湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Pentatone
(オランダ)


ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したクラシック音楽専門のレーベル。かつてのオランダ・フィリップスの幹部たちによって設立され、ほぼすべてのタイトルがSACDハイブリッド盤でリリースされています。最新録音のシリーズと、「RQR (Remastered Quad Recordings) series」という、定評のあるカタログ音源(4チャンネルステレオquadraphonic recordings)をライセンス使用して、DSD マスタリングを施した復刻シリーズの2 つのラインナップがあります。

RQR (Remastered Quad Recordings) シリーズフィリップス・DG音源【4 チャンネルステレオquadraphonic recordings】をライセンス使用して、DSD マスタリングを施した復刻シリーズ)
ARCH MEDIAシリーズハンス・フォンク&セントルイス響のライヴ音源を復刻するシリーズ


※「単価=¥0」と表示されるアイテムは廃盤です

※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1SACD(ハイブリッド)です。
品番 内容 演奏者
PTC-5186.001
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
シューベルト:アダージョとロンド.イ長調 D.438
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ヴェスコ・エシュケナジー(Vn)
マルコ・ボーニ(指)コンセルトヘボウCO

録音:2001年8月、オランダ、MCOスタジオ1
※使用楽器:1738年製グァルネリ・デル・ジェス
PTC-5186.002
モーツァルト:交響曲第29番
セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」
交響曲第5番変ロ長調 K.22「ハーグ」
セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
マルコ・ボーニ(指)
コンセルトヘボウCO

録音:2001年9月
PTC-5186.003
トッカータ〜ドイツ・オルガン音楽の200年
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
コンチェルト ニ短調 BWV.596
ホミリウス(1714-1785):コラール前奏曲
クレープス(1713-1780):トリオ変ホ長調
ケルナー(1736-1803):前奏曲ハ長調
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ ニ長調 Op.65-6
ラインベルガー(1839-1901):オルガン・ソナタ第11番〜カンティレーナ
レーガー:トッカータ ニ短調 Op.59-5
ブラム・ベークマン(Org)

録音:2001年10月
ミッデルベルグ・オースト教会のレイッケレ製オルガン使用
PTC-5186.004
マーラー:交響曲第5番変ハ短調 ハルトムート・ヘンヒェン(指)オランダPO

録音:2001年3月、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ライヴ
PTC-5186.008
タンゴ・ロイヤル
クラーイェンホフ:赤いカーネーション
ピアソラ:天使のミロンガ、ロコへのバラード
クラーイェンホフ:マキシマ、
 ミロンガ・パラ・ティアザ
ピアソラ:バンドネオン協奏曲「アコンガクア」、
 オブリビオン
アルバレス:マイパ
ピアソラ:アディオス・ノニーノ
カレル・クラーイェンホフ(バンドネオン)、
ヴェスコ・エシュケナジー(Vn)、
ヘーレン・クーレ(S)、
セステート・カンジェンゲ、
エド・スパニャールト(指)
コンセルトヘボウ室内O、
オランダ室内Cho

2002年4月、MCO(ヒルヴァーサム)
オランダにおけるバンドネオンのアンバサダー、カレル・クラーイェンホフのピアソラと自作をメインとしたタンゴ・アルバム!ピアソラの弟子であり、オランダ皇太子の結婚式で演奏した「アディオス・ノニーノ」が話題を呼んだクラーイェンホフ。2002年にオランダのみでリリースされた際には、50000枚以上(!)のセールスを記録した驚異のバンドネオン・アルバム「タンゴ・ロイヤル」が、ピアソラ没後20周年の2012年に復活です!
PTC-5186.009
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48
フィレンツェの思い出 Op.70(弦楽合奏版)
マルコ・ボーニ(指)コンセルトヘボウCO

録音:2002年4月
PTC-5186.011
大物ナレーションによる「ピーターと狼」
(1)ジャン=パスカル・バンテュス
(b.1966):「狼のたどる道」〜プロローグ
(2)ジャン=パスカル・バンテュス:「狼のたどる道」〜イントロダクション
(3)プロコフィエフ:「ピーターと狼」
(4ジャン=パスカル・バンテュス(b.1966):「狼のたどる道」〜間奏曲
(5)ジャン=パスカル・バンテュス(b.1966):「狼のたどる道」
(6)ジャン=パスカル・バンテュス(b.1966):「狼のたどる道」〜エピローグ
ケント・ナガノ(指)ロシア・ナショナルO

(1)ナレーター:ミハイル・ゴルバチョフ
(2)ナレーター:ソフィア・ローレン
(3)ナレーター:ソフィア・ローレン
(4)ナレーター:ミハイル・ゴルバチョフ
(5)ナレーター:ビル・クリントン
(6) ナレーター:ミハイル・ゴルバチョフ
PTC-5186.015
フランツ・シュミット:交響曲第4番
「ノートル・ダム」〜序奏/間奏曲/謝肉祭の音楽
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO
PTC-5186.016
ハイドン:交響曲第44番「哀しみ」
交響曲第22番「哲学者」
交響曲第63番「ラ・ロクスラーヌ」
マルコ・ボーニ(指)コンセルトヘボウCO
PTC-5186.017
ゴードン・ゲッティー(1933-):カンタータ「ジョーンと鐘」*
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」第2組曲
リサ・デラン(S)*
ウラディーミル・チェルノフ(Br)*
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ロシア・ナショナルO
エーリク・エリークソン室内cho
PTC-5186.018
若尾圭介
J・C・バッハ
:オーボエ,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロの為の四重奏曲 変ロ長調 Op.8-6
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
ブリテン:オーボエと弦楽三重奏の為の幻想曲 Op.2
プロコフィエフ:オーボエ,クラリネットと弦楽の為の五重奏曲 ト短調
バッハ:復活祭オラトリオ BWV.249〜オーボエと弦楽の為のアダージョ
若尾圭介(Ob)
ボストンSO団員
PTC-5186.019
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ヤコフ・クライツベルク(指)
ロシア国立SO



PTC-5186.020
フォーレ:レクイエム Op.48
パヴァーヌ Op.50
マドリガル Op.35/魔神たち Op.12
アヴェ・ヴェルム・コルプス Op.65-1
タントゥム・エルゴ Op.55
ジャン・ラシーヌの讃歌 Op.11
クリスティアーネ・エルツェ(S)
ハリー・ペーテルス(Br)
エド・スパニャールド(指)
マーストリヒト・リンブルフSO
オランダ室内cho
曖昧さ皆無!雰囲気に流されずに明確に表現しきった驚異のフォーレ!「パヴァーヌ」は、有名なわりには良質な演奏は決して多くないだけに、この超優秀録音の登場は嬉しい限りですが、お楽しみは後回しにして、まずは1曲目の「レクイエム」。こちらは、版の選択も含めて様々なスタイル演奏が出尽くした感のある作品ですが、これがいきなり感動的!ガラス細工に触れるよう脆弱さも、曖昧模糊とした淡色トーンでもなく、明確な表現に徹し、造型も極めて強固。ノンヴィヴラートの合唱自体は珍しくないですが、1曲目冒頭で聴かせるハーモニーのブレンド感と感触のきめ細やかさに早速心奪われます。2曲目でも強弱のコントラストにしっかり訴え掛けようとする意思が宿り、完璧なテクニックとともにその思いがひしひしと伝わります。3曲目のバリトンも表面的な美しさから更に踏み込んだ歌い込みを聴かせ、この歌い方を他の伴奏で行なったなら浮いてしまいかねないほどの語り口ですが、スパニャールドが導く高密度を誇る音像の中では、これ以外の表現は考えられません。そのスパニャールドの表現力の幅広さは全く見事で、「サンクトゥス」で、ひたすらアルペジョを奏でるハープが、控えめながら存在をはっきり示して、まさに泉の波紋のような効果を引き出すバランス感覚は、そのほんの一例。決してSACDハイブリッドだけの成果ではありません。カップリング曲の中の「魔人たち」は、フォーレの作品の中でも特にダイナミックな作品ですが、その容量一杯にニュアンスを盛り込ん出いて、これまた軽く聴き流せません。最初にひそひそと囁くような語りかけから圧倒的な高揚に至るまでの呼吸の持久力、フォームの磐石さが、求心力の極めて高い指揮とともに一層説得力を持って迫ります。さて、「パヴァーヌ」です。ご存知の通り、合唱つきの演奏とオケのみの場合とが存在し、オケ版には小澤の意外なほどスローテンポによるロマンティックな演奏や、プラッソン、ジョルダンなど、素敵な演奏が少なくないですが、合唱付きとなると、私が聴いた限りでは、モーリス・ハンドフォード(cfp)を唯一の例外として、どれも合唱とオケのバランスが悪く、雰囲気を損なうものばかりなのが不思議でならないのですが、これはその渇きを癒してくれるのに十分どころか、足のつま先まで鳥肌が立つほど感動の極致!しかもテンポが過去最速の4分台!当然、フレージングを長目にとることになるのですが、そのアーティキュレーションの確かさと清潔さ、そして合唱のクオリティの高さが一体となって、かつてない立体感と切迫感を盛り込んでいるのです。オランダ室内合唱団は、クイケン(ACCENT)やブリュッヘン(Glossa)の「モツ・レク」など、多くの録音が存在しますが、そのテクニックと表現力はまさに破格のもの。1883年に結成されたリンブルフ交響楽団はオランダでも特に長い歴史を持つオーケストラの1つ。2001年より、見事な牽引力を誇るスパニャールドがその音楽監督を務めていますが、これら全ての音楽性がががっちりと融合したこの録音は、超優秀録音の成果とともに、全音楽ファンに味わっていただきたいものです【湧々堂】
PTC-5186.021
魅惑のガーシュウィン
ガーシュウィン(ボブ・ジンマーマン編):パリのアメリカ人
ピアノの為の3つのプレリュード
ファシネイティング・リズム(魅惑のリズム)
アイ・ガット・リズム/クラップ・ユア・ハンズ
ララバイ(子守歌)/3つのトリビュート
ラプソディ・イン・ブルー
サムワン・トゥ・ワッチ・オーヴァー・ミー(誰かが私を見つめている)
エンブレイサブル・ユー
七色のファンタジー/わが愛はここに
ヴェスコ・エシュケナジー(Vn)
リュドミル・アンゲロフ(P)他
PTC-5186.022
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35*
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23+
クリスティアン・テツラフ(Vn)*
ニコライ・ルガンスキー(P)+
ケント・ナガノ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2003年2月、モスクワ音楽院コンサート・ホール
PTC-5186.023
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
第4番 変ホ長調 Op.7
第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
児玉麻里(P)

録音:2003年1月20日-25日、2004年4月26日、ドープスヘジンデ教会
PTC-5186.024
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
ピアノ・ソナタ第26番「告別」
児玉麻里(P)

録音は2003年1月20日-25日、ドープスヘジンデ教会
PTC-5186.026
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
レーヴェ:ピアノ協奏曲第2番 イ長調
児玉麻里(P)
ケント・ナガノ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2003年2月
PTC-5186.027
ラフマニノフ:晩祷 Op.37 ニコライ・コルニエフ(指)
サンクトペテルブルク室内cho
PTC-5186.028
シュターミツ&リヒター:弦楽の為のシンフォニア集
ヨハン・シュターミツ:4声のシンフォニア イ長調(1750以前)
フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):4声のシンフォニア 変ロ長調(1740頃)
4声のシンフォニア ハ短調(1750以前)
ヨハン・シュターミツ:4声のシンフォニア ニ長調(1750以前)/
交響曲ニ長調Op.11-1〜アンダンテ・ノン・アダージョ
サイモン・マーフィー(指)
新オランダ・アカデミーCO
PTC-5186.029
マンハイム、様式の創造
ヨハン・シュターミツ(1717-1757):4声のシンフォニア ヘ長調(1750年以前)
フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):4声のシンフォニア ハ長調「ドイツの旋律」(1750年頃)
4声のシンフォニア 変ホ長調(1754)/同 ト長調
サイモン・マーフィー(指)
新オランダ・アカデミーCO
PTC-5186-030
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO
「交響曲第9番」でスタートするスイス・ロマンド管とのブルックナー・チクルスは今後数年かけて録音が進められていく予定となっており、ヤノフスキの十八番であるブルックナーの解釈やオーケストラ・ビルダーとしての手腕に注目が集まることは必至!ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)での録音。
PTC-5186.031
コレッリ:合奏協奏曲第11番 変ロ長調 Op.6-11
4声のソナタ ト短調
合奏協奏曲第12番ヘ長調 Op.6-12
同第4番 ニ長調 Op.6-4
同第8番 ト短調 Op.6-8「クリスマス協奏曲」
4声のフーガ
サイモン・マーフィー(指)
ニュー・ダッチ・アカデミー
PTC-5186.032
ロシア・バレエ組曲集
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲第1番
ハチャトゥリアン:「スパルタカス」組曲 から
ショスタコーヴィチ:「ボルト」組曲 Op.27
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ロシア・ナショナルO
PTC-5186.034(3SACD)
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミュラ」(原典版) タラス・シュトンダ(Bs-Br)
エカテリーナ・モロゾワ(S)
ワジム・リンコフスキー(Bs)
アレクサンドラ・ドルセネワ(A)
パニフィロフ(T) 他
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ボリショイ劇場O&cho

録音:2003年4月、ライヴ
PTC-5186.038
タネーエフ:カンタータ第2番「詩篇の朗読」Op.36 ロリータ・セメニナ(S)
マリアンナ・タラソワ(A)
ミカイル・ガブスキー(T)
アンドレイ・バトゥルキン(Bs)
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO
サンクトペテルブルク国立アカデミー・カペラcho
グリンカ合唱学校少年cho
PTC-5186.039
ヨゼフ・シュミット(1734-1791):初期交響曲と室内楽作品集
交響曲 ニ長調 Op.1-1/同 変ロ長調 Op.6-2/同 ト長調
フルート,ヴァイオリン,ィオラとチェロの為の四重奏曲 ホ短調 Op.3-3
フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロの為の四重奏曲 ト長調 Op.3-6
交響曲 変ホ長調「ハーディガーディ」
サイモン・マーフィー(指)
新オランダ・アカデミー
18世紀ドイツに生まれ、主にオランダを活躍の場としたヨーゼフ・シュミット。マンハイム楽派の手法に従ったシュミットの音楽は、当時幅広い支持を得ていました。ヨーゼフ・シュミットの作品は、アムステルダムの楽譜出版社フンメルからの出版が多く見受けられますが、シュミット自らも楽譜出版者として活躍。その出版物は特に北欧諸国に渡っていたとされています。また、12曲以上の作品がハイドンの作品として扱われていたこともあり、「オランダのハイドン」との異名を持っています。これまでペンタトーン(PentaTone)にコレッリやシュターミッツの録音を行っているマーフィー&新オランダ・アカデミーによるオリジナル楽器の演奏が、世界初録音を収録曲を更に際立たせている。 
PTC-5186.040
ゴードン・ゲッティ(1933-):合唱作品集
合唱と管弦楽の為の「ヤング・アメリカ」*
合唱と管弦楽の為の「古きのウェールズの歌」
男声合唱と管弦楽の為の「アナベル・リー」*
合唱と管弦楽の為の「勝利の場面」
独唱,合唱と管弦楽の為の歌劇
「プランプ・ジャック」〜エルサレム
マイケル・ティルソン=トーマス(指)*
サンフランシスコSO&cho*
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ロシア・ナショナルO
エリク・エーリクソン室内cho
ゲッティー・オイル社の資産相続人であり、サンフランシスコ交響楽団の理事でもあるゴードン・ゲッティーの合唱と管弦楽のための作品集。作曲家としても活躍中のゲッティー。その作品は不協和音を適度に採り入れたダイナミックで情感豊かなサウンドが特色という。何よりもティルソン=トーマス&サンフランシスコ響、ヴェデルニコフ&ロシア・ナショナル管、そしてエリク・エリクソン室内合唱団という超豪華演奏陣を惜しげも無く起用してくるあたりはさすがオイル・マネー!?

PTC-5186.041
ワーグナー:前奏曲&序曲集
「さまよえるオランダ人」序曲
「リエンツィ」序曲
「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
「タンホイザー」序曲
「ローエングリン」第3幕前奏曲
「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO

録音:2003年 ヤクルト・ホール(アムステルダム)
2011年3月15日、51歳という若さで亡くなったクライツベルクは、兄のビシュコフ同様、ハッタリのない作品に対する誠実な姿勢を貫きながら、作品の持ち味を自然に引き出すことができる素晴らしい才能の持ち主でした。特定の声部の誇張を避け、美しく響く最良のバランスを保って安定感のある演奏を展開させ、聴けば聴くほど味が滲み出る音楽作りのセンスはこのワーグナーでもしっかり堪能できます。と言うよりも、ワーグナーの過去の様々な演奏スタイルを経て行き着いた最終ゴールという感さえ与える、真の純音楽的アプローチの極みと言いたいほどです。
「オランダ人」では、まずリズム感が実に素晴らしく、4:45からのホルンとも木管のフレーズに象徴されるように符点リズムを徹底的に正確に演奏させながら、窮屈な印象を全く与えません。「水夫の合唱」のテーマの清々しさも聴きもの。ここでもフレーズの末端まで音楽を感じ切っているのがわかります。コーダのテンポ・ルバートはかなり大きなコントラストをつけてテンポを落としますが、これがまた大仰さが皆無で、見事に最後の一音のまで呼吸を維持しています。
「リエンツィ」序曲は、「リエンツィの祈り」のテーマはどんな演奏でもそれなりに美しいですが、こんな切ない心情を吐露したような深みを湛えた演奏には出会ったことがありません。この曲を運動会的な軽薄な作品と決め付ける向きもあるようですが、ここでの行進曲以降の愛情の塊に触れてはそんなことも言っていられないでしょう。しかも8:28からの小太鼓の強烈な沸き立ち方は凄いインパクトですが、これすらも嫌らしさがないのです。
「マイスタージンガー」はテンポは11分を越えて遅い部類に入る演奏ですが、絶妙なテンポ・ルバートも妙も含め、全体の流れに弛緩がなく、全てに意味が宿っています。2:43以降はクライツベルクとはなんといい指揮者なんだろうと心のなかで呟くことしきり!3:39のテンポ・ルバートの大きさと有機性には涙を禁じえませんし、それ以降は各声部が緊密の度を高めつつ、しかし勢いに任せることなく音楽を限りなく熟成させ、気がつくとコーダではクナ張りの低速に達しているという感動的な流れ!
「タンホイザー」も聴き始めたら途中で気切り上げられない素晴らしら!中でも9:47からのテンポの溜め方!こんな事を自然にやってのけ指揮者がいたのです。「ローエングリン」はいわゆる演奏会用のコーダ付きですが、単純で派手な締めくくりでなく、強弱配分の精妙さが見事。
その精妙さの極みが「トリスタンとイゾルデ」!音色と呼吸の一体感に寸分のズレがあっても音楽が台無しになりかねないこの冒頭部分をこれほど緻密に築きあげるとは信じられません。2:05からのヴァイオリンのフレージングが最後の一音が消え入るまで余韻を持たせるながらチェロと対比させるのも感動的で、その後の弦の融合とコントラストの妙味の前では、もう言葉が出ません。「愛の死」は色彩変化、呼吸の振幅などがさらに変幻自在と化し、愛の機微を知り尽くさねければ表出し得ない官能の渦!3:02以降の弦のトレモロ以降の緊張感の醸成には手に汗握り、3:24以降の愛の噴出はまさに歓びの絶頂!!!奇跡的な名演奏と呼ぶしかありません!【湧々堂】
PTC-5186.042
ブラームス:交響曲第2番
悲劇的序曲
ハンス・フォンク(指)オランダRSO
PTC-5186.045
ハンス・フォンク〜ファイナル・セッションズ
ブラームス:大学祝典序曲
アルト・ラプソディ*
ハイドンの主題による変奏曲
イヴォンヌ・ナエフ(A)
ハンス・フォンク(指)
オランダRSO、同cho*

録音:2003年8月18-21日、オランダ、ヒルフェルスム、MCOスタジオ
PTC-5186.046
ストラヴィンスキー:音楽劇「兵士の物語」組曲
11の楽器の為の「ラグタイム」
音楽劇「兵士の物語」〜小さなコラール
協奏曲 変ホ長調「ダンバートン・オークス」
弦楽の為の協奏曲 ニ長調「バーゼル協奏曲」
小管弦楽の為の組曲第1番/同第2番
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
ブレーメン・ドイツ・カンマーPO
PTC-5186.048
モーツァルト:クラリネット協奏曲*
 クラリネット五重奏曲+
アンドルー・マリナー(Cl)
ネヴィル・マリナー(指)*
ASMIF*、同室内アンサンブル+
ネヴィル・マリナーの80 歳、息子でクラリネット奏者のアンドリュー・マリナーの50 歳を記念して製作されたアニヴァーサリー・アルバム。

PTC-5186.050
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番/第2番 アムステルダム・ストリオーニ・トリオ
アムステルダム・ストリオーニ・トリオは、ヴァイオリンのヴォウター・フォッセンの使用するクレモナの名器、ローレンティウス・ストリオーニ(1794年製)を名前の由来とする1995年結成のアンサンブル。
PTC-5186.051
ブルックナー:交響曲第7番 ヤコブ・クライツベルク(指)ウィーンSO

録音:2004年6月、ウィーン・コンツェルトハウスライヴ
2004年の来日公演では、オケの楽器配置も含めて独特の見識を見せ、内容の濃い演奏(シューベルトの「グレート」!)を聴かせてくれたコンビの待望録音!
PTC-5186.052
ヨハン・シュトラウ:ワルツ集
皇帝円舞曲 /ウィーンの森の物語
芸術家の生活/北海の絵
美しく青きドナウ/南国のバラ Op.388
ヤコフ・クライツベルク(指)ウィーンSO
ブルックナーの交響曲第7番”(PTC 5186 071)がグラミー賞において、「Best Orchestral Performance」と「Best Engineered Album」の2部門にノミネートされるなど演奏、録音の両面から世界的な評価を受けたクライツベルク&ウィーン交響楽団。これまでブルックナーやワーグナーなど重量級のプログラムのリリースが中心だったクライツベルクのワルツ集。
PTC-5186.054
ゲッティ:ソプラノの為の歌曲集「ホワイト・エレクション」〜エミリー・ディキンソンの詩による リサ・デラン(S)、
フリッツ・シュタイネッガー(P)
20世紀アメリカの石油王ポール・ゲッティの息子にして、ゲッティ・オイルの相続者でもあったゴードン・ゲッティ(1933−)。音楽にも才能を発揮するゲッティの「ホワイト・エレクション」は、19世紀アメリカの詩人エミリー・ディキンソンの32の詩を題材としたソプラノの為の連作歌曲集である。ゲッティの音楽的才能と情熱、侮るべからず。
PTC-5186.056
弦楽合奏の為の作品集
ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲
ハルトマン(1905-1963):ヴァイオリンと弦楽合奏の為の「葬送協奏曲」
バルトーク:弦楽の為のディヴェルティメント
ゴルダン・ニコリック(指)オランダCO
シモン・ゴルトベルクによって1955年に創設された世界でも屈指の室内オーケストラ、オランダ室内管弦楽団のPentatoneデビュー・アルバム。バルトーク、ブリテンの名作と共に収録されているのはナチス・ドイツで反ファシズムを掲げたハルトマンの作品。ゴルダン・ニコリックは2003年よりオランダ室内管のリーダー兼コンサートマスターをつとめているヴァイオリン奏者。
PTC-5186.058
フランス音楽の旅
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
組曲「鏡」〜鏡の谷(グレインジャー編)
 ボレロ
フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ヤコブ・クライツベルク(指)オランダPO
COBRAレーベルで活躍中のアムステルダム・ストリオーニ・トリオがPentatone初登場!アムステルダム・ストリオーニ・トリオはヴァイオリンのヴォウター・フォッセンの使用するクレモナの名器、ローレンティウス・ストリオーニ(1794年製)を名前の由来とする1995年結成のアンサンブル。ハイドンからコンテンポラリーまでの幅広いレパートリーを持ち、その録音、コンサートでのパフォーマンスはオランダをはじめとするヨーロッパのメディアに絶賛されており、今後の活動に注目し続けたいアンサンブル。
PTC-5186.059
ロシアのヴァイオリン協奏曲集
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2004年5月、DZZスタジオ5、モスクワ
PTC-5186.060
R.シュトラウス:組曲「町人貴族」
クラリネットとファゴットの為の二重協奏曲 AV.147
「カプリッチョ」からの六重奏曲
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
ブレーメン・ドイツ・カンマーフィルハーモニー
PTC-5186.061
チャイコフスキー:組曲第3番 ト長調
ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント(バレエ組曲「妖精の口づけ」より編曲)
ヴラディーミル・ユロフスキ(指)
ロシア・ナショナルO
現在、ヨーロッパを中心に目覚しい活躍を見せている注目の若手指揮者ウラディミール・ユロフスキのペンタトーン・デビュー盤。注目の内容は祖国ロシアの名門オケであるロシア・ナショナル管を率いたロシア・アルバム。2曲とも決して交響曲やバレエ音楽に比べると演奏機会の多い作品ではないですが、ユロフスキの繰り広げる壮大な音楽はまさしく評判に違わぬスケールを持っています。父にカプリッチョなどでお馴染みの指揮者ミハイル・ユロフスキを持つウラディーミル・ユロフスキは、グラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロンドン・フィル、ロシア・ナショナル管の主席客演指揮者のポストにある急速に評価を高めている俊英。
PTC-5186.063
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.3
第16番 ト長調Op.31-1
第17番 ニ短調Op.31-2「テンペスト」
第18番 変ホ長調Op.31-3
児玉麻里(P)

PTC-5186.064
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
第3番 ト長調 K.216/第4番 ニ長調 K.218
ヴァイオリンと管弦楽の為のアダージョ ホ長調 K.261
ヴァイオリンと管弦楽の為のロンド 変ロ長調 K.269
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコブ・クライツベルク(指)オランダCO

録音:2005年4月、ワロン教会、アムステルダ
毎日でも味わいたい!もぎたてのモーツァルト!!バッハに続くユリア・フィッシャーの同レーベルへの録音第3弾。何と愉しいモーツァルトでしょう!モーツァルトのヴァイオリン協奏曲をピアノ協奏曲より一段下に見る向きもありますが、こういう素晴らしい演奏に触れると、そんな疑念を抱いている暇はありません。とにかく全てを吹っ切った天真爛漫な音楽性のはじけ方が素晴らしいのです。第3番はリズムは鋭敏に弾みながらまろやかさと温かみを感じさせ、人なつっこさ満点の表情で迫り、早速イチコロ!第1楽章展開部の短調に入ってからも推進力を保持したまま深い情感を湛え、美しいホールトーンと相俟って音楽のイメージがますます広がります。第2楽章の弱音の美しさも絶品で、常に音は脆弱にならずに凛とした香りと芯を感じさせ、部屋中をまさに純白の輝きで満たしてくれます。特に短調に転じる3:03からのフレージングの息の長さと美音の安定感には言葉をなくします。終楽章は低弦に見事な弾力を与えた伴奏の躍動感に乗せて、これまた至純の音楽が連綿と流れます。ピチカートの伴奏が現れる部分の気品に満ちたフォルム、ヴィヴラートとノン・ヴィヴラートを自在に織り交ぜた多彩でコクのあるなニュアンスにびっくり。第4番も感動的で、聴き手をワクワクさせずにおかない音楽味満点のニュアンスの連続。オケの導入からして、その先の素晴らしい展開が予見されるほど魅力的で、その養分をたっぷり吸い込んで滑り出すヴァイオリンは、冒頭の連続する高音域が生命の誕生のような瑞々しさ!しかもその瞬間に古典的な様式感も確立してしまうセンスというのは、いくら賞賛しても足りません。展開部の陰影の濃さも忘れられません。終楽章では、さり気ない装飾音が人間の鼓動そのものとして脈打たびに琴線に触れます。重音箇所での技術的な安定はもとより、その感覚的な面白さをじっくり伝えるゆとりのフォrルモも絶品。これら名演奏に見事に華を添えている指揮のクライツベルクも大功労者!単なる伴奏に止まらず自己主張を続けながら、押し付けがましくならずに、初めて聴くような瑞々しさで一杯。伴奏だけ聴いて愉しいと思える演奏はそうそうありません。それでいながら、ソリストと完全な調和も図る手腕は只事ではありません。シュロモ・ミンツによる端麗な名盤が出たばかりですが、これはそれとは好対照をなす、生まれたてのモーツアルトです!なお、カデンツァの内訳は以下の通り。【湧々堂】
●Vn協No3−第1楽章(ユリア・フィッシャー)/第2楽章(ヤコブ・クライツベルク)/第3楽章(サム・フランコ、ユリア・フィッシャー)●Vn協No4−第1楽章&第2楽章(ユリア・フィッシャー)/第3楽章(ヨーゼフ・ヨアヒム)●「アダージョ」(ユリア・フィッシャー)「ロンド」(ユリア・フィッシャー)
PTC-5186.065
ドヴォルザーク:交響曲第8番、
交響詩「野ばと」、交響詩「真昼の魔女」
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO

PTC-5186.066
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
ユリア・フィッシャー(Vn)、
ダニエル・ミュラー・ショット(Vc)、
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO

録音:2006年12月&2005年12月
カップリングの「二重協奏曲」には、同じくドイツ期待の若き天才チェリスト、ダニエル・ミュラー=ショットが参戦。これまでにも2人は度々「二重協奏曲」などを中心に共演を重ねており、コンビネーションは抜群!2006 年秋には23 歳という若さでドイツの名門フランクフルト音楽大学の教授に就任するなど、ユリア・フィッシャーのスケールは規格外。巨匠の域へ足を踏み入れつつあるユリア・フィッシャーの風格漂うブラームス。お聴き逃しなく!
PTC-5186.067
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
児玉麻里(P)
前作から約1年振りのリリースとなるこの4枚目の録音では、若かりしベートーヴェンが生んだ最初の3曲(第1番〜第3番)を収録。
PTC-5186.068
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番 ヘ短調 Op.10
交響曲第6番 ロ短調 Op.54
ウラディミール・ユロフスキ(指)
ロシア・ナショナルO
ショスタコーヴィチ・チクルス第2弾は俊英ユロフスキー!現在はグラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロンドン・フィル主席客演指揮者、そしてロシア・ナショナル管主席客演指揮者のポストにあり、世界中で評価急上昇中のユロフスキ。ペンタトーンへのデビュー・タイトルとなった前作(PTC 5186 061)はチャイコフスキーの組曲第3番&ストラヴィンスキーのディヴェルティメントという玄人好みの選曲でした。 
PTC-5186.071
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.1-2
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 Op.70-1「幽霊」
アムステルダム・ストリオーニ・トリオ
PTC-5186.072(2SACD)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集
ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001
パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002
ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003
パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004
ナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006
ユリア・フィッシャー(Vn)

録音:2004年12月、ドープスヘヅィンデ教会
前作ロシアのヴァイオリン協奏曲集(PTC 5186059)での才能溢れる見事な演奏で評価急上昇のヴァイオリン奏者、ユリア・フィッシャーのPentatone専属録音第2弾。初回プレス分限定の特典としてユリア・フィッシャーのインタビュー、パルティータ第2番からサラバンド&ジーグの録音風景を収録したDVD(約12分、NTSC)を封入&日本語曲目表記オビ付きという特別仕様。 
PTC-5186.076
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」 ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2005年2月14日、ライヴ
ショスタコーヴィチが書き上げた15曲の交響曲全ての録音を行っていくペンタトーンのチクルスは、オーケストラをロシア・ナショナル管弦楽団で固定。各リリースごとに違った指揮者を起用していくというユニークなスタンスで進行されるプランとなっています。シリーズのリリース第1弾となる今回の交響曲第11番でタクトを執るのはロシア・ナショナル管の創設者であるミハイル・プレトニョフ。お互いの特徴を知り尽くしたプレトニョフ&ロシア・ナショナル管のコンビは、チクルスのスタートに相応しいもの。今後も大物指揮者の登場が予定されています。
PTC-5186.077
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集&アリア集
「ローエングリン」〜第1幕前奏曲/寂しい日々に神に祈った(エルザの夢)
ヴェーゼンドンクの5つの「トリスタンとイゾルデ」〜第1幕前奏曲/穏やかに静かに(イゾルデの愛の死)
「タンホイザー」〜全能のマリアよ
「ワルキューレ」〜君こそは春
シャルロッテ・マルジョーノ(S)
エド・スパニャールド(指)
マーストリヒト・リンブルフSO
スパニャールド&リンブルフ交響楽団のコンビはフォーレの合唱作品集(PTC 5186 020)に続く2度目の登場。ペンタトーンが強力にプッシュする推薦盤!
PTC-5186.078
フランク:交響曲ニ短調
ショーソン:交響曲 変ロ長調Op.20
マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO
サヴァリッシュの門下生でもある名匠マレク・ヤノフスキがペンタトーン(PentaTone)に初登場!ヤノフスキはこれまでに、デュセルドルフ、ハンブルクなどのドイツの歌劇場で活躍。2000年まで音楽監督の任にあったフランス放送フィルを育て上げた後にベルリン放送響の主席指揮者に就任するなど、オーケストラ・ビルダーとしての手腕は絶大な信頼を集めています。アンセルメが得意としていたフランクとショーソン敢えて取り上げるなど、燃え上がるような凄まじい熱意を感じさせるリリース。 
PTC-5186.079
モーツァルト:ホルン協奏曲第1番 ニ長調 K.386b*
フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313(285c)+
ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191(186c)#
オーボエ協奏曲 ハ長調 K.271k(314)**
ヤコブ・スローター(Hrn)*
エミリー・バイノン(Fl)+
グスタヴォ・ヌニェス(Fg)#
アレクセイ・オグリンチュク(Ob)**
コンセルトヘボウCO
PTC-5186.080
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 ト長調
フランチェスコ・シュリメ(1981-):3つの即興曲
フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ(P)
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO
クラシックからコンテンポラリー、そしてジャズと幅広いジャンルで才能を発揮中の俊英ピアニスト、フランチェスコ・シュリメのペンタトーン・デビュー・アルバム!1981年ルクセンブルク生まれのシュリメは、2000年に師匠であるプレトニョフ&ロシア・ナショナル管とのコンビでアメリカ・デビューを果たしヨーロッパ、アジア、南米においてもコンサートや音楽祭で活躍中。2001年にはソリスト兼指揮者として室内楽団「ニュー・バッハ・プレーヤーズ」を創設。2004年にはヴィヴァルディの四季(ピアノと弦楽合奏版)の公演を行い絶賛を受けるなどハイレベルのパフォーマンスを披露し続けています。
PTC-5186.082
ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調Op.70
交響詩「金の紡ぎ車」Op.109
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO
ブラームスの「交響曲第3番」に感化されたドヴォルザークが1885年に完成させ、ドイツの香りも漂わせる「交響曲第7番」の演奏には、クライツベルクと盟友オランダ・フィルの揺るぎない信頼関係、両者が過ごす充実の時を聴き取ることができるだろう!

PTC-5186.083
プロコフィエフ:交響曲第5番、
戦争終結に寄せる頌歌Op.105*
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ロシア・ナショナルSO

録音:2005年9月ライヴ、2007年2月*
プレトニョフが創設したロシア・ナショナル管を主席客演指揮者ユロフスキが指揮して打ちたてた金字塔!ユロフスキの演奏はラフマニノフの「交響的舞曲」(LPO)でもそうでしたが、外面的な効果をを上げやすい作品でも決してそれを目的とせず、内面に暗く屈折したものを抱えならが音楽を豊かに醸成させるのが大きな特徴ですが、この「第5番」もまさにその典型。しかもこの作品の演奏で、直截なダイナミズムのみならず、細やかな感情表現も完全に同居させ、ここまで格調高く濃密な内容を誇る作品として再現した演奏は他にあまり聴いたことがありません。第1楽章冒頭の木管の導入部分は、なんとも柔らかな感触。まずその繊細な音の質感にハッとさせられますが、楽章後半に至ると音楽がどこまでも膨張し続け、重量感抜群の大伽藍を築きます。テンポの操作も実に念入り。第2楽章はリズムの立ち上がり自体は鋭角的ながら音に独特の憂いが宿り、まさに苦悩の舞曲。また、各声部の隈取が恐ろしく明確なので、感情の軋みがじりじりと聴き手に伝わるのです。2:09から突如ギアチェンジしてテンポを上げますが、この切迫感も聴きもの。2:24のフレーズ結尾で、弦がガガガッっと唸りを立てるのも衝撃的。後半7:24からコーダまでの緊張感の高さと神々しいばかりの立体感は空前絶後と叫びたくなるほど魅力的で、ユロフスキの才能を示す象徴的なシーンです。第3楽章はショスタコーヴィチを思わせる苦渋に満ちたニュアンスで一貫。全楽章通じて言えることですが、ここで現れる全ての表現は指揮者が演奏に際して意図して築いたという性質のものではなく、ユロフスキ自身の人間性や精神構造そのものが音楽に乗り移ったかのような印象を強く残すので、その説得力が尋常ではないのです。終楽章はこの演奏が破格の名演であることを更に確信させる凄演!何気ないバスの合の手さえ凄み満点。とにかくこれほど多くの音楽的な情報がこの楽章に詰まっていたのかと驚きを禁じえません。最後に忘れてはならないのは、ロシア・ナショナル管の巧さ!磐石のアンサンブル能力と有機的な声部バランスの妙は、創設者プレトニョフの指揮の下では感じにくかったもの。なお、交響曲はライヴ収録ですが、会場ノイズは一切なし。
「戦争終結に寄せる頌歌」は、と8台のハープと4台のピアノ、管楽器セクション(吹奏楽編成)と8台のコントラバスという大曲。

PTC-5186.084
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 パーヴォ・ベルグルンド(指)
ロシア・ナショナルO

PTC-5186.085
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
 ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調Op.49
 ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調Op.66
ユリア・フィッシャー(Vn)
ジョナサン・ギラード(P)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)

録音:2006年2月14日-16日
今回のメンデルスゾーン・アルバムで共演となる演奏者陣には若き力と才能に満ちた豪華メンバーが集結!シフとイッサーリスの下で学びプレヴィンやムターの信頼も厚いダニエル・ミュラー=ショットは、世界有数のチェリストに数えられている素晴らしき才能を持ったチェロ界期待の若き実力者。1981年マルセイユ出身のジョナサン・ギラードも、今後のフランス・ピアノ界を牽引していくであろう若き超新星。
PTC-5186.088
モーツァルト:ドナウシンゲン・ハルモニームジーク
 (歌劇「後宮からの逃走」K.384 より管楽合奏編曲版)
バスティアン・ブロムハート(指)
アカデミー・オヴ・セント・マーティンイン・ザ・フィールズ・ウィンド・アンサンブル
“ドナウシンゲン・ハルモニームジーク”は、歌劇「後宮からの逃走」K.384をベースとして、作曲者自身がハルモニームジーク(管楽合奏版)へ編曲を行った作品。1782年にモーツァルトが父レオポルドに宛てた手紙の中でその存在を伝えているものの、肝心の楽譜が所在不明となり今日まで作品の全容が謎とされてきました。しかし、この作品の楽譜をオランダの音楽学者であり指揮者としても活躍しているバスティアン・ブロムハートが、ドナウシンゲンに在るフュルステンベルク宮廷図書館で遂に発見!この歴史的発見により、今回のロンドン・ヘンリー・ウッド・ホールで行われた録音が実現の運びとなりました。レコーディングでは楽譜の発見者であるバスティアン・ブロムハート自らがタクトを執り、サー・ネヴィル・マリナーとのコンビで様々な名演奏を残しているアカデミー・オヴ・セント・マーティンイン・ザ・フィールズの管楽セクションと60分34秒に及ぶハルモニームジークを存分に再現!
PTC-5186.089
ザ・ボリショイ・エクスペリエンス
グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」より
ダルゴムイシスキー:歌劇「ルサルカ」より
チャイコフスキー:「イオランタ」より
 歌劇「スペードの女王」より/
 歌劇「マゼッパ」より
ラフマニノフ:歌劇「アレコ」より
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」より
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ボリショイ歌劇場O&cho
チャイコフスキーやボロディンを筆頭に、ロシア・オペラの重要なレパートリーのハイライトを収録。ボリショイ歌劇場の魅力と実力が詰まった1枚で。
PTC-5186.090
ボリショイ・エクスペリエンスVol.2
ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」(リムスキー=コルサコフ補筆完成版)〜第1幕の前奏曲、神秘の力よ
リムスキー=コリサコフ:歌劇「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語」〜自然を讃える歌、
 ケルジェネツの戦い、
「サトコ」〜ヴァイキングの歌、インド人の歌、
 ヴェネツィアの商人の歌
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ、青春は遠く過ぎ去り
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜プロローグ
エレーナ・マニスティナ(Ms)、
ミハイル・グブスキー(T)、
ウラディミール・クラソフ(Br)、
ウラディーミル・マトーリン(Bs)、
ヴァディム・リンコフスキー(Bs)、
マクシム・パステル(T)、
アントン・グリゴリエフ(Br)、
アンドレイ・ドゥナーエフ(T)、
ミハイル・カザコフ(Bs)、
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ボリショイ劇場O&cho
巨匠のDNAを継承するヴェデルニコフ体制下、すなわち21世紀のボリショイ劇場の姿を収めた「ボリショイ・エクスペリエンス」の第2弾もオール・ロシアン・プログラム!ハイライトが収録されたムソルグスキーやリムスキー=コルサコフなど5つのオペラも本場ロシアならではのプログラム。名門ボリショイ劇場の屋台骨を支える音楽家たちの"現在"を聴けます。
PTC-5186.091(2SACD)
廃盤
ボリショイ・エクスペリエンス
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」Op.71
バレエ音楽「白鳥の湖」Op.20〜パ・ド・ドゥ
歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ボリショイ歌劇場O&少年少女cho
ロジェストヴェンスキーの辞任を受け37歳という若さで長き歴史を誇る名門「ボリショイ歌劇場」の音楽監督に抜擢された若きマエストロ、アレクサンドル・ヴェデルニコフ。「ボリショイ・エクスペリエンス」と銘打ったシリーズ期待の第2弾は、2006年2月に収録された「くるみ割り人形」を中心としたチャイコフスキー・アルバムであり、ボリショイ歌劇場の現在を証明する録音。
PTC-5186.094
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.2
第1番 変ロ長調K.207
第2番 ニ長調K.211
第5番 イ長調K.219「トルコ風」
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダCO

録音:2006年3月、ドープスヘヅィンデ教会
ミュラー・ショット、ギラードとのフレッシュなトリオによって話題を集めたメンデルスゾーンに続く最新作はモーツァルトの第2弾!前作(PTC 5186 064)でも自作のカデンツァを随所に盛り込んだユリア・フィッシャー。今回も3曲全てで自身と指揮者クライツベルクによるカデンツァを用いるなどその積極的なスタンスは勢いを増すばかり。ユリア・フィッシャーの音楽に対する真摯な姿勢が音楽で表現されたモーツァルトは、聴き手に感動と至福の時間を届けてくれます。 

PTC-5186.095
チャイコフスキー:ヴァイオリン作品集
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35
憂鬱なセレナード 変ロ短調Op.26
ワルツ・スケルツォOp.34
なつかしい土地の思い出Op.42
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(P)(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2006年4月
チャイコフスキーの協奏曲は、待望久しい感動的な録音!この作品からこんな瑞々しい衝撃を与えられるとは思ってもみませんでした。第1楽章のヴァイオリンの滑り出しからイチコロ!気品のフォルムに丁寧なフレージングが深々と息づき、一音一音が心を捉えて離しません。第2主題のノスタルジックな共感もひしひしと胸に迫り、4:11からの繊細なニュアンスはには思わず息を殺して引き寄せられてしまいます。展開部突入直前のパッセージは相当速いテンポを採用していますが、持ち前の美音と激しいパッションのバランスが絶妙この上なし。カデンツァの技巧の安定ぶりは言うまでもありませんが、そのニュアンスたるや緻密かつ豊穣で、これ以上の味わいなど想像もできません。フィッシャーがドイツ出身であることなど完全に脳裏から去り、その一途な共感の揺るぎなさに、ただただ身を委ねるのみです。第2楽章は、冒頭のオケの管楽器の内声の充実にまずびっくり。クライツベルクはどんな作品でも深く掘り下げるタイプですが、その資質の高さをここでも再認識。フィッシャーのヴァイオリンは闇雲に泣き続けるものではなく、暗いトーンを持続させながら、凛とした気品を湛えています。つかの間の明るさが差し込む中間部での心情の変化にも自然でスムースに対応。その一連の流れが実に美しいのです。終楽章は、かなり速いテンポで開始しますが、クライツベルク共々、急緩のメリハリがバシッときまり、胸のすくような快演。特に注目すべきは第2主題。その凛々しいリズムの拍節感と、決然としたインテンポの魅力、そのエネルギーが次第に減衰し、急激に速いパッセージに突入するまでのなんと鮮やかな運び!鳥肌ものです!後半は一気呵成にみ掛けますが、その推進力たるやまさに手に汗握る迫真の妙技で、しかも音楽的な深みを維持しているのですから、驚異的と言う他ありません。これは単にヴァイオリニストのお約束のレパートリーとして組まれた録音ではなく、クライツベルクとのコンビネーションの妙も含め、ユリア・フィッシャーの唯一無二の音楽性とチャイコフスキーの音楽性が完全に融合したかけがえのない逸品です!なお、オケはヴァイオリンを両翼に配置。【湧々堂】
PTC-5186.096
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番/第9番 ヤコフ・クライツベルク(指)ロシア・ナショナルO

録音:2006年4月
プレトニョフ→ユロフスキ→ベルグルントと続いたチクルスの第4弾では、ペンタトーンの看板アーティストの1人であるクライツベルクが登壇!

PTC-5186.097
モーツァルト:行進曲ニ長調K.249
セレナード第7番ニ長調K.250「ハフナー」(カデンツァ:ジャン・ジャック・カントロフ作)
ゴルダン・ニコリッチ(Vn&指)
オランダ室内O

録音:2006年
「ハフナー・セレナード」はシューリヒト盤を超える名盤がなかなか見つからなかったのですが、遂にそれと並ぶか、あるいはそれ以上とも言える超名盤が出現しました!
第1楽章序奏のなんというニュアンスの豊穣さ!強弱対比といいい響きの凝縮力といいい、この作品のセレナードとしてのたおやかさと祝典的な雰囲気を見事に融合させた入念極まりないニュアンスに、どなたも膝を打つこと請け合い!主部は凄まじい高速で突き進みますが、どんな間合いにも常に表情が充満。第2主題でもその推進力を停滞させることなく可憐な表情を引き出します。
第2楽章のヴァイオリン・ソロはもちろんニコリッチ。カンロトフ譲りのスタイリッシュな美音を惜しげもなく披露しながら心ゆくまで歌い抜きます。第3楽章のニュアンスの抉りも強烈。スタッカートはかなり鋭利に立てているにも関わらず少しも煩わしく響かず、ヴァイオリン・ソロ部での可憐な表情とも見事にコントラストを成すのです。
第7楽章はアンダンテとしてはやや速めのテンポ設定ですが、その結果、リズムとメロディーが香り高く飛翔。中間の短調の悲哀もそこはかとなく浮上するので、かえって琴線にビリビリ響きます。
終曲では、序奏の深遠な幻想世界を描きながらもあくまでも音楽の構えは大きく、主部は全てを感受し切れないほど情報量満載!オケの主体的なアンサンブル性能にもただただ唖然sるばかりです。
なお、シューベルトの交響曲とは異なり、この録音では弦のヴィブラートは抑制していますが、第2楽章などではヴィブラートの魅力を生かし、第6楽章の中間部では両者を慎重に使い分けて楽想に相応しいニュアンスを引き出すというように、時代考証的な判断に拘泥しないで音楽を感じることを最優先する姿勢があって初めて実現した夢が溢れる名演奏と言えましょう。
とにかく、これだけやりたいことをやり尽くしながらけれん味を感じさせないニコロッチの手腕!只事ではありません!【湧々堂】

PTC-5186-098
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.364
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調K.373
ユリア・フィッシャー(Vn)、
ゴルダン・ニコリッチ(Vn&Va)、
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダCO

録音:2006年3月&2007年2月
協奏交響曲が始まった途端、部屋の空気が一変するほど音楽がハジけまくってています!クライツベルクの生み出す音楽は、小細工感じさせない自然な造型の中に決め細やかなニュアンスを盛り込んで、初めて聴く作品のような新鮮な衝撃を与えてくれますが、この伴奏も例外ではなく、軽い気持ちで聴き始めた聴き手をも強力に引き寄せる魅力が詰まっています。そして、今までもハズレのないフィッシャーがまたもや名演を披露。第1楽章は天真爛漫に幕を開け、展開部はぐっと深みを増して、有機的なクライツベルクの伴奏と共に内面を抉る気迫が見事に結実。ややもするとメロドラマ風な陳腐な音楽になりかねない第2楽章は、まさに芸術的なリリシズムの結晶!チャイコフスキーのようなすすり泣きを見せないにもかかわらず、内面から連綿と湧き出る悲哀が切実に迫ります。そしてフレージングのなんと艶やかなこと!終楽章はかなり快速ですが、音楽がせかせかすることなく、ニュアンスが上滑りすることなく表出される様には完全に脱帽。また、ヴィオラのソロが始まると、ヴァイオリニストとのセンスの差が歴然とする演奏も多いですが、この演奏はそんな心配は全く無用。ニコリッチ(ロンドン響のコンサート・マスターとオランダ室内管の音楽監督を兼任)の技量と音楽の志向性はフィッシャーと完全に協調し、この演奏全体を極めて凝縮力の高いものにしている重要な要素となっています。少なくとも協奏交響曲ファンの方は、とにかく必聴!【湧々堂】
PTC-5186.099
アメリカの作曲家による歌曲集
ボルコム:4つのキャバレー・ソング
ゲッティー
:プアー・ピーター
ヘギー
:4つの歌曲
コリリアーノ:2つのキャバレー・ソング
パール・ウルフ:オード・デ・トド・エル・ムンド
リサ・デラン(S)、
スザンヌ・メンツァー(Ms)、
マット・ハイモヴィツ(Vc)、
クリスティン・パンコニン(P)
リサ・デランは、石油で巨額の富を築いたゲッティー家の一員であり作曲家でもあるゴードン・ゲッティーのカンタータ「ジョーンと鐘」の世界初演でもソリストを務めたアメリカのソプラノ歌手。ボルコムやコリリアーノなど現役で活躍中のアメリカ人作曲家による作品のみでプログラムを組んだ型にはまらない歌曲集は、これぞ"自由の国アメリカ"!ボルコムとヘギー以外の作品は世界初録音となります。

PTC-5186271(3CD)
ヘンデル:6つの合奏協奏曲 Op.3、12の合奏協奏曲 Op.6
【CD 1】
6つの合奏協奏曲 Op.3
(1)合奏協奏曲第1番変ロ長調 Op.3-1 HWV 312
(2)合奏協奏曲第2番変ロ長調 Op.3-2 HWV 313
(3)合奏協奏曲第3番ト長調 Op.3-3 HWV 314
(4)合奏協奏曲第4番ヘ長調 Op.3-4 HWV 315
(5)合奏協奏曲第5番ニ短調 Op.3-5 HWV 316
(6)合奏協奏曲第6番ニ長調 Op.3-6 HWV 317
【CD 2】
12の合奏協奏曲Op.6より第1番〜第6番
(7)合奏協奏曲第1番ト長調 Op.6-1 HWV 319
(8)合奏協奏曲第2番ヘ長調 Op.6-2 HWV 320
(9)合奏協奏曲第3番ホ短調 Op.6-3 HWV 321
(10)合奏協奏曲第4番イ短調 Op.6-4 HWV 322
(11)合奏協奏曲第5番ニ長調 Op.6-5 HWV 323
(12)合奏協奏曲第6番ト短調 Op.6-6 HWV 324
【CD 3】
12の合奏協奏曲Op.6より第7番〜第12番
(13)合奏協奏曲第7番変ロ長調 Op.6-7 HWV 325
(14)合奏協奏曲第8番ハ短調 Op.6-8 HWV 326
(15)合奏協奏曲第9番ヘ長調 Op.6-9 HWV 327
(16)合奏協奏曲第10番ニ短調 Op.6-10 HWV 328
(17)合奏協奏曲第11番イ長調 Op.6-11 HWV 329
合奏協奏曲第12番ロ短調 Op.6-12 HWV 330
【CD 1】ゲオルク・カルヴァイト(Vn/コンサートマスター)
【CD 2&3】ベルンハルト・フォルク(Vn/コンサートマスター)
ベルリン古楽アカデミー

録音:【CD 1】2019年5月、【CD 2】2018年9月&2019年2月、【CD 3】2019年2月/ニコデマス教会(ベルリン)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
レコーディング・プロデューサー&編集:カレル・ブリュッゲマン(ポリヒムニア・インターナショナル)
バランス&レコーディング・エンジニア:ジャン=マリー・ヘイセン(ポリヒムニア・インターナショナル)
名人集団ベルリン古楽アカデミー(Akamus)によるヘンデルの6つの合奏協奏曲 Op.3と12の合奏協奏曲Op.6が3枚組のセットになって登場です!
合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)とはバロック時代特有の協奏曲で、複数の独奏者によって編成される独奏楽器群と、オーケストラ全員による大合奏群 との間の音量的、技巧的対比を楽しむ音楽です。
1734年頃に作曲された6つの合奏協奏曲 Op.3は、小規模ながら管楽器を効果的に取り入れた編成をとりヘンデルらしい豊かな旋律に加えて合奏協奏曲 ならではの華やかな響きが魅力といえます。一方、12の合奏協奏曲は1739年に作曲された作品群。コレッリの協奏曲の形式に基づいたこれらの作品はヘン デルの作品中、もっとも密度の高い協奏曲として知られます。数々の名録音でも知られるベルリン古楽アカデミーが聴き手の感性に直接訴えかけてくるような刺 激的な音楽を聴かせます! ※当セットではフォーマットは通常 CD となります。
PTC-5186.300
ハイドン:歌劇「無人島」序曲
協奏交響曲変ロ長調Hob.I-105
交響曲第100番ト長調「軍隊」Hob.I-100
ゴルダン・ニコリッチ(Vn&指)、
オランダ室内管弦楽団
ロンドン響のコンサートマスター、ニコリッチ登場!オーヴェルニュ室内管弦楽団、ローザンヌ室内管弦楽団のコンサート・マスターを歴任してきた旧ユーゴスラヴィア出身のニコリッチ。 現在は名門ロンドン交響楽団のコンサート・マスターとオランダ室内管弦楽団の音楽監督を兼任するなど、八面六臂の活躍を展開している凄腕のヴァイオリニストです。ロレンツォ・ストリオーニ1794のヴァイオリンを奏でた協奏交響曲は、ソリストとオケの知性と情熱が融合した秀演。 「無人島」序曲と「軍隊」でも抜群の手綱捌きによる演奏を聴かせてくれるなど、心の底から音楽を楽しんでいるに姿が目に浮かびます。
PTC-5186.301
フェノメノン〜デイヴィッド・ガーナーの音楽
メゾ・ソプラノとピアノのための「スプーン・リヴァーの歌」
テノール,木管五重奏とピアノのための「ビニェタス・フラメンカス」
ソプラノとバリトン,ピアノのための「蛍と柳」
ソプラノとピアノのための「フェノメナル・ウーマン」
スザンヌ・メンツァー(Ms)、
フランシスコ・アライザ(T)、
リンダ・ルーカス(Fl)、
ジョナサン・フィッシャー(Ob)、
ベン・フライムート(Cl)、
スティーヴ・パウルソン(Fg)、
ロバート・ワード(Hrn)、
ウィリアム・ストーン(Br)、
ステファニー・フリーデ(S)、リサ・デラン(S)、
クリスティン・パンコニン(P)
サンフランシスコ音楽院の教授を務めるアメリカ人作曲家デイヴィッド・ガーナー(1954−)の歌曲集。2000年に初演された1幕の歌劇「金のなる木」で成功を収めたガーナー。スペイン語、カタルーニャ語、ドイツ語、イタリア語、ギリシャ語、日本語などを駆使した声楽作品が特に高く評価されています。
PTC-5186.302
ドヴォルザーク:交響曲第6番、交響詩「水の精」Op.107 ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO
クライツベルクのドヴォルザーク・チクルス第3弾!2003年秋から首席指揮者を務めているオランダ・フィルとの関係がさらなる充実期に突入したクライツベルク。その証拠に前作「交響曲第8番」は世界中のメディアから高い評価を獲得しており、クライツベルク&オランダ・フィルのドヴォルザーク・チクルスの注目度は急上昇を遂げています。
PTC-5186304
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78「テレーゼ」
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2
ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2
児玉麻里(P/スタインウェイD-274)

録音:2008年3月&2010年1月、ファルテルモント(オランダ)
1999年のロサンゼルスと、2003年にスタートした東京の浜離宮朝日ホールと名古屋のスタジオ・ルンデでの、ピアノ・ソナタ全曲演奏会の成功により、日本有数のベートーヴェン弾きとしての評価を高めた児玉麻里のペンタトーン(PentaTone)でのレコーディングの第5弾が登場!
PTC-5186.305
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番、第13番 マーティン・ヘルムヘン(P)、
ゴルダン・ニコリッチ(指)オランダCO
ヘルムヘン、モーツァルトでペンタトーンにデビュー!今では誰もがペンタトーンの看板アーティスト&代名詞として認める「ユリア・フィッシャー」。その才能を見出したペンタトーンが新たに起用を決めたピアニストが今回登場となるドイツの天才マーティン・ヘルムヘン。2001年には難関として知られる「クララ・ハスキル・コンクール」で弱冠19歳という若さで歴戦の猛者たちを抑えてグランプリを獲得。2006年にはルツェルン音楽祭でゲルギエフ&ウィーン・フィルとシューマンで共演を果たすなど、既に実績は十分のアーティストです。

PTC-5186.307
ブラームス:交響曲第1番、
ハイドンの主題による変奏曲
マレク・ヤノフスキ(指)ピッツバークSO
録音:2007年3月のライヴ
ヤノフスキのブラームス交響曲全集再録音、第1弾。ワーグナーの「リング」などで名を馳せた頃に比べると影を潜めてしまった感のあるヤノフスキですが、いつの間にかこんな独自の芸風を確立していたとは思いも寄りませんでした!強烈な解釈こそ見当たりませんが、大仰に構えることなく、まるでブラームスの青年期の作品のように清々しい演奏を展開し、その中に並々ならぬ集中力と有機的なフレージングが盛り込まれているのです。第1楽章序奏部は、低音域が効いたいかにもブラームスらしいハーモニーを醸し出しますが、フレージングは一切粘らず、和声の透明度も高いのが印象的。主部は中庸のテンポ、しかも古風なドイツ流儀にはきっぱりと背を向けたインテンポ。、しかしほんの些細なアゴーギクからはフワッとロマンの香りが引き出され、アンサンブルの緊張感も高く、「普通の演奏だなぁ」と思いつつも途中で切り上げられない不思議な求心力を孕んでいるのです。展開部に入るとますます惹き付けられ、9:17からの管楽器の音型が、奇を衒うのではなくはっきりとした輪郭を伴って最後まで自然に湧き上がらせるさり気ないこだわり、単に呼吸の深さだけでは計れない凝縮力の高いフレージングが実に魅力的。そしてコーダの築き方は、まるでシューリヒトのようなしなやかな終息!第2楽章のみは打って変わって深々とした呼吸を続け、どこまでも内省的な表現を続けますが、やはりハーモニーの美しさは保持されているので陰鬱さは皆無。じっくり練り込まれたアゴーギクの味わいもまた格別です。ヤノフスキが意図するインテンポの効能が最大に発揮されるのは終楽章。ティンパニを効果的に鳴らせばいかにも頑丈で逞しい音楽となりますが、ここでは徹底してアンサンブルのひとつとして扱っているのが象徴しているように、他の楽器も決して突出させることなく(但し7:43からのホルンの連射力は凄い!)、あくまでも音楽の持つ自然の風合いを生かしきっているので、音楽が淀みが生じないのです。弦のテーマの歌わせ方もいたって普通。その後もまるで煩悩とは無縁の音楽が淡々と流れますが、やはり共感の確かさはもとより、何かこの曲に掛ける一途な思いを感じてなりません。11:21では最高に激高させた音の塊をぶつけますが、その確信に満ちた響きが感動的。エンディングの運びも変に粘ることがなく、作品のキリッとしたフォルムを守り抜いたまま締めくくられますが、聴後には心からいい曲を味わったという満足感に包まれるのです。この演奏をちょっと聴いただけで当たり前の演奏だなと感じた方も、どうかもう数分耳を傾けてください。終始ブレることのない一貫した主張に気付き、不思議な魅力にハマまっていただけることでしょう。なお、これはライヴ録音となっていますが、拍手も含めてノイズはまったくと言っていいほど聞き取れません。 【湧々堂】
PTC-5186-308
ブラームス:交響曲第2番/同第3番 マレク・ヤノフスキ(指)ピッツバークSO
2008年9月からはマンフレッド・ホーネックを音楽監督として迎える予定のピッツバーク交響楽団。アンドルー・デイヴィス、ヤン=パスカル・トルトゥリエと共に2005年から敷いてきたトロイカ体制の集大成となるのが、このヤノフスキのタクトによるブラームス・チクルスです。
PTC-5186.309
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98、
ハンガリー舞曲第1番(ブラームス編)/第3番(ブラームス編)/第10番(ブラームス編)/第17番(ドヴォルザーク編)/第18番(ドヴォルザーク編)/第19番(ドヴォルザーク編)/第20番(ドヴォルザーク編)/第21番(ドヴォルザーク編)
マレク・ヤノフスキ(指)ピッツバークSO

録音:2007年11月、ハインツ・ホール(ピッツバーク)でのライヴ
「交響曲第1番」(PTC-5186 307)、「交響曲第2番&第3番」(PTC-5186 308)と続いたペンタートンの大型プロジェクト、ヤノフスキ&ピッツバーク交響楽団のブラームス・チクルスが今回の「交響曲第4番」でいよいよ完結!
PTC-5186.310
R・シュトラウス:交響詩集
交響詩「ドン・ファン」Op.20
交響詩「死と浄化」Op.24
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
歌劇「インテルメッツォ」Op.72より 炉端の夢想
マルク・アルブレヒト(指)
ストラスブールPO
R・シュトラウスの作品の演奏と解釈に定評のある1964年ドイツ生まれのマエストロ、マルク・アルブレヒトと、地理的な関係からフランスとドイツ両国の文化の影響を受けてきたストラスブール・フィルによるR・シュトラウスの交響詩集。ペンタトーンのサラウンド・サウンドでさらに進化するマルク・アルブレヒト&ストラスブール・フィルの美しきサウンドも魅力的。R・シュトラウス特有の"交響詩"の世界が、期待の指揮者とフランスの古豪によって色濃く、劇的に描かれます。

PTC-5186.312(5SACD)
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第3番変ホ長調Op.55《英雄》
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》
交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》
交響曲第7番イ長調Op.92
交響曲第8番ヘ長調Op.93
交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO
クリスティアーネ・エルツェ(S)、
インゲボルク・ダンツ(Ms)
クリストフ・シュトレール(T)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br)
コレギウム・ヴォカーレ、
アカデミア・キジアーナ・シエナ

録音:2004年−2009年、ベルギー&オランダ/レコーディング:トリトナス(TRITONUS Musikproduktion GmbH)
古楽大国ベルギーを代表するピリオド奏法の世界的権威フィリップ・ヘレヴェッへ。"プリンシパル・コンダクター"を務める母国ベルギーのオーケストラ、ロイヤル・フランダース・フィルと共に完成させた『"モダン・オーケストラ"と"ピリオド・アプローチ"の融合による"新しいベートーヴェン"』をテーマとするベートーヴェンの「交響曲全集」がボックス・セットで登場。綿密な時代考証、ヘレヴェッヘ独自の研究に基づく解釈、ロイヤル・フランダース・フィルに浸透させたピリオド・アプローチ。"モダン・オーケストラ"と"ピリオド・アプローチ"によるヘレヴェッヘのベートーヴェンは、演奏、録音ともに超一級品です!
PTC-5186.313
ベートーヴェン:交響曲第1番/第3番「英雄」 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2007年6月26日〜29日
今回の新作でも前作と同じくアンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」がレコーディングの一切を担当。録音会場をベルギーのブルージュ・コンセルトヘボウに移すなど、録音面にも乞うご期待。
PTC-5186.314
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36
 交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2009年2月、デ・シンゲル(アントワープ/ベルギー)
2008−2009シーズンからは、オランダの若き名匠ヤープ・ファン・ズヴェーデンをチーフ・コンダクターに迎えるなど、さらに陣容を強化させたロイヤル・フランダース・フィル。レコーディングは前2作と同様に、MTT&SFSのマーラー・チクルスを録音面で支えてきたアンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」が担当。
PTC-5186315
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第7番イ長調Op.92
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2004年11月、デ・ローマ(アントワープ)
チクルスのスタートとなった「交響曲第4番」&「交響曲第7番」がペンタトーンから"SACD Hybrid"で復活!
PTC-5186.316
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲交響曲第8番
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2007年6月4日、9日〜10日
1997年の音楽監督就任から10年という歳月が流れており、ヘレヴェッヘとロイヤル・フランダース・フィルの関係は以前とは比べ物にならないレベルにまで成熟。ヘレヴェッヘとロイヤル・フランダース・フィルの録音を担当したのは、アンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」。ティルソン・トーマスと&サンフランシスコ響のマーラー・チクルスで実現した超優秀録音の実績があるだけに、録音面への期待も非常大い。
PTC-5186317
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」 クリスティアーネ・エルツェ(S)、
インゲボルグ・ダンツ(Ms)、
クリストフ・シュトレール(T)、
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br)、
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO、
コレギウム・ヴォカーレ、
アカデミア・キジアーナ・シエナ

録音:2009年10月、デ・シンゲル(アントワープ/ベルギー)
"プリンシパル・コンダクター"ヘレヴェッヘと"チーフ・コンダクター"ズヴェーデンの2頭体制となり、一気に世界のトップレベルに躍り出たロイヤル・フランダース・フィル。合唱にはコレギウム・ヴォカーレとアカデミア・キジアーナ・シエナ、ソリストには、クリスティアーネ・エルツェやインゲボルグ・ダンツ、クリストフ・シュトレール、そしてデイヴィッド・ウィルソン=ジョンソンというヘレヴェッヘからの信頼も厚く、その高度な要求に十二分に応えることのできる合唱団と4人の超一流歌手たちが集うなど、新たな「第九」の陣容は万全。
PTC-5186.326
シューマン:交響曲第1番「春」/同第2番 ローレンス・フォスター(指)チェコPO

録音:2007年10月、「芸術の家」ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
堅実な音楽造りとストレートな表現で世界的に評価を受けているローレス・フォスターはチェコと同じ東欧のルーマニアをルーツとしており、目に見えない精神的な部分でのチェコ・フィルとのリンクが演奏に反映されていても不思議ではありません。好感度の高い充実のシューマンの登場である。
PTC-5186.327
シューマン:交響曲第3番「ライン」
交響曲第4番ニ短調Op.120
ローレンス・フォスター(指)チェコPO
アメリカのマエストロ、ローレンス・フォスターと東欧の名門チェコ・フィルのコンビによる"シューマン・チクルス"第2弾。東欧ルーマニアをルーツとするフォスターの巧みなオーケストラ・コントロールは、NHK交響楽団や東京キ交響楽団への客演などで実証済み。"東欧"というキーワードがリンクすす指揮者とオーケストラによる充実のシューマンです。
PTC-5186.328
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8
同第2番ハ長調Op.87
ストリオーニ・トリオ
〔バルト・ファン・デ・ローエ(P)、ヴォウター・フォッセン(Vn)、マルク・フォッセン(Vc)〕

※DVD-Video付き
無限大のポテンシャルを持ち、行く行くはボザール・トリオに匹敵する実力のアンサンブルに成長するであろうという評価を受けているオランダのピアノ三重奏団ストリオーニ・トリオ。ヴァイオリンのヴォウター・フォッセンの使用楽器であるローレンティウス・ストリオーニ(1794年製)を名前の由来として1995年に結成されたストリオーニ・トリオは、コブラ・レーベルでの今井信子との共演盤(COBRA 0008)などでその実力を認められペンタトーンに移籍。第1弾ベートーヴェン(PTC 5186 071)、第2弾シューベルト(PTC 5186 050)では、周囲からの評価に違わぬ優れた演奏を聴かせてくれており、今後の飛躍に大きな期待が寄せられています。
※ボーナスDVDには、ブラームスのピアノ三重奏曲第1番第2楽章の演奏風景が収録される予定ですが、PAL方式の可能性がございます。予めご了承下さい。

PTC-5186.329
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
楽興の時D.780,Op.94
マーティン・ヘルムヘン(P)

録音:2007年
N響との共演などの来日公演の成功によって日本での知名度を上げたヘルムヘンは、この第20番のソナタを来日公演でも取り上げており、この作品への思い入れの深さを窺わせますが、実際の録音でも、腕が立つだけではどうにもならないシューベルト特有の歌心とリリシズムを自身の音楽性と同化させ、一貫性のある表現に結実させたすばらしいものになっています。特に第2楽章は心を打ち、タッチにも表現にも誇張の一切ない純朴さがシューベルトの息遣いをストレートに伝えてくれます。第3楽章の中間部での憂いも嘘がありません!終楽章は肩の力の抜けきったこのたおやかさ、まろやかな風情こそシューベルト!と叫びたくなります。それを上回るほど素晴らしいのが「楽興の時」。いつまでもその空気の中に埋もれていたいという思いに駆られたのはカーゾン、シフ以来久々のことです。
思わせるの。第1曲の動機がリズミカルでありつつ、柔和で翳りもあるといった軽い錯綜感が何ともいえぬ余韻を残しながら曲は進行。第2曲は、構成感を置き去りしに、ハーモニーの微妙な揺らめきひとつで緩やかに流れるこの曲の特質を、深い歌心で丹念に紡ぎだし、心を打ちます。有名な第3曲は第2主題への以降直前などのニュアンスとへーもニーの色合いが微妙に変化する節目において軽く一呼吸が入る以外は全くのインテンポ。そのテンポの柔らかな弾力が曲のニュアンスを一層引き立て、これまた理想の極み。第4曲の右手と左手の付かず離れずのバランスにも要注目。第5曲で、中間部動機が最後に一瞬弱音で顔を出すシーンのなんと詩的なこと!
ヘルムヘンは難関とされる「クララ・ハスキル・コンクール」グランプリ受賞という栄誉以外は特に輝かしい経歴の持ち主ではありりませんが、こんな心のピアニズムを持ち合わせる人にとって、立派な肩書きなどむしろ不釣合いと言えましょう。  【湧々堂】
PTC-5186.330
チャイコフスキー:「ハムレット」〜序曲と付随音楽、
幻想序曲「ロメオとジュリエット」(1869年初稿版)
タチアナ・モノガロワ(S)、
マキシム・ミハイロフ(Bs)、
ウラディーミル・ユロフスキ(指)ロシア・ナショナルO
ロンドン・フィルの首席指揮者、グラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロシア・ナショナル管の首席客演指揮者など世界的にも重要なポストを担い、エッシェンバッハ退任後のフィラデルフィア管音楽監督の候補にも名前が挙がった今最も熱い若きマエストロ、ウラディーミル・ユロフスキ。そのユロフスキのペンタトーン(PentaTone)第4弾となる今回のチャイコフスキーも、独自色全開!ソプラノとバスの独唱を伴い全17曲で構成される"ハムレット"。"ロメオとジュリエット"では、現在一般的に演奏されている1880年の第3稿ではなく、大幅な改定が行われる以前の1869年に作曲された初稿版を用いているなど若き巨匠ユロフスキの才気はここでも全開!
PTC-5186.331
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調Op.141
劇音楽「ハムレット」Op.32からのセレクション
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO
ショスタコーヴィチ・チクルスの第5弾!特に終楽章で広がる恐ろしいまでの緊迫感と静寂は、ショスタコーヴィチの音楽を知り尽くしたロシアの名コンビだからこそ。ロシア・ナショナル管の全てを掌握するプレトニョフのタクトが、ショスタコーヴィチ最晩年の大作の神髄に深く切り込みます。
PTC-5186.332
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)、
交響詩「はげ山の一夜」(R=コルサコフ編)、
歌劇「ソロチンスクの定期市」序奏(リャードフ編)、
歌劇「ホヴァンシチナ」(R=コルサコフ編)〜モスクワ河の夜明け/ペルシャの女たちの踊り
カルロ・ポンティ(指)
ロシア・ナショナルO
まさにサラブレッド!カルロ・ポンティ・ジュニア初登場!最新盤となるムソルグスキーの管弦楽作品集でロシア・ナショナル管の指揮台に登壇するのは、20世紀イタリアの名映画監督カルロ・ポンティと大女優ソフィア・ローレンの長男、カルロ・ポンティ・ジュニア!パリで音楽の勉強をスタートさせたポンティ・ジュニアは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、ウィーン音楽大学でズービン・メータやレオポルド・ハーガーに指揮法を師事。2001年に音楽監督兼首席指揮者として迎えられたアメリカのサンバーナーディーノ交響楽団とは、2014/2015年までの長期契約を結ぶなど俊英のタクトに対する期待は急速な高まりを見せています。2000年から副指揮者を務めているロシア・ナショナル管とのムソルグスキーは、ポテンシャルの高さと大器の片鱗を窺わせる堂々たる演奏。
PTC-5186.333
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調Op.33
マーティン・ヘルムヘン(P)、
マルク・アルブレヒト(指)ストラスブールPO
ユリア・フィッシャーとのデュオによるシューベルト(PTC 5186 347)でも次代を担う若き巨匠、ドイツ・ピアニズムの正当な継承者としての存在感を存分に発揮してくれたマーティン・ヘルムヘン。テツラフやタメスティと組んだ強力アンサンブルでのシューベルトの「ます」(PTC 5186 334)がクラシック・トゥディ(Classic Today)で最高点の10点満点を獲得するなど、驚異的なペースで実績と名声を築いているヘルムヘンのコンチェルト・アルバムはシューマンとドヴォルザークのカップリング!
PTC-5186.334
シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調「ます」、
「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲ホ短調D.802,Op.160、
ピアノ三重奏曲変ホ長調D.897,Op.148「ノットゥルノ」
マーティン・ヘルムヘン(P)、
クリスティアン・テツラフ(Vn)、
アントワーヌ・タメスティ(Va)、
マリー・エリザベス・ヘッカー(Vc)、
アロイス・ポッシュ(Cb)、アルド・ベアルテン(Fl)
このシューベルトの演奏のために組まれたピアノのマーティン・ヘルムヘンを中核とする五重奏は、若さと実力を兼ね備えた次代の楽壇を担う精鋭集団。チャイコフスキー以来、久々のペンタトーン帰還となるドイツの天才テツラフ、2004年ミュンヘン国際音楽コンクールの覇者タメスティ、2005年ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールで優勝を含め3つの賞を独占という快挙を成し遂げたヘッカー、そしてコントラバス奏者としてウィーン・フィルで活躍してきた名匠アロイス・ポッシュがアンサンブルのまとめ役として加わるなど、豪華でフレッシュな強力アンサンブルがシューベルトの名曲「ます」を取り上げます。
PTC-5186.336
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
ケクラン:交響詩「レ・バンダール・ログ」Op.176
マルク・アルブレヒト(指)
ストラスブールPO

録音:2008年10月、ストラスブール(フランス)
19世紀中期、1855年創設という伝統あるフランスのオーケストラ、ストラスブールPO。2004年のマルク・アルブレヒト音楽監督就任以降、急速に評価を高めてきたフランス屈指の古豪によるデュカス、ラヴェル、ケクラン(ケックラン)という要注目のオール・フランス・プログラムが登場!デュカスの「魔法使いの弟子」、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」といった近代フランス音楽の王道作品はもちろんのこと、さらに興味深いのは再評価が進むケクランの"猿のスケルツォ"という副題を持つ「レ・バンダール・ログ」でしょう。ドイツの俊英とフランスの古豪という組み合わせが繰り広げる近代フランス音楽の世界。演奏もプログラムもハイレベルです。
PTC-5186.338
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
序曲「リア王」Op.4
マレク・ヤノフスキ(指)ピッツバークSO

録音:2009年10月&11月、ハインツ・ホール(ピッツバーク)
「幻想」は、一定の品位を守りながら、この曲に期待するダイナミズムを十分に確保。オケにヨーロッパ風の香りも植え付けながら、独特の手応えを感じさせる名演。第1楽章序奏から媚びたようなアゴーギクは徹底排除しつつも、その中には温かい情感が。主部以降は小気味良く進行。展開部で顕著なように、金管のさり気ないアクセントが、絶妙なスパイスとして響く点も印象的。媚びないテンポ感は第2楽章も同様。粋な推進性を保った可憐さが際立ちます。ハープの響きがこれほど美しくブレンドした例も珍しいでしょう。
第3楽章でも音楽の見通しは常に明快。音像もクリアそのもの。第4楽章は、トランペットのテーマをあえてメロウに吹かせ、楽天的なマーチとは一線を画すアプローチ。終楽章に至っても安易にドロドロした回帰趣味の演奏に陥ることはありませんが、ニュアンスの細部まで掘り下げる意欲は相当なもので、その姿勢が音楽に確実な熱気を注入する要因といなっていることが分かります。トラック7の0:14の弦の細かい動きが、リアルに再現されるのも驚異的!楽器を汚い音で咆哮させず、「詩的なダイナミズム」を徹底的に追求したこの演奏の価値は絶大です!【湧々堂】
PTC-5186.339
R・シュトラウス:交響詩「マクベス」Op.23
 アルプス交響曲Op.64
マレク・ヤノフスキ(指)ピッツバークSO

録音:2008年10月&11月
ヤンソソンスの後を受け、2008年までトルトゥリエ、アンドルー・デイヴィスとのトロイカ体制では主にドイツ音楽を担当し、ピッツバーク響をレベルアップさせたヤノフスキがブラームスの次に選んだのは「アルプス交響曲」!"ドイツ音楽"という絆で固く結ばれたヤノフスキとピッツバーク響による「アルプス交響曲」は、アルプス山脈の光景が眼前に広がるような色彩感に富み劇的で感動的。両者が築いてきた信頼関係が生んだ充実の「アルプス交響曲」です。

PTC-5186.340
シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」
交響曲第5番変ロ長調D.485
ゴルダン・ニコリッチ(リーダー&Vn)、
オランダ室内O

録音:2008年12月
“ピュアなヴィブラートにシューベルトの心情を重ねた画期的な名演奏!”
ゴルダン・ニコリッチは、ロンドン響のコンサート・マスターとオランダ室内管の音楽監督を兼務し、弾き振りにも積極的に取り組む名手ですが、その音楽性は破格!全く性格の異なる2つの交響曲から、かつて味わったことのないような新鮮なニュアンスを次々と引き出し、しかも全てがピュアでなナチュラル。
「第4番」は必要以上に物々しく陰鬱な表情を加えた演奏もありますが、ニコリッチは十分にシンフォニックな構築性を確立しつつも、あくまでも「ベートーヴェンになりきれない」シューベルトの心情を代弁するような、心の内側の葛藤と歌心から音楽を紡ぎ出し、表情が実に多彩。第1楽章序奏部の陰影の深さから尋常ではなく、それが演出ではなく心の衝動として聴き手に迫ります。主部冒頭の弦のすすり泣きも同様。この弱音に因る弦のすすり泣きはこの後も随所に登場しますが、ヴィブラートを生かしきったこれらのニュアンスを聴けば、ノリントンの「ピュアトーン」信仰も一変するかもしれません。そうかと思うと、最初のトゥッティは恐るべきスケール感で聳え、第2主題では憧れの表情が涙をさそう、というように、「悲劇的」という一言で括れないこの曲の様々な意味を感じさせます。第2楽章はこれぞシューベルト!まさにセンス満点の泣き節全開。心をこめて歌うだけでなく、最後の1小節まで身を粉にして表情を与え尽くした演奏を他に知りません。終楽章ではハ長調のトゥッティに至る直前の切迫した悲しみにご注目。コーダでは物々しくテンポを落とすことなく、かといって意地でインテンポで通す強引さもなく、これまたセンスの勝利と言えましょう。
・ニコリッチの並々ならぬ音楽性は、「第5番」でさらに開花!何のビジョンも愛情も持ち合わせずに演奏すると、モーツァルトのセレナードの亜流のように流れるだけで、かと言って有り余るアイデアを注入し過ぎると曲が死んでしまいます。ニコリッチはこれらの問題を全てクリアしているだけでなく、弦楽器の特性を熟知(カントロフ門下)しているからこそ可能な、響きのブレンド加減が絶妙で、音楽を変に小さくしないで一本筋が通った造形美まで確立しているのです。何と言っても衝撃は第1楽章の冒頭。これに涙しない人がいるでしょうか!ヴィブラートとレガートがこれほど幸せに融合している例は過去に見当たらず、音楽のフォルムにも品格が溢れているのですからたまりません。展開部の終わり(4:58〜)で明確にレガートを打ち出す例は多いですが、ここまで恣意性を感じさせないで音楽だけが炙りだされた例も少ないでしょう。
第2楽章は柔らかい情感が流れ、特に中間部の弦のテクスチュアの美しさは必聴。第3楽章はリズムの弾力が素晴らしく、それと見事にコントラストを成す中間部は、全く異次元のメルヘンの世界!この一音一音への惜しげもない愛の注入ぶりは、ワルターさえ霞むほど。終楽章の推進力には常に瑞々しさがあり、中規模のオケだからこそ可能と思われる響きの透明感が一層清々しい風をもたらします。
PTC-5186.341
ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番 サ・チェン(P)、
ローレンス・フォスター(指)グルベンキアンO

録音:2008年7月、カルースト・グルベンキアン財団大講堂(リスボン)
ユンディ・リ、ラン・ランと並び現在の中国ピアノ界における『トップ3』の1人と称される可憐なる新星サ・チェンが"ペンタトーン"に仲間入り!中国の河南省生まれのサ・チェンは、ユンディ・リの師匠としてもその名を知られる名教師ダン・ジャオイ(但 昭義)にピアノを師事。その後のサ・チェンの活躍は目覚しく、1996年のリーズ国際ピアノ・コンクールで第4位入賞、2000年の第14回ショパン国際ピアノコンクールで第4位入賞に加えポロネーズ賞受賞、そして2005年の第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでは第3位に輝くなど、国際コンクールでの実績も抜群!ショパンのピアノ作品はサ・チェンが最も得意として弾き続けてきたレパートリーです。
PTC-5186.347
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第1番ニ長調D.384,Op.137-1
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第2番イ短調D.385,Op.137-2
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第3番ト短調D.408,Op.137-3
ヴァイオリンとピアノのための「華麗なるロンド」ロ短調D.895,Op.70
ユリア・フィッシャー(Vn/グァダニーニ1742)、
マーティン・ヘルムヘン(P/スタインウェイ)

録音:2009年1月3日−5日&7月3日−5日、ファルテルモント(オランダ)
ユリア・フィッシャーがこのシューベルトでコンビを組むのは、難関"クララ・ハスキル・コンクール"を2001年に弱冠19歳という若さで制覇したドイツの天才ピアニスト、マーティン・ヘルムヘン。ペンタトーンからリリースされている「ピアノ・ソナタ第20番」(PTC 5186 329)、「ピアノ五重奏曲「ます」」(PTC 5186 334)が世界規模で絶賛を博すなど、すでに名演の誉れが高いものです。
PTC-5186348
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集Vol.2
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調D.574,Op.162
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調D.934,Op.159
4手連弾のための幻想曲ヘ短調D.940,Op.103*
ユリア・フィッシャー(Vn/グァダニーニ1742&ピアノ*)、
マーティン・ヘルムヘン(P/スタインウェイ)

録音:2009年1月3−5日&7月3−5日、ファルテルモント(オランダ)
前作に収録された1816年の作品「ヴァイオリン・ソナタ第1番〜第3番(3つのソナチネ)」に続き、ユリア・フィツシャーとマーティン・ヘルムヘンのデュオが取り上げたのは、1817年に20歳のシューベルトが完成させた「ヴァイオリン・ソナタ第4番」と死の前年となる1827年に書かれた「幻想曲D.934」。このユリア・フィッシャーとマーティン・ヘルムヘンのシューベルトは、作曲者が31年という短い人生と共に歩んだ「ヴァイオリンとピアノのための作品」の真価、また作品が成熟してゆく過程を言葉ではなく"音楽"で伝えてくれる至高の芸術です。また「幻想曲D.940」では、なんとユリア・フィッシャーがヴァイオリン以上とも噂されているピアノの演奏を遂に披露!2人の若き巨匠の才能が火花を散らす"ピアノ・デュオ"も聴き逃せません
PTC-5186349
ストラヴィンスキー:ジェズアルド・ディ・ヴェノーサ400年祭のための記念碑
ミサ曲(混声合唱と2つの木管五重奏のための)
バッハの「高き天よりわれは来れり」によるコラール変奏曲詩篇交響曲
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO、コレギウム・ヴォカーレ

録音:2009年1月30日−31日、デシンゲル(ベルギー)
日本ストラヴィンスキーは特にヘレヴェッヘが得意としている作曲家の1人ということもあり、コレギウム・ヴォカーレの合唱が活きる選曲からも本気度がビシビシと伝わります。

PTC-5186350
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第2番
ヴァイオリン協奏曲第1番
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2009年6月&7月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ/スイス)
ムターから直接"弓"を贈られるなど、ヴァイオリン界の"プリンセス"から"クィーン"への階段を昇り続けるアラベラ・美歩・シュタインバッハーのバルトーク。今回も聴き逃せません!
PTC-5186.351
ブルックナー:交響曲第5番(ノヴァーク版) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2009年7月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
このの「5 番」は、スイス・ロマンドが突入した新たな黄金期を実感させてくれまする。
PTC-5186.353
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番Op.35
ドヴォルザーク:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス.へ短調Op.11、
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn/ストラディヴァリウス1716 "Booth")、
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO

録音:2009年5月、ベルリン放送局
1981年にミュンヘンでドイツ人の父親と日本人の母親の間に生まれたヴァイオリン界の才女アラベラ・美歩・シュタインバッハー。ユリア・フィッシャーを育てたミュンヘン音楽大学の教授アナ・チュマチェンコにその才能を見出され、9歳でこの名教師の最年少門下生となるなど幼少の頃から脚光を浴びてきた天才女流ヴァイオリニストが、新たな活躍の場"ペンタトーン(PentaTone)"に電撃移籍!神秘性、官能性を漂わせるシマノフスキ、ボヘミアの抒情と香りが満ち溢れたドヴォルザークでは、作品の特色を活かしながらも過剰な表現に走らないアラベラ・美歩・シュタインバッハーのスマートなスタイルは美しくも頼もしいものです。
PTC-5186.354
ブルックナー:交響曲第6番イ長調(ノヴァーク版) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2009年1月
ヤノフスキが"アンセルメのオーケストラ"スイス・ロマンド管から重厚なサウンドを引き出し目覚しい演奏を展開。「交響曲第6番」の真価、スイス・ロマンド管に訪れた"新時代"を感じさせてくれる演奏です。
PTC-5186.355
ラフマニノフ:練習曲「音の絵」より
ムソルグスキー(Rー=コルサコフ編/チェルノフによるピアノ版):交響詩「禿山の一夜」
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
サ・チェン(P)

録音:2009年3月、ファルテルモント(オランダ)
中国の名教師ダン・ジャオイ(但 昭義)からピアノを学び、ラン・ランや同門のユンディ・リと共に中国ピアノ界を代表する新世代の『トップ3』に数えられている才色兼備のピアニスト、サ・チェンが、"中国の大型新人"から"中国発の世界的ピアニスト"へと成長した姿と演奏を自身の両手で証明します。
PTC-5186.356
ゲッティ:管弦楽作品集
序曲「プランプ・ジャック」/先祖の組曲
深と深/ホームワーク組曲
リーキールのフィドラー
イズ・ザ・カラーズ(全曲世界初録音)
ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・フィールズ
20世紀アメリカの石油王ポール・ゲッティの息子であり、米国版長者番付"フォーブス400"にも名を連ねたゲッティ・オイルの相続者ゴードン・ゲッティ(1933−)の作品集第5弾は、全曲世界初録音となる管弦楽作品集。資産や石油に注目されがちなゲッティだが、実はプロの演奏家を目指しサンフランシスコ音楽院で研鑽を積んだ経験を持つ正真正銘の音楽家なのである。管弦楽作品を演奏するのはマリナー&ASMFの名コンビ。かなり本格的です。
PTC-5186.357
ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲
サン=サーンス:交響曲第2番イ短調Op.55
ショーソン:交響詩「祭りの夕べ」Op.32
マーティン・ヘルムヘン(P)
マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO

録音:2010年ヴィクトリア・ホール
アンセルメ時代からのDNAが現在のスイス・ロマンド管に受け継がれていることを痛感させる、美しい色彩が横溢!ダンディの冒頭から、その透明な音彩の魅力に引き込まれます。ソリストとしての存在を決して誇示しないヘルムヘンのピアノが、その色彩と完全に同化することで、その魅力は更に倍増。誇張がないのはヤノフスキの棒も同じで、あくまでもオケの自発的表現力を引き出すことに心血を注ぎ、俊敏なレスポンスで精彩溢れる音像を確立。特に終楽章は録音の素晴らしさも手伝って、これ以上の確信に迫る演奏は無理と思われるほどの素晴らしさ!近年あまり演奏されない作品ですが、久々に胸が高鳴りました。
演奏されないといえば、サン・サーンスの第2交響曲。有名過ぎる第3番との比較において地味な印象を持たれがちな作品ですが、この演奏によって、この作品が「第3番」とは全く別世界の音楽として確固たる存在感を持つ作品であることを痛感されることでしょう。第1楽章の、ベートーヴェンの三重協奏曲終楽章に似た楽想がこれほど魅力的に感じたことはありませんし、終楽章の晴朗な音楽には、サン・サーンスのウィットが凝縮されていることに、なぜ今まで気づかなかったのか…。白眉は第2楽章。たった3分間の夢の空間のなんという儚なさ! 【湧々堂】
PTC-5186358
山田和樹〜ビゼー他
ビゼー:「アルルの女」第1組曲
 「アルルの女」第2組曲
グノー:歌劇「ファウスト」〜バレエ音楽
フォーレ:組曲「マスクとベルガマスク」
山田和樹(指)スイス・ロマンドO
PTC-5186359
サリエリ:レクイエム ハ短調(1804)
ベートーヴェン:カンタータ「海の静けさと幸ある航海」Op.112
シューベルト:オッフェルトリウム「声をはり上げよ」変ロ長調D.963*
ローレンス・フォスター(指)、
グルベンキアンO&cho
アリアンナ・ズーカーマン(S)
シモーナ・イヴァス(Ms)、
アダム・ズニコウスキ(T)、
ルイス・ロドリゲス(Br)、
アリス・キャプロー=スパークス(イングリッシュ・ホルン)、
アントニオ・エステイレイロ(Org)、
マリウス・ブレンチウ(T)*、
ペドロ・リベイロ(Ob)*

※2009年11月、グルベンキアン財団大講堂(リスボン)でのライヴ
グルックに後継者として認められパリ・オペラ座で大成功を収めたサリエリ。36年間という長きわたりウィーンの宮廷楽長という大役を務め上げ、ベートーヴェンやシューベルト、リスト、フンメル、ツェルニー、モシュレス、そしてモーツァルトの弟子でもあったジュスマイヤーなど後の大作曲家たちを育成した功績の大きさは計り知れないものがあります。サリエリの「レクイエム」は職業音楽家という立場での最後の作品として1804年に作曲された重要作であるにもかかわらず、現在ではすっかり忘れ去られてしまった不運の音楽。このローレンス・フォスターが指揮する新しい録音が、サリエリの名誉回復と「レクイエム」の地位を向上させる大きな1歩となるか。
PTC-5186.361
ブラームス:ドイツ・レクイエム カミラ・ティリング(S)、
デトレフ・ロート(Br)、
マレク・ヤノフスキ(指)
ベルリンRSO&cho

録音:2009年11月、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
透明度の高い響きを土台として、聴き手に確かな安らぎをもたらす美演で、このスタイルの演奏としては、ヘレヴェッヘ盤と双璧かそれ以上の説得力を誇ります。合唱の音程の正確さも特筆もの。アンサンブルの精度を突き詰めすぎると冷徹になりかねませんが、この演奏では、その正確さが汚れのない純な魂の結晶として表出されます。
重厚さが際立つ第2曲でもその透明感を堅持。しかも、オケの導入部から顕著なように、一音ごとに噛み締めながらのフレージングを大切にすることで、高圧的な音楽になることを避けています。中間部での節度ある明るい色彩はも印象的。
2人の独唱の語り口も、ヤノフスキの志向性とピッタリ一致。特に歌い込み過ぎないバリトンのデトレフ・ロート絶品!  【湧々堂】
PTC-5186.362
リムスキー=コルサコフ:管弦楽組曲集
組曲「雪娘」
組曲「見えざる町のキーテジと聖女フェヴローニャの物語」
トリグラフの山の一夜
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO
「シェエラザード」や「スペイン奇想曲」と並ぶ代表作「雪娘」、「見えざる町のキーテジ〜」の組曲、歌劇「ムラダ」の第3幕から編曲された「トリグラフの山の一夜」など、リムスキー=コルサコフの"組曲"の名作から秘曲をプレトニョフがチョイス。国際化の影響によって旧ソ連時代から大きく様変わりしたロシアのオーケストラ界のカラーだが、要所要所で急激にパワーアップする金管や打楽器がRNOの底力、伝統、そして存在感をしっかりと示してくれています。

PTC-5186.363

ベルク:管弦楽のための3つの小品Op.6、
アルテンベルク歌曲集Op.4、
初期の7つの歌
J・シュトラウス(ベルク編):ワルツ「酒・女・歌」
クリスティアーネ・イヴェン(S)、
マルク・アルブレヒト(指)ストラスブールPO
ベルクの代表作「ヴォツェック」へと連なる「初期の7つの歌」、「アルテンベルク歌曲集」、「3つの小品」。徐々に徐々に、しかし確実に十二音技法に傾倒してゆくベルクの作風が表現された絶妙のプログラミング。ベルクの手によってピアノ、ハーモニウム、弦楽四重奏のために編曲されたシュトラウスの「酒、女、歌」を加えた粋な遊び心も嬉しいものです。
PTC-5186.365
ザッパ・シンフォニー
グラーフ:交響曲ニ長調Op.14-1
ザッパ:交響曲変ロ長調「チェロ・シンフォニー」
 交響曲ニ長調
シュヴィンドル:交響曲ニ長調Op.9-3
モーツァルト:交響曲第5番変ロ長調K.22「ハーグ」
 ソプラノと管弦楽のためのアリア「誠実に身を保ち」K.23
シュターミッツ:交響曲ハ長調Op.24-1
サイモン・マーフィー(指)
新オランダ・アカデミー室内O
シュターミッツ、リヒター、コレッリ、ヨーゼフ・シュミットの作品を録音してきたサイモン・マーフィー率いるオランダのピリオド・オーケストラ、新オランダ・アカデミー室内管の今回の舞台は18世紀オランダのハーグ。オランダ最後の総督オラニエ公ヴィレム5世のハーグ宮廷でチェリストとして活躍したフランチェスコ・ザッパ(fl.1763−1788)、宮廷楽長クリスティアン・エルンスト・グラーフ(1723−1804)、宮廷楽団のコンサートマスター、フリードリヒ・シュヴィンドル(1737−1786)の作品、またハーグで作曲されたモーツァルトの作品、ハーグで出版されたシュターミッツの作品など、"ヴィレム5世時代"の"ハーグ"に縁のある作曲家たちの珍しい作品をマーフィー&新オランダ・アカデミー室内管が全世界に向けて発信します。
PTC-5186366
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
華麗なるロンド変ホ長調Op.29
マーティン・ヘルムヘン(P)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2010年2月、デシンゲル(アントワープ/ベルギー)
ベートーヴェン・チクルスでさらに関係を強化させたヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィルという強力タッグの存在も見逃せません。
PTC-5186367
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.7
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
F.A.E.ソナタ ハ短調WoO.2より スケルツォ
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn/ストラディヴァリス"Booth")、
ロベルト・クーレック(P)

録音:2010年9月、ファルテルモント(オランダ)
シマノフスキ&ドヴォルザーク(PTM 1009)、バルトーク(PTM 1007)のコンチェルトでは、民族色豊かな作品をクールに奏で、新しいイメージを与えてくれた美しき天才ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。若干9歳でミュンヘン音楽大学の名教師アナ・チュマチェンコ女史の門下生となった天才のペンタトーン・リリース第3弾。
PTC-5186.370
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO
ポーランド出身の名指揮者マレク・ヤノフスキとスイス・ロマンドOのブルックナー・チクルス第5弾。
PTC-5186.371
ブルックナー:交響曲第8番(1890年版) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2010年4月&6月−7月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
ポーランド生まれの名匠マレク・ヤノフスと名門スイス・ロマンドOのブルックナー・サイクル第4弾。
PTC-5186372
シューベルト:交響曲第9番「グレート」 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2010年7月、クィーン・エリザベス・ホール(アントワープ/ベルギー)/レコーディング:トリトナス(アンドレアス・ノイブロンナー&マーカス・ハイランド)

※日本先行発売
ピリオド・アプローチを採用しても音楽そのものは古色蒼然となることなく、爽やかな感覚に満ちているものがほとんどですが、中でもヘレヴェッヘの演奏はその最たるものでしょう。小気味よいテンポで、湿り気のないカラッと晴れ渡った青空のような清々しさがこの演奏にも横溢。最も印象的なのが第3楽章。ノリントンのように1小節を1拍として振る高速テンポとは対照的に、ひなびた田舎風のニュアンスが美しいテクスチュアで繰り広げられます。終楽章の最終音はディミニュエンド終止。 【湧々堂】
PTC-5186.373
コルンゴルト:交響曲嬰ヘ長調Op.40
組曲「から騒ぎ」Op.11
マルク・アルブレヒト(指)ストラスブールPO

録音:2010年3月、ストラスブール音楽会議センター(フランス)
マルク・アルブレヒトの音楽監督就任後、急速に評価を高め、自らの演奏で古豪復活を宣言した1855年創設のストラスブール・フィルのコルンゴルト作品集!アメリカ亡命後にハリウッドの巨匠としての地位を確立したコルンゴルトの「交響曲」は、強調されたリズム、ダイナミックなホルンの咆哮などが、映画音楽の雰囲気を感じさせてくれる晩年の大作。また亡命前のヨーロッパ時代に作曲された「から騒ぎ」とのコントラストも、コルンゴルトの作風の変化を知ることが出来る絶好の機会となるでしょう。
PTC-5186376
モーツァルト:アリア集
アリア「私はあなた様に明かしたい、おお神よ」K.418
アリア「ああ、私の思った通り…どこかへ消えておしまい」K.272
アリア「ああ、もし空に恵み深い星があるなら」K.538
アリア「私は行く、だがどこへ」K.583
アリア「美しい恋人よさようなら…とどまれ、最愛の人よ」K.528
アリア「もし大胆にも、望むなら」K.82
アリア「誰かわが恋人の苦しみを知らん」K.582
モテット「踊れ、喜べ、幸いな魂よ」ヘ長調K.165
レネケ・ルイテン(S)
エド・スパニャールド(指)コンセルトヘボウCO

録音:2009年4月、アムステルダム・ヴァールゼ教会(オランダ)
2002年、オランダのスヘルトーヘンボス国際声楽コンクールで第1位、聴衆賞を含む5つの賞に輝き、一挙に注目を集める存在となったオランダのソプラノ、レネケ・ルイテンのペンタトーン・デビュー・アルバム!オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのバイエルン州立歌劇場アカデミーで研鑽を積んだルイテンの転機となったのは、オランダの名リリック・ソプラノ、エリー・アメリンクとの出会い。その才能を見出したアメリンクの指導により、ドイツ・リート、シューベルト歌曲、そしてモーツァルトのスペシャリストに成長したルイテンは、ミュンヘンのプリンツレゲンテン劇場、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ネーデルランド・オペラへ続々とデビューを果たすなど、オランダ声楽界の次代を担う新星、そしてアメリンクの後継者として脚光を浴びています。
PTC-5186377
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Op.10
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1
児玉麻里(P)

録音:2010年1月
PTC-5186.378
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
スペイン奇想曲Op.34
ナポリの歌Op.63
カルロ・ポンティ(指)
ロシア・ナショナルO
イタリアの映画プロデューサー、カルロ・ポンティと大女優ソフィア・ローレンを両親に持ち、指揮者としての才能を開花させた正真正銘のサラブレッド、カルロ・ポンティ(ジュニア)。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」(PTC-5186 332)で堂々たる演奏を披露してくれたポンティが、再びロシア・ナショナルO(RNO)を率いてリムスキー=コルサコフを振る!
PTC-5186381
チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」
スラヴ行進曲Op.31
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2011年4月 DZZスタジオ5(モスクワ)
後期3大交響曲に続くチクルス第4弾。
PTC-5186382
チャイコフスキー:交響曲第2番「小ロシア」
同曲〜第1楽章(1872年原典版)
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2011年4月、DZZスタジオ5(モスクワ)
ヨーロッパを中心として、すでに1度目の全集(DG)を超えたという高評価が続出しているプレトニョフ&RNOのチャイコフスキー。ここでは1872年原典版からオリジナル・ヴァージョンの「第1楽章」を収録しており、プレトニョフの指揮による"改訂版"と"原典版"の「第1楽章」の聴き比べも楽しみなところ。
PTC-5186383
チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」
戴冠式行進曲
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO
15年以上という歳月を経て、プレトニョフ&RNOの2度目のチャイコフスキー全集がここに完結です!
PTC-5186384
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
幻想序曲《ロメオとジュリエット》(1880年第3稿)
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2010年6月、DZZ第5スタジオ(モスクワ)
DGでの全集録音完結から15年。プレトニョフのチャイコフスキーの交響曲全曲録音第1弾です。ベートーヴェンで物議を醸した演奏と異なり、安全に正攻法。何と言っても特徴的なのはスケール感がグンととアップし、歌のセンス、呼吸の切り替えがますます確信に満ちたものに変貌していること。交響曲の第1楽章コーダのテンポの落とし方はまさに巨匠級の重みを感じさせ、終楽章は相当の高速(8:33)ですが、それが上滑りっせずにまっしぐらの直情を見事に伝えます。オケの技術も向上しているせいか、響きの密度にムラなく、最後までいい感した緊張を保っている点にも注目。一方「ロメ・ジュリ」も素晴らしく、序奏部から響きの充実ぶりに引きつけられます。聴きものは中間部第2主題の官能的とも言えるフレージング!色彩が透徹された色彩の妙と相まって心にそっと染み渡るのです。後半の第2主題の盛り上げ方もアゴーギクが堂に入り、プレトニョフの円熟を確信させます。 【湧々堂】
PTC-5186385
チャイコフスキー:交響曲第5番
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2010年6月、DZZ第5スタジオ(モスクワ)
旧全集から15年。ペンタトーンを新たな舞台として2011年にスタートしたミハイル・プレトニョフ&ロシア・ナショナルO(RNO)の"新"チャイコフスキー・チクルス第2弾。
PTC-5186386
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
イタリア奇想曲Op.45
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2010年6月、DZZ第5スタジオ(モスクワ)
新全集の第3弾は、「交響曲第4番」(PTC-5186384)、「交響曲第5番」(PTC-5186385)と同じく2010年6月にモスクワでレコーディングが行われた「悲愴」!
PTC-5186387
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲 Op.58 ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2013年4月、DDDスタジオ5(モスクワ、ロシア)
プレトニョフ&RNOの新録音としてはもちろんのこと、"SACD Hybrid"の「マンフレッド交響曲」の登場は、フォーマット、サウンドの両方にも大きな注目が集まること必至。ミハイル・プレトニョフ&ロシア・ナショナルOのチャイコフスキー・プロジェクト、ここに完結!
PTC-5186.388
ヤナーチェク:グラゴル・ミサ(1926−27年原典版)
狂詩曲《タラス・ブーリバ》
マレク・ヤノフスキ(揮)
ベルリンRSO、ベルリン放送Cho
アガ・ミコライ(S)
イリス・フェルミリオン(Ms)
スチュアート・ニール(T)、
アルチュン・コチニャン(Bs)、
イヴェタ・アプカルナ(Org)

録音:2010年11月、ベルリン放送スタジオ&2012年4月、ベルリン・フィルハーモニー(オルガン独奏)
近代チェコ、モラヴィア地方の大作曲家ヤナーチェクの音楽の演奏と解釈に大きな自信を持つヤノフスキ。古代スラヴ語のグラゴル文字の典礼文による「グラゴル・ミサ」では、冒頭にイントラーダを配し、オルガン独奏の後奏(Varhany Solo/Postludium)では、出版譜とは異なるオリジナルのマニュスクリプトをベースとするなど、ヤノフスキはベルリン放送響とのレコーディングのために自筆譜に基づく"原典版"を用いています。
PTC-5186389
ベートーヴェン:後期三大ソナタ集
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
児玉麻里(P)

録音:2011年3月、ファルテルモント(オランダ)
ペンタトーンを舞台として2003年にスタートした児玉麻里のベートーヴェン。前作の「Op.10」(PTM 1012)に続くピアノ・ソナタ集第7巻。日本を代表するベートーヴェン弾きの1人となった名ピアニストが、「後期三大ソナタ」が持つ深く、そして広いベートーヴェンの世界をその両手で描きます。
PTC-5186390(2SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26「葬送」
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1「幻想曲風ソナタ」
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」
児玉麻里(P)

録音:2012年8月、ファルテルモント(オランダ)
2003年にスタートした日本屈指のベートーヴェン弾き、児玉麻里のベートーヴェンのピアノ・ソナタ集第8巻は、SACD Hybrid盤2枚組でのリリース!第8巻には、ベートーヴェンの初期から中期への橋渡しとなる1800年以降に作曲された「葬送」や「幻想曲風ソナタ」、「田園」などの6作品を収録。1999年のアメリカ(ロサンゼルス)、2003年の日本(東京&名古屋)での「全曲演奏会」で大成功を収め、オランダのペンタトーン(Pentatone)での「全曲録音」も完結へと着実に進む児玉麻里のベートーヴェン。
PTC-5186391
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
児玉麻里(P/スタインウェイ&サンズD-274)

録音:2013年2月、オンデル・デ・リンデン(ファルテルモント、オランダ)
第7巻で孤高の傑作群「後期三大ソナタ」(PTC-5186389)を弾き、「第28番」と「第29番」を収録した今作は後期作品集の第2巻。成熟、進化を遂げたピアニズムが、楽聖ベートーヴェンの後期2作品、「第28番」と「ハンマークラヴィーア」で発揮される ――。
PTC-5186.393
戦争の時代の音楽
アイヴズ:答えのない質問*
アダムズ:包帯係+
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
ヴォ―ン=ウィリアムズ:交響曲第4番ヘ短調
カルロス・カルマー(指)オレゴンSO、
ジェフリー・ワーク(Tp)*、
サンフォード・シルヴァン(Br)+、
ジュン・イワサキ(Vn)+
アメリカ、オレゴン州ポートランドのオーケストラ、オレゴンSOと2003年から音楽監督を務めるカルロス・カルマーのコンビがペンタトーン初登場!2011年5月にカーネギーホールで行われた"スプリング・フォー・ミュージック・フェスティヴァル"で大絶賛を浴びた20世紀アメリカ&イギリス・プログラムが、カルマー&オレゴン響のペンタトーン第1弾となります。ジェームズ・デプリーストの音楽監督退任以降、レコーディングに恵まれてこなかったオレゴン響が再び表舞台へと復帰です!

PTC-5186394
シューベルト:歌曲集(レーガー、ウェーベルンによるオーケストラ伴奏版)
音楽に寄せて D.547(レーガー編)
魔王 D.328(レーガー編)
君はわが憩い D.776(ウェーベルン編)
老いの歌 D.778(レーガー編)
月に寄せて D.296(レーガー編)
プロメテウス D.674(レーガー編)
夜と夢 D.827(レーガー編)
竪琴弾きの歌 D.478〜第1曲「孤独にひたりこんでいるものは」/第2曲「涙を流しながらパンを食べたことのないひとたち」/第3曲「わたしは家の裏戸口にそっと忍び寄っては」(レーガー編)
タルタロスの群れ D.583(レーガー編)
美しき水車小屋の娘 D.795〜第10曲「涙の雨」(ウェーベルン編)
冬の旅〜第20曲「道しるべ」(ウェーベルン編)
メムノン D.541(レーガー編)
白鳥の歌〜第9曲「君の肖像」(ウェーベルン編)
万霊節の連祷 D.343(レーガー編)
夕映えの中で D.799(レーガー編)
クリスティアン・エルスナー(T)
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO

録音:2014年9月ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)
実力派テノール歌手、クリスティアン・エルスナーがシューベルトの歌曲を録音。なんと、レーガー、ウェーベルン編曲によるオー ケストラ伴奏で、演奏はマレク・ヤノフスキ指揮ベルリンRSOです。ヤノフスキはエルスナーへ絶大なる信頼を置き、ワーグナーの「パルジファル」 (PTC 5186401)をはじめ、頻繁に共演しております。
ブラームス、ブリテン、ベルリオーズ、レーガー、ウェーベルンといった名だたる作曲家がシューベルトの歌曲のオーケストラ編曲をしてきましたが、こ れら編曲版の演奏・録音は非常に少なく当録音は大変貴重なものといえます。今回、レーガー編曲を13曲、ウェーベルン編曲を4曲、計17曲を収録 しました。レーガー版は後期ロマン主義の重厚な作風があらわれ、まるでオルガンの様に壮大です。一方、ウェーベルンはウィーン大学在籍時の作品で、 透き通るような響きを追求しております。両作曲家の個性のあらわれたアレンジと言え、シューベルトの歌曲の新たな魅力に出会えます。
クリスティアン・エルスナーはドイツ・リートを得意とし、シューベルトをはじめこれまで多くの録音を残してきました。近年ではサイモン・ラトル指揮、 ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミー団員とともにハンス・ツェンダー編曲による「冬の旅」室内アンサンブル版を演奏し話題となりました。エルスナー の抜群の歌唱とヤノフスキの見事なオーケストレーションをPENTATONEレーベルの高音質録音でお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186395
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.115
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
ワシリー・ペトレンコ(指)ロ
シア・ナショナルSO

録音:2012年1月23日−27日、モスクワ(ロシア)
「シマノフスキ&ドヴォルザーク」(PTM 1009)、「バルトーク」(PTM 1007)、「ブラームス」(PTM 1013)に続くペンタトーン・クラシックス(Pentatone Classics)でのレコーディング第4弾。
PTC-5186398
ブラームス(シェーンベルク編曲):ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
シェーンベルク:映画の一場面への伴奏音楽 Op.34
マルク・アルブレヒト(指)オランダPO

録音:2014 年6 月/アムステルダム
ルク・アルブレヒト指揮、オランダ・フィルの最新録音は、シェーンベルク編曲のブラームスのピアノ四重奏曲第1番とシェー ンベルクの映画の一場面への伴奏音楽です。ピアノ四重奏曲はシェーンベルクがアメリカに移住した後1937年に管弦楽版に編曲され、初演は翌1938 年5月7日にクレンペラー指揮、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団によって行われました。当楽曲の神髄にせまるシェーンベルクの編曲はブラー ムスに対する敬意を感じずにはいられません。一方、映画の一場面への伴奏音楽は1929年から30年に作曲され、こちらも初演はクレンペラーでした。 12音技法を駆使した曲ながら初演は大成功したと言われております。これらの作品をアルブレヒトは明快なタクトでオーケストラを見事にコントロールし ております。
マルク・アルブレヒトとオランダ・フィルはPENTATONEレーベルよりマーラーの大地の歌(PTC 5186502)及びマーラーの交響曲第4番(PTC 5186487)をリリースしており、いずれも高い評価を得ております。 (Ki)

■マルク・アルブレヒト(指揮)
ワーグナーとR. シュトラウスの解釈および現代音楽への傾倒で高く評価されているマルク・アルブレヒトは、現在、オランダ・フィルハーモニー管弦楽団、 オランダ室内管弦楽団の首席指揮者を務めており、ヨーロッパの権威あるオペラハウスやオーケストラにも定期的に客演している。キャリアの初期の頃は ハンブルクとドレスデンの歌劇場で数シーズンを過ごし、ウィーンのグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団でクラウディオ・アバドのアシスタントに指 名された。1995 年、ダルムシュタット歌劇場の音楽監督に就任し6 年間務めた後、2006 年から2011 年までストラスブール・フィルハーモニー管弦 楽団の芸術監督および首席指揮者を務めた。同世代の指揮者たちの中でも高く評価されている。【情報提供:パシフィック・コンサート・マネジメント】
PTC-5186399
ラフマニノフ:幻想的小品集Op.3
練習曲集「音の絵」Op.33
コレルリの主題による変奏曲Op.42
ナレ・アルガマニヤン(P)

録音:2012年1月、ファルテルモント(オランダ)
1997年のショパン国際ピアノ・コンクール・イン・ユーゴスラヴィア第1位からスタートしたアルメニアの天才女流ピアニストの国際的なキャリア。2000年のジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール(ジュニア部門)では最高位に輝き、2008年には遂にモントリオール国際音楽コンクールの優勝。さらにはその実力と才能を認めた内田光子から、2012年の夏に行われるマールボロ音楽祭に招待されるなど、アルガマニヤンは現在進行形のサクセスストーリーを歩んでいます。

PTC-5186400(2SACD)
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 マッティ・サルミネン(バス/ダラント)、
リカルダ・メルベート(ソプラノ/ゼンタ)、
ロバート・ディーン・スミス(テノール/エリック)、
シルヴィア・ハブロヴェツ(メゾ・ソプラノ/マリー)、
スティーヴ・ダヴィスリム(テノール/舵手)、
アルベルト・ドーメン(バス・バリトン/オランダ人)、
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&cho

録音(ライヴ録音):2010年11月13日、ベルリン・フィルハーモニー(ドイツ)
2013年のリヒャルト・ワーグナー生誕200周年の完成に向けて、ヤノフスキ&ベルリン放送響のワーグナー・プロジェクトが遂にスタート!幕開けとなる第1弾は。世界中のワグネリアンを熱くするであろうヤノフスキ&ベルリン放送響のワーグナーは、次の10年を代表するスペシャル・プロジェクトとなること必至!

PTC-5186401(4SACD)
ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&cho
エフゲニー・ニキーチン(Br/アンフォルタス)、
ドミトリー・イヴァシュチェンコ(bs/ティトゥレル)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs/グルネマンツ)、
クリスティアン・エルスナー(T/パルジファル)
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br/クリングゾル)
ミシェル・デ・ヤング(Ms/クンドリ)、他

録音:2011年4月8日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式ライヴ)
ワーグナー生誕200周年の2013年の完成に向けて全世界で高評価を得ながら着々と進む「マレク・ヤノフスキ&ベルリン放送響」&「ペンタトーン・クラシックス」のワーグナー・プロジェクト第3弾。

PTC-5186402(4SACD)
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO、
アルベルト・ドーメン(Br/ハンス・ザックス)、
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs/ファイト・ポーグナー)、
マイケル・スモールウッド(T/クンツ・フォーゲルザンク)、
セバスティアン・ノアック(Bs/コンラート・ナハティガル)、
ディートリヒ・ヘンシェル(Bs/ジクストゥス・ベックメッサー)、
トゥオマス・プルシオ(Bs/フリッツ・コートナー)、
イェルク・シェルナー(T/バルタザル・ツォルン)、
トーマス・エーベンシュタイン(T/ウルリヒ・アイスリンガー)、
トルステン・シャルンケ(T/アウグスティン・モーザー)、
トビアス・ベルント(Bs/ヘルマン・オルテル)、
ハンス=ペーター・シャイデッガー(Bs/ハンス・シュヴァルツ)、
イ・ヒュンウク(Bs/ハンス・フォルツ)、
ロバート・ディーン・スミス(T/ヴァルター・フォン・シュトルツィング)、
ペーター・ゾーン(T/ダヴィッド)、
エディット・ハッラー(S/エヴァ)、
ミシェル・ブリート(Ms/マグダレーネ)、
マッティ・サルミネン(Bs/夜警)

録音:2011年6月3日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式ライヴ)
「ニーベルングの指環」を含むワーグナーの主要オペラ10作品を演奏会形式で上演するヤノフスキ&ベルリン放送響のワーグナー・プロジェクト。「ニュルンベルクのマイスタージンガー」には前作の「さまよえるオランダ人」からドーメン、サルミネン、ディーン・スミスが引き続き参加しており、キャスト陣の継続性も非常に嬉しいところ。ベルリンのフィルハーモニーを熱狂で包み、現地ドイツでは前作以上の完成度と激賞されているヤノフスキの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
PTC-5186403(3SACD)
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&Cho
ギュンター・グロイスベック(Bs/ハインリヒ国王)、
クラウス・フローリアン・フォークト(T/ローエングリン)、
アネッテ・ダッシュ(エルザ・フォン・ブラバント/S)、
ゲルト・グロホフスキー(フリードリヒ・フォン・テルラムント/Br)、
スサネ・レースマーク(オルトルート/Ms)、
マルクス・ブリュック(ハインリヒ王の伝令/Br)、
ロベルト・フランケ(ブラバントの貴族/T)、
ホルガー・マークス(ブラバントの貴族/T)、
サッシャ・グリンテンカンプ(ブラバントの貴族/Bs)、
トーマス・プフュツナー(ブラバントの貴族/Bs)、
クリスティーン・ビショフ(小姓/S)、
イザベル・フォスキューラー(小姓/S)、
ユディト・ローザ―(小姓/A)、
ベッティーナ・ピーク(小姓/A)

録音(ライヴ):2011年11月12日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式)
シリーズ第4弾の「ローエングリン」では、"現代最高のローエングリン"との呼び声が高いテノールのクラウス・フローリアン・フォークト、ウィーン国立歌劇場、チューリッヒ歌劇場、METなどで活躍するオーストリアのバス、ギュンター・グロイスベック、2011年のバイロイト音楽祭でもエルザを歌ったアネッテ・ダッシュなど、世界の第一線で活躍する実力者たちを惜しみなく起用!
PTC-5186404(3SACD)
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&Cho
スティーヴン・グールド(トリスタン/テノール)、
ニーナ・シュテンメ(イゾルデ/ソプラノ)、
クワンチュル・ユン(マルケ王/バス)、
ヨハン・ロイター(クルヴェナール/バリトン)、
ミシェル・ブリート(ブランゲーネ/メゾ・ソプラノ)、
サイモン・ポーリー(メロート/テノール)、
クレメンス・ビーバー(牧童/テノール)、
アルットゥ・カターヤ(舵取り/バリトン)、
ティモシー・ファロン(若い船乗り/テノール)

録音(ライヴ):2012年3月27日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式)
マレク・ヤノフスキとベルリンRSO、そしてペンタトーン・クラシックス(Pentatone Classics)のトライアングルが、リヒャルト・ワーグナー(1813−1883)の生誕200周年となる2013年の完結を目指す「ワーグナー・プロジェクト」。ヤノフスキの「トリスタンとイゾルデ」では、トリスタン役には2010年12月〜2011年1月に新国立劇場でトリスタン歌手としての天性の資質を披露してくれたスティーヴン(ステファン)・グールド、イゾルデ役にはパッパーノ&コヴェント・ガーデン王立歌劇場との演奏でも存在感を示したスウェーデンの名花ニーナ・シュテンメを起用。
PTC-5186405
(3SACD)
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 アルベルト・ドーメン(Bs/ヘルマン)
ロバート・ディーン・スミス(T/タンホイザー)
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br/ヴォルフラム)
ペーター・ゾーン(T/ヴァルター)
ヴィルヘルム・シュヴィングハンマー(Bs/ビテロルフ)
マイケル・マカウン(T/ハインリヒ)
マルティン・スネル(Bs/ラインマル)
ニーナ・シュテンメ(S/エリーザベト)
マリーナ・プルデンスカヤ(Ms/ヴェーヌス)
ビアンカ・ライム(S/若い羊飼い)
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&Cho

録音(ライヴ):2012年5月5日、ベルリン・フィルハーモニー(ベルリン)
2012年5月5日にベルリンのフィルハーモニーで上演された「タンホイザー」では、タイトル・ロールのタンホイザー役にはロバート・ディーン・スミス、ヘルマン役にはアルベルト・ドーメン、エリーザベト役にはニーナ・シュテンメ、そしてヴォルフラム役としてクリスティアン・ゲルハーヘルがシリーズ初登場を果たすなど、世界中で絶賛されている「ローエングリン」や「トリスタンとイゾルデ」などの前5作を上回るかのような豪華ソリストたちを起用。ワーグナーの主要オペラ作品の新たな名演の宝庫であり、ワグネリアンにとっての重要なコレクターズ・アイテムでもあるヤノフスキ&ベルリン放送響の「ワーグナー・エディション」。ワグネリアン熱狂の「タンホイザー」が堂々の登場です!!
PTC-5186406
(2SACD)
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO、
トマシュ・コニェチュニ(bsBr/ヴォータン)、
クリスティアン・エルスナー(T/ローゲ)、
イリス・フェルミリオン(Ms/フリッカ)、
ギュンター・グロイスベック(Bs/ファーゾルト)、
ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(Br/アルベリヒ)、
アンドレアス・コンラート(T/ミーメ)、
アントニオ・ヤン(Br/ドンナー)、
コル=ヤン・デュッセリエー(T/フロー)、
リカルダ・メルベス(S/フライア)、
マリア・ラドナー(A/エルダ)、
ティモ・リーホネン(Bs/ファーフナー)、
ユリア・ボルヒェルト(S/ヴォークリンデ)、
カタリーナ・カンマーローアー(Ms/ヴェルグンデ)、
キズマーラ・ペサッティ(A/フロースヒルデ)

録音:2012年11月22日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ/演奏会形式)
いよいよスタートとなるマレク・ヤノフスキの新たなる「ニーベルングの指輪」。
ベルリン放送響との新録音では、ヴォータン役にトマシュ・コニェチュニ、ローゲ役にはクリスティアン・エルスナー、フリッカ役にはイリス・フェルミリオン、ファーゾルト役にはギュンター・グロイスベックなど、現代有数の名歌手たちを惜しみなく起用。
1980年代前半にドレスデン・シュターツカペレを振り「ニーベルングの指輪」の全曲録音を完成させているマレク・ヤノフスキ。
約30年振りとなる「ニーベルングの指輪」の全曲録音完成に向けて、最高のスタートとなる「ラインの黄金」の幕開けです!!
PTC-5186407
(4SACD)
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO、トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/バリトン)、イリス・フェルミリオン(フリッカ/メゾ・ソプラノ)、ロバート・ディーン・スミス(ジークムント/テノール)、メラニー・ディーナー(ジークリンデ/ソプラノ)、ティモ・リーホネン(フンディング/バス)、ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、アニヤ・フィデリア・ウルリッヒ(ゲルヒルデ/ソプラノ)、フィオニュアラ・マッカーシー(オルトリンデ/ソプラノ)、ハイケ・ヴェッセルズ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)、キズマーラ・ペッサッティ(シュヴェルトライテ/コントラルト)、カローラ・ヘーン(ヘルムヴィーゲ/ソプラノ)、ウィルク・テ・ブルンメルストローテ(ジークルーネ/メゾ・ソプラノ)、ニコル・ピッコロミーニ(グリムゲルデ/コントラルト)、レナーテ・シュピングラー(ロスヴァイセ/メゾ・ソプラノ)

録音(ライヴ):2012年11月24日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式)
ドレスデン・シュターツカペレとの旧録音から約30年という月日を経て幕を開けたマレク・ヤノフスキの「ニーベルクの指輪」新録音。前作「ラインの黄金」からは、ヴォータンのトマシュ・コニェチュニ、フリッカのイリス・フェルミリオン、ティモ・リーホネンがフンディングで登場し、さらにはジークムントのロバート・ディーン・スミス、ジークリンデはのメラニー・ディーナー、そしてブリュンヒルデのペトラ・ラングが加わるなど、「ワルキューレ」でも世界有数のワーグナー
PTC-5186408
(3SACD)
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO、
トマシュ・コニェチュニ(さすらい人/ヴォータン/バリトン)、
スティーヴン・グールド(ジークフリート/テノール)、
ヴィオレッタ・ウルマーナ(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、
アンナ・ラーション(エルダ/アルト)
マッティ・サルミネン(ファーフナー/バリトン)、
ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、
クリスティアン・エルスナー(ミーメ/テノール)、
ゾフィー・クルスマン(森の小鳥/ソプラノ)

録音:2013年3月1日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式、ライヴ・レコーディング)
"さすらい人&ヴォータン"は「ワルキューレ」と同じくトマシュ・コニェチュニが務め、ヴィオレッタ・ウルマーナ、アンナ・ラーション、マッティ・サルミネン、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー、クリスティアン・エルスナー、ゾフィー・クルスマンなど、「ジークフリート」に起用された世界有数の名歌手たちの豪華共演は、シリーズの終盤に相応しい。ヤノフスキのワーグナーも「神々の黄昏」を残すのみ。壮大なフィナーレへ向けて、英雄ジークフリートが堂々の登場です!
PTC-5186409
(4SACD)
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」 マレク・ヤノフスキ(指)
ベルリンRSO、
ベルリン放送Cho
ランス・ライアン(ジークフリート/テノール)、
ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、
マッティ・サルミネン(ハーゲン/バス)、
マルクス・ブリュック(グンター/バリトン)、
エディット・ハッラー(グートルーネ/ソプラノ)、
ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、
マリーナ・プルデンスカヤ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)、
ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/ソプラノ)、
カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/メゾ・ソプラノ)、
キズマラ・ペッサッティ(フロスヒルデ/アルト)、
スサネ・レースマーク(第1のノルン/アルト)、
クリスタ・マイヤー(第2のノルン/メゾ・ソプラノ)、
ジャクリーン・ワーグナー(第3のノルン/ソプラノ)

録音:2013年3月15日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式、ライヴ・レコーディング)
ブリュンヒルデのペトラ・ラング、ハーゲンのマッティ・サルミネン、グンターのマルクス・ブリュック、さらにはエディット・ハッラー、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー、マリーナ・プルデンスカヤなど、「ワーグナー・エディション」のフィナーレに相応しい豪華なソリストたちが集結。ヤノフスキの「ワーグナー・エディション」、「ニーベルングの指輪」新録音、ここに堂々の完結です!
PTC-5186.444
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
サ・チェン(P)、
ローレンス・フォスター(指)グルベンキアンO

録音:2011年2月、カルースト・グルベンキアン財団大講堂(リスボン)
中国ピアノ界の若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、サ・チェン(1979−)のペンタトーン専属リリース第3弾は、ラフマニノフ&グリーグのピアノ協奏曲集!ユンディ・リを育てたダン・ジャオイ(但 昭義)にピアノを師事したサ・チェンは、1996年リーズ国際ピアノ・コンクール第4位入賞、第14回ショパン国際ピアノコンクール第4位&ポロネーズ賞受賞、第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール第3位入賞という実績を持ち、有望な若手ピアニストがひしめく中国ピアノ界の中でもその存在感は輝きを放っています。パワーや勢いで押し切るのではなく、輪郭の整った音色が作品の抒情性を雄大に描いた秀演。
PTC-5186.445
ゲッティ:歌劇「プランプ・ジャック」 ウルフ・シルマー(指)ミュンヘン放送O
バイエルン放送Cho
クリストファー・ロバートソン(Bs-Br)、
ニコライ・シューコフ(T)、
メロディー・ムーア(S)、
ナサニエル・ウェブスター(Br)、
レスター・リンチ(Br)、
ダイアナ・ケーリッヒ(Ms)、他
アメリカの石油王ポール・ゲッティの息子として有名な音楽家ゴードン・ゲッティ(1934−)の「プランプ・ジャック」は、シェイクスピアの「ヘンリー4世」や「ヘンリー5世」を題材とした2幕のオペラ。自らを「19世紀の作風を持つ現代の作曲家」と称するゲッティは、サンフランシスコ音楽院で音楽を学んでおり、作曲家としての手腕も確かです。
PTC-5186446
シューベルト:交響曲第8番「未完成」交響曲第6番ハ長調D.589 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2011年10月、クイーン・エリザベス・ホール(アントワープ/ベルギー)
「交響曲第9番《ザ・グレイト》」に続くシューベルト:交響曲集第2弾。トリトナスのアンドレアス・ノイブロンナー、マーカス・ハイランドが担当した録音面にも要注目です。
PTC-5186.447
ブルックナー:交響曲第1番ハ短調(リンツ稿) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2011年6月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
ベルリン放送響とのワーグナー・プロジェクトが絶好調のポーランドの名匠マレク・ヤノフスキが、名門スイス・ロマンドOと進めるブルックナー・チクルス第6弾。
PTC-5186.448
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(1877年稿、キャラガン校訂) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2012年10月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
ブルックナーの他の交響曲と同じく、数度の改訂が行われた「交響曲第2番」でヤノフスキが選んだのは、1877年稿のウィリアム・キャラガン校訂版。「第1番」や「第3番」での見事な演奏を聴かせてくれたヤノフスキ。「第2番」の決定稿とも評されるヴァージョンでの好演。
PTC-5186.449
ブルックナー:交響曲第3番(1889年第3稿/ノヴァーク版) マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO

録音:2011年10月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ/スイス)
「ワーグナー・プロジェクト」でも絶好調のマレク・ヤノフスキがスイスの名門、スイス・ロマンド管弦楽団と取り組むブルックナー・チクルス。

PTC-5186.450
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》〔1878/80年稿(ノヴァーク版)〕 マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO

録音:2012年10月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
ピンカス・スタインバークの後を継ぎ、2011−2012シーズンまで音楽監督としてスイス・ロマンド管弦楽団を率いたポーランド出身の名匠マレク・ヤノフスキ。2007年5月に収録された「交響曲第9番ニ短調」からスタートした、ヤノフスキ&スイス・ロマンド管弦楽団のブルックナー・チクルスもいよいよフィナーレ。
PTC-5186.451
ゲッティ:歌劇「アッシャー家」 ローレンス・フォスター(指)
グルベンキアンO、
クリスティアン・エルスナー(T)、
エティエンヌ・デュピュイ(Br)、
フィリップ・エンス(Bs)、
リサ・デラン(S)

録音:2011年9月、カルースト・グルベンキアン財団大講堂(リスボン)
サンフランシスコSOの理事を務め、ロシア文化財団のメンバーとしてロシア・ナショナルOのサポートを行い、総資産は20億ドルとも言われるゲッティ・オイル社の資産相続人ゴードン・ゲッティ(1933−)。サンフランシスコ音楽院を優秀な成績で卒業した正真正銘の音楽家でもあるゲッティの「アッシャー家」は、エドガー・アラン・ポーの原作を題材とした自らが台本を完成させた自信作。2014年にウェールズ・ナショナル・オペラで初演が予定されています。
テノールのクリスティアン・エルスナーなどのソリストに加えて、イギリスの俳優ベネディクト・カンバーバッチがゲストとして出演するなど、豪華なキャスト陣の存在感にも期待したいところです。
PTC-5186452
シューマン:森の情景Op.82
交響的練習曲Op.13
アラベスク.ハ長調Op.18
マーティン・ヘルムヘン(P)

録音:2011年11月、ジーメンス・ヴィラ(ベルリン)
ドイツ・ピアノ界の若き皇帝マーティン・ヘルムヘンの「ピアノ協奏曲イ短調」(PTC-5186 333)以来となるロベルト・シューマン(1810−1856)は、「交響的練習曲」を含むソロ・プログラム!モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンの素晴らしい演奏を聴かせてくれているヘルムヘンにとって独墺系のレパートリーは、まさしくその代名詞たる存在。得意とするドイツ・ロマン派、シューマンの傑作でも、持ち味である美しい音色、豊かで繊細な表現力、リリシズムを存分に聴かせてくれます。
PTC-5186.453
(3SACD+DVD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207#
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211#
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョホ長調K.261
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド変ロ長調K.269
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364*
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンドハ長調K.373
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190**
ユリア・フィッシャー(Vn)、
ゴルダン・ニコリッチ(Va*&Vn**)、
ハンス・メイヤー((Ob)**、
ヘリ=ヤン・ステヘンガ(Vc)**、
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)#、
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダCO

録音:2005年−2007年、メノナイト教会(ハールレム)&ヴァールゼ教会(アムステルダム)
素晴らしい関係を築いてきたヤコフ・クライツベルク&オランダ室内管との共演によるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲がボックス・セットで登場!女神が舞うかのように華麗でありながら技巧的にも卓越したソロはもちろんのこと、ユリア・フィッシャー自身によるカデンツァが随所で披露されているのも、このモーツァルトの大きな魅力。また、モーツァルトのレコーディング・セッションが収録されたDVDも、ユリア・フィッシャーのファンは必携でしょう。飛躍の舞台となったペンタトーンの優秀録音が、ユリア・フィッシャーのモーツァルトをさらに感動的に響かせます!
PTC-5186.458
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.77
ノットゥルノ ロ長調Op.40
弦楽五重奏曲第3番変ホ長調Op.97〜第2楽章
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団
【トーマス・ティム(Vn1)、
ヴォルフガング・ターリツ(Va)、
タチアナ・ヴァシリエヴァ(Vc)、
ロマーノ・トマジーニ(Vn2)、
ナビル・シェハタ(Cb)】

録音:2011年6月、フリッツ・フィリップス音楽センター(アイントホーフェン)
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団は、ロシアの女流チェリスト、タチアナ・ヴァシリエヴァとベルリン・フィルの弦楽セクションのメンバーたちが集い2007年にデビューを果たした強力アンサンブル!5人の名プレーヤーたちの鮮麗な"音色"と"個性"のアンサンブルから生まれたドヴォルザークが、聴く者を陶酔の境地へ誘います。
PTC-5186.459
アメリカの作曲家たちによる歌曲集
ヘギー:ブック・オブ・ナイトメアーズより
ガーナー:ヴィルナの詩
コリリアーノ:3つのアイルランド民謡
ゲッティ:エミリー・ディッキンソンによる4つの歌
パール・ウーフ:ルミ
ボルコム:5つのキャバレー・ソング
リサ・デラン(S)、
クリスティン・パンコニン(P)、
マット・ハイモヴィッツ(Vc)、
デヴィッド・クラカウアー(Cl)、
マキシム・ルブツォフ(Fl)

録音:2011年−2012年、アメリカ
リサ・デランは、ゴードン・ゲッティやデイヴィッド・ガーナーの歌曲集のレコーディングに参加するなど、近現代のアメリカ歌曲を得意とするソプラノ。ジョン・コリリアーノ(1938−)やウィリアム・ボルコム(1938−)などアメリカ楽壇の重鎮たちの「歌曲」をスペシャリスト、リサ・デランの歌声で。
PTC-5186.461
(2SACD)
イン・メモリアム・ヤコフ・クライツベルク
ドヴォルザーク:交響詩「水の精」
 交響詩「真昼の魔女」
 交響詩「金の紡ぎ車」
 交響詩「野ばと」Op.110
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ワーグナー:リエンツィ序曲
チャイコフスキー:なつかしい土地の想い出〜瞑想曲+
J・シュトラウス:ワルツ「北海の絵」0*
フランツ・シュミット:「ノートル・ダム」間奏曲
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲〜第3楽章+/#
ヤコフ・クライツベルク(指&P)、
オランダPO、ウィーンSO*、
ロシア・ナショナルO#、
ユリア・フィッシャー(Vn)+

録音:2002年−2008年
イリヤ・ムーシンから指揮法を学び、オランダ・フィル、ウィーン響、モンテカルロ・フィルなどで目覚ましい活躍を繰り広げながらも、51歳という若さで志半ばにしてこの世を去ったヤコフ・クライツベルクの追悼盤。2002年−2008年の録音。


PTC-5186.470
フランク&R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ集
フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)、
ロベルト・クーレック(P)

録音:2012年5月、ファルテルモント(オランダ)
19世紀のフランコ・ベルギー楽派を代表するフランクの「ヴァイオリン・ソナタ.イ長調」と、若き輝きと後期ロマン派の濃密な響きが同居するリヒャルト・シュトラウスの「ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調」。1880年代後半の同時期に誕生したフランクとR・シュトラウスの傑作の真髄を、ヴァイオリン界のプリンセスからクイーンへと歩みを進める逸材アラベラ・美歩・シュタインバッハーが美しく魅せる――。
PTC-5186.471
ディス・イングランド
エルガー:序曲「コケイン」Op.40
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第5番ニ長調
ブリテン:「ピーター・グライムズ」〜4つの海の間奏曲/パッサカリア
カルロス・カルマー(指)オレゴンSO

録音(ライヴ):2012年2月18日−19日&5月12日−14日、アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(ポートランド)
ジェームズ・デプリーストの後任として2003年からオレゴンSOの音楽監督を務める南米ウルグアイ生まれのオーストリア人指揮者カルロス・カルマー。ヴォーン=ウィリアムズの「交響曲第4番」やブリテンの「シンフォニア・ダ・レクイエム」などを収録したカルマー&オレゴン響のペンタトーン第1弾、「戦争の時代の音楽」(PTC-5186 393)に続く新録音は、エルガー、ヴォーン=ウィリアムズ、ブリテンのイギリス作品集!ウィーン国立音楽大学で学び、ハンブルク響、シュトゥットガルト・フィル、トーンキュスラー管など独墺圏での活動が長かったカルロス・カルマーだが、イギリス音楽、特にヴォーン・ウィリアムズは得意とするレパートリー。
PTC-5186.472
(2SACD)
エルガー:オラトリオ「ジェロンティアスの夢」
交響曲第1番変イ長調 Op.55
エド・デ・ワールト(指)
ロイヤル・フランダースPO
コレギウム・ヴォカーレ、
ピーター・オーティ(T)、
ミシェル・ブリート(Ms)、
ジョン・ハンコック(Br)

録音:2013年2月、デシンゲル・コンサート・ホール(アントワープ/ベルギー)
数々のオーケストラを一流に育ててきたオランダの名コンダクターであり、オーケストラ・ビルダー、エド・デ・ワールト(1941−)。2011年に首席指揮者に就任したロイヤル・フランダース・フィルハーモニーOとのペンタトーン(Pentatone)でのレコーディング第1弾。
PTC-5186475(2SACD)
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
ヘンデル『ユダ・マカベア』〜「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
モーツァルト『魔笛』〜「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
モーツァルト『魔笛』〜「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46
チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
マット・ハイモヴィッツ(Vc;ゴフリラー 1710年製[A’=430Hz])
クリストファー・オライリー(フォルテピアノ[A’=430Hz])

録音:2014 年1月/スカイウォーカー・サウンド、ルーカス・ヴァレー(カリフォルニア)
PentatoneレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画 “PENTATONE OXINGALE Series” が始動。記念すべき第1弾はOxingale Recordsレーベルの看板アーティスト、チェリストのマット・ハイモヴィッツとピアニストのクリストファー・ オライリーが、ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲を録音しました。当録音では作曲された時代の響きを追求・研究を重ねた結果、フォル テピアノを用い、チェロはハイモヴィッツの愛器であるゴフリラー(1710年製)にガット弦を張り、A’ =430Hzで調律・調弦しました。ハイモヴィッツ、 オライリーの安定したテクニックと切れ味抜群の演奏により当全集の新たな名盤登場と言えます。Pentatoneの高音質録音によりオーディオ・ファンにも おすすめです。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。今回のベートーヴェンは膨大なレパートリーの中でも最も重要な作 曲家の一人と語るハイモヴィッツにとって満を持しての録音となりました。今後の “PENTATONE OXINGALE Series” からのリリースも注目です!

PTC-5186.479
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216(カデンツァ:ヴォルフガング・シュナイダーハン)
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218(カデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」(カデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム)
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)、
ルツェルン音楽祭弦楽合奏団

録音:2013年9月、オーバーシュトラース教会(チューリッヒ、スイス)
アラベラ・美歩・シュタインバッハーが、モーツァルトの3つのヴァイオリン協奏曲で共演するのは、ヴォルフガング・シュナイダーハンとルドルフ・バウムガルトナーによって1956年に創設され、2012年よりダニエル・ドッズがコンサートマスター兼芸術監督を務めるルツェルン音楽祭弦楽合奏団(フェスティバル・ストリングス・ルツェルン)。3歳からヴァイオリンを弾き始めたアラベラ・美歩・シュタインバッハーが、「これらのコンチェルトは私の幼少の頃よりともにあり、キャリアを通しての重要なライトモティーフのような存在になっています。」と語るなど、特別な存在であり続けるモーツァルトの音楽。アラベラ・美歩・シュタインバッハーのエレガントな音色、スタイルと、天才モーツァルトの音楽が、現代に"モーツァルトの時代"を再現する ――!
PTC-5186480
ゴードン・ゲッティ(1933-):娘に祈りを(合唱とオーケストラのための)【詩:ウィリアム・バトラー・イェイツ】
プアー・ピーター(テノール、合唱とオーケストラのための)【詩:ゴードン・ゲッティ】
マッチ売りの少女(合唱とオーケストラのための)【詩:ハンス・クリスチャン・アンデルセン】
ジョアンとベル(ソプラノ、バリトン、合唱とオーケストラのためのカンタータ)【詩:ゴードン・ゲッティ】*
ニコライ・シューコフ(T)
メロディ・モーレ(S)
レスター・リンチ(Br)
バイエルン放送Cho
ミュンヘン放送O
アッシャー・フィッシュ(指)、
ウルフ・シルマー(指)*

録音:2013年11月、2014年4月*/ミュンヘン放送局スタジオ
ENTATONEレーベルでおなじみのアメリカ人作曲家ゴードン・ゲッティ。声楽作品を得意とし、合唱と管弦楽のための作品 集(PTC 5186040)、ソプラノのための歌曲集「ホワイト・エレクション」(PTC 5186054)、歌劇「プランプ・ジャック」(PTC 5186445)、歌劇「アッシャー 家」(PTC 5186451)などをこれまでにPENTATONEレーベルからリリースしてきました。期待の新作は、世界で愛されている童話「マッチ売りの少女」 を合唱とオーケストラのための作品に仕上げたもの。マッチ売りの少女をもとに作曲された作品といえばラッヘンマンの歌劇「マッチ売りの少女」、ラング の「マッチ売りの少女受難曲」がありますが、ゲッティによるこの作品は豊かな混声合唱と非常に効果的なオーケストラによってたいへんに美しい世界を 作り上げております。当録音もPENTATONEレーベルが誇る技術チームによる優秀録音で、オーディオ・ファンも注目の1枚と言えましょう。 (Ki)
PTC-5186481
アメリカの魂
ピストン:不思議な笛吹き[ 序奏/行商人たちの登場/お客さんたちの登場/商人の娘たちのタンゴ/サーカスの到着/サーカスの行進曲/笛吹きのソロ/メヌエット/スパニッシュ・ワルツ/シチリアーナ/ポルカ/フィナーレ ](1938)
アンタイル:ジャズ・シンフォニー(1923-25)
コープランド:交響曲第3番(1944-46)
カルロス・カルマー(指)
オレゴンSO

録音:2013年4月、2014年1月/アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(オレゴン州ポートランド)・ライヴ
アメリカの魂」と題されたこのディスクは、カルロス・カルマー指揮、オレゴン交響楽団による演奏で、20世紀を代表するア メリカ人作曲家、ピストン、アンタイル、コープランドの作品が収録されております。1958年ウルグアイ生まれのカルマーは故ジェームズ・デプリースト (1936-2013)の後任として2003年よりオレゴン交響楽団の音楽監督を務めており、意欲的なレパートリーで当団を成長させてきました。Pentatone レーベルからはこれまでに「戦争の時代の音楽(ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン、アイヴス、アダムズ)」(PTC 5186393)、「イギリス作品集(エルガー、 ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン)」(PTC 5186471)をリリース、当アルバムが第3弾となります。
ハーバード大学で音楽を学び、パリでブーランジェやデュカスに師事したピストンによるバレエ音楽「不思議な笛吹き」は、ハンス・ウィーナー・バレ エ団のために作曲された作品でピストンの代表作のひとつです。
アンタイルは当初は欧米でピアニストとして成功していましたが、ストラヴィンスキーに強く影響された前衛音楽作曲者として頭角を現しました。以後、 未来派的手法を用いて、多くの実験的作品を残しました。1923年に着手し改作を重ね1927年にニューヨークで初演されたジャズ・シンフォニーは名 前のごとくジャズの手法を用いた交響曲で、22の楽器の室内オーケストラとピアノ、木琴が登場する華やかな単一楽章の作品です。
20世紀を代表するアメリカの作曲家コープランドが作曲した自身最後の交響曲となった第3番は1944年に着手46年に完成し、初演は同年ボスト ンで指揮者セルゲイ・クーセヴィツキー夫人の追悼のために作曲されました。コープランドが繰り広げた「音楽版アメリカニズム」の作曲様式をもり込ん だ作品です。 (Ki)
PTC-5186482
(2SACD)
J・シュトラウス:喜歌劇『ジプシー男爵』 サンドール・バリンカイ:ニコライ・シュコフ、
カルネロ伯爵:ハインツ・ツェドニク、
ミラベッラ:レナート・ピッツシェイダー、
ザッフィ:クラウディア・バラインスキー、
ホモナイ伯爵:マルクス・ブリュック、
カールマン・ジュパン:ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー 、
アルゼーナ:ジャズミナ・ザークル 、ツイプラ:ハトゥナ・ミカベリーゼ 、
オットカール/パリ:ポール・カウフマン、エロルド:ローレンス・フォスター
北ドイツ放送フィルハーモニー
北ドイツ放送フィルハーモニーCho
カトリン・ラブーズ(コンサート・マスター)、
エーバーハード・フリードリッヒ(合唱監督)、ラリー・フォスター(指)

ライヴ録音:2015年5月/ハノーファー
シュトラウスファミリーの一人、シュトラウスU世の名作『ジプシー男爵』は、いまや140以上の劇場で上演されている名作です。 『ジプシー男爵』は、同じシュトラウスU世の作品として有名な『こうもり』よりも、ドラマ性に長けているため、小規模で軽いウィーン・オペレッタでなはく、 オペラ・コミックというオペラの一つとして、考えられてもいる作品です。当ディスクは2015年5月に上演されたライヴ録音を収録しています。ハンガリー の小説を原作としたシュニッツァーによる台本の恋愛物語を、ワルツ王シュトラウスU世の粋な音楽と共にお楽しみください! (Ki)
PTC-5186485
シュニトケ:交響曲第3番 ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ベルリンRSO

録音:2014年7月/ベルリン放送局本館
久々にシュニトケの大作の新録音が登場します。それも1972年生まれの俊英ウラディーミル・ユロフスキが1981年作の交 響曲第3番を手掛けた注目盤。
シュニトケの交響曲第3番はクルト・マズアの委嘱で作曲、1981年11月にマズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管により初演されました。52 分の間、バッハ、ヘンデル、モーツァルトから新ウィーン楽派、ヴァイルからシュトックハウゼン、ヘンツェに至る30人以上の作曲家の音素材を引用し、 独墺音楽史を映し出しているため「ドイツ交響曲」の異名を持ちます。これまでロジェストヴェンスキーとソ連文化省管のメロディア盤、エリ・クラスとス トックホルム・フィルのBIS盤がありましたが、ドイツで育ったロシア人ウラディーミル・ユロフスキがベルリン放送響を指揮した当盤こそ理想的演奏陣と 申せましょう。シュニトケならではの不安な心理やブラック・ユーモアをユロフスキ流の集中力と鋭敏な感性で描写、あっぱれな名演となっています。
録音は2014年7月にベルリン放送局本館 (Haus des Rundfunks RBB)で行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖マティアス教会で 収録され、ミキシングされているのも注目です。 (Ki)
PTC-5186486
現ロシア正教会の府主教のオーケストラ自作自演集
イラリオン府主教(アルフェエフ):(1)スターバト・マーテル (2008/11)
(2)コンチェルト・グロッソ (2012)
(3)BACHのモチーフによるフーガ (2012)
(4)死の歌【ガルシア・ロルカ詩】(全4曲)
(5)深き淵より (2018)
スヴェトラーナ・カシヤーン(S)(1)(3)、
アルチョム・デルヴォエド(G)(3)、
モスクワ神学校聖歌隊(1)(4)、
タチヤナ・ポルシネワ(Vn)(2)、
マクシム・ホホリコフ(Vn)(2)、
セルゲイ・ドゥボフ(Va)(2)、
アレクサンドル・ゴトゲルフ(Vc)、
ノルベルト・ゲムバチカ(Org)
イラリオン・アルフェエフ府主教(指)ロシア・ナショナルO

録音:2014 年 4月/モスクワ
現在ロシア正教会の府主教(総主教に次ぐナンバー2の高位)を務めるイラリオン・アルフェエフの作曲集を、何と作曲者本人 の指揮で味わえる何とももったいなきCDの登場です。
イラリオン府主教ことアルフェエフは1966年モスクワ生まれ。当初グネシン音楽学校でヴァイオリンと作曲を学ぶものの、モスクワ神学大学に進み、そち らを天職としました。2003年にはオーストリア主教、2009年にヴォロコフムスク市の大主教に就任。モスクワ総主教庁渉外局長も兼務するなど、ロシア 正教信者から生神として崇拝される存在となっています。著作「信仰の機密」は邦訳も出版されています。
作曲家としては宗教作品が中心で、無伴奏合唱のためのロシア聖歌多数のほか、オーケストラ付の「マタイ受難曲」(2006)などはフェドセーエフ指揮チャ イコフスキー記念モスクワ放送響のCDがreliefレーベルよりリリースされています。彼の宗教合唱曲は現代的な所のないディレツキーからチェスノコフ伝統 のロシア色と敬虔さのあいまった独特の世界。オーケストレーションも巧みで感動的です。
当ディスクに収められた5篇はいずれも最近作。ラテン語による「スターバト・マーテル」と「深き淵より」はポリフォニックな書法が興味津々。ロルカの スペイン語詩による「死の歌」は4曲から成りますが、ギターが効果的。同じ詩ではないものの、ショスタコーヴィチが交響曲第14番「死者の歌」でロル カの詩を用いていることの遠いこだまが聞こえます。また純器楽曲「コンチェルト・グロッソ」はイラリオン府主教としては珍しく現代的な匂いのする力作。 こちらはシュニトケやシルヴェストロフを思わせます。さらに「BACHのモチーフによるフーガ」はシ♭-ラ-ド-シのモチーフによるフーガで、もはや府主教 の余技とはいえない高度な作曲技法に驚かされます。
イラリオン府主教の指揮ぶりは見事なもので、抑制がききながらもスヴェトラーノフ風なエネルギーを感じさせるロシア流。ロシア正教信者はもちろん、あ らゆるロシア音楽ファンにオススメです。 ★録音は2014年4月にモスクワで行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖ルドヴィク教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。 (Ki)

PTC-5186487
マーラー:交響曲第4番 ト長調 マルク・アルブレヒト(指)オランダPO
エリザベス・ワッツ(S)

録音:2014年6月/アムステルダム
マルク・アルブレヒト指揮、オランダ・フィルによるマーラー第2弾はエリザベス・ワッツをソリストに迎えた交響曲第4番ト 長調です。前作「大地の歌」(PTC 5186502)は非常にダイナミックかつ生気に富んだアプローチで大曲を見事にまとめ上げておりましたが、この第4 番も期待以上の出来栄えといえ手兵を従え雄弁に歌い上げます。ソプラノ独唱のエリザベス・ワッツは今最も期待のされているイギリス出身の歌手で、キャ スリーン・フェリアー賞(2006年)、カーディフ歌唱賞(2007年)など名誉ある賞を獲得しています。ディスクとしては、ハリー・ビケット指揮、イングリッ シュ・コンサートとのバッハのカンタータとアリア集(HMU 807550)があり、のびやかで洗練された歌声は非常に高い評価を得ました。当録音で は美声はもちろんのこと、オーケストラと対話するかのような圧倒的な歌唱を聴かせてくれます。Pentatoneレーベルが誇る技術チームによる優秀録音を お楽しみください。

PTC-5186488
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
ヨハネス・モーザー(Vc;1694 年製グァルネリウス)
ヤクブ・フルシャ(指)
プラハ・フィルハーモニア

録音:2015 年1月/プラハ
世界的チェリストのヨハネス・モーザーがオランダ、PENTATONEレーベルと専属契約しました!注目の第1弾は待望のドヴォ ルザークと2014年の来日公演でも話題となったラロの協奏曲です。定期的に来日しているモーザーは日本でもファンが多く、硬派にして明快な演奏は高 く評価されております。
モーザーの十八番であるドヴォルザークは、キャリアを十分に積んで録音してくれたことに感謝したくなるほどの出来栄えで実に濃密な演奏を披露してお ります。同世代の実力派ヤクブ・フルシャと1994年にイルジー・ビエロフラーヴェクによって創設されたプラハ・フィルハーモニアとの好サポートによりドヴォ ルザークの神髄にせまる名演を聴かせてくれます。
ラロのチェロ協奏曲も聞きものです。ラロの代表作といえばヴァイオリンのスペイン交響曲ですが、チェロ協奏曲もスペイン交響曲と同様にスペインの 民族音楽の要素を取り入れており、民族的香気、管弦楽法の美しさが際立った傑作と言えます。弦楽器奏者の経験をもったラロらしい技巧的なパッセー ジが随所にあらわれ、軽快な歯切れの良さと迫力に満ちた演奏効果の大きいこの作品をモーザーは愛奏しており、2014年5月、NHK交響楽団の定期 演奏会での熱演は話題となりました。30代半ばのモーザーですが既に風格漂う演奏は感動せずにはいられません。 (Ki)

PTC-5186489(7SACD)
DSDマルチチャンネル
BOX仕様
チャイコフスキー:交響曲全集
交響曲第1番ト短調「冬の日の幻想」
スラヴ行進曲Op.31
交響曲第2番ハ短調(1872年初版)
交響曲第3番ニ長調「ポーランド」
戴冠式祝典行進曲
交響曲第4番ヘ短調Op.36
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
交響曲第5番ホ短調Op.64
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
イタリア奇想曲Op.45
マンフレッド交響曲Op.58*
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2011年4月、2010年6月、2013年4月/DZZスタジオ5(モスクワ)[聖ルドヴィヒ教会(ベルリン)(オルガン・パートのみ)*]
ミハイル・プレトニョフ率いるロシア・ナショナル管弦楽団によるチャイコフスキーの交響曲全集がついにBOX化されました。 1978年に行われたチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門の覇者であるミハイル・プレトニョフ。自ら私財を投じ、財団や企業など様々なスポンサー 獲得に奔走し1990年にロシア初となる民間出資のオーケストラとなったのがこのロシア・ナショナル管弦楽団です。楽団員の水準の高さと意欲に満ちた このオーケストラは1990年11月のデビュー公演で大成功し、以後本拠モスクワでの定期演奏会に加え世界各国で目覚ましい活動を続けております。チャ イコフスキーへの並々ならぬ思いをもつプレトニョフは、楽団創立以来、最重要レパートリーとして演奏を続けてきました。全体を通じ繊細な音楽作りを するプレトニョフですが、透明感と洗練味あふれるチャイコフスキーの交響曲は美の極みとも言え、プレトニョフの自在な表現で唯一無二のチャイコフス キーを演奏しております。
管弦楽作品はセルビア独立戦争における負傷兵救援基金募集のための慈善音楽会のために作曲された「スラヴ行進曲」、アレクサンドル3世の戴冠式 のために作曲された「戴冠式祝典行進曲」、シェイクスピアの劇の物語による「ロメオとジュリエット」、ダンテの『神曲』地獄編第5歌による「フランチェ スカ・ダ・リミニ」、イタリア滞在中に耳にした民謡、軍隊ラッパなどを素材として作曲された「イタリア奇想曲」が収録されております。
録音は2010年から2013年にかけてモスクワのスタジオで行われましたが、マンフレッド交響曲のオルガン・パートのみベルリンの聖ルドヴィヒ教会 で収録され、ミキシングされております。 (Ki)

PTC-5186490(9SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(全32曲) 児玉麻里(P;Steinway & Sons D-274)

録音:2003-2013年、オランダ
児玉麻里によるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集は2003年より開始し、2013年まで11年の歳月をかけて完成に到った 力作です。正統的で緻密な解釈のなかにも豊かな表情を示す児玉麻里のベートーヴェンは、各国で高い評価を得ており、実演でも1999年からはロサン ジェルスにて、また2003年からは日本での「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会」は話題となりました。非常に充実した児玉麻里のベートーヴェ ンをペンタトーン・レーベルの高音質録音により味わい深く堪能することができます。 (Ki)

PTC-5186500
(10SACD)
ペンタトーン・レーベル創立10周年記念ボックス
■DISC1: 2002
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調
 フィレンツェの思い出(弦楽合奏版)Op.70
■DISC2: 2003
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
■DISC3: 2004
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
■DISC4: 2005
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
 ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
 ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
■DISC5: 2006
ヨーゼフ・シュミット:初期交響曲と室内楽作品集
交響曲ニ長調Op.1-1/交響曲変ロ長調Op.6-2
交響曲ト長調
フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏曲ホ短調Op.3-3
フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏曲ト長調Op.3-6
交響曲変ホ長調「ハーディガーディ」
(全曲世界初録音)
■DISC6: 2007
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番
 ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415
■DISC7: 2008
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
 ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
■DISC8: 2009
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ドヴォルザーク:ヴァイオリンと管弦楽のための ロマンス.へ短調Op.11
 ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53
■DISC9: 2010
ゲッティ:管弦楽作品集
序曲「プランプ・ジャック」/先祖の組曲
深と深/ホームワーク組曲
バリーキールのフィドラー/ライズ・ザ・カラーズ
(全曲世界初録音)
■DISC10: 2011
ブルックナー:交響曲第7番(ノヴァーク版)
■ボーナス・ディスク(ペンタトーン・スーパーオーディオCDサンプラーVol.2)
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲〜Moderato
ブラームス:交響曲第2番〜Allegretto grazzioso
タネーエフ:カンタータ第2番「詩篇の朗読」Op.36〜2つの合唱
コレッリ:合奏協奏曲第4番ニ長調Op.6-4〜Allegro
レーヴェ:ピアノ協奏曲第2番イ長調〜Espaniola(Andante grazioso)
ハイドン:交響曲第44番ホ短調「悲しみ」Hob.1-44〜Allegro con brio
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜Adagio sostenuto
シュターミツ:4声のシンフォニア.ヘ長調〜Tempo di Minuetto
モーツァルト:ヴァイリンと管弦楽のための「アダージョ」ホ長調KV261
フォーレ:レクィエム〜天国に
 組曲「ペレアスとメリザンド」 〜Sicilienne - Allegretto molto moderato
ホミリウス:「コラール前奏曲」〜主なるイエスよ成就を助けたまえ
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調〜Rondo(Allegro)
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
■ボーナス・トラック(SACDレイヤーのみ収録)
(1)サラウンド・サウンドによる効果音(ロッホ・ローモンドの川岸の下流/シェフィールドの蒸気機関車の旅/エジンバラのミリタリー・タトゥー)
(2)機材セット・アップのための31種類のテスト・トーン
■DISC1: 2002
 コンセルトヘボウCO
 マルコ・ボーニ(指)

■DISC2: 2003
 オランダ・フィルハーモニック
 ヤコフ・クライツベルク(指)

■DISC3: 2004
 ユリア・フィッシャー(Vn)
 ロシア・ナショナルO
 ヤコフ・クライツベルク(指)

■DISC4: 2005
 児玉麻里(P)

■DISC5: 2006
 新オランダ・アカデミー室内楽団
 サイモン・マーフィー(指)

■DISC6: 2007
 マーティン・ヘルムヘン(P)
 オランダCO
 ゴルダン・ニコリッチ(指)

■DISC7: 2008
 サ・チェン(P)
 グルベンキアンO
 ローレンス・フォスター(指)

■DISC8: 2009
 アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
 ベルリンRSO
 マレク・ヤノフスキ(指)

■DISC9: 2010
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・フィールズ(アカデミーCO)
 ネヴィル・マリナー(指)

■DISC10: 2011
 スイス・ロマンドO
 マレク・ヤノフスキ(指)
PTC-5186.501
ブルックナー:ミサ曲第3番ヘ短調 マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO
ベルリン放送Cho
レネケ・ルイテン(S)、
イリス・フェルミリオン(Ms)、
ショーン・マシー(T)、
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)

録音:2012年6月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
1867年から1868年にかけて作曲され、その後1881年までに数度にわたり改訂が行われたブルックナー最後のミサ曲。エリー・アメリンクの愛弟子レネケ・ルイテン、ヤノフスキの「ラインの黄金」にも出演し、日本ではインバル&都響のマーラーにも招かれたイリス・フェルミリオンなど、ソリスト陣の充実振りも頼もしい。
PTC-5186.502
マーラー:大地の歌 マルク・アルブレヒト(指)
オランダPO
アリス・クート(Ms)、
ブルクハルト・フリッツ(T)

録音:2012年6月21日−22日、ヤクルト・ザール(アムステルダム)
2011年に急逝したヤコフ・クライツベルクの後任としてオランダ・フィルハーモニーO(ネーデルラント・フィルハーモニーO)の首席指揮者に就任したドイツのマエストロ、マルク・アルブレヒト。フランスの古豪ストラスブール・フィルを上昇気流に乗せた実績を持つアルブレヒトは、ネーデルラント・オペラでも首席指揮者を務めており、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスなどの独墺系レパートリーには特に定評があります。
PTC-5186503
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
ショーソン:詩曲 Op.25
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
ローレンス・フォスター(指)
グルベンキアンO
名門ミュンヘン音楽大学の名教師、アナ・チュマチェンコ門下を代表するヴァイオリニストであり、2004年にパリで劇的なデビューを飾り、国際的なキャリアを歩み始めたアラベラ・美歩・シュタインバッハー。
「シマノフスキ&ドヴォルザーク」(PTM-1009)、「バルトーク」(PTC-5186350)、「ブラームス」(PTC-5186367)、ワシリー・ペトレンコとの共演で話題を呼んだ「プロコフィエフ」(PTC-5186395)に続くアラベラ・美歩・シュタインバッハーのペンタトーン(Pentatone)での5枚目となるレコーディング。

PTC-5186504
KKC-5439
日本語解説付
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
シャルル・デュトワ(指)
スイス・ロマンドO

録音:2014年9月22-24日/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
近年、目覚ましき活躍の麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。前作、フランクとR.シュトラウスの ソナタ(PTC 5186470 / KKC-5415)をメイン・プログラムとした2014年12月来日公演の興奮も冷めやらぬなか、またしても超ド級の新譜が登場 です。それは、不朽の名作メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です!シュタインバッハーはヴァイオリニストにとっての勝負アルバム をシャルル・デュトワ指揮、スイス・ロマンド管という好サポートのもと満を持して録音しました。この2篇は実演にて何度も披露してきただけにファンな らずとも期待せずにはいられない大注目盤と言えましょう。
メンデルスゾーンは2014年12月に飯森範親指揮、日本センチュリー交響楽団との共演も記憶に新しいところですが、一貫して落ち着いたテンポで一 音一音雄弁に歌い上げます。カデンツァでは美しさと力強さを兼ね備え、近年の充実ぶりをうかがえる仕上がりと言えます。第2楽章では女王の風格を 感じる語り口で、一度聴いたら忘れがたき熱演です。第3楽章はオーケストラとの対話も見事でデュトワとの相性のよさもさることながら、歯切れのよい メロディが立体的に聴こえる快演です!なお、2015年6月、トーマス・ヘンゲルブロック指揮、ハンブルク北ドイツRSOの来日公演にて同曲を 演奏予定とのことです。一方、チャイコフスキーは2009年12月、NHK交響楽団の定期演奏会に登場し、指揮はデュトワでした。メンデルスゾーン同様、 朗々と歌い上げ毅然たるチャイコフスキーを聴かせてくれます。テンポのコントロールや豊かな音楽表情など、現在のシュタインバッハーの成熟した演奏を 堪能できる名演です。 (Ki)
PTC-5186.505
ゲッティ:ピアノ小品集
組曲「宿題(予習)」/組曲「先祖」
3つの伝統的な小品/初めての冒険
ライズ・ザ・カラーズ/アンダンティーノ
スケルツォ・ペンシエローソ
コンラッド・タオ(P/シュタイングレーバー)

録音:2012年7月、スカイウォーカー・サウンド(カリフォルニア)
ゲッティの作曲家人生のハイライト、サンフランシスコ音楽院在学中の1962年に作曲された「組曲「宿題」」から2012年の新作「スケルツォ・ペンシエローソ」を収録した小品集を弾くのは、中国系アメリカ人のコンポーザー=ピアニスト&ヴァイオリニスト、コンラッド・タオ(1994−)。レディ・ガガやテイラー・スウィフト、ジャスティン・ビーバーも名を連ねた2011年のフォーブス誌「30 Under 30」(30歳未満の30人)の音楽部門にクラシック音楽界から唯一選出された早熟の天才です。
PTC-5186.506
ネヴィルの理髪師〜ブレイク:木管楽器のための協奏曲集
フルート協奏曲 Op.493a(世界初録音)
クラリネット協奏曲 Op.329a(2010年改訂版/世界初録音)
ファゴット協奏曲 Op.607(世界初録音)
木管八重奏のためのセレナード Op.419(世界初録音)
ハイメ・マルティン(Fl)、
アンドリュー・マリナー(Cl)、
グスターヴォ・ヌニェス(Fg)、
ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

録音:2012年9月、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)
50年以上のキャリアの中で650曲を超える作品を生み出してきたハワード・ブレイクが、同じくイギリスの名匠サー・ネヴィル・マリナー&ASM-Fとのコンビで完成させた「木管楽器のための協奏曲集」!ASM-Fの首席フルート奏者ハイメ・マルティン、ネヴィル・マリナーの息子でロンドン響の首席クラリネット奏者アンドルー・マリナー、ロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席ファゴット奏者グスターヴォ・ヌニェスが参加するなど、ソリストたちも超一流揃い。英国映画音楽の巨匠の「クラシック作品集」、大ベテラン、ネヴィル・マリナーの「新録音」など、注目度特大のコンチェルト・アルバムの登場です!
PTC-5186507
R.シュトラウス:家庭交響曲
一日の4つの時Op.76*
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO
ベルリン放送男声Cho*

録音:2012年10月、2014年6月*/ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)
2015年3月の来日公演の興奮が冷めやらぬなか、マレク・ヤノフスキとベルリンRSOによる最新アルバムがリリース されます。それは昨年2014年に生誕150周年を迎えたR.シュトラウスの家庭交響曲Op.53と一日の4つの時Op.76です。2002年よりベルリン放 響の芸術監督をつとめるヤノフスキは、2010年から2013年の間にワーグナーのバイロイト上演作品のうち重要な歌劇と楽劇10作品を演奏会形式公 演としてベルリン・フィルハーモニーホールで演奏し、ライヴ収録したディスクはどれも高い評価を得ました。R.シュトラウスの作品も非常に得意とし、こ れまでにソイレ・イソコスキを独唱に迎えた管弦楽付き歌曲集やピッツバーグ響とのアルプス交響曲(PTC 5186339)などを録音しております。当録音 もヤノフスキの魅力である立体的で脈動する音楽で聴き手に高揚感を与える演奏です。
R.シュトラウス自身の家庭を描写した家庭交響曲は1902〜3年にかけ作曲され、初演は1904年ニューヨークで、妻と子に献呈された代表作の一 つです。当ディスクのジャケットにはR.シュトラウスの家族写真が使用されております。一方、1927年作曲、翌1928年に初演された一日の4つの時は、 ウィーンのシューベルト協会とその指揮者ケルドルファーに献呈された作品で、男声4部合唱(アイヒェンドルフによる詩)とオーケストラにより演奏されます。 アイヒェンドルフの詩集「さすらいの歌」の「朝」「真昼」「夕暮れ」「夜の一日」の4曲で構成されたこの作品は、録音こそ少ないもののR.シュトラウス らしい豪華なオーケストレーションが魅力的です。 (Ki)

PTC-5186.508
モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
マーティン・ヘルムヘン(P)、
ゴルダン・ニコリッチ(指)
オランダ室内O

録音:2013年1月、アムステルダム(オランダ)
独墺系レパートリーを得意とする、ドイツ・ピアノ界の若き皇帝マーティン・ヘルムヘン。ペンタトーン・レーベルから2作目となるモーツァルトのピアノ協奏曲集には、モーツァルト最後の協奏曲である"27番"と、ピアノ・テクニックやオーケストラ編成の拡大など、それまでの作風から一新し「大協奏曲」と呼ばれた"15番"を収録。シューマンやシューベルトの作品でも魅せた、明瞭な色彩を持った音色、粒の美しさが際立つタッチがオーケストラと見事な調和をみせた秀逸な演奏。ヘルムヘンの優しげなピアニズムが"天才モーツァルト"の世界へ誘います。
PTC-5186.509
ガブリエリ:ベルリン大聖堂〜金管楽器とオルガンのための音楽
ガブリエリ:10声のカンツォン第15番
7声のカンツォン第6番
第8旋法による12声のソナタ
8声のカンツォン第9番
12声のカンツォン第16番
カンツォン.ト短調
4声のカンツォン第3番
4声のカンツォン第1番
4声のカンツォン第1番「ラ・スピリータ」
第1旋法によるリチェルカーレ
4声のカンツォーネ第4番
4声によるカンツォーナ第2番
8声のピアノとフォルテのソナタ
カンツォン.イ短調
5声のカンツォン第1番
15声のソナタ第19番
12声のカンツォン第17番
14声のソナタ第18番
22声のソナタ第20番
ベルリン・ブラス、
ルーカス・ヴィス(指)
アンドレアス・ジーリング(Org)

※録音:2013年2月、ベルリン大聖堂(ドイツ)
金管楽器とは切っても切り離せない、ジョヴァンニ・ガブリエリ(c.1555−1612)の金管楽器とオルガンのための音楽。ベルリンRSO、ベルリン・ドイツ・オペラ、ドレスデン・シュターツカペレ、ベルリン国立歌劇場団、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、ベルリン軍楽隊、ベルリン・コンツェルトハウスO、ハンス・アイスラー音楽学校から集まった“ベルリン”の精鋭メンバーによるアンサンブルが至高のガブリエリを聴かせてくれます。

PTC-5186510
ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲 変ニ長調
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26
ナレ・アルガマニヤン(P)
アラン・アルティノグル(指)ベルリンRSO

録音:2013年10月/ベルリン、ベルリン=ブランデンブルク放送、放送局ビル
Pentatoneレーベル一押しのピアニスト、ナレ・アルガマニヤン。Pentatoneデビューとなった、ラフマニノフの幻想的小品集、 音の絵、コレルリの主題による変奏曲のアルバム(PTC-5186399)では圧巻の技術とダイナミックな表現で衝撃のデビューを飾り、続く第2弾のリスト の協奏曲集(PTC-5186397)では完璧なテクニックを駆使し、見事にコントロールされた演奏を披露してくれました。期待の高まる第3弾はハチャトゥ リアン、プロコフィエフの協奏曲です!
アルガマニヤンにとってラフマニノフ、リストと並び重要なレパートリーであるプロコフィエフは、彼女のピアニズムに合った作曲家といえ、とりわけ第3 番の協奏曲は最もハマった作品といえます。ハチャトゥリアンも同様で、テクニックだけではないアルガマニヤンのカラフルな音色も好印象を受けます。フ ランスの若手指揮者アラン・アルティノグルとベルリン放送SOの好サポートによりアルガマニヤンの生気あふれる若々しい演奏をご堪能ください。
■ナレ・アルガマニヤン
1989年、アルメニアのヴァナゾル出身。5歳よりピアノをはじめ、その才能はすぐに開花し、8歳の頃にはエレヴァンのチャイコフスキー音楽専門学校で アレクサンドル・グルゲノフに師事。14歳のときにはウィーン国立音楽大学に史上最年少で入学を許可され、その後華やかなコンクール歴を誇ります。な かでも2008年モントリオール国際コンクールでの優勝は世界的なピアニストとしての第一歩となりました。アルメニアの新星として今後の活躍に期待が 高まります。

PTC-5186511
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 パーヴォ・ヤルヴィ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2014 年 2 月モスクワ音楽院大ホール
ロシア・ナショナル管弦楽団によるショスタコーヴィチの交響曲全曲録音シリーズにパーヴォ・ヤルヴィ登場!曲は第7番「レ ニングラード」です。2015年9月にNHK交響楽団の首席指揮者となるパーヴォ・ヤルヴィの日本における注目度もさることながら、世界中でひっぱり だこの指揮者による「レニングラード」は期待せずにはいられません。
古典から現代作品まで膨大なレパートリーを演奏するパーヴォは、作品の時代に合わせて演奏スタイルを変えていますが、オーケストラの統率力に長け た音楽の明確さ、抜群のリズム感はパーヴォのスタイルと言え、キリッとしまった演奏はこの録音でも見事にあらわれております。パーヴォにとってショス タコーヴィチも重要な作曲家のひとりで、2015年2月のNHK交響楽団の定期演奏会で交響曲第5番を演奏するなど、コンサートでは定期的に取り上 げておりますが、録音は意外に少なく交響曲は2008年4月に収録したシンシナティ響との第10番のみです。
進撃してくるドイツ軍を描き、これと戦う国民の英雄的な姿、最後の勝利への確信が表現された交響曲第7番「レニングラード」をパーヴォの統率力 で演奏しており、抜群の切れ味と細部まで緊密な造形も見事に表現した快演です。
パーヴォ・ヤルヴィはペンタトーン・レーベルにR.シュトラウスの町人貴族(PTC 5186060)、ストラヴィンスキーの兵士の物語(PTC 5186046) をいずれもドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンを指揮したディスクをリリースしています。 (Ki)
PTC-5186514
スクリャービン:交響曲第1番ホ長調Op.26「芸術讃歌」
法悦の詩(交響曲第4番)Op.54
スヴェトラーナ・シーロヴァ(S)、
ミハイル・グプスキー(T)、
モスクワ音楽院室内Cho
ノルベルト・ゲムバチカ(Org)、
ミハイル・プレトニョフ(指)ロシア・ナショナルO

録音:2014年3月/DZZスタジオ5(モスクワ)
プレトニョフがスクリャービンの交響曲に挑戦しました。それも独唱と合唱を含むマーラーばりの第1番と、官能音楽の代表 とされる「法悦の詩」ということで興味津々。
スクリャービンの交響曲第1番は、1899年から1900年にかけて作曲された全6楽章55分の大作。独自の神秘主義思想にひたる以前の作で、ひた すら美しく、初期の鮮烈な抒情と初々しさにあふれています。編成が大がかりなため演奏・録音の機会は多くなく、貴重な新録音と申せましょう。合唱が 高らかに芸術を謳いあげるコーダは圧巻。
スクリャービン円熟期の「法悦の詩」は神秘和音を駆使して性愛を抽象化した変態音楽。しかしプレトニョフの冷静極まりない解釈で、むしろ宗教的で、 マーラーの音楽との類似性を感じさせてくれるのが大発見。
いずれの曲も大編成のオーケストラを駆使しながら、ピアノ型作曲家だったスクリャービンならではの書法が目立ちますが、そこは大ピアニストのプレト ニョフ、複雑な綾を解きほぐしてくれます。
録音は2014年3月にモスクワのスタジオで行われましたが、「法悦の詩」のオルガン・パートのみベルリンの聖ルドヴィヒ教会で収録され、ミキシン グされているのも注目です。Pentatoneならではの高音質録音とSACDにより、大編成のオーケストラと合唱が驚くような効果、特にオルガンが地鳴り のようなうなりをあげていて、音響マニアだったスクリャービンの理想像となっています。 (Ki)
PTC-5186.518
バレエ、劇場、舞踏のための音楽 Vol.2〜ドイツの管弦楽作品集
R・シュトラウス:楽劇「サロメ」〜7つのヴェールの踊り
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
コルンゴルト:シュトラウシアーナ
ブゾーニ:踊りのワルツ
シュレーカー:舞踏劇「ロココ」
R・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」〜ワルツ第1番
山田和樹(指)スイス・ロマンドO

録音:2013年7月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
前作「フランス」に続く「バレエ、劇場、舞踏のための音楽」の第2弾「ドイツ」で山田和樹&OSRが取り上げる5人の作曲家は、リヒャルト・シュトラウス、リスト、コルンゴルト、ブゾーニ、そしてシュレーカー。オペラやバレエのためにジュネーヴ大劇場のオーケストラ・ピットに入ることの多いOSRにとって、「バレエ、劇場、舞踏」のための音楽は特別。また、ワルツ王ヨハン・シュトラウスにまつわるコルンゴルト、ブゾーニの作品を組み合わせ、"2人のシュトラウス"の存在を表現するなど、この唯一無二のプログラムは、まさに山田和樹が切り拓いたOSR新時代の象徴と言っても過言ではないでしょう。

PTC-5186519
(2SACD)
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 D.384 Op.137-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 D.385 Op.137-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408 Op.137-3
ヴァイオリンとピアノのための『華麗なるロンド』ロ短調 D.895 Op.70
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ.イ長調 D.574 Op.162
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934 Op.159
ピアノ連弾のための幻想曲ヘ短調 D.940 Op.103*
ユリア・フィッシャー(Vn、P*)、
マーティン・ヘルムヘン(P)

録音:2009年1月3-5日、7月3-5日オランダ、ファルテルモント
今をときめくヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーによるシューベルトのヴァイオリンとピアノのための作品全集がセットで登 場。ジャケットはPENTATONEレーベルの新たなデザインとなりイメージも一新し、美しい仕上がりとなっております。
フィッシャーのシューベルトはクールでスマートな演奏スタイルながら非常に細かいヴィブラートや情熱的なフレージングなど、これらの作品にあった名 演を聴かせてくれます。ピアノはPENTATONEレーベルで長きに渡り共演しているマーティン・ヘルムヘン。完璧なデュオと言えるほどフィッシャーとの 相性がよく、二人の若々しいエネルギーがシューベルトの演奏にも表れております。
この録音でフィッシャーはピアノ演奏を披露しております。今やドイツを代表する世界的ヴァイオリニストとして成長したフィッシャーですが、ピアノの実 力もまた相当なもので、ピアノ部門で参加した3つの国際コンクールその全てで優勝!プロのピアニストとしてはグリーグのピアノ協奏曲などを弾いており、 その実力は確かなものです。フィッシャーの演奏する室内楽作品は一糸乱れぬアンサンブルを聴かせてくれますが、これはピアニストでもあるフィッシャー だからこその演奏と言え、まさに完全無比の演奏を披露しております。フィッシャーの録音史にも残る名盤と言えましょう! (Ki)


PTC-5186520
(10SACD)
BOX仕様



ブルックナー交響曲全集
Disc 1(47’08”)
交響曲第1番 ハ短調(1866年リンツ稿/ノヴァーク版)
Disc 2(54’55”)
交響曲第2番 ハ短調(1877年稿/ウィリアム・キャラガン版)
Disc 3(53’20”)
交響曲第3番 ニ短調(1889年/ノヴァーク版)
Disc 4(63’29”)
交響曲第4番 変ホ長調『ロマンティック』(1878/80年/ノヴァーク版)
Disc 5(73’54”)
交響曲第5番 変ロ長調
Disc 6(58’35”)
交響曲第6番 イ長調
Disc 7(66’04”)
交響曲第7番 ホ長調
Disc 8(79’47”)
交響曲第8番 ハ短調(1890年稿/ノヴァーク版)
Disc 9(62’01”)
交響曲第9番 ニ短調(ノヴァーク版)
Disc 10(62’13”)
ミサ曲第3番 ヘ短調(1867-1893)
マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO
レネケ・ルイテン(S)、
イリス・フェルミリオン(Ms)、
ショーン・マシー(T)、
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)、
ベルリン放送Cho

録音:2007年5月(Disc 9)、
2009年1月(Disc 6)、
2009年7月(Disc 5)、
2010年4月、6月、7月(Disc 8)、
2010年11月(Disc 7)、
2011年6月(Disc 1)、
2011年10月(Disc 3)、
2012年6月(Disc 10)、
2012年10月(Disc 2)(Disc 4)
以上、ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ(スイス)
マレク・ヤノフスキがスイス・ロマンド管弦楽団を指揮したブルックナーの番号付き交響曲9曲と、ミサ曲第3番が流麗な BOX仕様で登場!収録はスイス・ロマンド管の本拠、ジュネーヴのヴィクトリア・ホールにておこなわれ、2007年から2012年まで6年の歳月をかけ て完成しました。同一演奏者、収録場所、技術チームによる当シリーズは全体的に統一感があり、当初からSACDでのリリースを念頭にした優秀な録音で、 ブルックナーの世界に没入できるという点からも最良の一組と言えます。
1939年ワルシャワに生まれ、ドイツで教育を受けたマレク・ヤノフスキは、70代半ばの現在、精力的に演奏活動をしている巨匠指揮者のひとりで、 近年はPENTATONEレーベルを代表する演奏者として録音活動も積極的に行っております。2005年よりスイス・ロマンド管弦楽団の音楽監督に就任し たヤノフスキによるブルックナー・シリーズは自身の持ち味である求心力の強い明快な解釈が魅力です。使用楽譜はノヴァーク版を基本としながら、交響 曲第2番では最新の録音の成果を踏まえたキャラガン版を使用しているところも注目です。
PENTATONEレーベルといえば優れた演奏者による名演、さらに世界が誇る技術チームによる優秀録音を多数リリースしており、三拍子揃ったディス クはクラシック・ファンのみならず、オーディオ・ファンにも高く評価されております。今回のブルックナーもヤノフスキの&スイス・ロマンド菅の素晴らし い演奏は言うまでもなく、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186530
生と愛を歌う聖歌集
ペルト(1935-):マニフィカト(1989)/聖母マリアよ喜べ/マニフィカトの7つのアンティフォナ【T. おお叡智よ/U. おおアドナイ(わが主)よ/V.おおエッサイの根より出でし若枝よ/W.おおダヴィデの鍵よ/X.おお暁の星よ/Y.おお、すべての民の王よ/Z . おおインマヌエルよ】(1991)
アルギルダス・マルティナイティス(1950?):アレルヤ(1996)
クヌート・ニューステット(1915-):「キアケゴーの祈り」 Op.157(1999)から【V.偉大なり、おお神よ!/Y.天におられる父よ!あなたは、まず私たちを愛してくださいました!】
スヴェン=ダーヴィド・サンドスト(1942-):4つの愛の歌【T.どうかあの方が、その口のくちづけをもって/U.夜が明け、影が闇にまぎれる前に/V.北風よ、目覚めよ/W.あの人が左の腕を】(2009)
イヴォ・アントニーニ(1963-):わたしはシャロンのばら(2010)
エリクス・エシェンヴァルズ(1977-):おお救いの生贄(2009)
アルヴォ・ペルト(1935-):主よ、今こそあなたは(2001)
ブライアン・A・シュミット(指)
サウスダコタCho

録音:2014年1月/聖ヨセフ大聖堂、スーフォールズ、サウスダコタ州(アメリカ)
サウスダコタ合唱団の最新盤は『生と愛を歌う聖歌集』です。サウスダコタ合唱団は、アメリカ中西部のグレートプレーンズ(大 平原)の州サウスダコタのスーフォールズに2009年に創設された合唱団です。芸術監督のブライアン・A・シュミットは、ノースカロライナ州のデューク 大学チャペルの聖歌隊などの指揮者を務め、アメリカを代表する合唱指揮者のひとりに挙げられる合唱指揮者です。
『生と愛を歌う聖歌集』はバルト三国、スカンディナヴィアとスイスの作曲家による「もっとも美しい現代合唱作品」から選ばれた「宗教歌」が収録さ れました。エストニア生まれ、アルヴォ・ペルトの『新約聖書』『ルカによる福音書』による「マニフィカト」と「主よ、今こそあなたは」、そして、ベルリ ンのRIAS室内合唱団の委嘱で作曲した「マニフィカトの7つのアンティフォナ」。ノルウェー・ソリスト合唱団の委嘱作、デンマークの哲学者キアケゴー (キルケゴール)の著作から採ったテクストの英訳で歌われるニューステットの「キアケゴーの祈り」から2曲。リトアニアのアルギルダス・マルティナイティ スとラトビアのエリクス・エシェンヴァルズの作品も「生を歌う」聖歌です。「愛」の歌は2つです。スウェーデンのスヴェン=ダーヴィド・サンドストレム の「4つの愛の歌」とスイスのイヴォ・アントニーニの「わたしはシャロンのばら」は、いずれも『旧約聖書』『雅歌(ソロモンの雅歌)』がテクストです。 サウスダコタは、スー族をはじめとする原住民と白人の間で激しい戦いが行われた暗い歴史をもちながら、今は、4人の大統領の顔を彫刻したラシュモア 山の名を冠した国立公園をはじめとする観光地に恵まれ、内外の観光客が多く訪れる州として知られます。州最大の都市スーフォールズは、人口が15万。「ア メリカ最良の小都市」のニックネームで呼ばれています。アルバム『生と愛を歌う聖歌集』は、市の名所のひとつ、カトリックの聖ヨセフ大聖堂(セント・ ジョーセフ大聖堂)で録音セッションが行われました。ネオルネサンス様式の大聖堂は、最初は木造の教会として作られ、1915年から1919年にかけ て石灰石による建築が行われました。なんどか修復が行われ、2011年に最後の内装が完成しています。この大聖堂は音響のよさが知られ、聖歌隊のコ ンサートのほか、スーフォールズを本拠とするサウスダコタ合唱団のコンサート会場のひとつとしても使われています。
セッションの制作は、サウスダコタ合唱団の最初のアルバム『天国には』などの録音により2013年グラミー賞の最優秀プロデューサーに選ばれたブ ラントン・アルスポーが担当しました。Pentatoneが誇るクオリティの録音をお楽しみ下さい。なお、芸術監督のシュミットは、2015年の秋、国際指揮 者交換プログラムのアメリカ代表としてスウェーデンで客演指揮することが決まりました。 (Ki)
PTC-5186532
ドヴォルザーク:管弦楽作品集
序曲「自然の中で」
序曲「謝肉祭」/序曲「オセロ」
序曲「我が故郷」/序曲「フス教徒」
ヤクブ・フルシャ(指)
プラハ・フィルハーモニア、
ヤン・フィシェル(コンサートマスター)

録音:2015年1月/プラハ
人気・実力を兼ね備えた俊英指揮者のヤクブ・フルシャ。34歳となった現在、既に充実のキャリアを誇りますが、PENTATONEレー ベルからの期待の新譜は母国ドヴォルザークの管弦楽曲作品集です。フルシャは1981年チェコに生まれ。プラハ芸術アカデミーにてビエロフラーヴェ クに学び、2004年の卒業以来、チェコの主なオーケストラでのデビューを皮きりにライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ロッテルダム・フィル、バーミン ガム市響、フィルハーモニア管、クリーヴランド管など、日本では新日本フィルなどに客演し、20代にして将来を嘱望される若手指揮者として活躍。現 在音楽監督を務める当プラハ・フィルハーモニアとは2010年5月にプラハの春国際音楽祭65周年記念となるオープニング公演に史上最も若い指揮者 として招かれ、スメタナのわが祖国を演奏し世界から注目される指揮者となりました。そのライヴをおさめたディスク(SUPRAPHON:SU 4032 / KKC 5115)は高い評価を得ております。ビエロフラーヴェクより受け継いだ伝統とフルシャの新鮮な解釈により新時代のドヴォルザークを堪能することができ ます。
ドヴォルザークの「自然と生命と愛」は「自然の中で」「謝肉祭」「オセロ」からなる3部作の序曲集で、初演は3部作をまとめて1892年4月28日 プラハの芸術の家にてドヴォルザーク自身の指揮、国民劇場Oによって演奏されました。劇的序曲「フス教徒」は15世紀ボヘミアにおける教会改 革の運動を指導したヤン・フスとその時代を描いた作品で1883年に作曲したエネルギッシュな作品です。 (Ki)
PTC-5186536
ヴァイオリン名曲集
ワックスマン:カルメン幻想曲
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
サン=サーンス:ハバネラ Op.83
 序奏とロンド・カプリチオーソ
マスネ:タイスの瞑想曲
ラヴェル:ツィガーヌ
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn;1716 年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
ローレンス・フォスター(指)
モンテ・カルロPO

録音:2014 年10月/レーニエ 3 世オーディトリアム(モンテ・カルロ)
世界的ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハーが、ローレンス・フォスター率いるモンテ・カルロ・フィルハーモニー 管弦楽団とヴァイオリン名曲集を録音しました!曲目はツィゴイネルワイゼン、カルメン幻想曲(ワックスマン)、序奏とロンド・カプリチオーソ、ハバネラ、 タイスの瞑想曲、揚げひばり、そしてツィガーヌという超ド級の名曲が並びます。ワックスマンはドイツ出身のアメリカ合衆国の作曲家で、ヤッシャ・ハイフェッツに献呈したこのカルメン幻想曲は彼の代表作です。オペラの第1幕の前 奏曲から取られた非常に華やかな「行進曲」ではじまり、その直後ソロ・ヴァイオリンが超絶的なアルペッジョで登場。そののち「ハバネラ」、「カルタの歌」、 「アラゴネーズ」、「ジプシーの歌」などのカルメンで登場する煌びやかな旋律が続きます。シュタインバッハーはまるでオペラ歌手のように朗々と歌い上げ ております。 ツィゴイネルワイゼンやツィガーヌも圧巻です。左手による連続するピツィカートやフラジオレットも非常に優雅に奏しております。テクニックだけではなく、 歌心にあふれた演奏が魅力のシュタインバッハー。揚げひばりやタイスの瞑想曲で聞かせる美しい演奏から近年の充実ぶりをうかがい知ることができます。 1853年設立という長い歴史をもつモナコ公国のモンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団はパレー、マルケヴィッチ、マタチッチ、ヤノフスキ、クラ イツベルクなど、これまで名だたる指揮者が芸術監督を務めてきました。当録音での指揮者ローレンス・フォスターも1980年から10年間芸術監督をつ とめた一人で、現在も続く信頼関係からオーケストラの歌わせ方を熟知しており、確かなテクニックと豊かな表現力を持ち合わせたシュタインバッハーとエ キサイティングな演奏を披露しております。ペンタトーン・レーベルの高音質録音により味わい深く堪能することができるのも魅力と言えましょう。 (Ki)
PTC-5186537
12月のお祝い〜7人のアメリカ人作曲家による新しいキャロル集
(1)マーク・アダモ(1962-):ザ・クリスマス・ライフ〜混声合唱と室内オーケストラのための
(2)ジェイク・ヘギー(1961-):クリスマスへの道〜ソプラノと弦楽オーケストラのための
(3)ジョアン・モリス(1943-)&ウィリアム・ボルコム(1938-):キャロル〜混声合唱とピアノのための
(4)デイヴィッド・ガーナー(1954-):3つのキャロル〜ソプラノ、バリトン、オーボエ、フレームドラムと弦楽のための
(5)ルナ・パール・ウールフ(1973-):ハウ・ブライト・ザ・ダークネス〜バリトン、ボーイ・ソプラノ、ハープ、打楽器と弦楽オーケストラのための
(6)ゴードン・ゲッティ(1933-)4つのクリスマス・キャロル〜女声合唱と室内オーケストラのための
(7)ジョン・コリリアーノ(1938-):クロイスターズでのクリスマス〜バリトンとハモンド・オルガンのための
(8)フランツ・グルーバー(1787-1863)、ゲッティ編曲:きよしこの夜〜混声合唱と室内オーケストラのための
ドーン・ハームズ(指)
ニュー・センチュリー室内管団員
(2)(4)リサ・デラン(S)
(4)(5)(7)レスター・リンチ(Br)
ヴォルティ・コーラス、
スティーヴン・ベイリー((3)P、(7)ハモンド・オルガン)

録音:2014年12月/スカイウォーカー・サウンド、ルーカス・ヴァレー(カリフォルニア)
12月のお祝いといえばクリスマス。子供から大人まで楽しみにしている世界共通の最大のイヴェントといえます。このディスク にはクリスマスのお祝いを盛り上げる7人のアメリカ人作曲家によるクリスマスを題材にした作品を収録しました。収録曲はアメリカ現代音楽の巨匠ジョ ン・コリリアーノによる「クロイスターズでのクリスマス」やコリリアーノのパートナーとしても知られるマーク・アダモの「ザ・クリスマス・ライフ」、多 作曲家ジェイク・ヘギーによる「クリスマスへの道」、グラミーを2度受賞しているジャズの作曲家ウィリアム・ボルコムと妻のジョアン・モリスとの共作「キャ ロル」、PENTATONEレーベルでもおなじみのゴードン・ゲッティによる「4つのクリスマス・キャロル」など充実の作曲家陣による作品です。また、こ のアルバムの締めくくりとしてゲッティ編曲による「きよしこの夜」を収録しているのも魅力的です。今年のクリスマス・アルバムはこれに決定です!
今回もPENTATONEレーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽 しむことができます。 (Ki)
PTC-5186538
(2SACD)
コリリアーノ:オペラ「ヴェルサイユの幽霊」 帽子をかぶった女:ヴィクトリア・ライヴェングッド(MS)、
3人のおしゃべりな女たち:ソユン・パク(S)、
ヴァネッサ・ベセッラ(S)、
ピーボディー・サウスウェル(MS)、
ルイ16世:クリスティン・ジグムンドソン、
マルキス:スコット・スカリー、
うんざりしたオペラの貴族たち:サマー・ハッサン、レーシー・ジョー・ベンター、
ボーマルシェ:クリストファー・モルトマン、
マリー・アントワネット:パトリシア・ラセット、
フィガロ:ルーカス・ミーチャム、
レオン:ブレントン・ライアン、
ケルビーノ:ルネ・ラピエール、
スザンナ:ルーシー・シャウファー、
フローレスティン:ステーシー・タッパン
ロサンゼルス・オペラO(ロベルト・カニ(コンサートマスター))、
ロサンゼルス・オペラCho
ジェームズ・コンロン(指)

ライヴ録音:2015年2月、3月/ドロシー・チャンドラー・パビリオン(ロサンゼルス・ミュージックセンター)
メトロポリタン歌劇場100周年を記念して委嘱された、アメリカの作曲家ジョン・コリリアーノのオペラ「ヴェルサイユの幽霊」。フ ランス革命後の廃墟となった宮廷を舞台に、マリー・アントワネットやルイ16世ら貴族たちの幽霊と、同じく幽霊となった「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」 の生みの親である台本作家のボーマルシェ、そしてフィガロやスザンナなどオペラでおなじみの登場人物たちが繰り広げる奇想天外な物語です。「フィガロの結婚」 の続編といわれるボーマルシェの「罪ある母」を下敷きとして進むオペラの登場人物たちの恋のもつれと、マリー・アントワネットら幽霊たちの恋愛模様が並行 して描かれ、やがて幽霊たちとオペラの顔ぶれが交錯して1 つの物語となっていきます。コミカルさとシリアスさが入り混じったユニークなオペラです。(Ki)
PTC-5186539
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集
ファゴット協奏曲 ハ長調 RV474
ファゴット協奏曲 ヘ長調 RV488
ファゴット協奏曲 変ロ長調「夜」RV501
ファゴット協奏曲 ハ長調 RV477
ファゴット協奏曲 イ短調 RV497
ファゴット協奏曲 ハ長調 RV467
グスターボ・ヌニェス(Fg)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、トモ・ケラー(コンサートマスター)

録音:2015年4月セント・ジョンズ教会(ロンドン)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席ファゴット奏者、グスターボ・ヌニェスがヴィヴァルディのファゴット協奏曲を録音 しました。ファゴット奏者の重要レパートリーであるヴィヴァルディの協奏曲。ヴィヴァルディは同楽器協奏曲の先駆者的存在といえ、生前に39曲(うち 2曲は未完成)のファゴット協奏曲を作曲しました。当ディスクに収録された6篇はその中でも傑作とうたわれる名作ぞろい。当時、旋律楽器としての存 在でなかったファゴットが、独奏楽器としての魅力を携えそのどれもが芸術的にも優れた作品です。名手ヌニェスとアカデミー・オブ・セント・マーティン・ イン・ザ・フィールズの絶妙なアンサンブルでこれらの作品の魅力が最大限に表現されております。
グスターボ・ヌニェスは1965年ウルグアイの首都モンテビデオ生まれ。5歳のときにヴァイオリンをはじめるもベネズエラでファゴット奏者であった父 の影響から11歳のときにファゴットに転向。その後プロを志し、16歳のときには英国王立音楽大学にてケリー・カムデンに師事。1987年のジュネー ヴ国際コンクールで “スイス賞”、ミュンヘンではカール・マリア・フォン・ウェーバー賞を受賞。その後、1989年からバンベルク交響楽団の首席ファゴッ ト奏者をつとめ、1995年よりアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席をつとめる傍らデュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽院で教鞭をとっ ている現代最高のファゴット奏者の一人です。 (Ki)
PTC-5186541
ゴードン・ゲッティ(1933-):オペラ「カンタヴィルの亡霊」 アレクサンドラ・ハットン(ヴァージニア/ソプラノ)
ヤン・ブルークハイゼン(オーティス夫人/メゾソプラノ)
デニズ・ヴェルンリ(双子1,少年1,声1/メゾソプラノ)
レイチェル・マリー・ハウゲ(双子2,少年2,声2/メゾソプラノ)
ティモシー・オリヴァー(セシル・チェシャー公爵/テノール)
ジョナサン・ミチエ(ハイラム・オーティス/バリトン)
アヌーシャ・ゴレソルキ(カンタヴィル卿/バリトン)
マシュー・トレヴィーニョ(亡霊(サイモン卿)/バス)
マティアス・フォレムニー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

ライヴ録音:2015年6月/ライプツィヒ歌劇場
オスカー・ワイルドの短編を原作としたゴードン・ゲッティのオペラ「カンタヴィルの亡霊」。「アッシャー家の崩壊」に次ぐゲッティ 注目の2作目のオペラが初演されました。舞台はイギリス、亡霊が出ると名高い屋敷。亡霊は新しい住人であるアメリカ大使オーティス一家を怖がらせよ うと奮闘しますが、現実主義的なオーティス一家には恐ろしい装いや高笑いも使い物になりません。すっかり自信をなくす亡霊に優しさを持って接したのは、 ただ1人亡霊をからかわなかったオーティス家の娘ヴァージニア。彼女の優しさが亡霊の成仏を助け、亡霊は無事に神に許されて眠りにつきます。ワイル ドの童話の中では異色であるコミカルさの中にも、彼の一貫したテーマである慈悲や信心が感じられる逸作です。
演奏は国際的に活躍する歌手勢と、マティアス・フォレムニーが指揮するゲヴァントハウス管弦楽団。伝統あるオペラという形態に新しい可能性を求め るゲッティの試みは、ペンタトーンのアメリカン・オペラ・シリーズのコンセプトにピタリと合うものでした。西洋での長い歴史の中で育くまれたオペラが アメリカでどのように再発見され、発展していくのか、現在進行形の活気ある模索の一例をここにお聴きいただくことができます。 (Ki)

PTC-5186542
(3SACD)
軌道〜現代チェロ独奏作品集(1945-2014)
(1)グラス:軌道(2014)*
(2)サンフォード:7番街のカディッシュ(2002)
(3)ゴリホフ:オマラモール(1991)*
(4)ベリオ:セクエンツァXIV(2002)
(5)エイドリアン・ポップ:Gordun(2005)*
(6)アナ・ソコロヴィッチ:Vez(2006)
(7)リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ(1948-1953)
(8)ドゥ・ユン:San(2004)
(9)トワイニング:9:11ブルース(2003)*
(10)ジミ・ヘンドリクス(ハイモヴィッツ編曲):アンセム(2002)*
(11)ジョン・レノン―ポール・マッカートニー(ウールフ編曲):ヘルタースケルター(1968)*
(12)エリオット・カーター:フィグメント(1994)*
(13)シャリーノ:Ai limiti Della Notte(1979)*
(14)ダッラピッコラ:シャコンヌ、間奏曲とアダージョ(1945)
(15)スティーヴン・マッキー:ロンド変奏曲(1983)
(16)ウールフ:サラバンド(2009)*
(17)カーター:フィグメント第2番(2001)
(18)トッド・マコーヴァー:With Dadaji in Paradise(1983)*
(19)ジル・トランブレ:Cedres en Voile: Threne Pour le Liban (1989)
(20)ネッド・ローレム:シェイクスピアを読んで(1980)
(21)モラヴェック:Mark Twain Sez(2008)*
(21)ルイス・スプレートラン:影(2006)*
マット・ハイモヴィッツ(Vc)

録音:(10)2002年10月11日CBGB(ニューヨーク)[ライヴ]
(2)(3)(15)(18)2003年3月20-22日、4月6日ソニック寺院(ロスリンデール)
(9)2003年7月12日シグナチャー・サウンド・スタジオ(パーマー)
(5)(7)2005年4月20&21日、6月1-3日聖オーギュスタン教会(ケベック)
(20)(21)(22)2007年6月21-23日聖オーギュスタン教会(ケベック)
(6)(8)(12)(16)(17)(19)2009年6月13-17日、7月9日マルチ・メディア・ルーム、モントリオール音楽院(ケベック)
(4)(13)(14)2010年8月23-26日聖ジョセフ礼拝堂(ケベック)
(1)(11)2014年12月5日マルチ・メディア・ルーム、モントリオール音楽院(ケベック)

*=世界初録音
PentatoneレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"。ベートーヴェ ンのチェロとピアノのための作品全集(PTC 5186475)に続く注目の第2弾は、マット・ハイモヴィッツ独奏で戦後1945年以降に作曲された作品を 集めた「現代チェロ独奏作品集」、豪華3枚組です。ジャンルはクラシックからロックまで実に多彩でハイモヴィッツの実力をうかがい知ることができます。 収録曲のほとんどがOxingale Recordsからの音源ですが、2014年の12月の新録音としてフィリップ・グラスの「軌道」、そしてビートルズのジョン・ レノン、ポール・マッカートニー作曲(ウールフによるチェロ編曲版)の「ヘルタースケルター」も収録されております。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"でリリースされたベートーヴェンのチェ ロとピアノのための作品全集は高い評価を得ております。 (Ki)
PTC-5186546
(2SACD)
“SHUFFLE.Play.Listen”
(1)バーナード・ハーマン:映画「めまい」による組曲
(2)ヤナーチェク:おとぎ話
(3)マルティヌー:スロヴァキアのテーマによる6つの変奏曲
(4)ストラヴィンスキー:イタリア組曲
(5)ピアソラ:ル・グラン・タンゴ
(6)アーケイド・ファイア:「Empty Room」「In the Backseat」
(7)レディオヘッド:「Ryramid Song」「Weird Fishes/ Arpeggi」
(8)コクトー・ツインズ:「Athol Brose」「Fotzepolitic」「Heaven or LasVegas」
(9)ジョン・マクラフリン:「The
Dance of Maya」「A Lotus on Irish Streams」
(10)ブロンド・レッドヘッド:「Misery is a Butterfly」「Melody」
(11)ア・パーフェクト・サークル:「3 Libras」

(1)、(6)-(11)=クリストファー・オライリーによる編曲
マット・ハイモヴィッツ(Vc;ゴフリラー 1710年製)、
クリストファー・オライリー(P)

録音:2011年6月/マギル大学、マルチ・メディア・ルーム(ケベック)
リマスタリング:2015年11月/ポリヒムニア・インターナショナル(バールン)
PentatoneレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"。期待の第 4弾は2011年6月に収録した音源からポリヒムニア・インターナショナルによる最新リマスタリングを施しSACDハイブリッド化でリリースされます。 当シリーズよりリリースされている「軌道」〜現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)と同様に今回もクラシックからロックまで実に多彩で刺激的な選 曲となっており、ヤナーチェク、マルチヌー、ストラヴィンスキーからレディオヘッド、コクトー・ツインズ、ブロンド・レッドヘッドまでハイモヴィッツでし か表現することのできない異次元の演奏を味わえます。鬼才マット・ハイモヴィッツとクリストファー・オライリーがおくるチェロの新世界をご堪能ください。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"では、ベートーヴェンのチェ ロとピアノのための作品全集(PTC 5186475 / KKC 5442)、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全集(PTC 5186555)、現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)が発売されており、今後も続々とリリースしていく予定です。 (Ki)
PTC-5186549
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調D.821*
弦楽五重奏曲ハ長調D.956
マット・ハイモヴィッツ(Vc)
イタマール・ゴラン(P)*
ミロ・クァルテット【ダニエル・チン(Vn)、山本智子(Vn)、ジョン・ラージェス(Va)、ジョシュア・ジンデル(Vc)】

録音:2001年10月30日ウースター(マサチューセッツ州)*、2003年6月2-5日ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ、アーロン・コープランド音楽学校
鬼才チェリスト、マット・ハイモヴィッツによる"PENTATONE OXINGALE Series"。最新盤はOxingale Recordsからの音 源の最新リマスタリングでシューベルトのアルペジョーネ・ソナタと弦楽五重奏曲がリリースされます。ハイモヴィッツの雄弁な語り口はシューベルトとも 相性がよく、またイタマール・ゴラン、ミロ・クァルテットとのアンサンブルも実に見事です。若かりしハイモヴィッツの名盤を最新リマスタリングでお楽し みください。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"からリリースしているベートー ヴェンのチェロとピアノのための作品全曲集(PTC 5186475 / KKC-5442)、現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)、J.S.バッハの無伴奏チェロ組 曲(PTC 5186555)、SHUFFLE.Play.Listen(PTC 5186546)も好評発売中です! (Ki)

PTC-5186550
チャイコフスキー:管弦楽曲集
戴冠式祝典行進曲
イタリア奇想曲*
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」*
幻想序曲「ロメオとジュリエット」*
スラヴ行進曲
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2011年4月、2010年6月*/DZZスタジオ5(モスクワ)
ミハイル・プレトニョフ率いるロシア・ナショナル管弦楽団によるチャイコフスキーの名演から管弦楽曲をセレクトしたお買い得盤。 1978年に行われたチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門の覇者であるミハイル・プレトニョフ。自ら私財を投じ、財団や企業など様々なスポ ンサー獲得に奔走し1990年にロシア初となる民間出資のオーケストラとなったのがこのロシア・ナショナル管弦楽団です。楽団員の水準の高さと意欲に 満ちたこのオーケストラは1990年11月のデビュー公演で大成功し、以後本拠モスクワでの定期演奏会に加え世界各国で目覚ましい活動を続けており ます。チャイコフスキーへの並々ならぬ思いをもつプレトニョフは、楽団創立以来、最重要レパートリーとして演奏を続けてきました。全体を通じ繊細な 音楽作りをするプレトニョフですが洗練されたチャイコフスキーの管弦楽作品は美の極みとも言える名演です。このディスクにはセルビア独立戦争における負傷兵救援基金募集のための慈善音楽会のために作曲された「スラヴ行進曲」、アレクサンドル3世の戴冠 式のために作曲された「戴冠式祝典行進曲」、シェイクスピアの劇の物語による「ロメオとジュリエット」、ダンテの『神曲』地獄編第5歌による「フランチェ スカ・ダ・ リミニ」、イタリア滞在中に耳にした民謡、軍隊ラッパなどを素材として作曲された「イタリア奇想曲」が収録されております。演奏の素晴らし さはもちろんのこと、PENTATONE レーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音 質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186551
(2SACD)
ワーグナー:管弦楽曲集
前奏曲〜『パルジファル』第1幕WWV 111より
前奏曲〜『パルジファル』第3幕WWV 111より
ジークフリート牧歌
「荒涼たる岩山の麓―岩山の頂き」〜『ジークフリート』第3幕 WWV 86cより
「夜明けとジークフリートのラインへの旅立ち」〜『神々の黄昏』 WWV 86dより
「ジークフリートの葬送行進曲」〜『神々の黄昏』第3幕 WWV 86dより
序曲〜『さまよえるオランダ人』WWV 63
前奏曲〜『ローエングリン』第1幕 WWV 75より
前奏曲〜『ローエングリン』第3幕 WWV 75より
序曲〜『タンホイザー』WWV 70より
前奏曲〜『タンホイザー』第3幕 WWV 70より
前奏曲〜『トリスタンとイゾルテ』第1幕 WWV 90より
前奏曲〜『トリスタンとイゾルテ』第3幕 WWV 90より
前奏曲〜『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕 WWV 96より
前奏曲〜『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第3幕 WWV 96より
マレク・ヤノフスキ(指)
ベルリンRSO

ライヴ録音:2010-2015 年/ベルリン、フィルハーモニー
マレク・ヤノフスキがベルリン放送交響楽団を指揮して演奏会形式で行ったワーグナーの主要オペラ10作品ライヴ録音全集か ら序曲と前奏曲、管弦楽曲を抜粋した2枚組が登場します。ベルリンのフィルハーモニーにて行われたこのライヴ録音は、そのすべてが非常に高いレヴェ ルを保ち、優秀録音として評価されました。ヤノフスキのストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは圧巻です。また、オーケストレーションも抜群で、 とりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。 (Ki)
PTC-5186554
ドヴォルザーク:交響的変奏曲
3つのスラヴ狂詩曲 Op.45 B.70
ヤクブ・フルシャ(指)
プラハ・フィルハーモニア、
ヤン・フィシェル(コンサートマスター)

録音:2015年1月/プラハ
人気・実力を兼ね備えた俊英指揮者のヤクブ・フルシャ。ドヴォルザークの管弦楽作品の集第2弾では交響的変奏曲と3つの スラヴ狂詩曲を収録しました。フルシャは1981年チェコに生まれ。プラハ芸術アカデミーにてビエロフラーヴェクに学び、2004年の卒業以来、チェコの主なオーケストラでのデビュー を皮きりにライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ロッテルダム・フィル、バーミンガム市響、フィルハーモニア管、クリーヴランド管などに登場。2016/2017シー ズンより、バンベルクSOの首席指揮者に就任いたしました。日本では2010年より東京都SOの首席客演指揮者を務め、名実ともにトップ指 揮者として活躍しております。
現在音楽監督を務めるプラハ・フィルハーモニアとは2010年5月にプラハの春国際音楽祭65周年記念となるオープニング公演に史上最も若い指 揮者として招かれ、スメタナのわが祖国を演奏し世界から注目される指揮者となりました。そのライヴをおさめたディスク(SUPRAPHON:SU 4032 / KKC-5115)は高い評価を得ております。ビエロフラーヴェクより受け継いだ伝統とフルシャの新鮮な解釈により新時代のドヴォルザークを堪能すること ができます。ドヴォルザークの管弦楽作品集第1弾(PTC-5186532)、モーザーをソリストに迎えたチェロ協奏曲(PTC-5186488 / KKC-5651)と あわせてお楽しみください。 (Ki)

PTC-5186555
(2SACD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 全6曲
第1番 ト長調 BWV1007
第2番 ニ短調 BWV1008
第3番 ハ長調 BWV1009
第4番 変ホ長調 BWV1010
第5番 ハ短調 BWV1011
第6番 ニ長調 BWV1012*
マット・ハイモヴィッツ(Vc;ゴフリラー1710年製作)、(チェロ・ピッコロコルマー18世紀製作)A'=415Hz*

録音:2015年4月芸術文化アカデミー(ニューヨーク)
鬼才チェリスト、マット・ハイモヴィッツが15年ぶりにバッハの無伴奏チェロ組曲を全曲録音しました。チェリストにとって最 重要レパートリーであるこれらの組曲をハイモヴィッツは常に演奏会で取り上げ、様々なアプローチに挑戦してきました。今回の録音ではA'=415Hzで調 律・調弦しました。技術的限界を感じさせないハイモヴィッツの演奏は美しさの極みといえ、軽やかなボーイングから奏でられる音色にうっとりしてしまい ます。ことに重音の響きは神秘的です。さらにPENTATONEの技術チームによる高音質録音により演奏の美しさを引き立てております。ハイモヴィッツの “今” を聴くことができる名盤・代表盤の誕生と言えましょう。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series” からリリースしているベートーヴェンの チェロとピアノのための作品全曲集(PTC 5186475 / KKC-5442)、現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)も好評発売中です。 (Ki)

PTC-5186556
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
バレエ音楽「火の鳥」(1919年版)*
hr響(フランクフルト放送交響楽団)
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)

録音:2015年6月アルテ・オーパー、2015年8月ヘッシッシャー・ルントフンク、hrゼンデザール*
今最も勢いのある若手指揮者の一人、アンドレス・オロスコ=エストラーダ。2015年11月、hr交響楽団との来日公演でも 情熱的かつ見通しのよい解釈で聴衆を虜にしたのも記憶に新しいところですが、PENTATONEレーベルよりストラヴィンスキーの「春の祭典」と「火の鳥」 (1919年版)の最新録音が登場!
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィー ン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014年からhr交響楽団の首席指揮者となり世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者 です。熱のこもった演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エストラーダですが、歴史あるhr交響楽団との入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を 維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れております。エリアフ・インバル、ドミトリー・キタエンコ、パーヴォ・ヤルヴィなどの歴代首席指揮者のもと 世界的な評価を得てきたhr交響楽団をこの若き巨匠により新しい息吹を吹き込みます。近年オーケストラ作品で最も人気の「春の祭典」と「火の鳥」。音楽家としての力量が問われる名作をオロスコ=エストラーダがどう解釈しているか期 待が高まります。 (Ki)

PTC-5186557
バレエ、劇場、舞踏のための音楽 Vol.3〜ロシアン・ダンス
チャイコフスキー:組曲「白鳥の湖」Op.20a
グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番&第2番
ショスタコーヴィチ:バレエ組曲「黄金時代」Op.22
ストラヴィンスキー:「若い象のためのサーカス・ポルカ」
山田和樹(指)スイス・ロマンドO

録音:2015年7月/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
界から注目される俊英指揮者、山田和樹と名門スイス・ロマンド管弦楽団がおくる「バレエ、劇場、舞踏のための音楽」シリーズ。 注目の第3弾はロシアン・ダンスと題され、チャイコフスキーの組曲「白鳥の湖」、グラズノフの演奏会用ワルツ第1、2番 、ショスタコーヴィチのバレ エ組曲「黄金時代」、そしてストラヴィンスキーの「若い象のためのサーカス・ポルカ」が収録されました。山田和樹とスイス・ロマンド管は2010年6 月のデビュー以降、絶大なる信頼関係が結ばれ、この若さにして首席客演指揮者として着実なキャリアを積んできました。2014年7月には当団と待望の 来日公演を行い、倉敷、熊本、福井、愛知、東京、神奈川にて行われた演奏会は大成功をおさめ、サントリーホールでの演奏会はテレビ放映もされ話題 となりました。山田がもつレパートリーの広さを証明するかのような多彩なプログラムを展開する当シリーズ。第3弾はロシアの大作曲家が名を連ねますが、山田の 才能が描くフレッシュな解釈でそれぞれの作品の魅力を引き出しております。若きマエストロの今後の活躍にも一層期待が高まる内容です。当シリーズは これまでに第1弾「フランス」(PTC 5186358)、第2弾「ドイツ」(PTC 5186518)がリリースされております。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、 PENTATONE レーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディングで収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができ ます。 (Ki)

PTC-5186558
ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」第1&第2組曲
ドビュッシー:6つの古代碑銘(アンセルメ編)
プーランク:組曲『牝鹿』
山田和樹(指)
ボグダン・ズヴォリステアヌ(コンサートマスター)
スイス・ロマンドO

録音:2015年10月/ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
2009年第51回ブザンソン国際指揮者コンクールでの優勝を皮切りに、とどまることなく躍進を続ける希代の指揮者、山田 和樹。世界の主要オーケストラに客演を重ね、国内のオーケストラや合唱団とも多く共演、各地で高い人気を獲得している若きマエストロ。2016年より モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督兼芸術監督に就任、さらなる活躍が期待されます。また2012年から現在に至るまでスイス・ロマン ド管弦楽団の首席客演指揮者を務めており、当初の予定より2年契約を延長するなど、蜜月の関係を続けています。そんな名コンビの成熟ぶりが頼もしい、 PENTATONEレーベル第4弾となるアルバムの登場です。
付随音楽「ビリティスの歌」から作曲家がピアノ連弾用に編曲したドビュッシーの「6つの古代碑銘」は、エルネスト・アンセルメ編曲のオーケストラ 版で収録。色彩豊かな木管の調べがたいへん美しいです。アンセルメと言えばスイス・ロマンド管を創設し鍛え上げた20世紀の名指揮者。山田&スイス・ ロマンド管は偉大な先人の功績を称えつつも自信に満ち溢れた演奏を繰り広げ、新時代の音楽をしっかりと聴かせてくれます。ルーセルの「バッカスとア リアーヌ」はもともと2幕のバレエ音楽で、第1幕を第1組曲、第2幕を第2組曲として、そのまま演奏会用組曲としても演奏されます。それぞれ一続 きの音楽になっており、流麗・華麗なオーケストレーションが施された作品。細やかな音色のコントロールが見事で、大管弦楽の魅力を余すことなく伝え ています。プーランクの『牝鹿』は作曲家が24歳のときのバレエ作品。後年オーケストレーションを書き換えて組曲に編んだため、若々しい曲想が効果 的な金管の使用などで巧みにパワーアップされており、聴き映えのする1曲となっています。
PENTATONEレーベルの録音技術がまたすばらしく、音質も申し分ありません。山田和樹&スイス・ロマンド響は第1弾(PTC 5186358)、第2弾(PTC 5186518)、第3弾(PTC 5186557)でも様々なバレエ音楽を取り上げ、好評を得ています。今作も話題盤となること間違いなし。 (Ki)
PTC-5186560
世の終わりのための四重奏曲
デヴィッド・クラカウアー(1956-):アコカ
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
ソーコールド(ジョッシュ・ドルジン)(1976-):Meanwhile. . .
デヴィッド・クラカウアー((Cl)
マット・ハイモヴィッツ(Vc)
ジョナサン・クロウ(Vn)
ジェフリー・バールソン(P)
ソーコールド(電子楽器)

ライヴ録音:2008年9月8&9日/マギル大学(モントリオール)
「世の終わりのための四重奏曲」は、キリスト教信仰の直接の顕れと、当作品以前までの彼の技法を集成する複雑精緻なリズム、旋法、和声語法の 総合とが相まった代表作の一つ。第2次世界大戦中、メシアンはゲルリッツの捕虜収容所にて「ヨハネの黙示録」第10章から啓示を受け、飢えと労働 と極寒の極限状態のなか作曲しました。楽器編成はヴァイオリン、クラリネット、チェロ、ピアノという特異なもので、初演は同収容所に居合わせたジャン・ ル・ブーレール(Vn)、アンリ・アコカ(クラリネット)、エティエンヌ・パスキエ(チェロ)そして作曲したオリヴィエ・メシアン(P)によっ て行われました。 クラカウアー作曲の「アコカ」は、世の終わりのための四重奏曲の初演を担当したアコカへのオマージュ作品。当ブックレットには自筆譜の一部も掲載 しております。最後に収録されたMeanwhile…を作曲したソーコールドことジョッシュ・ドルジンは、カナダのラッパーにしてピアノ・アコーディオン奏者。 クレズマー音楽とヒップホップ、R&BそしてDrum&Bassを出会わせたことでも知られるカナダの逸材です。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦しています。 (Ki)
PTC-5186561
バッハへの序曲
(1)フィリップ・グラス(1937-):序曲(2015)
(2)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007より
(3)ユン・ドゥ(1977-):The Veronica(2015)
(4)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008より
(5)ヴィジェイ・アイヤー(1971-):Run(2015)
(6)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009より
(7)ロベルト・シエラ(1953-):La memoria(2015)
(8)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010より
(9)デイヴィッド・サンフォード(1963-):Es War(2016)
(10)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011より
(11)ルナ・パール・ウールフ(1973-):Lili uokalani(2015)#
(12)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012より#*
マット・ハイモヴィッツ((1)-(10)Vc;ゴフリラー1710年製作/(11)(12)Vc・ピッコロ:コルマー18世紀製作#)

録音:2015年12月15-18日&2016年3月14日、2015年4月19日*/芸術文化アカデミー(ニューヨーク)
(1)(3)(5)(7)(9)(11)世界初録音
Pentatone レーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"。「バッハへの序曲」と題されたこのアルバムは、ハイモヴィッツの委嘱作品とバッハの無伴奏チェロ組曲から構成され、グラス、ユン・ ドゥ、アイヤー、シエラ、サンフォード、ウールフがバッハのチェロ組曲全6曲の各前奏曲からインスピレーションを受け、各曲の序曲として作曲。名高 い現代作曲家がそれぞれの個性を持ちつつも全12曲を通して1つの宇宙が広がります。ハイモヴィッツならではの世界観をあらわした見事な作品です。1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"からリリースしているベートーヴェンの チェロとピアノのための作品全曲集(PTC 5186475 / KKC-5442)、現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)など、積極的なリリースが続いております。 (Ki)
PTC-5186562
(2SACD)
ヴェルディ:歌劇「オテロ」 ニコライ・シューコフ(オテロ/テノール)、メロディ・ムーア(デスデモーナ/ソプラノ)、レスター・リンチ(イアーゴ/バリトン)、ユンノ・ヨウ(カッシオ/テノール)、カルロス・カルドーソ(ロデリーゴ/テノール)、ケヴィン・ショート(ロドヴィーコ/バス)、ルイス・ロドリゲス(モンターノ/バス)、グルベンキアンcho、
リスボン聖チェリーリア音楽院少年cho
グルベンキアンO
ローレンス・フォスター(指)

録音:2016年7月リスボン、カルースト・グルベキアン財団大講堂
ローレンス・フォスター率いるグルベンキアン管弦楽団との期待の新録音はヴェルディのオテロです!ワーグナーの楽劇の手法 により、管弦楽のドラマティックな表現を中心とした作品であるオテロ。大迫力の冒頭からきらめく超豪華サウンドが降り注ぎます! ワルターに才能を認められ、1960年に指揮者としてデビューを果たしたローレンス・フォスターは、1971年にヒューストン交響楽団の音楽監督に就 任して一躍その名を知られるようになりました。職人芸の持ち主であるフォスターは協奏曲やオペラの指揮者としての評価が高く、PENTATONEレーベル からリリースされているアラベラ・美歩・シュタインバッハーの弾くヴァイオリン名曲集(PTC 5186536 / KKC 5655)、ブルッフ&コルンゴルトのヴァ イオリン協奏曲(PTC 5186503)、ゲッティの歌劇「アッシャー家」(PTC 5186451)などでも確かな演奏を聴くことができます。当録音でも歌手陣を 引き立たせるような好サポートが光ります。そしてPENTATONEが誇る技術チームによる極上の録音をお楽しみいただけます。 (Ki)
PTC-5186565
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス レギーネ・ハングラー(S)
エリーザベト・クールマン(Ms)
クリスティアン・エルスナー(T)
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)
ベルリンRSO
マレク・ヤノフスキ(指)、
MDRライプツィヒ放送cho
ライナー・ヴォルタース(コンサートマスター)

ライヴ録音:2016年9月/ベルリン、フィルハーモニー
ヤノフスキによるストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは当録音でも傑出しており、神々しいまでに崇高な響きを見事に引き出しております。ヤノ フスキが絶大な信頼を寄せる豪華な歌手陣もさることながら、オーケストレーションも絶品でとりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。さらにライナー・ヴォ ルタースによるヴァイオリン・ソロもこの上なく美しい旋律を奏でます!PENTATONEレーベルが誇る技術陣が結集した高音質録音であることも注目です。 (Ki)

PTC-5186566
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
グリーグ:ピアノ協奏曲
デニス・コジュヒン(P)
ワシーリー・シナイスキー(指)
ベルリンRSO

録音:2015年10月/フンクハウス・ベルリン・ナレーパシュトラッセ(ベルリン)
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えたロシア期待の星、デニス・コジュヒンがPENTATONEレーベルに初登場。収 録作品はチャイコフスキーとグリーグの協奏曲という最強の組み合わせで、コンクールの実況録音をおさめたディスク(QEC 2010)をのぞけば自身初の 協奏曲録音となります。 2010年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝し、一躍世界から注目されたコジュヒンは翌2011年2月に初来日を果たし、その演 奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映され日本のクラシック・ファンにも広く知られることとなりました。圧倒的なテクニックを武器に幅広いレパートリー をこなすコジュヒンですが、30歳を目前とした2015年10月の当録音では、音楽に深みが増しカラフルな音色で名曲を演奏しております。今後より一 層の活躍が期待できる充実の内容です!演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONE レーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディン グ技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186567
モーツァルト:フルート四重奏曲集(全4曲) ウルフ=ディーター・シャーフ(Fl)
フィリップ・ベッケルト(Vn)、
アンドレアス・ヴィルヴォール(Va)
ゲオルグ・ボーゲ(Vc))

録音:2016年5月/ブリッツ・スタジオ(ベルリン)
ベルリン放送交響楽団首席フルート奏者、ウルフ=ディーター・シャーフと同団のメンバーおよび元メンバーによるモーツァルト のフルート四重奏曲集がリリースされます!オーケストラのみならずソリストとして、またマスタークラスなど指導者としても多忙を極めるシャーフは来日演 奏会、公開レッスンを行うなど、日本にも多くのファンをもつフルート奏者です。色彩感豊かな音色と丁寧な音楽づくりが魅力のシャーフが気心の知れた 仲間たちと極上のモーツァルトを聴かせてくれます。 (Ki)
PTC-5186568
ブラームス:ピアノ曲集
主題と変奏 Op.18b
バラード集 Op.10
幻想曲集 Op.116
デニス・コジュヒン(P)

録音:2016年3月/MCOスタジオ5、ヒルフェルムス(オランダ)
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えたロシア期待の星、デニス・コジュヒン。2010年に開かれたエリザベート王妃国 際音楽コンクールで優勝し、一躍世界から注目されたコジュヒンは翌2011年2月に初来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映さ れ日本のクラシック・ファンにも広く知られることとなりました。 PENTATONEレーベルの初登場となった前作【チャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)】では、圧倒的な表現力と存在感で聴き手を 虜にしました。期待の第2弾ではブラームスのピアノ独奏作品をとりあげました。ロマン派のなかにありながら純音楽の伝統を固執するブラームスのピアノ 作品は特に若手ピアニストにとって難曲と言えます。しかし、コジュヒンは独自の感性を武器に真っ向からブラームスに挑戦しています。クララ・シューマン に献呈された主題と変奏は、弦楽六重奏曲第1番の第2楽章をピアノ独奏にブラームス自身が編曲した作品でコジュヒンの堂々たる演奏が印象的です。ま た、バラード集や幻想曲集で聴く抒情的な語り口は圧巻です。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONE レーベルが誇る技術チームによる録音で、 DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)

PTC-5186570
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲(オリジナル版)
 夜想曲〜6つの小品 Op.19-4(チャイコフスキー自身によるチェロと管弦楽編曲版)
 アンダンテ・カンタービレ Op.11(チャイコフスキー自身によるチェロと管弦楽編曲版)
 カプリッチョ風小品 Op.62
ヨハネス・モーザー(Vc;1694 年製グァルネリウス)
アンドルー・マンゼ(指)スイス・ロマンドO

録音:2016年7月ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
世界が注目する実力派チェリストのヨハネス・モーザー。2016年11月、12月の来日公演でも知性と内に秘めた情熱的な演 奏で聴衆を魅了しました。PENTATONEレーベルからの第3弾はエルガーのチェロ協奏曲、そしてチャイコフスキーのロココの主題による変奏曲という話 題必至の注目盤です!
チェリストにとって最重要レパートリーであるエルガーの協奏曲。モーザーは幾多の実演経験から自身のアプローチに磨きをかけてきました。情熱的かつ 理知的な解釈が求められるこの大作をモーザーは、自由に歌いつつも見通しのよい形でまとめあげております。カップリングはロココの主題による変奏曲のオリジナル版です。2002年チャイコフスキー・コンクールで最高位を受賞したモーザー。1876年に作曲さ れたこの作品は、ウィルヘルム・フィッツェンハーゲンの演奏により1877年に初演されました。その際、演奏効果を考慮し、フィッツェンハーゲンが一部 改訂しており、現在弾かれているのはこの改訂版が広く普及しています。モーザーは敢えてオリジナル版にこだわり、録音を実現させました。オリジナル版 から聴くロココ変奏曲はチャイコフスキーが思い描いた真の姿であり、その作品を現代最高の演奏者で聴けるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。
共演はアンドルー・マンゼ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団です。マンゼはバロック・ヴァイオリンの名手として知られイングリッシュ・コンサートのディ レクターも務めたのち、近年は指揮者としても精力的に演奏活動を展開しております。英国出身にして古楽器の名手を共演者に選ぶモーザーの並々ならぬ 思いが詰まったディスクがここに完成しました。 (Ki)
PTC-5186571
黒人霊歌と讃美歌
1. Nobody Knows the Trouble I’ve Seen
2. Sometimes I Feel Like a Motherless Child
3. Didn’t My Lord Deliver Daniel
4. On My Journey Now
5. Give Me Jesus
6. Kumbaya
7. Go Down Moses
8. Deep River
9. Ain’t-a That Good News
10. Amazing Grace
11. Joshua Fought the Battle Of Jericho
12. De Blin’ Man Stood On De Road An’ Cried
13. Stand Still Jordan
14. Wade in the Water
15. By An’ By
16. My Lord, What a Morning
17. Were You There
18. Every Time I Feel the Spirit
19. Don’t You Weep When I Am Gone
20. Battle Hymn of the Republic
21. Let Us Break Bread Together
22. My Tribute (To God Be The Glory)
23. He’s Got the Whole World in His Hands
24. Ride on, King Jesus!
レスター・リンチ(Br)
ヴィクター・サイモンソン(編曲 、P )
ブライアン・ファレル(編曲 、Org)
ARTシンガーズほか

録音:2015年9-10月/カリフォルニア
ヴェルディを始めドラマティックなオペラを得意とするバリトン、レスター・リンチが黒人霊歌と讃美歌を歌うソロ・アルバムです。まさに魂の歌、とい う心のこもった歌唱からも伝わってくるように、これは彼にとって非常に意味深いプロジェクト。「アメリカの歴史に大きな影響を与えた歌の数々を、自由 を求め苦しんだ人々の名誉のために歌う、声楽家になって以来ずっとレコーディングすることを夢見ていたアルバム」だと自ら語っています。伴奏はピアノ、 オルガン、ギター、アンサンブルなど様々。合唱も入るなど幅広いアレンジで聴かせます。 (Ki)
PTC-5186572
アウト・オブ・ザ・シャドウズ 〜再発見されたアメリカの歌曲集
ポール・ノードフ(1909-1977):
1. Serenade (Kathleen Millay)
2. Music I heard with you (Conrad Aiken)
3. Elegy (Elinor Wylie)
4. This is the shape of the leaf (Conrad Aiken)
5. Willow River (Marjorie Allen Seiffert)
6. There shall be more joy (Ford Madox Ford)
ポール・ボウルズ(1910-1999):
Blue Mountain Ballads (Tennessee Williams)
7. Heavenly Grass
8. Lonesome Man
9. Cabin
10. Sugar in the Cane
ステファン・パウルス(1949-2014):
Songs of Love and Longing (All poems translated by Sam Hamill)
11. Endless Autumn Nights (Anonymous)
12. The One Who Greets Me (Otomo no Yakamachi)
13. Dark Seed (Sosei)
14. Echoes (Mibu no Tadamine)
15. Moonless Nights (Ono no Komachi)
16. The Bashful Moon (Anonymous)
17. From This World (Anonymous)
デイヴィッド・ガーナー(1954-)編曲:
18. Auld Lang Syne (Traditional, poem by Robert Burns)
ゴードン・ゲティー(1933-)編曲:
19. Shenandoah (Traditional)
ジャック・パーラ(1959-)編曲:
20 Home, Sweet Home
(Original melody by Henry Bishop, poem by John Howard Payne)
ジョン・デューク(1899-1984):
21. Just-Spring
22. hist…whist
23. i carry your heart
24. The Mountains Are Dancing
(Poems by e. e. cummings)
ノーマン・デロ・ジョイオ(1913-2008):Three Songs of Adieu
25. After Love (Arthur Symons)
26. Fade, Vison Bright (Anonymous)
27. Farewell (John Addington Symonds)
ジョン・カンダー(1913-2008)
28. A Letter From Sullivan Ballou
(Based on the letter written by Major Sullivan Ballou on July 14, 1861)
ランドル・トンプソン(1899-1984):
29. My soul doth magnify the Lord (Magnificat) (Luke 1: 46-55)
30. Tapestry (William Douglas)
31. Velvet Shoes (Elinor Wylie)
リサ・デラン(S)
ケヴィン・コース(P)
マット・ハイモヴィッツ(Vc)

録音:2015 年 9-10 月、2016 年 5 月/カリフォルニア、スカイウォーカー・サウンド
2016年グラミー賞クラシック現代作品部門を受賞したステファン・パウルスを含む、アメリカのクラシック作曲家の歌曲を集 めたアルバムです。パウルスの作品は、大伴家持、壬生忠岑、小野小町といった日本の短歌の英訳をテキストに使った興味深い音楽。 リサ・デランはアメリカ生まれのソプラノ歌手。鬼才チェリストのマット・ハイモヴィッツやニューエイジ方面でも活躍するピアニストのクリストファー・ オライリーと組んで、コリリアーノやグラスを始めとした現代アメリカの歌曲を演奏するなど、自国の歌曲を中心に据えた演奏活動を展開しています。「ア メリカのクラシック」にこだわる彼女の心のこもった歌唱をお楽しみください。 1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"から積極的なリリースが続いております。 (Ki)
PTC-5186574
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」*
スラヴ舞曲Op.46-3
スラヴ舞曲Op.46-5
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
ヒューストンSO

録音:2015年9月、2016年5月*/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)
1977 年、コロンビアのメデジン生まれの俊英指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダ。PENTATONE レーベルより積極的 なリリースが続いておりますが、現在音楽監督をつとめるヒューストン交響楽団と本拠地ジョーンズ・ホールで収録したドヴォルザークの第3弾が早くも登場。 曲目は、交響曲第9番「新世界より」とスラヴ舞曲から2篇です。 オロスコ=エストラーダは1997年からウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004年ウィーン楽友協会にて急遽ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽 団を指揮し一躍注目を集めました。その後の活躍は華々しく2009年から2015年まで同管弦楽団の首席指揮者を、また2014年からhr交響楽団の首 席指揮者の一方、現在はヒューストン交響楽団の音楽監督をつとめております。さらに2015/16 年シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の 首席客演指揮者に就任する世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者です。溌剌とした演奏で聴衆を沸かせるオロスコ=エストラーダですが、ヒュー ストン響とのドヴォルザークも情熱的かつ見通しのよい演奏を披露しております。ドヴォルザーク第1弾(交響曲第7&8番 / PTC 5186578)、第2弾(交 響曲第6番 / PTC 5186575)とあわせてお楽しみください。 (Ki)

PTC-5186575
ドヴォルザーク:交響曲第6番 ニ長調
スラヴ舞曲集第第3番 ヘ長調Op.72-3
スラヴ舞曲第8番 ト短調 Op.46-8
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)、ヒューストンSO

録音:2015年9月/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)
1977年、コロンビアのメデジン生まれの俊英指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダ。PENTATONEレーベルより積極 的なリリースが続いておりますが、現在音楽監督をつとめるヒューストン交響楽団と本拠地ジョーンズ・ホールで収録したドヴォルザークの第2弾は、交 響曲第6番とスラヴ舞曲2篇です。
オロスコ=エストラーダは1997年からウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004年ウィーン楽友協会にて急遽ウィーン・トーンキュンストラー管弦 楽団を指揮し一躍注目を集めました。その後の活躍は華々しく2009年から2015年まで同管弦楽団の首席指揮者を、また2014年からhr交響楽団 の首席指揮者の一方、現在はヒューストン交響楽団の音楽監督をつとめております。さらに2015/16年シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦 楽団の首席客演指揮者に就任する世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者です。溌剌とした演奏で聴衆を沸かせるオロスコ=エストラーダですが、 ヒューストン響とのドヴォルザークも情熱的な演奏を披露しております。今後、PENTATONEレーベルからのリリースにも期待が高まります。 (Ki)
PTC-5186576
マーラー・ソング・サイクルズ
リッケルト歌曲集
亡き子をしのぶ歌*
アリス・クート(Ms)
マルク・アルブレヒト(指)オランダPO

録音:2015年11月*、2016年6月/アムステルダム
マルク・アルブレヒト&オランダ・フィルハーモニー管弦楽団によるマーラー・シリーズ。第3弾の当録音は歌曲に焦点を当て、「さ すらう若人の歌」「リュッケルト歌曲集」「亡き子をしのぶ歌」を収録。ソロをつとめるのはイギリスのアリス・クートです。クートはイギリスを拠点にバイ エルン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ歌劇場などでも活躍する実力派。丁寧に歌い上げる歌唱が聴き手の感性に強く訴えかけます。 『大地の歌』(PTC 5186502)でも好評を博したクートは、感情と知性が一体となった表現で聴き手を魅了します。そしてアルブレヒトの明快なタクトでオー ケストラを見事にコントロールしております! (Ki)
PTC-5186577
1932年制作のエオリアン・オルガン
シベリウス(フリッカー編):フィンランディア
ハウエルズ(1892-1983):ラプソディ 変ロ長調 Op.17
アンドレ・フリュリ(1903-1995):交響曲第2番より「VIf」(1946/1947)
エドウィン・ルメア(1865-1934):デリー地方のアイルランド民謡
マルセル・デュプレ(1886-1971):3つの前奏曲とフーガ Op.7(1912)
ヴォーン・ウィリアムズ:ウェールズの賛美歌による3つの前奏曲より「詩篇」(1920)
ヘルベルト・ブリューワー(1865-1928): 英雄的行進曲
ウィリアム・ボルコム(1938-):「主、われを愛す」
ジグー(1844-1925)(S.マッキントッシュ編曲):大合奏のデアローグ(オルガンとブラス六重奏版)*
クリストファー・ヤコブソン(Org;エオリアン製作(1932年))
アマルガム・ブラス・アンサンブル*

録音:2015年4月/デューク大学内チャペル(ノースカロライナ州)
アメリカ、ノースカロライナ州のデューク大学内のチャペルに据え付けられた1932年制作のエオリアン・オルガン(作品番 号1785)を使用して様々な作曲家の作品を収録しました。このチャペル、外観は見るものを圧倒する存在感で、さらに礼拝堂には3つのパイプオルガン を擁する巨大な建造物です。今回録音に使用したエオリアン・オルガンは祭壇の左右にパイプを配する後期ロマン派様式によるオルガンで、なんとパイプ 6900の4段鍵盤の巨大オルガンです。
この録音では当オルガンの魅力を余すところなく発揮した選曲となっております。冒頭のシベリウスのフィンランディアはオルガンでオーケストラを見事に 表現しております。また、ヴィエルヌ、デュプレに師事したアンドレ・フリュリの交響曲第2番はフランス・オルガンの響きを追求した美しい作品です。この他、 ルメア、ヴォーン・ウィリアムズといったイギリス人作曲家の作品も様々なストップを組み合わせることにより非常に魅力的な作品となっております。最後の ジグー作曲の大合奏のデアローグではスコット・マッキントッシュ編曲によるオルガンとブラス六重奏版を披露しており、チャペルに響き渡る音色をお楽し みいただけます。 (Ki)
PTC-5186578
ドヴォルザーク:交響曲第7番
交響曲第8番*
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
ヒューストンSO

ライヴ録音:2014年4月、2015年3月*/ヒューストン
1977年、コロンビアのメデジン生まれの俊英指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダが現在音楽監督をつとめるヒュース トン交響楽団とドヴォルザークの交響曲第7番、8番をライヴ収録しました。 オロスコ=エストラーダは1997年からウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004年ウィーン楽友協会にて急遽ウィーン・トーンキュンストラー管弦 楽団を指揮し一躍注目を集めました。その後の活躍は華々しく2009年から2015年まで同Oの首席指揮者を、また2014年からhr交響楽団の 首席指揮者の一方、現在はヒューストン交響楽団の音楽監督をつとめております。さらに2015/16年シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦楽 団の首席客演指揮者に就任する世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者です。フレッシュな若々しさと情熱的な演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エ ストラーダですが、手兵ヒューストン響とのドヴォルザークは圧巻の一言に尽きます。ドゥダメルを彷彿とさせる才気とカリスマぶりを証明した快演をお楽 しみ下さい。 (Ki)

PTC-5186579
KKC-5666
日本語帯・解説付
税込定価
チャイコフスキー・ファンタジー
■ラフマニノフ編曲による連弾版
「眠りの森の美女」組曲 Op.66【序奏。リラの精/アダージョ。パ・ダクシオン/長靴をはいた猫/パノラマ/ワルツ】
■アレンスキー編曲による連弾版
バレエ音楽「くるみ割り人形」 Op.71 より【小序曲/行進曲/金平糖の踊り/アラビアの踊り/中国の踊り/トレパーク/葦笛の踊り/花のワルツ/パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)】
■ランゲリ編曲による連弾版
「白鳥の湖」Op.20より【情景/四羽の白鳥の踊り/パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)】
■ドビュッシー編曲による連弾版
「白鳥の湖」Op.20より【ロシアの踊り/スペインの踊り/ナポリの踊り】
児玉麻里&児玉桃(Pデュオ)

録音:2016年4月/MCOスタジオ5、ヒルフェルムス(オランダ)
児玉麻里&桃姉妹共演のCDはいかにもありそうながら、実は初めて。その記念すべきアルバムが超魅力的ラインナップで登場 です。 チャイコフスキーの作品のなかでもとりわけ人気の高い三大バレエ。これを意外な大物作曲家たちがピアノ・デュオ編曲を残していました。それらを児玉 姉妹の演奏で聴くことができるのは最高の贅沢と申せましょう。 ラフマニノフ編曲の「眠りの森の美女」と、ドビュッシー編曲による「白鳥の湖」は比較的知られていて録音もありますが、児玉姉妹の演奏は段違いの 素晴らしさ。オリジナルのオーケストラと全く遜色ないばかりか、ラフマニノフとドビュッシーのピアニズムの違いをはっきり味わえて充実の極み。どちらも ラフマニノフとドビュッシーの最初の仕事だったというのが興味津々です。 超お宝がアレンスキー編曲による「くるみ割り人形」。アレンスキーは近年日本でも熱心なファンを増やしている作曲家ですが、この編曲は楽譜が極めて 入手困難なため伝説となっていました。それがついに音になりました。アレンスキーはリムスキー=コルサコフの弟子ながらチャイコフスキーを崇拝し強い 影響を受けていたうえ、本質的にピアノ作曲家だったので、これ以上の適役は考えられません。アレンスキーは「くるみ割り人形」全曲を4手連弾用に編 曲していますが、ここでは人気の組曲ナンバーとパ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)を披露。ピアノ・デュオ書法を知り尽くしたアレンスキーならではの効 果にゾクゾクさせられます。ことに「花のワルツ」の華やかさ、「パ・ド・ドゥ」終結部のピアノがうなりをあげる音の渦はピアノ・デュオならでは。児玉姉妹の演奏はオシャレでゴージャス。これまで聴いたこともないようなピアノ・デュオの高みに達しています。クリスマス・シーズンに雰囲気もピッタ リでプレゼントにも最適です。 (Ki)
PTC-5186580
ワールドブラス・オリジナルス〜吹奏楽と打楽器のための作品集
ブワジェヴィチ:コンツェルトシュテュック(1998)
ラーブ:NO STRINGS ATTACHED(2013)
ハロルド:SKIRLL(2010/2015)
ブラントミュラー:DANSES CONCHERTANTES MIT CHORAL(1997)
ケッラ(グルーネヴァルト編曲):TSUUMI SOUND SYSTEM SUITE(2012)
ラーブ:LITTLE STORY(2013)
ワールドブラス

録音:2015年7月&8月/ヒルフェルスム(オランダ)
1995年に創立された吹奏楽団 “ワールドブラス” は欧米を中心とした若手の名手により構成され、東南アジアのツアー後世 界的にその名が知られるようになりました。結成後20年が経った現在でも積極的な演奏活動により活躍の場を拡げております。非常に水準の高いテクニックと表現力をあわせもった当団は、吹奏楽の新たな世界を開拓し、これまでに19の委嘱と33の編曲をワールドブラスのオ リジナル作品として演奏しており、ここに収録された作品は全て彼らのために書かれた作品です。トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバ、そしてパー カッションによって非常に豊かな響きを奏でます。録音はPENTATONEが誇る技術チーム、ポリヒムニア・インターナショナルが担当。ブラス・ファンは もちろんのことオーディオ・ファンにもおすすめのディスクと言えましょう。 (Ki)

PTC-5186581
(13SACD)
ワーグナー:ニーベルングの指環 『ラインの黄金』
トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/Bs-Br)、クリスティアン・エルスナー(ローゲ/T)、イリス・フェルミリオン(フリッカ/Ms )、ギュンター・グロイスベック(ファーゾルト/Bs)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/Br)、アンドレアス・コンラート(ミーメ/T)、アントニオ・ヤン(ドンナー/Br)、コル=ヤン・デュッセリエー(フロー/T)、リカルダ・メルベス(フライア/S)、
マリア・ラドナー(エルダ/A)、ティモ・リーホネン(ファーフナー/Bs)、ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/S)、カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/Ms )、キズマーラ・ペサッティ(フロスヒルデ/A)
『ワルキューレ』
ロバート・ディーン・スミス(ジークムント/T)、メラニー・ディーナー(ジークリンデ/S)、トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/Bs-Br)、ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/S)、イリス・フェルミリオン(フリッカ/Ms )、ティモ・リーホネン(フンディング/Bs)、アニヤ・フィデリア・ウルリッヒ(ゲルヒルデ/S)、フィオニュアラ・マッカーシー(オルトリンデ/S)、ハイケ・ヴェッセルズ(ヴァルトラウテ/Ms )、キズマラ・ペッサッティ(シュヴェルトライテ/C.A)、カローラ・ヘーン(ヘルムヴィーゲ/S)、ウィルク・テ・ブルンメルストローテ(ジークルーネ/Ms )、ニコル・ピッコロミーニ(グリムゲルデ/C.A)、レナーテ・シュピングラー(ロスヴァイセ/Ms )
『ジークフリート』
スティーヴン・グールド(ジークフリート/T)、トマシュ・コニェチュニ(さすらい人−ヴォータン/Br)、ヴィオレータ・ウルマーナ(ブリュンヒルデ/S)、クリスティアン・エルスナー(ミーメ/T)、アンナ・ラーション(エルダ/A)、マッティ・サルミネン(ファーフナー/Br)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/Br)、ゾフィー・クルスマン(森の小鳥/S)
『神々の黄昏』
ランス・ライアン(ジークフリート/T)、ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/S)、マッティ・サルミネン(ハーゲン/Bs)、マルクス・ブリュック(グンター/Br)、エディット・ハッラー(グートルーネ/S)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/Br)、マリーナ・プルデンスカヤ(ヴァルトラウテ/Ms )、ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/S)、カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/Ms )、キズマラ・ペッサッティ(フロスヒルデ/A)、スサネ・レースマーク(第1のノルン/A)、
クリスタ・マイヤー(第2のノルン/Ms )、ジャクリーン・ワーグナー(第3のノルン/S)

以上、マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO

ライヴ録音:(Disc1-2)2012年11月22日、(Disc3-6)2012年11月24日、(Disc7-9)2013年3月1日、(Disc10-13)2013年3月15日/ベルリン、フィルハーモニー
マレク・ヤノフスキがベルリン放送交響楽団を指揮して演奏会形式で行ったワーグナーの「ニーベルングの指環」全曲がLPサ イズの豪華流麗な装丁で登場します。2012年11月から2013年3月までベルリンのフィルハーモニーにて行われたこのライヴは、そのすべてが非常に 高いレヴェルを保ち、PENTATONEレーベルの録音を担当しているポリヒムニア・インターナショナルの技術チームによる優秀録音として高く評価されま した。
ヤノフスキのストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスはまさに見事で、非常に長い楽劇を退屈せずに音楽として楽しむことができるすぐれもの。豪 華歌手陣もさることながら、オーケストレーションも抜群で、とりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。音楽学者の広瀬大介氏は『ラインの黄金』の当演奏 について「ワーグナーが何を描写しようとしてこの音型を選んだのか、これほどまでに熱く語りかけてくる録音は他にはないと断言できる。現代の演奏家 が為し得る最高の完成度を誇る録音に対し頭を垂れずにはいられない」と激賞しております。同一レーベルで同一の指揮者、オーケストラ及び合唱団での「リ ング」。この白熱ライヴをご堪能ください。 (Ki)
PTC-5186582
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 Op.4*
交響詩「マクベス」 Op.23(21’06”)
hr響(フランクフルトRSO)、
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)

録音:2014年8月クロスター・エーベルバッハ修道院、2015年12月アルテ・オーパー(フランクフルト)*
今最も勢いのある若手指揮者の一人、アンドレス・オロスコ=エストラーダ。2015年11月、hrSOとの来日公演でも 情熱的かつ見通しのよい解釈で聴衆を沸かせました。ストラヴィンスキーの「春の祭典」と「火の鳥」(1919年版)(PTC 5186556 / KKC-5649)に 続くhrSOとの第2弾はR.シュトラウスの英雄の生涯とマクベスです。
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィー ン・トーンキュンストラーOの首席指揮者を、また2014年からhrSOの首席指揮者となり世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者 です。熱のこもった演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エストラーダですが、歴史あるhrSOとの入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を 維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れております。エリアフ・インバル、ドミトリー・キタエンコ、パーヴォ・ヤルヴィなどの歴代首席指揮者のもと 世界的な評価を得てきたhrSOをこの若き巨匠により新しい息吹を吹き込みます。 作曲者自身の生涯を描いた「英雄の生涯」とシェイクスピアの劇による「マクベス」。R.シュトラウスの名曲をどう解釈するか非常に期待の高まる演目となっ ております。 (Ki)
PTC-5186583
(2SACD)
ジェニファー・ヒグドン(1962-):歌劇『コールド・マウンテン』
台本:ジーン・シアー(チャールズ・フレイザーの小説「コールド・マウンテン」に基づく)
ティーグ:ジェイ・ハンター・モリス、オーウェン:ロバート・ポマコフ、オーウェンの息子:エイドリアン・クレイマー、
インマン:ネイサン・ガン、盲目の男:ケビン・バーデット、エイダ・モンロー:イザベル・レオナルド、
モンロー:アンソニー・マイケルズ・ムーア、ルビー・テウェ:エミリー・フォンス、ソロモン・ヴィージー:ロジャー・ハネウェル、
ライラ:ブリジット・ガン、カティエ:ヘザー・フィリップス、オリヴィア:シャブナミ・カルバシ、クラレ:メガン・マリノ、
兵士たち:ロイ・ヘイジ、アンソニー・マイケルズ・ムーア、ロバート・ポマコフ、ルシンダ:デボラ・ナンステール、
パングル:アンソニー・マイケルズ・ムーア、リード:ロイ・ヘイジ、サラ:チェルシア・バスレー、チャーリー:ダニエル・ベイト、
イーサン:ロバート・ポマコフ、トマス:タイラー・パットナム、バーチ:ニコラ・オッタースベルク、
アダの娘:ケイデンス・デニス
サンタフェオペラオーケストラ
ミグエル・ハルス=ベドヤ(指)
サンタフェオペラ、スザンヌ・シェストン(合唱指揮)

ライヴ録音:2015年8月/サンタフェオペラハウス
全米図書賞を受賞したチャールズ・フレイザーの人気小説「コールド・マウンテン」(1997)。2003年に映画化もされ有名 な恋愛小説が、2015年にオペラ化されました。すでに2003年に映画化された原作は、戦争に従軍する主人公と、その恋人との恋愛を描いた作品です。 作曲はあのヒラリー・ハーンにヴァイオリン協奏曲(第1楽章)を委嘱されたことでも注目されている女性作曲家ジェニファー・ヒグドンが手がけました。 2016年以降も上演予定が既にある期待のアメリカ・オペラの世界初演のライヴ録音をぜひお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186584
マルツェル・テュベルク(1893-1944):ミサ曲第1番 ト長調〜混声合唱とオルガンのための(1934)
ミサ曲第2番 ヘ長調〜混声合唱とオルガンのための(1941)
ブライアン・A・シュミット(指)
サウスダコタcho
クリストファー・ジェイコブ ソン(Org)

録音:2016年1月/ファースト・プリマス会衆派教会(ネブラスカ州)
アメリカ中西部のグレートプレーンズ(大平原)の州サウスダコタのスーフォールズに2009年に創設されたサウスダコタ合唱 団のPENTATONEレーベル第2弾は、悲劇の作曲家テュベルクの2つのミサ曲を収録しました。 両親から音楽教育を受けたテュベルクは、最初にヴァイオリニストとして名を馳せました。ヴァイオリニストのヤン・クーベリック(ラファエル・クーベリッ クの父)とは特に親交を深めました。テュベルクは交響曲などの大曲を作曲する一方で、器楽・室内楽の作品や当アルバムに収録されている声楽曲も残 しました。才能豊かな音楽家であったテュベルクでしたが、ホロコーストの犠牲となり、アウシュヴィッツの強制収容所に送られ、1944年12月31日に 死亡したとされています。祈りに満ちた2つのミサ曲はテュベルク晩年の作品で、苦悩に満ちたテュベルクの傑作です。
サウスダコタ合唱団の芸術監督のブライアン・A・シュミットは、ノースカロライナ州のデューク大学チャペルの聖歌隊などの指揮者を務め、アメリカを 代表する合唱指揮者のひとりに挙げられる合唱指揮者です。PENTATONEレーベル第1弾の「生と愛を歌う聖歌集」(PTC 5186530)も好評発売中です。 (Ki)
PTC-5186585
メフィストフェレスとほかの悪い奴ら
グノー:メフィストフェレスのロンド“金の仔牛”〜歌劇「ファウスト」より
 メフィストフェレスのセレナード“眠ったふりをせずに”〜歌劇「ファウスト」より
ボーイト:メフィストーフェレの歌“私は精霊です、常にすべてを否定する”〜歌劇「メフィストーフェレより
 メフィストーフェレのバラード“これが世界であるか”〜歌劇「メフィストーフェレ」より
ベートーヴェン(ショスタコーヴィチ編):“昔あるところに王様がいて” Op.75-3〜「ゲーテのファウスト」より
 ベートーヴェン:ピサロのアリア“おお神よ!おお何という瞬間だ!”〜歌劇「フィデリオ」Op.72より
モーツァルト:オスミンの歌“恋人を見つけた奴は”〜歌劇「後宮からの誘拐」より
オスミンのアリア“おお!何という勝利だ!”〜歌劇「後宮からの誘拐」 より
ウェーバー:カスパーのアリア“喋るなよ、喋るなよ−誰も、お前に警告せぬように!”〜歌劇「魔弾の射手」より
オッフェンバック:リンドルフのクプレ“思い悩む恋人達の役をこなすには”〜歌劇「ホフマン物語」より
 ダッペルトゥットのアリア“きらめけ、ダイヤモンドよ”〜歌劇「ホフマン物語」より
ヴェルディ:パガーノのアリア“ばかな女!わたしがお前を”〜歌劇「十字軍のロンバルディア人」より
ベルリオーズ:メフィストフェレスのアリア“今宵 バラは ここに”〜歌劇「ファウストの劫罰」 Op.24より
 メフィストフェレスのセレナード“おうちの前で”〜歌劇「ファウストの劫罰」 より
ゲッティ:ファウストへのメフィストフェレス【詩:ゲッティ】
ムソルグスキー(ストラヴィンスキー編):“蚤の歌”「アウエルバッハの酒場でのメフィストフェレスの歌」
ストラヴィンスキー:シャドウのアリア“私が燃える! 凍りつく!”〜歌劇「放蕩児の遍歴」より
マイアベーア:ベルトラムのレチタティーヴォとアボカシオン“冷たい石の下に眠る尼僧たちよ”〜歌劇「悪魔のロベール」よ
ワーグナー:〜アルベリヒのアリア“自由なのか?俺は?”〜「ラインの黄金」より
ケヴィン・ショート(Bs)、
ローレンス・フォスター(指)
マルセイユPO

録音:2016 年7月&8月ファーロ宮殿、マルセイユ(フランス)
メフィストフェレスにまつわる作品を名唱ケヴィン・ショートが歌いました。メフィストフェレスとは16世紀、ドイツの「ファウ スト伝説」やそれに材を取った文学作品に登場する悪魔を意味します。ここに収録された19曲はモーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー、ワーグナー、 マイアベーア、ベルリオーズ、グノー、オッフェンバック、ヴェルディ、ボーイト、ムソルグスキー、ストラヴィンスキー、ゲッティによる作品で、18世紀か ら現代まで様々な “悪魔” の表情をみせます。カラフルともいえるこのレパートリーをアメリカが誇るバス歌手、ケヴィン・ショートが力強く歌い上げます。 そして、巨匠ローレンス・フォスターがマルセイユ・フィルの好サポートも光ります! (Ki)

PTC-5186591
ジャケット変更再発売
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2004年5月12,13日/DZZ第5スタジオ(モスクワ)
ユリア・フィッシャーの衝撃のデビュー盤、ハチャトゥリアン、プロコフィエフそして、グラズノフのヴァイオリン協奏曲集がジャ ケット一新で再登場します。録音当時21歳だったユリア・フィッシャーですが、既に独自のスタイルを確立しており、彼女の最大の魅力と言える情熱的で 表情豊かな演奏を披露しております。 冒頭のハチャトゥリアン。一度聴いたらその旋律が耳に残る第1楽章の提示部から凄まじい存在感を示し、圧倒的なテクニックで雄大に演奏します。第 2楽章の歌謡的で抒情的な主題ではフィッシャーの美音が冴えわたり、聴き手の心を鷲掴みにします。そして、民族舞踏を想わせる無窮動とも言える終楽 章は超ド級の名演で、終結部の強烈な同音連続によって豪快に終わります。 次に収録されたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番では、「夢みるような」と作曲者自身が述べた第1主題を絶妙な歌い回しで弾きはじめ、緩 -急-緩と配列された全3楽章構成の中で、非常に豊かな表現力を披露しております。 そしてグラズノフは、終始フィッシャーの美音が冴えわたります。ヴァイオリンの様々な奏法を用い、高度な技術が要求されるこの協奏曲
ですが、余裕 すら感じさせる演奏には脱帽です!(再発売にともない旧盤PTC 5186059は廃盤となります。)気

PTC-5186592
ジャケット変更再発売
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102*
ユリア・フィッシャー(Vn)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
オランダPO
ヤコフ・クライツベルク(指)

録音:2006年12月、2005年12月*/ヤクルト・ホール(アムステルダム)
2016年10月に12年ぶりの来日公演を果たし大きな話題となったユリア・フィッシャー。PENTATONEレーベルに録音し たブラームスのヴァイオリン協奏曲とヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲のアルバムがこのたび、ジャケット一新で再登場致します。 ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させヴァイオリン、ピアノそれぞ れで国際的なコンクールに複数回優勝しているという逸材。その後順調にキャリアを重ね、PENTATONEレーベルからのデビュー盤となったロシアン・ア ルバム(PTC 5186591)で、一躍世界のひのき舞台に躍り出ました。確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーですが、このブラームスでも彼 女の才が光ります。独特な緊張感と推進力溢れる明朗なフィッシャーのブラームスは、彼女の特質すべき才能がなせる妙技と言えましょう。(再発売にと もない旧盤PTC 5186066は廃盤となります。)気
PTC-5186593
バッハ:コラール「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」B639(イラリオン府主教編)
カンタータ第82番「私は、満ち足りた」BWV82(バリトン版)#
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067*
パッサカリアとフーガ.ハ短調BWV582(イラリオン府主教編)
シュテファン・ゲンツ(Br)#
アリヤ・ヴォドヴォゾ ワ(Fl)*
イラリオン・アルフェエフ府主教(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2015年12月/モスクワ
現在ロシア正教会の府主教(総主教に次ぐナンバー2の高位)を務めるイラリオン・アルフェエフは、フェドセーエフやゲルギ エフによって作品が演奏される作曲家としても注目されています。ペンタトーン・レーベルからも一昨年に自作を指揮したアルバムをリリースして注目され ました。また昨年には彼の大作「マトフェイ(マタイ)受難曲」が日本の団体オーケストラ・ナデージダにより東京で演奏され話題となりました。
イラリオン府主教ことアルフェエフは1966年モスクワ生まれ。当初グネシン音楽学校でヴァイオリンと作曲を学ぶものの、モスクワ神学大学に進み、 そちらを天職としました。2009年にヴォロコフムスク市の大主教に就任。モスクワ総主教庁渉外局長も兼務するなど、ロシア正教信者から生神として崇 拝される存在となっています。昨年2月にロシア正教総主教とバチカン教皇が約1000年ぶりに会見が実現したのもイラリオン府主教が影の立役者であ るなど、世界史にも残るはずの人物です!
当然ながらイラリオン府主教はバッハを崇拝していて、そのオルガン曲を編曲するだけでなく、自ら指揮して録音までしてしまいました。アルバム・タイ トルになっている「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」はオルガンのためのコラール前奏曲で、かのタルコフスキーが名作映画「惑星ソラリス」に用いて、 ほとんどテーマ曲のようにその精神を表現したことで人気作となりました。それをイラリオンが感動的にオーケストレーションを施し、タルコフスキーへの オマージュのように聴こえる作品に仕上げました。タルコフスキー・ファンはもちろん、あらゆる方々に聴いていただきたい逸品です。
また複雑な作曲技法によるオルガンの大作「パッサカリアとフーガ」の見事なオーケストレーションも聴きもの。イラリオンはこのオルガン曲が大好きだっ たそうで、オルガンの響きを近代オーケストラに移し替えています。またドイツの俊英ゲンツを独唱に招いたカンタータ第82番「私は、満ち足りた」、ロ シアの若手女流フルート奏者ヴォドヴォゾワを独奏に招いた管弦楽組曲第2番も、古楽的解釈といった次元を超えた宗教性と深さで崇高な世界をつくり あげています。
イラリオン府主教の指揮ぶりは見事なもので、抑制がききながらもエネルギーを感じさせるロシア流。このうえなくありがたきアルバムと申せましょう。
PTC-5186594
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
 ヴォカリーズ
プロコフィエフ:アダージョ Op.97bis〜チェロとピアノのための
スクリャービン:ロマンス
ヨハネス・モーザー(Vc)
アンドレイ・コロベイニコフ(P)

録音:2016年3月、4月/オランダ放送音楽センターMCO5スタジオ
世界的チェリストのヨハネス・モーザー。PENTATONEレーベル注目の第1弾としてリリースされたドヴォルザーク&ラロの 協奏曲アルバム(PTC 5186488 / KKC 5651)に続く、期待の第2弾はロシアン・アルバム(プロコフィエフ、ラフマニノフ、スクリャービン)です。 ロストロポーヴィチの協力を得て作曲されたプロコフィエフのチェロ・ソナタは、チェロの暖かな歌唱、豊かな色彩、そして名人芸的な技術を要する晩 年の傑作のひとつ。一方、ラフマニノフのチェロ・ソナタは、1901年の春にピアノ協奏曲第2番を完成した直後に着手され、同年夏に完成した作品。 最高傑作のピアノ協奏曲を書きあげた後で、創作力が充実していた頃にあたり、チェロの美しい旋律とラフマニノフらしいピアノ・パートの活躍が印象的な ソナタです。共演は1986年ロシア生まれのアンドレイ・コロベイニコフです。モスクワ音楽院でディエフに師事し、2004年に行われた第3回スクリャービン国際 ピアノ・コンクールで優勝した実力派で、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭にも度々登場し、日本のファンにもおなじみのピアニストです。ピアニストの作曲し たこれらの作品は、“伴奏” という域を超えた技術を要しますが、流石!コロベイニコフと言える実に見事な演奏を披露しております。 (Ki)
PTC-5186595
メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調
交響曲第3番イ短調『スコットランド』
アンドルー・マンゼ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2016年1月/ハノーファー
もともと高名な古楽ヴァイオリニストとして知られていたマンゼですが、近年指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノーファー北ドイツ放 送フィルハーモニー管弦楽団で首席指揮者を務めています。このたびPENTATONEレーベルより、当コンビ初の録音が登場しました。シューマンをして「19 世紀のモーツァルト」と言わしめた天才メンデルスゾーンのシンフォニーを2曲収録。突き抜けるような明るさと焼けるような熱量を併せ持つ、切れのある マンゼ節が聴きものです。 第1番はメンデルスゾーン15歳の時の作品で、既に12曲の『弦楽のための交響曲』を書いているとはいえ2管編成フル・オーケストラを用いた初の 交響曲。にもかかわらず早熟の天才ぶりが眩しい音楽です。バロック的書法を思わせる楽想もあり、こういった箇所でのマンゼの生き生きとした音運びは やはりさすがと言えます。美しく抒情的な旋律で人気の『スコットランド』も、マンゼの手にかかると切れのある白熱の演奏に。オーケストラの力量も高く、 素早いメロディを完璧に吹きこなす管楽器の機動力には舌を巻きます。そして第4楽章冒頭の弦楽器の刻みの鋭さ!付点リズムを強調した主題がまた鮮烈、 針のように尖った実にスリリングな演奏です。 (Ki)
PTC-5186597
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
マーラー:交響詩「葬礼」【交響曲第2番ハ短調「復活」の第1楽章初稿】
交響的前奏曲ハ短調【アルブレヒト・ギュルシンク校訂版】
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ベルリンRSO
ライナー・ヴォルターズ(コンサートマスター)、
トビアス・ベルント(Org)

録音:2016年6月/ベルリン放送局本館【ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)】
1972年モスクワ生まれのユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、当盤ではその最新録音を聴くことができます。当ディスクではR.シュトラウスと得意のマーラーを収録。緊迫感と情熱に満ちた「ツァラトゥストラはかく語りき」、エイジ・オヴ・エンライトゥンメント管とも録音のある交響詩「葬礼」(交響曲第2番ハ短調「復活」の第1楽章の前身である初稿版)、そして交響的前奏曲(偽作説もあり)とこだわりのプログラムに挑んでおります。マーラーの作品に並々ならぬ思い入れのあるユロフスキの演奏に期待が高まります。
録音は2016年6月にベルリン放送局本館(ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)で行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖マティアス教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。

PTC-5186598
ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」
バレエ音楽「三角帽子」
歌劇「はかなき人生」〜間奏曲とスペイン舞曲
「恋は魔術師」〜火祭りの踊り
児玉麻里(P)
ソフィー・ハームセン(Ms)
山田和樹(指)スイス・ロマンドO

録音:2016年7月/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
現在世界でもっとも活躍するふたりの日本人、山田和樹と児玉麻里の豪華共演がPentatoneレーベルで実現しました! スペインの巨匠ファリャの作品を集めたアルバムで、ピアノとオーケストラのための「スペインの庭の夜」の独奏を児玉麻里が務めています。ピアノのパー トは至難な技巧に加え特異な民族的表現が要求されますが、児玉の演奏は見事のひとことに尽きる安定感と雄弁さ。ファリャの音楽の持つ精神的な深み まで垣間見させてくれます。協奏作品ながらオーケストラは大編成で、交響曲のような充実感。山田和樹の統率力が光ります。
さらに嬉しいのがバレエ音楽「三角帽子」全曲版。南アフリカ育ちのメゾソプラノ、ソフィー・ハームセンが情熱の歌唱を聴かせてくれます。名作なが ら新録音は珍しく、Pentatoneならではの高音質録音でファリャの華麗なサウンドがあますところなく再現されます。フィルアップの「恋は魔術師」の「火 祭りの踊り」、「はかなき人生」の間奏曲とスペイン舞曲も、山田和樹の才気煥発なリズムと色彩の世界にひきこまれます! (Ki)


PTC-5186602
(2SACD)
R.シュトラウス:楽劇「サロメ」 エミリー・マギー(サロメ/ソプラノ)、
ペーター・ブロンダー(ヘローデス/テノール)、
ミヒャエラ・シュースター(ヘローディアス/メゾソプラノ)、
ウォルフガング・コッホ(ヨハナアン/バリトン)、
ベンジャミン・ブルンス(ナラボート/テノール)、
クラウデ・アイヒェンベルガー(アルト/ヘローディアスの小姓)、他
hr響(フランクフルト放送響)、
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)

ライヴ録音:2016年9月10日/アルテ・オーパー、フランクフルト・アム・マイン
今最も勢いのある若手指揮者の一人、アンドレス・オロスコ=エストラーダ。2014年よりhr交響楽団(フランクフルト放送 交響楽団)の首席指揮者をつとめておりPENTATONEレーベルからリリースされているストラヴィンスキーの「春の祭典」と「火の鳥」(1919年版)(PTC 5186556 / KKC 5649)、R.シュトラウスの英雄の生涯とマクベス(PTC 5186582 / KKC 5714)でも濃密な演奏を聴くことができます。hr交響楽 団との期待の新録音はR.シュトラウスのサロメです!ワーグナー風の示導動機を用い、管弦楽は大編成をとり、魅惑的かつ官能的な響きが魅力のこの名 曲をオロスコ=エストラーダは熱気あふれるタクトで演奏しております!
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィー ン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014年からhr交響楽団の首席指揮者となり2015年11月には同団との来日公演を果たし、 情熱的かつ見通しのよい解釈で聴衆を沸かせました。熱のこもった演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エストラーダですが、歴史あるhr交響楽団との入念 なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れております。エリアフ・インバル、ドミトリー・キタエンコ、パー ヴォ・ヤルヴィなどの歴代首席指揮者のもと世界的な評価を得てきたhr交響楽団をこの若き巨匠により新しい息吹を吹き込みます! (Ki)

PTC-5186605(2SACD)
フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』
【演奏会形式】
カトリン・ヴンドサム(ヘンゼル/メゾ・ソプラノ)、アレクサンドラ・シュタイナー(グレーテル/ソプラノ)、
リカルダ・メルベート(母親ゲルトルート/ソプラノ)、アルベルト・ドーメン(父親ペーター/バス?バリトン)、
クリスティアン・エルスナー(お菓子の魔女/テノール)、アニカ・ゲルハルズ(眠りの精/ソプラノ)、
アレクサンドラ・ハットン(霧の精/ソプラノ)
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO
ベルリン国立歌劇場児童cho、

ライヴ録音:2016年12月23日ベルリン・フィルハーモニー
「東京・春・音楽祭」におけるワーグナーの『ニーベルングの指輪』でも話題のマレク・ヤノフスキ。2002年から音楽監督と して率いてきたベルリン放送交響楽団とフンパーディンクの『ヘンゼルとグレーテル』をリリースします!
ワーグナーの助手となり『パルジファル』の一部を書いたとされるフンパーディンク。ワーグナーの衣鉢を継ぐ彼が “おとぎ歌劇” という新しい分野で 大成功したのが『ヘンゼルとグレーテル』です。原作はかの有名なグリム童話のおとぎ話ですが、フンパーディンクは内容を道徳的宗教的にする一方、舞 台効果を考慮し巧みに脚色しています。単純明快な旋律を使い分かりやすく親しみを持たせつつも、ワーグナーを思わせる緻密な構成のライトモティーフ を使うなど、こだわりを持った構成となっております。人間味のある円満な人だったと伝えられるフンパーディンクの性格を垣間見ることのできるほのぼの としたあたたかさに包まれます。内容が家族向きでかつ宗教的なところから、クリスマス前後に上演されることが多く、当録音も2016年12月23日に ベルリンのフィルハーモニーにて演奏会形式にて上演されました。
ヤノフスキによるストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは当録音でも傑出しており、各曲の様々な側面を引き出しております。カトリン・ヴンドサ ム、アレクサンドラ・シュタイナー、クリスティアン・エルスナーなど、ヤノフスキが絶大な信頼を寄せる豪華な歌手陣もさることながら、オーケストレーショ ンも絶品でとりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。ワーグナーの権威とも言えるヤノフスキだからこその緻密な解釈が印象的です。また、PENTATONEレー ベルが誇る技術陣が結集した高音質録音であることも注目です。 (Ki)
PTC-5186608
(2SACD)
トロイカ
ショスタコーヴィチ:ワルツ第2番*
 チェロ・ソナタ.ニ短調Op.40
プロコフィエフ:トロイカ(「キージェ中尉」より)*
 チェロ・ソナタ.ハ長調Op.109
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ.ト短調Op.19
ヴォカリーズ
ヴォクトル・ツォイ:ククーシュカ(かっこう)*
プッシー・ライオット:聖母マリア様、プーチンを追い出してください*
レノン&マッカートニー:バック・トゥU.S.S.R
*=ハイモヴィッツ&オライリー編曲
マット・ハイモヴィッツ(Vc)
クリストファー・オライリー(P)

録音:2016年5月1-4日スカイウォーカー・サウンド(ルーカス・ヴァレー、カリフォルニア)
ハイモヴィッツの新譜は旧ソ連とロシアのチェロ作品を集めていますが、一筋縄にいかないところが彼ならでは。アルバム・タ イトルの「トロイカ」はロシアの三頭立ての馬車で、ここではラフマニノフ、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフを指します。この馬車で帝政ロシアからソ連、 そして現時点のロシアを音楽で旅する内容となっています。 メインはこの三者のソナタで、ハイモヴィッツは堂々たる辛口の演奏を繰り広げています。いずれもピアノ・パートが伴奏を越えた難しさと存在感を示し ますが、オライリーがヴィルトゥオージぶりを発揮して効果をあげています。そのとなりに同じ作曲家の小品を添えていますが、いずれも意味深。ショスタ コーヴィチの「ワルツ第2番」は「ステージ・オーケストラのための組曲」の一篇で、ユダヤ的な感覚を示しています。ハイモヴィッツはむしろ、キューブ リック監督の遺作映画「アイズ・ワイド・シャット」でセクシャリティの問題について効果的に使われていることを意識して選んだと述べています。プロコフィ エフの「トロイカ」はファインツィンメル監督の映画「キージェ中尉」の一曲。存在しないのに、人々の噂でキージェを英雄にしてしまった政府の愚かさ と不注意を示唆し、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」で言葉の無意味さを実証します。
ジミー・ヘンドリックスやレッド・ツェッペリンらのロックをチェロで奏して話題になったハイモヴィッツ、ここでもロシアがらみの刺激的なものを披露。ヴィ クトル・ツォイ(1962-1990)は旧ソ連末期に若者の間で絶大な人気を誇ったロックバンド「キノー」のリーダー。1990年代初めに来日予定がありま したが、自動車事故で急逝しました。ツォイは朝鮮系ソ連人でしたが、共産主義末期の生活の苦しさ、アフガニスタン出兵などの政策を問う歌を数多く発 表し、教祖的な存在でした。その代表作「ククーシュカ(かっこう)」がクラシック界に登場。 ツォイから20年後、もはや共産主義国でないロシアで物議をかもしたのがフェミニスト・パンク・ロックバンド「プッシー・ライオット」。10人ほどの 若いロシア女性から成り、救世主ハリストス大聖堂で「聖母マリア様、プーチンを追い出してください」を歌ったため、2012年にメンバーが逮捕されました。 世界のミュージシャンが釈放を要求したことでニュースとなりました。ハイモヴィッツもメッセージを込めていますが、救世主ハリストス大聖堂はスターリ ンが破壊し、ロストロポーヴィチが中心になって再建した建造物なのが象徴的。そしてビートルズの「バック・トゥU.S.S.R」。トロイカがどこへ向かうのか、 ハイモヴィッツの演奏が教えてくれます。 (Ki)

PTC-5186609
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49
ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66
ユリア・フィッシャー(Vn)
ジョナサン・ギラード(P)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)

録音:2006年2月14-16日ケルン西部ドイツ放送スタジオ
※PTC5186085の新装再発売
016年10月に12年ぶりの来日公演を果たし大きな話題となったユリア・フィッシャー。PENTATONEレーベルに2006年 に録音したメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲のアルバムがこのたび、ジャケット一新で再登場致します。 ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させ、ヴァイオリン、ピアノそれぞ れで国際的なコンクールに複数回優勝しているという逸材です。その後順調にキャリアを重ね、PENTATONEレーベルからのデビュー盤となったロシアン・ アルバム(PTC 5186591)で、一躍世界のひのき舞台に躍り出ました。このメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲でもフィッシャーは情熱的な演奏を披露し ており、共演のギラード、ミュラー=ショットとともに熱い音楽を聴かせてくれます。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技 術チームによる録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)

PTC-5186610
ジャケット変更再発売
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
憂鬱なセレナード Op.26
ワルツ=スケルツォ Op.3
なつかしい土地の思い出 Op.42*
ユリア・フィッシャー(Vn)
ロシア・ナショナルO
ヤコフ・クライツベルク(指、P*)

録音:2006年4月/DZZ第5スタジオ(モスクワ)、MCO1スタジオ5(ヒルヴァーサム)*
チャイコフスキーの協奏曲は、待望久しい感動的な録音!この作品からこんな瑞々しい衝撃を与えられるとは思ってもみませんでした。第1楽章のヴァイオリンの滑り出しからイチコロ!気品のフォルムに丁寧なフレージングが深々と息づき、一音一音が心を捉えて離しません。第2主題のノスタルジックな共感もひしひしと胸に迫り、4:11からの繊細なニュアンスはには思わず息を殺して引き寄せられてしまいます。展開部突入直前のパッセージは相当速いテンポを採用していますが、持ち前の美音と激しいパッションのバランスが絶妙この上なし。カデンツァの技巧の安定ぶりは言うまでもありませんが、そのニュアンスたるや緻密かつ豊穣で、これ以上の味わいなど想像もできません。フィッシャーがドイツ出身であることなど完全に脳裏から去り、その一途な共感の揺るぎなさに、ただただ身を委ねるのみです。第2楽章は、冒頭のオケの管楽器の内声の充実にまずびっくり。クライツベルクはどんな作品でも深く掘り下げるタイプですが、その資質の高さをここでも再認識。フィッシャーのヴァイオリンは闇雲に泣き続けるものではなく、暗いトーンを持続させながら、凛とした気品を湛えています。つかの間の明るさが差し込む中間部での心情の変化にも自然でスムースに対応。その一連の流れが実に美しいのです。終楽章は、かなり速いテンポで開始しますが、クライツベルク共々、急緩のメリハリがバシッときまり、胸のすくような快演。特に注目すべきは第2主題。その凛々しいリズムの拍節感と、決然としたインテンポの魅力、そのエネルギーが次第に減衰し、急激に速いパッセージに突入するまでのなんと鮮やかな運び!鳥肌ものです!後半は一気呵成にみ掛けますが、その推進力たるやまさに手に汗握る迫真の妙技で、しかも音楽的な深みを維持しているのですから、驚異的と言う他ありません。これは単にヴァイオリニストのお約束のレパートリーとして組まれた録音ではなく、クライツベルクとのコンビネーションの妙も含め、ユリア・フィッシャーの唯一無二の音楽性とチャイコフスキーの音楽性が完全に融合したかけがえのない逸品です!なお、オケはヴァイオリンを両翼に配置。【湧々堂】
PTC-5186611
メンデルスゾーン:交響曲第4番 『イタリア』
.交響曲第5番『宗教改革』
アンドルー・マンゼ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2016年1月(交響曲第4番)、2017年2月(交響曲第5番)/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名な古楽ヴァイオリニストとして知られていたマンゼは近年指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノー ファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めています。当コンビによる初ディスクとなったメンデルスゾーンの交響曲第1番&第3番 『スコットランド』(PTC 5186595 / KKC 5767)は爽快なテンポによる演奏で好評を得ました。期待の第2弾は交響曲第4番『イタリア』と第5番『宗 教改革』を収録しました。当録音でも突き抜けるような明るさと焼けるような熱量を併せ持つ、切れのあるマンゼ節が聴きものです。
交響曲第4番『イタリア』はその名の通り、イタリア旅行の印象により作曲された名曲。あまりにも有名な冒頭からマンゼは躍動感とフレッシュさを失 うことなくスリリングな快演を聴かせてくれます。オーケストラの力量も高く、澄み切った弦楽器と巧みに吹きこなす管楽器の演奏には舌を巻きます。
交響曲第5番『宗教改革』は1830年の宗教改革300年祭に演奏する予定で作曲された作品。第1楽章の序奏に「ドレスデン・アーメン」の主題、 第4楽章にM.ルターのコラール「神はわがやぐら」の主題を用いています。当演奏でも “マンゼ節” が炸裂するスリリングな快演を展開しております。 記念すべき宗教改革500年に録音されたマンゼ会心の演奏を聴くことができます! (Ki)
PTC-5186612
ハイドン:交響曲第53番ニ長調「帝国」
交響曲第64番イ長調Hob.I:64*
交響曲第96番 ニ長調「奇跡」
カルロス・カルマー(指)
オレゴンSO

録音:2013年*、2016年/アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(オレゴン州ポートランド)
カルロス・カルマー指揮、オレゴン交響楽団によるPENTATONE第4弾はハイドンを取り上げました。1958年ウルグアイ生 まれのカルマーは故ジェームズ・デプリースト(1936-2013)の後任として、2013年よりオレゴン交響楽団の音楽監督を務めており意欲的なレパートリー で当団を成長させてきました。当録音では明朗快活な解釈で推進力のあるハイドンを聴かせてくれます。
カルロス・カルマー率いるオレゴン交響楽団は、PENTATONEレーベルより「戦争の時代の音楽(ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン、アイヴス、アダムズ)」 (PTC 5186393)、「イギリス作品集(エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン)」(PTC 5186471)、「アメリカの魂(ピストン、アンタイル、コー プランド)」(PTC 5186481)をリリースしており、ディスクごとに異なった表情を見せてくれます。 (Ki)

PTC-5186613
ブルックナー:交響曲第1番(1890/1891年ウィーン稿)
行進曲ニ短調 WAB.96
3つの小品 WAB.97
グスターボ・ヒメノ(指)
ルクセンブルクPO

録音:2016年6月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
今世界が最も注目する若手指揮者の一人、スペイン、バレンシア生まれのグスターボ・ヒメノがPENTATONEレーベルより本 格的なデビュー・ディスクをリリース。ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家として さらなる研鑽として指揮を学び、その才が見事に花開いた若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルト ヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目され る指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年11月 のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。
ブルックナーの交響曲 第1番のウィーン稿は作曲から25年後(第8番第2稿より後)に作曲者自身によって改訂されており、ウィーン稿の響 きは初期の作品というより、後期ロマン派をより感じさせるものとなっております。ブルックナーの交響曲では演奏機会の少ない当作品。クラウディオ・ア バドに招かれて多くの公演で副指揮者も務めてきたヒメノは、アバドが好んで取り上げたこの作品を真摯かつ思慮深い演奏をしております。カップリング に収録した管弦楽作品も実に見事。手兵ルクセンブルク・フィルと丁寧に作り上げた世界が広がります。 (Ki)
PTC-5186614
(2SACD)
ハイドン:オラトリオ『天地創造』 ニコル・ヒーストン( 天使ガブリエルとイヴ/ソプラノ)
トビー・スペンス( 天使ウリエル/テノール)
ペーター・ローズ(天使ラファエルとアダム/バス)
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
ヒューストンSO&cho

録音:2016年9月27日-10月2日/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)
今最も勢いのある若手指揮者の一人、オロスコ=エストラーダ。ヒューストン交響楽団とのドヴォルザークの交響曲の録音でも 注目を集めていますが、当録音ではハイドンのオラトリオ『天地創造』を収録しました。
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィー ン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014/15シーズンからはhr交響楽団とヒューストン交響楽団の音楽監督となり、現在最も注 目を集めている若手指揮者の一人です。歴史あるヒューストン交響楽団との入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を維持しつつ若き巨匠の新鮮 な解釈を取り入れており、当録音でも情熱あふれる演奏を聴かせてくれます。
ハイドンがロンドンから持ち帰った旧約聖書の「創世記」とミルトンの「失楽園」をもとにした英語の台本を、ヴァン・スヴィーテン男爵が自由にドイ ツ語訳した3部33曲の『天地創造』。第1・2部は6日間にわたる神の天地創造の物語、第3部はエデンの園におけるアダムとイヴを扱っています。壮 大な合唱と豊かな旋律が魅力のこのオラトリオは和声的書法と対位法的書法が総合されており、特に独唱者と合唱とが荘重なフーガに発展し、力強いアー メンの絶唱で全曲が結ばれる終曲は非常に印象的です。 (Ki)
PTC-5186617
R・シュトラウス:ブルレスケ ニ短調
交響詩:「英雄の生涯」*
マルク・アルブレヒト(指)
オランダPO
デニス・コジュヒン(P)

録音:2017年2月、2017年12月*/アムステルダム
マルク・アルブレヒト&オランダPO(ネーデルラントPO)がR.シュトラウ スの「英雄の生涯」とブルレスケを収録しました。指揮者ゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒトの子息としてハノーファーに生まれたマルクは、アバド のアシスタントを経てドイツ各地の歌劇場で研鑽を積みました。2011年よりオランダ・フィル、同室内管およびネーデルラント・オペラの音楽監督を務め、 その後、ネーデルラント・オペラは「オペラハウス・オブ・ザ・イヤー2016」を受賞し、アルブレヒトは2020年まで契約を延長することが決定してお ります。PENATONEレーベルからは同団との共演でマーラー・シリーズ(「大地の歌」(PTC 5186502)、交響曲第4番(PTC 5186487)、『マーラー・ ソング・サイクルズ』(PTC 5186576))他、多くのディスクをリリースしており、いずれも高い評価を得ております。
作曲者自身の生涯を描いた「英雄の生涯」では大音量で生気に富んだ表現が魅力のアルブレヒトらしく雄大に演奏しております。一方、デニス・コジュ ヒンをソリストに迎えたブルレスケでは歯切れのよいピアノとオーケストラの対話が見事に表現されており、アルブレヒトの得意とする洗練されたアンサン ブルに加えて、響きのバランスが絶妙に保たれた演奏を披露しております。 (Ki)
PTC-5186618
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バビ・ヤール」 オレグ・ツィブルコ(Bs)
キリル・カラビツ(指)、
ロシア・ナショナルO
ポポフ国立モスクワ・アカデミーcho
コジェヴニコフcho

録音:2017年11月/DZZスタジオ5(モスクワ)
ロシア・ナショナルOはペンタトーン・レーベルとショスタコーヴィチの交響曲シリーズを続けていて、これまでにプレト ニョフで第4、10、11番、パーヴォ・ヤルヴィと第7番、ユロフスキと第1、6番をリリースしましたが、今回はキリル・カラビツの指揮で第13番「バ ビ・ヤール」が登場となります。
カラビツはauditeレーベルでプロコフィエフのキテレツな「革命20周年の為のカンタータ」(AU 97754)を見事な統率力と激しいエネルギーの爆 発をもって演じましたが、「バビ・ヤール」でも巧さ発揮。熱血でテンポは速くコンドラシンを思わせますが、21世紀的な客観性も光りまさに理想的な演 奏を繰り広げています。
バス独唱はモルドヴァ出身のオレグ・ツィブルコ。歌劇歌手で、カナディアン・歌劇・カンパニーをはじめ世界中の歌劇場で活躍中。堂々たる歌唱と 容姿で今後スターになりそうな可能性を秘めています。男声合唱とともに、迫力の世界をSACDであますところなくとらえています。 (Ki)
PTC-5186619
アメリカの音楽
レブエルタス:センセマヤ〜蛇殺しの唄
バーンスタイン:『ウエスト・サイド物語』からの「交響的舞曲」
ピアソラ:タンガーソ(
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
ヒューストンSO

録音:2017年1月、2月/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィーン・ トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014/15シーズンからはhr交響楽団とヒューストン交響楽団の音楽監督となり、現在最も注目を 集めている若手指揮者の一人です。 歴史あるヒューストン交響楽団との入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れており、当録音でも 熱のこもったオロスコ=エストラーダらしく情熱的に演奏しております。ストコフスキー、バルビローリ、プレヴィン、エッシェンバッハなどの歴代首席指揮 者のもと世界的な評価を得てきたヒューストン交響楽団をこの若き巨匠が新しい息吹を吹き込みます。
メキシコ生まれのレブエルタスはメキシコ国立音楽院卒業後、ヴァイオリンと作曲をシカゴで学び、その後テキサスではコンサートマスターとして、また 母国では指揮者として活躍。スペイン内戦では共和派義勇軍に参加し、終戦後はメキシコに戻るも最期は貧困とアルコール中毒により41歳で急遽した作 曲家です。ニコラス・ギレンの詩に基づくセンセマヤが最も有名で、リズムは躍動感に富み野性味あふれるメキシコ風の趣の作品です。 (Ki)
PTC-5186620
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
デニス・コジュヒン(P)
山田和樹(指)
スイス・ロマンドO

録音:2017年7月/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えたロシア期待の星、デニス・コジュヒン。コジュヒンはマドリッドのソフィア王妃高 等音楽院に留学し、ドミトリ・バシキロフとクラウディオ・メーネルに師事し研鑽を積みました。2010年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクー ルで優勝し一躍世界から注目されたコジュヒンは、翌2011年2月に初来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映され日本のクラシッ ク・ファンにも広く知られることとなりました。以後たびたび来日し、2017年9月にはパーヴォ・ヤルヴィ(指)NHK交響楽団と共演し、ラフマニノフ のピアノ協奏曲第4番(1941年版)の雄大な演奏は大きな話題を集めました。ヴェルビエ音楽祭、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭など、数々 の著名音楽祭にも出演している現在ヨーロッパで最も人気のある実力派ピアニストのひとりです。 PENTATONEからリリースしたチャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)、ブラームスのピアノ作品集(PTC 5186568)では、圧倒 的な表現力と存在感で聴き手を虜にしました。期待の当録音は希代の指揮者、山田和樹率いるスイス・ロマンドOとの共演で、ラヴェルとガーシュウィ ンのピアノ協奏曲を収録しました!ラヴェルの2篇のピアノ協奏曲ではキラキラとした眩いタッチで、ラヴェルらしい理知的で古典的な明快さを見事にあら わしております。
ガーシュウィンも秀逸です。ガーシュウィンといえばラプソディ・イン・ブルーがあまりにも有名ですが、当作品は2010年バンクーバー・オリンピックの金メダリスト、キム・ ヨナが2009-2010シーズンのフリー・スケーティングで使用したことで広く知られるようになりました。ラプソディ・イン・ブルー同様にシンフォニック・ジャ ズの異色あるメロディアスな作品として親しまれております。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術チームによる録音で、 DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186621
(1SACD)
ゴードン・ゲッティ(1933-):管弦楽付き合唱作品集
夜の老人(詩:ゴードン・ゲッティ)
朝の老人(詩:ゴードン・ゲッティ)
バレエ・リュス(詩:ジョン・メイスフィールド)
シェナンドー(伝承)
いたずら小僧がいた(詩:ジョン・キーツ)
最も愛した者たち(詩:サラ・ティーズデール))
美女が踊りながらやってくる(詩:ゴードン・ゲッティ)(
死せるレディに(詩:エドウィン・アーリントン・ロビンソン)
センナケリブの破滅(詩:バイロン卿)
シナーラ(詩:アーネスト・ダウスン)
つれなき美女(詩:ジョン・キーツ)
オランダ放送cho
クラース・ストック(合唱指揮)
ジェイムズ・ガフィガン(指)、オランダ放送PO
ヨリス・ヴァン・リーン(コンサートマスター)

録音:2017年6月&10月/ヒルフェルスム、MCOスタジオ5
PENTATONEが力を注ぎ録音を続けているゴードン・ゲッティの作品。当アルバムは管弦楽付き合唱作品集で、オランダ放送 合唱団による合唱、ジェイムズ・ガフィガン指揮オランダ放送フィルによる演奏です!詩や英米文学を愛する作曲家ゲッティが、思い入れのある詩人の作品から厳選した詩を用いたこの合唱曲の数々です。キーツ、バイロンからメイスフィー ルド、そして自作の詩までが音楽となって立ち昇ります。ゲッティのオペラ「アッシャー家の崩壊」の録音でタクトを執った指揮者ローレンス・フォスターがゲッ ティを評した「歌手のためにいかに書くかを知っていて、またそれを楽しんでいる作曲家」という言葉通り、彼の手腕がいかんなく発揮された作品集です。 声楽作品への愛と文学作品への愛が重なり、まさにゲッティの魅力満載のアルバムと言えるでしょう。 ジェイムズ・ガフィガンは1979年ニューヨーク生まれ。サンフランシスコ響の准指揮者、クリーヴランド管のアシスタントを務めるなどしてアメリカの 一流オケに関わり、2004年のショルティ国際指揮コンクールで優勝。現在ルツェルンSOの首席指揮者を務めながら、世界中のオーケストラを指揮 している逸材です。 (Ki)
PTC-5186622
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
スケルツォ 嬰ヘ短調 Op.1
主題と変奏 Op.3
スケルツォ 変ホ長調Op.7
5つの断章Op.42
グスターボ・ヒメノ(指)
ルクセンブルクPO

録音:2016年6月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
RCOの打楽器奏者として長きに渡りヤンソンスと共演してきたヒメノは、ショスタコーヴィチの実演も数多く、指揮者として活躍の場をひろげてからも、 得意とする作品としてショスタコーヴィチをとりあげてきました。レニングラード音楽院作曲家の卒業制作である交響曲第1番(1924-25)。ショスタコー ヴィチはこの曲の初演で一躍作曲家として名声を博し、「ソビエト国家が育てた天才」と讃えられました。打楽器奏者出身であるヒメノは、抜群のリズム 感とテンポ感で、実に歯切れのよい演奏を展開しております。ベネルクス3国の一画、ルクセンブルクの名門ルクセンブルク・フィルの音楽監督として同 団と新たな時代を切り開きます! (Ki)
PTC-5186624
プロコフィエフ:交響曲第2番 ニ短調 Op.40
交響曲第3番 ハ短調 Op.44
ウラディーミル・ユロフスキ(指)、
ロシア国立アカデミー管弦楽団“エフゲニー・スヴェトラーノフ”

録音:2016年9月、10月モスクワ音楽院大ホール
1972年モスクワ生まれのユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクス フォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席 指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン 放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、同団とはR.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」、マーラーの交響詩「葬礼」、 交響的前奏曲を収めたディスク(PTC 5186597)をリリースしております。
プロコフィエフの交響曲第2番は1924年の作で、「鉄とはがねで作られた」大交響曲として構想され、複調による激しい不協和音と機械的なリズムの 複雑さの中に、幅広い抒情的なロシアの旋律が印象的。ことに第2楽章の主題と6つの変奏では歌謡的旋律と長大な変奏曲が実に魅力的です。一方、 第3番は1928年の作で、歌劇「炎の天使」の素材が用いられており、プロコフィエフの魅力が最もあふれるアヴァンギャルド時代の代表作です。ユロ フスキは躍動感に満ちた抜群のリズム感で作品の魅力を大いに引き出しております。 (Ki)
PTC-5186625
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 Op.15
ヒンデミット):ヴァイオリン協奏曲
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ベルリンRSO

録音:2017年4月/ベルリン放送局本館【ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)】
目覚ましき活躍のヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。当アルバムではユロフスキ率いるベルリン放送交 響楽団とブリテン&ヒンデミットのヴァイオリン協奏曲を収録しました!
20世紀イギリスの最大の作曲家ブリテン。ヴァイオリン協奏曲は1939年ケベック州サン・ジョヴィットで書き上げられ、翌40年3月にアントニオ・ブロー サ独奏、バルビローリ指揮ニューヨーク・フィルハーモニックで初演されました。なお、1958年に一部改訂され、ブロニスワフ・ギンペル独奏、ビーチャ ム指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団により演奏されました。美しさと力強さを兼ね備えた高音域に及ぶ独奏ヴァイオリンが実に印象的です。超絶 技巧の持ち主でもあるシュタインバッハーらしく実に堂々たる演奏を披露しております。
一方、ヒンデミットは作曲者としてだけでなくヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活動していた関係から弦楽器の作品を多く残しました。1934年、 ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35年に休職、38年にスイスに移り、大戦を避 けて40-47年にはアメリカに移り住みました。ヴァイオリン協奏曲は指揮者メンゲルベルクの委嘱作品で初演は1940年、メンゲルベルク指揮アムステ ルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヴァイオリン独奏はコンサートマスターのフェルディナント・ヘルマンでした。シュタインバッハーは持ち味である豊 かな表現で歌い上げます。ユロフスキの絶妙な好サポートのもとシュタインバッハーの “今” を知れる大注目盤のリリースです! (Ki)
PTC-5186626
コダーイ:管弦楽のための協奏曲
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ヤクブ・フルシャ(指)
ベルリンRSO

録音:2017年6月15-17日/ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)
人気・実力を兼ね備えた俊英指揮者のヤクブ・フルシャ。PENTATONEレーベルからリリースが続いておりますが、2017年 6月の録音ではベルリンRSOとの共演で、コダーイとバルトークの管弦楽のための協奏曲を収録しました。
フルシャは1981年チェコに生まれ。プラハ芸術アカデミーにて故ビエロフラーヴェクに学び、2004年の卒業以来、チェコの主なオーケストラでのデ ビューを皮きりにライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ロッテルダム・フィル、バーミンガム市響、クリーヴランド管などに客演。プラハ・フィルハーモニア 音楽監督兼首席指揮者、東京都交響楽団のプリンシパル・ゲスト・コンダクターとなり現在はバンベルク交響楽団の首席指揮者としても注目され、2018 年6月、同団との来日公演への期待も高まっております。
コダーイの管弦楽のための協奏曲はシカゴ交響楽団創立50周年記念委嘱作品。コダーイの管弦楽作曲家としての優れた資質と才能を最もよく示す傑 作と讃えられています。コダーイはバルトークと同じく、ハンガリーなどの民族音楽を素材として独自の音楽語法を確立しましたが、当作品では民族音楽 の要素とバロック時代の管弦楽法や形式との融和が試みられた魅力的な作品です。
一方、バルトークの管弦楽のための協奏曲はクーセヴィツキー夫人の追悼、およびクーセヴィツキー生誕70周年とボストン交響楽団指揮者就任20周 年記念のために1943年に作曲されました。バルトークの作品の中でも最も色彩的に派手で理屈抜きに面白いものと言えます。若きフルシャがこれらの傑 作を見事に演奏しております。 (Ki)
PTC-5186627
ドビュッシー:交響詩『海』
管弦楽のための映像より第2集『イベリア』
『映像』第1集(コリン・マシューズ編)
『6つの古代のエピグラフ』(ルドルフ・エッシャー編)
グスターボ・ヒメノ(指)
ルクセンブルク・PO

録音:2016年9月、2018年7月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
今世界が最も注目する若手指揮者グスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルとのPENTATONEレーベル第6弾は 2018年に没後100年を迎えたドビュッシー・アルバムです。ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウOの首席打楽器奏者に就任。その後、 音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、その才能が開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コ ンセルトヘボウOでマリス・ヤンソンスの副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から 注目される指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同 年11月のロイヤル・コンセルトヘボウOとの来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。
色彩感に富むヒメノの演奏。冒頭の『海』から立体的でカラフルな演奏を聴かせます。当録音のためにコリン・マシューズが編曲した『映像』第1集 ではオーケストラの豊かなサウンドを聴くことができます。そして、『6つの古代のエピグラフ』は1978年にルドルフ・エッシャーが編曲した管弦楽版です。 この作品はドビュッシーのギリシアへの深い憧憬がこめられており6つの標題それぞれが示す、詩の世界が音画風に描き出されています。
ヒメノ&ルクセンブルク・フィルによるショスタコーヴィチ・アルバム(PTC 5186622)、ブルックナー・アルバム(PTC 5186613)、ラヴェル・アル バム(PTC 5186652)、マーラー・アルバム(PTC 5186651)、ストラヴィンスキー・アルバム(PTC 5186650)も好評発売中です! (Ki)
PTC-5186628
R.シュトラウス:アルプス交響曲 アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
hr響(フランクフルトRSO)

録音:2016 年 10 月13-14 日/アルテ・オーパー、フランクフルト・アム・マイン
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィー ン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014年からhr交響楽団の首席指揮者となり2015年11月及び2018年6月に同団との来 日公演を果たし、情熱的かつ見通しのよい解釈で聴衆を沸かせました。熱のこもった演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エストラーダですが、歴史あるhr 交響楽団との入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れております。エリアフ・インバル、ドミトリー・ キタエンコ、パーヴォ・ヤルヴィなどの歴代首席指揮者のもと世界的な評価を得てきたhr交響楽団をこの若き巨匠により新しい息吹を吹き込みます。 (Ki)
PTC-5186631
(2SACD)
ジェイク・ヘギー(1961-):歌劇「素晴らしき哉、人生!」 ウィリアム・バーデン(ジョージ・ベイリー/テノール)、
タリーゼ・トレヴィーニェ(クララ/ソプラノ)、
アンドレア・キャロル(メアリー・ハッチ/ソプラノ)、
ロッド・ギルフリー(ガウワー、ポッター/バリトン)、
ジョシュア・ホプキンス(ハリー・ベイリー/バリトン)、
アンソニー・ディーン・グリフィー(叔父ビリー・ベイリー/テノール)
パトリック・サマーズ(指)、
ヒューストン・グランド・オペラO&cho

ライヴ録音:2016年12月/ヒューストン・グランド・オペラ
不朽の名作映画「素晴らしき哉、人生!」がオペラとなって登場しました!クリスマス・イヴに自殺を図ろうとするジョージ・ベイリー と彼を助ける使命を受けた天使クレランス(本オペラではクララ)の温もりと救済に満ちた物語が、原作を重んじながらも主になる視点をベイリーからク ララに変えて、新しい角度から展開されます。ジェイク・ヘギーはアメリカの現代オペラ界を牽引する作曲家。台本作家ジーン・シアーとは以前も共にオ ペラ「白鯨」を生み出して注目を集めています。長く愛されてきた物語に新たな光をあてるこのオペラ、世界初演のライヴ録音です! (Ki)
PTC-5186634
コープランド:エミリ・ディキンソンの8つの詩(1948/1950)
ジェイク・へギー(1961-):毎日、より新しく(2014)
ゴードン・ゲッティ(1933-):ディキンソンの4つの歌(2008)(6’49”)
マイケル・ティルソン・トーマス(1944-):エミリ・ディキンソンによる詩 セレクション(2001)
リサ・デラン(S)
ローレンス・フォスター(指)
マルセイユPO

録音:2017年 6月、7月/マルセイユ
1700篇以上の詩を残しつつ、ほとんど作品を発表することなく無名のまま56年の生涯を閉じた19世紀アメリカの詩人、エ ミリ・ディキンソン。死後、大量の作品が発見され、その型破りな作風と豊かな叙情により、ホイットマンと並んでアメリカが生んだ偉大な詩人として評さ れるようになりました。このディスクはそんなディキンソンの詩によるオーケストラ伴奏の歌曲集です。アメリカを代表する作曲家、アーロン・コープランド と、現在アメリカの作曲界を牽引する3人の作曲家、ジェイク・ヘギー、ゴードン・ゲッティ、マイケル・ティルソン・トーマスが、それぞれにディキンソ ンの世界を描きます。コープランド以外の作品は本録音のために管弦楽編曲されています。
演奏は、世界中の主要なホールや音楽祭で活躍するソプラノ、リサ・デランと、ローレンス・フォスターの指揮によるマルセイユPO。 光を放つような歌声が魅力的です。 誰にも知られずに膨大な数の試作を続けたディキンソンの生き様は、人間にとっての創作、芸術の意味を改めて考えさせられます。そんなディキンソン の世界に、4人の作曲家の耳を通して浸ってみてはいかがでしょうか。 (Ki)
PTC-5186635
(2SACD)
J・シュトラウス:喜歌劇『こうもり』 ニコライ・シューコフ(アイゼンシュタイン/テノール)、ローラ・エイキン(ロザリンデ/ソプラノ)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(フランク/バリトン)、エリーザベト・クールマン(オルロフスキー公/メゾ・ソプラノ)、クリスティアン・エルスナー(アルフレート/テノール)、マティアス・ハウスマン(ファルケ博士/バリトン)、アレクサンダー・カイムバッヒャー(ブリント博士/テノール)、アニカ・ゲルハルズ(アデーレ女中/ソプラノ)、アリス・ヴァジンガー(イーダ/ソプラノ)、クルト・リドル(フロッシュ/バス)
ローレンス・フォスター(指)、ハノーファー北ドイツ放送PO、WDR放送cho

ライヴ録音:2018年1月/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
こうもりの扮装をしたままアイゼンシュタインに置き去りにされたファルケが、敵をとろうとアイゼンシュタインをたぶらかし、大恥をかかせるオペレッタ『こ うもり』。台本はR.ベネディクスの喜劇『牢獄』に基づき、H.メイヤックとL.アレヴィが作ったヴォードビル劇『大晦日の晩餐会』を下書きにC.ハフナー とR.ジュネが書き上げました。ヨハン・シュトラウスU世の代表作として、今もなお演奏され続けている『こうもり』をL.フォスターは華やかに演出いたします。 クリスティアン・エルスナー、ニコライ・シューコフなど豪華な歌手陣にも注目です。 (Ki)
PTC-5186638
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
プーランク:オルガン,弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調 FP.93(1938)
ウィドール:トッカータ〜オルガン交響曲第5番 ヘ短調 Op.42-1より
クリストファー・ジェイコブソン(Org)
)山田和樹(指)
スイス・ロマンドO

録音:2017年8月/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」はサン=サーンスの魅力が凝縮された名作。繊細にして華麗なオーケストラと荘厳なパイプオルガンの 響きが溶け合い、壮大な音楽を展開します。この豊かな旋律を山田和樹率いるスイス・ロマンドOがこの上なく美しく響かせます。
プーランクのオルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲はレクイエムの作曲家として知られる名オルガニストのモーリス・デュリュフレ(1902-1986) が初演をつとめたことでも知られる作品。独奏オルガン、ティンパニ、弦楽五部による編成で、オルガンの多様な音色に加えてティンパニが非常に効果的 にあらわれます。プーランクらしさも堪能することができるおしゃれで魅力的な作品です
そして、最後に収録されたシャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937)のオルガン交響曲第5番より第5楽章「トッカータ」も要注目です!ヴィドー ルは名オルガンビルダーのカヴァイエ=コル(1811-1899)の推薦によりわずか25歳でサン=シュルピス教会の正オルガニストに就任した逸材。作曲 者としても活躍し、オルガン作品のほか、歌劇、協奏曲なども作曲し、オルガン交響曲は10曲をのこしました。交響曲といってもオルガン独奏のための 作品です。ここに収録された第5番の終楽章「トッカータ」は単独で演奏されることも多い名曲で、荘厳なパイプオルガンの音色を楽しむことができる無 窮動の難曲。デューク大学の教会オルガニストをつとめ、PENTATONEレーベルからもリリースしているクリストファー・ジェイコブソンの明確な演奏も 光り輝いております。演奏はもちろんのこと、PENTATONEレーベルの録音を担当しているポリヒムニア・インターナショナルの技術チームによる優秀録 音であることも注目です!
PTC-5186639
メンデルスゾーン:交響曲第2番 変ロ長調『賛歌』Op.52 アンナ・ルチア・リヒター(S)
エスター・ディールケス(S)、
ロビン・トリッシュラー(T)
北ドイツ放送cho、
ケルン放送cho
アンドルー・マンゼ(指)、
ハノーファー北ドイツ放送PO

ライヴ録音:2017年 6月15-16日/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名な古楽ヴァイオリニストとして知られていたマンゼは近年指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノー ファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めています。好評を博している当コンビによるメンデルスゾーンの交響曲シリーズ。当ディ スクには大作の交響曲第2番「賛歌」がライヴ収録されました。
神を讃える長大なカンタータのソリストはアンナ・ルチア・リヒター、エスター・ディールケス、ロビン・トリッシュラーがつとめました。リヒターは 2008年ベルリン全国声楽コンクール年少部門第2位、2012年国際ロベルト・シューマン・コンクール優勝などの受賞歴を誇る実力派。2015年10 月ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン交響楽団の来日公演では、マーラーの交響曲第4番のソリストで登場し話題となりました。
当演奏でも全体的に速めなテンポで切れのあるマンゼ節で聴かせます。崇高なこの名曲をマンゼの会心の演奏で聴くことができます!メンデルスゾーン の交響曲第1番&第3番『スコットランド』(PTC 5186595 / KKC 5767)、交響曲第4番『イタリア』&第5番『宗教改革』(PTC 5186611)と あわせてお楽しみください。
交響曲第2番「賛歌」は1840年6月、活版印刷術の発明者グーテンベルク400年記念祭のために作曲され、バッハゆかりのライプツィヒの聖トー マス教会で一連の行事を締めくくる演奏会で初演されました。3楽章のシンフォニア(交響曲)と、続く9曲のカンタータ部分から成る大曲です。トロンボー ンが奏でる勝利的な主題で幕を開ける3楽章構成のシンフォニアで始まり、合唱を中心としたカンタータ部分へと続きます。カンタータ部の第7曲コラー ルの冒頭、八声部無伴奏合唱で演奏されるルター派のコラール「今やみなは心と口と手をもって」は非常に印象的で(バッハもこのコラールを用いてカンター タBWV 9、192を書いています)、管弦楽が加わってますます世界は広がっていきます。終曲は大規模な合唱フーガで、冒頭に現れる勝利的な主題が高 らかに奏でられるなか、感動的なフィナーレを迎えます。 (Ki)

PTC-5186640
(2SACD)
チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』(1877年原典版) ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ロシア国立アカデミーO"エフゲニー・スヴェトラーノフ"

録音:2017年2月、2018年2月/フィルハーモニア2、ラフマニノフ・ホール(モスクワ)
世界が注目する指揮者のひとりウラディーミル・ユロフスキ。2017年10月には首席指揮者を務めるロンドン・フィルととも に初来日を果たし大きな話題となりました。PENTATONEレーベルからはベルリンRSOおよびロシア国立アカデミーOとの録音を積極的 にリリースしており高い評価を得ております。当ディスクはロシア国立アカデミーOとの共演で、待ちに待ったチャイコフスキーのバレエ音楽『白鳥 の湖』全曲、しかも1877年世界初演時の原典譜を用いての録音です!!
祖父が作曲家、父親が指揮者という音楽一家に1972年モスクワで生まれたユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレス デンおよびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年 にはレコーディングを開始し、2007年より首席指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナルOと自国ロシアの作品を数多く 録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリンRSOの首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、R.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラ はかく語りき」、マーラーの交響詩「葬礼」、交響的前奏曲(PTC 5186597 / KKC 5846)、アラベラ・美歩・シュタインバッハー独奏のブリテン&ヒン デミットのヴァイオリン協奏曲(PTC 5186625 / KKC 5839)をリリースしております。2019年3月には同団との来日公演を予定しております。
チャイコフスキーの作品中、最も親しまれているバレエ音楽『白鳥の湖』。1877年ボリショイ劇場での初演が不評に終わり、チャイコスフキーの死後、 1895年にプティパとイワノフによって再構成され蘇演され日の目を見ましたが、ユロフスキはあえて初演時の原典譜にこだわりました。チャイコフスキー の音楽がもつ旋律の美しさ、哀愁を帯びたリリシズム、甘く感傷に満ちた情緒など、チャイコフスキーが思い描いた真の世界をユロフスキが柔軟な感性で 描き出します!この上なく洗練された美しさと幻想的で豪華絢爛たる物語をお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186643
(2SACD)
ヘンデル:オラトリオ「パルナッソス山の祭典」 HWV73 デイヴィッド・ハンセン(アポロ/カウンターテナー)、ロビン・ヨハンセン(クリオ/ソプラノ)、
カンミン・ジャスティン・キム(オルフェオ/カウンターテナー)、
ジェニー・ヘーグストレーム(カリオペ/ソプラノ)、
アンドレーア・マルコン(指)、
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ&ヴォーカルアンサンブル・バーゼル

ライヴ録音:2016年10月/聖マルティン教会(バーゼル)
古楽界の巨匠、アンドレーア・マルコン率いるラ・チェトラ・バロックオーケストラ&ヴォーカルアンサンブル・バーゼルがヘン デルのオラトリオ「パルナッソス山の祭典」をライヴ収録しました!ヘンデルの代表作「聖チェチーリアの頌歌」と同時期のこのオラトリオは、自らの弟子 でもあった第1王女アンとオラニエ公との結婚の祝賀のために作曲されたヘンデルの傑作の一つです。マルコンの確かな解釈はもちろんのこと、アポロ役 のデイヴィッド・ハンセン、クリオ役のロビン・ヨハンセンなど豪華ソリスト陣にも注目の録音です! (Ki)
PTC-5186646
「プロローグ」
モンテヴェルディ:「オルフェオ」よりトッカータとプロローグ『愛するペルメッソ川のほとりから』(音楽)
ジュリオ・カッチーニ(1551-1618):「エウリディーチェ」よりプロローグ『深い溜息と涙をむさぼる私が』(悲劇)
カヴァッリ(1602-1676):「ディド」よりシンフォニアとプロローグ『トロイアは滅びた』(イーリス)
 「エリトリア」よりプロローグ『アリマスペの洞窟』(イーリス)
ステファノ・ランディ(1587-1639):「聖アレッシオ」よりシンフォニアとプロローグ『私はローマ』(ローマ)
ルイージ・ロッシ(1597-1653):「魔法をかけられた宮殿 または恋人の戦士」よりプロローグ『きれいな川』(絵)
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):「オルミンド」よりシンフォニアとプロローグ『私はオリュンピアの生まれではない』(和声)(7’24”)
アントニオ・チェスティ(1623-1669):「黄金のリンゴ」よりシンフォニアとプロローグ『アモーレとイメネオ』(オーストリアの栄光)(6’12”)
ストラデッラ(1639-1682): バスと2台のヴァイオリンのためのシンフォニア
アントニオ・チェスティ(1623-1669):「アルジア」よりシンフォニアとプロローグ『ゴシックの輝きの』(キューピッド)
ストラデッラ:「縛られた平和」より縛られた平和が寝て、目覚めて、かく言う『悲しい眼ともに』
A・スカルラッティ:「恋の勘違い、またはロザウラ」よりシンフォニアとプロローグ『やめなさい、稲妻よ』(ヴィーナス)
(タイトル後の丸カッコ内は登場人物名)
フランチェスカ・アスプロモンテ(S)
エンリコ・オノフリ(指)
イル・ポモ・ドーロ

録音:2016 年12月19日-22日/テアトロ・デッレ・ヴォーチ・ストゥーディオ(トレヴィーゾ)
バロックオペラお決まりの慣習「プロローグ」。オペラ本編には登場しない神話の中の人物や、ありとあらゆるものが擬人化さ れたキャラクターが登場し、その後に続くオペラ本編の前置きとなる歌を披露することで観客を物語の世界に導きます。このディスクは、モンテヴェルディ からスカルラッティまで、17世紀バロックオペラのプロローグだけを集めたものです。
当ディスクに収録されたプロローグの登場人物は「ヴィーナス」や「キューピッド」などキャラクターとしてわかりやすいものから「音楽」「悲劇」果ては「ロー マ」や「和声」の擬人化まで様々。オペラの1部分でありながらも1つの小さな物語としての独立性を持つプロローグが集められたこのCDは、抜粋集 ではなく統一性を持ったミニオペラ集のような趣を持つディスクとなっています。途中ストラデッラの器楽曲を「幕間の間奏曲」のように挟むなど、曲目構 成の演出も粋です。
歌手のフランチェスカ・アスプロモンテは、20代にしてカーネギーホールをはじめとする世界的なホールに立ち、著名な指揮者と共演を重ねる新進気 鋭のソプラノ。特にバロック、古典派を強みとし、世界中の聴衆を魅了しています。共演はエンリコ・オノフリが率いるバロック・古典派のスペシャリスト 集団「イル・ポモ・ドーロ」です。素晴らしいチームによる「プロローグ」。バロックオペラの世界を新たな角度から楽しめる1枚です。 (Ki)
PTC-5186647
(2SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
交響曲第10番 ホ短調 Op.93
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2 017 年 2 月 9 -16 日/第 2 フィルハーモニア(モスクワ)
1978年に行われたチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門の覇者であるミハイル・プレトニョフ。自ら私財を投じ、財団や企業など様々なスポ ンサー獲得に奔走し1990年にロシア初となる民間出資のオーケストラとなったのがこのロシア・ナショナル管弦楽団です。楽団員の水準の高さと意欲に 満ちたこのオーケストラは1990年11月のデビュー公演で大成功し、以後本拠モスクワでの定期演奏会に加え世界各国で目覚ましい活動を続けており ます。
ショスタコーヴィチの交響曲全15曲中、特異な謎に包まれた存在の第4番は彼の交響曲の中では最大の編成で134名を必要とします。聴き込めば 聴き込むほど味わいが深まり、その都度何かしらの発見がある含蓄が深い作品で、3楽章制というのもショスタコーヴィチには初めての試みで、各楽章の 構成は独自なもので、マーラーからの引用を含め、マーラーからの痕跡が明瞭です。ことに第3楽章ラルゴ−アレグロでは葬送行進曲風な楽想から一転 して軽妙な楽想が導入されコミック・バレエの情景音楽のようなおしゃれなムードを盛り上げます。3つの楽章がA-B-A’ といった三基型を感じさせ、全 楽章とも弱音で終わるのが極めて特徴的です。
1953年に作曲された第10番はイニシャルから取ったDSCH音型が重要なモチーフとして使われています。スターリン体制が終焉し解放されたショス タコーヴィチ自身を表現しているのではないかとも言われている作品です。澄明な美しさを引き出すのに長けたプレトニョフは清新さを際立たせた演奏が 印象的です。
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル 対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。

PTC-5186650
(2SACD)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』
『葬送の歌』 Op.5
『カルタ遊び』(1937)
管弦楽のための協奏曲 ニ調『バーゼル協奏曲』
バレエ音楽『アゴン』
グスターボ・ヒメノ(指)
ルクセンブルクPO

録音:2017年1月&6月、2018年6月&7月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
今世界が最も注目する若手指揮者グスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルとのPENTATONEレーベル第5弾はスト ラヴィンスキーです!ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウOの首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮 を学び、その才能が開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウOでマリス・ヤ ンソンスの副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目される指揮者となりました。指揮 者としての日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウ Oとの来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。
期待のストラヴィンスキー。冒頭の『春の祭典』から強烈なリズムと刺激的な不協和音で驚くほど高密度かつ、緊張感に満ちた演奏を聴かせてくれます。 この他、失われたとみられていた幻の作品『葬送の歌』(2016年12月2日にゲルギエフ(指)マリインスキー劇場Oにより蘇演)、3回勝負の トランプに見立て、踊り手をトランプ・カードとして扱うアメリカ・バレエ団の委嘱作品『カルタ遊び』、バーゼル室内Oの主宰者パウル・ザッハー の委嘱作品『バーゼル協奏曲』、そして、17世紀に出版されたフランスの舞曲集の旋律を用いた12人の舞踊手のために書かれた抽象的バレエ『アゴン』 が収録されました。ヒメノによる躍動感に満ちたストラヴィンスキーをお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186651
マーラー:交響曲第4番ト長調
ピアノ四重奏曲 イ短調 断章(コリン・マシューズ編)*
ミア・パーション(S)、
グスターボ・ヒメノ(指)
ルクセンブルクPO

録音:2017年2月、2017年6月*/フィルハーモニー・ルクセンブルク
今世界が最も注目する若手指揮者グスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルとのPENTATONEレーベル第4弾はマー ラーです!ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、そ の才能が開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの 副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目される指揮者となりました。指揮者としての 日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 との来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。 第4楽章にソプラノ独唱による『子供の魔法の角笛』の「天上の生活―私たちは天上の歓喜をうける」を用いたマーラーの交響曲第4番。明るく楽し く端正であるこの作品をヒメノは非常に見通しのよい解釈でスッキリとした演奏をしております。ミア・パーションの透き通るような歌声にも注目です。カッ プリングはマーラー10代の作品、ピアノ四重奏曲 イ短調 断章(コリン・マシューズによる管弦楽編曲版)です。当作品はマーラーの初期の習作ながら 陰鬱で頽廃的な印象を強く与え、まぎれもなくマーラーの世界であることを実感させてくれる作品です。ヒメノ&ルクセンブルク・フィルによるショスタコー ヴィチ・アルバム(PTC 5186622)、ブルックナー・アルバム(PTC 5186613)、ラヴェル・アルバム(PTC 5186652)とあわせてお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186652
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」
「海原の小舟」
「亡き王女のためのパヴァーヌ
グスターボ・ヒメノ(指)
ルクセンブルクPO

録音:2017年3月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
今世界が最も注目する若手指揮者の一人、スペイン、バレンシア生まれのグスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルと のPENTATONEレーベル第3弾はラヴェルです!ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家 としてさらなる研鑽として指揮を学び、その才が見事に花開いた若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コン セルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注 目される指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年 11月のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。
ラヴェルの「ダフニスとクロエ」は、ギリシャの田園小説に基づき、ディアギレフのロシア・バレエ団の依頼で1909年から12年にかけて作曲された 全3部構成のバレエ作品。印象派音楽を大成させたラヴェルらしい理知的かつ古典的な明快さを持ち合わせた名作です。打楽器出身であるヒメノらしい 見通しのよい演奏であるとともにオーケストラを歌わせる術を知りえた若きマエストロの意欲的な演奏です。カップリングの「海原の小舟」(ピアノ曲「鏡」 第3曲を1906年管弦楽用に編曲)と「亡き王女のためのパヴァーヌ」(原曲ピアノ曲を1910年に小管弦楽用に編曲)も言葉を失う美しさで、色彩感 豊かに透き通るような響きを追求したヒメノの演奏を堪能することができます。ヒメノ&ルクセンブルク・フィルによるショスタコーヴィチ・アルバム(PTC 5186622)、ブルックナー・アルバム(PTC 5186613)とあわせてお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186653
“私にふさわしい人が…”
R・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.8
ロマンス ヘ長調(1883)
5つの小品 Op.3より第4番変イ長調『スケルツィーノ』(1881)
8つの歌 Op.10より第1番『献呈』(1885)(
3つの歌 Op.29より第1番『たそがれの夢』(1895)
4つの歌 Op.27より第2番『ツェツィーリエ』(1894)
5つの歌 Op.41より第1番『子守歌』(1900
歌劇『アラベラ』 Op.79(1933)より
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
ローレンス・フォスター(指)、ケルンWDRSO

ン録音:2017年5月23、24、26&27日ケルン・フィルハーモニー(ケルン)
音楽一家に生まれたシュタインバッハーはR.シュトラウスの歌劇『アラベラ』からその名をもらいました。このアルバムはヴァイオリン協奏曲を主軸に 歌曲、そして『アラベラ』より “私にふさわしい人が…” など、彼女と家族が最も愛する作曲家R.シュトラウスへ敬愛を込めた渾身の録音といえます。
R.シュトラウスの唯一のヴァイオリン協奏曲は初期の作品で、古典派風の協奏曲の伝統に従って3楽章構成で書かれています。整然とした形式への志 向があるもののR.シュトラウスらしい感傷的なロマン性もあり、才気あふれる青年の意欲を感じさせます。シュタインバッハーは朗々とした歌い方でメリ ハリのある演奏を聴かせてくれます。
そして、歌曲からの編曲作品も収録しました。バイエルン国立歌劇場のソロ・コレペティートルをつとめたアラベラの父は、有名な歌手を家に招き、頻 繁にR.シュトラウスの作品を歌ってもらいました。シュタインバッハー家ではその音楽に満ち溢れており、アラベラにとって最も近い存在である作曲家とな りました。雄弁に語るように奏でるアラベラの演奏でR.シュトラウスの新たな魅力に出会えます!アラベラ・美歩・シュタインバッハーの今が知れる大注 目のアルバムの登場です。R.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを収録したアルバム(PTC 5186470 / KKC 5415)も好評発売中です。 (Ki)
PTC-5186655
(2SACD)
シューベルト:交響曲集
交響曲第1番ニ長調 D82
交響曲第2番変ロ長調 D125
交響曲第3番ニ長調 D200
イタリア風序曲第1番ニ長調 D590
劇付随音楽「ロザムンデ」〜間奏曲第1番/間奏曲第2番/間奏曲第3番/バレエ音楽第1番/バレエ音楽第2番
ローレンス・フォスター(指)、
コペンハーゲンPO

録音:2017年10月/王立デンマーク音楽アカデミー内コンサートホール(コペンハーゲン)
ローレンス・フォスター率いるコペンハーゲン・フィルがシューベルトの初期の交響曲第1-3番と劇付随音楽を録音しました。 ワルターに才能を認められたフォスターは1960年に指揮者デビュー。その後1969年にはイギリス・デビューを果たしロイヤル・フィルを度々指揮しました。 72年に帰国後はヒューストンSOの音楽監督に就任し世界的に知られるようになりました。NHKSOとの共演で1978年に初来日。その後は 定期的に来日し、2018年11月、新日本フィルハーモニーSOの演奏会に登場したのも記憶に新しいところです。PENTATONEレーベルから数多 く録音をリリースしておりますが、とりわけ協奏曲やオペラの指揮で高い評価を集めております。
シューベルトが習得したハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの先輩作曲家からの影響をはっきりと示しつつもシューベルトの独創性がいたると ころにあらわれている初期の交響曲第1番から第3番、ロッシーニの作法を模倣して作曲されたイタリア風序曲、そしてロマン劇のために作曲した劇付随 音楽「キプロスの女王ロザムンデ」。フォスターは極めて鮮度の高く、非常に心地よいシューベルトを聴かせてくれます。 (Ki)
PTC-5186658
マルティヌー:協奏曲集
2つのヴァイオリンのための協奏曲H.329 (1950)
ヴィオラと管弦楽のためのラプソディ・コンチェルト (1952)
2台のピアノのための協奏曲H.292 (1943)
デボラ・ネムタヌ&サラ・ネムタヌ(Vn)、
マガリ・ドメス(Va)
児玉麻里&児玉桃(P)
ローレンス・フォスター(指)
マルセイユPO

録音:2017年6月20-30日フリシュ・ラ・ベル・ド・メ(マルセイユ)
チャイコフスキー・ファンタジー」(PTC5186579 / KKC5666)が大好評だった児玉麻里&桃姉妹デュオの第2弾。ただ しマルティヌーの協奏曲を集めたアルバム中で「2台のピアノのための協奏曲」を披露。
マルティヌーの作品はチェコのスプラフォン・レーベルが熱心に紹介を続けていますが、壮年期の大半をパリに暮らし「エコール・ド・パリ」のメンバー として活躍したので、フランスの音楽家にとっても自国の音楽としての自負があるのでしょう、チェコの演奏陣とは異なる充実の演奏を繰り広げています。 巨匠ローレンス・フォスターがマルセイユ・フィルを振り、協奏作品3点で爆演を繰り広げています。
児玉姉妹の奏する「2台のピアノのための協奏曲」は1943年の作。この後マルティヌーは作風を変え、チェコの民族色香るわかりやすいものになって いきますが、当曲はまだ兇暴で驚くほど複雑な様相を呈しています。ひたすらガンガン弾くと混沌の世界になってしましますが、児玉姉妹は神業的バラン スと明晰さでマルティヌーが頭に描いていた音響を濁ることなく再現しています。非常な生命力に満ち、聴けばエネルギーをもらえます。
ヴァイオリンはフランスのデボラ&サラ・ネムタヌ姉妹による「2つのヴァイオリンのための協奏曲」こちらはずいぶん穏やかな作風になっていますが、 マルティヌー自身ヴァイオリンに精通していたため複雑な重音やパッセージが多用された難曲となっています。ともにジェラール・プーレ門下のネムタヌ姉 妹は正確かつ清潔に演奏。もともとルーマニアの家系で、マルティヌーのラプソディックな東欧色は好きだと述べています。 (Ki)
PTC-5186659
マット・ハイモヴィッツ&ウッチェロ
ジョン・マクラフリン(1942-)(マハヴィシュヌ・オーケストラ):Open Country Joy
マイルス・デイヴィス(1926-1991):Half Nelson
オーネット・コールマン(1930-2015):W. R. U
ジョン・ルイス(1920-2001)(モダン・ジャズ・カルテット):ブルース イ短調
ジョン・マクラフリン(マハヴィシュヌ・オーケストラ):Meeting of the Spirits
ビリー・ストレイホーン(1915-1967):Blood Count
デイヴィッド・サンフォード(1963-):Triptych
ガーシュウィン:Liza
チャールズ・ミンガス(1922-1979):Haitian Fight Song(7’57”)

編曲:デイヴィッド・サンフォード
マット・ハイモヴィッツ&ウッチェロ(Vc)
ジョン・マクラフリン(エレキG)、
マット・ウィルソン(ドラム)、
ヤン・ヤルチック(キーボード)

録音:2010年7月18日ニューヨーク、2010年7月24-26&28日マギル大学(モントリオール)
ENTATONEレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"。当ディス クはマット・ハイモヴィッツ率いるチェロ・アンサンブル “ウッチェロ” との共演で、名だたるジャズの巨匠の作品に挑戦。マイルス・デイヴィス、ジョン・ マクラフリン、デイヴィッド・サンフォードなどが残した名作をハイモヴィッツによる豊かな解釈で新たな扉を開きます。特に注目と言えるのがジャズ・ロッ クギタリスト、ジョン・マクラフリン作曲の「Open Country Joy」。なんとマクラフリン本人との共演を果たしております!ジャンルの垣根を越えた鬼才チェ リスト、マット・ハイモヴィッツだからこそ実現できた夢のようなアルバムです。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"より積極的なリリースが続く世界的チェ リストです。 (Ki)
PTC-5186660
ティペット・ライズ・オーパス2016
(1)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
(2)アントン・ガルシア・アブリル(1933-):Pero me quede si ti
(3)Tippet Rise SongsよりU.Piano Make
(4)Tres piezas amantinas,U.
(5)ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
(6)ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』からの3楽章よりV. 「謝肉祭」
(7)ラフマニノフ:組曲第1番『幻想的絵画』Op.5よりU.「夜と愛と」
(8)ショパン:夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
(9)スクリャービン:交響曲第4番『法悦の詩』Op.54(2台ピアノ編)
(1)エフゲニー・スドビン(P)、
(2)(3)エミリー・ヘレンブロック(S)、
(2)-(5)(7)(9)クリストファー・オライリー(P)、
(5)マット・ハイモヴィッツ(Vc)、
(6)ジェニー・チェン(P)、
(7)アンネ=マリー・マクダーモット(P)、
(8)スティーヴン・ハフ(P)、
(9)スヴェトラーナ・スモリーナ(P)、
(9)エルマー・チュランピ(Tp)

ライヴ録音:2016年6月24日-8月20日/ティペット・ライズ・アート・センター(モンタナ州)
メリカ、モンタナ州のティペット・ライズ・アート・センターで開かれた “ティペット・ライズ・オーパス2016音楽祭” のラ イヴ録音が、チェロ奏者マット・ハイモヴィッツのレーベルOxingale Recordsとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"からリリースされます。 当音楽祭は大自然の中で行われ、ハイモヴィッツが主催の中心実物の一人として、様々な演奏家に出演をオファーしました。その結果、エフゲニー・スドビン、 スティーヴン・ハフなど世界的演奏家の出演が実現しました。ブックレットには音楽祭の会場となったティペット・ライズ・アート・センターの写真も満載 です。驚きのスケール感に満ちた当音楽祭の模様を凝縮したアルバムがここに完成しました。 1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"から積極的なリリースが続い ており好評を博しております。 (Ki)
PTC-5186663
ブラームス:弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲第1番 ヘ長調 Op.88
弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op.111*
ケルンWDR響チェンバー・プレーヤーズ【イェ・ウー(第1Vn)、アンドレア・フロレスク(第2Vn)、ミーシャ・ファイファー(第1Va)、トマシュ・ノイゲバウアー(第2Va)、スザンネ・エイミュラー(Vc)】

ケルンWDR響チェンバー・プレーヤーズ【イェ・ウー(第1Vn)、アンドレア・フロレスク(第2Vn)、トマシュ・ノイゲバウアー(第1Va)、ミーシャ・ファイファー(第2Va)、スザンネ・エイミュラー(Vc)】*

録音:2016年12月/ケルン
ドイツのケルンに本拠を置く放送局所属のオーケストラ、ケルンWDR交響楽団。同団のメンバーで構成されたケルンWDR交 響楽団チェンバー・プレーヤーズによるPENTATONEレーベル初のディスクはブラームスの弦楽五重奏曲集です。名門オケのメンバーが実に正統的なブ ラームスを披露しております。
1882 年に作曲、同年フランクフルトで初演された弦楽五重奏曲第1番は全体が民謡風でありながら構成が堅実で形式が緻密な作品。明るい美しさ を呈します。一方、1890 年に作曲、同年ウィーンで初演された第2番は、もともと交響曲第5番で発想された作品。晩年の作品とは思えないほど男性 的な強さ、元気旺盛な情熱、そして新鮮な創意にあふれています。 (Ki)
PTC-5186668
グランド・ツアー〜バロック・ロード・トリップ
(1)ヘンデル:オペラ「アルチーナ」より「帰ってきて、喜ばせて」(4’49”)
(2)-(5)テレマン:ヴィオラ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト長調
(6)-(6)ヴィヴァルディ:リュート,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調
(9)-(11)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
(12)-(15)ヴァッセナール(1692-1766)(伝ペルゴレージ):弦楽合奏曲集「コンチェルト・アルモニコ第1番」
(16)-(18)ヴィヴァルディ:フルート,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 RV 443
(19)ヘンデル:オペラ「アレッサンドロ」より「なにかしらまた分からない」(6’21”)
(1)(19)ミルシニ・マルガリティ(S)
(6)-(6)カール・ニューリーン(Lute)
(9)-(11)アンネグレート・メデル(Va)
(16)-(18)エリザベス・シャンポリン(リコーダー)
(12)-(15)レイチェル・ビーズリー(Vn)
 朝吹園子(Vn)
 アレクサンドラ・レンスカ(Vc)
サイモン・マーフィー(指/(2)-(5)(9)-(11)Va)、
新オランダ・アカデミーCO

録音:2016年3月、10月/ゴシック・ホール、デン・ハーグ(オランダ)
ENTATONEレーベルが力を注いで録音をしている新オランダ・アカデミー室内管弦楽団による演奏。“グランド・ツアー―バロッ ク・ロード・トリップ” と題された当ディスクはJ.S.バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル、テレマンといったバロック時代の音楽を演奏者が車で旅して演奏 しているように構成しております。ブックレットには実際に乗車している写真なども掲載しており、ユーモラスにしておしゃれなコンセプトです!(プロモーショ ン・ビデオのリンク→https://youtu.be/TJ0iegIH9no)
1973年オーストラリア生まれのサイモン・マーフィーはオランダを拠点に活躍するヴィオラ奏者、指揮者。シドニー交響楽団にてハンス・フォンクに師 事し、指揮者としての研鑽を積みました。1996年よりオランダにて古楽の指揮者、ヴィオラ奏者として本格的に活動を開始し、現在は2002年創立の新 オランダ・アカデミー室内管弦楽団の音楽監督としての活動を中心に、ヨーロッパ内外での幅広い演奏活動を展開しております。当演奏でも見通しがよく 色彩豊かな音楽を披露するマーフィーの統率力に脱帽です。当団のディスクはPENTATONEレーベルからグラーフ、ザッパの交響曲(PTC 5186365)、 コレッリの合奏協奏曲集(PTC 5186031)などをリリースしております。
PTC-5186669
カンタータ「だが、あの甘いを聞いてよいのだろうか」
ヘンデル:カンタータ『私の胸は騒ぐ』 HWW132c
バッハ:カンタータ『われは満ち足れり』 BWV82
M.ホフマン(1679-1715):『葬送音楽』より「いざ、待ち望みたる時を告げよ」
ヘンデル:カンタータ『汝らは露にぬれたばら』 HWV162より「露に濡れて咲く薔薇のよう」
ヴィヴァルディ:カンタータ『涙と嘆き』RV676
J.C.バッハ:『ああ、私の頭が水で満ちていたなら』
ヘンデル:『私はあなたをあがめ』 HWV250bより「私はあなたをあがめ」
 『ヘラクレスの選択』 HMV69より「レチタティーヴォ」、「だが、あの甘いを聞いてよいのだろうか」
ベジュン・メータ(C.T)
ベルリン古楽アカデミー、
ベルンハルト・フォルク(コンサートマスター)
クリストフ・フントゲブルト(Fl)、
クセニア・レフラー(Ob、ャイム)

録音:2017年 5月/ニコデモ教会(ベルリン)
ズビン・メータのはとことして1968 年にアメリカに生まれたベジュンは、シュタルケル5度目のバッハの無伴奏チェロ組曲録音のプロデューサーも務めたという異才で、ジョージ・ベンジャ ミンが彼を主役にしたオペラを書いているなど、当時から世界が注目する才能でした。ハルモニアムンディからのデビュー盤、ヘンデルのオペラ・アリア集 (HMA 1902077)で注目され、ヤーコプスをはじめとする著名な演奏家との共演を重ねてきました。メータの歌唱は男性ならではの力強さと透明感あ わせもった天性のカウンターテナーで、高い音域では透き通るような、低音でも自然さを失わない歌唱が魅力です。長年共演を重ねてきたベルリン古楽ア カデミーと最も得意とする作品を入れた期待のアルバムが完成しました。 (Ki)

PTC-5186670
(3SACD+DVD)
メシアン:鳥のカタログ

■ボーナスDVD(49’00”)
ピエール=ロラン・エマール、メシアンの『鳥のカタログ』について語る
ピエール=ロラン・エマール(P)

録音:2017年 8月/ナレーパシュトラッセ・ベルリン・フンクハウス・ザール1(ベルリン)

ボーナスDVDで
49’00”
言語:英、字幕:仏独
(日本語字幕なし)
1973年メシアン国際コンクールの覇者、フランスのピアニスト、ピエール=ロラン・エマール。2017年12月の来日 公演ではメシアンの『幼子イエスにそそぐ20のまなざし』を全曲演奏し、精緻な解釈で大きな話題となりました。高品位録音でも名高いオランダ PENTATONEレーベル初登場となるエマールの2017年8月の最新録音は、メシアンの『鳥のカタログ』全曲録音です。エマールは2008年にメシア ン生誕100周年を祝う記念盤に『鳥のカタログ』の「もりひばり」と「ヨーロッパうぐいす」の2曲を録音していますが、このたび全13曲の録音が実 現しました!
パリ音楽院でデュプレにオルガンを、デュカスに作曲を学んだメシアンは、戦後、自然界のすべてに絶対者の造化の妙を見るというカトリック世界観に 没入し、鳥の鳴き声を基礎にした作品『鳥のカタログ』(1956-58)を発表し独自の世界を切り開きました。初演は1959年の4月15日にパリのサル・ ガヴォにてピエール・ブーレーズ率いるドメーヌ・ミュジカルの演奏会の一環として行われ、メシアンの妻であるイヴォンヌ・ロリオが演奏しました。当作 品集は新しい音響世界の探求ともいえ、第2次世界大戦後の前衛音楽に多大な影響を与えました。 メシアン弾きとして名高いエマールは、12 歳の時にイヴォンヌ・ロリオのクラスに入ったことによりメシアンと直接的なつながりを持つことができ、その 後様々な時間を共有したことで作曲家メシアンを深く理解することができたと言います。エマールだからこそ表現のできる魂のこもった造形深いメシアンの 世界が広がります。 ボーナスDVDではエマールがメシアンについて、また『鳥のカタログ』の各作品について語っております。
PTC-5186671
『ソワレ』〜マグダレーナ・コジェナーと仲間たち
ショーソン:終わりなき歌 Op.37(1898)〜メゾ・ソプラノ,弦楽四重奏とピアノのための
ドヴォルザーク:歌曲集〜メゾ・ソプラノ,フルート,クラリネット,弦楽四重奏とピアノのための【ダンカン・ワード編曲】
 T.「私の歌が鳴り響く,愛の賛歌」〜ジプシーの歌 Op.55 B.104(1880)より第1曲
 U.「大きくゆったりとした軽い亜麻の服を着て」〜ジプシーの歌 Op.55 B.104(1880)より第6曲
 V.「私の心はしばしば痛み」〜4つの歌  Op.2(1882)より第3曲
 W.「草を刈る娘」〜民謡風の歌曲 Op.73 B.146(1886)より第2曲
 X.「わが母の教えたまいし歌」〜ジプシーの歌 Op.55 B.104(1880)より第4曲
 Y.「弦の調子を合わせて」〜ジプシーの歌 Op.55 B.104(1880)より第5曲
Z.「おやすみ」〜民謡風の歌曲 Op.73 B.146(1886)より第1曲
ブラームス:2つの歌 Op.91(1863)〜メゾ・ソプラノ,ヴィオラとピアノのための
ストラヴィンスキー:シェイクスピアによる3つの歌(1953)〜メゾ・ソプラノ,フルート,ク
ラリネットとヴィオラのための
ラヴェル:マダガスカル島民の歌(1925-1926)〜メゾ・ソプラノ,フルート,チェロとピアノのための
ブラームス:5つのオフィーリアの歌 WoO 22(1873)〜メゾ・ソプラノと弦楽四重奏のための
ヤナーチェク:韻ふみ歌(1925)〜メゾ・ソプラノ,クラリネットとピアノのための
R・シュトラウス:「明日!」(1894)
マグダレーナ・コジェナー(Ms)、
サー・サイモン・ラトル(P)
ヴォルフラム・ブランドル(Vn)、
ラヘル・リリング(Vn)、
ユリア・デイネカ(Va)
ダヴィド・アドリヤン(Vc)、
アンドリュー・マリナー(Cl)、
カスパル・ツェーンダー(Fl)

録音:2017年7月/マイスターザール(ベルリン)
これは驚きのリリース!ラトルがピアノ演奏でコジェナーとの夫婦共演が実現しました!「ソワレ」(夕べ)と題された当アルバム は夕刻から仲間たちとアンサンブルを楽しむというコンセプトで、コジェナーが絶大なる信頼を寄せる名手と珠玉の歌曲を歌い上げます。
選曲も秀逸。ブラームス、ドヴォルザーク、ヤナーチェク、ショーソン、ラヴェル、R.シュトラウス、ストラヴィンスキーの歌曲をコジェナーとアンサン ブルが温かみのある歌声と演奏で聴かせてくれます。また、ドヴォルザークでは「わが母の教えたまいし歌」も収録。コジェナーの母国であるチェコへの 思いも感じられる注目の録音です。ラトルのピアニストとしてのデビュー盤であるとともに愛妻コジェナーが仲間たちと音楽を楽しんだディスクが完成しま した。 (Ki)
PTC-5186672
ヒンデミット:ヴェーバーの主題による交響的変容
組曲「気高き幻想」
弦楽合奏と金管のための協奏音楽 Op.50
マレク・ヤノフスキ(指)
ケルンWDR響

録音:2017年1月/ケルン・フィルハーモニー
ヤノフスキといえばやはりドイツの作 品の評価が高く、とりわけ20世紀ドイツを代表するヘンツェとヒンデミットは、ヤノフスキの硬質な音楽作りと相性がよく、演奏・録音ともに高い評価を 得ております。
ヒンデミットは1927年よりベルリン高等音楽学校で作曲の教鞭をとりましたが、1934年、ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が 腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35年に休職。38年にスイスに移り、大戦を避けて40-47年にはアメリカに移り住みました。このアル バムに収められた作品はそうした激動の時代に作曲されました。
ヴェーバーの主題による交響的変容はヴェーバーの劇付随音楽「トゥーランドット」Op.75、ピアノ連弾曲「8つの小品」Op.60、「6つのやさしい小品」 Op.10の中から主題が用いられ、4つの自由な変奏曲の形をとります。組曲「気高き幻想」はアッシジの聖フランチェスコの宗教への目覚めを主題とす る同名のバレエ音楽を3曲の組曲に改編した作品です。そして、弦楽合奏と金管のための協奏音楽(音楽会用音楽)はボストン交響楽団創立50周年記 念の委嘱作品です。金管は4つのホルン、4つのトランペット、3つのトロンボーン、そして1つのチューバと非常に厚みのあるサウンドで、弦楽と金管 の絶妙な掛け合いが魅力の作品です。当録音でもヤノフスキのストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは圧巻です。 (Ki)
PTC-5186673
シューベルト:作品集
遥かよりの歌 D.107*
ロマン劇「ロザムンデ」のためのロマンツェ Op.26 D.797*
6.弦楽四重奏曲第8番 変ロ長調 Op.168 D.112
笑いと涙 Op.59-4 D.777*
シラーの「ギリシアの神々」の一節 D.677*
さすらい人の夜の歌「山々に憩いあり」 Op.96-3 D.768*
弦楽四重奏曲第13番 イ短調「ロザムンデ」 Op.29 D.804
君こそわが憩い Op.59-3 D.776*
*=サンディ・ファン・デューク編曲による弦楽四重奏版
シグヌムQ
【フローリアン・ドンダラー(Vn1)、アンネッテ・ヴァルター(Vn2)、サンディ・ファ ン・ デューク(Va)、トーマス ・シュミット(Vc)】

ン録音:2017年4月エマニュエル教会(ヴッパータール)
シグヌム四重奏団はアルバン・ ベルク四重奏団、アルテミス四重奏団、メロス四重奏団に学び、数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る実力派の弦楽四重奏団です。録音ではバルトーク、 ベルク、シュニトケ、ラヴェル、ドビュッシー、スーク、ドヴォルザークなど幅広いレパートリーで高い評価を得ております。今回のシューベルトの録音は 当団が最も大切にしてきた作曲家の一人で、精緻なアンサンブルから奏でられる極上のシューベルトを堪能することができます。歌曲の弦楽四重奏版も秀 逸で各作品の新たな魅力を引き出しております。 (Ki)
PTC-5186677(1CD)
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
4つのバラードOp.10*
ネリー・アコピヤン=タマ ーリナ(P)

録音:1995年11月、1995年10月、1996年1月* スネイプ・メルティング・コンサートホール(サフォーク)
才能に恵まれながらソ連時代に不遇だったピアニストは少なからずいますが、ネリー・アコピヤン=タマーリナは現存ながら名声に浴することもなく、 知る人ぞ知る存在となっています。
1941年にモスクワで生まれ、モスクワ音楽院で伝説的なピアニスト、アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルに師事。1963年にドイツで行われたシュー マン国際声楽・ピアノコンクールで優勝し、74年にはロベルト・シューマン賞を受賞したことで順風満帆なキャリアを始めると思いきや、実姉がイスラエ ル移住申請をしたため、彼女の亡命も危惧した当局により演奏活動を制限されました。不遇時代に始めた水彩画家としても才能を示し、展覧会も催され たほどです。1983年にロンドンで公演して再発見され、以後イギリスを本拠に教育活動を行いました。彼女の師・ゴリデンヴェイゼルは帝政ロシアからソ連時代の大ピアニストで、名教授としてもニコラーエワ、ベルマン、カバレフスキーらを育てました。 直接指導を受けた世代がほとんど残っていないなか、アコピヤン=タマーリナは貴重な直弟子で、その燦然たるファルテッシモ、最高のピアニッシモや銀 色に光る和音など、伝説のロシア・ピアニズムを現存しています。 それを後世に伝えるべく、Pentatoneレーベルが彼女の遺産をCD化します。第1弾は十八番のブラームス。温かな音色、歌うようなラインなど、今 日では聴くことのできないピアノ芸術が超貴重なうえ、不思議な魔法にかけられたようなひとときを味あわせてくれます。 (Ki)
PTC-5186678
(2SACD)
1729年ヴェニスの謝肉祭での上演オペラよりアリア集
ジャコメッリ(1692-1740):『ジャングィール』より「美しいものを聞くこと」*
オルランディーニ(1676-1760):『アデライーデ』より「いつも復讐されないわけではない」*、「愛しい花婿よ…私の目のなんと美しいことか」*、「海の子供、小舟」*、「さらなる美しさと喜びを見る」*
ジャコメッリ(1692-1740):『ジャングィール』より「行きなさい、我が最愛の人のところへ」*
アルビノーニ:『フィランドロ』より「贈り物の中に受け取ったあなたの心」*、「あなたが見た花
の芽吹き」*
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):『認められたセミラーミデ』より「牧人よ、もし4月に戻るなら」*、「幾千もの怒りへの餌食」、「Bel piacer seria d’un core」*
レオナルド・レーオ(1694-1744):『ウティカのカトーネ』より「時には風に苛まれ」*、「親愛の影、崇拝の影」*
レオナルド・ヴィンチ(1690-1730):『見捨てられたアルミーダ』より「波の中で変わる船」*
アン・ハレンバーグ(Ms)
ステファノ・モンタナーリ(バロックVn,指)
イル・ポモドーロ

録音:2016年9月ヴィラ・サン・フェルモ(ロニーゴ)
*=世界初録音
1729年のヴェネチア・カーニバルで上演された華麗なバロック・オペラのアリア集。1729年カーニバルにおけるヴェネチア のオペラハウスは、伝説のカストラート歌手ファリネッリをはじめとする華やかな歌手勢が、時代の寵児である作曲家たちのオペラで華やかな超絶技巧を 繰り広げ、熱狂に包まれていました。
ファリネッリが驚異的なテクニックを魅せたポルポラの「セミラーミデ」、ファリネッリのライバルであったファウスティーナ・ボルドーリが喝采を浴びた オルランディーニの「アデライーデ」など、再発見された作品の数々が世界初録音されています。
演奏は、正統な古楽器演奏でのオペラに特化したイタリアのバロックアンサンブル「イル・ポモドーロ」。指揮者としてのみならずバロック・ヴァイオリ ン奏者としても名高い逸材ステファノ・モンタナーリがタクトを取ります。メゾソプラノのアン・ハレンバーグは2016年に自身のCD「アグリッピナ」でイ ンターナショナル・オペラ・アワードを受賞した注目の歌手です。1729年ヴェネチアの熱狂が、時空を超えてここに詰まっています。 (Ki)
PTC-5186681
セレナード
グノー:セレナード
 おお、私の美しい反逆者
 猟師の歌
ビゼー(1838-1875):パストラール
 てんとう虫
夢見る男の歌
マイアベーア(1791-1864):シシリエンヌ
シャブリエ(1841-1894):小さなあひるたちのヴィラネル
ショーソン(1855-1899):不運な騎士
 妻への賛歌/リラの花咲く頃
マスネ(1842-1912):閉じた眼
生きられた時間
サン=サーンス:ジャン王の軍隊の行進
 死の舞踏
 僕に何も言うことがなければ
マニャール(1865-1914):愛のバラ
トー マ ス・ハンプソン(Br)
マチェイ・ピクルスキ(P)

録音:2015年9月、10月/ジーメンス・ヴィラ、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
名唱トーマス・ハンプソン待望の新録音がPENTATONEレーベルよりリリースされます!フランス歌曲に焦点を当てた当ディス クではグノー、ビゼー、ショーソン、マスネ、サン=サーンスといった作曲家の作品を収録。それぞれの作曲家の個性があらわれた美しい作品が並びます。 オペラ歌手としてだけでなくリート歌手としても活躍しているハンプソン。温かく豊かな声量と実に味わい深い抒情的な声でフランス歌曲を歌い上げます。 ハンプソンから絶大なる信頼を得ているピアノのマチェイ・ピクルスキのきめ細やかな演奏にも注目です。 (Ki)

PTC-5186682
(2SACD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
ユリア・フィッシャー(Vn;1750年製グァダニーニ)

録音:2004年12月/ドープスヘヅィンデ教会(アムステルダム)
ユリア・フィッシャーの名盤、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全集がジャケット一新で登場します。ユ リア・フィッシャーはミュンヘン生まれ。3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させ、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで 国際的なコンクールに複数回優勝しています。10代の頃から商業録音の依頼を一切断り続けていたフィッシャーはヤコフ・クライツベルクとの出会いによ り21歳のときにハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲(PTC 5186591)でPENTATONEレーベルからセンセーショナル なデビューを果たしました。
バッハの無伴奏はデビュー・ディスクと同年、2004年12月、オランダのドープスヘヅィンデ教会におけるセッションです。当録音のバランス・エンジニ アをつとめたジャン=マリー・ヘイセン氏が最も記憶に残る録音にもあげている、まさに伝説的な録音はフィッシャーの驚異的な集中力で全集を完成させま した。全ての音色が瑞々しく説得力に満ちた演奏は当時21歳にして既に自己のスタイルが確立されていることを証明しております。また、当時使用してい た名器グァダニーニのふくよかな音色にも注目です。(再発売にともない旧盤PTC 5186072は廃盤となります。) (Ki)
PTC-5186685
(2SACD)
ビゼー:歌劇『真珠とり』 ジュリー・フュシュ(レイラ/ソプラノ)、シリル・デュボワ(ナディール/テノール)、フロリアン・センペイ(ズルガ/バリトン)、リュック・ベルタン・ユーゴー(ヌーラバット/バス)
レ・クリ・ドゥ・パリ、
アレクサンドル・ブロック(指)、
リール国立O

録音:2017年 5月9-11日/ヌーヴォー・シエクル(リール)
アレクサンドル・ブロック率いるリール国立管弦楽団が、誉れ高き合唱団のレ・クリ・ドゥ・パリと豪華ソリスト陣とともにビゼー の名作『真珠とり』を録音しました!
ビゼーといえば『カルメン』があまりにも有名ですが、特に母国フランスで今なお人気なのが『真珠とり』です。スリランカのセイロン島を背景に地方 色にとんだ三角関係の悲劇を描いた『真珠とり』は「いつかのような暗い夜に」(ソプラノ)、「耳に残るは君の歌声」(テノール)、「おおナディール、若き 日の恋人」(バリトン)、「神殿の奥深く」(テノールとバリトンの二重唱)などが有名な全3幕4場のオペラです。
レイラ役は今をときめくソプラノ歌手、ジュリー・フュシュが歌いました。2009年に本格的なデビューを果たしたフュシュは、若さあふれる瑞々しい声 色と共に全体的に重心を据えた安定感のある歌唱が魅力。高音の煌びやかさはもちろんのこと、中低音のふくよかな伸びにも定評があります。録音ではマー ラー&ドビュッシー歌曲集(AP 050)などをリリースしており、曲に合わせて鮮やかに声色を変える表現力の持ち主です。
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、ジャン=マリー・ヘイセン、エルド・グルートなどPENTATONEレーベルが誇る技術陣による録音で、DSDレコー ディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186688
ストラヴィンスキー:メロドラマ『ペルセフォーヌ』【台本:アンドレ・ジード(ジッド)】 アンドリュー・ステープルズ(テノール/ユーモルプ)、
ポリーヌ・シュヴァリエ(語り/ペルセフォーヌ)、
エサ=ペッカ・サロネン(指)
フィンランド国立歌劇場O
フィンランド国立歌劇場cho&児童cho

ライヴ録音:2017年8月11日/フィンランド国立オペラ&バレエ
ストラヴィンスキーが1933年から1934年にかけて作曲(1949年に改訂)したフランス語のメロドラマ『ペルセフォーヌ』は、テノール独唱、女性の語り、 混声合唱、児童合唱、そしてオーケストラのために書かれ、第1場『誘拐されるペルセフォーヌ』、第2場『地下世界のペルセフォーヌ』、第3場『再生 したペルセフォーヌ』の3場構成の作品です。“もう一つの『春の祭典』” ともいわれる当作品は、アレクサンドル・ラザレフが演奏を熱望して2018年5 月、日本フィルハーモニー交響楽団第700回目の定期演奏会でもとりあげ、その本邦初演は話題となりました。ギリシャ神話に基づく美しくも悲しい物語 で、ストランビスキーの隠れた傑作です。
サロネンといえば30代前半にSONYに録音したストラヴィンスキーの一連の録音、またDGに録音した『春の祭典』などストラヴィンスキー振りとし て名声を挙げましたが当作品は初録音となります。色彩のニュアンス、鋭敏かつ柔軟なリズムも的確に振り分けるサロネンならではの演奏で、当作品の決 定盤登場と申せましょう。 (Ki)

PTC-5186689
ルトスワフスキ:チェロ協奏曲(1970)
デュティユー:チェロ協奏曲「遥かな遠い国へ」
ヨハネス・モーザー(Vc)、
トマス・スナゴー(指)ベルリンRSO

録音:2017年9月、2018年3月ベルリン放送局本館【ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)】
第二次大戦以後のポーランド作曲界の中心人物ルトスワフスキ。ロストロポーヴィチの希望で書かれたチェロ協奏曲は先鋭的で全篇にエネルギーが漲っ ており、超絶技巧のチェロに色彩的なオーケストラが絡む立体的な作品で、ルトスワフスキの代表作のひとつです。
デュティユーのチェロ協奏曲「遥かな遠い国へ」もロストロポーヴィチの委嘱で作曲された作品で全5楽章からなります。タイトルは、ボードレールの 詩集「悪の華」におさめられている「髪」の一節からとられています。チェロのモノローグで幕を開けるこの曲は、繊細な響きの中で移り変わる多様な景 色の中を通り抜け、再び静寂の中へと収束していきます。トマス・スナゴー指揮ベルリンRSOとともに20世紀音楽に鋭い感性を示すモーザーの 腕が光ります。今回もPENTATONEレーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高 音質録音を楽しむことができます。
モーザーはPENTATONEレーベルよりドヴォルザーク&ラロのチェロ協奏曲(KKC 5651 / PTC 5186488)、ロシアン・アルバム(KKC 5711 / PTC 5186594)、エルガーのチェロ協奏曲&チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲(KKC 5765 / PTC 5186570)をリリースしており、いず れもディスクもレコード芸術特選盤など高い評価を得ております。
PTC-5186690
(2SACD)
メイソン・ベイツ:オペラ「スティーブ・ジョブズの革命<進化>」
マ ーク・キャンベ ル(台本)
マイケル・クリスティ(指)
サンタフェオペラオーケストラ
ポール・ジョブズ:ケリー・マークグラフ(Br)
スティーブ・ジョブズ:エドワード・パークス(Br)
ローレン・パウエル・ジョブズ:サーシャ・クック(Ms)
乙川弘文(知野弘文):ウェイ・ウー(Bs)
スティーヴ・ウォズニアック(ウォズ):ガレット・ソーレンソン(T)
クリスアン・ブレナン:ジェシカ・E.・ジョーンズ(S)
教師:マリヤ・カガンスカヤ(Ms)

録音:2018 年 7月、8月/サンタフェオペラ、クロスビー劇場(サンタフェ)・ライヴ
現代の鬼才、スティーブ・ジョブズがなんとオペラになって帰ってきました!サンタフェオペラが委嘱し、2017年7月に同オペ ラ劇場で初演されたばかりの「スティーブ・ジョブズの革命<進化>」の待望のディスク化です!
自らの死が近いことを悟ったジョブズが、彼の精神的メンターであった禅僧の乙川弘文に導かれ人生を回想する形を取った本作では、気鋭のパイオニア としての面に留まらず、子供時代の1コマや最初の彼女クリスアンとの交流、そして妻のローレンに説かれ1人の人間としての自分に向き合うシーンなど、 公私様々な面が描かれています。作中、彼が大きく影響を受けた禅の思想が色濃く現れる点も、日本の聴き手を惹きつける点です。
作曲者のメイソン・ベイツはジャズやテクノの語法や電子音響など幅広い素材を用いて固有の世界を切り開き注目を集める作曲家。台本を手がけたのは アメリカ現代オペラ界の最前線で活躍するマーク・キャンベルです。
爽やかなタッチの音楽の中、時系列にとらわれない鮮やかな展開を見せるジョブズの物語。彼が創り出した高度で万能な電子社会で生きる私たちにとっ て、人間として生きることとは何か、再度考えさせられるきっかけとなるかもしれません。 (Ki)
PTC-5186693
(2SACD)
尹伊桑(ユン・イサン):作品集
CD1
(1)チェロ協奏曲 (1976)
(2)5つの間奏曲A 〜ピアノ独奏(1982)
(3)グリッセ〜無伴奏チェロ (1970)
(4)ファンファーレと追憶 (1979)
CD2
(5)ヴァイオリン協奏曲第1番(1981)
(6)コントラスト〜無伴奏ヴァイオリン (1987)
(7)歌詞(ガサ)〜ヴァイオリンとピアノ (1963)
マット・ハイモヴィッツ(Vc)(1) (3) 、
滑川真希(P)(2) 、
ユミ・フアン=ウィリアムズ(Vn)(5) (6) (7)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指)リンツ・ブルックナーO(1)(4)(5)、
デニス・ラッセル・デイヴィス(P)(7)

録音:2017年6月7-12日ブルックナーハウス(リンツ。ライヴ)(1)(2)(5)(6)(7)
2017年8月27日ティペット・ライズ・アート・センター(3)
2017年6月30日リンツ音楽劇場(4)
ドイツで活動を行った韓国の作曲家尹伊桑(ユン・イサン)。昨2017年は生誕100年で、それを記念してのコンサートのライヴと、 新録音でのアルバム発売となります。 尹伊桑は日本で学びドイツを拠点に作曲活動を行いますが、北朝鮮の工作員の疑いで韓国政府に拉致・送還され死刑を宣告されます。しかし追放され、 当時の西ドイツに帰化して1995年に生涯を終えました。
注目はハイモヴィッツ独奏によるチェロ協奏曲。尹はもともとチェロを学び、楽器に精通していたため、チェロの機能と技巧を最大限に発揮させた超難 曲となっています。作品は彼の幼時の思い出から始まり、南北朝鮮の統一を夢見て葛藤しながらも、勝利を表すラの音に半音届かないまま終ります。ハイ モヴィッツは撥を用いて韓国の伝統楽器コムンゴを模倣するなど情熱と絶望の混沌の世界を熱演しています。
ヴァイオリンは韓国の血をひく若手ユミ・フアン=ウィリアムズ。また日本のピアニスト滑川真希も好演。尹と親しく、ずっと献身的に作品を演奏してき たデニス・ラッセル・デイヴィスのオーケストラも感動的な演奏をくりひろげています。 (Ki)
PTC-5186696
隠された秘宝
(1)-(3)ロカッテリ:劇場風序曲 ニ長調 Op.4-1
(4)コレッリ:ラ・フォリア Op.5-12
(5)ニーナ・シモン(1933-2003):ふたりの誓い
(6)カルロ・ジェズアルド(1566):お前は私を殺す、残酷なひとよ
(7)ニコ・マーリー(1981-):「わたしを探して」
(8)阿炳(1893-1950):二泉映月
(9)-(11)フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
(12)ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):ロンド Op.4
(13)-(15)サティ:3つのゆがんだ踊り
(16)ロン・フォード(1959-):モテッ
(17)ヤナーチェク:ズデンカ変奏曲
(18)ジョスカン・デ・プレ:「森のニンフ」(オケゲムの死を悼む挽歌)

編曲=(1)-(3)(5)(9)-(12)イェルテ・アルトゥイス、(4)(6)(13)-(16)ラーフ・ヘッケマ、(8)オリヴァー・ボエクホールン、(17)アルバン・ウェスリー、(18)ルーカス・ファン・ヘルズディンゲン
カレファックス・リード五重奏団【オリヴァー・ボエクホールン(Ob、コーラングレ、ティン・ホイッスル)、イヴァー・ベリックス(Cl)、ラーフ・ヘッケマ(Sax)、イェルテ・アルトゥイス(バスCl)、アルバン・ウェスリー(Fg)】

ン録音:2017年1月31日-2月2日/ドープスゲツィンデ教会(ハーレム)
リード五重奏団の “カレファックス” がPENTATONEレーベル初登場です。当団は「ポップスのメンタリティを備えたアンサン ブル」と評され、圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブルで結成時より高い評価を得ており、独MDGレーベルなどから多くのディスクがリ リースされています。リード五重奏は18世紀以降の作品が多いため、当団はオリジナル作品以外も積極的に編曲また委嘱をし、レパートリーを広げてき ました。また、ジャズ、ポップスも演奏し国際的な音楽シーンから熱烈な支持を受けています。
「隠された秘宝」と題された当ディスクでは、ジョスカン・デ・プレの「森のニンフ」、コレッリの「ラ・フォリア」、サティの「3つのゆがんだ踊り」な ど15世紀から現代まで、世界の魅力的な作品が並びます。オルガンのために書かれたフランクの前奏曲、フーガと変奏曲では原曲さながらの響きを追求 し、カレファックスの真の実力を示した名演を聴かせてくれます。リード・ファンはもちろんのこと、オーディオ・ファンにもおすすめしたいディスクです! (Ki)
PTC-5186697
リッキー・イアン・ゴードン:1幕の室内オペラ「ツリーのないうち」
(ゲイル・ロックの児童書「ツリーのないうち」による)【ロイス・バフレック(台本)】
ハイジ・ストーバー(ソプラノ/アデレード・ミルズ、ミス・トンプソン、ヘレン・ミルズ )
ローレン・スノーファー(ソプラノ/アディー・ミルズ) パトリツィア・シューマン(ソプラノ/グランマ・ミルズ)
メーガン・ミハイロヴナ・サマリン(メゾ・ソプラノ/カーラ・メイ) マクシミリアン・マシアス(テノール/ビリー・ワイル)
エリザ ベス・レオーネ(ソプラノ/グローリア・コット) ダニエル・ベルチャー(バリトン/ジェームズ・アディソン・ミルズV(パパ))
ヒューストン・グランド・オペラO
ヒューストン・グランド・オペラ少年少女cho
ブラッドリー・ムーア(指)

ライヴ録音:2017年12月/ウォーサム・シアター・センター
1972年にアメリカで放映され、2年後にゲイル・ロックにより書籍化されたテレビ映画「ツリーのないうち」が、アメリカオ ペラ界を牽引する作曲家リッキー・イアン・ゴードンと脚本家ロイス・バフレックによって、オペラに生まれ変わりました。ヒューストン・グランド・オペラ による2017年12月の初演ライヴ録音を収めたアルバムです。 愛妻の死から立ち直れないジェームズとその娘アディー、アディーを優しく見守る祖母の3人家族にとって、悲しみとわだかまりの季節であったクリスマ スが再び家族の幸せな季節になるまでを描いたホームドラマ。登場人物それぞれの心情が丁寧に描かれた場面が聴き手に共感と郷愁を呼び起こします。 豪華な歌手勢が送る、クリスマスの家族の物語をお楽しみください。 (Ki)





PTC-5186700
(32SACD+DVD)
ヤノフスキ〜ワーグナー:オペラ全集

(1)『さまよえるオランダ人』全曲

(2)『パルジファル』全曲

(3)『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲

(4)『ローエングリン』全曲

(5)『トリスタンとイゾルデ』全曲

(6)『タンホイザー』全曲

(7)『ラインの黄金』全曲

(8)『ワルキューレ』全曲

(9)『ジークフリート』全曲

(10)
『神々の黄昏』全曲

■ボーナスDVD
マレク・ヤノフスキ インタビューとワーグナー:『ラインの黄金』の抜粋
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&Cho
(1)アルベルト・ドーメン(バス・バリトン:オランダ人)、マッティ・サルミネン(バス:ダーラント)、リカルダ・メルベート(ソプラノ:ゼンタ)、ロバート・ディーン・スミス(テノール:エリック)、シルヴィア・ハブロヴェツ(メゾ・ソプラノ:マリー)、スティーヴ・ダヴィスリム(テノール:舵手)
(2)フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(グルネマンツ)、クリスティアン・エルスナー(パルジファル)、ミシェル・デ・ヤング(クンドリ)、エフゲニー・ニキティン(アンフォルタス)、ディミトリー・イヴァシュチェンコ(ティトゥレル)、アイケ・ヴィルム・シュルテ(クリングゾル)、他
(3)アルベルト・ドーメン(バス:ハンス・ザックス)、ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン:ジクストゥス・ベックメッサー)、ロバート・ディーン・スミス(テノール:ヴァルター・フォン・シュトルツィング)、エディト・ハラー(ソプラノ:エヴァ)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス:ファイト・ポーグナー)、マイケル・スモールウッド(テノール:クンツ・フォーゲルザンク)、セバスティアン・ノアック(バス:コンラート・ナハティガル)、トゥオマス・プルシオ(バス:フリッツ・コートナー)、イェルク・シェルナー(テノール:バルタザル・ツォルン)、トーマス・エーベンシュタイン(テノール:ウルリヒ・アイスリンガー)、トルステン・シャルンケ(テノール:アウグスティン・モーザー)、トビアス・ベルント(バス:ヘルマン・オルテル)、ハンス=ペーター・シャイデッガー(バス:ハンス・シュヴァルツ、イ・ヒュンウク(バス:ハンス・フォルツ)、ペーター・ゾーン(テノール:ダヴィッド)、ミシェル・ブリート(メゾ・ソプラノ:マグダレーネ)、マッティ・サルミネン(バス:夜警)
(4)クラウス・フローリアン・フォークト(テノール:ローエングリン)、アネッテ・ダッシュ(エルザ・フォン・ブラバント:ソプラノ)、ギュンター・グロイスベック(バス:ハインリヒ国王)、ゲルト・グロホフスキー(フリードリヒ・フォン・テルラムント:バリトン)、スサネ・レースマーク(オルトルート:メゾ・ソプラノ)、マルクス・ブリュック(ハインリヒ王の伝令:バリトン)、ロベルト・フランケ(ブラバントの貴族:テノール)、ホルガー・マークス(ブラバントの貴族:テノール)、サッシャ・グリンテンカンプ(ブラバントの貴族:バス)、トーマス・プフュツナー(ブラバントの貴族:バス)、クリスティーン・ビショフ(小姓:ソプラノ)、イザベル・フォスキューラー(小姓:ソプラノ)、ユディト・ローザ―(小姓:アルト)、ベッティーナ・ピーク(小姓:アルト)
(5)スティーヴン・グールド(トリスタン/テノール)、ニーナ・ステンメ(イゾルデ/ソプラノ)、クワンチュル・ユン(マルケ王/バス)、ヨハン・ロイター(クルヴェナール/バリトン)、ミシェル・ブリート(ブランゲーネ/メゾ・ソプラノ)、サイモン・ポーリー(メロート/テノール)、クレメンス・ビーバー(牧童/テノール)、アルットゥ・カターヤ(舵取り/バリトン)、ティモシー・ファロン(若い船乗り/テノール)
(6)ロバート・ディーン・スミス(テノール:タンホイザー)、クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン:ヴォルフラム)、ニーナ・ステンメ(ソプラノ:エリーザベト)、マリーナ・プルデンスカヤ(メゾ・ソプラノ:ヴェーヌス)、アルベルト・ドーメン(バス:ヘルマン)、ペーター・ゾーン(テノール:ヴァルター)、ヴィルヘルム・シュヴィングハンマー(バス:ビテロルフ)、マイケル・マカウン(テノール:ハインリヒ)、マルティン・スネル(バス:ラインマル)、ビアンカ・ライム(ソプラノ:若い羊飼い)
(7)トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/バス・バリトン)、クリスティアン・エルスナー(ローゲ/テノール)、イリス・フェルミリオン(フリッカ/メゾ・ソプラノ)、ギュンター・グロイスベック(ファーゾルト/バス)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、アンドレアス・コンラート(ミーメ/テノール)、アントニオ・ヤン(ドンナー/バリトン)、コル=ヤン・デュッセリエー(フロー/テノール)、リカルダ・メルベス(フライア/ソプラノ)、マリア・ラドナー(エルダ/アルト)、ティモ・リーホネン(ファーフナー/バス)、ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/ソプラノ)、カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/メゾ・ソプラノ)、キズマーラ・ペサッティ(フロスヒルデ/アルト)
(8)ロバート・ディーン・スミス(ジークムント/テノール)、メラニー・ディーナー(ジークリンデ/ソプラノ)、トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/バス・バリトン)、ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、イリス・フェルミリオン(フリッカ/メゾ・ソプラノ)、ティモ・リーホネン(フンディング/バス)、アニヤ・フィデリア・ウルリッヒ(ゲルヒルデ/ソプラノ)、フィオニュアラ・マッカーシー(オルトリンデ/ソプラノ)、ハイケ・ヴェッセルズ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)、キズマラ・ペッサッティ(シュヴェルトライテ/コントラルト)、カローラ・ヘーン(ヘルムヴィーゲ/ソプラノ)、ウィルク・テ・ブルンメルストローテ(ジークルーネ/メゾ・ソプラノ)、ニコル・ピッコロミーニ(グリムゲルデ/コントラルト)、レナーテ・シュピングラー(ロスヴァイセ/メゾ・ソプラノ)
(9)スティーヴン・グールド(ジークフリート/テノール)、トマシュ・コニェチュニ(さすらい人−ヴォータン/バリトン)、ヴィオレータ・ウルマーナ(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、クリスティアン・エルスナー(ミーメ/テノール)、アンナ・ラーション(エルダ/アルト)、マッティ・サルミネン(ファーフナー/バリトン)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、ゾフィー・クルスマン(森の小鳥/ソプラノ)
(10)ランス・ライアン(ジークフリート/テノール)、ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、マッティ・サルミネン(ハーゲン/バス)、マルクス・ブリュック(グンター/バリトン)、エディット・ハッラー(グートルーネ/ソプラノ)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、マリーナ・プルデンスカヤ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)、ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/ソプラノ)、カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/メゾ・ソプラノ)、キズマラ・ペッサッティ(フロスヒルデ/アルト)、スサネ・レースマーク(第1のノルン/アルト)、クリスタ・マイヤー(第2のノルン/メゾ・ソプラノ)、ジャクリーン・ワーグナー(第3のノルン/ソプラノ)

録音:2010年11月-2013年3月/ベルリン、フィルハーモニー・ライヴ
マレク・ヤノフスキがベルリン放送交響楽団を指揮して演奏会形式で行ったワーグナーのオペラ全曲録音が遂にBOX化! 2010年11月から2013年3月までベルリンのフィルハーモニーにて行われたライヴ録音は、そのすべてが非常に高いレヴェルを保ち、優秀録音として 評価されました。この同一レーベルで同一の指揮者、オーケストラ及び合唱団でのワーグナーのオペラ全集はまさに大偉業です。限定BOXとなりますの でこの機会をお見逃しなく!
ヤノフスキのストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスはまさに見事で、非常に長い楽劇を退屈せずに音楽として楽しむことができるすぐれもの。豪 華歌手陣もさることながら、オーケストレーションも抜群で、とりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。音楽学者の広瀬大介氏は『ラインの黄金』の当演奏 について「ワーグナーが何を描写しようとしてこの音型を選んだのか、これほどまでに熱く語りかけてくる録音は他にはないと断言できる。現代の演奏家 が為し得る最高の完成度を誇る録音に対し頭を垂れずにはいられない」と大推薦しております!なお、限定BOXはボーナスDVDつきの特別仕様で、ヤ ノフスキのインタビューと「ラインの黄金」の抜粋を楽しむことができるのもうれしいところです。 (Ki)
PTC-5186707
シューベルト:交響曲第1番ニ長調 D.82
交響曲第6番ハ長調 D.589
ルネ・ヤーコプス(指)
ビー・ロック・オーケストラ

録音:2018年3月/ザール・インスブルック(インスブルック会議場内)
ベルギー第3の都市ヘント(ゲント)に2005年創設されたオリジナル楽器のビー・ロック・オーケストラ(B’ Rock Orchestra)。実力派により構 成されたメンバーが音楽的に互いを刺激し合い、ルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどの演奏家との共演で名声を 高めてきました。変幻自在の音色を奏でることのできる当団がヤーコプスとともに実にカラフルにそして刺激的な演奏を聴かせてくれます。
シューベルトが習得したハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの先輩作曲家からの影響をはっきりと示しつつもシューベルトの独創性がいたると ころにあらわれている交響曲第1番。ヤーコプスはウィーン古典派の流れを受けた冒頭から溌剌としたテンポで明快な演奏を聴かせてくれます。一方、シュー ベルトが古典的連環形式の第3楽章にスケルツォの名をはじめてつけた交響曲第6番。交響曲作曲家として、精神的内容がまじりけのないシューベルト があらわれた名曲です。音楽家ヤーコプスの充実ぶりをあらわした名演登場といえましょう。 (Ki)

「幼少の頃、私のお気に入りの作曲家の中で初めてコンサートで歌う機会を与えられたのがシューベルトでした。やがて、母国の都市ヘントにある大聖 堂の少年合唱団のメンバーとなりボーイソプラノのソリストとして歌ってきました。その当時、私はディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの歌うシュー ベルトの歌曲の録音を聴き、ますますシューベルトの虜になりました。私はカウンターテナー歌手としてキャリアをスタートさせ、歌手として、そして指揮 者として様々な作曲家の作品を演奏してきましたが、指揮者として私が最も敬愛するシューベルトにかえってきました。」(ルネ・ヤーコプス)
PTC-5186714
モーツァルト/J.S.バッハ:バッハの作品による6つの前奏曲とフーガ K.404a(1782) 
モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
ジョナサン・クロウ(Vn)、
ダグラス・マックナブネイ(Va)
マット・ハイモヴィッツ(Vc)

録音:2005 年 9 月 6 - 8 日/サントーギュスタン教会(ケベック)
6つの前奏曲とフーガはモーツァルトが1782年の春にバロック音楽に熱中していた音楽愛好家のスヴィーテン男爵と知り合い、 男爵邸での演奏会のために編曲されたものと考えられるも、近年では偽作とする説が有力となっています。しかし、J.S.バッハ、W.F.バッハの作品を模倣 して新たに作曲されたこの作品は美しい旋律を伴う弦楽三重奏曲の魅力的な作品の一つと言えましょう。 晩年の室内楽作品の中でも、クラリネット五重奏曲とともに最高傑作に数えられるディヴェルティメント 変ホ長調。構成は全6楽章からなり、充実した ソナタ形式の第1楽章、一種の崇高ささえ感じられる第2楽章、非常によく練られた変奏手法の第4楽章、主題の展開を含むロンド形式の第6楽章など、 3つの弦楽器という最小限の編成にして充実した響きと多様な形式を伴うモーツァルトの想像力にただ驚かされる作品です。ハイモヴィッツが気心を知れ たジョナサン・クロウ、ダグラス・マックナブネイとともに極上のアンサンブルを聴かせてくれます。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"より積極的なリリースが続く世界的チェ リストです。 (Ki)
PTC-5186717
ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Op.101 Hob.VIIb-2
 チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1
シェーンベルク:『浄められた夜』 Op.4(弦楽合奏のための編曲版)(1943改訂)
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
トロンハイム・ソロイスツ、
ガイル・インゲ・ロツベルグ(コンサートマスター)

録音:2018年4月/セルビュ教会(トロンハイム/ノルウェー)
ダニエル・バレンボイムの秘蔵っ子として2012年にDECCAレーベルのデビュー盤をリリースした女流チェリスト、アリサ・ ワイラースタイン。エルガーの情熱的な演奏で注目され、瞬く間に世界のひのき舞台に立ちました。その後、ビエロフラーヴェクとのドヴォルザーク、コダー イ等の無伴奏チェロ作品集、ラフマニノフとショパンのチェロ・ソナタ集と、リリースするたびに大きな話題となり、そのすべての録音で高い評価を得てき ました。彼女のニューステージとして専属契約したのは高品位録音でも評価の高いPENTATONEレーベルで、その第1弾として録音されたのはハイドン とシェーンベルクです。
ハイドンのチェロ協奏曲は全部で6曲作曲されたと言われていますが、紛失、偽作疑惑などで、現在残っているのは2曲です。1761〜65年ころに 作曲されたと思われる第1番は長きに渡り楽譜は失われていましたが、1961年にプラハで筆写譜が発見され、翌1962年に蘇演され、以後チェロ協奏 曲の必須レパートリーの一つに数えられます。溌剌とした当作品をワイラースタインは非常に伸びやかな歌い回しと豊かな表現力で聴かせてくれます。一方、 第2番はチェロの魅力が十分に引き出された優雅な雰囲気の秀逸な作品。ハイドンの世界を楽しむようにワイラースタイは明快で迫力ある音色で聴かせ、 余裕ある運弓で自然な音楽を作り上げています。
シェーンベルクの『浄められた夜』は弦楽六重奏曲のために1899年に作曲されましたが、当演奏は1943年改訂された弦楽合奏のための編曲版です。 シェーンベルクの初期作品の魅力である美しい響きを追求した傑作です。音楽一家にうまれたワイラースタインは室内楽の分野も得意とし、当演奏でも音 楽性の豊かさを表した素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
共演のトロンハイム・ソロイスツはノルウェーの2Lレーベルからリリースしている『思い出』シリーズでも知られ、サラウンド録音の楽器配置などさま ざまな試みに挑んでおります。また、録音会場となったセルビュ教会の音響も熟知しているだけに期待の新録音といえましょう。 (Ki)
PTC-5186718
ベートーヴェン&ヒルボリ
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
アンデシュ・ヒルボリ(1954-):コングスガード変奏曲
.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131
カルダーQ【ベンジャミン・ジェイコブソン(Vn)、アンドリュー・バルブルック(Vn)、ジョナサン・モーシェル(Va)、エリック・バイヤーズ(Vc)】

録音:2018年5月22-25日/コルバーン音楽学校、ジッパー・ホール(ロサンゼルス)
高い技術と芸術性が評価されているアメリカの実力派クァルテット、カルダー四重奏団がPENTATONEレーベルと専属契約し ました!注目の第1弾はベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3番と14番にはさみ、アンデシュ・ヒルボリのコングスガード変奏曲を収録しました。当団の これまでの録音では近現代が中心だっただけにベートーヴェンは新境地といえ期待が高まります。
1798年から1800年にかけて作曲されたベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3番は7度の跳躍が印象的な第1楽章、平和な雰囲気の主題を軸にした 第2楽章、明るく生気に溢れた第3楽章、そして爽やかな緊張感に満ちながらも最後は静かに終わる全4楽章構成です。一方、1825年末から翌年夏 にかけて作曲された第14番は全7楽章という特異な構成をとる後期の傑作の一つです。
1954年ストックホルム生まれのヒルボリは、合唱と即興音楽を経験した後に1976年にストックホルムの王立音楽大学に入学。グンナル・ブクト、ラー シュ=エーリク・ロセル、アルネ・メルネス、ペール・リンドグレーンの下で対位法と作曲法と電子音楽を学び、ブライアン・ファーニホウのクラスにも参 加しました。合唱作品を中心に協奏曲や室内楽作品でも高い評価を集めています。コングスガード変奏曲は2006年の作品。ベートーヴェンとの相性も よくベートーヴェンの変奏曲を思わせる構成で、生き生きとしたこの上なく美しい響きが印象的です。 (Ki)
PTC-5186719
ロッシーニ:序曲集
(1)歌劇『絹のはしご』序曲
(2)歌劇『タンクレディ』序曲(
(3)歌劇『アルジェのイタリア女』序曲
(4)歌劇『セビリアの理髪師』序曲
(5)歌劇『泥棒かささぎ』序曲
(6)歌劇『マティルデ・ディ・シャブラン』(
(7)歌劇『セミラーミデ』
(8)歌劇『コリントの包囲』
(9)歌劇『ウィリアム・テル』
ミケーレ・マリオッティ(指)、
ボローニャ・テアトロ・コムナーレO

録音:2018年5月/聖ドメニコ修道院(ボローニャ)
マリオッティといえば、『ウィリアム・テル』、『マティルデ・ディ・シャブラン』の映像商品などでもカラフルで躍動感に満ちた演奏を聴かせましたが、当 演奏は2018年5月にロッシーニの9つの歌劇の序曲を録音したものです。豊かなハーモニーと華麗なオーケストレーション、そしてパワフルでリズミカ ルなロッシーニの作品を見事な熱量で演奏しております!ロッシーニの生誕地、ペーザロに生まれたマリオッティだからこそ表現できる正真正銘のロッシー ニをここに聴くことができます。そしてPENTATONEレーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル 対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186720
『ゴスペル・クリスマス』
(1)デマーカス・ウィリアムズ:「キング・オブ・キングス」(4’09”)
(2)ビル・ウィンストン:「賛美のいけにえ」(5’06”)
(3)ミルトン・ビッグハム:「キリストの降誕」(5’13”)
(4)テリー・ディヴィス:「アンド・ヒズ・ネイム・シャル・ビー・コールト」(5’40”)
(5)マイケル・マッケロイ/ジョゼフ・ジュベール/ブリル・レッド:「あなたは思い知ったほうがいい」(2’57”)
(6)ノーマン・ハッチンズ:「エマニュエル」(5’00”)
(7)ゲイリー・ヘメンウェイ/チャールズ・フロイド:「救世主イエス、来たれ神の子」(4’58”)
(8)ジェームス・フォーチュン(アイロン・ルイス編):「告げよ」/「ワンダフル・チャイルド」(6’07”)
(9)ジョゼフ・ペースU:「シオン、喜べ」(5’08”)
(10)ヘンデル(マーヴィン・ウォーレン、マイケル・ジャクソン、マーク・キブル編):「ハレルヤ」(7’38”)
(11)キャロル・メドレー
【エラスムス・ムタンビラ「アルファ&オメガ」、伝承曲「神のみ子は今宵しも」、ゲイリー・サドラー/
リン・ディシェイゾ「ビー・ウントゥ・ユア・ネーム」、イスラエル・ホートン、イスラエル・ホートン「この世を支配する」】(10’27”)
(12)ヘンデル(マーヴィン・ウォーレン編):「もろびとこぞりて」(5’59”)
ソリスト:(1)(6)(8)(11)アロンゾ・チャドウィック、(2)ロビン・ヘンダーソン、(3)キアナ・クリッテンデン、(5)ジェラニ・グリーンリッジ、
(7)チェルシー・ホステットラー、(8)ウェンディ・ジャクソン、(9)マーラ・サンプソン、(10)エマニュエル・ヘンリード、
(10)マリリン・ケラー、(11)クライリーゼ・ロゼッティ=ヘメンウェイ、(11)ジョナサン・ヴォーン、(11)トレーシー・ハリス、
(11)マーエッタ・キャリアー、(12)サイーダ・ライト

三重唱:(7)トレーシー・ハリス、(7)アシュリー・シーマスター、(7)サイーダ・ライト

リズム・セクション:クリス・ターナー(P)、ジェリー・ハリス(Cb)、ロデリック・ナイチン・ゲール(ドラム)
ノースウエスト・コミュニティ・ゴスペル・コーラス、ゲイリー・ヘメンウェイ(合唱指揮)
オレゴンSO、
チャールズ・フロイド(指)

ライヴ録音:2017年12月/アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(オレゴン州ポートランド)
ノースウエスト・コミュニティ・ゴスペル・コーラスとオレゴンSOによる演奏会『ゴスペル・クリスマス』の20周年を記 念して2017年12月にライヴ収録されたアルバム。喜び讃美し歌おうというゴスペル・スピリットに浸ることができるこのアルバムにはクリスマスの定番 曲であるヘンデルの「ハレルヤ」「もろびとこぞりて」はもちろんのこと、キャロル・メドレーとして「アルファ&オメガ」「崇高で神聖な」など、クラシック、ジャ ズ、R&B、聖歌とジャンルをこえた音楽の魅力にあふれた作品を収録しております。ゴスペル・コーラスならではの力強さと心温まる歌唱で聴く心に染み 入る美しきキャロル集です。 (Ki)
PTC-5186721
R・シュトラウス、ドビュッシー 、リゲティ
R・シュトラウス:バレエ組曲『泡立ちクリーム(生クリーム)』
ドビュッシー:舞踊詩『遊戯』
リゲティ:『メロディーエン』〜管弦楽のための
ジョナサン・ノット(指)
スイス・ロマンドO

録音:2018年6月/ヴィクトリア・ホール
東京都SOの音楽監督を務め日本でも人気の指揮者ジョナサン・ノットがPENTATONEレーベル初登場。2017年1月 よりスイス・ロマンドOの音楽監督の就任を記念してR.シュトラウスのバレエ組曲『泡立ちクリーム』、ドビュッシーの舞踊詩『遊戯』、そしてリゲティ の『メロディーエン』を収録したアルバムをリリースします!20世紀の音楽をさかんに指揮してきたノットが当アルバムでも本領発揮。最も得意とする作 品でスイス・ロマンド管とのさらなる躍進へと突き進みます。
R・シュトラウス作曲によるバレエ組曲『泡立ちクリーム』。原作のバレエは台本H.クレーラーの全2幕(全27曲)の構成で1921-22年に 作曲、初演は1924年ウィーンで行われました。管弦楽のための組曲版は8曲で構成されています。R.シュトラウスらしく華麗で艶やかな響きが特徴の 当組曲には各曲タイトルがついており、有名なホイップクリームのワルツなど、ユーモアに富んだ煌びやかな作品です。
前衛音楽を推進したリゲティ。管弦楽のための『メロディーエン』は1971年に作曲されました。メロディーエンとは、クラスター的な響きの中から旋 律の断片が浮かび上がる構図となっており、まるで様々な重ね塗りのパレットを用いたような作品です。ノットは精緻なスコアを慎重に読み込み立体的に 演奏しております。
2018年に没後100周年を迎えたドビュッシーの『遊戯』もノットの繊細なタクトが光る圧巻の演奏です。今後のリリースにも期待が高まります。 演奏の素晴らしさに加え、長年同管を録音してきたPENTATONEの技術チームによる録音であることも注目です! (Ki)
PTC-5186722
シューベルト:歌曲集
(1)「月に寄せて」D.259(3’17”)
(2)「小人」D.771(5’21”)
(3)「わが心に」D.860(2’52”)
(4)ミニョンの歌「ただあこがれを知る者だけが」D.877/4(3’20”)
(5)ミニョンの歌 その1「私にいわせないで」D.877/2(4’12”)
(6)ミニョンの歌 その2「大人になるまでこのままに」D.877/3(3’18”)
(7)「郷愁」D.456(2’26”)
(8)「墓堀人の郷愁」D.842(6’52”)
(9)「すみれ」D.786(12’57”)
(10)「最初の喪失」D.226(2’12”)
(11)「エレンの歌」その1 D.837(8’44”)
(12)「エレンの歌」その2 D.838(3’09”)
(13)「エレンの歌」その3(アヴェ・マリア) D.839(5’56”)
(14)「この世からの別れ」D.829(2’35”)
(15)「岩上の羊飼い」D.965(12’26”)
アンナ・ルチア・リヒター(S)
ゲロルト・フーバー(P)
(15)マティアス・ショルン(Cl)

録音:2018年5月1日/MCOスタジオ1、ヒルフェルムス(オランダ)
ドイツの名唱、麗しきソプラノ歌手アンナ・ルチア・リヒターがPENTATONEレーベルより本格的なソロ・デビューとなるシュー ベルトの歌曲集をリリースします。 アンナ・ルチア・リヒターは、9歳から母より声楽の手ほどきを受け、ケルン大聖堂少女聖歌隊の隊員となりました。その後バーゼルでクルト・ヴィトマー 教授に師事、その後ケルンで研鑽をつみました。主な受賞歴としては、2008年ベルリン全国声楽コンクール年少部門第2位、2011年キッシンゲンの 夏音楽祭ルイトポルト賞、2012年ツヴィッカウで行われた国際ロベルト・シューマン・コンクール優勝などがあげられます。2015年10月ベルナルト・ ハイティンク(指)ロンドンSOの来日公演では、マーラーの交響曲第4番のソリストで登場し話題となりました。シューベルトの歌曲の神髄に迫る 注目の録音です。 (Ki)
PTC-5186723
モーツァルト:フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314
 フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313
ミスリヴェチェク(1737-1781):フルート協奏曲 ニ長調
アナ・デ・ラ・ヴェガ(Fl)
イギリスCO
ステファニー・ゴンリー(リーダー)

録音:2016 年 9月/ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
“傑出した才能”(ウィグモアホール)、“真の芸術家”(カドガンホール)、“ファースト・クラス”(ベルリン・フィルハーモニー) と各演奏会で絶賛されている注目のフルート奏者、アナ・デ・ラ・ヴェガがモーツァルトとミスリヴェチェクの協奏曲を録音しました。
イギリス人とアルゼンチン人の両親の間にオーストラリアで生まれたヴェガはシドニー大学でマーガレット・クロフォードに師事。その後パリにてレイモ ンド・ギオの最後の弟子として研鑽を積みました。
イギリス室内管弦楽団とは2010年以来度々共演しており、当ディスクにも収録されている忘れられし名曲ミスリヴェチェクのフルート協奏曲の演奏は BBCラジオにて生放送され話題となりました。この度満を持してセッション録音されました。
チェコの作曲家、ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)は自国の教会でヴァイオリニストを務めるなどし、その後はヴェネツィアに赴き、オペラの 作曲をジョヴァンニ・ペシェッティに学びました。最初のオペラ〈メデア〉は1764年に上演され、大好評を博すなど、作曲家としての才能を開花させま した。チェコの音楽性とイタリアの影響を融合することで独自の作曲様式を生み出したミスリヴェチェクの作品はウィーン古典派の巨匠たちの先駆けとなり、 軽快な声部書法と旋律面での豊かな創意によって特にイタリアで圧倒的な成功をおさめました。このフルート協奏曲も華やかな旋律が魅力の作品です。モー ツァルトのフルート協奏曲2篇とあわせてお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186725
「ため息の庭」
マルチェッロ(1686-1739):歌劇『アリアンナ』(1727)より【プレスティッシモ/アダージョ・アッサイ/イン・メヌエット.プレスト/レチタティーヴォ「Dove,misera,dove」/アリア「Come mai puoi」/レチタティーヴォ「Se fia che pensi, o caro」/アリア「Che dolce foco in petto」】
レオナルド・ヴィンチ(1690-1730):『マリア・ドロラータ』(1723)よりシンフォニア【アレグロ/ラルゴ/メヌエット】
フランチェスコ・ガスパリーニ(1661-1727):『アタリア』(1696)よりアリア「Ombre, cure sospetti」
レオナルド・レーオ(1694-1744):『Angelica e Medoro Or ch’e dal sol difesa』(1730)【アリア「Or ch’e dal sol
difesa」/レチタティーヴォ「Siedi,siedi ben mio」)/アリア「Che detto avranno mai」】
ヘンデル:歌劇『アグリッピナ』 HWV6(1709-1710)よりシンフォニア
ヘンデル:カンタータ『あなたに再びお会いしようとは、おお神よ』 HWV150(1707)より【レチタティーヴォ「Qual ti riveggio, oh Dio」)/アリア「Empio mare,onde crudeli」)/レチタティーヴォ「Amor,che ascoso ne’suoi vaghi lumi」)/アリア「Se la morte non vorra」/レチタティーヴォ「Questi dalla mia fronte」)/アリア「Si muora, si muora」)/レチタティーヴォ「Ecco,gelide labra」】
マグダレーナ・コジェナー(Ms)、
ヴァーツラフ・ルクス(指)、
コレギウム1704

録音:2018年9月21-26日/聖アンナ教会(プラハ)
世界最高の名唱マグダレーナ・コジェナーがPENTATONEレーベルに初登場!バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇るコジェ ナーですが、当ディスクではデビュー当時より大切にしてきたバロック・レパートリーを収録。悲劇的な恋愛を歌った作品を中心に、コジェナーの持ち味であるそ れぞれのキャラクターを演じ分けた豊かな感情表現で歌い上げます。コレギウム1704の演奏も抜群で、悲劇的なヒロインを演じるコジェナーの歌唱に華を添え ます。
PTC-5186727
『アメリカの様相』
(1)ショーン・シェパード(1979-):魔術
(2)セバスチャン・カリアー(1959-):マイクロシンフ
(3)クリストファー・ラウズ(1949-):サプリカ
(4)ケンジ・バンチ(1973-):『ある象の様相』
(5)バーバー::『スーヴェニール』 Op.28
カルロス・カルマー(指)オレゴンSO

ライヴ録音:(3)2016年、
(1)(2)(4)(5)2017年/アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(オレゴン州ポートランド)
「新世代を担う最もエキサイティングな作曲家」(ニューヨーク・タイムズ紙)と評されるショーン・シェパード。ここに収録された魔術は、BBCとカー ネギーホールの共同委嘱作で、ゲルギエフ(指)アメリカ・ナショナル・ユースOのヨーロッパツアーのために作曲されました。チャイコフスキー、 ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフ、グリンカ、ショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキーなどロシア人作曲家の作品から要素をふんだんに取り入れた、 題名のごとく “魔術的” な作品です。
セバスチャン・カリアーは1959年ペンシルヴァニア生まれの作曲家で、ここに収録されたマイクロシンフはピアノを含む打楽器と弦楽器との複雑な絡み 方が興味深い作品です。
報道や文学、作曲に授与されるアメリカでも最も権威のある「ピューリッツァー賞」を受賞しているクリストファー・ラウズ。緩急に富むサプリカは 2013年に作曲されたラウズの交響曲第4番との関わりの深く、弦楽器の美しさを追求した作品です。
数人の盲人が象の一部だけを触って感想を語り合うというインド発祥の寓話『群盲象を評す』。欧米では、19世紀のアメリカの詩人ジョン・ゴッドフリー・ サックスが1872年に発表した同名の詩により有名になりました。ケンジ・バンチのオレゴンSOの委嘱作『ある象の様相』はこの寓話からインスピ レーションを受けて作曲。序奏、6つの変奏、論争、終曲で構成されております。雄大なサウンドが非常に聴きごたえがあります。
バーバー:のスーヴェニールはもともとピアノ連弾組曲として作曲された全6曲の作品。のちにバレエ音楽として改編されたバーバー:らしい美しい作品です!
1958年ウルグアイ生まれのカルマーは故ジェームズ・デプリースト(1936-2013)の後任として2003年よりオレゴンSOの音楽監督を務めて おり、意欲的なレパートリーで当団を成長させてきました。PENTATONEレーベルからはこれまでに「アメリカの魂(ピストン、アンタイル、コープランド)」 (PTC 5186481)、「戦争の時代の音楽(ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン、アイヴス、アダムズ)」(PTC 5186393)、「イギリス作品集(エルガー、ヴォーン・ ウィリアムズ、ブリテン)」(PTC 5186471)、「ハイドン:交響曲第53番、第64番、第96番」(PTC 5186612)をリリース。手兵とともに明確なテー マを持った興味深いアルバムを発表しております。 (Ki)
PTC-5186732(1CD)
『シューベルト―静かな国へ』
シューベルト:静かな国へ D.403*
春の思い D.686*
弦楽四重奏曲第6番ニ長調 D.74
「あっちへ行け!残酷な死神よ」〜死と乙女 D.531より*
夕星 D.806*/水の上で歌う D.774*
墓の中 D.330*
弦楽四重奏曲第14番ニ短調 「死と乙女」D.810

*=サンディ・ファン・デューク編曲による弦楽四重奏版
シグヌムQフローリアン・ドンダラー(Vn1)、アンネッテ・ヴァルター(Vn2)、サンディ・ファン・デューク(Va)、トーマス・シュミット(Vc)】

録音:2019年9月/ゼンデザール(ブレーメン)
シグヌム四重奏団の好評シリーズ、シューベルト・アルバム第2弾が登場。収録作品は弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」、第6番を主軸に、今回も多 数の歌曲をサンディ・ファン・デューク編曲による弦楽四重奏版で演奏しております。
シグヌム四重奏団はアルバン・ベルク四重奏団、アルテミス四重奏団、メロス四重奏団に学び、数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る実力派の弦楽四 重奏団です。録音ではバルトーク、ベルク、シュニトケ、ラヴェル、ドビュッシー、スーク、ドヴォルザークなど幅広いレパートリーで高い評価を得ておりま す。今回のシューベルトの録音は当団が最も大切にしてきた作曲家の一人で、精緻なアンサンブルから奏でられる極上のシューベルトを堪能することができ ます。歌曲の弦楽四重奏版も秀逸で各作品の新たな魅力を引き出しております。当シリーズ第1弾の『弦楽四重奏曲13番「ロザムンデ」、第8番』(PTC 5186673)はドイツの権威ある音楽賞であるOpus Klassikの2019年のアワード受賞など高い評価を得ております。 (Ki)
PTC-5186733
私は勝つ!〜イタリア・オペラ・アリア集』
プッチーニ:歌劇『トスカ』より
1.「妙なる調和」
2.「星は光りぬ」
チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より
3.「あなたの中に母の優しさと微笑みを」
4.「心は疲れて」
5.「ロシアのメンチコフ将軍への命令は」**
マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
6.「ここにいる皆さん方…万歳 泡だつワインよ」*&**
7.「母さんあの酒は強いね」*
プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』(より
8.「なんと素晴らしい美人」
9.「あなた方の中に」**
ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より
10.「5月の美しい日のように」
11.「ある日、青空を眺めて」
ジョルダーノ:歌劇『フェドーラ』より
12.「愛さずにはいられぬこの思い」
レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』より
13.「芝居か…衣装を着けろ」
プッチーニ:歌劇『西部の娘』より
14.「やがて来る自由の日」
プッチーニ:歌劇『エドガール』より
15.「享楽の宴、ガラスのような目をしたキメラ」
プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』(1918)より
16.「フィレンツェは花咲く木のように」
プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より
17.「さらば愛の家」
プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より
18.「誰も寝てはならぬ」**
ピョートル・ベチャワ(T)
バレンシア自治州O、
マルコ・ボエミ(指)
*=エフゲニヤ・ホムートワ(Ms)
**=バレンシア州政府cho

録音:2019年10月/ソフィア王妃芸術宮殿、バレンシア(スペイン)
世界的テノール歌手、ピョートル・ベチャワがPENTATONEと専属契約!収録作品はイタリアのオペラ・アリア集です。ベチャ ワは1966年ポーランド最南部のチェホヴィツェ=ジエジツェ生まれ。リンツ州立劇場での活躍後、1997年からはチューリッヒ歌劇場に所属。その後の 活躍は目覚ましくロイヤル・オペラ・ハウス、メトロポリタン歌劇場、マリインスキー劇場、パリ国立オペラ座などで活躍し、圧倒的な歌唱で注目され続 けています。
待望の新録音ではプッチーニ、チレア、マスカーニ、ジョルダーノ、レオンカヴァッロの名作オペラ・アリアを余すことなく収録。ベチャワの美しく力強 い歌声を堪能することができます。 (Ki)
PTC-5186734
メンデルスゾーン:『無言歌集』より
『無言歌集』第1巻Op.19より
第1番「甘い思い出」ホ長調/第2番「後悔」イ短調/第3番「狩人の歌」イ長調/第5番「眠れぬままに」嬰ヘ短調
『無言歌集』第2巻Op.30より
第2番「安らぎもなく」ロ短調/第6番「ヴェネツィアの舟歌2」嬰ヘ短調
『無言歌集』第3巻Op.38より
第2番「失われた幸福」ハ短調/第6番「デュエット」変イ長調
『無言歌集』第5巻Op.62より
第3番「葬送のマーチ」ホ短調
『無言歌集』第6巻Op.67より
第2番「失われた幻影」嬰ヘ短調/第4番「紡ぎ歌」ハ長調
『無言歌集』第8巻Op.102より
第3番「タランテラ」ハ長調
グリーグ:『抒情小曲集』より
『抒情小曲集』第1集Op.12より
第1番「アリエッタ」/第2番「ワルツ」/第4番「妖精の踊り」
『抒情小曲集』第2集Op.38より
第4番「ハリング」/第6番「悲歌」
『抒情小曲集』第3集Op.43より
第1番「蝶々」/第4番「小鳥」/第6番「春に寄す」
『抒情小曲集』第4集Op.47より
第7番「悲歌」
『抒情小曲集』第5集Op.54より
第3番「小人のマーチ」/第4番「ノットゥルノ」/第5番「スケルツォ」
『抒情小曲集』第7集Op.62より
第4番「小川」
『抒情小曲集』第8集Op.65より
第6番「トロルハウゲンの婚礼の日」
デニス・コジュヒン(P)

録音:2018 年11 月/ MCO スタジオ5(ヒルフェルスム)
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えた鬼才デニス・コジュヒンがメンデルスゾーンの無言歌集とグリーグの抒情小曲集 から名作を選りすぐって録音しました。コジュヒンはマドリッドのソフィア王妃高等音楽院に留学し、ドミトリ・バシキロフとクラウディオ・メーネルに師 事し研鑽を積みました。2010 年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝し一躍世界から注目されたコジュヒンは、翌2011 年2 月に初 来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映され日本のクラシック・ファンにも広く知られることとなりました。以後たびたび来日し、 2017 年9 月にはパーヴォ・ヤルヴィ(指)NHK SOと共演し、ラフマニノフのピアノ協奏曲第4 番(1941 年版)の雄大な演奏は大きな話題を集 めました。ヴェルビエ音楽祭、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭など、数々の著名音楽祭にも出演している現在ヨーロッパで最も人気のある実力 派ピアニストのひとりです。PENTATONE からリリースしているチャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)、ブラームスのピアノ作品集(PTC 5186568 / KKC 5892)、ラヴェルとガーシュウィンのピアノ協奏曲(PTC 5186620 / KKC 5893)のディスクは国内外で高い評価を集めております。
メンデルスゾーンの代表作『無言歌集』は全8 巻48 曲の小品からなり、この曲集によって“無言歌” というジャンルを確立されました。「甘い思い出」「狩 人の歌」「紡ぎ歌」など単曲で演奏されることも多い作品も含みます。一方、グリーグの『抒情小曲集』は全10 集66 曲におよび、「春に寄す」「ワルツ」「小 人のマーチ」「トロルハウゲンの婚礼の日」など、グリーグの豊かな抒情性が遺憾なく発揮されたピアノ曲です。コジュヒンは卓越した技術とともに感受性 に満ちた歌心を持って心温まるアルバムを完成させました。豊かな表現力を示した注目のリリースといえましょう!なお、録音はPENTATONE レーベルが 誇る技術チーム「ポリヒムニア・インターナショナル」が手掛けました。コジュヒンが弾くブラームスのピアノ作品集は2018 年度第56 回レコード・アカ デミー賞【特別部門 録音】賞を受賞しており、当録音も期待のできる高音質録音であることも注目です。 (Ki)
PTC-5186736
「Daydream(白昼夢)」
(1)サミュエル・ワード(1848-1903) / ジェフリー・カヘイン(1956-):素晴らしきアメリカ
(2)-(6)アーロン・ジェイ・カーニス(1960-): チェロとピアノのための「ファースト・クラブ・デート」
(7)バッハ:イギリス組曲第2番 イ短調 BWV 807より前奏曲
(8)ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):無伴奏フルートのための「映像」Op.38
(9)-(18)エネスコ:ヴァイオリンとピアノのための「幼時の印象」Op.28
(19)ショパン(スドビン編):「ア・ラ・ミニュット」~「子犬のワルツ」による変奏曲
(20)ジョン・ルーサー・アダムス(1953-):赤い弧 / 青いヴェール
(1)ジェフリー・カヘイン(P)
(2)-(6)マット・ハイモヴィッツ(Vc)
(2)-(6)アンドレア・ラム(P)
(7)アンネ = マリー・マクダーモット(P)
(8)ジェシカ・シンデル(Fl)
(9)-(18)キャロライン・グールディング(Vn)、
(9)-(18)デイビッド・フング(P)
(19) エフゲニー・スドビン(P)
(20)ダグ・パーキンス(打楽器)

録音:(1)(7)-(20)2017年7月7日-9月16日(ライヴ)、(2)-(6)2017年12月15-16日(セッション)/
ティペット・ライズ・アートセンター(モンタナ)
モンタナ州の中央、約41?の広大な草原に広がるティペット・ライズ・アートセンターは、大自然の中に巨大な屋外彫刻作 品が立ち並ぶ、自然とアートの融合した空間です。音楽演奏会場も併設するこのアートセンターでのマット・ハイモヴィッツをはじめ豪華演奏家たちが出 演した “ティペット・ライズ・オーパス2016音楽祭” ライヴ録音(PTC 5186660)に続き、この度 “ティペット・ライズ・オーパス2017音楽祭” の 録音が登場しました。
2016年にも同音楽祭で名演を聴かせたチェロのマット・ハイモヴィッツ、ピアノのアンネ=マリー・マクダーモットやエフゲニー・スドビンに加え、 2017年はフルートのジェシカ・シンデルや打楽器のダグ・パーキンスらを迎え、プログラムもさらに多彩さを増しています。
CDブックレットには、現代彫刻の第一人者パトリック・ドハティの委嘱彫刻作品「Daydream(白昼夢)」の写真が満載。スケールの大きな自然を舞台に、 彫刻と音楽、空間と時間、自然と芸術が触発し合う様を感じることができます。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン(指)シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"から積極的なリリースが続い ており好評を博しております。 (Ki)
PTC-5186737
ヘンデル:合奏協奏曲Op.6より第1番〜第6番
(1)合奏協奏曲第1番ト長調 Op.6-1 HWV 319
(2)合奏協奏曲第2番ヘ長調 Op.6-2 HWV 320
(3)合奏協奏曲第3番ホ短調 Op.6-3 HWV 321
(4)合奏協奏曲第4番イ短調 Op.6-4 HWV 322
(5)合奏協奏曲第5番ニ長調 Op.6-5 HWV 323
(6)合奏協奏曲第6番ト短調 Op.6-6 HWV 324
ベルリン古楽アカデミー、
ベルンハルト・フォルク(Vn/コンサートマスター)

録音:2018年9月、2019年2月/ニコデマス教会(ベルリン)
コンチェルト・グロッソとはバロック時代特有の協奏曲で、複数の独奏者によって編成される独奏楽器群と、オーケストラ全員による大合奏群との間の音量的、 技巧的対比を楽しむ音楽で、ヘンデルが1739年に作曲したコンチェルト・グロッソ Op.6は12曲からなります。当録音は第1番から第6番をおさめており、 今後第7番から第12番もリリースされるとのこと。ベルリン古楽アカデミーによる愉悦の極みのヘンデルをお楽しみいただけます! (Ki)
PTC-5186738
ヘンデル:合奏協奏曲Op.6より第7番〜第12番
合奏協奏曲第7番変ロ長調 Op.6-7 HWV 325
合奏協奏曲第8番ハ短調 Op.6-8 HWV 326
合奏協奏曲第9番ヘ長調 Op.6-9 HWV 327
合奏協奏曲第10番ニ短調 Op.6-10 HWV 328
合奏協奏曲第11番イ長調 Op.6-11 HWV 329
合奏協奏曲第12番ロ短調 Op.6-12 HWV 330
ベルリン古楽アカデミー、
ベルンハルト・フォルク(ヴァイオリン/コンサートマスター)

録音: 2019年2月/ニコデマス教会(ベルリン)
コンチェルト・グロッソとはバロック時代特有の協奏曲で、複数の独奏者によって編成される独奏楽器群と、オーケストラ全員による大合奏群との間の 音量的、技巧的対比を楽しむ音楽で、ヘンデルが1739年に作曲したコンチェルト・グロッソ Op.6は12曲からなります。流石ベルリン古楽アカデミー といえるアンサンブルとしての統率と、個々の奏者の自主性との絶妙なバランスが光り輝きます。愉悦の極みのヘンデルをお楽しみいただけます! (Ki)
PTC-5186740(1CD)
ツェムリンスキー:管弦楽のための幻想曲『人魚姫』(アントニー・ボーモント、2013年校訂版) マルク・アルブレヒト(指)、
オランダPO

録音:2018年11月10-12日/アムステルダム、コンセルトヘボウ
管弦楽のための幻想曲『人魚姫』は、ツェムリンスキーが1902年から1903年にかけて作曲し、1905年、ウィーン音楽芸術創造家協会主催のコンサー トで初演されたアンデルセンの童話『人魚姫』を基にした3楽章からなる交響詩。初演は評価されたものの、同コンサートで演奏されたシェーンベルクの 『ペレアスとメリザンド』により多くの注目が集まり、また一部『人魚姫』に対しての酷評もあったためか、その後演奏されることはなく、楽譜の出版もさ れませんでした。死後、ツェムリンスキーに対する再評価が進み、この作品は1980年代に復活蘇演されました。その後シャイーやダウスゴーなどが録音 したことにより現在ではツェムリンスキーの代表作として評価されております。当録音ではツェムリンスキーを含む20世紀前半のドイツ、オーストリア、イ ギリスの作品をレパートリーとし、また音楽学者としてツェムリンスキー、マーラーに関する本も出版している指揮者アントニー・ボーモント(1949-)が 2013年に校訂した版を採用しております。
作品は暗い海底の描写ではじまり、その後ヴァイオリンのソロで人魚姫の主題が現れる第1楽章、海の魔女の家を訪れる人魚姫から王子の結婚式を描 いた第2楽章、そして人魚姫の自殺、天国への救済までを描いた第3楽章で構成。ブラームス派から離れ、新ドイツ楽派に急接近した時期の作品です。
当演奏の指揮はマルク・アルブレヒトです。マルク・アルブレヒトは指揮者ゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒトの子息としてハノーファーに生まれ、 クラウディオ・アバドのアシスタントを経てドイツ各地の歌劇場で研鑽を積みました。2011年よりオランダPO、同室内管弦楽 団およびネーデルラント・オペラの音楽監督を務め、その後、ネーデルラント・オペラは「オペラハウス・オブ・ザ・イヤー2016」を受賞し、2020年 まで契約を延長することが決定しております。PENTATONEレーベルからは同団との共演でマーラー・シリーズ【『大地の歌』(PTC 5186502)、交響 曲第4番(PTC 5186487)、マーラー・ソング・サイクルズ(PTC 5186576)】、R.シュトラウスの『英雄の生涯』& ブルレスケ(PTC 5186617) など多くのディスクをリリースしており、いずれも高い評価を得ております。
PTC-5186741
『影響』
アイヴズ:ピアノ・ソナタ第1番
バルトーク:ハンガリー農民の歌による即興曲 Op.20 Sz.74
メシアン:「カンテヨージャーヤー」
バッハ:イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989
タマラ・ステファノヴィチ(P)

録音:2018 年 6月21-24日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
タマラ・ステファノヴィチのPENTATONEレーベル第1弾となる新録音は自身の選曲によるアルバム『影響』です。アイヴズにはじ まりバルトーク、メシアンそしてバッハと構成され、作品ごとに様々な影響をもとに作曲されております。ステファノヴィチはこれらの作品を連ねることにより アルバム全体として有機的なつながりを見事に表しております。 (Ki)
PTC-5186742(2CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
フランチェスコ・ピエモンテージ(P)

録音:2018年2月(セッション)、2018年2月14日(ライヴ)* ラ・ショー=ド=フォン内音楽ホール(スイス)
1983年スイス生まれの俊英フランチェスコ・ピエモンテージ、PENTATONEレーベルのデビュー盤はシューベルトの最高傑作ピアノ・ソナタ第19番〜第 21番です。2007年のエリーザベト王妃国際音楽コンクール第3位をはじめ華々しいコンクール歴を誇るピエモンテージはClaves,naive,Orfeoなど様々なレー ベルからCDをリリースしている注目のピアニスト。繊細で透き通るような美しい演奏が魅力です。当録音では雄大で華麗なシューベルトを聴かせてくれます。
PTC-5186746
ヴィヴァルディ×ピアソラの『四季』
ピアソラ:『ブエノスアイレスの四季』(ペーター・フォン・ヴィーンハルト編)
(1)ピアソラ:「ブエノスアイレスの春」
(2)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ホ長調 Op.8-1 RV 269「春」
(3)ピアソラ:「ブエノスアイレスの夏」
(4)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.8-2 RV 315「夏」
(5)ピアソラ:「ブエノスアイレスの秋」
(6)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第3番 ヘ長調 Op.8-3 RV 293「秋」
(7)ピアソラ:「ブエノスアイレスの冬」
(8)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第4番 ヘ短調 Op.8-4 RV 297「冬」
ヴィヴァルディ×ピアソラの『四季』
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
ミュンヘン室内O、ジェラルダス・ビドヴァ(コンサートマスター)

録音:2018年7月/昇天教会、ミュンヘン-ゼンドリンク(ドイツ)
人気と実力を兼ね備えた麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。ニューヨーク・タイムズは、「叙情と 情熱のバランスのよさ―彼女の長所は、とりわけ磨き抜かれたテクニックと美しく多彩な音色にある」と評しています。
2018年7月録音の最新アルバムはミュンヘン室内管楽団との共演でヴィヴァルディとピアソラの『四季』を録音、「春・夏・秋・冬」それぞれの作品 を交互に収録しております。
いわずと知れたヴィヴァルディの『四季』は、優美に輝く「春」、うだるような暑さと天候の変化を見事に表現した「夏」、収穫を祝う「秋」、凍てつく「冬」 と標題音楽の醍醐味を堪能できる最高傑作。シュタインバッハーの艶やかで凛としたヴァイオリンの音色で聴き手を四季の移ろいに誘います。
20世紀アルゼンチンを代表する作曲家、バンドネオン奏者のアストル・ピアソラ(1921-1992)。1969年に書かれた『ブエノスアイレスの四季』は “タ ンゴの革命児” としてピアソラならではの官能的で陰影のあるグルーヴ感に満ちた作品です。シュタインバッハーはラテン音楽も得意とし、豪快で意志の 強さを感じさせる演奏を披露しております。なお、もともとバンドネオン、ヴァイオリン、ギター、ピアノ、コントラバスという編成による作品ですが、当録 音ではペーター・フォン・ヴィーンハルト編曲によるヴァイオリンと室内オーケストラ版で収録されております。情熱と官能で迫るシュタインバッハーがスト ラディヴァリウスの銘器「ブース」で気高く奏でる渾身のアルバムが完成しました。
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、ジャン=マリー・ヘイセン、エルド・グルートなどPENTATONEレーベルが誇る技術陣による録音で、DSDレコー ディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186747
チャイコフスキー・トレジャーズ
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
「パ・ド・ドゥ」〜バレエ音楽『白鳥の湖』より
「レンスキーのアリア」「手紙の場」〜歌劇『エフゲニー・オネーギン』より
憂鬱なセレナード Op.26
ワルツ・スケルツォ Op.34
ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)、
キリル・カラビツ(指)BBC響

録音:2018年6月26&27日/ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール(ロンドン)
ベルリン・POの元第1コンサートマスターで現在ソリストとして活躍するガイ・ブラウンシュタインが 魅惑のチャイコフスキー・アルバムをリリースします!!
1971 年イスラエルのテルアビブ生まれのブラウンシュタインは 7 歳よりヴァイオリンをはじめ、その後ニューヨークでピンカス・ズーカーマン、グレン・ ディクテロウに師事。イスラエル・PO、フランクフルトRSOをはじめとする名門オーケストラとの共演を重ね世界にその 名が知られる存在となりました。また室内楽にも力を入れ、アイザック・スターン、アンドラーシュ・シフ、イェフィム・ブロンフマンなど名だたる演奏家 との共演を果たしてきました。2000年よりベルリン・POの第1コンサートマスターに就任し、2013年の退団まで数多くの演奏 会に登場してきました。2017/18年シーズンにはトロンハイムSOのアーティスト・イン・レジデンスとなり指揮者としての才能も披露しております。 演奏家としての長いキャリアの割にブラウンシュタイン自身の録音は極めて少なくファンならずとも期待が高まるリリースといえましょう! ヴァイオリン協奏曲では雄弁に奏でるブラウンシュタインのソロが一際美しく光り輝き、憂鬱なセレナードでは涙腺を刺激する悲哀に満ちた繊細な情感 にあふれ、ワルツ・スケルツォでは活発な主題をのびやかに演奏しております。当録音ではブラウンシュタイン編曲の「パ・ド・ドゥ」(バレエ音楽『白鳥 の湖』より)、「レンスキーのアリア」「手紙の場」(歌劇『エフゲニー・オネーギン』より)も収録。これぞチャイコフスキー!!といえるゾクゾクするほど 美しい旋律をブラウンシュタインが情感豊かに演奏しております!!共演はキリル・カラビツ(指)BBCSOです。カラビツはロシア作品での評価が 圧倒的に高く、さらに協奏曲の録音でも定評があり、当演奏でも歌心あふれる魅惑的なチャイコフスキーを披露しています! (Ki)
PTC-5186749(1CD)
『テレマンの庭』
テレマン:ラントマン〜独奏チェンバロのためのファンタジア第7番 イ短調 TWV 33:19より
組曲第5番イ短調〜フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための TWV 42:a3
シチリアーナ〜独奏ヴァイオリンのためのファンタジア第9番 ロ短調 TWV 40:22より
パリ四重奏曲第3番ト長調〜フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための TWV 43:G4
ファンタジア第1番イ長調〜独奏フルートのためのTWV 40:2
トリオ・ソナタ第10番イ短調〜リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のための TWV 42:a4
レチタティーヴォとアリオーソ〜ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソロ・ソナタ第9番 ホ短調 TWV 41:e5より
エレファント・ハウス・クァルテット【ボレッテ・ロズ(リコーダー)、アウレリウス・ゴリンスキ(Vn)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アラン・ラスムッセン(Cemb)】

録音:2018年5月29-31日ギャリソン教会(コペンハーゲン)
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の市瀬礼子も参加しているエレファント・ハウス・クァルテットが『テレマンの庭』と題したアルバムをリリースしました。同団はリコーダー のボレッテ・ロズ、ヴァイオリンのアウレリウス・ゴリンスキ、ヴィオラ・ダ・ガンバの市瀬礼子、チェンバロのアラン・ラスムッセンというバロック音楽のスペシャ リストが集結した古楽アンサンブルで、テレマンの音楽がもつ温かくカラフルな色合いを見事に表現しております。コペンハーゲンのギャリソン教会に響き渡る美 しいアンサンブルをご堪能ください。 (Ki)
PTC-5186750
マイケル・ファビアーノ/ドニゼッティとヴェルディ
ヴェルディ:歌劇『ルイザ・ミラー』(1849)より「ああ!この目が見たものを信じないことができたなら!〜穏やかな夕暮れ」
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』(1851)より「女心の歌」
ドニゼッティ:歌劇『ポリウート』(1838/1848)より「ぼくの吸う空気は毒だ!―聖なる光が輝き〜Fu macchiato l’onor mio〜神々しい光が輝きだす」
ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』(1859)より「たぶん彼女は家に着いて〜だが私があなたを失わなければならなくても」
ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』(1835)より「Tomba degli avi miei〜Fra poco a me ricovero」
ヴェルディ:歌劇『運命の力』(1862)より「Qual sangue sparsi〜S’affronti la morte」
ドニゼッティ:歌劇『マリア・ディ・ロアン』(1843)より「Alma soave e cara」
ヴェルディ:歌劇『エルナーニ』(1844)より「この誓いを聞き給え〜生き長らえることなど軽蔑する」
ヴェルディ:歌劇『二人のフォスカリ』(1844)より「夜よ!ここを支配している無窮の夜よ!〜私を呪わないでくれ」
ヴェルディ:歌劇『オベルト』(1839)より「ああ何ということを!〜慈悲深き天よ」
ヴェルディ:歌劇『海賊』(1848)より「すべてが微笑んでいるようだった〜Pronti siate a seguitarmi」
マイケル・ファビアーノ(T)、
ロンドン・ヴォイシズ、
エンリケ・マッツォーラ(指)LPO

録音:2018年8月31日-9月4日/聖ジュード教会(ロンドン)
アメリカ期待のテノール、マイケル・ファビアーノがPENTATONEレーベル初登場!収録作品はヴェルディの中期とドニゼッティの後 期のオペラ作品で構成。イタリア・オペラを代表する2人の作曲家の強い結びつきを示したアルバムとなっております。
1984年生まれのファビアーノは2012年9月&10月、サンフランシスコ歌劇場のドニゼッティの歌劇『ルクレツィア・ボルジア』のジェンナーロ役で注目さ れ、その後2015年10月、グラインドボーン音楽祭でのドニゼッティの歌劇『ポリウート』のポリウート役に抜擢され世界的な注目を浴びました。力強さと繊 細さを併せ持った歌声が最大の魅力です。共演はエンリケ・マッツォーラ(指)ロンドン・POで、2015年のポリウートでも共演しており ます。 (Ki)
PTC-5186751(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) アリサ・ワイラースタイン(Vc)

録音:2019年7月&9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
チェロ界の女王ワイラースタインがついにバッハ無伴奏全曲を録音しました!ダニエル・バレンボイムの秘蔵っ子として2012年にDECCAレーベルの デビュー盤をリリースした女流チェリスト、アリサ・ワイラースタイン。エルガーの情熱的な演奏で注目され、瞬く間に世界のひのき舞台に立ちました。そ の後、ビエロフラーヴェクとのドヴォルザーク、コダーイ等の無伴奏チェロ作品集、ラフマニノフとショパンのチェロ・ソナタ集など、リリースするたびに 大きな話題となり、そのすべての録音で高い評価を得てきました。また、PENTATONEレーベルに移籍後にリリースしたハイドンのチェロ協奏曲集(KKC 5949 / PTC 5186717)はレコード芸術特選盤をはじめ各誌で絶賛されました。
待ちに待ったバッハの無伴奏全曲録音ではワイラースタインらしい非常に豊かで伸びやかな歌い回しで魅了。さらに各声部を立体的に組み立てる演奏技 術の高さに改めて圧倒されます。全6曲を通じて聴くことによりワイラースタインが描くバッハの大宇宙に誘われます。当作品集の新たな決定盤登場と申 せましょう。 (Ki)
PTC-5186754(1CD)
ミッシー・マッツォーリ(1980-):歌劇『Proving Up』(カレン・ラッセル:原作、ロイス・ヴァヴレック:台本) マイケル・スラッテリー(テノール/マイルス・ゼンガー)
ジョン・ムーア(バリトン/Mr.ヨハネス(ゼンガーの父))
タリーゼ・トレヴィーニェ(ソプラノ/Mrs.ヨハネス(ゼンガーの母))
アビゲイル・ニムス(メゾ・ソプラノ/ゼンガーの長女)
クリー・キャリコ(ソプラノ/ゼンガーの次女)
アンドリュー・ハリス(バス/農民)
オペラ・オマハ
クリストファー・ラウントリー(指)、
インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル

録音:2018年4月17、18&20日/ウェア・ハウス・プロダクションズ、オハマ(ネブラスカ州)
1980年アメリカ生まれの女流作曲家ミッシー・マッツォーリ期待のオペラ『Proving Up』をおさめたアルバム。この作品は2018年にオペラ・オハマ で初演が行われましたが、当録音はそのキャストによるセッション録音です。
「ブルックリンの新時代のポスト・モーツァルト(タイムアウト・ニューヨーク誌)」と称されたマッツォーリは、今日最も注目を集める若手作曲家の一人。 これまでに発表したオペラ『Breaking the Waves』(2016)や『Song from the Uproar』(2012)などの作品で高い評価を得ています。
『Proving Up』はカレン・ラッセル(1981-)の短編小説を基にした作品で、カナダ出身で現在ブルックリンを拠点に活躍する劇作家・脚本家のロイス・ヴァ ヴレックによる台本です。ヴァヴレックはPENTATONEレーベルからリリースされているリッキー・イアン・ゴードン作曲『クリスマスツリーのない家』(PTC 5186697)の台本もつとめております。ここに収録された『Proving Up』は、19世紀後半のネブラスカ州の一家がホームステッド(自給自足のライフスタイル) を営む物語を通して、アメリカン・ドリームに対するシュールで不穏な批評を表現しております。 当作品はワシントン・ナショナル・オペラ、コロンビア大学、オペラ・オマハの委嘱を受けた作品でその初演は大成功をおさめました。今後、数年のうち に米国最大のオペラハウスで上演される予定です。ワシントン・ポスト紙はこの作品を「悲惨さと力強さを持った現代の真のオペラ」と評しています。 (Ki)
PTC-5186756(1CD)
アコピヤン=タマーリナ〜ショパン他
ショパン:マズルカ集
(1)マズルカ ト短調 Op.67-2
(2)マズルカ 変ロ長調 Op.17-1
(3)マズルカ ホ短調 Op.17-2
(4)マズルカ イ短調 Op.17-3
(5)マズルカ ホ短調 Op.41-2
(6)マズルカ ロ短調 Op.30-2
(7)マズルカ ハ短調 Op.56-3
(8)マズルカ ハ長調 Op.33-3
(9)マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3
(10)ヤナーチェク:「霧の中で」 JW 8:22
(11)メトネル4つのおとぎ話 より第3番ヘ短調Op.26-3
(12)リャードフ:マズルカ ヘ短調 Op.57-3
ネリー・アコピヤン=タマ ーリナ(P)

ライヴ録音:(11)(12)2008年1月30日、(1)-(10)2009年3月23日/ウィグモアホール(イギリス)
前作、「ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24&4つのバラードOp.10」のアルバム(PTC 5186677)でその存在が知られることに なったピアニスト、ネリー・アコピヤン=タマーリナ。彼女は才能に恵まれながらもソ連時代に不遇だったピアニストで、現在まで知る人ぞ知る存在となって いました。
アコピヤン=タマーリナは1941年にモスクワで生まれ。モスクワ音楽院で伝説的なピアニスト、アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルに師事し、1963年 にドイツで行われたシューマン国際声楽・ピアノコンクールで優勝しました。その後、1974年にはロベルト・シューマン賞を受賞したことで順風満帆なキャ リアを始めると思いきや、実姉がイスラエル移住申請をしたため、彼女の亡命も危惧した当局により演奏活動を制限されました。不遇時代に始めた水彩画 家としても才能を示し、展覧会も催されたほどです。1983年にロンドンで公演して再発見され、以後イギリスを本拠に教育活動を行いました。
彼女の師・ゴリデンヴェイゼルは帝政ロシアからソ連時代の大ピアニストで、名教授としてもニコラーエワ、ベルマン、カバレフスキーらを育てました。直 接指導を受けた世代がほとんど残っていないなか、アコピヤン=タマーリナは貴重な直弟子で、その燦然たるファルテッシモ、最高のピアニッシモや銀色に 光る和音など、伝説のロシア・ピアニズムを現存しています。
当アルバムは2008年と2009年、ウィグモアホールにおけるライヴ録音からショパン、ヤナーチェク、メトネル、リャードフを収録。哀愁漂う雰囲気をも つこの選曲はスラヴ系の舞曲や自然への憧れも感じさせ、アコピヤン=タマーリナの魅力である温かい音色と独特な魅力にあふれた演奏を聴くことができま す。アコピヤン=タマーリナの至芸をお楽しみください。※日本語帯・解説はつきません。 (Ki)
PTC-5186757
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 KV.550
交響曲第41番「ジュピター」
アンドルー・マンゼ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

ライヴ録音:2017年2月21-24日(交響曲第40番)、2018年3月5-8日(交響曲第41番)/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名なバロック・ヴァイオリンとして知られているマンゼは指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノーファー 北ドイツ放送POの首席指揮者を務めています。PENTATONEレーベルからリリースしたメンデルスゾーンの交響曲全曲録音が話題 となる中、当ディスクではメンデルスゾーンと並行して収録されたモーツァルトの交響曲第40&41番がリリースされます。バロック・ヴァイオリンの名手 であるマンゼらしく、とりわけ弦楽器の細やかな表情や絶妙なテンポ設定など、当演奏でもキリリと攻め込む “マンゼ節” で聴かせます。
モーツァルトの傑作第40番交響曲ト短調は、「最も苦悩に満ちた音程」とされる短二度を基本動機として全曲にわたって使用し、これに派生する半音 階的な旋律と和声に重要な動機を与えました。一度聴いたら忘れがたいこの名曲をマンゼは緊張感を持たせながらもハッとさせられる表情付けで演奏しま す。一方、第40番と同年に作曲された第41番ハ長調「ジュピター」。終楽章ではすべての人々が讃嘆してやまない偉大な音構築を置き華々しく高らか な終止に達します。マンゼは実にカラフルな演奏を聴かせます。 (Ki)
PTC-5186758
『Dido & Aeneazz』
(1)Overture(5’18”)/(2)Peace and I are strangers grown(6’44”)/(3)Fear no danger; Cupid has thrown the dart(1’ 30”)/(4)A splendid time together(5’53”)/(5)The triumphs of love(3’00”)/(6)Love dance(6’22”)/(7)The witches (3’57”)/(8)Ritornel(5’48”)/(9)The sailors(5’07”)/(10)Horizon(4’50”)/(11)Sailors & witches(9’13”)/(12)Triumphant witches(5’13”)/(13)Crazy witches(6’42”)/(14)Great minds against themselves conspire(0’54”)/(15)Dido’s lament(6’ 21”)/(16)With drooping wings(4’11”)
カレファックス・リード五重奏団【オリヴァー・ボエクホールン(Ob)、イヴァー・ベリックス(Cl)、ラーフ・ヘッケマ(Sax)、イェルテ・アルトゥイス(バス・Cl)、アルバン・ウェスリー(Fg)】、エリック・フロイマンス(Tp)

録音:2018年6月28-27日/ルター派教会(ハーレム)
カレファックス・リード五重奏団(カレファックス・リード・クインテット・アムステルダム)の PENTATONEレーベル第 2 弾 “Dido&Aeneazz” が登場。このアルバムはヘンリー・パーセル作曲の歌劇「ディドとエネアス」を当団のラーフ・ヘッケマが再編成し、さらにトランぺッ ト奏者エリック・フロイマンスがコンセプトに合ったアレンジをしている実に興味深い内容で、ディドとエネアス(Dido and Aeneas)にジャズ、カリプソ、 クレズマーの要素をふんだんに取り入れたという意味を込めた造語 Dido&Aeneazzというタイトルが付けられました。
カレファックス・リード五重奏団は「ポップスのメンタリティを備えたアンサンブル」と評され、圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブル で結成時より高い評価を得ており、独 MDGレーベルなどから多くのディスクがリリースされています。リード五重奏は 18 世紀以降の作品が多いため、 当団はオリジナル作品以外も積極的に編曲また委嘱をし、レパートリーを広げてきました。また、ジャズ、ポップスも演奏し国際的な音楽シーンから熱烈 な支持を受けています。PENATATONEレーベル第 1 弾『隠された秘宝』(PTC 5186696)では、ジョスカン・デ・プレの「森のニンフ」、コレッリの「ラ・ フォリア」、オルガンのために書かれたフランクの前奏曲、フーガと変奏曲など、カレファックスの真の実力を示した名演を聴かせてくれました。
オランダを代表するトランぺット奏者エリック・フロイマンスは 2018 年の東京 JAZZ にも出演し多くの観客を魅了したことも記憶に新しいところです。 V-Flowレーベルより『Viento Zonda』(VF 03)、『Levanter』(VF 02)、『Act 2』(VF 01)をリリース。ジャズ、クラシック、ワールド ・ ミュージッ クの境界線を自由に行き来する変幻自在のトランペットの音色が魅力です。 (Ki)
PTC-5186759
シューベルト:交響曲第2番変ロ長調 D.125
交響曲第3番ニ長調 D.200*
ルネ・ヤーコプス(指)、
ビー・ロック・オーケストラ

録音:2019年7月デ・スピル・コンサートホール(ルセラーレ)、
2020年2月ール・インスブルック(インスブルック会議場内)*
ルネ・ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラのシューベルトの交響曲録音全集。好評を博した交響曲第1番&第6番を 収録したアルバム(PTC 5186707)に続き、期待の第2弾では第2番と第3番を録音しました。前作に続き音楽家としての経験値と鋭い耳、そして深い 知識を持つヤーコプスが満を持して録音しました。
ベルギー第3の都市ヘント(ゲント)に2005年創設されたオリジナル楽器のビー・ロック・オーケストラ(B’ Rock Orchestra)。実力派により構成さ れた当団は音楽的に互いを刺激し合い、ルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどの演奏家との共演で名声を高めてきました。 当団には日本人演奏家も多く所属しており、2019年9月には待望の初来日を果たし話題となりました。変幻自在の音色で奏でることができる当団がヤーコ プスのタクトにより自由に歌い、そしてカラフルで刺激的な演奏を聴かせてくれます。
交響曲第1番の完成から1年5か月後に書き上げられた交響曲第2番は形式面で第1番よりもさらに充実し、シューベルトらしさが色濃くなった作品。 一方第3番は第2番と同様、1815年に書かれた作品。同年、シューベルトは作曲家として実りの年と言え、5曲のオペラ、2曲のピアノ・ソナタ、2曲の ミサ曲などを生み出しました。そのような時期に作曲された第3番は歌曲作曲家としての面目をはっきりとあらわしております。声楽家であり指揮者でもある “音楽家” ヤーコプスが溌剌としたシューベルト10代の世界観を見事に表現しております。今後のリリースにも注目の録音です!
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、エルド・グルートなどPENTATONE レーベルが誇る技術陣による録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマ ルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。
「幼少の頃、私のお気に入りの作曲家の中で初めてコンサートで歌う機会を与えられたのがシューベルトでした。やがて、母国の都市ヘントにある大聖堂 の少年合唱団のメンバーとなりボーイソプラノのソリストとして歌ってきました。その当時、私はディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの歌うシューベル トの歌曲の録音を聴き、ますますシューベルトの虜になりました。私はカウンターテナー歌手としてキャリアをスタートさせ、歌手として、そして指揮者とし て様々な作曲家の作品を演奏してきましたが、指揮者として私が最も敬愛するシューベルトにかえってきました。」(ルネ・ヤーコプス)
PTC-5186760
マーラー:「大地の歌」 サラ・コノリー(Ms)、
ロバート・ディーン・スミス(T)
ウラディーミル・ユロフスキ(指)、
ベルリンRSO

ライヴ録音:2018年10月14日ベルリン、フィルハーモニー
世界が注目する指揮者のひとりウラディーミル・ユロフスキ。数多くのディスクがリリースされる中、期待の新譜はベルリン放送 SOとのライヴ録音でマーラーの「大地の歌」を収録しました。 1972年モスクワ生まれのユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、1995年ウェクス フォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席指 揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナルOと自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン放送 SOの首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、当盤ではその最新録音を聴くことができます。
本来、第9番にあたる交響曲としてマーラーが作曲した「大地の歌」は、〈第9〉が死につながることを避け、交響曲としなかった作品。マーラー独自の 世界観を見事にあらわしたペシミスティックな耽美主義の作品です。 ★独唱はメゾ・ソプラノのサラ・コノリーとテノールのロバート・ディーン・スミスです。これまでにコノリーはヤニック・ネゼ=セガン(指)ロンドン・フィルハー モニーO(2011年収録)と、スミスはイヴァン・フィッシャー(指)ブダペスト祝祭O(2017年収録)とそれぞれ同曲の録音があり、マーラー を得意とする名唱の共演にも注目です。 (Ki)
PTC-5186761
チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』Op.71 ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ロシア国立アカデミーO”エフゲニー・スヴェトラーノフ”
ニーナ・クプリャノヴァ(Hp)、
ヴェラ・アルマゾヴァ(チェレスタ)
スヴェシニコフ少年cho

ライヴ録音:2019年1月/モスクワ音楽院大ホール
世界が注目する指揮者のひとりウラディーミル・ユロフスキ。ロシア国立アカデミーOとの共演盤、チャイコフスキーのバレ エ音楽『白鳥の湖』(PTC 5186640 / KKC 6005)が高い評価を得る中、待望の『くるみ割り人形』をライヴ収録しました!この作品がもつ旋律の美しさ、甘 く感傷に満ちた情緒など、チャイコフスキーが思い描いた真の世界をユロフスキが繊細な表現で優美に描き出します!
祖父が作曲家、父親が指揮者という音楽一家に1972年モスクワで生まれたユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデン およびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコー ディングを開始し、2007年より首席指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナルOと自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、 2017/18シーズンからはベルリンRSOの首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、R.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」、マー ラーの交響詩「葬礼」、交響的前奏曲(PTC 5186597 / KKC 5846)、アラベラ・美歩・シュタインバッハー独奏のブリテン&ヒンデミットのヴァイオリン協 奏曲(PTC 5186625 / KKC 5839)をリリースしております。2019年3月には同団との来日公演を成功させ話題となりました。
ユロフスキはロシア国立アカデミーOとプロコフィエフの交響曲およびチャイコフスキーの3大バレエの全曲録音を進行中です。 (Ki)
PTC-5186762(1CD)
チャイコフスキー:弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」(1890)(弦楽合奏版)
ムソルグスキー(シモン・ブヴレ編):「展覧会の絵」(1874)
カメラータ・デュ・レマン、シモン・ブヴレ(コンサートマスター)

録音:2017年10月24-27日/エルネスト・アンセルメ・スタジオ(ジュネーヴ)
2012年秋、ジュネーヴ湖での音楽祭にて結成されたスイスの弦楽アンサンブル、カメラータ・デュ・レマンが堂々のデビュー録音をリリースします。 当団はスイスをはじめヨーロッパ各国で研鑽を積んだ精鋭15人により結成された注目のアンサンブルで、レパートリーはバロックから現代まで、演奏形 態は弦楽四重奏から室内オーケストラの作品まで可変アンサンブルとして演奏活動を展開しております。
また声楽アンサンブルやバレエとの共演による新しいプロジェクトにも参加し活動の幅を広げております。現在ヨーロッパ各地の音楽祭に招かれるなど 積極的な演奏活動で注目されております。
注目のデビュー録音ではチャイコフスキーの弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」と当団コンサートマスター、シモン・ブヴレ編曲のムソルグスキーの「展 覧会の絵」のいずれも弦楽合奏版を収録しました。この2大名作を非常にドラマティックに演奏しております! (Ki)
PTC-5186763
『アメリカの様相―ピューリッツァー賞受賞作品集』
(1)ウォルター・ピストン(1894-1976):交響曲第7番(1960)
(2)モートン・グールド(1913-1996):ストリングミュージック(1993)
(3)ハワード・ハンソン(1896-1981):交響曲第4番 Op.34「レクイエム」(1943)
カルロス・カルマー(指)
オレゴンSO

ライヴ録音:(2)2017年、(1)(3)2018年/アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(オレゴン州ポートランド)
カルロス・カルマー(指)オレゴンSOによる『アメリカの様相』、第2弾ではピューリッツァー賞受賞の名作3篇が収録されました。
ハーバード大学で音楽を学び、パリにてブーランジェやデュカスに師事したピストンが作曲した交響曲第7番は1961年ピューリッツァー賞受賞作。牧 歌的で歓喜に満ちた構成力のある交響曲です。
20世紀アメリカを代表する天才音楽家モートン・グールドのストリングミュージックは1995年ピューリッツァー賞受賞作。ロストロポーヴィチに献呈 された当作は弦楽オーケストラの響きを最大限に生かした晩年の傑作です。
スウェーデン系移民のハワード・ハンソン作曲の交響曲第4番「レクイエム」は1944年ピューリッツァー賞受賞作。父の死を悼んで作曲されました。
1958年ウルグアイ生まれのカルマーは故ジェームズ・デプリースト(1936-2013)の後任として2003年よりオレゴンSOの音楽監督を務めて おり、意欲的なレパートリーで当団を成長させてきました。PENTATONEレーベルからはこれまでに『アメリカの様相(シェパード、カリアー、ラウズ、 バンチ、バーバー)』(PTC 5186727)、『アメリカの魂(ピストン、アンタイル、コープランド)』(PTC 5186481)、『戦争の時代の音楽(ヴォーン・ウィ リアムズ、ブリテン、アイヴス、アダムズ)』(PTC 5186393)、『イギリス作品集(エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン)』(PTC 5186471)、『ハ イドン:交響曲第53番、第64番、第96番』(PTC 5186612)をリリース。手兵とともに明確なテーマを持った興味深いアルバムを発表しております。 (Ki)

PTC-5186764(1CD)
シューベルト:連作歌曲集『冬の旅』 イアン・ボストリッジ(T)、
トーマス・アデス(P)

ライヴ録音:2018年9月/ウィグモア・ホール(ロンドン)
2004年5月、レイフ・オヴェ・アンスネスとのセッション録音以来、自身2度目の録音となった『冬の旅』。ピアノはトーマス・アデスを迎えて 2018年9月、ウィグモア・ホールでのライヴ録音です。ボストリッジは2014年秋にトーマス・アデスと同作品のヨーロッパツアーを大成功させ、同年、 Faber&Faber社より『Schubert's Winter Journey: Anatomy of an Obsession』(邦訳『シューベルトの「冬の旅」』)を出版。2016年にはダフ・クーパー 賞のノンフィクション部門を受賞し、現在12か国語に翻訳されています。その後、アデスとの『冬の旅』アメリカツアーをはじめ、ハンス・ツェンダー編 曲によるオーケストラ版『冬の旅』を台北とハース、ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム、ニューヨークのリンカーン・センターで歌い話題となるなど、 当作品への造詣の深さをあらわした演奏活動を展開しております。現代最高のリート歌手、ボストリッジが魂を込めて表現した大注目の『冬の旅』です。 (Ki)
PTC-5186770
『アメリカン・ソング・アルバム』
バーバー:「隠者の歌」Op.29(1953)
ジェイク・ヘギー(1961-):「見知らぬ人」(2018)
 「ハウ・ウェル・アイ・ニュー・ザ・ライト」(2000)
カーライル・フロイド(1926-):「ザ・ミステリー:母の5つの歌」(1960)
コープランド:「4つの初期歌曲集」(遺作 /1998出版)
ゴードン・ゲッティ(1933-):「グッバイ、Mr.チップス」(2018)
 「3つのウェールズの歌」(2002)
 「ディープ・リバー」(2018)
 「ダニー・ボーイ」(2018)
メロディ・ムーア(S)、
ブラッドリー・ムーア(P)

録音:2018年9月/メカニックス・ホール(ウースター)
PENTATONEレーベルからリリースされているヴェルディのオテロ(PTC 5186562)のデスデモーナ役でも圧倒的な存在感をしめ した実力派ソプラノ歌手メロディ・ムーアのソロ・アルバムが遂に登場!アメリカの作曲家による歌曲集で、バーバーの「隠者の歌」、コープランドの「4つの初 期歌曲集」、フロイドの「母の5つの歌」に加えて、ジェイク・ヘギー(1961-)、ゴードン・ゲッティ(1933-)といったPENTATONEレーベルでもおなじみ の作曲家がメロディ・ムーアのために書き上げた作品も収録した内容です。温かみのある叙情的な歌声と申し分のない歌唱力でこれらの作品を歌い上げます!
PTC-5186771
フランク:交響曲 ニ短調
交響的変奏曲
グスターボ・ヒメノ(指)、
ルクセンブルクPO
デニス・コジュヒン(P)

録音:2019年7月、2019年11月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウOの首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、その才能が 開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウOでマリス・ヤンソンスの副指揮者 を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目される指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー 公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウOとの来日公演 で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。このフランクの演奏でも見通しのよいすっきりとした演奏を聴かせてくれます。
PENTATONEレーベルからリリースされているヒメノ&ルクセンブルク・フィルのアルバムはこれまでにショスタコーヴィチ(PTC 5186622)、ブルッ クナー(PTC 5186613)、ラヴェル(PTC 5186652)、マーラー(PTC 5186651)、ストラヴィンスキー(PTC 5186650)、ドビュッシー(PTC 5186627)をリリースし好評を得ております。
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えた鬼才デニス・コジュヒンはマドリッドのソフィア王妃高等音楽院に留学し、ドミトリ・バシキロフとクラウディ オ・メーネルに師事し研鑽を積みました。2010年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝し一躍世界から注目されたコジュヒンは、翌 2011年2月に初来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映され日本のクラシック・ファンにも広く知られることとなりました。以後 たびたび来日し、2017年9月にはパーヴォ・ヤルヴィ(指)NHKSOと共演し、ラフマニノフのピアノ協奏曲第4番(1941年版)の雄大な演奏 は大きな話題を集めました。ヴェルビエ音楽祭、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭など、数々の著名音楽祭にも出演している現在ヨーロッパで最 も人気のある実力派ピアニストのひとりです。PENTATONEレーベルからリリースしているチャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)、ブラー ムスのピアノ作品集(PTC5186568 / KKC 5892)、ラヴェルとガーシュウィンのピアノ協奏曲(PTC 5186620 / KKC 5893)、メンデルスゾーンの無 言歌集とグリーグの叙情小曲集(PTC 5186734 / KKC 6033)をリリースしており高い評価を集めております。 (Ki)
PTC-5186772
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 メロディ・ムーア(ソプラノ/サントゥッツァ)、ブライアン・ジャッジ(テノール/トゥリッドゥ)、エリザベッタ・フィオリッロ(アルト/ルチア)、レスター・リンチ(バリトン/アルフィオ)、ロクサーナ・コンスタンティネスク(メゾ・ソプラノ/ローラ)、アンナ・ラッド=マルコフスカ(ソプラノ/女T)、マーニャ・ラシュカ(アルト/女U)
ライプツィヒMDR放送cho
ドレスデンPO、
マレク・ヤノフスキ(指)

録音:2019年3月/ドレスデン
1888年楽譜出版社ソンゾーミョの懸賞に応募し1位入賞したのが歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」で、この作品が認められことによりヴェリズ モ歌劇への道をひらいた出世作です。その内容は軍隊から除隊してきたドゥリッドゥがかつての恋人ローラがアルフィオと結婚しているため、サントゥッツァ に代わりの愛を求めるものの、ローラを諦めきれずに密会を繰り返し、そのことが露見し決闘となり殺されてしまうというもので、シチリア島を舞台とした 1幕の歌劇として作曲されました。間奏曲があまりにも有名ですが、旋律美にあふれた作品として知られます。
トゥリッドゥ役のブライアン・ジャッジの熱のこもった歌唱が印象的です。また、サントゥッツァ役をつとめたのはヴェルディのオテロ(PTC 5186562) のデスデモーナ役でも圧倒的な存在感をしめした実力派ソプラノ歌手メロディ・ムーア。PENTATONEレーベルからリリースされているアメリカの作曲家 による歌曲集(PTC 5186770)でも注目を集めております。ヤノフスキが絶大な信頼を寄せる豪華な歌手陣もさることながら、オーケストレーションも 絶品でとりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。
PTC-5186773
プッチーニ:歌劇『外套』 メロディ・ムーア(ソプラノ/ジョルジェッタ)
レスター・リンチ(バリトン/ミケーレ)
ブライアン・ジャグデ(テノール/ルイージ)
カニソ・グウェンクサーヌ(テノール/流しの唄うたい)
ロクサーナ・コンスタンティネスク(メゾソプラノ/ラ・フルゴラ)
シメオン・エスパー(テノール/イル・ティンカ)
マルティン=ヤン・ネイホフ(バス/イル・タルパ)
ジョアンヌ・マリー・ドメロ(ソプラノ/恋人たち)
キム・ヨングン(テノール/恋人たち)
ライプツィヒMDR放送cho
ドレスデンPO、
マレク・ヤノフスキ(指)

録音:2019年3月/ドレスデン
精力的に演奏録音活動を行う巨匠マレク・ヤノフスキ。ドレスデン・フィルとの共演盤、マスカーニの『カヴァレリア・ルスティカー ナ』(PTC 5186772)に続く第2弾はプッチーニの『外套』です。 1918年、ニューヨークのメトロポリタン劇場で初演された1幕のオペラ『外套』は、『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』を含めた3部作の第1作。 原作はディディエ・ゴルドの戯曲『外套』で台本はジュゼッペ・アダーミが手掛けました。パリのセーヌ河のほとりを舞台にしたこの作品は、荷物船の老船 長ミケーレが、妻ジョルジェッタを巡る争いがもとで部下のルイージを締め殺し、悲劇の中でオペラは終わるというショッキングな内容。この作品にプッチー ニは実に劇的なメロディとともにシンフォニックな作品に仕上げました。 当演奏のソリストはヤノフスキが信頼を寄せる歌手ばかり。ジョルジェッタ役のメロディ・ムーア、ルイージ役のブライアン・ジャグデ、ミケーレ役のレスター・ リンチなどの豪華なソリストが参加しております。豪華な歌手陣もさることながら、オーケストレーションも絶品でとりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。巨 匠ヤノフスキが描く充実の演奏です。 (Ki)
PTC-5186774(1CD)
ブルックナー:ミサ曲第2番ホ短調 WAB 27
ストラヴィンスキー:ミサ曲(1948)
ベルリン放送cho、
ベルリンRSOの管楽メンバー、
ヘイス・レーナース(指)

録音:2019年6月/RBBハウス・デス・ルンドフンクス、マスーレンアレー(ベルリン)
NTONEレーベルからリリースされている数々の録音でも知られるベルリン放送合唱団がブルックナーとストラヴィンスキーのミサ曲を録音しました。 ここに収録された両曲は混声合唱と管楽オーケストラ(小編成の吹奏楽)という珍しい編成をとります。大作曲家が遺した伝統と革新から生まれたミサ曲、 注目の録音です!
交響曲のイメージが強いブルックナーですが、ザンクト・フローリアンのオルガニストを務めていたこともあり、かなりの数に上る宗教声楽曲を作曲して おり、その代表格がミサ曲です。ミサ曲第2番ホ短調はリンツの新しい大聖堂の建造を祝うため、1866年に8月に着手、同年11月に書き上げるも大 聖堂の完成が遅れために初演は1869年となりました。その後1882年、1885年、1896年と改訂されております。交響曲の緩徐楽章を思わせる美し い旋律が印象的です。
一方、ストラヴィンスキーのミサ曲は新古典的かつ反ロマン的な作品。ブーランジェがこの作品に対する熱い思いをストラヴィンスキーへの手紙に書き 送ったことでも知られます。礼拝に楽器を用いることができないロシア正教会の正教徒だったストラヴィンスキーは礼拝にミサ曲を使われることを望んでい たとも言われ、ミサ曲に対する強い思いから自らの意思で作曲しました。曲はミサ通常文に従い、キリエ、グロリア、クレド、サンクトゥス、アニュス・デ イからなり、初演は1948年10月、ミラノにてアンセルメ(指)ミカラ座Oおよび同合唱団により行われました。
首席指揮者ヘイス・レーナースとともにベルリン放送合唱団がスタイルの違う両作曲家のミサ曲をこの上ない美しさで歌います。またレコーディング・ プロデューサーはベルリン・フィルの録音でも知られるクリストフ・フランケが担当。質の高い録音であることも注目です。 (Ki)
PTC-5186775(1CD)
シューベルト:歌曲集『美しき水車小屋の娘』 イアン・ボストリッジ(T)、
サスキア・ジョルジーニ(P)

ライヴ録音:2019年4月/ウィグモア・ホール(ロンドン)
知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で21世紀を担うリート歌手イアン・ボストリッジ。そのレパートリーの主軸と言えるのがシューベル トです。ボストリッジはこれまでシューベルトの主要な作品をセッション録音してきましたが、近年はライヴ収録でのリリースが続いております。中でも英ウィ グモア・ホールの自主レーベルよりリリースしているシューベルトの歌曲リサイタル・シリーズ、またPENTATONEレーベルからリリースされた『冬の旅』(KKC 6106 / PTC 5186764)は各誌で絶賛されております。
期待の最新盤は2019年4月のライヴから「美しき水車小屋の娘」が登場します。ボストリッジの「美しき水車小屋の娘」と言えば、1995年10月、グ レアム・ジョンソンとのセッション、2003年12月、内田光子とのセッション録音が知られますが、当ライヴは待望の3度目の録音となります。
今回の共演はサスキア・ジョルジーニです。ジョルジーニは2016年モーツァルト国際コンクールで優勝した若手実力派。「確かなテクニック、美しく心動 かされる音色、ファンタジーにあふれるフレージングと純粋な音楽性」とヴァイオリニストのサルヴァトーレ・アッカルドは絶賛しています。ボストリッジと丁 寧に音楽を作り上げた「美しき水車小屋の娘」は必聴です! (Ki)
PTC-5186776
ヘンデル:6つの合奏協奏曲 Op.3
(1)合奏協奏曲第1番変ロ長調 Op.3-1 HWV 312
(2)合奏協奏曲第2番変ロ長調 Op.3-2 HWV 313
(3)合奏協奏曲第3番ト長調 Op.3-3 HWV 314
(4)合奏協奏曲第4番ヘ長調 Op.3-4 HWV 315
(5)合奏協奏曲第5番ニ短調 Op.3-5 HWV 316
(6)合奏協奏曲第6番ニ長調 Op.3-6 HWV 317
ベルリン古楽アカデミー、
ゲオルク・カルヴァイト(Vn/コンサートマスター)

録音:2019年5月ニコデマス教会(ベルリン)
合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)とはバロック時代特有の協奏曲で、複数の独奏者によって編成される独奏楽器群と、オーケストラ全員による大 合奏群との間の音量的、技巧的対比を楽しむ音楽。6つの合奏協奏曲 Op.3は、小規模ながら管楽器を効果的に取り入れた編成をとりヘンデルらしい豊 かな旋律に加えて合奏協奏曲ならではの華やかな響きが魅力といえます。
数々の名録音でも知られるベルリン古楽アカデミーが聴き手の感性に直接訴えかけてくるような刺激的な音楽を聴かせます。
当団演奏によるヘンデルの12の合奏協奏曲 Op.6【第1番〜第6番(KKC 6052 / PTC 5186737)、第7番〜第12番(PTC 5186738)】も 好評発売中です! (Ki)
PTC-5186778
(2SACD)
プッチーニ:歌劇『西部の娘』 メロディ・ムーア(ソプラノ/ミニー)、
レスター・リンチ(バリトン/ジャック・ランス、保安官)、
マリウス・ヴラド(テノール/ディック・ジョンソン(盗賊ラメレス))、
アミタイ・パティ(テノール/ニック、「ポルカ」のバーテンダー)、
マルティン・ヤン・ネイホフ(バス/アシュビー、ウェルス・ファーゴ銀行の代理人)、
ケヴィン・ショート(バス・バリトン/ソノーラ、鉱夫)、ほか
トランシルヴァニアPO&cho「クルジュ=ナポカ」
ポール・シルブ(コンサートマスター)、ローレンス・フォスター(指)

録音:2019年6月/クルジュ・ラジオ・スタジオ
巨匠ローレンス・フォスターがトランシルヴァニアPOを振ったプッチーニの歌劇『西部の娘』が登場します! ゴールド・ラッシュ時代のアメリカ西部の鉱山町に咲いた酒場の女主人ミニーとジョンソンの純愛を描いたこの作品はアメリカ俗謡の旋律やリズムを使うのが 特徴といえ、プッチーニらしいドラマティックで煌びやかな旋律が魅力です。職人芸ともいえるフォスターの細やかなタクトがこの作品の魅力を一層際立たせ ます。
ミニー役を演じたのはPENTATONEレーベルからの数多くの録音でも知られるメロディ・ムーアです。ムーアはヴェルディの『オテロ』(PTC 5186562)の デスデモーナ役、プッチーニの『外套』(PTC 5186773)のジョルジェッタ役をはじめ圧倒的な歌唱力で存在感を示している実力派ソプラノです。 (Ki)
PTC-5186781
フェリックス&ファニー・メンデルスゾーン
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
 協奏的変奏曲 Op.17
 無言歌 ニ長調 Op.109
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:幻想曲 ト短調
 カプリッチョ 変イ長調
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
 アッサイ・トランクィロ ロ短調 MWVQ25
ヨハネス・モーザー(Vc)、
アラスデア・ビートソン(フォルテピアノ)

録音:2018年12月/ドレンテ・スタジオ(ファルテルモント、オランダ)
フェリックス・メンデルスゾーンの2歳年上の姉ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847)は宮廷画家のヴィルヘルム・ヘンゼ ルと結婚。ピアノ曲、室内楽曲、歌曲、管弦楽曲など生涯400曲も残した女性作曲家で弟フェリックスに多大な影響を与えました。
当アルバムにはフェリックス・メンデルスゾーンの有名なチェロ・ソナタ2篇と協奏的変奏曲(これらの作品は弟パウル・メンデルスゾーン(1812-1874)に 献呈)、チェロとピアノのための無言歌(女流チェリスト、リザ・バルビエ・クリスティアーニ(1827-1853)に献呈)、そしてアッサイ・トランクィロを収録。一方、 ファニー・メンデルスゾーンの作品は幻想曲とカプリッチョが収録されております。
当録音ではアラスデア・ビートソンが1837年製のエラールのフォルテピアノを演奏。メンデルスゾーンが作曲した当時の楽器を用いていることも注目といえ、 モーザーとともに息の合った演奏を聴かせてくれます。
モーザーはPENTATONEレーベルよりドヴォルザーク&ラロのチェロ協奏曲(KKC 5651 / PTC 5186488)、ロシアン・アルバム(KKC 5711 /PTC 5186594)、エルガーのチェロ協奏曲&チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲(KKC 5765 / PTC 5186570)、ルトスワフスキ&デュティユーのチェ ロ協奏曲(PTC 5186689)をリリースしており、レコード芸術特選盤など各誌で高い評価を得ております。 (Ki)

PTC-5186787
「ジェット・セット!クラシック音楽の社交界」
(1)カール・フリードリヒ・ツェルター(1758-1832):協奏曲 変ホ長調〜ヴィオラとオーケストラのための(
(2)アーベル(1723-1787):交響曲 ハ長調 Op.14-1
(3)モーツァルト:スザンナのアリア「恋人よ、早くここへ」〜歌劇「フィガロの結婚」よりK.492
(4)ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト(1752-1814):交響曲 ト長調
(5)ステファン・ストーレース(1762-1796):アリア「国内平和」〜歌劇「ベオグラード包囲」より【サイモン・マーフィー編曲】
(6)パイジェッロ(1740-1816):アリア「もはや私の心には感じない」〜歌劇「水車小屋の娘」より
(7)アーベル:交響曲 変ホ長調 Op.14-2 WK26
(3)(5)(6)グードルーン・シドニー・オットー(S)、
サイモン・マーフィー(指、Va)
新オランダ・アカデミー室内O

録音:2017年5月ゴシック・ホール、デン・ハーグ(オランダ)
(2)(4)(5)(7)=世界初録音
PENTATONEレーベルが力を注いで録音をしている新オランダ・アカデミー室内Oによる演奏。毎回ユニークなコンセ プトで聴き手を楽しませてくれていますが、当アルバムは「ジェット・セット!クラシック音楽の社交界」と題され、18世紀に活躍した作曲家によるにロ ンドン、パリ、ベルリン、ウィーン、サンクトペテルブルクにまつわる作品を収録しました。これらの音楽をまるで飛行機で旅をしているかのように構成し ております。このうち、カール・フリードリヒ・アーベル作曲の交響曲2篇、他4作品が世界初録音であることも興味深いところです。前作「グランド・ ツアー―バロック・ロード・トリップ」(PTC 5186668)に引き続き、ブックレットには実際に乗車している写真なども掲載しており、ユーモラスにして おしゃれなコンセプトです!
1973年オーストラリア生まれのサイモン・マーフィーはオランダを拠点に活躍するヴィオラ奏者、指揮者。シドニーSOにてハンス・フォンクに師 事し、指揮者としての研鑽を積みました。1996年よりオランダにて古楽の指揮者、ヴィオラ奏者として本格的に活動を開始し、現在は2002年創立の 新オランダ・アカデミー室内Oの音楽監督としての活動を中心に、ヨーロッパ内外での幅広い演奏活動を展開しております。当演奏でも見通しがよ く色彩豊かな音楽を披露するマーフィーの統率力に脱帽です。当団のディスクは上記の他にグラーフ、ザッパの交響曲(PTC 5186365)、コレッリの合奏 協奏曲集(PTC 5186031)などをリリースしております。 (Ki)
PTC-5186788
(2SACD)
ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』 アンドレアス・シャーガー(テノール/マックス)、リーゼ・ダヴィドセン(ソプラノ/アガーテ)、アラン・ヘルド(バス−バリトン/カスパール)、
ソフィア・フォミナ(ソプラノ/エンヒェン)、マルクス・アイヒェ(バリトン/オットカール侯爵)、クリストフ・フィラー(バリトン/キリアン)、
アンドレアス・バウアー(バス/クーノ)、フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(バス/隠者)
コリーナ・キルヒホフ(ザミエル/語り)
ペーター・シモニスチェク(隠者/語り)
マレク・ヤノフスキ(指)
ライプツィヒMDR放送cho
フランクフルトRSO(hrSO)、
アレハンドロ・ルトカウスカス(Vn/コンサートマスター)、
アンドレアス・ヴィルヴォールヴァ(Va独奏)

録音:2018年11月/HRゼンデザール(フランクフルト)
巨匠マレク・ヤノフスキ率いるフランクフルトSOがウェーバーの『魔弾の射手』を録音しました。ヤノフスキといえば 1973年から1975年にはフライブルク、1975年から1979年にはドルトムントの歌劇場の音楽総監督をつとめる等、30代半ばにはドイツを代表する オペラ指揮者として活躍してきました。
『魔弾の射手』はヤノフスキが最も得意とする演目で、1994年1月にベルリン・ドイツSOとの録音があります。この度、2018年11月にフラ ンクフルトRSOと待望の再録音が実現しました。ヤノフスキによるストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは当演奏でも傑出しており、各場 面の様々な側面を引き出しております。
当演奏では充実の歌手陣にも注目です!アガーテ役には期待のソプラノ、リーゼ・ダヴィドセンが抜擢されました。ダヴィドセンはバイロイト音楽祭 2019にてゲルギエフ指揮のタンホイザーのエリーザベト役として出演するなど、今最も期待のされるソプラノ歌手です。
マックス役にはこちらも期待のテノール、アンドレアス・シャーガーが配役されました。シャーガーは「東京・春・音楽祭」におけるワーグナーの『ニー ベルングの指輪』でも話題となった歌手で、ヤノフスキからも信頼の厚く共演を重ねております。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレー ベルが誇る技術陣が結集した高音質録音であることも注目です。 (Ki)




PTC-5186791(5CD)
スイス・ロマンドO、100年の軌跡(1918-2018)


■CD 1:「フランス音楽」
(1)ドビュッシー:『6つの古代のエピグラフ』(アンセルメ編)
(2)ラヴェル:歌曲集『シェヘラザード』
(3)ラロ:『イスの王様』序曲
(4)デュカス:『ポリュークト』序曲
(5)ラヴェル:ダフニスとクロエ 第2組曲

■CD 2:「ドイツ・レパートリー」
(1)ブラッハー:パガニーニの主題による変奏曲
(2)ワーグナー:『タンホイザー』序曲&バッカナール
(3)R・シュトラウス:『サロメ』より「7つのヴェールの踊り」
(4)シューマン:『マンフレッド』序曲
(5)R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』

■CD 3:「20世紀の音楽」
(1)リゲティ:管弦楽のためのメロディ
(2)B.A.ツィンマーマン(1918-1970):フォトプトシス
(3)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番
(4)ハインツ・ホリガー(1939-):ゲオルク・トラークルの詩による5つの歌
(5)ベルク:パッサカリア(1913)

■CD 4(81’53”):「ロシア音楽」
(1)ストラヴィンスキー:バレエ音楽『結婚』
(2)ラフマニノフ:交響詩『死の島』
(3)ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』

■CD 5:「ヒストリカル・ドキュメント」
ギュスターヴ・ドレ(1866-1943):歌劇『羊飼い』
全て、スイス・ロマンドO
■CD 1
(1)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
録音:1978年5月17日ラジオ・ジュネーヴ、第1スタジオ
(2)マリリン・リチャードソン(S)、ホルスト・シュタイン(指)
録音:1980年4月16日ヴィクトリア・ホール
(3)ピンカス・スタインバーグ(指)
録音:2002年9月12日ヴィクトリア・ホール
(4)アルミン・ジョルダン(指)
録音:1993年12月19日ヴィクトリア・ホール
(5)アルミン・ジョルダン(指)、ロマンド室内cho
録音:1993年12月1日ヴィクトリア・ホール
■CD 2
(1)マレク・ヤノフスキ(指)
録音:2012年1月12日ヴィクトリア・ホール
(2)(3)ピンカス・スタインバーグ(指)
録音:2004年3月10日ヴィクトリア・ホール
(4)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
録音:1984年11月19日サン=ピエール大聖堂
(5)ファビオ・ルイージ(指)
録音:2000年9月14日ヴィクトリア・ホール
■CD 3
1(1)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
録音:1978年3月29日ヴィクトリア・ホール
(2)ホルスト・シュタイン(指)
録音:1985年5月31日ヴェロドローム・ディヴェール(パリ)
(3)アイザック・スターン(Vn)、パウル・クレツキ(指)
録音:1961年11月8日ヴィクトリア・ホール
(4)コルネリア・カリッシュ(Ms)、ロマンド室内cho(女声)、アルミン・ジョルダン(指)
録音:1993年12月1日ヴィクトリア・ホール
(5)ファビオ・ルイージ(指)
録音:2002年3月27日ヴィクトリア・ホール
■CD 4
(1)フランシーヌ・ローラン(S)、ナディーヌ・ドニズ(Ms)、ルイ・デヴォ(T)、ミヒャエル・ブロダルト(Bs-Br)、スザンヌ・ウッソン、ウルスラ・リュッティマン、ダグ・アシャ、ギ=ミシェル・キャレイ(P)、ピエール・メトラル、イヴ・ブリュストウ、レイモンド・ジャキエ、フレデリク・マカレス、ウィリアム・ブランク(パーカッション)、ホルスト・シュタイン(指)、ロマンド室内cho
録音:1983年10月24日ヴィクトリア・ホール
(2)ネーメ・ヤルヴィ(指)
録音:2013年5月29日ヴィクトリア・ホール
(3)ジョナサン・ノット(指)
録音:2017年6月1日ヴィクトリア・ホール
■CD 5
フェルナンド・コレーナ(Bs)、ユグ・キュエノー(T)、ジョルジュ・ジェニン(T)、ルネ・シャンバス(T)、マリー=ルイーズ・ロシャ(Ms)、ユリエッテ・サルフィスベルク(S)、ヴァレザンcho、エルネスト・アンセルメ(指)
録音:1943年1月1日ヴィクトリア・ホール
1918年にエルネスト・アンセルメによって設立された名門スイス・ロマンドOは2018年に100周年を迎えました。これを記念して100年の 軌跡をたどる5枚組のBOXがPENTATONEレーベルより発売となります。 アンセルメの手腕により育て上げられた当団は、独自の響きを持った一流のオーケストラに成長しました。アンセルメの時代から近現代の作品や新作の 初演に力を注ぎ、同時に数多くの録音も残してきました。当BOXでは当団の長い歴史を垣間見ることができる構成となっており、「フランス音楽」、「ドイツ・ レパートリー」、「20世紀の音楽」、「ロシア音楽」、「ヒストリカル・ドキュメント」の5つのテーマをもとにこれまでの歴代の首席指揮者10名の演奏を 堪能することができます。
スイス・ロマンドOの歴代の首席指揮者はエルネスト・アンセルメ(1918-1967)、パウル・クレツキ(1967-1970)、ヴォルフガング・サヴァ リッシュ(1970-1980)、ホルスト・シュタイン(1980-1985)、アルミン・ジョルダン(1985-1997)、ファビオ・ルイージ(1997-2002)、ピンカス・ スタインバーグ(2002-2005)、マレク・ヤノフスキ(2005-2012)、ネーメ・ヤルヴィ(2012-2015)、ジョナサン・ノット(2016-)です。
アンセルメが築いた一流オーケストラとして、質の高い優れた演奏をし続けてきたこの100年。現在のシェフ、ジョナサン・ノットによりさらなる高み にのぼるスイス・ロマンドOの魅力がつまった画期的なBOXです。100ページにものぼるブックレットには当時の演奏風景や貴重な写真、資料も 掲載されております。
CD5には1943年の歴史的録音としてアンセルメが指揮をしたスイスの作曲家ギュスターヴ・ドレの歌劇『羊飼い』が収録されております。ドレ は1885年から87年までベルリンでヨアヒムに学んだ後、パリに赴きデュボワとマスネに作曲を師事しました。その後、国民音楽協会のコンサート指 揮者として活動。1894年12月23日には友人ドビュッシーの『牧神の午後への前奏曲』の初演を指揮したことでも知られます。歌劇『羊飼い』は 1906年にパリのオペラ−コミック座で上演され、作曲者として成功を収めるきっかけとなった作品の一つです。アンセルメが指揮したこの歴史的録音を PENATATONEの技術チーム “ポリヒムニア・インターナショナル” が丁寧にリマスタリングを施しております。 (Ki)
PTC-5186797
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス エレオノーラ・ブラット(S)、
サラ・ミンガルト(A)、
ケネス・ターヴァー(T)、
ルカ・ピサローニ(Bs)、
ウィーン・ジングアカデミー、
トビアス・ベルント(Org)
グスターボ・ヒメノ(指)、
ルクセンブルク・PO

録音:2018年3月
今世界が最も注目する若手指揮者グスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルとのPENTATONEレーベル第7弾はロッシー ニ・アルバムで晩年の最高傑作のひとつといわれる小ミサ・ソレムニスです。ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウOの首席打楽器奏者 に就任。その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、その才能が開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンに は、ロイヤル・コンセルトヘボウOでマリス・ヤンソンスの副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、 一躍世界から注目される指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。 そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウOとの来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。
ロッシーニの小ミサ・ソレムニスは、1864年3月14日、パリで初演されました。初稿は声楽(ソプラノ、アルト、テノール、バスの4声部)に2台 ピアノとハルモニウムの伴奏という珍しい編成でしたが、その後ロッシーニが1867年から68年にかけて管弦楽による伴奏に改作。69年にパリ演奏さ れました。当初この管弦楽版は単なる編曲であるとされておりましたが、ダヴィデ・ダオルミの近年の研究で、管弦楽版こそが長きに渡るこのミサ曲の創 作活動の終着点であったとしています。色彩感に富むヒメノ率いるルクセンブルク・フィルにウィーン・ジングアカデミー、そしてエレオノーラ・ブラット、 サラ・ミンガルト、ケネス・ターヴァー、ルカ・ピサローニという豪華歌手陣による組み合わせで、まるでオペラのアリアのように美しい旋律が歌われて います。さらにトビアス・ベルントが高らかにオルガンを響かせているのも印象的です。 (Ki)

PTC-5186800
「シルク・バロック」
(1)テレマン(ユディト・ステーンブリンク(1977-)編):What about some bells
(2)ラモー:悲しい仕度、青白いたいまつ
(3)J.ステーンブリンク(メランテ編):Polonois Chinois
(4)Pferderennen(中国伝統音楽)
(5)ヴィヴァルディ:トリオソナタOp.1-12「ラ・フォリア」
(6)ラモー(J.ステーンブリンク編):Prelude for Prelude
(7)ルベル(1666-1747):混沌
(8)即興(父へ〜ウー・ウェイ)
(9)テレマン:ハーレキナード
(10)テレマン:Sey tausenmahl willkommen
(11)J.ステーンブリンク:シルク・ロンドー〜マイテへ
(12)ルクレール(1697-1764):ガヴォット
(13)瑶族舞曲(中国伝統音楽)
(14)バッハ:アンダンテ
(15)夕べの音楽(中国伝統音楽)
オランダ・バロック
ウー・ウェイ(中国笙)

録音:2019年1月/HCOヒルフェルスム(オランダ)
レイチェル・ポッジャーなど世界的なアーティストと共演をしてきたオランダ古楽界の精鋭集団オランダ・バロック(元オランダ・ バロック協会)と中国笙の第一人者ウー・ウェイの奇跡のコラボレーション・アルバム「シルク・バロック」がリリースされます!同団はこれまでソリスト とのコラボレーション・シリーズを続けChannel Classicsレーベルよりリリースしてきましたが、今回PENTATONEレーベルよりされます。バッハ、 ヴィヴァルディ、テレマン、ラモーなどのバロック時代を代表する作曲家の音楽と中国伝統音楽を見事に融合させた魅惑的なアルバムが完成しました! 中国笙は37本の竹管からなる笙(日本の雅楽などで用いられる笙は17本の竹管)で、中国独自の響きを携えます。演奏のウー・ウェイは1970年 中国生まれ。上海音楽院で学んだ後ベルリン芸術大学に留学。ベルリンでは東アジアの楽器と西洋楽器との混合アンサンブル “アジアン・アート・アンサ ンブル” に創設メンバーとして参加し世界各国の作曲家への委嘱と初演を行ってきました。ソリストとして活躍する一方、2013年からは上海音楽院の教 授として後進の育成にあたり、中国伝統音楽はもちろんのこと現代音楽、即興などの指導にも力を注いでおります。 (Ki)
PTC-5186803
ルナ・パール・ウルフ:「ファイア・アンド・フラッド(Fire and Flood)」

(1)『トゥ・ザ・ファイア(To the Fire)』〜混声合唱のための
(2)『我が亡き後に洪水よ来たれ(Apres moi, le deluge)』〜チェロと混声合唱のための
(3)『誰もが知っている(Everybody Knows)』〜2人のソプラノ、メゾ・ソプラノとチェロのための
(4)ミサ曲『世界の終わり(Fines Orbis Terrae)』〜混声合唱とオルガンのための
(5)『ワン・トゥ・ワン・トゥ・ワン(One to One to One)』〜2人のソプラノ、メゾ・ソプラノと混声合唱のための【レナード・コーエン〜ルナ・パール・ウルフ編】
(6)『フー・バイ・ファイア(Who by Fire)』〜2人のソプラノ、メゾ・ソプラノとチェロのための(3’53”)【コーエン〜ウルフ編】
ルナ・パール・ウルフ:「ファイア・アンド・フラッド(Fire and Flood)」

(1)トリニティ・ウォール・ストリートcho、ジュリアン・ワクナー(合唱指揮)
(2)マット・ハイモヴィッツ(Vc)、トリニティ・ウォール・ストリートcho、ジュリアン・ワクナー(合唱指揮)
(3)デヴォン・ガスリー(S)、ナンシー・アンダーソン(S)、エリーゼ・クアリアータ(Ms)、
マット・ハイモヴィッツ(Vc)
(4)トリニティ・ウォール・ストリートcho、ジュリアン・ワクナー(合唱指揮)、アヴィ・スターン(Org)
(5)デヴォン・ガスリー(S)、ナンシー・アンダーソン(S)、エリーゼ・クアリアータ(Ms)、ノーヴスNYのメンバー、ジュリアン・ワクナー(合唱指揮)
(6)デヴォン・ガスリー(S)、ナンシー・アンダーソン(S)、エリーゼ・クアリアータ(Ms)、マット・ハイモヴィッツ(Vc)

録音:2018年9月5&6日/アーロン・コープランド音楽学院内コンサートホール(ニューヨーク)、2018年9月7日/トリニティ教会(ニューヨーク)
Pentatone レーベルとカナダの Oxingale Recordsレーベルとの共同企画 "PENTATONE OXINGALE Series"。当ディスクは現代作曲家ルナ・パー ル・ウルフの過去 25 年間に作曲した声楽作品を集めた「Fire and Flood」です。非常にインパクトのあるミサ曲からレナード・コーエンの傑作をウルフ が再考した声楽アンサンブル作品まで実に多様な表情を見せる 6 篇が収録されております。
演奏はウルフが絶大なる信頼を寄せるメンバーで構成。現代作品に定評のあるソプラノ、デヴォン・ガスリー、ナンシー・アンダーソン、メゾ・ソプラノ のエリーゼ・クアリアータ、実力派が揃うトリニティ・ウォール・ストリート合唱団、そして世界的チェリストでウルフの夫でもあるマット・ハイモヴィッツ が参加しております。
ミサ曲『世界の終わり』では「キリエ」「慈悲」「平和」と構成され、地球の果てを表現した作品です。また 2 人のソプラノ、メゾ・ソプラノをソロに配 置した 2 つの声楽アンサンブル作品『One to One to One』『Who by Fire』ではウルフの真骨頂ともいえる独創的な世界を表現しております。現代政 治への皮肉を込めた芸術的にも進歩的な新世代の作曲家ウルフらしいメッセージ性の強い内容です。ニューヨークタイムズ紙で「心理的なニュアンスと感 情的な深さ」と賞賛されているウルフの独創的な世界に誘われます。
PTC-5186805(1CD)
グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』(1762年ウィーン版) イェスティン・デイヴィス(オルフェオ/カウンターテナー)、ソフィー・ベ ヴァン(エウリディーチェ/ソプラノ)、レベッカ・ボットーネ(愛の神アモール/ソプラノ)、
ラ・ヌオヴァ・ムジカ、
デイヴィッド・ベイツ(指)

ライヴ録音:2018年5月セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)
2007年結成、デイヴィッド・ベイツ率いる気鋭の古楽グループ、ラ・ヌオヴァ・ムジカがグルックの歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』をライヴ録音しました。 ソリストはオルフェオ役にイェスティン・デイヴィス、エウリディーチェ役にソフィー・ベヴァン、アモール役にレベッカ・ボットーネとイギリスを代表する実力派が 揃いました。 ギリシア神話のオルフェウスが、亡き妻のエウリュディケを冥界に訪ねる物語をもとにグルックが全 3 幕のオペラとして作曲した『オルフェオとエウリディーチェ』。 当演奏では1762年作曲時のウィーン版で演奏しました。オペラ改革理論を実践で示した最初の作品にしてグルックの代表作です。名唱の歌声がセント・ジョン ズ・スミス・スクエアの教会に響き渡ります。
PTC-5186807(1CD)
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18
弦楽六重奏曲第2番ト長調 Op.36*
ケルンWDR響チェンバー・プレーヤーズ【クリスティアン・スヴァイアラ(Vn)、カローラ・ナスダラ(Vn)、
ラウラ・エスカニラ(Va)、ミルチア・モカニッタ(Va)、ヨハネス・ヴォールマッハー(Vc)、スザンネ・エイミュラー(Vc)】

録音:2018年2月5&6日、2017年10月9&10日* WDRフンクハウス(ケルン)【WDR 共同制作】
ドイツのケルンに本拠を置く放送局所属のオーケストラ、ケルンWDRSO。同団のメンバーで構成されたケルンWDRSOチェンバー・プレーヤーズです。 ブラームスの弦楽五重奏曲集(PTC 5186663)に続く第2弾はブラームスの弦楽六重奏曲集です。 ブラームスは2つの弦楽六重奏曲をのこしております。若々しさと情熱にあふれ、新鮮で色彩豊かな第1番と繊細でブラームスの芸術的な個性が浮かび上がった 第2番。「弦楽六重奏」という編成のあらゆる作品の中で一際輝くこの2曲を名手が揃ったケルンWDRSOのメンバーが実に見事な演奏を披露しております。 (Ki)
PTC-5186808
「ベル・エポック」
ドビュッシー:第1狂詩曲(1910/1912)
マンフレート・トロヤーン(1949-):ラプソディ〜クラリネットとオーケストラのための(2002)【世界初録音】
ピエルネ:カンツォネッタ(1907)【イェーレ・タジンズ(1979-)編曲】
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120【ルチアーノ・ベリオ編曲】
ヴィドール:序奏とロンド Op.72(1989)【タジンズ編曲】
アンネリエン・ヴァン・ヴァウヴェ(Cl)
アレクサンドル・ブロック(指)、
リール国立O

録音:2018年12月/ヌーヴォー・シエクル(リール)
PENTATONEレーベルがベルギー期待のクラリネット奏者アンネリエン・ヴァン・ヴァウヴェと長期契約を発表!注目のデビュー 盤『ベル・エポック』がリリースされます。収録作品はドビュッシーの第1狂詩曲、パリを拠点に活躍するマンフレート・トロヤーン(1949-)のラプソディ(世 界初録音)、タジンズ編曲によるピエルネのカンツォネッタとヴィドールの序奏とロンド、そしてベリオ編曲のブラームスのクラリネット・ソナタ第1番です。
最難関のコンクールとして知られるミュンヘン国際音楽コンクールで優勝(2012年)後、英BBC選出の “新生代アーティスト” やボルレッティ=ブイ トーニ財団アワード2018を受賞するなど、今最も期待のされる新進気鋭のクラリネット奏者ヴァウヴェ。ザビーネ・マイヤー、ヴェンツェル・フックス、 アレッサンドロ・カルボナーレ、パスカル・モラゲスといった錚々たるクラリネット奏者に師事してきたヴァウヴェは、2017年夏のプロムスのデビュー後、 2018年にはロイヤル・アルバート・ホールやカドガン・ホールにてトーマス・ダウスゴー(指)BBCスコティッシュSOとの共演でモーツァルトの クラリネット協奏曲を披露するなど、イギリスを中心に全ヨーロッパで注目を集めております。当録音ではアレクサンドル・ブロック(指)リール国立管弦 楽団の好サポートのもと、圧倒的なテクニックと感性豊かな感性で「ベル・エポック」の世界を表現しております。今後の活躍も期待される注目のリリー スです! 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術陣(ポリヒムニア・インターナショナル)による録音で、DSDで収録されたマ ルチチャンネル対応の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186809
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲第6番「田園」
マレク・ヤノフスキ(指)、
ケルンWDR響(ケルンRSO)

録音:2018年9月24-29日ケルン・フィルハーモニー(ケルン)【WDR共同制作】
ヤノフスキのベートーヴェンといえば2018年12月のNHKSOとの第9演奏会が記憶に新しいところ。重厚さを持ちながら全曲を通して速めのテン ポ設定の非常に見通しのよい演奏で聴衆を虜にしました。ここに収録された「運命」「田園」でもヤノフスキの持ち味が十分に発揮された快演で、推進力のある 演奏の中にヤノフスキでしか引き出すことのできない美しい旋律を際立たせた演奏が印象的です。パワフルなエネルギーの中にも繊細な響きを作り上げる巨 匠ならではの演奏を聴くことができます。 (Ki)
PTC-5186810(1CD)
「ハートのクイーン」
シューマン:6つの歌 Op.107
プーランク:歌曲集「くじびき」 FP 178
ツェムリンスキー:フェルディナント・グレゴロヴィウスの『トスカーナの歌』によるワルツの歌 Op.6
プーランク:歌曲集「気まぐれな婚約」FP 101
シューマン:レーナウの6つの詩とレクイエム Op.90
ハンナ・エリーザベト・ミュラー(S)、
ユリアーネ・ルーフ(P)

ン録音:2018 年12 月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
魅惑のソプラノ、ハンナ・エリーザベト・ミュラー。PENTATONEレーベル第1弾はシューマン、プーランク、ツェムリンスキー歌曲集です。ミュラーは2014年 のザルツブルク復活祭音楽祭にてティーレマン指揮によるR・シュトラウスの歌劇「アラベラ」のズデンカ役でデビューし世界のひのき舞台にのぼりました。 その後のキャリアは目覚ましくオペラの舞台で輝く最も注目されているソプラノのひとりです。しかし、本人が原点と語るのは歌曲でここに収録されたシューマン、プー ランクは最も得意とするレパートリーです。表現力豊かな名花が満を持しておくる新録音です。 (Ki)
PTC-5186812(1CD)
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 KV.427【ヘルムート・エーダー版(1985)】 マルク・ミンコフスキ(指)、
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル−グルノーブル(グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊)
【独唱】アナ・マリア・ラビン(ソプラノT)、アンブロワジーヌ・ブレ(ソプラノU)、スタニスラス・ドゥ・バルビラック(T)、ノーマン・パツケ(Bs)
【合唱】コンスタンス・マルタ=ベイ、レア・フルテ、ソフィー・ガルビシュ(S)、オーウェン・ウィレッツ、マリー=アンドレ・ブシャール=ルシュー(A)、フランソワ・パルダイルエ、リサンドロ・ネシス(T)、アントワーヌ・フーロン、シドニー・フィエロ(Bs)

ライヴ録音:2018年12月/MC2(グルノーブル文化会館)、フランス
2018年12月、本拠地グルノーブルのMC2にてモーツァルトのミサ曲 ハ短調 KV.427をライヴ収録しました。当作品は2013年2月に同団との来 日公演でシューベルトの未完成ともに披露され話題となりました。その話題となった作品が今回ついに録音されました!
ミンコフスキとレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル−グルノーブルといえば、ハイドンの交響曲「ロンドン・セット」で2011年度レコード・アカデミー大 賞を受賞するなど、これまで同団とともに数々の名演を聴かせてきました。
モーツァルトのミサ曲 ミサ曲 ハ短調 KV.427、通称『大ミサ曲』は、1781年にモーツァルトがウィーンに移り住んでから最初の教会音楽で未完の大作。 成立の因はモーツァルトの父の意に染まぬコンスタンツェとの結婚が実現し、彼女を伴ってザルツブルクを訪れることができるならその時は新作を携えて いき、故郷の教会に奉献しようという個人的な誓願に発すると考えられています。
ミンコフスキといえば演奏はもちろんのこと、版や編成にも並々ならぬこだわりの持ち主としても知られます。未完の当作品はシュミット版(1901年)、 ランドン版(1956年)、モーンダー版(1988年)、バイヤー版(1989年)、レヴィン版(2005年)など様々な補筆版・補完版が存在ますが、ミンコフス キは新モーツァルト全集(Neue Mozart-Ausgabe)に採用されたヘルムート・エーダー版(1985年)で演奏しております。ヘルムート・エーダー(1916-2005) はオーストリアの作曲家。モーツァルテウム音楽大学の教授をつとめ、モーツァルトの作品の研究家としても知られます。当版は1977年にポーランドの ヤギエロン図書館から発見された自筆譜を底本としており、クレドには楽器の追加をしていませんが「聖霊によりて」では1対のホルンを追加しています。
当演奏の編成は管弦楽は第1ヴァイオリン×8、第2ヴァイオリン×6、ヴィオラ×4、チェロ×3、コントラバス×2、フルート×1、オーボエ×2、クラ リネット×1、ファゴット× 2、ホルン× 2、トランペット× 2、トロンボーン× 3、ティンパニ×1、オルガン×1。また声楽は、4 人の独唱(ソプラノ× 2、テノー ル、バス)と9人の合唱団(ソプラノ×3、アルト×2、テノール×2、バス×2)で構成。ミンコフスキによる際立ったアンサンブル力と同団そして豪華ソ リスト陣が高次元の精度で演奏しております。また、流石ミンコフスキ!といえる緻密なスコアの読み込みと解釈は当演奏でも際立っております。 (Ki)
PTC-5186814
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲第7番イ長調 Op.92
アンドルー・マンゼ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

ライヴ録音:2019年1月21-23日(交響曲第5番)、2019年3月11-14日(交響曲第7番)/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名なバロック・ヴァイオリンとして知られているアンドルー・マンゼ。近年は指揮者としての活躍も目覚ましく、 2014年からはハノーファー北ドイツ放送POの首席指揮者を務めており、同団とはPENTATONEレーベルよりメンデルスゾーンの 交響曲全曲録音、またモーツァルトの交響曲第40&41番をリリースしております。注目コンビによる期待の新譜は2020年のベートーヴェン・イヤー にふさわしい1枚。交響曲第5番「運命」と第7番のカップリングでのリリースです!
マンゼの指揮はオーケストラ各パートの細やかな表情や絶妙なテンポ設定が魅力。決して過激な演出ではなくどこまでも清澄かつなめらかな響きと見通 しのよさが好印象を受けます。“マンゼ節” といえる爽やかさを保った新鮮なベートーヴェンを聴くことができます。メンデルゾーン、モーツァルトと名演を 聴かせてきただけに非常に期待の高まるリリースといえましょう。 (Ki)
PTC-5186815(1CD)
「Old Souls」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23【フルート五重奏版】*
ヴォルフ:イタリア風セレナード【フルート四重奏版】
クライスラー:シンコペーション【フルート四重奏版】*
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」【フルート四重奏版】
※全てガイ・ブラウンシュタインによる編曲
ギリ・シュワルツマン(Fl)
ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)、
アミハイ・グロスヴァ、
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
スザンナ・ヨーコ・ヘンケル(Vn)

ン録音:2016年1月31日ナレパ通り第4スタジオ(ベルリン)、
2017年6月21&22日救世主教会内コミュニティ・ホール(ポツダム)*
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターで現在ソリストとして活躍するガイ・ブラウンシュタインと気心の知れた仲間たちが送る室内 楽のアルバムが登場!メンバーは期待のフルート奏者ギリ・シュワルツマンを迎え、チェロのアリサ・ワイラースタイン、ヴィオラのアミハイ・グロス、ヴァイオリ ンのスザンナ・ヨーコ・ヘンケル、そしてガイ・ブラウンシュタインというなんとも贅沢な顔ぶれです。
全てブラウンシュタインによる編曲でフルート四重奏曲または五重奏曲の編成の作品に仕上げました。収録作品はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番、 ヴォルフのイタリア風セレナード、クライスラーのシンコペーション、そしてドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」です。
シュワルツマンはエルサレム交響楽団、イスラエル室内管弦楽団、バレンシア交響楽団、ポツダム室内管弦楽団などとソリストとして共演するなど現在ヨーロッ パを中心に活躍する若手フルート奏者。ソリストだけではなく室内楽にも積極的に取り組み、当録音でも高い技術に裏付けされた演奏を聴かせてくれます。
PTC-5186816(1CD)
『我が友、我が愛』〜チェロとピアノためのフランス音楽
プーランク:チェロ・ソナタ FP 143
フォーレ:蝶々 Op.77
ミヨー(1892-1974):エレジー Op.251
リリ・ブーランジェ(1893-1918):ヴァイオリンとピアノの為の2つの小品(チェロとピアノ版)
ナディア・ブーランジェ(1887-1979):3つの小品
ラヴェル:カディッシュ〜2つのヘブライの歌より
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 L.135
フォーレ:夢のあとに Op.7-1

※(4)(6)マット・ハイモヴィッツ編曲
マット・ハイモヴィッツ(Vc/マテオ・ゴフリラー1710年製作)、
児玉麻里(P/スタインウェイD)

録音:2019年6月25-28日/スカイウォーカー・サウンド(ルーカス・ヴァレー、カリフォルニア)
鬼才チェリスト、マット・ハイモヴィッツが世界的ピアニスト児玉麻里との共演アルバムをリリースします!このアルバムでは19世紀から20世紀にかけて 活躍したフランス人作曲家に焦点を当て、プーランク、フォーレ、ミヨー、ナディア&リリ・ブーランジェ、ラヴェル、そしてドビュッシーの作品を収録しました。
アルバムのタイトル『MON AMI,Mon amour(我が友、我が愛)』とはハイモヴィッツの愛器 “ゴフリラー” への思いを込めてハイモヴィッツが名づけ たものです。この愛器に悲惨な出来事が起きたのは2017年2月のこと。モントリオールで弟子のレッスンをしていたとき、スコアを見ようと立ち上がった際 にバランスを崩してしまったハイモヴィッツは、とっさにチェロを投げ出しまったためネック部分が外れてしまいました。倒れ込む瞬間、自身が覆いかぶさる ことを避けたハイモヴィッツは、苦渋の判断ながら瞬時にチェロを投げ出してしまいました。その悲劇から約1年後、修理から自分の手元に戻ってきた愛器 は今までと変わらない、見事なまでに朗々と歌い上げる音色を奏でることができました。そのレッスンで教えていたのがプーランクのチェロ・ソナタでした。 ハイモヴィッツは悲劇に見舞われながらもそこで教えていたプーランクを録音することを決意し、オール・フレンチ・プログラムのアルバムを完成させました。
この演奏で共演したのはPENTATONEレーベルをはじめ、数々の録音で高い評価を得る実力派ピアニスト児玉麻里です。ベートーヴェンをはじめドイツ 音楽で評価を集める児玉麻里ですが、現在パリを拠点に活動を展開しておりその演奏にもフランス音楽独特の語法を捉えた美しい響きを追求した演奏を披 露しています。2人は2018年6月に来日し、当アルバムに収録のプーランク、ドビュッシーのソナタを含むプログラムを披露しており、その息のあった演奏 は光り輝いております。
洒脱な旋律と癖になる独特な拍子が魅力のプーランクのチェロ・ソナタでは終止心地よく奏でています。フォーレの「蝶々」、ミヨーの「エレジー」、ナディ ア・ブーランジェの「3つの小品」では優美に語らう演奏が聴きもの。またドビュッシーのチェロ・ソナタでは堂々たるピアノと美しく歌いあげるチェロの演 奏で円熟の至芸ともいえる出来栄えです。また、ハイモヴィッツが編曲したナディアの妹、リリ・ブーランジェの「2つの小品」とラヴェルの「カディッシュ」 も注目です。
「2019年6月の録音がまるで夢のようだ」と語るハイモヴィッツ。コロナ禍で演奏活動が制限されるなか、リリースすることになったこのアルバムの最後 に置かれたのはフォーレの「夢のあとに」です。その演奏は奇しくも祈りや希望を秘めた実に味わい深い締めくくりとなっております。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン(指)シカゴSOをバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"より積極的なリリースが続く世界的チェリ ストです。 (Ki)
PTC-5186817(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1集
(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
(2)ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
(3)ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
(4)ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲
※全てのカデンツァ:ベートーヴェン
イノン・バルナタン(P)、
アラン・ギルバート(指)、
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
(4)ステファン・ジャッキーヴ(Vn)、
(4)アリサ・ワイラースタイン(Vc)

録音:(1)-(3)2015年12月、(4)2017年9月/エア・スタジオ内リンドハースト・ホール(ロンドン)
1979年テルアビブに生まれたバルナタンは、3歳でピアノを始め、11歳でオーケストラ・デビューを果たした逸材。これまでにヴィクトル・デレヴィアンコ、 マリア・クルチョ、クリストファー・エルトン、レオン・フライシャーに師事し研鑽を積みました。その後の活躍は目覚ましくニューヨーク・フィルハーモニックの 初代アーティスト・イン・アソシエーションに任命されたバルナタンは、3シーズンに渡るその任期の間に、同オーケストラと協奏曲や室内楽を演奏するなどア メリカを中心に活動の場を広げていきました。
バルナタンの魅力はなんといっても色彩感豊かなピアノの音色。ロンドンのイブニング・スタンダード紙では「洗練された、緻密で、確かな伝達力を持つ、鍵 盤楽器の真の詩人」と、BBCミュージック誌では「素晴らしい演奏。鋭い楽才、解釈における圧倒的な洞察力、優雅なピアニズム、それらすべてがほぼ完璧な 均衡を成している」など激賞されており、確かなテクニックに裏付けされた唯一無二の演奏で聴衆を虜にしています。
共演はニューヨーク・フィルハーモニックの定期公演デビュー時より厚い信頼を寄せるアラン・ギルバートの(指)オーケストラはイギリスの名門アカデ ミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズです。ソリストに寄り添い、個性を発揮させながらギルバートの巧みな指揮が冴えわたります。当録音の ピアノ協奏曲3篇は2015年12月ですがバルナタンはその翌月2016年1月に来日を果たしギルバート(指)東京都SOとの共演でベートーヴェンのピ アノ協奏曲第3番を披露し絶賛を博しました。その後バルナタンは2017年4月、2018年6月と来日しており日本の聴衆にその名が知られるようになりました。
三重協奏曲では注目の若手ヴァイオリニスト、ステファン・ジャッキーヴ、そして室内楽で長きに渡り共演を果たしているチェロのアリサ・ワイラースタイン という豪華メンバーで実現しました。まさに阿吽の呼吸から生まれる伸びやかな表現力で聴かせます。 (Ki)
PTC-5186823(1CD)
ハイドンとシュターミッツ
ハイドン:2つのリラ・オルガニザータのための協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIh:1(フルート、オーボエと室内オーケストラ編
シュターミッツ(1745-1801):フルートとオーボエのための協奏曲 ト長調(17”51”)
 フルート協奏曲 ニ長調
ハイドン:2つのリラ・オルガニザータのための協奏曲第3番 ト長調 Hob.VIIh:3(フルート、オーボエと室内オーケストラ編)
アナ・デ・ラ・ヴェガ(Fl)、
ラモン・オルテガ・ケロ(Ob)、
トロンハイム・ソロイスツ

録音:2019年6月/セルブ教会(トロンハイム、ノルウェー)
ギリス人とアルゼンチン人の両親の間にオーストラリアで生まれたヴェガはシドニー大学でマーガレット・クロフォードに師事。その後パリにてレイモ ンド・ギオの最後の弟子として研鑽を積みました。現在、ヨーロッパを中心に精力的な演奏活動を展開しており、“傑出した才能”(ウィグモアホール)、“真 の芸術家”(カドガンホール)、“ファースト・クラス”(ベルリン・フィルハーモニー)など、各演奏会で絶賛されています。
共演のオーボエ奏者ラモン・オルテガ・ケロはグラナダ音楽院でミゲル・キロスに師事。2003年にはダニエル・バレンボイムが設立したウェスト=イー スト・ディヴァン・オーケストラに入団するなど若くして才能を開花させて逸材。2007年にはARDミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、以後ソロ活 動を中心に世界各国で活躍しております。
ヨーゼフ・ハイドンが作曲した2つのリラ・オルガニザータのための協奏曲は「リラ・オルガニザータ」という楽器のために作曲された6つの協奏曲集で、 同楽器を愛好した当時のナポリ王フェルディナンド4世に献呈されました。フルートとオーボエでハイドンの美しい旋律を奏でます。 カール・シュターミッツは、マンハイム・ホーフカペレの全盛時代に活躍した音楽家。マンハイムのオーケストラでヴァイオリン奏者として活躍する一方で、 作曲にもその才能を開花させました。ここに収録された2つの協奏曲もシュターマッツらしい上品さを呈した協奏曲です。 (Ki)
PTC-5186824(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2集
(1)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
(2)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(ピアノ協奏曲版)
(3)ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
(4)『合唱幻想曲
イノン・バルナタン(P)、
アラン・ギルバート(指)、
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
(4)リディア・トイシャー(ソプラノT)、エイミー・リドン(ソプラノU)、ロジー・オールドリッジ(Ms)、トビー・スペンス(テノールT)、ベンジャミン・ベヴァン(テノールU)、ニール・デイヴィス(Br)、ロンドン・ヴォイセズ

録音:(1)2015年12月、(2)(3)2017年9月/エア・スタジオ内リンドハースト・ホール(ロンドン)、
(4)2020年1月/セント・ジュード教会、ハムステッド・ガーデン・スバーブ
欧米での評価を上げるイスラエル出身のピアニスト、イノン・バルナタン。2020年のベートーヴェン・イヤーに合わせてピアノ協奏曲集をリリースして おります。第1集(ピアノ協奏曲第1番、第3番、第4番と三重協奏曲(KKC 6102 / PTC 5186817))はレコード芸術特選盤のほか、各誌で絶賛 されました。期待の第2集はピアノ協奏曲第2番、第5番『皇帝』、ヴァイオリン協奏曲(ベートーヴェンによるピアノ協奏曲版)、そして『合唱幻想曲』 を収録しております。
1979年テルアビブに生まれたバルナタンは、3歳でピアノを始め、11歳でオーケストラ・デビューを果たした逸材。これまでにヴィクトル・デレヴィアンコ、 マリア・クルチョ、クリストファー・エルトン、レオン・フライシャーに師事し研鑽を積みました。その後の活躍は目覚ましくニューヨーク・フィルハーモニッ クの初代アーティスト・イン・アソシエーションに任命されたバルナタンは、3シーズンに渡るその任期の間に、同オーケストラと協奏曲や室内楽を演奏す るなどアメリカを中心に活動の場を広げていきました。
バルナタンの魅力はなんといっても色彩感豊かなピアノの音色。ロンドンのイブニング・スタンダード紙では「洗練された、緻密で、確かな伝達力を持つ、 鍵盤楽器の真の詩人」と、BBCミュージック誌では「素晴らしい演奏。鋭い楽才、解釈における圧倒的な洞察力、優雅なピアニズム、それらすべてがほ ぼ完璧な均衡を成している」など激賞されており、確かなテクニックに裏付けされた唯一無二の演奏で聴衆を虜にしています。
共演はニューヨーク・フィルハーモニックの定期公演デビュー時より厚い信頼を寄せるアラン・ギルバートの(指)オーケストラはイギリスの名門アカデ ミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズです。ソリストに寄り添い、個性を発揮させながらギルバートの巧みな指揮が冴えわたります。また、 『合唱幻想曲』ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの共演でも知られるソプラノのリディア・トイシャー、バリトンのニール・デイヴィスなど豪華ソリスト 陣にも注目です。
PTC-5186827(8CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
(1)弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
(2)弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
(3)弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
CD 2(75’05”)
(4)弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
(5)弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
(6)弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
(7)弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
(8)弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
(9)弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
(10)弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74「ハープ」
(11)弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95 セリオーソ」
(12)弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
(13)弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
(14)弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
(15)「大フーガ」 変ロ長調 Op.133
(16)弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
(17)弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
ミロ・クァルテット【ダニエル・チン(Vn1)、(1)-(6)山本サンディー智子(Vn2)、(7)-(17)ウィリアム・フェドケンホイヤー(Vn2)、ジョン・ラジェス(Va)、ジョシュア・ジンデル(Vc)】

録音:(1)-(6)2004年10月7-22日/アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ&レターズ(ニューヨーク)
(7)-(9)2012年5月14-25日/テキサス大学オースティン校内イエッセン講堂(テキサス)
(10)(11)2015年3月15-19日/ベナロヤ・ホール内イルズリー・ボール・ノードストローム・リサイタル・ホール(シアトル)
(14)(15)(17)2016年9月28日-10月6日、(13)2017年9月26-29日、(16)2018年10月8-12日、(12)2019年2月17-20日/バスタ大学内バスタ・チャペル(ケンモア)
現代アメリカを代表するSQ、ミロ・クァルテットが2020年のベートーヴェン生誕250周年と団設立25周年を記念してベートーヴェンの弦楽四 重奏曲全曲を完成させました!
ミロ・クァルテットは1995年にオーバリン音楽院の学生4人で結成。翌年4月には第50回コールマン室内楽コンクールで第1位を受賞、さらにフィショフ 全国室内楽コンクールで第1位および大賞を受賞するなど、若き才能が集結した注目の団として結成時より注目されていました。創設メンバーの山本サンディー 智子が脱退したのちウィリアム・フェドケンホイヤーが加わり、以後現在まで同メンバーで活動しています。
ミロ・クァルテットのベートーヴェンといえば2015年6月にサントリーホール チェンバーミュジック・ガーデン2015にて5日間をかけて全曲演奏を披露。 メンバー独自の研究をもとに非常に刺激的なまさに唯一無二の演奏を聴かせてくれました。
録音は2004年より2019年まで15年の歳月をかけ完成させました。2004年に録音された第1-6番 Op.18は米ヴァンガードから、以降はミロ・クァルテッ ト・メディアより順次リリースしてきましたが、第12番 Op.127は2019年2月録音の初出音源が揃い、PENTATONEレーベルより全集の形でリリースする 運びとなりました。気心の知れたメンバーが織りなすベートーヴェンはまさに刺激的。精緻なアンサンブルとともに歌心にあふれた演奏を展開しております。団に とっての2019/2020シーズンにふさわしい注目のリリースです。 (Ki)
PTC-5186837(1CD)
バッハ:チェンバロ協奏曲集
(1)チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV1052
(2)チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV1053
(3)チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV1055
(4)チェンバロ協奏曲第7番ト短調 BWV1058
フランチェスコ・コルティ(Cemb)、
イル・ポモ・ドーロ

録音:2019年3月1-5日/グスタフ・マーラー・ホール(ドッビアーコ)
1984年イタリア生まれの鍵盤奏者フランチェスコ・コルティが2018年よりゲスト・コンダクターをつとめるピリオド楽器オーケストラ『イル・ポモ・ドー ロ』との共演で、バッハのチェンバロ協奏曲集を録音しました!
コルティは2006年ライプツィヒにて第15回国際ヨハン・セバスチャン・バッハ・コンクールのチェンバロ部門で第1位を受賞。翌2007年にはマルク・ ミンコフスキからのアプローチでルーヴル宮音楽隊のメンバーとなり、以後チェンバロ、フォルテピアノ、オルガン奏者として活躍しております。ソリストと しては世界各国で活躍し、2017年6月に調布国際音楽祭に出演し注目を集めました。
満を持してのバッハのチェンバロ協奏曲集は、コルティの魅力である雄弁な語り口で演奏。イル・ポモ・ドーロとともに息の合ったアンサンブルを聴か せてくれます。今後のより一層の活躍が期待される注目の録音です。 (Ki)
PTC-5186839(1CD)
アンナ・ルチア・リヒター/シューベルトの歌曲集
(1)「月に寄せて」D.259(3’17”)
(2)「小人」D.771(5’21”)
(3)「わが心に」D.860(2’52”)
(4)ミニョンの歌「ただあこがれを知る者だけが」D.877/4(3’20”)
(5)ミニョンの歌 その1「私にいわせないで」D.877/2(4’12”)
(6)ミニョンの歌 その2「大人になるまでこのままに」D.877/3(3’18”)
(7)「郷愁」D.456(2’26”)
(8)「墓堀人の郷愁」D.842(6’52”)
(9)「すみれ」D.786(12’57”)
(10)「最初の喪失」D.226(2’12”)
(11)「エレンの歌」その1 D.837(8’44”)
(12)「エレンの歌」その2 D.838(3’09”)
(13)「エレンの歌」その3(アヴェ・マリア) D.839(5’56”)
(14)「この世からの別れ」D.829(2’35”)
(15)「岩上の羊飼い」D.965(12’26”)
アンナ・ルチア・リヒター(S)、
ゲロルト・フーバー(P)、
(15)マティアス・ショルン(Cl)

録音:2018年5月1日/MCOスタジオ1、ヒルフェルムス(オランダ)
ドイツの名唱、麗しきソプラノ歌手アンナ・ルチア・リヒターによるシューベルトの歌曲集の通常CDフォーマットでの再発盤です。
アンナ・ルチア・リヒターは、9歳から母より声楽の手ほどきを受け、ケルン大聖堂少女聖歌隊の隊員となりました。その後バーゼルでクルト・ヴィトマー 教授に師事、その後ケルンで研鑽をつみました。主な受賞歴としては、2008年ベルリン全国声楽コンクール年少部門第2位、2011年キッシンゲンの 夏音楽祭ルイトポルト賞、2012年ツヴィッカウで行われた国際ロベルト・シューマン・コンクール優勝などがあげられます。2015年10月ベルナルト・ ハイティンク(指)ロンドンSOの来日公演では、マーラーの交響曲第4番のソリストで登場し話題となりました。 非常に澄み渡った透明感のある歌声が魅力のリヒター。シューベルトの歌曲の神髄に迫る注目の録音です。 ※CD再発売に伴い、SACD Hybrid盤(PTC-5186722)は廃盤となります。 (Ki)
PTC-5186840
「バッハの音楽の捧げもの」
ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲、ラーフ・ヘッケマ編曲:(1)-(9)『音楽の捧げもの』 BWV1079
“王の命による主題と付属物をカノン様式で解決した”
@.ラルゴ(6'13)
A.3声のリチェルカーレ(5'31)
B.アレグロ(5'50)
C.王の主題によるカノン第1番「2 声の逆行カノン」(3'07)
D.アンダンテ(3’15)
E.王の主題によるカノン第2番「2 声の逆行カノン」(3'51)
F.アレグロ(2’48)
G.王の主題によるカノン第3番「2 声の逆行カノン」(4'07)
H.6声のリチェルカーレ(6'02)

(10)ゴルトベルク変奏曲と同じ定旋律に基づく『14 のカノン』 BWV1087(4'27)

(11)-(15)コラール『高き天より、われ来たりぬ』に基づくカノン風変奏曲 BWV769
@.オルガン・コラール『高き天より、われ来たりぬ』 BWV作品番号なし〜コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ1「歓呼の声を放て、喜び踊れ」)〜コラール・プレリュード『高き天より、われ来たりぬ』 BWV738〜コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ2「そのころ、全世界
の人口を調査せよとの勅令が」〜変奏曲T「オクターヴによるカノン」 BWV769/1(5'05)
A.コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ2「そのころ、全世界の人口を調査せよとの勅令が」〜変奏曲U「5度のカノン」 BWV769/2(5'05)
B.コラール『高き天より、われ来たりぬ』(マニフィカト BWV243aより)〜コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV701(降臨・降誕(クリスマス)の歌によるフーガ集より)〜変奏曲V「7度のカノン」 BWV769/3(5'35)
C.コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV700(降臨・降誕の歌によるフーガ集より)〜変奏曲W「オクターヴの拡大カノン」 BWV769/4(5'47)
D.コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV606(オルガン小曲集より)〜変奏曲X「6度、3度、2度、9度による反行カノン」 BWV769/5(3'54)
カレファックス・リード五重奏団
【オリヴァー・ボエクホールン(オーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュホルン)、イヴァー・ベリックス(クラリネット、E-flatクラリネット)、ラーフ・ヘッケマ(ソプラノ・サクソフォーン、アルト・サクソフォーン)、イェルテ・アルトゥイス(バセットホルン、バス・クラリネット)、アルバン・ウェスリー(バスーン)】
(1)-(10)アルテュール・クラーセンス(ルポフォン、イングリッシュホルン)

録音:2020年6月ドープスゲツィンデ教会(ハーレム)
アルバム「隠された秘宝」(KKC 6198 / PTC 5186696)がレコード芸術誌の特選盤(2020年7月号)、朝日新聞 For your collection(2020年6月18日掲載)など、国内でも高い評価を得たリード五重奏団の “カレファックス”。当団は「ポップスのメンタリティを備えたアン サンブル」と評され、結成当時から圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブルで高水準の演奏には定評があります。録音は独MDGレーベル、 蘭PENTATONEレーベルなど数多くのリリースでも知られます。
コロナ禍で演奏活動が制限される中、最新アルバムは2020年6月にセッション録音が実現。オール・バッハ・プログラムに挑戦しました。収録作品は『音 楽の捧げもの』BWV1079、『14のカノン』 BWV1087そしてコラール『高き天より、われ来たりぬ』に基づくカノン風変奏曲 BWV769、すべて当団のラー フ・ヘッケマが編曲を手掛けました。
プロイセン王フリードリヒ2世が提示したといわれる単一主題に基づく『音楽の捧げもの』は1747年夏にライプツィヒにて成立。この曲集はバッハの作 品の中でもとりわけ高度なポリフォニー技巧が駆使されており、整然としてしかも謎に満ちた楽譜の印象は “音による幾何学” とも言われます。しかし、バッ ハの傑作と謳われながら曲順指定や譜の問題などにより、実際の演奏に際しては奏者ごとの解釈が盛り込まれることも多い作品で、カレファックスの演奏で も趣向を凝らした曲順となっております。『14のカノン』はゴルトベルク変奏曲の主題低音部に基づく14曲のカノンで1747〜1748年8月成立と推定さ れています。主題とその逆行形による2声のカノンの第1曲にはじまり、主題と対位主題、およびそれぞれの転回形による4声の二重カノン(第5曲)、基 礎音上の5声の二重カノン(第11曲)、6声の三重カノン(第13曲)など、全14曲がさまざまな形を示します。名人集団カレファックスならではの音の パレット豊かなに色彩感に富んだ演奏を披露しております。
「クリスマスのコラール『高き天より、われ来たりぬ』による2つの手鍵盤とペダルのためのカノン風変奏曲」という題名で印刷されて出版されたのは1747年。 5つの変奏曲としてオルガンのために書かれたこの作品をヘッケマはコラール『高き天より、われ来たりぬ』に基づくバッハのほかの作品(クリスマス・オラ トリオおよびオルガン曲)を各変奏曲の前に編み込み、より華やかにより豊かな響きを追求した作品に仕上げました。それぞれの楽器がまるでオルガンのストッ プのように変化にとんだ音色は当団ならではの妙技と言える充実の出来栄え。演奏はもちろんのこと、作品への造詣の深さも光るアルバムと言えましょう。 (Ki)
PTC-5186841
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲より
(1)サン=サーンス編曲:第7番「ラズモフスキー第1番」Op.59の1〜第2楽章
(2)サン=サーンス編曲:第6番Op.18の6〜第2楽章
(3)バラキレフ編曲:第8番「ラズモフスキー第2番」Op.59の2〜第3楽章
(4)バラキレフ編曲:第13番Op.130〜第5楽章
(5)ムソルグスキー編曲:第16番Op.135〜第2楽章
(6)ムソルグスキー編曲:第16番Op.135〜第3楽章
(7)モーツァルト(ベートーヴェン編):クラリネット五重奏曲K.581〜第4楽章
児玉麻里(P)

録音:2019年10月/MCOスタジオ1、ヒルフェルムス(オランダ)
児玉麻里にとりベートーヴェンは特別に大切な作曲家で、これまでピアノ・ソナタとピアノ協奏曲全曲を録音し高い評価を受けました。その補巻ともい うべき当アルバムは仰天の内容。何とベートーヴェンの弦楽四重奏曲に挑戦しました。しかし決してキワモノでも珍奇な企画でもありません。編曲者がサ ン=サーンス、バラキレフ、ムソルグスキーといういずれもピアノ音楽の傑作を残しているひとかどの作曲家である点も注目です。
ベートーヴェンは32のピアノ・ソナタを残していますが、最後の32番も1822年の作で、その後の晩年の至高の世界はピアノと遠いものでした。ベー トーヴェンが生涯にわたり作り続けたのは弦楽四重奏曲で、最後の数曲は時代を踏み越えた新次元に達していると申せましょう。ベートーヴェン好きのピ アニストにとり、この世界を担える弦楽器奏者は羨望の存在でした。それが今回実現。編曲者は大物ながら、児玉麻里はあくまでベートーヴェン弾きの 側から見た世界を主にしています。
興味深いのは、3者が原曲をただピアノに置き換えるのではなく、それぞれのピアニズムを反映させつつ完全なピアノ曲にしていること。原曲を知らな ければ、オリジナルのピアノ曲として違和感なく受け入れられます。ことにサン=サーンスとバラキレフは難技巧の要求されるピアノ曲が多く、それらと同 様のレベルが要求されるものとなっています。
超お宝がムソルグスキー編曲による第16番。ムソルグスキーはもっぱら編曲される側の作曲家で、彼の編曲は極めて珍しいと申せましょう。ムソルグ スキーはベートーヴェンを崇拝しており、彼の激しく革新的な音楽の原点だったことを認識させてくれます。この編曲は楽譜が極めて入手困難なためムソ ルグスキー研究家の間でも伝説となっていました。それがついに音になりました。ベートーヴェン最後の弦楽四重奏曲の異常な感覚がムソルグスキーの異 常な感覚とあいまって世にも稀な逸品となっています。
おまけとしてベートーヴェンがモーツァルトの名作「クラリネット五重奏曲」のフィナーレをピアノ独奏用に編曲したものも収められています。ベートーヴェ ン鍾愛の曲として知られていますが、その編曲も貴重な限り。ベートーヴェンらしいピアノ書法となっていて興味津々です。
児玉麻里はこれまでのベートーヴェン演奏で培った理解をさらに先へ進めた神業。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を弾くのはもちろん初めての経験なが ら、深みと説得力に満ちています。数々のベートーヴェンCDがリリースされる2020年にひときわ異色を放つ名盤が誕生です。 (Ki)
PTC-5186842(1CD)
テレマン:歌劇「ミリヴァイス」(演奏会形式) アンドレ・モルシュ(Miriways/バリトン)、ロビン・ヨハンセン(Sophi/ソプラノ)、ソフィー・カルトハウザー(Bemira/ソプラノ)、リディア・トイシャー(Nisibis/ソプラノ)、ミヒャエル・ナジ(Murzah/バリトン)、マリー=クロード・シャピュイ(Samischa/メゾ・ソプラノ)、アネット・フリッチュ(Zemir/ソプラノ)、ドミニク・ケーニンガー(Geist/Scandor/バリトン)、ポール・マックナマラ(Gesandter/テノール)
ベルリン古楽アカデミー、
ベルナール・ラバディ(指)

ライヴ録音:2017年9月24日/ライスハレ、ハンブルク
精力的なコンサート・録音活動を行っている名団体ベルリン古楽アカデミー。当アルバムはゲオルグ・フィリップ・テレマンの没後250年を記念してハ ンブルクで行われたテレマン音楽祭のライヴ収録でテレマンの歌劇「ミリヴァイス」を録音しました。
1728年にハンブルクのゲンゼマルクト歌劇場で初演され大成功をおさめたとされる歌劇「ミリヴァイス」。その内容は当時ハンブルクの新聞でも話題 となっていた政治関連の実話に基づいており、テレマンはアフガンの部族長「ミリヴァイス」の活躍を3部形式の歌劇に書き上げました。作風は当時流行 りはじめていた東洋風の素材を用い、色彩的かつ劇的に仕上げておりテレマンの熱意を感じさせます。テレマン死後、作品は忘れられスコアも紛失してお りましたが2012年に公文書館にずっと眠っていた楽譜をラインハルト・ゲーベルがテレマン音楽祭で復活蘇演し話題となりました。
当録音ではベルリン古楽アカデミーの卓越した演奏はもちろんのこと、アンドレ・モルシュ、ロビン・ヨハンセン、ソフィー・カルトハウザー、リディア・ トイシャー、アネット・フリッチュなど豪華ソリスト陣にも注目です。 (Ki)
PTC-5186845(1CD)
『情熱の狂乱』〜アンナ・ルチア・リヒターのモンテヴェルディ
モンテヴェルディ:(1)プロローグ 「愛するペルメッソ川のほとりから」〜歌劇『オルフェオ』(1607)より
(2)「西風が戻り」〜『音楽の諧謔』(1632)より
(3)「愛しい私のトルコ女」〜『美しい歌の諧謔第4集』(1624)より
『アリアンナの嘆き』(1623)
(4)第1部「私を死なせてください」
(5)第2部「おおテゼオ、おお私のテゼオ」
(6)第3部「あなたの真心はどこに」
(7)第4部「ああ、あなたは答えない」
(8)「ただあなたを見つめ」〜歌劇『ポッペアの戴冠』(1643)より
(9)「それは本当なのか」〜『音楽の諧謔』(1632)より
(10)「主よ、私は心を尽くして感謝を捧げる」(1641)
(11)「ニンファの嘆き」〜『マドリガーレ集第8巻』(1638)より
(12)「苦しみが甘美なものならば」〜『美しい歌の諧謔第4集』(1624)より
(13)「ああ、私は傷つき倒れる」〜『美しい歌の諧謔第4集』(1624)より
アンナ・ルチア・リヒター(S)
アンサンブル・クラウディアーナ、ルカ・ピアンカ(リュート、テオルボ、セテローネ、指)
(2)(8)ドミトリー・シンコフスキー(C.T)
(11)チーロ・アローニ(T)、テオ・アローニ(T)、アレッサンドロ・ラヴァシオ(Bs)

録音:2020年1月2-5日/オーディトリウム・ステリオ・モーロ(ルガーノ)
ドイツの名唱、麗しきソプラノ歌手アンナ・ルチア・リヒター。当アルバムでは技巧的な歌唱も魅力のモンテヴェルディに挑みました。リヒターは、9歳から母より声楽の手ほどきを受け、ケルン大聖堂少女聖歌隊の隊員となりました。その後バーゼルでクルト・ヴィトマー教授に師事、またケルンで研鑽をつみました。主な受賞歴としては2008年ベルリン全国声楽コンクール年少部門第2位、2011年キッシンゲンの夏音楽祭ルイトポルト賞、2012年ツヴィッカウで行われた国際ロベルト・シューマン・コンクール優勝などがあげられます。2015年10月ベルナルト・ハイティンク(指)ロンドンSOの来日公演では、マーラーの交響曲第4番のソリストで登場し、その美声を披露しました。PENTATONEレーベルのデビュー盤「シューベルト:歌曲集」(PTC-5186839)では澄み渡った透明感のある歌声で魅了しております。
当アルバムでは『アリアンナの嘆き』を中心に置き、歌劇『ポッペアの戴冠』から「ただあなたを見つめ」、歌劇『オルフェオ』から「愛するペルメッソ川のほとりから」などモンテヴェルディの作品を堪能できる1枚に仕上げました。リヒターの才能が花開いた注目盤の登場です。
共演はイル・ジャルディーノ・アルモニコの創立者の一人でもあるリュート奏者ルカ・ピアンカが2008年に創設したピリオド楽器団体、アンサンブル・クラウディアーナです。卓越した演奏技術と豊かな表現力で評価されるアンサンブルとの共演も注目です。また、天才ヴァイオリニスト、指揮者、そしてカウンターテナーと多彩な顔を見せるドミトリー・シンコフスキーとのデュオも聴きものです。なお、シンコフスキーは楽団メンバーとしてヴァイオリンも演奏しております!
PTC-5186846(1CD)
「バッハ・ノスタルジア」
(1) バッハ(ブゾーニ編):前奏曲 変ホ長調『聖アン』 BWV552/1
(2) バッハ(ブゾーニ編):コラール『いざ来ませ、異教徒の救い主よ』BWV659
(3) バッハ(ブゾーニ編):コラール『目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声』BWV645
(4) バッハ:イタリア協奏曲 BWV971
(5) バッハ(ケンプ編):シチリアーノ 変ホ長調 BWV1031/2
(6) バッハ(マクシミリアン・シュナウス編):コラール『イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい』 BWV650
(7)ブゾーニ:トッカータ K.287
(8) バッハ(ブゾーニ編):フーガ 変ホ長調『聖アン』 BWV552/2
フランチェスコ・ピエ モンテ ージ(P)

録音:2019年12月/イエス・キリスト教会(ベルリン)
エグゼクティヴ・プロデューサー:シュテファン・ラング(Deutschlandradio)&ルノー・ロランジェ(PENTATONE)
レコーディング・プロデューサー:ヨハネス・カンマン(Nordklang)
現在ヨーロッパを中心に大活躍の若き名手フランチェスコ・ピエモンテージ。これまでに数多くのレーベルからの積極的な録音活動でも注目されております。 近年はシューベルトの最高傑作ピアノ・ソナタ第19番〜第21番(PTC 5186732)でPENTATONEレーベル・デビューを果たし、若き名手の決定的名 盤として話題となりました。PENTATONEレーベル期待の第2弾は「バッハ・ノスタルジア」と題されたアルバムで、通称『聖アン』の名前で知られるJ.S.バッ ハ作曲、ブゾーニ編曲の前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552を両端に配置し、ブゾーニ、ケンプ、シュナウスが編曲したバッハの作品、そしてブゾーニのトッ カータを収録しました。
全27曲で構成されるバッハのクラヴィーア練習曲集第3部「ドイツ・オルガン・ミサ」のすべてを挟むような形で両端に配置される前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552『聖アン』は単独で演奏されることも多い名作。シェーンベルクによる管弦楽版でも知られます。ピエモンテージはこの作品の元の構成 をイメージし、両端に配置し演奏しました。ブゾーニが編曲したバッハのオルガン作品の中でも最も難曲として知られるこの名作を壮大で流麗なオルガンの 響きを追求した名演を聴かせてくれます。 バッハのシャコンヌのピアノ編曲でも有名なフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)のオリジナル作品トッカータ K.287は小前奏曲、幻想曲、シャコンヌ の3部構成の難曲。ピエモンテージが薫陶を受けたアルフレート・ブレンデルが愛奏していたことでも知られます。華麗な技巧を駆使したこの作品は作曲家 ブゾーニとしての実力と存在感を示しており、ピエモンテージの詩情あふれる表現力で当作品に輝きを与えます。今後一層の活躍が期待せずにはいられない 充実のアルバムが完成しました。 (Ki)

PTC-5186850(1CD)
ブラームス:交響曲第1番
悲劇的序曲
ベルベルト・ブロムシュテット(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

ライヴ録音:2019年9月、2019年10月* ゲヴァントハイス(ライプツィヒ)
1927年生まれのヘルベルト・ブロムシュテット。現在も精力的な演奏活動を展開している現役最高齢の巨匠、注目すべき2019年の新録音が PENTATONEレーベルから登場!オーケストラは、ブロムシュテットが1998年から2005年の7年間に渡ってシェフを務めたライプツィヒ・ゲヴァントハ ウスOです。現在も当団の名誉指揮者として定期的に指揮台に立ち、絶大な信頼を獲得しています。
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管を振ったブロムシュテットの録音といえば、ACCENTUS MUSICレーベルからリリースしているベートーヴェン交響曲 全集(KKC 5802 / ACC 80322CD)がベストセラー盤ですが、当録音は「ベートーヴェンの交響曲第10番」とも称されたブラームスの交響曲第1番と いうことでも注目といえます。
当作品はブロムシュテットの十八番であり来日公演でも何度も披露されておりますが、録音は1991年6月、シュターツカペレ・ドレスデンとのライヴ収 録のみです。ベートーヴェンに対しての敬愛、そして系譜を正統的に受け継いだブラームスの交響曲第1番は巨匠にとって最も重要な作品であり、困難な時 代における巨匠からの希望のメッセージのようです。
演奏はブロムシュテットならではの年齢を感じさせない躍動感にあふれつつ堂々たる演奏。ことに幸福感に満ちたフィナーレは、ベートーヴェンの「歓喜 の歌」から着想を得たものと思われますが、この希望のメッセージと不変の力を信じるブロムシュテットの揺るぎない信念が十分に伝わってきます。 (Ki)
PTC-5186851(1CD)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.68
大学祝典序曲 Op.80
ベルベルト・ブロムシュテット(指)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

ライヴ録音:2019年10月ゲヴァントハイス(ライプツィヒ)
1927年生まれのヘルベルト・ブロムシュテット。現役最高齢の巨匠がライプツィヒ・ゲヴァントハウスOとライヴで録音を進めているブラームスの交響 曲プロジェクト。当アルバムには交響曲第2番と大学祝典序曲を収録しております。
ブロムシュテットは1998 年から2005 年の7 年間に渡ってライプツィヒ・ゲヴァントハウスOのシェフを務め、その後当団の名誉指揮者として定期 的に指揮台に立っており、絶大な信頼を獲得しています。
交響曲第1番とは対照的に伸びやかで牧歌的な交響曲第2番ですが、ブラームス自身は「こんなにも悲しいものは書いたことがない」と語っており、その内 に秘めたブラームスの思いを自然体に表現した名曲です。カップリングは「スッペ風のポプリ」とブラームス自身が呼んだ大学祝典序曲。ブロムシュテットはオー ケストラの色彩感を引き出した渾身の演奏を披露。ことに弦楽器の美しさは格別でキャリア60年以上の指揮者が生命を呼び覚ますような魂のこもった演奏を 聴かせてくれます。 (Ki)
PTC-5186853(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(1742年ダブリン版) ジュリア・ドイル(S)、
ティム・ミード(C.T)、
トマス・ホッブス(T)、
ロデリック・ウィリアムズ(Bs)
ベルリンRIAS室内cho、
ベルリン古楽アカデミー、
ジャスティン・ドイル(指)

録音:2020年1月イエス・キリスト教会、ダーレム(ベルリン)
PENTATONEレーベルより積極的なリリースが続いている名人集団ベルリン古楽アカデミー。当アルバムは待望のヘンデル「メサイア」です!
ヘンデルは、友人チャールズ・ジェネンズの台本に触発されたことにより、1741年8月22日から9月14日のわずか3週間ほどで3部構成の「メサイア」 を書き上げ、翌1742年4月13日にダブリンで初演され大成功をおさめています。その後、ヘンデルは改訂、再演を重ね、現在使用されている楽譜にはい くつかの版が存在しますが、ベルリン古楽アカデミーは1742年のダブリン初演版にて録音しました。ヘンデルの最も有名な作品であるだけでなく、イギリ スの合唱文化の礎となったこの名作のソリストには迎えたのはソプラノのジュリア・ドイル、カウンターテナーのティム・ミード、テノールのトマス・ホッブス、 そしてバスのロデリック・ウィリアムズとすべてイギリス出身の名唱が揃いました。豪華なソリスト陣のもと、ベルリンRIAS室内合唱団による合唱、そして 2017/18シーズンから同団の音楽監督を務めているジャスティン・ドイルによる指揮であることも注目。ベルリン古楽アカデミーが近年集中的に録音活動し ているヘンデルの「メサイア」、大注目です! (Ki)
PTC-5186860(5CD)
ベートーヴェン:交響曲全集
(1)交響曲第1番ハ長調 Op.21
(2)交響曲第2番ニ長調 Op.36
(3)交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
(4)交響曲第4番変ロ長調 Op.60
(5)交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
(6)交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
(7)交響曲第7番イ長調 Op.92
(8)交響曲第8番ヘ長調 Op.93
(9)交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」
レジーネ・ハングラー(S)、ウィープケ・レームクール(Ms)、クリスティアン・エルスナー(T)、アンドレアス・バウアー・カナバス(Bs)
NDR合唱団、ケルン放送cho
マレク・ヤノフスキ(指)、
ケルンWDRSO(ケルンRSO)

録音:(1)2018年10月1-2日、(2)(3)2019年2月11-15日、(4)(8)2019年5月20-25日、(5)(6)2018年9月24-29日、(7)2019年5月27-29日、(9)2019年11月5-8日/ケルン・フィルハーモニー(ケルン)【WDR共同制作】
2020年のベートーヴェン生誕250周年を記念してPENTATONEレーベルより強力盤の登場。巨匠マレク・ヤノフスキ率いるケルンWDRSO(ケ ルンRSO)による交響曲全集がリリースされます!すでに第5番「運命」&第6番「田園」(KKC 6108 / PTC 5186809)は単売でリリースされ ておりますが、その他の作品はこのセットにて初登場です。当録音は2018年10月から2019年11月にかけて、当団の本拠地ケルン・フィルハーモニー にて収録されました。
ヤノフスキのベートーヴェンといえば2018年12月のNHKSOとの第9演奏会で披露された重厚さを持ちながらも全曲を通して速めのテンポ設定 で非常に見通しのよい演奏が話題となりました。また、2019年11月のケルンWDRSOとの来日公演では「田園」を披露。その圧倒的な統率力とパ ワフルなエネルギーの中にも繊細な響きを作り上げる巨匠ならではの演奏を聴かせてくれました。
ケルンWDRSOといえば数多くの名録音でも知られますが、ベートーヴェンの交響曲全曲録音は2017年11月から2018年2月にかけて、首席 指揮者ユッカ=ペッカ・サラステとのライヴ録音(KKC 6095 / PH 18066)も記憶に新しいところ。サラステとの録音の後にヤノフスキとの録音がはじまり ました。当団は2017年から2019年の2年間の間に2度の全曲録音を完成させたことになります。
期待に胸を膨らませてしまうヤノフスキによるベートーヴェンの交響曲全曲録音はひとつの完成形といえる充実の録音。丹念に練り上げたこの演奏には全 交響曲を聴くことによって見えてくる世界が広がります。ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤー最大の注目録音がお買い得なセットでリリースされます! (Ki)
PTC-5186868
(1SACD)
ブルックナー&ミヒャエル・ハイドン:モテット集
ブルックナー:(1)昇階唱「この所は神によりつくられた」WAB 23(1869)
(2)奉献唱「私はしもべダビデを見出し」WAB 19(1868)
(3)昇階唱「キリストは従順であられた」WAB 11(1884)
(4)奉献唱「乙女たちは王の前に招き入れられる」WAB 1(1861)
(5)讃歌「パンジェ・リングァとタントゥム・エルゴ」WAB 33(1868)
(6)昇階唱「正しい者の口は知恵を語り」WAB 30(1879)
(7)モテット「アヴェ・マリア」 WAB 6(1861)
(8)讃歌「王の御旗は翻る」WAB 51(1892)
(9)昇階唱「エッサイの若枝は花開き」WAB 52(1885)

ミヒャエル・ハイドン:(10)昇階唱「キリストは従順であられた」〜〈主の晩餐の木曜日〉より HM 628-2(1796)
(11)「聖土曜日に」〜〈聖週間のためのレスポンソリウム集〉より MH 278-5(1778)
(12)「見よ、義ただしき人が死にゆく様を」MH deest
(13)昇階唱「キリストは従順であられた」MH 38(1761)
(14)「サルヴェ・レジナ」MH deest
(15)「暗闇とはなりぬ」 MH 162(1772)
ライプツィヒMDR放送cho(北ドイツ放送合唱団)、
フィリップ・アーマン(指)

録音:2020年2月/パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)
フィリップ・アーマン率いるライプツィヒMDR 放送合唱団(北ドイツ放送合唱団)がブルックナーとハイドンのモテットを録音しまし た。ブルックナーの「この所は神によりつくられた」「キリストは従順であられた」「アヴェ・マリア」は演奏会でもよく聴かれていますが、ミヒャエル・ハイドン (1737-1806)のモテットは演奏機会も少なく貴重な録音といえます。
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの弟でモーツァルトの後任としてザルツブルクの宮廷及び大聖堂のオルガニストを務めたミヒャエル・ハイドン は、ドイツ語圏、特にオーストリアの宗教曲に大きな影響を与えました。その影響は約1世紀後に作曲されたブルックナーのモテットにもよく反映されておりま す。このアルバムでは、両者のモテットを組み合わせることでオーストリア独自の教会音楽のスタイルを聴くことができると同時に、両作曲家の個性も楽しめる充 実の内容です。
1974年生まれのフィリップ・アーマンは、ケルンにてマーカス・クリードに師事し、2020年より同合唱団の首席指揮者を務めています。これまでにベートーヴェ ンの『ミサ・ソレムニス』(KKC-5830 / PTC-5186565)、ウェーバーの 歌劇『魔弾の射手』(PTC-5186788)などいくつかの録音に参加してきた同合唱 団ですが、当アルバムはPENTATONEレーベルから初のソロ・アルバムとなります。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術 陣が結集した高音質録音であることも注目です。 (Ki)
PTC-5186869(1CD)
シューマン:3つの弦楽四重奏曲
(1)弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.41-1
(2)弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.41-2
(3)弦楽四重奏曲第3番イ長調 Op.41-3
エマーソンSQ【ユージーン・ドラッカー(ヴァイオリン/(1)(2)1st&(3)2nd)、フィリップ・セッツァー(ヴァイオリン/(1)(2)2nd&(3)1st)、ローレンス・ダットン(Va)、ポール・ワトキンス(Vc)】

録音:(1)2018年12月19&20日、(3)2018年5月16&17日/コンコーディア大学、ブロンクビル(ニューヨーク州)
(2)2019年1月23&24日/ドリュー大学、マディソン(ニュージャージー州)
1976年結成以来、常に世界のトップに君臨するアメリカのクァルテット、エマーソンSQ。長年DGレーベルとの専属契約で数多の録音を発表し、 その間6つのグラミー賞、2つのグラモフォン賞ほか、数々の受賞歴を誇ります。その後、2011年にSONYに移籍しましたが、この度新天地に選んだの はPENTATONEレーベルでその第1弾はシューマンの3つの弦楽四重奏曲です!
シューマンの弦楽四重奏曲はDGレーベルに録音した第3番(1984年録音)のみで、意外にもこの度団としては第1番、第2番ははじめての録音となり、 現在のメンバーとなってからはもちろん初録音となります(2013年に加わったチェロのポール・ワトキンスになってからの初めてのアルバムとなります!)。
1842年の夏に作曲された3つの弦楽四重奏曲は、シューマンの室内楽作品を語るうえで最も重要な作品群。ベートーヴェンの作品に触発されたシュー マンは、伝統的な形式をとりながらもシューマンらしい幻想性と叙情性を、特に緩徐楽章で表現しております。
エマーソンSQといえば、団結成以来シャープに研ぎ澄まされた演奏が持ち味ですが、このシューマンでは新鮮さと独創性を引き出しております。 ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス、バルトーク、ウェーベルン、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集を録音してきた彼らのディスコグラフィ に新たに加わる名盤の登場です! 当団の特徴といえば第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを固定しない体制をとっていることですが、当録音でも作品と特徴を捉えて、ユージーン・ドラッ カーが第1番、第2番の、フィリップ・セッツァーが第3番の、それぞれ第1ヴァイオリンを務めております。また、近年増えている演奏会における立奏ス タイルですが当団は早くから取り入れておりました。常に進化し続けるエマーソンSQ、今後さらなる活躍にも注目です!
また、当団の最初の録音から担当しているダー=ホン・シートーがレコーディング・プロデューサーを務めており、変わらぬサウンドをお届けいたします。 (Ki)
PTC-5186875(2CD)
『ヴィヴァルディの四季』
『春』
(1)協奏曲 変ホ長調 RV 257
(2)協奏曲 イ長調 「イル・ロッシニョーロ」RV 335a
(3)協奏曲 ホ長調 「恋人」RV 271
(4)協奏曲 ホ長調 「春」Op.8-1 RV 269
『夏』
(5)協奏曲 ニ短調 Op.8-9 RV 236
(6)協奏曲 ハ長調 Op.4-7 RV 185
(7)協奏曲 ニ短調 Op.4-8 RV 249
(8)協奏曲 ト短調 「夏」Op.8-2 RV 315
『秋』
(9)協奏曲 ハ長調 Op.8-12 RV 449
(10)協奏曲 ト短調 Op.4-6 RV 316a
(11)協奏曲 イ短調 Op.4-4 RV 357
(12)協奏曲 ヘ長調 「秋」Op.8-3 RV 293
『冬』
(13)協奏曲 ト短調 Op.9-3 RV 334
(14)協奏曲 ロ短調 RV 389
(15)協奏曲 ハ短調 Op.4-10 RV 196
(16)協奏曲 ヘ短調 「冬」Op.8-4 RV 297
ボレッテ・ロズ(リコーダー)、
アルテ・デイ・スオナトーリ(古楽器使用)

録音:(5)-(7)(9)(10)2017年7月、
(1)-(4)(12)(16)2018年7月、
(8)(11)(13)-(15)2018年8月
聖ヨハネ福音教会(ミコウフ)
デンマーク出身のリコーダーの名手ボレッテ・ロズが、今村泰典もメンバーとして参加しているポーランドの古楽アンサンブル、アルテ・デイ・スオナトーリとと もにヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲をリコーダー版で演奏しました。当アルバムでは名曲『四季』をテーマに「春」「夏」「秋」「冬」の4つのセクションにそれ ぞれ4篇、計12篇の協奏曲を録音しました。この選曲についてロズは、「『四季』を通じて演奏機会の少ない作品も積極的に選曲しました。」と語っており、卓越 したリコーダーの演奏で聴くヴィヴァルディは新たな魅力に気づかされることでしょう。
ロズはバロック音楽のスペシャリストが集結した古楽アンサンブル、エレファント・ハウス・クァルテットとしても活躍。PENTATONEレーベルより『テレマンの庭』 (PTC-5186749)をリリースしており、その卓越した演奏で高い評価を得ております。 (Ki)
PTC-5186879
(1SACD)
『希望のヴァイオリン』〜ライヴ・アット・コール・マンション
(1)ジェイク・ヘギー(1961-)(詩:ジーン・シェア(1958-):『読唱』
(2)シューベルト:弦楽四重奏曲第12番『四重奏断章』ハ短調D.703
(3)メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番ヘ短調Op.80
ケイ・スターン(Vn1)、ドーン・ハームス(Vn2)、パトリシア・ヘラー(Va)、エミール・ミランド(Vc)
(1)サーシャ・クック(Ms)、ダニエル・ホープ(Vn)、ショーン・モリ(Vn)

ライヴ録音:2020年1月18&19日/コール・マンション、バーリンゲーム(アメリカ)
アルバム「希望のヴァイオリン」では、ホロコースト以前からホロコーストの間にユダヤ人の音楽家が所有していた楽器で演奏しております。これらの楽器は「希望のヴァイオリン・プロジェクト」を立ち上げた弦楽器製作者のイスラエルのアムノン&アヴシャロム・ワインスタインによって修復され、現在では「希望のヴァイオリン・コレクション」の名がついております。
収録作品はシューベルトの弦楽四重奏曲第12番『四重奏断章』とメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第6番、そしてヴァイオリンの歴史にインスパイアされたジェイク・ヘギーの新作『読唱』です。シューベルトの未完の弦楽四重奏曲は激しい動揺と崇高なリリシズムに満ちた作品。一方、メンデルスゾーンは亡くなった妹ファニーのためにレクイエムとして四重奏曲を書きましたが、そのわずか2ヶ月後に38歳という悲劇的な運命を辿ることになるとは知らずに書いていた晩年の傑作です。
演奏は名手ダニエル・ホープやまだ10代の注目ヴァイオリニスト、ショーン・モリなど注目のヴァイオリニストが登場。まだヘギーの作品ではメトロポリタン・オペラのでも活躍したサーシャ・クックが出演しております。クックは2011年にアダムズ作曲の『ドクター・アトミック』でグラミー賞を受賞している実力派です。2020年のホロコーストの記念日に行われた祈りと希望に満ちたライヴ録音です。 (Ki)
PTC-5186889(1CD)
バッハ:チェンバロ協奏曲集第2集
(1)チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV1054
(2)チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056
(3)チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調 BWV1057*
(4)フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲 イ短調 BWV1044**
フランチェスコ・コルティ(Cemb/1738年製作のクリスティアン・ファーターの楽器に基づく、アンドレア・レステッリによる1998年製作の楽器)
イル・ポモ・ドーロ
ヴァイオリン:エフゲニ・スヴィリドフ**、アンナ・ドミトリエヴァ、ロセッラ・クローチェ
ヴィオラ:ステファノ・ロッシ
チェロ:ルドヴィコ・ミナージ
ダブルベース:パオロ・ズッケリ
バスーン:アレッサンドロ・ノゼッロ
リコーダー:アンドレス・ロカテッリ*、アレッサンドロ・ノゼッロ*
トラヴェルソ:マルチェッロ・ガッティ**

録音:2020年3月2-8日/ヴィッラ・サン・フェルモ、ロニゴ(イタリア)
1984年イタリア生まれの鍵盤奏者フランチェスコ・コルティ。当代きっての名手が2018年よりゲスト常任指揮者をつとめるピリオド楽器オーケストラ『イル・ ポモ・ドーロ』との共演によるバッハのチェンバロ協奏曲集の第2弾がリリースされます。第1集(KKC-6240 / PTC-5186837)ではフルオーケス トラで演奏することでより効果の得られる4つの協奏曲(第1番 ニ短調 BWV1052、第2番ホ長調 BWV1053、第4番 イ長調 BWV1055、第7番ト 短調 BWV1057)を録音し、レコード芸術の特選盤など高い評価を得ました。期待の第2集では室内楽編成でより効果の得られる作品として、第3番 ニ長調 BWV1054、第5番ヘ短調 BWV1056、第6番 ヘ長調 BWV1057、そしてフルート、ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲 イ短調 BWV1044を 収録しました。
コルティは2006年ライプツィヒにて第15回国際ヨハン・セバスチャン・バッハ・コンクールのチェンバロ部門で第1位を受賞。翌2007年にはマルク・ミ ンコフスキからのアプローチでルーヴル宮音楽隊のメンバーとなり、以後チェンバロ、フォルテピアノ、オルガン奏者として活躍しております。ソリストとしては世 界各国で活躍し、2017年6月に調布国際音楽祭に出演し注目を集めました。
当アルバムにはコルティがバッハの自筆譜を丹念に研究した結果が結実しており、「室内楽のような親密さがあり、極小編成で演奏すべき」という結論に至っ た作品が収録されております。それは基本的に各パート一人ずつでの編成とし、その結果、バッハのテクスチャの妙が音として明確に伝わってきます。コルティ の魅力である雄弁な語り口は当録音でも冴えわたり、イル・ポモ・ドーロとともに息の合ったアンサンブルでこれらの作品の新たな魅力に出会うことができま す。まさに新時代の名盤登場と申せましょう。
録音は2020年3月。レコーディングを終えた翌日にイタリアはロックダウンに入ったという緊迫した状態でしたが、バッハの音楽に没入しその喜びを分かち 合おうとする当演奏は、人々に力を与えてくれるようなパワーを携えております。 (Ki)
PTC-5186893(1CD)
『バッハ・アンボタンド』
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV1050(フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための)
ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV1049(Vn、フルートとオーボエのための)
ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV1047(トランペット、フルートとオーボエのための)
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043(オーボエとフルートのための)
「バディヌリー」〜管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067より第7曲(フルートと通奏低音のための)
アナ・デ・ラ・ヴェガ(Fl)
ラモン・オルテガ・ケロ(Ob)、
アレクサンドル・シトコヴェツキー(Vn)、
ヨハネス・ベルガー(Cemb)、サイラス・アーヤル(Tp)
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内O

録音:2020年11月/ハイルブロン(バーデン=ヴュルテンベルク州)
PENTATONEレーベルからリリースしたモーツァルトとミスリヴェチェクのフルート協奏曲集(PTC-5186723)で高い評価を得たフルート界の新星アナ・デ・ ラ・ヴェガ。その後、同レーベル第2弾でリリースしたヨーゼフ・ハイドンとカール・シュターミッツの協奏曲集(PTC-5186823)では若手オーボエ奏者ラモン・ オルテガ・ケロとの共演でも優れた演奏を披露しました。期待の高まる第3弾『バッハ・アンボタンド』では「人間として、また作曲家としてのバッハの新しい視点」 をテーマに選曲。名門ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内Oとの共演で、ブランデンブルク協奏曲第2、4、5番に加えて2つのヴァイオリンのための 協奏曲のフルート&オーボエ版、そして技巧的なパッセージが魅力の管弦楽組曲第2番の終曲「バディヌリー」を収録しており、ヴェガが敬愛するバッハの作品を 心を込めて演奏しております。
イギリス人とアルゼンチン人の両親の間にオーストラリアで生まれたヴェガはシドニー大学でマーガレット・クロフォードに師事。その後パリにてレイモンド・ギ オの最後の弟子として研鑽を積みました。現在、ヨーロッパを中心に精力的な演奏活動を展開しており、“傑出した才能”(ウィグモアホール)、“真の芸術家”(カ ドガンホール)、“ファースト・クラス”(ベルリン・フィルハーモニー)など、各演奏会で絶賛されています。
当録音では若手の名手がソリストを務めていることにも注目!オーボエ奏者ラモン・オルテガ・ケロはグラナダ音楽院でミゲル・キロスに師事。2003年にはダ ニエル・バレンボイムが設立したウェスト=イースト・ディヴァン・オーケストラに入団するなど若くして才能を開花させて逸材。2007年には ARDミュンヘン国 際音楽コンクールで優勝し、以後ソロ活動を中心に世界各国で活躍しております。この他、ドミトリー・シトコヴェツキーの甥でソリストとして世界的に活躍してい るヴァイオリンのアレクサンドル・シトコヴェツキー、数々の国際コンクールで優勝している鍵盤奏者ヨハネス・ベルガー、プロのカメラマンとしても成功しているア メリカ出身のトランペット奏者、サイラス・アーヤルと充実のソリスト陣の巧みな演奏をお楽しみいただけます。 (Ki)


KKC-1080(3LP)
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)
■LP 1 SideA
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002〜T:アルマンド
■LP 1 SideB
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002〜U:ドゥーブル/V:クーラント/W:ドゥーブル/X:サラバンド/Y:ドゥーブル/Z:テンポ・ディ・ボレア/[:ドゥーブル
■LP 2 SideA
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
■LP 2 SideB
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
■LP 3 SideA
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004〜T:アルマンド
■LP 3 SideB
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004〜U:クーラント/V:サラバンド/W:ジーグ/X:シャコンヌ
ユリア・フィッシャー(Vn;1750年製グァダニーニ)

録音:2004年12月/ドープスヘヅィンデ教会(アムステルダム)

180g重量盤
ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したクラシック専門レーベルPENTATONEより遂にLPが登場!
類稀な才能の持ち主の天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーはミュンヘン生まれ。3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能 を開花させたフィッシャーは、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで国際的なコンクールに複数回優勝しています。10代の頃から商業録音のオファーがあったものの 断り続けていたフィッシャーは、ヤコフ・クライツベルクとの出会いにより21歳のときにハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲で PENTATONEレーベルからセンセーショナルなデビューを果たしました。
バッハの無伴奏はデビュー・ディスクと同年、2004年12月にオランダのドープスヘヅィンデ教会にて行われました。当録音のバランス・エンジニアをつとめたジャ ン=マリー・ヘイセン氏が最も記憶に残る録音にもあげている、まさに伝説的な当録音はフィッシャーの驚異的な集中力で全集を完成させました。全ての音色が瑞々 しく説得力に満ちた当時21歳の演奏は、既に自己のスタイルが確立されていることを証明しております。当時使用していた名器グァダニーニの音色が教会に響き渡 ります。ハイエンドに特化したPENATATONEレーベルの代表盤の初LP、大注目です!ドイツ、パラス社プレス。 (Ki)

KKC-1129(2LP)
日本語帯・解説付
税込定価
ユリア・フィッシャーの衝撃のデビュー盤
[LP 1]
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
[LP 2]
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(A面)
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲(B面)
ユリア・フィッシャー(Vn/ストラディヴァリウス1716年製「ブース」)
ヤコフ・クライツベルク(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2004年5月12&13日/DZZ第5スタジオ(モスクワ)
180g重量盤
ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したクラシック専門レーベルPENTATONEからユリア・フィッシャーの衝撃のデビュー 盤、ハチャトゥリアン、プロコフィエフ(第1番)、グラズノフのヴァイオリン協奏曲がLPで登場します!
録音当時21歳だったユリア・フィッシャーですが、既に独自のスタイルを確立しており、彼女の最大の魅力と言える情熱的で表情豊かな演奏を披露し ております。冒頭のハチャトゥリアン。一度聴いたらその旋律が耳に残る第1楽章の提示部から凄まじい存在感を示し、圧倒的なテクニックで雄大に演奏します。第 2楽章の歌謡的で抒情的な主題ではフィッシャーの美音が冴えわたり、聴き手の心を鷲掴みにします。そして、民族舞踏を想わせる無窮動とも言える終楽 章は超ド級の名演で、終結部の強烈な同音連続によって豪快に終わります。次に収録されたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番では、「夢みるような」 と作曲者自身が述べた第1 主題を絶妙な歌い回しで弾きはじめ、緩-急-緩と配列された全3楽章構成の中で、非常に豊かな表現力を披露しております。 そしてグラズノフは、終始フィッシャーの美音が冴えわたります。ヴァイオリンの様々な奏法を用い、高度な技術が要求されるこの協奏曲ですが、余裕す ら感じさせる演奏には脱帽です。当時日本音楽財団から貸与されていた名器ストラディヴァリウス1716年製「ブース」で奏でた濃厚な音色にも注目です。
大好評のバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲のLP(KKC 1080)とあわせてお楽しみください。ドイツ、パラス社プレ ス。 (Ki)

KKC-1133(2LP)
日本語帯・解説付
税込定価
チャイコフスキー:ヴァイオリン曲集
[LP 1]
ヴァイオリン協奏曲(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
[LP 2]
憂鬱なセレナード (A面)
ワルツ=スケルツォ Op.34(1877)(A面)
なつかしい土地の思い出*(B面)
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(指、P*)
ロシア・ナショナルO

録音:2006年4月DZZ第5スタジオ(モスクワ)、MCO1スタジオ5(ヒルフェルスム)*
180g重量盤
※SACD:PTC-5186610
国際的なコンクールに複数回優勝している逸材。確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーですが、このチャイコフスキーでも彼女の才が光りま す。協奏曲では、雄大に歌い上げる第1楽章、泣きの第2楽章、攻めの第3楽章と、溌剌とした演奏の中にも豊かなニュアンスで表現しております。また、 なつかしい土地の思い出では故ヤコフ・クライツベルクと息の合ったアンサンブルを披露しております。情熱に満ちた美音でチャイコフスキーの作品を歌い 上げます。ドイツ、パラス社プレス。
※国内品番のみのご案内です。 (Ki)

KKC-1163(4LP)
限定プレス
ハチャトゥリアン他:ヴァイオリン協奏曲集
■LP 1
(1)ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
■LP 2
(2)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(A面)
(3)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲(B面)
■LP 3
チャイコフスキー作品集
(4)ヴァイオリン協奏曲(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
■LP 4]
(5)憂鬱なセレナード Op.26(A面)
(6)ワルツ=スケルツォ Op.34(A面)
(7)なつかしい土地の思い出(B面)
■LP 1、LP 2
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(指)、
ロシア・ナショナルO
録音:2004年5月12&13日/DZZ第5スタジオ(モスクワ)

■LP 3、LP 4
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク((4)-(6)(指),(7)P)
(4)-(6)ロシア・ナショナルO
録音:2006年4月/(4)-(6)DZZ第5スタジオ(モスクワ)、(7)MCO1スタジオ5(ヒルフェルスム)

※日本語解説書付きません。
ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングで高い評価を集めるクラシック専門レーベルPENTATONE が誇る名盤、ユリア・フィッシャー のハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲集とチャイコフスキー・アルバムのLP2タイトルを限定でセット販売いたします!(単 売されている2タイトルを袋詰めした状態での出荷となります)。
ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめすぐにその才能を開花させ、ヴァイオリン、ピアノそれぞれ で国際的なコンクールに複数回優勝している逸材です。確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーはPENTATONEレーベルからディスク・デビュー を飾り、瞬く間に世界のひのき舞台に上りつめ、現在はドイツを代表する世界的ヴァイオリニストとして活躍しております。
衝撃のデビュー盤となったハチャトゥリアン、プロコフィエフ(第1番)、グラズノフのヴァイオリン協奏曲集は録音当時21歳でしたが、既にフィッシャー 独自のスタイルが確立されており、彼女の最大の魅力と言える情熱的で表情豊かな演奏で大絶賛されました。冒頭のハチャトゥリアンは、一度聴いたらその 旋律が耳に残る第1楽章の提示部から凄まじい存在感を示し、圧倒的なテクニックで雄大に演奏します。第2楽章の歌謡的で抒情的な主題ではフィッシャー の美音が冴えわたり、聴き手の心を鷲掴みにします。そして、民族舞踏を想わせる無窮動の終楽章は超ド級の名演で、終結部の強烈な同音連続によって豪 快に終わります。次に収録されたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番では、「夢みるような」と作曲者自身が述べた第1主題を絶妙な歌い回しで弾 きはじめ、緩- 急- 緩と配列された全3楽章構成の中で、非常に豊かな表現力を披露しております。そしてグラズノフは、終始フィッシャーの美音が冴えわ たります。ヴァイオリンの様々な奏法を用い、高度な技術が要求されるグラズノフのヴァイオリン協奏曲ですが、余裕すら感じさせる演奏には脱帽です。
一方、チャイコフスキー・アルバムでも彼女の才能が光ります。協奏曲では、雄大にそして官能的に歌い上げる第1楽章、泣きの第2楽章、攻めの第3楽章と、 溌剌とした演奏の中にも豊かなニュアンスで表現しております。また、なつかしい土地の思い出では故ヤコフ・クライツベルクと息の合ったアンサンブルを披 露しております。情熱に満ちた美音でチャイコフスキーの作品を歌い上げます。
ドイツ、パラス社プレスの180g重量盤。完全限定セット。なお、このセットには日本語解説書は付きません。

RQR (Remastered Quad Recordings) シリーズ
フィリップス・DG音源(4 チャンネルステレオquadraphonic recordings)を用い、DSDマスタリングを施した復刻盤。
PTC-5186.101
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
ピアノ協奏曲第4番
スティーヴン・コワセヴィッチ(P)
コリン・デイヴィス(指)BBC響

録音:1974年12月
PTC-5186.102
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」*
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」+
コリン・デイヴィス(指)
BBC響*、ボストンSO+

録音:1974年12月、ロンドン、ワルサムストウ・タウン・ホール*/1976年1月、ボストン・シンフォニー・ホール*
PTC-5186.103
ヘンデル:オルガン協奏曲集Vol.1
第1番−第4番
ダニエル・コルセンバ(Org)
ヤープ・シュレーダー(指)
コンチェルト・アムステルダム

録音:1975年9月、オランダ、ハールレム、カトリック教会
PTC-5186.104
ヘンデル:オルガン協奏曲集Vol.2
第5番/第6番/第8番/第11番
ダニエル・コルセンバ(Org)
ヤープ・シュレーダー(指)
コンチェルト・アムステルダム

録音:1975年9月、オランダ、ハールレム、カトリック教会
PTC-5186.105
モーツァルト:ホルン協奏曲全集
ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.386b
ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495
ホルンと管弦楽の為のロンド K.371
ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
アラン・シヴィル(Hrn)
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1971年9月、ロンドン、ワルサムストウ・タウン・ホール
PTC-5186.106
ロッシーニ:序曲集
「セビリャの理髪師」/「アルジェのイタリア女」
「婚約手形」/「絹のはしご」/「タンクレディ」
「ブルスキーノ氏」/「イタリアのトルコ人」
「幸福な錯覚」
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1974年5月、ロンドン、ブレント・タウン・ホール
PTC-5186.107
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
バレエ組曲「くるみ割り人形」
小澤征爾(指)パリO

録音:1974年2月、パリ、サル・ワグラム
PTC-5186.108
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集
ヘ長調Op.10-1 RV.433「海の嵐」
/ト短調Op.10-2 RV.439「夜」
ニ長調 RV.429/ト長調 RV.438
ハ短調 RV.441/イ短調 RV.108
セヴェリーノ・ガッツェローニ(Fl)
イ・ムジチ合奏団

録音:1968年6月、1973年7月、9月、スイス、ラ・ショー・ド・フォン
PTC-5186.109
ヘンデル:オルガン協奏曲集Vol.3
第7番変ロ長調Op.7-1/第9番変ロ長調Op.7-3
第10番ニ短調Op.7-4/第12番変ロ長調Op.7-6
ダニエル・コルゼンパ(Org)
ヤープ・シュレーダー(指)
コンチェルト・アムステルダム(モダン楽器使用)

録音:1975年9月、カトリック教会
PTC-5186.110
ヘンデル:オルガン協奏曲集Vol.4
第14番イ長調 HWV.296
第15番ニ短調 HWV.304/第16番ヘ長調 HWV.305a
ダニエル・コルゼンパ(Org)
ヤープ・シュレーダー(指)
コンチェルト・アムステルダム(モダン楽器使用)

録音:1974年 オランダ、ハールレム
PTC-5186.111
シューマン:交響曲第1番「春」/第3番「ライン」 エリアフ・インバル(指)フィルハーモニアO

録音:1970-1971年
PTC-5186.112
モーツァルト:初期交響曲集Vol.1
第7番ト長調 K.45a
第12番ト長調 K.110-75a/第18番ヘ長調 K.130
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1972-1973年
PTC-5186.113
モーツァルト:若き日の交響曲集Vol.2
第20番ニ長調 K.133
第45番ニ長調 K.95(73n)
第46番ハ長調 K.96(111b)
第47番ニ長調 K.97(73m)
第51番ニ長調 K.196(121)
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1973年
PTC-5186.114
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
パガニーニの主題による狂詩曲
ウェルナー・ハース(P)
エリアフ・インバル(指)フランクフルトRSO

録音:1974年9月、バート・ホンブルク
PTC-5186.115
ロシア正教会の音楽
イワノフ:主の祈り
ボルトニャンスキー:その日神は創りたもうた
リピアイエフ:クレド 、他(全14曲)
ニコライ・ゲッダ(T)
オイゲン・エヴェツ(指)パリ・ロシア正教会cho

録音:1975年
PTC-5186.116
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」*
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ダニエル・コルゼンバ(Org;*)
エド・デ・ワールト(指)ロッテルダムPO
PTC-5186.117
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 *
ブルッフ:スコットランド幻想曲+
アルテュール・グリュミオー(Vn)
ヤン・クレンツ(指)*
ハインツ・ワルベルク(指)+
ニュー・フィルハーモニアO

録音:1975年9月*/1973年9月+
PTC-5186.118
ベートーヴェン:交響曲第1番&2番 ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1970年9月、ロンドン、ブレント・タウン・ホール
PTC-5186.119
モーツァルト:交響曲第31番「パリ」
同〜第2楽章/アンダンテ(第2版による)
交響曲第38番ニ長調「プラハ」
ヨゼフ・クリップス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO

録音:1972-1973年
PTC-5186.120
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
アルテュール・グリュミオー(Vn)
コリン・デイヴィス(指)
ロイヤル・コンセルトへボウO
ハインツ・ワルベルク(指)
ニュー・フィルハーモニアO
PTC-5186.121
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」*
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581+
ボザール・トリオ*[メナヘム・プレスラー(P)、イシドーア・コーエン(Vn)、バーナード・グリーンハウス(Vc)]
サムエル・ローズ(Va;*)、ゲオルク・ヘルトナーゲル(Cb;*)、ジョージ・ピーターソン(Cl;+)、グリュミオーSQ+[アルテュール・グリュミオー、豊田耕兒(Vn)、マックス・ルスュール(Va)、ヤーノシュ・ショルツ(Vc)]

録音:1974-1975年 アムステルダム、コンセルトヘボウ
PTC-5186.122
チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
弦楽セレナードOp.48
レオポルド・ストコフスキー(指)LSO

録音:1974年10月
PTC-5186.123
ワーグナー:序曲・前奏曲集
「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲*
「ローエングリン」第3幕前奏曲*
「さまよえるオランダ人」序曲*
「タンホイザー」序曲*/ジークフリート牧歌*
シルヴィオ・ヴァルヴィーソ(指)*
ドレスデン・シュターツカペレ*
リヒャルト・シューマッハー(指)ロンドンCO+

録音:1975年*/1973年+
PTC-5186.124
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ミッシャ・ディヒター(P)、
クルト・マズア(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

音:1977年6月、ライプツィヒ
上海でユダヤ系ポーランド人の両親の下に生まれたミッシャ・ディヒター。名門ジュリアードで学び、チャイコフスキー・コンクールで準優勝を勝ち取ったディヒターのブラームスは「ピアノ協奏曲第2番」(PTC-5186 125)が復刻されており、今回のリリースで2つの協奏曲がSACD Hybridで揃います。
PTC-5186.125
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
ミッシャ・ディヒター(P)
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
PTC-5186.126
ハイドン:交響曲第88番*/交響曲第99番*
ベートーヴェン:交響曲第1番+
コリン・デイヴィス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO*、BBC響+

録音:1975年11月*/1975年12月
PTC-5186.127
ダニエル・コルゼンパ
バッハ:トッカータとフーガ.ニ短調BWV.565
 パッサカリア.ハ短調BWV.582
 前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532
 前奏曲とフーガ イ短調BWV.543
リスト:前奏曲「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」S.179
ダニエル・コルゼンパ(Org)

録音:1970年8月
PTC-5186.128
バッハ〜ヴィヴァルディ
バッハ:カンタータ第12番「泣き、嘆き、憂い、おそれ」BWV.12
C・P・E・バッハ:オーボエ協奏曲変ホ長調Wq.164
バッハ:カンタータ第21番「わが心には患い多かりき」BWV.21
C・P・E・バッハ:オーボエ協奏曲変ホ長調Wq.165
ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲変ロ長調Op.7-1,RV.465*
 変ロ長調Op.7-7,RV.464*
ハインツ・ホリガー(Ob)、
レイモンド・レッパード(指)イギリス室内CO、
イ・ムジチ合奏団*
ハインツ・ホリガーの代表盤。現在は指揮者、作曲家としても高名なホリガーのフィリップス時代を代表するバッハ親子&ヴィヴァルディの作品集は、20世紀を代表するオーボエ奏者から現代のオーボエ奏者たちに贈られたバイブルです。
PTC-5186.129
オーボエ協奏曲集
ベッリーニ:オーボエ協奏曲 変ホ長調
モリーク:オーボエ協奏曲 ト短調
モシェレス:フルート、オーボエと管弦楽の為のコンチェルタンテ ヘ長調
リーツ:オーボエと管弦楽の為のコンチェルトシュトゥック
ヴィヴァルディ:オーボエ,弦楽と通奏低音の為の協奏曲
変ロ長調Op.7-1 RV.465*/同 変ロ長調Op.7-7 RV.464*
ハインツ・ホリガー(Ob)
オーレル・ニコレ(Fl)
エリアフ・インバル(指)
フランクフルトRSO(+以外)
イ・ムジチ合奏団+

録音:1975年
PTC-5186.130
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
ハ長調Op.7-2RV188/ト短調Op.7-3RV326
イ短調Op.7-4RV354/ヘ長調Op.7-5RV285a
変ロ長調Op.7-6RV374/ト長調Op.7-8RV299
変ロ長調Op.7-9RV373/ヘ長調Op.7-10RV294a
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
イ・ムジチ合奏団
PTC-5186.131
シューマン&シューベルト歌曲集
シューマン:歌曲集「女の愛と生涯」
シューベルト:グレートヒェンの歌[若い尼 D.828Op.43-1
トゥーレの王 D.367Op.5-5
糸を紡ぐグレートヒェン D.118Op.2
グレートヒェンの願い D.564]
エレンとズライカの為の歌[ズライカ I D.720Op.14-1/ズライカ II「ああ、お前の湿った翼のために」D.717Op.31]/エレンの歌[エレンの歌 I「憩え戦士よ」D.837Op.52-1/エレンの歌 II「憩え猟師よ」D.838Op.52-2/エレンの歌 III「アヴェ・マリア」D.839Op.52-3]
エリー・アメリング(S)
ダルトン・ボールドウィン(P)

録音:1973、1975年 アムステルダム、コンセルトヘボウ
PTC-5186.132
シューベルト:歌曲集
草原の歌 D.917Op.115-1
蝶 D.633Op.57-1
夜鳴きうぐいすに寄す D.497
同 D.196Op.172-3
うずらのさえずり D.742Op.68
戸外で D.880Op.80-3/鳥 D.691
墓掘人の歌 D.869/茂み D.646
森にて D.738/夕映えの中で D.799
星 D.939Op.96-1
夜と夢 D.827Op.43-2
愛らしい星 D.861
「ロザムンデ」〜満月は輝き(ロマンス)D.797-3bOp.26
孤独な男 D.800Op.41
子守歌 D.527Op.24-2
シルヴィアに D.891Op.106-4
乙女 D.652/愛の歌 D.429
愛はあざむいた D.751Op.23-1
あなたは私を愛していない D.756Op.59-1
リュートに寄す D.905Op.81-2
花の手紙 D.622/男たちは悪いもの D.866-3
幸福 D.433
エリー・アメリンク(S)
ダルトン・ボールドウィン(P)

録音:1975年 アムステルダム、コンセルトヘボウ
PTC-5186.133
モーツァルト&シューベルト:アリア集
モーツァルト:アリア「誰が知っているでしょう、私のいとしい人の苦しみがなんなのか」K.582(マルティンの歌劇への挿入曲)
「フィガロの結婚」〜[恋人よ早くここへ/恋とはどんなものかしら/自分で自分が分からない]
レチタティーヴォとアリア「ひどいこと、ここはどこ!…いま話しているのは私ではない」K.369
アリア「われは行かん、されどいずこへ、おお神よ」K.583
「コシ・ファン・トゥッテ」〜あっちへ行ってちょうだい!…はげしい狂気が
「ドン・ジョヴァンニ」〜[ぶってよ、ぶってよ、いとしいマゼット/恋人よ、さあこの薬で]
シェーナとロンド「どうしてあなたが忘れられよう…恐るるな、愛する人よ」K.505
シューベルト:歌劇「ヴィラ・ベッラのクラウディーネ」〜[あちらこちら矢は飛びかう/恋はいたるところに]
歌劇「人質」〜何という夜を過ごしたのだろう
歌劇「双子の兄弟」〜お父さんはいつまでも私を子供と呼ぶがいいわ
歌劇「アルフォンソとエストレッラ」〜いつまでもここにとどまって
歌劇「陰謀者」D.787〜私は気掛かりでそっと忍び歩きまわる
エリー・アメリンク(S)
エド・デ・ワールト(指)ロッテルダムPO
イギリスCO

録音:1972年 ロンドン/1975年 アムステルダム、コンセルトヘボウ
PTC-5186.134
ベートーヴェン、シューベルト:声楽曲集
モーツァルト:「皇帝ティートの慈悲」〜私は行くが君は平和に/ああこの瞬間だけでも
 夕べの感じK.523/すみれK.476
ベートーヴェン:「エグモント」〜太鼓は響く/喜びと悩みに満ち
シェーナとアリア「いいえ、心配しないで」WoO.92a
演奏会用アリア「ああ、不実な者よ」Op.65
シューベルト:「ロザムンデ」〜満月は輝き
セレナード D.920 
宗教劇「ラザロ、または復活の祝日」D.689 から
歌劇「アルフォンソとエストレッラ」D.732〜薔薇の上で眠りこむ無垢なる人/いつまでもここにとどまって
ジャネット・ベイカー(Ms)
レイモンド・レパード(P、Fp、Cemb)(指)
イギリスCO&cho

録音:1973年8月、1976年12月
PTC-5186135
ハープ協奏曲集
ヴィラ=ロボス:ハープ協奏曲
ボワエルデュー:ハープと管弦楽のための協奏曲
ロドリーゴ:コンチェルト・セレナータ
カトリーヌ・ミシェル(Hp)、
アントニオ・デ・アルメイダ(指)
モンテカルロ国立歌劇場O
ミシェル・ルグランの共演者であり夫人としても有名な女流ハーピスト、カトリーヌ・ミシェルが弾くヴィラ=ロボス(ブラジル)、ボワエルデュー(フランス)、ロドリーゴ(スペイン)の"多国籍"ハープ協奏曲集。
PTC-5186136
サン=サーンス:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
チェロ協奏曲第2番ニ短調Op.119
組曲Op.16bis
アレグロ・アパッショナートOp.43
クリスティーヌ・ワレフスカ(Vc)、
エリアフ・インバル(指)
モンテカルロ国立歌劇場O

録音:1973年11月
1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音をSACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。
2010年には実に36年振りとなる来日公演を行った幻の女王クリスティーヌ・ワレフスカの名盤、インバルとのサン=サーンスがSACD Hybridとなって復活!定評あるペンタトーンの技術による音質面の向上、サラウンドの効果はワレフスカ・ファン要注目。
PTC-5186.137
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲イ長調D.96
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調D.117
ヴァイオリン協奏曲ト長調D.78
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
イ・ムジチ合奏団

録音:1973年9月、スイス
イタリア、トリノ生まれの大ヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドの全盛期にレコーディングされたタルティーニのコンチェルト集がペンタトーンから復活!
PTC-5186.138
モーツァルト:初期の交響曲集Vol.3
交響曲第7番ニ長調K.45
第8番ニ長調K.48/第9番ハ長調K.73
第19番変ホ長調K.132
アンダンティーノ・グラツィオーソ
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF
PTC-5186.139
モーツァルト:初期の交響曲集Vol.4
第6番へ長調K.43
第48番ニ長調K.111 120
第50番ニ長調K.161 163
第51番ニ長調K.121
第52番ハ長調K.208 102
第55番変ロ長調K.App.214
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF
PTC-5186.140
バッハ:フーガの技法 BWV.1080 ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1974年 ロンドン、ブレント・タウン・ホール
PTC-5186.141
ジュリアーニ:ギター協奏曲第1番イ長調Op.30*
ロドリーゴ:2つのギターと管弦楽の為のマドリガル協奏曲+
 ハープと管弦楽の為の「ヒラルダの夕べ」#
ペペ・ロメロ(G;*/+)
アンヘル・ロメロ(G+
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF(*/+)
カトリーヌ・ミシェル(Hp)#
アントニオ・デ・アルメイダ(指)
モンテカルロ歌劇場O#

録音:1973-1974年
PTC-5186.142
ベートーヴェン:交響曲第1番&第6番「田園」 クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1973、1974年
PTC-5186.143
ベートーヴェン:交響曲第2番&第5番「運命」 クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1972、1974年
PTC-5186.144
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」&第8番 クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1973、1974年
PTC-5186.145
ベートーヴェン:交響曲第4番&第7番 クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1972年
PTC-5186.146
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」 アンナ・トモワ=シントウ(S)
アンネリース・ブルマイスター(Ms)
ペーター・シュライアー(T)
テオ・アダム(Bs)
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1974年
PTC-5186.147
(2SACD)
プッチーニ:歌劇「トスカ」 モンセラット・カバリエ(S)
ホセ・カレーラス(T)、アン・マレー(Ms)
コリン・デイヴィス(指)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場O&cho
PTC-5186.148
(2SACD)
ベートーヴェン:序曲集
「フィデリオ」序曲
「レオノーレ」序曲第1番〜第3番
序曲「コリオラン」/「エグモント」序曲
「シュテファン王」序曲
「プロメテウスの創造物」序曲
序曲「献堂式」/序曲「命名祝日」
「アテネの廃墟」序曲
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1972年−1974年
原盤:PHILIPS
クルト・マズア&ゲヴァントハウスOの充実期を刻んだベートーヴェンの「11の序曲集」。
PTC-5186.149
バッハ:チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052、
 フルート,ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲イ短調BWV.1044
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.208「ムガール大帝」、
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.214
セヴェリーノ・ガッゼローニ(Fl)、
マリア・テレサ・ガラッティ(Cemb)、
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
イ・ムジチ合奏団

録音:1973年7月&1975年7月、スイス
イ・ムジチが得意とするヴィヴァルディ&バッハの協奏曲集のソリストは、ガッゼローニ、ガラッティ、そしてアッカルドという豪華な面々。独奏楽器と合奏の絶妙なブレンド感を生み出せるのは、このメンバーたちだからこそ。
PTC-5186.150
(2SACD)
モーツァルト:教会ソナタ集(第1番〜第17番)
自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調K.616
ダニエル・コルゼンパ(Org)、
ヘルムート・ヴィンシャーマン(指)
ドイツ・バッハ・ゾリステン

録音:1972年9月、リンツ
1760年代後半から1780年にかけてザルツブルクで作曲されたモーツァルトの17曲の「教会ソナタ」。厳粛な教会音楽とは違ったモーツァルトの長調の作品らしい優しく、どこか明るい作風の「教会ソナタ」を米国の名オルガニスト、コルゼンパとドイツ・バッハ・ゾリステンの共演で。
PTC-5186.151
(2SACD)
ブラームス:ピアノ四重奏曲集
第1番ト短調Op.25/第2番イ長調Op.26
第3番ハ短調Op.60
ワルター・トランプラー(Va)
ボザール・トリオ

録音:1973年6月、スイス
PTC-5186.152
メンデルスゾーン:ピアノ作品集
ロンド・カプリツィオーソOp.14
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調Op.106
厳格な変奏曲 ニ短調Op.54
3つの幻想曲,またはカプリスOp.16
イルゼ・フォン・アルペンハイム(P)

録音:1975年11月、オランダ
PTC-5186.153
ラフマニノフ:交響曲第2番
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
エド・デ・ワールト(指)ロッテルダムPO

録音:1976年4月
PTC-5186.154
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集
 ホ短調 RV.484イ短調 RV.498
 ヘ長調 RV.489
 変ロ長調「ジョゼッピーナのために」RV.502
タルティーニ:フルート協奏曲
クラウス・トゥーネマン(Fg)
セヴェリーノ・ガッゼローニ(Fl)
イ・ムジチ合奏団
PTC-5186.155
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」*
ホルン三重奏曲 変ホ長調Op.40*
ヴィエニヤエフスキ:バラードとポロネーズOp.38+
アルテュール・グリュミオー(Vn)
ジェルジ・シェベック(P)
フランシス・オルヴァル(Hrn)
ディノラ・ヴァルシ(P)

録音:1973年*/1976年+
PTC-5186.156
イースト・ミーツ・ウェスト〜打楽器アンサンブル
フランシス・ミローリョ(1924-):エクステンションズ 2
アラン・ルヴィエ(1945-):shima/Candrakala
ヨルゴス・アペルギス:クリプトグランマ
ストラスブール・パーカッション・アンサンブル
PTC-5186.157
サン=サーンス:交響曲第1番変ホ長調Op.2
交響曲第2番イ短調Op.55
エリアフ・インバル(指)フランクフルトRSO

録音:1975年8月
PTC-5186.158
モーツァルト&ロッシーニ:オペラ・アリア集
ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」〜今の歌声は
 「オテロ」〜柳の木の下で腰をおろし
 「シンデレラ」〜悲しみと涙のうちに生まれて
モーツァルト:「フィガロの結婚」〜自分で自分が分からない/恋とはどんなものかしら
 「皇帝ティートの慈悲」〜今がその時よ…もはや花飾りの冠を/私は行くが君は平和に
 「ドン・ジョヴァンニ」〜恋人よさあこの薬で
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)
エド・デ・ワールト(指)ロッテルダムPO

録音:1975年9月、ロッテルダム
PTC-5186.159
(5SACD)
ベートーヴェン:交響曲全集 アンナ・トモワ=シントウ(S)
アンネリース・ブルマイスター(Ms)
ペーター・シュライアー(T)
テオ・アダム(Bs)
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1972-1974年
PTC-5186.164
チャイコフスキ&シベリウス
チャイコフスキー:大序曲「1812年」(合唱付)
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
シベリウス:交響幻想曲「ポホヨラの娘」
悲しいワルツ/「カレリア」組曲
コリン・デイヴィス(指)ボストンSO&cho
PTC-5186.165
ショパン:前奏曲全集
ショパン:24の前奏曲Op.28
 第25番嬰ハ短調Op.45/第26番変 イ長調
シューマン:蝶々Op.2
クラウディオ・アラウ(P)
PTC-5186.166
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 イレアナ・コトルバス(S)、
ヘザー・ハーパー(S)、
ハンネケ・ファン・ボルク(S)
ビルギット・フィンニレ、
マリアンネ・ディーレマン(A)
ウィリアム・コックラン(T)
ヘルマン・プライ(Br)
ハンス・ゾーティン(Bs)
ベルナルト・ハイティンク(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO
アムステルダム・トンクンストcho
アムステルダム音楽院cho
コレギウム・ムジクム・アムステルダメンセ
聖ウィリブロート&聖ピウス教会少年少女cho

録音:1971年9月、アムステルダム・コンセルトヘボウ
PTC-5186.167
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第1&第2組曲
組曲「マ・メール・ロワ」
ベルナルト・ハイティンク(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO

録音:1974年
PTC-5186.168
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
序曲「謝肉祭」
小澤征爾(指)サンフランシスコSO

録音:1975年5月、サンフランシスコ
小澤征爾のサンフランシスコSOの音楽監督時代を代表する名演。
PTC-5186.170
シューマン:子供の情景Op.15
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35
クラウディオ・アラウ(P)

録音:1974年3月
PTC-5186.171
リスト:超絶技巧練習曲集 S.139 クラウディオ・アラウ

録音:1974年3月
PTC-5186.175
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集1
第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
第6番変ロ長調Op.18-6
イタリアSQ[パオロ・ボルチアーニ、エリーザ・ペグレッフィ(Vn)、ピエロ・ファルッリ(Va)、フランコ・ロッシ(Vc)]

録音:1967年-1975年
イタリア四重奏団が1967年から1975年にかけて全集を完成させたベートーヴェンの中から第6番&第7番(ラズモフスキー第1番)の2曲がマルチチャンネルで新たに復活!
PTC-5186.176
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
同第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
イタリアQ
〔パオロ・ボルチャーニ(Vn)、エリサ・ペグレッフィ(Vn)、ピエロ・ファルッリ(Va)、フランコ・ロッシ(Vc)〕

録音:1973年12月
1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音をSACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。イタリア四重奏団(1945年〜1980年)が、1960年代後半から1970年代中期にかけて完成させたベートーヴェンの「弦楽四重奏曲全集」からの復刻第2弾。
PTC-5186.177
シベリウス:交響曲集
第5番変ホ長調Op.82/第7番ハ長調Op.105
交響詩「エン・サガ」*
コリン・デイヴィス(指)ボストンSO

録音:1975年1月/1980年3月*
PTC-5186.178
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲集
第1番ニ長調Op.6/第4番ニ短調
ヘンリク・シェリング(Vn)
アレグザンダー・ギブソン(指)LSO

録音:1975年6月
PTC-5186.179
(2SACD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲集
第2番ヘ長調Hob.XV-2
第8番変ロ長調Op.41-3,Hob.XV-8
第6番ヘ長調Op.41-1,Hob.XV-6
第5番ト長調Hob.XV-5
第10番変ホ長調Op.42-3,Hob.XV-10
第7番ニ長調Op.41-2,Hob.XV-7
第9番イ長調Op.42-2,Hob.XV-9
第12番ホ短調Op.57-2,Hob.XV-12
第11番変ホ長調Op.57-1,Hob.XV-11
ボザール・トリオ[メナヘム・プレスラー(P)、イシドア・コーエン(Vn)、バーナード・グリーンハウス(Vc)]

録音:1976年5月
2008年9月のルツェルン音楽祭を最後に惜しまれつつも活動の幕を閉じたボザール・トリオ。そのボザール・トリオがフィリップスに遺したハイドンの記念碑的名演から9曲。
PTC-5186.182
(3SACD)
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調Op.68
悲劇的序曲Op.81
交響曲第2番ニ長調Op.73
大学祝典序曲Op.80
交響曲第3番ヘ長調Op.90
交響曲第4番ホ短調Op.98
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1976年10月、パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)
旧東ドイツの名匠クルト・マズアがカペルマイスターを務めた同じく旧東ドイツの名門ゲヴァントハウス管のブラームス全集がSACD Hybridで復活!往年の名エンジニア、クラウス・シュトリューベンが手懸けたサウンドがマルチ・チャンネルでどのように再現されるのかも楽しみなポイント。
PTC-5186.183
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 ベルナルト・ハイティンク(指)
ロイヤル・コンセルトへボウO

録音:1970年12月、コンセルトヘボウ
PTC-5186.184
ベルリオーズ:幻想交響曲 コリン・デイヴィス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO

録音:1974年1月
PTC-5186.185
(2SACD)
アメリング&デームス〜ハイドン:歌曲全集
おお、美しい声よHob.XXVIa-42
6つの最初のカンツォネッタ第1集Hob.XXVIa-25〜30
同第2集 Hob.XXVIa-31〜36
魂の歌 Hob.XXVIa-41
貴婦人の姿見 Hob.XXXIc-17
私を心から思って下さるの恋人よ XXVIa-46
掘っ立て小屋 XXVIa-45
12のクラヴィーア伴奏歌曲第1部 Hob.XXVIa-1〜12
かつて女性の美しさが Hob.XXVIa-44
利口で忠実なプードル Hob.XXVIa-38
もうすぐ春の風が吹いて来る Hob.XXVIa-47
私はこの世のものを求めない Hob.XXVIa-39
心断ち切られる思いの時に Hob.XXVIa-37
12のクラヴィーア伴奏歌曲第2部 Hob.XXVIa-13〜24
別れの歌 Hob.XVI-F1
神よ皇帝を護りたまえ Hob.XXVIa-43
エリー・アメリング(S) 
イェルク・デームス(P)
PTC-5186.188
ブラームス:セレナード全集
第1番ニ長調Op.11/第2番イ長調Op.16
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1981年9月
PTC-5186.189
ハイドン:弦楽四重奏曲第77番ハ長調Op.76-3「皇帝」Hob.III-77、
弦楽四重奏曲第78番変ロ長調Op.76-4「日の出」Hob.III-78
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番イ長調Op.18-5
イタリアSQ
〔パオロ・ボルチャーニ(Vn)、エリサ・ペグレッフィ(Vn)、ピエロ・ファルッリ(Va)、フランコ・ロッシ(Vc)〕

録音:1976年1月&1973年7月
※現場b:PHILIPS
PTC-5186.190
モーツァルト(トリーベンゼー編):歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527(管楽八重奏版)
ロッシーニ(セドラク編):歌劇「セビリアの理髪師」(管楽十一重奏版)
オランダ管楽アンサンブル

録音:1972年10月&1973年11月
原盤:PHILIPS
1959年にコンセルトヘボウOの首席奏者などオランダの名手たちによって結成された管楽アンサンブルの先駆者的存在、オランダ管楽アンサンブルの名盤がSACD Hybridで復活!録音から約40年が経過した今でもメンバー全員のレベルの高さに驚きを隠せません。
PTC-5186.191
(2SACD)
ベルリオーズ:レクイエムOp.5 ロナルド・ダウド(T)
コリン・デイヴィス(指)LSO & cho
ウォンズワース・スクール少年cho

録音:1969年
PTC-5186.198
クリスマス〜ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
ガントレット:ダビデの村に
グルーバー:きよしこの夜
作曲者不詳:恵み深き救い主の母よ
作曲者不詳:キリストが生まれたとき
ホプキンス:われらはきたりぬ
作曲者不詳:コヴェントリー・キャロル
ベルリオーズ:羊飼いたちの別れ
ピアサル:諸人声あげ
メンデルスゾーン:天には栄え
バード:子守唄
作曲者不詳:荒野の果てに
作曲者不詳:なんとかぐわしきこの香り
作曲者不詳:ひとりの嬰児がわたしたちのために生まれた
ゴス:冬の雪に囲まれて
M・プレトリウス:エサイの根より
作曲者不詳:天使ガブリエルは天より来たれり
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊、
マーティン・ニアリー(指)
クレメント・マクウィリアム(Org)

録音:1973年4月
1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音をSACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。イギリスの名門合唱団、ウィンチェスター大聖堂聖歌隊が、マーティン・ニアリー時代の1973年に録音を行った珠玉のクリスマス・キャロル集。

PTC-5186201
エッシェンバッハ/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37*
クリストフ・エッシェンバッハ(P)
小澤征爾(指)ボストンSO

ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(指)LSO*
録音:1973年10月ボストン、シンフォニー・ホール
1971年12月ロンドン、フェアフィールズ・ホール*
A&Rプロデューサー:トーマスW・モーリー
バランス・エンジニア:C・ウルフ
レコーディング・エンジニア&エディティング:クラウス・ヒーマン、ヨアヒム・ニス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
や指揮者としての活動をメインとするエッシェンバッハが、ピアニストとして演奏活動をしていた1970 年代の録音。生き 生きとした演奏の中に感性豊かな表情を見せるエッシェンバッハらしい素晴らしい録音です。「皇帝」は1973年の録音で、小澤征爾とボストン交響楽 団のバックも万全です。高貴なエッシェンバッハのベートーヴェンがPentatoneの復刻技術で輝きをまして再登場です。 (Ki)
PTC-5186202
イエペス/ギター協奏曲集
ジュリアーニ:ギター協奏曲第1番 イ長調 Op.30
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲第1番 ニ長調 Op.99*
ヴィラ=ロボス:ギターと小管弦楽のための協奏曲*
ナルシソ・イエペス(G)
ガルシア・ナヴァッロ(指)、
イギリス室内O、LSO*
録音:1977年 6月ヘンリー・ウッド・ホール
A&R プロデューサー:ルドルフ・ウェルナー
バランス・エンジニア:ハインツ・ヴィルトハーゲン
レコーディング・エンジニア&エディティング:ヨアヒム・ニス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
巨匠イエペスが1977年に収録した、ジュリアーニのギター協奏曲第1番、カステルヌオーヴォ=テデスコのギター協奏曲 第1番、そしてヴィラ=ロボスのギターと小管弦楽のための協奏曲です。“ギターの神” と崇められるイエペスはクラシックのギターの世界を広げ、生 涯第一線で活躍した巨匠です。イエペスが50歳の時の当録音は演奏技術・音楽的内容ともに最も充実していた時期と言え、生き生きと紡ぎだされる ギターの音色に酔いしれることができます。今回のリマスタリングによって、この名盤を新鮮に聴くことができのは、嬉しい復刻と言えましょう。 (Ki)
PTC-5186203
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」K.537
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
タマーシュ・ヴァーシャリ(P、指)BPO

録音:1978 年10月ベルリン・フィルハーモニー
A&R プロデューサー:コード・ガーベン
バランス・エンジニア:ギュンター・ヘルマンス
レコーディング・エンジニア&エディティング:フォルカー・マルティン、ユルゲン・ブルグリン
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
当録音は、ハンガリーのピアニスト、タマーシュ・ヴァーシャリが1978年にベルリン・フィルを弾き振りしたモーツァルト のピアノ協奏曲第14番と26番「戴冠式」です。ブダペストのリスト音楽アカデミーでドホナーニに師事し、その後は母校でコダーイの助手を務めたヴァー シャリは、1948 年にブダペストのリスト国際コンクールに優勝し、ヨーロッパを中心に活躍しました。ドイツ・グラモフォンに多くの録音を残しており、 このモーツァルトも名盤のひとつです。
PTC-5186204
ラヴェル:クープランの墓、
古風なメ、エット、マ・メール・ロワ、
高雅で感傷的なワルツ、海原の小舟
小澤征爾(指)ボストンSO

録音:1974年4月、10月ボストン・シンフォニー・ホール
A&Rプロデューサー:トーマスW・モーリー
バランス・エンジニア:H.P.シュヴァイクマン
レコーディング・エンジニア&エディティング:ゲルト・ヴェストホイザー,ヨアヒム・ニス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
小澤征爾とボストン響によるラヴェルの管弦楽名曲集。小澤征爾がボストン響の音楽監督に就任した直後1974年のこの 録音は、数ある小澤の録音の中でも指折りの名盤として誉れ高いもので、絶妙なまでのバランス感覚のラヴェルはこの上なく美しい仕上がりです。 (Ki)
PTC-5186205
(2SACD)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲) ピンカス・ズーカーマン(指)
ロサンジェルス・フィルハーモニックのメンバー

録音:1977年3月ロサンジェルス
A&R プロデューサー: ギュンター・ブレースト
バランス・エンジニア:クラウス・シャイベ
レコーディング・エンジニア&エディティング:H.R. ミュラー
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
ズーカーマンとロサンジェルス・フィルハーモニックのメンバーによるブランデンブルク協奏曲全集。ヴァイオリン、ヴィオラ 奏者としてだけでなく、指揮者としても活躍するズーカーマンは丁寧な音楽作りで正統派と言える演奏家ですが、このブランデンブルクでも清潔な演奏 を聴かせてくれます。とりわけ弦楽器の美しさが際立ち、弦楽器奏者ならではの解釈であると言えます。ズーカーマンがドイツ・グラモフォンにレコーディ ングした中でも、最も輝かしい録音と言えましょう。 (Ki)
PTC-5186208
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
シュロモ・ミンツ(Vn)
クラウディオ・アバド(指)CSO

録音:1980年2月18&23日シカゴ・オーケストラ・ホール
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年6月バールン、オランダ)
シュロモ・ミンツのDG専属契約第1弾となったブルッフ&メンデルスゾーンの名盤が、PENATONEのRQRシリーズからリリー スされます。1957年10月モスクワで生まれ2歳のときにイスラエルに移住したミンツは、幼い頃より天才少年として注目されておりました。いち早く才 能を見出したアイザック・スターンは彼の演奏に感銘を受け、またズビン・メータは豊かな才能に惚れこみ10代の頃より頻繁に共演し、若くして世界的ヴァ イオリニストとして活動の幅を広げました。
1980年のDGデビュー・レコーディングはミンツが23歳のときで、クラウディオ・アバド指揮、シカゴ交響楽団という豪華共演でした。既にキャリア を十分に積んでいたミンツは、濃厚でゴージャスな音色を持ち味とし、豊かな表現力で歌うように奏でております。さらにアバドの緻密なオーケストレーショ ンにより極上の演奏を聴くことができます。また、当盤はDGが誇る技術チームによる録音で細かなニュアンスまで捉えた名録音の一つとして知られます。
PENTATONEによるリマスタリングも実に見事です。装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDGのオリジナル・ ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。 (Ki)
PTC-5186209
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ある貴紳のための幻想曲*
マドリガル協奏曲#
ナルシソ・イエペス(G)
ガルシア・ナヴァッロ(指)
フィルハーモニアO
イギリスCO*
ゴドリーヴ・モンダン(G)#

録音:1979年4月ワトフォード・タウン・ホール、1977年6月ヘンリー・ウッド・ホール*
イエペスの誉れ高き名盤であるロドリーゴのアルバムがPENTATONEリマスターシリーズから登場です。イエペスのレパートリー として有名となったアランフェス協奏曲ですが、数ある録音の中でも1979年4月、ナヴァッロ指揮、フィルハーモニア管との当録音は最も優れた演奏と して評価されております。演奏技術・音楽的内容ともに最も充実していた1970年代のイエペスによる、生き生きと紡ぎだされるギターの音色に酔いしれ ることができます。今回のリマスタリングによってこの名盤を新鮮に聴くことができるのは、嬉しい限りです。既発のジュリアーニ、カステルヌオーヴォ=テ デスコ、ヴィラ=ロボスの協奏曲集(PTC 5186202)とともにお楽しみください。
今回のリマスタリングもPentatone レーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様です。 (Ki)
PTC-5186210
C.P.E.バッハ:6つのシンフォニア Wq.182「ハンブルク交響曲」
【第1番 ト長調/第2番 変ロ長調/第3番 ハ長調/第4番 イ長調/第5番 ロ短調/第6番 ホ長調】
トレヴァー・ピノック(指)
イングリッシュ・コンサート

録音:1979年10月27-31日/ヘンリー・ウッド・ホール
トレヴァー・ピノックがアルヒーフ・レーベルに録音した名盤、C.P.E.バッハの「ハンブルク交響曲」がPENTATONEのRQRシリー ズからリリースされます。イングリッシュ・コンサートはピノック自身のアンサンブルとして1973年に結成したオリジナル楽器による室内オーケストラで、 当団は1978年にアルヒーフと専属契約を結び、数多くの録音をおこなってきました。当録音はその代表盤のひとつで、生き生きとした明るく絶妙な音楽 表現は、今も色褪せることなく壮快です。リマスタリングを施した高音質のSACDで聴くことができるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。装丁はスー パー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはアルヒーフのオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわり のパッケージとなっております。
PTC-5186211
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 小澤征爾(指)ボストンSO

録音:973年2月/シンフォニー・ホール(ボストン)
A&Rプロデューサー、レコーディング・プロデューサー:トーマス・モーリー
バランス・エンジニア:ハンス・ペーター・ヴェスターマン
レコーディング・エンジニア&エディティング:ゲルト・ヴェストホイザー
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年10月、バールン、オランダ
小澤征爾指揮ボストン交響楽団の代表盤のひとつ、幻想交響曲がPentatoneのRQRシリーズに登場!小澤征爾の最も得意 とするこの幻想交響曲は多くの録音を残してきましたが、1973年2月の当セッションは小澤2度目の録音です。1973年より音楽監督を務めた手兵との 演奏は自信に満ち溢れ、雄弁に歌い上げた名演です。 今回のリマスタリングもPentatoneレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。なお、装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDGのオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっており ます。 (Ki)
PTC-5186212
(2SACD)
ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」 小澤征爾(揮)ボストンSO
ステュアート・バロウズ(Tファウスト)、ドナルド・マッキンタイア(Bメフィストフェレス)、エディト・マティス(Sマルグリート)、トーマス・ポール(Bブランデル/「地上のエピローグ」のソロ)、ジュディス・ディキスン(S「天国にて」のソロ)、タングルウッド祝祭Cho、ボストン少年Cho

録音:1973年10月/シンフォニー・ホール(ボストン)
A&Rプロデューサー:トーマス・モーリー、C・ウルフ
レコーディング・プロデューサー:トーマス・モーリー
バランス・エンジニア:クラウス・ヒーマン、ヨアヒム・ニス
レコーディング・エンジニア&エディティング:ゲルト・ヴェストホイザー、ヨアヒム・ニス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年10月、バールン、オランダ
この「ファウストの劫罰」は小澤征爾がボストン交響楽団の音楽監督に就任した1973年のセッション録音で、小澤の代表盤 のひとつに数えられます。瑞々しく躍動的な小澤征爾らしい感性あふれる快演は今も色褪せることなく、同作品の名録音の一つと申せましょう。 フランス・ロマン派音楽の確立者ベルリオーズが作曲した劇的物語「ファウストの劫罰」は1845~46年に作曲された作品で、管弦楽に声楽と合唱が 加わった大作で、ドイツの文豪ゲーテの代表作『ファウスト』に基づきます。
今回のリマスタリングもPentatoneレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しており、万全のリマスタリングと言えます。また、 80ページをこえるブックレットには仏語歌詞と英語歌詞対訳付、そしてDGのオリジナル・ジャケットが掲載されております。 (Ki)
PTC-5186216
(2SACD)
ビゼー:歌劇『カルメン』 マリリン・ホーン(Msカルメン)、ジェイムズ・マックラッケン(Tドン・ホセ)、トム・クラウセ(Bs-Brエスカミーリョ)、アドリアーナ・マリポンテ(Sミカエラ)、コレット・ボキー(Sフラスキータ)、マルシア・ボールドウィン(Msメルセデス)、ドナルド・グラム(BSスニガ)、ラッセル・クリストファー(Brリーリャス・パスティア、ダンカイロ)、アンドレア・ヴェリス(Tロメンダード)、他
マンハッタン・オペラ・コーラス、メトロポリタン歌劇場児童Cho、
レナード・バーンスタイン(指)メトロポリタン歌劇場O

録音:1972年9月、10月/マンハッタン・センター(ニューヨーク)
A&Rプロデューサー、レコーディング・プロデューサー:トーマス・モーリー
バランス・エンジニア:ギュンター・ヘルマンス
レコーディング・エンジニア&エディティング:ギュンター・ヘルマンス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年10月、バールン、オランダ
ーンスタインのディスコグラフィの中でも、最も輝かしい録音のひとつが1972年にメトと収録したこのカルメンです。当録音 は同時期に上演され好評を博した後にDGが1972年9月、10月にセッション録音したものです。全体的に遅めのテンポですが、決して重くなることな く演奏されているのは流石!バーンスタインと申せましょう。また、歌手陣も豪華で、カルメンはマリリン・ホーン、ドン・ホセはジェイムズ・マックラッケ ンなど錚々たるメンバーです。 リマスタリングはPentatoneレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しており、万全のリマスタリングと言えましょう。また、 150ページに及ぶ豪華ブックレットには仏語歌詞と英語歌詞対訳がついており、さらにDGのオリジナル・ジャケットや、メト上演時の場面写真などが掲 載されております。 (Ki)
PTC-5186219
ヴォルフ:メーリケ詩集
癒えたものが希望に寄する歌/明け方に散歩/新しい愛/火の騎士/狩人の歌
こうのとりの使い/隠棲/春に/旅先で
恋人に/ペレグリーナI/ペレグリーナII
さようなら/出会い/狩人/ある結婚式
あばよ
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ((Br)
スヴィヤトスラフ・リヒテル(P)

録音:1973年10月インスブルック・ライヴ
A&Rプロデューサー&レコーディング・プロデューサー:コード・ガーベン
バランス・エンジニア:ハインツ・ヴィルトハーゲン
レコーディング・エンジニア&エディティング:J.エベルハルト
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナルリマスタリン
フィッシャー=ディースカウとリヒテルが共演したヴォルフのメーリケ詩集がPENTATONEリマスターシリーズから登場です。 ドイツの詩人メーリケの詩による当歌曲集はヴォルフが28歳の時の作品で全53曲からなります。当ライヴでは18曲が歌われました。斬新な独自性、 多彩性を示したこの名曲をフィッシャー=ディースカウとリヒテル、大家同士の顔合わせで聴けるのはまさに宝のような録音と言えましょう。
今回のリマスタリングもPentatone レーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様で、さらにブックレットにはDG のオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなってお ります。 (Ki)
PTC-5186220
ケンプ〜リスト:ピアノ作品集
巡礼の年第2年「イタリア」S.161より(婚礼/物思いに沈む人/サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ/ペトラルカのソネット第47番/ペトラルカのソネット第104番/ペトラルカのソネット第123番)
巡礼の年第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162〜ゴンドラの漕ぎ手
2つの伝説S.175
ヴィルヘルム・ケンプ(P)

録音:1974 年 9月/ベートーヴェン・ザール(ハノーファー)
このディスクはヴィルヘルム・ケンプ(1885-1991)が80歳を目前にした1974年9月にセッション録音したリストの巡礼 の年第2年「イタリア」よりと2つの伝説です。ベートーヴェン、ブラームス、シューベルトの作品を最重要レパートリーとし数多くの録音を残してきた ケンプはリストの録音は非常に少なく当ディスクの録音の他には1950年代に収録した2つの協奏曲(フィストゥラーリ指揮、ロンドン交響楽団)とピア ノ作品集が代表盤にあげられるのみです。しかし、リスト作品への思いは強くセッションで丁寧に仕上げた当録音は実に素晴らしくケンプの思いが込めら れた名演・名盤です。ケンプの熟した芸術を堪能することができます。 今回のリマスタリングもPentatoneレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。なお、装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDG のオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。 (Ki)
PTC-5186221
(2SACD)
ジョプリン:歌劇「トゥリーモニシャ」 カルメン・バルスロップ(Sトゥリーモニシャ)、ベティ・アレン(Msモニシャ)、カーティス・レイアム(Bsレムス)、ウィラード・ホワイト(Bs-Brネッド)、コーラ・ジョンソン(ルーシー)、ケネス・ヒックス(アンディ)、レイモンド・ベウズモア(シモン)、他
ガンサー・シュラー(指)ヒューストン・グランド・オペラ

録音:1975年10月/RCAスタジオ(ニューヨーク)
A&Rプロデューサー:トーマス・モーリー
バランス・エンジニア:ゲルト・ヴェストホイザー、
レコーディング・エンジニア&エディティング:ギュンター・ヘルマンス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
このディスクは「ラグタイム王」と呼ばれた作曲家スコット・ジョプリン(1868-1917)によるラグタイム・オペラ「トゥリーモニシャ」 が収録されております。ジョプリンはシカゴのラグタイムのピアニスト、オーティス・ソーンダースに出会ったことで自分の作品を楽譜に書くようになり、そ の後演奏者としてだけでなく作曲家として、ラグタイムを土台にした作品を残しました。その音楽は、クラシック音楽の側からも高く評価されております。 このトゥリーモニシャは、終曲の美しくゆったりとした作品でジョプリンの傑作の一つに数えられます。この作品は長い間埋もれていましたが、1970年に ピアノ・スコアが発見され、1972年にアンダーソンのオーケストレーションで復活蘇演され評判となりました。その後、1975年にはガンサー・シュラー 指揮、ヒューストン・グランド・オペラで上演され、この演奏会は話題となりました。
リマスタリングはPentatoneレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しており、万全のリマスタリングと言えます。また、 約50ページのブックレットには英語歌詞とDGのオリジナル・ジャケットが掲載されております。 (Ki)
PTC-5186224
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIa-1
協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I-105
ピンカス・ズーカーマン(Vn」指)、
ロサンジェルス・フィルハーモニックのメンバー
ロナルド・レオンハルト(Vc)、
バーバラ・ウィンターズ(Ob)
デイヴィット・ブレイデンタル(Fg)
録音:1977年3月ハリウッド
A&Rプロデューサー: ギュンター・ブレースト
リマスタリング:2015年/バールン、オランダ
著名なヴァイオリニストによるハイドンの協奏曲録音は意外に少なく、モダン楽器ではグリュミオー、アッカルド、シャハムが 録音している程度で当盤も貴重な録音です。バロックから古典派の協奏曲へと推移する過渡的な様式をもつハイドンの協奏曲は音楽史上も重要な作品と 言えます。端正なアプローチと美音が魅力のズーカーマンはまさに理想の演奏を披露しております。
今回のリマスタリングもPENTATONEレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様で、さらにブックレットにはDG のオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなってお ります。 (Ki)
PTC-5186225
ストラヴィンスキー:カンタータ「星の王」
バレエ音楽「春の祭典」
マイケル・ティルソン・トーマス(指)
ボストンSO
ニュー・イングランド音楽院男声Cho

録音:1972年1月ボストン・シンフォニー・ホール
マイケル・ティルソン・トーマス&ボストン交響楽団の「春の祭典」がPENTATONEのRQRシリーズから登場します!1969 年にウィリアム・スタインバーグの後任として、ボストン交響楽団の指揮者としてデビューしたティルソン・トーマス。彼が28歳のときの当録音は、指揮 者として名声を博したきっかけとなったもので、若き才能を爆発させております。「春の祭典」はティルソン・トーマスが最も得意とし、コンサートで定期 的に取り上げる作品の一つで、緻密な演奏には定評があります。今回の名演をPENTATONEレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショ ナルによるリマスタリングで聴けるのは非常に喜ばしいことです。なお、装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットには DGのオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。 (Ki)
PTC-5186226
ドビュッシー室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ.ト短調
チェロ・ソナタ.ニ短調
フルート,ヴィオラ,ハープのためのソナタ
シリンクス
ボストン・シンフォニー・チェンバー・プレーヤーズ
【ジョゼフ・シュルヴァースタイン(Vn)、ジュール・エスキン(Vc)、マイケル・ティルソン・トーマス(P)、ドリオ・アントニー・ドワイヤー(Fl))、バートン・ファイン(Va)、アン・ホブスン(ハープ)】

録音:1970年3月ボストン・シンフォニー・ホール(ボストン)
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年6月バールン、オランダ)
このアルバムはボストン交響楽団のメンバーによるドビュッシーの室内楽作品集です。ヴァイオリンのジョゼフ・シュルヴァース タイン、チェロのジュール・エスキン、ヴィオラのバートン・ファインなど錚々たる顔触れです。さらにピアノはティルソン・トーマスが担当し、非常に質の 高い演奏を聴かせてくれます。今回のリマスタリングもPENTATONEレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDGのオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっており ます。 (Ki)
PTC-5186227
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44*
ラサールSQ
【ヴァルター・レヴィン(第1Vn)、ヘンリー・メイヤー(第2Vn)、
ピーター・カムニツァー(Va)、リー・ファイザー(Vc)】
リン・ハレル(第2Vc)*
ジェイムズ・レヴァイン(P)*

録音:1977年12月ベートーヴェンザール(ハノーファー)、1980年10月RCAスタジオ(ニューヨーク)*
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年バールン、オランダ)
このディスクはラサール弦楽四重奏団によるシューベルトの弦楽五重奏曲とシューマンのピアノ五重奏曲です。当団は、1946 年にヴァイオリンのヴァルター・レヴィンによって結成され、寄贈されたアマティの楽器を用いて演奏してきました。
1977年収録のシューベルトは第2チェロにリン・ハレル、1980年収録のシューマンではレヴァインをそれぞれ迎え、豪華な共演となっております。 多彩なレパートリーの中でもとりわけロマン派の作品を得意とした当団による演奏には定評があり、“アンサンブルの神” とも言える室内楽の極みを堪能さ せてくれます。
PENTATONEによるリマスタリングも実に見事です。装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDGのオリジナル・ ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。 (Ki)
PTC-5186228
クライスラー:ヴァイオリン小品集
道化役者/ジプシーの女
タンゴ(アルベニス作曲)
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
ウィーン奇想曲 Op.2
ラルゲット(ウェーバー作曲)
ジプシー奇想曲
カプリース 変ホ長調(ヴィエニャフスキ作曲)
愛の悲しみ/中国の太鼓
スラヴ舞曲第2番ホ短調(ドヴォルザーク作曲)
レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース Op.6
スペインのセレナーデ(グラズノフ作曲)
スペイン舞曲(グラナドス作曲)
才たけた婦人/シンコペーション
愛のよろこび
シュロモ・ミンツ(Vn)
クリフォード・ベンソン(P)

録音:1980年6月イェルサレム・ミュージック・センター(イスラエル)
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年6月バールン、オランダ)
DGとの専属契約年である1980年6月に収録したシュロモ・ミンツによるクライスラー名曲集です。テクニックもさることな がらとろけるように甘く濃厚な音色が魅力のミンツによるクライスラーは絶品です。今も色褪せることのないミンツの名盤のひとつです。 今回のリマスタリングもPENTATONEレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDGのオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっており ます。 (Ki)
PTC- 5186229
ストコフスキーのチャイコフスキー
組曲「くるみ割り人形」Op.71a
イタリア奇想曲 Op.45
「エフゲニー・オネーギン」〜「ポロネーズ」「ワルツ」
レオポルド・ストコフスキー(指)LPO

録音:1973年12月/ウェンブリー・タウン・ホール(ロンドン)
プロデューサー:ヴォルカー・ストラウス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年11月/バールン、オランダ)
PENTATONEのRQRシリーズよりストコフスキーの音楽活動の晩年にあたる1973年12月に収録されたチャイコフスキー の管弦楽曲集が登場します。収録時はなんと91歳。しかしストコフスキーの統率力は健在で当録音でも躍動感に満ちた演奏を披露しております。とりわ けストコフスキーの個性が爆発しているのがくるみ割り人形で、スピード感あふれる「行進曲」や快活な「花のワルツ」などストコフスキーならではの音 楽的な演出が抜群です。主にアメリカで活躍した指揮者ですが、晩年は故郷に戻り自国のオーケストラと自身の集大成ともいえる録音を残してくれたこと に感謝したくなるような録音と言えましょう。 録音を手掛けたのは伝説的な名プロデューサー、ヴォルカー・ストラウスです。ストラウスはベルナルド・ハイティンク、アルフレート・ブレンデル、クラウディ オ・アラウといったフィリップス黄金時代を支えた一人で、自身が考案したマイク配置などにより臨場感あふれる見事な録音を残してきました。この名録音 をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSDリマスタリングしSACDハイブリッド化しました。万全のメンバーで行 われた名録音をお楽しみください。なお、当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。揃え ていく楽しみもひろがる期待のシリーズ始動です。 (Ki)
PTC-5186230
パーセル:歌劇「ディドとエネアス」全3幕 ジョセフィン・ヴィージー(S ディド(カルタゴの女王))、ジョン・シャーリー=カーク(Br エネアス)、ヘレン・ドナート(S ベリンダ(ディドの姉妹))、デリア・ウォリス(S 第2の女、第1の魔女)、ジリアン・ナイト(S 第2の魔女)、エリザベス・ベインブリッジ(Ms 魔法使い)、トーマス・アレン(Br 精霊)、ほか
ジョン・オールディスCho
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、
コリン・デイヴィス(指)

録音:1970年11月/ウォルサムストウ・タウン・ホール(ロンドン)
プロデューサー:ヴィットリオ・ネグリ
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年11月/バールン、オランダ)
コリン・デイヴィスがアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズと収録したパーセルの「ディドとエネアス」 がPENTATONEのRQRシリーズよりSACD Hybrid盤で登場です!厳密な意味でパーセルがのこした唯一の歌劇「ディドとエネアス」は、イギリスのバロッ クオペラのいわば記念碑的作品。ウェルギリウスのアエネーイスにあったトロイの王子エネアスとカルタゴの女王ディドの物語を題材にしたこのオペラは、 パーセル20代中頃に作曲されました。 録音を手掛けたプロデューサー、ヴィットリオ・ネグリはハインツ・ホリガー、アルテュール・グリュミオーといったフィリップスの黄金時代の録音を支 えた一人で、指揮者としても録音をのこしてきました。この録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSDリマス タリングしているのが最大の魅力です。なお、当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。 コレクターズ・アイテムとしてもお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186231
グリーグ:ペール・ギュント第1組曲 Op.46
ペール・ギュント第2組曲 Op.55
4つのノルウェー舞曲 Op.35
レイモンド・レパード(指)
イギリスCO

録音:1975年11月 ウォルサムストウ・タウン・ホール(イギリス)
PENTATONEのRQRシリーズより1975年に収録されたレイモンド・レパード指揮、イギリス室内管弦楽団によるグリーグ・ アルバムが登場します。レパードは当室内管の指揮者及び通奏低音の奏者として高く評価され、当録音は代表盤の一つです。音楽学者として名高いレパー ドは、このグリーグでも見通しがよく、正統的な演奏は楽曲がもつ美しさを見事にあらわしております。 録音を手掛けたのは伝説的な名プロデューサー、ヴィルヘルム・ヘルヴェックです。ヘルヴェックは内田光子、小澤征爾などフィリップスの数々の名録 音を手掛けた一人で、「演奏家とともに作品を研究したのちに一度全部を解体してから、それらをひとつひとつ磨き上げ、全体を組み立て直してゆく」をモッ トーに常に厳格な姿勢で録音に臨んでいました。この名録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSDリマスタ リングしSACDハイブリッド化しました。
当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。揃えていく楽しみもひろがる期待のシリーズ です! (Ki)
PTC-5186232
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番 イ短調「ロザムンデ」 Op.29 D.804
弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.125-1 D.87
イタリアQ【パオロ・ボルチアーニ(Vn)、エリーザ・ペグレッフィ(Vn)、ピエロ・ファルッリ(Va)、フランコ・ロッシ(Vc)】

録音:1976年1月26-27日ラ・ショードフォン(スイス)
イタリア四重奏団がフィリップス・レーベルに残した名録音からシューベルトの弦楽四重奏曲第10番と第13番「ロザムンデ」 が最新リマスタリングで登場します。1945年結成の当団はモーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、ウェーベルンの四重奏曲の全曲録 音などで幾多の賞を受けている名団として知られ、このシューベルトも誉れ高い録音の一つとして知られております。非常に優美な音色で極上のシューベ ルトを聴かせてくれます。
録音を手掛けたプロデューサー、ヴィットリオ・ネグリはハインツ・ホリガー、アルテュール・グリュミオーといったフィリップスの黄金時代の録音を支 えた一人で、指揮者としても録音をのこしてきました。この録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSD リマス タリングしているのが最大の魅力と言えます。なお、当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していき ます。コレクターズ・アイテムとしてもお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186234
ビゼー:カルメン組曲第1番
カルメン組曲第2番
アルルの女組曲第1番
アルルの女組曲第2番
ネヴィル・マリナー(指)LSO

録音:1978年6月ウォルサムストウ・タウン・ホール(ロンドン)
マリナー指揮、ロンドン交響楽団によるビゼーの「カルメン」「アルルの女」組曲がPENTATONEのリマスタリング・シリーズ よりSACDハイブリッド盤で登場します。1924年生まれのマリナーはロンドン交響楽団のヴァイオリン奏者を務めたのちにモントゥーに師事して指揮活 動を開始。以後現在も活躍する巨匠です。エレガントな解釈が魅力のマリナーですが、当録音では内に秘めた情熱でビゼーの名作を演奏しております。 録音を手掛けたプロデューサー、ヴィットリオ・ネグリはハインツ・ホリガー、アルテュール・グリュミオーといったフィリップスの黄金時代の録音を支 えた一人で、指揮者としても録音をのこしてきました。1978年6月の当録音はアナログ最盛期で、これぞフィリップス・サウンド!と言える名録音。ホー ル全体に響き渡る伸びやかな音を見事にとらえております。この名録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルが DSD リマスタリングしております。 (Ki)
PTC-5186235
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24「春」
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1
アルテュール・グリュミオー(Vn)
クラウディオ・アラウ(P)

録音:1975年2月コンセルトヘボウ(アムステルダム)
洗練の極致」とも呼ぶべきグリュミオーが巨匠アラウと共演したベートーヴェンの録音が、PENTATONEのリマスタリング・ シリーズよりSACDハイブリッド盤で登場します。細部へのこだわりと気品に満ちた豊かな響きはグリュミオーしか表現できない孤高の演奏と言え、アラ ウと極上のアンサンブルを展開しております。 録音を手掛けたプロデューサー、ヴィットリオ・ネグリはハインツ・ホリガーなどフィリップスの黄金時代の録音を支えた一人で、指揮者としても録音を のこしてきました。この録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルが DSD リマスタリングしているのが最大の魅力と 言えます。なお、当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用しております。 (Ki)
PTC-5186236
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.474
ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
アルフレート・ブレンデル(P)
サー・ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

録音:1970年9月ウェンブリー・タウン・ホール(ロンドン)
名ピアニスト、ブレンデルとマリナーが1970年から1980年代にかけて録音した誉れ高き名盤のモーツァルト。その中から 1970年9月に録音されたピアノ協奏曲第12番と17番がPENTATONEのリマスタリング・シリーズよりSACDハイブリッド盤で登場します。ブレン デルによる楷書的な演奏をマリナーが好サポート。これぞ正統派のモーツァルトと言える極上の演奏を堪能することができます。 録音を手掛けたのは内田光子が「真に偉大なプロデューサー」と語るエリック・スミスです。スミスはハンス・シュミット=イッセルシュテットを父に持 ち、フィリップス及びデッカで35年間という長きに渡り活躍した名プロデューサーです。さらにモーツァルト研究でも名高い音楽学者としての顔も持ち合 わせます。この名録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSDリマスタリングしております。 (Ki)
PTC-5186237
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1977年6月/パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2016年6月/バールン、オランダ)
サルヴァトーレ・アッカルドの名盤、ベートーヴェンとブルッフの協奏曲がPENTATONEのリマスタリング・シリーズに登場し ます。1941年ミラノ生まれのアッカルド。国際コンクール入賞歴は数多く、中でも17歳で挑んだパガニーニ国際コンクールでの優勝はアッカルドの名を 世界で知らしめることとなりました。
「パガニーニの再来」としてイタリアの期待を一身に背負う形となったこともあり、「アッカルド=パガニーニ」というイメージは現在もありますが、幅広 いディスコグラフィーの中でもマズア率いるライプツィヒ・ゲヴァントハウスOとの当録音はアッカルドの音楽性の豊かさを示した名録音です。現在 は指揮活動に積極的なアッカルドなだけに輝かしい音色を奏した当録音は貴重な記録と言えましょう。 この録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSDリマスタリングしております。なお、当シリーズは装丁にも こだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。コレクターズ・アイテムとしてもお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186243
(2SACD)
プッチーニ:歌劇「西部の娘」 キャロル・ネブレット(ミニー/ソプラノ)、
シェリル・ミルンズ(ジャック・ランス/バリトン)、
プラシド・ドミンゴ(ディック・ジョンソン/テノール)
、フランシス・エジャートン(ニック/テノール)
、ロバート・ロイド(アシュビー/バス)、
ジョナサン・サマーズ(ソノーラ/バリトン)、
ジョン・トンプソン(トゥリン/テノール)、
マルコム・リヴァーズ(シッド/バリトン)、
トム・マクドネル(ベッロ/バリトン)、
ポール・クルーク(ハリー/テノール)、
ロビン・レゲイト(ジョー/テノール)、
ウィリアム・エルヴィン(ハッピー/バス)、
マルコム・キング(ラーケンス/バス)、他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場O&cho
ズービン・メータ(指)

録音:1977年6月/ワトフォード・タウン・ホール(ロンドン)
「西 部の娘」はゴールド・ラッシュ時代のアメリカ西部の鉱山町に咲いた酒場の女主人ミニーとジョンソン(海賊団の首領で保安官ランスに追われている)の 純情を描いた作品で、アメリカ俗謡の旋律やリズムを使います。ネブレットの美声と全盛期のドミンゴの力強い歌声が印象的で、当時40代のメータが展 開する色彩豊かでダイナミックな熱演を聴くことができます。
録音はドイツ・グラモフォンの黄金期を支えた剛腕プロデューサー、ギュンター・ブレーストです。ブレーストはカラヤン、アバド付のプロデューサーと しても有名で、数多くの名盤を残してきました。名演にして名録音である当演奏がポリヒムニア・インターナショナルによる丁寧なリマスタリングでSACD Hybrid盤で聴ける非常に喜ばしい内容と言えましょう! (Ki)
PTC-5186247
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
弦楽器,打楽器とチェレスタのための音楽 Sz106
ラファエル・クーベリック(指)
小澤征爾(指)
ボストンSO

録音:1973年11月、1976年11月シンフォニー・ホール(ボストン)
(リマスタリング:2017年、ポリヒムニア・インターナショナル)
管弦楽のための協奏曲はクーセヴィツキー夫人の追悼、クーセヴィツキー生誕70周年、そしてボストン交響楽団指揮者就任20周年記念のために 1943年に作曲、翌1944年にボストンで初演されたバルトーク最晩年の傑作。初演をつとめたボストン響が作曲されてから30周年となる1973年にクー ベリック指揮で演奏したこの録音は、1975年のグラミー賞を受賞した名盤としても知られております。一方、1973年よりボストン交響楽団の音楽監督 となった小澤征爾が、1976年に録音した弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽も躍動的な感性に溢れる演奏で、生命力を感じる快演を披露してお ります。リマスタリングはPENTATONEレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しており、万全のリマスタリングと言えましょう。 (Ki)
PTC-5186248
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60*
ラファエル・クーベリック(指)
LSO、イスラエルPO*

録音:1974年6月ブレント・タウン・ホール(ロンドン)
1975年9月ヘルクレスザール(ミュンヘン)*
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名な録音です。当ディスクにはクーベリック60代を迎えたときに 録音したベートーヴェンの交響曲第1番(ロンドン響/1974年録音)と第4番(イスラエル・フィル/1975年録音)を収録。PENTATONEのリマ スタリング・シリーズからの注目のリリースです。 第1番では瑞々しい響きを情感豊かに表現し、ロンドン響の力量を最大限引き出したエネルギッシュな演奏です(両端楽章の呈示部は反復実施してお ります)。一方、イスラエル・フィルとの第4番はとりわけ弦楽パートの美しさがあらわれた演奏。雄大に広がる豊かな響きが魅力です。両オーケストラ の特色を導き出して演奏するクーベリックの確かな力量を再認識させられる名演です!今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル (1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウン ドでよみがえりました。ヴァイオリン両翼型配置にも注目の立体的な演奏をお楽しみください。
PTC-5186249
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 Op.36
交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」*
ラファエル・クーベリック(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO、
ボストンSO*

録音:1974年2月コンセルトヘボウ(アムステルダム)
1973年11月ボストン・シンフォニー・ホール(ボストン)*
リマ スタリング:ポリヒムニア・インター ナショナ ル
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名な録音です。当ディスクには交響曲第2番(コンセルトヘボウ 管/1974年録音)と第5番(ボストン響/1973年録音)を収録。PENTATONEのリマスタリング・シリーズからの注目のリリースです!交響曲第2番ではクーベリックらしい快演を披露。情感豊かにして折り目正しい演奏は圧巻です。第1楽章の呈示部反復は実施した通常配置での録音 です。一方、第5番「運命」は全体的に遅めのテンポ設定の名演で、ボストン響らしい重厚感のある管楽器と豊かなアンサンブルが魅力です。なお、第 1楽章再現部のファゴットはホルンに改変しております。また、両端楽章の呈示部反復は実施をした通常配置での録音です。両オーケストラの特色を導き 出して演奏するクーベリックの確かな力量を再認識させられる名演を聴くことができます。
今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社) が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウンドでよみがえりました。クーベリックによるベートーヴェンの交響曲第1&4番(PTC 5186248)とあわせてお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186250
(2SACD)
ベートーヴェン:交響曲集
交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
交響曲第7番 イ長調 Op.92*
交響曲第8番 ヘ長調 Op.93#
ラファエル・クーベリック(指)
パリO、VPO*、
クリーヴランドO#

録音:1973年1月サル・ワグラム(パリ)、
1974年9月ムジークフェラインザール(ウィーン)*
1975年3月セヴェランス・ホール(クリーヴランド)#
リマスタリング:ポリヒムニア・インター ナショナル
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名です。当ディスクには交響曲第6番(パリ管/1973年録音)、 第7番(ウィーン・フィル/1974年録音)、そして第8番(クリーヴランド管/1975年録音)を収録。PENTATONEのリマスタリング・シリーズか らの注目のリリースです!
パリ管を振った「田園」は、フランスのオーケストラらしくおしゃれな雰囲気に加えて色彩感の豊かさを感じられる音色が最大の魅力と言え、旋律の美 しさを際立たせた演奏です。第1楽章の呈示部反復は行わず、第3楽章の通常反復のみ実施しております。第7番はウィーン・フィルとの共演。ムジークフェ ラインザールに響き渡る美しい響きを味わえる雄大な演奏です。両端楽章の呈示部反復は行わず第3楽章の通常反復のみ実施しております。そしてクリー ヴランド管と共演した第8番は、軽快なリズムが立体的に聴こえる秀演。弦楽セクション、木管、金管、そしてティンパニがひとつのハーモニーにとけ込 むような演奏を聴かせてくれます。第1楽章の呈示部反復と第3楽章の主部反復を実施し、第4楽章の呈示部反復は省略しております。
今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会 社)が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウンドでよみがえりました。なお、当録音はすべて両翼型配置での演奏ということ もあり、立体的な響きをご堪能いただきます。クーベリックによるベートーヴェンの交響曲第1&4番(PTC 5186248)、第2&5番「運命」(PTC 5186249)とあわせてお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186253
ベートーヴェン:.交響曲第9番「合唱付き」 ラファエル・クーベリック(指)、
バイエルンRSO、
バイエルン放送cho
ヘレン・ドナート(S)、テレサ・ベルガンサ(Ms)、ヴィエスワフ・オフマン(T)、トマス・ステュワート(Bs)

録音:1975年1月/ヘルクレスザール(ミュンヘン)
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名です。当ディスクには交響曲第9番「合唱付き」が収録されて おります。PENTATONEリマスタリング・シリーズからの注目のリリースです!
バイエルン放響を振った交響曲第9番は第2楽章の反復は前半のみ実施しております。クーベリックらしい密度が高い演奏で弦楽パートの美しさやティ ンパニのメリハリなどが印象的で合唱は堂々たる風格をみせます。クーベリックの確かな力量を発揮した名演の一つです。ヴァイオリン両翼型配置での録 音です。
今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社) が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウンドでよみがえりました。なお、当録音は両翼型配置での演奏ということもあり、立 体的な響きをご堪能いただきます。クーベリックによるベートーヴェンの交響曲第1&4番(PTC 5186248)、第2&5番「運命」(PTC 5186249)、 第6-8番(PTC 5186250)とあわせてお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186.462
(4SACD)
モーツァルト:初期交響曲集
交響曲第7番ト長調K45a「旧ランバッハ」
交響曲ト長調「新ランバッハ」
交響曲第12番ト長調K.110/75b
交響曲第18番ヘ長調K.130
交響曲第20番ニ長調K.133
交響曲第45番ニ長調K.95/73n
交響曲第46番ハ長調K.96/111b
交響曲第47番ニ長調K.97/73m
交響曲第51番ニ長調K.196/121
交響曲第7番ニ長調K.45
交響曲第8番ニ長調K.48
交響曲第9番ハ長調K.73
交響曲第19番変ホ長調K.132
アンダンティーノ・グラツィオーソK.132
交響曲第6番へ長調K.43
交響曲第48番ニ長調K.111/120
交響曲第50番ニ長調K.161/163
交響曲第51番ニ長調K.121
交響曲第52番ハ長調K.208/102
交響曲第55番変ロ長調K.App.214
ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オヴ・ザ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

原盤:PHILIPSの4チャンネル・アナログ音源
イギリスの大ベテラン、サー・ネヴィル・マリナーが、手兵のアカデミー・オヴ・ザ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(ASMF)を振って1972年から1973年にかけてロンドンで録音を行った「モーツァルトの初期交響曲集(若き日の交響曲)」がボックス・セット化!ポリヒムニア(Polyhymnia)のリマスタリングによって、「番号付き」の初期交響曲と「第42番以降」の番号を割り当てられた神童モーツァルトの「番号無し」の交響曲が鮮明に響きます。オリジナル音源のプロデューサーはウィルヘルム・ヘレウェーグが担当。

ARCH MEDIAシリーズ
ハンス・フォンク&セントルイス響のライヴ音源を復刻するシリーズ

PTC-5186.318
ベートーヴェン:交響曲第1番、
ブラームス
:交響曲第4番
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:1999年11月5日〜7日&2000年3月17日〜18日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ
今は亡きオランダの名匠の音楽を伝える素晴らしき遺産。セントルイス響の自主レーベル「Arch Media」によって録音されたハンス・フォンクの録音が、ペンタトーンから発信開始。同時リリースされた録音はどれも心に迫る素晴しものばかりですが、この録音もこれまた無視できない名演奏です。アプローチ自体は極めて地味。かつて同じくアメリカ・デトロイトに赴いたギュンター・ヘルヴィヒを一瞬思い起こさせますが、しかし聴き進めるにつれて、ハーモニーのバランスに全くブレがないこと、心の底から表現意欲が湧き立ち、それを内面で熟成させて決して放射することない独特の芸術性に次第に引き寄せられてしまうのです。
ベートーヴェンはもちろん古楽奏法などもちろん念頭におかず、従来のオーソドックスな表現。ハイドン的な古典的なフォルムを大切にした端正な演奏であることはすぐに分かりますが、それだけでは終わらないのです。最も心ときめかせてくれるのが第3楽章中間部。付点リズムに乗せた木管のフレーズは思わず言葉を失う美しさ。それに対して瑞々しく脈打つ弦の細かい運動。その両者のコントラストの絶妙なこと!終楽章では律儀に拍節感に即応したアクセントの趣味が実によく、知性をひけらかす演奏とはまるで次元が違います。
ブラームスも同様に一見渋く、実は内燃力で見事の緊張を持続させた名演。第1楽章は恣意的なアゴーギクは一切用いず淡々としているようでして、フレージングとハーモニーに奥行きがあります。表情がくっきり浮かび上がる弦の中低音の豊かさなど、欧州的なオケのサウンドも魅力。コーダはS・イッセルシュテットの名演を髣髴とさせる、内側から吹き上げるエネルギーの威力に感動です!第2楽章は、指揮者の芸術性の試金石とも言える第2主題が比類なき美しさ!呼吸といいハーモニーの制御ぶりといい、透徹した美しさとは違った優しく包み込むようなこんなハートフルな響きは今まで聴いた記憶がありません。第3楽章はなんとたっぷり6分半以上かけた巨匠風のアプローチ!しかしリズムは毅然と聳えて説得力絶大。フォンクの主張が充満しています。終楽章はジョージ・セルのように極限まで立体的な構築を極めた一線を画し、内面に湧き上がるニュアンスの側から組み立て、それによって結果的に音楽に厚みを加えていく手法、とでも言いましょうか。その絶妙な構成力によって、作品自体に備わっている持ち味が全く気負いを感じ察せることなく浮かび上がり、独特の感動が湧き上がるのです。この作品の渋さの魅力を最良の形で再現してくれた演奏として、これはかけがえのない存在です。  【湧々堂】
PTC-5186.319
ドビュッシー:交響詩「海」、
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、ラ・ヴァルス」
ルーセル:バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」第2組曲
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:2001年3月30日〜31日、2000年1月27日〜29日、1999年1月15日〜17日、2000年1月27日〜29日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ
今までのドイツ系のレパートリーから受ける地味で堅実なイメージからは全く予想不可能な、精妙な構築と色彩感に溢れた素晴しいフランス音楽集。全ての曲において完全にアプローチが練りつくされており、特に「海」と「高雅で感傷的なワルツ」の2曲は破格とさえ言える名演!
「海」は、第1楽章の第1部旋律が登場するまでの幻想的な雰囲気が心に迫り、第1部旋律から第1主題にかけてはリズムが実にしなやかな上に音色が艶っぽいこと!更にはチェロを中心とした第2部主題のなんという深みとセンス!正確なリズムの刻みに終始しがちな箇所ですが、これほど憂いをもって語りかける演奏は他に思い当たりません。最後の「真昼の光の輝き」は大仰に構えることなく、声部バランスを絶妙に取りながら深い呼吸で飛翔。小さな宝石を敷き詰めたような第2楽章も魅力満点。官能さえ香るこの空気感に身がとろけそうです。ソロ楽器の巧さとタイミングの良さにもご注目を。人為的な操作を感じさせないアゴーギクの素晴しさにも、フォンクの音楽センスの高さを痛感せずにはいられません。終楽章は、録音が極めて優秀なせいもありますが、各パートの分離の良さにまずびっくり。ここでも勢い任せて突っ走るそぶりは微塵も見せず、美感を失わずに自然に沸き立つダイナミズムが音楽の持つ質感を一層高めています。テンポが速まる5:48以降はパステル調の音色トーンの趣味の良さを保ちながら、大自然の鼓動をこれほど肌で感じさせる演奏が可能だとは!
「高雅で感傷的なワルツ」もかつてない説得力。第1ワルツのリズムそのものが明確に主張して生命力を滾らせ、強弱の濃淡も万全。しかも流麗なフレージングの手綱を緩めず密度の高い音楽に昇華させる力量に舌を巻きます。この1分弱の間にこの曲の魅力の全てを凝縮し、一瞬で心を捉えてしまうという独特の牽引力も、「海」を聞いた後にもかかわらず驚きを禁じ得ません。第2ワルツの繊細でメランコリックなニュアンスもまさに作品に相応しく、この精妙さをライヴにおいて実現させているのですから、フォンクとセントルイス響とのコンビはなんと実りの豊だったのでしょう。第8ワルツの人肌のぬくもりにもうっとり。そして終結部の陶酔的な美しさ!これは一朝一夕に成し得た技ではありません!まさに「高雅」と「感傷」の両面を完全にブレンドし尽くした逸品!
優しく頬を撫でるフレージングが魅力の「ラ・ヴァルス」、ストラヴィンスキーも聴きたくなるくらいヴィルトゥオジティとダイナミズムを発揮し尽くしたルーセルも一聴の価値あり。
フォンクはスラトキンの後を受けて1996年にセントルイス響の音楽監督に就任しましたが、広くその実績を知られることなく2002年には体調不良で退任。その後新たな病にも冒され、2004年に亡くなってしまいました。このCDの素晴しさに気づくと、このコンビの他の演奏も漏らさず聴きたくなること必至です。  【湧々堂】
PTC-5186.320
メシアン:トゥーランガリラ交響曲 ギャリック・オールソン(P)、
ジャン・ローレンデュー(オンド・マルトノ)、
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

1999年2月12日〜13日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ
フォンクのレパートリーの広さと、セントルイス響の力強さが存分に発揮されたメシアン。ギャリック・オールソンのピアノとベテラン奏者ローレンデューのオンド・マルトノも聴きどころの1つ。

PTC-5186.321
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:2001年4月19日〜21日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ
フォンクのブルックナーは高評価を受けながら、この録音を聴くと、全集の形で録音を遺してくれなかったことがなんとも残念でなりません。まず、オケの響きの素晴しさ!知らずに聴いたらアメリカのオケだと気づく人はほとんどいないでしょう。そのヨーロッパ的なサウンドの魅力をたっぷり湛えた響きにのせて醸し出されるのが世にも美しい「ロマンティック」!スクロヴァチェフスキのような理知的で凝縮力の強い造型を目指すアプローチとはある意味対極にあり、あえて言えばケンペのブルックナーに近いかもしれません。全編を通じて息づく温かな詩情がこの作品固有の魅力を引き立て、ヒューマンな印象を与えながらマーラーのようなドロっとした人間臭さには陥いらない、その絶妙なバランス感覚に脱帽です。フォンクの音色に対するセンスをもっとも痛感させるのが第3楽章の中間部。弦も管もヴィブラートを徹底的に抑えて素朴さの極致!そのあえて感情を注入しない淡々とした流れがこの楽想の自然発生的な美しさを十二分に伝えているのです。このヴィブラート抑制は、アーノンクールなどが行なうのとは全く意味合いが異なることにもご注目下さい。終楽章は当然のことながらもっとも力感に満ちた演奏ですが、トゥッティの美しさと精神的に浄化し尽された響きの魅力に言葉を失います。素朴な美しさを保った第2主題は弦に移行するとややテンポを速めますが、緊張感も共感の度合いも薄まることなく音楽を有機的に連鎖させていく手腕にもハッとさせられます。コーダは予想通り一切もったいぶらずストレートな進行でありながら、爽やかな開放感とは無縁の精神的高揚を実現するとは、何という含蓄に富んだ至芸でしょう!そして最後の大斉奏!こんな高潔で内燃力を孕んだ締めくくりが他にあるでしょうか!!
ブルックナーの交響曲の中でももっともロマンティックでありながら、情に傾きすぎるとブルックナー自体が死んでしまいかねない第4交響曲ですが、その意味でもフォンクの芸術性と見識の高さに心から敬意を表さずにはいられません。 
 【湧々堂】
PTC-5186.322(1CD)
モーツァルト:交響曲第40番、
ベートーヴェン
:交響曲第7番
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:1998年9月24日−25日、1999年1月8日&9日* パウエル・シンフォニー・ホール・ライヴ
第1回目のリリースとなった4タイトル(PTC-5186 318〜321)は、オランダのグラミー賞との呼ばれる権威あるエディソン賞に選出されるなど母国オランダを含む世界各国で称賛の声を集めています。スラットキンの後任として1996年にセントルイス響の音楽監督に着任したハンス・フォンクは、数多くのレコーディングやコンサートを精力的にこなしていたが、度重なる病の影響で1996年から務めていたセント・ルイス交響楽団の音楽監督を2002年に辞任。その後、筋萎縮性側索硬化症との闘病の末、2004年8月29日に63歳で志半ばにしてこの世を去ってしまったハンス・フォンクですが、セントルイス響と歩んだ軌跡は、今回のリリースで計8タイトルとなる「ハンス・フォンク・レガシー」の中にしっかりと刻み込まれています。
特にモーツァルトが絶品!ブロムシュテットやC・デイヴィスのように一切奇を衒わず、丹念に造型を築くタイプのモーツァルト。第1楽章は完全にイン・テンポで進行しますが、音楽の流れは決して単調に陥らず、内面で脈々と呼吸が伸縮し続けるので、人間味豊かな。第2楽章はセントルイス響のハイセンスな資質が十分に生かされた声部の見通しの利いた清潔感が印象的。特に楽章開始直後の0:30からのヴァイオリンの最弱音の透き通った美しさには唖然。第3楽章はリズムが上滑りせず、拍節感も律儀に表出。そこにはアカデミックな冷たさはなく、ただモーツァルトの息遣いだけが聞こえます。超絶品なのが終楽章!第1楽章同様、洗練されたイン・テンポを貫き、アンサンブルの凝縮力が見事。速めのテンポを採用していますが、音を外に放射せず、まさに「悲しみの疾走」と言える向こう見ずな推進力に息を飲みます。展開部の中低域の弦の細かい動きのなんと有機的なこと!この作品独特に緊迫感を最初から最後まで絶やすことなく、美しいイフォルムで構成し尽くた究極の職人芸です!
ベートーヴェンも期待を裏切らない素晴らしい演奏で、その職人芸がただ頑固さだけに支えられているのではないと言うことを証明するのが終楽章の0:30!ホルンの雄叫びで開始されるこのフレーズは、木管が下降していくのに対しホルンが高音へ跳躍しますが、フォンクは前半をホルン、後半を木管にと主役を自然に受け渡すのです。これを説明調にならずにサラッとやってのけるのですから恐れ入るばかりです。コーダは全てのパートが芯から灼熱! 【湧々堂】

PTC-5186.323(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 エスター・ハイデマン(S)、
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:2002年5月3日&4日パウエル・シンフォニー・ホール・ライヴ
これがフォンク&セントルイス響のラスト・コンサート!しかし病魔の影は微塵も感じられず、生き生きとした表現意欲と、フォンクの最大の資質ともいえる、決して自身が出しゃばり過ぎることのない絶妙なバランス力は健在。木目調の純朴な響きを基調とした誠実な解釈で、安心して作品の素晴らしさに身を委ねることができます。しかし模範的な演奏といのに止まらず、聴けば聴くほど味わいの宝庫!例えば第2楽章7:31からのフレーズは無駄を排したイン・テンポですが、それが単なるイン・テンポ以上の豊穣なニュアンスが香り立つのです。第3楽章4:20以降、ホルンの持続音に続くオーボエのフレーズの何という儚さ!更に聴き逃せないのが終楽章のソプラノ。ハイデマンの声はリリカルでありながら粘着味も帯びており、マーラー特有のロマンを描くにはまさにうってつけ。その声の魅力を最大に生かして、どこかウェットな情感に惹きつけられます。中高域に掛けての音程が抜群に良いのも注目点。【湧々堂】
PTC-5186.324
フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」Op.5
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:パウエル・シンフォニー・ホール・ライヴ
ハンス・フォンクのレパートリーの広さ、セントルイス響を完全に掌握していた手腕の証し。
PTC-5186.325(1CD)
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
交響曲第4番へ短調Op.36*
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:1997年2月13日−16日、1999年9月17日&19日* パウエル・シンフォニー・ホール・ライヴ
チャイコフスキーにしてはこの演奏は渋すぎると思う方もいらっしゃるでしょうが、ギンギンに突進するチャイコフスキーに辟易という方にはまさにうってつけ。しかしそれ以上に、ここでもフォンクの決して楽想のツボを外さない構築力とオケの掌握力の確かさを強調せずにはいられません。「ロメ・ジュリ」は、序奏部から歩みが堅実そのもので、情に流されるそぶりを全く見せませんが、声部バランスの良さ、内に秘めた闘志と確信に、自然と引き込まれます。主部以降もドキッとする演出こそありませんが、その手堅い表現そのものが音楽に説得力をもたらしています。
交響曲は無理のないテンポ感が全楽章で一貫しており、リズムの打ち込みも決してノリに任せずに謹厳実直。まるでドイツの職人気質の指揮者のようですが、その頑固さが押し付けがましくない形でオケ全体に浸透し、音自体はは実に伸びやかに発せられるのですから、フォンク恐るべしです!第1楽章の大音量のトゥッティでもバランス崩壊など皆無。ほとんどの指揮者が大見得を切りたがる終結も一切ハッタリは御法度。第2楽章は情に流されずに、ただただススコアを誠実に鳴らすことに徹していますが、それがニュアンスの欠如に繋がらず、むしろチャイコフスキーの管弦楽法のセンスを改めて再認識させてくれるのです。終楽章ですら外面的な派手さに偏ることはありません。誰にでもはっきりと分かる誇張的表現がないだけにコメントしにくいのすが、ただ何の変哲もない演奏といってあしらうわけにはいかない独特の手応えを感じ出したら、最後まで切り上げることができない不思議な力が潜んでいるのです。もちろん、聴後の感銘の深さは、ド迫力でドカドカ鳴らした演奏とは全く別次元です。
それにしても、特筆すべきはセントルイス響の素晴らしさ!今までリリースされた全ての録音にも共通していますが、技術的に素晴らしいだけでなく、音楽を確実に感じ取り、どんなに些細で細かい音型であっても空虚な響きがする瞬間が見当たらないのは驚くべきことです。センス満点のスラットキンの残した財産をフォンクががっちりと受け止めて更に結晶化させ、進化させたともいえるこの成果は、他のオーケストラも模範としてほしいいものです。  【湧々堂】


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