湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Indesens
(フランス)


Indesens Calliope Records


※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
INDE-001
グレート・フレンチ・コンチェルト1948-1956
デザンクロ(1912-1971):祈祷,呪詛と踊り、
ジョリヴェ:トランペット協奏曲第2番、
トマジ
:トランペット協奏曲、
シャルル・シェイヌ
(1925-):トランペットとオーケストラのための協奏曲第1番、
ジョリヴェ:トランペット,弦楽とピアノのコンチェルティーノ
エリック・オービエ(Tp)
マリウス・コンスタン(指)
パリ・オペラ座O
トランペット吹きの憧れの存在、エリック・オービエは、パリ・オペラ座管の首席奏者を長年務め、現在は日本をはじめ世界各地でマスタークラスや演奏会に大忙しの日々をおくっています。そんな彼による新録音が登場です。曲目はとりわけ管楽器ファンにはたまらないものが見事にそろいました。近頃、のだめの影響もあって人気上昇中の作曲家、ジョリヴェのトランペット協奏曲は名曲かつ難曲。名手オビエは迫力満点、歌心たっぷりに高らかに聴かせます。しかもオケは文句なしのパリ管。エネルギーと叙情の核融合作曲家、ジョリヴェ独特のリズムも見事に決まって思わずうなってしまう出来栄えとなっています。シャルル・シェイヌはコンクールなどにも作品を提供している管楽器界の大御所。他にもトマジで聴かせる色彩豊かな音色、デザンクロで聴かせる官能性すら漂う音色・・・。何度も繰り返して聴きたくなる一枚となっています。
INDE-002
フランス・トロンボーンの芸術
デュティユー:コラール,カデンツァとフガート、
サン=サーンス:カヴァティーナop.144、
トマジ
:アンダンテとスケルツォ、
ジョセフ・ギイ・ロパルツ
:演奏会用作品、
カステレード
:ソナティナ、
ロジャー・ブトリ
:カプリッチョ、
デザンクロ
:聖歌とアレグレット、
アレクサンドル・ギルマン
:交響的断章
ジャン・ラファー(Tb)、
オオツ ユミ(P)
パリ・オペラ座管首席トロンボーン奏者、ジャン・ラファーによる珠玉のアルバム。サン=サーンスのカヴァティーナは、発表当時「今までこの楽器のためにこれほどまでに素晴らしい作品は存在しなかった」と絶賛された作品です。トマジの作品は、もともとはオーケストラとトロンボーンのための作品ですが、ここではピアノが伴奏。トロンボーンの冒頭のカデンツァはまさに神業。見事としかいいようがありません。ロパルツの作品は、トロンボーン奏者たちの間で憧れの作品。どれをとっても珠玉の名曲を、この上ない名手が見事に演奏しています。ピアニストは日本人で、CNSM 出身。管楽器奏者との共演も多く、ここでもバッチリのサポートを聴かせてくれます。
INDE-004
デュティユー:初期の作品集
サラバンドとコルテージュ、
フルートとピアノのためのソナチネ*、
コラール,カデンツァとフガート**、
オーボエとピアノのためのソナタ#、
ピアノ・ソナタop.1
マルク・トレネル(Fg)、
ヴィンセント・ルーカス(Fl)*、
ダニエル・ブレジンスキ(Tb)**、
アレクサンドル・ガテ(Ob)#、
パスカル・ゴダール(P)
なんと豪華、パリ管弦楽団のメンバーたちが勢ぞろいしてのデュティユーの初期作品集の登場です。フルートとピアノのためのソナチネ は、鋭敏な和声感覚が非常に印象深い作品ですが、ルーカスが見事に演奏しています。ファゴットのトレネルも名手ぶりを遺憾なく発揮、 ブレジンスキのトロンボーンは神の声のように響きます。若き日から格調高い作風で鳴らしていたデュティユーの魅力がたっぷりと味わえる一枚となっています。
INDE-005
ORNOTES BRASS
ミシェル・ブデ:ミーチャの太陽
ジャン・バッハ:ラウデ
マルセル・ランドフスキ:白と炎
エドワルド・グレグソン:管楽器のための五重奏曲
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第1番〜ワルツ/ポルカ/フォックストロット
オア・ノーツ金管五重奏団[ジュリアン・レール(Tp)、アンソニー・シェヴィヨン(Tp)、エティンヌ・ラマテル(Tb)、ピエール・ルモンディエール(Hrn)、シルヴァン・ティロウ(Tub)]
1曲目のミーチャの太陽のミーチャとは、ショスタコーヴィチの愛称のこと(Dmitri のMitia)。この作品には副題として「スターリン時代下のショスタコーヴィチ」とつけられています。オア・ノーツ金管五重奏団は、パリ国立高等音楽院の学生たちによって結成された優れたアンサンブル。フランスのオケを彷彿とさせる明るい音色と抜群のテクニックで、ヨーロッパ各地で開催されているコンクールでことごとく優勝、入賞している期待の星です。   (Ki)
INDE-006
プーランク:ホルン,トランペット,トロンボーンのためのソナタ
デュティユー:コラール、カデンツァとフーガ(トロンボーン、ピアノ)
マルク・デルマー(1885-1931):Balladefeerique(ホルン、ピアノ)
ピエリック・ウーディー(1928-):ディヴェルティメント(トランペット、ホルン、ピアノ)
アンドレ・チペリッチ(1962-):ヘトロクライト組曲(トランペット、ピアノ)【世界初録音】
ピエール・ガベイ(1930-):リクリエーション(トランペット、ホルン、トロンボーン、ピアノ)
フレデリク・メラルディ(Tp)、
フランソワ・オーヴァル(Hrn)、
ギョーム・コテ=ドゥムリン(Tb)、
ミクロス・シェーン(P)
パリ管といえば管楽器がうまいことでも知られていますが、ここに集結したのはパリ管の首席奏者ばかり。一曲目のプーランクからいきなり衝撃。プーランク作品でパリ管メンバーといえば、RCAからリリースのある、かの名盤なくしては語れませんが、ここではホルン奏者にフランソワ・オーヴァルを迎え、さらにパワーアップ。丁々発止のアンサンブルで、実にあざやかなプーランクです。新進気鋭の作曲家たちによる新作も収録されており、新たなレパートリーまでをも提示した、なんとも豪華な内容となっています。   (Ki)
INDE-007
ロッシーニ/オペラ座のトランペット吹き
「泥棒かささぎ」、「ウィリアム・テル」、「タンクレーディ」、「オテッロ」、「アルジェのイタリア女」、「チェネレントラ」、「ブルスキーノ氏」、「絹のはしご」よりアリア集
エリック・オービエ(Tp)、
アマウリ・ドゥ・クローセル(指)
ルーマニア放送PO
抜群のテクニックで常に我々を魅了するトランペット奏者、エリック・オービエ。今回のアルバムは、ロッシーニの名オペラの中から選りすぐりのアリア。   (Ki)
INDE-027
チューバの芸術
コルンゴルト(ヴァルラン編):きみが幸せになるように
ポッパー(ヴァルラン編):邂逅
ヒンデミット:ソナタ
スティーヴンズ:トライアングル
セントパーリ:炎のアレグロ
ロムハニ:パラレルズ
ゴダール:ディープ・メモリーズ
ヴァルラン:ビニャレス/スティーヴンズ:秋
ファビアン・ヴァルラン(Tub)、
ミシェル・ゴダール(Tub)、
ステファン・ラベリ(Tub)、
ニコラ・ヴァラード(Tb)、
ダヴィド・ドフィエ(Hrn)、マレヴァ・ベキュ(P)

録音:2010年11月
パリ・オペラ座O(パリ・バスティーユO)の首席チューバ奏者を務め、同歌劇場の低音セクションを支え続ける実力者ファビアン・ヴァルランが、チューバを「オーケストラの低音楽器」から「金管のソロ楽器」へと立場を昇華させた見事なプログラム!
オーケストラの金管セクションの最低音楽器というイメージを覆す、圧倒的なヴィルトゥオージティと音楽性、豊かな表情はお見事。低音金管楽器の魅力、醍醐味を存分に教えてくれる演奏とプログラムです。
INDE-029
ジャック・モージェ〜タイスの瞑想曲
ジャゾット:アルビノーニのアダージョ
ルイエ:ソナタ変イ長調
グノー:アヴェ・マリア
サン=サーンス
:白鳥
ティボール:序奏、主題と変奏
シューベルト:アヴェ・マリア
ベッリーニ:協奏曲変ホ長調
マスネ:タイスの瞑想曲
ペルゴレージ
:シンフォニア
バッハ:組曲第3番 BWV.1068
ジャック・モージェ(Tb)、
ミヒャエル・マッテス(Org)
フランスを代表するトロンボーン界のレジェンドの1人、ジャック・モージェが壮麗なオルガンのサウンドをバックに奏でる名旋律集。
マスネのタイスの瞑想曲やグノーとシューベルトのアヴェ・マリア、サン=サーンスの白鳥などの名曲の数々を、愛用するクルトワのトロンボーンで情感豊かに奏でています。
フレンチ・トロンボーン・スクールの「歌心」に浸ることの出来る美しいアルバムです。
INDE-030
クラリネットの芸術
ドビュッシー:第1狂詩曲
マントヴァーニ:連合条約
サン=サーンス:クラリネットとピアノのためのソナタ Op.167
ピエルネ:カンツォネッタ Op.19
プーランク:クラリネットとピアノのためのソナタ Op.184
ヴィドール:序奏とロンド Op.72
ロッシーニ:序奏、主題と変奏
フィリップ・ベロー(Cl)、
クレール・デセール(P)、
パスカル・ゴダール(P)、
エマニュエル・シュトロッセ(P)、
ニコラ・ドセンヌ(P)
1995年よりパリOの首席奏者を、2011年からはパリ国立高等音楽院の教授を務めるなど、名実ともにフランスを代表するクラリネット奏者の1人であるフィリップ・ベロー。
フィリップ・ベローがこの「クラリネットの芸術」で選んだ作品は、全て母国フランスで生まれた近代の傑作であり、クラリネット奏者のための重要レパートリー。
フィリップ・ベローであるからこそ醸し出すことのできるフランスの香りと卓越したテクニックが聴きどころです!
INDE-031
ショパン:24の前奏曲 Op.28
舟歌嬰へ長調 Op.60
子守歌変ニ長調 Op.57
幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
フローランス・ドラージュ(P/スタインウェイ No.91814)

録音:2010年9月
巨匠アルフレッド・コルトーの最後の弟子であるフランスの女流ピアニスト、フローランス・ドラージュのショパン・アルバムは、師であるコルトーが弾いていたスタインウェイを奏でたもの。
師から受け継いだピアニズム、そして同じく師から遺贈された1896年製作のスタインウェイ(シリアル・ナンバー91814)が、確固たる個性を感じさせるショパンを聴かせてくれます。
INDE-032
(1CD+DVD)
金管五重奏を伴う様々なアリア、歌曲集
ヴィヴァルディ:アレルヤ
ヘンデル:輝かしいセラフィムに
カタラーニ
:エベン?
ヘンデル:この胸に息のある限り
プッチーニ
:ある晴れた日に
ヴィヴァルディ
:神なる主
マスカーニ:アヴェ・マリア
バッハ
:あなたがそばにいたら
プッチーニ
:氷のような姫君も
グリーグ
:ソルヴェイグの歌
カッチーニ:アマリッリ
ヘンデル:神々しい光の永遠の源よ
フォーレ:ピエ・イエス
カッチーニ:アヴェ・マリア
秦茂子(S)、
マニフィカ金管五重奏団
パリ国立高等音楽院で研鑽を積み同地を中心にソリストとして活躍し、パリ19区音楽学校では声楽の指導にもあたっている日本人ソプラノ歌手、秦茂子が金管五重奏を伴奏として歌ったアリア、声楽曲集。
マニフィカ金管五重奏団は1985年創設。1989年にはアメリカのボルチモア国際金管五重奏コンクールで第1位に輝いたアンサンブルです。
録音:2010年4月&8月、サン=エリフ教会(ランピヨン、フランス)
※当DVDはPAL方式です。PAL方式対応のプレーヤーやパソコンでのみ再生が可能です。予めご了承下さい。
INDE-033
ヴェルディ、フランク&グノー〜フランスの合唱作品集
ヴェルディ:「エルナーニ」より Allegri! Beviam!、「リゴレット」より 廷臣たちの合唱
フランク:「レベッカ」より らくだ引きたちの合唱
ドニゼッティ:「連隊の娘」より ラタプラン
ロベール:マデロンの歌
リリ・ブーランジェ:ある兵士の葬儀のために
シューベルト:水の上の精霊の歌
ゴグル:マレの歌
マルリー:パリジャンの歌
メユール:門出の歌
グノー
:「ファウスト」より 兵士の合唱
ステッフ:リパブリック讃歌
フランス陸軍cho、
オーロル・ティヤック(指)

録音:2012年10月15日−16日、パリ(フランス)
フランス陸軍所属の男声合唱団(パートはテノール1、テノール2、バリトン、バスの4パート)が歌う、フランスを中心とした合唱作品の数々。
リリ・ブーランジェの作品やメユールの革命歌「門出の歌」などをチョイスしているところはさすがフランスのレーベル&choと言えるでしょう。
INDE-034
ユーフォニアムの芸術
(1)カーナウ:シンフォニック・ヴァリアンツ
(2)ダダモ:フォリア
(3)スパーク:2声のインヴェンション
(4)スパーク:パーティ・ピース
(5)コスマ:ユーフォニアム協奏曲
(1)バスティアン・ボーメ(ユーフォニアム)、パリ・ウィンド・アンサンブル
(2)バスティアン・ボーメ(サクソルン)、セバスティアン・ステーン(サクソルン)
(3)バスティアン・ボーメ(ユーフォニアム)、スティーヴン・ミード(ユーフォニアム)
(4)バスティアン・ボーメ(ユーフォニアム)、ジェラルディーヌ・デュットロンシ(P)
(5)バスティアン・ボーメ(ユーフォニアム)、クー・ド・ヴァン・ウィンド・オーケストラ

録音:2011年4月、5月、7月、パリ音楽院、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
7歳でパリ国立高等音楽院に入学し満場一致で1等賞を獲得。
在学中の2007年に由緒あるパリ警視庁音楽隊のメンバーとなり、第5回済州国際金管打楽器コンクールで優勝するなど、金管大国フランスを代表するユーフォニアム奏者の1人であるバスティアン・ボーメの初のソロ・アルバムとなったのがこの「ユーフォニアムの芸術」。
パリ・ウィンド・アンサンブルとの共演でのカーナウの「シンフォニック・ヴァリアンツ」やサクソルン・デュオでのダダモの「フォリア」、さらにはスティーヴン・ミードとのデュオでのスパークの「スパーク:2声のインヴェンション」など聴きどころ満載!
フランスにおける金管楽器シーンの層の厚さを改めて実感するハイ・パフォーマンスが繰り広げられています!
INDE-035
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイズー(トリスタンとイゾルデ)」〜 イゾルデの歌唱を中心とする室内楽編曲版(編曲:ジャン=ピエール・アルノー) アンサンブル・カルペ・ディエム、
クリスティーヌ・シュヴェツェール(S)、
ランベール・ウィルソン(語り)
、ジャン=ピエール・アルノー(指)

録音:2006年12月&2011年6月、パリ(フランス)
ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ(ここではトリスタンとイズー)」のイゾルデの歌唱を中心とした14曲を、ソプラノと10の楽器による「11重奏」へとジャン=ピエール・アルノーがアレンジした「室内楽版」。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ハープ、フルート、オーボエ、トランペット、ハープ、ティンパニで構成されるアンサンブルがクリスティーヌ・シュヴェツェールの歌声を引き立て、編成はコンパクトながらもスケールの大きなワーグナーを披露してくれています。
INDE-036
エネスコ:室内楽作品集
パヴァーヌ/演奏会用即興曲変ロ長調
バラード/ヴィオラとピアノの為の協奏的断章
カンタービレとプレスト/夜想曲とサルタレッロ
パストラーレ、悲しいメヌエットと夜想曲
伝説/朝の歌/タランテッラ
タチヤーナ・サムイル(Vn)、
ジェラール・コセ(Va)、ヴァンサン・リュカ(Fl)、
ユストゥス・グリム(Va)、
フレデリク・メヤルディ(Tp)、
カルメン・ロタル(P)、クラウディア・バーラ(P)

録音:2011年、パリ(フランス)
ルーマニア最大の音楽家の1人、ジョルジェ・エネスコ(1881−1955)の早熟の天才ぶりを証明する1895年から1906年までの約10年間に作曲された11作品を収録。
ジェラール・コセやヴァンサン・リュカに代表されるフランス勢を中心に、世界的名手たちの名前がズラリと並ぶ豪華な陣容が実現しています。
INDE-037
トマジ:コルシカのメロディ
6つのコルシカの民謡/コルシカの歌
マンティクニアの歌
ポール・フォールの詩による2つの歌
空の晴れ間/シルノ
ヨハンネ・カサー(S)、
ローラン・ヴァグシャル(P)、
ソディ・ブレド(P)

録音:2011年、パリ(フランス)
20世紀フランスの大作曲家、アンリ・トマジが両親の出生地であるコルシカ島の旋律などを題材として作曲した歌曲の数々を収録。
フランスのソプラノ、ヨハンネ・カサーの歌声が、トマジの知られざる声楽曲の作曲家として一面を教えてくれます。
INDE-038
トマジ:トランペットの為の作品全集


(1)トランペット協奏曲
(2)3本のトランペットの為の組曲
(3)グレゴリオ聖歌「サルヴェ・レジーナ」の旋律による変奏曲
(4)クスコの聖週間
(5)トリプティク(三部作)
(6)無伴奏トランペットの為の三つの練習曲
(7)礼拝のファンファーレ
(8)クスコの聖週間(オルガン伴奏版)
(1)エリック・オービエ(Tp)、マリユス・コンスタン(指)、パリ・歌劇座O
(2)エリック・オービエ(Tp)、アレクサンドル・バティ(Tp)、フレデリク・メヤルディ(Tp)
(3)エリック・オービエ(Tp)、ティエリー・エスケシュ(Org)
(4)エリック・オービエ(Tp)、フランソワ=グザヴィエ・ヴィルジェ(指)、ブルターニュO
(5)エリック・オービエ(Tp)、ニコラオス・サマルタノス(P)
(6)エリック・オービエ(Tp)
(7)エリック・オービエ(Tp)、ジャン=フィリップ・ダンブルヴィル(指)、ルーアン金管アンサンブル、オート=ノルマンディ合唱団、アンナ・ステファニアク(S)
(8エリック・オービエ(Tp)、ティエリー・エスケシュ(Org)

録音:1988年−2011年
ローマ賞の作曲部門第2位の実績を持ち、20世紀のフランスにおける管楽器のレパートリーの発展に大きく寄与したコンポーザー=コンダクター、アンリ・トマジ(1901−1971)の「トランペットの為の作品」を網羅したこのレーベルならではの見事な企画。
代表作である「トランペット協奏曲」や「トリプティク」など、トマジのトランペット・ワールドの全容を明らかにするのはエリック・オービエ。モーリス・アンドレの系譜を継ぐ名手が、トマジのトランペット作品の重要度を余すことなく伝えてくれます。
INDE-039
モーツァルト:ピアノと管楽器のための五重奏曲変ロ長調 K.452
ベートーヴェン:ピアノと管楽器のための五重奏曲変ホ長調 Op.16
ウィンド・ピアノ五重奏団〔ラモン・オルテガ・ケロ(Ob)、ダビド・フェルナンデス・アロンソ(Hrn)、マルク・トレネル(Fg)、セバスティアン・マンツ(Cl)、ヘルベルト・シュフ(P)〕

録音:2011年9月10日−21日、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
オーボエのケロは2007年のARDミュンヘン国際音楽コンクールのオーボエ部門で第1位に輝き、翌2008年にはバイエルンRSOの首席奏者に就任。
ホルンのアロンソもミロ・アンサンブルのメンバーとして2000年のARDミュンヘン国際音楽コンクールで第1位を受賞し、現在はロッテルダムPOの首席奏者として活躍中。
そしてファゴットのマルク・トレネルも2008年のARDミュンヘン国際音楽コンクールのファゴット部門で第1位を受賞し、現在はパリOの首席奏者として活躍する傍ら、ヨーロッパ室内Oとマーラー室内Oのメンバーとしても活躍する名手。
さらにクラリネットのマンツは、40年間該当者が出なかったARDミュンヘン国際音楽コンクールのクラリネット部門で2008年に見事第1位を獲得するというセンセーショナルな成功を収め、現在は南西ドイツRSOの首席奏者を務めているなど、管楽器のメンバー4人全員が「ARDミュンヘン国際音楽コンクール」の第1位受賞者というスーパー・アンサンブル。
世界でも有数の難関コンクールの覇者たちが、ピアノと木管楽器のための傑作2曲で圧倒的なクォリティを披露してくれています。
INDE-041(4CD)
ドビュッシー:ピアノ作品集
前奏曲集第1巻/前奏曲集第2巻/映像第1集/映像第2集/子供の領分/ピアノのために/版画/ベルガマスク組曲/6つの古代の墓碑銘*/2つのアラベスク/レントよりおそく/かわいい黒人の子供/喜びの島/練習曲集第2巻/練習曲集第2巻
テオドール・パラスキヴェスコ(P)、
ジャック・ルヴィエ(P)*

録音:1977年&1980年
フランスの老舗カリオペ(Calliope)レーベルの創始者であり名プロデューサー、ジャック・ル・カルヴェのプロデュース作品で、名コンビを組んだジョルジュ・キッセルホフがエンジニアを担当したドビュッシーのピアノのための主要作品集。
ルーマニアのブカレストで生まれフランスで活躍するテオドール・パラスキヴェスコは、名教師ナディア・ブーランジェとイヴォンヌ・ルフェビュールに師事し1971年にドビュッシー賞を受賞したまさに知る人ぞ知るドビュッシーのスペシャリストです。
パラスキヴェスコが奏でるソロ作品での静謐で神秘的な響きはもちろんのこと、ジャック・ルヴィエとのデュオによる「6つの古代の墓碑銘」の収録も大きなポイントです。
INDE-045
フランセ:協奏曲、ディヴェルティメント&ソナチネ集

(1)陽気なパリ
(2)クラリネット協奏曲
(3)フルートとピアノのためのディヴェルティメント
(4)トランペットとピアノためのソナチネ
(5)クラリネットとピアノのための主題と変奏
(6)サクソフォンとピアノのための5?つの異国風舞曲
ニ(7)ファゴットと木管五重奏のためのディヴェルティメント
(1)エリック・オービエ(Tp)、フィリップ・キュペー(指)、パリ管楽八重奏団
(2)フィリップ・キュペー(Cl)、ジャン・フランセ(指)、ブルターニュO
(3)ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(4)エリック・オービエ(Tp)、パスカル・ガレ(P)
(5)ジャン=ルイ・サジョ(Cl)、ジャン・フランセ(P)
(6)
ニコラ・プロスト(Sax)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(7)
ロラ・デクール(Fg)、フランス八重奏団

録音:1992年、1996年、2012年、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)
フランスにおける新古典主義を代表する作曲家であり、多作家であると同時に特に管楽器のための優れた作品を多数遺し、20世紀フランスにおける同ジャンルの発展に大きく寄与したジャン・フランセ(1912−1997)。
当時、フランセの生誕100周年を記念して企画されたこのアルバムにはオービエやキュペー、リュカ、プロストなどフランスを代表する名手たちが集結。フランセの偉大な存在感を改めて知らしめてくれる内容です。
INDE-048
シューマン:室内楽作品集
オーボエとピアノのための「3つのロマンス」Op.94
クラリネットとピアノのための「幻想小曲集」Op.73
ファゴットとピアノのための「民謡風の5つの小品」Op.102
ホルンとピアノのための「アダージョとアレグロ」Op.70
クラリネット、ヴィオラとピアノのための「おとぎ話」Op.132
フィリップ・ベロー(Cl)、
アンドレ・カザレ(Hrn)、
ダヴィッド・ガイヤール(Va)、
アレクサンドル・ガテ(Ob)、
マルク・トゥレネル(Fg)、エレーヌ・ティスマン(P)

録音:2012年、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
フィリップ・ベローやアンドレ・カザレをはじめとした名門パリOの首席奏者たちがソリストとして起用された「管楽器王国」フランスならではの贅沢なシューマン・アルバム。
全ての作品での演奏が超一流であり、パリOの名手たちのまろやかで艶やかなサウンドはシューマンの傑作たちとの相性も抜群!
これだけ充実した内容のシューマンの「木管楽器のための室内楽作品集」に出会える機会は貴重であると言えるでしょう。
INDE-084
弦楽オーケストラのための作品集
ルーセル:シンフォニエッタ
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
エルガー:弦楽のための序奏とアレグロ
バーバー:弦楽のためのアダージョ
ブリテン:シンプル・シンフォニー
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ弦楽合奏団、
セバスティアン・ビヤール(指揮)

録音:2015年1月12日−13日&10月22日−23日
一般的にフランスの「パリ・ギャルド」と言えば「吹奏楽編成」が有名だが、ここに演奏を収録しているのは「パリ・ギャルド」の「弦楽オーケストラ」。自身もアマチュアのヴァイオリニストだった時のフランス大統領、ジュール=ヴァンサン・オリオールのリクエストにより1947年6月23日に創設された、フラ
ンス国内外の式典や祭典での演奏で活躍しています。
INDE-085
パーカッションの芸術
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
ドビュッシー:アラベスク第1番、アラベスク第2番
サミュ:アキレスの腕
マシャド:ピシュタコのスパイス
サラサーテ:サパテアド
トルティエ:7月22日の16時
マティアス・シュミット:ガーナイア
ガーシュウィン:愛するポーギー
ピアソラ:忘却
ジャン=フランソワ・デュレ(打楽器)、
マリー=ピエール・ドゥシェ(P)、他

録音:2015年10月、パリ国立高等音楽院(フランス)
ギャルド・レピュブリケーヌOとはジャズを、コンセール・ラムルーOとはポップスで共演するなど、クラシック、ジャズ、ポップス、そしてインプロなど、幅広いジャンルで活躍するフランスのクロスオーヴァー・パーカッショニスト、ジャン=フランソワ・デュレ。ヴェルやドビュッシーのパーカッション・アレンジ、ジャズ・ピアニスト、ジャン=マリー・マシャドの作品、さらにはガーシュウィンやピアソラなど、デュレのクロスオーヴァ―・スタイルが前面に打ち出されたプログラムで、その妙技を披露してくれています。
INDE-086
ソヴィエトのトランペット協奏曲集
(1)ネステロフ:トランペット協奏曲ハ短調 Op.42
(2)ヴァシレンコ:協奏的詩曲ハ短調 Op.113
(3)アルチュニアン:トランペット協奏曲変イ長調
(4)パフムートヴァ:トランペット協奏曲
(5)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番Op.35
(1ティエリー・ジェルヴェ(Tp)、バスティアン・スティル(指)、モスクワSO
(2)ティエリー・ジェルヴェ(Tp)、フランソワ・ブーランジェ(指)、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
(3)エリック・オービエ(Tp)、バスティアン・スティル(指)、ポーランドRSO
(4)ティエリー・ジェルヴェ(Tp)、ジャン=フィリップ・ダンブルヴィル(指)、パフムートヴァ・アンサンブル
(5)エリック・オービエ(Tp)、ルステム・サイトクロフ(P)、ニコラ・シャルヴァン(指)、サヴォア地方O
モーリス・アンドレの系譜を継ぐ現代のフランスを代表するトランぺッター、エリック・オービエと、パリ警視庁吹奏楽団のトランペット奏者であり、パリ12区音楽院の教授として後進の育成にもあたっている名手ティエリー・ジェルヴェの2人が奏でる、「ソヴィエト」のトランペット協奏曲集5作品を収録!
オービエは王道中の王道であるアルチュニアンとショスタコーヴィチの2曲、ジェルヴェはネステロフ、ヴァシレンコとパフムートヴァの3曲を演奏。フランスの名手2人による濃厚濃密なソヴィエト・プログラムは、まさに旧ソ連の伝説的なトランペット奏者ティモフェイ・ドクシツェルへのトリビュート・アルバムに仕上がっています。
INDE-084
弦楽オーケストラのための作品集
ルーセル:シンフォニエッタ
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
エルガー:弦楽のための序奏とアレグロ
バーバー:弦楽のためのアダージョ
ブリテン:シンプル・シンフォニー
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ弦楽合奏団、
セバスティアン・ビヤール(指揮)

録音:2015年1月12日−13日&10月22日−23日
一般的にフランスの「パリ・ギャルド」と言えば「吹奏楽編成」が有名だが、ここに演奏を収録しているのは「パリ・ギャルド」の「弦楽オーケストラ」。自身もアマチュアのヴァイオリニストだった時のフランス大統領、ジュール=ヴァンサン・オリオールのリクエストにより1947年6月23日に創設された、フラ
ンス国内外の式典や祭典での演奏で活躍しています。
INDE-096
サクソフォンでブラームスを
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1(サクソフォン版)
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38(サクソフォン版)
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2(サクソフォン版)
ニコラ・アルセニジェヴィチ(Sax)、
フランソワーズ・ビュッフェ(P)

録音:2016年10月30日−31日&11月1日−2日、パリ国立高等音楽院(フランス)
ブラームスの傑作ソナタ3作品を、オリジナルのクラリネット、チェロではなく「サクソフォン」で奏でたフランスの実力派、ニコラ・アルセニジェヴィチの自信作。ラームスのソナタ各作品が持つ原曲の魅力をリスペクトしつつ、サクソフォンならではの機能性と艶やかかつ煌びやかな音色を活かした演奏に仕上がっています。
ニコラ・アルセニジェヴィチは、パリ国立高等音楽院でフランス・サクソフォン界の巨匠クロード・ドゥラングルに師事。2014年のアドルフ・サックス国際コンクールをはじめとする数々の国際コンクールでの入賞歴を持ち、セルマー・アーティストとして活躍中の俊英です。
INDE-098
リリカル・ジャーニー〜シュトラウス&ルクー:ヴァイオリン・ソナタ集
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ Op.18
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調、歌曲「墓の前で」(コリー・ダルバ&シャモレル編)
R・シュトラウス:歌曲「木蔦」(コリー・ダルバ&シャモレル編)
レイチェル・コリー・ダルバ(Vn)、
クリスティアン・シャモレル(P)

録音:2015年7月27日−30日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
2012年にNHKSOとの共演、武蔵野市民文化会館でのイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを中心としたプログラムで鮮烈な日本デビューを果たしたフランス語圏スイスの逸材レイチェル・コリー・ダルバ。実にキャリアを積み重ねてきたコリー・ダルバが、フランスのアンデサンス(Indesens)に録音するにあたり、そのプログラムに選んだのは、ドイツのリヒャルト・シュトラウスとベルギーのギョーム・ルクー。によって24歳の若さで他界した夭折の天才ルクーの代表作であり、多くの世界的ヴァイオリニストたちが取り上げ続けている「ヴァイオリン・ソナタ」、そしてドイツ後期ロマン派の名作であるシュトラウスの「ヴァイオリン・ソナタ」の組み合わせは、カップリングの2つの歌曲と共に、アルバム・タイトルである「リリカル・ジャーニー」に相応しい、抒情的かつ濃密なプログラムを形成しています。732年製作の銘器ストラディヴァリスを手にコリー・ダルバが、同郷のピアニスト、クリスティアン・シャモレルとのデュオで、ロマン派のヴァイオリン・ソナタの抒情的な旅路を案内してくれます。
INDE-099
シャモー:交響曲第5番「星たちのマニュスクリプト」 アラン・パリス(指)、
バカウ・ミハイル・ジョラPO

録音:2017年2月16日−18日、バカウ(ルーマニア)
パリ出身で現代のフランスを代表する作曲家として活躍するフィリップ・シャモー(1952−)。ヒューマニズムやスピリチュアルティを題材とした作品も多く、この「交響曲第5番」は宇宙の中での人々の思いを音楽で表現した5楽章形式の大作です。

INDE-100
世紀の変わり目に〜セルビアの作曲家とフルート
イェフティッチ:フルート作品全集
フルートとオーケストラのための協奏曲第2番
フルート独奏のための「呪文」
フルートとピアノのためのソナタ
フルートとチェロのための二重奏
フルートとピアノのための「ヘプタ幻想曲」
フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲第1番
ヴァンサン・リュカ(Fl)、
マヤ・ボグダノヴィチ(Vc)、
ナタリヤ・ムラデノヴィチ(P)、
スタニスラヴ・ビニチュキ弦楽オーケストラ
スタンコ・ヨヴァノヴィチ(指)

録音:2017年2月7日−8日、ベオグラード(セルビア)
パリOの首席フルート奏者、ヴァンサン・リュカが発掘するのは、セルビアのベテラン作曲家イヴァン・イェフティッチ(1947−)のフルートのための作品全曲。
ユーゴスラヴィア紛争による旧ユーゴスラヴィア連邦の解体を経験してきたイェフティッチ。20世紀のストラヴィンスキーやプロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ドビュッシー、そして母国セルビアの伝統音楽からの影響を受けると同時に、その作品には師であるメシアンからの影響が最も色濃く表れています。
INDE-104
ピアノ・モダーン・リサイタル Vol.2
エイミー・ビーチ(1867-1944):前奏曲とフーガ(1917)
ユーリー・シャーモ(1947-2015):ピアノ・ソナタ第3番(1969)+
シマノフスキ:前奏曲とフーガ(1909)
(1934-1998):即興曲とフーガ(1965)
ミシェル・メルレ(1939-):パッサカリアとフーガ(1986)+
タネーエフ:前奏曲とフーガ Op.29(1910)
オルランド・バス(1994-):前奏曲とフーガ(2016)*+
ディミトリ・ミトロプーロス(1896-1960):パッサカリア,間奏曲とフーガ(1924)*
オルランド・バス(P)

録音:2016年10月3、4日(*以外)、2017年1月8日*、サン=マルセル聖堂、パリ、フランス
知られざる近現代作品の発掘、紹介に取り組む「ピアノ・モダン・リサイタル」の第2巻は、バッハからショスタコーヴィチを経て現代まで続く「前奏曲とフーガ」のスタイルがテーマ。
最も注目を集めそうなのは、やはり名指揮者ディミトリ・ミトロプーロス(1896−1960)の「パッサカリア、間奏曲とフーガ」でしょう。1924年に作曲された「パッサカリア、間奏曲とフーガ」は、"作曲家ミトロプーロス"の魅力を伝えてくれる貴重な録音です。
INDE-105
ドビュッシー:ソナタ、舞曲と狂詩曲

(1)ヴァイオリン・ソナタ ト短調
(2)フルート,ヴィオラとハープの為のソナタ
(3)クラリネット狂詩曲
(4)チェロ・ソナタ ニ短調
(5)サクソフォン・狂詩曲
(6)神聖な舞曲と世俗的な舞曲
マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)
ベルリン・フィルハーモニーSQ
(1)タチアーナ・サムイル(Vn)
 デイヴィッド・ライヴリー(P)
(2)ヴァンサン・リュカ(Fl)
 リーズ・ベルトー(Va)
 マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)
(3)フィリップ・ベロ(Cl)
 クレール・デゼール(P)
(4)ヴァンサン・リュカ(Fl)
(4)ジェローム・ペルノー(Vc)
 エリザベト・リゴレ(P)
(5)ニコラ・プロスト(Sax)
ローラン・ワグシャル(P)
(6)マリー=ピエール・ラングラメ(Hp) 
 ベルリン・フィルハーモニーSQ
INDE-108
月の光〜ヴァイオリンとピアノのための作品集
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
フォーレ:夢のあとに Op.7、
 ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
ドビュッシー:月の光、
 ヴァイオリン・ソナタ ト短調
ラヴェル
:ツィガーヌ
マスネ:タイスの瞑想曲
タチアーナ・サムイル(Vn)、
デイヴィッド・ライヴリー(P)

録音:2017年11月27−30日、フラジェ(ブリュッセル、ベルギー)
タチアーナ・サムイルは、モスクワ音楽院、ブリュッセル王立音楽院、マドリード・ソフィア王妃高等音楽院でヴァイオリンを学び、2014年のソチ・オリンピックでは閉会式でソリストの大役を務めあげたロシアのヴァイオリニスト。
ラヴェル、フォーレ、ドビュッシーのソナタ、そしてマスネの「タイスの瞑想曲」がフィナーレを飾るプログラムは、20世紀前半のフレンチ・ヴァイオリン・スクールの歴史を描きます。
INDE-109
ヴィヴァルディ:6つのフルート協奏曲 Op.10
第1番ヘ長調 「海の嵐」 RV 433/第2番 ト短調 「夜」 RV 439
第3番ニ長調 「ごしきひわ」 RV 428/第4番 ト長調 RV 435
第5番ヘ長調 RV 434/第6番ト長調 RV 437
ヴァンサン・リュカ(Fl)
トゥールーズ室内O
ジル・コリャール(指)

録音:2017年8月25-27日、レスカール・ホール、トゥルヌフイユ、フランス
INDE-110
ヒンデミット:5つの金管ソナタ
トランペット・ソナタ 変ロ長調(1939)*
ホルン・ソナタ ヘ長調(1939)+
アルトサクソフォン・ソナタ 変ホ長調(1943)#
トロンボーン・ソナタ ヘ長調(1941)**
テューバ・ソナタ 変ロ長調(1955)++
エリック・オービエ(Tp)*
ダヴィッド・アロンソ(Hrn)+
ニコラ・プロスト(アルトSax#
ステファン・ラベリ(Tb)**
ファブリス・ミリシェ(Tb)++
ローラン・ワグシャル(P)
エレーヌ・ティスマン(P)+

録音:2017、2018年、スタジオ・セクエンツァ、モントルイユ、フランス(*/**)
2017年、サン・マルセル聖堂、パリ、フランス+
2018年、サン=モール音楽院ホール、サン=モール、フランス#
2018年、ムードン音楽院ホール、ムードン、フランス++
INDE-111
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114*
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120 -1
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120 -2
パスカル・モラゲス(Cl)
フランク・ブラレイ(P)
クリスティアン・ポルテラ(Vc)*

録音:2017年9月11-14日、モンス、ベルギー
INDE-113
テューバでピアソラ!
ピアソラ:秋のタンゴ
トリオ・インノヴァ
ダヴィッド・ザンボン(Tub)
パトリック・ジグマノフスキ(P)
ジャン=マルク・ファビアーノ(アコーディオン)

録音:2017年10月11日、ロベール・ドアノー文化スペース、ムードン=ラ=フォレ、フランス
INDE-114(2CD)
プーランク:管楽器を伴う室内楽作品集
[CD 1] 青年期の作品*
廃墟を見守る笛吹きの像(無伴奏フルートの為の)
クラリネットとファゴットの為のソナタ Op.32
2つのクラリネットの為のソナタ Op.7#
ピアノ,オーボエとファゴットの為の三重奏曲 Op.43
ホルン、トランペットとトロンボーンの為のソナタ Op.33
六重奏曲
[CD 2] 晩年の作品+
クラリネット・ソナタ Op.184
フルートと・ソナタ Op.164
オーボエ・ソナタ Op.185
ホルンとピアノの為の悲歌
パリOソロ奏者たち【ヴァンサン・リュカ(Fl)、アレクサンドル・ガテ(Ob)、フィリップ・ベロ(Cl)、オリヴィエ・デルベス(Cl)、マルク・トレネル(Fg)、アンドレ・カザレ(Hrn)、フレデリック・メラルディ(Tp)、ギヨーム・コテ=デュムーラン(Tb)】
クレール・デゼール(P)*
エマニュエル・ストロッセ(P)+

録音:2009年、サン=マルセル聖堂、パリ、フランス
INDE-116
トロンボーンと吹奏楽の為の音楽
フェレル・フェラン(1966-):TBON & JACQUES*
 Tricks & Jacques
 The love between Tbon and Jacques
 They chase each other
ジャン=ミシェル・ドゥファイ(1932-):Performance 4+
 Ambivalence#
ダニエル・ビンビ(1971-):@robase*
ジャック・モージェ(Tb)
ルクセンブルク軍楽隊*
ジャン=クロード・ブラウン(指)*
パリ金管アンサンブル+
ステファン・ラベリ(指)+
ドゥニ・ルルー(トロンボーン#)
12 vox A Cappelle(声楽アンサンブル#)

録音:2018年3月1-2日、ルクセンブルク音楽院、ルクセンブルク*
2017年3月28日、ギヨーム・テル・スタジオ、フランス+
1997年、スタジオ・シャンピオネ、フランス#
INDE-120
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):オラトリオ「鉱山の歌」 ディディエ・ケルカール(語り)
ゾエ・ゴセ(S)
サラ・ローラン(A)
セバスティアン・オブレシ(T)
ダニエル・オッテヴァール(Bs)
アトリエ・コラール・ドゥ・ヴァランシエンヌ(合唱)
コラール・デ・ミヌール・ポロネー・ドゥ・ドゥエ(合唱)
クール・デ・クラス・シャム・デュ・コレージュ・カルポー・ドゥ・ヴァランシエンヌ(合唱)
ヴァレンティアーナO
ニコラ・ブシェ(指)

録音:2018年4月11-13日、フェニックス劇場、ヴァランシエンヌ、フランス
INDE-123
タンゴの歴史〜フルートとギターのための作品集
ピアソラ:タンゴの歴史
ドゥミヤック:中世風組曲
ダマーリオ:カンツォーネと踊り
フォーレ:夢のあとに
ピアソラ:「タンゴ・エチュード」より エチュード第3番
イベール:間奏曲/コスマ:枯葉
ジュリアーニ:協奏的大二重奏曲 Op.85
ヴァンサン・リュカ(Fl)、
ローラン・ブランカール(G)

録音:2018年5月25日−26日、スタジオ・リブレット(フランス)
パリOの首席フルート奏者でありパリ地方音楽院でも教鞭を執る同国を代表するフルーティストの1人、ヴァンサン・リュカと、2016年にローラン・ディアンスの後任としてナルボンヌの国際ギター・トレーニングの指導者に選ばれたフランスのギタリスト、ローラン・ブランカールのデュオ・アルバム。
ジュリアーニからフォーレ、イベール:、コスマを経てピアソラやドゥミヤックへと至る「フルートとギター」のための音楽の歴史を、フランスのデュオが華麗に、そして時にはエキサイティングにナビゲートしてくれる充実のプログラムです。
INDE-124(2CD)
イェフティッチ:ピアノ作品全集
永遠の幻想/舞踏組曲
ピアノ・ソナタアトモスフェール
5つのポートレート/夏のピアノ小品
3つの楽章/6つの前奏曲
トッカータ「セルビコン」
ドラガナ・テパリッチ(P)、
ヴラディーミル・ミロシェヴィチ(P)、
ヴラディーミル・グリゴリッチ(P)

録音:2019年7日−9日、マドレニアヌム歌劇場(ベオグラード、セルビア)
1947年、ベオグラード出身のイヴァン・イェフティッチは、ベオグラード音楽院で学んだ後、パリ音楽院でオリヴィエ・メシアンに、ウィーンではアルフレート・ウールに作曲を師事。
ここに収録されているピアノ作品の全曲だけでなく、これまでに室内楽やオーケストラなどのために120曲を超える作品を残し、1997年から99年にかけては南米ブラジルで教鞭を執るなど、世界を舞台に活躍する旧ユーゴスラビアの各国、そしてセルビアを代表する作曲家の1人です。
INDE-127(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番イ短調 BWV.1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ソレンヌ・パイダシ(Vn/ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ1784年製)

録音:2018年8月11日−15日、ラ・マラドルリ・ドゥ・ボーヴェ(フランス)
2010年のロン=ティボー国際ヴァイオリン・コンクールで見事に優勝を果たし(同時に聴衆賞などの副賞を受賞。第2位は成田達輝)、一躍その名を世界へと響かせることとなったフランスの女流ヴァイオリニスト、ソレンヌ・パイダシ。
2018年9月からは、ベネルクスの名門オーケストラの1つ、ベルギー国立Oのコンサートマスターに就任し、「オーケストラ・プレーヤー」としてのキャリアを着実に積み重ねているパイダシが、「ソリスト」としての金字塔を打ち立てるべく、ヴァイオリン奏者のためのバイブル、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の全曲をレコーディング!
和声と対位法はもちろんのこと、不協和音、半音階進行、リズムのバランスの重要性の深い理解度も、バッハの無伴奏ソナタ&パルティータの演奏には非常に重要になると語るパイダシ。
宮廷や農民のためのさまざまな舞曲の集合体、そしてフーガによる素晴らしきアーキテクチュア。祈りや瞑想を表した楽章、激情的なまでの生きる喜びを表現した楽章など、不完全でありながらも、誠実で正直な人間の感情をパイダシのヴァイオリンがバッハの音楽を通じて表情豊かに奏でます。
INDE-129
ミシェル・ルグランへのオマージュ
ルグラン:華麗なる賭け/ロシュフォールの恋人たち/愛のイエントル/ワンス・アポン・ア・サマータイム/ウォッチ・ホワット・ハプンズ/サン・トワ/ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング/おもいでの夏/シェルブールの雨傘/過ぎゆく青春/Marion ne m’aimait pas/デディケーション/これからの人生/ル・シネマ/風の向こうへ/Celui-la
エルヴェ・セラン(P)、
アンリ・ドマルケット(Vc)、
エリック・ベルショ(P)、
クロード・エジェア(Tp)、
マシャ・メリル(ヴォイス)

録音:2019年9月&10月、フランス
映画やミュージカルのための音楽やジャズ・スタンダードの名曲を数多く残し、3度のアカデミー賞、5度のグラミー賞に輝いたフランスの巨匠、ミシェル・ルグラン。2019年1月にその生涯を閉じたミシェル・ルグランの没後1周年記念としてリリースされるルグランへのオマージュ・アルバム。 エルヴェ・セランは、ジャズ・ピアノ・トリオからクラシックの名曲をジャズと即興で再構築する「ジャズ・インプレッションズ」シリーズなどクロスオーヴァー的なアルバム等で評価を得てきた、知的で薫り高きフレンチ・ジャズ・ピアノの名手。 巨匠ルグランが残した映画、ミュージカル、ジャズの名曲を、セランのウィットの効いたピアノで彩ります。ルグランの『チェロ協奏曲』を録音したアンリ・ドマルケットや、それぞれルグランの映画音楽集を録音してきたエリック・ベルショ、クロード・エジェアといったルグランのスペシャリストとも言えるサポート・メンバーも強力。ラスト・トラック「Celui-la」では、ルグラン夫人で女優の
INDE-145
マルク・グージョン〜古典派のトランペット協奏曲集
ネルーダ:トランペット協奏曲変ホ長調(カデンツァ:マックス・ゾンマーハルダー)
グァングネ:トランペット協奏曲ハ長調(世界初録音)
ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調 Hob.VIIe-1
フンメル:トランペット協奏曲ホ長調(カデンツァ:ピエール・カンブーリアン)
マルク・グージョン(Tp)、
ミュルーズSO、
ジャック・ラコンブ(指)

録音:2020年9月、ラ・フィラチュール(ミュルーズ、フランス)
パリ国立歌劇場Oのスーパー・ソリスト(第1首席奏者)を務め、パリ国立高等音楽院の教授としても活躍する現在のフランスを代表するトランペット奏者の1人、マルク・グージョンが満を持して古典派のトランペット協奏曲集をレコーディング!
パリ国立歌劇場Oのスーパーソリストに就任する前は、ギャルド・レピュブリケーヌO(吹奏楽団)やミュルーズSO、ピカルディO、パリ室内Oの首席奏者を歴任するなど、フランスの第一線で活躍し続けているマルク・グージョン。
シルキーのトランペットを愛用するマルク・グージョンが自身にとって初のソロ録音のために選んだのは18世紀末から19世紀初頭にかけて、古典派のためのトランペット協奏曲の数々。
トランペット奏者にとってのバイブルであるハイドン、フンメル、そしてネルーダの名作3曲にマルク・グージョンが加えたのは、フランスの現代作曲家クリスティアン・グァングネ(1941−)の世界初録音となるハ長調の協奏曲。
難解な現代音楽ではなく、純粋なモーツァルトのスタイルで書かれた協奏曲であり、ソロ・トランペット、弦楽オーケストラ、2本のオーボエ、2本のホルンという編成で演奏される3楽章形式の秀作。
トランペット協奏曲を書かなかったモーツァルトが"もし"トランペット協奏曲を作曲していたら・・・という想像を膨らませてくれる要注目の作品です!
INDE-149(2CD)
サン=サーンス:管楽器を伴う室内楽作品集


■CD1
(1)トランペット、弦楽五重奏とピアノのための七重奏曲変ホ長調 Op.65
(2)ロマンス ヘ長調 Op.36
(3)タランテラ イ短調 Op.6
(4)組曲「動物の謝肉祭」より 白鳥、象(コントラバスーンとピアノ版)
(5)ロマンス 変ニ長調 Op.37
(6)カヴァティーヌ Op.144
(7)ロマンス ホ長調 Op.67
(8)デンマークとロシアの旋律による奇想曲
(9)あなたの声に心は開く


■CD2
(1)クラリネット・ソナタ変ホ長調 Op.167
(2)祈り Op.158
(3)オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166
(4)抒情小曲 Op.162
(5)バスーン・ソナタ ト長調 Op.168
(6)幻想曲 変ホ短調
(7)組曲「動物の謝肉祭」より 白鳥(フリューゲルホルンとピアノ版)
■CD1
(1)フレデリック・メラルディ(Tp)、千々岩英一(Vn)、アンジェリク・ロワイエ(Vn)、アナ・ベラ・チャベス(Va)、エマニュエル・ゴーゲ(Vc)、ベルナール・カザウラン(Cb)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(2)アンドレ・カザレ(Hrn)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(3)オリヴィエ・デルベス(Cl)、ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(4)イヴ・ドー(コントラバスーン)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(5)ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(6)ギヨーム・コテ・デュムラン(Tb)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(7)アンドレ・カザレ(Hrn)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(8)アレクサンドル・ガテ(Ob)、ヴァンサン・リュカ(Fl)、オリヴィエ・デルベス(Cl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(9)マルク・トレネル(バスーン)、ローラン・ヴァグシャル(P)
■CD2
(1)フィリップ・ベロー(Cl)、パスカル・ゴダール(P)
(2)マルク・トレネル(バスーン)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(3)アレクサンドル・ガテ(Ob)、パスカル・ゴダール(P)
(4)ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(5マルク・トレネル(バスーン)、パスカル・ゴダール(P)
(6)エリック・オービエ(コルネット)、パスカル・ギャレ(P)
(7)エリック・オービエ(フリューゲルホルン)、パスカル・ギャレ(P)

※INDE-090からの移行新装再発売
「交響曲第3番「オルガン付き」」や「動物の謝肉祭」の代表作の知名度はもちろんのこと、管楽器界でも新古典派時代のフランスを代表する最重要作曲家として、絶大な存在感を保ち続けているサン=サーンスの管楽器を伴う室内楽作品を集めたアンデサンス(Indesens)レーベルならではの名盤が、サン=サーンス没後100周年記念として新装再発売されました!
■収録作品の充実度もさることながら、フランスの名門パリOの管楽器(+弦楽器)セクションを牽引する首席奏者たちによるエスプリの効いた演奏は絶品の一言!サン=サーンスの管楽器のための作品を、最高峰の演奏で味わえる贅沢なセットです。

INDE-150
ジプシー・ジャーニー
エネスコ:ヴァイオリンとピアノの為の協奏的即興曲 変ト長調、
ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調 Op.25 「ルーマニア民謡の特徴による」
ヴァインベルク:ヴァイオリンとピアノの為のモルドバの主題によるラプソディー
バルトーク:6つのルーマニア民俗舞曲 Sz.56, BB.68
ラヴェル:ツィガーヌ
タチアーナ・サムイル(Vn)、
デイヴィッド・ライヴリー(P)

録音:2018年7月21日、パスツール・ホール(フランス)(モンペリエ音楽祭ライヴ)
タチアーナ・サムイルは、モスクワ音楽院、ブリュッセル王立音楽院、マドリード・ソフィア王妃高等音楽院でヴァイオリンを学び、2014年のソチ・オリンピックでは閉会式でソリストの大役を務めあげ、「伝統的なロシア・ヴァイオリンの系譜における最高傑作」とも称されるロシアのヴァイオリニスト。前作「月の光」(INDE108)に続く、タチアーナ・サムイルとデイヴィッド・ライヴリーとのデュオ・レコーディングは、バルトーク、エネスコ、ラヴェル、ヴァインベルクの東欧・ジプシー関連作品を凝縮させた、濃厚なるジプシー・アルバム。
ヨーロッパで多くの社会的、政治的、芸術的な革命が起こった20世紀の変わり目の時代を舞台に、モダンとフォークの影響のバランスを取りながら、聴衆をヨーロッパの東端へと導いてゆく情熱のジプシーの旅をお楽しみください。
INDE-151
ジャン=ミシェル・ドゥファイ:テューバのための作品集

(1)ジョギング(テューバ・ソロと器楽アンサンブルのための)

(2)パフォーマンス

(3)カデンス

(4)テューバ・ノー・エンド
(1)ステファン・ラベリ(Tub)
フルート四重奏〔ビセンス・プラッツ、アナイス・ブノワ、 バスティアン・ペラ、フロランス・ドゥレピーヌ〕、エマニュエル・カート(ヴィブラフォン)、マティアス・ロペス(ベースギター)、ジャン=ミシェル・ドゥファイ(P)
(2)ステファン・ラベリ(Tub)、打楽器四重奏〔エマニュエル・カート(ヴィブラフォン)、エリック・サミュ(マリンバ)、ディディエ・ベネッティ(ティンパニ)、ニコラ・マルタンシォウ(5台のトムトム)、マティアス・ロペス(ベースギター)
(3ステファン・ラベリ(Tub)、トロンボーン四重奏〔クリストフ・サンシェーズ、フレデリック・ブラン、セドリック・ヴィナティエ、アレクサンドル・フォール〕、ジャン=ミシェル・ドゥファイ(P)
(4)ステファン・ラベリ(Tub)、金管五重奏〔ハビエル・ロセット(Tp)、フランソワ・プティプレ(Tp)、ブノワ・コレット(Hrn)、ロマン・デュラン(Tb)、タンクレード・ツィメルマン(Tub)〕

録音:2016年9月12日、フィルハーモニー・スタジオ(ジョギング/フランス)、2015年1月31日、スタジオ・ギヨーム・テル(パフォーマンス/フランス)、2015年5月31日、スタジオ・イエロー・サブ(カデンス)、2016年2月16日、スタジオ・ギヨーム・テル(テューバ・ノー・エンド/フランス)
名門パリOの首席テューバ奏者にして、世界的ソリストの一人としても活躍するステファン・ラベリが奏でる、フランスの名作曲家、ジャン=ミシェル・ドゥファイの世界。
ラベリは、1995年、リヨン国立高等音楽院を満場一致の首席で卒業。同年12月、シドニー国際テューバ・コンクールにおいて満場一致の1位。1996年、マルクノイキルヒェン国際コンクールにおいても第1位を獲得。リヨン国立歌劇場O、トゥールーズ市立Oを経て、現在パリOの首席奏者を務め、教育者としてはリヨン国立音楽院で後進の指導に力を注いでいます。
本アルバムでは、ドゥファイ本人に加え、パリOおよびフランス放送POの奏者達がレコーディングに参加。管楽器王国フランスが誇る名手達の素晴らしいサポートと、ラベリの美しい音色(まるでユーフォニアムと勘違いしてしまうような超高音域から安定の低音サウンドまで!)、群を抜いたテクニックでドゥファイの作品の魅力を100%引き出しています。テューバ関係者は勿論のこと、管楽器ファン注目のアルバムの登場です。
INDE-152
1900年頃のパリの音楽 Vol.1〜コルネットの芸術
ギヨーム・バレイ(1871-1943):演奏会用小品
ガブリエル・パレ:ソロ第1番
ジョルジュ・ユー(1857-1948):演奏会用小品
ジュール・シャルル・ぺネカン(1864-1914):演奏会用小品
フィリップ・ゴーベール:カンタービレとスケルツェット
テオ・シャルリエ(1868-1944):演奏会用独奏曲
ロパルツ:アンダンテとアレグロ
バレイ:アンダンテとアレグロ
フェルナン・アンドリウ(1863-1935):演奏会用独奏曲第3番
ジョゼフ・コロンボ(1900-1973):さまよう心(ヴァルス・ミュゼット)
ジャン=バティスト・アーバン(1825-1889)(ドナルド・ハンスバーガー編):華麗なる幻想曲
エリック・オービエ(コルネット)、
ローラン・ヴァグシャル(P)

録音:2020年6月27日、7月14日&2021年1月26日、27日、4月6日、スタジオ・セクエンツァ(フランス)
※使用楽器:Yamaha YCR 6335HS、使用マウスピース:Denis Wick 4 1/2&RW3
トランペット界の伝説的プレーヤー、モーリス・アンドレの高弟であり、その流派を受け継ぐフランスの名手エリック・オービエ。これまでにトランペットの為の作品を多数レコーディングしてきたオービエが新たに取り上げたのは、コルネットの発展が目覚ましい19世紀から20世紀にかけて作曲された作品集。
現在は、主にブラスバンドの花形として用いられることが多いコルネットは、金管楽器の為のバルブの発展により1828年頃に開発され、その暖かく美しい音色と細やかなパッセージによる表現力の広さで人気を博しました。「1900年頃のパリの音楽」と題された本アルバムは、19世紀を締めくくり、20世紀への展望を示す、パリ万博史上最大規模となった博覧会の年でもあり、当時の様々な文化芸術が著しい発展を迎える中で書かれた作品を集約。金管楽器の為のバイブル的教則本の著者でもあり、当時のフランスで活躍したコルネットの名手、ジャン=バティスト・アーバンの「華麗なる幻想曲」など、哀愁帯びたコルネットの為の名作の数々を、オービエの師匠譲りの美しい音色と卓越したテクニックで奏でます。トランペット関係者は勿論のこと、管楽器ファンが虜になること間違いない注目の1枚が登場です。
INDE-153
1900年頃のパリの音楽 Vol.2〜フルートの芸術
ドビュッシー:6つの古代碑銘 「ビリティス」
メル・ボニ(1858-1937):ソナタ 「ルイ・フルーリー氏に捧ぐ」、スケルツォ(フィナーレ)opus posthume 187
フォーレ:シシリエンヌ Op.78、演奏会用小品
ルーセル:フルートを吹く人たち、アンダンテとスケルツォ Op.51、アリア
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
シャミナード(1857-1944):コンチェルティーノ Op.107
ヴァンサン・リュカ(Fl)、
ローラン・ヴァグシャル(P)

録音:2019年10月14日-15日、スタジオ・リブレット(フランス)
世界有数のフルーティストの1人であるヴァンサン・リュカは、14歳という若さでパリ国立高等音楽院に首席入学を果たし、同校を首席で卒業。トゥールーズ・キャピトルOに在籍した後、1989年にベルリンPOに入団しアバド時代に6年間
在籍。現在は母国フランスの名門、パリOの首席奏者として活躍するフランス・フルート界のエリートです。
1795年にパリ国立高等音楽院が創設されて以来、フランスは多くの優れたフルート奏者を輩出してきました。そのフランスが世界に誇る名フルーティストの最新作は、19世紀を締めくくり、20世紀への展望を示す、パリ万博史上最大規模となった博覧会の年でもある1900年頃のパリの音楽を集約。
ドビュッシーが友人のピエール・ルイスの詩集「ビリティスの歌」の朗読を伴奏するための付随音楽として作曲した「6つの古代碑銘(エピグラフ)」から始まり、歴史に思いをはせるような美しい旋律から成るフォーレの「シシリエンヌ」、コンクールの課題曲として作曲され、フルート奏者の重要作品のひとつとも呼ぶべきシャミナードの「コンチェルティーノ」で華々しくアルバムのトリを飾ります。ここ日本におけるフルートメーカーのパイオニア的存在である「ムラマツフルート」を、ヴァンサン・リュカは本アルバムでも勿論愛用。麗しき音色を存分にお楽しみいただける1枚に仕上がりました。
INDE-123
タンゴの歴史〜フルートとギターのための作品集
ピアソラ:タンゴの歴史
ドゥミヤック:中世風組曲
ダマーリオ:カンツォーネと踊り
フォーレ:夢のあとに
ピアソラ:「タンゴ・エチュード」より エチュード第3番
イベール:間奏曲/コスマ:枯葉
ジュリアーニ:協奏的大二重奏曲 Op.85
ヴァンサン・リュカ(Fl)、
ローラン・ブランカール(G)

録音:2018年5月25日−26日、スタジオ・リブレット(フランス)
パリOの首席フルート奏者でありパリ地方音楽院でも教鞭を執る同国を代表するフルーティストの1人、ヴァンサン・リュカと、2016年にローラン・ディアンスの後任としてナルボンヌの国際ギター・トレーニングの指導者に選ばれたフランスのギタリスト、ローラン・ブランカールのデュオ・アルバム。
ジュリアーニからフォーレ、イベール:、コスマを経てピアソラやドゥミヤックへと至る「フルートとギター」のための音楽の歴史を、フランスのデュオが華麗に、そして時にはエキサイティングにナビゲートしてくれる充実のプログラムです。
INDE-155

PINDE-155
日本語解説国内盤
税込定価
1900年頃のパリの音楽 Vol.3〜オーボエの芸術
ゴダール(1849-1895):スコットランドの風景
サン=サーンス:オーボエ・ソナタ Op.166
ピエルネ(1874-1952):田園幻想曲
ブレヴィル(1861-1949):オーボエ・ソナタ
ケクラン:はるかに Op.20
ヴィエルヌ:ラルゴ、カンツォネッタ
ゴベール:2つの小品
フランク:小品第5番
フォーレ:無言歌 Op.17-3
アレクサンドル・ガテ(Ob)、
ローラン・ヴァグシャル(P)

録音:2021年6月24日-25日、ストゥーディオ・リブレット(フランス)
管楽器王国フランスが誇る名手達、エリック・オービエ(コルネット)(INDE152)、ヴァンサン・リュカ(Fl)(INDE153)に続く、1900年頃のパリの音楽第3弾は、名門"パリO"の首席オーボエ奏者を務めるアレクサンドル・ガテが登場。
ガテは、7歳からオーボエを始め、14歳の時にトゥールーズ音楽院で金メダルを受賞。これまでに1999年のフェルナンド・ジレ国際オーボエ・コンクール、2000年の国際オーボエ・コンクール(東京)でともに第1位、2002年にはARDミュンヘン国際音楽コンクールで第3位(1位2位なし)を受賞するなど、数々の国際コンクールで輝かしい成果を収めています。ベルリンPO、ロイヤル・コンセルトヘボウO、バイエルンRSO、マーラー室内Oなど、世界で最も権威のあるオーケストラとも共演し、ソリスト、室内楽奏者としても活躍しています。
本アルバムは、19世紀を締めくくり、20世紀への展望を示す、パリ万博史上最大規模となった博覧会の年でもある1900年頃のパリの音楽を集約。絵画、建築、音楽をはじめとする多くの芸術文化が華々しい発展を遂げる中で生まれた極上の音楽を、多くの聴衆を魅了して来た名オーボエ奏者の艶やかな音色と、卓越したテクニックで描きます。
INDE-159
プロクラメーション〜近現代のトランペット協奏曲集
ブロッホ:プロクラメーション
アルチュニアン(1920-2012):トランペット協奏曲変イ長調
ジャック・エテュ(1938-2010):トランペット協奏曲 Op.45
ジョン・エスタシオ(b.1966):トランペット協奏曲(世界初録音)
マルク・グージョン(Tp)
ミュルーズSO、
ジャック・ラコンブ(指)
※使用楽器:Schilke SC4-MG(ブロッホ、エテュ、エスタシオ)、Schilke SB4-MG(アルチュニアン)

録音:2020年9月、ラ・フィラチュール(ミュルーズ、フランス)
ギャルド・レピュブリケーヌO(吹奏楽団)やミュルーズSO、ピカルディO、パリ室内Oの首席奏者を歴任し、現在は、パリ国立歌劇場Oのスーパー・ソリスト(第1首席奏者)を務め、パリ国立高等音楽院の教授としても活躍する現在のフランスを代表するトランペット奏者の1人、マルク・グージョン。古典派のトランペット協奏曲集(INDE-145)に続く、Indesens(アンデサンス)第2弾は近現代の協奏曲集。
前作の古典派のトランペット協奏曲集では、トランペット奏者にとってのバイブルであるハイドン、フンメル、ネルーダ、そして、モーツァルトのスタイルを踏襲して書かれた、現代フランスの作曲家ガングネの協奏曲を取り上げるなど、自身の初ソロ録音として申し分のないプログラムで好スタートを切りました。
本アルバムでは、1950年代から現代にかけて作曲された作品を収録。トランペット奏者にとって欠かすことの出来ないレパートリーのひとつに数えられる、アルチュニアンの協奏曲に加え、カナダ連邦結成150周年を記念して2017年に作曲された、カナダの作曲家、ジョン・エスタシオによる映画音楽から
室内楽、交響曲、オペラなど、多くの要素が盛り込まれた世界初録音となる協奏曲では、色彩感溢れるオーケストラのサウンドと、グージョンの表現力豊かな音楽性が見事にマッチし、一つの壮大な物語を描くかのように奏でていきます。
INDE-160
ローラン・ルフランソワ(b.1974):木管楽器のための協奏曲集
クラリネットと管弦楽のための協奏曲*
シギリージャ〜フルートと弦楽オーケストラのための
Le nouveau Balneaire〜管弦楽のための
E♭クラリネットと弦楽オーケストラのための協奏曲**
ポール・メイエ(Cl)*、
マガリ・モニエ(Fl)、
ピエール・ジェニソン(Cl)**、
ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(指)、
ヴィクトル・ユーゴ・フランシュ=コンテO

録音:2020年12月17日-19日(フランス)
エコール・ノルマル音楽院でステファーヌ・デルプラス、ギヨーム・コネソンに師事したフランスの作曲家、ローラン・ルフランソワは、2006年ブローニュ市若手作曲家コンクールで聴衆賞を、2016年にSACEMからクロード・アリュー賞を受賞。これまでに「マリンバとクラリネットのためのパドゥク・ファンタスティクス」(出田りあ、ポール・メイエのための委嘱作品)など、多くの著名なアーティストのための作品を手掛けるなど、フランスのクラシック音楽専門誌ディアパゾンからも絶賛されている気鋭の作曲家です。
本アルバムでは、木管楽器(クラリネット、フルート)のための協奏曲を中心に収録。その完璧なテクニックと群を抜く音楽性、豊かな音色で世界トップクラスの名手のひとりに数えられ、ここ日本では、東京フィルハーモニーSO、東京佼成ウインドオーケストラの首席指揮者(2010年〜2012年)としても活躍するポール・メイエ(Cl)を筆頭に、マガリ・モニエ(Fl)、ピエール・ジェニソン(Cl)という管楽器王国フランスが誇る豪華ソリスト陣が、刺激的で詩的なローラン・ルフランソワの世界を描いていきます。

Indesens Calliope Records
IndesensとCalliopeがリニューアルし再出発したフランスのレーベル。両方のレーベルの特徴を併せ持っています。
IC-001
ポップ・ミーツ・クラシカル Vol.1
バッハ:リュート組曲ホ長調 BWV1006a より プレリュード
ボブ・マーリー:ジャミング
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」 Op.27-2より 第1楽章アダージョ・ソステヌート
スコーピオンズ:ウィンド・オブ・チェンジ
ドビュッシー:月の光
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ:カリフォルニケーション
ロッシーニ:ウィリアムテル序曲
ダフト・パンク:ハーダー・ベター・ファースター・ストロンガー、ゲット・ラッキー
ルイ=クロード・ダカン:かっこう
ニルヴァーナ:スメルズ・ライク・ティーン・スピリット
アレクサンドル・ボルダチョフ(Hp)

録音:2022年3月17日-19日、スタジオ12ter(モントルイユ、フランス)
9歳でリトアニア国立Oと共演し国際的なデビューを果たし、チューリッヒ芸術大学に留学。ザハール・ブロン・チェンバーのメンバーとして活躍した後、2015年からは名門ボリショイ劇場のゲスト・ソロ・ハーピストとしても活躍し、さらには「ハープ・フェスティヴァル・チューリッヒ」の創設、さらには2018年のサッカー・ワールドカップの開会式で演奏された楽曲の作曲を担当するなど、マルチな才能を発揮している現代有数のハーピストであるアレクサンドル・ボルダチョフ(アレクサンダー・ボルダチョフ、旧名サーシャ・ボルダチョフ)。
これまでにショパンのピアノ作品をハープで奏でた「フレデリック」(CAL2083)、母国のロシアをテーマにした「ハープと共にロシアから」(CAL2183)などをリリースしてきたボルダチョフが新たに挑むのは、バッハからニルヴァーナまで、クラシック、ポップス、ロックのヒット曲を網羅した、初のクラシック・クロスオーバー・ハープ・アルバム。アカデミックな音楽とクラシックのクロスオーバーというジャンルで、ハープを代表する演奏家の一人であり、即興演奏家、作編曲家として、個性的な音楽スタイルを持つ、ボルダチョフならではの好企画です。時代やスタイルも全く異なるこれら名曲の数々を、ハープの持つ美しい音色と、ボルダチョフの高難度のテクニックが美と感動を与えてくれます。
IC-002
モーツァルト:アリア編曲集〜フルート2本のための
歌劇「ドン・ジョバンニ」
1. 第2幕第10場:恋人を慰めて
2. 第2幕第3場:窓辺においでよ
3. 第1幕第7場:恋する娘さん年をとらぬうちが花よ
4. 第1幕第9場:お手をどうぞ
5. 第2幕第6場:恋人よ、さあこの薬で
歌劇「魔笛」
6. 第1幕第2場:私は鳥刺し
7. 第2幕第18場:愛の喜びは露と消え
8. 第2幕第8場:復讐の心は地獄のように胸に燃え
9. 第1幕第4場:何と美しい絵姿
10. 第1幕第14場:恋を知るほどのお方なら
11. 第1幕第15場:ああ、何と強力な魔法の音か
12. 第2幕第12場:この神聖な殿堂には
13. 第2幕第1場:おお、イシスとオシリスの神よ
14. 第2幕第23場:娘か女か、パパゲーノはどちらがほしい
歌劇「フィガロの結婚」
15. 第4幕第1場:失くしてしまった
16. 第1幕第8場:若い娘たちよ、花をまけ
17. 第1幕第8場:もう飛ぶまいぞ、この蝶々
18. 第2幕第2場:恋とはどんなものかしら

二重奏曲
19. アレグロ・モデラート
20. ロンド:アレグレット・スピリトーソ
フランク・マスクリエ(Fl)、
マルク・グローウェルス(Fl)

録音:2022年6月4日-5日、FUCAM研修用教会(ベルギー)
フランク・マスクリエとマルク・グローウェルスのフルート・デュオによるモーツァルトのアリア集。モーツァルトの有名なオペラから主要なアリアを厳選しフルート・デュオに編曲しています。こういった編曲は1950年代から流行しており、様々なアレンジや脚色を加えることにより18世紀の音楽の普及に貢献してきました。このアルバムもフルート・デュオという編成でモーツァルトの音楽の美しさを再発見させてくれています。
IC-003
ラヴ〜チェロと弦楽のための作品集
ドヴォルザーク:森の静けさ
 ロンド Op.94
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ Op.11、
 奇想的小品 Op.62
イヴァン・イェヴティチ(b.1947):恋人の夢
クセニア・ヤンコヴィチ(Vc)、
カメラータ・ノヴィ・サド

録音:2022年4月11日-13日、シティ・ホール(ノヴィ・サド、セルビア)
1981年にフィレンツェで開催されたガスパル・カサド国際コンクール優勝の実績を持ち、ソリストとしてだけでなく、ドイツのデトモルト音楽大学の教授、ジャコメッティ、トンプソンとのアンサンブル、ハムレット・ピアノ・トリオのメンバーとしても活躍するセルビア出身のロシア系チェリスト、クセーニャ・ヤンコヴィチ。ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに師事した後、ピエール・フルニエ、アンドレ・ナヴァラの下で研鑽を積んだ経歴を持っています。
これまでにもCalliopeレーベルから、チェロの珍しい編曲版や知られざる名曲をリリースしてきたヤンコヴィチの「愛」をテーマにしたアルバム。セルビアの弦楽オーケストラ、カメラータ・ノヴィ・サドと共に情熱的に歌い上げています。
IC-004(2CD)

OIC-004(2CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)
ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV.1046
ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV.1047
ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048
ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV.1049
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050
ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調 BWV.1051カンタータ第174番 「われ、いと高き者を心を尽くして愛しまつる」 BWV.174
ヴァンサン・ベルナール(ハープシコード、指揮)
クライペダ室内O

録音:2021年、クライペダ・コンサートホール(リトアニア)
※国内盤:日本語解説&日本語曲目表記オビ付き
フランスのレーベル、IndesensとCalliopeがIndesens Calliope Records(アンデサンス・カリオペ・レコーズ)としてリニューアル。国際的に活躍する古楽演奏家、音楽学者のヴァンサン・ベルナールと、彼が指揮するリトアニアの気鋭のオーケストラ、クライペダ室内Oによる大バッハの名作、「ブランデンブルク協奏曲」 全曲録音が登場。
ヴァンサン・ベルナールは、メス、リヨンからシュトゥットガルト音楽大学、バーゼル・スコラ・カントルムへと渡り、オルガン、チェンバロ、通奏低音、ヒストリカル・オルガンの演奏法の研鑽を積み、多くの国際コンクールで入賞。自身が創設したフランスのピリオド・アンサンブル、イル・デリリオ・ファンタスティコとのヴィヴァルディ作品集に続き、2020年にCalliope(カリオペ)からリリースされたバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻(CAL2070)でも国際的に高い評価を得ています。
本アルバムでも、アンドレア・マルコンやイェスパー・クリステンセン、イヴ・レヒシュタイナー、ベルンハルト・ハースといった世界的名手たちから授けられたバッハの解釈をもとに、この偉大な作品の神髄に迫ります。
IC-005
シンフォニック・ブルース
ウィリアム・ビル・ルッソ:ブルース・バンドとシンフォニーオーケストラのための3つの小品 Op.50(1968)
ティエリー・マイヤール:オーケストラ(2021)、ブルース・バンドと管弦楽のためのシンフォニア・ブルース(2021)
Awek Blues 〔ベルナール・セラム(ヴォーカル、ギター)、ステファヌ・ベルトリーノ(ハーモニカ)、ジョエル・フェロン(ベース)、オリヴィエ・トレべル(ドラムス)〕
ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(指)、フランシュ=コンテ地方ヴィクトール・ユゴーO

録音:2021年12月11日-12日、ブザンソン芸術文化センター、2022年5月20日、ルドゥー劇場(ブザンソン、フランス)
ブルース・バンドとシンフォニーオーケストラの出会い? 25年以上の歴史を持つブルース・バンド「Awek Blues」と、指揮者、国際的なソリストとして、そしてパリ・オペラ座Oの首席クラリネット奏者としても活躍するジャン=フランソワ・ヴェルディエが率いる、フランシュ=コンテ地方ヴィクトール・ユゴーOのコラボレーション企画。
Awek Bluesは、ヨーロッパ全土での演奏に加え、世界最大のジャズ・フェスティバルであるモントリオール国際ジャズフェスティヴァルなど、多くの著名なフェスティヴァルに招待されています。本アルバムでは、老舗のブルース・バンドが織り成す切れのあるリズムにオーケストラのシンフォニックなサウンドが見事に融合。フレンチ・ジャズを代表するコンポーザー=ピアニストの一人、ティエリー・マイヤールが本アルバムのために書き下ろした 「シンフォニア・ブルース」 では、両ジャンルの魅力を見事に引き出し、まさにブルースとクラシックの共存とも言える、これまでになかった新たな音楽の可能性を聴衆に伝えます。
IC-007
愛の歌〜バクリ、デュパルク、フォーレ
デュパルク:旅へのいざない
カントルーブ:センチメンタルな対話
フォーレ
:歌曲集 「優しい歌」
ニコラ・バクリ:歌曲集 「愛の歌」 Op.126-2b
ルクー:夜想曲
ジャケ・ド・ラ・プレール:婚礼の行進
ロズリーヌ・マルテル(S)、
ロレーヌ・ド・ラチュルド(P)、ギヨーム・ラトゥール(Vn)、タニア・パッセンジ(Vn)、モード・ガスティネル(Va)、エレーヌ・ラトゥール(Vc)、パブティスト・アンドリウ(Cb)

録音:2022年5月、フランス
20世紀前半のフランスを代表するコンポーザー=オルガニスト、ジョゼフ・エルマン・ボナルの孫娘であるソプラノ歌手、ロズリーヌ・マルテル(=ボナル)。
近代フランスの大作曲家たちの歌曲を歌った『太陽の反射』(CAL2074)に続くロズリーヌ・マルテルのニュー・アルバム『愛の歌(Chants D'amour)』は、ボードレール、ヴェルレーヌ、ヴェルハーレン、ユゴー、アロクールら、フランス語の情感豊かな詩を題材にした、ソプラノとピアノ&弦楽四重奏(or弦楽五重奏)のための歌曲集。David Mawが作曲者自身のオーケストラ版を参考にしながらアレンジしたデュパルクの「旅へのいざない」から始まり、フォーレ自身が声楽、弦楽五重奏とピアノ版に編曲した「優しい歌」、マコンのフランス歌曲コンクールの委嘱で2015年に作曲されたニコラ・バクリの「愛の歌」、ギヨーム・ルクーの「3つの詩」(1892)の第3曲にあたる「夜想曲」、そして未出版であったジャケ・ド・ラ・プレールの「婚礼の行進」の初録音などを収録しています。
IC-010
ヴァレンティン・ビビク(1940-2003):ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.124(1998)
ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.24/71(1975,1988)
ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.111(1995)
アナベル・ベルトメ=レイノルズ(Vn)、
ルカ・オクロス(P)

録音:2022年9月21日-24日、Ferme de Villefavard(フランス)
Iロンドンの王立音楽アカデミーで学んだヴァイオリニスト、アナベル・ベルトメ=レイノルズが取り上げるのは20世紀ウクライナの作曲家、ヴァレンティン・ビビクのヴァイオリン・ソナタ集。
ビビクはウクライナ国立コトリャレフスキー記念ハルキウ芸術大学を卒業し、同大学の教壇にも立った作曲家。1968年からソビエト連邦作曲家同盟のメンバーとなり、1989年からはウクライナ作曲家同盟のハルキウ組織でチェアマンを務めました。ウクライナの歴史的大飢饉「ホロドモール」の犠牲者に捧げた交響曲や、オペラ、室内楽など多彩な作品を遺しましたが、まだ十分な演奏機会には恵まれているとは言えません。ベルトメ=レイノルズはこうした世に忘れ去られてしまった、もしくはまだ発見されていない宝石のようなレパートリーを発掘する活動に専念しており、今回もウクライナの美しい景観を映し出したようなビビクの珍しい作品を耳にする機会を与えてくれたのは嬉しい限りです。
IC-015
1900年頃のパリの音楽 Vol.4〜ピアノの芸術
シャミナード:秋 Op.35-2(『6つの演奏会用練習曲』より)
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート
デュポン:星のきらめき(『砂丘の家』より)
セヴラック
:吟遊詩人と落ち穂拾いの女(『セルダーニャ』より)
サティ:ジムノペディ第1番、ジュ・トゥ・ヴー
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
フォーレ:舟歌第4番 Op.44、即興曲第5番Op.102
フローラン・シュミット:憂鬱(『夕べ』より)
メル・ボニ:ポイベー Op.30、メリザンド Op.109
ローラン・ヴァグシャル(P)

録音:2023年1月11日-12日(フランス、ムードン)
フランス音楽の名盤を次々と生み出し、メディアからも絶賛されているピアニスト、ローラン・ヴァグシャルが奏でる1900年周辺の『ピアノの芸術』!エリック・オービエとの『コルネットの芸術』(INDE152)、ヴァンサン・リュカとの『フルートの芸術』(INDE153)、アレクサンドル・ガテとの『オーボエの芸術』(INDE155)に続くシリーズ第4弾です。
20世紀が幕を開けたとき、ピアノのレパートリーには後期ロマン派、新古典派、モダニズム、印象派、あるいはジャズなど、さまざまな様式が混在し、大きな変化が起こっていました。それを証明する本作の多彩なプログラムは、最も生まれが早いサン=サーンスから1878年生まれのデュポンまで、1900年を超えて活動した作曲家の作品から選ばれています。ヴァグシャルは、今や定番のレパートリーとなっているドビュッシー、ラヴェル、サティ、フォーレの有名作品で妙味のある演奏を聴かせつつ、セヴラックやメル・ボニ(メラニー・ボニ)、シャミナード、フローラン・シュミット、デュポンといった、まだまだ一般の人々には知られていない作曲家の作品に光を当てています。フランス音楽の幅広いパノラマにおける、多様な音楽言語の探求を可能にする1枚です。
フランス音楽の解釈に情熱を注ぎ、忘れられた作曲家の熱心な擁護者でもあるローラン・ヴァグシャルは、これまでにサン=サーンス、フォーレ、フランク、ショーソン、ドビュッシー、さらにはマニャール、デュカス、ピエルネ、カプレ、ゴーベール、フローラン・シュミット、ヴィエルヌ、モーリス・エマニュエル、ジャン・クラ、フランセなどの録音(室内楽やピアノ曲)を残しており、彼のディスコグラフィはDiapason, Classica, Gramophone, The Guardianといったメディアから絶賛されています。
IC-018
ウィーンのマンドリン
作者不詳(19世紀前半):マンドリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調
ヨハン・コンラッド・シュリック(c.1759-c.1825):マンドリンと通奏低音のためのソナタ ト長調
ジュゼッペ・(ヨーゼフ)・ブレスバー:マンドリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調/作者不詳(19世紀前半):マンドリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調
ブレスバー:マンドリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調
ジョヴァンニ・(ヨハン)・ホフマン(1770-1842):マンドリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調
アッラ・トルカチェワ(マンドリン)、
ヴァンサン・ベルナール(ハープシコード)、他

録音:2021年11月18日−21日(フランス)
2008年桑原康雄マンドリン国際コンクールにて優勝、聴衆賞を獲得したアッラ・トルカチェワが、ウィーンのマンドリン・ソナタを世界初録音!ハープシコードに古楽に精通したヴァンサン・ベルナールを迎え、6つの作品がオリジナルの手稿譜から演奏され収録されています。当時の音楽がいかにダイナミックで、ヴィルトゥオーゾ的で、繊細さに満ちていたかを知ることができウィーンの音楽にどっぷりと没入することが出来る一枚です。
IC-022
ラ・フォリア
コレッリ&ジェミニアーニ
:合奏協奏曲《ラ・フォリア》
ロカテッリ:アリアナの嘆き
エヴァリスト・ダッラーバコ:教会協奏曲 Op.2-4
コレッリ:合奏協奏曲 Op.6-3
ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲《アラ・ルスティカ》
D.スカルラッティ:シンフォニア第3番
ロカテッリ:合奏協奏曲 Op.1-3
ジル・コリャール(Vn、指)、
トゥールーズ室内O

録音:2009年6月29日−7月1日(フランス)
イタリアのバロック時代のアンソロジー・アルバム。演奏するのは古楽の専門家であるジル・コリャール率いるトゥールーズ室内管弦楽団です。ルネサンス時代からバロック時代に至るまでイタリアの聴衆は、常に新たな音楽を求め、それに答えるように作曲家たちは素晴らしい作品を作り続けました。このアルバムでは、イタリア・バロック時代の作品を思う存分お楽しみいただけます。
IC-032
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
F-A-E ソナタ より スケルツォ ハ短調 WoO.2
ラシェル・コリー(Vn/ストラディヴァリウス1732年製”ex-Hamma’)
クリスティアン・シャモレル(P)

録音:2023年1月23日-25日、ラ・ショー・ド・フォン音楽ホール(スイス)
2010年に『パッション!イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ』のレコーディングで衝撃的なデビューを果たし、2012年にはNHKSOとの共演、武蔵野市民文化会館でのイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを中心としたプログラムで鮮烈な日本デビューを果たしたフランス語圏スイスの実力派ヴァイオリニスト、ラシェル・コリー(レイチェル・コリー)。
Indesens Calliope Records(アンデサンス・カリオペ・レコーズ)からリリースされる第1弾は、ブラームスが円熟期に作曲したヴァイオリン・ソナタ全3曲と、シューマン、アルベルト・ディートリヒ、ブラームスの共通の友人であったヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒムのために合作された「F.A.E.ソナタ」からスケルツォをカップリング。
本アルバムでも1732年製の銘器ストラディヴァリウス”ex-Hamma”を携え、ブラームスが残したこれら傑作を、同郷のピアニスト、クリスティアン・シャモレルとの洗練された解釈と芸術性の高さで見事に奏でています。

INDE-167
プーランク:木管楽器のため室内楽作品集
ピアノと木管五重奏のための六重奏曲
オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲
オーバード(暁の歌)*
フランス組曲*
*=大滝雄久によるピアノと木管五重奏のための編曲版
モラゲス木管五重奏団【ミシェル・モラゲス(フルート&ピッコロ)、ダヴィド・ヴァルテール(オーボエ&コールアングレ)、パスカル・モラゲス(Cl)、ピエール・モラゲス(Hrn)、パトリック・ヴィレール(Fg)】
エマニュエル・シュトロッセ(P)

録音:2006年5月26-29日、カリエール=シュル=セーヌ音楽院(フランス)
長兄のミシェル、双子兄弟のパスカルとピエールのモラゲス三兄弟を中心として1980年に結成され、フランスを代表する木管アンサンブルとして国際的な活躍を続けているモラゲス木管五重奏団。2006年に録音されたプーランクの室内楽作品集が、上質な管楽器のレコーディングを続々と世に送り出すフランスのレーベル「Indesens(アンデサンス)」から復刻。
メンバー全員が名門パリ音楽院の出身で、さらにはメンバー全員がパリO、パリ・オペラ座O、フランス国立Oといったフランスのトップ・オーケストラで活躍するスーパー・アンサンブル、モラゲス木管五重奏団と、現代フランスを代表するピアニストの一人で、“ピアノを弾く詩人”とも称されるエマニュエル・シュトロッセに
という、管楽器王国フランスが誇る伝統のサウンドとフランス・ピアニズムで奏でるプーランク。
本アルバムは、フランス6人組の一人であるプーランクの最初の室内楽作品の傑作とも言われる三重奏曲から、フランス組曲の木管アンサンブル版(元はピアノ独奏版、小オーケストラ版、チェロとピアノの二重奏版)まで、プーランクが当時のフランス伝統のサウンドを
十二分に活かした名作の数々を、世界最高峰の名手たちの長きにわたり培われてきた絶妙なアンサンブルと、豊かな音楽性で奏でます。


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