湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



ANALEKTA
(カナダ)



※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
ANA-006(3CD)
モニューシュコ:歌曲、アリア、序曲〜20世紀のベスト録音集
■CD1〜家庭愛唱歌集からの歌曲集
(1)太陽の歌/四季/小さな花/Rue/春の戻り/オフィーリアの歌
(2)兵士の歌/この国を知っているか(U)/おお我が母/2つの夜明け
■CD2〜アリア集とアンサンブル集
(1)歌劇「いかだ乗り」より レチタティーヴォとドゥムカ ”Okropny Ten Poranek” - ”Ach, Tys Moze Wsrod Tej Burzy”
(2)歌劇「いかだ乗り」より フラネクの歌と合唱 ”Plyna Tratwy Po Wisle”
(3)歌劇「ハルカ」より ヤヌシュの歌 ”Czemuz mnie w chwilach samotnych”
(4)歌劇「ハルカ」より ハルカのアリア ”Jako od wichru krzew polamany”
(5)歌劇「ハルカ」より ハルカのアリア ”Gdyby rannym slonkiem”
(6)歌劇「ハルカ」より ヨンテクのアリア ”Szumia jodly na gor szczycie”
(7)歌劇「ハルカ」より ヨンテクのアリア ”Szumia jodly na gor szczycie”
(8)歌劇「幽霊屋敷」より ”Wiec gdy sie rozstaniem”
(9)歌劇「幽霊屋敷」より 太刀持ちのレチタティーヴォとアリア ”Bawic sie jak chcemy” - ”Kto z mych dziewek serce ktorej”
(10)歌劇「幽霊屋敷」より 四重唱 ”Ni bolesci, ni rozkoszy”
(11)歌劇「幽霊屋敷」より ハンナのアリア ”Do grobu trwac w bezzennym stanie”
(12)歌劇「幽霊屋敷」より スコウバのアリア ”Ten zegar stary”
(13)歌劇「幽霊屋敷」より ステファンのアリア ”Aria z kurantem”
■CD3〜序曲集
(1)幻想的序曲 「おとぎ話(フェアリー・テイル)」
(2)歌劇「パリア」への序曲
 歌劇「貴族の言葉」への序曲
 歌劇「伯爵夫人」への序曲
(3)歌劇「ハルカ」への序曲
(4)歌劇「いかだ乗り」への序曲
(5)歌劇「幽霊屋敷」へのイントラーダ
■CD1
(1)マリア・クニンスカ=オパツカ(S)、イェジ・レフェルト(P)/録音:1956年
(2)アンジェイ・ヒオルスキ(Br)、セルギウシュ・ナドグリゾフスキ(P)/録音:1956年
■CD2
(1)ハリナ・スウォニツカ(S)、ズジスワフ・ゴルジンスキ(指)、ワルシャワPO/録音:1962年
(2)ボグダン・パプロツキ(T)、ズジスワフ・ゴルジンスキ(指)、ワルシャワPO&cho/録音:1962年
(3)マリアン・ヴォジニチュコ(Br)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1953年
(4)(5)アントニナ・カヴェツカ(S)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1953年
(6)ヴァツワフ・ドミエニェツキ(T)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1953年
(7)ボグダン・パプロツキ(T)、イェジ・セムコフ(指)、ワルシャワ・オペラO/録音:1961年
(8)ボグダン・パプロツキ(T)、ジグムント・マリアンスキ(Br)、エドムンド・コッソフスキ(Bs)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO&cho/録音:1954年
(9)マリアン・ヴォジニチュコ(Br)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1954年
(10)ボグダン・パプロツキ(T)、エドムンド・コッソフスキ(Bs)、バルバラ・コストジェフスカ(S)、フェリシア・クロヴィアク(Ms)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1954年
(11バルバラ・コストジェフスカ(S)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1954年
(12ベルナルド・ワディシュ(Bs)、イェジ・セムコフ(指)、ワルシャワ・オペラO/録音:1960年
(13)ボグダン・パプロツキ(T)、イェジ・セムコフ(指)、ワルシャワ・オペラO/録音:1961年
■CD3
(1)ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1953年
(2)グジェゴシュ・フィテルベルク(指)、ポーランド放送カトヴィツェ大SO/録音:1951年
(3)ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1953年
(4)グジェゴシュ・フィテルベルク(指)、ポーランド放送カトヴィツェ大SO/録音:1954年
(5)ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1954年
1945年にクラクフで設立されたポーランド最大級の音楽出版社「ポーランド音楽出版社(PWM Edition)」が新たに設立したレーベル「Anaklasis(アナクラシス)」によるHERITAGE(遺産)シリーズ。
「ポーランド・オペラの父」と称されたスタニスワフ・モニューシュコ(1819−1872)が書いた家庭愛唱歌集(Songbook for House Use)からの様々な歌曲、代表的なオペラ「幽霊屋敷」、「ハルカ」、「いかだ乗り」からのアリア、様々なオペラからの序曲を集成した20世紀の録音集。
ショパンが手懸けなかった「オペラ」の分野をポーランドで発展させた立役者モニューシュコの知られざる魅力を伝えます。
AN-952
NX-C04
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第10番ハ長調 D613/612(パウル・バドゥラ=スコダ版、マルティーノ・ティリモ版を参考にしたマチュー・ゴーデ補筆完成版)
12のドイツ舞曲 D790(1823)
4つの即興曲 D899(1827)
マチュー・ゴーデ(P)

録音:2023年6月19-21日パレ・モンカルム・ラウル・ジョバン・ホール、ケベック
2019年に12回のリサイタルでシューベルトのソナタ全曲を弾き切ったマチュー・ゴーデ。その直後から開始されたソナタ全曲と主要ピアノ作品を網羅するプロジェクトの第9弾。ピアノ・ソナタ第10番の独自の補筆完成版を収録しています。
AN-953(2CD)
NX-E05
バッハ:マタイ受難曲(フェリックス・メンデルスゾーン版) 福音史家…ダン・コークウェル(T)
イエス…ウィリアム・シャープ(Br)
クララ・ロットソルク(S)
ルシアン・ブラケット(Ms)
アイゼア・ベル(T)
エンリーコ・ラガスカ(Bs)
ベスレヘム・バッハcho
バッハ祝祭O
シャーロット・マタックス・マーシュ(フォルテピアノ=通奏低音)
クリストファー・ジャクソン(指)

録音:2023年11月1-4日パッカー記念教会、ベスレヘム(米国ペンシルヴェニア州)
※歌詞と英訳はWEB上(QRコード)での提供となります。
バッハの歿後80年近くが経とうとしていた1829年、古い時代の音楽に関心を寄せる人が多く集まっていたベルリンで行われた『マタイ受難 曲』の蘇演は、当時ごく一部の音楽愛好家にしか知られていなかった昔日の巨匠の真価に人々が開眼する大きなきっかけとなりました。この 時に指揮を務めただけでなく、一部の曲を省いて当時の聴き手にも接しやすく構成を調え、すでに使われなくなっていた楽器のパートをクラリ ネットやフルート、ピアノ等に移し替えて楽譜を用意したのが若きフェリクス・メンデルスゾーン。彼は1841年に楽譜を再校訂した形で世に送 り出し、ロマン派の人々のバッハ受容に大きく貢献することになります。このメンデルスゾーン版『マタイ受難曲』はかなり前に先行録音もリリー スされていますが、アメリカ最古のバッハ合唱団を標榜するベスレヘム・バッハ合唱団によるこのアルバムはベーレンライター社から2023年に刊 行された最新校訂版に基づく新録音。オーケストラは現代楽器ながら歴史的奏法を踏まえ初期ロマン派風の趣きをよく再現、時に重厚な 響きの中でも決して透明感を失わない明晰な解釈を聴かせてくれます。救世主イエスを糾弾する群衆を演じながら同時に信徒の声も代弁 する合唱も意欲充分で聴きごたえあり。バッハを捉え直す上で見逃せない版の面白さを十全に伝えてくれます。
AN2-7000
印象派の歴史
(1)ジャン・フランセ:オーギュスト・ルノワールの15人の子供の顔より〔「青い帽子の少女」、「二人の姉妹」、「匙を持つ赤ん坊」、「読書をする少女」、「リュクサンブール公園にて」、「ブルターニュの娘」、「ばら色の羽飾りの帽子の少女」、「草花の束を持つ少女」、「シャルパンティエ夫人の子供たち」、「下級生」〕
(2)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
(3)ドビュッシー:牧神の午後のための前奏曲
(4)ドビュッシー:月の光
(5)ラヴェル:水の戯れ
(6)サティ:ジムノペディ第1番
(7)ドビュッシー:シランクス
(8)ラヴェル:海原の小舟
(9)マルセル・トゥルニエ(1879-1951):映像、組曲第4番〜雲の中で鳴る鐘
(10)ドビュッシー:前奏曲集第1巻〜亜麻色の髪のおとめ
(11)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ.ト短調〜第1楽章
(1)アンジェル・デュボー(Vn)、
 ラ・ピエタ(弦楽アンサンブル)
(2)アンドレ・ラプラント(P)
(3)アラン・マリオン(Fl)、
 ルイーズ=アンドレ・バリル(P)
(4)ヴァレリー・ミロ(Hp)
(5)アンドレ・ラプラント(P)
(6)アンジェル・デュボー(Vn)、
 ラ・ピエタ(弦楽アンサンブル)
(7)ドアラン・マリオン(Fl)
(8)アンドレ・ラプラント(P)
(9)ヴァレリー・ミロ(Hp)
(10)フランシーヌ・カイ(P)
(11)アンジェル・デュボー(Vn)、
 アンドリュー・トゥニ(P)
三菱一号館美術館で開催中の話題の美術展覧会、「クラーク・コレクション」。日本上陸に先駆けて行われた、カナダでの同展にあわせてカナダのレー ベルANALEKTAが制作したCDのご案内です。ジャケット写真は、チラシなどにも使われているルノワールの「劇場の桟敷席(音楽会にて)」(1880年、 油彩/カンヴァス)。内容も、ルノワールが描いた子供の肖像画に、フランセが曲をつけた「ルノワールの15人の子供の顔」(抜粋)など、まさに美術展にぴっ たり。また、アンドレ・ラプラントの演奏によるラヴェルや名手アラン・マリオンのシランクスなども含まれた、充実のプログラムとなっています。印象派 の絵画ファンの方や、フランス音楽ファンの方など、幅広くお手にとって頂きたい1枚です。 (Ki)
AN-28723
(CD+DVD/NTSC)
地獄のヴァイオリン
サン=サーンス:死の舞踏
ビンダー:オッフェンバックの「天国と地獄」序曲
タルティーニ:悪魔のトリル
ドンピエール:悪魔の美しさ
ファリャ:恋は魔術師より「パントマイム」、「火祭りの踊り」
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
ドンピエール:悪魔の猫
パガニーニ:カプリース第24番
伝承曲:悪魔のリール
ボッケリーニ:シンフォニア Op.12-4 「悪魔の家」
ローリング・ストーンズ:黒くぬれ!/悪魔を憐れむ歌
モリコーネ:ワンス・アポン・ア・タイム...ザ・デヴィル
アンジェル・デュボー(Vn)、
ラ・ピエタ

録音:2000年6月20日−22日
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタによる「地獄」と「悪魔」がテーマの作品集。「悪魔のトリル」から「天国と地獄」まで、超絶でディアボリックなヴァイオリンが炸裂!ボーナスDVDには、デュボー&ラ・ピエタのライヴ映像、ミュージック・クリップなどを収録。
AN-28724
パッション
ビゼー:カルメン
エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番
ファリャ:7つのスペイン民謡
ショパン:夜想曲第20番
ブロッホ:バール
 シェムより Nigun
サラサーテ:2本のヴァイオリンと管弦楽のための 「ナヴァラ」
フォスター:金髪のジェニー
ガーシュウィン:ポーギーとベス
アンジェル・デュボー(Vn)、
ラ・ピエタ

録音:2004年6月&8月、カナダ
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタの熱きパッションが溢れる作品集。ビゼーの「カルメン」やショパンの「ノクターン」を始め、エネスコやサラサーテ、フォスター、ガーシュウィンなどの作品を素敵にアレンジ!
AN-28725
フェアリー・テイル
久石譲:サマー
モリコーネ:ラ・カリファ、ブオナ・フォルトゥーナ・ジャック
久石譲:もののけ姫
ドンピエール:ア・フェアリー・テイル
久石譲:フラジール・ドリーム
ワイス(シール編):この素晴らしき世界
ドンピエール:悪魔の美しさ
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.271 「恋人」より 第2楽章:カンタービレ
ロータ:「ゴッドファーザー」より 愛のテーマ
ショパン:夜想曲第20番
モリコーネ:ミッション
ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲より 第1楽章
ファリャ:7つのスペイン民謡より アストゥリアーナ
フォスター:金髪のジェニー
オーレット:アンジェルのための子守歌
ファリャ:7つのスペイン民謡より ナナ
ペルト:鏡の中の鏡
アンジェル・デュボー(Vn)、
ラ・ピエタ

録音:2007年7月、カナダ、他
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタが贈る夢のような世界。「フェアリー・テイル(おとぎ話)」をテーマに、久石譲やモリコーネらの音楽を優美に彩ります。
AN-28728
フランセ:ガルガンチュアの巨人
恋人たちの時間/セレナーデBEA
アンジェル・デュボー(Vn)、
ラ・ピエタ、
アルベール・ミレール(朗読)

録音:2008年9月17日−19日、スタジオMMR(マギル大学)
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタが弾く、ジャン・フランセ(1912−1997)の珍しい弦楽オーケストラ作品集。フランソワ・ラブレーの物語に基づく朗読と弦楽オーケストラのための作品「ガルガンチュアの巨人」では、俳優のアルベール・ミレールが朗読。
AN-28727
フィリップ・グラス〜ポートレイト
「美女と野獣」 序曲
「めぐりあう時間たち」 組曲/ミシマ
シークレット・エージェント/エコーラス
カンパニー/クロージング
アンジェル・デュボー(Vn)、ラ・ピエタ

録音:2007年11月、マギル大学(ケベック/カナダ)
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタのポートレイト・シリーズ。第1弾は、アメリカ現代音楽の巨匠、フィリップ・グラス!
AN-28731
アルヴォ・ペルト〜ポートレイト
スマ
カントゥス〜ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌
ダブラ・ラサ/巡礼の歌
モーツァルト=アダージョ/鏡の中の鏡
アンジェル・デュボー(Vn)、ラ・ピエタ

録音:2009年12月、マギル大学(ケベック/カナダ)
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタのポートレイト・シリーズ。第2弾、エストニアの巨星アルヴォ・ペルトを弾く!
AN-28732
ジョン・アダムズ〜ポートレイト
ロード・ムーヴィーズ
ジョンの胡散臭い踊りの本より
シェーカー・ループス
アンジェル・デュボー(Vn)、
ラ・ピエタ、ルイーズ・ベセット(P)

録音:2010年11月&12月、マギル大学(ケベック/カナダ)
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタのポートレイト・シリーズ。第3弾は、ジョン・アダムズの室内楽。ヴァイオリンとピアノのための「ロード・ムーヴィーズ」では、現代音楽を得意とするカナダの名ピアニスト、ルイーズ・ベセットが参加。
AN-28733
ア・タイム・フォー・アス
ニーノ・ロータ:ア・タイム・フォー・アス
ジョン・ウィリアムズ:会長さんのワルツ
ジョン・バリー:トゥー・ソックス
エンニオ・モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ
ハワード・ショア:ホビット庄の社会秩序
ジェームズ・ホーナー:マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
カブリエル・ヤレド:コンヴェント・ディ・サンタナ
ジョン・ウィリアムズ:「遥かなる大地へ」組曲
エンニオ・モリコーネ:カジュアリティーズのテーマ
アルベルト・イグレシアス:ソイ・マルコ
カルロス・ガルデル:ポル・ウナ・カベサ
久石譲:HANA-BI
コルンゴルト:ロビンとマリアン
ハロルド・アーレン:虹の彼方へ
チャーリー・チャップリン:スマイル
久石譲:もののけ姫
フランソワ・ドンピエール:ア・フェアリー・テイル
スタンリー・マイヤーズ:カヴァティーナ
ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリスト
エンニオ・モリコーネ:ミッション
アンジェル・デュボー(Vn)、
ラ・ピエタ

録音:2011年11月、カナダ
アナレクタ(Analekta)の看板アーティストであり、カナダの国民的ヴァイオリニスト、アンジェル・デュボーと自らが創設した女流奏者のみによる弦楽オーケストラ、ラ・ピエタ。「ゲーム・ミュージック(AN-28734)」などの大ヒットが記憶に新しいデュボー&ラ・ピエタによる、麗しの映画音楽集。ニュー・シネマ・パラダイスから、タイタニック、オズの魔法使い、もののけ姫まで、麗しの弦楽アンサンブルで蘇る永遠の名曲たち。
AN2-8734
ゲーム・ミュージック
マイケル・ニールセン&ケイブ・コーエン(フランソワーズ・ヴァリエール編):スプリンターセル コンビクション(メイン・テーマ)
ローン・バルフ(フランソワーズ・ヴァリエール編):アサシンクリード リベレーション〜アサシンクリードのテーマ
光田康典&植松伸夫(ジル・ウエレ編):クロノ・トリガー&クロノ・クロス
アリ・プルッキネン(アンソニー・ロザンコヴィチ編):アングリー・バード(テーマ)
マーティン・オドンネル&マイケル・サルバトリ(クロード"メゴ"ルメイ編):ヘイロー3〜ワン・ファイナル・エフォート
植松伸夫(アントワーヌ・バライル編):ファイナル・ファンタジー
菊田裕樹(アントワーヌ・バライル編):聖剣伝説2〜シークレット・オヴ・マナ
ロシア民謡&バッハ(フランソワーズ・ヴァリエール編):テトリス
ノーマンド・コーベイル:ヘビーレイン〜心の軋むとき
アンジェル・デュボー(Vn)、
ラ・ピエタ

録音:2012年6月、シューリック・スクール・オヴ・ミュージック、マギル大学(モントリオール、ケベック、カナダ)
アナレクタ(Analekta)の看板アーティストであり、カナダの国民的ヴァイオリニスト、アンジェル・デュボーと自らが創設した女流奏者のみによる弦楽オーケストラ、ラ・ピエタ。その名の通り古今東西の名作ゲームの音楽を、弦楽オーケストラ、ピエタのエレガントな演奏で堪能できるというデュボー&ラ・ピエタの「ゲーム・ミュージック」。ファミコン、スーパーファミコン時代の名作として語り継がれる「ファイナル・ファンタジー」や「聖剣伝説」、「クロノ・トリガー」、モバイルゲームの大ヒット作「アングリー・バード」、そして懐かしの「テトリス」など、優れたアレンジも魅力の「ゲーム・ミュージック」は、ゲーム音楽ファンの好奇心をくすぐる充実のプログラム!店内演奏効果も抜群です!
AN2-8737
アンジェル・デュボー〜ブラン
シャイマン:バイオショック
ゴリホフ:クローズ・ユア・アイズ
マンジー:ディスタンス・ビトウィーン
モゼティチ:空からの絵葉書
久石譲:ザ・レイン
ドンピエール:マリオ
モリコーネ:いいなずけ(アディオ・モンティ)
オコーナー:アパラチア・ワルツ
ブルーベック:フジヤマ、荒野と砂漠は楽しみ, 荒地は喜び
坂本龍一:美貌の青空、
 ソリテュード/フィリップス:ウーマン
アンジェル・デュボー(Vn)、
ラ・ピエタ

録音:2013年11月、シューリック・スクール・オヴ・ミュージック、マギル大学(モントリオール、ケベック、カナダ)
アナレクタ(ANALEKTA)のメイン・アーティストの1人であり、カナダを代表するヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、アンジェル・デュボー。久石譲、坂本龍一やエンニオ・モリコーネなど、12人の作曲家たちの14曲の作品を、アンジェル・デュボーが自身のアンサンブル、ラ・ピエタとの共演で奏でる「ブラン」は、カナダでリリースから3ヶ月を待たずに、なんと20000枚(!)を超えるセールスを記録し、同国のクラシカル・ミュージック・セールス・チャートの第1位に輝き続けた大ヒット・アルバム!
協奏曲、ソナタ、無伴奏、そしてミニマル、ライト・クラシックス、映画音楽、さらにはゲーム・ミュージックなど、ジャンルにとらわれない独創性豊かなプログラムを続々と発表してきたアンジェル・デュボーは、その長年の功績が認められ、カナダ政府からオフィサー、ケベック州政府かナイトの勲章を受けています。カナダの国民的ヴァイオリニストが1733年製のストラディヴァリウス"Des Rosiers"で、「ブラン(白)」の世界を奏でてゆきます。
AN-28738
ルドヴィコ・エイナウディ 〜ポートレイト
育ちゆく生命/光、溢れる日々
経験を重ねて/予期せぬ日/駆け抜けて時の移ろい/夜の向こう側
もうひとつの世界/藍色に染まって
いつもの道を/サラバンド/残影
希望の扉
※「経験を重ねて(Experience)」と「サラバンド(Sarabande)」を除き、すべてフランソワ・ヴァリエール&アンジェル・デュボーによる編曲。
アンジェル・デュボー(Vn)、ラ・ピエタ

録音:2014年12月、マギル大学(ケベック/カナダ)
フィリップ・グラス、アルヴォ・ペルト、ジョン・アダムズと続いた、ミニマルミュージック、現代音楽を取り上げる「ポートレイト」シリーズ。最新作では、ベリオに学んだイタリアを代表するコンポーザー=ピアニスト、ルドヴィコ・エイナウディのポートレイトを描きます。映画「最強のふたり」の音楽をはじめ、数々の映画音楽、CM音楽、サウンドトラックも手がけ、2014年10月の来日公演も記憶に新しいエイナウディ。アンジェル・デュボーとラ・ピエタが、その繊細で美しい響きと旋律を見事に表現してくれます。☆カナディアン・クラシカル・ミュージック・チャート第1位!
AN-28740
アンジェル・デュボー〜ソロ
ロカテッリ:カプリース第9番ハ長調
エネスコ:前奏曲 Op.9-1
ピアソラ:タンゴ・エチュード第3番
アラン・リドー:牡牛のフェルディナンド(朗読:朗読:ピエール・ルボー)
グリック:セレナード&ダンス
ピアソラ:タンゴ・エチュード第4番、タンゴ・エチュード第1番
ブルーベック:ブレー
カンパニョーリ:ディヴェルティメント Op.18-7
リドー:牡牛のフェルディナンド(朗読:ブレア・ウィリアムズ)
アンジェル・デュボー(Vn)

録音:2006年
自身のアンサンブル「ラ・ピエタ」を率いて数々の名録音を送り出してきたアンジェル・デュボーの「ソロ録音」。ロカテッリからエネスコ、ピアソラまで、凝ったプログラムを見事なテクニックで弾きこなしています。
AN-28743(2CD)
映画音楽集〜テイク・ツー
■CD1
スウィート〜ジェームズ・ホーナー: ラドロー(レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い)
アラン・シルヴェストリ:フェザーのテーマ(フォレスト・ガンプ/一期一会)
ジョン・バリー:私はアフリカに農園を持っていた ― メイン・テーマ(愛と哀しみの果て)
ミシェル・ルグラン/A&A・バーグマン/エディ・マーネイ:風のささやき/リラのワルツ(華麗なる賭けより」)
モーリス・ジャール:アンチェインド・メロディー(ゴースト/ニューヨークの幻)
アレクサンドル・デスプラ - パトリック・ドイル - ジョン・ウィリアムズ:組曲 「ハリー・ポッター」〜リリーのテーマ、冬のハリー、校庭の黙示録、プロローグ(メイン・テーマ)(ハリー・ポッター)
ジェームズ・ニュートン・ハワード:ノアズ・ヴィジット - ザ・グラヴェル・ロード - ザ・ヴォート(ヴィレッジ)
ルドヴィコ・エイナウディ:そして、デブノーの森へ(そして、デブノーの森へ)
フランソワ・ドンピエール:モン・アミ・マックス(モン・アミ・マックス)
マイケル・ナイマン:果たされない約束の予感(ピアノ・レッスン)
ヤン・ティルセン:アメリのワルツ(アメリ)
フィリップ・グラス:フランス軍中尉の夢(ザ・スクリーンズ)
セルゲイ・ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(ある日どこかで)
ジョン・ウィリアムズ:アクロス・ザ・スターズ(スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃)
梅林茂:夢二のテーマ(花様年華)
■CD2
ソルティ〜マイク・オールドフィールド:チューブラー・ベルズ(エクソシスト)
フレッド・ワイズ、ミルトン・リーズ、S.K.ラッセル、ニコラス・ロウバニス:ミシルルー(パルプ・フィクション)
クラウス・バデルト、ジェフリー・ポール・ザネッリ、ハンス・ジマー:彼こそが海賊(パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち)/ラミン・ジャヴァディ:ウィンターフェル ― メイン・テーマ(ゲーム・オブ・スローンズ)
トレヴァー・ジョーンズ:ザ・キス(ラスト・オブ・モヒカン)
マイケル・ナイマン:彼女たちの関係(彼女たちの関係)
ニーノ・ロータ:ラ・ピエタの甘い生活(オーケストラ・リハーサル − 甘い生活 − 8 1/2)
マイケル・ジャクソン:スムーズ・クリミナル(ムーンウォーカー)
コールドプレイ:パラダイス(ライフ・オブ・パイ)
ハロルド・フォルターメイヤー:アクセルF ― メイン・テーマ(ビバリーヒルズ・コップ)
ジョン・ラン(ダグラス・E・ワグナー編):ダウントン・アビー ― メイン・テーマ(ダウントン・アビー)
ジェリー・ボック:金持ちだったら(屋根の上のバイオリン弾き)
アンジェル・デュボー(Vn)、
ラ・ピエタ

録音:2016年6月、カナダ
アナレクタ(Analekta)の看板アーティストであり、カナダの国民的ヴァイオリニスト、アンジェル・デュボーと自らが創設した女流奏者のみによる弦楽オーケストラ、ラ・ピエタ。タイタニックやオズの魔法使い、もののけ姫などを収録し話題を呼んだ「ア・タイム・フォー・アス(AN 28733)」に続く、デュボー&ラ・ピエタによる映画音楽集第2弾。CD1を「スウィート」、CD2を「ソルティ」と分けて選りすぐった名曲たち。ハリー・ポッター、パイレーツ・オブ・カリビアン、スター・ウォーズ、アメリ、屋根の上のバイオリン弾き、ピアノ・レッスン、ムーンウォーカーなどの名作からの音楽が、麗しの弦楽アンサンブルで蘇ります。
AN-28745
マックス・リヒター〜ポートレイト
「残された世界」メイン・タイトル/ドナ・ノービス・パーチェム2/ノーヴェンバー/ザ・ジャーニー, ノット・ザ・デスティネイション/オータム・ミュージック2/フラグメント/エンバーズ/オン・ザ・ネイチャー・オヴ・デイライト/リトゥン・オン・ザ・スカイ/スケッチブック/哲学の慰め/シー・リメンバーズ/アンダンテ/リフレクション(エンド・タイトル)/ディパーチャー(ララバイ)/ザ・クオリティ・オヴ・マーシー/ルミナス/パス19(イェット・フレイレスト)/マーシー/ウィンターU
アンジェル・デュボー(Vn)、
ラ・ピエタ
フィリップ・グラス、アルヴォ・ペルト、ジョン・アダムズ、ルドヴィコ・エイナウディと続いた、ミニマルミュージック、現代音楽を取り上げる「ポートレイト」シリーズ。最新作は、映画『メッセージ』、『ダンサー』、海外ドラマ『TABOO』など、多くのドラマや映画の音楽を手がけ、睡眠のためのアルバム『SLEEP』が話題を呼ぶなど、映画音楽、ミニマル・ミュージック、ポスト・クラシカルの分野で注目を集めている作曲家、マックス・リヒターの音楽
繊細で鮮烈なマックス・リヒターの旋律を、アンジェル・デュボーのヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのアレンジでお届けします。
AN-28755
NX-B10
フィリップ・グラス:作品集
1. オープニング 〜グラスワークス (1981)
2. 交響曲第3番第4楽章 (1995)
3. メタモルフォーシス II (1988)
4. コヤニスカッツィ (1982)
5. ピアノ五重奏曲「受胎告知」 Part1(2018)
6. 夢遊病者 (1996)
7. シグネチャー〜映画『A Brief History of Time』 (1992)
8. ユーティリティ 第1番〜映画『A Brief History of Time』 (1992)
9. ティー・タイム (1990)
10. キャンディマン組曲 (1992)
11. ヴァイオリン・ソナタ 第3楽章 (2008)
12. ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 第1番(2010)
13. ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 第4番(2010)
14. 弦楽四重奏のための「ベント」組曲 第2楽章 (1997)
15. 弦楽四重奏のための「ベント」組曲 第5楽章 (1997)
16. エピローグ 〜ベント (1997)
編曲(2、12、13を除く)…アンジェル・デュボー、フランソワ・ヴァリエール
アンジェル・デュボー(ソロ・ヴァイオリン、指揮)
ジュリー・トゥルドー(ソロ・チェロ)…12、13
ラ・ピエタ(弦楽合奏2/3/3/2/1、ピアノ)

録音:2023年6月 CIRMMTマルチメディア・ルーム(MMR)、シューリック音楽学校、 マギル大学、ケベック、カナダ
ANALEKTAの看板ヴァイオリニストであるアンジェル・デュボーと、彼女が主宰する弦楽アンサンブル「ラ・ピエタ」によるフィリップ・グラス。2008年リリースの「ポー トレイト」(現在入手不能)に続く第2弾。『ホーキング、宇宙を語る』による『A Brief History of Time』、『ベント 堕ちた饗宴』などの映画音楽も収録。弦 楽合奏のための交響曲第3番からの楽章と、ヴァイオリンとチェロによる二重奏曲を除いて全て独自のアレンジが加えられています。ピアノ曲として知られる「メタ モルフォーシス」を筆頭に、豊かな抒情性と美しさがたっぷりと味わえる一枚です。
AN2-8761
ラヴェル:シェエラザード(全3曲)
ドビュッシー:抒情的散文(全4曲)
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」〜「月に寄せる歌」
マリアンヌ・フィセ(S)
マリー=エヴァ・スカルフォン(P)

録音:2007年9月
カナダの大人気歌手、フィセによるフランス歌曲とドヴォルザークの魅惑のアリア。ピアニストを務めるのはフィセと2005年以来共演を重ねているスカ ルフォン。ドビュッシーの濃密な世界は聴きもの。ドヴォルザークのアリアもしっとりと聴かせてくれます。 (Ki)
AN-28762
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調 S.178
ナレ・アルガマニヤン

録音:2009年
その実力と才能を認めた内田光子から、2012年の夏に行われたマールボロ音楽祭に招待されるなど、世界的に活躍するアルメニア出身の才女ナレ・アルガマニヤンが奏でるラフマニノフ&リストのピアノ・ソナタ集。2008年モントリオール国際音楽コンクール優勝を記念して製作されたAnalekta時代の名盤。今作ではYAMAHA CF-V-Sを使用。
AN-28763
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
ベンジャミン・ベイルマン(Vn)、
ソヌ・イェゴン(P)

録音:2011年
2010年のモントリオール国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で第1位に輝き、2016年にメジャーデビューを果たしたアメリカのヴァイオリニスト、ベンジャミン・ベイルマン。コンクールの優勝を記念してレコーディングされたプロコフィエフのソナタ集も、大器の片鱗を感じさせる堂々たる演奏。
AN2-8764
ロンドンの年
ポルポラ:歌劇「ポリフェーモ」〜いと高きジョーヴェさま
ヘンデル:歌劇「セルセ」より もし夢を望むなら、
 私の愛するプラタナスの、
 オンブラ・マイ・フ、
 歌劇「アルチーナ」〜ヒルカニアの岩窟に、
 歌劇「アリオダンテ」〜戯れるがよい、不実な女め
ポルポラ:歌劇「ポリフェーモ」〜心地よくさわやかなそよ風よ
ヘンデル:歌劇「アリオダンテ」〜暗く不吉な夜が過ぎると
ポルポラ:歌劇「ヒュメナイオスの祭り」〜おぼろげな愛
ジュリー・ブーリアンヌ(Ms)、
クラヴサン・アン・コンセール、
リュック・ボーセジュール(チェンバロ、音楽監督)

録音:2013年6月、サン・ブノワ・ド・ミラベル教会(ケベック、カナダ)
ヘンデルとポルポラ。当時のロンドンを舞台として人気を二分し、火花を散らした2人の大作曲家の"ライバル関係"を、それぞれのオペラ・アリアで表現した好企画。METをはじめとするアメリカのオペラハウスから引く手あまたのジュリー・ブーリアンヌは、2012年のサイトウ・キネン・フェスティヴァル松本で、オネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」にも出演したフランス系カナダ人のメゾ・ソプラノ。歌唱力、表現力ともに、現在のカナダを代表する歌い手の1人として注目を集めています。
AN2-8765
モーツァルト:ピアノ協奏曲集(室内楽版)
ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415(室内楽版)
ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414(室内楽版)
カリン・ケイ・ナガノ(P)、
セシリアSQ

録音:2013年9月、シューリック・スクール・オヴ・ミュージック、マギル大学(モントリオール、ケベック、カナダ)
パリでフランスの名教師、故ジェルメーヌ・ムニエにピアノを師事し、本格的に音楽を学び始めたカリン・ケイ・ナガノは、1998年生まれの現在16歳。すでにパリ・スクリャービン国際ピアノ・コンクール第1位、ベルリン国際ピアノ・コンクール第1位&特別賞、アントン・ルビンシテイン国際ピアノ・コンクール第1位をはじめとした数々のコンクールでの輝かしい実績を持ち、2007−2008シーズンにはコンチェルト・デビューを果たすなど、まさに大きな飛躍を遂げている真っ最中のニューヒロインです。
純真無垢の音色、丁寧なタッチと音楽創りから生まれたカリン・ケイ・ナガノの「モーツァルト」は、アナレクタ(ANALEKTA)のベストセラー・タイトルとして、演奏、録音の両面で大絶賛を受け続けています。
AN2-8766
愛の夕暮れ〜イタリアの愛の歌
ダッラ:カルーソ/トスティ:可愛い口もとロッシーニ:踊り
ロータ:ささやき(愛のテーマ)
ラシェル:アリヴェデルチ・ローマ
フェッリーリ:こんなに大きな愛
コットラウ:サンタ・ルチア
デ・クルティス:帰れソレントへ
ショパン:別れの曲/トスティ:マリア
ショリッリ:愛のわかれ
モーツァルト:おいで窓辺に、可愛い娘
アズナヴール:レイ
ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
ジーノ・キリコ(Br)、
アンサンブル・トリオスフィア、
アレクサンドル・セバスチャン(アコーディオン)
グレン・レヴェック(ギター&マンドリン)

録音:2013年5月
METやスカラ座、ロイヤル・オペラ、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座など、世界中で活躍するカナダのリリック・バリトン、ジーノ・キリコが、魅惑の歌声で情感豊かに歌う「イタリアの愛の歌」。ナポリ民謡の「サンタ・ルチア」や「オー・ソレ・ミオ」から、ロッシーニ、トスティ、さらにはロータの映画「ゴッドファーザー」の「愛のテーマ」へと連なる「イタリアの愛の歌」の歴史が情熱的に歌われてゆきます。
AN2-8767
タンゴ・ドリームズ
ピアソラ(アンゲリス編):チキリン・デ・バチン
ヘラルド・マトス・ロドリゲス(ヴァレラス編):ラ・クンパルシータ
ピアソラ(ヴァレラス編):アディオス・ノニーノ
 センティード・ウニコ
 コントラバヘアンド
アロラス:ラ・カチーラ/セメノフ:献身
ピアソラ:フローラの戯れ
ルードク:タンゴ・ドリームス
アレクサンドル・セバスチャン(アコーディオン)
アティス・バンカス(Vn)、
アルビーナ・モロドザン(Vn)、
アンナ・アントロポーヴァ(Va)、
ジョナサン・トルトラーノ(Vc)

録音:2013年1月−2月
ベラルーシのアコーディオン奏者アレクサンドル・セバスチャンのタンゴ・アルバムは、本場アルゼンチン、ウルグアイ、ロシアなど、世界各地のタンゴを集めたプログラム。
メキシコ、セルビア、ポルトガル、イタリア、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、アメリカなど、様々な国々でアコーディオンを弾き続けてきた東欧の名手。そのファーストクラスのヴィルトゥオージティは説得力十分。
AN2-8768
モントリオール・ギター・トリオ〜ザ・プリンス
デュフォー:サンバ・ピポカ
レヴェスク:ラギー・タウン、ル・ペルル・ド・ヴェール
ラッシュ(MG3編):トム・ソーヤー
ネイフィン(モラン&ドニス編):ル・リノー
デュフォー:クエリード・モライト
モリコーネ(デュフォー編):愛のテーマ(シネマ・パラダイス)
レヴェスク:落とし穴と振り子
ジョラーヌ(MG3編):ピモン氏
レディオヘッド(MG3編):ウィアード・フィッシズ
モントリオール・ギター・トリオ
〔セバスチャン・デュフォー(ギター、ドブロ)、
グレン・レヴェスク(ギター、マンドリン、ヴォーカル)、
マルク・モラン(ギター、ベース)〕

録音:2013年10月&12月、ヴォン・スタジオ(モントリオール、カナダ)
エクレクティック、エナジェティック、そしてスペクタキュラー。「ザ・プリンス(Der Prinz)」は、CBCで「最も熱いカナダのギター・アンサンブル」と激賞されたモントリオール・ギター・トリオ(MG3)の6thアルバム。メンバーのオリジナルから、カナダのプログレ・ハードロック・バンド、ラッシュの「トム・ソーヤー(Tom Sawyer)」や、レディオヘッドの「ウィアード・フィッシズ(Weird Fishes)」、モリコーネの「愛のテーマ」のカバーなど、MG3のプログラミングのアイディア、センスは無尽蔵!

AN-28770
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲全集
ヴァイオリン協奏曲第1番イ長調 Op.20
ヴァイオリン協奏曲第2番ハ長調 Op.58
ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61
アンドルー・ワン(Vn)、
ケント・ナガノ(指)モントリオールSO

録音(ライヴ):2014年11月26日−27日&29日、メゾン・サンフォニク・ド・モンレアル(カナダ)
名門ジュリアード音楽院で研鑽を積み、2008年に25歳という若さでOSMのコンサートマスターに就任したアンドルー・ワン。コンサートマスターとしての活躍はもちろんのこと、ソリストとしてOSMと共演を重ねるなど、ケント・ナガノ体制を支える若きキーパーソンです。
1744年製のミケランジェロ・ベルゴンツィのヴァイオリンから響くサン=サーンス。OSMの洗練されたサウンドと共にその美技を存分に ――!
AN-28771
バッハ:2声のインヴェンションと3声のシンフォニア BWV.772−801 カリン・ケイ・ナガノ(P)

録音:2016年7月、ラジオ・カナダ・スタジオ12(モントリオール、カナダ)
ルビンシテイン国際ピアノ・コンクール(2009〜2010年)、ベルリン国際ピアノ・コンクール(2007年)、スクリャービン国際ピアノ・コンクール(2007年)で第1位に輝いた実績を持ち、2014年には日本デビューを果たしたピアノ界のニューヒロイン、カリン・ケイ・ナガノ。 ケント・ナガノと児玉麻里の娘であり、パリではフランスの名教師、故ジェルメーヌ・ムニエにピアノを師事した若き才女がデビュー・アルバムとなったモーツァルトの「ピアノ協奏曲第12番&第13番(室内楽版)」(PAN 28765/AN 28765)から約3年の歳月を経て、バッハの「2声のインヴェンションと3声のシンフォニア」をレコーディング!カリン・ケイ・ナガノは、このヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの教育のために作曲された傑作を演奏するにあたり、1720年の原典版に基づく「C, D, E, F, G, A, B, B-fl, A, G, F, E, E-fl, D, C」の曲順を採用。 カリン・ケイ・ナガノのピュアな音色とクリアなタッチ、バッハの音楽に対する真摯なアプローチ、そしてアナレクタ(Analekta)の優秀録音によって、「学習用」というイメージから解き放たれた「30の小品」がまばゆく輝きます。
AN-28772-3(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番イ短調 BWV.1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ジェームズ・エーネス(Vn)

録音:1999年11月−2000年6月日、サントーギュスタン教会(ケベック)
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受けているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
現在はエーネス・クヮルテットの第1ヴァイオリン、シアトル・チェンバー・ミュージック・ソサエティの芸術監督を務め、イギリスのChandosやOnyxからもソロ録音を発売し続けているエーネスが、カナダのAnalekta(アナレクタ)に録音した、バッハの無伴奏ソナタ&パルティータが新装発売!
AN-28777
クリスマスの神秘
マーチン&ブレイン:メリー・リトル・クリスマス
バーリン:ノエル・ブラン
伝承曲:まきびとひつじを
伝承曲:ナニータ・ナナ
カーン&ヒューゼン:シークレット・オヴ・クリスマス
聖アルフォンソ・デ・リゴリ:あなたは星から降りてくる
デ・ローサ&オックスレー:ワールド・カムズ・トゥゲザー
ヨン:幼子イエス
アダン&カポー:さやかに星はきらめき
フランク:天使の糧*
シューベルト:アヴェ・マリア*
ジマリーノ:幼子イエスの子守歌*
ケーブル編:クリスマス・メドレー*
ジーノ・キリコ(Br)、
アンサンブル・トリオスフィア、
ルイ・キリコ(Br)*、
ジュディ・ロマン(ハープ)*、
トロントSOのメンバー*、
トロント少年cho*
METやスカラ座、ロイヤル・オペラ、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座など、世界中のオペラハウスで活躍するカナダのリリック・バリトン、ジーノ・キリコが歌うクリスマス・アルバム。 2000年に他界した父であり、同じくカナダを代表するバリトンだったルイ・キリコ(1925−2000)が歌うボーナス・トラックはオペラファン要注目の4曲。
AN-28779
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
ムサ:ア・グローブ・イットセルフ・インフォールディング(世界初録音)
サーリアホ:地球の影(世界初録音)
ケント・ナガノ(指)モントリオールSO、
オリヴィエ・ラトリー(Org)、
ジャン=ウィリィ・クンツ(Org)

録音(ライヴ):2014年5月28日−29日&6月1日、メゾン・サンフォニク・ド・モンレアル(カナダ)
OSMのサン=サーンス、そして「オルガン付き」と言えば、前監督シャルル・デュトワとの名演が長らく代名詞として語り継がれてきただけに、ケント・ナガノという最良のコンダクター、新本拠地メゾン・サンフォニク・ド・モンレアルを得たカナダの名門の新録音は、世界初録音となる2つの委嘱作品と共に、大きな注目を集めること必至!OSM新時代の象徴、ここに誕生!
AN-28780
ヴィヴァルディ&ヘンデル:アリア集
ヴィヴァルディ:「忠実なニンフ」 RV.714より むごい運命に苦しめられる魂は、
「アンドロメダ・リベラータ、セレナータ・ヴェネツィアーナ」 RV Ahn.117より 太陽はしばしば、
「エジプト戦場のアルミーダ」 RV.699より シンフォニア、
「ダリウスの戴冠」 RV.719より シンフォニア、
「忠実なニンフ」 RV.714より 言ってください, ああ
ヘンデル:「アリオダンテ」 HWV.33より 一途な思いの翼を、
「リナルド」 HWV.7より 涙の流れるままに、
イメネーオ HWV.41より Se potessero i sospir' miei、
「アリオダンテ」 HWV.33より Qui d’amor nel suo linguaggio、
「ジュリアス・シーザー」 HWV.17より いとしい希望よ、
「ロターリオ」 HWV.26より 序曲(抜粋)、
「クレタのアリアンナ」 HWV.32より Salda quercia in erta balza
ジュリー・ブーリアンヌ(Ms)、
クラヴサン・アン・コンセール、
リュック・ボーセジュール(Cemb、音楽監督)

録音:2016年7月&8月、ケベック
ETをはじめとするアメリカのオペラハウスから引く手あまたのジュリー・ブーリアンヌは、2012年のサイトウ・キネン・フェスティヴァル松本で、オネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」にも出演したフランス系カナダ人のメゾ・ソプラノ。現在のカナダを代表する歌手の1人として注目を集めているブーリアンヌのセカンド・アルバムは、ヴィヴァルディとヘンデルのオペラ・アリア集。
カナダ古楽界の名匠リュック・ボーセジュールが芸術監督を務めるアンサンブル"クラヴサン・アン・コンセールの演奏に載せて、バロック時代の生き生きとしたキャラクター、多彩な情緒を歌います。
AN-28781
カンシオネス〜スペインのギター作品集
アルベニス:スペイン組曲 Op.47
トゥリーナ:ソナタ Op.61
ファリャ:7つのスペイン民謡より(ムーア人のの織物、ナナ、カンシオン)*
トローバ:ソナチナ イ長調
ロルカ:古いスペインの歌*
ロドリーゴ:2本のギターのためのトナディーリャ**
アダム・チキリッティ(G)、
スティーヴ・コーワン(G)**、
フィリップ・クールシェヌ=ルブーフ(Br)*

録音:2017年11月〜2018年1月、トロント(カナダ)
モントリオール出身、現在北米で絶大な賞賛を浴びているカナダ期待の新世代ギタリスト、アダム・チキリッティのデビュー・アルバム。
ギタリストとしての卓越した腕前はもちろん、ベートーヴェンやシューベルトの歌曲からの秀逸なギター・アレンジメントでも注目を浴びているチキリッティ。アルベニス、トゥリーナ、ファリャ、ロドリーゴといった、ギタリストにとっての重要作品で、華々しくデビューを飾ります。
AN2-8782
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
交響曲第4番ホ短調 Op.98
ピンカス・ズーカーマン(Vn&指)、
アマンダ・フォーサイス(Vc)、
カナダ・ナショナル・アーツ・センターO

録音:2014年11月26日−27日(交響曲第4番)&2015年2月4日−5日(二重協奏曲)、サウサム・ホール(カナダ・ナショナル・アーツ・センター)
カナダのナショナル・アーツ・センターOを振ったブラームスの交響曲第4番、そして同オーケストラの首席チェロ奏者を務めるアマンダ・フォーサイスとの二重協奏曲を収録。夫妻の息のあった濃密なる「ドッペル・コンチェルト」はさすがの完成度です!
AN-28783
バロック・トレジャリー
ヘンデル:「ソロモン」より シバの女王の到着
バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV.1060*/**
タルティーニ(レスピーギ編):パストラーレ*
ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調 RV.547*/++
テレマン:ヴィオラ協奏曲ト長調+
バッハ(トラウゴット編):管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
ピンカス・ズーカーマン(指&Vn*&Va+)、
チャールズ・ハーマン(Ob)**、
アマンダ・フォーサイス(Vc)++、
ナショナル・アーツ・センターO

録音:2015年11月5日−6日、サウザム・ホール、カナダ・ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
イスラエル生まれの世界的ヴァイオリニスト、ピンカス・ズーカーマン。16シーズンに及んだカナダ、オタワ・ナショナル・アーツ・センターO(NACO)の音楽監督としての集大成となる「バロック・トレジャリー」では、指揮者、ソリスト(ヴァイオリン、ヴィオラ)のダブル・ロールで大活躍!
NACOの首席オーボエ奏者であるチャールズ・ハーマン、NACOの首席チェリストとして活躍したアマンダ・フォーサイスと共に、そしてNACOを率いてバロック時代の巨匠たちの芸術を奏でてゆくズーカーマン。NACO音楽監督としての有終の美を飾る名演にご期待下さい!
AN2-8784-5(2CD)
R.マリー・シェーファー:アポカリプシス
第1部:ジョンズ・ヴィジョン/第2部:クレド
デイヴィッド・ファリス(首席指揮&ミュージック・ディレクター)、
レミ・ポニファシオ(ディレクション&デザイン)、
カントレス・セレステス女声Cho、
セラフィム男声Cho、
ハミルトン児童Cho、エレメントCho、
ハナフォード・ユース・プログラム、他

録音:2015年6月27日−28日
2015年のルミナート・フェスティヴァルで上演されたレイモンド・マリー・シェーファーのオラトリオ「アポカリプシス」のライヴ録音。複数の合唱団、ブラス・アンサンブル、パーカッション・アンサンブル、オルガン、ストリングスなどによる大編成の音楽とダンスによるかつてない規模のパフォーマンス。
AN-28786
ルクレール:2本のヴァイオリンのための6つのソナタ Op.3
ソナタ第1番ト長調 Op.3-1/ソナタ第2番イ長調 Op.3-2/ソナタ第3番ハ長調 Op.3-3/ソナタ第4番ヘ長調 Op.3-4/ソナタ第5番ホ短調 Op.3-5/ソナタ第6番ニ長調 Op.3-6
グウェン・ホービグ(Vn)、
カール・シュトッベ(Vn)

録音:2017年、カナダ
カナダのウィニペグSOのコンサートマスターとアソシエイト・コンサートマスターの二人が弾く、ルクレールの「2本のヴァイオリンのためのソナタ集」。
グウェン・ホービグはケベック・ユース・オーケストラ(OJQ)のコンサートマスターを務め、モントリオールSOのメンバーを経たあと、1987年よりウィニペグSOのコンサートマスターの地位を保持しています。
ウィニペグSOのアソシエイト・コンサートマスターを務めるカール・シュトッベは、マニトバ室内Oやウィニペグ・チェンバー・ミュージック・ソサエティのメンバーとしても活躍するカナダを代表するヴァイオリニストの1人。Avieから発売されたイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集(AV 2310)は、2015年のJUNO賞「ベスト・クラシカル・アルバム(ソロorチェンバー・アンサンブル)にノミネート、ウェスタン・カナディアン・ミュージック・アウォードの「クラシカル・アルバム・オヴ・ジ・イヤー」を受賞しています。
18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697−764)の華麗な二重ソナタ。陽気な牧歌、優雅なサラバンド、劇的なジグ。「フランスのヴァイオリンの父」とも呼ばれたルクレールの偉大な音楽を、カナダの二人の名ヴァイオリニストが披露します。
AN-28787
フルート・パッション〜シューベルト
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ(ラブリー編)
アヴェ・マリア(エレンの歌 第3番 Op.52-6, D.539/G.ガリボルディ編曲)
野ばら Op.3-3, D.257
白鳥の歌 D.957より(第4曲 セレナード)
美しき水車小屋の娘 D.795より(第11曲、第12曲、第2曲、第19曲、第6曲)
「しおれた花」の主題による序奏と変奏曲 D.802
ナディア・ラブリー(Fl)、
マテュー・グーデ(P)

録音:2017年10月23日−25日、カナダ
イギリスのクラシック・ギター・マガジンで「世界最高のフルートとギターのデュオ」と激賞された双子デュオ、"シミリア(Similia)"のメンバーであるナディア・ラブリーのソロ・レコーディングが、Analektaから登場!
「アルペジョーネ・ソナタ」、「シューベルトのアヴェ・マリア」、「野ばら」、「シューベルトのセレナード」、「美しき水車小屋の娘」。ナディア・ラブリーが自らフルート版へとトランスクリプションを行った作品を含め、フルートのためのオリジナル作品から、器楽作品や歌曲からのトランスクリプションまで、シューベルトの名曲の数々を柔らかく官能的なフルートの音色でお楽しみいただけます。
AN-28788
ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調 Op.20
R・シュトラウス(ハーゼンエール編):もうひとりのティルオイレンシュピーゲル
OSMチェンバー・ソロイスツ(モントリオールSOチェンバー・ソロイスツ)〔アンドルー・ワン(Vn)、ニール・グリップ(Va)、ブライアン・マンカー(Vc)、アリ・ヤズダンファー(Cb)、トッド・コープ(Cl)、ステファン・レヴェック(Fg)、ジョン・ジルベル(Hrn)〕

録音:2017年4月、ピエール・メルキュール・ホール(ケベック、カナダ)
2008年からコンサートマスターを務めているアンドルー・ワンを中心に、モントリオールSOの首席奏者たちによって結成されたアンサンブル、OSMチェンバー・ソロイスツ(モントリオールSOチェンバー・ソロイスツ)のファースト・アルバムが登場!
初のレコーディングのプログラムに、「交響曲第1番」と同時期の作品で楽聖ベートーヴェンの初期を代表する傑作の1つである「七重奏曲」と、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」を、オーストリアの作曲家フランツ・ハーゼンエール(1855‐1970)が室内楽用へと編曲した「もうひとりのティルオイレンシュピーゲル」を選んだOSMチェンバー・ソロイスツのメンバーたち。
モントリオールSOの流麗かつ、透明感にあふれるサウンドと、その屈指の機動力を支える7人の名手たちによる豪華なアンサンブルが、弦楽器と木管楽器による室内楽の醍醐味をたっぷりと堪能させてくれることでしょう!
AN2-8789
テレージエンシュタットからの歌と風刺
ブロナー:カム・ライト・イン!
ドレズニン:女帝マリア・テレジア
作曲者不詳(ドイツ民謡):テレージエンシュタットの童謡
ドレズニン:私の子どもへの手紙
シュヴェンク:テレージエンシュタット行進曲
ドレズニン:テレージエンシュタット・クエスチョン
ベナツキ:レコ
クラウバー:ゲットー・ガード
ドレズニン:スーツケース・スピークス
ブロナー:ザ・シアター・チケット
レイモンド:アンド・ザ・ミュージック・プレイズ・アロング
ドレズニン:セント・ルイス・ブルース
レオポルディ:ザ・リトル・カフェ
ドレズニン:テレージエンシュタット・カレンシー
ブロナー:バタフライ
ロマン:回転木馬
ドレズニン:ポテト・ピーラー
フリドリダー&ドレズニン:アワ・ディア・オールド・キャバレー!/他
アメリア・デマヨ(ヴォーカル)、
カート・バックラー(ヴォーカル)、
セルゲイ・ドレズニン(P)

録音:2015年4月、ニューヨーク
ナチスのテレージエンシュッタット強制収容所で歌われたキャバレー音楽集。強制収容所という悲劇の地でありながら、作家、芸術家、音楽家、俳優などが投獄され、演劇やコンサートなども行われていたテレージエンシュタットの遺産。ボーナス・トラックでは、サンドラ・クライスラーやイザベル・ジョルジュらが参加。
AN-28791
ダンス〜スパニッシュ・ギター
アル・ディ・メオラ/パコ・デ・ルシア:地中海の舞踏 ― 広い河
アグスティン・バリオス・マンゴレ:大聖堂
パコ・デ・ルシア:愛の歌
ファリャ:バレエ音楽 「三角帽子」 より 粉屋の踊り、
 歌劇 「はかなき人生」 より スペイン舞曲第1番、
 バレエ音楽 「恋は魔術師」 より 火祭りの踊り、
 7つのスペイン民謡より(ナナ、ポロ、アストゥリアーナ)
チャーリー・ヘイデン:アワ・スパニッシュ・ラヴ・ソング
モントリオール・ギター・トリオ
〔グレン・レヴェスク(G)、セバスチャン・デュフォー(G)、マルク・モラン(ベース、ギター)〕

録音:2016年10月、ケベック
CBCで「最も熱いカナダのギター・アンサンブル」と激賞されたモントリオール・ギター・トリオ(MG3)。7枚目のアルバムは、彼らの原点でもある情熱的なスペインの音楽に回帰。マヌエル・デ・ファリャの歌劇、バレエ、歌曲からの華麗なギター・アレンジ(編曲はすべてMG3とメンバーによるもの)を収録。更には、伝説的なギタリスト、アル・ディ・メオラとパコ・デ・ルシアの壮絶なギター・バトルで知られる「地中海の舞踏」や、ジャズ・ベーシストのチャーリー・ヘイデンがパット・メセニーと共演したグラミー賞受賞アルバム「ミズーリの空高く」に収録されている「アワ・スパニッシュ・ラヴ・ソング」など、クラシック・ギターをベースに、様々なジャンルやスタイルを融合させてきたMG3ならではの充実のプログラミングにも注目。
AN-28796
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.3
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
アンドルー・ワン(Vn/1744年製ミケランジェロ・ベルゴンツィ)、
シャルル・リシャール=アムラン(P)

録音:2020年12月、ミラベル・サン・トーギュスタン教会(ケベック、カナダ)
2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位とソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマン賞)に輝き、ワールドクラスのピアニストとして、一躍のその名と存在感を高めたカナダの若き名ピアニスト、シャルル・リシャール=アムラン。リシャール=アムランと、モントリオールSOのコンサートマスターを務める名手アンドルー・ワンとのベートーヴェン最終巻となる「第3巻」は、ソナタ第4番、有名なソナタ第9番(クロイツェル)、そして洗練された楽器のテクスチュア、精妙なニュアンス、親密なムードが特徴のソナタ第10番の3曲で、この素晴らしい楽聖の旅を完結させます。シリーズ第1巻(AN28794)は、ラジオ・カナダの2018年ベスト・クラシカル・アルバムの1つにも選ばれたという優美なベートーヴェンにご期待ください!
アンドルー・ワンは、ジュリアード音楽院を卒業し、現在はマギル大学のシューリック音楽スクールでヴァイオリンの助教授を務めるとともに、OSMチェンバー・ソロイスツの芸術監督、プリンス・エドワード・カウンティ室内楽音楽祭の芸術監督も務めています。カナダの名門オーケストラ、モントリオールSOでは2008年よりコンサートマスターに任命され、世界的な指揮者、独奏者たちと共演してきました。今作も、ミケランジェロ・ベルゴンツィ1744年製のヴァイオリンで、軽やかで気品あふれるベートーヴェンを聴かせてくれます。
AN-28797
鳥のさえずり
ラモー:鳥のさえずり
ダジャンクール:コキジバト
ダカン:かっこう
クープラン:恋の夜鳴きうぐいす、おびえた紅ひわ、嘆きのほおじろ、勝ち誇る夜鳴きうぐいす
アントワーヌ・ドルネル:コキジバト
ダカン:つばめ
ジャック・デュフリ:ハト
ダジャンクール:ムシクイ
クープラン:気の良いかっこう
ドルネル:ひばりの歌、小さなさえずり
ダンドリュー:鳥たちのコンサート/クープラン:さえずり
ピエール・フェヴリエ:優しいコキジバト
ラモー:めんどり
リュック・ボーセジュール(Cemb)

録音:2019年9月9日−10日、ケベック(カナダ)
カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。「ペダル・チェンバロによるバッハ」(AN 29970)など、数々の独創的なアイディアを実現させてきたカナダの名手による新録音は、これでもかとばかりに「鳥」にまつわる作品だけを集めた17世紀頃のフランスのチェンバロ作品集。かっこう、うぐいす、はと、つばめ、ひばりなど様々な鳥たちのさえずりに魅了されてきた音楽家たちが描いた楽しく爽やかな音楽会を、ボーセジュールのきらびやかなチェンバロの音色でどうぞ。
AN-28798
ラヴェル&ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ集
ラヴェル:ツィガーヌ、
 ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 M.77
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ、
 美しき夕べ
ブレイク・プーリオ(Vn)、
シンイ・フアン(P)

録音:2017年9月、ケベック(カナダ)
ブレイク・プーリオは、2016年に行われたモントリオールSOのマニュライフ・コンクールでグランプリを受賞し、2017年にはコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲でワシリー・ペトレンコ指揮モントリオールSOと共演したカナダ期待の新星。
ラヴェルとドビュッシー、20世紀前半フランスの傑作ヴァイオリン・ソナタで、堂々のレコーディング・デビューを果たします。
AN-28870
ライフ・リフレクテッド
ゾーシャ・ディ・カストリ:ディア・ライフ
ジョスリン・モーロック:マイ・ネーム・イズ・アマンダ・トッド
ニコル・リゼー:ボンダースフィア
ジョン・エスタシオ:アイ・ロスト・マイ・トーク
アレクサンダー・シェリー(指)
ナショナル・アーツ・センターO、
エリン・ウォール(S)、
マーサ・ヘンリー(ナレーター)、
モニク・モジーカ(アクター)

録音:2016年5月28日−29日、サザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
「ライフ・リフレクテッド」は、カナダ、オタワのナショナル・アーツ・センターOによるシンフォニック・エクスペリエンス。カナダの4人の偉大な女性(アリス・マンロー、アマンダ・トッド、ロベルタ・ボンダー、リタ・ジョー)のポートレートを、現代のカナダの著名な作曲家たちが描いた作品で、音楽と映像のマルチメディア・コラボレーションが行われています。
AN-28871-2(2CD)
エンカウンターズ(ENCOUNT3RS)
アンドルー・スタニランド:ファイ、
 カエレスティス(Phi, Caelestis)
ニコル・リゼー:キープ・ドライヴィング、
 アイム・ドリーミング(Keep Driving, I’m Dreaming)
ケヴィン・ラウ:ダーク・エンジェルス(Dark Angels)
アレクサンダー・シェリー(指)
ナショナル・アーツ・センターO

録音:2017年4月20日−22日、サザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
カナダ、オタワのナショナル・アーツ・センターOによる3つの世界初録音。3人のカナダの現代作曲家たち、3人のカナダのトップ振付師(Emily Molnar、Jean Grand-Maitre、Guillaume Cote)による1幕のバレエ音楽集。
AN-28873
ニュー・ワールド〜ドヴォルザーク&ソコロヴィチ
アナ・ソコロヴィチ:黄金のまどろみが君の瞳にキスをする*
ドヴォルザーク:交響曲第9番 Op.95 「新世界より」
アレクサンダー・シェリー(指)
ナショナル・アーツ・センターO、
デイヴィッド・D.Q.リー(C.T)*、
カンタータ・シンガーズ・オヴ・オタワ*、
キャピタル・チェンバー・クワイア*、
エヴァシュコ・シンガーズ*

録音:2017年5月30日−31日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
この「ニュー・ワールド」では、「"旧世界"の作曲家によって"新世界"で書かれた作品」をテーマに、ドヴォルザークがアメリカ滞在中に書いた交響曲第9番「新世界より」と、アナ・ソコロヴィチの「黄金のまどろみが君の瞳にキスをする」をカップリング。
アナ・ソコロヴィチは、セルビア(旧ユーゴスラビア)出身、現在はモントリオールを中心に活動し、カナダで様々な賞を受賞している女流作曲家。
「黄金のまどろみが君の瞳にキスをする(Golden slumbers kiss your eyes…)」は、マザー・グース(伝承的童話)からタイトルが取られ、子供時代をテーマに、様々な国、様々な時代を描いた作品。6つの言語(フランス語、英語、イタリア語、セルビア語、ドイツ語、ラディーノ語)による伝承詩をテキストに、韓国出身カナダで活躍するカウンターテナーのデイヴィッド・D.Q.リーや、カナダの合唱団が歌います。
AN-28877(2CD)
シューマン:交響曲第1番「春」
ガブリエラ・モンテーロ(b.1970):即興曲第1番*
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7*
モンテーロ:即興曲第2番〜第5番*
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
アレクサンダー・シェリー(指)、
カナダ・ナショナル・アーツ・センターO、
ガブリエラ・モンテーロ(P)*

録音:2019年2月13日−14日&5月1日−2日、2020年1月15日−16日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
カナダの名門オーケストラの一つ、ナショナル・アーツ・センターO(NAC管)と、2015年からピンカス・ズーカーマンより音楽監督の職を引き継ぎ、精力的に演奏・録音活動を行っているアレクサンダー・シェリー。
「クララ、ロベルト、ヨハネス」は、3人のドイツ・ロマン派の巨人、クララ・シューマン、ロベルト・シューマン、ヨハネス・ブラームスの間の密接に絡み合った個人的および芸術的なつながりを探るという興味深いレコーディング・プロジェクト。今後2年間で計4枚のアルバムを予定しており、ロベルトとヨハネスの交響曲にクララの管弦楽作品や室内楽作品を組み合わせていきます。
第1巻は、ロベルトとヨハネスそれぞれの「交響曲第1番」と、クララの「ピアノ協奏曲」を収録。ピアノ協奏曲では、1995年のショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、マルタ・アルゲリッチからの信頼も篤いベネズエラ出身のピアニスト、ガブリエラ・モンテーロがソロを務め、また即興演奏家としても名高いモンテーロによる、クララの音楽に触発されたインプロヴィゼーション(即興曲)を挿入し、このプロジェクトに深みを持たせています。
AN-28882(2CD)
NX-D09
クララ、ロベルト、ヨハネス〜情感と構成力
【DISC1】
シューマン:交響曲第3番「ライン」
クララ・シューマン:海辺にて*
 ある明るい朝に Op.23-2*
 ローレライ*
 4つの束の間の小品 Op.15(第4曲は ピアノ・ソナタの第3楽章として収録)
 ピアノ・ソナタ ト短調
【DISC2】
ブラームス:交響曲第3番
クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.17
ナショナル・アーツ・センターO
アレクサンダー・シェリー(指)
スチュワート・グッドイヤー(P)
川崎洋介(Vn)
レイチェル・マーサー(Vc)
ガブリエラ・モンテーロ(P)
アドリアンヌ・ピエチョンカ(S)
リズ・アップチャーチ(P)*

録音:2020年-2022年
収録時間:137分
それぞれ4曲あるシューマンとブラームスの交響曲を第1番から1曲ずつとクララ・シューマンの作品を収録し、3人の親密な関係を紐解こうとい う企画の第3弾。まずは企画の柱でもあるシェリーとナショナル・アーツ・センター管による、2つの交響曲の充実ぶりが大きな聴きもの。今回は 名手スチュワート・グッドイヤーも参入し、精悍さと繊細な美しさを併せ持つそのタッチが、ガブリエラ・モンテーロの深い情熱を秘めた表現との 好対照を聴かせます。またナショナル・アーツ・センター管のコンサート・マスターである川崎洋介が室内楽にも参加し、端正ながらも奥行きの ある表現を聴かせています。
AN-28884(2CD)
NX-D09
クララ、ロベルト、ヨハネス 〜ロマンスと対位法
シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
クララ・シューマン:3つのロマンス 〜ヴァイオリンとピアノの為の Op.22*
 3つのロマンス 〜ピアノの為の Op.11
 ロマンス ロ短調
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
C.シューマン:ゼバスティアン・バッハの主題による3つのフーガ
 前奏曲とフーガ 嬰へ短調
 3つの前奏曲とフーガ Op.16
スチュワート・グッドイヤー(1978-):クララ・シューマンの主題による即興
ナショナル・アーツ・センターO
アレクサンダー・シェリー(指)
スチュワート・グッドイヤー(P)
アンジェラ・ヒューイット(P) *
川崎洋介(Vn) *

録音:2019-2023年
それぞれ4曲あるシューマンとブラームスの交響曲を第1番から1曲ずつとクララ・シューマンの作品を収録し、3人の親密な関係を紐解こうとい う企画の第4弾にして完結編。ディスク1枚目にはロベルトがクララの誕生日に贈った交響曲第4番と、クララによる「ロマンス」を収録。2枚目 にはブラームスがバッハを始めとしたバロック以前の作品研究の成果を巧みに盛り込み昇華した交響曲第4番と、バッハを手本に対位法を駆 使したクララのピアノ作品を収録しています。アレクサンダー・シェリーとナショナル・アーツ・センター管によるこれら2つの交響曲は、速めのテンポ 設定と力強さ、隅々までよく歌いメリハリの効いた表現がたいへん効果的な充実した演奏。クララの室内・器楽作品には前作同様スチュワー ト・グッドイヤーが参加してリリカルなピアノを聴かせてくれるほか、ラストにはクララをテーマにした美しい即興も披露しています。また作品22に は名手アンジェラ・ヒューイットが登場、ここでは川崎洋介のヴァイオリンによく寄り添い、情感あふれる表現で作品のロマン性をよく引き出して います。
AN-28888(8CD)
NX-E10
Living Art 〜クララ・シューマン、シューマン、ヨハネス・ブラームス: 作品集
【CD1】
1-4. シューマン:交響曲 第1番変ロ長調 Op.38「春」
5. ガブリエラ・モンテーロ(1970-):即興曲 第1番
6-8. クララ・シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.7
【CD2】
1-4. モンテーロ:即興曲 第2番-第5番
5-9. ブラームス:交響曲 第1番ハ短調 Op.68
【CD3】
1-4. シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op. 61
5-11. C. シューマン:歌曲集
 5. 彼はやってきた Op.12-1
 6. 美しさゆえに愛するのなら Op.12-2
 7. なぜ他の人たちに尋ねようとするの Op. 12-3
 8. 私は暗い夢の中に立っていた Op.13-1
 9. 彼らは愛し合っていた Op.13-2
 10. 愛の魔法 Op.13-3
 11. 私はあなたの瞳に Op.13-5
【CD4】
1-4. ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op. 73
5-9. C. シューマン:歌曲集
 5.月は静かに昇った Op.13-4
 6. 無言のハスの花 Op.13-6
 7. 別れの時に
 8. 私の星
 9. おやすみなさいとあなたに言う
【CD5】
1-5. シューマン:交響曲第3番変ホ長調 「ライン」 Op.97
6-8. C. シューマン:歌曲集
 6. 海辺にて
 7. ある明るい朝に Op.23-2
 8. ローレライ
9-11. C. シューマン:4つの束の間の小品 Op.15 (第4曲はピアノ・ソナタの第3楽章として収録
12-15. C. シューマン:ピアノ・ソナタ ト短調
【CD6】
1-4. ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op. 90
5-8. C. シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.17
【CD7】
1-4. シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op. 120
5-7. C. シューマン:3つのロマンス- ヴァイオリンとピアノのための Op.22
8-10. C. シューマン:3つのロマンス- ピアノのための Op.11
11. ロマンス ロ短調
【CD8】
1-4. ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op. 98
5-7. C. シューマン:ゼバスティアン・バッハの主題による3つのフーガ
8-9. C. シューマン:前奏曲とフーガ 嬰へ短調
10-15. C. シューマン:3つの前奏曲とフーガ Op.16
16. スチュワート・グッドイヤー(1978-):クララ・シューマンの主題による即興
ナショナル・アーツ・センターO
アレクサンダー・シェリー(指) …CD11-4、6-8/CD 25-9/CD31-4/CD41-4/CD51-5/CD6 1-4/CD71-4/CD81-4
ガブリエラ・モンテーロ(P) …CD15-8/CD 21-4/CD512-15
アドリアンヌ・ピエチョンカ(S) …CD 35-11/CD45-9/CD56-8
リズ・アップチャーチ(P) …CD35-11/CD 45-9/CD56-8
スチュワート・グッドイヤー(P) …CD5 9-11/CD65-8/CD78-11/CD85-16
川崎洋介(Vn) …CD65-8/CD75-7
レイチェル・マーサー(Vc) …CD65-8
アンジェラ・ヒューイット(P) …CD 75-7

録音:2018-2023年
それぞれ4曲あるシューマンとブラームスの交響曲を第1番から1曲ずつとクララ・シューマンの作品をCD2枚に収録し、3人の親密な関係を紐 解こうという企画全4作、計8CDが早くもBOX化。企画の柱でもあるシェリーとナショナル・アーツ・センター管による交響曲の充実ぶりが大き な聴きものですが、同オケのコンサート・マスター川崎洋介のほか、スチュワート・グッドイヤー、アンジェラ・ヒューイットといった豪華ゲストも参加 の室内楽、歌曲も情感豊かな表現で楽しむことが出来ます。ゲストの作曲による関連作品も収録。
AN-28909
オン・ザ・ロック〜ニューファンドランド・ソングブック
ニューファンドランドの伝承曲:シーズ・ライク・ザ・スワロー
ウェイン・チョーク(b.1949):ソルトウォーター・ジョイズ
スコットランドの伝承曲:ドナルド・ウィリー・アンド・ヒズ・ドッグ
ロン・ハイネス(1950−2015):セント・ジョンズ・ワルツ〜カラズ・ワルツ
ニューファンドランドの伝承曲:グリーン・ショアーズ・オヴ・フォーゴ
ロン・ハイネス:ソニーズ・ドリーム
オットー・ケランド(1904−2004):レット・ミー・フィッシュ・オフ・ケイプ・セント・メアリーズ
ロニー・パワー:トゥー・ロニーズ
ジャック・ウィザーズ
バクスター・ウェアハム:ハーバー・バフェット・ダブル
ニューファンドランドの伝承曲:マスルズ・イン・ザ・コーナー
スタン・ロジャーズ(1949−1983):バレッツ・プライヴァティアズ
ニューファンドランドの伝承曲:ペティ・ハーバー・ベイト・スキフ
ニューファンドランドの伝承曲:ロンリー・ウォータールー
オーフラ・ハーノイ(Vc)、マイク・ヘリオット(ピッコロ・トランペット、トランペット、フリューゲルホルン、フレンチ・ホルン、トロンボーン、バス・トロンボーン、エレクトリック・ベース、フレットレス・エレクトリック・ベース、パーカッション)/スペシャル・ゲスト 〜 アマンダ・カッシュ(ヴォーカル)、アラン・ドイル(ヴォーカル)、モーリーン・エニス(G)、ファーガス・オバーン(ヴォーカル、ギター、バンジョー)、ケリー=アン・エヴァンス(ヴォーカル)、ボブ・ハレット(アコーディオン、マンドリン、アイリッシュ・フルート)、カンデル・カーソン(フィドル)、ヘザー・バンブリック(ヴォーカル)

録音:2020年、ドッグハウス・スタジオ(セント・ジョンズ、ニューファンドランド、カナダ)
チェロの妖精」というキャッチ・コピーで1980年代の日本でも熱狂的な人気を誇ったカナダの鮮烈なるチェリスト、オーフラ・ハーノイ。長年の演奏活動の無理がたたって肩に致命的な損傷(裂孔)を受け活動休止していたハーノイですが、2015年に手術を行い理学療法とリハビリによって2018年に15年ぶりにステージへと復帰し、待望のカムバック・アルバム「バック・トゥ・バッハ(AN28907)」が、カナダ最大のインディペンデント・レーベルAnalekta(アナレクタ)からリリースされ話題を呼びました。
ハーノイのパートナーでもあるプロデューサー&ジャズ・トランぺッター(マルチ・インストゥルメンタリスト)のマイク・ヘリオットとの共演によるAnalekta第2弾「オン・ザ・ロック」(通算44枚目のアルバム)は、ハーノイが現在在住するカナダの州ニューファンドランドの音楽を集めた意欲作。ニューファンドランドのトラディショナルと、ニューファンドランドの様々なミュージシャンのナンバーを魅惑のチェロとトランペット、そして多彩なゲストたちとともに贈ります。全体的にはフォーク、ポピュラー調の作品が多いですが、ロン・ハイネスの「St. John’s Waltz / Cara’s Waltz」は、バッハの無伴奏チェロ組曲そっくりの旋律で始まるなど、クラシカルでユニークなアレンジも顔を覗かせます。
AN-28913
クリスマス〜金管五重奏の為の作品集
ルロイ・アンダーソン(トランスクリプション:ウェイド・ラックリー編):ウーゴ・ベガン):クリスマス・フェスティヴァル(もろびとこぞりて、ひいらぎかざろう、世の人忘るな、ウェンセスラスはよい王様、天には栄え、ジングルベル、神の御子は今宵しも)
ルロイ・アンダーソン(編曲:デイヴィッド・カイザー):そりすべり
フランツ・クサーヴァー・グルーバー(編曲:ロベール・プレヴォー):きよしこの夜
フランス民謡(編曲:ウーゴ・ベガン):荒野の果てに
カナダ&フランス民謡(編曲:ハワード・ケイブル&エンリコ・ダストゥス):カナダのクリスマス(ラ・ギニョレー、新しいクリスマス、この馬小屋にて、羊飼いはどこから?、天の美しき天使が、イエスがお生まれになった、クリスマスの鐘)*
ベルナール・ド・ラ・モンノワ(編曲:クレイグ・レヴェック):パタパン
イギリス民謡(編曲:ビル・ライヒェンバッハ&ボブ・チルコット
トランスクリプション:ジェイソン・ド・カルフェル):グリーンスリーヴス
メル・トーメ&ロバート・ウェルズ(編曲:フランク・コムストック&ジェイソン・ド・カルフェル):ザ・クリスマス・ソング
ヒュー・マーティン&ラルフ・ブレイン(編曲:フランク・コムストック&ジェイソン・ド・カルフェル):ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
ジュール・スタイン(編曲:ウーゴ・ベガン):レット・イット・スノー
ヴィンス・ガラルディ(編曲:ブランドン・ライデナワー):クリスマス・タイム・イズ・ヒア
アンドルー・カーター&フランク・オースティン(編曲ハワード・ケイブル, シルヴァン・ラポワント&エンリコ・ダストゥス):クリスマスの12日間*
イギリス民謡(編曲:ジョン・アイヴソン):おめでとうクリスマス
バズ・ブラス
フレデリク・ガニョン(1st トランペット)
シルヴァン・ラポワント(2nd トランペット)
パスカル・ラフルニエール(Hrn)
ジェイソン・ド・カルフェル(Tb)
シルヴァン・アルスノー(バストロンボーン)

クァルトム・メイル・ヴォーカル・クァルテット*
フィリップ・ガニエ(T)、ブノワ・ル・ブラン(Br)、ジュリアン・パトノード(Br)、フィリップ・マーテル(Bs-Br)

録音:2021年2月11日-12日&3月22日-23日、ミラベル・サントーギュスタン教会(ケベック、カナダ)
2002年にカナダを中心に活躍する名手達によって結成された金管アンサンブル「バズ・ブラス」。これまでにカナダ、ヨーロッパ、中国など各国で1600回以上の公演を行い、35万人以上もの音楽愛好家を魅了。金管五重奏の為のバイブルのひとつでもあるエヴァルドの金管五重奏曲や、ラヴェルやドヴォルザークの弦楽四重奏曲を取り入れた第1弾「インスピレーションズ」(AN28776)は、グラモフォン誌からも高く評価されています。Analekta第2弾となる本アルバムでは、クリスマスの名曲を金管五重奏の華やかなサウンドで彩ります。
バズ・ブラスは、これまでにOPUS、ADISQ、TRILLEORなどの数々の賞を受賞。オルガンとのコラボレーションによるホルストの惑星全曲や、カナダの名ハーピスト、ヴァレリー・ミロとのガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルーなどの話題盤もリリースしています。
今作は、クリスマスではお馴染みの作品は勿論のこと、男声ヴォーカル・クァルテット「クァルトム」とのコラボレーションで奏でる「クリスマスの12日間」では、クァルトムの豊かなハーモニーと、ガブリエリやシャイトといった作曲家たちが残した金管アンサンブルの為の有名作品の一節を散りばめた好アレンジにも注目です。
AN-28919
ニュー・バロック・セッションズ
アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789):La Cheron 変ロ長調
フランソワ・クープラン:さまよう亡霊たち ハ短調、ティク・トク・ショク ヘ長調
バッハ:チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV 1056 よりラルゴ、フランス組曲第5番 ト長調 BWV 816
クロード・バルバトル(1727-1799):ラ・リュジャック ヘ長調
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.9、ソナタ ロ短調 K.87
バッハ:シンフォニア第5番変ホ長調 BWV 791
ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー(1656-1746):パッサカリア(組曲「ウラニア」 ニ短調より)
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):変奏曲「我が青春は既に過ぎ去り」ニ短調 SwWV 324
ハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):「わが身に来たるべき死への瞑想」(組曲 ニ短調 FbWV 620 より)
リュック・ボーセジュール(P)

録音:2020年6月9日-11日、カナダ
カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。コロナ禍により相次いでキャンセルとなってしまった演奏会の代わりに、バロック音楽をチェンバロやオルガンではなく、ピアノで演奏するという「バロック・セッション」の2回目の企画が立ち上がりました。
今回の選曲は、リュック・ボーセジュール自身が好んでいる作品を選んだもので、「チェンバロを主体に作曲されたものですが、ピアノで演奏することにも適した作品を選んびました」と語っています。バッハの「フランス組曲第5番」を中心として、数々の作曲家の作品が選ばれていますが、チェンバロで演奏されているかのようなリズミカルな要素と、ピアノによって与えられる音色の深さが相乗効果となって、リュック・ボーセジュールのその卓越した音楽センスに驚かされる演奏となっています。

AN-29026
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466(カデンツァ…シャルル・リシャール=アムラン)
ピアノ協奏曲 第23番イ長調 K.488(カデンツァ…モーツァルト)
アダージョとフーガ ハ短調 K.546
シャルル・リシャール=アムラン(P)
レ・ヴィオロン・デュ・ロワ
ジョナサン・コーエン(指)

録音:2022年10月31日-11月2日ラウル・ジョバン・ホール、パレ・モンカルム、ケベック
シャルル・リシャール=アムランとジョナサン・コーエン率いるケベックの室内Oレ・ヴィオロン・デュ・ロ ワとのモーツァルトの協奏曲。2020年にリリースされた第22番、第24番に続く第2弾が登場です。第 20番冒頭の管弦楽から気合十分で、バロック・オペラを得意とするコーエンの面目躍如といったところ。リ シャール=アムランはここにすっと入ったかと思うと、豊かなフレーズ感で音楽をごく自然にリードしていきま す。第20番のカデンツァは自作で、第1楽章では二重フーガ風に始まり劇的な展開を聴かせ、第3楽 章では色彩感豊かに鮮やかな技巧を散りばめ、その多才ぶりを発揮しています。
AN-29122(2CD)
グラウプナー:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(世界初録音) ル・イデ・ウールーズ、
イングリット・シュミットヒューゼン(S)、
クラウディン・ルドゥー(A)、
ニルス・ブラウン(T)、
ノルマン・リシャール(Bs)
バッハやテレマンの同世代で、ヘッセン=ダルムシュタット方伯の宮廷楽長を務めた後期バロック時代のドイツの音楽家ヨハン・クリストフ・グラウプナー(1683−1760)。近年再評価が進むグラウプナーのカンタータ、「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」は、このアナレクタ盤が世界初録音。

AN-29127
第17回ショパン国際ピアノ・コンクール第2位〜シャルル・リシャール=アムラン
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1
夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2
シャルル・リシャール=アムラン(P)

録音:2015年5月、ケベック(カナダ)
1989年カナダ生まれのピアニスト、シャルル・リシャール=アムランのデビュー・アルバムがAnalektaから登場!
2011年の「ヨーロッパ賞」受賞を始め、モントリオール国際コンクール第2位、ソウル国際音楽コンクール第3位&特別賞などの受賞歴を誇り、2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでは決勝へ進出。10月21日に行われた最終審査において見事第2位&最優秀ソナタ賞を受賞いたしました!そんな、カナダの次代を担うピアニスト、リシャール=アムランのデビュー・アルバムは、ショパンのピアノ・ソナタ第3番と幻想ポロネーズ、そしてOp.62の2つの夜想曲。ショパン・コンクールでの活躍により大きな注目を浴び、更なる飛躍が約束されたリシャール=アムランによる、温かい音色と高貴な響きを両立した美しいショパンです。
AN-29128
バロック・セッション・オン・ピアノ
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.1、ソナタ ハ長調 K.159
バッハ:協奏曲ニ短調 BWV.974
パーセル:グラウンド.ハ短調 ZD.221
ラモー:「優雅なインドの国々」より
ベーム:前奏曲,フーガとポストリュード.ト短調
フレスコバルディ:コレンティ
バッハ:トッカータ.ホ短調 BWV.914
クープラン:パヴァーヌ 嬰へ短調
ヘンデル:組曲ニ短調 HWV.437
リュック・ボーセジュール(P)

録音:2015年7月、サン=トーギュスタン教会(ケベック、カナダ)
カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。「ペダル・チェンバロによるバッハ」(AN 29970)など、数々の独創的なアイディアを実現させてきたカナダの名手が奏でるバロック・プログラムは、意外にも"モダン・ピアノ"でのレコーディング!チェンバロでの演奏のために作曲されたバロック時代のドイツ、フランス、イタリア、そしてイギリスの作品を、チェンバロの名手が敢えて"モダン・ピアノ"で弾くというユニークかつ意欲あふれるプロジェクト。ボーセジュールの閃きの成果に要注目!
AN-29129
シャルル・リシャール=アムラン 〜 ライヴ
ベートーヴェン:2つのロンド Op.51〔ロンド ハ長調 Op.51-1
ロンド ト長調 Op.52-2〕
エネスコ:組曲 Op.10
ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47、
 夜想曲変ホ長調 Op.55-2、
 序奏とロンド変ホ長調 Op.16、
 ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》
シャルル・リシャール=アムラン(P)

録音:2016年5月、サル・ラウル・ジョバン・ドゥ・パレ・モンカルム(ケベック、カナダ)
来日公演では、成熟した風格漂う演奏で日本の聴衆を魅了したリシャール=アムラン。母国カナダのケベックで披露したプログラム、ショパン、ベートーヴェン、そしてエネスコは、リシャール=アムランの卓越した音楽性、幅広いレパートリーの賜物であり、さらなる飛躍を確信させる秀演。カナダが生んだ名ピアニストたちの系譜に連なるシャルル・リシャール=アムランのライヴは、前作以上の大きな注目を浴びること必至!
AN2-9131
唱歌〜日本の子供の歌 ―― ジャン=パスカル・バンテュス作曲&編曲
七つの子/雨降りお月さん/早春賦/青い目の人形/月見草の花/十五夜お月さん/花かげ/夕焼け小焼け/春よ来い/隅田川/赤とんぼ/赤い靴/朧月夜/夏は来ぬ/花嫁人形/「ちんちん千鳥」による管弦楽幻想曲/浜千鳥/どこかで春が/ちんちん千鳥/砂山/さくら/あの町この町
ディアナ・ダムラウ(S)、
ケント・ナガノ(指)モントリオールSO、
モントリオール児童Cho

録音:2010年2月28日&3月2日、2011年6月28日&29日
妻が娘に歌っていた日本の童謡、子守歌を聴き、その情緒あふれる旋律、歴史に感銘を受けたケント・ナガノ。2010年には本拠地モントリオールで、自身のルーツである日本の文化、神秘をテーマとしたコンサート『Les Mysteres du Japon』を実現させています。
ディアナ・ダムラウ、モントリオール児童合唱団、そしてケント・ナガノ&OSMの「唱歌集」のオーケストレーション&アレンジを担当したのは、フランス、トゥールーズ出身でグラミー賞受賞作曲家のジャン=パスカル・バンテュス(1966−)。様々な文化が一つとなることで現実のものとなったケント・ナガノの想い。ダムラウと児童合唱の純真無垢な歌声が、日本の心を世界へと広げてゆく――。
AN2-9132
シャコンヌ〜永遠の声
マティアス・マウテ:シャコンヌT
作曲者不詳(17世紀):天国と地獄のシャコンヌ
マウテ:シャコンヌU
モンテヴェルディ:私に恋を望むその人は
ランディ:人生のパッサカリア
マウテ:シャコンヌV
ヴィヴァルディ:ソナラ・ラ・フォリア Op.1-12
マウテ:シャコンヌW
作曲者不詳(16世紀):チェコ民謡集(マウテ編曲)
マウテ:シャコンヌX
ファルコニエーリ:パッサカリア(1650)
マウテ:シャコンヌY
ファルコニエーリ:ラ・フォリア(1650)
マウテ:シャコンヌZ
バッハ:シャコンヌ BWV.1004(マウテ編曲)
アンサンブル・カプリス、
マティアス・マウテ(指)

録音:2015年5月、ケベック(カナダ)
アンサンブル・カプリスは、1989年にドイツで結成され、指揮者、リコーダー&フルート奏者、作曲家のマティアス・マウテが音楽監督を務めるアンサンブル。自作の「シャコンヌ」を挟みながら、モンテヴェルディやファルコニエーリらの作品を並べ、最後にバッハの「シャコンヌ」で締めるという構成。「アダージョ(AN 29848)」でも人気を博した、アンサンブル・カプリスらしい凝ったプログラムとハイクオリティな演奏を兼ね備えたアルバム。
AN-29136
アコーディオンによるバッハの有名作品集
前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004より
ブゾーニ・ヴァージョン)
コラール前奏曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」 BWV.639
G線上のアリア(管弦楽組曲第3番 BWV.1068より)
バディネリ(管弦楽組曲第2番 BWV.1067より)
トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582
アレクサンドル・セバスチャン(アコーディオン)

録音:2017年7月、トロント(カナダ)
ベラルーシ生まれのアレクサンドル・セバスチャンは、グネーシン音楽大学を卒業後トロント大学で学び、カナダの名アンサンブル「カルテット・ジェラート」に参加。2007年にアコーディオンのワールド・カップと呼ばれる「クーペ・モンディアーレ」で優勝した他、ノルウェー、ロシア、アメリカなどのコンクールでも優勝。現在はカナダを拠点に、メキシコ、セルビア、ポルトガル、イタリア、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、アメリカなど、様々な国々でアコーディオンを弾き続けてきた東欧の名手。
「シャコンヌ」や「G線上のアリア」、「バディネリ」、「トッカータとフーガ ニ短調」などのバッハの有名作品を、ヴィルトゥオージティと歌心溢れるアコーディオンで楽しめます。
AN-29138
シューベルト:歌曲集 「冬の旅」 D.911(アンサンブル伴奏版) フィリップ・スライ(Bs-Br、ハーディ・ガーディ)、
キメラ・プロジェクト


録音:2018年11月、サン・ジョゼフ教会(ケベック、カナダ)
2012年第11回モントリオール国際音楽コンクール第1位、2011年METナショナル・カウンシル・オーディション大賞受賞の実績を誇るカナダのバス・バリトン、フィリップ・スライ。
ギター伴奏によるシューベルト歌曲集(AN 29999)に続く、フィリップ・スライのシューベルト・アルバムは、シューベルトの究極の傑作「冬の旅」。2017年に結成されたキメラ・プロジェクトは、伝統的なコンサートホールの経験を超越した音楽と演劇的パフォーマンスを創り出しているアンサンブル。キメラ・プロジェクトの処女航海となるのが、クラリネット、トロンボーン、アコーディオン、ヴァイオリン、ピアノ、ハーディ・ガーディの伴奏のためにアレンジされたこの「冬の旅」です。クラシックの他、ジャズ、ビッグバンド、フォークミュージック等の音楽家たちと活動してきたキメラ・プロジェクトが、冬の旅のクレズマー/ロマ(ジプシー)的な要素を引き立たせ、新たな一面を魅せてくれます。
冬の旅の第24曲「辻音楽師(ライアー弾き)」でも登場するハーディ・ガーディは、フィリップ・スライ自身が演奏しています。
AN-29140
オルフ:カルミナ・ブラーナ(合唱、2台ピアノと打楽器版) 台湾国立Cho
アグネス・グロスマン(指)
ダニエル・テイラー(C.T)、
1002パーカッション・アンサンブル、他

録音:。2007年10月12日
カナダの誇るカウンターテナーのスーパースター、ダニエル・テイラーが参加する、オルフの「カルミナ・ブラーナ」!"オーケストラ版"ではなく『合唱、2台ピアノと打楽器版』というところがポイント!2台ピアノと打楽器のシンプルな響きと合唱のコラボレーションが聴きどころ。
AN2-9141
ルール・ローズ〜女流音楽家たちの歌曲集
カルヴェンコ:月のローブ
オルメス:見捨てられた公園の中で、バラの時
ヴィアルド:哀歌、花は枯れ、
 祈り、夕べの歌、アイ・リュリ!
カナル:サーディの薔薇
ビーチ:私は鳥にたずね
オルメス:トリアノン、冬の夕暮
シャミナード:青い故郷で、不在
ボニス:アヴェ・マリア Op.68
ランドリー:出現、私を連れて行くとき
ナディア・ブーランジェ:それは6月だった
リリ・ブーランジェ:彼女はおそろしく快活だ
ボニス:ヴィオラ、私を助けて、
 夢、祈り
エレーヌ・ギュメット(S)、
マルタン・デュベ(P)

録音:2013年8月、オスカー・ピーターソン・コンサート・ホール
2004年、ベルギーのエリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位を受賞し、本格的に国際的なキャリアを歩み出したカナダのソプラノ、エレーヌ・ギュメット。バロックから古典派、近現代、フランス音楽など、広いレパートリーを持つエレーヌ・ギュメットは、ダントーネ、クイケン、ラバディ、ルセ、ケント・ナガノなど、世界的名匠たちとの共演を重ねています。19〜20世紀の女流音楽家たちが遺した歌曲集には、ブーランジェ姉妹やシャミナード、ヴィアルド、ビーチなどの作品が並びます。
AN2-9142
メタモルフォージ〜バロックの印
モンテヴェルディ:「情け知らずの女たちのバッロ」より、かくも甘い苦悩
カプスベルガー/ウッチェリーニ:ベルガマスカ
ロッシ:「シンフォニア第4番」より
ストロッツィ:恋するヘラクレイトス
カプスベルガー/ファルコニエリ:チャコーナ
メールラ:カンツォネッタを聴いてごらん
カプスベルガー:トッカータ・アルペッジャータ、カプスベルガー
ランディ:アマリリ、早くここへ
カプスベルガー:コラショーネ、コナリオ
ランディ:愛の戦へ急げ
カプスベルガー:パッサカリア
ストロッツィ:愛の神よ、もう眠らないで
スージー・ルブラン(S)、
アンサンブル・コンスタンティノープル
〔キヤ・タバシャン(セタール&ギター)、エンリケ・ソリニス(バロック・ギター&テオルボ)、ピエール=イヴ・マルテル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ミレン・ゼベリオ(バロック・ヴァイオリン)、ズィーヤ・タバシャン(打楽器)〕

録音:2014年5月8日−10日、サル・フランソワ=ベルニエ(サンティレネ、カナダ)
アンサンブル・コンスタンティノープルは、テヘラン出身のキヤ・タバシャンとズィーヤ・タバシャンの兄弟が1998年に創設した古楽アンサンブル。南ヨーロッパから中東の中世ルネサンス〜バロック時代の音楽をレパートリーとするアンサンブル・コンスタンティノープルが、カナダの名ソプラノ、スージー・ルブランを迎えて繰り広げる"イタリア・バロック・プログラム"!アンサンブル・コンスタンティノープルのアレンジによって解放された異国情緒が、即興性が、16世紀後半〜17世紀前半イタリアの音楽を彩りを加えています。スペイン古楽界に現れた新世代のバロック・ギタリスト、エンリケ・ソリニス、ラ・リティラータのミレン・ゼベリオが加わったアンサンブル・コンスタンティノープルの圧巻のテクニックと絶妙のアンサンブル、そしてスージー・ルブランの歌声が描く鮮やかで情感豊かな"バロックの印象"に感嘆!
AN2-9143
苦悩と慰め〜17世紀ルター派のカンタータ集
ブクステフーデ:イエスよ、わが命の命よ BuxWV.62
J.C.バッハ:わが命、今やつきぬ
シュメルツァー:5声のハルモニア変ロ長調
クーナウ:神よ、その慈しみをもって我を憐れみ給え
ブルーンス:我は臥して眠る
ダニエル・テイラー(芸術監督&指揮)、
シアター・オヴ・アーリー・ミュージック、
スコラ・カントルム、
アグネス・シゴヴィチス(S)、
レベッカ・クラボーン(Ms)、
カイル・ギルフォイル(C.T)
イザイア・ベル(T)、
アレクサンダー・ドブソン(Bs)

録音:2013年4月、ハンバークレスト・ユナイテッド教会(トロント、カナダ)
カナダが輩出したカウンターテナーのスーパースター、ダニエル・テイラーが、2001年に自らが創設したピリオド・アンサンブル、シアター・オヴ・アーリー・ミュージック(TEM)と共に奏でる、17世紀、三十年戦争の時代の音楽。ダニエル・テイラー&TEM、5人のソリストたちが、5人のドイツ・バロックの大作曲家たち、ブクステフーデ、ヨハン・クリストフ・バッハ、シュメルツァー、クーナウ、ブルーンスの音楽を通じて、荒廃したドイツの人々が捧げた神への祈りを表現します。
AN-29144
涙のヴェール〜シュッツ、バッハ、プレトリウス
プレトリウス:泣き嘆くのをやめよ
シュッツ:葬送の音楽 Op.7, SWV 279-281
プレトリウス:平安と喜びもてわれは逝く
バッハ:カンタータ第165番 「おお、聖なる洗礼よ」 BWV.165
ダニエル・テイラー(芸術監督&指揮、カウンターテナー)、
シアター・オヴ・アーリー・ミュージック、
スコラ・カントルム

録音:2014年4月、トロント(カナダ)
カナダが輩出したカウンターテナーのスーパースター、ダニエル・テイラーが、2001年に自らが創設したピリオド・アンサンブル、シアター・オヴ・アーリー・ミュージック(TEM)と共に奏でる、ドイツ・バロックの哀悼の音楽。

AN-29150(6CD)
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第7番イ長調 Op.92
交響曲第2番ニ長調 Op.36
交響曲第4番変ロ長調 Op.60
交響曲第3番変ホ長調「英雄」
バレエ音楽「プロメテウスの創造物」より
交響曲第5番ハ短調 「運命」
劇音楽「エグモント」 Op.84より
炎は燃え Op.121b
大フーガ変ロ長調 Op.133(ワインガルトナー編)
交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
交響曲第8番ヘ長調 Op.93
交響曲第9番ニ短調「合唱付き」
ケント・ナガノ(指)モントリオールSO
エリン・ウォール(S)、
藤村美穂子(Ms)、
サイモン・オニール(T)、
ミハイル・ペトレンコ(Bs)、
モントリオールSO合唱団、
ターフェルムジーク室内Cho
アイヴァース・タウリンス(合唱指揮)

録音:2007年−2014年
2006年にモントリオールSOの音楽監督に就任したケント・ナガノが最初のビッグ・プロジェクトとして取り組んだベートーヴェンの交響曲全曲録音。2007年から2014年にかけて入念に創り上げられた全集録音がボックス・セットで新装登場!随所に登場するケント・ナガノの解釈、新たな音楽監督のタクトによって躍動するOSM。カナダの名門オーケストラが打ち立てた金字塔、ベートーヴェンの交響曲全集は、OSM新時代の幕開けを宣言した記念碑的演奏です。

AN-29156-8(3CD)
ボーセジュール〜アンソロジー
■CD1「チェンバロ」
クープラン:神秘の障壁、牧歌
バッハ:メヌエット ト長調 BWV Anh.114
ダカン:カッコウ
スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.201、
 ソナタ ホ長調 K.531
ヘンデル:調子の良い鍛冶屋
バッハ:前奏曲 ハ長調 BWV.846、
 ゴルトベルク変奏曲より アリア
ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル、タンブーラン
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV.912、
 コラール「かくも喜びに満てるこの日」 BWV.605、
 トッカータ ニ短調 BWV.565、
 パッサカリア ハ短調 BWV.582
■CD2「声楽」
ヘンデル:歌劇「セルセ」より オンブラ・マイ・フ
ヴィヴァルディ:歌劇「救われたアンドロメダ」 Rv Anh.117より Sovvente il sole
歌劇「忠実なニンフ」 Rv.714より Alma oppressa
バッハ:レチタティーヴォ「われは足れり」、
 アリア「眠れ、疲れた目よ」、汝安かれ BWV.512、
 神よ, われを汝の意のままに BWV.514、
 パイプにおいしいタバコを詰めて BWV.515B、
 御身が共にあるなら BWV.508、
 あなたの心を下さるなら BWV.518
ラモー:カンタータ 「テティス」
カッチーニ:ドルチェ・マリア
バッハ:Erfullet, ihr himmlischen BWV.1
ヘンデル:カンタータ「私の胸は騒ぐ」 HWV.132c
ヴィヴァルディ:歌劇「エジプトの戦場のアルミーダ」 RV.699より シンフォニア
■CD3「室内楽&オルガン」
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018
クープラン:コンセール第2番ニ長調
ラモー:コンセール用クラヴサン曲集より(フォルクレ、キュピ、マレ)
アラウホ:Tiento de medio registro de dos tiples de segundo tono
フローベルガー:カプリッチョ第2番
ベーム:コラール「主の祈り」
ブルーンス:前奏曲ホ短調
バッハ:コラール「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」 BWV.734、
 コラール「いまぞわれらに救いは来れり」 BWV.638
パーセル:グラウンド ハ短調 ZD.221
リュック・ボーセジュール(Cemb、ペダル・チェンバロ、Org、P)、
クラヴサン・アン・コンセール、
ジェームズ・エーネス(Vn)、
ジュリー・ブーリアンヌ(Ms)、
カリーナ・ゴーヴァン(S)、
フィリップ・スライ(Bs-Br)、
シャノン・メルセル(S)、
マリー=ニコル・ルミュー(C.A)
カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。「ペダル・チェンバロによるバッハ」(AN 29970)など、数々の独創的なアイディアを実現させてきたカナダの名手のアンソロジー・アルバムが登場。
これまでボーセジュールが録音してきた膨大なアルバムの中から、ペダル・チェンバロを含む「チェンバロ作品」、アリアやカンタータなどの「声楽作品」、そしてエーネスと共演したバッハのヴァイオリン・ソナタや、ラモーのコンセール曲、オルガン作品等を収録した「室内楽&オルガン」の3つのテーマに分けて集められた名録音集、CD3枚組セットです。
AN-29159
La Grazia Delle Donne〜イタリアのバロック作品集
イサベラ・レオナルダ(1620−1704):Purpurei flores、ソナタ第1番 Op.16-1
ヴィットリア・アレオッティ(c.1575−after1620):Baciai per haver vita、Io v’amo vita mia、Hor che la vaga aurora
バルバラ・ストロッツィ(1619−1677):Lagrime mie
フランチェスカ・カッチーニ(1587−after1641):Ch’amor sia nudo、Se muove a giurar fede
セッティミア・カッチーニ(1591−c.1638):Si miei tormenti
ジュリオ・カッチーニ(1551−1618):Udite amanti
アレッシア・アルドブランディー二:Passacaglia in memoria del Sig. Filiberto Tula, musicista e viaggiatore
バルバラ・ストロッツィ:Hor che Apollo
ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」 Op.1-12, RV.63
アンサンブル・ラ・シガーレ、
マデリン・オーウェン(音楽監督)、
ミリアム・ルブラン(S)
シャーブルック大学とマギル大学を卒業し、多彩で柔軟な声でカナダの数々のコンクールで入賞、古楽分野でも活動するソプラノ、ミリアム・ルブランと、2006年にモントリオールで結成された古楽器アンサンブル「アンサンブル・ラ・シガーレ」が描くイタリア・バロックの世界。
本アルバムでは、イタリア・バロックの時代を生きた女性作曲家たちの作品を中心に焦点を当て、歴史の陰に埋もれた素晴らしい作品の魅力を伝えています。
AN2-9160
BIS〜アンコール小品集
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番(ヨアヒム編)
 ハンガリー舞曲第17番(クライスラー編)
クライスラー:愛の喜び、愛の悲しみ
グルック:メロディー(歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より/クライスラー編)
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.68(セーケイ編)
メトネル:おとぎ話 Op.20-1(ハイフェッツ編)
ガーシュウィン:3つの前奏曲(ハイフェッツ編)
ラフマニノフ:ヴォカリーズ(プレス編)
ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲より/レーレン編)、
 レントより遅く(ロック編)
ワーグナー:アルバムの綴り(ヴィルヘルミ編)
アクロン:ヘブライの旋律 Op.33
カーソン・レオン(Vn)、フィリップ・チウ(P)

録音:2015年7月、カナダ
カーソン・レオンは、2010年メニューイン国際コンクール、2013年ナショナル・アーツ・センターO奨学金コンクール、2013年モントリオールSOスタンダード・ライフ・コンクールで優勝。2015年にはカナダのフランス語圏放送ヤング・ソロイスト賞を受賞したカナダの若きヴァイオリニスト。カナダ期待の新星のファースト・アルバムは、ハイフェッツやクライスラーが愛した珠玉のアンコール・ピース。
AN-29162
ガイデッド・バイ・ヴォイシズ〜バロック・チェロのための新しい音楽
エドワード・スコット・ゴーディン(b.1970):ガイデッド・バイ・ヴォイシズ〔5弦チェロ〕
リサ・ストレイク(b.1985):ミネルヴァ〔4弦チェロ〕
マキシム・マッキンリー(b.1979):ピラトの中庭(4弦チェロ&ハープシコード)*
イザイア・チェッカレッリ(c.1978):ウィズ・コンコード・オヴ・スウィート・サウンズ(5弦チェロ)
リンダ・カトリン・スミス(b.1956)
ケン・ウエノ(b.1970):キメラ〔5弦チェロ〕
エリナー・フレイ(Vc)、
メリザンド・マクナブネイ(ハープシコード)*

録音:2018年10月、ケベック(カナダ)
ロレンツォ・ギエルミと録音した「ベルリン・ソナタ集」がジュノー賞にノミネートしたカナダの有望チェリスト、エリナー・フレイ。新たなプロジェクトは、現代の若き作曲家たちによって、"バロック・チェロ"のために書かれた6つの委嘱作品。モダン楽器にもピリオド楽器にも精通し、現代音楽とバロック音楽の両面で才能を発揮しているエリナー・フレイならではのプログラムです。
AN-29182
シューベルト:ピアノ・ソナタ全集&主要ピアノ作品集 Vol.2〜レイト・インスピレイションズ
ピアノ・ソナタ第3番ホ長調 D.459
ハンガリー風メロディ D.817
3つのピアノ小品 D.946
マテュー・ゴーデ(P)

録音:2019年12月4日−6日、ケベック(カナダ)
2019年の5月に全12回に及ぶシューベルトのピアノ・ソナタ全集という偉大なリサイタルを終えたカナダのピアニスト、マテュー・ゴーデ。リサイタルに続いてスタートした、シューベルトの全ピアノ・ソナタと主要作品をレコーディングするという大型プロジェクト。
第2巻は「レイト・インスピレイションズ」のタイトルで、若きシューベルトが書いた快活なピアノ・ソナタ第3番と、晩年のシューベルトによる即興的な作品を組み合わせ、シューベルトのピアニスティックな遺産の偉大さを描いています。
AN2-9185
シューベルト:ピアノ・ソナタ全集&主要ピアノ作品集 Vol.5
ピアノ・ソナタ第5番変イ長調 D.557
4つの舞曲-ワルツ変イ長調 D.978、
ドイツ舞曲第1番ヘ長調 D.841-1、
ドイツ舞曲第2番ト長調 D.841-2、
ワルツ ト長調(アルバムブラット) D.844
ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調 D.576
ピアノ・ソナタ第16番ニ長調 D.850
マテュー・ゴーデ(P/スタインウェイ)

録音:2021年6月16日-18日(カナダ、ケベック)
2019年の5月にシューベルトのピアノ・ソナタ全曲演奏という偉大なリサイタル・シリーズを終えたカナダのピアニスト、マテュー・ゴーデ。リサイタルに続いてスタートした、シューベルトの全ピアノ・ソナタと主要ピアノ作品をレコーディングするという大型プロジェクト(全12巻予定)の第5巻は、「ウォームス(情熱)」がテーマ。シューベルトのソナタは短調の作品が多いですが、本アルバムはテーマの通り、情熱に溢れた2つの長調のソナタを組み合わせています。
本プロジェクトにおけるゴーデの演奏は、トロントのWholeNote誌によって「私たちの世界にはこのようなシューベルトがもっと必要だ」「彼はシューベルトの新しいディスクを作るたびに、さらに高みへと昇っていく」などと高く評価されています。
AN-29188
シューベルト:ピアノ・ソナタ全集&主要ピアノ作品集 第8集
ピアノ・ソナタ 第9番ロ長調 D575
2つのスケルツォ D593
ピアノ・ソナタ 第19番ハ短調 D958
マチュー・ゴーデ(P)

録音:2022年12月12-14日 パレ・モンカルム・ラウル・ジョバン・ホール、ケベック
2019年に12回のリサイタルでシューベルトのソナタ全曲を弾き切ったマチュー・ゴーデ。その直後から開始されたソナタ全曲と主要ピアノ作品 を網羅するプロジェクトの第8弾。シューベルトが多くのピアノ・ソナタを書いた充実期に作曲された第9番、死の直前に生み出された最後の3 つのソナタの1つ第19番、愛らしいスケルツォを収録しています。
AN-29196
PARIS1790〜ビダル氏によるフランス革命期のギター音楽〜
 ビダル氏(ファーストネーム不明)(生年不明-1803):
1-2. Concerto pour la guitare ギター[と弦楽の為の]協奏曲
 1. Allegretto
 2. Rondo-Allegretto
3. Prelude general 総前奏曲(『新しいギター奏法』より)
4. Variations sur les Folies d’Espagne
   スペインのフォリアによる変奏曲(生前未出版)
5-6. Sonate pour la guitare avec accompagnement de violon
   ヴァイオリン伴奏付きのギター・ソナタ(生前未出版)
 5. Allegro
 6. Presto
7-9. Trios Contredanses 三つのコントルダンス
   (『歌劇・コミークのエール、メヌエット、コントルダンスによる
    ギターの為の変奏曲集』Op.18より)
 7. コントルダンス第10番「ラ・デュフール」
 8. コントルダンス第11番
 9. コントルダンス第12番
10-11. Duo pour gutare et violon
   ギターとヴァイオリンの為の二重奏曲 Op.28-5
 10. Allegretto
 11. Allegro
12. Variations sur Pierrot dit a Madeleine
   「ピエロがマドレーヌにこう言った」による変奏曲
   (『ギターとクラヴサンの伴奏付き歌曲集 諸々の小品や変奏曲と
    1片の通奏低音付きソナタを含む』Op.19より)
13-14. Duo pour gutare et violon
    ギターとヴァイオリンの為の二重奏曲 Op.24-3
 13. Allegretto
 14. Rondo
15. Sonate pour guitare avec la basse
   ギターと通奏低音の為のソナタ
   (『ギターとクラヴサンの伴奏付き歌曲集 諸々の小品や変奏曲と
    1片の通奏低音付きソナタを含む』Op.19より)
パスカル・ヴァロワ(バロック・ギター)
 使用楽器:ストラディヴァリのモデルによるクロード・ギボール製作の再現楽器
ジャック=アンドレ・ウル(Vn)[1-2、5-6、10-11、13-15]
オリヴィエ・B.ブロー(Vn)[1-2]
ジェシー・デュベ(Va)[1-2]
アマンダ・ケースマート(Vc)[1-2、15]
ジャン=ギィ・コテ(バロック・ギター)[15]

録音:2023年1月4-6日コレージュ・ダルマ・スタジオ(カナダ・ケベック州)
バーゼル・スコラ・カントルムでホプキンソン・スミスに師事、18〜19世紀初頭のギター音楽の真価を古楽器で探り続けるフランス語圏カナダ 出身のパスカル・ヴァロワが、フランスとベルギーの音楽院図書館の蔵書に作品を見つけ、その質の高さに驚いたという18世紀末の謎めいた ギター作曲家「ビダル(ヴィダル)氏」。ギター発祥の地スペイン出身であることと、フランス革命の寵児ナポレオンが皇帝になる直前の1803年 に亡くなったこと以外は、ファーストネーム含め生涯について殆ど知られておらず、ただ楽譜と同時代の絶賛だけが残っていたこのギター奏者 =作曲家の作品群から室内楽曲と独奏曲を厳選、1776年にコンセール・スピリチュエルで披露された作品と思われる1曲の室内編成協 奏曲を含むプログラムでその作曲家像に迫ります。単弦6コースの楽器が登場し始める過渡期の作品ながら、ヴァロワは熟慮の末に複弦5 コースのバロック・ギターを使用。この種の楽器ならではのダイナミックな和音の魅力も、細やかな音運びの妙味も余さず伝える解釈は聴きど ころに事欠きません。他の弦楽勢も作品に潜む機微をよく捉えたアンサンブルを聴かせ、グルックやサリエリ、グレトリー、ケルビーニといった作 曲家たちの傍らに広がっていたフランス・ギター音楽の豊かさにはっとさせられる1枚です。
AN2-9223-4
(1CD+DVD)
ジョゼフ・ルーロー〜ロシアン・オペラ・アリア集
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」〜ガリツキーのアリア
グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」〜イワン・スサーニンのアリア
リムスキー=コルサコフ:歌劇「サトコ」〜ヴァイキングの歌
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」〜ドシフェイのアリア
チャイコフスキー:歌劇「イオランタ」〜ルネ王のアリア、
 歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜グレミンのアリア
ラフマニノフ:歌劇「アレコ」〜アレコのカヴァティーナ
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」〜コンチャクのアリア
ジョゼフ・ルーロー(Bs)、
カナダ放送O

録音:1972年のライヴ
1929年生まれ、フランス系カナダ人のバス、ジョゼフ・ルーローの未発売音源となるロシアン・アリア集。ボーナスDVDには、ムソルグスキーの歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」(抜粋/1983年録音)を収録。
AN-29263
新しいユダヤの音楽 Vol.3〜アズリエリ音楽賞
イツハク・イエディッド:14人の音楽家の為の 「Kadosh Kadosh and Cursed」
ヨタム・ヘイバー:メゾ・ソプラノと15人の音楽家、オーディオ・プレイバックの為の 「Estro Poetico-armonico III」
ケイコ・デヴォー:14人の音楽家の為の 「Arras」
ピエール・メルキュール:Dissidence(ジョナサン・モンローによるソプラノと14人の音楽家の為の編曲版)
ロレーヌ・ヴァヤンクール(指)
ヌーヴェル・アンサンブル・モデルヌ、
シャロン・アズリエリ(S)、
クリスティナ・サボー(Ms)

録音:2021年6月、ピエール=メルキュール・ホール(カナダ、モントリオール)
カナダのソプラノ歌手でもあるシャロン・アズリエリ博士が創設したアズリエリ財団によるユダヤ音楽の為の作曲コンクール「アズリエリ音楽賞(the Azrieli Music Prizes)」の作品を録音する「新しいユダヤの音楽」シリーズ第3弾。
今作では、2020年のアズリエリ音楽賞ユダヤ音楽部門受賞者であるイツハク・イエディッドと、同年のアズリエリ・コミッション、カナダ音楽部門受賞のケイコ・デヴォー、そしてユダヤ音楽部門受賞のヨタム・ヘイバーの作品を収録。さらにナディア・ブーランジェやダラピッコラに作曲を学び、自国の現代音楽家のトップに登り詰めながらも、交通事故で若くして亡くなってしまったカナダの有名な作曲家ピエール・メルキュール(1927-1966)の作品をカップリングしています。
AN-29264
新しいユダヤの音楽 Vol.4〜イマン・ハビビ、アーロン・ハーラップ、リタ・ウエダ
イマン・ハビビ:Shahin-nameh 〜ペルシャ伝統音楽歌手と管弦楽のための
アーロン・ハーラップ(1941-):ソプラノと管弦楽のための
リタ・ウエダ:Birds Calling… from the Canada in You-笙、ソーナ、シェンと管弦楽のための
セピーデ・ライッサダート(歌、セタール)
シャロン・アズリエリ(S)
佐藤尚美(笙)
ジョンシー・ウ(ソーナ、シェン)
モントリオール・メトロポリタンO
ニコラ・エリス(指)

録音:2023年3月 モントリオール・シンフォニー・ハウス
このアルバムにもアーティストとして参加するカナダのソプラノ歌手シャロン・アズリエリが創設した、アズリエリ財団によるユダヤ音楽とカナダ音楽 の作曲コンクール「アズリエリ音楽賞」を2022年に受賞した3作品を収録。イランのテヘランに生まれ現在はカナダで活躍するイマン・ハビビの 作品は、全編をけん引するペルシャの伝統音楽の歌手と聴き映えのする管弦楽との対比が聴きもので、伝統的な撥弦楽器であるセタール の音も聴くことが出来ます。カナダで生まれ現在はイスラエルに住むアーロン・ハーラップの作品は、旧約聖書の詩篇からのテキストがソプラノに よって歌われるもの。バンクーバーを拠点に活躍するリタ・ウエダの作品では、日本の笙と、中国の笙であるシェン、そしてソーナ(いわゆるチャ ルメラ)が活躍します。
AN2-9287
ショパン:24の前奏曲 Op.28
ソレール:ソナタ第24番ニ短調
アラン・ルフェーヴル(P)


録音:2014年6月−7月(ショパン)、2007年12月(ソレール)
アナレクタ(Analekta)の中心アーティストであり、名ピアニストを数多く輩出しているカナダを代表するコンポーザー=ピアニスト、アラン・ルフェーヴルがショパンの「24の前奏曲」をレコーディング!ルミナス、テンペスチュアス、ロマンティクス、ミステリアス。ショパンの「24の前奏曲」と4つのテーマをリンクさせ、各楽曲の特徴のコントラストを巧みに描いてゆくルフェーヴルのピアニズム。ショパンの「前奏曲第24番」に続き、ルフェーヴルが奏でるソレールの「ソナタ第24番」の哀愁を帯びたアンダンテ・カンタービレが、美しく儚くプログラムの追尾を飾る ――。

AN2-9288
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番(1926年原典版)
スクリャービン:プロメテウスOp.60
アラン・ルフェーヴル(P)、
ケント・ナガノ(指)モントリオールSO

録音:2011年9月
カナダの人気ピアニスト、アラン・ルフェーヴルがケント・ナガノと共演した魅惑のアルバム。それも大編成の管弦楽に合唱と色光まで駆使する難物ス クリャービンの「プロメテウス」というのが興味津々。ルフェーヴルの切れ味鋭いピアノが光ります。またカップリングのラフマニノフのピアノ協奏曲第4番 も、通常演奏される改訂版ではなく原典版というのが注目。改訂版より10分ほど長く、ピアノ協奏曲第3番の世界に近くなった感があり、むしろこちら の方が魅力的とも言えるかもしれません。 アラン・ルフェーヴルは1962年生まれ、6歳でカナダ国内のコンクール、9歳でハインツマン・ピアノコンクール優勝、「明日のスター」ともてはやさ れた天才。パリ音楽院でピエール・サンカンやジュヌヴィエーヴ・ジョワ(デュティユー夫人)に師事。作曲家としても活躍するだけでなく、カナダ・ラジ オの人気パーソナリティーもつとめるマルチ・タレントで、要注目です。 (Ki)
AN2-9292-3(2CD)
ドンピエール:24の前奏曲 アラン・ルフェーヴル(P)
映画音楽、クラシック音楽の作曲家として活躍し、カナダで絶大な人気を誇る1943年、オタワ出身の音楽家フランソワ・ドンピエール(1943−)。ブギ・ウギやスウィング、ロック、タンゴ、ボサノヴァなど様々なスタイルを採り入れたユーモアな作風が魅力のドンピエールの「24の前奏曲」。ルフェーヴルの両手が弾き分けるドンピエールの「24の前奏曲」の特徴と魅力。ルフェーヴルの巧さが光る好演です。

AN2-9296
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(ホロヴィッツ・ヴァージョン)
ハイドン:ピアノ・ソナタ第38番 ヘ長調 Hob.XVI: 23
ラヴェル:ラ・ヴァルス
アラン・ルフェーヴル(P)

録音:2014年7月、ケベック(カナダ)
カカナダのコンポーザー=ピアニストであり、アナレクタ(Analekta)のメイン・アーティストの1人、アラン・ルフェーヴル。ルフェーヴルが弾くラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番は、初版と改訂版を織り交ぜたホロヴィッツ版! ハイドンのソナタ、ラヴェルのラ・ヴァルスを組み合わせた、ルフェーヴルならではのプログラムもポイント。
AN-29297
ルフェーヴル:私はあなたを愛し〜ギリシャの旋律によるピアノ作品集
Sas Agapo/Elpida/Domino
Non retour/Promenade a Kavouri
Premonition/Le Bel Amour
Grand Carnaval
アラン・ルフェーヴル(P)

録音:2016年7月
カナダの世界的コンポーザー=ピアニスト、アラン・ルフェーヴルの6作目となる自作自演集は、ギリシャの旋律を題材としたプログラム!
ギリシャの青い空や、エーゲ海、地中界の風景からインスピレーションを得てルフェーヴルが書いた美しい旋律の数々は、ピアノ・ファンはもちろんのこと、イージーリスニングやワールドミュージックなどの幅広いリスナーにおススメ。
AN-29299
マテュー:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.25(ケベック協奏曲の原典版)
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
アラン・ルフェーヴル(P)、
ジョアン・ファレッタ(指)バッファローPO

録音:2017年2月、クラインハンス音楽ホール(バッファロー、ニューヨーク、アメリカ)
1942年の秋に当時13歳(!)だったマテューが作曲を初め、翌夏に完成させた「ピアノ協奏曲第3番」は、2008年にジョージ・ニコルソンが作曲者直筆のスコアを発見し、アラン・ルフェーヴルらと共に3年の歳月を費やして復元を施した後、2017年2月に世界初演が実現した作品です。
1976年のモントリオール五輪でもその作品が演奏され、どこかラフマニノフを彷彿とさせる美しい旋律と劇的な作風が人気を博し、近年ではフィギュアスケートで用いられる機会も多いマテューの音楽。
ルフェーヴルの「ピアノ協奏曲第3番」の好演は、マテューの音楽の再評価の機運を高めるきっかけとなることでしょう。

AN-29520
クラーク&ラヴェル:ピアノ三重奏曲集
クラーク:ピアノ三重奏曲
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
グリフォン・トリオ

録音:2017年6月、イザベル・ベイダー・センター(オンタリオ、カナダ)
75曲を超える委嘱新作の初演を手掛けるなど、近現代作品への造詣も深いカナダのアンサンブル、グリフォン・トリオの結成25周年記念盤。イギリス出身の女流コンポーザー=ヴィオリスト、レベッカ・クラーク(1886‐1979)の代表作の1つである「ピアノ三重奏曲」と、ラヴェルの傑作「ピアノ三重奏曲」をカップリングすることにより、ライオネル・ターティスに師事した優秀なヴィオラ奏者でもあったクラークの作品の知られざる魅力を引き立てています。
AN-29521
ジョーダン・パル:イントゥ・ザ・ワンダー
ヴァイオリン,チェロ,ピアノとオーケストラのための三重奏曲「スターリング」(全曲世界初録音)
サンダーベイSO、
グリフォン・トリオ、
アーサー・ポスト(指)

録音:2016年3月、サンダーベイ・コミュニティー・オーディトリアム(オンタリオ、カナダ)
「The Afer」が2016年のジュノー賞の年間最優秀クラシック作曲賞にノミネートされるなど、次代のカナダの名匠として大きな注目を集めているジョーダン・パル。
ピアノ・トリオとオーケストラのための「スターリング」と「イントゥ・ザ・ワンダー」は、大自然の美と地球の神秘からインスピレーションを得て作曲された作品で、両作品とも今回が世界初録音となります。
AN-29522
イモータル&ビラヴド〜ベートーヴェン&ライト
ベートーヴェン:遥かなる恋人に Op.98
ジェームズ・ライト(b.1959):不滅の恋への手紙(2012)
ベートーヴェン
:ピアノ三重奏曲第7番 「大公」
グリフォン・トリオ、
デイヴィッド・ジョン・パイク(Br)

録音:2017年6月、2008年12月
75曲を超える委嘱新作の初演を手掛け、「カナダ版グラミー」と呼ばれるジュノー賞(Juno Awards)は、3度の受賞、13度のノミネーションを果たしているカナダの名アンサンブル、グリフォン・トリオ。「大公」の愛称で知られるベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7番と、カナダのバリトン歌手デイヴィッド・ジョン・パイクが歌う歌曲集「遥かなる恋人に」を組み合わせ、その間を現代カナダの作曲家ジェームズ・ライトの「不滅の恋への手紙」(ベートーヴェンが1812年の夏に書いた情熱的なラヴレターに触発された作品)が繋ぎます。

AN2-9763
マリー・ニコール・レミュー〜ベスト・オヴ
ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル
スカルラッティ:めでたし、天の女王
ヘンデル:私の胸は騒ぐ HWV.132、
 イレーネ, 私の恋人よ HWV.120、
 私から離れて, むごい思いよ HWV.125
ブラームス:9つの歌曲 Op.69より、
 6つの歌曲 Op.86より、
 4つの厳粛な歌 Op.121、
 2つの歌 Op.91
マリー・ニコール・レミュー(C.A)
ターフェルムジーク・バロックO、
ジーン・ラモン(指)
リュック・ボーセジュール(Cemb)、他
2000年のベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクールで、カナダ人初となる声楽部門での第1位と特別賞に輝いたマリー=ニコール・レミューのベスト・アルバム。2013年にはミラノ・スカラ座デビューを果たすなど、着実にキャリアアップを遂げています。

AN-29812
バロック・トランスクリプションズ
バッハ:三重奏曲ロ短調、前奏曲ホ長調 BWV.878、コラール前奏曲 BWV.659
パーセル:ソナタ ニ長調
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
シュテルツェル:あなたがそばにいてくだされば
ヘンデル:ソナタ ト長調 Op.1-5
パーセル:ホーンパイプ
バッハ:トリオ・ソナタ ト長調、
 コラール前奏曲 BWV.638、
 コラール前奏曲 BWV.639、
 コラール前奏曲 BWV.601、
 前奏曲変イ長調 BWV.862
アルビノーニ:アダージョ
ポール・メルケロ(Tp)
リュック・ボーセジュール(Org&Cemb)
アマンダ・キースマート(バロックVc)

録音:2003年
1995年よりモントリオールSOの首席トランペット奏者を務めるポール・メルケロが、カナダ古楽界の名匠リュク・ボーセジュールとのデュオで繰り広げる"バロック・トランスクリプション"。メルケロが吹き分けるC管のトランペット、A管とB管ピッコロ・トランペットと、ボーセジュールが弾くオルガンとチェンバロとのサウンドのブレンド感が美しい。
AN-29815
コンチェルティ・ヴィルトゥオージ
ヴィヴァルディ:2本のオーボエと弦楽のための協奏曲イ短調
レオ:チェロ協奏曲ニ短調
バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲ト長調
ロカテッリ:合奏協奏曲ニ長調 Op.1-5
ファッシュ:ファゴット、2本のオーボエと弦楽のための協奏曲ハ短調
ヘンデル:合奏協奏曲イ短調 Op.6-4
ヴィヴァルディ:4本のヴァイオリンのための協奏曲ホ短調 Op.3-4
ターフェルムジーク・バロックO

録音:2004年10月
1979年に創設されたカナダが世界に誇るピリオド・オーケストラ、ターフェルムジーク・バロックO。バロック時代の協奏曲集「コンチェルティ・ヴィルトゥオージ」では、TBOの首席奏者たちが躍動!
AN-29819
ファンタジア〜フルートとギターのための音楽
ボルン:カルメン幻想曲
マルシェリー:双子
ドップラー:リゴレット幻想曲 Op.38
ベイカー:エレジー
ドップラー:ハンガリー田園幻想曲
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
マルシェリー:ワルツ
ジュナン:椿姫による幻想曲
シミリア〔ナディア(Fl)、アニー(G)〕、
デニス・ブリュトー(Fl)

録音:2005年
カナダ、ケベックの音楽賞ADISQの受賞歴を持つシミリア(Similia)は、1998年に結成された双子のフルートとギターのアンサンブル。多彩なプログラムと、双子ならではの抜群のアンサンブルが魅力。
AN2-9829
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 Vol.1
ソナタ第1番ロ短調 BWV.1014
ソナタ第2番イ長調 BWV.1015
ソナタ第3番ホ長調 BWV.1016
ソナタ第4番ハ短調
ジェームズ・エーネス(Vn)、
リュック・ボーセジュール(Cemb)
AN2-9830
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 Vol.2
ソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018
ソナタ第6番ト長調 BWV.1019
ソナタ第6番(異稿)ト長調 BWV.1019a
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV.1021
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV.1023
ジェームズ・エーネス(Vn)、
リュック・ボーセジュール(Cemb)、
ベノワ・ロワゼル(Vc)

録音:2004年11月9日−11日(AN 29829)&2005年12月15日−17日(AN 29830)
現在はイギリスのChandosやOnyxから意欲的な録音を発売し続けているカナダの天才、ジェームズ・エーネス。2004年〜2005年にかけて録音されたバッハは、ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタに、BWV.1019の異稿、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ2つを収録。バッハの「ペダル・チェンバロによるオルガン作品集(AN 29970)」といったユニークなアルバムで話題となったカナダのチェンバリスト、リュック・ボーセジュールや、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワの首席チェリスト、ベノワ・ロワゼルといった名手たちのサポートも素晴らしい。
AN-29831
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
交響曲第5番「運命」
ターフェルムジーク・バロックO
ブルーノ・ワイル(指)

録音:2004年
1979年にカナダのトロントで設立された世界最高峰のピリオド・オーケストラ、ターフェルムジーク・バロックOの名演。北米のピリオド・オーケストラの底力を感じさせる。
AN-29834
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
交響曲第41番 「ジュピター」
ブルーノ・ヴァイル(指)
ターフェルムジーク・バロックO

録音:2006年
北米カナダが誇る老舗ピリオド・オーケストラによるモーツァルトの交響曲第40番と第41番を収録したアルバム。 名匠ブルーノ・ヴァイルとターフェルムジーク・バロックOは、ドイツの権威あるクラシック・レコード賞として知られるエコー賞を受賞するなど輝かしい実績を誇る名コンビ。
AN-29835
(1CD+DVD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
Op.3 「調和の霊感」 より 第1番、第2番、第3番、第5番、第6番、第8番、第11番、第12番
エリザベス・ウォルフィッシュ(Vn)、
ジーン・ラモン(指)、
ターフェルムジーク・バロックO

録音:2007年
ヴィヴァルディの最高傑作の中の一つ、12のヴァイオリン協奏曲集 「調和の霊感」 からの抜粋アルバム。数々の古楽アンサンブルやピリオド・オーケストラで活躍した、オーストラリアが誇るバロック・ヴァイオリンの先駆者、エリザベス・ウォルフィッシュが録音に参加している点にも注目。ボーナスDVDには、ヴィヴァルディの四季をテーマにしたパフォーミング・アーツ・ドキュメンタリー「The Four Seasons Mosaic」を収録。
AN2-9836
イン・ドリーム
シューマン:歌曲集 「詩人の恋」 Op.48
ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
ロパルツ:4つの詩と間奏曲
ダヴ:3つのテニスンの歌
フィリップ・スライ(Bs-Br)
マイケル・マクマホン(P)

録音:2012年5月
フィリップ・スライは、2012年のモントリオール国際音楽コンクール第1位、2011年のメトロポリタン・オペラ・ナショナル・カウンシル・オーディションでは大賞に輝くなど、大きな期待を寄せられているカナダの若きバス・バリトン歌手。19〜20世紀のシューマン、ラヴェル、ロパルツ、そして世界初録音となるイギリスのジョナサン・ダヴの歌曲を歌います。
AN2-9841
アヴェ・マリア
カッチーニ:アヴェ・マリア
シューベルト:アヴェ・マリア
バード:アヴェ・ヴェルム
ジョスカン・デ・プレ:アヴェ・マリア
ヒルデガルド・フォン・ビンゲン:アヴェ・ジェネロサ(めでたし、気高いお方)
モンテヴェルディ:マニフィカト
アルカデルト:アヴェ・マリア
ブルックナー:アヴェ・マリア
ペルト:マニフィカト
グノー:アヴェ・マリア
ダニエル・テイラー(C.T)、
アラン・ルフェーヴル(P)
シアター・オヴ・アーリー・ミュージック、
シアター・オヴ・アーリー・ミュージックCho
ル・プチ・シャンテール・ドゥ・モン・ロワイヤルCho

録音:2012年5月15日−16日、2012年6月2日、2012年8月31日
カナダの誇る世界的カウンターテナーであり、古楽分野での活躍も目覚ましいダニエル・テイラーのベスト・セラー・アルバムである「アヴェ・マリア集」。ジョスカン、バード、グノー、カッチーニ、そしてペルト。ルネサンスから現代へと続く聖母マリアへの賛歌を、ダニエル・テイラーの情感豊かな美しき歌声で。
AN-29842-3(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲第1番〜第6番 Op.33, Hob.37〜42 「ロシア四重奏曲集」 アイブラーQ

録音:2012年1月
ウィーン古典派の作曲家ヨーゼフ・レオポルト・アイブラー(1732−1809)の名を冠したアイブラー四重奏団。同世代のモーツァルトやハイドンなどの陰に隠れてしまったアイブラーの作品の発掘と探究、演奏をするために2004年に結成されたアイブラー四重奏団。今作では、アイブラーが家族ぐるみの付き合いがあったハイドンの傑作「ロシア四重奏曲集」を演奏します。
AN2-9844
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.44-1
弦楽四重奏曲第4番ホ短調 Op.44-2
セシリアSQ
〔ミン=ジョン・コー(Vn)、サラー・ネマトーラー(Vn)、ケイトリン・ボイル(Va)、レイチェル・デソアー(Vc))

録音:2015年4月、ケベック(カナダ)
カリン・ケイ・ナガノとの録音でも話題を集めた、華麗なる女流奏者4人によるクヮルテット"セシリアSQ"は、2010 年にバンフ国際弦楽四重奏コンクールで一等賞を獲得し、ヨーロッパや北米のトップ・メディアのために演奏しています。ドヴォルザークやヤナーチェクの録音を行ってきたセシリアSQの新録音では、メンデルスゾーンの作品44の3曲のうちの2つとなる、弦楽四重奏曲第3番&第4番で麗しい演奏を披露してくれます。
AN-29845
寄港地キュラソー〜ヴィム・スタティウス・ミュラー:アンティル舞曲集
ヴィム・スタティウス・ミュラー(1930-2019):ヨハンのトゥンバ Op.2-1
ショーン・ココ-ワルツ Op.2-2
悲しみ-ワルツ Op.2-3
キュラソー-カリプソ Op.2-4
トゥンバ・オスティナート Op.2-9
ナ・カヤ-カリプソ Op.2-11
ピート・マール-ワルツ Op.2-13
トゥンバ・カリプソ Op.2-17
カリン-トゥンバ Op.2-19
ノスタルジア-ワルツ Op.2-22
ボ・テイ?-トゥンバ Op.4-1
アヴィラ・ビーチ-ワルツ Op.4-2
優雅に-マズルカ Op4-3
チュチュビ-ルンバ風に Op.4-5
モンマルトル-ワルツ Op.4-6
スカールーの夜-ダンス Op.4-8
トテキ-ワルツ Op.4-9
隠れんぼう-ワルツ Op4-12
クワイケ・ディア-ワルツ Op.4-14
ザジンカ-トゥンバ Op.4-22
別れ-ワルツ Op.4-25
昨日の雨-ワルツ Op.5-3
ルイーズ・べセット(P)

録音:2021年6月10日-11日(カナダ、ケベック)
「キュラソーのショパン」とも称された、作曲家、ピアニストのヴィム・スタティウス・ミュラーのピアノ作品集。ミュラーは、ジュリアード音楽院でピアノ・作曲・指揮などを学んだ後は、30年余りに渡って政府の諜報機関で働く傍ら、音楽家としてのも活動を続け、自身のリサイタルではアンコールに自作曲を取り上げてきました。本アルバムに収録されている「アンティル舞曲集」は、自作曲の中でも、彼が生まれ育ったキュラソー島など、アンティル諸島の民族舞曲のスタイルが色濃く取り入れられています。
演奏は、国際的ソリスト、室内楽奏者として活躍するピアニスト、ルイーズ・べセット。べセットは、メシアンなど現代音楽を得意としており、2015年には、CBCミューシックからカナダのトップ・ピアニスト25人の1人にも選ばれています。
AN2-9846
トロバイリッツ
ナ・カレンツァ/カルカソンヌ/ナ・マリア
グィ・ウッセル/ラングドックのエスタンピー
カロラ・オスティナータ/他
ラ・ネフ、シャノン・メルセル(S)、
ジーン・ダガー(音楽監督)

録音:2013年4月
カナダの古楽アンサンブル、ラ・ネフの音楽監督ジーン・ダガーの手により、12〜13世紀、オクシタンの女性トロバドゥール「トロバイリッツ」が遺した「詩」に「音楽」が宿る。約800年という時を経て声楽、器楽のための音楽としての姿を得たトロバイリッツたちの詩。中世の神秘を、ラ・ネフの洗練されたサウンド、シャノン・メルセルの優美かつ陰影を感じさせる歌声で。
AN-29847
フランスのトランペット協奏曲集
トマジ:トランペット協奏曲
デザンクロ:呪文、哀悼歌と舞踏
ジョリヴェ:トランペット協奏曲第2番
ポール・メルケロ(Tp)
ケント・ナガノ(指)モントリオールSO

録音:2013年11月10日、メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオール(モントリオール、カナダ)
1995年の就任から現在まで首席トランペット奏者として、カナダの名門モントリオールSOの金管セクションをリードし続けているポール・メルケロ。ケント・ナガノ&モントリオールSOとの共演によるメルケロのフレンチ・プログラムの舞台は、OSMの新本拠地メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオール。名作であると同時に、ソリストに高度なテクニックが要求される難曲としても有名なトマジ、デザンクロ、そしてジョリヴェの3作品に挑むメルケロ、ケント・ナガノ&OSM。カナダが誇る強力コンビによる圧巻の演奏は、トランペット&金管楽器奏者、関係者必聴です!
AN2-9861
世の終わりのための
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
ルイ:エコーズ・オブ・タイム
シルヴェストロフ:モーツァルトの束の間の幻影
グリフォン・トリオ、
ジェームズ・キャンベル(Cl)
グリフォン・トリオは、1993年カナダのトロントで結成。21世紀の室内楽作品やモダン作品、ジャズ、ポップスなど幅広いジャンルを演奏する。メシアンが第2次世界大戦中、捕虜収容所で作曲した「世の終わりのための四重奏曲」を収録。
AN2-9878
バッハ:カンタータ170番「喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜」
管弦楽組曲第2番 ロ短調
カンタータ54番「いざ、罪に抗すべし」
ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調
ジャンヌ・ラモン(指)
ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ
ダニエル・テイラー(CT)

録音:2011 年(トロント)
カナダの名門ターフェルムジーク・バロック・オーケストラとダニエル・テイラーの豪華共演盤。アルトのカンタータが胸に沁みます。 (Ki)
AN-29879
父と子〜ライプツィヒのバッハのサークル
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ニ長調 BWV.1028(ヴィオラ版)、
 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番ト短調 BWV.1029(ヴィオラ版)、
 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ト長調 BWV.1027(ヴィオラ版)
クレープス:トリオ.ハ短調 WV.473(ヘレン・カルス編)
アーベル:ソナタ第2番ホ短調(ヘレン・カルス編)
ヘレン・カルス(Va)、
リュック・ボーセジュール(Cemb)

録音:2014年8月13日−15日、サン・トーギュスタン教会(モントリオール)
「世界最高のヴィオラ奏者の1人」(米アメリカン・レコード・ガイド誌)、「彼女の世代で最も重要なヴィオラ奏者の1人」(米ファンファーレ誌)など、世界各地で高い評価受け続けているイギリスの女流ヴィオラ奏者ヘレン・カルス。バッハの"ヴィオラ版"「無伴奏チェロ組曲」が話題となったヘレン・カルスが、バッハからクレープス、アーベルへと繋がる18世紀ドイツの音楽を"ヴィオラ"で奏でるユニークなプログラム。
バッハとその弟子であるクレープス、父がバッハが楽長を務めていた時代のケーテン宮廷楽団活躍し、自らはヨハン・クリスティアン・バッハと友好を深めたヴィオラ・ダ・ガンバのヴィルトゥオーゾ、アーベル。ヴィオラならではの味わい深い音色が、バッハの「ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ」やクレープス、アーベルの音楽の知られざる魅力を引き出してくれます。
AN-29880
オルビス〜ハープのための作品集
モゼティチ:エル・ドラド
ライヒ:エレクトリック・カウンターポイント
ケージ:ある風景のなかで
バライル:カスティーユ1382
ジェントル・ジャイアント(ミロ&バライル編):アズ・オールド・アズ・ユアー・ヤング
ザッパ(バライル編):G−スポット・トルネード
ヴァレリー・ミロ(ハープ)、
ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワ、
マテュー・ルシエ(指)
マリアンヌ・ランベール(S)、
アントワーヌ・バライル(Vn)、
アン=ジュリー・キャロン(マリンバ)、
ドミニク・ギラール(Cb)、
ジヤ・タバシアン(打楽器)
、ラファエル・デュベ(Vc)、
フランソワ・ヴァリエール(Va)

録音:録音:2015年4月&6月&8月、2010年10月(ザッパ)、ケベック(カナダ)
カナダ、ケベック州のトロワリヴィエール音楽院で学び、ニューヨークではリタ・コスタンツィに師事したヴァレリー・ミロ。2008年のプリ・デューロップ(ヨーロッパ賞)受賞、パリ国際芸術都市ハープ・国際コンクール特別賞受賞、2009年のフランス公共放送ネットワークのヤング・ソロイストへの選出など、フランス語圏を中心として、急速に存在感を高めているハープ界期待の女流奏者です。
AN-29881
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33、
 アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43、
 動物の謝肉祭より 「白鳥」*
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲Op.33、奇想的小品 Op.62
ステファン・テトロー(Vc)、
ファビアン・ガーベル(指)
ケベックSO、
イザベル・フォルティエ(Hp)*

録音:2012年6月
21歳のカナダの神童、チェリストのステファン・テトロー。アメリカの名チェリスト、バーナード・グリーンハウス(1916−2011)が所有していた1707年製ストラディバリウス・チェロ「パガニーニ、スタインライン伯爵夫人」での演奏。録音当時19歳のステファン・テトローが、堂々とした圧巻の演奏を披露。また「動物の謝肉祭より「白鳥」」では、優雅で伸びのある美美しい音色と表現力が楽しめます。
AN-29883
オールド・フレンズ〜サイモン&ガーファンクル〜クラシカル・トリビュート〜オマージュ
夢の中の世界/サウンド・オブ・サイレンス/明日に架ける橋/旧友(ブックエンド)/4月になれば彼女は/ペギー・オウ/ベネディクトゥス/スカボロー・フェア/アメリカ/エミリー、エミリー/ミセス・ロビンソン
ヴァレリー・ミロ(ハープ)、
アントワーヌ・バライル(Vn)、
クリスチャン・プレヴォー(Vn)、
ドミニク・ジラール(Cb)、
マルジョレーヌ・グーレ(Hrn)

録音:2011年6月の録音。初紹介旧譜
カナダ、ケベックの華麗なるハーピスト、ヴァレリー・ミロが、収録曲のアレンジを担当したザルツブルク・チェンバー・ソロイスツのヴァイオリニスト、アントワーヌ・バライルや、ケベック響のマルジョレーヌ・グーレたちと共に奏でるサイモン&ガーファンクルの名旋律。ハープを中心とした器楽合奏と優れたアレンジで聴くサイモン&ガーファンクルの世界も格別です。
AN-29888
ハープのための三重奏曲集
イベール:ヴァイオリン,チェロとハープのための三重奏曲
ルニエ:ヴァイオリン,チェロとハープのための三重奏曲
ハルヴォルセン:ヴァイオリンとチェロのためのパッサカリア ト短調(ヘンデルの鍵盤楽器のための組曲第7番 HWV.432より)
シューベルト:涙の賛美 S.557/R.242
ヴァレリー・ミロ(ハープ)、
ステファヌ・テトロー(Vc)、
アントワーヌ・バライル(Vn)
ヴァレリー・ミロは、カナダ、ケベック州のトロワリヴィエール音楽院で学び、ニューヨークではリタ・コスタンツィに師事。2008年のプリ・デューロップ(ヨーロッパ賞)受賞、パリ国際芸術都市ハープ・国際コンクール特別賞受賞、2009年のフランス公共放送ネットワークのヤング・ソロイストへの選出など、急速に存在感を高めているハープ界期待の女流奏者です。
カナダのチェリスト、ステファヌ・テトローは、ファースト・アルバム「サン=サーンス&チャイコフスキー(AN 29881)」が英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に選ばれ、カナダでは5,000枚超のセールスを記録。ボザール・トリオの初代メンバーであったアメリカの名チェリスト、バーナード・グリーンハウスが所有していた1707年製ストラディバリウス・チェロ「パガニーニ、スタインライン伯爵夫人」を18歳の頃から貸与されています。
AN-29890(2CD)
バッハ:ヨハネ受難曲 ベツレヘム・バッハcho
バッハ祝祭O、
グレッグ・ファンフゲルド(指)
チャールズ・ダニエルズ(T)、
ウィリアム・シャープ(Br)、
ジュリア・ドイル(S)、
ダニエル・テイラー(C.T)
ベンジャミン・バターフィールド(T)、
クリストフェレン・ノムラ(Bs-Br)
デイヴィッド・ニューマン(Br)

録音:2011年
ロ短調ミサ曲(1900年)、クリスマス・オラトリオ(1901年)のアメリカでの全曲初演を行うなど、長い歴史と実績を誇る1891年創設のベツレヘム・バッハ合唱団。ダニエル・テイラーやチャールズ・ダニエルズなど、現代屈指の歌い手たちがソリストとして参加する「ヨハネ受難曲」は、同合唱団の代表盤の1つ。
AN-29892
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲「糸杉」
弦楽四重奏曲第13番ト長調 Op.106
ワルツ Op.54〜第1番、第4番
セシリアSQ

録音:2011年12月
セシリア弦楽四重奏団は2010年バン フ国際弦楽四重奏コンクールで第1位に輝いた新進気鋭のカルテット。ミン・ジョン・コーのグァダニーニ(1767年頃製作)とサラ・ネマタラーのヴィヨーム(1851年製)のヴァイオリンの掛け合いも聴きどころ。
AN2-9893
ブルックナー:交響曲第7番 ジャン=フィリップ・トランブレ(指)
フランコフォニー・カナディエンヌO

録音:2006 年 8月
カナダの俊英指揮者、トランブレによるブルックナーの7番。ハース版に基づいていますが、アダージョのクライマックス(練習番号W)ではブルック ナーが自筆譜に糊づけした紙片に書きいれたシンバルを用いています。ハース版ではこのシンバルは信頼性が薄いとして削除しましたが、8 番のアダージョ のやはりクライマックスでシンバルが打ち鳴らされるとする研究者達の指摘なども考慮して、このようなかたちとなりました。エネルギーに満ちた演奏が展 開されています。 (Ki)

AN2-9900
ロシアの情景
プロコフィエフ:バレエ音楽「シンデレラ」より、
 バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より、
 歌劇「3つのオレンジへの恋」より
 バレエ音楽「道化師」より、
 バラード Op.15
ストラヴィンスキー:歌劇「マヴラ」〜ロシアの歌、
 「プルチネラ」〜イタリア組曲
イェゴール・ジャチコフ(Vc)、
ジャン・ソルニエ(P)

録音:2005年
チェロとピアノのデュオ、プロコフィエフとストラヴィンスキーの音楽が魅せるロシアの情景。イェゴール・ジャチコフ(1974−)は、ヨーヨー・マのシルクロード・プロジェクトへの参加、カナダCBCのアーティスト・オヴ・ザ・イヤーに選出された経歴を持つモスクワ出身のチェリスト。ロシアン・プログラムは十八番中の十八番。
AN-29912
ヴィヴァルディとバロック・ジプシーズ
作曲者不詳:ウフロフスカ・コレクション1730からのジプシー小品集
ヴィヴァルディ:リコーダーと弦楽,通奏低音のための協奏曲変ロ長調 RV.375
 2本のフルートと弦楽,通奏低音のための協奏曲ハ長調 RV.533
 リコーダーと弦楽,通奏低音のための協奏曲ト短調 Op.10-2, RV.104
 2本のリコーダーと2本のヴァイオリン,通奏低音のための協奏曲ハ長調 P.81
アンサンブル・カプリス、
マティアス・マウテ(指)

録音:2007年
名匠マティアス・マウテ率いるアンサンブル・カプリスによるヴィヴァルディの作品集。ロマの音楽によるテンポや強弱の変化が白熱した演奏となっています。作曲家としても活躍するマウテのアレンジも必聴。
AN-29914
アイブラー:弦楽四重奏曲ハ短調Op.1-2
弦楽四重奏曲ニ長調Op.1-1
弦楽四重奏曲変ロ長調Op.1-3(全曲世界初録音)
アイブラーSQ

録音:2006年
モーツァルトと同世代の作曲家、ヨーゼフ・レオポルド・アイブラーの弦楽四重奏曲集。アイブラーの名を冠するアイブラーSQは、ターフェルムジーク・バロックOのメンバーを中心として結成されたカナダのアンサンブル。
AN2-9915
バッハ:協奏曲&ソナタ集
チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052
チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV1056
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
6つのヴァイオリン・ソナタより 第2番 BWV101
オリヴィエ・フォルタン(Cemb)、
ソフィー・ゲント(Vn)
Masque(マスク)
〔ステファン・フリーマン(Vn)、
ジャン=ルイ・ブロウィン(Va)、
メリサンド・コリヴォー(Vc)、
ピエール・カルティエ(Cb)〕

録音:2006-2007年
ナダの俊英チェンバリスト、フォルタンと、1998年結成のカナダの古楽アンサンブルグループ、マスクの管弦楽(各パート一人)によるチェンバロ協奏曲。コンサート・ミストレスのゲントとのアンサンブルによるヴァイオリン・ソナタも収録しています。 (Ki)

AN2-9916
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(1889年の版&ブルーノ・ワルター、トスカニーニの演奏録音に基づくトランブレ版) ジャン=フィリップ・トランブレ(指)
フランコフォニー・カナディエンヌO

録音:2008年8月
《版について》
「このレコーディングで用いた版は、注意深く考察・調査した結果ですが、一番の目的は、ブルーノ・ワルター、そしてトスカニーニが演 奏した版を発見(再発見)するということでした。ここで基準となったのは、どれが「絶対的な」ものかを探る、ということではありません。この若いオー ケストラに、様々な可能性、様々な選択を探るという新たな学びを体験してほしいという思いからでした。1889年版を規範に、ワルター、そしてトスカニー ニの録音を注意深く聴いて版を設定しました。発見の精神に満ちた演奏になったと思います。」(トランブレのコメント/ライナーノートより抄訳)
AN2-9917
グローリア!〜ヴィヴァルディ:女声合唱と管弦楽のための宗教音楽
グローリア.ニ長調 RV.589
モテット 「いと公正なる怒りの激しさに」 ハ短調 RV.626
協奏曲ニ短調 RV.535
モテット 「深紅色で描かれた女」 ニ長調 RV.642
マニフィカト ト短調 RV.610
アンサンブル・カプリス、
マティアス・マウテ(指)
モニカ・マウフ(S)、
シャノン・メルセル(S)、他

録音:2008年6月1日−3日
マティアス・マウテ率いる、アンサンブル・カプリスのヴィヴァルディ・プロジェクト。通常混声合唱で歌われる名曲「グローリア RV.589」が「女声合唱」で歌われています。
AN-29919
バロック・ジプシーズ〜テレマン
ルーマニア民謡:Fa Nye Mama
ロマ(ジプシー)の音楽:ウフロフスカ・コレクションより
テレマン:気まぐれな交響曲
ロマ(ジプシー)の音楽:ハンガリクス(45、49、58)、
 Netrap zradna
テレマン:ソナタ・ア・ラ・ジタンより
ロマ(ジプシー)の音楽:Samas biela biwala
テレマン:四重奏曲ホ短調より
ロマ(ジプシー)の音楽:Mostek mama ustessenj、
 Co nam nassj reknu
テレマン:ソナタ・ア・ラ・ジタンより
ロマ(ジプシー)の音楽:C257、C276
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのためのジーグ
ロマ(ジプシー)の音楽:Visel som、
 Ach ma myla、 C298、
 Ksobassu Nota
テレマン:協奏曲ホ短調
ロマ(ジプシー)の音楽:ハンガリクス4、C160
アンサンブル・カプリース
The Baroque Gypsies -

録音:2009年3月
ロマ(ジプシー)や東ヨーロッパの音楽から大きな影響を受けたテレマン。そのテレマンの音楽とロマ(ジプシー)の伝統音楽のコントラストと共通項を、モントリオールの古楽演奏団体、アンサンブル・カプリースの優秀演奏で。
AN2-9922
ヴェルレーヌの詩による歌曲集
レイナルド・アーン(1874-1947):牢獄にて
 捧げ物/はなやかな饗宴
 神を信じない人/歌曲集「灰色の歌」
フォーレ:牢獄/憂うつ/月の光
 歌曲集「5つのヴェネツィアの歌」
ドビュッシー:マンドリン/3つの歌曲
アンドレ・マテュー:いとしき手
 私の心に雨が降る/感傷的な対話
 空はあんなにも青く
ジャン=フランソワ・ラポワント(Br)、
ルイーズ=アンドレ・バリル(P)

録音:2006 年9月
ヴェルレーヌの詩による歌曲を集めた1枚。ラポワントは、16歳まではピアノを学びその後声楽に転向したバリトン。ピアノ・パートも知り尽くした歌唱 で、メロディーとピアノの美しい絡み合いも魅力の1枚です。アメリカ出身のバリルの手堅いピアノが光ります。 (Ki)

AN2-9923
カナダの歌姫シャンタル・ディオンヌ
ラフマニノフ:歌曲集「15の歌」〜私の窓辺に op.26-10
 歌曲集「6つの歌」〜そんなに昔だろうか友よ Op.4-6
 歌曲集「14の歌」〜不協和音 Op.34-13
 歌曲集「6つの歌」〜夢 Op.38-5、
 ねずみ捕りの男Op.38-4
 歌曲集「12の歌」〜春の水Op.14-11
 歌曲集「12の歌」〜ここは素晴らしい場所 Op.21-7
 リラの花 Op.21-5、
 私は預言者ではない Op.21-11
 歌曲集「6つの歌」〜ひなぎくOp.38-3
 歌曲集「6つの歌」〜美しい人よ私のために歌わないでOp.4-4
 歌曲集「14の歌」〜女神 Op.34-1
 歌曲集「12の歌」〜小島 Op.14-2
 私はあなたを待っている Op.14-1
リスト:お前は/それは素晴らしいこと
 美しい芝生が広がるところ
 彼らは何と言った
 我が子よ 私がもし王だったら
 おお夢に来ませ
シャンタル・ディオンヌ(S)、
ルイーズ=アンドレ・バリル(P)

録音:2006年-2007年
カナダのニューブランズウィック出身歌手、シャンタル・ディオンヌは、オペラから歌曲リサイタルまで、カナダで大活躍のソプラノ。このアルバムでは、 ラフマニノフとリストの歌曲を聴かせます。
AN2-9944
チン・ウンスク(b.1961):作品集
ロカナ(光の部屋)(2008)
ヴァイオリン協奏曲(2001)*
ヴィヴィアン・ハーグナー(Vn)、
ケント・ナガノ(指)モントリオールSO

録音:2008年3月3,4日/2008年1月15,16日*
ンスクリット語で「光の部屋」を意味する「ロカナ」。チン・ウンスクによるとタイトルは特に特別な意味はないとのこと。しかし、オーケストラの各楽器が、 互いのパートを繊細に模倣や反映を繰り返すさまは、光が部屋や水の中で様々に変化しているかのようです。色彩と光に満ちた魅惑の作品。ヴァイオリン 協奏曲は、チン・ウンスクが2001/02のシーズンにベルリン・ドイツ響のレジデンス・コンポーザーを務めていたときの委嘱作品。2002年、ケント・ ナガノ指揮ベルリン・ドイツ響、ヴィヴィアン・ハーグナーのヴァイオリンで初演され、すでに10以上の国で演奏されています。ソロのヴァイオリンと、 それに対するオーケストラの打楽器的な書法が印象的なヴァイオリン協奏曲。オーケストラの各パートが強烈な個性を示しながら展開していき、様々な要 素が見事に融合した作品。4楽章から成っています。ケント・ナガノの確かな采配が魅力です。
チン・ウンスクは1961年ソウル生まれの女性作曲家。1985年、3つのチェロのための「Spektra」でガウデアムス賞を受賞。1988年ハンブルクで リゲティに師事。現在のアヴァンギャルドの作品にとらわれないようアドヴァイスされました。2006年からはソウル・フィルのレジデンス・コンポーザー を務めています。2007年にはオペラ「不思議の国のアリス」がバイエルン国立歌劇場によって初演されます。2009年のサントリーホールサマーフェスティ バルでも来日し、話題となりました。 (Ki)
AN2-9948
テイラー&ボウマン
パーセル:嘆きの歌ほか
マティアス・モート(b.1963):パーセルの死をいたむ協奏曲ほか
ダニエル・テイラー(CT)、
ジェイムズ・ボウマン(CT)
シアター・オブ・アーリー・ミュージック(TEM)

録音:2004年5月(モントリオール)
ダニエル・テイラーと、世界的カウンターテナー歌手ボウマン、二人のカウンターテナー歌手による独唱とデュエットを集めたもの。マティアス・モートはリコーダー奏者・作曲家。ここに収められた「パーセルの死をいたむ協奏曲」は1720年頃のスタイルで書かれた作品で、パーセ ルへのオマージュとなっています。第3楽章ではパーセル作品のシャコンヌのバス・ラインの引用がみられ、その上で自在に舞う旋律が見事です。 (Ki)
AN2-9952
TRAHISONS/ BETRAYALS (裏切り、不貞)
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」*
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」#〜序曲/イゾルデの死/第3幕前奏曲 
T.デュボワ:アドニス
C.シャンパーニュ:交響詩「ヘラクレスとオムパレ」
アメリー・ブノワ=バスティアン(Vn)*
メリッサ・スコット(Ob)*
カミーユ・ジャンドロ(イングリッシュ・ホルン)#
ジャン=フィリップ・トランブレ(指)
フランコフォニー・カナディエンヌO

録音:2008年7月
世界に伝わる、男女の恋や間柄をめぐる様々な物語に基づく作品を集めた一枚、題して「TRAHISONS/ BETRAYALS (裏切り、不貞)」。中世スペイ ンが生んだドン・ファンの物語に基づくR.シュトラウスの作品にはじまり、ケルトの伝説「トリスタンとイズー(イゾルデ)」に基づくワーグナー作品とつ づきます。デュボワの作品は、女性と深い関係の物語がある一方で、再生や目覚めをもつかさどるアドニスの物語に基づきます。そしてヘルメスによって、 女神オムパレに売られたヘラクレスの物語に基づくシャンパーニュ(モントリオール出身の作曲家、この作品は1918年、シャンパーニュが27歳の時に書 かれました)の作品と興味深いラインナップ。トランブレ率いる楽団の、官能的なハーモニーに酔いしれたい1枚です。 (Ki)

AN2-9955
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.19
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15
児玉麻里(P)
ケント・ナガノ(指)ベルリン・ドイツSO

録音:2006年6月23&24日(テルデックス・スタジオ、ベルリン)
児玉麻里とケント・ナガノ夫妻共演によるベートーヴェンのピアノ協奏曲集。児玉が2003年から3年間をかけて日本で(アメリカでも開催)行ったベー トーヴェンのソナタ全曲演奏会も非常に高評価だっただけに、協奏曲への期待も高まるというもの。研ぎ澄まされた音色でフレーズのすみずみまで磨きあ げられた世界が広がります。緩徐楽章も聴きものです。ベルリン・ドイツ交響楽団の奏でる室内楽的なサウンドと、ケント・ナガノの丁寧な仕事ぶりも光るベー トーヴェンです。
児玉麻里は大阪出身、6歳で渡欧。14歳の時、最年少、最優秀でパリ国立高等音楽院に入学。パリ音楽院でジェルメーニュ・ムニエにピアノを、ジュ ヌヴィエーヴ・ジョワ・デュティユーに室内楽を師事。ニコラーエワにも薫陶を受け、また、ブレンデルにも師事しました。ケント・ナガノは夫、また、ピ アニストの児玉桃は妹。優れた美的感覚と個性的なスタイルで世界的に高い評価を得ています。 (Ki)
AN2-9848
アンサンブル・カプリース〜アダージョ
ゼレンカ:アダージョ(ミゼレーレ ZWV.57より)
アルビノーニ:アダージョ
バーバー:アニュス・デイ
マウテ:プレリュード
サティ:ジムノペディ第1番
バッハ:アリア
カリッシミ:「イェフタ」より 合唱
ショパン:前奏曲 Op.28-4
アレグリ:ミゼレーレ
ペルト:主よ、平和を与えてください
ゼレンカ:主は埋められぬ
アイヴズ:答えのない質問
アンサンブル・カプリス、
マティアス・マウテ(指)

録音:2013年4月、サン=マチュー=ド=ブロイユ教会(ケベック、カナダ)
アンサンブル・カプリスは、1989年にドイツで結成され、指揮者、リコーダー&フルート奏者、作曲家のマティアス・マウテが音楽監督を務めるバロック・アンサンブル。アレグリやゼレンカの「ミゼレーレ」からバッハ、アルビノーニ、ショパン、そして近現代へと時代が変わり、バーバー、ペルト、アイヴズ、マウテの自作など、「アダージョ」の作品を集めたユニークなコンセプトの作品集。時代や作風を越えて「アダージョ」という共通点で繋がる12作品。アンサンブル・カプリスのオーケストラ、合唱も好演を聴かせてくれています。

AN-29961
バロック・オデッセイ
バッハ:序曲ト短調
パーセル:「妖精の女王」より
ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調Op.10-2「夜」
デュマノワール:序曲ヘ長調
作曲者不詳:幻想曲
バッハ:チェンバロ協奏曲ヘ短調BWV.1056よりラルゴ
テレマン:リコーダーのための組曲イ短調より
アンサンブル・マスクス

録音:20088年
2000年のアーリー・ミュージック・アメリカ・コンクールでグランプリに輝いたアンサンブル・マスクス。1998年に結成されたモントリオールを拠点とするピリオド・アンサンブルであり、17〜18世紀の器楽と声楽のための作品を得意としています。

AN-29962
ロシアの声楽作品集
ムソルグスキー(I.マルケヴィッチ編):安らかに眠れ農夫の息子
 おしゃべりのかささぎ/夜
 星よおまえはどこに/みなしご
 ドニエプル川で
ラフマニノフ:「美しい人私のために歌わないで」 op.4-4
 「ここはすばらしい場所」op.21-7
 「夢」op.8-5/「私は悲しい恋をした」op.8-4
 「春の洪水」op.14-11
グリンカ:「疑い」/「お前を知ったばかりに」
 「舟歌」
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜第1幕第2場「タチヤーナの手紙の場面」
マリアンヌ・フィセ(S)、
マリー=エヴァ・スカルフォン(P)、
ジャン=フィリップ・トランブレ(指)カナダ放送O

録音:2009年
「北に住む私達は、物事の感じ方が異なります。私達の魂の深いところまで届くかと思えば、まったく私達の心に響かないものもあります。私達にとって、 愛はいつも悲しみと紙一重のものです。」とは、ロシア音楽の精神的な父、グリンカの言葉。そんなグリンカの、主にドイツ歌曲と、ロシア正教会の流れ を汲む魅惑の歌曲を中心に、ムソルグスキーらの歌曲や、チャイコフスキーのアリアなど、ロシアの魅惑の作品が並びます。マリアンヌ・フィセはカナダ で大人気の歌手です。 (Ki)
AN-29963
スペインのピアノ作品集
レクオーナ:スペイン組曲 「アンダルシア」
モンポウ:「風景」 より 「泉と鏡」
アルベニス:タンゴ Op.164
トゥリーナ:ジプシー舞曲集 Op. 55
マルコ:ソレア
エバンヘリスタ:新しいスペインのモディ
ルイーズ・バセット(P)

録音:2010年
カナダ出身のピアニスト、ルイーズ・バセットが奏でるスペイン・アルバム。ホアキン・トゥリーナ生誕100周年を記念して、スペインの作曲家トマス・マルコによって書かれた 「ソレア」 を収録。バセットは、2015年にCBC Musicによるカナダのトップ25のピアニストの1人に選ばれています。
AN-29964
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
夜想曲嬰ハ短調 Op.Post
夜想曲ヘ長調 Op.15-1
3つのマズルカ Op.63
幻想曲ヘ短調 Op.49
アンドレ・ラプラント(P)

録音:2008年
「ピアノ・ソナタ第2番」をメインに据えたショパン・プログラムは、1978年のチャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞したカナダ・ピアノ界のレジェンドであり、あのシャルル・リシャール=アムランを育てた名教師でもあるアンドレ・ラプラントの代表盤の1つ。
AN-29965
ウェールズ〜歌の国
クロウタドリ/揚げひばり/聖デイヴィッド/子守歌/灰色のカッコウ/A Leap O'er the Glade/The Loom/The Magic of the Rush/ジェントル・メイド/Down by the Sea/Crwth/ホワイトロックのデイヴィッド/The Blooming Wheat/Look! A Cow!/優しいキジ鳩
シャノン・マーサー(S)、
スカイ・コンソート

録音:2008年9月
カナダ、トロントのソプラノ歌手、シャノン・マーサーが歌うウェールズ民謡集。「歌の国」と呼ばれるウェールズの伝統文化、美しき旋律の魅力をたっぷりと。
AN-29966
フランチェスカ・カッチーニ:カンツォネッタ集 シャノン・メルセル(S)、
シルヴァン・バージェロン(テオルボ、バロック・ギター)、
アマンダ・キースマート(Vc)、
リュック・ボーセジュール(Cemb、Org)

録音:2009年
シャノン・メルセルのAnalektaからのアルバム第6弾は、17世紀イタリアの女流音楽家フランチェスカ・カッチーニが遺したカンツォネッタ集。メルセルの澄み切った歌声を支えるのは、バッハのペダル・チェンバロによる作品集で好評を博したカナダを代表する名チェンバリスト、リュック・ボーセジュール。
AN2-9967
愛の吟遊詩人たち
ウィリアン:イギリス民謡編曲集
アイアランド:3つのメイスフォールドのバラード
クィルター:5つのシェイクスピアの歌
ヴォーン・ウィリアムズ:命の家
ホルスト:ヴェーダからの賛歌(抜粋)
フィリップ・スライ(バスCl)、
マイケル・マクマホン(P)

録音:2013年9月、オスカー・ピーターソン・コンサート・ホール
フィリップ・スライは、2012年のモントリオール国際音楽コンクールでは第1位、2011年のメトロポリタン・オペラ・ナショナル・カウンシル・オーディションでは大賞に輝き、2012年からはサンフランシスコ・オペラのアドラー・フェローシップ・プログラムに選出されるなど、大きな期待を寄せられているカナダの若きバス・バリトン歌手。
その透明感あふれる優しき歌声による19〜20世紀イギリスの歌曲、ウィリアン、アイアランド、クィルター、ヴォーン・ウィリアムズ、そしてホルストでのフィリップ・スライは、まさに「愛の吟遊詩人」。マイケル・マクマホンのピアノも絶妙。
AN-29968(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲(ヴィオラ版/サイモン・ローランド=ジョーンズ編曲)
組曲第1番ト長調 BWV.1007/組曲第2番ニ短調 BWV.1008/組曲第3番ハ長調 BWV.1009/組曲第4番変ホ長調 BWV.1010/組曲第5番ハ短調 BWV.1011/組曲第6番ニ長調 BWV.1012
ヘレン・カルス(Va)

録音:2010年9月
「世界最高のヴィオラ奏者の1人」(アメリカン・レコード・ガイド誌)と称されるイギリス出身の女流奏者、ヘレン・カルスの代表作であるバッハの"ヴィオラ版"「無伴奏チェロ組曲集」。サイモン・ローランド=ジョーンズ編曲の楽譜(ペータース版)に、原曲をベースとしたアーティキュレーションやダイナミクス、装飾を融合させたまさに"ヘレン・カルス版"による全曲録音です。
AN-29970
バッハ:ペダル・チェンバロによる作品集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565/6つのシュープラー・コラールよりコラール 「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」 BWV.645/前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541/オルガン小曲集よりコラール 「かくも喜びに満てるこの日」 BWV.605/オルガン小曲集よりコラール 「いまぞわれらに救いは来れり」 BWV.638/前奏曲とフーガ ト短調 BWV.535/オルガン小曲集よりコラール 「われらは汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」 BWV.639/前奏曲ハ長調 BWV.545/トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV.529/フーガ ハ長調 BWV.545/コラール 「ただ神の摂理にまかす者」 BWV.690/オルガン小曲集よりコラール 「尊き御神の統べしらすままにまつろい」 BWV.642/オルガン小曲集よりコラール 「人はみな死すべきもの」 BWV.643/コラール 「最愛のイエスよ、われらここに集いて」 BWV.731/パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582
リュック・ボーセジュール(ペダル・チェンバロ)

録音:2010年6月、セントオーガスティン教会(カナダ)
カナダ古楽界の名チェンバリスト&オルガニスト、リュック・ボーセジュールが弾くペダル・チェンバロ。収録曲は「トッカータとフーガ」や「パッサカリアとフーガ」などのバッハのオルガン作品の名曲をペダル・チェンバロで演奏を行っています。Yves Beaupre, 1998, after Hemsch and BlanchetのチェンバロにYves Beaupre, 2009, by Yves Beaupreのペダルボードを組み合わせた、ユニークなペダル・チェンバロを使用。クリアに鳴り響くペダル・チェンバロの低音域、名手リュック・ボーセジュールの技が光ります。
AN-29971
戦間期の二重奏曲
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
マルティヌー:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第1番 H.157
シュールホフ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチナ H.80
オリヴィエ・トワン(Vn)、
エゴール・ジャクコフ(Vc)

録音:2010年
オタワ・ナショナル・アーツ・センターOのコンサートマスターを務めたオリヴィエ・トワン、名教師フョードルチェンコ、トゥロフスキー、ペルガメンシコフにチェロを学んだ実力派エゴール・ジャクコフのデュオ。
AN-29973
コルンゴルト:ピアノ・ソナタ第2番ホ長調 Op.2
ロータ:15の前奏曲
コリリアーノ:エチュード・ファンタジー
ジミー・ブリエール(P)

録音:2010年6月
1997年の香港国際ピアノ・コンクール第1位、1996年のポルト国際コンクール優勝などの実績を持つカナダのピアニスト、ジミー・ブリエールのデビュー・アルバムとなった、グラミー賞受賞作曲家のピアノ作品集。チャレンジ精神にあふれるプログラミングは、ピアノ・ファン要注目。
AN-29974
リヴェレーション〜ハープ・リサイタル
ゴドフロワ:演奏会用練習曲 変ホ短調 Op. 193
ヒンデミット:ハープ・ソナタ
ルニエ:3つのエピソードによる交響的小品
ヒナステラ:ミロンガ
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ブリテン:ハープのための組曲 Op.83
リゾット:La Madone(世界初録音)
サルツェード:シンティレーション
ヴァレリー・ミロ(ハープ)

録音:2009年
カナダ、ケベックの華麗なるハーピスト、ヴァレリー・ミロが奏でるソロ・アルバム。19世紀ベルギーのハーピストでもあった、フェリックス・ゴドフロワの 「演奏会用練習曲」 などハープのレパートリーとして有名な曲や、ラヴェルの 「亡き王女のためのパヴァーヌ」 などお馴染みの名曲を収録。
AN-29980
リスト:巡礼の年第1年「スイス」S.160 アンドレ・ラプラント(P)

録音:2010年
アンドレ・ラプラントは、1978年のチャイコフスキー国際コンクールで第2位に輝いた名手であり、シャルル・リシャール=アムランの師匠としてもその名を知られるカナダを代表するピアニスト。
AN-29983
希望の歌
バッハ:主に新しき歌を BWV.225
ブリテン:キリストとありて喜べ Op.30
バーンスタイン:チチェスター詩篇
ポールズ:ドリーム・オヴ・タイム
ベツレヘム・バッハcho
バッハ祝祭Oのメンバー、
グレッグ・ファンフゲルド(指)
ローサ・ラモルー(S)、
ダニエル・テイラー(C.T)
ベンジャミン・バターフィールド(T)、
ウィリアム・シャープ(Br)

録音:2011年3月
スティーヴン・ポールズの「ドリーム・オヴ・タイム」は、ベツレヘム・バッハ合唱団の音楽監督、グレッグ・ファンフゲルドの在任25周年を記念した委嘱作品。カウンターテナーのダニエル・テイラーなど、実力派揃いのソリスト陣が豪華。
AN2-9984
アモローソ
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
ベルク:抒情組曲
ウェーベルン:弦楽四重奏のための「緩徐楽章」
セシリアSQ〔ミン=ジョン・コー(Vn)、サラ・ネマトーラー(Vn)、ケイトリン・ボイル(Va)、レイチェル・デソアー(Vc)〕

録音:2012年12月
カリン・ケイ・ナガノとの「モーツァルト」(PAN2-8765)での洗練されたアンサンブルが記憶に新しいセシリアSQ。音楽の守護聖人、聖セシリアから名前を取ったカナダの若きアンサンブルが、ヤナーチェクの民族色、ベルクの十二音技法、ウェーベルンの後期ロマンティシズムに響きの共存に挑んだ好演奏。
AN-29985
ハープのための室内楽作品集
タイユフェール:ハープのためのソナタ
エルサン:チェロとハープのための「コラール」
マリー・シェーファー:ヴァイオリンとハープのための「野鳥」
ラヴェル(サルツェード&ヴァリエレ編):フルート,ヴィオラとハープのためのソナチネ
フランセ:五重奏曲第2番
ヴァレリー・ミロ(ハープ)、
アントワーヌ・バライル(Vn)、
フランソワ・ヴァリエレ(Va)、
ラファエル・ドゥベ(Vc)、
ジョセリン・ロイ(Fl)

録音:2010年10月
カナダ、ケベックの華麗なるハーピスト、ヴァレリー・ミロが奏でるハープを含む5つの室内楽作品。タイユフェールの名作や、日本での注目度が高まっているカナダの現代作曲家マリー・シェーファーの作品などを収録。ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワの首席チェリスト、ラファエル・ドゥベなど、カナダの実力者たちの参加もポイント。
AN2-9986
水彩画〜ハープのための作品集
サティ:ジムノペディ
ドビュッシー:月の光
スメタナ:モルダウ
トゥルニエ:映像〜組曲第4番
リスト:愛の夢第3番
フロスワス:オルフェに寄せるトンボー
ルニエ:ルコント・ド・リールの「妖精たち」に基づく「伝説」
アルベニス:サラゴサ
ヴァレリー・ミロ(Hp)

録音:2012年4月、聖オーギュスタン教会(ミラベル、カナダ)
カナダ、ケベックの華麗なるハーピスト、ヴァレリー・ミロが奏でるソロ・プログラム「水彩画」。サティの「ジムノペディ」やドビュッシーの「月の光」などの幻想的な旋律、スメタナの「モルダウ」やアルベニスの「サラゴサ」など民族色豊かな旋律が、ハープの音色に乗って、美しく、奥深い水彩画の世界を描いていく。
ヴァレリー・ミロは、2008年のプリ・デューロップ(ヨーロッパ賞)受賞、パリ国際芸術都市ハープ・国際コンクール特別賞受賞、2009年のフランス公共放送ネットワークのヤング・ソロイストへの選出など、フランス語圏を中心として、急速に存在感を高めているハープ界の才女です。

AN2-9990
ハープ協奏曲集
ヘンデル:ハープ協奏曲変ロ長調 Op.4-6/HWV.294
ボイエルデュー:ハープ協奏曲 ハ長調
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
ヴァレリー・ミロ(ハープ)、
ベルナール・ラバディ(指)
ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワ、
クレール・マルシャン(Fl)

録音:2013年7月、モンカルム(ケベック、カナダ)
カナダ、ケベック州のトロワリヴィエール音楽院で学び、ニューヨークではリタ・コスタンツィに師事したヴァレリー・ミロ。2008年のプリ・デューロップ(ヨーロッパ賞)受賞、パリ国際芸術都市ハープ・国際コンクール特別賞受賞、2009年のフランス公共放送ネットワークのヤング・ソロイストへの選出など、フランス語圏を中心として、急速に存在感を高めているハープ界期待の才能です。ベルナール・ラバディとル・ヴィオロン・ドゥ・ロワという素晴らしいパートナーを得て、ヴァレリー・ミロのハープが華麗に躍動します。
AN2-9991
ラモー:フランス語のカンタータ集
テティス/見捨てられた恋人
アキロンとオリテー/忠実な羊飼い
フィリップ・スライ(Bs-Br)
エレーヌ・ギュメット(S)、
リュック・ボーセジュール(Cemb)

録音:2012年10月
フィリップ・スライとエレーヌ・ギュメット。カナダ期待の若き声楽家たちが歌うフランス・バロックの醍醐味、ジャン・フィリップ・ラモー(1683−1764)のカンタータ集。同じくカナダの名手であるリュック・ボーセジュールのチェンバロが、スライとギュメットの歌声をさらに引き立てます。
AN2-9993
クープラン:王宮のコンセール
第1番ト長調/第2番
第3番/第4番
クラヴサン・アン・コンセール
〔グレゴワール・ジャイ(Fl)、シャンタル・シャンタル・レミラール(Vn)、マテュー・ジェンジョン(オーボエ)、マーガレット・リトル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、マテュー・ルシエ(ファゴット)、リュック・ボーセジュール(Cemb)〕

録音:2012年
クラヴサン・アン・コンセールは、アリオン・バロックOやターフェルムジーク・バロックO、ル・ヴィオロン・ドゥ・ワなど、カナダで活躍する古楽器の名手たちが集うピリオド・アンサンブル。カナダ古楽界の名チェンバリストであり芸術監督、リュック・ボーセジュールの見事なリードで、ヴェルサイユ宮殿、ルイ14世紀の御前演奏で奏でられたクープランの「王宮のコンセール」が、優雅に奏でられてゆきます。
AN2-9995
ヴィヴァルディ:オラトリオとモテット集
ヴィヴァルディ:オラトリオ 「勝利のユディータ」 RV.644(抜粋)、
 協奏曲ニ短調 RV.566、
 詩篇第116篇 「ラウダテ・ドミヌム」 RV.606
ゼレンカ:オラトリオ 「カルヴァリオの丘のイエス」 ZWV.62(抜粋)
ヴィヴァルディ:詩篇第113篇 「イスラエルはエジプトを去り」 RV.604、
 モテット 「おお、天にても地にても清きもの」 RV.631、
 協奏曲ニ長調 RV.563、
 グローリア RV.588〜エト・イン・テラ・パクス
アンサンブル・カプリス、
マティアス・マウテ(指)
ガブリエーレ・ヒールダイス(S)、
シャノン・メルセル(S)、
ラウラ・パドェル(Ms)、他

録音:2011年7月21日−23日
マティアス・マウテ率いる、アンサンブル・カプリスがヴィヴァルディに帰還。ピエタ院で孤児たちが歌ったヴィヴァルディの宗教作品をアンサンブル・カプリスの演奏で。
AN2-9996-7(2CD)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲集 (BWV.1046〜BWV.1051)
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87より(マウテ編)
アンサンブル・カプリス
マティアス・マウテ(指)

録音:2011年9月
1989年にドイツで結成され、指揮者、リコーダー&フルート奏者、作曲家のマティアス・マウテが音楽監督を務めるバロック・アンサンブル、アンサンブル・カプリスによる、バッハの「ブランデンブルク協奏曲」全曲とショスタコーヴィチの「前奏曲とフーガ」。ショスタコーヴィチの「前奏曲とフーガ」は、7曲すべてが指揮者のマウテのアレンジ。バロック・アンサンブル、バッハとショスタコーヴィチの組み合わせがユニーク。

AN2-9998
ベルリオーズ:幻想交響曲 ジャン=フィリップ・トランブレ(指)
フランコフォニーO

録音:2011年 8月
カナダ注目の指揮者トランブレによる幻想交響曲の登場。2001年に自身が設立した、いわば手兵のフランコフォニー管弦楽団を率いての演奏です。フ ランコフォニー管弦楽団は、若手メンバーを中心に結成された団体。音楽監督でもあるトランブレのもと、各楽器が奏でるモティーフをクリアに響かせつつ、 フレッシュで勢いのある演奏が魅力。断頭台への行進のエネルギーの炸裂ぶりは圧巻です。
トランブレは、1978年、カナダ出身の指揮者。ズッカーマンらがプロデュースした、世界から注目株の音楽家8人を選び世界でコンサート活動を行う、 というコンダクターズ・プロジェクトの第1回メンバーの一人に選ばれました。2002年にはミトロプーロス国際指揮者コンクールで音楽家賞を受賞。ヴィ オラも演奏するという多才な面も持ち合わせた注目株です。 (Ki)
AN-29994
ハイドン(ピアティゴルスキー編):チェロとピアノのためのディヴェルティメント.ニ長調 Hob.XI:113
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D.821
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
ステファヌ・テトロー(Vc)、
マリー=イヴ・スカルフォーヌ(P)

録音:2014年10月8日−10日、ケベック(カナダ)
カナダの神童、チェリストのステファヌ・テトロー。ファースト・アルバム「サン=サーンス&チャイコフスキー(AN 29881)」が英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に選ばれ、カナダでは5,000枚超のセールスを記録するなど大きな話題を呼んだテトローのセカンド・アルバムは、ハイドン、シューベルト、ブラームスの名ソナタ集。アメリカの名チェリスト、バーナード・グリーンハウス(1916−2011)が所有していた1707年製ストラディバリウス・チェロ「パガニーニ、スタインライン伯爵夫人」から繰り出される、雄弁なるアルペジョーネ・ソナタは一聴の価値あり!
AN-29999
シューベルト・セッションズ〜ギター伴奏のリート集
シューベルト:水の上で歌う D.774, Op.72
アリンデ D.904, Op.81-1
君はわが憩い D.776, Op.59-3
シルヴィアに寄す D.891, Op.106-4
魔王 D.328, Op.1
音楽に寄す D.547, Op.88-4
セレナード D.957-4
どこへ? D.795-2, Op.25-2
水車職人と小川 D.795-19, Op.25-19
辻音楽師 D.911, Op.89-24
影法師 D.957-13
菩提樹 D.911, Op.89-5
泉のほとりの若者 D.300
あなたは私を愛していない D.756b, Op.59-1
漁夫の愛の幸せ D.933
死と少女 D.531, Op.7-3
フィリップ・スライ(Bs-Br)
ジョン・チャールズ・ブリットン(G)

録音:2016年1月
2012年第11回モントリオール国際音楽コンクール第1位、2011年METナショナル・カウンシル・オーディション大賞受賞の実績を誇るカナダのバス・バリトン、フィリップ・スライ。 得意とするシューベルトのリートの中から「魔王」などの名曲を集めた「シューベルト・セッションズ」では、アメリカのギタリストであり、歌曲伴奏のスペシャリストでもあるジョン・チャールズ・ブリットンとコンビを結成! スライとブリットン、声楽とギターが紡ぐシューベルトのリートの世界は、演奏、録音ともに絶品です。


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