湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



CONTINUO Classics
(フランス)




※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
CC-777-701
ロシアのバレエ音楽〜ピアノ独奏編曲集
チャイコフスキー(プレトニョフ編):バレエ『くるみ割り人形』〜行進曲/金平糖の精の踊り/タランテラ/間奏曲/トレパック/中国の踊り/グラン・パ・ド・ドゥ
ストラヴィンスキー(アゴスティ編):バレエ『火の鳥』〜魔王カスチェイの凶悪な踊り/子守歌/フィナーレ
プロコフィエフ:バレエ『ロミオとジュリエット』からの10の小品op.75
エレーナ・ロザノヴァ(P)

録音:サル・コロンヌ(パリ)
新進気鋭のクラシカル・レーベル「CONTINUO Classics」の記念すべき1stアルバムとなるのは、イザイ弦楽四重奏団と室内楽のパートナーとして も活躍しているロシアの女流ピアニスト、エレーナ・ロザノヴァによるロシアのバレエ音楽編曲集。チャイコフスキーの『くるみ割り人形』、ストラヴィンス キーの『火の鳥』、プロコフィエフの『ロミオとジュリエット』という3つのバレエ音楽をピアノ独奏で演奏しています。『くるみ割り人形』は、同じくロシ アの巨匠ミハイル・プレトニョフによる編曲。「金平糖の踊り」や「中国の踊り」などでは原曲の室内楽的な要素がより強調されて洗練された響きを聞か せてくれる一方、ラストを飾るグラン・パ・ド・ドゥでは鍵盤を縦横無尽にめぐるアルペジオで美しく圧倒してくれます。イタリアの名手アゴスティ編曲に よる『火の鳥』は屈指の難曲。『火の鳥』といえばストラヴィンスキー自身編曲による連弾版の難易度も知られておりますが、それを独奏で表現しようと いうのですから、その難易度も伺えようというものです。「魔王カスチェイの凶悪な踊り」は最初から最後まで超絶技巧の連続。「子守歌」と「フィナーレ」 では、透明感あふれるピアノの音色ならではの表現力に魅せられます。ロザノヴァの演奏は躍動感あふれるリズム感と力強い打鍵が印象的。今後も同レー ベル下での活動を予定しており、更なるリリースにも期待が寄せられます。一部日本語訳ブックレット付。 (Ki)
CC777-703
女性作曲家の美しいピアノ曲
シャミナード:演奏会用練習曲「秋」Op.35
メル・ボニ:秋の思いOp.19
 無言歌Op.56/子守歌Op.23の1
 前奏曲Op.10/ うららかな春Op.11
 牧歌Op.12/メヌエットOp.14
クララ・シューマン:スケルツォOp.14
 夜想曲Op.6の2/ロマンス変奏曲Op.3
マリアンナ・フォン・マルティネス:ピアノ・ソナタ第3番ホ長調
ディディエ・カストル=ジャコマン(P)

録音:2011年7月13-15/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ディディエ・カストル=ジャコマンはレンヌとニースの音楽院で学んだピアニスト。ファウスト・ザドラ門下のフランスの中堅で、これまでもCalliopeレー ベル等に録音がありました。当アルバムは女性作曲家のピアノ曲を集めたもので、フランスのシャミナードとボニ、ドイツのクララ・シューマン、オースト リアのマルティネスらの魅力的な作品を楽しめます。いずれもサロン的な内容ですが、非常にピアニスティックで技巧的なものが多く、カストル=ジャコマ ンの腕の冴えが光ります。女性作曲家ファン必携の一枚と申せましょう。 (Ki)
CC77-704
B.マルチェッロ:12のフルート・ソナタop.2より
第10番イ短調/第5番ト長調
第8番ニ短調/第1番ヘ長調
第2番ニ短調/第12番ヘ長調
ムジカ・アンティクヮ・メディテラネア
[{クリスティアン・マンドーズ(アルト・リコーダー)、
フィリップ・フロン(Vc)、
マリー・アブドン(Fg)、
コリンヌ・ベティラック(Cemb.)]

録音:2012年11月、サン=ピエール教会(シーニュ、フランス)
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739)は、D.スカルラッティが生まれた翌年、かのヴィヴァルディが生まれてから8年後のヴェネツィアに生まれた 音楽家。イタリア後期バロック時代、華やかな音楽活動が展開されていたヴェネツィアで活躍し、世俗音楽と教会音楽の両方に多くの作品を残しました。 本アルバムに収録されている「12のフルート・ソナタop.2」は、700近く残されている彼の作品の中でも著名で、今なおリコーダー奏者たちのレパートリー には欠かせない傑作のひとつ。それぞれが5つの楽章からなる教会ソナタで、当時の流行を多く取り入れた典雅な響きをたっぷりと堪能出来ると同時に、 一世を風靡した大家コレッリの影響も強く感じられます。温かなリコーダーの響きと、チェロ、ファゴット、チェンバロらによる通奏低音伴奏陣との柔らか な響きが美しく、洗練されていながらもどこか素朴さを残したハーモニーは絶品です。
ソロを担当するクリスティアン・マンドーズは、元はフランス諸都市の “エトワール” として活躍していたバレエダンサーでしたが、リコーダーの演奏に 専念するためにバレエ界を去り、ソリストとして活動を開始したという異色の経歴を持つ演奏家。これまでにベルリン・フィルのメンバーや、P.ヘレヴェッ ヘ率いるシャペル・ロワイヤル、T.ピノック率いるイングリッシュ・コンソート、N.ゲッダ、M.バーヨなど、数々の名手たちと共演を重ねてきた名手です。 1981年に、自ら子楽器団体「ムジカ・アンティクヮ」を設立しており、本アルバムにはそのメンバーが通奏低音として参加しています。 (Ki)
CC777-705
ミンストレル
ドビュッシー:前奏曲第1集〜「吟遊詩人」(ヴァイオリンとピアノのための編曲版)
 レントより遅く(レオン・ロケ編曲)
ヴァイオリンとピアノのソナタ 
 セレナーデ(ドビュッシーの素描をもとに、R.オーリッジにより復元された作品)
ピエルネ:ヴァイオリン・ソナタ.ニ短調op.36
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調op.13
青柳いづみこ(P)
クリストフ・ジョヴァニネッティ(Vn)

録音:2013年3月14-16日、パリ国立高等音楽院

日本語解説付。
ピアニスト、文筆家、音楽研究家と幅広く活躍する世界的ピアニスト、青柳いづみこが最新盤をリリースいたします!青柳が造詣深いドビュッシーと同 期の作曲家である、ガブリエル・ピエルネの生誕150周年を記念し、世紀末フランスに生きた作曲家たちが残した珠玉のヴァイオリン・ソナタを収録し た内容です。マルセイユ音楽院で共に研鑽を積み、2009年よりデュオとして活動を共にしている往年の名手、クリストフ・ジョヴァニネッティと共に、近 代フランスの響きに焦点を当てたプログラムで魅せてくれます。このアルバムの発売とピエルネの生誕を祝い、2013年秋には来日リサイタルも開催予定。 是非とも見逃せない最新盤です!
G.ピエルネ(1863-1937)はパリ音楽院でマスネに作曲を、フランクにオルガンを学んだ音楽家。彼のヴァイオリン・ソナタは、当時の名手ティボー のために捧げられたもので、師フランクの響きも色濃い作品。抒情的な旋律が美しく、輝かしいヴァイオリン・ソロと繊細なピアノ伴奏が織りなす美しい アンサンブルは絶品です。ドビュッシーの「吟遊詩人(ミンストレル)」は、前奏曲第1集の12曲目に収録されている作品。ヴァイオリン奏者のA.アル トマンがヴァイオリンとピアノのために編曲したものを、ドビュッシーが手直しした版での演奏になります。ヴァイオリンのピッツィカートやスピッカートの 表現力を上手く活かした編曲で、作品を通して印象的なおどけたリズムと旋律の魅力を存分に感じられます。3曲目の「セレナーデ」は、音楽学者のロバー ト・オーリッジが素描を発見した未完の作品。1890年代に作曲されたものと思われますが、本アルバムに収録されているのは、オーリッジがこの素描か ら復元されたものです。2013年秋の公演にて東京初演も予定されており、ドビュッシー研究家としても活躍する青柳の意気込みも感じられましょう。こ れらに加え、本アルバムではフォーレのヴァイオリン・ソナタも収録。世紀末フランス音楽の繊細かつ美しい響きをたっぷりと堪能出来るアルバムに仕上がっ ています。かのイザイ四重奏団の発足メンバーの一人、名手ジョヴァニネッティの卓越したヴァイオリン・ソロも聴き逃せません!
【青柳いづみことクリストフ・ジョヴァネッティ】
マルセイユ音楽院時代、ピエール・バルビゼのもとで学んでいた頃から共演をしていた。卒業後、演奏と執筆を両立させる希有な存在として注目を集めて おり、これまでリリースした9枚のCDが『レコード芸術』誌で特選盤となるほか、師安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で第9回吉田秀和賞受賞をはじめ、 執筆の分野でも数々の賞を受賞。ジョヴァネッティは、イザイ、およびエリゼ四重奏団の発足メンバーとして活躍、室内楽の分野を中心に活躍。ふたりがデュ オを組み始めたのは2009年、それ以来フランスと日本を中心に多くのリサイタルを行い、好評を博している。
CC777-706
ラロ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.7
ピアノ五重奏曲
ギター Op.28
2つの小品Op.14(村人の歌/セレナード)
アルルカン
ヴァイオリン・ソナタ.ニ長調Op.12
ドリアン・ラモット、
アニエス・ルヴェルディ(Vn)、
マルク・デモン(Va)、
フロラン・オディベール(Vc)、
フランソワ・デュモン(P)

録音:2013年3月/サル・コロンヌ(パリ)
エドゥアール・ラロの弦楽とピアノのための作品を集めた好アルバム。ラロは「スペイン交響曲」が有名ですが、自身がヴァイオリンを弾いたこともあり、 この楽器のための効果的な作品を残しています。ピアノ三重奏曲第1番やヴァイオリン・ソナタは録音も比較的録音もありますが、未出版のピアノ五重奏 曲は世界初録音。2楽章から成る16分程の作品で、1862年頃に作曲されたとされます。ベートーヴェン風なシンフォニックといえるほど充実した内容で、 ことに第2楽章の凝った対位法書法など、ラロの野心が感じられます。ピアノ五重奏ファンの胸躍らせる「隠れた逸品」と申せましょう。演奏はフランス の若手たち。フレッシュで若々しい音楽性が、生命感あふれるラロの音楽にピッタリ。希望を与えてくれるアルバムと申せましょう。 (Ki)

CC777-801
中野真帆子
ルーセル:3つの小品 Op.49、
 ソナティナ Op.16
サティ:ジムノペディ第1番*、
 グノシエンヌ第1~3番*
プーランク:トッカータ、即興曲第15番
メシアン:前奏曲集〜「鳩」「軽快な風刺」「夢の中のかすかな音」「静かな訴え」「風に映る影」
武満徹:閉じた眼
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集 Op.2
中野真帆子(P)

録音:1997年、2000年東京文化会館小ホール、2003年紀尾井ホール* (以上ライヴ)
国内外で活躍する実力派ピアニスト、中野真帆子によるライヴ録音のリリースです。収録曲はお得意曲であるサティ、プーランク、ヒナステラ、メシアン、 ルーセル、武満徹を収録しました。ライヴならではの臨場感あふれる録音です。 中野真帆子〜プロフィール 4歳よりピアノを始め、10 歳の時、NHK教育TV「ピアノのおけいこ」にレギュラー出演。ウィーン国立音楽芸術大学を経て、パリ・エコールノルマル音 楽院コンサーティストを審査員全員一致で修了後、カナダ・バンフセンターにて研鑽を積む。ロヴェーレ・ドーロ国際音楽コンクー ル優勝をはじめ、アルベー ル・ルーセルピアノ国際音楽コンクール第4 位、及びルーセル賞、マスタープレイヤーズ国際音楽コンクールピアノ部門第1位など、ヨーロッパ各地のコ ンクール入賞を機に、ソリスト・室内楽奏者としてアジア・カナダ・ヨーロッパの音楽祭に参加。帰国後はフェリス女学院大学音楽学部で後進の指導に あたる傍ら、国内外での演奏、各種コンクールの審査員、TV・ラジオへのメディア出演、音楽雑誌への執筆・翻訳など、多方面で活躍中。

CC77-7001
フランスのハープ作品集
グランジャニー:子供の時間
ピエルネ:即興的奇想曲
カプレ:フランス風ディヴェルティメント
 スペイン風ディヴェルティメント
フォーレ:塔の中の王妃 Op.11/即興曲
ルーセル:即興曲/トゥルニエ:ソナチネ
イザベル・ペラン(ハープ)

録音:2007年5月21-25日/ベルギー
日本語解説付
フランス国立管弦楽団のハープ奏者として活躍しているイザベル・ペランによる19世紀後半から20世紀前半のフランスのハープ作品集。グランジャニー、 ピエルネ、カプレ、フォーレ、ルーセル、トゥルニエを収録しました。柔らかく透明感ある音色が美しく響き渡ります。イザベル・ペランはニース音楽院を 卒業後、渡米しジュリアード音楽院で研鑽を積みました。サンフランシスコ交響楽団の団員を務めた後、フランス国立菅のハープ奏者として活躍。現在は エコール・ノルマル音楽院教授も務め後進の指導にも力を入れています。(INTEG 221159の再発売商品) (Ki)

CC77-7709
ドホナーニ:チェロ・ソナタOp.8
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
 チェロ・ソナタOp.4
ラファエル・ピドゥー(Vc)、
エマニュエル・シュトロッセ(P)

録音:2010年9月フランス
INTEGRALレーベルより発売されていたINTEG 221181の再発売商品。トリオ・ヴァンダラーやロトの手兵オーケストラ「レ・シエクル」のチェロ 奏者としても活躍するラファエル・ピドゥー。彼がフォル・ジュルネ音楽祭でもお馴染みの名ピアニスト、エマニュエル・シュトロッセと近代ハンガリーのチェ ロ・ソナタに取組みました。厳しい精神性にあふれたコダーイの無伴奏ソナタはさすがに名作。ピアノ伴奏付き2 篇は柔和で親しみやすく、両作曲家の旋 律美を堪能できます。 (Ki)
CC77-7710
(CD+DVD)
ドミニク・プローブスト:BA[L]LADES
死から生へ/熱帯雨林の夜
月島/テヒリーム/ラメント
コーダほか全10作品
ロラン・ランヌ(Vc)、
タチアナ・プローブスト(S)、
ヨナス・アトラン(P)ほか

DVD:ドキュメンタリー「光の島、ドミニク・プローブスト」ローラ・ベルディマン
監督 (2010)
ドミニク・プローブストは1954年生まれのフランス現代作曲家。デュティユー門下ながら、作風はフランス音楽のいかなる系譜にも属さないもので、 前衛的でありながらジャズやロックへの接近も示しています。このアルバムは1972年から2012年までの作品を収めていて、彼の創作史を俯瞰できます。 アルバム・タイトルは「Ballade(バラード)」と「Balade(散歩)」の掛け言葉となっています。その意味は同封のDVD「光の島」なる音楽ドキュメンタリー で描かれているとのこと。
CC77-7713
ミシェル・メルレ:ピアノ協奏曲
ディヴェルティメント・ダ・カメラ
交響詩「波紋」Op.25*
6つの交響的練習曲#
ジャン=クロード・ペヌティエ(P)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)オーヴェルニュO
ジャン・フルネ(指)ヒルフェルスム放送PO*
クロード・ケメッケル(指)ミュジク・ド・レールO#

録音:1989年2月、1977年3月*、2008年5月#
ミシェル・メルレ(1939-)はメシアン門下のフランスの作曲家。1978年からパリ音楽院、1988年からはエコール・ノルマルで作曲を教え、浦壁信二 さんをはじめとする日本人の弟子も数多くいます。彼の音楽はフランス六人組の流れをくむ色彩的でわかりやすい作風により、ハイドシェックもピアノ曲を レパートリーとしています。このアルバムも、まず演奏陣の豪華さに驚き。ピアノはペヌティエ、指揮はカントロフにフルネという凄さ。フルネ・ファン必 聴です。 (Ki)
CC77-7715
ドビュッシー&アーン
ドビュッシー
:前奏曲集〜デルフォイの舞姫/音と香りは夕べの大気の中に漂う/風変わりなラヴィーヌ将軍/月の光がそそぐテラス/パックの踊り/ミンストレル
 映像第2集〜葉ずえを渡る鐘の音
アーン:後悔/ハンカチーフに
 大きな瞳/バッカス巫女の踊り
 グッドバイ
最初のヴァルス集〜ヴァルスへのお誘い/ヴァルス第1番/ショパンの影/高貴なヴァルス
 ナイチンゲール狂乱〜通りすがり
 2枚のスカーフ/上品な香り
 甘い夢/秋の太陽
 マルス賛歌/後悔/肖
像画/ウラヌス/ヘリオトープ/陶酔
ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク
アーン:ニネット
フィリップ・ギヨン=エルベール (P)

録音:2014月4月/スタジオ4’33”(イヴリー=シュル=セーヌ)
ドビュッシーとアーンは、ほぼ同時代にパリで活躍し、ともにマスネを敬愛するなど共通点が多かったにもかかわらず、アーンの彼氏だったマルセル・プルー ストが大のドビュッシー嫌いだったことに感化され、反目していたといわれます。その二人のピアノ曲を集めた画期的なアルバムが登場します。技法は異な るものの、国や時代の共通性か、むしろ良く似た感性に気づかせてくれます。
アーンは生涯にかなりのピアノ独奏曲を残していますが、いずれも小品であるのと、メロディ・メーカーだったゆえか、モチーフの展開よりもオシャレで 絶美なメロディを歌わせるものが多いため、あまりピアニストたちに注目されてきませんでした。しかしその美しさと、ベル・エポック風な色気は他に類が なく、急速に再評価が起きています。このアルバムはアーンのピアノ曲を21曲も収めた大歓迎盤。53曲から成る「ナイチンゲール狂乱」や11曲から成 る「最初のヴァルス集」からの抜粋は他にも録音がありますが、初期の単独小品が貴重。当時アーンのガールフレンドだった美貌のバレリーナ、クレオ・ド・ メロードとのプラトニックな思い出を綴っていると言われ、甘酸っぱい青春のページとなっています。
フィリップ・ギヨン=エルベールはフランスの中堅。ベロフ、ペヌティエ、ピレシュ、チッコリーニらに師事。これまで室内楽のほかシューベルトやロシ ア音楽のアルバムをリリースしていますが、さすがフランス人、パリジャン的洒脱さとセンスの光るアーン芸術を聴かせてくれます。 (Ki)
CC77-7717
ヴェルサイユの宮廷風に
リュリ:「ヴェルサイユの洞窟」序曲、「カドモスとヘルミオネ」〜ガヴォット
ロベール・ド・ヴィゼ:前奏曲、フランシスク氏の墓
ラモー:ガヴォット〜クラヴサン曲集第1集
クープラン:目覚まし時計〜第4組曲、青春〜第7組曲
ド・ヴィゼ:ガヴォット、アルマンド、ガヴォット、サラバンド、ジーグ
ラモー:ロンドーによるジーグ、ロンドーによるジーグ第2番、リゴドン、ミュゼット、タンブーラン〜クラヴサン曲集第2集
ド・ヴィゼ:荘重なアルマンド「訴え」、クーラント
ラモー:アルマンド、優しい訴え〜クラヴサン曲集第2集
ド・ヴィゼ:荘重なアルマンド、ジーグ
ラモー:リヴリ〜コンセールによるクラヴサン曲集、エジプトの女〜クラヴサン曲集第3集
イザベル・ショメー&ベルトラン・キャゼ(ギター・デュオ)、
ベルトラン・キャゼ(G)、
ジャン=ピエール・モワスロン(トラヴェルソ)、
クロエ・モワスロン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
イザベル・ショメー(G)
ジュリー・エシャール(Ob)、
イザベル・ショメー(G)
ギターというと近代的なイメージがありますが、現在のものに近い形態の楽器はバロック時にすでに人気を博していました。当時から人気曲のギター編曲が行われ、リュリやラモーの作品がアマチュアに愛奏されたとのこと。どうしてもレパートリー的に今日あまり採りあげられませんが、この録音で耳にすることが可能となりました。
演奏はイザベル・ショメー中心。ベルトラン・キャゼとのデュオで数枚のアルバムをリリースしていますが、いずれも文献的に貴重なものですが、それ以上に情感あふれる演奏にひきつけられます。
CC77-7718
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ断章「トルソ」
イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ イ短調
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ヘ短調Op.6
フロリン・ポール、
クリストフ・ジョヴァニネッティ(Vn)、
ダナ・ポール・ジョヴァニネッティ(P)

録音:2014年パリ、2009年ブカレスト、1998年ハンブルク
ヴァイオリンの名手として活躍したエネスコとイザイのソナタ集。クリストフ・ジョヴァニネッティはイザイ・カルテットの創設者で、青柳いづみことの共 演でも知られています。彼はルーマニアでも学んだため、エネスコの作品を得意とし、ここでは1911年に作曲を開始した「トルソ」と呼ばれる未完の断 章に挑戦しています。より洗練されたヴァイオリン・ソナタ第2番はルーマニアのフロリン・ポールの演奏。1983年からチェリビダッケのミュンヘン・フィ ルのコンサートマスターを務めていた名手。このふたりによるイザイの二重奏ソナタも驚異的な名演です。 (Ki)

FM-1401
ドビュッシー:ピアノ曲集
月の光/版画
子供の領分/レントより遅く
コレット・マーズ(P)

録音:2003 年、パリ
1914年生まれの女流ピアニスト、コレット・マーズ。1935年から40年までパリ・エコール・ノルマル音楽院で、アルフレッド・コルトーに師事した マーズは、コルトーの演奏法を実践する最後の愛弟子です。マーズの演奏は珠を転がすような美しいタッチで、コルトーを思わせる独創的かつ感受性とイメー ジに富んだアプローチが特徴で、それぞれの声部に与えるべき色合いや響きを探求し、空気感や雰囲気抜群の演奏を聴かせてくれます。 ★2003年に録音されたこのアルバムの4曲はどれもマーズが子供時代に魅了され好んで演奏してきたもので、これら作品について「官能と感傷をひとつ に混ぜ合わせ、情緒を超越して黙想に向かう」と語っております。 (Ki)


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