湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



La Dolce Volta
(フランス)


「ラ・ドルチェ・ヴォルタ」は、カリオペ・レーベルのスタッフだったミカエル・アッダ氏が、2011年に立ち上げたレーベル。アッダ氏は、カリオペ・レーベルのイゾワール、タートライQ等の録音を買収・再発売するとともに、J・P・コラール、チッコリーニとも契約。日本市場を意識して、日本語解説付き(再発売品を除く)で発売されているのも嬉しい限りです。


※表示価格は、全て税込定価。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
LDV-02
リスト:ピアノ曲集
「詩的で宗教的な調べ」〜アンダンテ・ラクリモーソ
メフィスト・ワルツ第1番 
悲しみのゴンドラ
小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ、
詩的で宗教的な調べより「葬送」、
子守歌
クレール・シュヴァリエ(P)、
※ピアノ:エラール1876年製

録音2011年2月、ベルギー
フランス生まれのピアニスト、クレール・シュヴァリエによるリスト作品集。彼女が今回の収録で使用したのは、リストも好んでいたとされるエラールの1876製。シュヴァリエが奏でる明瞭で美しい音色に酔いしれます。ブックレット内にはピエール・エラールとリストとの文通の内容や使用楽器についての解説も掲載されており、使用楽器に対する彼女のこだわりを感じます。収録された作品は軽快なものから叙情的なもの、ドラマティックなものまで様々。リストが持つ多彩な魅力を堪能できる一枚です。 (Ki)
LDV-03
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
第11番イ長調「トルコ行進曲」K.331、
第2番ヘ長調K.280、
第13番変ロ長調K.333
アルド・チッコリーニ(P)

録音:2011年5月(使用楽器:ベヒシュタイン)
※日本語帯・解説つき
1925年8月生まれ、85歳(録音当時)のチッコリーニによるモーツァルト。第11番の第1楽章のゆったりとしたテンポ設定はもはや巨匠にしか許されない聖域。神々しさと美しさに満ちた世界です。トルコ行進曲はらくらくとしていながら一寸の乱れもなく、それでいてちょっとたどたどしさが漂うリズムのユーモラスな感じも見事に決まっていて、完璧です。モーツァルトの音楽には「遊び心や芝居っ気がある」と語るチッコリーニ。モーツァルトが作品中にちりばめた、思わずクスッと笑ってしまうような箇所を実に自然に引き出しています。モーツァルトが18歳の時に書いたヘ長調のソナタの第2楽章の哀愁を帯びたアダージョは感涙もの。やはり茶目っけのあるアウフタクトで始まる「リンツ」の冒頭もノックアウトもの。巨匠チッコリーニが愛器ベヒシュタインを完璧に手中におさめて語りかけてくる、見事なモーツァルトです。 (Ki)
LDV-04
J.S.バッハ:トランスクリプションズ
オルガン・コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV 659〔弦楽四重奏+ピアノ編成〕
オルガン・コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV 639〔弦楽三重奏編成〕
カンタータ「泣き、嘆き、憂い、怯え」BWV 12よりシンフォニアと合唱〔弦楽四重奏+ピアノ編成〕
モテット 「主にむかいて新しき歌をうたえ」BWV 225〔弦楽四重奏+ピアノ編成〕
平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第9番 ホ長調,前奏曲とフーガBWV 854〔弦楽三重奏編成〕
音楽の捧げもの〜6声のリチェルカーレ〔弦楽四重奏+ピアノ編成〕
パルティータ第2番ハ短調 BWV 826〜〔弦楽三重奏編成〕
マタイ受難曲よりアルトのアリア「主よ、憐れみたまえ」〔ピアノ独奏編成〕
パッサカリアとフーガ.ハ短調 BWV 582〔弦楽四重奏+ピアノ編成〕
御身がともにあるならば BWV 508〔ヴィオラ+ピアノ編成〕
アンサンブル・コントラスト
〔アルノー・トレット(Vn)、
マリア・モスコーニ(Va)、
アントワーヌ・ピエルロ(Vc)、
ヨハン・ファルジョー(Pfおよび編曲)、
カロル・ベッファ(Pfおよび編曲(マタイ受難曲のみ))〕

録音:2011年10月
2000年に結成された気鋭のアンサンブル、アンサンブル・コントラスト。これまでにもピアソラ作品などを編曲したディスクなどでその抜群をセンスと 技量で聴かせてくれました。今回の彼らのリリースは、バッハの名曲を室内楽編成やピアノ・ソロ編成に編曲したもの。ヴァイオリンはガット弦にバロック 弓を用いたバロック・ヴァイオリン、ヴィオラはバロックとモダンの中間、チェロはここではモダン楽器を用いての演奏。時代や様式、すべてを越えた、彼 ら独自の世界のニュアンスをたのしむことができる1枚です。 (Ki)
LDV-05
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品集
ソナタ第2番 ニ長調 op.58
協奏的変奏曲 ニ長調 op.17
アルバムの綴り op.117
無言歌 ニ長調 op.109
ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
ゲイリー・ホフマン(Vc/1662年アマティ)
ダヴィッド・セリグ(P)

録音:2011年11月(パリ)
「音の美しさ、完璧なテクニック、高度な芸術性」と世界が絶賛するゲイリー・ホフマンのチェロで聴くメンデルスゾーン作品集。ソナタ第2番の歌い 出しなど、実に品があり、メンデルスゾーンならではの瑞々しさに満ちたピアノとの掛け合いも絶品。なお、このソナタ第2番は、ロシアの貴族でチェロの 腕もなかなかだったというウィルホルスキ伯爵に献呈されていますが、この伯爵が、ホフマンが使用している1662年製のアマティの楽器を所有していた といいます。メンデルスゾーンが念頭に置いていたチェロの音色がこのアマティのものだったことは十分に考えられることを思うと、よりひとしおこの演奏 が輝いて聴こえてきます。メンデルスゾーンの天才の結晶的な作品の数々をゆっくり堪能したい1枚です。
ホフマンは、15歳でロンドンのウィグモアホールでデビュー。その後ニューヨークに渡り、22歳でインディアナ大学音楽コースの最年少教授に迎えら れます。1986年、パリのロストロポーヴィッチ国際チェロコンクールでの優勝を皮切りに、国際的な活動を展開しています。また、伝統的なチェロのレパー トリーはもとより、現代音楽にも造詣が深く、チェロ協奏曲の献呈作品も多数あります。ニューヨーク・リンカーンセンター室内楽協会から定期的に招待 されるなど、室内楽奏者としても活躍。1990年からパリに居を構えています。
ピアニストのダヴィッド・セリグはオーストラリア生まれ。ソリストとしてはもちろん、室内楽演奏家、伴奏ピアニストとして、世界中で情熱的な演奏活 動を繰り広げているピアニストです。1976年からパリ国立高等音楽院でチッコリーニに師事した後、ジェフリー・パーソンズとグィド・アゴスティのもと でさらに研鑽を積みました。これまでに、シドニー国際ピアノコンクール、ハーグ国際ピアノコンクール(伴奏部門)で賞を得ています。 (Ki)
LDV-06
チッコリーニ/クレメンティ&モーツァルト
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV 475
 ピアノ・ソナタ第14番ヘ長調 KV 332
クレメンティ:ピアノ・ソナタ.ト短調 op.34-2
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 ハ短調 KV 457
アルド・チッコリーニ(P/ベヒシュタイン)

録音:2011年12月、パリ(改革派受胎告知教会)
モーツァルト:ソナタ集(LDV 03)でも、奇跡的 ともいえるような澄みきった音楽を聴かせてくれたチッコリーニ。このCDの録音が行われたのは2011年12月の録音ですから、チッコリーニ86歳の 演奏ですが、今回も期待が高まります。 まずこのアルバムで注目なのが、クレメンティのソナタ。クレメンティといえば、ピアノ学習者なら誰でも習う「グラドゥス・アド・パルナッスム」練習曲 集ばかりが有名ですが、そのピアノ・ソナタも、規模も大きく、また作風も当時の最先端をいくものばかりです。このト短調op.34-2も演奏時間22分ほ どの非常に充実した作品。チッコリーニがこの作品を知ったのはホロヴィッツのレコードだったといいます。聴いてその美しさに衝撃を受け、いわば一目ぼ れして、楽譜屋に飛んで行って楽譜を購入し、夜通し楽譜を読んだと言います。チッコリーニは好んでこの作品をよく演奏しているといいますが、そのこと がよく感じられる演奏です。第1楽章冒頭の印象的な序奏、続く疾走するような情熱のパッセージ、第2楽章での慰め、第3楽章の哀しみをたたえた情 熱が疾駆する様子など、圧巻の説得力です。この情熱と意欲に満ちた大曲に、チッコリーニという素晴らしい奏者による新録音が生まれたことは嬉しい限 りです。モーツァルトはクレメンティのことを批判していましたが、チッコリーニは、「幻想曲」ハ短調K475およびソナタハ短調K457、そしてこの「悲 劇的ともいえる」クレメンティのソナタト短調は、そのドラマ性でつながっている、したがってこのようなプログラムを組んだ、とも語っています。 冒頭収録のモーツァルトの幻想曲 ハ短調およびハ短調のソナタは、チッコリーニが60歳の頃、レパートリーに加わった作品ということ。幻想曲での、ゆっ たりとしていながら、絶えず音楽が流れている自然さは、さすが巨匠チッコリーニ。ハ短調終楽章の気品に満ちた愁いは、ほかではなかなか聴くことはで きないかもしれません。ヘ長調ソナタも、シンプルな音型の伴奏の一音一音までが磨き抜かれた美しさ。カチッとしたテンポ、そして終楽章の華麗なパッセー ジも鮮やかに決まっています。 年齢を重ねてなお磨かれてゆくチッコリーニのピアノ。ベヒシュタインのあたたかみのある音色とともに、チッコリーニの芸術にどっぷりと浸ることのでき る1 枚です。 (Ki)
LDV-07
ドビュッシー:前奏曲集第1巻&第2巻(全曲) フィリップ・ビアンコーニ (P /ヤマハ )

録音:2012年2月( パリ)
絶頂期のヘルマン・プライとの数々の名演でも名高い名手、フィリップ・ビアンコーニによる香り高いドビュッシー前奏曲集全曲の登場。ビアンコーニ は、1960年ニース生まれ。ギャビー・カサドシュ、シモーヌ・デルベール=フェリヴェ(マルグリット・ロンとロベール・カサドシュの弟子)に学びました。 第7回ヴァン・クライバーン国際コンクールで銀メダルを受賞しています。1980年代には20代という若さで絶頂期のヘルマン・プライとも多数共演。また、 ランパル、シュタルケル、ゲイリー・ホフマン、ガルネリ弦楽四重奏団、ターリヒ弦楽四重奏団などとの名演を展開したヴェテランです。
「野を渡る風」の、まさに吹き抜ける風を思わせる絶妙なテンポと音色、「音と香りは夕べの大気の中に漂う」で魅せる詩的な世界、センスあふれる「花 火」など、一曲一曲がフランスのエスプリをまとった非常に魅力の演奏です。 (Ki)
LDV-08
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調op.10
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
ターリヒQ
【ヤン・ターリヒ(1st Vn)、
ロマン・パトチュカ(2ndVn)、
ウラディーミル・ブカチュ(Va)、
ペーテル・プラウゼ(Vc)】

録音:2012年2月、ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
チェコを代表する名門、ターリヒ四重奏団が待望の新譜をリリース!今回収録したのは、ドビュッシーとラヴェルの弦楽四重奏曲!ドビュッシーの四重奏 曲はガムラン音楽の響きも垣間見えるエキゾチックな作品ですが、ターリヒ四重奏団ならではのヴィヴィッドなアクセントと毅然とした演奏に圧倒されます。 ヴィオラ&チェロの中低音パートの深みのある響きも印象的。プラウゼが奏でる3楽章のチェロ・ソロは絶品です。艶やかなドビュッシーから一転、ラヴェ ルでは繊細かつ清涼感あふれる響きで魅せてくれます。停滞することのない爽やかな音運びと、印象派絵画を思わせる柔らかくも明るい音色が素晴らしく、 まさにターリヒ四重奏団の真骨頂が発揮された名演といえましょう!リヴレットは嬉しい日本語解説付。
ターリヒ四重奏団は1964年に結成されたチェコを代表するアンサンブル団体。モーツァルトの弦楽四重奏全集(LDV 100)、五重奏全集(LDV 109)が再販となり、旧メンバーの演奏が再び脚光を浴びているターリヒ四重奏団ですが、ヤン・ターリヒJr.率いる現メンバーのアンサンブルもそれに 劣らず素晴らしいもの。ターリヒ四重奏団伝統の自然な表現と爽やかな演奏はそのままに、よりロマンティックな感性にあふれる演奏が高い評価を得てい ます。ショスタコーヴィチやヤナーチェクの作品の録音にも取り組むなど、結成50年も間近に控えた現在もなお気鋭衰えぬターリヒ四重奏団。今後の活 動にも注目必至です! (Ki)

LDV-09
ショパン:24の前奏曲Op.28
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
ジャン=フィリップ・コラール(P)

録音:2013 年 4月9-11日/ボンセクール教会(パリ)
“長年の迷いを払拭して臨んだ、強固な確信に満ちたショパン!”
これは画期的とも言えるショパン!ライナーにあるインタビュー(日本語でも掲載)によると、10代の頃に女性的に捉えられていたショパンのイメージと、コラール自身の音楽性との折り合いがつかず、ショパンとは長年距離を置いていたとのこと。つい最近、ようやく解釈に確信を持てたことでこの録音に踏み切ったそうですが、その言葉通り、その吹っ切れた思いを存分に注入し、明確な意志をを宿したショパン像を築いています。昨今では女性的という狭いイメージで演奏に臨む人はほとんどいませんし、演奏スタイルも多様化しているとは言え、まさに苦難に満ちた人生ドラマを丸ごと肯定するような内面的強さを孕む「前奏曲集」は、過去にあまり例がなかったように思います。第8曲、第9曲あたりで特にそれを痛感します。
J.P.コラールならではの、硬質で曖昧さを残さないタッチはもちろん健在。陽の光を一杯に受けた第11曲も明るさの中に静かな闘志が宿ります。第17曲もここまでメランコリーを削ぎ落とし、大理石の神殿のような造型美をもって再現した例も稀。エレガンス溢れる第23曲でも、感覚的に酔いしれることを禁じる厳しさが貫かれています。
「ソナタ」がこれまた絶品!第1楽章はバリバリ弾けばそれなりに熱演風に聴こえますが、J.P.コラールは、破綻のないテクニックはもちろんのこと、一気に長い呼吸で駆け抜ける際の求心力が尋常ではなく、タッチの粒立ちにも混濁皆無。響きの徹底的な制御とそうせずにいられないという切迫した表現が完全に一体化した凄さに圧倒されっぱなしです。第2楽章では、表面的にはかなり荒くれた推進力を見せますが、独特かつセンス満点のルバートによって、泥臭さとは無縁の潔さに溢れ、圧倒的な彫琢美を確立。
ショパンの演奏において「男性的」とい形容があり得るとしたら、第3楽章はまさにその典型。他の楽章にも言えますが、J.P.コラールのアプローチには、フレーズ感の間合いを長めに取って情緒的に流れることを意識的に避けており、その既存とした姿勢がこの第2主題の天国的な美しさに確固とした存在感を与えており、単なる陶酔美では済まないのです。
聴後に心地よい疲労を覚えるショパンに久々に出会えました。日本語解説も、読み応えあり!【湧々堂】
LDV-10
シューマン:ピアノ作品集
幻想曲 ハ長調 op.17
クライスレリアーナ op.16
ホアキン・アチューカロ(P)

録音:2003年10月、マドリード、サンタ・マリア・デル・ボスク
美しいパッケージ、チッコリーニの最新盤でもおなじみのラ・ドルチェ・ヴォルタ・レーベルから、スペインが生んだ天才ピアニスト、ホアキン・アチューカロの注目新譜が発売されます!「ピアノが歌を歌うように奏でることを常にこころがけている」と語る巨匠アチューカロは、1932年生まれ。ファリャの「スペインの庭の夜」を初演したピアニスト、ホセ・クレビスや、マルグリット・ロン、ワルター・ギーゼキング、ニキタ・マガロフらの薫陶を受けています。「このような音はルービンシュタインでしか聞いたことがない」(メータ)、「ピアノからこのような音を紡ぎ出せる音楽家は極めて少ない」(ラトル)と絶賛されているとおり、なんといってもアチューカロの魅力はその音色。シューマン独特のうねりや強弱の推移も、ピアノがまさに歌っているように、非常に自然に流れています。幻想曲の冒頭のあふれ出る歌心には打たれます。クライスレリアーナでも、ともすると情熱で押し切られてしまいがちな冒頭曲から、シューマンの詩情をたっぷりと響かせています。ロマンティシズムと詩情にあふれた、アチューカロにしか出すことのできない音色によるシューマンをご堪能下さい! (Ki)
LDV-11
シャルル=ヴァランタン・アルカン(1813-1888):ピアノ作品集
ノクターン.ロ長調 op.22(1844出版)
舟歌 op.65-6 (歌の第3集より)(1870出版)
海辺の狂女の歌 op.31-8(すべての長調と短調による25の前奏曲より)(1847出版)
大ピアノ・ソナタ 「4つの時代」op.33 (1848出版)
スケッチ 第1巻 op.63〜第4番「鐘」、第1番「幻影」、第11番「嘆息」(1861出版)
パスカル・アモワイヤル(P)

録音:2012年3月26-28日
1971年生まれのフランスのピアニスト、パスカル・アモワイヤルによるアルカンの登場。アモワイヤルはシフラの直系にあたる奏者ですが、19世紀ロ マン派音楽をとりわけ得意としていたシフラの薫陶を受けたということもあいまって、ぴちぴちとした音色、指先からあふれでるような詩情、気持ちのよい リズム感など、まさに理想ともいえるようなアルカン作品の演奏が展開されています。 =アモワイヤルのコメント= アルカンのもついろいろな面を、雑多な形で見せたいと思いました。『大ピアノ・ソナタ 4つの時代』は、その規模の大きさと巨大な形式において、ロマ ン派ソナタの理想として、リストの『ソナタ ロ短調』におそらく影響を与えたと思います。 この大作の逆の面として、『エスキス〔素描〕』を選びました。ここでアルカンは、瞬間をつかむことができることも見せています。それから、当時の風潮 に根を張っていると同時に、大変な先見性もみられる作品も数曲選びました。『舟歌』はメンデルスゾーン的であると同時にサティを予告しています。『嘆息』 にはスクリャービンや、さらにはドビュッシーも感じられます。『ノクターン』はショパンの作品32に近い曲ですが、『鐘』や『前奏曲』、『海辺の愚女の歌』 などは、アルカンがどれだけ現実的なもの、普通のもの、奇妙なもの、尋常ではないものに魅了されていたかが読み取れる作品となっています。 (Ki)

LDV-12
シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D894
モーツァルト:ロンド.イ短調 K511
ベートーヴェン:バガテルop.126
メナヘム・プレスラー(P/スタインウェイ(ハンブルク製、インディアナ大学・ブルーミントン音楽学校蔵))

録音:2013年5月22,23日(ブルーミントン、インディアナ大学ジェイコブス・スクール)
シューベルトのト長調ソナタについて、プレスラーは『ある意味では、この音楽には悲劇はありません。第1楽章の「モルト・モデラート・エ・カンター ビレ」は幻想曲ですが、演奏家自身がまさに「幻想曲」であることを感じ取らなければ、その性格を表現することはできません。ピアノ曲ではありますが、 シューベルトはピアノを「忘れて」いると思われます。』と語っています。円熟の極みにあるからこそ成し得た奇跡的な名演がここにあります。モーツァルト のロンドに関しても、『この音楽にはあまりに多くの悲しみと喜びが、自分が体験しないと表現できないことがつまっています」「過去の幸福を思いだしてい るモーツァルトが思い浮かびます』と、意味深な言葉を寄せていますが、一音一音に魂がこもった神の領域の演奏といえるでしょう。ベートーヴェンも肩 の力が抜けきった、天上の響き。巨匠が誘う絶美の世界です。 (Ki)
LDV-13
チッコリーニ〜ワルツ選集
シャブリエ:アルバムの綴り
ショパン:華麗なワルツ イ短調Op.34の2
ピエルネ:ウィーン風Op.49bis
グリーグ:思い出Op.71の7
サティ:お前がほしい
セヴラック:ロマンティックなワルツ
シューベルト(R.シュトラウス編):クーペルヴィーザー・ワルツ
ドビュッシー:レントよりも遅く
マスネ:非常にゆっくりとしたワルツ
シベリウス(作曲者編):悲しきワルツOp.44
フォーレ:ヴァルス・カプリス第3番変ト長調Op.59
ブラームス:ワルツ変イ長調Op.39の5
タイユフェール:ヴァルス・レント
アルド・チッコリーニ(P)【YAMAHA使用】

録音:2013 年 5月21-24日ボンセクール教会(パリ)
1925年生まれのチッコリーニ88歳の最新録音。現役ピアノの最巨匠のひとりである彼が、3拍子の小品だけを集めたアルバムをリリース。大半は彼 が1960年代後半の若き日にEMIに録音して、今日でも名盤の誉れ高い十八番作品の再録となりますが、その深みと成熟ぶりはほとんど神の域に達して いると申せましょう。なかでもサティ、セヴラック、マスネのピアノ曲はチッコリーニの名演でファンになった方も多いという思い出のもの。若き日の颯爽と した快演とは異なる悠然とした構え、何のけれんみもない、人生経験を感じさせる深々とした音色と語り口でひれ伏したくなるほどの凄さです。
1曲目に収められたシャブリエの「アルバムの綴り」はさほど有名な曲ではありませんが、彼の作品中でも白眉の逸品。チッコリーニはしっとりと情感 深く奏で、気絶するほどの美しさ。またグリーグの「思い出」は全66曲から成る「叙情小曲集」のいちばん最後の曲。いちばん最初の曲である「アリエッ タ」のメロディが3拍子になって現れ意味深です。 (Ki)
LDV-14
ショパン:バラード 第1番 ト短調 op.23
バラード 第2番 ヘ長調 op.38
前奏曲 嬰ハ短調 op.45
バラード 第3番 変イ長調 op.47
バラード 第4番 ヘ短調 op.52
スケルツォ 第4番 ホ長調 op.54
舟歌 嬰ヘ長調 op.60
フィリップ・ビアンコーニ(P)

録音:2013 年10月
ドビュッシーの前奏曲集(LDV 07、2012年)も好評だったビアンコーニ。La Dolce Voltaレーベル第2弾となる当アルバムは、バラード全曲をメ インに据えたオール・ショパン・プログラム。バラードでは、各曲のスケール感を保ちつつ、感情をこめ過ぎないクールな語り手のような演奏。前奏曲 や舟歌での気品、スケルツォでの軽やかさもさすが、の出来栄えです。
ビアンコーニは、1960年ニース生まれ。ギャビー・カサドシュ、シモーヌ・デルベール=フェリヴェ( マルグリット・ロンとロベール・カサドシュの弟子) に学びました。第7回ヴァン・クライバーン国際コンクールで銀メダルを受賞しています。1980年代には20代という若さで絶頂期のヘルマン・プラ イとも多数共演。また、ランパル、シュタルケル、ゲイリー・ホフマン、ガルネリ弦楽四重奏団、ターリヒ弦楽四重奏団などとの名演を展開したヴェテ ランです。 (Ki)
LDV-15
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959
ロンド.イ長調 D951*
アレグロ.イ短調「人生のあらし」*
幻想曲 ヘ短調 D940*
フィリップ・カッサール(P)
セドリック・ペシャ(P)*

録音:2014 年2月
フィリップ・カッサールは、1962 年フランス生まれ。パリ国立音楽院でドミニク・メルレとジュヌヴィエーヴ・ジョワに師事。ニキタ・マガロフにも 師事しています。1985年クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール入選、1988年ダブリン国際ピアノ・コンクールで優勝。日本を含む世界中でツアー を行っています。最近の来日はラ・フォル・ジュルネ音楽祭など。ラジオ・フランスの「Notes du Traducteur(訳者(演奏家)のノート)」という音楽 番組に約400回にわたって登場、自らピアノを弾きながら解説をしていくスタイルで、シューベルトについても熱い内容の番組を展開、好評を博しました。
このディスクに収録されているのは、シューベルトが亡くなった1828年に完成されたもの。体の不調と闘いながら生み出されたこれらの作品は旺盛 な創作意欲に満ちています。D959のソナタは、前年(1827年3月)に亡くなったベートーヴェンへの感謝と敬意を思わせる充実の書法の作品。カッ サールは、フランスのピアニストならではの明るい音色で、シューベルト最晩年の名曲の魅力をあますところなく照らし出します。
D959のソナタ以外は、ピアノ・デュオ作品。ローザンヌ出身のセドリック・ペシャを相手に迎えています。「人生のあらし」の冒頭の激しい和音か ら息もピッタリ。幻想曲ヘ短調での耳に残るメランコリックな旋律も美しく、最後の胸を引き裂かれるような激しさまで、一気に聴かせます。 (Ki)

LDV-16
EXTASE MAXIMA(極限の恍惚)
ワーグナー(リスト編):「リエンツィ」の主題による幻想曲 S439
ワーグナー:幻想曲 嬰ヘ短調 WWV 22
ジェラール・ペソン(1958-):マストの上で(水夫の歌)〜ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」第1幕第1場より
ワーグナー(アルフレッド・ジャエル編:トランスクリプションop.112〜≪ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」による3つの作品≫より
ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死
ワーグナー(フーゴー・ヴォルフ編):「ワルキューレ」によるパラフレーズ
ワーグナー:エレジー 変イ長調 WWV 93
ウィレム・ラチュウミア(P)

録音:2013 年7月
ワーグナー若書きの幻想曲 嬰ヘ短調はフレージングやデュナーミクなどにほとんど指示がないという、演奏者の解釈次第で決まるものですが、ラチュウ ミアは説得力のある演奏を展開しており、非常に意義ある録音となっています。ワーグナーの「エレジー」は「トリスタンとイゾルデ」のための草稿から 生まれたもの。このディスクをしめくくるのにふさわしい作品です。ものすごい技巧と優れたプログラムの、濃密な時が流れている1枚です。
ジェラール・ペソンの「マストの上で」は、パリ市の委嘱作品で、トリスタンの冒頭で若き水夫が歌う旋律に基づいたもの。素朴さと架空の民謡のよう な性格に惹かれてこの作品を書いたといいます。
注目は、フーゴー・ヴォルフ編曲の「ワルキューレ」。20分ほどもかかる圧巻の超絶技巧大曲です。「魔の炎」は、ハープとオーケストラの演奏で聴く 迫力以上のすさまじさです。それぞれの声部が、オーケストラで聴くのとは違ったかたちで響いてくるのも興味津津です。
ラチュウミアは、1974年、リヨン生まれ。フランス国立リヨン高等音楽院で、エリック・ハイドシェック、およびジェリー・ムティエのクラスで学ぶ。 審査員満場一致、賞賛付の1等賞を獲得。修士課程にてムティエのもとでさらなる研?を積み、クロード・エルフェ、イヴォンヌ・ロリオ、エマールらに も薫陶を受けました。2006年オルレアン国際20世紀ピアノ音楽コンクールで第1位を受賞。現代曲の初演、メジャーなレパートリーの両方、このディ スクにも見られるような斬新なプログラムで聴衆を魅了しています。 (Ki)
LDV-17
シューマン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 イ短調 op.41-1
弦楽四重奏曲 ヘ長調 op.41-2
弦楽四重奏曲 イ長調 op.41-3
エルメスSQ
〔オメール・ブシェーズ(Vn)、エリーゼ・リュウ(Vn)、ユン-シン・チャン(Va)、アンソニー・コンドウ(Vc)〕

録音:2014年6月
2008年に結成された若きカルテット、エルメス弦楽四重奏団によるシューマンの弦楽四重奏曲全曲録音の登場。これら3作品はすべて1842 年の夏、6月4日から7月22日にかけて作曲されました。クララとの結婚が実現してから約2年後のことで、もっとも充実していた頃の作品。ベートー ヴェンら先達から受けた影響も濃厚な41-1、みずみずしさあふれる41-2、大胆でさえある41-3と、それぞれが違った魅力に満ちた3作品となっ ています。エルメス弦楽四重奏団の、一本の緊張の糸がピンと張った、非常に繊細で緻密なアンサンブルが響かせるシューマンの詩情あふれる世界 に、心奪われる1枚です。
エルメス弦楽四重奏団は、2008年、リヨン国立音楽院のゾルターン・トートと北浜玲子(ラヴェル四重奏団)のクラスの学生で結成されたカルテッ トです。イザイ四重奏団やラヴェル四重奏団に早くから才能を認められ、その後、アルテミス四重奏団やアルバン・ベルク四重奏団のもとで徹底的 に鍛えられています。2009年、音楽院での学びを終えた翌年、リヨン国際室内楽コンクールで優勝。2011年、ジュネーヴ国際コンクールで優勝。 2012年、ニューヨーク・ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションで優勝。アメリカ、アジア、ヨーロッパ各地で演奏会が予定され ている、注目度抜群のカルテットです。 (Ki)
LDV-18
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 op.51
弦楽四重奏曲第11番 ハ長調 op.61
ターリヒQ〔ヤン・ターリヒ(1stVn)、ロマン・パトチュカ(2ndVn)、
ウラディーミル・ブカチュ(Va)、ペトル・プラウゼ(Vc)〕

録音:2014年5月、プラハ、聖アグネス修道院
第10,11番とも、ドヴォルザークの存命中に大変な人気を博しました。ヨーロッパ各地で演奏され、このおかげで、ドヴォルザークは最も重要な室内 楽作曲家の一人として認識されるようになります。第10番は、隅々にまでチェコの要素がちりばめられた田園風の作品。終楽章は、チェコの機敏な民族 舞踊スコチナーに基づいています。第11番は、対照的に、スラブ的な要素を用いず、ベートーヴェンやシューベルトにインスピレーションを得て書かれ ていることが感じられます。第2楽章のアダージョの美しさは絶品です。 (Ki)

LDV-19
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第11番 イ長調「トルコ行進曲付き」K.331
ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 K.570
ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調 K.576
メナヘム・プレスラー(P)

録音:2014 年9月19-21日
「ピアノ界の生ける伝説」、1923年生まれの巨匠ピアニスト、メナヘム・プレスラー。1955年、ボザール・トリオを結成し、世界でもっともすぐれた 室内楽ピアニストとして世界で活躍を続けておりましたが、2007-08のシーズンのトリオ解散後は、室内楽、ソロの両方でさらなる活動を展開しています。 2014年4月には、庄司紗矢香とのデュオ・リサイタルで来日、優しさあふれる演奏で会場を静かな感動が包み込みました。2014年末には、ベルリン・フィ ルのジルベスター・コンサートでモーツァルトのピアノ協奏曲第23番で出演するなど、世界が再注目している最高齢の巨匠のひとりです。2015年11月に はマリナー指揮NHK交響楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲第17番を共演する予定もあります。
LA DOLCE VOLTAからの2枚目のリリースとなる今回は、モーツァルトのソナタ集。トルコ行進曲に、第17、18番という名曲ぞろいのプログラムです。 なんとモーツァルトのソナタを全曲録音するプロジェクトの第1弾、ということで、注目度も高まります。 「モーツァルトがこれらの音符を記したその時、その瞬間の気分を再現するのは非常に難しいことです。モーツァルトは、私たちに無限の喜びと悲しみを同時 に与えることができるのですから。彼の音楽は決して皮相的な表現に陥りません。演奏家の使命は、モーツァルトが話す彼独自の音楽言語を、まるで自分の 言語のように体得することです。これを“モーツァルト語”と呼んでおきましょう―モーツァルト語は、フランス語や英語と同様に存在し話される言語なのです。」 とはプレスラーの言葉。豊かなイメージ、みずみずしい感性に満ち、些末な出来事や日常の緊張から解き放たれた、完全なる平静さに包まれたモーツァルト。 音楽の慎ましやかな僕、プレスラー。澄み切ったポエジーと素朴さ、みずみずしい感性が裏打ちするイメージ、そして優しさが、聴く者の心を強く揺さぶります。 (Ki)
LDV-20
ロジェ・ムラロ〜リスト&ワーグナー
リスト:バッハの名による幻想曲とフーガ
ワーグナー(リスト編):紡ぎ歌(「さまよえるオランダ人」より)
ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死(「トリスタンとイゾルデ」より)
リスト:ハンガリー舞曲第10番 ホ長調
 波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ(「伝説」より)
 ピアノ・ソナタ ロ短調
ロジェ・ムラロ(P)

録音:2014年10月
※日本語解説つき
真摯な音楽性と華麗なるテクニックの名手、ロジェ・ムラロのソロ新譜がLA DOLCE VOLTAより登場。「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」で はリストの真摯な宗教的世界が、そしてロ短調ソナタでは濃厚なロマンティシズムを帯びながらも感情に流されることのない、確固とした建築物が眼前に あらわれます。リストのロ短調ソナタについてムラロは「表裏一体の思想と感情です。彼が受けた素晴らしい影響を示しながら、生から死へ――あるいは その後の世界へ――の軌跡を描くのです。このソナタにおいては、疑念と確信を抱き、痛みを体験し、喜びによって照らされる私たち一人一人が、身体と 精神の中で感じ売るものへと意識を向けます。このソナタはまた、私たちを自己の探求の道へと導き、より普遍的な真実へと向かわせるのです。」と語って います。リスト作品の最高の語り部ムラロが、非常に真摯に作品に対峙しながら、聴き手の心をわしづかみにし、大きく揺さぶる演奏を展開しています。  (Ki)
=ロジェ・ムラロ=
1959年、ヴェネチア出身の両親のもと、フランスのリヨンに生まれる。リヨンでサクソフォンを学び始めた後、独学でピアノ演奏の基礎を習得。19歳で パリ国立高等音楽院に入学し、イヴォンウ・ロリオに師事、その夫オリヴィエ・メシアンとも出会う。ほどなくメシアン演奏の第一人者のひとりとして頭角 をあらわしたムラロは、2001年にメシアンのピアノ得独奏曲全曲録音を行い、各方面より絶賛を浴びた。暗譜による≪幼子イエスにそそぐ20のまなざし ≫や≪鳥のカタログ≫全曲の演奏は、達成困難な偉業として迎えられると共に、自作自演のごとく楽曲の本質に迫るアプローチとしてたたえられている。長 年エリアーヌ・リシュパンに師事し、モスクワのチャイコフスキー国際コンクールやパルマのリスト国際コンクールで入賞した経歴をもつムラロは、絢爛た るテクニックを誇る。その演奏はまた、常に詩情と誠実さを湛えている。夢幻と明晰さ、想像性と厳格さを併せ持つその芸術は、ムソルグスキーやラヴェル、 アルベニス、ラフマニノフ、ドビュッシー、ベートーヴェン、ショパン、リスト、シューマンなど幅広いレパートリーの演奏に活かされており、ムラロはそう した音楽から、情感や色彩、敏感な起伏をみせるロマンティシズム、響きの趣などを巧みに引き出してみせる。世界屈指のコンサート・ホールからリサイ タル奏者として招かれているムラロは、これまで一流の指揮者ならびにオーケストラと共演を重ねている。博識かつ、国境を越えてあらゆる音楽の世界に 関心を寄せるムラロは、現在、自身のピアニストとしての経験と教育者としての知見を、パリ国立高等音楽院の学生たちに分かち与えている。
LDV-21
TANZ!(踊れ!)
ベッサラビアのホラ
戦いのホラ・デ・ムナ/酒
ルーマニアン・ファンタジー
ふたつのギター*
羊飼いのドイナ/シルバ(スルバ)
お前はどこにいた/エルサレムのユダヤ人/サラタのバトゥタ
道端に立つ木/盗人アヴレミル
ハンガリアン・ファンタジー
ジプシーの嘆き/少女よ/安息日
良き一週間
ホラ・ダンス/少年のホラ
クラリネットのドイナ/ツィガンスキ・スタッカート
キャロブの木の下に佇んで(作曲:ハヴァ・アルベルシュタイン)
ババダグのジャムパラーレ**
編曲:シリル・レーン、*ヤン・オリヴォ、**ルリー・モラール
シルバ・オクテット〔リシャール・シュムクレール(Vn)、クリスティアン・ブリエール(Vn)、ダヴィッド・ガイヤール(Vla)、
クロード・ジロン(Vc)、ベルナール・カゾラン(Cb)、フィリップ・ベロー(Cl)、ヤン・オリヴォ(P)、
ルリー・モラール(ツィンバロム)〕
シリル・レーン(編曲)
※日本語解説・帯つき
ユダヤに伝わる様々な舞踊の音楽を集めた1枚。演奏しているのは、シルバ・オクテット。ヴァイオリニストのリシャール・シュムクレールが、クラシッ クの高度な演奏能力を備えた7名の奏者たちと共に、2003年に結成した団体です。以来、独自に発展させたクレズマーやロマ音楽のレパートリーを届 けています。彼らが奏でる音楽には、つねにヴィルトゥオジティや感情の高揚があります。シルバ・オクテットのアプローチは、その独特の色彩と豊かさ、 創意によって、これまで繰り返し口ずさまれてきた旋律に迫るもの。伝統的なユダヤの楽器のみにこだわらず、西洋音楽の楽器やオーケストラとのコラボレー ションも行っています。編曲を担当する立役者シリル・レーンの手腕により、シルバ・オクテットのレパートリーには、あらたな有名曲やオリジナル作品が次々 に加えられています。シルバ・オクテットは数々の著名な音楽祭から招かれているほか、フランス国内外で演奏を重ねており、パリのシャンゼリゼ劇場やア ムステルダムのコンセルトヘボウなど、屈指の音楽ホールで、もツアー公演を行っています。 (Ki)
LDV-22
イギリスのヴィオラ作品集
レベッカ・クラーク (1886-1979):ヴィオラ・ソナタ
ジョン・ダウランド:「流れよ、私の涙」、「私の嘆きが人の心を動かせるなら」
ブリテン:ラクリメ 作品48
フランク・ブリッジ:沈思せる人、アレグロ・アパッショナート
ジョナサン・ハーヴェイ (1939-2012):ヴィオラ独奏のための詠唱
ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡による6つの習作〔水上の楽しみ、スパーン・ポイント、ヴァン・ディーメンズ・ランド、彼女は母親からいくらかお金を借りた、お嬢さんとドラゴン、ロンドン橋を歩いたら〕
パーセル:束の間の音楽
アドリアン・ラ・マルカ(Va)
トーマス・ホッペ(P)

録音:2015年4月/リエージュ・フィルハーモニー・ホール
※日本語帯・解説付
フランスの俊英ヴィオラ奏者、アドリアン・ラ・マルカによる事実上のデビュー盤の登場。ダウランドから20世紀音楽までのイギリス音楽を集めた1 枚です。録音に際して自身を本番のコンサートの状況に置いたというラ・マルカ。録音会場のリエージュ・フィルハーモニー・ホールが、聴衆で埋め尽く されている様子を想像しながらレコーディングに臨んだといいます。「情熱」と「深み」に満ちたラ・マルカの世界を堪能する1枚です。 プログラムの中で最も大規模な作品が、自身すぐれたヴィオラ奏者でもあった女性作曲家レベッカ・クラークのヴィオラ・ソナタ。ドビュッシーやラヴェ ルのフランス音楽、時にワーグナーを思い起こさせるようなきわめて多様な作品となっています。ほかにも2012年に他界したジョナサン・ハーヴェイや、 ブリテンの師であるブリッジ作品など、興味深いプログラミング。 アドリアン・ラ・マルカはフランス出身。2014年、「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク」よりソロ器楽奏者として最優秀新人賞を授与された。幼少 期より音楽教育を受け、リールで行われた若手ヴィオラ奏者のためのフランス国立コンクールで第1位に輝く等、早くから高評価を獲得している。2008年、 音楽塾「小澤征爾スイス国際アカデミー」より招かれ、創設者の小澤征爾はもとより、ロバート・マン、パメラ・フランク、今井信子、原田禎夫のもとで 学んだ。パリ国立高等音楽院修士課程を修了後の2010年、同音楽院の博士課程(第3課程)に進み、ライプツィヒにてタチアナ・マスレンコにも師事した。 現在はベルリンの由緒あるハンス・アイスラー音楽大学にて、タベア・ツィンマーマンのもとで研鑽を積んでいる。音楽祭への出演多数。また、室内楽でも、 アドルフ・ブッシュへのオマージュとしてルノー・カプソンらと四重奏団を結成し、ヨーロッパの主要舞台で公演を行うなど活躍している。使用楽器は、ジ ルバー/ランパル財団より貸与されたジョヴァンニ・バティスタ・ガダニーニ。 ピアニストのトーマス・ホッペは、これまでにアメリカやヨーロッパで、パールマンやタベア・ツィンマーマンといった器楽奏者・歌手と共演を重ね、絶大 な信頼を得ているピアニスト。パールマンのジュリアード音楽院でのクラスでは長年ピアニストを務めた。現在、ハンス・アイスラー音楽大学で後進の指 導にあたっている。 (Ki)
LDV-23
シベリウス:ヴァイオリン作品集
ユモレスク op.87-1, 2 *
ユモレスクop.89-1, 2, 3, 4 *
2つの小品(荘重な旋律)「聖歌:喜べ、わが魂」op.77-1*、「献身:わが真なる心から」op.77-2*
セレナード op.69-1, 2 *
ヴァイオリンと弦楽のための組曲op. 117〔「田舎の風景」、「春の夕べに」、「夏に」〕*
5つの小品〔マズルカop.81-1、ロンディーノop.81-2、ワルツ op.81-3、オーバードop.81-4、メヌエットop.81-5〕
ロマンスop.2a
無窮動 op.2b
エピローグ op.2b’
ニコラ・ドートリクール(Vn/1713年製ストラディヴァリウス「シャトー・パップ・クレマン」)
オルケストラ・ビーゴ430*、
アレハンドロ・ガリード・ポラス(指)*
ユホ・ポホヨネン(P)

録音:2014年2,3月&2015年1月
※日本語解説・帯つき
フランスの名手、ニコラ・ドートリクールによるシベリウス作品集。数年前からシベリウスの様々なヴァイオリン作品に目覚めたというドートリクールが、 (ヴァイオリン協奏曲以外の)ヴァイオリンとオーケストラのための作品、およびヴァイオリンとピアノのための作品を録音しました。ヴァイオリンとオーケ ストラの作品では、ヴァイオリン・ソロが美しい旋律を歌い上げるものの、全体の雰囲気は内向きで、室内楽的な性格を帯びているといえます。ヴァイオ リンとピアノのための作品では、「セレナード op.69」や「2つの小品 op.77」のやや「暗澹とした」雰囲気とは異なる、軽やかで天真爛漫な、サロンを 彷彿とさせるものも選ばれています。
■ニコラ・ドートリクール(Vn)
カントロフやムイエールに師事、プルミエ・プリを得てパリ音楽院を卒業。MIDEMにおいて「ADAMIクラッシック音楽界の新星」と評され、また SACEM「ジョルジュ・エネスコ賞」受賞。リンカーン・センター室内楽協会のメンバーとして活躍、さらに日本でもマスタークラスやラ・フォル・ジュル ネ音楽祭などで来日しています。
LDV-25
ショパン:ポロネーズOp.26, Op.40, Op.44)
幻想ポロネーズOp.61
パスカル・アモワイエル(P)

録音:2015年4月27-30日パリ
日本語解説付
971年生まれのフランスのピアニスト、パスカル・アモワイヤルによるショパンのポロネーズ集。アモワイヤルはシフラとベルマンに師事。リスト弾き でありながらショパンの作品も度々演奏した2人の師からアモワイヤルは、シフラからは音楽の本質をベルマンからは音色を学んだと語っています。シフラ 譲りの高度なテクニックに、繊細な叙情を兼ね備えた感性で聴かせてくれます。幼い頃からショパンのセンスティヴさに惹かれていたというアモワイヤルが 今回選んだ作品は、初期の作品を除いた大ポロネーズと幻想ポロネーズ。大ポロネーズはショパンがパリに渡ってから書かれた作品で、これらのポロネー ズをアモワイヤルは故郷を去らなければならなかったショパンの自由に対する音楽による抗議と捉え、ショパンの行き場のない絶望を表現しています。 アモワイヤルはこの録音に際して以下のように述べています; 「華麗さと抒情性、舞踏と物語という両面性を宿すポロネーズは、その音楽的エキゾチズムをいつまでも放ち続けることだろう….」 (Ki)
LDV-26
J.S.バッハ〜イゾワール編曲集
(1)シンフォニア〜教会カンタータ「神よ、われら汝に感謝す」BWV29より
(2)アリア〜管弦楽組曲第3番 BWV1068より
(3)アリア『さらば』〜教会カンタータ「神にのみわが心を捧げん」BWV169より
(4)アリア『イエス・キリスト、神の御子』〜教会カンタータ「キリストは死の縄目につながれたり」BWV4より
(5)アダージョ〜無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001より
(6)J.S.バッハ:フーガ〜前奏曲とフーガ ニ短調 BWV539より
(7)アリア『信仰深きわが心よ』〜教会カンタータ「かくも神は世を愛したまえり」BWV68より
(8)アリア『羊は憩いて草を食み』〜世俗カンタータ「楽しき狩こそわが悦び」BWV208より
(9)ソナティーナ〜教会カンタータ「神の時こそいと良き時」BWV106より
(10)2つのチェンバロのための協奏曲第1番 ハ短調BWV1060より第3楽章
(11)『汝のみ聖』〜ミサ曲 ヘ長調 BWV233より
(12)「目覚めよ、と呼ばわる物見らの声」BWV645(通奏低音;イゾワール版)
(13)アリア『春風吹き渡るとき』〜世俗カンタータ「しりぞけ、もの悲しき影」BWV202より
(14)4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV1065(オルガン独奏版)
(2)(5)(6)(8)(12)(14)ミシェル・ブヴァール、
(1)(3)(4)(7)(9)(10)(11)(13)(12)通奏低音)フランソワ・エスピナス(オルガン;ジョルジュ・ウェステンフェルダー制作)

録音:2015年9月28-30日/聖マクル教会(フェル・アン・タルデノア)
オルガンの巨匠アンドレ・イゾワールが編曲したバッハの作品をイゾワールの愛弟子であるミシェル・ブヴァールとフランソワ・エスピナスが録音しました。 使用楽器はフランス北部エン県のフェル・アン・タルデノアの聖マクル教会に建造されたジョルジュ・ウェステンフェルダー制作のオルガンで、この楽器は イゾワールが愛奏したことでも知られます。 イゾワールはフランスを代表するオルガニストで、マリー=クレール・アランと並びコンサート・オルガニストとして膨大なレパートリーを演奏してきまし た。ここに収録された作品はイゾワール自身が演奏会のアンコールとしても頻繁に演奏してきたもので、イゾワールならではのレジストレーションと見事な アレンジが魅力です。収録作品は無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番のアダージョなどの器楽作品や教会カンタータなどの声楽作品など様々な楽曲のオルガン編曲版です。こ とに4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV1065(原曲はヴィヴァルディ作曲の4つのヴァイオリンのための協奏曲 Op.3-10)のオルガン独奏版は、 バッハが編曲したオルガン協奏曲イ短調 BWV593のような完成度で非常に技巧的で魅力な編曲と言えます。これらの魅力的な作品を2人の愛弟子がま るでイゾワールの生まれかわりか!?とも思えるほど的確なアーティキュレーションと正統的なアプローチで演奏しております。 1958年リヨン生まれのミシェル・ブヴァールはヴィエルヌやダンディに師事したオルガニストであるジャン・ブヴァールを祖父にもち、幼少時より音楽 的才能を開花させました。パリのオルセー音楽院にてアンドレ・イゾワールにオルガンを師事。1983年にトゥールーズ国際オルガンコンクールでの優勝 を機にコンサート・オルガニストとしてのキャリアをスタートさせました。37歳のときにはシャピュイの後任としてパリ国立高等音楽院のオルガン教授に就 任。以後、後進の育成にも積極的に取り組んでおります。
1961年生まれのフランソワ・エスピナスはトゥールーズ音楽院にてオルガンを学びました。1986年のときにトゥールーズ国際オルガンコンクールの現 代音楽部門に入賞。また、1988年に開催された第1回武蔵野市国際オルガンコンクールで第3位を受賞するなど輝かしいコンクール受賞歴を誇ります。 (Ki)

LDV-27
ファリャ:ピアノ曲集
4つのスペイン小品〔アラゴネーサ/クバーナ/モンタニェーサ(風景)/アンダルーサ〕(1907-08)
ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌(1920)
三角帽子〔粉ひき女の踊り/隣人の踊り/粉屋の踊り〕(1918-1919)
ヴォルガの舟歌(1922)
恋は魔術師〔パントマイム/情景/きつね火の歌/恐怖の踊り/漁夫の物語(魔法の輪)/火祭りの踊り〕(1914-16)
ポール・デュカスの墓碑銘のための讃歌(1935)
ベティカ地方の幻想曲(1919)
ウィレム・ラチュウミア(P)

録音:2016年5月26-28日
日本語帯・解説付
独自のプログラムを追求するピアニスト、ラチュウミアの新譜の登場です。ワーグナー作品のピアノ編曲を集めたプログラム(LDV 16)に続く本盤は、ファ リャ。ファリャの最初の大作で、打楽器アンサンブルを思わせる躍動感に満ちた「4つのスペイン小品」や、最後のピアノ作品である禁欲的な世界の「ポール・ デュカスの墓碑銘のために」までを収録しています。「ベティカ(アンダルシアの古名)地方の幻想曲」はルービンシュテインに献呈された作品で、灼熱 の太陽に照らされたドライな和声と超絶技巧に貫かれた大曲。スペインという国が魅せる様々な側面、そしてファリャの音楽世界を堪能できる1枚です。 (Ki)
LDV-28
シューマン:蝶々 op.2
謝肉祭 op.9
ダヴィッド同盟舞曲集 op.6
フィリップ・ビアンコーニ(P)

録音:2016年4月7-10日、シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ラ・ダンス
フィリップ・ビアンコーニのシューマンの登場。ビアンコーニは、ドイツの名バリトン、ヘルマン・プライの共演ピアニストとしても名高い名手。2016 年5月の来日公演でも、自然に流れる歌心と、芯とやわらかさを兼ね備えた美しい音色で聴き手を魅了しました。 これまで、ショパン、ドビュッシーにじっくりと向き合ってきたビアンコーニ。プライとの共演では、シューマンよりシューベルトの歌曲の方が圧倒的に多かっ たということですが、それでも、プライとシューマンのいくつかの歌曲に取り組んだことは、大きな経験だったといいます。今まさに機が熟し、シューマン の録音に再び臨みました(ダヴィッド同盟舞曲集は約20年ぶりの録音)。 『ダヴィッド同盟』の「行進」では、『謝肉祭』の「前口上」と、『パピヨン』の「祖父の踊り」のテーマが引用されています。ダヴィッド同盟は、保守的 で偏狭な精神をもつブルジョワたち(フィリスティン)に対抗する、シューマンが創った架空の結社。謝肉祭の登場人物たちが実は皆ダヴィッド同盟員であり、 彼らがこの力強い行進に加わるべく集まっているのだと想像することもできる、と語るビアンコーニ。彼らは、「祖父の踊り」が象徴するフィリスティンたち に打ち勝つのです。ここに収録された3つの作品を結ぶ物語にも思いを馳せながら味わいたい、詩情豊かな演奏の誕生となりました。 (Ki)
LDV-29
Reminiscences追憶
フォーレ:.エレジー/.夢のあとに
サン=サーンス:白鳥
フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調 (作曲者本人が認めた、ジュール・デルサール編曲によるチェロ版)
イザイ:無伴奏チェロ・ソナタ
フォーレ:ゆりかご/シシリエンヌ Op.78
サン=サーンス:セレナード(『チェロとピアノのための組曲Op.16』より)
デュパルク:旅へのいざない(チェロ&ピアノ版)
カミーユ・トマ(Vc/ガリヤーノ「シャトー・パップ・クレマン」(1788年))
ジュリアン・リベ ー ル(P)

録音:2016年5月
日本語解説つき
ランス/ベルギー出身の若きチェロ奏者、カミーユ・トマの新譜。プログラムのテーマは「追憶」。フランクのソナタを核に、フランクがソナタを贈っ た相手であるイザイの無伴奏チェロ・ソナタ、さらにはトマの愛奏曲を集めた魅惑のプログラムでの登場です。トマは、2014年、ヴィクトワール・ド・ラ・ミュ ジークの新人賞にノミネート。欧州放送連合コンクールで第1位を獲得しています。「ピリスの秘蔵っ子」でもあるピアノのジュリアン・リベールもベルギー 出身。二人の息の合ったアンサンブルで聴く、フランクのゆったりとした歌い方と、なめらかな音色が魅力です。 (Ki)
LDV-30
戦慄と情熱〜シューマン:ピアノ曲集
幻想曲 ハ長調 Op.17
クライスレリアーナOp.16
ジャン=フィリップ・コラー ル((P)

録音:2016 年 4 月/ソワッソン(シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ド・ラ・ダンス)
※日本語解説付き
013年録音のショパン:24の前奏曲(LDV 09)が好評だった、フランスの名手ジャン=フィリップ・コラール。ショパンのレコーディングを終えた のち、ふたたびシューマンに身を浸したくなったというコラール。満を持しての幻想曲とクライスレリアーナという2つの大曲の登場です。特に幻想曲に関 して、現在の自身のヴィジョンを示してみたくなったというコラールは、片時も楽譜を身から離さずにこの傑作をあらためて深く読みこんだとのこと。ホロ ヴィッツから受け継いだ深く息の長い歌で、幻想曲の冒頭から聴き手をシューマンの世界に引き込みます。シューマンが作り上げた世界にのめり込みすぎ ないように巧みにコントロールしながらも、興奮や激情、そして愛を聴き手に提示してくれます。 (Ki)
LDV-31
モーツァルト&クレメンティ
モーツァルト:想曲ニ短調K397*
 ピアノ・ソナタ変ロ長調K570
クレメンティ:ピアノ・ソナタヘ長調op.23-2*
 ピアノ・ソナタト短調op.50-3「見棄てられたディドーネ-悲劇的な情景」
ヴァネッサ・ワーグナー(P)
使用楽器=YAMAHA、ブロードマン・グランドピアノ(ウィーン、1814年製を使用)*

録音:2016年6月、パリ
※日本語解説付
ワーグナーは、パリ国立高等音楽院でドミニク・メルレに師事し、その後もフライシャー、バシキーロフ、ペライア、フー・ツォン、ワイセンベルクらから指導を受けています。感性豊かで思慮深い演奏と、多彩な音色を持ち味としています。フォルテピアノを用いたプロジェクトから、現代音楽の演奏にいたるまで、幅広いレパートリーで演奏活動を展開。デュサパンらからいくつもの作品を献呈されてもいます。2008年に、ロトとデュボワのピアノ協奏曲第2番をフォルテピアノで共演したのがきっかけで、フォルテピアノにめざめたというワーグナー。ここでもピアノとフォルテピアノをあざやかに弾きこなし、作品に様々な角度から光をあてています。ピアノ学習者にはおなじみのクレメンティも、「モーツァルトとベートーヴェンの間」に生きたという不遇で、まだまだ評価されるべき存在といえます。op.50-3はクレメンティ最後のソナタ。メロディ・メーカーとしてのクレメンティの才能を十二分に伝えてくれる傑作を、ワーグナーの説得力に満ちた演奏でお聴き頂けます。 (Ki)
LDV-32
フォーレ:作品集
ピアノと管弦楽のためのバラード 嬰ヘ長調 op.19
夜想曲第2番 ロ長調 op.33
管弦楽組曲「ペレアスとメリザンド」op.80
夜想曲第4番 変ホ長調 op.36
夜想曲第11番 嬰ヘ短調 op.104
「ペネロープ」序曲
ピアノと管弦楽のための幻想曲 ト長調 op.111
フィリップ・カサール(P)
ジャック・メルシエ(指)
ロレーヌ国立O

録音:2016年7月5-8日
日本語帯・解説付
フランスの名手、フィリップ・カサールによるフォーレ。カサールは、ラザール=レヴィの弟子、ジャック・ブロシュに最初にピアノの手ほどきを受け、 パリ国立高等音楽院ではフォーレにもっとも近い存在だった音楽家、ロジェ=デュカスに師事したドミニク・メルレの下でさらに学んでいる、いわばフォー レ弾きともいえるピアニスト。
収録されているのは、難聴を患った75歳のフォーレが作曲した、フォーレ唯一のピアノ協奏曲といえる「ピアノと管弦楽のための幻想曲」をはじめ、 1879年に作曲したピアノ独奏のための「バラード」を、フォーレ自身が管弦楽を伴う版に編曲した「ピアノと管弦楽のためのバラード」など。他にもソロ曲や、 管弦楽作品も収録されており、清らかなアラベスク、輝きなど、フォーレの魅力を存分に味わうことができます。カサールはフランスのラジオ番組でも自ら 語り、演奏しながら作品を解析する「Notes du Traducteur」で人気を博していますが、そのクリアーな音色と作曲家・作品に対する深い理解で、どの 作品も実にらくらくと響いており、穏やかな気持ちになれる1枚です。 (Ki)
LDV-33
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ短調
デュティユー:弦楽四重奏曲『夜はかくの如し』
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 op.10
エルメスQ〔オメール・ブシェーズ(Vn)、エリーゼ・リュウ(Vn)、ユン-シン・チャン(Va)、アンソニー・コンドウ(Vc)〕

録音:2016年9月、ビビエーナ劇場(マントヴァ)
※日本語帯・解説付
シューマンの弦楽四重奏曲集(LDV 17)でデビューしたエルメス四重奏団。フランス人作曲家による3つの傑作へと舵を切っての最新盤の登場です。 ラヴェルの弦楽四重奏曲は、彼らが四重奏団を結成したその日から取り組んできた大切な作品。ラヴェルもデュティユーも、コンクールで優勝をつかんだ 曲でもあります。また、最近の演奏会でドビュッシーはもっともよく取り上げている作品ということで、満を持してのプログラムといえるでしょう。 エルメス四重奏団は、アメリカで定期的にツアーを行っているほか、ヨーロッパおよび世界各地で公演を行っています。ラヴェル四重奏団、イザイ四重奏団、 アルテミス四重奏団のもとで研鑽を積み、ともに音楽性をはぐくんできました。4人のメンバーたちは、ベルリンでエバーハルト・フェルツからも薫陶を受 けているほか、アルフレード・ブレンデルのもとで現在も定期的に学んでいます。2011年、ジュネーヴ国際コンクールで優勝、2012年のニューヨーク・ ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションでも第1位にかがやいています。録音の会場となったビビエーナ劇場の裏の交通量の問題で、レコー ディングは毎晩11時から翌朝4-5時にかけて行われました。最高の集中をもっておこなわれ、彼らのフレッシュで鋭い感性があますところなくとらえられ た録音です。 (Ki)

LDV-34
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV 475
ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 KV 457
ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 KV 333
メナヘム・プレスラー(P)

録音:2016年10月30、11月2日、パリ
1923年12月16日生まれのプレスラー、2016年録音のモーツァルトの登場。プレスラーの魅力である完全に脱力しきった、軽やかで優しい音色で、 包み込まれるような演奏です。 「私にとって、モーツァルトのピアノ・ソナタは、天賦の才の産物に他なりません。ロマン派を先取りする劇的なソナタは、あらゆる感情を表出させます。 そこで見出されるのは、遊び心やドラマ、軽快さ、ヴィルトゥオジティです。すべての感情が、どこまでも繊細な抑揚をともなって展開されます。」(プレスラー の言葉) 幻想曲でのえもいわれぬ空気感、ハ短調ソナタでの真摯さには、ただただ聴きいるばかり。明るい第13番のソナタでも、ひとつひとつのパッセージが美 しく輝いています。プレスラーだからこそ到達できる境地のモーツァルトです。 (Ki)
LDV-35
ブラームス:チェロ・ソナタ集
第1番 ホ短調 op.38、
第2番 ヘ長調 op.99
ゲイリー・ホフマン(Vc/1662年製ニコラ・アマティ)
クレール・デゼール(P)

録音:2016年12月、リエージュ・フィルハーモニーホール(ベルギー)
日本語帯・解説付
ブラームスのチェロ・ソナタ集。1986年のロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールで優勝したカナダ出身のチェロ奏者、ゲイリー・ホフマンと、フ ランスの名手クレール・デゼールという注目の顔ぶれです。 ゲイリー・ホフマンが演奏しているのは、レナード・ローズが所有していた名器ニコラ・アマティ。ソナタ第1番の冒頭から、その情熱、暗さ、強さ、やわらかさ、 すべてを兼ね備えたチェロの音色に引き込まれます。第2番、第1楽章の秘めたる情熱が燃えあがるような冒頭も、二人の息もぴたりと合っています。そ の後も重厚感と抑制感を保ちながら熱い音楽作りで展開していくさまはベテランならでは。 ピアノのクレール・デゼールは、14歳でパリ国立音楽院に入学し、室内楽およびピアノクラスにて一等賞を獲得、修士課程修了後チャイコフスキー音楽 院に留学し研鑽を積んだ、フランスの名ピアニスト。とりわけ室内楽での活躍がめざましく、アンヌ・ガスティネル(チェロ)、エマニュエル・シュトロッセ (ピアノ)、テディ・パパヴラミ(ヴァイオリン)ら名だたる名手からの信頼も厚い、貴重な存在です。「軽快かつ情熱的、そして猫のようなしなやかさをもっ た個性的な音」とフランスで絶賛されるその音で、ホフマンの奏でるニコラ・アマティと見事な調和を見せています。 (Ki)
LDV-43
「ある旅人のアルバム」
グレインジャー:イギリス民俗音楽編曲集(抜粋)〔第19番 岸辺のモリー/第18番 騎士と羊飼いの娘〕
ブラームス(ノアック編):ドイツ民謡集 WoO 33より*〔第30番「私の思いのすべては」(生き生きと、そして心を込めて)、第31番「あそこの牧場に一軒の家が建っている」(愛らしく、そして生き生きと)、第7番「グンヒルデ」(穏やかなテンポで、そして共感して語るように)、第34番「どうやって門から入ろうか?」(生き生きと)〕
ラフマニノフ(ノアック編):≪3つのロシアの歌≫op.41から第3番*
コミタス:アルメニア舞曲集より第2番エランギ、第5番シュシキ
グリーグ:スレッター(ノルウェーの農民舞曲)op.72より〔第14番「ヴォッセヴァンゲンのトロルの婚礼行列」、第6番「ガンガル」、第4番「妖精の丘のハリング」〕
ラドミロー(ノアック編):トレギエの風笛の旋律にもとづく5つの変奏曲〔輪舞、舞踏会、パスピエ、舞踏会、舞踏会〕*
シューベルト:ワルツ集 D145(1-12番)
ヤナーチェク(ノアック編):ラシュスコ舞曲集(抜粋)*〔第2番祝福の踊り、第5番チェラデンスキー〕
ホアキン・ニン:「イベリア舞曲」(セビリアでの五月の一夜)
シマノフスキ:「4つのポーランド舞曲」よりマズルカ、クラコヴィアク、オベレク
マルトゥッチ(ノアック編):「タランテッラ」op.44から第6番*
フローリアン・ノアック(P)

録音:2017年12月21-23日、リエージュ・フィルハーモニー・ホール
*=世界初録音
日本語帯・解説付
1990年生まれのノアックによる、「音楽の旅」と題したアルバムの登場。さまざまな民俗音楽からインスピレーションを得た作曲家たちの作品に魅か れるというノアック。ここでは、民俗音楽の精神をもっとも「真正に」表現していると自身が考える作品を集めてプログラミングを行いました。いくつかは ノアック自身による編曲ですが、これがまた驚きの超絶技巧。しかし技巧にはおぼれず、あくまでも作品の真髄が響いてきます。 ノアック自身がピアノ独奏用に編曲したブラームスのドイツ民謡集(抜粋)は、同じ音楽が繰り返されながら歌詞のみがつど変化するリフレインの箇所で、 装飾音が変化するよう編曲されています。バラライカを模倣するオーケストラ・パートと声楽パートから成るラフマニノフの作品の編曲もドラマティックで 聴きごたえ十分。フォーレの弟子ラドミローの作品は、オーケストラ版とピアノ連弾版が残されていますが、ノアックはオーケストラ版から編曲。豊かな色 彩感が魅力です。プログラムの最後をかざる、「アルメニアのバルトーク」とも称されるコミタス作品も、東洋的でどこかノスタルジックな魅惑の世界となっ ています。ノアックの技巧の確かさと、表現の幅広さに驚き、それぞれの作品の豊かな個性に聴き入るアルバムです。
フローリアン・ノアックは1990年ブリュッセル生まれ。12歳でエリーザベト王妃音楽大学の天才児養成コースの受講生に選ばれ、井筒ゆかに師事。 その後、ケルン音楽大学ではソリア出身のピアニスト・作曲家のヴァシリー・ロバノフ、バーゼル音楽大学ではクラウディオ・マルティネス・メーナーのも とで学んでいます。早くからロマン派と後期ロマン派の知られざるレパートリーの紹介に情熱を傾け、彼の演奏会プログラムには、しばしば、リャプノフ。 アルカン、メトネル、ドホナーニといった作曲家たちの名が並んでいる。すぐれた編曲家でもあるノアックは、ベレゾフスキー、バシキーロフ、カツァリス をはじめとする演奏家たちに、編曲作品を提供しています。 (Ki)

LDV-100(7CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集
第2番ニ長調K.155/第3番ト長調K.156
第4番ハ長調K.157/第5番ヘ長調K.158第6番変ロ長調K.159/第7番変ホ長調K.160
第8番K.168/第9番K.169
第10番K.170/第11番K.171
第12番K.172/第13番K.173
第14番K.387/第15番K.421
第16番K.428/第17番K.458「狩り」
第18番K.464/第19番K.465「不協和音」
第20番K.499/第21番K.575/第22番
第23番ヘ長調K.590「プロシャ王第3番」
第3番K.80
ターリヒQ

録音:1993年、1992年、1984年、1985年、1983年、1992年、1984年
1964年にチェコで結成されて以来、世界中で揺るぎない人気を集めてきた名門団体ターリヒ四重奏団。今回、彼らがこれまで行ってきたモーツァルト弦楽四重奏の録音(以前Calliopeよりリリース)をまとめ、新たに弦楽四重奏曲全集としてお手頃価格で発売いたします!力みすぎず、すっきりとした独特の演奏で多くのファンを惹きつけてやまないターリヒ四重奏団の名演が1つに詰まった豪華盤。ファンの方にはもちろん、ターリヒ四重奏団をこれから聴こうとしている方にもおすすめの商品です! (Ki)
LDV-107(2CD)
アモワイヤル/リスト:ピアノ曲集
バラード第2番ロ短調、
詩的で宗教的な調べ(全曲)、
愛の夢-3つの夜想曲、ロマンス
忘れられたロマンス
パスカル・アモワイヤル(P)

録音:2007年5月
Callipeレーベルで評価の高かった、シフラの直系、パスカル・アモワイヤルによるリスト作品集が再登場。ふくよかで粒立ちのよい音色に魅了されます。 (Ki)
LDV-109(3CD)
モーツァルト弦楽五重奏曲全集
[CD1]第1番 変ロ長調 K.174
 第2番 ハ短調K.406
[CD2]第3番 ハ長調 K.515 
 第4番 ト短調 K.516
[CD3]第5番 ニ長調 K.593 
 第6番 変ホ長調 K.614
ターリヒQ、カレル・レハク(第Va)

録音:[CD1][CD2]1990、1993年、ノートルダム・ドゥ・リバン教会(パリ)、
[CD3]1995年、ティボール・ヴァルガ・ホール(シオン、スイス)
癖のない爽やかな演奏で、1964年の結成以来多くの聴衆を魅了してきたターリヒ四重奏団。これまでにCalliopeレーベルよりリリースした弦楽五重 奏曲をまとめたボックスがお買い得価格で登場しました!「これほど完璧な演奏での全集はありえない」とディアパソンで絶賛された名盤「弦楽五重奏 曲全集(旧品番CAL 3231)」から、クラリネット五重奏曲を除く全ての弦楽五重奏曲が収録されています。前回のモーツァルト四重奏曲全集(LDV-100)に引き続き、一度は廃盤となってしまい入手困難な状態になっていた名盤を再リリースした、ファンの方にとっては嬉しいボックスです。力まず、自 然な表現で魅せるターリヒ四重奏団&カレル・レハクの演奏は他の演奏団体とは違う独特の魅力にあふれたもの。ファンの方はもちろんのこと、これを機 会にターリヒ四重奏団を聴いてみようという方にもおすすめのボックスです。 (Ki)
LDV-112(3CD)
管楽合奏のセレナードとディヴェルティメント集
[CD1] レナード第11番ホ長調K.375(2)第12番ハ短調K388(384a)「ナハトムジーク」
[CD2] セレナード第10番変ロ長調「グラン・パルティータ」K.361
[CD3] ザルツブルク・ディヴェルティメント集
第8番ヘ長調KV.213 
第9番変ロ長調KV.240 
第12番変ホ長調KV.252 
第13番ヘ長調KV.253 
第14番変ロ長調KV.270
12の二重奏曲ハ長調K.487(496a)
アンサンブル・フィリドール(ピリオド楽器使用)
録音:[CD1][CD3]2000-2003年、サン=マルセル教会(パリ)、
[CD2]2001年、オルレアン(フランス)
1992年に創立されたフランスの名門ピリオド管楽器アンサンブル団体、アンサンブル・フィリドールによるモーツァルトの管楽合奏曲集。以前 Calliopeレーベルよりリリースしたボックス(旧品番:CAL 3317)がさらにお買い得価格になって再発売されました。廃盤となり、現在は入手困難となっ てしまっていた名盤だけに、ファンの方にとっては待望のボックスといえましょう!アンサンブル・フィリドールの演奏はもちろんのこと、その収録内容も豪 華!セレナードやディヴェルティメントを集めたボックスとあって、モーツァルトの娯楽的精神がふんだんに盛り込まれた珠玉の作品を多く収録しています。 アンサンブル・フィリドールの持ち味とも言える素朴で温かい音色は耳に心地よく、溌溂とした明るい演奏が心に清々しく響きます。 (Ki)
LDV-115(3CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集
ホ長調 (1823)
第2番 イ短調 op.13(1827)
第1番 変ホ長調 op.12(1829)
第4番 ホ短調 op.44-2(1837)
第5番 変ホ長調 op.44-3(1838)
第3番 ニ長調 op.44-1(1838)
第6番 へ短調 op.80(1847)
弦楽四重奏のための4つの小品op.81(1827-1847)
ターリヒSQ
〔ヤン・ターリヒJr.(Vn)、
ペトル・マセチェク(2ndVn)、
ウラディーミル・ブカチュ(Va)、
ペーテル・プラウゼ(Vc)〕

録音:2000, 2001, 2003年
ーリヒ弦楽四重奏団のメンデルゾーン弦楽四重奏曲全集が、お買得価格で登場。弦の甘い空気がたっぷりと含まれた良い録音で、メンデルスゾーンの 甘美かつ天才のきらめきに満ちたこれらの弦楽四重奏曲の世界を見事に表現しています。なお、約10年前のレコーディングで、第2ヴァイオリン奏者が 現メンバーとは異なりますが、他は現在活動中のターリヒ弦楽四重奏団のメンバーとなっています。 (Ki)
LDV-118(3CD)
バッハ:オルガン作品集(協奏曲、トリオ・ソナタ、オルガンと管弦楽のための作品)
協奏曲 ニ短調 BWV 1052a
ソナタ(トリオ・ソナタ)第3番 ニ短調 BWV 527
協奏曲 ハ長調
ソナタ(トリオ・ソナタ)第2番 ハ短調 BWV 526
シンフォニア.ニ長調 (カンタータ「われら汝に感謝す、神よ、われら汝に感謝す」BWV 29より第1曲)
協奏曲 二短調 BWV 1059a (カンタータBWV 35より)
ソナタ(トリオ・ソナタ)第4番 ホ短調 BWV 528
協奏曲 ト長調 BWV 592(ヨーハン・エルンスト公子自作のヴァイオリン協奏曲の編曲)
ソナタ(トリオ・ソナタ)第5番 ハ長調 BWV 529
協奏曲 イ短調 BWV 593(ヴィヴァルディの調和の霊感第8番の編曲)
協奏曲 ニ短調 BWV 596(ヴィヴァルディの「調和の霊感」op.3-11の編曲)
ソナタ(トリオ・ソナタ) ト長調 BWV 530
協奏曲 ニ長調 BWV 1053a
協奏曲 ハ長調 BWV 595 (ヨーハン・エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲)
ソナタ(トリオ・ソナタ)第1番 変ホ長調 BWV 525
アンドレ・イゾワール(Org)
マルタン・ジェステル(指)
ル・パルルマン・ドゥ・ムジーク

録音:1979, 1988, 1993年
アンドレ・イゾワールがCalliopeレーベルにのこした録音から、バッハを選りすぐってお買得ボックス化。イゾワールは1935年ザン=ディズィエ生まれ。 セザール・フランク音楽院でオルガンをエドゥアール・スーベルビエルに、ピアノをジェルメーヌ・ムニエに学んだ。オランダ・ハーレムのコンクールでは、 1966, 67, 68年と3年連続で一位に輝き、「チャレンジ賞」受賞。サン・ジェルマン・デ・プレ教会の名誉オルガニスト。今や世界的なオルガンの巨匠 の一人です。彼によるバッハは、人を威圧するような緊張感はなく、聴いていて包み込まれるような心地よいもの。巨匠の風格漂うバッハの名演の数々を お楽しみいただきたいボックスです。 「教会に入って、暗がりの中できらきらと輝く金属製のパイプを見て、たったひとりの人間がこれらすべてを鳴らしているところを想像すれば、おそろく、 誰もがその人間になりたいと思うに違いない。オルガンは人を虜にする楽器ということを認めざるを得ないだろう。」(アンドレ・イゾワール)

LDV-121(7CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集(全曲) ターリヒSQ
【ペーテル・メッシェレウル(Vn)、
ヤン・クヴァピル(Vn)、
ヤン・ターリヒ(Va)、
エヴゼン・ラッタイ(Vc)】

録音:1977-81年
ターリヒ弦楽四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲の録音が、お買得全集ボックスで登場。発売当時、グラモフォン誌から「ターリヒ弦楽四重 奏団のベートーヴェン・ツィクルスは現在入手できる最高のものといえる。洗練された素晴しいアンサンブル、そしてあたたかみのある音色による、高度に 知的な演奏だ」と絶賛されていました。若きベートーヴェンの意欲に満ちた初期作品から、傑作ぞろいの後期作品まで、指揮者ヴァーツラフ・ターリヒの甥、 ヤン・ターリヒによって1964年に結成されたターリヒSQの神髄をとことん味わえるセットです。 (Ki)
LDV-147(6CD)
フランス・オルガン音楽の至宝
■CD1 (75’ 45”)
(1)フランソワ・クープラン:司教区のためのミサ曲
(2)ジル・ジュリアン:5部の前奏曲/テノール声部のクルムホルン/ディアローグ
(3)ダングルベール:キリエに基づく3つの主題によるクヮルテット
(4)ルイ・クープラン:シャコンヌ.ニ短調/バスク風ブランル/幻想曲/パッサカリア
■CD2 (74’ 21”)
(1)フランソワ・クープラン:修道院のためのミサ曲
(2)ジャン・ティトルーズ:来たれ創り主なる聖霊/パンジェ・リングヮ/アヴェ・マリス・ステラ/天よ喜び歌え
■CD3 (75’ 29”)
(1)ニコラ・ド・グリニー:ミサ曲
(2)ニコラ・ルベーグ:エレヴェーション/サンフォニー
■CD4 (53’ 19”)
ニコラ・ド・グリニー:賛歌
■CD5 (75’ 36”)
(1)ジャン=アダム・ギラン:第一旋法による組曲/第四旋法による組曲/第二旋法による組曲/第三旋法による組曲
(2)ルイ・マルシャン:プラン・ジュ/フーガ/トランペット管のバス/四重奏/フォン・ドルグ/グラン・ディアローグ
■CD6 (77’ 20”)
(1)クレランボー:第一旋法による組曲/第二旋法による組曲
(2)ガスパール・コレット:人声によるディアローグ/2つの合唱のためのディアローグ
(3)ピエール・デュマージュ:オルガン曲集第1巻
(4)ジャン=フランソワ・ダンドリュー:第一旋法によるプラン・ジュ/アヴェ・マリス・ステラによるフーガ/トランペット管のバスとソプラノ/ミュゼット/オッフェルトリウム/狩のホルンによるデュオ
アンドレ・イゾワール(Org)

■CD1
サンジェルマン・デ・プレ教会、ヘルパー=エルマン・オルガン(1)(2)(3)、アンジェ、ボン・パストゥール教会、ジャン=ジョルジュ・ケーニグ・オルガン(4)
■CD2
サール=ユニオン、サン=ジョルジュ・ド・ブケノム、ジャン=ジョルジュ・ケーニグ・オルガン

■CD3
ポワチエ、サンピエール教会、フランソワ=アンリ=クリコ・オルガン

■CD4
サン=マクシマン=ラ=サント=ボーム、ジャン=エスプリ=イスナール・オルガン

■CD5
サンジャック・サンクリストフ・ウーダン、ルイ=アレクサンドル・クリコ・オルガン(1)、サン=マクシマン=ラ=サント=ボーム、ジャン=エスプリ=イスナール・オルガン(2)

■CD6
(シャトー・ド・フォンテンブロー、フランソワ=アンリ=クリコ・オルガン(1)(2)、
パリ、サン=セヴラン教会、アルフレッド・ケルン・オルガン(3)(4)

録音:1972 - 1976年
※日本語解説書付
かつてカリオペ・レーベルからリリースされていたイゾワールの名盤が、装いも新たに再刊されました。1972年から76年にかけて録音され、数々の 賞に輝いた大規模なアンソロジーで、フランスのオルガン音楽の歴史が俯瞰できます。今回、そのなかから17・8世紀フランス・オルガン音楽の黄金時 代部分のLP20枚分をBOX化。CD1以外は初CD化。
フランスのオルガン音楽が、他国のものと明確な違いを見せるようになるのは17世紀初頭のこと。グレゴリオ聖歌との強い結びつきのもと、カトリック 教会のために発展する一方、こうしたレパートリー向きの楽器が制作され、色彩優位の酔いしれるような音色を誇りました。それはルイ13、14世治世 下で、その時期に作られた逸品が、フランス各地の名オルガンで味わえます。イゾワールの洒脱な演奏も魅力で、オルガンに興味のある方々必携。日本語 解説付なのも嬉しい限りです。 (Ki)





LDV-153(15CD)
J.S.バッハ:オルガン作品録音集大成
■CD.1
「前奏曲とフーガ.ハ長調」BWV.531
「ああ主よ、哀れなる罪人われを」BWV.742
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」WV.715
「心より慕いまつるイエスよ、汝いかなる罪を犯し」BWV.1093
「神を讃えまつれ、汝らキリストの徒よ、こぞりて」BWV.732
「おお、イエスよ、いかに汝の姿は」BWV.1094
「ファンタジーとフーガ.イ短調」BWV.561
「天にましますわれらの父よ」BWV.737
「天にましますわれらの父よ」BWV.762
「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV.726
「キリストは死の縄目につながれたり」BWV.718
「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」BWV.722
「わがいとしの神に」BWV.744b
プレリュード.ト長調.BWV.568
フーガ.ト長調.BWV.576
「光にして日なるキリスト」BWV.1096
「おお主なる神よ、汝の聖なる御言葉は」BWV.1110
「輝く曙の明星のいと美わしきかな」BWV.739
「ペダル練習曲」BWV.598
「プレリュード.イ短調」BWV.569
「神の子は来たりたまえり」BWV.724
フーガ.ハ長調BWV.Anh..90
■CD.2 (63’44)
フーガ.ト長調.BWV.577
「主なる神よ、われを憐れみたまえ」BWV.721
「われらキリストの徒」BWV.1090
「甘き喜びに包まれ」BWV.729
フーガ.ハ短調.BWV.575
「わがいとしの神に」BWV.744a
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV.717
「イエスよ、わが喜び」BWV.1105
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV.711
プレリュードとフーガ.ハ長調.BWV.549
「高き天よりわれは来たり」BWV.738
フーガ.ト短調BWV.131a
「甘き喜びに包まれ」BWV.751
「ああ神よ、天よりみそなわし」BWV.741
プレリュードとフーガ.イ短調.BWV.551
「キリストよ、汝真昼の光」BWV.766(コラール・パルティータより)
プレリュードとフーガ.ホ(ハ)長調.BWV.566
■CD.3 (65’47)
ファンタジーとフーガ.イ短調.BWV.904
パストラーレ.ヘ長調」F-Du.BWV.590
「パルティータ.おお神よ、汝義なる神よ」BWV.767
「おお、神の子羊、罪なくして」BWV.1085a
「おお、神の子羊、罪なくして」BWV.1085b
「いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ」BWV.734
「パルティータ.ああ、罪人なるわれ、何をなすべきか」BWV.770
「われ汝に別れを告げん」BWV.735
「古き年は過ぎ去りぬ」BWV.1091
プレリュードとフーガ.ト長調.BWV.550
■CD.4 (65’13)
プレリュードとフーガ.イ短調.BWV.543
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV.716
「幼子イエスはわが慰め」BWV.702
「ファンタジー.ト長調」G-Dur.BWV572
「わがことを神にゆだね」BWV.708
「わがことを神にゆだね」BWV.707a.&.707b
「われらが神は堅き砦」BWV.720
・フーガ.ロ短調(コレッリの主題による)BWV.579
「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV.731
「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV.730
フーガ.ハ短調(レグレンツィの主題による)ハ長調.BWV.574
われらに救いを賜うキリストはBWV.747
アラ・ブレーヴェ.ニ長調.BWV.589
プレリュードとフーガ.ホ短調.BWV.533
マニフィカトBWV.733
■CD.5 (65’54)
プレリュードとフーガ.ニ長調.BWV.532
「キリストは死の縄目につながれたり」BWV695
「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV.706a
「キリストを.われらさやけく頌め讃うべし」BWV.696
プレリュードとフーガ.ヘ短調.BWV.534
「神の子は来たりたまえり」BWV.703
「われはいずこにか逃れゆくべき」BWV.694
「われら皆一なる神を信ず」BWV.765
プレリュードとフーガ.ト短調.BWV.535
「主キリスト、神の独り子」BWV698
ファンタジー(とフーガ).ハ短調.BWV.562
「いざ来ませ、異邦人の救い主」に基づくフゲッタBWV.699
「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」に基づくフゲッタBWV.697
「ああ、主なる神よ」BWV.714
「イエスよ、わが喜び」に基づくファンタジアBWV.713
「主キリスト、神のひとり子」BWV.Anh..55
ファンタジーとフーガ.ハ短調.BWV.537
■CD.6 .(67’07)
トッカータとフーガ.ニ短調.BWV.565
トッカータ、アダージョとフーガ.ハ長調.BWV.564
トッカータとフーガ.ニ短調(ドリア調).BWV.538
アリア.ヘ長調.BWV.587
ファンタジーとフーガ.イ短調.BWV.542
トッカータ(プレリュード)とフーガ.ヘ長調.BWV.540
■CD.7 .(64’22)
協奏曲.イ短調(ヴィヴァルディの「調和の霊感」第8番の編曲).BWV.593
「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV.754
協奏曲.ハ長調(ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲ニ長調.op.7-11の編曲)BWV.594
フーガ.ト短調.BWV.578
協奏曲.ニ短調(ヴィヴァルディの「調和の霊感」第11番の編曲)BWV.596
プレリュードと模倣曲.ロ短調.BWV.563
協奏曲.ト長調(エルンスト公子自作のヴァイオリン協奏曲の編曲)BWV.592
カンツォーナ.ニ短調.BWV.588
協奏曲.ハ長調(エルンスト公子自作のヴァイオリン協奏曲の編曲)BWV.595
■CD.8 .(67’34)
パッサカリアとフーガ.ハ短調.BWV.582
「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV.709
「全能の神に賛美あれ」BWV.704
「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV.690
「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV.691
「アダムの堕落によりてことごとく腐れたり」BWV.705
パルティータ《喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ》BWV.768
「高き天よりわれは来たれり」BWV.701
トリオ.ト短調.BWV.584
「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」BWV.645
「われはいずこにか逃れゆくべき」BWV.646
「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV.647
「わがこころは主をあがめ」BWV.648
「ああ、われらとともに留まりたまえ、主イエス・キリストよ」BWV.649
「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」BWV.650
■CD.9 .(78’36)
オルガン小曲集.BWV.599.-.644
「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV.599
「神よ、汝の慈しみによりて」BWV.600
「主キリスト、神の独り子」BWV.601
「全能の神に賛美あれ」BWV.602
「みどり児ベツレヘムに生まれたまいぬ「WV.603
「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」BWV.604
「かくも喜びに満てるこの日」BWV.605
「高き天より、われは来たれり」BWV.606
「天より御使いの軍勢来たり」BWV.607
「甘き喜びに包まれ」BWV.608
「神を讃えまつれ、汝らキリストの徒よ、こぞりて」BWV.609
「イエスよ、わが喜び」BWV.610
「キリストを.われら.さやけく頌め讃うべし」BWV.611
「われらキリストの徒」BWV.612
「われとともに神の慈しみを讃えよ」BWV.613
「古き年は過ぎ去りぬ」BWV.614
「汝にこそ喜びあり」BWV.615
「平安と歓喜もて.われはいく」BWV.616
「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」BWV.617
「おお、神の子羊、罪なくして」BWV.618
「キリスト、汝.神の子羊」BWV.619
「われらに救いを賜うキリストは」BWV.620
「イエス十字架につけられたまいし時」BWV.621
「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」BWV.622
「主イエス・キリストよ、われら汝に感謝す」BWV.623
「神よ、われを助けて成させたまえ」BWV.624
「キリストは死の縄目につながれたり」BWV.625
「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV.626
「キリストは甦りたまえり」BWV.627
「聖なるキリストは甦りたまえり」BWV.628
「栄光の日は現れたり」BWV.629
「今日.神の子は勝利の凱旋をなしたもう」BWV.630
「来ませ、造り主なる聖霊の神よ」BWV.631
「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV.632
「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV.633
「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV.634
「これぞ聖なる十戒」BWV.635
「天にましますわれらの父よ」BWV.636
「アダムの堕落によりて.ことごとく腐れたり」BWV.637
「われらに救いの来たれるは」BWV.638
「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV.639
「われは汝に依り頼む、主よ」BWV.640
「われら悩みの極みにありて」BWV.641
「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV.642
「人みな死すべきさだめ」BWV.643
「ああいかにむなしき、いかにはかなき」BWV.644
■CD.10 .(70’04)
プレリュードとフーガ.ホ短調BWV.548
プレリュードとフーガ.ト長調BWV.541
プレリュードとフーガ.ロ短調BWV.544
プレリュードとフーガ.ハ長調BWV.545
トリオ.ニ短調.BWV.583
プレリュードとフーガ.ハ長調.BWV.547
■CD.11 .(70’40)
トリオ・ソナタ.第1番.変ホ長調.BWV.525
トリオ・ソナタ.第2番.ハ短調.BWV.526
トリオ・ソナタ.第3番.ニ短調.BWV.527
トリオ・ソナタ.第4番.ホ短調.BWV.528
トリオ・ソナタ.第5番.ハ長調.BWV.529
■CD12 .(70’51)
トリオ・ソナタ.第6番ト長調.BWV.530
プレリュードとフーガ.イ長調.BWV.536
「われ汝に別れを告げん」BWV.736
「心よりわれこがれ望む」BWV.727
「バビロンの流れのほとりに」BWV.653b
《5つの小さなプレリュード》よりプレリュード.ハ長調.BWV.943
「わが硬き望みなるイエスは」BWV.728
プレリュードとフーガ.ハ短調.BWV.546(*)
オブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダガンバのためのソナタ.第1番ト
長調.BWV.1027(*)
プレリュードとフーガ.ニ短調.BWV.539(*)
■CD.13 .(65’34)
プレリュード.変ホ長調.BWV.552a
「キリエ(主)、とこしえの父なる神よ」BWV.669
「キリストよ、世の人すべての慰め」BWV.670
「キリエ、聖霊なる神よ」BWV.671
「キリエ、とこしえの父なる神よ」BWV.672
「キリストよ、世の人すべての慰め」BWV.673
「キリエ、聖霊なる神よ」BWV.674
「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」BWV.675
「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」BWV.676
「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」BWV.677
「これぞ聖なる十戒」BWV.678
「これぞ聖なる十戒」BWV.679
「われら皆一なる神を信ず」BWV.680
「われら皆一なる神を信ず」BWV.681
「天にましますわれらの父よ」BWV.682
「天にまします我らの父よ」BWV.683
「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来れり」BWV.684
「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来れり」BWV.685
「深き淵より、われ汝に呼ばわる」BWV.686
■CD.14 .(66’17)
「深き淵より、われ汝に呼ばわる」BWV.687
「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV.688
「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV.689
《4つのデュエット》第1曲.ホ短調.BWV.802
《4つのデュエット》第2曲.ヘ長調.BWV.803
《4つのデュエット》第3曲.ト長調.BWV.804
《4つのデュエット》第4曲.イ短調.BWV.805
フーガ.変ホ長調.BWV.552b
カノン風変奏曲《高き御空よりわれは来たり》BWV.769
「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV.659
「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV.660
「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV.661
「バビロンの流れのほとりに」BWV.653a
「おお、神の子羊、罪なくして」BWV.656
■CD.15 .(75’18)
「来ませ、聖霊、主なる神」BWV.651
「来ませ、聖霊、主なる神」BWV.652
「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV.655
「来ませ、造り主なる聖霊の神よ」BWV.667
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV.662
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV.663
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV.664
「装いせよ、おお、魂よ」BWV.654
「いざや.もろびと.神に感謝せよ」BWV.657
「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV.665
「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV.666
「われは神より離れまじ」BWV.658
「《汝の御座の前に.われはいま進み出で》」BWV.668
「音楽の捧げもの」より6声のリチェルカーレ(*)
全て、アンドレ・イゾワール(Org)



■CD.1 (65’21)
 録音:1991年
 使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、サン=シプリアン教会)
■CD.2 (63’44)
 録音:1990年
 使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、サン=シプリアン教会)
■CD.3 (65’47)
 録音:1991年
 使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、フェール=アン=タルドノワ(フランス)
■CD.4 (65’13)
 録音:1989年
 使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、サン=シプリアン教会)
■CD.5 (65’54)
 録音:1975年
 使用オルガン:ユルゲン・アーレント(アウリッヒ、ランベルティ教会(ドイツ))
■CD.6 .(67’07)
 録音:1988年 使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン
■CD.7 .(64’22)
 録音:1988年
 使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、サン=シプリアン教会)
■CD.8 .(67’34)
 録音:1988年 使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン
■CD.9 .(78’36)
 録音:1977年
 使用オルガン:ユルゲン・アーレント、フランクフルト、カンターテ・ドミノ教会
■CD.10 .(70’04)
 録音:1976年
 使用オルガン:ユルゲン・アーレント、アウリッヒ、ランベルティ教会(ドイツ)
■CD.11 .(70’40)
 録音:1979年
 使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、Esch-sur-Alzette(ルクセンブルク)
■CD12 .(70’51)
 録音:1976(*) 使用オルガン:ユルゲン・アーレント、アウリッヒ、ランベル
ティ教.会(ドイツ)
 録音:1979年 使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、Esch-sur-Alzette(ルクセンブルク)
■CD.13 .(65’34)
 録音:1990年 使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン
■CD.14 .(66’17)
 録音:1990年
 使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、フェール=アン=タルドノ
ワ(フランス)
■CD.15 .(75’18)
 録音:1988年(*) 使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、フェー
ル=アン=タルドノワ(フランス)
 録音:1990年 使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン
イゾワールによるCALLIOPE時代のバッハ作品集大成が、LA DOLCE VOLTAから再発売のはこびとなりました。イゾワールは、フランス生まれ。セ ザール・フランク音楽学校にてオルガンをエドゥアール・スーベルビエルに、ピアノをジェルメーヌ・ムニエに師事しました。1965年にセント・アルバン ス国際オルガン・コンクール(イギリス)で第1位、1966、67、68年には3年連続でハーレム国際オルガン・コンクールで優勝(オランダ)。録音は 約60にのぼり、フランス共和国大統領賞も獲得しています。パリのサン=ジェルマン・デ・プレ教会の名誉オルガニストであります。イゾワールの素晴ら しい演奏は、オルガン・ビルディングに対する深い知識にも支えられており、演奏技術のみならずストップ操作も常に抜群のセンスが光っています。1976 年から1991年にかけて行われたこのバッハ:オルガン作品集大成も、世界中で高く評価されました。ボックスがCALLIOPEレーベルで2009年に発 売され、以降廃盤となっておりましたがこのたび装丁も新たに日本語ライナーノートもついての充実の再発売です。優れた録音、オーセンティックな演奏で、 ぜひお手元にそろえていただきたいボックスセットです。 (Ki)

LDV-170(6CD)
ブラームス:ピアノ独奏曲全集
スケルツォ変ホ短調Op.4
ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調Op.2
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調Op.1
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
シューマンの主題による16の変奏曲 嬰ヘ短調Op.9
ハンガリーの歌による13の変奏曲ニ長調Op.21-2
4つのバラードOp.10
創作主題による変奏曲ニ長調Op.21-1
変奏曲Op.18
ヘンデルの主題による25の変奏曲とフーガ変ロ長調Op.24
パガニーニの主題による変奏曲イ短調Op.35
16のワルツOp.39/ハンガリー舞曲集
8つの小品Op.76/2つのラプソディOp.79
7つの幻想曲Op.116/3つの間奏曲Op.117
6つの小品Op.118/4つの小品Op.119
ジョフロワ・クトー(P)

録音:2015年4月19-24日(CD1&2)、7月5-11日(CD3&4)、8月3-8日(CD5&6), グラディニャン、四季劇場

日本語解説付
2005年ブラームス国際コンクールで優勝したジョフロワ・クトーによる、ブラームスのピアノ独奏作品全集。13歳の時に「6つの小品 作品118」 を弾いたのがブラームスとの最初の出会いであったというクトーは、パリ国立高等音楽院への入試もブラームス「7つの幻想曲 作品116」を演奏し難 なく入学、その後ブラームス国際コンクールで優勝し、最初に録音した作曲家もブラームスという生粋のブラームス弾き。作曲家への深い理解を育むのは、 「情熱と時間」であると語るクトー。本全集は、長年に渡りブラームスの音楽を演奏・探求し、自問を繰り返しながら、この音楽と共に歩んできたクトー が満を持して録音した、壮大なプロジェクト。 (Ki)


LDV-179(13CD)
日本語帯・解説付

シューマン:ピアノ独奏曲全集
■CD1〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
パピヨン op.2
ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 op.11 - クララ・ヴィーク嬢に捧ぐ
パガニーニのカプリースによる6つの練習曲 op.3
■CD2
謝肉祭 op.9〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
クララ・ヴィークの主題による即興曲 op.5〈初稿、使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
ウィーンの謝肉祭の道化 op.26〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD3
アベッグ変奏曲 op.1〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
ダヴィッド同盟舞曲集 op.6〈第2稿、使用楽譜:G.Henle Verlag〉
4つのピアノ曲 op.32〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
4つの行進曲 op.76〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD4 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
アレグロ ロ短調(1853)
ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 op.14(1853)
補遺:スケルツォI(1866)/花の曲 op.19
フゲッタ形式による7つの小品 op.126
■CD5
子供の情景〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
クライスレリアーナ〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
主題と変奏 変ホ長調-最後の楽想による幻覚の変奏曲(Anh. F39) 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
トッカータ op.7〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
■CD6 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
交響的練習曲 op.13(1837年稿)
森の情景 op.82
交響的練習曲 op.13(補遺)〔主題-アンダンテ/第1〜5変奏〕
■CD7 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
幻想曲 op.17/夜曲集 op.23
暁の歌 op.133/3つの幻想的小品 op.111
■CD8〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものためのアルバム op.68
■CD9
6つの間奏曲 op.4〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
アラベスケ op.18〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
幻想小曲集 op.12〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものためのアルバム op.68(補遺)〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD10
ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 op.22〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
プレスト・パッショナート(ピアノ・ソナタ第2番のオリジナル・フィナーレ)〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
パガニーニのカプリースによる6つの演奏会用練習曲 op.10〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものための3つのピアノ・ソナタ op.118の2-娘エリーゼの思い出〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD11
ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲(Anh.F25)〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
フモレスケop.20〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものための3つのピアノ・ソナタ op.118の1 - 娘ユーリエの思い出〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものための3つのピアノ・ソナタ op.118の3-娘マリーの思い出〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD12 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
3つのロマンス op.28
ノヴェレッテ op.21
■CD13 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
アルバムの綴り op.124
色とりどりの小品 op.99/4つのフーガ op.72
ダナ・チョカルリエ(P)

録音:2012年3月7日,10月23-24日/2013年3月12-13日, 10月15日/2014年5月13-14日、12月9-10日/2015年6月9日,11月18-19日/2016年6月8日,10月26日(在仏ルーマニア大使館(パリ)、すべてライヴ録音)
使用楽器:YAMAHA CFX
リパッティ、クララ・ハスキルらの流れをくむルーマニア・ピアノ楽派のダナ・チョカルリエによる、シューマンの全曲録音の登場。チョカルリエは、ルー マニアに生まれ、フランスでドミニク・メルレやプルーデルマッハーに師事。1996年のロベルト・シューマン国際コンクールで第2位を受賞、その後も様々 なコンクールで入賞しています。2017年1月、ヤマハ・アーティスト・サービス・ヨーロッパより “ヤマハ・コンサート・ピアニスト” に任命されました。 チョカルリエは、協奏曲のソリスト、リサイタル奏者、室内楽奏者として定期的に舞台に立っています。またラジオ局フランス・ミュジークとの関係は深く、ジャ ン=ピエール・ デリアンの番組 “音楽家のアトリエ” のために、2002年から2014年までシューマンの 作品を演奏し続けました。 現在、リヨン国立高 等音楽院とパリ・エコール・ノルマル音楽院の教授として後進の 育成にも励んでいます。
「シューマンの音楽を演奏するということは、奏者が自らの声を、疑問を投げかける彼の声に重ねることである〜シューマンにとって腹心のような存在 といえるピアノは、彼自身の心の内奥にある想いを受け止めてくれる楽器であった。“音楽は、誰も私に与えることができないものを、私に授けてくれる。 なぜならピアノは、私が音楽に置換しうるあらゆる高尚な感情を、私のために語ってくれるのだから”(1828年付のシューマンの手紙より)」(ライナーノー ツより)。アンドレ・ブクレシュリエフに「あなたは真のシューマン弾きだ。イヴ・ナット を彷彿させる」と称された、ダナ・チョカルリエによる、5 年が かりのシューマン・プロジェクトがここに結晶しました。
なお、この全曲演奏では、純粋なピアノ曲のみが選曲されています。ペダル・ピアノ(ピアノとオルガンの中間に位置する楽器)のための作品は収録さ れていません。ペダル・ピアノの楽器を用いての録音が難しく(楽器は博物館などにあるけれど)、ドビュッシーらによる素晴らしい編曲もあるけれども、シ ュ ー マンの原曲とは隔たりがある、というチョカルリエの考えによるものです。 (Ki)

LDV-201
2016年カタログ付き
J.S.バッハ:オルガン傑作集
トッカータとフーガ.ニ短調 BWV565
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
トッカータとフーガ.ニ短調 BWV538「ドリア調」
アリア.ヘ長調 BWV587
幻想曲 ト短調 BWV542/1
トリオ.ニ短調 BWV583
フーガ.ト短調 BWV542/2
トッカータフーガ.ヘ長調 BWV540
アンドレ・イゾワール(Org)

※日本語解説付
このディスクにはトッカータとフーガをはじめと するバッハのオルガン傑作集が一枚に収められました。日本語解説付きの当ディスクには2016年の発売予定タイトルも含むLA DOLCE VOLTAカタロ グ付きとなっております。
イゾワールは、フランス生まれ。セザール・フランク音楽学校にてオルガンをエドゥアール・スーベルビエルに、ピアノをジェルメーヌ・ムニエに師事し、 1965年にセント・アルバンス国際オルガン・コンクール(イギリス)で第1位、1966、67、68年には3年連続で、ハーレム国際オルガン・コンクー ルで優勝(オランダ)するなど華やかなコンクール受賞歴を誇ります。イゾワールの素晴らしい演奏は、オルガン・ビルディングに対する深い知識にも支 えられており、演奏技術のみならずストップ操作も常に抜群のセンスが光っています。 (Ki)

LDV-253
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 op.18
第2番 ト長調 op.36*
ターリヒSQ
[ヤン・ターリヒ・ジュニア(Vn1)
ペートル・マツェチェク(Vn2)
ヴラディミール・ブカチュ(Va)
ペートル・プラウセ(Vc)
ミハル・カニュカ(Vc)、
ヨーゼフ・クルソーニュ(Va)]

録音:2006年9月、2007年1月*
ブラームスは弦楽六重奏曲を2曲作曲しました。ここでブラームスは、ハイドン、ベートーヴェン、シューベルトという、彼が敬服していた先達にオマージュ を捧げるだけでなく、ブラームス以前にもあまり取り上げられなかった編成をつかって新しいハーモニーを探求しました。一見控えめで魅惑的なこれら2 曲は、最後のロマン主義へと扉を開いたといえるでしょう。 「ここには完璧に近いものがある。ターリヒの音楽家たちは、ここでもまた、才能豊かに、繊細さと英知あふれる確かな演奏を披露してくれる。」(発売当 時の批評より

LDV-254
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 op.96「アメリカ」
弦楽五重奏曲 変ホ長調 op.97*
ターリヒSQ
[ヤン・ターリヒ・ジュニア(Vn1)
ペートル・マツェチェク(Vn2)
ヴラディミール・ブカチュ(Va)
ペートル・プラウセ(Vc)
イル ジー・ジクムント(Va2))]

録音:2002年1月&2002年4月*
「ターリヒSQは、恒常なる美しさと稀に見る正当な様式感にあふれた演奏を提供する。シンプルさ、柔らかさ、活力を不可侵の表現規定と していたドヴォルザークの精神に忠実に、曲の細部、全体的なライン、リズムの保持などを、驚くべき官能性を見せながら紡ぎだす。ドヴォルザークの作 品の中でも最も複雑で練られた音楽を含む音符が、しなやかで明快な動きや平明なフレーズによって、見事に音となるのである。」(発売当時の批評より)
LDV-255
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
 弦楽四重奏曲第2番 ニ短調
フィビヒ:弦楽四重奏曲イ長調
ターリヒSQ
[ヤン・ターリヒ・ジュニア(Vn1)
ペートル・マツェチェク(Vn2)
ヴラディミール・ブカチュ(Va)
ペートル・プラウセ(Vc)]

録音:2003 年1月&4月
「ターリヒSQの演奏はまったく美しい。常に熱に満ちた濃い表現のなかで、すこぶる厳格な的確さでニュアンスやアクセントづけを行ってい るからだ。細部は見事に簡潔であるが、これが、スメタナの音楽の深い意味や勇壮な様子を捉え、称揚しているのである。ターリヒSQはここで、 幻想的なものとの境界にある、ひとつの精神性を示しているのだ。」(発売当時の批評より)
LDV-256
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第1番「クロイツェル・ソナタ」
  第2番「ないしょの手紙」
シュルホフ:弦楽四重奏曲第1番*
ターリヒSQ
[ヤン・ターリヒ・ジュニア(Vn1)
ペートル・マツェチェク(Vn2)
ヴラディミール・ブカチュ(Va)
ペートル・プラウセ(Vc)]

録音:2004年12月、2005年3月*
ここに、密で集中したリリスムを備えた、精神性をもって取り組んだひとつのヴィジョンがある。ターリヒSQは、千変万化の語法を、やすやすと、 しかも創意をもって聞かせてくれる。」(発売当時の批評より)
LDV-258
ハイドン:十字架上のキリストの最後の七つの言葉 ターリヒSQ
[ペートル・メシエルール(Vn1)
ヴラ ディミール ・ブカ チュ(Vn2)
ヤン・ターリヒ・シニア((Va)
エヴジェン・ラッタイ(Vc)

録音:1995 年
キリストが十字架にかけられる時の最後の七つの言葉を題材にした音楽。たった4つの楽器のために書かれ、4人によって演奏されているはずなのに、 まるで交響曲のような迫力をもったこの作品は、19世紀前半の作曲家たちに、弦楽四重奏というジャンルにおける計り知れない可能性を示しました。 「ターリヒSQの洗練された音響は、長い沈黙を残し、それが、発せられない説教の言葉を物語っている。しかし、ひとつひとつの音符には、ま るで平穏の重みであるかのように、超然とした言葉が含まれているのである。」(発売当時の批評より)
LDV-260
カリヴォダ:弦楽四重奏曲第1番 ホ短調 op.61
第2番 イ長調 op.62
第3番 ト長調 op.90
ターリヒSQ
[ヤン・ターリヒ・ジュニア(Vn1)
ペートル・マツェチェク(Vn2)
ヴラディミール・ブカチュ(Va)
ペートル・プラウセ(Vc)]

録音:2005 年12月
ヤン=ヴァーツラフ・カリヴォダ(1801-1866)の弦楽四重奏曲では、第一ヴァイオリンがより自由で表現豊かになっています。それは彼がモーツァ ルトの後の時代を担う創意あふれる作曲家だったことを示しているといえるでしょう。美しい旋律と熱情的なリズムが曲全体を覆い尽くしています。 「ターリヒSQのユーモアが、モーツァルトの後継というにふさわしい軽く脈打つ音楽に陽気な優美さを添える。これは一流の「発見」だ。」(発 売当時の批評より)
LDV-263
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調 op.57
弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 op.110
ターリヒSQ
[ヤン・ターリヒ・ジュニア(Vn1)
ペートル・マツェチェク(Vn2)
ヴラディミール・ブカチュ(Va)
ペートル・プラウセ(Vc)]
ヤコブ・カスマン(P)

録音:2001年11月
弦楽四重奏曲第8番で、ターリヒSQは我々をブラックホールに取り込んでしまう。そこでは、最終目的地としての総合的な解体が待ってい る。影をまたぐ、なんと魅惑的な跳躍であることか!」(発売当時の批評より)
LDV-278
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 op.130&大フーガ
(大フーガはフィナーレの後に演奏)
ターリヒSQ
[ペートル・メシエルール(Vn1)
ウラ ディミール ・ブカ チュ(Vn2)
ヤン・ターリヒ(Va)
エヴジェン・ラッタイ(Vc)]

録音:1977年6月
録音の場に、ボヘミアの偉大なる伝統を最初に持ち込んだのがターリヒSQである。ベートーヴェンが試みたさまざまな様式に取り組む際 の彼らの鋭い音楽観や、非の打ちどころのない音楽性、生まれながらに持ち合わせた即興へのセンス、そしてとくに、極限までにドラマティックな楽譜の 読みの深さは、いつになってもセンセーショナルだ。」(当時の批評より)※初CD化
LDV-279
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク KV525
アダージョとフーガ.ハ短調 KV 546
ディヴェルティメント.ニ長調 KV136
ディヴェルティメント 変ロ長調 KV137
ディヴェルティメント.ヘ長調 KV138
ターリヒSQ
[ペートル・メシエルール(Vn1)
ウラ ディミール ・ブカ チュ(Vn2)
ヤン・ターリヒ(Va)
エヴジェン・ラッタイ(Vc)]

録音:1977年6月
「ターリヒSQの演奏では、モーツァルトが親しく歌い、笑いかけ、泣き、夢を見、失望や興奮を覚えている。ターリヒで普通は聞くことがで きない、不安や官能性を秘めた演奏は賛嘆に値する。モーツァルトの音楽がここまで適切な完成度に至り、その上陽気で魅力的なのは稀なことだ。全て は光と幸福感で満ちている。一種の恩寵といえるであろう。」(発売当時の批評より)※初CD化
LDV-280
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」
  弦楽四重奏曲第2番 ニ短調
フィビヒ:弦楽四重奏曲イ長調
第4番 ホ短調 op.44-2
第5番 変ホ長調 op.44-3
第3番 ニ長調 op.44-1
ターリヒSQ
ヤン・ターリヒ・ジュニア(Vn1)
ペートル・マツェチェク(Vn2)
ヴラディミール・ブカチュ(Va)
ペートル・プラウセ(Vc)

録音:2000年3月
「ターリヒSQは、聴く人に一瞬の隙をも与えない饒舌な音楽に、見事に集中した演奏を披露している。ここまで素晴らしい力強い解釈に、 目眩のするほどほとばしる音楽に、誰が無関心でいられようか。」(発売当時の批評より)


LDV-300
2017年カタロ付き
ショパン:ポロネーズ第1番〜第5番
幻想ポロネーズOp.61
パスカル・アモワイエル(P)

録音:2015年4月27-30日パリ
2017年LA DOLCE VOLTAレーベルのカタログ付CD。1971年生まれのフランスのピアニスト、パスカル・アモワイヤルによるショパンのポロネーズ集。アモワイヤルはシフラとベルマンに師事。リスト弾きで ありながらショパンの作品も度々演奏した2人の師からアモワイヤルは、シフラからは音楽の本質をベルマンからは音色を学んだと語っています。シフラ譲 りの高度なテクニックに、繊細な叙情を兼ね備えた感性で聴かせてくれます。幼い頃からショパンのセンスティヴさに惹かれていたというアモワイヤルが今 回選んだ作品は、初期の作品を除いた大ポロネーズと幻想ポロネーズ。大ポロネーズはショパンがパリに渡ってから書かれた作品で、これらのポロネーズ をアモワイヤルは故郷を去らなければならなかったショパンの自由に対する音楽による抗議と捉え、ショパンの行き場のない絶望を表現しています。 ア モワイヤルはこの録音に際して以下のように述べています;「華麗さと抒情性、舞踏と物語という両面性を宿すポロネーズは、その音楽的エキゾチズムを いつまでも放ち続けることだろう…。」 (Ki)
LDV-301
2018年カタログ付
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻) フィリップ・ビアンコーニ(P /ヤマハ)

録音:2012 年 2月(パリ)
絶頂期のヘルマン・プライとの数々の名演でも名高い名手、フィリップ・ビアンコーニによる香り高いドビュッシー前奏曲集全曲(LDV 07)が、2018 年のレーベル・カタログ付きで再登場。ビアンコーニは、1960年ニース生まれ。ギャビー・カサドシュ、シモーヌ・デルベール=フェリヴェ( マルグリット・ ロンとロベール・カサドシュの弟子) に学びました。第7回ヴァン・クライバーン国際コンクールで銀メダルを受賞しています。1980年代には20代とい う若さで絶頂期のヘルマン・プライとも多数共演。また、ランパル、シュタルケル、ゲイリー・ホフマン、ガルネリ弦楽四重奏団、ターリヒ弦楽四重奏団 などとの名演を展開したヴェテランです。
「野を渡る風」の、まさに吹き抜ける風を思わせる絶妙なテンポと音色、「音と香りは夕べの大気の中に漂う」で魅せる詩的な世界、センスあふれる「花 火」など、一曲一曲がフランスのエスプリをまとった非常に魅力の演奏です。 (Ki)


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