湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Pentatone
(オランダ)


ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したクラシック音楽専門のレーベル。かつてのオランダ・フィリップスの幹部たちによって設立され、ほぼすべてのタイトルがSACDハイブリッド盤でリリースされています。最新録音のシリーズと、「RQR (Remastered Quad Recordings) series」という、定評のあるカタログ音源(4チャンネルステレオquadraphonic recordings)をライセンス使用して、DSD マスタリングを施した復刻シリーズの2 つのラインナップがあります。

RQR (Remastered Quad Recordings) シリーズフィリップス・DG音源【4 チャンネルステレオquadraphonic recordings】をライセンス使用して、DSD マスタリングを施した復刻シリーズ)
ARCH MEDIAシリーズハンス・フォンク&セントルイス響のライヴ音源を復刻するシリーズ


※「単価=¥0」と表示されるアイテムは廃盤です

※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1SACD(ハイブリッド)です。
品番 内容 演奏者
PTC-5186.001
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
シューベルト:アダージョとロンド.イ長調 D.438
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ヴェスコ・エシュケナジー(Vn)
マルコ・ボーニ(指)コンセルトヘボウCO

録音:2001年8月、オランダ、MCOスタジオ1
※使用楽器:1738年製グァルネリ・デル・ジェス
PTC-5186.002
モーツァルト:交響曲第29番
セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」
交響曲第5番変ロ長調 K.22「ハーグ」
セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
マルコ・ボーニ(指)
コンセルトヘボウCO

録音:2001年9月
PTC-5186.003
トッカータ〜ドイツ・オルガン音楽の200年
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
コンチェルト ニ短調 BWV.596
ホミリウス(1714-1785):コラール前奏曲
クレープス(1713-1780):トリオ変ホ長調
ケルナー(1736-1803):前奏曲ハ長調
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ ニ長調 Op.65-6
ラインベルガー(1839-1901):オルガン・ソナタ第11番〜カンティレーナ
レーガー:トッカータ ニ短調 Op.59-5
ブラム・ベークマン(Org)

録音:2001年10月
ミッデルベルグ・オースト教会のレイッケレ製オルガン使用
PTC-5186.004
マーラー:交響曲第5番変ハ短調 ハルトムート・ヘンヒェン(指)オランダPO

録音:2001年3月、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ライヴ
PTC-5186.008
タンゴ・ロイヤル
クラーイェンホフ:赤いカーネーション
ピアソラ:天使のミロンガ、ロコへのバラード
クラーイェンホフ:マキシマ、
 ミロンガ・パラ・ティアザ
ピアソラ:バンドネオン協奏曲「アコンガクア」、
 オブリビオン
アルバレス:マイパ
ピアソラ:アディオス・ノニーノ
カレル・クラーイェンホフ(バンドネオン)、
ヴェスコ・エシュケナジー(Vn)、
ヘーレン・クーレ(S)、
セステート・カンジェンゲ、
エド・スパニャールト(指)
コンセルトヘボウ室内O、
オランダ室内Cho

2002年4月、MCO(ヒルヴァーサム)
オランダにおけるバンドネオンのアンバサダー、カレル・クラーイェンホフのピアソラと自作をメインとしたタンゴ・アルバム!ピアソラの弟子であり、オランダ皇太子の結婚式で演奏した「アディオス・ノニーノ」が話題を呼んだクラーイェンホフ。2002年にオランダのみでリリースされた際には、50000枚以上(!)のセールスを記録した驚異のバンドネオン・アルバム「タンゴ・ロイヤル」が、ピアソラ没後20周年の2012年に復活です!
PTC-5186.009
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48
フィレンツェの思い出 Op.70(弦楽合奏版)
マルコ・ボーニ(指)コンセルトヘボウCO

録音:2002年4月
PTC-5186.011
大物ナレーションによる「ピーターと狼」
(1)ジャン=パスカル・バンテュス
(b.1966):「狼のたどる道」〜プロローグ
(2)ジャン=パスカル・バンテュス:「狼のたどる道」〜イントロダクション
(3)プロコフィエフ:「ピーターと狼」
(4ジャン=パスカル・バンテュス(b.1966):「狼のたどる道」〜間奏曲
(5)ジャン=パスカル・バンテュス(b.1966):「狼のたどる道」
(6)ジャン=パスカル・バンテュス(b.1966):「狼のたどる道」〜エピローグ
ケント・ナガノ(指)ロシア・ナショナルO

(1)ナレーター:ミハイル・ゴルバチョフ
(2)ナレーター:ソフィア・ローレン
(3)ナレーター:ソフィア・ローレン
(4)ナレーター:ミハイル・ゴルバチョフ
(5)ナレーター:ビル・クリントン
(6) ナレーター:ミハイル・ゴルバチョフ
PTC-5186.015
フランツ・シュミット:交響曲第4番
「ノートル・ダム」〜序奏/間奏曲/謝肉祭の音楽
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO
PTC-5186.016
ハイドン:交響曲第44番「哀しみ」
交響曲第22番「哲学者」
交響曲第63番「ラ・ロクスラーヌ」
マルコ・ボーニ(指)コンセルトヘボウCO
PTC-5186.017
ゴードン・ゲッティー(1933-):カンタータ「ジョーンと鐘」*
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」第2組曲
リサ・デラン(S)*
ウラディーミル・チェルノフ(Br)*
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ロシア・ナショナルO
エーリク・エリークソン室内cho
PTC-5186.018
若尾圭介
J・C・バッハ
:オーボエ,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロの為の四重奏曲 変ロ長調 Op.8-6
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
ブリテン:オーボエと弦楽三重奏の為の幻想曲 Op.2
プロコフィエフ:オーボエ,クラリネットと弦楽の為の五重奏曲 ト短調
バッハ:復活祭オラトリオ BWV.249〜オーボエと弦楽の為のアダージョ
若尾圭介(Ob)
ボストンSO団員
PTC-5186.019
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ヤコフ・クライツベルク(指)
ロシア国立SO



PTC-5186.020
フォーレ:レクイエム Op.48
パヴァーヌ Op.50
マドリガル Op.35/魔神たち Op.12
アヴェ・ヴェルム・コルプス Op.65-1
タントゥム・エルゴ Op.55
ジャン・ラシーヌの讃歌 Op.11
クリスティアーネ・エルツェ(S)
ハリー・ペーテルス(Br)
エド・スパニャールド(指)
マーストリヒト・リンブルフSO
オランダ室内cho
曖昧さ皆無!雰囲気に流されずに明確に表現しきった驚異のフォーレ!「パヴァーヌ」は、有名なわりには良質な演奏は決して多くないだけに、この超優秀録音の登場は嬉しい限りですが、お楽しみは後回しにして、まずは1曲目の「レクイエム」。こちらは、版の選択も含めて様々なスタイル演奏が出尽くした感のある作品ですが、これがいきなり感動的!ガラス細工に触れるよう脆弱さも、曖昧模糊とした淡色トーンでもなく、明確な表現に徹し、造型も極めて強固。ノンヴィヴラートの合唱自体は珍しくないですが、1曲目冒頭で聴かせるハーモニーのブレンド感と感触のきめ細やかさに早速心奪われます。2曲目でも強弱のコントラストにしっかり訴え掛けようとする意思が宿り、完璧なテクニックとともにその思いがひしひしと伝わります。3曲目のバリトンも表面的な美しさから更に踏み込んだ歌い込みを聴かせ、この歌い方を他の伴奏で行なったなら浮いてしまいかねないほどの語り口ですが、スパニャールドが導く高密度を誇る音像の中では、これ以外の表現は考えられません。そのスパニャールドの表現力の幅広さは全く見事で、「サンクトゥス」で、ひたすらアルペジョを奏でるハープが、控えめながら存在をはっきり示して、まさに泉の波紋のような効果を引き出すバランス感覚は、そのほんの一例。決してSACDハイブリッドだけの成果ではありません。カップリング曲の中の「魔人たち」は、フォーレの作品の中でも特にダイナミックな作品ですが、その容量一杯にニュアンスを盛り込ん出いて、これまた軽く聴き流せません。最初にひそひそと囁くような語りかけから圧倒的な高揚に至るまでの呼吸の持久力、フォームの磐石さが、求心力の極めて高い指揮とともに一層説得力を持って迫ります。さて、「パヴァーヌ」です。ご存知の通り、合唱つきの演奏とオケのみの場合とが存在し、オケ版には小澤の意外なほどスローテンポによるロマンティックな演奏や、プラッソン、ジョルダンなど、素敵な演奏が少なくないですが、合唱付きとなると、私が聴いた限りでは、モーリス・ハンドフォード(cfp)を唯一の例外として、どれも合唱とオケのバランスが悪く、雰囲気を損なうものばかりなのが不思議でならないのですが、これはその渇きを癒してくれるのに十分どころか、足のつま先まで鳥肌が立つほど感動の極致!しかもテンポが過去最速の4分台!当然、フレージングを長目にとることになるのですが、そのアーティキュレーションの確かさと清潔さ、そして合唱のクオリティの高さが一体となって、かつてない立体感と切迫感を盛り込んでいるのです。オランダ室内合唱団は、クイケン(ACCENT)やブリュッヘン(Glossa)の「モツ・レク」など、多くの録音が存在しますが、そのテクニックと表現力はまさに破格のもの。1883年に結成されたリンブルフ交響楽団はオランダでも特に長い歴史を持つオーケストラの1つ。2001年より、見事な牽引力を誇るスパニャールドがその音楽監督を務めていますが、これら全ての音楽性がががっちりと融合したこの録音は、超優秀録音の成果とともに、全音楽ファンに味わっていただきたいものです【湧々堂】
PTC-5186.021
魅惑のガーシュウィン
ガーシュウィン(ボブ・ジンマーマン編):パリのアメリカ人
ピアノの為の3つのプレリュード
ファシネイティング・リズム(魅惑のリズム)
アイ・ガット・リズム/クラップ・ユア・ハンズ
ララバイ(子守歌)/3つのトリビュート
ラプソディ・イン・ブルー
サムワン・トゥ・ワッチ・オーヴァー・ミー(誰かが私を見つめている)
エンブレイサブル・ユー
七色のファンタジー/わが愛はここに
ヴェスコ・エシュケナジー(Vn)
リュドミル・アンゲロフ(P)他
PTC-5186.022
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35*
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23+
クリスティアン・テツラフ(Vn)*
ニコライ・ルガンスキー(P)+
ケント・ナガノ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2003年2月、モスクワ音楽院コンサート・ホール
PTC-5186.023
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
第4番 変ホ長調 Op.7
第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
児玉麻里(P)

録音:2003年1月20日-25日、2004年4月26日、ドープスヘジンデ教会
PTC-5186.024
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
ピアノ・ソナタ第26番「告別」
児玉麻里(P)

録音は2003年1月20日-25日、ドープスヘジンデ教会
PTC-5186.026
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
レーヴェ:ピアノ協奏曲第2番 イ長調
児玉麻里(P)
ケント・ナガノ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2003年2月
PTC-5186.027
ラフマニノフ:晩祷 Op.37 ニコライ・コルニエフ(指)
サンクトペテルブルク室内cho
PTC-5186.028
シュターミツ&リヒター:弦楽の為のシンフォニア集
ヨハン・シュターミツ:4声のシンフォニア イ長調(1750以前)
フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):4声のシンフォニア 変ロ長調(1740頃)
4声のシンフォニア ハ短調(1750以前)
ヨハン・シュターミツ:4声のシンフォニア ニ長調(1750以前)/
交響曲ニ長調Op.11-1〜アンダンテ・ノン・アダージョ
サイモン・マーフィー(指)
新オランダ・アカデミーCO
PTC-5186.029
マンハイム、様式の創造
ヨハン・シュターミツ(1717-1757):4声のシンフォニア ヘ長調(1750年以前)
フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):4声のシンフォニア ハ長調「ドイツの旋律」(1750年頃)
4声のシンフォニア 変ホ長調(1754)/同 ト長調
サイモン・マーフィー(指)
新オランダ・アカデミーCO
PTC-5186-030
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO
「交響曲第9番」でスタートするスイス・ロマンド管とのブルックナー・チクルスは今後数年かけて録音が進められていく予定となっており、ヤノフスキの十八番であるブルックナーの解釈やオーケストラ・ビルダーとしての手腕に注目が集まることは必至!ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)での録音。
PTC-5186.031
コレッリ:合奏協奏曲第11番 変ロ長調 Op.6-11
4声のソナタ ト短調
合奏協奏曲第12番ヘ長調 Op.6-12
同第4番 ニ長調 Op.6-4
同第8番 ト短調 Op.6-8「クリスマス協奏曲」
4声のフーガ
サイモン・マーフィー(指)
ニュー・ダッチ・アカデミー
PTC-5186.032
ロシア・バレエ組曲集
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲第1番
ハチャトゥリアン:「スパルタカス」組曲 から
ショスタコーヴィチ:「ボルト」組曲 Op.27
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ロシア・ナショナルO
PTC-5186.034(3SACD)
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミュラ」(原典版) タラス・シュトンダ(Bs-Br)
エカテリーナ・モロゾワ(S)
ワジム・リンコフスキー(Bs)
アレクサンドラ・ドルセネワ(A)
パニフィロフ(T) 他
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ボリショイ劇場O&cho

録音:2003年4月、ライヴ
PTC-5186.038
タネーエフ:カンタータ第2番「詩篇の朗読」Op.36 ロリータ・セメニナ(S)
マリアンナ・タラソワ(A)
ミカイル・ガブスキー(T)
アンドレイ・バトゥルキン(Bs)
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO
サンクトペテルブルク国立アカデミー・カペラcho
グリンカ合唱学校少年cho
PTC-5186.039
ヨゼフ・シュミット(1734-1791):初期交響曲と室内楽作品集
交響曲 ニ長調 Op.1-1/同 変ロ長調 Op.6-2/同 ト長調
フルート,ヴァイオリン,ィオラとチェロの為の四重奏曲 ホ短調 Op.3-3
フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロの為の四重奏曲 ト長調 Op.3-6
交響曲 変ホ長調「ハーディガーディ」
サイモン・マーフィー(指)
新オランダ・アカデミー
18世紀ドイツに生まれ、主にオランダを活躍の場としたヨーゼフ・シュミット。マンハイム楽派の手法に従ったシュミットの音楽は、当時幅広い支持を得ていました。ヨーゼフ・シュミットの作品は、アムステルダムの楽譜出版社フンメルからの出版が多く見受けられますが、シュミット自らも楽譜出版者として活躍。その出版物は特に北欧諸国に渡っていたとされています。また、12曲以上の作品がハイドンの作品として扱われていたこともあり、「オランダのハイドン」との異名を持っています。これまでペンタトーン(PentaTone)にコレッリやシュターミッツの録音を行っているマーフィー&新オランダ・アカデミーによるオリジナル楽器の演奏が、世界初録音を収録曲を更に際立たせている。 
PTC-5186.040
ゴードン・ゲッティ(1933-):合唱作品集
合唱と管弦楽の為の「ヤング・アメリカ」*
合唱と管弦楽の為の「古きのウェールズの歌」
男声合唱と管弦楽の為の「アナベル・リー」*
合唱と管弦楽の為の「勝利の場面」
独唱,合唱と管弦楽の為の歌劇
「プランプ・ジャック」〜エルサレム
マイケル・ティルソン=トーマス(指)*
サンフランシスコSO&cho*
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ロシア・ナショナルO
エリク・エーリクソン室内cho
ゲッティー・オイル社の資産相続人であり、サンフランシスコ交響楽団の理事でもあるゴードン・ゲッティーの合唱と管弦楽のための作品集。作曲家としても活躍中のゲッティー。その作品は不協和音を適度に採り入れたダイナミックで情感豊かなサウンドが特色という。何よりもティルソン=トーマス&サンフランシスコ響、ヴェデルニコフ&ロシア・ナショナル管、そしてエリク・エリクソン室内合唱団という超豪華演奏陣を惜しげも無く起用してくるあたりはさすがオイル・マネー!?

PTC-5186.041
ワーグナー:前奏曲&序曲集
「さまよえるオランダ人」序曲
「リエンツィ」序曲
「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
「タンホイザー」序曲
「ローエングリン」第3幕前奏曲
「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO

録音:2003年 ヤクルト・ホール(アムステルダム)
2011年3月15日、51歳という若さで亡くなったクライツベルクは、兄のビシュコフ同様、ハッタリのない作品に対する誠実な姿勢を貫きながら、作品の持ち味を自然に引き出すことができる素晴らしい才能の持ち主でした。特定の声部の誇張を避け、美しく響く最良のバランスを保って安定感のある演奏を展開させ、聴けば聴くほど味が滲み出る音楽作りのセンスはこのワーグナーでもしっかり堪能できます。と言うよりも、ワーグナーの過去の様々な演奏スタイルを経て行き着いた最終ゴールという感さえ与える、真の純音楽的アプローチの極みと言いたいほどです。
「オランダ人」では、まずリズム感が実に素晴らしく、4:45からのホルンとも木管のフレーズに象徴されるように符点リズムを徹底的に正確に演奏させながら、窮屈な印象を全く与えません。「水夫の合唱」のテーマの清々しさも聴きもの。ここでもフレーズの末端まで音楽を感じ切っているのがわかります。コーダのテンポ・ルバートはかなり大きなコントラストをつけてテンポを落としますが、これがまた大仰さが皆無で、見事に最後の一音のまで呼吸を維持しています。
「リエンツィ」序曲は、「リエンツィの祈り」のテーマはどんな演奏でもそれなりに美しいですが、こんな切ない心情を吐露したような深みを湛えた演奏には出会ったことがありません。この曲を運動会的な軽薄な作品と決め付ける向きもあるようですが、ここでの行進曲以降の愛情の塊に触れてはそんなことも言っていられないでしょう。しかも8:28からの小太鼓の強烈な沸き立ち方は凄いインパクトですが、これすらも嫌らしさがないのです。
「マイスタージンガー」はテンポは11分を越えて遅い部類に入る演奏ですが、絶妙なテンポ・ルバートも妙も含め、全体の流れに弛緩がなく、全てに意味が宿っています。2:43以降はクライツベルクとはなんといい指揮者なんだろうと心のなかで呟くことしきり!3:39のテンポ・ルバートの大きさと有機性には涙を禁じえませんし、それ以降は各声部が緊密の度を高めつつ、しかし勢いに任せることなく音楽を限りなく熟成させ、気がつくとコーダではクナ張りの低速に達しているという感動的な流れ!
「タンホイザー」も聴き始めたら途中で気切り上げられない素晴らしら!中でも9:47からのテンポの溜め方!こんな事を自然にやってのけ指揮者がいたのです。「ローエングリン」はいわゆる演奏会用のコーダ付きですが、単純で派手な締めくくりでなく、強弱配分の精妙さが見事。
その精妙さの極みが「トリスタンとイゾルデ」!音色と呼吸の一体感に寸分のズレがあっても音楽が台無しになりかねないこの冒頭部分をこれほど緻密に築きあげるとは信じられません。2:05からのヴァイオリンのフレージングが最後の一音が消え入るまで余韻を持たせるながらチェロと対比させるのも感動的で、その後の弦の融合とコントラストの妙味の前では、もう言葉が出ません。「愛の死」は色彩変化、呼吸の振幅などがさらに変幻自在と化し、愛の機微を知り尽くさねければ表出し得ない官能の渦!3:02以降の弦のトレモロ以降の緊張感の醸成には手に汗握り、3:24以降の愛の噴出はまさに歓びの絶頂!!!奇跡的な名演奏と呼ぶしかありません!【湧々堂】
PTC-5186.042
ブラームス:交響曲第2番
悲劇的序曲
ハンス・フォンク(指)オランダRSO
PTC-5186.045
ハンス・フォンク〜ファイナル・セッションズ
ブラームス:大学祝典序曲
アルト・ラプソディ*
ハイドンの主題による変奏曲
イヴォンヌ・ナエフ(A)
ハンス・フォンク(指)
オランダRSO、同cho*

録音:2003年8月18-21日、オランダ、ヒルフェルスム、MCOスタジオ
PTC-5186.046
ストラヴィンスキー:音楽劇「兵士の物語」組曲
11の楽器の為の「ラグタイム」
音楽劇「兵士の物語」〜小さなコラール
協奏曲 変ホ長調「ダンバートン・オークス」
弦楽の為の協奏曲 ニ長調「バーゼル協奏曲」
小管弦楽の為の組曲第1番/同第2番
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
ブレーメン・ドイツ・カンマーPO
PTC-5186.048
モーツァルト:クラリネット協奏曲*
 クラリネット五重奏曲+
アンドルー・マリナー(Cl)
ネヴィル・マリナー(指)*
ASMIF*、同室内アンサンブル+
ネヴィル・マリナーの80 歳、息子でクラリネット奏者のアンドリュー・マリナーの50 歳を記念して製作されたアニヴァーサリー・アルバム。

PTC-5186.050
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番/第2番 アムステルダム・ストリオーニ・トリオ
アムステルダム・ストリオーニ・トリオは、ヴァイオリンのヴォウター・フォッセンの使用するクレモナの名器、ローレンティウス・ストリオーニ(1794年製)を名前の由来とする1995年結成のアンサンブル。
PTC-5186.051
ブルックナー:交響曲第7番 ヤコブ・クライツベルク(指)ウィーンSO

録音:2004年6月、ウィーン・コンツェルトハウスライヴ
2004年の来日公演では、オケの楽器配置も含めて独特の見識を見せ、内容の濃い演奏(シューベルトの「グレート」!)を聴かせてくれたコンビの待望録音!
PTC-5186.052
ヨハン・シュトラウ:ワルツ集
皇帝円舞曲 /ウィーンの森の物語
芸術家の生活/北海の絵
美しく青きドナウ/南国のバラ Op.388
ヤコフ・クライツベルク(指)ウィーンSO
ブルックナーの交響曲第7番”(PTC 5186 071)がグラミー賞において、「Best Orchestral Performance」と「Best Engineered Album」の2部門にノミネートされるなど演奏、録音の両面から世界的な評価を受けたクライツベルク&ウィーン交響楽団。これまでブルックナーやワーグナーなど重量級のプログラムのリリースが中心だったクライツベルクのワルツ集。
PTC-5186.054
ゲッティ:ソプラノの為の歌曲集「ホワイト・エレクション」〜エミリー・ディキンソンの詩による リサ・デラン(S)、
フリッツ・シュタイネッガー(P)
20世紀アメリカの石油王ポール・ゲッティの息子にして、ゲッティ・オイルの相続者でもあったゴードン・ゲッティ(1933−)。音楽にも才能を発揮するゲッティの「ホワイト・エレクション」は、19世紀アメリカの詩人エミリー・ディキンソンの32の詩を題材としたソプラノの為の連作歌曲集である。ゲッティの音楽的才能と情熱、侮るべからず。
PTC-5186.056
弦楽合奏の為の作品集
ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲
ハルトマン(1905-1963):ヴァイオリンと弦楽合奏の為の「葬送協奏曲」
バルトーク:弦楽の為のディヴェルティメント
ゴルダン・ニコリック(指)オランダCO
シモン・ゴルトベルクによって1955年に創設された世界でも屈指の室内オーケストラ、オランダ室内管弦楽団のPentatoneデビュー・アルバム。バルトーク、ブリテンの名作と共に収録されているのはナチス・ドイツで反ファシズムを掲げたハルトマンの作品。ゴルダン・ニコリックは2003年よりオランダ室内管のリーダー兼コンサートマスターをつとめているヴァイオリン奏者。
PTC-5186.058
フランス音楽の旅
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
組曲「鏡」〜鏡の谷(グレインジャー編)
 ボレロ
フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ヤコブ・クライツベルク(指)オランダPO
COBRAレーベルで活躍中のアムステルダム・ストリオーニ・トリオがPentatone初登場!アムステルダム・ストリオーニ・トリオはヴァイオリンのヴォウター・フォッセンの使用するクレモナの名器、ローレンティウス・ストリオーニ(1794年製)を名前の由来とする1995年結成のアンサンブル。ハイドンからコンテンポラリーまでの幅広いレパートリーを持ち、その録音、コンサートでのパフォーマンスはオランダをはじめとするヨーロッパのメディアに絶賛されており、今後の活動に注目し続けたいアンサンブル。
PTC-5186.059
ロシアのヴァイオリン協奏曲集
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2004年5月、DZZスタジオ5、モスクワ
PTC-5186.060
R.シュトラウス:組曲「町人貴族」
クラリネットとファゴットの為の二重協奏曲 AV.147
「カプリッチョ」からの六重奏曲
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
ブレーメン・ドイツ・カンマーフィルハーモニー
PTC-5186.061
チャイコフスキー:組曲第3番 ト長調
ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント(バレエ組曲「妖精の口づけ」より編曲)
ヴラディーミル・ユロフスキ(指)
ロシア・ナショナルO
現在、ヨーロッパを中心に目覚しい活躍を見せている注目の若手指揮者ウラディミール・ユロフスキのペンタトーン・デビュー盤。注目の内容は祖国ロシアの名門オケであるロシア・ナショナル管を率いたロシア・アルバム。2曲とも決して交響曲やバレエ音楽に比べると演奏機会の多い作品ではないですが、ユロフスキの繰り広げる壮大な音楽はまさしく評判に違わぬスケールを持っています。父にカプリッチョなどでお馴染みの指揮者ミハイル・ユロフスキを持つウラディーミル・ユロフスキは、グラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロンドン・フィル、ロシア・ナショナル管の主席客演指揮者のポストにある急速に評価を高めている俊英。
PTC-5186.063
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.3
第16番 ト長調Op.31-1
第17番 ニ短調Op.31-2「テンペスト」
第18番 変ホ長調Op.31-3
児玉麻里(P)

PTC-5186.064
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
第3番 ト長調 K.216/第4番 ニ長調 K.218
ヴァイオリンと管弦楽の為のアダージョ ホ長調 K.261
ヴァイオリンと管弦楽の為のロンド 変ロ長調 K.269
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコブ・クライツベルク(指)オランダCO

録音:2005年4月、ワロン教会、アムステルダ
毎日でも味わいたい!もぎたてのモーツァルト!!バッハに続くユリア・フィッシャーの同レーベルへの録音第3弾。何と愉しいモーツァルトでしょう!モーツァルトのヴァイオリン協奏曲をピアノ協奏曲より一段下に見る向きもありますが、こういう素晴らしい演奏に触れると、そんな疑念を抱いている暇はありません。とにかく全てを吹っ切った天真爛漫な音楽性のはじけ方が素晴らしいのです。第3番はリズムは鋭敏に弾みながらまろやかさと温かみを感じさせ、人なつっこさ満点の表情で迫り、早速イチコロ!第1楽章展開部の短調に入ってからも推進力を保持したまま深い情感を湛え、美しいホールトーンと相俟って音楽のイメージがますます広がります。第2楽章の弱音の美しさも絶品で、常に音は脆弱にならずに凛とした香りと芯を感じさせ、部屋中をまさに純白の輝きで満たしてくれます。特に短調に転じる3:03からのフレージングの息の長さと美音の安定感には言葉をなくします。終楽章は低弦に見事な弾力を与えた伴奏の躍動感に乗せて、これまた至純の音楽が連綿と流れます。ピチカートの伴奏が現れる部分の気品に満ちたフォルム、ヴィヴラートとノン・ヴィヴラートを自在に織り交ぜた多彩でコクのあるなニュアンスにびっくり。第4番も感動的で、聴き手をワクワクさせずにおかない音楽味満点のニュアンスの連続。オケの導入からして、その先の素晴らしい展開が予見されるほど魅力的で、その養分をたっぷり吸い込んで滑り出すヴァイオリンは、冒頭の連続する高音域が生命の誕生のような瑞々しさ!しかもその瞬間に古典的な様式感も確立してしまうセンスというのは、いくら賞賛しても足りません。展開部の陰影の濃さも忘れられません。終楽章では、さり気ない装飾音が人間の鼓動そのものとして脈打たびに琴線に触れます。重音箇所での技術的な安定はもとより、その感覚的な面白さをじっくり伝えるゆとりのフォrルモも絶品。これら名演奏に見事に華を添えている指揮のクライツベルクも大功労者!単なる伴奏に止まらず自己主張を続けながら、押し付けがましくならずに、初めて聴くような瑞々しさで一杯。伴奏だけ聴いて愉しいと思える演奏はそうそうありません。それでいながら、ソリストと完全な調和も図る手腕は只事ではありません。シュロモ・ミンツによる端麗な名盤が出たばかりですが、これはそれとは好対照をなす、生まれたてのモーツアルトです!なお、カデンツァの内訳は以下の通り。【湧々堂】
●Vn協No3−第1楽章(ユリア・フィッシャー)/第2楽章(ヤコブ・クライツベルク)/第3楽章(サム・フランコ、ユリア・フィッシャー)●Vn協No4−第1楽章&第2楽章(ユリア・フィッシャー)/第3楽章(ヨーゼフ・ヨアヒム)●「アダージョ」(ユリア・フィッシャー)「ロンド」(ユリア・フィッシャー)
PTC-5186.065
ドヴォルザーク:交響曲第8番、
交響詩「野ばと」、交響詩「真昼の魔女」
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO

PTC-5186.066
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
ユリア・フィッシャー(Vn)、
ダニエル・ミュラー・ショット(Vc)、
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO

録音:2006年12月&2005年12月
カップリングの「二重協奏曲」には、同じくドイツ期待の若き天才チェリスト、ダニエル・ミュラー=ショットが参戦。これまでにも2人は度々「二重協奏曲」などを中心に共演を重ねており、コンビネーションは抜群!2006 年秋には23 歳という若さでドイツの名門フランクフルト音楽大学の教授に就任するなど、ユリア・フィッシャーのスケールは規格外。巨匠の域へ足を踏み入れつつあるユリア・フィッシャーの風格漂うブラームス。お聴き逃しなく!
PTC-5186.067
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
児玉麻里(P)
前作から約1年振りのリリースとなるこの4枚目の録音では、若かりしベートーヴェンが生んだ最初の3曲(第1番〜第3番)を収録。
PTC-5186.068
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番 ヘ短調 Op.10
交響曲第6番 ロ短調 Op.54
ウラディミール・ユロフスキ(指)
ロシア・ナショナルO
ショスタコーヴィチ・チクルス第2弾は俊英ユロフスキー!現在はグラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロンドン・フィル主席客演指揮者、そしてロシア・ナショナル管主席客演指揮者のポストにあり、世界中で評価急上昇中のユロフスキ。ペンタトーンへのデビュー・タイトルとなった前作(PTC 5186 061)はチャイコフスキーの組曲第3番&ストラヴィンスキーのディヴェルティメントという玄人好みの選曲でした。 
PTC-5186.071
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.1-2
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 Op.70-1「幽霊」
アムステルダム・ストリオーニ・トリオ
PTC-5186.072(2SACD)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集
ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001
パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002
ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003
パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004
ナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006
ユリア・フィッシャー(Vn)

録音:2004年12月、ドープスヘヅィンデ教会
前作ロシアのヴァイオリン協奏曲集(PTC 5186059)での才能溢れる見事な演奏で評価急上昇のヴァイオリン奏者、ユリア・フィッシャーのPentatone専属録音第2弾。初回プレス分限定の特典としてユリア・フィッシャーのインタビュー、パルティータ第2番からサラバンド&ジーグの録音風景を収録したDVD(約12分、NTSC)を封入&日本語曲目表記オビ付きという特別仕様。 
PTC-5186.076
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」 ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2005年2月14日、ライヴ
ショスタコーヴィチが書き上げた15曲の交響曲全ての録音を行っていくペンタトーンのチクルスは、オーケストラをロシア・ナショナル管弦楽団で固定。各リリースごとに違った指揮者を起用していくというユニークなスタンスで進行されるプランとなっています。シリーズのリリース第1弾となる今回の交響曲第11番でタクトを執るのはロシア・ナショナル管の創設者であるミハイル・プレトニョフ。お互いの特徴を知り尽くしたプレトニョフ&ロシア・ナショナル管のコンビは、チクルスのスタートに相応しいもの。今後も大物指揮者の登場が予定されています。
PTC-5186.077
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集&アリア集
「ローエングリン」〜第1幕前奏曲/寂しい日々に神に祈った(エルザの夢)
ヴェーゼンドンクの5つの「トリスタンとイゾルデ」〜第1幕前奏曲/穏やかに静かに(イゾルデの愛の死)
「タンホイザー」〜全能のマリアよ
「ワルキューレ」〜君こそは春
シャルロッテ・マルジョーノ(S)
エド・スパニャールド(指)
マーストリヒト・リンブルフSO
スパニャールド&リンブルフ交響楽団のコンビはフォーレの合唱作品集(PTC 5186 020)に続く2度目の登場。ペンタトーンが強力にプッシュする推薦盤!
PTC-5186.078
フランク:交響曲ニ短調
ショーソン:交響曲 変ロ長調Op.20
マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO
サヴァリッシュの門下生でもある名匠マレク・ヤノフスキがペンタトーン(PentaTone)に初登場!ヤノフスキはこれまでに、デュセルドルフ、ハンブルクなどのドイツの歌劇場で活躍。2000年まで音楽監督の任にあったフランス放送フィルを育て上げた後にベルリン放送響の主席指揮者に就任するなど、オーケストラ・ビルダーとしての手腕は絶大な信頼を集めています。アンセルメが得意としていたフランクとショーソン敢えて取り上げるなど、燃え上がるような凄まじい熱意を感じさせるリリース。 
PTC-5186.079
モーツァルト:ホルン協奏曲第1番 ニ長調 K.386b*
フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313(285c)+
ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191(186c)#
オーボエ協奏曲 ハ長調 K.271k(314)**
ヤコブ・スローター(Hrn)*
エミリー・バイノン(Fl)+
グスタヴォ・ヌニェス(Fg)#
アレクセイ・オグリンチュク(Ob)**
コンセルトヘボウCO
PTC-5186.080
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 ト長調
フランチェスコ・シュリメ(1981-):3つの即興曲
フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ(P)
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO
クラシックからコンテンポラリー、そしてジャズと幅広いジャンルで才能を発揮中の俊英ピアニスト、フランチェスコ・シュリメのペンタトーン・デビュー・アルバム!1981年ルクセンブルク生まれのシュリメは、2000年に師匠であるプレトニョフ&ロシア・ナショナル管とのコンビでアメリカ・デビューを果たしヨーロッパ、アジア、南米においてもコンサートや音楽祭で活躍中。2001年にはソリスト兼指揮者として室内楽団「ニュー・バッハ・プレーヤーズ」を創設。2004年にはヴィヴァルディの四季(ピアノと弦楽合奏版)の公演を行い絶賛を受けるなどハイレベルのパフォーマンスを披露し続けています。
PTC-5186.082
ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調Op.70
交響詩「金の紡ぎ車」Op.109
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO
ブラームスの「交響曲第3番」に感化されたドヴォルザークが1885年に完成させ、ドイツの香りも漂わせる「交響曲第7番」の演奏には、クライツベルクと盟友オランダ・フィルの揺るぎない信頼関係、両者が過ごす充実の時を聴き取ることができるだろう!

PTC-5186.083
プロコフィエフ:交響曲第5番、
戦争終結に寄せる頌歌Op.105*
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ロシア・ナショナルSO

録音:2005年9月ライヴ、2007年2月*
プレトニョフが創設したロシア・ナショナル管を主席客演指揮者ユロフスキが指揮して打ちたてた金字塔!ユロフスキの演奏はラフマニノフの「交響的舞曲」(LPO)でもそうでしたが、外面的な効果をを上げやすい作品でも決してそれを目的とせず、内面に暗く屈折したものを抱えならが音楽を豊かに醸成させるのが大きな特徴ですが、この「第5番」もまさにその典型。しかもこの作品の演奏で、直截なダイナミズムのみならず、細やかな感情表現も完全に同居させ、ここまで格調高く濃密な内容を誇る作品として再現した演奏は他にあまり聴いたことがありません。第1楽章冒頭の木管の導入部分は、なんとも柔らかな感触。まずその繊細な音の質感にハッとさせられますが、楽章後半に至ると音楽がどこまでも膨張し続け、重量感抜群の大伽藍を築きます。テンポの操作も実に念入り。第2楽章はリズムの立ち上がり自体は鋭角的ながら音に独特の憂いが宿り、まさに苦悩の舞曲。また、各声部の隈取が恐ろしく明確なので、感情の軋みがじりじりと聴き手に伝わるのです。2:09から突如ギアチェンジしてテンポを上げますが、この切迫感も聴きもの。2:24のフレーズ結尾で、弦がガガガッっと唸りを立てるのも衝撃的。後半7:24からコーダまでの緊張感の高さと神々しいばかりの立体感は空前絶後と叫びたくなるほど魅力的で、ユロフスキの才能を示す象徴的なシーンです。第3楽章はショスタコーヴィチを思わせる苦渋に満ちたニュアンスで一貫。全楽章通じて言えることですが、ここで現れる全ての表現は指揮者が演奏に際して意図して築いたという性質のものではなく、ユロフスキ自身の人間性や精神構造そのものが音楽に乗り移ったかのような印象を強く残すので、その説得力が尋常ではないのです。終楽章はこの演奏が破格の名演であることを更に確信させる凄演!何気ないバスの合の手さえ凄み満点。とにかくこれほど多くの音楽的な情報がこの楽章に詰まっていたのかと驚きを禁じえません。最後に忘れてはならないのは、ロシア・ナショナル管の巧さ!磐石のアンサンブル能力と有機的な声部バランスの妙は、創設者プレトニョフの指揮の下では感じにくかったもの。なお、交響曲はライヴ収録ですが、会場ノイズは一切なし。
「戦争終結に寄せる頌歌」は、と8台のハープと4台のピアノ、管楽器セクション(吹奏楽編成)と8台のコントラバスという大曲。

PTC-5186.084
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 パーヴォ・ベルグルンド(指)
ロシア・ナショナルO

PTC-5186.085
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
 ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調Op.49
 ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調Op.66
ユリア・フィッシャー(Vn)
ジョナサン・ギラード(P)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)

録音:2006年2月14日-16日
今回のメンデルスゾーン・アルバムで共演となる演奏者陣には若き力と才能に満ちた豪華メンバーが集結!シフとイッサーリスの下で学びプレヴィンやムターの信頼も厚いダニエル・ミュラー=ショットは、世界有数のチェリストに数えられている素晴らしき才能を持ったチェロ界期待の若き実力者。1981年マルセイユ出身のジョナサン・ギラードも、今後のフランス・ピアノ界を牽引していくであろう若き超新星。
PTC-5186.088
モーツァルト:ドナウシンゲン・ハルモニームジーク
 (歌劇「後宮からの逃走」K.384 より管楽合奏編曲版)
バスティアン・ブロムハート(指)
アカデミー・オヴ・セント・マーティンイン・ザ・フィールズ・ウィンド・アンサンブル
“ドナウシンゲン・ハルモニームジーク”は、歌劇「後宮からの逃走」K.384をベースとして、作曲者自身がハルモニームジーク(管楽合奏版)へ編曲を行った作品。1782年にモーツァルトが父レオポルドに宛てた手紙の中でその存在を伝えているものの、肝心の楽譜が所在不明となり今日まで作品の全容が謎とされてきました。しかし、この作品の楽譜をオランダの音楽学者であり指揮者としても活躍しているバスティアン・ブロムハートが、ドナウシンゲンに在るフュルステンベルク宮廷図書館で遂に発見!この歴史的発見により、今回のロンドン・ヘンリー・ウッド・ホールで行われた録音が実現の運びとなりました。レコーディングでは楽譜の発見者であるバスティアン・ブロムハート自らがタクトを執り、サー・ネヴィル・マリナーとのコンビで様々な名演奏を残しているアカデミー・オヴ・セント・マーティンイン・ザ・フィールズの管楽セクションと60分34秒に及ぶハルモニームジークを存分に再現!
PTC-5186.089
ザ・ボリショイ・エクスペリエンス
グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」より
ダルゴムイシスキー:歌劇「ルサルカ」より
チャイコフスキー:「イオランタ」より
 歌劇「スペードの女王」より/
 歌劇「マゼッパ」より
ラフマニノフ:歌劇「アレコ」より
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」より
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ボリショイ歌劇場O&cho
チャイコフスキーやボロディンを筆頭に、ロシア・オペラの重要なレパートリーのハイライトを収録。ボリショイ歌劇場の魅力と実力が詰まった1枚で。
PTC-5186.090
ボリショイ・エクスペリエンスVol.2
ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」(リムスキー=コルサコフ補筆完成版)〜第1幕の前奏曲、神秘の力よ
リムスキー=コリサコフ:歌劇「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語」〜自然を讃える歌、
 ケルジェネツの戦い、
「サトコ」〜ヴァイキングの歌、インド人の歌、
 ヴェネツィアの商人の歌
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ、青春は遠く過ぎ去り
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜プロローグ
エレーナ・マニスティナ(Ms)、
ミハイル・グブスキー(T)、
ウラディミール・クラソフ(Br)、
ウラディーミル・マトーリン(Bs)、
ヴァディム・リンコフスキー(Bs)、
マクシム・パステル(T)、
アントン・グリゴリエフ(Br)、
アンドレイ・ドゥナーエフ(T)、
ミハイル・カザコフ(Bs)、
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ボリショイ劇場O&cho
巨匠のDNAを継承するヴェデルニコフ体制下、すなわち21世紀のボリショイ劇場の姿を収めた「ボリショイ・エクスペリエンス」の第2弾もオール・ロシアン・プログラム!ハイライトが収録されたムソルグスキーやリムスキー=コルサコフなど5つのオペラも本場ロシアならではのプログラム。名門ボリショイ劇場の屋台骨を支える音楽家たちの"現在"を聴けます。
PTC-5186.091(2SACD)
廃盤
ボリショイ・エクスペリエンス
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」Op.71
バレエ音楽「白鳥の湖」Op.20〜パ・ド・ドゥ
歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ボリショイ歌劇場O&少年少女cho
ロジェストヴェンスキーの辞任を受け37歳という若さで長き歴史を誇る名門「ボリショイ歌劇場」の音楽監督に抜擢された若きマエストロ、アレクサンドル・ヴェデルニコフ。「ボリショイ・エクスペリエンス」と銘打ったシリーズ期待の第2弾は、2006年2月に収録された「くるみ割り人形」を中心としたチャイコフスキー・アルバムであり、ボリショイ歌劇場の現在を証明する録音。
PTC-5186.094
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.2
第1番 変ロ長調K.207
第2番 ニ長調K.211
第5番 イ長調K.219「トルコ風」
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダCO

録音:2006年3月、ドープスヘヅィンデ教会
ミュラー・ショット、ギラードとのフレッシュなトリオによって話題を集めたメンデルスゾーンに続く最新作はモーツァルトの第2弾!前作(PTC 5186 064)でも自作のカデンツァを随所に盛り込んだユリア・フィッシャー。今回も3曲全てで自身と指揮者クライツベルクによるカデンツァを用いるなどその積極的なスタンスは勢いを増すばかり。ユリア・フィッシャーの音楽に対する真摯な姿勢が音楽で表現されたモーツァルトは、聴き手に感動と至福の時間を届けてくれます。 

PTC-5186.095
チャイコフスキー:ヴァイオリン作品集
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35
憂鬱なセレナード 変ロ短調Op.26
ワルツ・スケルツォOp.34
なつかしい土地の思い出Op.42
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(P)(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2006年4月
チャイコフスキーの協奏曲は、待望久しい感動的な録音!この作品からこんな瑞々しい衝撃を与えられるとは思ってもみませんでした。第1楽章のヴァイオリンの滑り出しからイチコロ!気品のフォルムに丁寧なフレージングが深々と息づき、一音一音が心を捉えて離しません。第2主題のノスタルジックな共感もひしひしと胸に迫り、4:11からの繊細なニュアンスはには思わず息を殺して引き寄せられてしまいます。展開部突入直前のパッセージは相当速いテンポを採用していますが、持ち前の美音と激しいパッションのバランスが絶妙この上なし。カデンツァの技巧の安定ぶりは言うまでもありませんが、そのニュアンスたるや緻密かつ豊穣で、これ以上の味わいなど想像もできません。フィッシャーがドイツ出身であることなど完全に脳裏から去り、その一途な共感の揺るぎなさに、ただただ身を委ねるのみです。第2楽章は、冒頭のオケの管楽器の内声の充実にまずびっくり。クライツベルクはどんな作品でも深く掘り下げるタイプですが、その資質の高さをここでも再認識。フィッシャーのヴァイオリンは闇雲に泣き続けるものではなく、暗いトーンを持続させながら、凛とした気品を湛えています。つかの間の明るさが差し込む中間部での心情の変化にも自然でスムースに対応。その一連の流れが実に美しいのです。終楽章は、かなり速いテンポで開始しますが、クライツベルク共々、急緩のメリハリがバシッときまり、胸のすくような快演。特に注目すべきは第2主題。その凛々しいリズムの拍節感と、決然としたインテンポの魅力、そのエネルギーが次第に減衰し、急激に速いパッセージに突入するまでのなんと鮮やかな運び!鳥肌ものです!後半は一気呵成にみ掛けますが、その推進力たるやまさに手に汗握る迫真の妙技で、しかも音楽的な深みを維持しているのですから、驚異的と言う他ありません。これは単にヴァイオリニストのお約束のレパートリーとして組まれた録音ではなく、クライツベルクとのコンビネーションの妙も含め、ユリア・フィッシャーの唯一無二の音楽性とチャイコフスキーの音楽性が完全に融合したかけがえのない逸品です!なお、オケはヴァイオリンを両翼に配置。【湧々堂】
PTC-5186.096
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番/第9番 ヤコフ・クライツベルク(指)ロシア・ナショナルO

録音:2006年4月
プレトニョフ→ユロフスキ→ベルグルントと続いたチクルスの第4弾では、ペンタトーンの看板アーティストの1人であるクライツベルクが登壇!

PTC-5186.097
モーツァルト:行進曲ニ長調K.249
セレナード第7番ニ長調K.250「ハフナー」(カデンツァ:ジャン・ジャック・カントロフ作)
ゴルダン・ニコリッチ(Vn&指)
オランダ室内O

録音:2006年
「ハフナー・セレナード」はシューリヒト盤を超える名盤がなかなか見つからなかったのですが、遂にそれと並ぶか、あるいはそれ以上とも言える超名盤が出現しました!
第1楽章序奏のなんというニュアンスの豊穣さ!強弱対比といいい響きの凝縮力といいい、この作品のセレナードとしてのたおやかさと祝典的な雰囲気を見事に融合させた入念極まりないニュアンスに、どなたも膝を打つこと請け合い!主部は凄まじい高速で突き進みますが、どんな間合いにも常に表情が充満。第2主題でもその推進力を停滞させることなく可憐な表情を引き出します。
第2楽章のヴァイオリン・ソロはもちろんニコリッチ。カンロトフ譲りのスタイリッシュな美音を惜しげもなく披露しながら心ゆくまで歌い抜きます。第3楽章のニュアンスの抉りも強烈。スタッカートはかなり鋭利に立てているにも関わらず少しも煩わしく響かず、ヴァイオリン・ソロ部での可憐な表情とも見事にコントラストを成すのです。
第7楽章はアンダンテとしてはやや速めのテンポ設定ですが、その結果、リズムとメロディーが香り高く飛翔。中間の短調の悲哀もそこはかとなく浮上するので、かえって琴線にビリビリ響きます。
終曲では、序奏の深遠な幻想世界を描きながらもあくまでも音楽の構えは大きく、主部は全てを感受し切れないほど情報量満載!オケの主体的なアンサンブル性能にもただただ唖然sるばかりです。
なお、シューベルトの交響曲とは異なり、この録音では弦のヴィブラートは抑制していますが、第2楽章などではヴィブラートの魅力を生かし、第6楽章の中間部では両者を慎重に使い分けて楽想に相応しいニュアンスを引き出すというように、時代考証的な判断に拘泥しないで音楽を感じることを最優先する姿勢があって初めて実現した夢が溢れる名演奏と言えましょう。
とにかく、これだけやりたいことをやり尽くしながらけれん味を感じさせないニコロッチの手腕!只事ではありません!【湧々堂】

PTC-5186-098
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.364
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調K.373
ユリア・フィッシャー(Vn)、
ゴルダン・ニコリッチ(Vn&Va)、
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダCO

録音:2006年3月&2007年2月
協奏交響曲が始まった途端、部屋の空気が一変するほど音楽がハジけまくってています!クライツベルクの生み出す音楽は、小細工感じさせない自然な造型の中に決め細やかなニュアンスを盛り込んで、初めて聴く作品のような新鮮な衝撃を与えてくれますが、この伴奏も例外ではなく、軽い気持ちで聴き始めた聴き手をも強力に引き寄せる魅力が詰まっています。そして、今までもハズレのないフィッシャーがまたもや名演を披露。第1楽章は天真爛漫に幕を開け、展開部はぐっと深みを増して、有機的なクライツベルクの伴奏と共に内面を抉る気迫が見事に結実。ややもするとメロドラマ風な陳腐な音楽になりかねない第2楽章は、まさに芸術的なリリシズムの結晶!チャイコフスキーのようなすすり泣きを見せないにもかかわらず、内面から連綿と湧き出る悲哀が切実に迫ります。そしてフレージングのなんと艶やかなこと!終楽章はかなり快速ですが、音楽がせかせかすることなく、ニュアンスが上滑りすることなく表出される様には完全に脱帽。また、ヴィオラのソロが始まると、ヴァイオリニストとのセンスの差が歴然とする演奏も多いですが、この演奏はそんな心配は全く無用。ニコリッチ(ロンドン響のコンサート・マスターとオランダ室内管の音楽監督を兼任)の技量と音楽の志向性はフィッシャーと完全に協調し、この演奏全体を極めて凝縮力の高いものにしている重要な要素となっています。少なくとも協奏交響曲ファンの方は、とにかく必聴!【湧々堂】
PTC-5186.099
アメリカの作曲家による歌曲集
ボルコム:4つのキャバレー・ソング
ゲッティー
:プアー・ピーター
ヘギー
:4つの歌曲
コリリアーノ:2つのキャバレー・ソング
パール・ウルフ:オード・デ・トド・エル・ムンド
リサ・デラン(S)、
スザンヌ・メンツァー(Ms)、
マット・ハイモヴィツ(Vc)、
クリスティン・パンコニン(P)
リサ・デランは、石油で巨額の富を築いたゲッティー家の一員であり作曲家でもあるゴードン・ゲッティーのカンタータ「ジョーンと鐘」の世界初演でもソリストを務めたアメリカのソプラノ歌手。ボルコムやコリリアーノなど現役で活躍中のアメリカ人作曲家による作品のみでプログラムを組んだ型にはまらない歌曲集は、これぞ"自由の国アメリカ"!ボルコムとヘギー以外の作品は世界初録音となります。

PTC-5186.300
ハイドン:歌劇「無人島」序曲
協奏交響曲変ロ長調Hob.I-105
交響曲第100番ト長調「軍隊」Hob.I-100
ゴルダン・ニコリッチ(Vn&指)、
オランダ室内管弦楽団
ロンドン響のコンサートマスター、ニコリッチ登場!オーヴェルニュ室内管弦楽団、ローザンヌ室内管弦楽団のコンサート・マスターを歴任してきた旧ユーゴスラヴィア出身のニコリッチ。 現在は名門ロンドン交響楽団のコンサート・マスターとオランダ室内管弦楽団の音楽監督を兼任するなど、八面六臂の活躍を展開している凄腕のヴァイオリニストです。ロレンツォ・ストリオーニ1794のヴァイオリンを奏でた協奏交響曲は、ソリストとオケの知性と情熱が融合した秀演。 「無人島」序曲と「軍隊」でも抜群の手綱捌きによる演奏を聴かせてくれるなど、心の底から音楽を楽しんでいるに姿が目に浮かびます。
PTC-5186.301
フェノメノン〜デイヴィッド・ガーナーの音楽
メゾ・ソプラノとピアノのための「スプーン・リヴァーの歌」
テノール,木管五重奏とピアノのための「ビニェタス・フラメンカス」
ソプラノとバリトン,ピアノのための「蛍と柳」
ソプラノとピアノのための「フェノメナル・ウーマン」
スザンヌ・メンツァー(Ms)、
フランシスコ・アライザ(T)、
リンダ・ルーカス(Fl)、
ジョナサン・フィッシャー(Ob)、
ベン・フライムート(Cl)、
スティーヴ・パウルソン(Fg)、
ロバート・ワード(Hrn)、
ウィリアム・ストーン(Br)、
ステファニー・フリーデ(S)、リサ・デラン(S)、
クリスティン・パンコニン(P)
サンフランシスコ音楽院の教授を務めるアメリカ人作曲家デイヴィッド・ガーナー(1954−)の歌曲集。2000年に初演された1幕の歌劇「金のなる木」で成功を収めたガーナー。スペイン語、カタルーニャ語、ドイツ語、イタリア語、ギリシャ語、日本語などを駆使した声楽作品が特に高く評価されています。
PTC-5186.302
ドヴォルザーク:交響曲第6番、交響詩「水の精」Op.107 ヤコフ・クライツベルク(指)オランダPO
クライツベルクのドヴォルザーク・チクルス第3弾!2003年秋から首席指揮者を務めているオランダ・フィルとの関係がさらなる充実期に突入したクライツベルク。その証拠に前作「交響曲第8番」は世界中のメディアから高い評価を獲得しており、クライツベルク&オランダ・フィルのドヴォルザーク・チクルスの注目度は急上昇を遂げています。
PTC-5186304
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78「テレーゼ」
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2
ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2
児玉麻里(P/スタインウェイD-274)

録音:2008年3月&2010年1月、ファルテルモント(オランダ)
1999年のロサンゼルスと、2003年にスタートした東京の浜離宮朝日ホールと名古屋のスタジオ・ルンデでの、ピアノ・ソナタ全曲演奏会の成功により、日本有数のベートーヴェン弾きとしての評価を高めた児玉麻里のペンタトーン(PentaTone)でのレコーディングの第5弾が登場!
PTC-5186.305
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番、第13番 マーティン・ヘルムヘン(P)、
ゴルダン・ニコリッチ(指)オランダCO
ヘルムヘン、モーツァルトでペンタトーンにデビュー!今では誰もがペンタトーンの看板アーティスト&代名詞として認める「ユリア・フィッシャー」。その才能を見出したペンタトーンが新たに起用を決めたピアニストが今回登場となるドイツの天才マーティン・ヘルムヘン。2001年には難関として知られる「クララ・ハスキル・コンクール」で弱冠19歳という若さで歴戦の猛者たちを抑えてグランプリを獲得。2006年にはルツェルン音楽祭でゲルギエフ&ウィーン・フィルとシューマンで共演を果たすなど、既に実績は十分のアーティストです。

PTC-5186.307
ブラームス:交響曲第1番、
ハイドンの主題による変奏曲
マレク・ヤノフスキ(指)ピッツバークSO
録音:2007年3月のライヴ
ヤノフスキのブラームス交響曲全集再録音、第1弾。ワーグナーの「リング」などで名を馳せた頃に比べると影を潜めてしまった感のあるヤノフスキですが、いつの間にかこんな独自の芸風を確立していたとは思いも寄りませんでした!強烈な解釈こそ見当たりませんが、大仰に構えることなく、まるでブラームスの青年期の作品のように清々しい演奏を展開し、その中に並々ならぬ集中力と有機的なフレージングが盛り込まれているのです。第1楽章序奏部は、低音域が効いたいかにもブラームスらしいハーモニーを醸し出しますが、フレージングは一切粘らず、和声の透明度も高いのが印象的。主部は中庸のテンポ、しかも古風なドイツ流儀にはきっぱりと背を向けたインテンポ。、しかしほんの些細なアゴーギクからはフワッとロマンの香りが引き出され、アンサンブルの緊張感も高く、「普通の演奏だなぁ」と思いつつも途中で切り上げられない不思議な求心力を孕んでいるのです。展開部に入るとますます惹き付けられ、9:17からの管楽器の音型が、奇を衒うのではなくはっきりとした輪郭を伴って最後まで自然に湧き上がらせるさり気ないこだわり、単に呼吸の深さだけでは計れない凝縮力の高いフレージングが実に魅力的。そしてコーダの築き方は、まるでシューリヒトのようなしなやかな終息!第2楽章のみは打って変わって深々とした呼吸を続け、どこまでも内省的な表現を続けますが、やはりハーモニーの美しさは保持されているので陰鬱さは皆無。じっくり練り込まれたアゴーギクの味わいもまた格別です。ヤノフスキが意図するインテンポの効能が最大に発揮されるのは終楽章。ティンパニを効果的に鳴らせばいかにも頑丈で逞しい音楽となりますが、ここでは徹底してアンサンブルのひとつとして扱っているのが象徴しているように、他の楽器も決して突出させることなく(但し7:43からのホルンの連射力は凄い!)、あくまでも音楽の持つ自然の風合いを生かしきっているので、音楽が淀みが生じないのです。弦のテーマの歌わせ方もいたって普通。その後もまるで煩悩とは無縁の音楽が淡々と流れますが、やはり共感の確かさはもとより、何かこの曲に掛ける一途な思いを感じてなりません。11:21では最高に激高させた音の塊をぶつけますが、その確信に満ちた響きが感動的。エンディングの運びも変に粘ることがなく、作品のキリッとしたフォルムを守り抜いたまま締めくくられますが、聴後には心からいい曲を味わったという満足感に包まれるのです。この演奏をちょっと聴いただけで当たり前の演奏だなと感じた方も、どうかもう数分耳を傾けてください。終始ブレることのない一貫した主張に気付き、不思議な魅力にハマまっていただけることでしょう。なお、これはライヴ録音となっていますが、拍手も含めてノイズはまったくと言っていいほど聞き取れません。 【湧々堂】
PTC-5186-308
ブラームス:交響曲第2番/同第3番 マレク・ヤノフスキ(指)ピッツバークSO
2008年9月からはマンフレッド・ホーネックを音楽監督として迎える予定のピッツバーク交響楽団。アンドルー・デイヴィス、ヤン=パスカル・トルトゥリエと共に2005年から敷いてきたトロイカ体制の集大成となるのが、このヤノフスキのタクトによるブラームス・チクルスです。
PTC-5186.309
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98、
ハンガリー舞曲第1番(ブラームス編)/第3番(ブラームス編)/第10番(ブラームス編)/第17番(ドヴォルザーク編)/第18番(ドヴォルザーク編)/第19番(ドヴォルザーク編)/第20番(ドヴォルザーク編)/第21番(ドヴォルザーク編)
マレク・ヤノフスキ(指)ピッツバークSO

録音:2007年11月、ハインツ・ホール(ピッツバーク)でのライヴ
「交響曲第1番」(PTC-5186 307)、「交響曲第2番&第3番」(PTC-5186 308)と続いたペンタートンの大型プロジェクト、ヤノフスキ&ピッツバーク交響楽団のブラームス・チクルスが今回の「交響曲第4番」でいよいよ完結!
PTC-5186.310
R・シュトラウス:交響詩集
交響詩「ドン・ファン」Op.20
交響詩「死と浄化」Op.24
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
歌劇「インテルメッツォ」Op.72より 炉端の夢想
マルク・アルブレヒト(指)
ストラスブールPO
R・シュトラウスの作品の演奏と解釈に定評のある1964年ドイツ生まれのマエストロ、マルク・アルブレヒトと、地理的な関係からフランスとドイツ両国の文化の影響を受けてきたストラスブール・フィルによるR・シュトラウスの交響詩集。ペンタトーンのサラウンド・サウンドでさらに進化するマルク・アルブレヒト&ストラスブール・フィルの美しきサウンドも魅力的。R・シュトラウス特有の"交響詩"の世界が、期待の指揮者とフランスの古豪によって色濃く、劇的に描かれます。

PTC-5186.312(5SACD)
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第3番変ホ長調Op.55《英雄》
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》
交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》
交響曲第7番イ長調Op.92
交響曲第8番ヘ長調Op.93
交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO
クリスティアーネ・エルツェ(S)、
インゲボルク・ダンツ(Ms)
クリストフ・シュトレール(T)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br)
コレギウム・ヴォカーレ、
アカデミア・キジアーナ・シエナ

録音:2004年−2009年、ベルギー&オランダ/レコーディング:トリトナス(TRITONUS Musikproduktion GmbH)
古楽大国ベルギーを代表するピリオド奏法の世界的権威フィリップ・ヘレヴェッへ。"プリンシパル・コンダクター"を務める母国ベルギーのオーケストラ、ロイヤル・フランダース・フィルと共に完成させた『"モダン・オーケストラ"と"ピリオド・アプローチ"の融合による"新しいベートーヴェン"』をテーマとするベートーヴェンの「交響曲全集」がボックス・セットで登場。綿密な時代考証、ヘレヴェッヘ独自の研究に基づく解釈、ロイヤル・フランダース・フィルに浸透させたピリオド・アプローチ。"モダン・オーケストラ"と"ピリオド・アプローチ"によるヘレヴェッヘのベートーヴェンは、演奏、録音ともに超一級品です!
PTC-5186.313
ベートーヴェン:交響曲第1番/第3番「英雄」 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2007年6月26日〜29日
今回の新作でも前作と同じくアンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」がレコーディングの一切を担当。録音会場をベルギーのブルージュ・コンセルトヘボウに移すなど、録音面にも乞うご期待。
PTC-5186.314
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36
 交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2009年2月、デ・シンゲル(アントワープ/ベルギー)
2008−2009シーズンからは、オランダの若き名匠ヤープ・ファン・ズヴェーデンをチーフ・コンダクターに迎えるなど、さらに陣容を強化させたロイヤル・フランダース・フィル。レコーディングは前2作と同様に、MTT&SFSのマーラー・チクルスを録音面で支えてきたアンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」が担当。
PTC-5186315
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第7番イ長調Op.92
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2004年11月、デ・ローマ(アントワープ)
チクルスのスタートとなった「交響曲第4番」&「交響曲第7番」がペンタトーンから"SACD Hybrid"で復活!
PTC-5186.316
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲交響曲第8番
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2007年6月4日、9日〜10日
1997年の音楽監督就任から10年という歳月が流れており、ヘレヴェッヘとロイヤル・フランダース・フィルの関係は以前とは比べ物にならないレベルにまで成熟。ヘレヴェッヘとロイヤル・フランダース・フィルの録音を担当したのは、アンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」。ティルソン・トーマスと&サンフランシスコ響のマーラー・チクルスで実現した超優秀録音の実績があるだけに、録音面への期待も非常大い。
PTC-5186317
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」 クリスティアーネ・エルツェ(S)、
インゲボルグ・ダンツ(Ms)、
クリストフ・シュトレール(T)、
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br)、
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO、
コレギウム・ヴォカーレ、
アカデミア・キジアーナ・シエナ

録音:2009年10月、デ・シンゲル(アントワープ/ベルギー)
"プリンシパル・コンダクター"ヘレヴェッヘと"チーフ・コンダクター"ズヴェーデンの2頭体制となり、一気に世界のトップレベルに躍り出たロイヤル・フランダース・フィル。合唱にはコレギウム・ヴォカーレとアカデミア・キジアーナ・シエナ、ソリストには、クリスティアーネ・エルツェやインゲボルグ・ダンツ、クリストフ・シュトレール、そしてデイヴィッド・ウィルソン=ジョンソンというヘレヴェッヘからの信頼も厚く、その高度な要求に十二分に応えることのできる合唱団と4人の超一流歌手たちが集うなど、新たな「第九」の陣容は万全。
PTC-5186.326
シューマン:交響曲第1番「春」/同第2番 ローレンス・フォスター(指)チェコPO

録音:2007年10月、「芸術の家」ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
堅実な音楽造りとストレートな表現で世界的に評価を受けているローレス・フォスターはチェコと同じ東欧のルーマニアをルーツとしており、目に見えない精神的な部分でのチェコ・フィルとのリンクが演奏に反映されていても不思議ではありません。好感度の高い充実のシューマンの登場である。
PTC-5186.327
シューマン:交響曲第3番「ライン」
交響曲第4番ニ短調Op.120
ローレンス・フォスター(指)チェコPO
アメリカのマエストロ、ローレンス・フォスターと東欧の名門チェコ・フィルのコンビによる"シューマン・チクルス"第2弾。東欧ルーマニアをルーツとするフォスターの巧みなオーケストラ・コントロールは、NHK交響楽団や東京キ交響楽団への客演などで実証済み。"東欧"というキーワードがリンクすす指揮者とオーケストラによる充実のシューマンです。
PTC-5186.328
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8
同第2番ハ長調Op.87
ストリオーニ・トリオ
〔バルト・ファン・デ・ローエ(P)、ヴォウター・フォッセン(Vn)、マルク・フォッセン(Vc)〕

※DVD-Video付き
無限大のポテンシャルを持ち、行く行くはボザール・トリオに匹敵する実力のアンサンブルに成長するであろうという評価を受けているオランダのピアノ三重奏団ストリオーニ・トリオ。ヴァイオリンのヴォウター・フォッセンの使用楽器であるローレンティウス・ストリオーニ(1794年製)を名前の由来として1995年に結成されたストリオーニ・トリオは、コブラ・レーベルでの今井信子との共演盤(COBRA 0008)などでその実力を認められペンタトーンに移籍。第1弾ベートーヴェン(PTC 5186 071)、第2弾シューベルト(PTC 5186 050)では、周囲からの評価に違わぬ優れた演奏を聴かせてくれており、今後の飛躍に大きな期待が寄せられています。
※ボーナスDVDには、ブラームスのピアノ三重奏曲第1番第2楽章の演奏風景が収録される予定ですが、PAL方式の可能性がございます。予めご了承下さい。

PTC-5186.329
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
楽興の時D.780,Op.94
マーティン・ヘルムヘン(P)

録音:2007年
N響との共演などの来日公演の成功によって日本での知名度を上げたヘルムヘンは、この第20番のソナタを来日公演でも取り上げており、この作品への思い入れの深さを窺わせますが、実際の録音でも、腕が立つだけではどうにもならないシューベルト特有の歌心とリリシズムを自身の音楽性と同化させ、一貫性のある表現に結実させたすばらしいものになっています。特に第2楽章は心を打ち、タッチにも表現にも誇張の一切ない純朴さがシューベルトの息遣いをストレートに伝えてくれます。第3楽章の中間部での憂いも嘘がありません!終楽章は肩の力の抜けきったこのたおやかさ、まろやかな風情こそシューベルト!と叫びたくなります。それを上回るほど素晴らしいのが「楽興の時」。いつまでもその空気の中に埋もれていたいという思いに駆られたのはカーゾン、シフ以来久々のことです。
思わせるの。第1曲の動機がリズミカルでありつつ、柔和で翳りもあるといった軽い錯綜感が何ともいえぬ余韻を残しながら曲は進行。第2曲は、構成感を置き去りしに、ハーモニーの微妙な揺らめきひとつで緩やかに流れるこの曲の特質を、深い歌心で丹念に紡ぎだし、心を打ちます。有名な第3曲は第2主題への以降直前などのニュアンスとへーもニーの色合いが微妙に変化する節目において軽く一呼吸が入る以外は全くのインテンポ。そのテンポの柔らかな弾力が曲のニュアンスを一層引き立て、これまた理想の極み。第4曲の右手と左手の付かず離れずのバランスにも要注目。第5曲で、中間部動機が最後に一瞬弱音で顔を出すシーンのなんと詩的なこと!
ヘルムヘンは難関とされる「クララ・ハスキル・コンクール」グランプリ受賞という栄誉以外は特に輝かしい経歴の持ち主ではありりませんが、こんな心のピアニズムを持ち合わせる人にとって、立派な肩書きなどむしろ不釣合いと言えましょう。  【湧々堂】
PTC-5186.330
チャイコフスキー:「ハムレット」〜序曲と付随音楽、
幻想序曲「ロメオとジュリエット」(1869年初稿版)
タチアナ・モノガロワ(S)、
マキシム・ミハイロフ(Bs)、
ウラディーミル・ユロフスキ(指)ロシア・ナショナルO
ロンドン・フィルの首席指揮者、グラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロシア・ナショナル管の首席客演指揮者など世界的にも重要なポストを担い、エッシェンバッハ退任後のフィラデルフィア管音楽監督の候補にも名前が挙がった今最も熱い若きマエストロ、ウラディーミル・ユロフスキ。そのユロフスキのペンタトーン(PentaTone)第4弾となる今回のチャイコフスキーも、独自色全開!ソプラノとバスの独唱を伴い全17曲で構成される"ハムレット"。"ロメオとジュリエット"では、現在一般的に演奏されている1880年の第3稿ではなく、大幅な改定が行われる以前の1869年に作曲された初稿版を用いているなど若き巨匠ユロフスキの才気はここでも全開!
PTC-5186.331
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調Op.141
劇音楽「ハムレット」Op.32からのセレクション
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO
ショスタコーヴィチ・チクルスの第5弾!特に終楽章で広がる恐ろしいまでの緊迫感と静寂は、ショスタコーヴィチの音楽を知り尽くしたロシアの名コンビだからこそ。ロシア・ナショナル管の全てを掌握するプレトニョフのタクトが、ショスタコーヴィチ最晩年の大作の神髄に深く切り込みます。
PTC-5186.332
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)、
交響詩「はげ山の一夜」(R=コルサコフ編)、
歌劇「ソロチンスクの定期市」序奏(リャードフ編)、
歌劇「ホヴァンシチナ」(R=コルサコフ編)〜モスクワ河の夜明け/ペルシャの女たちの踊り
カルロ・ポンティ(指)
ロシア・ナショナルO
まさにサラブレッド!カルロ・ポンティ・ジュニア初登場!最新盤となるムソルグスキーの管弦楽作品集でロシア・ナショナル管の指揮台に登壇するのは、20世紀イタリアの名映画監督カルロ・ポンティと大女優ソフィア・ローレンの長男、カルロ・ポンティ・ジュニア!パリで音楽の勉強をスタートさせたポンティ・ジュニアは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、ウィーン音楽大学でズービン・メータやレオポルド・ハーガーに指揮法を師事。2001年に音楽監督兼首席指揮者として迎えられたアメリカのサンバーナーディーノ交響楽団とは、2014/2015年までの長期契約を結ぶなど俊英のタクトに対する期待は急速な高まりを見せています。2000年から副指揮者を務めているロシア・ナショナル管とのムソルグスキーは、ポテンシャルの高さと大器の片鱗を窺わせる堂々たる演奏。
PTC-5186.333
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調Op.33
マーティン・ヘルムヘン(P)、
マルク・アルブレヒト(指)ストラスブールPO
ユリア・フィッシャーとのデュオによるシューベルト(PTC 5186 347)でも次代を担う若き巨匠、ドイツ・ピアニズムの正当な継承者としての存在感を存分に発揮してくれたマーティン・ヘルムヘン。テツラフやタメスティと組んだ強力アンサンブルでのシューベルトの「ます」(PTC 5186 334)がクラシック・トゥディ(Classic Today)で最高点の10点満点を獲得するなど、驚異的なペースで実績と名声を築いているヘルムヘンのコンチェルト・アルバムはシューマンとドヴォルザークのカップリング!
PTC-5186.334
シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調「ます」、
「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲ホ短調D.802,Op.160、
ピアノ三重奏曲変ホ長調D.897,Op.148「ノットゥルノ」
マーティン・ヘルムヘン(P)、
クリスティアン・テツラフ(Vn)、
アントワーヌ・タメスティ(Va)、
マリー・エリザベス・ヘッカー(Vc)、
アロイス・ポッシュ(Cb)、アルド・ベアルテン(Fl)
このシューベルトの演奏のために組まれたピアノのマーティン・ヘルムヘンを中核とする五重奏は、若さと実力を兼ね備えた次代の楽壇を担う精鋭集団。チャイコフスキー以来、久々のペンタトーン帰還となるドイツの天才テツラフ、2004年ミュンヘン国際音楽コンクールの覇者タメスティ、2005年ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールで優勝を含め3つの賞を独占という快挙を成し遂げたヘッカー、そしてコントラバス奏者としてウィーン・フィルで活躍してきた名匠アロイス・ポッシュがアンサンブルのまとめ役として加わるなど、豪華でフレッシュな強力アンサンブルがシューベルトの名曲「ます」を取り上げます。
PTC-5186.336
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
ケクラン:交響詩「レ・バンダール・ログ」Op.176
マルク・アルブレヒト(指)
ストラスブールPO

録音:2008年10月、ストラスブール(フランス)
19世紀中期、1855年創設という伝統あるフランスのオーケストラ、ストラスブールPO。2004年のマルク・アルブレヒト音楽監督就任以降、急速に評価を高めてきたフランス屈指の古豪によるデュカス、ラヴェル、ケクラン(ケックラン)という要注目のオール・フランス・プログラムが登場!デュカスの「魔法使いの弟子」、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」といった近代フランス音楽の王道作品はもちろんのこと、さらに興味深いのは再評価が進むケクランの"猿のスケルツォ"という副題を持つ「レ・バンダール・ログ」でしょう。ドイツの俊英とフランスの古豪という組み合わせが繰り広げる近代フランス音楽の世界。演奏もプログラムもハイレベルです。
PTC-5186.338
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
序曲「リア王」Op.4
マレク・ヤノフスキ(指)ピッツバークSO

録音:2009年10月&11月、ハインツ・ホール(ピッツバーク)
「幻想」は、一定の品位を守りながら、この曲に期待するダイナミズムを十分に確保。オケにヨーロッパ風の香りも植え付けながら、独特の手応えを感じさせる名演。第1楽章序奏から媚びたようなアゴーギクは徹底排除しつつも、その中には温かい情感が。主部以降は小気味良く進行。展開部で顕著なように、金管のさり気ないアクセントが、絶妙なスパイスとして響く点も印象的。媚びないテンポ感は第2楽章も同様。粋な推進性を保った可憐さが際立ちます。ハープの響きがこれほど美しくブレンドした例も珍しいでしょう。
第3楽章でも音楽の見通しは常に明快。音像もクリアそのもの。第4楽章は、トランペットのテーマをあえてメロウに吹かせ、楽天的なマーチとは一線を画すアプローチ。終楽章に至っても安易にドロドロした回帰趣味の演奏に陥ることはありませんが、ニュアンスの細部まで掘り下げる意欲は相当なもので、その姿勢が音楽に確実な熱気を注入する要因といなっていることが分かります。トラック7の0:14の弦の細かい動きが、リアルに再現されるのも驚異的!楽器を汚い音で咆哮させず、「詩的なダイナミズム」を徹底的に追求したこの演奏の価値は絶大です!【湧々堂】
PTC-5186.339
R・シュトラウス:交響詩「マクベス」Op.23
 アルプス交響曲Op.64
マレク・ヤノフスキ(指)ピッツバークSO

録音:2008年10月&11月
ヤンソソンスの後を受け、2008年までトルトゥリエ、アンドルー・デイヴィスとのトロイカ体制では主にドイツ音楽を担当し、ピッツバーク響をレベルアップさせたヤノフスキがブラームスの次に選んだのは「アルプス交響曲」!"ドイツ音楽"という絆で固く結ばれたヤノフスキとピッツバーク響による「アルプス交響曲」は、アルプス山脈の光景が眼前に広がるような色彩感に富み劇的で感動的。両者が築いてきた信頼関係が生んだ充実の「アルプス交響曲」です。

PTC-5186.340
シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」
交響曲第5番変ロ長調D.485
ゴルダン・ニコリッチ(リーダー&Vn)、
オランダ室内O

録音:2008年12月
“ピュアなヴィブラートにシューベルトの心情を重ねた画期的な名演奏!”
ゴルダン・ニコリッチは、ロンドン響のコンサート・マスターとオランダ室内管の音楽監督を兼務し、弾き振りにも積極的に取り組む名手ですが、その音楽性は破格!全く性格の異なる2つの交響曲から、かつて味わったことのないような新鮮なニュアンスを次々と引き出し、しかも全てがピュアでなナチュラル。
「第4番」は必要以上に物々しく陰鬱な表情を加えた演奏もありますが、ニコリッチは十分にシンフォニックな構築性を確立しつつも、あくまでも「ベートーヴェンになりきれない」シューベルトの心情を代弁するような、心の内側の葛藤と歌心から音楽を紡ぎ出し、表情が実に多彩。第1楽章序奏部の陰影の深さから尋常ではなく、それが演出ではなく心の衝動として聴き手に迫ります。主部冒頭の弦のすすり泣きも同様。この弱音に因る弦のすすり泣きはこの後も随所に登場しますが、ヴィブラートを生かしきったこれらのニュアンスを聴けば、ノリントンの「ピュアトーン」信仰も一変するかもしれません。そうかと思うと、最初のトゥッティは恐るべきスケール感で聳え、第2主題では憧れの表情が涙をさそう、というように、「悲劇的」という一言で括れないこの曲の様々な意味を感じさせます。第2楽章はこれぞシューベルト!まさにセンス満点の泣き節全開。心をこめて歌うだけでなく、最後の1小節まで身を粉にして表情を与え尽くした演奏を他に知りません。終楽章ではハ長調のトゥッティに至る直前の切迫した悲しみにご注目。コーダでは物々しくテンポを落とすことなく、かといって意地でインテンポで通す強引さもなく、これまたセンスの勝利と言えましょう。
・ニコリッチの並々ならぬ音楽性は、「第5番」でさらに開花!何のビジョンも愛情も持ち合わせずに演奏すると、モーツァルトのセレナードの亜流のように流れるだけで、かと言って有り余るアイデアを注入し過ぎると曲が死んでしまいます。ニコリッチはこれらの問題を全てクリアしているだけでなく、弦楽器の特性を熟知(カントロフ門下)しているからこそ可能な、響きのブレンド加減が絶妙で、音楽を変に小さくしないで一本筋が通った造形美まで確立しているのです。何と言っても衝撃は第1楽章の冒頭。これに涙しない人がいるでしょうか!ヴィブラートとレガートがこれほど幸せに融合している例は過去に見当たらず、音楽のフォルムにも品格が溢れているのですからたまりません。展開部の終わり(4:58〜)で明確にレガートを打ち出す例は多いですが、ここまで恣意性を感じさせないで音楽だけが炙りだされた例も少ないでしょう。
第2楽章は柔らかい情感が流れ、特に中間部の弦のテクスチュアの美しさは必聴。第3楽章はリズムの弾力が素晴らしく、それと見事にコントラストを成す中間部は、全く異次元のメルヘンの世界!この一音一音への惜しげもない愛の注入ぶりは、ワルターさえ霞むほど。終楽章の推進力には常に瑞々しさがあり、中規模のオケだからこそ可能と思われる響きの透明感が一層清々しい風をもたらします。
PTC-5186.341
ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番 サ・チェン(P)、
ローレンス・フォスター(指)グルベンキアンO

録音:2008年7月、カルースト・グルベンキアン財団大講堂(リスボン)
ユンディ・リ、ラン・ランと並び現在の中国ピアノ界における『トップ3』の1人と称される可憐なる新星サ・チェンが"ペンタトーン"に仲間入り!中国の河南省生まれのサ・チェンは、ユンディ・リの師匠としてもその名を知られる名教師ダン・ジャオイ(但 昭義)にピアノを師事。その後のサ・チェンの活躍は目覚しく、1996年のリーズ国際ピアノ・コンクールで第4位入賞、2000年の第14回ショパン国際ピアノコンクールで第4位入賞に加えポロネーズ賞受賞、そして2005年の第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでは第3位に輝くなど、国際コンクールでの実績も抜群!ショパンのピアノ作品はサ・チェンが最も得意として弾き続けてきたレパートリーです。
PTC-5186.347
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第1番ニ長調D.384,Op.137-1
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第2番イ短調D.385,Op.137-2
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第3番ト短調D.408,Op.137-3
ヴァイオリンとピアノのための「華麗なるロンド」ロ短調D.895,Op.70
ユリア・フィッシャー(Vn/グァダニーニ1742)、
マーティン・ヘルムヘン(P/スタインウェイ)

録音:2009年1月3日−5日&7月3日−5日、ファルテルモント(オランダ)
ユリア・フィッシャーがこのシューベルトでコンビを組むのは、難関"クララ・ハスキル・コンクール"を2001年に弱冠19歳という若さで制覇したドイツの天才ピアニスト、マーティン・ヘルムヘン。ペンタトーンからリリースされている「ピアノ・ソナタ第20番」(PTC 5186 329)、「ピアノ五重奏曲「ます」」(PTC 5186 334)が世界規模で絶賛を博すなど、すでに名演の誉れが高いものです。
PTC-5186348
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集Vol.2
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調D.574,Op.162
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調D.934,Op.159
4手連弾のための幻想曲ヘ短調D.940,Op.103*
ユリア・フィッシャー(Vn/グァダニーニ1742&ピアノ*)、
マーティン・ヘルムヘン(P/スタインウェイ)

録音:2009年1月3−5日&7月3−5日、ファルテルモント(オランダ)
前作に収録された1816年の作品「ヴァイオリン・ソナタ第1番〜第3番(3つのソナチネ)」に続き、ユリア・フィツシャーとマーティン・ヘルムヘンのデュオが取り上げたのは、1817年に20歳のシューベルトが完成させた「ヴァイオリン・ソナタ第4番」と死の前年となる1827年に書かれた「幻想曲D.934」。このユリア・フィッシャーとマーティン・ヘルムヘンのシューベルトは、作曲者が31年という短い人生と共に歩んだ「ヴァイオリンとピアノのための作品」の真価、また作品が成熟してゆく過程を言葉ではなく"音楽"で伝えてくれる至高の芸術です。また「幻想曲D.940」では、なんとユリア・フィッシャーがヴァイオリン以上とも噂されているピアノの演奏を遂に披露!2人の若き巨匠の才能が火花を散らす"ピアノ・デュオ"も聴き逃せません
PTC-5186349
ストラヴィンスキー:ジェズアルド・ディ・ヴェノーサ400年祭のための記念碑
ミサ曲(混声合唱と2つの木管五重奏のための)
バッハの「高き天よりわれは来れり」によるコラール変奏曲詩篇交響曲
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO、コレギウム・ヴォカーレ

録音:2009年1月30日−31日、デシンゲル(ベルギー)
日本ストラヴィンスキーは特にヘレヴェッヘが得意としている作曲家の1人ということもあり、コレギウム・ヴォカーレの合唱が活きる選曲からも本気度がビシビシと伝わります。

PTC-5186350
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第2番
ヴァイオリン協奏曲第1番
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2009年6月&7月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ/スイス)
ムターから直接"弓"を贈られるなど、ヴァイオリン界の"プリンセス"から"クィーン"への階段を昇り続けるアラベラ・美歩・シュタインバッハーのバルトーク。今回も聴き逃せません!
PTC-5186.351
ブルックナー:交響曲第5番(ノヴァーク版) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2009年7月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
このの「5 番」は、スイス・ロマンドが突入した新たな黄金期を実感させてくれまする。
PTC-5186.353
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番Op.35
ドヴォルザーク:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス.へ短調Op.11、
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn/ストラディヴァリウス1716 "Booth")、
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO

録音:2009年5月、ベルリン放送局
1981年にミュンヘンでドイツ人の父親と日本人の母親の間に生まれたヴァイオリン界の才女アラベラ・美歩・シュタインバッハー。ユリア・フィッシャーを育てたミュンヘン音楽大学の教授アナ・チュマチェンコにその才能を見出され、9歳でこの名教師の最年少門下生となるなど幼少の頃から脚光を浴びてきた天才女流ヴァイオリニストが、新たな活躍の場"ペンタトーン(PentaTone)"に電撃移籍!神秘性、官能性を漂わせるシマノフスキ、ボヘミアの抒情と香りが満ち溢れたドヴォルザークでは、作品の特色を活かしながらも過剰な表現に走らないアラベラ・美歩・シュタインバッハーのスマートなスタイルは美しくも頼もしいものです。
PTC-5186.354
ブルックナー:交響曲第6番イ長調(ノヴァーク版) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2009年1月
ヤノフスキが"アンセルメのオーケストラ"スイス・ロマンド管から重厚なサウンドを引き出し目覚しい演奏を展開。「交響曲第6番」の真価、スイス・ロマンド管に訪れた"新時代"を感じさせてくれる演奏です。
PTC-5186.355
ラフマニノフ:練習曲「音の絵」より
ムソルグスキー(Rー=コルサコフ編/チェルノフによるピアノ版):交響詩「禿山の一夜」
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
サ・チェン(P)

録音:2009年3月、ファルテルモント(オランダ)
中国の名教師ダン・ジャオイ(但 昭義)からピアノを学び、ラン・ランや同門のユンディ・リと共に中国ピアノ界を代表する新世代の『トップ3』に数えられている才色兼備のピアニスト、サ・チェンが、"中国の大型新人"から"中国発の世界的ピアニスト"へと成長した姿と演奏を自身の両手で証明します。
PTC-5186.356
ゲッティ:管弦楽作品集
序曲「プランプ・ジャック」/先祖の組曲
深と深/ホームワーク組曲
リーキールのフィドラー
イズ・ザ・カラーズ(全曲世界初録音)
ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・フィールズ
20世紀アメリカの石油王ポール・ゲッティの息子であり、米国版長者番付"フォーブス400"にも名を連ねたゲッティ・オイルの相続者ゴードン・ゲッティ(1933−)の作品集第5弾は、全曲世界初録音となる管弦楽作品集。資産や石油に注目されがちなゲッティだが、実はプロの演奏家を目指しサンフランシスコ音楽院で研鑽を積んだ経験を持つ正真正銘の音楽家なのである。管弦楽作品を演奏するのはマリナー&ASMFの名コンビ。かなり本格的です。
PTC-5186.357
ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲
サン=サーンス:交響曲第2番イ短調Op.55
ショーソン:交響詩「祭りの夕べ」Op.32
マーティン・ヘルムヘン(P)
マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO

録音:2010年ヴィクトリア・ホール
アンセルメ時代からのDNAが現在のスイス・ロマンド管に受け継がれていることを痛感させる、美しい色彩が横溢!ダンディの冒頭から、その透明な音彩の魅力に引き込まれます。ソリストとしての存在を決して誇示しないヘルムヘンのピアノが、その色彩と完全に同化することで、その魅力は更に倍増。誇張がないのはヤノフスキの棒も同じで、あくまでもオケの自発的表現力を引き出すことに心血を注ぎ、俊敏なレスポンスで精彩溢れる音像を確立。特に終楽章は録音の素晴らしさも手伝って、これ以上の確信に迫る演奏は無理と思われるほどの素晴らしさ!近年あまり演奏されない作品ですが、久々に胸が高鳴りました。
演奏されないといえば、サン・サーンスの第2交響曲。有名過ぎる第3番との比較において地味な印象を持たれがちな作品ですが、この演奏によって、この作品が「第3番」とは全く別世界の音楽として確固たる存在感を持つ作品であることを痛感されることでしょう。第1楽章の、ベートーヴェンの三重協奏曲終楽章に似た楽想がこれほど魅力的に感じたことはありませんし、終楽章の晴朗な音楽には、サン・サーンスのウィットが凝縮されていることに、なぜ今まで気づかなかったのか…。白眉は第2楽章。たった3分間の夢の空間のなんという儚なさ! 【湧々堂】
PTC-5186358
山田和樹〜ビゼー他
ビゼー:「アルルの女」第1組曲
 「アルルの女」第2組曲
グノー:歌劇「ファウスト」〜バレエ音楽
フォーレ:組曲「マスクとベルガマスク」
山田和樹(指)スイス・ロマンドO
PTC-5186359
サリエリ:レクイエム ハ短調(1804)
ベートーヴェン:カンタータ「海の静けさと幸ある航海」Op.112
シューベルト:オッフェルトリウム「声をはり上げよ」変ロ長調D.963*
ローレンス・フォスター(指)、
グルベンキアンO&cho
アリアンナ・ズーカーマン(S)
シモーナ・イヴァス(Ms)、
アダム・ズニコウスキ(T)、
ルイス・ロドリゲス(Br)、
アリス・キャプロー=スパークス(イングリッシュ・ホルン)、
アントニオ・エステイレイロ(Org)、
マリウス・ブレンチウ(T)*、
ペドロ・リベイロ(Ob)*

※2009年11月、グルベンキアン財団大講堂(リスボン)でのライヴ
グルックに後継者として認められパリ・オペラ座で大成功を収めたサリエリ。36年間という長きわたりウィーンの宮廷楽長という大役を務め上げ、ベートーヴェンやシューベルト、リスト、フンメル、ツェルニー、モシュレス、そしてモーツァルトの弟子でもあったジュスマイヤーなど後の大作曲家たちを育成した功績の大きさは計り知れないものがあります。サリエリの「レクイエム」は職業音楽家という立場での最後の作品として1804年に作曲された重要作であるにもかかわらず、現在ではすっかり忘れ去られてしまった不運の音楽。このローレンス・フォスターが指揮する新しい録音が、サリエリの名誉回復と「レクイエム」の地位を向上させる大きな1歩となるか。
PTC-5186.361
ブラームス:ドイツ・レクイエム カミラ・ティリング(S)、
デトレフ・ロート(Br)、
マレク・ヤノフスキ(指)
ベルリンRSO&cho

録音:2009年11月、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
透明度の高い響きを土台として、聴き手に確かな安らぎをもたらす美演で、このスタイルの演奏としては、ヘレヴェッヘ盤と双璧かそれ以上の説得力を誇ります。合唱の音程の正確さも特筆もの。アンサンブルの精度を突き詰めすぎると冷徹になりかねませんが、この演奏では、その正確さが汚れのない純な魂の結晶として表出されます。
重厚さが際立つ第2曲でもその透明感を堅持。しかも、オケの導入部から顕著なように、一音ごとに噛み締めながらのフレージングを大切にすることで、高圧的な音楽になることを避けています。中間部での節度ある明るい色彩はも印象的。
2人の独唱の語り口も、ヤノフスキの志向性とピッタリ一致。特に歌い込み過ぎないバリトンのデトレフ・ロート絶品!  【湧々堂】
PTC-5186.362
リムスキー=コルサコフ:管弦楽組曲集
組曲「雪娘」
組曲「見えざる町のキーテジと聖女フェヴローニャの物語」
トリグラフの山の一夜
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO
「シェエラザード」や「スペイン奇想曲」と並ぶ代表作「雪娘」、「見えざる町のキーテジ〜」の組曲、歌劇「ムラダ」の第3幕から編曲された「トリグラフの山の一夜」など、リムスキー=コルサコフの"組曲"の名作から秘曲をプレトニョフがチョイス。国際化の影響によって旧ソ連時代から大きく様変わりしたロシアのオーケストラ界のカラーだが、要所要所で急激にパワーアップする金管や打楽器がRNOの底力、伝統、そして存在感をしっかりと示してくれています。

PTC-5186.363

ベルク:管弦楽のための3つの小品Op.6、
アルテンベルク歌曲集Op.4、
初期の7つの歌
J・シュトラウス(ベルク編):ワルツ「酒・女・歌」
クリスティアーネ・イヴェン(S)、
マルク・アルブレヒト(指)ストラスブールPO
ベルクの代表作「ヴォツェック」へと連なる「初期の7つの歌」、「アルテンベルク歌曲集」、「3つの小品」。徐々に徐々に、しかし確実に十二音技法に傾倒してゆくベルクの作風が表現された絶妙のプログラミング。ベルクの手によってピアノ、ハーモニウム、弦楽四重奏のために編曲されたシュトラウスの「酒、女、歌」を加えた粋な遊び心も嬉しいものです。
PTC-5186.365
ザッパ・シンフォニー
グラーフ:交響曲ニ長調Op.14-1
ザッパ:交響曲変ロ長調「チェロ・シンフォニー」
 交響曲ニ長調
シュヴィンドル:交響曲ニ長調Op.9-3
モーツァルト:交響曲第5番変ロ長調K.22「ハーグ」
 ソプラノと管弦楽のためのアリア「誠実に身を保ち」K.23
シュターミッツ:交響曲ハ長調Op.24-1
サイモン・マーフィー(指)
新オランダ・アカデミー室内O
シュターミッツ、リヒター、コレッリ、ヨーゼフ・シュミットの作品を録音してきたサイモン・マーフィー率いるオランダのピリオド・オーケストラ、新オランダ・アカデミー室内管の今回の舞台は18世紀オランダのハーグ。オランダ最後の総督オラニエ公ヴィレム5世のハーグ宮廷でチェリストとして活躍したフランチェスコ・ザッパ(fl.1763−1788)、宮廷楽長クリスティアン・エルンスト・グラーフ(1723−1804)、宮廷楽団のコンサートマスター、フリードリヒ・シュヴィンドル(1737−1786)の作品、またハーグで作曲されたモーツァルトの作品、ハーグで出版されたシュターミッツの作品など、"ヴィレム5世時代"の"ハーグ"に縁のある作曲家たちの珍しい作品をマーフィー&新オランダ・アカデミー室内管が全世界に向けて発信します。
PTC-5186366
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
華麗なるロンド変ホ長調Op.29
マーティン・ヘルムヘン(P)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2010年2月、デシンゲル(アントワープ/ベルギー)
ベートーヴェン・チクルスでさらに関係を強化させたヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィルという強力タッグの存在も見逃せません。
PTC-5186367
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.7
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
F.A.E.ソナタ ハ短調WoO.2より スケルツォ
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn/ストラディヴァリス"Booth")、
ロベルト・クーレック(P)

録音:2010年9月、ファルテルモント(オランダ)
シマノフスキ&ドヴォルザーク(PTM 1009)、バルトーク(PTM 1007)のコンチェルトでは、民族色豊かな作品をクールに奏で、新しいイメージを与えてくれた美しき天才ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。若干9歳でミュンヘン音楽大学の名教師アナ・チュマチェンコ女史の門下生となった天才のペンタトーン・リリース第3弾。
PTC-5186.370
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO
ポーランド出身の名指揮者マレク・ヤノフスキとスイス・ロマンドOのブルックナー・チクルス第5弾。
PTC-5186.371
ブルックナー:交響曲第8番(1890年版) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2010年4月&6月−7月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
ポーランド生まれの名匠マレク・ヤノフスと名門スイス・ロマンドOのブルックナー・サイクル第4弾。
PTC-5186372
シューベルト:交響曲第9番「グレート」 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2010年7月、クィーン・エリザベス・ホール(アントワープ/ベルギー)/レコーディング:トリトナス(アンドレアス・ノイブロンナー&マーカス・ハイランド)

※日本先行発売
ピリオド・アプローチを採用しても音楽そのものは古色蒼然となることなく、爽やかな感覚に満ちているものがほとんどですが、中でもヘレヴェッヘの演奏はその最たるものでしょう。小気味よいテンポで、湿り気のないカラッと晴れ渡った青空のような清々しさがこの演奏にも横溢。最も印象的なのが第3楽章。ノリントンのように1小節を1拍として振る高速テンポとは対照的に、ひなびた田舎風のニュアンスが美しいテクスチュアで繰り広げられます。終楽章の最終音はディミニュエンド終止。 【湧々堂】
PTC-5186.373
コルンゴルト:交響曲嬰ヘ長調Op.40
組曲「から騒ぎ」Op.11
マルク・アルブレヒト(指)ストラスブールPO

録音:2010年3月、ストラスブール音楽会議センター(フランス)
マルク・アルブレヒトの音楽監督就任後、急速に評価を高め、自らの演奏で古豪復活を宣言した1855年創設のストラスブール・フィルのコルンゴルト作品集!アメリカ亡命後にハリウッドの巨匠としての地位を確立したコルンゴルトの「交響曲」は、強調されたリズム、ダイナミックなホルンの咆哮などが、映画音楽の雰囲気を感じさせてくれる晩年の大作。また亡命前のヨーロッパ時代に作曲された「から騒ぎ」とのコントラストも、コルンゴルトの作風の変化を知ることが出来る絶好の機会となるでしょう。
PTC-5186376
モーツァルト:アリア集
アリア「私はあなた様に明かしたい、おお神よ」K.418
アリア「ああ、私の思った通り…どこかへ消えておしまい」K.272
アリア「ああ、もし空に恵み深い星があるなら」K.538
アリア「私は行く、だがどこへ」K.583
アリア「美しい恋人よさようなら…とどまれ、最愛の人よ」K.528
アリア「もし大胆にも、望むなら」K.82
アリア「誰かわが恋人の苦しみを知らん」K.582
モテット「踊れ、喜べ、幸いな魂よ」ヘ長調K.165
レネケ・ルイテン(S)
エド・スパニャールド(指)コンセルトヘボウCO

録音:2009年4月、アムステルダム・ヴァールゼ教会(オランダ)
2002年、オランダのスヘルトーヘンボス国際声楽コンクールで第1位、聴衆賞を含む5つの賞に輝き、一挙に注目を集める存在となったオランダのソプラノ、レネケ・ルイテンのペンタトーン・デビュー・アルバム!オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのバイエルン州立歌劇場アカデミーで研鑽を積んだルイテンの転機となったのは、オランダの名リリック・ソプラノ、エリー・アメリンクとの出会い。その才能を見出したアメリンクの指導により、ドイツ・リート、シューベルト歌曲、そしてモーツァルトのスペシャリストに成長したルイテンは、ミュンヘンのプリンツレゲンテン劇場、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ネーデルランド・オペラへ続々とデビューを果たすなど、オランダ声楽界の次代を担う新星、そしてアメリンクの後継者として脚光を浴びています。
PTC-5186377
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Op.10
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1
児玉麻里(P)

録音:2010年1月
PTC-5186.378
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
スペイン奇想曲Op.34
ナポリの歌Op.63
カルロ・ポンティ(指)
ロシア・ナショナルO
イタリアの映画プロデューサー、カルロ・ポンティと大女優ソフィア・ローレンを両親に持ち、指揮者としての才能を開花させた正真正銘のサラブレッド、カルロ・ポンティ(ジュニア)。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」(PTC-5186 332)で堂々たる演奏を披露してくれたポンティが、再びロシア・ナショナルO(RNO)を率いてリムスキー=コルサコフを振る!
PTC-5186381
チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」
スラヴ行進曲Op.31
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2011年4月 DZZスタジオ5(モスクワ)
後期3大交響曲に続くチクルス第4弾。
PTC-5186383
チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」
戴冠式行進曲
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO
15年以上という歳月を経て、プレトニョフ&RNOの2度目のチャイコフスキー全集がここに完結です!
PTC-5186382
チャイコフスキー:交響曲第2番「小ロシア」
同曲〜第1楽章(1872年原典版)
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2011年4月、DZZスタジオ5(モスクワ)
ヨーロッパを中心として、すでに1度目の全集(DG)を超えたという高評価が続出しているプレトニョフ&RNOのチャイコフスキー。ここでは1872年原典版からオリジナル・ヴァージョンの「第1楽章」を収録しており、プレトニョフの指揮による"改訂版"と"原典版"の「第1楽章」の聴き比べも楽しみなところ。
PTC-5186384
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
幻想序曲《ロメオとジュリエット》(1880年第3稿)
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2010年6月、DZZ第5スタジオ(モスクワ)
DGでの全集録音完結から15年。プレトニョフのチャイコフスキーの交響曲全曲録音第1弾です。ベートーヴェンで物議を醸した演奏と異なり、安全に正攻法。何と言っても特徴的なのはスケール感がグンととアップし、歌のセンス、呼吸の切り替えがますます確信に満ちたものに変貌していること。交響曲の第1楽章コーダのテンポの落とし方はまさに巨匠級の重みを感じさせ、終楽章は相当の高速(8:33)ですが、それが上滑りっせずにまっしぐらの直情を見事に伝えます。オケの技術も向上しているせいか、響きの密度にムラなく、最後までいい感した緊張を保っている点にも注目。一方「ロメ・ジュリ」も素晴らしく、序奏部から響きの充実ぶりに引きつけられます。聴きものは中間部第2主題の官能的とも言えるフレージング!色彩が透徹された色彩の妙と相まって心にそっと染み渡るのです。後半の第2主題の盛り上げ方もアゴーギクが堂に入り、プレトニョフの円熟を確信させます。 【湧々堂】
PTC-5186385
チャイコフスキー:交響曲第5番
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2010年6月、DZZ第5スタジオ(モスクワ)
旧全集から15年。ペンタトーンを新たな舞台として2011年にスタートしたミハイル・プレトニョフ&ロシア・ナショナルO(RNO)の"新"チャイコフスキー・チクルス第2弾。
PTC-5186387
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲 Op.58 ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2013年4月、DDDスタジオ5(モスクワ、ロシア)
プレトニョフ&RNOの新録音としてはもちろんのこと、"SACD Hybrid"の「マンフレッド交響曲」の登場は、フォーマット、サウンドの両方にも大きな注目が集まること必至。ミハイル・プレトニョフ&ロシア・ナショナルOのチャイコフスキー・プロジェクト、ここに完結!
PTC-5186386
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
イタリア奇想曲Op.45
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2010年6月、DZZ第5スタジオ(モスクワ)
新全集の第3弾は、「交響曲第4番」(PTC-5186384)、「交響曲第5番」(PTC-5186385)と同じく2010年6月にモスクワでレコーディングが行われた「悲愴」!
PTC-5186.388
ヤナーチェク:グラゴル・ミサ(1926−27年原典版)
狂詩曲《タラス・ブーリバ》
マレク・ヤノフスキ(揮)
ベルリンRSO、ベルリン放送Cho
アガ・ミコライ(S)
イリス・フェルミリオン(Ms)
スチュアート・ニール(T)、
アルチュン・コチニャン(Bs)、
イヴェタ・アプカルナ(Org)

録音:2010年11月、ベルリン放送スタジオ&2012年4月、ベルリン・フィルハーモニー(オルガン独奏)
近代チェコ、モラヴィア地方の大作曲家ヤナーチェクの音楽の演奏と解釈に大きな自信を持つヤノフスキ。古代スラヴ語のグラゴル文字の典礼文による「グラゴル・ミサ」では、冒頭にイントラーダを配し、オルガン独奏の後奏(Varhany Solo/Postludium)では、出版譜とは異なるオリジナルのマニュスクリプトをベースとするなど、ヤノフスキはベルリン放送響とのレコーディングのために自筆譜に基づく"原典版"を用いています。
PTC-5186389
ベートーヴェン:後期三大ソナタ集
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
児玉麻里(P)

録音:2011年3月、ファルテルモント(オランダ)
ペンタトーンを舞台として2003年にスタートした児玉麻里のベートーヴェン。前作の「Op.10」(PTM 1012)に続くピアノ・ソナタ集第7巻。日本を代表するベートーヴェン弾きの1人となった名ピアニストが、「後期三大ソナタ」が持つ深く、そして広いベートーヴェンの世界をその両手で描きます。
PTC-5186390(2SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26「葬送」
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1「幻想曲風ソナタ」
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」
児玉麻里(P)

録音:2012年8月、ファルテルモント(オランダ)
2003年にスタートした日本屈指のベートーヴェン弾き、児玉麻里のベートーヴェンのピアノ・ソナタ集第8巻は、SACD Hybrid盤2枚組でのリリース!第8巻には、ベートーヴェンの初期から中期への橋渡しとなる1800年以降に作曲された「葬送」や「幻想曲風ソナタ」、「田園」などの6作品を収録。1999年のアメリカ(ロサンゼルス)、2003年の日本(東京&名古屋)での「全曲演奏会」で大成功を収め、オランダのペンタトーン(Pentatone)での「全曲録音」も完結へと着実に進む児玉麻里のベートーヴェン。
PTC-5186391
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
児玉麻里(P/スタインウェイ&サンズD-274)

録音:2013年2月、オンデル・デ・リンデン(ファルテルモント、オランダ)
第7巻で孤高の傑作群「後期三大ソナタ」(PTC-5186389)を弾き、「第28番」と「第29番」を収録した今作は後期作品集の第2巻。成熟、進化を遂げたピアニズムが、楽聖ベートーヴェンの後期2作品、「第28番」と「ハンマークラヴィーア」で発揮される ――。
PTC-5186.393
戦争の時代の音楽
アイヴズ:答えのない質問*
アダムズ:包帯係+
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
ヴォ―ン=ウィリアムズ:交響曲第4番ヘ短調
カルロス・カルマー(指)オレゴンSO、
ジェフリー・ワーク(Tp)*、
サンフォード・シルヴァン(Br)+、
ジュン・イワサキ(Vn)+
アメリカ、オレゴン州ポートランドのオーケストラ、オレゴンSOと2003年から音楽監督を務めるカルロス・カルマーのコンビがペンタトーン初登場!2011年5月にカーネギーホールで行われた"スプリング・フォー・ミュージック・フェスティヴァル"で大絶賛を浴びた20世紀アメリカ&イギリス・プログラムが、カルマー&オレゴン響のペンタトーン第1弾となります。ジェームズ・デプリーストの音楽監督退任以降、レコーディングに恵まれてこなかったオレゴン響が再び表舞台へと復帰です!

PTC-5186394
シューベルト:歌曲集(レーガー、ウェーベルンによるオーケストラ伴奏版)
音楽に寄せて D.547(レーガー編)
魔王 D.328(レーガー編)
君はわが憩い D.776(ウェーベルン編)
老いの歌 D.778(レーガー編)
月に寄せて D.296(レーガー編)
プロメテウス D.674(レーガー編)
夜と夢 D.827(レーガー編)
竪琴弾きの歌 D.478〜第1曲「孤独にひたりこんでいるものは」/第2曲「涙を流しながらパンを食べたことのないひとたち」/第3曲「わたしは家の裏戸口にそっと忍び寄っては」(レーガー編)
タルタロスの群れ D.583(レーガー編)
美しき水車小屋の娘 D.795〜第10曲「涙の雨」(ウェーベルン編)
冬の旅〜第20曲「道しるべ」(ウェーベルン編)
メムノン D.541(レーガー編)
白鳥の歌〜第9曲「君の肖像」(ウェーベルン編)
万霊節の連祷 D.343(レーガー編)
夕映えの中で D.799(レーガー編)
クリスティアン・エルスナー(T)
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO

録音:2014年9月ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)
実力派テノール歌手、クリスティアン・エルスナーがシューベルトの歌曲を録音。なんと、レーガー、ウェーベルン編曲によるオー ケストラ伴奏で、演奏はマレク・ヤノフスキ指揮ベルリンRSOです。ヤノフスキはエルスナーへ絶大なる信頼を置き、ワーグナーの「パルジファル」 (PTC 5186401)をはじめ、頻繁に共演しております。
ブラームス、ブリテン、ベルリオーズ、レーガー、ウェーベルンといった名だたる作曲家がシューベルトの歌曲のオーケストラ編曲をしてきましたが、こ れら編曲版の演奏・録音は非常に少なく当録音は大変貴重なものといえます。今回、レーガー編曲を13曲、ウェーベルン編曲を4曲、計17曲を収録 しました。レーガー版は後期ロマン主義の重厚な作風があらわれ、まるでオルガンの様に壮大です。一方、ウェーベルンはウィーン大学在籍時の作品で、 透き通るような響きを追求しております。両作曲家の個性のあらわれたアレンジと言え、シューベルトの歌曲の新たな魅力に出会えます。
クリスティアン・エルスナーはドイツ・リートを得意とし、シューベルトをはじめこれまで多くの録音を残してきました。近年ではサイモン・ラトル指揮、 ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミー団員とともにハンス・ツェンダー編曲による「冬の旅」室内アンサンブル版を演奏し話題となりました。エルスナー の抜群の歌唱とヤノフスキの見事なオーケストレーションをPENTATONEレーベルの高音質録音でお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186395
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.115
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
ワシリー・ペトレンコ(指)ロ
シア・ナショナルSO

録音:2012年1月23日−27日、モスクワ(ロシア)
「シマノフスキ&ドヴォルザーク」(PTM 1009)、「バルトーク」(PTM 1007)、「ブラームス」(PTM 1013)に続くペンタトーン・クラシックス(Pentatone Classics)でのレコーディング第4弾。
PTC-5186398
ブラームス(シェーンベルク編曲):ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
シェーンベルク:映画の一場面への伴奏音楽 Op.34
マルク・アルブレヒト(指)オランダPO

録音:2014 年6 月/アムステルダム
ルク・アルブレヒト指揮、オランダ・フィルの最新録音は、シェーンベルク編曲のブラームスのピアノ四重奏曲第1番とシェー ンベルクの映画の一場面への伴奏音楽です。ピアノ四重奏曲はシェーンベルクがアメリカに移住した後1937年に管弦楽版に編曲され、初演は翌1938 年5月7日にクレンペラー指揮、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団によって行われました。当楽曲の神髄にせまるシェーンベルクの編曲はブラー ムスに対する敬意を感じずにはいられません。一方、映画の一場面への伴奏音楽は1929年から30年に作曲され、こちらも初演はクレンペラーでした。 12音技法を駆使した曲ながら初演は大成功したと言われております。これらの作品をアルブレヒトは明快なタクトでオーケストラを見事にコントロールし ております。
マルク・アルブレヒトとオランダ・フィルはPENTATONEレーベルよりマーラーの大地の歌(PTC 5186502)及びマーラーの交響曲第4番(PTC 5186487)をリリースしており、いずれも高い評価を得ております。 (Ki)

■マルク・アルブレヒト(指揮)
ワーグナーとR. シュトラウスの解釈および現代音楽への傾倒で高く評価されているマルク・アルブレヒトは、現在、オランダ・フィルハーモニー管弦楽団、 オランダ室内管弦楽団の首席指揮者を務めており、ヨーロッパの権威あるオペラハウスやオーケストラにも定期的に客演している。キャリアの初期の頃は ハンブルクとドレスデンの歌劇場で数シーズンを過ごし、ウィーンのグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団でクラウディオ・アバドのアシスタントに指 名された。1995 年、ダルムシュタット歌劇場の音楽監督に就任し6 年間務めた後、2006 年から2011 年までストラスブール・フィルハーモニー管弦 楽団の芸術監督および首席指揮者を務めた。同世代の指揮者たちの中でも高く評価されている。【情報提供:パシフィック・コンサート・マネジメント】
PTC-5186399
ラフマニノフ:幻想的小品集Op.3
練習曲集「音の絵」Op.33
コレルリの主題による変奏曲Op.42
ナレ・アルガマニヤン(P)

録音:2012年1月、ファルテルモント(オランダ)
1997年のショパン国際ピアノ・コンクール・イン・ユーゴスラヴィア第1位からスタートしたアルメニアの天才女流ピアニストの国際的なキャリア。2000年のジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール(ジュニア部門)では最高位に輝き、2008年には遂にモントリオール国際音楽コンクールの優勝。さらにはその実力と才能を認めた内田光子から、2012年の夏に行われるマールボロ音楽祭に招待されるなど、アルガマニヤンは現在進行形のサクセスストーリーを歩んでいます。

PTC-5186400(2SACD)
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 マッティ・サルミネン(バス/ダラント)、
リカルダ・メルベート(ソプラノ/ゼンタ)、
ロバート・ディーン・スミス(テノール/エリック)、
シルヴィア・ハブロヴェツ(メゾ・ソプラノ/マリー)、
スティーヴ・ダヴィスリム(テノール/舵手)、
アルベルト・ドーメン(バス・バリトン/オランダ人)、
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&cho

録音(ライヴ録音):2010年11月13日、ベルリン・フィルハーモニー(ドイツ)
2013年のリヒャルト・ワーグナー生誕200周年の完成に向けて、ヤノフスキ&ベルリン放送響のワーグナー・プロジェクトが遂にスタート!幕開けとなる第1弾は。世界中のワグネリアンを熱くするであろうヤノフスキ&ベルリン放送響のワーグナーは、次の10年を代表するスペシャル・プロジェクトとなること必至!

PTC-5186401(4SACD)
ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&cho
エフゲニー・ニキーチン(Br/アンフォルタス)、
ドミトリー・イヴァシュチェンコ(bs/ティトゥレル)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs/グルネマンツ)、
クリスティアン・エルスナー(T/パルジファル)
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br/クリングゾル)
ミシェル・デ・ヤング(Ms/クンドリ)、他

録音:2011年4月8日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式ライヴ)
ワーグナー生誕200周年の2013年の完成に向けて全世界で高評価を得ながら着々と進む「マレク・ヤノフスキ&ベルリン放送響」&「ペンタトーン・クラシックス」のワーグナー・プロジェクト第3弾。

PTC-5186402(4SACD)
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO、
アルベルト・ドーメン(Br/ハンス・ザックス)、
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs/ファイト・ポーグナー)、
マイケル・スモールウッド(T/クンツ・フォーゲルザンク)、
セバスティアン・ノアック(Bs/コンラート・ナハティガル)、
ディートリヒ・ヘンシェル(Bs/ジクストゥス・ベックメッサー)、
トゥオマス・プルシオ(Bs/フリッツ・コートナー)、
イェルク・シェルナー(T/バルタザル・ツォルン)、
トーマス・エーベンシュタイン(T/ウルリヒ・アイスリンガー)、
トルステン・シャルンケ(T/アウグスティン・モーザー)、
トビアス・ベルント(Bs/ヘルマン・オルテル)、
ハンス=ペーター・シャイデッガー(Bs/ハンス・シュヴァルツ)、
イ・ヒュンウク(Bs/ハンス・フォルツ)、
ロバート・ディーン・スミス(T/ヴァルター・フォン・シュトルツィング)、
ペーター・ゾーン(T/ダヴィッド)、
エディット・ハッラー(S/エヴァ)、
ミシェル・ブリート(Ms/マグダレーネ)、
マッティ・サルミネン(Bs/夜警)

録音:2011年6月3日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式ライヴ)
「ニーベルングの指環」を含むワーグナーの主要オペラ10作品を演奏会形式で上演するヤノフスキ&ベルリン放送響のワーグナー・プロジェクト。「ニュルンベルクのマイスタージンガー」には前作の「さまよえるオランダ人」からドーメン、サルミネン、ディーン・スミスが引き続き参加しており、キャスト陣の継続性も非常に嬉しいところ。ベルリンのフィルハーモニーを熱狂で包み、現地ドイツでは前作以上の完成度と激賞されているヤノフスキの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
PTC-5186403(3SACD)
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&Cho
ギュンター・グロイスベック(Bs/ハインリヒ国王)、
クラウス・フローリアン・フォークト(T/ローエングリン)、
アネッテ・ダッシュ(エルザ・フォン・ブラバント/S)、
ゲルト・グロホフスキー(フリードリヒ・フォン・テルラムント/Br)、
スサネ・レースマーク(オルトルート/Ms)、
マルクス・ブリュック(ハインリヒ王の伝令/Br)、
ロベルト・フランケ(ブラバントの貴族/T)、
ホルガー・マークス(ブラバントの貴族/T)、
サッシャ・グリンテンカンプ(ブラバントの貴族/Bs)、
トーマス・プフュツナー(ブラバントの貴族/Bs)、
クリスティーン・ビショフ(小姓/S)、
イザベル・フォスキューラー(小姓/S)、
ユディト・ローザ―(小姓/A)、
ベッティーナ・ピーク(小姓/A)

録音(ライヴ):2011年11月12日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式)
シリーズ第4弾の「ローエングリン」では、"現代最高のローエングリン"との呼び声が高いテノールのクラウス・フローリアン・フォークト、ウィーン国立歌劇場、チューリッヒ歌劇場、METなどで活躍するオーストリアのバス、ギュンター・グロイスベック、2011年のバイロイト音楽祭でもエルザを歌ったアネッテ・ダッシュなど、世界の第一線で活躍する実力者たちを惜しみなく起用!
PTC-5186404(3SACD)
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&Cho
スティーヴン・グールド(トリスタン/テノール)、
ニーナ・シュテンメ(イゾルデ/ソプラノ)、
クワンチュル・ユン(マルケ王/バス)、
ヨハン・ロイター(クルヴェナール/バリトン)、
ミシェル・ブリート(ブランゲーネ/メゾ・ソプラノ)、
サイモン・ポーリー(メロート/テノール)、
クレメンス・ビーバー(牧童/テノール)、
アルットゥ・カターヤ(舵取り/バリトン)、
ティモシー・ファロン(若い船乗り/テノール)

録音(ライヴ):2012年3月27日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式)
マレク・ヤノフスキとベルリンRSO、そしてペンタトーン・クラシックス(Pentatone Classics)のトライアングルが、リヒャルト・ワーグナー(1813−1883)の生誕200周年となる2013年の完結を目指す「ワーグナー・プロジェクト」。ヤノフスキの「トリスタンとイゾルデ」では、トリスタン役には2010年12月〜2011年1月に新国立劇場でトリスタン歌手としての天性の資質を披露してくれたスティーヴン(ステファン)・グールド、イゾルデ役にはパッパーノ&コヴェント・ガーデン王立歌劇場との演奏でも存在感を示したスウェーデンの名花ニーナ・シュテンメを起用。
PTC-5186405
(3SACD)
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 アルベルト・ドーメン(Bs/ヘルマン)
ロバート・ディーン・スミス(T/タンホイザー)
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br/ヴォルフラム)
ペーター・ゾーン(T/ヴァルター)
ヴィルヘルム・シュヴィングハンマー(Bs/ビテロルフ)
マイケル・マカウン(T/ハインリヒ)
マルティン・スネル(Bs/ラインマル)
ニーナ・シュテンメ(S/エリーザベト)
マリーナ・プルデンスカヤ(Ms/ヴェーヌス)
ビアンカ・ライム(S/若い羊飼い)
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&Cho

録音(ライヴ):2012年5月5日、ベルリン・フィルハーモニー(ベルリン)
2012年5月5日にベルリンのフィルハーモニーで上演された「タンホイザー」では、タイトル・ロールのタンホイザー役にはロバート・ディーン・スミス、ヘルマン役にはアルベルト・ドーメン、エリーザベト役にはニーナ・シュテンメ、そしてヴォルフラム役としてクリスティアン・ゲルハーヘルがシリーズ初登場を果たすなど、世界中で絶賛されている「ローエングリン」や「トリスタンとイゾルデ」などの前5作を上回るかのような豪華ソリストたちを起用。ワーグナーの主要オペラ作品の新たな名演の宝庫であり、ワグネリアンにとっての重要なコレクターズ・アイテムでもあるヤノフスキ&ベルリン放送響の「ワーグナー・エディション」。ワグネリアン熱狂の「タンホイザー」が堂々の登場です!!
PTC-5186406
(2SACD)
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO、
トマシュ・コニェチュニ(bsBr/ヴォータン)、
クリスティアン・エルスナー(T/ローゲ)、
イリス・フェルミリオン(Ms/フリッカ)、
ギュンター・グロイスベック(Bs/ファーゾルト)、
ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(Br/アルベリヒ)、
アンドレアス・コンラート(T/ミーメ)、
アントニオ・ヤン(Br/ドンナー)、
コル=ヤン・デュッセリエー(T/フロー)、
リカルダ・メルベス(S/フライア)、
マリア・ラドナー(A/エルダ)、
ティモ・リーホネン(Bs/ファーフナー)、
ユリア・ボルヒェルト(S/ヴォークリンデ)、
カタリーナ・カンマーローアー(Ms/ヴェルグンデ)、
キズマーラ・ペサッティ(A/フロースヒルデ)

録音:2012年11月22日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ/演奏会形式)
いよいよスタートとなるマレク・ヤノフスキの新たなる「ニーベルングの指輪」。
ベルリン放送響との新録音では、ヴォータン役にトマシュ・コニェチュニ、ローゲ役にはクリスティアン・エルスナー、フリッカ役にはイリス・フェルミリオン、ファーゾルト役にはギュンター・グロイスベックなど、現代有数の名歌手たちを惜しみなく起用。
1980年代前半にドレスデン・シュターツカペレを振り「ニーベルングの指輪」の全曲録音を完成させているマレク・ヤノフスキ。
約30年振りとなる「ニーベルングの指輪」の全曲録音完成に向けて、最高のスタートとなる「ラインの黄金」の幕開けです!!
PTC-5186407
(4SACD)
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO、トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/バリトン)、イリス・フェルミリオン(フリッカ/メゾ・ソプラノ)、ロバート・ディーン・スミス(ジークムント/テノール)、メラニー・ディーナー(ジークリンデ/ソプラノ)、ティモ・リーホネン(フンディング/バス)、ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、アニヤ・フィデリア・ウルリッヒ(ゲルヒルデ/ソプラノ)、フィオニュアラ・マッカーシー(オルトリンデ/ソプラノ)、ハイケ・ヴェッセルズ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)、キズマーラ・ペッサッティ(シュヴェルトライテ/コントラルト)、カローラ・ヘーン(ヘルムヴィーゲ/ソプラノ)、ウィルク・テ・ブルンメルストローテ(ジークルーネ/メゾ・ソプラノ)、ニコル・ピッコロミーニ(グリムゲルデ/コントラルト)、レナーテ・シュピングラー(ロスヴァイセ/メゾ・ソプラノ)

録音(ライヴ):2012年11月24日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式)
ドレスデン・シュターツカペレとの旧録音から約30年という月日を経て幕を開けたマレク・ヤノフスキの「ニーベルクの指輪」新録音。前作「ラインの黄金」からは、ヴォータンのトマシュ・コニェチュニ、フリッカのイリス・フェルミリオン、ティモ・リーホネンがフンディングで登場し、さらにはジークムントのロバート・ディーン・スミス、ジークリンデはのメラニー・ディーナー、そしてブリュンヒルデのペトラ・ラングが加わるなど、「ワルキューレ」でも世界有数のワーグナー
PTC-5186408
(3SACD)
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」 マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO、
トマシュ・コニェチュニ(さすらい人/ヴォータン/バリトン)、
スティーヴン・グールド(ジークフリート/テノール)、
ヴィオレッタ・ウルマーナ(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、
アンナ・ラーション(エルダ/アルト)
マッティ・サルミネン(ファーフナー/バリトン)、
ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、
クリスティアン・エルスナー(ミーメ/テノール)、
ゾフィー・クルスマン(森の小鳥/ソプラノ)

録音:2013年3月1日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式、ライヴ・レコーディング)
"さすらい人&ヴォータン"は「ワルキューレ」と同じくトマシュ・コニェチュニが務め、ヴィオレッタ・ウルマーナ、アンナ・ラーション、マッティ・サルミネン、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー、クリスティアン・エルスナー、ゾフィー・クルスマンなど、「ジークフリート」に起用された世界有数の名歌手たちの豪華共演は、シリーズの終盤に相応しい。ヤノフスキのワーグナーも「神々の黄昏」を残すのみ。壮大なフィナーレへ向けて、英雄ジークフリートが堂々の登場です!
PTC-5186409
(4SACD)
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」 マレク・ヤノフスキ(指)
ベルリンRSO、
ベルリン放送Cho
ランス・ライアン(ジークフリート/テノール)、
ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、
マッティ・サルミネン(ハーゲン/バス)、
マルクス・ブリュック(グンター/バリトン)、
エディット・ハッラー(グートルーネ/ソプラノ)、
ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、
マリーナ・プルデンスカヤ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)、
ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/ソプラノ)、
カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/メゾ・ソプラノ)、
キズマラ・ペッサッティ(フロスヒルデ/アルト)、
スサネ・レースマーク(第1のノルン/アルト)、
クリスタ・マイヤー(第2のノルン/メゾ・ソプラノ)、
ジャクリーン・ワーグナー(第3のノルン/ソプラノ)

録音:2013年3月15日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式、ライヴ・レコーディング)
ブリュンヒルデのペトラ・ラング、ハーゲンのマッティ・サルミネン、グンターのマルクス・ブリュック、さらにはエディット・ハッラー、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー、マリーナ・プルデンスカヤなど、「ワーグナー・エディション」のフィナーレに相応しい豪華なソリストたちが集結。ヤノフスキの「ワーグナー・エディション」、「ニーベルングの指輪」新録音、ここに堂々の完結です!
PTC-5186.444
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
サ・チェン(P)、
ローレンス・フォスター(指)グルベンキアンO

録音:2011年2月、カルースト・グルベンキアン財団大講堂(リスボン)
中国ピアノ界の若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、サ・チェン(1979−)のペンタトーン専属リリース第3弾は、ラフマニノフ&グリーグのピアノ協奏曲集!ユンディ・リを育てたダン・ジャオイ(但 昭義)にピアノを師事したサ・チェンは、1996年リーズ国際ピアノ・コンクール第4位入賞、第14回ショパン国際ピアノコンクール第4位&ポロネーズ賞受賞、第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール第3位入賞という実績を持ち、有望な若手ピアニストがひしめく中国ピアノ界の中でもその存在感は輝きを放っています。パワーや勢いで押し切るのではなく、輪郭の整った音色が作品の抒情性を雄大に描いた秀演。
PTC-5186.445
ゲッティ:歌劇「プランプ・ジャック」 ウルフ・シルマー(指)ミュンヘン放送O
バイエルン放送Cho
クリストファー・ロバートソン(Bs-Br)、
ニコライ・シューコフ(T)、
メロディー・ムーア(S)、
ナサニエル・ウェブスター(Br)、
レスター・リンチ(Br)、
ダイアナ・ケーリッヒ(Ms)、他
アメリカの石油王ポール・ゲッティの息子として有名な音楽家ゴードン・ゲッティ(1934−)の「プランプ・ジャック」は、シェイクスピアの「ヘンリー4世」や「ヘンリー5世」を題材とした2幕のオペラ。自らを「19世紀の作風を持つ現代の作曲家」と称するゲッティは、サンフランシスコ音楽院で音楽を学んでおり、作曲家としての手腕も確かです。
PTC-5186446
シューベルト:交響曲第8番「未完成」交響曲第6番ハ長調D.589 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
ロイヤル・フランダースPO

録音:2011年10月、クイーン・エリザベス・ホール(アントワープ/ベルギー)
「交響曲第9番《ザ・グレイト》」に続くシューベルト:交響曲集第2弾。トリトナスのアンドレアス・ノイブロンナー、マーカス・ハイランドが担当した録音面にも要注目です。
PTC-5186.447
ブルックナー:交響曲第1番ハ短調(リンツ稿) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2011年6月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
ベルリン放送響とのワーグナー・プロジェクトが絶好調のポーランドの名匠マレク・ヤノフスキが、名門スイス・ロマンドOと進めるブルックナー・チクルス第6弾。
PTC-5186.448
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(1877年稿、キャラガン校訂) マレク・ヤノフスキ(指)スイス・ロマンドO

録音:2012年10月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
ブルックナーの他の交響曲と同じく、数度の改訂が行われた「交響曲第2番」でヤノフスキが選んだのは、1877年稿のウィリアム・キャラガン校訂版。「第1番」や「第3番」での見事な演奏を聴かせてくれたヤノフスキ。「第2番」の決定稿とも評されるヴァージョンでの好演。
PTC-5186.449
ブルックナー:交響曲第3番(1889年第3稿/ノヴァーク版) マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO

録音:2011年10月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ/スイス)
「ワーグナー・プロジェクト」でも絶好調のマレク・ヤノフスキがスイスの名門、スイス・ロマンド管弦楽団と取り組むブルックナー・チクルス。

PTC-5186.450
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》〔1878/80年稿(ノヴァーク版)〕 マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO

録音:2012年10月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
ピンカス・スタインバークの後を継ぎ、2011−2012シーズンまで音楽監督としてスイス・ロマンド管弦楽団を率いたポーランド出身の名匠マレク・ヤノフスキ。2007年5月に収録された「交響曲第9番ニ短調」からスタートした、ヤノフスキ&スイス・ロマンド管弦楽団のブルックナー・チクルスもいよいよフィナーレ。
PTC-5186.451
ゲッティ:歌劇「アッシャー家」 ローレンス・フォスター(指)
グルベンキアンO、
クリスティアン・エルスナー(T)、
エティエンヌ・デュピュイ(Br)、
フィリップ・エンス(Bs)、
リサ・デラン(S)

録音:2011年9月、カルースト・グルベンキアン財団大講堂(リスボン)
サンフランシスコSOの理事を務め、ロシア文化財団のメンバーとしてロシア・ナショナルOのサポートを行い、総資産は20億ドルとも言われるゲッティ・オイル社の資産相続人ゴードン・ゲッティ(1933−)。サンフランシスコ音楽院を優秀な成績で卒業した正真正銘の音楽家でもあるゲッティの「アッシャー家」は、エドガー・アラン・ポーの原作を題材とした自らが台本を完成させた自信作。2014年にウェールズ・ナショナル・オペラで初演が予定されています。
テノールのクリスティアン・エルスナーなどのソリストに加えて、イギリスの俳優ベネディクト・カンバーバッチがゲストとして出演するなど、豪華なキャスト陣の存在感にも期待したいところです。
PTC-5186452
シューマン:森の情景Op.82
交響的練習曲Op.13
アラベスク.ハ長調Op.18
マーティン・ヘルムヘン(P)

録音:2011年11月、ジーメンス・ヴィラ(ベルリン)
ドイツ・ピアノ界の若き皇帝マーティン・ヘルムヘンの「ピアノ協奏曲イ短調」(PTC-5186 333)以来となるロベルト・シューマン(1810−1856)は、「交響的練習曲」を含むソロ・プログラム!モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンの素晴らしい演奏を聴かせてくれているヘルムヘンにとって独墺系のレパートリーは、まさしくその代名詞たる存在。得意とするドイツ・ロマン派、シューマンの傑作でも、持ち味である美しい音色、豊かで繊細な表現力、リリシズムを存分に聴かせてくれます。
PTC-5186.453
(3SACD+DVD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207#
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211#
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョホ長調K.261
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド変ロ長調K.269
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364*
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンドハ長調K.373
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190**
ユリア・フィッシャー(Vn)、
ゴルダン・ニコリッチ(Va*&Vn**)、
ハンス・メイヤー((Ob)**、
ヘリ=ヤン・ステヘンガ(Vc)**、
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)#、
ヤコフ・クライツベルク(指)オランダCO

録音:2005年−2007年、メノナイト教会(ハールレム)&ヴァールゼ教会(アムステルダム)
素晴らしい関係を築いてきたヤコフ・クライツベルク&オランダ室内管との共演によるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲がボックス・セットで登場!女神が舞うかのように華麗でありながら技巧的にも卓越したソロはもちろんのこと、ユリア・フィッシャー自身によるカデンツァが随所で披露されているのも、このモーツァルトの大きな魅力。また、モーツァルトのレコーディング・セッションが収録されたDVDも、ユリア・フィッシャーのファンは必携でしょう。飛躍の舞台となったペンタトーンの優秀録音が、ユリア・フィッシャーのモーツァルトをさらに感動的に響かせます!
PTC-5186.458
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.77
ノットゥルノ ロ長調Op.40
弦楽五重奏曲第3番変ホ長調Op.97〜第2楽章
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団
【トーマス・ティム(Vn1)、
ヴォルフガング・ターリツ(Va)、
タチアナ・ヴァシリエヴァ(Vc)、
ロマーノ・トマジーニ(Vn2)、
ナビル・シェハタ(Cb)】

録音:2011年6月、フリッツ・フィリップス音楽センター(アイントホーフェン)
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団は、ロシアの女流チェリスト、タチアナ・ヴァシリエヴァとベルリン・フィルの弦楽セクションのメンバーたちが集い2007年にデビューを果たした強力アンサンブル!5人の名プレーヤーたちの鮮麗な"音色"と"個性"のアンサンブルから生まれたドヴォルザークが、聴く者を陶酔の境地へ誘います。
PTC-5186.459
アメリカの作曲家たちによる歌曲集
ヘギー:ブック・オブ・ナイトメアーズより
ガーナー:ヴィルナの詩
コリリアーノ:3つのアイルランド民謡
ゲッティ:エミリー・ディッキンソンによる4つの歌
パール・ウーフ:ルミ
ボルコム:5つのキャバレー・ソング
リサ・デラン(S)、
クリスティン・パンコニン(P)、
マット・ハイモヴィッツ(Vc)、
デヴィッド・クラカウアー(Cl)、
マキシム・ルブツォフ(Fl)

録音:2011年−2012年、アメリカ
リサ・デランは、ゴードン・ゲッティやデイヴィッド・ガーナーの歌曲集のレコーディングに参加するなど、近現代のアメリカ歌曲を得意とするソプラノ。ジョン・コリリアーノ(1938−)やウィリアム・ボルコム(1938−)などアメリカ楽壇の重鎮たちの「歌曲」をスペシャリスト、リサ・デランの歌声で。
PTC-5186.461
(2SACD)
イン・メモリアム・ヤコフ・クライツベルク
ドヴォルザーク:交響詩「水の精」
 交響詩「真昼の魔女」
 交響詩「金の紡ぎ車」
 交響詩「野ばと」Op.110
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ワーグナー:リエンツィ序曲
チャイコフスキー:なつかしい土地の想い出〜瞑想曲+
J・シュトラウス:ワルツ「北海の絵」0*
フランツ・シュミット:「ノートル・ダム」間奏曲
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲〜第3楽章+/#
ヤコフ・クライツベルク(指&P)、
オランダPO、ウィーンSO*、
ロシア・ナショナルO#、
ユリア・フィッシャー(Vn)+

録音:2002年−2008年
イリヤ・ムーシンから指揮法を学び、オランダ・フィル、ウィーン響、モンテカルロ・フィルなどで目覚ましい活躍を繰り広げながらも、51歳という若さで志半ばにしてこの世を去ったヤコフ・クライツベルクの追悼盤。2002年−2008年の録音。


PTC-5186.470
フランク&R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ集
フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)、
ロベルト・クーレック(P)

録音:2012年5月、ファルテルモント(オランダ)
19世紀のフランコ・ベルギー楽派を代表するフランクの「ヴァイオリン・ソナタ.イ長調」と、若き輝きと後期ロマン派の濃密な響きが同居するリヒャルト・シュトラウスの「ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調」。1880年代後半の同時期に誕生したフランクとR・シュトラウスの傑作の真髄を、ヴァイオリン界のプリンセスからクイーンへと歩みを進める逸材アラベラ・美歩・シュタインバッハーが美しく魅せる――。
PTC-5186.471
ディス・イングランド
エルガー:序曲「コケイン」Op.40
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第5番ニ長調
ブリテン:「ピーター・グライムズ」〜4つの海の間奏曲/パッサカリア
カルロス・カルマー(指)オレゴンSO

録音(ライヴ):2012年2月18日−19日&5月12日−14日、アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(ポートランド)
ジェームズ・デプリーストの後任として2003年からオレゴンSOの音楽監督を務める南米ウルグアイ生まれのオーストリア人指揮者カルロス・カルマー。ヴォーン=ウィリアムズの「交響曲第4番」やブリテンの「シンフォニア・ダ・レクイエム」などを収録したカルマー&オレゴン響のペンタトーン第1弾、「戦争の時代の音楽」(PTC-5186 393)に続く新録音は、エルガー、ヴォーン=ウィリアムズ、ブリテンのイギリス作品集!ウィーン国立音楽大学で学び、ハンブルク響、シュトゥットガルト・フィル、トーンキュスラー管など独墺圏での活動が長かったカルロス・カルマーだが、イギリス音楽、特にヴォーン・ウィリアムズは得意とするレパートリー。
PTC-5186.472
(2SACD)
エルガー:オラトリオ「ジェロンティアスの夢」
交響曲第1番変イ長調 Op.55
エド・デ・ワールト(指)
ロイヤル・フランダースPO
コレギウム・ヴォカーレ、
ピーター・オーティ(T)、
ミシェル・ブリート(Ms)、
ジョン・ハンコック(Br)

録音:2013年2月、デシンゲル・コンサート・ホール(アントワープ/ベルギー)
数々のオーケストラを一流に育ててきたオランダの名コンダクターであり、オーケストラ・ビルダー、エド・デ・ワールト(1941−)。2011年に首席指揮者に就任したロイヤル・フランダース・フィルハーモニーOとのペンタトーン(Pentatone)でのレコーディング第1弾。
PRC-5186475(2SACD)
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
ヘンデル『ユダ・マカベア』〜「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
モーツァルト『魔笛』〜「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
モーツァルト『魔笛』〜「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46
チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
マット・ハイモヴィッツ(Vc;ゴフリラー 1710年製[A’=430Hz])
クリストファー・オライリー(フォルテピアノ[A’=430Hz])

録音:2014 年1月/スカイウォーカー・サウンド、ルーカス・ヴァレー(カリフォルニア)
PentatoneレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画 “PENTATONE OXINGALE Series” が始動。記念すべき第1弾はOxingale Recordsレーベルの看板アーティスト、チェリストのマット・ハイモヴィッツとピアニストのクリストファー・ オライリーが、ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲を録音しました。当録音では作曲された時代の響きを追求・研究を重ねた結果、フォル テピアノを用い、チェロはハイモヴィッツの愛器であるゴフリラー(1710年製)にガット弦を張り、A’ =430Hzで調律・調弦しました。ハイモヴィッツ、 オライリーの安定したテクニックと切れ味抜群の演奏により当全集の新たな名盤登場と言えます。Pentatoneの高音質録音によりオーディオ・ファンにも おすすめです。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。今回のベートーヴェンは膨大なレパートリーの中でも最も重要な作 曲家の一人と語るハイモヴィッツにとって満を持しての録音となりました。今後の “PENTATONE OXINGALE Series” からのリリースも注目です!

PTC-5186.479
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216(カデンツァ:ヴォルフガング・シュナイダーハン)
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218(カデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」(カデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム)
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)、
ルツェルン音楽祭弦楽合奏団

録音:2013年9月、オーバーシュトラース教会(チューリッヒ、スイス)
アラベラ・美歩・シュタインバッハーが、モーツァルトの3つのヴァイオリン協奏曲で共演するのは、ヴォルフガング・シュナイダーハンとルドルフ・バウムガルトナーによって1956年に創設され、2012年よりダニエル・ドッズがコンサートマスター兼芸術監督を務めるルツェルン音楽祭弦楽合奏団(フェスティバル・ストリングス・ルツェルン)。3歳からヴァイオリンを弾き始めたアラベラ・美歩・シュタインバッハーが、「これらのコンチェルトは私の幼少の頃よりともにあり、キャリアを通しての重要なライトモティーフのような存在になっています。」と語るなど、特別な存在であり続けるモーツァルトの音楽。アラベラ・美歩・シュタインバッハーのエレガントな音色、スタイルと、天才モーツァルトの音楽が、現代に"モーツァルトの時代"を再現する ――!
PTC-5186480
ゴードン・ゲッティ(1933-):娘に祈りを(合唱とオーケストラのための)【詩:ウィリアム・バトラー・イェイツ】
プアー・ピーター(テノール、合唱とオーケストラのための)【詩:ゴードン・ゲッティ】
マッチ売りの少女(合唱とオーケストラのための)【詩:ハンス・クリスチャン・アンデルセン】
ジョアンとベル(ソプラノ、バリトン、合唱とオーケストラのためのカンタータ)【詩:ゴードン・ゲッティ】*
ニコライ・シューコフ(T)
メロディ・モーレ(S)
レスター・リンチ(Br)
バイエルン放送Cho
ミュンヘン放送O
アッシャー・フィッシュ(指)、
ウルフ・シルマー(指)*

録音:2013年11月、2014年4月*/ミュンヘン放送局スタジオ
ENTATONEレーベルでおなじみのアメリカ人作曲家ゴードン・ゲッティ。声楽作品を得意とし、合唱と管弦楽のための作品 集(PTC 5186040)、ソプラノのための歌曲集「ホワイト・エレクション」(PTC 5186054)、歌劇「プランプ・ジャック」(PTC 5186445)、歌劇「アッシャー 家」(PTC 5186451)などをこれまでにPENTATONEレーベルからリリースしてきました。期待の新作は、世界で愛されている童話「マッチ売りの少女」 を合唱とオーケストラのための作品に仕上げたもの。マッチ売りの少女をもとに作曲された作品といえばラッヘンマンの歌劇「マッチ売りの少女」、ラング の「マッチ売りの少女受難曲」がありますが、ゲッティによるこの作品は豊かな混声合唱と非常に効果的なオーケストラによってたいへんに美しい世界を 作り上げております。当録音もPENTATONEレーベルが誇る技術チームによる優秀録音で、オーディオ・ファンも注目の1枚と言えましょう。 (Ki)
PTC-5186481
アメリカの魂
ピストン:不思議な笛吹き[ 序奏/行商人たちの登場/お客さんたちの登場/商人の娘たちのタンゴ/サーカスの到着/サーカスの行進曲/笛吹きのソロ/メヌエット/スパニッシュ・ワルツ/シチリアーナ/ポルカ/フィナーレ ](1938)
アンタイル:ジャズ・シンフォニー(1923-25)
コープランド:交響曲第3番(1944-46)
カルロス・カルマー(指)
オレゴンSO

録音:2013年4月、2014年1月/アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(オレゴン州ポートランド)・ライヴ
アメリカの魂」と題されたこのディスクは、カルロス・カルマー指揮、オレゴン交響楽団による演奏で、20世紀を代表するア メリカ人作曲家、ピストン、アンタイル、コープランドの作品が収録されております。1958年ウルグアイ生まれのカルマーは故ジェームズ・デプリースト (1936-2013)の後任として2003年よりオレゴン交響楽団の音楽監督を務めており、意欲的なレパートリーで当団を成長させてきました。Pentatone レーベルからはこれまでに「戦争の時代の音楽(ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン、アイヴス、アダムズ)」(PTC 5186393)、「イギリス作品集(エルガー、 ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン)」(PTC 5186471)をリリース、当アルバムが第3弾となります。
ハーバード大学で音楽を学び、パリでブーランジェやデュカスに師事したピストンによるバレエ音楽「不思議な笛吹き」は、ハンス・ウィーナー・バレ エ団のために作曲された作品でピストンの代表作のひとつです。
アンタイルは当初は欧米でピアニストとして成功していましたが、ストラヴィンスキーに強く影響された前衛音楽作曲者として頭角を現しました。以後、 未来派的手法を用いて、多くの実験的作品を残しました。1923年に着手し改作を重ね1927年にニューヨークで初演されたジャズ・シンフォニーは名 前のごとくジャズの手法を用いた交響曲で、22の楽器の室内オーケストラとピアノ、木琴が登場する華やかな単一楽章の作品です。
20世紀を代表するアメリカの作曲家コープランドが作曲した自身最後の交響曲となった第3番は1944年に着手46年に完成し、初演は同年ボスト ンで指揮者セルゲイ・クーセヴィツキー夫人の追悼のために作曲されました。コープランドが繰り広げた「音楽版アメリカニズム」の作曲様式をもり込ん だ作品です。 (Ki)
PTC-5186482
(2SACD)
J・シュトラウス:喜歌劇『ジプシー男爵』 サンドール・バリンカイ:ニコライ・シュコフ、
カルネロ伯爵:ハインツ・ツェドニク、
ミラベッラ:レナート・ピッツシェイダー、
ザッフィ:クラウディア・バラインスキー、
ホモナイ伯爵:マルクス・ブリュック、
カールマン・ジュパン:ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー 、
アルゼーナ:ジャズミナ・ザークル 、ツイプラ:ハトゥナ・ミカベリーゼ 、
オットカール/パリ:ポール・カウフマン、エロルド:ローレンス・フォスター
北ドイツ放送フィルハーモニー
北ドイツ放送フィルハーモニーCho
カトリン・ラブーズ(コンサート・マスター)、
エーバーハード・フリードリッヒ(合唱監督)、ラリー・フォスター(指)

ライヴ録音:2015年5月/ハノーファー
シュトラウスファミリーの一人、シュトラウスU世の名作『ジプシー男爵』は、いまや140以上の劇場で上演されている名作です。 『ジプシー男爵』は、同じシュトラウスU世の作品として有名な『こうもり』よりも、ドラマ性に長けているため、小規模で軽いウィーン・オペレッタでなはく、 オペラ・コミックというオペラの一つとして、考えられてもいる作品です。当ディスクは2015年5月に上演されたライヴ録音を収録しています。ハンガリー の小説を原作としたシュニッツァーによる台本の恋愛物語を、ワルツ王シュトラウスU世の粋な音楽と共にお楽しみください! (Ki)
PTC-5186485
シュニトケ:交響曲第3番 ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ベルリンRSO

録音:2014年7月/ベルリン放送局本館
久々にシュニトケの大作の新録音が登場します。それも1972年生まれの俊英ウラディーミル・ユロフスキが1981年作の交 響曲第3番を手掛けた注目盤。
シュニトケの交響曲第3番はクルト・マズアの委嘱で作曲、1981年11月にマズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管により初演されました。52 分の間、バッハ、ヘンデル、モーツァルトから新ウィーン楽派、ヴァイルからシュトックハウゼン、ヘンツェに至る30人以上の作曲家の音素材を引用し、 独墺音楽史を映し出しているため「ドイツ交響曲」の異名を持ちます。これまでロジェストヴェンスキーとソ連文化省管のメロディア盤、エリ・クラスとス トックホルム・フィルのBIS盤がありましたが、ドイツで育ったロシア人ウラディーミル・ユロフスキがベルリン放送響を指揮した当盤こそ理想的演奏陣と 申せましょう。シュニトケならではの不安な心理やブラック・ユーモアをユロフスキ流の集中力と鋭敏な感性で描写、あっぱれな名演となっています。
録音は2014年7月にベルリン放送局本館 (Haus des Rundfunks RBB)で行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖マティアス教会で 収録され、ミキシングされているのも注目です。 (Ki)
PTC-5186486
現ロシア正教会の府主教のオーケストラ自作自演集
イラリオン府主教(アルフェエフ):(1)スターバト・マーテル (2008/11)
(2)コンチェルト・グロッソ (2012)
(3)BACHのモチーフによるフーガ (2012)
(4)死の歌【ガルシア・ロルカ詩】(全4曲)
(5)深き淵より (2018)
スヴェトラーナ・カシヤーン(S)(1)(3)、
アルチョム・デルヴォエド(G)(3)、
モスクワ神学校聖歌隊(1)(4)、
タチヤナ・ポルシネワ(Vn)(2)、
マクシム・ホホリコフ(Vn)(2)、
セルゲイ・ドゥボフ(Va)(2)、
アレクサンドル・ゴトゲルフ(Vc)、
ノルベルト・ゲムバチカ(Org)
イラリオン・アルフェエフ府主教(指)ロシア・ナショナルO

録音:2014 年 4月/モスクワ
現在ロシア正教会の府主教(総主教に次ぐナンバー2の高位)を務めるイラリオン・アルフェエフの作曲集を、何と作曲者本人 の指揮で味わえる何とももったいなきCDの登場です。
イラリオン府主教ことアルフェエフは1966年モスクワ生まれ。当初グネシン音楽学校でヴァイオリンと作曲を学ぶものの、モスクワ神学大学に進み、そち らを天職としました。2003年にはオーストリア主教、2009年にヴォロコフムスク市の大主教に就任。モスクワ総主教庁渉外局長も兼務するなど、ロシア 正教信者から生神として崇拝される存在となっています。著作「信仰の機密」は邦訳も出版されています。
作曲家としては宗教作品が中心で、無伴奏合唱のためのロシア聖歌多数のほか、オーケストラ付の「マタイ受難曲」(2006)などはフェドセーエフ指揮チャ イコフスキー記念モスクワ放送響のCDがreliefレーベルよりリリースされています。彼の宗教合唱曲は現代的な所のないディレツキーからチェスノコフ伝統 のロシア色と敬虔さのあいまった独特の世界。オーケストレーションも巧みで感動的です。
当ディスクに収められた5篇はいずれも最近作。ラテン語による「スターバト・マーテル」と「深き淵より」はポリフォニックな書法が興味津々。ロルカの スペイン語詩による「死の歌」は4曲から成りますが、ギターが効果的。同じ詩ではないものの、ショスタコーヴィチが交響曲第14番「死者の歌」でロル カの詩を用いていることの遠いこだまが聞こえます。また純器楽曲「コンチェルト・グロッソ」はイラリオン府主教としては珍しく現代的な匂いのする力作。 こちらはシュニトケやシルヴェストロフを思わせます。さらに「BACHのモチーフによるフーガ」はシ♭-ラ-ド-シのモチーフによるフーガで、もはや府主教 の余技とはいえない高度な作曲技法に驚かされます。
イラリオン府主教の指揮ぶりは見事なもので、抑制がききながらもスヴェトラーノフ風なエネルギーを感じさせるロシア流。ロシア正教信者はもちろん、あ らゆるロシア音楽ファンにオススメです。 ★録音は2014年4月にモスクワで行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖ルドヴィク教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。 (Ki)

PTC-5186487
マーラー:交響曲第4番 ト長調 マルク・アルブレヒト(指)オランダPO
エリザベス・ワッツ(S)

録音:2014年6月/アムステルダム
マルク・アルブレヒト指揮、オランダ・フィルによるマーラー第2弾はエリザベス・ワッツをソリストに迎えた交響曲第4番ト 長調です。前作「大地の歌」(PTC 5186502)は非常にダイナミックかつ生気に富んだアプローチで大曲を見事にまとめ上げておりましたが、この第4 番も期待以上の出来栄えといえ手兵を従え雄弁に歌い上げます。ソプラノ独唱のエリザベス・ワッツは今最も期待のされているイギリス出身の歌手で、キャ スリーン・フェリアー賞(2006年)、カーディフ歌唱賞(2007年)など名誉ある賞を獲得しています。ディスクとしては、ハリー・ビケット指揮、イングリッ シュ・コンサートとのバッハのカンタータとアリア集(HMU 807550)があり、のびやかで洗練された歌声は非常に高い評価を得ました。当録音で は美声はもちろんのこと、オーケストラと対話するかのような圧倒的な歌唱を聴かせてくれます。Pentatoneレーベルが誇る技術チームによる優秀録音を お楽しみください。

PTC-5186488
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
ヨハネス・モーザー(Vc;1694 年製グァルネリウス)
ヤクブ・フルシャ(指)
プラハ・フィルハーモニア

録音:2015 年1月/プラハ
世界的チェリストのヨハネス・モーザーがオランダ、PENTATONEレーベルと専属契約しました!注目の第1弾は待望のドヴォ ルザークと2014年の来日公演でも話題となったラロの協奏曲です。定期的に来日しているモーザーは日本でもファンが多く、硬派にして明快な演奏は高 く評価されております。
モーザーの十八番であるドヴォルザークは、キャリアを十分に積んで録音してくれたことに感謝したくなるほどの出来栄えで実に濃密な演奏を披露してお ります。同世代の実力派ヤクブ・フルシャと1994年にイルジー・ビエロフラーヴェクによって創設されたプラハ・フィルハーモニアとの好サポートによりドヴォ ルザークの神髄にせまる名演を聴かせてくれます。
ラロのチェロ協奏曲も聞きものです。ラロの代表作といえばヴァイオリンのスペイン交響曲ですが、チェロ協奏曲もスペイン交響曲と同様にスペインの 民族音楽の要素を取り入れており、民族的香気、管弦楽法の美しさが際立った傑作と言えます。弦楽器奏者の経験をもったラロらしい技巧的なパッセー ジが随所にあらわれ、軽快な歯切れの良さと迫力に満ちた演奏効果の大きいこの作品をモーザーは愛奏しており、2014年5月、NHK交響楽団の定期 演奏会での熱演は話題となりました。30代半ばのモーザーですが既に風格漂う演奏は感動せずにはいられません。 (Ki)

PTC-5186489(7SACD)
DSDマルチチャンネル
BOX仕様
チャイコフスキー:交響曲全集
交響曲第1番ト短調「冬の日の幻想」
スラヴ行進曲Op.31
交響曲第2番ハ短調(1872年初版)
交響曲第3番ニ長調「ポーランド」
戴冠式祝典行進曲
交響曲第4番ヘ短調Op.36
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
交響曲第5番ホ短調Op.64
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
イタリア奇想曲Op.45
マンフレッド交響曲Op.58*
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2011年4月、2010年6月、2013年4月/DZZスタジオ5(モスクワ)[聖ルドヴィヒ教会(ベルリン)(オルガン・パートのみ)*]
ミハイル・プレトニョフ率いるロシア・ナショナル管弦楽団によるチャイコフスキーの交響曲全集がついにBOX化されました。 1978年に行われたチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門の覇者であるミハイル・プレトニョフ。自ら私財を投じ、財団や企業など様々なスポンサー 獲得に奔走し1990年にロシア初となる民間出資のオーケストラとなったのがこのロシア・ナショナル管弦楽団です。楽団員の水準の高さと意欲に満ちた このオーケストラは1990年11月のデビュー公演で大成功し、以後本拠モスクワでの定期演奏会に加え世界各国で目覚ましい活動を続けております。チャ イコフスキーへの並々ならぬ思いをもつプレトニョフは、楽団創立以来、最重要レパートリーとして演奏を続けてきました。全体を通じ繊細な音楽作りを するプレトニョフですが、透明感と洗練味あふれるチャイコフスキーの交響曲は美の極みとも言え、プレトニョフの自在な表現で唯一無二のチャイコフス キーを演奏しております。
管弦楽作品はセルビア独立戦争における負傷兵救援基金募集のための慈善音楽会のために作曲された「スラヴ行進曲」、アレクサンドル3世の戴冠式 のために作曲された「戴冠式祝典行進曲」、シェイクスピアの劇の物語による「ロメオとジュリエット」、ダンテの『神曲』地獄編第5歌による「フランチェ スカ・ダ・リミニ」、イタリア滞在中に耳にした民謡、軍隊ラッパなどを素材として作曲された「イタリア奇想曲」が収録されております。
録音は2010年から2013年にかけてモスクワのスタジオで行われましたが、マンフレッド交響曲のオルガン・パートのみベルリンの聖ルドヴィヒ教会 で収録され、ミキシングされております。 (Ki)

PTC-5186490(9SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(全32曲) 児玉麻里(P;Steinway & Sons D-274)

録音:2003-2013年、オランダ
児玉麻里によるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集は2003年より開始し、2013年まで11年の歳月をかけて完成に到った 力作です。正統的で緻密な解釈のなかにも豊かな表情を示す児玉麻里のベートーヴェンは、各国で高い評価を得ており、実演でも1999年からはロサン ジェルスにて、また2003年からは日本での「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会」は話題となりました。非常に充実した児玉麻里のベートーヴェ ンをペンタトーン・レーベルの高音質録音により味わい深く堪能することができます。 (Ki)

PTC-5186500
(10SACD)
ペンタトーン・レーベル創立10周年記念ボックス
■DISC1: 2002
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調
 フィレンツェの思い出(弦楽合奏版)Op.70
■DISC2: 2003
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
■DISC3: 2004
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
■DISC4: 2005
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
 ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
 ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
■DISC5: 2006
ヨーゼフ・シュミット:初期交響曲と室内楽作品集
交響曲ニ長調Op.1-1/交響曲変ロ長調Op.6-2
交響曲ト長調
フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏曲ホ短調Op.3-3
フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏曲ト長調Op.3-6
交響曲変ホ長調「ハーディガーディ」
(全曲世界初録音)
■DISC6: 2007
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番
 ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415
■DISC7: 2008
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
 ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
■DISC8: 2009
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ドヴォルザーク:ヴァイオリンと管弦楽のための ロマンス.へ短調Op.11
 ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53
■DISC9: 2010
ゲッティ:管弦楽作品集
序曲「プランプ・ジャック」/先祖の組曲
深と深/ホームワーク組曲
バリーキールのフィドラー/ライズ・ザ・カラーズ
(全曲世界初録音)
■DISC10: 2011
ブルックナー:交響曲第7番(ノヴァーク版)
■ボーナス・ディスク(ペンタトーン・スーパーオーディオCDサンプラーVol.2)
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲〜Moderato
ブラームス:交響曲第2番〜Allegretto grazzioso
タネーエフ:カンタータ第2番「詩篇の朗読」Op.36〜2つの合唱
コレッリ:合奏協奏曲第4番ニ長調Op.6-4〜Allegro
レーヴェ:ピアノ協奏曲第2番イ長調〜Espaniola(Andante grazioso)
ハイドン:交響曲第44番ホ短調「悲しみ」Hob.1-44〜Allegro con brio
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜Adagio sostenuto
シュターミツ:4声のシンフォニア.ヘ長調〜Tempo di Minuetto
モーツァルト:ヴァイリンと管弦楽のための「アダージョ」ホ長調KV261
フォーレ:レクィエム〜天国に
 組曲「ペレアスとメリザンド」 〜Sicilienne - Allegretto molto moderato
ホミリウス:「コラール前奏曲」〜主なるイエスよ成就を助けたまえ
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調〜Rondo(Allegro)
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
■ボーナス・トラック(SACDレイヤーのみ収録)
(1)サラウンド・サウンドによる効果音(ロッホ・ローモンドの川岸の下流/シェフィールドの蒸気機関車の旅/エジンバラのミリタリー・タトゥー)
(2)機材セット・アップのための31種類のテスト・トーン
■DISC1: 2002
 コンセルトヘボウCO
 マルコ・ボーニ(指)

■DISC2: 2003
 オランダ・フィルハーモニック
 ヤコフ・クライツベルク(指)

■DISC3: 2004
 ユリア・フィッシャー(Vn)
 ロシア・ナショナルO
 ヤコフ・クライツベルク(指)

■DISC4: 2005
 児玉麻里(P)

■DISC5: 2006
 新オランダ・アカデミー室内楽団
 サイモン・マーフィー(指)

■DISC6: 2007
 マーティン・ヘルムヘン(P)
 オランダCO
 ゴルダン・ニコリッチ(指)

■DISC7: 2008
 サ・チェン(P)
 グルベンキアンO
 ローレンス・フォスター(指)

■DISC8: 2009
 アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
 ベルリンRSO
 マレク・ヤノフスキ(指)

■DISC9: 2010
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・フィールズ(アカデミーCO)
 ネヴィル・マリナー(指)

■DISC10: 2011
 スイス・ロマンドO
 マレク・ヤノフスキ(指)
PTC-5186.501
ブルックナー:ミサ曲第3番ヘ短調 マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO
ベルリン放送Cho
レネケ・ルイテン(S)、
イリス・フェルミリオン(Ms)、
ショーン・マシー(T)、
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)

録音:2012年6月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
1867年から1868年にかけて作曲され、その後1881年までに数度にわたり改訂が行われたブルックナー最後のミサ曲。エリー・アメリンクの愛弟子レネケ・ルイテン、ヤノフスキの「ラインの黄金」にも出演し、日本ではインバル&都響のマーラーにも招かれたイリス・フェルミリオンなど、ソリスト陣の充実振りも頼もしい。
PTC-5186.502
マーラー:大地の歌 マルク・アルブレヒト(指)
オランダPO
アリス・クート(Ms)、
ブルクハルト・フリッツ(T)

録音:2012年6月21日−22日、ヤクルト・ザール(アムステルダム)
2011年に急逝したヤコフ・クライツベルクの後任としてオランダ・フィルハーモニーO(ネーデルラント・フィルハーモニーO)の首席指揮者に就任したドイツのマエストロ、マルク・アルブレヒト。フランスの古豪ストラスブール・フィルを上昇気流に乗せた実績を持つアルブレヒトは、ネーデルラント・オペラでも首席指揮者を務めており、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスなどの独墺系レパートリーには特に定評があります。
PTC-5186503
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
ショーソン:詩曲 Op.25
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
ローレンス・フォスター(指)
グルベンキアンO
名門ミュンヘン音楽大学の名教師、アナ・チュマチェンコ門下を代表するヴァイオリニストであり、2004年にパリで劇的なデビューを飾り、国際的なキャリアを歩み始めたアラベラ・美歩・シュタインバッハー。
「シマノフスキ&ドヴォルザーク」(PTM-1009)、「バルトーク」(PTC-5186350)、「ブラームス」(PTC-5186367)、ワシリー・ペトレンコとの共演で話題を呼んだ「プロコフィエフ」(PTC-5186395)に続くアラベラ・美歩・シュタインバッハーのペンタトーン(Pentatone)での5枚目となるレコーディング。

PTC-5186504
KKC-5439
日本語解説付
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
シャルル・デュトワ(指)
スイス・ロマンドO

録音:2014年9月22-24日/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
近年、目覚ましき活躍の麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。前作、フランクとR.シュトラウスの ソナタ(PTC 5186470 / KKC-5415)をメイン・プログラムとした2014年12月来日公演の興奮も冷めやらぬなか、またしても超ド級の新譜が登場 です。それは、不朽の名作メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です!シュタインバッハーはヴァイオリニストにとっての勝負アルバム をシャルル・デュトワ指揮、スイス・ロマンド管という好サポートのもと満を持して録音しました。この2篇は実演にて何度も披露してきただけにファンな らずとも期待せずにはいられない大注目盤と言えましょう。
メンデルスゾーンは2014年12月に飯森範親指揮、日本センチュリー交響楽団との共演も記憶に新しいところですが、一貫して落ち着いたテンポで一 音一音雄弁に歌い上げます。カデンツァでは美しさと力強さを兼ね備え、近年の充実ぶりをうかがえる仕上がりと言えます。第2楽章では女王の風格を 感じる語り口で、一度聴いたら忘れがたき熱演です。第3楽章はオーケストラとの対話も見事でデュトワとの相性のよさもさることながら、歯切れのよい メロディが立体的に聴こえる快演です!なお、2015年6月、トーマス・ヘンゲルブロック指揮、ハンブルク北ドイツRSOの来日公演にて同曲を 演奏予定とのことです。一方、チャイコフスキーは2009年12月、NHK交響楽団の定期演奏会に登場し、指揮はデュトワでした。メンデルスゾーン同様、 朗々と歌い上げ毅然たるチャイコフスキーを聴かせてくれます。テンポのコントロールや豊かな音楽表情など、現在のシュタインバッハーの成熟した演奏を 堪能できる名演です。 (Ki)
PTC-5186.505
ゲッティ:ピアノ小品集
組曲「宿題(予習)」/組曲「先祖」
3つの伝統的な小品/初めての冒険
ライズ・ザ・カラーズ/アンダンティーノ
スケルツォ・ペンシエローソ
コンラッド・タオ(P/シュタイングレーバー)

録音:2012年7月、スカイウォーカー・サウンド(カリフォルニア)
ゲッティの作曲家人生のハイライト、サンフランシスコ音楽院在学中の1962年に作曲された「組曲「宿題」」から2012年の新作「スケルツォ・ペンシエローソ」を収録した小品集を弾くのは、中国系アメリカ人のコンポーザー=ピアニスト&ヴァイオリニスト、コンラッド・タオ(1994−)。レディ・ガガやテイラー・スウィフト、ジャスティン・ビーバーも名を連ねた2011年のフォーブス誌「30 Under 30」(30歳未満の30人)の音楽部門にクラシック音楽界から唯一選出された早熟の天才です。
PTC-5186.506
ネヴィルの理髪師〜ブレイク:木管楽器のための協奏曲集
フルート協奏曲 Op.493a(世界初録音)
クラリネット協奏曲 Op.329a(2010年改訂版/世界初録音)
ファゴット協奏曲 Op.607(世界初録音)
木管八重奏のためのセレナード Op.419(世界初録音)
ハイメ・マルティン(Fl)、
アンドリュー・マリナー(Cl)、
グスターヴォ・ヌニェス(Fg)、
ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

録音:2012年9月、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)
50年以上のキャリアの中で650曲を超える作品を生み出してきたハワード・ブレイクが、同じくイギリスの名匠サー・ネヴィル・マリナー&ASM-Fとのコンビで完成させた「木管楽器のための協奏曲集」!ASM-Fの首席フルート奏者ハイメ・マルティン、ネヴィル・マリナーの息子でロンドン響の首席クラリネット奏者アンドルー・マリナー、ロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席ファゴット奏者グスターヴォ・ヌニェスが参加するなど、ソリストたちも超一流揃い。英国映画音楽の巨匠の「クラシック作品集」、大ベテラン、ネヴィル・マリナーの「新録音」など、注目度特大のコンチェルト・アルバムの登場です!
PTC-5186507
R.シュトラウス:家庭交響曲
一日の4つの時Op.76*
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO
ベルリン放送男声Cho*

録音:2012年10月、2014年6月*/ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)
2015年3月の来日公演の興奮が冷めやらぬなか、マレク・ヤノフスキとベルリンRSOによる最新アルバムがリリース されます。それは昨年2014年に生誕150周年を迎えたR.シュトラウスの家庭交響曲Op.53と一日の4つの時Op.76です。2002年よりベルリン放 響の芸術監督をつとめるヤノフスキは、2010年から2013年の間にワーグナーのバイロイト上演作品のうち重要な歌劇と楽劇10作品を演奏会形式公 演としてベルリン・フィルハーモニーホールで演奏し、ライヴ収録したディスクはどれも高い評価を得ました。R.シュトラウスの作品も非常に得意とし、こ れまでにソイレ・イソコスキを独唱に迎えた管弦楽付き歌曲集やピッツバーグ響とのアルプス交響曲(PTC 5186339)などを録音しております。当録音 もヤノフスキの魅力である立体的で脈動する音楽で聴き手に高揚感を与える演奏です。
R.シュトラウス自身の家庭を描写した家庭交響曲は1902〜3年にかけ作曲され、初演は1904年ニューヨークで、妻と子に献呈された代表作の一 つです。当ディスクのジャケットにはR.シュトラウスの家族写真が使用されております。一方、1927年作曲、翌1928年に初演された一日の4つの時は、 ウィーンのシューベルト協会とその指揮者ケルドルファーに献呈された作品で、男声4部合唱(アイヒェンドルフによる詩)とオーケストラにより演奏されます。 アイヒェンドルフの詩集「さすらいの歌」の「朝」「真昼」「夕暮れ」「夜の一日」の4曲で構成されたこの作品は、録音こそ少ないもののR.シュトラウス らしい豪華なオーケストレーションが魅力的です。 (Ki)

PTC-5186.508
モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
マーティン・ヘルムヘン(P)、
ゴルダン・ニコリッチ(指)
オランダ室内O

録音:2013年1月、アムステルダム(オランダ)
独墺系レパートリーを得意とする、ドイツ・ピアノ界の若き皇帝マーティン・ヘルムヘン。ペンタトーン・レーベルから2作目となるモーツァルトのピアノ協奏曲集には、モーツァルト最後の協奏曲である"27番"と、ピアノ・テクニックやオーケストラ編成の拡大など、それまでの作風から一新し「大協奏曲」と呼ばれた"15番"を収録。シューマンやシューベルトの作品でも魅せた、明瞭な色彩を持った音色、粒の美しさが際立つタッチがオーケストラと見事な調和をみせた秀逸な演奏。ヘルムヘンの優しげなピアニズムが"天才モーツァルト"の世界へ誘います。
PTC-5186.509
ガブリエリ:ベルリン大聖堂〜金管楽器とオルガンのための音楽
ガブリエリ:10声のカンツォン第15番
7声のカンツォン第6番
第8旋法による12声のソナタ
8声のカンツォン第9番
12声のカンツォン第16番
カンツォン.ト短調
4声のカンツォン第3番
4声のカンツォン第1番
4声のカンツォン第1番「ラ・スピリータ」
第1旋法によるリチェルカーレ
4声のカンツォーネ第4番
4声によるカンツォーナ第2番
8声のピアノとフォルテのソナタ
カンツォン.イ短調
5声のカンツォン第1番
15声のソナタ第19番
12声のカンツォン第17番
14声のソナタ第18番
22声のソナタ第20番
ベルリン・ブラス、
ルーカス・ヴィス(指)
アンドレアス・ジーリング(Org)

※録音:2013年2月、ベルリン大聖堂(ドイツ)
金管楽器とは切っても切り離せない、ジョヴァンニ・ガブリエリ(c.1555−1612)の金管楽器とオルガンのための音楽。ベルリンRSO、ベルリン・ドイツ・オペラ、ドレスデン・シュターツカペレ、ベルリン国立歌劇場団、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、ベルリン軍楽隊、ベルリン・コンツェルトハウスO、ハンス・アイスラー音楽学校から集まった“ベルリン”の精鋭メンバーによるアンサンブルが至高のガブリエリを聴かせてくれます。

PTC-5186510
ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲 変ニ長調
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26
ナレ・アルガマニヤン(P)
アラン・アルティノグル(指)ベルリンRSO

録音:2013年10月/ベルリン、ベルリン=ブランデンブルク放送、放送局ビル
Pentatoneレーベル一押しのピアニスト、ナレ・アルガマニヤン。Pentatoneデビューとなった、ラフマニノフの幻想的小品集、 音の絵、コレルリの主題による変奏曲のアルバム(PTC-5186399)では圧巻の技術とダイナミックな表現で衝撃のデビューを飾り、続く第2弾のリスト の協奏曲集(PTC-5186397)では完璧なテクニックを駆使し、見事にコントロールされた演奏を披露してくれました。期待の高まる第3弾はハチャトゥ リアン、プロコフィエフの協奏曲です!
アルガマニヤンにとってラフマニノフ、リストと並び重要なレパートリーであるプロコフィエフは、彼女のピアニズムに合った作曲家といえ、とりわけ第3 番の協奏曲は最もハマった作品といえます。ハチャトゥリアンも同様で、テクニックだけではないアルガマニヤンのカラフルな音色も好印象を受けます。フ ランスの若手指揮者アラン・アルティノグルとベルリン放送SOの好サポートによりアルガマニヤンの生気あふれる若々しい演奏をご堪能ください。
■ナレ・アルガマニヤン
1989年、アルメニアのヴァナゾル出身。5歳よりピアノをはじめ、その才能はすぐに開花し、8歳の頃にはエレヴァンのチャイコフスキー音楽専門学校で アレクサンドル・グルゲノフに師事。14歳のときにはウィーン国立音楽大学に史上最年少で入学を許可され、その後華やかなコンクール歴を誇ります。な かでも2008年モントリオール国際コンクールでの優勝は世界的なピアニストとしての第一歩となりました。アルメニアの新星として今後の活躍に期待が 高まります。

PTC-5186511
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 パーヴォ・ヤルヴィ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2014 年 2 月モスクワ音楽院大ホール
ロシア・ナショナル管弦楽団によるショスタコーヴィチの交響曲全曲録音シリーズにパーヴォ・ヤルヴィ登場!曲は第7番「レ ニングラード」です。2015年9月にNHK交響楽団の首席指揮者となるパーヴォ・ヤルヴィの日本における注目度もさることながら、世界中でひっぱり だこの指揮者による「レニングラード」は期待せずにはいられません。
古典から現代作品まで膨大なレパートリーを演奏するパーヴォは、作品の時代に合わせて演奏スタイルを変えていますが、オーケストラの統率力に長け た音楽の明確さ、抜群のリズム感はパーヴォのスタイルと言え、キリッとしまった演奏はこの録音でも見事にあらわれております。パーヴォにとってショス タコーヴィチも重要な作曲家のひとりで、2015年2月のNHK交響楽団の定期演奏会で交響曲第5番を演奏するなど、コンサートでは定期的に取り上 げておりますが、録音は意外に少なく交響曲は2008年4月に収録したシンシナティ響との第10番のみです。
進撃してくるドイツ軍を描き、これと戦う国民の英雄的な姿、最後の勝利への確信が表現された交響曲第7番「レニングラード」をパーヴォの統率力 で演奏しており、抜群の切れ味と細部まで緊密な造形も見事に表現した快演です。
パーヴォ・ヤルヴィはペンタトーン・レーベルにR.シュトラウスの町人貴族(PTC 5186060)、ストラヴィンスキーの兵士の物語(PTC 5186046) をいずれもドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンを指揮したディスクをリリースしています。 (Ki)
PTC-5186514
スクリャービン:交響曲第1番ホ長調Op.26「芸術讃歌」
法悦の詩(交響曲第4番)Op.54
スヴェトラーナ・シーロヴァ(S)、
ミハイル・グプスキー(T)、
モスクワ音楽院室内Cho
ノルベルト・ゲムバチカ(Org)、
ミハイル・プレトニョフ(指)ロシア・ナショナルO

録音:2014年3月/DZZスタジオ5(モスクワ)
プレトニョフがスクリャービンの交響曲に挑戦しました。それも独唱と合唱を含むマーラーばりの第1番と、官能音楽の代表 とされる「法悦の詩」ということで興味津々。
スクリャービンの交響曲第1番は、1899年から1900年にかけて作曲された全6楽章55分の大作。独自の神秘主義思想にひたる以前の作で、ひた すら美しく、初期の鮮烈な抒情と初々しさにあふれています。編成が大がかりなため演奏・録音の機会は多くなく、貴重な新録音と申せましょう。合唱が 高らかに芸術を謳いあげるコーダは圧巻。
スクリャービン円熟期の「法悦の詩」は神秘和音を駆使して性愛を抽象化した変態音楽。しかしプレトニョフの冷静極まりない解釈で、むしろ宗教的で、 マーラーの音楽との類似性を感じさせてくれるのが大発見。
いずれの曲も大編成のオーケストラを駆使しながら、ピアノ型作曲家だったスクリャービンならではの書法が目立ちますが、そこは大ピアニストのプレト ニョフ、複雑な綾を解きほぐしてくれます。
録音は2014年3月にモスクワのスタジオで行われましたが、「法悦の詩」のオルガン・パートのみベルリンの聖ルドヴィヒ教会で収録され、ミキシン グされているのも注目です。Pentatoneならではの高音質録音とSACDにより、大編成のオーケストラと合唱が驚くような効果、特にオルガンが地鳴り のようなうなりをあげていて、音響マニアだったスクリャービンの理想像となっています。 (Ki)
PTC-5186.518
バレエ、劇場、舞踏のための音楽 Vol.2〜ドイツの管弦楽作品集
R・シュトラウス:楽劇「サロメ」〜7つのヴェールの踊り
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
コルンゴルト:シュトラウシアーナ
ブゾーニ:踊りのワルツ
シュレーカー:舞踏劇「ロココ」
R・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」〜ワルツ第1番
山田和樹(指)スイス・ロマンドO

録音:2013年7月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)
前作「フランス」に続く「バレエ、劇場、舞踏のための音楽」の第2弾「ドイツ」で山田和樹&OSRが取り上げる5人の作曲家は、リヒャルト・シュトラウス、リスト、コルンゴルト、ブゾーニ、そしてシュレーカー。オペラやバレエのためにジュネーヴ大劇場のオーケストラ・ピットに入ることの多いOSRにとって、「バレエ、劇場、舞踏」のための音楽は特別。また、ワルツ王ヨハン・シュトラウスにまつわるコルンゴルト、ブゾーニの作品を組み合わせ、"2人のシュトラウス"の存在を表現するなど、この唯一無二のプログラムは、まさに山田和樹が切り拓いたOSR新時代の象徴と言っても過言ではないでしょう。

PTC-5186519
(2SACD)
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 D.384 Op.137-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 D.385 Op.137-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408 Op.137-3
ヴァイオリンとピアノのための『華麗なるロンド』ロ短調 D.895 Op.70
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ.イ長調 D.574 Op.162
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934 Op.159
ピアノ連弾のための幻想曲ヘ短調 D.940 Op.103*
ユリア・フィッシャー(Vn、P*)、
マーティン・ヘルムヘン(P)

録音:2009年1月3-5日、7月3-5日オランダ、ファルテルモント
今をときめくヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーによるシューベルトのヴァイオリンとピアノのための作品全集がセットで登 場。ジャケットはPENTATONEレーベルの新たなデザインとなりイメージも一新し、美しい仕上がりとなっております。
フィッシャーのシューベルトはクールでスマートな演奏スタイルながら非常に細かいヴィブラートや情熱的なフレージングなど、これらの作品にあった名 演を聴かせてくれます。ピアノはPENTATONEレーベルで長きに渡り共演しているマーティン・ヘルムヘン。完璧なデュオと言えるほどフィッシャーとの 相性がよく、二人の若々しいエネルギーがシューベルトの演奏にも表れております。
この録音でフィッシャーはピアノ演奏を披露しております。今やドイツを代表する世界的ヴァイオリニストとして成長したフィッシャーですが、ピアノの実 力もまた相当なもので、ピアノ部門で参加した3つの国際コンクールその全てで優勝!プロのピアニストとしてはグリーグのピアノ協奏曲などを弾いており、 その実力は確かなものです。フィッシャーの演奏する室内楽作品は一糸乱れぬアンサンブルを聴かせてくれますが、これはピアニストでもあるフィッシャー だからこその演奏と言え、まさに完全無比の演奏を披露しております。フィッシャーの録音史にも残る名盤と言えましょう! (Ki)


PTC-5186520
(10SACD)
BOX仕様



ブルックナー交響曲全集
Disc 1(47’08”)
交響曲第1番 ハ短調(1866年リンツ稿/ノヴァーク版)
Disc 2(54’55”)
交響曲第2番 ハ短調(1877年稿/ウィリアム・キャラガン版)
Disc 3(53’20”)
交響曲第3番 ニ短調(1889年/ノヴァーク版)
Disc 4(63’29”)
交響曲第4番 変ホ長調『ロマンティック』(1878/80年/ノヴァーク版)
Disc 5(73’54”)
交響曲第5番 変ロ長調
Disc 6(58’35”)
交響曲第6番 イ長調
Disc 7(66’04”)
交響曲第7番 ホ長調
Disc 8(79’47”)
交響曲第8番 ハ短調(1890年稿/ノヴァーク版)
Disc 9(62’01”)
交響曲第9番 ニ短調(ノヴァーク版)
Disc 10(62’13”)
ミサ曲第3番 ヘ短調(1867-1893)
マレク・ヤノフスキ(指)
スイス・ロマンドO
レネケ・ルイテン(S)、
イリス・フェルミリオン(Ms)、
ショーン・マシー(T)、
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)、
ベルリン放送Cho

録音:2007年5月(Disc 9)、
2009年1月(Disc 6)、
2009年7月(Disc 5)、
2010年4月、6月、7月(Disc 8)、
2010年11月(Disc 7)、
2011年6月(Disc 1)、
2011年10月(Disc 3)、
2012年6月(Disc 10)、
2012年10月(Disc 2)(Disc 4)
以上、ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ(スイス)
マレク・ヤノフスキがスイス・ロマンド管弦楽団を指揮したブルックナーの番号付き交響曲9曲と、ミサ曲第3番が流麗な BOX仕様で登場!収録はスイス・ロマンド管の本拠、ジュネーヴのヴィクトリア・ホールにておこなわれ、2007年から2012年まで6年の歳月をかけ て完成しました。同一演奏者、収録場所、技術チームによる当シリーズは全体的に統一感があり、当初からSACDでのリリースを念頭にした優秀な録音で、 ブルックナーの世界に没入できるという点からも最良の一組と言えます。
1939年ワルシャワに生まれ、ドイツで教育を受けたマレク・ヤノフスキは、70代半ばの現在、精力的に演奏活動をしている巨匠指揮者のひとりで、 近年はPENTATONEレーベルを代表する演奏者として録音活動も積極的に行っております。2005年よりスイス・ロマンド管弦楽団の音楽監督に就任し たヤノフスキによるブルックナー・シリーズは自身の持ち味である求心力の強い明快な解釈が魅力です。使用楽譜はノヴァーク版を基本としながら、交響 曲第2番では最新の録音の成果を踏まえたキャラガン版を使用しているところも注目です。
PENTATONEレーベルといえば優れた演奏者による名演、さらに世界が誇る技術チームによる優秀録音を多数リリースしており、三拍子揃ったディス クはクラシック・ファンのみならず、オーディオ・ファンにも高く評価されております。今回のブルックナーもヤノフスキの&スイス・ロマンド菅の素晴らし い演奏は言うまでもなく、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186530
生と愛を歌う聖歌集
ペルト(1935-):マニフィカト(1989)/聖母マリアよ喜べ/マニフィカトの7つのアンティフォナ【T. おお叡智よ/U. おおアドナイ(わが主)よ/V.おおエッサイの根より出でし若枝よ/W.おおダヴィデの鍵よ/X.おお暁の星よ/Y.おお、すべての民の王よ/Z . おおインマヌエルよ】(1991)
アルギルダス・マルティナイティス(1950?):アレルヤ(1996)
クヌート・ニューステット(1915-):「キアケゴーの祈り」 Op.157(1999)から【V.偉大なり、おお神よ!/Y.天におられる父よ!あなたは、まず私たちを愛してくださいました!】
スヴェン=ダーヴィド・サンドスト(1942-):4つの愛の歌【T.どうかあの方が、その口のくちづけをもって/U.夜が明け、影が闇にまぎれる前に/V.北風よ、目覚めよ/W.あの人が左の腕を】(2009)
イヴォ・アントニーニ(1963-):わたしはシャロンのばら(2010)
エリクス・エシェンヴァルズ(1977-):おお救いの生贄(2009)
アルヴォ・ペルト(1935-):主よ、今こそあなたは(2001)
ブライアン・A・シュミット(指)
サウスダコタCho

録音:2014年1月/聖ヨセフ大聖堂、スーフォールズ、サウスダコタ州(アメリカ)
サウスダコタ合唱団の最新盤は『生と愛を歌う聖歌集』です。サウスダコタ合唱団は、アメリカ中西部のグレートプレーンズ(大 平原)の州サウスダコタのスーフォールズに2009年に創設された合唱団です。芸術監督のブライアン・A・シュミットは、ノースカロライナ州のデューク 大学チャペルの聖歌隊などの指揮者を務め、アメリカを代表する合唱指揮者のひとりに挙げられる合唱指揮者です。
『生と愛を歌う聖歌集』はバルト三国、スカンディナヴィアとスイスの作曲家による「もっとも美しい現代合唱作品」から選ばれた「宗教歌」が収録さ れました。エストニア生まれ、アルヴォ・ペルトの『新約聖書』『ルカによる福音書』による「マニフィカト」と「主よ、今こそあなたは」、そして、ベルリ ンのRIAS室内合唱団の委嘱で作曲した「マニフィカトの7つのアンティフォナ」。ノルウェー・ソリスト合唱団の委嘱作、デンマークの哲学者キアケゴー (キルケゴール)の著作から採ったテクストの英訳で歌われるニューステットの「キアケゴーの祈り」から2曲。リトアニアのアルギルダス・マルティナイティ スとラトビアのエリクス・エシェンヴァルズの作品も「生を歌う」聖歌です。「愛」の歌は2つです。スウェーデンのスヴェン=ダーヴィド・サンドストレム の「4つの愛の歌」とスイスのイヴォ・アントニーニの「わたしはシャロンのばら」は、いずれも『旧約聖書』『雅歌(ソロモンの雅歌)』がテクストです。 サウスダコタは、スー族をはじめとする原住民と白人の間で激しい戦いが行われた暗い歴史をもちながら、今は、4人の大統領の顔を彫刻したラシュモア 山の名を冠した国立公園をはじめとする観光地に恵まれ、内外の観光客が多く訪れる州として知られます。州最大の都市スーフォールズは、人口が15万。「ア メリカ最良の小都市」のニックネームで呼ばれています。アルバム『生と愛を歌う聖歌集』は、市の名所のひとつ、カトリックの聖ヨセフ大聖堂(セント・ ジョーセフ大聖堂)で録音セッションが行われました。ネオルネサンス様式の大聖堂は、最初は木造の教会として作られ、1915年から1919年にかけ て石灰石による建築が行われました。なんどか修復が行われ、2011年に最後の内装が完成しています。この大聖堂は音響のよさが知られ、聖歌隊のコ ンサートのほか、スーフォールズを本拠とするサウスダコタ合唱団のコンサート会場のひとつとしても使われています。
セッションの制作は、サウスダコタ合唱団の最初のアルバム『天国には』などの録音により2013年グラミー賞の最優秀プロデューサーに選ばれたブ ラントン・アルスポーが担当しました。Pentatoneが誇るクオリティの録音をお楽しみ下さい。なお、芸術監督のシュミットは、2015年の秋、国際指揮 者交換プログラムのアメリカ代表としてスウェーデンで客演指揮することが決まりました。 (Ki)
PTC-5186532
ドヴォルザーク:管弦楽作品集
序曲「自然の中で」
序曲「謝肉祭」/序曲「オセロ」
序曲「我が故郷」/序曲「フス教徒」
ヤクブ・フルシャ(指)
プラハ・フィルハーモニア、
ヤン・フィシェル(コンサートマスター)

録音:2015年1月/プラハ
人気・実力を兼ね備えた俊英指揮者のヤクブ・フルシャ。34歳となった現在、既に充実のキャリアを誇りますが、PENTATONEレー ベルからの期待の新譜は母国ドヴォルザークの管弦楽曲作品集です。フルシャは1981年チェコに生まれ。プラハ芸術アカデミーにてビエロフラーヴェ クに学び、2004年の卒業以来、チェコの主なオーケストラでのデビューを皮きりにライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ロッテルダム・フィル、バーミン ガム市響、フィルハーモニア管、クリーヴランド管など、日本では新日本フィルなどに客演し、20代にして将来を嘱望される若手指揮者として活躍。現 在音楽監督を務める当プラハ・フィルハーモニアとは2010年5月にプラハの春国際音楽祭65周年記念となるオープニング公演に史上最も若い指揮者 として招かれ、スメタナのわが祖国を演奏し世界から注目される指揮者となりました。そのライヴをおさめたディスク(SUPRAPHON:SU 4032 / KKC 5115)は高い評価を得ております。ビエロフラーヴェクより受け継いだ伝統とフルシャの新鮮な解釈により新時代のドヴォルザークを堪能することができ ます。
ドヴォルザークの「自然と生命と愛」は「自然の中で」「謝肉祭」「オセロ」からなる3部作の序曲集で、初演は3部作をまとめて1892年4月28日 プラハの芸術の家にてドヴォルザーク自身の指揮、国民劇場Oによって演奏されました。劇的序曲「フス教徒」は15世紀ボヘミアにおける教会改 革の運動を指導したヤン・フスとその時代を描いた作品で1883年に作曲したエネルギッシュな作品です。 (Ki)
PTC-5186536
ヴァイオリン名曲集
ワックスマン:カルメン幻想曲
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
サン=サーンス:ハバネラ Op.83
 序奏とロンド・カプリチオーソ
マスネ:タイスの瞑想曲
ラヴェル:ツィガーヌ
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn;1716 年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
ローレンス・フォスター(指)
モンテ・カルロPO

録音:2014 年10月/レーニエ 3 世オーディトリアム(モンテ・カルロ)
世界的ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハーが、ローレンス・フォスター率いるモンテ・カルロ・フィルハーモニー 管弦楽団とヴァイオリン名曲集を録音しました!曲目はツィゴイネルワイゼン、カルメン幻想曲(ワックスマン)、序奏とロンド・カプリチオーソ、ハバネラ、 タイスの瞑想曲、揚げひばり、そしてツィガーヌという超ド級の名曲が並びます。ワックスマンはドイツ出身のアメリカ合衆国の作曲家で、ヤッシャ・ハイフェッツに献呈したこのカルメン幻想曲は彼の代表作です。オペラの第1幕の前 奏曲から取られた非常に華やかな「行進曲」ではじまり、その直後ソロ・ヴァイオリンが超絶的なアルペッジョで登場。そののち「ハバネラ」、「カルタの歌」、 「アラゴネーズ」、「ジプシーの歌」などのカルメンで登場する煌びやかな旋律が続きます。シュタインバッハーはまるでオペラ歌手のように朗々と歌い上げ ております。 ツィゴイネルワイゼンやツィガーヌも圧巻です。左手による連続するピツィカートやフラジオレットも非常に優雅に奏しております。テクニックだけではなく、 歌心にあふれた演奏が魅力のシュタインバッハー。揚げひばりやタイスの瞑想曲で聞かせる美しい演奏から近年の充実ぶりをうかがい知ることができます。 1853年設立という長い歴史をもつモナコ公国のモンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団はパレー、マルケヴィッチ、マタチッチ、ヤノフスキ、クラ イツベルクなど、これまで名だたる指揮者が芸術監督を務めてきました。当録音での指揮者ローレンス・フォスターも1980年から10年間芸術監督をつ とめた一人で、現在も続く信頼関係からオーケストラの歌わせ方を熟知しており、確かなテクニックと豊かな表現力を持ち合わせたシュタインバッハーとエ キサイティングな演奏を披露しております。ペンタトーン・レーベルの高音質録音により味わい深く堪能することができるのも魅力と言えましょう。 (Ki)
PTC-5186537
12月のお祝い〜7人のアメリカ人作曲家による新しいキャロル集
(1)マーク・アダモ(1962-):ザ・クリスマス・ライフ〜混声合唱と室内オーケストラのための
(2)ジェイク・ヘギー(1961-):クリスマスへの道〜ソプラノと弦楽オーケストラのための
(3)ジョアン・モリス(1943-)&ウィリアム・ボルコム(1938-):キャロル〜混声合唱とピアノのための
(4)デイヴィッド・ガーナー(1954-):3つのキャロル〜ソプラノ、バリトン、オーボエ、フレームドラムと弦楽のための
(5)ルナ・パール・ウールフ(1973-):ハウ・ブライト・ザ・ダークネス〜バリトン、ボーイ・ソプラノ、ハープ、打楽器と弦楽オーケストラのための
(6)ゴードン・ゲッティ(1933-)4つのクリスマス・キャロル〜女声合唱と室内オーケストラのための
(7)ジョン・コリリアーノ(1938-):クロイスターズでのクリスマス〜バリトンとハモンド・オルガンのための
(8)フランツ・グルーバー(1787-1863)、ゲッティ編曲:きよしこの夜〜混声合唱と室内オーケストラのための
ドーン・ハームズ(指)
ニュー・センチュリー室内管団員
(2)(4)リサ・デラン(S)
(4)(5)(7)レスター・リンチ(Br)
ヴォルティ・コーラス、
スティーヴン・ベイリー((3)P、(7)ハモンド・オルガン)

録音:2014年12月/スカイウォーカー・サウンド、ルーカス・ヴァレー(カリフォルニア)
12月のお祝いといえばクリスマス。子供から大人まで楽しみにしている世界共通の最大のイヴェントといえます。このディスク にはクリスマスのお祝いを盛り上げる7人のアメリカ人作曲家によるクリスマスを題材にした作品を収録しました。収録曲はアメリカ現代音楽の巨匠ジョ ン・コリリアーノによる「クロイスターズでのクリスマス」やコリリアーノのパートナーとしても知られるマーク・アダモの「ザ・クリスマス・ライフ」、多 作曲家ジェイク・ヘギーによる「クリスマスへの道」、グラミーを2度受賞しているジャズの作曲家ウィリアム・ボルコムと妻のジョアン・モリスとの共作「キャ ロル」、PENTATONEレーベルでもおなじみのゴードン・ゲッティによる「4つのクリスマス・キャロル」など充実の作曲家陣による作品です。また、こ のアルバムの締めくくりとしてゲッティ編曲による「きよしこの夜」を収録しているのも魅力的です。今年のクリスマス・アルバムはこれに決定です!
今回もPENTATONEレーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽 しむことができます。 (Ki)
PTC-5186538
(2SACD)
コリリアーノ:オペラ「ヴェルサイユの幽霊」 帽子をかぶった女:ヴィクトリア・ライヴェングッド(MS)、
3人のおしゃべりな女たち:ソユン・パク(S)、
ヴァネッサ・ベセッラ(S)、
ピーボディー・サウスウェル(MS)、
ルイ16世:クリスティン・ジグムンドソン、
マルキス:スコット・スカリー、
うんざりしたオペラの貴族たち:サマー・ハッサン、レーシー・ジョー・ベンター、
ボーマルシェ:クリストファー・モルトマン、
マリー・アントワネット:パトリシア・ラセット、
フィガロ:ルーカス・ミーチャム、
レオン:ブレントン・ライアン、
ケルビーノ:ルネ・ラピエール、
スザンナ:ルーシー・シャウファー、
フローレスティン:ステーシー・タッパン
ロサンゼルス・オペラO(ロベルト・カニ(コンサートマスター))、
ロサンゼルス・オペラCho
ジェームズ・コンロン(指)

ライヴ録音:2015年2月、3月/ドロシー・チャンドラー・パビリオン(ロサンゼルス・ミュージックセンター)
メトロポリタン歌劇場100周年を記念して委嘱された、アメリカの作曲家ジョン・コリリアーノのオペラ「ヴェルサイユの幽霊」。フ ランス革命後の廃墟となった宮廷を舞台に、マリー・アントワネットやルイ16世ら貴族たちの幽霊と、同じく幽霊となった「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」 の生みの親である台本作家のボーマルシェ、そしてフィガロやスザンナなどオペラでおなじみの登場人物たちが繰り広げる奇想天外な物語です。「フィガロの結婚」 の続編といわれるボーマルシェの「罪ある母」を下敷きとして進むオペラの登場人物たちの恋のもつれと、マリー・アントワネットら幽霊たちの恋愛模様が並行 して描かれ、やがて幽霊たちとオペラの顔ぶれが交錯して1 つの物語となっていきます。コミカルさとシリアスさが入り混じったユニークなオペラです。(Ki)
PTC-5186539
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集
ファゴット協奏曲 ハ長調 RV474
ファゴット協奏曲 ヘ長調 RV488
ファゴット協奏曲 変ロ長調「夜」RV501
ファゴット協奏曲 ハ長調 RV477
ファゴット協奏曲 イ短調 RV497
ファゴット協奏曲 ハ長調 RV467
グスターボ・ヌニェス(Fg)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、トモ・ケラー(コンサートマスター)

録音:2015年4月セント・ジョンズ教会(ロンドン)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席ファゴット奏者、グスターボ・ヌニェスがヴィヴァルディのファゴット協奏曲を録音 しました。ファゴット奏者の重要レパートリーであるヴィヴァルディの協奏曲。ヴィヴァルディは同楽器協奏曲の先駆者的存在といえ、生前に39曲(うち 2曲は未完成)のファゴット協奏曲を作曲しました。当ディスクに収録された6篇はその中でも傑作とうたわれる名作ぞろい。当時、旋律楽器としての存 在でなかったファゴットが、独奏楽器としての魅力を携えそのどれもが芸術的にも優れた作品です。名手ヌニェスとアカデミー・オブ・セント・マーティン・ イン・ザ・フィールズの絶妙なアンサンブルでこれらの作品の魅力が最大限に表現されております。
グスターボ・ヌニェスは1965年ウルグアイの首都モンテビデオ生まれ。5歳のときにヴァイオリンをはじめるもベネズエラでファゴット奏者であった父 の影響から11歳のときにファゴットに転向。その後プロを志し、16歳のときには英国王立音楽大学にてケリー・カムデンに師事。1987年のジュネー ヴ国際コンクールで “スイス賞”、ミュンヘンではカール・マリア・フォン・ウェーバー賞を受賞。その後、1989年からバンベルク交響楽団の首席ファゴッ ト奏者をつとめ、1995年よりアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席をつとめる傍らデュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽院で教鞭をとっ ている現代最高のファゴット奏者の一人です。 (Ki)
PTC-5186541
ゴードン・ゲッティ(1933-):オペラ「カンタヴィルの亡霊」 アレクサンドラ・ハットン(ヴァージニア/ソプラノ)
ヤン・ブルークハイゼン(オーティス夫人/メゾソプラノ)
デニズ・ヴェルンリ(双子1,少年1,声1/メゾソプラノ)
レイチェル・マリー・ハウゲ(双子2,少年2,声2/メゾソプラノ)
ティモシー・オリヴァー(セシル・チェシャー公爵/テノール)
ジョナサン・ミチエ(ハイラム・オーティス/バリトン)
アヌーシャ・ゴレソルキ(カンタヴィル卿/バリトン)
マシュー・トレヴィーニョ(亡霊(サイモン卿)/バス)
マティアス・フォレムニー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

ライヴ録音:2015年6月/ライプツィヒ歌劇場
オスカー・ワイルドの短編を原作としたゴードン・ゲッティのオペラ「カンタヴィルの亡霊」。「アッシャー家の崩壊」に次ぐゲッティ 注目の2作目のオペラが初演されました。舞台はイギリス、亡霊が出ると名高い屋敷。亡霊は新しい住人であるアメリカ大使オーティス一家を怖がらせよ うと奮闘しますが、現実主義的なオーティス一家には恐ろしい装いや高笑いも使い物になりません。すっかり自信をなくす亡霊に優しさを持って接したのは、 ただ1人亡霊をからかわなかったオーティス家の娘ヴァージニア。彼女の優しさが亡霊の成仏を助け、亡霊は無事に神に許されて眠りにつきます。ワイル ドの童話の中では異色であるコミカルさの中にも、彼の一貫したテーマである慈悲や信心が感じられる逸作です。
演奏は国際的に活躍する歌手勢と、マティアス・フォレムニーが指揮するゲヴァントハウス管弦楽団。伝統あるオペラという形態に新しい可能性を求め るゲッティの試みは、ペンタトーンのアメリカン・オペラ・シリーズのコンセプトにピタリと合うものでした。西洋での長い歴史の中で育くまれたオペラが アメリカでどのように再発見され、発展していくのか、現在進行形の活気ある模索の一例をここにお聴きいただくことができます。 (Ki)

PTC-5186542
(3SACD)
軌道〜現代チェロ独奏作品集(1945-2014)
(1)グラス:軌道(2014)*
(2)サンフォード:7番街のカディッシュ(2002)
(3)ゴリホフ:オマラモール(1991)*
(4)ベリオ:セクエンツァXIV(2002)
(5)エイドリアン・ポップ:Gordun(2005)*
(6)アナ・ソコロヴィッチ:Vez(2006)
(7)リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ(1948-1953)
(8)ドゥ・ユン:San(2004)
(9)トワイニング:9:11ブルース(2003)*
(10)ジミ・ヘンドリクス(ハイモヴィッツ編曲):アンセム(2002)*
(11)ジョン・レノン―ポール・マッカートニー(ウールフ編曲):ヘルタースケルター(1968)*
(12)エリオット・カーター:フィグメント(1994)*
(13)シャリーノ:Ai limiti Della Notte(1979)*
(14)ダッラピッコラ:シャコンヌ、間奏曲とアダージョ(1945)
(15)スティーヴン・マッキー:ロンド変奏曲(1983)
(16)ウールフ:サラバンド(2009)*
(17)カーター:フィグメント第2番(2001)
(18)トッド・マコーヴァー:With Dadaji in Paradise(1983)*
(19)ジル・トランブレ:Cedres en Voile: Threne Pour le Liban (1989)
(20)ネッド・ローレム:シェイクスピアを読んで(1980)
(21)モラヴェック:Mark Twain Sez(2008)*
(21)ルイス・スプレートラン:影(2006)*
マット・ハイモヴィッツ(Vc)

録音:(10)2002年10月11日CBGB(ニューヨーク)[ライヴ]
(2)(3)(15)(18)2003年3月20-22日、4月6日ソニック寺院(ロスリンデール)
(9)2003年7月12日シグナチャー・サウンド・スタジオ(パーマー)
(5)(7)2005年4月20&21日、6月1-3日聖オーギュスタン教会(ケベック)
(20)(21)(22)2007年6月21-23日聖オーギュスタン教会(ケベック)
(6)(8)(12)(16)(17)(19)2009年6月13-17日、7月9日マルチ・メディア・ルーム、モントリオール音楽院(ケベック)
(4)(13)(14)2010年8月23-26日聖ジョセフ礼拝堂(ケベック)
(1)(11)2014年12月5日マルチ・メディア・ルーム、モントリオール音楽院(ケベック)

*=世界初録音
PentatoneレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"。ベートーヴェ ンのチェロとピアノのための作品全集(PTC 5186475)に続く注目の第2弾は、マット・ハイモヴィッツ独奏で戦後1945年以降に作曲された作品を 集めた「現代チェロ独奏作品集」、豪華3枚組です。ジャンルはクラシックからロックまで実に多彩でハイモヴィッツの実力をうかがい知ることができます。 収録曲のほとんどがOxingale Recordsからの音源ですが、2014年の12月の新録音としてフィリップ・グラスの「軌道」、そしてビートルズのジョン・ レノン、ポール・マッカートニー作曲(ウールフによるチェロ編曲版)の「ヘルタースケルター」も収録されております。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"でリリースされたベートーヴェンのチェ ロとピアノのための作品全集は高い評価を得ております。 (Ki)
PTC-5186546
(2SACD)
“SHUFFLE.Play.Listen”
(1)バーナード・ハーマン:映画「めまい」による組曲
(2)ヤナーチェク:おとぎ話
(3)マルティヌー:スロヴァキアのテーマによる6つの変奏曲
(4)ストラヴィンスキー:イタリア組曲
(5)ピアソラ:ル・グラン・タンゴ
(6)アーケイド・ファイア:「Empty Room」「In the Backseat」
(7)レディオヘッド:「Ryramid Song」「Weird Fishes/ Arpeggi」
(8)コクトー・ツインズ:「Athol Brose」「Fotzepolitic」「Heaven or LasVegas」
(9)ジョン・マクラフリン:「The
Dance of Maya」「A Lotus on Irish Streams」
(10)ブロンド・レッドヘッド:「Misery is a Butterfly」「Melody」
(11)ア・パーフェクト・サークル:「3 Libras」

(1)、(6)-(11)=クリストファー・オライリーによる編曲
マット・ハイモヴィッツ(Vc;ゴフリラー 1710年製)、
クリストファー・オライリー(P)

録音:2011年6月/マギル大学、マルチ・メディア・ルーム(ケベック)
リマスタリング:2015年11月/ポリヒムニア・インターナショナル(バールン)
PentatoneレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"。期待の第 4弾は2011年6月に収録した音源からポリヒムニア・インターナショナルによる最新リマスタリングを施しSACDハイブリッド化でリリースされます。 当シリーズよりリリースされている「軌道」〜現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)と同様に今回もクラシックからロックまで実に多彩で刺激的な選 曲となっており、ヤナーチェク、マルチヌー、ストラヴィンスキーからレディオヘッド、コクトー・ツインズ、ブロンド・レッドヘッドまでハイモヴィッツでし か表現することのできない異次元の演奏を味わえます。鬼才マット・ハイモヴィッツとクリストファー・オライリーがおくるチェロの新世界をご堪能ください。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"では、ベートーヴェンのチェ ロとピアノのための作品全集(PTC 5186475 / KKC 5442)、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全集(PTC 5186555)、現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)が発売されており、今後も続々とリリースしていく予定です。 (Ki)
PTC-5186549
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調D.821*
弦楽五重奏曲ハ長調D.956
マット・ハイモヴィッツ(Vc)
イタマール・ゴラン(P)*
ミロ・クァルテット【ダニエル・チン(Vn)、山本智子(Vn)、ジョン・ラージェス(Va)、ジョシュア・ジンデル(Vc)】

録音:2001年10月30日ウースター(マサチューセッツ州)*、2003年6月2-5日ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ、アーロン・コープランド音楽学校
鬼才チェリスト、マット・ハイモヴィッツによる"PENTATONE OXINGALE Series"。最新盤はOxingale Recordsからの音 源の最新リマスタリングでシューベルトのアルペジョーネ・ソナタと弦楽五重奏曲がリリースされます。ハイモヴィッツの雄弁な語り口はシューベルトとも 相性がよく、またイタマール・ゴラン、ミロ・クァルテットとのアンサンブルも実に見事です。若かりしハイモヴィッツの名盤を最新リマスタリングでお楽し みください。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"からリリースしているベートー ヴェンのチェロとピアノのための作品全曲集(PTC 5186475 / KKC-5442)、現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)、J.S.バッハの無伴奏チェロ組 曲(PTC 5186555)、SHUFFLE.Play.Listen(PTC 5186546)も好評発売中です! (Ki)

PTC-5186550
チャイコフスキー:管弦楽曲集
戴冠式祝典行進曲
イタリア奇想曲*
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」*
幻想序曲「ロメオとジュリエット」*
スラヴ行進曲
ミハイル・プレトニョフ(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2011年4月、2010年6月*/DZZスタジオ5(モスクワ)
ミハイル・プレトニョフ率いるロシア・ナショナル管弦楽団によるチャイコフスキーの名演から管弦楽曲をセレクトしたお買い得盤。 1978年に行われたチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門の覇者であるミハイル・プレトニョフ。自ら私財を投じ、財団や企業など様々なスポ ンサー獲得に奔走し1990年にロシア初となる民間出資のオーケストラとなったのがこのロシア・ナショナル管弦楽団です。楽団員の水準の高さと意欲に 満ちたこのオーケストラは1990年11月のデビュー公演で大成功し、以後本拠モスクワでの定期演奏会に加え世界各国で目覚ましい活動を続けており ます。チャイコフスキーへの並々ならぬ思いをもつプレトニョフは、楽団創立以来、最重要レパートリーとして演奏を続けてきました。全体を通じ繊細な 音楽作りをするプレトニョフですが洗練されたチャイコフスキーの管弦楽作品は美の極みとも言える名演です。このディスクにはセルビア独立戦争における負傷兵救援基金募集のための慈善音楽会のために作曲された「スラヴ行進曲」、アレクサンドル3世の戴冠 式のために作曲された「戴冠式祝典行進曲」、シェイクスピアの劇の物語による「ロメオとジュリエット」、ダンテの『神曲』地獄編第5歌による「フランチェ スカ・ダ・ リミニ」、イタリア滞在中に耳にした民謡、軍隊ラッパなどを素材として作曲された「イタリア奇想曲」が収録されております。演奏の素晴らし さはもちろんのこと、PENTATONE レーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音 質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186551
(2SACD)
ワーグナー:管弦楽曲集
前奏曲〜『パルジファル』第1幕WWV 111より
前奏曲〜『パルジファル』第3幕WWV 111より
ジークフリート牧歌
「荒涼たる岩山の麓―岩山の頂き」〜『ジークフリート』第3幕 WWV 86cより
「夜明けとジークフリートのラインへの旅立ち」〜『神々の黄昏』 WWV 86dより
「ジークフリートの葬送行進曲」〜『神々の黄昏』第3幕 WWV 86dより
序曲〜『さまよえるオランダ人』WWV 63
前奏曲〜『ローエングリン』第1幕 WWV 75より
前奏曲〜『ローエングリン』第3幕 WWV 75より
序曲〜『タンホイザー』WWV 70より
前奏曲〜『タンホイザー』第3幕 WWV 70より
前奏曲〜『トリスタンとイゾルテ』第1幕 WWV 90より
前奏曲〜『トリスタンとイゾルテ』第3幕 WWV 90より
前奏曲〜『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕 WWV 96より
前奏曲〜『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第3幕 WWV 96より
マレク・ヤノフスキ(指)
ベルリンRSO

ライヴ録音:2010-2015 年/ベルリン、フィルハーモニー
マレク・ヤノフスキがベルリン放送交響楽団を指揮して演奏会形式で行ったワーグナーの主要オペラ10作品ライヴ録音全集か ら序曲と前奏曲、管弦楽曲を抜粋した2枚組が登場します。ベルリンのフィルハーモニーにて行われたこのライヴ録音は、そのすべてが非常に高いレヴェ ルを保ち、優秀録音として評価されました。ヤノフスキのストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは圧巻です。また、オーケストレーションも抜群で、 とりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。 (Ki)
PTC-5186554
ドヴォルザーク:交響的変奏曲 Op.78 B.70
3つのスラヴ狂詩曲 Op.45 B.70
ヤクブ・フルシャ(指)
プラハ・フィルハーモニア、ヤン・フィシェル(コンサートマスター)

録音:2015年1月/プラハ
人気・実力を兼ね備えた俊英指揮者のヤクブ・フルシャ。ドヴォルザークの管弦楽作品の集第2弾では交響的変奏曲と3つの スラヴ狂詩曲を収録しました。フルシャは1981年チェコに生まれ。プラハ芸術アカデミーにてビエロフラーヴェクに学び、2004年の卒業以来、チェコの主なオーケストラでのデビュー を皮きりにライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ロッテルダム・フィル、バーミンガム市響、フィルハーモニア管、クリーヴランド管などに登場。2016/2017シー ズンより、バンベルクSOの首席指揮者に就任いたしました。日本では2010年より東京都SOの首席客演指揮者を務め、名実ともにトップ指 揮者として活躍しております。
現在音楽監督を務めるプラハ・フィルハーモニアとは2010年5月にプラハの春国際音楽祭65周年記念となるオープニング公演に史上最も若い指 揮者として招かれ、スメタナのわが祖国を演奏し世界から注目される指揮者となりました。そのライヴをおさめたディスク(SUPRAPHON:SU 4032 / KKC-5115)は高い評価を得ております。ビエロフラーヴェクより受け継いだ伝統とフルシャの新鮮な解釈により新時代のドヴォルザークを堪能すること ができます。ドヴォルザークの管弦楽作品集第1弾(PTC-5186532)、モーザーをソリストに迎えたチェロ協奏曲(PTC-5186488 / KKC-5651)と あわせてお楽しみください。 (Ki)

PTC-5186555
(2SACD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 全6曲
第1番 ト長調 BWV1007
第2番 ニ短調 BWV1008
第3番 ハ長調 BWV1009
第4番 変ホ長調 BWV1010
第5番 ハ短調 BWV1011
第6番 ニ長調 BWV1012*
マット・ハイモヴィッツ(Vc;ゴフリラー1710年製作)、(チェロ・ピッコロコルマー18世紀製作)A'=415Hz*

録音:2015年4月芸術文化アカデミー(ニューヨーク)
鬼才チェリスト、マット・ハイモヴィッツが15年ぶりにバッハの無伴奏チェロ組曲を全曲録音しました。チェリストにとって最 重要レパートリーであるこれらの組曲をハイモヴィッツは常に演奏会で取り上げ、様々なアプローチに挑戦してきました。今回の録音ではA'=415Hzで調 律・調弦しました。技術的限界を感じさせないハイモヴィッツの演奏は美しさの極みといえ、軽やかなボーイングから奏でられる音色にうっとりしてしまい ます。ことに重音の響きは神秘的です。さらにPENTATONEの技術チームによる高音質録音により演奏の美しさを引き立てております。ハイモヴィッツの “今” を聴くことができる名盤・代表盤の誕生と言えましょう。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series” からリリースしているベートーヴェンの チェロとピアノのための作品全曲集(PTC 5186475 / KKC-5442)、現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)も好評発売中です。 (Ki)

PTC-5186556
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
バレエ音楽「火の鳥」(1919年版)*
hr響(フランクフルト放送交響楽団)
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)

録音:2015年6月アルテ・オーパー、2015年8月ヘッシッシャー・ルントフンク、hrゼンデザール*
今最も勢いのある若手指揮者の一人、アンドレス・オロスコ=エストラーダ。2015年11月、hr交響楽団との来日公演でも 情熱的かつ見通しのよい解釈で聴衆を虜にしたのも記憶に新しいところですが、PENTATONEレーベルよりストラヴィンスキーの「春の祭典」と「火の鳥」 (1919年版)の最新録音が登場!
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィー ン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014年からhr交響楽団の首席指揮者となり世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者 です。熱のこもった演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エストラーダですが、歴史あるhr交響楽団との入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を 維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れております。エリアフ・インバル、ドミトリー・キタエンコ、パーヴォ・ヤルヴィなどの歴代首席指揮者のもと 世界的な評価を得てきたhr交響楽団をこの若き巨匠により新しい息吹を吹き込みます。近年オーケストラ作品で最も人気の「春の祭典」と「火の鳥」。音楽家としての力量が問われる名作をオロスコ=エストラーダがどう解釈しているか期 待が高まります。 (Ki)

PTC-5186557
バレエ、劇場、舞踏のための音楽 Vol.3〜ロシアン・ダンス
チャイコフスキー:組曲「白鳥の湖」Op.20a
グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番&第2番
ショスタコーヴィチ:バレエ組曲「黄金時代」Op.22
ストラヴィンスキー:「若い象のためのサーカス・ポルカ」
山田和樹(指)スイス・ロマンドO

録音:2015年7月/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
界から注目される俊英指揮者、山田和樹と名門スイス・ロマンド管弦楽団がおくる「バレエ、劇場、舞踏のための音楽」シリーズ。 注目の第3弾はロシアン・ダンスと題され、チャイコフスキーの組曲「白鳥の湖」、グラズノフの演奏会用ワルツ第1、2番 、ショスタコーヴィチのバレ エ組曲「黄金時代」、そしてストラヴィンスキーの「若い象のためのサーカス・ポルカ」が収録されました。山田和樹とスイス・ロマンド管は2010年6 月のデビュー以降、絶大なる信頼関係が結ばれ、この若さにして首席客演指揮者として着実なキャリアを積んできました。2014年7月には当団と待望の 来日公演を行い、倉敷、熊本、福井、愛知、東京、神奈川にて行われた演奏会は大成功をおさめ、サントリーホールでの演奏会はテレビ放映もされ話題 となりました。山田がもつレパートリーの広さを証明するかのような多彩なプログラムを展開する当シリーズ。第3弾はロシアの大作曲家が名を連ねますが、山田の 才能が描くフレッシュな解釈でそれぞれの作品の魅力を引き出しております。若きマエストロの今後の活躍にも一層期待が高まる内容です。当シリーズは これまでに第1弾「フランス」(PTC 5186358)、第2弾「ドイツ」(PTC 5186518)がリリースされております。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、 PENTATONE レーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディングで収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができ ます。 (Ki)

PTC-5186558
ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」第1&第2組曲
ドビュッシー:6つの古代碑銘(アンセルメ編)
プーランク:組曲『牝鹿』
山田和樹(指)
ボグダン・ズヴォリステアヌ(コンサートマスター)
スイス・ロマンドO

録音:2015年10月/ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
2009年第51回ブザンソン国際指揮者コンクールでの優勝を皮切りに、とどまることなく躍進を続ける希代の指揮者、山田 和樹。世界の主要オーケストラに客演を重ね、国内のオーケストラや合唱団とも多く共演、各地で高い人気を獲得している若きマエストロ。2016年より モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督兼芸術監督に就任、さらなる活躍が期待されます。また2012年から現在に至るまでスイス・ロマン ド管弦楽団の首席客演指揮者を務めており、当初の予定より2年契約を延長するなど、蜜月の関係を続けています。そんな名コンビの成熟ぶりが頼もしい、 PENTATONEレーベル第4弾となるアルバムの登場です。
付随音楽「ビリティスの歌」から作曲家がピアノ連弾用に編曲したドビュッシーの「6つの古代碑銘」は、エルネスト・アンセルメ編曲のオーケストラ 版で収録。色彩豊かな木管の調べがたいへん美しいです。アンセルメと言えばスイス・ロマンド管を創設し鍛え上げた20世紀の名指揮者。山田&スイス・ ロマンド管は偉大な先人の功績を称えつつも自信に満ち溢れた演奏を繰り広げ、新時代の音楽をしっかりと聴かせてくれます。ルーセルの「バッカスとア リアーヌ」はもともと2幕のバレエ音楽で、第1幕を第1組曲、第2幕を第2組曲として、そのまま演奏会用組曲としても演奏されます。それぞれ一続 きの音楽になっており、流麗・華麗なオーケストレーションが施された作品。細やかな音色のコントロールが見事で、大管弦楽の魅力を余すことなく伝え ています。プーランクの『牝鹿』は作曲家が24歳のときのバレエ作品。後年オーケストレーションを書き換えて組曲に編んだため、若々しい曲想が効果 的な金管の使用などで巧みにパワーアップされており、聴き映えのする1曲となっています。
PENTATONEレーベルの録音技術がまたすばらしく、音質も申し分ありません。山田和樹&スイス・ロマンド響は第1弾(PTC 5186358)、第2弾(PTC 5186518)、第3弾(PTC 5186557)でも様々なバレエ音楽を取り上げ、好評を得ています。今作も話題盤となること間違いなし。 (Ki)
PTC-5186560
世の終わりのための四重奏曲
デヴィッド・クラカウアー(1956-):アコカ
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
ソーコールド(ジョッシュ・ドルジン)(1976-):Meanwhile. . .
デヴィッド・クラカウアー((Cl)
マット・ハイモヴィッツ(Vc)
ジョナサン・クロウ(Vn)
ジェフリー・バールソン(P)
ソーコールド(電子楽器)

ライヴ録音:2008年9月8&9日/マギル大学(モントリオール)
「世の終わりのための四重奏曲」は、キリスト教信仰の直接の顕れと、当作品以前までの彼の技法を集成する複雑精緻なリズム、旋法、和声語法の 総合とが相まった代表作の一つ。第2次世界大戦中、メシアンはゲルリッツの捕虜収容所にて「ヨハネの黙示録」第10章から啓示を受け、飢えと労働 と極寒の極限状態のなか作曲しました。楽器編成はヴァイオリン、クラリネット、チェロ、ピアノという特異なもので、初演は同収容所に居合わせたジャン・ ル・ブーレール(Vn)、アンリ・アコカ(クラリネット)、エティエンヌ・パスキエ(チェロ)そして作曲したオリヴィエ・メシアン(P)によっ て行われました。 クラカウアー作曲の「アコカ」は、世の終わりのための四重奏曲の初演を担当したアコカへのオマージュ作品。当ブックレットには自筆譜の一部も掲載 しております。最後に収録されたMeanwhile…を作曲したソーコールドことジョッシュ・ドルジンは、カナダのラッパーにしてピアノ・アコーディオン奏者。 クレズマー音楽とヒップホップ、R&BそしてDrum&Bassを出会わせたことでも知られるカナダの逸材です。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦しています。 (Ki)
PTC-5186561
バッハへの序曲
(1)フィリップ・グラス(1937-):序曲(2015)
(2)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007より
(3)ユン・ドゥ(1977-):The Veronica(2015)
(4)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008より
(5)ヴィジェイ・アイヤー(1971-):Run(2015)
(6)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009より
(7)ロベルト・シエラ(1953-):La memoria(2015)
(8)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010より
(9)デイヴィッド・サンフォード(1963-):Es War(2016)
(10)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011より
(11)ルナ・パール・ウールフ(1973-):Lili uokalani(2015)#
(12)バッハ:前奏曲〜無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012より#*
マット・ハイモヴィッツ((1)-(10)Vc;ゴフリラー1710年製作/(11)(12)Vc・ピッコロ:コルマー18世紀製作#)

録音:2015年12月15-18日&2016年3月14日、2015年4月19日*/芸術文化アカデミー(ニューヨーク)
(1)(3)(5)(7)(9)(11)世界初録音
Pentatone レーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"。「バッハへの序曲」と題されたこのアルバムは、ハイモヴィッツの委嘱作品とバッハの無伴奏チェロ組曲から構成され、グラス、ユン・ ドゥ、アイヤー、シエラ、サンフォード、ウールフがバッハのチェロ組曲全6曲の各前奏曲からインスピレーションを受け、各曲の序曲として作曲。名高 い現代作曲家がそれぞれの個性を持ちつつも全12曲を通して1つの宇宙が広がります。ハイモヴィッツならではの世界観をあらわした見事な作品です。1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"からリリースしているベートーヴェンの チェロとピアノのための作品全曲集(PTC 5186475 / KKC-5442)、現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)など、積極的なリリースが続いております。 (Ki)
PTC-5186562
(2SACD)
ヴェルディ:歌劇「オテロ」 ニコライ・シューコフ(オテロ/テノール)、メロディ・ムーア(デスデモーナ/ソプラノ)、レスター・リンチ(イアーゴ/バリトン)、ユンノ・ヨウ(カッシオ/テノール)、カルロス・カルドーソ(ロデリーゴ/テノール)、ケヴィン・ショート(ロドヴィーコ/バス)、ルイス・ロドリゲス(モンターノ/バス)、グルベンキアンcho、
リスボン聖チェリーリア音楽院少年cho
グルベンキアンO
ローレンス・フォスター(指)

録音:2016年7月リスボン、カルースト・グルベキアン財団大講堂
ローレンス・フォスター率いるグルベンキアン管弦楽団との期待の新録音はヴェルディのオテロです!ワーグナーの楽劇の手法 により、管弦楽のドラマティックな表現を中心とした作品であるオテロ。大迫力の冒頭からきらめく超豪華サウンドが降り注ぎます! ワルターに才能を認められ、1960年に指揮者としてデビューを果たしたローレンス・フォスターは、1971年にヒューストン交響楽団の音楽監督に就 任して一躍その名を知られるようになりました。職人芸の持ち主であるフォスターは協奏曲やオペラの指揮者としての評価が高く、PENTATONEレーベル からリリースされているアラベラ・美歩・シュタインバッハーの弾くヴァイオリン名曲集(PTC 5186536 / KKC 5655)、ブルッフ&コルンゴルトのヴァ イオリン協奏曲(PTC 5186503)、ゲッティの歌劇「アッシャー家」(PTC 5186451)などでも確かな演奏を聴くことができます。当録音でも歌手陣を 引き立たせるような好サポートが光ります。そしてPENTATONEが誇る技術チームによる極上の録音をお楽しみいただけます。 (Ki)
PTC-5186565
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス レギーネ・ハングラー(S)
エリーザベト・クールマン(Ms)
クリスティアン・エルスナー(T)
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)
ベルリンRSO
マレク・ヤノフスキ(指)、
MDRライプツィヒ放送cho
ライナー・ヴォルタース(コンサートマスター)

ライヴ録音:2016年9月/ベルリン、フィルハーモニー
ヤノフスキによるストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは当録音でも傑出しており、神々しいまでに崇高な響きを見事に引き出しております。ヤノ フスキが絶大な信頼を寄せる豪華な歌手陣もさることながら、オーケストレーションも絶品でとりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。さらにライナー・ヴォ ルタースによるヴァイオリン・ソロもこの上なく美しい旋律を奏でます!PENTATONEレーベルが誇る技術陣が結集した高音質録音であることも注目です。 (Ki)

PTC-5186566
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
グリーグ:ピアノ協奏曲
デニス・コジュヒン(P)
ワシーリー・シナイスキー(指)
ベルリンRSO

録音:2015年10月/フンクハウス・ベルリン・ナレーパシュトラッセ(ベルリン)
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えたロシア期待の星、デニス・コジュヒンがPENTATONEレーベルに初登場。収 録作品はチャイコフスキーとグリーグの協奏曲という最強の組み合わせで、コンクールの実況録音をおさめたディスク(QEC 2010)をのぞけば自身初の 協奏曲録音となります。 2010年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝し、一躍世界から注目されたコジュヒンは翌2011年2月に初来日を果たし、その演 奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映され日本のクラシック・ファンにも広く知られることとなりました。圧倒的なテクニックを武器に幅広いレパートリー をこなすコジュヒンですが、30歳を目前とした2015年10月の当録音では、音楽に深みが増しカラフルな音色で名曲を演奏しております。今後より一 層の活躍が期待できる充実の内容です!演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONE レーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディン グ技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186567
モーツァルト:フルート四重奏曲集(全4曲) ウルフ=ディーター・シャーフ(Fl)
フィリップ・ベッケルト(Vn)、
アンドレアス・ヴィルヴォール(Va)
ゲオルグ・ボーゲ(Vc))

録音:2016年5月/ブリッツ・スタジオ(ベルリン)
ベルリン放送交響楽団首席フルート奏者、ウルフ=ディーター・シャーフと同団のメンバーおよび元メンバーによるモーツァルト のフルート四重奏曲集がリリースされます!オーケストラのみならずソリストとして、またマスタークラスなど指導者としても多忙を極めるシャーフは来日演 奏会、公開レッスンを行うなど、日本にも多くのファンをもつフルート奏者です。色彩感豊かな音色と丁寧な音楽づくりが魅力のシャーフが気心の知れた 仲間たちと極上のモーツァルトを聴かせてくれます。 (Ki)
PTC-5186568
ブラームス:ピアノ曲集
主題と変奏 Op.18b
バラード集 Op.10
幻想曲集 Op.116
デニス・コジュヒン(P)

録音:2016年3月/MCOスタジオ5、ヒルフェルムス(オランダ)
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えたロシア期待の星、デニス・コジュヒン。2010年に開かれたエリザベート王妃国 際音楽コンクールで優勝し、一躍世界から注目されたコジュヒンは翌2011年2月に初来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映さ れ日本のクラシック・ファンにも広く知られることとなりました。 PENTATONEレーベルの初登場となった前作【チャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)】では、圧倒的な表現力と存在感で聴き手を 虜にしました。期待の第2弾ではブラームスのピアノ独奏作品をとりあげました。ロマン派のなかにありながら純音楽の伝統を固執するブラームスのピアノ 作品は特に若手ピアニストにとって難曲と言えます。しかし、コジュヒンは独自の感性を武器に真っ向からブラームスに挑戦しています。クララ・シューマン に献呈された主題と変奏は、弦楽六重奏曲第1番の第2楽章をピアノ独奏にブラームス自身が編曲した作品でコジュヒンの堂々たる演奏が印象的です。ま た、バラード集や幻想曲集で聴く抒情的な語り口は圧巻です。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONE レーベルが誇る技術チームによる録音で、 DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)

PTC-5186570
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲(オリジナル版)
 夜想曲〜6つの小品 Op.19-4(チャイコフスキー自身によるチェロと管弦楽編曲版)
 アンダンテ・カンタービレ Op.11(チャイコフスキー自身によるチェロと管弦楽編曲版)
 カプリッチョ風小品 Op.62
ヨハネス・モーザー(Vc;1694 年製グァルネリウス)
アンドルー・マンゼ(指)スイス・ロマンドO

録音:2016年7月ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
世界が注目する実力派チェリストのヨハネス・モーザー。2016年11月、12月の来日公演でも知性と内に秘めた情熱的な演 奏で聴衆を魅了しました。PENTATONEレーベルからの第3弾はエルガーのチェロ協奏曲、そしてチャイコフスキーのロココの主題による変奏曲という話 題必至の注目盤です!
チェリストにとって最重要レパートリーであるエルガーの協奏曲。モーザーは幾多の実演経験から自身のアプローチに磨きをかけてきました。情熱的かつ 理知的な解釈が求められるこの大作をモーザーは、自由に歌いつつも見通しのよい形でまとめあげております。カップリングはロココの主題による変奏曲のオリジナル版です。2002年チャイコフスキー・コンクールで最高位を受賞したモーザー。1876年に作曲さ れたこの作品は、ウィルヘルム・フィッツェンハーゲンの演奏により1877年に初演されました。その際、演奏効果を考慮し、フィッツェンハーゲンが一部 改訂しており、現在弾かれているのはこの改訂版が広く普及しています。モーザーは敢えてオリジナル版にこだわり、録音を実現させました。オリジナル版 から聴くロココ変奏曲はチャイコフスキーが思い描いた真の姿であり、その作品を現代最高の演奏者で聴けるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。
共演はアンドルー・マンゼ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団です。マンゼはバロック・ヴァイオリンの名手として知られイングリッシュ・コンサートのディ レクターも務めたのち、近年は指揮者としても精力的に演奏活動を展開しております。英国出身にして古楽器の名手を共演者に選ぶモーザーの並々ならぬ 思いが詰まったディスクがここに完成しました。 (Ki)
PTC-5186571
黒人霊歌と讃美歌
1. Nobody Knows the Trouble I’ve Seen
2. Sometimes I Feel Like a Motherless Child
3. Didn’t My Lord Deliver Daniel
4. On My Journey Now
5. Give Me Jesus
6. Kumbaya
7. Go Down Moses
8. Deep River
9. Ain’t-a That Good News
10. Amazing Grace
11. Joshua Fought the Battle Of Jericho
12. De Blin’ Man Stood On De Road An’ Cried
13. Stand Still Jordan
14. Wade in the Water
15. By An’ By
16. My Lord, What a Morning
17. Were You There
18. Every Time I Feel the Spirit
19. Don’t You Weep When I Am Gone
20. Battle Hymn of the Republic
21. Let Us Break Bread Together
22. My Tribute (To God Be The Glory)
23. He’s Got the Whole World in His Hands
24. Ride on, King Jesus!
レスター・リンチ(Br)
ヴィクター・サイモンソン(編曲 、P )
ブライアン・ファレル(編曲 、Org)
ARTシンガーズほか

録音:2015年9-10月/カリフォルニア
ヴェルディを始めドラマティックなオペラを得意とするバリトン、レスター・リンチが黒人霊歌と讃美歌を歌うソロ・アルバムです。まさに魂の歌、とい う心のこもった歌唱からも伝わってくるように、これは彼にとって非常に意味深いプロジェクト。「アメリカの歴史に大きな影響を与えた歌の数々を、自由 を求め苦しんだ人々の名誉のために歌う、声楽家になって以来ずっとレコーディングすることを夢見ていたアルバム」だと自ら語っています。伴奏はピアノ、 オルガン、ギター、アンサンブルなど様々。合唱も入るなど幅広いアレンジで聴かせます。 (Ki)
PTC-5186572
アウト・オブ・ザ・シャドウズ 〜再発見されたアメリカの歌曲集
ポール・ノードフ(1909-1977):
1. Serenade (Kathleen Millay)
2. Music I heard with you (Conrad Aiken)
3. Elegy (Elinor Wylie)
4. This is the shape of the leaf (Conrad Aiken)
5. Willow River (Marjorie Allen Seiffert)
6. There shall be more joy (Ford Madox Ford)
ポール・ボウルズ(1910-1999):
Blue Mountain Ballads (Tennessee Williams)
7. Heavenly Grass
8. Lonesome Man
9. Cabin
10. Sugar in the Cane
ステファン・パウルス(1949-2014):
Songs of Love and Longing (All poems translated by Sam Hamill)
11. Endless Autumn Nights (Anonymous)
12. The One Who Greets Me (Otomo no Yakamachi)
13. Dark Seed (Sosei)
14. Echoes (Mibu no Tadamine)
15. Moonless Nights (Ono no Komachi)
16. The Bashful Moon (Anonymous)
17. From This World (Anonymous)
デイヴィッド・ガーナー(1954-)編曲:
18. Auld Lang Syne (Traditional, poem by Robert Burns)
ゴードン・ゲティー(1933-)編曲:
19. Shenandoah (Traditional)
ジャック・パーラ(1959-)編曲:
20 Home, Sweet Home
(Original melody by Henry Bishop, poem by John Howard Payne)
ジョン・デューク(1899-1984):
21. Just-Spring
22. hist…whist
23. i carry your heart
24. The Mountains Are Dancing
(Poems by e. e. cummings)
ノーマン・デロ・ジョイオ(1913-2008):Three Songs of Adieu
25. After Love (Arthur Symons)
26. Fade, Vison Bright (Anonymous)
27. Farewell (John Addington Symonds)
ジョン・カンダー(1913-2008)
28. A Letter From Sullivan Ballou
(Based on the letter written by Major Sullivan Ballou on July 14, 1861)
ランドル・トンプソン(1899-1984):
29. My soul doth magnify the Lord (Magnificat) (Luke 1: 46-55)
30. Tapestry (William Douglas)
31. Velvet Shoes (Elinor Wylie)
リサ・デラン(S)
ケヴィン・コース(P)
マット・ハイモヴィッツ(Vc)

録音:2015 年 9-10 月、2016 年 5 月/カリフォルニア、スカイウォーカー・サウンド
2016年グラミー賞クラシック現代作品部門を受賞したステファン・パウルスを含む、アメリカのクラシック作曲家の歌曲を集 めたアルバムです。パウルスの作品は、大伴家持、壬生忠岑、小野小町といった日本の短歌の英訳をテキストに使った興味深い音楽。 リサ・デランはアメリカ生まれのソプラノ歌手。鬼才チェリストのマット・ハイモヴィッツやニューエイジ方面でも活躍するピアニストのクリストファー・ オライリーと組んで、コリリアーノやグラスを始めとした現代アメリカの歌曲を演奏するなど、自国の歌曲を中心に据えた演奏活動を展開しています。「ア メリカのクラシック」にこだわる彼女の心のこもった歌唱をお楽しみください。 1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"から積極的なリリースが続いております。 (Ki)
PTC-5186574
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」*
スラヴ舞曲Op.46-3
スラヴ舞曲Op.46-5
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
ヒューストンSO

録音:2015年9月、2016年5月*/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)
977 年、コロンビアのメデジン生まれの俊英指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダ。PENTATONE レーベルより積極的 なリリースが続いておりますが、現在音楽監督をつとめるヒューストン交響楽団と本拠地ジョーンズ・ホールで収録したドヴォルザークの第3弾が早くも登場。 曲目は、交響曲第9番「新世界より」とスラヴ舞曲から2篇です。 オロスコ=エストラーダは1997年からウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004年ウィーン楽友協会にて急遽ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽 団を指揮し一躍注目を集めました。その後の活躍は華々しく2009年から2015年まで同管弦楽団の首席指揮者を、また2014年からhr交響楽団の首 席指揮者の一方、現在はヒューストン交響楽団の音楽監督をつとめております。さらに2015/16 年シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の 首席客演指揮者に就任する世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者です。溌剌とした演奏で聴衆を沸かせるオロスコ=エストラーダですが、ヒュー ストン響とのドヴォルザークも情熱的かつ見通しのよい演奏を披露しております。ドヴォルザーク第1弾(交響曲第7&8番 / PTC 5186578)、第2弾(交 響曲第6番 / PTC 5186575)とあわせてお楽しみください。 (Ki)

PTC-5186575
ドヴォルザーク:交響曲第6番 ニ長調
スラヴ舞曲集第第3番 ヘ長調Op.72-3
スラヴ舞曲第8番 ト短調 Op.46-8
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)、ヒューストンSO

録音:2015年9月/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)
1977年、コロンビアのメデジン生まれの俊英指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダ。PENTATONEレーベルより積極 的なリリースが続いておりますが、現在音楽監督をつとめるヒューストン交響楽団と本拠地ジョーンズ・ホールで収録したドヴォルザークの第2弾は、交 響曲第6番とスラヴ舞曲2篇です。
オロスコ=エストラーダは1997年からウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004年ウィーン楽友協会にて急遽ウィーン・トーンキュンストラー管弦 楽団を指揮し一躍注目を集めました。その後の活躍は華々しく2009年から2015年まで同管弦楽団の首席指揮者を、また2014年からhr交響楽団 の首席指揮者の一方、現在はヒューストン交響楽団の音楽監督をつとめております。さらに2015/16年シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦 楽団の首席客演指揮者に就任する世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者です。溌剌とした演奏で聴衆を沸かせるオロスコ=エストラーダですが、 ヒューストン響とのドヴォルザークも情熱的な演奏を披露しております。今後、PENTATONEレーベルからのリリースにも期待が高まります。 (Ki)
PTC-5186576
マーラー・ソング・サイクルズ
リッケルト歌曲集
亡き子をしのぶ歌*
アリス・クート(Ms)
マルク・アルブレヒト(指)オランダPO

録音:2015年11月*、2016年6月/アムステルダム
マルク・アルブレヒト&オランダ・フィルハーモニー管弦楽団によるマーラー・シリーズ。第3弾の当録音は歌曲に焦点を当て、「さ すらう若人の歌」「リュッケルト歌曲集」「亡き子をしのぶ歌」を収録。ソロをつとめるのはイギリスのアリス・クートです。クートはイギリスを拠点にバイ エルン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ歌劇場などでも活躍する実力派。丁寧に歌い上げる歌唱が聴き手の感性に強く訴えかけます。 『大地の歌』(PTC 5186502)でも好評を博したクートは、感情と知性が一体となった表現で聴き手を魅了します。そしてアルブレヒトの明快なタクトでオー ケストラを見事にコントロールしております! (Ki)
PTC-5186577
1932年制作のエオリアン・オルガン
シベリウス(フリッカー編):フィンランディア
ハウエルズ(1892-1983):ラプソディ 変ロ長調 Op.17
アンドレ・フリュリ(1903-1995):交響曲第2番より「VIf」(1946/1947)
エドウィン・ルメア(1865-1934):デリー地方のアイルランド民謡
マルセル・デュプレ(1886-1971):3つの前奏曲とフーガ Op.7(1912)
ヴォーン・ウィリアムズ:ウェールズの賛美歌による3つの前奏曲より「詩篇」(1920)
ヘルベルト・ブリューワー(1865-1928): 英雄的行進曲
ウィリアム・ボルコム(1938-):「主、われを愛す」
ジグー(1844-1925)(S.マッキントッシュ編曲):大合奏のデアローグ(オルガンとブラス六重奏版)*
クリストファー・ヤコブソン(Org;エオリアン製作(1932年))
アマルガム・ブラス・アンサンブル*

録音:2015年4月/デューク大学内チャペル(ノースカロライナ州)
アメリカ、ノースカロライナ州のデューク大学内のチャペルに据え付けられた1932年制作のエオリアン・オルガン(作品番 号1785)を使用して様々な作曲家の作品を収録しました。このチャペル、外観は見るものを圧倒する存在感で、さらに礼拝堂には3つのパイプオルガン を擁する巨大な建造物です。今回録音に使用したエオリアン・オルガンは祭壇の左右にパイプを配する後期ロマン派様式によるオルガンで、なんとパイプ 6900の4段鍵盤の巨大オルガンです。
この録音では当オルガンの魅力を余すところなく発揮した選曲となっております。冒頭のシベリウスのフィンランディアはオルガンでオーケストラを見事に 表現しております。また、ヴィエルヌ、デュプレに師事したアンドレ・フリュリの交響曲第2番はフランス・オルガンの響きを追求した美しい作品です。この他、 ルメア、ヴォーン・ウィリアムズといったイギリス人作曲家の作品も様々なストップを組み合わせることにより非常に魅力的な作品となっております。最後の ジグー作曲の大合奏のデアローグではスコット・マッキントッシュ編曲によるオルガンとブラス六重奏版を披露しており、チャペルに響き渡る音色をお楽し みいただけます。 (Ki)
PTC-5186578
ドヴォルザーク:交響曲第7番
交響曲第8番*
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
ヒューストンSO

ライヴ録音:2014年4月、2015年3月*/ヒューストン
1977年、コロンビアのメデジン生まれの俊英指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダが現在音楽監督をつとめるヒュース トン交響楽団とドヴォルザークの交響曲第7番、8番をライヴ収録しました。 オロスコ=エストラーダは1997年からウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004年ウィーン楽友協会にて急遽ウィーン・トーンキュンストラー管弦 楽団を指揮し一躍注目を集めました。その後の活躍は華々しく2009年から2015年まで同Oの首席指揮者を、また2014年からhr交響楽団の 首席指揮者の一方、現在はヒューストン交響楽団の音楽監督をつとめております。さらに2015/16年シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦楽 団の首席客演指揮者に就任する世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者です。フレッシュな若々しさと情熱的な演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エ ストラーダですが、手兵ヒューストン響とのドヴォルザークは圧巻の一言に尽きます。ドゥダメルを彷彿とさせる才気とカリスマぶりを証明した快演をお楽 しみ下さい。 (Ki)

PTC-5186579
KKC-5666
日本語帯・解説付
税込定価
チャイコフスキー・ファンタジー
■ラフマニノフ編曲による連弾版
「眠りの森の美女」組曲 Op.66【序奏。リラの精/アダージョ。パ・ダクシオン/長靴をはいた猫/パノラマ/ワルツ】
■アレンスキー編曲による連弾版
バレエ音楽「くるみ割り人形」 Op.71 より【小序曲/行進曲/金平糖の踊り/アラビアの踊り/中国の踊り/トレパーク/葦笛の踊り/花のワルツ/パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)】
■ランゲリ編曲による連弾版
「白鳥の湖」Op.20より【情景/四羽の白鳥の踊り/パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)】
■ドビュッシー編曲による連弾版
「白鳥の湖」Op.20より【ロシアの踊り/スペインの踊り/ナポリの踊り】
児玉麻里&児玉桃(Pデュオ)

録音:2016年4月/MCOスタジオ5、ヒルフェルムス(オランダ)
児玉麻里&桃姉妹共演のCDはいかにもありそうながら、実は初めて。その記念すべきアルバムが超魅力的ラインナップで登場 です。 チャイコフスキーの作品のなかでもとりわけ人気の高い三大バレエ。これを意外な大物作曲家たちがピアノ・デュオ編曲を残していました。それらを児玉 姉妹の演奏で聴くことができるのは最高の贅沢と申せましょう。 ラフマニノフ編曲の「眠りの森の美女」と、ドビュッシー編曲による「白鳥の湖」は比較的知られていて録音もありますが、児玉姉妹の演奏は段違いの 素晴らしさ。オリジナルのオーケストラと全く遜色ないばかりか、ラフマニノフとドビュッシーのピアニズムの違いをはっきり味わえて充実の極み。どちらも ラフマニノフとドビュッシーの最初の仕事だったというのが興味津々です。 超お宝がアレンスキー編曲による「くるみ割り人形」。アレンスキーは近年日本でも熱心なファンを増やしている作曲家ですが、この編曲は楽譜が極めて 入手困難なため伝説となっていました。それがついに音になりました。アレンスキーはリムスキー=コルサコフの弟子ながらチャイコフスキーを崇拝し強い 影響を受けていたうえ、本質的にピアノ作曲家だったので、これ以上の適役は考えられません。アレンスキーは「くるみ割り人形」全曲を4手連弾用に編 曲していますが、ここでは人気の組曲ナンバーとパ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)を披露。ピアノ・デュオ書法を知り尽くしたアレンスキーならではの効 果にゾクゾクさせられます。ことに「花のワルツ」の華やかさ、「パ・ド・ドゥ」終結部のピアノがうなりをあげる音の渦はピアノ・デュオならでは。児玉姉妹の演奏はオシャレでゴージャス。これまで聴いたこともないようなピアノ・デュオの高みに達しています。クリスマス・シーズンに雰囲気もピッタ リでプレゼントにも最適です。 (Ki)
PTC-5186580
ワールドブラス・オリジナルス〜吹奏楽と打楽器のための作品集
ブワジェヴィチ:コンツェルトシュテュック(1998)
ラーブ:NO STRINGS ATTACHED(2013)
ハロルド:SKIRLL(2010/2015)
ブラントミュラー:DANSES CONCHERTANTES MIT CHORAL(1997)
ケッラ(グルーネヴァルト編曲):TSUUMI SOUND SYSTEM SUITE(2012)
ラーブ:LITTLE STORY(2013)
ワールドブラス

録音:2015年7月&8月/ヒルフェルスム(オランダ)
1995年に創立された吹奏楽団 “ワールドブラス” は欧米を中心とした若手の名手により構成され、東南アジアのツアー後世 界的にその名が知られるようになりました。結成後20年が経った現在でも積極的な演奏活動により活躍の場を拡げております。非常に水準の高いテクニックと表現力をあわせもった当団は、吹奏楽の新たな世界を開拓し、これまでに19の委嘱と33の編曲をワールドブラスのオ リジナル作品として演奏しており、ここに収録された作品は全て彼らのために書かれた作品です。トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバ、そしてパー カッションによって非常に豊かな響きを奏でます。録音はPENTATONEが誇る技術チーム、ポリヒムニア・インターナショナルが担当。ブラス・ファンは もちろんのことオーディオ・ファンにもおすすめのディスクと言えましょう。 (Ki)

PTC-5186581
(13SACD)
ワーグナー:ニーベルングの指環 『ラインの黄金』
トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/Bs-Br)、クリスティアン・エルスナー(ローゲ/T)、イリス・フェルミリオン(フリッカ/Ms )、ギュンター・グロイスベック(ファーゾルト/Bs)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/Br)、アンドレアス・コンラート(ミーメ/T)、アントニオ・ヤン(ドンナー/Br)、コル=ヤン・デュッセリエー(フロー/T)、リカルダ・メルベス(フライア/S)、
マリア・ラドナー(エルダ/A)、ティモ・リーホネン(ファーフナー/Bs)、ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/S)、カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/Ms )、キズマーラ・ペサッティ(フロスヒルデ/A)
『ワルキューレ』
ロバート・ディーン・スミス(ジークムント/T)、メラニー・ディーナー(ジークリンデ/S)、トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/Bs-Br)、ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/S)、イリス・フェルミリオン(フリッカ/Ms )、ティモ・リーホネン(フンディング/Bs)、アニヤ・フィデリア・ウルリッヒ(ゲルヒルデ/S)、フィオニュアラ・マッカーシー(オルトリンデ/S)、ハイケ・ヴェッセルズ(ヴァルトラウテ/Ms )、キズマラ・ペッサッティ(シュヴェルトライテ/C.A)、カローラ・ヘーン(ヘルムヴィーゲ/S)、ウィルク・テ・ブルンメルストローテ(ジークルーネ/Ms )、ニコル・ピッコロミーニ(グリムゲルデ/C.A)、レナーテ・シュピングラー(ロスヴァイセ/Ms )
『ジークフリート』
スティーヴン・グールド(ジークフリート/T)、トマシュ・コニェチュニ(さすらい人−ヴォータン/Br)、ヴィオレータ・ウルマーナ(ブリュンヒルデ/S)、クリスティアン・エルスナー(ミーメ/T)、アンナ・ラーション(エルダ/A)、マッティ・サルミネン(ファーフナー/Br)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/Br)、ゾフィー・クルスマン(森の小鳥/S)
『神々の黄昏』
ランス・ライアン(ジークフリート/T)、ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/S)、マッティ・サルミネン(ハーゲン/Bs)、マルクス・ブリュック(グンター/Br)、エディット・ハッラー(グートルーネ/S)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/Br)、マリーナ・プルデンスカヤ(ヴァルトラウテ/Ms )、ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/S)、カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/Ms )、キズマラ・ペッサッティ(フロスヒルデ/A)、スサネ・レースマーク(第1のノルン/A)、
クリスタ・マイヤー(第2のノルン/Ms )、ジャクリーン・ワーグナー(第3のノルン/S)

以上、マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO

ライヴ録音:(Disc1-2)2012年11月22日、(Disc3-6)2012年11月24日、(Disc7-9)2013年3月1日、(Disc10-13)2013年3月15日/ベルリン、フィルハーモニー
マレク・ヤノフスキがベルリン放送交響楽団を指揮して演奏会形式で行ったワーグナーの「ニーベルングの指環」全曲がLPサ イズの豪華流麗な装丁で登場します。2012年11月から2013年3月までベルリンのフィルハーモニーにて行われたこのライヴは、そのすべてが非常に 高いレヴェルを保ち、PENTATONEレーベルの録音を担当しているポリヒムニア・インターナショナルの技術チームによる優秀録音として高く評価されま した。
ヤノフスキのストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスはまさに見事で、非常に長い楽劇を退屈せずに音楽として楽しむことができるすぐれもの。豪 華歌手陣もさることながら、オーケストレーションも抜群で、とりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。音楽学者の広瀬大介氏は『ラインの黄金』の当演奏 について「ワーグナーが何を描写しようとしてこの音型を選んだのか、これほどまでに熱く語りかけてくる録音は他にはないと断言できる。現代の演奏家 が為し得る最高の完成度を誇る録音に対し頭を垂れずにはいられない」と激賞しております。同一レーベルで同一の指揮者、オーケストラ及び合唱団での「リ ング」。この白熱ライヴをご堪能ください。 (Ki)
PTC-5186582
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 Op.4*
交響詩「マクベス」 Op.23(21’06”)
hr響(フランクフルトRSO)、
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)

録音:2014年8月クロスター・エーベルバッハ修道院、2015年12月アルテ・オーパー(フランクフルト)*
今最も勢いのある若手指揮者の一人、アンドレス・オロスコ=エストラーダ。2015年11月、hrSOとの来日公演でも 情熱的かつ見通しのよい解釈で聴衆を沸かせました。ストラヴィンスキーの「春の祭典」と「火の鳥」(1919年版)(PTC 5186556 / KKC-5649)に 続くhrSOとの第2弾はR.シュトラウスの英雄の生涯とマクベスです。
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィー ン・トーンキュンストラーOの首席指揮者を、また2014年からhrSOの首席指揮者となり世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者 です。熱のこもった演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エストラーダですが、歴史あるhrSOとの入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を 維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れております。エリアフ・インバル、ドミトリー・キタエンコ、パーヴォ・ヤルヴィなどの歴代首席指揮者のもと 世界的な評価を得てきたhrSOをこの若き巨匠により新しい息吹を吹き込みます。 作曲者自身の生涯を描いた「英雄の生涯」とシェイクスピアの劇による「マクベス」。R.シュトラウスの名曲をどう解釈するか非常に期待の高まる演目となっ ております。 (Ki)
PTC-5186583
(2SACD)
ジェニファー・ヒグドン(1962-):歌劇『コールド・マウンテン』
台本:ジーン・シアー(チャールズ・フレイザーの小説「コールド・マウンテン」に基づく)
ティーグ:ジェイ・ハンター・モリス、オーウェン:ロバート・ポマコフ、オーウェンの息子:エイドリアン・クレイマー、
インマン:ネイサン・ガン、盲目の男:ケビン・バーデット、エイダ・モンロー:イザベル・レオナルド、
モンロー:アンソニー・マイケルズ・ムーア、ルビー・テウェ:エミリー・フォンス、ソロモン・ヴィージー:ロジャー・ハネウェル、
ライラ:ブリジット・ガン、カティエ:ヘザー・フィリップス、オリヴィア:シャブナミ・カルバシ、クラレ:メガン・マリノ、
兵士たち:ロイ・ヘイジ、アンソニー・マイケルズ・ムーア、ロバート・ポマコフ、ルシンダ:デボラ・ナンステール、
パングル:アンソニー・マイケルズ・ムーア、リード:ロイ・ヘイジ、サラ:チェルシア・バスレー、チャーリー:ダニエル・ベイト、
イーサン:ロバート・ポマコフ、トマス:タイラー・パットナム、バーチ:ニコラ・オッタースベルク、
アダの娘:ケイデンス・デニス
サンタフェオペラオーケストラ
ミグエル・ハルス=ベドヤ(指)
サンタフェオペラ、スザンヌ・シェストン(合唱指揮)

ライヴ録音:2015年8月/サンタフェオペラハウス
全米図書賞を受賞したチャールズ・フレイザーの人気小説「コールド・マウンテン」(1997)。2003年に映画化もされ有名 な恋愛小説が、2015年にオペラ化されました。すでに2003年に映画化された原作は、戦争に従軍する主人公と、その恋人との恋愛を描いた作品です。 作曲はあのヒラリー・ハーンにヴァイオリン協奏曲(第1楽章)を委嘱されたことでも注目されている女性作曲家ジェニファー・ヒグドンが手がけました。 2016年以降も上演予定が既にある期待のアメリカ・オペラの世界初演のライヴ録音をぜひお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186584
マルツェル・テュベルク(1893-1944):ミサ曲第1番 ト長調〜混声合唱とオルガンのための(1934)
ミサ曲第2番 ヘ長調〜混声合唱とオルガンのための(1941)
ブライアン・A・シュミット(指)
サウスダコタcho
クリストファー・ジェイコブ ソン(Org)

録音:2016年1月/ファースト・プリマス会衆派教会(ネブラスカ州)
アメリカ中西部のグレートプレーンズ(大平原)の州サウスダコタのスーフォールズに2009年に創設されたサウスダコタ合唱 団のPENTATONEレーベル第2弾は、悲劇の作曲家テュベルクの2つのミサ曲を収録しました。 両親から音楽教育を受けたテュベルクは、最初にヴァイオリニストとして名を馳せました。ヴァイオリニストのヤン・クーベリック(ラファエル・クーベリッ クの父)とは特に親交を深めました。テュベルクは交響曲などの大曲を作曲する一方で、器楽・室内楽の作品や当アルバムに収録されている声楽曲も残 しました。才能豊かな音楽家であったテュベルクでしたが、ホロコーストの犠牲となり、アウシュヴィッツの強制収容所に送られ、1944年12月31日に 死亡したとされています。祈りに満ちた2つのミサ曲はテュベルク晩年の作品で、苦悩に満ちたテュベルクの傑作です。
サウスダコタ合唱団の芸術監督のブライアン・A・シュミットは、ノースカロライナ州のデューク大学チャペルの聖歌隊などの指揮者を務め、アメリカを 代表する合唱指揮者のひとりに挙げられる合唱指揮者です。PENTATONEレーベル第1弾の「生と愛を歌う聖歌集」(PTC 5186530)も好評発売中です。 (Ki)

PTC-5186591
ジャケット変更再発売
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2004年5月12,13日/DZZ第5スタジオ(モスクワ)
ユリア・フィッシャーの衝撃のデビュー盤、ハチャトゥリアン、プロコフィエフそして、グラズノフのヴァイオリン協奏曲集がジャ ケット一新で再登場します。録音当時21歳だったユリア・フィッシャーですが、既に独自のスタイルを確立しており、彼女の最大の魅力と言える情熱的で 表情豊かな演奏を披露しております。 冒頭のハチャトゥリアン。一度聴いたらその旋律が耳に残る第1楽章の提示部から凄まじい存在感を示し、圧倒的なテクニックで雄大に演奏します。第 2楽章の歌謡的で抒情的な主題ではフィッシャーの美音が冴えわたり、聴き手の心を鷲掴みにします。そして、民族舞踏を想わせる無窮動とも言える終楽 章は超ド級の名演で、終結部の強烈な同音連続によって豪快に終わります。 次に収録されたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番では、「夢みるような」と作曲者自身が述べた第1主題を絶妙な歌い回しで弾きはじめ、緩 -急-緩と配列された全3楽章構成の中で、非常に豊かな表現力を披露しております。 そしてグラズノフは、終始フィッシャーの美音が冴えわたります。ヴァイオリンの様々な奏法を用い、高度な技術が要求されるこの協奏曲
ですが、余裕 すら感じさせる演奏には脱帽です!(再発売にともない旧盤PTC 5186059は廃盤となります。)気

PTC-5186592
ジャケット変更再発売
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102*
ユリア・フィッシャー(Vn)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
オランダPO
ヤコフ・クライツベルク(指)

録音:2006年12月、2005年12月*/ヤクルト・ホール(アムステルダム)
2016年10月に12年ぶりの来日公演を果たし大きな話題となったユリア・フィッシャー。PENTATONEレーベルに録音し たブラームスのヴァイオリン協奏曲とヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲のアルバムがこのたび、ジャケット一新で再登場致します。 ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させヴァイオリン、ピアノそれぞ れで国際的なコンクールに複数回優勝しているという逸材。その後順調にキャリアを重ね、PENTATONEレーベルからのデビュー盤となったロシアン・ア ルバム(PTC 5186591)で、一躍世界のひのき舞台に躍り出ました。確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーですが、このブラームスでも彼 女の才が光ります。独特な緊張感と推進力溢れる明朗なフィッシャーのブラームスは、彼女の特質すべき才能がなせる妙技と言えましょう。(再発売にと もない旧盤PTC 5186066は廃盤となります。)気
PTC-5186593
バッハ:コラール「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」B639(イラリオン府主教編)
カンタータ第82番「私は、満ち足りた」BWV82(バリトン版)#
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067*
パッサカリアとフーガ.ハ短調BWV582(イラリオン府主教編)
シュテファン・ゲンツ(Br)#
アリヤ・ヴォドヴォゾ ワ(Fl)*
イラリオン・アルフェエフ府主教(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2015年12月/モスクワ
現在ロシア正教会の府主教(総主教に次ぐナンバー2の高位)を務めるイラリオン・アルフェエフは、フェドセーエフやゲルギ エフによって作品が演奏される作曲家としても注目されています。ペンタトーン・レーベルからも一昨年に自作を指揮したアルバムをリリースして注目され ました。また昨年には彼の大作「マトフェイ(マタイ)受難曲」が日本の団体オーケストラ・ナデージダにより東京で演奏され話題となりました。
イラリオン府主教ことアルフェエフは1966年モスクワ生まれ。当初グネシン音楽学校でヴァイオリンと作曲を学ぶものの、モスクワ神学大学に進み、 そちらを天職としました。2009年にヴォロコフムスク市の大主教に就任。モスクワ総主教庁渉外局長も兼務するなど、ロシア正教信者から生神として崇 拝される存在となっています。昨年2月にロシア正教総主教とバチカン教皇が約1000年ぶりに会見が実現したのもイラリオン府主教が影の立役者であ るなど、世界史にも残るはずの人物です!
当然ながらイラリオン府主教はバッハを崇拝していて、そのオルガン曲を編曲するだけでなく、自ら指揮して録音までしてしまいました。アルバム・タイ トルになっている「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」はオルガンのためのコラール前奏曲で、かのタルコフスキーが名作映画「惑星ソラリス」に用いて、 ほとんどテーマ曲のようにその精神を表現したことで人気作となりました。それをイラリオンが感動的にオーケストレーションを施し、タルコフスキーへの オマージュのように聴こえる作品に仕上げました。タルコフスキー・ファンはもちろん、あらゆる方々に聴いていただきたい逸品です。
また複雑な作曲技法によるオルガンの大作「パッサカリアとフーガ」の見事なオーケストレーションも聴きもの。イラリオンはこのオルガン曲が大好きだっ たそうで、オルガンの響きを近代オーケストラに移し替えています。またドイツの俊英ゲンツを独唱に招いたカンタータ第82番「私は、満ち足りた」、ロ シアの若手女流フルート奏者ヴォドヴォゾワを独奏に招いた管弦楽組曲第2番も、古楽的解釈といった次元を超えた宗教性と深さで崇高な世界をつくり あげています。
イラリオン府主教の指揮ぶりは見事なもので、抑制がききながらもエネルギーを感じさせるロシア流。このうえなくありがたきアルバムと申せましょう。
PTC-5186594
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
 ヴォカリーズ
プロコフィエフ:アダージョ Op.97bis〜チェロとピアノのための
スクリャービン:ロマンス
ヨハネス・モーザー(Vc)
アンドレイ・コロベイニコフ(P)

録音:2016年3月、4月/オランダ放送音楽センターMCO5スタジオ
世界的チェリストのヨハネス・モーザー。PENTATONEレーベル注目の第1弾としてリリースされたドヴォルザーク&ラロの 協奏曲アルバム(PTC 5186488 / KKC 5651)に続く、期待の第2弾はロシアン・アルバム(プロコフィエフ、ラフマニノフ、スクリャービン)です。 ロストロポーヴィチの協力を得て作曲されたプロコフィエフのチェロ・ソナタは、チェロの暖かな歌唱、豊かな色彩、そして名人芸的な技術を要する晩 年の傑作のひとつ。一方、ラフマニノフのチェロ・ソナタは、1901年の春にピアノ協奏曲第2番を完成した直後に着手され、同年夏に完成した作品。 最高傑作のピアノ協奏曲を書きあげた後で、創作力が充実していた頃にあたり、チェロの美しい旋律とラフマニノフらしいピアノ・パートの活躍が印象的な ソナタです。共演は1986年ロシア生まれのアンドレイ・コロベイニコフです。モスクワ音楽院でディエフに師事し、2004年に行われた第3回スクリャービン国際 ピアノ・コンクールで優勝した実力派で、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭にも度々登場し、日本のファンにもおなじみのピアニストです。ピアニストの作曲し たこれらの作品は、“伴奏” という域を超えた技術を要しますが、流石!コロベイニコフと言える実に見事な演奏を披露しております。 (Ki)
PTC-5186595
メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調
交響曲第3番イ短調『スコットランド』
アンドルー・マンゼ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2016年1月/ハノーファー
もともと高名な古楽ヴァイオリニストとして知られていたマンゼですが、近年指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノーファー北ドイツ放 送フィルハーモニー管弦楽団で首席指揮者を務めています。このたびPENTATONEレーベルより、当コンビ初の録音が登場しました。シューマンをして「19 世紀のモーツァルト」と言わしめた天才メンデルスゾーンのシンフォニーを2曲収録。突き抜けるような明るさと焼けるような熱量を併せ持つ、切れのある マンゼ節が聴きものです。 第1番はメンデルスゾーン15歳の時の作品で、既に12曲の『弦楽のための交響曲』を書いているとはいえ2管編成フル・オーケストラを用いた初の 交響曲。にもかかわらず早熟の天才ぶりが眩しい音楽です。バロック的書法を思わせる楽想もあり、こういった箇所でのマンゼの生き生きとした音運びは やはりさすがと言えます。美しく抒情的な旋律で人気の『スコットランド』も、マンゼの手にかかると切れのある白熱の演奏に。オーケストラの力量も高く、 素早いメロディを完璧に吹きこなす管楽器の機動力には舌を巻きます。そして第4楽章冒頭の弦楽器の刻みの鋭さ!付点リズムを強調した主題がまた鮮烈、 針のように尖った実にスリリングな演奏です。 (Ki)
PTC-5186597
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
マーラー:交響詩「葬礼」【交響曲第2番ハ短調「復活」の第1楽章初稿】
交響的前奏曲ハ短調【アルブレヒト・ギュルシンク校訂版】
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ベルリンRSO
ライナー・ヴォルターズ(コンサートマスター)、
トビアス・ベルント(Org)

録音:2016年6月/ベルリン放送局本館【ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)】
1972年モスクワ生まれのユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、当盤ではその最新録音を聴くことができます。当ディスクではR.シュトラウスと得意のマーラーを収録。緊迫感と情熱に満ちた「ツァラトゥストラはかく語りき」、エイジ・オヴ・エンライトゥンメント管とも録音のある交響詩「葬礼」(交響曲第2番ハ短調「復活」の第1楽章の前身である初稿版)、そして交響的前奏曲(偽作説もあり)とこだわりのプログラムに挑んでおります。マーラーの作品に並々ならぬ思い入れのあるユロフスキの演奏に期待が高まります。
録音は2016年6月にベルリン放送局本館(ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)で行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖マティアス教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。

PTC-5186598
ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」
バレエ音楽「三角帽子」
歌劇「はかなき人生」〜間奏曲とスペイン舞曲
「恋は魔術師」〜火祭りの踊り
児玉麻里(P)
ソフィー・ハームセン(Ms)
山田和樹(指)スイス・ロマンドO

録音:2016年7月/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
現在世界でもっとも活躍するふたりの日本人、山田和樹と児玉麻里の豪華共演がPentatoneレーベルで実現しました! スペインの巨匠ファリャの作品を集めたアルバムで、ピアノとオーケストラのための「スペインの庭の夜」の独奏を児玉麻里が務めています。ピアノのパー トは至難な技巧に加え特異な民族的表現が要求されますが、児玉の演奏は見事のひとことに尽きる安定感と雄弁さ。ファリャの音楽の持つ精神的な深み まで垣間見させてくれます。協奏作品ながらオーケストラは大編成で、交響曲のような充実感。山田和樹の統率力が光ります。
さらに嬉しいのがバレエ音楽「三角帽子」全曲版。南アフリカ育ちのメゾソプラノ、ソフィー・ハームセンが情熱の歌唱を聴かせてくれます。名作なが ら新録音は珍しく、Pentatoneならではの高音質録音でファリャの華麗なサウンドがあますところなく再現されます。フィルアップの「恋は魔術師」の「火 祭りの踊り」、「はかなき人生」の間奏曲とスペイン舞曲も、山田和樹の才気煥発なリズムと色彩の世界にひきこまれます! (Ki)


PTC-5186602
(2SACD)
R.シュトラウス:楽劇「サロメ」 エミリー・マギー(サロメ/ソプラノ)、
ペーター・ブロンダー(ヘローデス/テノール)、
ミヒャエラ・シュースター(ヘローディアス/メゾソプラノ)、
ウォルフガング・コッホ(ヨハナアン/バリトン)、
ベンジャミン・ブルンス(ナラボート/テノール)、
クラウデ・アイヒェンベルガー(アルト/ヘローディアスの小姓)、他
hr響(フランクフルト放送響)、
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)

ライヴ録音:2016年9月10日/アルテ・オーパー、フランクフルト・アム・マイン
今最も勢いのある若手指揮者の一人、アンドレス・オロスコ=エストラーダ。2014年よりhr交響楽団(フランクフルト放送 交響楽団)の首席指揮者をつとめておりPENTATONEレーベルからリリースされているストラヴィンスキーの「春の祭典」と「火の鳥」(1919年版)(PTC 5186556 / KKC 5649)、R.シュトラウスの英雄の生涯とマクベス(PTC 5186582 / KKC 5714)でも濃密な演奏を聴くことができます。hr交響楽 団との期待の新録音はR.シュトラウスのサロメです!ワーグナー風の示導動機を用い、管弦楽は大編成をとり、魅惑的かつ官能的な響きが魅力のこの名 曲をオロスコ=エストラーダは熱気あふれるタクトで演奏しております!
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィー ン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014年からhr交響楽団の首席指揮者となり2015年11月には同団との来日公演を果たし、 情熱的かつ見通しのよい解釈で聴衆を沸かせました。熱のこもった演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エストラーダですが、歴史あるhr交響楽団との入念 なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れております。エリアフ・インバル、ドミトリー・キタエンコ、パー ヴォ・ヤルヴィなどの歴代首席指揮者のもと世界的な評価を得てきたhr交響楽団をこの若き巨匠により新しい息吹を吹き込みます! (Ki)

PTC-5186605(2SACD)
フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』
【演奏会形式】
カトリン・ヴンドサム(ヘンゼル/メゾ・ソプラノ)、アレクサンドラ・シュタイナー(グレーテル/ソプラノ)、
リカルダ・メルベート(母親ゲルトルート/ソプラノ)、アルベルト・ドーメン(父親ペーター/バス?バリトン)、
クリスティアン・エルスナー(お菓子の魔女/テノール)、アニカ・ゲルハルズ(眠りの精/ソプラノ)、
アレクサンドラ・ハットン(霧の精/ソプラノ)
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO
ベルリン国立歌劇場児童cho、

ライヴ録音:2016年12月23日ベルリン・フィルハーモニー
「東京・春・音楽祭」におけるワーグナーの『ニーベルングの指輪』でも話題のマレク・ヤノフスキ。2002年から音楽監督と して率いてきたベルリン放送交響楽団とフンパーディンクの『ヘンゼルとグレーテル』をリリースします!
ワーグナーの助手となり『パルジファル』の一部を書いたとされるフンパーディンク。ワーグナーの衣鉢を継ぐ彼が “おとぎ歌劇” という新しい分野で 大成功したのが『ヘンゼルとグレーテル』です。原作はかの有名なグリム童話のおとぎ話ですが、フンパーディンクは内容を道徳的宗教的にする一方、舞 台効果を考慮し巧みに脚色しています。単純明快な旋律を使い分かりやすく親しみを持たせつつも、ワーグナーを思わせる緻密な構成のライトモティーフ を使うなど、こだわりを持った構成となっております。人間味のある円満な人だったと伝えられるフンパーディンクの性格を垣間見ることのできるほのぼの としたあたたかさに包まれます。内容が家族向きでかつ宗教的なところから、クリスマス前後に上演されることが多く、当録音も2016年12月23日に ベルリンのフィルハーモニーにて演奏会形式にて上演されました。
ヤノフスキによるストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは当録音でも傑出しており、各曲の様々な側面を引き出しております。カトリン・ヴンドサ ム、アレクサンドラ・シュタイナー、クリスティアン・エルスナーなど、ヤノフスキが絶大な信頼を寄せる豪華な歌手陣もさることながら、オーケストレーショ ンも絶品でとりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。ワーグナーの権威とも言えるヤノフスキだからこその緻密な解釈が印象的です。また、PENTATONEレー ベルが誇る技術陣が結集した高音質録音であることも注目です。 (Ki)
PTC-5186608
(2SACD)
トロイカ
ショスタコーヴィチ:ワルツ第2番*
 チェロ・ソナタ.ニ短調Op.40
プロコフィエフ:トロイカ(「キージェ中尉」より)*
 チェロ・ソナタ.ハ長調Op.109
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ.ト短調Op.19
ヴォカリーズ
ヴォクトル・ツォイ:ククーシュカ(かっこう)*
プッシー・ライオット:聖母マリア様、プーチンを追い出してください*
レノン&マッカートニー:バック・トゥU.S.S.R
*=ハイモヴィッツ&オライリー編曲
マット・ハイモヴィッツ(Vc)
クリストファー・オライリー(P)

録音:2016年5月1-4日スカイウォーカー・サウンド(ルーカス・ヴァレー、カリフォルニア)
ハイモヴィッツの新譜は旧ソ連とロシアのチェロ作品を集めていますが、一筋縄にいかないところが彼ならでは。アルバム・タ イトルの「トロイカ」はロシアの三頭立ての馬車で、ここではラフマニノフ、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフを指します。この馬車で帝政ロシアからソ連、 そして現時点のロシアを音楽で旅する内容となっています。 メインはこの三者のソナタで、ハイモヴィッツは堂々たる辛口の演奏を繰り広げています。いずれもピアノ・パートが伴奏を越えた難しさと存在感を示し ますが、オライリーがヴィルトゥオージぶりを発揮して効果をあげています。そのとなりに同じ作曲家の小品を添えていますが、いずれも意味深。ショスタ コーヴィチの「ワルツ第2番」は「ステージ・オーケストラのための組曲」の一篇で、ユダヤ的な感覚を示しています。ハイモヴィッツはむしろ、キューブ リック監督の遺作映画「アイズ・ワイド・シャット」でセクシャリティの問題について効果的に使われていることを意識して選んだと述べています。プロコフィ エフの「トロイカ」はファインツィンメル監督の映画「キージェ中尉」の一曲。存在しないのに、人々の噂でキージェを英雄にしてしまった政府の愚かさ と不注意を示唆し、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」で言葉の無意味さを実証します。
ジミー・ヘンドリックスやレッド・ツェッペリンらのロックをチェロで奏して話題になったハイモヴィッツ、ここでもロシアがらみの刺激的なものを披露。ヴィ クトル・ツォイ(1962-1990)は旧ソ連末期に若者の間で絶大な人気を誇ったロックバンド「キノー」のリーダー。1990年代初めに来日予定がありま したが、自動車事故で急逝しました。ツォイは朝鮮系ソ連人でしたが、共産主義末期の生活の苦しさ、アフガニスタン出兵などの政策を問う歌を数多く発 表し、教祖的な存在でした。その代表作「ククーシュカ(かっこう)」がクラシック界に登場。 ツォイから20年後、もはや共産主義国でないロシアで物議をかもしたのがフェミニスト・パンク・ロックバンド「プッシー・ライオット」。10人ほどの 若いロシア女性から成り、救世主ハリストス大聖堂で「聖母マリア様、プーチンを追い出してください」を歌ったため、2012年にメンバーが逮捕されました。 世界のミュージシャンが釈放を要求したことでニュースとなりました。ハイモヴィッツもメッセージを込めていますが、救世主ハリストス大聖堂はスターリ ンが破壊し、ロストロポーヴィチが中心になって再建した建造物なのが象徴的。そしてビートルズの「バック・トゥU.S.S.R」。トロイカがどこへ向かうのか、 ハイモヴィッツの演奏が教えてくれます。 (Ki)

PTC-5186609
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49
ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66
ユリア・フィッシャー(Vn)
ジョナサン・ギラード(P)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)

録音:2006年2月14-16日ケルン西部ドイツ放送スタジオ
※PTC5186085の新装再発売
016年10月に12年ぶりの来日公演を果たし大きな話題となったユリア・フィッシャー。PENTATONEレーベルに2006年 に録音したメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲のアルバムがこのたび、ジャケット一新で再登場致します。 ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させ、ヴァイオリン、ピアノそれぞ れで国際的なコンクールに複数回優勝しているという逸材です。その後順調にキャリアを重ね、PENTATONEレーベルからのデビュー盤となったロシアン・ アルバム(PTC 5186591)で、一躍世界のひのき舞台に躍り出ました。このメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲でもフィッシャーは情熱的な演奏を披露し ており、共演のギラード、ミュラー=ショットとともに熱い音楽を聴かせてくれます。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技 術チームによる録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)

PTC-5186610
ジャケット変更再発売
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
憂鬱なセレナード Op.26
ワルツ=スケルツォ Op.3
なつかしい土地の思い出 Op.42*
ユリア・フィッシャー(Vn)
ロシア・ナショナルO
ヤコフ・クライツベルク(指、P*)

録音:2006年4月/DZZ第5スタジオ(モスクワ)、MCO1スタジオ5(ヒルヴァーサム)*
類稀な才能の持ち主の天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャー。当ディスクは彼女が20代前半に収録したチャイコフスキー・ アルバムをジャケット一新で再発いたします。 ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させヴァイオリン、ピアノそれぞ れで国際的なコンクールに複数回優勝しているという逸材。その後順調にキャリアを重ね、PENTATONEレーベルからのデビュー盤となったロシアン・ア ルバムで、一躍世界のひのき舞台に躍り出ました。確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーですが、このチャイコフスキーでも彼女の才が光り ます。協奏曲では、雄大に歌い上げる第1楽章、泣きの第2楽章、攻めの第3楽章と、溌剌とした演奏の中にも豊かなニュアンスで表現しております。また、 なつかしい土地の思い出では故ヤコフ・クライツベルクと息の合ったアンサンブルを披露しております。再発売にともない旧盤PTC 5186095は廃盤とな り ま す 。) (Ki)
PTC-5186612
ハイドン:交響曲第53番ニ長調「帝国」
交響曲第64番イ長調Hob.I:64*
交響曲第96番 ニ長調「奇跡」
カルロス・カルマー(指)
オレゴンSO

録音:2013年*、2016年/アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(オレゴン州ポートランド)
カルロス・カルマー指揮、オレゴン交響楽団によるPENTATONE第4弾はハイドンを取り上げました。1958年ウルグアイ生 まれのカルマーは故ジェームズ・デプリースト(1936-2013)の後任として、2013年よりオレゴン交響楽団の音楽監督を務めており意欲的なレパートリー で当団を成長させてきました。当録音では明朗快活な解釈で推進力のあるハイドンを聴かせてくれます。
カルロス・カルマー率いるオレゴン交響楽団は、PENTATONEレーベルより「戦争の時代の音楽(ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン、アイヴス、アダムズ)」 (PTC 5186393)、「イギリス作品集(エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン)」(PTC 5186471)、「アメリカの魂(ピストン、アンタイル、コー プランド)」(PTC 5186481)をリリースしており、ディスクごとに異なった表情を見せてくれます。 (Ki)

PTC-5186613
ブルックナー:交響曲第1番(1890/1891年ウィーン稿)
行進曲ニ短調 WAB.96
3つの小品 WAB.97
グスターボ・ヒメノ(指)
ルクセンブルクPO

録音:2016年6月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
今世界が最も注目する若手指揮者の一人、スペイン、バレンシア生まれのグスターボ・ヒメノがPENTATONEレーベルより本 格的なデビュー・ディスクをリリース。ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家として さらなる研鑽として指揮を学び、その才が見事に花開いた若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルト ヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目され る指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年11月 のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。
ブルックナーの交響曲 第1番のウィーン稿は作曲から25年後(第8番第2稿より後)に作曲者自身によって改訂されており、ウィーン稿の響 きは初期の作品というより、後期ロマン派をより感じさせるものとなっております。ブルックナーの交響曲では演奏機会の少ない当作品。クラウディオ・ア バドに招かれて多くの公演で副指揮者も務めてきたヒメノは、アバドが好んで取り上げたこの作品を真摯かつ思慮深い演奏をしております。カップリング に収録した管弦楽作品も実に見事。手兵ルクセンブルク・フィルと丁寧に作り上げた世界が広がります。 (Ki)
PTC-5186614
(2SACD)
ハイドン:オラトリオ『天地創造』 ニコル・ヒーストン( 天使ガブリエルとイヴ/ソプラノ)
トビー・スペンス( 天使ウリエル/テノール)
ペーター・ローズ(天使ラファエルとアダム/バス)
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
ヒューストンSO&cho

録音:2016年9月27日-10月2日/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)
今最も勢いのある若手指揮者の一人、オロスコ=エストラーダ。ヒューストン交響楽団とのドヴォルザークの交響曲の録音でも 注目を集めていますが、当録音ではハイドンのオラトリオ『天地創造』を収録しました。
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィー ン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014/15シーズンからはhr交響楽団とヒューストン交響楽団の音楽監督となり、現在最も注 目を集めている若手指揮者の一人です。歴史あるヒューストン交響楽団との入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を維持しつつ若き巨匠の新鮮 な解釈を取り入れており、当録音でも情熱あふれる演奏を聴かせてくれます。
ハイドンがロンドンから持ち帰った旧約聖書の「創世記」とミルトンの「失楽園」をもとにした英語の台本を、ヴァン・スヴィーテン男爵が自由にドイ ツ語訳した3部33曲の『天地創造』。第1・2部は6日間にわたる神の天地創造の物語、第3部はエデンの園におけるアダムとイヴを扱っています。壮 大な合唱と豊かな旋律が魅力のこのオラトリオは和声的書法と対位法的書法が総合されており、特に独唱者と合唱とが荘重なフーガに発展し、力強いアー メンの絶唱で全曲が結ばれる終曲は非常に印象的です。 (Ki)
PTC-5186619
アメリカの音楽
レブエルタス:センセマヤ〜蛇殺しの唄
バーンスタイン:『ウエスト・サイド物語』からの「交響的舞曲」
ピアソラ:タンガーソ(
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
ヒューストンSO

録音:2017年1月、2月/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィーン・ トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014/15シーズンからはhr交響楽団とヒューストン交響楽団の音楽監督となり、現在最も注目を 集めている若手指揮者の一人です。 歴史あるヒューストン交響楽団との入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れており、当録音でも 熱のこもったオロスコ=エストラーダらしく情熱的に演奏しております。ストコフスキー、バルビローリ、プレヴィン、エッシェンバッハなどの歴代首席指揮 者のもと世界的な評価を得てきたヒューストン交響楽団をこの若き巨匠が新しい息吹を吹き込みます。
メキシコ生まれのレブエルタスはメキシコ国立音楽院卒業後、ヴァイオリンと作曲をシカゴで学び、その後テキサスではコンサートマスターとして、また 母国では指揮者として活躍。スペイン内戦では共和派義勇軍に参加し、終戦後はメキシコに戻るも最期は貧困とアルコール中毒により41歳で急遽した作 曲家です。ニコラス・ギレンの詩に基づくセンセマヤが最も有名で、リズムは躍動感に富み野性味あふれるメキシコ風の趣の作品です。 (Ki)
PTC-5186622
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
スケルツォ 嬰ヘ短調 Op.1
主題と変奏 Op.3
スケルツォ 変ホ長調Op.7
5つの断章Op.42
グスターボ・ヒメノ(指)
ルクセンブルクPO

録音:2016年6月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
RCOの打楽器奏者として長きに渡りヤンソンスと共演してきたヒメノは、ショスタコーヴィチの実演も数多く、指揮者として活躍の場をひろげてからも、 得意とする作品としてショスタコーヴィチをとりあげてきました。レニングラード音楽院作曲家の卒業制作である交響曲第1番(1924-25)。ショスタコー ヴィチはこの曲の初演で一躍作曲家として名声を博し、「ソビエト国家が育てた天才」と讃えられました。打楽器奏者出身であるヒメノは、抜群のリズム 感とテンポ感で、実に歯切れのよい演奏を展開しております。ベネルクス3国の一画、ルクセンブルクの名門ルクセンブルク・フィルの音楽監督として同 団と新たな時代を切り開きます! (Ki)
PTC-5186624
プロコフィエフ:交響曲第2番 ニ短調 Op.40
交響曲第3番 ハ短調 Op.44
ウラディーミル・ユロフスキ(指)、
ロシア国立アカデミー管弦楽団“エフゲニー・スヴェトラーノフ”

録音:2016年9月、10月モスクワ音楽院大ホール
1972年モスクワ生まれのユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクス フォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席 指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン 放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、同団とはR.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」、マーラーの交響詩「葬礼」、 交響的前奏曲を収めたディスク(PTC 5186597)をリリースしております。
プロコフィエフの交響曲第2番は1924年の作で、「鉄とはがねで作られた」大交響曲として構想され、複調による激しい不協和音と機械的なリズムの 複雑さの中に、幅広い抒情的なロシアの旋律が印象的。ことに第2楽章の主題と6つの変奏では歌謡的旋律と長大な変奏曲が実に魅力的です。一方、 第3番は1928年の作で、歌劇「炎の天使」の素材が用いられており、プロコフィエフの魅力が最もあふれるアヴァンギャルド時代の代表作です。ユロ フスキは躍動感に満ちた抜群のリズム感で作品の魅力を大いに引き出しております。 (Ki)
PTC-5186625
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 Op.15
ヒンデミット):ヴァイオリン協奏曲
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ベルリンRSO

録音:2017年4月/ベルリン放送局本館【ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)】
目覚ましき活躍のヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。当アルバムではユロフスキ率いるベルリン放送交 響楽団とブリテン&ヒンデミットのヴァイオリン協奏曲を収録しました!
20世紀イギリスの最大の作曲家ブリテン。ヴァイオリン協奏曲は1939年ケベック州サン・ジョヴィットで書き上げられ、翌40年3月にアントニオ・ブロー サ独奏、バルビローリ指揮ニューヨーク・フィルハーモニックで初演されました。なお、1958年に一部改訂され、ブロニスワフ・ギンペル独奏、ビーチャ ム指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団により演奏されました。美しさと力強さを兼ね備えた高音域に及ぶ独奏ヴァイオリンが実に印象的です。超絶 技巧の持ち主でもあるシュタインバッハーらしく実に堂々たる演奏を披露しております。
一方、ヒンデミットは作曲者としてだけでなくヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活動していた関係から弦楽器の作品を多く残しました。1934年、 ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35年に休職、38年にスイスに移り、大戦を避 けて40-47年にはアメリカに移り住みました。ヴァイオリン協奏曲は指揮者メンゲルベルクの委嘱作品で初演は1940年、メンゲルベルク指揮アムステ ルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヴァイオリン独奏はコンサートマスターのフェルディナント・ヘルマンでした。シュタインバッハーは持ち味である豊 かな表現で歌い上げます。ユロフスキの絶妙な好サポートのもとシュタインバッハーの “今” を知れる大注目盤のリリースです! (Ki)
PTC-5186626
コダーイ:管弦楽のための協奏曲
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ヤクブ・フルシャ(指)
ベルリンRSO

録音:2017年6月15-17日/ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)
人気・実力を兼ね備えた俊英指揮者のヤクブ・フルシャ。PENTATONEレーベルからリリースが続いておりますが、2017年 6月の録音ではベルリンRSOとの共演で、コダーイとバルトークの管弦楽のための協奏曲を収録しました。
フルシャは1981年チェコに生まれ。プラハ芸術アカデミーにて故ビエロフラーヴェクに学び、2004年の卒業以来、チェコの主なオーケストラでのデ ビューを皮きりにライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ロッテルダム・フィル、バーミンガム市響、クリーヴランド管などに客演。プラハ・フィルハーモニア 音楽監督兼首席指揮者、東京都交響楽団のプリンシパル・ゲスト・コンダクターとなり現在はバンベルク交響楽団の首席指揮者としても注目され、2018 年6月、同団との来日公演への期待も高まっております。
コダーイの管弦楽のための協奏曲はシカゴ交響楽団創立50周年記念委嘱作品。コダーイの管弦楽作曲家としての優れた資質と才能を最もよく示す傑 作と讃えられています。コダーイはバルトークと同じく、ハンガリーなどの民族音楽を素材として独自の音楽語法を確立しましたが、当作品では民族音楽 の要素とバロック時代の管弦楽法や形式との融和が試みられた魅力的な作品です。
一方、バルトークの管弦楽のための協奏曲はクーセヴィツキー夫人の追悼、およびクーセヴィツキー生誕70周年とボストン交響楽団指揮者就任20周 年記念のために1943年に作曲されました。バルトークの作品の中でも最も色彩的に派手で理屈抜きに面白いものと言えます。若きフルシャがこれらの傑 作を見事に演奏しております。 (Ki)
PTC-5186631
(2SACD)
ジェイク・ヘギー(1961-):歌劇「素晴らしき哉、人生!」 ウィリアム・バーデン(ジョージ・ベイリー/テノール)、
タリーゼ・トレヴィーニェ(クララ/ソプラノ)、
アンドレア・キャロル(メアリー・ハッチ/ソプラノ)、
ロッド・ギルフリー(ガウワー、ポッター/バリトン)、
ジョシュア・ホプキンス(ハリー・ベイリー/バリトン)、
アンソニー・ディーン・グリフィー(叔父ビリー・ベイリー/テノール)
パトリック・サマーズ(指)、
ヒューストン・グランド・オペラO&cho

ライヴ録音:2016年12月/ヒューストン・グランド・オペラ
不朽の名作映画「素晴らしき哉、人生!」がオペラとなって登場しました!クリスマス・イヴに自殺を図ろうとするジョージ・ベイリー と彼を助ける使命を受けた天使クレランス(本オペラではクララ)の温もりと救済に満ちた物語が、原作を重んじながらも主になる視点をベイリーからク ララに変えて、新しい角度から展開されます。ジェイク・ヘギーはアメリカの現代オペラ界を牽引する作曲家。台本作家ジーン・シアーとは以前も共にオ ペラ「白鯨」を生み出して注目を集めています。長く愛されてきた物語に新たな光をあてるこのオペラ、世界初演のライヴ録音です! (Ki)
PTC-5186634
コープランド:エミリ・ディキンソンの8つの詩(1948/1950)
ジェイク・へギー(1961-):毎日、より新しく(2014)
ゴードン・ゲッティ(1933-):ディキンソンの4つの歌(2008)(6’49”)
マイケル・ティルソン・トーマス(1944-):エミリ・ディキンソンによる詩 セレクション(2001)
リサ・デラン(S)
ローレンス・フォスター(指)
マルセイユPO

録音:2017年 6月、7月/マルセイユ
1700篇以上の詩を残しつつ、ほとんど作品を発表することなく無名のまま56年の生涯を閉じた19世紀アメリカの詩人、エ ミリ・ディキンソン。死後、大量の作品が発見され、その型破りな作風と豊かな叙情により、ホイットマンと並んでアメリカが生んだ偉大な詩人として評さ れるようになりました。このディスクはそんなディキンソンの詩によるオーケストラ伴奏の歌曲集です。アメリカを代表する作曲家、アーロン・コープランド と、現在アメリカの作曲界を牽引する3人の作曲家、ジェイク・ヘギー、ゴードン・ゲッティ、マイケル・ティルソン・トーマスが、それぞれにディキンソ ンの世界を描きます。コープランド以外の作品は本録音のために管弦楽編曲されています。
演奏は、世界中の主要なホールや音楽祭で活躍するソプラノ、リサ・デランと、ローレンス・フォスターの指揮によるマルセイユPO。 光を放つような歌声が魅力的です。 誰にも知られずに膨大な数の試作を続けたディキンソンの生き様は、人間にとっての創作、芸術の意味を改めて考えさせられます。そんなディキンソン の世界に、4人の作曲家の耳を通して浸ってみてはいかがでしょうか。 (Ki)
PTC-5186639
メンデルスゾーン:交響曲第2番 変ロ長調『賛歌』Op.52 アンナ・ルチア・リヒター(S)
エスター・ディールケス(S)、
ロビン・トリッシュラー(T)
北ドイツ放送cho、
ケルン放送cho
アンドルー・マンゼ(指)、
ハノーファー北ドイツ放送PO

ライヴ録音:2017年 6月15-16日/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名な古楽ヴァイオリニストとして知られていたマンゼは近年指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノー ファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めています。好評を博している当コンビによるメンデルスゾーンの交響曲シリーズ。当ディ スクには大作の交響曲第2番「賛歌」がライヴ収録されました。
神を讃える長大なカンタータのソリストはアンナ・ルチア・リヒター、エスター・ディールケス、ロビン・トリッシュラーがつとめました。リヒターは 2008年ベルリン全国声楽コンクール年少部門第2位、2012年国際ロベルト・シューマン・コンクール優勝などの受賞歴を誇る実力派。2015年10 月ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン交響楽団の来日公演では、マーラーの交響曲第4番のソリストで登場し話題となりました。
当演奏でも全体的に速めなテンポで切れのあるマンゼ節で聴かせます。崇高なこの名曲をマンゼの会心の演奏で聴くことができます!メンデルスゾーン の交響曲第1番&第3番『スコットランド』(PTC 5186595 / KKC 5767)、交響曲第4番『イタリア』&第5番『宗教改革』(PTC 5186611)と あわせてお楽しみください。
交響曲第2番「賛歌」は1840年6月、活版印刷術の発明者グーテンベルク400年記念祭のために作曲され、バッハゆかりのライプツィヒの聖トー マス教会で一連の行事を締めくくる演奏会で初演されました。3楽章のシンフォニア(交響曲)と、続く9曲のカンタータ部分から成る大曲です。トロンボー ンが奏でる勝利的な主題で幕を開ける3楽章構成のシンフォニアで始まり、合唱を中心としたカンタータ部分へと続きます。カンタータ部の第7曲コラー ルの冒頭、八声部無伴奏合唱で演奏されるルター派のコラール「今やみなは心と口と手をもって」は非常に印象的で(バッハもこのコラールを用いてカンター タBWV 9、192を書いています)、管弦楽が加わってますます世界は広がっていきます。終曲は大規模な合唱フーガで、冒頭に現れる勝利的な主題が高 らかに奏でられるなか、感動的なフィナーレを迎えます。 (Ki)
PTC-5186673
シューベルト:作品集
遥かよりの歌 D.107*
ロマン劇「ロザムンデ」のためのロマンツェ Op.26 D.797*
6.弦楽四重奏曲第8番 変ロ長調 Op.168 D.112
笑いと涙 Op.59-4 D.777*
シラーの「ギリシアの神々」の一節 D.677*
さすらい人の夜の歌「山々に憩いあり」 Op.96-3 D.768*
弦楽四重奏曲第13番 イ短調「ロザムンデ」 Op.29 D.804
君こそわが憩い Op.59-3 D.776*
*=サンディ・ファン・デューク編曲による弦楽四重奏版
シグヌムQ
【フローリアン・ドンダラー(Vn1)、アンネッテ・ヴァルター(Vn2)、サンディ・ファ ン・ デューク(Va)、トーマス ・シュミット(Vc)】

ン録音:2017年4月エマニュエル教会(ヴッパータール)
シグヌム四重奏団はアルバン・ ベルク四重奏団、アルテミス四重奏団、メロス四重奏団に学び、数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る実力派の弦楽四重奏団です。録音ではバルトーク、 ベルク、シュニトケ、ラヴェル、ドビュッシー、スーク、ドヴォルザークなど幅広いレパートリーで高い評価を得ております。今回のシューベルトの録音は 当団が最も大切にしてきた作曲家の一人で、精緻なアンサンブルから奏でられる極上のシューベルトを堪能することができます。歌曲の弦楽四重奏版も秀 逸で各作品の新たな魅力を引き出しております。 (Ki)
PTC-5186643
(2SACD)
ヘンデル:オラトリオ「パルナッソス山の祭典」 HWV73 デイヴィッド・ハンセン(アポロ/カウンターテナー)、ロビン・ヨハンセン(クリオ/ソプラノ)、
カンミン・ジャスティン・キム(オルフェオ/カウンターテナー)、
ジェニー・ヘーグストレーム(カリオペ/ソプラノ)、
アンドレーア・マルコン(指)、
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ&ヴォーカルアンサンブル・バーゼル

ライヴ録音:2016年10月/聖マルティン教会(バーゼル)
古楽界の巨匠、アンドレーア・マルコン率いるラ・チェトラ・バロックオーケストラ&ヴォーカルアンサンブル・バーゼルがヘン デルのオラトリオ「パルナッソス山の祭典」をライヴ収録しました!ヘンデルの代表作「聖チェチーリアの頌歌」と同時期のこのオラトリオは、自らの弟子 でもあった第1王女アンとオラニエ公との結婚の祝賀のために作曲されたヘンデルの傑作の一つです。マルコンの確かな解釈はもちろんのこと、アポロ役 のデイヴィッド・ハンセン、クリオ役のロビン・ヨハンセンなど豪華ソリスト陣にも注目の録音です! (Ki)
PTC-5186651
マーラー:交響曲第4番ト長調
ピアノ四重奏曲 イ短調 断章(コリン・マシューズ編)*
ミア・パーション(S)、
グスターボ・ヒメノ(指)
ルクセンブルクPO

録音:2017年2月、2017年6月*/フィルハーモニー・ルクセンブルク
今世界が最も注目する若手指揮者グスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルとのPENTATONEレーベル第4弾はマー ラーです!ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、そ の才能が開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの 副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目される指揮者となりました。指揮者としての 日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 との来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。 第4楽章にソプラノ独唱による『子供の魔法の角笛』の「天上の生活―私たちは天上の歓喜をうける」を用いたマーラーの交響曲第4番。明るく楽し く端正であるこの作品をヒメノは非常に見通しのよい解釈でスッキリとした演奏をしております。ミア・パーションの透き通るような歌声にも注目です。カッ プリングはマーラー10代の作品、ピアノ四重奏曲 イ短調 断章(コリン・マシューズによる管弦楽編曲版)です。当作品はマーラーの初期の習作ながら 陰鬱で頽廃的な印象を強く与え、まぎれもなくマーラーの世界であることを実感させてくれる作品です。ヒメノ&ルクセンブルク・フィルによるショスタコー ヴィチ・アルバム(PTC 5186622)、ブルックナー・アルバム(PTC 5186613)、ラヴェル・アルバム(PTC 5186652)とあわせてお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186652
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」
「海原の小舟」
「亡き王女のためのパヴァーヌ
グスターボ・ヒメノ(指)
ルクセンブルクPO

録音:2017年3月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
今世界が最も注目する若手指揮者の一人、スペイン、バレンシア生まれのグスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルと のPENTATONEレーベル第3弾はラヴェルです!ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家 としてさらなる研鑽として指揮を学び、その才が見事に花開いた若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コン セルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注 目される指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年 11月のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。 ★ラヴェルの「ダフニスとクロエ」は、ギリシャの田園小説に基づき、ディアギレフのロシア・バレエ団の依頼で1909年から12年にかけて作曲された 全3部構成のバレエ作品。印象派音楽を大成させたラヴェルらしい理知的かつ古典的な明快さを持ち合わせた名作です。打楽器出身であるヒメノらしい 見通しのよい演奏であるとともにオーケストラを歌わせる術を知りえた若きマエストロの意欲的な演奏です。カップリングの「海原の小舟」(ピアノ曲「鏡」 第3曲を1906年管弦楽用に編曲)と「亡き王女のためのパヴァーヌ」(原曲ピアノ曲を1910年に小管弦楽用に編曲)も言葉を失う美しさで、色彩感 豊かに透き通るような響きを追求したヒメノの演奏を堪能することができます。ヒメノ&ルクセンブルク・フィルによるショスタコーヴィチ・アルバム(PTC 5186622)、ブルックナー・アルバム(PTC 5186613)とあわせてお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186658
マルティヌー:協奏曲集
2つのヴァイオリンのための協奏曲H.329 (1950)
ヴィオラと管弦楽のためのラプソディ・コンチェルト (1952)
2台のピアノのための協奏曲H.292 (1943)
デボラ・ネムタヌ&サラ・ネムタヌ(Vn)、
マガリ・ドメス(Va)
児玉麻里&児玉桃(P)
ローレンス・フォスター(指)
マルセイユPO

録音:2017年6月20-30日フリシュ・ラ・ベル・ド・メ(マルセイユ)
チャイコフスキー・ファンタジー」(PTC5186579 / KKC5666)が大好評だった児玉麻里&桃姉妹デュオの第2弾。ただ しマルティヌーの協奏曲を集めたアルバム中で「2台のピアノのための協奏曲」を披露。
マルティヌーの作品はチェコのスプラフォン・レーベルが熱心に紹介を続けていますが、壮年期の大半をパリに暮らし「エコール・ド・パリ」のメンバー として活躍したので、フランスの音楽家にとっても自国の音楽としての自負があるのでしょう、チェコの演奏陣とは異なる充実の演奏を繰り広げています。 巨匠ローレンス・フォスターがマルセイユ・フィルを振り、協奏作品3点で爆演を繰り広げています。
児玉姉妹の奏する「2台のピアノのための協奏曲」は1943年の作。この後マルティヌーは作風を変え、チェコの民族色香るわかりやすいものになって いきますが、当曲はまだ兇暴で驚くほど複雑な様相を呈しています。ひたすらガンガン弾くと混沌の世界になってしましますが、児玉姉妹は神業的バラン スと明晰さでマルティヌーが頭に描いていた音響を濁ることなく再現しています。非常な生命力に満ち、聴けばエネルギーをもらえます。
ヴァイオリンはフランスのデボラ&サラ・ネムタヌ姉妹による「2つのヴァイオリンのための協奏曲」こちらはずいぶん穏やかな作風になっていますが、 マルティヌー自身ヴァイオリンに精通していたため複雑な重音やパッセージが多用された難曲となっています。ともにジェラール・プーレ門下のネムタヌ姉 妹は正確かつ清潔に演奏。もともとルーマニアの家系で、マルティヌーのラプソディックな東欧色は好きだと述べています。 (Ki)
PTC-5186660
ティペット・ライズ・オーパス2016
(1)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
(2)アントン・ガルシア・アブリル(1933-):Pero me quede si ti
(3)Tippet Rise SongsよりU.Piano Make
(4)Tres piezas amantinas,U.
(5)ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
(6)ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』からの3楽章よりV. 「謝肉祭」
(7)ラフマニノフ:組曲第1番『幻想的絵画』Op.5よりU.「夜と愛と」
(8)ショパン:夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
(9)スクリャービン:交響曲第4番『法悦の詩』Op.54(2台ピアノ編)
(1)エフゲニー・スドビン(P)、
(2)(3)エミリー・ヘレンブロック(S)、
(2)-(5)(7)(9)クリストファー・オライリー(P)、
(5)マット・ハイモヴィッツ(Vc)、
(6)ジェニー・チェン(P)、
(7)アンネ=マリー・マクダーモット(P)、
(8)スティーヴン・ハフ(P)、
(9)スヴェトラーナ・スモリーナ(P)、
(9)エルマー・チュランピ(Tp)

ライヴ録音:2016年6月24日-8月20日/ティペット・ライズ・アート・センター(モンタナ州)
メリカ、モンタナ州のティペット・ライズ・アート・センターで開かれた “ティペット・ライズ・オーパス2016音楽祭” のラ イヴ録音が、チェロ奏者マット・ハイモヴィッツのレーベルOxingale Recordsとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"からリリースされます。 当音楽祭は大自然の中で行われ、ハイモヴィッツが主催の中心実物の一人として、様々な演奏家に出演をオファーしました。その結果、エフゲニー・スドビン、 スティーヴン・ハフなど世界的演奏家の出演が実現しました。ブックレットには音楽祭の会場となったティペット・ライズ・アート・センターの写真も満載 です。驚きのスケール感に満ちた当音楽祭の模様を凝縮したアルバムがここに完成しました。 1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"から積極的なリリースが続い ており好評を博しております。 (Ki)
PTC-5186663
ブラームス:弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲第1番 ヘ長調 Op.88
弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op.111*
ケルンWDR響チェンバー・プレーヤーズ【イェ・ウー(第1Vn)、アンドレア・フロレスク(第2Vn)、ミーシャ・ファイファー(第1Va)、トマシュ・ノイゲバウアー(第2Va)、スザンネ・エイミュラー(Vc)】

ケルンWDR響チェンバー・プレーヤーズ【イェ・ウー(第1Vn)、アンドレア・フロレスク(第2Vn)、トマシュ・ノイゲバウアー(第1Va)、ミーシャ・ファイファー(第2Va)、スザンネ・エイミュラー(Vc)】*

録音:2016年12月/ケルン
ドイツのケルンに本拠を置く放送局所属のオーケストラ、ケルンWDR交響楽団。同団のメンバーで構成されたケルンWDR交 響楽団チェンバー・プレーヤーズによるPENTATONEレーベル初のディスクはブラームスの弦楽五重奏曲集です。名門オケのメンバーが実に正統的なブ ラームスを披露しております。
1882 年に作曲、同年フランクフルトで初演された弦楽五重奏曲第1番は全体が民謡風でありながら構成が堅実で形式が緻密な作品。明るい美しさ を呈します。一方、1890 年に作曲、同年ウィーンで初演された第2番は、もともと交響曲第5番で発想された作品。晩年の作品とは思えないほど男性 的な強さ、元気旺盛な情熱、そして新鮮な創意にあふれています。 (Ki)
PTC-5186668
グランド・ツアー〜バロック・ロード・トリップ
(1)ヘンデル:オペラ「アルチーナ」より「帰ってきて、喜ばせて」(4’49”)
(2)-(5)テレマン:ヴィオラ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト長調
(6)-(6)ヴィヴァルディ:リュート,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調
(9)-(11)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
(12)-(15)ヴァッセナール(1692-1766)(伝ペルゴレージ):弦楽合奏曲集「コンチェルト・アルモニコ第1番」
(16)-(18)ヴィヴァルディ:フルート,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 RV 443
(19)ヘンデル:オペラ「アレッサンドロ」より「なにかしらまた分からない」(6’21”)
(1)(19)ミルシニ・マルガリティ(S)
(6)-(6)カール・ニューリーン(Lute)
(9)-(11)アンネグレート・メデル(Va)
(16)-(18)エリザベス・シャンポリン(リコーダー)
(12)-(15)レイチェル・ビーズリー(Vn)
 朝吹園子(Vn)
 アレクサンドラ・レンスカ(Vc)
サイモン・マーフィー(指/(2)-(5)(9)-(11)Va)、
新オランダ・アカデミーCO

録音:2016年3月、10月/ゴシック・ホール、デン・ハーグ(オランダ)
ENTATONEレーベルが力を注いで録音をしている新オランダ・アカデミー室内管弦楽団による演奏。“グランド・ツアー―バロッ ク・ロード・トリップ” と題された当ディスクはJ.S.バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル、テレマンといったバロック時代の音楽を演奏者が車で旅して演奏 しているように構成しております。ブックレットには実際に乗車している写真なども掲載しており、ユーモラスにしておしゃれなコンセプトです!(プロモーショ ン・ビデオのリンク→https://youtu.be/TJ0iegIH9no)
1973年オーストラリア生まれのサイモン・マーフィーはオランダを拠点に活躍するヴィオラ奏者、指揮者。シドニー交響楽団にてハンス・フォンクに師 事し、指揮者としての研鑽を積みました。1996年よりオランダにて古楽の指揮者、ヴィオラ奏者として本格的に活動を開始し、現在は2002年創立の新 オランダ・アカデミー室内管弦楽団の音楽監督としての活動を中心に、ヨーロッパ内外での幅広い演奏活動を展開しております。当演奏でも見通しがよく 色彩豊かな音楽を披露するマーフィーの統率力に脱帽です。当団のディスクはPENTATONEレーベルからグラーフ、ザッパの交響曲(PTC 5186365)、 コレッリの合奏協奏曲集(PTC 5186031)などをリリースしております。
PTC-5186669
カンタータ「だが、あの甘いを聞いてよいのだろうか」
ヘンデル:カンタータ『私の胸は騒ぐ』 HWW132c
バッハ:カンタータ『われは満ち足れり』 BWV82
M.ホフマン(1679-1715):『葬送音楽』より「いざ、待ち望みたる時を告げよ」
ヘンデル:カンタータ『汝らは露にぬれたばら』 HWV162より「露に濡れて咲く薔薇のよう」
ヴィヴァルディ:カンタータ『涙と嘆き』RV676
J.C.バッハ:『ああ、私の頭が水で満ちていたなら』
ヘンデル:『私はあなたをあがめ』 HWV250bより「私はあなたをあがめ」
 『ヘラクレスの選択』 HMV69より「レチタティーヴォ」、「だが、あの甘いを聞いてよいのだろうか」
ベジュン・メータ(C.T)
ベルリン古楽アカデミー、
ベルンハルト・フォルク(コンサートマスター)
クリストフ・フントゲブルト(Fl)、
クセニア・レフラー(Ob、ャイム)

録音:2017年 5月/ニコデモ教会(ベルリン)
ズビン・メータのはとことして1968 年にアメリカに生まれたベジュンは、シュタルケル5度目のバッハの無伴奏チェロ組曲録音のプロデューサーも務めたという異才で、ジョージ・ベンジャ ミンが彼を主役にしたオペラを書いているなど、当時から世界が注目する才能でした。ハルモニアムンディからのデビュー盤、ヘンデルのオペラ・アリア集 (HMA 1902077)で注目され、ヤーコプスをはじめとする著名な演奏家との共演を重ねてきました。メータの歌唱は男性ならではの力強さと透明感あ わせもった天性のカウンターテナーで、高い音域では透き通るような、低音でも自然さを失わない歌唱が魅力です。長年共演を重ねてきたベルリン古楽ア カデミーと最も得意とする作品を入れた期待のアルバムが完成しました。 (Ki)

PTC-5186670
(3SACD+DVD)
メシアン:鳥のカタログ

■ボーナスDVD(49’00”)
ピエール=ロラン・エマール、メシアンの『鳥のカタログ』について語る
ピエール=ロラン・エマール(P)

録音:2017年 8月/ナレーパシュトラッセ・ベルリン・フンクハウス・ザール1(ベルリン)

ボーナスDVDで
49’00”
言語:英、字幕:仏独
(日本語字幕なし)
1973年メシアン国際コンクールの覇者、フランスのピアニスト、ピエール=ロラン・エマール。2017年12月の来日 公演ではメシアンの『幼子イエスにそそぐ20のまなざし』を全曲演奏し、精緻な解釈で大きな話題となりました。高品位録音でも名高いオランダ PENTATONEレーベル初登場となるエマールの2017年8月の最新録音は、メシアンの『鳥のカタログ』全曲録音です。エマールは2008年にメシア ン生誕100周年を祝う記念盤に『鳥のカタログ』の「もりひばり」と「ヨーロッパうぐいす」の2曲を録音していますが、このたび全13曲の録音が実 現しました!
パリ音楽院でデュプレにオルガンを、デュカスに作曲を学んだメシアンは、戦後、自然界のすべてに絶対者の造化の妙を見るというカトリック世界観に 没入し、鳥の鳴き声を基礎にした作品『鳥のカタログ』(1956-58)を発表し独自の世界を切り開きました。初演は1959年の4月15日にパリのサル・ ガヴォにてピエール・ブーレーズ率いるドメーヌ・ミュジカルの演奏会の一環として行われ、メシアンの妻であるイヴォンヌ・ロリオが演奏しました。当作 品集は新しい音響世界の探求ともいえ、第2次世界大戦後の前衛音楽に多大な影響を与えました。 メシアン弾きとして名高いエマールは、12 歳の時にイヴォンヌ・ロリオのクラスに入ったことによりメシアンと直接的なつながりを持つことができ、その 後様々な時間を共有したことで作曲家メシアンを深く理解することができたと言います。エマールだからこそ表現のできる魂のこもった造形深いメシアンの 世界が広がります。 ボーナスDVDではエマールがメシアンについて、また『鳥のカタログ』の各作品について語っております。
PTC-5186672
ヒンデミット:ヴェーバーの主題による交響的変容
組曲「気高き幻想」
弦楽合奏と金管のための協奏音楽 Op.50
マレク・ヤノフスキ(指)
ケルンWDR響

録音:2017年1月/ケルン・フィルハーモニー
ヤノフスキといえばやはりドイツの作 品の評価が高く、とりわけ20世紀ドイツを代表するヘンツェとヒンデミットは、ヤノフスキの硬質な音楽作りと相性がよく、演奏・録音ともに高い評価を 得ております。
ヒンデミットは1927年よりベルリン高等音楽学校で作曲の教鞭をとりましたが、1934年、ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が 腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35年に休職。38年にスイスに移り、大戦を避けて40-47年にはアメリカに移り住みました。このアル バムに収められた作品はそうした激動の時代に作曲されました。
ヴェーバーの主題による交響的変容はヴェーバーの劇付随音楽「トゥーランドット」Op.75、ピアノ連弾曲「8つの小品」Op.60、「6つのやさしい小品」 Op.10の中から主題が用いられ、4つの自由な変奏曲の形をとります。組曲「気高き幻想」はアッシジの聖フランチェスコの宗教への目覚めを主題とす る同名のバレエ音楽を3曲の組曲に改編した作品です。そして、弦楽合奏と金管のための協奏音楽(音楽会用音楽)はボストン交響楽団創立50周年記 念の委嘱作品です。金管は4つのホルン、4つのトランペット、3つのトロンボーン、そして1つのチューバと非常に厚みのあるサウンドで、弦楽と金管 の絶妙な掛け合いが魅力の作品です。当録音でもヤノフスキのストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは圧巻です。 (Ki)
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(1CD)

ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
4つのバラードOp.10*
ネリー・アコピヤン=タマ ーリナ(P)

録音:1995年11月、1995年10月、1996年1月* スネイプ・メルティング・コンサートホール(サフォーク)
才能に恵まれながらソ連時代に不遇だったピアニストは少なからずいますが、ネリー・アコピヤン=タマーリナは現存ながら名声に浴することもなく、 知る人ぞ知る存在となっています。
1941年にモスクワで生まれ、モスクワ音楽院で伝説的なピアニスト、アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルに師事。1963年にドイツで行われたシュー マン国際声楽・ピアノコンクールで優勝し、74年にはロベルト・シューマン賞を受賞したことで順風満帆なキャリアを始めると思いきや、実姉がイスラエ ル移住申請をしたため、彼女の亡命も危惧した当局により演奏活動を制限されました。不遇時代に始めた水彩画家としても才能を示し、展覧会も催され たほどです。1983年にロンドンで公演して再発見され、以後イギリスを本拠に教育活動を行いました。彼女の師・ゴリデンヴェイゼルは帝政ロシアからソ連時代の大ピアニストで、名教授としてもニコラーエワ、ベルマン、カバレフスキーらを育てました。 直接指導を受けた世代がほとんど残っていないなか、アコピヤン=タマーリナは貴重な直弟子で、その燦然たるファルテッシモ、最高のピアニッシモや銀 色に光る和音など、伝説のロシア・ピアニズムを現存しています。 それを後世に伝えるべく、Pentatoneレーベルが彼女の遺産をCD化します。第1弾は十八番のブラームス。温かな音色、歌うようなラインなど、今 日では聴くことのできないピアノ芸術が超貴重なうえ、不思議な魔法にかけられたようなひとときを味あわせてくれます。 (Ki)
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(2SACD)
1729年ヴェニスの謝肉祭での上演オペラよりアリア集
ジャコメッリ(1692-1740):『ジャングィール』より「美しいものを聞くこと」*
オルランディーニ(1676-1760):『アデライーデ』より「いつも復讐されないわけではない」*、「愛しい花婿よ…私の目のなんと美しいことか」*、「海の子供、小舟」*、「さらなる美しさと喜びを見る」*
ジャコメッリ(1692-1740):『ジャングィール』より「行きなさい、我が最愛の人のところへ」*
アルビノーニ:『フィランドロ』より「贈り物の中に受け取ったあなたの心」*、「あなたが見た花
の芽吹き」*
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):『認められたセミラーミデ』より「牧人よ、もし4月に戻るなら」*、「幾千もの怒りへの餌食」、「Bel piacer seria d’un core」*
レオナルド・レーオ(1694-1744):『ウティカのカトーネ』より「時には風に苛まれ」*、「親愛の影、崇拝の影」*
レオナルド・ヴィンチ(1690-1730):『見捨てられたアルミーダ』より「波の中で変わる船」*
アン・ハレンバーグ(Ms)
ステファノ・モンタナーリ(バロックVn,指)
イル・ポモドーロ

録音:2016年9月ヴィラ・サン・フェルモ(ロニーゴ)
*=世界初録音
1729年のヴェネチア・カーニバルで上演された華麗なバロック・オペラのアリア集。1729年カーニバルにおけるヴェネチア のオペラハウスは、伝説のカストラート歌手ファリネッリをはじめとする華やかな歌手勢が、時代の寵児である作曲家たちのオペラで華やかな超絶技巧を 繰り広げ、熱狂に包まれていました。
ファリネッリが驚異的なテクニックを魅せたポルポラの「セミラーミデ」、ファリネッリのライバルであったファウスティーナ・ボルドーリが喝采を浴びた オルランディーニの「アデライーデ」など、再発見された作品の数々が世界初録音されています。
演奏は、正統な古楽器演奏でのオペラに特化したイタリアのバロックアンサンブル「イル・ポモドーロ」。指揮者としてのみならずバロック・ヴァイオリ ン奏者としても名高い逸材ステファノ・モンタナーリがタクトを取ります。メゾソプラノのアン・ハレンバーグは2016年に自身のCD「アグリッピナ」でイ ンターナショナル・オペラ・アワードを受賞した注目の歌手です。1729年ヴェネチアの熱狂が、時空を超えてここに詰まっています。 (Ki)
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セレナード
グノー:セレナード
 おお、私の美しい反逆者
 猟師の歌
ビゼー(1838-1875):パストラール
 てんとう虫
夢見る男の歌
マイアベーア(1791-1864):シシリエンヌ
シャブリエ(1841-1894):小さなあひるたちのヴィラネル
ショーソン(1855-1899):不運な騎士
 妻への賛歌/リラの花咲く頃
マスネ(1842-1912):閉じた眼
生きられた時間
サン=サーンス:ジャン王の軍隊の行進
 死の舞踏
 僕に何も言うことがなければ
マニャール(1865-1914):愛のバラ
トー マ ス・ハンプソン(Br)
マチェイ・ピクルスキ(P)

録音:2015年9月、10月/ジーメンス・ヴィラ、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
名唱トーマス・ハンプソン待望の新録音がPENTATONEレーベルよりリリースされます!フランス歌曲に焦点を当てた当ディス クではグノー、ビゼー、ショーソン、マスネ、サン=サーンスといった作曲家の作品を収録。それぞれの作曲家の個性があらわれた美しい作品が並びます。 オペラ歌手としてだけでなくリート歌手としても活躍しているハンプソン。温かく豊かな声量と実に味わい深い抒情的な声でフランス歌曲を歌い上げます。 ハンプソンから絶大なる信頼を得ているピアノのマチェイ・ピクルスキのきめ細やかな演奏にも注目です。 (Ki)

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(2SACD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
ユリア・フィッシャー(Vn;1750年製グァダニーニ)

録音:2004年12月/ドープスヘヅィンデ教会(アムステルダム)
ユリア・フィッシャーの名盤、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全集がジャケット一新で登場します。ユ リア・フィッシャーはミュンヘン生まれ。3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させ、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで 国際的なコンクールに複数回優勝しています。10代の頃から商業録音の依頼を一切断り続けていたフィッシャーはヤコフ・クライツベルクとの出会いによ り21歳のときにハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲(PTC 5186591)でPENTATONEレーベルからセンセーショナル なデビューを果たしました。
バッハの無伴奏はデビュー・ディスクと同年、2004年12月、オランダのドープスヘヅィンデ教会におけるセッションです。当録音のバランス・エンジニ アをつとめたジャン=マリー・ヘイセン氏が最も記憶に残る録音にもあげている、まさに伝説的な録音はフィッシャーの驚異的な集中力で全集を完成させま した。全ての音色が瑞々しく説得力に満ちた演奏は当時21歳にして既に自己のスタイルが確立されていることを証明しております。また、当時使用してい た名器グァダニーニのふくよかな音色にも注目です。(再発売にともない旧盤PTC 5186072は廃盤となります。) (Ki)
PTC-5186685
(2SACD)
ビゼー:歌劇『真珠とり』 ジュリー・フュシュ(レイラ/ソプラノ)、シリル・デュボワ(ナディール/テノール)、フロリアン・センペイ(ズルガ/バリトン)、リュック・ベルタン・ユーゴー(ヌーラバット/バス)
レ・クリ・ドゥ・パリ、
アレクサンドル・ブロック(指)、
リール国立O

録音:2017年 5月9-11日/ヌーヴォー・シエクル(リール)
アレクサンドル・ブロック率いるリール国立管弦楽団が、誉れ高き合唱団のレ・クリ・ドゥ・パリと豪華ソリスト陣とともにビゼー の名作『真珠とり』を録音しました!
ビゼーといえば『カルメン』があまりにも有名ですが、特に母国フランスで今なお人気なのが『真珠とり』です。スリランカのセイロン島を背景に地方 色にとんだ三角関係の悲劇を描いた『真珠とり』は「いつかのような暗い夜に」(ソプラノ)、「耳に残るは君の歌声」(テノール)、「おおナディール、若き 日の恋人」(バリトン)、「神殿の奥深く」(テノールとバリトンの二重唱)などが有名な全3幕4場のオペラです。
レイラ役は今をときめくソプラノ歌手、ジュリー・フュシュが歌いました。2009年に本格的なデビューを果たしたフュシュは、若さあふれる瑞々しい声 色と共に全体的に重心を据えた安定感のある歌唱が魅力。高音の煌びやかさはもちろんのこと、中低音のふくよかな伸びにも定評があります。録音ではマー ラー&ドビュッシー歌曲集(AP 050)などをリリースしており、曲に合わせて鮮やかに声色を変える表現力の持ち主です。
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、ジャン=マリー・ヘイセン、エルド・グルートなどPENTATONEレーベルが誇る技術陣による録音で、DSDレコー ディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)





PTC-5186700
(32SACD+DVD)
ヤノフスキ〜ワーグナー:オペラ全集

(1)『さまよえるオランダ人』全曲

(2)『パルジファル』全曲

(3)『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲

(4)『ローエングリン』全曲

(5)『トリスタンとイゾルデ』全曲

(6)『タンホイザー』全曲

(7)『ラインの黄金』全曲

(8)『ワルキューレ』全曲

(9)『ジークフリート』全曲

(10)
『神々の黄昏』全曲

■ボーナスDVD
マレク・ヤノフスキ インタビューとワーグナー:『ラインの黄金』の抜粋
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリンRSO&Cho
(1)アルベルト・ドーメン(バス・バリトン:オランダ人)、マッティ・サルミネン(バス:ダーラント)、リカルダ・メルベート(ソプラノ:ゼンタ)、ロバート・ディーン・スミス(テノール:エリック)、シルヴィア・ハブロヴェツ(メゾ・ソプラノ:マリー)、スティーヴ・ダヴィスリム(テノール:舵手)
(2)フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(グルネマンツ)、クリスティアン・エルスナー(パルジファル)、ミシェル・デ・ヤング(クンドリ)、エフゲニー・ニキティン(アンフォルタス)、ディミトリー・イヴァシュチェンコ(ティトゥレル)、アイケ・ヴィルム・シュルテ(クリングゾル)、他
(3)アルベルト・ドーメン(バス:ハンス・ザックス)、ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン:ジクストゥス・ベックメッサー)、ロバート・ディーン・スミス(テノール:ヴァルター・フォン・シュトルツィング)、エディト・ハラー(ソプラノ:エヴァ)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス:ファイト・ポーグナー)、マイケル・スモールウッド(テノール:クンツ・フォーゲルザンク)、セバスティアン・ノアック(バス:コンラート・ナハティガル)、トゥオマス・プルシオ(バス:フリッツ・コートナー)、イェルク・シェルナー(テノール:バルタザル・ツォルン)、トーマス・エーベンシュタイン(テノール:ウルリヒ・アイスリンガー)、トルステン・シャルンケ(テノール:アウグスティン・モーザー)、トビアス・ベルント(バス:ヘルマン・オルテル)、ハンス=ペーター・シャイデッガー(バス:ハンス・シュヴァルツ、イ・ヒュンウク(バス:ハンス・フォルツ)、ペーター・ゾーン(テノール:ダヴィッド)、ミシェル・ブリート(メゾ・ソプラノ:マグダレーネ)、マッティ・サルミネン(バス:夜警)
(4)クラウス・フローリアン・フォークト(テノール:ローエングリン)、アネッテ・ダッシュ(エルザ・フォン・ブラバント:ソプラノ)、ギュンター・グロイスベック(バス:ハインリヒ国王)、ゲルト・グロホフスキー(フリードリヒ・フォン・テルラムント:バリトン)、スサネ・レースマーク(オルトルート:メゾ・ソプラノ)、マルクス・ブリュック(ハインリヒ王の伝令:バリトン)、ロベルト・フランケ(ブラバントの貴族:テノール)、ホルガー・マークス(ブラバントの貴族:テノール)、サッシャ・グリンテンカンプ(ブラバントの貴族:バス)、トーマス・プフュツナー(ブラバントの貴族:バス)、クリスティーン・ビショフ(小姓:ソプラノ)、イザベル・フォスキューラー(小姓:ソプラノ)、ユディト・ローザ―(小姓:アルト)、ベッティーナ・ピーク(小姓:アルト)
(5)スティーヴン・グールド(トリスタン/テノール)、ニーナ・ステンメ(イゾルデ/ソプラノ)、クワンチュル・ユン(マルケ王/バス)、ヨハン・ロイター(クルヴェナール/バリトン)、ミシェル・ブリート(ブランゲーネ/メゾ・ソプラノ)、サイモン・ポーリー(メロート/テノール)、クレメンス・ビーバー(牧童/テノール)、アルットゥ・カターヤ(舵取り/バリトン)、ティモシー・ファロン(若い船乗り/テノール)
(6)ロバート・ディーン・スミス(テノール:タンホイザー)、クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン:ヴォルフラム)、ニーナ・ステンメ(ソプラノ:エリーザベト)、マリーナ・プルデンスカヤ(メゾ・ソプラノ:ヴェーヌス)、アルベルト・ドーメン(バス:ヘルマン)、ペーター・ゾーン(テノール:ヴァルター)、ヴィルヘルム・シュヴィングハンマー(バス:ビテロルフ)、マイケル・マカウン(テノール:ハインリヒ)、マルティン・スネル(バス:ラインマル)、ビアンカ・ライム(ソプラノ:若い羊飼い)
(7)トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/バス・バリトン)、クリスティアン・エルスナー(ローゲ/テノール)、イリス・フェルミリオン(フリッカ/メゾ・ソプラノ)、ギュンター・グロイスベック(ファーゾルト/バス)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、アンドレアス・コンラート(ミーメ/テノール)、アントニオ・ヤン(ドンナー/バリトン)、コル=ヤン・デュッセリエー(フロー/テノール)、リカルダ・メルベス(フライア/ソプラノ)、マリア・ラドナー(エルダ/アルト)、ティモ・リーホネン(ファーフナー/バス)、ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/ソプラノ)、カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/メゾ・ソプラノ)、キズマーラ・ペサッティ(フロスヒルデ/アルト)
(8)ロバート・ディーン・スミス(ジークムント/テノール)、メラニー・ディーナー(ジークリンデ/ソプラノ)、トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/バス・バリトン)、ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、イリス・フェルミリオン(フリッカ/メゾ・ソプラノ)、ティモ・リーホネン(フンディング/バス)、アニヤ・フィデリア・ウルリッヒ(ゲルヒルデ/ソプラノ)、フィオニュアラ・マッカーシー(オルトリンデ/ソプラノ)、ハイケ・ヴェッセルズ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)、キズマラ・ペッサッティ(シュヴェルトライテ/コントラルト)、カローラ・ヘーン(ヘルムヴィーゲ/ソプラノ)、ウィルク・テ・ブルンメルストローテ(ジークルーネ/メゾ・ソプラノ)、ニコル・ピッコロミーニ(グリムゲルデ/コントラルト)、レナーテ・シュピングラー(ロスヴァイセ/メゾ・ソプラノ)
(9)スティーヴン・グールド(ジークフリート/テノール)、トマシュ・コニェチュニ(さすらい人−ヴォータン/バリトン)、ヴィオレータ・ウルマーナ(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、クリスティアン・エルスナー(ミーメ/テノール)、アンナ・ラーション(エルダ/アルト)、マッティ・サルミネン(ファーフナー/バリトン)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、ゾフィー・クルスマン(森の小鳥/ソプラノ)
(10)ランス・ライアン(ジークフリート/テノール)、ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、マッティ・サルミネン(ハーゲン/バス)、マルクス・ブリュック(グンター/バリトン)、エディット・ハッラー(グートルーネ/ソプラノ)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、マリーナ・プルデンスカヤ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)、ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/ソプラノ)、カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/メゾ・ソプラノ)、キズマラ・ペッサッティ(フロスヒルデ/アルト)、スサネ・レースマーク(第1のノルン/アルト)、クリスタ・マイヤー(第2のノルン/メゾ・ソプラノ)、ジャクリーン・ワーグナー(第3のノルン/ソプラノ)

録音:2010年11月-2013年3月/ベルリン、フィルハーモニー・ライヴ
マレク・ヤノフスキがベルリン放送交響楽団を指揮して演奏会形式で行ったワーグナーのオペラ全曲録音が遂にBOX化! 2010年11月から2013年3月までベルリンのフィルハーモニーにて行われたライヴ録音は、そのすべてが非常に高いレヴェルを保ち、優秀録音として 評価されました。この同一レーベルで同一の指揮者、オーケストラ及び合唱団でのワーグナーのオペラ全集はまさに大偉業です。限定BOXとなりますの でこの機会をお見逃しなく!
ヤノフスキのストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスはまさに見事で、非常に長い楽劇を退屈せずに音楽として楽しむことができるすぐれもの。豪 華歌手陣もさることながら、オーケストレーションも抜群で、とりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。音楽学者の広瀬大介氏は『ラインの黄金』の当演奏 について「ワーグナーが何を描写しようとしてこの音型を選んだのか、これほどまでに熱く語りかけてくる録音は他にはないと断言できる。現代の演奏家 が為し得る最高の完成度を誇る録音に対し頭を垂れずにはいられない」と大推薦しております!なお、限定BOXはボーナスDVDつきの特別仕様で、ヤ ノフスキのインタビューと「ラインの黄金」の抜粋を楽しむことができるのもうれしいところです。 (Ki)
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モーツァルト/J.S.バッハ:バッハの作品による6つの前奏曲とフーガ K.404a(1782) 
モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
ジョナサン・クロウ(Vn)、
ダグラス・マックナブネイ(Va)
マット・ハイモヴィッツ(Vc)

録音:2005 年 9 月 6 - 8 日/サントーギュスタン教会(ケベック)
6つの前奏曲とフーガはモーツァルトが1782年の春にバロック音楽に熱中していた音楽愛好家のスヴィーテン男爵と知り合い、 男爵邸での演奏会のために編曲されたものと考えられるも、近年では偽作とする説が有力となっています。しかし、J.S.バッハ、W.F.バッハの作品を模倣 して新たに作曲されたこの作品は美しい旋律を伴う弦楽三重奏曲の魅力的な作品の一つと言えましょう。 晩年の室内楽作品の中でも、クラリネット五重奏曲とともに最高傑作に数えられるディヴェルティメント 変ホ長調。構成は全6楽章からなり、充実した ソナタ形式の第1楽章、一種の崇高ささえ感じられる第2楽章、非常によく練られた変奏手法の第4楽章、主題の展開を含むロンド形式の第6楽章など、 3つの弦楽器という最小限の編成にして充実した響きと多様な形式を伴うモーツァルトの想像力にただ驚かされる作品です。ハイモヴィッツが気心を知れ たジョナサン・クロウ、ダグラス・マックナブネイとともに極上のアンサンブルを聴かせてくれます。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"より積極的なリリースが続く世界的チェ リストです。 (Ki)

RQR (Remastered Quad Recordings) シリーズ
フィリップス・DG音源(4 チャンネルステレオquadraphonic recordings)を用い、DSDマスタリングを施した復刻盤。
PTC-5186.101
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
ピアノ協奏曲第4番
スティーヴン・コワセヴィッチ(P)
コリン・デイヴィス(指)BBC響

録音:1974年12月
PTC-5186.102
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」*
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」+
コリン・デイヴィス(指)
BBC響*、ボストンSO+

録音:1974年12月、ロンドン、ワルサムストウ・タウン・ホール*/1976年1月、ボストン・シンフォニー・ホール*
PTC-5186.103
ヘンデル:オルガン協奏曲集Vol.1
第1番−第4番
ダニエル・コルセンバ(Org)
ヤープ・シュレーダー(指)
コンチェルト・アムステルダム

録音:1975年9月、オランダ、ハールレム、カトリック教会
PTC-5186.104
ヘンデル:オルガン協奏曲集Vol.2
第5番/第6番/第8番/第11番
ダニエル・コルセンバ(Org)
ヤープ・シュレーダー(指)
コンチェルト・アムステルダム

録音:1975年9月、オランダ、ハールレム、カトリック教会
PTC-5186.105
モーツァルト:ホルン協奏曲全集
ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.386b
ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495
ホルンと管弦楽の為のロンド K.371
ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
アラン・シヴィル(Hrn)
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1971年9月、ロンドン、ワルサムストウ・タウン・ホール
PTC-5186.106
ロッシーニ:序曲集
「セビリャの理髪師」/「アルジェのイタリア女」
「婚約手形」/「絹のはしご」/「タンクレディ」
「ブルスキーノ氏」/「イタリアのトルコ人」
「幸福な錯覚」
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1974年5月、ロンドン、ブレント・タウン・ホール
PTC-5186.107
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
バレエ組曲「くるみ割り人形」
小澤征爾(指)パリO

録音:1974年2月、パリ、サル・ワグラム
PTC-5186.108
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集
ヘ長調Op.10-1 RV.433「海の嵐」
/ト短調Op.10-2 RV.439「夜」
ニ長調 RV.429/ト長調 RV.438
ハ短調 RV.441/イ短調 RV.108
セヴェリーノ・ガッツェローニ(Fl)
イ・ムジチ合奏団

録音:1968年6月、1973年7月、9月、スイス、ラ・ショー・ド・フォン
PTC-5186.109
ヘンデル:オルガン協奏曲集Vol.3
第7番変ロ長調Op.7-1/第9番変ロ長調Op.7-3
第10番ニ短調Op.7-4/第12番変ロ長調Op.7-6
ダニエル・コルゼンパ(Org)
ヤープ・シュレーダー(指)
コンチェルト・アムステルダム(モダン楽器使用)

録音:1975年9月、カトリック教会
PTC-5186.110
ヘンデル:オルガン協奏曲集Vol.4
第14番イ長調 HWV.296
第15番ニ短調 HWV.304/第16番ヘ長調 HWV.305a
ダニエル・コルゼンパ(Org)
ヤープ・シュレーダー(指)
コンチェルト・アムステルダム(モダン楽器使用)

録音:1974年 オランダ、ハールレム
PTC-5186.111
シューマン:交響曲第1番「春」/第3番「ライン」 エリアフ・インバル(指)フィルハーモニアO

録音:1970-1971年
PTC-5186.112
モーツァルト:初期交響曲集Vol.1
第7番ト長調 K.45a
第12番ト長調 K.110-75a/第18番ヘ長調 K.130
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1972-1973年
PTC-5186.113
モーツァルト:若き日の交響曲集Vol.2
第20番ニ長調 K.133
第45番ニ長調 K.95(73n)
第46番ハ長調 K.96(111b)
第47番ニ長調 K.97(73m)
第51番ニ長調 K.196(121)
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1973年
PTC-5186.114
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
パガニーニの主題による狂詩曲
ウェルナー・ハース(P)
エリアフ・インバル(指)フランクフルトRSO

録音:1974年9月、バート・ホンブルク
PTC-5186.115
ロシア正教会の音楽
イワノフ:主の祈り
ボルトニャンスキー:その日神は創りたもうた
リピアイエフ:クレド 、他(全14曲)
ニコライ・ゲッダ(T)
オイゲン・エヴェツ(指)パリ・ロシア正教会cho

録音:1975年
PTC-5186.116
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」*
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ダニエル・コルゼンバ(Org;*)
エド・デ・ワールト(指)ロッテルダムPO
PTC-5186.117
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 *
ブルッフ:スコットランド幻想曲+
アルテュール・グリュミオー(Vn)
ヤン・クレンツ(指)*
ハインツ・ワルベルク(指)+
ニュー・フィルハーモニアO

録音:1975年9月*/1973年9月+
PTC-5186.118
ベートーヴェン:交響曲第1番&2番 ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1970年9月、ロンドン、ブレント・タウン・ホール
PTC-5186.119
モーツァルト:交響曲第31番「パリ」
同〜第2楽章/アンダンテ(第2版による)
交響曲第38番ニ長調「プラハ」
ヨゼフ・クリップス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO

録音:1972-1973年
PTC-5186.120
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
アルテュール・グリュミオー(Vn)
コリン・デイヴィス(指)
ロイヤル・コンセルトへボウO
ハインツ・ワルベルク(指)
ニュー・フィルハーモニアO
PTC-5186.121
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」*
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581+
ボザール・トリオ*[メナヘム・プレスラー(P)、イシドーア・コーエン(Vn)、バーナード・グリーンハウス(Vc)]
サムエル・ローズ(Va;*)、ゲオルク・ヘルトナーゲル(Cb;*)、ジョージ・ピーターソン(Cl;+)、グリュミオーSQ+[アルテュール・グリュミオー、豊田耕兒(Vn)、マックス・ルスュール(Va)、ヤーノシュ・ショルツ(Vc)]

録音:1974-1975年 アムステルダム、コンセルトヘボウ
PTC-5186.122
チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
弦楽セレナードOp.48
レオポルド・ストコフスキー(指)LSO

録音:1974年10月
PTC-5186.123
ワーグナー:序曲・前奏曲集
「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲*
「ローエングリン」第3幕前奏曲*
「さまよえるオランダ人」序曲*
「タンホイザー」序曲*/ジークフリート牧歌*
シルヴィオ・ヴァルヴィーソ(指)*
ドレスデン・シュターツカペレ*
リヒャルト・シューマッハー(指)ロンドンCO+

録音:1975年*/1973年+
PTC-5186.124
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ミッシャ・ディヒター(P)、
クルト・マズア(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

音:1977年6月、ライプツィヒ
上海でユダヤ系ポーランド人の両親の下に生まれたミッシャ・ディヒター。名門ジュリアードで学び、チャイコフスキー・コンクールで準優勝を勝ち取ったディヒターのブラームスは「ピアノ協奏曲第2番」(PTC-5186 125)が復刻されており、今回のリリースで2つの協奏曲がSACD Hybridで揃います。
PTC-5186.125
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
ミッシャ・ディヒター(P)
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
PTC-5186.126
ハイドン:交響曲第88番*/交響曲第99番*
ベートーヴェン:交響曲第1番+
コリン・デイヴィス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO*、BBC響+

録音:1975年11月*/1975年12月
PTC-5186.127
ダニエル・コルゼンパ
バッハ:トッカータとフーガ.ニ短調BWV.565
 パッサカリア.ハ短調BWV.582
 前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532
 前奏曲とフーガ イ短調BWV.543
リスト:前奏曲「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」S.179
ダニエル・コルゼンパ(Org)

録音:1970年8月
PTC-5186.128
バッハ〜ヴィヴァルディ
バッハ:カンタータ第12番「泣き、嘆き、憂い、おそれ」BWV.12
C・P・E・バッハ:オーボエ協奏曲変ホ長調Wq.164
バッハ:カンタータ第21番「わが心には患い多かりき」BWV.21
C・P・E・バッハ:オーボエ協奏曲変ホ長調Wq.165
ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲変ロ長調Op.7-1,RV.465*
 変ロ長調Op.7-7,RV.464*
ハインツ・ホリガー(Ob)、
レイモンド・レッパード(指)イギリス室内CO、
イ・ムジチ合奏団*
ハインツ・ホリガーの代表盤。現在は指揮者、作曲家としても高名なホリガーのフィリップス時代を代表するバッハ親子&ヴィヴァルディの作品集は、20世紀を代表するオーボエ奏者から現代のオーボエ奏者たちに贈られたバイブルです。
PTC-5186.129
オーボエ協奏曲集
ベッリーニ:オーボエ協奏曲 変ホ長調
モリーク:オーボエ協奏曲 ト短調
モシェレス:フルート、オーボエと管弦楽の為のコンチェルタンテ ヘ長調
リーツ:オーボエと管弦楽の為のコンチェルトシュトゥック
ヴィヴァルディ:オーボエ,弦楽と通奏低音の為の協奏曲
変ロ長調Op.7-1 RV.465*/同 変ロ長調Op.7-7 RV.464*
ハインツ・ホリガー(Ob)
オーレル・ニコレ(Fl)
エリアフ・インバル(指)
フランクフルトRSO(+以外)
イ・ムジチ合奏団+

録音:1975年
PTC-5186.130
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
ハ長調Op.7-2RV188/ト短調Op.7-3RV326
イ短調Op.7-4RV354/ヘ長調Op.7-5RV285a
変ロ長調Op.7-6RV374/ト長調Op.7-8RV299
変ロ長調Op.7-9RV373/ヘ長調Op.7-10RV294a
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
イ・ムジチ合奏団
PTC-5186.131
シューマン&シューベルト歌曲集
シューマン:歌曲集「女の愛と生涯」
シューベルト:グレートヒェンの歌[若い尼 D.828Op.43-1
トゥーレの王 D.367Op.5-5
糸を紡ぐグレートヒェン D.118Op.2
グレートヒェンの願い D.564]
エレンとズライカの為の歌[ズライカ I D.720Op.14-1/ズライカ II「ああ、お前の湿った翼のために」D.717Op.31]/エレンの歌[エレンの歌 I「憩え戦士よ」D.837Op.52-1/エレンの歌 II「憩え猟師よ」D.838Op.52-2/エレンの歌 III「アヴェ・マリア」D.839Op.52-3]
エリー・アメリング(S)
ダルトン・ボールドウィン(P)

録音:1973、1975年 アムステルダム、コンセルトヘボウ
PTC-5186.132
シューベルト:歌曲集
草原の歌 D.917Op.115-1
蝶 D.633Op.57-1
夜鳴きうぐいすに寄す D.497
同 D.196Op.172-3
うずらのさえずり D.742Op.68
戸外で D.880Op.80-3/鳥 D.691
墓掘人の歌 D.869/茂み D.646
森にて D.738/夕映えの中で D.799
星 D.939Op.96-1
夜と夢 D.827Op.43-2
愛らしい星 D.861
「ロザムンデ」〜満月は輝き(ロマンス)D.797-3bOp.26
孤独な男 D.800Op.41
子守歌 D.527Op.24-2
シルヴィアに D.891Op.106-4
乙女 D.652/愛の歌 D.429
愛はあざむいた D.751Op.23-1
あなたは私を愛していない D.756Op.59-1
リュートに寄す D.905Op.81-2
花の手紙 D.622/男たちは悪いもの D.866-3
幸福 D.433
エリー・アメリンク(S)
ダルトン・ボールドウィン(P)

録音:1975年 アムステルダム、コンセルトヘボウ
PTC-5186.133
モーツァルト&シューベルト:アリア集
モーツァルト:アリア「誰が知っているでしょう、私のいとしい人の苦しみがなんなのか」K.582(マルティンの歌劇への挿入曲)
「フィガロの結婚」〜[恋人よ早くここへ/恋とはどんなものかしら/自分で自分が分からない]
レチタティーヴォとアリア「ひどいこと、ここはどこ!…いま話しているのは私ではない」K.369
アリア「われは行かん、されどいずこへ、おお神よ」K.583
「コシ・ファン・トゥッテ」〜あっちへ行ってちょうだい!…はげしい狂気が
「ドン・ジョヴァンニ」〜[ぶってよ、ぶってよ、いとしいマゼット/恋人よ、さあこの薬で]
シェーナとロンド「どうしてあなたが忘れられよう…恐るるな、愛する人よ」K.505
シューベルト:歌劇「ヴィラ・ベッラのクラウディーネ」〜[あちらこちら矢は飛びかう/恋はいたるところに]
歌劇「人質」〜何という夜を過ごしたのだろう
歌劇「双子の兄弟」〜お父さんはいつまでも私を子供と呼ぶがいいわ
歌劇「アルフォンソとエストレッラ」〜いつまでもここにとどまって
歌劇「陰謀者」D.787〜私は気掛かりでそっと忍び歩きまわる
エリー・アメリンク(S)
エド・デ・ワールト(指)ロッテルダムPO
イギリスCO

録音:1972年 ロンドン/1975年 アムステルダム、コンセルトヘボウ
PTC-5186.134
ベートーヴェン、シューベルト:声楽曲集
モーツァルト:「皇帝ティートの慈悲」〜私は行くが君は平和に/ああこの瞬間だけでも
 夕べの感じK.523/すみれK.476
ベートーヴェン:「エグモント」〜太鼓は響く/喜びと悩みに満ち
シェーナとアリア「いいえ、心配しないで」WoO.92a
演奏会用アリア「ああ、不実な者よ」Op.65
シューベルト:「ロザムンデ」〜満月は輝き
セレナード D.920 
宗教劇「ラザロ、または復活の祝日」D.689 から
歌劇「アルフォンソとエストレッラ」D.732〜薔薇の上で眠りこむ無垢なる人/いつまでもここにとどまって
ジャネット・ベイカー(Ms)
レイモンド・レパード(P、Fp、Cemb)(指)
イギリスCO&cho

録音:1973年8月、1976年12月
PTC-5186135
ハープ協奏曲集
ヴィラ=ロボス:ハープ協奏曲
ボワエルデュー:ハープと管弦楽のための協奏曲
ロドリーゴ:コンチェルト・セレナータ
カトリーヌ・ミシェル(Hp)、
アントニオ・デ・アルメイダ(指)
モンテカルロ国立歌劇場O
ミシェル・ルグランの共演者であり夫人としても有名な女流ハーピスト、カトリーヌ・ミシェルが弾くヴィラ=ロボス(ブラジル)、ボワエルデュー(フランス)、ロドリーゴ(スペイン)の"多国籍"ハープ協奏曲集。
PTC-5186136
サン=サーンス:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
チェロ協奏曲第2番ニ短調Op.119
組曲Op.16bis
アレグロ・アパッショナートOp.43
クリスティーヌ・ワレフスカ(Vc)、
エリアフ・インバル(指)
モンテカルロ国立歌劇場O

録音:1973年11月
1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音をSACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。
2010年には実に36年振りとなる来日公演を行った幻の女王クリスティーヌ・ワレフスカの名盤、インバルとのサン=サーンスがSACD Hybridとなって復活!定評あるペンタトーンの技術による音質面の向上、サラウンドの効果はワレフスカ・ファン要注目。
PTC-5186.137
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲イ長調D.96
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調D.117
ヴァイオリン協奏曲ト長調D.78
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
イ・ムジチ合奏団

録音:1973年9月、スイス
イタリア、トリノ生まれの大ヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドの全盛期にレコーディングされたタルティーニのコンチェルト集がペンタトーンから復活!
PTC-5186.138
モーツァルト:初期の交響曲集Vol.3
交響曲第7番ニ長調K.45
第8番ニ長調K.48/第9番ハ長調K.73
第19番変ホ長調K.132
アンダンティーノ・グラツィオーソ
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF
PTC-5186.139
モーツァルト:初期の交響曲集Vol.4
第6番へ長調K.43
第48番ニ長調K.111 120
第50番ニ長調K.161 163
第51番ニ長調K.121
第52番ハ長調K.208 102
第55番変ロ長調K.App.214
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF
PTC-5186.140
バッハ:フーガの技法 BWV.1080 ネヴィル・マリナー(指)ASMIF

録音:1974年 ロンドン、ブレント・タウン・ホール
PTC-5186.141
ジュリアーニ:ギター協奏曲第1番イ長調Op.30*
ロドリーゴ:2つのギターと管弦楽の為のマドリガル協奏曲+
 ハープと管弦楽の為の「ヒラルダの夕べ」#
ペペ・ロメロ(G;*/+)
アンヘル・ロメロ(G+
ネヴィル・マリナー(指)ASMIF(*/+)
カトリーヌ・ミシェル(Hp)#
アントニオ・デ・アルメイダ(指)
モンテカルロ歌劇場O#

録音:1973-1974年
PTC-5186.142
ベートーヴェン:交響曲第1番&第6番「田園」 クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1973、1974年
PTC-5186.143
ベートーヴェン:交響曲第2番&第5番「運命」 クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1972、1974年
PTC-5186.144
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」&第8番 クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1973、1974年
PTC-5186.145
ベートーヴェン:交響曲第4番&第7番 クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1972年
PTC-5186.146
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」 アンナ・トモワ=シントウ(S)
アンネリース・ブルマイスター(Ms)
ペーター・シュライアー(T)
テオ・アダム(Bs)
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1974年
PTC-5186.147
(2SACD)
プッチーニ:歌劇「トスカ」 モンセラット・カバリエ(S)
ホセ・カレーラス(T)、アン・マレー(Ms)
コリン・デイヴィス(指)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場O&cho
PTC-5186.148
(2SACD)
ベートーヴェン:序曲集
「フィデリオ」序曲
「レオノーレ」序曲第1番〜第3番
序曲「コリオラン」/「エグモント」序曲
「シュテファン王」序曲
「プロメテウスの創造物」序曲
序曲「献堂式」/序曲「命名祝日」
「アテネの廃墟」序曲
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1972年−1974年
原盤:PHILIPS
クルト・マズア&ゲヴァントハウスOの充実期を刻んだベートーヴェンの「11の序曲集」。
PTC-5186.149
バッハ:チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052、
 フルート,ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲イ短調BWV.1044
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.208「ムガール大帝」、
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.214
セヴェリーノ・ガッゼローニ(Fl)、
マリア・テレサ・ガラッティ(Cemb)、
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
イ・ムジチ合奏団

録音:1973年7月&1975年7月、スイス
イ・ムジチが得意とするヴィヴァルディ&バッハの協奏曲集のソリストは、ガッゼローニ、ガラッティ、そしてアッカルドという豪華な面々。独奏楽器と合奏の絶妙なブレンド感を生み出せるのは、このメンバーたちだからこそ。
PTC-5186.150
(2SACD)
モーツァルト:教会ソナタ集(第1番〜第17番)
自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調K.616
ダニエル・コルゼンパ(Org)、
ヘルムート・ヴィンシャーマン(指)
ドイツ・バッハ・ゾリステン

録音:1972年9月、リンツ
1760年代後半から1780年にかけてザルツブルクで作曲されたモーツァルトの17曲の「教会ソナタ」。厳粛な教会音楽とは違ったモーツァルトの長調の作品らしい優しく、どこか明るい作風の「教会ソナタ」を米国の名オルガニスト、コルゼンパとドイツ・バッハ・ゾリステンの共演で。
PTC-5186.151
(2SACD)
ブラームス:ピアノ四重奏曲集
第1番ト短調Op.25/第2番イ長調Op.26
第3番ハ短調Op.60
ワルター・トランプラー(Va)
ボザール・トリオ

録音:1973年6月、スイス
PTC-5186.152
メンデルスゾーン:ピアノ作品集
ロンド・カプリツィオーソOp.14
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調Op.106
厳格な変奏曲 ニ短調Op.54
3つの幻想曲,またはカプリスOp.16
イルゼ・フォン・アルペンハイム(P)

録音:1975年11月、オランダ
PTC-5186.153
ラフマニノフ:交響曲第2番
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
エド・デ・ワールト(指)ロッテルダムPO

録音:1976年4月
PTC-5186.154
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集
 ホ短調 RV.484イ短調 RV.498
 ヘ長調 RV.489
 変ロ長調「ジョゼッピーナのために」RV.502
タルティーニ:フルート協奏曲
クラウス・トゥーネマン(Fg)
セヴェリーノ・ガッゼローニ(Fl)
イ・ムジチ合奏団
PTC-5186.155
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」*
ホルン三重奏曲 変ホ長調Op.40*
ヴィエニヤエフスキ:バラードとポロネーズOp.38+
アルテュール・グリュミオー(Vn)
ジェルジ・シェベック(P)
フランシス・オルヴァル(Hrn)
ディノラ・ヴァルシ(P)

録音:1973年*/1976年+
PTC-5186.156
イースト・ミーツ・ウェスト〜打楽器アンサンブル
フランシス・ミローリョ(1924-):エクステンションズ 2
アラン・ルヴィエ(1945-):shima/Candrakala
ヨルゴス・アペルギス:クリプトグランマ
ストラスブール・パーカッション・アンサンブル
PTC-5186.157
サン=サーンス:交響曲第1番変ホ長調Op.2
交響曲第2番イ短調Op.55
エリアフ・インバル(指)フランクフルトRSO

録音:1975年8月
PTC-5186.158
モーツァルト&ロッシーニ:オペラ・アリア集
ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」〜今の歌声は
 「オテロ」〜柳の木の下で腰をおろし
 「シンデレラ」〜悲しみと涙のうちに生まれて
モーツァルト:「フィガロの結婚」〜自分で自分が分からない/恋とはどんなものかしら
 「皇帝ティートの慈悲」〜今がその時よ…もはや花飾りの冠を/私は行くが君は平和に
 「ドン・ジョヴァンニ」〜恋人よさあこの薬で
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)
エド・デ・ワールト(指)ロッテルダムPO

録音:1975年9月、ロッテルダム
PTC-5186.159
(5SACD)
ベートーヴェン:交響曲全集 アンナ・トモワ=シントウ(S)
アンネリース・ブルマイスター(Ms)
ペーター・シュライアー(T)
テオ・アダム(Bs)
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1972-1974年
PTC-5186.164
チャイコフスキ&シベリウス
チャイコフスキー:大序曲「1812年」(合唱付)
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
シベリウス:交響幻想曲「ポホヨラの娘」
悲しいワルツ/「カレリア」組曲
コリン・デイヴィス(指)ボストンSO&cho
PTC-5186.165
ショパン:前奏曲全集
ショパン:24の前奏曲Op.28
 第25番嬰ハ短調Op.45/第26番変 イ長調
シューマン:蝶々Op.2
クラウディオ・アラウ(P)
PTC-5186.166
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 イレアナ・コトルバス(S)、
ヘザー・ハーパー(S)、
ハンネケ・ファン・ボルク(S)
ビルギット・フィンニレ、
マリアンネ・ディーレマン(A)
ウィリアム・コックラン(T)
ヘルマン・プライ(Br)
ハンス・ゾーティン(Bs)
ベルナルト・ハイティンク(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO
アムステルダム・トンクンストcho
アムステルダム音楽院cho
コレギウム・ムジクム・アムステルダメンセ
聖ウィリブロート&聖ピウス教会少年少女cho

録音:1971年9月、アムステルダム・コンセルトヘボウ
PTC-5186.167
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第1&第2組曲
組曲「マ・メール・ロワ」
ベルナルト・ハイティンク(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO

録音:1974年
PTC-5186.168
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
序曲「謝肉祭」
小澤征爾(指)サンフランシスコSO

録音:1975年5月、サンフランシスコ
小澤征爾のサンフランシスコSOの音楽監督時代を代表する名演。
PTC-5186.170
シューマン:子供の情景Op.15
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35
クラウディオ・アラウ(P)

録音:1974年3月
PTC-5186.171
リスト:超絶技巧練習曲集 S.139 クラウディオ・アラウ

録音:1974年3月
PTC-5186.175
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集1
第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
第6番変ロ長調Op.18-6
イタリアSQ[パオロ・ボルチアーニ、エリーザ・ペグレッフィ(Vn)、ピエロ・ファルッリ(Va)、フランコ・ロッシ(Vc)]

録音:1967年-1975年
イタリア四重奏団が1967年から1975年にかけて全集を完成させたベートーヴェンの中から第6番&第7番(ラズモフスキー第1番)の2曲がマルチチャンネルで新たに復活!
PTC-5186.176
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
同第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
イタリアQ
〔パオロ・ボルチャーニ(Vn)、エリサ・ペグレッフィ(Vn)、ピエロ・ファルッリ(Va)、フランコ・ロッシ(Vc)〕

録音:1973年12月
1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音をSACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。イタリア四重奏団(1945年〜1980年)が、1960年代後半から1970年代中期にかけて完成させたベートーヴェンの「弦楽四重奏曲全集」からの復刻第2弾。
PTC-5186.177
シベリウス:交響曲集
第5番変ホ長調Op.82/第7番ハ長調Op.105
交響詩「エン・サガ」*
コリン・デイヴィス(指)ボストンSO

録音:1975年1月/1980年3月*
PTC-5186.178
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲集
第1番ニ長調Op.6/第4番ニ短調
ヘンリク・シェリング(Vn)
アレグザンダー・ギブソン(指)LSO

録音:1975年6月
PTC-5186.179
(2SACD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲集
第2番ヘ長調Hob.XV-2
第8番変ロ長調Op.41-3,Hob.XV-8
第6番ヘ長調Op.41-1,Hob.XV-6
第5番ト長調Hob.XV-5
第10番変ホ長調Op.42-3,Hob.XV-10
第7番ニ長調Op.41-2,Hob.XV-7
第9番イ長調Op.42-2,Hob.XV-9
第12番ホ短調Op.57-2,Hob.XV-12
第11番変ホ長調Op.57-1,Hob.XV-11
ボザール・トリオ[メナヘム・プレスラー(P)、イシドア・コーエン(Vn)、バーナード・グリーンハウス(Vc)]

録音:1976年5月
2008年9月のルツェルン音楽祭を最後に惜しまれつつも活動の幕を閉じたボザール・トリオ。そのボザール・トリオがフィリップスに遺したハイドンの記念碑的名演から9曲。
PTC-5186.182
(3SACD)
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調Op.68
悲劇的序曲Op.81
交響曲第2番ニ長調Op.73
大学祝典序曲Op.80
交響曲第3番ヘ長調Op.90
交響曲第4番ホ短調Op.98
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1976年10月、パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)
旧東ドイツの名匠クルト・マズアがカペルマイスターを務めた同じく旧東ドイツの名門ゲヴァントハウス管のブラームス全集がSACD Hybridで復活!往年の名エンジニア、クラウス・シュトリューベンが手懸けたサウンドがマルチ・チャンネルでどのように再現されるのかも楽しみなポイント。
PTC-5186.183
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 ベルナルト・ハイティンク(指)
ロイヤル・コンセルトへボウO

録音:1970年12月、コンセルトヘボウ
PTC-5186.184
ベルリオーズ:幻想交響曲 コリン・デイヴィス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO

録音:1974年1月
PTC-5186.185
(2SACD)
アメリング&デームス〜ハイドン:歌曲全集
おお、美しい声よHob.XXVIa-42
6つの最初のカンツォネッタ第1集Hob.XXVIa-25〜30
同第2集 Hob.XXVIa-31〜36
魂の歌 Hob.XXVIa-41
貴婦人の姿見 Hob.XXXIc-17
私を心から思って下さるの恋人よ XXVIa-46
掘っ立て小屋 XXVIa-45
12のクラヴィーア伴奏歌曲第1部 Hob.XXVIa-1〜12
かつて女性の美しさが Hob.XXVIa-44
利口で忠実なプードル Hob.XXVIa-38
もうすぐ春の風が吹いて来る Hob.XXVIa-47
私はこの世のものを求めない Hob.XXVIa-39
心断ち切られる思いの時に Hob.XXVIa-37
12のクラヴィーア伴奏歌曲第2部 Hob.XXVIa-13〜24
別れの歌 Hob.XVI-F1
神よ皇帝を護りたまえ Hob.XXVIa-43
エリー・アメリング(S) 
イェルク・デームス(P)
PTC-5186.188
ブラームス:セレナード全集
第1番ニ長調Op.11/第2番イ長調Op.16
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1981年9月
PTC-5186.189
ハイドン:弦楽四重奏曲第77番ハ長調Op.76-3「皇帝」Hob.III-77、
弦楽四重奏曲第78番変ロ長調Op.76-4「日の出」Hob.III-78
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番イ長調Op.18-5
イタリアSQ
〔パオロ・ボルチャーニ(Vn)、エリサ・ペグレッフィ(Vn)、ピエロ・ファルッリ(Va)、フランコ・ロッシ(Vc)〕

録音:1976年1月&1973年7月
※現場b:PHILIPS
PTC-5186.190
モーツァルト(トリーベンゼー編):歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527(管楽八重奏版)
ロッシーニ(セドラク編):歌劇「セビリアの理髪師」(管楽十一重奏版)
オランダ管楽アンサンブル

録音:1972年10月&1973年11月
原盤:PHILIPS
1959年にコンセルトヘボウOの首席奏者などオランダの名手たちによって結成された管楽アンサンブルの先駆者的存在、オランダ管楽アンサンブルの名盤がSACD Hybridで復活!録音から約40年が経過した今でもメンバー全員のレベルの高さに驚きを隠せません。
PTC-5186.191
(2SACD)
ベルリオーズ:レクイエムOp.5 ロナルド・ダウド(T)
コリン・デイヴィス(指)LSO & cho
ウォンズワース・スクール少年cho

録音:1969年

PTC-5186201
エッシェンバッハ/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37*
クリストフ・エッシェンバッハ(P)
小澤征爾(指)ボストンSO

ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(指)LSO*
録音:1973年10月ボストン、シンフォニー・ホール
1971年12月ロンドン、フェアフィールズ・ホール*
A&Rプロデューサー:トーマスW・モーリー
バランス・エンジニア:C・ウルフ
レコーディング・エンジニア&エディティング:クラウス・ヒーマン、ヨアヒム・ニス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
や指揮者としての活動をメインとするエッシェンバッハが、ピアニストとして演奏活動をしていた1970 年代の録音。生き 生きとした演奏の中に感性豊かな表情を見せるエッシェンバッハらしい素晴らしい録音です。「皇帝」は1973年の録音で、小澤征爾とボストン交響楽 団のバックも万全です。高貴なエッシェンバッハのベートーヴェンがPentatoneの復刻技術で輝きをまして再登場です。 (Ki)
PTC-5186202
イエペス/ギター協奏曲集
ジュリアーニ:ギター協奏曲第1番 イ長調 Op.30
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲第1番 ニ長調 Op.99*
ヴィラ=ロボス:ギターと小管弦楽のための協奏曲*
ナルシソ・イエペス(G)
ガルシア・ナヴァッロ(指)、
イギリス室内O、LSO*
録音:1977年 6月ヘンリー・ウッド・ホール
A&R プロデューサー:ルドルフ・ウェルナー
バランス・エンジニア:ハインツ・ヴィルトハーゲン
レコーディング・エンジニア&エディティング:ヨアヒム・ニス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
巨匠イエペスが1977年に収録した、ジュリアーニのギター協奏曲第1番、カステルヌオーヴォ=テデスコのギター協奏曲 第1番、そしてヴィラ=ロボスのギターと小管弦楽のための協奏曲です。“ギターの神” と崇められるイエペスはクラシックのギターの世界を広げ、生 涯第一線で活躍した巨匠です。イエペスが50歳の時の当録音は演奏技術・音楽的内容ともに最も充実していた時期と言え、生き生きと紡ぎだされる ギターの音色に酔いしれることができます。今回のリマスタリングによって、この名盤を新鮮に聴くことができのは、嬉しい復刻と言えましょう。 (Ki)
PTC-5186203
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」K.537
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
タマーシュ・ヴァーシャリ(P、指)BPO

録音:1978 年10月ベルリン・フィルハーモニー
A&R プロデューサー:コード・ガーベン
バランス・エンジニア:ギュンター・ヘルマンス
レコーディング・エンジニア&エディティング:フォルカー・マルティン、ユルゲン・ブルグリン
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
当録音は、ハンガリーのピアニスト、タマーシュ・ヴァーシャリが1978年にベルリン・フィルを弾き振りしたモーツァルト のピアノ協奏曲第14番と26番「戴冠式」です。ブダペストのリスト音楽アカデミーでドホナーニに師事し、その後は母校でコダーイの助手を務めたヴァー シャリは、1948 年にブダペストのリスト国際コンクールに優勝し、ヨーロッパを中心に活躍しました。ドイツ・グラモフォンに多くの録音を残しており、 このモーツァルトも名盤のひとつです。
PTC-5186204
ラヴェル:クープランの墓、
古風なメ、エット、マ・メール・ロワ、
高雅で感傷的なワルツ、海原の小舟
小澤征爾(指)ボストンSO

録音:1974年4月、10月ボストン・シンフォニー・ホール
A&Rプロデューサー:トーマスW・モーリー
バランス・エンジニア:H.P.シュヴァイクマン
レコーディング・エンジニア&エディティング:ゲルト・ヴェストホイザー,ヨアヒム・ニス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
小澤征爾とボストン響によるラヴェルの管弦楽名曲集。小澤征爾がボストン響の音楽監督に就任した直後1974年のこの 録音は、数ある小澤の録音の中でも指折りの名盤として誉れ高いもので、絶妙なまでのバランス感覚のラヴェルはこの上なく美しい仕上がりです。 (Ki)
PTC-5186205
(2SACD)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲) ピンカス・ズーカーマン(指)
ロサンジェルス・フィルハーモニックのメンバー

録音:1977年3月ロサンジェルス
A&R プロデューサー: ギュンター・ブレースト
バランス・エンジニア:クラウス・シャイベ
レコーディング・エンジニア&エディティング:H.R. ミュラー
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
ズーカーマンとロサンジェルス・フィルハーモニックのメンバーによるブランデンブルク協奏曲全集。ヴァイオリン、ヴィオラ 奏者としてだけでなく、指揮者としても活躍するズーカーマンは丁寧な音楽作りで正統派と言える演奏家ですが、このブランデンブルクでも清潔な演奏 を聴かせてくれます。とりわけ弦楽器の美しさが際立ち、弦楽器奏者ならではの解釈であると言えます。ズーカーマンがドイツ・グラモフォンにレコーディ ングした中でも、最も輝かしい録音と言えましょう。 (Ki)
PTC-5186208
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
シュロモ・ミンツ(Vn)
クラウディオ・アバド(指)CSO

録音:1980年2月18&23日シカゴ・オーケストラ・ホール
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年6月バールン、オランダ)
シュロモ・ミンツのDG専属契約第1弾となったブルッフ&メンデルスゾーンの名盤が、PENATONEのRQRシリーズからリリー スされます。1957年10月モスクワで生まれ2歳のときにイスラエルに移住したミンツは、幼い頃より天才少年として注目されておりました。いち早く才 能を見出したアイザック・スターンは彼の演奏に感銘を受け、またズビン・メータは豊かな才能に惚れこみ10代の頃より頻繁に共演し、若くして世界的ヴァ イオリニストとして活動の幅を広げました。
1980年のDGデビュー・レコーディングはミンツが23歳のときで、クラウディオ・アバド指揮、シカゴ交響楽団という豪華共演でした。既にキャリア を十分に積んでいたミンツは、濃厚でゴージャスな音色を持ち味とし、豊かな表現力で歌うように奏でております。さらにアバドの緻密なオーケストレーショ ンにより極上の演奏を聴くことができます。また、当盤はDGが誇る技術チームによる録音で細かなニュアンスまで捉えた名録音の一つとして知られます。
PENTATONEによるリマスタリングも実に見事です。装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDGのオリジナル・ ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。 (Ki)
PTC-5186209
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ある貴紳のための幻想曲*
マドリガル協奏曲#
ナルシソ・イエペス(G)
ガルシア・ナヴァッロ(指)
フィルハーモニアO
イギリスCO*
ゴドリーヴ・モンダン(G)#

録音:1979年4月ワトフォード・タウン・ホール、1977年6月ヘンリー・ウッド・ホール*
イエペスの誉れ高き名盤であるロドリーゴのアルバムがPENTATONEリマスターシリーズから登場です。イエペスのレパートリー として有名となったアランフェス協奏曲ですが、数ある録音の中でも1979年4月、ナヴァッロ指揮、フィルハーモニア管との当録音は最も優れた演奏と して評価されております。演奏技術・音楽的内容ともに最も充実していた1970年代のイエペスによる、生き生きと紡ぎだされるギターの音色に酔いしれ ることができます。今回のリマスタリングによってこの名盤を新鮮に聴くことができるのは、嬉しい限りです。既発のジュリアーニ、カステルヌオーヴォ=テ デスコ、ヴィラ=ロボスの協奏曲集(PTC 5186202)とともにお楽しみください。
今回のリマスタリングもPentatone レーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様です。 (Ki)
PTC-5186210
C.P.E.バッハ:6つのシンフォニア Wq.182「ハンブルク交響曲」
【第1番 ト長調/第2番 変ロ長調/第3番 ハ長調/第4番 イ長調/第5番 ロ短調/第6番 ホ長調】
トレヴァー・ピノック(指)
イングリッシュ・コンサート

録音:1979年10月27-31日/ヘンリー・ウッド・ホール
トレヴァー・ピノックがアルヒーフ・レーベルに録音した名盤、C.P.E.バッハの「ハンブルク交響曲」がPENTATONEのRQRシリー ズからリリースされます。イングリッシュ・コンサートはピノック自身のアンサンブルとして1973年に結成したオリジナル楽器による室内オーケストラで、 当団は1978年にアルヒーフと専属契約を結び、数多くの録音をおこなってきました。当録音はその代表盤のひとつで、生き生きとした明るく絶妙な音楽 表現は、今も色褪せることなく壮快です。リマスタリングを施した高音質のSACDで聴くことができるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。装丁はスー パー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはアルヒーフのオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわり のパッケージとなっております。
PTC-5186211
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 小澤征爾(指)ボストンSO

録音:973年2月/シンフォニー・ホール(ボストン)
A&Rプロデューサー、レコーディング・プロデューサー:トーマス・モーリー
バランス・エンジニア:ハンス・ペーター・ヴェスターマン
レコーディング・エンジニア&エディティング:ゲルト・ヴェストホイザー
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年10月、バールン、オランダ
小澤征爾指揮ボストン交響楽団の代表盤のひとつ、幻想交響曲がPentatoneのRQRシリーズに登場!小澤征爾の最も得意 とするこの幻想交響曲は多くの録音を残してきましたが、1973年2月の当セッションは小澤2度目の録音です。1973年より音楽監督を務めた手兵との 演奏は自信に満ち溢れ、雄弁に歌い上げた名演です。 今回のリマスタリングもPentatoneレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。なお、装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDGのオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっており ます。 (Ki)
PTC-5186212
(2SACD)
ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」 小澤征爾(揮)ボストンSO
ステュアート・バロウズ(Tファウスト)、ドナルド・マッキンタイア(Bメフィストフェレス)、エディト・マティス(Sマルグリート)、トーマス・ポール(Bブランデル/「地上のエピローグ」のソロ)、ジュディス・ディキスン(S「天国にて」のソロ)、タングルウッド祝祭Cho、ボストン少年Cho

録音:1973年10月/シンフォニー・ホール(ボストン)
A&Rプロデューサー:トーマス・モーリー、C・ウルフ
レコーディング・プロデューサー:トーマス・モーリー
バランス・エンジニア:クラウス・ヒーマン、ヨアヒム・ニス
レコーディング・エンジニア&エディティング:ゲルト・ヴェストホイザー、ヨアヒム・ニス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年10月、バールン、オランダ
この「ファウストの劫罰」は小澤征爾がボストン交響楽団の音楽監督に就任した1973年のセッション録音で、小澤の代表盤 のひとつに数えられます。瑞々しく躍動的な小澤征爾らしい感性あふれる快演は今も色褪せることなく、同作品の名録音の一つと申せましょう。 フランス・ロマン派音楽の確立者ベルリオーズが作曲した劇的物語「ファウストの劫罰」は1845~46年に作曲された作品で、管弦楽に声楽と合唱が 加わった大作で、ドイツの文豪ゲーテの代表作『ファウスト』に基づきます。
今回のリマスタリングもPentatoneレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しており、万全のリマスタリングと言えます。また、 80ページをこえるブックレットには仏語歌詞と英語歌詞対訳付、そしてDGのオリジナル・ジャケットが掲載されております。 (Ki)
PTC-5186216
(2SACD)
ビゼー:歌劇『カルメン』 マリリン・ホーン(Msカルメン)、ジェイムズ・マックラッケン(Tドン・ホセ)、トム・クラウセ(Bs-Brエスカミーリョ)、アドリアーナ・マリポンテ(Sミカエラ)、コレット・ボキー(Sフラスキータ)、マルシア・ボールドウィン(Msメルセデス)、ドナルド・グラム(BSスニガ)、ラッセル・クリストファー(Brリーリャス・パスティア、ダンカイロ)、アンドレア・ヴェリス(Tロメンダード)、他
マンハッタン・オペラ・コーラス、メトロポリタン歌劇場児童Cho、
レナード・バーンスタイン(指)メトロポリタン歌劇場O

録音:1972年9月、10月/マンハッタン・センター(ニューヨーク)
A&Rプロデューサー、レコーディング・プロデューサー:トーマス・モーリー
バランス・エンジニア:ギュンター・ヘルマンス
レコーディング・エンジニア&エディティング:ギュンター・ヘルマンス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年10月、バールン、オランダ
ーンスタインのディスコグラフィの中でも、最も輝かしい録音のひとつが1972年にメトと収録したこのカルメンです。当録音 は同時期に上演され好評を博した後にDGが1972年9月、10月にセッション録音したものです。全体的に遅めのテンポですが、決して重くなることな く演奏されているのは流石!バーンスタインと申せましょう。また、歌手陣も豪華で、カルメンはマリリン・ホーン、ドン・ホセはジェイムズ・マックラッケ ンなど錚々たるメンバーです。 リマスタリングはPentatoneレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しており、万全のリマスタリングと言えましょう。また、 150ページに及ぶ豪華ブックレットには仏語歌詞と英語歌詞対訳がついており、さらにDGのオリジナル・ジャケットや、メト上演時の場面写真などが掲 載されております。 (Ki)
PTC-5186219
ヴォルフ:メーリケ詩集
癒えたものが希望に寄する歌/明け方に散歩/新しい愛/火の騎士/狩人の歌
こうのとりの使い/隠棲/春に/旅先で
恋人に/ペレグリーナI/ペレグリーナII
さようなら/出会い/狩人/ある結婚式
あばよ
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ((Br)
スヴィヤトスラフ・リヒテル(P)

録音:1973年10月インスブルック・ライヴ
A&Rプロデューサー&レコーディング・プロデューサー:コード・ガーベン
バランス・エンジニア:ハインツ・ヴィルトハーゲン
レコーディング・エンジニア&エディティング:J.エベルハルト
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナルリマスタリン
フィッシャー=ディースカウとリヒテルが共演したヴォルフのメーリケ詩集がPENTATONEリマスターシリーズから登場です。 ドイツの詩人メーリケの詩による当歌曲集はヴォルフが28歳の時の作品で全53曲からなります。当ライヴでは18曲が歌われました。斬新な独自性、 多彩性を示したこの名曲をフィッシャー=ディースカウとリヒテル、大家同士の顔合わせで聴けるのはまさに宝のような録音と言えましょう。
今回のリマスタリングもPentatone レーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様で、さらにブックレットにはDG のオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなってお ります。 (Ki)
PTC-5186220
ケンプ〜リスト:ピアノ作品集
巡礼の年第2年「イタリア」S.161より(婚礼/物思いに沈む人/サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ/ペトラルカのソネット第47番/ペトラルカのソネット第104番/ペトラルカのソネット第123番)
巡礼の年第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162〜ゴンドラの漕ぎ手
2つの伝説S.175
ヴィルヘルム・ケンプ(P)

録音:1974 年 9月/ベートーヴェン・ザール(ハノーファー)
このディスクはヴィルヘルム・ケンプ(1885-1991)が80歳を目前にした1974年9月にセッション録音したリストの巡礼 の年第2年「イタリア」よりと2つの伝説です。ベートーヴェン、ブラームス、シューベルトの作品を最重要レパートリーとし数多くの録音を残してきた ケンプはリストの録音は非常に少なく当ディスクの録音の他には1950年代に収録した2つの協奏曲(フィストゥラーリ指揮、ロンドン交響楽団)とピア ノ作品集が代表盤にあげられるのみです。しかし、リスト作品への思いは強くセッションで丁寧に仕上げた当録音は実に素晴らしくケンプの思いが込めら れた名演・名盤です。ケンプの熟した芸術を堪能することができます。 今回のリマスタリングもPentatoneレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。なお、装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDG のオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。 (Ki)
PTC-5186221
(2SACD)
ジョプリン:歌劇「トゥリーモニシャ」 カルメン・バルスロップ(Sトゥリーモニシャ)、ベティ・アレン(Msモニシャ)、カーティス・レイアム(Bsレムス)、ウィラード・ホワイト(Bs-Brネッド)、コーラ・ジョンソン(ルーシー)、ケネス・ヒックス(アンディ)、レイモンド・ベウズモア(シモン)、他
ガンサー・シュラー(指)ヒューストン・グランド・オペラ

録音:1975年10月/RCAスタジオ(ニューヨーク)
A&Rプロデューサー:トーマス・モーリー
バランス・エンジニア:ゲルト・ヴェストホイザー、
レコーディング・エンジニア&エディティング:ギュンター・ヘルマンス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
リマスタリング:2014年8月、バールン、オランダ
このディスクは「ラグタイム王」と呼ばれた作曲家スコット・ジョプリン(1868-1917)によるラグタイム・オペラ「トゥリーモニシャ」 が収録されております。ジョプリンはシカゴのラグタイムのピアニスト、オーティス・ソーンダースに出会ったことで自分の作品を楽譜に書くようになり、そ の後演奏者としてだけでなく作曲家として、ラグタイムを土台にした作品を残しました。その音楽は、クラシック音楽の側からも高く評価されております。 このトゥリーモニシャは、終曲の美しくゆったりとした作品でジョプリンの傑作の一つに数えられます。この作品は長い間埋もれていましたが、1970年に ピアノ・スコアが発見され、1972年にアンダーソンのオーケストレーションで復活蘇演され評判となりました。その後、1975年にはガンサー・シュラー 指揮、ヒューストン・グランド・オペラで上演され、この演奏会は話題となりました。
リマスタリングはPentatoneレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しており、万全のリマスタリングと言えます。また、 約50ページのブックレットには英語歌詞とDGのオリジナル・ジャケットが掲載されております。 (Ki)
PTC-5186224
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIa-1
協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I-105
ピンカス・ズーカーマン(Vn」指)、
ロサンジェルス・フィルハーモニックのメンバー
ロナルド・レオンハルト(Vc)、
バーバラ・ウィンターズ(Ob)
デイヴィット・ブレイデンタル(Fg)
録音:1977年3月ハリウッド
A&Rプロデューサー: ギュンター・ブレースト
リマスタリング:2015年/バールン、オランダ
著名なヴァイオリニストによるハイドンの協奏曲録音は意外に少なく、モダン楽器ではグリュミオー、アッカルド、シャハムが 録音している程度で当盤も貴重な録音です。バロックから古典派の協奏曲へと推移する過渡的な様式をもつハイドンの協奏曲は音楽史上も重要な作品と 言えます。端正なアプローチと美音が魅力のズーカーマンはまさに理想の演奏を披露しております。
今回のリマスタリングもPENTATONEレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様で、さらにブックレットにはDG のオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなってお ります。 (Ki)
PTC-5186225
ストラヴィンスキー:カンタータ「星の王」
バレエ音楽「春の祭典」
マイケル・ティルソン・トーマス(指)
ボストンSO
ニュー・イングランド音楽院男声Cho

録音:1972年1月ボストン・シンフォニー・ホール
マイケル・ティルソン・トーマス&ボストン交響楽団の「春の祭典」がPENTATONEのRQRシリーズから登場します!1969 年にウィリアム・スタインバーグの後任として、ボストン交響楽団の指揮者としてデビューしたティルソン・トーマス。彼が28歳のときの当録音は、指揮 者として名声を博したきっかけとなったもので、若き才能を爆発させております。「春の祭典」はティルソン・トーマスが最も得意とし、コンサートで定期 的に取り上げる作品の一つで、緻密な演奏には定評があります。今回の名演をPENTATONEレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショ ナルによるリマスタリングで聴けるのは非常に喜ばしいことです。なお、装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットには DGのオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。 (Ki)
PTC-5186226
ドビュッシー室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ.ト短調
チェロ・ソナタ.ニ短調
フルート,ヴィオラ,ハープのためのソナタ
シリンクス
ボストン・シンフォニー・チェンバー・プレーヤーズ
【ジョゼフ・シュルヴァースタイン(Vn)、ジュール・エスキン(Vc)、マイケル・ティルソン・トーマス(P)、ドリオ・アントニー・ドワイヤー(Fl))、バートン・ファイン(Va)、アン・ホブスン(ハープ)】

録音:1970年3月ボストン・シンフォニー・ホール(ボストン)
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年6月バールン、オランダ)
このアルバムはボストン交響楽団のメンバーによるドビュッシーの室内楽作品集です。ヴァイオリンのジョゼフ・シュルヴァース タイン、チェロのジュール・エスキン、ヴィオラのバートン・ファインなど錚々たる顔触れです。さらにピアノはティルソン・トーマスが担当し、非常に質の 高い演奏を聴かせてくれます。今回のリマスタリングもPENTATONEレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDGのオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっており ます。 (Ki)
PTC-5186227
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44*
ラサールSQ
【ヴァルター・レヴィン(第1Vn)、ヘンリー・メイヤー(第2Vn)、
ピーター・カムニツァー(Va)、リー・ファイザー(Vc)】
リン・ハレル(第2Vc)*
ジェイムズ・レヴァイン(P)*

録音:1977年12月ベートーヴェンザール(ハノーファー)、1980年10月RCAスタジオ(ニューヨーク)*
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年バールン、オランダ)
このディスクはラサール弦楽四重奏団によるシューベルトの弦楽五重奏曲とシューマンのピアノ五重奏曲です。当団は、1946 年にヴァイオリンのヴァルター・レヴィンによって結成され、寄贈されたアマティの楽器を用いて演奏してきました。
1977年収録のシューベルトは第2チェロにリン・ハレル、1980年収録のシューマンではレヴァインをそれぞれ迎え、豪華な共演となっております。 多彩なレパートリーの中でもとりわけロマン派の作品を得意とした当団による演奏には定評があり、“アンサンブルの神” とも言える室内楽の極みを堪能さ せてくれます。
PENTATONEによるリマスタリングも実に見事です。装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDGのオリジナル・ ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。 (Ki)
PTC-5186228
クライスラー:ヴァイオリン小品集
道化役者/ジプシーの女
タンゴ(アルベニス作曲)
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
ウィーン奇想曲 Op.2
ラルゲット(ウェーバー作曲)
ジプシー奇想曲
カプリース 変ホ長調(ヴィエニャフスキ作曲)
愛の悲しみ/中国の太鼓
スラヴ舞曲第2番ホ短調(ドヴォルザーク作曲)
レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース Op.6
スペインのセレナーデ(グラズノフ作曲)
スペイン舞曲(グラナドス作曲)
才たけた婦人/シンコペーション
愛のよろこび
シュロモ・ミンツ(Vn)
クリフォード・ベンソン(P)

録音:1980年6月イェルサレム・ミュージック・センター(イスラエル)
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年6月バールン、オランダ)
DGとの専属契約年である1980年6月に収録したシュロモ・ミンツによるクライスラー名曲集です。テクニックもさることな がらとろけるように甘く濃厚な音色が魅力のミンツによるクライスラーは絶品です。今も色褪せることのないミンツの名盤のひとつです。 今回のリマスタリングもPENTATONEレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケー スにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDGのオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっており ます。 (Ki)
PTC- 5186229
ストコフスキーのチャイコフスキー
組曲「くるみ割り人形」Op.71a
イタリア奇想曲 Op.45
「エフゲニー・オネーギン」〜「ポロネーズ」「ワルツ」
レオポルド・ストコフスキー(指)LPO

録音:1973年12月/ウェンブリー・タウン・ホール(ロンドン)
プロデューサー:ヴォルカー・ストラウス
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年11月/バールン、オランダ)
PENTATONEのRQRシリーズよりストコフスキーの音楽活動の晩年にあたる1973年12月に収録されたチャイコフスキー の管弦楽曲集が登場します。収録時はなんと91歳。しかしストコフスキーの統率力は健在で当録音でも躍動感に満ちた演奏を披露しております。とりわ けストコフスキーの個性が爆発しているのがくるみ割り人形で、スピード感あふれる「行進曲」や快活な「花のワルツ」などストコフスキーならではの音 楽的な演出が抜群です。主にアメリカで活躍した指揮者ですが、晩年は故郷に戻り自国のオーケストラと自身の集大成ともいえる録音を残してくれたこと に感謝したくなるような録音と言えましょう。 録音を手掛けたのは伝説的な名プロデューサー、ヴォルカー・ストラウスです。ストラウスはベルナルド・ハイティンク、アルフレート・ブレンデル、クラウディ オ・アラウといったフィリップス黄金時代を支えた一人で、自身が考案したマイク配置などにより臨場感あふれる見事な録音を残してきました。この名録音 をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSDリマスタリングしSACDハイブリッド化しました。万全のメンバーで行 われた名録音をお楽しみください。なお、当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。揃え ていく楽しみもひろがる期待のシリーズ始動です。 (Ki)
PTC-5186230
パーセル:歌劇「ディドとエネアス」全3幕 ジョセフィン・ヴィージー(S ディド(カルタゴの女王))、ジョン・シャーリー=カーク(Br エネアス)、ヘレン・ドナート(S ベリンダ(ディドの姉妹))、デリア・ウォリス(S 第2の女、第1の魔女)、ジリアン・ナイト(S 第2の魔女)、エリザベス・ベインブリッジ(Ms 魔法使い)、トーマス・アレン(Br 精霊)、ほか
ジョン・オールディスCho
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、
コリン・デイヴィス(指)

録音:1970年11月/ウォルサムストウ・タウン・ホール(ロンドン)
プロデューサー:ヴィットリオ・ネグリ
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年11月/バールン、オランダ)
コリン・デイヴィスがアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズと収録したパーセルの「ディドとエネアス」 がPENTATONEのRQRシリーズよりSACD Hybrid盤で登場です!厳密な意味でパーセルがのこした唯一の歌劇「ディドとエネアス」は、イギリスのバロッ クオペラのいわば記念碑的作品。ウェルギリウスのアエネーイスにあったトロイの王子エネアスとカルタゴの女王ディドの物語を題材にしたこのオペラは、 パーセル20代中頃に作曲されました。 録音を手掛けたプロデューサー、ヴィットリオ・ネグリはハインツ・ホリガー、アルテュール・グリュミオーといったフィリップスの黄金時代の録音を支 えた一人で、指揮者としても録音をのこしてきました。この録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSDリマス タリングしているのが最大の魅力です。なお、当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。 コレクターズ・アイテムとしてもお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186231
グリーグ:ペール・ギュント第1組曲 Op.46
ペール・ギュント第2組曲 Op.55
4つのノルウェー舞曲 Op.35
レイモンド・レパード(指)
イギリスCO

録音:1975年11月 ウォルサムストウ・タウン・ホール(イギリス)
PENTATONEのRQRシリーズより1975年に収録されたレイモンド・レパード指揮、イギリス室内管弦楽団によるグリーグ・ アルバムが登場します。レパードは当室内管の指揮者及び通奏低音の奏者として高く評価され、当録音は代表盤の一つです。音楽学者として名高いレパー ドは、このグリーグでも見通しがよく、正統的な演奏は楽曲がもつ美しさを見事にあらわしております。 録音を手掛けたのは伝説的な名プロデューサー、ヴィルヘルム・ヘルヴェックです。ヘルヴェックは内田光子、小澤征爾などフィリップスの数々の名録 音を手掛けた一人で、「演奏家とともに作品を研究したのちに一度全部を解体してから、それらをひとつひとつ磨き上げ、全体を組み立て直してゆく」をモッ トーに常に厳格な姿勢で録音に臨んでいました。この名録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSDリマスタ リングしSACDハイブリッド化しました。
当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。揃えていく楽しみもひろがる期待のシリーズ です! (Ki)
PTC-5186232
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番 イ短調「ロザムンデ」 Op.29 D.804
弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.125-1 D.87
イタリアQ【パオロ・ボルチアーニ(Vn)、エリーザ・ペグレッフィ(Vn)、ピエロ・ファルッリ(Va)、フランコ・ロッシ(Vc)】

録音:1976年1月26-27日ラ・ショードフォン(スイス)
イタリア四重奏団がフィリップス・レーベルに残した名録音からシューベルトの弦楽四重奏曲第10番と第13番「ロザムンデ」 が最新リマスタリングで登場します。1945年結成の当団はモーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、ウェーベルンの四重奏曲の全曲録 音などで幾多の賞を受けている名団として知られ、このシューベルトも誉れ高い録音の一つとして知られております。非常に優美な音色で極上のシューベ ルトを聴かせてくれます。
録音を手掛けたプロデューサー、ヴィットリオ・ネグリはハインツ・ホリガー、アルテュール・グリュミオーといったフィリップスの黄金時代の録音を支 えた一人で、指揮者としても録音をのこしてきました。この録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSD リマス タリングしているのが最大の魅力と言えます。なお、当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していき ます。コレクターズ・アイテムとしてもお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186234
ビゼー:カルメン組曲第1番
カルメン組曲第2番
アルルの女組曲第1番
アルルの女組曲第2番
ネヴィル・マリナー(指)LSO

録音:1978年6月ウォルサムストウ・タウン・ホール(ロンドン)
マリナー指揮、ロンドン交響楽団によるビゼーの「カルメン」「アルルの女」組曲がPENTATONEのリマスタリング・シリーズ よりSACDハイブリッド盤で登場します。1924年生まれのマリナーはロンドン交響楽団のヴァイオリン奏者を務めたのちにモントゥーに師事して指揮活 動を開始。以後現在も活躍する巨匠です。エレガントな解釈が魅力のマリナーですが、当録音では内に秘めた情熱でビゼーの名作を演奏しております。 録音を手掛けたプロデューサー、ヴィットリオ・ネグリはハインツ・ホリガー、アルテュール・グリュミオーといったフィリップスの黄金時代の録音を支 えた一人で、指揮者としても録音をのこしてきました。1978年6月の当録音はアナログ最盛期で、これぞフィリップス・サウンド!と言える名録音。ホー ル全体に響き渡る伸びやかな音を見事にとらえております。この名録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルが DSD リマスタリングしております。 (Ki)
PTC-5186235
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24「春」
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1
アルテュール・グリュミオー(Vn)
クラウディオ・アラウ(P)

録音:1975年2月コンセルトヘボウ(アムステルダム)
洗練の極致」とも呼ぶべきグリュミオーが巨匠アラウと共演したベートーヴェンの録音が、PENTATONEのリマスタリング・ シリーズよりSACDハイブリッド盤で登場します。細部へのこだわりと気品に満ちた豊かな響きはグリュミオーしか表現できない孤高の演奏と言え、アラ ウと極上のアンサンブルを展開しております。 録音を手掛けたプロデューサー、ヴィットリオ・ネグリはハインツ・ホリガーなどフィリップスの黄金時代の録音を支えた一人で、指揮者としても録音を のこしてきました。この録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルが DSD リマスタリングしているのが最大の魅力と 言えます。なお、当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用しております。 (Ki)
PTC-5186236
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.474
ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
アルフレート・ブレンデル(P)
サー・ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

録音:1970年9月ウェンブリー・タウン・ホール(ロンドン)
名ピアニスト、ブレンデルとマリナーが1970年から1980年代にかけて録音した誉れ高き名盤のモーツァルト。その中から 1970年9月に録音されたピアノ協奏曲第12番と17番がPENTATONEのリマスタリング・シリーズよりSACDハイブリッド盤で登場します。ブレン デルによる楷書的な演奏をマリナーが好サポート。これぞ正統派のモーツァルトと言える極上の演奏を堪能することができます。 録音を手掛けたのは内田光子が「真に偉大なプロデューサー」と語るエリック・スミスです。スミスはハンス・シュミット=イッセルシュテットを父に持 ち、フィリップス及びデッカで35年間という長きに渡り活躍した名プロデューサーです。さらにモーツァルト研究でも名高い音楽学者としての顔も持ち合 わせます。この名録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSDリマスタリングしております。 (Ki)
PTC-5186237
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1977年6月/パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2016年6月/バールン、オランダ)
サルヴァトーレ・アッカルドの名盤、ベートーヴェンとブルッフの協奏曲がPENTATONEのリマスタリング・シリーズに登場し ます。1941年ミラノ生まれのアッカルド。国際コンクール入賞歴は数多く、中でも17歳で挑んだパガニーニ国際コンクールでの優勝はアッカルドの名を 世界で知らしめることとなりました。
「パガニーニの再来」としてイタリアの期待を一身に背負う形となったこともあり、「アッカルド=パガニーニ」というイメージは現在もありますが、幅広 いディスコグラフィーの中でもマズア率いるライプツィヒ・ゲヴァントハウスOとの当録音はアッカルドの音楽性の豊かさを示した名録音です。現在 は指揮活動に積極的なアッカルドなだけに輝かしい音色を奏した当録音は貴重な記録と言えましょう。 この録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSDリマスタリングしております。なお、当シリーズは装丁にも こだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。コレクターズ・アイテムとしてもお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186243
(2SACD)
プッチーニ:歌劇「西部の娘」 キャロル・ネブレット(ミニー/ソプラノ)、
シェリル・ミルンズ(ジャック・ランス/バリトン)、
プラシド・ドミンゴ(ディック・ジョンソン/テノール)
、フランシス・エジャートン(ニック/テノール)
、ロバート・ロイド(アシュビー/バス)、
ジョナサン・サマーズ(ソノーラ/バリトン)、
ジョン・トンプソン(トゥリン/テノール)、
マルコム・リヴァーズ(シッド/バリトン)、
トム・マクドネル(ベッロ/バリトン)、
ポール・クルーク(ハリー/テノール)、
ロビン・レゲイト(ジョー/テノール)、
ウィリアム・エルヴィン(ハッピー/バス)、
マルコム・キング(ラーケンス/バス)、他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場O&cho
ズービン・メータ(指)

録音:1977年6月/ワトフォード・タウン・ホール(ロンドン)
「西 部の娘」はゴールド・ラッシュ時代のアメリカ西部の鉱山町に咲いた酒場の女主人ミニーとジョンソン(海賊団の首領で保安官ランスに追われている)の 純情を描いた作品で、アメリカ俗謡の旋律やリズムを使います。ネブレットの美声と全盛期のドミンゴの力強い歌声が印象的で、当時40代のメータが展 開する色彩豊かでダイナミックな熱演を聴くことができます。
録音はドイツ・グラモフォンの黄金期を支えた剛腕プロデューサー、ギュンター・ブレーストです。ブレーストはカラヤン、アバド付のプロデューサーと しても有名で、数多くの名盤を残してきました。名演にして名録音である当演奏がポリヒムニア・インターナショナルによる丁寧なリマスタリングでSACD Hybrid盤で聴ける非常に喜ばしい内容と言えましょう! (Ki)
PTC-5186247
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
弦楽器,打楽器とチェレスタのための音楽 Sz106
ラファエル・クーベリック(指)
小澤征爾(指)
ボストンSO

録音:1973年11月、1976年11月シンフォニー・ホール(ボストン)
(リマスタリング:2017年、ポリヒムニア・インターナショナル)
管弦楽のための協奏曲はクーセヴィツキー夫人の追悼、クーセヴィツキー生誕70周年、そしてボストン交響楽団指揮者就任20周年記念のために 1943年に作曲、翌1944年にボストンで初演されたバルトーク最晩年の傑作。初演をつとめたボストン響が作曲されてから30周年となる1973年にクー ベリック指揮で演奏したこの録音は、1975年のグラミー賞を受賞した名盤としても知られております。一方、1973年よりボストン交響楽団の音楽監督 となった小澤征爾が、1976年に録音した弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽も躍動的な感性に溢れる演奏で、生命力を感じる快演を披露してお ります。リマスタリングはPENTATONEレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しており、万全のリマスタリングと言えましょう。 (Ki)
PTC-5186248
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60*
ラファエル・クーベリック(指)
LSO、イスラエルPO*

録音:1974年6月ブレント・タウン・ホール(ロンドン)
1975年9月ヘルクレスザール(ミュンヘン)*
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名な録音です。当ディスクにはクーベリック60代を迎えたときに 録音したベートーヴェンの交響曲第1番(ロンドン響/1974年録音)と第4番(イスラエル・フィル/1975年録音)を収録。PENTATONEのリマ スタリング・シリーズからの注目のリリースです。 第1番では瑞々しい響きを情感豊かに表現し、ロンドン響の力量を最大限引き出したエネルギッシュな演奏です(両端楽章の呈示部は反復実施してお ります)。一方、イスラエル・フィルとの第4番はとりわけ弦楽パートの美しさがあらわれた演奏。雄大に広がる豊かな響きが魅力です。両オーケストラ の特色を導き出して演奏するクーベリックの確かな力量を再認識させられる名演です!今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル (1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウン ドでよみがえりました。ヴァイオリン両翼型配置にも注目の立体的な演奏をお楽しみください。
PTC-5186249
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 Op.36
交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」*
ラファエル・クーベリック(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO、
ボストンSO*

録音:1974年2月コンセルトヘボウ(アムステルダム)
1973年11月ボストン・シンフォニー・ホール(ボストン)*
リマ スタリング:ポリヒムニア・インター ナショナ ル
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名な録音です。当ディスクには交響曲第2番(コンセルトヘボウ 管/1974年録音)と第5番(ボストン響/1973年録音)を収録。PENTATONEのリマスタリング・シリーズからの注目のリリースです!交響曲第2番ではクーベリックらしい快演を披露。情感豊かにして折り目正しい演奏は圧巻です。第1楽章の呈示部反復は実施した通常配置での録音 です。一方、第5番「運命」は全体的に遅めのテンポ設定の名演で、ボストン響らしい重厚感のある管楽器と豊かなアンサンブルが魅力です。なお、第 1楽章再現部のファゴットはホルンに改変しております。また、両端楽章の呈示部反復は実施をした通常配置での録音です。両オーケストラの特色を導き 出して演奏するクーベリックの確かな力量を再認識させられる名演を聴くことができます。
今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社) が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウンドでよみがえりました。クーベリックによるベートーヴェンの交響曲第1&4番(PTC 5186248)とあわせてお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186250
(2SACD)
ベートーヴェン:交響曲集
交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
交響曲第7番 イ長調 Op.92*
交響曲第8番 ヘ長調 Op.93#
ラファエル・クーベリック(指)
パリO、VPO*、
クリーヴランドO#

録音:1973年1月サル・ワグラム(パリ)、
1974年9月ムジークフェラインザール(ウィーン)*
1975年3月セヴェランス・ホール(クリーヴランド)#
リマスタリング:ポリヒムニア・インター ナショナル
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名です。当ディスクには交響曲第6番(パリ管/1973年録音)、 第7番(ウィーン・フィル/1974年録音)、そして第8番(クリーヴランド管/1975年録音)を収録。PENTATONEのリマスタリング・シリーズか らの注目のリリースです!
パリ管を振った「田園」は、フランスのオーケストラらしくおしゃれな雰囲気に加えて色彩感の豊かさを感じられる音色が最大の魅力と言え、旋律の美 しさを際立たせた演奏です。第1楽章の呈示部反復は行わず、第3楽章の通常反復のみ実施しております。第7番はウィーン・フィルとの共演。ムジークフェ ラインザールに響き渡る美しい響きを味わえる雄大な演奏です。両端楽章の呈示部反復は行わず第3楽章の通常反復のみ実施しております。そしてクリー ヴランド管と共演した第8番は、軽快なリズムが立体的に聴こえる秀演。弦楽セクション、木管、金管、そしてティンパニがひとつのハーモニーにとけ込 むような演奏を聴かせてくれます。第1楽章の呈示部反復と第3楽章の主部反復を実施し、第4楽章の呈示部反復は省略しております。
今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会 社)が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウンドでよみがえりました。なお、当録音はすべて両翼型配置での演奏ということ もあり、立体的な響きをご堪能いただきます。クーベリックによるベートーヴェンの交響曲第1&4番(PTC 5186248)、第2&5番「運命」(PTC 5186249)とあわせてお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186253
ベートーヴェン:.交響曲第9番「合唱付き」 ラファエル・クーベリック(指)、
バイエルンRSO、
バイエルン放送cho
ヘレン・ドナート(S)、テレサ・ベルガンサ(Ms)、ヴィエスワフ・オフマン(T)、トマス・ステュワート(Bs)

録音:1975年1月/ヘルクレスザール(ミュンヘン)
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名です。当ディスクには交響曲第9番「合唱付き」が収録されて おります。PENTATONEリマスタリング・シリーズからの注目のリリースです!
バイエルン放響を振った交響曲第9番は第2楽章の反復は前半のみ実施しております。クーベリックらしい密度が高い演奏で弦楽パートの美しさやティ ンパニのメリハリなどが印象的で合唱は堂々たる風格をみせます。クーベリックの確かな力量を発揮した名演の一つです。ヴァイオリン両翼型配置での録 音です。
今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社) が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウンドでよみがえりました。なお、当録音は両翼型配置での演奏ということもあり、立 体的な響きをご堪能いただきます。クーベリックによるベートーヴェンの交響曲第1&4番(PTC 5186248)、第2&5番「運命」(PTC 5186249)、 第6-8番(PTC 5186250)とあわせてお楽しみください。 (Ki)
PTC-5186.462
(4SACD)
モーツァルト:初期交響曲集
交響曲第7番ト長調K45a「旧ランバッハ」
交響曲ト長調「新ランバッハ」
交響曲第12番ト長調K.110/75b
交響曲第18番ヘ長調K.130
交響曲第20番ニ長調K.133
交響曲第45番ニ長調K.95/73n
交響曲第46番ハ長調K.96/111b
交響曲第47番ニ長調K.97/73m
交響曲第51番ニ長調K.196/121
交響曲第7番ニ長調K.45
交響曲第8番ニ長調K.48
交響曲第9番ハ長調K.73
交響曲第19番変ホ長調K.132
アンダンティーノ・グラツィオーソK.132
交響曲第6番へ長調K.43
交響曲第48番ニ長調K.111/120
交響曲第50番ニ長調K.161/163
交響曲第51番ニ長調K.121
交響曲第52番ハ長調K.208/102
交響曲第55番変ロ長調K.App.214
ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オヴ・ザ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

原盤:PHILIPSの4チャンネル・アナログ音源
イギリスの大ベテラン、サー・ネヴィル・マリナーが、手兵のアカデミー・オヴ・ザ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(ASMF)を振って1972年から1973年にかけてロンドンで録音を行った「モーツァルトの初期交響曲集(若き日の交響曲)」がボックス・セット化!ポリヒムニア(Polyhymnia)のリマスタリングによって、「番号付き」の初期交響曲と「第42番以降」の番号を割り当てられた神童モーツァルトの「番号無し」の交響曲が鮮明に響きます。オリジナル音源のプロデューサーはウィルヘルム・ヘレウェーグが担当。

PTC-5186611
メンデルスゾーン:交響曲第4番 『イタリア』
.交響曲第5番『宗教改革』
アンドルー・マンゼ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2016年1月(交響曲第4番)、2017年2月(交響曲第5番)/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名な古楽ヴァイオリニストとして知られていたマンゼは近年指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノー ファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めています。当コンビによる初ディスクとなったメンデルスゾーンの交響曲第1番&第3番 『スコットランド』(PTC 5186595 / KKC 5767)は爽快なテンポによる演奏で好評を得ました。期待の第2弾は交響曲第4番『イタリア』と第5番『宗 教改革』を収録しました。当録音でも突き抜けるような明るさと焼けるような熱量を併せ持つ、切れのあるマンゼ節が聴きものです。
交響曲第4番『イタリア』はその名の通り、イタリア旅行の印象により作曲された名曲。あまりにも有名な冒頭からマンゼは躍動感とフレッシュさを失 うことなくスリリングな快演を聴かせてくれます。オーケストラの力量も高く、澄み切った弦楽器と巧みに吹きこなす管楽器の演奏には舌を巻きます。
交響曲第5番『宗教改革』は1830年の宗教改革300年祭に演奏する予定で作曲された作品。第1楽章の序奏に「ドレスデン・アーメン」の主題、 第4楽章にM.ルターのコラール「神はわがやぐら」の主題を用いています。当演奏でも “マンゼ節” が炸裂するスリリングな快演を展開しております。 記念すべき宗教改革500年に録音されたマンゼ会心の演奏を聴くことができます! (Ki)
PTC-5186620
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
デニス・コジュヒン(P)
山田和樹(指)
スイス・ロマンドO

録音:2017年7月/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えたロシア期待の星、デニス・コジュヒン。コジュヒンはマドリッドのソフィア王妃高 等音楽院に留学し、ドミトリ・バシキロフとクラウディオ・メーネルに師事し研鑽を積みました。2010年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクー ルで優勝し一躍世界から注目されたコジュヒンは、翌2011年2月に初来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映され日本のクラシッ ク・ファンにも広く知られることとなりました。以後たびたび来日し、2017年9月にはパーヴォ・ヤルヴィ(指)NHK交響楽団と共演し、ラフマニノフ のピアノ協奏曲第4番(1941年版)の雄大な演奏は大きな話題を集めました。ヴェルビエ音楽祭、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭など、数々 の著名音楽祭にも出演している現在ヨーロッパで最も人気のある実力派ピアニストのひとりです。 PENTATONEからリリースしたチャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)、ブラームスのピアノ作品集(PTC 5186568)では、圧倒 的な表現力と存在感で聴き手を虜にしました。期待の当録音は希代の指揮者、山田和樹率いるスイス・ロマンドOとの共演で、ラヴェルとガーシュウィ ンのピアノ協奏曲を収録しました!ラヴェルの2篇のピアノ協奏曲ではキラキラとした眩いタッチで、ラヴェルらしい理知的で古典的な明快さを見事にあら わしております。
ガーシュウィンも秀逸です。ガーシュウィンといえばラプソディ・イン・ブルーがあまりにも有名ですが、当作品は2010年バンクーバー・オリンピックの金メダリスト、キム・ ヨナが2009-2010シーズンのフリー・スケーティングで使用したことで広く知られるようになりました。ラプソディ・イン・ブルー同様にシンフォニック・ジャ ズの異色あるメロディアスな作品として親しまれております。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術チームによる録音で、 DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)
PTC-5186659
マット・ハイモヴィッツ&ウッチェロ
ジョン・マクラフリン(1942-)(マハヴィシュヌ・オーケストラ):Open Country Joy
マイルス・デイヴィス(1926-1991):Half Nelson
オーネット・コールマン(1930-2015):W. R. U
ジョン・ルイス(1920-2001)(モダン・ジャズ・カルテット):ブルース イ短調
ジョン・マクラフリン(マハヴィシュヌ・オーケストラ):Meeting of the Spirits
ビリー・ストレイホーン(1915-1967):Blood Count
デイヴィッド・サンフォード(1963-):Triptych
ガーシュウィン:Liza
チャールズ・ミンガス(1922-1979):Haitian Fight Song(7’57”)

編曲:デイヴィッド・サンフォード
マット・ハイモヴィッツ&ウッチェロ(Vc)
ジョン・マクラフリン(エレキG)、
マット・ウィルソン(ドラム)、
ヤン・ヤルチック(キーボード)

録音:2010年7月18日ニューヨーク、2010年7月24-26&28日マギル大学(モントリオール)
ENTATONEレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"。当ディス クはマット・ハイモヴィッツ率いるチェロ・アンサンブル “ウッチェロ” との共演で、名だたるジャズの巨匠の作品に挑戦。マイルス・デイヴィス、ジョン・ マクラフリン、デイヴィッド・サンフォードなどが残した名作をハイモヴィッツによる豊かな解釈で新たな扉を開きます。特に注目と言えるのがジャズ・ロッ クギタリスト、ジョン・マクラフリン作曲の「Open Country Joy」。なんとマクラフリン本人との共演を果たしております!ジャンルの垣根を越えた鬼才チェ リスト、マット・ハイモヴィッツだからこそ実現できた夢のようなアルバムです。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"より積極的なリリースが続く世界的チェ リストです。 (Ki)
PTC-5186696
(1SACD)
隠された秘宝
(1)-(3)ロカッテリ:劇場風序曲 ニ長調 Op.4-1
(4)コレッリ:ラ・フォリア Op.5-12
(5)ニーナ・シモン(1933-2003):ふたりの誓い
(6)カルロ・ジェズアルド(1566):お前は私を殺す、残酷なひとよ
(7)ニコ・マーリー(1981-):「わたしを探して」
(8)阿炳(1893-1950):二泉映月
(9)-(11)フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
(12)ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):ロンド Op.4
(13)-(15)サティ:3つのゆがんだ踊り
(16)ロン・フォード(1959-):モテッ
(17)ヤナーチェク:ズデンカ変奏曲
(18)ジョスカン・デ・プレ:「森のニンフ」(オケゲムの死を悼む挽歌)

編曲=(1)-(3)(5)(9)-(12)イェルテ・アルトゥイス、(4)(6)(13)-(16)ラーフ・ヘッケマ、(8)オリヴァー・ボエクホールン、(17)アルバン・ウェスリー、(18)ルーカス・ファン・ヘルズディンゲン
カレファックス・リード五重奏団【オリヴァー・ボエクホールン(Ob、コーラングレ、ティン・ホイッスル)、イヴァー・ベリックス(Cl)、ラーフ・ヘッケマ(Sax)、イェルテ・アルトゥイス(バスCl)、アルバン・ウェスリー(Fg)】

ン録音:2017年1月31日-2月2日/ドープスゲツィンデ教会(ハーレム)
リード五重奏団の “カレファックス” がPENTATONEレーベル初登場です。当団は「ポップスのメンタリティを備えたアンサン ブル」と評され、圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブルで結成時より高い評価を得ており、独MDGレーベルなどから多くのディスクがリ リースされています。リード五重奏は18世紀以降の作品が多いため、当団はオリジナル作品以外も積極的に編曲また委嘱をし、レパートリーを広げてき ました。また、ジャズ、ポップスも演奏し国際的な音楽シーンから熱烈な支持を受けています。
「隠された秘宝」と題された当ディスクでは、ジョスカン・デ・プレの「森のニンフ」、コレッリの「ラ・フォリア」、サティの「3つのゆがんだ踊り」な ど15世紀から現代まで、世界の魅力的な作品が並びます。オルガンのために書かれたフランクの前奏曲、フーガと変奏曲では原曲さながらの響きを追求 し、カレファックスの真の実力を示した名演を聴かせてくれます。リード・ファンはもちろんのこと、オーディオ・ファンにもおすすめしたいディスクです! (Ki)

ARCH MEDIAシリーズ
ハンス・フォンク&セントルイス響のライヴ音源を復刻するシリーズ

PTC-5186.318
ベートーヴェン:交響曲第1番、
ブラームス
:交響曲第4番
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:1999年11月5日〜7日&2000年3月17日〜18日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ
今は亡きオランダの名匠の音楽を伝える素晴らしき遺産。セントルイス響の自主レーベル「Arch Media」によって録音されたハンス・フォンクの録音が、ペンタトーンから発信開始。同時リリースされた録音はどれも心に迫る素晴しものばかりですが、この録音もこれまた無視できない名演奏です。アプローチ自体は極めて地味。かつて同じくアメリカ・デトロイトに赴いたギュンター・ヘルヴィヒを一瞬思い起こさせますが、しかし聴き進めるにつれて、ハーモニーのバランスに全くブレがないこと、心の底から表現意欲が湧き立ち、それを内面で熟成させて決して放射することない独特の芸術性に次第に引き寄せられてしまうのです。
ベートーヴェンはもちろん古楽奏法などもちろん念頭におかず、従来のオーソドックスな表現。ハイドン的な古典的なフォルムを大切にした端正な演奏であることはすぐに分かりますが、それだけでは終わらないのです。最も心ときめかせてくれるのが第3楽章中間部。付点リズムに乗せた木管のフレーズは思わず言葉を失う美しさ。それに対して瑞々しく脈打つ弦の細かい運動。その両者のコントラストの絶妙なこと!終楽章では律儀に拍節感に即応したアクセントの趣味が実によく、知性をひけらかす演奏とはまるで次元が違います。
ブラームスも同様に一見渋く、実は内燃力で見事の緊張を持続させた名演。第1楽章は恣意的なアゴーギクは一切用いず淡々としているようでして、フレージングとハーモニーに奥行きがあります。表情がくっきり浮かび上がる弦の中低音の豊かさなど、欧州的なオケのサウンドも魅力。コーダはS・イッセルシュテットの名演を髣髴とさせる、内側から吹き上げるエネルギーの威力に感動です!第2楽章は、指揮者の芸術性の試金石とも言える第2主題が比類なき美しさ!呼吸といいハーモニーの制御ぶりといい、透徹した美しさとは違った優しく包み込むようなこんなハートフルな響きは今まで聴いた記憶がありません。第3楽章はなんとたっぷり6分半以上かけた巨匠風のアプローチ!しかしリズムは毅然と聳えて説得力絶大。フォンクの主張が充満しています。終楽章はジョージ・セルのように極限まで立体的な構築を極めた一線を画し、内面に湧き上がるニュアンスの側から組み立て、それによって結果的に音楽に厚みを加えていく手法、とでも言いましょうか。その絶妙な構成力によって、作品自体に備わっている持ち味が全く気負いを感じ察せることなく浮かび上がり、独特の感動が湧き上がるのです。この作品の渋さの魅力を最良の形で再現してくれた演奏として、これはかけがえのない存在です。  【湧々堂】
PTC-5186.319
ドビュッシー:交響詩「海」、
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、ラ・ヴァルス」
ルーセル:バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」第2組曲
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:2001年3月30日〜31日、2000年1月27日〜29日、1999年1月15日〜17日、2000年1月27日〜29日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ
今までのドイツ系のレパートリーから受ける地味で堅実なイメージからは全く予想不可能な、精妙な構築と色彩感に溢れた素晴しいフランス音楽集。全ての曲において完全にアプローチが練りつくされており、特に「海」と「高雅で感傷的なワルツ」の2曲は破格とさえ言える名演!
「海」は、第1楽章の第1部旋律が登場するまでの幻想的な雰囲気が心に迫り、第1部旋律から第1主題にかけてはリズムが実にしなやかな上に音色が艶っぽいこと!更にはチェロを中心とした第2部主題のなんという深みとセンス!正確なリズムの刻みに終始しがちな箇所ですが、これほど憂いをもって語りかける演奏は他に思い当たりません。最後の「真昼の光の輝き」は大仰に構えることなく、声部バランスを絶妙に取りながら深い呼吸で飛翔。小さな宝石を敷き詰めたような第2楽章も魅力満点。官能さえ香るこの空気感に身がとろけそうです。ソロ楽器の巧さとタイミングの良さにもご注目を。人為的な操作を感じさせないアゴーギクの素晴しさにも、フォンクの音楽センスの高さを痛感せずにはいられません。終楽章は、録音が極めて優秀なせいもありますが、各パートの分離の良さにまずびっくり。ここでも勢い任せて突っ走るそぶりは微塵も見せず、美感を失わずに自然に沸き立つダイナミズムが音楽の持つ質感を一層高めています。テンポが速まる5:48以降はパステル調の音色トーンの趣味の良さを保ちながら、大自然の鼓動をこれほど肌で感じさせる演奏が可能だとは!
「高雅で感傷的なワルツ」もかつてない説得力。第1ワルツのリズムそのものが明確に主張して生命力を滾らせ、強弱の濃淡も万全。しかも流麗なフレージングの手綱を緩めず密度の高い音楽に昇華させる力量に舌を巻きます。この1分弱の間にこの曲の魅力の全てを凝縮し、一瞬で心を捉えてしまうという独特の牽引力も、「海」を聞いた後にもかかわらず驚きを禁じ得ません。第2ワルツの繊細でメランコリックなニュアンスもまさに作品に相応しく、この精妙さをライヴにおいて実現させているのですから、フォンクとセントルイス響とのコンビはなんと実りの豊だったのでしょう。第8ワルツの人肌のぬくもりにもうっとり。そして終結部の陶酔的な美しさ!これは一朝一夕に成し得た技ではありません!まさに「高雅」と「感傷」の両面を完全にブレンドし尽くした逸品!
優しく頬を撫でるフレージングが魅力の「ラ・ヴァルス」、ストラヴィンスキーも聴きたくなるくらいヴィルトゥオジティとダイナミズムを発揮し尽くしたルーセルも一聴の価値あり。
フォンクはスラトキンの後を受けて1996年にセントルイス響の音楽監督に就任しましたが、広くその実績を知られることなく2002年には体調不良で退任。その後新たな病にも冒され、2004年に亡くなってしまいました。このCDの素晴しさに気づくと、このコンビの他の演奏も漏らさず聴きたくなること必至です。  【湧々堂】
PTC-5186.320
メシアン:トゥーランガリラ交響曲 ギャリック・オールソン(P)、
ジャン・ローレンデュー(オンド・マルトノ)、
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

1999年2月12日〜13日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ
フォンクのレパートリーの広さと、セントルイス響の力強さが存分に発揮されたメシアン。ギャリック・オールソンのピアノとベテラン奏者ローレンデューのオンド・マルトノも聴きどころの1つ。

PTC-5186.321
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:2001年4月19日〜21日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ
フォンクのブルックナーは高評価を受けながら、この録音を聴くと、全集の形で録音を遺してくれなかったことがなんとも残念でなりません。まず、オケの響きの素晴しさ!知らずに聴いたらアメリカのオケだと気づく人はほとんどいないでしょう。そのヨーロッパ的なサウンドの魅力をたっぷり湛えた響きにのせて醸し出されるのが世にも美しい「ロマンティック」!スクロヴァチェフスキのような理知的で凝縮力の強い造型を目指すアプローチとはある意味対極にあり、あえて言えばケンペのブルックナーに近いかもしれません。全編を通じて息づく温かな詩情がこの作品固有の魅力を引き立て、ヒューマンな印象を与えながらマーラーのようなドロっとした人間臭さには陥いらない、その絶妙なバランス感覚に脱帽です。フォンクの音色に対するセンスをもっとも痛感させるのが第3楽章の中間部。弦も管もヴィブラートを徹底的に抑えて素朴さの極致!そのあえて感情を注入しない淡々とした流れがこの楽想の自然発生的な美しさを十二分に伝えているのです。このヴィブラート抑制は、アーノンクールなどが行なうのとは全く意味合いが異なることにもご注目下さい。終楽章は当然のことながらもっとも力感に満ちた演奏ですが、トゥッティの美しさと精神的に浄化し尽された響きの魅力に言葉を失います。素朴な美しさを保った第2主題は弦に移行するとややテンポを速めますが、緊張感も共感の度合いも薄まることなく音楽を有機的に連鎖させていく手腕にもハッとさせられます。コーダは予想通り一切もったいぶらずストレートな進行でありながら、爽やかな開放感とは無縁の精神的高揚を実現するとは、何という含蓄に富んだ至芸でしょう!そして最後の大斉奏!こんな高潔で内燃力を孕んだ締めくくりが他にあるでしょうか!!
ブルックナーの交響曲の中でももっともロマンティックでありながら、情に傾きすぎるとブルックナー自体が死んでしまいかねない第4交響曲ですが、その意味でもフォンクの芸術性と見識の高さに心から敬意を表さずにはいられません。 
 【湧々堂】
PTC-5186.322(1CD)
モーツァルト:交響曲第40番、
ベートーヴェン
:交響曲第7番
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:1998年9月24日−25日、1999年1月8日&9日* パウエル・シンフォニー・ホール・ライヴ
第1回目のリリースとなった4タイトル(PTC-5186 318〜321)は、オランダのグラミー賞との呼ばれる権威あるエディソン賞に選出されるなど母国オランダを含む世界各国で称賛の声を集めています。スラットキンの後任として1996年にセントルイス響の音楽監督に着任したハンス・フォンクは、数多くのレコーディングやコンサートを精力的にこなしていたが、度重なる病の影響で1996年から務めていたセント・ルイス交響楽団の音楽監督を2002年に辞任。その後、筋萎縮性側索硬化症との闘病の末、2004年8月29日に63歳で志半ばにしてこの世を去ってしまったハンス・フォンクですが、セントルイス響と歩んだ軌跡は、今回のリリースで計8タイトルとなる「ハンス・フォンク・レガシー」の中にしっかりと刻み込まれています。
特にモーツァルトが絶品!ブロムシュテットやC・デイヴィスのように一切奇を衒わず、丹念に造型を築くタイプのモーツァルト。第1楽章は完全にイン・テンポで進行しますが、音楽の流れは決して単調に陥らず、内面で脈々と呼吸が伸縮し続けるので、人間味豊かな。第2楽章はセントルイス響のハイセンスな資質が十分に生かされた声部の見通しの利いた清潔感が印象的。特に楽章開始直後の0:30からのヴァイオリンの最弱音の透き通った美しさには唖然。第3楽章はリズムが上滑りせず、拍節感も律儀に表出。そこにはアカデミックな冷たさはなく、ただモーツァルトの息遣いだけが聞こえます。超絶品なのが終楽章!第1楽章同様、洗練されたイン・テンポを貫き、アンサンブルの凝縮力が見事。速めのテンポを採用していますが、音を外に放射せず、まさに「悲しみの疾走」と言える向こう見ずな推進力に息を飲みます。展開部の中低域の弦の細かい動きのなんと有機的なこと!この作品独特に緊迫感を最初から最後まで絶やすことなく、美しいイフォルムで構成し尽くた究極の職人芸です!
ベートーヴェンも期待を裏切らない素晴らしい演奏で、その職人芸がただ頑固さだけに支えられているのではないと言うことを証明するのが終楽章の0:30!ホルンの雄叫びで開始されるこのフレーズは、木管が下降していくのに対しホルンが高音へ跳躍しますが、フォンクは前半をホルン、後半を木管にと主役を自然に受け渡すのです。これを説明調にならずにサラッとやってのけるのですから恐れ入るばかりです。コーダは全てのパートが芯から灼熱! 【湧々堂】

PTC-5186.323(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 エスター・ハイデマン(S)、
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:2002年5月3日&4日パウエル・シンフォニー・ホール・ライヴ
これがフォンク&セントルイス響のラスト・コンサート!しかし病魔の影は微塵も感じられず、生き生きとした表現意欲と、フォンクの最大の資質ともいえる、決して自身が出しゃばり過ぎることのない絶妙なバランス力は健在。木目調の純朴な響きを基調とした誠実な解釈で、安心して作品の素晴らしさに身を委ねることができます。しかし模範的な演奏といのに止まらず、聴けば聴くほど味わいの宝庫!例えば第2楽章7:31からのフレーズは無駄を排したイン・テンポですが、それが単なるイン・テンポ以上の豊穣なニュアンスが香り立つのです。第3楽章4:20以降、ホルンの持続音に続くオーボエのフレーズの何という儚さ!更に聴き逃せないのが終楽章のソプラノ。ハイデマンの声はリリカルでありながら粘着味も帯びており、マーラー特有のロマンを描くにはまさにうってつけ。その声の魅力を最大に生かして、どこかウェットな情感に惹きつけられます。中高域に掛けての音程が抜群に良いのも注目点。【湧々堂】
PTC-5186.324
フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」Op.5
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:パウエル・シンフォニー・ホール・ライヴ
ハンス・フォンクのレパートリーの広さ、セントルイス響を完全に掌握していた手腕の証し。
PTC-5186.325(1CD)
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
交響曲第4番へ短調Op.36*
ハンス・フォンク(指)セントルイスSO

録音:1997年2月13日−16日、1999年9月17日&19日* パウエル・シンフォニー・ホール・ライヴ
チャイコフスキーにしてはこの演奏は渋すぎると思う方もいらっしゃるでしょうが、ギンギンに突進するチャイコフスキーに辟易という方にはまさにうってつけ。しかしそれ以上に、ここでもフォンクの決して楽想のツボを外さない構築力とオケの掌握力の確かさを強調せずにはいられません。「ロメ・ジュリ」は、序奏部から歩みが堅実そのもので、情に流されるそぶりを全く見せませんが、声部バランスの良さ、内に秘めた闘志と確信に、自然と引き込まれます。主部以降もドキッとする演出こそありませんが、その手堅い表現そのものが音楽に説得力をもたらしています。
交響曲は無理のないテンポ感が全楽章で一貫しており、リズムの打ち込みも決してノリに任せずに謹厳実直。まるでドイツの職人気質の指揮者のようですが、その頑固さが押し付けがましくない形でオケ全体に浸透し、音自体はは実に伸びやかに発せられるのですから、フォンク恐るべしです!第1楽章の大音量のトゥッティでもバランス崩壊など皆無。ほとんどの指揮者が大見得を切りたがる終結も一切ハッタリは御法度。第2楽章は情に流されずに、ただただススコアを誠実に鳴らすことに徹していますが、それがニュアンスの欠如に繋がらず、むしろチャイコフスキーの管弦楽法のセンスを改めて再認識させてくれるのです。終楽章ですら外面的な派手さに偏ることはありません。誰にでもはっきりと分かる誇張的表現がないだけにコメントしにくいのすが、ただ何の変哲もない演奏といってあしらうわけにはいかない独特の手応えを感じ出したら、最後まで切り上げることができない不思議な力が潜んでいるのです。もちろん、聴後の感銘の深さは、ド迫力でドカドカ鳴らした演奏とは全く別次元です。
それにしても、特筆すべきはセントルイス響の素晴らしさ!今までリリースされた全ての録音にも共通していますが、技術的に素晴らしいだけでなく、音楽を確実に感じ取り、どんなに些細で細かい音型であっても空虚な響きがする瞬間が見当たらないのは驚くべきことです。センス満点のスラットキンの残した財産をフォンクががっちりと受け止めて更に結晶化させ、進化させたともいえるこの成果は、他のオーケストラも模範としてほしいいものです。  【湧々堂】


KKC-1080(3LP)
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)
■LP 1 SideA
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002〜T:アルマンド
■LP 1 SideB
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002〜U:ドゥーブル/V:クーラント/W:ドゥーブル/X:サラバンド/Y:ドゥーブル/Z:テンポ・ディ・ボレア/[:ドゥーブル
■LP 2 SideA
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
■LP 2 SideB
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
■LP 3 SideA
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004〜T:アルマンド
■LP 3 SideB
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004〜U:クーラント/V:サラバンド/W:ジーグ/X:シャコンヌ
ユリア・フィッシャー(Vn;1750年製グァダニーニ)

録音:2004年12月/ドープスヘヅィンデ教会(アムステルダム)

180g重量盤
ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したクラシック専門レーベルPENTATONEより遂にLPが登場!
類稀な才能の持ち主の天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーはミュンヘン生まれ。3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能 を開花させたフィッシャーは、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで国際的なコンクールに複数回優勝しています。10代の頃から商業録音のオファーがあったものの 断り続けていたフィッシャーは、ヤコフ・クライツベルクとの出会いにより21歳のときにハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲で PENTATONEレーベルからセンセーショナルなデビューを果たしました。
バッハの無伴奏はデビュー・ディスクと同年、2004年12月にオランダのドープスヘヅィンデ教会にて行われました。当録音のバランス・エンジニアをつとめたジャ ン=マリー・ヘイセン氏が最も記憶に残る録音にもあげている、まさに伝説的な当録音はフィッシャーの驚異的な集中力で全集を完成させました。全ての音色が瑞々 しく説得力に満ちた当時21歳の演奏は、既に自己のスタイルが確立されていることを証明しております。当時使用していた名器グァダニーニの音色が教会に響き渡 ります。ハイエンドに特化したPENATATONEレーベルの代表盤の初LP、大注目です!ドイツ、パラス社プレス。 (Ki)





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