湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



DACAPO
(デンマーク)




※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
6.200003(4SACD)
ニールセン:交響曲&協奏曲集
《CD1…6.220623》
1-4.交響曲第3番ニ短調「ひろがりの交響曲」Op.27(1910-1911)
5-8.交響曲第2番ロ短調「四つの気質」Op.16(1901-1902)
《CD2…6.220624》
1-4.交響曲第4番「滅ぼし得ざるもの(不滅)」
Op.29(1914-1916)
5-8.交響曲第1番ト短調Op.7(1889-1894)
《CD3…
6.220625》1-6.交響曲第5番Op.50(1920-1922)
7-10.交響曲第6番「素朴な交響曲」(1924-1925)
《CD4…6.220556》
1-3.ヴァイオリン協奏曲Op.33(1911-1912)
4-5.フルート協奏曲(1926)
6-8.クラリネット協奏曲(1928)
アラン・ギルバート(指)NYO
エリン・モーリー(S)…CD1.1-4/ヨシュア・ホプキンス(Br)…CD1.1-4/ロベール・ランジュヴァン(Fl)…CD4/アンソニー・マックギル(Cl)…CD4/ニコライ・ズナイダー(Vn)…CD4

録音:《CD1》2011年6月14-16日…1-4、2011年1月27-29日…5-8
《CD2》2014年3月12-15日
《CD3》2014年10月1-3日
《CD4》2012年10月10-13日…1-5,2015年1月7-10.13日…6-8ニューヨーク,リンカーン・センター,エブリー・フィッシャー・ホール
アラン・ギルバートとニューヨーク・フィルハーモニックによるニールセン(1865-1931)の決定的BOXです。好評の「交響曲全集」と協奏曲を、SACDハイブリッド盤そのまま
で一つのBOXに収録しました。これまで躊躇していた方もぜひお手元に。


6.220536(1SACD)
モーツァルト:交響曲集第1集
交響曲 第1番 変ホ長調 K16
交響曲 第4番 ニ長調 K19
交響曲 ヘ長調 K19a
交響曲 第6番 変ロ長調 K22
交響曲 ヘ長調 K42a
アダム・フィッシャー(指)
デンマーク国立室内O

録音:2012年2月,8月 コペンハーゲン DR コンチェルトフセット 第2 スタジオ
8歳から11歳のモーツァルトの作品集。普通の人間なら「夏休みの宿題」であろう年代の作品ですが、5歳で最初の曲を作り、6歳でマリア・テレジア御前旅行を行い、パリとロンドンに演奏旅行に出かけていたというモーツァルト。まだまだ作曲活動は本格的に始められてはいないうえ、当時の他の作曲家たちの影響も強いことは確かですが、やはり一筋縄ではいかない「何か」がひしひしと感じられる作品群です。8歳の時の第1番と、11歳の第6番ではやはり完成度に大きく違いが見られ、日に日に様々なものを吸収し、大きくなっていくモーツァルトの姿をつぶさに観察する思いがすることでしょう。
6.220536(1SACD)
モーツァルト:交響曲集第1集
交響曲 第1番 変ホ長調 K16
交響曲 第4番 ニ長調 K19
交響曲 ヘ長調 K19a
交響曲 第6番 変ロ長調 K22
交響曲 ヘ長調 K42a
アダム・フィッシャー(指)
デンマーク国立室内O

録音:2012年2月,8月 コペンハーゲン DR コンチェルトフセット 第2 スタジオ
8歳から11歳のモーツァルトの作品集。普通の人間なら「夏休みの宿題」であろう年代の作品ですが、5歳で最初の曲を作り、6歳でマリア・テレジア御前旅行を行い、パリとロンドンに演奏旅行に出かけていたというモーツァルト。まだまだ作曲活動は本格的に始められてはいないうえ、当時の他の作曲家たちの影響も強いことは確かですが、やはり一筋縄ではいかない「何か」がひしひしと感じられる作品群です。8歳の時の第1番と、11歳の第6番ではやはり完成度に大きく違いが見られ、日に日に様々なものを吸収し、大きくなっていくモーツァルトの姿をつぶさに観察する思いがすることでしょう。
6.220537
モーツァルト:交響曲集第2集
交響曲第6番ヘ長調K43
交響曲第7番ニ長調K45
交響曲ト長調K45A
交響曲変ロ長調K45B
交響曲第8番ニ長調K48
アダム・フィッシャー(指)
デンマーク国立室内SO

録音:2012年2月コペンハーゲンDRコンサートホール第2スタジオ
天才モーツァルトの11歳から12歳にかけての交響曲集。まだ少年とは言え、すでに数多くの曲を書き、一流の作曲家として認められていたモーツァルト。ここでも瑞々しい感性に溢れた一連の作品を聴くことができます。1767年の年末に完成された第6番、1768年の1月に書かれた第7番。この同時期に書かれたのが番号なしの変ロ長調K45Bとなります。年末に第8番が書かれますが、この間にはオペラ「バスティエンとバスティエンヌ」が書かれており、日を追って成熟を究めるモーツァルトの姿を目の当りにすることができるでしょう。K45Aは、もう少し早い時期(1766年?)に書かれたものとされ、「ランバッハ」の通称でも知られます。フィッシャーはどの曲も念入りに扱い、単純さの中から現れる見事な息吹を目の前に見せてくれます。
6.220544(1SACD)
モーツァルト:交響曲集第9集
交響曲第31番ニ長調K297「パリ」
交響曲第33番変ロ長調K31
交響曲第34番ハ長調K338
交響曲第31番ニ長調K297「パリ」-第2楽章の異稿版(第1版)
アダム・フィッシャー(指)
デンマーク国立室内O

録音:2010年10月4-5日,2011年2月21-23日コペンハーゲンデンマーク放送コンチェルト
今作は実質7番目にあたるアルバムで、1778年から1780年に作曲された3つの作品が収録されています。第31番は「パリ」の愛称で呼ばれる作品で3楽章形式です。第2楽章は通常聴かれる版のほかに、この曲をモーツァルトに作曲依頼したジャン・ル・グロの注文で書き直した「異稿版」があり、このアルバムには異稿版の最初のヴァージョンが収録されているところも注目です。本来、あまり自作に手を入れることのないモーツァルトですが、このような作品も面白いものです。いつものように推進力のある演奏が耳にも鮮やかです。
6.220545(1SACD)
モーツァルト:交響曲集第10 集(1782&1786)
交響曲 第35番「ハフナー」
交響曲 第38「プラハ」
アダム・フィッシャー(指)
デンマーク国立室内O

録音:2012年2月,4月,8月 コペンハーゲン DR コンチェルトフセット 第2スタジオ
1782年と言えばモーツァルトがコンスタンツェと結婚した年で、フリーの音楽家として独り立ちし、ウィーンでの確固たる地位を築き始めた時代にあたります。この第35番「ハフナー」はザルツブルクの大富豪の名前であり、同じ「ハフナー」の名を持つセレナーデ K.250(248b)とともに彼らに献上されたと言われています。明るく躍動的な第1 楽章、優美なアンダンテとメヌエット、闊達な終楽章で構成された名曲です。1786年の「プラハ」は、その年にプラハで上演された「フィガロの結婚」の大成功を受け、再び招待されたプラハで初演された曲。珍しくメヌエットを欠く3 楽章形式で書かれていて、随所に「フィガロ」からとられたメロディが散りばめられています。
6.220546(1SACD)
モーツァルト:交響曲集第11集(1783&1788)
交響曲第36番ハ長調K425「リンツ」
交響曲第39番変ホ長調K543
アダム・フィッシャー(指)
デンマーク国立室内O

録音:2012年8-12月,2013年2月コペンハーゲン
フィッシャーはどれも早めのテンポで、見通しのよい軽やかなモーツァルトを表出しています。ブックレットには、解説者クラウス・ヨハンセンによって、2曲の解説ではなく「モーツァルトとクラリネットの関係」が興味深く綴られています(英・独・デンマーク)
6.220556(1SACD)
ニールセン:協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲Op.33
フルート協奏曲(1926)
クラリネット協奏曲(1928)*
ロベール・ランジュヴァン(Fl)
アンソニー・マックギル(Cl)
ニコライ・ズナイダー(Vn)
アラン・ギルバート(指)NYO

録音:2012年10月10-13日、2015年1月7-10.13日* ニューヨーク,リンカーン・センター,エブリー・フィッシャー・ホール
ニールセン(1865-1931)の3つの協奏曲は、彼の6曲の交響曲と同じように、全ての管弦楽作品の中核を構成するものです。どれもが古典的な伝統に則りつつも、独自の作風が模索されており、各々の楽器の特性にも配慮された見事なものです。中でもヴァイオリン協奏曲は、優れたヴァイオリニストであったニールセンらしく、共感に満ち溢れています。この曲はグリーグの未亡人ニーナに招待された「作曲家の小屋」で書かれたもので、かなり型破りで荒々しい音楽に満ちています。フルート協奏曲はコペンハーゲン管楽五重奏団のメンバーのために書かれた曲で、アンサンブルのフルート奏者ギルベルト=イェスペルセンに献呈されています。技巧的な面と静かな面を併せ持つ面白い曲です。クラリネット協奏曲も同じアンサンブルのクラリネット奏者オーゲ・オクセンヴァドに献呈された作品で、小編成のオーケストラを用いた特徴的な音楽です。縦横無尽に動き回るクラリネットのパッセージは賛否両論を巻き起こしましたが、現在ではこの意外性が愛されています。
6.220565(1SACD)
ランゴー:ピアノ作品集第2集
夏の思い出BVN 254
深淵の音楽BVN 169
アルバムの綴りTBVN 3
夜の教会の庭でBVN 22
アドラツィオーネBVN 223
ピアノ小品ホ長調 BVN 426
ブレーキンゲの夏の休日BVN 123
ベーリト・ヨハンセン・タンゲ(P)
あまりにも幅広い作風の音楽を書いたため、どれを最初に聴くかで全く評価が異なってしまうという作曲家がかなり多く存在しますが、このランゴー(1893-1952)などはその最たる人でしょうか。このピアノ作品集を冒頭から聴くと、どう聴いてもショパンからグリーグやシベリウスへの系譜を感じるはずです。しかし、この「夏の思い出」は夢想家であった彼のごく一部の姿であり、次の曲集「深淵の音楽」では、全く違う音世界に戸惑う人も多いことでしょう。急進的な音と、感覚的な表現を求め、標題にも音楽にもあらゆる工夫を凝らし、時には神秘性すら漂うランゴーの音楽。一度はじっくりと聴いてみてほしいものです。
6.220567(1SACD)
アンディ・ペイプ:デンマークのアメリカ人
デンマークのアメリカ人(2003)
郊外のナイトメア(2006)
失われた時間の痕跡(1998/2011)
カール・ボイエ・ハンセン(Tub)
モルテン・エステルゴー(Fg)
ヘンリク・ヴァウン・クリステンセン(指)
オーデンセSO

録音:2011年10月3-7日オーデンセ・コンサート・ホール
ハリウッド生まれの作曲家アンディ・ペイプ(1955-)の作品集です。彼は1971年から北欧の小さな田舎町に住み、デンマークで学んでいます。このアルバムのタイトル「デンマークのアメリカ人」はまさに彼自身の事ですが(勿論ガーシュウインも意識しているのは間違いありません)、作品はユーモアをたたえた華麗な管弦楽法を駆使した素晴らしいものとなっています。世界初録音となるテューバ協奏曲「郊外のナイトメア」とファゴット協奏曲「失われた時間の痕跡」を併録しています。活発な音の動きを素晴らしい録音で。
6.220568(1SACD)
デンマークのパートソングにおける黄金時代
ニールセン:おおわがイエス、わが心を導きたまえ
 我は笑顔で重荷に耐える
 夕べの空気は奇妙な思いを形作る
クーラウ(1786-1832):あずま屋が影を作ってくれるように
 五月の歌
.E.F.ヴァイセ(1774-1842):さすらい人の夜の歌
 舟歌
 光り輝く明るい天使が降りてくる
J.P.E.ハルトマン(1805-1900):民謡集Op.86から<春の時に/私は決してあなたを愛さないことを知っている>
ニルス.W.ゲーデ(1817-1890):ヴァルデマール王の狩り
 デンマーク民謡:若きダグマールの女王の死(ゲーデ編)
 5つの歌曲Op.13から第2番「蓮の花」
 5つの歌曲Op.13から第4番「秋に」 5つの歌曲Op.13から第5番「森にて」
トーマス・ラウプ(1852-1927)静かなわが心、今日が沈む
ペーター・ハイゼ(1830-1879):穏やかな最愛の夜
スヴェン.S.シュルツ(1913-1998):デンマークの素敵な香り
イブ・ネアホルム(1931-):5つの歌Op.128
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン
ポール・ヒリアー(指)

録音:2011年、2012年
19世紀前半のデンマークは芸術文化が目覚ましく発展し、多くの絵画や音楽が生まれました。そんな時代に目をつけたのが名指揮者ポール・ヒリアー。この時代に生まれた多くの素晴らしい無伴奏合唱曲を演奏することで「デンマークの黄金時代」を再現できると考えた彼は、無尽蔵に埋蔵されている作品の中から9人の作曲家が書いた23曲を選び出し、アルス・ノヴァ・コペンハーゲンとともに演奏したのです。デンマークの民俗音楽や伝承物語、そして言葉の遊びなど様々なデンマークの姿を伝える貴重な音楽絵巻を、高音質録音でお届けいたします。
6.220569(1SACD)
ニールセン:合唱のための歌集
今日は歌で一杯の日CNW213
ジュビレーション、歓喜の叫びCNW375
イースターの花よ、なぜここにいるの?CNW361
私たち、平原の息子は心に夢を持っているCNW147
海に囲まれたデンマークCNW146
輝く太陽の下、私は鋤で耕すCNW129
これで明らかにCNW261
今、森は葉が茂るCNW256
ある夏の日を見てCNW221
自由は最高の金であるCNW255
浮島の戦艦CNW237
過ぎし日、過去CNW253
漁師の思いやりCNW244
デンマークの男たちよ、強くあれCNW288
単純に、単純にCNW238
何のためにわが目は喜びを感じるのかCNW239
重く暗い夜空の雲CNW250
隠れているのは誰CNW137
わが布の弱さを考えるCNW254
デンマークの歌、若き娘たちCNW271
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン
ミカエル・ボイェセン(指)

録音:2014年5月8-10日ロスキルデ
「私がシンプルなメロディーを書くと、まるで私が作曲家ではないように思われてしまうのが不思議です」と語ったニルセン(1865-1931)。もちろん彼の作品は、難解で渋いものもありますが、この合唱のための歌集は、デンマーク人の伝統であり、心の底にあるメロディーを用いて創り上げたものなのです。そのため、曲調は親しみやすく、懐かしさ満載になっています。
6.220574(1SACD)
ペア・ノアゴー:交響曲第1番「sinfonia austera」
交響曲第8番*
サカリ・オラモ(指)VPO

録音:2013年5月16-17日ウィーン,コンチェルトハウス…1-3,2013年5月25-26
日ウィーン,コンチェルトハウス,ライブ録音…4-6
*=世界初録音
ノアゴー(1932-)は、現代デンマークで最も人気を誇る作曲家の一人。彼独自の手法である「無限セリー」や、多彩なパーカッションを用いた作品などで知られます。世界初録音を含むこのアルバム、演奏はなんと、サカリ・オラモが指揮するウィーン・フィルハーモニー。北欧における最も新しい交響曲がウィーン風の響きを纏って演奏されるその素晴らしさと不思議な感覚。これは得難い体験であり、またウィーン・フィルの新たな側面を知るためにも最適なアルバムと言えるでしょう。世界初録音となる交響曲第8番は、彼のこれまでの作品と比べても、かなり古典的で研ぎ澄まされた筆致を持つもので、彼が至った境地を垣間見ることができるはずです。
6.220575(1SACD)
ルーズ・ランゴー:弦楽四重奏曲集第1集
弦楽四重奏曲第2番BVN145(1918/1931改編)
弦楽四重奏曲第3番BVN183(1924)
弦楽四重奏曲第6番「ひとつの楽章で」BVN160(1918/19)
「おお,血と涙にまみれた御頭よ!」による変奏曲
ナイチンゲールSQ
デンマークの後期ロマン派に属する作曲家ランゴー(1893-1952)。しかし、彼は当時としてはあまりにも急進的な曲を書いたためか、聴衆に受け入れらることなく、生前には高く評価されることがありませんでした。近年、ようやく彼の作品の再評価が進み、管弦楽作品などのリリースが増えていて、その神秘的かつロマンティックな作品が耳に触れる機会も多くなってきています。このシリーズでは、彼の弦楽四重奏曲に光をあてており、番号付きの6曲と、その他の変奏曲などを最新の改訂稿に基づいて全て録音するものです。ナイチンゲールSQのドラマティックな解釈は、ランゴーの持つ真の姿を提示することでしょう。
6.220576
(1SACD)
ルーズ・ランゴー:弦楽四重奏曲集第2集
.ばら園での遊び BVN153(1918)…世界初録音
弦楽四重奏曲(変イ長調) BVN155(1918)
弦楽四重奏曲第4番「夏の日々」 BVN215 (1914-18/1931改編)
ナイチンゲールSQ

録音:2012年8月18-21日、2012年11月16-17日、12月20-21日、2013年1月7-10日
ランゴー(1893-1952)の多彩な弦楽四重奏曲の全てを知るためのシリーズ第2集。世界初録音となる「ばら園での遊び」のばら園とは、彼が20歳の時の夏休みに、両親とともに保養に出かけたスウェーデンの温泉地、ブレーキンデの家の名前で、ここに2か月間ほど滞在したランゴーは、この時の良い体験を生涯忘れることがありませんでした。この作品全編に漂う甘い回想、そして「モーツァルト」と題された第2楽章は偉大なる作曲家を模倣するとともに、以降の作品に使われるモティーフの萌芽が認められる興味深いものとなっています。他の2曲も、若い作曲家のなみなみならぬ意志が感じられる力強くしなやかな仕上がりとなっています。
6.220577(1SACD)
ランゴー:弦楽四重奏曲集第3集
弦楽四重奏曲第1番BVN68(1914-1915 /1936改訂)
弦楽四重奏曲第5番 BVN189(1925 /1926-1938改訂)
弦楽四重奏曲断章「イタリア風スケルツォ」BVN408(1950)*
ナイチンゲールSQ

録音:2013年8月19-24日、2013年9月3-6日、2013年1月10日
*=世界初録音
ルーズ・ランゴー(1893-1952)の弦楽四重奏曲全集の完結編です。「グラモフォン・アワード」を受賞したナイチンゲール弦楽四重奏団によるこの演奏は、ランゴーという作曲家を理解するためにも、大きな手助けとなることでしょう。ランゴーは作曲年代によって、かなりその作風が違いますが、このアルバムの3曲はどれも親しみやすい音楽です。若き日の第1番、爽やかさを感じさせる第5番、1950年の作品にも拘わらず妙に明るい「イタリア風スケルツォ」など、一度でも聴いていただければ、このステキな音楽に心奪われること間違いありません。
6.220590(1SACD)
NX-B06
ノアゴー(1932-):初期ピアノ作品集
ピアノのための「ソナタ・デターミナータ」(1949-1950)…世界初録音
ピアノのための3楽章からなる「小さな協奏曲」ト長調(1949)…世界初録音
ピアノのための「ソナタ・カプリチョーザ」(1949)
ピアノのための3つの間奏曲「クローバー」Op.7(1954/1956改訂)…世界初録音
夜想曲
インテルメッツォ・カプリチョーゾ
エレジー
ピアノのための一楽章のソナタ Op.6(1953/1956-57改訂)
ピアノのためのトッカータ
ニクラス・シヴェレフ(P)

録音:2016年9月3-6日
2016年11月20日
2016年12月21日.2017年1月8-9日
2017年1月28-29日
2017年に85歳の誕生日を迎えたノアゴーは、ニールセンの次世代を担う、現代デンマークで最も影響力のある作曲 家の一人です。2016年には権威ある「エルンスト・フォン・ジーメンス賞」を受賞、ますますその活躍が評価されていま す。ノアゴーは若いころからピアノ音楽に興味を持ち、多くの作品を書いていますが、バッハとストラヴィンスキーの影響が 顕著な最初期の作品が年を追うごとに、「宇宙の発展」を描く独自の作風に仕上がっていく様子はとても興味深いもの です。このアルバムで演奏しているシヴェレフは、デンマーク王立音楽院のピアノ科の教授で、ノアゴーが長らく信頼を寄 せているピアニスト。アルバム中「一楽章のソナタ」と「クローバー」を除く4つの作品は、どれもシヴェレフに献呈されていま す。
6.220592(1SACD)
アコーディオン協奏曲集
オーレ・シュミット(1928-2010):交響的幻想曲とアレグロOp.20
アナス・コッペル(1947-):アコーディオンと弦楽の為の「コンチェルト・ピッコロ」*
マルティン・ローゼ(1971-):アコーディオンと管弦楽の為の「液体の中に」*
ペア・ノアゴー(1932-):アコーディオンと管弦楽の為の「リコール」*
ビャルケ・モーゲンセン(アコーディオン)
ロルフ・グプタ(指)デンマーク国立室内O

録音:2011年4月12-15日コンチェルト・ハウス・スタジオ
*=世界初録音
デンマーク生まれの若きアコーディオン奏者ビャルケ・モーゲンセンによるアコーディオンのための協奏曲集です。彼は1985年生まれで、7歳からアコーディオンを演奏し始め、瞬く間に名手と呼ばれるようになりました。彼自身も編曲、作曲を行い、既に何枚かのCDもリリースするなど、その将来を嘱望されています。このアルバムでは4人の作曲家の作品を収録、コッペルとローゼの2つの曲はモーゲンセンのために作曲されたものです。古典的な曲、タンゴ風、ジャズ風と様々な表情を見せる音色に注目してください。アコーディオンの持つ可能性の限界に挑戦するかのような、挑発的でエキサイティングな演奏がたまりません。
6.220594(1SACD)
クヌドーゲ・リーサゲル:ヴァイオリン作品集
ブリッコナータ/水彩画ホ長調
パラヴァス/ロマンス.ハ長調
メヌエット/伝承曲による子守歌
ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.5
2台のヴァイオリンのためのソナタOp.55b
コンチェルティーノOp.28a
ヨハンネス・ソー・ハンセン(Vn)
クリスティーナ・ビェルケ(P)
アンネ・ソー・イワン(Vn)
インケリ・ヴァンスカ((Vn)
インゲル・ホイ(Vn)
クリスティアン・エレガード(Vn)

録音:2011年12月19-21日デンマーク王立音楽アカデミーエストニア、ポート
デンマークの作曲家クヌドーゲ・リーサゲル(クヌーズオーエ・リスエア1897-1974)は、父親の仕事の関係(セメント工場を経営していた)でエストニアのポルト・クンダで生まれました。その後、家族とともに帰国し、コペンハーゲン大学で政治学を学びます。同時に音楽理論も学び、大学卒業後はパリへ留学、ルーセルの弟子となります。当時の音楽を広範囲に学び1925年に帰国しますが、そのまま財務省に入省し、25年間公務員として働きます。音楽家としては、独自の作風を創り上げるまでには至りませんでしたが、彼は優れたヴァイオリニストであり、ここに収録された作品のほとんどは、彼自身のために書かれたもので、初期の習作から成熟した新古典派的な作品まで、この作曲家の音楽的発展を垣間見ることができるのではないでしょうか。
6.220595(1SACD)
アナス・コッペル:マリンバ協奏曲集
マリンバとオーケストラのための協奏曲第1番(1995)*
マリンバと弦楽オーケストラのための協奏曲第2番(2000)
マリンバとオーケストラのための協奏曲第3番「リンツ」(2002/2003改訂)
マリンバとオーケストラのための協奏曲第4番「変わり行く事象への思い出」(2006)
マリンバ・ソロのための「P.S.toaConcerto−協奏曲への追伸」(1995)*
マリアンナ・ベドナルスカ(マリンバ)
オルボアSO
ヘンリク・ヴァウン・クリステンセン(指)

録音:2012年6月26-29日.2013年6月24-28日アルボア・シンフォニエン
*以外=世界初録音
作曲家アナス・コッペル(1947-)は現代デンマークの作曲家の中でも特異な位置にいる人です。彼はその作品にロックやジャズのテイストを取り入れつつも、実はその足は、しっかりと古典的なヨーロッパ音楽の伝統に根差しており、これらを統合するために作品を描き続けていると言っても過言ではありません。彼はピアニストの父を持つ、極めて音楽的な家庭に育ちました。幼い頃からピアノとクラリネットを演奏し、自然に音楽家への道を歩みました。1960年代から70年代は実験音楽の世界で活躍しつつも、デンマークの著名なロックグループ「SavageRose」のメンバーとしても注目を浴びていたのです。この4つの作品はシンフォニックであり、奔放なもの。複雑な音を処理しながら、目の前を駆け抜けていくマリンバの音は快感をもたらします。
6.220598(1SACD)
ペーター・ハイセ:男声のための歌曲集
1.序奏とワルツ
2.飛行への覚え書
3.3匹の猫/4.ユトランド
5.バッカスに/6.冬の告別
7.春の目覚め
8-11.2人のソプラノとバリトン、ピアノのための歌曲集「春と夏」
12.野のばらの繁み(男声四重唱)13.森の中で/14.時は秋
15.ジプシーの女王の墓での歌
16.ロマンス「好ましき薄闇で」
17.城の中の娘
18.かわいこちゃん
19.祝婚歌/20.デンマークに
21.デンマークの巨人の墓
22.シェイクスピアの「シンベリン」からの哀歌
エミール・リッケ(第1テノール)…2.5.14.16
アダム・リース(第2テノール)…2.5.14.16/ダニエル・アベルク(バリトン)…2.5.14.16
トルステン・ニルセン(Br)…12
ステフェン・ブルーン(Bs)…2.5.12.14.16
マレーネ・ノルドトルプ(S)…8-11
アストリッド・カステンソン・ナヴァロ=アロンソ(S)…8-11
ウラ・ムンク(A)…8-11
トルステン・ニルセン(Br)…8-11
アマリエ・マリンク(P)…8-11
デンマーク国立ヴォーカル・アンサンブル&Cho
ミハエル・シェンヴァント(指)
デンマークのオペラ作曲家として知られるペーター・ハイセ(1830-1879)は、また歌曲作曲家としても素晴らしい才能を有していました。この男声のための歌曲集は、女性、芸術、自然、そして彼の祖国デンマークへの賛美が表現されたロマンティックで美しい作品集です。どこまでも穏やかで純粋な曲調が魅力的。えりすぐりの歌手たちと、ベテラン、シェンヴァントの伴奏がしっくり溶け合った渋さと甘さを兼ね備えた演奏です。
6.220599(1SACD)
ヴァーフン・ホルンボー:協奏曲集
ヴィオラ協奏曲Op.189(1992)
管弦楽のための協奏曲(1929)*
ヴァイオリン協奏曲第2番Op.139(1979)
エーリク・ヘイド(Vn)
ラーシュ・アネルス・トムテル(Va)
デマ・スロボデニューク(指)
ノールショッピングSO

録音:2011年6月13-17日スウェーデンノールショッピングデ・ゲールハレン

※世界初録音(*は世界初演)
ホルンボーの作風はあまりにも多岐に渡っているため、全てを一言で語ることは難しく、時として、その作品が不当に見過ごされてしまっていることもあるようです。ソロ楽器を伴う協奏曲もそんなジャンルの一つであり、この3つの作品の中の「管弦楽のための協奏曲」は今まで演奏されたことすらありません。ヴィオラ協奏曲は彼の晩年の作品で、イスラエルの名手リヴカ・ゴラーニのために書かれています。管弦楽のための協奏曲は、ヒンデミットとルトスワフスキの同名曲にも勝るとも劣らない見事な音楽。そして古典的な形式で書かれたヴァイオリン協奏曲も傑作です。


6.220621(1SACD)
ホルンボー(1909-1996):室内交響曲集
室内交響曲第1番Op.53(1951)
室内交響曲第2番「悲歌」Op.100(1968)
室内交響曲第3番「フリーゼ」Op.103a(1969-70)
ジョン・ストルゴーズ(指)ラップランド室内O

録音:2011年3月31日-4月1日ロヴァニエミ教会
※全て世界初録音
デンマークの近現代音楽史を代表する作曲家ホルンボーの3つの室内交響曲を高音質録音で聴く1枚です。1950年代から、独自の表現を追求し始めたホルンボーにとって、この3つの作品は、極めて実験的であり、また興味深い変容を遂げるための器となりました。3つの印象的な音符で始まる第1番は、その音を極限まで拡大し、小さな編成のOから多彩な響きを引き出すことに成功しています。「悲歌」と題された第2番と、その翌年に書かれた第3番は、当時の急進的な音楽からは少し距離を置いたものであり、新古典的なものと、シベリウス的なものが混在する、ちょっと懐かしい味わいのある音楽です。
6.220622(1SACD)
ペア・ノアゴー:テノール独唱&ギターと2組の混声合唱&ヴィブラフォンのための「リブラ」(1973)
混声合唱のための「白昼夢」(1989/2002)
12部の合唱のための「回路(Cycle)」(1977)
アダム・リース(T)
ステファン・オステルシェー(G)
デンマーク国立声楽アンサンブル
フレデリーク・マルムベリ(指)

録音:2012年3月14-17日デンマークコンチェルトフセット,スタジオ2
ノアゴー(1932-)の80歳の誕生日を記念して制作されたアルバムです。3つの魅惑的な声楽作品は、まさに音による風景画です。詩篇のテキストを中心に透明な響きで祈りと苦悩を歌い上げる「リブラ」、ダダイズムの旗手であったフランスの詩人、ポール・エリュアールのテキストによる、死と官能の香り漂う「白昼夢」、恐ろしいまでに精緻な響きを醸し出す「回路」。まさに宇宙の混沌と秩序を表現し尽くしたかに思えます。無伴奏合唱の極限に挑戦するかのような難曲を、デンマーク国立声楽アンサンブルは完璧に歌い上げています。

6.220623(1SACD)
ニールセン:交響曲&協奏曲全集第1集
交響曲第3番Op.27「おおらかな交響曲」
交響曲第2番Op.16「4つの気質」*
エリン・モーリー(S)
ジョシュア・ホプキンス(Br)
ニューヨーク・フィルハーモニック
アラン・ギルバート(指)NYO

録音:2012年6月14-16日、2011年1月27-29日,2月1日* ニューヨーク,リンカーン・センター,エーブリー・フィッシャー・ホール・ライヴ
2009/2010年のシーズンからニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督に就任した指揮者アラン・ギルバート。すでにマーラーなどの名演で注目を浴びている彼による新しいプロジェクトは、2015年に生誕150年を迎えるデンマークの不屈の作曲家ニールセン(1865-1931)の交響曲&協奏曲全集です。ニューヨーク・フィルにおいては、1960年代にバーンスタインが一部の曲を演奏したこともあり、とても親和性の高い作曲家です。アラン・ギルバートのタクトを得て、極めて燃焼度の高い、ユニークな交響曲全集が期待できるでしょう。
■NYPニールセン・プロジェクトについて
デンマークの国民的作曲家ニールセンをフィーチャーするニューヨーク・フィルとアラン・ギルバートによる交響曲&協奏曲全集プロジェクトです。ニューヨーク・リンカーン・センター内にあるニューヨーク・フィルの本拠地エーブリー・フィッシャーホールでの公演をライブで収録しています。ニューヨーク・フィルはレナード・バーンスタインの指揮の下、ニールセンの交響曲や協奏曲を1960年代に録音した歴史があり、アメリカ国内でニールセン作品を積極的に取り上げた楽団のひとつでした。デンマークの前国家元首、国王フレゼリク9世は、自らデンマーク王立Oの指揮をするなど非常に音楽好きで知られ、当時のバーンスタインの録音プロジェクトの支援をしていたほか、フレゼリク9世の長女にあたる現国家元首マルグレーテ2世も、このニールセン・プロジェクトの記者会見に列席するなど、デンマーク王室の全面バックアップを受けた録音プロジェクトとなっています。私はニールセンの時代が来ることを確認しています。
「私はニールセンの時代が来ることを確信しています。この素晴らしい音楽を聴衆の皆さんと共有することを楽しみにしています。」…アラン・ギルバート
6.220624(1SACD)
ニールセン:交響曲第4番「不滅」
交響曲第1番Op.7
アラン・ギルバート(指)NYO

録音:2014年3月12-15日ニューヨーク,リンカーン・センター,エイヴリー・フィッシ
ャー・ホール
1894年3月に初演されたニルセン(1865-1931)の交響曲第1番は、若さのパワーと情熱に満ち溢れた輝かしい作品です。当時師と仰いだヨハン・スヴェンセンの影響も感じられ、荒削りながらも先進的な雰囲気を宿したこの曲は、当時の新聞でも高く評価されました。交響曲第4番はニルセンの代表作の一つで、4つの部分に分かれてはいるものの、実は1つの楽章で書かれています。第一次世界大戦の真っただ中に書かれたこの音楽は、シリアスとロマンティックの間を揺れ動きながら、最後は輝かしく終わるというものです。アラン・ギルバートの演奏は、ニルセンの音楽からもやもや感を丁寧に取り除き、スマートな響きとダイレクトな感情を伝えるという極めてスマートなもの。もちろん素晴らしい音質も曲の理解を深めてくれること間違いありません。
6.220625(1SACD)
ニールセン:交響曲第5番Op.50
交響曲第6番「素朴な交響曲」
アラン・ギルバート(指)NYO

録音:2014年10月1-3日ニューヨーク,リンカーン・センター,エイヴリー・フィッシャー・ホール
アラン・ギルバートとニューヨーク・フィルによるニルセン(1865-1931)の交響曲シリーズのクライマックスは、第5番と第6番の2曲です。通常の交響曲の形式からは逸脱した感のある「第5番」は、戦争の影を色濃く捉えた重苦しい雰囲気を持ち(しかし、本人は影響を意識していなかったと語っています)、とりわけ、曲の途中に現れるスネアドラムの響きはかなり印象的であり、ニルセンが唯一標題を与えなかったこの作品の意味を考えてみたいものです。かたや第6番は「SinfoniaSemplice」と副題が与えられており、形式も古典的な4楽章を持つ「新古典主義」的な作品です。この曲でも打楽器の活躍が目覚しく、ニルセンの作曲技法の頂点をなすものとして評価されています。このような色彩的な作品でのギルバートの指揮は、まさに水を得た魚。
6.220626
NX-B06
CROSSING BORDERS
ニールセン:3つのモテット Op.55(1929)
 Afflictus sum もう立てないほど打ち砕かれ
 Dominus regit me 主は羊飼い
 Benedictus Dominus 主を讃えよ
W.ゲーゼ:Som markens blomst henvisner fage(1860頃)
ステンハンマル(1871-1927):3つの合唱のための歌集(1890)
 September 9月
 Seraillets Have 後宮の庭園
 Havde jeg,o havde jeg en Datterson, o ja! もしも、私に可愛い娘がいたならば
ホルンボー(1909-1996):2つの国境のバラード(1972)
 A Lyke-Wake Dirge, Op.110a
 The Wee Wee Man, Op.110b
リン・ティエルンヘイ(1960-):Vox Reportage
 第1番:Wind
 第2番:Manning
 第3番:Crowd Crystals
 第4番:Religions of Lament
 第15番:The Fear of Being Touched
 第16番:Rivers
ポール・ヒリアー(指)
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン

録音:2015-2017年
デンマークの知られざる声楽作品の探求を続けるヒリアーとアルス・ノヴァ・コペンハーゲン。今作では「境界を越えること」にこだ わった作品を収録、様々な情景を感じさせる美しい無伴奏合唱を披露しています。ルネサンスの様式を借りたニールセンの モテットや、8世紀イラクの詩人の言葉から1981年のノーベル賞受賞作家エリアス・カネッティの言葉など、1000年の時を超 えたテキストに曲を付けたティエルンヘイのVox Reportage-声による報道」、スウェーデンの作曲家、ステンハンマルがデン マークのテキストに曲を付けた合唱曲など、多彩な表情を持つ曲が並んでいます。
6.220628(1SACD)
ラース・グラウゴー:作品集
1.ヴィーナス(2013)
2.BookofThrows(2013)
3.レイヤーズ・オブ・アース(2011-2013)
4.3つの場所(2011)
パッティ・キルロイ(Vn)…1
パトリック・スウォポダ(Cb)…1
ジャン=ミシェル・ピルク(P)…2
イアン・シェーファー(Ob)…3
ラーシュ・グラウゴー(コンピューター)…3
ニューヨーク大学SO…1
ニューヨーク大学現代音楽アンサンブル…2.4
ニューヨーク大学パーカッション・アンサンブル…3
イェンス・ゲオルク・バッハマン(指)…1.3
ジョナサン・ハース(指)…2.4

録音:2013年1月…1,2013年11-12月…2,2012年5月…3,2011年10月…4ニューヨーク
デンマークを代表する現代作曲家、ラース・グラウゴー(1957-)の4つの新作を収録したアルバムです。これらはニューヨーク大学のスタインハート(教育、文化、芸術に特化hした学部)のアンサンブルのために作曲されたもので、知覚と感情の複雑な関係を示唆した面白い作品が並んでいます。弦の音から電子音まで多彩な音を駆使し、出来上がった緻密で繊細なテクスチュアを完璧に捉えた見事な録音にも驚愕です。不可解で不定形な音の海に揉まれる快感をどうぞ。
6.220629(1SACD)
ベント・セアンセン:合唱作品集
独唱のための「スノーベル」(2009/2014)
「スノーベル」5声と教会の鐘のための8つの楽章(2009-2010)
Grafodt‐灰色の誕生(2009)
Livet og doden‐生と死(2009)
3つのモテット(1985)<第1 番:Sicut umbra cum declinat/第2 番:Induti sunt arietes ovium/第3 番:Dies mei sicut umbra declinaverunt>
涙の日(1985)
og solen gar ned‐そして日が落ちるとき(2008)
祝福あれ(2006)
Havet star sa blankt og stille‐海はかがや
き、そして静けさを保っている(2005)
デンマーク国立声楽アンサンブル
ポール・ヒリアー(指)

録音:2013年10月30-31日,11月1-2日デンマークコペンハーゲン,ガルニソン教会&聖ポール教会
デンマークを代表する現代作曲家、ベント・セアンセン(1958-)の合唱作品集。アルバムには世俗曲と宗教曲がバランス良く配置されており、その豊かな世界を知ることができます。彼が愛している森林風景を描いた2つの「スノーベル」は、一方はソロ、一方はアンサンブルと教会の鐘とのコラボという独特な響きが用いられており、人の声はまるで森を渡る風のような雰囲気を醸しだしています。「生と死」を扱った2つの作品は瞑想的で悲しみに満ちた曲。また宗教作品は深い思索に彩られています。アンデルセンの詩を用いた「海は輝き・・・」は、穏やかな親しみやすいメロディをもったもの。
6.220630(1SACD)
高貴なるリコーダー協奏曲集〜フレデリク4世の王宮の音楽より
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):序曲ヘ長調GWV447(1740頃)
ヨハン・アドルフ・シャイベ(1708-1776):4声部の協奏曲変ロ長調
ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771):二重協奏曲ハ長調WILG3(1760)
グラウプナー:協奏曲ヘ長調GWV323(1735-1737)
作者不詳:シャルロッテ・アマーリエ王女の音楽コレクションより(1730)「王女のための組曲」ニ短調(M.プロハスカ編)
《ボーナス・トラック》
ヨハン・クリスチャン・シックハルト(1681-1762):ソナタハ短調
Op.8-4〜ピウ・ヴィヴァーチェ(1709頃)
ボレット・ロード(リコーダー)
アルテ・デイ・スオナトリ

録音:2013年3月13-16日ポーランドプシュチナ城博物館鏡の部屋
17世紀の終わりから18世紀の初め、デンマーク=ノルウェー王として在位したフレデリク4世。治世していた時代のほとんどは戦いに明け暮れ、その際に国力も低下したのですが、終戦後に貿易と文化が復興し、王は当時の高名な音楽家、グラウプナー、シャイベ、グラウン、ラウルらをデンマークに呼び、多くの作品を演奏させたのです。また彼の娘シャルロット・アマーリエのために舞曲の数々を作らせて「コレクション」としました。これらのデンマーク由来の作品は、現在ではほとんど演奏されることがありませんが、今回リコーダーの名手ボレット・ロードと、ポーランドのバロック・アンサンブル「アルテ・デイ・スオナトリの見事な演奏で、これら歴史的な財産を蘇らせることができました。
6.220631
NX-B06
ルーズ・ランゴー(1893-1952):ピアノ作品集 第3集
Som en Tyv om Natten 夜、盗人のように BVN211a(1930)…世界初録音
昆虫館 BVN134(1917)
ピアノのための9つの頭を悩ます絵画
ピアノのための幻想曲「Skyggeliv」 影の生活 BVN307(1914-1915)
I det blafrende Efteraarslygteskar 秋、ランプの光がちらつく中で
BVN206(1930-1933)
Le Beguinage ベギンホフ-小さなピアノ・ソナタ
Chiesa madre 母の教会-小さなソナタ…世界初録音
Sponsa Christi tadium vita 生活に疲れたキリストの花嫁…世界初録音
ベーリト・ヨハンセン・タンゲ(P)

録音:2016年6月25日、2016年6月26日、2016年9月20日、2016年11月4日
後期ロマン派に属するデンマークの作曲家、オルガニスト、ルーズ・ランゴーの作品集。20世紀初頭のデンマークにおける同世代の 作曲家に比べると、かなり前衛的な作品を書き、各々の曲の特異なタイトルでも知られる人です。このピアノ作品集第3集でも世 界初録音を3曲含む興味深い作品を聴くことができますが、なかでも「昆虫館」がユニーク。昆虫たちがゾクゾクするほどの精緻な 描写で音にされた組曲です。作曲されたのは1917年ですが、一部でピアノの内部奏法が用いられていたりと、時代を先取りした 作品です。シリーズを通じて演奏しているのはデンマークのピアニスト、ベーリト・ヨハンセン・タンゲ。ランゴーのオーソリティです。
6.220632(1SACD)
ベント・セアンセン:作品集
1-5.インテルメッツォ(2003)<Det er ikke dit barn/Interlude/Elskede, elskede!/Interlude/Jeg er fodt med de kolde mure omkring mig>/6-13.あなたみたい(2007-2008)<Han sidder foran mig/Jeg gar efter hende den aften efter koncerten fordi/Hvad horer du?/Hvorfor griber du ikke ud efter mig?/Hvorfor lukker du ojnene, nar vi elsker?/Hold om mig. Vil du ikke nok?/Han gar foran mig./Hun gar tit og ind og horer musik.>
リレ・リクセンベルク(Ms)…1-5
シーネ・アスムネン(Ms)…1-5
マリー・ルイーズ・ウィッレ(ヴォーカル)…6-13
マッズ・ウィッレ(ヴォーカル)…6-13
デンマーク国立声楽アンサンブル…6-13
デンマーク国立SO
トマス・ダウスゴー(指)

録音:2013年6月5-7日、09年9月9-12日 デンマークDRコンチェルトハウス
作曲家ベント・セアンセン(1958-)と、劇作家ペテル・アスムッセンによるコラボレーション。「SoundsLikeYou-あなたみたい」はベルゲン音楽祭からの委嘱作品で、2人の俳優と声楽アンサンブルによる緊迫した物語は、刺激的な無調の部分や、民謡の断片、子供の歌などが入り混じり、夢幻的な雰囲気を構築しています。「インテルメッツォ」は2人の共同作であるオペラ「空の下で」がベースになったもので、2人のメゾ・ソプラノ歌手とオーケストラによる5つの小品からなる小さな物語です。
6.220633(1SACD)
アナス・コッペル:作品集
リコーダー、サクソフォンと管弦楽のための協奏曲(2010)
メゾ・サクソフォン,チェロ,ハープと管弦楽のための三重協奏曲(2009)
エウジーヌ・ハイ=クヌセン(Vc)
ベンジャミン・コッペル(サクソフォン)
ミカラ・ペトリ(リコーダー)
ティーネ・レーリング(ハープ)
オーデンセSO、アンサンブル
ヘンリク・ヴァウン・クリステンセン(指)

録音:2013年5月10-13日
デンマークの現代作曲家アナス・コッペル(1947-)と、彼の息子で高名なサックス奏者であるベンジャミンとのコラボレーションアルバムです。以前にもこの2人の共同作品はCDとなっていましたが、今作では他の楽器(リコーダー、チェロ、ハープ)も交えたユニークなものとなっています。どちらの曲もサックスの暖かい音色を生かしつつ伝統と即興性を加え、幻想的な雰囲気を創り上げています。リコーダーの名技を披露しているのはおなじみミカラ・ペトリ。静かな興奮を呼ぶ楽しい1枚です。
6.220634(1SACD)
ブクステフーデと彼の仲間たち
クリスティアン・ガイスト(1650-1711):主は言われた(ディキシット・ドミヌス)
ブクステフーデ:イエスはわが喜びBuxWV60
ブルーンス(1665-1697):深き淵よりわれ汝を呼ぶ
フランツ・トゥンダー(1614-1667):主はわが光なり
クリスティアン・ガイスト(1650-1711):涙とともに種まく人は
ブクステフーデ:神よ、助けたまえBuxWV34
カスパー・フェルスター(1616-1673):われ主に感謝せん
シアター・オブ・ヴォイシズ
TOVバンド
ポール・ヒリアー(指)

録音:2013年8月28日-9月1日デンマークコペンハーゲン、ガルニソン教会
バロック期ドイツの教会カンタータにおける偉大な作曲家であり、また北ドイツ・オルガン楽派の最大の巨匠ブクステフーデ。しかし彼の出生地はデンマークであるため、この国でも大切な作曲家として敬愛されています。dacapoレーベルでは名手ブリンドルフが彼のオルガン作品全集をリリースしていますが(8.206005)、今回はちょっと視点を変えて、ブクステフーデとその周辺の作曲家たちの宗教曲をポール・ヒリアーとシアター・オヴ・ヴォイシズの演奏でお届けいたします。彼の先達トゥンダーやフェルスター、弟子であるブルーンス、ガイストなど、17世紀から18世紀初頭にかけて活躍した人々がどれほど相互に影響していたかを知る興味深い1枚です。
6.220635(1SACD)
NX-B06
ニールセン(1865-1931):オルガン作品集
祝祭前奏曲「世紀の変わり目にて」FS24(F.ヴィデロによるオルガン編)
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜第1番−第5番
宗教的合唱と歌曲 FS83(抜粋)
 第33番:私が時と日を考慮するとき
 第12番:聖なる生涯、祝福された死
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜.第6番-第14番
宗教的合唱と歌曲 FS83(抜粋)
第13番:驚くべき話
第16番:立ち上がれ、もう一度
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜第15番-第24番
宗教的合唱と歌曲 FS83(抜粋)
 第1番:ああ、私のばらが枯れてしまっ

 第20番:群れの中の神の御使い
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜第25番-第29番
2つの前奏曲 FS137
トルステン・ニールセン(Br)
ビーネ・カトリーネ・ブリンドルフ(Org)

録音:2016年2月14-16日
交響曲や協奏曲など、大規模な作品で知られるデンマークの作曲家ニールセン。しかし、彼の作品リストを詳細に眺めてみると、 室内楽や合唱作品などあらゆるジャンルに名曲が存在することに気がつくのではないでしょうか?このアルバムに収録されたオルガン 曲は、合唱団とともに演奏するための平易な作品から、彼の最後の作品である「コムモーティオ(心の震えの意味)」まで、本当に 多彩な表情を持っています。 中でも、1931年に完成された長大で神秘的な「コムモーティオ」はニールセンの創作技術の結晶とも言える内容を持ち、1913年 頃から彼がずっと温めてきた「オルガン作品への構想と、内なる衝動」が昇華されたというニールセンにとっても自信作となった1曲で す。コペンハーゲンのNikolaj Kunsthal教会のオルガンは、一度は1795年に焼失するも、20世紀初頭に再建されたデンマーク を代表する楽器であり、ロマン派の作品を演奏するにふさわしい音色を備えています。
6.220636(1SACD)
シャイデマン&ブルーンス:オルガン作品集
ハインリヒ・シャイデマン(1595-1663):前奏曲ト長調WV73
シャイデマン:我らの救い主なるイエス・キリストWV10
 我らに教えたまえ、マリアよWV51
 フーガニ短調WV42
 トッカータト長調WV43
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲とフーガ第2番ホ短調
 前奏曲ト長調
 アダージョニ長調
 前奏曲ト短調
 いざ来たれ、異教徒の救い主よ
 前奏曲とフーガ第1番ホ短調「グレート」
ビーネ・カトリーネ・ブリンドルフ(ロスキレ大聖堂、ラファエル・オルガン)

録音:2014年1月10.11.13日
ブクステフーデらを介して、デンマーク周辺半島に波及した「北ドイツ・オルガン楽派」の壮大な流れを汲む1枚。ブクステフーデの一世代前の作曲家シャイデマン、そしてブクステフーデの愛弟子であったブルーンス、この2人の作品を今回も名手ブリンドルフが演奏しています。コペンハーゲン近郊ロスキレ市の中央にあるゴシック様式の大聖堂にある歴史的なオルガンのふくよかな響きをご堪能ください。
6.220637(2SACD)
ポール・シアベク:歌劇「華やかなる宴」Op.25(1923-30/改編1931-32) ボー・スコウフス(Br)
デニス・ベック(S)
ミハエル・ヴァイニウス(T)
アンドレア・ペレグリーニ(Ms)
パレ・クヌドセン(Br)
ヤコブ・ブロッホ・イェスペルセン(Bs)
マティアス・ヘデゴー(T)
モルテン・フランク・ラーセン(Br)他
デンマーク国立SO&Cho
ミハエル・シェンヴァント(指)

録音:2012年6月11-22日
音楽を愛するアカデミックな家に生まれるも、法律の勉強に精を出したというシアベク(1888-1949)。音楽的な教育はカール・ニルセンとトーマス・ラウブを家庭教師に迎えプライヴェートに学んでいましたが、第1次世界大戦の勃発とともに学習を打ち切り、戦後はスコヴスホヴェッドの教会オルガニストの地位を得て、亡くなるまでオルガンを弾き続けていました。同時に終戦後から作曲を始め、その作品は数々の賞を受賞、1919年には彼のオペラ作品を積極的に歌った歌手シルヴィア・ラーセンと結婚し、ますます作曲に励むようになります。この「華やかなる宴」は彼の代表作であり、1931年にデンマーク王立歌劇場で初演された後、いくつかの改訂を施され現在の版に落ち着いたものです。ロココ時代の絵画からタイトルをつけられたこの作品は、放蕩者の貴族が真に愛する人を見つけるまでを描いていて、当時人気のあったR.シュトラウスやプッチーニの描く抒情的な物語も彷彿させます。
6.220639(1SACD)
モーツァルト:交響曲集第12集(1788)
交響曲第40番ト短調K550
交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K551
アダム・フィッシャー(指)
デンマーク国立室内O

録音:2013年2月コペンハーゲン
アダム・フィッシャーとデンマーク国立室内Oによるモーツアルトの交響曲集もこれで完結です。1842年にモーツァルトの未亡人コンスタンツェが亡くなった時、遺品の中から発見されたノートに、1811年のコペンハーゲン王立歌劇場で「ドン・ジョヴァンニ」の演奏を観た時の感想が書かれていました。そこには「これ以上の演奏はありません」と記されており、当時からコペンハーゲンのオーケストラとモーツァルトとの相性の良さは折り紙つきでした。そんな長い関係性を更に良好にした、このフィッシャーの交響曲全集は、録音の素晴らしさとともに、一つのモーツァルト演奏の指針として長く愛されていくことでしょう。
6.220640(1SACD)
Early&Late〜デンマーク、グリーンランド、フェロー諸島の音楽
デンマーク伝承曲:Two Svabo Polonaises
ルネ・グレラップ(1981-):objets/decalages (2008)
グリーンランド伝承曲:Tornge's Song
グズモンセン=ホルムグレーン(1932-):Together or Not(2012)
グリーンランド伝承曲:Qivittoq Song after Jakob Dorph
ファロー諸島伝承曲:Ormurin langi + Regin Smidur
デンマーク伝承曲:Three Bridal Pieces from Sonderho
サンライフ・ラスムッセン(1961-):Accvire(2008)
ファロー諸島伝承曲:Brestiskvadi
グリーンランド伝承曲:Traditional Song
ファロー諸島伝承曲:Goodnight and farewell
Gaman(アンサンブル)
<ボレット・ロード(リコーダー&ティンホイッスル)/ルネ・トンスゴー・セアンセン(ヴァイオリン・ピアノ・カーヴィングボード)/アンドレアス・ボレゴー(アコーディオン・メロデオン・カーヴィングボード)>

ポール・ビェアエーヤ・クリスティアンセン(Vn)

録音2012年12月3-5日,2013年4月18-19日コペンハーゲン,ガルニソン教会
涙を流すことで、自身の心を浄化させる「涙活」がひそかなブームになっている今日この頃。こんな静かで心に染み入る音楽はいかがでしょうか?中世にルーツを持つ伝統的な北欧の民謡に、3つの最新の作品を組み合わせたこのアルバム。リコーダーやアコーディオンの郷愁溢れる響きと、胸を焦がすヴァイオリンの音色、その他の楽器たちが、時には賑やかに、時には柔らかく心を包んでくれるのです。もちろん最近の作品のモダンさにも注目です。
6.220641(2SACD)
ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」 ヨハン・ロイター(B)/シュテファン・ミリング(V)/ニルス・ヨルゲン・リース(T)/デニス・ベック(S)/アンネ・マルグレーテ・ダール(S)/ディッテ・ホジャール・アンデルセン(S)/クリスティアン・ダムスゴー=マドセン(T)/サイモン・ドゥース(B)/グィド・ペヴァタルー(Br)/スティグ・フォーグ・アンデルセン(T)/クリスティアン・ボランド(Br)/ステフェン・ブルーン(Br)他
デンマーク国立コンサートCho
デンマーク国立SO、アンサンブル
ミヒャエル・シェーンヴァント(指)

録音:2014年8月12-25日DRKoncerthuset
日本では、序曲のみが知られているニールセン(1865-1931)の「仮面舞踏会」。ほとんどの人は悲劇だと思っているようですが、実はとても楽しい作品です。仮面舞踏会で出会った女性に一目惚れした主人公レアンダー、そして同じように浮かれる彼の母。それを知って怒り狂うレアンダーの父。何しろレアンダーはすでに父が決めた(会ったことのない)許婚がいるのです。まあ、オチは想像通り・・・。何ともお約束ではありますが、ここに付けられている音楽が素晴らしいことも想像通り。
6.220643(1SACD)
ソンライフ・ラスムセン:モーション/エモーション〜室内楽作品集
管楽五重奏のための「モーション/エモーション」(2010/2011)
フルートとクラリネットのための「アンダラグ第1番」(2010)
フルート,オーボエ,クラリネット,ホルン,ファゴット,ピアノ,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロのための「4つの庭」(2003)
クラリネットとホルンのための「アンダラグ第3番」(2011)
管楽五重奏のための「北の曲」(1995)
フルート,オーボエ,クラリネット,ファゴット,ホルン,ピアノのための「冬の絵」(1990)
アルト・フルートとファゴットのための「アンダラグ第11番)(2011)
ラップランド室内O・管楽五重奏団
ジョン・ストルゴー(指)
録音:2012年4月13-14日ロヴァニエミコルンディ・ホール
フェロー諸島出身の作曲家ラムスセン(1961-)の作品集です。彼の生まれ育った島には音楽教育を受ける場がなく、彼は祖母から楽譜の読み方を習ったと言います。独自の作風に基いたその作品は時として難解ですが、根底には極めて民族的なメロディが宿っていると言われています。この室内楽作品集には、様々な楽器を用いた曲が集められており、そのいくつかはとても親しげな風情を保っています。
6.220645(1SACD)
ペア・ノアゴー:交響曲第6番&第2番
交響曲第6番「一日の終わり」(1999)
交響曲第2番(1970/1971改編)
オスロPO
ジョン・ストゥールゴールズ(指)

録音:2015年5月25-28日オスロコンセルトフス、2015年6月1-5日オスロオペラハウスオーケストラ・リハーサル・ルーム
デンマークの現代作曲家ペア・ノアゴー(1932-)の交響曲集。こちらは第6番と第2番を収録。デンマーク音楽アカデミーでホルンボーに師事し、当初はシベリウスやニールセンの影響を受けていたものの、1960年代には独自の作曲手法「無限性セリー」を開発。この手法が用いられた代表的な作品が1970年に作曲された第2番の交響曲です。これは20分を越える単一楽章で書かれたもので、いくつかの音の進行が同時に発展しながらポリフォニーを生んでいくという技法。音がひたすらうねり、拡大縮小を繰り返しながら進んでいく面白い音楽です。交響曲第6番では、また違う技法が用いられているということで、こちらも独創的な作品です。
6.220646(1SACD)
ペア・ノアゴー:交響曲第4番&第5番
交響曲第5番(1987-90/1991改編)
交響曲第4番(1981)
オスロPO
ジョン・ストゥールゴールズ(指)

録音:2015年5月25-28日オスロコンセルトフス、2015年6月1-5日オスロオペラハウスオーケストラ・リハーサル・ルーム
ペア・ノアゴー(1932-)の交響曲集、こちらは第4番と第5番を収録したアルバム。この時代のノアゴーは、統合失調症をわずらっていたというアウト・サイダー・アート(美術界とは無縁な人間が書く美術作品)の巨人アドルフ・ヴェルフリの作品に強く影響を受けており、通常とは違う綴りを持った"奇妙な副題"の付いた楽章で構成された第4番の交響曲もヴェルフリ作品からインスパイアされたもの。曲の途中で妙に明るい民謡風のメロディが挿入されるのが却って不気味です。1990年にエサ=ペッカ・サロネンによって初演された第5番は作曲者が「龍と散歩するような音楽」と語ったように第4番よりも一層歪んだ世界が表出されています。火山から吹き上がる噴煙のような凶暴な音が随所に用いられていますが、伝統的な交響曲の形式に従っているところも面白いものです。
6.220656(1SACD)
NX-B06
ノアゴー(1932-):オルガン作品集
17の前奏曲とコラール幻想曲より「祝典前奏曲」(1956)
5つのオルガン・コラール Op.12(1955)
「hymn Aret-年の讃歌」より前奏曲とコラール集
Som aret gar-コラール「年を追うごとに」(1976)
Frostsalme-musik-霜の讃歌(1980)
Vintersalme-musik-冬の讃歌(1980)
Aret-この年(1987/2014)
Preludio&Corale Doloroso-前奏曲とコラール「悲しみ」(1976)
Arietta di Consolazione-慰めのアリエッタ(1976)
Krist stod op af dode-キリストは死から立ち上がり(1976)
Sommerpraludium-夏の前奏曲(1991)
Jeg ved et evigt Himmerig-私が知る永遠の楽園(1992)
Den signede fryd-おお、祝福された喜び(1995)
トッカータ「リブラ」(1973/2013)
カノン(1970-1971)
イェンス E.クリステンセン(Org)

録音:2017年6月7-8.12-13日
管弦楽から声楽まで、主要なジャンル全てに作曲を行っているノアゴー。 もちろんオルガンのためにもユニークな作品を書いています。もちろん、年代を追うごとに作風が変化するノアゴーのこと。 このアルバムでも変幻自在な作品を聴くことができ、冒頭に置かれた比較的初期の作品である「祝典前奏曲」の輝か しい響き、神秘的な曲集「年の讃歌」を経て、1990年代に書かれた一連の複雑な作品へと移行していく作風を楽し めます。また、最後に置かれた「カノン」は、ノアゴーが開発した"無限セリー"という方式が用いられており、オルガンで奏で るシンプルな音型が、複雑に組み合わされて発展、星の輝きのような壮麗な世界が形造られるというノアゴー独自の作 品です。
6.220661(1SACD)
NX-B06
ブクステフーデと友人たちのクリスマス音楽集
【記念日とアドヴェント】
1.シャイデマン(1595頃-1663):前奏曲 ヘ長調
2.ガイスト(1650頃-1711):Wie schon leuchtet der Morgenstern-暁の星
のいと美しきかな
3.J.C.バッハ(1642-1703):Merk auf, mein Herz-天のかなたから
4.ブクステフーデ(1637頃-1707):Nun komm der Heiden Heiland-いざ来ま
せ、異邦人の救い主よ
【羊飼いたち】
5.ブクステフーデ: Furchtet euch nicht-恐れることなかれ
6.ガイスト:Pastores dicite quidnam vidistis-羊飼いたちよ、汝ら見たものを語

7.J.A.ラインケン(1643-1722):フーガ ト短調
【キリストの降誕】
8.ブクステフーデ:Das neugeborne Kindelein-新たに生まれし嬰児
9.トゥンダー(1614-1667):Ein kleines Kindelein-一人の幼子が
10.ブクステフーデ:In dulci jubilo-もろびと声あげ
11.J.A.ラインケン:前奏曲 ニ短調
【新年、エピファニー、お告げ】
12.ブクステフーデ:Jesu dulcis memoria-イエス、楽しき思い出
13.ヴェックマン(1619-1674):Rex virtutum-王の美徳
14.スヴェーリンク(1562-1621):Ab Oriente venerunt Magi-東方より博士た
ちは来た
15.ブクステフーデ:Wie schon leuchtet der Morgenstern-暁の星のいと美しきかな
ポール・ヒリアー(芸術監督)
シアター・オブ・ヴォイセス
フレデリック・フロム(Vn)
ジェセンカ・バリク・ツーニック(Vn)
カエルヴァ・ユーティライネン(Va)
ユディト=マリア・ブロムステルベルク(Vc)
マティアス・フロステンソン(ヴィオローネ)
ジェーン・ゴーワー(Fg)
アラン・ラスムッセン(Org)

録音:2017年1月29日-2月1日
DACAPOレーベルにおける初の「クリスマス・アルバム」は、グラミー賞受賞者、ポール・ヒリアー率いるシアター・オブ・ヴォ イセスが演奏するブクステフーデとその友人たちの作品集。お告げから降誕までの情景に合わせて選曲、演奏するという コンセプトに基づき、伝統的なクリスマス音楽に加え、オルガンの独奏曲や声楽アンサンブルなどバラエティに富んだ作品 が組み合わされています。小編成の声楽アンサンブルと器楽アンサンブルによる精緻で美しい演奏は、17世紀の慎まし いクリスマス音楽をこの上なくひきたてています。
6.220668(1SACD)
NX-B06
タープ:管弦楽作品集 第1集
バレエ組曲「動物使いの陥落」Op.38(1942)
フルートと管弦楽のための協奏曲 Op.30(1937)
喜劇のための序曲 第1番 Op.36(1940)
ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.13(1932/1936)
古いデンマーク民謡による組曲-管弦楽のための(1933)
Ravnen, han flyver om Aften 夜に飛ぶ大鴉
Skamtevise 喜劇のバラード
Liden Kirstens dans 小さなキルステンのダンス
Hr. Ramund ラムンド氏
レナ・キルダール(Fl)
スタニスラフ・プローニン(Vn)…
トビアス・リングボリ(指)
オーフスSO

録音:2016年8月22-26日
近代デンマークを代表する作曲家の一人でありながら、作品はあまり知られていないタープの作品集。このアルバムで は1930年代から1940年代の様々な作品を収録、フランス印象派の影響を受けた新古典派主義による魅力的 な音を高音質録音で体感できます。2人のソリストはどちらもオーフスSOのコンサートマスターです。


8.224725
ニルス・ラ・クール:合唱とオルガンのための作品集
あなたの家に住まう彼らを祝福したまえ(1985/1986)
3つのオルガンのための間奏曲(1973-1974)
マリアの歌(2006)<あなたは美しい/悲しみの聖母/天の女王>
オルガンのための晩祷(2003)
偉大なる指導者来たれり
翼/き羊飼いはわが救い主
ビーネ・ブリンドルフ(Org)
トリニターティス・カントライ
セアン・クリスティアン・ヴェステゴー(指)

録音:2014年6月15-18日.8月20日コペンハーゲン,トリニターティス教会
コペンハーゲン王立音楽院で学び、その後イタリアのサンタ・チェチーリア音楽院でレイフ・カイサ(1944-)に作曲法を学んだニルス・ラ・クール。オルガニスト、合唱曲作曲家、教師として評価されていて、1988年にはデンマークのアマチュア合唱連盟から栄誉ある賞"Choir Composer of the Year"を授けられています。ローマで学んだ彼の合唱曲は、グレゴリオ聖歌から連なる宗教曲の歴史を正しく継承したものであり、ここで聞ける作品も、現代的な響きに満たされているとはいえ、どれもが神を讃えた敬虔な精神に基づくものです。オルガンのための作品も静かな興奮を呼び起こす美しいものばかりです。
8.224727
NX-B06
More French Pieces
ドビュッシー:チェロ・ソナタニ短調(1915)
フォーレ:エレジーOp.24/子守歌Op.16
 蝶々Op.77/夢のあとにOp.7-1
ヴィエルヌ:2つの小品Op.5
サン=サーンス:ロマンスOp.36
 ロマンスOp.51/白鳥
ウルリク・ステアク(P)
ヘンリク・ダム・トムセン(Vc)

録音:2015年10月6-8日デンマーク放送コンサートホール第4スタジオ
デンマークの優れた奏者2人による“フランスの作品集”。デンマーク国内でリリースされたアプリ「FrenchPieces」の拡大 ヴァージョンで、アプリ内で紹介された作品を全曲聴くために企画された1枚です。ピアノのステアクは1989年にコペン ハーゲンでデビュー。デンマークで絶大な人気を誇り、パリ、ウィーン、ロンドンなどの都市でもコンサートを開催し、好評 を博しています。チェロのトムセンはデンマーク国立SOの第一首席奏者で、現在デンマーク王立アカデミーで教鞭も取 っています。この2人によるフランス音楽集は、以前他のレーベルからもリリースされたように、すでにデンマーク国内で はお馴染みとなっており、その人気の高さはこのアルバムからも伺えます。


8.226038
ポール・ロウシング・オルセン:ピアノ協奏曲&管弦楽作品集
交響的変奏曲Op.27(1953)
ピアノ協奏曲Op.31(1953-1954)
室内オーケストラのための「夜の終わりに」(1968)
クリスティーナ・ビャルケ(P)
ボー・ホルテン(指)オーデンセSO

録音:2011年1月31日-2月3日オーデンセ・コンサート・ホール
20世紀の知られざるデンマークの作曲家、オルセン(1922-1982)の色彩豊かな3つの作品を収録した1枚です。彼はフランスでナディア・ブーランジェとオリヴィエ・メシアンに作曲法を学んだだけあって、その作品にはどことなくパリの香りが感じられます。ピアノの音色がまばゆい「ピアノ協奏曲」や、とめどなく想像力を喚起する4つの楽章からなる「夜の終わりに」、この曲を作曲した当時、12音技法を試し始めたばかりの実験的な作品である「交響的変奏曲」。どれもがじんわりとしみてくるような音楽です。
8.226045
ベント・セアンセン:夜
ヴァイオリンとピアノのための「7つの憧憬」(1999)
ピアノのための「赤死病の仮面」(1989-1990)
ピアノ協奏曲「夜」(1996-1998)
ロルフ・ハインド(P)
デヴィッド・アルバーマン(Vn)
ミハエル・シェンヴァント(指)BBC響

録音:2011年3月2日UKサフォーク,ポットン・ホール
2000年4月29日ロンドンロイヤル・フェスティヴァル・ホール
作曲家セアンセン(1958-)は、25歳になってから専門的な音楽教育を受け、いくつかの作品を書いて注目されるも、「まだ作曲家として学び足りない」とコペンハーゲンの大学で32歳まで生徒として在籍。ここで徹底的に自らを鍛え上げたという人です。そんな彼の作品は、どれもまずタイトルから凝りに凝っていて、例えばエドガー・アラン・ポーの作品からヒントを得た「赤死病の仮面」は、物語をそのまま音楽にするのではなく、あくまでも象徴として描くことで、その不可思議な世界を新たに映し出しているのです。基本的に静かな音楽であり、ここから広がるイメージは無限大です。
8.226052
アナス・コッペル:協奏曲集
ヴァイオリン,ヴィオラ,クラリネット,ファゴット,管弦楽のための協奏交響曲(2007)
フルート,ハープ,管弦楽のための協奏曲(1998/2009)
テューバと管弦楽のための協奏曲(2003)
アンナ・マリア.D.ダール(Va)
ヤナ・デシュコワ(Vn)
ランディ・エスターゴー(Cl)
シェリア・ポプキン(Fg)
マティアス・ヨハンソン(Tub)
クラウス・エトルプ・ラーセン(Fl)
メッテ・ニルセン(Hp)
マティアス・エッシュバッハー(指)
オルボアSO

録音:2009年6月22-26日&2010年6月22-24日
こちらは、1947年生まれのアナス・コッペル(1947-)の作品集です。彼はロック、ジャズ、ワールドミュージック、そしてクラシック。あらゆるジャンルを飛び越えて斬新な音楽を作り出す作曲家です。最初の曲は驚くほど軽快なワルツで始まります。第2楽章は怠惰なブルースであり、第3楽章は官能的なタンゴです。2曲目はフルートとハープが神秘的な楽想を奏でます。第3曲目のテューバの活躍も目を見張るばかり。このアルバムは現代音楽の括りには入れずに、エンタテイメントの括りがふさわしそうです。
8.226060
ペア・ノアゴー夕べの国からの歌〜ヘレーネ・ギェリス:ノアゴーを歌う
1-2.2つのレチタティーヴォOp.16(1955-1956
3-4.発展-Entwicklungen(1986)
5-7.冥王星への頌歌(1980-1984)
8-10.3つの歌「愛の詩」(1967)
11-13.3つの愛の歌(1963-1965/2010改編)
14-15.昼と夜(1982)
16.私は太陽を見た(1953/2010年改編)
17-23.夕べの国からの歌Op.17(1956)
24.苦しみと痛みから眠りへ(2012)
ヘレーネ・ギェリス(Ms)
ウラ・ミールマン(Fl)…3-4.8-10.11-13.16.17-23
ヨハネス・ソー・ハンセン(Vn)…11-13.16.17-23
ロッテ・ヴァレヴィク(Va)…11-13.16.17-23
トーケ・モルドロップ(Vc)…1-7.11-13.14-15.16.17-23
イェスパー・ルツホフト(G)…3-4
ティーネ・レーリング(Hp)…11-13.17-23
アンネ・マリー・アビルズコフ(P)…11-13.14-15
ゲルト・セアンセン(Perc)…3-4.11-13.24
カスパー・シュレイバー(指)…11-13.16

録音:2010年5月-2011年5月デンマーク王立音楽アカデミー
25年前、ノアゴー(1932-)の作品に魅せられたという歌手ヘレーネ・ギェリス。「当時はノアゴーの歌を完璧に歌いこなすだけの技量がなかった」と語る彼女、それらの歌を歌うために大変な努力を重ねたと言います。確かにノアゴーが要求する歌の技術は、古典的なトレーニングを受けただけでは応えられないものと言えるでしょう。そんな彼女が今回リリースした歌曲集にはノアゴーへの感謝が溢れています。様々な楽器の音が織りなす洗練された響きとともに歌われる思慮深い詩は、聴く者に深い感銘を与えます。
8.226062
ボー・ホルテン:ヴィーナスの輪
1-2.混声合唱とチェロのための「ロマンティックなエレジー」(2011)*
3.5部合唱による詩篇第23番「主はわが羊飼い」(2005)
4.バリトン独唱と8部合唱によるマーラー:私はこの世に忘れられ(B.ホルテン編)(2010)*
5-9.アカペラ女声合唱による中世ポルトガルの5つの愛の歌「友の歌」(2010)
10.2人のソプラノと混声合唱のための「ヘンデル・ウィズ・ケア」(ダーウィンによる変奏曲)(2009)*
11-13.混声合唱のための3つのゴシック風の愛の歌「ヴィーナスの輪」(2008)*
ヨリス・デルダー(Br)…2
ヨハン・ロイター(Br)…4
サラー・ファン・モル(S)…10
ヒルデ・フェンケン(S)…10.12
ルク・トーテン(Vc)…1
フランダース放送Cho
ボー・ホルテン(指)

録音:2011年5月30-31日.6月1日ベルギー
*=世界初録音
デンマークの作曲家ホルテン(1948-)の合唱作品集です。タイトルにもなっている、1300年代の作詞者不明のモテットを題材にした愛の歌「ヴィーナスの輪」は、3つの部分からなる合唱作品で、ホルテンが歌劇「王の侍医の訪問」の作曲後に新しいアイデアを求めながら書いた作品です。どの作品も現代的な手法を用いつつ普遍的な愛が描かれています。マーラーの「私はこの世に忘れられ」は、何人もの作曲家が編曲を試みていることで知られていますが、このホルテンの編曲も見事、かつ独自の世界観が生かされているようです。
8.226072
ヨーアン・イェアシル:室内楽作品集
弦楽四重奏曲(1980)
フルート,オーボエ,クラリネット,ファゴット,ホルンのためのセレナード「森の中で遊ぶ」
(1947)
ピアノのための「3つの演奏会用小品」(1945)
ヴァイオリン,ヴィオラ,クラリネットとファゴットのための四重奏曲(1934)
アンサンブル・ミッドヴェスト

録音:2013年6月5-7日
2013年1月14-15日
2013年6月11日
2013年6月12-13日
デンマークの作曲家イェアシル(1913-2004)が半世紀に渡って書いた魅惑的な室内楽曲作品集です。最初期の作品である「四重奏曲」は、どことなくプーランクなどのフランス風のエッセンスも感じられますが、その音楽は独自の発展を遂げて行くのです。1980年に書かれた「弦楽四重奏曲」の静謐で滑らかな響きを耳にするだけで、この作曲家の並々ならぬ才能を感じることができるでしょう。名手たちの集団、アンサンブル・ミッドヴェストによる演奏は素晴らしいの一言です。
8.226074
ヴァーフン・ホルンボー:室内楽作品集第2集
エコーOp.186(1991)
アスペクツOp.72(1957)
独奏チェロのためのソナタOp.101(1968-1969)
医学の四重奏曲Op.70(1956)
六重奏曲Op.114(1973)
アンサンブル・ミッドヴェスト
[マシュー・ジョーンズ(Vn)/サンナ・リパッティ(Va)/ジョナサン・スラット(Vc)/マルティン・クヴィスト・ハンセン(P)/シャルロッテ・ノルホルト(Fl)/ピーター・キルステイン(Ob)/トマゾ・ロンクィヒ(Cl)/ニール・ページ(Hrn)/シュテファン・カスパール(Fg)]

録音:2011年10月3-6日
作曲家ホルンボー(1909-1996)は、その長い人生を通して常に求道的な音楽を書きました。彼の音楽には知性が宿り、自然が感じられ、根底には禅の精神とも思えるも感じられれます。彼は大規模な交響曲作曲家として知られますが、これらの室内楽作品は「独白」とも言える内面に肉薄した内容を持っています。「エコー」はホルンボーの晩年の作品ですが、あまりにも古典的なフォルムと、その感傷的な旋律(ブラームスを思わせる)は、老境の域に達したホルンボーの若き日への回帰なのかもしれません。コダーイの同名作品を思わせる「チェロ・ソナタ」や「六重奏曲」などでは、先鋭的なホルンボーを聴くことができます。
8.226076
マグヌス・リンドベルイ:オーケストラのための「EXPO」(2009)
ピアノ協奏曲第2番(2011-2012)*
オーケストラのための「アル・ラルゴ」
(2009-2010)
イェフィム・ブロンフマン(P)*
アラン・ギルバート(指)NYO

録音:2009年9月16日
2012年5月3日
2010年6月23日
このアルバムは、ニューヨーク・フィルの音楽監督であるアラン・ギルバートのために、現代北欧の最強作曲家リンドベルイ(1958-)が曲を書いたものです。どれもが世界初録音であり、とりわけ「EXPO」はギルバートが、2009年に音楽監督としての最初のコンサートで演奏した作品です。ピアノ協奏曲第2番は、華麗な技巧を駆使した作品で、ロシア系イスラエルのピアニスト、ブロンフマンが独奏を担当、素晴らしい効果をあげています。もう一つの「アラ・ラルゴ」はリンドベルイのオーケストレーションの才能を示す色彩豊かな作品です。
8.226078
NX-B06
ポール・ロウシング・オルセン(1922-1982):歌曲集
4つの光の歌 Op.19
4つの歌 Op.7
2つの予言の歌 Op.16
2つのドイツの歌 Op.36
2つのラーゲルクヴィストの歌 Op.15*
2つの歌 Op.84
夕べの歌 Op.30
3つのデンマークの歌 Op.39
小さな歌 Op.37
ブルーン・ヒルディグ・デュオ
【メンバー】
エトナ・レジツェ・ブルーン(Ms)
クリストファー・ニーホルム・ヒルディグ(P)
シュテフェン・ブルーン(Bs)
ウッラ・ミルマン(Fl)

録音:2015年8月26-29日&2016

*以外=世界初録音
コペンハーゲンの王立音楽院で学び、パリでナディア・ブーランジェとメシアンに教えを受けた作曲家、ロウシング・オルセン の歌曲集。民族音楽の研究でも知られる人で、東洋的な響きがふんだんに取り入れられた作品は独特の香りを放って います。彼の母親は優れた歌手であったためか、オルセンも幼い頃から「人間の声」に特別な感情を持っていたといい、自 作の歌曲を多くの人に聴いてもらうために、ヨーロッパ全土の詩人の作品から最上と思える詩を選び、その詩に異国情緒 溢れる美しいメロディを与えました。フルートとの親密な対話が面白い「夕べの歌」の素朴な風情は、オルセンの特徴を端 的に伝えています。
8.226082
フリードリヒ・クーラウ:ヴァイオリン・ソナタ集第1集
ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.64
ヴァイオリン・ソナタ.長調Op.79-1
ヴァイオリン・ソナタ.イ短調Op.79-2
ヴァイオリン・ソナタ.ハ長調Op.79-3
クリスティーナ・アストラン(Vn)
ペル・サロ(P)

録音:2013年6月24-28日コペンハーゲンDRコンチェルフゼット第4スタジオ
もともとドイツで生まれるも、24歳の時にコペンハーゲンに亡命し、その生涯を閉じるまで22年間この地で創作活動を行ったため、現在ではデンマークでも大切な存在とされている作曲家クーラウ(1786-1832)。彼の生涯はとても波乱に富んだものであり、デンマークの音楽発展にも大きく寄与したのですが、現在ではその作品をほとんど聴くことはできません。例外的に、ピアノを学んでいる人には「ソナチネ」だけは知られているでしょう。ソナタを学ぶ前の段階で取り上げられることが多いものです。そのため、ベートーヴェンの同時代の「ピアノ曲作曲家」として認識されていますが、実は室内楽作品も数多く書いています。この一連のヴァイオリン・ソナタも壮大な楽想を有した感動的なもので、例えばOp.64はもともとフルートのための作品ですが、伸びやかなメロディが特に印象的であり、ヴァイオリンで演奏することでまた違った魅力を放っています。
8.226085
(1CD+1DVD)
ペア・ノアゴー:ウィルオウィスプが町にいる
お伽話のカンタータ「ウィルオウィスプが町にいる」
かぎりなく揺れる揺籃のなかから*

《DVD》
ウィルオウィスプが町にいる-お伽噺と音楽の旅(25分)
ヘレーネ・ギェリス(Ms)
アテラス・シンフォニエッタ・コペンハーゲン

録音:デンマーク王立アカデミー・オブ・ミュージック2009年3月30日-4月2日、2009年11月26-27日*
「ウィルオウィスプ」とは世界各地に存在する鬼火伝承の名の一つです。ここでは、デンマークが生んだ大作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの「鬼火が町にいる」という有名なお伽話を元に書かれた、ノアゴーのカンタータです。これはアンデルセン生誕200年の際的な記念式典のために書かれた作品で、世界初演となっています。付属のDVDには、曲が成立するまでのドキュメンタリーが収録されていて、作曲家と、彼の親友で作家のスザンヌ・ブロッガー(この物語の台本を書いた)、そして歌手のギェリスが作品に対する思いを語ります。
8.226080
フィン・ヘフディング:管弦楽作品集
進化Op.31(1939)
アンデルセンによる交響的幻想曲「間違いなし」Op.37(1943)
交響曲第3番Op.12(1928)
フランク・クレーマー(指)イエナPO

録音:2011年3月28-30日ドイツイエナ・コンサート・ホール
カール・ニルセンの友人で、ヴァン・ホルンボーの師として知られるヘフディング(1899-1997)の作品集です。コペンハーゲンに生まれ、イェペセンとラウブに作曲を学び、22歳の時にはウィーンへ留学し、1年間ヨーゼフ・マルクスに師事しました。その後民謡の研究を始め、1931年にはコペンハーゲン民俗音楽学校を設立しています。教師としても活躍し、前述のホルンボーを始め、多くの音楽家を育てました。彼の作風は、マルクスの流れを汲んだ後期ロマン派の香りを持ちながらも、近代北欧音楽の発展の流れに沿ったもので、強烈な個性は感じられないものの、深い味わいを有しています。このアルバムは彼と生涯に渡って親友であったノアゴーが選曲を担当、ヘフディングの最良の面を引き出すことに成功しています。イエナ・フィルハーモニー管による重厚な表現も曲にぴったりとマッチしています。
8.226090
ハンス・エブラハムセン:木管五重奏のための作品集&編曲集
エブラハムセン:管五重奏のための「風景」(1972)
木管五重奏曲第2番「ウォールデン」(1978)
シューマン:子供の情景Op.15(1838)〜H.アブラハムセンによる木管五重奏編(2005)
ラヴェル:組曲「クープランの墓」(管弦楽版)(1919)〜H.アブラハムセンによる木管五重奏編(1989)
アンサンブル・ミッドヴェスト<メンバー:シャルロッテ・ノルホルト(Fl)/ペーター・キルシュタイン(Ob)/ピーター・フェイサー(Ob)…8-20/トンマゾ・ロンクィック(Cl)/ヤヴォール・ペトコフ(ファゴット)/ネイル・ページ(Hrn)>

録音:2014年1月14日、2014年5月22-23日、2014年11月25-28日、2015年1月14-16日
斬新な作風による数多くの室内楽作品で知られる作曲家エブラハムセン(1952-)。これまでにもdacapoレーベルから何枚かのアルバムがリリースされていますが、今回はなかなか興味深い作品も含まれています。初期の2作品は、いかにもミニマル風で現代的な茫洋とした音楽になっていいます。やがて突然、シューマンやラヴェルの耳慣れたメロディが聞こえてくるのには驚かされることでしょう。これはエブラハムセンが2つの作品に編曲を施したもので、原曲が的確に木管五重奏へとまとめられています。アンサンブル・ミッドヴェストはタイプの異なるユニークな作品を、ごく自然に演奏しています。
8.226091
NX-B06
エブラハムセン(1952-):弦楽四重奏曲 第1番「10の前奏曲」他
ホルン三重奏曲のための6つの小品(1984)
サティ:3つのジムノペディ(エブラハムセンによるオーボエと弦楽四重奏編)(1988)
ニールセン(1865-1931):2つの幻想的小品(エブラハムセンによるオーボエと弦楽四重奏編)(1988)
エブラハムセン:弦楽四重奏曲 第1番「10の前奏曲」(1973)
アンサンブル・ミッドヴェスト

録音:2014年11月24-26日
2015年5月7-8日
2016年11月30日-12月2日
ノアゴーとグドムンセン=ホルムグリーンに作曲を学んだエブラハムセン。このアルバムに収録された弦楽四重奏曲第1番「10の前奏曲」は ごく初期の作品のように、自然界の神秘を暗く深い音楽にするかと思えば、シューマンやサティの名曲を管楽アンサンブルに編曲して、新 たな命を与える人としても知られています。彼自身は優れたフレンチ・ホルン奏者であり管楽器に関しての知識が豊富であるため、その作 品にも巧みな技が用いられています。
8.226092
ペア・ノアゴー:パーカッションとアンサンブルのための「風景」
破壊への前奏曲(1986)
O.サーヴィングの詩「この年」による4つのメディテーション(2010)
パーカッション・ソロのための「アラベスク」(2010)
パーカッションと6楽器のための「3つの情景」(2009)
エスビェア・アンサンブル
クリスティアン・マルツィネス(Perc)
ペッテル・スンドクヴィスト(指)
ノアゴーによるパーカッションを中心とした音楽集です。東洋的神秘主義と、エキゾチックなリズムによる、まさに自然を超越したかのような不思議な響きがたまりません。パーカッションと一口に言っても、その音色は様々で、ヴィヴラフォンやミュージック・ソウ(音楽のこぎり)など、メロディックなものも含まれます。アラベスクと3つの情景は、才能あるパーカッション奏者、マルツィネスのために書かれています。
8.226096
エーリク・ノアビ:虹色のヘビ〜管弦楽伴奏歌曲と交響的作品集
インディアンの伝説に基づく交響詩「虹色のヘビ」(1975)
リルケ歌曲集(1985)<愛の誕生/恋人たち/私たちは口だけで>
エドヴァルド・ムンク三部作〜管弦楽と合唱のための、3枚のムンクの版画による交響的変容(レクイエム)<叫び/病める子/葬送行進曲>
ハンヌ・フィッシャー(Ms)
コーロ・ミスト
アルフス大学Cho
ボー・ホルテン(指)オルボアSO

録音:2011年5月14-17日オルボア・ホール
デンマークの作曲家エーリク・ノアビ(1936-)の作品集です。彼の音楽は後期ロマン派の流れを汲む重厚な音色と、洗練された作風を併せもつもので、「虹色のヘビ」の冒頭は、一瞬ドビュッシーを思わせるような“美しき混沌”の世界が広がります。この作品はデンマーク放送SO(現デンマーク国立SO)の創立50周年記念のための委嘱作で、「虹になったヘビが干ばつで苦しむ人々」を救うという古代アメリカ先住民の伝説に触発された交響詩です。こちらも美しい「リルケ歌曲集」と、ムンクの絵にインスパイアされた壮大な音による絵画「ムンク三部作」も強い印象を残します。
8.226097
クリスチャン・フレゼリク・エミール・ホーネマン&アスガー・ハメリク:弦楽四重奏曲集
ホーネマン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調(1861)
ハメリク:四重奏曲(1859)
ホーネマン:弦楽四重奏曲第1番ト長調(1859)
アーリルドSQ

録音:2011年6月6-9日コペンハーゲンオペラハウス,小劇場
この知られざるデンマークの2人の作曲家は、実はいとこ同士(2人の母親が姉妹)という関係。その上、母親たちは同じく作曲家J.P.E.ハルトマンの妻エンマともいとこというのですから、この家系はまさに「デンマークを代表する音楽家たち」を生み出すものであったことは間違いありません。そんな彼らは幼い頃からごく自然に音楽に親しみ、ホーネマン(1840-1906)が12歳頃に書いた最初のオペラ「鉄のカギ」は、なんと4歳年下のハメリクの台本によるものだったというから驚きです。そんな彼らですが、大人になってからの作風は違っていて、ホーネマンの作品はグリーグ的な響き、ハメリク(1843-1923)の作品はドイツ的な響きを持っているところが興味深いものです。


8.226107
ヘアマン&アナス&ベンジャミン・コッペル:管楽五重奏のための音楽集
ヘアマン・D・コッペル(1908-1998):管楽五重奏のためのソナティナOp.16(1932)
アナス・コッペル(1947-):管楽五重奏のためのソナティナ(2002)*
ベンジャミン・コッペル(1974-):弦楽五重奏のための「クレージー・カットゥ・ミュージック」(2000)*
カリオン
<ドーラ・セレス(Fl)/
エジルス・ウパトニークス(Ob)
エジルス・シェファース(Cl)
デイヴィッド.M.A.P.パルムクィスト(Hrn)
ニールス・アナス・ヴェドステン・ラーセン(Fg)>

録音:2012年3月1-4日コペンハーゲンクリスティアン教会
*=世界初録音
三世代のコッペル(父…ヘアマン,その息子…アナス,そのまた息子…ベンジャミン)による様々な形態の管楽五重奏曲集。クラシック風であり、ジャズ風であり、または現代音楽であったりと、柔軟に姿を変える音楽たち。しかし、その全てのスタイルは実験的精神と遊び心に満ち溢れています。アンサンブル「カリオン」が緊密な演奏でこれらの楽しい世界を再構築しています。
8.226108
デンマークのピアノ三重奏曲集
ベント・セアンセン(1958-):ピアノ三重奏のための「ファンタスマゴリア」
ハンス・アブラハムセン(1952-):ピアノ三重奏のための「夢の歌」
ペア・ノアゴー:ピアノ三重奏のための「Spell-呪文」
コペンハーゲン・トリオ・コン・ブリオ

録音:2011年5月19-20日コペンハーゲン,デンマーク王立音楽アカデミー
3人のデンマークの作曲家が描く新しくも不可思議な音の世界。知らない世界で鳴き交わす鳥の声のような音で始まる、流動的で夢見るようなセアンセン。崩壊してしまったものを慈しむかのようなアブラハムセンの三重奏は、断ち切られたように音楽が終わり、深い静寂が部屋を満たすでしょう。ノアゴーの更に不可解な曲は、永遠に続く道の始まりのようです。
8.226109
セアン・ニルス・アイクベア:交響曲第2番「天の前に、地の前に」(2010)
交響曲第1番「私たちは火の中に身を投じた」(2005)
クリストフ・ポッペン(指)
デンマーク国立SO
ドイツ系デンマークの作曲家、ニルス・アイクベア(1973-)の交響曲集です。「作曲家としての公式の資格は持っていない」と語る彼ですが、その滾々と湧き出るアイデアは留まることを知らず、自らの探究心のみで管弦楽曲の作曲技法をマスターしたと言います。第1番の交響曲のアイトルはゴスペルからの引用であり、これは怠惰な生活を送る人類への警鐘とも言える作品です。第2番は、彼がイタリアに留学したときにインスピレーションを受け書かれたもので、タイトルは老子の「老子道徳経」からとられたものです。バッハから現代音楽まで、その知的な解釈で人気の高いクリストフ・ポッペンによる納得の演奏です。
8.226113
エッコゾーンが演奏するカルステン・フンダル〜カルステン・フンダル:作品集
4つのミニアチュアと3つのインテルメッツォ(2010)-ピアノと2台のパーカッションのための
沈黙のポートレート(2011)-アルト・サクソフォンとピアノ、パーカッションのための
メビウス#1(2001)-独奏マリンバのための
メビウス#3“時間の関係”(2002)-ソプラノ・サクソフォンとヴァイブラフォンのための*
TempoPiegamento(2009)-ソロ・パーカッションのための
ソナタ第1番「DronesandWaves-無人機と波」-独奏ピアノのための
ロルフ・ヒント(P)
マティアス・ロイメルト(パーカッション)
マチアス・セイベック(パーカッション)
ペテル・ナヴァロ・アロンソ(Sax)

録音:2014年2月10-12日コペンハーゲンデンマーク王立音楽院
*=世界初録音
デンマークで学び、その後、フェルドマンやクセナキス、リゲティなどの音楽から強い影響を受けたという作曲家カルステン・フンダル(1966-)。彼の作品は哲学的であり、また色彩的でもあります。アレンジャーとしても名高く、多くの映画音楽や実験的なコンサートでその最奥を発揮しています。このアルバムでは、その個性が伸び伸びと発揮された興味深い作品を聞くことができます。最初に置かれた「4つのミニアチュアと3つのインテルメッツォ」では彼が影響を受けた作曲家たちの作品をモティーフにしながらも、新たな創造を試みつつ、不思議な世界を作り上げたものです。
8.226114
ペレ・グドムンセン=ホルムグレーン:Run(2012)
TurnU(2012)
Song(2010)/Play(2010/2012改編)
SoundI(2011)/SoundU(2012)
Company(2010)
テアトル・オブ・ヴォイセス
ロンドン・シンフォニエッタ
ポール・ヒリアー(指)

録音:2012年10月6日コペンハーゲン王宮図書館,ブラック・ダイアモンド,クィーンズ・ホールライブ
※世界初録音
先鋭的な作風で知られるグドムンセン=ホルムグレーン(1932-)。このアルバムは彼の作品集「MixedCompany」の世界初録音盤となります。演奏するのはロンドン・シンフォニエッタとテアトル・オブ・ヴォイセス、指揮はおなじみポール・ヒリアーです。作品は、4世紀前のダウランドの作品からインスパイアされたフレーズが様々に形を変えながら、新しい音楽を形作っていくというもので、息を飲むような複雑なハーモニーに彩られた旋律は、「過去へのオマージュ」と「新しい世界の発見」という相反する2つの喜びを聴き手にもたらすものです。
8.226115
NX-B06
Glow of Benares
Glow of Benares
Indian Skies
Funky Jog
Indian Train Ride
Epilogue: Mumbai Footprints
カラ・ラムナート(ヴァイオリン&ヴォーカル)
アブヒート・バネルジー(タブラ&パカーワジ)
ラース・メラー(作曲&指揮)
オーフス・ジャズ・オーケストラ
デンマーク・シンフォニエッタ

録音:2016年5月7-8日
ラース・メラー(1966-)はニューヨークでジャズを、インドで伝統楽器やラーガ(インドの音律組織)を学び、この2つの要素を融 合した作品で知られています。Dacapoレーベルには、ストラヴィンスキーの「春の祭典」をジャズに置き換えた「ReWrite of Spring」(8.226117-18)があり、その野心的なアイデアは高く評価されました。 今作には、彼が好むインドの楽器がフィーチャーされるなど、更に個性的な作品を収録。色彩的でドラマティックなアルバムで す。
8.226117(2CD)
ラーシュ・メラー:春のリライト
<CD1.春のリライト(スタジオ・ヴァージョン)>1.第1部:エヴォケーション/2.間奏曲/3.第2部:春の広場/4.第3部:プロセッション/<CD2.春のリライト(ライヴ・ヴァージョン)>1.第1部:エヴォケーション/2.間奏曲/3.第2部:春の広場/4.第3部:プロセッション
デイヴィッド・リーブマン(Sax)
マリリン・マズール(パーカッション)
オーフス・ジャズ・オーケストラ
ラーシュ・メラー(指)

録音:2013年9月26-27日デンマークオーフス,フィンランドスタジオ、2013年9月25日デンマークコペンハーゲン、ジャズハウスライヴ
このタイトルはいわば「言葉遊び」であり、もともとの題材は誰もが知っているストラヴィンスキーの「春の祭典-The rite of spring 」です。メラー(1966-)はこの作品へのオマージュとして、リープマンのサックスを中心としたビッグジャズバンドを起用し、いかにも北欧のジャズらしい作品を作り上げました。ヨーロッパのクラシック音楽の伝統に根ざしながら、新しいものを模索するという試みです。スタジオ・ヴァージョンとライヴ・ヴァージョンのノリの違いを聴くのも興味深いものです。
8.226119
デンマークのロマンティック・ピアノ三重奏曲集
ランゲ=ミュラー(1850-1926):ピアノ三重奏曲 ヘ短調 Op.53
ウィルヘルム・ゲーゼ(1817-1890):ピアノ三重奏曲 ヘ長調 Op.42
ウィルヘルム・ゲーゼ:ピアノ三重奏曲 変ロ長調
ルーズ・ランゴー(1893-1952):山の花 BVN34
デンマーク・ピアノ三重奏団

録音: 2014 年4 月12-13 日 デンマーク コペンハーゲン,王立音楽大学コンサート・ホール
中央ヨーロッパでは広く愛されていた「ピアノ三重奏曲」というジャンルは、実はデンマークではそれほど長い歴史を持っているわけではありません。ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンが数多くの作品を書いていたのに、デンマークではそれらは全く手付かずでした。ようやく19 世紀の半ばになって、何人かの作曲家たちが「ピアノ三重奏曲」を書くようになったのですが、例えばシューマンやメンデルスゾーンに傾倒していたゲーゼの作品はドイツ風であり、なかなか北欧独自の響きを獲得するまでには至らなかったようです。しかしランゲ=ミュラーの三重奏曲には明らかに北欧の民謡が使われるなど、独自の作品が生まれていくようになります。そんなデンマークの現代の三重奏曲を聞いてみたければアルバム「5 つの現代ピアノ三重奏曲集」(8.226583)もあわせてどうぞ。
8.226120
NX-B06
ペレ・グズモンセン=ホルムグレーン:管弦楽作品集
1-6.鏡II(1973)
7-13.シンフォニ、アンティフォニ(1977)
14.インコントリ (2010/2011-12改編)
BBC響
トマス・ダウスゴー(指)

録音:2014年12月14-16日UKロンドン、BBCメディア・ヴェール・スタジオ… 1-13
2012年7月28日UKロンドン、ロイヤル・アルバートホールライヴ…14
※1-6.14…世界初録音
イタリア語で「遭遇」という意味を持つ言葉「Incontri」を含むホルムグレーンの3つの作品集。どの曲も不確定な構成と幻 想的な響きに満たされており、どれもが作曲家の心象風景を反映しています。「インコントリ」の世界に魅せられたダウスゴ ーは、2012年BBCプロムスのコンサートでこの曲を演奏&録音。その2年後に他の作品も録音、ホルムグレーンの音楽の 普及に一役買っています。
8.226121
トーマス・キンゴの宗教的歌曲集
1.ヨハン・ショップ(1590-1667):新しいパヴァーヌ集 第1 巻 - 第1 曲 5 声のイントラーダ
2.作者不詳:Rind nu op i JEsu Naun
3.リュリ(1632-1687):歌劇「焦り」-王のためのグラン・バレ-1e Entree
4.リュリ:歌劇「焦り」-王のためのグラン・バレ-2e Parte
5.作者不詳:Siael og Hierte, Sind og Sandser
6.ショップ:新しいパヴァーヌ集 第1 巻 - 第19 曲 5声のガリアルド
7.作者不詳:Vaag op og slae paa dine Strenge
8.ショップ:新しいパヴァーヌ集 第1 巻 - 第4 曲 5 声のクーラント
9.アダム・クリーガー(1634-1666):Op, op med Himmel-Stemme
10.作者不詳:Kom Siael, og lad os graede
11.ブクステフーデ(1637-1707):アリアと3 つの変奏 ニ短調 「ロフィリス」BuxWV248
12.作者不詳:Ach! Herre see, Min Hierte-vee
13.作者不詳:Tak, Jesu, Siaelens Hyrde good
14.ショップ:新しいパヴァーヌ集 第1 巻 - 第46 曲 5 声のバレット
15.作者不詳:Far, Verden, far vel
16.作者不詳:Herre Gud mit Hiertis Glaede
17.作者不詳:Sorrig og Glaede de vandre til Haabe
18.作者不詳:Dend praegtig Sool
19.作者不詳:Dend klare Sool gaar ned
20.ブクステフーデ:クーラント・シンプルと8 つの変奏曲 イ短調 BuxWV245
21.クリーガー:Det mulmer mod den morke Nat
22.クリーガー:Til hvile Soelen gaar
23.ショップ:新しいパヴァーヌ集 第1 巻 - 第15 曲 5 声のパドゥアーナ
エルセ・トープ(S)…2.5.10.12.13.17.19
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(Bs)…7.9.15.16.18.21.22
アラン・ラムスッセン(Cemb)…11.20
ペーミウス・コンソート

録音:2014年6月2-6日デンマークコペンハーゲンガリソン教会
デンマークのバロック時代の神学者、詩人トーマス・キンゴ(1634-1703)が生きていた17世紀のデンマークはスウェーデンとの戦争(カール・グスタフ戦争)に明け暮れ、また疫病にも悩まされるという極めて不安な時代でした。そこで彼は国内での信仰を奨励するために讃歌集「Aandelige Siunge-Koor」を編纂しました。ここには作者不詳の作品から、ブクステフーデ、リュリをはじめとした当時最高の作曲家の讃歌が収録され、人々はこれを歌い、また演奏しながら、神への祈りを捧げたのです。彼の讃歌集は現代でも変わることなく愛奏されて、人々の心を癒しています。
8.226122
NX-B06
ゲーゼ(1817-1890):ピアノ作品集
水彩画 Op.19-第1集(1849)
ピアノ・ソナタ.ヘ短調 Op.28(1839-1854)
水彩画 Op.19-第2集
民族舞曲-幻想曲集 Op.31(1855)
新しい水彩画 Op.57(1881)
デンマークの歌(1885)
マリアンナ・シリンヤン(P)

録音:2016年12月3.4.11日,2017年1月15日
2017年、生誕200年の記念年を迎えるニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ。もともとヴァイオリニストとして活動 を開始し、後にゲヴァントハウスOの首席指揮者としても活躍しましたが、作曲家としては、ピアノ 曲に強い関心を抱き、印象的な作品を何曲も残しています。「ソナタヘ短調」は21歳の時に着想したも のの、完成までに15年の長き年月を要した力作。オーケストラを思わせる立体的な響きに溢れており、 作品は尊敬していたフランツ・リストに捧げられました。ゲーゼが愛着を持っていた一連の「水彩画」は、 シューマンを思わせる内省的な小品集です。 収録作品はすべて、2015年に刊行された新ゲーゼ・エディションに基づいて演奏されています。
8.226125
NX-B06
ニルス W.ゲーゼ:劇的カンタータ「コマラ」Op.12(1845-1846) コマラ…マリー=アドリーヌ・アンリ(S)
フィンガル…マルクス・アイヒェ(Br)
デルサグレナ…レイチェル・ケリー(Ms)
メリコーマ…エレノア・ヴィーマン(A)
ローレンス・エキルベイ(指)
デンマーク国立SO&cho

録音:2017年2月23-24日 ライヴ
コペンハーゲンで生まれたゲーゼは、17歳で王室オーケストラのヴァイオリニストになり、交響曲第1番を作曲しました。しか し、作曲家としては全く認められることがなく、失意に沈んだゲーゼは交響曲第1番の総譜をライプツィヒのメンデルスゾーンに 送付したところ、メンデルスゾーンのお墨付きをもらい、ようやくライプツィヒで初演され好評を博しました。そのままライプツィヒで 活動を始めたゲーゼは、カンタータ「コマラ」を作曲し、初演を行いこちらも大好評。アメリカからロシアまで演奏旅行に行くほど に人気を獲得した作品ですが、残念なことに初演後には忘れられてしまいました。今回名指揮者エキルベイとデンマーク国 立SO&合唱団によって見事に復活。瑞々しい感性に彩られた美しい作品です。
8.226126
NX-B06
ペレ・グズモンセン=ホルムグレーン:管弦楽作品集
1.18人の音楽家のための「トラフィック」(1994)
2-10.大アンサンブルのための「リ プライザー」(1965)/11.大アンサンブルのための「リ・リプライザー」(1967)
12-17.独唱と小アンサンブルのための「ポリティケンの詩による3つの歌」(1966)
18.17人の奏者のための「オグ」(2012)
アネッテ・ボド(Ms)…12-17
アテラス・シンフォニエッタ・コ ペンハーゲン
イェスパー・ノルディン(指)…2-11
ピエール=アンドレ・ヴァラ ード(指)…18

録音:2015年9月12-13日…1-11,2015年3月19日…12-17,2013年6月2日 …18デンマーク、コペンハーゲン国立歌劇場リハーサル・ホール
※世界初録音
新聞や詩集など、様々なテキストが用いられた作品を集めたホルムグレーンの作品集。彼の作風を確立した作品となった、 1966年作曲の「ポリティケンの詩による3つの歌」は、デンマークの新聞「ボリティケン」誌から無作為に抽出された新聞 記事を歌詞に用いたユニークな曲。サミュエル・ベケットの詩からインスピレーションを得た「リプライザー」と「リ・リプ ライザー」、デンマーク語で「and」を意味する「オグ」はデンマークの文豪キルケゴールの生誕200年記念行事のための作 品で、キルケゴールが愛した「ドン・ジョヴァンニ」の冒頭のモティーフが奇妙な形に歪められて、全体を統一しています。 「トラフィック」は彼の還暦祝いに贈られた車に因んで作曲された曲。雑多な音の中に街の風景が見えてきます。
8.226130
NX-B06
ランゴー(1893-1952):ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第1集
Ecrasez l'nfame-下劣な者をひねりつぶせ BVN 385(1949)
ソナタ(未完) BVN41(1909-11)…世界初録音
短いヴァイオリン・ソナタ BVN372(1949)
ソナタ 第4番「parce nobis, Jesu!-われを赦したまえ、イエス」(1949)
グンヴォール・シーム(Vn)
ベリト・ヨハンセン・タンゲ(P)

録音:2015年2月22日、2015年12月21日、2016年1月16日、2016年2月7日
音楽家の両親の下に生まれ、幼いころから才能を発揮したランゴー。11歳でオルガニストとしてデビューし、同時に作曲 も学び始め、14歳で作曲家として正式デビューを果たしました。21歳の時に父親を亡くし、オルガニストを志望します が、なかなか受け入れ先がなく、教会オルガニストの職を得たのはようやく46歳になってからでした。生涯に400曲以上 の作品を残し、そのほとんどが大規模な管弦楽作品ですが、晩年になって突然、何曲かのヴァイオリン作品をまとめて作 曲したことでも知られています。DACAPOではその全曲を3枚のアルバムとしてリリースします。第1集では、未完に終 わったソナタ(世界初録音)を含む4作品を収録。なかでも、最も有名なヴォルテールの言葉からタイトルを引用した 「Ecrasez l'nfame-下劣な者をひねりつぶせ」はまさに戦いの叫びをあげるかのような激しいヴァイオリンのフレーズが印 象的。全編攻撃的でありながらも、最後に瞬時希望も提示され、未解決のまま曲を閉じます。他の曲も後期ロマン派 の雰囲気を色濃く示しています。
8.226134
NX-B06
セアンセン(1958-):ピアノと弦楽のための「ミニョン」(2013-2014)
セレニッシマ(2014)
深い歌(1997-1998)
シャロットの女(1987/1992改編)
セレナード(2006)
The Weeping White Room-嘆く白い部屋(2002)
カトリーネ・ギスリンジェ(P)
ジョン・ストゥールゴールズ(Vn)
ラップランド室内O
ジョン・ストゥールゴールズ(指)

録音:2014年12月16-17日
「静寂」に重きを置く現代作曲家の一人、ベント・セアンセンの作品集。この「ミニョン」は2013年から2014年に作曲された“三部 作”の一つ。ピアノが奏でる漣のような音に、幽玄な弦の響きが融合。バッハ、モーツァルトの旋律の断片を含む音の渦は、セアンセ ンが求める静寂の風景を丁寧にトレースしています。初期の作品であるW.ウォーターハウスの絵画からインスパイアされた「シャロット の女」、実験的な要素が大きい「罪深い歌」、他にもセアンセンの内的世界を垣間見る神秘的な曲集です。
8.226135
NX-B06
ベント・セアンセン:作品集
ピアノと弦楽四重奏のための「Rosenbad-Papillons ローゼンバッド-蝶々」
(2013)
ピアノのための「Fantasia Appassionata ファンタジア・アパッショナータ」(2017)
ピアノとアンサンブルのための「Pantomime-Papillons パントマイム-蝶々」(2013-14)
カトリーネ・ギスリンジェ(P)
ステンハンマル四重奏団
エスビェア・アンサンブル

録音:2016年6月18-19日、2017年8月14-16日、録音:2005年9月1日,2006年1月28日
世界初録音
漠然として捉えどころのない音楽でありながら、確かな存在感を放つセアンセンの作品。このアルバムには、三部作「蝶々」の 中の2つの作品がメインに収録されています。ミニョン(8.226134に収録)、ローゼンバッド、パントマイム、この三つの作品で 構成された「蝶々」には恐怖、希望、郷愁を主題とした共通の音楽素材が用いられており、ピアノが重要な働きを担っていま す。ここでピアノを演奏しているのは、セアンセンの妻ギスリンジェ。北欧を代表するピアニストである彼女は、独奏曲「ファンタ ジア・アパッショナータ」でも夢幻的な演奏を聴かせます。
8.226143
ヴァーフン・ホルンボー:ギターのための独奏曲と室内楽作品集
ギター・ソナタ第1番Op.141(1979)
ギター・ソナタ第2番Op.142(1979)
5つの間奏曲Op.149(1981)
ヴァイオリンとギターのための二重協奏曲Op.167(1986)
独奏ギターのための5つの小品「よもやま話」Op.176(1988)
イェスパー・シヴェベーク(G)
ヨハネス・セー・ハンセン(Vn)
ボレット・レーズ(リコーダー)

録音:2011年3月.7月,2012年2月デンマーク王立音楽大学,コンサート・ホール
デンマークの作曲家、ホルンボー(1909-1996)がギター音楽を書き始めたのは、彼が作曲家としてのキャリアを始めてから半世紀を経てからのことでした。以降、この「古代の」楽器に魅了されたホルンボーは、自身のルーツである北欧の民間伝承音楽と、異国の文化を融合させ、シンプルな構造と透明な音色を大切にした2つのソナタや小品、ヴァイオリンとのデュエットなどの美しい作品を次々と書いています。
8.226144
NX-B06
セアン・ニルス・アイクベア:交響曲 第3番/モルフェウス
交響曲 第3番(2015)
合唱,エレクトロニクスと管弦楽のためのモルフェウス(2013)
管弦楽のための協奏曲
ロバート・スパーノ(指)
ジョシュア・ワイラーステイン(指)
デンマーク国立SO
デンマーク国立コンサートcho

録音:2015年4月10-11日、2013年3月7日
“現代ヨーロッパで最もエキサイティングな作曲家の一人”と称されるニルス・アイクベア。2014年にロイヤル・オペラで 「GLARE」が初演された際にもタイムズ誌で高く評価された作曲家です。2010年にはデンマーク国立Oのコ ンポーザー・イン・レジデンスに就任、5年間の間に数多くの実りをもたらしました。交響曲第3番はその集大成とも言 える作品で、合唱とエレクトロニクスまでを用いた壮大な作風が特徴です。“モルフェウス”は色彩的な響きが飛び交う ユニークな「オーケストラのための協奏曲」です。
8.226147
クヌドーゲ・リーサゲル:交響曲集第2集
T-DOXC(poememecanique…機械的な詩) Op.13(1926)
交響曲第2番Op.14(1927)
管弦楽のための協奏曲Op.24(1931)
演奏会用序曲「春」Op.31(1934)
シンフォニア(交響曲第3番)Op.30(1935)
ボー・ホルテン(指)オーフスSO

録音:2011年6月20-25日オーフス・コンサートホール,シンフォニック・ホール
※世界初録音
第1集(8.224082/SACD6.220584)に続くリーサゲル(1897-1974)の作品集第2集。このアルバムに収録されているのは、全て世界初録音であり、独創的な作品ばかりです。2つの交響曲と、3つの管弦楽のための作品はどれも1920年代から30年代に書かれたもので、陶酔的な響きと前衛的な響きを併せ持つユニークな音楽です。
8.226148
クヌドーゲ・リーサゲル:シンフォニック・エディション集第3集
管弦楽のための「夏の狂詩曲」(デンマーク民謡による)(1943)
弦楽のための協奏交響曲Op.34(1937)
シンフォニア・ガイア(交響曲第4番)Op.38(1939-1940)
弦楽とティンパニのためのシンフォニア・セレナ(交響曲第5番)Op.52(1949-50)
ボー・ホルテン(指)オーフスSO

録音:2012年9月10-14日、2012年11月19-20日
※世界初録音
一連の世界初演の録音を収録した、このリーサゲル(1897-1974)の第3集の管弦楽作品集。この中には彼が一度は破棄しようと試みたものの、結局は残すこととなった第4番と第5番の交響曲や、極めて技巧的な協奏交響曲。そして民謡のメロディを用いた親しみやすい「夏の狂詩曲」の4作が収録されています。彼の作品はどれも豊かな響きを持ち、時として映画音楽を思わせるような壮大な世界を描き出します。1940年代のリーサゲルはバレエ音楽の作曲家として知られており、交響曲の分野にはあまり興味がなかったといいます。しかし彼はこのジャンルに、様々な思想と作風を持ち込み、単なる形式の一つとして「交響曲」を作曲しようと試みたのかもしれません。新古典的な味わいの協奏交響曲は冒険的で色彩的。野心的な作品です。
8.226149
NX-B06
ポウル・ルーザス(1949-):ヴィオラ協奏曲/ヘンデル・ヴァリエーションズ
ヴィオラ協奏曲(1993-1994/2013改訂)
ヘンデル・ヴァリエーションズ(2009)
ヘンデルの8小節の主題による90のシンフォニック・リフレクション*
ラーシュ・アネルス・トムテル(Va)…1-3
マルク・スーストロ(指)
アンドレアス・デルフス(指)*
オーフスSO

録音:2015年12月11-12日、2017年3月18-20日*
世界初録音
新古典的な作品から前衛的な作品まで、幅広い作風で知られるポール・ルーザス。このアルバムには、1995年のBBCプロ ムスで初演された「ヴィオラ協奏曲」(ここでは2013年にルーザスが改訂したヴァージョンを収録)と、ヘンデルの「水上の音 楽」のブーレを主題に90の変奏を施した「ヘンデル・ヴァリエーションズ」を聴くことができます。 前衛的でありながらも、ロマンティックさを失うことのない協奏曲、ヘンデルの軽快なメロディが全く原型をとどめないまでに変容 していく変奏曲。どちらもルーザスの豊かな個性が提示されています。
8.226153
NX-B06
ペレ・グズモンセン=ホルムグレーン:弦楽四重奏曲・声楽曲集
1-4.弦楽四重奏曲第11番「ノー・グラウンド」(2011)
5.グリーン「ああ、悲しい かな、私たちはグリーンウッドに行かなくてはならない」(2011)
6-8.ノー・クラウ ンド・グリーン(2011)
10.弦楽四重奏曲第10番「ニュー・グラウンド」(2011)
11.ニュー・グラウンド・グリーン(2011)
クロノス・クァルテット…1-4.6-9.10.11
シアター・オブ・ヴォイシズ… 5.6-9.11
ポール・ヒリアー(指)…5.6-9.11

録音:2012年12月4日デンマークコペンハーゲン、デンマーク王立音楽院コンサ ート・ホールライヴ
※世界初演・初録音
ホルムグレーンがクロノス・クァルテットと、ポール・ヒリアー率いるシアター・オブ・ヴォイシズのために作曲した一連の 作品集。元になっているのはヘンリー8世のソング・ブックの中のテキストで、「大地」という言葉に重きを置いた言葉遊び がシアター・オブ・ヴォイシズの透明なハーモニーで歌われ、そこに弦楽四重奏、打楽器の音色が融合し、魅惑の世界が表現 されています。クロノス・クァルテットの変幻自在な演奏も聴き所です。
8.226175
NX-B06
ラスムッセン:交響曲第2番「地球、新たに」(2015)…ソプラノとバリトン独唱、男声合唱、大管弦楽のための ボー・スコウフス(Br)
シンディア・シーデン(S)
アカデミスカ・サングフェレニンゲン
ムントラ・ムジカンテル
ヘルシンキPO
ヨーン・ストルゴーズ(指)

録音:2015年9月12-14日ヘルシンキミュージックセンター、コンサート・ホール
※世界初録音
フェロー諸島で生まれ、ある時期はノルウェーに住み、現在はコペンハーゲンとフェロー諸島を行き来しているという作曲家 ラスムッセン(1961-)。生まれ育った島には音楽的な訓練を受ける施設はなく、祖母から譜面の読み方を学んだと言います。 一時期はジャズの影響を受け、電子音楽にも興味を持った彼は、1995年に最初の交響曲「OceanicDays」に着手します。 この作品は北欧評議会の音楽賞を受賞、他の財団からも補助金を受けるなど高い評価を受けると同時に、ラスムッセンの将来 も期待されることとなりました。その後は順調に作曲活動に勤しみ、数多くの作品を執筆。この交響曲第2番はノルウェー の神話に基づいた大規模な作品で、全ての世界を司る架空の樹、ユグドラシルにまつわる物語が描かれた神秘的で力強い音楽 に満たされています。ラスムッセンの良き理解者ストルゴーズによる世界初演時の録音です。
8.226188
NX-B06
リベ大聖堂におけるルター派礼拝の再構築
1.入祭唱:コンラート・ライン(1475-1522):Resurrexi et adhuc tecum sum
2.キリエ:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
3.グローリア:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
4.歌による祈祷:Collect, Epistle reading
5.昇階誦:ライン/トーマス・シュトルツァー(1480-1526):Haec dies quam fecit Dominus-Confitemini Domino
6.アレルヤ:ライン/リーカス・ロッシウス:アレルヤ-アレルヤ-われらが過越しの生贄
7.続唱:アレクトリウス(1490-1520):ロッシウス:Victimae paschali laudes
8.歌による祈祷:Reading from the Gospel
9.クレド:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
10.賛歌:Christ la i dodsens bande
11.歌による祈祷:Preface
12.サンクトゥス-ベネディクトゥス:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna-
13.歌による祈祷:Collect, Lord's Prayer, Words of Institution
14.アニュス・デイ:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
15.歌による祈祷:Postcommunion, Blessing
16.賛歌:Forlae oss med fred nadelig
ボー・ホルテン(指)
ムジカ・フィクタ

録音:2017年3月15-17日,6月15日
デンマークの南西部にあるリベ大聖堂は、初期ルター派教会音楽の習作が保存されている世界でも数少ない場所の一つ です。このアルバムでは、1560年頃にリベ大聖堂の音楽監督を務めていたハンス・トミッソンが編纂した復活祭のミサのため の讃美歌集を収録。当時フランドルで人気を誇っていたクレメンス・ノン・パパの「Missa Virtute magna」を中心に、同じ 時期に活躍していた作曲家たちの作品と、祈りの文句である「歌による祈祷」を組み合わせた“16世紀のミサ”をボー・ホル テン率いるムジカ・フィクタが生き生きと再現しています。

8.226539
NX-A14
Recycled
ロレンセン(1935-):チャールダッシュ
マルティンセン(1963-):常動曲
メッセルシュミット(1960-):シチリアーノ-小さなタンゴ
ハドキンソン(1971-):Befall
オーレ・ブク(1945-):くまんばちの飛行
ヴェルナー(1937-):Vilja-Parafrase
ローゼ(1971-):愛の夢
ヘゴー(1950-):霧の中のスカルラッティ
ペイプ(1955-):前奏曲 変ホ短調
ノアゴー(1932-)夜と夢
アンサンブル・ノアリス

2006年6月26-28日
編曲マニアにうってつけの1枚。デンマークの現代作曲家たちが過去の名作をアレンジ。どれも原作の持ち味を損なうことなく、興味 深い曲へと移し変えられています。ヴァイオリンの難曲「チャールダッシュ」、名手ボスコフスキーへのオマージュである「常動曲」、タンゴ に生まれ変わったバッハの「シチリアーノ」他、2000年代初頭のデンマーク現代音楽を象徴する1枚です。
8.226540
AUXILIARYBLUE〜アイナー・カンディング&フランク・ブレトシュナイダー:作品集
異なる種類の緊張(2012)/AuxiliaryBlue-予備の青(2008)
困難な形&受動的なリズム(2007)
コンテンポラネア
<メンバー:フリッツ・ゲルハルト・ベルトヘルセン(バスCl)/デヴィッド・ヒルデブラント(パーカッション&作曲…1)/ヘリアーネ・ブライス(Vn)/イリーナ=カリーナ・ゴウデヴァ(Cb)/アイナー・カンディング(ライブ・エレクトロニクス)>

録音:2012年11月コペンハーゲンヒルデブラント・スタジオ&マロルカ・スタジオ
すでに日本でも人気が高いフランク・ブレトシュナイダー(1956)は、演奏家,作曲家,そして映像作家であり、ドイツのエレクトロニック・ミュージック・レーベル<raster-noton>の共同設立者としても知られ、2012年には来日ツアーも開催、その独特の美学で絶大なる影響力を誇る人です。デンマークの作曲家カンディング(1965-)とブレトシュナイダーによる共同作業から生まれたこの3つの作品は、お互いの個性をぶつけあうことで新しい境地を開いたもの。もちろんウルトラ・ミニマリズムも健在です。注目の1枚です。
8.226543
忙しいハチと鳥〜モーエンス・クリステンセン:リコーダー作品集
1.炎の鏡(2012)-リコーダーとアコーディオンのための
2-5.夜想う鳥<春の夜の鳥(1993)-ソプラノ・リコーダーのための/真夏の夜の鳥(1994)-リコーダー,ギター,電子音のための/秋の夜の鳥(1998/2004)-テナー・リコーダーのための/冬の夜の鳥(1996/2014)-バス・リコーダーと電子音のための>
6.アリア(2014)-トレブル・リコーダーのための
7-15.ダンス・バガテル(2008)-リコーダーとギターのための
16.忙しいハチと鳥(2005/2013)-リコーダーと弦楽四重奏のための
ペルニル・ペーターセン(リコーダー)
ビャルケ・モーゲンセン(アコーディオン)
ペア・パルソン(G)
メッサーSQ

録音:コペンハーゲン2014年6月6日コンチェルトキルケン…5-6
2014年3月28日コンチェルトキルケン…16
2014年2月7日ファルム教会…3
2013年11月29日ファルム教会…7-15
2011年10月31日トルスルンデ教会…1
2011年6月28日トルスルンデ教会…2
2014年6月22日トルスルンデ教会…4
デンマークの作曲家クリステンセン(1955-)の作品集。彼のCDはdacapoレーベルからも何枚かリリースされていて、電子音や尺八までをも駆使した絶妙な音の感覚が高く評価されています。彼の作品は聴き手のインスピレーションを刺激し、想像力を高める作用を持っていいます。また彼の興味は自然現象や占いなどにも及び、イマジネーション豊かな音の世界を作り上げることで知られています。このアルバムでは、鳥たちの姿を克明に捉えた「夜想う鳥」をはじめ、ハチの巣の様子を模した「忙しいハチと鳥」など、リコーダーを効果的に用いた作品が収録されていて、現代におけるリコーダー音楽の限界への挑戦ともなっています。
8.226548
イェペ・ユスト・クリステンセン:歌と楽章
3つの歌の9 つの楽章(2015)
Movin'(2005)
ダグラス(2009)
セナテット(アンサンブル)
イェペ・ユスト・インスティトゥーテット

録音: 2015 年6 月12-17 日 コペンハーゲン 王立音楽大学, 2015 年9 月1 日 Studiet Pa Frederiksberg
1978 年生まれのデンマークの作曲家、イェペ・ユスト・クリステンセン(1978-)のユニークな作品集です。テーマとなるのは郷愁、リサクル、そして楽器とおもちゃ。彼が率いる「バンド」で用いられているのは卵スライサー、コーヒーグラインダー、トイ・ピアノなど様々です。12 人のメンバーで構成された「セナテット」は音楽だけでなく、演劇の分野でも活躍するアンサンブルで、常に新しいものを求め多くの新作を上演しています。とにかく不思議な音が氾濫しています。実験的で創造的な音を聴きたい人にオススメします。
8.226551
ブレスゴー(1955-):ギャラクシー(1990-93/1999)
モンクとの混合物<動く/歩く(パッサカリア)/飛ぶ>
クリストファー・オースティン(指)
オーデンセSO

録音:2008年11月3-5日オーデンセ・コンサート・ホール
デンマーク生まれの個性的な作曲家、ブレスゴーの作品集です。ギャラクシーと名付けられた作品は、まさに音による銀河系。絶えず形を変えながら発展していく宇宙的なものを体感することができるでしょう。混沌、茫洋とした音が、すこしずつシステマティックに立ち上がり、何かが生まれて、そして静かに消えていく様は、まさに「43分に渡る音の攻防」です。最後は意味深に終わるところも良い感じです。予測不能で柔軟な音の衝突は、無重力を彷徨うかのようです。モンクズ・ミクスチャーズ(モンクとの混合物)のモンクとは、アメリカのジャズ・ピアニスト、セノニアス・モンクのことで、ブレスゴーは彼から大きなインスピレーションを受けています。この曲も「静から動」というパターンを踏襲しつつ、不可思議な世界へと聴き手を運んで行くのです。
8.226557
ニルス・ロシング=スコウ:時の絵
オーボエ,バス・クラリネット,ハープ,パーカッション,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロのための「都市の陰の庭」(2010-2011)
メゾ・ソプラノ,クラリネット,ヴィオラ,パーカッション,ピアノのための「語彙U」(1986/1997)
フルート,ヴィオラ,ピアノのための「時のスペクトル」(2004)
フルートとチェロのための「時の刻印」(2006)
サクソフォンと弦楽四重奏のための「時の絵」(2004)
ローラン・キュニオ(指)
TM+

録音:2012年5月24-25日、2010年3月25-26日 デンマーク王立音楽アカデミー
「時」を具現化することというのは、多くの芸術家や思想家たちが繰り返し試みてきたものです。このロシング=スコウ(1957-)もそんな一人。ここに収録された5つの作品は、さまざまな楽器と刻々と変化する響きを用いて「時」を音として描き出すことに成功したユニークなもの。フランスのアンサンブル「TM+」による世界初演リリースです。
8.226559(2CD)
DIEM〜DIEM25周年記念アルバム
<CD1>
アンカー・フィエルド・シモンセン(1944-):OktavIII(1988)
ヨナス.R.キルケゴー(1982-):802(2012)
ダニエル・ロスマン(1958-):南西の空(1988)
アン・オスターゴール:ハイパー・モーテル(2011)
カール・ベルクストローム=ニルセン:OmdrejningerII(1989)
ヨナス・オレセン(1979-)/モーテン・リース(1980-):Primx(2010)
イェンス・ウィルヘルム・ペデルセン(1939-):電子的な庭とその周辺(1989)
ペーター・ダールグレン(1980-)/リチャード・デヴァイン:Mad Bonce(2008)
ペア・ノアゴー(1932-):Arsfrise-91(1991)
ハルフダンE.(1965):イントロ(1993)
ウェイン・シーゲル(1953-):トゥネル・ヴィジョン(1995)
ビョルン・スヴィン(1975-):7 cirkleri 1matrix(2002)
マイケル・ニヴァング(1963-):コラージュIV,コロナ(1996)
ヴェクトラル(1983-):AC-3(2007)
リン・ティエルヘイ=トムセン(1960-):Triff:II.Lauria(1998)
ハンス・ハンセン:パッセース・モニュメンター(1999)
イェルゲン・テレル(1958-):スパークリング(2005)
ブリジット・アルステット:問題を試すには(2002)
ソーフス・フォルスベリ(1970-):宿題(2005)
ラスムス.B.ルンディング:殺戮法の学習に(2002)
様々な演奏者
DIEM(The DanishInstituteof Electronic Music…デンマーク電子音楽研究所)の開設25周年を記念して制作された2枚組のアンソロジーです。最新技術を駆使して、新しいサウンドを追求するために設立されたこの施設は、多くの優れた音を作り出してきました。この2枚組には、1987年から2012年までにDIEMで制作された音楽を収録。これらの多くは初リリースとなるもので、デンマークの現代音楽の一つの足跡を辿ることができるはずです。
8.226561
ファジー-記憶の中のチャイム
ノートル・ダム三部作(2002-2006)
B-ムーヴィーズ(1997)
記憶の中のチャイム(1987)
Tretilbageblik(2004)
Stjerner over Kobenhavns Forbrandingsanstalt(1975)
グレーテ・クロフ(Org)
ティーネ・レーリング(ハープ)
ジャネッテ・バランド(Sax)

録音:2008年コペンハーゲン大聖堂,クラウス・ビリス…1-3,2012年12月2日フレデンクベルク,ファジー・スタジオ…4,1987年フレデンクベルク,ファジー・スタジオ…5,2012年11月28-29日ゲントフテ,CLスタジオ…6-8,1975年フレデンクベルク,ファジー・スタジオ…9
“ファジー”とは、現代デンマークのミュージシャン。彼は1939年に生まれ、若い頃は「イェンス・ヴィルヘルム・ペデルセン」の本名を名乗っていましたが、いつしかこちらのニックネームの方が有名になった人です。彼は荒々しい髪と髭を持ち、即興演奏に優れ、また電子音楽の分野でも素晴らしい作品を書いています。彼の造りだす音は、実験的であり、機知に富み、また幾許かの郷愁を帯びています。このアルバムでは、その「懐かしさ」が前面に押し出されており、オルガンやハープ、サクソフォンの響きが極めて幽玄な音を醸し出しています。
8.226564
カスパー・ロフェルト:アコーディオン作品集
「シャドウ・ピース」(2007)から<真夜中/トワイライト・トッカータ/ツイスト・タンゴ>
私は決して歌うことがないだろう(2009)
夜の歌2(2009)
クラシカル・アコーディオンのための演奏会用練習曲第1集(2008-2009)
2台のアコーディオンの為の「カリュブディス」(2010)
アコーディオンとチェロの為の「落ちる光」(2008
夜の歌1(2008)
クリスティーナ・エストランド(Vn)
ビャルケ・モーゲンセン(アコーディオン)
トーケ・メルドルップ(Vc)/ミトス
このアルナムは、若きアコーディオン奏者モーゲンセンと作曲家ロフェルト(1982-)のコラボレーションであり、全てが世界初演となります。在学中からその才能を嘱望されているロフェルトは、2006年にモーテンセンと出会うことで、お互いにアイデアを出し合うことでアコーディオンの為の作品を多数生み出しています。そのアイデアは、過去の作曲家へのオマージュであったり、ジャズやタンゴであったり、または思い切り前衛的なものであったり、と常に実験性を帯び、またお互いにとても楽しんで曲を創り上げているようです。イマジネーションに満ちた数々の曲は、聴き手に鮮烈な印象を残すものです。
8.226567
ソンライフ・ラスムセン(1961-):ソロとアンサンブル作品集
1-3.クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための「ダンシング・レイン・ドロップス」(1995)
4-8.ギターとエフェクト・プロセッサーのための「組曲」(2007)
9.2本のフルートのための「アンダラグ第2番」
10-14.ピアノとエフェクト・プロセッサーのための「黄金の太陽のように」(1993)
15.フリート,クラリネット,ピアノ,ヴァイオリンのための「モザイク/ミニチュア」(1999)
アンナ・クレット(Cl)…1-3.15
オッスール・ベーク(Vn)…1-3
ヨハネス・アナセン(P)…1-3.10-14.15
オラヴル・ヤコブセン(G)…4-8
アンドレア・ヘインドリクドッティル(Fl)…9.15
ベルハルド・ウィルキンソン(Fl)…9
サメル・ペテルセン(Vn)…15

録音:2009年-2011年
ノルウェーとアイスランドの中間に位置するデンマークの自治領、フェロー諸島を代表する作曲家、ソンライフ・ラスムセンの室内楽作品集です。ここに収録された5つの作品は、様々な楽器の構成が魅力で、フェロー諸島の伝統音楽を曲の根底に置きながらも、それを一度壊して再構築することで、曲に独特の陰影を与えています。とりわけ「ギター組曲」や「黄金の太陽のように」では、バロック様式の構造と、電子的に創り上げた「共鳴」を同時に鳴らすことで、聴き手の感覚を攪乱します。慣れると案外心地よい音と言えそうです。
8.226568
ベント・ローレンツェン:エロティックな讃歌
独唱バスとオルガンのための「エロティックな讃歌」Op.133(1998)
オルガン作品第1集〜第3番「トリプレックス」Op.40(1974)
パーカッションとオルガンのための「炎」Op.142(2001)
オルガンのための7つの小品からなる組曲“惑星”〜「土星」Op.123(1996)
独唱バスとオルガンのための「4つのデンマークのコラール・モテット」(1989-1994)
イェンスE.クリステンセン(Org)
モルテン・フランク・ラーセン(Br)
ヨアンナ・シュトロース(Perc)

録音:2011年8月26-28日
※1-9.11.13-16…世界初録音
1935年生まれの作曲家ベント・ローレンツェン(1935-)による魅惑的な歌曲集を中心に収録した1枚。オルガンの響きと深い声が醸し出す不思議な空間が目の前に広がります。メシアンと後期ロマン派の狭間にあるような美しい和声と、沈み込むような深い声によって歌われる現代デンマークの詩。まるで咲き誇る花が香るように、魅惑的で心惹かれる音楽です。吹きすさぶ風のようなオルガン独奏の「トリプレックス」、心の根源にある何かを刺激する「炎」、神秘的な「土星」と、オルガン曲も変化に満ちています。そして最後は、また声とオルガンによる祈りの音楽で、この実り多き世界が幕を閉じるのです。
8.226569
カスリーネ・リング:ハンド・フォー・ホルンボー
すてきなお茶をください!(室内協奏曲第4番第2楽章)
笑うウサギ(室内協奏曲第4番第1楽章
ハリ、ハリ(室内協奏曲第1番第2楽章)
ヘリコプター(室内協奏曲第8番第1楽章)
鳥たち(室内協奏曲第2番第1楽章)
道すがら(室内協奏曲第7番第2楽章)
熊が来るぞ(室内協奏曲第6番第1楽章)
な、な、な、な、な(室内協奏曲第9番第3楽章)
ヴァンとグンナーのパイプの煙
ヴァンとグンナーのパイプの煙(Basicjumpstyle)
〈ボーナスCD(ホルンボーのオリジナル)〉
1.室内協奏曲第4番Op.30第2楽章
2.室内協奏曲第4番Op.30第1楽章
3.室内協奏曲第1番Op.17第1楽章
4.室内協奏曲第8番Op.38第1楽章
5.室内協奏曲第2番Op.20第1楽章
6.室内協奏曲第7番Op.37第2楽章
7.室内協奏曲第6番Op.33第1楽章
8.室内協奏曲第9番Op.39第3楽章
ハンヌ・コイヴラ(指)
デンマーク国立室内O

2011年8月マスタリング
デンマークの人気DJで作曲家でもあるカスリーネ・リング(1960-)。彼女はクラシック音楽のDJとして国際的に知られる有名人です。このアルバムは、デンマークの大作曲家ホルンボーの作品(室内協奏曲)に自由な味付けを施し、全く新しい音楽ドラマとして見せてくれます。ユニークかつ独創的。原曲を聴いてみたい人のためにボーナスCDも用意されています。
8.226571
NX-A14
ペーター・ブルーン(1968-):グリーン・グローヴス 他
真珠の涙(2004)
グリーン・グローヴズ(2013)
Green Groves グリーン・グローヴズ
The Dream 夢
A Daunting Pledge 大胆な誓約
The Fatal Wish 死に至る希望
Awakening 目覚め
黒い水(2012)
大きな鳥と彼の友人(2009)
アンサンブル・ミッドヴェスト
デンマークの作曲家としては珍しく、アメリカのミニマリズムの影響を強く受けていると言われるブルーンの3つの室内楽作品 集。柔軟なリズム、攻撃的な響き、美しくも断片的なメロディ。これらが次々と現れては消えていくのがブルーン作品であ り、このアルバムの収録曲も全てその特徴を備えています。収録曲は、ペルシャ湾に生息する真珠からインスパイアされた 「真珠の涙」、アンサンブル・ミッドヴェストのために作曲された「グリーン・グローヴズ」、ブルーンが敬愛している作曲家ロウ シング・オルセンのために作曲された「黒い水」、アンサンブル・ミッドヴェストのチェリスト、ジョナサン・スラットの依頼で書かれ た「大きな鳥と彼の友人」の4作品です。
8.226572
デュオ・カポウ!-バースト
ニルス・マルティンセン(1963-):バースト(1990)
シモン・ステーン=アナセン(1976-)アルトサックスとパーカッションのための「スタディ」(1998)
イェクスパー・ホルメン(1971-):アルトサックスとパーカッションのための「オイル」(2003)
モルテン・レイドホフ(1978-):Pyr, ami spy, ram isp yra mis(2003)
ニルス・レンスホールト(1978-):飲めば本当の私が出来上がる(2002)
カスパー・ジャルナム(1971-2011):Der Totenschlager und der Rattenfanger(2001)
クラウス・オーレセン(Sax)
ヘンリク・クナルボルク・ラーセン(パーカッション)

録音:2009年12月21-22日オーフス王立音楽アカデミー
デンマークの作曲家たちによる、サックスとパーカッションのための作品のコレクションです。標準的な形式の中に組み込まれた様々な感情の発露・・・絶望と憂鬱、鬱積した思い、もつれ、叫びなど、時には異様とも思える音のぶつかり合い。聴き手は、これらの錯綜した音の中から幾つもの可能性を見出す楽しみにふけることができるはずです。
8.226573
スペース・アンド・プレース
ブルーン(1968-):My Jewel, My Rose, My Honour
ホルメン(1971-):Mrs.シュミット
ホルメン:デイモス
ブルーン:最高の新年の歌
スネッケスタ:フランスのスケッチ
ブルーン:All that My Soul Will Hum
オルセン(1961-):暗い部屋
エーヤフェルト・オレセン(1969-):Stralsund
エヴァ・エステルゴー(ピッコロ,フルート,アルト・フルート,バス・フルート)
ペーター・ブルーン(ヴォーカル)
ペーター・ラングベリ(ベル)
スタジオ・アンサンブル
モーテン・オルセン(電子楽器)

録音:2007年-2011年
南ユトランド半島にあるレグムクロスター教会は、中世デンマークに建立された最も重要な建造物の一つであり、教会内部では素晴しい音響効果を発揮します。高いアーチ型の天井とレンガ作りの壁は、他では味わえない響きをもたらし、特徴的なサウンドスケープを生み出すのです。フルーティストのエヴァ・エステルゴーは様々な試みを実現化するアーティストで、以前は宇宙をアニメーション化しようとしたこともあるようです。このアルバムを収録するにあたって、教会内の音響を存分に研究し、5人のデンマークの作曲家に作曲を依頼し、この見事な1枚を生み出しました。
8.226574
モーエンス・クリステンセン:オルガンとエレクトロニクスのための「Logitanion」(2006)
アコーディオン独奏のための「王冠-Couronne」(2005)
尺八とエレクトロニクスのための「冬の鶴の夜の飛行」(2009)
アダム・オーヴァッド(アコーディオン)
クリスティアン・プラストホルム(Org)
キク・デイ(尺八)

録音:2006年10月15日デンマーク放送アーフス大聖堂、2011年3月15日アスミンデロート教会、2011年9月19日トルスルンデ教会
「音の錬金術師」モーエンス・クリステンセン(1955-)。彼が作り出す音響はまさに宇宙空間そのものです。このアルバムに収録された3曲は、彼の主要な作品であり、これを聴くだけで独自の音世界を理解することができるでしょう。「Logitanion」は1945年に発見された「トマス福音書」からインスピレーションを得たものであり、巨大なオルガンの音と絡みつく電子音は、聴く者に畏怖の感情をもたらします。それに比べ「Couronne」は独奏アコーディオンが紡ぎだす静かな世界。、また3曲目は尺八を用いた「精神的な」音楽であり、吹き込む息を聴くことで奏者の存在が実感できるというものです。
8.226575
ブリジット・アルステット:アウネーテの笑い(2007-2011)-記録された音,コンピュータ処理をされた音と声のコラージュ<マーメイドの呼び声/憧れ-深きところより/7人の息子/揺れ動く/国からの呼び声/アフネーテの笑い>
アコーディオン独奏のための「メランコリア(2001)
悲歌第5番(1996-1997)-記録された音とコンピュータ処理をされた声のコラージュ
ベルッター(2004)-教会の鐘の音の録音にコンピュータ処理をした音のコラージュ
ブリジット・アルステッド(エレクトニクス&声)
ラスムス・シュヤルフ・ケーラー(アコーディオン)

録音:1997年,2004年アーフスDIEM、2012年9月27日
デンマークにおける電子音響音楽のパイオニアであるブリジット・アルステッド(1942-)。彼女は自らの音楽のために、文学や詩など様々な分野からインスピレーションを得ています。このアルバムに収録された4つの作品も、ドラマティックな音響を備えた音の建築物として高く評価されることでしょう。以下、アンデルセンの詩に基づいた「アウネーテの笑い」、魔法陣からインスピレーションを得た「メランコリア」、ピアニストであった彼女の母に捧げられた「悲歌」、コペンハーゲンの教会の鐘をサンプリングした「ベルッター」の4曲です。
8.226576
アクセル・ボロプ=ヨアンセン:Carambolage
1.冬のエレジーOp.55(1968)
2.シレーンの海岸Op.100(1983)
3.Carambolage-玉突きOp.79(1979-1980)
4.ポケット・オラトリオOp.50(1964)
オーフス・シンフォニエッタ
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン
セーアン・キンク・ハンセン(指)

録音:2014年1月20.22日マリエンダル教会&オーフス・コンサート・ホール…4
,2014年5月24-25日ランデルス、ヴェルケット…1
2014年6月26-27日オーフス・コンサート・ホール…3
2014年11月8日オーデンセ音楽大学…2
※1.2.4…世界初録音
このアルバムの作曲家アクセル・ボロプ=ヨアンセン(1924-)は、作品の細部に拘ることで知られています。対象物は分子レベルにまで分解され、そこから音楽的な要素を分離し、再構築することで、極めて計算し尽された作品を創り上げるヨアンセン。独学で作曲を学んだという彼の作品には新鮮な驚きが詰まっていますが、彼が求めるものは案外デンマークの伝統に近いものなのかも知れません。1964年に発表された「ポケット・オラトリオ」はライナー・マリア・リルケの詩を用いた短い作品ですが、この中には多くの自然の声や人生感が込められた力作です。正しい「ゲンダイオンガク」の響きがここにあります。
8.226577
アナス・ノーエントフト:囚われた光
1-3.囚われた光-チェロと小管弦楽のための(1996/1998)
4.ダンス・オブ・セパレーション-弦楽六重奏のための(1998)
5.大聖堂-独奏チェロのための(1986)
6-11.ポインテッド・アウト-クラリネット,ヴァイオリン,チェロ,ピアノのための(2006)
12.アトラーニ-独奏ヴァイオリンのための(1991)
13.Hill Shapes-Wind Stillness-ヴィオラとピアノのための
(2000)
14.その瞬間-クラリネット,ヴァイオリン,チェロとピアノのための(1989)
ヘンリク・ブレンドシュロルプ(Vc)
ヨハネス・セー・ハンセン(Vn)
クラウス・ミルプ(Va)
ジョン・クルーズ(Cl)
クリスティーナ・ビェルケ(P)
コペンハーゲン・クラシック・オーフス・シンフォニエッタ
セアン.k.ハンセン(指)

録音:2008年6月14日オーフスロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック,室内楽ホール…1-3
2011年11月26日オーフス・ムジーク・フセットシンフォニック・ホール…5.14.6-11
2011年4月26日コペンハーゲン国立デンマーク歌劇場,リハーサル・ホール…4
2011年9月23日オーフス・ムジーク・フセットシンフォニック・ホール…12
2011年8月12日オーフス・ムジーク・フセットシンフォニック・ホール…13
※世界初録音(5.12を除く)
作曲家のノーエントフト(1957-)は、コペンハーゲン王立音楽アカデミーでネアホルムとアブラハムセンに作曲を学び、活動の初期は、「相対する要素を併置することで生まれる響き」を追求していたと言います。しかし1990年代には自らの作風を省みて、「穏やかさをもったメロディ」を用いて多面的な表現する方向を模索しているといいます。このアルバムにはそんな彼の様々な年代の作品を収録。確かに「大聖堂」での茫洋たるメロディと、「囚われた光」でのメロディには大きな違いが感じられます。今世紀に入ってからの作風の変化もとても面白いもの。これは何も考えることなく、この音のシャワーに身を委ねるのがよいのかも知れません。
8.226578
ルネ・グレロプ:dust encapsulated
リコーダー,ヴァイオリン,とアコーディオンのための「オブジェクト」(2008)
パーカッションとエレクトロニクス・ライヴのための「dust encapsulated #1」(2008-2009)
フルート,クラリネット,ヴァイオリン,チェロとピアノのためのdust encapsulated#2(2009)
ピアノのための「7つの楽章のソナタ」(2011)
シンフォニエッタ・ディヴェルティメント(2010-2011)
ニール・ブラムスネス・テイルマン(P)
マティアス・エリス=ハンセン(パーカッション)
ギャマン(アンサンブル)
アスラス・シンフォニエッタ・コペンハーゲン
ピエール・アンドレ=ヴァラーデ(指)

録音:2012年12月コペンハーゲン,ガルニソン教会
2013年3月19日コペンハーゲン王立音楽アカデミー
「幼い頃から音楽を学び、自分が作曲家になることを確信していた」というルネ・グレロプ(1981-)。彼は常に新しい響きを求め、音楽に独自の世界を語らせようとします。ここでは5つの作品の世界初演録音を聴くことができます。強いエネルギーを帯びたこれらの音は、空気中に拡散されてこそ、新たな命を得るものと言えるでしょう。
8.226579
鏡の国のアリス
ポール・ルーダーズ(1949-):星の前奏曲と愛のフーガ(1990)
ペア・ノアゴー(1932-):ハイディの夜(1981/1982改作)
ハンス・アブラハムセン(1952-):花の歌(1973)
アブラハムセン:雪,カノン2a:楽しく、しかし楽しくなく,ほんの少しメランコリックに(2008)
ベント・セアンセン(1958-):闇をみつめて(2000)
ルーダーズ:謝肉祭(1980)
ノアゴー:イステルニア(1979)
AJPHA(アンサンブル
<ボレット・ロード(リコーダー)/ペーター・ナヴァロ=アロンソ(サクソフォン)/デヴィッド・ヒルデブラント(パーカッション)>

録音2009年12月,2010年5月,2011年10月,2012年3月ヘルスホルム教会
例えば冒頭に置かれた、まるで天空の星が降り注いでくるかのようなルーダーズの「星の前奏曲と愛のフーガ」。メシアンを超える(?)色彩感で瞬時に聴き手を魅了します。各々の楽器の音は微妙に変調を施すことで夢幻的な響きが与えられ、予想もつかない世界が見えてきます。アリスも見たかもしれない屈折した光がもたらす奇妙な世界。この1枚に詰まっています。
8.226580
ニルス・ロシング=スコウ:作品集
ナヌ(2007)-声とサクソフォン、石のための
線(2013)-ギター・ソロのための
合金T(2010)-テナーサクソフォンとアコーディオンのための
…吐息…(2014)-フルート・ソロのための
合金II(2008)-ヴィオラとアコーディオンのための
3つの簡素な歌(2013)-声とギターのための
リツI(1991):フルートとパーカッションのための
ヘレーネ・ギェリス(Ms)
ジャネッテ・バラン(Sax)
マティアス・ロイメルト(パーカッション)
イェスパー・シヴェバエク(G)
アンドレアス・ボアゴー(アコーディオン)
ヘレーネ・ナヴァッセ(Fl)…6
スヴェン・メルビー(Fl)…11
インヴィオラータ(アンサンブル)
アスビョルン・ネアゴー(Va)
アンドレアス・ボアゴー(アコーディオン)

録音:2012年-2014年コペンハーゲン,デンマーク王立音楽大学
作曲家ロシング=スコウ(1954-)はデンマーク王立音楽大学で学んでいたときに、様々なジャンルの作風を取り入れながら、独自の作風を模索していました。その際フランスの響きに影響を強く受け、その繊細な感覚を北欧音楽の構造に融合させ、淡い光を放つような音楽を次々を作り出しているのです。ここに収録された作品はどれも小さな編成で奏でられる静かなものばかり。冒頭の「NANU」は石を打ち鳴らす音が印象的な1曲、フルート独奏で奏される「吐息」も深いです。
8.226583
デンマークの5 つの現代ピアノ三重奏曲集
スヴェン・ヴィトフェルト・ニルセン(1958-):ディヴェルティメント
イェスパー・コック(1967-):ピアノ三重奏曲
ラーシュ・ヘゴー(1950-):沈黙の立方体のように
イブ・ネアホルム(1931-):ピアノ三重奏曲 第3番「追悼のエサイ」Op.155
ペレ・グズモンセン=ホルムグレーン(1932-):楽興の時
トリオ・イスメナ

録音: 2013 年8 月27-29 日 デンマーク コペンハーゲン,ミリファクトリー・スタジオ
このアルバムに収録された5 つのピアノ三重奏曲は、どれも北欧らしい明快さを持つと同時に、暗い闇、影、憂鬱な気分も持ち合わせています。冒頭の繊細なさざめきが印象的なS.V.ニルセンのディヴェルティメント、シンプルに書かれたコックの三重奏曲、小説からインスパイアされたヘゴーの作品、象徴的なタイトルを持つネアホルムの「追悼のエサイ」、そしてタイトル通りシューベルトが姿をみせるグズモンセンの「楽興の時」。今のデンマークの音楽を端的に知ることができる興味深い1 枚です。
8.226584
ボロフ=ヨアンセン:ヴィオラ作品集
パルティータOp.15(1953-54)
パーカッションとヴィオラのための音楽Op.18(1955-56)
ああ、命の木よOp.81(1977)
ヴィオラ・ソナタOp.14(1952-53)
アレクサンダー・カルダーによるモビールOp.38(1961)
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲Op.12(1951-52)
アネッテ・スラート(Va)
エッコゾーン(アンサンブル)
マティアス・ロイモト(指,マリンバ)
シーネ・アスムセン(Ms)
クリスティーナ・ビエルケ(P)
ヘルゲ・スラット(Vn)

録音:2014年9月8-9日,11月6-7日,2015年9月14-15日コペンハーゲン,ガルニソン教会,2014年12月21-23日オペラ・ハウス
ヴィオラの持つ暗く深い響きに魅了された作曲家は数多く存在しますが、このボロフ=ヨアンセン(1924-)もその一人です。彼は自身の表現のツールとしてヴィオラを愛し、多くの作品を創作しています。抽象的な世界とリアルな世界を結ぶ幽玄な響きをお楽しみください。
8.226587
シモン・クリステンセン:マニフェスト(ここで叫ぶ必要はない)
弦楽四重奏のための音楽
ビルギッテ・ベーレンツェン・ピール(Vn)/シーネ・マセン(Vn)/ミーナ・フレッド(Va)/ソフィア・オルソン(Vc)

録音:2014年9月21日デンマークヒレレズ,フレデリクスベルイ・キャッスル教会
72分が1トラックに収録された、ある意味“気が遠くなるような”1枚。開放弦を用い、暗く単調な響きを持つ音が少しずつ変化しながら延々と続いていきます。ぼ〜っと聞いているだけしかこの音に対峙できませんが、しかしたら宇宙に存在する音
はこのようなものかも知れません。まさに「通のための」1枚です。
8.226589
NX-A14
オーレ・ブク:シンフォニエッタ作品集
9つの楽器のための「氷の花」(1999)
13人の音楽家のための「樹」(1996)
8の楽器のための「無題」(2010)
17の楽器のための「フラワー・オーナメント・ミュージック」(2001)
アセラス・シンフォニエッタ・コペンハーゲン
イェスパー・ノルディン(指)

録音:2015年8月22.24.29日デンマーク・ロイヤル・オペラ・ハウス、リハーサル・ホール
※世界初録音
2015年2月に作曲家オーレ・ブク(1945-)が70歳の誕生日を迎えた時、アセラス・シンフォニエッタ・コペンハーゲンは 彼のために2回の祝賀コンサートを行いました。ブクの作品はデンマーク国内でもあまり耳にする機会がなく、多くの聴衆 たちは「初めて聴く」そのシンプルで美しい響きに魅了されたといいます。洗練された書式、曲によっては僅か5つの音符 を使うのみという切り詰めた音で構成されるという簡素な音楽は、どれも自然の風景から誘発されており、この特異な作曲家 の方向性を知ることができます。
8.226590
NX-A14
マルティン・ローゼ:時のコラージュ
時のコラージュ(2013)〜ピアノと小管弦楽のための協奏曲
5つのモーメント(2013)〜アコーディオン二重奏とピアノ三重奏のための
モート・インモート(2009-2015)〜小管弦楽のための
ダヴィッド・ラウ・マグヌッセン(P)
カスパー・シュレイバー(指)
デンマーク・チェンバー・プレイヤーズ
クリスティーナ・オストラン(Vn)
トーケ・モルドロップ(Vc)
ビャーケ・モーエンセン(アコーディオン)
クラウディオ・ヤコムッチ(アコーディオン)

録音:2016年5月17-18日、2016年10月15-16日
世界初録音
デンマークの現代作曲家ローゼの作品集。バロック時代の優雅さとロマン派の鋭敏な感性を受け継いだ繊細な音楽 に、ミニマルの要素を加えた現代的な作風が魅力で、作品はどれもシンプルな表現と明白な主張を持っています。作 品はどれもアルバムで演奏している演奏家たちを念頭に置いて書かれており、彼らは詩的な想像力を働かせ、作品 を具現化しています。
8.226591
NX-A14
ペーター・ナバロ=アロンソ:作品集
合奏協奏曲「Le quattro stagioni 四季」(2014)
協奏曲 ロ短調(2017)
アルファ(アンサンブル)
【メンバー】
ボレッテ・リード(リコーダー)
ペーター・ナバロ=アロンソ(Sax)
ダヴィッド・ヒルデブラント(パーカッション&ヴィヴラフォン)

エッコゾーン(アンサンブル)
マティアス・ロイメルト(指)

録音:コペンハーゲン
2015年12月14日、2017年6月19-20日
世界初録音
タイトルからわかる通り、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集にインスパイアされたナバロ=アロンソの「四季」。演奏している 「アルファ」は2003年に結成されたリコーダーを中心としたアンサンブルですが、サクソフォンやパーカッションを交えることで、幅 広い音の可能性を探求、この「四季」でも闊達な演奏を繰り広げています。サクソフォンは作曲家自身が担当しています。 「四季」で共演するエッコゾーンは2013年に設立、アヴァンギャルド、ミニマル音楽、クロスオーヴァーなどボーダーレスな音作り を目指し、すぐにコペンハーゲン・ジャズ・ハウスで名を挙げたアンサンブルです。「協奏曲 ロ短調」はアルファのために作曲され た作品で、ヴィヴァルディの協奏曲を基にしつつも、単純化された音の動きとテープの逆回しのみで表現されるという実験的な 手法が用いられています。
8.226592
NX-A14
ニルス・レンスホルト:MeQuitte(2012)
1.第1番:子守歌I/2.第2番:シャンソン(男)/3.第3番:ゴスペル/4.第4番:セレ
ナーデ(女)/5.第5番:シャコンヌ/6.第6番:セレナーデ(男)/7.第7番:シャンソン
(女)/8.弟8番:マーチ(ブルース)/9.第9番:シャコンヌ(ソウル)/10.第10番:マー
チ/11.第11番:子守歌II(キャンプファイアにて)
アンナ・カトリン・エギルストレス(ヴォーカル)
ニルス・レンスホルト(ヴォ ーカル)
セナテット(アンサンブル)

録音:2014年デンマークヴィレッジ・ノア・スタジオ
ニルス・レンスホルトはオーフスの王立音楽大学でラスムッセンとセアンセンに学んだ作曲家、サウンド・アーティスト。オ ペラや舞台作品での活躍が認められ、現在、デンマーク国家から助成金を得て、更なる研究に取り組んでいる期待の人物です。 この歌曲集「MeQuitte」は、パリジェンヌの愛がテーマとする幻想的な物語。作曲家本人がヴォーカルとして参加し、「愛 は常に歓びばかりがあるわけではなく、時には破壊的な悲しみをもたらす存在である」というコンセプトに基づき、時には甘 く、時には刺激的な響きで全曲が覆われています。
8.226597
NX-A14
CONNECT-ギターのためのエレクトロニック作品集
T.S.ランゲ(1989-):Periferi ペリフェリ(2016)〜ギターとライヴ・エレクトロニクスのための
アンドレヤ・アンドリク(1973-):ストリーム(2015)〜ギターとコンピュータのための
K.K.ハンセン(1990-):フィード(2016)〜プレペアド・ギターとトランスデューサーのための
ウェイン・シーゲル(1953-):ダイヴ(2016)〜ギターとエレクトロニクスのための
カイ・ダンカン・デイヴィッド(1988-):451(2015)〜ギターとエレクトロニクスのための
ヤコブ・バンソ(G)

録音:2016-2017年
世界初録音
1988年生まれのギタリスト、ヤコブ・バンソのために書かれた5人の作曲家による作品集。全て世界初録音です。ど の曲にもエレクトロニクスが用いられており、アコースティックとデジタルの境界線にある魅力的なサウンドが追求されお り、ギターと音響は完全に対等な関係を築いています。 バンソはオーフス王立音楽院を卒業後、ドイツのケルン音楽大学に留学、将来を嘱望される奏者です。
8.226598
NX-A14
ニルス・レンスホルト(1978-):Songs of Doubt-疑いの歌(2015)
1.The Night 夜
2.You Said あなたは言った
3.The Lake 湖
4.All I Care About 全てを気にかける
5.Forest of Light 光の森
6.It’s Only You それはあなただけ
7.Waiting 待ちわびる
8.Clouds 雲
9.The Rain 雨
10.The Wind 風
ロデリク・ポヴェル(ヴォーカル)
ナタリエ・フォーゲット(オンドマルトノ)
スタディウム・コラーレ
ハンス・レーンダーズ(指)

録音:2016年5月13-14日
常に奇妙で新しい次元を求める作曲家レンスホルト。以前リリースされたシアター・ピース「魚と鶏」(8.226550)では電子音と人の呼 吸を合わせた不可思議な世界を作り上げていましたが、今作は更なる響きを求めてオンドマルトノを使用することで、全く予想もつかない 響きが生まれています。



8.201201(12CD)
モーツァルト:交響曲全集
<CD1>1-3.交響曲第1番変ホ長調K16/4-6.交響曲第4番ニ長調K19/7-9.交響曲ヘ長調K19a/10-12.交響曲第5番変ロ長調K22/13-16.交響曲ヘ長調K76(42a)/
<CD2>1-4.交響曲第6番ヘ長調K43/5-8.交響曲第7番ニ長調K45/9-11.交響曲ト長調K45a/12-15.交響曲変ロ長調K45b/16-19.交響曲第8番ニ長調K48/
<CD3>1-4.交響曲第9番ハ長調K73(75a)/5-7.交響曲ニ長調K81(73l)/9-11.交響曲ニ長調K97(73m)/12-15.交響曲ニ長調K95(73n)/16-18.交響曲第11番ニ長調K84(73q)/19-21.交響曲第10番ト長調K74/
<CD4>1-4.交響曲第12番ト長調K110(75b)/5-8.交響曲ハ長調K96(111b)/9-12.交響曲第13番ヘ長調K112/13-16.交響曲第14番イ長調K114/
<CD5>1-4.交響曲第15番ト長調K124/5-7.交響曲第16番ハ長調K128/8-10.交響曲第17番ト長調K129/11-14.交響曲第18番ヘ長調K130/<CD6>1-4.交響曲第19番変ホ長調K132/5-8.交響曲第20番ニ長調K133/9-12.交響曲第21番イ長調K134/13-15.交響曲第26番変ホ長調K184(161a)/
<CD7>1-3.交響曲第27番ト長調K199(161b)/4-6.交響曲第22番ハ長調K162/7-9.交響曲第23番ニ長調K181(162b)/10-12.交響曲第24番変ロ長調K182(173da)/13-16.交響曲第25番ト短調K183(173db)/<CD8>1-4.交響曲第29番イ長調K201(186a)/5-8.交響曲第30番ニ長調K202(186b)/9-12.交響曲第28番ハ長調K200(189K)/
<CD9>1-3.交響曲第31番ニ長調「パリ」K297(300a)/4-7.交響曲第33番変ロ長調K319/8-11.交響曲第34番ハ長調K338/11.交響曲第31番ニ長調「パリ」K297(300a)第2楽章:第1稿/
<CD10>1-4.交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K385/5-7.交響曲第38番ニ長調「プラハ」K504/
<CD11>1-4.交響曲第36番ハ長調「リンツ」K425/5-8.交響曲第39番変ホ長調K543/
<CD12>1-4.交響曲第40番ト短調K550/5-8.交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K551
アダム・フィッシャー(指)
デンマーク国立室内O

録音:2006年6月-2013年2月
7年の年月をかけて、ついに完成となったアダム・フィッシャーとデンマーク国立室内管弦楽団の「モーツァルト:交響曲全集」。その間にオーケストラの名前は変わりましたが、フィッシャーの解釈は一貫しています。常にきびきびとした的確なテンポと、モダン楽器による艶やかな響き。そして時に幻想的とも思える音のパフォーマンス。全てが調和した見事なモーツァルトです。もちろん初期の作品の面白さも存分に感じさせます。なお、単品での発売時はSACDハイブリッド盤を採用していましたが、全集では通常CDとなり、価格もお手頃です!

8.201202(12CD)
NX-D11
王立デンマーク音楽アカデミーの150年


【CD1】作曲家たち-創立者たち
(1)ニルス W.ゲーゼ:ピアノ三重奏曲 Op.42(1864)
(2)ゲーゼ:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.28(1840-1854)
(3)J.P.E.ハルトマン(1805-1900):オルガンのための幻想曲 ヘ短調 OP.20(1837)
(4)ハルトマン:ハーコン・ヤール-序曲Op.40(1844)

【CD2】作曲家たち-草創期
(1)ニールセン:3つのピアノのための小品 Op.59(1928)
(2)ニールセン:弦楽五重奏曲 ト長調(1888-1889)
(3)ニールセン:前奏曲とプレスト Op.52(1927-1928)
(4)リーサゲル(1897-1974):カルトシルニ Op.36(1938)
(5)フィン・ヘフディング(1899-1997): It is perfectly true Op.37(1940)
(6)ホルンボー(1909-1996):独奏フルートのためのソナタ Op.71(1957) …初出音源

【CD3】作曲家たち-戦後の三人組
(1)ホルンボー(1909-1996):室内交響曲 第13番 Op.67(1955-1956)
(2)コッペル(1908-1998):ピアノ協奏曲 第3番 OP.45
(3)ニールス・ベンソン(1919-2000):11楽器のための室内協奏曲 Op.52
(4)ベンソン:トッカータ Op.10

【CD4】作曲家たち-国立アカデミー
(1)コッペル(1908-1998):テルニオ Op.53
(2)カイザー(1919-2001):ディヴェルティメント II
(3)イェアシル(1913-2004):セレナード「Music-making in the forest」
(4)ヴェスタゴー(1922-1988):弦楽のための四重奏曲 Op.28(1966)
(5)ネアホルム(1931-):マクムーンの歌 III Op.154

【CD5】作曲家たち-国境を越えて
(1)ノアゴー(1932-):ピアノのためのデテルミナータ・ソナタ(1949-1950)
(2)アブラハムセン(1952-):ピアノ協奏曲(2000)
(3)ヘイスゴー(1954-):C'est la mer melee au soleil 太陽は海に溶け込む
(4)ニルス・ロシング=スコウ(1954-):I giardini dietro la citta
(5)セアンセン(1958-):ピアノ三重奏のための「ファンタスマゴリア」

【CD6】演奏家たち-声楽とオルガン
(1)マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」から
ラインの伝説
美しいトランペットが鳴り響くところ
魚に説教するパドヴァの聖アントニウス
(2)ハイドン:オラトリオ「天地創造」第2部より
レチタティーヴォ「神は言われた。地はそれぞれの生き物を生み出せ」
レチタティーヴォ「すぐさま台地の懐は開かれ」
アリア「今や天は光に溢れて輝き」
キム・ボルイ(Bs-Br)
(3)ニールセン:歌劇「サウルとダヴィデ」第1幕より
Jeg kommer fra Bethlehems dale 私はベツレヘムの谷から来た
(4)ドニゼッティ:歌劇「ランメルムーアのルチア」第3幕より
Tu che a Dio spiegasti l'ali 神の御許へと羽を広げ旅立ったおまえ
(5)ノアゴー(1932-):歌曲集「展開」より
第1番:Kindheit 幼少期
第2番:Die Genesende 癒し
(6)J.P.E.ハルトマン(1805-1900):Flyv Fugl, flyv 飛べ、鳥よ、飛べ
(7)エドゥアルド・デュピュイ(1770-1822):歌劇「若さと愚かさ」第1幕より
Jeg er endnu i livets var 私は人生の春の中にいる
(8)ニールセン:コモーティオ Op.58
(9)ファジー(1939-):ノートルダム大聖堂オルガンのカデンツとトリル

【CD7】演奏家たち-弦楽器 I
(1)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
(2)シューベルト:ピアノ三重奏曲 変ロ長調 D898
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調「春」Op.24

【CD8】演奏家たち-弦楽器 II
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)ボッケリーニ:チェロ・ソナタ イ長調 G.4
(3)ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 Op.15


【CD9】演奏家たち-ピアノとチェロ
(1)ブラームス:チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 Op.99
(2)バッハ:平均律ピアノ曲集 第1巻-前奏曲とフーガ ハ長調 BWV849
(3)ドビュッシー:ベルガマスク組曲
(4)シューマン:3つのロマンス Op.28-第2番 嬰ヘ長調
(5)メンデルスゾーン:無言歌 Op.62-第2番「春の歌」
(6)ハラール・セーヴェルー(1897-1951):ロンド・アモローソ Op.14-7
Kjempeviseslatten(レヴォールトのバラード) Op.22-5
(7)シェーンベルク:6つのピアノのための小品集 Op.19
(8).ベンソン(1919-2000):ピアノ・ソナタ 第3番 Op.44
【CD10】演奏家たち-ピアノと管楽器
(1)ルトスワフスキ:2台ピアノのための「パガニーニの主題による変奏曲」
(2)ブラームス:ハンガリー舞曲 WoO1(連弾編)より
第3番 ヘ長調
第4番 ヘ短調
第7番 イ長調
(3)ラヴェル:ソナチネ
(4)ショパン:子守歌 Op.57
(5)ショパン:夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9-2
(6)ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
(7)パル・イソルフソン(1893-1974):ユモレスク
第1番 ヘ長調
第2番 ニ長調
(8)シューマン:歌曲集「ミルテの花」-第24番「君は花のごとく」
(9)ニールセン:劇音楽「母」Op.41-霧が晴れてきた
(10)リーサゲル(1897-1974):セレナード Op.26b
(11)ニールセン:幻想的小品 Op.2
第1番:ユーモレスク
第2番:ロマンス
(12)アスガー・ルンド・クリスティアンセン(1927-1998):トロンボーン協奏曲

【CD11】演奏家たち-管楽器、ギター、アコーディオンとパーカッション
(1)ラウニ・グレンダール(1886-1960):トロンボーン協奏曲
(2)モーツァルト:ディヴェルティメント 変ロ長調 K270
(4)ルーザース(1949-):Tattoo for One
(5)ルーザーズ:独奏ギターのための「讃美歌集」
(6)ノアゴー(1932-):アルカナ
(7)ピアソラ(1921-1991):タンティ・アンニ・プリマ

【CD12】演奏家たち-管弦楽作品
(1)ニールセン:交響曲 第4番「不滅」Op.29
(2)グズモンセン=ホルムグレーン(1932-2016):パーカッションとオーケストラのための三部作
【CD1】
(1)デンマーク・ピアノ三重奏団
録音:2014年
(2)マリアンナ・シリンヤン(P)
録音:2016年
(3)ハンス・ファーイウス(Org)
録音:2005年
(4トーマス・ダウスゴー(指)/デンマーク国立SO
録音:1998年
【CD2】
(1)スクヨルド・ラスムッセン(P)
録音:1952年モノラル
(2)デンマーク弦楽四重奏団,ティム・フレデリクセン(Va)
録音:2006年
(3)ペダー・エルベク(Vn)
録音:1979年
(4)ヨハン・ヒュエ=クヌートセン(指)
王立デンマークO
録音:1941年モノラル
(5)オーレ・シュミット(指)
オーデンセSO
録音:1986年
(6)ポール・ビルケルンド(Fl)
録音:1970年
【CD3】
(1)マックス・アートヴェズ(Ob)
ティム・フレデリクセン(Va)
ハンヌ・コイヴラ(指)
デンマーク国立室内O
録音:1997年
(2)ヘアマン・ダーヴィド・コッペル(P)
エリック・トゥクセン(指)
デンマーク国立SO
録音:1953年モノラル
(3)ニールス・ベンソン(P)
ゲオルク・ヴァサヘーリ(P)
ヘアマン・ダーヴィド・コッペル(P)
ラヴァルド・フィルスホルム(指)
コペンハーゲン・コレギウム・ムジクム
録音:1951年モノラル
(4)ニールス・ベンソン(P)
録音:1942年モノラル
【CD4】
(1)モーテン・ツォイテン(Vc)/アマリエ・マリング(P)
録音:2009年
(2)カリーナ・アゲルボー(リコーダー)
ウッデン・フルーツ(アンサンブル)
録音:2006年
(3)デンマーク国立SO木管五重奏団
録音:1999年
(4)ランダース室内O
録音:2001年
(5)タマシュ・ヴェート(指)
アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン/デンマーク・チェンバー・プレイヤーズ
録音:1999年
【CD5】
(1)ニクラス・シーヴェレフ(P)
録音:2016年
(2)アンネ・マリー・アビルズコフ(P)
イラン・ヴォルコフ(指)/BIT20アンサンブル
録音:2002年
(3)ニクラス・ヨハンセン(G)
録音:2017年…初出音源
(4)ローラン・キュニオ(指)/アンサンブルTM+
録音:2012年
(5)コペンハーゲン・トリオ・コン・ブリオ
録音:2011年
【CD6】
(1)エルゼ・パースケ(Ms)
録音:1978年
(2)キム・ボルイ(Bs-Br)
イーゴル・マルケヴィチ(指)
ベルリンPO
録音:1958年モノラル
(3)トニー・ランディ(T)
オーレ・シュミット(指)
デンマーク国立SO
録音:1978年
(4)トニー・ランディ(T)
グンナー・ステルン(指)
王立デンマークO
録音:1974年
(5)ヘレーネ・ギェリス(Ms)
ウラ・ミルマン(Fl)
イェスパー・リューツヘーフト(G)
ゲルト・セアンセン(パーカッション)
トーケ・モルドロップ(Vc)
録音:2010年
(6)(7)
オッタ・ブレンヌム(S)
録音:1898年
(8)ビーネ・ブリンドルフ(Org)
録音:2016年
(9)グレーテ・クロウ(Org)
録音:2002年 ライヴ
【CD7】
(1)ヘンリー・ホルスト(Vn)
ジプシー・オーケストラ
録音:1929年モノラル
(2)ヘンリー・ホルスト(Vn)
エアリング・ブロンダール・ベングトソン(Vc)
ヴィクトー・ショアラー(P)
録音:1955年モノラル
(3)エーリング・ブロッホ(Vn)
ホルガー・ルンド=クリスチャンセン(P)
録音:1942年モノラル
【CD8】
(1)エンドレ・ヴォルフ(Vn)
トーマス・イェンセン(指)
デンマーク国立RSO
録音:1949年モノラル
(2)エアリング・ブロンダール・ベングトソン(Vc)
ゲオルク・ヴァサヘーリ(P)
録音:1962年
(3)セルゲイ・アジジャン(Vn)
オスモ・ヴァンスカ(指)
コペンハーゲン・フィルハーモニー
録音:1996年
【CD9】
(1)エアリング・ブロンダール・ベングトソン(Vc)
ヴィクトー・ショアラー(P)
録音:1954年モノラル
(2)ニクラス・シーヴェレフ(P)
録音:2013年
(3)アンカー・ブリュメ(P)
録音:1986年…初出音源
(4)(5)アルネ・ショルド・ラスムッセン(P)
録音:1954年モノラル
(6)ロベルト・リフリング(P)
録音:1950年モノラル
(7)(8).ニルス・ヴィッゴ・ベンソン(P)
録音:1949年モノラル
【CD10】
(1)トーヴェ・ルンスコウ(P)/ロドルフォ・ランビアス(P)
録音:1980年
(2)トーヴェ・ルンスコウ(P)
ロドルフォ・ランビアス(P)
録音:1979年
(3)エイヴィンド・メラー(P)
録音:1956年モノラル
(4)ヨハンネ・アマリー・ストックマー(P)
録音:1929年モノラル
(5ヨハンネ・アマリー・ストックマー(P)
録音:1942年モノラル
(6)カレン・ルンド・クリスティアンセン(P)
録音:1950年モノラル
(7ハーラル・シグルドソン(P)
録音:1935年モノラル
(8)ドーラ・シグルドソン(S)
ハーラル・シグルドソン(P)
録音:1924年モノラル
(9)ホルガー・ギルベルト=イェスペルセン(Fl)
ヴァルボリ・ポールセン(ハープ)
録音:1936年モノラル
(10)ホルガー・ギルベルト=イェスペルセン(Fl)
エーリング・ブロッホ(Vn)
録音:1937年モノラル
(11)スヴェンド・クリスティアン・フェーロム(Ob)
クリスティアン・クリスティアンセン(P)
録音:1937年モノラル
(12)パルマー・トラウルセン(Tb)
アスガー・ルンド・クリスティアンセン(指)
ティヴォリ・コンサートホール・オーケストラ
録音:1957年モノラル
【CD11】
(1)イェスパー・ユール・ヴィンダール(Tb)
トーマス・ダウスゴー(指)
デンマーク国立SO
録音:2001年
(2)ヴァルドマール・ヴィルシング(Ob)
ハンス・ボルドバイ(Ob)
イングベルト・ミケルセン(Hrn)
ヴァング・ブライダール(Hrn)
キェル・ロイケアー(Fg)
カール・ブロッホ(Fg)
録音:1947年モノラル
(3)ビョルン・カール・ニールセン(Ob)
ジェルジ・レヘル(指)
デンマーク国立SO
録音:1989年 ライヴ…初出音源
(4)ジョン・クルセ(Cl)
録音:1993年
(5)イェスパー・シヴェバエク(G)
録音:2008年
(6)トリオ・モバイル
【メンバー】
モーゲンス・エレゴー(アコーディオン)
インゴルフ・オルセン(G)
ベント・リロフ(パーカッション)
録音:1984年
(7)ミケランジェロ 70
天使のミロンガ
ゲイル・ドラウグスヴォル(アコーディオン)
マッテ・ラスムッセン(P)
録音:2015年
【CD12】
(1)ミハエル・シェンヴァント(指)
RDAMSO
録音:2015年
(2)ゲルト・モルテンセン(パーカッション)
ミハエル・シェンヴァント(指)
RDAMSO
録音:2016年
デンマーク音楽アカデミーは、デンマークのコペンハーゲンにある音楽大学。1867年に作曲家ニルス・ゲーゼによって設立された、デンマーク国内最古で最大の 音楽教育機関で、現在の学生数は400人です。創設以来150年に渡り、デンマークの音楽界において中心的な役割を担い、数多くの音楽家たちがこの学 校から巣立っています。 この12枚組のBOXには、20世紀前半の「歴史的録音」から、このBOXのために録音された最新の音までが含まれており、作曲家だけでなく、種々の演奏家 たちの足跡もたどることができます。128ページのブックレット(英語、デンマーク語)には、アルバムの解説と、現在の学長ベルテル・クラルプの包括的なエッセイが 収録されています。
8.206003(6CD)
ニールセン:マスターワーク集第2集〜室内楽曲&器楽曲集
<CD1>
1-4.弦楽四重奏曲第1番ト短調Op.13
5-8.弦楽四重奏曲第2番へ長調Op.44
9-12.弦楽五重奏曲ト長調
<CD2>
1-4.弦楽四重奏曲ヘ短調Op.5FS11
5-8.弦楽四重奏曲変ホ長調Op.14FS23
<CD3>
1-3.ピアノ三重奏曲ト長調
4.甲斐なきセレナードFS58
5-8.木管五重奏曲Op.43FS100
9.クラリネットとピアノのための幻想的小品ト短調
10-11.オーボエとピアノのための2つの幻想的小品Op.2
12.カント・セリオーソFS132
13-15.劇音楽「母」よりOp.41FS94
<CD4>
1-3.ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.9FS20
4-6.ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.35FS64
7-17.無伴奏ヴァイオリンのための「前奏曲,主題と変奏曲」Op.48FS104
18-19.無伴奏ヴァイオリンのための「前奏曲とプレスト」Op.52
<CD5>
1-4.交響組曲Op.8FS19
5-17.若い人から老いた人へのピアノ音楽集第1集Op.53FS148
18-29.若い人から老いた人へのピアノ音楽集第2集Op.53FS148
30.主題と変奏Op.40FS81
<CD6>
1.シャコンヌOp.32FS79
2-7.ピアノ組曲「ルシファー(堕天使)」Op.45FS91
8-13.6つのユモレスク・バガテルOp.11FS22
14-18.5つのピアノ小品Op.3FS10
19-21.3つのピアノ小品Op.59FS131
ティム・フレデリクセン(Va)…CD1:9-12
デンマークSQ…CD1&2
トリオ・オンディーヌ…CD3:1-3
ディアマント・アンサンブル…CD3:4-8
ソレンエルボ(Cl)…CD3:9
イェンス・エルヴェキール(P)…CD3:9-12,CD4:1-6
マックス・アートヴェズ(Ob)…CD3:10-11
ヘニング・ハンセン(Hrn)…CD3:12
アンナ・ダイナ・シック(Fl)…CD3:13-15
カトリーヌ・ブンゴード(Va)…CD3:13-15
ニーナ・キャスリン・シュレン(Hp)…CD313-15
ジョン・ギェスメ(Vn)…CD4:1-6
トゥー・ラウトルプ(Vn)…CD4:7-19
ヘアマン・ダーヴィッド・コッペル(P)…CD5&6
デンマークを代表する大作曲家、ニールセンの室内楽作品全集です。dacapoレーベルから少しずつ発売されていたものを1セットにまとめました。古典的な形式と伝統に基づいたまるでモーツァルトを思わせる初期の作品から、50歳を前後にがらっと作風を変えた後の深遠な作品まで、ありとあらゆる音楽が収録されています。交響曲、管弦楽曲を極めたい方向けの第1集(8.206002)も絶賛発売中です。
8.206004(6CD)
NX-F01
ホルンボー(1909-1996):室内協奏曲とシンフォニア集
【CD1】…8.224038
1-2.室内協奏曲 第1番 Op.17(1939)
3-6.室内協奏曲 第2番 Op.20(1940)
7-8.室内協奏曲 第3番 Op.21(1940-1942)
【CD2】…8.224063
1-3.室内協奏曲 第4番 Op.30(1942-1945)
4-6.室内協奏曲 第5番 Op.31(1943)
7-9.室内協奏曲 第6番 Op.33(1943)
【CD3】…8.224086
1-2.室内協奏曲 第7番 Op.37(1944-1945)
3-4.室内協奏曲 第8番「シンフォニア・コンチェルタン
テ」Op.38(1945)
5-7.室内協奏曲 第9番 Op.39(1945-1946)
【CD4】…8.224087
1-9.室内協奏曲 第10番 Op.40(1945-1946)
10-12.室内協奏曲 第11番 Op.44(1948)
13-15.室内協奏曲 第12番 Op.52(1950)
16-18.室内協奏曲 第13番 Op.67(1955-
1956)
【CD5】…8.226017-18
1.シンフォニア 第1番 Op.73a(1957)
2.シンフォニア 第2番 Op.73b(1957)
3.シンフォニア 第3番 Op.73c(1958-1959)
4-7.シンフォニア 第4番 Op.73d(1962)
【CD6】…8.226017-18
カイロス(時間) Op.73“シンフォニア 第1番-第4
番”
1.前奏曲(シンフォニア 第4番 Op.73dより)
2.シンフォニア 第1番 Op.73a
3.間奏曲 I(シンフォニア 第4番 Op.73dより)
4.シンフォニア 第2番 Op.73b
5.間奏曲 II(シンフォニア 第4番 Op.73dより)
6.シンフォニア 第3番 Op.73c
7.後奏曲(シンフォニア 第4番 Op.73dより)
ハンヌ・コイヴラ(指)
デンマーク国立室内O(デンマーク放送シンフォニエッタ)

【CD1】…8.224038
アンネ・エランド(P)…1-2
スタファン・ボルセマン(Vn)
エヴァ・エステルゴー(Fl)…3-6
ミッケル・フットルプ(Vn)…3-6
ニルス・トムセン(Cl)…7-8
録音:1996年6月8-12日
Danish Radio Studio 2, Denmark
【CD2】…8.224063
アンネ・エランド(P)…1-3
ミッケル・フットルプ(Vn)…1-3.7-9
ニルス・ウルナー(Vc)…1-3
ティム・フレデリクセン(Va)…4-6
録音:1996年8月,10月
Danish Radio, Studio 2, Denmark
【CD3】…8.224086
マックス・アートヴェズ(Ob)…1-2
ミッケル・フットルプ(Vn)…5-7
ティム・フレデリクセン(Va)…5-7
録音:1997年1月6-11日,2月4-6日
Danish Radio, Studio 2, Denmark
【CD4】…8.224087
オーレ・エドヴァルド・アントンセン(Tp)
ジャック・モージェ(トロンボーン)…13-15
ティム・フレデリクセン(Va)…16-18
マックス・アルトヴェド(Ob)…16-18
録音:1997年6月3-4日,8月20-21日,
         11月5-6日
Danish Radio Studio 2, Denmark
【CD5】…8.226017-18
【CD6】…8.226017-18
セアン・エルビーク(Vn)・・・CD5.6
トレルス・スヴァネ(Vc)・・・CD5.6
録音:1997年
Danmarks Radio, Studio 2, Denmark
ユトランド半島のホーセンスで、音楽を愛する商人の家に生まれたホルンボーは、14歳から正式な音楽の勉強を始めてすぐ に頭角を顕し、16歳の時にはニールセンの推薦で王立デンマーク音楽院に入学を果たしました。生涯に渡って様々なジャン ルによる370点の作品を残し、その中には13曲の交響曲や、20曲の弦楽四重奏曲も含まれています。このコレクションは、 ホルンボーの13曲の室内管弦楽のための作品と、4曲のシンフォニアが収録されており、これらは一人、もしくは複数の独奏 者を必要とする新古典派の様式で書かれた作品。東欧の民謡からの影響も感じられる落ち着いた雰囲気と明確な旋律 線を持っています。4つのシンフォニアは各々別々の作品でありながら、第4番を解体して、第1番から第3番に組み込んだ 「一つの作品」としても成立しています。ハンヌ・コイブラは1960年生まれのフィンランドの指揮者。名教師ヨルマ・パヌラに学 び、1995年から1999年までデンマーク放送シンフォニエッタの首席指揮者として活躍しました。
8.206005F(6CD)
ディートリッヒ・ブクステフーデ:オルガン作品全集
〈CD1…8.226002〉
1.前奏曲 ト短調 BuxWV 149
2.いざ来たれ、異教徒の救い主よ BuxWV 211
3.イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ BuxWV 189
4.みどり児ベツレヘムに生まれたまえり BuxWV 217
5. かくも喜びに満てる日 BuxWV 182
6.甘き喜びのうちに BuxWV 197
7.汝らキリスト者よ、こぞりて主を たたえよ BuxWV 202
8.シャコンヌ ハ短調 BuxWV 159
9.パッサカリア ニ短調 BuxWV 161
10.シャ コンヌ ホ短調 BuxWV 160
11.前奏曲 ト短調 BuxWV 148
12.我らの救い主なるイエス・キリスト BuxWV 198
13.来たれ精霊、主なる神 BuxWV 199
14.今我ら聖霊に願う BuxWV 209
15.今我ら聖霊に 願う BuxWV 208
16.来たれ精霊、主なる神 BuxWV 200
17.父なる神はわれらの側に住みたもう BuxWV 190
18.前奏曲 ハ長調 BuxWV 137
〈CD2…8.226008〉
1.前奏曲 ホ短調 BuxWV 152
2.ああ主よ、あ われなる罪人のわれを BuxWV 178
3.われらの主キリスト、ヨルダン川に来り BuxWV 180
4.前奏曲 イ短 調 BuxWV 153
5.人よ、汝幸いに生きんとせば BuxWV 206
6.われ神より去らじ BuxWV 221
7.われ神 より去らじ BuxWV 220
8.前奏曲 ハ長調 BuxWV 136
9.神もしわれらと共になかりせば BuxWV 222
10.主イエス・キリストよ、われら汝に感謝す BuxWV 224
11.前奏曲 イ長調 BuxWV 151
12.今ぞわが 魂よ主をたたえよ BuxWV 214
13.今ぞわが魂よ主をたたえよ BuxWV 215
14.前奏曲 ホ短調 BuxWV 142
〈CD3…8.226023〉
1.前奏曲 ホ短調 BuxWV 138
2.われらが神は堅き砦 BuxWV 184
3.愚かなる 者らの口、なめらかに語り出で BuxWV 187
4.主よ、われらに汝の言葉を守らせたまえ BuxWV 186
5.前 奏曲とフーガ ト短調 BuxWV 163
6.トッカータ ト長調 BuxWV 164
7.前奏曲とフーガ イ短調 BuxWV 158
8.アダムの堕落によりてすべては朽ちぬ BuxWV 183
9.神のひとり子なる主キリスト BuxWV 191
10.神のひとり子なる主キリスト BuxWV 192
11.救いはわれらに来れリ BuxWV 186
12.カンツォネッタ ト長調 BuxWV 172
13.カンツォネッタ イ短調 BuxWV 225
14.カンツォネッタ ト短調 BuxWV 173
15.前奏曲 ト短調 BuxWV 150
16.我がもとへ来たれ、と神のみ御子は語りたもう BuxWV 201
17.主なる イエス・キリストよ、我は悉く知れり BuxWV 193
18.天にいますわれらの父よ BuxWV 219
19.トッカー タ ヘ長調 BuxWV 156
〈CD4…6.220514〉
1.トッカータ ヘ長調 BuxWV 157
2.イエス・キリストよ、賛 美をうけたまえ BuxWV 189
3.今ぞわが魂よ主をたたえよ BuxWV 212
4.前奏曲 ト長調 BuxWV 147
5.カンツォネッタ ハ長調 BuxWV 167
6.カンツォネッタ ト長調 BuxWV 171
7.第1 旋法のマニフィカト BuxWV 204
8.今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ BuxWV 210
9.カンツォネッタ ニ短調 BuxWV 168
10.前奏曲とフーガ ヘ長調 BuxWV 144
11.われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BuxWV 196
12.暁の星のいと美しきかな BuxWV 223
13.トッカータ ニ短調 BuxWV 155
〈CD5…6.220520〉
1.前 奏曲 ニ長調 BuxWV 139
2.主に感謝せよ BuxWV 181
3.われ汝に感謝す、愛する主よ BuxWV 194
4. 第9 旋法のマニフィカト BuxWV 205
5.第1 旋法のマニフィカト BuxWV 203
6.前奏曲 嬰ヘ短調 BuxWV 146
7.われら神であるあなたを讃えん BuxWV 218
8.ああ神よそして主よ BuxWV 177
9.汝の御子によ りてのみわれ汝に感謝す BuxWV 195
10.今ぞわが魂よ主をたたえよ BuxWV 213
11.前奏曲 ニ短調 BuxWV 140
〈CD6…6.220530〉
1.前奏曲 ヘ長調 BuxWV 145
2.天にいますわれらの父よ BuxWV 207
3.フーガ 変ロ長調 BuxWV 176
4.トッカータ ト長調 BuxWV 165
5.カンツォーナ ハ長調 BuxWV 166
6.フーガ ト長調 BuxWV 175
7.カンツォーナ ト長調 BuxWV 170
8.フーガ ハ長調 BuxWV 174
9.前奏曲 ホ短調 BuxWV 143
10.カンツォネッタ ホ短調 BuxWV 169
11.前奏曲とフーガ ト長調 BuxWV162
12.安らぎと喜びもてわれは逝く BuxWV 76
13.前奏曲とフーガ ホ長調 BuxWV 141
ビーネ・カトリーネ・ブリンドルフ(Org)

録音: 2002 年6 月4-5 日 ヘルシンボリ(Elsinore) 聖マリア教会…CD1,
2003 年2 月 11-12 日 ヘルシンボリ(Elsinore) 聖マリア教会…CD2,
2003 年11 月17-18 日 ヘルシ ンボリ 聖メアリー教会…CD3,
2005 年3 月30-31 日 ストックホルム ドイツ教会… CD4,
2006 年5 月 ハンブルク 聖ヤコビ教会…CD5,
2007 年6 月20-21 日 リューベッ ク 聖ヤコビ教会…CD6
以前から分売され好評を得ていたブクステフーデ(1637-1707)のオルガン作品全集がBOX 化されました。ブクステフーデはデンマークに生まれ、1958 年にヘルシンボリの聖マリア教会のオルガニストに就任します。以降、ヘルゼンゲアの聖マリア教会のオルガニストを務め、1667 年にはリューベックの聖マリア教会のオルガニストに選出されるという栄誉を得ます。彼はこの地位を生涯大切にし、およそ40 年間職務を全うし、17 世紀北ドイツのオルガン作品の発展に大きく寄与することとなります。このBOX で演奏している女性オルガニスト、ブリンドルフは作曲年代にあわせて、ブクステフーデ所縁のオルガンを用いることで、ブクステフーデの変遷と軌跡を鮮やかに見せてくれます。


2.110409BD(Bluray)
ルーズ・ランゴー:音楽劇「アンチキリスト」
《ボーナス映像》ランゴーとアンチキリスト(20分)他
ルシファー…ステーン・ビリエル(Bs-Br)
神秘の精…アンネ・マーグレーテ・ダール(S)
偉大な言葉をしゃべる口…ポウル・エルミング(T)
神秘の声…ヘレーネ・ギェリス(Ms)
嘘つき…ジョニー・ファン・ホル(T)
スカーレットの魔物…ヨン・ケティルソン(T)
嫌悪…ヨン・ルンドグレン(Br)
偉大な娼婦…カミラ・ニュールンド(S)
デスポンデンシー…スサネ・レースマーク(Ms)
モルテン・スールバレ(ナレーター)
デンマーク国立Cho
デンマーク国立SO
トマス・ダウスゴー(指)

録音:2002年8月.9月
収録時間:95分
音声:ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1
字幕:英,仏,独,西,デンマーク
画面:16:9カラー/REGION All(Code:0)
ニ層 50GB1080i High Definition
作曲家ルース・ランゴー(1893-1952)がこの「世界の終わり」についての歌劇を書こうと思い立ったのは、1921年、彼が弱冠27歳の時でした。若い作曲家は自身のメッセージを音楽で完璧に伝えることができると確信していたに違いありません。彼はそのために様々な資料を集め台本を書き「悪の視点によるキリストの受難曲」としての作品を書き上げたのです。しかしデンマーク王立劇場に提出されたこの作品は、「台本に曖昧性が高い」と拒否され、別の台本を調達することができるのなら上演を考慮しようと言われてしまいました。何度か書き直しをしたもののの、その2年後に結局のところ劇場からは上演を拒否されてしまうのです。1936年、ランゴーはこのオペラに再度手を加え、原曲のかなりの部分を省略し、最終的にはオペラではなく「オラトリオ」のような形に落ち着きました。各々の登場人物が一人ずつ登場し、彼らは決して一緒に歌うことはなく、あくまでも単独で主張します。ここに付けられた音楽はまるでリヒャルト・シュトラウスを思わせる重厚な後期ロマン派の響きを持つもので、全体的に不可思議な活気に満ちています。
2.110415(DVD)
NX-D03
トマス・エーヤフェルト・オレセン:舞踊を伴う歌劇「ドリアン・グレイの肖像」 ドリアン・グレイ…アンドリュー・レイドリー(カウンター・テナー)/マキシミ リアン・シュミット(ダンサー)/ヘンリー卿…ジョナサン・ベスト(Bs)/ヨハン・オ ールソン(ダンサー)/ペイジル・ホールワード…ジェームズ・ボビー(演者)/ビョル ン・ニルソン(ダンサー)/ジェームズ・ヴェイン…ジェームズ・ボビー(Br)/デ ヴィッド・プライス(ダンサー)/シビル・ヴェイン…ジェニー・ティエレ(フォークシ ンガー)/シリ・ウォルソールン(ダンサー)/内なるもの…シグリッド・カンダル・フ ショルド(ダンサー)/ヴェイン夫人:シビルの母…ボレット・ブルーノ・ハンセン(ア ルト)/ヘンリエッタ・ヴァルベルク(ダンサー)他/デンマーク国立歌劇場合唱団/オ ーフスSO/ヨアヒム・グスタフソン(指揮&音楽監督)/マリー・ブロリン=タ ニ(ステージ・ディレクター&振付)/ヨハン・ケルケアー(装置)/メルテンK.アク セルソン(照明デザイン)/ホビ・ヤルネ(ヴィデオ・デザイン)/イェンス・ヘルスヴ ィング(サウンド・デザイン)

収録2013年8月22.24.26.28日オーフスMusikhusetライヴ
収録時間:107分
音声:英語歌唱ステレオ2.0
字幕:英語・デンマーク語
画面:16:9カラー/REGIO NAll(Code:0)
〈DVD〉片面2層ディスク
デンマークの現代作曲家オレセンの新作オペラ「ドリアン・グレイの肖像」。原作となったオスカー・ワイルドの幻想的な小 説は、何度か映画化されたり、舞台で上演されたりと、これまでにも様々な芸術家たちにインスピレーションを与えてきてい ますが、このオレセンの歌劇は、幻想的な音楽と魅惑的なダンスが融合した、極めてセンセーショナルな内容になっています。 スウェーデンの新進気鋭の振付家マリー・ブロリン=タニによる幻想的なダンスは、美しい衣装も含め、物語に強烈な作用を 及ぼします。またドリアン・グレイの歌唱部分はカウンター・テナーが担当することで一層神秘的な雰囲気を高めています。 耳にも目にも刺激的な作品です。
2.110416G(DVD)
シューベルト:交響曲第7番「未完成」
ブルックナー:交響曲第7番(1954年ノーヴァク版)

《ボーナス映像》
ヘルベルト・ブロムシュテットとジョン・フェローの対話(79'54")
デンマーク国立SO
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)

収録2007年10月14日ロスキルデ大聖堂
収録時間:187分/音声:ステレオ
2.0/DD5.1/DTS5.1
字幕:英語/画面:16:9カラー
REGION All(Code:0)
<DVD>片面2層ディスク
数々の名演で知られる名指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットは多くのオーケストラの首席指揮者を歴任していますが、その中でも彼がとりわけ愛しているのが、この1925年に創設されたデンマーク放送SOです。彼は1956年にこのオーケストラと最初のコンサートを行い(当時のブロムシュテットはノールショッピングSOの首席を務めていた)、やがて1962年にオスロ・フィルハーモニーOの首席に就任、その5年後、デンマーク国立SO(デンマーク放送SO)初の首席指揮者となります。以降は伝統を重んじながらも新しいレパートリーを拡大し、マーラーやブルックナーをはじめ、北欧の現代作品を積極的に演奏。このオーケストラの能力を飛躍的に高めました。また録音ではデンマーク初となるニルセンの作品集や、グリーグの「ペール・ギュント」やメンデルスゾーンの交響曲に取り組み、素晴らしいアルバムをリリースしています。ブロムシュテットが首席指揮者を務めていたのは1977年までですが、それ以降も両者は良い関係を続け、1990年代の半ばからはコペンハーゲンで毎年コンサートを行っています。2016年にはデンマーク音楽界の最大の栄誉である「レオニー・ソニング音楽賞」を受賞したブロムシュテット、この2007年の映像でも万全のシューベルトとブルックナーを聴かせます。
2.110417(6DVD)
NX-J01
2.110423(3Bluray)
NX-J01
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス
■〈DVD1〉
ベートーヴェン:交響曲全集
1.交響曲第1番ハ長調Op.21
2.交響曲第2番ニ長調Op.36
〈DVD2〉
1.交響曲第3番「英雄」Op.55
2.交響曲第4番変ロ長調Op.60
〈DVD3〉
1.交響曲第5番ハ短調Op.67
2.交響曲第6番ヘ長調「田園」
〈DVD4〉
1.交響曲第7番イ長調Op.92
2.交響曲第8番ヘ長調Op.93
〈DVD5〉
1.交響曲第9番ニ短調「合唱」
2.ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
〈DVD6〉
1.ベルリオーズ:幻想交響曲
2.R・シュトラウス:アルプス交響曲
〈Blu-ray1〉
ベートーヴェン:交響曲全集
1.交響曲第1番ハ長調Op.21
2.交響曲第2番ニ長調Op.36
3.交響曲第3番「英雄」Op.55
4.交響曲第4番変ロ長調Op.60
〈Blu-ray2〉
1.交響曲第5番ハ短調Op.67
2.交響曲第6番ヘ長調「田園」
3.交響曲第7番イ長調Op.92
4.交響曲第8番ヘ長調Op.93
〈Blu-ray3〉
1.交響曲第9番ニ短調「合唱」
2.ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
3.ベルリオーズ:幻想交響曲
4.R・シュトラウス:アルプス交響曲
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指)
デンマーク国立SO

アルビナ・シャギムラトーヴァ(S)
シャルロッテ・ヘレカント(Ms)
スコット・マッカリスター(T)
ヨハン・ロイター(Bs)
デンマーク国立コンサートcho
ペペ・ロメロ(G)

収録2012-2014年
収録時間:553分
音声:ステレオ
2.0/DD5.1/DTS5.1
字幕:なし
画面:16:9
REGION All(Code:0)
〈DVD〉片面二層ディスク×6
〈BD〉二層50GB×31080i High Definition
スペイン出身の大指揮者、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス。 日本にも度々来日し、読売日本SOの常任指揮者を務めるなど、その 活動は高く評価され、日本国内でも多くの人気を獲得していました。2012 年からデンマーク国立SOの首席指揮者に就任しましたが、2014年6 月4日に体調不良のため引退を表明。その直後、6月11日にこの世を去っ てしまったという知らせは、日本のみならず全世界のファンに大きな衝撃 と悲しみをもたらしたことは忘れられません。 このベートーヴェンは、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスと、 最後の安住の地となったデンマーク国立SOの親密かつ緊迫の演奏を 収録した映像です。 ブルゴスらしい燃焼度が高い第3番や第5番、第7番、良く歌う美しいフ レーズが特徴的な第1番、第2番、第4番、豊かな表現力で聴かせる第6 番、従来の枠には収まりきらないエネルギーを孕んだ第8番、シャルロッ テ・ヘレカントら、名歌手たちをソリストに迎えた壮麗な第9番。どれも ドイツとスペインの良さを併せ持つスケールの大きな演奏です。 また、ボーナスとして含まれている、ペペ・ロメロをソリストに迎えた「ア ランフェス協奏曲」、ラテン系のテンションで押しまくる「幻想交響曲」、 壮大な場面が目の前に広がる「アルプス交響曲」の3曲も、彼の魅力が存 分に発揮された、多彩な表現力と、熱い音楽への愛が感じられる名演です。 20世紀を代表する指揮者の“最期の肖像”となった記念碑的BOXです。


DACLP-3(1LP)
NX-D07
ニルス W.ゲーゼ:劇的カンタータ「妖精王の娘」Op.30(1851-54/1864改訂) ゾフィー・ユンカー(S)
イヴォンヌ・フックス(A)
ヨハネス・ヴァイサー(Br)
ラルス・ウルリク・モーテンセン(指)
デンマーク国立ヴォーカル・アンサンブル
コンチェルト・コペンハーゲン

録音:2017年2月24-25日
デンマーク中世のバラードを題材にしたゲーゼのカンタータ「妖精王の娘」。活動の初期にはデンマークで認められず、ライプ ツィヒでメンデルスゾーンの知遇を得ることで作曲家、指揮者として大成したゲーゼですが、1847年に恩人のメンデルスゾー ンがこの世を去り、同時期に戦争が勃発したことでデンマークに帰国。1850年代にはコペンハーゲン音楽協会の総裁に就 任するなど、ようやくデンマーク国内でも知名度を獲得しました。この作品は、1854年頃に完成され、デンマークだけでなく ヨーロッパ全体で数百回演奏されたというゲーゼの代表作の一つです。これまでドイツ風の作風を保っていたゲーゼが「デン マーク」を意識し、民族的要素と普遍的な要素をバランス良く融合させたカンタータとしても知られています。


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