op.103
ルイ・ロルティ(P)

録音:2016年2月23日−24日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティによる新シリーズ「フォーレ・リサイタル」がスタート! ロルティは優れた「ショパン弾き」としての名声を確立していますが、ラヴェル(CHAN-10142X)やプーランク(CHAN-10875)、サン=サーンス(CHSA-5162)などフランス音楽の名盤も高く評価されおり、ガブリエル・フォーレの魅力的な旋律と和声を、ファツィオーリ・ピアノの美音で綴るこの新シリーズにも大きな期待がかかります。第1弾では、グレインジャー編曲の「夢のあとに」や、作曲家自身(第1、2、4楽章)とアルフレッド・コルトー(第3楽章)によって編曲された「ペレアスとメリザンド」の組曲(シシリエンヌ含む)、そしてルイ・ロルティ編曲による名曲「パヴァーヌ」など、フォーレの名旋律が満載です。
CHAN-10916
ロバート・ラッセル・ベネット:吹奏楽作品集
古いアメリカ舞曲による組曲*
船に打ち乗り海原さして#
バンドのための4つの前奏曲*
バンドのためのシンフォニック・ソング#
オートバイオグラフィー*
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ
クラーク・ランデル(指)*、
マーク・ヘロン(指)#

録音:2016年1月16日&17日、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・コンサート・ホール(マンチェスター)
ミュージカル映画「オクラホマ!」でのアカデミー賞作曲賞受賞でも有名なアメリカ出身の作編曲家、ロバート・ラッセル・ベネット(1894−1981)の吹奏楽作品集。有名な「バンドのためのシンフォニック・ソング」や「古いアメリカ舞曲による組曲」などを収録し、またロバート・ラッセル・ベネットの作品のみのアルバムも数少なく、吹奏楽の古典作品として吹奏楽ファン、関係者必聴必須の注目アイテム!演奏は、吹奏楽へのオマージュ(CHAN-10409)やロシアの吹奏楽傑作選(CHAN-10166)でもおなじみの、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウインド・オーケストラの演奏で。
CHAN-10917(6CD)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1番ハ長調 Op.49/同第2番イ長調 Op.68/同第3番ヘ長調 Op.73/同第4番ニ長調 Op.83/同第5番変ロ長調 Op.92/同第6番ト長調 Op.101/同第7番嬰へ短調 Op.108/同第8番ハ短調 Op.110/同第9番変ホ長調 Op.117/同第10番変イ長調 Op.118/同第11番ヘ短調 Op.122/同第12番変ニ長調 Op.133/同第13番変ロ短調 Op.138/同第14番嬰へ長調 Op.142/同第15番変ホ短調 Op.144
ブロドスキーSQ〔ダニエル・ローランド(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕

録音:2016年3月2日ー8日、ムジークヘボウ(アムステルダム)
イギリスを代表するSQの1つとして世界的な名声を築き上げてきたブロドスキーSQ。Chandosの専属アーティストとなり意欲的な録音を次々と送り出してきたブロドスキーSQによるショスタコーヴィチの新たな全曲録音が登場!約27年ぶりに録音された弦楽四重奏曲全集は、2016年にアムステルダムのムジークヘボウで録られたもの。結成40周年を超えて活動するブロドスキーSQの華麗なディスコグラフィーに、また新たな重要録音が加わります。
CHAN-10923
ヒナステラ:管弦楽作品集 Vol.2
ピアノ協奏曲第2番*
バレエ音楽 「パナンビ」#
ファンホ・メナ(指)
BBCフィルハーモニック、
シャイン・ワン(P)*、
マンチェスター室内女声cho#
スペインだけでなくラテン・アメリカのプログラムも開拓しており、前作(CHAN-10884)は英グラモフォン誌でEditor's Choiceに選ばれるなど絶賛されたヒナステラの管弦楽作品集も早速の第2弾が登場!「アメリカのピアノ協奏曲集(CHSA-5128)」や「チャイコフスキー&ハチャトゥリアン(CHSA-5167)」で成功したアメリカのピアニスト、シャイン・ワンが弾くのは、ヒナステラの知られざるピアノ協奏曲第2番。そして、マンチェスターの女声合唱団が加わるエキゾチックな初期のバレエ音楽「パナンビ」。生誕100周年を記念してスタートした、アルゼンチンの偉大な作曲家の音楽にご注目ください! レア・ピアノ・コンチェルト・ファンも必聴!
CHAN-10924
アメリカン・モーメンツ
アーサー・フット:ピアノ三重奏曲第2番変ロ長調 Op.65
コルンゴルト:ピアノ三重奏曲ニ長調 Op.1
バーンスタイン:ピアノ三重奏曲
ニーヴ・トリオ〔アンア・ウィリアムズ(Vn)、ミハイル・ヴェセロフ(Vc)、エリ・ナカムラ(P)〕
アメリカ、ロシア、日本の若き才能が集った、アメリカのピアノ三重奏団、"ニーヴ・トリオ(Neave Trio)"がChandosから登場!ゲール語で「明るく」、「晴れやかな」といった意味の名前を持つ、フレッシュでアイディアに満ち溢れた若きトリオのChandosデビュー・アルバムは、フット、コルンゴルド、バーンスタインらによる20世紀初期のピアノ三重奏曲集です。
☆YouTubeにて、ニーヴ・トリオが演奏するバーンスタインをご試聴いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=tXb-7jicpwY
CHAN-10925(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.3
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57 「熱情」
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78 「テレーゼ」
ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a 「告別」
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106 「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)
作品番号順(出版年代順)に3枚組のセットで進むこのベートーヴェン・プロジェクト。最終巻となる第3巻は、「熱情」や「ハンマークラヴィーア」、そして後期三大ソナタを含む円熟期のソナタたち。ラヴェルやドビュッシーなどフランス音楽の名手として名を馳せ、いまやハイドンやベートーヴェン、モーツァルトといった古典派の作品でも世界に名を轟かせるバヴゼが弾く、堂々たるベートーヴェンです。
CHAN-10928
アスペクツ
アンドルー・ヨーク:クイッカン
ロッシーニ:序曲 「アルジェのイタリア女」(サフィル編)
ダルウィン・ヘンシャル:ウェールズ舞曲第2番(ベイカー編)※世界初録音
ヒナステラ(ロペス編):アルゼンチン舞曲集
カルロス・ラファエル・リヴェラ:クンバ=キン
デイヴィッド・プリッチャード:ステアーズ
フィリップ・ホートン:オパールズ
ミカエル・マリン:フリッペン(ベイカー編)※世界初録音
 パンチ・ブラザーズ:スーン・オア・ネヴァー(ベイカー編)※世界初録音
ジョン・ブランニング:4本のギターのためのエレジー※世界初録音
アクアレル・ギター四重奏団
マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで1999年に結成されたギター・アンサンブル、アクアレル・ギター四重奏団(AGQ)のシャンドス専属第5弾! "アスペクツ"と題されたアルバムは、4本のギターのための作品、アレンジ作品、そしてこのプロジェクトのために書かれた新作を収録し、音楽の多様な側面(Aspects)を描きます。
☆YouTubeにて、AGQが演奏するヨークの「クイッカン」をご試聴いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=_DN1blj0wjc
CHAN-10929
Chandos
PCHAN-10929
国内仕様盤
税込定価
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.1
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453(カデンツァ:バヴゼ)
ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456(カデンツァ:モーツァルト)
ディヴェルティメント変ロ長調 K.137
ボーナス・トラック〜ピアノ協奏曲第17番 K.453 第1楽章&第2楽章のオリジナル・カデンツァ(モーツァルト作)
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
ガボル・タカーチ=ナジ(指)
マンチェスター・カメラータ

録音:2016年3月15日−16日、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・コンサート・ホール(マンチェスター)
※使用ピアノ:Yamaha Model CFX
フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ハイドンの協奏曲集(CHAN-10808)に続く古典派協奏曲は、モーツァルトのピアノ協奏曲集がスタート! 共演者はハイドンと同じく、タカーチSQの創設者でもあり、近年は指揮者として活躍を広げているハンガリーの巨匠、ガボル・タカーチ=ナジとイギリス有数の室内O"マンチェスター・カメラータ"。モーツァルトの第1巻に選ばれたのは、多くの作品が生み出された1784年に作曲された6つのピアノ協奏曲のうちの2つ、K.453(第17番)とK.456(第18番)の協奏曲で、ピアノ協奏曲第17番では自作のカデンツァを使用(ボーナス・トラックとして、モーツァルト作のオリジナル・カデンツァも収録)。
CHAN-10930
ウィリアム・オルウィン:映画音楽集Vol.4
「ア・シティ・スピークス」より マンチェスター組曲
「フォーチュン・イス・ア・ウーマン」 前奏曲
マーメイド・ソング/「オン・アプルーヴァル」 組曲
「シェイク・ハンズ・ウィズ・ザ・デビル」 組曲
「ザ・シップ・ザット・デッド・オヴ・シェイム」 メイン・タイトル
「ザ・ブラック・テント」 組曲
「バラントレーの若殿」 組曲
「ゼイ・フルー・アローン」 組曲
「サタデー・アイランド」 組曲
ラモン・ガンバ(指)
BBCフィルハーモニック
フルート奏者、教育者、画家そして作曲家と多くの肩書きを持つウィリアム・オルウィン(1905−1985)はその生涯に数多くの映画音楽のスコアを書き上げた20世紀イギリスを代表する作曲家の1人。 第4巻は、ドラマティックなものからエキゾチックなものまで、悲劇からドキュメンタリーまで、様々な主題に合致した音楽を作るオルウィンの技術が発揮される華麗なラインナップ。ほとんどの作品はオリジナル・スコアが消失してしまっているため、軽音楽や映画音楽の復元で知られる英国の作曲家、音楽学者のフィリップ・レーンによってサウンドトラックから再構築され、オーケストラ用の組曲等として演奏されています。 演奏は、これまで“Chandos Movies”を25作以上録音してきたベテラン、ラモン・ガンバ&BBCフィル! 抜群のコンビネーションにより、オルウィンの映画音楽作曲家としての1面を魅せてくれるでしょう!
CHAN-10932
モーツァルト:フルート四重奏曲集
フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285
フルート四重奏曲第2番ト長調 K.285a
フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298
フルート四重奏曲第3番ハ長調 K.Anh.171(285b)
アンダンテ ハ長調 K.315(モルデカイ・レヒトマン編)
リサ・フレンド(Fl)、
ブロドスキーSQのメンバー〔ダニエル・ローランド(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕

録音:2016年3月30日−31日、ポットン・ホール(サフォーク)
フレンドは、16歳からニューヨーク・フィルのフルート奏者ルネ・シーバートに師事し、英国王立音楽大学ではスーザン・ミランの下で学び、現在はソリストとして活躍中。イギリスのSignum ClassicsやChamps Hill Recordsなどからソロ録音を発売し人気を集めてきたリサ・フレンドが、ついにChandosデビュー!リサ・フレンドのChandos第1弾は、ブロドスキー・クヮルテットのメンバーと贈るモーツァルトのフルート四重奏曲集という重要レパートリー。高貴な音色と確かな技巧で、モーツァルトのウィットさ、美しさ、優雅さを見事に引き出します。 「フルートと管弦楽のためのアンダンテ K.315」から「フルートと弦楽三重奏のための作品」へとアレンジしたモルデカイ・レヒトマン(b.1926)は、元イスラエル・フィルの首席ファゴット奏者を務め、指揮者、編曲者として活躍しているイスラエルの音楽家。特に木管アンサンブルや吹奏楽、室内オーケストラ編成へのトランスクリプションやリダクションの作品で知られています。

CHAN-10933
シューベルト:ピアノ独奏作品集Vol.2
4つの即興曲 Op.90, D.899
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 Op.post., D.959
バリー・ダグラス(P)

録音:2016年2月4日−5日、アイルランド
2014年に発売した第1巻に続くのは、2015年の来日公演でも披露された「4つの即興曲 D.899」と、シューベルト晩年のピアノ・ソナタ イ長調 D.959。独墺系プログラムを得意とし、ブラームスの作品集でその真価を知らしめてくれたアイルランドの名匠バリー・ダグラスが弾く、奥深き円熟のシューベルトです。
CHAN-10934
ケルティック・エアーズ
様々な作曲家、伝承曲:Mna na hEireann / The Foggy Dew / The Minstrel Boy / Molly Malone / Boatman / Fear a’ Bhata / Master McGrath / The Lark in the Clear Air / The Star of the County Down / The Fields of Athenry / Planxty Irwin / Buachaill on Eirne / On Raglan Road / Brendan’s Air / Roisin Dubh / Oro ’se do bheatha abhaile / イーマー・マクギオン:Ballyvaughan Pier / The Runescape Jig / Secret Circle Reel / Brendan’s Air (tune by Brendan Monaghan) / クリス・スタウト&カトリーナ・マッケイ(arr.):Barry’s Reels / Unst Bridal March
バリー・ダグラス(P)、
イーマー・マクギオン(アイリッシュ・フルート)、
カトリーナ・マッケイ(スコティッシュ・ハープ)、
クリス・スタウト(シェトランド・フィドル)

録音:2016年2月5日−6日、アイルランド
2014年に発売され大きな話題を呼んだ「ケルティック・リフレクションズ(CHAN-10821)」に続くバリー・ダグラスによるケルティック・チューンのピアノ・アレンジ・アルバム第2弾!
北アイルランドの首府ベルファストに生まれ、1986年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝した世界的ピアニスト、バリー・ダグラスが、故郷アイルランドやスコットランドの美しい旋律に思いを馳せるこのアルバム。前作では一部の曲にアイリッシュ・フルートが参加していましたが、今作ではさらにスコティッシュ・ハープ、シェトランド・フィドルが加わり、よりケルティックな香りの漂うアルバムとなりました。ピアノ・ファンや美メロ・ファンにはもちろん、ケルト音楽愛好家にも広くおススメできるアイテムです。
CHAN-10937
シュトラウス・イン・サンクトペテルブルク
J・シュトラウス:ネヴァ川ポルカ Op.288、
 ペルシャ行進曲 Op.289、ロシア行進曲 Op.426、
 アレクサンドラ大公妃のワルツ Op.181、
 オルガ・ポルカ Op.196、アレクサンドリーネのポルカ Op.198、
 ワルツ 「サンクトペテルブルクとの別れ」 Op.210、田舎のポルカ Op.276*
ヨハン・シュトラウスU世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ
J・シュトラウス:大公行進曲 Op.107
オルガ・スミルニツカヤ:初恋 Op.14**
J・シュトラウス:ポルカ・シェネル 「観光列車」 Op.281、
 ワルツ 「酒、女、歌」 Op.333、
 戴冠行進曲 Op.183、
 宮廷舞踏会カドリーユ Op.116、
 ポルカ・マズルカ 「ヴォルガのほとり」 Op.425、
 ロシアの主題によるカドリーユ 「サンクトペテルブルク」 Op.255、
 シュネル・ポルカ 「さあ踊ろう!」 Op.436、
 ロシア風行進幻想曲 Op.353、
 アレクサンダー・カドリーユ Op.33
ネーメ・ヤルヴィ(指)エストニア国立SO、
オルガ・ザイツェヴァ(S)**、
エストニア国立男声cho*

録音:2012年5月1日、2015年6月29日−7月2日、エストニア・コンサート・ホール(タリン)
エストニアの音楽一家の長老ネーメ・ヤルヴィの2017年最初のアルバムは、ネーメ・ヤルヴィの80歳と音楽監督&首席指揮者を務めるエストニア国立SOの創設90周年を記念したダブル・アニヴァーサリー・アルバム! アニヴァーサリー・イヤーの幕開けを飾るのは、オーストリアのワルツ王、ヨハン・シュトラウスU世(1825−1899)の音楽。それも、シュトラウスU世が1856年〜1865年、1869年にサンクトペテルブルクで行った「ロシアン・サマー・コンサート」を辿るというコンセプトで、ロシア時代に作られた作品、ロシアやサンクトペテルブルクをテーマとする作品などを集成したネーメ・ヤルヴィならではの特別プログラム。フチーク(CHSA-5158)やスッペ(CHSA-5110)などのマーチ・アルバムでも発揮された巨匠ネーメ・ヤルヴィの熱く鋭いタクトで、ロシア帝国で絶大な人気を誇った魅惑のワルツ、ポルカ、マーチをどうぞ。
CHAN-10941
アンタイル:管弦楽作品集Vol.1
オーヴァー・ザ・プレインズ(世界初録音)
交響曲第4番 「1942」
交響曲第5番 「歓喜」
ヨン・ストゥールゴールズ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2015年11月21日&2016年4月30日、メディア・シティUK(サルフォード)
BBCフィルハーモニックの首席客演指揮者を務めるフィンランドのマエストロ、ヨン・ストゥールゴールズ。2014年〜2015年に発売された「シベリウス:交響曲全集(CHAN-10809)」と「ニールセン:交響曲全集(CHAN-10859)」、2つの「生誕150周年記念盤」の世界的ヒットによって一躍脚光を浴びた俊英、ストゥールゴールズのChandos第3弾は、なんとジョージ・アンタイル(1900−1959)! 自叙伝「音楽の悪童(Bad Boy of Music)」で知られるアンタイルは、ストラヴィンスキーの初期のバレエのダイナミズムや不協和音にインスパイアされたアヴァンギャルドな作風を持つアメリカの作曲家。新たにスタートしたこの管弦楽作品集は、アンタイルの音楽スタイルの進化を記録していく期待のシリーズで、これまで録音の少なかったアンタイルの管弦楽作品に新しい決定盤が加わることになるでしょう。テキサスの平原からインスピレーションを受けて1945年に作曲された「オーヴァー・ザ・プレインズ(平原を越えて)」は世界初録音。
CHAN-10942
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.5
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Hob.XVI-2
ピアノ・ソナタ第43番変ホ長調 Hob.XVI-28
ピアノ・ソナタ第35番変イ長調 Hob.XVI-43
ピアノ・ソナタ第34番ニ長調 Hob.XVI-33
ピアノ・ソナタ第36番ハ長調 Hob.XVI-21
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)

録音:2016年12月12日−14日、ポットン・ホール(サフォーク)
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者、ジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト。バヴゼがハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求していくシリーズ第6弾では、初期の魅力的なソナタ「第11番」から始まり、1770年代後半に作曲者の承認なしに出版された2つのあまり知られていないソナタ「第34番」&「第35番」、そしてハイドンの新しい作曲様式の世界を開く「第36番」と「第43番」のソナタを収録。
ハイドンを「常に新しい解釈の扉が開かれている作曲家である」と捉え、新しい世界の構築に挑み続け、世界的に高い評価を得てきたバヴゼのハイドン・シリーズです。ドビュッシーやベートーヴェンのプロジェクトではスタインウェイを弾いていたバヴゼですが、このハイドン・シリーズでは一貫してYAMAHAピアノを弾いているところもポイント。
CHAN-10943
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパン Vol.5
5つのマズルカ Op.7/ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op.26-1/4つのマズルカ Op.33/ポロネーズ第2番変ホ短調 Op.26-2/3つのマズルカ Op.59/ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44/演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
ルイ・ロルティ(P/ファツィオリ)

録音:2017年3月1日−3日、ポットン・ホール(サフォーク)
ナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ。2010年にスタートした第1巻(CHAN-10588)からじっくりと進行している「ロルティ・プレイズ・ショパン」の第5弾は、ショパンの音楽におけるポーランド文化の影響が強いマズルカとポロネーズをテーマに、「ポロネーズ第5番」を含むポロネーズ3曲と、Op.7-1の名曲を含む12曲のマズルカを収録。今回もイタリアの銘器ファツィオリ・ピアノを使用!
CHAN-10944
夢の中で会いに来て〜王立音楽カレッジからの歌の120年
ハーバート:ザ・ロスト・ナイチンゲール
アイアランド:地球の呼び声、
 三羽のカラス
ダンヒル:天上のクロース
ハウエルズ:夜の女神
ブリッジ:旅の終わり
ブリテン:子守歌のお守り Op.41
サマヴェル:イントゥ・マイ・ハート・アン・エア・ザット・キルズ
ホルスト:旅の終わり
ブリッジ:彼女はどこで眠っている、
 夢の中で会いに来て
ブリテン:甘い子守歌(世界初録音)、
 質素な神ソムヌス(世界初録音)
パリー:もう泣かないで, 悲しみの泉よ
スタンフォード:ア・ソフト・デイ
ギブズ:セイリング・ホームワード
モーラン:たそがれ
ガーニー:あなたは私の目を喜ばせた、
 野原に夏が満ちている、
 オール・ナイト・アンダー・ザ・ムーン
レベッカ・クラーク:天上のクロース
ティペット:アリエルのための歌
ターネジ:フェアウェル(世界初録音)
サラ・コノリー(Ms)、
ジョセフ・ミドルトン(P)

録音:2017年9月22日−25日&2018年4月7日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリスを代表するメゾ・ソプラノ歌手、サラ・コノリーは、ロンドンの王立音楽カレッジ(RCM)で歌とピアノを学び、BBCシンガーズのメンバーとして活動、その後オペラ歌手として本格的なキャリアを歩み、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ロイヤル・オペラ・ハウスを始めとするイギリス、そして欧米の主要なオペラハウスに出演。ザ・シックスティーンのメンバーとしても演奏・録音で高い評価を得、2010年にはCBE(大英帝国三等勲爵士)、2017年には「デイム」の称号を授与されるDBE(大英帝国二等勲爵士)を受勲しています。
2011年に発売された「私の心は彼のもの(CHAN-10691)」以来となるサラ・コノリーのイギリス歌曲集は、コノリーのBBCプロムス・リサイタル・デビューと、ヒューバート・パリー没後100周年を記念したプログラム。王立音楽カレッジ(RCM)で学び、また教えるなどしてきたRCMゆかりのイギリスの作曲家、スタンフォードからターネジまで120年にわたる素晴らしき近現代イギリス歌曲を歌います。ブリッジの2曲と、サラ・コノリーのために書かれたターネジの「フェアウェル」は世界初録音。
CHAN-10949
ヒナステラ:管弦楽作品集 Vol.3
ピアノ協奏曲第1番 Op.28*
協奏的変奏曲 Op.23
ピアノと管弦楽のための 「アルゼンチン風協奏曲」*
ファンホ・メナ(指)
BBCフィルハーモニック、
シャイン・ワン(P)*

録音:2016年11月15日(ピアノ協奏曲第1番)、2016年11月20日(アルゼンチン風協奏曲)、2017年9月19日(協奏的変奏曲)、メディア・シティUK(サルフォード)
ジャナンドレア・ノセダの後任としてBBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクター(首席指揮者)に就任し、母国スペインの音楽を発掘する「ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ」シリーズで高い地位を確立したスペイン人マエストロ、ファンホ・メナ。スペイン音楽だけでなくラテン・アメリカのプログラムにも取り組んでおり、過去2作とも高い反響のあったアルゼンチンの作曲家アルベルト・ヒナステラ(1916−1983)の管弦楽作品集もついに第3巻。BBCフィルの首席指揮者最後の年に、このヒナステラ・プロジェクトが完結となります。
ピアノ協奏曲第1番と「アルゼンチン風協奏曲」を弾くのは、前作「ピアノ協奏曲第2番」でも華麗なピアニズムを披露してくれたアメリカのピアニスト、シャイン・ワン。民族色の強いヒナステラ初期の作品(アルゼンチン風協奏曲)から、「新表現主義」によって現代的な書法が使われた作品(ピアノ協奏曲第1番)まで、ヒナステラの多彩で天才的な価値を、ファンホ・メナが引き出します。
CHAN-10950
再発見のライシャ Vol.1〜アントワーヌ・ライシャ:ピアノ作品集
ハーモニー("Practische Beispiele"より第20番)
グランド・ソナタ ハ長調/カプリッチョ("Practische Beispiele"より第7番)
モーツァルトの主題によるソナタ ヘ長調
単独の和音によるファンタジー("Practische Beispiele"より第4番)
練習曲 ホ短調 Op.79-1
イヴァン・イリッチ(P)

録音:2017年3月7日ー10日、スタジオ・アンセルメ(ジェノヴァ、スイス)
セルビア系アメリカ人でパリ音楽院を優秀な成績で卒業、現在パリを拠点に活躍するエリート・ピアニスト、イヴァン・イリッチがシャンドス・アーティストに参加! フランスの伝説的名手フランソワ=ルネ・デュシャーブルの門弟であり、ゴドフスキーやフェルドマンの録音によって国際的に評価されるイリッチがChandosとの録音に選んだのは、ベートーヴェンと同年の生まれであり生涯にわたっての友人でもあったアントワーヌ・ライシャ(1770ー1836)のピアノ作品集。
チェコ出身、ドイツとフランスで活躍したライシャ(チェコ語ではアントニーン・レイハ)は、現代では木管五重奏のためのレパートリーの貢献で知られていますが、その作品の大部分は録音されていない多数のピアノ独奏作品でした。フランス国立図書館に所蔵されていたライシャの写本は最近になってようやく出版されはじめており、このアルバムに収録される作品はすべて世界初録音となります。


CHAN-10951(6CD)
ブラームス:ピアノ独奏作品全集
■CD 1〜ラプソディ第1番ロ短調 Op.79-1/間奏曲ホ長調 Op.116-4/間奏曲イ長調 Op.118-2/カプリッチョ ニ短調 Op.116-1/間奏曲変ホ長調 Op.117-1/ラプソディ第2番ト短調 Op.79-2/ロマンス Op.118-5/カプリッチョ ニ短調 Op.116-7/バラード ロ長調 Op.10-4/カプリッチョ ト短調 Op.116-3/ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調 Op.24
■CD 2〜バラード ニ長調 Op.10-2/バラード ト短調 Op.118-3/間奏曲変ロ短調 Op.117-2/ラプソディ変ホ長調 Op.119-4/間奏曲イ短調 Op.116-2/間奏曲ホ長調 Op.116-6/バラード ロ短調 Op.10-3「間奏曲」/ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
■CD 3〜ワルツ集 Op.39/主題と変奏ニ短調/間奏曲ロ短調 Op.119-1/間奏曲ハ長調 Op.119-3/間奏曲ホ短調 Op.116-5/ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
■CD 4〜ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1/間奏曲嬰ハ短調 Op.117-3/間奏曲ホ短調 Op.119-2/シューマンの主題による変奏曲嬰ヘ短調 Op.9/カプリッチョ嬰ヘ短調 Op.76-1/カプリッチョ ロ短調 Op.76-2/間奏曲イ長調 Op.76-6/バラード ニ短調 Op.10-1 「エドワード」/パガニーニの主題による変奏曲イ短調 Op.35 第1巻
■CD 5〜間奏曲イ短調 Op.118-1/サラバンド イ短調 WoO.5 posth. No.1/パガニーニの主題による変奏曲イ短調 Op.35 第2巻/創作主題による変奏曲ニ長調 Op.21-1/サラバンド ロ短調 WoO.5 posth. No.2/スケルツォ 変ホ短調 Op.4/間奏曲変イ長調 Op.76-3/間奏曲ヘ短調 Op.118-4/ハンガリー舞曲第3番ヘ長調 WoO.1-3/間奏曲変ロ長調 Op.76-4/ハンガリーの歌による変奏曲ニ長調 Op.21-2/ハンガリー舞曲第1番ト短調 WoO.1-1/ハンガリー舞曲第5番嬰ヘ短調 WoO.1-5
■CD 6〜ラコッツィ行進曲 Anh.III-10/間奏曲変ホ短調 Op.118-6/カノン Anh.III-2/ジーグ WoO.4-1/ジーグ WoO 4-2/カプリッチョ嬰ハ短調 Op.76-5/間奏曲イ短調 Op.76-7/カプリッチョ ハ長調 Op.76-8/グルックによるガヴォット Anh.1a-2/練習曲第1番 ショパンによるエチュード Anh.Ia-1/練習曲第2番 ウェーバーによるロンド Anh.Ia-1/練習曲第3番 バッハによるプレスと Anh.Ia-1/ハンガリー舞曲第2番ニ短調 WoO.1-2/ハンガリー舞曲第4番嬰ヘ短調 WoO.1-4/ハンガリー舞曲第6番変ニ長調 WoO.1-6/ハンガリー舞曲第7番イ長調 WoO.1-7/ハンガリー舞曲第8番イ短調 WoO.1-8/ハンガリー舞曲第9番変ホ短調 WoO.1-9/ハンガリー舞曲第10番ホ長調 WoO.1-10/練習曲第5番 バッハによるシャコンヌ Anh.Ia-1
バリー・ダグラス(P)

録音:2011年−2016年、ウェスト・ロード・コンサート・ホール(ケンブリッジ)
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。Chandos専属アーティストとなったダグラスが2012年にスタートし、Chandosの人気シリーズにまで成長したダグラスの一大プロジェクト「ブラームスのピアノ独奏作品集」が、ついに全集BOXとなって登場!レコード芸術誌を始め、英グラモフォン誌、英ピアニスト誌、英BBCミュージック・マガジンなど各誌で激賞された、崇高にして円熟なるブラームスです。
CHAN-10957
ルーセル:管弦楽作品集
管弦楽のための組曲ヘ長調 Op.33
交響詩 「春の祝祭のために」 Op.22
コントラルト,テノール,バリトン,合唱と管弦楽のための 「エヴォカシオン」 Op.15*
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
BBCフィルハーモニック、
キャスリン・ラッジ(Ms)*、
アレッサンドロ・フィッシャー(T)*、
フランソワ・ル・ルー(Br)*、
CBSOコーラス*

録音:2017年4月7日、シンフォニー・ホール(バーミンガム/ライヴ)*&2017年9月8日、メディア・シティ・UK(サルフォード)
インド旅行の経験から大きな影響を受けた「エヴォカシオン」は、コントラルト、テノール、バリトン独唱と合唱団が加わる壮麗な合唱交響曲。2017年BBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれたキャスリン・ラッジ、2016年キャスリーン・フェリアー賞でファースト・プライズを受賞したアレッサンドロ・フィッシャーの2人の若手歌手に、数々のフランス・オペラの名演・名録音で知られる名バリトン、フランソワ・ル・ルーがソリストとして参加します。
トルトゥリエは1995年にもルーセルのバレエ音楽集(CHAN-9494)をChandosに録音し、ペンギン・ガイドの「1000 Greatest Classical Recordings 2011-12」にも選ばれるなど高い評価を得ているだけに、新たなルーセル録音にも期待がかかります。フランスの名匠トルトゥリエが鮮やかに描き出す、知られざるルーセルの世界。フランス音楽ファン要注目!
CHAN-10958
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.2
ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
ディヴェルティメント ニ長調 K.136
ディヴェルティメント ヘ長調 K.138
ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
ガボール・タカーチ=ナジ(指)
マンチェスター・カメラータ
※使用ピアノ:Yamaha Model CFX

録音:2017年3月6日−7日、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・コンサート・ホール(マンチェスター)
016年9月にはアシュケナージ指揮オーケストラ・アンサンブル金沢との日本ツアーでモーツァルトの「ピアノ協奏曲第17番(PCHAN-10929収録)」を披露し、2017年7月にも来日公演を果たしたばかりのジャン=エフラム・バヴゼ。軽やかなタッチと色彩あふれる音色で贈るバヴゼの芳潤なるモーツァルトにご期待ください!
CHAN-10959
ヴェイネル:5つのディヴェルティメント/セレナード
小オーケストラのための 「セレナード」 ヘ短調 Op.3
弦楽のための 「ディヴェルティメント第1番」 ニ長調 Op.20(古いハンガリー舞曲より)
弦楽オーケストラのための 「ディヴェルティメント第2番」 イ短調 Op.24(ハンガリー民謡の旋律)
管弦楽のための 「ディヴェルティメント第3番」 イ長調 Op.25(ハンガリーの印象)
管弦楽のための 「ディヴェルティメント第4番」 ト長調 Op.38
管弦楽のための 「ディヴェルティメント第5番」 Op.39(ハンガリーの印象)
ネーメ・ヤルヴィ(指)
エストニア国立SO

録音:2015年11月9日−10日、2016年3月24日、2016年6月27日−29日、エストニア・コンサート・ホール(タリン)
エストニアの音楽一家の長老ネーメ・ヤルヴィの80歳と、ヤルヴィが音楽監督&首席指揮者を務めるエストニア国立SOの創設90周年を記念したダブル・アニヴァーサリー。第2弾は、20世紀ハンガリーの作曲家、レオー・ヴェイネル(1885−1960)の管弦楽作品集が登場!近年、「シャルヴェンカ(CHAN-10814)」や「スホニュ(CHAN-10849)」など東ヨーロッパの知られざる作品の録音で高い評価を得てきたネーメ・ヤルヴィとエストニア国立SOのコンビ。ブダペスト音楽アカデミー(リスト音楽院)で音楽理論、作曲、室内楽などを教え、ショルティやドラティ、クルターグといったハンガリーの偉大な音楽家たちを指導してきたヴェイネルのハンガリー色の濃厚な作品を軽快に濃密に描きます。
ちなみに、ネーメ・ヤルヴィは1990年にもヴェイネルの「ハンガリー民族舞曲組曲(CHAN-9029/廃盤)」を録音しており、約25年ぶりの録音、当時はバルトークとのカップリングだったため、ヴェイネル単独でのアルバムは初となります。

CHAN-10960(9CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1/ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2/ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3/ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7/ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13 「悲愴」/ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1/ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2/ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1/ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2/ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3/プレスト WoO.52/ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1より フィナーレ(異稿版)/ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22/ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26 「葬送」/ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1/ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」/ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28 「田園」/ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1/ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2 「テンペスト」/ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3/ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1/ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2/ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53 「ワルトシュタイン」/アンダンテ・ファヴォリWoO.57/ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54/ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57 「熱情」/ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78 「テレーゼ」/ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79/ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a 「告別」/ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90/ピアノ・ソ
ナタ第28番イ長調 Op.101/ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106 「ハンマークラヴィーア」/ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109/ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110/ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)

録音:2008年−2016年、ポットン・ホール(サフォーク)
フレンチ・ピアニズムの巨星として君臨し、ハイドンやベートーヴェン、モーツァルトなど、古典派作品でも世界的な評価を獲得してきたジャン=エフラム・バヴゼ。2008年から2016年にかけて録音されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ集が、ついに全集BOXとなって登場!グラモフォン誌の「Recording of the Month」、MusicWeb-Internationalの「Recording of the Month」、ピアニスト・マガジンの「Editor’s Choice」に選ばれるなど、世界で絶賛されたバヴゼのベートーヴェンにご注目ください!
CHAN-10969
ヴォーン・ウィリアムズ:旅の歌*/イギリス民謡による6つの習作#/屋根より高い大空は*/リュートを弾くオルフェウス*/真昼の静けさ(「命の家」より 第2曲)*/冬の柳*/ロマンス/ロシメドル(リチャード・モリソン編/テノール、ヴィオラとピアノ版)*#/4つの賛歌*# ジェームズ・ギルクリスト(T)*、フィリップ・デュークス(Vn)#、アンナ・ティルブルック(P)

録音:2017年4月24日−26日、ポットン・ホール(サフォーク)
医者から声楽家へと転身を遂げ、現在ではレトロスペクト・アンサンブルやバッハ・コレギウム・ジャパンなど世界各国のピリオド・オーケストラ、アンサンブルとの共演を重ねるピリオド系テノールとして、またブリテンやフィンジ、ヴォーン・ウィリアムズなど近代イギリス歌曲のスペシャリストとして大活躍中のジェームズ・ギルクリスト。
ヴォーン・ウィリアムズの「旅の歌」を中心とする歌曲集に、「ヴィオラとピアノ」のための室内楽作品や、「テノール、ピアノとオブリガート・ヴィオラ」のための「4つの賛歌」、「テノール、ヴィオラとピアノ」のために編曲された「ロシメドル(ウェールズの讃美歌による3つの前奏曲より)」を組み合わせたプログラム。
ピアノは、これまでもブリテンやシューマンの歌曲集などでも共演してきたアンナ・ティルプルック。ヴィオラは、タイムズ紙により"イギリスでもっとも傑出したヴィオラ奏者"と評されるフィリップ・デュークスです。
CHAN-10970
レーガー:クラリネット・ソナタ集
クラリネット(Va)・ソナタ 変ロ長調 Op.107*
クラリネット・ソナタ 変イ長調 Op.49-1*
クラリネット・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.49-2#
マイケル・コリンズ(クラリネット in B♭*/クラリネット in A#)、
マイケル・マクヘイル(P)

録音:2017年2月26日−28、ポットン・ホール(サフォーク)
ロンドン・シンフォニエッタやフィルハーモニアOの首席奏者を歴任し、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍した現代最高のクラリネット奏者の一人、マイケル・コリンズ。デュオ・パートナーのマイケル・マクヘイルとともにクラリネットの新たなレパートリー探求に励み、楽器の可能性、表現の多様性を追究。ついにたどり着いたのが、ドイツの偉大な作曲家、マックス・レーガー(1873−1916)の3つのクラリネット・ソナタ。ブラームスからの影響を受けたこれらの叙情的なソナタは、荘厳なオルガン音楽とは対照的な、感情豊かで親しみやすい作品です。2017年3月の来日公演では、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアの指揮&ソロ、シャーロット・ド・ロスチャイルドとの共演を披露してくれた名手、マイケル・コリンズの美音によるレーガー。
CHAN-10971(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.3〜第3トスト四重奏曲集 Op.64
弦楽四重奏曲第63番ハ長調 Op.64-1,Hob.III-65
弦楽四重奏曲第64番ロ短調 Op.64-2,Hob.III-68
弦楽四重奏曲第65番変ロ長調 Op.64-3,Hob.III-67
弦楽四重奏曲第66番ト長調 Op.64-4,Hob.III-66
弦楽四重奏曲第67番ニ長調 「ひばり」 Op.64-5,Hob.III-63
弦楽四重奏曲第68番変ホ長調 Op.64-6,Hob.III-64
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2017年5月5日−7日&10月23日−25日、ポットン・ホール(サフォーク)
第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。「太陽四重奏曲集(CHAN-10831)」、 「エルデーディ四重奏曲集(CHAN-10886)」に続く絶好調のハイドン第3弾は、エステルハージ宮廷楽団のヴァイオリニスト、ヨハン・トストに贈られた作品64の「第3トスト四重奏曲集」。「ひばり」の名を冠された傑作「SQ第67番」を含む6つの四重奏曲集です。カーネギー・ホール、ウィグモア・ホール、ロイヤル・コンセルトヘボウなど世界の主要ホールで定期的に演奏され高い評価を得るドーリックSQの麗しきハイドンをどうぞ。
CHAN-10975
ラテン・ウィンズ
ロドリーゴ:管弦楽のための 「青いユリのために」(ロドリーゴ編吹奏楽版)*
ヴィラ=ロボス:木管四重奏と吹奏楽のためのコンチェルト・グロッソ**
ロドリーゴ:吹奏楽のためのアダージョ*
ヴィラ=ロボス:吹奏楽のための3楽章の幻想曲(ショーロの形式による)**
チャベス:チャプルテペク**
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ、
クラーク・ランデル(指)**、
マーク・ヘロン(指)*

録音:2017年1月19日−21日、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・コンサート・ホール(マンチェスター)
これまで、「イギリス」、「ドイツ」、「フランス」、「北欧」、「ロシア」、「ダンス」、「マーチ」、「オマージュ」など様々なテーマに沿った多くの吹奏楽名盤をChandosに吹き込み、2016年にはアカデミー賞作曲家ロバート・ラッセル・ベネットの吹奏楽作品集の録音でも話題を呼んだイギリスの名門バンド、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック(RNCM/王立ノーザン音楽大学)のウィンド・オーケストラ。
RNCMウィンド・オーケストラの最新録音は、「ラテン」をテーマに、スペインのホアキン・ロドリーゴから、ブラジルのエイトル・ヴィラ=ロボス、メキシコのカルロス・チャベスまで、刺激的で情熱的なラテン・トラディショナルの吹奏楽作品集を繰り広げます。
CHAN-10976
バツェヴィチ:四重奏曲&五重奏曲集
ピアノ五重奏曲第1番*
ピアノ五重奏曲第2番*
4本のヴァイオリンのための四重奏曲**
4本のチェロのための四重奏曲#
シレジアSQ*〔シモン・クシェショヴィエツ(Vn)**、アルカディウシュ・クビツァ(Vn)**、ウカシュ・スィルニツキ(Va)、ピオトル・ヤノシク(Vc)〕、ヴォイチェフ・シヴィタワ(P)*、クシシュトフ・ラソン(Vn)**、マウゴジャタ・ヴァシュチョネク(Vn)**、ポーランド・チェロ四重奏団#〔トマシュ・ダロフ(Vc)、ヴォイチェフ・フダラ(Vc)、クシシュトフ・カルペタ(Vc)、アダム・クシェショヴィエツ(Vc)〕

録音:2010年9月7日−12日&2017年9月26日−27日、コンサート・ホール(シマノフスキ音楽アカデミー、ポーランド)
1978年にシマノフスキ音楽アカデミーの卒業生たちによって結成されたクヮルテット、"シレジアSQ"。英グラモフォン賞2017で見事「室内楽部門賞」に輝いた前作(CHAN-10904)に引き続き、ポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家、グラジナ・バツェヴィチ(1909−1969)の室内楽作品集が登場。
2つのピアノ五重奏曲では、イタリア・バルドリーノ国際ピアノ・コンクール第1位、ロン=ティボー国際コンクール第2位&聴衆賞を獲得し、第12回ショパン国際ピアノ・コンクールではポロネーズ賞に輝いたポーランドの次代の名手、ヴォイチェフ・シヴィタワが参加! また、「4本のヴァイオリン」、「4本のチェロ」といったユニークな編成の四重奏曲にも注目です。

CHAN-10977
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78 「雨の歌」
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
タスミン・リトル(Vn)、
ピアーズ・レーン(P)

録音:2017年6月13日−15日、ポットン・ホール(サフォーク)
知られざる作品の探求、そしてイギリス音楽の伝導者として長いキャリアを歩む英国の名女流ヴァイオリニスト、タスミン・リトル。オーストラリアの知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンとともにフランクやシューベルト、レスピーギなどの様々なロマン派の名ソナタを録音してきたコンビの新たなソナタ・アルバムは、ドイツ・ロマン派の傑作、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ集! ブラームスの深い詩情と豊かな旋律、華麗なピアニズムを熟練の名コンビで描きます。
CHAN-10978
シューベルト:弦楽五重奏曲&四重奏断章
弦楽五重奏曲ハ長調 Op.post.163,D 956(1828)*
弦楽四重奏曲ハ短調 D 703「四重奏断章」(1820)
ブロドスキーSQ〔クリシア・オソストヴィチ(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トマス(Vc)〕、ラウラ・ファン・デル・ハイデン(Vc)*

録音:2021年12月13日-15日、セント・マイケル教会(イギリス、ハイゲート)
1972年の結成以降、世界の主要なステージで3,000を超えるコンサートを行い、70以上の録音をリリースしてきたイギリスを代表するアンサンブルの1つ、ブロドスキーSQ。今作では、世界的な活躍を見せ始めている注目の若手チェリスト、ラウラ・ファン・デル・ハイデンとのシューベルトの共演です。
ラウラ・ファン・デル・ハイデンは、1997年にイギリスに生まれ、9歳でデビュー。近年では、ファジル・サイとのデュオでチューリッヒ・トーンハレのステージに上がり、アンドルー・デイヴィスが指揮するメルボルンSOとの共演でBBCプロムス・オーストラリアのオープニング・コンサートに登場。また、カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴの団員であるなど、活躍の場を世界各地へと広げている要注目のチェリストです。
ブロドスキーSQは、結成50周年を迎えた記念すべきアルバムに、若きアーティストを迎えてシューベルトの遺作となった「弦楽五重奏曲」を選曲しました。通常の弦楽四重奏曲の編成にチェロを加え低音域がより充実されたこの作品は、抒情的で美しくシューベルトの作品の中でも名曲のひとつと言えるでしょう。
CHAN-10979
ジェラルド・シャーマン:映画音楽集
「まぼろし密輸団」 組曲(原題:Dr Syn, alias The Scarecrow)
「巨大猿怪獣コンガ」 組曲(原題:Konga)
「クラレッタ・ペタッチの伝説」 組曲(原題:Claretta)
「脱走計画」 組曲(原題:The Ceremony)
「ロング・アーム」より 「容疑者の尾行」(原題:The Long Arm)
「黒死館の恐怖」 組曲(原題:Horrors of the Black Museum)
「賭博者」 組曲(原題:The Gambler)
「鉄海岸総攻撃」より 「メイン・タイトル」(原題:Attack on the Iron Coast)
ラモン・ガンバ(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2018年6月19日−20日、メディア・シティUK(サルフォード、マンチェスター)
名指揮者ラモン・ガンバを中心に40を超えるアルバムが録音され、シャンドスの人気シリーズとして長く親しまれてきた“Chandos Movies(映画音楽集)”、最新巻はジェラルド・シャーマンの映画音楽集!
ジェラルド・シャーマンは、1924年オランダ領東インド(現在のインドネシア)に生まれ、イギリスで育ち、戦間期はイギリス空軍に勤めた後、コンサート・ピアニストとオランダ大使館での文化担当官として活動。作曲の師でもあるアラン・ロースソーンの推薦でジャック・ホーキンス主演の警察映画「ロング・アーム(米題:The Third Key)」のスコアを担当し、そのほか多くのコンサート用作品とともに、アメリカやイギリスでのホラー映画、モンスター映画、アクション映画などの音楽を書いています。
CHAN-10980
エルガー:弦楽四重奏曲ホ短調 Op.83
ピアノ五重奏曲イ短調 Op.84
マーティン・ロスコー(P)、
ブロドスキーSQ〔ダニエル・ローランド(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕

録音:2018年11月25日−27日、ポットン・ホール(サフォーク)
弦楽四重奏曲とピアノ五重奏曲、そしてヴァイオリン・ソナタの3つの偉大な室内楽作品は、1918年から1919年にかけてサセックス州ブリンクウェルズに滞在中のエルガーによって、第一次世界大戦の恐怖と、妻アリスの病気という2つの暗い影の下で集中的に作曲されたもの。また、エルガーの「弦楽四重奏曲」は、アドルフ・ブロツキーによって結成されたオリジナルのBrodsky Quartet(1895〜)に献呈された作品で、アドルフ・ブロツキーにあやかって名付けられた現代のブロドスキーSQでも、1984年のデビュー・アルバムに収録して以来、主要なレパートリーとして演奏し続けてきた重要作です。
CHAN-10981
イギリスの音詩集 Vol.2
ジョン・ハーバート・フォウルズ(1880−1939):エイプリル=イングランド Op.48-1
エリック・フォッグ(1903−1939):メロク
ユージン・グーセンス(1893−1962):バイ・ザ・ターン Op.15-1
ヴォーン・ウィリアムズ:ハーナム・ダウン
ドロシー・ハウエル(1898−1982):ラミア
フレデリック・ハイメン・コーウェン(1852−1935):夢(世界初録音)
パトリック・ハドリー(1899−1973):キンダー・スカウト(世界初録音)
アーサー・ブリス(1891−1975):メレ幻想曲
ラモン・ガンバ(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2019年1月31日−2月1日、メディア・シティ(サルフォード、マンチェスター)
代名詞となっている「シャンドス映画音楽集(Chandos Moveis)」のほか、ルース・ギップスやヴァンサン・ダンディ、ミクロス・ローザなど知られざる管弦楽作品の録音で名を馳せたシャンドスの中核指揮者の一人、ラモン・ガンバ。
イギリスとアイルランドの知られざる管弦楽作品を紹介し話題を呼んだ「ブリテン諸島の序曲集(Vol.1 CHAN-10797/Vol.2 CHAN-10898)」に続いてリリースされた「イギリスの音詩(トーン・ポエム)集」、待望の第2巻が登場。
イギリスの風景を描写した作品から、バレエ音楽的、民族的、神話的作品など、1903年から1932年までの20世紀初頭のイギリスで作曲された多様なスタイルの管弦楽小品集。2曲の世界初録音を含む、これまであまり知られていなかった英国音楽のきらめく宝石を、ラモン・ガンバの柔軟で多彩な指揮が描きます。英国音楽愛好家要注目!
CHAN-10982
アンタイル:管弦楽作品集Vol.2
アーキペラゴ(ルンバ)
交響曲第3番 「アメリカ人」
ホット・タイム・ダンス
交響曲第6番 「ドラクロワによる」
薔薇の精のワルツ
ヨン・ストゥールゴールズ(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2018年2月12日−13日、メディア・シティUK(サルフォード)
在はBBCフィルハーモニックとカナダ・ナショナル・アーツ・センターOの首席客演指揮者、ミュンヘン室内Oのアーティスティック・パートナーを兼任しているフィンランドのマエストロ、ヨン・ストゥールゴールズ。2014年〜2015年に発売された「シベリウス:交響曲全集(CHAN 10809)」と「ニールセン:交響曲全集(CHAN 10859)」、2つの「生誕150周年記念盤」の世界的ヒットによって一躍脚光を浴びた俊英、ストゥールゴールズが新たにスタートしたジョージ・アンタイル(1900−1959)の管弦楽作品集。第2巻では、アンタイルの生前には1楽章しか演奏されなかったという交響曲第3番「アメリカ人」、ショスタコーヴィチとアイヴズから影響を受けた交響曲第6番「ドラクロワによる」、そして2つの快活なシンフォニック・ピースと、映画「Spectre of the Rose」の音楽からリオーケストレーションした「薔薇の精のワルツ」を収録。
CHAN-10983
ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽Vol.3〜シモン・ラクス:室内楽作品集
弦楽四重奏曲第4番
ディヴェルティメント(ヴァイオリンとクラリネット、ファゴット、ピアノのための)
ソナチナ(ピアノのための)
コンチェルティーノ(オーボエとクラリネット、ファゴットのための)
パッサカイユ(クラリネットとピアノ版)
ポーランド民謡によるピアノ五重奏曲
(全曲世界初録音)
ARCアンサンブル

録音:2016年11月14日−16日、トロント王立音楽院(カナダ)
1930年代、ヨーロッパから離れなければならなかった作曲家たちの室内楽作品を復興へと導くシリーズ「ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽」。第1巻「ベン=ハイム(CHAN-10769)」、第2巻「フィテルベルク(CHAN-10877)に続く好企画第3巻は、全曲世界初録音となる、シモン・ラクス(1901−1983)の室内楽作品集。
シモン・ラクスは、ポーランドのワルシャワに生まれ、パリで学び、ナチスによってアウシュヴィッツ強制収容所へ送られながらも、アウシュヴィッツのオーケストラの指揮者、作曲者として活動し生き延びた作曲家。カナダ、トロント王立音楽院のメンバーによる室内楽団 "ARCアンサンブル"が、シモン・ラクスの知られざる音楽遺産を復興する。
CHAN-10987
サクソフォン四重奏のための作品集
サンジュレー:協奏的大四重奏曲 Op.79/ピエルネ:民謡風ロンドによる序奏と変奏
ボザ:アンダンテとスケルツォ
ギジェルモ・ラゴ(ヴィレム・ファン・メルヴィク):シウダーデス(都市)
ヒューゴ・ラインハルト:サクソフォン四重奏曲 ヘ短調
ギジェルモ・ラゴ(ヴィレム・ファン・メルヴィク):ワーズワース・ポエム(世界初録音)
ウィル・グレゴリー:ホー・ダウン
フェリオ・サクソフォン四重奏団

録音:2017年2月23日−25日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
サンジュレーやピエルネ、ボザらの名作から、21世紀の新作まで、サクソフォン四重奏のためのオリジナル作品を収録。中でも、フェリオ・サクソフォン四重奏団によって委嘱されたギジェルモ・ラゴ(オーレリア・サクソフォン四重奏団やオランダ管楽アンサンブルのメンバーとしても活動したサクソフォン奏者、ヴィレム・ファン・メルヴィクの作曲家としての名義)の「ワーズワース・ポエム」は、2017年4月にセント・ジョンズ・スミス・スクエアで初演されたばかりの作品です。
ピエルネの「序奏と変奏」が、YouTubeにてご試聴いただけます!
CHAN-10988
D.スカルラッティ:ソナタ集 Vol.1
チャプター1:ザ・パワー・オヴ・イリュージョン〜ソナタ ヘ短調 K.19、ソナタ ホ長調 K.380 「行列」、ソナタ ニ短調 K.9 「田園」、ソナタ ト短調 K.234
チャプター2:ライヴ・ハッピリー!〜ソナタ ニ長調 K.492、ソナタ イ長調 K.322、ソナタ ヘ長調 K.525、ソナタ イ長調 K.39
チャプター3:ザ・リターン・トゥ・オーダー〜ソナタ ニ短調 K.396、ソナタ ト短調 K.450、ソナタ ニ長調 K.430、ソナタ ニ短調 K.1
チャプター4:エンチャントメント・アンド・プレアー〜ソナタ ロ短調 K.197、ソナタ ヘ短調 K.69、ソナタ イ長調 K.208、ソナタ ニ短調 K.32
フェデリコ・コッリ(P)

録音:2017年7月3日ー5日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
1988年イタリア生まれのピアノの貴公子、フェデリコ・コッリがChandosに初登場!コッリは2011年ザルツブルクのモーツァルト国際コンクールで第1位に輝き、2012年のリーズ国際ピアノ・コンクールではゴールド・メダルを獲得。世界の名だたるホールへデビューを果たし、2013年の来日公演も好評を博しています。Chandosの専属アーティストとしてスタートするコッリの新たなプロジェクトは、ドメニコ・スカルラッティのソナタ集。知的で想像力豊かな解釈、世界が認める完璧なテクニック。モダン・スタインウェイのきらびやかなサウンドで贈る、格別のスカルラッティをどうぞ。
CHAN-10990
シューベルト:ピアノ独奏作品集Vol.3
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 Op.post, D.958
6つの楽興の時 Op.94, D.780
挨拶を送ろう D.741(リスト編曲 S.558-1)
水の上で歌う Op.72, D.774(リスト編曲 S.558-2)
バリー・ダグラス(P)

録音:2017年5月23日−24日、アイルランド
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。専属アーティストとして加わったシャンドス(Chandos)で全6巻に及ぶブラームスのピアノ独奏作品全集を完成させ、その円熟の表現が全世界で賞賛を浴びているダグラスが次に歩むシューベルトのピアノ作品集。 第3巻では、シューベルト晩年の3大ソナタの一つ「ピアノ・ソナタ第19番」と、『いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭2017』での来日公演でも披露された、名曲「楽興の時」を収録。また、フランツ・リスト編曲による歌曲からのピアノ・トランスクリプション2曲も嬉しいポイントです。
CHAN-10991
チャイコフスキー・プラス・ワン Vol.1
チャイコフスキー:「四季」 Op.37b
ムソルグスキー:展覧会の絵(オリジナル・ヴァージョン)
バリー・ダグラス(P)

録音:2018年2月16日−17日、シダーズ・ホール(ウェルズ・カテドラル・スクール、イギリス)
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。 「チャイコフスキー・プラス・ワン」は、アイルランド生まれながら、ロシア文化に深い親近感を抱いていたというバリー・ダグラスが、チャイコフスキーの主要ピアノ作品と、他のロシア作品を組み合わせてプログラムしていく新シリーズ。第1巻は、チャイコフスキーの「四季」とムソルグスキーの「展覧会の絵」、ロシア・ロマンティシズムを代表する2つの名作をカップリング。今後のプランとして、チャイコフスキーの「グランド・ソナタ」や「ドゥムカ」、ラフマニノフの「楽興の時」やレア・レパートリーなどの組み合わせを予定しているという「チャイコフスキー・プラス・ワン」。チャイコフスキー・コンクールを制した名手によるチャイコフスキー新シリーズにご期待ください。
CHAN-10992(2CD)
バルトーク:弦楽四重奏全集
弦楽四重奏曲第1番 Op.7, BB.52/弦楽重奏曲第3番BB.93/弦楽四重奏曲第5番 BB.110/弦楽四重奏曲第2番Op.17, BB.75/弦楽四重奏曲第4番 BB.95/弦楽四重奏曲第6番BB.119
アルカディアSQ〔アナ・トローク(Vn)、レスヴァン・ドゥミトル(Vn)、トライアン・ボアラ(Va)、ツォルト・トローク(Vc)〕

録音:2017年9月26日−29日&2018年4月4日−7日、ポットン・ホール(サフォーク)
ルーマニアのエキサイティングなクヮルテット、アルカディアSQがChandosに初登場! アルカディアSQは、2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成。 2009年ハンブルク国際室内楽コンクール、2011年アルメレ国際室内楽コンクール、2012年ウィグモア・ホール・ロンドン国際弦楽四重奏コンクール、そして2014年の大阪国際室内楽コンクールで優勝し、同世代のもっともエキサイティングなSQのひとつとして活躍しています。前作ヤナーチェクの録音はサンデー・タイムズ、フィナンシャル・タイムズで称賛を浴びるなど東欧系音楽で才覚を発揮する彼らが、ルーマニアの隣国、ハンガリーの大作曲家ベーラ・バルトークの弦楽四重奏曲全6曲を録音。数々の国際コンクールを制した確かな技巧で、バルトークの豊かなリズムと表情、哀愁と民族色を描いてゆきます。
CHAN-10994(1CD)
パリー: 交響曲第4番ホ短調(オリジナル・ヴァージョン)
バレエ音楽 「プロサーパイン」
組曲モダーンより3つの楽章 (全曲世界初録音)
ラモン・ガンバ(指)、
BBCウェールズ・ナショナルO&女声cho

録音:2017年6月27日ー29日、BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス
ドビュッシーと同じく、2018年が没後100周年となる19世紀イギリスの作曲家チャールズ・ヒューバート・ヘイスティングス・パリー(1848−1918)。「エルサレム」を始め合唱作品で多くの録音に恵まれるパリーですが、全5曲の交響曲も書いており、Chandosにはマティアス・バーメルト指揮&ロンドン・フィルによる交響曲全集(CHAN 9120-2)というロング・セラーの名盤も存在しています。 今回ラモン・ガンバが取り組むのは、交響曲第4番のオリジナル・ヴァージョンを中心に、パリー唯一のバレエ音楽「プロサーパイン(プロセルピナ/イギリス・ロマン派の詩人パーシー・ビッシュ・シェリーの詩に基づく)」、そして交響組曲としても知られる「組曲モダーン(Suite moderne)」の3曲。いずれも、19〜20世紀イギリス&アイルランドの音楽を専門とし、パリーやスタンフォードの論文執筆、楽譜の補筆・校訂などを手がけているダラム大学のジェレミー・ディブル教授による準備・校訂によるもので、このアルバムが世界初録音です。
CHAN-10995
グラナドス:ピアノ作品集
ゴイェスカス(恋する若者たち)
サパテアード(スペイン民謡による6つの小品より)
8つの詩的なワルツ
演奏会用アレグロ ハ長調 Op.46
シャイン・ワン(P)

録音:2017年9月8日−9日、アメリカ芸術文化アカデミー(ニューヨーク)
「アール・ワイルドへのトリビュート」(CHAN-10626)で華麗なシャンドス・デビューを飾り、ピーター・ウンジャン指揮、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO(RSNO)と共演した「アメリカのピアノ協奏曲集(CHSA-5128)」が大ヒットしたアメリカの女流ピアニスト、シャイン・ワン。上海音楽院で学んだあと1997年に渡米し、マンハッタン音楽院で学士、修士を取得。ニューヨークのカーネーギー・ホールやリンカーン・センターを始め、北米、南米、ヨーロッパ、アジアの各地で鋭い音楽性と傑出した才能を披露しています。
南米アルゼンチンのレパートリー、ヒナステラのピアノ協奏曲第2番(CHAN-10923)でも好演を聴かせてくれたシャイン・ワン。今度はスペインのエンリケ・グラナドスのソロ・アルバムが登場!
グラナドスの天才性を色濃く反映した代表作「ゴイェスカス」を中心に、高度な技術と複雑な語法が使われたグラナドスのピアノ作品を、詩情深く色彩豊かなピアノで描いてゆきます。
CHAN-10996
フレンチ・モーメンツ
ルーセル:ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.2
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト長調
フォーレ:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.120
ニーヴ・トリオ〔アナ・ウィリアムズ(Vn)、ミハイル・ヴェセロフ(Vc)、エリ・ナカムラ(P)〕

■録音:2017年10月19日−21日、ポットン・ホール(サフォーク)
アメリカ、ロシア、日本の若き才能が集い、2010年に結成されたアメリカのピアノ三重奏団、"ニーヴ・トリオ(Neave Trio)"。ゲール語で「明るく」、「晴れやかな」といった意味の名前を持つ、フレッシュでアイディアに満ち溢れた若きトリオのセカンド・アルバムは、ルーセル、ドビュッシー、フォーレの作品からなるフレンチ・プログラム! ニーヴ・トリオは、2017年秋からは、ロンジー音楽院バード・カレッジのファカルティ・アンサンブル・イン・レジデンスに加わるなど、着実にステップアップを続けています。
CHAN-10997
シンフォニック・ユーフォニアム Vol.2
ヴォーン・ウィリアムズ):テナー・テューバ協奏曲変ロ短調(デイヴィッド・チャイルズ&ロドニー・ニュートンによるバス・テューバ協奏曲ヘ短調からの編曲/このバージョンによる世界初録音)
エドワード・グレッグソン(b.1945):ユーフォニアム協奏曲(世界初録音)ポール・ミーラー(b.1975):ユーフォニアム協奏曲(世界初録音)
マイケル・ボール(b.1946):ユーフォニアム協奏曲(作曲者自身によるオリジナルのブラス・バンド版からの編曲/世界初録音)
デイヴィッド・チャイルズ(ユーフォニアム)、
ベン・ジャーノン(指)BBCフィルハーモニック

録音:2019年1月3日−4日、メディア・シティUK(サルフォード)
000年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー・コンペティションのファイナリストとしてテレビ放映された際に、マーティン・ウィルビーの世界初演を成功させ、一躍世界的ユーフォニアム奏者の仲間入りを果たした、デイヴィッド・チャイルズ。その後多くの現代作曲家がデイヴィッド・チャイルズのために作品を書き、一流のオーケストラやブラス・バンドと共演、現代最高のユーホニアム奏者、金管楽器奏者の一人として華々しく活動しています。
その驚くべきテクニックと甘く魅力的な表現力で称賛を浴びた「シンフォニック・ユーフォニアム」(CHAN 10830)の続編がついに登場。注目ポイントは、1954年に史上初めて書かれたテューバ協奏曲であり、現代でもテューバの最重要レパートリーとなっているヴォーン・ウィリアムズのテューバ協奏曲を、デイヴィッド・チャイルズ自身とイギリスの作曲家ロドニー・ニュートンがユーフォニアム(テナー・テューバ)のために編曲したユーフォニアム協奏曲(このバージョンでは世界初録音)。そして、グレッグソン、ポール・ミーラー、マイケル・ボールらイギリスの作曲家たちがデイヴィッド・チャイルズのために書いたユーフォニアム協奏曲(いずれも世界初録音)を収録。低音楽器とは思えない繊細で機敏なサウンド、多彩な音色で表現される豊かな表情は金管楽器関係者必聴です!
CHAN-10998
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.7
ピアノ・ソナタ第8番イ長調 Hob.XVI-5(ディヴェルティメント)
ピアノ・ソナタ第46番ホ長調 Hob.XVI-31
ピアノ・ソナタ第13番ト長調 Hob.XVI-6(パルティータ)
ピアノ・ソナタ第57番ヘ長調 Hob.XVI-47
ピアノ・ソナタ第58番ハ長調 Hob.XVI-48
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/YAMAHA CFX)

録音:2017年12月17日−19日、ポットン・ホール(サフォーク)
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者として人気を博し、現在ではハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立したジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト。ハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求し、YAMAHA CFXピアノのクリアーで鮮やかな音色、ポットン・ホールの暖かくアコースティックな響きで好評を得たこの録音プロジェクトは、これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに選ばれています。
シリーズ第7弾では、偽作説のあるいくつかのソナタを含む、あまり演奏機会の少ない作品を収録。ハイドンを「常に新しい解釈の扉が開かれている作曲家である」と捉え、新しい世界の構築に挑み続けるバヴゼが、知的な解釈を存分に発揮して臨むハイドン・プロジェクト最新作に乞うご期待!
CHAN-10999
リヴァイヴ〜サクソフォン四重奏のためのバロック・アレンジメント
パーセル:ロンドー(劇付随音楽 「アブデラザール、またはムーア人の復讐」 Z.570より)*
バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番BWV.1068より 第2楽章)*、
前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV.857(平均律クラヴィーア曲集第1巻より 第12番)**、
前奏曲とフーガ ト短調 BWV.885(平均律クラヴィーア曲集第2巻より 第16番)**、
バディネリ(管弦楽組曲第2番BWV.1067より 最終楽章)*、羊は安らかに草を食み(カンタータ 「楽しき狩こそわが悦び」 BWV.208より)*、
ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048*
ヘンデル:サラバンド(クラヴサン組曲ニ短調 HWV.437より 第4楽章)*、
「水上の音楽」より 3つの楽章〔アラ・ホーンパイプ(第2組曲ニ長調 HWV.349より)、ブーレ(第2組曲ニ長調 HWV.349より)、メヌエット2(第3組曲ト長調 HWV.350より)〕*
バード:パヴァンとジーグ*
バッハ
:フーガ ト短調 BWV.578*
コレッリ:アダージョ(合奏協奏曲 Op.6-8 「クリスマス協奏曲」より 第2楽章)*
バッハ:イタリア協奏曲 BWV.971#

編曲:イアン・ファリントン(世界初録音)*/ラインハルト・フック**/栃尾克樹&フェリオ・サクソフォン四重奏団#
フェリオ・サクソフォン四重奏団

録音:2018年2月19日−21日、殉教者聖シラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
ロイヤル・オーヴァー=シーズ・リーグのアンサンブル・コンクール2015、フィルハーモニアO&マーティン・ミュージカル・スカラーシップのアンサンブル賞2015、タンネル・トラスト賞2014/2015、パーク・レーン・グループ・アーティスト2015/2016など数々の賞を受賞し、セント・ジョンズ・スミス・スクエアのヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー2016/2017に見事選ばれたイギリスの新進気鋭のサクソフォン・クヮルテット、フェリオ・サクソフォン四重奏団。サクソフォン四重奏のためのオリジナル作品集(CHAN 10987)に続くChandos第2弾は、アレンジ作品集!
「G線上のアリア」や「バディネリ」、「水上の音楽」、「クリスマス協奏曲」など、バロック時代の名曲が満載。「平均律クラヴィーア曲集」と「イタリア協奏曲」を除く全作品をアレンジしたのは、ロンドンの王立音楽アカデミーとケンブリッジ大学で学んだイアン・ファリントン。ピアニスト、オルガニスト、作編曲家として多彩に活動しながら、特に大規模なオーケストラ作品の小編成版アレンジで人気を誇る名アレンジャーです。ファリントンの編曲版はすべて世界初録音。

CHAN-20030
女流作曲家のヴァイオリン作品集
エイミー・ビーチ:ヴァイオリン・ソナタ.イ短調 Op.34
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22
エセル・スマイス:ヴァイオリン・ソナタ.イ短調 Op.7
エイミー・ビーチ:ロマンス.イ長調 Op.23、
 インヴォケーション(祈り) Op.55
タスミン・リトル(Vn)、
ジョン・レネハン(P)

録音:2018年6月12日−14日、ポットン・ホール(サフォーク)
知られざる作品の探求、そしてイギリス音楽の伝導者として長いキャリアを歩む英国の名女流ヴァイオリニスト、タスミン・リトル。ブラームスのヴァイオリン・ソナタ集(CHAN 10977)に続くリトルの録音は、ドイツのクララ・シューマン(1819−1896)、アメリカのエイミー・ビーチ(1867−1944)、そしてイギリスのエセル・スマイス(1858−1944)といった、時代を切り拓いてきた偉大な女流作曲家たちによるヴァイオリンとピアノのための作品集。クララ・シューマンはもちろんのこと、ビーチ、スマイスともロベルト・シューマンとブラームスから影響を受けた3名の作品を、タスミン・リトルの暖かく熟練したヴァイオリンで贈ります。
CHAN-20031
サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.1
ピアノ協奏曲第1番ニ長調 Op.17
ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.22
ピアノ協奏曲第4番ハ短調 Op.44
ルイ・ロルティ(P)、
エドワード・ガードナー(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2018年1月4日(第1番)、1月5日(第2番)、1月13日(第4番)、メディアシティUK(サルフォード、イギリス)
カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ。イギリスの若き盟主、エドワード・ガードナーとはプーランク(CHAN 10875)やシマノフスキ(CHSA-5115)のアルバムで共演し抜群のコンビネーションを魅せてきました。ロルティとガードナーの新たなレコーディング・プロジェクトは、サン=サーンスのピアノ協奏曲全集が始動!
フランス系カナダ人ピアニストのルイ・ロルティは、1984年の第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位に輝き、同年のリーズ国際ピアノ・コンクールで4位入賞。1986年に録音されたデビュー盤「ショパン:練習曲全集」(CHAN 8482)は、ロルティの原点でありながら最高傑作として現在でも高い評価を得ており、英BBCミュージック・マガジン誌では「比類なき名ピアニストたちによる50の名演の1つ」と激賞されています。ショパン弾きやベートーヴェン弾きとして高い地位を確保するほか、ラヴェルやフォーレ、プーランクといった”フランスもの”の定評も高いロルティが弾くサン=サーンスにご注目ください!
CHAN-20032
ファリャ:歌劇 「はかなき人生」 ファンホ・メナ(指)、
BBCフィルハーモニック、RTVE交響cho
ナンシー・ファビオラ・エレーラ(Ms)、クリスティーナ・ファウス(Ms)、アキレス・マチャド(T)、ホセ・アントニオ・ロペス(Br)、ラケル・ロヘンディオ(S)、ジュゼップ・ミケル・ラモン(Br)、セグンド・ファルコン(フラメンコ)、グスタボ・ペーニャ(T)、ビセンテ・コベス(G)

録音:2018年3月15−16日、メディア・シティUK(サルフォード)
ジャナンドレア・ノセダの後任として2011年〜2018年までBBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクター(首席指揮者)を務め、現在はシンシナティ5月音楽祭の首席指揮者、スペイン国立Oの首席客演指揮者(Director Asociado)を務めるスペインのマエストロ、ファンホ・メナ。スペイン音楽のスペシャリストであるメナが、母国スペインの音楽を世界へ発信する人気シリーズ「ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ」の最新作はファリャへ帰還!
ファリャの最初の偉大な作品であり、メナが「スペイン・オペラの最高峰」と語る歌劇「はかなき人生」。メナは2018年6月9日に、BBCフィルの首席指揮者としての最後のブリッジウォーター・ホール・コンサートをファリャの「はかなき人生」で締めくくっており、その翌10日−11日にスタジオ録音されたのがこのアルバムです。
CHAN-20033
再発見のライシャ Vol.2〜アントン・ライヒャ:ピアノ作品集
フーガ様式による練習曲 Op.97より 第1番〜第13番(世界初録音)
フーガ Op.36-12(ピアノのための36のフーガより)
イヴァン・イリッチ(P)

録音:2018年3月28日ー30日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
チェコ出身、ドイツとフランスで活躍したアントワーヌ・ライシャ(1770ー1836)(チェコ語ではアントニーン・レイハ、ドイツ語ではアントン・ライヒャ)は、ベートーヴェンと同年の生まれであり生涯にわたっての友人でもあった作曲家。パリ音楽院では作曲科の教授としてリストやベルリオーズ、フランク、グノーらを教えています。
現代では木管五重奏のためのレパートリーの貢献で知られていますが、その作品の大部分は録音されていない多数のピアノ独奏作品であり、フランス国立図書館に所蔵されていたライシャの写本は近年になってようやく出版されはじめています。
第2巻では、若い作曲家や鍵盤楽器演奏家のために書かれた34の練習曲集のうち第1番〜第13番を収録。およそ100年前に完成したバッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」と同じように、多種多様なスタイルが取られたライシャの重要作の1つです。
CHAN-20034
R・シュトラウス:協奏的作品集
ブルレスケ ニ短調 TRV 145(
二重コンチェルティーノ TRV 293(クラリネットとファゴットのための〔弦楽オーケストラとハープを伴う〕)
ロマンス 変ホ長調 TRV 80(クラリネットと管弦楽のための)
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 TRV 110(ヴァイオリンと管弦楽のための)
マイケル・コリンズ(Cl&指)
タスミン・リトル(Vn)、
ジュリー・プライス(Fg)、
マイケル・マクヘイル(P)、
BBC響

録音:2018年4月18日−19日、LSOセント・ルークス(ロンドン)/2018年9月21日、スタジオ1(メディア・ヴェール、ロンドン)
ロンドン・シンフォニエッタやフィルハーモニアOの首席奏者を歴任し、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍した現代最高のクラリネット奏者の一人、マイケル・コリンズ。現在は、2010年〜2018年まで首席指揮者を務めたシティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアを始め、フィルハーモニア管、ASMF、アルスター管、兵庫芸術文化センターOを指揮するなど、指揮者としての活躍も拡げています。
Chandosからも、ウェーバー(CHAN-10702)やクルーセル(CHSA 5187)など、優れた吹き振りアルバムをリリースしてきたコリンズの最新作は、R・シュトラウスの協奏的作品集。シュトラウスの最初の協奏的作品となった「ロマンス」と、シュトラウスの最後の器楽作品である「二重コンチェルティーノ(二重小協奏曲)」では、自ら熟練のクラリネットを聴かせ、その他の作品でも充実の指揮を披露。また、ヴァイオリン協奏曲では、イギリスの名ヴァイオリニスト、タスミン・リトルがソリストを担っているところも大きなポイントです。
CHAN-20035
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.3
ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451
ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450/ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 K.452*
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
ガボール・タカーチ=ナジ(指)、
マンチェスター・カメラータ、
レイチェル・クレッグ(Ob)*、
フィオナ・クロス(Cl)*、
ナオミ・アザートン(Hrn)*、
ベン・ハドソン(Fg)*
※使用ピアノ:Yamaha Model CFX

録音:2018年4月9日−11日、ストーラー・ホール(ハンツ・バンク、マンチェスター)
フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ハイドンの協奏曲集(CHAN 10808)に続く古典派協奏曲としてスタートを切ったモーツァルトのピアノ協奏曲集。第3弾はピアノ協奏曲第15番と第16番、そしてピアノと管楽のための五重奏曲。いずれも、28歳のモーツァルトが1784年の3月に完成させた3曲です。指揮とオーケストラは、ハイドンや前作までと同じく、タカーチSQの創設者でもあり、近年は指揮者として活躍を広げているハンガリーの巨匠、ガボル・タカーチ=ナジとイギリス有数の室内O"マンチェスター・カメラータ"。五重奏曲では、マンチェスター・カメラータのメンバーを務める名手たちと共演。 レパートリーによって使用ピアノも使い分けているバヴゼ。ハイドンやモーツァルトのレコーディングではYAMAHAピアノを使用しており、今回もヤマハCFXモデルを使った美しくも軽やかなタッチと色彩あふれる音色で、芳潤なるモーツァルトを贈ります。
CHAN-20036
エリック・コーツ:管弦楽作品集 Vol.1
ザ・メリーメイカーズ(小序曲)
結婚式の道化師(バレエからの組曲)
ダンシング・ナイツ(演奏会用ワルツ)
バラッド Op.2(弦楽オーケストラのための)
2つの交響的狂詩曲(ポピュラー・ソングによる)

スリーピー・ラグーンにて(ヴァルス=セレナード)
ロンドン〔ロンドン・エヴリデイ〕(管弦楽のための組曲)
ジョン・ウィルソン(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2019年1月9日−10日、メディア・シティUK(サルフォード)
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍し、Chandosでは、リチャード・ロドニー・ベネット、そしてアーロン・コープランドの管弦楽作品集で圧倒的な評価を築いてきたジョン・ウィルソン。
絶好調のジョン・ウィルソンがコルンゴルト(CHSA 5220)と並行してスタートを切るのは、英国のライト・ミュージックの全盛期を代表するコンポーザー=コンダクター、エリック・コーツ(1886−1957)の管弦楽作品集。
初期にはアーサー・サリヴァンやエドワード・ジャーマンの影響を受け、ジャズやダンス・バンドの要素を取り入れながら独自に進化していったエリック・コーツの音楽。
「スリーピー・ラグーンにて(バイ・ザ・スリーピー・ラグーン)」や「ナイツブリッジ行進曲(組曲『ロンドン』の終楽章)」など、そのキャッチーなメロディーで世界に親しまれ続けてきたナンバーを、長年エリック・コーツの作品を演奏してきたジョン・ウィルソンの軽やかな指揮で贈ります。
CHAN-20037
旅〜フルートとギターのための作品集
パウロ・ベリナッチ(b.1950):ビー玉遊びのバイヨン*
ラヴェル: ハバネラ形式の小品**
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番*
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より アリア**
パガニーニ
:カンタービレ Op.17**
プーランク:3つの無窮動**
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14*
イベール::間奏曲**
ドニゼッティ:人知れぬ涙(歌劇 「愛の妙薬」より)*
ショスタコーヴィチ:映画音楽 「第一梯団」より ワルツ*
フォーレ:パヴァーヌ: Op.50**
ピアソラ:タンゴの歴史**
リサ・フレンド(Fl)、
クレイグ・オグデン(G)**、
アクアレル・ギター四重奏団*

録音:2018年10月26日−28日、80ヘルツ・スタジオ(マンチェスター)
英国の大ヴァイオリニスト、ロドニー・フレンドの愛娘リサ・フレンドは、16歳からニューヨーク・フィルのフルート奏者ルネ・シーバートに師事し、英国王立音楽大学ではスーザン・ミランの下で学び、現在はソリストとして活躍中。イギリスのSignum ClassicsやChamps Hill Recordsなどからソロ録音を発売し人気を集めてきたリサ・フレンドのChandosレコーディング第3弾は、ブラームスからブラジルのベリナッチまで、フルートとギターのための幅広いレパートリーを旅する魅惑のプログラム。イベール:とピアソラのオリジナル作品の他は、「フルートとギター」、あるいは「フルートとギター四重奏」の編成のためにアレンジ&トランスクリプションされたもので、ブラームス、ラフマニノフ、フォーレ、パガニーニ、ヴィラ=ロボスらの名曲が快活で新鮮なサウンドで蘇ります。
このプログラムで、単なる伴奏者ではなく重要な役割を果たすのは、90年代のChandosを中心に多くの名録音を残してきたイギリスの名ギタリスト、クレイグ・オグデンと、オグデンやゴードン・クロスキーの指導の下に王立ノーザン音楽大学で結成され、世界でも有数のギター四重奏団として活躍するアクアレル・ギター四重奏団です。
CHAN-20038
サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.2
オーヴェルニュ狂詩曲 ハ長調 Op.73
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 Op.29
アレグロ・アパッショナート 嬰ハ短調 Op.70
ピアノ協奏曲第5番 「エジプト風」
ルイ・ロルティ(P)、
エドワード・ガードナー(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2018年1月13日(オーヴェルニュ狂詩曲)、2月20日&25日(その他の作品)、メディアシティUK(サルフォード、イギリス)
カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ。イギリスの若き盟主、エドワード・ガードナー。これまで、プーランク(CHAN 10875)やシマノフスキ(CHSA-5115)のアルバムでも共演し抜群のコンビネーションを魅せてきた二人による充実のサン=サーンス第2弾。ピアノ協奏曲第1番、第2番、第4番を収録した前作(CHAN 20031)に引き続き、ピアノ協奏曲第3番&第5番を収録しピアノ協奏曲全集を完成させ、ピアノと管弦楽のための小品としては「オーヴェルニュ狂詩曲」、「アレグロ・アパッショナート」をカップリングして見事なアルバムに仕立て上げています。
1869年に作曲され、サン=サーンス自身のピアノ独奏で初演されたものの、その実験的なハーモニーから論争を巻き起こしたいう「第3番」。1885年と1886年のエジプト滞在時に主に作曲され、第4番から約20年後となる1896年に完成した最後のピアノ協奏曲、「第5番」。
ショパン弾きやベートーヴェン弾きとして高い地位を確立し、ラヴェルやフォーレ、プーランクといった”フランスもの”でも定評の高いルイ・ロルティの、洗練された上質なサン=サーンスにご期待ください!

CHAN-20041S(6CD)
日本向け1000セット
完全限定生産
特価
マーラー:交響曲集

CD1: 交響曲第1番ニ長調《巨人》/花の章
CD2: 交響曲第3番ニ短調(第1楽章〜第3楽章)
CD3: 交響曲第3番ニ短調(第4楽章〜第6楽章)
 亡き子をしのぶ歌
CD4: 交響曲第4番ト長調
 さすらう若人の歌
CD5: 交響曲第5番嬰ハ短調
CD6: 交響曲第6番イ短調《悲劇的》
 交響的前奏曲
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管cho(CD2-3)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管少年cho(CD2-3)リンダ・フィニー(Ms/CD2-4)

録音:CD1: 1993年11月15日−16日シティ・ホール(グラスゴー)、
CD2&3: 1991年10月20日、22日&24日ケアード・ホール(ダンディー)
CD4: 1990年11月27日&29日ケアード・ホール(ダンディー)
CD5: 1989年10月23日−24日ケアード・ホール(ダンディー)
CD6: 1992年11月8日−9日ケアード・ホール(ダンディー)
※木幡一誠氏による書き下ろしライナーノート付き!
※新規デザインによるスリムボックス仕様!
※ボックス内の各ディスクのスリーヴケースには、オリジナルのジャケット・デザインを使用(予定)!
「交響曲第6番」は、湧々堂・殿堂入り名盤!
2017年6月7日に80歳を迎えたヤルヴィ一族の長であり、エストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィ。1989年から1993年にかけて録音が行われ、ヤルヴィ節全開の爆演として親しまれながらも、廃盤の状態が続き入手が極めて困難となっていたロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団とのマーラーの交響曲集が、日本向け完全限定生産のボックスセット仕様で復活!
ヤルヴィ&RSNOのコンビによるマーラーの交響曲5作品はいずれも80〜90年代の同コンビを代表する圧巻の快演(怪演?)ですが、中でも特に、超高速テンポで一心不乱に突き進み、初出時には余白に「交響的前奏曲」を加えて1枚組のCDとして発売され、ファンの度肝を抜いた「交響曲第6番《悲劇的》」(演奏時間は約72分32秒)の復活は大いに歓迎されることでしょう!
生誕80周年記念リリースの大本命!ネーメ・ヤルヴィ&RSNOのマーラーBOXが堂々の登場です!
追加生産無しの限定生産商品のため、納品が配分となる可能性がございます。予めご了承下さい。
CHAN-20077
アリアーガ:管弦楽作品集
序曲 「幸福な奴隷」
エルミニー(ソプラノと管弦楽のためのカンタータ)*
序曲 ニ長調 Op.20
歌劇 「メデア」 のアリア(Hymen! viens dissiper une vaine frayeur)*
大管弦楽のための交響曲 ニ短調
ファンホ・メナ(指
BBCフィルハーモニック、
ベーリト・ノルバッケン・スールセット(S)*

録音:2018年3月15−16日、メディア・シティUK(サルフォード)
ジャナンドレア・ノセダの後任として2011年〜2018年までBBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクター(首席指揮者)を務め、現在はシンシナティ5月音楽祭の首席指揮者、スペイン国立Oの首席客演指揮者(Director Asociado)を務めるスペインのマエストロ、ファンホ・メナ。スペイン音楽のスペシャリストであるメナが、母国スペインの音楽を発掘する人気シリーズ「ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ」の最新作。これまでの、ファリャ、トゥリーナ、アルベニス、モンサルバーチェらから少し時代を遡り、「スペインのモーツァルト」の異名を誇る夭逝の天才作曲家、ホアン・クリソストモ・アリアーガ(1806−1826)の音楽が登場!
CHAN-20078
ルース・ギップス:管弦楽作品集
交響曲第4番 Op.61(世界初録音)
交響詩 「甲冑騎士(ナイト・イン・アーマー)」 Op.8(世界初録音)
交響曲第2番ロ長調 Op.30
管弦楽のための歌 Op.33(世界初録音)
ラモン・ガンバ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2018年2月12日ー14日、BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)
ルース・ギップス(1921−1999)は、王立音楽カレッジ、ダラム大学で学び、ゴードン・ジェイコブ、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズらに師事。ピアノとオーボエの名手として活躍し、33歳以降は手の怪我により作曲と指揮に専念。当時、まだ男性中心であった音楽界の中で強い個性を発揮し、イギリス音楽史に確かな足跡を刻んできました。
ギップスの代表作である「交響曲第2番」(第2次世界大戦に触発されて書いた、1楽章形式の作品)を除く3曲は世界初録音です。


CHAN-20079
バッハ:イタリア協奏曲、他
バッハ:パルティータ第4番ニ長調 BWV.828
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004よりフェルッチョ・ブゾーニ編曲独奏ピアノ版)
フェデリコ・コッリ(P)

録音:2018年5月17日ー19日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
1988年イタリア生まれのピアノの貴公子、フェデリコ・コッリのChandos第2弾!☆スタインウェイの高貴な音色で贈る、バッハ=ブゾーニの「シャコンヌ」!フェデリコ・コッリは2011年ザルツブルクのモーツァルト国際コンクールで第1位に輝き、2012年のリーズ国際ピアノ・コンクールではゴールド・メダルを獲得したイタリア出身の有望ピアニスト。世界の名だたるホールでコンサートを行い、2018/19シーズンでは、ニューヨーク・リンカーン・センター、ベルリン・コンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウでリサイタル・デビュー、ウィグモア・ホール、ルツェルン音楽祭へ初登場を果たすなど、ますます活躍を拡げています。
Chandosの専属アーティストとして最初に録音したドメニコ・スカルラッティのソナタ集(CHAN 10988)では、そのきらびやかで情熱的な演奏に英インターナショナル・ピアノ誌や英ザ・タイムズ紙から五つ星の好レビューが付けられました。第2弾ではバッハの「クラヴィーア練習曲集」からの「パルティータ第4番」と「イタリア協奏曲」そして、ブゾーニ編曲の「シャコンヌ」という綿密なプログラムを録音。前作に引き続きモダン・スタインウェイの高貴な音色を響かせ、想像力豊かで刺激的なバッハをお届けします。
CHAN-20080
アンタイル:管弦楽作品集Vol.3
マッコンキーズ・フェリー(演奏会用序曲)
世界の首都(バレエ音楽からの管弦楽のための組曲)
金の鳥(ピアノのための/作曲者自身による管弦楽版/世界初録音)
打ち上げ花火の夜想曲(世界初録音)
交響曲第1番 「ジンガレスカ」
ヨン・ストゥールゴールズ(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2018年5月31日&6月1日、メディア・シティUK(サルフォード)
2008年から2015年までヘルシンキ・フィルの首席指揮者を担い、現在はBBCフィルハーモニックとカナダ・ナショナル・アーツ・センターOの首席客演指揮者、ラップランド室内Oの芸術監督を務めているフィンランドを代表するマエストロ、ヨン・ストゥールゴールズ。2014年〜2015年に発売された「シベリウス:交響曲全集(CHAN 10809)」と「ニールセン:交響曲全集(CHAN 10859)」、2つの「生誕150周年記念盤」の世界的ヒットによって一躍脚光を浴びた俊英、ストゥールゴールズが2017年に新たにスタートしたジョージ・アンタイル(1900−1959)の管弦楽作品集。第3巻では、前衛音楽の旗手として注目を浴びていた若きアンタイルが20代前半に書いた交響曲第1番「ジンガレスカ(ジプシー風)」を中心に、「金の鳥(The Golden Bird)」、「打ち上げ花火の夜想曲(Nocturne in Skyrockets)」の2曲の世界初録音を含む、アンタイルの作曲家人生全体にわたるコレクションを収録しています。
CHAN-20081
バヴゼ・プレイズ・シューマン〜大ソナタ
大ソナタ(ピアノ・ソナタ第3番) ヘ短調 Op.14
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
3つの幻想小曲集 Op.111
暁の歌 Op.133
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)

録音:2018年7月4−6日、ポットン・ホール(サフォーク)
フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ドビュッシーやラヴェル等フランス音楽の権威として名声を誇り、Chandosレーベルでは、ベートーヴェン、ハイドン、モーツァルトらの録音でも定評を得てきたバヴゼが、ロマン派音楽へと進出。「大ソナタ(ピアノ・ソナタ第3番)」を中心とした、ロベルト・シューマンのピアノ作品集を録音。
「大ソナタ」をバヴゼが最初に発見したのは、1980年代のホロヴィッツのレコーディング。その後1985年にパリでホロヴィッツと演奏と話し合いをする機会を得ており、バヴゼもホロヴィッツと同じように、1835年のオリジナル版と1853年の改訂版の両方の要素を組み合わせたハイブリッド・バージョンで録音しています。
ハイドンやモーツァルトのレコーディングに続いて、今回のシューマンでもYAMAHA CFXモデルのピアノを使用しています。
CHAN-20082
ポーランドのヴァイオリン作品集
シマノフスキ:神話 Op.30、
 夜想曲とタランテラ ホ短調 Op.28、
 ロクサーヌの歌(歌劇 「ロゲル王」 Op.46より(パヴェウ・コハンスキ編)、
 ロマンス ニ長調 Op.23
モシュコフスキ:ギター ト長調 Op.45-2(サラサーテ編)
カルウォヴィチ:即興曲
H.ヴィエニャフスキ:伝説 Op.17、演奏会用ポロネーズ ニ長調 Op.4
ジェニファー・パイク(Vn)、
ペトル・リモノフ(P)

録音:2018年8月17日−19日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
2002年のBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーに史上最年少の12歳で輝き、Chandosから世界の舞台へと颯爽と羽ばたいたイギリス・ヴァイオリン界の麗しきミューズ、ジェニファー・パイク。エドワード・ガードナーとのメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(CHSA 5161)の録音から約3年、チェコのヴァイオリン作品集(CHAN 10827)からは約4年ぶりとなるChandosでの新録音。室内楽アルバムでは、「フランス」、「ドイツ」、「チェコ」と録音してきたパイクが、今作ではポーランドの音楽へ到達。ヘンリク・ヴィエニャフスキから、モーリツ・モシュコフスキ、ミェチスワフ・カルウォヴィチを経て、カロル・シマノフスキに至る、19世紀後半から20世紀初頭までのポーランド楽壇を俯瞰するヴァイオリンとピアノのための作品集。伴奏は、1998年のニコライ・ルビンシテイン国際ピアノ・コンクールで第1位を受賞し、レオナルト・エルシェンブロイヒ、ラウラ・ファン・デル・ハイデン、ニコラ・ベネデッティら優れた若手弦楽器奏者達との共演で活躍しているロシア系イギリス人ピアニスト、ペトル・リモノフです。
CHAN-20083
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.4
ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467*
歌劇 「ドン・ジョヴァンニ」序曲
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466*
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/Yamaha CFX)*、
ガボール・タカーチ=ナジ(指)
マンチェスター・カメラータ
※使用ピアノ:Yamaha Model CFX

録音:2018年9月7日−8日、ストーラー・ホール(ハンツ・バンク、マンチェスター)
フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ハイドンの協奏曲集(CHAN 10808)に続く古典派協奏曲としてスタートし、レコード芸術の「特選盤」(第1巻/PCHAN 10929)」、英BBCミュージック・マガジンの「コンチェルト・チョイス」(第3巻/CHAN 20035)などに選ばれてきたモーツァルトのピアノ協奏曲集。第4巻は、1785年初頭にわずか1ヵ月で書き上げられた2つの協奏曲、モーツァルトのピアノ協奏曲のなかでもとりわけ人気の高い「第20番」と「第21番」を収録。また、タカーチSQの創設者でもあり、近年は指揮者として活躍を広げているハンガリーの巨匠、ガボル・タカーチ=ナジとイギリス有数の室内O"マンチェスター・カメラータ"による「ドン・ジョヴァンニ」序曲もカップリング。
これまでのハイドンやモーツァルトのレコーディング同様、今作でもYAMAHAピアノを使用しています。
CHAN-20084
エッセンス〜リサ・フレンド・プレイズ・フォーレ&ドビュッシー
ドビュッシー(カール・レンスキ編):牧神の午後への前奏曲
フォーレ(アラン・マリオン編):夢のあとに
フォーレ
:幻想曲 Op.79
ドビュッシー(ペテル・コルマン編):月の光
ドビュッシー(アーサー・ハートマン編):亜麻色の髪の乙女
フォーレ(ロバート・ストールマン編):ソナタ イ長調 Op.13
リサ・フレンド(Fl)、
ロハン・デ・シルヴァ(P)

録音:2018年9月26日ー28日、ポットン・ホール(サフォーク)
英国の大ヴァイオリニスト、ロドニー・フレンドの愛娘リサ・フレンドは、16歳からニューヨーク・フィルのフルート奏者ルネ・シーバートに師事し、英国王立音楽大学ではスーザン・ミランの下で学び、現在はソリストとして活躍中。イギリスのSignum ClassicsやChamps Hill Recordsなどからソロ録音を発売し人気を集めてきたリサ・フレンドのChandos第2弾は、フォーレ&ドビュッシー。
「牧神の午後への前奏曲」、「月の光」、「亜麻色の髪の乙女」、「夢のあとに」など、様々な作編曲家がフルートとピアノのためにアレンジ&トランスクリプションを施してきたフォーレとドビュッシーの永遠の名曲を、リサ・フレンドの麗しき音色でお贈りします。
CHAN-20085
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲、他
11のバガテル Op.119
ディアベッリのワルツによる33の変奏曲ハ長調 Op.120
バガテル イ短調 WoO.59 「エリーゼのために」
イモジェン・クーパー(P)

録音:2018年10月8日−11日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
パリでジャック・フェヴリエとイヴォンヌ・ルフェビュール、ウィーンでイェルク・デームスとパウル・バドゥラ=スコダにピアノを学び、アルフレッド・ブレンデルの弟子としても知られるイギリスの才女イモジェン・クーパー。
シューベルトを中心に、古典派、ロマン派の独墺系レパートリーのスペシャリストとして世界的な名声を得ており、Chandosレーベルからは、リスト、ワーグナー、ブラームス、ショパン、ロベルト&クララ・シューマン等の録音をリリース。Chandos第6弾となるベートーヴェン・アルバムは、イモジェン・クーパーが「ベートーヴェンや他の作曲家によってこれまで作曲された独奏ピアノのためのもっとも偉大な作品の1つ」と評する傑作「ディアベッリ変奏曲」をメインに、Op.119のバガテル集、そして言わずと知れた名曲「エリーゼのために」をプログラム。アントン・ディアベッリの主題から展開してゆく様々な表情、アイディア、物語を、クーパーの傑出した技巧と叙情性、スタインウェイの高貴な音色でお贈りします。
CHAN-20086
シューベルト:ピアノ独奏作品集Vol.4
ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 Op.147, D.575
ピアノ・ソナタ第4番イ短調 Op.164, D.537
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 Op.120, D.664
バリー・ダグラス(P)

録音:2018年11月1日−2日、アイルランド
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。
全6巻に及ぶブラームスのピアノ独奏作品全集を完成させ、その円熟の表現が全世界で賞賛を浴びているダグラスが次に歩みを進めているシューベルトのピアノ作品集。第4巻は、シューベルトの短い生涯の中で中期の1817年〜1819年に作曲された3つのピアノ・ソナタを収録。ロ長調など実験的な調整が用いられながらも、シューベルトの豊かな旋律や詩的な才能が輝く作品を、バリー・ダグラスの高い構成力と濃密な情念で表現します。
使用ピアノは前3巻に引き続き、バリー・ダグラスがアーティスト・イン・レジデンスを務めるCITコーク音楽学校(アイルランド)のスタインウェイ・モデルD(541 687)コンサート・グランド・ピアノです。
CHAN-20087
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.8
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 Hob.XVI-11
ピアノ・ソナタ第51番変ホ長調 Hob.XVI-38
アダージョ・マ・ノン・トロッポ ト長調
ピアノ・ソナタ第6番ハ長調 Hob.XVI-10
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Hob.XVII-D1
「神よ、皇帝フランツを守り給え」による変奏曲 ト長調
ピアノ・ソナタ第59番変ホ長調 Hob.XVI-49
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/YAMAHA CFX)

録音:2018年12月19日−21日、ポットン・ホール(サフォーク)
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者として人気を博し、現在ではハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立したジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト。ハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求し、YAMAHA CFXピアノのクリアーで鮮やかな音色、ポットン・ホールの暖かくアコースティックな響きで好評を得たこの録音プロジェクトは、これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選ばれています。
シリーズ第8弾では、ウィーンの聖シュテファン大聖堂の少年合唱団を離れ、ハープシコード教師としての道を歩み始めた若きハイドンが、彼の生徒のために書いたであろう短く軽易な初期の3つのソナタ(第5番〜第7番)と、それからおよそ20年後に書かれた2つの大きなソナタ(第51番、第59番)を収録。このどちらも変ホ長調で書かれた後期の2作品は、演奏者の高い能力が要求され、ハイドンの優れた技術と創意工夫が発揮された作品です。

CHAN-20088S(25CD)
限定生産
ネーメ・ヤルヴィ〜ア・ライフタイム・オン・シャンドス
■CD1
プロコフィエフ:交響響第6番変ホ短調 Op.111
組曲「ワルツ集」Op.110
■CD2
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「カルタ遊び」
バレエ音楽「オルフェウス」
組曲「兵士の物語」*
■CD3
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
序曲「わが故郷」Op.62
■CD4
R・シュトラウス:アルプス交響曲 Op.64
4つの歌(作曲者編曲によるオーケストラ伴奏版)*〜したわしい光景Op.48-1、わが子に Op.37-3、小川 Op.88-1、あした! Op.27-4
■CD5
ラフマニノフ:交響曲第3番
交響的舞曲 Op.45*
■CD6
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
バレエ組曲第4番
■CD7
ブラームス:ハンガリー舞曲集(全曲)
■CD8
ウェーバー:序曲集
歌劇「ペーター・シュモル」J.8序曲/劇音楽「トゥーランドット」序曲と行進曲 Op.37, J.75/歌劇「シルヴァーナ」J.87序曲/歌劇「アブ・ハッサン」J.106序曲/序曲「精霊の王」Op.27, J.122/祝典序曲 Op.59, J.245/歌劇「魔弾の射手」Op.77, J.277序曲/
劇音楽「プレチオーザ」Op.78, J.279序曲/歌劇「オイリアンテ」Op.81, J.291序曲/歌劇「オベロン」J.306序曲
■CD9
コダーイ:作品集
ガランタ舞曲/組曲「ハーリ・ヤーノシュ」/ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲
■CD10
バーバー:作品集
交響曲第1番 Op.9/交響曲第2番 Op.19*/序曲「悪口学校」Op.5/弦楽のためのアダージョ Op.11*
■CD11
チャイコフスキー:劇付随音楽「雪娘」Op.12
■CD12
スメタナ:連作交響詩「我が祖国」
■CD13
ワーグナー:「ニーベルングの指環」〜 オーケストラル・アドヴェンチャー(ヘンク・デ・フリーハー編)
ジークフリート牧歌
■CD14
ハルヴォルセン:作品集
ロシア領主たちの入場/ヴァイオリンと管弦楽のための「アンダンテ・レリジオーソ」*(世界初録音)/「仮面舞踏会」からの組曲/メランコリー/交響曲第1番ハ短調
■CD15
サン=サーンス:作品集
歌劇「サムソンとデリラ」Op.47より ダンス・バッカナール/交響詩「オンファールの糸車」Op.31/交響詩「ファエトン」Op.39/交響詩「死の舞踏」Op.40/交響詩「ヘラクレスの青春時代」Op.50/アルジェリア組曲 Op.60より フランス軍隊行進曲/歌劇「黄色の姫君」Op.30より 序曲/リスボンの一夜 Op.63/スパルタクス/戴冠式行進曲ハ長調 Op.117
■CD16
スッペ:管弦楽曲集
喜歌劇「軽騎兵」序曲/喜歌劇「ボッカッチオ」序曲/ボッカッチオ行進曲/喜歌劇「スペードの女王」序曲/愉快な変奏曲/喜歌劇「詩人と農夫」序曲/喜歌劇「ファティニッツァ」のモチーフによる行進曲/喜歌劇「モデル」序曲/演奏会用行進曲「丘を上り谷を下って(いたるところに)」/喜歌劇「イサベラ」序曲/喜歌劇「美しきガラテア」序曲/行進曲「フアニータ」/喜歌劇「ウィーンの朝・昼・晩」序曲
■CD17
パリー:作品集
テ・デウム(世界初録音)*/イングランド*/アリストパネスの「鳥」からの組曲(世界初録音)/エルサレム(原典版)*+/栄光の空しさ(世界初録音)*/マニフィカト(世界初録音)+
■CD18
アッテルベリ:作品集
交響曲第6番 Op.31「ドル交響曲」/ヴェルムランド狂詩曲 Op.36/組曲第3番 Op.19-1*/交響曲第4番 Op.14「小さな交響曲」
■CD19
シャブリエ:作品集
楽しい行進曲/歌劇「グヴァンドリーヌ」序曲/ハバネラ/狂詩曲「スペイン」/ラメント/気まぐれなブーレ(モットル編)/田園組曲/喜歌劇「エトワール」より 3つの楽章/喜歌劇「いやいやながらの王様」より 2つの楽章
■CD20
ラフ:作品集
歌劇「ダーメ・コーボルト(妖精夫人)」Op.154より 序曲/狂詩曲「夕べ」Op.163b/歌劇「アルフレート王」WoO.14より 序曲/「眠れる森の美女」WoO.19より 前奏曲/歌劇「嫉妬」WoO.54より 序曲/交響曲第5番ホ長調 Op.177「レノーレ」
■CD21
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」Op.71(全曲)
■CD22
スホニュ:作品集
変容/バラード組曲 Op.92/シンフォニエッタ・ラスティカ
■CD23
フチーク:作品集
演奏会用序曲「マリナレッラ」Op.215/絵画的行進曲「叔父テディ」Op.239/演奏会用ワルツ「ドナウ伝説」Op.233/行進曲「メリー・ブラックスミス」Op.218/おどけたポルカ「小言親父」Op.210*/大管弦楽のための演奏会用行進曲/「剣闘士の入場」Op.68/演奏会用序曲「ミラマーレ」Op.247/イタリアの大行進曲「フローレンティナー」Op.214/演奏会用ワルツ「冬の嵐」Op.184/行進曲「ヘルツェゴヴィナ」Op.235/行進曲「連隊の子供たち」Op.169/ワルツ「小さなバレリーナ」Op.226/アメリカの行進曲「ミシシッピ川」Op.160(161)/演奏会用行進曲「将官旗の下に」Op.82
■CD24
イベール:作品集
寄港地/管弦楽のための 「ドゥルシネアのためのサラバンド」(映画「ドン・キホーテ」)/祝典序曲/妖精/室内管弦楽のための「ディヴェルティスマン」/管弦楽のためのロンド 「モーツァルトへのオマージュ」/室内管弦楽のための交響組曲 「パリ」/管弦楽のためのスケルツォ「バッカナール」
■CD25
シュトラウス・イン・サンクトペテルブルク
J・シュトラウス:ネヴァ川ポルカ Op.288、ペルシャ行進曲 Op.289、ロシア行進曲 Op.426、アレクサンドラ大公妃のワルツ Op.181、オルガ・ポルカ Op.196、アレクサンドリーネのポルカ Op.198、ワルツ「サンクトペテルブルクとの別れ」Op.210、田舎のポルカ Op.276*
ヨハン・シュトラウスU世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ OOp.
J・シュトラウス:大公行進曲 Op.107
オルガ・スミルニツカヤ(1837−1920):初恋 Op.14+
J・シュトラウス:ポルカ・シュネル「観光列車」Op.281、ワルツ「酒、女、歌」Op.333、戴冠行進曲 Op.183、宮廷舞踏会カドリーユ Op.116、ポルカ・マズルカ「ヴォルガのほとり」Op.425、ロシアの主題によるカドリーユ「サンクトペテルブルク」Op.255、シュネル・ポルカ「さあ踊ろう!」Op.436、ロシア風行進幻想曲 Op.353、アレクサンダー・カドリーユ Op.33
ネーメ・ヤルヴィ(指)


■CD1
スコティッシュ・ナショナルO
録音:1984年8月25日−26日、グラスゴー・シティ・ホール(グラスゴー)
オリジナルCD品番:CHAN-8359

■CD2
ロイヤル・コンセルトヘボウO、スコティッシュ・ナショナルO*
録音:1986年8月18日、ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー)*&1991年1月8日−11日、コンセルトヘボウ(アムステルダム)
オリジナルCD品番:CHAN-10193X

■CD3
スコティッシュ・ナショナルO
録音:1986年8月20日、SNOセンター(グラスゴー)
オリジナルCD品番:CHAN-8510

■CD4
フェリシティ・ロット(S)*、スコティッシュ・ナショナルO
録音:1986年12月&1987年1月、ケアード・ホール(ダンディー)
オリジナルCD品番:CHAN-8557

■CD5
LSO、フィルハーモニアO*
録音:1987年5月16日&1991年11月14日−15日*、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
オリジナルCD品番:CHAN-10234X

■CD6
スコティッシュ・ナショナルO
録音:1988年5月12日、ケアード・ホール(ダンディー)
オリジナルCD品番:CHAN-8630

■CD7
LSO
録音:1988年7月11日−13日&1989年10月13日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
オリジナルCD品番:CHAN-10073X

■CD8
フィルハーモニアO
録音:1989年4月29日−30日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
オリジナルCD品番:CHAN-9066

■CD9
CSO
録音:1990年2月15日、16日、18日&20日、オーケストラ・ホール(シカゴ)
オリジナルCD品番:CHAN-8877

■CD10
デトロイトSO
録音:1991年1月19日−20日&1993年1月29日−31日*、デトロイト・シンフォニー・オーケストラ・ホール(デトロイト)
オリジナルCD品番:CHAN-9684

■CD11
イリーナ・ミシュラ=レフトマン(Ms)、ウラディミール・グリシュコ(T)、UMSコラール・ユニオン、デトロイトSO
録音:1994年1月15日−16日、デトロイト・シンフォニー・オーケストラ・ホール(デトロイト)
オリジナルCD品番:CHAN-9324

■CD12
デトロイトSO
録音:1993年1月28日−29日&1994年3月26日−27日、デトロイト・シンフォニー・オーケストラ・ホール(デトロイト)
オリジナルCD品番:CHAN-9366

■CD13
ワーグナー:「ニーベルングの指環」〜 オーケストラル・アドヴェンチャー(ヘンク・デ・フリーハー編)
ジークフリート牧歌
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:2007年8月5日−7日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
オリジナルCD品番:CHSA-5060

■CD14
マリアンネ・トゥーシェン(Vn)*、ベルゲンPO
録音:2009年8月24日−9月2日、グリーグホール(ベルゲン)
オリジナルCD品番:CHAN-10584

■CD15
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:2011年9月14日−15日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
オリジナルCD品番:CHSA-5104

■CD16
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:2012年4月17日−18日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
オリジナルCD品番:CHSA-5110

■CD17
BBCウェールズ・ナショナルO、BBCウェールズ・ナショナルcho*、アマンダ・ルークロフト(S)+
録音:2012年5月17日−19日、BBCホディノット・ホール(カーディフ)
オリジナルCD品番:CHAN-10740

■CD18
ヨーテボリSO、サラ・トローベック・ヘッセリンク(Vn)*、ペール・ホーグベリ(Va)*
録音:2012年5月31日−6月1日、コンサート・ホール(ヨーテボリ)
オリジナルCD品番:CHSA-5116

■CD19
スイス・ロマンドO
録音:2012年6月27日−29日、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
オリジナルCD品番:CHSA-5122

■CD20
スイス・ロマンドO
録音:2013年7月9日−10日、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
オリジナルCD品番:CHSA-5135

■CD21
ベルゲンPO
録音:2013年12月9日−12日、グリーグホール(ベルゲン)
オリジナルCD品番:CHSA-5144

■CD22
エストニア国立SO
録音:2013年6月13日−14日&2014年5月15日−16日、エストニア・コンサート・ホール(タリン)
オリジナルCD品番:CHAN-10849

■CD23
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO、デイヴィッド・ハバード(ファゴット)*
録音:2015年2月16日−17日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
オリジナルCD品番:CHSA-5158

■CD24
スイス・ロマンドO
録音:2015年6月25日−27日、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
オリジナルCD品番:CHSA-5168

■CD25
エストニア国立SO、オルガ・ザイツェヴァ(S)+、エストニア国立男声cho*
録音:2012年5月1日&2015年6月29日−7月2日、エストニア・コンサート・ホール(タリン)
オリジナルCD品番:CHAN-10937


「ブックレットの日本語翻訳」付き!(ブックレットにはジェームズ・ジョリー〔英グラモフォン誌編集長〕、パーヴォ・ヤルヴィ、ラルフ・カズンズ〔シャンドス社長〕などによるライナーノーツが掲載されます)
☆ボックス内の各ディスクのスリーヴケースには、オリジナルのジャケット・デザインを使用(予定)!
80年代初めから現在までの長きに渡り、シャンドス(Chandos)へ膨大な数のレコーディングを行ってきたエストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長老にして世界的名匠ネーメ・ヤルヴィ。 その偉大なる功績を称えて製作されたシャンドスの特別なボックス・セット「ネーメ・ヤルヴィ〜ア・ライフタイム・オン・シャンドス」には、 初期の代表作であるプロコフィエフやショスタコーヴィチ、ドヴォルザーク、90年代のデトロイト響やシカゴ響との共演、2000年代に入ってからの北欧レパートリーやフレンチ・レパートリーなどから厳選された名演25タイトル(25CD)を収録! ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOやスイス・ロマンドOを筆頭とした世界的オーケストラとの共演による「ヤルヴィ節」全開の名演の数々が、エストニアの名指揮者がシャンドスと共に築き上げてきた歴史と功績の大きさを改めて伝えてくれることでしょう。ご期待下さい!

CHAN-20113
シューベルト:歌曲集 「美しき水車小屋の娘」 Op.2, D.795 ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
イアン・バーンサイド(P)

録音:2018年7月13日−14日、ポットン・ホール(サフォーク)
2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズ。
ロデリック・ウィリアムズと名歌曲伴奏者イアン・バーンサイドによる3つのシューベルト歌曲集録音プロジェクトがChandosからスタート。第1弾は、シューベルト3大歌曲集の一つ、ヴィルヘルム・ミュラーの詩に基づく歌曲集「美しき水車小屋の娘」。
歌曲、オペラ、宗教曲など数多の公演・録音に参加するロデリック・ウィリアムズですが、シューベルトは特に思い入れが深く、2017/2018シーズンにウィグモア・ホールで行われたシューベルトの3つの歌曲集の公演のために3年間集中的に勉強と演奏を行いました。このシューベルト・サイクル・プロジェクトは世界中での公演だけでなく、公開リハーサル、マスタークラス、ワークショップ、ラジオ放送などを含み、その経験をブログに詳細に綴っています。また、ロデリック・ウィリアムズは「ウィグモアでの演奏が究極のゴールではなく、研究や準備そのものが私の焦点」と語っており、この壮大なプロジェクトに加わるこのレコーディングにも大きな期待がかかります。
CHAN-20114(3CD)
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95 《セリオーソ》
弦楽四重奏曲第13番変ロ長
調 Op.130/大フーガ変ロ長調 Op.133
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
弦楽四重奏曲第
15番イ短調 Op.132/弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
ブロドスキーSQ〔ダニエル・ローランド(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕

録音:2017年10月26日−27日(Op.133&135)、2018年5月7日−10日(Op.95&131)、2018年5月21日−24日(Op.130〔カヴァティーナを除く〕&132)、2019年4月8日−10日(Op.127&130〔カヴァティーナ〕)、ポットン・ホール(サフォーク)
1972年の結成以降、世界の主要なステージで3,000を超えるコンサートを行い、60以上の録音をリリースしてきたイギリスを代表するアンサンブルの1つ、ブロドスキーSQ。2016年に発売したショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集(CHAN 10917)がロングセラーとなっているブロドスキー・クヮルテットの新録音は、ベートーヴェンの生誕250周年を鮮やかに彩る弦楽四重奏曲集3枚組BOX!
ベートーヴェンが完成させた最後の作品群であり、ベートーヴェンの偉大な業績の頂点となる後期の弦楽四重奏曲。ロシアの王子ニコライ・ガリツィンの依頼でOp.127、132、130の3つの四重奏曲を生み出し、その後Op.131と135の傑作を書き、最後に「大フーガ」の代わりとなるOp.130の終楽章を書いて完成させた後期の弦楽四重奏曲。ブロドスキーSQは、この5曲+大フーガに加え、それらの約15年前に作曲されたOp.95の「セリオーソ」も、その革新性と作曲スタイルは後期作品に繋がるものとして組み込んでいます。
CHAN-20117
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパン Vol.6
ショパン:4つのマズルカ Op.6/4つのマズルカ Op.24/モーツァルトへのオマージュ Op.2(「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による序奏と華麗なる大変奏曲変ロ長調/原曲:ピアノと管弦楽の為の/作曲者自身による独奏ピアノの為の編)/4つのマズルカ Op.67 post./2つのポロネーズ Op.40〔ポロネーズ第3番イ長調 Op.40-1 「軍隊」、ポロネーズ第4番ハ短調 Op.40-2〕/4つのマズルカ Op.41/幻想曲ヘ短調 Op.49
ルイ・ロルティ(P/ファツィオリ)

録音:2020年1月13日−15日、ポットン・ホール(サフォーク)
カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ。2010年にスタートした第1巻(CHAN10588)から10年かけて丁寧に紡いできた「ロルティ・プレイズ・ショパン」の第6巻。
前作(CHAN10943)に引き続き、ポーランドのアイデンティティと密接に結びつくマズルカとポロネーズを中心に、17歳のショパンが初めて書いたピアノと管弦楽の為の作品である「ラ・チ・ダレム変奏曲」(「ドン・ジョヴァンニ」の『お手をどうぞ』の主題による変奏曲)からのピアノ版、そしてショパン後期の見事な即興スタイルが発揮された「幻想曲ヘ短調」までの作品をイタリアの銘器ファツィオリ・ピアノで煌びやかに彩ります。もちろん、力強く勇壮な名曲「軍隊ポロネーズ」にも注目!
フランス系カナダ人ピアニストのルイ・ロルティは、1984年の第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位に輝き、同年のリーズ国際ピアノ・コンクールで4位入賞。多彩なレパートリーを持ちながらも、特に優れたショパン弾きの一人として知られ、1986年に録音されたデビュー盤「ショパン:練習曲全集」(CHAN8482)は、ロルティの原点でありながら最高傑作として現在でも高い評価を得ており、英BBCミュージック・マガジン誌では「比類なき名ピアニストたちによる50の名演の1つ」と激賞されています。
CHAN-20119
イベリアとフランシア
ラヴェル:逝ける王女のためのパヴァーヌ、道化師の朝の歌(「鏡」より)
ファリャ
:ドビュッシーの墓のための讃歌
ドビュッシー:グラナダの夕べ(「版画」より)、
 ヴィーノの門(前奏曲集第2巻より)、
 とだえたセレナード(前奏曲集第1巻より)
アルベニス:エル・アルバイシン(「イベリア」第3巻より)、
 エボカシオン、港、セビーリャの聖体祭(「イベリア」第1巻より)
モンポウ:歌と踊り 第1番
ドビュッシー
:喜びの島
アルベニス:入江のざわめき(「旅の思い出」より)
モンポウ:歌と踊り 第6番
イモジェン・クーパー(P)

録音:2019年3月25日−28日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
パリでジャック・フェヴリエとイヴォンヌ・ルフェビュール、ウィーンでイェルク・デームスとパウル・バドゥラ=スコダにピアノを学び、アルフレッド・ブレンデルの弟子としても知られるイギリスの才女イモジェン・クーパー。シューベルトを中心に、古典派&ロマン派の独墺系レパートリーのスペシャリストとして世界的な名声を獲得して来たイモジェン・クーパーの新たな境地は、「イベリアとフランシア」と題する、近代スペインとフランスのピアノ作品集!
アルベニスからドビュッシー、ラヴェル、そしてファリャを経てモンポウへと至る極彩色のプログラム。歴史的、言語的、文化的にも深い繋がりを持つカタルーニャ(アルベニスとモンポウの故郷)とフランス南部のバスク地方(ラヴェルの生地)、そしてドビュッシーを敬愛したファリャの音楽、ドビュッシーによるスペイン的な作品を結ぶという、イモジェン・クーパーならではの緻密で濃密なリサイタルです。
CHAN-20118
ハイドン:オルガン協奏曲集
協奏曲第1番ハ長調 Hob.XVIII:1(オルガンとオーボエを伴う弦楽オーケストラのための)
協奏曲第6番ヘ長調 Hob.XVIII:6(ヴァイオリン、オルガンと弦楽オーケストラのための)*
協奏曲第2番ニ長調 Hob.XVIII:2(オルガンと弦楽オーケストラのための)
イアン・クイン(Org)、
ソフィー・ジェント(Vn)*、
ジョナサン・コーエン(指)
アルカンジェロ

録音:2019年3月19日−22日、セント・メリー教区教会(サウス・ウッドフォード、ロンドン)
イアン・クインは、アメリカ、ニュー・メキシコ州のセント・ジョン大聖堂でオルガニスト兼音楽監督を務め、英米の多くの大学や教会で音楽を教えているウェールズ出身のオルガン奏者、合唱指揮者、作曲家。Chandosでは、「ロシア」、「アメリカ」、「北欧」など様々なテーマに沿ったユニークなオルガン作品集をリリースしてきました。久しぶりとなる新録音は、ハイドンのオルガン協奏曲集。
伴奏は、イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル「アルカンジェロ」が務めます。ヴァイオリンとオルガンのための二重協奏曲である第6番では、アルカンジェロの他、ラ・プティット・バンド、レトロスペクト・トリオ、イル・ガルデリーノ、水戸芸術館専属SQ「ミト・デラルコ」など多くのピリオド・アンサンブルで活躍してきた名手ソフィー・ジェントが共演します。
CHAN-20121
チャイコフスキー・プラス・ワン Vol.2
チャイコフスキー:大ソナタ ト長調 Op.37
 瞑想曲 ニ長調 Op.72-5(18の小品より)
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
バリー・ダグラス(P)

録音:2019年4月16日−17日、シダーズ・ホール(ウェルズ・カテドラル・スクール、イギリス)
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝き、世界的ピアニストの一人としてのキャリアを築いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。
「チャイコフスキー・プラス・ワン」は、アイルランド生まれながら、ロシア文化に深い親近感を抱いていたというバリー・ダグラスが、チャイコフスキーの主要ピアノ作品と、他のロシア作品を組み合わせてプログラムしていくという興味深いプロジェクト。チャイコフスキーの「四季」とムソルグスキーの「展覧会の絵」を組み合わせた第1巻に引き続き、第2巻ではチャイコフスキーの「大ソナタ」とラフマニノフの「楽興の時」をカップリングし、ロシアの偉大な傑作へと経緯を表します。
CHAN-20122(2CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集 Vol.1
弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 Op.12
弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80
弦楽四重奏曲第5番変ホ長調 Op.44-3
ドーリックSQ〔アレックス・
レディントン(第1ヴァイオリン)、ジョナサン・
ストーン(第2ヴァイオリン)、エレヌ・クレモン
(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2017年12月12日ー14日、ポットン・ホー
ル(サフォーク、イギリス)
チェコ出身、ドイツとフランスで活躍したアントワーヌ・ライシャ(1770ー1836)(チェコ語ではアントニーン・レイハ、ドイツ語ではアントン・ライヒャ)は、ベートーヴェンと同年の生まれであり生涯にわたっての友人でもあった作曲家。パリ音楽院では作曲科の教授としてリストやベルリオーズ、フランク、グノーらを教えています。
現代では木管五重奏のためのレパートリーの貢献で知られていますが、その作品の大部分は録音されていない多数のピアノ独奏作品であり、フランス国立図書館に所蔵されていたライシャの写本は近年になってようやく出版されはじめています。
第2巻では、若い作曲家や鍵盤楽器演奏家のために書かれた34の練習曲集のうち第1番〜第13番を収録。およそ100年前に完成したバッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」と同じように、多種多様なスタイルが取られたライシャの重要作の1つです。
CHAN-20124(2CD)
ブリテン:弦楽四重奏曲集&パーセル:4声のファンタジア集
ブリテン:弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.25、
 3つのディヴェルティメント、
 弦楽四重奏曲第3番 Op.94
パーセル:4声のファンタジア集〔第6番ヘ長調 Z.737/第7番ハ短調 Z.738/第8番ニ短調 Z.739/第9番イ短調 Z.740/第10番ホ短調 Z.741〕
ブリテン:弦楽四重奏曲第2番ハ長調 Op.36
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2018年10月15日ー18日、コンサート・ホール、スネイプ・モルティングス(サフォーク)
1998年に結成、第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。
2018年の結成20周年の節目としてレコーディングされたのは、ブリテンの弦楽四重奏曲全3曲と、弦楽四重奏のための「ディヴェルティメント」。そして、ブリテンが愛した作曲家、ヘンリー・パーセルのヴィオール・コンソートのための音楽も収録。注目は、エレヌ・クレモンが弾くヴィオラ。1843年フランチェスコ・ジュッザーニ制作、ブリテン=ピアーズ財団より貸与されているこの楽器は、以前はフランク・ブリッジ、そしてブリテン自身が使用していた楽器です。
CHAN-20126
シューベルト:白鳥の歌
ベートーヴェン:歌曲集 「遥かなる恋人に寄す」 Op.98
シューベルト:歌曲集 「白鳥の歌」 D.957
ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
イアン・バーンサイド(P)

録音:2019年4月30日−5月2日、ポットン・ホール(サフォーク)
2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズ。 2019年にChandosでスタートした、ロデリック・ウィリアムズと名歌曲伴奏者イアン・バーンサイドによる3つのシューベルト歌曲集録音プロジェクト。第2弾は、シューベルトの遺作歌曲集「白鳥の歌」と、ベートーヴェンの連作歌曲集「遥かなる恋人に寄す」をカップリング。作曲年代としては12年しか離れていないものの、後期古典派の香りを残すベートーヴェンと初期ロマン派の夜明けを探求しているシューベルトの2作品。ベートーヴェンの方では声を少し遠くに設定し、ピアノ・パートが目立つようにするなど、趣向を凝らした録音方法にもご注目ください。
歌曲、オペラ、宗教曲など数多の公演・録音に参加するロデリック・ウィリアムズですが、シューベルトは特に思い入れが深く、2017/2018シーズンにウィグモア・ホールで行われたシューベルトの3つの歌曲集の公演に向けて3年間集中的に研究と演奏を行いました。このシューベルト・サイクル・プロジェクトは録音や世界中での公演だけでなく、公開リハーサル、マスタークラス、ワークショップ、ラジオ放送などを含む大規模なプロジェクトで、その経験をブログに詳細に綴っています。また、ロデリック・ウィリアムズは「ウィグモアでの演奏が究極のゴールではなく、研究や準備そのものが私の焦点」と語っており、ウィグモア・ホールでのコンサートを経て更に深みを増したシューベルトの解釈と堂に入った演奏を、このレコーディングを通じてお届けします。
CHAN-20127
グレッグソン:天使の音楽〜金管楽器と打楽器のための作品集
2楽章の交響曲
新しい時代のファンファーレ
天使の音楽
PLのためのファンファーレ
フローリッシュ・フォー・アン・オケイジョン
金管八重奏のための3つのダンス・エピソード
金管五重奏曲
フィリップのためのアリア
ロンドン・ブラス、
ラモン・ガンバ(指)

ロンドン・ブラス〜レコーディング参加メンバー
■トランペット
アンディ・クロウリー(トランペット兼マネージャー)、ギャレス・スモール、ダン・ニューウェル、クリスティアン・バラクロー、フィリップ・コブ、ジェイソン・エヴァンス、ジェームズ・ファウンテン、サイモン・マンデイ
■ホルン
リチャード・ビッシル、リチャード・ワトキンス、マイケル・トンプソン、アンドルー・リトルモア
■トロンボーン
リンゼイ・シリング、バイロン・フルシャー、リチャード・エドワーズ、デイヴ・スチュワート
■ユーフォニアム
デイヴィッド・チャイルズ
■チューバ
オレン・マーシャル、エイドリアン・ミロッティ
■ティンパニ
ジョン・チャイムス、マーニー・オサリヴァン
■パーカッション
ゲイリー・ケッテル、ケヴィン・アーリー

録音:2019年6月20日−21日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
PJBEの伝統を現代まで守り続けながらも、新たなレパートリーを続々と採り入れ、その活動を発展させてきたロンドン・ブラスが繰り広げるのは、現代のイギリス楽壇、特にブラスバンドを含む金管楽器のための音楽や、吹奏楽作品の分野の重鎮として高名なエドワード・グレッグソン(1945−)の金管楽器と打楽器のための作品集という、期待度満点のプログラム!
「剣と王冠」や「王は受け継がれゆく」、「フェスティーヴォ」、各金管楽器、木管楽器のための協奏曲など、数多くの傑作を生みだしてきたグレッグソンの75歳を記念して企画されたこのロンドン・ブラスによる作品集。
金管楽器のための大編成作品である「2楽章の交響曲」や「天使の音楽(マーティン・ブラビンズによる委嘱作品)」、さらにはフィリップ・ジョーンズのメモリアル・コンサートのために作曲された「フィリップのためのアリア」や初期の重要作である「金管五重奏曲」、2017年4月のマンチェスター、チェサム音楽学校のストーラー・ホールのオープニングを祝うためにシェイラ・ストーラー女史から委嘱された「新しい時代のファンファーレ」など、まさにグレッグソンの金管アンサンブルのための歴史そのものと言える魅力あふれるプログラムを、ロンドン・ブラス(しかもユーフォニアムはデイヴィッド・チャイルズ!)のブリリアントなサウンドで楽しめるというこのゴージャスなタイトルは、金管楽器関係者、必聴必携です!
CHAN-20128
ベートーヴェン・コネクション
ヨーゼフ・ヴェルフル(1773−1812):ピアノ・ソナタ ホ長調 Op.33-3
ムツィオ・クレメンティ(1752−1832):ピアノ・ソナタ イ長調 Op.50-1
ヨハン・ネポムク・フンメル(778−1837):ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.20
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760−1812):ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.61, C211 「プロイセンのルイ・フェルディナント王子の死に寄せる悲歌」
■ボーナス・トラック 〜 ミュージカル・イラストレーションズ(ベートーヴェン等のソナタとの類似点)
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/Yamaha CFX)

録音:2019年12月17日−19日、ポットン・ホール(サフォーク)
handos(シャンドス)のリーディング・ピアニストの一人として、ドビュッシー、ハイドン、モーツァルト、そしてベートーヴェンのまとまったレコーディングをリリースしてきたジャン=エフラム・バヴゼ。
2008年から2016年にかけて、すでにベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を完成させているバヴゼが、ベートーヴェンの生誕250周年記念アルバムとして選んだのは、ヴェルフル、クレメンティ、フンメル、ドゥシーク(ドゥセック)ら、ベートーヴェンと同世代でベートーヴェンのことをよく知り交流もあった4人の作曲家たちのソナタ集。
バヴゼ自身のコメントでは「ベートーヴェンは砂漠に孤立して立つ岩ではなく、ヒマラヤ山脈のようにクレメンティ、フンメル、ドゥシーク、ヴェルフルなど大きな山に囲まれてそびえ立つ」と語られており、ボーナス・トラックの「ミュージカル・イラストレーションズ」では、それぞれの作品やベートーヴェンとの類似点が比較されるなど、非常に興味深いプログラムとなっています。
CHAN-20131
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.9
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 Hob.XVI-1/ピアノ・ソナタ第44番ヘ長調 Hob.XVI-29/ピアノ・ソナタ第41番イ長調 Hob.XVI-26/ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 Hob.XVI-7/ピアノ・ソナタ第52番ト長調 Hob.XVI-39/ピアノ・ソナタ第53番ホ短調 Hob.XVI-34
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/YAMAHA CFX)

録音:2020年7月8日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者として人気を博し、現在ではハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立してきたジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト。ハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求し、YAMAHA CFXピアノのクリアーで鮮やかな音色、ポットン・ホールの暖かくアコースティックな響きで好評を得たこの録音プロジェクトは、これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選ばれています。
シリーズ第9弾も、ハイドンの初期、中期、後期のソナタをバランスよく選び抜き、魅惑のリサイタルとして構築。ハープシコード教師としての道を歩み始めた若きハイドンが、彼の生徒のために書いたであろう第2番から、同じハ長調のソナタで、より野心的に拡張された第10番、1770年代初頭に書かれ、C.P.E.バッハや疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)の影響がみられる第41番と第44番、そして約10年後に作曲され、技術的にも音楽的にも更に高度なものが要求されるようになった第52番と第53番まで、バヴゼの詩情あふれるピアニズムでハイドンのソナタを俯瞰します。
CHAN-20132

PCHAN-20132
国内盤仕様
税込定価
バレエのためのフランス音楽集
ソーゲ:バレエ音楽 「旅芸人たち」(全曲)
マスネ
:バレエ組曲 「エロディアード」
イベール:バレエ音楽 「ジュピターの恋」(全曲)
ネーメ・ヤルヴィ(指)、
エストニア国立SO

録音:2018年5月30日−31日(ジュピターの恋)、5月31日−6月1日(エロディアード)、6月1日&4日ー5日(旅芸人)、エストニア・コンサート・ホール(タリン)
400タイトルを超える膨大な、そして多才な内容のレコーディングという偉大な業績を認められ、2018年の英グラモフォン賞において「生涯功労賞(ライフタイム・アチーヴメント賞)」を受賞したエストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィ。ヤルヴィと長い関係を築き、現在は音楽監督&首席指揮者を務めるエストニア国立SOとの新録音がChandosから登場。 これまでも多くの知られざる作品を録音し世に広めてきたネーメ・ヤルヴィ。今回も、アンリ・ソーゲ(1901−1989)の「旅芸人たち」とイベール:の「ジュピターの恋」という、あまり知られていないフランス・オペラの全曲版を収録。そして、マスネの大作「エロディアード」の組曲版を組み合わせた濃密なプログラムです。 ネーメ・ヤルヴィの魅力が存分に発揮される、華麗で劇的なフランスのバレエ音楽にご期待ください!
CHAN-20133
イギリスのヴァイオリン・ソナタ集 Vol.3
ボーウェン:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.112
アイアランド:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調
ジェイムズ・フランシス・ブラウン(b.1969):ザ・ハーツ・グレイス(世界初録音)
オルウィン:ソナティナ
エリック・コーツ:ファースト・ミーティング(1941, 1943改訂/この版による世界初録音)
タスミン・リトル(Vn)、
ピアーズ・レーン(P)

録音:2019年9月17日−19日、ポットン・ホール(サフォーク)
近代イギリスのヴァイオリン作品、特にディーリアスやエルガーの「ヴァイオリン・ソナタ」、「ヴァイオリン協奏曲」の演奏は同曲の決定的名演と絶賛される英国音楽の探究者でありスペシャリスト、タスミン・リトル。オーストラリアが生んだ当代屈指の知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンと組み、知られざる英国のヴァイオリン作品を発掘してきた好企画「イギリスのヴァイオリン・ソナタ集」。 3年ぶりのリリースとなる待望の第3巻では、「イギリスのラフマニノフ」と呼ばれたヨーク・ボーウェン(1884−1961)、イギリス印象派とも呼ばれるジョン・アイアランド(1879−1962)、映画音楽作家としても知られるウィリアム・オルウィン(1905−1985)ら、20世紀前半〜中期のヴァイオリン・ソナタとソナティナを中心に、ヴィオラのために作曲され1943年にヴァイオリン用に改訂されたエリック・コーツ(1886−1957)の「ファースト・ミーティング」、そして2016年のハートフォードシャー音楽祭でタスミン・リトルによって初演されたジェイムズ・フランシス・ブラウン(b.1969)の「ザ・ハーツ・グレイス(The Hart’s Grace)」を収録。 2020年夏以降はコンサート・プラットフォームから離れ、教育や演奏以外の活動に専念することも発表され、演奏活動からの引退が惜しまれている女帝タスミン・リトルの名技と飽くなき探求心がアルバムに込められています。
CHAN-20134
D.スカルラッティ:ソナタ集 Vol.2
ソナタ ト長調 K.144/ソナタ ト長調 K.427/ソナタ 嬰ヘ短調 K.25/ソナタ 嬰ヘ長調 K.318/ソナタ ト長調 K.431/ソナタ ハ短調 K.40/ソナタ ト短調 K.30 「猫のフーガ」/ソナタ ト短調 K.35/ソナタ ヘ短調 K.466/ソナタ ホ長調 K.531/ソナタ ト長調 K.63/ソナタ ニ短調 K.64/ソナタ イ長調 K.279/ソナタ ニ長調 K.118/ソナタ ロ短調 K.87/ソナタ ハ長調 K.95
フェデリコ・コッリ(P)

録音:2018年5月17日ー19日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
フェデリコ・コッリは2011年ザルツブルクのモーツァルト国際コンクールで第1位に輝き、2012年のリーズ国際ピアノ・コンクールではゴールド・メダルを獲得したイタリア出身の有望ピアニスト。世界の名だたるホールでコンサートを行い、2018/19シーズンでは、ニューヨーク・リンカーン・センター、ベルリン・コンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウでリサイタル・デビュー、ウィグモア・ホール、ルツェルン音楽祭へ初登場を果たすなど、ますます活躍を拡げてきました。
Chandosの専属アーティストとして最初に録音したドメニコ・スカルラッティのソナタ集(CHAN 10988)では、そのきらびやかで情熱的な演奏に英インターナショナル・ピアノ誌や英ザ・タイムズ紙から五つ星の好レビューが付けられ、イギリスの有力オンライン・サイト「Presto Classical」では、「Presto Recordings of the Year 2018」(年間トップ10のうちの1つ)に選ばれています。
第1巻では、500曲を超えるスカルラッティのソナタの中から、チャプター1からチャプター4まで独自の視点でグループにまとめてプログラムを組み立てていました。第2巻では、K.63とK.64のような対照的な2つのソナタのセットを独自に2曲ずつまとめた8セット計16曲を収録。前作に引き続き、モダン・スタインウェイの高貴な音色を活かし、気品と潤いのあるスカルラッティを聴かせてくれます。
CHAN-20135
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35*
弦楽六重奏曲ニ長調 Op.10#
アンドルー・ハヴァロン(Vn)*、
ジョン・ウィルソン(指)*、
RTEコンサート・オーケストラ*、
シンフォニア・オヴ・ロンドン・チェンバー・アンサンブル#

録音:2015年12月16日−17日、RTEスタジオ1(ダブリン/ヴァイオリン協奏曲)/2019年1月20日−22日、ポットン・ホール(サフォーク/弦楽六重奏曲)
1955年に設立された録音用オーケストラ "シンフォニア・オヴ・ロンドン"をジョン・ウィルソンが再結成し取り組んだ新たなプロジェクト、コルンゴルトの管弦楽作品集。第1弾(CHSA 5220)はその圧倒的な表現とパフォーマンスが世界で絶賛され、レコード芸術海外盤REVIEWを始め、BBCミュージック・マガジンやグラモフォン誌、ミュージックウェブ・インターナショナル、テレグラフ紙、サンデー・タイムズ紙、ディアパゾン誌、クラシカ・マガジン(仏)、アメリカン・レコード・ガイド、ライムライト・マガジン(豪)などで好レビューが続出し、BBCミュージック・マガジン賞2020にノミネートしています。
そして期待の高まるコルンゴルト第2弾では、ヤッシャ・ハイフェッツが1947年に初演しコルンゴルトのもっとも有名なコンサート作品となった「ヴァイオリン協奏曲」と、モーツァルト以来の天才作曲家と言われていた神童コルンゴルトがわずか17歳で書いた「弦楽六重奏曲」を収録。ソリストのアンドルー・ハヴァロンは、ブロドスキーSQのリーダーを長年務め、BBC響とフィルハーモニア管のコンサート・マスターを経て、現在はシドニー響のコンマスを務める名手。シンフォニア・オヴ・ロンドン・チェンバー・アンサンブルは、ハヴァロンを始め、ジェームズ・ボイド、ジョエル・ハンター、ヨナタン・オースゴールなど、様々なオーケストラ奏者、ソリストとして名前の通っている名手揃いです。
CHAN-20136

PCHAN-20136
国内盤仕様
税込定価
シベリウス:レンミンカイネン組曲
レンミンカイネン組曲 Op.22(管弦楽のための4つの伝説)
春の歌 Op.16(管弦楽のためのトーン・ポエム)
「ベルシャザールの饗宴」 Op.51 からの組曲
サカリ・オラモ(指)BBC響

録音:2018年5月22日ー23日、ワトフォード・コロッセウム
サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オヴ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。現在、BBCSOの首席指揮者に加え、ロイヤル・ストックホルム・POの首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザー、オストロボスニア室内O(フィンランド)の首席指揮者、フィンランドRSOの名誉指揮者を務めています。
2013年の首席指揮者就任以降、知られざる近現代作品の発掘、演奏に積極的に取り組み、着実に関係を深めてきたオラモとBBC響による新録音は、ロンドンのバービカン・センターでのサイクルが大きな話題を呼んでいるフィンランドの大作曲家、ジャン・シベリウス!
フィンランドの叙事詩「カレワラ」による人気曲「レンミンカイネン組曲」を中心に、初期の「春の歌」、そして「ベルシャザールの饗宴」からのあまり知られていない組曲を収録。2018年の来日ツアーでも素晴らしい演奏を聴かせてくれたオラモ&BBC響の麗しきシベリウスにご期待ください。
CHAN-20137(2CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.5
ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175*
歌劇 「偽の女庭師」序曲
歌劇 「シピオーネの夢」序曲
ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238*
歌劇 「ルーチョ・シッラ」序曲
歌劇 「羊飼いの王様」序曲
ピアノ協奏曲第8番「リュッツォウ」*
歌劇 「ツァイーデ」 序曲(交響曲第32番ト長調 K.318)
ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」*
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/Yamaha CFX)*、
ガボル・タカーチ=ナジ(指)、
マンチェスター・カメラータ


※使用ピアノ:Yamaha Model CFX
録音:2019年5月4日−5日、ストーラー・ホール(ハンツ・バンク、マンチェスター)
フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ハイドンの協奏曲集(CHAN 10808)に続く古典派協奏曲としてスタートし、レコード芸術の「特選盤」(第1巻)、英BBCミュージック・マガジンの「コンチェルト・チョイス」(第3巻&第4巻)、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」(第4巻)に選ばれるなど堅実な高評価を獲得してきたモーツァルトのピアノ協奏曲集。
第5巻は、モーツァルトのオリジナルによる最初のピアノ協奏曲となった第5番(第1番〜第4番は編曲作品のため)から第6番、第8番、第9番の初期の4作品を収録。
そしてタカーチSQの創設者でもあり、近年は指揮者として活躍を広げているハンガリーの巨匠、ガボル・タカーチ=ナジとイギリス有数の室内O"マンチェスター・カメラータ"による鮮烈な演奏で、オペラのための序曲5作品もセットにした充実の2枚組です。
いずれもモーツァルトが10代〜20代前半の頃に書かれた作品でありながら、十分に成熟した天才モーツァルトの特別な才能が鮮明に浮かび上がってきます。
これまでのハイドンやモーツァルトのレコーディング同様、今作でもYAMAHAピアノを使用しています。
CHAN-20139
ハー・ヴォイス〜ビーチ、クラーク、ファランク:ピアノ三重奏曲集
ルイーズ・ファランク(1804−1875):ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.33
エイミー・ビーチ(1867−1944):ピアノ三重奏曲 Op.150
レベッカ・クラーク(1886−1979):ピアノ三重奏曲
ニーヴ・トリオ〔アンナ・ウィリアムズ(Vn)、ミハイル・ヴェセロフ(Vc)、エリ・ナカムラ(P)〕

録音:2019年5月21日−23日、ポットン・ホール(サフォーク)
アメリカ、ロシア、日本の若き才能が集い、2010年に結成されたアメリカのピアノ三重奏団、"ニーヴ・トリオ(Neave Trio)"。ゲール語で「明るく」、「晴れやかな」といった意味の名前を持つ、フレッシュでアイディアに満ち溢れた期待の若きトリオです。 「アメリカン・モーメンツ(CHAN-10924)」、「フレンチ・モーメンツ(CHAN 10996)」といったこだわりのプログラミングで続いてきたChandosでのレコーディング、第3弾のテーマは、「女流作曲家」。パリ音楽院初の女性教師となったフランスのルイーズ・ファランク。ヘンリー・ウッド・クイーンズ・ホールOの最初の女性奏者となったイギリスのヴィオリスト、レベッカ・クラーク。アメリカの女性作曲家で初めて交響曲を作曲&出版したエイミー・ビーチ。スタイルや作風はそれぞれ異なりながらも、女性音楽家としての地位と権利を開拓してきた偉人という共通点を持つ3人のピアノ三重奏曲を組み合わせています。
CHAN-20140
エヴォーク
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲(イアン・ファリントン編曲/サクソフォン四重奏団&ピアノ版)
イアン・ファリントン(b.1977):アニマル・パレード(イアン・ファリントン編曲/サクソフォン四重奏団&ピアノ版)
ビゼー:カルメン組曲(イアン・ファリントン編曲/サクソフォン四重奏団&ピアノ版)
ペドロ・イトゥラルデ・オチョア(1929-2020):メモリーズ(サクソフォン四重奏とピアノの為の
フェリオ・サクソフォン四重奏団、
ティモシー・エンド(P)

録音:2021年5月10-12日、セント・ポール教会、ナイツブリッジ、ロンドン(イギリス)
ロイヤル・オーヴァー=シーズ・リーグのアンサンブル・コンクール2015、フィルハーモニアO&マーティン・ミュージカル・スカラーシップのアンサンブル賞2015、タンネル・トラスト賞2014/2015、パーク・レーン・グループ・アーティスト2015/2016など数々の賞を受賞し、セント・ジョンズ・スミス・スクエアのヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー2016/2017に見事選ばれたイギリスのサクソフォン・クヮルテット、フェリオ・サクソフォン四重奏団。
サクソフォン四重奏の為のオリジナル作品集(CHAN10987)、バロック作品アレンジ集(CHAN10999)に続く第3弾のアルバムは、ピアノにティモシー・エンドを迎えてショスタコーヴィチやビゼーのアレンジを中心としたものでイアン・ファリントン(b.1977)編曲による世界初演となります。イアン・ファリントンはこれまでにも数々の作品の編曲を手掛けており、今回も見事な手腕を発揮し、フェリオ・サクソフォン四重奏団とティモシー・エンドの名演をサポートしています。
CHAN-20141
イシュムラトフ:弦楽作品集
コンチェルト・グロッソ第1番 Op.28
3つのロマンス Op.22(ハープを伴うヴィオラと弦楽のための)
八重奏曲 Op.56 「未知の女の手紙」(作曲者自身の編曲による弦楽オーケス トラ版) (全曲世界初録音)
エルヴィラ ・ミスバホヴァ(Va)、
エフゲニー・ブシュコフ(指)、
ベラルーシ国立室内O

録音:2018年11月18日−20日、"Verhni Gorod" コンサート・ホール(ミンスク、ベラルーシ)
アイラット・イシュムラトフ (b.1973)は、タタールスタン共和国出身のロシア系カナダ人作曲家 。モントリオールのクレズマー・バンド「Kleztory」のクラリネッ ト奏者、作編曲家としても活動。?ショスタコーヴィチ、プロコフ ィエフ、ムソルグスキー、ラフマニノフ、チャイコフスキーらの影 響を受け、その豊かな音楽遺産を進化させてきたというイシュムラ トフの3つの弦楽作品集。 「未知の女の手紙(Letter from an Unknown Woman)」は、オーストリアの作家、シュテファン・ツヴァイクが書 いた同名の小説(『忘れじの面影』や『見知らぬ女からの手紙』の タイトルでも映画化されている作品)からインスピレーションを受 け、2017年に作曲、2018年に初演された八重奏曲。このアルバムで は、2019年3月にエフゲニー・ブシュコフ指揮ベラルーシ国立室内O によって初演された弦楽オーケストラ・バージョンで収録。 クレズマーや東欧、旧ソ連圏の音楽愛好家は要注目です!
CHAN-20142
ハイド ン:交響曲集(カール・ダーヴィト・シュテークマン編曲独奏 ピアノ版)
交響曲第92番「オックスフォード」
交響曲第75番ニ長調 Hob.I:75
交響曲第44番ホ短調 Hob.I:44 「哀悼」
イヴァン・イリッチ(P)

録音:2019年2月28日ー3月2日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
※全曲世界初録音
セルビア系アメリカ人でパリ音楽院 を優秀な成績で卒業、現在パリを拠点に活躍するエリート・ピアニ スト、イヴァン・イリッチ。フランスの伝説的名手フランソワ=ル ネ・デュシャーブルの門弟であり、ゴドフスキーやフェルドマンの 録音によって国際的に評価され、シャンドス(Chandos)では アントワーヌ・ライシャという知られざる作品を2巻にわたって取 り上げその異才ぶりを発揮してきました。 現在シャンドスが最重要ピアニストの一人として推しだすイヴァン ・イリッチ、注目のChandos第3弾は、なんとハイドンの交響曲集。 18世紀にテノール歌手、オルガン奏者、指揮者、作編曲家として活 動したドイツの音楽家カール・ダーヴィト・シュテークマン(1751 −1826)がトランスクリプションを施したピアノ独奏版全曲世界初 録音。マインツ劇場でドン・ジョヴァンニのドイツ語版初演を歌っ た他、モーツァルト、サリエリ、グルックらの歌劇を指揮&プロデ ュースするなど、主にオペラ・劇場の分野で活躍したシュテークマ ンは、鍵盤楽器の特性を引き出して華麗で劇的な表現を生み出す術 を心得ており、ハイドンの25曲の交響曲、モーツァルトの弦楽五重 奏曲やベートーヴェンの弦楽三重奏曲を鍵盤楽器用に編曲していま す。
CHAN-20143
ア・ライフ・イン・ミュージック〜ヴィンテージ・トミー・ライリー


1.サラサーテ(トミー・ライリー編):ツィゴイネルワイゼン*#
2.スカルラッティ(ジェームズ・ムーディ編):ソナタト短調L.338,K.450##
3.バッハ(トミー・ライリー編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV.1006よりジグ##
4.ラフマニノフ:セレナーデ##
5.デイヴィッド・ライリー/ロバート・ファーノン:エイジ・オヴ・イノセンス##
6.マデリーン・ドリング:イタリアン・ダンス##
7.モシュコフスキ:スペイン舞曲第2番ト短調##
8.トミー・ライリー/ジェームズ・ムーディ:ヴォイス・フロム・ザ・パスト##
9.アラン・ラングフォード:ファイアブランド##
10.ピーター・デローズ(トミー・ライリー、フランク・スティル編):ディープ・パープル*#
11.スメタナ(トミー・ライリー編):「売られた花嫁」より道化師の踊り*#
12.モーツァルト(トミー・ライリー編):「フィガロの結婚」序曲*#
13.ニューウェル・チェイス:ミッドナイト・イン・メイフェア#/ヴィック・ハメット(P)〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
14.ラファエル・エルナンデス・マリン(トミー・ライリー編):エル・クンバンチェロ#
15.ヤコブ・ゲーゼ(トミー・ライリー編):ジェラシー#
16.サム・M.ルイス/ジョー・ヤング/ハリー・アクスト(ノーマン・ウォーレン編):ダイナ#
17.ジャック・ベントリー/レジナルド・オーウェン(ジョージ・マーティン編):ボップ!ゴーズ・ザ・ウィーズル#
18.ドナルド・フィリップス:ファイアフライ*#
19.コール・ポーター(トミー・ライリー編曲/ノーマン・ウォーレン・オーケストレーション):ビギン・ザ・ビギン*#
20.ボビー・ヤング:ジン・ジンジャー*#
21トミー・ライリー/ボビー・ヤング:ノー・リミット#
22.ジェームズ・ムーディ:ブルガリアン・ウェディング・ダンス#
23.グリゴラシュ・ディニク/ヤッシャ・ハイフェッツ:ホラ・スタッカート*#
24.ジミー・リーチ(トミー・ライリー、ジェームズ・ムーディ編):18世紀ロック*#
25.伝承曲(ジェームズ・ムーディ編):アイリッシュ・メドレー*#
26.レクオーナ(トミー・ライリー編):そよ風と私*#
27.ジャン・ヴィエネル:グリスビーのブルース*#
28.トミー・ライリー/モーリス・アーノルド:ザ・レッド・フレイム*#
29.ショパン:ワルツ変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」*##
30.トミー・ライリー/ジェームズ・ムーディ:ゴールデン・ガール*##
トミー・ライリー(ハーモニカ)

1.オイヴィン・ベルグ(指)、ノルウェー放送O〔録音:1953年11月21日、NRK放送(オスロ)〕
2.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
3.録音:1970年10月15日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
4.〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
5.ノルウェー・オペラSQ、トール・フルティン(P)、クヌート・ギュットラー(Cb)
〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
6.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
7.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
8.ノルウェー・オペラSQ、ロベルト・ノーマン(G)、クヌート・ギュットラー(Cb)
〔録音:1970年10月15日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
9.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
10.フランク・スティル(P)〔デモ録音:1945年、ロンドン〕
11.ビリー・ターネント&ヒズ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ヴァラエティ・バンドボックス":1949年3月6日〕
12.ビリー・ターネント&ヒズ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ヴァラエティ・バンドボックス":1949年10月20日〕
13ヴィック・ハメット(P)〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
14.ヴィック・ハメット四重奏団〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
15.ヴィック・ハメット四重奏団〔録音:1951年、アビー・ロード〕
16.リズム・アカンパニメント〔録音:1952年4月7日、アビー・ロード〕
17リズム・アカンパニメント〔録音:1952年、アビー・ロード〕
18.ヴィレム・タウスキー(指)、ノーザン・ヴァラエティ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ジ・アル・リード・ショウ":1953年2月19日〕
19.オイヴィン・ベルグ(指)、ノルウェー放送O〔NRK放送:1953年11月21日、オスロ〕
20.NDR:1957年、ハンブルク〕
21ジェームズ・ムーディ(P)、リズム・アカンパニメント〔録音:1959年、トロッシンゲン(ドイツ)〕
22.ジェームズ・ムーディ(P)、リズム・アカンパニメント〔録音:1959年、トロッシンゲン(ドイツ)〕
ヨハン・オイアン(P)〔NRK放送:1962年4月、オスロ〕
24-27..エドワード・ルバック四重奏団〔BBC:1965年、ロンドン〕
28.ジェームズ・ムーディ(P)〔BBC:1969年、ロンドン〕
29.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1977年9月28日、NRK(オスロ)〕
30.ジェームズ・ムーディ(P)〔録音:1988年8月9日、NRK(オスロ)〕

*=未発売音源、#=モノラル録音、##=ステレオ録音
カナダ出身、イギリスで活動した伝 説的ハーモニカ奏者、トミー・ライリー(1919−2000)の様々な録音 を集成したコレクション・アルバムが登場! トミー・ライリーは1919年カナダ生まれ、8歳でヴァイオリンを、 11歳でハーモニカを学び、1935年からロンドンで、1937年からはヨ ーロッパでハーモニカ奏者として活動。ライプツィヒ音楽院でヴァ イオリンを学んでいる間にゲシュタポに捕らえられ、1939年〜1945 年まで強制収容所へ送られ、そこでヤッシャ・ハイフェッツの演奏 に基づいてハーモニカの技巧を磨く。戦後はロンドンに戻り、コン サート・ソリスト、リサイタリスト、BBCラジオやテレビのパフォ ーマー、スタジオ・ミュージシャン&作曲家として多彩に活動。 1992年には大英帝国勲章(MBE)を受賞した最初のハーモニカ奏者と なりました。 このコレクション・アルバムでは、クラシックの名曲のアレンジか ら、ジャズ、ポップスのナンバー、ライト・ミュージック、民謡な ど、様々なレパートリー全30曲を集成。今回初CD化となる、未発売 放送音源も多数収録しています。
CHAN-20144
ヴェルディ;アリア集
《群盗》 第2部 第1場より(1847)
アマーリア;私はいやな宴会を逃げ出してきたの − あなたは私のカルロの胸に − カルロが生きている?
《仮面舞踏会》 第3幕 第1場より(1859)
アメーリア;私は死にましょう、でもその前にお願い
《トロヴァトーレ》 第1部「決闘」 第2場より(1853)
レオノーラ;馬上試合に! 現れた − 穏やかな夜は静まりかえり − つつましい祈りのことば − ことばにはできない愛に
《シチリア島の夕べの祈り》 第4幕より(1855)
エレナ;アッリーゴ! ああ! 心に語りかけなさい
《シチリア島の夕べの祈り》 第5幕より
エレナ;ありがとう、愛する友よ
《海賊》 第1幕 第2場より(1848)
メドーラ;彼は帰ってこない! − この暗い考えを
《アッティラ》 プロローグ 第1場より(1846)
オダベッラ;わが祖国への聖なる愛 − 強者(つわもの)たちが獅子のように剣のもとに駆けつける時 − これが今、おまえから私に渡された
《アッティラ》 第1幕 第1場より
オダベッラ;泣くがいい − ああ! 飛んでいく雲の中に
《エルナーニ》 第1幕 第2場より(1844)
エルヴィーラ;夜になったのにシルヴァは帰ってこない! − エルナーニ!…エルナーニ、私を奪い去って − (エルナーニのことを語らないすべての者を)
《マクベス》 第1幕 第2場より(1847)
マクベス夫人;私が彼女たちに出会ったのは勝利の日だった… − 来て! 急いでここへ! − 起きろ、地獄の使者どもよ!
《マクベス》 第4幕 第2場より
マクベス夫人;まだしみがある…
《ルイーザ・ミラー》 第2幕 第1場より(1849)
ルイーザ;神よ、私を罰してください
《椿姫》 第1幕より(1853)
ヴィオレッタ;何て不思議なの!… 何て不思議なの!… 私の心に彼のことばが刻まれる! − ああ、きっと彼なのよ(ああ、そはかの人か) − 全宇宙の鼓動であるあの愛 − 狂気!…狂気!… この虚しい精神錯乱 − いつも自由でいなければ(花から花へ)
オルガ・ミキテンコ(S)、
キリル・カラビッツ(指)、
ボーンマスSO

録音:2019年5月19日−23日、ギルドホール(サウサンプトン)
アテネの権威ある声楽コンクール、マリア・カラス国際声楽コンクールでグランプリを受賞するほか、バルセロナのフランシスコ・ビニャス・コンクールで第2位&特別賞、オスロのソニヤ王妃国際音楽コンクールで第1位など数々の国際的な賞を受賞してきたウクライナのソプラノ、オルガ・ミキテンコのソロ・デビュー・アルバム。キエフのウクライナ国立歌劇場のソリストとして長年活躍し、その並外れた音楽性、堅実なテクニック、深い表現力で世界中のオペラ・ハウスを彩ってきたミキテンコが歌う、情熱のヴェルディ。同郷ウクライナ出身の若き名指揮者、キリル・カラビッツとボーンマスSOの見事なサポートもポイントです。
CHAN-20145
ソリテュード
パーセル:おお孤独こそ我の最も好むところ Z.406(ブリテンによるハイ・ヴォイスとピアノ版)
シューベルト:孤独に D.620
ジョナサン・ダヴ(b.1959):アンダー・オルタード・スカイズ
バーバー:世捨て人の歌 Op.29
ジェイムズ・ギルクリスト(T)、
アンナ・ティルブルック(P)

録音:2019年6月10日−12日、ポットン・ホール(サフォーク)
医者から声楽家へと転身を遂げ、現在ではレトロスペクト・アンサンブルやバッハ・コレギウム・ジャパンなど世界各国のピリオド・オーケストラ、アンサンブルとの共演を重ねるピリオド系テノールとして、またブリテンやフィンジ、ヴォーン・ウィリアムズなど近代イギリス歌曲のスペシャリストとしても広く活躍しているジェイムズ・ギルクリスト。
ヴォーン・ウィリアムズの「旅の歌」を中心とする歌曲集(CHAN 10969)に続くChandosでのレコーディングは、「ソリテュード(孤独)」をテーマとして、パーセル(ブリテン編曲によるピアノ伴奏版)から、シューベルト、バーバー、そして現代イギリスの代表的作曲家ジョナサン・ダヴ(ドーヴ)の作品まで、様々な作風・角度から「孤独」を見つめたコンセプト・アルバム。
ブリテンやシューマン、ヴォーン・ウィリアムズの歌曲集などでも長年共演してきたピアニスト、アンナ・ティルプルックとの円熟のコンビで、孤独、悲しみ、厭世、献身などの深く豊かな感情を歌います。
CHAN-20146
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ集
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120(作曲者編曲ヴィオラとピアノ版)、
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120(作曲者編曲ヴィオラとピアノ版)、
F.A.E.ソナタより第3楽章スケルツォ(ミルトン・カティムス編曲ヴィオラとピアノ版)
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70(作曲者編曲ピアノとヴィオラ版)
フィリップ・デュークス(Va)、
ピーター・ドノホー(P)

録音:2021年4月6-8日、マールボロ・カレッジ・メモリアル・ホール、ウィルトシャー(イギリス)
イギリスの第一線のヴィオラ奏者として30年以上活躍してきたフィリップ・デュークス。ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても、ブラームスの室内楽作品集を含む多くの名盤を生み出してきたデュークスによるブラームスのヴィオラ・ソナタ集がいよいよ登場です!
フィリップ・デュークスがブラームスのクラリネット・ソナタを勉強し始めたのは、1980年代のことでした。その当時は、ヴィオラでこの曲を弾くことにやりがいを感じながらも難しさも感じていたそうです。今回この曲を録音するにあたり、改めて新しい解釈の様々な録音を、クラリネットとヴィオラ・バージョンの違いを問わず聴き、このプロジェクトに3か月という時間をかけ、満を持して収録に臨みました。長年この作品に拘ってきたフィリップ・デュークスによるブラームスの集大成ともいうべき録音です。
CHAN-20147
リリカル・クラリネット Vol.3
ドビュッシー:月の光
クライスラー:愛の悲しみ
ゴーベール:クラリネットとピアノのための幻想曲
伝マリア・テレジア・フォン・パラディス:シシリエンヌ
フォーレ:シシリエンヌ Op.78
クライスラー:美しきロスマリン
フォーレ:夢のあとに
メンデルスゾーン
:無言歌 Op.38-2
シューマン:トロイメライ Op.15-7
リスト:愛の夢第3番 S.541
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
サン=サーンス:白鳥
フランク:ヴァイオリン・ソナタ M.8
マイケル・コリンズ(Cl)、
マイケル・マクヘイル(P)

録音:2019年5月18日−19日、ポットン・ホール(サフォーク)
マイケル・コリンズの温かく美しいクラリネットの音色と深い感性が存分に発揮された叙情的プログラム「リリカル・クラリネット」。約4年ぶりにリリースされる第3弾は、ピアノ独奏曲やヴァイオリンとピアノのための作品からのアレンジものを中心にした珠玉の名曲コレクション。「月の光」、「亜麻色の髪の乙女」、「夢のあとに」、「トロイメライ」、「白鳥」、「愛の悲しみ」、「愛の夢第3番」といった、世代もジャンルも超えて広く長く愛される名曲を並べ、最後にロマン派ソナタの傑作「フランクのヴァイオリン・ソナタ」のクラリネット版で締めくくるという充実のアルバムです。クラリネットとピアノのためのオリジナル作品はゴーベールの「幻想曲」のみで、フランクのヴァイオリン・ソナタはマイケル・コリンズによる編曲、残りの作品はすべてマイケル・マクヘイルによる編曲です。
CHAN-20148
エリック・コーツ:管弦楽作品集 Vol.2
行進曲 「ロンドン橋」
管弦楽のための幻想曲 「わがままな巨人」
小ワルツ 「森のニンフ」
バレエ音楽 「魔法の庭」
セレナーデ 「フォー・ユア・ディライト」
組曲 「夏の日々」
ワルツ・ロマンス 「気だるい夜」
行進曲 「全労働者諸君」
ジョン・ウィルソン(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2019年11月14日−15日、メディア・シティUK(サルフォード)
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍し、Chandosではリチャード・ロドニー・ベネット、コープランドなどのアルバムを精力的に録音してきたジョン・ウィルソン。コルンゴルト「交響曲嬰ヘ調 Op.40」(CHSA5220)で「BBCミュージック・マガジン賞2020」の管弦楽部門賞を受賞し、レスピーギの「ローマ三部作(CHSA5261)」の録音でも絶大な評価を得ています。
英国のライト・ミュージックの全盛期を代表するコンポーザー=コンダクター、エリック・コーツ(1886−1957)の管弦楽作品集。第2巻は、コーツがクイーンズ・ホール・オーケストラの首席ヴィオラ奏者を解任された直後の1919年に初演され大ヒットし、1926年に録音された音盤は、エルガーが「ディスクが擦り切れるほど再生した」とコーツに伝えたという名曲、組曲「夏の日々(サマー・デイズ)」を始め、オスカー・ワイルドの童話に基づく「わがままな巨人」、スウェーデンの放送局に委嘱された「魔法の庭(エンチャンテッド・ガーデン)」などの代表作を収録。最後に収録された「全労働者諸君(コーリング・オール・ワーカーズ)」は、BBCのラジオ番組「Music While You Work」のテーマ曲として採用され、27年間毎日2回ずつ放送されたという、もっとも有名なコーツの作品です。
初期にはアーサー・サリヴァンやエドワード・ジャーマンの影響を受け、ジャズやダンス・バンドの要素を取り入れながら独自に進化していったエリック・コーツの音楽。かつてASVのライト・クラシック・シリーズ「White Line」でも2つのコーツ・アルバムを録音していたスペシャリスト、ジョン・ウィルソンの巧みな指揮で彩ります。
CHAN-20149
楽園にて〜フォーレ・リサイタル Vol.2
慈愛深いイエスよ(レクイエム Op.48より/ルイ・ロルティ編)
舟歌第12番変ホ長調 Op.106bis
夜想曲第11番嬰ヘ短調 Op.104-1
バラード 嬰ヘ長調 Op.19
夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.74
主題と変奏嬰ハ短調 Op.73
舟歌第1番イ短調 Op.26
舟歌第10番イ短調 Op.104-2
夜想曲第10番ホ短調 Op.99
夜想曲第13番ロ短調 Op.119
楽園にて(レクイエム Op.48より/ルイ・ロルティ編)
ルイ・ロルティ(P)

録音:2019年10月3日−4日、ポットン・ホール(サフォーク)
カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ! 近年はサン=サーンスを始めとする種々の協奏曲録音で大活躍となったロルティによる久しぶりのソロ・レコーディングは、2016年にリリースされた「夢のあとに」(CHAN 10915)に続く、待望のフォーレ・リサイタル第2巻。ロルティ自身がトランスクリプションを施した「レクイエム」からの2曲を冒頭と最後に配置し、「バラード」と「主題と変奏」の2つの傑作を軸に、夜想曲や舟歌の華麗な小品でプログラム。ラヴェルやプーランク、サン=サーンスなどフランス音楽の名盤でも人気を誇るロルティが、ガブリエル・フォーレの魅力的な旋律と和声を、ファツィオリ・ピアノの美音で綴ります。
CHAN-20150

PCHAN-20150
国内盤仕様
税込定価
カップ、リュディグ、レンバ:管弦楽作品集
ミヒケル・リュディグ(1880−1958):幻想序曲第2番ロ短調
アルトゥール・レンバ(1885−1963):ピアノ協奏曲第1番ト長調*
リュディグ:交響的情景 《夏の夜》、幻想序曲第1番ロ短調
アルトゥール・カップ(1878−1952):ピアノとオルガンのための 《最後の告解》(ヴァイオリンと弦楽のためのオーケストレーション:チャールズ・コールマン)#、
 交響曲第4番 《青年交響曲》
ネーメ・ヤルヴィ(指)、
エストニア国立SO、
トゥリーン・ルーベル(Vn)#、
ミヒケル・ポル(P)*

録音:2017年9月11日(最後の告白)、2018年10月15日−16日(ピアノ協奏曲第1番)、2018年6月4日−7日(その他の作品)、エストニア・コンサート・ホール(タリン)
400タイトルを超える膨大な、そして多才な内容のレコーディングという偉大な業績を認められ、2018年の英グラモフォン賞において「生涯功労賞(ライフタイム・アチーヴメント賞)」を受賞したエストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィ。ヤルヴィの打楽器奏者時代からの付き合いという長い関係を築き、現在は音楽監督&首席指揮者の任にあるエストニア国立SOとの新録音は、ヤルヴィの本領発揮となるお国もの、3人のエストニアの作曲家による管弦楽作品集という注目プログラムです!
これまでも、Chandosでは「エストニアの音楽集(CHAN-241-26)」や「カップ一族の管弦楽作品集(CHAN-10441/廃盤)」など、エストニアにまつわるアルバムを録音し高い評価を維持してきたヤルヴィ。今回は、20世紀の始まりの10年間に作曲され、エストニア共和国がロシア帝国から独立したことによってエストニア音楽の誕生を代表する素晴らしい作品となった4曲と、第二次世界大戦末期と戦後直後に作曲された2曲を収録。アルトゥール・カップ、ミヒケル・リュディグ、アルトゥール・レンバ、いずれもサンクトペテルブルク音楽院で学んでおり、ロシア国民楽派のルーツを持ちながらも、エストニアの伝統的な旋律を用いるなど母国の民族的アイデンティティーが込められています。また、最後に収録されたカップの「交響曲第4番」はソ連占領後の1948年に書かれたもので、(恐らく自発的なものではないが)全連邦レーニン共産主義青年同盟の30周年のために捧げられ、「青年交響曲(Youth Symphony)」と名付けられています。
CHAN-20151
フランスの舞台音楽
トマ:歌劇「レーモン、または女王の秘密」 への序曲
オーベール:歌劇「フラ・ディアヴォロ、またはテッラチーナの館」 S.18 への序曲
ボワエルデュー:歌劇 「バグダッドの太守」 への序曲、
 歌劇 「白衣の婦人」 への序曲
ドリーブ:歌劇 「王の楽しみ」より 舞踏会の情景と古い歌
マスネ:バレエ 「エスパーダ」
ネーメ・ヤルヴィ(指)、
エストニア国立SO

録音:2018年5月30日−31日、2019年5月6日&31日、エストニア・コンサート・ホール(タリン)
500タイトル近くに及ぶ膨大な、そして多彩な内容のレコーディングという偉大な業績を誇り、2018年の英グラモフォン賞において「生涯功労賞(ライフタイム・アチーヴメント賞)」を受賞したエストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィ。ヤルヴィの打楽器奏者時代からの付き合いという長い関係を築き、現在は音楽監督&首席指揮者の任にあるエストニア国立SO(ENSO)との新録音は、2019年にリリースされレコード芸術特選盤に選ばれた「フランスのバレエ音楽(PCHAN20132/CHAN20132)」の続編的位置づけとなるであろう、舞台作品のためのフランス音楽集。
18世紀から20世紀初頭のあまり知られていない舞台音楽を集めた愉しいプログラムで、トマ、オベール、ボワエルデューの序曲はすべてパリのオペラ=コミック座で上演された作品のための音楽。ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管と共演した「ドリーブ:バレエ組曲集(RCHSA5257/CHSA5257)」でも好評価(レコード芸術特選盤他)を得たヤルヴィによるドリーブの「王の楽しみ」からの音楽や、マスネのスペイン情緒あふれるバレエ音楽「エスパーダ」など、ファン垂涎の濃密プログラムです
CHAN-20153
ロシアン・コネクション
ラフマニノフ:6つの歌 Op.38
シベリウス:春はいそぎ過ぎゆく Op.13-4、
 葦よそよげ Op.36-4、
 逢い引きから帰ってきた娘 Op.37-5、
 夢だったのか? Op.37-4
グリーグ:6つの歌 Op.48
チャイコフスキー:6つのメロディ Op.65
メトネル:5月の歌 Op.6-2、海の静けさ
ブリテン: 詩人のこだま Op.76(プーシキンの6つの詩)
ルイーズ・オルダー(S)、
ジョゼフ・ミドルトン(P)

録音:2019年8月7日−9日、ポットン・ホール(サフォーク)
国際オペラ賞2017でベスト・ヤング・シンガー賞を受賞したイギリスの注目ソプラノの一人、ルイーズ・オルダーが歌う「ロシアン・コネクション」。
プログラムの考案は、キャロリン・サンプソンやサラ・コノリー、メアリー・ベヴァンなど多くの名歌手たちの歌曲アルバムで伴奏を務めてきた名盤奏者、ジョゼフ・ミドルトン。単なる「ロシア歌曲集」ではなく、「ロシアとの繋がり」をテーマに、ラフマニノフが書いたロシア語歌曲から始まり、シベリウス(スウェーデン語)、グリーグ(ドイツ語)、チャイコフスキー(フランス語)、メトネル(ドイツ語)など様々な言語で書かれた作品をめぐり、最後にプーシキンの詩(ロシア語)によるブリテンの歌曲に戻るという、非常に意欲的なプログラムです。
CHAN-20155
イタリアのオペラ・アリア集
ヴェルディ:歌劇 「運命の力」より 「神よ、平和を与えたまえ!」
 歌劇 「椿姫」より 「ああ,そはかの人か」&「いつも自由でいなければ(花から花へ)」
プッチーニ:歌劇 「ラ・ボエーム」より 「あなたの愛の呼ぶ声に」
ドニゼッティ:歌劇 「アンナ・ボレーナ」より 「あなたたちは、泣いているの?」&「あの場所に連れて行って」
ヴェルディ:歌劇 「仮面舞踏会」より 「私の最後の願い」
 歌劇 「リゴレット」より 「慕わしい人の名は」
 歌劇 「椿姫」より 「さようなら過ぎ去った日よ」
ベッリーニ:歌劇 「ノルマ」より 「清らかな女神よ」
プッチーニ:歌劇 「修道女アンジェリカ」より 「母無しで」
 歌劇 「蝶々夫人」より 「ある晴れた日に」、「私の坊や」
リンダ・リチャードソン(S)、
ジョン・ウィルソン(指)、
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:2019年9月2日ー7日、セント・オーガスティン教会(キルバ―ン、ロンドン)
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍する名指揮者、ジョン・ウィルソン。ウィルソンが再結成した「シンフォニア・オヴ・ロンドン」とは、コルンゴルトの「交響曲嬰ヘ調 Op.40」(CHSA5220)で「BBCミュージック・マガジン賞2020」の管弦楽部門賞を受賞、レスピーギの「ローマ三部作(CHSA5261)」はレコード芸術、グラモフォン誌、BBCミュージック・マガジンでそれぞれ「特選盤」に選ばれるなど、絶大な評価を獲得しています。
そんな絶好調のジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドンによる新録音は、1997年から2005年までイングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)のプリンシパルを務め、英国とヨーロッパ全土で活躍する名ソプラノ、リンダ・リチャードソンが歌うイタリアのオペラ・アリア集。モンテヴェルディからワーグナーまで、オペラとオラトリオの両面で幅広く活動してきたリチャードソンが、長いキャリアの中で特別な愛と親和性を見出してきたというイタリア・オペラの主役たち。「運命の力」、「椿姫」、「ラ・ボエーム」、「ノルマ」、「蝶々夫人」など、イタリア最高のオペラを彩る多種多様なヒロインたちの豊かな愛と喪失の表現を、リンダ・リチャードソンの歌声とシンフォニア・オヴ・ロンドンの優れた演奏で贈ります。
CHAN-20156
エルガー&ヴォーン・ウィリアムズ:ヴァイオリン・ソナタ集
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調、
ヴァイオリンとピアノのためのロマンス 「揚げひばり」(オリジナル・ヴァージョン)
ジェニファー・パイク(Vn)、
マーティン・ロスコー(P)

録音:2019年10月27日−29日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
2002年のBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーに史上最年少の12歳で輝き、Chandosから世界の舞台へと颯爽と羽ばたいたイギリス・ヴァイオリン界の麗しきミューズ、ジェニファー・パイク。「フランス」、「チェコ」、「ポーランド」など各国のヴァイオリン作品をレコーディングしてきたジェニファー・パイク、待望のソロ新録音は「イギリス」がテーマ。 パイクの音楽人生の重要な部分を築いてきた英国音楽。エルガーとヴォーン・ウィリアムズのヴァイオリン・ソナタ、そして通常は「ヴァイオリンと管弦楽」のために演奏される「揚げひばり」は、1914年に「ヴァイオリンとピアノ」のために書かれた珍しいオリジナル・ヴァージョンを収録! すでに、室内オーケストラ伴奏版や室内合唱伴奏版の録音も残しているジェニファー・パイクによる新たな「揚げひばり」にもご注目ください。
CHAN-20157
シューベルト:ピアノ独奏作品集Vol.5
ピアノ・ソナタ第14番イ短調 Op.post.143, D.784
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 Op.53, D.850
愛の便り D.957-1(歌曲集 「白鳥の歌」より/リスト編曲 S.560-10)
セレナード D.957-4(歌曲集 「白鳥の歌」より/リスト編曲 S.560-7)
バリー・ダグラス(P)

録音:2019年11月29日−30日、CITコーク音楽学校(アイルランド)
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。
全6巻に及ぶブラームスのピアノ独奏作品全集を完成させ、その円熟の表現が全世界で賞賛を浴びているダグラスが次に歩みを進めているシューベルトのピアノ作品集。順調に積み重ねてきたシューベルト第5巻では、1820年代に作曲された対照的な2つのソナタを演奏。梅毒やうつ病に苦しんだ時期に書かれた陰鬱なイ短調ソナタ(第14番)と、オーストリア・アルプスの温泉地ガスタインへの休暇中に書かれ「ガシュタイナー」の通称を持つ外交的な作品(そして演奏に40分近くかかる大作)であるニ長調のソナタ(第17番)。
余白には、歌曲集「白鳥の歌」からリストがトランスクリプションを施した「愛の便り」と「セレナード」を加え、素敵なプログラムを完成させています。
使用ピアノは前4巻に引き続き、バリー・ダグラスがアーティスト・イン・レジデンスを務めるCITコーク音楽学校(アイルランド)のスタインウェイ・モデルD(541 687)コンサート・グランド・ピアノです。
CHAN-20158
ヴァインベルク:弦楽四重奏曲集 Vol.1
弦楽四重奏曲第2番Op.3/145 (1939-40/1987改訂)
弦楽四重奏曲第5番Op.27(1945)
弦楽四重奏曲第8番Op.66(1959)
アルカディアSQ〔アナ・トローク(Vn)、レスヴァン・ドゥミトル(Vn)、トライアン・ボアラ(Va)、ツォルト・トローク(Vc)〕

録音:2020年3月4日−6日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
ルーマニアのエキサイティングなクヮルテット、アルカディアSQによるミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996)の弦楽四重奏曲集! 彼らはヴァインベルクの四重奏曲を熱烈に支持しており、「ヴァインベルクの音楽は、未知の闇に囲まれた光の輝きのようなものであり、その影を薄くすることが我々の目標になりました。」と語っています。
ヴァインベルクの17曲の弦楽四重奏曲の創作は、ワルシャワでの学生時代からモスクワでのキャリアの終わりまでの半世紀近くに及んでおり、彼の作曲家としての成長を他のどのジャンルよりも明確に示しています。第2番はミンスクで学んでいた1939年から40年にかけて作曲されたもので、作曲者の母と妹に捧げられています。(母と妹はドイツ軍のポーランド侵攻によってすでに命を落としていましたが、ヴァインベルクはそれを知ったのは後のことでした。)1945年に作曲された第5番は、各楽章にタイトルを付けた最初の四重奏曲で、親交の深かったショスタコーヴィチの影響を受けています。第8番はボロディン四重奏団に捧げられた単一楽章の作品です。
アルカディアSQは、2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成。2009年ハンブルク国際室内楽コンクール、2011年アルメレ国際室内楽コンクール、2012年ウィグモア・ホール・ロンドン国際弦楽四重奏コンクール、そして2014年の大阪国際室内楽コンクールで優勝し、同世代のもっともエキサイティングなSQのひとつとして活躍しています。
CHAN-20159
クレイグ・オグデン・イン・コンサート
スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380(オーウェン・バンティング編)、ソナタ イ長調 K.322(ピーター・バチェラー&リチャード・ライト編)
ナポレオン・コスト:ル・デパル(出発) Op.31
アグスティン・バリオス・マンゴレ:フリア・フロリダ(舟歌)、ワルツ ト長調 Op.8-4
アーマンド・コック(b.1941):星座
アルベニス:セビーリャ Op.47-3(スペイン組曲より/ゴードン・クロスキー編)、朱色の塔 Op.92-12(12の性格的な小品集より/クレイグ・オグデン編)
バッハ:リュート組曲ホ短調より 4つの楽章(前奏曲、サラバンド、ブーレ、ジーグ)
グラナドス:アンダルーサ(12のスペイン舞曲より 第5番/ホセ・デ・アスピアス編)
ヴィラ=ロボス:ショーロ第1番
ジャンゴ・ラインハルト:ヌアージュ(雲)(ローラン・ディアンス編)
ルイジ・レニャーニ:ファンタジア(幻想曲) イ長調 Op.19
ミロスラフ・タディッチ(b.1959):ウォーク・ダンス(マケドニアの民俗舞踊による)
クレイグ・オグデン(G)

録音:2020年8月24日−25日、ポットン・ホール(サフォーク)
オーストラリア出身、英国のロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックのギター科主任を務め、Chandos、Nimbus、Hyperion、Virgin/EMI、Sonyなどへの録音によって、イギリスのもっともレコーディングの多いギタリストの一人としても活躍する名手、クレイグ・オグデンの新録音!
Chandosでは90年代に録音した吉松隆のギター協奏曲「天馬効果」(MCHAN9438/CHAN9438)やロドリーゴの「アランフェス協奏曲」(MCHAN9604/CHAN9604)などの名盤が長く人気を誇るオグデン。様々な委嘱作品や協奏曲など、多様で広範なディスコグラフィーを誇るオグデンですが、これまで定期的なリサイタル・レパートリーに基づくアルバムは作成したことがなく、この最新アルバムは彼が定期的にコンサートで演奏する曲で構成。オリジナル作品もアレンジ作品も含めた3世紀にわたる多様な作品で、現代のクラシック・ギターのレパートリーの素晴らしい多様性を反映する、魅惑のリサイタル・プログラムです!
CHAN-20160
チャイコフスキー・プラス・ワン Vol.3
チャイコフスキー:ドゥムカ(ロシアの農村風景) ハ短調 Op.59、ロマンス ヘ短調 Op.5、ロマンス ヘ長調 Op.51-5(6つの小品より)、性格的舞曲 ニ長調 Op.74-4(18の小品より)、少し踊るようなポルカ ロ短調 Op.51-2(6つの小品より)、夜想曲 ヘ長調 Op.10-1(2つの小品より)、感傷的なワルツ ヘ短調 Op.51-6(6つの小品より)、踊りの情景(トレパークへの誘い) ハ長調 Op.72-18(18の小品より)
プロコフィエフ:ロメオとジュリエット Op.75(Pのための10の小品)
バリー・ダグラス(P)

録音:2020年10月29日−30日、シダーズ・ホール(ウェルズ・カテドラル・スクール、イギリス)
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝き、世界的ピアニストの一人としてのキャリアを築いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。
「チャイコフスキー・プラス・ワン」は、アイルランド生まれながら、ロシア文化に深い親近感を抱いていたというバリー・ダグラスが、チャイコフスキーの主要ピアノ作品と、他のロシアの偉大な作品を組み合わせてプログラムしていくという興味深いプロジェクト。チャイコフスキーの「四季」とムソルグスキーの「展覧会の絵」を組み合わせた第1巻(CHAN10991)、チャイコフスキーの「大ソナタ」とラフマニノフの「楽興の時」を組み合わせた第2巻(CHAN20121)に続くのは、チャイコフスキーの魅力的な旋律がふんだんに活かされたラブソングや舞曲の小品集(2つの小品 Op.10、6つの小品 Op.51、18の小品 Op.74などからの抜粋)に、プロコフィエフのもっとも有名なバレエ音楽「ロメオとジュリエット」の巧みなピアノ版をカップリング。生き生きとしたキャラクターや鮮やかな色彩を、ますます円熟味を帯びるバリー・ダグラスのまばゆい表現力で聴かせます。
CHAN-20161
ルース・ギップス:管弦楽作品集 Vol.2
序曲「シャンティクリア 」 Op.28
オーボエ協奏曲 ニ短調 Op.20
交響詩「青白い馬に乗った死」 Op.25
交響曲第3番Op.57(全曲世界初録音)
ユリアナ・コッホ(Ob)、
ラモン・ガンバ(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2019年12月19日&2022年1月6日、メディアシティUK(イギリス、マンチェスター)
ヴォーン・ウィリアムズやゴードン・ジェイコブに師事したイギリスの女性作曲家、ルース・ギップス(1921-1999)の管弦楽作品集第2弾!「交響曲第2番」や「交響曲第4番」を収めた第1弾(CHAN20078)に続き、指揮はラモン・ガンバ、今作は第2次世界大戦中に書かれた3作品と、これまでにほとんど聴かれることの無かった「交響曲第3番」を収録しています。変化に富んだ「オーボエ協奏曲」(ソロはLSOの首席奏者、ユリアナ・コッホ!)、未完のオペラのための序曲「シャンティクリア」、ウィリアム・ブレイクの絵画に基づく交響詩「青白い馬に乗った死」、グロッケンシュピールやチェレスタ、タムタムなど多数の打楽器を必要とする大編成のオーケストラのために書かれ、終楽章ではフーガも繰り広げられる「交響曲第3番」、どの作品も彼女の管弦楽に対する優れた手腕を示しています。
イギリスの海辺のリゾート地、ベクスヒル=オン=シーに生まれたルース・ギップスは、16歳で王立音楽院に入学し、作曲家・ピアニストとして急速に成長。ゴードン・ジェイコブやレイフ・ヴォーン・ウィリアムズに師事したほか、レオン・グーセンスにオーボエを学び、バーミンガム市立Oのオーボエ奏者としても活躍しました。彼女の英国音楽界への貢献は多岐にわたっており、近年録音も増えてきています。
CHAN-20162
バッハへのオマージュ〜3つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集(弦楽四重奏版)
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005 (全曲ポール・キャシディ編曲による弦楽四重奏版/この編曲による世界初録音)
ブロドスキーSQ〔ジーナ・マコーマック(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トマス(Vc)〕

録音:2020年11月9日−11日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1972年の結成以降、世界の主要なステージで3,000を超えるコンサートを行い、60以上の録音をリリースしてきたイギリスを代表するアンサンブルの1つ、ブロドスキーSQ。ダニエル・ローランドに代わり、13年間ソレルSQのリーダーを務めたイギリスの名手、ジーナ・マコーマックを第1ヴァイオリンに迎えた新体制でのレコーディングは、大バッハの偉大なる聖典「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ」全3曲を弦楽四重奏版にアレンジして演奏するという超注目企画。編曲は、1980年代からブロドスキーSQのヴィオラ・パートを支えてきたポール・キャシディによるもので、もちろんこの編曲版では世界初録音。毎日の練習で常にこの作品と時を過ごしてきたというキャシディが、新たなアプローチで挑戦。4つの楽器に分割されることで原曲の(ポリフォニーの)構造が鮮明となった "弦楽四重奏版無伴奏ソナタ" に乞うご期待!
「....この困難な課題は、原曲の暗黙のポリフォニーを4部構成に変換し、同時にバッハのテキストにできるだけ忠実であることにあった...」
「...特に非フーガ的な楽章では、メロディの実体が第1ヴァイオリンだけにあることは許されないからだ。ここでは、バッハのソナタでたびたび崩された(分割された)旋律線の対話的な性格を利用し、それを4人のアンサンブルの全身に移すという解決策をとっている....」(ピーター・ヴォルニー)
CHAN-20163
シューベルト:歌曲集 「冬の旅」 ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
イアン・バーンサイド(P)

録音:2020年7月15日−17日、ポットン・ホール(サフォーク)
2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズ。
2019年にChandosでスタートした、ロデリック・ウィリアムズと名歌曲伴奏者イアン・バーンサイドによる3つのシューベルト歌曲集録音プロジェクト。最終巻となる第3巻は、シューベルト歌曲の頂点をなす最高傑作、「冬の旅」でその栄光を締めくくります。
歌曲、オペラ、宗教曲など数多の公演・録音に参加するロデリック・ウィリアムズですが、シューベルトは特に思い入れが深く、2017/2018シーズンにウィグモア・ホールで行われたシューベルトの3つの歌曲集の公演に向けて3年間集中的に研究と演奏を行いました。このシューベルト・サイクル・プロジェクトは録音や世界中での公演だけでなく、公開リハーサル、マスタークラス、ワークショップ、ラジオ放送などを含む大規模なプロジェクトで、その経験をブログに詳細に綴っています。また、ロデリック・ウィリアムズは「ウィグモアでの演奏が究極のゴールではなく、研究や準備そのものが私の焦点」と語っており、ウィグモア・ホールでのコンサートを経て更に深みを増したシューベルトの解釈と堂に入った演奏を、このレコーディングを通じてお届けします。
CHAN-20166
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.6
モーツァルト:歌劇「劇場支配人」序曲
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 KV 482*
ピアノ協奏曲第23番ホ長調 KV 488*
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/YAMAHA CFX)*、
ガボル・タカーチ=ナジ(指)
マンチェスター・カメラータ

録音:2020年10月9日-10日、ストーラー・ホール(ハンツ・バンク、マンチェスター)
フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ハイドンの協奏曲集(CHAN-10808)に続く古典派協奏曲としてスタートし、レコード芸術の「特選盤」(第1巻)、英BBCミュージック・マガジンの「コンチェルト・チョイス」(第3巻&第4巻)、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」&「グラモフォン賞」ノミネート(第4巻)に選ばれるなど堅実な高評価を獲得してきたモーツァルトのピアノ協奏曲集。
シリーズ第6弾では、古典派のピアノ協奏曲の中でも傑作と名高い「第23番」と同時期に書かれた「第22番」という魅力的なカップリングに、タカーチSQの創設メンバーでもあり、近年は指揮者として活躍しているガボル・タカーチ=ナジとイギリス有数の室内O"マンチェスター・カメラータ"による歌劇「劇場支配人」への序曲が収録されています。「第23番」では、ジャン=エフラム・バヴゼの軽やかなタッチから生み出される多彩な音色と生命力あふれる鮮烈な演奏が聴きどころで、数ある同曲の名盤に肩を並べる名演に仕上がっています。
CHAN-20167
音楽の記憶
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」(1892)
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 Op.8(1853-rev.1889)
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 M67(1914)
ニーヴ・トリオ〔アンナ・ウィリアムズ(Vn)、ミハイル・ヴェセロフ(Vc)、エリ・ナカムラ(P)〕

録音:2021年9月21日-23日、ポットン・ホール(サフォーク)
「寛大で心温まる、非常に魅力的な演奏」と「英BBCミュージック・マガジン」に評されるニーヴ・トリオは、その世代の最高のアンサンブルの一つです。2010年にアメリカ、ロシア、日本の若き才能が集い結成されたこのトリオは、ゲール語で「明るく」、「晴れやかな」といった意味の名前を持つ、"ニーヴ・トリオ(Neave Trio)"と名づけられました。Chandosレーベル4枚目のアルバムのテーマは「記憶」。ラフマニノフの最初期のピアノ三重奏曲は同じロシアの作曲家チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」から影響を受けています。ブラームスの初期のピアノ三重奏曲にはクララ・シューマンへの気持ち(片思い)が表れています。ラヴェル唯一のピアノ三重奏曲には第一次世界大戦への恐怖と不安がうかがえます。

それぞれの巨匠たちがピアノ三重奏曲という小さな編成の作品に描いた思いをニーヴ・トリオは見事に音楽として表現しています。
CHAN-20169

PCHAN-20169
国内盤仕様
税込定価
イスラエルの音楽〜ベン=ハイム:交響曲第1番
パウル・ベン=ハイム(1897−1984):ソプラノと管弦楽の為の交響詩 「パン」 Op.17*(世界初録音)
弦楽オーケストラとハープを伴う独奏クラリネットの為の 「田園変奏曲」 Op.31b#
交響曲第1番
オマー・メイア・ウェルバー(指)、
BBCフィルハーモニック、
クラウディア・バラインスキー(S)*、
ジョン・ブラッドベリ(Cl)#

録音:2019年12月16日(交響曲第1番)&2020年3月4日(その他の作品)、メディア・シティUK(サルフォード)
ニックの首席指揮者に就任したイスラエルの若きホープ、オマー・メイア・ウェルバー(オメール・メイル・ウェルバー)とBBCフィルの録音プロジェクトが始動。オマー・メイア・ウェルバーは1981年にイスラエルのベエルシェバで生まれた指揮者&作曲家。2008年から2010年までダニエル・バレンボイムのアシスタントとして活動し、2010年のサイトウ・キネン・フェスティバルでは小澤征爾の代役として歌劇「サロメ」を指揮するなどして頭角を現し、2019/2020年シーズンからBBCフィルハーモニックの首席指揮者という大役に就任。同時にパレルモ・マッシモ劇場(イタリア)の音楽監督、ゼンパーオーパー・ドレスデン(ドレスデン州立歌劇場)(ドイツ)の首席客演指揮者を兼任する、世界でもっとも期待を浴びる若手指揮者の一人です。
ジャナンドレア・ノセダとの「ムジカ・イタリアーナ」、ファンホ・メナとの「ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ」など、指揮者の母国の知られざる管弦楽作品を系統的に録音し人気を得てきたBBCフィルハーモニック。これまでの人気に応え、オマー・メイア・ウェルバーとは、イスラエルの音楽を探求する「イスラエルの音楽」シリーズが開幕。記念すべきChandosデビューを飾るのは、ドイツからパレスチナへ移住し、名前もフランケンブルガーからベン=ハイムとヘブライ語風に改め、イスラエルを代表する作曲家の一人となったパウル・ベン=ハイムの音楽。ブックレット解説は、ウェルバーに作曲を教えたイスラエルの作曲家&教師ミヒャエル・ヴォルペ教授です。
国際的に多忙な活動を続けながらも、イスラエルの音楽教育プロジェクトに専念するラーナナ・シンフォニエッタの音楽監督も継続するなど、故郷イスラエルでの音楽活動にも常に情熱を注いできたオマー・メイア・ウェルバーならではの新シリーズにご期待ください!
CHAN-20170
ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽Vol.4−カウフマン:室内楽作品集
ウォルター・カウフマン(1907−1984):弦楽四重奏曲第11番
ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.44
弦楽四重奏曲第7番
ヴァイオリンとピアノのためのソナティナ第12番(クラリネットとピアノのための編曲版)
七重奏曲(3本のヴァイオリン、ヴィオラ、2本のチェロとピアノのための))
ARCアンサンブル、
スペシャル・ゲスト〜ジェイミー・クルスペ(Vn)、キムバーリー・ジョン(Vc)

録音:2020年1月6日−8日、トロント王立音楽院(カナダ)
※全曲世界初録音
1930年代、ヨーロッパから離れなければならなかった作曲家たちの室内楽作品を、トロントを拠点とする室内楽団「ARCアンサンブル」が復興へと導くシリーズ「ミュージック・イン・エグザイル 〜 亡命者たちの音楽」。第1巻「ベン=ハイム(CHAN 10769)」、第2巻「フィテルベルク(CHAN-10877)」、第3巻「シモン・ラクス(CHAN 10983)」に続く好企画第4巻は、全曲世界初録音となる、ウォルター・カウフマン(1907−1984)の室内楽作品集。
ボヘミアのカールスバート(当時はオーストリア=ハンガリー帝国の1部)に生まれ、プラハとベルリンで研鑽を積んだカウフマン。アルバート・アインシュタインやフランツ・カフカのサークルと友好を築きながらもナチス政権の犠牲となり、インドへ亡命。全インド放送(All India Radio)の音楽監督を務め、アメリカへ渡りハリファクス音楽院のピアノ教師、ウィニペグSOの指揮者、インディアナ大学の教授等を歴任しています。現在では殆ど忘れ去られてしまっているカウフマンの音楽ですが、皮肉なことに彼が作曲した全インド放送のテーマ曲は今でも毎朝放送されており、何百万人のインド人が聞いているとのこと。
インドとアジアの音楽を研究したカウフマンの作品は、東洋と西洋の並外れた融合を実現し、ドビュッシー、バルトーク、ストラヴィンスキーの煌めきとボヘミア、クレツマー音楽のヒントから、驚くべき独創性を発揮しています。
CHAN-20171
メトネル:歌曲集
A.プーシキンによる6つの詩 Op.36
チュッチェフとフェートによる5つの詩 Op.37
4つの歌 Op.45/7つの歌 Op.46
ソフィア・フォミナ(S)、
アレクサンドル・カルペエフ(P)

録音:2018年3月15日−18日、ワイアストン・コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ、モンマス)
ロシア出身の新星ソプラノ、ソフィア・フォミナはオルロフスキー音楽カレッジとグネーシン音楽アカデミーで学び、2012年にロイヤル・オペラ・ハウスでセンセーショナルなデビューを果たし、国際的なオペラ・シーンへと参入。以降、フランクフルト、パリ、バイエルン、ハンガリー、シアトル、アムステルダム、コヴェント・ガーデン、BBCプロムスなど、主要なオペラ・ハウス&音楽祭へ出演、2019年のグラインドボーン音楽祭におけるパミーナ役も絶賛されています。
ソフィア・フォミナが歌うメトネル歌曲集では、アレクサンドル・プーシキン、フョードル・チュッチェフ、アファナシー・フェートらの詩によるロシア語の歌曲を中心に、ドイツ系のルーツを持ち、ゲーテやベートーヴェンなどのドイツ文化からも大きく影響を受けたというメトネルのドイツ語リート(ゲーテ、アイヒェンドルフ、シャミッソーの詩)を収録。ピアノ伴奏を務めるアレクサンドル・カルペエフは、大英図書館のエドナ・アイルズ・メトネル・コレクションに基づいて、メトネルの音楽の演奏・練習に関する博士号も取得しているメトネル演奏のスペシャリストです。
CHAN-20172
イシュムラトフ:交響曲 「古代の砦の遺跡にて」
序曲 「青春(Youth)」 Op.50
序曲 「マースレニッツァ(Maslenitsa)」 Op.36
交響曲 イ短調 「古代の砦の遺跡にて(On the Ruins of an Ancient Fort)」 Op.55 (全曲世界初録音)
ジャン=フィリップ・トランブレ(指)、
フランコフォニーO

録音:2019年8月5日−8日、オスカー・ピーターソン・コンサート・ホール(モントリオール、カナダ)
アイラット・イシュムラトフ(b.1973)は、タタールスタン共和国出身の若きロシア系カナダ人作曲家。モントリオールのクレズマー・バンド「Kleztory」のクラリネット奏者や指揮者、教育者としても活動しています。?ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ムソルグスキー、ラフマニノフ、チャイコフスキーらの影響を受け、その豊かな音楽遺産を進化させてきたというイシュムラトフの管弦楽作品集。
エフゲニー・ブシュコフ指揮ベラルーシ国立室内Oによって録音された第1巻(CHAN 20141)に続く第2巻は、カナダの若手有力指揮者ジャン=フィリップ・トランブレと、トランブレが2001年に設立したフランコフォニーOが2017年に初演された交響曲「古代の砦の遺跡にて(On the Ruins of an Ancient Fort)」と、2つの演奏会用序曲を演奏。「Youth」は、フランコフォニー管の創設15周年記念として2016年に作曲された祝祭的な序曲。3曲とも世界初録音で、ドラマティックなオーケストラのサウンド、大胆な色彩で描写的に描かれたイシュムラトフの魅力が満載です。
CHAN-20174
ヴァインベルク:弦楽四重奏曲集 Vol.2
ヴァインベルク:弦楽四重奏曲第1番Op.2/141(1937,rev.1985)/弦楽四重奏曲第7番 Op.59(1957)/弦楽四重奏曲第11番Op.89(1965-66)
アルカディアSQ〔アナ・トローク(Vn)、レスヴァン・ドゥミトル(Vn)、トライアン・ボアラ(Va)、ツォルト・トローク(Vc)〕

録音:2021年11月17日-19日、ポットン・ホール(サフォーク)
アルカディアSQによるヴァインベルクの弦楽四重奏曲全集の第2集が登場です。ヴァインベルクの四重奏曲を熱烈に支持しているアルカディアSQは「ヴァインベルクの音楽は、未知の闇に囲まれた光の輝きのようなものであり、その影を薄くすることが我々の目標になりました。」と語っており、前作の「弦楽四重奏曲集Vol.1」(CHAN-20158)はBBCラジオ3のレコード・レビューで「Record of the Week」に選ばれ、ICMA(国際クラシック音楽賞)2022の室内楽部門にノミネートしています。
第2集でも作曲時期の異なる三曲を選んで収録。1937年に書かれた第1番は、十代の頃に作曲されましたが、晩年に大幅に改訂され再出版されました。第7番は、ポーランドからロシアへの移住と1953年の投獄の経験を経てからの作品になります。第11番は、ちょうどヴァインベルクが最初のオペラを作曲している時期と重なっており、初演はボロディンSQによって行われ、この作品は彼の長女に捧げられています。
アルカディアSQは、2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成。2009年ハンブルク国際室内楽コンクール、2011年アルメレ国際室内楽コンクール、2012年ウィグモア・ホール・ロンドン国際弦楽四重奏コンクール、そして2014年の大阪国際室内楽コンクールで優勝し、同世代のもっともエキサイティングなSQのひとつとして活躍しています。
CHAN-20175
ペンデレツキ:弦楽四重奏曲全集
クシシュトフ・ペンデレツキ:(1933−2020):弦楽四重奏曲第1番(1960)
弦楽四重奏曲第2番(1968)
弦楽四重奏のための 「途切れた思考」(1988)/クラリネットと弦楽三重奏のための四重奏曲(1993)
弦楽四重奏曲第3番 「書かれていない日記のページ」(2008)
弦楽四重奏曲第4番(2016)
シレジアSQ〔シモン・クシェショヴィエツ(Vn)、アルカディウシュ・クビツァ(Vn)、ウカシュ・スィルニツキ(Va)、ピオトル・ヤノシク(Vc)〕、ピオトル・シミシリク(Cl)

録音:2012年9月&2021年1月(弦楽四重奏曲第4番)、カロル・シマノフスキ音楽院コンサートホール(ポーランド、カトヴィツェ)
特殊奏法など前衛的なスタイル(ソノリズム)が特徴の、1960年代に作曲された第1番と第2番から、ネオ・ロマンティックなスタイルへと移行した2008年と2016年の第3番と第4番、そして小品「途切れた思考 Der unterbrochene Gedanke」まで、弦楽四重奏のための5作品を作曲年代順に収録しています。さらに、エマーソンSQとムスティスラフ・ロストロポーヴィチが1992年に録音したシューベルトの弦楽五重奏曲に触発されたというクラリネット四重奏曲を併録。こちらは19世紀の室内楽との強いつながりが感じられる作品です。
CHAN-20129(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.4〜ロシア四重奏曲集 Op.33
弦楽四重奏曲第37番ロ短調Op.33-1,Hob.III-37
弦楽四重奏曲第38番変ホ長調Op.33-2,Hob.III-38 「冗談」
弦楽四重奏曲第39番ハ長調Op.33-3,Hob.III-39 「鳥」
弦楽四重奏曲第40番変ロ長調 Op.33-4,Hob.III-40
弦楽四重奏曲第41番ト長調 Op.33-5,Hob.III-41 「ご機嫌いかが」
弦楽四重奏曲第42番ニ長調 Op.33-6,Hob.III-42
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、イン・シュエ(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2019年12月11日−13日&2020年3月10日−12日、ポットン・ホール(サフォーク)
第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。
「太陽四重奏曲集(CHAN10831)」、 「エルデーディ四重奏曲集(CHAN10886)」、「第3トスト四重奏曲集(CHAN10971)」に続く絶好調のハイドン第4弾は、1781年に作曲、ロシア大公パウル(後のロシア皇帝パーヴェル1世)に捧げられた「ロシア四重奏曲集 Op.33」。古典派弦楽四重奏曲の礎を築き、モーツァルトのお気に入りともなったセットで、第2曲目の「冗談」(Hob.III-38)は、2019年の来日公演でも披露された作品です。
カーネギー・ホール、ウィグモア・ホール、ロイヤル・コンセルトヘボウなど世界の主要ホールに定期的に出演し、2019年の来日公演では日本でもその質の高いアンサンブルを魅せつけてくれたドーリックSQによる麗しきハイドン。前3巻に引き続き、今回も2枚組で1枚分価格のリリースとなります。
CHAN-20184
ア・ミュージカル・ズー
シューベルト:ます Op.32, D.550、
 鳥 Op.172, D.691
シューマン:ライオンの花嫁 Op.31-1
:鼠捕りの男
ブラームス:ナイチンゲールに寄せて Op.46-4
R.シュトラウス:つぐみ WoO.34, TrV.49
フォーレ:蝶と花 Op.1-1
ラヴェル
:博物誌
ムソルグスキー:アウエルバッハの酒場でのメフィストフェレスの歌
ショスタコーヴィチ:ゴキブリが住んでいたら
アイアランド三羽のカラス
ハウエルズ:ダヴィデ王
バーバー:修道僧と猫 Op.29-8
ヴァーノン・デューク:オグデン・ナッシュのミュージカル・ズー
ブリテン
:クロコダイル
アシュリー・リッチズ(Bs-Br)、
ジョゼフ・ミドルトン(P)

録音:2020年6月29日−7月1日、ポットン・ホール(サフォーク)
英国ロイヤル・オペラ・ハウスのジェット・パーカー・ヤング・アーティストやBBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト(新世代アーティスト)に選ばれてきた英国期待のオペラティック・バリトン、アシュリー・リッチズ。BBCミュージック・マガジン賞2020の「レコード・オヴ・ザ・イヤー」に輝いたポール・マクリーシュ&ガブリエリ・コンソートのパーセル「アーサー王」や、サイモン・ラトル&LSOによるバーンスタイン「ワンダフル・タウン」などの録音にも参加してきたアシュリー・リッチズのソロ・デビュー・レコーディング。
「ニューヨークの秋」などのジャズ・スタンダード・ナンバーでも知られる作曲家ヴァーノン・デューク(1903−1969)のコミカルでドラマティックな「Ogden Nash’s Musical Zoo」を軸に、シューベルトの「ます」から、ショスタコーヴィチの「ゴキブリ」まで、160年近くにわたる作曲年、4つの言語(ドイツ語、フランス語、ロシア語、英語)による様々な「動物」をテーマにした歌曲を集めたという極めてユニークで意欲的なアルバムです。
CHAN-20185(2CD)
ベスト・オヴ・タスミン・リトル
(1)ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
(2)エルガー:ヴァイオリン協奏曲より 第2楽章
(3)ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 Op.15
(4)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 Op.8-1, RV269 「春」
(5)ウィリアム・ロイド・ウェバー:イーストウェルの庭園(世界初録音)
(6)ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
(7)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78より 第1楽章
(8)エルガー:夜の歌 Op.15-2(ロジャー・ターナーによるヴァイオリンと管弦楽のための編曲版/世界初録音)、愛の挨拶 Op.12(ロジャー・ターナーによるヴァイオリンと管弦楽のための編曲版/世界初録音)
(9)ビーチ:ロマンス イ長調
(10)シューベルト:アダージョ 変ホ長調 Op.post.148, D.897 「ノットゥルノ
(11)ショスタコーヴィチ:「馬あぶ」 Op.97aより ロマンス(コンスタンティン・フォルトゥナトフによるヴァイオリンとピアノのための編曲版)
(12)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24 「春」より 第1楽章
(13)モンティ:チャールダーシュ(タスミン・リトル&ジョン・レネハンによる編)
全て、タスミン・リトル(Vn)


(1)エドワード・ガードナー(指)、BBC響
(2)アンドルー・デイヴィス(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
(3)エドワード・ガードナー(指)、BBCフィルハーモニック
(4)タスミン・リトル(ソリスト&指)、BBC響
(5)ピアーズ・レーン(P)
(6)アンドルー・デイヴィス(指)、BBCフィルハーモニック〕
(7)ピアーズ・レーン(P)
(8)アンドルー・デイヴィス(指)、BBCフィルハーモニック
(9)ジョン・レネハン(P)
(10)ティム・ヒュー(Vc)、ピアーズ・レーン(P)
(11)ピアーズ・レーン(P)
(12)マーティン・ロスコー(P)
(13)ジョン・レネハン(P)
近代イギリスのヴァイオリン作品や知られざる作品のスペシャリストであり、英国を代表するヴァイオリニストとして活動してきたタスミン・リトル。2020年夏以降はコンサート・プラットフォームから離れ、教育や演奏以外の活動に専念することが発表され、演奏活動からの引退が惜しまれているタスミン・リトルの、これまでのパフォーマーとしての偉大なキャリアを祝うベスト・アルバム。2010年からChandosの専属アーティストとして活動し、数々の名録音を生み出してきたアルバムの中から、ディスク1はリトルの代名詞とも言えるようなウォルトン、ブリテン、エルガーの協奏曲(エルガーは抜粋)、ディスク2はヴィヴァルディからブラームスを経てショスタコーヴィチまでの幅広いレパートリーで、タスミン・リトルの輝かしい至芸をまとめています。(ショスタコーヴィチの「ロマンス」とモンティの「チャールダーシュ」はワーナー音源からの再録です。)
CHAN-20187
モメンタム
アイラット・イシュムラトフ(b.1973):クレストリーズ・フレイレフ
ラビ・モルデチャイ・ドヴ=ベル・トゥヴェルスキ(1924−1998):もし私があなたを忘れたら, エルサレムよ
ダニー・ニコラ(b.1980): Liteul Biteu
伝承曲:モルダヴィアン・ホラ、おお父よ, それは素晴らしい、Ajde Jano
アンディ・スタットマン(b.1950):アンディズ・ライド
アイラット・イシュムラトフ:ソウルメイト
伝承曲:ヴァイオリン・ドイナ、金の結婚式
クレストリー、アイラット・イシュムラトフ(リーダー、クラリネット、バス・クラリネット、デュクラー)

録音:2020年6月26日−28日、プラネット・スタジオ(モントリオール、ケベック、カナダ)
2004年にリリースされたユーリ・トゥロフスキー&イ・ムジチ・ド・モントリオールとの共演盤(CHAN10181/廃盤)以来となる、カナダ、モントリオールのクレズマー・バンド「クレストリー(Kleztory)」のChandosレコーディング。東ヨーロッパ、ユダヤの音楽であるクレズマーは、1880年代〜1900年代初頭にアメリカに移住したユダヤ人達とともに新大陸に持ち込まれ、アーリー・ジャズやスウィングの影響を強く受け、スタイルを進化し続けてきました。クレズマーの特徴的なサウンドは、芸術的な妙技と多くのテンポの変化、不規則なリズム、不協和音、即興の要素などが組み込まれています。
Chandosから2つの作品集(CHAN20141、CHAN20172)をリリースしているロシア系カナダ人作曲家、アイラット・イシュムラトフがリーダーとクラリネット奏者を務める「クレストリー」は、豊かな文化のモザイク(ロシア、カナダ、ケベック、モルドバ)、アカデミックな音楽教育と独学による訓練、多種な音楽の好み(クラシック、コンテンポラリー、ジャズ、ブルース、カントリー、フォーク)を内包し、優れた才能を持つミュージシャンたちによってクレズマーの精神を世界に発信してきました。2020年で結成20周年を迎える彼らの6枚目のアルバム「モメンタム」では、伝統的な音楽と新しい作品を組み合わせ、クレズマー音楽の魅力を更に幅広い聴衆へと届けます。クレズマーや東欧・ユダヤ音楽の愛好家はもちろん、クラシックやジャズ、現代音楽に興味を持つあらゆる音楽ファンへもオススメします。
CHAN-20189
ポーランドのヴァイオリン作品集 Vol.2
シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9、
 アイタコ・エニアの子守歌 Op.52、
 3つのパガニーニのカプリス Op.40
ポルドフスキ(イレーヌ・レジーヌ・ヴィエニアフスカ):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調(c.1912)
グラジナ・バツェヴィチ:ポーランドのカプリス(Vn独奏)
ポルドフスキ:タンゴ
ジェニファー・パイク(Vn)、
ペトル・リモノフ(P)

録音:2021年3月3日−5日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
2002年のBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーに史上最年少の12歳で輝き、Chandosから世界の舞台へと颯爽と羽ばたいたイギリス・ヴァイオリン界の麗しきミューズ、ジェニファー・パイク。2019年にリリースし、BBCミュージック・マガジンでは「チェンバー・チョイス」に選ばれた「ポーランドのヴァイオリン作品集」(CHAN-20082)の続編が登場!
単なる音楽面での探求だけではなく、自身のルーツ(母親がポーランド人)からも特別な思い入れを持っているというジェニファー・パイクのポーランド・アルバム。入魂の第2巻は、シマノフスキのヴァイオリン・ソナタ、子守歌、3つのパガニーニ・カプリスから始まりますが、注目はポルドフスキとバツェヴィチ、2人の女流作曲家のレア・レパートリーたち。ポーランドを代表するヴァイオリニスト、ヘンリク・ヴィエニアフスキ(ヴィエニャフスキ)の娘としてベルギーで生まれ、ポーランドとベルギーの血を引きイギリスに移民したポルドフスキ(本名はイレーヌ・レジーヌ・ヴィエニアフスカ)のヴァイオリン・ソナタとタンゴはパイクにとって大きな発見となり、この「ポーランドのヴァイオリン作品集第2巻」の実現にも結びつきました。特に和声の使い方に多様性を感じるという彼女の音楽がもっと広く演奏されることを願って、真摯な演奏で収録されています。
CHAN-20191
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 Vol.10
ピアノ・ソナタ第45番イ長調 Hob.XVI:30
ピアノ・ソナタ第28番ニ長調 Hob.XIV:5
ピアノ・ソナタ第4番 ト長調 Hob.XVI:G1
ピアノ・ソナタ第60番ハ長調 Hob.XVI:50
ピアノ・ソナタ第3番ヘ長調 Hob.XVI:9
アリエッタと12の変奏 変ホ長調 Hob.XVII:3
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/YAMAHA CFX)

録音:2021年6月15日-17日、ポットン・ホール(サフォーク)
ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立してきたジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト。ハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求し、YAMAHA CFXピアノのクリアーで鮮やかな音色、ポットン・ホールの暖かくアコースティックな響きで好評を得たこの録音プロジェクトは、これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選ばれています。
シリーズ第10弾では、初期、中期、後期のピアノ・ソナタに加えて、「アリエッタと12の変奏」が選ばれています。非常に初期の作品である3番、4番と、それらとは印象が対照的な中期の作品である28番と45番、そして後期に作られ比較的規模が大きく、ハイドンが作曲したピアノ・ソナタの中でも芸術性の高い作品のひとつである60番が収録されています。ジャン=エフラム・バヴゼが持ち前の知的な解釈で洗練されたハイドンの世界を描き出します。
CHAN-20193
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 Vol.11
ピアノ・ソナタ第1番ト長調 Hob.XVI:8
ピアノ・ソナタ第61番ニ長調 Hob. XVI:51
幻想曲ハ長調 Hob.XVII:4
アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9
ピアノ・ソナタ第14番ハ長調 Hob.XVI:3
ピアノ・ソナタ第9番二長調 Hob.XVI:4
カプリッチョ 「8人のへぼ仕立て屋に違いない」 ト長調 Hob.XVII:1
主題と6つの変奏ハ長調 Hob.XVII:5
ピアノ・ソナタ第62番変ホ長調 Hob.XVI:52
アレグレット ト長調 Hob.XVII:10
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/YAMAHA CFX)

録音:2021年6月18日-20日、ポットン・ホール(サフォーク)
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者として人気を博し、現在ではハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立してきたジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクトが遂に完結。ハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求し、YAMAHA CFXピアノのクリアで鮮やかな音色、ポットン・ホールの暖かくアコースティックな響きで好評を得たこの録音プロジェクトは、これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選ばれています。
11年という歳月をかけて取り組み続けられてきた一大プロジェクトの終着点は、ハイドンが音楽教師として生計を立てていた1750年代に作曲した最初期のソナタから、傑作が多く生まれた時期でもある1790年代の最後期の作品を組み合わせたプログラム。簡易な構成と和声から成るソナタ第1番、主題がはっきりと位置づけられ、華やかさ、盛り上がりに富んだソナタ第62番など、時代ごとの作風の変化をバヴゼが持ち前の知的な解釈で描き出します。
CHAN-20194
再発見のライシャ Vol.3
アントワーヌ・ライシャ:変奏の技法、またはピアノのための57の変奏曲 Op.57
イヴァン・イリッチ(P)

録音:2020年2月23日−25日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
フランスの伝説的名手フランソワ=ルネ・デュシャーブルの門弟、イヴァン・イリッチが力を入れて取り組んでいるアントワーヌ・ライシャの再発見シリーズ、待望の第3集が登場!
第1集のソナタ、第2集のフーガに続きイリッチが第3集で取り上げたのは、演奏時間80分超えの大曲「変奏の技法」。音楽理論家として実験的な作品にも取り組み「多様性こそが音楽の魂である」と述べたライシャの面目躍如たる作品で、当時としては異例といえる57もの変奏を含んでいます。各変奏はシンプルなものから複雑なもの、ポリフォニックなものからそうでないものまで、多様性とオリジナリティに富んでおり、ライシャがハイドンやベートーヴェンの同時代人であるだけでなく、ショパン、シューマン、アルカン、リストの先駆者でもあるということが強く感じられる作品となっています。イリッチ自身はこの作品をバッハの「ゴルトベルク変奏曲」とベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」の間のミッシング・リンクであると評しており、実際「ディアベリ変奏曲」にはライシャの影響を見て取ることができます。
チェコ出身、ドイツとフランスで活躍したアントワーヌ・ライシャ(1770-1836)(チェコ語ではアントニーン・レイハ、ドイツ語ではアントン・ライヒャ)は、ベートーヴェンと同年の生まれで生涯にわたっての友人でもあった作曲家、教育者、理論家。演奏からは身を引き作曲に生涯を捧げ、数多くの実用的な理論書を残し、パリ音楽院では作曲科の教授としてリストやベルリオーズ、フランク、グノーらを教えました。ベルリオーズはレイシャの作品について「未出版のものが数多く眠っており、中には音楽芸術にとって最も重要なものが含まれる」とコメントしています。
CHAN-20196(21CD)
コンプリート・パーシー・グレインジャー・エディション 〜 没後60周年記念BOX
■CD1:管弦楽作品集Vol.1
モールバラ公爵のファンファーレ/コロニアル・ソング(センティメンタル第1番)/イングリッシュ・ダンス/シェパーズ・ヘイ(羊飼いの呼び声)/三人の仲間がいた/フィッシャーの水夫宿/われら夢見し者たち/収穫の讃歌/楽しい鐘の音/ウォーキング・チューン/組曲「早わかり」/森の茂み
■CD2:管弦楽作品集Vol.2
ユースフル組曲/岸辺のモリー/デリー地方のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)/シェパーズ・ヘイ(羊飼いの呼び声)/カントリー・ガーデンズ(ヴァージョンA)/ある朝早く/ストランド通りのヘンデル/モック・モリス/ドリーマリー/戦士たち(ザ・ウォリアーズ)
■CD3:管弦楽作品集Vol.3
緑の茂み(イギリス民謡によるパッサカリア)/ヒル・ソング(丘の歌)第2番/陽気な王様/東洋的間奏曲(パーカッション・アンサンブルのための)/コロニアル・ソング(1919年版)/スプーン・リヴァー/マクスウェル卿のおやすみなさい/ローマ権力とキリスト教徒の心/固定されたド/デリー地方のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)/ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ/イングリッシュ・ダンス第1番
■CD4:合唱と管弦楽のための作品集Vol.1
シャロウ・ブラウン/マーチング・チューン/日曜日が来ればわたしは17歳/2つのシー・シャンティー/岸辺のモリー/ブリッグの定期市/ある朝早く/アフターワード/ゼア・ワズ・ア・ピッグ・ウェント・アウト・トゥ・ディグ/孤独な砂漠の男が陽気な部族のテントを見る/ゾウ・グレイシャス・パワー/カントリー・デリー・エア/ストランド通りのヘンデル/6人の公爵が釣りに出かけると/アンカー・ソング/ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ
■CD5:合唱と管弦楽のための作品集Vol.2
ウィンドウズ・パーティ/シー・ワイフ/ザ・ランニング・オヴ・シンドランド/ウィー・ハヴ・フェド・アワ・シー・フォー・ア・サウザンド・イヤーズ/タイガー・タイガー/ハル・ダヤールの愛の歌/カントリー・ガーデンズ/固定されたド/モック・モリス/コリーン・ダス/スコットランドのストラススペイとリール/ドリーマリー/コロニアル・ソング/わたしのロビンは緑の森へ/収穫の讃歌/マクスウェル卿のおやすみなさい/行方不明の夫人が見つかった
■CD6:合唱と管弦楽のための作品集Vol.3
モック・モリス/愛の力/愛に死す/ソロモンの雅歌からのラヴ・ヴァース/シェパーズ・ヘイ(羊飼いの呼び声)/ある朝早く/三羽のワタリガラス/スケルツォ/青春の歓喜/ランダム・ラウンド(セット・ヴァージョン)/陽気な王様/オー・ジン・ワー・ホエア・ガディー・リンズ/スカイ・ボート・ソング/ダニー・ディーヴァー/デリー地方のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)(1952)/ドルと半日/岸辺のモリー
■CD7:合唱と管弦楽のための作品集Vol.4
父と娘/小さな変奏形式/ヴァルメランの歌/北の国の王女に/楽しい婚礼/高慢なヴェッセリル/ライバル兄弟/ダールの歌/大蛇号の乗組員/橋の下で/デンマーク民謡組曲〔愛の力、領主ペーターの馬丁、ナイチンゲールと2人の姉妹、ユランの民謡集〕
■CD8:無伴奏合唱作品集
ゲルマニーでの私の愛/6人の公爵が釣りに出かけると/おお私の女王/メリー・トムソン/ある朝早く/デリー地方のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)/アジャンクールの歌/オーストラリアの内陸地の歌/退場の賛美歌/たそがれどきに/ジプシーの婚礼の日/わが黒髪の乙女/ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ/兵士よ, 兵士/ジャングル・ブックの節〔ジャングルの夜の歌、ルカノン、シーオニー・パックの狩りの歌、タイガー=タイガー〕/ウッドストック・タウンの近くで/一目惚れ
■CD9:吹奏楽作品集Vol.1
ヒル・ソング(丘の歌)第2番/ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ/フェロー諸島の踊り/行進曲「ワンフレーの若者」/デリー地方のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)/シェパーズ・ヘイ(羊飼いの呼び声)/陽気な王様/岸辺のモリー/カントリー・ガーデンズ(第2ヴァージョン)/コロニアル・ソング(センティメンタル第1番)/ガムサッカーズ・マーチ/リンカンシャーの花束
■CD10:吹奏楽作品集Vol.2
ローマ権力とキリスト教徒の心/チルドレンズ・マーチ/ベル・ピース/楽しい鐘の音/固定されたド/ヒル・ソング(丘の歌)T/ヒル・ソング(丘の歌)U/デリー地方のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)/民主主義の行進歌
■CD11:室内楽作品集Vol.1
岸辺のモリー/わたしのロビンは緑の森へ/シェパーズ・ヘイ(羊飼いの呼び声)/収穫の讃歌/到着ホームでうたう鼻歌/ストランド通りのヘンデル/スカンジナヴィア組曲〔スウェーデンの歌と踊り、ヴェルムランドの歌、ノルウェーのポルスカ、デンマークのメロディ、ノルウェーの踊りによる歌とフィナーレ〕/ナイチンゲールと2人の姉妹/乙女と蛙/エルサレムから来た靴屋/モック・モリス/ サセックスの仮装行列によるクリスマス・キャロル/主題と変奏/青春の歓喜/コロニアル・ソング
■CD12:室内楽作品集Vol.2
ピーター卿の馬丁/エルサレムから来た靴屋/ハビー・アンド・ワイフィー/一人息子/ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ/リスボン/花婿の挨拶/ランド・オー・ザ・リール/ウォーキング・チューン/柳よ柳よ/収穫の讃歌/洗礼式での老女/ナイチンゲール/二人の姉妹/海の歌/大胆なウィリアム・テイラー/愛の力/マクスウェル卿のおやすみなさい/コロニアル・ソング/フリー・ミュージック/二羽のカラス/愛に死す/岸辺のモリー
■CD13:メゾ・ソプラノのための歌曲集
ホワイト・ロックのデイヴィッド/愛に死す/タイムの小枝/柳よ柳よ/ウッドストック・タウンの近くで/ある朝早く/イン・ブリストル・タウン/北の歌からの4つのセッティング/花婿の挨拶/ランド・オー・ザ・リール/誇り高きヴェッセリル/橋の下で/ハビー・アンド・ワイフィー/孤独な砂漠の男が陽気な部族のテントを見る/コロニアル・ソング/ラドヤード・キップリングの2つのセッティング〔一人息子、ハル・ダヤールの愛の歌〕/秋の歌/エラ・グレインジャーの5つのセッティング/オー・グロリアス, ゴールデン・エラ/傘を持ったリトル・オレ/ヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」による変奏曲/収穫の讃歌/アフター・ワード
■CD14:テノールのための歌曲集
ラドヤード・キップリングの9つのセッティング〔デディケーション2、アンカー・ソング、シー=ワイフ、ガンジス・パイロット、ファースト・シャンティ、ウィドウズ・パーティ、兵士よ, 兵士、若いイギリス兵、デディケーション1〕/ロバート・バーンズの3つのセッティング〔ヨン・ワイルド・モシー・マウンテン、エアヴァン・バンクス、アフトン・ウォーター〕/北の歌からの4つのセッティング/愛の力/二羽のカラス/リーヴァーズ・ネック=ヴァース/マクスウェル卿のおやすみなさい
■CD15:バリトンのための歌曲集
柳よ柳よ/6人の公爵が釣りに出かけると/ブリティッシュ・ウォーターサイド/牛を搾り出すかわいい女の子/行方不明の夫人が見つかった/クリーピン・ジェーン/大胆なウィリアム・テイラー/北の歌からの4つのセッティング/ラドヤード・キップリングの6つのセッティング〔ルカノン、慈悲深い町、ライド・ウィズ・アン・アイドル・ウィップ、ノーザン・バラッド、海の男たち、兵士よ, 兵士〕/心の冷たいバーブラ・ヘレン/海の秘密/セイラーズ・シャンティ/シャロー・ブラウン
■CD16:複数台ピアノのための作品集
緑の茂み/緑の草原で楽しく踊ろう/イン・ブリストル・タウン/イングリッシュ・ダンス/ザンジバルのボート・ソング/ウィドウズ・パーティ・マーチ/ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ/ユトランド民謡メドレー/収穫の讃歌/カントリー・ガーデンズ/ランダム・ラウンド/キール・ロウ/兵士たち
■CD17:独奏ピアノ作品集Vol.1
前奏曲ハ長調/ジグ/アンダンテ・コン・モート/ピアノ小品ニ長調/ピアノ小品ホ長調/ピアノ小品イ短調/ピアノ小品変ロ長調/平和/サクソン・ツイ・プレイ/東洋的間奏曲/イングリッシュ・ワルツ/夕暮れに/トレイン・ミュージック/船乗りの歌/ウォーキング・チューン/3つのスコットランド民謡/スコットランドのストラススペイとリール/全世界からの7人の男/チャイコフスキーの「花のワルツ」によるパラフレーズ/デリー地方のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)/ウッドストック・タウンの近くで/ダオメーにて
■CD18:独奏ピアノ作品集Vol.2
タイガー=タイガー/玄人の猟師/サセックスの仮装行列によるクリスマス・キャロル/ライバル兄弟/オーストラリアの内陸地の歌/収穫の讃歌/陽気な王様/リスボン(ダブリンの港)/パストラル/ウィドウズ・パーティ/愛に死す/ホークストウ・グランジ/元気な若い船乗り/心の冷たいバーブラ・ヘレン/ブリストル・タウン/海の歌のスケッチ/岸辺のモリー/到着ホームでうたう鼻歌/シェパーズ・ヘイ(羊飼いの呼び声)/カントリー・ガーデンズ/モック・モリス/ガムサッカーズ・マーチ/コロニアル・ソング/陽気な部族のテント/陽気な, しかしもの悲しそうな/ストランド通りのヘンデル/わたしのロビンは緑の森へ
■CD19:独奏ピアノ作品集Vol.3
フォスターに捧ぐ子守歌/わたしのジョンよ, もう一日/婚礼のララバイ/騎士と羊飼いの娘/子供の行進曲「丘を越えて遙かに」/婚礼のララバイのランブル/スプーン・リヴァー/シュトラウスの「ばらの騎士」の最後の愛の二重唱によるランブル/デンマーク民謡組曲〔愛の力、ナイチンゲールと2人の姉妹、ユトランド民謡メドレー〕/北欧の王女へ/楽しい鐘の音/ウォーキング・チューン/フォスターに捧ぐ子守歌/誇り高きヴェッセリ/リマーとゴールドカッスル/デリー地方のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)/カントリー・ガーデンズ/固定されたド/美しく新鮮な花/おお, 今こそ別れねばならぬ
■CD20:大合唱と管弦楽のための作品集
「ソロモンの雅歌」より ソロモン王の結婚/ダニー・ディーヴァー/民主主義の行進歌/オーディンの霊/玄人の猟師/エグラモア卿/ワムフレイの若者たち/花嫁の悲劇/フォスターに捧ぐ/感謝の歌
■CD21:吹奏楽のための編曲集
作曲者不詳(13世紀):乙女は天使に/マショー:バラード第17番/ジョスカン・デ・プレ:ラ・ベルナルディーナ/カベソン:ドリア旋法による前奏曲/フェッラボスコ:4つの音符のパヴァーヌ/ジョン・ジェンキンス:5声のファンタジー第15番/バッハ:行進曲 BWV Anh.122、カンタータ第85番「われはよき牧人なり」BWV.85より、コラール「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」BWV.622/リスト:ハンガリー幻想曲 S.123/フランク:コラール第2番/フォーレ:トスカナのセレナード Op.3-2/グーセンス:民謡/キャサリン・パーカー:ダウン・ラングフォード・ウェイ
■CD1
リチャード・ヒコックス(指)
BBCフィルハーモニック
録音:1996年(CHAN9493)


■CD2
リチャード・ヒコックス(指)、
BBCフィルハーモニック
録音:1997年(CHAN9584)


■CD3
リチャード・ヒコックス(指)、
BBCフィルハーモニック、
ジョナサン・スコット(ハーモニウム)
録音:1999年(CHAN9839)


■CD4
リチャード・ヒコックス(指)、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ、
マーク・パドモア(T)、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
デューク・ドービング(Fl)、
デイヴィッド・アーチャー(Tp)、
アンドルー・ワトキンソン(Vn)、
ペネロピ・スウェイツ(P)
録音:1996年(CHAN9499)


■CD5
リチャード・ヒコックス(指)、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ、
パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms)
マーク・パドモア(T)、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)、
ジェフリー・トーザー(P)
録音:1997年(CHAN9554)


■CD6
リチャード・ヒコックス(指)、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ、
スーザン・グリットン(S)、
パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms)
マーク・タッカー(T)、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)、
ティム・ヒュー(Vc)
録音:1998年(CHAN9653)


■CD7
リチャード・ヒコックス(指)
、デンマーク国立RSO&cho、
パメラ・ヘレン・スティーヴン (Ms)、
ヨハン・ロイター(Br)
録音:1998年(CHAN9721)


■CD8
リチャード・ヒコックス(指)、
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ合唱団
録音:2002年(CHAN9987)


■CD9
ティモシー・レイニッシュ(指)
、クラーク・ランデル(指)、
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ
録音:1996年(CHAN9549)


■CD10
ティモシー・レイニッシュ(指)、
クラーク・ランデル(指)、
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ
録音:1992年&1997年(CHAN9630)


■CD11
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ・チェンバー・アンサンブル
録音:1998年(CHAN9746)

■CD12
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ・チェンバー・アンサンブル、
デッラ・ジョーンズ(Ms)、
マーティン・ヒル(T)、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
録音:1999年(CHAN9819)


■CD13
デッラ・ジョーンズ(Ms)、
ペネロピ・スウェイツ(P)、
マーク・パドモア(T)、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)、
ジョン・ラヴェンダー(P)
録音:1998年(CHAN9730)


■CD14
マーティン・ヒル(T)、
ペネロピ・スウェイツ(P)
録音:1997年(CHAN9610)


■CD15
スティーヴン・ヴァーコー(Br)、
ペネロピ・スウェイツ(P)
録音:1996年(CHAN9503)

■CD16
ペネロピ・スウェイツ(P)
ウェイン・マーシャル(P)、
ジョン・ラヴェンダー(P)、
ロンダ・ギレスピー(P)、
アントニー・グレイ(P)
録音:1998年(CHAN9702)


■CD17
ペネロピ・スウェイツ(P)
録音:2000年(CHAN9895)


■CD18
ペネロピ・スウェイツ(P)
録音:2001年(CHAN9919)


■CD19
ペネロピ・スウェイツ(P)
録音:2003年(CHAN10205)


■CD20
アンドルー・デイヴィス(指)、
メルボルンSO&cho
、シドニー室内合唱団
録音:2012年(CHSA5121)


■CD21
クラーク・ランデル(指)
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ、
イヴァン・ホヴォラン(P)
録音:2007年(CHAN10455)
当時イギリス領だったオーストラリアのメルボルンで生まれた作曲家&ピアニスト、パーシー・グレインジャー(1882−1961)。各地の民謡を採集し多彩な編曲を施し、また小節、拍子、和声にこだわらない「自在音楽(フリーミュージック)」や電子音楽(シンセサイザー)の先駆者としての功績も残す偉大な作曲家の作品を地道に取り上げ、再評価へと導いてきたChandosのグレインジャー・エディション。 グレインジャーの没後50周年となる2011年には、1996年にリリースされた第1巻から2003年リリースの第19巻までの19枚のアルバムをセットにしたBOXセット(CHAN10638)が発売され話題を呼びました。同セットはしばらく廃盤となっておりましたが、この度新たに2008年リリースの「吹奏楽編曲集(CHAN10455)」と2013年リリースの「大合唱と管弦楽のための作品集(CHSA5121)」の2タイトルを加えた全21枚組コンプリートBOXとして、Chandosのグレインジャー・エディションが復活します! 「カントリー・ガーデン」、「岸辺のモリー」、「デリー地方のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)」などの名旋律が、様々な編成(オーケストラ、吹奏楽、合唱、室内楽、ピアノ等)で楽しめるのもグレインジャーの大きな魅力の1つ。グレインジャー愛好家はもちろん、フォークソングや吹奏楽、合唱、ピアノのファンも要注目の、記念碑的なBOXセットです!

CHAN-20218
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲第1番イ長調 Op.18,MWV R 21(1826‐27,revised 1832)
弦楽五重奏曲第2番変ロ長調 Op.87,MWV R 33(1845)
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn)、イン・シュエ(Vn)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕、ティモシー・リダウト(Va)

録音:2021年5月13日-15日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。これまでにメンデルスゾーンの録音では、弦楽四重奏全曲録音を達成し、第1巻(CHAN-20122)ではオーストラリアのライムライト・マガジンで「2019年の年間最優秀賞(室内楽)」にノミネート、第2巻(CHAN-20257)は英グラモフォン誌「2021年12月エディターズ・チョイス」やBBCミュージック・マガジン「2022年1月チェンバー・チョイス」に選ばれるなど好評を博しました。
弦楽四重奏曲に続いて録音されたこの弦楽五重奏曲集は、若きスター・ヴィオラ奏者ティモシー・リダウトを迎えて行われました。第1番はメンデルスゾーンが「「真夏の夜の夢」序曲」を作曲したのと同時期(17歳)に作られ、その後改訂され出版に至りました。第2番は亡くなる2年前静養先のフランクフルトで作曲された晩年の作品です。メンデルスゾーンの初期と後期の作品で、ドーリックSQとティモシー・リダウトの豊かな表現力溢れる演奏をご堪能ください。
CHAN-20219
ロッキング・ホース・ロード
DPA.マクマナス(ポール・キャシディ編):ロッキング・ホース・ロード
ヴァイル(ジョン・ダンクワース編):スピーク・ロウ
ジャッキー・ダンクワース(チャーリー・ウッド編):プリーズ・アンサー
伝承曲(ブリテン&ポール・キャシディ編):サリー・ガーデン
ビョーク、デイヴィッド・アーノルド&ジャー・ウォブル(ジャクリーヌ・トーマス編):プレイ・デッド
アレク・ダンクワース(ジェームズ・ピアソン編):ナルシッソ
ダイアナ・クラール(ポール・キャシディ編):ナロウ・デイライト
チャーリー・ウッド:ペイシェンス
ハーヴィー・ブラフ:ゴー・ラヴリー・ローズ、ザ・トリプル・フール、君を夏の日にたとえようか
アル・ホフマン、カール・G.ランプル&ジェリー・リヴィングストン(ネルソン・リドル&ブロドスキーSQ編):クローズ・トゥー・ユー
デヴィッド・ゴードン:タイム・テイクス・イッツ・タイム
チャーリー・ウッド:リーチ・アウト・フォー・ザ・ライト
ウォルター・ヴィンソン&アロンゾ(ロニー)・チャットモン(ジョン・ダンクワース編):シッティン・オン・トップ・オヴ・ザ・ワールド
ジミー・ヴァン・ヒューゼン(ジャクリーヌ・トーマス編):ライク・サムワン・イン・ラヴ
スティング(ポール・キャシディ編):フラジール
ジャッキー・ダンクワース(ヴォーカル)、
ブロドスキーSQ〔クリシア・オソストヴィチ(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トマス(Vc)〕

録音:2021年6月14日-16日、ロンドン(ブロドスキーSQ)&2021月9月1日-12日、フランス(ジャッキー・ダンクワース)
1972年の結成以降、世界の主要なステージで3,000を超えるコンサートを行い、70以上の録音をリリースしてきたイギリスを代表するアンサンブルの1つ、ブロドスキーSQ。彼らの録音は、クラシックのみならず様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションも含まれています。実際今回コラボレーションすることになった女性ジャズ・シンガーのジャッキー・ダンクワースとは、20年ほど前にも共に録音を行っています。彼女をイギリスのサンデー・タイムズ紙(The Sunday Times)は「音楽のカテゴリーに関係なく、彼女は最高の歌手のひとり」と評しています。
今回はビョーク、スティング、チャーリー・ウッド、そしてハーヴィー・ブラフといった様々なジャンルの音楽を、ブロドスキーSQが熱演し、ジャッキー・ダンクワースが美声を響かせます。実際にビョーク、スティング、エルヴィス・コステロら本人とのコラボレーションを行ったことのあるブロドスキーSQの本領発揮!ジャッキー・ダンクワースとの圧倒的なパフォーマンスは、クラシック・ファンだけでなく、様々なジャンルの音楽ファンにおすすめ出来る内容となっています。
また、今アルバムからブロドスキーSQには、ジーナ・マコーマックに代わりクリシア・オソストヴィチが参加。ドーマス・ピアノ四重奏団で15年間、ダンテSQで25年間活動してきた室内楽のエキスパートです。
CHAN-20220
悪魔のロマンス〜サクソフォンと室内オーケストラのためのピアソラ音楽
ピアソラ:ブエノス・アイレスの秋/悪魔のロマンス/ブエノス・アイレスの冬/オブリビオン(忘却)*/ブエノス・アイレスの春/孤独の歳月/ブエノス・アイレスの夏/リベルタンゴ

(*=編曲:パブロ・シーグレル/*を除く全曲=オーケストレーション:マルコ・アルボネッティ)
マルコ・アルボネッティ(ソプラノ・サクソフォン、バリトン・サクソフォン)、
オルケストラ・フィラルモニカ・イタリアーナ

録音:2019年12月4日、テアトロ・マシーニ(ファエンツァ、イタリア)
ニューヨーク、カーネギー・ホール・デビューが高く評価され、世界中でソリスト&指導者として活動する、イタリアを代表するコンサート・サクソフォニスト、マルコ・アルボネッティが吹く新たなピアソラ・アルバム!
ピアソラが亡くなった日のニュースでピアソラの音楽に出会い、その日から現在までピアソラの音楽への熱い情熱を持ち続けているというアルボネッティ。博士論文の研究ではブエノス・アイレスに赴き、作曲家のオリジナルのスコアを調べ、ピアソラ夫人のラウラ・エスカラーダや詩人のオラシオ・フェレール、ミュージシャンのパブロ・シーグレルやホセ・ブラガートらにインタビューも行ってピアソラの音楽を深め、今アルバムではシーグレル編曲のオブリビオンを除く全曲を、アルボネッティ自らがオーケストレーション。ソプラノ・サクソフォン(一部曲ではバリトン・サクソフォン)と室内オーケストラのための華麗なピアソラ・アルバムを創り上げ、そのアレンジにはピアソラのパブリッシャーでありピアソラ音楽賞(PMA)を創設している"Edizioni A.Pagani"からも、「完璧に遂行された素晴らしい作品であり、マエストロ・ピアソラの音楽に対する偉大な敬意の表明である」と賛辞を送られています。
アルボネッティはタンゴのワクワクするようなリズムを鋭いタンギングで捉え、バンドネオンを彷彿とさせるような麗しいリードの響きで哀愁のピアソラを表現。サクソフォンと共演するヴァイオリン、ピアノ、ダブル・ベースの各種ソロも絶品です。
CHAN-20222
愛しい夜〜フランス歌曲集
ラヴェル:シェエラザード
シアン:3つのメロディー
ドビュッシー:まぼろし、ひそやかに、アリエルのロマンス
ポーリーヌ・ヴィアルド(1821−1910):2本のバラ VWV 1055、アイ・リュリ! VWV 1106、アヴァネーズ VWV 1019
シャミナード:けだるい月、愛の虜、愛のロンド
ジョゼフ・カントルーブ(1879−1957):オー・アップ!
アルフレード・バシュレ:愛しい夜
プーランク:愛の小径 FP 106-la、メタモルフォーズ(変身) FP 121
サティ:エンパイア劇場のプリマドンナ、ジュ・トゥ・ヴ
モーリス・イヴァン(1891−1965):夜に歌う
ルイーズ・オルダー(S)、
ジョゼフ・ミドルトン(P)

録音:2020年7月29日−8月1日&9月1日、ポットン・ホール(サフォーク)
2017年BBCカーディフ国際声楽コンクールでサザーランド聴衆賞受賞、2017年国際オペラ賞でベスト・ヤング・シンガー賞を受賞し、国際的な活動を拡げるイギリスの注目リリック・ソプラノ、ルイーズ・オルダー。
前作ではロシアの繋がりをテーマに様々な国・言語の歌曲を組み立てた「ロシアン・コネクション」で、英タイムズ紙の2020年「Records of the Year」や、プレスト・クラシカルの「Presto Recordings of the Year」2020年ファイナリストに選ばれたルイーズ・オルダーと名盤奏者ジョゼフ・ミドルトンのChandos第2弾。
19世紀後半から20世紀のフランス歌曲の豊富で多様なセレクションを探索。モーリス・ラヴェルからモーリス・イヴァンまで、フランスの夜、謎、陰謀、発見、誘惑、愛、そして至福の夜を多彩に描いています。
CHAN-20223
イル・カノーネ〜フランチェスカ・デゴ パガニーニのヴァイオリンを弾く
パガニーニ:ラ・カンパネッラ(Vn協奏曲第2番ロ短調 Op.7より/フリッツ・クライスラー編曲ヴァイオリンとピアノ版)*
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース Op.6
コリリアーノ:レッド・ヴァイオリン・カプリース
カルロ・ボッカドーロ(b.1963):秋のように(世界初録音)
パガニーニ:カンタービレ ニ長調 Op.17(カルロ・ボッカドーロ編曲ヴァイオリンとピアノ版/世界初録音)*
ロッシーニ
:パガニーニに寄せてひと言 ニ長調*
シュニトケ:ア・パガニーニ
シマノフスキ:3つのパガニーニのカプリース Op.40*
フランチェスカ・デゴ(Vn/グァルネリ・デル・ジェス1743 "イル・カノーネ")、フランチェスカ・レオナルディ(P/ファツィオリ)*

録音:2019年11月4日−6日、ドーリア・トゥルシ宮殿(ジェノヴァ、イタリア)
1989年イタリア出身、朗々たる響き、説得力のある解釈、隙のないテクニックを誇り、国際的なシーンでもっとも人気を集める若きヴァイオリニストの一人、フランチェスカ・デゴがイギリスのシャンドス(Chandos)と専属録音契約を結びました! 2012年にDeutsche Grammophonから「パガニーニ:24のカプリース」でデビューを果たしたフランチェスカ・デゴの注目すべきChandos第1弾も、パガニーニ・アルバムです!
パガニーニ自身が所有し愛奏したというグァルネリ・デル・ジェス1743年製の "イル・カノーネ(大砲)"は、パガニーニの没後ジェノヴァ市に寄贈され、ジェノヴァの宝として厳重に保管されてきました。その後、限られたヴァイオリニストにしか演奏機会が与えられず、録音も数えるほどしかないという貴重な銘器ですが、フランチェスカ・デゴは2019年にジェノヴァで行われたパガニーニ祝賀コンサートでこの楽器を使用してパガニーニのヴァイオリン協奏曲を演奏し、その成功から今回のレコーディングで使用するという栄誉が与えられました。フランチェスカ・デゴがパガニーニに敬意を表してじっくりと選んだという理想のプログラムは、ロッシーニからシュニトケまで、無伴奏とピアノ伴奏両方の充実したパガニーニ・トリビュート・プログラム。イタリアの作曲家兼ピアニスト、カルロ・ボッカドーロ(b.1963)がフランチェスカのために作曲した「秋のように(Come d’autunno)」と、ボッカドーロがフランチェスカのためにピアノ伴奏をアレンジしたパガニーニの「カンタービレ」は世界初録音です。
師であるサルヴァトーレ・アッカルドがその才能を絶賛し、2008年にはパガニーニ国際コンクールでファイナルに進出し(イタリア人女性として初)、最年少ファイナリストのための特別賞「エンリコ・コスタ賞」を受賞したフランチェスカ・デゴが、パガニーニのヴァイオリンの麗しくも濃密な音色を引き出したパガニーニ・アルバムは話題必至! 今後もChandosからロジャー・ノリントン&RSNOとの共演によるモーツァルトの協奏曲録音などを予定しているというフランチェスカ・デゴの活躍にご期待ください!!
CHAN-20224
アメリカの五重奏曲集〜ビーチ、プライス、バーバー
エイミー・ビーチ(1867−1944):ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調 Op.67
バーバー:ドーヴァー海岸 Op.3(中声と弦楽四重奏のための)
フローレンス・プライス(1887−1953):ピアノ五重奏曲イ短調(世界初録音)
カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ〔マシュー・ローズ(Bs)、エレーナ・ユリオステ(Vn)、メリッサ・ホワイト(Vn)、ロザリンド・ヴェントゥリス(Va)、ラウラ・ファン・デル・ハイデン(Vc)、トム・ポスター(P)〕

録音:2020年9月17日−19日、ポットン・ホール(サフォーク)
「カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ」は、2007年スコットランド国際ピアノ・コンクールで最優秀賞を受賞し、Chandosではジェニファー・パイクやドーリックSQと共演してきたイギリスのピアニスト、トム・ポスターが、BBCラジオ3新世代アーティスト・スキームを通じて出会ったパートナー、エレーナ・ユリオステとともに2017年に結成したアンサンブル。2020年にはウィグモア・ホールのアソシエイト・アンサンブルにも選ばれたカレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴは、器楽奏者と歌手の両方をフィーチャーした柔軟で多様な編成で活動し、名前の通り「カレイドスコープ(万華鏡)」のような多彩でまばゆい音楽を生み出しています。
彼らのデビュー・アルバムとなる「American Quintets」も、二人の女性作曲家によるピアノ五重奏の間に、「声楽と弦楽四重奏」のためのレパートリーのもっとも有名な作品の1つ、バーバーの「ドーヴァー海岸(ドーヴァー・ビーチ)」を挟むという興味深いプログラムで構成しています。アメリカ初の黒人女性の交響曲作曲家としても知られるフローレンス・プライスは、「性別と人種」という2つのハンディキャップに直面してきた作曲家で、彼女が亡くなった時点では多くの作品は未出版であり、かなりの量の原稿も紛失していました。今回世界初録音となるプライスのピアノ五重奏曲イ短調は、2009年にイリノイ州の廃屋の屋根裏部屋から、2つの失われていた交響曲と共に発見された作品です。
CHAN-20225
ギターを讃えて
ロドリーゴ:祈りと踊り(マヌエル・デ・ファリャを讃えて)、ギターを讃えて
ミゲル・リョベート・ソレス:ソルの主題による変奏曲 Op.15
カステルヌーヴォ=テデスコ:悪魔的奇想曲 Op.85(パガニーニを讃えて)
ピアソラ:5つの小品
クシシュトフ・メイシンゲル(G)

録音:2021年5月5日、8日&24日、ポーランド放送ヴィトルト・?ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ポーランド、ワルシャワ)
1984年生まれのクシシュトフ・メイシンゲルは、アニエロ・デシデリオやクリストファー・パークニングといった音楽界の権威から多大な影響を受け、芸術的な成長を遂げてきたポーランドのカリスマ的クラシック・ギタリスト。ペペ・ロメロと比較されるほどの才能を発揮し、東京からロサンゼルス、ブエノスアイレスまで(ホールではウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、ロンドンのウィグモア・ホール、パリのシャトレ座など)世界各地で演奏を行っています。
Chandosでのデビュー・アルバムとなる本作では、オマージュ作品を中心とした多彩なプログラムが用意されており、彼の卓越した技術と天性の音楽家としての資質が存分に発揮されています。(「5つの小品」はピアソラが遺した唯一のギター独奏用オリジナル作品です。)ギターはイグナシオ・フレタのコピーにノブロックの弦を張ったものを使用しています。
CHAN-20226
イギリスのオーボエ五重奏曲集
アーノルド:オーボエと弦楽四重奏のための五重奏曲
フィンジ:オーボエと弦楽四重奏のための間奏曲 イ短調 Op.21
ヴォーン・ウィリアムズ:チェロとピアノのためのイギリス民謡による6つの練習曲(ロバート・スタントン編曲/イングリッシュ・ホルンと弦楽四重奏のための)
ブリス:オーボエと弦楽四重奏のための五重奏曲 F21
ディーリアス:歌劇 「フェニモアとゲルダ」より 2つの間奏曲(エリック・フェンビー編曲/オーボエと弦楽四重奏のための)
ニコラス・ダニエル(Ob、イングリッシュ・ホルン)、
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、イン・シュエ(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2020年10月17日−19日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQが、イギリスの名オーボイスト、ニコラス・ダニエルとコラボレーション! ニコラス・ダニエルは1980年にBBCヤング・ミュージシャン・コンクールで優勝して以来、世界の第一線で活躍し続けてきたオーボエ奏者。ソリスト、室内楽奏者、指揮者として多くの国際的なアンサンブルやオーケストラと共演し、100を超える作品を初演・初録音してきました。ブリテン・シンフォニア、ハフナー・ウィンド・アンサンブル、オルシノ・アンサンブル、ブリテン・オーボエ四重奏団の創設メンバーであり、現在トロッシンゲン音楽大学とギルドホール音楽院の教授を務めています。2020年10月にはその功績が認められ、大英帝国勲章4等勲爵士(OBE)を受勲しています。
イギリスの伝説的オーボエ奏者、レオン・グーセンス(1897-1988/作曲家ユージン・グーセンスの弟)は、このアルバムに収録されている5人の作曲家すべてに影響を与えており、ヴォーン・ウィリアムズを除く4曲はグーセンスのために作曲され、グーセンスが初演しています。ヴォーン・ウィリアムズのオーボエ協奏曲を初演したのも、レオン・グーセンスでした。今回ニコラス・ダニエルはグーセンスの娘ジェニーから特別な許可を得て、ディーリアスの「2つの間奏曲」については、彼自身の現代のオーボエではなく、グーセンスが所有していた貴重な楽器を使用し、この楽器の演奏に関する経験や影響について魅力的なブックレットを寄稿しています。(ブックレットは英語、ドイツ語、フランス語)
CHAN-20227
おとぎ話〜プラハからブダペストへの物語
ヤナーチェク:おとぎ話 JW VII/5
コダーイ:チェロ・ソナタ Op.4
ドヴォルザーク:「ジプシーの歌」より「我が母の教え給いし歌」Op.55-4, B 104, S 73*
コダーイ:なぜあなたは私を愛していないと言うの? Op.post.NO1*、細い絹糸 Op.1-9*
アンドラーシュ・ミハーイ(1917-1993):ムーヴメント
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):永遠に Op.12-1*
コダーイ:ソナチネ
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7*
(*=ラウラ・ファン・デル・ハイデンによるチェロとピアノ版編)
ラウラ・ファン・デル・ハイデン(Vc)、
ジェイムズ・コールマン(P)

録音:2021年7月24日-27日、ポットン・ホール、サフォーク(イギリス)
デビュー・アルバムとなった前作のロシア音楽集(CHRCD136)が、BBCミュージック・マガジン「Recording of the Month」、BBCミュージック・マガジン賞2019「Newcomer of the Year」、オランダのエジソン賞2018「Best Debut CD」を受賞するという華々しいものとなったチェリスト、ラウラ・ファン・デル・ハイデンが、Chandosレーベルにデビュー! 今作のチェコからハンガリーにかけての作品集から、Chandosレーベルと専属契約を結ぶことになりました。「Pohadka(おとぎ話/物語)」をテーマにセレクションされた、歌曲からの編曲やヴァイオリン・ソナタのチェロ版などを含む魅惑のプログラム。たっぷりとした響きで堂々と奏する様は見事なもので、今後のリリースも期待せずにはいられません。
ラウラ・ファン・デル・ハイデンは、2012年のBBCヤング・ミュージシャン・コンクールで見事優勝を果たした後、2014年9月にはラントグラーフ・フォン・ヘッセン賞を受賞。さらに2015年にはロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの史上初となるヤング・アーティスト・イン・レジデンスに抜擢されるなど、イギリス内外で大きな注目を集めています。
1997年にイギリスでオランダ人の父親とスイス人の母親との間に誕生したファン・デル・ハイデンは、9歳でデビューを飾った後、レオニード・ゴロホフに師事。近年では、ファジル・サイとのデュオでチューリッヒ・トーンハレのステージに上がり、アンドルー・デイヴィスが指揮するメルボルンSOとの共演でBBCプロムス・オーストラリアのオープニング・コンサートに登場。また、カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴの団員であるなど、活躍の場を世界各地へと広げている要注目のチェリストです。
CHAN-20228
ドビュッシー:ピアノ・デュオ作品集
小組曲/アラベスク第1番(レオン・ロクによる2台ピアノ版)/6つの古代の墓碑銘/亜麻色の髪の乙女(レオン・ロクによるピアノ・デュオ版)/アンダンテ・カンタービレ/スラヴ風バラード(ギュスターヴ・サマズイユによるピアノ・デュオ版)/スコットランド風行進曲/交響詩「海」(アンドレ・カプレによる2台ピアノ版)
ルイ・ロルティ(P)、
エレーヌ・メルシエ(P)

録音:2021年10月、スネイプ・モルティングス コンサート・ホール(イギリス、サフォーク)
カナダが世界に誇るフランス系のカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティと、同じくカナダ生まれの名手、エレーヌ・メルシエのコンビ再び! 2015年に録音したプーランクのアルバム(CHAN-10875)から約6年、今回はベーゼンドルファーのグランドピアノ2台(280VC)で奏でるオール・ドビュッシー・プログラム!
ドビュッシー自身が作曲した二重奏曲と、当時の音楽家がアレンジを施した有名作品(アラベスク第1番、亜麻色の髪の乙女など)が交互に演奏され、最後は交響詩「海」のアンドレ・カプレによる記念碑的な2台ピアノ編曲版で締めくくられます。オーケストラの色彩を排除したピアノ版では、ドビュッシーのもたらした革新、彼の画期的な和声が手に取るようにわかることでしょう。
CHAN-20229
フルートのためのフランス作品集
サン=サーンス:ロマンス 変ニ長調 Op.37(フルートとピアノのための)
フランク:ソナタ イ長調 M.8(原曲:ヴァイオリン・ソナタ/ジャン=ピエール・ランパル編曲フルートとピアノ版)
サン=サーンス:歌劇 「アスカニオ」より バレエのアリア(フルートとピアノのためのアダージョと変奏)
ヴィドール:組曲 ハ短調 Op.34(フルートとピアノのための)
デュリュフレ:前奏曲、レチタティーヴォと変奏 Op.3(フルート、ヴィオラとピアノのための)
アダム・ウォーカー(Fl)、
ティモシー・リダウト(Va)、
ジェームズ・ベイリュー(P)

録音:2020年9月11日−13日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
アダム・ウォーカーが率いるオルシノ・アンサンブル盤(RCHSA5282/CHSA5282)と共に、ウォーカーのソロ・アルバムもChandosからリリース! アダム・ウォーカーは2009年に英国王立音楽アカデミーを優秀な成績で卒業してからすぐに21歳でロンドンSOの首席フルート奏者に任命され、その後MIDEMクラシックの優秀ヤング・アーティスト賞、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞、ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・ヤング・アーティスト賞(ノミネート)などを受賞。英国王立音楽カレッジの客員教授も務め、フランスのバロックから現代の新作委嘱作まで、幅広いフルートのレパートリーを追求し、オーケストラとの共演、ソロ・リサイタル、室内楽などの旺盛な演奏活動を続けています。
2013年にリリースされたアダム・ウォーカーの前作「Vocalise」でも共演していたピアニスト、ジェームズ・ベイリューとともに贈る、フルートのための華麗なフランス作品集。ヴィドールの組曲、フランクの傑作ヴァイオリン・ソナタのフルート版、デュリュフレのフルート・トリオを中心に構築されたプログラムで、アダム・ウォーカーの驚異的な才能と卓越した音楽表現を披露します。デュリュフレのトリオで共演する次世代のスター・ヴィオラ奏者ティモシー・リダウトの参加もポイント。
CHAN-20231
ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽 Vol.5
ドミトロ・クレバノフ(1907-1987):室内楽作品集(全曲世界初録音)
弦楽四重奏曲第4番(1946)
ピアノ三重奏曲第2番(1958)
弦楽四重奏曲第5番(1965)
ARCアンサンブル

録音:2021年1月5日−7日、トロント王立音楽院(カナダ)
カナダにおける最も優れた文化大使であるARCアンサンブル(Artists of The Royal Conservatory)が注力する『ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽』シリーズの最新巻は、ウクライナの忘れられた作曲家、ドミトロ・クレバノフ(1907-1987)の室内楽作品集。ARCアンサンブルは20世紀の全体主義体制下で抑圧され、その後も疎外され続けてきた音楽の研究と復興に力を注いでおり、シリーズではこれまでに「ベン=ハイム(CHAN- 10769)」、「フィテルベルク(CHAN-10877)」、「シモン・ラクス(CHAN- 10983)」、「カウフマン(CHAN-20170)」の4巻がリリースされています。
亡命というと一般的には地理的な移動を連想しますが、「国内亡命」という考え方も古くから存在し、ソビエト連邦では、このような亡命が長期にわたって行われていました。音楽のスタイルや内容に対する国家の監視は1920年代に始まり、スターリンの死後、1953年まで続いたとされています。国家社会主義のもとで殺害されたり追放されたりした中欧の作曲家たちと異なり、ソビエト時代の音楽の犠牲者の多くはいまだ注目を浴びているとは言い難い状況です。
ウクライナのユダヤ人作曲家ドミトロ・クレバノフ(1907-1987)は、神童のような存在としてそのキャリアをスタートさせましたが、1945年に発表した交響曲第1番(ショスタコーヴィチの第13番と同様、バビ・ヤールでのユダヤ人虐殺を題材にしたもの)で当局の反感を買い、その後の数十年は社会主義リアリズム作品の作曲に費やすことになりました。今回全曲世界初録音で収録された室内楽作品以外にも、9つの交響曲、ヴァイオリン協奏曲とチェロ協奏曲、ヴァイオリンとピアノのためのさまざまな作品、いくつかのオペラやバレエ、約100曲の歌曲(そのほとんどが手稿として残されている)、20数曲の映画音楽など、クレバノフの遺産は多岐にわたっています。
CHAN-20232
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 Op.7-3, K.454
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.1-1, K.301
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Op.1-3, K.303
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.1-5, K.305
フランチェスカ・デゴ(Vn)、
フランチェスカ・レオナルディ(P)

録音:2021年3月23日-25日、ファツィオリ・コンサート・ホール(サチレ、イタリア)
1989年イタリア出身、朗々たる響き、説得力のある解釈、隙のないテクニックを誇り、国際的なシーンでもっとも人気を集める若きヴァイオリニストの一人、フランチェスカ・デゴ。2021年11月には待望の再来日が実現し、NHKSOと見事なパガニーニを聴かせてくれました。パガニーニ自身が所有し愛奏したヴァイオリンを使用した「イル・カノーネ」(PCHAN-20223/CHAN-20223)で華麗なChandosデビューを果たし、ロジャー・ノリントンとの共演によるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集(PCHAN-20234/CHAN-20234)が英BBCミュージック・マガジンで「レコーディング・オヴ・ザ・マンス(2021年11月)」に選ばれるなど好評を博したフランチェスカ・デゴが、長年のリサイタル・パートナーでもあるフランチェスカ・レオナルディとともにモーツァルトのソナタ集も録音!
17年間という、人生の半分以上、キャリアのすべての期間で共に演奏し、全幅の信頼を寄せてきたフランチェスカ・レオナルディとの、親密で歓びに満ちたモーツァルト。長年演奏してきたK.454のソナタ(第32番)を中心に、作品1の「パリ・ソナタ」からの3曲(第18番、第20番、第22番)で、優雅で華やぐモーツァルトのひと時を紡いでゆきます。
CHAN-20233
モーツァルト:ピアノ独奏作品集 Vol.1
モーツァルト:幻想曲 KV475(1785)/アダージョ KV356(1791)/幻想曲 KV396(1782)/メヌエット KV355(?late 1780s)/幻想曲 KV397(1782/1786-87)/ロンド KV485(1786)/ピアノ・ソナタ KV333(1783)
フェデリコ・コッリ(P)

録音:2021年8月6日-8日、ポットン・ホール(サフォーク)
同世代の中でもその独創性が注目されているイタリアの若きピアニスト、フェデリコ・コッリによるモーツァルトのピアノ独奏作品集の企画がスタートしました。コッリは、彼の説得力のある、型にはまらない解釈と音の明瞭さで世界的に急速に認められています。2011年ザルツブルクのモーツァルト国際コンクールで第1位、2012年にはリーズ国際ピアノコンクールでゴールド・メダルを獲得し、一躍注目されるピアニストとなりました。

このアルバムでは、6歳の頃から学んできたモーツァルトを徹底的に研究し臨んでいます。モーツァルトの詳細な伝記はもちろんのこと、彼の手紙、政治的背景、またモーツァルトは何を考えどう生きていたのか、フェデリコ・コッリの考察によって生み出された演奏です。第1集となるこのアルバムは、小品を多く取り上げていますが、コッリの演奏の説得力は並々ならぬものがあり、今後の録音も期待せずにはいられません。
CHAN-20234
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.1
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216*
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218*
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.1-4, K.304†
フランチェスカ・デゴ(Vn)、
ロジャー・ノリントン(指)*、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO*、
フランチェスカ・レオナルディ(P)†

録音:2019年8月1日−2日、ロイヤル・コンサート・ホール(RSNOセンター、グラスゴー)(協奏曲)、2021年3月25日、ファツィオリ・コンサート・ホール(サチレ、イタリア)(ソナタ)
1989年イタリア出身、朗々たる響き、説得力のある解釈、隙のないテクニックを誇り、国際的なシーンでもっとも人気を集める若きヴァイオリニストの一人、フランチェスカ・デゴ。CHAN-dos専属契約第1弾としてリリースされ、パガニーニ自身が所有し愛奏したヴァイオリンを使用して話題を呼んだ「イル・カノーネ」(PCHAN-20223/CHAN-20223)に続く待望のシャンドス第2弾は、伝説的な指揮者であり、ピリオド・パフォーマンスのパイオニア、サー・ロジャー・ノリントンと共演したモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集がスタート!
伴奏はスコットランドの名門、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO(RSNO)。作品が初演されたザルツブルクの宮廷楽団の規模や配置を再現するため、RSNOの弦楽器の数を減らし、ヴァイオリンを対向配置にしており、ノリントンの細部へのこだわりとスタイルがフランチェスカ・デゴの音楽性と見事に響き合い、モーツァルトの名作の美しく新鮮で魅惑的な解釈を生み出しています。
アルバムの最後には、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ K.304も収録。前作でも共演したデゴのリサイタル・パートナー、フランチェスカ・レオナルディとの共演です。
CHAN-20235
失われた時〜フォーレ、リスト、ラヴェル、レスピーギ
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
 ソナチネ 嬰ヘ短調 M.40
リスト:エステ荘の噴水 S.163-4
ラヴェル:水の戯れ ホ長調 M.30
リスト:ハンガリー狂詩曲第13番 イ短調 S.244-13
フォーレ:主題と変奏 嬰ハ短調 Op.73
リスト:ドニゼッティの 「ランメルモールのルチア」 の回想 S.397
レスピーギ
:夜想曲 変ト長調 P.44-3
イモジェン・クーパー(P)

録音:2021年2月19日−22日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
プルーストの偉大な小説のタイトルを借りたイモジェン・クーパーの最新アルバムは、彼女が若かりし頃にパリで学んだ曲や、ウィーンでアルフレッド・ブレンデルとともに学んだ曲の再発見がテーマの、非常にパーソナルな1枚!
クーパーは1961年から1967年までの間、ラヴェルをよく知るジャック・フェヴリエや、アルフレッド・コルトーを知るイヴォンヌ・ルフェビュールらに師事していますが、本アルバムに収録されているラヴェルやリストの名曲を、コンサートで披露したことはなかったといいます。古い楽譜に書かれている先生からのメッセージや、耳と指の記憶(1968年5月以前のパリは演奏習慣を含め過去と深く結びついていました)、そして彼女がその後新たに獲得した沢山のレパートリー(特にドイツ系のもの)や演奏活動が、これらの作品の演奏解釈にどういった影響を与えているのか、大変興味深い1枚です。
CHAN-20236
珊瑚礁のあるところ〜エルガーの歌の旅
エルガー:歌曲集 「海の絵」 Op.37
7つの歌より〔第7曲「羊飼いの歌」、第1曲「ダマスク・ローズのように」、第2曲「メアリー女王の歌」、第3曲「秋の歌」、第6曲「ロンデル」〕
2つの歌 Op.60/弁解 Op.48
ラバ追い人のセレナーデ/自己追放
語れ音楽よ Op.41-2/アフター Op.31-1
月明かりで/春になると(砂漠での声 Op.77より/作曲者自身による声楽とピアノ版編曲/ピアノ伴奏版世界初録音)
パンジー(愛の挨拶 Op.12より/マックス・レイスナー(1853-1917)による声楽とピアノ版/このヴァージョンによる世界初録音)
ジュリア・シトコヴェツキー(S)、
クリストファー・グリン(P)

録音:2021年5月5日−6日、メニューイン・ホール(ユーディ・メニューイン・スクール、イギリス)
アメリカのソプラノ歌手スーザン・ロバートとロシアのヴァイオリニスト、ドミトリー・シトコヴェツキーの間にロンドンで生まれ、ギルドホール音楽院で学んだリリック・ドラマティック・コロラトゥーラ・ソプラノ、ジュリア・シトコヴェツキー。16歳でグラインドボーン音楽祭とイングリッシュ・ナショナル・オペラにプロ・オペラ・デビューを果たし、代表役の1つ「夜の女王」(魔笛)では、スコティッシュ・オペラ、サンティアゴ市立劇場、ドレスデン・ゼンパーオーパー、ライン・ドイツ・オペラハウスに出演。近年はコンサート・ホールでのリサイタルも、ウィグモア・ホール、スネイプ・モルティングス、マドリードのフアン・マーチ財団(Fundacion Juan March)などでロジャー・ヴィニョールズと共演し、2021年夏にはドレスデンで開催された「国際ゴーリッシュ・ショスタコーヴィチ・ターゲ」で父ドミトリーとともにショスタコーヴィチの歌曲を披露しています。
ジュリア・シトコヴェツキーのChandos(シャンドス)デビューとなるエルガーの歌曲集では、エルガーが生活のために書いた多くのポピュラーなバラード、大衆へアピールした親しみやすく演奏しやすい様々な歌曲で、エルガーの作品を巡ります。ラスト2曲には世界初録音となるヴァージョンの作品(ソプラノと管弦楽のための「砂漠での声」のエルガー自身の編曲によるピアノ伴奏版と、マックス・レイスナー(1853-1917)による声楽版の「愛の挨拶」(パンジー))も収録しています。
CHAN-20237
ブゾーニ:ピアノ作品集
トッカータ BV287/悲歌集 BV249、BV252〔転機のあとに、イタリア風、わが魂は汝に望みを託す(コラール前奏曲)、トゥーランドットの居間(間奏曲)、夜のワルツ、できごと(夜曲)、子守歌〕
ソナチネ第6番 −ビゼーの「カルメン」に基づく室内幻想曲 BV284
トッカータ BV29(バッハの「トッカータ、アダージョとフーガ」 BWV564のトランスクリプション)
ピーター・ドノホー(P)

録音:2021年2月13日−15日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
音楽性、スタイルの多様性、圧倒的なテクニックが高く評価されるイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホーが、自身の成長にも大きな影響を与えたというフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)の作品をレコーディング!
過去にはプロムスのコンサートでブゾーニのピアノ協奏曲を演奏したこともあるドノホーですが、イタリアのピアノ音楽との出会いは1981年、音楽学者ジョン・C・G・ウォーターハウス(1939-1998)から依頼された20世紀イタリア音楽を中心とするリサイタル・プログラムの作成と、いくつかの非常に価値ある作品の紹介であったといいます。ドノホーはそれまでそれらの作品のことをほとんど知らなかったため、その出会いを「私が成長する上で非常に重要な瞬間だった」と回想しています。今回ドノホーが選んだプログラムには、ブゾーニの超絶技巧の頂点ともいえる3つの作品が含まれており、最後はバッハのトランスクリプション(彼曰く「最も難しく、同時に最もやりがいがある作品」)で締めくくられます。
若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるピーター・ドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得しています。ブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)には作品解説以外にドノホー自身によるノートも掲載されており、その中ではブゾーニの音楽に対する考えや想い(「彼の天性のピアニストとしての能力は、おそらくリストに匹敵するものであり、彼の音楽学的知識は無限であった」「20世紀の音楽史におけるブゾーニの貢献は計り知れないものがある」「数十年に渡ってブゾーニの作品に触れてきたことで、とても豊かな気持ちになっている」)が語られています。
CHAN-20239(2CD)
ザ・ハーモニアス・エコー〜アーサー・サリヴァン:歌曲集
ヘンリー王の歌*/湖の乙女#
ナイチンゲールの歌を聞いた+
屋根の上#/彼は来るだろうか?§
ギヴ#/あなたは疲れている§
静かな輝きの月+
オー・フェア・ドーヴ! オー・ファンド・ドーヴ!§
白く横たわる雪+
ルッキング・バック*
ルッキング・フォワード*
乙女の物語+/生きているポエム§
船乗りの墓#/もう一度夢を§
アザー・デイズ*
リトル・メイド・オヴ・アルカディー+
遠い岸辺§/私を愛していない愛+
影+/ザ・ロスト・コード§
不在の乞食*
メアリー・ベヴァン(S)#、
キティ・ホウェイトリー(Ms)§、
ベン・ジョンソン(T)+、
アシュリー・リッチズ(Bs-Br)*、
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)

録音:2020年8月10日−11日&11月30日、ポットン・ホール(サフォーク)
劇作家ウィリアム・S・ギルバートと組んで「ミカド」や「軍艦ピナフォア」など多くの優れた歌劇を書き、国民的人気を誇ったイギリスの作曲家、アーサー・サリヴァン(1842−1900)。これまでも「アイヴァンホー(CHAN10578)」や「美の石(CHAN10794)」など、サリヴァン作品の録音に取り組んできたChandosが贈る歌曲集第2巻。名伴奏者デイヴィッド・オーウェン・ノリスのピアノに、メアリー・ベヴァン、キティ・ホウェイトリー、ベン・ジョンソン、アシュリー・リッチズといった、今をときめくイギリスの若手歌手たち(ホウェイトリー以外は第1巻〔CHAN10935〕と同じメンバー)が、サリヴァンの豊穣でメロディックな魅惑のナンバーを歌います。
CHAN-20241
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパン Vol.7
4つのマズルカ Op.17/マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5/ボレロ ハ長調 Op.19/4つのマズルカより Op.68-1、Op.68-2、Op.68-3/ロンド ハ短調 Op.16/4つのマズルカ Op.30/タランテラ 変イ長調 Op.43/3つのマズルカ Op.63/英雄ポロネーズ 変イ長調 Op.53/マズルカ ヘ短調 Op.68-4
ルイ・ロルティ(P、ファツィオリ)

録音:2021年10月13日-15日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ。2010年にスタートした第1巻(CHAN10588)から10年以上かけて丁寧に紡いできた「ロルティ・プレイズ・ショパン」の第7巻。今作では、ポーランド文化の影響が強いマズルカや人気曲である「英雄ポロネーズ」の他、スペインの影響を受けたボレロや、当時パリで流行していたイタリア・ナポリの舞曲から影響を受けたタランテラを収録。若きショパンの作品から亡くなる数年前の作品まで幅広く収録されており、ショパンの様々な側面を感じることが出来ます。
フランス系カナダ人のピアニスト、ルイ・ロルティは幅広いレパートリーを持っていますが、特にショパン弾きとして定評があり、1986年に録音されたデビュー盤「ショパン:練習曲全集」(CHAN8482)は、ロルティの原点でありながら最高傑作として現在でも高い評価を得ています。英BBCミュージック・マガジン誌では「比類なき名ピアニストたちによる50の名演の1つ」と激賞されました。また、1984年第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位に輝き、同年のリーズ国際ピアノ・コンクールでは4位入賞を果たしています。
CHAN-20242
サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):初期室内楽作品集
九重奏曲 へ短調 Op.2「グラドゥス・アド・パルナッスム」
ピアノ三重奏曲 ホ短調
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.1
カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ

録音:2021年10月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
「きらびやかで、変幻自在な若い音楽家のアンサンブル」カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ!BBCラジオ3新世代アーティスト・スキームを通じて出会ったピアニストのトム・ポスターとヴァイオリニストのエレーナ・ユリオステによって結成され、カリスマ的なプログラミングと卓越した音楽性で聴衆を熱狂させている気鋭のアンサンブルの最新盤は、シエラレオネ系のイギリス人作曲家、サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912)の初期室内楽作品集!生前には出版されることの無かった貴重な3作品(すべて短調)を収録しています。
カンタータ「ハイアワサの婚礼の祝宴」で知名度を高め、アメリカへの演奏旅行では「アフリカのマーラー」と呼ばれるほどの成功を収めたサミュエル・コールリッジ=テイラー。本アルバムの収録曲は、すべてロンドンの王立音楽大学(RCM)在学中の1893年から94年にかけて作曲されたもので、生前には出版されることの無かった作品です。2000年代初頭になってようやくRCMのアーカイヴに残る資料から演奏用のエディションが作成されましたが、今回カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴは改めて手稿譜を調査し、それらのエディションに含まれていた多くの不正確な情報の修正を行いました。37歳の若さで亡くなったコールリッジ=テイラーの創造的才能がいかに早熟であったかを、気鋭のアンサンブルの演奏で味わうことができる貴重な1枚です。
CHAN-20243
ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽 Vol.6
アルベルト・ヘムシ(1898-1975):室内楽作品集(全曲世界初録音)
ギリシャの婚礼の踊り Op.37bis(Vcとピアノのための)
3つの古風な旋律 Op.30(セファルディ民謡集より、弦楽四重奏のための)
ピルプール・ソナタ Op.27(Vnとピアノのための)
五重奏曲 ト長調 Op.28(ヴィオラと弦楽四重奏のための)
瞑想曲 Op.16(アルメニアの様式で、チェロとピアノのための)
ARCアンサンブル

録音:2021年12月&2022年2月、トロント王立音楽院ほか(カナダ)
カナダにおける最も優れた文化大使であるARCアンサンブル(Artists of The Royal Conservatory)が注力する『ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽』シリーズの最新巻は、セファルディムの伝統音楽を集め保存したことで有名なアナトリア(現トルコ)の作曲家、アルベルト・ヘムシ(1898-1975)の室内楽作品集。ARCアンサンブルは20世紀の全体主義体制下で抑圧され、その後も疎外され続けてきた音楽の研究と復興に力を注いでおり、シリーズではこれまでに「ベン=ハイム(CHAN 10769)」、「フィテルベルク(CHAN-10877)」、「シモン・ラクス(CHAN 10983)」、「カウフマン(CHAN-20170)」、「クレバノフ(CHAN 20231)」の計5巻がリリースされています。
アルベルト・ヘムシは1898年、アナトリア(現在のトルコ)のトゥルグトルに生まれ、イタリアで学んだセファルディム(スペイン系ユダヤ人)の作曲家。アナトリアには2000年以上前からユダヤ人が住んでいましたが、1492年のユダヤ人追放令により、スペインやポルトガルからセファルディムがやってきて、その人口は大幅に増加しました。その後、オスマン帝国の崩壊、ナチズムの台頭、イスラエルの建国、アラブ諸国での反ユダヤ主義の台頭により、人口が激減。ミラノの音楽院で修行したヘムシは、アナトリアに戻り、セファルディの伝統音楽をできるだけ多く集め、記譜することを決意しました。彼はバルトークやコダーイ、ヴォーン・ウィリアムズのような多くの作曲家同様、伝統的な旋律とそれを支える様々な演奏スタイルや慣習が、いかに自身の音楽にインスピレーションを与えてくれるかを理解していたのです。
CHAN-20244
ハイドン:ピアノ三重奏曲全集 Vol.1
ハイドン:ピアノ三重奏曲第32番イ長調 Op.70-1(HOB.XV:18)(1794)、
ピアノ三重奏曲第38番ニ長調 Op.73-1(HOB.XV:24)(1795)、
ピアノ三重奏曲第40番嬰ヘ短調 Op.73-3(HOB.XV:26)(1795)、
ピアノ三重奏曲第23番変ホ長調 Op.42-3(HOB.XV:10)(1785)、
ピアノ三重奏曲第20番ニ長調 Op.40-2(HOB.XV:7)(1785)
ヨハネス・ユリウス・フィッシャー(b.1981):ワン・バー・ワンダー(HOB.XV:7の再構築)(2021)
トリオ・ガスパール

録音:2021年8月16日-18日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
トリオ・ガスパールによるハイドンのピアノ三重奏曲全曲録音がスタートしました。ハイドンはその輝かしいキャリアの中で40曲以上ものピアノ三重奏曲を作曲しています。またそれだけ多くの作品が残っているにもかかわらず、それらの作品は各々が独自の特徴を持っており、魅力を持っています。このアルバムでは、それらの作品の中から中期または後期に作曲された作品を収録しています。また、興味深いのはハイドンのピアノ三重奏曲から触発された作品を、現代作曲家に依頼しており、パーカッション奏者兼作曲家のヨハネス・ユリウス・フィッシャーによる作品が世界初録音されています。ハイドンの作品と、現代の視点から見たハイドンの作品をぜひ聴き比べてみてください。
トリオ・ガスパールは、2010年にドイツ、ギリシャ、イギリス出身のメンバーで設立され、その新鮮な解釈とアプローチで称賛されており、ヴィグモアホールやベルリン・フィルハーモニーといった世界の主要なコンサート・ホールで定期的に演奏を行っています。彼らはワイマールで行われたヨーゼフ・ヨアヒム室内楽コンクール、ウィーンでのハイドン国際室内楽コンクールなどで優勝しており、その演奏会では創設当時からハイドンの作品を積極的に取り上げています。
CHAN-20245
ロシアン・ルーツ
ベートーヴェン:23の各国の歌 WoO158aより4つのロシア民謡(第13番〜第16番)
ストラヴィンスキー:パストラール
ヴァインベルク:ユダヤ歌曲集(アレクサンダー・オラトフスキーによるソプラノとピアノ三重奏編)
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番Op.8、ブロークの詩による7つの歌 Op.127
グバイドゥーリナ:詩人リマ・ダロスからの手紙
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
レーラ・アウエルバッハ:後記(Postscriptum)
カタリーナ・コンラーディ(S)
、トリオ・ガスパール

録音:2021年8月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
BBCのニュー・ジェネレーション・アーティスト、ソプラノ歌手のカタリーナ・コンラーディを迎えたトリオ・ガスパールのChandosデビュー・アルバム!1988年キルギスのビシュケク生まれ、2016年に有名なドイツ音楽コンクール(Deutscher Musikwettbewerb)賞を受賞したソプラノ歌手カタリーナ・コンラーディと、2010年に結成され、同世代で最も人気のあるピアノ・トリオのひとつとなっているトリオ・ガスパールが、約200年にわたるロシア音楽の影響を探求します。プログラムの骨格をなすのは、有名な「美しいミンカ」を含むベートーヴェンのロシア民謡編曲集と、ショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲第1番、ブロークの詩による7つの歌、そしてヴァインベルクによるユダヤ歌曲集。そこに、ストラヴィンスキー、ラフマニノフ、グバイドゥーリナ、アウエルバッハのヴォカリーズ(言葉のない歌)が加わります。
ロシアは現在でも世界最大の面積を持つ国ですが、このアルバムに収録されているほとんどの音楽と関連する帝国時代、そしてソビエト時代には、さらに広大な領土を保有していました。そのため、土着のルーツに加えて、亡命者によって回想されるルーツ(グバイドゥーリナ、アウエルバッハ)、持ち込まれたルーツ(ヴァインベルク)、移植されたルーツ(ベートーヴェン)など、世界で最も多様な種類のルーツが存在し、それぞれが各地で特有の花を咲かせ、実を結んだのです。コンラーディの美しく伸びやかな歌唱と、楽譜に対する新鮮なアプローチが高く評価されるトリオ・ガスパールの演奏で、ロシアが誇る多彩で聴き応えのあるプログラムをお楽しみください。
CHAN-20247
ブリッジ&ブリテン:ヴィオラ作品集
ブリッジ:チェロ・ソナタ ニ短調 H125(エレヌ・クレモンによるヴィオラとピアノ編)、
 小川にしなだれて柳が茂っている H173(ブリテンによるヴィオラとピアノ編)、
 3つの歌曲 H76(中声、ヴィオラとピアノのための)
ブリテン:エレジー(無伴奏ヴィオラのための)、
 ラクリメ〜ダウランドの歌曲の投影 Op.48(ヴィオラとピアノのための)
エレヌ・クレモン(Va)、
サラ・コノリー(Ms)、
アラスター・ビートソン(P)

録音:2021年12月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
かつてフランク・ブリッジとブリテンが使用していたヴィオラを演奏するエレヌ・クレモンは、英グラモフォン誌で『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛されたイギリスのアンサンブル、ドーリックSQのヴィオリスト。彼女はこの楽器を初めて演奏したときから、ブリッジとその愛弟子ブリテン、2人の作曲家と、両者を結びつけるこの特別な楽器のための証となるアルバムを作りたいという野望をもっていました。ブリテンは、第二次世界大戦の勃発でアメリカへの船旅に出なければならなくなったとき、ブリッジから餞別としてヴィオラを贈られ、その後、2人は二度と会うことはなかったといいます。ブリッジとブリテンのヴィオラ作品を、彼らの愛と尊敬のシンボルであった楽器で録音し、彼らが耳にしたであろう音を作り出したい。彼女の野望は2021年の冬、サラ・コノリーとアラスター・ビートソンを迎えた豪華メンバーによるレコーディングで現実のものとなりました。
CHAN-20248
ブライトンからブルックリンへ
ポール・シェーンフィールド(1947-):4つの思い出
ブリッジ:ゆりかごの歌 H.96、ロマンス H.45
フローレンス・プライス:妖精の踊り
コープランド:2つの小品
コールリッジ=テイラー:バラード ハ短調 Op.73
エイミー・ビーチ:3つのコンポジション Op.40
ブリテン:組曲 Op.6より第1曲、第3曲、第4曲
ブリッジ:心の安らぎ H.161a
エレーナ・ユリオステ(Vn)、
トム・ポスター(P)

録音:2021年3月9日-11日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
聴き手をエレガントなサロンへと誘うビーチやブリッジの魅力的な小品から、興奮を呼び起こすブリテンやシェーンフィールド(シェーンフェルト)のカラフルかつヴィルトゥオジックな作品まで、驚きと発見に満ちた1枚!
2007年スコットランド国際ピアノ・コンクールで最優秀賞を受賞し、Chandosではジェニファー・パイクやドーリックSQと共演してきたイギリスのピアニスト、トム・ポスターが、BBCラジオ3新世代アーティスト・スキームを通じて出会ったヴァイオリニスト、エレーナ・ユリオステとともに作り上げたイギリスとアメリカの知られざるヴァイオリン小品集。彼らは音楽的なパートナーであると同時に人生のパートナーでもあり(現在結婚しています)、『ブライトンからブルックリンへ』というアルバムタイトルは、イギリスとアメリカというそれぞれのバックグラウンドを探求し、祝福しつつ、2人がお互いの母国の音楽に魅了されていることを表しています。ちなみにChandosからは両名が結成したアンサンブル「カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ」による『アメリカの五重奏曲集』(CHAN20224 ビーチ、バーバー、プライスの作品を収録)がリリースされており、すでにグラモフォン誌などから高い評価を受けています。
CHAN-20249(2CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.1〜プロシャ王セット
弦楽四重奏曲第21番ニ長調 K.575 「プロシャ王第1番」
弦楽四重奏曲第22番変ロ長調 K.589 「プロシャ王第2番」
弦楽四重奏曲第23番ヘ長調 K.590 「プロシャ王第3番」
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、イン・シュエ(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2020年9月4日−6日&12月11日−13日、ポットン・ホール(サフォーク)
第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。同世代の主要なクァルテットの1つとして確固たる地位を確立しているドーリックSQの新プロジェクトは、モーツァルトの弦楽四重奏を巡る旅へと出発。モーツァルト第1弾は、プロイセン王(プロシャ王)フリードリヒ・ヴィルヘルム2世のために作曲した3つの「プロシャ王セット」で幕を開けます。
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者からチェロ奏者へと転向したフリードリヒ王のために、チェロ・パートが単なるベース・ラインから解放され、幅広いメロディーを奏するなど活躍を見せる「プロシャ王四重奏曲集」。ハイドンの4つの四重奏曲集(「太陽四重奏曲集(CHAN10831)」、 「エルデーディ四重奏曲集(CHAN10886)」、「第3トスト四重奏曲集(CHAN10971)」、「ロシア四重奏曲集(CHAN20129)」)でも定評を得てきたドーリックSQによる優美なモーツァルトにご期待ください。
CHAN-20251
スラヴィック・ルーツ〜ヴラディゲロフ:ピアノ作品集
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ブルガリア民謡によるの変奏曲 Op.3
ドブリンカ・タバコヴァ(b.1980):Modetudes
ヴラディゲロフ:即興曲 Op.9
マリーナ・スタネヴァ(P)

録音:2021年7月19日-20日、ポットン・ホール(サフォーク)
ブルガリアのピアノ奏者マリーナ・スタネヴァは、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校を卒業し、フィリップ・ジェンキンス、パメラ・リディアードそしてアリスデール・ホガースに師事しました。2018年にサム・ハッチングス・ピアノ賞を受賞、2019年にブリテン=ピアーズ・ヤング・アーティストに選ばれ、2020年にはヤング・スタインウェイ・アーティストの称号を授与されるなど、将来を嘱望されています。彼女の演奏は、豊かで温かみのあるフォルテと透明感のあるピアニッシモを併せ持った優れたものです。このデビュー・アルバムでは、彼女自身のルーツであるブルガリアを代表する作曲家、パンチョ・ヴラディゲロフの作品を中心に収録しています。
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)はブルガリアの作曲家兼ピアニストでした。多作で知られておりオペラや管弦楽、協奏曲など多くのジャンルで作品を残しており、特にピアノ作品は多く残しています。また教育者としても知られており、ブルガリアの音楽界に多大な影響を残しています。
CHAN-20252
メンデルスゾーン:無言歌集 Vol.1
ロンド・カプリチオーソ Op.14
3つの幻想曲、あるいはカプリス Op.16
無言歌集 第1巻 Op.19b〜第1番、第2番、第3番「狩の歌」、第4番
無言歌集 第8巻 Op.102〜第1番、第2番
無言歌集 第6巻 Op.67〜第5番、第2番
無言歌集 第5巻 Op.62より 第6番(春の歌)
無言歌集 第2巻 Op.30より 第3番
無言歌集 第4巻 Op.53〜第5番「民謡」
無言歌集 第5巻 Op.62〜第3番「葬送行進曲」
無言歌集 第2巻 Op.30〜第4番
無言歌集 第5巻 Op.62より 第4番、第5番「ヴェネツィアの舟歌」
無言歌集 第6巻 Op.67〜第4番(紡ぎ歌)
無言歌集 第4巻 Op.53〜第4番
無言歌集 第8巻 Op.102より 第6番
無言歌集 第5巻 Op.62〜第1番
無言歌集 第6巻 Op.67〜第1番
無言歌集 第3巻 Op.38より 第2番
無言歌集 第4巻 Op.53〜第2番
無言歌集 第6巻 Op.67〜第3番
無言歌集 第3巻 Op.38より 第6番「デュエット」
ピーター・ドノホー(P/スタインウェイ)

録音:2021年5月4日-6日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
音楽性、スタイルの多様性、圧倒的なテクニックが高く評価されるイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホーが「音楽家になることを意識し始めたとき、ほかのどの作曲家よりも大きな意味を持っていた」と語るメンデルスゾーンの録音をスタート!第1巻は有名な「春の歌」や「紡ぎ歌」を含む『無言歌集』からのセレクションに加え、若きメンデルスゾーンの並外れた才能を証明する「ロンド・カプリチオーソ」と「3つの幻想曲、あるいはカプリス」を併録しています。自身の音楽性に大きな影響を与えたというメンデルスゾーンの音楽を彼がどのように演奏するのか、その解釈にも注目です。
若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるピーター・ドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得しています。ブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)ではドノホー自身のメンデルスゾーンの音楽に対する考えや想いも語られており、ドノホーの新たな一面を知ることができる1枚となっています。
「これらの作品を演奏することは常に喜びであり、そもそもなぜ私が音楽家になったのかということの核心に迫るものです」(ピーター・ドノホー)
CHAN-20254
グリーグ:抒情小曲集 Vol.1
鐘の音 Op.54-6/秘密 Op.57-4
アルバムの綴り Op.12-7
ワルツ Op.12-2/農民の歌 Op.65-2
ゲーゼ Op.57-2/森の静けさ Op.71-4
春に寄す Op.43-6/故郷にて Op.43-3
小川 Op.62-4/妖精の踊り Op.12-4
メランコリー Op.65-3
小妖精 Op.71-3/カノン Op.38-8
夏の夕べ Op.71-2
アルバムのページ Op.47-2
メランコリー Op.47-5
過ぎ去った日々 Op.57-1
メロディー Op.38-3/スケルツォ Op.54-5
ノルウェーの旋律 Op.12-6
羊飼いの少年 Op.54-1
トロールハウゲンの婚礼の日 Op.65-6
愛の歌 Op.43-5/ノクターン Op.54-4
憂鬱なワルツ Op.68-6
ハリング Op.71-5
ピーター・ドノホー(P/スタインウェイ)

録音:2021年10月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
音楽性、スタイルの多様性、圧倒的なテクニックが高く評価されるイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホー!ピアノ・ソロの作品集としては『メンデルスゾーン: 無言歌集 Vol.1』(CHAN20252)に続く、グリーグの「抒情小曲集」の録音がスタート!10代の頃からグリーグの音楽に親しみ、グリーグの印象的な旋律を作る天賦の才能や、和声のユニークさ、感情のナイーブなどに魅了されていたというドノホー。前作のメンデルスゾーン同様、グリーグのピアノ作品を演奏、録音することは自身の音楽性の原点に立ち返ることであり、大きな喜びであったと語っています。第1集には全10巻66曲からなる「抒情小曲集」の中から、自由にセレクトされた27曲が収録されています。
若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるピーター・ドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得しています。ブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)には作品解説とは別に、グリーグについてのドノホー自身の考えや思い出が掲載されています。
「すべての偉大な作曲家の作品に当てはまるように、グリーグの作品には分析を拒む独特の、識別できない核心がある」(ピーター・ドノホー)
CHAN-20256
ファニー&フェリックス・メンデルスゾーン:室内楽作品集
メンデルスゾーン:ピアノ六重奏曲 ニ長調 Op.post.110MWV Q 16
ファニー・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.11H-U 465、
 ピアノ四重奏曲 変イ長調 H-U 55
カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ

録音:2021年11月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
カリスマ的なプログラミングと卓越した音楽性で聴衆を熱狂させている気鋭のアンサンブル、カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴが『アメリカの五重奏曲集』(CHAN20224)と『コールリッジ=テイラー:初期室内楽作品集』(CHAN20242)に続きリリースする最新盤は、メンデルスゾーン姉弟の室内楽作品集!近年優れた作曲家として、急速に再評価されつつあるファニー・メンデルスゾーン(1805-1847)の貴重な室内楽曲2作品と、弟のフェリックス・メンデルスゾーンが15歳の時にわずか14日ほどで書き上げ、生前は出版されることの無かったピアノ六重奏曲を組み合わせ、天才姉弟の早熟さと、密接に絡み合っていながら異なる両者の音世界、そしてアンサンブルのフレッシュな音楽性を同時にアピールする1枚です。

ファニーの「ピアノ四重奏曲 変イ長調」は17歳の時に書かれたもので、ソナタ形式に対する挑戦ともいえる、伝統とは異なる何かを成し遂げようとする意志が感じられる作品。一方「ピアノ三重奏曲 ニ短調」は1847年4月に初演されたファニー最期の年の作品ですが、こちらもフィナーレなど驚くほど冒険的に書かれており、彼女がこの後プロの作曲家としてどんな活躍を見せたか想像したくなる意欲作です。間違いなくもっと広く演奏されるべき作品だといえるでしょう。フェリックスの「ピアノ六重奏曲 ニ長調」は、ピアノ、ヴァイオリン、2本のヴィオラ、チェロ、コントラバスという珍しい編成のために書かれた作品で、華麗なピアノパートは姉弟が熱中したウェーバーの「ピアノと管弦楽のための小協奏曲(コンツェルトシュテュック)」の影響を受けています。
CHAN-20257(2CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集 Vol.2
弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.44-1
弦楽四重奏曲第4番ホ短調 Op.44-2
ドーリックSQア【レックス・レディントン(Vn1)、イン・シュエ(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)】

録音:2020年9月&12月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
室内楽)にノミネートするなど好評を博した第1巻(CHAN20122)同様、初期の四重奏曲(第2番)と、その10数年後に作曲された四重奏曲(第3番、第4番)を並べて演奏しています。18歳のメンデルスゾーンによって1827年に作曲された第2番は、このジャンルに多大な貢献をしたベートーヴェン(ベートーヴェンはこの年の3月に死去)の影響が認められる作品ですが、単なる模倣ではなく、そこにはメンデルスゾーン自身の個性的な声がはっきりと現れています。その後の2つの四重奏曲には、作曲家としての地位を確立したメンデルスゾーンのさらなる独自性が反映されており、このジャンルの発展における明確なマイルストーンとなっています。メンバーは、ルイス・エミリオ・ロドリゲス・キャリントン製作のクラシカル・ボウのセットを用いて演奏を行っています。
CHAN-20259
アマルコルド・ドゥン・ダンゴ
ピアソラ:勝利(マルコ・アルボネッティ編)
カルロス・ガルデル(1890-1935):ポル・ウナ・カベサ(ダニエーレ・ディ・ボナヴェントゥーラ編)
ダニエーレ・ディ・ボナヴェントゥーラ(b.1966):サンクトゥス/アリエル・ラミレス(1921-2010):アルフォンシーナと海
アローヨ(1861-1919):エル・チョクロ(ボナヴェントゥーラ編)
ガルデル:閉ざされた瞳(ボナヴェントゥーラ編)
ピアソラ:ジャルダン・ドアフリク(アルボネッティ&ボナヴェントゥーラ編)
リシャール・ガリアーノ(b.1950):クロードのためのタンゴ(ガリアーノ&アルボネッティ編)
ボナヴェントゥーラ:コラーレ、タンゴ、グラドゥアーレ
ピアソラ:ブルーノとサラ(アルボネッティ&ボナヴェントゥーラ編)
ホルヘ・アンドレース・ボッソ(b.1966):タンゴーズ・ゲダンケ
マルコ・アルボネッティ(ソプラノ・サクソフォン)、ダニエーレ・ディ・ボナヴェントゥーラ(バンドネオン)、オルケストラ・フィラルモニカ・イタリアーナ

録音:2021年9月8日-10日、テアトロ・マシーニ(ファエンツァ、イタリア)
19世紀半ばに開発されたサクソフォンとバンドネオン。バンドネオンはドイツで宗教音楽を演奏するオルガンの代替品として使われていましたが、ドイツ人によってタンゴの中心地ブエノスアイレスに持ち込まれました。そしてタンゴ演奏の中心になっていきます。サクソフォンはベルギーで開発され、アメリカ大陸へと渡っていきます。情熱的なタンゴの世界を奏でるのに最適なサクソフォンの音色と即興性に長けたバンドネオンの共演をお楽しみください。
イタリアを代表するサクソフォン奏者のマルコ・アルボネッティは、ニューヨーク、カーネギー・ホール・デビューが高く評価され、世界中でソリスト&指導者として活動しています。特にピアソラの音楽へ熱い情熱を持ち続けており、博士論文の研究ではブエノス・アイレスに赴き、作曲家のオリジナルのスコアを調べ、ピアソラ夫人のラウラ・エスカラーダや詩人のオラシオ・フェレール、ミュージシャンのパブロ・シーグレルやホセ・ブラガートらにインタビューも行ってピアソラの音楽への理解を深め、前作ではピアソラ作品集(CHAN-20220)をリリースしています。今作では、そのピアソラ作品だけでなく、タンゴの巨匠たちの作品を数多くアレンジし、取り上げています。
CHAN-20260
リヴォイスド
シュッツ(1585-1672)(フレディ・クロウリー編):我は知る,我が救い主は生きておられることを SWV 393
アンドレア・ガブリエリ(?1532/33-1585)(クロウリー編):おお,救いのいけにえよ
バッハ(クロウリー編):シオンは物見らの歌うの聞けり
オワイン・パーク(b.1993):ミゼレーレ・アフター・アレグリ
ジョヴァンニ・ガブリエリ(c.1554-1612)(クロウリー編):おお,大いなる神秘 C 3
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694)(クロウリー編):主よ,我はあなたの救いを待つ、我は知る,我が救い主は生きておられることを
ジェイムズ・マクミラン(b.1959)(クロウリー編):キリストは統治し給う
シュッツ(クロウリー編):言葉は肉体となり私たちのもとに住む SWV 385
バッハ(クロウリー編):あなたは私の主であり、父であるから
シュッツ(クロウリー編):今よりのち主によりて死する者は幸いなり SWV 391
ロデリック・ウィリアムズ(b.1965):アヴェ・ヴェルム・コルプス・リイマジンド
バッハ(クロウリー編):いまこそ, われ知る, 汝は鎮めたもうべし
シュッツ(クロウリー編):神の欲したもうこと常に起こらん SWV 392
オルランド・ディ・ラッソ(クロウリー編):暁の光は赤く染まり
サラ・リムクス(b.1990):神の御母
バッハ(クロウリー編):主よ,人の望みの喜びよ
コーヴァス・コンソート、
フェリオ・サクソフォン四重奏団、
フレディ・クロウリー(指)

録音:2021年11月16日-18日、聖ジュード・オン・ザ・ヒル教会(イギリス、ハムステッド・ガーデン・サバーブ)
ロイヤル・オーヴァー=シーズ・リーグのアンサンブル・コンクール2015、フィルハーモニアO&マーティン・ミュージカル・スカラーシップのアンサンブル賞2015、タンネル・トラスト賞2014/2015、パーク・レーン・グループ・アーティスト2015/2016など数々の賞を受賞し、セント・ジョンズ・スミス・スクエアのヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー2016/2017に見事選ばれたイギリスのサクソフォン・クヮルテット、フェリオ・サクソフォン四重奏団。今回はイギリスを拠点に活動している声楽アンサンブル、コーヴァス・コンソートとの共演です。フレディ・クロウリーによって設立されたコーヴァス・コンソートは、イギリスの若手アーティストで構成され、ルネサンスから現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、様々なジャンルのアーティストと共演しています。
このアルバムでは、合唱とサクソフォンという珍しいコラボレーションが実現しました。楽曲もバロック初期のハインリヒ・シュッツの作品から現代曲まで幅広く収録しており、新しい響きの可能性を示した注目盤です。
CHAN-20263
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.2
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207
ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」
フランチェスカ・デゴ(Vn)、
ロジャー・ノリントン(指)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2021年9月10日-12日、ロイヤル・コンサート・ホール(RSNOセンター、グラスゴー)
1989年イタリア出身、朗々たる響き、説得力のある解釈、隙のないテクニックを誇り、国際的なシーンでもっとも人気を集める若きヴァイオリニストの一人、フランチェスカ・デゴ。2021年11月には待望の再来日が実現し、NHKSOと見事なパガニーニを聴かせてくれました。パガニーニ自身が所有し愛奏したヴァイオリンを使用した「イル・カノーネ」(PCHAN-20223/CHAN-20223)で華麗なChandosデビューを果たし、ロジャー・ノリントンとの共演によるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集第1弾(PCHAN-20234/CHAN-20234)が英BBCミュージック・マガジンで「レコーディング・オヴ・ザ・マンス(2021年11月)」に選ばれるなど好評を博したフランチェスカ・デゴが、ヴァイオリン協奏曲集第2弾をリリース!
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲サイクル完成版となるこのアルバムがマエストロ、ロジャー・ノリントンの最後のレコーディングとなる点にも注目です。長いレコーディング・キャリアの締めくくりに選ばれたフランチェスカ・デゴとの迫真のモーツァルト。第1弾でもみせてくれた息の合った共演で新たな発見を生む、新鮮かつ丁寧な音作りが大きな感動を呼びます。








ANNI-0030(30CD)
マイルストーンズ〜シャンドス創立30周年アニヴァーサリー・ボックス

キングズ・シンガーズ〜オリジナル・デビュー・レコーディング
サンシャインギルバート、シモンス:南京豆売り/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):シェナンドー河/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):熟したサクランボ/ガーシュウィン(ヘイワード編):サマー・タイム/プラード、ルナ・デ・ラ・フエンテ、ラッセル:タイム・ワズ/トラディショナル・ソング(サイモン&ガーファンクル編):スカボロー・フェアチャイコフスキー(ラングフォード編):ただ憧れを知る人だけが/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):リンステッド市場/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):樫とトリネコ/バカラック、デイヴィッド:素晴らしき恋人たち/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):朝霧にそよぐ風/ティオムキン、ウェブスター:遥かなるアラモ/グッドウィン:ホワット・カインド・オブ・シングスキングス・シンガーズ、ゴードン・ラングフォード・トリオ
■録音:1970年、オリンピック・スタジオ(ロンドン)
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フンメル:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第2番イ短調Op.85/ピアノ協奏曲第3番ロ短調Op.89
スティーヴン・ハフ(P)、ブライデン・トムソン(指)イギリスCO
■録音:1986年9月22日−23日、オール・セインツ教会(ロンドン)
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コレリ大尉のマンドリン〜ルイ・ド・ベニエールの小説からの音楽
ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV.425/フンメル:マンドリン協奏曲ト長調より
ジュリアーニ:大ソナタOp.85/ペルシキーニ:ポルチャ・バリアータ
カラーチェ:愛はゆりかごOp.133/パルンボ:小ボレロ/サグレラス:はちどり
ヴィラ=ロボス:ショーロ第1番、前奏曲第1番/ラウロ:4つのベネズエラ風ワルツ
バリオス:悲しみのショーロ、蜂/リョベート:聖母の御子、アメリアの遺言、先生
作曲者不詳:私の悲しみ/ロメロ:アンダルシア組曲よりソレアレス
トゥリーナ
:タレルガ讃Op.69〜ソレアレス
クレイグ・オグデン(G)、アリソン・スティーヴンス(マンドリン)
■録音:1999年7月15日−17日、ジャックリーヌ・デュ・プレ音楽館(オックスフォード)
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ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲
ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」Op.posth/ピアノ三重奏曲第2番ニ短調「悲しみの三重奏曲」Op.9
ボロディン・トリオ〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(Vn)、ユーリ・トゥロフスキー(Vc)、リューバ・エドリナ(P)〕
■録音:1983年6月1日、セント・ジョージ教会(ロンドン)
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ヴォーン=ウィリアムズ:ロンドン交響曲(交響曲第2番)〜1913年原典版(世界初録音)/バターワース:青柳の堤
リチャード・ヒコックス(指)LSO
■録音:2000年12月18日−19日、オール・セインツ教会(ロンドン)
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ホルスト:組曲「惑星」Op.32
アレグザンダー・ギブソン(指)ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
■録音:1979年7月2日−3日、ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー)
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プロコフィエフ:交響曲第6番変ホ短調Op.111/組曲「ワルツ集」
Op.110より宮殿にて、新年の舞踏会、幸福
ネーメ・ヤルヴィ(指)ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
■録音:1984年8月25日−26日、グラスゴー・シティ・ホール(グラスゴー)
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チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
マリス・ヤンソンス(指)オスロPO
■録音:1984年1月26日−27日、オスロ・コンサート・ホール(オスロ)
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レスピーギ:バレエ組曲「シバの女王ベルキス」/「変容」(12のモードゥス)管弦楽のための主題と変容
ジェフリー・サイモン(指)フィルハーモニアO
■録音:1985年1月21日−22日、オール・セインツ教会(ロンドン)
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バックス:交響曲第4番/交響詩「ティタンジェル城」
ブライデン・トムソン(指)アルスターO
■録音:1983年4月10日−11日、アルスター・ホール(ベルファスト)
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ハーティ:喜劇的序曲/アイルランド交響曲
ブライデン・トムソン(指)アルスターO
■録音:1980年10月、アルスター・ホール(ベルファスト)
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エルガー:愛の挨拶〜ヴァイオリン名曲集
愛の挨拶Op.12/愛の言葉Op.13/月の光〜序曲「南国にて」より/ため息Op.70/夜の歌Op.15-1/朝の歌Op.15-2/6つの易しい小品Op.22/ヴァイオリン・ソナタホ短調Op.82
ナイジェル・ケネディ(Vn)、ピーター・ペティンガー(P)
■録音:1984年1月6日−7日、セント・ジョージ教会(ロンドン)
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フンメル:ミサ曲集Vol.1
ミサ曲ニ長調Op.111/オッフェルトリウム〜恵み深き乙女/ミサ曲変ロ長調Op.77
スーザン・グリットン(S)、リチャード・ヒコックス(指)コレギウム・ムジクム90
■録音:2001年10月1日−3日、ブラック・ヒース・ホール(ロンドン)
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ザ・コンプリート・チャンピオンズ
ヒートン:コンテストのための音楽/ロイド:ロイヤル・パークス/ヴィンター:サリュート・トゥ・ユース/マッケイブ:クラウドキャッチャー・フェルズ
ピーター・パークス(指)ブラック・ダイク・ミルズ・バンド
■録音:1986年1月21日−22日、デュースベリー・タウン・ホール(ウェスト・ヨークシャー)
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ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99/ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調Op.129
リディア・モルドコヴィチ(Vn)、ネーメ・ヤルヴィ(指)ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
■録音:1989年10月16日−17日、グラスゴー・シティ・ホール(グラスゴー)
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R・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」(ハイライト/英語歌唱)
イヴォンヌ・ケニー(S)、ジョン・トムリンソン(Br)、デヴィッド・パリー(指)ロンドンPOO、
ジェフリー・ミッチェルcho、ピーター・ケイ少年少女cho
■録音:1998年12月14日−16日&18日、ブラックヒース・ホール(ロンドン)
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モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ〜ヴァンハル:交響曲集
交響曲ト短調/交響曲ニ長調/交響曲ハ短調
マティアス・バーメルト(指)ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
■録音:1997年3月4日−5日、ブラックヒース・ホール(ロンドン)
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グレインジャー:管弦楽作品集
モールバラ公爵のファンファーレ/コロニアル・ソング/イングリッシュ・ダンス/シェパーズ・ヘイ(羊飼いの歌)/三人の仲間がいた/フィッシャーの水夫宿/われら夢見し者たち/収穫の讃歌/楽しい鐘の音/ウォーキング・チューン/組曲「早わかり」/森の茂みリチャード・ヒコックス(指)BBCフィルハーモニック
■録音:1996年6月27日−29日、マンチェスター新放送センター(マンチェスター)
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スタンフォード:歌曲集「海の歌」/艦隊のバラード/歌曲集「艦隊の歌」
ジェラルド・フィンリー(Br)、リチャード・ヒコックス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO&cho
■録音:2005年7月6日−8日、ブラングウィン・ホール(スウォンジー)
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リリ・ブーランジェ:詩篇第24番「地とそこに満ちるもの」/音楽的対話劇「ファウストとエレーヌ」/悲しき夕べに/春の朝に/詩篇第130番「深き淵より」
リン・ドーソン(S)、アン・マレー(Ms)、ボナヴェンテュラ・ボットーネ(T)、ニール・マッケンジー(T)、ジェイソン・ハワード(Bs)、ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)BBCフィルハーモニック、バーミンガム市交響cho
■録音:2000年5月、マンチェスター新放送センター&ブリッジ・ウォーター・ホール(マンチェスター)
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ヘンデル:シャンドス・アンセムVol.1
アンセム1〜主に向って喜ばしき声をあげよ(詩篇100)/アンセム2〜われに主に依り頼む(詩篇9、11、12、13)/アンセム3〜われを憐れみたまえ(詩篇51)
リン・ドーソン(S)、イアン・パートリッジ(T)、マイケル・ジョージ(Bs)、ハリー・クリストファーズ(指)ザ・シックスティーン(cho&O)
■録音:1987年11月30日−12月2日、セント・ジュード教会(ロンドン)
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グレチャニノフ:受難週Op.58
キャロライン・マーカム(Ms)、ポール・ダヴィッドソン(T)、ブライアン・テイラー(Br)、チャールズ・ブルフィー(指)フェニックス・バッハ・クワイヤー、カンザス・シティ・コーラル
■録音:2004年3月26日−27日、ブレスト・サクラメント教会(カンザス・シティ)
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ウォルトン:映画音楽集Vol.3
ヘンリー5世〜シェイクスピアのシナリオ(クリストファー・パーマー編)/「フィッツウィリアムのヴァージナルブック」より/「オーヴェルニュの歌」より
ネヴィル・マリナー(指)アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズO&cho、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、クリストファー・プラマー(ナレーション)
■録音:1990年5月14日−15日、セント・ジュード教会(ロンドン)
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ヴォーン=ウィリアムズ:南極のスコット〜映画音楽集Vol.1
「南極のスコット」〜完全版による世界初録音(スティーヴン・ホッガー編)/「沿岸警備隊」組曲/「人々の土地」(スティーヴン・ホッガー編)
メリン・ガンバ(S)、ジョナサン・スコット(Org)、ラモン・ガンバ(指)BBCフィルハーモニック、シェフィールド・フィルハーモニックcho
■録音:2002年3月12日&21日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7(マンチェスター)
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ヤナーチェク:グラゴル・ミサ(原典版)/コダーイ:ハンガリー詩篇Op.13
ティナ・キーベア(S)、ランディ・ステーネ(アルト)、ペーター・スヴェンソン(T)、ウルリク・コルド(Bs)、チャールズ・マッケラス(指)デンマーク国立RSO&cho、コペンハーゲン少年cho
■録音:1994年1月21日−22日&24日、デンマーク放送コンサート・ホール(コペンハーゲン)
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ショパン:27の練習曲
12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25/3つの新しい練習曲
ルイ・ロルティ(P)
■録音:1986年4月9日−10日&7月13日、モールティング・スネイプ(サフォーク)
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ディーリアス:バリトン,合唱と管弦楽のための「海流」/二重合唱と管弦楽のための「告別の歌」/メゾ・ソプラノ,バリトン,合唱と管弦楽のための「日没の歌」
ブリン・ターフェル(Br)、サリー・バージェス(Ms)、リチャード・ヒコックス(指)ボーンマスSO、ウェインフリート・シンガーズ、サザーン・ヴォイセズ、ボーンマス交響choのメンバーたち
■録音:1992年2月27日−28日、ウェセックス・ホール(イギリス)
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ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35/室内交響曲Op.110a(弦楽四重奏第8番より、バルシャイの編曲)
ドミトリー・ショスタコーヴィチ・ジュニア(P)、マクシム・ショスタコーヴィチ(指)ユーリ・トゥロフスキー(指)イ・ムジチ・モントリオール
■録音:1984年8月、サン・ピエール・アポートル教会(モントリオール)
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パーセル:歌劇「ディドとエネアス」
エマ・カークビー(S)、ジュディス・ネルソン(S)、デイヴィッド・トーマス(T)、アンドルー・パロット(指)タヴァナー・コンソート&プレイヤーズ
■録音:1981年1月3日−5日、ロスリン・ヒル教会(ロンドン)
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アルビノーニ:オーボエ協奏曲集
オーボエ協奏曲変ロ長調Op.7-3/オーボエ協奏曲ヘ長調Op.7-9/オーボエ協奏曲ハ長調Op.9-5/オーボエ協奏曲ト短調Op.9-8/オーボエ協奏曲ハ長調Op.7-12/オーボエ協奏曲変ロ長調Op.9-11/オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2/オーボエ協奏曲ニ長調Op.7-6
アントニー・ロブソン(Ob)、サイモン・スタンデイジ(指)コレギウム・ムジクム90
■録音:1995年1月16日−18日、セント・ジュード教会(ロンドン)
シャンドス創立30周年記念リリース!2009年で創立30周年という大きな節目の年を迎えるシャンドスから、設立から現在までレーベルを支えてきたアーティストたちによる名盤30タイトルを収めたアニヴァーサリー・ボックス"マイルストーンズ"が登場。レーベルが歩んできた30年間のハイライトとも言うべきこの"マイルストーンズ"には、エルガー、ヴォーン=ウィリアムズ、ウォルトン、バックス、スタンフォードなどのイギリス音楽から、チャイコフスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチといったシャンドスの特色の1つでもあるロシア作品の名演、そして爆発的なヒットを記録しているレスピーギの「シバの女王ベルキス」やキングズ・シンガーズのデビュー盤など、一言では語りつくせない魅力あふれる個性豊かな録音が満載!また30枚のディスクに加えて、ファン待望の2009年版最新カタログが封入されているところも見逃せません。シャンドスの録音をこれだけのスケールとプライスで1度に堪能できるのは、この"マイルストーンズ"のみ!普通のボックス・セットは一味も二味も違う大注目の"マイルストーンズ"にご期待下さい!

ANNI-0040(40Disc)
完全限定生産
特価
シャンドス創立40周年記念限定BOX ―― ランドマークス 〜 40イヤーズ・オヴ・シャンドス
■Disc1/CHAN8312
バックス:交響曲第4番/交響詩「ティンタジェル城」
■Disc2/CHAN8351
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
■Disc3/CHAN8341
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲 ―― ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」Op.posth/ピアノ三重奏曲第2番ニ短調「悲しみの三重奏曲」Op.9
■Disc4/CHAN8357
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35/室内交響曲 Op.110a(弦楽四重奏第8番より、バルシャイの編)
■Disc5/CHAN8359
プロコフィエフ:交響曲第6番変ホ短調 Op.111/組曲「ワルツ集」Op.110より 宮殿にて、新年の舞踏会、幸福
■Disc6/CHAN8405
レスピーギ:バレエ組曲「シバの女王ベルキス」/「変容」(12のモードゥス)管弦楽のための主題と変容
■Disc7/CHAN8507
フンメル:ピアノ協奏曲集 ―― ピアノ協奏曲第2番イ短調 Op.85/ピアノ協奏曲第3番ロ短調 Op.89
■Disc8/CHAN0503
ヘンデル:シャンドス・アンセムVol.1 ―― アンセム1〜主に向って喜ばしき声をあげよ(詩篇100)/アンセム2〜われに主に依り頼む(詩篇9、11、12、13)/アンセム3〜われを憐れみたまえ(詩篇51)
■Disc9/CHAN8820
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.99/ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129
■Disc10/CHAN8892
ウォルトン:映画音楽集Vol.3 ―― ヘンリー5世〜シェイクスピアのシナリオ(クリストファー・パーマー編)/「フィッツウィリアムのヴァージナルブック」より/「オーヴェルニュの歌」より
■Disc11/CHAN8380
エルガー:愛の挨拶〜ヴァイオリン名曲集 ―― 愛の挨拶Op.12/愛の言葉Op.13/月の光〜序曲「南国にて」より/ため息Op.70/夜の歌Op.15-1/朝の歌Op.15-2/6つの易しい小品Op.22/ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.82
■Disc12/CHAN4509
ザ・コンプリート・チャンピオンズ ―― ヒートン:コンテストのための音楽/ロイド:ロイヤル・パークス/ヴィンター:サリュート・トゥ・ユース/マッケイブ:クラウドキャッチャー・フェルズ
■Disc13/CHAN6562
キングズ・シンガーズ〜オリジナル・デビュー・レコーディング ―― サンシャイン ギルバート、シモンス:南京豆売り/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):シェナンドー河/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):熟したサクランボ/ガーシュウィン(ヘイワード編):サマー・タイム/プラード、ルナ・デ・ラ・フエンテ、ラッセル:タイム・ワズ/トラディショナル・ソング(サイモン&ガーファンクル編):スカボロー・フェアチャイコフスキー(ラングフォード編):ただ憧れを知る人だけが/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):リンステッド市場/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):樫とトリネコ/バカラック、デイヴィッド:素晴らしき恋人たち/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):朝霧にそよぐ風/ティオムキン、ウェブスター:遥かなるアラモ/グッドウィン:ホワット・カインド・オブ・シングス
■Disc14/CHAN9493
グレインジャー:管弦楽作品集 ―― モールバラ公爵のファンファーレ/コロニアル・ソング/イングリッシュ・ダンス/シェパーズ・ヘイ(羊飼いの歌)/三人の仲間がいた/フィッシャーの水夫宿/われら夢見し者たち/収穫の讃歌/楽しい鐘の音/ウォーキング・チューン/組曲「早わかり」/森の茂み
■Disc15/CHAN0599
ハイドン:ミサ曲第11番変ロ長調「天地創造」Hob.XXII-13/ミサ曲ト長調「天より降りたまい」Hob.XXII-3
■Disc16/CHAN9745
リリ・ブーランジェ:詩篇第24番「地とそこに満ちるもの」/音楽的対話劇「ファウストとエレーヌ」/悲しき夕べに/春の朝に/詩篇第130番「深き淵より」
■Disc17/CHAN9902
ヴォーン=ウィリアムズ:ロンドン交響曲(交響曲第2番)〜1913年原典版(世界初録音)/バターワース:青柳の堤
■Disc18/CHAN0757
パーセル:歌劇「ディドとエネアス」
■Disc19/CHAN10512
ブラジルの精神 ―― C・アサド:ブルージリアン/ヴィラ=ロボス:「ブラジル風バッハ第5番」より アリア、「弦楽四重奏曲第1番」より ブリンカデイラ/C・アサド:先住民たちの踊り/ジスモンチ:パリャーソ/S・アサド:ウアレケナ/ディアンス:ブラジル/ベリナーティ:フリオーサ/ジスモンチ:想い出とファド
■Disc20/CHAN3167
偉大なるオペラ・アリア集Vol.22〜ジェラルド・フィンリー ―― アダムス:歌劇「ドクター・アトミック」より/ターネジ:歌劇「銀杯」より/チャイコフスキー:歌劇「イオランタ」より/ヴェルディ:歌劇「オテロ」より/ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より/モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より/ビゼー:歌劇「カルメン」より/ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より/ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」/プッチーニ:歌劇「トスカ」より/ロジャース:ミュージカル「南太平洋」より
■Disc21/CHSA5084(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調、左手のためのピアノ協奏曲ニ長調/ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲/マスネ:2つの即興曲、トッカータ、2つの小品、狂ったワルツ
■Disc22/CHAN10692
シューマン:弦楽四重奏曲集 Op.41 ―― 弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.41-1/弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.41-2/弦楽四重奏曲第3番イ長調 Op.41-3
■Disc23/CHSA5100(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
ヤイロ:合唱作品集 ―― グラウンド(天と地はあなたの光栄にあまねく満ち渡る)/セレニティ(おお、大いなる神秘)/愛と慈しみのあるところに神はいる/ノーザン・ライツ(わが愛するものよ、御身は美し)/魂の闇夜/天球(キリエ・エレイソン)/御身はすべてに美し/プレリュード(エクスルターテ・ユビラーテ)/フェニックス(神の子羊)/ウニコルニス・カプティヴァトゥル/夕べの祈り
■Disc24/CHAN10708
プチ・フール〜フェイヴァリット・アンコールズ ―― サラサーテ:祈りOp.23-1/ファリャ:ポロ、ナナ/サラサーテ:サパテアードOp.23-2/エルガー:朝の歌Op.15-2、気まぐれな女Op.17、夜の歌Op.15-1/ドヴォルザーク:ユーモレスクOp.101-7/シューマン:無題Op.68-30(Sehe langsam)/クライスラー:ウィーン奇想曲Op.2+/メンデルスゾーン:歌の翼にOp.34-2/ゴドフスキー:懐かしきウィーン/シューマン:見知らぬ国よりOp.15-1#、不思議なお話Op.15-2#、トロイメライOp.15-7#/ラヴェル:ワルツ第6番、ブルース/プロコフィエフ:行進曲/ショスタコーヴィチ:二重奏曲、ワルツ第2番/ドビュッシー:美しき夕暮れ
■Disc25/CHSA5104(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
ネーメ・ヤルヴィ・コンダクツ・サン=サーンス 〜 サン=サーンス:管弦楽作品集 ―― 歌劇「サムソンとダリラ」Op.47より ダンス・バッカナール/交響詩「オンファールの糸車」Op.31/交響詩「ファエトン」Op.39/交響詩「死の舞踏」Op.40/交響詩「ヘラクレスの青春時代」Op.50/アルジェリア組曲Op.60より フランス軍隊行進曲/歌劇「黄色の姫君」Op.30より 序曲/リスボンの一夜Op.63/スパルタクス/戴冠式行進曲ハ長調Op.117
■Disc26/CHAN10769
ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽Vol.1 ―― ベン=ハイム:室内楽作品集 ―― ピアノ四重奏曲 Op.4/2つの風景 Op.27/即興曲と舞曲 Op.30/クラリネット五重奏曲 Op.31a/カンツォネッタ Op.34-4
■Disc27/CHSA5128(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
アメリカのピアノ協奏曲集 ―― ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調/コープランド:ピアノ協奏曲/バーバー:ピアノ協奏曲
シャイン・ワン(P)、ピーター・ウンジャン(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:2013年2月11日&4月29日−30日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
■Disc28/CHAN10796
タスミン・リトル〜揚げひばり ―― モーラン:ヴァイオリン協奏曲/ディーリアス:伝説(ビーチャム校訂)/ホルスト:夜の歌 Op.19-1, H.74/エルガー:夜の歌 Op.15-1(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)、愛の挨拶 Op.12(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)、朝の歌 Op.15-2(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)/ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
■Disc29/CHSA5134(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47/カレリア組曲 Op.11/悲しいワルツ Op.44-1/トゥオネラの白鳥 Op.22-2/抒情的なワルツ Op.96a/アンダンテ・フェスティーヴォ JS.34b/交響詩「フィンランディア」
■Disc30/CHAN10847
イギリスの吹奏楽作品集 ―― ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲/ホルスト:吹奏楽のための第1組曲 Op.28-1(マシューズ校訂版)、吹奏楽のための第2組曲 Op.28-2(マシューズ校訂版)/グレインジャー:リンカンシャーの花束/トムリンソン:イギリス民族舞曲による組曲(吹奏楽版)/ラングフォード:トロンボーンとブラスバンドのための狂詩曲*
■Disc31/CHSA5164(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
コープランド:管弦楽作品集Vol.1〜バレエ音楽集 ―― 市民のためのファンファーレ/エル・サロン・メヒコ/バレエ音楽 「ビリー・ザ・キッド」 からの組曲/バレエ音楽 「アパラチアの春」 からの組曲/「ロデオ」 からの4つのダンス・エピソード
■Disc32/CHSA5165(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
ヤナーチェク:管弦楽作品集 Vol.3〜グラゴル・ミサ ―― グラゴル・ミサ JW III/9*/アダージョ JW VI/5†/アヴェ・マリア JW II/14‡/天にいますわれらの父よ JW IV/29§
■Disc33/CHAN10897
アルベニス:ピアノ協奏曲第1番&スペイン組曲 ―― ピアノと管弦楽のための 「スペイン狂詩曲」 Op.70*(オーケストレーション:ジョルジュ・エネスコ)/組曲 「魔法のオパール」/ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.78 「幻想的協奏曲」*(オーケストレーション:トマス・ブレトン)/スペイン組曲(編曲:ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス)
■Disc34/CHAN10915
夢のあとに〜フォーレ・リサイタル Vol.1 ―― パヴァーヌ嬰ヘ短調 Op.50(ロルティ編)/舟歌第5番嬰ヘ短調 Op.66/夜想曲第4番変ホ長調 Op.36/舟歌第6番変ホ長調 Op.70/夢のあとに ハ短調 Op.7-1(グレインジャー編)/組曲 「ペレアスとメリザンド」 Op.80(フォーレ&コルトー編)/舟歌第7番ニ短調 Op.90/夜想曲第6番変ニ長調 Op.63/9つの前奏曲 Op.103
■Disc35/CHAN10929
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.1 ―― ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453(カデンツァ:バヴゼ)/ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456(カデンツァ:モーツァルト)/ディヴェルティメント変ロ長調 K.137/ボーナス・トラック〜ピアノ協奏曲第17番 K.453 第1楽章&第2楽章のオリジナル・カデンツァ(モーツァルト作)
■Disc36/CHAN10950
再発見のライシャ Vol.1〜アントワーヌ・ライシャ:ピアノ作品集 ―― ハーモニー("Practische Beispiele"より第20番)/グランド・ソナタ ハ長調/カプリッチョ("Practische Beispiele"より第7番)/モーツァルトの主題によるソナタ ヘ長調/単独の和音によるファンタジー("Practische Beispiele"より第4番)/練習曲 ホ短調 Op.79-1
■Disc37/CHSA5203(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
カラーエフ:管弦楽作品集 ―― バレエ組曲 「7人の美女」/交響的彫刻 「ドン・キホーテ」/交響詩 「ライラとマジュヌーン」/バレエ組曲 「雷の道」 より 第6番「子守歌」
■Disc38/CHAN10976
バツェヴィチ:四重奏曲&五重奏曲集 ―― ピアノ五重奏曲第1番*/ピアノ五重奏曲第2番*/4本のヴァイオリンのための四重奏曲†/4本のチェロのための四重奏曲‡
■Disc39/CHAN10988
D.スカルラッティ:ソナタ集 Vol.1 ―― チャプター1:ザ・パワー・オヴ・イリュージョン 〜 ソナタ ヘ短調 K.19、ソナタ ホ長調 K.380 「行列」、ソナタ ニ短調 K.9 「田園」、ソナタ ト短調 K.234/チャプター2:ライヴ・ハッピリー! 〜 ソナタ ニ長調 K.492、ソナタ イ長調 K.322、ソナタ ヘ長調 K.525、ソナタ イ長調 K.39/チャプター3:ザ・リターン・トゥ・オーダー 〜 ソナタ ニ短調 K.396、ソナタ ト短調 K.450、ソナタ ニ長調 K.430、ソナタ ニ短調 K.1/チャプター4:エンチャントメント・アンド・プレアー 〜 ソナタ ロ短調 K.197、ソナタ ヘ短調 K.69、ソナタ イ長調 K.208、ソナタ ニ短調 K.32
■Disc40/CHAN20078
ルース・ギップス:管弦楽作品集 ―― 交響曲第4番 Op.61(世界初録音)/交響詩 「甲冑騎士(ナイト・イン・アーマー)」 Op.8(世界初録音)/交響曲第2番ロ長調 Op.30/管弦楽のための歌 Op.33(世界初録音)
■Disc1
ブライデン・トムソン(指)、アルスターO
録音:1983年4月10日−11日、アルスター・ホール(ベルファスト)

■Disc2
マリス・ヤンソンス(指)、オスロPO
録音:1984年1月26日−27日、オスロ・コンサート・ホール(オスロ)

■Disc3
ボロディン・トリオ〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(Vn)、ユーリ・トゥロフスキー(Vc)、リューバ・エドリナ(P)〕
録音:1983年6月1日、セント・ジョージ教会(ロンドン)

■Disc4
ドミトリー・ショスタコーヴィチ・ジュニア(P)、マクシム・ショスタコーヴィチ(指)、ユーリ・トゥロフスキー(指)、イ・ムジチ・モントリオール
録音:1984年8月、サン・ピエール・アポートル教会(モントリオール)

■Disc5
ネーメ・ヤルヴィ(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:1984年8月25日−26日、グラスゴー・シティ・ホール(グラスゴー)

■Disc6
ジェフリー・サイモン(指)、フィルハーモニアO
録音:1985年1月21日−22日、オール・セインツ教会(ロンドン)

■Disc7/CHAN8507
スティーヴン・ハフ(P)、ブライデン・トムソン(指)、イギリス室内O
録音:1986年9月22日−23日、オール・セインツ教会(ロンドン)

■Disc8
リン・ドーソン(S)、イアン・パートリッジ(T)、マイケル・ジョージ(Bs)、ハリー・クリストファーズ(指)、ザ・シックスティーン(cho&O)
録音:1987年11月30日−12月2日、セント・ジュード教会(ロンドン)

■Disc9
リディア・モルドコヴィチ(Vn)、ネーメ・ヤルヴィ(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:1989年10月16日−17日、グラスゴー・シティ・ホール(グラスゴー)

■Disc10
ネヴィル・マリナー(指)、アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズO&cho、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、クリストファー・プラマー(ナレーション)
録音:1990年5月14日−15日、セント・ジュード教会(ロンドン)

■Disc11/CHAN8380
ナイジェル・ケネディ(Vn)、ピーター・ペティンガー(P)
録音:1984年1月6日−7日、セント・ジョージ教会(ロンドン)

■Disc12
ザ・コンプリート・チャンピオンズ ―― ヒートン:コンテストのための音楽/ロイド:ロイヤル・パークス/ヴィンター:サリュート・トゥ・ユース/マッケイブ:クラウドキャッチャー・フェルズ
ピーター・パークス(指)、ブラック・ダイク・ミルズ・バンド
録音:1986年1月21日−22日、デュースベリー・タウン・ホール(ウェスト・ヨークシャー)

■Disc13
キングス・シンガーズ 、ゴードン・ラングフォード・トリオ
録音:1970年、オリンピック・スタジオ(ロンドン)

■Disc14
リチャード・ヒコックス(指)、BBCフィルハーモニック
録音:1996年6月27日−29日、マンチェスター新放送センター(マンチェスター)

■Disc15/CHAN0599
リチャード・ヒコックス(指)、コレギウム・ムジクム90、コレギウム・ムジクム90cho、スーザン・グリットン(S)、パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms)、マーク・パドモア(T)、スティーヴン・ヴァーコー(Br)
録音:1995年12月22日−23日、ブラックヒース・ホール(ロンドン)

■Disc16/
リン・ドーソン(S)、アン・マレー(Ms)、ボナヴェンテュラ・ボットーネ(T)、ニール・マッケンジー(T)、ジェイソン・ハワード(Bs)、ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)、BBCフィルハーモニック、バーミンガム市交響cho
録音:2000年5月、マンチェスター新放送センター&ブリッジ・ウォーター・ホール(マンチェスタ)

■Disc17
リチャード・ヒコックス(指)LSO
録音:2000年12月18日−19日、オール・セインツ教会(ロンドン)

■Disc18
サラ・コノリー(Ms)、ジェラルド・フィンリー(Br)、ルーシー・クロウs、パトリシア・バードン(Ms)、ウィリアム・ピュアフォイ(C.T)、サラ・ティナンs、ジョン・マーク・エインズレー(T)、カリス・レーンs、レベッカ・アウトラムs、スティーヴン・デヴァイン(ディレクター)、エリザベス・ケニー(ディレクター)、エイジ・オヴ・エンライトメントO&cho
※録音:2008年、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)

■Disc19
ジスモンチ:パリャーソ/S・アサド:ウアレケナ/ディアンス:ブラジル/ベリナーティ:フリオーサ/ジスモンチ:想い出とファド
アクアレル・ギター四重奏団
録音:2008年、RNCM(マンチェスター)

■Disc20
ジェラルド・フィンリー(Br)、ルーシー・クロウ(S)、アンナ・マリー・ギブソン(Ms)、エドワード・ガードナー(指)、ロンドンPO
録音:2009年4月13日−16日、ブラックヒース・ホール(ロンドン)

■Disc21
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)、BBCSO
録音:2010年4月27日−28日&6月22日、ポットン・ホール(サフォーク)

■Disc22
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、サイモン・タンドリー(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕
録音:2011年2月9日−11日、ポットン・ホール(サフォーク)

■Disc23
フェニックス・コーラル、チャールズ・ブルフィー(指)、オラ・イェイロ(P)、ハリントンSQ、アリソン・チェイニー(S)、テッド・ベレディン(テナー・サクソフォン)、エマヌエル・ロペス(Vc)
録音:2011年5月28日−30日、ケイメルバック・バイブル教会(アリゾナ、アメリカ)

■Disc24
ブロドスキーSQ〔ダニエル・ローランド(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕、ロバート・スミッセン(Va)+、フィリップ・エドワード・フィッシャー(P)#
録音:2011年9月7日−8日、ポットン・ホール(サフォーク)

■Disc25
ネーメ・ヤルヴィ(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:2011年9月14日−15日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)

■Disc26
ARCアンサンブル
録音:2013年1月14日−16日、トロント(カナダ)

■Disc27
シャイン・ワン(P)、ピーター・ウンジャン(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:2013年2月11日&4月29日−30日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)

■Disc28
タスミン・リトル(Vn)、アンドルー・デイヴィス(指)、BBCフィルハーモニック
録音:2013年5月23日&26日、メディアシティUK(サルフォード)

■Disc29/
ジェニファー・パイク(Vn)、アンドルー・デイヴィス(指)、ベルゲンPO
録音:2013年6月17日−20日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)

■Disc30
ロイヤル・エア・フォース・セントラル・バンド、ダンカン・スタッブズ(指)、ジョナサン・ヒル(Tb)*
録音:2014年10月3日、6日&7日、RAFミュージック・スタジオ(ロンドン)

■Disc31/CHSA5164
ジョン・ウィルソン(指)、BBCフィルハーモニック
録音:2015年6月30日−7月1日、メディア・シティUK(サルフォード)

■Disc32
サラ・ヤクビアク(S)*‡、スーザン・ビックリー(Ms)*、スチュアート・スケルトン(T)*§、ガボール・ブレッツ(Bs)*、トーマス・トロッター(Org)*、ベルゲン・フィルハーモニーcho*、コレギウム・ムジクムcho*、エドヴァルド・グリーグcho*‡§、ベルゲン大聖堂cho‡§、エドワード・ガードナー(指)、ベルゲンPO*†
録音:2015年8月17日−20日、グリーグホール&ベルゲン大聖堂(ベルゲン、ノルウェー)

■Disc33
マーティン・ロスコー(P)*、ファンホ・メナ(指)、BBCフィルハーモニック
録音:2015年9月17日&2015年11月30日−12月1日、メディア・シティUK(サルフォード)

■Disc34
ルイ・ロルティ(P)
録音:2016年2月23日−24日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)

■Disc35
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、ガボル・タカーチ=ナジ(指)、マンチェスター・カメラータ
録音:2016年3月15日−16日、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・コンサート・ホール(マンチェスター)

■Disc36/CHAN10950
イヴァン・イリッチ(P)
録音:2017年3月7日ー10日、スタジオ・アンセルメ(ジェノヴァ、スイス)

■Disc37
キリル・カラビッツ(指)、ボーンマスSO
録音:2017年1月21日ー22日、ザ・ライトハウス(プール、ドーセット、イギリス)

■Disc38
シレジアSQ*〔シモン・クシェショヴィエツ(Vn)†、アルカディウシュ・クビツァ(Vn)†、ウカシュ・スィルニツキ(Va)、ピオトル・ヤノシク(Vc)〕、ヴォイチェフ・シヴィタワ(P)*、クシシュトフ・ラソン(Vn)†、マウゴジャタ・ヴァシュチョネク(Vn)†、ポーランド・チェロ四重奏団‡〔トマシュ・ダロフ(Vc)、ヴォイチェフ・フダラ(Vc)、クシシュトフ・カルペタ(Vc)、アダム・クシェショヴィエツ(Vc)〕
録音:2010年9月7日−12日&2017年9月26日−27日、コンサート・ホール(シマノフスキ音楽アカデミー、ポーランド)

■Disc39
フェデリコ・コッリ(P)
録音:2017年7月3日ー5日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)

■Disc40
ラモン・ガンバ(指)、BBCウェールズ・ナショナルO
録音:2018年2月12日ー14日、BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)
ブライデン・トムソンの「バックス:交響曲第4番/ティンタジェル城」、マリス・ヤンソンスの「チャイコフスキー:交響曲第5番」に代表される最初期の名演から、ジャン=エフラム・バヴゼの「フランスのピアノ協奏曲集」、ネーメ・ヤルヴィの「サン=サーンス:管弦楽作品集」、ジェニファー・パイク&エドワード・ガードナーの「シベリウス:ヴァイオリン協奏曲」といった近年の代表盤、さらにはシャンドス期待の俊英フェデリコ・コッリの「スカルラッティ:ソナタ集Vol.1」、ジョン・ウィルソンの「コープランド:バレエ音楽集」、ドーリックSQの「シューマン:弦楽四重奏曲集 Op.41」など次代のシャンドスを担うアーティストたちの優れた演奏、合計40タイトルが選ばれています! 今回のアニヴァーサリー・ボックス「ランドマークス」は、シャンドスの歴史における記念碑的存在として相応しい内容となるよう、その膨大なカタログの中からラルフ・カズンズ自らが40タイトルを選出しており、まさにレーベルの歴史そのものを体現した壮大なスケールのボックス・セットとなっています。 他とは一線を画するシャンドスの『ランドマークス」に乞うご期待!!
※40タイトルのDiscは、それぞれカードボード・スリーヴ(紙のスリーヴケース)に封入されており、それぞれにオリジナル・アルバム・アートワーク、トラックリストが掲載されています。
※ブックレットの封入はございません。

JPCHAN-BOX-2
(5CD)
グリエール:交響曲全集*
青銅の騎士*/序曲&管弦楽作品集
リチャード・ワトキンズ(Hrn)
エドワード・ダウンズ(指)*
ワシーリー・シナイスキー(指)
BBCフィル
JPCHAN-BOX-3
(5CD)
アーノルド:舞曲集*
映画音楽集1#&2+
序曲集+/交響曲第3番&第4番#
ブライデン・トムソン(指)*
フィルハーモニアO*
リチャード・ヒコックス(指)LSO#
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル+

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