湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Da Vinci Classics
(イタリア)



相愛大学でも教鞭を執るミラノ出身の音楽学者、エドモンド・フィリッピーニによって2015年に創設されたイタリアのレーベルです。



※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
C-00199
バスポザウネのための4つの協奏曲集
カール・ハインリヒ・マイヤー:バスポザウネのための「コンチェルティーノと変奏」
フリードリヒ・アウグスト・ベルケ:バスポザウネのためのコンチェルティーノ Op.40(ピアノ伴奏編曲&校訂:エリック・バーガー)
クリスティアン・ゴットリーブ・ミュラー:バスポザウネのためのコンチェルティーノ変ホ長調 Op.5
ヨハン・インマヌエル・ミュラー:前奏、コラール、変奏とフーガ
アルド・カテリーナ(バスポザウネ/アルベルト・ヴォルフラム1976年製)、ジョヴァンニ・サベーラ(P/シュタインバッハ1913年製)

録音:2019年3月、アウディトリウム・アッカデミア・デッラ・ムジカ・ランチャーノ(イタリア)
ドイツのマイスターたちによって製作されるドイツ製のトロンボーン「ポザウネ」。
ベートーヴェンの「運命」の第4楽章に用いられ、その後の19世紀のロマン派時代にクラシック界、特にドイツで市民権を得て発展を遂げたポザウネ(Tb)のために作曲された4曲の初期ロマン派の重要作を収録した音楽史的観点からも興味深いプログラムが登場(ここではF管アタッチメント付きのバスポザウネ/バス・トロンボーン)。
19世紀前半のドイツを代表するトロンボーン奏者であり、共にライプツィヒ・ゲヴァントハウスOに所属した経歴を持つフリードリヒ・アウグスト・ベルケ(1795−1874)とカール・トラウゴット・クヴァイサー(1800−1846)。
この2人の活躍により発展したトロンボーンの演奏技術、楽器のメカニズム、音楽、そして伝統のジャーマンサウンドに接することの出来る貴重な録音の登場です!
1976年製のバスポザウネを吹くアルド・カテリーナは2017年11月にローマのパルコ・デッラ・ムジカ音楽堂で行われた国際コンクールにおいて第2位、最優秀イタリア人演奏家賞を獲得した実力派。
現在はドイツを活動の拠点としており、ロマン派時代のドイツにおけるポザウネのためのレパートリーの発掘、演奏に情熱を注いでいます。
◆使用楽器について
※バスポザウネ:19世紀前半の製作者不詳のトロンボーンをモデルとして1976年アルベルト・ヴォルフラムが製作した楽器(Model Sinfonia, Weite 3)に、2018年1月、アルベルトの息子でマルクノイキルヒェンに工房を構えるゲルハルト・ヴォルフラムがF管アタッチメントを追加し、ロマン派時代のサウンドを再現できるドイツ管のシングルローターのバスポザウネ(バストロンボーン)として復元しました。
※ピアノ:1913年にトリノのシュタインバッハが製作した楽器。イタリア、サン・ベネデット・デル・トロントのジョコンディ社が復元を担当しました。




C-00234
オマージュ〜サティ:ピアノ作品&弦楽四重奏のための編曲集
サティ:6つのグノシエンヌ
シモナッチ:弦楽四重奏のための「コラール」
サティ:12の小コラール
サティ(シモナッチ編):6つのグノシエンヌより 第1番〜第4番(弦楽四重奏版)
サティ:1906年から1913年までの6つの作品
サティ(シモナッチ編):快い絶望、うつろな空想(弦楽四重奏版)
ジャンカルロ・シモナッチ(P/ファツィオリF278)、
ダヴィド・シモナッチ(Vn)、
ファビオラ・ガウディオ(Vn)、
ロレンツォ・ルンド(Va)、マルコ・シモナッチ(Vc)

録音:2018年11月8日−9日、ロッキ寺院(ローマ、イタリア)
ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院でカルロ・ゼッキにピアノを、サンタ・チェチーリア音楽院でアルド・クレメンティに作曲を師事し、現在では特に近現代音楽の解釈に高い評価を受けているイタリアのコンポーザー=ピアニスト、ジャンカルロ・シモナッチ。
様々な近現代作品を演奏、録音してきたスペシャリストであるシモナッチは、当時の西洋音楽に一石を投じ、現代音楽美学の創始者的な存在ともなったエリック・サティの音楽に着目。
サティの音楽の録音をシンプルな「ピアノ作品集」に留めず、名作「グノシエンヌ」などを"弦楽四重奏版"として再構築することにより、サティの音楽の表現の幅を広げ、新たな視点と発見をもたらしてくれています。
特に「グノシエンヌ」では、"ピアノ・ソロ"と"弦楽四重奏"での響きの違いが非常に興味深い仕上がりとなっています。
C-00236
ラザール・ベルマン〜ミラノ・ライヴ1982〜1985
(1)リスト:メフィスト・ワルツ
録音(ライヴ):1985年10月16日、ミラノ
(2)リスト:巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」S.162
(3)リスト:シューベルトの「12の歌曲」S.558より アヴェ・マリア S.558-12、
 若き尼僧 S.558-6、
 糸を紡ぐグレートヒェン S.558-8、
 魔王 S.558-4
(4)スクリャービン:幻想曲ロ短調 Op.28
(5)ラフマニノフ:楽興の時第3番ロ短調 Op.16-3
(6)リスト:ハンガリー狂詩曲第9番変ホ長調 S.244-9「ペストの謝肉祭」
ラザール・ベルマン(P)

録音:(1)(ライヴ):1985年10月16日、ミラノ
(2)(ライヴ):1984年2月14日、ミラノ
(3)(4)(5)(ライヴ):1985年10月16日
(6)(ライヴ):1982年10月28日、ミラノ
ロシアン・ピアノ・スクール3大流派の一つである「ゴリデンヴェイゼル・スクール」に属し、20世紀のロシア・ピアノ界を代表するレジェンドの1人であるラザール・ベルマン(1930−2005)。
ダ・ヴィンチ・クラシックス(Da Vinci Classics)がCD化を実現したベルマンの未発表のライヴ録音集には、旧ソ連当局との軋轢が激化し、演奏活動を制限されていた1980年代の前半、イタリア、ミラノのミラノ音楽院のホールで収録された演奏の数々を収録。
ベルマンの代名詞であるリストの作品はもちろんのこと、2日前の1985年10月14日に他界したギレリスへの追悼として演奏されたラフマニノフの「楽興の時第3番」(1985年10月16日録音)など、旧ソ連政府の妨害を受けながらも、鉄のカーテンの外側での演奏を諦めなかったベルマンが遺してくれた非常に貴重な記録です。
ダ・ヴィンチ・クラシックスのヒストリカル・シリーズのアーティスティック・スーパーバイザーであるルカ・キエリーチと、ベルマンの息子でヴァイオリニストのパヴェル・ベルマンの協力によりCD化が実現しました。
C-00238
アバウトケージVol.4〜チューバ、またはトロンボーンのための作品集
ケージトロンボーンとピアノのための「Two5」
チューバのための「ソロ」
スライド・トロンボーンとフォンタナ・ミックスのための「ソロ」
ジャンカルロ・スキャッフィーニ(トロンボーン&チューバ)、フランチェスカ・ジェモ(P)

録音:イル・ポライオ(ロンコ・ビエッレーゼ、イタリア)
の作品に精通しているセルジオ・アルマローリの監修による「アバウトケージ」シリーズの第4集は、「トロンボーン」と「チューバ」のための作品集。
現代の音楽シーンにおいて革命的な役割を果たし「音楽」の定義を広げたジョン・ケージが遺した低音金管楽器、トロンボーンとチューバのための音楽。特に1957年から58年にかけて作曲された「スライド・トロンボーンとフォンタナ・ミックスのための「ソロ」」での先見性、天才的発想には改めて驚かされます。
トロンボーンとチューバの両方を駆使しケージの作品に取り組むのは、イタリアのマルチ・プレーヤー、ジャンカルロ・スキャッフィーニ。1970年にはダルムシュタットでシュトックハウゼン、リゲティ、グロボカールに音楽を学び、現代音楽の室内アンサンブル、ヌオーヴェ・フォルメ・ソノーレを創設するなど、イタリアの金管楽器界における近現代音楽の大御所的存在です。
C-00239
バッハ:ハープシコードのために編曲されたソナタ集
ソナタ第3番ト長調 BWV.1005〔第1楽章編曲:バッハ(?)、第2〜4楽章編曲:サルヴァトーレ・カルキオーロ〕
ソナタ第1番ニ短調 BWV.1001〔編曲:サルヴァトーレ・カルキオーロ〕
ソナタ第2番ニ短調 BWV.964〔編曲:バッハ(?)/BWV.1003からの編曲〕
ソナタ イ短調 BWV.965〔編曲:バッハ/ラインケンのソナタ第1番からの編曲〕
ソナタ ハ長調 BWV.966〔編曲:バッハ/ラインケンのソナタ第3番からの編曲〕
サルヴァトーレ・カルキオーロ(ハープシコード/ミヒャエル・ミートケ1710年製のレプリカ)

録音:2009年4月、カプラニカ(サン・テレンツィアーノ、イタリア)
シチリア島のカターニャ出身で、アムステルダムのスヴェーリンク音楽院で名匠ボブ・ファン・アスペレンに古楽系鍵盤楽器の奏法を師事し、現在はカターニャ音楽院のハープシコード科の教授としてイタリア古楽界の発展に尽力しているハープシコード奏者、通奏低音奏者、そして音楽学者のサルヴァトーレ・カルキオーロが、"アレンジされた"バッハのハープシコードのためのソナタの数々をレコーディング!
カルキオーロは「バッハの時代の編曲」からバッハが編曲したラインケンの2つのソナタ、大バッハ、または長男のW.F.バッハが編曲したとされる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番BWV.964(原曲はBWV.1003)を選曲。
さらにカルキオーロは「現代の編曲」として、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ3曲のハープシコードでの演奏を実現するために「ソナタ第1番BWV.1001」の全曲を、そして「ソナタ第3番BWV.1005」については第2楽章から第4楽章までを自らの手で編曲(第1楽章は大バッハ、またはW.F.バッハの編)し、「バッハ」と「トランスクリプション」という壮大なテーマに対する長年の研究の成果を自身の演奏で表現しています。
大バッハの音楽と編曲という、バッハの時代から現代まで続く非常に興味深く、同時に非常に難しいテーマに取り組んだカルキオーロの面目躍如たる充実のプログラムです。
C-00242
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第6番ホ短調 MS.75(ギター伴奏原典版/世界初録音)
ヴァイオリンとピアノのための「6つのカンタービレとワルツ」(第1番 MS.124、第2番MS.125、第3番MS.126、第4番 MS.127、第5番MS.128、第6番MS.129)
パオロ・ギドーニ(Vn)、
ガブリエレ・ザネッティ(G)

録音:2019年9月20日、オラトリオ・デイ・カンピ・ボネッリ(マリアーナ・マントヴァーナ、イタリア)
「ダ・ヴィンチ・クラシックス(Da Vinci Classics)」が贈るイタリアのレーベルならではの歴史的企画は、パガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第6番」の原典版となる「ギター伴奏版」の世界初録音!! 1972年にイギリス、ロンドンのアンティーク・ディーラーの下でエドワード・ニールによって発見されたパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第6番」。発見された際、そこには2つのフォルダがあり、片方には「ヴァイオリンの独奏パート」と「オーケストラ伴奏の概要」が、そしてもう一方には「ギター伴奏譜」が収められていました。 現在では、この時に発見されたオーケストラ伴奏譜の記録を元としてモンペリオ、またはフィオーレによって復元されたオーケストラ伴奏譜を用いて演奏されることが多い「ヴァイオリン協奏曲第6番」ですが、今回のレコーディングに用いられたのは、まさに初期稿、またはオリジナル版と呼ぶに相応しい「ギター伴奏版」。 パガニーニ自らもギタリストであったことからヴァイオリンとギターのために優れた作品を数多く遺し、さらには作曲の際にピアノではなくギターを頻繁に使用していたという事実からも、この「ギター伴奏版」の「ヴァイオリン協奏曲第6番」が持つ意味の大きさは非常に大きいと言えるでしょう! パガニーニの後期の作風の発展を示しヴァイオリンの技巧の極限を要求しているように見えるのと同時に、ヴィオッティやクロイツェル、ローデの協奏曲を彷彿とさせる作風もこの「ヴァイオリン協奏曲第6番」の特徴です。
マントヴァ出身のヴァイオリニスト、パオロ・ギドーニはシエナのキジアーナ音楽院で研鑽を積んだのち、スイスのシオンでイヴリー・ギトリスに師事。19歳という若さでフィレンツェのヴィットリオ・グイ賞を受賞した経歴を持ち、トリオ・マティスを1983年に創設し、ソリスト、室内楽奏者として世界各地で活躍する名手です。 ギタリストのガブリエレ・ザネッティは、ブレーシャ音楽院(ルカ・マレンツィオ音楽院)でギターを学び、アコースティックとエレクトリックの2つのギター、そしてマンドリンを弾きこなす秀才。この「ギター伴奏版」の「ヴァイオリン協奏曲第6番」の手稿譜を発見し楽譜を校訂するなど、録音を実現させた"立役者"でもあります。
C-00246
エアカ〜ホルンとハープのための近現代作品集
フェッロ:ホルンとハープのための「エアカ(AIRKA)」
ダマーズホルンとハープのための5つの小品「アスペクツ」
シンガー:ホルンとハープのための組曲
アンドレス:ホルンとハープのための「晩秋の歌」
クーツィール:ホルンとハープのためのソナタ Op.94
ヴィットリオ・スキアヴォーネ(Hrn)、
ラウラ・ディ・モナコ(Hp)

録音:2018年7月、カステッロ・ディ・モルサスコ(モルサスコ、イタリア)
ホルンとハープという意外とも思える組み合わせで独自性に富んだ美しさと、このホルン&ハープの編成のために書かれた音楽がもたらすことのできる新たな表現力の可能性を示してくれているヴィットリオ・スキアヴォーネとラウラ・ディ・モナコ。
パックスマンのホルン・プレーヤーであるヴィットリオ・スキアヴォーネは、ボルツァーノ・トレント・ハイドンOの首席奏者を務めた後、活動の拠点をイギリスへと移し、2015年以降は首席客演奏者としてロンドンSOのコンサートやレコーディングに定期的に参加しているイタリアの名手。
ロンドンSOのレコーディングでは、ガーディナーのシューマン、ノセダのショスタコーヴィチやヴェルディのレクイエムなどに参加しており、2016年にはロトが指揮したマーラーの「交響曲第5番」での演奏で大喝采を浴びるなど、名実ともに現在のイタリアを代表するホルニストの1人です。
C-00255
たそがれ〜ラフマニノフ:コントラバスとピアノのための作品集
ひそかな夜のしじまの中で Op.4-3
チェロ・ソナタ ト短調 Op.19(コントラバス版)
哀しき夜 Op.26-12
あなたは皆に愛される Op.14-6
ヴォカリーズ Op.34-14/たそがれ Op.21-3
オラツィオ・フェラーリ(Cb)、
マルコ・サンナ(P)

録音:2019年3月&9月、カンマームジークザール(ケルン、ドイツ)
ロシアン・ロマンティシズムの代名詞的存在であるセルゲイ・ラフマニノフが遺した室内楽の傑作中の傑作である「チェロ・ソナタ」と、美しき歌曲の数々を「コントラバスとピアノ」のデュオで奏でた低弦楽器&低音楽器ファン必聴のラフマニノフ作品集!
イタリアのクロトーネ出身でナポリのサン・ピエトロ・ア・マイエッラ音楽院で音楽を学んだコントラバス奏者オラツィオ・フェラーリが、ラフマニノフの作品を単純に旋律をなぞるのではなく、精神分析的にもアプローチ。「交響曲第1番」の初演失敗時の精神的ダメージに代表されるよう、その音楽活動や作風の裏にあった脆さをくみ取ろうと試みています。
「チェロ・ソナタ」はもちろんのこと、「ヴォカリーズ」などの声楽作品の名作の数々も、コントラバスの優しくも深みのある音色が聴き手に安堵感を与えてくれます。
C-00257
エンスウィート〜ピアノ4手連弾のための組曲集
フォーレ:組曲「ドリー」Op.56
ドビュッシー
:小組曲 L.65
ラフマニノフ:6つの小品 Op.11
バーバー:バレエ組曲「思い出」Op.28
メティス・ピアノ・デュオ〔アレッサンドロ・フェリーチェ&ロレッタ・プロイエッティ〕

録音:2019年6月25日、チューブ・レコーディング・スタジオ(リエーティ、イタリア)
ラモーとバッハに代表されるように、ルネサンス時代からバロック時代にかけて数えきれないほどの数が作曲されてきた「組曲」。
この19世紀から20世紀、フォーレからバーバーに至る「ピアノ4手連弾」のための組曲集は、スタイルも音楽的アプローチも全く異なる4人の作曲家のコントラストが描かれているのと同時に、2人のピアニストの音楽的対話が生み出す新鮮さと軽やかさが魅力です。
ギリシャ神話の知恵の女神メティスの名前を冠するメティス・ピアノ・デュオは2人のイタリア人女流ピアニスト、アレッサンドロ・フェリーチェとロレッタ・プロイエッティによって2014年に結成されました。
古典派から現代音楽までの幅広いレパートリーを持ち、イタリア国内を中心に活発な活動を展開している期待のピアノ・デュオです。
C-00267
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
ユリア・ベリンスカヤ(Vn)、
ステファノ・リゴラッティ(P)

録音:2016年3月2日−3日、ドルノ(イタリア)
20世紀のロシア、旧ソ連の大作曲家であるセルゲイ・ベリンスキーを父に持ち、モスクワ音楽院とウィーン国立音楽大学でヴァイオリンを学んだロシアの女流奏者ユリア・ベリンスカヤが、ミラノ音楽院(ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院)で研鑽を積み、コンポーザー=ピアニスト、指揮者、オルガニスト、チェンバリストとしてマルチな活躍を見せるイタリアのステファノ・リゴラッティとのデュオでベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の録音をスタート!
ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ1745年製のヴァイオリンの音色で巡るベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの旅が、第1番、第7番、第10番の3曲から始まります。
C-00268
シェーラー:14のトリオ・ソナタ Op.3(世界初録音) アンサンブル・イル・リエト・アルドーレ

録音:2019年1月2日−5日、ズマラーノ(イタリア)
生まれ故郷であるドイツのウルムでその生涯の大半を過ごしたコンポーザー=オルガニスト、セバスティアン・アントン・シェーラー(1631−1712)の2本のヴァイオリン、チェロと通奏低音のための「トリオ・ソナタ集 Op.3」。
シェーラーはウルム大聖堂のオルガニストだったトビアス・エーバーリンに師事していたと考えられており、1671年にはその後任として同大聖堂のオルガニストに就任し、エーバーリンの娘と結婚したと伝えられています。1684年にはストラスブールのサン・トマ教会のオルガニストに就任するものの、その生涯の大半を故郷ウルムの音楽の発展に捧げた音楽家です。
1680年の「トリオ・ソナタ Op.3」では優れた作曲技法が見られ、特に緩徐楽章にはコレッリを彷彿とさせる作風や美しさが息づいています。
C-00270
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ集 Op.120
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
カテリーナ・チョッリ(Va)、
ダヴィド・ボルドリーニ(P)

録音:2019年10月31日−11月1日、フィレンツェ(イタリア)
ブラームスの2つのソナタを奏でるカテリーナ・チョッリはフィレンツェのケルビーニ音楽院でアウグスト・ヴィスマラに師事し、2007年よりイタリアのトスカーナOのヴィオラ・セクションで活躍。ズービン・メータのフィレンツェ・テアトロ・コムナーレ(フィレンツェ市立劇場)の公演にも参加するなど、活躍の場を広げているイタリアの女流ヴィオラ奏者です。
ピアノはブルーノ・カニーノやヴィンチェンツォ・バルツァーニなどから教えを受けたコンポーザー=ピアニスト、ダヴィド・ボルドリーニ。ケルビーニ音楽院を卒業した同窓デュオが、ブラームスのロマンティシズムを濃密に奏でています。
C-00272
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集Op.1(クリュザンダー版)
ソナタ イ長調 HWV.361, Op.1-3
ソナタ ト短調 HWV.368, Op.1-10
ソナタ ヘ長調 HWV.370, Op.1-12
ソナタ ニ長調 HWV.371, Op.1-13
ソナタ イ長調 HWV.372, Op.1-14
ソナタ ホ長調 HWV.373, Op.1-15
ソナタ ト短調 HWV.364a, Op.1-6
マリオ・ホッセン(Vn)、
ピエロ・バルバレスキ(ハープシコード)、
リリアーナ・ケハヨヴァ(Vc)

録音:2017年1月30−31日、ブルガリア国立放送スタジオ1(ソフィア、ブルガリア)
数多くの偽作の存在や、ヘンデルの存命中の楽譜出版の混乱など、様々なエピソードを持つバロックの巨匠ヘンデルのヴァイオリン・ソナタ。
ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ1749年製のヴァイオリンと、トマスティック・インフェルト社のスペシャル・エディションの弦を組み合わせてヘンデルを奏でるのは、ソフィア、ウィーン、パリで研鑽を積み、ジェラール・プーレにも師事したヴァイオリニスト、マリオ・ホッセン。
ホッセンはクリュザンダー社が出版した旧全集に含まれている"ヘンデルのヴァイオリン・ソナタ"から7曲を選曲。真作、そして偽作とされるソナタを通じて、ヘンデルのヴァイオリン・ソナタの優れた技法を伝えてくれています。
C-00274
ムラトーレ:ヴィオラ・ダモーレのためのアリア集「愛」 ヴァレリオ・ロジト(ヴィオラ・ダモーレ)

録音:2018年9月10日−13日、ローマ(イタリア)
バロック時代の楽器である「ヴィオラ・ダモーレ」と「コンテンポラリー・アート」をリンクさせるというプロジェクトの成果として誕生したアリア集「愛」。
作品は5つのチャプターで構成されており、チャプター2(第2楽章)は、松尾芭蕉の俳句をテーマとしています。
バロックとコンテンポラリーのコラボレーションにソロで取り組むのは、エンリコ・オノフリとイヴォンヌ・エクマンに師事したバロック・ヴァイオリニスト、ヴァレリオ・ロジト。ヴィオラ・ダモーレ1本でどこか不思議で幽玄な世界を表現しています。
C-00276
メルツ:ギター・ポートレート
祖国の花 Op.1/吟遊詩人の調べ Op.13より(オギンスキ編)/ロマンティック Op.19-1/3つの演奏会用小品 Op.65
アレッサンドロ・デイアーナ(G)

録音:2018年5月3日−10月10日、アッジュス(イタリア)
オーストリア=ハンガリー帝国のコンポーザー=ギタリストであり、アントン・ディアベッリ、マウロ・ジュリアーニ、ヴェンツェスラウス・マティーカ、ジモン・モリトールなどが活躍したウィーンでその才能を花開かせたヨハン・カスパール・メルツ(1806−1856)。
神経痛の治療薬の過剰摂取で死の淵をさまよい、晩年はウィーン動乱やハンガリー革命に巻き込まれ厳しい生活を強いられたもの、10弦ギターを駆使しギターの表現力を大幅に飛躍させた立役者として、その名を後世に残しています。
アレッサンドロ・デイアーナはイタリア、サッサリのルイジ・カネパ音楽院、フランス、パリのエコール・ノルマル音楽院でまなんだイタリアのギタリスト。エミリオ・プジョル国際、フェルナンド・ソル国際、マリア・ルイサ・アニード国際などの様々なコンクールでの入賞、受賞歴を持つ実力者です。
C-00277
アド・アンティクァ〜無伴奏チェロのための音楽
サッリネン:エレジー Op.10
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87
タマロ:トッカータ
アルビーニ:メヌエット・レント Op.66-1
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
カルヴァーニ:無伴奏チェロ組曲第3番「アド・アンティクオ」
コジモ・カロヴァーニ(Vc)

録音:2019年9月、ティチーノ(イタリア)
無伴奏チェロのためのレパートリーにおいて「20世紀の古典」としての地位にあるブリテンの無伴奏チェロ組曲の中から「第3番」を取り上げ、そこにリゲティやサリネン、そして2019年に作曲された3つの新作を組み合わせた「20〜21世紀の無伴奏チェロ作品集」。 シャルル・クロード1840年製のチェロを手に近現代の無伴奏レパートリーを繰り出すコジモ・カロヴァーニはフィレンツェ出身のコンポーザー=チェリスト。ミラノ・クラシカ室内Oの首席チェリストとして活躍する傍ら作曲活動も活発で、2018年にアヴィ・アヴィダルからマンドリン協奏曲の作曲の委嘱を受けるなどその活躍は目覚ましいものがあります。
C-00278
夜と日中〜サクソフォンとギターのための近現代作品集
フメット:詩的な小品
バエス・セルバンテス:小品集
フローレス:夜と日中
マルティン・キンテーロ:ジョンド・マ・ノン・トロッポ
サンチェス・ベルドゥ:水の音
デュオ・イカルス〔アルフォンソ・パディーリャ(Sax)、アルベルト・プラザ(G)〕

録音:2018年10月27日−28日、セビーリャ(スペイン)アルベルト・プラザ
デュオ・イカルスはセルマー、ダダリオのアーティストであるスペインのサクソフォン奏者アルフォンソ・パディーリャと、スペインギターの巨匠ホセ・トーマスの門弟アルベルト・プラザが2009年に結成したアンサンブル。
サクソフォン&ギターのための編曲作品、アレンジ作品の両方を積極的に取り上げているデュオ・イカルスが今回取り組んだのは、スペインの作曲家たちの作品集。「水の音」は、松尾芭蕉の俳句「古池や蛙飛びこむ水の音」を題材として尺八とギターのために書かれた作品で、ここでは尺八をソプラノ・サクソフォンに置き換えています。
C-00280
冴えないリピーノよりも!〜ヴィオラのためのバロック時代のソナタ集
グラウン:ソナタ変ロ長調 A:XV:16
C.P.E.バッハ:ソナタ ト短調 Wq.88/H.512
ヤニチュ:トリオ・ソナタ ニ長調 SA.3444
ジャルディーニ:ソナタ ヘ長調
フラックトン:ソナタ第6番 Op.2-6
フランチェスカ・ヴェントゥーリ・フェッリオーロ(バロック・ヴィオラ)、ヨハネス・ベルガー(Vc)、ファジョン・リー(フォルテピアノ/ハープシコード)

録音:2018年10月29日−11月1日、ブルク教会(ニーダー=ロースバッハ、ドイツ)
古楽の花形「バロック・ヴァイオリン」ではなく『バロック・ヴィオラ』の大いなる魅力と可能性にスポットライトをあてた古楽ファン要注目の好企画!
ヴィオラを中心に据えた多様で興味深い数々の室内楽作品を取りあげたイタリアのバロック・ヴィオラ奏者フランチェスカ・ヴェントゥーリ・フェッリオーロは、フライブルク・バロック・オーケストラのヴェルナー・ザラーなどに師事。
「ヴィオラ、チェロ、フォルテピアノ、チェンバロによる18世紀後半のソロまたはトリオ・ソナタは、バロック時代末期のヨーロッパにおける作曲の多様性を詳細に描いたものです。」と述べています。
フェッリオーロはウィリアム・フラクトンが「6つのソロ Op.2」の序説の中で述べているのと同じように、バロック・ヴィオラをオーケストラの「冴えないリピーノ」としての役割から解放し、この楽器に新たな光を与えようと今回のプログラムを考案。
ソロ楽器としてのバロック・ヴィオラの魅力が詰まったフェッリオーロが奏でるソナタ集にご期待下さい!
C-00281
憂鬱のさまざまな色合い
カペレッティ:ポルトガル歌曲集
ロシア歌曲集
マリア・アナドン(ヴォーカル)、
ポリーナ・ルノフスカヤ(ヴォーカル)、
アリーゴ・カペレッティ(P)、
ジュリオ・ヴィシベッリ(Sax)、
フラヴィオ・ミナルド(G)

録音:2000年−2003年&2018年10月
イタリア国内外のジャズ・シーンを主な活躍の場としてきた作曲家、アリーゴ・カペレッティ(1949−)のクロスオーヴァ―・スタイルによる2つの歌曲集。
「ポルトガル」と「ロシア」の2つの歌曲集を繋ぐキーワードは「憂鬱」。リスボン万博に招待された際にポルトガルで感じたもの、またサンクトペテルブルクに住んでいた際に感じた「憂鬱」に共通点を見出し、それを歌曲で表現しています。
ジャズ的な要素を色濃く持った独自のスタイルの歌曲集です。
C-00282
88鍵盤のための30本の指〜6手連弾のための作品集
シューベルト(リバ編):セレナード D.957-4
スヴェンセン(ハンセン編):祝祭ポロネーズ Op.12
テュイリエ:ボレロ・ブリラン「セビリアの一日」
アレッター:ボレロ「ラ・ベッラ・ピカドラ」Op.200-3
ツェルニー:ヴィクトリア・カドリーユ Op.594
パンツィーニ:トレ・ジーリ Op.5
ドリーヴ(ルーテロ―編):「シルヴィア」より ピチカート・ポルカ
シュトラウス2世(バイノフ編):トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214
シュトラウス1世(バイノフ編):ラデツキー行進曲 Op.228
ツェルニー:ロンド・ブリランテ Op.227、ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」による幻想曲 Op.Posth
パンツィーニ:ヴェルディの歌劇「十字軍のロンバルディア人」によるディヴェルティメント
ダッチ:ヴェルディの歌劇「椿姫」の主題による幻想曲
トリオ・ピアニスティコ・ディ・ボローニャ〔シルヴィア・オルランディ(P)、アルベルト・スピネッリ(P)、アントネッラ・ヴェヘッティ(P)〕

録音:サーラ・デル・リドット、レッジョ劇場(トリノ)
イタリア、ボローニャのジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ音楽院で同級生だった3人のピアニストが、20年以上の時を経て2013年に結成した6手連弾のアンサンブル、トリオ・ピアニスティコ・ディ・ボローニャ。この「3人のピアニスト」による「6手連弾」のためのプログラムは、6手連弾のためのオリジナル作品とアレンジ作品の両方で構成。
シューベルトやスヴェンセン、シュトラウス親子の作品では、6手連弾が織りなすカラフルで躍動感豊かな演奏が作品の知られざる側面を表現。そしてツェルニーやパンツィーニたちによる6手連弾のオリジナル作品からは、19世紀当時、サロンや宮廷などで演奏され、聴衆を楽しませたであろう歴史と魅力が浮かび上がってきます。
88の鍵盤を舞台として60本の指が躍動する華麗なるピアノ・エンターテイメント。さあ、6手連弾の魅惑の世界へようこそ!
C-00283
バス・クラリネット〜雲の上に
オルトラーノ:マノラ
ソルマーニ:雲の上に
オルトラーノ:ロマンス
ボルトラート:ボンゼルガスト
ザッファローニ:カデンツァ、前奏曲とペッツォ・アパッショナート、トリオ・タンゴ、グリーンスリーヴスで
ヴィヴィアーニ:摂動
ボルトラート:プロムナード
オルトラーノ:オリエンタル・トリオ
ファウスト・サレディ(バス・クラリネット)、
ステファニア・オルセッリ(P)、リシア・ヴィガーノ(Vn)、アンブラ・クサンナ(Vn)、シモーネ・リブラロン(Va)、ナディア・ビアンキ(Vc)、カストリオット・メルシーニ(Cb)、ダヴィデ・ヴェンドラミン(アコーディオン)、セルジオ・ファヴィアン・ラヴィア(G)、ステファノ・バルデッラ(マリンバ)、マッテオ・マンゾーニ(マリンバ)

録音:2019年10月−12月
2006年よりミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディSOのバス・クラリネット奏者を務めている、文字通りイタリアのバス・クラリネットのスペシャリスト、ファウスト・サレディが繰り広げる現代イタリアのバス・クラリネット作品集!サレディがチョイスしたのは1960年代以降に生まれ、現在も活躍中の5人のイタリア人作曲家たちによる10作品。ピアノ、2台のマリンバ、ギター、弦楽四重奏などとの共演、そして無伴奏など多彩な編成の中で際立つ存在感を発揮し、バス・クラリネットの"ソロ楽器"としての魅力を存分に伝えてくれるサレディの好演。バス・クラリネット、低音木管の魅力を存分に味わって下さい!
C-00285
ヨーロッパ中部のギター〜1940年から1980年までのオーストリアとドイツのギター音楽
ブルクハルト:パッサカリア
コヴァツ:短い練習曲第2巻
ハルティヒ:リコーダーとギターのための「5つの小品」Op.25、
 3つの小品 Op.26
コヴァツ:ギターのための小品集
ルビン:小さなセレナーデ
アルフォンソ・バスキエラ(G)、
アレッサンドロ・バッチーニ(リコーダー)、
マルコ・ニコレ(G)

録音:2018年12月30日&2019年3月2日、プレガンツィール・ディ・トレヴィーゾ(イタリア)
アルフォンソ・バスキエラは、アンドレス・セゴビアの弟子、アンジェロ・アマートにギターを師事し、演奏活動はもちろんのこと、楽譜や教本の編集、出版にも数多く携わるイタリアのギタリスト。
バスキエラはオーストリアとドイツで1940年代から80年代初頭にかけて作曲、出版されたギター作品に着目。20世紀の両国におけるギター芸術の変遷を自らの演奏で解説してくれています。
C-00286
コレスポンデンセス〜シューマン夫妻の手紙のやりとり
クララ・シューマン:ロベルト・シューマンの主題による変奏曲嬰ヘ短調 Op.20 3つのロマンス Op.11、
 4つのつかの間の小品 Op.15
シューマン:色とりどりの小品 Op.99
サラ・コスタ(P/YAMAHA CFX)

録音:2019年8月、カステッロ・ディ・モルサスコ(イタリア)
ロベルトとクララのシューマン夫妻の会話、やりとりをそれぞれの音楽を組み合わせて表現した素敵なプログラムを、イタリアの女流ピアニスト、サラ・コスタがYAMAHA CFXのピアノで披露!
サラ・コスタはベルガモのドニゼッティ音楽院で学んだ後、ノーマ・フィッシャーやマーティン・ロスコー、アンジェイ・ヤシンスキ、セルゲイ・ドレンスキーなどの名匠たちにも師事。
イタリアのキオッジャ国際ピアノ・フォーラム第1位、ロンドン・オープン・ピアノ・コンクール第3位などの実績を持ち、現在はソリスト、室内楽奏者として活躍する傍ら、母校であるドニゼッティ音楽院のピアノ科教授を務めています。
C-00288
ロンチーニとピアソラの四季
ロンチーニ:ピアノ・ソナタ第2番「新しい季節」
ピアソラ(ロンチーニ編):ブエノスアイレスの四季
ジャコモ・ロンチーニ(P/KAWAI RX-7)

録音:2020年1月31日&2月1日
0世紀のタンゴ・マスター、ピアソラの傑作「ブエノスアイレスの四季」をイタリアのピアニスト、ジャコモ・ロンチーニが編曲したピアノ・ヴァージョンと、ロンチーニが2019年に作曲した自身の「新しい季節」の副題を持つピアノ・ソナタ第2番をカップリング。
この「季節、四季」をテーマとしたプログラムをKAWAIのグランドピアノ「RX-7」で奏でるジャコモ・ロンチーニは、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学び、13歳でダニエレ・ガッティとの共演によるモーツァルトの「ピアノ協奏曲第12番 K.414」でデビューを果たしたという経歴の持ち主。
またフィルハーモニアOからの招聘によりロイヤル・フェスティヴァル・ホールで共演を行うなど、ヨーロッパ各国で活躍を展開している実力派です。
C-00289
デイブレイク〜トロンボーンとピアノのための現代音楽作品集
ウジェーヌ・ボザ:バッハへのオマージュ
アレクサンドル・ギルマン:交響的断章 Op.88
ジョー・シティーノ(b.1977):マッドキャップ・ミュージングス・アット・ハニーサックル・スクエア
ニコラ・フェッロ(b.1974):デイブレイク
ジャン=ミシェル・ドゥファイ(b.1932):カルメナリア(カルメン・メドレー)
ボザ:バラード
ジョン・クレネスク・モーティマー(b.1951):前奏曲と舞曲
カロリーナ・カルバチェ(b.1985):トロンボンシロ
ヴィンチェンツォ・パラトーレ(Tb)、
マヌエラ・チーニョ(P)

録音:2019年12月11日−13日、スタジオ・テープ(カターニア、イタリア)
※使用楽器:アントワーヌ・クルトワ LEGEND 420 BO/※使用マウスピース:K&G T5.5C
国際的ソリストとして活躍するイタリア出身の名手、ヴィンチェンツォ・パラトーレが奏でる20世紀から21世紀にかけて作曲されたトロンボーンとピアノのための作品集。
パラトーレは、パリ国立高等音楽院とローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーで現代を代表する名手の1人、ジャック・モージェに師事。これまでに国内外のコンクールにおいて多数入賞をし、第2回国際音楽コンクール(キエーリ市)、第18回国際ポルチャ市コンクール、第5回済州国際金管打楽器コンクール・トロンボーン部門第1位を受賞するなど、イタリア人トロンボーン奏者として初の快挙を成し遂げています。オーケストラ奏者としてもその才能を発揮し、これまでにトリノ王立劇場O、シチリアSO、ミラノ・スカラ座O、サンタ・チェチーリア国立アカデミーOのトロンボーン奏者を歴任。2003年以降、カターニア・マッシモ・ベッリーニ劇場Oの首席奏者を務めています。また、イタリアを中心にマスタークラスを開催するなど後進の指導にも力を注いでいます。当アルバムでは、師匠譲りのテクニックに加え、イタリア人らしい歌心に溢れた演奏を聴かせてくれます。
C-00290
ショーソン:ピアノ、ヴァイオリンと弦楽四重奏のためのコンセール ニ長調 Op.21 パオロ・ギドーニ(Vn)、
レオナルド・ズニカ(P)、
ボイトSQ〔ジャコモ・インヴェルニッツィ(Vn1)、ニコラ・タッソーニ(Vn2)、ルチアーノ・カヴァッリ(Va)、ジョルジオ・ブーティ(Vc)〕

録音:2014年4月15日−16日、アウディトリウム・モンテヴェルディ(マントヴァ、イタリア)
パリ音楽院でマスネとフランクに学び、バイロイトではワーグナーに師事し、その影響を色濃く受けた19世紀後半のフランスを代表する作曲家の1人であるエルネスト・ショーソン(1855−1899)。
1899年に自転車事故により44歳という若さでこの世を去ったショーソンが、1889年から91年にかけて作曲した代表作の1つである「コンセール」。フランクの影響が随所に見られる「コンセール」は、まさに近代フランスのリリシズムの宝庫と呼ぶに相応しい秀作です。
ヴァイオリンのパオロ・ギドーニは17歳という若さで地元のマントヴァ音楽院を卒業し、フランコ・グッリ、サルヴァトーレ・アッカルド、イヴリー・ギトリスといった錚々たる名ヴァイオリニストたちの薫陶を受けたイタリアの名匠。
イタリアの大作曲家アッリーゴ・ボーイトの名前を冠し、パルマのアッリーゴ・ボイト音楽院で学んだ弦楽器奏者たちで結成されたボイトSQ、エミール・ナウモフやイリーナ・チュコフスカヤの下で学び、パオロ・ギドーニとはマントヴァ・トリオとして共演を重ねているピアニスト、レオナルド・ズニカのイタリア勢が奏でるショーソンは格別の美しさです。
この演奏はデュオ・グッリ=カヴァッロの想いでに捧げられています。

C-00300
アバウトケージVol.5〜オルガン作品全集
ジョン・ケージ:オルガン2/ASLSP
想い出
メインのハーモニーのいくつか
ピエルジョヴァンニ・ドメニギーニ(Org)

録音;2019年12月13日、ペルージャ大聖堂(イタリア)
ダ・ヴィンチ・クラシックス(Da Vinci Classics)の「アバウトケージ」シリーズの第5集にはジョン・ケージの「オルガン」のための3作品を収録。
ケージのオルガンと言えばやはり「オルガン2/ASLSP」。楽譜は約8ページのみであるものの「ASLSP/As Slow as Possible=可能な限り遅く」とタイトルにある通り、演奏時間は事実上"無限"というあまりにもスケールが大きすぎるこの作品を今回は約17分で演奏し、コンパクト(?)にまとめています。
ちなみにこの「オルガン2/ASLSP」は、ドイツ、ハルバーシュタットの聖ブキャルディ教会で2001年9月5日に演奏が始まり、なんと639年(!)をかけて2640年に終了する予定で現在も続けられています。
C-00302
18世紀初期のイタリアにおけるフルート作品集
コレッリ:「フルートと通奏低音のための6つのソロ」より ソナタ ト長調
ボーニ:ソナタ第2番ホ短調
チャブード:ソナタ第5番ト長調
ヴァレンティーニ:ソナタ第5番ホ短調 Op.12
テッサリーニ:ソナタ ト長調 Op.2-4
ブリーヴィオ:ソナタ ニ長調
エンリコ・カスラーロ(トラヴェルソ)、
アンドレア・コーエン(ハープシコード)

録音:2018年6月22日−25日、ネーピ教会(イタリア)
オランダでトラヴェルソの巨匠フランス・フェスターに師事し、フラトゥス・アンサンブルを創設。2012年からはローマのサンタ・チェチーリア音楽院でトラヴェルソの指導にもあたっているイタリアの古楽系フルーティスト、エンリコ・カスラーロが、チマローザの鍵盤ソナタ全集のクリティカル・エディションや60巻におよぶクレメンティの作品全集の監修を任されたイタリアの古楽系鍵盤楽器奏者、アンドレア・コーエンと共にたどる1700年代のイタリアにおけるフラウト・トラヴェルソの歴史。
コレッリのソナタで始まるカスラーロとコーエンのプログラムは、18世紀のイタリアにおけるトラヴェルソのための音楽がどのように発展していったのか、チャブードやボーニ、ブリーヴィオなどの珍しい作品を交えながらその起源と歴史を演奏で解説してくれています。
C-00304
スタンフォード:歌曲集 Vol.1〜愛の白炎
「愛の勝利」からの5つのソネット Op.82/ケーフェラール参り Op.72/4つの歌 Op.125より アジアの歌、ジョン・ケリー/デインティー・デイビー/コルシカの哀歌/5月の愛/日本の子守歌/リネット/かっこう/美しいけれど無慈悲な乙女/キャリコのドレス
エリザベッタ・パリア(Ms)、
クリストファー・ハウエル(P)

録音:2018年10月27日&11月24日、グリファ&フィリ(ミラノ、イタリア)
ホルストやヴォーン・ウィリアムズを指導し、自らも作曲家として近代におけるイギリス音楽の再興の立役者として大きな役割を担ったチャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852−1924)。
イタリアのレーベルで始まる「歌曲集」の第1巻を歌うのは、イタリアのメゾ・ソプラノ、エリザベッタ・パリア。アメリカの詩人ユージン・フィールドが書いた詩を題材とした「日本の子守歌」を収録しています。
C-00305
幸運の輪〜タロットの音楽的な肖像画
ダウランド:ウィルビー卿ご帰館
マルコ:太陽
ダウランド:ラッセル夫人のパヴァン
マルコ:女帝
ダウランド
:ナイト氏のガリアー
マルコ:力
ダウランド:艦長ディゴリー・パイパーのガリアード
マルコ:正義
ダウランド:ホワイト夫人に事なし
マルコ:死神、運命の輪、隠者
ダウランド:リール子爵閣下のガリアードマルコ:恋人
ダウランド
:ハンソン夫人のパフ
マルコ:愚者
ダウランド
:ジョン・スミス卿のアルメイン
マルコ:魔術師/
ダウランド:ケイス博士のパヴァン
マルコ:月
ダウランド
:ダウランド氏の真夜中
フランチェスコ・モルメンティ(G)

録音:2019年1月、サーラ・ムジカーレ・ジャルディーノ(クレマ、イタリア)
イングランドのエリザベス朝時代に活躍したコンポーザー=リューティストであり、音楽史上有数のメロディメーカーでもあったジョン・ダウランド(1563−1626)。
ここでイタリアのギタリスト、フランチェスコ・モルメンティが構成したプログラムは、ダウランドが音楽的に描いたエリザベス朝時代の人物を、スペイン、マドリード出身の作曲家トマス・マルコ(1942−)が音楽的に翻訳した"タロットカード"で表現するという非常にユニークな内容。
エリザベス朝のイングランドの人物とタロットカードが結び付き、魅惑的なおとぎ話を創り上げています。
C-00307
レアリティーズとサプライズ〜ザンドナーイ:アート・ソング・トランスクリプションズ&室内楽作品集
メヌエット(リュリの「町人貴族」による)
前奏曲第8番(バッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」による)
ホーンパイプ(ヘンデルの「合奏協奏曲 Op.6-7」による)
カンツォネッタ(メンデルスゾーンの「弦楽四重奏曲 Op.12-1」による)
夢(シューマンの「子供の情景」による)
楽興の時(シューベルトの「楽興の時 D.780-3」による)
マズルカ/インプレッショーネ・メロディカ
子守歌/ミステロ/セレナータ
ネラ・ネレッラ
スペットロ・アルモニコ室内O、
シモーネ・ズッカッティ(指)、
マリア・レティツィア・グロセッリ(S)、
フランチェスカ・ティラーレ(Hp)、アントニオ・ヴィチェンティーニ(ハーモニウム)、アントニオ・ヴィチェンティーニ(P)、パオロ・オルランディ(P)、セルジオ・ラ・ヴァッカラ(ヴァイオリン

録音:2019年10月&2020年1月、イタリア
マスカーニに師事し、19世紀後半〜20世紀前半におけるイタリアでオペラ作曲家として活躍したリッカルド・ザンドナーイ(1883−1944)のトランスクリプションと室内楽曲、声楽曲を集めた希少かつ驚きが詰まったプログラム。
ザンドナーイは未完に終わったプッチーニの「トゥーランドット」の補筆完成の担当者としてリコルディ社に選ばれたほどの実力の持ち主でした(しかしながら実際に補完したのはフランコ・アルファーノ)。
C-00308
ペローニ:実験的オペラ「夢追い人」 フィリッポ・ダヴォリ(ヴォーカル)、
ホセ・ダニエル・シリグリアーノ(Cl)、
クイック・レスポンス・オーケストラ、
ルドヴィコ・ペローニ(指)

録音:2020年1月25日−26日、ヌファブリック・ベースメント・スタジオ
イタリアの詩人でもあるフィリッポ・ダヴォリ(1965−)の詩を題材として作曲された全9場で構成される実験的オペラ「夢追い人(Il Sognatoio)」は、イタリアの気鋭の作曲家ルドヴィコ・ペローニ(1990−)の野心作にしてデビュー作。
2017年のテアトロ・ムジカ・エ・ショアの入賞作品でもあります。
C-00309
想い出の宮殿〜コミティーニ:サクソフォンを伴う室内楽作品集
ソプラノ&アルト・サクソフォン、ヴィオラとピアノのための「5つの格言」
ソプラノ・サクソフォンとピアノのための「フィアベスク組曲」
アルト・サクソフォンとピアノのための「悪魔(ディアベル)」
ミケーレ・パオリーノ(ソプラノ&アルト・サクソフォン)、
アルド・マリア・ザンゲーリ(Va)、
ロベルタ・パンドルフィ(P)

録音:2020年1月、ルニク・レコーディング・スチューディオ(ペーザロ、イタリア)
1986年、イギリス出身のイタリア新世代の作曲家、ダニーロ・コミティーニが人間の内面、「内なる肖像画」に焦点をあてた「サクソフォン」を伴う室内楽作品の数々。
コミティーニはエドガー・アラン・ポーの小説を題材としたオペラ「眼鏡」で2017年にペーザロのロッシーニ劇場へのデビューを果たし、今後の活躍が期待されています。
C-00310
フォンタネージ:4つの協奏曲
ヴァイオリンとオーケストラのための「悲劇的な協奏曲」
ェロとオーケストラのための「田園風の協奏曲」
フルートとオーケストラのための「学術的な協奏曲」
ピアノとオーケストラのための「質素な協奏曲」
ヴィンェンツォ・ボロネーゼ(Vn)、
フランチェスコ・ステファネッリ(Vc)、
ジネーヴラ・ペトルッチ(Fl)、
ミケランジェロ・カルボナーラ(P)、
イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ
、アルベルト・マルティーニ(指)

録音:2019年7月7日−10日、テアトロ・リスト―リ(ヴェローナ、イタリア)
パドヴァ大学で中世哲学の歴史を学んだ経歴を持つイタリアの作曲家、ダヴィド・フォンタネージ(1969−)の協奏曲集。
フォンタネージは協奏曲などを作曲するに際し、マリピエロの「チマロジアーナ」やカゼッラの「スカルラッティアーナ」などのように、イタリアの古典的な作曲家たちの音楽から主題や旋律をソースとして引用するのではなく、形式の統一性や対位法の複雑性などのインスピレーションを得て、自らの作品に反映するという手法を採っています。
C-00311
20世紀のマンドリンを伴う室内楽作品集
ムニエル:フィジオロジー・ムジカーリ Op.194
ソレンティーノ:プレニルーリオ(満月)
ロマーノ:恋のつぶやき
アンコナ:ネニア・ダモーレ
ナポリ:フラメント
カラーチェ:サルタレッロ Op.79、
 セレナータ・ロマンティカ Op.94、
 ファンタジア・ポエティカ Op.56
メッツァカーポ:ナポリ
グラン・デュオ・ヴェスヴィウス〔ジャンルイジ・スペリンデオ(マンドリン)、ジュゼッペ・ガンゼルリ(P)〕

録音:2020年2月、ステューディオ・ガンゼルリ(サン・ジョルジョ・ア・クレマーノ、イタリア)
ナポリから世界へ。イタリア、ナポリ音楽の伝統に深く根ざしながらもアメリカ、ロシア、日本、ヨーロッパなど世界各国へのマンドリンの普及に積極的に貢献してきたムニエルやカラーチェ、メッツァカーポなどの作曲家たちの作品を収録したイタリアのレーベルならではのマンドリンのための室内楽作品集。
すべてがナポリに通じる3つのイタリアの代名詞的存在である「ピッツァ・スパゲッティ・マンドリン」。マンドリンがピッツァやスパゲッティと同じイタリアのシンボルであるという事実は、この楽器のイタリア、特にナポリでの存在感の大きさと重要性を物語っています。
まさにイタリアの至宝、マンドリンのための傑作を奏でているのはヴィンチェンツォ・ディ・ベネデットとステファノ・カルディに学んだマンドリン奏者ジャンルイジ・スペリンデオ。オルケストラ・ジョヴァニーレ・ナポレターナの首席指揮者を務め、17〜20世紀のマンドリン作品、ナポリ民謡をレパートリーとする現代イタリアのマンドリンの名手です。
日本でも人気の高いマンドリン作品集。ご当地イタリアから素敵なアルバムが届きました。
C-00312
ピツェッティヴァイオリンを伴う室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ イ長調
アリア ニ長調/3つの歌
ルッジェーロ・マルケージ(Vn)、
フェデリコ・ロヴィーニ(P)

録音:2019年11月、アウディトリウム・サイエンス&ミュージック(ピサ、イタリア)
イタリアにおける新古典主義音楽を牽引する存在とされながらも、ロマン派、または新ロマン主義的な作風を持ち、さらにはルネサンス音楽やバロック音楽への回帰を掲げ、オペラが隆盛を誇った同国において器楽復興にも尽力したイルデブラント・ピツェッティ(1880−1968)。
ドーラ・シュヴァルツベルクに師事した後、ラ・カメラータ・ドゥカーレ・ディ・パルマを創設し、第1ソロ・ヴァイオリン奏者として活躍する実力派、ルッジェーロ・マルケージ(1964−)が奏でるピツェッティの音楽は、知られざる近代イタリアの傑作「イ長調のソナタ」を含む3作品。
「皇紀2600年奉祝曲」の1つ「交響曲イ調」の作曲者として有名なピツェッティの芸術の本質を知る上でいずれも重要な作品です。
C-00313
下り道〜サクソフォンとピアノのための現代音楽集
フェレーロ:ナッシュヴィルの夜
マローネ:インプロヴィザメンテ
ガランテ:エウメニドゥム・クリネス
パレルモ:ジェメロの歌
デル・プレテ:ハバネラ
ギドーニ:フラッシュノーツ
ファッツォラーリ:ソナタ第4番 Op.14-1
ルカ:チェンジング
トゥー・フォー・ニュー・デュオ〔ジョヴァンニ・デ・ルカ(Sax)、フランチェスコ・シルヴェストリ(P)〕

録音:2016年−2018年、イタリア&スペイン
2011年に活動を開始したイタリアのサクソフォンとピアノの二重奏、トゥー・フォー・ニュー・デュオが2016年から2018年にかけてイタリアとスペインで取り上げてきた現役の作曲家たちによる8作品を収録。
フェレーロの「ナッシュヴィルの夜」とデル・プレテの「ハバネラ」を除く6作品は、トゥー・フォー・ニュー・デュオに献呈された新作。サクソフォンとピアノの可能性を広げてくれるこの作品集は、トゥー・フォー・ニュー・デュオにとっての音楽旅行日記でもあります。
C-00314
音の反射〜現代イタリアのピアノ三重奏曲集
マニアーチ:希望の風
マンディーナ:デカトロン
ピライーノ:そっと寄り添って
リコッタ:椿姫/カセサ:テン
トリオ・アルテ〔ミルコ・ダンナ(Vn)、ジョルジオ・ガロファロ(Vc)、ヴァレンティナ・カセサ(P)〕

録音:2019年6月、メダルト・ステューディオ(パレルモ、イタリア)
イタリアのアンサンブル、トリオ・アルテの創立10周年を記念して6人のシチリア島の作曲家たちによって書かれたピアノと弦楽器による三重奏のための新作の数々を同アンサンブルがレコーディング。
イタリア、シチリア島における現代の音楽言語と、ピアノを伴う三重奏の室内楽を結び付けることにより、現在のイタリアの音楽の普及と世界への発信を目指しています。
※当CDの背オビには品番が「C00315」と誤表記されておりますが、レーベルでの修正、再印刷の予定が無いため現状のまま出荷させていただきます。なお、バックインレイには正しい品番である「C00314」が表記されております。予めご了承下さい。
C-00315
ディアンス:ギター作品集
サント・ティルソ/多国籍の3つの小品/パリ再訪/シラキュース/自転車乗り/カプリコーンの夢/3つのサウダージ/アルバ・ネラ/リブラ・ソナチネ/手紙ふたたび
ミケーレ・ディ・フィリッポ(G)

録音:2020年3月−5月、アッソロ・プロドゥツィオーニ・ムジカーリ(ジェンツァーノ・ディ・ローマ、イタリア)
チュニジア出身で20世紀〜21世紀初頭のフランスを代表するコンポーザー=ギタリストとして君臨したギター界の巨匠、ローラン・ディアンス(1955−2016)が遺したギター作品の数々を収録。
ディアンスの名前が先行しがちなその作品の数々に対し、演奏のミケーレ・ディ・フィリッポはあくまでもギターを絶対的な主人公として、この作品たちの内面的なビジョンにスポットライトをあてるというアプローチを選択しています。
ディ・フィリッポはイタリアの新世代のギタリスト。作曲活動も活発で「アーロン・コープランドへのトリビュート」などの佳作を続々と発表しています。
C-00316
ブロージ:14の歌曲とピアノのための4つのワル
白夜/思い出/悲しいワルツ/古い鳴き声/ロマンツァ/予感/悲しげなワルツ/凧の歌/海沿い/物憂げなワルツ/私は待っている/ヴェネツィアの風景/華やかなワルツ/知る由もなく/黄色い帯/風の中のため息/かっこう/紡ぎ女/蛍
モニカ・ベンヴェヌーティ(S)、
ジュゼッペ・ブルーノ(P)

録音:2020年1月3日−4日、ブルーノ・バルトレッティ音楽学校(セスト・フィオレンティーノ、イタリア)
19世紀末から20世紀初頭にかけてのイタリアで活躍したオペラ作曲家でありながらも、現在ではほとんどその名前を知られていないレナート・ブロージ(1873−1924)のソプラノのための歌曲に4曲のピアノのためのワルツをカップリング。
ブロージは1896年に歌劇「最初の夜」でウィーンのコンクールで優勝を果たし、1923年にフィレンツェで初演されたオペレッタ「トスカーナのバッカス」で成功を収めています。内省的かつサロン風の雰囲気を備えた歌曲の数々が、作曲家と同じくフィレンツェ出身のソプラノ、モニカ・ベンヴェヌーティの歌声で蘇ります。
C-00317
フルートとピアノのための20世紀と21世紀の幻想曲とロマンス集
ブルン:ロマンス Op.41
ドップラーハンガリー田園幻想曲 Op.26
マッコンヴィル:浜辺のロマンツァ
フォーレ:幻想曲 Op.79
ルッソ:幻想曲
タファネル:「ミニョン」の主題によるグランド・ファンタジー
サン=サーンス:ロマンス Op.37
マガリフ:ロマンス
リタ・ダルカンジェロ(Fl)、
ジュリアーノ・マッツォカンテ(P)

録音:2019年4月15日−16日、テアトロ・マルッチーノ(キエーティ、イタリア)
ドップラーやフォーレ、タファネル、サン=サーンスなど19〜20世紀の作曲家たちと、3人の現代作曲家たちが書き上げたフルートのための「幻想曲(ファンタジー)」と「ロマンス」を集めた好プログラム。
フルート奏者にとって重要なレパートリーとしての地位にあり続けている「幻想曲」と「ロマンス」を奏でるのは、イタリアの女流フルーティストのリタ・ダルカンジェロ。イギリスやミラノ、マンハイムで研鑽を積み、巨匠ジェームズ・ゴールウェイに師事した才女です。
C-00318
(2CD+DVD/PAL)
非対称的な思想〜ギターとエレクトロニクスのためのイタリア音楽集
ミラン:ファンタジア第16番/コルギ:和声と音階
ヴェルリンジェリ:共鳴と連打
ガヴァッツァ:12弦とメッツォ
サンニカンドロ:御顔の光を
コンフォルティ:ネイラル
ジョルジ:非対称的な思想
フィッコ:アーバヤ・ダルン
シャラッファ:フィオレカッラ
アンドレオーリ:EA
ベルターニ:茶色
リ・カルツィ:不安定な平衡主義者
コミーノ:プレッシャー
トリヴェッラート:ノットゥルノ
ソラッツィ:憂いの壁
ジャッキーノ:死ぬほど
バロンティーニ:前奏曲
ズッコ:適切な影の中で
ベネデッティ:プロムナード
ダヴィデ・フィッコ(G)
現代のイタリアを代表するギタリストの1人であるダヴィデ・フィッコ(1962−)が、まさに「非対称的」な存在であるアコースティックなクラシック・ギターと電子音との共存、融合に取り組んだ壮大なプロジェクト。
16世紀のルイス・デ・ミランの「ファンタジア第16番」で幕を明け、フィッコ自身を含む計18人の現代作曲家たちが生み出した新しいスタイルのギター作品の数々を4本のギターを駆使して弾き分けています。
※DVDにはCD1、CD2と同様の19曲が収録されています。当DVDはPAL方式のため、PAL方式対応のプレーヤーやパソコンのみで再生可能です。予めご了承下さい。
C-00319
インプレッションズ〜トレサン:ギター作品集
ソナチナ/詩的な練習曲第6番「ニンナ・ナンナ」/4つの演奏会用練習曲/夜想曲/印象/幻想曲/レオへのカンツォーネ
レオナルド・デ・マルキ(G)

録音:2018年5月−2020年7月、トレヴィソ(イタリア)
1998年にトレヴィーゾで開催された「ラ・ノストラ・カンツォーネ」作曲コンクールで第1位を受賞し、翌年の1999年にヴァレンナで開催された国際ギター作曲コンクールでは自身の「ソナチネ」が同じく第1位に輝くなど、堂々たる経歴を持つイタリアのコンポーザー=ギタリスト、リヴィオ・トレサン(1956−)。
2014年に作曲された「印象」からはドビュッシー的な響きを感じることが出来るなど、非常に幅広い作風を持ち味とする作曲家です。
C-00320
角笛の音〜ソプラノ、ホルンとピアノのためのフランス音楽集
フォーレ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「タランテラ」Op.10-2、ソプラノとピアノのための「川のほとりで」Op.8-1
サン=サーンス:ホルンとピアノのための「ロマンス」Op.36、ソプラノとピアノのための「死の舞踏】
フォーレ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「黄金の涙」Op.72
サン=サーンス:ホルンとピアノのための「演奏会用小品」Op.94
マスネ:ソプラノ、ホルンとピアノための「閉じた眼」
アーン
:ソプラノとピアノのための「彼女の館に捕われた時」、ソプラノとピアノのための「タンダリス」
デュカス:ホルンとピアノのための「ヴィラネル」
ベルリオーズ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「ブルターニュの若い羊飼い」H.65
フォーレ:ソプラノとピアノのための「月の光」Op.46-2
マスネ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「祝福された愛」
ボザ:ホルンとピアノのための「森にて」
フォーレ:ソプラノとピアノのための「夢のあとで」Op.7-1
ベルリオーズ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「激しい炎のような愛は」
トリオ・モルゲン〔バルバラ・コスタ(S)、ロベルト・ミエーレ(Hrn)、エマヌエレ・デルッキ(P)〕

録音:2019年12月21日−23日、オミクロン・スタジオ(カプリオーロ、イタリア)
ソプラノ、ホルン、ピアノの編成によるトリオ・モルゲンは、主にフランスの声楽と室内楽のレパートリーの紹介、発掘に取り組んでいるイタリアのアンサンブル。
フォーレ、サン=サーンス、マスネ、アーン、ベルリオーズなどの作品を集めたこのフランスのロマンティシズムに満ちた「角笛の音」では、ホルンがソプラノと共に存在感抜群の主役として大活躍!
ホルンのロベルト・ミエーレは1978年、イタリアのカッシーノ出身。サンタ・チェチーリア国立アカデミーO、フィレンツェ五月音楽祭Oなどへの参加を経て、現在はミラノ・スカラ座O(ミラノ・スカラ座PO)で活躍する同国有数のホルニスト。ミラノ・スカラ座管のメンバーで構成されるラ・スカラ・ホルンなどのアンサンブルでも活躍中の名手が奏でるボザやデュカスの名作も必聴です!
ソプラノのバルバラ・コスタもクレモナのポンキエッリ劇場での「蝶々夫人」でタイトル・ロール・デビューを果たし、現在はミラノ・スカラ座を中心に活躍する実力派。アンサンブルの経験も豊富で、ここでも歌声はもちろんのこと、絶妙なバランス感を披露してくれています。
C-00322
レバイ:ギター作品集
ソナタ ニ長調/ソナタ イ長調
一楽章のソナタ/10の小品
ベートーヴェンに基づく変奏曲
ヘンデルのサラバンドに基づく変奏曲
レオポルド・サラチーノ(G)

録音:2019年7月25日−26日、マジスター・レコーディング・エリア(プレガンツィオール、イタリア)
その死後から約半世紀の間、その芸術の魅力は歴史の陰に隠れた存在だったオーストリアの音楽家、フェルディナンド・レバイ(1880−1953)は、ハイリゲンクロイツ修道院の聖歌隊員として音楽に接し、1901年に入学したウィーン音楽院ではヨーゼフ・ホフマン、そしてロベルト・フックスに師事。
1904年に完成させたオーケストラのための作品「魔王」がフックスに大絶賛され順風満帆なキャリアを築きながらも、ヒトラーによるオーストリア併合によって名誉を失い、さらには職を追われ貧困の中、この世を去るという悲劇的な最期を遂げた人物でもあります。
C-00323
プロイセン王フリードリヒ2世の宮廷での音楽
バッハ:王の主題による無限カノン
プロイセン王フリードリヒ2世:ソナタ第2番イ短調
バッハ:トリオ・ソナタ ト長調(世界初録音/ガブリエレ・トイアによるBWV.1027, BWV.1039からの編)
グラウン:ソナタ ニ長調 IKG.34
クヴァンツ:ソナタ ロ短調 QV.1:168
C.P.E.バッハ:ソナタ ト長調 WQ.123
トイア:ポツダムへの別れ(世界初録音)
ガブリエレ・フォルメンティ(トラヴェルソ)、ガブリエレ・トイア(ハープシコード)

録音:2019年7月、ストゥーディオ・クラシカ・ヴィヴァ(パヴィア、イタリア)
第3代プロイセン国王であると同時に卓越した芸術的才能を備え、自らも優れたコンポーザー=フルーティストとして当時の宮廷における音楽文化の発展に影響を与えたことがあまりにも有名なフリードリヒ2世(1712−1786)。
この「プロイセン王フリードリヒ2世の宮廷での音楽」では、「北のヴェルサイユ」とも称されプロイセン王国の宮殿や施設が数多く存在したポツダムで演奏されたであろう、トラヴェルソのために傑作の数々を収録。
フリードリヒ2世はもちろん、王に仕えたクヴァンツやグラウン、C.P.E.バッハの作品はもちろんのこと、この地で「音楽の捧げもの」の着想を得たと伝わる大バッハの作品を、バルトルド・クイケンらに師事したミラノの名手、ガブリエレ・フォルメンティが奏でています。
フォルメンティはこの録音で、ファビオ・ディ・ナターレによって製作されたフリードリヒ2世使用のトラヴェルソのレプリカを使用しています。
C-00324
リッジ:室内楽作品集


(1)弦楽四重奏曲ト短調

(2)弦楽四重奏のための「トスカーナの風景」

(3)弦楽四重奏のための「陽の光」

(4)5つの楽器のためのラプソディ

(5)ピアノ五重奏曲
(1)グローリア・メラーニ(Vn)、パオロ・アルディンギ(Vn)、アレッサンドロ・フランコーニ(Va)、フィリッポ・ブルキエッティ(Vc)(2)マルチェロ・ダンジェロ(Vn)、マルコ・ドメニケッリ(Vn)、ヴァレンティナ・ガスペレッティ(Va)、ヴァレリオ・カッサーノ(Vc)
(3)ピエルパオロ・デル・プレテ(Vn)、マリア・ミケーラ・セルフェダ(Vn)、ラウラ・ペッレ(Va)、ティジアナ・ディ・ジュゼッペ(Vc)
(4)グローリア・メラーニ(Vn)、アレッサンドロ・フランコーニ(Va)、フィリッポ・ブルキエッティ(Vc)、ジュリオ・ピエトロパオロ(P)、ジャコモ・リッジ(ヴィブラフォン)
(5)ダニエレ・フレディアネッリ(P)、キアーラ・モランディ(Vn)、マルチェロ・ダンジェロ(Vn)、ヴァンレンティナ・ガスペレッティ(Va)、ヴァレリオ・カッサーノ(Vc)
(6)ジローラモ・ラリキウタ(Fg)、ジャコモ・リッジ(P)

録音:2011年2月&2020年6月、イタリア
1983年11月、イタリアはトスカーナ州のバルガで生まれたイタリアの音楽家、ジャコモ・リッジ。
作曲家であると同時にソングライターでもあり「ジャズとゴスペルを愛している」とも述べるリッジが手懸けたクラシックの室内楽作品は、難解な実験音楽とは正反対の調性音楽。どこかジャズなど他ジャンルとのボーダーレスな響きも感じられる作風が特徴です。
C-00325
ショパン:17のポーランドの歌 Op.74
魅惑/ドゥムカ
イカス・デュオ〔アンナ・カタルジナ(A)、ヴァレリオ・セレンターノ(G)〕

録音:2018年3月、スタジオ52(ナポリ、イタリア)
1829年から1847年にかけて作曲されたものの、出版は作曲家の死の約10年後まで待たなければならなかったピアノの詩人、ショパンの「ポーランド歌曲集」。
2013年から活動を始めたイタリアのアルトとギターによるイカス・デュオは、このショパンの19曲の「ポーランド歌曲集」を声楽とギターのためにアレンジ。
ギターのヴァレリオ・セレンターノが「歌曲集全曲の最初のギターと声楽のための編曲になるはず」と述べるこのヴァージョンは、ショパンの抒情性をより一層際立たせています。
C-00326
オルガン4手連弾のための18&19世紀のソナタと幻想曲
マーシュ:前奏曲とフーガ ハ長調
ヨハン・クリスティアン・バッハ:ソナタ ヘ長調 Op.18-6
モーツァルト:ソナタ ニ長調 K.381
ベールヴァルド:田舎の披露宴
ハッセ:幻想曲 Op.35
ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
ロドルフォ・ベッラッティ&ルカ・フェラーリ(オルガン4手連弾

録音:フラッシノーロ(イタリア)
18世紀から19世紀にかけてブルジョワ階級の台頭により貴族階級の特権でもあったサロンコンサートなどのプライヴェート・コンサートが徐々に身近なものになる中、発展を見せた「鍵盤楽器の4手連弾」。
その1つでもある「オルガンの4手連弾」のバラエティに富んだプログラムを披露するのは、互いにジェノアで活躍するオルガニスト、ロドルフォ・ベッラッティとルカ・フェラーリ。
アッスンタ・エ・サン・クラウディオ教会のジョズエ・アガティが1821年に製作し、その後、1901年、1981年に修復が施されてきたオルガンによる演奏です。
C-00327
プーニ:クラリネット四重奏曲集(全曲世界初録音)
クラリネットと弦楽三重奏のための四重奏曲変ロ長調 Op.4
クラリネットと弦楽三重奏のための四重奏曲イ短調 Op.3
クラリネットと弦楽三重奏のための四重奏曲変ホ長調 Op.2
ルイージ・マジストレッリ(Cl)、
イタリアン・クラシカル・コンソート〔ジャコモ・オルランディ(Vn)、ルカ・モレッティ(Va)、エリザベッタ・ソレシーナ(Vc)〕

録音:2018年9月、サント・ステーファノ・ティチーノ(イタリア)
現在ではその名前と音楽が忘れつつあるものの、マリウス・プティパ協会のウェブサイトに掲載されているアダム・ロペス氏による伝記からその存在を改めて知ることが出来る19世紀イタリアの音楽家チェーザレ・プーニ(1802−1870)。
生い立ちは謎に包まれているものの、ジェノヴァで時計職人の父の下で育ったプーニは早くから音楽的才能を発揮し10歳を迎える前に最初の交響曲を作曲。ミラノ音楽院で作曲をボニファツィオ・アジオーリ、ヴァイオリンをアレッサンドロ・ロッラに師事したプーニは、その後、スカラ座で、また振付師であるジュール・ペローとのコンビで数多くのバレエを作曲し、その生涯で300曲以上のバレエ音楽を遺した多作家としても知られています。
「バレエ音楽」の作曲家であったプーニが、1824年から25年にかけて作曲し、ヴィンチェンツォ・コモッリに献呈された3つのクラリネット四重奏曲。古典派からロマン派にかけて時代、作風が移り変わる中で作曲されたイタリアの知られざる秀作が歴史の陰から姿を現します。
プーニのクラリネット四重奏曲を現代に蘇らせたのは、イタリア国際クラリネット協会の会長を務める重鎮で、カール・ライスターやディーター・クレッカーとの共演も数多いルイージ・マジストレッリ。作曲当時の響きを忠実に再現するため、1960年頃に製作されたドイツ式のC管、B♭管、A管の3本にクラリネットを吹き分けています。
※当CDの背オビとバックインレイには品番が「C00328」と誤表記されておりますが、レーベルでの修正、再印刷の予定が無いため現状のままの出荷とさせていただきます。予めご了承下さい。
C-00328
運命愛〜20世紀イタリアのギター作品集
カステルヌオーヴォ=テデスコ:24のゴヤのカプリチョ Op.195より 第1番、第12番、第24番
ゲディーニ:演奏会用練習曲
ベッティネッリ:5つの前奏曲
ペトラッシ
ヌンク
ジラルディーノ:地上は暗闇となり
カステルヌオーヴォ=テデスコ:忘備録 Op.210より カンパーネ・ア・ヴァレ、アヴェ・マリア
アンドレア・フェッラリオ(G)

録音:2019年4月−9月、パッシラーノ(イタリア)
フリードリヒ・ニーチェによって提唱された哲学用語である「運命愛(アモール・ファティ)」をアルバムタイトルに冠する近代イタリアのギター作品集。
カステルヌオーヴォ=テデスコやペトラッシ、ゲディーニなど20世紀のイタリア人作曲家の作品でプログラムを組んだギタリスト、アンドレア・フェッラリオは今作がデビュー・アルバム。
サラエボで行われたIMKA室内楽コンクールやロスピリオージ国際コンクールでの第1位獲得経験を持ち、将来を嘱望されているギタリストです。
C-00330
アンドレイ・ガヴリーロフ〜生きていることを意識する音楽 第1集
シューマン:蝶々 Op.2、
 交響的練習曲 Op.13
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
アンドレイ・ガヴリーロフ(P/スタインウェイ)

録音:チェコ放送スタジオ1(プラハ、チェコ)
019年になんと18年ぶりとなる来日公演を行い、さらには新型コロナ禍の中、2020年11月に再来日を果たし、各地で聴衆に衝撃を与え大喝采を浴びたロシアのヴィルトゥオーゾ、アンドレイ・ガヴリーロフ。 ガヴリーロフが自身のオフィシャルサイト内で展開している「Unzipped Classical Music」と、「Da Vinci Classic」の共同プロジェクト第1弾としてリリースされる新録音は、2019年の来日公演でも演奏されたシューマンとムソルグスキー!
1974年に弱冠18歳でチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、リヒテルの代役として出演したザルツブルク音楽祭での大成功を収めるものの、その後に待ち受けていたKGBからの迫害。そして一転、当時の共産党書記長ゴルバチョフが認めたことにより、亡命することなく国外に滞在する許可を与えられた旧ソ連における最初の芸術家となるなど、激動の人生を歩んできたガヴリーロフ。 強靭な打鍵、繊細なタッチによる劇的なデュナーミク。時にはピアノが壊れるのではないかと心配になるほどの凄まじいパワー。極端なまでの大胆さと繊細さが同居するその演奏は常に賛否両論を巻き起こしますが、90年代初頭までの全世界での大成功の後に待ち受けていた苦悩の日々、演奏活動休止を乗り越えて見事に復活を遂げ、ガヴリーロフがたどり着いた"現在"がここにあります。
C-00331
パヴロワの歌
べヌス・レイ・ジュニア:ソプラノとオーケストラのための「パヴロワの歌」
ソプラノとオーケストラのためのメキシコ風バッハ第2番「物言いたげな詩」
無伴奏チェロのためのメキシコ風バッハ第4番「テファンテペックのバッハ」
ナタリア・パヴロワ(S)、
オルガ・カリノワ(Vc)、
モスクワ・ムジカ・ヴィヴァO、ファブリツィオ・ダ・ロス(指)

録音:2018年2月6月、モスクワ(ロシア)
メキシコのコンポーザー=コンダクター、べヌス・レイ・ジュニア(べヌスティアーノ・レイエス/1969−)の「歌曲集」と「メキシコ風バッハ」のカップリング。
「パヴロワの歌」はロシアの作家、ヴェラ・パヴロワの詩「A Touch in Seven Octaves」を題材として作曲された7部構成の歌曲集。映画音楽的な作風が印象に残る作品です。
「メキシコ風バッハ」はその名の通り、ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」に触発されて書かれた作品で現在、第7番まで作曲されています。
※当CDはバックインレイの背オビ部分に誤品番「C00307」が記載されておりますが、レーベル側での修正、差替えの予定が無いため現状のまま出荷とさせていただきます。予めご了承下さい。
C-00334
コスト:ギター作品全集 Vol.1
25の練習曲 Op.38/「メトード・コスト=ソル」より ルソン、前奏曲とアレグレット、レヴリ・ノクターン、前奏曲
カルロ・フィエレンス(7弦ギター/ルネ・ラコート1855年製)

録音:2020年6月、ヴィラ・パラザーニ(プロヴァーリオ・ディゼーオ、イタリア)
ギターのレパートリーとテクニックの両面において決定的な足跡を遺したフランスのギターの巨匠、ナポレオン・コスト(1805−1883)の作品の全てを網羅するシリーズの第1巻。
「エチュード」をテーマとした第1巻でソリストを務めているのは、名匠リカルド・イズナオラから絶賛を受けたイタリアのギタリスト、カルロ・フィエレンス。ナポレオン・コストの代名詞でもある7弦ギターを手に、そのエチュードの醍醐味を奏でます。
C-00335
ハイドン:エステルハージ侯のための6つのソナタ Op.13
ソナタ第21番ハ長調Hob.XVI-21/ソナタ第22番ホ長調Hob.XVI-22/ソナタ第23番ヘ長調Hob.XVI-23/ソナタ第24番ニ長調Hob.XVI-24/ソナタ第25番変ホ長調Hob.XVI-25/ソナタ第26番イ長調Hob.XVI-26
アンドレア・カルカノ(P/スタインウェイ)

録音:2020年7月3日−4日、グリファ・エ・フィグリ・スタジオ(イタリア)
作曲家自身の綿密な日記的な存在でもあるハイドンのピアノ・ソナタの数々の中から、自らのパトロンでもあったエステルハージ候に献呈された「ソナタ集 Op.13」を選曲。
この「Op.13」を選んだピアニスト、アンドレア・カルカノは名匠ブルーノ・カニーノの高弟の1人。その活動範囲は幅広く、イタリアはもちろんのことアメリカの各都市、ドバイ、ルガーノ、サンクトペテルブルクやエルジェム(チュニジア)などでコンサートを行っています。
またソリストとしての活動の傍ら、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でピアノ科の講師を務めており、カニーノからの教えを広めるべく指導を行っています。
C-00336
モーツァルト:ピアノ協奏曲集(作曲者編曲によるピアノ五重奏版)
ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413
ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415
ピエロ・バルバレスキ(P)、トリオ・ヘーゲル〔ダヴィド・スカローニ(Vn1)、ダヴィデ・ブラーヴォ(Va)、アンドレア・マルコリーニ(Vc)〕、ジュリア・セッラ(Vn2)

録音:2019年9月20日−22日、カステッロ・ディ・モラサスコ(アレッサンドリア、イタリア)
1781年にウィーンに到着したモーツァルトは同地を「ピアノの故郷」と定め、自らのピアノ協奏曲の出版を決断。このウィーンで出版された協奏曲の中の2作品、「第11番 K.413」と「第13番K.415」の「ピアノ五重奏版」をイタリア勢が披露!
モーツァルト自身の手で室内楽版へと生まれ変わった2曲の18世紀の宝石が、ディノ・チアーニの師でもあるマルタ・デル・ヴェッキオからピアノを学んだ実力派、ピエロ・バルバレスキが牽引するアンサンブルによってさらなる輝きを放ちます。
C-00337
ベートーヴェンの時代のオルガン
ルケージ:ソナタ ハ長調/ラスキュー:協奏交響曲ト長調
ネーフェ:ソナタ ニ短調
ベートーヴェン:フーガ ニ長調 WoO.31、
 フーガ ニ長調 Hess.238-2
クネヒト:6つの変奏付きアンダンティーノ ヘ長調
アルブレヒツベルガー:フーガ ホ短調
ベートーヴェン:アレグロ・アッサイ WoO.33、
 アレグロ・ノン・ピウ・モルト WoO.33
クネヒト:カンタービレ変ホ長調
ヴァンハル:前奏曲ハ長調
モランディ:エレヴァツィオーネ変ホ長調
シューベルト:フーガ ホ短調 Op.posth. 152/D.952
エウジェニオ・マリア・ファジアーニ(Org)

録音:2020年5月25日、サン・ミケーレ寺院(ブレッシャ、イタリア)
オルガンのレコーディングが活発なイタリアならではの「ベートーヴェン・アニヴァーサリー」は、ベートーヴェンとその同世代の作曲家たちによる「オルガン作品集」。
楽聖の師の1人であり聖シュテファン大聖堂の楽長も務めたアルブレヒツベルガー、ドイツの聖マルティン教会のオルガニストだったクネヒト、ウィーン古典派の大家の1人ヴァンハル、そしてシューベルトなど、その顔触れは多士済々!
イタリアのアレッツォのラ・ヴェルナ(フランシスコ修道会のサンクチュアリ)で2008年からオルガニストを務めているエウジェニオ・マリア・ファジアーニが、1430本のパイプを持つオルガンでベートーヴェンの時代の音楽を奏でます。
C-00340
リスト:演奏会用独奏曲
大演奏会用独奏曲 S.176
グレートヒェン S.513/死の舞踏 S.525
ピエル・カルミネ・ガルツィロ(P/YAMAHA CFX)

録音:ヴィラ・ボッシ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
2016年の第4回セザール・フランク国際ピアノ・コンクール(ブリュッセル)で優勝と聴衆賞、第7回ピアノタレント・国際コンクール(ミラノ)で優勝など、持ち前のスキルと音楽性を発揮して様々なコンクールで優勝、入賞を果たしてきた1995年、ナポリ出身のピアニスト、ピエル・カルミネ・ガルツィロのデビュー・レコーディング!
デビュー・アルバムのリスト作品集では、「大演奏会用独奏曲」、「グレートヒェン」、そして「死の舞踏」という持ち味のヴィルトゥオージティが存分に活きる難曲3作品を選曲。YAMAHA CFXのコンサートグランドというパートナーを得て、堂々たる演奏を繰り広げてくれています。
C-00341
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13
ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
デイヴィッド・ウィン・ロイド(Vn)、
ベルナルド・サントス(P)

録音:2020年8月、テアトロ・アヴェイレンセ(アヴェイロ、ポルトガル)
デイヴィッド・ウィン・ロイドはアマデウス四重奏団の創設メンバーの1人であるピーター・シドロフに師事し、BBCSOに4年間在籍。その後はポルトガルに活躍の場を移し、イベリアン・ルーツOやオルケストラ・クラシカ・ド・セントロなどで指揮者として活躍してきたイギリスの音楽家。
ポルトガルのピアニスト、ベルナルド・サントスとのデュオで、グリーグの3つのヴァイオリン・ソナタが持つ北欧のリリシズムや情熱性を巧みに表現してくれています。
C-00342
ラ・ストラヴァガンツァ〜ヴィヴァルディ:協奏曲&宗教的モテット集
ソナタ ニ短調 Op.1-12, RV.63「ラ・フォリア」
モテット「いと公正なる怒りの激しさに」ハ短調 RV.626
リュート協奏曲ニ長調 RV.93
弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 RV.129「マドリガーレ風」
モテット「この世に真の平和なく」RV.630
アンサンブル・リ・インヴァギーティ〔ジェニファー・スキッティーノ(S)、高橋亜季(Vn1)、ブルーノ・ラスピーニ(Vn2)、ナタリア・ドゥアルテ・イェレミアス(Va)、マッシモ・サルトーリ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、マッシモ・ロンバルディ(バロック・ギター、アーチリュート、テオルボ)、カルメロ・ルカ・サンバターロ(スピネット、ポルタティーフ・オルガン)〕、ファビオ・フルナリ(指)

録音:2020年6月19日−21日、サン・マルティーノ教会(ブスカ、イタリア)
アラン・カーティスとペドロ・メメルスドルフに古楽を師事したイタリアのテノール、ファビオ・フルナリが2008年に創設した古楽演奏団体、アンサンブル・リ・インヴァギーティのデビュー・アルバムとなるヴィヴァルディの協奏曲とモテット集!
ファビオ・フルナリはデビューアルバムのプログラムとして、リュート協奏曲(G協奏曲)RV.93や、モテットの中でも名作として知られる「RV.626」と「RV.630」の2曲、「フォリア風」のソナタ、「マドリガーレ風」の協奏曲などを選曲。
アンサンブル・リ・インヴァギーティの躍動感にあふれ、表情豊かな演奏が、ヴィヴァルディの高貴で天才的な世界に聴衆を引き込んでくれます。
アンサンブル・リ・インヴァギーティには、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でバロック・ヴァイオリンを学んだ日本人奏者である高橋亜季が第1ヴァイオリンとして参加。伸びやかな音色でアンサンブルを牽引しています。
C-00343
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ&ロンド集
ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454
ロンド ト長調(ハフナー K.250よりハイフェッツ編)
ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調 K.378
ロンド ハ長調 K.373(クレンゲル&コセミャン編)
ルベン・コセミャン(Vn)、
ナタリア・ムナツァカニャン(P)、
マルガリータ・グリゴリアン(P)

録音:2018年11月、アルメニア作曲家協会(エレバン、アルメニア)
モスクワ音楽院でマヤ・グレザノワ教授に師事し、コーガン、オイストラフ、ヴァルガ、アハロニアンなど世界的名手たちからも指導を受けたアルメニア系カナダ人ヴァイオリニスト、ルベン・コセミャンのモーツァルト・プログラム。
2つのヴァイオリン・ソナタ、2つのロンドを組み合わせたプログラムでコセミャンは哲学的ではなく、楽器の持つ最上の音色、ヴィルトゥオージティを追求しています。力強さと洗練された優雅さが同居する独自色を打ち出し、天才モーツァルトの音楽を奏でています。
C-00344
ビギニングス〜サクソフォンとギターのための20世紀の音楽
ベッラフロンテ:組曲第1番
ピエルサンティ(パオリーノ編):組曲「モンタルバーノ刑事」
マチャド:ブラジルのポピュラー音楽集
ピアソラ:タンゴの歴史
コリア(パオリーノ編):スペイン
ヒステリコ・デュオ〔ミケーレ・パオリーノ(Sax)
ダヴィデ・ディ・イエンノ(G)〕

録音:2020年6月−7月、ピムス・スタジオ(ヴァスト、イタリア)
センシティヴな「クラシカル・ギター」とパワフルでソリッドな「サクソフォン」というユニークな組み合わせによるデュオが絶妙なコンビネーションで展開する20世紀音楽の世界。
ピアソラの「タンゴの歴史」、チック・コリアの「スペイン」では、サクソフォンとギターのコンビが作品に見事にフィット。現在も活躍中の3人の作曲家、ベッラフロンテ、ピエルサンティ、マチャドの作品は、この編成のための新たなレパートリーとして重宝されることでしょう。
ミケーレ・パオリーノはフェデリコ・モンデルチに師事したイタリアのサクソフォニスト。伸びやかな音色が印象的です。
C-00346
イタリアからのポストカード〜ピアノ4手連弾によるイタリア音楽集
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」(作曲家編曲による4手連弾版)、子供のための6つの小品 P.149
マリピエロ:アルメニア(作曲家編曲による4手連弾版/世界初録音)、間隔と静寂(作曲家編曲による4手連弾版/世界初録音)
マルトゥッチ:ヴェルディの歌劇「仮面舞踏会」による幻想曲 Op.8(世界初録音)
ジルダ・ブッタ&ヴィクトリア・テレキエフ(ピアノ4手連弾/ベーゼンドルファー)

録音:2019年7月8日−10日、ヤマハ・スタジオ(レズモ、イタリア)
20世紀イタリアを代表する音楽学者、音楽評論家であるマッシモ・ミラ(1910−1988)が「1880年世代」と呼んだとされるオットリーノ・レスピーギ、ジャン・フランチェスコ・マリピエロ、そしてジュゼッペ・マルトゥッチの3人のイタリアの大作曲家たちの「ピアノ4手連弾」のための作品を集めた、イタリアのレーベルならではのユニークかつ興味深いプログラム!
レスピーギの「ローマの噴水」、マリピエロの「アルメニア」と「間隔と静寂」は作曲家自身の編曲であり、レスピーギの「6つの小品」とマルトゥッチの「幻想曲 Op.8」はピアノ4手連弾のためのオリジナル作品。
オペラが隆盛を誇っていたイタリアにおいて、器楽音楽の復興に尽力を注ぎ、情熱を燃やした3人の作曲家たちならではの素晴らしき「仕事」と言えるでしょう。
映画「海の上のピアニスト」や、ヨーヨー・マの大ヒット・アルバム「ヨーヨー・マ・プレイズ・エンニオ・モリコーネ」にも参加し、モリコーネのスペシャリストとしても高名なイタリアの名女流ピアニスト、ジルダ・ブッタの参加も大きなポイント!
ブルガリア人の父とブルガリア系イタリア人の母の下にミラノで生まれ、パウル・バドゥラ=スコダに師事。デビューCDとなったマリピエロのピアノ作品集でその名を広めたヴィクトリア・テレキエフとのデュオが、色彩感、躍動感にあふれる演奏で19〜20世紀初頭のイタリアにおける器楽作品の魅力と重要性を伝えてくれます。
C-00347
テレマン:カンタータ&トリオ・ソナタ集
カンタータ「汝呪われし者、恐ろしい声よ」TWV.1:385
トリオ・ソナタ イ短調 TWV.42:A1
カンタータ「堅き砦に」TWV.1:96
トリオ・ソナタ ト短調 TWV.42:A4
カンタータ「魂よ、見分けることを学び」TWV.1:1258
トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV.42:F8
アンサンブル・フェスタ・ルスティカ〔ロジータ・フリサーニ(S)、ジョルジオ・マッテオーリ(リコーダー&指揮)、ワルテル・マッマレッラ・ジョルダーノ(ハープシコード)、カルロ・ラッツァローニ(Vn)、マルチェロ・スカンデッリ(Vc)〕

録音:テアトロ・ロゼタム(ミラノ、イタリア)
ピリオド楽器使用のイタリアの古楽演奏団体アンサンブル・フェスタ・ルスティカは、1725年から26年にかけてハンブルクで出版されたドイツ・バロックの巨匠テレマンの72曲のカンタータ集からソプラノのための3曲を選曲。カンタータでは、ソプラノ独唱とオブリガートを担当するリコーダーやヴァイオリンとの兼ね合いによる濃密な対話が印象的。
また、リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音による「トリオ・ソナタ」では、アンサンブル・アウローラやアカデミア・モンティス・レガリスなどのイタリアを代表する古楽アンサンブルと共演を重ねてきたリコーダー奏者、ジョルジオ・マッテオーリが躍動。
テレマンのトリオ・ソナタの優れた作曲技法に改めて感嘆させられる秀演です。
C-00348
クラヴィカラーズ
クレーブ:ブクステフーデの「キリストはよみがえり給いぬ」による即興曲、運命の女神よ、フォルトゥナ・ジャズペラータ 〜 15世紀の「運命の女神よ」による変奏曲
ダウランド:さあ、もういちど
クレーブ:甘い愛 〜 ダウランドの「さあ、もういちど」による即興曲
マルプルク:「クラヴィチェンバロのためのシンフォニア」より 第3楽章 アレグロ・アッサイ
クレーブ:サンバ・ド・ハンス、バイアンドゥ、チェンジズ、メディタンゴ、トケ・デ・ボサ、サンバ・ド・ベートーヴェン、クラバキーニョ、キリエ、ジャズ・クーラント
ヘンデル:組曲ニ短調 HWV.437より アルマンド
バッハ:フランス組曲第1番ニ短調 BWV.812より アルマンド
クレーブ:モレニーニャによる即興曲、エピローグ
ジャン・クリーブ(クラヴィコード)

録音:2019年7月、ニーダーヴァイマール古教会(ドイツ)
異色のトリオ、ヴィオラ・ダ・サンバの「ダ・リオ・ア・リオ」(Quartz/QTZ2121)では変幻自在、かつノリノリの快演を披露してくれたコンポーザー、インプロヴァイザー、そしてクラヴィコード&ピアノ弾きであるブラジルの鬼才ジャン・クリーブ(1964−)。
南米ブラジルの異色の音楽家が放つ次なるプロジェクトは、クラヴィコード・ソロによる自作と大作曲家たち、ヘンデル、バッハ、ダウランド、マルプルクの作品とのコラボレーション!
自身の即興や伝承曲、有名作曲家の作品からの変奏曲などをたっぷりと投入し、1台のクラヴィコードでクラシック、ラテン、インプロが同居する刺激的なプログラムを構築。クラヴィコードの音色と、カラフルなプログラムとのコントラストを存分にお楽しみください。このアイディア、お見事です。
C-00349
4手連弾の歴史〜4手連弾のためのフランス音楽集
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」(4手連弾版)
フォーレ:組曲「ドリー」(4手連弾版)
ドビュッシー:小組曲 Op.56(4手連弾版)
サティ:風変わりな美女(4手連弾版)
プーランク:ソナタ FP.8(4手連弾版)
ルカ・アルナルド・マリア・コロンボ&知念杉子(ピアノ4手連弾)

録音:2020年7月、ミラノ(イタリア)
沖縄県那覇市出身の女流ピアニスト、知念杉子と、ミラノ音楽院で笠原みどりに師事した実力派、ルカ・アルナルド・マリア・コロンボの夫婦デュオによる"4手連弾"の「4種連弾の四季」(Da Vinci Classics/C00149)に続くセカンド・アルバムは、19世紀後半〜20世紀前半にかけてフランスで活躍した大作曲家たち5人の4手連弾作品集!
ラヴェルの「マ・メール・ロワ」をはじめとしたプログラムは、同じ母国、歴史的、文化的背景を持つ作曲家たちによって描かれた近代フランスにおけるピアノ音楽の歴史のハイライト。ロマン派から印象派、そして最初の表現主義に至る歴史を、ミラノの夫婦デュオの4本の手が紐解いてゆきます。
C-00350
アラ・ルナ〜ペル・ソナール&カンタール
マリーノ:ソナタ第10番、インヴィト・アッラレグレッツァ
ストロッツィ:眠っている愛の神よ
ファルコニエリ:フォリア
マリーニ:アラ・ルナ、これまでより空に星が
ファルコニエリ:甘味な旋律とコッレンテ
マリーニ:私のキューピッド
ファルコニエリ:愉快なファンタジー、スピリティッロ
モンテヴェルディ:苦しみが甘美なものならば
フォンターナ:ソナタ第2番
ピッチニーニ:トッカータ第6番
メールラ:そう思い込むお人好し
フレスコバルディ:カンツォーナ第5番
モンテヴェルディ:それはやはり本当なのだ
マリーニ:ソナタ第12番、新しい5月の陽気
アンサンブル・ラ・セルヴァ〔マリリア・ヴァルガス(S)、カロリーナ・パーチェ(リコーダー)、ジャンニ・ラ・マルカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フランチェスコ・トマージ(リュート&バロック・ギター)、ミケーレ・カレカ(テオルボ

録音:2009年5月12日−14日
2005年にリコーダー奏者のカロリーナ・パーチェが中心となって結成されたイタリアの古楽演奏団体、アンサンブル・ラ・セルヴァによる「月」や「夜」をテーマとしたプログラム。
ヨーロッパ各国だけでなくアメリカやブラジル、アルジェリアなどへのツアーを行うなど、ルネサンス時代から後期バロックまでの幅広いレパートリーを持ち味としているアンサンブルです。


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