湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 特価品!! レーベル・カタログ チャイ5



CAvi (旧 AVI Music)
(ドイツ)



C'Avi-music(旧 AVI-Music)は、30年近くEMI で敏腕プロデューサーとして名を轟かせてきたアンドレアス・フォン・イムホフが立ち上げたレーベル。アーティストからの信頼も厚く、ザビーネ・マイヤー、ラルス・フォークトらも録音を依頼していました。今後も質の高い音楽を提供していく注目のレーベルです。


※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
4260085-530014
モーツァルト(R.ショットスタット編):「コジ・ファン・トゥッテ」〜"それではデスピネッタ"
ロッシーニ(I.ミュラー編):「セビリアの理髪師」〜ロジーナのカヴァティーナ"ある声が今しがた"
ベートーヴェン:「ドン・ジョヴァンニ」の"お手をどうぞの主題による変奏曲"WoO28
ヴェルディ(L.バッシ/ A.ジャンピエリ編):「リゴレット」の主題によるコンサート用ファンタジア
モーツァルト(R.ショットスタット編):「ドン・ジョヴァンニ」より3 つのアリア"
ウェーバー:「ジルヴァーナ」の主題による協奏的変奏曲Op.33
ドップラー(R.ショットスタット編):リゴレット幻想曲Op.38
トリオ・ディ・クラローネ
[ザビーネ・マイヤー、
ウォルフガング・マイヤー、
ライナー・ヴェーレ]
カレ・ランダル(P)

録音:2005年1月
ウォルフガング・マイヤーの超絶技巧、元ハノーヴァー放響のソロ・クラリネット奏者でもあったライナー・ヴェーレの確かな音楽性。そして、ふくよかで艶やかな音色、活力溢れる演奏で聴衆を圧倒するザビーネ・マイヤー。この最強のクラリネット・トリオから紡ぎだされる音楽は実に雄弁!オペラの魅力的な編曲作品を中心とした聴き応えのあるアルバムに仕上がっています。 (Ki)
4260085-530021
バッハ:カンタータ集
主よ裁きたもうなBWV105、
汝らわが名において祈りしことなしBWV87、
侯妃よあとひとすじの光をBWV198
復活祭オラトリオBWV249、
いさかいは起これリBWV19、
わが命なるキリストBWV95、
わが心に憂い多かりきBWV21、
農民カンタータ「おいらは新しい領主をいただいた」BWV211、
喜びて舞いあがれBWV36、
われは善き羊飼なりBWV85、
シンフォニア.ニ長調BWV1045 より
クリストフ・ゲンツ (T) 、
ライプツィヒ新バッハ合奏団

録音:2004年9月パウル・ゲルハルト教会
ドイツを代表する男声歌手クリストフ・ゲンツ。彼は、端正で奥行きのある声を持ち、楽曲への理解が深くガーディナーやヘレヴェッヘを始めとする指揮者の宗教作品などで重要な位置を築いています。このアルバムではライプツィヒ新バッハ合奏団の好サポートの中、伸びやかに歌い上げています。 (Ki)
4260085-530045
バッハ(シトコヴェツキー編):ゴルトベルク変奏曲(弦楽三重奏版) ゴルトベルク・トリオ・ボン〔ヴェレーナ・シェーネヴェーク(Vn)、ヘラルド・シェーネヴェーク(Va)、クリスチャン・ブルナート(Vc)〕

録音:2004年3月(ドイツ)
既に人気作として定着しているシトコヴェツキのゴルドベルク変奏曲。そのドミトリ・シトコヴェツキ編曲の弦楽三重奏版に触発されて1995 年に結成されたゴルドベルク・トリオが新たな世界へと導きます。シトコヴェツキのゴルドベルク変奏曲はクラヴィーア演奏とは異なった音域でアンサンブルの面白みを出した作品。まろやかな響き、意欲的なゴルドベルク・トリオによる演奏は、創造性豊かな音楽を聴かせてくれています。 (Ki)
4260085-530052
シューベルト:ヴァイオリン作品集
ヴァイオリンとピアノの為のソナチネ第2番 イ短調 D.385
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D.574
ヴァイオリンとピアノの為の幻想曲 ハ長調 D.934
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、
ジルケ・アヴェンハウス(P)
現代のスーパー・カルテット、「アルカント・カルテット」の第1ヴァイオリンのアンティエ・ヴァイトハース。名手揃いのカルテットのなかでも、その実力は群を抜いて素晴らしいヴァイトハース。力強い音楽と豊かな音色は、思わず耳を奪われる演奏です。アンティエ・ヴァイトハース・プロフィール:ベルリン生まれ。ベルリン国立音楽大学でヴェルナー・ショルツに師事。91 年ハノーファー国際等3つのコンクールで優勝。現代ドイツを代表する女流ヴァイオリニストで、ベルリン・ドイツ響、ドレスデン国立歌劇場管、ボストン響、BBC響、ザンテルリンク、メッツマッハー、アシュケナージ等と共演。ベルリン国立音楽大学教授。 (Ki)
4260085-530069(2CD)
バッハ:ヨハネ受難曲BWV245 フォルカー・ヘンプフリング(指)
ケルナー・カントライ
ヨハン・クリスチャン・バッハアカデミー
エヴァ・マリア・レオナルディ(S)
ルース・サンドホフ(A)
ゲルト・テュルク(T)
ペーター・ブレヒビュラー(Bs)
クラウス・メルテンス(Bs)
85-53007
ボーン・トゥ・プレイ〜ガーシュウィン
パキート・デリベラ(ダニエル・フレイバーグ編):ブラジリアン・ファンタジーよりCorcovado、Doce di coco、Um a zero
ガーシュウィン:セカンド・ラプソディ
パキート・デリベラ:象と道化師
ガーシュウィン:「ストライク・アップ・ザ・バンド」序曲、
 「ガール・クレイジー」序曲、
 「オブ・ジー・アイ・シング」序曲、
 ラプソディ・イン・ブルー
ウェイン・マーシャル(指,P)&ケルン放送O、
パキート・デリベラ(Cl)、
アンディ・マイルズ(Sax)、
オマール・ロドリゲス・カルボ (Cb)、
ローランド・ヴィラロン(パーカッション)、
ダニエル・フレイバーグ(P)

録音:2015−2019年、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール(ドイツ、ケルン)
2014年からケルン放送Oの首席指揮者を務め、2020年で契約終了となるイギリスの指揮者、ウェイン・マーシャル。十八番のガーシュウィンをメインとしたケルン放送Oとの6年間の記録がリリース!ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」、「セカンド・ラプソディ」ではマーシャル自身がピアノを担当、カルロス・ジョビンの名曲「コルコバード」などのアレンジをベースとしたパキート・デリベラの「ブラジリアン・ファンタジー」では、サックスやクラリネットの名プレイヤーであるデリベラ自身がクラリネットで参加するなど、聴きどころたっぷりの1枚です。
85-53008
デュビュニョン、タファネル、ホルスト、フランセ:木管五重奏曲集
リシャール・デュビュニョン(1968-):フラングレ組曲
タファネル:五重奏曲
ホルスト:五重奏曲
フランセ:五重奏曲第1番
モネ五重奏団

録音:2018年11月&2019年7月、SWRスタジオ (ドイツ、カイザースラウテルン)
それぞれが著名オーケストラの首席奏者を務める、実力派の若手5人からなるモネ五重奏団が、管楽器アンサンブルの復権に尽力した作曲家、ポール・タファネルに捧げる1枚!
フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットというカラフルな組み合わせは、18世紀の宮廷では人気の編成でしたが、フランス革命とそれに伴う貴族の衰退を経て、徐々に忘却の彼方へと沈んでいってしまいました。19世紀後半に、フランスのフルート奏者で作曲家のタファネルは、過去の音楽を復活させることを目的に木管室内楽協会を設立。本アルバムではタファネルの五重奏曲を中心に、高難度のフランセ(当時フランス国立Oの5人の木管奏者が練習のために数か月「監禁」されたといいます)や、抒情的な美しさが際立つホルストの作品など、多彩な五重奏曲を集め、その復権を祝います。
4260085-530090
ベートーヴェン、クライン、パーセル:弦楽三重奏のための作品集
パーセル
:3声のファンタジア(1680)
ギデオン・クライン:弦楽三重奏曲(1944)
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ト長調 Op.9-1
ゴルトベルク・トリオ・ボン〔ヴェレーナ・シェーネヴェーク(Vn)、ヘラルド・シェーネヴェーク(Va)、クリスチャン・ブルナート(Vc)〕

録音:2004年3月(ドイツ)
ファンタジアはパーセルの中でも重要な位置にあたる作品で、ファンタジアは英国伝統の対位法的合奏音楽。ゴルドベルク・トリオのファンタジー豊かな発想が、伝統の形式をより一層引き立たせています。ギデオン・クラインはチェコスロヴァキアのユダヤ系作曲家。1941年にテレジン強制収容所に送致されました。そこは所内の芸術活動が推奨された数少ない収容所の一つでもあり、この時期に《弦楽三重奏曲》を作曲しています。幅広いレパートリーを常に演奏しているゴルドベルク・トリオならではの選曲です。またベートーヴェンの弦楽三重奏は素朴な親しみやすさが魅力の作品。ゴルドベルク・トリオのすっきりした美しさは、際立っています。 (Ki)
4260085-530106
ブルッフ:クラリネット, ヴィオラとピアノのための小品より Op.83-1,2,4,5,6,7
シューマン
:3 つのロマンスOp.94 、
おとぎ話 Op.132、
練習曲(6 つのカノン風小品)Op.56、
幻想小曲集Op.73
トリオ・ディ・クラローネ
[ザビーネ・マイヤー、ウォルフガング・マイヤー、ライナー・ヴェーレ]、
カレ・ランダル(P)
クラリネットの新しい音楽を提示し続けている、ザビーネ・マイヤーが率いるトリオ・ディ・クラローネのAVI レーベルからの2 枚目のアルバム。今回は、ブルッフとシューマンといったロマン派の作品を取り上げています。ブルッフの隠れた名曲「8 つの小品」は、思わず感傷的になってしまう悲痛なメロディーが印象に残ります。ヴァイオリン協奏曲だけではない!と思わせるブルッフの魅力が溢れる演奏です。またシューマンのクラリネット三重奏曲「おとぎ話」や「幻想小曲集」など珠玉のクラリネット作品を収録。クラリネットの魅力をとことん掘り下げた濃い内容です。 (Ki)
4260085-530113
ブルーノ・シュナイダー〜ホルン作品集
サン=サーンス:ロマンス Op.36
ジャン・フランセ:ディメルティメント
シャブリエ:ラルゲット
デュカス:ホルンとピアノの為のヴィラネル(田園詩)
サン=サーンス:ロマンス Op.67
プーランク:エレジー
ジェーン・ヴィネリ(1913-1974):ソナタ Op.7
ブルーノ・シュナイダー(Hrn)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2004年11月
元スイスロマンド首席ホルン奏者、現在フライブルク音楽大学教授で教鞭をとるブルーノ・シュナイダー。日本のホルン奏者も数多く彼に師事しています。ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブルに参加、2003年のルツェルン音楽祭ではアバドと共演するなどソロ、室内楽ともに活躍しています。また共演のエリック・ル・サージュもサロン・ド・プロヴァンス音楽祭を主催し室内楽でも積極的に活動を行っています。ホルンの独奏曲として代表的な「デュカスのヴィラネル」と「プーランクのエレジー」など重要なレパートリーを収録。またデュカスに師事していたベルギー出身の「ヴィネリのソナタ」ヤ、チェロでも演奏される機会の多いサン=サーンスのロマンス2 作品を収録しています。ホルン好きは必聴のアルバムです。  (Ki)
4260085-530120
リスト:ピアノ・ソナタロ短調、
リスト(レオ・ヴェイネル編):ソナタ ロ短調(オーケストラ編曲版)*世界初録音
オルガ・コズローヴァ(P)、
ニコラス・パスケ(指)
ワイマール・フランツ・リスト音楽大学O*

録音:2007年7月17日、2006年10月22日(第3回リスト・フェスティヴァル/ワイマール)(ライヴ)
リストの難曲中の難曲、ピアノ・ソナタロ短調がオーケストラ曲に変貌を遂げました。リストのソナタは独創的な構成とリスト特有の高い技巧性が特徴の大作。この作品をハンガリーの作曲家レオ・ヴェイネルにより編曲されたオーケストラ・ヴァージョンの世界初録音が収められています。レオ・ヴェイネルはそれほど多くの作品は残しておりませんが、指導者としてショルティ、クルタークなど数々の優秀な弟子を輩出しています。このオーケストラ編曲は、1956年リスト没後70周年を記念し、またヴァイネル自身が70歳を迎えたこともあり作曲されました。演奏はワイマールで開催されているリスト・フェスティヴァルでのライヴ。フランツ・リストの後押しで1872年に設立されたワイマール・フランツ・リスト音楽大学のオーケストラによる演奏です。また、2006年にフランツ・リスト国際ピアノコンクールで優勝したロシアの若手ピアニスト、オルガ・コズローヴァのピアノ・ソナタ演奏も収録されています。  (Ki)
4260085-530137
アドベント音楽〜キリストの降誕を待ち望む/歌と言葉でそれを伝えよう
ヒッレルード:久しく待ちにし、
シュッツ:おお愛する神よ、
ブラームス:おお救い主よ、天を切り開け、
ギュンター・ラファエル:マリアは茨の森を通って行った、
ウォルターズ:マリアは茨の森を通って行った、
レーガー:戸を高く上げよ、
モービー:おお大いなる神秘 
アンドレ・J・トーマス:アフリカン・ノエル 全20曲
ヒッレルード/シュッツ/ブラームス/
レーガー/ウォルターズ/モービー/他
フォルカー・ヘンプフリング(指)ケルナー・カントライ
アレクサンドラ・ユット(S)
イヴェタ・シェルハース(S)
マイカ・ヴィーヒェルト(S)

録音:2003年12月7日聖パンタレオン教会(ケルン)
4260085-530144
管楽アンサンブルのための作品集
R.シュトラウス
:13管楽器のためのセレナード Op.7
 ソナティナ第2番変ホ長調「楽しい仕事場」
ドヴォルザーク:管楽セレナード Op.44
ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル

録音:2003年12月( シュトラウス)、1994年4月( ドヴォルザーク)
通常は8人程度で構成されているザビーネ・マイヤー管楽アンサンブルを16人に拡大し、管楽器のための真に興味深い3作品を収録した1枚。R.シュトラウスの「13管楽器のためのセレナード」は彼がまだ学生だった頃の、ドヴォルザークのOp.44とほぼ同時代の作品であり、両者の聴き比べも楽しむことができます。一方「楽しい仕事場」の題で知られる「ソナチネ第2番」(「管楽器のための交響曲」として出版)は晩年に書かれた30分を超える大作。ザビーネ・マイヤーをはじめ、 アルブレヒト・マイヤー、ダーク・イェンセン、ブルーノ・シュナイダーなど、メンバーはみな世界的に有名な演奏家であり、3曲とも素晴らしいクォリティの仕上がりです。
4260085-530151(3CD)
2005年ルール・ピアノフェスティヴァルVol.9

(CD1)チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」(2台ピアノ版)、リムスキー・コルサコフ( クルサノフ編):「シェエラザード幻想曲〜 9 つのパラフレーズ」、シューベルト( リスト編):歌曲集「白鳥の歌」、クライスラー( ラフマニノフ編):愛の喜び、愛の悲しみ、ガーシュウィン( アール・ワイルド編):「7 つの超絶技巧練習曲集」
(CD2)ワーグナー:ニーベルングの指環より(ピアノ編曲版)〜『ジークフリート』〜森のささやき、「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進曲、『ワルキューレ』〜ワルキューレの騎行、R・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(2台ピアノ編曲版)、 交響詩「ドン・ファン」(2 台ピアノ編曲版)、「ばらの騎士」(2台ピアノ編曲版)
(CD3)ボーナス-CD
ヨハネス・マリア・スタウド:ピアノのための音楽(世界初演)、 マルコ・ストロッパ:アフ・トンガリキ(世界初演)、 ヨーク・ヘラー:モノグラム〜 14 の性格の小品(世界初演)
(CD1)A&J. パラトーレ(P)、
ニコライ・トカレフ(P)、
イリーナ・プリシンスカヤ(P)、
キリル・ゲルシテイン(P)、

(CD2) ニコライ・トカレフ(P)、
A.& J. パラトーレ(P)、

(CD3)アンナ・ヴァヴィック(P)、
タマラ・ステファノヴィッチ(P)
85-53016
リフレクティング・ベートーヴェン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 「悲愴」 Op.13、ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1、ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2 「テンペスト」
マイク・ガーソン(1945-):悲愴変奏曲
アンリ・プスール(1929-2009):Coups de Des en Echos
レアンダー・ルプレヒト(1999-):ソナタ ニ短調(第2版)
ヘルベルト・シュフ(P)

録音:2020年2月、バイエルン放送スタジオ2 (ドイツ、ミュンヘン)
斬新な発想のコンサート・プログラムとCD録音で注目を集めるピアニスト、ヘルベルト・シュフのベートーヴェン・アニヴァーサリー!
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第16番、第17番「テンペスト」を組み合わせ、それぞれに3つの現代作品(うち1つはポップス調)を添えた、シュフならではのユニークなプログラム!ベートーヴェンというと音楽の革新者というイメージが一般的ですが、シュフの見方は少し変わっていて、音楽史の分岐点においても平易でシンプルな作品を書くことができたベートーヴェンの姿に感動する、と述べています。3つの現代作品は意識的、無意識的に関わらず世紀を超えてベートーヴェンの作品と繋がりを持つものが選ばれており、特にマイク・ガーソン(デヴィッド・ボウイの長年の友人でかつてバンドのキーボードを担当)による「悲愴変奏曲」が大変美しい佳曲。悲愴ソナタの緩徐楽章の主題に基づくポップス調の即興といった趣で、ベートーヴェンの旋律のシンプルな美しさが際立っています。
85-53017
ア・ジャーニー・フォー・トゥー
クセナキス:ディプリ・ジーア
コダーイチェロとヴァイオリンのためのデュオ Op.7
オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ H.80
スカルコッタス:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ
ヨニアン・イリアス・カデシャ(Vn)、
ヴァシュティ・ハンター(Vc)

録音:2019年、ドイツ放送カンマームジークザール(ドイツ、ケルン)
2010年の秋にハノーファーの音楽大学で出会い結成された「トリオ・ガスパール」のメンバーによる、初のデュオ・アルバム!
ギリシャとアルバニアにルーツを持ち、サルヴァトーレ・アッカルドやアンティエ・ヴァイトハースに学んだ才能豊かなヴァイオリニスト、ヨニアン・イリアス・カデシャと、ベルリンを拠点にソリスト、室内楽奏者として多方面で活躍するロンドン出身のチェリスト、ヴァシュティ・ハンターがリスナーをヨーロッパをめぐる旅へと案内します。プログラムは民族音楽の喜びと活力を讃える作品が中心となっており、カデシャの生まれ故郷であるギリシャのクセナキスで始まり、ハンガリーのコダーイ、スイス・フランスのオネゲルを経由し、最後は再びギリシャ、滅多に演奏されないスカルコッタスのデュオで締めくくられます。
4260085-530199(2CD)
2004年ルール・ピアノフェスティヴァルVol.10
モーツァルト:『魔笛』全曲
(ツェムリンスキー編曲4手ピアノ版)
滑川真希、
デニス=ラッセル・デイヴィス(P)

録音:2004年7月24〜26日
85-53021
詩人の恋〜ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマン
ベートーヴェン:歌曲集「遥かなる恋人に寄す」 Op.98
メンデルスゾーン:挨拶 Op.19-5、
 秋の歌 Op.84-2、葦の歌 Op.71-4、
 月 Op.86-5、旅の歌 Op.34-6、
 歌の翼にのせて Op.34-2、
 ヴェネツィアの舟歌 Op.57-5、
 さすらいの歌 Op.57-6、夜の歌 Op.71-6
シューマン:歌曲集「詩人の恋」 Op.48
パトリック・グラール(T)、
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2020年3月、ヴァイマル(ドイツ)
バッハがカントル(音楽監督)を務めた聖トーマス教会合唱団出身で、2016年にライプツィヒ国際ヨハン・セバスティアン・バッハ・コンクールで1等賞を獲得したライプツィヒ出身のテノール、パトリック・グラールのファースト・ソロ・アルバム。「詩人の恋(Dichterliebe)」をタイトルに、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマンが描いた切ない恋、葛藤や憧れの歌を歌います。
4260085-530236(5CD)
2004-2005年ルール・ピアノフェスティヴァルVol.11
(CD1)
ラヴェル:ラ・ヴァルス、ドビュッシー:版画〜塔/雨の庭、シューベルト:創作主題による8つの変奏曲D813、ピアノ・ソナタ 第21番、シューマン:アラベスクOp.18
(CD2)
シューマン:アレグロOp.8、シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番、シェーンベルク:5 つのピアノ曲Op.23、ラヴェル:鏡
(CD3)
バッハ(ブゾーニ編):前奏曲とフーガ BWV 532、バッハ(ジロティ編):平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第10番、バッハ(ラフマニノフ編):無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第3番〜前奏曲/ガヴォット/ジーグ、ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
(CD4)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番、シューベルト:即興曲Op.90、ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲、幻想的小曲集〜メロディ ホ長調、ショパン:大円舞曲 変イ長調Op.42
(CD5)ボーナス-CD
バッハ:イタリア風のアリアと変奏 イ短調、モーツァルト:デュポールのメヌエットの主題による9 つの変奏曲 ニ長調、ラフマニノフ:練習曲「音の絵」Op.33&39 より、リゲティ:ピアノ練習曲第1 集、第2 集、第3 集より
(CD1)
ホワン・チューファン(P)、
ベンジャミン・ホックマン(P)、
クロード・フランク(P)

(CD2)
ティム・ホートン(P)、

(CD3)
ニコライ・トカレフ(P)

(CD4)
キリル・ゲルシテイン(P)、

(CD5)
タマラ・ステファノヴィッチ(P)
85-53024
バッハ&ショパン
バッハ:2声のインヴェンション BWV.772-786
ショパン:24の前奏曲 Op.28
ディーナ・ウゴルスカヤ(P)
※使用楽器:ベヒシュタイン D-280

録音:2004年3月、デトモルト(ドイツ)
ロシアの名ピアニスト、アナトール・ウゴルスキの娘であり、自身も国際的なコンサート・ピアニストとして活動したディーナ・ウゴルスカヤ。2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めながらも、癌との闘病の末、2019年9月に46歳の若さでこの世を去りました。
この「バッハ&ショパン」アルバムは、2008年にVenus Musicからリリースされ、しばらく廃盤となっていた稀少盤。
バッハのインヴェンションは、残念ながら未だ単なる練習曲と見なされていますが、特に2声のインヴェンションは信じられないほど洗練された豊富なアイディアのおかげで、ウゴルスカヤのことを子どものころからずっと魅了していたといいます。そして対照的に、音楽性と技術の両面で、ピアノ音楽でもっとも挑戦的な曲集の1つであるショパンのプレリュード。その深い感受性と冷静なパフォーマンスから、「ピアノの哲学者(philosopher at the piano)」と呼ばれたウゴルスカヤが、バッハの率直さとショパンの複雑さを見事に対比させた名盤の1つです。
85-53025
インサイド・エロイカ
ゴードン・ウィリアムソン(b.1974):クーヴェルチュール(世界初録音)
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55 「英雄」(フェルディナント・リース編曲/ピアノ四重奏版)
ゴードン・ウィリアムソン:アンコール(世界初録音)
フレックス・アンサンブル〔杉村香奈(Vn)、アンナ・シュルツ(Va)、マルタ・バイスマ(Vc)、ヨハネス・ニース(P)〕

録音:2020年2月、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
ハノーファー在住のヴァイオリニスト杉村香奈が参加するドイツのピアノ四重奏団「フレックス・アンサンブル」のサード・アルバム。
ベートーヴェンの生誕250周年記念盤として、交響曲第3番「英雄」のピアノ四重奏版という興味深いプログラムを録音。編曲は、ベートーヴェンの弟子であり友人でもあったピアニスト、フェルディナント・リース。これまであまり演奏機会に恵まれなかったこのピアノ四重奏版「英雄」を、カナダ出身ハノーファー在住の作曲家ゴードン・ウィリアムソン(b.1974)への委嘱作品(ベートーヴェンにインスパイアされた現代的作品)で挟んで構成しています。ベートーヴェン・ファンも、アレンジ作品愛好家も注目!
85-53026
オール・アラウンド・バッハ
バッハ:ピアノ独奏のための協奏曲ロ短調 BWV.979(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲ニ短調 RV.813)、
 イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971、コラール前奏曲集 BV B27より 第9番「汝にこそ喜びあり」 BWV.615(ブゾーニ編)、
 幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542 / S.463(リスト編)、
 コラール前奏曲集 BV B27より 第4番「いまぞ喜べ、汝らキリストのともがらよ」 BWV.734
リスト:B-A-C-Hの名による幻想曲とフーガ S.529-2
バッハ:コラール前奏曲集 BV B27より 第10番「われらの救い主なるイエス・キリスト」 BWV.665
フランク:前奏曲, フーガと変奏曲(アーシャ・ファテーエワ&ステパン・シモニアン編曲/サクソフォンとピアノ版)*
バッハ:カンタータ「神の時こそいと良き時」 BWV.106より ソナティナ(クルターク編曲/ピアノ4手版)*
ステパン・シモニアン(P)、
アーシャ・ファテーエワ(サクソフォン、ピアノ)*

録音:2020年5月&6月、ハンブルク(ドイツ)
2010年に、世界でもっとも古く権威ある大会の1つであるライプツィヒ国際ヨハン・セバスティアン・バッハ・コンクールで銀メダルを受賞し、「彼の世代でもっとも偉大なバッハの解釈者の1人」として賞賛されたステパン・シモニアンの新たなバッハ・アルバム。バッハがヴィヴァルディの作品からアレンジした鍵盤楽器独奏のための協奏曲から、ブゾーニやリストが編曲したバッハなど様々なバッハにまつわる作品をモダン・ピアノの独奏で。フランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」は自ら編曲したサクソフォンとピアノ版で収録。
4260085-530298(3CD)
シューベルト・チクルス/ルール・ピアノフェスティヴァルVol.12
シューベルト:美しき水車屋の娘、
冬の旅、白鳥の歌
ベンハルト・ベルヒトルト(T)、
イリーナ・プリシンスカヤ(P)
4260085-530229
モーツァルト:弦楽四重奏曲集
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第15番ニ短調 KV.421 (KV.417b)
弦楽四重奏曲 第14番ト長調 KV.387
弦楽四重奏曲 第19番ハ長調 KV.465「不協和音」
カルミナQ団 〔マティーアス・エンデルレ(Vn)、スザンヌ・フランク(Vn)、ウェンディ・チャンプニー(Va)、シュテファン・ゲルナー(Vc)〕

録音:2005年10月、チューリッヒ室内Oホール(スイス、チューリッヒ)
洗練された演奏技術と音楽性の高さで世界的に絶賛を受けるカルミナ四重奏団、初のモーツァルト録音はC'Aviレーベルからのリリース!古今の弦楽四重奏曲の傑作であるハイドン・セットから3曲を取り上げ、メロディアスでありながら人間の感情のあらゆる側面に触れることができるモーツァルト作品の真髄を、みずみずしく精緻なアンサンブルで表現しています。
85-53027
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ Op.137(第1番、第2番、第3番)
華麗なロンド ロ短調 Op.70 D.895
ミハエラ・マルティン(Vn)
エレーナ・バシュキロワ(P)

録音:2019年3月(ドイツ、ベルリン)
チャイコフスキー国際コンクール第2位の実績を持つルーマニア出身のヴァイオリニスト、ミハエラ・マルティンと、ロシアの高名なピアニスト&教師であったドミトリー・バシキーロフの娘としてモスクワに生まれ、モスクワ音楽院で父親に師事したエレーナ・バシュキロワによる、シューベルトのソナチネ集。シューベルト自身は自筆譜にソナタと記入していますが、シューベルトの死後、アントン・ディアベリが出版の際につけた「ソナチネ」のタイトルが定着しています。おそらくは家庭での演奏を想定して書かれたソナチネに対し、「華麗なロンド」はコンサートホール用の作品で、シューベルトにしては意外なほどのきらびやかなユーモアが含まれています。
「シューベルトの音楽は、私の想像の中ではいつも馬車の旅を連想させます。外では、風景が流れています。街、山、川、湖、村。馬車は時にスピードを落とし、再びスピードを上げますが、私はいつも旅をしているような感覚を持っています。徒歩でもなく、馬でもなく、車輪のついた馬車で。」(エレーナ・バシュキロワ)
85-53030
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲第1番 イ長調 Op.18(1826)、
ボーナス・トラック:第1番 第3楽章 初稿版、弦楽五重奏曲第2番変ロ長調 Op.87、
ボーナス・トラック:第2番第4楽章のユリウス・リーツによる校訂版
バルトルディ弦楽五重奏団

録音:2019年3月、SWRロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン(ドイツ)
自分たちの冠名でもある、メンデルスゾーンの作品を録音する際にバルトルディ弦楽五重奏団の面々は、メンデルスゾーンの楽譜通りを原則にし、カットすることなく、また繰り返しもすべて再現することに決めて収録したという今作。そして改作の多かったメンデルスゾーンの譜面も本人のサインが入っているか、もしくは正式に出版されたかどうかをもとに演奏する譜面を決めたということです。第2番の第4楽章は、なじみのある人も多いユリウス・リーツの校訂版も併せて収録されています。
85-53031
ギター&フォルテピアノ
ロッシーニ:歌劇「エドゥアルドとクリスティーナ」序曲(カルッリ編)
カルッリ:グラン・デュオ ニ長調 Op.70
フンメル:ポプリ Op.53
歌劇「セビリアの理髪師」序曲(カルッリ編)
ベートーヴェン/カルッリ:モーツァルトの歌劇「魔笛」の主題による変奏曲 Op.169
ボッケリーニ:序奏とファンダンゴ(ジュリアン・ブリームと演奏者による編)*
シェイラ・アーノルド(フォルテピアノ/ノイペルトによるL.デュルケンのレプリカ)、アレクサンダー=セルゲイ・ラミレス(ロマンティック・ギター/B.クレッセによるJ.G.シュタウファーのレプリカ)、フリーデリケ・フォン・クロージク(カスタネット)*

録音:2012年3月、シュタットハレ(ドイツ、マイナーツハーゲン)
ギターとフォルテピアノのための編曲やオリジナル作品を最も多く残した作曲家のひとり、フェルディナンド・カルッリの作品を中心に、18世紀末から19世紀初頭に書かれたロマンティック・ギター(ビーダーマイヤー・ギター)とフォルテピアノのための作品を、当時の楽器のレプリカで演奏した理想的な1枚。現代の楽器ではギターとピアノの音量バランスが悪く、これらの作品をニュアンス豊かに演奏することはできないといいます。「魔笛変奏曲」はベートーヴェンのOp.66をベースに、カルッリがギターにふさわしい変奏を付け加えたもの。フンメルの「ポプリ」は師であるモーツァルトの主題、スポンティーニの主題、そしてロシア民謡がメドレーで演奏されます。ボッケリーニの「序奏とファンダンゴ」はジュリアン・ブリームが編曲したチェンバロ&ギター版を、フォルテピアノとギター、そして原曲の指示通りカスタネットで演奏したものです。
85-53032(2CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.3
第14番ト長調 K.387、第23番ヘ長調 K.590、第2番 ニ長調 K.155、第8番ヘ長調 K.168、第12番 変ロ長調 K.172、第21番ニ長調 K.575
アルミーダQ

録音:2020年1月&4月、バイエルン放送スタジオ2(ドイツ、ミュンヘン)
「弦楽四重奏の父」であるハイドンのオペラにちなんで名付けられ、2006年にベルリンで設立されたアルミーダ四重奏団。彼らはこれまでの聴き慣れた習慣に疑問を投げかけようと、まるで作曲家が自分の肩越しに見ているかのように、モーツァルトの作品を徹底的に吟味し、探求しています。ヘンレ社と音楽学者のヴォルフ=ディーター・ザイフェルトとのコラボレーションにより、彼らはモーツァルトの弦楽四重奏曲の原典にあたることで、これまで見落とされていた細部を発見し、パッセージを刺激的な、新たな方法で解釈することができるようになったのです。
アルミーダ四重奏団は2012年にミュンヘンの国際ARDコンクールで1等賞と聴衆賞、更に6つの賞を受賞し、カルテットとしての華々しいキャリアをスタートさせました。2014年〜2016年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれています。
85-53034
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番〜 第8番
ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83
ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)

録音:2020年5月、センデザール・ブレーメン(ドイツ)
2003年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門で優勝の栄誉に輝いたドイツのデュッセルドルフ出身の実力派ピアニスト、セヴェリン・フォン・エッカードシュタインのプロコフィエフ!エッカードシュタインはそのほかにもアルトゥール・シュナーベル国際ピアノコンクール、ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、ミュンヘン国際音楽コンクール、リーズ国際ピアノ・コンクールなど、難関として知られるコンクールで次々と入賞を果たしています。
「プロコフィエフのピアノ作品は、その見事なまとまりと生命力の中に、人間の感情が聴き手に忍び寄るさまざまな驚きの瞬間が緻密に織り込まれており、それによって印象的な真摯さと深い内なる感情が明らかにされています。それはポスト・ロマン派的な感情のエピソードによって構成されたのとは全く異なる、荒涼とした暴力的な絶望の瞬間です。」
(セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン)





4260085-530335(10CD)
1997-2004年ルール・ピアノフェスティヴァルVol.1-8
[CD1]1997年音楽祭の記録
(1)シマノフスカ:ポロネーズ舞曲ロ短調/シューベルト:ワルツ ロ短調 Op.18
(2)リスト:「ウィーンの夜会」S.427 よりヴァルス・カプリ−ス第6番、セレナー
デ、魔王(すべてシューベルト原曲のトランスクリプション)
(3)リスト:巡礼の年「イタリア」よりペトラルカのソネット第47、104番
(4)フォーレ:舟歌第3 番 変ト長調 Op.42 /ショパン:バラード第1& 2番
(5)ドビュッシー:映像第2集「葉ずえを渡る鐘」「荒れた寺にかかる月」「金色の魚」

[CD2]1998年音楽祭の記録
(1)バッハ:フーガの技法よりコントラプンクトゥスIV、IX
(2)モーツァルト:アダージョ ロ短調 K.540
(3)チェルニー:美しいウィーンのワルツによる 変奏曲 Op.12、タウジヒ:新ウィーンの夜会
(4)シューマン:森の情景Op.82より「森の入口」、「茂みのなかで獲物を待ち伏せる狩人」
(5)リスト:バラード第2番、ラフマニノフ:前奏曲ト長調Op.32-5、ショパン:幻想即興曲、華麗なるワルツ変イ長調Op.42
(6)ショパン:ノクターン嬰へ短調Op.48-2、練習曲Op.10-7 & 8 & 12番

[CD3] 1999年音楽祭の記録
(1)シューベルト:3 つのピアノ曲D.946 第2番変ホ長調
(2)ショパン:ワルツ変イ長調Op.34-1、スケルツォ第1番
(3)シューマン:幻想的小曲Op.111-2 変イ長調
(4)リスト:ハンガリー狂詩曲第2番J・ シュトラウス:アンネン・ポルカ
(5)スチュワート・グッドイヤー:ピアノ・ソナタ第1番
(6)リスト:2 つの演奏会用練習曲第2番〜小人の踊り
(7)ショパン:練習曲 Op.25-6
(8)ショパン:練習曲 Op.25-9

[CD4] 2000年の音楽祭の記録
(1) D. スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K.466、ソナタ 変ロ長調 K.551
(2)ハイドン:ソナタ ハ長調 Hob. ]Y:50、ベートーヴェン:エロイカ変奏曲、ドビュッシー:前奏曲第10番「カノープ」
(3)ビゼー:組曲「子供の遊び」〜ギャロップ《舞踏会》Op.22-12
(4)ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32-12、ブラームス:ワルツ 変イ長調Op.39-15、ウェーバー:「舞踏への勧誘」Op.65
(5)ウォルフガング・ダウナー:南回帰線

[CD5] 2001年の音楽祭の記録
(1)ベートーヴェン:幻想曲 ロ長調 Op.77
(2)メンデルスゾーン:無言歌集Op.67-2 嬰ヘ短調、Op.85-4 ニ長調
(3)ブラームス:ラプソディ ロ短調 Op.79-1
(4)ブラームス:愛の歌 (18 曲のワルツ)4 手ピアノのための Op.52
(5)リスト:ハンガリー狂詩曲第6 番 変ロ長調、スクリャービン:前奏曲No.1,9,3,12,15、バルトーク:舞踏組曲 Sz77
(6)エルネスト・レクオーナ:キューバ舞曲、アンダルシア舞曲

[CD6] 2002年の音楽祭の記録
(1)バーバー:夜想曲 ロ長調 Op.33、ラモー:クラヴサン曲集〜プレリュード、ガヴォット
(2)クレメンティ:ソナタ第5 番 嬰ヘ短調 Op.25
(3)ベートーヴェン:ソナタ第5 番 ハ短調 Op.10-1
(4)シューベルト:3 つの小品 第1 番D.946
(5)メンデルスゾーン:厳格な変奏曲Op.54
(6)リスト:スペイン狂詩曲
(7)ジョン・ケージ:One2(1-4 台のピアノのための)

[CD7] 2003 年の音楽祭の記録
(1)バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
(2)レーガー:レピソード集 第1 番ニ長調、第3 番ハ長調 Op.115
(3)ショパン:夜想曲 ロ長調 Op.9-3、華麗なるポロネーズ Op.22、ラフマニノフ:練習曲集 「音の絵」Op.39-9
(4)シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調 Op.28-2
(5)ショパン:24 の前奏曲 第1、2、16 番 Op.28
(6)プロコフィエフ:ソナタ第3 番、《ロメオとジュリエット》からの10 の小品〜モンタギュー家とキャピュレット家、グリンカ=バラキレフ編:ひばり
(7)エミール・フォン・ザウアー:音楽時計
(8)シューマン= リスト/歌曲集「ミルテの花」より 第1曲 『献呈』

[CD8] 2004年の音楽祭の記録
(1)ハイドン:ソナタ 変イ長調 Hob. ]Y:43
(2)モーツァルト:ソナタ第8 番KV311
(3)ハイドン:ソナタ 変イ長調 ]Y:46
(4)モーツァルト:ソナタ第14 番
(5)ハイドン:『神よ守りたまえ』による変奏曲 Hob. V:77
(6)デイブ・ブルーベック: キャスティリアン・ブルース

[CD9] 2005年の音楽祭の記録
(1)ベアート・フラー:3 つのピアノ小品集
(2)ベアート・フラー:雪には声がない
(3)オルガ・ノイヴィルト:マーシャス
(4)ヨハネス・マリア・シュタウト:ベヴェーグンゲン (運動)
(5)ウィルヘルム・キルマイヤー:こちら側にもあちら側にも〜此方と彼方の物語
(6)ペルト:都市への賛歌(2台ピアノのための)

[CD10]ボーナスCD 2002-2004年の音楽祭の記録
(1)シューマン:クライスレリアーナ
(2)リスト:レーベルトとシュタルクの大ピアノ学校のためのアヴェ・マリア、巡礼の年報(第3年)〜エステ荘の噴水、「シモン・ボッカネグラ」の回想、クルターク:8つのピアノ小品集Op.3
CD1
(1)エルズビエタ・ヴィエドネル・ザヨツ(1978 〜)、
(2)ベルント・グレムザー、
(3)マルクス・グロー、
(4)マルク=アンドレ・アムラン、
(5)マリス・ゴトーニ(1979〜、ラルフ・ゴトーニの息子)

CD2
(1)ジャンルカ・カシオーリ、
(2)ハイドゥルン・ホルトマン、
(3)フランソワ・ジョエル・ティオリエ、
(4)デルフィン・バーディン、
(5)ボリス・ブロッホ、
(6)イーゴル・チェトゥーエフ

CD3
(1)マルク・ラフォーレ、
(2)ミヒャエル・ポンティ、
(3)クレール=マリ・ル・ゲ、
(4)エデュアルド&ヨハネス・クトロヴァッツ、
(5)スチュワート・グッドイヤー、
(6)フェルッチョ・ブゾーニ(ピアノロール/アンピコ・ロールNo.51364)、
(7)ローゼンタール(ピアノロール/アンピコ・ロールNo.62961)、
(8)ミーシャ・レヴィツキー(ピアノロール/アンピコ・ロールNo.57702)

CD4
(1)フィリッポ・ガンバ、
(2)セドリック ティベルギアン、
(3)タール&グロートホイゼン(Pデュオ)、
(4)マティアス・キルシュネライト、
(5)ウォルフガング・ダウナー

CD5
(1)ゴットリープ・ヴァリッシュ、
(2)ニコライ・ルガンスキー、
(3)ジャスミンカ・スタンチュール、
(4)ブリジット・エンゲラー& ボリス・ベレゾフスキー、
(5)アレッシオ・バックス、
(6)クリスティーナ・ペルラーゴ

CD6
(1)ツィモン・バルト、(2)ドレル・ゴラン、
(3)ジョナサン・ジラード、
(4)ニコラウス・ラフゼン、
(5)トーマス・ドゥイス、
(6)マルティン・ヘルムヘン、マーガレット・レン・タン

CD7
(1)デニス・プロシャイエフ、
(2)マルクス・ベッカー、
(3)ウラジミール・ハーリン、
(4)ネダ・ナヴェー、
(5)アンナ・クラフチェンコ、
(6)アレクサンダー・ギンディン、
(7)オレグ・マルシェフ、(8)アンナ・クラフチェンコ

CD8の演奏者
(1)タマラ・ステファノヴィッチ、
(2)ペテル・ジェーシャ、
(3)アンナ・ヴァヴィック、(4)コーラ・イルセン、
(5)アレクサンダー・ロンクイッヒ 
(6)エドワード・クトロヴァッツ&ヨハネス・クトロヴァッツ


CD9の演奏者
(1)マルクス・ヒンターハウザー、
(2)クリストファー・ヒンターフーバー、
(3)トーマス・ラルヒャー、
(4)タマラ・ステファノヴィッチ、
(5)ツィモン・バルト、
(6)エドワード・クトロヴァッツ&ヨハネス・クトロヴァッツ

CD10
(1)ツィモン バルト(P)、(2)ペテル・ジェーシャ(P)
85-53035
盗まれた音楽(P三重奏編曲集)
ドビュッシー(リノス・ピアノ三重奏団編):牧神の午後への前奏曲(P三重奏版)
デュカス(リノス・ピアノ三重奏団編):魔法使いの弟子(P三重奏版)
シェーンベルク(エドゥアルト・シュトイアーマン編):浄められた夜 Op.4 (P三重奏版)
ラヴェル(リノス・ピアノ三重奏団編):ラ・ヴァルス(P三重奏版)
リノス・ピアノ三重奏団

録音:2021年1月、バイエルン放送スタジオ2、ミュンヘン(ドイツ)
3人で5つの国籍を含む多様なバックボーンのメンバーによって2007年に結成されたリノス・ピアノ三重奏団は、2015年のメルボルン国際室内楽コンクールで最優秀賞と聴衆賞に輝きました。今作ではすべて管弦楽曲をピアノ三重奏に編曲したものを収録しています。とても三人で弾いているとは思えない迫力で聞くものに感動を与えます。特に「魔法使いの弟子」では情景が浮かぶかのような表情豊かな演奏をみせてくれており、小編成ならではの表現の自由度の高い音楽に仕上がっています。
85-53036
リゲティ:ピアノのための練習曲 第1巻〜第3巻(全18曲)
第1巻〔無秩序、開放弦、妨げられた打鍵、ファンファーレ、虹、ワルシャワの秋〕/第2巻〔悲しい鳩、金属、眩暈、魔法使いの弟子、不安定なままに、組み合わせ模様、悪魔の階段、無限の円柱〕/第3巻〔白の上の白、イリーナのために、息切れ、カノン〕
キャシー・クリエ(P)

録音:2020年10月&12月(ルクセンブルク)
2015/2016シーズンのECHO(ヨーロッパ・コンサート・ホール協会)ライジングスターに選出されたルクセンブルク出身のキャシー・クリエは、ラモー、シューベルト、ラヴェル、ベルクの作品や、ドイツの現代作曲家ヴォルフガング・リームが彼女のために作曲した作品など、古典と現代を組み合わせたプログラムで高い評価を得ている気鋭のピアニスト。C'Aviレーベルからの最新盤は、ジェルジュ・リゲティが17年以上の歳月をかけて作曲した、全18曲からなる 「ピアノのための練習曲」。20世紀で最も重要なピアノ・エチュードといっても過言ではない、リゲティの驚異的なまでに豊かなインスピレーションによって生み出された傑作です。
85-53037
失われた時間〜ファゴット・ソナタ集
サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調 Op.168(1921)
ドビュッシー
:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.140(1916/17)(ファゴット版)
ブーランジェ:チェロ・ソナタ(1914)(ファゴット版
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV8(1886)(ファゴット版)
テオ・プラト(ファゴット、編)、
アリス・アレクサンダー・ブレッテンベルク(P)

録音:2019年12月、南西ドイツ放送(SWR)スタジオ(ドイツ)
若手演奏家の登竜門の中でも最難関として有名なARDミュンヘン国際音楽コンクールの2019年のファゴット部門で第3位に輝いた1994年生まれのテオ・プラト。2018年にザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送POの首席ファゴット奏者に任命され、ドイツ・カンマーフィルや、ケルンWDRSOなどの客演首席奏者としても活躍、2019年には名門hrSO(フランクフルトRSO)の首席奏者に就任しています。
今回のフレンチ・アルバムでは、サン=サーンスのオリジナル曲以外は、すべて奏者自身の編曲になっています。印象派と後期ロマン派の作曲家の作品の中に、ファゴット用の曲が極端に少ないことに気づいたそうです。それを補うように編曲がなされましたが、どの曲も違和感がないほど雄弁にそして表現豊かにファゴットが歌っています。その演奏技術は圧巻、この楽器の新たな一面を伝えてくれる一枚です。
85-53039
PREMICES〜ドビュッシー、シェーンベルク、シュトラウス、リーム:歌曲集
ドビュッシー:忘れられたアリエッタ L.60 〜 6つの歌
リーム:3つのヘルダーリンの詩
R.シュトラウス:4つの歌 Op.22
シェーンベルク:4つの歌 Op.2
ドビュッシー:美しい夕暮れ L.84、
 月の光 L.86、死後のなまめかしさ L.50、
 ロマンス L.56、まぼろし L.57
シェヴァ・テオヴァル(S)、
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2020年1月、SWRスタジオ(ドイツ)
ブリュッセルでブルース・ミュージシャンの娘として生まれ、10代の頃に既にフランスのアートソングに恋をしていたというソプラノ歌手、シェヴァ・テオヴァルが歌うドビュッシーを中心とした歌曲集。
シェヴァ・テオヴァルは18歳で渡独し、ケルン音楽舞踊大学、その後ロンドンの王立音楽アカデミーで歌曲の多くのレパートリーを習得し、23歳のときには、エリザベート王妃国際コンクールで史上最年少の入賞者にもなりました。
85-53041
R.シュトラウス:歌曲集
献呈Op.10-1、見つけたものOp.56-1、出会いWoO.72、ひそやかな誘いOp.27-3、バラのリボンOp.36-1、目覚めたバラWoO.66、幸せがいっぱいOp.37-1、赤いバラWoO.76、したしき幻影Op.48-1、夜にOp.10-3、セレナードOp.17-2、たそがれの夢Op.29-1、明日の朝Op.27-4、ダリアOp.10-4、もの言わぬものたちOp.10-6、ツェツィーリエOp.27-2、ぼくの頭を君の黒髪で覆いOp.19-2、森の幸せOp.49-1、冬の霊感Op.48-4、万霊節Op.10-8、わが魂よ,憩えOp.27-1、解き放たれた心Op.34-4
サラ・ヴェゲナー(S)、
ゲッツ・ペイヤー(P)

録音:2020年11月
サラ・ヴェゲナーは古典から現代音楽まで幅広いレパートリーを誇るソプラノ歌手です。これまでにケント・ナガノやキリル・ペトレンコなどとたびたび共演をし、高い評価を受けています。これまでにもC'Aviからゲッツ・ペイヤーとCDをリリースしており今回も息の合った演奏で、パワフルでありながら、色彩豊かな歌声を披露しています。
85-53042
メシアン:世の終わりのための四重奏曲 イブ・ハウスマン(Cl)、
アマティス・トリオ〔レア・ハウスマン(Vn)、
サミュエル・シェパード(Vc)、メンジー・ハン(P)〕

録音:2018年4月、SWRスタジオ、カイザースラウテルン(ドイツ)
クラリネット奏者のイブ・ハウスマンは、エヴァルト・コッホとメナヘム・プレスラーに師事し、ジェルジュ・クルターグの影響を強く受けています。20歳でライプツィヒRSOの首席クラリネット奏者、22歳でベルリン国立歌劇場の首席クラリネット奏者になりました。ソリストとして演奏する一方で、ジャズ・ピアニストのミヒャエル・ヴォルニーと共演するなど、様々なジャンルで活躍しています。
アマティス・トリオ(アマティス三重奏団)は、ドイツのヴァイオリニスト レア・ハウスマン、イギリスのチェリスト サミュエル・シェパード、オランダ/中国のピアニスト メンジー・ハンによって2014年にアムステルダムで結成。2016-2018のBBCの新世代アーティスト、2018/2019のECHO(ヨーロッパ・コンサート・ホール機構)のライジング・アーティストに選ばれ、2019年夏にはBBCプロムス・デビューも果たしています。2020年にはC'Aviレーベルからデビュー・アルバム(8553477)をリリースしています。
第二次世界大戦中オリヴィエ・メシアンがドイツ軍に捕らわれ捕虜となった際に作曲した「世の終わりのための四重奏曲」。曲想についてメシアンは『ヨハネの黙示録』に基づくものだと自ら語っており、天地創造の6日の後の7日目の安息日が延長し不変の平穏な8日目が訪れるということが由来となって、8楽章から成っています。
85-53043
モーツァルト:ピアノと木管五重奏の為の編曲集
歌劇「劇場支配人」序曲 K.486(木管五重奏版)*、
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453(Pと木管五重奏版)*、
交響曲第26番変ホ長調 K.184(木管五重奏版)*、
ピアノと管楽の為の五重奏曲 変ホ長調 K.452

*=ウルフ=グイド・シェーファー編曲
マルクス・ベッカー(P)
、マーロット木管五重奏団[ステファニー・ヴィンカー(Fl)、シビル・マーニ(Hrn)、クリスティアン・ヴェッツェル(Ob)、フォルカー・テスマン(Fg)、ウルフ=グイド・シェーファー(Cl)]

録音:2021年3月、4月(ドイツ)
前作(8553110)では「ベートーヴェンのピアノ協奏曲"第0番"」のアレンジで話題を呼んだ、マルクス・ベッカーとマーロット木管五重奏団による新録音。モーツァルトの交響曲と序曲を木管五重奏版に、ピアノ協奏曲をピアノと木管五重奏版に編曲するという、非常に興味を掻き立てられるアレンジ集。元々無駄のないモーツァルトの音楽が、マーロット木管五重奏団のクラリネット奏者であり様々な木管アンサンブルへのアレンジ作品でも知られるウルフ=グイド・シェーファーによる見事な編曲で、また違った魅力を引き出されています。華麗なモーツァルトのサウンドが、より気品あふれるエレガントな音楽として演奏され、とはいえ華美になりすぎずにモーツァルトの音楽の本質を伝えているのは、マーロット木管五重奏団の鋭い洞察力と確かな技術によるものだといえましょう。
ピアノはドイツ音楽の鬼才、マルクス・ベッカー。数々のレーベルからリリースされているそのCDは、ドイツの「ECHO Klassik賞」や「ドイツ批評家賞」、英グラモフォン誌の「Editor's Choice」などを受賞し、高い評価を得ています。特にレーガー作品が有名ですが、今回のモーツァルトでもその実力をいかんなく発揮し、マーロット木管五重奏団と見事なアンサンブルを聴かせています。
マーロット木管五重奏団は1986年に設立されて以来、世界をリードする室内アンサンブルのひとつとして活動を続けています。フルートのステファニー・ヴィンカーは、2014年までライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの首席奏者として活躍した他、その他のメンバーもオーケストラ奏者としての活動、そして現在では教育者としても活躍しています。
4260085-530441
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.92 ラルス・フォークト(P) 
クリスティアン・テツラフ(Vn) 
ターニャ・テルラフ(Vc)
シュパヌンゲン音楽祭2005 ライヴ・シリーズ 3 タイトル一挙発売!ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭は、毎年ケルン近郊のハイムバッハで行われ、室内楽をこよなく愛する人々によって開催される質の高い音楽祭です。
4260085-530458
モーツァルト:室内楽曲集
(1)弦楽五重奏曲第3番ハ長調 K.515
(2)ホルン五重奏曲変ホ長調 K.407
(3)フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K.285
オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370
(1)クリスティアン・テツラフ(Vn) 
プリヤ・ミッチェル(Vn) 
ハンナ・ヴァインマイスター(Va)
ステファン・フェーラント(Va) 
ユリアン・ステッケル(Vc)

(2)シュテファン・ドール(Hrn) 
フローリアン・ドンダラー(Vn) 
クシストフ・ホジェルスキー(Va)
ステファン・フェーラント(Va) 
ユリアン・ステッケル(Vc)

(3)フランソワ・ルルー(Ob) 
プリヤ・ミッチェル(Vn) 
シストフ・ホジェルスキー(Va) 
ユリアン・ステッケル(Vc)
4260085-530465
モーツァルト:「フィガロの結婚」(弦楽四重奏版=編曲者不詳:1799年) マルコリーニ四重奏団(ピリオド楽器)
〔イエルク・ブッシュハウス(Vn) 、マルクス・ホフマン(Vn)、シュテファン・シュミット(Va)、マルティン・フリッツ(Vc)〕

録音:2006年5月、メルク修道院コロマニザール(オーストリア)
古楽オケとして世界的に名高いコンチェルト・ケルンのメンバーによるカルテット、マルコリーニ四重奏団による「フィガロ の結婚」弦楽四重奏版。「フィガロの結婚」の中の誰もが知っている序曲やアリアを弦楽四重奏にアレンジされた作品です。マル コリーニ四重奏団の自由な発想で聴いて楽しめるオペラを実現しています。 (Ki)
4260085-530472
レーガー:クラリネット五重奏曲イ長調Op.146
モーツァルト:クラリネット五重奏イ長調
ヴァルフガング・マイヤー(Cl)、カルミナQ

録音:2006 年6 月
1984 年スイス、チューリッヒにて結成され、現在の室内楽界を牽引する正統派カルテットとして活躍を続けているカルミナ四重奏団と、ヴォルフガング・マイヤーによるモーツァルトの名作クラリネット五重奏曲。音楽への集中力、息の合ったアンサンブル、柔和な音色、自然で自由な流れ。充実した演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-530489
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5
クララ・シューマン:ロマンス 変ロ短調
ブラームス:4つの小品 Op.119
シェイラ・アーノルド(P)

録音:2004年9月27-30日
このアルバムは、ブラームスとクララ・シューマンの関係を2 人の作品を通して描き出しています。クララ・シューマンの「ロマンス」は、ブラームスに贈った作品。この作品の主題はブラームスのピアノ・ソナタ第3 番の第4楽章からとられています。静かで切ない旋律から始まるこの曲は、力強く、スケールの大きいブラームスのソナタと聴き比べると優しく繊細さに溢れています。ブラームスの4つの小品は、3つの間奏曲と狂詩曲からなる作品です。クララはこの作品を「灰色の真珠のように貴重な曲」と語っているほど苦悩と憂いに満ちた曲です。シェイラ・アーノルドは南インドのティルチラパリで生まれドイツ育ち。世界で最も人気のあるピアノ指導者の一人カール=ハインツ・ケマーリングやハイジ・ケーラーに師事。第12 回 スペイン“ホセ・イトゥルビ”国際ピアノコンクール入賞などドイツを中心に活躍しているピアニスト。  (Ki)
4260085-530496(2CD)
ブラームス:室内楽曲集

(1)アノ五重奏曲ヘ短調 作品34
(2)弦楽六重奏曲第2番ト長調Op.36*
(1)ラルス・フォークト(P) 
クリスティアン・テツラフ(Vn) 
ヴェロニカ・エバール(Vn)
ハンナ・ヴァインマイスター(Va) 
ユリアン・ステッケル(Vc)

(2)イザベル・ファウスト(Vn)
クリスティアン・テツラフ(Vn) 
ステファン・フェーラント(Va)
ハンナ・ヴァインマイスター(Va) 
グスタフ・リヴィニウス(Vc) 
ユリアン・ステッケル(Vc)
4260085-530526
人々の異言、天使たちの異言
メンデルスゾーン(フィリップ・ニコライ編):「栄光の賛歌が歌われますように」、
ズデニェク・ルカーシュ:混声のためのレクイエム〜サンクトゥス、
H.ディストラー:宗教合唱曲集〜目覚めよと我等に呼ばわる物見等の声、
エリック・ウィテカー:ルクス・アルムクエ、
クヌート・ニューステット:私はあなたたちに平和を残し、全15曲
フォルカー・ヘンプフリング(指)ケルナー・カントライ





4260085-530533(6CD)
2006-2007年ルール・ピアノフェスティヴァルVol.15

CD1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」、ショパン:ロンドOp.1、リスト:バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」とロ短調ミサ曲の「十字架につけられ」に通奏低音による変奏曲、ショスタコーヴィッチ:24の前奏曲Op.34、ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ「なくした小銭への怒り」Op.129、ベートーヴェン:サリエリ「ファルスタッフ」アリア「まさにその通り」の主題による10 の変奏曲WoO.73、ショパン:ポロネーズ嬰ト短調、2つのポロネーズOP.26-1、ラフマニノフ:前奏曲第5&7番

CD2
ヘルムート・ラッヘンマン:シューベルトの主題による5 つの変奏、シューベルト:即興曲第1番&3番、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、シューマン:ユモレスクOp.20

CD3
バッハ:パルティータBWV828、ブーレーズ:12 のノタシオン(ピアノのための)、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番

CD4
モーツァルト( ロバート・レヴィン編):レクチャーT、U

CD5
ヘンツェ:「2台ピアノのための侵略ピアニスチカ」、「夜のセレナーデ」、「ルーシー・エスコット」変奏曲(1963)、「若いピアニストのための6つの小品」〜子供のためのオペラ〈ポッリチーノ〉より(1980)、「トッカータ・ミスティカ」(1994)、「トリスタン」(2003)、「ピアノ、ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」(1948/1963)、「アダージョ、アダージョ」(1993)

CD6
ショパン:幻想ポロネーズOp.61、ドン・ジョヴァンニの「お手をどうぞ」の主題による変奏曲Op.2、スケルツォ第2番、華麗なる大円舞曲Op.18、ラフマニノフ:メロディOp3-3、ユモレスクOp.10-5、舟歌Op10-3、前奏曲Op.32-5、前奏曲Op.32-12 1、練習曲集「音の絵」Op.33-6、バッハ(ラフマニノフ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番(プレリュード、ガヴォット、ジグ)
CD1
ドミトリ・バシキーロフ(P)、
デヴィッド・カド−シュ(P)

CD2

ヘルベルト・シュフ(P)

CD3

ダヴィド・フレイ(P)

CD4
ロバート・レヴィン(P)

CD5
ジークフリート・モーゼル(P)、
クリスチャン・シャモレル(P)、
ゴットフリート・シュナイダー(Vn)、
セバスチャン・ヘス(Vn)

CD6
ウラディミール・ハーリン(P)
4260085-530595
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1、2、3 番、スケルツォWoO.2 アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、
ジルケ・アヴェンハウス(P)

録音:2006年12月
アンティエ・ヴァイトハースとジルケ・アヴェンハウスによるシューベル作品集(4260085530052)に続くアルバム。ブラームスの音楽 を愛してやまないこの2 人。非常に雄弁で歌心に満ちた演奏で、ブラームスの旋律美を深く温かく弾きあげています。自身の歌曲「雨の 歌」の旋律を主題にした第1 番の第3 楽章。2 人の熱いブラームスへの思いが感動的な演奏を生んでいます。また第2 番の第1 楽章は湧き 上がる美しい旋律を、優しく包み込むようにヴァイトハースが奏でると、アヴェンハウスがきゅっと引き締まったピアノで音楽の流れを 作り、詩情豊かでありながらも、あくまでも自然な演奏を聴かせてくれています。決して技巧に頼ることなく心で演奏されたブラームス に心を撃たれる1 枚です。 (Ki)
4260085-530601
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ニ短調 RV 565、
ヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲ハ長調 RV561、
4つのヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調 RV553、
2本のヴァイオリンのための協奏曲イ短調 RV522、
チェロ協奏曲 ト長調 RV413、
4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲RV580、
弦楽のための協奏曲ト短調 RV156
ベルリン・バロック・ゾリステン
【ライナー・クスマウル(Vn、音楽監督)、
リューディガー・リーバーマン(Vn)、
町田琴和(Vn)、
ベルンハルト・フォルック(Vn)、
ゼバスティアン・ヘーシュ(Vn)、
ライマー・オルロフスキー(Vn)、
クリストフ・シュトロイリ(Vn)、
ゾルタン・アルマジ(Vn)、
ターニャ・クリスト(Va)、
ヴァルター・キュッスナー(Va)、
エルンスト・マルティン・シュミット(Va)
ゲオルク・ファウスト(Vc)、
クリスティン・フォン・デル・ゲッツ(Vc)
クラウス・シュトール(Cb)
ラファエル・アルパーマン(Cemb)
ビョルン・コレル(アーチリュート)】

録音:2007年1〜2月 イエス・キリスト教会(ベルリン)
1995年ベルリン・フィルの首席弦楽器奏者たちによって結成された弦楽アンサンブル、ベルリン・バロック・ゾリステン。1993年から 1998年までベルリン・フィルの首席コンサートマスターを務めた、リーダーのライナー・クスマウルなど、ベルリン・フィル最強のソリ スト陣が鮮やかな演奏を披露します。彼らは愛用の名器にガット弦を張り、バロック弓を駆使して独自の観点でアプローチしています。メ リハリの利いた演奏で、個々の表現力の高さ、完成されたアンサンブルに魅了されます。 また録音会場はベルリン・フィルの旧録音会場でいくつもの名演を生んだイエス・キリスト教会で行われ、伝統の響きを堪能できます。 
4260085-530618(2CD)
シューマンとドイツ・ロマン派文学〜音楽と語り
シューマン:アベック変奏曲Op.1、
ダヴィッド同盟舞曲集Op.6、
謝肉祭Op.9/幻想小曲集Op.12、
交響的練習曲Op.13/子供の情景Op.15、
クライスレリアーナOp.16、
ソナタ ト短調Op.22、
ウィーンの謝肉祭の道化Op.26、
子どものためのアルバムOp.68、
森の情景Op.82

ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ、
ノヴァリス、ロベルト・シューマン、
E.T.A.ホフマン、ジャン・ポール、
ヴィルヘルム・ハインリヒ・ヴァッケンローダー、
ルートヴィヒ・ティーク、以上の詩
シェイラ・アーノルド(P)
ベルント・ハーン(語り)
4260085-530649(2CD)
2006年ルール・ピアノフェスティヴァルVol.13

モーツァルト(フンメル編):ピアノ協奏曲第25番、24番、
シューベルト:楽興の時Op94*、
ラヴェル
:鏡*、
ロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番*
セフェリン・フォン・エッカルトシュタイン(P)、
アンドレア・リーバークネヒト(Fl)、
アンドレイ・ビエロフ(Vn)、
ニコラス・アルシュターツ(Vc)

録音:2006 8月2日、2006年9月3-5 日
エッカルトシュタインは1978 年デュッセルドルフ生まれ、2003年のエリーザベト王妃国際コンクールの優勝者。フンメル編曲室内楽版は、各楽器の響きを重点に置いた非常にバランスのとれたアンサンブルに、エッカルトシュタインのスタイリッシュな音楽性がプラスされた鮮やかな演奏です。エッカルトシュタインは2 枚目の独奏曲でも鋭敏な演奏を披露しています。 (Ki)





4260085-530670(3CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディションVol.14
CD1 モーツァルト作品集
(1)4手のためのピアノ・ソナタ ハ短調KV.19d
(2)グルックの「メッカの巡礼」の「愚かな民が思うには」による10つの変奏曲 ト長調KV455
(3)サルティの<仔羊のように> による8 つの変奏曲 イ長調KV460
(4)クラリネット三重奏曲変ホ長調 KV498 「ケーゲルシュタット・トリオ」
(5)ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」(フンメル編曲)

CD2 変奏曲集
(6)ベートーヴェン: 32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
(7)シューマン:アベック変奏曲
(8)メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲ニ短調
(9)フランク:前奏曲,フーガと変奏曲Op.18
(10)ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲 Op.22
(11)ローゼンブラット:パガニーニの主題による変奏曲

CD3 現代ピアノ作品集
(12)ハリソン・バートウィッスル:チェロとピアノのため
(13)J・ハービソン:ソナタ第2番
(14)タチアナ・コマロヴァ:主題と7 つの変奏曲
(15)クシシトフ・メイエル:自動ピアノのための作品〜サン=スーシの思い出(世界初演)、シュテッフェン
(16)シュライエルマッヒャー:2つの自動ピアノのための作品(世界初演)
(17)ヴォルフガング・リーム:トンボー第5 番
(18)エリオット・カータ:断続、ダウランド(W. バード編):涙のパヴァーヌ
(1)ジークフリート・マウザー(P)、
 クリスチャン・シャモレル(P)[ 2006年7月23日]
(2)ジュゼッペ・アンダローロ(P)[ 2006年5月26日]
(3)キム・ソンウク(P)[2006年5月26日]
(4エレーナ・バシュキロワ(P)、
 マティアス・グランダー(Cl)、
 フェリクス・シュヴァルツ(Va)[2006年6月3日]
(5)セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)、
 アンドレア・リーバークネヒト(Fl)、
 アンドレィ・ビーロウ(Vn)、
 ニコラス アルシュターツ(Vc)[2006年8月2日]
(6)ジュゼッペ・アーノルド(P)[ 2006年5月26日]
(7)ヘルベルト・シュフ(P)[2006年5月27日]
(8)ロバート・レヴィン(P)[2006年7月27日]
(9)フジュゼッペ・アーノルド(P)[2006年5 月26日]
(10)ウラジミール・フレストフ(P)[2006年8月17日]
(11)ニコライ・トカレフ(P)[ 2006年7月15日][
(12)ティル・フェルナー(P)、
 エイドリアン・ブレンデル(Vc)[ 2006年8月9日]
(13)ロバート・レヴィン(P)[ 2006年7月27日]
(14)ラルス・フォークト(P)[2006年8月15日]
(15)(16)ユルゲン・ホッカー(P)[2006年6月5日]
(17)ベルンハルト・ヴァンバッハ(P)[2006年6月8日]
(18)ピーター・ゼルキン(P)[2006年5月25日]
4260085-530717(5CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
第25ト長調K301、26番変ホ長調K302、27番ハ長調K303、28番ホ短調K304、29番イ長調K305、第41番変ホ長調K481、24番ハ長調K296、30番ニ長調K306、第35番ト長調K379、変奏曲K359、34番変ロ長調K378、変奏曲K360、第36番変ホ長調K380、40番変ロ長調K454、42番イ長調K526、第37番イ長調K402、38番ハ短調K403、43番ヘ長調K547、32番ヘ長調K376、33番ヘ長調 K377
スザンネ・ラーベンシュラーク(Vn)、
ハテム・ナディム(P)
スザンネ・ラーベンシュラークはヴェルディ弦楽四重奏団を設立後、アマデウスQ、メロスQ、ショスタコーヴィッチQ、に学び、 2001年からエジプト出身のピアニスト、ハテム・ナディムとデュオを組み積極的に活動をしています。ソロ活動とヴェルディ弦楽 四重奏団の双方でマスタークラスを開設し、マンマイムの音楽学校で教鞭をとり後進の指導にも力を入れています。
85-53077
シューベルト:ノットゥルノ 変ホ長調 D897
【朗読】インゲボルク・バッハマン:Erklar’ mir Liebe
【朗読】ライナー・マリア・リルケ:Die Liebenden /
【朗読】ライナー・マリア・リルケ:Liebes-Lied
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8 第1楽章
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Fortissimo
【朗読】ゴットフリート・ベン:Liebe
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Die Liebe
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Ouverture
【朗読】ゴットフリート・ベン:Noch einmal
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8 第2、第3楽章
【朗読】ゴットフリート・ベン:Auf deine Lider senk’ ich Schlummer
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Mein Tanzlied
【朗読】ゴットフリート・ベン:Rosen
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Als ich Tristan kennen lernte
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An den Gralprinzen
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An den Prinzen Tristan
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An den Ritter aus Gold
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An Tristan
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Abschied
【朗読】ゴットフリート・ベン:Madonna
【朗読】ゴットフリート・ベン:Bitte wo -
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Was hat die Lieb mit der Saison zu tun
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8 第4楽章
【朗読】ウィリアム・シェイクスピア:Sonett 23
【朗読】ウィリアム・シェイクスピア:Sonett 43
【朗読】ウィリアム・シェイクスピア:Sonett 56
【朗読】ベルトルト・ブレヒト:Die Liebenden
カタリナ・タールバッハ(朗読)
ファイニンガ ー・トリオ

録音:2016年
ベルリン・フィルのメンバーであるクリストフ・シュトロイリ(Vn)とダヴィッド・リニカー(Vc)、そしてスイスのピアニスト、アドリアン・オーティカーによって2015年に結成されたファイニンガー・トリオ。彼らが演奏する鮮烈なシューベルト&ショパンに、ドイツの名女優カタリーナ・タールバッハが朗読する24の詩を組み合わせた、音楽と言葉によるコンセプチュアルな1枚です。「愛と死」をテーマに、シューベルトの「ノットゥルノ」やショパンの「ピアノ三重奏曲」の雰囲気と合う作品として、インゲボルク・バッハマン、ライナー・マリア・リルケ、エルゼ・ラスカー=シューラー、ゴットフリート・ベン、ウィリアム・シェイクスピア、ベルトルト・ブレヒトらの詩が選ばれました。アルバムのタイトルはワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の2重唱から取られています。
ファイニンガー・トリオは、バウハウスとの関わりでも知られる画家・デザイナーのライオネル・ファイニンガー(1871-1956)に対する深い共感から名付けられたピアノ三重奏団。彼らの表現力の豊かさ、ニュアンスと音色の幅広さは音楽評論家からも高く評価されています。彼らはシーズンごとに特定のテーマにプログラムを集中させており、C'aviレーベルにドビュッシーとラヴェル(8553317)や、スーク、ドヴォルザーク、スメタナ(8553293)のピアノ三重奏曲を録音しています。
85-53078
バッハ&エンケ:無伴奏チェロ作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV.1010
トルステン・エンケ(b.1966):無伴奏チェロとテープのための 「クラックス(オン・シン・アイス)」(2018)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011
エンケ:無伴奏チェロとテープのための 「クラウズ(アイス・ミラー)」(2018)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012
ターニャ・テツラフ(Vc)

録音:2018年8月、ブレーメン(ドイツ)/使用楽器:ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ1776
名ヴァイオリニスト、クリスティアン・テツラフの妹であり、共にドイツを代表する弦楽器奏者として世界的に活躍するチェリスト、ターニャ・テツラフ。
ターニャ・テツラフが取り組んだチェロのバイブル、バッハの無伴奏チェロ組曲のレコーディングは、第4番〜第6番の後半3曲に加え、それぞれの曲間にドイツのチェリスト、作曲家、指揮者として多彩に活動するトルステン・エンケ(b.1966)がターニャ・テツラフに捧げた作品「Cracks」と「Clouds」を配置。これはアイス・スケートからインスピレーションを得て、無伴奏チェロとテープのために書かれた作品で、バッハとはまったく異なるサウンドの世界を見せながら、バッハの作品も違った印象を受けるように3つの組曲が結び付けられています。
85-53079
イギリスの偉大な弦楽六重奏曲集
ブリッジ:弦楽六重奏曲変ホ長調 H.107
ホルスト:弦楽六重奏曲のためのスケルツォ H.23
ホルブルック:弦楽六重奏曲ニ長調 Op.43 「ヘンリー・ヴォーン」
ケルン弦楽六重奏団

録音:2018年3月−4月、WDRクラウス・フォン・ビスマルク・ホール(ケルン)
室内楽やソリストとして幅広い経験を持つ様々な国の弦楽器奏者達によって結成され、20年超にわたる活動歴を誇るケルン弦楽六重奏団。室内楽の中でもニッチな編成である弦楽六重奏曲で、グレート・ブリテン(イギリス)をテーマにグレート(偉大)な弦楽六重奏曲を録音するという意欲的なアルバム。
4260085-530823(2CD)
シベリウス:メランコリーOp.21、
グリーグ:チェロ・ソナタ、
ラフマニノフ
:チェロ・ソナタ Op.19
ターニャ・テツラフ(Vc)、
ニッラ・シュスマン(P)

録音:2005年
クリスチャン・テツラフの妹ターニャ・テツラフとノルウェー人の若手ピアニスト、グニッラ・シュスマンによるチェロ・ソナタ集。 比較的初期の作品の一つシベリウスのメランコリーは、チ フスのため早逝した末娘を悼み作曲され、深い悲しみと行き場のない感情が入り混じった作品です。ターニャ・テツラフが心の葛藤を 上手く描き出し、悲哀感たっぷりに演奏しています。またグリーグ唯一のチェロのための作品ソナタは北欧の独特の空気感を盛り込ん だ美しい作品。艶やかな音色が曲にぴったりとフィットしています。2 枚目のラフマニノフもチェロの大曲ですが、余裕のあるたっぷ りとした音でラフマニノフ節を聴かせています。  (Ki)
85-53084
ヤナーチェク:ピアノ作品集
霧の中で/草かげの小径にて 第1集
ないしょのスケッチ/思い出 JW VIII/32
オレーナ・クシュプラー(P)

録音:2020年3月、イエス・キリスト教会(ベルリン=ダーレム
歌手であるゾルヤーナ・クシュプラーとの双子デュオとしても活動する、ウクライナ生まれのドイツ人ピアニスト、オレーナ・クシュプラー。彼女が若いころから魅了されてきたという、ボヘミアの巨匠レオシュ・ヤナーチェクの音楽。超絶技巧の為の超絶技巧というものはヤナーチェクのアプローチにはなく、詩的で自伝的な、美しくも物悲しいピアノ小品の数々を深遠な表現で紡いでいます。





4260085-530854(2CD)
2007年ルール・ピアノフェスティヴァル・エディションVol.16

ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」(ツェムリンスキー編曲ピアノ4 手版)
〜序曲、第1幕第1曲(二重唱)ようやく二人きりになったね、第2曲(アリア)もしあなたと一緒になれて、第3曲(四重唱)何という不思議な気持ちでしょう、第4 曲(アリア)やはりお金がなければ、第5曲(三重唱)それは結構だ、第6曲行進曲、第7曲(アリアと合唱)うむ!何とよい機会だ!、第8曲(二重唱)さあ急ぐのだ!第9曲(レチタティーヴォとアリア)非道の者よ!どこへ急いで行くのか?、第10曲(フィナーレ)ああ何という嬉しさ、第10 曲(フィナーレ)うまく行きましたか?、第2幕第11曲(導入曲とアリア)神よ!ここは何という暗さだ!、第12曲(メロドラマと二重唱)地下のあなぐらの何と寒いことよ*、第13曲(三重唱)お前たちの報酬は、第14曲(四重唱)あいつは死ぬのだ!、第15 曲(二重唱)ああえもいわれぬ喜び!、第16 曲(フィナーレ)この日に祝福あれ!、第16曲(フィナーレ)王様の恵み深き思し召しにより、第16曲(フィナーレ)おお神様何と言う瞬間でしょう、第16曲(フィナーレ)やさしき妻を持つものは
滑川真希、デニス=ラッセル・デイヴィス(P)、
ワルトラウト・マイヤー (レオノーレ)、
クルト・モル(ロッコ)

録音:2007年4月
「魔笛」(4260085553019)に続く滑川真希&デニス=ラッセル・デイヴィスのデュオによる「フィデリオ」の4手版。息の合った4手の紡ぎ出す多彩な演奏が際立つ一枚。ツェムリンスキーは1902年4月に完成したこの「フィデリオ」の4 手ピアノ版を始めとして、 1902年夏に「魔笛」、ニコライの「ウィンザーの陽気な女房たち」、ロルツィングの「ロシア皇帝と船大工」、そしてハイドンやメンデ ルスゾーンのオラトリオ、シューマンの「ペリと楽園」までもピアノ4 手に編曲。これらの編曲は気軽にオペラの名旋律を楽しむこと が出来ます。滑川真希&デニス=ラッセル・デイヴィスのデュオは2003年に結成、リンツで開催されている世界最大の電子芸術祭「ア ルス・エレクトロニカ」に参加し大成功を収め、デュオの続行を決心。その後ルールを始め多くのフェスティヴァルに参加し注目を集 めています。また世界的な劇場で喝采を浴びてきたワルトラウト・マイヤーとクルト・モルが舞台さながらの語りを披露しています。 (Ki)





4260085-530885(9CD)
2007年ルール・ピアノフェスティヴァルVol.19

◆CD1
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番、ドビュッシー:前奏曲集〜オンディーヌ/月の光が降り注ぐテラス/西風の見たもの、ストラヴィンスキー(グイド・アゴスティ編):バレエ組曲「火の鳥」、ドビュッシー:ゴリウォークのケークウォーク、ガーシュウィン(E・ワイルド編):君を抱いて

◆CD2
 ドビュッシー:ベルガマスク組曲、ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、 シューマン:ピアノ・ソナタ第1番、モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番〜アダージョ、ショパン:練習曲Op.10-8

◆CD3
メンデルスゾーン:無言歌集第1巻〜Op.19「1甘い思い出」、第5巻〜Op.62「15月のそよ風」、第7巻〜Op.85-4「悲歌」、第6巻〜Op.67-4「紡ぎ歌」、ユーディー・ワイナー:5 Toward The Center、ラヴェル:夜のガスパール、ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2 番変ロ短調 Op.36

◆CD4
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」*、、リスト:パガニーニによる大練習曲、シューマン:3つのロマンス〜第2番嬰ヘ長調Op.28

◆CD5
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番、ベートーヴェン:3 つの選帝候ソナタWoO.47-3
 ドビュッシー:映像第1集、リスト:タランテラ、ファリャ:火の踊り(アンコール)

◆CD6
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2、幻想曲変ロ長調Op.77、リスト:「さまよえるオランダ人」の紡ぎ歌(ワーグナー原曲)*、プロコフィエフ:4つの小品Op.32*、ピアノ・ソナタ第8番#

◆CD7〜アーウィン・ゲージ(P)とマスタークラスにて
シューマン:12の詩Op.35〜第1,2,5,7,10,12番/ミヒャエル・ナジ(Bs)、ジュリアン・ルーフ(P)
シェーンベルク:2つのバラード〜Op.12-2
シュレーカー:Uberwunden、Das feurige Mannlein、8 つの歌〜Spuk Op.7-4、
 「はるかな響き」〜Die gluhende Krone/以上ドミニク・ヴェルナー(Bs)、シモン・ビュッヒャー(P)
デュパルク:ギャロップ*
リスト:歌曲集〜テュールの王様*、私の歌には毒がある*、3人のジプシー*/以上エヴァ・フォーゲル(Ms)、マティアス・ヴィーク(P)
マルタン:イェーダーマンの6つの独白〜1,2,4,5,6番/リヒャルト・バークハード(Bs)、エドワード・ラシュトン(P)
シューベルト:歌曲「流れ」D.693、あふれる愛D.854、夜と夢D.827/キャロリーヌ・メルツァー(S)、アーウィン・ゲージ(P)

◆CD8
 グウィリム・シムコック:Way Back Home、ジョー・ヘンダーソン:Isotope、グウィリム・シムコック:Conundrum/And then she was gone、スティーヴィー・ワンダー:Summer Soft、ロバート・メリン&ガイ・ウッド:My one and only love、アーヴィング・バーリン:How deep is the ocean、ドン・レイ&ジーン・デ・ポール:You don’t know what love is

◆CD9
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番Op.14-1、ペーター・ルジツカ:“Parergon” Sechs
Skizzen zu “Holderin” fur Klavier( ルール・ピアノ委嘱作品)、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第22番、ショパン:夜想曲第8番、ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2 番
◆CD1
フランチェスコ・ピアモンテージ(P)
 録音:2007年7月7日(ライヴ)

◆CD2
ベン・J・キム(P)
 録音:2007年7月7日(ライヴ)

◆CD3
ヤ=フェイ・チャン(P)
 録音:2007 年5 月13 日(ライヴ)

◆CD4
アリス=紗良・オット(P)
 録音: 2007年5月30日*、2007 年7月19-20 日

◆CD5
ミラニャ・ライッチ(P)
 録音:2007年6月13 日(ライヴ)

◆CD6
ダビッド・カドゥッシュ(P)
 録音:2005年12月13日、2007年6月1日*、2006年11月9日#

◆CD7
 録音: 2007年5月19日、2007年5月18日* (ライヴ)

◆CD8
グウィリム・シムコック(Jazz)
 録音:2007 年6 月28 日(ライヴ)

◆CD9
クリストファー・テイントン(P)
 録音:2007年7月1日(ライヴ)
4260085-530984
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番、
3つの小品 D.946
ラルス・フォークト(P)

録音:2006年10月、2007年11月、ケルン(ドイツ)
ラルス・フォークトはこれまでEMI専属演奏家として録音してきましたが、彼が信頼するアンドレアス・フォン・イムホフ氏が主催するCAvi-music レーベルへ移籍し、今後録音活動を行います。第1弾はシューベルト。1音1音丁寧に歌い上げた感情豊かな演奏で、じわじわと心に染み入る感動的な音楽を聴かせてくれます。名演も名録音も多くある作品ですが、フォークトの演奏は一聴の価値あり! (Ki)
4260085-530991
シューベルト:室内楽作品集
ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 D898 Op.99
しぼめる花の主題による序奏と変奏曲 D802 Op.160
ラルス・フォークト(P)、
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、
ターニャ・テツラフ(Vc)、
キアーラ・トネッリ(Fl)、
ジルケ・アヴェンハウス(P)

録音:2005年6月9日、2006年6月9日、シュパヌンゲン音楽祭(ドイツ)
ラルス・フォークト主催のシュパヌンゲン音楽祭ライブ録音。ラルス・フォークト、アンティエ・ヴァイトハース、ターニャ・テツラフの三人によるピアノ三重奏曲第1番は、それぞれの奏者がさすがの表現力で作品の本質に迫っていくかのような充実の演奏を展開しており、聞き逃せない一枚となっています。
4260085-531004(14CD)
シュパヌンゲン音楽祭10 年の歩み(1999年-2006年ライヴ録音集)

(1)1999年ライヴ・レコーディング
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 Op.81
タチアナ・コマロヴァ:トリオ
ストラヴィンスキー:兵士の物語(抜粋)*

(2)1999年ライヴ・レコーディング
シェーンベルク:浄められた夜 Op.4(六重奏版)
メシアン:世の終わりのための四重奏曲

(3)2000年ライヴ・レコーディング
ハイドン:ピアノ三重奏曲 ト長調 Hob. XV/15
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D956

(4)2000年、ライヴ・レコーディング
ブラームス:ピアノ三重奏曲 Op.8
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 Op.87

(5) 2001年ライヴ・レコーディング
ハイドン: ピアノ三重奏曲 ハ長調 Hob.XV/27
モーツァルト:ファゴットとチェロのためのソナタ 変ロ長調 KV292
ディヴェルティメント 変ホ長調 KV563

(6)2001年ライヴ・レコーディング
ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ Op.11 No.6/10楽器のためのソナタ(断章)(1917)
ベルク:アダージョ
プーランク:トリオ
プロコフィエフ:五重奏曲 ト長調 Op.39

(7)1999年&2001年、ライヴ・レコーディング
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 Op.25/ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 Op.60

(8)2000年&2001年、ライヴ・レコーディング
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 KV452/
フルート四重奏曲第1番 KV285/弦楽五重奏曲第4番 ト短調 KV516

(9)2000年&2002年ライヴ・レコーディング
ドヴォルザーク:ピアノトリオ第3番 ヘ短調 Op.65
ショスタコーヴィチ: ピアノトリオ第2番 ホ短調 Op.67

(10) 2003年ライヴ・レコーディング
サン=サンーンス:動物の謝肉祭/幻想曲 Op.124
J.フランセ:ディヴェルティメント
マルセル・ソラージュ:オーボエ、フルートとハープのための「レジェンド」
ロジェ・ブトリ:ファゴットとピアノのための「インターフェアレンス」
ミヨー:スカラムーシュ

(11)2003年、ライヴ・レコーディング
ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番 イ長調 Op.26/ピアノ三重奏曲第2番 Op.87

(12)2003年&2004年、ライヴ・レコーディング
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 K478/ピアノ三重奏曲 変ホ長調 K502
ベルク/ハイメ・ミューラー編:ソナタ
シェーンベルク:室内交響曲 Op.9*

(13)2004年ライヴ・レコーディング
ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.100
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出のために」Op.50

(14)ボーナスCD/2006年、ライヴ・レコーディング
ブレット・ディーン:リコレクションズ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番[ラルス・フォークト(P)]
ピーター・マクスウェル・デイヴィス:狂王のための8つの歌
(1)ラルス・フォークト(P)
クリスティアン・テツラフ(Vn)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
キム・カシュカシアン(Va)
ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)
ニコライ・シュナイダー(Vc)
ペーター・リーゲルバウアー(Cb)*
マイケル・コリンズ(Cl)*
ダグ・イェンセン(Fg)*
イェルーン・ベルワールツ(Tp)*
デイヴィッド・パーサー(Tb)*
ステファン・ラップ(G)*
ダニエル・ハーディング(指)*

(2)イザベル・ファン・クーレン(Vn)
マイケル・コリンズ(Cl)
アルバン・ゲルハルト(Vc)
ラルス・フォークト(P)

(3)クリスティアン・テツラフ(Vn)
イザベル・ファウスト(Vn)
タチアナ・マスレンコ(Va)
ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)
グスタフ・リヴィニウス(Vc)]

(4)ラルス・フォークト(P)
イザベル・ファウスト(Vn)
ディームート・ポッペン(Va)
ターニャ・テツラフ(Vc)]

(5)ラルス・フォークト(P) 
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
アルバン・ゲルハルト(Vc) 
ダグ・イェンセン(Fg)
ターニャ・テツラフ(Vc)
クリスティアン・テツラフ(Vn)
タベア・ツィンマーマン(Va)

(6)クリスティアン・テツラフ(Vn)
コルネリア・ブランドカンプ(Fl)
ディームート・シュナイダー(Cl)
イブ・ハウスマン(Cl)
ヨッヘン・ウベローデ(Hrn)
ダグ・イェンセン(Fg)
ユリア・フィッシャー(Vn) 
ダニエル・ホープ(Vn)
タチアナ・マスレンコ(Va)
アルバン・ゲルハルト(Vc)
ロルフ・ヤンセン(Cb) 
クリスティアン・ウィッツェル(Ob)
アンドレアス・バッハ(P)
タベア・ツィンマーマン(Va)

(7)ラルス・フォークト(P)
ユリア・フィッシャー(Vn)
タチアナ・マスレンコ(Va)
グスタフ・リヴィニウス(Vc)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
キム・カシュカシアン(Va)
ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)

(8)ラルス・フォークト(P) 
ウルリヒ・ケーニヒ(Ob)
ディームート・シュナイダー(Cl)
ヨッヘン・ウベローデ(Hr)
ダニエル・ジェミソン(Fg)
コルネリア・ブランドカンプ(Fl)
タチアナ・マスレンコ(Va)
グスタフ・リヴィニウス(Vc)
クリスティアン・テツラフ(Vn) 
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)

(9)ラルス・フォークト(P) 
クリスティアン・テツラフ(Vn)
ボリス・ペルガメンシコフ(Vc) 
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)

(10)ダグ・イェンセン(Fg)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
アネッテ・ベア・ケーニッヒ(Vn) 
ステファン・フェーラント(Va)
グスタフ・リヴィニウス(Vc) 
ペーター・リーゲルバウアー(Cb)
ウルリヒ・ケーニヒ(Ob) 
アンドレア・リーバークネヒト(Fl)
ヤナ・ボウシュコヴァー(Hp) 
ミハエラ・ウルスレアサ(P)
ラルス・フォークト(P)

(11)ラルス・フォークト(P)
クリスティアン・テツラフ(Vn)
ヘルムート・ローデ(Va) 
ハインリヒ・シフ(Vc)
イザベル・ファウスト(Vn) 
ステファン・フェーラント(Va)
グスタフ・リヴィニウス(Vc)

(12)ラルス・フォークト(P)
イザベル・ファウスト(Vn)
ステファン・フェーラント(Va)
ナタリー・クライン(Vc)
クリスティアン・テツラフ(Vn)*
イメ・ミューラー(Vn)*
ハンナ・ワインマイスター(Vn)
グスタフ・リヴィニウス(Vc)
アルバン・ゲルハルト(Vc) 
コルネリア・ブランドカンプ(Fl)*
吉井瑞穂(Ob)* 
クリスティアン・ウィッツェル(Ob)*
ディームート・シュナイダー(Cl)*
シャロン・カム(Cl)*
トーマス・アダムスキー(Cl)*
シュテファン・シュヴァィゲルト(Fg)*
ローラー・クラウス(Fg)* 
マリー・ルイーゼ・ノイネッカー(Hrn)*
河原泰則(Cb)*
ダニエル・ハーディング(指)*

(13)アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
ラルス・フォークト(P)
クラウディオ・ボルケス(Vc)
この音楽祭は10 年目を迎え、主催者であるラルス・フォークトをはじめとする大物アーティストによる特別な室内楽コンサートが多く行われています。年々親密さを増すシュパヌンゲンの仲間たちの演奏はここでしか聴くことのできない特別なもの。ここに収められているものは1999 年から2006 年までのライヴ音源で、今をときめく若手指揮者のダニエル・ハーディングのストラヴィンスキー「『兵士の物語』、シェーンベルク:室内交響曲を収録。その他の出演陣もクリスチャン・テツラフ、イザベル・ファウスト、ユリア・フィッシャーなどなど超豪華メンバーが揃っています。 (Ki)
85-53102
シュパヌンゲン音楽祭2018〜グリエール、ショスタコーヴィチ、アーン

(1)グリエール:弦楽八重奏曲ニ長調 Op.5

(2)レイナルド・アーン:ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調

(3)ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11
(1)ビョル・カン(Vn)、ユラ・リー(Vn)、ゲルガナ・ゲルゴヴァ(Vn)、フロリアン・ドンダラー(Vn)、ハンナ・ヴァインマイスター(Va)、ティモシー・リダウト(Va)、ターニャ・テツラフ(Vc)、アルバン・ゲルハルト(Vc)/録音:2018年6月19日
(2)アルトゥール・ピサロ(P)、アンナ・レシュニャク(Vn)、エリーザベト・クッフェラート(Vn)、ユラ・リー(Va)、グスタフ・リヴィニウス(Vc)/録音:2018年6月24日
(3)フロリアン・ドンダラー(Vn)、ビョル・カン(Vn)、ユラ・リー(Vn)、ゲルガナ・ゲルゴヴァ(Vn)、タチアナ・マスレンコ(Va)、ハンナ・ヴァインマイスター(Va)、アルバン・ゲルハルト(Vc)、ターニャ・テツラフ(Vc)/録音:2018年6月19日
C'Avi-musicの定番シリーズの一つであるシュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音シリーズ。
ドイツの名ピアニスト、ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭は、ドイツ西部のハイムバッハで毎年6月に行われる室内楽フェスティヴァルで、テツラフ兄妹やアンティエ・ヴァイトハースなど豪華アーティストの参加で人気を博しています。
2018年のライヴ・レコーディングより、ロシアとフランスの後期ロマン派室内楽作品、グリエールとショスタコーヴィチの弦楽八重奏曲とレイナルド・アーンのピアノ五重奏曲を収録。テツラフ・カルテットのメンバーであるターニャ・テツラフ、エリーザベト・クッフェラート、ハンナ・ヴァインマイスターの他、2019年の来日で話題を呼んだ若手ヴィオリスト、ティモシー・リダウトや、アルバン・ゲルハルト、アルトゥーロ・ピサロなどの豪華ミュージシャンたちが名を連ねています。
85-53101
シュパヌンゲン音楽祭2018〜チャイコフスキー&ボロディン

(1)ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調
(2)チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.22
(1)ビョル・カン(Vn)、アンナ・レシュニャク(Vn)、バーバラ・ブントロック(Va)、ユリアン・ステッケル(Vc)/録音:2018年6月24日

(2)アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、ビョル・カン(Vn)、ティモシー・リダウト(Va)、ターニャ・テツラフ(Vc)/録音:2018年6月18日
C'Avi-musicの定番シリーズの一つであるシュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音シリーズ。
ドイツの名ピアニスト、ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭は、ドイツ西部のハイムバッハで毎年6月に行われる室内楽フェスティヴァルで、テツラフ兄妹やアンティエ・ヴァイトハースなど豪華アーティストの参加で人気を博しています。
2018年のライヴ・レコーディングより、チャイコフスキーとアレクサンドル・ボロディン、それぞれの「弦楽四重奏曲第2番」を収録。
チャイコフスキーのロマンティックで濃密な弦楽四重奏曲第2番では、アルカント・カルテットの第1ヴァイオリニストも務めるドイツの名女流ヴァイオリニスト、アンティエ・ヴァイトハースがターニャ・テツラフやティモシー・リダウトと共演し、充実のアンサンブルを聴かせています。
85-53103
シューベルト:冬の旅 マルクス・シェーファー(Ob)、
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)
使用楽器:Eastern Germany around 1830

録音:2018年2月、ヴァイマール城(ドイツ)
ハノーファー音楽大学の教授を務めたドイツのリリック・テノール、マルクス・シェーファーが歌うシューベルトの「冬の旅」。前作「白鳥の歌」(8553206)に引き続き、ドイツの名ピリオド・ピアノ奏者、トビアス・コッホとの共演です。クイケンやアーノンクールとも共演があり、アーノンクール(指)2000年録音の「マタイ受難曲」でもその美声を披露しています。
85-53104
アルカン:独奏ピアノのための協奏曲
アルカン:エスキス Op.63より 第1曲「幻影」、第2曲「スタッカティッシモ」、第48曲「夢の中で」/トッカーティーナ Op.75/エスキス Op.63より 第31曲「四重奏の出だし」、第43曲「ノットゥルニーノ − 恋に落ちて」/練習曲「野蛮に」/エスキス Op.63より 第26曲「小エール」、第11曲「ため息」、第12曲「小舟歌」/独奏ピアノのための協奏曲(短調による12の練習曲集 Op.39より 第8番〜第10番)
シャハイェフ・ノスラーティ(P)

録音:2018年11月、イエス・キリスト教会(ベルリン)
1989年ドイツのボーフム生まれのピアニスト、シャハイェフ・ノスラーティは、ライプツィヒの国際バッハ・コンクール2014で第2位を受賞し、2つのバッハ・アルバムをリリースするなど、若きバッハ弾きとして注目を浴びていました。そんなノスラーティが幼いころから魅了されていたという作曲家、シャルル=ヴァランタン・アルカンのアルバムが、C'Avi-musicから登場。 ショパンやリストに匹敵するヴィルトゥオーゾとして活躍し、歴史上で最も偉大なコンポーザー=ピアニストの1人として位置づけられているロマン派のフランス人音楽家アルカン。特にこのアルバムのメインとなる「独奏ピアノのための協奏曲」は「短調による12の練習曲集」の8曲目から10曲目までの3曲で構成されており、第1楽章だけで約30分、全曲でなんと約50分の演奏時間と超絶技巧を要する規格外のスケールを持った作品。題名のとおり、まるでオーケストラをバックにしたピアノ協奏曲のような、華麗で劇的でロマンティックな音楽を1台のピアノだけで表現するアルカンの代表作の1つです。 バッハの音楽の熱心な探求とは別に幼いころからアルカンの作曲様式も学び、マルク=アンドレ・アムランが弾いたアルカンの演奏にも大きなインスピレーションを得たというノスラーティが、豊かで複雑なアルカンの真髄に迫ります。
85-53105(2CD)
ライヴ・イン・ベルリン
ハイドン:ピアノ三重奏曲第44番ホ長調 Hob.XV:28
ベルント・アロイス・ツィンマーマン:ピアノ三重奏とスピーカーのためのバレエ音楽 「プレザンス」
シューベルト:ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.100, D.929
トリオ・ガスパール

録音(ライヴ):2018年5月、ピエール・ブーレーズ・ザール(ベルリン)
ドイツ、ギリシャ、イギリス出身の奏者により2010年に結成され、柔軟で斬新な独自の取り組みが評価されてきたピアノ三重奏団、トリオ・ガスパール。ハイドンとシューベルトのお馴染みのレパートリーに、B.A.ツィンマーマン(1918−1970)のレア・レパートリーを組み合わせた意欲作。ツィンマーマンの生誕100年となる2018年にベルリンで行われたライヴで、曲ごとの拍手や歓声も独立したトラックに収録されています。
85-53106
水彩画〜アーン&ドビュッシー:弦楽四重奏曲集
レイナルド・アーン:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調
ドビュッシー:忘れられた小唄 L.60(Joan Bachs編曲 ソプラノと弦楽四重奏版)*
弦楽四重奏曲ト短調 L.85(Op.10)
ノガ・カルテット、
ショバーン・スタッグ(S)*

録音:2016年6月、2018年7月、2019年2月、ベルリン
ノガ・カルテット(ノガ四重奏団)は、フランスとイスラエルのミュージシャンによって2009年にベルリンで結成された気鋭のアンサンブル。アルテミス・カルテットとアルバン・ベルクSQに学び、プレミオ・パオロ・ボルチアーニ弦楽四重奏国際コンクール、バンフ国際弦楽四重奏コンクール、大阪国際室内楽コンクール、メルボルン国際室内楽コンクールなどで優秀な成績を収め、ベルリン・フィルやベルリン・ドイツSOなどと共演しています。
アーンとドビュッシーの弦楽四重奏曲に、ドビュッシーの「忘れられた小唄(忘れられたアリエッタ)」の弦楽四重奏伴奏版(編曲はノガ・カルテットのチェロ奏者Joan Bachs)をカップリングし、水彩画のような淡く美しい色彩のアルバムを作りました。
85-53107(2CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番&楽興の時
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
3つのピアノ曲 D.946
楽興の時 Op.94, D.780
ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2018年8月(P・ソナタ第21番、楽興の時)&2019年1月(3つのピアノ曲)、バイエルン放送(ミュンヘン)
ロシアの名ピアニスト、アナトール・ウゴルスキの娘であり、自身も国際的なコンサート・ピアニストとして活動したディーナ・ウゴルスカヤ。2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めながらも、癌との闘病の末、2019年9月に46歳の若さでこの世を去りました。
ドイツのC'Avi-musicとは10年間に渡る充実のコラボレーションを築き、バイエルン放送との共同制作で数々の優れた録音を遺してきたウゴルスカヤの最期のソロ録音は、晩年の傑作ピアノ・ソナタ「第21番」や「楽興の時」を収録した2枚組シューベルト・アルバム。
その深い感受性や冷静なパフォーマンスから、「ピアノの哲学者(philosopher at the piano)」として称賛されたウゴルスカヤの濃密なるシューベルトにご注目ください。
85-53108
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品集Vol.1
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 Op70-1 「幽霊」
三重協奏曲ハ長調 Op.56(フリードリヒ・エドゥアルト・ヴィルジング編曲/ピアノ三重奏版)
ベートーヴェン・トリオ・ボン〔ジンサン・リー(P)、ミハイル・オヴルツキ(Vn)、グレゴリー・アルミャン(Vc)〕

録音:2018年11月、ドイツ放送室内楽ホール(ケルン)
85-53109
TWO〜無伴奏ヴァイオリンとヴィオラのための現代作品集
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918−1970):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ(1951)、
 無伴奏ヴィオラのためのソナタ 「....an den Gesang eines Engels」(1955)
トルステン・エンケ(b.1966):無伴奏ヴァイオリンのための 「アウトライン」(2017)(世界初録音)、
 無伴奏ヴィオラのための 「インナー・ヴォイス」(2015)
ヨハネス・X・シャヒトナー(b.1985):無伴奏ヴァイオリンのための 「エピタフ」(2007)、
 無伴奏ヴィオラのためのエピローグ 「パテイア」(2015/17)(世界初録音)
ペーテル・エトヴェシュ(b.1944):無伴奏ヴァイオリンのための 「パラ・パロマ」(2015)
 2本のヴィオラのための 「不協和音」(2018)(世界初録音)
エリーザベト・クッフェラート(ヴァイオリン&ヴィオラ)

録音:2018年7月、ブレーメン(ドイツ)
クリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテットのヴァイオリン奏者を務めるドイツのヴァイオリニスト兼ヴィオリスト、エリーザベト・クッフェラート。バンベルクSOのコンサートミストレスを務めた後、現在はハノーファー音楽大学で教鞭を執るクッフェラートの新録音は、ファースト・ソロCD「Libero, fragile」に引き続き、無伴奏ヴァイオリンと無伴奏ヴィオラのための作品集。
B.A.ツィンマーマン、エンケ、シャヒトナー、エトヴェシュ、4人の現代の作曲家がヴァイオリンとヴィオラのためにそれぞれ書いた8つの作品。ヴァイオリンとヴィオラを器用に持ち替え、インスピレーション豊かな音楽を披露しています。「アウトライン」、「パテイア」、「不協和音」の3曲は、クッフェラートのために特別に書かれた作品で、このアルバムが世界初録音。2本のヴィオラのための「不協和音」は多重録音により両パートともクッフェラートが弾いています。
85-53110
ベートーヴェン〜ピアノ&ウィンズ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲変ホ長調 WoO.4*(復元:ハワード・シェリー
ピアノと木管五重奏のための編曲:ウルフ=グイド・シェーファー)
笛時計のための4つの小品(木管五重奏のための編曲:ウルフ=グイド・シェーファー)
ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲変ホ長調 Op.16*
マルクス・ベッカー(P)*、
マーロット木管五重奏団

録音:2019年6月、ドイツ放送室内楽ホール(ケルン)
マックス・レーガーのピアノ作品全曲録音という偉業を成し遂げたことでその名を轟かせたドイツの鬼神マルクス・ベッカーと、1986年に結成され、これまで4つの室内楽コンクールで1等賞に輝いてきたアンサンブル、マーロット木管五重奏団が贈るベートーヴェンの生誕250周年記念アルバム。
ベートーヴェンが「ピアノと木管楽器」という、当時では珍しい(現在でも弦楽アンサンブルに比べると作品に恵まれていない)編成のために書いたオリジナル作品、「五重奏曲変ホ長調 Op.16」を中心にしたプログラム。注目は、13歳の若きベートーヴェンが書いた「第0番」とも呼ばれるピアノ協奏曲。このアルバムでは、ピアニストのハワード・シェリーによるオーケストラ・パートの復元版から、マーロット木管五重奏団のクラリネット奏者でもあり、様々な木管アンサンブルへのアレンジ作品でも知られるウルフ=グイド・シェーファーが木管五重奏の伴奏による室内協奏曲へと華麗なアレンジを行ったバージョンを収録。一流オーケストラのソロ奏者や著名な音楽院で教授を務める名手たちの演奏で、管楽器の分野でも革新的な作品を生み出してきた楽聖ベートーヴェンの偉才を改めて感じさせてくれることでしょう。
85-53111
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品集Vol.2
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op70-2
交響曲第2番ニ長調 Op.36(ベートーヴェン編曲/ピアノ三重奏版)
ベートーヴェン・トリオ・ボン〔ジンサン・リー(P)、ミハイル・オヴルツキ(Vn)、グレゴリー・アルミャン(Vc)〕

録音:2019年2月、ドイツ放送室内楽ホール(ケルン)
ゲオルギー・スヴィリードフやアレクサンドル・アリャビエフを含むロシアのレア・レパートリーとオーケストラ作品からの「ピアノ三重奏アレンジ」の録音・演奏でその実力を知らしめて来たドイツ気鋭のピアノ三重奏団、ベートーヴェン・トリオ・ボン(BTB)。
BTBが名前に掲げるベートーヴェンのアニヴァーサリー・アルバムは、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲と管弦楽作品からのピアノ三重奏アレンジを1曲ずつ組み合わせて対比させるという、こだわりのプログラムで贈る全3巻のシリーズ。
第1巻は「幽霊三重奏曲」と「三重協奏曲」からのアレンジ(19世紀ドイツの作曲家、フリードリヒ・エドゥアルト・ヴィルジング〔1809−1893〕による編)。第2巻は隠れた名作「ピアノ三重奏曲第6番」とベートーヴェン自身の編曲による「交響曲第2番」の組み合わせ。三重奏になっても原曲のエネルギーを失わずに、爽やかにドライヴする見事なアレンジとBTBの明瞭な演奏は聴き物です。
85-53112
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413
ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
ピアノ協奏曲第13番ハ長調
アレクサンダー・シンプ(P)、
バイエルン室内PO

録音:2019年6月、イスマニング(ドイツ)
アレクサンダー・シンプは1981年ゲッティンゲン生まれ、2008年ドイツ音楽コンクール、2009年ウィーン国際ベートーヴェン・コンクール、2011年クリーブランド国際ピアノ・コンクール(ドイツ人初)で次々と優勝し国際的な舞台で活躍しながら、ハノーファー音楽大学でピアノを教えている次世代の注目ピアニストの一人。1990年に若手ミュージシャン達によって結成され、古楽からジャズまで多彩に活動してきたバイエルンの室内オーケストラとともに、ブリュートナー・ピアノのふくよかな音色で真摯に紡ぐモーツァルトのピアノ協奏曲集。カデンツァはすべてアレクサンダー・シンプ自身の作です。
85-53113
ドヴォルザーク:詩的な音画
詩的な音画 Op.85〜夜の道/たわむれ/古城にて/春の歌/農夫のバラード/悲しい思い出/フリアント/妖精の踊り/セレナード/バッカナール/おしゃべり/英雄の墓にて/聖なる山にて
エレーナ・バシュキロワ(P)

録音:2019年9月、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
ロシアの高名なピアニスト&教師であったドミトリー・バシキーロフの娘としてモスクワに生まれ、モスクワ音楽院で父親に師事したエレーナ・バシュキロワ。ギドン・クレーメルのパートナーともなり、その後1988年にはダニエル・バレンボイムと結婚。息子のミヒャエル・バレンボイムもプロのヴァイオリニストとして活動しています。バシュキロワは、1998年にエルサレム国際室内楽音楽祭を設立し、イスラエルやユダヤの文化振興にも寄与しています。2018年にはルール・ピアノ・フェスティヴァル・アウォードを受賞。イスラエルのネゲヴ・ベン・グリオン大学から名誉博士号を授与。
ドヴォルザークが「今回は音楽家であるだけでなく詩人でもある」と書いたという詩的で物語性に富んだ13の性格的小品集 「詩的な音画」 Op.85。新しい作品を探していたバシュキロワが、シューマンやブラームスなどロマン派の偉大な巨匠の陰に隠れていたドヴォルザークの豊かで魅惑的な作品を再発見し、録音に臨みました。
85-53114
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品集Vol.3
ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調 Op.11 「街の歌」
交響曲第6番ヘ長調 Op.68 「田園」(クリスティアン・ゴットリープ・ベルケ(1796−1875)編曲/ピアノ三重奏版)
ベートーヴェン・トリオ・ボン〔ジンサン・リー(P)、ミハイル・オヴルツキ(Vn)、グリゴリー・アルミャン(Vc)〕

録音:2019年4月、ドイツ放送室内楽ホール(ケルン)
BTBが名前に掲げるベートーヴェンのアニヴァーサリー・アルバムは、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲のためのオリジナル作品と、管弦楽作品からのピアノ三重奏アレンジを1曲ずつ組み合わせて対比させるという、こだわりのプログラムで贈る全3巻のシリーズ。最終巻となる第3巻は、ベートーヴェンの名曲ピアノ・トリオ、「街の歌」と交響曲第6番「田園」の組み合わせ。
当時オーケストラ作品の室内楽版は日常的に作られており、「田園」も(当初はその革新性ゆえにあまり評価されなかったにもかかわらず、)初演から数十年の間に、弦楽六重奏、ピアノ2手、4手、8手、フルート四重奏などのアレンジ版が登場しています。最初にピアノ三重奏版を書いたのは、ブラームスの友人でもあったというフルートの名手(ゲヴァントハウスOのメンバー)、クリスティアン・ゴットリープ・ベルケ(1796−1875)です。
4260085-531158(3CD)
2007年ルール・ピアノフェスティヴァルVol.17

CD1
ベートーヴェン:(1)ピアノ・ソナタ第4番、(2)パウル・ウラニツキーのバレエ「森の娘」のロシア舞踊による12の変奏曲WoO.71、(3)ピアノ・ソナタ第10番、(4)ピアノ・ソナタ第25番、(5)バガテルOp.119〜第3番ニ長調/第6番ト長調/第7番ハ長調/第10番イ長調/第11番変ロ長調、Op.126〜第6番変ホ長調
CD2
(1)ハイドン:ピアノ・ソナタ変ホ長調 Hob.XVI:49
(2)シューマン:3つの幻想小曲集 Op.111
(3)ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp22
(4)メトネル:「忘れられた調べ」第1集〜回想ソナタ Op.38-1
(5)カセッラ:スカルラッティアーナOp.45(2台ピアノのための編曲)
CD3
(1)チェン・イ(1953-):2台のピアノのための組曲「チャイナ・ウエスト」(世界初演)
(2)ヤン・ミューラー=ヴィーラント(1966-):ピアノのための6つの変奏「黒から白への離脱」(世界初演)
(3)サーリアホ(1952-):前奏曲(世界初演)、バラード(ドイツ初演)
(4)ウィルヘルム・キルマイヤー(1927-):エードゥアルト・メーリケの詩による歌曲集
(5)リーム(1952-):ゲーテ歌曲集(世界初演)
CD1…(1)(2)アレクサンダー・ロンクィッヒ(P)(
3)イリーナ・ザッハレンコヴァ(P)
(4)(5)タマラ・ステファノヴィッチ(P)

CD2…(1)タマラ・ステファノヴィッチ(P)
(2)ベン・キム(P)、
(3)キム・ソンウク(P)、
(4)オルガ・シェプス(P)、
(5)ヤアラ・タール&アンドレアス・グロートホイゼン(P)

CD3…(1)滑川真希&デニス=ラッセル・デイヴィス(P)
(2)タマラ・ステファノヴィッチ(P)
(3)ローランド・ペンティネン(P)
(4)(5)クリストフ・プレガルディエン(T)
ジークフリート・モーゼル(P)

録音:2007年
4260085-531196(2CD)
2007年ルール・ピアノフェスティヴァルVol.18

CD1:ベートーヴェン:序曲「コリオラン」、
合唱幻想曲*、
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」**

CD2:グルック:精霊の踊り、
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番#、
R・シュトラウス:「サロメ」〜7つのヴェールの踊り、
リスト:死の舞踏#
CD1…ヘルベルト・シュッフ(P)*、アレクサンダー・ロンクィッヒ(P)**、ジョナサン・ダーリントン(指)デュイスブルクPO、ドルトムント・コンツェルトハウス・コールアカデミー交響cho

CD2…スティーブン・スローン(指)ボーフムSO、マルク=アンドレ・アムラン(P)#

録音:2007年5月〜6月(ライヴ)
1979年ルーマニア生まれ、現在ドイツに移住し活躍しているピアニスト、ヘルベルト・シュッフと地元デュイスブルク・フィルハーモニカーによる演奏のベートーヴェンの合唱幻想曲。弱冠16歳でアントニオ・カーサグランデ・ピアノコンクール第1位を獲得し、卓越した技巧と並々ならぬ表現力で各地の音楽祭などに出演しているアレクサンダー・ロンクィッヒによる「ハンマークラヴィーア」。2枚目は言わずと知れたヴィルトゥオーゾピアニスト、マルク=アンドレ・アムランによるサン=サーンスのピアノ協奏曲第5番とリストの死の舞踏。アムランの華麗な妙技が炸裂しています。 (Ki)
4260085-531226
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番/第2番
、「三つのオレンジの恋」〜行進曲(ハイフェッツ編)、
「ロミオとジュリエット」〜仮面(ハイフェッツ編)、
「シンデレラ」〜ワルツ(フィヒテンゴルツ編)
エリック・シューマン(Vn)
ヘンリ・シーグフリードソン(P)
エリック・シューマンは1982年生まれ、母は日本人でピアニスト、父はデュッセルドルフ・オペラハウスのヴァイオリン奏者という音楽一家で育った新進気鋭のヴァイオリン奏者。4歳よりデュッセルドルフの鈴木メソード、その後、父より手ほどきを受け、9歳よりロシアの大家、ザハール・ブロン教授の下で学ぶ。11歳で全ドイツ学生音楽コンクールにて最年少、最高点で優勝。その後もロシア、ポーランド、ギリシャの国際コンクールで優勝、ロン=ティボー国際コンクール入賞、スイス・シオンの国際ヴァイオリン・コンクールで第2位と輝かしい受賞歴を持っています。12歳でステージ・デビューを飾った時には「天才少年」と評され多くの聴衆を魅了しました。その後も世界を舞台に活躍、日本でも度々コンサートを行い高く評価されています。またクリストフ・エッシェンバッハが音楽監督を務めるシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭にソリストとして招かれ大絶賛を受け、以後クリストフ・エッシェンバッハとも度々共演、彼の音楽は現代的なさらりとした演奏ではなく、特筆すべき美音と圧倒的な集中力で、若さだけではない真の実力を感じさせるヴァイオリニストです。 (Ki)
4260085-531233
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.75
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(遺作)
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13
アンティエ・ヴァイトハース(Vn) 
ジルケ・アヴェンハウス(P)

録音:2007年 ケルン
シューベルト(4260085530052)、ブラームス(4260085530595)のソナタ・アルバムで、その実力を披露したアンティエ・ヴァイトハース。ジャン=ギアン・ケラス率いる実力派カルテット、アルカント四重奏団のメンバーでもあり、現代ドイツを代表する女流ヴァイオリスニトの一人。今回はフランス・ヴァイオリン・ソナタ集と題し、世界のヴァイオリニスト達が愛好するサン=サーンス、ラヴェル、フォーレを取り上げます。堂々たる姿勢と充実した音楽性で聴かせる秀演です。
4260085-531257
マーラー:大地の歌(オリジナル・ピアノ版) ベルンハルト・ベルヒトルド(T)
ヘルミーネ・ハーゼルベック(Ms)
マークス・フォルツェルナー(P)

録音:2008年7&9月 グランドホテル文化センター トープラッハ(イタリア)
マーラーは大地の歌のオケ版とピアノ版を残しています。ピアノ版はオケ版の編曲ではなく、ほぼ同時に作曲を進められ、詩や各楽章の表題に異なる箇所があり、独立した作品として構想されています。ピアノ版はマーラーの死後に演奏、出版され、1989年に日本でサヴァリッシュのピアノ演奏により初演。オケ版との比較によりマーラーの作曲意図を感じ取ることができ、そのことによってオケ版の改訂も出版されているほど、ピアノ版の功績は大きいものです。歌曲の性格が強くなるピアノ版ですが、すでにカツァリスなどの録音からも分かるようにオケと指揮者の役割を担わなくてはならないピアノ・パートが重要であります。ピアニストでもあり文化史から哲学を専門にするジャーナリストでもあるマークス・フォルツェルナーの分析的演奏、マーラーの構想の推移や意図を反映できる音楽性と技術を充分に備えています。歌手は両者ともオーストリア出身のテノール、ベルヒトルドとメゾ・ソプラノ、ハーゼルベック。マーラーの生きた時代のオーストリアの作品を度々演奏している2人の説得力のある歌唱にも注目です。マーラーの素晴らしいメロディー・ラインと情感を美しく歌い上げています。この演奏は、マーラーが「大地の歌」を作曲した小屋が残っている南チロルのトープラッハで2008年に行われたグスタフ・マーラー音楽祭での演奏です。   (Ki)
4260085-531271
シューマン:ピアノ五重奏曲Op.44
エルガー:ピアノ五重奏曲Op.84
ラルス・フォークト(P)、
ラドスラフ・シュルツ(Vn)、
タチアナ・マスレンコ(Va)、
クリスチャン・テツラフ(Vn)、
グスタフ・リヴィニウス(Vc)、
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)*、
クラウディオ・ボホルケス(Vc)*

録音:2007年 シュパヌンゲン音楽祭(ライヴ)。
シュパヌンゲン音楽祭2007から2タイトル同時発売。ケルン近郊の丘陵地帯にあるハイムバッハで開催される、ラルス・フォークトの主宰する室内楽音楽祭、シュパヌンゲン音楽祭。体系的に室内楽が体験できることで毎年話題を呼ぶこの音楽祭でこれまでに、クリスティアン・テツラフ、トルルス・モルク、ターニャ・テツラフ、ハインリヒ・シフ、ザビーネ・マイヤー、ユリア・フィッシャー、ダニエル・ホープ、キム・カシュカシアン、ダニエル・ハーディングをはじめ、多数のアーティストが出演しています。今回発売される2タイトルは昨年の音楽祭からの演奏。 (Ki)
4260085-531288
(1)ヒンデミット:クラリネット四重奏曲
(2)ドビュッシー:クラリネットとピアノのためのラプソディー第1番
(3)マンフレート・トロヤーン:クラリネットとピアノのための舞曲
(4)プーランク:2本のクラリネットのためのソナタ
(5)プーランク:クラリネットとピアノのためのソナタ
(1)(2)(3)(4)(5)シャロン・カム(Cl)
(1)(2)(5)ラルス・フォークト(P)
(1)アンティエ・ヴァイトハース(Vn) 
グスタフ・ リヴィニウス(Vc)
(3)ポール・リヴィニウス(P) 
(4)ディームト・シュナイダー(Cl)

録音:2007年 シュパヌンゲン音楽祭(ライヴ)
C'Avi-musicの定番シリーズのひとつであるシュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音シリーズ。
ドイツの名ピアニスト、ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭は、ドイツ西部のハイムバッハで毎年6月に行われる室内楽フェスティヴァルで、テツラフ兄妹やアンティエ・ヴァイトハースなど豪華アーティストの参加で人気を博しています。
このアルバムでは、2005年から2007年のプログラムより名手シャロン・カムの演奏でクラリネットの室内楽曲をたっぷりと楽しめます。
4260085-531295(6CD)
ルール・ピアノフェスティヴァル・エディションVol.22

◆CD1
バッハ:幻想曲とフーガBWV542
シューマン:交響的練習曲 Op.13、
 アベック変奏曲Op.1
リスト:忘れられたワルツ第1番、
 メフィスト・ワルツ第1番
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行

◆CD2
バッハ:イギリス組曲BWV807
シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番イ短調D.537
シェーンベルク:3つのピアノ曲Op.11
ブラームス:幻想曲集Op.116

◆CD3
シューベルト:4つの即興曲D899
 ピアノ・ソナタ第19番D958、
 ピアノ・ソナタ第20番D959

◆CD4
モーツァルト:ロンド K485
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番Op.13「悲愴」
リスト:ヴェネツィアとナポリ
シューベルト:3つの小品 D946
リスト:スペイン狂詩曲

◆CD5
シューマン:ユーモレスクOp.20
スカルラッティ:5つのソナタ
ドビュッシー:ピアノのために
フランク:前奏曲,コラールとフーガ

◆CD6
スカルラッティ:5つのソナタ
モーツァルト:ラルゲットとアレグロ(2台ピアノのための)*
シューマン:カノン形式による3つの練習曲(2台ピアノのための)Op.56*
リスト:ハンガリー狂詩曲Op.15**
ドビュッシー:2つのノクターン(2台ピアノのための)#
CD1:マウリシオ・バリーナ(P)
   ※アルゲリッチの秘蔵っ子

CD2:サリーム・アブード・アシュカール(P) 
   ※メータ、バレンボイムに見出されたイスラエルの新星

CD3:ラン・ジア(P)

CD4:モナ=飛鳥・オット(P)

CD5:河村尚子(P)

CD6:セルゲイ・カスパロフ(P)
アレクセイ・リュビーモフ&セルゲイ・カスパロフ(P)*
アレクセイ・ゾーエフ(P)**
アレクセイ・リュビーモフ&アレクセイ・ゾーエフ(P)#
4260085-531363
シューベルト(リスト編)愛の使いD.957-1
 さすらい人D.489、いらだちD.795-7
 セレナードD.889
 糸を紡ぐグレートヒェンD.118
 セレナードD.957-4、水の上で歌うD.774
 君こそわが憩いD.776
メンデルスゾーン:無言歌集〜
 第3巻Op.38-3ホ長調「詩人の竪琴」、
 第5巻Op.62-3ホ短調「葬送行進曲」、
 第3巻Op.38-5イ短調「情熱」、
 第5巻Op.62-6イ長調「春の歌」、
 第6巻Op.67-4ハ長調「紡ぎ歌」、
 第6巻Op.67-2嬰ヘ短調「失われた幻影」
 第4巻Op.53-3ト短調「胸さわぎ」
 第5巻Op.62-1ト長調「5月のそよ風」
シルケ・アヴェンハウス(P)

録音:2008年12月、2009年3月 バイエルン・スタジオ(ミュンヘン)
生誕200年を迎えたメンデルスゾーン。シルケ・アヴェンハウスは彼女独自の視点で、この記念の年を祝っています。メンデルスゾーンの代表作の一つ「無言歌集」。「言葉のない歌」であるこの曲集とリスト編曲のシューベルト歌曲集に、描写的音楽や抒情的表現、テンポ、楽想など多くの共通点を見出し、交互に配置することにより、そのコンセプトを強めています。シルケ・アヴェンハウスの力強い表現と流麗な音楽が、個々の曲の美しさを際立たせています。 (Ki)
4260085-531370
D.スカルラッティ:ソナタ.ト短調K.31、ソナタ.ト長調K.124
ハイドン:アンダンテと変奏曲ト短調Hob.XVII:6
ショパン:夜想曲第9番ロ長調 Op.32-1、夜想曲変イ長調Op.32-2、舟歌、
アレクサンダー・ミュレンバッハ:ナイト・ミュージック、デュディーユ:ピアノ・ソナタ
キャシー・クリエ(P)

録音:2007年10月
才能あふれる美形ピアニスト、キャシー・クリエは1985年ルクセンブルク生まれ。5歳から音楽学校でピアノを学び、1999年からはケルン音楽大学で名教師パーヴェル・ギリロフのもと研鑽を積む。その後ヨーロッパを中心に活動し、ロバート・レヴィンから声をかけられルール・ピアノ・フェスティヴァルに出演、またルクセンブルク室内管弦楽団、ルクセンブルグ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして演奏し高い評価を得ています。   (Ki)
4260085-531387
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調(1838)*初稿
ヴァイオリン・ソナタ.ニ短調 アダージョ-アレグロ・モルト(1825年頃)*フラグメント(断章)
ヴァイオリン・ソナタ.ヘ短調Op.4(1825)、ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調(1820)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、
ジルケ・アヴェンハウス(P)

録音:2008年9月ドイツ放送室内楽ホール、ケルン
メンデルスゾーン生誕200年にあたる今年は、メンデルスゾーンの遺産を発掘、発見、再認識する興味深いアルバムが数多く出てくるでしょう。このCDもその一つ。2009年ベーレンライターから出版されたばかりのヴァイオリン・ソナタ ヘ長調初稿版とニ短調のソナタのフラグメントの世界初録音を含むメンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタ全曲を収録。メンデルスゾーンが11歳の時の作品であるヘ長調のソナタ(1838年)は、現在一般的に使われているメニューイン校訂版ではなく、メンデルスゾーン研究の第一人者星野宏美氏が校訂に携わり新たに出版されたベーレンライター版を使用。またニ短調のソナタのフラグメントを収録。3曲あるソナタとは別に、メンデルスゾーンによる自筆譜の断片が残されていました。それは未完に終わっていますが、明るい旋律、創意に満ち、大胆な転調を伴った曲で貴重な作品です。アンティエ・ヴァイトハースの伸びやかな表現とジルケ・アヴェンハウスの繊細な音楽が作品にさらなる説得力を与えます。  (Ki)
4260085-531394
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45
チェロとピアノのための協奏的変奏曲ニ長調Op.17
無言歌集チェロとピアノのための無言歌 ニ長調 Op.109
アルバムの綴り
チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58
ユリアン・シュテッケル(Vc)
パウル・リヴィニウス(P)

録音:2008年10月
メンデルスゾーン生誕200年記念を祝してCAviレーベルがチェロとピアノのための作品全集をリリース。メンデルスゾーンのチェロ作品は、他の作品に比べると演奏機会は多くはないですが、シューマンが賞賛した1番、創作の絶頂期であり豊かな音楽性を持つ2番、生気に満ち、輝くばかりの美しさに溢れた「協奏的変奏曲」、麗しい旋律線がゆるやかに流れる「無言歌」などメンデルスゾーンのメロディアスな音楽がチェロの特性にぴったりと合った美しい曲ばかり。演奏はユリアン・シュテッケルとパウル・リヴィニウス。シュテッケルは1982年生まれ。ドイツだけではなく国際的にも中心に注目されている若手チェリストの一人です。国際カザルスコンクール、ロストロポーヴィッチ・チェロ国際コンクールなど数々の国際コンクールで賞を獲得。ソリストとして世界的オーケストラと共演する他、シュパヌンゲン音楽祭など室内楽シーンでも活躍中です。パウル・リヴィニウスは3兄弟で結成されたトリオ・リヴィニウスで活動し、室内楽でも定評のあるピアニスト。 (Ki)
4260085-531400
ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲変ホ長調
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13*、
第1番変ホ長調 Op.12
アサセッロSQ
録音:2007年2月*、2008年9月 改革教会ブルーメンシュタイン、スイス
2000年バーゼルで学んでいた4人がアサセッロQを結成。その後2003年にはアルバン・ベルクQのもとで研鑽を積み、新メンバー、チェロのアンドレアス・ミュラーを迎えスイスで行われた室内楽コンクールで1位を獲得。着実にキャリアを積み、世界各地で行われるコンサートでも高い評価を得ています。ここではメンデルスゾーンと姉ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーンの作品を収録した生誕200年記念アルバムでCAviレーベルから登場です。  (Ki)
4260085-531417
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番Op.49、
ピアノ三重奏曲第2番Op.66
トリオ・ジャン・パウル【エックハルト・ハイリガース(P)、ウルフ・シュナイダー(Vn)、マルティン・レール(Vc)】

録音:2009年1月
ヨーロッパ屈指の三重奏団トリオ・ジャン・パウル。1991年設立、1993年第1回大阪国際室内楽コンクール、1995年メルボルン室内楽コンクールで優勝。その後世界各国でコンサートや録音を重ね、大ベテラン・トリオとして活躍しています。トリオ名ジャン・パウルは、シューマンへの親近感だけではなく、「詩的な音楽」の追求、作品の神髄を追求する結成当初からの信条を表しています。彼らのCAviレーベル第1弾アルバムは、今年生誕200年を迎えたメンデルスゾーンの2つあるピアノ・トリオを収録。洞察力に溢れた彼らならではの高水準の演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-531424
フランツ・クロンマー(1759〜1831):弦楽四重奏曲集
ニ短調Op.74-3*、イ短調Op.103-3*、ヘ長調Op.19-2
マルコリーニQ
[イエルク・ブッシュハウス(Vn)、マルクス・ホフマン(Vn)、シュテファン・シュミット(Va)、マルティン・フリッツ(Vc)]
 (ピリオド楽器使用)

録音:2008年10月
*=世界初録音
2009年が生誕250周年にあたるフランツ・クロンマーは、ボヘミア生まれ。ウィーンで活躍し、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトと同時代の作曲家です。当時高い支持を得ていたクロンマーは数多くの作品を残しています。古典派らしい親しみやすく明瞭な音楽ではありますが、美しく愛らしく終始する音楽がクロンマーの特徴です。モーツァルト/『フィガロの結婚』弦楽四重奏版 (4260085530465)でもその鋭い演奏で楽しませてくれたマルコリーニ四重奏団。ドイツ・ケルンを本拠地とする古楽器オーケストラ、コンチェルト・ケルンのメンバーによるカルテットです。 (Ki)
4260085-531431
ヘンデル:「アルチーナ」アリア&組曲
序曲、愛しい人よどんなに私が貴方を愛したか話してあげなさい(アルチーナ)、組曲、
でも足枷をはめられ戻ってきた時には(アルチーナ)、シンフォニア(第3幕)、
ああ私の心よ!(アルチーナ)、組曲、ああ!ルッジェーロひどい(アルチーナ)、
蒼白い亡霊よ(アルチーナ)、組曲、私はもとのままよ(アルチーナ)、組曲、
私には涙が残されている(アルチーナ)、組曲、私の苦しみを信じて(モルガーナ)
クリスティーネ・シェーファー(S)、
ベルリン・バロック・ゾリステン、
ライナー・クスマウル(Vn、音楽監督)

録音:2008年10月イエス・キリスト教会(ベルリン)
知性と気品のソプラノ、クリスティーネ・シェーファーは、ドロットニングホルム宮廷劇場の夏の音楽祭で「アルチーナ」の素晴らしいタイトルロールを歌い、バロック向きの歌手ではないという疑念を払拭しました。今回はベルリンの古楽演奏界をリードするベルリン・バロック・ゾリステンと共に、この新録音を作り上げました。ベルンハルト・フォルクは、このプロジェクトに入る前に入念にスコアを研究。そして挑んだ録音は非常に新鮮で刺激的なものであったと、リーダーのライナー・クスマウルは語っています。組曲でもアリア同様多様な楽曲が演奏されますが、なんと言ってもこのCDの聴き所はシェーファーの熱唱でしょう。鋭い視点で描き出すアルチーナ像。アルチーナの官能と愛の苦しみを強烈に聴かせます。ここに収録されている6つのアリアには人間の感情のすべてが表現されています。アルチーナは、愛した男たちを獣に変えてしまう魔女。恋にうかされて惑わされて、激しく憎しみ、沈思にふけり、脅迫的な怒りを見事表しています。またアルチーナの妹のモルガーナのアリア「私の苦しみを信じて」。モルガーナがオロンテに許しを乞い歌うアリアも含まれています。ヘンデル・イヤーを飾るにふさわしい1枚。   (Ki)
4260085-531448
ヨセフ・タル:ヴィオラ作品集
ヴィオラのための組曲(1940)
ヴィオラのためのパースペクティヴ(1996)
ヴィオラ・ソナタ(1960)
ヴィオラとピアノのための二重奏曲(1965)
ハルトムート・ローデ(Va)
クリスチャン・セイバート(P)*

録音:2014年3月
イスラエルの作曲家ヨセフ・タル(1910-2008)はドイツでヒンデミットに学んだ経歴を持ち、イスラエルにおける芸術音楽の第一人者とも目されてい ます。 (Ki)
85-53145
バッハ:ゴルドベルク変奏曲 BWV 988 ステパン・シモニアン(P)

録音:2017年5月、NDR ロルフ・リーバーマン・スタジオ(ドイツ、ハンブルク)
デビュー盤となるバッハのトッカータ集が高い評価を受けたモスクワ出身のピアニスト、ステパン・シモニアンによる「ゴルトベルク変奏曲」。「私自身の経験では、この作品に触れるたびに実家に帰ったような気分になる」と語るシモニアンは、慣れ親しんだ家への見慣れた道であっても毎回同じではないように、良く知る作品を新たなイメージとともに演奏し、聴き手に安心感と新鮮味を与えています。偉大な作品(彼は「生涯をかけた旅」と表現しています)に向き合う喜びがひしひしと伝わってくるかのような演奏です。
4260085-531462
ハイドン兄弟のホルン協奏曲集
ミヒャエル・ハイドン(?):ホルン協奏曲 ニ長調 MH 53 (Hob. VIIb:4?)
ミヒャエル・ハイドン:ホルンとトロンボーンのための協奏曲 ニ長調(セレナータMH 86より)
ミヒャエル・ハイドン:ホルン小協奏曲 ニ長調 MH 134
ヨーゼフ・ハイドン:コルノ・ダ・カッチャ協奏曲 ニ長調 Hob. VIId:3
プシェミスル・ヴォイタ(Hrn)
ファブリス・ミリシェー(Tb)
マルティン・ペトラーク(指)
ハイドン・アンサンブル・プラハ
録音:2017年7月
ヨーゼフ・ハイドンと5つ下の弟ミヒャエル・ハイドン。ヨーゼフは1761年にエステルハージ侯の副楽長となり、ミヒャエルは1763年にザルツブル ク大司教の宮廷楽長となり、それぞれオーケストラの腕前を大いに発揮できるさまざまな協奏曲を作曲します。彼らの作品は紛失され、あるいは偽作とみ なされ、一体いくつホルン協奏曲を書いたのかも確実なことは分かりません。しかしここに残された作品は間違いなく魅力的なものと言って良いでしょう。 ミュンヘン国際コンクール優勝の経歴を持つプシェミスル・ヴォイタのテクニックにも注目。 (Ki)
4260085-531479(2CD)
モーツァルト:大ミサハ短調K.427、
 レクイエムK.626
ガブリエーレ・ヒールダイス(S)
アリソン・ブラウナー(Ms) 
マークス・ウルマン(T)
マルクス・フォルペルト(Br)
フォルカー・ヘンプフリング(指)ケルナー・カントライ
インゲボルク・シェラー(指)ヨハン・クリスチャン・バッハアカデミー

録音:2006年3月25日リンブルク大聖堂
4260085-531509(3CD)
ルール・ピアノフェスティヴァル・エディション Vol.20

シューベルト:ピアノを伴う作品集
(1)幻想曲 ハ長調Op.15 D.760「さすらい人幻想曲」
(2)ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調D.840「レリーク」
(3)ピアノ・ソナタ第18番 ト長調D.897 Op.78
(4)即興曲集Op.90 D.899〜第1番 ハ短調
(5)ヴァイオリンとピアノの為のソナチネ イ短調Op.137-2 D.385
(6)ハンガリー風ディヴェルティメント ト短調Op.54 D.818
 3つの軍隊行進曲Op.51 D.733

現代の室内作品集
(7)モートン・フェルドマン(1926-1987):ピアノ独奏の為の「 Palais de Mari 」
イェンス・ヨネライト(1968-):ピアノ独奏の為の「 In der Hohe / Aloft 」*
ヤン・ミュラー=ヴィーラント(1966-):ピアノ三重奏曲第3番「 Se solen sjunker 」
マティアス・ピンチャー(1971-):声とピアノの為の「 Un despertar (Octavio Paz) 」
(1)ボリス・ブロック(P)
(2)マルクス・ベッカー(P)
(3エレーナ・バシュキーロワ(P)
(4)アンドレアス・シュタイアー(Fp)
(5)ミヒャエル・バレンボイム(Vn)、エレーナ・バシュキーロワ(P)
(6)デニス・ラッセル・デイヴィス、滑川マキ(P)
(7)ジークフリート・マウザー(P/コンセプト)、トーマス・バウアー(Br)、ゴットフリート・シュナイダー(Vn)、セバスティアン・ヘス(Vc)

録音:2008年、ライヴ
2008年のルール・ピアノ・フェスティヴァルでのライヴ録音。シューベルトのピアノのための作品集と現代の室内楽作品を収録した3枚組。フォルテピアノの名手アンドレアス・シュタイアーによるシューベルトの即興曲、ダニエル・バレンボイムの息子のミヒャエル・バレンボイムが母エレーナ・バシュキロワとシューベルトのヴァイオリンとピアノのためのソナチネで共演しています。 (Ki)
4260085-531547
シューベルト:弦楽四重奏曲ニ短調D.810「死と乙女」
シュニトケ:弦楽四重奏曲第3番*
アサセッロSQ

録音:2009年8月第2ラジオ・スタジオ、ワルシャワ、2009年4月フィルハーモニー・ホール、ロシア* (ライヴ)
アサセッロ弦楽四重奏団はバーゼルで共に学んでいた学生4人が2000年に結成。数々国際コンクールで優勝している期待のカルテットです。既にCAviレーベルからはメンデルスゾーン(4260085531400)をリリースしており、安定したアンサンブルを聴かせてくれました。第2弾アルバムはシューベルト「死と乙女」とシュニトケ。ワルシャワでスタジオ録音された「死と乙女」は、第2楽章にシューベルトの同名の歌曲の旋律用いた形式美、旋律美が合わさったドイツ・ロマン派の傑作。アサセッロ弦楽四重奏団は作品の悲劇性を見事に表現した鬼気迫る演奏。また、ロシアでライヴ録音されたシュニトケの弦楽四重奏曲第3番。この作品でシュニトケはベートーヴェンの悲愴ソナタと大フーガの主題を動機として用いています。 (Ki)


4260085-531554
ナチスによって27歳で処刑されたピアニスト
カールロベルト・クライテン/歴史的録音集

(1)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲、間奏曲変イ長調Op.76-3
(2)トーマス・ブローメンカンプ(1955-):カールロベルト・クライテンの思い出に*
(3)ショパン:前奏曲変ロ長調Op.28-21、前奏曲変ロ短調Op.28-16
(4)ロベルト・フォルカルト(1896-1953):タイトル不明
(5)オトマール・シェック(1886-1957):トッカータOp.29-2
(6)ロベルト・フォルカルト:ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調Op.2、「月は静かに」によるパラフレーズ
(7)オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-):川沿いの私の町(1987)*
(8)テオ・クライテン(1887-1960):ソナチネ ホ長調
(9)フィリップ・ロジャック(1994-):音〜火〜遺灰(カールロベルト・クライテンへのオマージュ)**
(10)J・シュトラウス:美しき青きドナウ(テオ・クライテン編)
(11)ショパン:ノクターン 遺作
(12)クリスティアン・バナシク(1963-):ピアノとラウドスピーカーのためのベゲーグヌング(出会い)8〜レント(カールロベルト・クライテン生誕100周年記念に)**
(13)ショパン:前奏曲変ロ長調Op.28-21、前奏曲変ロ短調Op.28-16
(14)ラヴェル:クープランの墓より「トッカータ」
ショパン:前奏曲変ロ短調Op.28-16
カールロベルト・クライテン(P)
トビアス・コッホ(P)*
ウド・ファルクナー(P)**

(1)録音:1934年11月
(2)録音:2016年7月16日ステレオ
(3)録音:1934年10月
(4)録音:1937/38年
(5)録音:1935年10月21日
(6)録音:1937/38年
(7)録音:20161年7月16日
(8)録音:1934年9月25日
(9)録音:2016年7月16日ステレオw
(10)録音:1938年6月16日
(11)録音:1934年10月
(12)録音:2016年7月16日ステレオ
(13)録音:1935年10月
(14)録音:1933年
カールロベルト・クライテン(1916-1943)は、ピアニストとして将来を嘱望されていたが、1943年にナチスの支配下にあったドイツ政府を批判し、 27歳の若さで処刑されました。2016年はクライテン生誕100周年の記念の年であったため、歴史の研究に熱心なドイツのピアニスト、トビアス・コッ ホによりこのアルバムが企画され、クライテンの未発表音源、そしてクライテンに捧げられた現代の作曲家の作品を新たに録音し収録したアルバムが制作 されました。クライテンの音源はドイツのThorofonレーベルに残されていたテープを使用、新たに録音されたものは、彼の生誕100周年を記念して故 郷デュッセルドルフで行われたコンサートからのもの。 カールロベルト・クライテンは1916年6月26日にボンに生まれ、その後デュッセルドルフで育ちました。彼のコンサート・デビューは10歳の時、17 歳でウィーン国際ピアノ・コンクール第2位、ベルリンのメンデルスゾーン・コンクール優勝と立て続けにコンクールの顔となり、一躍若手ピアニストとし て注目を集めることになります。そしてケルン、ウィーンで学んだ後、1937〜40年までベルリンでクラウディオ・アラウのもとで研鑽を積みました。コンサー トの出演依頼も多く、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とは2度共演しています。彼のレパートリーは古典・ロマン派、そしてプロコフィエフ、ストラ ヴィンスキーを得意としていました。 刑務所にいた数カ月間、彼は希望を捨てることなく、木の板に鍵盤を書きその上で練習をしていたと言います。1943年8月には家族に宛こんな手紙を 書いています。「外に、もう一度、暖かく美しい天気のもとへ」。クライテンは1943年12月7日、ベルリンのプレッツェンゼー監獄で処刑されました。 師アラウは彼の死に大きなショックを受け、死後40年経った後にも、最高の弟子のひとりであったと評しています。トビアス・コッホはクライテンの演奏 についてこのように語っています。「彼の演奏は決して名人芸ではなく、いつもそこに音楽があり、作曲家の意図を明確にする稀有な才能を持っていた。」 (Ki)
4260085-531585
シマノフスキ弦楽四重奏団プロジェクトVol.1
シマノフスキ):夜想曲とタランテラOp.28(1915)/(M.スコリク編)
ラヴェル:弦楽四重奏曲
シモン・ラクス(1901-1983):弦楽四重奏曲第3番「ポーランド民謡の主題による」(1945)
シマノフスキSQ

録音:2008年7月
母国の作曲家シマノフスキの名を冠した1995年に結成されたポーランドのカルテット、シマノフスキ弦楽四重奏団。このアルバムは、1900年代初期に音楽の中心都市であったパリ、ウィーンとモスクワの3つの都市を中心に、シマノフスキが影響を受けた作曲家らを取り上げて3枚のCDに収めるプロジェクトです。シマノフスキは1914年からこれらの都市を含めるヨーロッパ旅行に出かけており、第1弾はシマノフスキがポーランドのザコパネの次に愛した都市でもあるパリ。シマノフスキの「夜想曲とタランテラ」は第一次世界大戦が勃発し、ヨーロッパ旅行を中断しウクライナに戻り作曲活動に没頭していた時期に書かれた作品。ここではM.スコリクによる弦楽四重奏編曲版での演奏です。また近年シマノフスキ弦楽四重奏団が母国の作曲家として積極的に演奏しているシモン・ラクス。ラクスはワルシャワ生まれのユダヤ人で、第二次大戦中は、アウシュヴィッツに収容。解放後その後の人生をパリで過ごしています。様々なポーランド民謡を主題とした弦楽四重奏曲第3番を収録しています。 (Ki)
4260085-531592
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2番ト長調Op.18-2
シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調D.703「四重奏断章」
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.37
ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章
シマノフスキQ

録音:2009年7月、2010年1月、シュトゥットガルト
母国の作曲家シマノフスキの名を冠した1995年に結成されたポーランドのカルテット、シマノフスキ四重奏団。このアルバムは、1900年代初期に音楽の中心都市であったパリ、ウィーンとモスクワの3つの都市を中心に、シマノフスキが影響を受けた作曲家らを取り上げて3枚のCDに収めるプロジェクトです。シマノフスキは1914年からこれらの都市を含めるヨーロッパ旅行に出かけており、第1弾はパリ(4260085531585)、そして今回第2弾はウィーンです。シマノフスキは1911年〜1913年の間ウィーンに滞在しR.シュトラウス、フランツ・シュレーカーと会い、ユニバーサル・エディションと出版契約を交わしています。このアルバムには伝統的なウィーン音楽と20世紀初頭までの流れを感じるベートーヴェン、シューベルト、ウェーベルン、そしてシマノフスキの4人の作曲家の作品を収録。シマノフスキに最初の弦楽四重奏曲を作曲させたウィーン古典主義から世紀末ウィーンへ時代が動く雰囲気を感じ取ることができます。 (Ki)
4260085-531608
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第2番OP.56
プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第 2 番 OP.92
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第 1 番 OP.11
ミロスラフ・スコリク:メロディ.イ短調
シマノフスキQ
[アンドレイ・ビエロフ(Vn)、グジェゴシュ・コトフ(Vn)、ウラディーミル・ミキャトゥカ(Va)、マルチン・シェニヤフスキ(Vc)]


録音:2012年4月シュトゥットガルト、SWRカンマームジークスタジオ
母国の作曲家シマノフスキ(1882-1937)の名を冠した1995年に結成されたポーランドのカルテット、シマノフスキ四重奏団。このアルバムは、 1900年代初期に音楽の中心都市であったパリ、ウィーンとモスクワの3つの都市を中心に、シマノフスキが影響を受けた作曲家らを取り上げて3枚のC Dに収めるプロジェクトの最後「モスクワ」です。
今回収録されているシマノフスキの弦楽四重奏曲第2番は、フィラデルフィア音楽財団のコンクール参加作品として作曲されました。しかしバルトークと カゼッラが入賞し、シマノフスキが落選しています。この頃祖国ポーランドの戦況は激しくなり、そういった背景もありポーランドへの愛国心が色濃くあら われた作風となっています。またアルバムの最後に収録されているは、ウクライナ出身のミロスラフ・スコリクの「メロディ」。彼も歴史に翻弄された作曲 家のひとり。スコリクのなかで最も有名なのがこの「メロディ」。ウラディミール・デニセンコ監督の映画「高き峠」(1982)のために作曲されました。劇 中ではフルートとピアノで演奏されていますが、ヴァイオリンに編曲された際は、ウクライナで大人気となった曲。ここでは弦楽四重奏版で演奏されており、 哀しくも美しい旋律が聴く者の涙腺を刺激する感動的な演奏です。 (Ki)
4260085-531615
ピアノ四重奏によるラヴェル、フォーレ、シャンソン
ラヴェル:マ・メール・ロワ(サカベ・シンタロウ編曲、ピアノ四重奏版)
「シャンソン・プロジェクト」
ヨハネス・ショールホーン:plus blanche(クロード・ル・ジュヌの作品に基づく)
セバスティアン・コールホーフェン:Au Suivant(ジャック・ブレルの作品に基づく)
ゴードン・ウィリアムソン:Chanson Ruee
ジェラール・ペソン:Rentrez soupirs(M.A.シャルパンティエの作品に基づく)
コンスタンティノス・ラプティス:Fambee Montalbanaise(ギュス・ヴィズールの作品に基づく)
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15
フレックス・アンサンブル
[エンドリ・ニニ(P)、杉村香奈(Vn)、アンナ・スルツ=カパラ(Va)、マルタ・ビルスマ(Vc)]

録音:2018年3月
ピアノ四重奏で奏でるフランス音楽。後期ロマン派の伝統を受け継ぎ書かれたフォーレのカルテットはそのまま演奏していますが、他はひとひねりふたひねりあ るプログラム。ピアノ連弾と管弦楽で残されているラヴェルの『マ・メール・ロワ』のピアノ四重奏編曲版に、フランスのシャンソンを集めて複数の作曲家が現代 的アレンジを施した『シャンソン・プロジェクト』。ラヴェルは原曲の魅力そのままに楽器を移し替えたアレンジですが、シャンソンはかなり前衛的書法によっていて、 完全な現代音楽として再創造されています。 (Ki)
4260085-531622
(1)モーツァルト:アダージョとフーガ第3番ヘ長調K404a
 (J.S.バッハ:平均律クラビーア曲集第2巻第13番BWV882より編曲)
(2)バッハ:フランス組曲第5番BWV816
(3)モーツァルト:アダージョとフーガ第1番ニ短調K404a
(J.S.バッハ:平均律クラビーア曲集第1巻第8番BWV853より編曲)
(4)モーツァルト:グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調K617a
(5)バッハ:コラール「尊き御神の統べしらすままにまつろい」(ハリソン・バードウィッスル編曲)
(6)C.P.E.バッハ:二重奏曲ハ長調Wq142
(7)バッハ:コラール「イエス私の確信」(ハリソン・バードウィッスル編曲)
(8)モーツァルト:アダージョ ヘ長調K410
(9)モーツァルト:アダージョとフーガ第4番ニ短調K404a
 (J.S.バッハ:オルガンのためのトリオ・ソナタ第3番BWV527/アダージョ編曲、
 フーガの技法〜コントラプンクトゥスBWV1080/フーガ編曲)
(10)バッハ:フランス組曲第2、3番
(11)モーツァルト:アダージョとフーガ第6番ヘ短調K404a(W.F.バッハ:フーガ第8番より編曲)
トリオ・ディ・クラローネ
ザビーネ・マイヤー(バセットホルン(1)(2)(3)(4)(5)(7)(8)(9)(10)(11))(Cl(6))
ウォルフガング・マイヤー(バセットホルン(1)(3)(4)(5)(7)(8)(9)(10)(11))(Cl(2)(6))
ライナー・ヴィーレ(バスCl(1)(3)(7)(9)(10)(11))(Cl(2)(5))(バセットホルン(4)(8))

録音:2009年3月/ドイツ
世界的なクラリネット奏者、ザビーネ・マイヤーが率いる、クラリネット3本の絶妙のアンサンブル、トリオ・ディ・クラローネ。CAviから発売された3本のクラリネットによるオペラ作品集(4260085530014)、シューマン、ブルッフ作品集(4260085530106)の2枚のアルバムでは、クラリネットの可能性を極限まで追求した完成度の高いアンサンブルを聴かせてくれました。今回彼らが取り組むのはバッハの音楽とモーツァルトの関わりをテーマに選びました。バッハとモーツァルトの関係については様々な考察があり、研究されています。モーツァルトとの関係が深かったヴァン・スヴィーテン男爵は膨大なバロック音楽の楽譜のコレクションを持ち、その中にはJ.S.バッハに作品も多く含まれていました。ヴァン・スヴィーテン男爵は毎週日曜日「音楽協会」を開き、そこにモーツァルトも招待されていました。そこで演奏される音楽にモーツァルトは影響を受けたと考えられます。モーツァルトは父レオポルドに興味深い手紙を送っています。「僕は毎週日曜日12時にヴァン・スヴィーテン男爵の所へ行きます。そこではヘンデルとバッハ以外は演奏されることはありません。僕はバッハのフーガを集めているところです。セバスチャンだけではなくエマニュエルやフリーデマンの作品も集めています。……(1782年4月10日付)」楽譜収集の真意はさだかではありませんが、バッハの作品への強い関心をもち、特にJ.S.バッハのフーガを模倣したと言われています。トリオ・ディ・クラローネの演奏は、モーツァルトがバッハの作品をどのように感じ影響を受けたかを明らかにし、それらの痕跡を新しく提示。まさにモーツァルトの耳でバッハの音楽を聴くような体験ができる1枚です。 (Ki)
4260085-531639
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調Op.20
エネスコ:弦楽八重奏曲Op.7*
クリスチャン・テツラフ(Vn)
イザベル・ファウスト(Vn)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
リサ・バティアシュヴィリ(Vn)
レイチェル・ロバーツ(Va)
オリ・カム(Va)
ターニャ・テツラフ(Vc)
キリーヌ・フィールセン(Vc)
クリスチャン・テツラフ(Vn)*
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)*
イザベル・ファウスト(Vn)*
キャサリン・ゴワーズ(Vn)*
アントワン・タメスティ(Va)*
レイチェル・ロバーツ(Va)*
グスタフ・リヴィニウス(Vc)*
キリーヌ・フィールセン(Vc)*

録音:2008年6月11日(ライヴ)、2008年6月12日(ライヴ)*
4260085-531646
ドヴォルザーク:管楽セレナードニ短調Op.44
 弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106*
フランソワ・ルルー(Ob)
バーバラ・シュテーゲマン(Ob)
シャロン・カム(Cl)
ディームート・シュナイダー(Cl)
シュテファン・シュヴァイゲルト(Fg)
ダーク・イェンセン(Fg)
マリー・ルイーズ・ノイネッカー(Hrn)
シビル・マニ(Hrn)、オザン・チカル(Hrn)
ターニャ・テツラフ(Vc)、青江宏明(Cb)

アンティエ・ヴァイトハース(Vn)*、
クリスチャン・テツラフ(Vn)*、
スタフ・リヴィニウス(Vc)*

録音:2008年6月9日(ライヴ)、2008年6月13日(ライヴ)*
シュパヌンゲン音楽祭2008。ピアニスト、ラルス・フォークトが主宰する音楽祭。ドイツ西部のハイムバッハにある100年前に建てられたユーゲントスティルの美しい水力発電所で行われる高水準の音楽祭。1998年からスタートしたこの室内楽フェスティヴァルは非常に人気が高く、ヨーロッパ中から室内楽をこよなく愛する人々や通の音楽愛好家が集まり、出演者もクリスチャン・テツラフをはじめイザベル・ファウスト、ライナー・ツィパーリングなどそうそうたる顔ぶれ。質の高い演奏を聴かせてくれます。演奏者たちは回を重ねるごとに親密度が増し、名人たちが奏でる音楽に存分に浸ることができます。 (Ki)
4260085-531653
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番
 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタト短調BWV1029*
 音楽の捧げもの〜トリオ・ソナタ**
 ヴァイオリンソナタヘ短調BWV1018#
レイチェル・ロバーツ(Va)
アントワン・タメスティ(Va)
ライナー・ツィパーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
キリーヌ・フィールセン(Vc)
青江宏明(Cb)、ラルス・フォークト(P)

ライナー・ツィパーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ)*
キリル・ゲルシテイン(Cemb)*

アンジェラ・ファーキンス(Fl)**、
ミュリエル・カントレッギ(Vn)**、
ターニャ・テツラフ(Vc)**、
ジルケ・アーヴェンハウス(Cemb)**

クリスチャン・テツラフ(Vn)#、ラルス・フォークト(P)#

録音:2008年6月10日(ライヴ)、2008年6月10日(ライヴ)*、2008年6月15日(ライヴ)**、2008年6月15日(ライヴ)#
シュパヌンゲン音楽祭2008。ピアニスト、ラルス・フォークトが主宰する音楽祭。ドイツ西部のハイムバッハにある100年前に建てられたユーゲントスティルの美しい水力発電所で行われる高水準の音楽祭。1998年からスタートしたこの室内楽フェスティヴァルは非常に人気が高く、ヨーロッパ中から室内楽をこよなく愛する人々や通の音楽愛好家が集まり、出演者もクリスチャン・テツラフをはじめイザベル・ファウスト、ライナー・ツィパーリングなどそうそうたる顔ぶれ。質の高い演奏を聴かせてくれます。演奏者たちは回を重ねるごとに親密度が増し、名人たちが奏でる音楽に存分に浸ることができます。 (Ki)
85-53171
恋人たち〜R.シュトラウス、モーツァルト、シューベルト:歌曲集
R・シュトラウス:目覚めたバラ AV66、あなたは私の心の王冠 Op.21-2、ときめく心 Op.29-2、私は漂う Op.48-2、ひそかな歌 Op.39-1、父が言いました Op.36-3、満ち足りた幸福 Op.37-1
モーツァルト
:夕べの想い K.523、自由の歌 K.506、満足 K.473、警告(殿方はいつもつまみ食いしたがる)K.433、すみれ K.476、別れの歌 K.519
シューベルト:ルイーゼの答え D.319、ズライカ I D.720、ナイチンゲールに D.497、若い尼僧 D.828、変容 D.59、フィオリオの歌 D.857-2、ズライカ II D.717、愛のためのすべて D.241
カタリーナ・コンラーディ(S)、
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2020年7月、マルクス・ジティクス・ホール(オーストリア、ホーエネムス)
1988年キルギスのビシュケク生まれ、2016年に有名なドイツ音楽コンクール(Deutscher Musikwettbewerb)賞を受賞したソプラノ、カタリーナ・コンラーディによる珠玉のリート集。彼女は2018/19シーズンの初めから、ハンブルク州立歌劇場のアンサンブルの一員として、リリック・ソプラノの主要な役をカバーしています。アルバムは『Liebende』と題され、ドイツ・リートの中心的なレパートリーであり世界中の歌手にとって極めて重要な、モーツァルト、シューベルト、R・シュトラウスの作品から、恋や愛にまつわる楽曲が選ばれています。彼女の美しく伸びやかな歌声とリートの芸術性を堪能できる素晴らしい1枚です。
85-53172(3CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル Vol.40 〜 ライヴ・レコーディングス2021
(1)スクリャービン:24の前奏曲 Op.11
(2)ラフマニノフ:前奏曲 Op.23より(第6番、第5番、第3番、第4番)、コレッリの主題による変奏曲 Op.47
(3)ラフマニノフ:リラの花 Op.21-5、ムソルグスキーの『ソローチンツィの定期市』より ホパーク
リャードフ:舟歌 Op.44、オルゴール Op.32
(4)クララ・シューマン:シューマンの主題による変奏曲 Op.20
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
(5)・キット・アームストロング(b.1992):ピアノ三重奏曲 「fast zu ernst」(アルフレート・ブレンデルの90歳の誕生日のためにルール・ピアノ・フェスティヴァルから委嘱/世界初録音)

CD 3〜ジャズライン
(6)ア・ブー:プレリュード、インプロヴィゼーション1、ボッサ ト長調
カプースチン:夜明け Op.26
ア・ブー:バラード ホ長調
フランク・チャーチル:いつか王子様が
ア・ブー:インプロヴィゼーション2、アリア、インプロヴィゼーション3
中村健吾:ララバイ
ファッツ・ウォーラー:浮気はやめた
キース・ジャレット:ペイント・マイ・ハート・レッド
(1)エヴァ・ゲヴォルギヤン(P)
(2)ロマン・ボリソフ(P)
(3)パラヴィ・マヒダラ(P)

(4)パラヴィ・マヒダラ(P)
(5)キット・アームストロング(P)、アンドレイ・ビエロフ(Vn)、エイドリアン・ブレンデル(Vc)
(6)ア・ブー(P)

録音(ライヴ):2021年9月-10月
ドイツ、ルール地方各地で毎年行われているドイツ最大級の音楽祭の一つ、ルール・ピアノ・フェスティヴァル。アルゲリッチやラン・ラン、ツィメルマン、キーシン等超豪華ピアニストが世界中から集まる他、有望な若き逸材が多数参加することでも知られています。
C'Avi-musicがリリースしてきたライヴ録音シリーズ第40弾には、2021年10月に行われた第18回ショパン国際ピアノ・コンクールでもファイナリストとなり、17歳とは思えない程の高い安定感と深い音楽性で話題となったロシア/アルメニアの才女、エヴァ・ゲヴォルギヤン(ルール・ピアノ・フェスティヴァル2020のスカラーシップ保持者)が参加! その他、2002年生まれのロマン・ボリソフ(ロシア)、1988年生まれのパラヴィ・マヒダラ(インド/アメリカ)など若きタレントたちのライヴを収録。また、作曲家としても活動するキット・アームストロング(1992年アメリカ生まれ)は、アルフレート・ブレンデルの90歳を記念して書いた自作のピアノ三重奏曲を息子エイドリアン・ブレンデルらとの共演で演奏。さらにCD3には、1999年北京生まれのジャズ・ピアニスト、ア・ブー(A Bu/ルール・ピアノ・フェスティヴァル2019のスカラーシップ保持者)が、自作と即興、そしてジャズ・スタンダード・ナンバーやジャズ・テイストなクラシカル作品であるカプースチンなど組み合わせた素敵なジャジー・プログラムを披露します。
4260085-531738
イギリスのヴィオラ音楽
ヨーク・ボーエン:ヴィオラ・ソナタ第1番ハ短調Op.18
ベンジャミン・デイル:幻想曲
フランク・ブリッジ:6つの小品
ゲルノート・アドリオン(Va)
稲川友希(P)

録音:2013年10月
イギリスはライオネル・ターティスがいたことで、彼に弾いてもらうべく作曲家たちが魅力的なオリジナル作品を残しました。ヨーク・ボーエン(1884-1961)はピアノの名手として、「イギリスのラフマニノフ」と称されるピアノ曲がたくさんありますが、オーケストラでヴィオラを弾いていといわれ、この楽 器の機能を熟知していました。「ヴィオラ・ソナタ第1番」は美しいメロディにも事欠かない隠れた名作ですが、あまりに難曲なため知られていません。フ ランク・ブリッジはブリテンの作曲の師として知られますが、自身ヴィオラ奏者で、ブリテンに作曲だけでなくヴィオラの趣味も植えつけたといわれます。 いずれもイギリス的なメロディにあふれ、BGMにも最適です。 ゲルノート・アドリオンはドイツのヴィオラ奏者。1996年以来ベルリン放送響の副首席奏者を務めています。ピアノの稲川友希は桐朋学園で学んだ後、 ドイツを拠点に活躍する新鋭です。 (Ki)
4260085-531745(6CD)
ルール・ピアノフェスティヴァル・エディションVol.25

(1)シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
シューベルト:「さすらい人」幻想曲ハ長調Op.15/D.760
 モーツァルト:ロンド イ短調K.511
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
(2)ストラヴィンスキー:ピアノ・ラグ・ミュージック、ラグタイム
 バッハ:パルティータ第3番 イ短調BWV827
 ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XW:1
 フレスコバルディ:トッカータ第9、8番
 ストラヴィンスキー:タンゴ、「ペトルーシュカ」からの3楽章
 シュリメ:メロディー、グラウンドベース
 ブクステフーデ:前奏曲 ト短調 BuxWV153
(3)シューマン:謝肉祭Op.9
 スクリャービン:練習曲Op.2-1、2つの前奏曲Op.27-1&2
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
 ワーグナー(リスト編):「さまよえるオランダ人」より「紡ぎ歌」
 ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死
(4)バッハ:パルティータ第4番ニ長調BWV828
 ベートーヴェン:11のバガテルOp.119
 メンデルスゾーン:無言歌集ハ長調Op.67-4「紡ぎ歌」、前奏曲とフーガ ヘ短調Op.35-5
 シューマン:アラベスクOp.18、フモレスケOp.20、森の情景より「予言の鳥」
(5)ラヴェル:ソナチネ嬰ヘ短調、鏡
 ブラームス:3つの間奏曲Op.117、ハンガリー舞曲WoO.1
 アルベニス(ゴドフスキー編):タンゴ
 リスト:半音階的大ギャロップ
(6)ハイドン:ソナタ変ホ長調Hob.XW:49
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28、第28番イ長調Op.101
 リスト:演奏会用練習曲第2番「軽やかさ」
 シューベルト:即興曲第2番変イ長調Op.142/D.932
(1)オルガ・シェプス(P)
(2)フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ(P)
(3)コンスタンティン・シャムライ(P)
(4)加野瑞夏(P)
(5)ジュエ・ワン(P)
(6)クレメンス・ベルク(P)

録音:2009年ライヴ
このアルバムは2009年にルール・ピアノ・フェスティヴァルに参加した注目のピアニストたちのソロ・リサイタル音源を集めたもの。ロシア出身で現在ドイツを拠点にしているオルガ・シェプス。日本でも注目されつつあるルクセンブルクの気鋭ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ。2008年シドニー国際ピアノ・コンクール優勝のロシアの俊英コンスタンティン・シャムライ。2008年ロベルト・シューマン国際音楽コンクール1位の期待の日本人ピアニスト加野瑞夏。スペインのパロマ・オシアコンクール1位に輝いた中国のジュエ・ワン。この音楽祭ではホーヘンリンブルク城で演奏し聴衆を沸かせたドイツのクレメンス・ベルク。将来が期待される若手の生き生きとした演奏を楽しむことのできるセットです。 (Ki)
4260085-531813
ヴィオラとピアノのための作品集
ブラームス
:ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1、
 ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
シューマン:おとぎの絵本Op.113
レイチェル・ロバーツ(Va)
ラルス・フォークト(P)

録音:2010年5月カンマームジークザール、ケルン
室内楽を中心に活動している女性ヴィオラ奏者レイチェル・ロバーツとドイツの中堅ピアニスト、ラルス・フォークトによるブラームスのソナタ。ブラームス最後の室内楽作品である作品120のソナタ。クラリネット・ソナタとして作曲され、ブラームス自身によってヴィオラ・ソナタへ編曲されています。ブラームス最晩年の作品ですが、晩年の作風にみられるような重厚さよりも、軽快で無邪気な音楽で親しみやすい作品です。第1番は憂いを感じつつも、牧歌的な明るさを持つ曲。一方第2番は、愛らしい旋律で始まり、激しく活動的な主題を持つ第2楽章を経て、精巧で抒情漂わせる変奏曲で終わる効果的な曲。カップリングはシューマン晩年の作品「おとぎの絵本」。4つの小品からなり、哀愁に満ちたシューマンらしい曲です。シュパヌンゲン音楽祭などで度々共演しているレイチェル・ロバーツとラルス・フォークトのぴったりと合った音楽性が、ヴィオラ特有の重厚感ある渋さ際立つ音色だけではなく、ヴィオラの表現の幅広さを引き出し、新たなヴィオラの魅力に気付かせてくれる内容に仕上がっています。 (Ki)
4260085-531820
ヤナーチェク、ベートーヴェン&シューマン:ピアノ作品集
ヤナーチェク:霧の中で
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
エリック・シュナイダー(P)

録音:2007年9月ベルリン
マティアス・ゲルネなどの伴奏者として名高いエリック・シュナイダーのソロ・アルバム。今回収録された作品は、人生の岐路に立たされた不安な心情を綴ったヤナーチェク晩年の傑作「霧の中で」。ベートーヴェン最後期のピアノ・ソナタ第31番。情熱とロマンに満ち溢れたシューマン初期の作品「幻想曲」。エリック・シュナイダーの演奏は作品の奥深くに潜む精神性に共感し音楽を描いています。特にヤナーチェクの「霧の中で」は孤独と絶望を痛いほどよく表現した秀演。 (Ki)
4260085-531837
ショパン:24の前奏曲
バラード第1番、バラード第4番
シェイラ・アーノルド(P:1839年エラール製フォルテピアノ)

録音:2009年8月
インド生まれドイツ育ちの若手ピアニスト、シェイラ・アーノルドによるショパン・アルバム。ケルン放送WDRが所有している1839年のエラール製のフォルテピアノを使った録音。24の前奏曲が作曲された当時に製造されたフォルテピアノです。みずみずしい響き、音の色彩感、ショパンの音楽の細部に至る繊細なニュアンスが見事に表現された1枚です。 (Ki)
4260085-531844
ヘンデル:鍵盤楽器のための組曲第1集
組曲第2番ヘ長調HWV427、
組曲第6番嬰ヘ短調HWV431、
組曲第3番ニ短調HWV428、
組曲第4番ホ短調HWV429、
組曲第5番ホ長調HWV430
ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2009年7月
アナトール・ウゴルスキの愛娘ディーナ・ウゴルスカヤによるヘンデルの組曲。ヘンデルの鍵盤楽曲の名曲が揃った組曲第1集より第2-6番を収録。「調子のよい鍛冶屋」が特に有名ですが、その他の作品もヘンデルの遊び心に満ちた親しみやすい旋律と、煌めきに溢れた魅力的な作品ばかり。音楽の喜びを感じる生き生きとしたディーナ・ウゴルスカヤの演奏に引き込まれます。 (Ki)
4260085-531851
バッハ:フーガの技法BWV.1080
第1コントラプンクトゥス
第2コントラプンクトゥス
第3コントラプンクトゥス
第4コントラプンクトゥス
8度のカノン
第5コントラプンクトゥス
第6コントラプンクトゥス〜フランス様式の4声のフーガ
第7コントラプンクトゥス〜拡大と縮小の4声のフーガ
10度のカノン〜3度のコントラプンクトゥス
第8コントラプンクトゥス〜3声のフーガ
第9コントラプンクトゥス〜12度の4声のフーガ
第10コントラプンクトゥス〜10度の4声のフーガ
第11コントラプンクトゥス
12度のカノン〜5度のコントラプンクトゥス
第12コントラプンクトゥス〜4声の鏡像のフーガ正立形
第12コントラプンクトゥス〜4声の鏡像のフーガ倒立形
第13コントラプンクトゥス〜3声の鏡像のフーガ正立形
第13コントラプンクトゥス〜3声の鏡像のフーガ倒立形
拡大と縮小のカノン
3つのテーマのフーガ
クリスティアン・リーガー(Cemb)

録音:2008年9月ドイツ放送カンマームジークザール
※使用楽器:クリスティアン・ツェル(ハンブルク1728年)複製/ディヴィット・サザーランド(ミシガン1990年)
フーガの技法は演奏解釈、音楽性について問われる難曲。複雑で難解、人間業を超越したこの巨大な音楽作品は謎多き芸術としてそびえ立っています。そして、この壮大なバッハの芸術に果敢に挑む演奏者は次々と現れ、数々の名盤を残しています。クリスティアン・リーガーは、こうした演奏に一石を投じるアルバムをリリースしました。クリスティアン・リーガーはライナーノーツで次のように語っています。「人々が試行錯誤し行った宗教的解釈、冷静な客観性、論争、学術的見地、感情的表現。発表されて2世紀以上経過した記念碑的作品にこれ以上手を加えることは全く意味をなしません。ハープシコードで演奏されるべきか、第14コントラプンクトゥスの完成させる事など、この計り知れない芸術作品を前にしては、編み物の隙間を埋めるような作業です。知識や教養は解釈の助けになりますし、拡大カノンについて理解していれば息つく暇もない程の驚きとともに最終部を向かえることになりますし、もし知らないならば理解する方法はただ一つ精神を集中させることです。それがこの作品への入り口であり、通訳者=演奏者としての私の役割であります。」クリスティアン・リーガーは南ドイツの大物女流ピアニスト、マリア・ベルクマンにピアノを師事、後にスコラ・カントルムでオルガンをジャン・クロード・ツェンダー、チェンバロをアンドレアス・シュタイアーに師事。1994年からムジカ・アンティクヮ・ケルンのメンバーとして活動し、また数々の古楽アンサンブルに参加。2008年にはエッセンとベルリンでバッハ鍵盤作品全曲演奏会を行う。2010年には、ベルリン古楽アカデミーの日本ツアーに参加。 (Ki)
4260085-531868(3CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディションVol.23

CD1:メンデルスゾーン
ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25*
華麗なカプリッチョ#
2台のピアノのための協奏曲*#
CD2:ヘンデル
組曲 第1巻 より 第7番 ト短調 HWV.432
組曲 ニ短調 HWV448(パスカル・デュブレイユ編)
組曲第3番ニ短調HWV428*
CD3:現代作品
ヴァソス・ニコラウ(1971-): Once upon a time…(2009)、5つのエチュード(2007/2008)
ルディ・スプリング(1972-):ドイツ伝承曲Faces of the New Moon/ Neumondgesichte (2008/2009)*
ヴィルヘルム・キルマイヤー(1927-):ヘルダーリン・ソング・サイクル第3番#
CD1
チャン・ヤ=フェイ(P)*
ロバート レヴィン(P)#
スティーヴン・スローアン(指)ボーチェムSO
録音:2009年6月26日(ライヴ)

CD2
パスカル・デュブレイユ(Cemb)
レオン・ベルベン(Cemb)*
録音:2009年6月3日(ライヴ)、2009年7月13日(ライヴ)*

CD3
タマラ・ステファノヴィッチ(P)
サロメ・カンマー(Vo)*、ルディ・スプリング(P)*
マルクス・シェーファー(T)#、ジークフリート・マウザー(P)#

録音:2009年10月20日、2009年6月25日(ライヴ)*、2009年6月7日(ライヴ)#
毎年行われているルール・ピアノ・フェスティヴァルの記念碑的公演をピックアップした3 枚組のアルバム。 昨年生誕200 年を迎えたメンデルスゾーン、音楽祭初となるハープシコードによる演奏会ではヘンデルを、そして音楽祭の為に委嘱された若手音楽家たちの 作品によるコンテポラリー・コンサートなど多彩な音楽祭を一気に愉しむことのできるBOX です。 (Ki)
4260085-531905(4CD)
ルール・ピアノフェスティヴァル・エディションVol.24
ハイドン:オラトリオ「四季」、
「天地創造」*
(共にツェムリンスキー編曲4手ピアノ版)
滑川真希、デニス=ラッセル・デイヴィス(P)

録音:2009年4月4&5日、6月12-14日*
滑川真希、デニス=ラッセル・デイヴィスの二人によるモーツァルト「魔笛」(4260085530199)、ベートーヴェン「フィデリオ」(4260085530854)に続くツェムリンスキー編曲による4手ピアノ版シリーズ。今回はなんと世界初録音となるハイドンの「四季」と「天地創造」です。この作品はお馴染ルール・ピアノ・フェスティヴァルで演奏し大成功をおさめ、音楽祭のプロデューサーの熱烈な要請により、スタジオ録音されました。ツェムリンスキーは歌手、合唱、オーケストラそれぞれのパートを忠実に、より緻密なピアノ4手に仕上げています。色彩豊かな音、豊かな歌心に満ちた長大なデュオ作品を、滑川真希、デニス=ラッセル・デイヴィスの「手」によって鮮やかに、そして一気に聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-531950(2CD)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集
ソナタ第1番ヘ短調Op.6、
ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30、ソナタ第6番Op.62、
ソナタ第9番Op.68、ソナタ第10番Op.70
ソナタ第2番「幻想ソナタ」嬰ト短調Op.19、
ソナタ第5番Op.53、ソナタ第7番「白ミサ」Op.64、
ソナタ第8番Op.66、ソナタ第3番嬰ヘ短調Op.23
アナトール・ウゴルスキ(P)

録音:2007年11月、2008年10月、2009年5月、7月バイエルン・スタジオ、ミュンヘン
ロシアの鬼才、アナトール・ウゴルスキの久々の新譜は、スクリャービンのピアノ・ソナタ全曲。3年かけて録音され、ウゴルスキのスクリャービンに対する思いが結実したアルバムです。ウゴルスキは1942年シベリア生まれ。現代音楽の積極的な演奏活動により、当局から活動を制限され、1990年ベルリンへ亡命。一時難民キャンプで生活するも、その才能が見出され50歳という遅咲きで1992年ドイツ・グラモフォンと契約。デビュー後ウゴルスキは自在なテンポ設定、自由な表現力を持つ独特の演奏スタイルで注目されました。近年ウゴルスキはコンサートや録音を控え教育に専念し、現在はデトモルト音大教授を務めています。表舞台から遠ざかっていたウゴルスキを再び引き戻したのはスクリャービンでした。ウゴルスキにとってスクリャービンは特別な作曲家。ピアノ・ソナタは一部録音がありますが、このアルバムは2007年から2009年にかけて全曲録音され、ウゴルスキの音楽観がたっぷりと盛り込まれた演奏です。第1番では第1楽章の甘い主題を非常に濃厚に歌い、第4楽章の葬送行進曲は悲痛さが重くのしかかるよう、極めて静かに丁寧に作り上げています。またテンポも非常に特徴的で、第10番のソナタは、ホロヴィッツは12分弱で演奏していますが、ウゴルスキはなんと16分。スクリャービンの鬼気迫る神秘性に没入した演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-531998
19&20世紀ラテン・アメリカ・ピアノ作品集
レクオーナ:スペイン組曲「アンダルシア」
ゴットシャルク:サバンナOp.3、
 バナナの木Op.5、バンジョーOp.15
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲
 ピアノ・ソナタ第1番Op.22
クラウディア・シェレンベルガー(P)

録音:2009年10月
19&20世紀ラテン・アメリカ・ピアノ作品集。クラウディア・シェレンベルガーの初ソロ・アルバム。キューバを代表する作曲家、ピアニストであるレクオーナ。スペイン組曲「アンダルシア」は6つのスペイン風の曲からなる作品。レクオーナは「キューバのガーシュウィン」と言われ、親しみやすい旋律とスペイン的な音楽で演奏効果抜群。「クレオールのショパン」とよばれたゴットシャルクは民俗的要素が濃い作品を数々作曲。ブエノスアイレス生まれのヒナステラ。哀愁漂う艶のある旋律、激しいリズム、躍動感あるラテン特有のテンポ、強烈な印象を残す「アルゼンチン舞曲」。クラウディア・シェレンベルガーの情熱溢れる演奏でバリバリ聴かせてくれます。彼女はソロ活動と室内楽活動を世界中で行っており、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、フランクフルト・フェスティヴァルなどに登場。2007年にはチェリストのガブリエル・リプキンとアメリカ・ツアーを行い、成功をおさめています。また現在マインツ音楽大学でピアノを教えています。 (Ki)
4260085-532001
ヘンデル:劇的カンタータ「アポロとダフネ」HWV122、
組曲 変ロ長調HWV352、
組曲ト長調HWV353(「変容したダフネ」よりHWV4)、
合奏協奏曲イ短調Op.6-4HWV322
ミルシニ・マルガリティ(S)
ニコライ・ボルチェフ(B)
ベルンハルト・フォーク(指)ヘンデル祝祭O

録音:2009年9月パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)
ヘンデルの知られざる名作ソプラノとバス用の劇的カンタータ「アポロとダフネ」。ソリスト2人を要する、1幕のオペラと同様の様式で、品がある落ち着いた音楽と美しいアリアはヘンデルの魅力が満載の作品です。「アポロとダフネ」は、キューピッドの悪戯で、愛の矢をアポロに、愛を拒む矢をダフネに放ちます。アポロは夢中になってダフネを追いかけ、ダフネはどこまでも逃げ続けます。遂にアポロに追いつかれたダフネは父、河の神に助けを求め、月桂樹に姿を変え、嘆き悲しむアポロはアリアを歌います。そしてアポロは生涯、月桂樹の葉を自分のシンボルとします。カンタータへの序曲として「ダフネ組曲変ロ長調HWV352」を、そしてダフネが最初のアリアは始まる前に「ダフネ組曲ト長調HWV353」を、ダフネのテーマとして収録しています。ギリシャのラリッサ出身のソプラノ、ミルシニ・マルガリティの清らかな歌声とベラルーシ生まれの若手バリトン歌手ニコライ・ボルチェフのしっかりとした安定した歌唱を聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-532018
ドヴォルザーク&スーク:ヴァイオリン作品集
ドヴォルザーク:カプリッチョ.ハ長調B81
スーク:4つの小品Op.17
ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調
スーク:バラーダOp.3/b
ドヴォルザーク:ソナチネ.ト長調Op.100
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
ジルケ・アーヴェンハウス(P)

録音:2010年2月、ケルン
今をときめく四重奏団アルカント・カルテットの第1ヴァイオリンを務めるアンティエ・ヴァイトハースと室内楽のキャリアが豊富なピアニスト、ジルケ・アーヴェンハウスによるドヴォルザークとスークのヴァイオリン作品集。ボヘミアの民族色が鮮やかに彩られている演奏です。ドヴォルザークのカプリッチョは元々管弦楽版として作曲されましたが、現在は消失し現存するのはピアノ伴奏版のみ。ボヘミア民族色の豊かな華麗な作品です。また息子と娘のために作曲したソナチネは、ドヴォルザークらしい親しみやすい東欧風のメロディーが印象的。ソナタは重厚さ独特の色彩感が漂う秀作。スークのヴァイオリン作品は気品溢れる豊かな音楽が特徴。湧き上がる美しい旋律をヴァイトハースが真摯に語りかけ、アーヴェンハウスが香り豊かなピアノで好サポートしています。 (Ki)
4260085-532025
シベリウス:弦楽四重奏曲ニ短調Op.56「親愛なる声」
シェーンベルク:弦楽四重奏曲第1番 Op.7
テツラフQ
[クリスティアン・テツラフ(Vn)、エリーザベト・クッフェラート(Vn)、ハンナ・ヴァインマイスター(Va)、ターニャ・テツラフ(Vc)]

録音:2009年11&12月
クリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテット。クリスティアンと妹のターニャが1994年スイス、サンクトガレンで行われた室内楽音楽祭でヴィオラのヴァインマイスターとヴァイオリンのクッフェラートと出会い結成されました。1996年のコンサート・デビュー後、世界的な音楽祭に招かれ活躍し、その実力の高さは実証済み。今回リリースされるCAviデビュー・アルバムは、シベリウスとシェーンベルク。シベリウスは弦楽四重奏曲としては珍しく「親愛なる声」と標題が付いた作品。「親愛なる声」を表現するヴァイオリンとチェロの対話など文字通り親密で優しく美しく歌い上げるアンサンブルは絶妙です。シベリウスの音楽の美しさと力強さをバランスよく表現した演奏。シェーンベルクの弦楽四重奏曲第1番は、まだ調性に基づき作曲され、単一楽章で書かれています。テツラフ・カルテットの技巧的な冴えと凝縮されたアンサンブルは必聴です。 (Ki)
85-53204
シューマン&R.シュトラウス:メロドラマ集
2つのバラード Op.122〔荒野の少年のバラード Op.122-1、亡命者 Op.122-2〕
R.シュトラウス:メロドラマ 「イノック・アーデン」 Op.38
イザベル・フォークト(朗読)、
ラルス・フォークト(P)

録音(ライヴ):2018年6月17日、ハイムバッハ(ドイツ)(シューマン)
2020年6月27日、ベルリン(ドイツ)(R.シュトラウス)
1970年ドイツ生まれ、1990年のリーズ国際ピアノ・コンクールで第2位に入賞し、シュパヌンゲン音楽祭の主催者としても活躍するドイツの名ピアニスト、ラルス・フォークト。
ラルス・フォークトが、演劇やナレーションの世界でプロフェッショナルに活動する娘のイザベル・フォークトと共演し、シューマンとR.シュトラウスのメロドラマ(P伴奏付きの朗読)集を演奏したライヴ(シュパヌンゲン音楽祭2018&2020)の録音がリリース。2020年のシュパヌンゲン音楽祭は、COVID-19パンデミックのため無観客の「ゴースト・フェスティヴァル」として開催されています。
イザベル・フォークトは2002年ベルリン生まれ、4歳の頃から演劇と朗読に携わり、2013年からベルリンのゴールドニー演劇学校に通い、現在はそこで教えています。ドイツで数多くの劇場公演に参加し、SkyとAmazon Primeが製作したテレビ・シリーズにも出演。また、ドイチュラント・ラジオのラジオ番組にはナレーターとして出演しています。父親の影響など音楽的背景から、朗読と音楽とのメロドラマ・プログラムにも特別な関心を持っており、ラルス・フォークトによるエモーショナルなピアノに乗せて、シリアスな雰囲気の多いこれらのメロドラマを表情豊かに朗読しています。音楽が単なるBGMではなく、テキストと結びついて相互作用で影響を与え合うメロドラマの不思議で魅力的な世界をご堪能ください。
85-53205
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.4
弦楽四重奏曲第4番ハ長調 K157、
弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調、
弦楽四重奏曲第7番変ホ長調 K160、
弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K465 「不協和音」
アルミーダSQ

録音:2020年3月&2021年3月、ベルリン(ドイツ)
「弦楽四重奏の父」であるハイドンの歌劇にちなんで名付けられ2006年にベルリンで設立されたアルミーダSQ。
アルミーダSQは2012年にミュンヘンの国際ARDコンクールで1等賞と聴衆賞更に6つの賞を受賞しカルテットとしての華々しいキャリアをスタートさせました。2014年〜2016年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれています。また前作のVol.3(8553032)は、BBCミュージック・マガジンで「Instrumental Choice」に選ばれ高い評価を得ています。その続編となる今作でもモーツァルトの作品を徹底的に吟味し探求する姿勢は全く変わっていません。彼らが弾くとモーツァルトの作品はより新鮮さと刺激に溢れた物になり、これらの作品の新たな魅力を伝えてくれる演奏になっています。
85-53206
シューベルト:白鳥の歌
白鳥の歌 D.744/冬の夕べ D.938/星 D.939/川の上で D.943*/秋 D.945/歌曲集 「白鳥の歌」 D.957/鳩の便り D.965A
マルクス・シェーファー(T)、
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)、
ステファン・カッテ(ナチュラルHrn)*

録音:2017年2月、ヴァイマール城
ハノーファー音楽大学の教授を務めたドイツのリリック・テノール、マルクス・シェーファーが歌うシューベルトの「白鳥の歌」。前作「美しき水車小屋の娘」(533336)に引き続き、ドイツの名ピリオド・ピアノ奏者、トビアス・コッホとの共演です。
4260085-532070
シュパヌンゲン音楽祭〜室内楽曲集

(1)ドヴォルザーク:弦楽六重奏曲 イ長調 Op.48

(2)シューマン:クラリネットとピアノのための幻想小曲集 Op.73

(3)シューマン:チェロとピアノのための5つの民謡風の小品集 Op.102

(4)シューマン(アリベルト・ライマン編):幻想小曲集 Op.73

(5)アリベルト・ライマン:クラリネットのためのソロ
(1)クリスティアン・テツラフ、
 フロリアン・ドンデレール(Vn)
 イザベル・ファン・クーレン(Va)、
 レイチェル・ロバーツ(Va)
  グスタフ・リヴィニウス、
 クヴェリーヌ・フィエルセン(Vc)
(2)イェルク・ヴィトマン(Cl)
 ラルス・フォークト(P)]
(3)グスタフ・リヴィニウス(Vc)
 スティーヴン・オズボーン(P)
(4)イェルク・ヴィトマン(Cl)
 アンドレア・リーバークネヒト(Fl)
 ヤナ・ボウシュコヴァー(Hp)
  タチアナ・マスレンコ、
 ハンナ・ヴァインマイスター(Va)

(5)イェルク・ヴィトマン(Cl)

録音:2009年6月23日-25日、ライヴ
4260085-532094(2CD)
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D.803
イェルク・ヴィトマン:八重奏曲*
イェルク・ヴィトマン(Cl)
ダグ・イェンゼン(Fg)
ジビレ・マーニ(Hrn)
河原泰則(Cb)
イザベル・ファン・クーレン、ヴェロニカ・エーベルレ(Vn)
カロリーネ・ヴィトマン(Vn)*、
フロリアン・ドンデレール(Vn)*
レイチェル・ロバーツ(Va)*
ターニャ・テツラフ(Vc)*
ハンナ・ヴァインマイスター(Va)*
グスタフ・リヴィニウス(Vc)*

録音:2009年6月23日、ライヴ
85-53214
イン・サーチ・オヴ 〜4手または2台のピアノの為の作品集
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-1 ロ長調
ブラームス:ハンガリー舞曲 WoO 1-2 ニ短調
ハンガリー舞曲 WoO 1-11 ニ短調
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-2 ホ短調
ブラームス:ハンガリー舞曲 WoO 1-4 ヘ短調
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-5 変ロ短調
ブラームス:ハンガリー舞曲 WoO1-6 嬰ニ長調、
ハンガリー舞曲 WoO 1-1 ト短調
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-7 ハ長調
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」 Op.71a(ニコラス・エコノム編曲による2台ピアノ版)
オウスハン・バルジ:4手ピアノの為の「螺旋」(世界初録音
ギュルル・エンサリ(P)、
ヘルベルト・シュフ(P)

録音:2021年3月-4月、シュトゥットガルト南西ドイツ放送局放送スタジオ(ドイツ)
トルコに生まれたギュルル・エンサリと、ルーマニアに生まれたヘルベルト・シュフによる夫婦ピアノ・デュオ。二人の生まれた国やルーツに違いはありますが、お互いの子供時代の思い出に共通点を見出すことが出来ました。その共通点が今回のアルバムのプログラム構成のきっかけとなりました。ハンガリーの隣国ルーマニアで育ったシュフは、直接ハンガリーとのつながりはないものの、幼少期より身近に感じていたといい、自宅で流れていたのもハンガリーの音楽でした。一方イスタンブールで育ったエンサリは、西洋音楽の影響を幼い頃から受けており、自宅ではブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキーなどの音楽に囲まれて育ちました。そのような二人の思い出を、コロナ禍にじっくりと練られて録音された今作。最後にエンサリのルーツであるトルコの作曲家オウスハン・バルジから二人に捧げられた作品を含めて、夫婦デュオならではの息の合った演奏を聞かせてくれています。
4260085-532155
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲集Op.9
シューマン:子供の情景Op.15
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.2*
シェイラ・アーノルド(P)

録音:2008年10月*、2010年5月
このアルバムに収録されている3つの作品はすべてクララ・シューマンに捧げられています。ブラームスの2作品は変奏曲を得意としたブラームスらしい高度な技術と、心憎いインスピレーションが盛り込まれた曲。子供の情景はシューマンの巧みな表現力と描写力が注入された名作。前作ブラームス&クララ・シューマン(4260085530489)同様シューマン、クララ、ブラームス3人のそれぞれに素晴らしい才能と芸術的三角関係を絶妙に封じ込めた1枚。シェイラ・アーノルドはインドのティルッチラーッパッリで生まれ、ドイツで育ちのピアニスト。シェイラ・アーノルド。モーツァルトコンクールやクララ・ハスキルコンクールのような国際コンクールでの高い成績をおさめ、ヴィースバーデンのモーツァルト協会からの「モーツァルト賞」などによって、演奏会をアメリカやアジア、ヨーロッパなど多くの国際的に著名な音楽祭から招待され、また著名なオーケストラと共演しています。またフォルテピアノ演奏も行い、幅広い音楽性に注目が集まっています。2006年からケルン音楽大学の教授に就任。 (Ki)
4260085-532162
モーツァルト:クラリネット五重奏曲変ロ長調KVAnh.91(=516c)よりアレグロ(フランツ・バイヤー補筆完成)
ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.34
モーツァルト:クラリネット五重奏曲変ロ長調KVAnh.91(=516c)よりアレグロ(ロバート・D・レヴィン補筆完成)
アーサー・ブリス:クラリネット五重奏曲イ長調 Op.50
ヴォルフガング・マイヤー(Cl)
アイスラーSQ

録音:2010年3月
クラリネットの名手ヴォルフガング・マイヤーと若手カルテット、アイスラー弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲集。モーツァルトはクラリネット五重奏曲イ長調K581が名高い名作として残っていますが、このCDでは断片として残されたクラリネット五重奏曲変ロ長調KVAnh.91(=516c)をフランツ・バイヤーとロバート・D・レヴィンの2人がそれぞれに補筆完成させたアレグロを収録しています。クラリネットの特色生かし、穏やかな旋律がモーツァルト特有の気品と優美さに包まれます。ウェーバーではマイヤーの軽やかで機知に富んだ奏法で心惹かれる演奏となっています。イギリスの作曲家アーサー・ブリスの作曲したクラリネット五重奏もカップリングされています。技巧的というよりも、感情表現が胸を打つ作品で、1916年のソンムの戦いで、戦火に敗れた実弟のオマージュとして作曲されました。アイスラー弦楽四重奏団はハンス・アイスラー音楽大学で共に学んだ4人で2006年に結成されました。またカルテットの名前は20世紀前半に活躍した作曲家ハンス・アイスラーからとったもの。今最も注目を集めている四重奏団のアルカント・カルテットやアルテミス・カルテットから大きな影響を受け、2007年には小澤征爾からスイス国際音楽アカデミーへ直々に招待されました。将来有望な若手カルテットの登場です。 (Ki)
4260085-532179
シューマン:暁の歌Op.133、
フゲッタ形式の7つのピアノ小品Op.126、
クライスレリアーナOp.16、
主題と変奏.変ホ長調(最後の楽想による幻覚の変奏曲)Anh.F39
ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2010年4月
ディーナ・ウゴルスカヤのCAviレーベル2作目のアルバムは、シューマンの後期の作品(Op.133、Op.126、Anh.F39)と若き日のシューマンの情熱がたぎる作品クライスレリアーナを収録。「暁の歌」は5曲からなる曲集。ウゴルスカヤは奥深い陰影に満ちた演奏を聴かせます。また「フゲッタ形式の7つのピアノ小品」は内省的な美しさに満ち、「クライスレリアーナ」ではシューマンの内的な感情を音楽との対話によって、想像力豊かに自由奔放に作品を表現しています。最後に収録されているのは、病床にあったシューマンが夢の中でシューベルトとメンデルスゾーンの亡霊が歌ったという旋律に基づいて作曲された「主題と変奏(最後の楽想による幻覚の変奏曲)」。これは1854年2月に作曲され、そのすぐ10日後にライン河に投身自殺を図り、当時シューマンの精神状態は混乱期にありました。美しい旋律が絡み合い次第に陰影が濃くなり、物哀しさを漂わせた作品です。
4260085-532186(3CD)
ルール・ピアノフェスティヴァル・エディションVol.26

CD1【シューマン】
(1)シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
(2)森の情景Op.82
(3)交響的練習曲Op.13
森の情景Op.82より予言の鳥
バッハの名による6つのフーガOp.60
予感(アンコール)
CD2【ショパン】
(4)ロンドハ長調(2台ピアノのための)
4手のための変奏曲ニ長調
(5)ポロネーズ第7番「幻想」
(6)スケルツォ第1番ロ短調Op.20
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
スケルツォ第4番ホ長調Op.54
CD3【現代ピアノ作品集】
(7)ジョージ・ベンジャミン(1960-):トゥ・オア・フォー(ピアノ2手のための)
(8)トゥ・オア・フォー(ピアノ4手のための)
(9)ルーク・ベッドフォード(1978-):ギブ・ヒズ・ハット(ピアノ2手のための)
(10)ギブ・ヒズ・ハット(ピアノ4手のための)
(11)マルコ・ストロッパ(1959-):ル・マントー・ファントム(ピアノ2手のための)
(12)ル・マントー・ファントム(ピアノ4手のための)
(13)オーラヴ・リアルヴィック(1982-):アンバランシズ(ピアノ2手のための)
(14)アンバランシズ(ピアノ4手のための)
(15)ヨーク・ヘラー(1944-):ソロ・プレイ(ピアノ2手のための)
(16)ソロ・プレイ(ピアノ4手のための)
(17)ヴァソス・ニコラウ(1971-):アストロノーツ(ピアノ2手のための)
(18)シーン(ピアノ4手のための)
(1)アダム・ラムール(P)
録音:2010年5月16日

(2)エリック・シュナイダー(P)
録音:2010年5月17日

(3)ソフィー・マユコ・フェッター(P)
録音:2010年6月17日

(4)滑川真希、デニス=ラッセル・デイヴィス(P)
録音:2010年6月16日

(5)ジー・チェン(P)
録音:2010年5月26日

(6)アベール・テベニヒン(P)
録音:2010年5月14日

(7)ロレンツォ・スレ(P)
(8)ロレンツォ・スレ&タマラ・ステファノヴィッチ(P)
(9)ファビアン・ミュラー(P)
(10)ファビアン・ミュラー&タマラ・ステファノヴィッチ(P)
(11)ピエール・ロラン・エマール(P)
(12)ピエール・ロラン・エマール&タマラ・ステファノヴィッチ(P)
(13)ファビアン・ミュラー(P)
(14)ピエール・ロラン・エマール&タマラ・ステファノヴィッチ(P)
(15)タマラ・ステファノヴィッチ(P)
(16)タマラ・ステファノヴィッチ&ピエール・ロラン・エマール(P)
(17)タマラ・ステファノヴィッチ(P)
(18)ロレンツォ・スレ&ピエール・ロラン・エマール(P)
以上、録音:2010年7月12日
ドイツ,ルール地方にある工業地域で毎年行われるピアノ・フェスティヴァルのライヴ・レコーディング・シリーズ第26弾。22年目を迎えた2010年は、生誕200年であったシューマンとショパン、そして現代の作曲家に委嘱した意欲的なプログラムの3枚組。シューマン&ショパンのプログラムでは、滑川真希とデニス=ラッセル・デイヴィスによるお馴染のコンビはもちろん、2009年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝者として注目を集めているアダム・ラムール、リート伴奏者として歌手から絶大な信頼を得るエリック・シュナイダー。そしてドイツ人の父と日本人の母を持つ、札幌生まれのドイツ育ちの若手ピアニスト、ソフィー・マユコ・フェッターが登場。昨年新発見されたシューマンの「予感」を演奏しています。現代プログラムでは、現代音楽のスペシャリスト、ピエール・ロラン・エマールを筆頭に現代音楽を代表する作曲家のソロと4手によるピアノ作品が収録されています。 (Ki)
4260085-532223
メンデルスゾーン:初期歌曲集
鎌鎌で刈る音が鳴り、穂が落ちる
君を想う/ 泣きながら私は夜を見る
愛と沈黙/ 酔いの 静けさ、緑の屋根
期待/ 挨拶/ 民謡
Und uber dich wohl streut der Wind
Abschied, Es wehen die Wolken
進め、休みなく/ ズライカ
アヴェ・マリア!優しい聖母様よ!
休め、戦士たちよ、戦いは終わった
艶/ 捨てられた女/ 乞食
Tanzt dem schonen Mai entgegen
Durch Fichten Am Hugel
Sanft wehn im Hausch der Abendluft
友の歌 / 舟歌/ 記憶/ 岸で
子守歌/ ある日/ Faunenklage
泡立つ水が、流れ落ち
Vier trube Moden sind entflohn
夜うぐいす/ 気を付けろ!
Es rauscht der Wald, es springt der Quell
騎士の歌/ 静かな眠り
ルート・ツィーザク(S)
カーステン・スス(T)
ゲロルト・フーバー(P)

録音:2010年10月
可憐な歌声で聴衆を魅了するソプラノ歌手ルート・ツィーザクとドイツを中心にオペラ舞台で活躍するテノール歌手カーステン・スス、そして数々の歌曲の伴奏を務めるピアニスト、ゲロルト・フーバーの3人によるメンデルスゾーンの初期歌曲集。彼らはメンデルスゾーンにゆかりのあるライプツィヒ・ゲヴァントハウスから再発見されたメンデルスゾーンの歌曲を取り上げてみないかという誘いを受け、この企画が実現しました。ルート・ツィーザクの透明で気品溢れる歌唱は、メンデルスゾーンの端正で美しい歌曲にぴったり合っていて、流麗な旋律が浮き立つように描き出されます。 (Ki)
4260085-532230
コルンゴルト:チェロ協奏曲ハ長調Op.37
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ(ソロモン)」*
ゴルトシュミット:チェロ協奏曲Op.23#
ユリアン・ステッケル(Vc)
ダニエル・ライスキン(指)
ライン州立PO

録音:2009年10月、2009年11月*、2009年6月# ライン・モーゼル・ホール
20世紀の3人の作曲家コルンゴルト、ブロッホ、ゴルトシュミットのチェロ協奏曲集。20世紀の傑作コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲の1年後に作曲されたチェロ協奏曲は、女流ピアニストを巡るチェリストと作曲家の三角関係を描いた映画「愛憎の曲」のために作曲された作品。モダンなハーモニーや洗練された響きの曲で、チェロのソロが緻密に濃厚に表現されています。ブロッホのチェロと管弦楽のための狂詩曲ヘブライ狂詩曲「シェロモ」。「シェロモ」とは旧約聖書におけるソロモン王のことで、独奏チェロがソロモン王として曲が進行していきます。ブロッホのユダヤの世界観に根差した音楽性を壮絶な情念を表出させた演奏で聴かせます。ユダヤ系ドイツ人であったゴルトシュミットは、ナチスの台頭により活動の場を奪われイギリスに亡命しますが、その後も活躍の場には恵まれず、再び注目を浴びたのは亡命後50年以上過ぎてからの事でした。このチェロ協奏曲はBBCに勤務していた頃の作品。イギリスのチェリスト、ウィリアム・プリースによって1954年に初演されています。この主題はブロッホの「シェロモ」の冒頭に似ていますが、中心となるモティーフはバッハ無伴奏チェロ組曲のアルマンドを思わせ、チェロ独特の深みと渋みを味わう事のできる作品です。チェロのユリアン・ステッケルは1982年生まれ。ウルリッヒ・フォス、グスタフ・リビニウス、ボリス・ペルガメンシコフ、アンティエ・ヴァイトハースらに学び、2010年ミュンヘン国際コンクールで優勝した、今最も実力のある若手チェリストの一人。 (Ki)
4260085-532247
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第3番変ホ短調Op.30
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲ホ短調第2番Op.6
クリスティアン・テツラフ(Vn)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
タチアナ・マスレンコ(Va)
グスタフ・リヴィニウス(Vc)
ラルス・フォーク(P)
ターニャ・テツラフ(Vc)

録音:2010年6月8日ライヴ シュパヌンゲン音楽祭
ドイツはケルン近郊の丘陵地帯の街ハイムバッハで毎夏開かれているシュパヌンゲン音楽祭。2010年の音楽祭はベートーヴェンとロシアの作曲家たちに焦点を当てたプログラムでした。チャイコフスキーの番号付きの弦楽四重奏曲3つのうち、最も室内楽的魅力が感じされる第3番。冒頭のチェロの悲痛な旋律が印象的なショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲第2番。友人であった作家のソレルティンスキー氏の死を悼んで作曲されました。音楽祭常連のメンバーたちによる説得力のある演奏は聴衆を惹きつけ、この音楽祭ならではの一体感と強い感情の起伏を感じさせる演奏です。
4260085-532254
バッハ:フーガの技法〜コントラプンクトゥス(弦楽四重奏版)
ベートーヴェン:弦楽四重奏第15番イ短調Op.132
 チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5/1
クリスティアン・テツラフ(Vn)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn) 
レイチェル・ロバーツ(Va)
タチアナ・マスレンコ(Va)
グスタフ・リヴィニウス(Vc)
ラルス・フォーク(P)
ターニャ・テツラフ(Vc)
アーロン・ピルサン(P)

録音:2010年6月13日ライヴ シュパヌンゲン音楽祭
ドイツはケルン近郊の丘陵地帯の街ハイムバッハで毎夏開かれているシュパヌンゲン音楽祭。音楽祭のメインプログラムであるベートーヴェン。シンプルかつ立体的な編成である弦楽四重奏によるフーガの技法(コントラプンクトゥス.)も収録。精緻なアンサンブルと個々のパートの絶妙なバランスにより、理想的な対位法音楽に到達しています。エネルギーに満ちた音楽で後期の多楽章構成の作品ベートーヴェン:弦楽四重奏第15番。感情を抑え、気品と透明感に溢れた演奏は、作品の真髄をじっくりとあぶり出していくよう。またチェロ・ソナタでピアノを演奏する若干16歳のオーストリア出身のピアニスト、アーロン・ピルサンにも注目。シュパヌンゲン音楽祭には2度目の出演。その音楽的才能を主宰者ラルス・フォークトが惚れ込み再度オファーしたそうです。ラルス・フォークトの手腕を発揮した毎年意欲的なプログラムと、確かな実力を持った音楽家が集まり、刺激的な演奏を繰り広げるシュパヌンゲン音楽祭。室内楽の最先端をいく彼らの今後の活動にも注目です。 (Ki)
4260085-532261
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 op.95(アンティエ・ヴァイトハース&ケーティ・シュトイリによる弦楽オーケストラ編曲版)
ヴァイオリン・ソナタ 第9番「クロイツェル」op.47(リチャード・トニェッティによるヴァイオリン・ソロと弦楽オーケウソトラ伴奏編曲版)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
カメラータ・ベルン

録音:2012年 4月
ヴァイトハース率いるカメラータ・ベルンによる注目ベートーヴェン作品編曲版の登場。
アルカント・カルテットのファースト・ヴァイオリンを務めるヴァイトハース。現在、1962年に設立された伝統ある弦楽アンサンブルグループ、カメラータ・ ベルンの芸術監督も務めています。彼女が今回取り組んだのは、ベートーヴェンの傑作2曲の弦楽オーケストラ版化。うち1曲は彼女自身も編曲に携わっ ており、なみなみならぬ気概を感じます。
編曲というと、19世紀にはオーケストラ作品など規模の大きなもののピアノ連弾編曲版などが、作品の普及に一役かったものでしたが、今回の編曲は その逆となる室内楽作品の編成を拡大させたもの。クロイツェルに関して、ヴァイトハースは「この作品は非常にオーケストラ的」と語っており、たしかにまっ たく違和感なく仕上がっています。さらに、ピアノとヴァイオリンという組み合わせももちろん素晴らしいのですが、どうしても生じてしまう調和しきれない 音色の違いもこうすることによってすべて解消され、ベートーヴェンが描いた音の世界を存分に味わうことができるように感じられましょう。第2楽章の心 にしみるハーモニー、終楽章のぴちぴちとした感じは弦楽アンサンブルならでは。ヴァイトハースの素晴らしいヴァイオリン・ソロとあいまって、弦の魅力たっ ぷりの作品に仕上がっています。
弦楽四重奏曲第11番は、いわずと知れた後期弦楽四重奏の傑作のひとつ。極度に凝縮された世界をより多様な音色で解きほぐして展開することにより、 この作品の緻密な声部間のやりとりなどがよりわかりやすくなり、作品理解をより深めることができるような編曲になっています。
単なる編曲ものを超えた、ベートーヴェンの偉大性とメンバーのうまさをあらためて実感できる興味深い1枚です。 (Ki)

4260085-532278
ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集
第30番ホ長調 op.109、
第31番変イ長調 op.110、
第32番ハ短調 op.111
アンティ・シーララ(P)

録音:2011年 6月
これまでに何度か来日もある若手実力派、シーララによるベートーヴェンの後期ソナタ集。清冽な音色と明晰な音楽運びで、後期のこれらの大作を、 見通しのよい音楽で見事に聴かせます。シーララは、1979年、ヘルシンキの音楽一家に生まれました。7歳でオーケストラと共演し、10歳の時、第 10回ウィーン・ベートーヴェン国際コンクールで最年少第1位に輝いただけでなく、その時に弾いたハンマークラヴィア・ソナタは驚異的名演として絶賛 されました。2009/2010シーズンは、「ベルリン・フィルハーモニック・ピアノ・リサイタル・シリーズ」のアーティストの1人(全部でわずか4人のシリーズ。 同じ時の他出演者は、エマール、ラン・ラン、ヘルムヒェン)に選ばれ、ブラームスとシェーンベルクのプログラムを演奏しました。幼いころからすでにベー トーヴェンを得意としていたシーララによる、暖かさと明晰な解釈による演奏を堪能できる1枚です。 (Ki)
4260085-532285
ドヴォルザーク:詩的な音画 op.85,B.161(全13曲) クラウディア・シェレンベルガー(P)

録音:2011年9月
ドイツを中心に世界的に活躍しているピアニスト、クラウディア・シェレンベルガーによるドヴォルザークの「詩的な音画」。管弦楽版でも知られてお りますが、原曲はピアノ版。全13曲から成る小品集で、どこか東欧情緒を感じさせるロマンティックな旋律の数々が美しい名作です。モラヴィア出身 の母を持つシェレンベルガーにとって、ドヴォルザークの響きはことさら造詣深いもの。18&19世紀ラテン・アメリカ音楽を収録した初のソロ・アルバム (4260085531998)で聴かせてくれた情熱あふれる鮮烈な演奏とはまた一味違う、繊細かつ流麗なタッチで魅せてくれます。 世界各国の音楽祭に出演し、リサイタルなども積極的に行うなどますます活動の幅を広げているシェレンベルガー。プラハのドヴォルザーク・シンフォニー・ オーケストラと幾度もドイツ・ツアーを行った他、2007年にはチェリストのG.リプキンとアメリカ・ツアーを行い、成功を収めています。
4260085-532292
モダン・タイムズ〜歌曲集
シュレーカー(1878-1934):情熱的な小男
 どのように愛はあなたのもとにやってきたのか
ハンス・ガル(1890-1987):5つの歌曲Op.33
ゴルトシュミット(1903-1996):クリスティアン・モルゲンシュテルンの詩による2つの歌曲Op.27
アイスラー(1898-1962):クリスティアン・モルゲンシュテルンの詩による「絞首台の歌」、
 6つのバラードよりOp.18
コルンゴルト:道化の歌Op.29
ツェムリンスキー:12の歌曲よりOp.27
ウィルヘルム・グロス(1894-1939):大道芸のバラードOp.31
クリスティアン・イムラー(Br)
ヘルムート・ドイチュ(P)

録音:2011年1月
第一次世界大戦前後に活躍したオーストリア-ドイツの作曲による歌曲集。シュレーカー、ゴルトシュミット、ツェムリンスキーなどナチスの迫害の影に埋もれてしまった作曲家の作品を、バッハ・コレギウム・ジャパンにも度々登場する伸びのあるバリトン歌手クリスティアン・イムラーと名手ヘルムート・ドイチュの伴奏の演奏で録音。クリスティアン・イムラーのメロディアスの歌唱は哀愁帯びた美に引き込まれ、また伴奏の名手ヘルムート・ドイチュの歌曲への深い理解からくる絶妙な至芸も聴きどころです。 (Ki)
4260085-532308
フランス・チェロ・ソナタ集
プーランク:チェロ・ソナタ
フォーレ:蝶々Op.77、
シシリエンヌOp.78、夢のあとに
ドビュッシー:チェロ・ソナタ.ニ短調
ナディア・ブーランジェ:チェロ・ソナタ
サン=サーンス:チェロ・ソナタ第1番ハ短調Op.32
ユリアン・ステッケル(Vc)
パウル・リヴィニウス(P)

録音:2011年2月ケルン
20世紀のチェロ協奏曲集(4260085-532230)で情熱的な演奏を聴かせたユリアン・ステッケル。今回は20世紀のフランスのチェロ・ソナタを収録。プーランクのチェロ・ソナタでは独自のシニカルなセンスと抒情性を持つ作品を、ステッケルの透明な音色とリヴィニウスの輝かしいピアノで軽快に聴かせてくれます。魅惑的な雰囲気が心地よいドビュッシーのソナタでは、張りのある音色で美しく歌い、気まぐれにピアノに絡みつく様が印象的。そして優美に語らうチェロが絶妙なフォーレの小品がアルバムを優しく包み込みます。また教育者としても名高いナディア・ブーランジェ女史のチェロ・ソナタや華麗なサン=サーンス:チェロ・ソナタなどフランス・チェロ作品の美点を十分に組み込んだ1枚です。(Ki)
85-53232(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV.846‐869 ルカ・グリエルミ(ハープシコード/クリスティアン・ツェル製オリジナル、 1737年ハンブルク)

録音:2017年5月、バルセロナ音楽博物館(スペイン)
指揮者、作曲家としての活動に加え、歴史的鍵盤楽器のエキスパートとして多彩な活躍を見せるルカ・グリエルミが弾く、バッハの平均律クラヴィーア曲集!グリエルミはハープシコードをトン・コープマンやパトリツィア・マリサルディに師事し、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレでのオルガンなど、アンサンブルのメンバーとしても活躍しています。今回のレコーディングにあたり、楽器はバルセロナ音楽博物館に所蔵されているクリスティアン・ツェル製作のオリジナル・ハープシコード(1737年ハンブルク)を使用。グスタフ・レオンハルトがツェルの楽器を愛していたことから、本アルバムは彼の思い出に捧げられています。バッハの傑作全24曲が美しく明瞭な響きで紡がれてゆくさまを、じっくりとお楽しみください。
85-53233(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV.870-893 ルカ・グリエルミ(フォルテピアノ/ケアスティン・シュバルツ複製ゴットフリート・ジルバーマン1749年モデル)

録音:2017年5月、モンテ・カルメロ聖母教会(イタリア)
1977年トリノ生まれの指揮者、作曲家、そして鍵盤楽器奏者と多才な音楽家であるルカ・グリエルミによるバッハの「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」です。グリエルミはハープシコードをトン・コープマンやパトリツィア・マリサルディに師事し、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレでのオルガンなど、アンサンブルのメンバーとしても活躍しています。また、ジョルディ・サヴァールとの関係も深く20年に渡り共演を繰り返しています。「第1巻」(8553232)のレコーディング時には、バルセロナ音楽博物館に所蔵されているクリスティアン・ツェル製作のオリジナル・ハープシコード(1737年ハンブルク)を使用していましたが、今回はニュルンベルクのドイツ国立博物館に所蔵されている1749年ゴットフリート・ジルバーマン製作のフォルテピアノをケアスティン・シュバルツが複製した楽器が使用されました。バッハも使用したジルバーマンのフォルテピアノの音色でお楽しみください。
4260085-532346
メゾ・ソプラノ、ヴィオラとピアノのための歌曲〜ハムレット・エコーズ
チャールズ・マーティン・レフラー(1861-1935):無邪気な歌、
夕暮れの諧調、4つの詩Op.5
リスト:ヴィオラとピアノのための「忘れられたロマンス」S.132、
女の涙
ブラームス:2つの歌Op.91
ショスタコーヴィチ:ブロークの詩による7つの歌Op.127より「オフィーリアの歌」
クリスティアン・ヨースト(1963-):ハムレット・エコーズ
ブリッジ:3つの歌
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)
ポーリーヌ・ザクセ(Va)
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2011年4月、ベルリン
メゾ・ソプラノ、ヴィオラとピアノのための歌曲集。コミッシュオーパー専属歌手で数々のオペラにも出演しているギリシャ系ドイツ人のメゾ・ソプラノ、ステラ・ドゥフェクシス。アイスラー・カルテットのヴィオラ奏者ポーリーヌ・ザクセ、ザクセと度々共演しているピアニストのダニエル・ハイデによる演奏。アルバムのタイトルにもなっているクリスティアン・ヨーストの「ハムレット・エコーズ」は、2009年ベルリンで初演されたシェークスピアの悲劇「ハムレット」を題材としたオペラからの作品。そしてピアノと歌にヴィオラを伴った豊かな歌謡性を備えたブラームスらしい作品「2つの歌」。ドイツ人の両親を持ちフランス音楽に大きな影響を受け、その後アメリカで活動した作曲家チャールズ・マーティン・レフラーの歌曲。瑞々しい色彩感が魅力の作品で豊かな歌唱力を持つドゥフェクシスが典雅に歌い上げています。ドゥフェクシスの表情豊かな歌唱と室内楽演奏にも長けたポーリーヌ・ザクセ、歌曲伴奏も数多く務めるダニエル・ハイデの抜群のバランス感覚で、潤いに満ちた演奏を披露しています。(Ki)

4260085-532353
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 ダニエル・ライスキン(指)
ライン州立PO&マインツ州立POの合同オケ

録音:2009年3月19日フェニックスホール、マインツ(ライヴ)、
2009年3月20日ライン・モーゼル・ホール、コブレンツ(ライヴ)
ダニエル・ライスキンは1970年サンクトペテルブルク生まれ。2005年からライン州立フィルハーモニーの首席指揮者に就任。またアルトゥール・ルービンシュタイン・POの首席指揮者、ヴロツワフ・フィルの常任指揮者、ウラル・フィルの首席客演指揮者、ミッケリ・シティ・オーケストラ常任指揮者なども歴任。新世代を代表する指揮者として着目されています。
このショスタコーヴィチは既に巨匠の風格と安定感に溢れた素晴らしい演奏で、ライヴとは思えぬ緊張感の持続、アンサンブルの密度の高さにも驚かされます。悲痛な叫びを大音響だけに頼るのではなく、音楽的なニュアンスとして結実した独特の凄みを持つ音に転換してから放出する手腕は並の才能ではありません。一つ一つブロックを積み重ねるように音の厚みを緻密に配分するセンスにもご注目を!【湧々堂】
4260085-532360(2CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ソナタ楽章変ロ長調D28
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D898
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D929*
三重奏曲「ノットゥルノ」変ホ長調D897*
トリオ・ジャン・パウル
【エックハルト・ハイリガース(P)
ウルフ・シュナイダー(Vn)
マルティン・レール(Vc)】

録音:2011年1月、2011年6月* ケルンWDRクラウス・フォン・ビスマルクホール
ヨーロッパ屈指の三重奏団トリオ・ジャン・パウルのCAviレーベル第2弾は、シューベルトのピアノ三重奏曲集!シューベルト最初期の作品である「ソナタ楽章」と、晩年期の傑作といわれる3作品が収録されています。軽やかで若々しい活気にあふれた「ソナタ楽章」の後に晩年の作品を聴くと、シューベルトの円熟した音楽の魅力がより際立って感じられましょう。第1番と第2番はどちらも長大な作品ですが、重々しくも流麗な旋律、寂しくも抒情的な美しさにじっくりと浸ることが出来ます。トリオ・ジャン・パウルは1991年に設立されて以来、世界各国で活躍しているベテラントリオ。1993年の第1回大阪国際室内楽コンクール、1995年のメルボルン室内楽コンクールで優勝した実力派です。詩的音楽への追求に意欲的なアンサンブル団体で、今回も重厚なハーモニーと深みのある演奏を聴かせてくれます。来
85-53239
ジョージ・アンタイル:ヴァイオリン作品全集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番〜第4番
アレッサンドロ・ファジュオーリ(Vn)
アレッシア・トッファニン(P)
※使用楽器:エウジェニオ・デガーニ(1880年製)& ヤマハ CF グランドピアノ

録音:2016年8月&2017年9月、Teatro O.P.S.A.(イタリア、パドヴァ)
「バレエ・メカニック」 や 「飛行機ソナタ」、 「野蛮なソナタ」 などの前衛的な作風で知られるアメリカの作曲家、ジョージ・アンタイル(1900-1959)のヴァイオリン作品全集第1巻。第1巻に収められた4つのヴァイオリン・ソナタは、アンタイルがバルトーク、オーンスタイン、ストラヴィンスキーなどの影響を受け前衛的な音楽を書いていた時期と、40代になってある程度保守的な音楽を書くようになった時期の両方にまたがっています。4曲ともアイディアに満ちた刺激的な作品ばかりですが、第1番におけるパーカッシブな要素、第2番に現れたダダイズム・キュビスム、第3番に見られる初期ストラヴィンスキー風の、新古典主義的な傾向、第4番におけるプロコフィエフやショスタコーヴィチからの影響と、各曲にはアンタイルの作風の変化がしっかり刻まれており、その変遷を知る上でも大変興味深い1枚となっています。
アレッサンドロ・ファジュオーリは、ヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院で学び、後にエンツォ・ポルタに師事して20世紀のヴァイオリンのレパートリーを学んだヴァイオリニスト。ヴェネチア・ビエンナーレで「後期ノーノの演奏法」をテーマに奨学金を得た後、さらに近現代音楽の研究を進め、2014年からは母校で現代弦楽四重奏のレパートリーに関するマスタークラスを開催しています。ピアニストのアレッシア・トッファニンとは、これまでにラヴェル、ドビュッシー、サティ、ミヨー、ストラヴィンスキー、メシアンなどの録音を行っています。

4260085-532452
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタD821
ブリテン:ラクリメ - ダウランドの歌曲の投影 Op.48
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタOp.147
レイチェル・ロバーツ(Va)
ラルス・フォークト(P)

録音:2013年6、7月ケルン
室内楽を中心に活動している女性ヴィオラ奏者レイチェル・ロバーツとドイツの中堅ピアニスト、ラルス・フォークトによるヴィオラ作品集。 アルペジョーネ・ソナタはシューベルトが27歳のときに、アルペジョーネ(6弦の弦楽器)のために作曲した作品。現在は、チェロやヴィオラ、コントラ バスで演奏されることが多いですが、本来のアルペジョーネは小型のチェロのような本体をもち弓で演奏し、ギターの特徴も併せ持っている楽器です。シュー ベルトらしい哀愁あふれる美しい旋律はシューベルトの最後のピアノソナタやカルテットに双肩するくらいの傑作。レイチェル・ロバーツの明るく澄んだ音 色と安定した技巧で充実した演奏を聴かせてくれます。続いてブリテンの「クリメ - ダウランドの歌曲の投影 」。ブリテンはヴィオラの名手でもありヴィオ ラのための作品をいくつか書いています。本作はジョン・ダウランドの歌曲「もし、僕の嘆きが」に基づく変奏曲で、レイチェル・ロバーツの透明感溢れ る音と知的な表現、そしてフォークトの包容力あるピアノが聴くものを無心にさせてくれる演奏です。ショスタコーヴィチ最後の作品であるヴィオラ・ソナ タ。確かな技術と豊かな表現力をもつフォークトの好サポートを得て、レイチェル・ロバーツは想像力に富み生き生きとしたパワフルな演奏を聴かせます。 そして時折みせる静謐さが音楽に深みを与えています。 (Ki)
85-53272
コダーイ:チェロ作品集
チェロとピアノのためのソナティナ、
無伴奏チェロ・ソナタ Op.8、
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7
ユリアン・ステッケル(Vc)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、
パウル・リヴィニウス(P)
※使用楽器:チェロ…アンドレア・グァルネリ(1685年製)、ヴァイオリン… シュテファン=ペーター・グライナー(2001年製)

録音:2017年9月&2018年1月、deutschlandfunk kammermusiksaal(ドイツ、ケルン)
ミュンヘン国際音楽コンクール優勝の経歴を持つ1982年生まれのドイツのチェリスト、ユリアン・ステッケルが満を持して挑むコダーイの 「無伴奏チェロ・ソナタ」!バルトークによって「他に類を見ないもの」と評されたコダーイの「無伴奏チェロ・ソナタ」は、低いほうの2つの弦を半音下げて調律するスコラダトゥーラの技法が用いられているほか、パーカッシブなピチカートや重音奏法、駒に限りなく近い位置で演奏するスル・ポンティチェロなど、さまざまな超絶技巧がちりばめられた難曲として知られています。演奏者はチェロからありとあらゆる音色を引き出すことが求められますが、ステッケルは優れた洞察力と申し分のないテクニックでその要求に応え、作品から真の美しさを引き出しています。名手ヴァイトハースとの二重奏や、リヴィニウスとのソナティナ(チェロ・ソナタOp.4の第3楽章として書かれたドビュッシー風の名品)も聴き逃せない名演奏です。
4260085-532797(2CD)
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(1890年改訂版)
マティアス・ショルン(Cl)
ニコラス・ミルトン(指)
インフィアテルSO

録音:2012年8月31日、9月1日、リート・イム・クライス、オーストリア、ライヴ

4260085-532407(3CD)
ルール・ピアノフェスティヴァル・エディションVol.27
■CD1【リスト】
(1)ヘクサメロン(タールベルク、ピクシス、ヘルツ、チェルニー、ショパンと共作)
 ペトラルカのソネット第123番
(2)葬送〜詩的で宗教的な調べ
ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死
(3)軽やかさ〜3つの演奏会用練習曲
(4)孤独のなかの神の祝福〜詩的で宗教的な調べ/タランテラ
■CD2【リストのアンサンブル作品】
(1)ピアノ・ソナタ ロ短調(サン=サーンス編による2台のピアノ版)
(2)オーベルマンの谷(リスト編によるピアノ三重奏版)
(3)尼僧院の僧房/悲歌
 悲しみのゴンドラ
(4)祈り(レールモントフ詞)
 漁師の娘(コロニーニ詞)
 喜びに満ち、悲しみに満ち(ゲーテ詞)
 3人のジプシー(レーナウ詞)
■CD3【新作。すべて世界初演】
(1)キット・アームストロング:光陰矢のごとし
(2)オラヴ・レルヴィク:アフォリズム1.0
 アフォリズム1.1
ヴァソス・ニコラウ:子守歌/小さな星
 トランシルヴァニア
(3)ディーター・シュネーベル:h-Mollソナタ
■CD1
(1)イゴール・レヴェット(P)
 録音:2011年9月1、2日
(2)ベニヤミン・モーザー(P)
 録音:2011年5月25日
(3)ボリス・ギルツブルク(P)
 録音:2011年6月25日
(4)デニス・コジューヒン(P)
 録音:2011年6月25日
■CD2
(1)アンソニー&ジョゼフ・パラトア(ピアノ・デュオ)
 録音:2011年5月20日
(2)キット・アームストロング(P)、
 アンドレイ・ベロフ(Vn)、
アドリアン・ブレンデル(Vc)
 録音:2011年6月19日
(3)マリオ・ブルネロ(Vc)、
 アンドレア・ルケシーニ(P)
 録音:2011年5月23日
(4)マリーナ・プルデンスカヤ(Ms)、
 イリーナ・プリシンスカヤ(P)
 録音:2011年6月2日
■CD3
キット・アームストロング(P)、
 アンドレイ・ベロフ(Vn)、
アドリアン・ブレンデル(Vc)
 録音:2011年6月19日
(2)タマーラ・ステファノヴィチ(P)
 録音:2011年5月30日
(3)ジークフリート・マウザー(P)
 録音:2011年5月22日
ピアノ音楽マニアが毎年心待ちにしているシリーズ最新巻の登場です。ドイツ、ルール地方で毎年行われるピアノフェスティヴァルのライヴ第27弾。 2011年は生誕200年だったピアノの神様リストに捧げ、マニアックな作品と興味深い新作が披露されています。いずれもワクワクするものばりですが、「ピ アノソナタ ロ短調」をサン=サーンスが2台のピアノ用に編曲したものが貴重。この難曲をさらに複雑化し、両奏者の丁々発止な掛け合いの面白さにも満 ちた神業的編曲。2台のピアノの効果を熟知したサン=サーンスならではの魔術が駆使され、物凄く興奮させられます。アメリカの腕ききパラトア兄弟がラ イヴならではの熱気に迫力に満ちた演奏を聴かせてくれます。
また浜松国際ピアノアカデミー2004年優勝者のイゴール・レヴェット(イーゴリ・レーヴェト)や2007年にニューヨークで行われたヤング・コンサー ト・アーチスト国際コンクール優勝のベニヤミン・モーザーの最新演奏も嬉しい限り。また、1992年生まれの台湾系イギリスの天才青年キット・アーム ストロングの演奏を聴くことができるのも特筆。7歳にしてカリフォルニア・チャップマン大学に最年少で奨学金入学、数学を専攻したという驚きの頭脳。 ピアノの腕前も、かのアルフレッド・ブレンデルに「私が会った最高の才能」と言わしめた凄さ。リスト作品のみならず、ブレンデル80歳の誕生日プレゼ ントとして作曲した自作も披露。さらにこのフェスティヴァルは、未来の子供たちのために前衛手法の子供用作品の委嘱と出版も行っています。今回はノルウェーのレルヴィクとキプロス のニコラウの曲をステファノヴィチが美しく奏でています。加えて御年81歳だったドイツの長老作曲家ディーター・シュネーベルの新作ソナタも聴きもの。 フェスティヴァルの委嘱作で、マウザーに捧げられていますが、シュネーベルにとって初のピアノ大曲というのも興味津々。ピアノの内部奏法をはじめとす る特殊奏法を駆使しつつ、リスト、ショパンの第3番、ベルクらのロ短調で書かれたピアノソナタをコラージュ風に挿入した一大奇作となっています。 (Ki)
4260085-532445
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン伴奏のクラヴィア・ソナタop.2〜第2番ハ長調K296 
ヴァイオリン伴奏のクラヴサンまたはフォルテピアノのためのソナタop.1
第1番ト長調K30
第3番ハ長調K303
第6番ニ長調K306
ジョルジオ・タバッコ(P)、
フランチェスコ・ドラツィオ(Vn)

【使用楽器:ポール・マクナルティ2007年製ヴァルターモデル(1805年)、1711年製グァルネリ】
これまでにJ.S.バッハやヘンデル、ハイドンなどのソナタなど、多くの録音を共にしてきたジョルジオ・タバッコとフランチェスコ・ドラツィオ。名コンビがお送りするCAviレーベル第1弾は、ヴァイオリンとフォルテピアノのためのソナタ集です。マンハイムで活躍していた時代に作曲された作品を中心に、全体的に軽やかで明るい雰囲気に満ちた作品の数々を収録しました。フォルテピアノとヴァイオリンとの軽やかな掛け合いが美しく、タバッコとドラツィオの息の合ったアンサンブルに魅せられます。1805年製ヴァルターをモデルにしたピアノフォルテと、クレモナ1711年製グァリネリによって生み出される、柔らかくも芯の通った音色のハーモニーにも注目です!来
4260085-532469
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K622、
クラリネット五重奏曲イ長調K581
マティアス・ショルン(Cl)
ニコラス・ミルトン(指)
ンフィアテルSO
ミネッティQ

録音:2012年8月31&9月1日、オーストリア、リート・イム・クライス、コンツェルトハレ、ライヴ(K622)、
2012年6月、7月、ホーフブルクカペルレ・ウィーン(K581)
ウィーン・POの首席クラリネット奏者マティアス・ショルンによるモーツァルト。彼は2011年グスターヴォ・ドゥダメル指揮ウィー ン・フィルでソロ・デビューを果たした、新時代の奏者です。ドイツの新聞では「ザビーネ・マイヤー以来の最もエキサイティングな新人」、ワシントン・ ポスト紙では「輝かしいテクニックの持ち主」と評され注目を集めています。
このアルバムは、既発の2つのアルバムから選曲した内容。俊英ニコラス・ミルトン指揮による若手で構成されているインフィアテル・シンフォニー・ オーケストラとのクラリネット協奏曲では、明瞭なコントラストで奏でるアンサンブルとの絶妙なバランスは、さすが世界一のオケで鍛え上げているショ ルンの音楽的魅力が満載です。さらにミネッティ四重奏団との五重奏曲は、溌剌とした音楽性と美しいハーモニーで作品をまとめ上げています。 (Ki)
4260085-532476
トルステン・エンケ(1966-):A Portrait

(1)アンサンブルのための前奏曲(2012)

(2)ワーグナー≪ニーベルングの指輪≫の主題による幻想曲(2013)

(3)14人の演奏家のためのオマージュ(2014)

(4)室内オーケストラのための「素敵な女の子」(2011)

(5)ヴァイオリン、ヴィオラとオーケストラのためのエコーズ(2016)

(6)大オーケストラのためのNyx(2011)
(1)ラウマ・スクリデ(P)、ステファン・ラップ(パーカッション)、シャロン・カム(Cl)、イサヒ・ラントナー(バスCl)、クリスティアン・テツラフ(Vn)、フオルカー・ヤコブセン(Va)、グスタフ・リヴィニウス(Vc)、エディクソン・ルイス(Cb)、トルステン・エンケ(指)
世界初録音:2012年6月9日シュパヌンゲン音楽祭(ライヴ)
(2)ハノーファー北ドイツ放送PO、エイヴィン・グルベルグ=イェンセン(指)
世界初録音:2013年10月20日ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー・大ホール(ライヴ)
(3)ムジカ・アッソルータ、トルステン・エンケ(指)
世界初録音:2014年3月21日ゼンデザール・ブレーメン(ライヴ)
(4)ムジカ・アッソルータ、トルステン・エンケ(指)
録音:2015年1月16日ゼンデザール・ブレーメン(ライヴ)
(5)イザベル・ファウスト(Vn)、ボリス・ファウスト(Va)、ムジカ・アッソルータ、トルステン・エンケ(指)
世界初録音:2016年9月12日ゼンデザール・ブレーメン(ライヴ)
(6)ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン、パーヴォ・ヤルヴィ(指)
世界初録音:2011年12月17日ディー・グロッケ・ブレーメン・コンサートハウス(ライヴ)
作曲家、指揮者、チェリストと多彩な音楽的才能をもつトルステン・エンケ。2005年パブロ・カザルス音楽祭コンクール作曲部門で発表された「弦楽四重奏 曲第1番」で優勝。「退屈しない限り音楽にタブーはありません」と語るように、トルステン・エンケの音楽は新しいひらめきに満ちています。またハノーファーで ムジカ・アッソルータという若手音楽家を集めたアンサンブルを結成。定期的にコンサートを行い新しい作品が次々と生まれています。 この10年間でエンケは、器楽曲、室内楽、声楽、合唱、オーエケストラ、オペラと様々なジャンルの音楽を作り上げています。このアルバムはエンケのそうした幅 広いレパートリーを示すような内容となっています。さらには、パーヴォ・ヤルヴィ、イザベル・ファウスト、クリスティアン・テツラフ、シャロン・カムなど現代の名 手たちが演奏に参加し、エンケの注目度の高さがうかがえます。 (Ki)
4260085-532483
クルークハルト:弦楽四重奏曲ヘ長調op.42
ピアノ五重奏曲 ト短調op.43
ケルン・プレイエルQ(ピリオド楽器使用)
トビアス・コッホ(Fp)

録音:2010年、ヨハネス教会(ケルン)
2004年にケルンで結成された注目のピリオド楽器演奏団体、ケルン・プレイエル四重奏団が、クルークハルトの弦楽四重奏曲とピアノ五重奏曲を収録 した新譜をリリース!現在では殆ど演奏される機会に恵まれない不遇の作曲家クルークハルトですが、19世紀ドイツものをレパートリーの中心とするケル ン・プレイエル四重奏団にとっては十八番ともいうべきプログラム!ドイツ古典派とロマン派の響きを併せ持つ隠れた名曲を、彼らの極上の演奏で知るこ とができるのは、本アルバム最大の魅力といえるかもしれません。ピアノ五重奏ではフォルテピアノの名手トビアス・コッホを迎え、ピリオド楽器ならでは の暖かみのある極上のアンサンブルを堪能できる1枚に仕上がっています。
アウグスト・クルークハルト(1847-1902)は19世紀後半のドイツに活躍した作曲家。生前は指揮者としての活躍が際立ち、ヴァイマールの宮廷 劇場の音楽を務めながらリストやワーグナーと親交を深めるなど、当時のドイツ音楽界の第一線に身を置き続けた音楽家でもあります。弦楽四重奏曲 op.42は彼が最初に作曲した四重奏作品。当時最高峰の名門として活躍していたヨアヒム弦楽四重奏団の演奏会で披露され、大成功を収めました。その 後クルークハルトはこの団体へ敬意を表し、ピアノ五重奏曲op.43を献呈しています。2曲とも、超絶技巧的なパッセージで圧倒するというよりも、旋律 の美しさや重厚なハーモニーに包み込まれるような魅力を持った作品。メンデルスゾーンの劇音楽を思わせる軽やかかつ鮮やかな表現、シューベルトの後 期作品やブラームスを思わせる重々しくも流麗な旋律、シューマンの歌曲のような叙情性…どこか素朴でありながらも味わい深いメロディの数々が絶品の 希少盤です。 (Ki)
4260085-532490
ラフマニノフとクライスラー
ラフマニノフ:楽興の時 op.16
 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 op.36 
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ
 愛の喜び
エフゲニア・ルビノヴァ(P)

録音:2004年、ドッビアーコ(イタリア)
類まれなテクニックとパワフルな表現力を兼ね備えた演奏で『次代のアルゲリッチ』とも謳われる新進気鋭の若手ピアニスト、エフゲニア・ルビノヴァ によるピアノ小品集。ルビノヴァといえば、可憐な外見からは想像も出来ないほどのダイナミックかつエネルギッシュな表現力が何よりの魅力。力強い低音 の響きが印象的な彼女の演奏は、重々しくも流麗な響きに満ち溢れています。本CDにはラフマニノフ、クライスラーの情感あふれる作品の数々が収録さ れており、ルビノヴァの真骨頂とも言える情感あふれる演奏をたっぷりと堪能できます!
2002年にリーズ国際コンクールで第2位に輝き、若手世代を代表するピアニストとして世界的な注目を集めているルビノヴァ。2007年にはシャンバダー ル率いるベルリン交響楽団と共に来日し、高い評価を受けました。近年は室内楽の分野でアルブレヒト・マイヤーやガブリエル・シュワーベといった世界 的な名手らと共に活動しており、今後のますますの注目が期待されるアーティストといえましょう! (Ki)
4260085-532506
シューベルト:幻想曲ハ長調「さすらい人幻想曲」 op.15 D.760 
即興曲集 op.posth.142 D.935 
即興曲集 op.90 D.899
ヴィヴィアナ・ソフロニツキー(フォルテピアノ)
録音:2010年7月、ティボール・ヴァルガ・スタジオ(シオン、スイス)
【使用楽器:1819年製コンラート・グラーフモデル(ポール・マクナルティによる復元)】
20世紀ソ連の巨匠ヴラディーミル・ソフロニツキーの愛娘にして世界的クラヴィーア奏者であるヴィヴィアナ・ソフロニツキーによるシューベルトのピア ノ作品集。数々のピリオド楽器を弾きこなすヴィヴィアナですが、今回は楽器職人ポール・マクナルティによって復元された1819年製のコンラート・グラー フのレプリカを使用!ベートーヴェンやショパン、シューマンら多くの音楽家たちが愛した名器です。素朴かつ軽やかな音色が織りなす上品な響きはフォル テピアノならではといえましょう。2010年の来日公演でも話題となったピリオド楽器の響きを再び堪能することができます。ヴィヴィアナの演奏は全体的 に過剰な表現を抑えた清廉な演奏。重厚感のあるフォルテの響きや透明感のある高音の美しさにはどこか亡き巨匠ヴラディーミルの響きも想い起こされま す。現在、ロシア・ピアニズムの継承者として世界的に活躍しているヴィヴィアナ。今後さらなる活躍必至のアーティストによる注目の新譜です。 (Ki)
4260085-532568
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィア」
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 op.111
ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2011年9月、ミュンヘン
アナトール・ウゴルスキの愛娘にしてドイツが誇る世界的ピアニスト、ディーナ・ウゴルスカヤがベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタ2曲を収録した新 譜をリリース!鮮烈な演奏で好評を博したシューマン後期のピアノ作品集(4260085-532179)に続き、今回もウゴルスカヤの持ち味とも言える柔軟で 活き活きとした演奏を存分に聴かせてくれます。技術的にも音楽的にも極限的な難曲として知られる「ハンマークラヴィア・ソナタ」に挑戦している点で、 彼女の自信がうかがえます。ベートーヴェン最後のピアノ・ソナタである第32番は、父ウゴルスキも27分に及ぶ長大な第2楽章で話題となった名演を 残しておりますが、娘ウゴルスカヤはそれとはまた異なる、過度な表現を控えたすっきりとした演奏で魅せてくれます。父であり師であるウゴルスキの血を 垣間見せつつも、独自の伸びやかな演奏に聴き入る名盤です。 (Ki)
4260085-532575
ドビュッシー、ケージ、武満のピアノ作品
(1)ドビュッシー:映像 第1集(全3曲)
(2)武満徹:ピアノ・ディスタンス
(3)ドビュッシー:前奏曲集 第2巻より 第4曲「妖精たちはあでやかな踊り子」
(4)ケージ:『ソナタとインターリュード』より ソナタ8、2、6、7、5
(5)武満徹:『遮られない休息』より 第2曲「静かに、残酷な響きで」
(6)ドビュッシー:前奏曲集 第1巻より 第1曲「デルフィの舞姫」、第2曲「帆」、第3曲「野を渡る風」
(7)武満徹:『遮られない休息』より 第1曲「ゆっくりと悲しげに、語りかけるように」
(8)ドビュッシー:前奏曲集 第1巻より 第7曲「西風の見たもの」
(9)ドビュッシー:前奏曲集 第2巻より 第10曲「カノープ」
(10)武満徹:『遮られない休息』より 第3曲「愛の歌」
(11)ケージ:『ソナタとインターリュード』より 第3インターリュード
(12)ドビュッシー:前奏曲集 第2巻より 第12曲「花火」
シェイラ・アーノルド(P)

録音:(1)2008年10月、
(2)(3)(5)(6) (7)(8)(9)(10)(12) 2017年9月、
(4)(11)2018年1月
ビュッシー、ケージ、武満のピアノ作品で構成したアルバム。自由な和声を用い新しい音楽の時代を築いたドビュッシーと、音楽そのものの在り方に 一石を投じたケージ。武満はこの2人の作曲家それぞれから影響を受けた作曲家でもあり、関連性のあるプログラミングと言えます。シェイラ・アーノル ドは南インド生まれ、ドイツ育ちのピアニスト。この3人の作曲家を組み合わせただけあって、カラっとした硬質の響きで統一され、過度にロマンに走る こともなく、とは言えほんのりと歌を感じる好演となっています。プリペアド・ピアノを使ったケージ作品が爽やかでポップ。 (Ki)
4260085-532582
ベートーヴェン(M.G.フィッシャー編):交響曲第6番「田園」(弦楽六重奏版) 
A.ヴァレンテ(*1959):シックス・トゥー・ミッドナイト(1999/2000)
ケルン六重奏団

録音:2003年、ドイチュランドフンク室内楽ホール(ケルン)
ベートーヴェン・ファンの方必見の新譜!ケルン六重奏団が、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」の弦楽六重奏版を収録した注目のアルバムをリリー スしました。他の弦楽編成版と同じく、M.G.フィッシャーの弦楽六重奏版もまた演奏・収録の機会に恵まれない作品なだけに、ファン必聴のアルバムです!
弦楽器のふくよかなハーモニーに加えて、木管楽器の美しいソロも印象的な「田園」。フィッシャーの六重奏版では、1stヴァイオリンがフルートやオー ボエ、2ndヴァイオリンがクラリネット、ヴィオラとチェロがホルンやファゴットのパートを担当し、小さなオーケストラ・ハーモニーを作り上げています。 原曲に比べて規模が小さくなってしまうのは否めませんが、原曲以上に各パートの旋律の魅力や、掛け合いの魅力がクリアに聞こえてくるのも確かです。ヴィ オラとチェロが2人ずついるため、他の四重奏版や五重奏版などに比べて、中低音域の響きが非常にしっかりとしているのも印象的!ケルン六重奏団の表 現力も素晴らしく、多彩な音色と卓越したアンサンブルでオーケストラに劣らぬ厚いハーモニーを聴かせてくれます。弦楽六重奏のはずが、どこからかオー ボエやホルンの音色が聞こえてくるような気もして、不思議な聴き心地に満たされましょう。原曲と聴き比べるもよし、オーケストラ・スコア片手に楽しむ もよし。この機会にぜひ聴いて頂きたい注目盤です!
また、本アルバムにはブラジルの現代音楽家ヴァレンテ(*1959)の作品も同時収録。シックス・トゥー・ミッドナイトは6つの短い小曲からなる作品で、 断続的な音の連続と、それらを繋ぐように響き続けるフラジオレットやグリッサンドのフラットな音の対比が印象的です。弦楽器の多彩な響きを堪能できる とともに、幅広いレパートリーを持つケルン四重奏団の実力にも唸るアルバムといえましょう。 (Ki)
4260085-532599
ハイドン他:室内楽作品集
(1)ハイドン:ピアノ三重奏曲第34番変ロ長調 Hob. XV:20
(2)ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲
(3)シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 イ短調「死と乙女」
(1)ヴェロニカ・エーベルレ(Vn)、
マリー=エリザベート・ヘッカー(Vc)
、マーティン・ヘルムヘン(P)
(2)ターニャ・テツラフ(Vc)、
アロイス・ポッシュ(Cb)
(3)アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、
クリスティアン・テツラフ(Vn)
、レイチェル・ロバーツ(Va)、
ターニャ・テツラフ(Vc)

録音: 2011年6月6日((1))、7日((3))、10日((2))、シュパヌンゲン音楽祭ライブ録音
ドイツのハイムバッハで毎夏行われるシュパヌンゲン音楽祭ライブ録音をリリースするC Aviレーベルの好評シリーズに、2011年のライブ演奏が登場! 2011年の音楽祭はピアノ・アンサンブルに焦点を当て、ハイドンからヤナーチェクにいたる多彩な室内楽作品を中心とするプログラム。本アルバムでは シューベルトの「死と乙女」をはじめ、室内楽ジャンルに広く知られる名作が収録されています。ドイツの精鋭たちが生み出す全体的に爽やかで気品あふ れるハーモニーが美しく、洗練されたアンサンブルに聴き入ります。
毎年出演者の豪華さも話題のシュパヌンゲン音楽祭。本アルバムもドイツが誇る世界的名手らの豪華共演が大きな魅力です。ハイドンのピアノ三重奏曲 を演奏するエーベルレとヘルムヘンはチェリストの石坂団十郎と共に2012年4月の来日公演で同曲を披露し、好評を博したばかり。今回チェロを担当 しているマリー=エリザベート・ヘッカーは、2005年のロストロポーヴィチ・コンクールで史上初となる第1位と特別賞2つの同時受賞で話題となった 注目の若手。2012年6月には初の来日ツアーも予定しており、注目必至です。2010年音楽祭ライブ録音(4260085-532254)に引き続き、テツラフ 兄弟、ヴァイトハ−ス、ロバーツは今回も卓越したアンサンブルで魅せてくれます。激しくも気品さを失わない圧巻の「死と乙女」は必聴です! (Ki)
4260085-532605
珠玉のトリオ集
(1)スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調 op.15
(2)ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調 
(3)ワトキンス:クラリネット,ヴィオラ,ピアノのためのトリオ(2011)*世界初録音
(1)アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、
マリー=エリザベート・ヘッカー(Vc)、
ヒュー・ワトキンス(P)
(2)フローリアン・ドンダラー(Vn)、
ターニャ・テツラフ(Vc)、
ラルス・フォークト(P)
(3)セバスティアン・マンツ(Cl)
、フローリアン・ドンダラー(Vn)、
ヒュー・ワトキンス(P)

録音:2011年6月10日((3))、11日((1))、12日((2))、シュパヌンゲン音楽祭ライブ録音(ハイムバッハ、ドイツ)
C Aviレーベルからリリースされているシュパヌンゲン音楽祭ライブ・シリーズ、待望の最新盤!第1弾(4260085-532599)に引き続き、今回も豪 華名手陣による卓越したアンサンブルを堪能できます。シュパヌンゲン音楽祭はドイツのケルン近郊の町ハイムバッハで毎夏に催されている室内楽音楽祭 で、2011年はピアノに焦点を当てた多彩なプログラムが好評を博しました。本アルバムで注目なのは、この音楽祭の委嘱作品で、初演されたヒュー・ワ トキンス(1976*)のトリオ。このライブ音源が世界初録音となります!20世紀半ばまで活躍したウェールズの詩人ディラン・トマスの詩にあてた作品で、 細かな音符が複雑に絡み合って生み出される繊細かつ抒情的な音のうねりが美しい作品。ワトキンス自身がピアノを担当している他、難関ミュンヘン国際 音楽コンクールで40年ぶりの第1位に輝いた注目の若手セバスティアン・マンツがクラリネットを演奏しています。また、本アルバムにはスメタナとラヴェ ルのピアノ三重奏曲も収録。スメタナのピアノ三重奏曲では、ヴァイトハースが奏でる慟哭のような冒頭のヴァイオリン・ソロに冒頭からぐっと惹きこまれ ます。2012年6月に来日を控えるヘッカーのチェロも必聴です。一方、ラヴェルでは繊細かつ流麗なアンサンブルにうっとり。音楽祭の主宰者でもあるフォー クトをはじめ、名手たちによる洗練された掛け合いに聴き入ります。 (Ki)
4260085-532612
(1)シュポア:大九重奏曲ヘ長調 op.31
(2)イベール:2つの間奏曲(フルート,ヴィオラ,ハープのための
(3)ヤナーチェク:六重奏曲「青春」
(4)J.ヴィトマン(1973*):ヴィオラとチェロのための11の二重奏曲
アンドレア・リーバークネヒト((1)(2)(3)Fl、(1)Picc)、
フランソワ・ルルー((1)(3)Ob)、
セバスティアン・マンツ((1)Cl、(3)B-Cl)、
シャーリー・ブリル((3)Cl)、
マリー=ルイーズ・ノイネッカー((1)(3)Hrn)、
ダーグ・イェンセン((1)(3)Fg)、
リザ・バティアシュヴィリ((1)Vn)、
クリスティアン・テツラフ((4)Vn)、
レイチェル・ロバーツ((1)Va)、
フローリアン・ドンダラー((2)Va)、
ジュリアン・アルプ((1)Vc)、
マリー=エリザベート・ヘッカー((3)(4)Vc)、アロイス・ポッシュ((1)Cb)、
ヤナ・ボウシュコヴァー((2)Hp)

録音:2011年6月、シュパヌンゲン音楽祭ライブ録音(ハイムバッハ、ドイツ)
C Aviレーベルの好評シリーズ、シュパヌンゲン音楽祭ライブ・シリーズ最新盤!第1弾(4260085-532599)、第2弾(4260085-532605)に引き続き、 第3弾となる今回は室内楽曲に焦点を当てたアルバムです。18世紀から21世紀まで幅広い時代の作品を収録した多彩なプログラムだけでなく、音楽祭 ならではとも言える豪華演奏陣による見事なアンサンブルもこのアルバムの大きな魅力。古典派の響きを残しつつもロマンティックな旋律が美しいシュポー アの大九重奏曲、ハープとフルートの煌びやかな響きとヴィオラの艶やかなハーモニーが絶品なイベールの間奏曲、技巧的な疾走する旋律と抒情的でゆる やかな旋律の対比が愉しいヤナーチェクの「青春」……曲調は違えど、いずれの作品も小編成アンサンブルならではのソリスト達の妙技の掛け合いを堪 能できます。そして、今注目のヴィトマンの「ヴィオラとチェロのための24の二重奏曲」第2巻。ドイツが誇る名手テツラフと期待の若手実力派ヘッカー の二人が織りなす超絶技巧炸裂の掛け合いは圧巻です! (Ki)
4260085-532629
アーヴェンハウスに/ピアノ小品集
ワーグナー:M.W.夫人のアルバムのためのソナタ変イ長調
 イゾルデの愛の死(リスト編)
リスト:ロッシーニの主題による7つの華麗な変奏曲
 ウィーンの夜会(シューベルトによる  ワルツ・カプリス
 水夫(「音楽の夜会」より)
 リヒャルト・ワーグナー―ヴェネツィア
 悲しみのゴンドラ(初版)
 ダンテを読んで―ソナタ風幻想曲(「 巡礼の年報第2年イタリア」より)
ロッシーニ:「老いのいたずら」より
 わが妻への甘え/憂鬱なワルツ
ジルケ・アーヴェンハウス(P)

録音:2011年、スタジオ2(ミュンヘン)
近年、アルカント・カルテットの1stヴァイオリニスト、A.ヴァイトハースとの共演でも注目を集めているドイツの名手、ジルケ・アーヴェンハウスが待 望のピアノ・ソロ最新盤をリリース!T.ツィンマーマン、I.ファウスト、J.ヴィドマンほか多くの世界的名手から信頼厚く、伴奏者としても世界的に活躍して いる彼女ですが、本アルバムではソリスト、アーヴェンハウスとして独自の表現世界を存分に披露してくれています。収録されているのは、ワーグナー、ロッ シーニ、リストという得意の19世紀プログラム。ロッシーニの声楽曲集を改編した「音楽の夜会」や、シューベルトのワルツの編曲集である「ウィーンの 夜会」といったリスト編曲作品も多く収録されています。ワーグナーのピアノ作品の中ではやや収録される機会の少ない、「M.W.夫人のアルバムのための ソナタ」が入っていることにも注目されましょう。M.W.夫人とは、ワーグナーのパトロンであったマティルダ・ヴェーゼンドンク夫人のこと。彼女との激し い恋愛関係から生まれたといわれる『トリスタンとイゾルデ』の濃厚なロマンティシズムを思わせるかのごとき甘美な旋律にあふれた名曲です。過度な粘り 気を控えたアーヴェンハウスの演奏は、曲全体の大きな流れを損なわない流麗な音の運びが耳に心地よく、作品そのものが持つロマンティックな響きがス トレートに感じられるよう。力強くも軽やかなタッチで、流麗に魅せてくれます。 (Ki)
4260085-532636
ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調op.120-2 
ライネッケ:序奏とアレグロ・アッパショナートop.256
ドレーゼケ:クラリネット・ソナタ.変ロ長調op.38
キリアン・へロルド(Cl)、
アミール・カッツ(P)

録音:2011年9月、ゼンデザール・ブレーメン
バーデンバーデン&フライブルクSWR交響楽団の首席クラリネット奏者を務めるドイツの中堅、キリアン・へロルドによるクラリネット・ソナタ集。ブラー ムスをはじめとする、19世紀後半に作曲されたクラリネット・ソナタを中心としたドイツ・プログラムです。カルル・ライネッケ(1824-1910)とフェリクス・ ドレーゼケ(1835-1913)のクラリネット・ソナタは、いずれもブラームスが最晩年に作曲した「クラリネット・ソナタ第2番」と時期を同じくして作曲 されたもの。2人とも現代では中々収録される機会に恵まれぬ作曲家たちですが、今回収録されたソナタはクラリネットとピアノのための作品を語るに欠か せない名曲といえましょう。いずれもブラームスの作品を思わせるロマンティックな旋律が美しく、クラリネットの憂愁な響きとピアノの澄んだ音色とのハー モニーは絶品。へロルドの演奏は、明るい曲調の中にもどこか翳りを含むような深い表現が素晴らしく、曲調との相性も抜群。高音域においてもなおふく よかな音色に魅せられます。ピアノ伴奏を担当するのはドイツの中堅、アミール・カッツ。へロルドの明瞭なタンギングに負けず劣らずの溌剌とした演奏で、 堅実ながらも流麗なアンサンブルを組み上げています。クラリネット・ファン必携の注目盤です! ★キリアン・へロルドは、2004年に23歳という若さでドイツ・カンマー・フィルハーモニー・ブレーメンの首席クラリネットに大抜擢された実力派。 2007年にはドイツ・カンマー・フィルハーモニー・ブレーメン管楽ゾリステンのメンバーとして来日し、注目を集めました。2011年からはバーデンバー デン&フライブルクSWR交響楽団の首席クラリネット奏者として新たな活躍を見せているヘロルド。今後の活躍にも期待されます! (Ki)
4260085-532643
ハイドン:弦楽四重奏曲第63番ニ長調「ひばり」op.64-5 / Hob III:63
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調op.51-2
デンマークSQ

録音:2012年3月、スタジオ2(ミュンヘン)
「デンマーク青年弦楽四重奏団」の名でも知られるデンマーク弦楽四重奏団は、2002年夏のコペンハーゲン音楽祭にてデビューしたアンサンブル団体。 記念すべき結成10周年を迎えた2012年、C Aviレーベルより待望の最新盤がリリースされる運びとなりました!今回収録したのは、ハイドンとブラーム スの弦楽四重奏曲。ベートーヴェンからペルトまでいたる幅広いレパートリーを持つ当団ですが、意外にも古典派とロマン派の作品を収録するのは本アル バムが初めて。ハイドンでは軽やかかつ溌剌とした演奏で爽やかに聴かせる一方、後半のブラームスでは劇的かつ鮮烈な演奏で圧倒してくれます。ハイド ンの「ひばり」では、1stヴァイオリンを務めるオーランドの瑞々しいソロが聴き所。「ひばり」という愛称の由来ともなった第1楽章冒頭の有名な旋律は もちろんのこと、第4楽章で見せる怒涛の掛け合いも見事です。ブラームスの弦楽四重奏曲第2番は、対位法的に書かれた堅固なアンサンブルと、シュー ベルトを思わせる流麗な旋律との兼ね合いが素晴らしい名曲。デンマーク弦楽四重奏団の演奏は厭なべたつきを控えた音運びで、アクセントの表現も鮮や か。エネルギッシュな勢いにあふれる瑞々しい演奏スタイルはそのままに、より円熟したアンサンブルで魅せてくれます。結成当時はデンマークの若手演奏 家たちによる新進気鋭の団体として注目を集めていたデンマーク弦楽四重奏団も、今や室内楽界の中堅を担う実力派。今後のさらなる飛躍に期待したい、 注目のアンサンブル団体です。 (Ki)
4260085-532650
シュパヌンゲン音楽祭2013

(1)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番Op.90「ドゥムキー」
(2)ドヴォルザーク:弦楽四重奏のための「糸杉」
【1.あなたに寄せる私の愛は2.死は多くの人々の胸に3.やさしい瞳が注がれるとき11.自然はまどろみと夢の中に12.お前は、なぜ私の歌が激しいのか尋ねる】
(3)ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
(1)ラルス・フォークト(P)
 クリスチャン・テツラフ(Vn)
 ターニャ・テツラフ(Vc)
(2)アリッサ・マルグリス(Vn)
 ビョル・カン(Vn)
 タチアナ・マスレンコ(Va)
 グスタフ・リヴィニウス(Vc)
(3)アーロン・ピルサン(P)
 アリッサ・マルグリス(Vn)
 マリー=エリザベート・へッカー(Vc)

録音:2013年6月5日(ショスタコーヴィチ)、6月7日(ドヴォルザーク)
ドイツ、ハイムバッハ、RWE水力発電プラント
ピアニストのラルス・フォークトが主催するシュパヌンゲン音楽祭も2014年に17周年を迎え、毎年発売されるディスクの数も相当数揃ってきました。 今回発売されるのは、2013年に行われたシュパヌンゲン音楽祭のライヴからドヴォルザークの「ドゥムキー」そしてショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲 第1番。
メロディーメーカーとして知られるドヴォルザークの才能が最も表現された作品の一つ、ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」。ドヴォルザークと親しく、 あのチェロ協奏曲を献呈したチェリスト、ハヌシュ・ヴィハーンに刺激を受けて作曲され、初演の際にもドヴォルザークと共にヴィハーンが演奏しています。 冒頭のチェロとピアノではじまる抒情的な旋律は、名手ヴィハーンあってのこの作品一番の聴きどころといっても良い、美しくメランコリックなメロディーです。 フォークト、テツラフ兄妹の手に汗握る迫真の演奏で聴かせてくれます。
同じくドヴォルザークの歌曲集のなかの12曲を弦楽四重奏用に編曲した弦楽四重奏のための「糸杉」から6曲、そしてクリミアで病気療中に作曲され、 当時恋をしていたタチヤーナ・グリヴェンコに捧げられたショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲第1番。単一楽章でアンダンテとアレグロが交互に演奏され、 若きショスタコーヴィチの情熱が感じられるロマンティックな作品です。
演奏は、敏な演奏を聴かせる若手ヴァイオリン奏者アリッサ・マルグリス、ザルツブルク出身の韓国人ヴァイオリン奏者ビョル・カン、ロストロポーヴィ チ・コンクールの優勝者マリー=エリザベート・へッカー、2014/2015シーズンのライジングスターとしても注目されているピアニスト、アーロン・ピル サンなどの新時代の星と、フォークト、テツラフ、マスレンコ、リヴィニスといった中堅の実力派奏者たちが織りなす、絶妙なアンサンブルを楽しめるのも、 この音楽祭の特徴の一つです。
4260085-532667
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13
ベルク:抒情組曲
テツラフ・カルテット
【クリスティアン・テツラフ(第1Vn)
ターニャ・テツラフ(Vc)
ハンナ・ヴァインマイスター(Va)
エリーザベト・クッフェラート(第2Vn)】

録音:2013年3月ゼンデザール、ブレーメン
世界的ソリストとして活動しているヴァイオリン奏者のクリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテット。1994年に結成され今年で20周年。 元バンベルクSOのコンミス、エリーザベト・クッフェラート。チューリヒ歌劇場管弦楽団の首席、ハンナ・ヴァインマイスター。ドイツ・カンマーフィ ルのチェリスト、ターニャ・テツラフと、それぞれ単独で多忙な演奏家生活を送っており、揃って演奏する機会は限られていますが、その質の高い音楽 で数々の音楽祭からの出演依頼がたえません。
このアルバムは、CAviレーベルからは 2作目。若きメンデルスゾーンの傑作弦楽四重奏曲第2番。天才メンデルスゾーンの確かな構築力と甘濃厚な ロマンティシズムが表現された秀演。ベルクの全6楽章からなる十二音技法を用いた大曲、抒情組曲。愛人であったハンナ・フックス=ロベッティン 夫人との関係がテーマ。テツラフ・カルテットの4人は情熱と官能を見事に描き出しています。 (Ki)

4260085-532674
ショパン:ピアノ作品集
バラード第1番ト短調Op.23
夜想曲第1番変ロ短調Op.9-1
夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2
スケルツォ第1番ロ短調Op.20
夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1
夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35
夜想曲 ハ短調KK IVb8 Op.posth
夜想曲 嬰ハ短調(遺作)
ラルス・フォークト(P)

録音:2013年3月ケルン
ラルス・フォークトは、近年ヨーロッパでの活躍は目覚しく、フォークトが主宰する室内楽音楽祭「シュパヌンゲン音楽祭」も2014年で17年目を迎え、 現在のドイツ音楽界を牽引する音楽家の一人です。彼はモーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、シューベルトなどを主なレパートリーとして いましたが、今回ショパンを録音しました。これまで彼の核となるレパートリーではなかったショパンに挑戦したことになります。フォークトは今回のショパン・ アルバムにあたってこのように述べています「私はバッハ同様にショパンの作品を公の場で長い間演奏していませんでした。しかしノクターン(遺作)は、これ までにアンコールで度々演奏してきましたし、私はいくぶん距離を置いてはいたもののショパンの音楽を愛していました。誰かが、私の人生を総括する作品は何 かと尋ねたら、私はこの作品を選ぶでしょう。シンプルな旋律線に、喜び、憂鬱、情熱といった深い要素があり、それに心を打たれます。ショパンは独力でピ アノの技術に革命をもたらし、鍵盤楽器の表現力を大きく広げました。私には、ショパンの繊細で美しいメロディーは、他のどの作曲家よりモーツァルトを想像 させます。モーツァルトの音楽は “泣き笑い” と評されることがありますが、ショパンにも同じような要素があると思います。こういった事に改めて気づき、私 は シ ョ パ ン を 録 音 し て み た く な っ た の で す 。」 フォークトのタッチは陰影に富んでおり、ショパン独特の詩的で繊細なピアニズムに適しており、作品の叙情性をあますところなく表現しています。 (Ki)
4260085-532698
シューマン:謝肉祭op.9
 6つの間奏曲op.4
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調
ソフィー・パチーニ(P)
かのアルゲリッチが「まさに若い頃の自分を思い出すよう!」と絶賛したことで、世界から一躍注目を集めたドイツの麗しき新星ソフィー・パチーニが、 C Aviレーベルから待望の最新盤をリリースしました!ピアノ協奏曲はこれまでにもいくつかリリースしてきたパチーニですが、独奏曲を収録したものとして はこのCDが記念すべき1stアルバムとなります!注目必至の収録内容は、シューマン&リストというプログラム。リストのピアノ・ソナタロ短調は2012 年3月の来日リサイタルでも演奏され、絶賛を浴びたばかりなだけに期待も高まりましょう!アルゲリッチからもお墨付きの演奏技術は文句なしの素晴らし さですが、やや大柄な体から繰り出される力強い表現力と、構成力に優れた理知的な演奏もパチーニの大きな魅力。早咲きの才能と内に秘めた可能性の 大きさは確かにアルゲリッチの若き頃を思い出すようですが、その演奏スタイルはむしろ落ち着きのある正統派寄りといえるかもしれません。とはいえ、パ チーニは未だ21歳(2012年現在)。今はまだ大粒の原石ともいえる彼女が、これからどのように磨き抜かれていくのか…今後の活動からも目が離せない、 注目必至のアーティストといえましょう! ソフィー・パチーニは1991年、ミュンヘン生まれのピアニスト。わずか10歳でザルツブルクのモーツァルテウム音楽院に入学を認められ、ケマーリン クに師事した早熟の若手実力派です。2000年よりソリストとして活動を開始し、2004年には最も才ある音楽家に贈られるレオポルト・モーツァルト賞を 獲得しました。その後も数々の賞に輝いたことに加え、2010年にマルタ・アルゲリッチから称賛されたことで更なる注目を集めます。2011年にはルガー ノでのアルゲリッチ音楽祭にも出演。2012年3月に武蔵野でソロ・リサイタルを開催。同年4月には東京フィルハーモニー交響楽団の定期公演でシュー マンのピアノ協奏曲を演奏し、日本においても高い注目を浴びる屈指の若手実力派です。 (Ki)
4260085-532704
ブラームス:チェロ・ソナタ集
第2番 ヘ長調 op.99/第1番 ホ短調 op.38
ターニャ・テツラフ(Vc/1776年グァダニーニ)
グニッラ・シュッスマン(P)

録音:2011年 5月
室内楽の分野でも活躍著しいターニャ・テツラフ(クリスチャン・テツラフの妹)と、ノルウェー出身でターニャとも2000年以降デュオを組んでいるシュッ スマンによるブラームスのチェロ・ソナタの登場。約5年前にはラフマニノフ、グリーグらのチェロ・ソナタでも素晴しい演奏を聴かせてくれたペアだけに 期待が高まります。
ブラームスのチェロ・ソナタは、原題がピアノとチェロのためのソナタとなっているほどに、ピアノが重要な役割を果たす作品。第2番は交響曲4曲を書 き上げたあとの作品なので実に内容が濃いですが、冒頭から二人の並々ならぬ気迫と集中に、一気にブラームスの世界へと引き込まれます。また、第1番 第2楽章でひかるセンス、終楽章のフーガでの絡み合いの美しさなど、二人のアンサンブルの妙を心行くまでたのしみたい1枚です。 (Ki)
4260085-532711
イン・リズム〜クラリネット作品集
ガーシュウィン:3つの前奏曲(Cl&Pf編曲版/ジェームズ・コーン編)
アレック・テンプルトン:ポケット・サイズ・ソナタ第1番(Cl&Pf)
コープランド:クラリネット協奏曲(Cl&Pf編曲版/作曲者編)
ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント(Cl&テープのための)
バーンスタイン:クラリネット・ソナタ(Cl&Pf)
ヴィラ=ロボス:アルマ・ブラジレイラよりコロス第5番(ピアノ・ソロ)
ピアソラ:レヴィラード(Cl&Pf)
ミヨー:スカラムーシュOp.165d(Cl&Pf)
デュオ・リウル
【セバスティアン・マンツ(Cl)、マルティン・クレット(P)】

録音:2012年7&8月ドイツ放送カンマームジーク・ザール(ケルン)
セバスティアン・マンツは2008年にミュンヘン国際音楽コンクール・クラリネット部門で一位を獲得、同年に「デュオ・リウル」としてドイツ音楽コンクー ルでクラリネットとピアノ部門で優勝するなど、世界が注目する若手実力派クラリネット奏者です。 このアルバムはアメリカ大陸の作曲家たちのクラシックとジャズを融合させた作品を収録しています。マンツはビッグバンドで演奏した経験があり、ジャズ の響きを身につけており、ジャズの要素を多く含んだアメリカの作曲家たちの作品を自由自在に演奏してみせます。 アルバムの構想は、ドイツ縦断列車の旅の途中、「コープランドのクラリネット協奏曲のピアノ版を演奏したい!」とマンツが思い付いた事がきっかけでした。 これはジャズ・クラリネット奏者のベニー・グッドマンのために作曲された作品です。クラリネットの哀愁ある響きが、古き良きアメリカを思い起こさせ、ジャ ズの書法の中にもコープランドならでは色彩感が見事な曲。2分半の長大なカデンツァで披露されるマンツの饒舌なクラリネットは必聴です。ガーシュウィ ンの3つの前奏曲はピアノ原曲ですが、様々な楽器のために編曲されている人気の作品。ここでは1928年生まれのアメリカの作曲家ジェームズ・コーン によるクラリネット編曲版で収録され、ジャズとブルースの要素を持ち、繰り返されるリフが効果的に用いられた自由度の高い作品です。テンプルトンはイ ギリス出身で26歳の時にアメリカに渡り活躍した盲目のピアニスト兼作曲家。彼の代表作ポケット・サイズ・ソナタは、ジャズ風クラシックのお洒落な作 品で、アルバムタイトルにもなっている第3楽章の「イン・リズム」は、メロディーラインが美しく、マンツの情感豊かな音色がうっとりと聴かせます。ミ ニマル・ミュージックの旗手ライヒのニューヨーク・カウンターポイント。10本のクラリネットとソロ・クラリネットのための作品で、ここでは事前に録音 されたテープを使って収録しています。アメリカの偉大な指揮者であり作曲家のバーンスタン。カーティス音楽院を卒業したばかりの若き日の巨匠のクラリ ネット・ソナタは、シンコペーションを多用したジャズの影響を受けています。ヴィラ=ロボスのアルマ・ブラジレイラは「ブラジルの魂」というタイトル通り、 ヴィラ=ロボスらしい哀愁溢れる作品。タンゴを軸にクラシック、ジャズを融合させた「ヌエヴォ・タンゴ」という新しいスタイルを生み出したピアソラの レヴィラード。フランスの作曲家ミヨーはブラジルに滞在したことがあり、その影響を受けて作曲されたとされるスカラムーシュの第3曲「ブラジルの女」は、 強烈なサンバ風のリズムが印象的な曲。マンツとクレットの生き生きとした演奏が、陽気なラテン音楽の魅力を引き出しています。
4260085-532728
コダーイ:作品集
(1)チェロとピアノのためのソナティナ Op.4
(2)無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
(3)ヴァイオリンとチェロのためのデュオ Op.7
ユリアン・ステッケル(Vc)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn(3))
パウル・リヴィニウス(P)

録音:(1)(2)2017年9月、(3)2018年1月
2010年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝の経歴を持つユリアン・ステッケルは1982年生まれのドイツのチェロ奏者。室内楽・協奏曲と若くして既に多く の録音をリリースしている彼が、ついに難曲の無伴奏をはじめとしたコダーイ作品に挑みます。無伴奏での強烈にみなぎる力感と息を呑む技巧の応酬は聴いてほ れぼれとしてしまいます。また他の作品での共演者との息の合った表現も聴きもので、心地よい緊張感に貫かれています。 (Ki)

4260085-532735(3CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル2012年ライブ集

■CD1;フランスの作品
(1)ラヴェル:水の戯れ/ソナチネ
(2)ラヴェル:ラ・ヴァルス
(3)ラヴェル:鏡(全曲)
(5)ドビュッシー:ベルガマスク組曲(全曲)
 前奏曲集第2巻〜花火

■CD2;アメリカの作品
(1)ガーシュウィン:3つの前奏曲
 ワイルド:7つのヴィルトゥオーソ・エチュード(全曲)

(2)ガーシュウィン:ソング・ブック〜フー・ケアズ?/ノーバディ・バッドユー/ドゥーイット・アゲイン/スワンダフル/
スウィート・アンド・ラウダウン/スワニー
(3)ガーシュウィン:パリのアメリカ人/創作主題による変奏曲「アイ・ガット・リズム」/私の彼氏(いずれもガーシュウィンン・ピアノ・カルテットによる4台のピアノのための編曲版)
■CD3;現代作品
(1)ケージ:ソナタとインタリュード〜第2のソナタ
 ピアノのための音楽
グラス:モダン・ラヴ・ワルツ
(2)Y・ヘラー:「ドッペルシュピール」〜ソロ・プレイ/デュオ・プレイ
(3)フィギュラ・リトミカ
(4)「ドッペルシュピール」〜モニュメント/パターンズ/オスティナート
■CD1
(1)フアン・ペレス・フロリスタン(P)/録音:2012年5月9日ライブ
(2)ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)/録音:2012年5月23日ライブ
(3)チェン・チャン(P)/2012年6月9日ライブ
(5)ベルトラン・シャマユ(P)/録音:2012年6月6日ライブ

■CD2
(1)チャン・ヤ=フェイ(P)/録音:2012年5月7日
(2)エヴァ・フォーゲル(Ms)、ロバート・レヴィン(P)/録音:2012年5月7日
(3)ガーシュウィン・ピアノ・カルテット/録音:2012年5月16日

■CD3
(1)シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(P)/録音:2012年5月29日ライブ
(2)タマラ・ステファノヴィッチ(P)、ピエール・ロラン・エマール(P)/録音:2012年6月12日
(3)ファビアン・ミュラー(P)、タマラ・ステファノヴィッチ(P)
(4)ロレンツォ・サウレス(P)、タマラ・ステファノヴィッチ(P)/録音:2012年7月1日、WDRフンクハウス(ケルン)
ドイツのルール地方で行われるルール・ピアノ・フェスティヴァルのライブ・レコーディング・シリーズから、ファン待望の第29弾がリリースされました!
2012年のテーマは、フランス&アメリカ!フランスからはラヴェルとドビュッシー、アメリカからは2012年に没後75年の節目を迎えたガーシュウィ ンが大々的に取り上げられたプログラムとなっています。特に注目されるのは、原曲に加えて多くの編曲作品を含んだガーシュインのプログラム内容でしょう。 「7つのヴィルトゥオーソ・エチュード」は、2010年に亡くなった往年の名手アール・ワイルドが、ガーシュインの歌曲をピアノ独奏用に編曲したもの。「ラ イザ」、「アイ・ガット・リズム」、「私の彼氏」をはじめとする7つの名作がアレンジされています。ガーシュインの即興的な魅力をより強く感じられる編 曲となっており、鍵盤を縦横無尽に駆け回る超絶技巧の連続は圧巻です!また、音楽祭に引っ張りだこのガーシュイン・ピアノ・カルテットが自ら編曲した ピアニスト4人による「パリのアメリカ人」、「アイ・ガット・リズム」も聴きどころ。響きの厚みはオーケストラ・サウンドに敵わぬものの、軽妙洒脱なピ アノのアンサンブルが魅力的です。ちなみに、「パリのアメリカ人」で印象的な車のクラクションは原曲通りで、その異彩感もとびきりです。
毎年、現代作品をプログラムに入れていることでも知られるルール・ピアノ・フェスティヴァル。2012年はジョン・ケージの生誕100年と、グラスの 生誕75周年ということで両者の作品が取り上げられています。ケージ作品への造詣深い名手シュテッフェン・シュライエルマッヒャーが演奏しているとこ ろにも注目されます。ヘラー(*1944)の「ドッペルシュピール」は、このフェスティヴァルのための委嘱作品。非常に高度な演奏技術を求めるヘラーの 作風からすると驚くほどシンプルな作品で、音楽祭では3曲が発表されました。本アルバムではフェスティヴァル後に追加された3曲を後日録音し、“ボー ナス・トラック” として収録!音楽祭のときには聴けなかった、全6曲からなる「ドッペルシュピール」を聴くことができます。ライブでは現代音楽界に活 躍する往年の名手ピエール・ロラン・エマールと、彼の愛弟子の若手実力派タマラ・ステファノヴィッチが共演。フランス・プログラムの方では、ジャン= フレデリック・ヌーブルジェやベルトラン・シャマユといったラ・フォル・ジュルネでもお馴染みの名手たちも登場し、音楽祭ならではの豪華共演にも注目 されるアルバムとなっています。 (Ki)
4260085-532773
ロシア・ピアノ三重奏曲集
アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.32
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏」
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
カプースチン:ピアノ三重奏曲Op.126
ベートーヴェン・トリオ・ボン
【濱倫子(P) ミ
ハイル・オヴルツキ(Vn)
グレゴリー・アルミャン(Vc)】

録音:2012年 5月
ドイツで活躍する日本人のピアニスト濱 倫子、モスクワ出身でベートーヴェン・オーケストラ・ボンの首席を務めるヴァイオリンのミハイル・オヴルツ キとチェロのグレゴリー・アルミャンによるベートーヴェン・トリオ・ボン。2005年の結成以来高い評価を得ており、ヨーロッパ各地で行われているコン サートは成功を収めています。 このアルバムにはロシア系の作曲家たちによるピアノ三重奏曲を録音しています。アレンスキーのピアノ三重奏曲第1番は、濃厚なロマンティシズムが漂う、 隠れた名曲。ラフマニノフ初期の作品「悲しみの三重奏」曲集、ここに収められているのは音楽院時代の習作でラフマニノフの死後出版された第1番です。 ショスタコーヴィチ17歳の時、病気療養中に作曲し、当時恋をしていたタチヤーナ・グリヴェンコに献呈されたピアノ三重奏曲第1番。単一楽章の作品 で美しい中間部、感動的なフィナーレなど若きショスタコーヴィチの情熱が感じられます。ジャズの要素を取り入れた独創的な作風のカプースチン。技巧 的なピアノ曲を多数作曲していますが、このピアノ三重奏曲も独特な響きとリズムでカプースチンの魅力に引き込まれます。 自由で華やかな音楽性の濱、抜群のテクニックで聴かせるオヴルツキ、優れた構築力で作品をまとめ上げるアルミャン。ベートーヴェン・トリオ・ボンは お互いの感性が呼応しあい、それぞれの魅力を上手く引き出しています。 (Ki)
【ベートーヴェン・トリオ・ボン】
ドイツの名門オーケストラ、ベートーヴェン・オーケストラ・ボン第1コンサートマスターのミハイル・オヴルツキ、同楽団首席チェリストのグレゴリー・アルミャ ン、A.ウゴルスキの薫陶を受けたドイツ在住のピアニスト、濱倫子により2005年に結成。それぞれソロ活動も活発に行う傍ら、トリオとしては名前の由 来であるベートーヴェン作品の他にも、この編成のレパートリーを積極的に取り上げ、ヨーロッパ内外で活動を続けている。
4260085-532780
マウリシオ・カーゲル(1931-2008):ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番(1984/85)
ピアノ三重奏曲第2番(2001)
ピアノ三重奏曲第3番(2006/07)
トリオ・イマージュ
【ゲルガナ・ゴルゴヴァ(Vn)
トーマス・カウフマン(Vc)
パウリン・ネチェフ(P)】

録音:2011年11月、2012年 4月、ベルリン
アルゼンチンのブエノスアイレス出身の作曲家、マウリツィオ・カーゲル。20代でドイツに渡り、ケルンの放送局でラジオドラマなどの音楽を担当し、 独特作風で人気の高かった作曲です。このアルバムは、1984年から2007年にかけて作曲されたエキセントリックなピアノ・トリオ3曲を収録。演奏は 若手トリオのトリオ・イマージュ。幼馴染であったヴァイオリンのゲルガナ・ゴルゴヴァとピアノのパウリン・ネチェフの2人に、2008年からチェロのトー マス・カウフマンが加わりヨーロッパを中心に活動しています。 カーゲルの作品を録音するにあたって彼らはこのように述べています。「このようなスリリングな音楽を演奏、録音することは私たちにとって音楽的にも技 術的にも大きな挑戦でした。しかし、この録音を終え私たちは音楽をより深く理解することができたし、演奏者と聴衆との密接な関係も勉強することがで き た 。」大胆な作品に意欲的に取り組む、注目の若手アンサンブルの登場です。 (Ki)
4260085-532827
パルティメンティ〜通奏低音のための即興集
バッハ:幻想曲とフーガ.変ロ長調BWV907、ニ長調BWV908
フランチェスコ・ドゥランテ:パルティメント変ロ長調
ベルナルド・パスクィーニ:パルティメント.ホ短調
ジョヴァンニ・アルベルト・リストーリ:ソナタ.ト短調、
 練習曲ト長調、変ホ長調、
 ソナタ.ト短調
A.スカルラッティ:パルティメンティ ニ長調、ト長調
ヨハン・マッテゾン:中級者のための22の小品嬰ヘ長調、
 中級者のための17の小品イ長調、
 中級者のための19の小品嬰ヘ短調
クリスティアン・リーガー(Cemb)

録音:2001年2月ケルン、WDR、センデザール
チェンバロ奏者クリスティアン・リーガーによる、バッハ、A.スカルラッティなどの通奏低音のための作品集。バッハと同時代のイタリアの作曲家ドゥランテ、 17世紀後半のローマにおける重要な作曲家としての再評価が高まっているパスクィーニ、ボローニャ生まれで後にザクセン宮廷副楽長とて活躍したリストー リ、ヘンデルの親友で様々な逸話が残っているドイツ後期バロックの作曲家、音楽理論、外交官であったマッテゾンらの作品が収録されています。 クリスティアン・リーガーは、「通奏低音の奏者はソリストではありません。バロック期の通奏低音奏者については未開なことが多く、他の演奏者とは異な る点が多々あります。数字のみで書かれた楽譜を解読するには演奏者自身に絶えずゼロから音楽を生み出すことを要求されます。」と語っています。クリス ティアン・リーガーの類い稀なる演奏技術から生まれる、音楽を十分に堪能することができる1枚です。 (Ki)
85-53283
クラリネット五重奏曲集
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
バルドゥイン・ズルツァー:インヴェンション(2012)
マティアス・ショルン(Cl)、
ミネッティ四重奏団

録音:2012年6月、12月(オーストリア)
ウィーンを拠点にしているミネッティ四重奏団は、ウィーン国立音楽大学でアルバン・ベルク四重奏団のメンバーに師事しました。シューベルト国際音楽コンクールとハイドン国際室内楽コンクールで優勝した彼らは、ヨーロッパの主要なホールに定期的に出演しており、ファジル・サイやシャロン・カム、ウィーン・フィルやベルリン・フィルのメンバーとも共演しています。このアルバムでは、ウィーン・フィルの首席クラリネット奏者マティアス・ショルンを迎えてウィーンにゆかりのある作曲家たちの作品を取り上げています。

4260085-532841(4CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディションVol.30〜2012年録音集
■CD1
シューベルト:さすらい人幻想曲
ドビュッシー:子供の領分
ファリャ:ファンタジア・ベティカ
バルトーク:ピアノ・ソナタSz.80
リスト:ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死S447
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集第3番「ガチョウの踊り」
■CD2
ブラームス:4つのバラードOp.10
ドビュッシー:前奏曲第1巻〜第4曲「夕べの大気に漂う音と香り」第7曲「西風の見たもの」
第8曲「亜麻色の髪の乙女」、第2巻〜第12曲「花火」
ショパン:練習曲Op.10、マズルカOp.67-4、華麗なる大円舞曲
■CD3
バッハ:フランス風序曲BWV831
ベートーヴェン:6つのバガテルOp.126
ゴドフスキー:J.シュトラウス「こうもり」の主題による交響的変容
ドビュッシー:ベルガマスク組曲〜「月の光」、レントより遅く
■CD4
リスト:巡礼の年「第2年イタリア」より「ダンテを読んで−ソナタ風幻想曲」
メシアン:4つのリズム・エチュード〜「火の鳥 第1&2」
ドビュッシー:12の練習曲〜「半音階のために」「装飾音のために」
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
ドビュッシー:前奏曲第2巻〜第8曲「水の精」
■CD1
フアン・ペレス・フロリスタン(P)
録音:2012 年5月9日アルテ・ロンホール、ライヴ

■CD2
アレクセイ・ゴルラッチ(P)
録音:2012年6月9日HCC ドルトムント、アンフィ-ザール、ライヴ
■CD3
チェン・チャン(P)
録音:2012年6月9日HCC ドルトムント、アンフィ-ザール、ライヴ

■CD4
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)
録音:2012年5月23日メールス、カンマームジークザール、ライヴ
ドイツの、ライン、ルール川周辺の都市で行われるルール・ピアノ・フェスティヴァル。エッセン、ドルトムントのコンサートホールをメインに世界中からピアニストが集結し、ソロ・リサイタルはもちろんのこと、デュオ、コンチェルト、ジャズまであらゆるピアノ作品を演奏する、ピアノ・ファンは必聴の音楽祭です。CAvi-musicからリリースされている本シリーズは今回で第30集となり、2012年の音楽祭での4人のピアニストによるリサイタルを収録したセットとなります。 (Ki)
【フアン・ペレス・フロリスタン】
1993年セビリア生まれ。あのエリザベート・レオンスカヤに見出された若きスペインのピアニスト。今回の出演がルール・ピアノ・フェスティヴァルのデビューとなります。ロマン派の作品から、彼の本領を発揮するスペインものまで、鮮やかに弾きこなしています。ルールの地元紙は、「決してテクニックだけに頼ることがない、彼の小さな手は、聴衆を感動に包みこんだ」と評しています。
【アレクセイ・ゴルラッチ】
1988年ウクライナ生まれ。ハノーファー音楽大学にてカール・ハインツ・ケマーリンクに師事。2006年浜松国際ピアノコンクール、第60回ARD国際音楽コンクール(ミュンヘン)ピアノ部門で優勝を果たすなど、数々のコンクール受賞歴がある、将来有望な若手ピアニストです。彼も今回の出演がルール・ピアノ・フェスティヴァルのデビューとなり、ドルトムントで行われた演奏会は完売になる程の人気を博しました。ブラームス、ドビュッシー、ショパンの作品を大胆な表現と美しい音色で聴かせてくれます。
【チェン・チャン】
2011年クララ・ハスキル国際コンクールで中国人として初めて優勝した逸材。デビューとなった今回のルール・ピアノ・フェスティヴァルでは、ゴドフスキーの「こうもりの主題による交響的変容」を弾き聴衆を沸かせました。
【ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ】

1986年生まれ。2010/11年シーズンにはヨーロッパ・コンサート協会から“ライジング・スター”の栄誉を与えられ、日本でもラ・フォル・ジュルネ音楽祭に毎年出演し、その高い音楽性で日本のファンの心を掴んでいます。また世界の有名オーケストラ、指揮者との共演も数多く、2013年11月にはパーヴォ・ヤルヴィ率いるパリ管とリストのピアノ協奏曲第2番を演奏する予定です。2012年のルール・ピアノ・フェスティヴァルのハイライトともなった彼の演奏会は、完売。ラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」では、音楽の立体的な奥行きと、繊細で美しい音色が素晴らしい演奏を聴かせてくれています。
4260085-532896
モーツァルト:ピアノ三重奏曲
第4番ハ長調K.548、第2番変ロ長調K.502、第1番ト長調K.496
ジョルジオ・タバッコ(フォルテピアノ)/ポール・マクナルティ2007年製アントン・ワルター・モデル(1805年)
オリヴィア・チェントゥリオーニ(Vn)/ アエギディウス・クロッツ 1764 年製
マルコ・チェッカート(Vc)/ジュセッペ・スガルビ1850年製

録音:2013 年 5 月サンタ・クローチェ・オラトリオ教会、アカデミア・モンティス・レガリス、モンドヴィ、イタリア
モーツァルトの作品群の中で、晩年に集中的に作曲されたピアノ三重奏曲。洗練された音楽とシンプルな楽器編成にも関わらず、音楽の深さを感じさせ るモーツァルトのピアノ三重奏曲は、3人の演奏者の妙技が光る作品となっています。演奏はCAvi musicでモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集(4260085 532445)を録音したフォルテピアノ奏者のジョルジオ・タバッコと数々の古楽アンサンブルで活躍するヴァイオリンのオリヴィア・チェントゥリオーニとチェ ロのマルコ・チェッカート。ピリオド楽器の軽妙な響きと相反して、自由闊達なチェロとヴァイオリン、そして主役のピアノが大胆に演奏する快演を披露し ています。 (Ki)
4260085-532902(2CD)
ヤナーチェク:ピアノ作品集
草陰の小径にて「第1集」「第2集」,
エイ、ダナイ!
2つのモラヴィア舞曲,
ズデンカ変奏曲
ピアノ・ソナタ変ホ短調「1905年10月1日の街角で」
霧の中で、小品(1877-1927)
思い出
カミラ・ステッスロヴァのためのアルバム
モラヴィアの民謡集
キャシー・クリエ(P)

録音:2013年2月3月、ルクセンブルク・フィルハーモニー
ルクセンブルクのピアニスト、キャシー・クリエによるヤナーチェクのピアノ作品集。 2007年にCAvi MUSICからデビューし(4260085531370)、優れた音楽性と豊かな将来性を感じさせるピアニストとして称賛されました。第2弾と なる本アルバムは、現チェコ東部のモラヴィア出身のヤナーチェクのピアノ作品です。故郷モラヴィアの想い出を描いた「草陰の小径にて」など、母国の 民族音音楽の研究から独自の音楽語法を生み出し、民謡や踊りなどをモチーフにした、民族色豊かな作品が数多く含まれています。 キャシー・クリエは、ヤナーチェクのピアノ作品を主なレパートリーとして演奏しており、抒情的で色彩豊かな響きに惹かれていると語っています。彼女の 演奏は決して民族色を前面に出したものではありませんが、彼女の持つ煌びやかな音色で叙情性を鮮やかに表現し、まるで彩どり豊かなパレットで絵を描 いているかのような演奏です。 (Ki)
4260085-532933
スーク:ピアノ三重奏曲ハ短調Op.2
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲ト短調第2番Op.26
スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15
ファイニンガー・トリオ〔アドリアン・オーティカー(P)、クリストフ・シュトロイリ(Vn)、ダヴィッド・リニカー(Vc)〕

録音:2006年-2012年(ドイツ)
スーク、ドヴォルザーク、スメタナの19世紀チェコを代表する作曲家のピアノ三重奏曲を収録したアルバム。 演奏はドイツの造形学校「バウハウス」の設立者の一人現代画家ライオネル・ファイニンガーから名前を取ったファイニンガー・トリオ。メンバーは、ベルリン・ フィルの現役ヴァイオリン奏者クリストフ・シュトロイリ、ベルリン・フィル 12 人のチェリストにも入っているダヴィッド・リニカー、スイス人ピアニストで 室内楽の経験も豊富で、ベルリン・フィルのメンバーとも度々共演しているアドリアン・オーティカーです。彼らはブラームスやドヴォルザークといったロマ ン派の作品を中心に演奏活動を行うと同時に、アイヴス、ツェムリンスキー、コルンゴルドらの作品も積極的に取り上げています。今回のアルバムでは、チェ コに偉大なヴァイオリニスト、ヨゼフ・スークへ捧げる意味を含めて、チェコのピアノ三重奏曲の傑作を録音しました。 ここに収録されているスーク、ドヴォルザーク、スメタナの作品は、作曲家の比較的若い時期に書かれたドイツ・ロマン派の影響が色濃く感じられる力作。 3人の名手による見事なアンサンブルで聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-532940
クララ・シューマン&シューベルト
(1)クララシューマン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.17
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」*
弦楽三重奏曲第1番変ホ長調D471#
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
ターニャ・テツラフ(Vc)
グニラ・スッスマン(P)
クリスティアン・テツラフ(Vn)*
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)*
レイチェル・ロバーツ(Va)*
ターニャ・テツラフ(Vc)*
(3)ゲルガナ・ゲルゴヴァ(Vn)#
フオルカー・ヤコブセン(Va)#
アルバン・ゲルハルト(Vc)#

録音:2012年6月、シュパヌンゲン音楽祭ライヴ
C Avi」レーベルの好評シリーズ、シュパヌンゲン音楽祭ライヴ・シリーズ。毎回出演陣が豪華なことでも注目されています。このアルバムにはお馴 染のアンティエ・ヴァイトハース、テツラフ兄弟らが参加したクララ・シューマンとシューベルトの作品。叙情的な旋律をたっぷり歌い上げるクララ・シュー マン「ピアノ三重奏曲ト短調」。ヴァイオリンの美しい旋律、2本の弦とピアノが、絶妙に溶け合う演奏は冒頭から惹きこまれます。そしてシューベルトの 晩年に作曲された弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」。美しいシンプルのメロディーに溢れた、ロマンティックな作品。シューベルトらしい名旋律を名手 たちが、至極の演奏を披露しています。 (Ki)
4260085-532957
イブラギモヴァのドビュッシー他
(1)リリ・ブーランジェ:ピアノ三重奏曲のための2つの小品
(2)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L140
(3)ナディア・ブーランジェ:チェロとピアノのための3つの小品
(4)ドビュッシー:チェロとピアノのためのスケルツォ.ニ長調L27
(5)ヒンデミット:ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのトリオ第2番(1933)
(1)ワンチェン・リ(Vn)
 ターニャ・テツラフ(Vc)
 グニラ・スッスマン(P)
(2)アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)
 ラルス・フォークト(P)
(3)(4)グスタフ・リヴィニウス(Vc)
 アンナ・リタ・ヒタチ(P)
(5)クリスティアン・テツラフ(Vn)
 フオルカー・ヤコブセン(Va)
 バーソロミュー・ラフォレット(Vc)

録音:2012年6月、シュパヌンゲン音楽祭ライヴ
「C Avi」レーベルの好評シリーズ、シュパヌンゲン音楽祭ライヴ・シリーズ。毎回出演陣が豪華なことでも注目されています。このアルバムには、今 最も輝いているヴァイオリニストの一人アリーナ・イブラギモヴァが参加しています。色彩的なドビュッシーのヴァイオリン・ソナタをラルス・フォークトと 共に演奏しています。イブラギモヴァの研ぎ澄まされた感性とフォークトの美音が、ドビュッシーならではの幻想的で情緒的な音楽を見事に表現しています。 またその他に、夭折のフランスの天才女性作曲家リリ・ブーランジェとその姉のナディア・ブーランジェ、そしてヒンデミットの作品など、多彩なプログラ ムが収録されています。 (Ki)

4260085-532964
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K467*
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K595
ラルス・フォークト(P)
フランクフルト(S)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
フランクフルトRSO

録音:2007年10月、2008年10月* アルテ・オーパー フランクフルト
ドイツの中堅ピアニスト、ラルス・フォークトと今最も勢いのある指揮者パーヴォ・ヤルヴィ率いるフランクフルト放響とのモーツァルトのピアノ協奏曲。 フォークトは歴史的背景を踏まえた新鮮な解釈と堅固なテクニックで高い評価を受けています。 第21番は、モーツァルトのピアノ協奏曲の中でも人気の高い作品で、第20番が完成したわずか一カ月後に、自らが演奏するコンサートのためにこの曲 を仕上げました。ハ長調の清廉な雰囲気で、得も言われぬ美しい旋律が印象的。短期間で仕上げたと思えぬほどの完成度の高さが見事なまでに表出され ています。モーツァルトは 21 番の自作のカデンツァを書いておらず、ソリストの個性が出るのも聴きどころ。ここではフォークト自身によるカデンツァで演 奏されています。フォークトはこのカデンツァについて「モーツァルトの傑作と比較すると、私の作曲はあきらかに劣ってしまうので、なるべく主観的にな らないように注意しました」と言っていますが、主張しすぎない程度に細やかに感情の起伏を盛り込んだフォークトらしい自由自在なカデンツァを披露して います。 第27番は、モーツァルトが亡くなる年に書かれた最後のピアノ協奏曲。天国的な美しさと、自らの死期を悟ったかのような、穏やかで哀しいメロディー の傑作です。フォークトは、もの悲しさを内に秘め、明るく振舞うようなモーツァルトの「泣き笑い」の真髄を見せるような、心を震わす演奏を聴かせて くれます。また第3楽章の主題は歌曲「春への憧れ」に用いており、音楽学者アインシュタインは「最後の春を自覚したモーツァルトの締念の明朗さ」と 評しています。 フォークトは、この音楽史上の2つの傑作に込められた情熱は、直接心に訴えかけるものであり、モーツァルトの音楽と対峙することによって、自身の音 楽性をより深めることが出来たと語っています。 (Ki)
4260085-532971
マティアス・ショルン/コンテンポラリーを弾く〜クラリネット・ソロ作品集
ヤッコ・リーヒマキ(1974-):Tango CluBb
フリードリヒ・チェルハ(1926-):クラリネット・ソロのためのラプソディ
イングマール・アルデレッテ・アコスタ(1969-):南風
ゲオルク・ブラインシュミット(1973-):往路/復路
パウル・エンゲル(1949-):ジークフリート永遠なれ
ラファエル・トラウトワイン(1984-):準備はできたかい?
リヒャルト・デュンサー(1959-):ソリチューズ
バルドゥイン・ズルツァー(1932-):クラリネット・ソロのためのカンツォネッタ
トーマス・ガンシュ(1975-):クラリ・ナイス・ガイ
アタナ シア・ツァノウ( 19 7 1 - ):長い間
レオナード・エロード(1977-):かっこうの卵〜クラリネット ・ソロのためのカデンツァ
マティアス・ショルン(Cl)

録音:2013年5月ウィーン王宮礼拝堂
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者マティアス・ショルン。2011年グスターヴォ・ドゥダメル指揮ウィーン・フィルでソロ・デ ビューを果たした、新時代の奏者です。ドイツの新聞では、「ザビーネ・マイヤー以来の最もエキサイティングな新人」、ワシントン・ポスト紙では、「輝か しいテクニックの持ち主」と評され注目を集めています。 このアルバムは、現代の作曲家たちがマティス・ショルンのために作曲した11作品を収めています。オーストリアの巨匠現代作曲家フリードリヒ・チェルハ、 バルドゥイン・ズルツァー、パウル・エンゲル、リヒャルト・デュンサー、そして世界の音楽シーンで活躍する若手作曲家アタナシア・ツァノウ、イングマール・ アルデレッテ・アコスタがショルンのために書き下ろした新作。そしてジャズ・トランペット奏者のトーマス・ガンシュ、フィンランドのタンゴ・ピアノ奏者のヤッ コ・リーヒマキ、そしてウィーンの世界的なベーシスト、ゲオルク・ブラインシュミットらがショルンの才能に惚れ込み曲を提供。また、ウィーン放送響の コントラバス奏者レオナード・エロード、オーストリアのマルチ・タレント、ラファエル・トラウトワインの作品も収録されています。 (Ki)
4260085-532988
バルトーク:弦楽四重奏曲第4番
クルターク:弦楽四重奏曲Op.1
リゲティ:弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」
アルミーダ・カルテット
【マルティン・フンダ(Vn)
ヨハンナ・シュテムラー(Vn)
テレサ・シュヴァム(Va)
ペーター=フィリップ・シュテムラー(Vc)】

録音:2013年4月ベルリン、放送ビル、ホール3
ドイツの若手弦楽四重奏団アルミーダ・カルテット。2006年共にアルテミス・カルテットの下で学んだ4人によって結成。第61回ミュンヘン(ARD) 国際音楽コンクールで優勝。2011年には第66回ジュネーブ国際コンクールでリゲティの弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」を演奏し、聴衆賞を獲得した、 注目の若手カルテットです。カルテット名は、弦楽四重奏の父ハイドンの最も成功したオペラの一つ「アルミーダ」から付けられました。 プログラムはいずれもハンガリーの作曲家の作品。ハイドン、ベートーヴェンと並ぶ弦楽四重奏曲集の傑作バルトークの弦楽四重奏曲第4番は強烈なリ ズムが印象的な民族色豊かな作品。そして、コンクークでも評判の高かったリゲティは、4つの核となる音が様々に変容して姿を現す8つの楽章からなる 作品。クルタークは、彼の尊敬していたバッハの対位法的な構成が垣間見られる曲。デビュー・アルバムとしては大変意欲的な内容で彼らの今後に期待 の持てる、挑戦的な演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-532995
ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集
第27番ホ短調Op.90、
第28番イ長調Op.101、
第30番ホ長調Op.109、
第31番変イ長調Op.110
ディーナ・ウゴルスカヤ(P)
奇才アナトール・ウゴルスキの愛娘にして才気溢れるピアニストとして注目されているディーナ・ウゴルスカヤのベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタ集 第2弾! 前回は(4260085532568)「ハンマークラヴィア・ソナタ」と第32番を収録し知的かつ柔軟性に富んだ音楽を聴かせてくれました。今回も理性と感情 が混在する後期ピアノ・ソナタ群を見事に表現しています。公私ともに深いスランプに陥っていた時期に書かれた第27番、そして中期と後期との間に書かれた第28番は、孤高の世界へ向かうベートーヴェンの心境が静かに表現されています。そして最晩年の深淵なる世界が広がる第30&31番。特有の 美しい旋律がウゴルスカヤの繊細なタッチで天上的な音楽を描き出します。 (Ki)

4260085-533008
フックス:クラリネット五重奏曲Op.102
ブラームス:クラリネット五重奏曲Op.115
セバスティアン・マンツ(Cl)
デンマークQ

録音:2013 年 4、5 月 BRミュンヘン・スタジオ
2008年ミュンヘン国際音楽コンクール・クラリネット部門で40年ぶりとなる第一位に輝いたクラリネット奏者セバスティアン・マンツと2002年デ ビュー、2004年にはデンマークの室内楽コンクールで優勝するなど瞬く間に世界の音楽界に踊りでたデンマーク四重奏団によるフックスとブラームスに よるクラリネット五重奏曲。 抒情的なメロディーが印象的なフックスのクラリネット五重奏曲。ロベルト・フックスはウィーン音楽院でブルックナーとともにマーラー、R.シュトラウス らを育てたことでも知られています。フックスの音楽は非常に洗練された響きをもち、熟達した作曲技法で親交のあったブラームスにも称賛されています。 情緒豊かで色彩感溢れるマンツのクラリネットが、作品に息吹を与え生き生きと表現されています。 そしてブラームスの最高傑作の一つクラリネット五重奏曲。歌心に溢れた第1楽章の主題が作品全体に充溢感をもたらし、心に染みいる名作。当時の名 手ミュールフェルトに魅せられて創作し、クラリネットの美点を存分に生かした作品だけに、マンツの至芸が際立ちます。デンマーク四重奏団とのアンサン ブルも、ロマンティックで美しく、しかも緻密に繰り広げられ、聴き手世界にぐっと引きこみます。 新しい風を感じつつ、伝統的な響きに酔う1枚です。 (Ki)
4260085-533015
パッサカリヤ
ハイドン:ピアノ三重奏曲ホ長調Hob.XV:28
シューマン:ピアノ三重奏曲ニ短調Op.63
イェルク・ヴィトマン:ピアノ三重奏「パッサカリヤ」(世界初録音)
オベロン・トリオ
【ヘーニャ・ゼムラー(Vn)
ロウフェン・シルマー(Vc) ヨ
ナタン・アネル(P)】

録音:2012年
2006年結成の若いピアノ三重奏団、オベロン・トリオ。ドイツを中心にヨーロッパで活躍する期待の若手。アルバン・ベルク四重奏団、アルテミス四 重奏団に師事。ベンジャミン・ユスポフやイェルク・ヴィトマンら現代作曲家と協力して作品に取り組むことを積極的に行っています。C.P.E.バッハやハイ ドンの初期の作品などピアノ・トリオの名作はもちろん、あまり知られていないような秘曲にも注目し演奏しています。彼らは楽曲を深く読み込み、フレー ジング、ヴィヴラートなどピリオド奏法を取り入れた、意欲的な演奏を聴かせてくれます。今回のデビュー・アルバムもハイドンからシューマン、そしてヴィ トマンと幅広い時代の音楽を取り上げ、彼らの音楽的知的度が証明される内容となっています。 また、この録音のあとチェロのロウフェン・シルマーが去り、ブルガリア出身のアントアネタ・エマヌイロヴァがメンバーとなりました。
4260085-533022
シューベルト、ヴォルフ、シュトラウス歌曲集/フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ
シューベルト:ドナウ川の上でD.553、
 死と乙女D531、死に寄せてD518、
 人間の限界D716、プロメテウスD674
 勝利D805、夕映えD627、
 ヘリオポリスD754、
 タルタルスの群れD583、
 さすらい人D493
ヴォルフ:ミケランジェロの詩による3つの歌曲【1.しばしば私は思う2.生あるのもはすべて滅ぶ3.私の魂は待望の神の光を感ずる】
R.シュトラウス:谷間Op.51-1、
 孤独な男Op.51-2、
 夜更けの小舟でOp.56-3
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)
ゲロルト・フーバー(P)

録音:2012年2月、4月
世界の主要な歌劇場の舞台に立つバス歌手フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ初のソロ・アルバム。シューベルト、ヴォルフ、シュトラウスの歌曲を歌っていま す。伴奏はクリスティアン・ゲルハーヘルの伴奏などで歌曲伴奏の名手としてしられているゲロルト・フーバー。気品ある深い響きのフランツ=ヨゼフ・ゼー リヒの豊かな声で描かれるシューベルトは聴きごたえがあります。そしてヴォルフ最後の歌曲となった、イタリア・ルネサンスの偉大な芸術家、ミケランジェ ロの詩をテーマとした「ミケランジェロの詩による3つの歌曲」。経験豊かなゼーリヒだからこその歌唱を聴かせてくれています。
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒは1962年ドイツ生まれ。ケルン音楽大学でクラウディオ・ニコライの下で学ぶ。エッセンのアールト劇場でキャリアをスター トさせ、その後世界のオペラ・ハウスで活躍。2012年夏には「さまよえるオランダ人」ダーラント役でバイロイト音楽祭デビュー、2013年にも再びバ イロイトに登場し「ワルキューレ」のフンディング役で登場し好評を博しました。 (Ki)
85-53038
フランス6人組〜ありがとう、そしてさようなら、クロード
サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167(1921)
ドビュッシー:第1狂詩曲(1909/10)
オネゲル:クラリネット・ソナチネ(1920)
ミヨー:クラリネット・ソナチネ Op.100(1927)
プーランク:クラリネット・ソナタ(1962)
フランセ:主題と変奏
セルジオ・ピレシュ(Cl)、
秋元孝介(P)

録音:2021年2月、エッタースブルク城(ドイツ、ワイマール)
数々の国際コンクールで10以上の賞を受賞している1995年生まれのクラリネットの俊英セルジオ・ピレシュと、葵トリオのメンバーであり、2018年に開催された権威あるARDミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で日本人初の優勝という栄誉に輝いた秋元孝介のピアノによる、20世紀フランスのクラリネット作品集が登場!
19世紀から20世紀にかけて、フランスの音楽は独自の地位を築き、国際的にも広く認められるようになりましたが、その成功に大きく貢献したのがカミーユ・サン=サーンスやドビュッシー、そしてフランス6人組のメンバーといった、本アルバムに登場する象徴的な音楽家達でした。彼らの美学的傾向は異なっており、例えば普仏戦争の敗北後に自国の音楽の普及を目指して「国民音楽協会」を創設したサン=サーンスは、数十年後にフランス6人組のことを激しく拒絶しましたが、後期ロマン派の大げさでワーグナー的な哀愁のある音楽から脱却する必要性については、後輩たちと意見が一致していたのです。ドビュッシーが亡くなった3年後に書かれたサン=サーンスのソナタ(同時期にフランス6人組の若い作曲家たちがまったく新しい音楽の道を歩んでいたことを感じさせない作品)から、国民音楽協会創設のおよそ100年後に作曲されたフランセの軽やかで生き生きとした変奏曲まで、ドビュッシー以降のフランス音楽が目指したひとつの方向性を俯瞰することのできる優れたプログラムです。
4260085-533039
プロコフィエフ:ピアノ作品集
10の小品Op.12、
風刺(サルカズム) Op.17
ピアノ・ソナタ第4番ハ短調Op.29「古いノートから」
3つの小品Op.96
「シェヘラザード」による幻想曲(リムスキー=コルサコフ:交響的組曲Op.35より)/エフゲニア・ルビノヴァによる編曲版
エフゲニア・ルビノヴァ(P)

録音:2012 年 7月フランクフルト、HR
1977年ウクライナのタシュケント出身のピアニスト、エフゲニア・ルビノヴァ。音楽一家に生まれ育ち、早くから音楽的才能を現し、2003年リーズ 国際ピアノ・コンクールで第2位を獲得し、その後ヨーロッパを中心に活動し、2007年には来日も果たしています。CAiv music第2弾となる本アルバ ムは、プロコフィエフのピアノ作品集です。 プロコフィエフ自身も愛奏していたという「10の小品Op.12」、プロコフィエフのシニカルさがよく表現された「風刺(サルカズム) Op.17」、1942年に オペラと映画音楽から、プロコフィエフ自身が気に入った3曲をピアノ作品としてまとめた「3つの小品Op.96」、リムスキー=コルサコフの交響的組曲「シェ ヘラザード」からプロコフィエフがピアノ・ソロ用に編曲した「シェヘラザード」による幻想曲をエフゲニア・ルビノヴァがさらにアレンジしカデンツァも編 曲した版、そしてペテルブルク音楽院時代の習作であるピアノ・ソナタ第4番と、プロコフィエフらしい洒脱な小品が収録されています。 エフゲニア・ルビノヴァの高度な技巧と、愉悦に満ちた音楽性が見事に合致したアルバムとなっています。 (Ki)
4260085-533046
1919年〜ヴィオラ作品集
レベッカ・クラーク(1886-):ヴィオラとピアノのためのソナタ
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタOp.11-4
ブロッホ:ヴィオラとピアノのための組曲
バーバラ・ブントロック(Va)
ダニエル・ハイデ(P)
ドイツ、ブッパタール出身のヴィオラ奏者バーバラ・ブントロック。2012年の東京国際ヴィオラコンクールで第2位を獲得。ヨーロッパ各地の音楽祭 に招待され、自身が主宰するブッパタール3B音楽祭も開催。ベルリン・コンチェルトハウス管とウォルトンのヴィオラ協奏曲で共演、マリアニ・ピアノ四 重奏団のメンバーとしてコンサート・ツアーに参加し、リューベック音楽大学で後進の指導にもあたっている、実力派ヴィオラ奏者です。 このアルバムには1919年第一次世界大戦の混乱の中で作曲された3つのヴィラオの作品を収録しています。イギリスのヴィオラ奏者であり作曲家でもあっ たレベッカ・クラーク。彼女が活躍した20世紀前半のイギリスでは社会進出する女性がまだまだ少なく非常に厳しい時代でした。彼女自身も父親との確 執や社会からの疎外に苦しみ、そんな中で作品を生み出していました。ここに収録されているヴィオラ・ソナタは、彼女の転機となった作品。アメリカの 富豪の妻で現代芸術の庇護者として知られるエリザベス・クーリッジ夫人が設立した作曲コンクールに応募し、同じくここに収録されているブロッホのヴィ オラ組曲と1位を分かち合い、最終的にはブロッホに優勝をもっていかれることになりますが、彼女の代表作となりました。イギリス民謡を思わせるよう な親しみのあるメロディーから大胆に展開させる印象的な作品です。 ブロッホのヴィオラ組曲は、彼がアメリカに渡って間もない頃に作曲された作品で、ブロッホ独特の才気が感じられます。またヒンデミットのヴィオラ・ソ ナタも混沌とした時代背景を感じさせる部分と、後期ロマン派の美しさとが混ざり合った強烈な作品。 バーバラ・ブントロックの卓越した技術と、内面的陰影のある音楽性がただならぬ可能性を感じるヴィオラの弾きの登場です。 (Ki)
4260085-533053
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
スタヴァンゲルSO
スティーヴン・スローン(指)

録音:2012年3月ノルウェー、スタヴァンゲル・コンサートホール(ライヴ)
今最も注目されているカルテットの一つ、アルカント・カルテットの第1ヴァイオリンを務めるアンティエ・ヴァイトハースによる、ベートーヴェンとベル クのヴァイオリン協奏曲。彼女はこれまでにCAiv musicに幾つか録音していますが、大がかりな協奏曲は初めてとなります。数々の名盤ひしめくベートー ヴェンのヴァイオリン協奏曲。なぜ今この作品なのかという問いにヴァイトハースは、「長年この作品と向き合ってきてようやく、自分自身の形を見つけら れたから」と答えています。ヴァイオリニストのテクニックよりも、音色、表現力、そして音楽性が問われる、崇高さと高貴な美しさを持つ作品。満を持し て挑んだヴァイトハースの録音も、ベートーヴェンの音楽の神髄を奏でる、メリハリと力強さを併せ持った堂々たる演奏を聴かせてくれます。またカップリ ングのベルクは、「ある天使の思い出に」と副題がつけられ、親交のあったアルマ・マーラの娘マノンの早すぎる死を悼み作曲されたベルク最後の曲。作 品に込められた優しさと悲しみを、伸びやかなフレージングと端正な音楽作りで、押し寄せる様々な感情を浄化するような感動的な演奏です。
スティーヴン・スローンは、オーマンディ、フェラーラそしてベルティーニに師事。2007年から2012年までスタンヴァンゲル交響楽団の首席指揮者と して活躍していました。彼の素晴らしい手腕により、オーケストラは大きく発展し、音楽性を一気に高めていきました. その結果2008年には、ヨーロッパ文化の中心を担う都市に指定される「欧州文化首都」にスタヴァンゲルが選ばれるなど、地域貢献も果たし、同じく スタヴァンゲル交響楽団の芸術監督を務めているファビオ・ビオンディと共に尽力し、2012年秋に新しいコンサート・ホールを完成させています。 スタヴァンゲル交響楽団は、1938年創立のノルウェーの名門オーケストラ。ブリュッヘンやヘレヴェッヘといった巨匠たちの下、着実のそのキャリアを 積んで、2006年からファビオ・ビオンディが芸術監督を務め、2013年からはベネズエラのエル・システマ出身のクリスティアン・バスケスが首席指揮者 に就任しています。 (Ki)
4260085-533060
レーガー:作品集
ピアノ協奏曲 へ短調 Op.114*
エピソード集 Op.115より 第1〜5曲
綴じていないページ Op.13より 第7曲「コラール」
マルクス・ベッカー(P)
ジョシュア・ウェイラーズテイン(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2017年1月(ライヴ)*、2017年12月(スタジオ)
知る人ぞ知るマルクス・ベッカーは、レーガーを集中的に弾き続けているドイツのピアニストです。若くしてピアノ作品全集を録音、以降も演奏会で頻繁にレーガーを取 り上げており、ソロのみならず室内楽、歌曲など多作家レーガーの残したたくさんの楽曲を演奏してきました。いくつかのレーベルからCDもリリースされています。そん な生粋のレーガー弾きである彼が、ついに協奏曲を初録音。ベッカーは協奏曲について「ずっと勉強はしていたものの、作品に対して疑問も多かった」という発言をしており、 考え抜いて辿りついたひとつの回答として、この録音が出来上がったとも言えるでしょう。ppppやffffといった極端なダイナミクス、非常に多くの音符、凝縮された和音 が独奏者に降りかかる大作コンチェルト。レーガーの真骨頂である「晦渋さ」もおおいに炸裂します。レーガーの音楽を極めたベッカーならではの大演奏をお聴きください。 (Ki)
4260085-533077
レーヴェ:歌曲とバラード集
エドヴァルトOp1-1(ヘルダー詩)
死の舞踏Op.44(ゲーテ詩)
ひいおじいさんのお友達Op.56-3(フォーグル詩)
さすらい人の夜の歌Op.9-1-3(すべての山頂に安らぎはある)(ゲーテ詩)
さすらい人の夜の歌Op.9-1-4(御身、天より来りて)(ゲーテ詩)
魔法使いの弟子Op.20-2(ゲーテ詩)
詩人トムOp.135(フォンターネ詩)
時計Op.123-3(ザイドル詩)
海を行くオーディンOp.118(シュライバー詩)
魔王Op.1-3(ゲーテ詩)
オールフ殿(ヘルダー詩)
やさしい弔い(ウーラント詩)
アーチボルト・ダグラスOp.128(ウーラント詩)
ローマン・トレーケル(Br)
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2013 年 7月ベルリン
ベルリン国立歌劇場のソリストとして活躍している現代を代表するバリトン歌手、ローマン・トレーケルが、カール・レーヴェの歌曲とバラード集を 録音しました。トレーケルは以前レーヴェの歌曲&バラード全集の録音に参加したこともあり、さらに彼はカール・レーヴェ協会の名誉会員として名を 連ねています。トレーケルはこのアルバムに際し「当初はレーヴェと同時代であるシューベルト、シューマンの歌曲を含めた内容を考えていました。しかし、 最終的にはレーヴェの作品のみを収録することにしました。彼の仕事は大変価値のあるものにもかかわらず、過小評価されていました。私はこの録音 でこれまでとは全く別のアプローチでレーヴェの音楽を表現することにしました。」と語っています。トレーケルは、さすがディースカウの後継者とも言 われる圧倒的な表現力と卓越した構築力でドラマティックに聴かせてくれます。
レーヴェは、シューベルトやシューマンらと同時代に活躍した作曲家で、500 曲にのぼるリートを残し、ドイツ・リートの歴史を語る上で欠かせない 存在です。まずレーヴェが22歳の時の作品「エドヴァルト」。詩人のJ.G.ヘルダーが採取した古いスコットランドのバラードに基づく「父親殺し」の物語で、 強烈な緊張感が支配する曲。レーヴェはこの作品を皮切りに次々とリート作品を生み出していきます。そしてレーヴェの代表作である「魔王」。これは ゲーテの詩にシューベルトが曲をつけたことで誰もが知る有名作。若き日のレーヴェも、シューベルトとほぼ同時期にこの作品に触発され作曲していま す。レーヴェは父と子の心理劇をよりシリアスに描き、シューベルトよりドラマティックに仕上げています。さらに最後の「子供は腕の中で死んでいった (In seinen Armen das Kind war tot)」という部分は劇的な終わり方でかなりショッキングです。その他にも「詩人トム」、「海を行くオーディン」、「アー チボルト・ダグラス」など魅力的な作品が収録されており、レーヴェの多彩な作風を楽しむことができます。 (Ki)
4260085-533084
ラモー:新クラヴサン組曲集 第2番(第5組曲)
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ
ラモー:クラヴサン合奏曲集からの小品集【リヴリ/軽はずみ/内気(第1ロンドー/第2ロンドー)/おしゃべり】、
 王太子妃
キャシー・クリエ(P)

録音:2013年11月、12月ケルン、ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール
ヤナーチェクのピアノ作品集でも評判が高い、ルクセンブルクの俊英ピアニスト、キャシー・クリエが、CAvi-musicから3枚目となるアルバムを発売 しました。今回はフランス・バロックを代表する作曲家で、2014年は没後250年の記念の年にあたるジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサン作品と、 戦後から現在に至るまで現代音楽をリードし続けているジェルジュ・リゲティの「ムジカ・リチェルカータ」を収録。一見なんの共通点もない作曲家であ りますが、その時代の先端を行く様式を生み出してきた2人。リゲティの「ムジカ・リチェルカータ」は、11曲からなる作品。リゲティが当時傾倒して いたバルトークの民俗主義と12音音列を結びつけたもの。第1曲目はほとんど「ラ」だけで構成され、最後に「レ」があらわれ、各曲に使う音を1音 ずつ増やし、最後に12音音列に到達します。キャシー・クリエは、リゲティが織り上げた緻密な音世界を見事に再現しています。ジャン=フィリップ・ラ モーのクラヴサン作品は、典雅な音楽的魅力をたたえながらも、密度の濃い緻密な音楽が繰り広げられています。キャシー・クリエは、近代的な奏法と 確かなテクニック、そして斬新な解釈で聴かせてくれます。 (Ki)

4260085-533091
ショパン:ピアノ作品集
バラード第4番ヘ短調Op.52、
夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2、
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31、
夜想曲第1番変ロ短調Op.9-1、
夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2、
幻想即興曲嬰ハ短調、
夜想曲第7番ハ短調Op.27-1、
夜想曲第13番ハ短調Op.48-1、
幻想ポロネーズ変イ長調Op.61
ソフィー・パチーニ(P)

録音:2013年12月ケルン、ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール
1991年ミュンヘン出身のピアニスト、ソフィー・パチーニ。アルゲリッチが「まさに若い頃の自分を思い出すよう!」と絶賛したことで、世界から一躍 注目を集め、2012年の来日公演では、その才能を遺憾なく発揮した見事な演奏を聴かせていました。今回はオール・ショパン・アルバム。彼女のわき たつような感性とイマジネーションが、ショパンの作品に見事に投影され、見事なテクニックで聴かせてくれます。特に冒頭のバラードの4番では、圧倒 的な推進力と豊かな表現力を兼備した秀演と言えるでしょう。また購入者のみのサプライズ・トラックへのURLがブックレットに掲載されています。 (Ki)

4260085-533107
子供のために
トーマス・ラルヒャー(1963-):Poems(子供のための12の小品)
シューマン:子供のためのアルバム【第1部:第1曲メロディー、第2曲兵士の行進、第4曲コラール、第7曲狩人の歌、第8曲勇敢な旗手、第10曲楽しき農夫、第11曲シチリアーナ、第12曲サンタクロース、第14曲小さな練習曲、第15曲春の歌、第16曲はじめての損失、第17曲朝の散歩をする子供】、【第2部:第19曲ちいさなロマンス、第20曲田舎風の歌、第21曲、第23曲騎手の曲、第25曲お芝居の余韻、第28曲思い出、第29曲異国の人、第30曲、第31曲戦いの歌、第32曲シェヘラザード、第43曲大みそかの歌】
バルトーク:子供のために第1巻(第1、3、5、6、7、8、10、11、13、14、15、16、17、19、20、21曲)、第2巻(第26、27、29、30、33、34、35、40曲)
ラルス・フォークト(P)

録音:2014年3月ケルン放送、室内楽ホール
イツの中堅実力派ピアニスト、ラルス・フォークト。ソロ、室内楽、コンチェルトと幅広い活動を行い、1998年に創設した室内楽音楽祭『シュパヌ ンゲン音楽祭』は毎年豪華な出演者と意欲的なプログラムで大成功をおさめています。2005年には教育プログラムを立ち上げ、2013年よりハノーファー 音楽大学の教授も務め、若手の育成にも力をいれています。このアルバムは、そうした子供向けのコンサート企画にも積極的に取り組んでいるフォークト ならではの選曲で、シューマン、バルトーク、ラルヒャーの子供のためのピアノ作品を収録しています。
トーマス・ラルヒャーは瞑想的なハーモニーと内部奏法などの演奏技術の融合が魅力の作曲家。ラルヒャーはピアノに新たな光をあて、表現の可能性を 広げたいという思いから作曲に着手し、レイフ・オヴェ・アンスネスに触発されて仕上げたのがこの子供のための12の小品「Poems」ということ。シュー マンの「子供のためのアルバム」は、愛娘マリーの誕生日の贈り物として書かれた作品に、曲を加えて1冊の曲集としたもの。シューマンの父親としての愛情、 温かさに満ちあふれた作品。生涯に渡って子供のピアノ教育に情熱を持ち続けたバルトークによる作品「子供のために」は、ハンガリー民謡を基に書かれ ています。子供のためのやさしい小品の中に高い音楽性が秘められています。
フォークトは今なぜ、このタイミングで子供のためのアルバムを作ろうと思ったのか以下のように説明しています。 「私はいつもレパートリーにしている作品のほかに、自分の楽しみのための作品リストを持っています。私はリストのロ短調ソナタのような超人的レパート リーにはあまり惹かれません。ピアノ演奏において、テクニックを競うような側面は音楽的魅力に乏しく、私はそのかわりに音楽に込められた深遠なメッセー ジを読み取ることを好みます。その視点から考えると子供も弾くことのできる作品は、簡単な技術の世界へ遠足に行くようなワクワク感があります。そして 子供だけでなく大人にもこのアルバムを楽しんで欲しいと思っています。それはこれらの作品が決して子供じみた内容ではなく、活気と豊かな表現力を駆 使した音楽を本当に愛する人が作った作品だからです。そして子供たちにとっては最高品質の音楽に早くから親しむことができるのです。」 フォークトが幼い時に持っていたぬいぐるみの「テディ」をアルバムのジャケット写真に使っています。 (Ki)
42600855-33114
ハイドン:ピアノ三重奏曲集
第43番ハ長調Hob.XV:27、第23番ニ短調Hob.XV:23、
第25番ホ短調Hob.XV:12、第26番嬰ヘ短調Hob.XV:26
トリオ・ジャン・パウル
【エックハルト・ハイリガース(P)、ウルフ・シュナイダー(Vn)、マルティン・レール(Vc)】

録音:2013年 3月WDRケルン、クラウス・フォン・ビスマルク・ホール
1991年に結成されたトリオ・ジャン・パウル。1993年の第1回大阪国際室内楽コンクール、1995年のメルボルン室内楽コンクールで優勝した実力 派です。これまでCAviレーベルでメンデルスゾーン、シューベルトのアルバムをリリースしていますが、深みのあるハーモニーで円熟したアンサンブルを 聴かせてくれました。今回はハイドンのピアノ三重奏曲、第43、23、25、26番を収録しています。チェロを担当するマルティン・レールは、ハイドンの 作品を以下のように分析しています。「ここに収録されている4つのピアノ三重奏曲には、中世音楽史において” 悪魔の音程” と言われていた増4度が使 われています。18世紀の教養のある聴衆たちを驚かせるハイドンらしい工夫です。」トリオ・ジャン・パウルは、ハイドンの機知と独創性を見事に表現し ています。
4260085-533121
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ト短調Wq 88 (H 510)
ウィリアム・フラックトン(1709-1798):ソナタ ハ短調Op.2-8
ジョルジョ・アントニオット(ca. 1692-ca.1776):ソナタ 変ホ長調*
フランツ・ベンダ(1709 - 1786):ソナタ ハ短調LeeB 3.137*、ソナタ ヘ長調*
クリストリープ・ジークムント・ビンダー(1723 - 1789):ヴィオラとハープシコードのためのトリオ.ニ長調*
パウリーネ・ザクセ(ヴィオラ:マッジーニ1610年ガット弦使用)
アンドレアス・ヘッカー(ハープシコード:ミートケ1700年複製)

録音:2016年9月、ワイマール
*世界初録音
ベルリン放送交響楽団首席ヴィオラ奏者パウリーネ・ザクセによるこのアルバムには、世界初録音を含む、18世紀後半のヴィオラのレパートリーが収録さ れています。 1775年以前では、アンサンブルや宮廷管弦楽団などでも従属的な役割を果たすことが多く、独奏楽器としてヴィオラの作品はほとんどありませんでした。 1713年ヨハン・マッテゾン(1681-1764)は、著書の中でヴィオラが音楽のハーモニーの均整を保っていると記し、1738年には、ヨハン・フィリップ・アイゼル (1698-1763)が、ヴィオラは「音楽の内なる声」であると、さらにヨハン・サミュエル・ペトリ(1738-1808)も著書の中で「無知な初心者や愚かな老人たちに よってヴィオラは虐げられています!音楽の中で大きな効果を発揮する美しい楽器である」と言及し、ヴィオラの重要性を説いてきました。しかしヴィオラの独 奏パートが、巧みなヴァイオリン奏者によって演奏されたことは、結果的にはヴィオラのための作品を生み出すことに繋つながりました。 ちなみに、こにアルバムジャケットでザクセが着用しているドレスは、あのソプラノ歌手のバーバラ・ボニーが作ったものということ。 (Ki)
4260085-533138
世紀末の歌
シュレーカー:5つの歌Op.5
シェーンベルク:4つの歌Op.2
ツェムリンスキー:メーテルリンクの詩による6つの歌Op.13
ベルク:4つの歌Op.2
マーラー:歌曲集【春の朝/無骨な骨折り/もう会えない!/思い出/ラインの伝説/この歌を作ったのは誰/外へ、外へ】
アンケ・フォンドゥング(Ms)
クリストフ・ベルナー(P)

録音:2013年1月ケルン
マーラー、ベルク、ツェムリンスキー、シェーンベルク、シュレーカーなどのウィーン世紀末の歌曲を収録したアルバム。歌うのはドイツのメゾソプラノ、アンケ・ フォンドゥング。1995年にブリテンの「アルバート・ヘリング」のナンシー役でオペラ・デビュー。2002年までインスブルック歌劇場、2003年から2005 年までゼンパーオーパーに所属。日本には、2007年ドレスデン歌劇場の「ばらの騎士」でオクタヴィアンを演じ、2010年にN響でマーラーの「復活」を歌い、 高い評価を得ていました。今回はじめてのソロ・アルバムをリリース。ピアノのクリストフ・ベルナーとは、長年歌曲の演奏で共にしている仲間です。 このアルバムは、世紀末ウィーンを生きた作曲家の作品を集めたもので、フランツ・シュレーカーの5つの歌をプログラムの主軸に考え練り上げたアルバム。シュ レーカーは「烙印を押された人々」などオペラ作曲家として活躍。「退廃音楽」の作曲家として知られてはいますが、この歌曲は旋律線は美しく、音楽語法を 駆使した完成度の高い作品。アルバムの最後にはマーラーの歌曲を配置し、同じ時代を生きた作曲家が互いに触発され、世紀末ウィーンのデカダンスな雰囲気 を感じられる1枚です。 (Ki)
4260085-533145
フランスのチェロ・ソナタ集Vol.2
フランク:チェロ・ソナタ.イ長調
フォーレ:ロマンスOp.69、
 子守唄Op.16/エレジー Op.24
サン=サーンス:チェロ・ソナタ第2番 Op.123
フォーレ:3つのロマンス Op.17
ユリアン・ステッケル(Vc)
パウル・リヴィニウス(P)

録音:2013年4月ケルン、ドイツ放送室内楽ザール
1982年生まれのドイツのチェロ奏者ユリアン・ステッケル。彼は2010年のミュンヘン国際音楽コンクールの優勝者。力強く重量感ある音も、柔らか く透明感ある音も出せ、幅広い表現力をもった奏者です。 CAviレーベルからは、メンデルスゾーン:チェロ作品全集(4260085531394)、20世紀のチェロ協奏曲集(4260085532230)、フランス・チェロ・ ソナタ集Vol.1(4260085532308)と3枚のアルバムを発売して、いずれも高い評価を得ており、期待の若手として注目されています。 今回はフランス・チェロ・ソナタ集の第2弾。フランクのチェロ・ソナタは、広くヴァイオリン・ソナタとして親しまれている名曲のチェロ版で、チェロの 貴重なレパートリーとしてコンサート、録音ともに取り上げられる機会の多い作品。抒情的かつ情熱的な美しく調和のとれた旋律を、チェロの伸びやかな 響きが音楽の流れを一層引き立てています。 そしてフォーレらしい透明感ある美しいチェロのための小品もいくつか収録。ロマンスOp.69は、フォーレ特有の洗練されたメロディーが美しい作品。も ともとチェロと管弦楽のために書かれたエレジーOp.24。チェロとピアノ版も演奏機会は多く、フォーレの内省的で甘美な世界へ誘われる1曲です。サン =サーンスはチェロ・ソナタを2つ作曲しており、本アルバムに収録されているのは、晩年に書かれた第2番。技術的にも音楽的にも高いレベルを要求 される傑作ですが、ステッケルの申し分ないテクニックと優れた音楽性で鮮やかに弾きこなしています。 (Ki)
4260085-533152
ピアノ三重奏曲集
タイユフェール:ピアノ三重奏曲
ジャクリーヌ・フォンテイン(1930-):ピアノ三重奏曲
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
モルゲンシュテルン・トリオ
【エマニュエル・ヴェーゼ(Vc)、ステファン・ヘンペル(Vn)、カトリーヌ・クリップフェール(P)】

録音:2013年10月、ケルン
ドイツ・エッセンのフォルクヴァング音楽大学で学んだ3人によるトリオ。グループ名は、19世紀ドイツの詩人、クリスティアン・モルゲンシュテルンか らとったもの。結成からわずか2年余りでドイツ国内の音楽賞をとり、2010年には、アメリカで行われたカリヒシュタイン・ラレード・ロビンソン・トリ オ賞を受賞。ケネディ・センターやカーネギー・ホールでコンサートを行い、ワシントン・ポストをはじめ多くのメディアで絶賛されました。このアルバム は、タイユフェール、フォンテイン、ラヴェルというフランスとベルギーの作曲家の三重奏曲を収録。冒頭は、ラヴェルがその才能を高く評価したというフ ランス6人組の紅一点タイユフェール。色彩感覚豊かな和声と繊細な響き、美しいメロディが特徴。ラヴェルのピアノ三重奏曲が書かれたのは1914年、 その2年後にタイユフェールはこの初稿を書き上げています。そのラヴェルのピアノ三重奏曲は、ピアノと弦楽器の響きの調和が神秘的な雰囲気をもたら す名曲。ベルギー出身のジャクリーヌ・フォンテイン。彼女の初期の作品で、エリザベート王妃音楽大学卒業直後に作曲されました。12音技法をベース とした4楽章構成の古典様式で書かれ、明るい響きに満ちた作品です。モルゲンシュテルン・トリオの演奏は、透明感がある音色とメリハリをつけた演奏 で、音楽を立体的に表現しています。 (Ki)
4260085-533169
ペルーのギター音楽集〜メヌエット、ロンド、ファンタンゴ、トッカータ
ペドロ・ヒメネス(1780-1857):メヌエット第1 / 2 / 4 / 6 / 15 / 17 / 21 / 23 / 27 / 36 / 37 / 38 / 40 / 48 / 57 / 61 / 74 / 75 / 76 / 90 / 95 / 98番
カデルノ・デ・マティアス・マエストロ(1766-1835):アンダンテ.ホ短調、
ロンド.ト長調、ラルゴ.ロ短調、
メヌエット.ト短調、ファンタンゴ.ニ短調、
 メヌエット.ト短調、メヌエット.イ短調
カデルノ(作者不詳1830):メヌエット.イ短調
 メヌエット.ニ短調、メヌエット.ト短調
リブロ・デ・シフラ(作者不詳1805):メヌエット.ホ短調、
 トッカータ.イ短調、メヌエット.短調
アレクサンダー=セルゲイ・ラミレス(G)

録音:2013年3月
界的に認められているギタリスト、アレクサンダー=セルゲイ・ラミレス。ペルーのリマ市で芸術家のドイツ人の父、ペルー人の母のもとに生まれまし た。ドイツ・デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学ギター科、マニタ・ケアスティン教授の下で研鑽を積み、卒業後にスペインでホセ・ルイス・ ゴンザレス、アメリカでぺぺ・ロメロに師事。1987年のアルハンブラ国際ギターコンクールに優勝して一躍脚光を浴び、1993年にDENONでCDデビュー を果たし、その後はドイツグラモフォンからもCDをリリース。ソロコンサート、また室内楽をルノー・カプソン、ダニエル・ホッペ、アマティ、ロザムンデといっ た弦楽四重奏楽団等と共に世界各地で演奏活動を行い、ベルギー国立オーケストラ、キューバ国立シンフォニー交響楽団などとの共演をはじめ、国際的 な活躍をしています。現在、ロベルト・シューマン音楽大学で教授として後進の指導にあたっています。 このアルバムは、彼の母の、そして自身の生まれ故郷でもあるペルーを含むギター音楽を取り上げ、そのほとんどが世界発録音の作品。ペルーの19世紀 音楽を代表する重要な作曲家ペドロ・ヒメネスが、様々な楽器のために作曲した楽譜が8年ほど前に発見されました。その中に129のギター作品が含まれ、 その中の120曲がメヌエットでありました。このアルバムでも22曲が収録されています。また18世紀スペイン植民地時代に記された作者不詳の手書き ギター譜集 “リブロ・デ・シフラ” からもいくつか演奏しています。 技巧はもちろんのこと、ラミレス独特の色彩感を放つ音色が輝く、美しい1枚となっています。 (Ki)
4260085-533176
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
ドビュッシー:小組曲(三重奏用編曲)
ファイニンガ ー・トリオ
【アドリアン・オーティカー(P)
クリストフ・シュトロイリ(Vn)
ダヴィッド・リニカー(Vc)】
演奏はドイツの造形学校「バウハウス」の設立者の一人現代画家ライオネル・ファイニンガーから名前を取ったファイニンガー・トリオ。メンバーは、 ベルリン・フィルの現役ヴァイオリン奏者クリストフ・シュトロイリ、ベルリン・フィル 12 人のチェリストにも入っているダヴィッド・リニカー、スイス人ピ アニストで室内楽の経験も豊富で、ベルリン・フィルのメンバーとも度々共演しているアドリアン・オーティカーです。 前回のアルバムでは、ドヴォルザーク、スメタナ、スークのチェコの作曲家によるピアノ・トリオを収録していましたが(4260085532933)、今回はドビュッ シー、ラヴェルのフランスもの。ドビュッシーのピアノ・トリオは、本格的に作曲に取り組む前の作品。ドビュッシーは10歳でパリ音楽院に入学し、名教 師マルモンテルにつきピアニストを志していましたが、学内コンクールで一位を獲得することができず、ピアノ伴奏法のクラスをとりピアニストの道は諦め るようになりました。ちょうどその頃にチャイコフスキーのパトロンであったフォン・メック夫人に帯同することになり、このピアノ・トリオはその時期に書 かれたもの。若き日の瑞々しさとロマンティックな旋律が魅力の作品です。一方ラヴェルのピアノ・トリオは、第一次大戦が勃発した1914年の夏に作曲 されました。知人らが次々と戦地に向かう中、自身も戦地へ赴くつもりで、全身全霊を込めてわずか5週間で書き上げた作品。3人の奏者に高い技術が 求められる内容で、ファイニンガー・トリオの面々も躍動感溢れる力強い演奏を聴かせてくれます (Ki)
4260085-533183
モーツァルト:弦楽四重奏曲集
第9番イ長調K.169、第18番イ長調K.464、
第22番変ロ長調K.589
アルミーダQ
[マルティン・フンダ(Vn)
ヨハンナ・シュテムラー(Vn)
テレサ・シュヴァム(Vn)
ペーター=フィリップ・シュテムラー(Vc)]

録音:2014年8月ブレーメン ゼンデザール
ドイツの若手弦楽四重奏団アルミーダ・カルテットの2枚目のアルバム。来年2016年は記念すべき10周年。結成当時から彼らの夢だったモーツァル トの弦楽四重奏曲全23曲をコンサートで披露する予定です。それに先立ち、3曲をセレクトして録音しました。明るく瑞々しい感性に溢れる第9番、ベー トーヴェンが好んだという「ハイドン・セット」に含まれる第18番、フリードリヒからの依頼で作曲された「プロイセン四重奏曲」と呼ばれている、モー ツァルト最晩年の第22番。アルミーダ・カルテットの美しいアンサンブルと生き生きとした音楽で、爽やかな余韻を残すような演奏です。 2006年共にアルテミス・カルテットの下で学んだ4人によって結成。第61回ミュンヘン(ARD)国際音楽コンクールで優勝。2011年には第66回ジュ ネーブ国際コンクールでリゲティの弦楽四重奏曲第1番『夜の変容』を演奏し、聴衆賞を獲得した、注目の若手カルテットです。カルテット名は、弦楽四 重奏の父ハイドンの最も成功したオペラの一つ『アルミーダ』から付けられました。 (Ki)
4260085-533190
ラスト・ソナタ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
ベンジャミン・モーザー(P)

録音:2014年4月ケルン、ドイツ放送室内楽ホール
ドイツの若手ピアニスト、ベンジャミン・モーザー。1981年ミュンヘンの音楽一家に生まれ、幼い頃からその才能を認められていました。2003年に アルトゥール・シュナーベル・コンクール第1位を皮切りに数々のコンクールに入賞。2007年チャイコフスキー国際コンクールでは5位入賞並びに聴衆 賞を獲得した期待のピアニストです。
このアルバムで彼は、自身が得意とするベートーヴェンとシューベルトの最後のピアノ・ソナタを収録。彼はこれまでにロシアとフランスの作曲家の作品 を録音しています。その録音後、ウィーン古典派の作品を新たに学び直す過程で、ベートーヴェンの32番のソナタをリサイタルでも度々演奏していたとの こと。そうした機会のなかで彼は「“最後の作品” というのは、作曲家の最後の言葉である。そこに作曲家の意図が凝縮されていることもある。それをテー マに録音をしてみたい」という気持ちが芽生え今回のアルバムが制作されました。緻密な構成力と適切な楽曲への理解、さらに瑞々しい感性と歌心に溢 れる演奏。作曲家の最後の言葉を聞き取った彼が次に目指すものが非常に楽しみになるディスクです。 (Ki)
4260085-533206
アンティエ・ヴァイトハース/バッハ&イザイ Vol.1
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV1001
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調Op.27-1、
 同第2番イ短調Op.27-2
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)

使用楽器:シュテファン=ペーター・グライナー2001年製
録音:2012年10月ケルン
現代最高の弦楽四重奏団といわれるアルカント・カルテットの第1ヴァイオリンを務めるアンティエ・ヴァイトハース。抜群の安定感と表現力、そし て豊かな音量と音色でカルテットの起点となっています。CAviレーベルにはソロやアンサンブルなどを含めてこれまで17枚のCDを発売しています。 どのアルバムも冷静な曲作りと、ここ一番では大胆にも聴かせ、聴くものを魅了させてきました。そして、この度発売されるのは、無伴奏ヴァイオリン 作品の最高峰J.S.バッハとイザイです。本アルバムは、この二人の作曲家の無伴奏を組み合わせたアルバム三部作の第1弾となります。
構成はJ.S.バッハの作品がイザイを挟むように収録。極めて自然なフレージングで開始され、終曲「シャコンヌ」でもヴァイトハースの「シャコンヌ」 という主張のある演奏ではなく、静かに音楽が語りかけてくるような深い音楽性を感じる演奏です。 イザイは J.S. バッハの 6 曲からなる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータに感銘を受け、同じく6 曲の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集を完 成させました。イザイの6曲は、いずれも名ヴァイオリニストたちに捧げられており、難易度が高く相当な技巧が必要となります。ヴァイトハースは卓 越した技巧と豊かな歌心で、楽々と弾きこなしています。20世紀を代表するヴァイオリニスト、ヨゼフ・シゲティに献呈された第1番は、J.S.バッハ の第1番と同じ調性ト短調で書かれ、第2楽章はフーガ形式で書かれるなど、J.S.バッハの音楽を強く意識した構成です。第2番はジャック・ティボー に捧げられ、J.S.バッハのパルティータ第3番のフレーズから始まり、「怒りの日」の主題がその後全編に渡って使われています。
また注目は、ヴァイトハースが使用している楽器です。現代のドイツの製作者シュテファン=ペーター・グライナー製。近年、名器ストラディヴァリウ スから乗り換えるプロの演奏者も増え、クリスチャン・テツラフが使っていることでも話題となった楽器。落ち着いた音色と上品で繊細な響きが魅力。ヴァ イトハースは、しなやかに美しく弾きこなしています。 (Ki)

4260085-533213(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ小品全集

CD1
[タンジェント・ピアノ(C.F.シュマール、レーゲンスブルク1790年)]

ロンド.ハ長調WoO48/ロンド.イ長調WoO49/.バガテル「楽しい悲しい」WoO54/フーガ.ハ長調Hess.64
[フォルテピアノ(ミヒャエル・ローゼンベルガー、1805-1810年)]
全長調による2つの前奏曲Op.39(第1番、第2番)/ロンド.ハ長調Op.51-1/アレグレット.ハ短調WoO53/アレグレッ
ト.ハ短調Hess.69/ロンド.ト長調Op.51-2
[フォルテピアノ(コンラート・グラーフ、1827/28年、Op.1207)]
ロンド・ア・カプリッチョ「失われた小銭への怒り」ト長調Op.129/前奏曲ヘ短調WoO55/アンダンテ.ヘ長調(アンダンテ・ファヴォリ)WoO57/ポロネーズ ハ長調Op.89/幻想曲ト短調Op.77

CD2
[フォルテピアノ(ナネッテ・シュトライヒャー&ゾーン、1827年、NO1977)]

7つのバガテルOp.33/11の新しいバガテルOp.119/6つのバガテルOp.126/バガテル.ハ短調WoO52/バガテル.ハ長調WoO56/バガテル.ハ長調Hess.74/バガテル.イ短調WoO59「エリーゼのために」/小品 変ロ長調(かなり生き
生きと)WoO60/小品ロ短調(アレグレット)WoO61/小品ト短調(アレグレット・クワジ・アンダンテ)WoO61a/小
品ヘ短調/小品ハ長調「最後の楽想」

CD3
[オルフィカ(ウィーン、1800年頃)]

2つの小品 WoO51
カール・レオポルト・レーリッヒ(1745-1804):オルフィカのための3つの短いやさしい小品、読譜練習曲
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)

■Disc1
(1)※使用楽器:タンジェント・ピアノ(C.F.シュマール、レーゲンスブルク1790年)
(2)※使用楽器:フォルテピアノ(ミヒャエル・ローゼンベルガー、1805-1810年)
(3)※使用楽器:フォルテピアノ(コンラート・グラーフ、1827/28年、Op.1207)

■Disc2
※使用楽器:フォルテピアノ(ナネッテ・シュトライヒャー&ゾーン、1827年、NO1977)

■Disc3
※使用楽器:オルフィカ(ウィーン、1800年頃)

録音:2013年-2014年(ドイツ)
メンデルスゾーンやシューマンのピアノ作品を時代楽器で録音しているトビアス・コッホによるベートーヴェンのバガテルなどを含むピアノ小品全集。こ のアルバムでは、ベートーヴェンの時代の楽器5つを弾き分けています。まず一つ目は「タンジェント・ピアノ」。18世紀半ばに登場した初期のピアノで す。構造は、タンジェントと呼ばれる木片で弦を打って音を出します。歴史的楽器に精通したコッホならではの卓越した奏法で鳴らされる繊細でキラキラ した音色が耳に残ります。続くはウィーン式ミヒャエル・ローゼンベルガー製のフォルテピアノ。そして5本ペダルのコンラート・グラーフ製のフォルテピアノ。 これはコンラート・グラーフ製の中でも珍しく、トルコ式ペダルがついており、ベルと太鼓を奏でることができ、「失われた小銭への怒り」では効果的に使 われています。バガテルを奏するのは、ウィーンにおいて最も高く評価された女流ピアノ製作家のナネッテ・シュトライヒャー&ゾーンのフォルテピアノ。さ らには、携帯用小型ピアノ、「オルフィカ」。1795年にカール・レオポルト・レーリッヒによって考案されベートーヴェンは初恋の相手エレオノーレにこの 楽器のために作品を残しています。 (Ki)

4260085-533251(2CD)
マーラー:交響曲第3番ニ短調 ダニエル・ライスキン(指
ライン州立PO
エヴァ・マルシニク(A)
マインツ大聖堂少年Cho&女声合Cho
ペーター・メーンケディーク(ポストホルン・ソロ)

録音:2013 年12 月13日ライン・モーゼル・ハレ、ライヴ
次世代を担う指揮者として注目を集めているダニエル・ライスキンによるマーラーの交響曲第3番。演奏時間が長いマーラーの交響曲にあって、最も長 く全6楽章100分以上の演奏時間を要します。オーケストラは大編成で、女声合唱、児童合唱、アルトの独唱が入るなど、長大さゆえに演奏自体に冗 長さを感じさせてしまうこともあります。ですので、様々な楽器を駆使しマーラーが望む精妙なサウンドをオケから引き出すのは、指揮者の力量が問われ る作品と言えるでしょう。ライスキンは、スコアを入念に読み込み、緻密に壮大な世界を作り上げ、マーラーがこの大規模な作品に込めた思いを余すとこ ろなく伝えようとする意欲に満ちた演奏。マインツ大聖堂合唱団の美しい声楽部にも注目です。 (Ki)
■ダニエル・ライスキン
1970年サンクトペテルブルク生まれ。指揮者デビューする以前にはヴィオラ奏者として活躍。2005年からライン州立フィルハーモニーの首席指揮者に 就任。またアルトゥール・ルービンシュタインPOの首席指揮者、ヴロツワフPOの常任指揮者、ウラル・ フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、ミッケリ・シティ・オーケストラ常任指揮者なども務め、若き世代を代表する指揮者として注目を集めています。
85-53326
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2/ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1/ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1/ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13 「悲愴」
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2020年7月、エッタースブルク城(ヴァイマール、ドイツ)
ヴァイマール出身のピアニスト、ダニエル・ハイデは、アンドレ・シュエンとのコラボレーションを始め、彼の世代でもっとも人気のある歌曲伴奏者及び室内楽奏者の1人。故郷のフランツ・リスト音楽院でルートヴィヒ・ベッツェルに師事し、クリスタ・ルートヴィヒとディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウからの先駆的な提案を受けて以来、彼はヨーロッパとアジアでコンサートを行ってきました。
2020年のコロナ・パンデミックにより予想外の時間が生まれ、新たにベートーヴェンの広大なソナタに向き合うこととなったダニエル・ハイデのベートーヴェン第1巻。彼の最初の教師でもあった母(ピアニスト&歌手)から、ヴィルヘルム・ケンプ、エドウィン・フィッシャー、ヴィルヘルム・バックハウス、ヴァルター・ギーゼキングなど、ベートーヴェンの偉大な解釈者の名を教わり、自分で最初に購入したCDはギーゼキングが1965年に録音したベートーヴェンのOp.13、Op.14、Op.27のソナタ集でした。長い間お気に入りであった思い出のCDと同じプログラムで、記念すべきベートーヴェンのソナタ集をスタートします。
85-53327(2CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル Vol.39 ― ベートーヴェン250周年〜ライヴ・レコーディングス2020
■CD1
(1)選帝侯ソナタ第1番変ホ長調 WoO.47-1
選帝侯ソナタ第2番ヘ短調 WoO.47-2
選帝侯ソナタ第3番ニ長調 WoO.47-3
(2)「アテネの廃墟」からの「トルコ行進曲」による6つの変奏曲 Op.76
ディッタースドルフの主題による13の変奏曲 WoO.66
スイスの歌による6つの変奏曲 WoO.64
ロンド ハ長調 Op.51-1
パイジエッロの喜歌劇「粉屋の娘」の二重唱「ネル・コル・ピウ」による6つの変奏曲 WoO.70
■CD2
(1)幻想曲 ロ長調 Op.77
創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
ポロネーズ ハ長調 Op.89
(2)エコセーズ変ホ長調 WoO.86
(3)前奏曲ヘ短調 WoO.55
7つのバガテルOp.33
「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調 Op.35
ピアノ小品ハ長調 WoO.62 「最後の楽想」
■CD1
(1)オルガ・パシュチェンコ(フォルテピアノ/1785年頃製)
(2)リカ・ビビレイシュヴィリ(P)

■CD2
(1)アンナ・ザシモヴァ(P)
(2)リカ・ビビレイシュヴィリ(P)〕
(3)アニカ・ヴァヴィチ(P)

録音(ライヴ):2020年5月−10月
ドイツ、ルール地方各地で毎年行われているドイツ最大級の音楽祭の一つ、ルール・ピアノ・フェスティヴァル。アルゲリッチやラン・ラン、ツィメルマン、キーシン等超豪華ピアニストが世界中から集まる他、有望な若き逸材が多数参加することでも知られています。
C'Avi-musicがリリースしてきたライヴ録音シリーズ第39弾は、2020年生誕250年のベートーヴェンを祝うオール・ベートーヴェン・プログラム。例年5月〜6月に開催してきた音楽祭ですが、COVID-19の影響を受けて約85%のコンサートが失われながらも、5月、6月、7月のいくつかのコンサートと初秋に行われたいくつかのコンサートの録音をまとめてリリースが実現。メジャーなピアノ・ソナタは収録せず、「選帝侯ソナタ」や各種変奏曲、ピアノ小品など作品番号なしの作品を中心に、比較的珍しいベートーヴェンのピアノ作品を集めたコレクターズ・アイテムとして完成しました。ロシアのチェンバロ&フォルテピアノ奏者オルガ・パシュチェンコ、ジョージアのリカ・ビビレイシュヴィリ、ロシアのアンナ・ザシモヴァ、セルビアのアニカ・ヴァヴィチといった、東ヨーロッパ・東南ヨーロッパ系の女流奏者たちによる情熱的なパフォーマンスも聞き応え抜群です。
4260085-533282
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111(アンティエ・ヴァイトハース&ケーティ・シュトイリによる弦楽オーケストラ編曲版)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
カメラータ・ベルン

録音:2014年12月カジノ、ベルン(Op.77)、ラジオスタジオ、チューリッヒ(Op.111)
ヴァイトハース率いるカメラータ・ベルンによるブラームスの協奏曲の登場。アルカント・カルテットのファースト・ヴァイオリンを務めるヴァイトハース。 現在、1962年に設立された伝統ある弦楽アンサンブルグループ、カメラータ・ベルンの芸術監督も務めています。2012年に発売されたベートーヴェン 作品編曲版(4260085532261)に続く同コンビのアルバムです。 ブラームスのヴァイオリン協奏曲はヴァイオリニストにとって最も重要な協奏曲のひとつ。ヴァイオリニストにとって技巧面はもちろん、音楽的な深い造詣、 さらに充実したスタミナが必要となる作品です。またソロ・ヴァイオリンと同等以上に存在感をみせるオーケストラも聴きどころのひとつですが、ここでは 小規模編成のカメラータ・ベルンが担当し、重厚な大編成とは一味違う演奏を聴かせてくれます。華やかさはありませんが、細部までじっくりと音楽と向 き合い、ブラームスのスコアが透けて見えるような、見通しの良いサウンド、生き生きとした明快なブラームス像を描いています。カップリングには、ヴァ イトハースとカメラータ・ベルンのコントラバス奏者ケーティ・シュトイリが弦楽オケに編曲した、ブラームスの弦楽五重奏曲第2番が収録されています。 流麗な旋律、精緻な構造は、晩年のブラームスの力作。もともと壮大な音楽構造のオーケストラのテクスチャーを感じさせる曲であるため、弦楽オケ版で はよりおおらかな表現と、オケのメンバー同士の音色も合い、より一体感のある音楽を展開しています。 (Ki)
4260085-533299
ハンス・ゾマー(1837-1922):ピアノ四重奏曲 ト短調*
ピアノ三重奏曲 変ホ長調
ヴァイオリンとピアノのためのガヴォットOp.41
ヴァイオリンとピアノのためのロマンス嬰ハ短調
消滅の喜び.ホ短調(ヴァイオリンとピアノのための)
トリオ・イマージュ【ゲルガナ・ゴルゴヴァ(Vn)、トーマス・カウフマン(Vc)、パウリン・ネチェフ(P)】
ハルトムート・ローデ(Va)*

録音:2014年8月イエス・キリスト教会、ベルリン
近代ドイツの作曲家ハンス・ゾマーの世界初録音となる室内楽作品集。現在はほとんど知られていませんが、ゲッティンゲン大学で数学を学び、のちに 同大学で物理学の教授となり、さらに故郷ブラウンシュヴァイクの工科大学の学長も務めるなど、音楽家としては異例の経歴を持ちます。46歳のときに 音楽専任となり以後同時代の作曲家たちとも親交を深めていきました。特にリヒャルト・シュトラウスとは、ドイツ作曲家共同組合を創設するなど積極的 に活動していました。音楽家としての正式なスタートは40代と遅くはありましたが85歳という長寿をまっとうし、主に歌劇や歌曲といった作品を多く発 表し作曲家として大きな成功を収めました。
演奏は、若手三重奏団、トリオ・イマージュ。彼らは前作もマウリシオ・カーゲルの作品に取り組むなど、歴史に埋もれた作品や作曲家の発掘を積極 的に行っています。 (Ki)
4260085-533305
シューマン、ヴォルフ、マルタン:歌曲集
シューマン:リーダークライスOp.24
 4つの歌より「君の頬をよせて」Op.142-2、
 5つの歌より「君の顔」Op.127-2、
 4つの歌より「ぼくの馬車はゆっくりと」Op.142-4、
 ロマンツェとバラーデ、第四集「悲劇」より「ぼくと一緒に逃げて」Op.64-3a,「春の夜に霜が降り」Op.64-3b、
 ミルテの花より「君は花のように」Op.25-24
ヴォルフ:竪琴弾きの歌〜孤独にふける者/私は戸口に忍び寄って/涙とともにパンを食べたことのない人は
フランク・マルタン:「イェーダーマン」より6 つのモノローグ
(サプライズ・トラック収録)
アンドレ・シュエン(Br)
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2014年12月
その幸せな偶然は2人に同時に訪れました。バリトン歌手のアンドレ・シュエンとピアニストのダニエル・ハイデは、2008年のザルツブルク・モーツァ ルトテウムの夏期アカデミーに参加していました。2人は別々に入賞者記念リサイタルに出場。その時アンドレ・シュエンの声を聞いたダニエル・ハイデが、 彼の声を自分が探し求めていた声だと確信し、アプローチしました。それから2人は親交を深めこのアルバムを録音するに至りました。このアルバムは異 なる3つの時代の作曲家の作品を収録。シューマンは満たされた若い恋人を、フランク・マルタンは死の恐怖で絶望の淵にたつ者を、ヴォルフは人生の 終わりを迎えた孤独な者を歌う。自身の声の可能性を追求し続けているアンドレ・シュエンらしい、選曲となっています。 (Ki)
4260085-533312
クリスタル〜アルゼンチン・タンゴ作品集
1 .マリアーノ・モーレス:クリスタル・タンゴ
2. エドゥアルド・スカリセ:ブスカンドテ・タンゴ
3. Raul Aguirrezabalaga :傷跡のミロンガ
4.ホセ・ダメス : フィモス・タンゴ
5. アルベルト・スアレス・ビジャヌエバ:
 Lloran las campanas Tango
6.ホセ・マルティネス/アントニオ・ブリオーネ:Olivero Tango
7ピアソラ:荒波
8. セバスティアン・ピアナ:Paisaje Vals
9. Elsa Pigrau Guidini :ラ・エスプエラ・ミロンガ
10. オスヴァルド・エミリオ・フレセド:ミ・ビエホ・レロホ
11. エンリケ・デルフィーノ:Belgica Tango
12. エドゥアルド・ビアンコ/マリオ・メルフィ:Poema Tango
13. ロベルト・フィルポ:Alma de bohemio Tango
14.ピアソラ:プレパレンセ
15. ピアソラ:ブエノスアイレスの夏
16.ピアソラ:マロン・イ・アスル
17.ピアソラ:コルドバに捧ぐ
クアルテート・ソロ・タンゴ
【ロッコ・ハインス(バンドネオン) 
ゾフィー・ハインリッヒ(Vn)
カレル・ブレデンホルスト(Vc)
ルティン・クレット(P)】

録音:2014年5、6月
2008年に結成されたタンゴ四重奏団クアルテート・ソロ・タンゴ。世界各地のタンゴ・フェスティヴァルに招待されている新世代のアーティスト。クラシカル・ アルゼンチン・タンゴから、ピアソラやプグリエーセのようなヌエーヴォ・タンゴまでピアノのマルティン・クレットを中心に質の高いメンバーが演奏しています。 (Ki)


4260085-533329
ムソルグスキー:展覧会の絵
スクリャービン:前奏曲Op.11〜第1、2、5、10、12、14、21、19番
アルバムの綴りOp.45-1
ピアノ・ソナタ第5番Op.53
2つの作品Op.59〜詩曲/前奏曲、
詩曲Op.69-2、前奏曲Op.67-1、詩曲Op.71-1
アントニー・バリシェフスキー(P)

録音:2015年2月
第14回ルービンシュタイン国際ピアノコンクール優勝のウクライナ出身のアントニー・バリシェフスキーのソロ・アルバム。ルービンシュタイン国際ピア ノコンクールは、1974年の開催以来、3年毎にイスラエルで開催されています。2014年の第14回は、40周年という節目の年であり、高い実力をも つピアニストが集結、2位にスティーヴン・リン(台湾/米)、3位にチョ・ソンジン(韓国)が入賞し、激戦が繰り広げられました。アントニー・バリシェ フスキーは1989年ウクライナ、キエフ出身。ウクライナ音楽アカデミーでヴァレリイ・コズロフ氏に、パリ・エコール・ノルマル音楽院にてマリアン・リビッ キ氏に師事。2011年ブゾーニ国際ピアノコンクール第2位、ハエン国際ピアノコンクール第1位と他の国際コンクールでも高く評価されています。独特 の感性と音楽性を持つ新鋭ピアニストとして注目され、今回のコンクールでは現代イスラエル課題曲優秀賞を受賞しており、現代音楽の解釈と音の美しさ でも他を圧倒していました。 本アルバムでは、ムソルグスキーの展覧会の絵とスクリャービンのピアノ作品を収録。「展覧会の絵」は、管弦楽的色彩、ダイナミズムを追求した力演。 スクリャービンはバリシェフスキー独特の色彩感覚が見事。今後にますます注目です。き

4260085-533336
ルートヴィヒ・ベルガー:室内遊びに基づく連作歌曲「美しき水車小屋の娘」Op.11(1818)
シューベルト:美しき水車小屋の娘 D795
マルクス・シェーファー(T)
トビアス・コッホ(フォルテピアノ:ヨハン・フリッツ、ウィーン1830)
リリック・テノールのマルクス・シェーファーと時代楽器の名手トビアス・コッホによる二つの「美しき水車小屋の娘」。18世紀末頃パイジェッロのオペラ「水 車小屋の娘への恋」がドイツ各地で大ヒットし、同テーマで様々な作品が作られるほど流行しました。原詩を書いたヴィルヘルム・ミュラーが親しかったシュ テーゲマン家では歌芝居が催され、メンデルスゾーンも教えていたサロンの一員であったルートヴィッヒ・ベルガーが作曲を担当。今回が世界初録音とな ります。一方シューベルトは友人宅でミュラーの詩集を手にし、すぐに創作にかかったということです。修業の旅に出た若い粉職人が,美しい水車小屋の 娘に恋する場面が広がるような、マルクス・シェーファーのよどみない美しい声が印象的です。ここでは、トビアス・コッホが、作曲者の生きた時代のフォ ルテピアノを使って共演しています。 (Ki)
4260085-533343
マーラー:交響曲第4番(エルヴィン・シュタイン編/室内アンサンブル版) シュパヌンゲン音楽祭アンサンブル
[クリスティアーネ・エルツ(S)
クリスチャン・テツラフ(Vn)
ベンジャミン・ベイルマン(Vn)
フオルカー・ヤコブセン(Va)
ターニャ・テツラフ(Vc)
アロイス・ポッシュ(Cb)
マリー=クリスティーヌ・ ジュパンチッチ(Fl)
ブランカ・グレイスナー(Ob)
シャロン・カム(Cl)
マリオ・ヘリング(P)
諸岡亮子(ハーモニウム)
ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン(打楽器) 
ディルク・オッフェルダー(打楽器)]

録音:2014年6月10日 シュパヌンゲン音楽祭、ライヴ
ラルス・フォークトが主催するシュパヌンゲン音楽祭。1998年の開始から毎年趣向を凝らした演目で聴衆を沸かせています。このディスクは2014年 音楽祭ライヴからクリスチャン・テツラフ、ターニャ・テツラフ、シャロン・カムらで結成されたシュパヌンゲン音楽祭アンサンブルによる演奏で、マーラー の交響曲第4番の室内アンサンブル・ヴァージョンが収録されています。
エルヴィン・シュタインによって編曲された交響曲第4番の室内楽版は、シェーンベルクと弟子たちによって運営されていた「私的演奏協会」のために 編曲されました。保守的なウィーン楽壇への挑戦として1918年に設立された「私的演奏協会」は、ブルックナーやヨハン・シュトラウスなどの興味深い 作品の編曲が演奏されており、その中にはマーラーの作品も含まれていました。交響曲第4番は、マーラーの11曲の交響曲の中でも人気の高い曲の1 つです。ソプラノ、フルート、オーボエ、クラリネット、2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノ、打楽器、ハルモニウムのために編 曲され、マーラーの音世界を見事に表現しています。 (Ki)
4260085-533350
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第2番ニ短調Op.9「悲しみの三重奏曲」 クリスチャン・テツラフ(Vn)
ターニャ・テツラフ(Vc)
アルトゥール・ピサロ(P)

録音:2014年6月12日 シュパヌンゲン音楽祭、ライヴ
2014年シュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音。ラフマニノフが初期に作曲した2つのピアノ三重奏曲「悲しみの三重奏曲」は室内楽作品の中でも人気 が高く、チャイコフスキーに影響をうけており、第2番はチャイコフスキーの死を悼んで1893年に作られました。チャイコフスキーの「偉大なる芸術家 の思い出」へのオマージュのようなモチーフもあり、悲痛な雰囲気の中に美しい抒情を湛え、最後は消え入るように終わります。ポルトガル出身、アルトゥー ル・ピサロの雄弁で風格のあるピアノ、クリスチャン&ターニャ・テツラフによる明瞭で繊細な美しさが調和した心惹かれる演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

4260085-533374
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調Op.44
ヒラー:ピアノ五重奏曲 ト長調Op.156
トビアス・コッホ(フォルテピアノ:ヴィルヘルム・ヴィーク、ドレスデン、1860年頃)
ケルン・プレイエルQ(ピリオド楽器使用)
【インゲボルク・シェーラー(Vn)、ミレナ・シェーラー(Vn)、アンドレアス・ゲルハルドゥス(Va)、アンドレアス・ミュラー(Vc)】

録音:2014年10月/ロベルト・シューマン・ハウス(ツヴィッカウ)
2004年にケルンで結成された注目のピリオド楽器演奏団体、ケルン・プレイエル四重奏団が、時代楽器の名手トビアス・コッホとシューマンとヒラー のピアノ五重奏曲を収録しました。 シューマンのピアノ五重奏曲は、シューマンの室内楽作品の中でも人気の高い曲。室内楽の年(1842年)に作曲され、妻クララに捧げられています。作 曲の翌年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウスで、クララ・シューマンによるピアノ演奏で公開初演されました。音楽はシューマンらしい卓越したロマンティ シズムが織り込まれ、どの楽章にもメランコリックな表情が色濃くあらわれています。録音は、シューマンの生家、ツヴィッカウのシューマン・ハウスで行 われました。ここにはクララの叔父にあたるヴィルヘルム・ヴィーク製作のピアノが展示されており、定期的にコンサートも行われています。録音にはそのフォ ルテピアノを使用しています。 カップリングは、シューマンと親交のあった同時代の作曲家フェルディナント・ヒラー(1811-1885)のピアノ五重奏曲。ヒラーは音楽について幅広い知 識をもち、19世紀の最も影響力のあった音楽学者F=J.フェティスからも「当代最高のドイツの音楽家」と称され、作曲者としてだけではなく、ピアニスト、 指揮者、教育者としても優れた才能を発揮しました。15歳の頃にはフンメルの弟子となり、ベートーヴェンの死の際にも立ち会っています。その後パリに 渡り華やか社交界で交友関係を広げ、ヨーロッパ各地を巡り、1843-44年ライプツィヒのゲヴァントハウスで指揮者を務め、この頃にシューマンと出会っ ています。シューマンはヒラーに「ピアノ協奏曲イ短調」を献呈するなど深い親交がありました。2015年は彼の没後130年にあたり、再評価も進んでお り、研究熱心なトビアス・コッホによりこの度、非常にハイ・レベルな演奏者たちによって録音されました。ヒラーはピアノの名手であり、ピアノ五重奏曲 でもその知識と技巧から生み出される多彩なアイデア、卓越した構築力で作品を作り上げています。 (Ki)
4260085-533381
アレクサンドル・アリャビエフ(1787-1851):ピアノ三重奏曲 変ホ長調 1楽章(未完)
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調
ピアノ五重奏曲 変ホ長調*
ピアノ三重奏曲 イ短調
ベートーヴェン・トリオ・ボン【濱倫子(P)、ミハイル・オヴルツキ(Vn)、グレゴリー・アルミャン(Vc)】
アルトゥール・チェルモノフ(Vn)*
ウラディミール・バベシュコ(Va)*

録音:2015年3月ケルン、ドイツ放送室内楽ザール
19世紀前半に活躍したロシアの作曲家アレクサンドル・アリャビエフ。西シベリア、トボリスクの知事の息子として裕福な家庭で生まれ育ちました。ナ ポレオン戦争では軍に従事、ロシアの改革を求めるクーデター、デカブリストの乱(1825年)での失敗により殺人容疑がかかりシベリアへの流刑処分 が下るなど波乱の人生をおくりました。音楽家としては、オペラ、合唱曲、バレエ音楽、そして150曲以上もの歌曲を書き、なかでもロシア情緒溢れる「ナ イチンゲール」は有名で、グリンカやリストもこの歌曲をモチーフとしたピアノ曲を作曲しています。
ここに収録されている作品は、初期の室内楽曲。ベートーヴェンに憧れを抱いており、ドイツ・ロマン派の影響もみられます。また様式的には、シュー ベルト初期の古典的な形式も感じさせ、歌曲に重きを置いたという点でも「ロシアのシューベルト」とも言われることがあります。演奏はピアニストの濱 倫子率いるベートーヴェン・トリオ・ボン。五重奏曲では、ロシアの若手奏者2人を加わり、新鮮な演奏を聴かせてくれています。 (Ki)


4260085-533398
20世紀のピアノ作品集
ベルク:ピアノ・ソナタop.1
シェーンベルク: 3つのピアノ曲op.11、
 ピアノ小品集op.33a/33b
ツィンマーマン:ささやかな小品T&U
リスト:暗い雲、災厄の星
キャシー・クリエ(P)

録音:2015年5月ルクセンブルク・フィルハーモニー、室内楽ホール
ヨーロッパ・コンサート・ホール協会(ECHO)2015/2016シーズンのライジング・スターに選出されヨーロッパ各地の主要ホールで公演を行うルク センブルク出身のピアニスト、キャシー・クリエ。これまでにCAvi musicからは3枚のディスクが発売されており、ヤナーチェク:ピアノ作品集(KKC5388) は、レコード芸術で特選盤という好評を得ています。
20世紀のピアノ作品集と題した最新盤は、シェーンベルク、ツィンマーマン、ベルク、リストを収録。ベルクのピアノ・ソナタは、シェーンベルクのもと で作曲の勉強を開始し、その修行が終わろうとする1907/08年に書かれた、ベルクの最初の作品番号付きの作品。当初は3楽章のソナタとして構想さ れていましたが、シェーンベルクの助言もあり単一楽章のソナタとして書き上げられました。そして、その翌年に書かれた師シェーンベルクの3つのピアノ 曲。「十二音技法」の創始者として知られるシェーンベルクですが、この作品は後期ロマン主義から無調へと作曲技法が移行する転換期にあたります。そ してアルバムの中心に据えられ、まさに20世紀音楽の歴史の中に生きた作曲家ツィンマーマンの「ささやかな小品」。それぞれ8曲、5曲から成る組曲で、 古典的な組曲の楽曲のほか、「徹夜(不眠)」「イマジネーション」「ヨハン・シュトラウスへのオマージュ」と題された作品も含まれています。最後には前 衛的かつ宗教的色合いの強いリストの晩年の作品、<暗い雲>と<災厄の星>が収録されています。幅広いレパートリーを持つ彼女ならではの選曲で、豊 かな叙情とヴァリエーション豊富な色彩的な響きで、それぞれの難曲を弾ききっています。 (Ki)

4260085-533404
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18(キルヒナー編曲による、ピアノ三重奏版)
弦楽六重奏曲第2番ト長調Op.36(キルヒナー編曲による、ピアノ三重奏版)
トリオ・ジャン・パウル
【エックハルト・ハイリガース(P)、ウルフ・シュナイダー(Vn)、マルティン・レール(Vc)】

録音:2014年10月ケルン、ドイツ放送室内楽ザール
ヨーロッパ屈指の三重奏団トリオ・ジャン・パウルによるブラームス。テオドール・キルヒナーが、ブラームスの弦楽六重奏曲をピアノ三重奏用に編曲 した版を演奏しています。当時は、編曲作品も広く普及しており、弦楽六重奏曲はピアノ4手版も存在します。ピアノ三重奏版を編曲したキルヒナーは、 シューマン夫妻やブラームスとも親交があり、才能を認められていましたが、浪費癖や賭博癖があり音楽家としては成功することはできませんでした。し かし、この編曲版はブラームス自身も高く評価していた作品でした。深みのあるハーモニーで音楽を追求するトリオ・ジャン・パウルの演奏で、作品に新 たな輝きを与えています。 (Ki)
85-53409
さすらう若人の歌
マーラー:さすらう若人の歌
レハール:初恋、Wenn eine schone Frau befiehlt
ヴォルフ:愛する人に、月は歎きながら神様に
ステヴァン・フリスティッチ(1885−1958):エレジー
ミロエ・ミロエヴィチ(1884−1946):秋のエレジー
リスト:ライン川その美しき流れ
イルゼ・ウェーバー(1903−1944):子守歌
ブラームス
:郷愁V Op.63-9、
 郷愁U Op.63-8、墓地にて Op.105-4
マーラー:私はこの世に捨てられて
イルカー・アルカユーリック(T)、
フィオナ・ポラック(P)

録音:2018年3月、SWR(シュトゥットガルト、ドイツ)
イスタンブール生まれウィーン育ちのテノール、イルカー・アルカユーリック。シュトゥットガルトのヒューゴ・ヴォルフ・アカデミーが主宰する国際歌曲コンクールで第1等賞を獲得して実現したレコーディング。マーラーの「さすらう若人の歌」を柱に、セルビアの一地方を含む当時のオーストリア=ハンガリー帝国の作曲家たちによる「旅人の歌」を集めたアルバムです。
4260085-533411
ルトスワフスキ:ピアノ曲全集
牧歌集(全5曲) (1952)
2つの練習曲 (1941)
民族のメロディ(全12曲)(1945)
若者のための3つの小品 (1953)
インヴェンション (1968)
思い出のメロディ(連弾)(1957)
ピアノ・ソナタ.(1934)
コリンナ・ジモン(P)

録音:2013年6月/イエス・キリスト教会(ベルリン)
ありそうでなかったルトスワフスキのピアノ曲全集が登場。ルトスワフスキのピアノ曲といえば、華麗な演奏効果を示す2台のピアノのための「パガニー ニの主題による変奏曲」が有名ですが、あとは聴く機会がありません。彼自身ピアノの名手で、第2次世界大戦中は友人の作曲家パヌフニクとピアノ・デュ オを組み、演奏を禁じられたポーランド音楽を地下のコンサートで披露していました。 当アルバムのメインは、ワルシャワ音楽院の学生時代の作「ピアノ・ソナタ」。30分に及ぶ大曲で、非常な難曲。作風は前衛的でなく、ドビュッシーや シマノフスキを思わすキラキラした音響が興味津々です。また、12曲からなる「民族のメロディ」はポーランド民謡をバルトークの様式でピアノ曲化した作品。 シンプルながら一筋縄ではいかぬ難物。 ベルリン出身の女性ピアニスト、コリンナ・ジモンはジェルジ・シェベク、チェルニー=ステファンスカ、マルコム・フレージャーに学び、84 年にベルリン・フィ ルとデビュー。グリエールやフランセなど珍しいピアノのアルバムで注目されています。このアルバムでも連弾曲「思い出のメロディ」を両パート多重録音 するなど、こだわりを見せています。 (Ki)

4260085-533428(1LP)
20世紀のピアノ作品集
●A面
ベルク:ピアノ・ソナタop.1
シェーンベルク:3つのピアノ曲op.11
●B面
ツィンマーマン:ささやかな小品T&U
シェーンベルク:ピアノ小品集op.33a/33b
キャシー・クリエ(P)

録音:2015年5月ルクセンブルク・フィルハーモニー、室内楽ホール
ヨーロッパ・コンサート・ホール協会(ECHO)2015/2016シーズンのライジング・スターに選出されヨーロッパ各地の主要ホールで公演を行うルク センブルク出身のピアニスト、キャシー・クリエ。 20世紀のピアノ作品集と題した当LPは、シェーンベルク、ツィンマーマン、ベルクを収録。ベルクのピアノ・ソナタは、シェーンベルクのもとで作曲の 勉強を開始し、その修行が終わろうとする1907/08年に書かれた、ベルクの最初の作品番号付きの作品。当初は3楽章のソナタとして構想されていま したが、シェーンベルクの助言もあり単一楽章のソナタとして書き上げられました。そして、その翌年に書かれた師シェーンベルクの3つのピアノ曲。「十二 音技法」の創始者として知られるシェーンベルクですが、この作品は後期ロマン主義から無調へと作曲技法が移行する転換期にあたります。そしてアルバ ムの中心に据えられ、まさに20世紀音楽の歴史の中に生きた作曲家ツィンマーマンの「ささやかな小品」。それぞれ8曲、5曲から成る組曲で、古典的 な組曲の楽曲のほか、「徹夜(不眠)」「イマジネーション」「ヨハン・シュトラウスへのオマージュ」と題された作品も含まれています。幅広いレパートリー を持つ彼女ならではの選曲で、豊かな叙情とヴァリエーション豊富な色彩的な響きで、それぞれの難曲を弾ききっています。 (Ki)
4260085-533435(1LP)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
●A面
第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ (22’ 58)
●B面
第2楽章:アダージョ (8’ 04)
第3楽章:アレグロ・ジョコーソ、マ・ノン・トロッポ・ヴィヴァーチェ (5’ 25)
「F.A.E.ソナタ」よりスケルツォWoO.2*
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
カメラータ・ベルン
ジルケ・アヴェンハウス(P)*

録音:2014年12月カジノ、ベルン、2006年12月、ケルン
ヴァイトハース率いるカメラータ・ベルンによるブラームスの協奏曲の登場。アルカント・カルテットのファースト・ヴァイオリンを務めるヴァイトハース。 現在、1962年に設立された伝統ある弦楽アンサンブルグループ、カメラータ・ベルンの芸術監督も務めています。 ブラームスのヴァイオリン協奏曲はヴァイオリニストにとって最も重要な協奏曲のひとつ。ヴァイオリニストにとって技巧面はもちろん、音楽的な深い造詣、 さらに充実したスタミナが必要となる作品です。またソロ・ヴァイオリンと同等以上に存在感をみせるオーケストラも聴きどころのひとつですが、ここでは 小規模編成のカメラータ・ベルンが担当し、重厚な大編成とは一味違う演奏を聴かせてくれます。華やかさはありませんが、細部までじっくりと音楽と向 き合い、ブラームスのスコアが透けて見えるような、見通しの良いサウンド、生き生きとした明快なブラームス像を描いています。 カップリングには、CDとは異なり、2006年にジルケ・アヴェンハウスと共演したブラームスのソナタ集から、ブラームス、シューマン、ディートリヒの 3人共作の「F.A.E.ソナタ」よりスケルツォを収録しています。 (Ki)
4260085-533459
ソリティア〜ピアノ・トリオ
メル・ボニ:夕べと朝 Op.76
グリーグ:ピアノ三重奏曲〜アンダンテ・コン・モート ハ短調
ブロッホ:3つの夜想曲
エネスコ:ピアノ三重奏曲「遠くのセレナーデ」
ブーランジェ:ある春の朝に〜ピアノ三重奏曲のための
ぺルト:モーツァルト=アダージョ(ヴァイオリンチェロとピアノのための)
スーク:悲歌Op.23(ピアノ三重奏版)
シューベルト:ピアノ三重奏曲変ホ長調「ノットゥルノ」変ホ長調
ヘンツェ:アダージョ・アダージョ
ブーランジェ・トリオ

録音:2014年5月/カンマームジークザール(ケルン)
2006年にハンブルクで結成された女性3人によるブーランジェ・トリオ。ドイツの新聞ディ・ヴェルトでは「得がたい体験」と評され、ヴァルフガング・ リームからは「このように解釈されるのは全ての作曲家の夢だ」と絶賛されるなど、結成当初からこれまで安定した高い評価をえています。 本アルバムは、パリ出身の女性作曲家メル=ボニや彼女たちのアンサンブル名にもなっているブーランジェの作品など希少なプログラムを彼女たちの魅力 的な演奏で聴かせてくれます。
4260085-533466
バッハ&イザイVol.2
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調BWV1003
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番「バラード」
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番ト長調Op.27
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV1006
アンティエ・ヴァイトハース (ヴァイオリン:シュテファン=ペーター・グライナー製)

録音:2015年3月、ケルン
アルカント・カルテットの第1ヴァイオリンを務めるアンティエ・ヴァイトハース。抜群の安定感と表現力、そして豊かな音量と音色はカルテットの起点となっ ています。本作は無伴奏ヴァイオリン作品の最高峰、J.S.バッハとイザイの無伴奏を組み合わせたアルバム三部作の第2弾となります。アンティエ・ヴァイトハースのヴァイオリンは、伸びやかな表現と輝きのある音色、繊細なニュアンスが魅力。バッハは求心力のある明快な解釈、見事 な重音バランスで弾きこなす確かなテクニックに驚かされます。 エネスコに献呈されたイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番は単一楽章。ヴァイトハースは流麗な旋律を多彩に聴かせ、スケールの大きな音楽を作 り上げています。また6曲のソナタの中で作風が異なっている第5番は、一音一音入念に考え抜かれた緻密で洗練された演奏を聴かせます。 また現代の名器シュテファン=ペーター・グライナー製のヴァイオリンのしなやかな音色も聴きどころです。 (Ki)
4260085-533473
フリードリヒ・チェルハ(1926-):作品集
ピアノ三重奏のための5つの楽章(2006/7)
ヴァイオリンとピアノのためのラプソディー(2001)
チェロとピアノのための3つの小品(2013)
ヴァイオリンとチェロのための6つのインヴェンション(2005/6)
夜の歌〜ヴァイオリン,チェロとピアノのための(2005)
ブーランジェ・トリオ

録音:2015年11月、ベルリン
今年90歳を迎えるオーストリアの作曲家フリードリヒ・チェルハの世界初録音を含む室内楽作品集。ベルクの未完成オペラ「ルル」を補追完成させた ことで知られている、現代オーストリアを代表する人物。チェルハは2005年にはじめてピアノ三重奏を作曲。ピアノ中心になりがちなこの分野の音楽に 一石を投じるために作曲したということ。3つの楽器が対等に音楽を構成するように作られています。2006年にハンブルクで結成された女性3人によるブー ランジェ・トリオによる演奏です。 (Ki)
4260085-533480
ツェムリンスキー:弦楽五重奏曲ニ短調o.O(1896)
ブルックナー:弦楽五重奏曲ヘ長調WAB112(1879)、
 弦楽五重奏のためのインテルメッツィ.ニ短調WAB113(1879)
バルトルディ弦楽五重奏団
【アンケ・ディル(Vn)、ウルフ・シュナイダー(Vn)、バーバラ・ウェストファル(Va)、フオルカー・ヤコブセン(Va)、グスタフ・リヴィニウス(Vc)】

録音:2013年11月、ケルン
モーツァルト、メンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキー、ドヴォルザークといった素晴らしいレパートリーを持つ弦楽五重奏という分野ですが、 常設の弦楽五重奏団の数は多くはありません。バルトルディ弦楽五重奏団は、レパートリーの拡大と弦楽五重奏の魅力を広めるために2009年に創設さ れました。 ツェムリンスキーの弦楽五重奏曲は、当初はソナタ全楽章として構想されていましたが中断、1894年と1896年に書かれた2つの楽章だけが残され ました。またブルックナーの数少ない室内楽作品の一つ弦楽五重奏曲は、弦楽四重奏に比べ傑作と評されることが多い作品。ヘルメスベルガー四重奏団 の第1ヴァイオリン奏者であるヨーゼフ・ヘルメスベルガーに弦楽四重奏曲を依頼され、ブルックナーはこれにヴィオラを加えた弦楽五重奏曲として完成 させました。しかしヘルメスベルガーはスケルツォ楽章が難解であるとし、ブルックナーは代替え案として「インテルメッツォ」を提示しています。しかし 初演ではスケルツッォで演奏したため、このインテルメッツォはブルックナーの生前は演奏されることはありませんでした。当ディスクでは、両方収録してい ます。 バルトルディ弦楽五重奏団は、交響曲をそのまま弦楽五重奏曲にしたようなブルックナーの作品も、繊細で温かみがあり室内楽の良さも感じられる情感 豊かな演奏を披露しています。 (Ki)

4260085-533497
マーラー・エディションVol.1
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
デュッセルドルフSO
アダム・フィッシャー(指)

録音:2015年11月19-23日ドュッセルドルフ・トーンハレ(ライヴ)
2015/2016シーズンよりデュッセルドルフSOの首席指揮者を務めているアダム・フィッシャー。その新しい手兵とマーラー交響曲全曲録音プロ ジェクトがスタートしました。 第1弾は、2015年11月に行われたデュッセルドルフSO首席指揮者就任記念演奏会のライヴ録音。コンサートの演目は、前半にアダム・フィッシャー 得意のレパートリー、ハイドンの交響曲第88番、そして後半にマーラーの交響曲第7番「夜の歌」が演奏されました。
マーラーの交響曲第7番は、一般的には演奏される機会は他の曲と比べると少ない楽曲ですが、オーケストラとの第1シーズン、そして録音プロジェ クトの初回に持ってきたのは、このマーラー・プロジェクトに対するアダム・フィッシャーの並々ならぬ意気込みが感じられます。全5楽章構成で、第2、 第4楽章が「夜の歌」。第4楽章はギターとマンドリンが効果的に使用され、マーラーの革新性が感じられます。アダム・フィッシャーは全体的に速めの テンポをとっていますが、マーラーの意図に明確な道筋を与える丁寧で推進力のある演奏。特に終楽章では、オーケストラの特性を生かした情緒を美しく 描いています。今後のシリーズが楽しみになる充実の演奏を聴くことができます。 デュッセルドルフSOは、1818年創立の市音楽協会をルーツとするオーケストラで、メンデルスゾーンとシューマンがかつて音楽総監督を務めてい たドイツの名門。デュッセルドルフSOは、コンサート・オーケストラとしてはトーンハレを、劇場オーケストラとしてはライン・ドイツ・オペラを本拠 としています。 (Ki)
85-53350(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2015年4月&6月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
85-53353(3CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2015年10月&11月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
ロシアの名ピアニスト、アナトール・ウゴルスキの娘であり、自身も国際的なコンサート・ピアニストとして活動したディーナ・ウゴルスカヤ。2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めながらも、癌との闘病の末、2019年9月に46歳の若さでこの世を去りました。
ウゴルスカヤの追悼盤として、10年間に渡る充実のコラボレーションを築いてきたドイツのC'Avi-musicの録音の中から、ウゴルスカヤの代表的名盤となっていたバッハの「平均律クラヴィーア曲集」が新装再発売。元々リリースされていた5枚組の全曲盤(8553503)は廃盤となり、第1巻(2枚組)、第2巻(3枚組)の分売となります。
その深い感受性と冷静なパフォーマンスから、「ピアノの哲学者(philosopher at the piano)」として称賛されたウゴルスカヤの大いなる遺産。スタインウェイでたっぷりと歌うバッハの「聖典」にご注目ください。
4260085-533572
ウストヴォリスカヤ:ピアノ・ソナタ全集
第1番 (1947)/第2番 (1949)
第3番 (1952)/第4番 (1957)
第5番 (1986)/第6番 (1988)
アントニー・バリシェフスキー(P)

録音:2016年2月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ガリーナ・ウストヴォリスカヤ(1919-2006)はショスタコーヴィチ門下の女性作曲家。旧ソ連にありながら、調性も小節線も持たない前衛的な作風を 展開させた異色の存在でした。ウストヴォリスカヤは生涯に6篇のピアノ・ソナタを作曲しましたが、いずれも個性的。第1番はショスタコーヴィチに師 事している時期の作。師の影響を感じさせます。第5番と6番は後期の作で、どちらも狭い音程のトーンクラスターに終始し、鐘の音を思わせます。「20 世紀末のムソルグスキー」ともいうべき作風が興味津々です。
アントニー・バリシェフスキーは1988年生まれのウクライナのピアニスト。生地で学んだ後、パリのエコール・ノルマルで研鑽を重ねた。2014年に 行われたアルトゥール・ルビンシュタイン国際コンクールで優勝、直後に来日公演も行っています。CAviレーベルではムソルグスキー&スクリャービンの アルバムに次ぐ第2弾。ウストヴォリスカヤのピアノ・ソナタはこれまでもいくつか録音がありますが、フレッシュな感性が光り、ようやく作品の魅力に肉 薄するものが現れたと申せましょう。 (Ki)
4260085-533589
ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op. 51*
クリスチャン・テツラフ(Vn)、フローリアン・ドンダラー(Vn)、ハルトムート・ローデ(Va)、マクシミリアン・ホルヌング(Vc)
ユラ・リー(Vn)*、キャサリン・ゴワーズ(Vn)*、フローリアン・ドンダラー(Va)*、フランス・ヘルマーソン(Vc)*

録音:2015年6月11日(ライヴ)、2015年6月14日(ライヴ)*
ドイツはケルン近郊の丘陵地帯の街ハイムバッハで毎夏開かれているシュパヌンゲン音楽祭。成熟した音楽祭ならではの意欲的なプログラムをベテラン と若手がともに演奏し、ファンを楽しませています。 2015年のライヴを収録した本アルバムは1870年代に生まれた中欧と地中海沿いのロマンティックな音楽を凝縮した弦楽四重奏曲2つを取り上げてい ます。ヴェルディの弦楽四重奏曲は、1873年ヴェルディ最晩年の充実した期間に作られた作品。ヴェルディ唯一の室内楽曲である本作は、アイーダの上 演の時に出演歌手の遅れなどの間に演奏する曲として書かれたもの。まるでオペラの珠玉のアリアをちりばめたような親しみやすい旋律に彩られた美しい 作品です。芳しいロマンを湛えたドヴォルザークの弦楽四重奏曲第10番。スラヴ風の民族色豊かな楽曲でドヴォルザークの魅力を存分に堪能できる曲。 演奏は楽曲の魅力を存分に引き出したもので、ヴェルディでは、クリスチャン・テツラフの美しい弱音が、儚げな世界を見事作り上げ、ドヴォルザークで 第1ヴァイオリンを務める韓国出身のユラ・リーの哀愁漂うヴァイオリンの音色が心に響きます。
4260085-533596
4つの室内楽作品集

(1)ウェーバー:フルート三重奏曲ト短調Op.63

(2)サン=サーンス:デンマークとロシアの旋律による奇想曲 Op. 79

(3)アウグスト・クルークハルト:レーナウの詩によるオーボエ、ヴィオラとピアノのための5つの幻想小曲集「葦の歌」Op.28

(4)アレクサンドル・クレイン:クラリネット五重奏曲「ユダヤのスケッチ」
(1)アンドレア・リーバークネヒト(Fl)
 マクシミリアン・ホルヌング(Vc)
 ディーナ・ウゴルスカヤ(P)
録音:2015年6月8日(ライヴ)
(2)アンドレア・リーバークネヒト(Fl)、
 クリスチャン・ヴェッツェル(Ob)
 シャロン・カム(Cl)、
 ジェミー・バーギン(P)
録音:2015年6月9日(ライヴ)
(3)クリスチャン・ヴェッツェル(Ob)
 ハルトムート・ローデ(Va)
 ジェミー・バーギン(P)
録音:2015年6月11日(ライヴ)
(4)ジョナサン・ハダス(Cl)、
 フローリアン・ドンダラー(Vn)
 アンナ・レシニャク(Vn)、
 パウリーネ・ザクセ(Va)
 ターニャ・テツラフ(Vc)
録音:2015年6月8日(ライヴ)
ピアニストのラルス・フォークトが主催するシュパヌンゲン音楽祭も2015年に18周年を迎え、毎年発売されるディスクの数も相当数揃ってきました。 本アルバムには知られざる4つの室内楽作品を収録しています。 ロマン派の重要なフルート・レパートリーのひとつウェーバーのフルート三重奏曲。ウェーバーの円熟期の作品で、重厚で充実した内容が魅力。サン=サー ンスは、幅広い分野に膨大な作品を残しています。フルート、オーボエ、クラリネット、ピアノという編成による「デンマークとロシアの旋律による奇想曲」 は、1887年ロシアに招かれた際に作曲されたもので、デンマークの王女であったロシアの皇后マリア・フョードロヴナに献呈されたため、ロシアとデンマー クの旋律が引用されています。クルークハルトの「葦の歌」は詩人ニコラウス・レーナウの詩にインスパイアされて書いた作品。20世紀前半のロシア・ソヴィ エトのユダヤ系作曲家クレイン一族。その中で最も様々な分野の作品を残したのがアレクサンドルでした。モスクワの「ユダヤ民俗音楽協会」に加わり、 ユダヤ系民族音楽の伝統にのっとる作曲家として活動しており、ユダヤの旋律を用いたクラリネット五重奏曲「ユダヤのスケッチ」は、ユダヤ文化を紹介して、 振興させることを目的とした楽曲の一つです。 シャロン・カム、クリスチャン・ヴェッツェルといった名手たちによる演奏で、知られざる作品に新たな光をあてています。 (Ki)
4260085-533602
グリーグ:ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラードOp.24
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲Op.54
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
グニラ・シュッスマン(P)
スウェーデン出身のピアニスト、グニラ・シュッスマンによる変奏曲集。ここに収録されている楽曲はどれも大変な技巧を要する大曲。ノルウェーの民謡 「北国の農民」の旋律を基にして書かれたグリーグの「バラード」は、ドラマティックな展開、ロマンティシズム溢れる旋律が魅力。集中力と構成力を必 要とする規模の大きな作品ですが、シュッスマンの多彩なタッチにより全体の見通しに優れた演奏が展開されています。メンデルスゾーンの「厳格な変奏 曲」は、ボンのベートーヴェン記念像の建立資金のためウイーンの出版社メケッティが企画したピアノ曲集「ベートーヴェン・アルバム」のために作曲され、 主題と17の変奏とコーダからなります。様々なテクニックが用いられ弾き手にも高度な技術を要します。シュッスマンの演奏は、テクニックはもちろんの こと豊かな表現力、熟考された音色は見事。ブラームスの「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」は、若き日の代表作。ヘンデルのクラヴィーア組曲第 2巻(HWV434)の第1曲「エア」からとられた旋律を用いた主題、そして25の変奏を経てフーガへたどり着く構成。シュッスマンのブラームスの心情 を映し出す充実した音楽性、力強く勢いがある演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-533619(3CD)


ルール・ピアノ・フェスティバルVol.35〜ライヴ録音2016

■CD1 (60’35)
(1)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調Op.24
(2)レーガー:テレマンの主題による変奏曲とフーガ Op. 134

■CD2 (73’26)
(1)レーガー:5つの水彩画 Op.25
(2)レーガー:暖炉のそばの夢 op.143
(3)ブゾーニ:ソナティナ第2番
(4)バッハ(ブゾーニ編):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータより「シャコンヌ」BWV1004
(5)バッハ(ブゾーニ編):来たれ、異教徒の救い主よBWV659

■CD3 (78’39)
(1)ブラームス:4つのバラード集Op.10
(2)ブラームス:7つの幻想曲Op.116
(3)ブラームス:6つの小品Op.118
(4)ブラームス:ラプソディ第1番ロ短調Op.79
■CD1 (60’35)
(1)クリストファー・パーク(P)
録音:2016年5月22日、ボトロップ、室内楽ホール(ライヴ)
(2)ヨーゼフ・モーグ(P)
録音:2016年6月14日、ヒュンクセ、シュロス・ガルトロプ、アルテ・レンタイ(ライヴ)
■CD2 (73’26)
(1)アンナ・ツィブラエワ(P)
録音:2016年5月26日、ボーフム美術館(ライヴ)
(2)ヨーゼフ・モーグ(P)
録音:2016年6月14日、ヒュンクセ、シュロス・ガルトロプ、アルテ・レンタイ(ライヴ)
(3)ファビアン・ミュラー(P)
録音:2016年6月9日、ホルツヴィッケーデ、ハウス・オフェルディック(ライヴ)
(4)ジーナ・アリス(P)
録音:2016年5月10日ツェヒェ=ホーラント、アルテ・ローンハレ、ボーフム=ヴァッテンシャイト(ライヴ)
(5)ヨーゼフ・モーグ(P)
録音:2016年6月14日、ヒュンクセ、シュロス・ガルトロプ、アルテ・レンタイ(ライヴ)
■CD3 (78’39)
(1)ジーナ・アリス(P)
録音:2016年5月10日ツェヒェ=ホーラント、アルテ・ローンハレ、ボーフム=ヴァッテンシャイト(ライヴ)
(2)アンナ・ツイブレヴァ(P)
録音:2016年5月26日、ボーフム美術館(ライヴ)
(3)ファビアン・ミュラー(P)
録音:2016年6月9日、ホルツヴィッケーデ、ハウス・オフェルディッ
ク(ライヴ)
(4)ルイ・シュヴィッツゲーベル(P)
録音:2016年7月1日、メールス、室内楽ホール(ライヴ)
ドイツ屈指の工業地帯として知られている、ルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティバル。世界のピアニストが定期的に集まる出会いの場です。 第1回の開催セレモニーではポリーニが登場、すでに有名になった音楽家だけでなく、コンクール入賞者など豊かな才能を持った若手の登竜門にもなって います。  2016年のルール・ピアノ・フェスティバルのメイン・テーマは、ブラームスのピアノ全作品を取り上げるということでした。そしてこのボックス・セットには、 ブラームスのピアノ作品の一部と、2016年のアニヴァーサリー・イヤーであったマッス・レーガー(没後100年)とフェルッチョ・ブゾーニ(没後150年) の2人の作曲家の作品を収録しています。 CD1には、ブラームスのレーガーの主題に基づく変奏曲を収録。ブラームスの「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」を弾いたのは韓国系ドイツ人 のクリストファー・パーク(1987年生まれ)。エッシェンバッハやパーヴォ・ヤルヴィ、イオン・マリンなど世界有数の指揮者たちとヨーロッパ各地の音 楽祭で共演しその実力を認められ、溌剌としたピアニズムと成熟した音楽性の両方を兼ね備えた注目の若手です。そして2015年のグラモフォン・アワー ドで「Young Artist of the Year」に選出されたヨーゼフ・モーグは、レーガーの「テレマンの主題による変奏曲とフーガ」を演奏。複雑な構造をもつ 作品を繊細なタッチ、そしてメリハリのある明晰な解釈で聴かせます。 CD2では、ロシアのアンナ・ツィブラエワ(1990年生まれ)、ファビアン・ミュラー(1990年生まれ)、ジーナ・アリス(1994年生まれ)ら同フェス ティヴァル・デビューのピアニストが登場。2013年ブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝したファビアン・ミュラーは、ソナティナ第2番を演奏。拍子記 号もなく、リズムも不定形、調性も曖昧、不安を感じさせる曲調ですが、ファビアン・ミュラーは幻想的で先進的な響きを引き出しています。 CD3には幼少期から様々なコンクールで注目されていたドイツのジーナ・アリスがブラームスの初期のピアノ独奏曲の中でも、人気の高い「4つのバラー ド」、そして仏APARTEレーベルにも録音がありジュネーヴ国際音楽コンクール第2位(1位なし)、ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディショ ン第1位の若手気鋭のピアニスト、ルイ・シュヴィッツゲーベルがブラームスのラプソディ第1番を美しいタッチの流麗な演奏を披露しています。 (Ki)
4260085-533657
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21*
シューベルト:交響曲第8(7)番「未完成」D759
カペラ・クラコヴィエンシス(ピリオド楽器使用)
ヤン・トマシュ・アダムス(指)
マリウシュ・クリムシャク(フォルテピアノ/1830年製プレイエル複製)*

録音:2015年3月ポーランド
1970年に設立したポーランドのピリオド・オーケストラ、カペラ・クラコヴィエンシス。2008年からヤン・トマシュ・アダムスが音楽監督を務め、中 世から現代作品の初演まで幅広いレパートリーを手がけています。 このアルバムは、ショパンがこよなく愛したプレイエル社製のフォルテピアノ(1830年/複製)を使っての録音されたショパンのピアノ協奏曲第2番。ピ アニストはカペラ・クラコヴィエンシスとも度々共演しているポーランドのピアニスト、マリウシュ・クリムシャク。時代楽器を使ったショパンのピアノ協奏 曲の録音も少なくはありませんが、このプレイエルの繊細で美しい音をここまで活かした演奏は一聴の価値があります。またカップリングのシューベルト「未 完成」も、指揮者のヤン・トマシュ・アダムスが「シューベルトが意図したと思われる形で演奏することができた」と語るように木管楽器と弦楽器の絶妙 なバランス、楽器の特性を熟知した演奏で聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-533664
シューマン:幻想小曲集Op.111、
幻想小曲集Op.12、
幻想曲ハ長調Op.17
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)

録音:2016年1月、ブレーメン
2003年エリザベート王妃国際コンクールの覇者セヴェリン・フォン・エッカードシュタインによるシューマンの幻想曲集。アルバムは晩年の作品「3つ の幻想的小曲集Op.111」からはじまります。そしてシューマンが若かりし頃の作品「幻想小曲集Op.12」は、E.T.A.ホフマンの小説集「カロ風幻想作 品集」にヒントを得たもの。そして最後は「幻想曲Op.17」。3楽章からなるソナタ風幻想曲で初期の傑作として知られています。エッカードシュタインは 柔らかく綺麗な音色、作品に寄り添うような力みのない自然な音楽で、シューマンの繊細さを丁寧に描いています。 (Ki)
4260085-533671
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番Op.66ハ短調
シャルレロッテ・ブレイ:ピアノ三重奏のための幻想曲「狂気の笑顔」
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲ニ長調Op.70-1「幽霊」
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢〜スケルツォ(マンソール・ホセイニ編曲)
オベ ロン・トリオ
[ヘーニャ・ゼムラーc、ロウフェン・シルマー(Vc)、ヨナタン・アネル(P)]

録音:2015年12月、南西ドイツ放送カンマームジーク・スタジオ(ドイツ、シュトゥットガルト)
2006年結成の若いピアノ三重奏団、オベロン・トリオ。ドイツを中心にヨーロッパで活躍する期待の若手。アルバン・ベルク四重奏団、アルテミス四 重奏団に師事。ベンジャミン・ユスポフやイェルク・ヴィトマンら現代作曲家と協力して作品に取り組むことを積極的に行っています。C.P.E.バッハやハイ ドンの初期の作品などピアノ・トリオの名作はもちろん、あまり知られていないような秘曲にも注目し演奏しています。彼らは楽曲を深く読み込み、フレー ジング、ヴィヴラートなどピリオド奏法を取り入れた、意欲的な演奏を聴かせてくれます。 今回のアルバムは、オベロン・トリオ結成10周年およびシェイクスピア没後400年を祝して企画され、メンデルスゾーン、ベートーヴェン、そして若手 現代作曲家シャルレロッテ・ブレイの作品を収録。トリオ結成のきっかけはメンデルスゾーンの楽曲を演奏するためでした。それにちなみ、トリオ名は「真 夏の夜の夢」の妖精の王オベロンから取り、いつまでの柔軟な姿勢で音楽に取り組むことを信条としています。今回の選曲も彼ら原点を表すかのような意 欲的な内容となっています。ピアノ三重奏のための幻想曲「狂気の笑顔」を作曲したのは、イギリスの女流作曲家シャルロッテ・ブレイ(1982-)。4年 前にトリオのピアニスト、ヨナタン・アネルがコンサート会場で出会ったのが交流のはじまり。この楽曲は「真夏の夜の夢」の物語を軸に、独特の色彩感 で描かれています。 (Ki)
4260085-533688
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番ヘ長調OP.59-1「ラズモフスキー第1番」
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第10番変イ長調OP.118
アルミーダ・カル テット
2006年共にアルテミス・カルテットの下で学んだ4人によって結成されたアルミーダ・カルテット。第61回ミュンヘン(ARD)国際音楽コンクール で優勝。2011年には第66回ジュネーブ国際コンクールでリゲティの弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」を演奏し聴衆賞を獲得しています。カルテット名 は、弦楽四重奏の父ハイドンの最も成功したオペラの一つ「アルミーダ」から付けられました。
ベートーヴェンはロシアのウィーン大使だったアンドレイ・ラズモフスキー伯爵からの依頼で作曲され、3曲の弦楽四重奏曲を作曲しラズモフスキー四 重奏曲(Op.59)として1806年に出版しました。ここに収録されているのは、Op.59の1曲目「ラズモフスキー第1番」。冒頭の雄大なチェロの旋律 は交響曲第3番「英雄」に通じる勇壮な音楽。前の6曲と比べて飛躍的に充実度が増し、この曲から第11番「セリオーソ」までが「中期」の四重奏 曲と呼ばれています。それだけに演奏の難易度も高く、高い集中力を要します。アルミーダ・カルテットは目の覚めるような躍動感溢れる演奏で聴かせて くれます。特に第3楽章アダージョは、気品漂う美しさが絶品。そしてベートーヴェンの弦楽四重奏曲とならんでカルテットの重要なレパートリーであるショ スタコーヴィチ。第3楽章にパッサカリアを置いた構成で、ショスタコーヴィチらしいリズムと皮肉を込めた音楽で聴き応えがあります。 (Ki)
4260085-533695
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ソナタ第33番ハ短調Hob.XVI:20
ソナタ第34番ホ短調Hob.XVI:34
ソナタ第43番変ホ長調Hob.XVI:28
ソナタ第31番変イ長調Hob.XVI:46
ソナタ第23番ヘ長調Hob.XVI:23
マルクス・ベッカー(P)
マルクス・ベッカーによるハイドンのピアノ・ソナタ集。爽快なテンポと粒が揃った美しい旋律、磨き抜かれた音色で奏でられます。心地よく速いパッセー ジを弾き、高音部と低音部の陰影を付けた推進力のある演奏。特に名曲ソナタ第34番では、右手と左手の対比が見事で、馴染みの旋律を新鮮に刻んで いきます。ハイドンの真髄に迫るアプローチはハイドンの高い品格が感じられます。 マルクス・ベッカーは1963年生まれ。名教師カール=ハインツ・ケマーリング、およびアルフレッド・ブレンデルに師事。1987年、ブラームス国際コンクー ル(ハンブルク)で第1位を獲得。世界各地の音楽祭に招待される。1993年、ハノーファー音楽大学の教授に就任。CDはハイペリオン、CPOなどか ら数十枚リリースしている。 (Ki)
4260085-533701
シェイベル・マーチャーシ(1905-1960):
クラリネット室内楽曲集とナンセンスソング集

クラリネットと弦楽四重奏によるディヴェルティメント
アンダンテ・パストラーレ
3つのモルゲンシュテルンの歌
クラリネット、チェロ、ピアノのためのイントロダクションとアレグロ
ソプラノと管楽器のためのモア・ナンセンス
管楽七重奏のためのセレナーデ
キリアン・ヘロルド(Cl)
サ ラ・マリア・ズン(S)
アンサンブル
ンガリー出身でコダーイに作曲を学び、後にイギリスに移住した作曲家シェイベル・マーチャーシ。フランクフルトのホーホ音楽院のジャズ科の教授 を務めていたこともあり、ジャズの要素も取り入れた作品を残しています。このアルバムでは彼のクラリネットのための室内楽作品とナンセンスソングを収 録しています。演奏するのは、バーデンバーデン&フライブルクSWR交響楽団の首席クラリネット奏者を務めるドイツの中堅、キリアン・へロルドとベ ルリン・フィル、ゲヴァントハウス管やアルディッティ・カルテットなど一流の演奏者らと共演を重ねている現代ものを得意とするソプラノ、サラ・マリア・ ズンの二人。1905年に出版されたドイツの詩人クリスティアン・モルゲンシュテルンの「Gallows Songs」の詩からとられた3つのナンセンスソングなど。 幅広い作風をもつシェイベル・マーチャーシの音楽性を知ることのできるアルバムです。 (Ki)
4260085-533718
シューベルト:白鳥の歌D957(ヴィオラ編曲版)[第1曲愛の使い、第2曲兵士の予感、第3曲春の憧れ、第4曲セレナーデ、第7曲別れ、第8曲アトラス、第9曲君の肖像、第10曲漁師の娘、第11曲街、 第12曲海辺にて、第13曲影法師、第14曲鳩の便(D957a)]
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタOp.147
パウリーネ・ザクセ(Va)
ラウマ・スクリデ(P)

録音:2016年6月、ベルリン
シューベルト最後の歌曲集「白鳥の歌」。この歌曲集はシューベルトが最晩年に書いたルートヴィヒ・レルシュタープとハインリッヒ・ハイネの詩による 13の歌曲集に、絶筆であった「鳩の便り」を加えて出版されたもの。“白鳥が死の間際に美しい歌を歌う”というヨーロッパの言い伝えから、最後の作品を「白 鳥の歌」ということがあります。このシューベルトの「白鳥の歌」は、比類なき美しさゆえ、さまざまな楽器に編曲されています。今回はベルリン放送交 響楽団首席ヴィオラ奏者パウリーネ・ザクセとラトヴィア出身のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデの妹であるピアニストのラウマ・スクリデによるアルバ ム。音域的にも音色的にも、ヴィオラは人間の声に近いと言われており、包み込むような温かみのある音色は、歌詞はなくとも詩のメッセージを音楽と共 に語りかけているような、ザクセの演奏は、深く心に訴えかけます。またカップリングには、ショスタコーヴィッチの遺作(=白鳥の歌)となったヴィオラ・ ソナタが収録されています。 (Ki)
4260085-533725
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調K306
ヴァイオリン・ソナタ第37番イ長調K402
ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調K376
6つの変奏曲「ああ、私は恋人をなくした」(泉のほとりで)K360
ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K378
ウルフ・シュナイダー(Vn)
シュテファン・イモルデ(P)
トリオ・ジャン・ポールのヴァイオリン奏者(1991-92)として数々の室内楽コンクールで賞を獲得し、現在はハノーファー音楽大学の教授であり、ソ ロのコンサート活動も積極的に行っているウルフ・シュナイダーによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。ピアノはシュナイダーとデュオを組んでいる ドイツの室内楽ピアニスト、シュテファン・イモルデ。彼はデトモルト音楽大学で学んだ後、ノヴァリス・ピアノ三重奏団を結成し活発な演奏活動を展開、 現在はロストック音楽大学教授を務めています。 「マンハイム・ソナタ」の第6番として親しまれている第30番ニ長調K306のソナタ。「マンハイム・ソナタ」の中で唯一の3楽章構成となっており、しっ かりとした構造にモーツァルト特有の愛らしい旋律が散りばめられた楽曲。未完成のまま弟子のマクシミリアン・シュタットラーが補筆完成した第37番イ 長調K402のソナタ。モーツァルトがウィーンに移住した1781年の夏頃の作品第32番ヘ長調K376のソナタ。第3楽章のウィーン風行進曲は軽快で 陽気な主題でとても魅力的。フォン・アウエルハンマーに捧げられた6曲のソナタの内の第3番である第34番変ロ長調K378のソナタ。そしてモーツァ ルトが故郷のザルツブルクを捨て、ウィーンに赴いた直後に書かれた6つの変奏曲「ああ、私は恋人をなくした」(泉のほとりで)K360。2曲の変奏曲がセッ トになっていて、もう1曲は、ト長調K359。当時の変奏曲の多くが、聴衆にとってなじみのある流行の旋律を基にしており、親しみやすい旋律にモーツァ ルトの軽妙さが合わさり非常に聴きやすく聴きあきない楽曲となっています。 シュナイダーの多彩で豊富な音色の魅力が存分に楽しめる1枚となっています。 (Ki)
4260085-533732
さすらい人〜シューベルト歌曲集
さすらい人 D.493
月に寄せる旅人の歌D.870
冥府への旅 D.526/舟人 D.536
月に寄せて D.259
漁夫の愛の幸せ D.933
ミューズの息子 D.764
ブルックの丘にて D.853
墓掘り人の郷愁 D.842
夕映えの中で D.799
夕べの星 D.806/さすらい人 D.649
春に D.882/ドナウ河の上で D.553
出会いと別れ D.767
アンドレ・シュエン(Br)
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2016年10月
さすらい、旅、といったシューベルト独特の世界観に彩られた歌曲集。「シューマン、ヴォルフ、マルタン(4260085533305)」、「ベートーヴェン (4260085533770)」に続く、アンドレ・シュエンのCAVIレーベル第3弾アルバムです。1984年イタリア生まれの歌手アンドレ・シュエンはザルツ ブルクやウィーンなどヨーロッパの音楽祭に参加し注目を集める新星。ピアノを弾くダニエル・ハイデは彼にとって重要な共演者。シューマンのアルバムで も共演しており、お互いに高い信頼感で結ばれています。 (Ki)
4260085-533749
サラ・ウェゲナー/初ソロ・アルバム
ブラームス:わが恋は緑Op63-5/あなたが時折ほほえむのなら Op.57-2/ああ、この眼差しをそらして Op.57-4/谷の底ではWoO33-6/マニフィカトOp.43-2/私は夢を見た Op.57-3/愛のまことOp.3-1/まことの愛Op.7-1/落胆Op.72-4
シューベルト:乙女の嘆きOp.58-3,D191/最初の喪失Op.5-4,D226/あなたは私を愛していないOp.59-1,D756/小人Op.22-1,D771
シベリウス:あれは夢Op.37-4/葦よ、葦よ、そよげOp.36-4
グリーグ:君を愛すOp37-4/ソルヴェイグの歌Op.23-19
レベッカ・クラーク(1886-1979): ザ・シール・マン/ア・ドリーム
ロジャー・クィルター(1877-1953): 深紅の花びらは眠りにつくOp.3-2
ブリッジ:夢に会いに来てH.71
R.シュトラウス:万霊節Op.10-2/あなたの眼差しが私を見た時からOp.17-1/夜からOp.68-1
サラ・ウェゲナー(S)
ゲッツ・ペイヤー(P)

録音:2015年12月、2016年12月SWR、シュツゥットガルト、ドイツ
今や世界各地のオーケストラと共演しているソプラノ歌手サラ・ウェゲナー初のソロ・アルバム。サラ・ウェゲナーは、2016/17シーズンにはケント・ ナガノ指揮モントリオール交響楽団とモーツァルトのレクイエム、ベートーヴェンの第9、バッハのマタイ受難曲、ブラームスのドイツ・レクイエムなどの コンサートにソリストとして出演。また2018年のザルツブルク音楽祭にもペンデレツキのルカ受難曲(ケント・ナガノ指揮)でデビューすることが決まっ ているなど今もっとも輝いているソプラノ歌手のひとり。 このアルバムでは、シューベルト、ブラームス、シベリウス、クラーク、クィルター、ブリッジ、R.シュトラウスの歌曲を収録。彼女は録音に際してこのよ うに語っています。「自然な音楽へのアプローチ、テキストに真摯に向き合う姿勢、様々な作曲家が収録されているにも関わらず、一つの糸で繋がっている ような流れを一つのアルバムに作りたかったのです」 (Ki)
4260085-533756
スヴィリドフ(1915-1998):ピアノ三重奏曲イ短調(1945/1955)
ピアノ五重奏曲ロ短調(1945/世界初録音)*
「吹雪」よりロマンス(ピアノ三重奏曲版/世界初録音)
ベ ートー ヴェン・トリオ・ボン
【ジンサン・リー(P)、ミハイル・オヴルツキ(Vn)、グレゴリー・アルミャン(Vc)】
アルトゥール・チェルモノフ(Vn)*
ウラディミール・バベシュコ(Va)*

録音:2016年6月ミュンヘン
20世紀後半のロシアを代表する作曲家の一人、スヴィリドフは、ショスタコーヴィチ門下のソ連作曲家で、「時よ前進」の景気良いマーチが長年モスクワ放 送のニュース番組のテーマ曲としても使われている、現在も国民的作曲家として人気があります。また指揮者のフェドセーエフが、スヴィリドフの音楽の普及 のため、積極的に演奏・録音を行っています。今回、ドイツの若手トリオ、ベートーヴェン・トリオ・ボンにより、珍しいピアノ三重奏曲、そして世界初録音となる ピアノ五重奏曲と「吹雪」から有名なロマンスのピアノ三重奏版を収録しています。 ピアノ五重奏曲は、作曲家のユーリ・コチュロフに献呈されたスヴィリドフの最初期の楽曲。ショスタコーヴィチを思わせるような音楽とスヴィリドフらしい旋 律の美しさをもつ作品です。スヴィリドフはのちにこのピアノ五重奏を管弦楽用に編曲した「室内オーケストラのための音楽」(1964)をルドルフ・バルシャイ に献呈しています。そしてスヴィリドフの代表作「吹雪」。プーシキンの物語による同名の映画音楽として広く知られていますが、そのなかでも哀愁を帯びた美 しい旋律で人気の「ロマンス」を、ベートーヴェン・トリオ・ボンのヴァイオリニスト、ミハイル・オヴルツキがピアノ三重奏用に編曲しています。 (Ki)

4260085-533763
ピアノ4手のための作品集〜東へ!
ブラームス:4手のためのワルツ集Op.39
ヒンデミット:4手のための8つのワルツ集Op.6
オズカン・マノフ(1967-):アナトリア民謡による2つの歌
ストラヴィンスキー:春の祭典(4手版)
ギュルル・エンサリ(P)
ヘルベルト・シュフ(P)

録音:2016年4月シュトゥットガルト
イスラエル出身のピアニスト、ギュルル・エンサリとルーマニア系ドイツ人のヘルベルト・シュフによる夫婦ピアノ・デュオ。同じ音楽観、卓越したテクニッ クを持つ夫婦による息の合った演奏を披露しています。ヒンデミットの「4手のための8つのワルツ」を練習している時に、ブラームスの「4手のための ワルツ集」との類似点に気が付き、このアルバムの構想が生まれたと言います。そして2人の友人であるトルコ人作曲家オズカン・マノフに依頼して作曲 されたアナトリア民謡による連弾作品。さらに難曲ストラヴィンスキー「春の祭典」の4手版を収録しています。これはロシア・バレエのために作曲され た管弦楽曲の連弾編成版。大編成のオーケストラによって展開される原曲の魅力を凝縮し、独特のリズムや躍動感が4手ピアノによって鮮やかに表現され ています。 (Ki)
4260085-533770
アンドレ・シュエン〜ベートーヴェンを歌う
ベートーヴェン:アデライーデOp.46
連作歌曲集「遥かなる恋人に寄す」Op.98
この暗き墓にWoO133
25のスコットランドの歌Op.108〜第2曲:夕暮れに/第3曲:ああ、あの楽しかったとき/第5曲:すてきな若者ジェイミー/第16曲:このいまわしき世に/第20曲:誠実なジョニー/第13曲:杯を満たしておくれ、わが友よ
20のアイルランドの歌WoO152から〜第9曲:兵士の夢/第10曲:脱走兵/第5曲:グレンコウの虐殺で/第15曲:思い悩む若者たちを/第21曲:むごく悩みの多い朝
WoO156〜第7曲:ポリー・スチュワート
WoO154〜第4曲:アイルランドっ子の血潮
WoO153〜第4曲:古老が教えてくれたから 
アンドレ・シュエン(Br)
ブー ランジェ・トリオ

録音:2016年5月、ケルン
2006年にハンブルクで結成された女性3人によるブーランジェ・トリオとバリトン歌手のアンドレ・シュエンによるベートーヴェンの歌曲。伸びやかで 濁りのないアンドレ・シュエンの美しい声によく合う選曲。ベートーヴェンの最も美しい歌曲の一つ「アデライーデ」。そして不滅の恋人との破局後、彼女 を追憶して書かれたという連作歌曲集「遥かなる恋人に寄す」。ベートーヴェンの心情が吐露されている内的な曲で、アンドレ・シュエンの心に響く歌声 が印象的です。最後にはイギリスの楽譜商・民謡収集家のジョージ・トムソンからの依頼でベートーヴェンがイギリス周辺国の民謡を編曲して書いた「25 のスコットランドの歌」と「20のアイルランドの歌」が収録されています。これらの編曲は後のベートーヴェンの作曲活動に大きな影響を与えましたが、 今日演奏される機会は多くはありません。親しみやすい旋律のせて、ブーランジェ・トリオの軽快な伴奏そしてアンドレ・シュエンの柔らかく明るい声が心 地よく響きます。 (Ki)
4260085-533787
マーラー・エディション Vol.2
マーラー:交響曲第4番ト長調
ハンナ=エリーザベト・ミュラ ー(S)
デュッセルドルフSO
アダム・フィッシャー(指)

録音:2016年11月17-21日 ドュッセルドルフ・トーンハレ(ライヴ)
2015/2016シーズンよりデュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者を務めているアダム・フィッシャー。その新しい手兵とマーラー交響曲全曲録音プロ ジェクト第2弾。 マーラーを得意とするアダム・フィッシャーのチクルスということで、第1弾のマーラー交響曲第7番も注目を集めましたが、この第4番も期待できる内 容となっています。
マーラーにしては比較的小編成のオーケストラを用いた、珍しく明るい雰囲気を湛えた広く親しまれている交響曲第4番。終楽章ではソプラノのソロが 天国での生活の楽しさを謳い上げますが、ここでは期待のドイツ人ソプラノ、ハンナ=エリーザベト・ミュラーが務めています。デュッセルドルフ交響楽団 との相性の良さは抜群であり、爽快さと美しさに溢れた極上のマーラーを聴かせてくれます。
デュッセルドルフ交響楽団は、1818年創立の市音楽協会をルーツとするオーケストラで、メンデルスゾーンとシューマンがかつて音楽総監督を務めてい たドイツの名門。デュッセルドルフ交響楽団は、コンサート・オーケストラとしてはトーンハレを、劇場オーケストラとしてはライン・ドイツ・オペラを本拠 としています。 (Ki)
4260085-533794
ドビュッシー:映像 第1集
 映像 第2集、
 仮面
シマノフスキ:マスク(仮面劇)Op.34
キャシー・クリエ(P)

録音:2016年11月フィルハーモニー・ルクセンブルク、室内楽ホール
ヨーロッパ・コンサート・ホール協会(ECHO)2015/2016シーズンのライジング・スターに選出されヨーロッパ各地の主要ホールで公演を行うルクセン ブルク出身のピアニスト、キャシー・クリエ。これまでにCAvi musicからは4枚のディスクが発売されており、ヤナーチェク:ピアノ作品集(KKC5388)は、レ コード芸術で特選盤という好評を得ています。 彼女のここ最近のアルバムは、ラモーとリゲティ(4260085533084)、リストとベルク(4260085533398)といった異なるスタイルをもった作曲家を1枚 のアルバムに収録し、それぞれの対比を鮮やかに描き出していました。今回のアルバムは、ドビュッシーとシマノフスキというほぼ同時代の作曲家でまとめて います。シマノフスキは、ポーランドの印象派とも言われることや、一見ドビュッシーと音楽的共通点があるように思いますが、シマノフスキ自身は若い頃は、 印象主義やドビュッシーの音楽にはあまり共感を抱いていなかったようです。しかしシマノフスキ中期の作品にあたる「マスク(仮面)」は、シマノフスキらしい 神秘的なハーモニーは健在ですが、印象派の手法で書かれており、ドビュッシーの影響も少なからず感じる作品。一方、ドビュッシーの「仮面」は、調性やリズ ムなどで仮面のもつ二面性を表現した作品。作曲家、作品、そして自身の表と裏を卓越した表現力と音楽性で見事に描いたアルバムです。
4260085-533800
ヴァレンティン・ハウスマン(1560頃〜1614):第1フーガ、第2フーガ
A.スカルラッティ:四重奏ソナタ第4番
バッハ:フーガの技法BWV1080より(コントラプンクトゥス1、コントラプンクトゥス4、コントラプンクトゥス11)
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク:ソナタ.ハ短調*
モーツァルト:アダージョとフーガ.ハ短調K.546
ベートーヴェン:大フーガ変ロ長調Op.133
アルミーダ・カル テット
ラファエル・アルパ-マン(Cemb)*

録音:2016年11月
2006年共にアルテミス・カルテットの下で学んだ4人によって結成されたアルミーダ・カルテット。第61回ミュンヘン(ARD)国際音楽コンクール で優勝。2011年には第66回ジュネーブ国際コンクールでリゲティの弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」を演奏し聴衆賞を獲得しています。カルテット名 は、弦楽四重奏の父ハイドンの最も成功したオペラの一つ「アルミーダ」から付けられました。若手の登竜門BBCのニュー・ジェネレーション・アーティ スト2014/16にも選ばれ、今後の活躍が一層期待されます。 今回のアルバムは、弦楽のためのフーガをテーマに選曲されました。ドイツ・ルネサンス期の作曲家ヴァレンティン・ハウスマンの2つのフーガに始まり、バッ ハが最晩年に取り組んだ人間業とは思えぬ作曲技法を取り入れた巨大な音楽「フーガの技法」、実力派チェンバンロ奏者ラファエル・アルパーマンが参加 したヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルクのソナタ。モーツァルトの「アダージョとフーガ」、そして最後にはベートーヴェンの「大フーガ」と、アルミーダ・ カルテットの優れた解釈を介して、知るフーガの深い世界に踏み入れる一枚となりました。 (Ki)
4260085-533817
バッハ&イザイVol.3
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調BWV1005
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第6番
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第4番
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV1002
アンティエ・ヴァイトハース (Vn:シュテファン=ペーター・グライナー製)

録音:2016年3月、ケルン
現代最高の弦楽四重奏団といわれるアルカント・カルテットの第1ヴァイオリンを務めるアンティエ・ヴァイトハース。抜群の安定感と表現力、そして 豊かな音量と音色でカルテットの起点となっています。CAviレーベルからはソロやアンサンブルなどを含めてこれまで20枚ほどのCDを発売しています。 どのアルバムも冷静な曲作りと、ここ一番では大胆にも聴かせ、聴くものを魅了させてきました。本作は一挺のヴァイオリンによる和声や対位法の可能性 を追求した名作J.S.バッハとイザイの無伴奏を組み合わせたアルバム三部作の第3弾となります。 バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番は、全6曲中3曲を占めるソナタの中で最もスケールの大きい音楽です。特に聖霊降臨祭の古いコラー ル《来たれ、聖霊よ、主なる神よ》の旋律が使われている第2楽章フーガは、バッハが残したフーガの中で最大級の長さだと言われています。ヴァイトハー スの研ぎ澄まされた集中力で見事に壮大な音楽を作り上げています。そしてアルバムの最後に収録されているバッハのパルティータ1番。ヴァイトハース の格調高い演奏で、4つの舞曲がうまくまとめあげられています。 バッハに挟まれている2つのイザイのソナタ。6曲はすべて、それぞれ異なるヴァイオリニストに献呈され、この第6番はスペイン出身のマヌエル・キロガ に捧げられています。そのためハバネラ風のリズムが用いられ、輝かしく華やかな楽曲となっています。そして古典的な形式の端正な作品第4番はイザイ の親友クライスラーに献呈されています。ヴァイトハースの愛用する現代の名器シュテファン=ペーター・グライナー製のヴァイオリンで、しなやかに、一 音一音厳選した密度の高い演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-533824
ヨニアン・イリアス・カデシャ
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
 ツィガーヌ
スカルコッタス:小組曲第1番、第2番
ヨニアン・イリアス・カデシャ(Vn)、
ノコラス・リムメル(P)
1992年アテネ生まれのヴァイオリニスト、ヨニアン・イリアス・カデシャのデビュー・アルバム。アッカルドの弟子で、師から激賞される将来有望な若手。 当アルバムは彼の母国ギリシャを代表する作曲家スカルコッタスの2篇と、バルカン色豊かなエネスコの3番というカデシャ得意の民族色豊かな作品が収 められています。カップリングはラヴェル。ヴァイオリン・ソナタは1927年5月にエネスコの独奏、ラヴェルのピアノで世界初演されており、こだわりの 絆を感じさせます。 (Ki)
4260085-533831
プジェミスル・ヴォイタ〜3種のホルンの吹き分け

(1)ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調Op.17
(2)シューマン:アダージョとアレグロOp.70
 幻想小曲集Op.73 (ヴォイタ編)
 3つのロマンスOp.94 (ヴォイタ編)
(3)ギーゼルヘル・クレーベ(1925-2009):ベートーヴェンの月光ソナタによる変容Op.95
プジェミスル・ヴォイタ(Hrn)
トビアス・コッホ(P)
使用楽器
(1)使用楽器:ナチュラルホルン(A.クルトワ、パリ、1833年)、フォルテピアノ(C.グラーフNO 654、ウィーン、1821/2年)

(2)F管ホルン(ダニエル・フックス、ウィーン、19世紀末)(Op.70)、F/Bダブルホルン(アレキサンダーホルン、マインツ、2012年)(Op.73&94)、フォルテピアノ(ピエール・エラールNO14845、パリ、1839年)

(3):F/Bダブルホルン(アレキサンダーホルン、マインツ、2012年)、コンサートグランドピアノ(スタインウェイNOD-521670、ハンブルク、1992年)


録音:2015年1月ケルン、WDR、クラウス・フォン・ビスマルク・ホール
プジェミスル・ヴォイタは、2010年ミュンヘン国際コンクールにて第一位、聴衆賞、新作演奏賞、オーケストラからの特別賞を総なめにした実力派の ホルン奏者。伴奏は時代楽器の名手としてこだわりのプログラムを毎回聴かせてくれるピアニスト、トビアス・コッホ。今回も、ピアノ、ホルンともに曲ご とに楽器を持ち替えたこだわりの演奏で収録されています。 まずはベートーヴェンのホルン・ソナタ。当時の名手プント(シュティッヒ)のために書かれた作品。ホルンはヴァルヴのついていないナチュラルホルンが 使われていた時代です。この録音でも1833年製のフランス、A.クルトワの楽器を使用しています。続いてシューマン。「アダージョとアレグロ」は、当 時まだ普及していなかったヴァルヴホルンのために書かれた作品。19世紀末、ウィーンのダニエル・フックスのF管ホルンを使用しても録音。ヴァルヴが ないと難しかった半音を用い、楽器の音域を目一杯に使う高い技巧が要求される楽曲で、現代でもホルン奏者にとって重要なレパートリーのひとつとなっ ています。またヴォイタ自身がホルン用に編曲したシューマン2作品は、ホルンは現代楽器を用いて、ピアノはエラールを使っての録音。最後にはベートー ヴェンからはじまったホルンの旅を締めくくるに相応しい楽曲、ドイツの作曲家ギーゼルヘル・クレーベの「ベートーヴェンの月光ソナタによる変容」を収 録。各楽器を巧みに使いこなし、深い作曲家への理解、当時の奏法、そしてそれを現代へと継承するヴォイタの見事な演奏に脱帽です。さらにトビアス・コッ ホの好サポートにより、作品の理解が一層深まる1枚となっています。 (Ki)
4260085-533848
シュパヌンゲン音楽祭ライヴ
(1)メンデルスゾーン:ピアノ六重奏曲ニ長調Op.110
(2)ペンデレツキ:六重奏曲*
(1)アーロン・ピルザン(P)
アンナ・レシニャク(Va)
エリーザベト・クッフェラート(Va)
マヤ・メロン(Va)
グ スタフ・リヴィニ ウス(Vc)
エ ディクソン・ルイス(Cb)

(2)ジェーン・ジョンソン(Cl)
マリー・ルイーゼ・ノイネッカー(Hrn)
ビョル・カン(Vn)
マ ヤ・メロン(Va)
ガブリエル・シュワーベ(Vc)
ダナエ・デルケン(P)

録音:2016年6月22日ライヴ、2016年6月20日ライヴ*
ンデルスゾーンが15歳の時に書いた作品ピアノ六重奏曲。作品番号が110となっているのは、メンデルスゾーンの死後に出版されたため。早熟の天 才メンデルスゾーンならではの高い完成度を示す内容です。ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラが2本、チェロ、コントラバスという変わった編成ですが、今 回はヴァイオリンのエリーザベト・クッフェラートがヴィオラに持ちかえて演奏に参加しています。またこの曲で終始活躍するピアノには、1994年生まれ のウィーンの若手アーロン・ピルザンが抜擢。ECHOから「ライジング・スター」に選出され、アムステルダム・コンセルトヘボウをはじめヨーロッパの 一流ホールでリサイタルを開催した実力派です。そしてクラリネット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノという編成によるペンデレツキの六 重奏曲。2000年にウィーンで初演された演奏時間35分という力作です。ホルンにはフランクフルト放響の首席を務めたこともある名手マリー・ルイーゼ・ ノイネッカー、ザルツブルク出身の韓国人ヴァイオリン奏者ビョル・カン、ソリストとして世界的オケと共演を重ねるベルリン出身チェロ奏者ガブリエル・シュ ワーベ、1991年ドイツ=ギリシャ系の両親の間にドイツのヴッパータールで生まれたピアニスト、ダナエ・デルケン、そして、ヨーロッパのオーケストラ の客演首席を務めるなど、イギリスを拠点に活躍中でピアニストのスティーヴン・オズボーンの妻であるクラリネット奏者のジェーン・ジョンソンと確かな 実力をもつ6人が、新鮮な響きを作り上げています。 (Ki)
4260085-533855
シュパヌンゲン音楽祭ライヴ
(1)ニールセン:木管五重奏曲 Op.43
(2)プロコフィエフ:五重奏曲ト短調Op.39*
(1)ジュリエット・ボウザー(Fl)
スティーヴン・ハドソン(Ob)
ジェーン・ジョンソン(Cl)
テオ・プラー ス(Fg)
クリス ティアン・カッツェン ベ ル ガ ー(Hrn)

(2)スティーヴン・ハドソン(Ob)
シャロン・カム(Cl)
エリーザベト・クッフェラート(Vn)
マヤ・メロン(Va)
エディクソン・ルイス(Cb)

録音:2016年6月26日ライヴ、2016年6月25日ライヴ*
ニールセンとプロコフィエフの木管五重奏曲2曲を収録したアルバム。ニールセン晩年の作品木管五重奏曲は、コペンハーゲン木管五重奏団の委嘱で 作曲されました。同じ頃に書かれた交響曲第5番は、戦時下の影響を色濃く受けたシリアスな作風であるのに対し、木管五重奏曲は晩年の充実した技法 に牧歌的な明るさを有した楽曲です。ロンドン・フィルの首席フルート奏者であるジュリエット・ボウザーの伸びやかな音が印象的。プロコフィエフの五重 奏曲は、オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスという珍しい編成。プロコフェフは1924年振付師ボリス・ロマノフ率いる小さ なバレエ団のために作曲しました。バレエ「空中ブランコ」の場面を描いた音楽で、巡業サーカスさながら様々な場所や状況で演奏できるように考慮され ています。しかしプロコフィエフ自身の「いくつか難しいリズムがある」と言っているようにテクニック面でとても野心的に書かれています。この演奏では、 クラリネットにシャロン・カム、ヴァイオリンにはテツラフカルテットのエリーザベト・クッフェラート、そしてコントラバスにはベルリン・フィルのエディク ソン・ルイスと名手が揃い圧巻の演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-533862
チェコのオーボエ名曲集
クレメント・スラヴィツキー(1910-1999):オーボエとピアノのための組曲
ヤナーチェク:歌劇「イェヌーファ」よりサルヴェ・レジナ
ハンス・ガル(1890-1987):オーボエとピアノのためのソナタOp.85
マルティヌー:モルダヴィア民謡
パヴェル・ハース(1899-1944):オーボエとピアノのための組曲Op.17
ヴィオラ・ヴィルムゼン(Ob)
今仁 喜美子(P)

録音:2015年12月、ベルリン
ベルリン・ドイツ交響楽団の首席オーボエ奏者ヴィオラ・ヴィルムゼンと、ドイツと日本で活躍する日本人ピアニスト今仁 喜美子によるチェコの作曲家 によるオーボエとピアノのための作品集です。ヴィオラ・ヴィルムゼンは第9回国際オーボエコンクール・軽井沢で1位を獲得しており、さらに今仁 喜美 子は同コンクールで第8〜10回で公式伴奏ピアニストを務めていた経緯もあり、旧知の仲。さらに今仁 喜美子は、名オーボエ奏者モーリス・ブルグが 結成したトリオでもピアニストを務めており、現在オーボエと組んだら右に出るもののいないピアニストの一人であります。 ヤナーチェクの影響を大きく受けたクレメント・スラヴィツキーの民族色豊かな組曲からはじまり、ヴィルムゼンがオーボエ用に編曲したヤナーチェクの歌 劇「イェヌーファ」の美しいアリアが続きます。そしてウィーン近郊で生まれナチスから逃れてイギリスに渡ったハンス・ガルのソナタ。ドイツ・オーストリ アのロマン派音楽の伝統を継承する作風です。モルダヴィア地方の民謡がもとになっているマルティヌーの作品をヴィルムゼンと今仁の二人がアレンジして います。最後にはナチスの迫害にありテレジン強制収容所に送られたパヴェル・ハースの「オーボエとピアノのための組曲」。1939年、第ニ次大戦が勃 発した年の秋に書かれ、強烈なオーボエの響き、そして印象的なピアノ・パートで近年評価が高まっている楽曲です。 (Ki)

4260085-533879
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番&第27番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(アンコール)
ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 Op.posth(アンコール)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K595*
ショパン:マズルカ イ短調 Op.17-4(アンコール)*
メナヘム・プレスラー(P)、
キンボー・イシイ(指)
マクデブルクPO

録音(ライヴ):2016年5月15日&20日、2016年12月15日−16日*、マクデブルク劇場(ドイツ)
1923年ドイツ・マグデブルクのユダヤ人家庭に生まれたメナヘム・プレスラー。ボザール・トリオのピアニストとして長年キャリアを積み、2008年に 解散するまで、その全歴史を通じてピアニストを務め続けました。彼のソリストとしてのキャリアは、解散後彼が80代半ばから始まりました。 この録音は、2016年にプレスラーの出身地であるマグデブルクで行われたコンサートのライヴ。演目は、ソリスト、プレスラーの代名詞ともなっているモー ツァルトのピアノ協奏曲です。共演は、ドイツ・マグデブルク劇場音楽総監督のキンボー・イシイ指揮、マグデブルク・フィルハーモニー管弦楽団。 比類なき美しさをたたえる第23番の第2楽章。そしてモーツァルト最後の協奏曲である第27番は、崇高な美しさを持った名曲として親しまれています。 プレスラーは作為的なものがまるで感じられない穏やかな演奏で、モーツァルト特有の天衣無縫な美しさを十二分に表現しています。
4260085-533886
知られざるロシア〜グリンカのピアノ変奏曲集
グリンカ:「母よ祝福されてあれ」の主題による変奏曲 ホ長調
 ケルビーニの「ファシスカ」からの主題による変奏曲 変ロ長調
 ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」からの主題による華麗な変奏曲 イ長調
 バレエ曲「キア・キング」からの2つの主題による変奏曲 ニ長調
 アリャビエフの歌曲「ナイチンゲール」の主題による変奏曲
バラキレフ:グリンカ「ひばり」によるパラフレーズ
リャードフ:グリンカの主題による変奏曲
ウラディーミル・ストウペル(P)

録音:2016年6月ケルン
近代ロシア音楽の父」と呼ばれるグリンカ。彼の代表作オペラ「ルスランとリュドミラ」は、ロシア国民主義のオペラの礎となりました。ロシアの裕福な家系 に生まれたグリンカは、作曲はほぼ独学で学び、ピアノはプライベート・レッスンとしてジョン・フィールドから教えを受けていました。グリンカは50曲ほどのピ アノ曲を残しており、その作風はフィールドを思わせるロマンティックなもの。美しい旋律に彩られた表情に富んだ作品ばかり。ここに収録されているのは、当 時流行していた歌劇の旋律をもとにした変奏曲。グリンカは主題を多種多様に変化させながら発展させる方法で、バラキレフ、リャードフの2つの変奏曲も収 録し、グリンカの変奏曲が後の作曲家に与えた影響のを順に追って行けるプログラム構成です。ロシア生まれで現在ドイツで活躍するピアニスト、ウラディー ミル・ストウペルの絶妙な選曲が光ります。 (Ki)
4260085-533893
ハンス・ゾマー:バリトンとピアノのための歌曲集
Ballads & Romances Op.8 & 11(抜粋)
Loreley Op.7
Jung Douglas und schon Rosabell Op.24
Die junge Konigin Op.25
Junge Anne Op.18-1
セバスティアン・ノアック(Br)
マヌエル・ランゲ(P)
ドイツの作曲家ハンス・ゾマー(1837-1922)の歌曲集。数学を学び、物理学の教授となり、さらに工科大学の学長も務めるなど音楽家としては異 例の経歴を持つゾマー。作曲家としてもリヒャルト・シュトラウスとドイツ作曲家共同組合を創設するなど積極的に活動、歌劇や歌曲といった声楽作品を 多く発表し成功を収めました。 (Ki)
85-53391(3CD)
新しい道を求めて〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番〜第18番
CD1〜ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13 「悲愴」/ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1/ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2/ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22/CD2 〜 ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26 「葬送」/ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1/ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」/ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28 「田園」/CD3〜ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1/ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2 「テンペスト」/ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3 「狩り」
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)

録音:2017年4月(CD1)、2016年4月(CD2)、2014年3月(CD3)、バート・クロツィンゲン(ドイツ)
※使用楽器:Johann Gottlieb Fichtl, Vienna, 1803(CD1)、Nanette Streicher, Vienna, 1816(CD2)、Michael Rosenberger, Vienna, 1810(CD3)
ピリオド楽器奏者として評価を高めてきたドイツの鍵盤楽器奏者、トビアス・コッホ。キャリアの最初から歴史的な鍵盤楽器の表現力に魅了され、ハープシコード、クラヴィコード、タンジェント・ピアノ、フォルテピアノ、オルフィカ、ペダル・ピアノ、オルガン、ロマンティック・グランドピアノなど様々なピリオド楽器を広範な音楽的研究と実践研究によって選択し、多くの名盤を生み出してきました。
トビアス・コッホの特大リリースとなるベートーヴェン3枚組アルバムは、彼が長年続けてきたバート・クロツィンゲン城のコンサート・シリーズの枠組みで「ベートーヴェン 〜 新しい道を求めて(Beethoven - in search of new paths)」と題して行われたリサイタルからの録音です。ベートーヴェンが友人に対して「これまでの作品に不満がある」、「新しい道を歩むつもり」と明かしたと言われている時期、1797年から1802年にかけて書かれた11曲の革新的なピアノ・ソナタたち。作品とほぼ同時代に作られた3つのフォルテピアノ(ピリオド・ピアノ)を弾き分け、「悲愴」や「月光」、「テンペスト」などの革命的な傑作を含む個性的で多様なソナタを表情豊かに描いています。
4260085-533909
マーラー・エディション Vol.3
マーラー:交響曲第1番「巨人」
デュッセルドルフSO
アダム・フィッシャー(指)

録音:2017年2月10-12日ドュッセルドルフ・トーンハレ(ライヴ)
015/2016シーズンよりデュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者を務めているアダム・フィッシャー。2020年の契約満了までに全集を録音する計画 でスタートしたマーラー交響曲全曲録音プロジェクト第3弾。マーラーを得意とするアダム・フィッシャーのチクルスということで、第1弾のマーラー交 響曲第7番、第2弾の第4番ともに高い評価を得た注目のチクルスとなっています。 マーラー28歳の時の作品である交響曲第1番は、若々しい情熱と苦悩が表現された作品。はほぼ同時期に作曲された歌曲『さすらう若人の歌』と密接 に関係し、第1楽章には歌曲集第2曲「朝の野辺を歩けば」の旋律が引用されています。フィッシャーは、躍動感あふれる、瑞々しいエネルギーに満ち 溢れた音楽作りを行っています。さらには弱音の緊張感は特筆すべきものがあり、デュッセルドルフ響から新鮮な響きを引き出しています。 デュッセルドルフ交響楽団は、1818年創立の市音楽協会をルーツとするオーケストラで、メンデルスゾーンとシューマンがかつて音楽総監督を務めていた ドイツの名門。デュッセルドルフ交響楽団は、コンサート・オーケストラとしてはトーンハレを、劇場オーケストラとしてはライン・ドイツ・オペラを本拠と しています。 (Ki)

4260085-533923(1LP)
ドビュッシー:映像 第1集
 映像 第2集
シマノフスキ:マスク(仮面劇)Op.34
キャシー・クリエ(P)

録音:2016 年11月/フィルハーモニー・ルクセンブルク、室内楽ホール
ヨーロッパ・コンサート・ホール協会(ECHO)2015/2016シーズンのライジング・スターに選出されヨーロッパ各地の主要ホールで公演を行うル クセンブルク出身のピアニスト、キャシー・クリエ。これまでにCAvi musicからは4枚のディスクが発売されており、ヤナーチェク:ピアノ作品集(KKC 5388)は、レコード芸術で特選盤という好評を得ています。 彼女のここ最近のアルバムは、ラモーとリゲティ(4260085533084)、リストとベルク (4260085533398)といった異なるスタイルをもった作曲家を1枚のアルバムに収録し、それぞれの対比を鮮やかに描き出していました。今回のアル バムは、ドビュッシーとシマノフスキというほぼ同時代の作曲家でまとめています。シマノフスキは、ポーランドの印象派とも言われることや、一見ドビュッ シーと音楽的共通点があるように思いますが、シマノフスキ自身は若い頃は、印象主義やドビュッシーの音楽にはあまり共感を抱いていなかったようです。 しかしシマノフスキ中期の作品にあたる「マスク(仮面)」は、シマノフスキらしい神秘的なハーモニーは健在ですが、印象派の手法で書かれており、ドビュッ シーの影響も少なからず感じる作品。作曲家、作品、そして自身の表と裏を卓越した表現力と音楽性で見事に描いたアルバムです。20世紀のピアノ作品 集(4260085533428)に続くキャシー2枚となるLPでの発売です。 (Ki)
4260085-533930
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
弦楽四重奏曲第3番変ホ短調Op.30
(アンティエ・ヴァイトハース&ケーティ・シュトイリによる弦楽オーケストラ編曲版)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
カメラータ・ベルン

録音:2017年10月、ベルン、イッティゲン(スイス)
ヴァイトハース率いるカメラータ・ベルンによるチャイコフスキー。アルカント・カルテットの第1ヴァイオリンを務めるヴァイトハース。現在、1962年に 設立された伝統ある弦楽アンサンブルグループ、カメラータ・ベルンのリーダー兼ソリストも務めています。両コンビの録音は、ベートーヴェンの弦楽編曲版 (4260085532261)、ブラームスのヴァイオリン協奏曲(4260085533435/KKC.5680)に続く3作目です。 ヴァイオリンが華やかに活躍するチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。聴く者をあっという間に音楽に引き込み、哀愁に満ちた旋律、躍動感あふれるリズム、 そして華麗なテクニックなどヴァイオリンの魅力を余すところなく堪能できる作品です。安定感と豊かな音量でカルテットやアンサンブルの起点となるヴァイト ハースですが、ここでは端正で凛とした佇まいのなかに円熟した深みのある演奏を聴かせます。特に第2楽章ではロシア風のエレジーを感じさせる音楽を披 露しています。カップリングには、弦楽四重奏曲第3番の弦楽オーケストラ版。チャイコフスキーは1876年、チェコのヴァイオリニスト、フェルディナンド・ ラウブの死を悼んで弦楽四重奏曲第3番を作曲。ラウヴはチャイコフスキーの弦楽四重奏第1&2番の初演にも携わった関係で、この3番を彼に献呈して います。カメラータ・ベルンでコントラバスを担当するケーティ・シュトイリとヴァイトハースによる編曲は、第1〜3楽章までの悲哀に満ちた音楽を引き立て、 希望を感じさせるフィナーレに向かって厚みのある豊かな響きが魅力的です。 (Ki)
4260085-533947
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120の1
4つの小品Op.119(ピアノ・ソロ)
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120の2
ニコライ・プフェファー(Cl)
フェリクス・ヴァール(P)
ニコライ・プフェファーはドイツの若手クラリネット奏者。ザビーネ・マイヤー、カール・ライスターの弟子で、ドイツ派クラリネットの伝統継承者。相 方のピアニスト、フェリクス・ヴァールは1986年ボン生まれ。パヴェル・ギリロフ、ジャック・ルヴィエ、レオンスカヤに師事した実力派。ともに若手に 似合わぬ深いブラームスを聴かせてくれます。 (Ki)
4260085-533954
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 アダム・フィッシャー(指)
デュッセルドルフSO
2015/2016シーズンよりデュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者を務めているアダム・フィッシャー、2020年の契約満了までに全集を録音する 計画でスタートしたマーラー交響曲全曲録音プロジェクト第4弾。これまでに第7番(4260085533497)、第4番(4260085533787)、第1番 (4260085533909)が発売されています。
どっしり構えたテンポ設定にして緻密で見通しの良いサウンドが特徴。オーケストラの技量も素晴らしく、明るい音色でくっきりと、すべての楽器が手に 取るように聴こえてきます。第2楽章は激しく荒れ狂う音楽というよりも計算し尽くされたカオスという感じで、フレーズも強弱もテンポも、舌を巻くほど 細やかなコントロール。一つの声部が他の声部をかき消すことなく、常に複数の要素に鮮明な意識が向けられており、マーラーならではの異様なポリフォ ニーが目の醒める精度で音楽化されています。アダージェットの弦楽の羽毛のような軽やかさと柔らかさも感動的。 (Ki)
4260085-533961
クラリネット・デュオとオーケストラの饗宴
サン=サーンス(ファイゲルソン編):序奏とロンド・カプリチオーソ
ベールマン:協奏的二重奏曲Op.33
ポンキエッリ:つどいOp.76
ビゼー(レヴィタス編):カルメン幻想曲
プロコフィエフ(レヴィタス編):「ロミオとジュリエット」組曲
ガーシュウィン(ポヴォロツキー編):ラプソディ・イン・ブルー
アレクサンダー & ダニエル・ガーフィンケル(Cl)
エヴェン・アレクシス・クリスト(指)
コトブス市立O
アレクサンダー&ダニエル・ガーフィンケルは2本のクラリネットによる新星。何と双子で、見分けがつかないほどソックリな容姿。1992年生まれで、 一家は3代にわたるクラリネット奏者の家系で、彼らも12歳でメータ指揮イスラエル・フィルと共演したという天才です。基本は編曲ですが、サン=サー ンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」など、こちらがオリジナルかと錯覚させられるほど音色もテクニックもピッタリです。 (Ki)
4260085-533978
カルロス・グアスタヴィーノ(1912-2000):Bailecito
 Cantos Populares より第1、2、3、5、6、8、10番
 Tres Romances Nuevos 第1、2番
Las ninas
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36
マーティン・クレット(P)
1987年生まれの若きピアニスト、マーティン・クレットによる1枚。グアスタヴィーノはアルゼンチンの作曲家で、20世紀にしてその書法は完全なる ロマン派です。ラフマニノフのソナタがカップリングされていますが全部同じ作曲家と言われれば騙されてしまいそうなくらい自然につながります。演奏も 上々。ピアノ好き注目の美しいメロディと和声、心地よい技巧に満ちたアルバムです。 (Ki)
4260085-533985
カラーエフ:24の前奏曲
6つの子供のための小品
「ドン・キホーテ」より
エルナラ・イズマイロヴァ(P)
2018年に生誕100年を迎えるカレーエフ(1918-1982)はアゼルバイジャンの作曲家。祖国の民族音楽ムガムなどをバクー音楽院で学んだ後にモ スクワ音楽院でショスタコーヴィチに作曲を学びました。そのためか現代的な和声に支えられ歌われる表情豊かな旋律が特徴。カラッとした響きの中から 複雑な魅力がたちのぼります。バクー生まれのピアニスト、イズマイロヴァによる共感たっぷりの演奏でお楽しみください。 (Ki)
4260085-533992(2CD)
マーラー:交響曲第3番ニ短調 アンナ・ラーソン(S)
クララ・シューマン・ユースcho
デュッセルドルフ・ムジークフェライン女声cho
アダム・フィッシャー(指)
デュッセルドルフSO

録音:2017年11月9-13日/デュッセルドルフ・トーンハレ
第1楽章、おおきなスケールで歌われるホルンの斉唱と続く金管コラールのニュアンスに富んだ繊細な音色からして、これはと思わせる名演。指揮者とオー ケストラの呼吸がぴたりと合っています。素朴な旋律、震えるような音型、さまざまなテンポが目まぐるしく交錯する展開部の完璧な音響化も聴きものです。 終楽章の麗しさは本当に見事。ゆったりと奏でられるシンプルなメロディが、必要なものをすべて含んだ天上の音楽として立ち上ります。シャイーのマーラー 8番録音にも参加していた歌手、ラーソンのソロも美しく気品があり、フィッシャーの音造りとマッチした歌を聴かせます。 (Ki)

4260085-534005
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲 Op.35
ベートーヴェン:2つのロンド Op.51
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
タマール・ベラヤ(P)
グルジアの音楽一家で生まれ育った女流ピアニスト、タマール・バラヤによるベートーヴェンとリスト。高い技術を持ち開放的な演奏を聴かせるタイプで、 自身お気に入りの作曲家だと言う2人の作品を豪快に奏でます。 (Ki)
4260085-534012
パウル・ユオン:詩曲
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調『偉大な芸術家の思い出に』Op.50
ブーランジェ・トリオ

録音:2017年10月/ケルン
2006年にハンブルクで結成された女性3人によるブーランジェ・トリオ。CAVI MUSICやPROFILから既にいくつもリリースがあります。今作は50 分近い大作で長大な変奏曲が印象的なチャイコフスキーの名作『偉大な芸術家の思い出に』を録音しました。堂々たる演奏が楽しめます。パウル・ユオン (1872-1940)はドイツで活躍したスイス系ロシア人の作曲家。 (Ki)
4260085-534029
(1)シューベルト:白鳥の歌 D957より「アトラス」「君の肖像」「漁師の娘」「街」「海辺にて」「影法師」
(2)ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
(3)バーバー:3つの歌曲 Op.45
(4)バーンスタイン:アリアと舟歌
クリスティアン・イムラー(Br) 
アンナ・ステファニー((4)Ms)
クリストフ・ベルナー((1)(2)P) 
ダニー・ドリヴァー((3) (4)P)
シルビア・フレイザー((4)P)

録音:2016 年 6月、2017年 4月/バイエルン放送スタジオ2
2001年パリのナディア&リリー・ブーランジェコンクールで優勝した経歴を持つクリスティアン・イムラー。バッハ・コレギウム・ジャパン、ヘレヴェッ ヘ、ミンコフスキなど古楽系指揮者との共演も多いのですが、このアルバムではドイツ・ロマンとアメリカを組み合わせて新たな一面を見せています。バー ンスタインの『アリアと舟歌』は4手ピアノとメゾソプラノ、バリトンという編成でファンタジーが大いに飛翔します。 (Ki)
4260085-534036
ムソルグスキー:展覧会の絵
ガーシュウィン:3つの前奏曲
アール・ワイルド:ガーシュウィンの歌曲による7つの超絶技巧練習曲集より(第3曲 The Man I Love/第4曲 Embraceable You/第7曲 Fascinatin' Rhythm)
アール・ワイルド:ラフマニノフの歌曲からのピアノ編曲(夜の静けさ Op.4-3/夢 Op.38-5/小さな島 Op.14-2/春の水 Op.14-11/此処は素晴らしい場所 Op.21-7)
ベンジャミン・モーザー(P)

録音:2018年1月/ダーレム、イエス・キリスト教会
1981年にミュンヘンの音楽一家に生まれたベンジャミン・モーザーは、2003年アルトゥール・シュナーベル・コンクール第1位、2007年チャイコフスキー 国際コンクール5位入賞および聴衆賞など華々しい経歴を持つ若き名手。ベートーヴェンとシューベルトの最後のソナタを収録したアルバム(4260085533190) に続く2枚目のアルバムが登場。大曲『展覧会の絵』やアール・ワイルドが編曲した歌曲などを収録しており興味深い内容となっています。ラフマニノフの歌曲 の編曲版はめっぽう美しい逸品。
4260085-534043
(1)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第2番ト短調 Op.26
(2)スーク:ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.1
クリスティアン・テツラフ((1)Vn)
マキシミリアン・ホルヌング((1)(2)vc)
キヴェリ・デルケン((1)ピアノ)
マルティン・ヘルムヒェン((2)P)
アンティエ・ヴァイトハース((2)Vn)
ヴィッキ・パウエル((2)Va)

録音:2017 年 6 月/ハイムバッハ、シュパヌンゲン音楽祭(ライヴ)
C'Avi-musicの定番シリーズのひとつであるシュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音シリーズ。ドイツの名ピアニスト、ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭は、ドイツ西部のハイムバッハで毎年6月に行われる室内楽フェスティヴァルで、テツラフ兄妹やアンティエ・ヴァイトハースなど豪華アーティストの参加で人気を博しています。
本アルバムは2017年のライヴ・レコーディングより、チェコの師弟コンビの室内楽を収録。ドヴォルザークがわずか16日で書き上げたとされるOp.26のピアノ三重奏曲第2番と、スークが17歳の時に作曲し、師ドヴォルザークやブラームスの影響が認められるOp.1のピアノ四重奏曲を取り上げ、前者はクリスティアン・テツラフ、後者はアルカント・カルテットの第1ヴァイオリニスト、アンティエ・ヴァイトハースがヴァイオリンを務めています。偉大な才能を予感させる2作を、名手揃いの充実したアンサンブルでお楽しみください。
4260085-534050
シュパヌンゲン音楽祭2017年〜ガーシュウィン、プーランク、他
(1)ガーシュウィン:サックスとピアノのための前奏曲集
(2)プーランク:ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ FP33a
(3)マルク・アイシェンヌ(1933-):ヴァイオリン、サックスとピアノのためのカンティレーネとダンス
(4)ルトスワフスキ:ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ
(5)プーランク:ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲 FP43
アーシャ・ファチェーエヴァ((1)(3)Sax)
ラルス・フォークト((1)(4)P 
シビル・マーニ((2)Hrn)
ペーター・ドゥルピングハウス((2)Tp) 
エミリー・ホワイト((2)Tb) 
フロリアン・ドンダラー((3)Vn)
キヴェリ・デルケン((3)(5P) 
アンナ・レズニアク((4)Vn)
スティーブン・ハドソン((5)Ob) 
テオ・プラート((5)Fg)

録音:2017年6月20-25日(ライヴ)/ハイムバッハ、シュパヌンゲン音楽祭(ライヴ)
C'Avi-musicの定番シリーズのひとつであるシュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音シリーズ。ドイツの名ピアニスト、ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭は、ドイツ西部のハイムバッハで毎年6月に行われる室内楽フェスティヴァルで、テツラフ兄妹やアンティエ・ヴァイトハースなど豪華アーティストの参加で人気を博しています。
本アルバムは2017年のライヴ・レコーディングより、管楽器を中心とした近現代の室内楽を収録。通常のコンサートプログラムではあまり演奏されない曲も含まれていますが、奏者たち自身によって、自分たちで演奏してみたいと思う、内容の優れた作品が提案されているとのことです。音楽祭の創設者であり、芸術監督を務めるラルス・フォークトが参加した作品(ガーシュウィンとルトスワフスキ)が収録されている点にも注目です。
4260085-534067
モーツァルト:4手のためのソナタ ハ長調 K.521
ドビュッシー:白と黒で L.134
B.A.ツィンマーマン:2台ピアノのための『モノローグ』
ギュルル・エンサリ(P)
ヘルベルト・シュフ(P)
ドイツを代表する現代音楽作曲家、ベルント・アロイス・ツィンマーマンは2018年で生誕100周年。それを記念してギュルル・エンサリとヘルベルト・シュ フの夫婦ピアノ・デュオがアルバムを発表します。他の作曲家のメロディを大胆に引用する手法をたびたび用いたB.A.ツィンマーマン、『モノローグ』でもモー ツァルトやドビュッシーらの音楽が使われています。カップリングされた作品が引用元、という訳ではないのですが、4手作品で並べてみるとひとつの統一 された世界観が生まれます。時代を超えたデュオの系譜をお楽しみください。 (Ki)
4260085-534074
マーラー:交響曲『大地の歌』 アンナ・ラーソン(A)
スチュアート・スケルトン(T)
アダム・フィッシャー(指)
デュッセルドルフSO

録音:2018年1月11-15日(ライヴ)
デュッセルドルフSO首席指揮者のアダム・フィッシャー、2020 年の契約満了までに全集を録音する計画でスタートしたマーラー交響曲全曲録音プロジェ クトの第6弾。これまでに第7番、第4番、第1番、第5番、第3番が発売されており、くっきり緻密に描き分けつつも常に瑞々しい演奏が話題を呼んでいます。
次なる新譜はマーラーの「第九」である『大地の歌』。アダム・フィッシャーの音造りは相変わらず丁寧で、紡がれる音楽は流麗そのもの。素朴な場面でもド ラマティックな瞬間でも、しっかり鳴らしているのに見通し良く、常に気品のある響きが保たれています。第3番の録音でも名唱を聴かせたアンナ・ラーソンによ る「告別」は大変な美しさ。冬の星空のように儚いラストが感動的です。ティルソン・トーマス盤やラトル盤にも参加している『大地の歌』のスペシャリスト、ス チュアート・スケルトンの透明かつ張りのある歌声も素晴らしく、実に完成度の高い録音となっています。
4260085-534081
「鱒たち」
シューベルト:ピアノ五重奏曲『鱒』 D667
フェラント・クルイセント:サイバー変奏曲 〜シューベルトの『鱒』五重奏に基づく
ジェラルド・レッシュ:池、跳ねる
ヨハネス・X・シャハトナー:シューベルトの『鱒』五重奏への補遺
デヤン・ラツィック:鱒の池 〜シューベルトの『鱒』による変奏曲
オスモ・タピオ・ライハラ:ブライトウォーター
リナ・ニューダウアー(Vn)
ウェン=シャオ・ジェン(Va)
石坂団十郎(Vc)
リック・ストーテイン(Cb)
ジルケ・アヴェンハウス(P)
シューベルトの『鱒』五重奏に、現代作曲家による『鱒』を基にしたさらなる変奏曲をカップリング。ピアノストのジルケ・アヴェンハウスは『鱒』五重奏をずっ と録音したかったそうですが、それが珍しいアルバムとして結実しました。5人の作曲家がそれぞれ特定の楽器を主役として作曲しており、すべて『鱒』のテー マに基づくものの、まったく性格の異なる性格の作品となっています。ピアニストとして有名なデヤン・ラツィックの作品も収録。
(stan music)
4260085-534104
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1、3&5番 ヴェルナー・マツケ(Vc)
「stanmusic」は2008年9月に長年数々のCD制作に関わってきたアンドレアス・ノヴァーク氏とステファン・ガウリック氏によって設立されたレーベル。より自然な録音を信条としており、マイクセッティングにも時間を費やし、リアルな音場を捉えています。レーベル最初のアルバムはバロック・チェロによる無伴奏チェロ組曲。1962年生まれのチェリスト、ヴェルナー・マツケ。アンナ・ビルスマとゲルハルト・ダルムシュタットにバロック・チェロを学び、コンチェルト・ケルンの首席奏者として活躍していました。軽やかでありながら深みのある、楽器がより自然に響き流麗な演奏を聴かせてくれます。(Ki)
85-53411(3CD)
バーンスタイン:ピアノ&室内楽曲集

5つの記念日/4つの記念日/7つの記念日/13の記念日/ピアノ・ソナタ/タッチズ/レナード・バーンスタインのヴィジョン/クラリネット・ソナタ/ヴァイオリン・ソナタ/ピアノ三重奏曲/ミサ曲から3つの瞑想/ミッピー1世のためのエレジー/ミッピー2世のためのエレジー/ミッピー3世のためのワルツ/ライフィのためのロンド/舞踏組曲/バイマのためのファンファーレ/8音音階による変奏曲/ブライダル組曲/2台ピアノのための音楽/4人のサブラ
ベンヤミン・ヌス(P)、アンディ・マイルス(Cl)、ウェイン・マーシャル(P)、チャド・フープス(Vn)、リサ・シューマン(Vn)、フェルナンド・ニーナ(Vc)、マリア・クリーゲル(Vc)、パウル・ファン・ゼルム(Hrn)、ジェフリー・カント(Tb)、ハンス・ニッケル(チューバ)、ぺーター・メンケディーク(Tp)、ぺーター・ロト(Tp)、モーリス・シュテーガー(リコーダー)、ジェニファー・ミカレフ(P)

録音:2017年、2018年
20世紀を代表する指揮者でありながら、作曲家としても多数の作品を残したバーンスタイン。その中からピアノと室内楽作品をたっぷりと収録。管弦楽作品はよく知られていますが、小編成の曲をこれだけ一堂にまとめたアルバムは珍しいです。バーンスタイン・ファン、アメリカ音楽ファンは必聴の曲集となっています。
4260085-534173
チェロ二重奏作品集
ボッケリーニ:2つのチェロのためのソナタ ハ長調より アレグロ・モデラート 
C.V.フローレス(編:トーマス=ミフネ):ランプの灯影 
G.ケッペン:イディッシュ・ソング  
L.グリエルミ(編:ツェムリカ):バラ色の人生
L.テイセイレ(編:トーマス=ミフネ):カランドリア 
ドッツァウアー:「お手をどうぞ」による変奏曲(モーツァルトの歌劇「ドン・
ジョヴァンニ」の主題による変奏曲) 
アルベニス(編:トーマス=ミフネ):セヴィーリャ
ボワモルティエ:ソナタ ハ短調〜ラントマン&ジーグ op.14-3 
J.コスマ(編:ツェムリカ):「枯葉」
グリエール:デュエット第9番/デュエット第4番
サン=サーンス(編:G.ケッペン):「動物の謝肉祭」より「白鳥」 
ロドリゲス(編:K.アルトマン):ラ・クンパルシータ 
ハイドン:二重奏曲ニ長調 Hob.X:11 
フィリベルト:メンティアス
F.クープラン:コンセール第13番〜シャコンヌ/新しいコンセール第9番〜「私は知らない」
フィリベルト(編:トーマス=ミフネ):「ミロンガの泣くとき」 
オッフェンバック:二重奏曲 イ短調
M.モノー(編:ツェムリカ):愛の賛歌
ガーシュウィン(編:ツェムリカ):サマータイム
ヴィオロンセロ・ア・ドゥ
【ビルギット・ハイネマン(Vc)、
ウタ・シュリヒティヒ(Vc)】

録音:2011年3月、デュッセルドルフ(ドイツ)
ヴィオロンセロ・ア・ドゥ(Violoncello-a-deux)は、ドイツの名手ハイネマンとシュリヒティヒによって結成されたデュオ。ジャンルを越えて幅広いレパー トリーを持ち、多彩なジャンルの音楽を融合したオリジナリティあふれる選曲で注目を集める実力派団体です。クラシックとポピュラー、とりわけタンゴやシャ ンソン、アメリカ・ラテン音楽との融合に積極的な二人。本CDの選曲プログラムも、彼女たちの活動姿勢が強く反映されたものとなっています!収録さ れている楽曲は、ボッケリーニやハイドン、クープランといったチェロ二重奏の名曲から、タンゴ界の大作曲家フィリベルト、シャンソン界に名を馳せるモノー など実に多彩。トーマス・ミフネ、ケッペンらによってチェロ二重奏曲用に編曲された作品も多く収録しており、チェロ二台ならではのアンサンブルを堪能 することが出来ます。ここまで多彩なジャンルを混合した二重奏アルバムは希少!作品によって全く表情を変える二人の音色にも注目のおすすめ盤です! (Ki)

4260085-534227
20世紀ピアノ作品
ラヴェル:夜のガスパール*
P.ヤルナッハ:3つのピアノ曲op.17#
バルトーク:野外にて*
ルーシー・ヤルナッハ(P)

録音:2009年6月10日#、2010年1月19日(*のオンディーヌのみ)、2011年9月27日*
ルーシー・ヤルナッハは、1987年ハンブルク生まれのピアニスト。G.グルマン、G.オピッツらに師事し、2002年にスタインウェイ国際ピアノコンクー ルで優勝したことで一躍注目を集めた若手実力派による注目の新譜がリリースされます!スカルラッティから現代作品まで幅広いレパートリーを持つヤル ナッハが今回取り上げたのは、ラヴェル、バルトーク、P.ヤルナッハの3人。いずれも19世紀後半から20世紀現代を代表する作曲家たちであり、非常 に高度な表現力と技術が求められる難曲ぞろいのプログラムです。フィリップ・ヤルナッハ(1892-1982)はフランスを中心に活動していた20世紀を代 表する作曲家の一人。ルーシーと同姓なのは偶然ではなく、彼女はフィリップの孫にあたります。「3つのピアノ曲」は1924年に作曲された作品であり、 それぞれの楽章にバロック・ダンスのタイトルが付けられています。ブゾーニの影響も色濃く感じられる作風で、調性の狭間をおぼろげにさ迷うような旋 律の数々が印象的。「サラバンド」がゆっくりとポリフォニックな響きをひとつひとつかみしめる曲調である一方で、「ブルレスカ」では音の跳躍と軽快なリ ズム感によって、どこかおどろおどろしくもある滑稽さが魅力的です。ヤルナッハの指運びは非常に力強く、重々しい低音域の打音でもリズム感が失われる ことがないのが見事。バルトークの「野外にて」でも、タッチの明瞭さと力強さの魅力が存分に引き出されています!表現力も素晴らしく、ラヴェルで響 かせる透明感あふれる音色とヤルナッハやバルトークで魅せるほの暗い深さを持った重々しい音色の使い分けは見事。今後のさらなる飛躍にも大いに期待 が持てる、注目必至の若手です! (Ki)
4260085-53424
SIN PALABRAS - Without Words
3つのタンゴ(アニバル・トロイロのスタイルによる)
コルティナ(Karel Bredenhorst:サンバによる)
3つのミロンガ
コルティナ(バッハ:パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006のジーグによる)
3つのタンゴ(オスバルド・プグリエーセのスタイルによる)
コルティナ(バッハ:シンフォニア ト長調 BWV796による)
3つのタンゴ(ルシオ・デマーレのスタイルによる)
コルティナ(Julie Rokseth/Andreas Rokseth:Noctilucasによる)
3つのタンゴ・ワルツ
コルティナ(ショパン:前奏曲 嬰ハ短調Op.28-10による)
3つのタンゴ(オラシオ・サルガンのスタイルによる)
クアルテート・ソルタンゴ
[アンドレアス・ロクセス(バンドネオン)、マルティン・クレット(P)、カレル・ブレデンホルスト(Vc)、トマス・レイフ(Vn)]
2008年に結成されたタンゴ四重奏団、クアルテート・ソロ・タンゴ。使用楽器はヴァイオリン、チェロ、バンドネオン、ピアノ。現代の室内楽を土台として 伝統的なタンゴを奏でるスタイルが刺激に満ちた空間を作ります。1stアルバム(品番:4260085533312)に続く2作目のタンゴ・アルバムです。
アルゼンチン・タンゴを踊る場のことを指す「ミロンガ」(単に踊りの形式を指すこともある)では、数曲セットになった「タンダ」と、ダンスに一区切りつけ 踊り相手を替えるために様々なジャンルの音楽を流す「コルティナ」が交互に演奏されます。このアルバムは伝統的なミロンガの雰囲気をそのまま伝える構成になっ ており、コルティナの部分ではメンバーによるソロや二重奏が繰り広げられます。 (Ki)
85-53425
プロコフィエフ&ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ集
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.134
ナタリア・プリシェペンコ(Vn)、
ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2016年4月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
1973年ソ連(シベリア)生まれ、アルテミス四重奏団の第1ヴァイオリンとして18年間活動し多くの賞を受賞してきたヴァイオリニスト、ナタリア・プリシェペンコが、同じ1973年ソ連(レニングラード)生まれの名ピアニスト、ディーナ・ウゴルスカヤと共演したアルバム。2019年に癌で亡くなったウゴルスカヤが、長い闘病によって体調が悪化しているなかでこだわり抜いた晩年の録音です。
多くの共通点を持ちながら、まったく異なる道を歩むこととなったプロコフィエフとショスタコーヴィチ。互いに批判しながらも、営業を受け、認めあってきたロシアの巨匠たちのヴァイオリン・ソナタを、現代ロシアの名女流奏者たちが奏でます。
4260085-534326
新古典主義のヴァイオリン・ソナタ集
シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ.ニ短調 Op.9
ヒンデミット:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ変ホ長調 Op.11-1
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ P.110
デュオ・ビリンガー【レア・ビリンガー(Vn、ジョバンニ・バティスタ・チェルーティ制作 1800年頃)、エスター・ビリンガー(P)】

録音:2013年1月、ルドルフ=エトカー=ハレ 小ホール(ドイツ、ビーレフェルト)
ドイツの姉妹デュオ、レア・ビリンガーとエスター・ビリンガーによる20世紀初頭のヴァイオリン・ソナタ集。シマノフスキの初期の作品であるヴァイオリン・ ソナタ。表現主義の影響が色濃く表れたヒンデミットのヴァイオリン・ソナタ作品11-1。そして自身もヴァイオリン、ヴィオラ奏者として活動していたレスピー ギのロマンティックなヴァイオリン・ソナタ。技巧的にも音楽的にも難しい3曲を多彩な表現力と輝くような音色で見事に聴かせてくれます。 ヴァイオリンのレアは、3歳でヴァイオリンをはじめ、モーツァルトテウム音楽大学でイゴール・オジム氏、ウィーン・コンセルヴァトリウム音楽大学でパヴェ ル・ヴェルニコフ氏に師事しています。幼少の頃から才能を開花させ、14歳のときにはパヴェル・バレフ指揮ベルリン交響楽団と共演し、その後各地の 音楽祭に招待されます。クロスター・シェーンタール国際ヴァイオリン・コンクール、ロドルフォ・リピツァー賞ヴァイオリン・コンクール、ルートヴィヒ・ シュポア国際ヴァイオリン・コンクールなど数々の国際コンクールで入賞。使用楽器はドイツ音楽財団から貸与されたジョバンニ・バティスタ・チェルーティ (1800年頃/クレモナ)。 (Ki)
4260085-534289(3CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディションVol.31
■CD1【ワーグナー:パラフレーズ&トランスクリプション】
1.ワルキューレの騎行(カール・タウジヒ編)
2.ジークムントの愛の歌(ルイ・ブラッサン編)
3. 「ニーベルングの指輪」〜「魔の炎の音楽」(ルイ・ブラッサン編)
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)/録音:2013年6月19日ライヴ
4.「神々の黄昏」〜「葬送行進曲」(フェルッチョ・ブゾーニ編)
5.「タンホイザー」〜序曲(リスト編)
6. 「タンホイザー」〜「おお, お前, 優しい夕星よ」(リスト編)
7.トリスタンとイゾルデ前奏曲(ゾルタン・コチチュ編)
8.イゾルデの愛と死(モシュコフスキ編)
■CD2【ヴェルディ&ワーグナー:パラフレーズ&トランスクリプション】
1.「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ(リスト編)
2.「トロヴァトーレ」のミゼレレによる演奏会用パラフレーズ(リスト編)
3.「エルナーニ」による演奏会用パラフレーズ(リスト編)
4.「アイーダ」〜賛歌、行進曲、舞曲(2台ピアノ用)(ピエルネ編)
5.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜前奏曲(2台ピアノ用)(マックス・レーガー編)
6. 「ニーベルングの指輪」〜「バイロイトの思い出」(4手ピアノ)(ガブリエル・フォーレ/アンドレ・メサジェ編)
7.「トリスタンとイゾルデ」〜「ミュンヘンの思い出」(4手ピアノ)(シャブリエ編)
■CD3【現代音楽集】
1.リスト:不吉な星、不吉な災難S.208
2.ペーター・ルジツカ(1948-):凶星について
3.シドニー・コルベット(1960-):クンドリーの碑
4.フランク・アムサレム(1961-):Brooding
5.ヴァソス・ニコラウ(1971-):エチュード〜第6,7,8番
6.ヨルク・ヘラー(1944-):タマラのために
9.マルク・アンドレ=アムラン(1961-):舟歌
■CD1
1.ヨーゼフ・モーグ(P)/録音:2013年5月13日ライヴ
2.〜4.フェデリコ・コッリ(P)/録音:2013年6月1日ライヴ
5.6. チャン・ヤ=フェイ(P)/録音:2013年7月13日ライヴ
7.セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)/録音:2013年6月19日ライヴ
8.ヨーゼフ・モーグ(P)/録音:2013年5月13日ライヴ

■CD2
1〜3.ヨーゼフ・モーグ(P)/録音:2013年5月13日ライヴ
4.〜7.チャン・ヤ=フェイ(P)&ロバート・レヴィン(P)/録音:2013年7月13日ライヴ

■CD3
1.ソフィー・マユコ=フェッター(P)/録音:2013年7月17日
2.ソフィー・マユコ=フェッター(P)/録音:2013年5月30日
3.セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)/録音:2013年6月19日ライヴ
4.タマラ・ステファノヴィッチ(P)/録音:2013年5月12日ライヴ
5.6.タマラ・ステファノヴィッチ(P)/録音:2013年5月23日
9.マルク・アンドレ=アムラン(P)/録音:2013年6月29日ライヴ
ドイツ屈指の工業地帯として知られている,ルール地方で毎年行われるこのピアノフェスティバル。世界のピアニストが定期的に集まる出会いの場です。 第1回の開催セレモニーではポリーニが登場、すでに有名になった音楽家だけでなく、豊かな才能を持った若手の登竜門にもなっています。 2013年は音楽祭25年周年という節目の年でした。第31弾目となる本アルバムは、2013年アニヴァーサリー・イヤーだったワーグナーとヴェルディに 焦点を当てたプログラム構成となっております。 リスト、ルイ・ブラッサン、カール・タウジヒ、ブゾーニ、コチシュ、モシュコフスキらが編曲したワーグナーとヴェルディの作品と現代音楽家がワーグナー、 ヴェルディの音楽に影響されて書いた作品を収録した3枚組仕様。これらの作品は、技巧はもちろんのこと、ワーグナーとヴェルディの壮大な舞台芸術の 世界を描く表現力が必要とされます。このアルバムに登場する若き実力者たちは、そのような難曲も自分のものにし、卓越したテクニックと優れた音楽性 で聴かせてくれます。 注目はドイツの若手ヨーゼフ・モーグ。1987年ドイツ、ルートヴィヒスハーフェンの音楽一家に生まれ。幼少のころから才能を開花させ、数々のコンクー ルで入賞。最近では、ヨーロッパ各国の音楽専門誌や放送局の批評家により選出される名誉あるICMA(International Classical Music Awards)で 2012年に「Young Artist of the Year」を受賞、2014年には「Solo Instrumentalist of the Year」を受賞に今最も注目されているピアニストの一 人です。2014年日本で行われるラ・フォル・ジュルネにも出演予定で今後の活躍に目が離せません。このアルバムに収録されているモシュコフスキ編曲の「イ ゾルデの愛と死」は、ヨーゼフ・モーグの美しいピアノの音、透徹した歌心で説得力のある演奏を聴くことができます。その他にも「ワルキューレの騎行」 やヴェルディ/リスト編曲の演奏会パラフレーズなど力強くも繊細な響きの演奏を披露しています。 また、2003年エリーザベト王妃国際コンクール優勝したセヴェリン・フォン・エッカードシュタイン。リーズ国際コンクール優勝のフェデリコ・コッリ。 台湾で神童として注目され18歳でケルン国際ピアノ・コンクール優勝したチャン・ヤ=フェイ。シュトックハウゼンの弟子であったミヒャエル・フェッター を祖父に持ち、自身も現代曲もレパートーリーとして持つ札幌生まれのソフィー・マユコ=フェッター。エマールの弟子で現代音楽を得意とし、自身に捧 げられた作品を本アルバムでは演奏しているタマラ・ステファノヴィッチ。そしてベテラン、ロバート・レヴィン、マルク・アンドレ=アムランらの演奏が収 録され、ピアノ・ファンの祭典らしい音楽祭の魅力が詰まっています。 (Ki)

4260085-534333(5CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディションVol.32
■CD1(64’45)
シューベルト:4つの即興曲Op.142 D935〜第3曲、第4曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
ラヴェル:夜のガスパール
■CD2(70’52)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op109
ヘンデル:組曲第4番ニ短調HWV437
シューマン:クライスレリアーナOp.16
■CD3(55’52)
モーツァルト:幻想曲ニ短調 KV397
シューベルト:ピアノ・ソナタ.イ長調Op.120D664
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
リスト:イゾルデの愛の死S447
■CD4(78’28)
ベートーヴェン(リスト編):遙かなる恋人に寄すOp.98
シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
ドビュッシー:12の練習曲〜第1部
シューベルト(リスト編):水の上で歌う
シューマン(リスト編):ミルテの花
ヴェルディ(リスト編):「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
■CD5(64’09)
ハイドン:ピアノ・ソナタ.ニ長調HoB.XVI:24
モーツァルト:幻想曲第2番ニ短調KV397
ワーグナー:黒鳥館への到着(アルバムの綴り)WWV95
ワーグナー(モシュコフスキ編):イゾルデの愛の死
ワーグナー(タウジヒ編):ワルキューレの騎行
ドビュッシー:忘れられた映像 (レント/ルーヴルの思い出/嫌な天気だから“もう森へが行かない”の諸相
ヴェルディ(リスト編):「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
ヴェルディ(リスト編):「トロヴァトーレ」による演奏会用パラフレーズ
ヴェルディ(リスト編):「エルナーニ」による演奏会用パラフレーズ
■CD1(64’45)
フェデリコ・コッリ(P)
録音:2013年6月1日

■CD2(70’52)
ワルワラ・ネポムニャシチャヤ(P)
録音:2013年5月30日
■CD3(55’52)

イスマエル・マルゲン(P)
録音:2013年5月31日

■CD4(78’28)
エイヴァン・ユー(P)
録音:2013年5月13日

■CD5(64’09)
ヨーゼフ・モーグ(P)
録音:2013年5月13日
毎年ドイツのライン、ルール川周辺の主力産業都市で行われているルール・ピアノ・フェスティヴァル。毎年豪華な出演者に注目が集まり、今年2014年は、アンドラーシュ・シフ、アルフレード・ブレンデル、マリア・ジョアン・ピリス、そしてマルタ・アルゲリッチと錚々たる面々が参加しています。そし てもう一つの音楽祭の魅力は、各国際コンクールなどで優秀な成績を残した有望な若手ピアニストが多数登場する点です。このアルバムは2013年のハ イライトを収録した内容で、ヨーゼフ・モーグ、フェデリコ・コッリ、ワルワラ・ネポムニャシチャヤ、イスマエル・マルゲン、エイヴァン・ユーといった若 手ピアニストの演奏が収録されています。
ヨーゼフ・モーグは、1987年ドイツのルートヴィヒスハーフェン生まれ。音楽家の両親を持ち4歳からピアノをはじめる。カールスルーエ音楽大学を 経て、ヴュルツブルクでグレムザーに、ハノーファーでヴァルディに師事。2012年にはクラシックの権威ある賞ICMAで “今年の若手アーティスト” に選出、 2014年には “今年のソロ・アーティスト” にエリザベート・レオンスカヤと共に選ばれるなど、世界で注目されているピアニストです。
エイヴァン・ユーは1987年香港生まれ。9歳のときにヴァンクーヴァーへ移住し、ケンス・ブロードウェイ、ラルフ・マークハムに師事。その後ドイツ のベルリン芸術大学のクラウス・ヘルビッヒのもとで学ぶ。現在はベルリン在住。カナダ・ショパンコンクールで優勝、スペイン・サンタンデール国際ピア ノコンクールで2位と聴衆賞を獲得するなど、高く評価されていきました。
イスマエル・マルゲンは1992年生まれ。ジャック・ルヴィエやロジェ・ムラロらに師事。若2012年12月のロン=ティボー国際音楽コクールで第3 位および聴衆賞を受賞しています。
ワルワラ・ネポムニャシチャヤは1983年モスクワ生まれ。モスクワにあるグネーシン音楽大学で学び、その後モスクワ音楽院でミハイル・ヴォスクレ センスキー教授に師事。そして2011年からハンブルク音楽演劇大学でエフゲニー・コロリオフの下で研鑽を積んでいます。コンクール入賞経験も豊富で、 2012年ゲザ・アンダ国際コンクールで第1位、聴衆賞、モーツァルト賞を獲得し注目を集めたピアニストです。
フェデリコ・コッリは1988年イタリア、ブレシア生まれ。ミラノ音楽院で学ぶ。2011年モーツァルト国際コンクール、2012年リーズ国際コンクール と相次いで優勝した新時代を代表するであろうピアニストの一人です。 (Ki)
85-53337
シューマン&ヒラー:ピアノ五重奏曲集
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(1842)
フェルディナント・ヒラー(1811-1885):ピアノ五重奏曲 ト長調 Op.156(1873
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)、
ケルン・プレイエルSQ

録音:2014年、シューマン・ハウス、ツヴィッカウ(ドイツ)
フェルディナント・ヒラーは、1811年にドイツに生まれました。1810年に生まれたロベルト・シューマンとは1歳違いで、4つの交響曲を含む200曲以上の作品を残しました。フンメルに師事し非常に優秀なピアニストとしても有名でした。当時ドイツの楽壇では重鎮的存在であり、演奏者、作曲家としてだけでなくケルン音楽院の院長を務めるなど様々な面で活躍しました。同時収録されているシューマンのピアノ五重奏曲と同じようにヒラーの曲もまさにロマン派といった作風で堂々たる作品に仕上がっています。
シューマンやロマン派の作品を特に重視しているトビアス・コッホ。クララ・ヴィーク=シューマンのいとこであるヴィルヘルム・ヴィークが1860年頃に作成したフォルテピアノを使用している点も注目です。また、知られざる作品を積極的に取り上げてきたケルン・プレイエルSQの演奏は躍動感に溢れた素晴らしいものになっています。
85-53357
ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919-2006):ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番(1947)、ピアノ・ソナタ第2番(1949)、ピアノ・ソナタ第3番(1952)、ピアノ・ソナタ第4番(1957)、ピアノ・ソナタ第5番(1986)、ピアノ・ソナタ第6番(1988)
アントニー・バリシェフスキー(P)

録音:2016年、テルデック・スタジオ、ベルリン(ドイツ)
1919年にペトログラード(後のサンクトペテルブルク)に生まれたガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919-2006)。レニングラード音楽院ではショスタコーヴィチに師事しています。ショスタコーヴィチは未完成の作品をウストヴォーリスカヤに送り、その曲に対する彼女のコメントを重視していました。また、それらの作品に彼女が作曲したテーマが引用されるなど、ウストヴォーリスカヤに大きな期待と信頼を寄せていたことが分かります。とはいえ彼女自身が、ショスタコーヴィチの影響を受けたかというと、ショスタコーヴィチに限らず「私の音楽と、他の作曲家の音楽には全く関係性やつながりはない」と自身が語るほど、独自の世界観で作曲活動を行っていたということが窺えます。特に、後年になるにつれてその傾向は強くなっていきます。ソ連時代はほとんど実演されなかった作曲家ではありますが、ソ連崩壊後は演奏会でも取り上げられるようになってきました。
1988年ウクライナ生まれのピアニスト、アントニー・バリシェフスキーは、ウクライナ国立チャイコフスキー記念音楽院で学びました。ヴァレリー・コズロフに師事し、2014年には「アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール」にて優勝を果たしました。その後国内外で活躍しています。
85-53382
ヴァイオリンとピアノのための作品集
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番「ルーマニアの民俗様式で」 イ短調 Op.25
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
ニコス・スカルコッタス(1904-1949):小組曲第1番 AK 51、小組曲第2番AK 52
ラヴェル:ツィガーヌ
ヨニアン・イリアス・カデシャ(Vn)、ニコラス・リマー(P)

録音:2016年5月(ドイツ)
サルヴァトーレ・アッカルドやアンティエ・ヴァイトハースに学んだ才能豊かなヴァイオリニスト、ヨニアン・イリアス・カデシャによるヴァイオリンとピアノのための作品集。エネスコやラヴェルはもちろんのこと、聴きどころはスカルコッタスの小組曲です。完璧ともいえる卓越した技術で難曲を弾きこなす姿は息をのむほどの迫力と緊張感に満ちています。
85-53383
メタモルフォージス〜ホルンとピアノのための

(1)ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17

(2)シューマン:アダージョとアレグロ Op.70*
 幻想小曲集 Op.73(ヴォイタ編)+
 3つのロマンス Op.94(ヴォイタ編)+

(3)クレーベ:ベートーヴェンのピアノ・ソナタ Op.27-2「月光」による変容 Op.95
プジェミスル・ヴォイタ(Hrn)、
トビアス・コッホ(ピリオド・ピアノ&ピアノ)

(1)使用楽器:ナチュラル・ホルン(クルトワ1833年製)、ピリオド・ピアノ(コンラート・グラーフ1821−22年製)
(2)使用楽器:F管シングルホルン(ダニエル・フックス19世紀末製)*、F/B♭管ダブルホルン(アレキサンダー2012年製)+、ピリオド・ピアノ(ピエール・エラール1839年製/No.14845)
(3)使用楽器:F/B♭管ダブルホルン(アレキサンダー2012年製)、ピアノ(スタインウェイ1992年製/コンサートグランドNo. D-521670)

録音:2015年、WDRクラウス・フォン・ビスマルク・ザール(ケルン、ドイツ)
若手演奏家の登竜門の中でも最難関として有名なARDミュンヘン国際音楽コンクールの2010年のホルン部門で第1位、聴衆賞、最優秀新作演奏賞、ニュー・フィルハーモニー・ヴェストファーレン特別賞を受賞するなど圧倒的な成績を収め、ラデク・バボラークに続くチェコの天才ホルニストとしてその名を世界に轟かせたプジェミスル・ヴォイタ(1983−)。
続く2011年のベートーヴェン・フェスティヴァル・ボンでもベートーヴェン・リング賞を受賞するなど目覚ましい活躍を繰り広げたヴォイタは、ドレスデン・シュターツカペレのアカデミーからベルリン・シュターツカペレ、ベルリン・コンツェルトハウスOの首席奏者へと転身。2015年からはケルンWDRSOの首席ホルン奏者を務めている世界屈指のホルニストです。
このホルンの歴史の「メタモルフォージス(変容、変遷)」を表現したプログラムでヴォイタは、作品の時代ごとにクルトワのナチュラル・ホルン、フックスのシングルホルン、アレキサンダーのダブル・ホルンの3本のホルンを吹き分けており、それぞれの作品が書かれた当時のホルンの響きや奏法の再現を見事に表現しています。
ヴォイタと共演する鍵盤奏者はピリオド・ピアノの世界的名手として高名なトビアス・コッホ。グラーフとエラールのピリオド・ピアノ、そしてスタインウェイのモダン・ピアノを巧みに弾きこなし、ヴォイタのホルンのサウンドを際立たせています。
85-53388
グリンカ:ピアノ変奏曲集
「母に祝福あれ」の主題による変奏曲 ホ長調(1826)、ケルビーニの歌劇「ファシスカ」の主題による変奏曲 変ロ長調(1826/27)、ドニゼッティの歌劇「アンナ・ボレーナ」の主題による華麗な変奏曲 イ長調(1831/32)、バレエ「キア・キング」の2つの主題による変奏曲 ニ長調(1831)、ベッリーニの歌劇「カプレーティとモンテッキ」の主題による変奏曲 ハ長調(1832)、アリャビエフの「ナイチンゲール」の主題による変奏曲(1832)
グリンカ(バラキレフ編):ひばり
リャードフ:グリンカの主題による変奏曲
ウラディーミル・ストウペル(P)

録音:2016年6月、ケルン(ドイツ)
ロシア生まれのフランス人ピアニスト、ウラディーミル・ストウペルによるグリンカのピアノ変奏曲集。今回のプログラムではあえて作曲時代順に並べることによって、グリンカの作曲の変遷を辿ることができるようになっています。また、『ロシア音楽の父』ともいうべきグリンカの影響力を感じさせるように、バラキレフとリャードフの作品も収録されることになりました。ジュネーブ国際音楽コンクールで最優秀賞に輝いたストウペルが華麗にグリンカを披露します。
85-53406
対話
モーツァルト:4手のためのソナタ ハ長調 K.521
ドビュッシー:白と黒で
ベルント・アロイス・ツィンマーマン:2台ピアノのためのモノローグ(クロード・ドビュッシーへのオマージュ)
ギュルル・エンサリ(P)、
ヘルベルト・シュフ(P)

録音:2018年4月、 SWR Funkstudio(ドイツ、シュトゥットガルト)
20世紀ドイツの重要な作曲家、B.A.ツィンマーマン生誕100年を記念した、対話(ディアローグ)と独白(モノローグ)がテーマのアルバム!ツィンマーマンの「モノローグ」は1960年に作曲された「2台ピアノとオーケストラのためのディアローグ」を書き直したもので、ドイツ・オーストリアの作曲家とフランスの作曲家を対にしての引用(モーツァルト&ドビュッシー、ベートーヴェン&ドビュッシー、バッハ&メシアン)がみられる興味深い作品。カップリング曲にもモーツァルトとドビュッシーの作品が選ばれていますが、ドビュッシーの「白と黒で」の第2曲には、フランソワ・ヴィヨンの「フランスの敵に対するバラード」の一節が掲げられており、フランス国歌やルターのコラールが引用されているのですから、なんとも意味ありげな選曲です。エンサリ&シュフの夫婦デュオによって、それぞれの独白が対話になっていく様がうまく表現されています。
85-53408
シューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」&「鱒」に基づく現代作品集
フェラント・クルイセント:サイバー変奏曲
シューベルトの「鱒」五重奏に基づく
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 「鱒」 Op.114 D.667
ジェラルド・レッシュ:池と湧水
ヨハネス・X・シャハトナー:シューベルトの「鱒」五重奏への補遺
デヤン・ラジッチ:鱒の池
 シューベルトの歌曲「鱒」の主題に基づく変奏曲
オスモ・タピオ・ライハラ:Kirkasvetinen (ブライトウォーター)
ジルケ・アヴェンハウス(P)、
レナ・ノイダウアー(Vn)、
ウェン=シャオ・ジェン(Va)、
石坂団十郎(Vc)、
リック・ストーテイン(Cb)

録音:2018年5月、SWRスタジオ(ドイツ、カイザースラウテルン)
以前からシューベルトの「鱒」五重奏曲を録音したいと考えていたピアニストのアヴェンハウスは、かつてジルヴェスター・パウムガルトナーがシューベルトに「歌曲『鱒』の主題による変奏曲を含む五重奏曲」の作曲を依頼したように、5人の現代作曲家に「鱒」に基づく作品を委嘱し、『トラウト(鱒)・プロジェクト』を立ち上げました。依頼には演奏時間の制限や、メインの楽器を一つ選ぶという条件があり、その結果テンポも性格もさまざまな、5つのユニークな作品が生まれました。シューベルトの和声を参照したライハラの作品を除き、各曲にはところどころ「鱒」の動機やテーマの断片が現れるため、現代音楽に馴染みのないリスナーでも問題なく楽しむことができます。オリジナルの「鱒」五重奏曲の演奏も、洗練と迫力を両立させた素晴らしいものです。
85-53422
ラヴェル:夜のガスパール
フィリップ・ヤルナッハ(1892-1982):3つのピアノ曲 Op.17
バルトーク:戸外にて
ルーシー・ヤルナッハ(P)

録音:2009年6月&2010年1月&2011年9月、ミュンヘン音楽・演劇大学(ドイツ)
1987年ハンブルクに生まれたルーシー・ヤルナッハは、ゲルハルト・オピッツ、レイフ・オヴェ・アンスネス、ジャン=フィリップ・コラールらに師事し、スタインウェイ国際ピアノ・コンクール(2002年)での優勝経験をもつ実力派ピアニスト。アルフレット・ブレンデルは彼女のことを「才能に溢れ、知的な音楽家であり、真のピアノの才能を持っている」と高く評価しています。スカルラッティから現代作品まで幅広いレパートリーを持つヤルナッハは、本アルバムでラヴェル、バルトークの標題音楽的な性格をもつ名作に、曾祖父フィリップ・ヤルナッハ(1892-1982)の作品を組み合わせるという、ユニークなプログラムを実現。難曲を揃えたことで、彼女の優れたテクニック、特にリズム感の素晴らしさが際立つ結果となりました。
演奏者の曾祖父、フィリップ・ヤルナッハは、1982年フランス生まれの作曲家。パリのコンセルヴァトワールでエドゥアール・リスラーとアルベール・ラヴィニャックに師事。フランスではドビュッシーやラヴェルとの仕事を通じて大いに刺激を受けていたようですが、1914年には文化や音楽に親しみを持っていたドイツへの移住を決意。途中過ごしたチューリッヒでのブゾーニとの出会いが、彼に大きな足跡を残すことになります。本アルバムに収録された「3つのピアノ曲」(1924)もブゾーニの影響が認められる作品。「バッラービレ」「サラバンド」「ブルレスカ」と各曲は舞曲がタイトルになっていますが、それらの伝統的な形式は器として利用しているだけで、実際にはポリフォニックな構造と、フランス印象派を彷彿とさせる技法で作曲されています。
85-53424
SIN PALABRAS 言葉もなく
アニバル・トロイロのスタイルによる3つのタンゴ
コルティナ(カレル・ブレデンホルスト:サンバ) [チェロ&ループ・ステーション]
3つのミロンガ
コルティナ(バッハ:パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006のジーグ) [ヴァイオリン・ソロ]
3つのタンゴ(オスバルド・プグリエーセのスタイルによる)
コルティナ(バッハ:シンフォニア ト長調 BWV796) [バンドネオン&チェロ]
3つのタンゴ(ルシオ・デマーレのスタイルによる)
コルティナ(ジュリー・ロクセス&アンドレアス・ロクセス:ノクティルカス)
3つのタンゴ・ワルツ
コルティナ(ショパン:前奏曲 嬰ハ短調Op.28-10)[ピアノ・ソロ]
3つのタンゴ(オラシオ・サルガンのスタイルによる)
クアルテート・ソルタンゴ〔マルティン・クレット(P)、アンドレアス・ロクセス(バンドネオン)、カレル・ブレデンホルスト(Vc)、トマス・レイフ(Vn)〕

録音:2018年5月、 ドイチュラントラジオ 室内楽ホール(ドイツ、ケルン)
このアルバムは、リスナーを伝統的なミロンガ(アルゼンチン・タンゴのダンス・パーティ)の雰囲気に引き込むことを目的としており、コルティナ(ダンスにひと区切りつけ踊り相手を替えるための音楽)で区切られたタンダ(数曲のダンスがセットになったもの)で構成されています。タンダはそれぞれ黄金時代の有名なバンドリーダーのスタイルをとっています。現在のタンゴDJはポップスからジャズ、クラシックまで様々なジャンルのコルティナを演奏するようになっていますが、本アルバムでもメンバーがミュージシャンとしての多様なバックグラウンドを反映した短いソロやデュオ曲(バッハやショパンも!)を披露しており、よりリアルな雰囲気を作り出しています。
85-53443
バガテル
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ
ベートーヴェン:11のバガテル
 Op.119、6つのバガテル Op.126
ヘルベルト・シュフ(P)

録音:2017年12月、バイエルン放送スタジオ2 (ドイツ)
ベートーヴェンとリゲティのミニマルな作品を交互に演奏した、シュフらしい刺激的なプログラム!バガテルは「些細なもの」を意味するフランス語由来の曲種ですが、小規模ながらも自由に作曲された独創的な作品であることが多く、ベートーヴェンのものをはじめ、決して見逃すことのできないジャンルです。リゲティの「ムジカ・リチェルカータ」はそのミニマルな構造や各曲の性格、短さ、また後に木管楽器のための「6つのバガテル」に編曲されたという点からも、一種のバガテルと見做すことができるでしょう。最後の1音以外すべてA(ラ)の音で構成された第1曲から、1音ずつ使える音が増えてゆき、終曲で12音すべてが用いられる…という趣向の作品です。
シュフはベートーヴェンのOp.119とリゲティの「ムジカ・リチェルカータ」(曲数はともに11曲)を1曲ずつ交互に配置し、ベートーヴェンのOp.126についてはアルバムの最後で6曲続けて演奏しています。Op.119がさまざまな出自の作品を集めた曲集であるのに対し、Op.126は最初から連作として作曲され、またすべてのピアノ・ソナタの後に書かれた、ベートーヴェン最後のピアノ作品である点を意識しているのでしょう。彼は「聴き手がもはや作曲家が誰なのか分からない状態を作ること」を目標にしたと語っています。アルバムを通して聴くと、ベートーヴェンとリゲティがともに最小限の素材から豊かな創造物を生み出す天才であったことがはっきりと感じられるようになっています。
85-53444
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.2
弦楽四重奏曲第1番ト長調 K.80 「ローディ」
弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458 「狩」
弦楽四重奏曲第20番ニ長調 K.499 「ホフマイスター」
アルミーダQ

録音:2018年7月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
「弦楽四重奏の父」であるハイドンのオペラにちなんで名付けられ、2006年にベルリンで設立されたアルミーダ四重奏団(アルミーダ・カルテット)。2012年にミュンヘンの国際ARDコンクールで1等賞と聴衆賞、更に6つの賞を受賞し華々しいキャリアをスタートさせ、2014年〜2016年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれています。
有名な音楽出版社「ヘンレ」との共同プロジェクトとして2016年にスタートしたモーツァルトの弦楽四重奏曲集第2弾。新しいヘンレ原典版の楽譜を使い、2021年までにモーツァルトの弦楽四重奏曲全集録音を予定しています。
85-53446
セクエンツァ
ビーバー:ロザリオのソナタより パッサカリア ト短調
シャリーノ:6つのカプリースより 第2番&第5番
ベリオ:セクエンツァ VIII
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.121
フランツィスカ・ヘルシャー(Vn)
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)

録音:2018年5月-6月、ドイツ放送カンマームジークザール(ドイツ、ケルン)
「人気があるかどうかを基準とせず、各時代の重要な作品をリスナーに届ける」「初期の音楽の視点から現代音楽を照らし、過去の作品に現代的な特徴を見出す」という明確な意思のもと、バロック期のビーバーと20世紀のシャリーノ、ベリオを並べ、「両極端は相通ず」を実際に音で示した1枚です。アルバム後半に置かれたシューマンの「ヴァイオリン・ソナタ第2番」についても、バロック的な形式であるコラールと、進歩的な作曲技術、表現手段を組み合わせている点で、ビーバーやシャリーノとつながる作品であるといいます。このようなプログラムに説得力を持たせるのは容易なことではありませんが、フランツィスカ・ヘルシャーは緊張の糸を途切れさせることなく、技術的にも内容的にも素晴らしい演奏を繰り広げ、聴き手を魅了することに成功しています。

4260085-534517(3CD)
ルール・ピアノ・フェスティバルVol.34〜ライヴ録音2015
■CD1
(1)シベリウス:6つの即興曲 Op.5、5つの小品(樹の組曲)Op.75
(2)シベリウス:5つの小品(草花の組曲)Op.85
(3)シベリウス:2つのロンディーノOp.68、ソナチネ第1番嬰ヘ短調Op.67、小ワルツ Op.40-1、6つのバガテルより「ユーモレスクT」Op.97-1、「ユーモレスクU」Op.97-6、村の教会Op.103-1、2つの小品
Op.111B、5つのスケッチOp.114
■CD2
(1)グリーグ:ノルウェー舞曲Op.35
(2)グリーグ:人びとの生活の情景Op.19
(3)グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調Op.7、抒情小曲集よりワルツOp.38-7/ノクターンOp.54-4/スケルツォOp.54-5/家路Op.62-6
(4)グリーグ:抒情小曲集〜小人の行進Op.54-3/郷愁Op.57-1/蝶々Op.43-1/トロルドハウゲンの婚礼の日Op.65-6
■CD3
(1)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調Op.23
(2)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30、詩曲 「炎に向かって」 Op. 72
(3)スクリャービン:幻想曲ロ短調Op.28、練習曲嬰ニ短調Op.8-12
(4)スクリャービン:練習曲嬰ハ短調Op.2-1、練習曲嬰ト短調Op.8-9
(5)スクリャービン:3つの小品Op.45、5つの前奏曲Op.74
■CD1 (74'08)
(1)ヘンリ・ジークフリートソン(P)
 録音:2015年5月10日(ライヴ)
(2)アンドレイ・ググニン(P)
 録音:2015年6月6日(ライヴ)
(3)ルディ・シュプリング(P)
 録音:2015年5月14日(ライヴ)
■CD2(79’17)
(1)ヤ=フェイ・チャン(P) ロバート・レヴィン(P)
(2)ヤ=フェイ・チャン(P)
 録音:2015年5月26日(ライヴ)
(3)ヨアキム・カール(P)
 録音:2015年6月5日(ライヴ)
(4)ベンジャミン・モーザー(P)
 録音:2015年6月29日(ライヴ)
■CD3(57’02)
(1)チホ・ハン(P)
 録音:2015年6月4日(ライヴ)
(2)パヴェル・コレスニコフ(P)
 録音:2015年5月31日(ライヴ)
(3)ベンジャミン・モーザー(P)
 録音:2015年6月29日(ライヴ)
(4)ドゥダナ・マツマニシュヴィリ(P)
 録音:2015年4月22日(ライヴ)
(5)アンドレイ・ググニン(P)
 録音:2015年6月6日(ライヴ)
ドイツ屈指の工業地帯として知られている、ルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティバル。世界のピアニストが定期的に集まる出会いの場です。第 1回の開催セレモニーではポリーニが登場、すでに有名になった音楽家だけでなく、コンクール入賞者など豊かな才能を持った若手の登竜門にもなっています。 34弾となる本アルバムは、2015年アニヴァーサリー・イヤーだったシベリウスとスクリャービンに焦点を当てたプログラムでした。生誕150周年を迎えた シベリウスは、生涯作曲期間に渡って170曲ものピアノ作品を残しています。どれも愛らしい魅力に満ちた作品ばかり。そして19世紀末の生んだ鬼才スクリャー ビン。ショパンの練習曲を意識して書かれた12の練習曲や独自のスタイルが確立され始めたピアノ・ソナタ第4番などを収録しています。 才能あふれる10人の若きピアニストが参加しており、フィンランド出身のヘンリ・ジークフリートソン。ロシアの若手アンドレイ・ググニン。歌曲の伴奏者や 教育者としても活躍するドイツのルディ・シュプリング。台湾出身でアメリカで活動しボストン音楽院でも教えているヤ=フェイ・チャン。グリーグ国際ピアノ・ コンクールの覇者俊英ピアニスト、ヨアキム・カール。ミュンヘン音楽一家に生まれ数々のコンクールで入賞しているベンジャミン・モーザー。1992年韓国出 身で同世代のピアニストの中でも最も実力を評価されているチホ・ハン。ジョージア州出身の女性ピアニスト、ドゥダナ・マツマニシュヴィリ。とこれからのピア ノ界を担っていく注目の奏者の演奏をまとめて聴くことのできるピアノ・ファン必聴のアルバムです。 (Ki)
4260085-534593(3CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディションVol.36
アメリカT
■CD1

(1)ヒナステラ:3つのアルゼンチンの踊りOp.2
モイセス・モレイロ:ホローポ
ピアソラ:フーガと神秘
ヴィラ=ロボス: 赤ちゃんの一族より【色白の娘(陶器の人形)/小麦色の
娘(張りぼての人形)/貧乏な娘(ぼろ切れの人形)/道化人形】
ヒナステラ:マランボOp.7
ピアソラ:天使の死

(2)ホセ・アントニオ・レセンデ・デ・アルメイダ・プラド:ノトゥールノ第4番
ホセ・ビエイラ・ブランデオ:エストゥード第1番
フランシスコ・ミニョーネ:街角のワルツ第1番
カルロス・ロペス・ブチャルド:バイレシィト
クラウジオ・サントロ:前奏曲、ブラジルのダンス第1番
ピアソラ:アルフレッド・ゴビの肖像、ピグマリオン、タンゴ・エチュード第3番(山本京子編)
(3)ヒナステラ:3つの小品Op.6【クジャーナ/ノルテーニャ/クリオージャ】
(4)バーバー:思い出Op.28〜ためらいのタンゴ
ガーシュウィン:3つの前奏曲
アメリカU
■CD2

(1)エドワード・マクダウェル:ソナタ第2番Op.50「エロイカ」

(2)ヘンリー・カウエル:2台ピアノのためのケルティック・セット
ウィリアム・ボルコム:2台ピアノのためのソナタ(単一楽章)
ジョン・アダムズ:2台ピアノのためハレルヤ・ジャンクション
CD3
(1)ミヒャエル・クリューガー:Verpasste Gelegenheiten
(2)マンフレート・トロヤーン(ミヒャエル・クリューガー編):Verpasste Gelegenheiten(話し手とピアノのための)
■CD1
(1)セルジオ・ティエンポ(P)
録音:2017年7月4日、イバッハ・ハウス、シュヴェルム(ライヴ)

(2)アンナ・ザッシモワ(P)
録音:2017年5月21日、メールス、ドイツ(ライヴ)

(3)チャン・ツォ(P)
録音:2017年5月29日、ツェッヘ・ホラント、アルテ・ローンハレ、ボーフム=ヴァッテンシャイト(ライヴ)

(4)プラメナ・マンゴヴァ(P)
録音:2017年7月11日、グスタフ・リュプケ美術館、ハム(ライヴ)

■CD2
(1)ヨゼフ・モーク(P)
録音:2017年7月17日、LWL芸術文化美術館、ミュンスター(ライヴ)

(2)滑川真希(P)&デニス・ラッセル・デイヴィス(P)
録音:2017年7月11日ツェッヘ・ツォルフェライン、ハレ12、エッ
セン(ライヴ)

CD3
(1)ミヒャエル・クリューガー(朗読)
(2)ハンニ・リャン(P)、マンフレート・トロヤーン(朗読)
録音:2017年7月16日、レーンブルック美術館、デュースブルク(ライヴ)
ドイツのルール地方で毎年行われる『ルール・ピアノ・フェスティヴァル』。このピアノフェスティバルはドイツでも最大級の音楽祭で、世界のピアニスト が定期的に集まる出会いの場。また豊かな才能を持った若手の登竜門にもなっています。これまで名前や評判だけを耳にして演奏を聴く機会のなかったピ アニストなどピアノ好き必聴の音楽祭です。 2017年のテーマは「アメリカ大陸の音楽」。CD1には南米の作曲家たちの色鮮やかで華やかな音楽が収録されています。ヒナステラ、ヴィラ=ロボス、 ピアソラと言った南米を代表する作曲家から、モイセス・モレイロやクラウジオ・サントロ、カルロス・ロペス・ブチャルドなどあまり知られていない作曲 家の魅力的な作品も収録されています。演奏するのは、ベネズエラ出身のピアニスト、セルジオ・ティエンポ。圧巻のテクニックをもち、特にアルゼンチン の民族舞曲を用いたヒナステラの「マランボ」は、独特のリズムや響きもお手の物。CD2には北米の作曲家。ニューヨーク生まれのエドワード・マクダウェ ルは、ヨーロッパの後期ロマン派の様式をアメリカに広め、さらには音楽教育にも力を注ぎ、アメリカの音楽発展に大きく貢献した人物。抒情的で素朴な 美しさをたたえた音楽が魅力。一方、20世紀前衛音楽、実験音楽にも影響を与えたヘンリー・カウエル。ここでは、滑川真希とデニス・ラッセル・デイヴィ スがパーシー・グレインジャーのために作曲された「2台ピアノのためのケルティック・セット」を演奏しています。 CD3は、作家ミヒャエル・クリューガーによる「メロドラマ」。19世紀欧米で流行した語りと音楽で構成された「メロドラマ」。ドイツの現代作曲家マンフレー ト・トロヤーンによる音楽でこの音楽祭で初演されました。 (Ki)
4260085-534708(3CD)
バーンスタイン:ピアノ&室内楽作品集
[CD1](1)4つの記念日(1954)/(2)4つの記念日(1948)/(3)7つの記念日(1943)/(4)13の記念日(1989)/
(5)ピアノ・ソナタ(1938)/(6)タッチズ(1981)
[CD2](7)レナード・バーンスタインのヴィジョン/(8)クラリネット・ソナタ/(9)ヴァイオリン・ソナタ/
(10)ピアノ三重奏曲(1937)/(11)ミサ曲から3つの瞑想(1971)
[CD3](12)ミッピー1世のためのワルツ(1948)/(13)ミッピー2世のためのワルツ(1948)/
(14)ミッピー3世のためのワルツ(1948)/(15)ライフィのためのロンド(1948)/(16)舞踏組曲(1990)/
(17)バイマのためのファンファーレ(1948)/(18)8音音階による変奏曲(1988)/(19)ブライダル組曲(1960)/
(20)2台ピアノのための音楽(1937)/(21)4人のサブラ(1950?)
ベンヤミン・ヌス((1)-(6),(10)(21)ピアノ)、
エニー・ミレス((7)(8)クラリネット)、
ウェイン・マーシャル((7)-(9),(11)(12)(14)(15)(19)(20)ピアノ)、
チャド・フープス((9)ヴァイオリン)、
リサ・シューマン((10)ヴァイオリン)、
フェルナンド・ニーナ((10)ヴィオラ)、
ポール・バン・ゼルム((12)(16)(17)ホルン)、
ジェフリー・カント((13)トロンボーン)、
ハンス・ニッケル((14)チューバ)、
ピーター・メンケディーク((15)-(17)トランペット)、
ピーター・ロス((16)(17)トランペット)、
モーリス・シュテーガー((18)リコーダー)、
マリア・クリーゲル((11)(18)チェロ)、
ジェニファー・ミカレフ((19)(20)ピアノ)

録音:2017-2018年
2018年に生誕100年を迎えたバーンスタインを祝福する記念アルバム。作曲家としては、交響曲やミュージカルといったオーケストラもののイメージが強い バーンスタインですが、ピアノ曲や室内楽も多く残しています。CD3枚分、最新録音で愉しめる注目セットの登場です。 (Ki)
4260085-534654(4CD)
「フランス万歳!」〜ルール・ピアノ・フェスティヴァル 第37集
[CD1]
ドビュッシー:ピアノ曲集
(1)映像第1集&第2集
(2)喜びの島
(3)版画
(4)2つのアラベスク
(5)ピアノのために
[CD2]
サン=サーンス:ピアノ曲集
(6)6つのバガテル Op.3
(7)アルバムOp.72
(8)カナリアのワルツ Op.88、物憂げなワルツ Op.120、愉快なワルツ Op.139
(9)ガボット Op.23
(10)アルバムのページ
[CD3]
(11)サン・サーンス:歌曲集(13曲)
(12)ドビュッシー:歌曲集(9曲)
[CD4]
(13)ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調
(14)ショーソン:ヴァイオリン,ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲
(1)セルゲイ・レドキン(P)
(2)ヤミナ・ガール(P)
(3)藤田真央(P)
(4)イグナ・フィオリア(P)
(5)藤田真央(P)
(6)ユアン・カルロス・フェルナンデス・ニエト(P)
(7)ヤミナ・ガール(P)
(8)ユアン・カルロス・フェルナンデス・ニエト(P)
(9)藤田真央(P)
(10)セルゲイ・レドキン(P)
(11)グラハム・ジョンソン、ソラヤ・マフィ(S)/フランソワ・ル・ルー(Br)
(12)グラハム・ジョンソン、サラ・フォック(S)/フランソワ・ル・ルー(Br)
(13)テオ・フシュヌレ(P)、梁 美沙(Vn)、ビクター・ジュリアン・ラフェリア(Vc)
(14)ベンジャミン・モーザー(P)、ヴァイオリン:リザ・フェルシュトマン(Vn)、デリアンQ

録音:2018 年(ライヴ)
ルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティヴァルはドイツでも最大級の音楽祭。世界各国からピアニストが集結、若手の逸材も参加し豊かな音楽が奏 でられます。シリーズ37集となる今作にはドビュッシー没後100年に沸いた2018年の演奏会を収録。ドビュッシーにサン=サーンスやショーソンを組み合わ せフランス音楽の粋を楽しむアルバムとなっています。 (Ki)
85-53471
ラメント
バッハ:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052
 オラシオ・サルガン編曲による5つのタンゴ
バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056
 オスバルド・プグリエーセ編曲による5つのタンゴ
マーティン・クレット(P)、ヨニアン・イリアス・カデシャ(Vn)、トマス・レイフ(Vn)、ノーラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク(Va)、カレル・ブレデンホルスト(Vc)、ラルス・オラフ・シャーパー(Cb)、アンドレアス・ロクセス(バンドネオン)、クリスチャン・ガーバー(バンドネオン)、ヴィッレ・ヒルトゥラ(バンドネオン)

録音:2018年2月、イエス・キリスト教会 (ドイツ、ダーレム)
交互に演奏されるバッハのピアノ協奏曲と、サルガン&プグリエーゼのタンゴの相性の良さに驚く1枚!1987年生まれのマーティン・クレットはクラシック、ジャズ、タンゴと国境を越えて多方面で活躍するハンブルク出身の俊英。ヨハネス・ブラームス国際コンクールやドイツ音楽コンクールでの優勝経験もあります。タイトルの「ラメント」はタンゴの楽曲「ミ・ラメント」から着想を得たということですが、バッハの音楽の中でも「ラメント」が際立った役割を果たしているという点で、この言葉は両者をつなぐ鍵となっています。ただし、この2種の音楽がこんなにもしっくりと一つのアルバムに収まっているのは、彼らの音楽性の幅広さ、柔軟さによるところが大きいようです。バッハのコンチェルトを各奏者一人ずつにして室内楽風に演奏しているのもポイント。全く別ジャンルの音楽からそれぞれの魅力を引き出し統一感を持たせた秀逸なアルバムです。
85-53473
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ集
ヴィオラ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
ピアノ、ヴィオラとチェロのための三重奏曲 イ短調 Op.114(原曲:クラリネット三重奏曲)*
アンドレアス・ヴィルヴォール(Va)、
ダニエル・ハイデ(P)、
イサン・エンダース(Vc)*

録音:2016年8月、2018年8月*、フランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学(ドイツ)
2001年から2013年までベルリンRSOの首席ヴィオラ奏者を務め、ニュルンベルク音楽大学、フランクフルト音楽・舞台芸術大学の教授を歴任、2015年からマンデルリング四重奏団のメンバーとして活躍するアンドレアス・ヴィルヴォール。待望のソロ・アルバムは、リート伴奏のスペシャリストでもあるドイツのピアニスト、ダニエル・ハイデとの共演によるブラームスのソナタ集。
アンドレアス・ヴィルヴォールとダニエル・ハイデが22年前に最初に共演した作品の一つであり、以降何年もの間ふたりで探求し続けてきたブラームス。ブラームスのリートをよく知っているダニエル・ハイデと、ブラームスの室内楽とオーケストラ作品に精通するアンドレアス・ヴィルヴォールの技術と経験が結集した濃密なブラームスをどうぞ。
85-53475
デュアリティ
ハイドン:ピアノ三重奏曲ニ短調 Hob.XV:23
細川俊夫:ヴァイオリン、チェロとピアノのための 「トリオ」(世界初録音)
コープランド:ヴァイオリン、チェロとピアノのためのユダヤの主題による習作 「ヴィテブスク」
シューマン:ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Op.80
オベロン・トリオ

録音:2018年7月、SWRシュトゥットガルト放送スタジオ(ドイツ)
2006年に結成し、ドイツの主要なホール(ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン・コンツェルトハウス、ハンブルク・ライスハレ、ドルトムント・コンツェルトハウス、etc)を中心に、イタリア、ブルガリア、イスラエル、インド、エジプト、ウクライナなど国際的に公演を行っているピアノ三重奏団"オベロン・トリオ"。
確立された傑作とともにあまり知られていない作品を聴衆へ紹介しており、ニュー・アルバム「デュアリティ(DUALITY)」では、ハイドンやシューマンの名曲に、世界初録音となる細川俊夫のピアノ三重奏曲「トリオ」をカップリングしています。
85-53476(3CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル Vol.38 〜 ライヴ・レコーディングス2019
■CD1
(1)スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.492/ホ長調 K.380/ヘ短調 K.386/ソナタ ハ短調 K.56
(2)スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.9/ニ短調 K.32/ ホ短調 K.394/ト長調 K.125・ヘ短調 K.466/ヘ長調 K.107
(3)・ハイドン:ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
(4)ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6、
 シューベルト
:ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817
(5)ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 嬰ヘ短調 Op.9
■CD2
(1)バッハ:シンフォニア第9番ヘ短調 BWV.795、パルティータ第6番 ホ短調 BWV.830
(2)バッハ:イギリス組曲第6番ニ短調 BWV.811
(3)バッハ:フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
■CD3
(1)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
(2)リスト:パガニーニによる大練習曲 S.141、
 ペトラルカのソネット S.58
(3)リスト:ハンガリー狂詩曲第10番ホ長調 S.244/10
■CD1
(1)エリーザベト・ブラウス(P)
(2)ジュゼッペ・グァレーラ(P)
(3)ティファニー・プーン(P)
(4)アレグザンダー・ウルマン(P)
(5)ティル・ホフマン(P)


■CD2
(1)ニコラス・ナモラーゼ(P)
(2)ティル・ホフマン(P)
(3)ティファニー・プーン(P)


■CD3
(1)ローレン・チャン(P)
(2)ジュゼッペ・グァレーラ(P)
(3)アレグザンダー・ウルマン(P)

録音:2019年5月−6月
ドイツ、ルール地方各地で毎年行われているドイツ最大級の音楽祭の一つ、ルール・ピアノ・フェスティヴァル。アルゲリッチやラン・ラン、ツィメルマン、キーシン等超豪華ピアニストが世界中から集まる他、有望な若き逸材が多数参加することでも知られています。
C'Avi-musicがリリースしてきたライヴ録音シリーズ第38弾は、『フェスティヴァル・デビュー』をテーマに、2019年のルール・ピアノ・フェスティヴァルに初登場した若手ピアニスト達のライヴ録音を収録。ホーネンス国際ピアノ・コンクール2018で優勝したニコラス・ナモラーゼ(2020年6月に来日予定!)、BBCヤング・ミュージシャン・コンクール2018で優勝したローレン・チャン、フランツ・リスト国際ピアノ・コンクール2017(ユトレヒト)で優勝したアレグザンダー・ウルマン、モントリオール国際音楽コンクール2017で第2位入賞したジュゼッペ・グァレーラなど、様々な国際コンクールで優秀な成績を残してきた実力者達が集います。
85-53477
エネスコ、ラヴェル、ブリテン:ピアノ三重奏曲集
エネスコ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調/ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調/ブリテン:ピアノ三重奏のための序奏とアレグロ
アマティス・トリオ

録音:2018年3月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
アマティス・トリオ(アマティス三重奏団)は、ドイツのヴァイオリニスト レア・ハウスマン、イギリスのチェリスト サミュエル・シェパード、オランダ/中国のピアニスト メンジー・ハンによって2014年にアムステルダムで結成。2016-2018のBBCの新世代アーティスト、2018/2019のECHO(ヨーロッパ・コンサート・ホール機構)のライジング・アーティストに選ばれ、2019年夏にはBBCプロムス・デビューも果たしたアマティス・トリオのデビュー・アルバム。最初のアルバムからあまり知られていない作品を録音するというアイディアで取り組み、ラヴェルのピアノ三重奏曲と、ラヴェルの音楽からインスピレーションを得たエネスコとブリテンの初期の作品をプログラムしています。
85-53479
コンポージング・ベートーヴェン〜クラリネット三重奏曲集
ベートーヴェン:クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲(ピアノ三重奏曲第4番) 変ロ長調 Op.11 「街の歌」
バガテル集 Op.119(ヨハネス・シェールホルン〔b.1962〕によるクラリネット、チェロとピアノのための編曲版)
ピアノ、クラリネットとチェロのための三重奏曲変ホ長調 Op.38(ベートーヴェン自身による七重奏曲 Op.20からの編)
キリアン・ヘロルド(Cl)、
ペーター=フィリップ・ステムラー(Vc)、
ハンスヤコプ・ステムラー(P)

録音:2019年9月&10月、ハンス・ロスバウト・スタジオ(バーデン=バーデン、ドイツ)
ドイツのカヴィ(C'avi)によるこだわりのベートーヴェン・アニヴァーサリー・アルバムはまだまだ続きます。今度はクラリネット、チェロ、ピアノの編成によるクラリネット三重奏のための作品集で、この編成のためのベートーヴェンのオリジナル作品(ヨーゼフ・ヴァイグルの喜歌劇から旋律が使われた『街の歌』)、ベートーヴェン自身が七重奏曲から三重奏曲へと編曲した作品、そして現代ドイツの作曲家ヨハネス・シェールホルン(b.1962)によってピアノのためのバガテル集から編曲された作品と、三重に組み立てられたプログラム。
クラリネットは、23歳の若さでブレーメン・ドイツ・カンマーフィルの首席クラリネット奏者に就任し、2011年からはバーデン=バーデン・フライブルクSWRSOの首席奏者も務めた名手、キリアン・ヘロルド。そして、hrSO(フランクフルト放送響)のソロ・チェリストやアルミーダ四重奏団のメンバーを務めるペーター=フィリップ・ステムラーと弟のハンスヤコプ・ステムラーの兄弟デュオとの共演です。
85-53482
東欧の作曲家によるピアノ三重奏曲集
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調 Op.65(ca.1883)
ジークフリート・ファル(1877-1943):ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.4(1898/99)
マレク・ディアコフ(1976-):Perperikoana(2015)
トリオ・イマージュ

録音:2020年2月、ワイマール・フランツ・リスト音楽大学(ドイツ)
マウリシオ・カーゲルのピアノ・トリオ全集(2014年のECHO賞でその年の最優秀初演録音賞を受賞)でセンセーションを巻き起こした若手アンサンブル、トリオ・イマージュの東欧作品集。ドヴォルザークのOp.65を含め、演奏機会の少ないピアノ三重奏曲の魅力を見事に描き出しています。ジークフリート・ファルはオペレッタで有名なレオ・ファルの弟で、ブルッフとヘルツォーゲンベルクに師事したモラヴィア出身の作曲家。父と2人の兄弟はオペレッタ作曲家でしたが、ジークフリートはよりシリアスな作品を書く傾向にありました。Op.4のピアノ三重奏曲は、印象的な楽想に溢れた説得力のある作品で、メンデルスゾーン作曲賞を受賞しています。トリオ・イマージュのメンバーは、ジークフリート・ファルのスコアを偶然にも手に入れ、自分たちのレパートリーにできたことに興奮したといいます。「ほとんど忘れ去られてしまった作曲家の初期の作品であるにもかかわらず、一連の驚くべき、想像力に富んだアイデアと革新性を備えています。この音楽は、若々しい感情と生き生きとしたヴィルトゥオジティに満ちており、ウィーンの民謡の要素が散りばめられており、地平線に迫る数十年の恐怖を漠然と予感させます。
85-53484
ドビュッシー:前奏曲集 第1集
ジョージ・クラム(1929-):マクロコスモス I
マーティン・クレット(P)

録音:2019年2月&5月、ハンス・ロスバウト・スタジオ(ドイツ、バーデンバーデン)
象徴主義的音楽としてのドビュッシー「前奏曲集」と、占星術を念頭に12星座を音楽化したクラムの「マクロコスモス」第1巻をカップリングし、「音の中の魔法」をテーマに、聴き手を不思議な音世界へと誘う1枚。ドビュッシーは、テキストの選択や歌劇「ペレアスとメリザンド」からもわかるように、自分自身を象徴主義に精通していると考えていました。彼の2巻の前奏曲集では、主題や詩的な説明はタイトルとしてではなく、各曲の最後に暗示的に括弧で表示されています。アメリカの作曲家ジョージ・クラムの「マクロコスモス」は、19世紀にシューマンが書いたような、種々の性格的小品を集めたもので、こちらも各曲はみな暗示的な意味を持っています。例えば第5曲「The Phantom Gondolier」は、占星術においてちょうどさそり座の期間が始まる10月24日が誕生日であるクラム自身の見事な自画像となっています。演奏はクラシックのみならず、ジャズやタンゴでも洗練された演奏を聞かせる気鋭のピアニスト、マーティン・クレットです。
85-53485
マーラー:交響曲第2番「復活」 アダム・フィッシャー(指)、
デュッセルドルフSO、
トゥンデ・サボーキ(S)、
ナディーネ・ヴァイスマン(A)
、デュッセルドルフ市楽友協会cho

録音(ライヴ):2019年4月3日−8日、デュッセルドルフ・トーンハレ(ドイツ)
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフSO。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、「交響曲第1番」では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞するなど、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。ハイペースにリリースを重ね、いよいよ大詰めとなるシリーズ第9巻、交響曲第2番 「復活」が登場!
ドイツのARS- Produktionからは、マーラーゆかりの地カッセルで行われた音楽祭「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」における「復活」の1991年ライヴ録音(ARS-38304S)もリリースされたばかりのアダム・フィッシャーですが、こちらは2019年4月にデュッセルドルフで行われた迫真のライヴ。
マーラーがブダペスト時代に作曲を始めたこと(マーラーもアダム・フィッシャーもハンガリー国立歌劇場で音楽監督を務めている)、ハイドンとマーラーのウィーン古典主義的なつながり、そして、第3楽章で演奏されるマーラーの歌「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」が、アダム・フィッシャーが長年携わってきた人種差別反対運動・人権活動などを正確に表していると感じていることなど、様々な異なった理由から、「マーラーの交響曲第2番は、私にとって特別な意味を持っている」と語るアダム・フィッシャー渾身の「復活」ライヴです!
85-53486
MEMORIAS〜6つのタブローによるピアソラの思い出
バッハ:フーガの技法 BWV.1080よりコントラプンクトゥスI、IX
ピアソラ:天使の死、天使のミロンガ、4人でタンゴ、ミロンガ・ピカレスク、天使の復活
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
カルロス・ガルデル(1890-1935):わが懐かしのブエノスアイレス、ポル・ウナ・カベサ
ヒナステラ:3つのアルゼンチン舞曲 Op.2、ミロンガ
ガーシュウィン:ウォーキング・ザ・ドッグ、レディ・ビー・グッド、アイ・ガット・リズム
クレール=オプスキュール・サクソフォン四重奏団

録音:2020年8月、ドイツ放送カンマームジークザール(ドイツ、ケルン)
ベルリン・フィルのサクソフォン・パートや、ルツェルン音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭におけるエキサイティングな演奏で名高いクレール=オプスキュール・サクソフォン四重奏団が、自らの設立20周年とアストル・ピアソラの生誕100周年を同時に祝う特別なアニヴァーサリー・アルバムをリリース!演奏の素晴らしさはもちろんのこと、プログラムも凝っており、ピアソラの最も重要な音楽モデルとなった6名の作曲家とピアソラ自身の作品を並べ、これまでにない斬新な視点を提供しています。アルバムのコンセプトは、アルゼンチンの作家ナタリオ・ゴリンがピアソラへのインタビューをまとめたアンソロジー『A manera de memorias』がきっかけとなっており、6つのタブローはそれぞれ「バッハ」「パリ」「ストラヴィンスキー」「ガルデル」「ヒナステラ」「ジャズ」と題されています。クレール=オプスキュール・サクソフォン四重奏団ならではの、一味も二味も違った見事なピアソラ・アルバムです。
85-53487
ベートーヴェン:序曲 「コリオラン」 Op.62*
交響曲第3番変ホ長調 Op.55 「英雄」
アンサンブル・クリストフォリ

録音:2019年11月、小ベートーヴェン・ホール(ムフェンドルフ、ドイツ)(ボン・ベートーヴェン音楽祭2019ライヴ)/2020年8月、ブザンソン(フランス)(第15回ブザンソン/モンフォコン音楽祭)*
※編成:Vn1, Vn2, Va1, Va2, Vc, Cb, Fl1, Fl2, Ob1, Ob2, Cl1, Cl2, Fg1, Fg2, Hr1, Hr2, Hr3, Tp1, Tp2, Timpani(コリオラン序曲はHr3なしの19人)
オランダの鬼才指揮者&フォルテピアニスト、アルテュール・スホーンデルヴルトと、スホーンデルヴルトの指揮のもと、フランスのブザンソンで結成されたピリオド・アンサンブル、「クリストフォリ」。古典派から初期ロマン派までの世界でもっとも革新的なアンサンブルの1つとして15年間国際的に活動しています。
20人前後の少人数によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集などのプロジェクトで話題を呼んできたスホーンデルヴルト&クリストフォリが、ついにベートーヴェンの交響曲もリリース!
今作でも1パート1人の計20人でベートーヴェンの「英雄」を演奏(コリオラン序曲は19人)。ベートーヴェンが大規模なオーケストラと仕事をするのが好きだったのも事実ですが、このエロイカ交響曲は、この作品が献呈されたロプコヴィツ侯の宮殿(ロプコヴィツ邸)で非公開初演(試演)が行われており、そのホールの演奏家は通常24名だったとのことです。
85-53488
ミッション・タンゴ(40年代、50年代、60年代とそれ以降のタンゴ集)
・1940年代のタンゴ
La Cumparsita/Morena del 900/Puro Apronte/Tigre Viejo/Senores Yo Soy del Centro/Zamba para Olvidarte
・1950年代のタンゴ
El Puntazo/Mala Junta/El Tobiano/El Andariego/Si Sos Brujo/Desde el Alma/Julie/Coqueta
・1960年代とそれ以降のタンゴ
El Chapucero/Don Agustin Bardi/Ojos Negros/Camandulaje/Milonga Triste/Chiru

・ボーナストラック
Una Vez*
クアルテート・ソルタンゴ〔トーマス・ライフ(Vn)、カレル・ブレデンホルスト(Vc)、アンドレアス・ロクセス(バンドネオン)、マーティン・クレット(P)〕、
レオネル・カピターノ(ヴォーカル)*

録音:2020年7月(ドイツ、ミュンヘン)
伝統的なオルケスタ・ティピカ(ポピュラー音楽を演奏するバンドのこと)の甘美なサウンドと、真の室内楽奏者としての力量を兼ね備えたアンサンブル、クアルテート・ソルタンゴが贈るタンゴの歴史!「40年代」「50年代」「60年代以降」と3つの時代に分けられた20曲のタンゴに加え、ヴォーカルのレオネル・カピターノとコラボレーションしたボーナストラック、プグリエーセの「Una Vez」を収録しています。伝統的なバンドの多くが歌手と共演するのに対し、クアルテート・ソルタンゴは基本楽器編成で、カルテットの各メンバーにスポットライトを浴びる機会が与えられているのが特徴。クラシック、ジャズ、タンゴと多方面で活躍し、ヨハネス・ブラームス国際コンクールなどでの優勝歴を持つハンブルク出身の俊英マーティン・クレットのピアノにも注目です。
85-53489
ブラームス、ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲集
ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.101
ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.3
ファイニンガー・トリオ〔クリストフ・シュトロイリ(Vn)、ダヴィッド・リニカー(Vc)、アドリアン・オーティカー(P)〕

録音:2018年3月、ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール、ベルリン(ドイツ)
ファイニンガー・トリオが、ブラームスのピアノ三重奏曲とウィーンで活躍した作曲家の作品を組み合わせて収録していくプロジェクトの一枚。ベルリン・フィルのシュトロイリとリニカーのがっしりとしたブラームスを、スイスのピアニスト、オーティカーが見事に支えています。若き日にブラームスに恩恵をうけたツェムリンスキーの楽曲も併せて聴くとができ、そのつながりも楽しめます。
85-53490
マーラー:交響曲第6番イ短調 「悲劇的」 アダム・フィッシャー(指)、
デュッセルドルフSO

録音(ライヴ):2020年2月27日−3月2日、デュッセルドルフ・トーンハレ(ドイツ)
ンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフSO。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、「交響曲第1番」では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞するなど、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。ついに最終巻となるシリーズ第10巻、交響曲第6番 「悲劇的」が登場!
2020年の2月末から3月初旬にかけて、デュッセルドルフ・トーンハレで3回のライヴ演奏が行われ、録音されたマーラーの「交響曲第6番」。その直後にコロナ・パンデミックによる最初のロックダウンが始まり、その後多くの音楽仲間の生活を破綻させました。交響曲第6番が描かれた時代や内容と今回のパンデミックの類似性も感じ、「今後、私のマーラー第6番と言えば、パンデミックと最後のコンサートを連想せざるを得ない」とアダム・フィッシャー自身が振り返る印象的なライヴとなりました。巨大なオーケストラをコントロールしながら、緻密な室内楽的なサウンド作りも繊細に組み立てて来たアダム・フィッシャー&デュッセルドルフ・フィルのマーラー第6番。シリーズの締めくくりに相応しい堂々たる「悲劇的」にご期待ください!
85-53491(2CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825-830
CD1〜パルティータ第4番ニ長調 BWV.828/パルティータ第3番 イ短調 BWV.827/パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
CD2〜パルティータ第2番ハ短調 BWV.826/パルティータ第5番 ト長調 BWV.829/パルティータ第6番ホ短調 BWV.830
シャガエグ・ノスラティ(P)

録音:2019年3月、センデザール・ブレーメン(ドイツ)
※使用楽器:スタインウェイ D- 597020
1989年ドイツのボーフム生まれのピアニスト、シャガエグ・ノスラティ(シャハイェフ・ノスラーティ)は、ライプツィヒの国際バッハ・コンクール2014で第2位を受賞し、2つのバッハ・アルバムをリリースするなど、若きバッハ弾きとして注目を浴びています。シャルル=ヴァランタン・アルカンの超絶技巧アルバム(8553104)でも新たな一面を魅せてくれたシャガエグ・ノスラティが贈る新しいバッハ・アルバムは、「鍵盤楽器の為の練習曲」という控えめなタイトルで出版されながらも、多様なスタイルが交錯する印象的な舞曲集「6つのパルティータ BWV.825-830」を録音。作品番号順に収録するのではなく、CDの最初に序曲的な性格の作品(第4番の序曲と第2番のシンフォニア)を配置し、長調と短調のバランスや最初と最後の曲の対比なども考慮して組み上げられた2枚組アルバム。
バッハを史上最高の作曲家と認め、「バッハの音楽を愛する理由は無数にある」と語るノスラティが、スタインウェイの煌びやかな音色で引き出すバッハの魅力をご堪能ください。

4260085-534395(3CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディションVol.33(2014)〜左手のための作品集&ジャズ
【ベンヤミン・モーザー】
(1)スクリャービン:2つの左手のための小品Op.9
ゴドフスキ:左手のためのショパンのエチュードによる練習曲Op.10〜
第13番変ホ短調、第5番変ホ長調
アムラン:練習曲第7番「チャイコフスキーによる左手のための練習曲」
ブラームス/モーザー:左手のための「子守唄」
【ヨーゼフ・モーグ】
(2)パウル・ウィトゲンシュタイン(1887-1961):左手のためのピアノ編曲集
グリーグ:抒情小品集〜メランコリー
シューベルト/リスト:君は安らぎ
メンデルスゾーン:無言歌集Op.67-3、《真夏の夜の夢》〜第7曲「夜想曲」
(3)モーグ:練習曲第4番「チェロキー」(トリビュート・トゥ・アート・テイタム)
【マルク=アンドレ・アムラン】
(4)ゴドフスキ:左手のためのショパンのエチュードによる練習曲Op.10〜
第2番変ニ長調、第12番変ト長調、第44番ヘ短調、第22番嬰ハ短調
(hyperion音源より収録)
コルンゴルト:2つのヴァイオリンとチェロ、左手ピアノのための組曲Op.23
【講演】
(5)左手のためのピアノ作品について
(6)ジャズ
Deep Impressions
1.Little Red Ribbon (Ludwig Nuss, Posaune)
2. Ruby My Dear (John Marshall, Flugelhorn)
3.My Church (Johan Horlen, Altsaxophon)
4.Happiness (Johan Horlen, Altsaxophon)
5.Smile (Andy Hunter, Posaune | Paul Heller, Tenorsaxophon)
6.Baby Plum (Paul Heller, Tenorsaxophon)
7.Mother (Andy Haderer, Flugelhorn)
8.Gouache (Shannon Barnett, Posaune | Rob Bruynen, Trompete | Hans
Dekker, Drums)
(1)録音:2014年5月18日(ライヴ)

【ヨーゼフ・モーグ】
(2)録音:2014年7月5日(ライヴ)
(3)録音:2011年ロンドン、キングス・プレイス

【マルク=アンドレ・アムラン】
(4)ヘルベルト・シュフ(P)、ミリヤム・コンツェン(Vn)、ジョヴァンニ・グッツォ(Vn)、ベアーテ・アルテンブルク(Vc)
録音:2014年6月4日ライヴ

【講演】
(5)ロバート・レヴィン
収録:2014年7月5日

(6)ジャッキー・テラソン(P)、
ケルンWDRビッグバンド 
マイケル・アベン(編曲)
録音:2014年6月24日
ドイツ屈指の工業地帯として知られている、ルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティバル。世界のピアニストが定期的に集まり、豊かな才能 を持った若手の登竜門にもなっています。
2014年の音楽祭を収録した本アルバムは、「左手のための作品」を集めた内容。超絶技巧で知られるマルク=アンドレ・アムラン。高い技術と繊細な タッチを持つドイツ期待のピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。2007年のチャイコフスキー国際コンクール入賞を果たすなど目覚しい活躍を見せるベンヤミン・ モーザー。さらに現代ジャズを代表するピアニスト、ジャッキー・テラソンも参加し、卓越した技術をもつピアニストたちが難曲揃いの「左手のための作品」 を聴かせてくれます。
「左手のための作品」というのは、左手強化のための練習曲や、様々な理由で両手での演奏が出来なくなったピアニストたちのために作曲されたものが あります。スクリャービンの2つの左手のための小品は、スクリャービンが同級生と難曲演奏を競い合って右手を壊してしまい、その時左手の訓練のため に書かれた作品。モーザーが叙情的で美しい旋律を見事に描き出しています。ヨーゼフ・モーグが弾く、パウル・ウィトゲンシュタインは、第一次世界大 戦で右腕を失ったピアニスト。ラヴェル、ブリテン、R.シュトラウス、ヒンデミット、プロコフィエフら20世紀の錚錚たる 面々が彼のために作曲しています。 ここではウィトゲンシュタインが、ショパン、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、リストらの作品を編曲した練習曲集から選曲され収録しています。そして アムランといえばゴドフスキ(既存の音源からの収録)。ショパンのエチュードを左手だけで弾かせるという何とも高度なピアノ技巧が展開されていますが、 アムランは難なく弾いています。
ディスク2に収められているのは、コルンゴルトの「2つのヴァイオリンとチェロと左手ピアノのための組曲」。この作品もあのウィトゲンシュタインの委 嘱作品。コルンゴルトはこの組曲の前に「左手のためのピアノ協奏曲」もウィトゲンシュタインのために作曲しています。そのあとに収録されているのが、 ロバート・レヴィンによる「左手のための作品」についての講演。様々な角度から作品を分析した内容が30分間収められています。
最後にディスク3には、ジャズ・ピアニスト、ジャッキー・テラソンとWDRビッグバンド、そして作曲 / 編曲を務めるマイケル・アベンのタッグによる 演奏が収録されています。 (Ki)
85-53472
リスト:3つのペトラルカのソネット
声楽とピアノのための3つのペトラルカのソネット S.270a
ピアノ独奏のための3つのペトラルカのソネット S.161 No.s4-6
声楽とピアノのための3つのペトラルカのソネット S.270b
おお、私が眠る時 S.282
アンドレ・シュエン(Br)、
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2018年11月、マルクス・ジティクス・ホール(ホーエネムス、オーストリア)
フランツ・リストのピアノ独奏曲「巡礼の年 第2年 「イタリア」」中の3曲として知られる「3つのペトラルカのソネット」(ソネット第47番、第104番、第23番)。この「ペトラルカのソネット」の3つのバージョン(2つの声楽版と1つのピアノ独奏版)をすべて収録した、おそらく世界でも初めての企画。
アンドレ・シュエンはイタリア、南チロルのラディン地域で3つの言語(ラディン語、イタリア語、ドイツ語)を話して育ち、ザルツブルクやウィーンの音楽祭で活躍してきたバリトン歌手。ダニエル・ハイデとともにシューベルト、シューマン&ヴォルフなどの録音を残しています。
85-53474
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 アダム・フィッシャー(指)、
デュッセルドルフSO、
マヌエラ・ウール(S)、ポリナ・パスティルチャク(S)、ファトマ・サイード(S)、カトリン・ヴンドサム(Ms)、カタリーナ・マギエラ(A)、ニール・クーパー(T)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)、ピーター・ローズ(Bs)、デュッセルドルフ市楽友協会cho、ボン・フィルハーモニーcho、ケルン・カルトジオ会聖歌隊、デュッセルドルフ・クララ・シューマン・ユーゲントcho

録音(ライヴ):2018年7月5日−9日、デュッセルドルフ・トーンハレ(ドイツ)
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフSO。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、前作の「交響曲第1番」では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞するなど、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。
第7弾は、演奏はもちろんレコーディング面でも特別な課題となる交響曲第8番「千人の交響曲」のライヴ録音。音楽的な面を妥協せずに如何にこの巨大編成をコントロールするか、コンサートホールでの体験とは違ったレコーディングとしての価値をどう与えるか、アダム・フィッシャーが真摯に向き合って創り上げた特別な「千人の交響曲」です。
85-53478
マーラー:交響曲第9番ニ短調 アダム・フィッシャー(指)、
デュッセルドルフSO

録音(ライヴ):2019年1月11日−13日&24日、デュッセルドルフ・トーンハレ(ドイツ)
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフSO。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、「交響曲第1番」では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞するなど、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。
いよいよ大詰めを迎えるシリーズ第8巻は、マーラーの最後の交響曲となった第9番のライヴ・レコーディング。アダム・フィッシャー自身によるエッセイには、いわゆる「第九のジンクス」によりマーラーが死を恐れていたことや、作品と「死ぬこと」の関係、ウィーン古典主義、特にシューベルトとの関係や影響など興味深い解釈が掲載されており、また、コンサートホールごとにどのような音響でこの「第9番」が響くのかこだわったという録音面にも期待がかかります。
85-53480(2CD)
C.P.E.バッハ:ピアノ三重奏曲全集
■CD1〜ヴァイオリンとチェロの伴奏によるハープシコードもしくはピアノフォルテのための6つのソナタ集 Wq.89(1776)〔ピアノ三重奏曲ホ短調 Wq.89-5、ピアノ三重奏曲ハ長調 Wq.89-2、ピアノ三重奏曲イ長調 Wq.89-3、ピアノ三重奏曲ニ長調 Wq.89-6、ピアノ三重奏曲変ロ長調 Wq.89-1、ピアノ三重奏曲変ホ長調 Wq.89-4〕
■CD2〜ヴァイオリンとチェロの伴奏を伴う鍵盤楽器ソナタ集第1巻&第2巻 Wq.90-91(1776/77)〔ピアノ三重奏曲ヘ長調 Wq.91-3、ピアノ三重奏曲ハ長調 Wq.90-3、ピアノ三重奏曲イ短調 Wq.90-1、ピアノ三重奏曲ト長調 Wq.90-2、ピアノ三重奏曲ホ短調 Wq.91-1、ピアノ三重奏曲ニ長調 Wq.91-2、ピアノ三重奏曲ハ長調 Wq.91-4〕
リノス・ピアノ三重奏団

録音:2014年7月、サリー大学(イギリス)
3人で5つの国籍を含む多様なバックボーンのメンバーによって2007に結成されたリノス・ピアノ三重奏団は、2015年のメルボルン国際室内楽コンクールで最優秀賞と聴衆賞に輝き、2017年からはロンドンのトリニティ・ラバン音楽院でアーティスト・イン・レジデンスを務めています。
リノス・ピアノ三重奏団が、大バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714−1788)の生誕300周年となった2014年に録音したピアノ三重奏曲全集がドイツのC'Avi-musicよりリリース。ヴァイオリンとチェロを伴う鍵盤楽器のソナタ集として出版されながらも、C.P.E.バッハ自身が時にはトリオ(三重奏曲)、時にはソナタと呼んだ作品で、そのファッショナブルで新しいジャンルの「ソナタ」は、出版当時いずれも大成功を収めています。
また、モダン楽器による全曲録音はおそらく世界初になるとのことです。タムシン・ウェーリー=コーエンによるC.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタ全集(SIGCD 573)のように、モダン楽器によるC.P.E.バッハの体系的な優れた録音がリリースされ始めている現代において、このアルバムもC.P.E.バッハの新しい評価確立に役立てられることでしょう。
85-53481
ラートハウス&ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ集
カロル・ラートハウス(1985-1954):ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調 Op.2、
 ピアノ・ソナタ第3番Op.20(世界初録音)
ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第1番 Op.12、
 ピアノ・ソナタ第2番ロ短調 Op.61
ウラディーミル・ストウペル(P)

録音:2013年6月&2014年6月、WDRクラウス・フォン・ビスマルク・ザール(ドイツ、ケルン)
ラートハウスとショスタコーヴィチ、全く異なる人生を歩みながらも、作風に共通点の見られる2人のピアノ・ソナタを紹介する意義深い1枚。
カロル・ラートハウスは当時オーストリア=ハンガリー帝国の一部であったタルノーポル出身のユダヤ系の作曲家。フランツ・シュレーカーの愛弟子の一人として知られ、1920年作曲のピアノ・ソナタ第1番はウィーンの出版社ユニバーサル・エディションにより出版、同時に10年間の契約を結ぶなど、初期から成功を収めた作曲家でした。1932年以降、ラートハウスは政治的な危機を逃れパリやロンドン、アメリカへと移住し、最終的には1940年から亡くなるまで、ニューヨークのクイーンズカレッジで作曲の教授を務めました。ラートハウスとショスタコーヴィチの共通点としてまずポリフォニーの重視を挙げることができ、ラートハウスの「ピアノ・ソナタ第3番」の第3楽章には、理論書に書かれているすべてのルールに従った大規模なフーガが置かれています。ラートハウスの第3番(1927)とショスタコーヴィチの第1番(1926)を比べると、推進力の強さ、急激な気分の変化、複雑で挑戦的な技巧、自由な調性など、興味深い共通点を多数見出すことができるでしょう。
85-53483
クララ&シューマン
クララ・シューマン:ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス Op.22
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105、
 ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス Op.94、
 ヴァイオリンとピアノのための「F.A.E.ソナタ」
エルンスト(1814-1865):「夏の名残のばら」による変奏曲
ソフィー・ワン(Vn)
フロリアン・グレムザー(P)

録音:2019年3月、b-sharpスタジオ(ベルリン)
0歳でのバーデンバーデン音楽祭へのデビュー以来、国際的な注目を集める若手ヴァイオリニスト、ソフィー・ワンが、シューマンに傾倒するドイツ生まれのピアニスト、フロリアン・グレムザーとの共演で奏でるシューマン夫妻の作品集。ソフィー・ワンは1999年台湾出身。ライナー・クスマウル、イゴール・オジム、ボリス・クシュニールの下で学び、ハンス・アイスラー音楽大学にてニン・フェンに師事しました。台湾の主要なコンサートホールに登場しているほか、ドイツでも数々のオーケストラや音楽祭に定期的に招待されており、2016年にはラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン・ハイムバッハ室内音楽祭にもデビューするなど着実にその名声を高めています。
今回選曲されたのはシューマンがクララ・シューマンへのクリスマス・プレゼントとして贈った「3つのロマンス」、またそれをきっかけとして今度はクララ・シューマンがブラームスへのクリスマス・プレゼントとして贈ったといわれる「3つのロマンス」、クララ・シューマンがヨーゼフ・ヨアヒムと何度も演奏したシューマンの「ヴァイオリン・ソナタ第1番」、シューマンがアルベルト・ディートリヒ、ブラームスと共に作曲した「F.A.E.ソナタ」など、シューマン夫妻がデュッセルドルフに滞在していた1849年から1854年にかけて生まれたもの。夫妻がアルベルト・ディートリヒ、ブラームス、ヨーゼフ・ヨアヒムらの友人たちと絶えず交流しお互いを刺激し合っていた時期に作曲された、親密で充実した作品の数々です。
85-53492
ヒンデミット、プーランク、バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ集
ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ Op.11-1(1935)
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ(1942/43)
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番(1921)
エリアス・ダヴィッド・モンカド(Vn)、
ハンスヤコブ・ステームラー(P)

録音:2021年5月(ドイツ、ミュンヘン)
2021年のヴァルセージア国際音楽コンクール(Vn部門)とウラディーミル・スピヴァコフ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位を受賞した期待の若きヴァイオリニスト、エリアス・ダヴィッド・モンカドのデビュー・アルバム!「アーティストとして、作曲家たちが全体主義体制や迫害、抵抗、亡命などの時事問題にどう対処したかを観察するのはとても興味深い」と語るモンカドは、「歴史の中で最もスリリングでドラスティックな時代」である20世紀に焦点を当て、デビュー盤としては少々ハードともいえるヒンデミット、プーランク、バルトークの3作品を取り上げ、見事な演奏・解釈を繰り広げています。

「プーランクのソナタには、隠された情熱、厳しい残忍性、圧倒的な苦痛が感じられます。ヒンデミットのソナタでは、物悲しさ、舞踏的、そして英雄的な要素が対比され、並置されています。バルトークの音色は信じられないほど精巧で、作品全体に苦悩のムードが漂っています」(エリアス・ダヴィッド・モンカド)
85-53494
プロコフィエフ、A&N・チェレプニン:ピアノ作品集
プロコフィエフ:風刺(サルカズム) Op.17
アレクサンドル・チェレプニン:ピアノのための8つの小品 Op.88、12の前奏曲 Op.85より〔第1曲 アダージョ、第9曲 アレグロ〕、4つのノスタルジックな前奏曲 Op. 23
プロコフィエフ:束の間の幻影 Op.22
ニコライ・チェレプニン:プーシキンの「漁師と魚の物語」への6つの音楽的イラストレーション Op. 4
アレクサンダー・ガジェヴ(P)

録音:2021年2月、ヴァイマール(ドイツ)
イタリア/スロベニアの新星、アレクサンダー・ガジェヴは、2015年に浜松国際ピアノ・コンクールで優勝&聴衆賞受賞を果たしており日本での根強いファンも多い他、2018年モンテカルロのワールド・ピアノ・マスターズと2021年シドニー国際ピアノ・コンクールでも優勝。そして、かつてないほどの大きな盛り上がりを見せた2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクールでは、堂々の第2位+「最優秀ソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマン賞)」を獲得し大ブレイク中のピアニスト。
BBCラジオ3の新世代アーティスト2019-2022にも選ばれているガジェヴが、英BBCラジオ3とドイチュラントラジオ・クルトゥーア(ドイツ公共放送の文化プログラム)の共同プロデュースによってレコーディングした最新アルバムが、ドイツのC'Avi-musicより登場!
プロコフィエフのピアノ小品集「風刺」と「束の間の幻影」に、プロコフィエフの師でもあるニコライ・チェレプニン(1873-1945)とその息子アレクサンドル・チェレプニンのピアノ小品集をカップリングするという極めて意欲的なプログラムに挑戦。A.チェレプニンはロシアで生まれ学び、ジョージア経由でパリへ亡命し(ラヴェルやフランス6人組とも交流)、日本や中国を含むアジアを旅し(日本での教育者としての功績もあり、夫人は中国人)、戦後はアメリカへ渡り国際的に活動しました。彼の作品からは初期から後期までの3つのサイクル(1つは抜粋)が選ばれており、プロコフィエフの影響から、東洋文化、フランスの色彩、グレゴリオ聖歌、ジョージアの民族音楽など、様々な要素が取り入れられ、自身の音楽的表現に変換されています。プロコフィエフの日記に「オーケストラについてはリムスキー=コルサコフよりもチェレプニンから学んだ」と書かれ、サンクトペテルブルク音楽院で指揮の教師やロシア・バレエ団(バレエ・リュス)の指揮者としても活躍したN.チェレプニンの作品からは、プーシキンの童話「漁師と魚の物語」(「金のさかな」のタイトルや、グリム童話版「漁師とおかみさん」としても知られるおとぎ話)に基づく音楽物語を選び、欲張りな漁師の妻がエスカレートして最後は元の木阿弥になってしまうという象徴的な作品でアルバムの最後を締めています。残酷で皮肉に満ちた「風刺」と、幻想的で神秘的な「束の間の幻影」とあわせ、アレクサンダー・ガジェヴの才気煥発なピアニズム、ショパンとは違った奥深い内面を感じさせてくれるアルバムとなることでしょう
85-53495
リスト:歌曲集 Vol.2
5つの歌曲(S.278b、S.297b、S.306b、S.279c、S.280c)/4つの後期歌曲(S.331 - 334)/7つの歌曲(後期のバージョン、1849年〜1860年出版)(S.287b、S.272b、S.290b、S.311b、S. 289b、S.309b、S.273b)/3つの後期歌曲(S. 337、S. 336、S. 338)
コンスタンティン・クリンメル(Br)、
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2020年12月、マルクス・ジティクス・ホール(オーストリア、ホーエネムス)
ヘルムート・ドイチュ歌曲国際コンクール第1位の若手バリトン歌手、コンスタンティン・クリンメルが歌うリストの歌曲集!出版されているものが少なく、遺品やオークションで発見されることも多いリストの歌曲。独自の世界へと進んでいった後期の作を含む珍しい作品を丁寧に集め録音しています。本作はアンドレ・シュエンとダニエル・ハイデによって録音された第1集(8553472)の続編となります。
85-53499
クリスマス・ソングス
伝承曲:高く戸を上げよ、船がやってくる、羊を見守っている、マリアは茨の森を歩み
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:Frondens
マルティン・ルター:高き天より我は来たれり
ジョセフ・モール(1792-1848):きよしこの夜
伝承曲:世界に告げよ、Es wird scho glei dumpa、Ein Kind geborn、馬槽のかたえにわれは立ちて、ベツレヘムに生まれたもう、来たれ羊飼いたち、鳥の歌
ヘンデル/ベートーヴェン:よろこべやたたえよや
アドルフ・アダン:さやかに星はきらめき
伝承曲:3人の王の行列
ヴィオロンチェッロ・ア・ドゥ〔ウタ・シュリヒティヒ(Vc)、ビルギット・ハイネマン(Vc、ボーカル)〕、ヴィンセント・ティンバ(ギター、ジャンベ、コントラバス、スレイベル)

録音:2021年3月(ドイツ)
これまでのアルバムでものクラシック以外の幅広いジャンルの中から選曲し、私たちの耳を楽しませてくれたチェロ二重奏「ヴィオロンチェッロ・ア・ドゥ」からのクリスマス・プレゼント!2020年のクリスマス、ドイツはロックダウン中で歌うことも許されなかったとのことで、クリスマス・アルバムの構想が生まれたということです。人間の声に近い楽器といわれるチェロが、クリスマスの夜に寄り添うように響きます。ヴィオロンチェッロ・ア・ドゥの二人は、デュオ活動の他にもソリストや、ケルン弦楽六重奏団のメンバーとしても活動しています。

4260085-535033(5CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻 ディーナ・ウゴ ルスカヤ(P)

録音:2015年、ミュンヘン
奇才アナトール・ウゴルスキの愛娘にして才気溢れるピアニストとして注目されているディーナ・ウゴルスカヤ。ピアニストにとっての旧約聖書と呼ばれ るバッハ鍵盤作品の最高峰、平均律クラヴィーア曲集を全曲録音しました。24すべての調性を用いて、宇宙、そして神の秩序を表しているとも言われる 作品に挑むにあたってウゴルスカヤは次のように述べています。「様々なとらえ方をされる偉大な作品ですが、昔からずっと弾いてきた親しみのある作品で もあります。最初に全曲録音のプロジェクトを聞いてから録音するまでにしたことは、最初の出会いを思い出すことです。これまでの固定概念から解き放 たれて、新しい自分になり作品と向き合うことが必要でした。すると毎回新しい発見があり、無限のアイデアが浮かんできます。」ウゴルスカヤの美しい音 色と自然な響き、そして音楽の構造を立体的に捉えた見通しの良さ、さらに高い集中力は、数多くの名盤と並ぶ見事な演奏と言えるでしょう。 (Ki)
85-53504(2CD)
ワーグナー:楽劇 「ラインの黄金」 アクセル・コーバー(指)、
デュイスブルクPO、
ジェイムズ・ラザフォード(ヴォータン)、ダヴィッド・イェルサレム(ドンナー)、ベルンハルト・ベルヒトルト(フロー)、レイモンド・ヴェリー(ローゲ)、カタジナ・クンチオ(フリッカ)、シルヴィア・ハムヴァジ(フライア)、ラモーナ・ザハリア(エルダ)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ)、フロリアン・ジムソン(ミーメ)、トルステン・グリュンベル(ファーゾルト)、ウカシュ・コニェチュニ(ファーフナー)、ハイディ・エリザベス・マイヤー(ヴォークリンデ)、ロスヴィータ・クリスティーナ・ミュラー(ヴェルグンデ)、アンナ・ハーヴェイ(フロースヒルデ)

録音:2019年5月&11月、メルカトルハレ(デュイスブルク、ドイツ)
ライン・ドイツ・オペラとデュイスブルク・フィルの音楽監督を務めるドイツの指揮者アクセル・コーバー。2013年にはバイロイト音楽祭にデビューし、翌2014年と続けて『タンホイザー』を指揮し、2020年の『タンホイザー』にも起用されるなど、注目のワーグナー指揮者の一人であるコーバーが指揮を執り、ドイツの有力歌手を揃えて贈る『ラインの黄金』2019年ライヴ・レコーディング。
今後、『ワルキューレ』、『ジークフリート』、『神々の黄昏』を含めた指環全曲もリリースを予定している大型プロジェクトです!
85-53543(3CD)
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 アクセル・コーバー(指)、デュイスブルクPO、ミカエル・ヴェイニウス(ジークムント)、ウカシュ・コニェチュニ(フンディング)、ジェイムズ・ラザフォード(ヴォータン)、サラ・フェレーデ(ジークリンデ)、リンダ・ワトソン(ブリュンヒルデ)、カタジナ・クンチオ(フリッカ)、他

録音:2019年5月&11月、メルカトルハレ(デュイスブルク、ドイツ)
ライン・ドイツ・オペラとデュイスブルク・フィルの音楽監督を務めるドイツの指揮者アクセル・コーバー。2013年にはバイロイト音楽祭にデビューし、翌2014年と続けて『タンホイザー』を指揮し、2020年の『タンホイザー』にも起用されるなど、注目のワーグナー指揮者の一人であるコーバーが指揮を執り、ドイツの有力歌手を揃えて贈る『ラインの黄金』2019年ライヴ・レコーディング。そして今回がその第2弾の『ワルキューレ』!シアトルオペラ国際ワーグナーコンクール優勝のジェイムズ・ラザフォードのヴォータンなど聴きどころが満載です!
85-53544(3CD)
ワーグナー:楽劇 「ジークフリート」 アクセル・コーバー(指)
デュイスブルクPO
コービー・ウェルチ(ジークフリート)、コーネル・フレイ(ミーメ)、ジェイムズ・ラザフォード(さすらい人)、ヨハン・シュメッケンベッカー(アルベリヒ)、ウカシュ・コニエチュニー(ファーフナー)、ルネ・モロク(エルダ)、リンダ・ワトソン(ブリュンヒルデ)、アイシャ・トゥムラー(森の小鳥)

録音:2019年5月&11月(ドイツ、デュイスブルク)
ツの指揮者アクセル・コーバー。2013年にはバイロイト音楽祭にデビューし、翌2014年と続けて 「タンホイザー」 を指揮し、2020年の 「タンホイザー」 にも起用されるなど、注目のワーグナー指揮者の一人であるコーバーが指揮をとり、ドイツの有力歌手を揃えて贈る 「ニーベルングの指環」2019年ライヴ・レコーディング第3弾。
「リヒャルト・ワーグナーの 「ニーベルングの指環」 は、ライン川で始まり、ライン川で終わります。ワーグナーが計画したフェスティバルが最終的にドイツの全く別の場所で実現されたとしても、『ラインの上のリング』の演奏は常に特別なものであり続けるでしょう。」(アクセル・コーバー)
85-53545(4CD)
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」 アクセル・コーバー(指)、
デュイスブルクPO、
コービー・ウェルチ(ジークフリート)、リヒャルト・シュヴェダ(グンター)、サミ・ルッティネン(ハーゲン)、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ)、リンダ・ワトソン(ブリュンヒルデ)、アンケ・クラッベ (グートルーネ)、サラ・フェレーデ(ヴァルトラウテ)、ルネ・モロク(第1のノルン)、アニカ・シュリヒト(第2のノルン)、バルノ・イスマトゥラエヴァ(第3のノルン)、ハイディ・エリーザベト・マイアー(ヴォークリンデ)、アネリー・ゾフィー・ミュラー(ヴェルグンデ)、アナ・ハーヴィー(フロースヒルデ)

録音:2019年5月&11月、メルカトルハレ(デュイスブルク、ドイツ)
ライン・ドイツ・歌劇とデュイスブルク・フィルの音楽監督を務めるドイツの指揮者アクセル・コーバー。2013年にはバイロイト音楽祭にデビューし、翌2014年と続けて「タンホイザー」を指揮し、2020年の「タンホイザー」にも起用されるなど、注目のワーグナー指揮者の一人であるコーバーが指揮をとり、ドイツの有力歌手を揃えて贈る「ニーベルングの指環」2019年ライヴ・レコーディングがついに完結。
最後を飾るにふさわしい豪華歌手陣による演奏をコンサート形式による素晴らしい音響で、お楽しみいただけます。
2020年に先行リリースされていたデジタル版(DL版)の音源では、特にジークフリート役を務めるコービー・ウェルチの歌声が高く評価され、英グラモフォン誌の「Critics' Choice 2020」に選ばれています。

85-553403
ムソルグスキー、ガーシュウィン、ワイルド:ピアノ作品集
ムソルグスキー:展覧会の絵
ガーシュウィン:3つの前奏曲
アール・ワイルド:ガーシュウィンの歌曲による7つの超絶技巧練習曲集より(第3曲 The Man I Love、第4曲 Embraceable You、第7曲 Fascinatin' Rhythm)、
 ラフマニノフの歌曲からのピアノ編曲(夜のしじま Op.4-3、夢 Op.38-5、小さな島 Op.14-2、春の奔流 Op.14-11、ここは素晴らしい場所 Op.21-7)
ベンジャミン・モーザー(P)

録音:2018年1月、イエス・キリスト教会 (ドイツ、ダーレム)
ベンジャミン・モーザーは2007年のチャイコフスキー国際コンクールで入賞、聴衆賞とチャイコフスキー作品の解釈に対する最高解釈賞を受賞し、国際的に注目されるようになった1981年ミュンヘン生まれのピアニスト。同年1月には、ニューヨークで開催された国際ヤング・コンサート・アーティスト・オーディションで第1位を獲得したほか、パリ(グルベンキアンセンター)、ワシントン(ケネディセンター)、ニューヨーク(カーネギー・ザンケル・リサイタルホール)などで8つの特別賞を受賞し、リサイタルを行った実力派です。本アルバムはチャイコフスキー・コンクール受賞10周年をきっかけに発案されたもので、ロシアとアメリカの作品を巧妙に組み合わせたプログラムとなっています。大曲「展覧会の絵」からワイルドの美しい編曲作品まで、繊細なピアニズムによる、細部まで考え抜かれた演奏をお楽しみください。

9783832-195601(6CD)
ケルン・クラシック・コレクション

◆[CD1](
(1)モーツァルト:ミサ曲ハ長調「戴冠式ミサ」

(2)シューベルト:スターバト・マーテル ヘ短調D383

◆[CD2]
(1)ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番

(2)ブラームス:3つの間奏曲Op.117

(3)リスト:ピアノ・ソナタロ短調

◆[CD3]
(1)シューマン:ケルナーの詩による12の歌曲Op.35

(2)シューマン
:リーダークライスOp.39

◆[CD4]
(1)ウェーバー:「オイリアンテ」序曲

(2)モーツァルト:交響曲第33番

(3)チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

◆[CD5]
(1)モーツァルト:弦楽四重奏曲第18番イ長調K464

(2)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127

◆ボーナスCD…初出
(1)モーツァルト:「にせの女庭師」〜第1幕「鎚は火の熱で鉄を打ち延ばし」(ナルド)
 第2幕「イタリア式のやりかたでは」(ナルド)

(2)ドニゼッティ:「愛の妙薬」〜第1幕「むかしパリスがしたように」(ベルコーレ)

ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜第3幕「お前だったのか、彼女の心を汚した奴は」(レナート)

(3)J・シュトラウス:「ジプシー男爵」〜 第2幕徴兵の歌「さあ、手を差し伸べて、恋人と別れよ」(ホモナイ伯爵、合唱)

(4)チャイコフスキー:「スペードの女王」〜第2幕「わたしははかり知れないほどあなたを愛しています」(イェレツキー公爵)

(5)フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」〜第1幕「ああ、わたしたち貧しいものは」(ペーター)

(6)
ガーシュウィン:「ポーギーとベス」〜第2幕「オレには無いものばかりだ」(ポーギー、合唱)

(7)第2幕「ベス、お前はオレの女だ」(ポーギー、ベス)

(8)第2幕「いつもそうとは決まってない」(ポーギー、合唱)
◆[CD1](PH06003と同内容)
(1)マルゴ・ギョーム(S)、マルギット・コベック(A)
 ヨハネス・フェイヤーベント(T)
 エヴァルト・カルデヴァイアー(Bs)
 ケルン放送cho
 ギュンター・ヴァント(指)ケルンRSO
 録音:1952年7月25日ケルンWDR第1ホール(モノラル)
(2)マルゴ・ギョーム(S)、リヒャルト・ホルム(T)、
 ゲルハルト・グレッシェル(Bs)
 ケルン放送cho
 ケルン・ギュルツェニヒO
 ギュンター・ヴァント(指)
 録音:1953年10月17日ケルン・ギュルツェニヒ(モノラル)
★協力:WDRケルン放送、PROFIL

◆[CD2](AU23408中、CD2と同内容)
全て、ゲザ・アンダ(P)
(1)録音:1957年11月16日ケルンWDR第2ホール(モノラル)
(2)録音:1960年4月6日ケルンWDR第2ホール(モノラル)
(3)録音:1955年7月22日ケルンWDR第2ホール(モノラル)
★協力:WDRケルン放送、audite

◆[CD3](AU95582と同内容)
(1)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ヘルタ・クルースト(P)
録音:1954年3月23日ケルンWDR第2ホール(モノラル)
(2)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ギュンター・ヴァイセンボルン(P)
録音:1955年10月12日ケルンWDR第1ホール(モノラル)
★協力:WDRケルン放送、audite

◆[CD4](MM003と同内容)
全て、エーリヒ・クライバー(指)ケルンRSO
(1)録音:1956年1月20日ケルンWDR第1ホール(モノラル)
(2)録音:1953年11月23日ケルンWDR第1ホール(モノラル)
(3)録音:1955年3月28日ケルンWDR第1ホール(モノラル)
★協力:WDRケルン放送、mediciarts

◆[CD5](MM007と同内容)
全て、アマデウスQ
(1)録音:1956年2月3日ケルンWDR第2ホール(モノラル)
(2)録音:1956年2月2日ケルンWDR第2ホール(モノラル)
★協力:WDRケルン放送、mediciarts

◆ボーナスCD
(1)(2)ラルフ・ヴァイケルト(指)ケルンRSO
 録音:1970年2月23日−2月28日ケルンWDR第1ホール(ステレオ)
(3)クルト・クレメル(指)ケルンRSO、ケルン放送cho
 録音:1968年4月29日ケルンWDR第1ホール(ステレオ)
(4)ラルフ・ヴァイケルト(指)ケルンRSO
 録音:1970年2月23日−2月28日ケルンWDR第1ホール(ステレオ)
(5)クルト・クレメル(指)ケルンRSO
以上、へティ・プリュマッハー(A)
 録音:1968年10月14日ケルンWDR第1ホール(ステレオ)
(6)クルト・クレメル(指)ケルンRSO、ギュンター・カルマンcho
(7)フェリシア・ウェザーズ(S)
クルト・クレメル(指)ケルンRSO
(8)クルト・クレメル(指)ケルンRSO、ギュンター・カルマンcho
 録音:1970年6月17日ケルンWDR第1ホール(ステレオ)
ヴォルフガング・アンハイサー(Br)

*ドイツ語歌唱
協力:WDRケルン放送
驚異の高音質でマニアを狂喜させているWDRアーカイヴの復刻音源リリース。このたび登場するセットは、レーベルを越えて、audite、Profil、mediciartsの全面協力で実現したもので、1956年ケルン生まれ、1990年より「KolnerStadt-Anzeiger紙」の文化ジャーナリストを務め、2004年より同紙の専任音楽評論家であるマルクス・シュヴェリングのセレクションによるものです。ヴァント、エーリヒ・クライバー、アンダ、フィッシャー=ディースカウらによる5枚目までは、すべて既出のアルバムと同内容となっていますが、注目はボーナス盤。ケルンに生まれケルンで没した名バリトン、ヴォルフガング・アンハイサー(1934−1974)のアリア集は、初出である上にこれだけはなんとステレオ収録。音質も抜群。なにからなにまでケルンづくしの内容となっています。なお別冊のブックレット(50ページ)はドイツ語表記のみになります。限定盤。 (Ki)
KDC-5067
ブルッフ:8つの小品Op.83より、
シューマン:3つのロマンスOp.94(クラリネットとピアノ)、
 おとぎ話Op.132
 5つのカノン風小品Op.56(J.ミハエルス編)、
 幻想小曲集Op.73(クラリネットとピアノ)
トリオ・ディ・クラローネ
[ザビーネ・マイヤー(Cl)、ヴォルフガング・マイヤー(バセット・ホルン、Cl)、ライナー・ヴィーレ(バセット・ホルン、Cl)、カッレ・ランダウ(P)

録音:2005年9月ケルン
※日本語解説書付
クラリネットの新機軸を追求し続けるトリオ・ディ・クラローネ。ザビーネ・マイヤーと兄ヴォルフガングが中心となった名人アンサンブルです。待望の来日を記念して日本語解説書付発売となりました。シューマンとブルッフというドイツ・ロマン派の名作を集めています。精密なアンサンブルと技巧はもちろんながら、ほの暗く幾分渋めな音は、まさにドイツ正統派。クラリネットならではの音世界を存分にご堪能していただけます。  (Ki)
LC-14475
地中海の情熱
マリオ:遥かなるサンタ・ルチア
バルベリス:サンタ・キアーラ寺院
ベッリーニ:光さす窓辺
ビザーリ:シルヴィアに/ナポリのクリスマス
カプア:私の太陽
ボヴィオ:パッショーネ
トスティ:マレキアーレ
カンニオ:恋する兵士
コットラウ:サンタ・ルチア
デンツァ:フニクリ・フニクラ
デ・クルティス:声と夜
 帰れソレントへ他(全16曲)
ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(T)
アンサンブル
イタリアを代表する名テノール、ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラの歌うカンツォーネ集。意外なことに、ラ・スコーラにとって本格的なカンツォーネ集はこれが初。同じイタリア人でも、気位の高いのミラノ人だと味の出ないカンツォーネですが、そこは自他共に認める「典型的シチリア人」のラ・スコーラ、強い日差しと吹き付ける潮風が心地よい南イタリアの気風そのままのスカッとした歌がドンピシャ。1枚聞き終えると、また初めから聞きなおしたくなるような気持ちよさです。  (Ki)


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