湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



B RECORDS
(フランス)


演奏会のライヴ収録に特化したレーベル。若い才能ある演奏家に注目し、彼らと聴衆を繋ぐ音楽をそのまま高音質で記録。CDとして販売するだけでなく、インターネットでの配信も積極的に行っています。


※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
LBM-001
ヤナーチェク:作品集
弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」 JWVII/13
おとぎ話 JW VII/5
コンチェルティーノ JW VII/11
エルメス四重奏団
【メンバー】
オメール・ブシェーズ(Vn1)
エリーゼ・リュウ(Vn2)
ユン=シン・ロウ・チャン(Va)
アンソニー・コンドウ(Vc)

ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(Vc)
ギヨーム・ベロン(P)
ジョナス・ヴィトー(P)
オメール・ブシェーズ(Vn1)
エリーゼ・リュウ(Vn2)
ユン=シン・ロウ・チャン(Va)
アモリ・ヴィドゥヴィエ(Cl)
マキシム・トンバ(Hrn)
ラファエル・アングスター(Fg)

録音:2014年8月5日 ライヴ
1997年から開催されている「ドーヴィル・イースター音楽祭」はルノー・カピュソンやニコラ・アンゲリッシュら、 若い才能を紹介することを目的に始められました。2002年からは8月の「夏の音楽祭」も始まり、バロック 作品の研究結果を交えながら、数多くの世界初演が行われています。2014年に開催されたコンサートを 録音したこのアルバムで取り上げられているのはヤナーチェクの作品。2008年、リヨン国立音楽院の学生 たちによって結成された「エルメス四重奏団」を中心に、若手管楽器奏者たちが集い、洗練された演奏を 披露しています。
LBM-002
NX-B09
シューマン:ミルテの花 Op.25 レア・トロンメンシュラーガー(S)
ダミアン・パス(Bs-Br)
アルフォンス・スマン(P)

録音:2014年10月13日 ライヴ
1840年、紆余曲折を経て、ようやくクララと結婚できることになったシューマン。彼が結婚式の前日に最愛 のクララに贈ったのがこの歌曲集「ミルテの花」です。全曲を通じてシューマンの喜びが感じられますが、連作 歌曲というわけでもなく、各々の曲も男声でも女声でも歌われることがあります。ベルリンのハンス・アイス ラー音楽院で学んだソプラノ、トロンメンシュラーガーとオーストラリア生まれ、パリで学んだバス・バリトン、パ スが曲に合わせ、表現豊かに歌っています。
LBM-003
メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲/ピアノ六重奏曲
ピアノ四重奏曲 第3番ロ短調 Op.3
ピアノと弦楽のための六重奏曲 ニ長調 Op.110
イスマエル・マルゲン (P)
ピエール・フシュヌレ(Vn)
アドリアン・ボワソー(Va)
ヤン・ルヴィオノワ(Vc)
アモリ・コエイトー(Vn)
レア・エニノ(Vn)
アドリアン・ラ・マルカ(Va)
クリスティアン=ピエール・ラ・マルカ(Vc)…
ヤン・デュボスト(Cb)

録音:2014年5月3日、2014年7月26日
早熟の天才メンデルスゾーンが15歳の時に書いたピアノ四重奏曲第3番とピアノ六重奏曲。ベートーヴェ ンを思わせる四重奏曲、推進力に満ちた明るい旋律に溢れた六重奏曲と、メンデルスゾーンの後期の作 品と比べても全く遜色のない完成度を誇っています。これらを演奏するのは、現代フランスを代表する若い 奏者たち。素直な感性を生かした美しい音色が聴きどころです。
LBM-004
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第15番/第16番
弦楽四重奏曲 第15番イ短調 Op.132
弦楽四重奏曲 第16番ヘ長調 Op.135
ストラーダQ
【メンバー】
ピエール・フシュヌレ(Vn1)
サラ・ネヌタヌ(Vn2)
リーズ・ベルトー(Va)
フランソワ・サルク(Vc)

録音:2015年5月1日 ライヴ
2015年の「ドーヴィル・イースター音楽祭」で開催された演奏会の中で、最も注目されたアンサンブルの一 つがこの“ストラーダ四重奏団”です。彼らが演奏したのは弦楽四重奏曲の中でも最高峰とされるベートー ヴェンの最後の2曲の四重奏曲であり、その深遠で、時間を超越したかのような大胆な解釈は聴衆の喝 采を浴びました。四重奏のメンバーは各々ソリストとしても活躍している名手たち。お互いの音色を聴きな がら自らの主張も忘れない丁々発止のやりとりが聴きどころです。
LBM-005
聖母マリアの嘆き
1.作者不詳:サルヴェ・レジーナ
2.オルティス(1510-1570):甘き想い出によるレセルカーダ 第2番
3.ストロッツィ(1619-1677):Sacri musicali affetti Op.5-サルヴェ・レジーナ
4.ロッシ(1598-1653):セニャール ・ルイジによるパッサカリア
5.モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き-第1部 私を死なせて
6.メールラ(1595-1665):「堕落したクルツィオとその他のカプリッチョ Op.13-今や眠りの時
7.カプスベルガー(1580-1651):パッサカリア
8.サンチェス(1600-1679):スターバト・マーテル
9.フレスコバルディ:チェンバロとオルガンのためのタブラトゥーラ譜 第1巻-トッカータ 第1番
10.ストロッツィ:Sacri musicali affetti Op.5-おお、マリア
マリ・ド・ヴィユトレイ (S)
ロナン・ハリル(指揮&クラヴサン)
アンサンブル・デマレ

録音:2015年8月7日 ライヴ
バロック時代に「聖母マリア」について書かれた様々な作品を集めた演奏会のライヴ。ソプラノのヴィユトレイ は9歳でブルターニュのマスター・クラスに参加しその歌声を認められたという神童。その後は順調に年齢を 重ね、現在では様々なバロック・アンサンブル(アマリリス、ピグマリオン、リチェルカール・コンソートなど)と共 演、またバロック以外の分野でも活躍しています。作曲家アンリ・デマレの名を冠したアンサンブル「アンサン ブル・デマレ」はパリのシンガー・ポリニャック財団のレジデント・アーティストを務める注目の団体です。メン バーにはヴィオラ・ダ・ガンバのロビン・パロとロナルド・マーティン・アロンソ、アーチリュートのマルク・ウォルフ、オ ルガンを演奏しているのは話題のジャン・ロンドーなど錚々たる顔ぶれが揃っています。
LBM-006
シューベルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ 第21番変ロ長調 D960
3つのピアノ小品(即興曲) D946
イスマエル・マルゲン(P)

録音:2016年8月3日 ライヴ
1992年生まれのイスマエル・マルゲンは、ジャック・ルヴィエやロジェ・ムラロらに師事した若手ピアニスト。 2012年12月に開催されたロン=ティボー国際音楽コクールで第3位および聴衆賞を受賞、期待の若手 として国際的な活躍を誇っています。このアルバムではシューベルトの最後のピアノ・ソナタである第21番 と、同じく最後の年に書かれた3つの即興曲を演奏、作品の持つ深みを表現しながらも、若々しい感性を 加えたユニークな演奏を披露しています。
LBM-007
熱血漢-ロンドンでのイタリア人の苦難
【序曲】
1.ヘンデル:歌劇「忠実な羊飼い」
HWV8-第1幕 序曲
【第1幕】
2.Le theatre represente …劇場の代表は(語
り)
ジェミニアーニ(1687-1762):3.合奏協奏曲 ニ長調 Op.2-4 第1楽章:Andante
4.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第1楽章:Andante
unisson - Andante
5.チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.5-4 第3楽章:Grave
6-8.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第2-4楽章
9.バレエ音楽「魔法の森」第2部-Andante-Allegro
assai-Adagio
10.合奏協奏曲 ロ長調 Op.4-2
11-12.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第5.6楽章
【第2幕】
13.Londres, Hiver 1732 …1732年冬、ロンドン(語り)
14-17.ジェミニアーニ:合奏協奏曲 ハ短調 Op.2-1
18-21.エイヴィソン(1709-1770):協奏曲 ホ短調 Op.6-3
22.ジェミニアーニ:音楽の寄せ集め
【第3幕】
23.Il furibondo se sent seul…孤独な熱血漢
24.ジェミニアーニ:ヴァイリン・ソナタ ロ短調 Op.4-11 第1楽章:Largo
25.合奏協奏曲 ホ短調 Op.3-3 第2楽章:Allegro
26.合奏協奏曲 第2番変ロ長調(コレッリのソナタ集 Op.5-2による):第2楽章 Allegro
27.ヘンデル:歌劇「リナルド」HWV7-第2幕 私を泣かせてください
28.ジェミニアーニ:バレエ音楽「魔法の森」第1部 Allegro moderato
29-31.ジェミニアーニ:ソナタ ニ長調「トランケールの茂みで」
32.コレッリ:合奏協奏曲 ニ長調 Op.6-4 第4楽章 Allegro-Allegro
レスカドロン・ヴォラン・ドゥ・ラ・レーヌ

録音:2016年6月16日 ライヴ
イタリア後期バロックの作曲家ジェミニアーニ。アレッサンドロ・スカルラッティに師事し、ナポリの宮廷楽団のコ ンサート・マスターとして活躍。その後ロンドンに招かれ第3代エセックス伯ウィリアム・カペルの庇護を受けま した。ジェミニアーニはかなり気性の激しい性格だったようで「熱血漢Il Furibondo」と呼ばれたことでも知 られます。彼の晩年は謎に包まれており、中でも大切な手稿を使用人に盗まれ気落ちしてしまったことなど 数多くのエピソードも残されています。このアルバムは、彼の音楽を中心に周辺の作曲家の作品も交え、 語りを加えて3幕の物語として仕立てた演奏会をそのまま収録しています。演奏も素晴らしく、劇場の雰 囲気も良く伝わってきます。
LBM-008
シューベルト:冬の旅 ナウエル・ディ・ピエロ(Bs)
アルフォンス・スマン(P)

録音:2015年5月11日 ライヴ
1984年ブエノスアイレス生まれのバス歌手ナウエル・ディ・ピエロが歌う「冬の旅」全曲。2012年にはロイ ヤル・オペラの「ラ・ボエーム」に出演し話題となり、2014年には「ドン・ジョヴァンニ」のマゼット役でも注目を 浴びました。現在はパリ・オペラ座のアトリエ・リリケとザルツブルク音楽祭の「ヤング・シンガー・プログラム」に 席を置き、オペラ全般を学んでいます。この「冬の旅」ではビロードのような美しい声と、若々しい感性を生 かした見事な歌唱を聴くことができます。
LBM-009
プーランク/ラヴェル:歌曲集
プーランク: ギョーム・アポリネールの詩による2つの歌 FP131-第1曲 橋
 動物詩集 FP15
 モンパルナス FP127
 ハイド・パーク FP128
 カリグラム FP140
 ギヨーム・アポリネールの4つの詩 FP58
 平凡な話 FP107
ラヴェル:マダガスカル先住民の歌
 博物誌
ステファーヌ・ドグー(Br)
セドリック・ティベルギアン(P)
アレクシス・デシャルム(Vc)
マッテオ・チェーザリ(Fl)

録音:2017年1月23日 ライヴ
2017年1月、パリの「アテネ劇場」で開催されたコンサートのライヴ録音。動物の叫び声、都市の寓話、 旅の散文、失われた詩人の声など、奇妙な声を伴うユニークで一風変わった演奏は聴衆たちを大いに沸 かせました。バリトン歌手ドグーの表情豊かな歌と、名手ティペルギアンの伴奏は、音楽と文学の完璧な融 合をみせています。
LBM-010
ピアノ・デュオ〜ベロン&マルゲン
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b(2台ピアノ版)
シューマン:アンダンテと変奏 Op.46(2台ピアノ、2台のチェロとホルンによるオリジナル版)
ラフマニノフ:組曲 第1番「幻想的絵画」Op.5
ショスタコーヴィチ:2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op.94
ジュリアン・デプランケ(Hrn)
ヤン・ルヴィオノワ(Vc)
アンソニー・コンドウ(Vc)
ギヨーム・ベロン(P)
イスマエル・マルゲン(P)

録音:2017年8月2.4.5日 ライヴ
1992年生まれのベロンとマルゲンは、以前にもシューベルトの連弾ア ルバムをリリースするなど旧知の仲であり、今回も息がぴったり。憂鬱で内省的なシューマン、幻想的なラフ マニノフ、荘厳なブラームス、機知に富んだショスタコーヴィチと、作品の多彩な面をほとんどゲーム感覚で 的確に描きだしています。ブラームスでは管弦楽を思わせる響きを聴かせ、シューマンはホルンとチェロを伴 うオリジナル版を演奏しているところも聴きどころです。
LBM-011(2CD)
NX-D04
ブラームス:室内楽全集第1集
ピアノ四重奏曲 第1番ト短調 Op.25
ピアノ四重奏曲 第3番ハ短調 Op.60
ピアノ四重奏曲 第2番イ長調 Op.26
ピエール・フシュヌレ(Vn)
リーズ・ベルトー(Va)
フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2017年3月5日 ライヴ
演奏するのは、日本でもおなじみのエリック・ル・サージュ、フランソワ・サルクと、フランス国内で絶大 な人気を誇る若手ヴァイオリニスト、ピエール・フシュヌレ、1982年生まれ、ジュネーヴ国際コンクールに入 賞した女性ヴィオラ奏者リーズ・ベルトー。ブラームスの厳格な精神と美しさを的確に表現しています。
LBM-012(2CD)
NX-D04
ブラームス:室内楽全集第2集
弦楽五重奏曲 第1番ヘ長調 Op.88
弦楽五重奏曲 第2番ト長調 Op.111
弦楽六重奏曲 第1番変ロ長調 Op.18
弦楽六重奏曲 第2番ト長調 Op.36
ピエール・フシュヌレ(Vn)
岡田修一(Vn)
リーズ・ベルトー(Va)
アドリアン・ボワソー(Va)
フランソワ・サルク(Vc)
ヤン・ルヴィオノワ(Vc)

録音:2018年3月7日 ライヴ
こちらは弦楽のみの曲集ですが、パリ音楽院出身の若き日本の俊英 ヴァイオリニスト、岡田修一が奏者として参加しているのがポイント。ブラームスの厚みのある響きを奏者全 員で紡ぎ出しています。
LBM-013(3CD)
NX-D11
サン=サーンス:歌劇「アスカーニオ」 ベンヴェヌート・チェッリーニ…ジャン=フランソワ・ラポアント(Br)
パゴーロ…ジョー・ベルティリ(Bs-Br)
アスカーニオ…ベルナール・リヒター(T)
スコッツォーネ…イヴ=モー・ユボー(Ms)
フランソワ1世…ジャン・テイゲン(Bs)
デタンプ公爵夫人…カリーナ・ゴーヴァン(S)
コロンブ・デストゥールヴィル…クレメンス・ティルカン(S)
物乞い…モハンメド・ハイダー(Br)
デストゥールヴィル…バスティアン・コンブ(T)
オルベック…マクサンス・ビリエマス(T) 他
ギョーム・トゥルニエール(指)
ジュネーヴ大劇場cho
ジュネーヴ州立高等音楽院O&cho

録音:2017年11月24-26日 ジュネーヴ ライヴ録音
ベルリオーズの破天荒なオペラで知られるイタリア・ルネサンス期に実在した彫刻家ベンヴェヌート・チェッリー ニ。サン=サーンスは彼の弟子アスカーニオを主人公にし、ベルリオーズとは違った視点で作品を描いてい ます。1890年に初演されたこの歌劇は、当時流行していたワーグナーの音楽から影響を受けながらもフラ ンスのエスプリを失うことなく、優雅かつ壮大な叙事詩として成立しており、通常いくつかの省略が施されま すが、今回は省略のない完全版が演奏されています。スイス最古の音楽学校である「ジュネーヴ州立高 等音楽院」の学生たちの熱気あふれる演奏にのってヴェテラン歌手たちが素晴らしい歌唱を繰り広げてい
LBM-023
ブラームス:室内楽作品全集 第5集
ヴィオラとピアノのためのソナタ集
ヴィオラ・ソナタ 第1番Op.120 No.1
ヴィオラ・ソナタ 第2番Op.120 No.2
2つの歌 Op.91-歌とヴィオラ、ピアノのための
リーズ・ベルトー(Va)
サラ・ローラン(C.A)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2019年2月22,25日,9月18日
エリック・ル・サージュが取り組むブラームスの室内楽全集シリーズ、第5集にはヴィオラ・ソナタと同じくヴィオラが活躍する 「2つの歌」を収録。創作活動を中断していた晩年のブラームスが、名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに出 会ったことで、再び作曲意欲を燃やし書き上げた一連のクラリネット作品は、どれも珠玉の名作です。中でもブラームス 最後のソナタ作品となった1894年の「2つのクラリネット・ソナタ」はブラームス自身の手によってヴィオラ版に編曲され、 現在ではクラリネット版、ヴィオラ版のどちらも愛奏されています。「2つの歌」は第2番「聖なる子守歌」が1863-64年、 第1番「秘めたるあこがれ」が1884年に書かれた曲。編成にアルトとヴィオラが指定された、いかにもブラームス好みの渋 く美しい作品です。今作では若き名手リーズ・ベルトーがヴィオラを担当、味わい深い音色でしみじみとした旋律を奏で ています。歌曲ではFuga Liberaレーベルからアルバムをリリースするサラ・ローランが参加、3人の響きが溶け合う瞬間 をお楽しみください。
LBM-024
魂の歌
オリヴィエ・グレフ(1950-2000):魂の歌(1979-1995)
 パリの遊歩道(1996)-2人の歌手とピアノのための
ティエリー・エスケシュ(1965-):D'UNE DOULEUR MUETTE(2001)-歌、チェロとピアノのための
マリー=ロール・ガルニエ(S)
クレマンティーヌ・デクチュール (S)
パコ・ガルシア(T)
ヤン・ルヴィオノワ(Vc)
フィリップ・アタ(P)

録音:2019年7月31日,8月7,9日
2020年は、フランスの近代作曲家オリヴィエ・グレフの没後20周年。ルチアーノ・ベリオに師事しながらも決して前衛的 な作風を採用することはなく、詩的な作品を350作以上も書き続けたグレフ。活動初期には認められなかった彼の作 品が評価され始めたのは、1990年以降のことであり、中でも1992年に作曲されたチェロとピアノのための「ソナタ・ド・レ クイエム」はいくつかの録音により広く親しまれています。このアルバムには、1979年から1995年に渡って構想された歌 曲集「魂の歌」を中心に、同じくグレフの「パリの遊歩道」と、1965年生まれのエスケシュの作品を収録。抒情的で豊か なハーモニーを持つこれらの曲を、名手アタの伴奏のもと若く優れた歌手たちが歌います。
LBM-025
シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」 トーマス・オリーマンス(Br)
マルコム・マルティノー(P)

録音:2019年6月3日 ライヴ
パリのテアトル・ド・ラテニーでライヴ録音された「美しき水車小屋の娘」。歌っているのはオランダ出身のバリトン歌手トー マス・オリーマンス。彼はアムステルダム高等音楽院でマルグリート・ホーニックに歌唱を学び、フィッシャー=ディースカウを 始めとした大歌手の薫陶を受け、オランダ国立歌劇場でパパゲーノとしてデビュー。以降、この歌劇場に定期的に出演 するほか、ヨーロッパを中心にリタイタルを行っており、また2011年には来日、武蔵野市民文化会館で「冬の旅」を歌い 好評を博しました。この2019年のライヴは、彼の「今」を聴くための絶好の1枚。若々しいだけではなく、熟成が感じられ る演奏です。
LBM-026(2CD)
NX-D07
ブラームス:室内楽作品全集 第6集
弦楽四重奏曲 第1番ハ短調 Op.51-1
弦楽四重奏曲 第2番イ短調 Op.51-1
弦楽四重奏曲 第3番変ロ長調 Op.67
ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34
ストラーダQ【ピエール・フシュヌレ(Vn)、サラ・ネムタヌ(Vn)、リーズ・ベルトー(Va)、フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)】

録音:2019年2月15日 ライヴ
エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」の第6集は3曲の弦楽四重奏曲とピアノ五重奏 曲の組み合わせ。ブラームスにとって「弦楽四重奏曲」というジャンルは室内楽の中でも最も厳格なものであり、偉大な る先人ベートーヴェンを意識したためか、最初の作品が生まれるまでに20曲以上の習作を書きながらも、全て破棄して しまうという慎重さを見せています。そのせいか、ようやく1873年に発表された第1番と第2番のあとは、1875年に第3 番を作曲したのみで、以降ブラームスは弦楽四重奏曲を書くことはありませんでした。 フシュヌレ、ネムタヌ、ベルトー、サルクをメンバーとするストラーダ四重奏団は、3つの作品が持つ性格…劇的な第1番、 柔和な第2番、明るく軽快な第3番…をくっきり描き分け、若々しい表情を加えることで新鮮な演奏を聴かせます。ル・ サージュが加わったピアノ五重奏曲の流麗な演奏も見事です。
LBM-028
ブラームス:室内楽全集 第7集
チェロ・ソナタ 第1番ホ短調 Op.38(1865)
チェロ・ソナタ 第2番ヘ長調 Op.99(1886)
フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2019年9月18日 ライヴ
エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」の第7集は2曲のチェロ・ソナタ。ベートーヴェンを思わ せる厳格な書法に則りながらも、哀愁漂う旋律に彩られた第1番は1865年、情熱的でピアノ・パートに重要な役割が与 えられた第2番は1886年の作品です。32歳の時の第1番がブラームスらしい暗い表情が魅力的なの対し、53歳のブラー ムスによる第2番は意外ともいえる明るさが特徴的。フランスの名手サルクとル・サージュは各々の曲の性格を鮮やかに描き 分け、新鮮な解釈で聴かせます。サルクの美音とル・サージュの流麗なピアノの掛け合いが見事です。
LBM-029(2CD)
NX-D07
ブラームス:室内楽作品全集 第8集
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8(1890-91年改訂版)
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.101
ピエール・フシュヌレ(Vn)
フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2019年11月22日 ライヴ
エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」。第8集に収録されたのは3曲のピアノ三 重奏曲です。1854年に初稿が書かれ、1890年から91年に改訂が施された第1番、円熟期の1880年に 作曲された第2番、その6年後に完成された第3番。ル・サージュ、サルク、フシュヌレの3人は、作品の特長で あるブラームスらしい歌心と抒情性を存分に生かした密度の濃いアンサンブルを聴かせます。ル・サージュの推 進力に満ちた表現、サルクの深く美しい音色、フシュヌレの伸びやかな歌いまわし。これらが一体となったブラー ムスをお楽しみください。
LBM-030
シューベルトと近代フランス歌曲集
1. アーン(1875-1947):La chere blessure愛しい傷
2. アーン:Puisque j’ai mis ma levre 私は口づけをしたから
3. ショーソン(1855-1899):La Chanson bien douce いとも甘い歌Op.34
No.1
4. ショーソン:Le Chevalier malheur 不幸な騎士Op.34 No.2
5. ヴォルフ:Anakreons Grab アナクレオンの墓
6. ヴォルフ:Die Geister am Mummelsee ムンメル湖の亡霊
シューベルト:『白鳥の歌』 D.957より
7. Das Fischermadchen 漁師の娘
8. Am Meer 海辺で
9. Die Stadt 都会
10. Der Doppelganger 影法師
11. Ihr Bild 彼女の絵姿
12. Der Atlas アトラス
13. シューベルト:Du bist die Ruh 君はわが憩い D.543 Op.59 No.3
14. シューベルト:Auf dem See 湖上で D.543 Op.92 No.2
15. シューベルト:Nacht und Traume 夜と夢 D.827
プーランク:郵便はがき-アポリネールの4つの詩 FP58
プーランク:村人の歌 FP117*
ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ*
ヴィクトワール・ビュネル(Ms)
ガスパール・ドゥアンヌ(P)
エレナ・ハルシャーニ(S)
トーニ・ミン・ガイガー(P)
ファビアン・ラングート(Br)
カミーユ・ルモニエ(P)
ミヒャエル・ラコトアリヴォニー(Br)*
テオドラ・オプリショル(P)*

録音:2020年7月28日 ライヴ
毎年、オルセー=ロワイヨモン・アカデミーで開催される歌曲リサイタル。2020年も困難な状況の中、4組の歌 手とピアニストがフランス近代歌曲を中心に、ヴォルフやシューベルトまで様々な歌曲で素晴らしい演奏を披露 しました。いずれも将来を嘱望される若き歌手たちの歌声をお楽しみください。
LBM-032
ブラームス(1835-1897):室内楽作品全集 第9集〜2台ピアノのための作品集
ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 Op. 56b(1873)
2台のピアノのためのソナタ ヘ短調 Op. 34b(1864)
エリック・ル・サージュ(P)
テオ・フシュヌレ(P)

録音:2019年1月31日(ライヴ)
2017年に開始されたB RECORDSレーベルの大好評シリーズ「ブラームス: 室内楽作品全集」。 ピアニスト、エリック・ルサージュが主導するこのプロジェクトは、彼と友人たちが演奏するブラームスをライヴで収録するというもので、これまでにリーズ・ベ ルトー(Va)やフランソワ・サルク(Vc)など名手を迎え、ブラームスの味わい豊かな室内楽作品を聴かせています。 第9集で採り上げられたのは「ハイドンの主題による変奏曲」と「2台のピアノのためのソナタ」。創作初期と晩年以外、ほとんどピアノ独奏曲を残さな かったブラームスですが、管弦楽作品や声楽作品を書く際の準備として、まず2台ピアノのための総譜を書きあげていたことはよく知られています。「ハイ ドンの主題による変奏曲」も先にピアノ版が書かれ、その後管弦楽版が完成しました。主題こそシンプルなものの、随所に複雑な対位法が張り巡らさ れた技巧的な作品です。「2台のピアノのためのソナタ」はもともと弦楽五重奏曲として1862年に作曲されましたが、試演の際の評判が良くなかった ため、1864年に2台ピアノ用に改作。その後、ピアノ五重奏曲として書き直されたという経緯を持つ作品です。ブラームス自身も気に入っていたという この版、ピアノの美しい響きが存分に生かされており、弦で奏されるのとはまた違った味わいがあります。 今作でル・サージュと共演するのは、2018年ジュネーヴ国際コンクールで第1位に輝いた若きピアニスト、テオ・フシュヌレ。兄ピエールの影響を受け3 歳から音楽を学び始め、12歳の時にパリ国立高等音楽院に入学し研鑽を積み、数多くのコンクールで優勝を飾った俊英です。

LBM-038(16CD)
NX-J01
ブラームス:室内楽作品全集(ライヴ録音集)
<第1集 ピアノ四重奏曲> (LBM011)
■DISC1
ピアノ四重奏曲 第1番ト短調 Op. 25
ピアノ四重奏曲 第3番ハ短調 Op. 60
■DISC2
ピアノ四重奏曲 第2番イ長調 Op. 26
<第2集 弦楽五重奏曲、六重奏曲> (LBM012)
■DISC3
弦楽五重奏曲 第1番ヘ長調 Op. 88
弦楽五重奏曲 第2番ト長調 Op. 111
■DISC4
弦楽六重奏曲 第1番変ロ長調 Op. 18
弦楽六重奏曲 第2番ト長調 Op. 36

<第3集 管楽器を伴う作品集> (LBM015)
■DISC5
クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op. 115
クラリネット三重奏曲 イ短調 Op. 114
■DISC6
クラリネット・ソナタ 第1番ヘ短調 Op. 120-1
クラリネット・ソナタ 第2番変ホ長調 Op. 120-2
ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op. 40
<第4集 ヴァイオリン・ソナタ> (LBM020)
■DISC7
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調「雨の歌」Op. 78
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op. 100
ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 Op. 108
ヴァイオリン・ソナタ イ短調「F.A.E.ソナタ」〜第3楽章 スケルツォ ハ短調 WoO2
<第5集 ヴィオラ・ソナタ ほか> (LBM023)
■DISC8
ヴィオラ・ソナタ 第1番ヘ短調 Op. 120 No.1
ヴィオラ・ソナタ 第2番変ホ長調 Op. 120 No.2
2つの歌 Op. 91 - 歌とヴィオラ、ピアノのための
<第6集 弦楽四重奏曲、ピアノ五重奏曲> (LBM026)
■DISC9
弦楽四重奏曲 第1番ハ短調 Op. 51-1
弦楽四重奏曲 第2番イ短調 Op. 51-2
■DISC10
弦楽四重奏曲 第3番変ロ長調 Op. 67
ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op. 34
<第7集 チェロ・ソナタ> (LBM028)
■DISC11
チェロ・ソナタ 第1番ホ短調 Op. 38
チェロ・ソナタ 第2番ヘ長調 Op. 99
<第8集 ピアノ三重奏曲> (LBM029)
■DISC12
ピアノ三重奏曲 第1番ロ長調 Op. 8(1890-91年改訂版)
ピアノ三重奏曲 第2番ハ長調 Op. 87
■DISC13
ピアノ三重奏曲 第3番ハ短調 Op. 101
<第9集 2台ピアノのための作品集> (LBM032)
■DISC14
ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 Op. 56b
2台のピアノのためのソナタ ヘ短調 Op. 34b
<第10集 ピアノ連弾作品集> 初発売
■DISC15
シューマンの主題による変奏曲 変ホ長調 Op. 23
16のワルツ Op. 39
ワルツ集 「愛の歌」 Op. 52a
ワルツ集 「新・愛の歌」 Op. 65a
■DISC16
ハンガリー舞曲集 WoO 1
■DISC1
■DISC2
ピエール・フシュヌレ(Vn)
リーズ・ベルトー(Va)
フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)

■DISC3
■DISC4
ピエール・フシュヌレ(Vn)
岡田修一(Vn)
リーズ・ベルトー(Va)
アドリアン・ボワソー(Va)
フランソワ・サルク(Vc)
ヤン・ルヴィオノワ(Vc)
録音:2018年3月7日

■DISC5
■DISC6
ピエール・フシュヌレ(Vn)
デボラ・ネムタヌ(Vn)
リーズ・ベルトー(Va)
フランソワ・サルク(Vc)
フローラン・ピュジュイラ(Cl)
ジョエル・ラスリー(Hrn)
エリック・ル・サージュ(P)
録音:2017年10月2日

■DISC7
ピエール・フシュヌレ(Vn)
エリック・ル・サージュ(P)
録音:2018年10月31日

■DISC8
リーズ・ベルトー(Va)
サラ・ローラン(C.A)
エリック・ル・サージュ(P)
録音:2019年2月22・25日、9月18日

■DISC9
■DISC10
ストラーダ四重奏団【 ピエール・フシュヌレ(Vn)、サラ・ネムタヌ(Vn)、リーズ・ベルトー(Va)、フランソワ・サルク(Vc)】
エリック・ル・サージュ(P)
録音:2019年2月15日

■DISC11
フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)
録音:2019年9月18日

■DISC12
■DISC13
ピエール・フシュヌレ(Vn)
フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)
録音:2019年11月22日

■DISC14
エリック・ル・サージュ(P)
テオ・フシュヌレ(P)
録音:2019年1月31日

■DISC15
■DISC16
エリック・ル・サージュ(P)
テオ・フシュヌレ(P)
録音:2021年10月21、23日

全てライヴ
エリック・ル・サージュ、フランソワ・サルク、ピエール・フシュヌレらフランスで活躍するアーティストを中心に、ブラームスの室内楽作品全曲をライヴ録音(拍手入り)するプロジェクトが完結。お得なBOXセットとして登場しました。艶やかな音色と緊密なアンサンブルから生まれる、優美にして情熱的なブラームスを存分にお楽しみいただけます。第10集のピアノ連弾作品集(2枚組)は、このBOXが初発売となります。
LBM-041(2CD)
NX-D07
ブラームス室内楽作品全集 第10集〜ピアノ連弾作品集
シューマンの主題による変奏曲 変ホ長調 Op. 23
16のワルツ Op. 39
ワルツ集 「愛の歌」 Op. 52a
ワルツ集 「新・愛の歌」 Op. 65a
ハンガリー舞曲集 WoO 1
エリック・ル・サージュ(P)
テオ・フシュヌレ(P)

録音:2021年10月21、23日 La Courroie, Entraigues-sur-la-Sorgue(ライヴ)
ル・サージュを中心に、ブラームスの室内楽作品全てをライヴ録音するプロジェクトの最終巻。先に全集としてBOXで発売されましたが、未発 売だった第10集が分売で登場しました。元は混声四重唱と連弾のために書かれ、後に連弾だけで演奏出来るように改作された「愛の歌」 「新・愛の歌」、管弦楽編曲でも多くの人を魅了している「ハンガリー舞曲集」を中心に収録。プロジェクトを先導したル・サージュと、2018年 ジュネーヴ国際コンクールの覇者テオ・フシュヌレによる息の合ったデュオが、美しいメロディで知られるこれらの作品の魅力を十二分に引き出 しています。
LBM-042
マーラー(シェーンベルク編、ライナー・リーン補筆完成): 大地の歌(室内管弦楽版) ステファヌ・ドゥグー(Br)
ケヴィン・アミエル(T)
ル・バルコン
マキシム・パスカル(音楽監督)

録音:2020年7月2日 サン=ドニ大聖堂・サン=ドニ音楽祭におけるライヴ録音(拍手無し)
古典から現代まで幅広いフランス音楽の解釈者として近年大きな注目を浴びており、コロナ禍にあっても二度の来日を成功させている 1985年生まれの俊英マキシム・パスカルによる、室内管弦楽版「大地の歌」が登場です。シェーンベルクによるこの編曲版は、元の大管弦 楽の音響を極限までそぎ落とした見通しのよい響きが特色ですが、精鋭集団ル・バルコンがライヴ録音ながら鉄壁のアンサンブルを聴かせ、 その面白さを存分に堪能させてくれるのが嬉しいところ。ソリストは男声2人の起用で全体のメリハリが気になりますが、ラファエル・ピション指揮 の「マタイ受難曲」(Harmonia Mundi)でのイエス役の名唱も記憶に新しいステファヌ・ドゥグーがバリトンを担当しており、彼が歌う「告別」 の深く沁みる味わいは格別の美しさを湛え、大きな聴きどころとなっています。


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