湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Ars Produktion
(ドイツ)


1987年創立、レコーディング・エンジニア(トンマイスター)のマンフレート・シューマッハーとプロデューサーのアンネッテ・シューマッハーの夫妻が運営するドイツのレーベルデュッセルドルフ近郊の町ラーティンゲンを本拠に、活発なリリースを続けています。また近年ではSACD Hybrid Multichannel盤にリリースをシフトしており、高音質盤のユーザーからも注目を集めています。


※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
ARSCDK-68
祝典ピアノ演奏会
ブラームス:2つの狂詩曲 Op.79
D・スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.377/同ホ長調 K.531
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
ドビュッシー:水の反映/雨の庭
バッハ:フーガ ニ短調 BWV Anhang 3/180
 同ホ短調BWV945/同イ長調BWV 896,2
  同イ短調 BWV947
ハイドン:ソナタ ホ長調 Hob.XVI:13
ギネッテ・コステンバーダー(P)
ARS-002
マショー(1300頃-1377):ノートルダム・ミサ [Messe Nostre-Dame]
ダンスタブル(1390頃-1453):マニフィカト [Magnificat]
デュファイ(1400頃-1474):ミサ「もしも顔が蒼ざめているなら」 [Missa "Se la face ay pale"]
ラウダンテス・コンソート
[リズ・コールマン、ヴェロニク・ド・エルド、カトリーヌ・ヤンセンス、シャルロット・リッペンガー、
ハンス・ファン・デン・ブルック、クロティルド・ヴァン・ディーレン(A)
ジャック・アントワーヌ、
ローラン・イェーガー(T) 
マイク・ヒル、チャールズ・キング(Bs)]
ギー・ヤンセンス(指)

録音:1999年2月、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー
発売:1999年 
後出:Cypres, CYP 1630(廃盤)
ARS-003
オケゲム(1410頃-1497):元后あわれみの母 [Salve Regina]
穢れなき神の御母 [Intemerata Dei mater]
救い主のうるわしき御母 [Alma redemptoris mater]
ミサ「カプト」 [Missa "Caput"]
レクイエム [Requiem] から イントロイトゥス [Introitus]
ラウダンテス・コンソート
[ロール・デルカンプ、テレーズ・スピッツ、鈴木美紀子(S)
ポール・ド・トロイエ、エルス・ヤンセンス、ミケーレ・マッシナ(A)
ジャック・アントワーヌ、ヨリス・ボスマン、フィリップ・ド・クレルク(T)
コナー・ビッグズ、パトリック・リンガル=ダグゼレ、ファブリス・ヴァン・ド・プット(Bs)]
ギー・ヤンセンス(指)

録音:1995年6月、ボラール教会、リエージュ、ベルギー
発売:1996年 
後出:Cypres, CYP 1630(廃盤)
ARS-004
ジョスカン・デプレ(1440/1455頃-1521):御身のみ奇跡を成す者 [Tu solus qui facis mirabilia]
おお、いと聡明なる処女 [O Virgo prudentissima]
深き淵よりわれは叫びぬ [De profondis clamavi]
めでたしマリア・・・清き処女 [Ave Maria ... Virgo serena]
元后あわれみの母 [Salve Regina]
ヨハネス・オケゲムの死に寄せる哀歌 [Deploration de la mort de Jehan Ockeghem]
ミサ「ロム・アルメ」第6旋法 [Missa "L'homme arme" sexti toni]
ラウダンテス・コンソート
[ロール・デルカンプ、テレーズ・スピッツ、鈴木美紀子(S)
ハンナ・バルディス=フェルトロニー、ポール・ド・トロイエ、ミケーレ・マッシナ、
パトリック・ヴァン・ゲーテム、ファビエンヌ・ヴィニエ(A)
ジャック・アントワーヌ、ヨリス・ボスマン、アンドレ・ドル(T)
イアン・ディーゲン、ジャン=マリー・ヤンセンス、チャールズ・キング、ミシェル・レーヌ、
パトリック・リンガル=ダグゼレ、ファブリス・ヴァン・ド・プット(Bs)]
ギー・ヤンセンス(指)

録音:1995年1-6月、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー
発売:1996年 
後出:Cypres, CYP 1630(廃盤)
ARS-005
ニコラ・ゴンベール(1495頃-1556/1560頃):ダヴィデはアブサロンを悼みぬ [Lugebat David Absalon]
使徒聖ヨハネ [Sancte Johannes Apostole]
われは眼差しを上げて御身を見つめぬ [Ad te levavi oculus meos]
ジュピターの娘ムーサたちよ [Musae Iovis]
ミサ「ベアティ・オムネス」 [Missa "Beati omnes"]
ラウダンテス・コンソート
[鈴木美紀子、ペニー・ターナー、イザベル・ヴァン・アスブルック(S)
リュック・ド・ミューレナール、ファビエンヌ・ヴィニエ(A)
ジャック・アントワーヌ、ダニエル・ブーヴ=メリー、ヨリス・ボスマン、フィリップ・ド・クレルク、
ローラン・イェーガー、ペーター・ラティンクス(T)
マイケル・ヒル、ミシェル・レーヌ、フィリップ・ルメリュー、ファブリス・ヴァン・ド・プット(Bs)]
ギー・ヤンセンス(指)

録音:1997年5月、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー
発売:1997年 
後出:Cypres, CYP 1630(廃盤)
ARS-007
トマス・タリス(1505頃-1585):おお、光より生まれし光よ [O nata lux]
われは天の声を聞きぬ [Audivi vocem]
聖なる神 [Sancte Deus]
おお、聖なる宴 [O sacrum convivium]
断食し泣きながら [In jejunio et fletu]
世の救い主 [Salvator mundi]
汝らわれを愛さば [If ye love me]
主よ、御身の聖霊を与えたまえ [O Lord, give thy holy spirit]
まことに、まことに [Verily, verily]
声と祈りを聴きたまえ [Hear the voice and prayer]
覚えたもうな [Remember not]
預言者エレミヤの哀歌 [Hieremia propheta lamentationes]
ラウダンテス・コンソート
[アストリッド・ドベリー、アントニア・サンドバル・ガルシア、アマリリス・ヴェルホーヴェン(S)
リズ・コールマン、ヴェロニク・ド・エルド、ジャネット・ヒューズ、サンドラ・ナゼ(A)
ジャック・アントワーヌ、ステファン・ド・カラテ、ローラン・イェーガー、ペーター・ラティンクス(T)
マイク・ヒル、チャールズ・キング、ファブリス・ヴァン・ド・プット(Bs)]

ギー・ヤンセンス(指)

録音:1998年11月20-22日、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー
発売:1999年 
後出:Cypres, CYP 1630(廃盤)
ARS-008
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):シビラの預言 [Prophetia Sibyllarum] から
   半音階的カルミナ [Carmina chromatico]
   ペルシャのシビラ [Sibylla Persica]/リビアのシビラ [Sibylla Libyca]
  こんにちわ、それから何か耳寄りな話は? [Bonjour, et puis quelles nouvelles?]
  平和な領域 [Paisible Domaine]/五月に [Im Mayen]/キ・キリキ? [Chi Chilichi?]
  わが愛しの人よ [Matona, mia cara]/冷たく暗い夜 [La nuit froide et sombre]
  私の心はあなたを求め [Mon coeur se recommande a vous]
  ダヴィデの悔悟の詩篇 [Psalmi Davidis Poenitentialis] から
   深き淵よりわれは叫びぬ [De profundis clamavi]
  ミサ「美しく誇り高きアンフィトリテ」 [Missa super "Bell' Amfitrit' altera"] から
   アニュス・デイ [Agnus Dei]
  エレミヤの哀歌 [Lamentationes Hieremia] から
   第2日の第1の哀歌 [Lamentatio prima, secunda dei]
  音楽、神の最良の賜物 [Musica, Dei donum optimi]
  聖ペテロの涙 [Lagrime di San Pietro] から ひとひらの雪のように [Com falda di neve]
  レクイエム(5声) [Requiem] から イントロイトゥス [Introitus]
ラウダンテス・コンソート
[ロール・デルカンプ、テレーズ・スピッツ、マリー・ティス(S)
ポール・ド・トロイエ、ミケーレ・マッシナ(A)
ジャック・アントワーヌ、フィリップ・デ・クレルク、バルト・ド・ケーゲル、アンドレ・ドル(T)
イアン・ディーゲン、ミシェル・レーヌ、パトリック・リンガル=ダグゼレ(Bs)]
ギー・ヤンセンス(指)

録音:1994年10月7-9、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー
発売:1994年 
後出:Cypres, CYP 1630(廃盤)
ARS-009
ビクトリア(1845-1611):めでたしマリア [Ave Maria]
おお、大いなる秘跡 [O magnum mysterium]
聖マリアよ、哀れな者たちを助けたまえ [Sancta Maria, succurre miseris]
元后あわれみの母 [Salve Regina]
ミサ「おお、何と栄光に満てる」 [Missa "O quam gloriosum"]
聖週間のレソポンソリウム集」 [Tenebrae Responsories] から
 暗くなりて [Tenebrae factae sunt]/おお、すべての者よ [O vos omnes]
   王たちは立ち上がり [Astiterunt reges]われは数えられぬ [Aestimatus sum]
天にて喜ぶ [Gaudent in coelis]
レクイエム(6声) [Requiem] から イントロイトゥス [Introitus]
ラウダンテス・コンソート
[カトリーヌ・ドラクロワ、ロール・デルカンプ、テレーズ・スピッツ、鈴木美紀子、マリー・ティス(S)
ポール・ド・トロイエ、、エルス・ヤンセンス、ミケーレ・マッシナ、カール・サンソン(A)
ジャック・アントワーヌ、ニコラ・ボショー、ヨリス・ベルマン、フィリップ・デ・クレルク、
アンドレ・ドル(T)
コナー・ビッグズ、ミシェル・レーヌ、パトリック・リンガル=ダグゼレ、ファブリス・ヴァン・ド・プット(Bs)]
ギー・ヤンセンス(指)

録音:1995年9月、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー
発売:1996年 
後出:Cypres, CYP 1630(廃盤)
ARS-010
ウィリアム・バード(1543?-1623):おお主よ、御身の僕(しもべ)エリザベスを [O Lord, make thy servant Elizabeth]
  大典礼楽 [The Great Service] から 今こそ去らせたまえ [Nunc dimitis]
  エレミヤの哀歌 [Lamentationes Hieremiae]/喜び歌え [Sing joyfully]
  聖歌集 [Cantiones sacrae] から
   われを憐みたまえ、神よ [Miserere mei, Deus]
   彼らはわれを囲みぬ [Circumdederunt me]
  5声のミサ [Mass for 5 voices] から キリエ [Kyrie]
  3声のミサ [Mass for 3 voices] から グローリア [Gloria]
  4声のミサ [Mass for 4 voices] から クレド [Credo]
  3声のミサ から サンクトゥス [Sanctus]
  5声のミサ から アニュス・デイ [Agnus Dei]
  グラドゥアーレ集 [Gradualia] から
   めでたしまことのお体 [Ave verum corpus]/めでたしマリア [Ave Maria]
   祝福されし胎 [Beata Viscera]
   御身は祝福されたり、処女マリア [Beata es, Virgo Maria]
   正しき者の魂 [Justorum animae]
ラウダンテス・コンソート
[ミリアム・ソソン、テレーズ・スピッツ、鈴木美紀子(S)
ソフィー・ド・ティレス、ポール・ド・トロイエ、ミシェル・マッシナ、ニンカ・ストゥルメイエル(A)
ジャック・アントワーヌ、ヨリス・ベルマン、フィリップ・デ・クレルク、スティーヴン・レアード、
ペーター・ラティンクス(T)
コナー・ビッグズ、ジャン=マリー・ヤンセン、ファブリス・ヴァン・ド・プット(Bs)]
ギー・ヤンセンス(指)

録音:1995年9月、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー
発売:1995年 
後出:Cypres, CYP 1630(廃盤)
ARS-011
パレストリーナ(1525?-1594):ミサ「われはここに、ヨハネよ」 [Missa "Ecce ego Joannes"]
  ソロモンの雅歌 [Canticum canticorum] から
   われに口づけを [Osculetur me]/われは色黒 [Nigra sum]
  エレミヤの哀歌 第3巻 [Lamentationes Hiermia (Liber tertius)] から
   聖金曜日のレクツィオ I - II - III [Seria VI Parasceve, Lectio I - II - III]
  今日キリストが生まれたもうた [Hodie Christus natus est]
ラウダンテス・コンソート
[カレン・ルメール、アントニア・サンドバル・ガルシア(S)
ヴァンサン・グレゴワール、ハンス・ヴァン・デン・ブルック(A)
ヨリス・ベルマン、ペーター・ラティンクス(T)
コナー・ビッグズ、ラファエル・グレ、マイク・ヒル、チャールズ・キング(Bs) ]

録音:2000年1月22-23日、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー
発売:2000年 
後出:Cypres, CYP 1630(廃盤)
ARS-38001(1SACD)
ピエトロ・トッリ(1650頃-1737):選帝侯カール・アルブレヒトに敬意を表する音楽
祝典セレナータ「ラ・バヴィエーラ」(1726)*
音楽詩「民衆の幸福」(1722)〜シンフォニア/終結の合唱#
セレナータ「田園詩」(1726)〜ミルティッロのアリア+/終結の合唱#
スザンネ・ベルンハルト(S)*,#
ハイディ・マイアー(S)*#
マルティン・オーロ(CT;+/#)
トム・アレン(T)*#
マルティン・ブルンス(Br)#
クリストフ・ハンマー(Cemb)
ノイエ・ホーフカペレ・ミュンヘン

録音:2002年9月7日、ミュンヘン、レジデンツ宮殿・皇帝の間
ARS-38002(1SACD)
ロマンティック・チェロ
サン=サーンス:チェロ協奏曲Op.33
ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
カースティン・フェルツ(Vc)
ドロン・サロモン(指)フォクトラントPO
ARS-38003(1SACD)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ長調 Op.40(1934)
ヴィオラ・ソナタ Op.147(チェロ版;1975)
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2003年12月14-16日
ARS-38004(1SACD)
オルガン編曲によるグリーグ作品集
グリーグ:ホルベア組曲 Op.40/
山の夕べ Op.68-4
小人の行進 Op.54-5/ソナタ ホ短調 Op.7
トロルドハウゲンの婚礼の日 Op.65-6
揺りかごに Op.68-5
「ペール・ギュント」組曲第1番 Op.46
マルティン・シュメディング(Org)

録音:2003年9月2-4日、ドルトムント、コンツェルトハウス
ARS-38005(1SACD)
ドヴォルザークに捧ぐ
パレストリーナ:おお、栄光の王よ(4声)
リスト:サルヴェ・レジナ(4声)
グリーグ:アヴェ・マリス・ステラ(4−8声)
パオロ・ネリア:アヴェ・マリア(4声)
ドヴォルザーク:ミサ ニ長調 Op.86*
ゴットリープ・ブラー(1926-):アロンの祝福(4−5声)
トラルフ・ヒンデブラント(指)
ユンゲカントライ・ヘーゼル(cho)
ノルベルト・デュヒテル(Org)*

録音:2003年7月28-30日、2004年3月22-25日、ラーティンゲン=ヘーゼル、アドルフ=クラレンバッハ教会
ARS-38006(1SACD)
クリスマスの為の合唱音楽
マウエルスベルガー:扉を高く門を広く
シュレンカー(1926-):すべての国々よ歓呼して神をたたえよ
グスタフ・ブラント(1883-1963):王の中の王
ヘンデル:シオンの娘よ、歓喜せよ/主よ、われは喜びて歌わん
われ御身に向かいて歌わん
ミヒャエル・アルテンブルク(1584-1640):われら御身に感謝す、主イエス・キリストよ
おお、神の言葉、主イエス・キリストよ
テレマン:われらの神は堅き砦
ヨハン・クリューガー(1598-1662):われいかにして御身を迎えるべきや
シュッツ:主よ、われは御身を信ず
エアハルト・マウエルスベルガー:目覚めよ、ナイチンゲールよ、目覚めよ
ヴァイスマン(1900-1980):Ich weiss ein lieblich Engelspiel
カール・リーデル(1827-1888):歓喜せよ、大地よ星の天蓋よ
メンデルスゾーン:すべての国々よ歓呼せよ
ジルヒャー(1789-1860):Herbei, o ihr Glaub'gen
ゲルト・ゾルク(1941-):森のクリスマス
ゲルハルト・ラーベ(1944-):汝キリスト者たちよ、こぞりて神をたたえよ/
 主をほめたたえよ/わが民を慰めたまえ/
 ハレルヤ
プレトリウス(1571-1621):エサイの根より(一輪のバラ咲きて)
トーラルフ・ヒンデブラント(指)
ユンゲカントライ・ヘーゼル(cho)

録音:2003年7月27-29日、2004年2月3-5日、3月25日、ラーティンゲン=ヘーゼル、アドルフ=クラレンバッハ教会
ARS-38007(1SACD)
チェロ・カクテル 2
W.C.ハンディ:セントルイス・ブルース
ハロルド・アーレン(ウーヴェ・マイレ編):虹の彼方に
パーシー・メイフィールド:旅立てジャック
デューク・エリントン編曲:スイングしなけりゃ意味ないね
ジョゼフ・イーストバーン・ウィナー:茶色の小瓶
スコットランド民謡:ローモンド湖
テオ・マッケベン(カール・クレメンテ編):Nur nicht aus Liebe weinen
エンニオ・モリコーネ(ヨハン・デ・メイ、アレクサンダー・クライン編):ア・モーメント・フォー・モリコーネ
アイルランド民謡/ステファン・ファルーディ編):Irish Blessing
エンリケ・フランチーニ/ヴェルナー・トーマス=フネ編):やってきた彼女
フリードリヒ・ホレンダー/ステファン・ファルーディ編):Guck doch nicht immer nach dem Tangogeiger hin
フレデリック・ロー:踊り明かそう
ヴェルナー・リヒャルト・ハイマン:Liebling, mein Herz lasst dich gruessen
ハッロ・ステッフェン:Tanz mal wieder Bossa-Nova
レオネッロ・カスッチ:美しきジゴロ
アントン・プロフェス(ステファン・ファルーディ編):Am Sonntag will mein Susser mit mir Segeln geh'n
スコット・ジョプリン(テファン・ファルーディ編):ウォール・ストリート・ラグ
チャールズ・チャプリン(アレクサンダー・カール編):バスタブ・ナンセンス
グレネマイヤー(ステファン・ファルーディ編):マンボ
ガーシュウィン:ザ・マン・アイ・ラヴ/エンブレイサブル・ユー
同(ルーベン・シルマー編):アイ・ガット・リズム
エンマーリヒ・カールマーン:Weisst du es noch
ニコラウス・ブロドスキー(フィリップ・ドゥーヴィア編):ビー・マイ・ラヴ
*特記以外:アンドレアス・キップ編曲
ベルリナー・チェルハルモニカー
[ダヴィート・ドロスト、
アンドレアス・キップ、
アレクサンダー・カール、
ルーヴェン・シルマー(Vc)]

録音:2004年9月20-23日、ヴッパータール、インマヌエル教会
ARS-38008(1SACD)
サン=サーンス:ピアノ・デュオの為の作品集 Vol.1
ベートーヴェンの主題による2台のピアノの為の変奏曲 Op.35
序奏とロンド・カプチョーソ(ドビュッシーによる2台のピアノの為の編曲版;1889)/
交響詩「オンファールの糸車」Op.31(作曲者による2台のピアノの為の編曲版;1877)*
英雄的行進曲 Op.34(作曲者によるピアノ4手連弾の為の編曲版;1871)*
アルジェリア組曲 Op.60(フォーレによるピアノ4手連弾の為の編曲版;1880)*
2台のピアノの為のスケルツォ ロ長調 Op.87
ヴィリヤ・ポスクテ、
トマス・ダウカンタス(P)

録音:2004年9月6日-8日
ARS-38009(1SACD)
情熱の真珠〜ヴァイオリンとピアノの為の音楽
ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲
モーツァルト:アダージョ K.261
ジンバリスト:リムスキー=コルサコフの「金鶏」による幻想曲
サラサーテ:プライェーラ
R.シュトラウス:ソナタ
ミラ(Vn)
ニーノ・グレヴィチ(P)

録音:2005年2月25-28日、ヴッパータール、インマヌエル教会
ARS-38010(1SACD)
複数ピアニストの為の音楽
ラヴェル(ゲヌイト編):ボレロ(4台16手)
ハチャトゥリアン(カラジャニアン編):剣の舞(2台8手)
リスト(フェーグ編):半音階的大ギャロップ(2台8手)
トーマス・トゥレク(1973-):ターメル=タンゴ(1台8手)
テュイエ(1841-1913):華麗なボレロ(1台6手)
ラヴィニャック(編):ガロップ=マーチ(1台12手)*
パニョンチェッリ(1835-1906):バラードと奇想(2台12手)
ガブリエル・ファン・カルト:ボレロ=ファンファーレ(1885;1台8手)
カオラ・カノニカ(1846-1902):ポルカ・コンチェルタータ Op.190(2台16手)
トーマス・トゥレク:ボレロ=タンゴ(2台12手)
サン=サーンス(石川=クラッツァー・典子編):動物の謝肉祭〜序奏と堂々たるライオンの行進/フィナーレ(2台12手)
アレクサンデル・ヨシフォフ(1940-):古代舞曲(2台24手)
12人のピアニスト
[Die 12 Pianisten]
[メラニー・ベア、
ディーナ・エル=レイジー、
石川=クラッツァー・典子、
ラフィ・カラジャニアン、
マンフレート・クラッツァー、
ノラ・ノヴィク、
大矢=パンプス・アキ、
クリストフ・ジシュカ、
竹沢絵里子、
マルク・トリッチュラー、
トーマス・トゥレク、
ギーゼラ・ヴィルケン]

録音:2004年5月20-21、23日
ARS-38011(1SACD)
シューマン:ペダルピアノの為の作品全集
練習曲集 Op.56
スケッチ集 Op.58
バッハの名による6つのフーガ Op.60
カノン ニ長調 Op.124-20
マルティン・シュメディング(ペダルピアノ)

録音:2004年11月12-16日、オーステンド使用楽器:1847年、プレイエル製
ARS-38012(1SACD)
フランツ・シュミット:オルガン作品全集 Vol.1
自作の主題による変奏曲ニ長調(歌劇「フレディグンデス」中の「王のファンファーレ」による)
4つの短いコラール前奏曲
シャコンヌ 嬰ハ短調
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2004年9月13-16日、ブレーメン、聖ペトリ大聖堂使用楽器:1894/1906年、ヴィルヘルム・ザウアー製
ARS-38013(1SACD)
カラー・オヴ・ザ・ハープ
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 〜前奏曲第8番 変ホ短調 BWV.853
C・P・E・バッハ:ソナタ ト長調 Wotq.139「ハープの為のソロ」
ウィリアム・クロフト(1678-1727):組曲第3番 ハ長調 〜グラウンド
ルイ・シュポア:幻想曲 ハ短調 Op.35
トゥルニエ(1879-1951):組曲第1番「3つの印象」 Op.29
フォーレ:即興曲 Op.86
アンリエット・ルニエ(1875-1956):瞑想曲[Contemplation]/幻想的バラード
アントン・シー(Hp)

録音:2005年3月18-20日、ヴッパータール、インマヌエル教会
ARS-38014(1SACD)
グノー:アヴェ・マリア&ミサ曲集
グノー(ゲルハルト・ラーベ編):小ミサ第7番ハ長調(混声合唱、独唱とオルガンの為の版)(*/+)
小ミサ 変ロ長調(混声合唱、テノール独唱とオルガンの為の版)*
ミサ第2番 へ長調 Op.1(混声合唱とオルガンの為の版)
バッハ(グノー、ゲルハルト・ラーベ編):アヴェ・マリア(テノール独唱、混声合唱とオルガンの為の版)*
パトリック・ヘルゲート(ボーイソプラノ;+)
アクセル・ヴェルントゲス(ボーイアルト;+)
ハルトムート・ロート(T)*
フィリップ・テツラフ(B;+)
トーラルフ・ヒルデブラント(指)
ユンゲカントライ・ヘーゼル
マルティン・シュメディング(Org)

録音:2005年3月14-17日、6月27-28日、10月25-26日、ラーティンゲン、アドルフ=クラレンバッハ教会
ARS-38015(1SACD)
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番 へ長調 Op.99
歌曲からの編曲集(チェロとピアノの為の)
野のさびしさ Op.86-2/
調べのように私を通り抜ける Op.105-1/
永遠の愛について Op.43-1/
私の眠りはますます浅くなり Op.105-2
夏の夕べ Op.85-1/月の光 Op.85-2
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)
アンドレアス・ヴォルケ(P)

録音:2005年3月、グラーツ、ヘルムート=リスト=ハレ
ARS-38016(1SACD)
忘れられた至宝 Vol.1
ベルンハード・クルーセル:クラリネット協奏曲集

へ短調 Op.5(1815)/変ロ長調 Op.11(1822)
変ホ長調 Op.1(1811)
エリック・ホープリチ(Cl)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2005年11月7-10日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ARS-38018(1SACD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)

録音:2006年3月、オーストリア、ミュルツツーシュラーク、KH
ARS-38019(1SACD)
忘れられた至宝 Vol.2
フランツ・ダンツィ
ファゴット協奏曲集
序曲 変ホ長調 P.32(管弦楽曲)
ファゴット協奏曲 ト短調
ファゴット協奏曲 ハ長調
ファゴット協奏曲へ長調
ジェーン・ガワー(Fg)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2006年1月3-5日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ARS-38020(1SACD)
忘れられた至宝 Vol.3〜ウィーン・コントラバス協奏曲集
ホフマイスター:コントラバス協奏曲 変ホ長調
ヴェンツェスラフ・ピヒル(1741-1805):コントラバス協奏曲 ニ長調
ヨハン・ヴァンハル:コントラバス協奏曲 変ホ長調
デイヴィッド・シンクレア(ウィーン・コントラバス;*)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2006年1月10-12日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会使用楽器:1729年、ヨハン・クリストフ・ライドルフ製
ARS-38021(1SACD)
ゴットフリート・ジルバーマンへのオマージュ
ヨハン・クーナウ:聖書ソナタ第3番 ハ短調
「瀕死のヒゼキア王とその回復」
バッハ(オトフリート・ビュージング編):幻想曲とフーガ ニ短調(BWV1001/BWV539 による)
ホミリウス:コラール前奏曲「ただ神の摂理に任す者」
ヴァルター(1684-1748):ヴィヴァルディによる協奏曲 ロ短調
クレープス:トリオ ハ短調
ハインリヒ・リンク:フルート協奏曲 Op.55
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ 変ロ長調 Op.65-4
メルケル(1827-1885):オルガン・ソナタ第8番 Op.178〜序奏とパッサカリア ロ短調
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2006年7月10-13日、コスタウ福音教会使用楽器:1732年、ゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)製
ARS-38022(1SACD)
フランツ・シュミットオルガン作品全集 Vol.2
コラール前奏曲「救い主は復活したもう」
4つの小前奏曲とフーガ
[変ホ長調/ハ短調/ト長調/ニ長調]/
ハイドンの「神よ、受けたまえ」
へのコラール前奏曲
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2006年9月17日-20日、ブレーメン、聖ペトリ大聖堂使用楽器:1894/1906年、ヴィルヘルム・ザウアー製
ARS-38023(1SACD)
ブラームス:オルガン作品全集
前奏曲とフーガイ短調WoO9、
コラール前奏曲とフーガ「おお、悲しみよ、おお、心の苦しみよ」WoO7、
フーガ変イ長調WoO8、
前奏曲とフーガト短調WoO10、
11のコラール前奏曲Op.posth.122
マルティン・シュメーディング(Org)
※使用楽器:1884年、ヴァルカー[Walcker]製

録音:2006年9月13-16日、ドイツ、アンナベルク=ブーフホルツ、聖アンネ教会
ARS-38024(1SACD)
忘れられた至宝 Vol.4
ヴィルムス(1772-1847):交響曲&協奏曲集

ピアノ協奏曲 ハ長調 Op.12*
交響曲 変ホ長調 Op.14
フルート協奏曲 ニ長調 Op.24+
パオロ・ジャコメッティ(Fp;*)
マルティン・ザントホフ(Fl;+)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2006年2月23-25日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会使用楽器:1815年頃、サルヴァトーレ・ラグラッサ(ウィーン派)製*/2001年、インスブルック、ルドルフ・トゥッツ製(モデル:ドレスデン、ヴィルヘルム・リーベル製)+
ARS-38025(1SACD)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(1886;チェロ版)
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.9(1901)
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2006年2月、グラーツ、ヘルムート=リスト=ハレ
ARS-38026(1SACD)
忘れられた至宝 Vol.5 〜ロンベルク(1767-1841):交響曲集
プロイセン王妃ルイーゼの死に寄せる
葬送交響曲 ハ短調 Op.23
交響曲第2番 変ホ長調 Op.28
交響曲第3番 ハ長調 Op.53
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2006年6月26-30日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ARS-38027(1SACD)
忘れられた至宝Vol.6/フランスのホルン音楽
サン=サーンス:演奏会用小品Op.94#
 ロマンスOp.36*、
ジャン=トゥサン・ラドゥー(1825-1889):瞑想#、
エミール・ペサール(1843-1917):森でOp.130#、
ポール・ジャンジャン(1874-1928):夜想曲#、
エイメ・クンツ
(1877-1958):夜想曲#
ポール・ジャンジャン:ロマンス#、
ロベール・ギユミン(?-1945):秋の歌#
ジョージ・テンプルトン・ストロング(1856-1948):Hallali#、
シャブリエ
:ラルゲット*
テオドール・デュボワ(1837-1924):カヴァティーナ#、
マスネ
:海(シューベルトの歌曲)*
アドルフ・ブラン(1828-1885):ロマンスOp.43bis*、
サン=サーンス
:ロマンスOp.67*
ウルリヒ・ビューブナー(ナチュラルHrn*、ヴァルヴHrn#)、マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指)ケルン・アカデミー

録音:2007年1月2-6日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ホルン愛好者、ピリオド楽器ファン、フランス音楽ファン、そして珍曲マニアにも歓迎されそうな好企画アルバム。ウルリヒ・ビューブナーはアニマ・エテルナ、コンチェルト・ケルン、バルタザール・ノイマン・アンサンブル、ラ・スタジオーネ・フランクフルト等に参加しているドイツのピリオド・ホルン奏者。
ARS-38028(1SACD)
チェロのためのソナタ&歌曲集
シューベルト(フリードリヒ・クラインハプル&アンドレアス・ヴォイケ):魔王Op.1
 好きな色Op.25No.16
 おやすみOp.89No.1/音楽にOp.88
シュニトケ:チェロ・ソナタ第1番、
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)、
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2007年2月、オーストリア、グラーツ、ヘルムート=リスト=ハレ
ARS-38029(1SACD)
忘れられた至宝Vol.7〜J・C・フィッシャー、シュターミッツ:オーボエ協奏曲集
ヨハン・クリスティアン・フィッシャー(1733-1800):オーボエ協奏曲第1番ハ長調/同第7番ヘ長調、
カール・シュターミッツ:協奏曲変ロ長調
ヨハン・クリスティアン・フィッシャー:オーボエ協奏曲第2番変ホ長調
ミヒャエル・ニーゼマン(Ob)、
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2007年2月20-23日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
オーボエ奏者として大活躍したドイツの作曲家フィッシャーの作品を中心としたアルバム。ミヒャエル・ニーゼマンはピリオドとモダーン両方のオーボエおよびリコーダー奏者、さらにジャズ・サクソフォン奏者としても活躍するドイツの才人。ピリオド楽器奏者としてはムジカ・アンティカ・ケルンに10年在籍した他、コンチェルト・ケルンの創設に参画し1993年まで在籍、1994年以降はジョン・エリオット・ガーディナーが主宰するイングリッシュ・バロック・ソロイスツおよびレヴォリューショネル&ロマンティーク管弦楽団の首席オーボエ奏者を務めています。
ARS-38030(1SACD)
忘れられた至宝 Vol.8
ジギスムント・ノイコム(1778-1858):管弦楽のための幻想曲ハ短調 Op.11 NV25
フンニウス婦人のための場面「Misera, Dove son!」NV12+
ピアノ協奏曲ハ長調 Op.12 NV8*
独唱カンタータ「ナクソスのアリアンナ」NV49(ヨーゼフ・ハイドンの作品のオーケストレーション)+
福田理子(フォルテピアノ*)、マリアンネ・ベアテ・シェラン(Ms+)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指)ケルン・アカデミー

録音:2008年1月4-6日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
アルス・プロダクション・レーベルの看板となった当シリーズ。優秀録音も好評です。ノイコムはザルツブルクに生またオーストリアの作曲家・ピアニスト。親戚にあたるミヒャエル・ハイドン、ヨーゼフ・ハイドンに師事し、ウィーン、ペテルブルク、パリ、ブラジルのリオデジャネイロ、英国等で活躍しました。福田理子はオランダのハーグ音楽院でスタンリー・ホッホランドに師事したフォルテピアニスト&チェンバロ奏者。マリアンネ・ベアテ・シェラン(1975年生まれ)はバッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとして来日したこともあるノルウェーの歌手。
ARS-38031(1SACD)
ユリウス・レントヘン(1855-1832):ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第6番ハ短調Op.50、
ピアノ三重奏曲第10番イ長調「ガウデアムス」、
ピアノ三重奏曲第9番ヘ短調「闇の後に光あり」[Posttenebraslux]
ストリオーニ三重奏団

録音:2007年2月1-4日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ユリウス・レントヘンはライプツィヒ生まれのオランダ人作曲家・ピアニストで、アムステルダム音楽院長を務めました。アルス・プロダクション・レーベルはレントヘンの作品の録音に力を入れており、すでに4枚のCD(FCD368429、ARS-38439、ARS-38440、ARS-38469)を発売しています。
ARS-38032(1SACD)
フランツ・シュミットオルガン作品全集 Vol.3
幻想曲とフーガ ニ長調
前奏曲とフーガ イ長調
オラトリオ「七つの封印を有する書」〜2つの間奏曲
トッカータとフーガ 変イ長調
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2004年9月16日、2006年9月17-20日、ブレーメン、聖ペトリ大聖堂使用楽器:1894/1906年、ヴィルヘルム・ザウアー製
ARS-38033(1SACD)
レーガー、ヴォルフ:男声合唱作品集
レーガー:10の歌 Op.83(1904-1909)から
[ Lieblich hat sich gesellet /夕べのセレナード/駆け抜ける軽騎兵/真夏の夜/Eine gantz neu Schelmweys /恋歌/別れ]
ヴォルフ(レーガー編):6つの宗教的な歌(1881);[仰ぎ見る/調和(宿屋)/諦め/最後の願い/帰依/高揚]
ヴォルフ:3つの男声合唱曲 Op.13(1876)
[五月の歌/霊の挨拶/夏に]
レーガー:5つの民謡選集(1898-1899)
[胸の痛み/恋人の使者/小さな星/
わがディアンダールは谷底深く/昨夜私は夢を見た]
9つの民謡選集(1898)から 失恋
イェルク・ゲンスライン(指)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク(男声合唱)

録音:2007年6月1-3日、ドイツ、アドラースベルク、ドミニコ会教会
ARS-38034(1SACD)
シューマン:ファゴットとピアノのための作品集
民謡調の5つの小品 Op.102(原曲:チェロまたはヴァイオリンとピアノのための)
アダージョとアレグロ Op.70(原曲:ホルンまたはチェロとピアノのための)
3つのロマンス Op.94(原曲:オーボエまたはクラリネットまたはヴァイオリンとピアノのための)
幻想小曲集 Op.73(原曲:クラリネットまたはヴァイオリンまたはチェロとピアノのための)
森の情景 Op.82(原曲:ピアノのための/ヴォルフガング・レンツ、マティアス・ラッツ編曲)*
マティアス・ラッツ(Fg)、小菅優(P)

録音:2007年11月、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ファゴットのレパートリーを拡大する試み。マティアス・ラッツ(1980年ベルリン生まれ)はフリッツ・フィンシュ、ダーグ・イェンセンに師事したファゴット奏者。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席奏者を経てチューリヒ・トーンハレ管弦楽団およびルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者を務めており、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトのために来日したこともあります。*はヴォルフガング・レンツ編曲がオーボエとピアノのために編曲した版をさらにラッツが編曲したものです。ヨーロッパで活躍する小菅優との共演。
ARS-38035(1SACD)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1、
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2、
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)、
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2008年10月、ヘルムート=リスト=ハレ
ARS-38036(1SACD)
ブレイディング・バッハ(バッハを編みながら)
バッハ:前奏曲ハ長調 BWV846a(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)
アンドレアス・ヴォイケ(1966-):ヒマラヤの日の出[Himalayan Sunrise]
バッハ:サラバンド嬰ハ短調(イギリス組曲第6番 BWV811 から)
アンドレアス・ヴォイケ:砂漠の歌[Desert's Song]
バッハ:サラバンド イ短調(イギリス組曲第2番 BWV808 から)
アンドレアス・ヴォイケ:フリウリの春[Primavera Friulana]
バッハ:サラバンド ニ長調(パルティータ第4番 BWV828 から)
アンドレアス・ヴォイケ:北を向いて[Facing North]
バッハ:サラバンド ロ短調(フランス組曲第3番 BWV814 から)
アンドレアス・ヴォイケ:アメリー[Amelie]
バッハ:サラバンド ト短調(イギリス組曲第3番 BWV809 から)
アンドレアス・ヴォイケ:緑の木々の向こうに夕日が沈んだあとで[After Sunset over Green Trees]
バッハ:フーガ ハ長調 BWV846b(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)*
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2008年4月、ファツィオリ・コンサート・ホール
当レーベルではフリードリヒ・クラインハプル(チェロ)とのデュオで知られるオーストリアのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケのオリジナル・アルバム。ニューエイジ系?
ARS-38037(1SACD)
メシアン:天上の宴(聖餐式)、主の降誕 ヴォルフガング・ジーバー(Org)

録音:2007年12月23日、ドイツ、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール 
※使用楽器:2004年、キューン製
ARS-38038(1SACD)
サン=サーンス:ピアノ・デュオのための作品集Vol.2
歌劇「エティエンヌ・マルセル」(1879)〜エール・ド・バレ(ドビュッシーによるピアノ四手連弾のための編曲版)*、
歌劇「サムソンとデリラ」より(デュカスによるピアノ四手連弾のための編曲版*、
子守歌Op.105(ピアノ四手連弾)*、
パ・ルドゥブレOp.86(ピアノ四手連弾の)、
動物の謝肉祭(ピアノ四手連弾,2つのヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,コントラバス,フルート,クラリネット,ハーモニカとシロフォン)+
ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタス(P)、チューリヒ・トーンハレO奏者たち*

録音:2008年1月26-28日、スイス、ビューラッハ、ムジーク・フーク
サン=サーンスのオリジナル全作品、自身による全編曲に加え、同時代の作曲家による編曲版をも含めた画期的なシリーズの第2弾(前作:ARS-38008)。*世界初録音。ヴィリヤ・ボクステとトマス・ダウカンタスはともにリトアニアの若手ピアニストで、2000年にデュオを結成しました。
ARS-38039(1SACD)
ブルッフ他のピアノ三重奏作品集
ブルッフ:クラリネット(ヴァイオリン),ヴィオラ(チェロ)とピアノのための8つの小品、
マルタン:アイルランド民謡によるヴァイオリン,チェロとピアノのための三重奏曲
ポール・ショーンフィールド(1947-):ヴァイオリン,チェロとピアノのためのカフェ・ミュージック(1986)
パンタ・レイ三重奏団

録音:2007年、ドイツ、ケルン音楽大学
ARS-38040(1SACD)
ファゴットと弦楽のための室内楽作品集
クロンマー:ファゴット,2つのヴィオラとチェロのための四重奏曲変ロ長調 Op.46-1*、
 ファゴット,2つのヴィオラとチェロのための四重奏曲変ホ長調 Op.46-2*
フンメル:2つのヴィオラとチェロのための三重奏曲ト長調
アイランド[ジェーン・ガワー(Fg)*、
アントワネット・ローマン、
ガリーナ・ジンチェンコ(Va)、
ジェニファー・モルシェス(Vc)]

録音:2006年4月、ブニク(オランダ)、村の教会。ピリオド楽器使用。
ARS-38041(1SACD)
アメリカの合唱音楽
バーバー:アニュス・デイ、
コープランド
:4つのモテット
エリック・ウィテカー(1970-):ルクス・アルムクェ
 クラウドバースト/ウォーター・ナイト
ポール・J・クリスチャンセン(1937-1986):マイ・ソング・イン・ザ・ナイト
モーテン・ラウリゼン(1943-):ノクターン、ウーヴェ・ウンゲラー(1969-):バラ
アイヴズ:主なる神よ御身の海は強大なり、砂州を越えて
モーゼズ・ホーガン(1957-2003):ジェリコの戦い
 アイム・ゴナ・シング/エリヤの岩
アイヴズ:「アメリカ」変奏曲
ニコル・マット(指)アマデウスcho、
クリスティアン・シュミット(Org ;SACDトラックのみ)

録音:2008年3月25-28日、4月26-27日、ドイツ、ハイルスブロン修道院
ARS-38042(1SACD)
フランツ・シュミット(1874-1939):オルガン作品全集 Vol.4
フーガ.ヘ長調
前奏曲とフーガ.ハ長調
トッカータ. ハ長調
前奏曲とフーガ変ホ長調
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2013年9月2-4日、聖ペトリ大聖堂、ブレーメン、ドイツ
ARS-38043(1SACD)
フィルム・ミュージック〜サウンズ・オヴ・ハリウッド
クラウス・バデルト(1968-)/テッド・リケッツ編):パイレーツ・オブ・カリビアン
ジョン・ウィリアムズ(ジェリー・ブルーバッカー編):ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ニュートン・ハワード(テッド・リケッツ編):キング・コング
ジョン・ウィリアムズ:ターミナル
ジョン・ウィリアムズ/ジョン・C.ホイットニー編):スター・ウォーズ
ハワード・ショア(ジェリー・ブルーバッカー編):ロード・オブ・ザ・リング
ハンス・ジマー(ジョン・ワッソン編):グラディエーター
ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリスト
ジョン・ウィリアムズ(ジョン・モス編):ジュラシック・パーク
アラン・シルヴェストリ(カルヴィン・カスター編):フォレスト・ガンプ、一期一会
カルヴィン・カスター編曲
モンティー・ノーマン(1928-):007 ジェイムズ・ボンドのテーマ
ビル・コンティ(1942-):007 ユア・アイズ・オンリー
ポール・マッカートニー(1942-):007 死ぬのは奴らだ
ジョン・バリー(1933-):007 ゴールドフィンガー
ホイト・カーティン(1922-)/ボブ・セルッリ編):フリントストーン
シュテファン・フラース(指)
フォクトラント・フィルハーモニー
(グライツ=ライヒェンバッハ・フォクトラントPO)

録音:2008年7月14日-17日、ドイツ、ライヒェンバッハ、ノイベリンハウス
ARS-38044(2SACD)
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(朗読付きの管弦楽版) ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス、
シビッラ・ルーベンス(S)、
ヤン・コボウ(T)、
ハンノ・ミュラー=cho、
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)

録音:2008年3月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと行ったハイドンの一連の録音が高く評価されているブルーノ・ヴァイルが、2000年代にカペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドン・シリーズからの1枚。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」では、カール・オルフの妻としても知られるドイツの作家ルイーゼ・リンザー(1911-2002)による台本を使用し、ドイツの女優アニヤ・シッフェルが素晴らしい語りを聞かせます。音楽の方も、ピリオドならではの引き締まったサウンドを活かした聴き応えのあるもの。ライブでの収録ですが、録音も非常に優れています。
ARS-38045(1SACD)
フランスのピアノ三重奏曲集
サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.92
フォーレ:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.120
リリ・ブーランジェ:悲しみの夜に/春の朝に
ブーランジェ三重奏団[カルラ・ハルテンヴァンガー(P)、ビルギット・エルツ(Vn)、イローナ・キント(Vc)]

録音:2008年12月、ハンブルク(ドイツ)、Tesdorpf
ARS-38046(1SACD)
メンデルスソーン:オルガン作品全集 Vol.1
前奏曲ハ短調(1841)
アンダンテ・マエストーソ ハ長調(1845)
主題(アンダンテ)と変奏曲ニ長調(1844)/ソナタ へ短調 Op.65-1
ソナタ ハ短調 Op.65-2/同イ長調 Op.65-3/同ニ短調 Op.65-6
厳格な変奏曲ニ短調 Op.54(マルティン・シュメーディング編)
マルティン・シュメーディング(Org)
※使用楽器:クーン製

録音:2008年10月24-26日、エッセン・フィルハーモニー(ドイツ)、 アルフリート・クルップ・ザール
ARS-38047(1SACD)
メンデルスソーン:オルガン作品全集 Vol.2
3つの前奏曲とフーガ Op.37ハ短調/ト長調/ニ短調、アンダンテ(トリオ)ヘ長調(1844)、
フゲッタ(アレグロ・モデラート)イ長調(1827/1842)
アレグロ変ロ長調(1844)
フーガ(レント)へ短調(1839)
ソナタ ニ長調 Op.65-5/アレグロ ニ短調(1844)
フーガ ホ短調(1839)/ソナタ変ロ長調 Op.65-4
マルティン・シュメーディング(Org)
※使用楽器:エンゲルハルト製

録音:2008年11月9-10日、ボッケネム(ドイツ)、聖パンクラティウス教会
ARS-38048(1SACD)
ピアノ三重奏曲集
クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.17(1846)
シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.110(1852)
リーム:見知らぬ情景 III(1983/1984)
ブーランジェ三重奏団
[カルラ・ハルテンヴァンガー(P)
ビルギット・エルツ(Vn)
イローナ・キント(Vc)]

録音:2008年3月、ベルリン、ジーメンスヴィラ
ARS-38049(1SACD)
ヨゼフ・シェルプ(1894-1977):オルガン作品全集
オルガン作品〔 I, II, III, IV, V 〕
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2009年11月2日-4日、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会
ARS-38051
(2SACD+1CD)
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」 マンフレート・フォルツ(バスバリトン:ヴォータン)
シリル・アッサフ、セダト・エストプラク(バリトン:ドナー)
オマル・ハラ(テノール:フロー)
クリスティアン・フランツ(テノール:ローゲ)
クラウス・ヴァルプレヒト(バリトン:アルベリヒ)
マンフレート・ユング(テノール:ミーメ)
マルクス・ホロップ(バス:ファーゾルト)
ディーター・ヘーニヒ(バス:ファーフナー)
マリーザ・アルトマン=アルトハウゼン(メゾソプラノ:フリッカ)
インガ・フィッシャー、アンヤ・フィンケン(ソプラノ:フライア)
ジルケ・マルヒフェルト(アルト:エルダ)
マリスカ・ムルデル、クリスティーナ・プラッツァー(ソプラノ:ヴォークリンデ)
ペトラ・シュミット(メゾソプラノ:ヴェルグンデ)
グンドゥラ・シュナイダー(メゾソプラノ:フロースヒルデ)
カッセル州立劇場O
ロベルト・パーテルノストロ(指)

録音:1999年3月3日、4月4日、5月2日、6月3、24日、ライヴ、カッセル国立劇場、カッセル、ドイツ
カッセル州立劇場の「ニーベルングの指環」アーカイヴ録音リリース完結作。「ヴァルキューレ」(ARS 38052;(4SACD)、「ジークフリート」(FCD 368367-70;4CD)、「神々のたそがれ」(FCD 368381-84;4CD)。
カッセル州立劇場支配人兼舞台監督ミヒャエル・ライネルトへのインタビュー(ドイツ語)を収めたCDがボーナスとして付いております。ブックレットに収められた解説はドイツ語と英語。歌詞・台詞は原語(ドイツ語)のみ記載で訳はごさいません。通常の2SACD商品より高めの価格設定となっております。
ARS-38052(4SACD)
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 スーザン・オーエン(ブリュンヒルデ)ボド・ブリンクマン(ヴォータン)
ヴィルマ・エルンスト=モズライティス(フリッカ)
クリスティアン・フランツ(ジークムント)ジェイン・カッセルマン(ジークリンデ)
ハンス・ゲオルク・モーザー(フンディング)インガ・フィッシャー(ゲルヒルデ)
ローナ・クルマー=シェルバッハ(ヘルムヴィーゲ)ペトラ・シュミット(オルトリンデ)
マリーザ・アルトマン=アルタウゼン(ヴァルトラウテ)
グンドゥラ・シュナイダー(ジークルンデ)ジャネット・シェーファー(ロスヴィルデ)
ヨーケ・クラーマー(グリムゲルデ)エリーザベト・ハウ=ヴィレボイス(従者)
ロベルト・パーテルノストロ(指)カッセル国立劇場O

録音:1999年6月17-22、27日、カッセル国立劇場、ライヴ
ARS-38057(1SACD)
ハイドン:ピアノ協奏曲第11番ニ長調 Hob.XVIII:11
 ピアノ協奏曲第9番ト長調 Hob.XVIII:9
 ピアノ協奏曲第2番ニ長調 Hob.XVIII:2
 ピアノ,2つのホルン,ヴァイオリンとチェロの為のディヴェルティメント変ホ長調 Hob.XIV:1
カスパール・フランツ(P)
ゾリステンアンサンブル・カライドスコープ

録音:2009年1月、ベルリン、テルデクス・スタジオ
カスパール・フランツは1980年ドイツのキール生まれのピアニスト。ゾリステンアンサンブル・カライドスコープは2006年に結成されたベルリンに本拠を置く室内O。
ARS-38058(1SACD)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21
ウィリアム・ヨン(P)
フリーデマン・リーレ(指)ニュルンベルクSO

録音:2004年6月、ニュルンベルク(ドイツ)
ウィリアム・ヨンは韓国に生まれ、ドイツのハノーファー音楽大学、イタリアのコモ湖国際ピアノ・アカデミーで学んだ現ドイツ在住のピアニスト。
ARS-38059(1SACD)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49(*/#)
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66(*/#)
ピアノ,ヴァイオリンとヴィオラの為の三重奏曲ハ短調(*/+)
チェロとピアノの為の無言歌Op.109#
アルバムの綴り(1843)#
アルテ・ムジーク・ケルン[クリスティーネ・ロクス(Vn)*、マティアス・フェーガー(Va)+、クラウス=ディーター・ブラント(Vc)#*]
トビアス・コッホ(P)

録音:2009年1月、ホンラート、福音教会
ARS-38060(1SACD)
ヴィルムス(1772-1847):ヴァイオリン・ソナタ.ホ長調 Op.11/変ロ長調 Op.29
ピアノ三重奏曲 ハ長調*
ヴェルナー・フォン・シュニツラー(Vn)
ヤクプ・ティルマン(Vc)*
コスミン・ボエル(P)

録音:2009年9月、インマヌエル教会、ヴッパータール(ドイツ)
ARS-38061(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集1〜3
交響曲第96番「奇蹟」、
第95番、第93番
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2008年10月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと録音したハイドンの交響曲シリーズが高く評価されたブルーノ・ヴァイルが、2008年から2014年にかけて、カペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドンのロンドン交響曲集。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。 本アルバムにはハイドンが最初のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、ユーモアのセンスが光る第93番、ロンドン交響曲全12曲中唯一の短調作品である第95番、「奇蹟」の愛称で知られる第96番を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交えながら作品解説を行う興味深いボーナスCDも付いています。
ARS-38062(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集4〜6
交響曲第98番、
第94番「驚愕」、第97番
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2008年10月&2009年4月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
ブルーノ・ヴァイル&カペラ・コロニエンシスによるロンドン交響曲集第2集。本アルバムにはハイドンが最初のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、「驚愕」の愛称で有名な第94番、招聘者であるザロモンのオーケストラの能力をフルに生かして書かれた第97番、モーツァルトの死に関連があるとされる第98番を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交えながら作品解説を行う興味深いボーナスCDも付いています。
ARS-38063(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集7〜9
交響曲第99番、
第101番「時計」、
第100番「軍隊」
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2012年9月&2013年2月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
ブルーノ・ヴァイル&カペラ・コロニエンシスによるロンドン交響曲集第3集。本アルバムにはハイドンが2度目のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、クラリネットを初めて交響曲に取り入れた第99番、軍隊交響曲として有名な第100番、「時計」の愛称で知られる第101番を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交え
ARS-38064(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集10〜12
交響曲第102番、
第103番「太鼓連打」、
第104番「ロンドン」
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2013年2月&2014年3月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
ブルーノ・ヴァイル&カペラ・コロニエンシスによるロンドン交響曲集第4集。本アルバムにはハイドンが2度目のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、初演時にシャンデリアが落ちたというエピソードが残る第102番、人気が高く演奏機会の多い第103番「太鼓連打」と第104番「ロンドン」を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交えながら作品解説を行う興味深いボーナスCDも付いています。
ARS-38065(1SACD)
ポーランドのバロック/教会と宮廷の音楽
マルチン・ミェルチェフスキ(1590-1651):カンツォーナ第1番(2声;2つのヴァイオリンと通奏低音の為の)
マチェイ・ヴロノヴィチ(1645頃-1700頃):コンチェルト「甘き喜びのうちに」(3声;ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音の為の)
アダム・ヤジェンプスキ(1590-1648):コンチェルト「ベルリネーサ」(3声;2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音の為の)
ヤン・ポドビェルスキ(17世紀):前奏曲(チェンバロ独奏)
不詳(17世紀):「ワルシャワのオルガン・タブラチュア」〜カンツォーナ第1旋法(オルガン独奏)
スタニスワフ・シルヴェステル・シャシンスキ(1670頃-1713):コンチェルト「イエス、私の希望」(3声;ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音の為の)
 コンチェルト「来たれ、聖霊よ」(同)
 2つのヴァイオリンとオルガンの通奏低音の為のソナタ
アントニ・ミルヴィト(1755-1837):カンタータ「常に私のイエスは」(ソプラノ、ヴァイオリンと通奏低音の為の)
カスパル・フェルステル・Jr.(1616-1673):ソナタ ト長調(2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音の為の)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ルパリーニ(1700頃-1775):カンタータ「酷き苦しみに」(ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音の為の)
アラ・ポラッカ[イヴォナ・レシニョフスカ(S)、パウリナ・キラルスカ(オルガン、チェンバロ)、スタニスワフ・ゴイニ(テオルボ)、ダグマル・ヴァレントヴァー、マルグレート・バウムガルトル(Vn)、ホルガー・ファウスト=ペータース(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ]

録音:2009年2月19-22日、ヴッパータール、インマヌエル教会
ARS-38066(1SACD)
ブラス・アンサンブルの為の英国音楽
ウィリアム・バード(E・ハワース編):オックスフォード伯爵の行進曲
レイモンド・ユージン・プレムル(1934-1998):ディヴェルティメントからの5つの楽章
ゴードン・ラングフォード(1930-):ロンドン・ミニアチュアズ
伝承曲(ジョン・アイヴソン編):ロンドンデリー・エア
ジム・パーカー(1934-):ニューヨークのロンドン人(パート2)
レッド・ツェッペリン(ブルース・コリングズ編):天国への階段
エルガー(ロジャー・ハーヴィー編):エニグマ変奏曲〜ニムロッド(第9変奏)*
wes10brass[ヤン・エシュ、フロリアン・キルナー、マルクス・クラーマー、ユルゲン・シュスター(Tp)、シリル・サンドス(Tp)*、オリヴァー・ニコライ(Hrn)、フリート・デイツ、マテョアス・ミュラー、ハリー・リース(Tb)
ローラント・ギレッセン(バスTb)、タカハシ・ヒデユキ(Tub)]
ミヒャエル・フォルスター(指)

録音:2009年4月5-8日、ヴッパータール、インマヌエル教会
ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン(北ライン=ウェストファリア)Oの金管メンバー10名と指揮者ミヒャエル・フォルスターにより結成された金管アンサンブル、wes10brassのデビュー・アルバム。バードからレッド・ツェッペリンまで、まさに英国尽くし。
ARS-38067(1SACD)
室内楽珍曲集
エルンスト・バハリヒ(1892-1942):ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲
エルンスト・トッホ(1887-1964):ヴァイオリンとチェロの為のディヴェルティメント Op.37-1
エマヌエル・モール(1863-1931):ヴァイオリンとチェロの為の組曲 Op.109
ルドルフ・モーザー(1892-1960):ヴァイオリンとチェロの為の二重奏ソナタOp.34 -2
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲(1925)
ヤンサ・デュオ[クリスティーネ・ロクス(Vn)、クラウス=ディーター・ブラント(Vc) ]

録音:2009年1月、ヴッパータール、インマヌエル教会
ARS-38068(1SACD)
チェロ協奏曲&シンフォニア集
アーベル(1723-1787):チェロ協奏曲 ハ長調*
エルンスト・グラーフ(1723-1804):シンフォニア第1番
チェロ協奏曲第2番 ニ長調*
シンフォニア第3番
チェロ協奏曲第1番 ニ長調*
クラウス=ディーター・ブラント(Vc)*
ラルパ・フェスタンテ

録音:2009年5月、ファザネリー城、アイヒェンツェル(ドイツ)
ARS-38069(1SACD)
ヴィオラ物語
シューマン:ヴィオラとピアノの為のアダージョとアレグロOp.70
 おとぎの絵本(ヴィオラとピアノの為の4つの小品)Op.113
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ「幻想曲」Op.11-4
マルティン・クレーマー(1975-):ヴィオラとピアノの為の悲歌「もう言葉はいらない」
パウリーネ・ザクセ(Va)
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2008年8月29日-9月2日、ヴァイマル宮殿(ドイツ)
ARS-38070(1SACD)
ウィーンのオーボエ四重奏曲集
ミーチャ(1746-1811):オーボエ四重奏曲 ハ長調
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調
フランツ・クロンマー(1759-1831):オーボエ四重奏曲第2番 ヘ長調
ヴァンハル:オーボエ四重奏曲 ハ長調
アンサンブル・ラプソディ
[ミヒャエル・ニーゼマン(Ob)
ポーリン・ノブズ(Vn)
レイチェル・イッサーリス(Va)
ニコラス・セロ(Vc)]

録音:2009年3月2日-5日、ホンラート(ドイツ)
ARS-38071(1SACD)
室内楽珍曲集 Vol.2
ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842):ヴァイオリンとチェロの為の協奏的大二重奏曲集
イ長調Op.5-2/ト長調Op.5-3
変ホ長調Op.5-6/ヘ長調Op.6-1
ヤンサ・デュオ
クリスティーネ・ロクス(Vn)
クラウス=ディーター・ブラント(Vc)

録音:2009年6月、ホンラート(ドイツ)、福音教会
ハインリヒ・アントン・ホフマンはマインツに生まれ、フランクフルト市立劇場の音楽監督を務めたドイツのヴァイオリニスト・指揮者・作曲家。ヴァイオリンを含む編成の為の楽曲や歌曲等の作品を残しました。
ARS-38072(1SACD)
ユリウス・レントヘン(1855-1832):ピアノ三重奏曲集 Vol.2
ピアノ三重奏曲第2番変ロ長調 Op.23
ピアノ三重奏曲第4番ト短調「エンタム」
ストリオーニ三重奏団
[バルト・ファン・デ・ルール(P)
ワウター・フォッセン(Vn)
マルク・フォッセン(Vc) ]

録音:2009年8月26-28日、ファルテルモント(オランダ)、コンセルトブルデレイ
1995年に結成された世界有数のピアノ三重奏団のひとつ、ストリオーニ三重奏団によるライプツィヒ出身のドイツ系オランダ人作曲家&ピアニスト、ユリウス・レントヘンのピアノ三重奏曲集の第2巻。
高い評価を得ている第1巻(ARS38031)に続く本アルバムでは、1894年に書かれた第2番と、1898年に書かれた第4番をカップリング。レントヘンの作品は主に室内楽のジャンルで約100曲の作品が出版されていますが、その殆どは後世に伝わっておらず、近年再び注目を集めています。
ストリオーニ三重奏団は、アイザック・スターン、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、メナヘム・プレスラーなどの偉大な音楽家や、エマーソン四重奏団やフェルメール四重奏団のメンバーと長年にわたって活動。アムステルダムのコンセルトヘボウなどのオランダの主要なホールや、ワイル・リサイタル・ホール (カーネギー・ホール) 、ロンドンのウィグモア・ホールなどの世界で最も重要な音楽ホールで定期的にコンサートを行っています。
ARS-38073(1SACD)
忘れられた至宝 Vol.9〜ヴィルトゥオーゾ・トランペット音楽
ヨハン・バプティスト・シーダーマイヤー(1779-1840):アヴェ・マリス・ステラ(アルトとヴァイオリンまたはクラッペン・トランペットの為のオフェルトリウム、2つのクラリネット、2つのヴァイオリン、ヴィオラと低音楽器を伴う)*
ヴェルディ:トランペットと管弦楽の為のアダージョ
コンラディン・クロイツァー(1780-1849):半音階トランペットと管弦楽の為の変奏曲ト長調
レオポルト・アントン・コジェルフ(ヤン・アントニーン・コジェルフ;1747-1818):マンドリン、クラッペン・トランペット、コントラバス、ピアノと管弦楽の為の協奏交響曲変ホ長調 作品目録番号II,1+
フリードリヒ・ディオニス・ヴェーバー(1771-1842):トランペットの為の変奏曲ヘ長調
ヨゼフ・フィアラ(1748-1816):トランペットと管弦楽の為のディヴェルティメント
ロバート・ヴァンライン(Tp、クラッペン・トランペット)
ウルリケ・シュナイダー(Ms)*
アンナ・トルゲ(マンドリン)+
デイヴィッド・シンクレア(ウィーン・コントラバス)+
キャスリン・コック(P)+
ケルン・アカデミー
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指)

録音:2009年10月4-6日、ヴッパータール、インマヌエル教会
忘れられてしまった音楽をピリオド楽器の特徴を生かしてよみがえらせる好評のシリーズ第9弾。ロバート・ヴァンラインはロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックでマイケル・レアードに学んだトランペット奏者。17−18世紀モデルを専門とするトランペット製作家でもあります。クラッペン・トランペットは1760年にドイツ人のケールベルが発明した、トランペットの前身にあたる金管楽器。トランペットの形をしていますが、木管楽器のような穴と鍵(キー)が付いています。
ARS-38075(1SACD)
幽冥界のオペラ・ファンタジア
マルシュナー(ゴルト編:ロマンティック四重奏団編):オペラ「吸血鬼」序曲
ベートーヴェン(不詳者編曲(19世紀)/ロマンティック四重奏団編):ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜第1楽章「幻想曲風」
コルンゴルト(レオ・アルトク編;ロマンティック四重奏団編):オペラ「死の都」による大幻想曲
オッフェンバック(カール・ビンダー、レオポルト・ヴェニンガー編曲/ロマンティック四重奏団編):オペレッタ「地獄のオルフェウス(天国と地獄)」序曲
R.シュトラウス(エミール・タヴァン編:ロマンティック四重奏団編):オペラ「ナクソス島のアリアドネ」による大幻想曲
マイアベーア(アドルフ・シュライナー編;ロマンティック四重奏団編):オペラ「悪魔ロベール」の動機による幻想曲
ロマンティック四重奏団
[ワシーリー・ヴォローニン(Vn)*
エドワード・ジョン・セモン(Vc)+
ヨアヒム・ディースナー(ハルモニウム;#)
マルクス・メルクル(P)**]

録音:2009年12月、ホンラート(ドイツ)、福音教会使用楽器:2005年、クリスティアン・エリクソン製(モデル:ヨゼフ・ヨアヒムのストラディヴァリ;*)/1922年、ミラノ、ジュゼッペ・オルナーティ製+/1867年頃、パリ、ドバン[Debain]製#/1910年、ヘルムホルツ製**
ARS-38076(1SACD)
ハノーファーのバロック/宮廷の音楽
ヘンデル:二重唱曲第6番「保ち、増し、活気づけよ」HWV185(*/+)
カンタータ「いとしい孤独、愛する自由よ」HWV163*
チャールズ・バベル(1636頃-1716):チェンバロ組曲第8番ハ短調
アゴスティーノ・ステッファーニ(1654-1728):二重唱曲「天は欲する、私が永遠の罠に捕えられることを」(*/+)
ニコラウス・アダム・シュトルンク(1640-1700):歌曲集「Leucoleons Galamelite、または種々の純潔の歌」から+
彼は侍女ミルタレを愛することを恐れなかった
夢の中、彼の死んだ恋人が再び現れた
Chiave A[イ音記号?]のカプリッチョ(オルガン独奏曲)
歌曲集「Leucoleons Galamelite、または種々の純潔の歌」から+
彼はロディニスに修道院生活を説く/夜の歌
アゴスティーノ・ステッファーニ:二重唱曲「おお、この足を縛りつけるいとしい鎖よ」(*/+)
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音の為のソナタ ホ短調
アントニオ・サルトリオ(1630-1680):カンタータ「希望は暴君だ」*
ヘンデル:二重唱曲第10番「多くの矢を私の胸に放ち」HWV187(*/+)
アラ・ポラッカ
イヴォナ・レシニョフスカ=ルボヴィチ(S)*
フランツ・ヴィツトゥム(C.T)+
パウリナ・キラルスカ(Org,Cemb)
ペトル・ヴァグネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
スタニスワフ・ゴイニ(テオルボ、バロックギター)

録音:2009年12月13-17日、ヴッパータール、インマヌエル教会
ARS-38077(1SACD)
クラリネット物語〜クラリネットとピアノの為の音楽
ヴィンディング(1835-1899):3つの小幻想曲 Op.19
カール・ライネッケ:序奏とアレグロ・アパッショナートOp.256
ウェーバー:シルヴァーナ変奏曲 Op.33
シューマン:3つのロマンスOp.94
ブルクミュラー(1810-1836):二重奏曲 Op.15
ライシガー(1798-1859):華麗な二重奏曲 Op.130
・[ボーナス・トラック(SACD層のみに収録)]
ベールマン(1784-1847):アダージョ
ザビーネ・グロフマイアー(Cl)、
グエン・チャ(P)

録音:2010年2月20-23日、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会
ARS-38078(1SACD)
編曲されたフランクの作品集
エセル・バートレット&ラエ・ロバートソン編:前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18(原曲:オルガン;1868/編):2台のピアノ;1951) /
ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタス編:「オルガニスト」〜11曲(原曲:ハルモニウム;1980/1891/編):ピアノ四手連弾) * /
デュパルク編:幻想曲第1番 ハ長調 Op.16
(原曲:オルガン;1868/編):2台のピアノ;1908)* /
デュパルク編:カンタービレ ロ長調
(原曲:オルガン;1878/1883/編):2台のピアノ;1908) * /
アルフレド・コルトー編:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(原曲:ヴァイオリンとピアノ;1886/編):ピアノ四手連弾;1904)*
ヴィリヤ・ポスクテ、トマス・ダウカンタス(P)

録音:2010年1月23-24日、ビューラハ(スイス)
ARS-38079(1SACD)
バッハ:協奏曲集
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ短調 BWV1052(チェンバロ、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 より復元)
ヴァイオリン,楽と通奏低音の為の協奏曲ト短調 BWV1056(チェンバロ、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 より復元)
2つのヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ短調 BWV1043*
エルファ・ルーン・クリスティンスドウッティル(Vn)
リーザ・インマー(Vn*、コンサートミストレス)
ゾリステンアンサンブル・カライドスコープ

録音:2009年1月8-10日、ベルリン、テルデックス・スタジオ
エルファ・ルーン・クリスティンスドウッティルは1985年アイスランドに生まれ、ドイツのフライブルク音楽院でライナー・クスマウルに師事。2006年ライプツィヒ・ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクール第1位および聴衆賞・最年少ファイナリスト特別賞受賞。2006年よりゾリステンアンサンブル・カレイドスコープに参加、2008年よりコンサートミストレス。ゾリステンアンサンブル・カライドスコープは2006年に結成されたベルリンに本拠を置く室内O。当録音でもモダーン楽器を使用していると思われますが、演奏はピリオド的です。
ARS-38080(2SACD)
フランツ・シュレーカー(1878-1934):歌劇 「はるかなる響き」 サリー・ドゥ・ラント(S)
マティアス・シュルツ(T)
ディルク・カフタン(指)
アウクスブルクPO
アウクスブルク市立劇場歌劇の歌手たち
アウクスブルク市立劇場歌劇cho

録音:2010年3月3日、4月6-7日、5月8日、アウクスブルク劇場(ドイツ)、 ライヴおよびセッション
近代オーストリアの作曲家、フランツ・シュレーカーは、ウィーン音楽院で学び、指揮者としても活動。ツェムリンスキーの 「詩篇第23番」 や、シェーンベルクの 「グレの歌」 、「地には平和」 の初演にも携わっています。
「はるかなる響き」 は、シュレーカーの出世作となったオペラで、1912年にフランクフルト歌劇場で初演され、1920年のプラハではツェムリンスキーがチェコ初演を(指)1925年には、エーリヒ・クライバーがベルリン国立歌劇場で上演を行いました。後にナチスにより「退廃音楽」の烙印を押されてしまい、歌劇場のレパートリーから姿を消していましたが、20世紀末になり人気が復興、近年は日本を含め世界中で上演されています。
ARS-38081(2SACD)
ハイドン:オラトリオ 「四季」 ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス、
シビッラ・ルーベンス(S)、
ヤン・コボウ(T)、
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)、
テルツ少年cho
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)

録音:2010年3月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと行ったハイドンの一連の録音が高く評価されているブルーノ・ヴァイルが、2000年代にカペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドン・シリーズからの1枚。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。シリーズの中でも特に声楽曲の演奏は優れており、オラトリオ「四季」はテルツ少年合唱団の美しい歌声、ハンノ・ミュラー=ブラッハマンの力強い歌唱が際立つ名演。音質も素晴らしく、ヴァイルの見事な音楽運びをクリアなサウンドで楽しむことができます。
ARS-38082(2SACD)
ハイドン:オラトリオ 「天地創造」 ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス、
シビッラ・ルーベンス(S)、
ヤン・コボウ(T)、
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)、
テルツ少年cho
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)

録音:2009年5月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと行ったハイドンの一連の録音が高く評価されているブルーノ・ヴァイルが、2000年代にカペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドン・シリーズからの1枚。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。オラトリオ「天地創造」ではターフェルムジークとの93年録音盤同様テルツ少年合唱団を起用し、シビッラ・ルーベンス、ヤン・コボウ、ハンノ・ミュラー=ブラッハマンという素晴らしい歌声を聞かせるソリストとともに、美しく広がりのある演奏を繰り広げています。ヴァイルならではの生き生きとした音楽づくりにご注目ください。
ARS-38083(1SACD)
ロマンティック序曲集
ウェーバー:「アブ・ハッサン」序曲
シュポア:歌劇「イェソンダ」序曲
マイアベーア:歌劇「アリメレク」序曲
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
メンデルスゾーン:序曲「美しいメルジーネの物語」
 序曲「フィンガルの洞窟」
ワーグナー:祝典序曲(1834)
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
オーラ・ルドナー(指)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO

録音:2011年2月
スウェーデン出身の気鋭の指揮者オーラ・ルドナー(ルドネル)はヴァイオリニスト(パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール入賞者であり、シャーンドル・ヴェーグの助手も務めました)から指揮者に転向し、1995年にフィルハーモニア・ウィーンを創設。タスマニア交響楽団(オーストラリア;2001-2003)、ボルツァーノ・ハイドン管弦楽団(イタリア;2003-2006)の首席指揮者を歴任。2008年9月にロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任しました。
ARS-38084(1SACD)
ダウンタウン・イリュージョンズ
ヒール・メイヤーリング(1954-):Harde Puntjes [Hard Dots](2004/2007)
マイケル・ナイマン(1944-):Jack(1999)
フォーレ:夢のあとで
レフ・“リョーヴァ”・ジュルビン(1978-):Tango Heavy(1999/2007)
ケンジ・バンチ(1973-):Groovebox Variations from Swing Shift(2001)
ヒール・メイヤーリング:The journey has just begun(2007)
ヨハネス・モシュマン(1978-):Meteor(2008)
バッハ:
アクトゥス・トラジクス(カンタータBWV106)〜ソナティナ
ロジャー・ジャノッタ&クロード・ボラン):Song and Dance(2008/2009)
マイケル・ナイマン:Nadia(1999)
クリストファー・ヘルマン(1983-):Dinah's Night Flight(2006)
ヒール・メイヤーリング:Dreams(2007)
ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調Op.3-2
ヒール・メイヤーリング:Harde Puntjes feat. Robeat*
[ボーナス・トラック]
ボブ・クルー&ボブ・ガウディオ):Can't take my eyes off of you
ダニエル・コシツキ(1978-):Nostalgie(2007)
スパーク
アンドレア・リッター(リコーダー、ロータス・フルート)
ダニエル・コシツキ(リコーダー、歌、メロディカ)
シュテファン・グラウス(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ヴィクトル・プルメッタツ(Vc)
ユッタ・リーピング(P)
ゲスト参加:ロビート(ビートボックス)*
フリースタイル・ミュージック・バンドとも呼ぶべき五人組「スパーク」のデビュー・アルバム。
ARS-38085(1SACD)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集 Vol.2
チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102-1
ヴァイオリン・ソナタ第10番Op.96(フリードリヒ・クラインハプル&アンドレアス・ヴォイケ編曲、チェロとピアノの為の版)
チェロ・ソナタ第5番ト長調Op.102-2
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2010年8月、ヘルムート=リスト=ハレ
ARS-38086(1SACD)
ア・レイト・ロマンティック・クリスマス・イヴ
チャイコフスキー(レオポルト・ヴェニンガー編曲/ロマンティックQ編):バレエ組曲「くるみ割り人形」〜序曲/行進曲/こんぺい糖の踊り/トレパーク/花のワルツ
グスタフ・レヴィン:ようやくやって来た*
ジグムント・シュナイダー(ロマンティックQ編):クリスマス行進曲(1924)
シェーンベルク:クリスマス音楽(コラール編曲)
カルク=エーレルト:信仰深い私の心よ(バッハによる)*
アドルフ・シュライナー(ロマンティックQ編):「きよしこの夜」によるパラフレーズ
ヴィルヘルム・ベルガー:高い天から深い谷底まで(クリスマスの歌)Op.52-4*
アノルト・メンデルスゾーン:市場にも通りにも人影なく(クリスマスの歌)*
ヴィルヘルム・リンデマン(ロマンティックQ編):モーとメー(特徴的小品)
ジョニー・ハイケンス(1884-1945)/ロマンティックQ編):アヴェ・マリア
ジャン・ダスティ(19世紀後半):アヴェ・マリア*
ジークフリート・ワーグナー:それは何を意味する?(クリスマスの歌)*
リヒャルト・アイレンベルク(ロマンティックQ編):ノルウェーのトナカイ曳き郵便車(特徴的小品)
ワルトトイフェル(1ロマンティックQ編):スケーターズ・ワルツ(歌付き)*
フンパーディンク(リヒャルト・トゥルピエ編曲/ロマンティックQ編):歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲
エレーナ・フィンク(S)*
ロマンティックQ
ワシーリー・ヴォローニン(Vn) 
エドワード・ジョン・セモン(Vc)
ヨアヒム・ディースナー(ハルモニウム) 
マルクス・メルクル(P)
ワーシャ・ニーノフ(ゲスト:第2Vn)+

録音:2010年7月、ホンラート(ドイツ)、福音教会
ユニークな編成のロマンティックQがソプラノを迎えて贈るクリスマス・アルバム。今だと少し時期が早すぎますが、たいへん親しみやすく音楽的にもすばらしい内容.
ARS-38087(1SACD)
ヘンデル:独唱カンタータ集
私も愛から逃れた HWV118
優しいときにBWV135
つれないけれど美しいドーリよ HWV151
私から離れよ、暴虐の思いよ HWV125b
悩みに疲れ HWV167a
私の目の喜びと苦しみであるクローリBWV91a
マリアンネ・ベアテ・シェラン(Ms)
ベルゲン・バロック
トーマス・C・ボイセン(テオルボ)
マルック・ルオラヤン=ミッコラ(Vc)
ハンス・クヌート・スヴェーン(Cemb)

録音:2010年3月、ヴッパータール、インマヌエル教会
マリアンネ・ベアテ・シェラン(1975年生まれ)はオラトリオ等の分野で高い評価を得ているノルウェーのメゾソプラノ。バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとして来日したこともあります。ピリオド楽器の精鋭が揃ったベルゲン・バロックとのスリリングな共演。
ARS-38088(1SACD)
私たちのために御子が生まれた〜クリスマス合唱曲集
アリエル・ラミレス(1921-2010):La Peregrinacion (1964)
ユルゲン・エスル(1961-):Die Nacht ist vorgedrungen
フーゴ・ディストラー(1908-1942):Ich brach drei durre Reiselein
ヨハン・クリューガー(1598-1662):Wie soll ich Dich empfangen (1640)
ヘルムート・バルベ(1927-):Leise rieselt der Schnee (1989)
カルステン・グンダーマン(1966-):Susser die Glocken nie klingen (2003)
オラ・イェイロ(1978-):A Spotless Rose/ハビエル・ブスト(1949-):Ave Maria (1992)
ラフマニノフ:晩祷 Op.37(1891)〜 Bogoroditse Devo (1891)
ゴットフリート・ヴォルタース(1910-1989):Maria durch ein Dornwald ging (1891)
ブリテン:A Hymn to the Virgin (1930/1934)
ヤン・サンドストレーム(1954-):Det ar en Ros utsprungen (1995)
クルト・ズットナー(1936-):Il est ne, le divin Enfant
ウィリアム・J.カークパトリック(1838-1921):Away in a Manger
ステュアート・マレイ・ターンブル(1975-):Unto us a Child is Born (2010)
ハンス・シャンダール(1960-):Kiris Bara Bari (Christ ist geboren) (1996)
ブライアン・ケイ(1950-):Gaudete (1986)/ボブ・チルコット(1955-):The Gift
伝承曲:Stille Nacht! Heilige Nacht! (フランツ・X.グルーバー作曲のキャロルによる)
エリック・バンクス(1969-):To Hear the Angels Sing (2004)
レーガー:Schlaf, mein Kindelein (1899)
ヘルムート・ランメル(1950-):Sei uns mit Jubelschalle
ヘルベルト・ビットリヒ(1960-):Festejo de Navidad
ウーヴェ・ウンゲラー(1969-):Little Drummer Boy (Carol of the Drum) (2007)
ジェフリー・キーティング(1950-)The Twelve Days of Christmas (1981)
ニコル・マット(指)アマデウスcho

録音:2010年6月18日-20日、7月10日、9月24日-26日
合唱の名盤を多数残しているニコル・マットとアマデウス合唱団による、様々な時代と国の合唱曲を集めた多彩なクリスマス・アルバム!プログラムは、マリアとヨセフのベツレヘムへの苦難の旅から始まり、期待と不安に満ちたアドベントの時期を経て、神の母としてのマリアを崇拝するまでのクリスマス前の合唱曲を紹介しながら、一歩一歩聖夜に近づいてゆき、いわゆる「クリスマスの12日目」である公現祭の音楽で締めくくられます。
ARS-38089(1SACD)
女性作曲家によるフルート作品集
アンナ・アマリア・フォン・プロイセン(1723-1787):ソナタ
シルヴィア・ソマー(1944-):ソナタ(1968)
カロリーヌ・シャリエール(1960-):小組曲
シャンナ・メタリーディ(1936-):コンチェルティーノ
マルグリット・レースゲン=シャンピオン(1894-1976):ソナタ
ジャニーヌ・リュエフ(1922-1999):二部作
ドニーズ・ロジェ(1924-):子守歌
グバイドゥーリナ:アレグロ・ルスティコ
アンナ・ボン(1740-?):ソナタ ニ長調
アナ・イオアナ・オルテアン(Fl)
ジーモン・ブーハー(P)

録音:2010年3月29日-4月1日、プッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会
アルバム・タイトルの直訳は「レディーズ・ファースト! 昨日と今日の女性作曲家たち」。アナ・イオアナ・オルテアンは1977年ルーマニア生まれのフルーティスト。
ARS-38090(1SACD)
ブルッフ:チェロと管弦楽の為の作品集
コル・ニドライ Op.47(ヘブライの旋律によるアダージョ)*
カンツォーネ Op.55*
アダージョ Op.56(ケルトの旋律による)*
ヴィオラと管弦楽の為のロマンス ヘ長調 Op.85(フリードリヒ・クラインハプル編曲;チェロと管弦楽の為の版)*
アヴェ・マリア Op.61(火の十字架 Op.52 の主題による)*
大管弦楽の為の組曲 Op.79b(ロシア民謡の旋律による)
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)*
ヤン・クチェラ(指)チェコRSO

録音:2010年11月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
ARS Produktionの看板アーティストの一人でもあるオーストリア出身のチェリスト、フリードリヒ・クラインハプルによるブルッフのチェロと管弦楽のための作品集。クラインハプルは、シモン・ボリバルOやチェコRSOなど、数多くのオーケストラとの共演やCD録音に加え、ピアニストのアンドレアス・ウォイクとのデュオなど、その独立した音楽的解釈でリスナーに感動を与え続けています。
ARS-38091(1SACD)
アントニーン・レイハ[アントン・ライヒャ](1770-1836):ファゴットと弦楽の為の室内楽作品集
ファゴット,2つのヴァイオリン,ヴィオラとチェロの為の変奏曲
ファゴット,2つのヴァイオリン,ヴィオラとチェロの為の大五重奏曲
アイランド
[ジェーン・ガワー(Fg)
マデリン・イーストン、アリス・エヴァンズ(Vn)
ガリーナ・ジンチェンコ(Va) 
キャサリン・ジョーンズ(Vc) ]

録音:2011年1月、モカルタ(オーストラリア南部)、グレンバーグ教会
アイランドは様々なピリオド楽器オーケストラで活躍する女性奏者たちにより結成されたアンサンブル。
ARS-38092(1SACD)
忘れられた至宝 Vol.11〜バルベッラ、ジュリアーニ、ホフマン:マンドリン協奏曲集
エマヌエーレ・バルベッラ(1718-1777):マンドリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調
ジュリアーニ(1760-1818):マンドリン,2つのオーボエ,2つのホルンと弦楽の為の協奏曲ヘ長調
不詳(パイジェッロ(1740-1816)?):マンドリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲変ホ長調
ジョヴァンニ・ホフマン(1750-1819):マンドリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調
アンナ・トルゲ(マンドリン)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指)
ケルン・アカデミー(管弦楽)
バロックから前古典派、古典派の作曲家を中心に、知られざる名曲を発掘しているミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ&ケルン・アカデミーの「忘れられた至宝(Forgotten Treasures)」シリーズ第11巻は、ジャンル的にもレア作曲家という点でも貴重なマンドリンの為の作品集。アンナ・トルゲはピリオド、モダンの両分野で活躍するドイツのマンドリン奏者ですが、この録音では、1690年頃製のMarafi、1771年頃製のMariaのレプリカを使用しています。
ARS-38093(1SACD)
シューベルト:3つのピアノ小品 D.946
アレグレット D.935
4つの即興曲 D.935/高雅なワルツ集 D.969
ウィリアム・ヨン(P)

録音:2011年2月、ヴッパータール(ドイツ)
ARS-38094(1SACD)
シグナム・サクソフォン・クアルテット/デビュー
グリーグ(マールテン・イェンセ編):
組曲「ホルベアの時代から」Op.40
ティエリー・エスケシュ(1965-):タンゴ・ヴィルトゥオーゾ
ラヴェル(クリストフ・エンツェル編):クープランの墓
バルトーク(シグナム・サクソフォン・クアルテット編):
6つのルーマニア民俗舞曲
ショスタコーヴィチ(シグナム・サクソフォン・クアルテット編):
弦楽四重奏の為の2つの小品(サクソフォン四重奏版)
ペドロ・イトゥラルデ(1929-):小チャルダーシュ
シグナム・サクソフォン・クアルテット
ブラシュ・ケンペルレ(ソプラノSax)
ジーモン・シュラー(アルトSax)
アラン・ルジャル(テナーSax)
ダーヴィト・ブラント(バリトンSAx)

録音:2011年2月7-11日、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会
ドイツとスロヴェニア出身の奏者によって結成されたシグナム・サクソフォン・クアルテットのデビューCD。
ARS-38095(1SACD)
アントニオ・ロゼッティ(1750-1792):レクイエム変ホ長調(独唱、合唱と管弦楽の為の)
 Murray H15(1776;プラハ版)(*/+/#)
交響曲変ホ長調 Murray A23(Fassung A)
アントニオ・ロゼッティ(マインゴスス・ゲーレ編):グラドゥアーレ変ホ長調(ソプラノ、合唱と管弦楽の為の)
 「私の所へ来なさい、皆よ」Murray H24(*/#)
グラドゥアーレ変ロ長調(合唱と管弦楽の為の)
 「地上のすべての国々は見た」Murray H25#
アントニオ・ロゼッティ:サルヴェ・レジナ 変ホ長調(ソプラノと器楽の為の)Murray F85*
賛歌「イエス、最強の王」(合唱と管弦楽の為の)ニ長調 Murray H31#
マルシア・ポーター(S)*
アンナ・ハヴィルコヴァー(Ms)+
オンドジェイ・ソハ(T)+
マシュー・マーカム(Bs)+
プラハ・シンガーズ(合唱#)
ラ・ジョイア(合唱#)
カメラータ・フィラルモニカ・ボヘミア(管弦楽)
ヨハネス・メーズス(指)

録音:2008年8月13-15日、プラハ、聖ミクラーシュ教会
モーツァルトの死の9日後、1791年12月14日にプラハで彼の追悼式が行われ、ボヘミアの作曲家ロゼッティのレクイエムが演奏されました。この経緯からこの作品は「モーツァルトの為のレクイエム」と呼ばれるようになりましたが、実際にはこの追悼式のために新たに書かれたものではなく、式の音楽を任されたノスティツ劇場(現在のエステート劇場)ヨセフ・ストローバッハ(1731-1794)が時間的に新作は不可能と考え、友人であるロゼッティが15年前に書いたレクイエムに手を加えたもの(プラハ版)でした。長調で書かれたこのレクイエムはモーツァルトの絶筆となった同名作品のような劇的なものではありませんが、モーツァルトを愛したプラハの人々が彼の人柄と音楽を偲ぶにはふさわしかったのかもしれません。レクイエムの収録時間は23分ほどですが、ディスクの後半もなかなかおもしろい構成となっています。ロゼッティの交響曲に、その第2楽章と第3楽章にドイツの教会音楽家ゲーレが歌詞を当てはめた2つのグラドゥアーレが続き、締めはロゼッティのオリジナルの教会声楽作品2曲。すでに5枚ものロゼッティのCD(CPO、MD+G)を録音しているスペシャリスト、ヨハネス・メーズスの堂々たる指揮で楽しめます。全曲世界初録音と表記されています。
ARS-38096(1SACD)
室内楽珍曲集Vol.3
パガニーニ:ヴァイオリンとチェロの為の3つの協奏的二重奏曲
 第1番変ホ長調/第2番ト短調/第3番イ長調
ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842):ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲ホ長調Op.10
フリードリヒ・ヘルマン(1828-1907):ヴァイオリンとチェロの為の華麗な大ぬ重奏曲ト短調Op.12
ヤンサ・デュオ
[クリスティーネ・ロクス(Vn) 
クラウス=ディーター・ブラント(Vc)]

録音:2010年9月
ハインリヒ・アントン・ホフマンはマインツに生まれ、フランクフルト市立劇場の音楽監督を務めたドイツの作曲家・ヴァイオリニスト・指揮者。ヴァイオリンを含む編成の為の楽曲や歌曲等の作品を残しました。フリードリヒ・ヘルマンはメンデルスゾーン門下のドイツの作曲家・ヴァイオリニス。ライプツィヒ音楽院のヴァイオリン科教授を務め、またペータース版における多くのヴァイオリン曲の校訂を行いました。


ARS-38100(1SACD)
バイロイトの歴史的瞬間
イスラエル国歌:ハクティヴァ
ツヴィ・アヴニ(1927-):祈り
マーラー(ディートリヒ・ヘンシェル編):リュッケルト歌曲集*〜私は快い香りを吸い込んだ/私の歌を覗き見しないで/私はこの世に捨てられて/真夜中に
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
リスト:夕べの鐘
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)*
ロベルト・パーテルノストロ(指)
イスラエルCO

録音:2011年7月26日、バイロイト(ドイツ)、シュタットハレ、ライヴ
イスラエル楽団がワーグナー作品ドイツで初演奏!
【ベルリン共同】ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーゆかりの同国バイロイトで26日、有力オーケストラのイスラエル室内管弦楽団がワーグナーの作品を演奏した。ヒトラーが愛好し、ナチスの宣伝に利用したワーグナーの曲をイスラエルの楽団がドイツで演じるのは初めて。
イスラエルでは、ナチスに思想的影響を与えたワーグナーの演奏がタブー視されており、主催者によると、今回の公演でも、事前にホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の犠牲者の遺族らから激しい抗議があったという。2011/07/27 07:24【共同通信】
ARS-38101(1SACD)
ソロ・フルート Vol.1〜バロック・無伴奏フルートのための音楽
マラン・マレ:スペインのフォリア(抜粋)
オトテール:「フルートによる前奏曲の技法」〜3つの前奏曲*
ボワモルティエ(1689-1755):組曲ロ短調 Op.35^5
ジャン・ダニエル・ブラウン(?-1740以前):組曲断章ホ短調&ロ短調*
テレマン:12の幻想曲 TWV40〜ホ短調(No.8),嬰ヘ短調(No.10)
バッハ:パルティータ イ短調 BWV1013
ボディヌス(1700頃-1759):ジグ形式の奇想曲イ長調*
クヴァンツ(1697-1773):アラ・フランチェーゼ ニ短調*
 奇想曲変ロ長調*
 幻想曲ハ長調*
C.P.E.バッハ:ソナタ イ短調 Wq132
ドリュス(1723頃-1774):「フルートの技法」〜奇想曲第4番イ長調*
ミリヤム・ナスタシ(Fl)

録音:2011年4月26-27日、ヴッパータール、インマヌエル教会
オランダのユトレヒト生まれのフルーティスト、ミリヤム・ナスタシ校訂の楽譜本「Die Soloflote, Edition Peters Nr. 8641a」に収録された作品をナスタシが自ら演奏するシリーズの第1巻。オーレル・ニコレらに師事したナスタシははじめ現代音楽に傾倒していましたが、やがて古楽に興味を持ちフランス・フェスターらの教えを受けました。1991年にフライブルク音楽大学フルート科教授に就任し、1996年から2006年までは主任教授を務めました。*は世界初録音と表示されています。
ARS-38102(1SACD)
ソロ・フルート Vol.2/古典派無伴奏フルートの為の音楽
ホフマイスター(1754-1812):「フルートの為の50のフェルマ」から 様々な調性による5つのフェルマータ*
ヨハン・ゲオルク・トロムリッツ(1725-1805):パルティータ第5番ホ短調*
カール・クライト(1748-1807頃):6つの変奏曲変ロ長調 Op.55(1801頃)*
アントン・シュターミッツ(1753-1809頃):3つの奇想曲イ長調・イ短調/奇想曲ト長調
アウグスト・エーベルハルト・ミュラー(1767-1817):モーツァルトの主題による変奏曲ト長調(1795頃)*
フランツ・ヴァイス(1778-1830):奇想曲ト長調 Op.3-1*
アンドレ・トレーク(18世紀後半):幻想曲ト長調 Op.2(1799)
アントン・ヘーベルレ(1780頃-1816頃):幻想曲イ長調*
トマス・リンゼイ(19世紀前半):「フルート演奏の基本」(1828)から ブラーニーの木立*
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):奇想曲ニ短調・ニ長調 Op.10-3
フリードリヒ・クーラウ:「うつろの心」による奇想曲ト長調 Op.10-6
チャールズ・ケラー(1874-1855):ディヴェルティメント ハ長調 Op.16-2*
ミリヤム・ナスタシ(Fl)

録音:2011年4月28-29日、ヴッパータール、インマヌエル教会
オランダ・ユトレヒトに生まれ、ユトレヒトとフライブルクでフルートと音楽学を学び、フライブルク音楽大学フルート科の主任教授も務めたフルート奏者、ミリヤム・ナスタシが、自らが校訂した楽譜集に収録されているフルートのための小品を時代ごとに録音するシリーズの第2巻。
今作は、古典派の時代(18世紀)に作曲された作品に焦点を当てています。フルートは、バロック時代から初期古典派にかけては主に1キーの楽器で演奏されてきましたが、1770年頃から改良が施され始め、徐々にキーが増やされたことにより表現力の幅が格段に広がりました。本アルバムには、楽器の発展が著しい時代の中で作曲家達がフルートの可能性を追求した多くの作品が収められています。
ARS-38103(1SACD)
ソロ・フルート Vol.3〜ロマン派無伴奏フルートの為の音楽
ルイ・ドルーエ(1792-1873):カデンツァ(3曲)
 前奏曲(2曲)
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):ディヴェルティメント ト長調 Op.68-5
 幻想曲ニ長調 Op.38-1*
カール・ケラー(1786-1832):幻想曲ト短調・ト長調 Op.28-1
フュルステナウ(1792-1853):気晴らし[Amusements]Op.57(4曲)
 フルートの学校 Op.42 から(3曲)
カスパル・クンマー(1795-1870):幻想曲ニ長調 Op.33-1
 幻想曲ハ長調 Op.33-2
メルカダンテ(1795-1870):ロッシーニの「アルミーデ」のアリアによる変奏曲ヘ長調
ブリッチャルディ(1818-1881):アダージョ ハ長調
ジュゼッペ・ガリボルディ(1833-1905):アラブの主題による奇想曲イ短調
エルネスト・ケーラー(1849-1907):悲愴的アダージョ Op.33-10
ジャン・ドンジョン(1839-1912):悲歌
ミリヤム・ナスタシ(Fl)

録音:2011年11月14-16日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
オランダのユトレヒト生まれのフルーティスト、ミリヤム・ナスタシ校訂の楽譜本「Die Soloflote, Edition Peters Nr. 8641c」に収録された作品をナスタシが自ら演奏するシリーズの第3巻。オーレル・ニコレらに師事したナスタシははじめ現代音楽に傾倒していましたが、やがて古楽に興味を持ちフランス・フェスターらの教えを受けました。1991年にフライブルク音楽大学フルート科教授に就任し、1996年から2006年までは主任教授を務めました。*以外は世界初録音と表示されています。
ARS-38104(1SACD)
ソロ・フルート Vol.4〜近現代(1960年以前)の無伴奏フルートの為の音楽
ドビュッシー:シリンクス
カルク=エーレルト(1877-1933):ソナタ・アパッショナータ嬰ヘ短調 Op.140(1917)
オネゲル:牝山羊の踊り(1919)
フェルー(1900-1936):恋する羊飼い娘(1921)
ヒンデミット:8つの小品(1927)
ロレンツォ(1875-1962):神話の組曲 Op.38(1930)
ヨゼフ・ラウバー(1864-1952):前奏曲とフーガ Op.49(1930)から 前奏曲
ジャン・リヴィエ(1896-1987):優しい鳥たち(1935)
ボザ(1905-1991):映像 Op.38(1936)
イベール:小品(1936)
ヴァレーズ:密度21.5
ジョリヴェ:5つの呪文(1936)〜農夫が立てた畝から生まれる収穫が豊かなものであるように
 実存と世界の穏やかな一致のために
マルセル・ステルン(1909-1989):12の小品(1940)〜イベリカ*
ケクラン(1867-1950):ソナティネ第2番 Op.184(1942)〜レント*
ヴィリー・シュナイダー(1907-1983):ソナタ Op.53(1946)〜アレグレット*
ギュンター・ラファエル(1903-1960):
ソナタ第2番 Op.46(1946)〜気むずかしく、気まぐれな*
ヨハネス・ドリースラー(1921-1998):ソナタ Op.10(1948)〜アレグレット*
ルドルフ・エッシャー(1912-1980):ソナタ Op.16(1949)〜ラルゴ−ヴィヴァーチェ
ヴィクトル・マルタン(ヴィクター・マーティン?)(1940-):2つの呪文(1958)〜II*
エンドレ・セルヴァーンスキー(1940-):5つの演奏会用練習曲(1956)〜スケルツォ*
福島和夫(1930-):レクイエム(1956)*
ベリオ:セクエンツァ I(オリジナル版;1958)
ミリヤム・ナスタシ(Fl)

録音:2011年11月14-16日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
オランダ・ユトレヒトに生まれ、ユトレヒトとフライブルクでフルートと音楽学を学び、フライブルク音楽大学フルート科の主任教授も務めたフルート奏者、ミリヤム・ナスタシが、自らが校訂した楽譜集に収録されているフルートのための小品を時代ごとに録音するシリーズの第4巻。
今作は1900年〜1960年にかけて作曲された近現代の作品が収録されています。この時代は、巻き舌によるフラッターツンゲやハーモニクス奏法、重音奏法と言った特殊奏法や、音域の拡張など様々な新たな手法が試されました。また、フルートにおけるレパートリー拡張の第一人者とされる、ドビュッシーが残した独奏曲 「シランクス」 もこの時代に誕生。フルート独奏のための重要作品として、今日における多くの奏者達によって取り上げられています。
ARS-38105(1SACD)
ニーノ・ロータ:チェロ協奏曲第1番(1972)*
チェロ協奏曲第2番(1973)*
映画「山猫」(1962)から 舞曲集[Ballabili](小管弦楽の為の組曲)
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)*
ディルク・カフタン(指)アウクスブルクPO

録音:2011年6月、アウクスブルク(ドイツ)
「本業はあくまでクラシックの作曲であり、映画音楽は趣味にすぎない」と語っていたニーノ・ロータのチェロ協奏曲と、映画音楽から編纂された組曲。
ARS-38106(1SACD)
wes10brass〜ピリオド楽器に進出!
オールド・フレンズ

ミヒャエル・プレトリウス(ピーター・リーヴ編):「テルプシコーレ」からの組曲(4つのトランペット、4つのトロンボーン、ホルン、テューバと打楽器のための)
   Entree / Ballet du Roy / Volte / Courante de Perichou / La Canarie
   La Bouree / La Pavane Courante / Finale
ビーバー(エドワード・タール、es10brass編):聖ポリカルピのソナタ(4つのトランペット、4つのトロンボーンとティンパニのための)(*)
ファンティーニ(1600-1675)/ポール・プランケット編曲:トランペットと通奏低音のための8つのソナタ より Sonata detto del Nero(4つのトロンボーンとトランペットのための)(*)
モンテヴェルディ(wes10brass編):「聖母マリアの夕べの祈り」(4つのトランペット、4つのトロンボーン、ホルンとテューバのための)〜Toccata / Nisi Dominus / Lauda Jerusalem
ファンティーニ(1600-1675)/エドワード・タール、wes10brass編曲):皇帝のソナタ第1番[Sonata imperiale I](4つのトランペット、4つのトロンボーンとティンパニのための)(*)
ガブリエーリ(wes10brass編):Jubilate Deo omnis terra(W.-Nr.C17;4つのトランペットと4つのトロンボーンのための)
ガブリエーリ(ブラウン編):ソナタ第20番(W.-Nr.214;4つのトロンボーンのための)(*)
ガブリエーリ(ロバート・ポール・ブロック編):8声のカンツォン第7旋法(W.-Nr.172;4つのトランペットと4つのトロンボーンのための)
ベンディネッリ(エドワード・タール、wes10brass編):5つのトランペットのためのソナタ第336番(4つのトランペット、4つのトロンボーンとティンパニのための)(*)
ホルボーン(ロジャー・ハーヴィー編):組曲「妖精のラウンド」(4つのトランペット、4つのトロンボーン、ホルン、テューバと打楽器のための)
   The Fairie Round / The Hornie Suckle / The Choise / Muy Linda
   Last Will and Testament / Galliard / The Night Watch
wes10brass
【ヤン・エッシュ、
フロリアン・キルナー、
ペーター・ロート、ジュルゲン・シュスター(Tp)
オリヴァー・ニコライ(Hrn)
フレッド・デイツ、マティアス・ミュラー、
ハリー・リース(Tb)
ローラント・ギレセン(バスTb)
高橋秀行(Tub)
クン・プラーティンク(Perc)】
ミヒャエル・フォルスター(指)

録音:2011年7月19-22日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ドイツのベルギッシュSOで活躍する日本人チューバ奏者、高橋秀行氏など、ノルトライン・ヴェストファーレン州のオーケストラに所属するブラス・プレーヤーを中心として結成された金管アンサンブル、ウェステン・ブラス(Wes10brass)の第2弾は、「ヒストリカル」と「モダン」の融合がテーマ! ケルンWDRSOのトランペット奏者であるペーター・ロートやトロンボーン奏者のフレデリック・デイツ、ヴッパータールSO、コンチェルト・ケルン、ケルン・アカデミーで活躍するホルン奏者オリヴァー・ニコライなど、錚々たる顔ぶれが揃うアンサンブルのサウンド、一体感は流石の一言。 また、収録曲中によってメンバーがモダン楽器とピリオド楽器を吹き分けているところも非常に興味深いポイント。ドイツ・オケの名手たちの妙技でモダンとピリオドを聴き分けることのできる贅沢なアルバムです。
ARS-38107(1SACD)
モーツァルトの再構成作品を世界初録音!
モーツァルト:交響曲第32番ト長調 K.318
歌劇「アルバのアスカニオ」〜Cara, lontano ancora*
バッロ(アントン・サフロノフ再構成)+
 Allegretto / Andante con moto / Gavotte / Adagio / Allegro
歌劇「アルバのアスカニオ」K.111 から Al mio ben mi veggio avanti*
バッロ(アントン・サフロノフ再構成)+
 Allegretto / Andante grazioso / Allegretto / Allegretto
歌劇「アルバのアスカニオ」K.111 から Ah, di si nobil alma*
交響曲第39番変ホ長調 K.543
マティアス・レクスロート(男性アルト*)
コンスタンティン・トリンクス(指)
ダルムシュタット国立O

録音:2010年10月31日、11月1日
コンスタンティン・トリンクスは1975年ドイツのカールスルーエに生まれ、同市の音楽アカデミーでヴォルフ=ディーター・ハウシルトに師事。2006年から2009年までザールラント国立劇場の音楽監督を務め、2009/2010年シーズンからはダルムシュタット国立劇場の音楽監督。破竹の勢いでドイツ各地の歌劇ハウスに進出しており、また既に何度か来日し歌劇やコンサートに登場するなど、目の離せない指揮者と申せましょう。
マティアス・レクスロートはドイツのニュルンベルクに生まれ、カールスルーエ音楽大学、バーゼルのスコラ・カントールムで学び、ニューヨークで名アルト歌手マリリン・ホーンに師事した経験を持つ男性アルト。2000年、ライプツィヒの聖トーマス教会で行われたバッハ没後250年記念演奏会に「ミサ ロ短調」のソリストとして登場し一気に注目され、その後ニコラウス・アーノンクールの信頼を得て数々の歌劇やコンサートに起用されるなど、最も注目される男性アルトの一人となっています。
今回が世界初録音となる「バッロ」+を再構成したアントン・サフロノフは、1972年モスクワに生まれロシアとドイツに本拠を置いている作曲家であると推測されます。
ARS-38108(1SACD)
忘れられた至宝 Vol.10〜フランスのハープ協奏曲集
ダルヴィマール(1772-1839):ハープ協奏曲第2番 Op.30
ペトリーニ(1744-1819):ハープ協奏曲第1番 Op.25
シュタイベルト(1765-1823):ハープ大協奏曲
長澤真澄(シングル・アクション・ハープ)
ケルン・アカデミー(ピリオド楽器使用)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指)

録音:2010年1月2-5日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
モダーン・グランド・ハープのみならず、シングル・アクション・ハープ(18-19世紀)、アイリッシュ・ハープ、箜篌(くご;古代東アジアの竪琴)をも弾きこなす日本のハープ奏者、長澤真澄が当レーベルに初登場!
フランチェスコ・ペトリーニはイタリア系のハープ奏者・作曲家で、当時最も偉大なハープのヴィルトゥオーゾと称されていました。1770年にパリ・デビューを成功させ、多くのハープ奏者たちが革命の混乱を避けてパリを離れる中、亡くなるまでこの地にとどまりました。
ダニエル・シュタイベルトはドイツ生まれのピアニスト・作曲家。パリ、およびロンドンで活躍した後、ロシアのペテルブルクに移り王立歌劇の監督を務めました。
マルタン=ピエール・ダルヴィマールはマリー・アントワネット王妃の時代に音楽と絵画の天才少年として注目され、16歳で最初の歌劇の台本と音楽を書き上げたという人物。歌劇座と皇帝ナポレオンの楽団のハープ奏者となり、1807年には皇妃ジョゼフィーヌのハープ教師に任命されましたが、1812年に公的な場から引退し作曲と作画に没頭する余生を送りました。
ARS-38109(1SACD)
バッハ:オルガン・トランスクリプション集
リスト:カンタータ「私の心に憂いは満ちる」による前奏曲とフーガ
ローベルト・シャープ(1817-1887):マタイ受難曲 BWV244、終曲「私たちは涙を流してここにひざまづき」
バッハ:協奏曲ニ短調 BWV596(ヴィヴァルディ原曲)*
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):シンフォニー・パストラーレ、クリスマス・オラトリオ BWV248〜羊飼いの音楽
ヴィドール(1844-1937):「平均律クラヴィーア曲集第1巻、前奏曲ニ短調 BWV851によるバッハのメメント」から ミゼレーレ・メイ
レーガー:平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲とフーガ変ロ短調 BWV867
バッハ:目覚めよと私たちを呼ぶ声 BWV645
(シュープラー・コラール集 から、カンタータ BWV140の第4曲による)+
デュプレ:カンタータ「私たちは神であるあなたに感謝する」BWV29〜シンフォニア
マルティン・シュメーディング(1975-):トリオ・ソナタ ハ長調 BWV1031
アルノ・ランドマン(1887-1966):無伴奏ヴァイリン・パルティータ第2番〜シャコンヌ
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2011年9月20-22日、カールスルーエ(ドイツ)、ドゥールラッハ市教会
作曲者自身を含む様々な作曲家、音楽家たちによって「オルガン用」にアレンジされたバッハの音楽を集めた「オルガン・トランスクリプション集」。演奏は、ハノーファーのナザレ教会のカントール兼オルガニスト、ドレスデン聖十字架教会のオルガニストなどの要職を歴任したマルティン・シュメーディング。ドイツ、カールスルーエのドゥルラッハ市教会に設置されている1999年に再建されたオルガンが壮大に響きます。*はバッハがヴィヴァルディの作品から、+は自身の作品から書き換えたもの。
ARS-38110(1SACD)
エモーションズヴィオラの為の音楽
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004*
シューベルト:万霊節の日の為のリタニア D.343
 「冬の旅」D.911〜春の夢(No.11)
「白鳥の歌」D.957〜セレナード(No.4)
ヴュータン:悲歌 ヘ短調 Op.30(ヴィオラとピアノの為の)
ショパン(ミルシテイン編、ヘルテンシュタイン編)曲:夜想曲嬰ハ短調 Op. posth.
ショパン(サラサーテ編):夜想曲変ホ長調 Op.9-2
レベッカ・クラーク(1886-1979):ヴィオラ・ソナタ(1919)
シュ・ペイジン(Va)
パウル・リヴィニウス(ピアノ(*以外))

録音:2011年10月20-23日、ヴッパータール、インマヌエル教会
シュ・ペイジンは1985年上海に生まれ、中国で学んだ後ドイツでローラント・グラッスル(フランクフルト音楽・舞台芸術大学)、今井信子(クロンベルク・アカデミー)に師事したヴィオラ奏者。2005年よりコンクール入賞を重ね、2010年のユーリー・バシュメット国際ヴィオラ・コンクールで優勝および2つの特別賞を授与されました。アルバム・タイトルの「EMOTIONS」はブックレット内にのみ書かれてます。
ARS-38111(1SACD)
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」*
交響曲第5番「宗教改革」+
オーラ・ルードナー(指)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO

録音:2009年7月*、9月+
スウェーデン出身の気鋭の指揮者オーラ・ルードナーはヴァイオリニスト(パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール入賞者であり、シャーンドル・ヴェーグの助手も務めました)から指揮者に転向し、1995年にフィルハーモニア・ウィーンを創設。タスマニアSO(オーストラリア;2001-2003)、ボルツァーノ・ハイドンO(イタリア;2003-2006)の首席指揮者を歴任。2008年9月にロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO首席指揮者に就任しました。
ARS-38112(1SACD)
フレンチ・コネクション〜サクソフォンとピアノの為の音楽
フランソワ・ボルヌ(1841-1920):「カルメン」のアリアによる華麗な幻想曲(1900)
ロバート・ムチンスキ(1929-2010):ソナタ Op.29(1970)
ピート・スウェルツ(1960):クロノス(1993)
ルイ・マユール(1837-1894):「ヴェニスの謝肉祭」による華麗な幻想曲(1869)
エディソン・デニソフ(1926-1996):ソナタ(1970)
ミヨー:スカラムーシュ
ハイラペト・アラケリアン(Sax)
ぺ・チャンウン(P)

録音:2011年9月6-8日、Campus 44、クレーフェルト、ドイツ
アルメニアからサクソフォンの新星ハイラペト・アラケリアン登場。1991年アルメニアの首都エレバン生まれ。1999年8歳でアレクサンドル・スペンジャリアン音楽学校に入りサクソフォンとピアノを学び、2005年よりケルン音楽大学でダニエル・ゴーティエに師事。数々のコンクールに入賞、すでにロシア、アルメニア、ドイツのオーケストラとの共演も重ねています。当録音時点でほぼ20歳。驚嘆すべき才能と申せましょう。
ARS-38113(1SACD)
リーツ、グロス:チェロ協奏曲集
ユリウス・リーツ(1812-1877):チェロと管弦楽の為の幻想曲 Op.2
ヨハン・ベンヤミン・グロス(1809-1848):チェロ協奏曲ロ短調
ユリウス・リーツ:チェロ協奏曲 Op.16
クラウス=ディーター・ブラント(Vc)
ラルパ・フェスタンテ
リッカルド・ミナージ(指)

録音:2011年8月25-31日
メンデルスゾーン、シューマンと同世代で彼らと交友のあった二人のドイツ人作曲家のチェロ協奏曲。世界初録音。
ユリウス・リーツはベルリンに生まれた作曲家・指揮者・チェロ奏者。デュッセルドルフ、ライプツィヒ、ドレスデンで楽壇の要職を歴任。教育者として、またメンデルスゾーンの多くの作品とバッハの「マタイ受難曲」「ミサ ロ短調」の校訂者としても名を残しています。ヨハン・ベンヤミン・グロスはエルビング(現ポーランドのエルブロング)に生まれた作曲家・チェロ奏者。1835年より「皇帝付き室内楽士」の称号を得てサンクトペテルブルク(ロシア)の宮廷楽団員を務めながらチェロ音楽の作曲と教育活動を続けましたが、コレラのため38歳の若さで亡くなりました。
クラウス=ディーター・ブラントはムジカ・アンティクァ・ケルン、ウィーン・アカデミー、ラルパ・フェスタンテ等のピリオド楽器オーケストラで首席を務めてきたドイツのチェロ奏者。当レーベルでは一貫して知られざる作品の録音に取り組み、「室内楽珍曲集シリーズ」(ARS-38067, 38071, 38096)、「アーベル、グラーフ:チェロ協奏曲集」(ARS-38068)をリリースしています。ラルパ・フェスタンテは1983年ミヒ・ガイクによりミュンヘンで創設されたピリオド楽器オーケストラ。
ARS-38114(1SACD)
シューベルト〜発見−編曲
シューベルト:歌劇「アドラスト」D.137(未完;1819?)の9つの断章(+/#/**)
シューベルト(エルンスト・ナウマン管弦楽編曲):ゲーテの「ファウスト」の一場面(*/#/**)
シューベルト(ブラームス管弦楽編曲):バリトンと管弦楽の為の5つの歌曲#
 メムノン D.541/馭者クロノスに D.369/老年の歌 D.778
 タルタロスの群れ D.583/秘めごと D.719
シューベルト(ブラームス編):エレンの歌II D.838(ソプラノ、女声合唱と金管の為の版)(*/**)
シューベルト(ベルリオーズ管弦楽編曲):魔王 D.126*
バルバラ・ベーレンス(S)*
マルティン・ナギー(T)+
シュテッフェン・ラッヘンマン(Br)#
ポツダム室内Cho**
ウート・ヨッフェ(合唱指揮**)
ブランデンブルクSO
ゲルノート・シュルツ(指)

録音:2004年10月、ブランデンブルク劇場、ブランデンブルク・アン・デア・ハーフェル、ドイツ
楽譜校訂家として名高い音楽学者ヨアヒム・ドラハイムの企画による、シューベルトのレア・ヴァージョン作品集。ドイツの作曲家エルンスト・ナウマンのオーケストレーションによる「ゲーテの『ファウスト』の一場面」は世界初録音になります。
ARS-38115(2SACD)
ヨハン・セバスティアン・バッハ:フランス組曲
フランス組曲第1番ニ短調 BWV812/フランス組曲第2番 ハ短調 BWV813/フランス組曲第3番ロ短調 BWV814/フランス組曲第4番 変ホ長調 BWV815(BWV815aのガヴォットIIを含む)
フランス組曲第5番ト長調 BWV816/フランス組曲第6番 ホ長調 BWV817/組曲 イ短調 BWV818a/組曲 変ホ長調 BWV819a
カスパール・フランツ(P)

録音:2012年1月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
1980年生まれのドイツのピアニスト、カスパール・フランツのソロデビュー・アルバム。ロストック音楽大学でマティアス・キルシュネライトに、ハンスアイスラー音楽大学でエバーハルト・フェルツに師事したほか、レナーテ・クレチュマー=フィッシャー、クリストフ・エッシェンバッハ、アンドラーシュ・シフ、エリーザベト・レオンスカヤらにも学んでいます。タッチの細部や演奏空間の雰囲気まで捉えた美しい録音です。
ARS-38116(1SACD)
シュポア(1784-1859):歌曲集 Vol.1
Ermunterung WoO 117-1(*/+)
Sonntagsfruhe WoO 117-2(*/+)
Fruhlingslied WoO 117-3(*/+)
Wenn sich zwei Herzen finden WoO 120(*/+)
Lied des verlassenen Madchens WoO 90*#
Nachgefuhl WoO 91*#
Verlust WoO 99*
Unterwegs WoO 101*
Abendlied WoO 104*
Wolle Keiner mich fragen WoO 106*
Thranen WoO 108*
Liebt er mich? WoO 109*
Immerdar Liebe WoO 113+
Der Herbst WoO 115+
Glockenklange WoO 118+
Grusse WoO 123+
Immer dasselbe! WoO 124+
Wohin? WoO 125+
Die verschwiegene Nachtigall WoO+
Neue Liebe, neues Leben WoO 127+
Abendlied Op.108-1(*/+)
Das Herz Op.108-2(*/+)
Ruhe Op.108-3(*/+)
フェリツィタス・エルプ(S)*
ユディト・エルプ(S)+
ドリアナ・チャカロヴァ(S)

録音:2011年11月28-30日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ドイツ・リートの発展に大きく貢献しながらも、これまで音楽史やドイツリート研究者の間でほとんど顧みられることがなかったシュポアの再評価を促す1枚。二重唱も含まれており、ドイツ・シュトゥットガルト出身のエルプ姉妹が美しく澄んだ伸びやかな歌を聴かせます。
「シュポアは、シューマン、ヨハネス・ブラームス、フーゴ・ヴォルフがさらに発展させた、紛れもないオリジナルなドイツ・リート様式の先駆者であると考えることができます。(中略)あるものは未来に向かって大胆に書かれたハーモニーを持ち、またあるものは抒情的なシンプルさの中に豊かなメロディーのアイデアを示しています。」(ブックレットより抄訳)
ARS-38117(1SACD)
シェーンベルク&ウルマン:オルガン作品集
レチタティーヴォによる変奏曲 Op.40(1941)、
 ソナタ「2つのフラグメント」(1941)、
 6つの小さなピアノ曲(1911)(オスカー・ゴットリープ・ブラー編オルガン版)
ヴィクトル・ウルマン:メロドラマ「旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌」(マルティン・シュメーディング編朗読とオルガン版)
マルティン・シュメーディング(Org)、
トルステン・マイヤー(朗読)

録音:2012年3月25日-28日、メルカトールハレ
ドイツのミンデンで1975年生まれたマルティン・シュメーディングは、ラヨシュ・ロヴァトカイ、ハンス・ファン・ニウコープなどに師事し、ドイツ、フランスやオランダといった国々のオルガンの伝統的な奏法を学びました。彼は、ドイツで行われた若い演奏家のための8つのコンクールで最優秀賞を受賞しており、ARDミュンヘン国際音楽コンクールでもファイナリストになっています。珍しいウルマンの「旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌」のオルガン版は、原曲とはまた違った重厚感のある音楽となっています。
ARS-38118(1SACD)
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢〜序曲/スケルツォ/間奏曲/夜想曲/結婚行進曲
交響曲第3番「スコットランド」
オーラ・ルードナー(指)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO
交響曲第4番&第5番(ARS-38111)に続くオーラ・ルードナー&ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPOによるメンデルスゾーン第2弾。スウェーデン出身の気鋭の指揮者オーラ・ルードナーはヴァイオリニスト(パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール入賞者であり、シャーンドル・ヴェーグの助手も務めました)から指揮者に転向し、1995年にフィルハーモニア・ウィーンを創設。タスマニアSO(オーストラリア;2001-2003)、ボルツァーノ・ハイドンO(イタリア;2003-2006)の首席指揮者を歴任。2008年9月にロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO首席指揮者に就任しました。
ARS-38119(1SACD)
ラロ:チェロ協奏曲ニ短調*
 ディヴェルティメント(歌劇「フィエスク」のバレエ音楽;1872)
 スケルツォ
ミヨー:チェロ協奏曲第1番 Op.136*
ナデージュ・ロシャ(Vc)*
オーラ・ルードナー(指)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO

録音:2011年12月6-9日、場所の記載なし
1991年、スイス・ジュネーブ生まれのチェリスト、ナデージュ・ロシャによるフランスのチェロとオーケストラのための作品集。彼女は2001年にジュネーブ音楽院でダニエル・ヘフリガーのクラスに入学。2006年にはケルン音楽大学でマリア・クリーゲルに師事し、以降スイスやドイツの音楽コンクールで優勝しています。2010年3月のベルリン・コンツェルトハウスでのデビュー以来、国内外での多数のコンサート会場に出演し、2012年にはカーネギーホール・デビューを果たしました。
ARS-38120(1SACD)
フィルム・ミュージックサウンズ・オヴ・ハリウッド Vol.2
ラロ・シフリン(カルヴィン・カスター編):ミッション・インポッシブル
ジョン・ウィリアムズ(ポール・ラヴェンダー編):ア・トリビュート・トゥ・ジョン・ウィリアムズ
カルロス・ガルデル(ジョン・ウィリアムズ編):「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」〜ポル・ウナ・カベサ
ハンス・ジマー(ジョン・グレネスク・モーティマー編):ラストサムライ
ミクロス・ローザ(ジョン・グレネスク・モーティマー編):ベン・ハー
ダニー・エルフマン(ジョン・ワッソン編):スパーダーマン
エンニオ・モリコーネ(リチャード・リング編):「ミッション」〜ガブリエルのオーボエ
ヘンリー・マンシーニ(カルヴィン・カスター編):ピンク・パンサー
ジェイムズ・ホーナー(スコット・リチャーズ編):トロイ
ルロイ・アンダーソン(1908-1975):「底抜けオットあぶない」より タイプライター
モーリス・ジャール(1924-2009):「ドクトル・ジバゴ」〜ララのテーマ
ハンス・ジマー、ジェイムズ・ニュートン・ハワード(ヴィクター・ロペス編):ダークナイト
ニコラス・フーパー、ジョン・ウィリアムズ(ヴィクター・ロペス編):ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
ハンス・ジマー/ポール・ラヴェンダー(ロバート・ロングフィールド編):パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
シュテファン・フラース(指)
フォクトラントPO

録音:2012年6月11-14日、ノイベリンハウス、ライヒェンバッハ、ドイツ
往年の名作から近年の話題作まで、ゴージャスなオーケストラ・アレンジとArs Produktionレーベルの素晴らしいサウンドで数々の映画音楽を楽しめる『サウンズ・オブ・ハリウッド』シリーズ。ジョン・ウィリアムズ作品メインの第1巻に続き、第2巻はハンス・ジマー、エンニオ・モリコーネ、ヘンリー・マンシーニなど映画音楽界の巨匠による有名作品を多数収録。
ARS-38121(1SACD)
ロシアの魂〜ヴァイオリンとピアノの為のロシア音楽
イヴァン・ハンドシュキン(1747-1804):ロシア民謡の主題による変奏曲
ラフマニノフ:セレナード Op.3
チャイコフスキー:ロシアの踊り Op.40-10
プロコフィエフ:ソナタ第2番 Op.94
ショスタコーヴィチ(ツィガーノフ編):4つの前奏曲 Op.34 Nos.10,15,16,24
ラフマニノフ(ハイフェッツ編):ヴォカリーズ Op.34-14
スクリャービン(シゲティ編):練習曲 Op.8-10
グリエール:ロマンス Op.3
ラフマニノフ:ハンガリー舞曲 Op.6-2
バラキレフ:即興曲
グラズノフ:瞑想 Op.32
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ Op.2
 感傷的なワルツ Op.51-6
リムスキー=コルサコフ:くまばちの飛行
ユーリー・レーヴィチ(Vn)
ヴァレンティーナ・バーボル(P)

録音:2012年8月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ユーリー・レーヴィチは1991年モスクワに生まれ、ガリーナ・トゥルチャニノヴァ、ヴィクトル・ピカイゼン、パーヴェル・ヴェルニコフに師事したロシアのヴァイオリスト。11歳でパガニーニのヴァイオリン協奏曲を公開し天才少年ぶりを発揮。2009年にはピアニストのダニール・トリフォノフとともにカーネギー・ホール・デビューを果たしました。
ARS-38122(1SACD)
メイク・アップ
バッハ(ブゾーニ編):今こそ喜べ、愛するキリストのともがらよ(コラール前奏曲) BWV734
リスト(ブゾーニ編):モーツァルトの「フィガロの結婚」の2つの主題による幻想曲
シューマン(タウジヒ編):スペインの歌遊び Op.74〜密輸入者
リスト:6つのパガニーニ大練習曲 から ラ・カンパネッラ
グリュンフェルト:ウィーンの夜会(J・シュトラウスのワルツによる演奏会用パラフレーズ)Op.56
バッハ(ブゾーニ編):われは御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ(コラール前奏曲)BWV639
モーツァルト(タールベルク編):レクイエム〜ラクリモーサ
シューマン(リスト編):愛の歌(献呈)
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲
グリュンフェルト:春の声(J・シュトラウスのワルツによる演奏会用パラフレーズ)Op.57
ヤンカ・シモノヴィチ(P)

録音:2013年2月11-14日
ドイツのロストックに生まれ、ロストック音楽大学でマティアス・キルシュネライトらに師事し2010年卒業、さらにチューリヒ芸術大学でコンスタンチン・シチェルバコフに師事しているピアニスト、ヤンカ・シモノヴィチのデビューCD。ヴィルトゥオーゾ・ピアニストたちによる編曲作品を中心にした意欲的なプログラムです。
ARS-38123(1SACD)
ジークフリート牧歌
ワーグナー(ヴェスタルド・シムクス編):イゾルデの愛の死(楽劇「トリスタンとイゾルデ」より)
ワーグナー:幻想曲嬰ハ短調 WWV22
ワーグナー(リスト編):紡ぎ歌(歌劇「さまよえるオランダ人」より)
ワーグナー(グレン・グールド編):ジークフリート牧歌
ヴェスタルド・シムクス(P)

録音:2012年5月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ラトビアのピアニスト、ヴェスタルド・シムクスによるワーグナーのピアノ・アルバム。ワーグナー自身の作品のほか、リストやグールド、演奏者自身による編曲作品を収録しています。シムクスはラトビアの国民的作曲家であるペトリス・ヴァスクスに作曲を師事するなど、コンポーザー=ピアニストとして、さらには即興演奏のスペシャリストとしても活躍する注目の俊英です。
ARS-38124(1SACD)
ファゴット協奏曲集
ウェーバー:ファゴット協奏曲ヘ長調 Op.75
モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191
フンメル:ファゴット協奏曲ヘ長調
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド Op.35
マティアス・ラーチ(Fg)
ヨハネス・クルンプ(指)北西ドイツPO

録音:2012年6月19-21日、10月18日、北西ドイツ・フィルハーモニー・スタジオ、ドイツ
マティアス・ラーチは1980年ベルリンに生まれ、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ・ギムナジウムでフリッツ・フィンシュに、ハノーファー音楽大学でダーグ・イェンセンに師事したドイツのファゴット奏者。ケルン・ギュルツェニヒO首席奏者を経てチューリヒ・トンハレOおよびルツェルン祝祭Oの首席奏者、チューリヒ音楽大学教授を務めています。

ARS-38125(1SACD)
ピクチャーズ〜12人のピアニスト
ムソルグスキー(石川典子編):組曲「展覧会の絵」(2台のピアノの12手連弾と4人の打楽器奏者の為の)
アレクサンデル・ヨシホフ(1940-):トッカータ(2台のピアノの16手連弾の為の)
ダニエル・シュニーダー(1961-):アラビア序曲「シュルーク」(2台のピアノの12手連弾の為の)
ビゼー(石川典子編):カルメン幻想曲(2台のピアノの24手連弾の為の)〜ハバネラ*
トーマス・トゥレク(1973-):無い愛の歌(3台のピアノの12手連弾の為の)
ロッシーニ(フェルディナント・ヴレーデ編):歌劇「ウィリアム・テル」序曲(2台のピアノの8手連弾の為の)
12人のピアニスト(ディー・ツヴェルフ・ピアニステン)
 [セバスティアン・バウシュ、
 ハイケ・ブレックマン、
 アニコ・ドラボン、
 ディーナ・エル=レイシー、
 石川典子、アンナ・コステニッチ、
 クリスティーネ・シャンデルマイヤー、
 タチアナ・シック、レオニード・シック
 クリストフ・シシュカ、竹沢絵里子、
 トーマス・トゥレク]
カールスルーエ打楽器アンサンブル
 [マヌエル・ガイアー、
 サブリナ・マ、茂野洋美、
 ミヒャエル・シュタイナー(打楽器)]

録音:2012年5月17-20日
何やら大げさな編成で「いわゆるゲテモノ」かと思いきや、メインの「展覧会の絵」冒頭のプロムナードはピアニスト一人づつ旋律を受け継ぎながら進行。次の「小人」から打楽器も参加。編曲全体の印象は奇を衒ったものではなく、極めて誠実。各種打楽器の使用も意表をついて驚かせることはないので、純粋に音楽として味わうことができる仕上がりとなっています。「カルメン幻想曲」ではさらにユニークな技を展開。2台のピアノの周りに6人づつピアニストが配置し、2人のピアニストが4手連弾で高音域と低音域を演奏、次に高音域演奏者が低音域に移り、高音域は次のピアニストが演奏、他の奏者はジャケット写真のようにピアノの弦を引っ掻いたりタンバリンなども打ち鳴らすというユニークなもの。「ウィリアム・テル」は、再び極めて真面目な演奏でピアニスティックであることを旨としているかのよう。最後の「スイス軍の行進」に至っても勢いに任せることなく、一体どんな顔ををして演奏しているのでしょうか?【湧々堂】
ARS-38126(1SACD)
ヴァルター、ヴェストホフ、J・S・バッハ:ヴァイオリンの為の音楽
ヨハン・ヤコプ・ヴァルター(1650-1717):「ケリュスの園」[Hortus Chelicus]〜ソナタ第2番イ長調*
 ソナティナ形式のアリア第14番ト短調*
ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705):ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ第2番イ短調*
 無伴奏ヴァイオリン組曲第5番ニ短調
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
ウタ・パーペ(Vn)
クラウス・マーダー(テオルボ*)
オラーフ・ライマース(Vc)*
ヴォルフ=エッカルト・ディートリヒ(Cemb)*

録音:2012年7月11-15日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー(1644-1704)とともに17世紀ドイツにおける最も重要なコンポーザー・ヴァイオリニストに挙げられるJ・J・ヴァルターとヴェストホフの作品、そして「シャコンヌ」を含むJ・S・バッハのパルティータ第2番というたいへん意欲的なプログラム。ヨハン・ヤコプ・ヴァルターはエルフルト近郊のヴィッテルダに生まれ、フィレンツェのメディチ家コージモ3世のオーケストラのヴァイオリニスト、ドレスデン宮廷楽団のコンサートマスター、マインツ選帝侯宮廷の「イタリア人」書記官を務めました。ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフはドレスデンに生まれ、ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)に師事、ドレスデン宮廷楽団員、ヴァイマール宮廷の秘書、室内楽奏者、フランス語・イタリア語教師を務めました。
ウタ・パーペはマインツの音楽一家に生まれたドイツのヴァイオリン奏者。モダーン・ヴァイオリン奏者として活躍するうちにピリオド楽器に興味を抱き、ブレーメン古楽アカデミーでトーマス・アルベルトに師事、2004年にバロック・ヴァイオリンのディプロマを取得しました。2001年よりビーレフェルトPOに在団(2012年現在)しながら数々のバロック・アンサンブルに参加、またマスタークラスにおけるモダーンとピリオド両方のヴァイオリン講師として活躍しています。
ARS-38127(1SACD)
サン・サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」〜バッカナール*
東洋と西洋 Op.25*
オラトリオ「ノアの洪水」Op.45+
イザベル・ミュラー=カント(S)+
カロリン・シュトレッカー(A)+
ダニエル・シュライバー(T)+
フィリップ・ニーダーベルガー(Bs)+
シュトゥットガルト記念教会フィグラルcho+
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO
オーラ・ルードナー(指)*
アレクサンダー・ブルダ(指)+

録音:2012年4、6月
サン=サーンス作曲のオラトリオ「ノアの洪水」は、1875年に作られ台本はビゼーなどにも作品を提供したルイ・ガレによって聖書のノアの洪水に基づいて製作されたものです。音楽はベルリオーズやワーグナーの影響がみられます。前奏曲の他、3つのパートに分かれており、サン=サーンスらしい美しい旋律に溢れたオラトリオとなっています。特に弦楽器とヴァイオリン・ソロだけで奏でられる前奏曲は特筆すべき美しさです。
ARS-38128(1SACD)
弦楽四重奏曲集
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
バルトーク:弦楽四重奏曲第3番 Sz.85
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ長調 Op.51-1
シューマンSQ
[エリック・シューマン(Vn1)
ケン・シューマン(Vn2)
後藤彩子(Va)
マーク・シューマン(Vc) ]

録音:2012年8月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ドイツ人と日本人のハーフであるシューマン三兄弟を中心に2007年に結成され、アルバン・ベルクSQの薫陶を受けたシューマンSQのデビュー盤。2009/2010年シーズン以来デュッセルドルフ(ドイツ)のローベルト・シューマン・ホールのレジデント・アーティストを務めています。2012年2月に来日。2012年12月、ヴィオラ奏者が後藤彩子からリサ・ランダルに変わりました。
ARS-38129(1SACD)
フランスのフルート作品集
メル・ボニ(1858-1937):フルート・ソナタ
ドビュッシー:「ビリティス」より
カプレ:2つの小品
デュティユー:ソナチネ
ゴーベール:ロマンス
ヴィドール:フルートとピアノのための組曲
マリア・セシリア・ムニョス(Fl)
ティファニー・バット(P)

録音:2012年7月
アルゼンチンの若きフルート奏者、マリア・セシリア・ムニョスの麗しきフレンチ・アルバム。ムニョスはベオグラード国際音楽コンクール、フィンランド・クルーゼル国際フルートコンクールで第1位を獲得するなど、その類稀な才能が注目を集めています。またオーケストラ奏者としても、ピエール・ブーレーズ、ペーテル・エトヴェシュ、ハインツ・ホリガーといった著名な指揮者の下で演奏する機会に恵まれています。現代音楽アンサンブル "laboratorium"では多くの音楽祭に参加し、このアンサンブルのために書かれた作品を多数初演しています。
ARS-38130(1SACD)
ヤナーチェク:ピアノ作品集
「草かげの小径で」第1集(全10曲)
ソナタ変ホ長調「1905年10月1日、街頭で」
予感/死
主題と変奏−ズデンカ変奏曲/思い出
ダナエ・デルケン(P)

録音:2012年9月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ダナエ・デルケンは1999年ヴッパータールに生まれたピアニスト。両親はドイツ人とギリシャ人で音楽一家ではありませんでしたが、4歳のときに友達の弾くピアノに興味を覚え、5歳になって Marina Kheifetzのもとでレッスンを開始、半年後にはコンクールで入賞するという神童ぶりを発揮しました。1999年3月、ユーディ・メニューインに才能を見出され援助の申し出を受けるもメニューインが数日後に急逝。2002年の終わり、11歳のときに参加したカール=ハインツ・ケンマーリングのマスタークラスにおいて彼に誘われ入門し2012年に彼が亡くなるまで師事。現在はラルス・フォークトに師事しています。
ARS-38131(1SACD)
グリーグ:ピアノ・デュオ作品集 Vol.1
グリーグ(テオドール・キルヒナー編):組曲「ホルベアの時代から」Op.40(1885;ピアノ四手連弾版)
2つの交響的小品 Op.14(ピアノ四手連弾の為の;1863-1864/1869)
2つのノルウェーの旋律 Op.63(ピアノ四手連弾版;1896)
劇付随音楽「ペール・ギュント」Op.23
組曲「ペール・ギュント」第1番&第2番 〜朝 Op.46-1/ノルウェーの婚礼の行列 Op.19-2(1872)/花嫁の略奪(イングリッドの嘆き)Op.55-1/山の魔王の宮殿にて Op.46-1/山の魔王の娘の踊り Op.23-8/オーセの死 Op.46-2/アラビアの踊り Op.55-2/アニトラの踊り Op.46-3/ペール・ギュントの帰郷(海岸での嵐の夕べ)Op.55-3/ソルヴェイの歌 Op.55-4
ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタス(P)

録音:2012年10月15-18日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
リトアニア出身のピアノ・デュオによる、グリーグ作品の4手ピアノ版編曲のアルバム。2000年からデュオとして活動しているヴィリヤ・ポスクテとトマス・ダウカンタスは、リトアニア・ヴィリニュスの音楽院で学んだ後スイスとドイツで研鑽を積み、パヴィア国際音楽コンクール、ブレシア国際音楽コンクール、ユーディ・メニューイン国際音楽コンクール、サンマリノ国際音楽コンクールなど多くの国際コンクールで入賞すると、2005年には権威あるミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ・デュオ部門で最高位(1位なしの同率2位)を獲得しました。
ARS-38132(1SACD)
リャプノフ:ピアノ作品集 Vol.1
沈痛なワルツ Op.20/タランテッラ Op.25
マズルカ Op.9-1/マズルカ Op.9-2
即興ワルツ Op.23/マズルカ Op.24-6
マズルカ Op.19-4/即興ワルツ Op.29-2
マズルカ Op.17-3/マズルカ Op.21-5
即興ワルツ Op.70-3/マズルカ Op.31-7
マズルカ Op.36-8
フロリアン・ノアック(P)

録音:2012年9月4-6日、場所未詳
リャードフとともにチャイコフスキーや五人組の次世代を代表するロシアの作曲家リャプノフは師であるバラキレフ同様たいへん優れたピアニストでもありましたが、「12の超絶技巧練習曲」以外は演奏される機会が少ないので、この録音プロジェクトは大いに歓迎されることでしょう。フロリアン・ノアックは1990年に生まれ、4歳のときから井筒ゆか[Yuka Izutsu]に師事したというベルギーの若きピアニスト。
ARS-38133S(1SACD)
ザハール・ブロン・チェンバー〜インプレッションズ
シベリウス:弦楽のための即興曲第5番Op.5-5
サン=サーンス(A・ラカル編):ロンド・カプリチオーソ Op.28【ソリスト:弓新】
シベリウス:ロマンス ハ長調
ワックスマン:カルメン幻想曲 Op.25【ソリスト:服部百音】
ヴィエニャフスキ:マズルカ第2番イ短調「クヤヴィアク」【ソリスト:ザハール・ブロン】
クライスラー:シンコペーション(マルコ・クリスポ編)、ラ・ギターナ(マルコ・クリスポ編)、スペイン風セレナーデ(マルコ・クリスポ編)【ソリスト:ザハール・ブロン】
バーバー:弦楽のためのアダージョ Op.11
パニセロ:弦楽四重奏曲より「歌」(第3楽章より)
パガニーニ:無窮動 Op.11
弓新(Vn)、
服部百音(Vn)、
ザハール・ブロン(Vn&指)、
ザハール・ブロン・チェンバー

録音:2012年6月、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)
ヴァディム・レーピン、マクシム・ヴェンゲーロフ、樫本大進、庄司紗矢香、川久保賜紀、神尾真由子らを輩出した名ヴァイオリン教師ザハール・ブロン(1947-)の若き門下生による弦楽合奏団ザハール・ブロン・チェンバーが当レーベルに登場。ソロを弾くのはブロンと二人の若き日本人ヴァイオリニスト。またパニセリョの「歌」では日本の「浜辺の歌」の旋律を聴くことができるなど、日本人リスナーにとってうれしい内容となっています。
■弓新:1992年2月、東京生まれ。4歳のときに鈴木メゾード・ヴァイオリン教室で学び始め、続いて桐朋学園「子供の為の音楽教室」で辰巳明子に師事。2002年、ザハール・ブロンと出会い、2013年現在チューリヒ芸術大学音楽学部で彼に師事している。に入室し。2003年、第57回全日本学生音楽コンクール東京大会小学校の部第1位。2004年、第4回ノヴォシビルスク国際ヴァイオリン・コンクール第1位。2006年、第10回カロル・リピンスキー&ヘンリク・ヴィエニャフスキー記念・若きヴァイオリニストたちの為の国際コンクール(ルブリン)、ジュニア部門第1位。2010年、第1回ガダニーニ・コンクール(東京)第1位。
■服部百音:1999年東京生まれ。5歳で益田吾郎に師事。翌年より桐朋学園大学音楽附属「子供の為の音楽教室」で鈴木亜久里に師事。2007年、8歳でオーケストラと初共演しサン=サンスのヴァイオリン協奏曲を演奏。2008年1月、ザハール・ブロンの指導を受け、同年の第11回カロル・リピンスキー&ヘンリク・ヴィエニャフスキー記念・若きヴァイオリニストたちの為の国際コンクール第1位。2011年よりザハール・ブロンに師事しながら東京で学業を両立。曾祖父・祖父・父はそれぞれ作曲家の服部良一(1907-1993)、服部克久(1936-)、服部隆之(1965-)。
ARS-38134(1SACD)
シモナ・シャトゥロヴァー/グローリア
ヘンデル:オラトリオ「ヨシュア」HWV64(1747) 〜Oh, had I Jubal's lyre
バッハ:カンタータ第151番 BWV151(1725)〜Susser Trost, mein Jesus kommt
 クリスマス・オラトリオ BWV248’1734)〜Flosst, mein Heiland
 カンタータ第208番 BWV208(1713)〜Schafe konnen sicher weiden
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」HWV56(1741)〜Pifa(器楽) / Rejoice
 オラトリオ「サムソン」HWV57(1741)〜Let the bright Seraphim
 カンタータ「グローリア」HWV deest(1706?;偽作)〜Gloria in Excelsis Deo
ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):クリスマスの為のパストラーレ イ長調(器楽)SeiH.242
モーツァルト:主日の晩課ハ長調 K.321(1779)〜Laudate Dominum
 大ミサ.ハ短調 K.427(1782)〜Et incarnatus est
 ズビニェク・マチェユー(1958-):Ad Te(2010)
 タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):Hor ch'e tempo di dormire(子守歌風宗教的カンツォネッタ;1639頃)
ズビニェク・マチェユー:Ad Te Domine(2010
シモナ・シャトゥロヴァー(S)
コレギウム・マリアヌム

録音:2010年8月10-12日、鎖の聖母教会、プラハ、チェコ
前出:Artesmon, AS 738 (CD;廃盤)
ブラチスラヴァ(スロヴァキア)生まれのソプラノ、シモーナ・シャトゥロヴァーは、ブラチスラヴァ音楽院で学び、イレアナ・コトルバシュ、マルグリート・ホーニッヒに師事。これまでに、クリストフ・エッシェンバッハ、クリストファー・ホグウッド、ネヴィル・マリナー、トマーシュ・ネトピルなどの著名な指揮者たちと共演し、コンサートやオラトリオの歌手としても国際的な名声を得ています。
ARS-38135(1SACD)
ヴィオラとピアノの為の音楽
シューマン:おとぎの絵本 Op.113
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ.ヘ短調 Op.120-1
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ.ヘ長調 Op.11-4
シューマン:幻想小曲集 Op.73
原麻理子[はら・まりこ](Va)
有吉亮治(P)

録音:2012年11月26-28日
原麻理子:1984年、東京都生まれ。桐朋女子高等学校音楽科を経て、2007年、桐朋学園大学音楽学部を卒業。2005年4月、大学3年で国際的ヴィオリスト今井信子氏にヴィオリストとしての素質を見抜かれヴィオラに転向。今井信子氏に「日本人でまれにみる国際的に活躍できる大型ヴィオリスト」 と評される。2006年より今井信子氏のもとジュネーブ音楽院ソリストディプロマに学び、2009年満場一致の首席で卒業。同時にすべての楽器の最高位として Albert Luillin 賞を授与される。今井信子氏と10カ月にわたり演奏旅行に同行し、ヴェトナムハノイ、静岡、東京でデュオを共演。2000年、 江藤俊哉ヴァイオリンコンクール第1位。2006年、ブラームス国際コンクール・ヴィオラ部門にて第2位。これまでに日本フィルハーモニー、ジュネーブ音楽院オーケストラと共演。ジュネーブ、在米日本大使館、ヴェローナ、東京(JTアートホール)にてリサイタル開催。2010年10月よりケルン音楽院に在籍。ケルンに拠点に、タカーチ主宰のカメラータベルリーブ、アムステルダムソロイスツ、MIRピアノカルテット等のメンバーとして活動。2008年よりロームミュージックファンデーション奨学生。(森音楽事務所ウェブサイトより転載、一部修整)

有吉亮治[ありよし・りょうじ]
宮崎県出身。東京芸術大学でピアノを迫昭嘉に師事。2003年より文化庁奨学生としてジュネーヴ音楽院に留学しパスカル・ドゥワイヨンに師事。2008年よりロームミュージックファンデーション奨学生としてジャン=クロード・ペヌティエに師事。2000年、日本音楽コンクール第1位。2006年、カントゥ国際ピアノ・コンクール第2位、アンドラ国際ピアノコンクール第3位。2008年、ジュネーヴにてヴィオラ奏者今井信子と共演。2013年現在、東京芸術大学非常勤講師。
ARS-38136(1SACD)
ソナタ、トリオ・ソナタと協奏曲集
ヘンデル:リコーダー,ヴァイオリンと通奏低音の為のトリオ・ソナタ.ヘ長調 HWV389
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):オーボエ,ヴァイオリン,ファゴットと通奏低音の為の協奏曲ニ短調FWV L:d6*
ヘンデル:ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ.ニ長調 HWV371
テレマン:リコーダー,ヴァイオリンと通奏低音の為のトリオ・ソナタ.イ短調 TWV42:a4
 2つのリコーダーと通奏低音の為のトリオ・ソナタ.ヘ長調 TWV42:F7
 リコーダー,ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音の為のトリオ・ソナタ.ト短調TWV42:g9
ヘンデル(ロルナメント編):歌劇「リナルド」HWV7〜アリア「Vo far guerra」(チェンバロのカンデンツァ:ヘンデル&ウィリアム・バベル(1690-1723)作)
アンサンブル・ロルナメント
【ユリアーネ・ホイティエル(リコーダー)
カタリーナ・ホイティエル(Vn)
ヨナタン・ペシェク(Vc)
セバスティアン・ヴィーナント(Cemb)】
ゲスト:スザンネ・レーゲル(Ob)
レベカ・ルソ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
メラニー・フラオー(Fg)
リコーダー、ヴァイオリン、チェロ、ハープシコードのメンバーで活動するアンサンブル・ロルナメントはバーゼルで結成され、多くの受賞歴やヨーロッパ各地でのコンサート開催実績があります。今回は3名のゲスト奏者を迎え、バロック時代の室内楽作品を演奏しています。ディスカントガンベはヴィオラ・ダ・ガンバの一種で、通常のものより小型で、高音が出るものを指します。
ARS-38137(1SACD)
オマージュ
バリオス(1885-1944):ワルツ Op.8-4、ワルツ Op.8-3、大聖堂
タレガ
:椿姫の主題によるファンタジア、アルハンブラの思い出
ヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856):オペラ・レヴュー第34番「さまよえるオランダ人」 Op.8-34
シューベルト(ヨハン・カスパル・メルツ編):セレナーデ D957-4、
 愛の使い D957-1
カステルヌオーヴォ=テデスコ
:ギター・ソナタ ニ長調「ボッケリーニへのオマージュ」 Op.77
アルミン・エッガー(G)

録音:2013年1月、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
1975年オーストリア・グラーツ生まれのギタリスト、アルミン・エッガーはグラーツ音楽大学でエリザベート・イルムラーとハインツ・イルムラーに、ロンドンの王立音楽アカデミーでティモシー・ウォーカーに師事。ミラノ国際ギターコンクールをはじめ数多くのコンクールで入賞しています。今回のアルバムでは「オマージュ」をテーマに、ギターという楽器の普及に重要な役割を果たした作品を選び、偉大な先人たちへの敬意をこめて演奏しています。
ARS-38138(1SACD)
ワーグナー:ヴァイオリン、チェロ、ハルモニウム、ピアノの四重奏の為の歌劇編曲集
レオポルト・ヴェニンガー/ロマンティック四重奏団編:「さまよえるオランダ人」序曲
 歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜静かな炉辺で
レオ・アルトク編/ロマンティック四重奏団編:歌劇「パルシファル」より 聖金曜日の音楽
トーマス・ペールケン(1970-)編曲:マティルデ・ヴェーゼンドンクの詩による5つの歌*
アルフレート・パーゲル/ロマンティック四重奏団編:「ローエングリン」第1幕前奏曲
レオポルト・ヴェニンガー編/ロマンティック四重奏団編:「ローエングリン」〜エルザのオルトルートへの戒め
アウグスト・ヴィルヘルミ/ロマンティック四重奏団編:「アルバムの綴り ハ長調」によるロマンス イ長調
レオポルト・ヴェニンガー編曲/ロマンティック四重奏団編:「リエンツィ」序曲
スザンヌ・マクロード(Ms)*
ロマンティック四重奏団
[ァシーリー・ヴォローニン(Vn)*
エドワード・ジョン・セモン(Vc)+
ヨアヒム・ディースナー(ハルモニウム#)
マルクス・メルクル(P)** ]

録音:データ未詳
使用楽器:1760年、パリ、ジョゼフ・ガッフィーノ製*/1922年、ミラノ、ジュゼッペ・オルナーティ製+
1867年頃、パリ、ドバン[Debain]製#/1890年頃、ライプツィヒ、ペルツィーナ製**
創作活動において弦楽四重奏曲やピアノ三重奏曲、ピアノ伴奏のソロ楽器によるソナタといった室内楽をほとんど作曲しなかったワーグナーの作品を「家庭用編曲」で演奏することについて、ロマンティック四重奏団はその理由はあるのか、うまくいくのかと考えましたが、これまで様々な作品を編曲したり演奏してきた経験から、編曲が良ければ成立するという結論を出しました。レオポルト・ヴェニンガーらの編曲を基に、ヴァイオリン、チェロ、ハーモニウム、ピアノという編成でワーグナーの世界観を忠実に表現しています。
ARS-38139(1SACD)
フランソワ・クサヴィエ・ポワザ〜ピアノオーケストラ
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3つの断章
チャイコフスキー(プレトニョフ編):バレエ組曲「くるみ割り人形」
チャイコフスキー(・フェインベルク編):交響曲第6番「悲愴〜 第3楽章
ビゼー(ヴォロドス編):歌劇「カルメン」(1875)より 第3幕への間奏曲(アラゴネーズ)
フランソワ・クサヴィエ・ポワザ(P)

録音:2013年4月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
1989年フランス・グルノーブル生まれのピアニスト、フランソワ・グザヴィエ・ポワザによる、オーケストラ音楽のピアノ・トランスクリプション集。ポワザはジュネーヴ音楽院、ハンブルク音楽演劇大学、ジュリアード音楽院、サンタ・チェチーリア国立アカデミーでピアノを学び、これまでにアレクセイ・ゴロヴィン、エフゲニー・コロリオフに師事しています。マルタ・アルゲリッチも彼の成長に大きな影響を与えた人物で、12歳の彼を日本のパシフィック・ミュージック・フェスティバルに招きました。そこでポワザは「深い叙情性と驚異的なヴィルトゥオジティを持つ若きピアニスト」と評され、国際的な注目を集めるようになりました。
今作はリストとストラヴィンスキーが自ら残したピアノ版の作品に加え、非常に高度な技術と音楽性を要求されるプレトニョフ、フェインベルク、ヴォロドスの名編曲3作品を収録。オーケストラのために書かれた作品の数々を、持ち前の驚異的なヴィルトゥオジティで色彩豊かに奏でます。
ARS-38140(1SACD)
アウレリア・シムクス/スケルツォ
シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 Op.22
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
リスト:スケルツォと行進曲
アウレリア・シムクス(P)

録音:2013年7月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
1997年ラトビアの首都リガ出身の女流ピアニスト、アウレリア・シムクスは、11歳でラトビア独立90周年を記念するコンサートに出演しセンセーショナルなデビューを飾った才女。ラトビアのユルマラで開催されている国際音楽祭「サマータイム」では、ショパンの作品のマラソン・コンサートに、ダン・タイ・ソンやスタニスラフ・イゴリンスキー、ダヴィド・ガザロフらと共に出演するなど目覚ましい活躍を展開しています。本アルバムは、満15歳という若さで挑んだ意欲作です。
ARS-38141(1SACD)
ローベルト&クララ・シューマン:協奏曲集
シューマン:4つのホルンと大管弦楽の為の協奏曲ヘ長調 Op.86*
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7
シューマン(ヨゼフ・デ・ベーンハウアー)復元・補筆):ピアノ協奏曲ニ短調
クララ・シューマン(ヨゼフ・デ・ベーンハウアー補筆・管弦楽配置):ピアノ協奏曲ヘ短調
エレーナ・マルゴーリナ(P)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOホルン四重奏団*
フォクトランドPO
ドロン・サロモン(指)

録音:時期の記載なし、ノイベリンハウス、ライヒェンバッハ、ドイツ
前出:FCD 369390(CD、廃盤)
ロベルト・シューマンとクララ・シューマンの未完の作品を補筆完成したものまで含める珍しい協奏曲集です。補筆したヨゼフ・デ・ベーンハウアーはクララ・シューマンのピアノ作品全集を録音したことでも有名で、第一人者による補筆版は注目です。また4本のホルンと管弦楽の為のコンチェルトシュテュックでは、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOホルン四重奏団が素晴らしいテクニックで名演を聴かせてくれます。
ARS-38142(1SACD)
ヴァイオリン、ヴィオラと2つのチェロの為のロマンティック音楽
アレンスキー:ヴァイオリン,ヴィオラと2つのチェロの為の四重奏曲 Op.35(1894)*
エルネスト・ザウター(1928-):チェロ独奏と弦楽三重奏の為のロマンティック音楽(2005)+
チャイコフスキー(エルネスト・ザウター編):チェロ独奏と弦楽三重奏の為のアンダンテ・カンタービレ Op.posth(1888)+
カトリン・テン・ハーゲン(Vn)*
レオニー・テン・ハーゲン(Vn)+
ボルゲ・テン・ハーゲン(Va)
マルテ・テン・ハーゲン(Vc)
マティアス・バルトロメイ(Vc)

録音:2013年8月30日-9月3日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
テン・ハーゲンSQを構成する姉弟と、ウィーン国立歌劇場、VPO、ウィーンSO、ヨーロッパO、マーラー室内Oのメンバーや、クレメンス・ビットマン(Vn)とのデュオ・ユニット、「バルトロメイ・ビットマン」として、クラシック、ジャズの両ジャンルで活躍するウィーン出身のチェリスト、マティアス・バルトロメイによるユニークな編成で書かれた弦楽作品を取り上げたアルバム。
ARS-38143(1SACD)
管楽五重奏の為の音楽
ベートーヴェン:五重奏曲変ホ長調 Op.103(1792頃)
エウリコ・カラパトゾ(1962-):5つの悲歌 Op.11(1997)
リゲティ(1923-2006):6つのバガテル(1953)
スティーヴン・モンタギュー(1943-):トゥーレ・ウルティマ(1999)
アントニオ・ロゼッティ(1750頃-1792):五重奏曲変ホ長調
イベール(1890-1962):3つの小品(1930)
ディ・カプア(1865-1917):オ・ソレ・ミオ(1898)
アンサンブル・カリオン
[ドーラ・シェレシュ(Fl) 
エギルス・ウパトニエクス(Ob)
エギールス・シェーフェルス(Cl) 
ダーヴィド・M.A.P.・パルムクヴィスト(Hrn)
ニルス・アナース・ヴェステン・ラーセン(Fg)]

録音:2013年5月26-30日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
2002年にデンマークとラトビア出身の奏者達によって結成されたカリオン木管五重奏団は、2004年のデンマーク放送室内楽コンクールなど、多くのコンクールで入賞。ラインガウ音楽祭、ボン・ベートーヴェン音楽祭、ベルゲン音楽祭など、ヨーロッパで最も権威のある音楽祭でも高い評価を得ており、木管アンサンブルのレパートリーの開拓と、多くの新曲を初演するなど、勢力的に活躍しています。
ARS-38144(1SACD)
マリー・フリーデリケ・シェーダー〜アモール
R・シュトラウス:アモール Op.68-5
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」 序曲*
 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527 から さあ、かわいい人(ツェルリーナのアリア)
ヘンデル:歌劇「リナルド」HWV7a/7b から 私を泣かせてください(アルミレーナのアリア)
パーセル:歌劇「ディドーとエネアス」から 私が地中に横たえられる時(ディドーのアリア)
テレマン:歌劇「ゲルマニクス」から 残酷な記憶(アグリッピナのアリア)
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」Op.77 から 死んだ私の従姉の見た夢よ(エンヒェンのアリア)
グノー:歌劇「ロミオとジュリエット」から 私は夢に生きたい(ジュリエットのアリア)
フロトー:歌劇「マルタ」から 夏の名残りのばら,まことの恋人のもとへ行く(ハリエットのアリア)
ドリーブ:歌劇「ラクメ」から 若いインドの娘はどこへ?(ラクメのアリア「鐘の歌)
マリー・フリーデリケ・シェーダー(S)
フォクトラントPO
シュテファン・フラース(指)

録音:2013年7月15-19日、フォクトラントハレ、グライツ、ドイツ
オペラ歌手を両親に持つドイツのコロラトゥーラ・ソプラノ、マリー・フリーデリケ・シェーダーは、2008年のライプツィヒ・バッハ・国際コンクールで第1を位受賞。2009年から2013年かけてハレ歌劇場に所属し、その後はフリーランスとして国際的にその地位を確立しています。
本アルバムでは、その麗しき歌声で、アモール(愛の神)のタイトルにある通り、「愛」をテーマとした作品の数々を見事に歌い上げています。
ARS-38145(1SACD)
ベートーヴェン、ドビュッシー、R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ集
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18
リヴ・ミグダル(Vn)
マリアン・ミグダル(P)

録音:2013年11月11-13日
ドイツのヴァイオリン奏者リヴ・ミグダルのデビュー・ディスク。1988年ヘルネに生まれ、1994年よりクリスティアーネ・フートカープに師事。2010年ヨーロッパ・ヤマハ音楽振興会国際弦楽器コーンクール第1位。マリアン・ミグダルは1948年ポーランド生まれのドイツのピアノ奏者・音楽教授でリヴの父親。
ARS-38146(1SACD)
ラヴェル:オーケストラル&ヴィルトゥオーゾ・ピアノ作品集
夜のガスパール
「ダフニスとクロエ」からの3曲(ヴァンサン・ラルデル編曲、ピアノ独奏版)*[ダフニスの優雅な踊りと軽快な踊り,交響的断章:夜想曲、間奏曲と戦士たちの踊り,ダフニスとクロエの場面]
水の戯れ/ラ・ヴァルス
亡き王女の為のパヴァーヌ
ヴァンサン・ラルデル(P)

録音:2013年11月5-7日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ドイツのリューベック音楽大学でブルーノ=レオナルド・ゲルバーに師事し、「スタインウェイ・アーティスト」の称号も与えられているフランスの名ピアニスト、ヴァンサン・ラルドゥレ(ヴァンサン・ラルデル)が奏でるラヴェルの作品集。
ラルドゥレは、スカルラッティからブーレーズまで幅広いレパートリーを持ち、特にラヴェルの研究に熱心で、作曲者自身の注釈の入ったペルルミュテールが所有していた楽譜の研究でも知られています。本アルバムでは、色彩の豊かさやオーケストラのような表現力が高く評価されるラルドゥレが自身の持ち味を存分に発揮し、ラヴェルの美しい世界を描きます。
ARS-38147(1SACD)
ヴァイオリンとピアノの為の音楽
プロコフィエフ:ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
バルトーク:狂詩曲第1番 Sz.86
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」Op.16
カトリン・テン・ハーゲン(Vn)
クリスティーナ・ライト=イヴァノヴァ(P)

録音:2013年10月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
カトリン・テン・ハーゲン1982年ドイツのシュタインフルトに生まれ、14歳でニュルンベルクSOをバックにデビューしたヴァイオリン奏者。ベルリン芸術大学でアンチェ・ヴァイトハースに、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でイゴール・オジムに、ボストンのニューイングランド音楽院でドナルド・ワイラースタインに師事。ソロの他、弟妹と結成したテン・ハーゲンSQのリーダーとしても活躍しています。

ARS-38148(1SACD)
トランスクリプション&パラフレーズ集(フロリアン・ノアック編)
チャイコフスキー:組曲「白鳥の湖」[情景/ワルツ/モデラート/ロシアの踊り]
ラフマニノフ:歌劇「アレコ」からの組曲[序奏/女たちの踊り/男たちの踊り]
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」Op.35
リャードフ:魔法にかけられた湖 Op.62
チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」
フロリアン・ノアック(P)

録音:2014年1月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
録音時点で23歳、ベルギーの新星フロリアン・ノアックがその編曲の才をもあらわにした驚きのディスク。絢爛なオーケストレーションで知られる「シェエラザード」をも四手ではなく二手用に書き換え、弾ききってしまいます。フロリアン・ノアックは12歳でエリーザベト王妃シャペル・ミュジカルの天才児コース受講者に選ばれ、15歳でベルギー国内の8つのコンクール優勝。16歳でケルン音楽大学に入りロシアのピアニストで作曲家のヴァシーリー・ロバノフに師事、ここでロシア音楽への理解を深めたと思われます。ノアックのロシア管弦楽曲のピアノ編曲スコアは出版されており、ドミートリー・バシキーロフ、シプリアン・カツァリス、ボリス・ベレゾフスキーといった技巧派ピアニストたちにも採用されています。
■プロモーション動画→
https://www.youtube.com/watch?v=vTTGhzd6XXE
ARS-38149(1SACD)
プレヴィン、ショスタコーヴィチ、ベラウアー:チェロとピアノの為の作品集
アンドレ・プレヴィン(1929-):チェロ・ソナタ(1993)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ.ニ短調 Op.40
ヨハネス・ベラウアー(1979-):パッサカリア(2012)
マティアス・バルトロメイ(Vc)
クレメンス・ツァイリンガー(P)

録音:2014年2月10-13日
マティアス・バルトロメイは1985年ウィーンに生まれたチェロ奏者で、父はウィーンPO首席チェロ奏者のフランツ・バルトロメイ。ウィーン音楽大学で学んだ後ザルツブルク・モーツァルテウム大学に進み2010年に卒業。2011年以来2014年現在ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとカメラータ・ザルツブルクのソリスト(首席奏者)を務めています。このCDがデビュー盤となります。プレヴィンのソナタは彼がモーツァルテウム大学卒業試験の際に演奏した曲。ヨハネス・ベラウアーはクラシックとジャズの両分野で活躍する作曲家。
ARS-38150(1SACD)
ピアノの為の幻想曲集
シューベルト:幻想曲ハ長調「さすらい人」Op.15 D.760
C.P.E.バッハ:幻想曲嬰ヘ短調
シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
ダナエ・デルケン(P)

録音:2014年1月13-15日
デビューCD「ヤナーチェク:ピアノ作品集」(ARS-38130)が弊社にとって意外にも(ごめんなさい)好セールスだったダナエ・デルケンのセカンドCD。ダナエ・デルケンは1999年ドイツのヴッパータールに生まれたピアニスト。両親はドイツ人とギリシャ人で音楽一家ではありませんでしたが、4歳のときに友達の弾くピアノに興味を覚え、5歳になって Marina Kheifetzのもとでレッスンを開始、半年後にはコンクールで入賞するという神童ぶりを発揮しました。1999年3月、ユーディ・メニューインに才能を見出され援助の申し出を受けるもメニューインが数日後に急逝。2002年の終わり、11歳のときに参加したカール=ハインツ・ケンマーリングのマスタークラスにおいて彼に誘われ入門し2012年に彼が亡くなるまで師事。2014年現在ラルス・フォークトに師事しています。
ARS-38151(1SACD)
ロシアの時 ラフマニノフ、プロコフィエフ、カプースチン:ピアノ作品集
ラフマニノフ:6つの楽興の時 Op.16
プロコフィエフ:ソナタ第2番ニ短調 Op.14
カプースチン:8つの演奏会用練習曲 Op.40 から
 前奏曲/夢/トッカティーナ/冗談
マリオ・ヘリング(P)

録音:2014年5月26-28日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
マリオ・ヘリングのソロ・デビュー・レコーディングは、「ロシアにおける過去100年ほどのピアノ音楽の歴史を概観できるようなプログラム」。ラフマニノフの「楽興の時」、プロコフィエフのピアノ・ソナタといったロシアの重要ピアノ作品はもちろん、ジャズのリズムやスタイルが大胆に取り入れられたニコライ・カプースチンの「演奏会用練習曲」の冴え冴えとするようなテクニックにもご注目ください!
『マリオ・ヘリングは偉大な才能です。彼の繊細で音楽的なピアノがわたしの心へ強い印象を残した』(パウル・バドゥラ・スコダ)
ARS-38152(1SACD)
変則調弦された2つのヴァイオリンと通奏低音の為の音楽
テレマン:2つのヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ ニ短調 TWV42:d6 [a-e'-a'-d'']
不詳:変則調弦された2つのヴァイオリンの為のソナタ(パリ国立図書館蔵、ロスト写本、No.111) [a-e'-a'-cis'']*
W.V.S.(不詳):変則調弦された2つのヴァイオリンの為のソナタ(クロムニェジーシュ宮殿(チェコ)蔵、Sig.A644) [a-e'-a'-e'']*
 ヤン・イグナーツ・フランチシェク・ヴォイタ(1660頃-1725頃):ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音の為のパルティア・アマビリス(パリ国立図書館蔵、ロスト写本、No.151)   [ヴァイオリン:a-e'-a'-d''/ヴィオラ:d-a-d'-a']
不詳:変則調弦された2つのヴァイオリンの為のバレット(ケルンテン州立博物館(オーストリア)蔵、Sig.M73) [a-e'-a'-d'']*
ヨハン・エラスムス・キンダーマン(1616-1655):「カンツォーニ・ソナーテ」(1653)から カンツォン第7番 [a-e'-a'-cis'']*
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1620/1623頃-1680):変則調弦された2つのヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ(クロムニェジーシュ宮殿蔵、Sig.A747) [a-d'-a'-d'']*
不詳:2つのヴァイオリンの為のソナタ
(クロムニェジーシュ宮殿蔵、Sig.A506b) [h-e'-h'-e'']*
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:変則調弦された2つのヴァイオリンの為のソナタ(クロムニェジーシュ宮殿蔵、Sig.A639)[第1ヴァイオリン:c'-g'-c''-f''/第2ヴァイオリン:f-c'-g'-c'']
ヨハン・エラスムス・キンダーマン:「カンツォーニ・ソナーテ」から カンツォン第8番) [b-f'-b'-d']*
ダーヴィト・ポーレ(1624-1695):変則調弦された2つのヴァイオリンの為のソナタ(パリ国立図書館蔵、ロスト写本、No.24) [a-e'-a'-cis'']
テレマン:2つのヴァイオリンと通奏低音の為の協奏曲イ長調 TWV Anh.42:A1[a-e'-a'-cis'']
デア・ムジカーリシェ・ガルテン
[ヘルマン・エチェベリ・チャモロ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
カロリーネ・エチェベリ・クレム(Vn)
アンネカトリン・ベラー(Vc)
ダニエラ・ニートハマー(チェンバロ、オルガン)
ジュゼプ・マリア・マルティ・ドゥラン(テオルボ) ]

録音:2014年1月9-12日、聖パンタレオン教会、ゾロトゥルン、スイス
個性的な音色を求めて弦楽器に通常とは異なる調弦を施す変則調弦(スコルダトゥーラ)で書かれた作品を収集して演奏した興味深いディスク。*は世界初録音。上記の [ ] 内に調弦(通常のヴァイオリン:g-d'-a'-e'')を示しました。デア・ムジカーリシェ・ガルテンはヘルマン・エチェベリ・チャモロとカロリーネ・エチェベリ・クレムが2011年に創設、2012年にアンネカトリン・ベラーとダニエラ・ニートハマーを通奏低音奏者に迎えました。全員がバーゼルのスコラ・カントールムの卒業生または現役学生(2014年現在)。17世紀ドイツ音楽、とりわけ変則調弦のレパートリーの発掘と紹介を活動の中心とするユニークなアンサンブルで、当盤がデビューCDとなります。
ARS-38153(1SACD)
スクリャービン、コセンコ:ピアノ作品集
スクリャービン:詩曲 Op.32
ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):2つの伝説詩曲 Op.12*
スクリャービン:10のマズルカ Op.3から
 ロ短調(No.1)/ト短調(No.3)/嬰ニ短調(No.5)
コセンコ:3つのマズルカ Op.3*
 嬰ヘ短調/変ニ長調/嬰ハ短調
スクリャービン:ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19
コセンコ:ソナタ第2番嬰ハ短調 Op.14*
ヴィオリーナ・ペトリチェンコ(P)

録音:2014年4月7-9日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ともに貴族の血を引く作曲家、ロシアのスクリャービンとウクライナのヴィクトル・コセンコ。スクリャービンはショパンを、コセンコはショパンとスクリャービンを範としたと言われており、当盤では二人の作風を対比する構成がとられています。ヴィオリーナ・ペトリチェンコはウクライナのザポリージャに生まれ、ウクライナ国立チャイコフスキー音楽アカデミーで学んだ後ドイツに渡りヴァイマルのフランツ・リスト音楽大学およびケルン音楽大学でヤコプ・ロイシュナーに師事、2014年現在エッセンのフォルクヴァング音楽大学でエフゲニー・シナイスキーに師事しているピアニスト。*世界初録音。
ARS-38154(1SACD)
東欧の聖歌集
Antiphon(17世紀、現ロシア)
Osanna Angeli et archangeli(14-15世紀、チェコ)
Hospodine, pomiluj ny(14世紀、チェコ)
Pane Boze, studnice dobroty(16世紀、チェコ)
Sswjatyj Bozhe(17世紀、ロシア)
Issaije lykuji(推定13世紀、現ウクライナ)
Recordare - Ave tu rosa(12世紀、チェコ)
Bogurodzica(15世紀の版、ポーランド)
O regina, lux divina(15世紀、チェコ)/Dies est letitiae(15世紀、チェコ)
Primo tempore(14世紀、チェコ)/Izhe cheruwimy(17世紀、ロシア)
S namy Boho(16世紀、ウクライナ)/Sswjetje tichij(17世紀、ロシア)
Dnes bdyt Iuda(17世紀、ウクライナ)/Plotiju usnuv(17世紀、ロシア)
Surrexit Christus Hodie(15世紀、チェコ)/O anhelos(ビザンチン)
Angjel wopijasche(17世紀、ロシア)/Pascha krassenaja(16世紀、ウクライナ)
Dnjes blagodat(17世紀、ロシア)
Chvaliz cirkev svata matka - Psallat ecclesia(14世紀、チェコ)
Svaty Vaclave(12/15世紀、チェコ)/Presulis eminenciam(15世紀、ポーランド)
Benedic regem cunctorum - Magnificet(14世紀、ポーランド)
Veni sancte spiritus(15世紀、チェコ)
ステラ・マリス・バジレア(ア・カペラ・アンサンブル)
[ヴェロニカ・ホリガー=レンショフスカー、テティアナ・ポルト=ルトセンコ、
ヴィッテ=マリア・ヴェーバー(歌) ]

録音:2013年12月6日、ライヴ、カルトジオ教会、バーゼル孤児院、バーゼル、スイス
ステラ・マリス・バジレアは2001年バーゼルで創設された女声アンサンブル。中世・ルネサンスの教会および世俗音楽のみならず、メンバーの出身地であるチェコ、ウクライナ、スイスの民謡もレパートリーとしています。重厚に歌われることが多い東欧の聖歌をシンプルな女声アカペラで堪能できます。
ARS-38155S(1SACD)
マーラー:交響曲第9番(クラウス・ジモン編曲アンサンブル版/世界初録音) ジュールズ・ゲイル(指)、アンサンブル・ミニ
※編成:第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット×2、ファゴット、ホルン×2、トランペット、アコーディオン、ピアノ、打楽器×2

録音:2018年12月4日−6日、ドイツ
ドイツのピアニスト&作曲家、クラウス・ジモンがアンサンブル版(室内管弦楽版)に編曲したマーラーの交響曲第9番。このバージョンの世界初録音となり、アコーディオンやピアノが加わったユニークな編成で話題を呼んだ"アンサンブル・ミニ"の録音を日本語解説付きの仕様で新装リリースいたします。
アンサンブル・ミニは、イギリスの指揮者ジュールズ・ゲイルとベルリン・フィル・アカデミーの若いミュージシャンたちによって2001年に設立されたアンサンブル。「small is beautiful」をモットーに、シェーンベルク:の私的演奏協会の伝統にも従い新たな作品を委嘱し、ドイツやスイスの多くのメディアから注目を浴びてきました。このクラウス・ジモン版マーラー9番も、アンサンブル・ミニによる委嘱作品です。
ARS-38156(1SACD)
モーツァルト&アイヴズ&ヴェルディ:弦楽四重奏曲
モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番ニ長調 KV575
アイヴズ:弦楽四重奏曲第2番
ヴェルディ:弦楽四重奏曲
シューマンSQ[エリック・シューマン(Vn)、ケン・シューマン(Vn)、リザ・ランダル(Va)、マーク・シューマン(Vc)]

録音:2014年1月
2007年にケルンにて結成されたシューマンSQは、ベルクSQに師事しました。2013年にはボルドー国際弦楽四重奏コンクールにて優勝しています。彼らの音楽は、譜面をそのまま音にするということではなく、現代の解釈も踏まえた上で演奏することによって、その音楽をより刺激的に新しいものとして聞かせてくれます。
ARS-38157(1SACD)
ヴァイオリンと弦楽の為の北欧音楽
オーレ・ブル(1810-1880):山の上の孤独 [Solitude sur la Montagne] (1849)
ペーテリス・ヴァスクス(1946-):ヴォクス・アモーリス [Vox amoris] (ヴァイオリンと弦楽合奏の為の幻想曲;2009)
クット・アッテルベリ(1887-1974):
ヴァイオリン、ヴィオラと弦楽合奏の為の組曲第3番 Op.19-1(1917)*
アンデシュ・エリアソン(1947-2013):ヴァイオリンと弦楽合奏の為の協奏曲(1992)
シベリウス:ヴァイオリンと弦楽合奏の為の組曲 Op.117(1929)
カトリン・テン・ハーゲン(Vn)
イタマール・リンゲル(Va)
フォルクヴァング室内O
ヨハネス・クルンプ(指)

録音:2014年6月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
前作「東の印象」(ARS-38147)に続き今回は北欧のヴァイオリン音楽に取り組んだカトリン・テン・ハーゲン。1982年ドイツのシュタインフルトに生まれ、14歳でニュルンベルクSOをバックにデビュー。ベルリン芸術大学でアンチェ・ヴァイトハースに、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でイゴール・オジムに、ボストンのニューイングランド音楽院でドナルド・ワイラースタインに師事。ソロの他、弟妹と結成したテン・ハーゲンSQのリーダーとしても活躍しています。ブルはノルウェー、アッテルベリとエリアソンはスウェーデン、ヴァスクスはラトヴィアの作曲家。
ARS-38158(1SACD)
フルートとハープの為の協奏曲集
ヘンツェ:C.P.E.バッハへの想い(1982)
C.P.E.バッハ:フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22(1747)
モーツァルト:フルートとハープの為の協奏曲 ハ長調 K.299(1778)
マリア・セシリア・ムニョス(Fl)、
サラ・オブライエン(Hp)、
バーゼル室内O

録音:2014年3月7日-9日
アルゼンチン生まれのフルート奏者マリア・セシリア・ムニョスは、2010年の「北京オーレル・ニコレ国際フルート・コンクール」にて優勝をするなどこれまでも数々のコンクールで優秀な成績をおさめてきました。これまでブーレーズやペーテル・エトヴェシュなどと共演していることからも現代音楽への注力へも並々ならぬものを感じさせます。今回のアルバムでは、C.P.E.バッハの作品を基因として古典と現代音楽を吹き分けます。ロイヤル・コンセルトヘボウ管とミュンヘン・フィルの首席ハープ奏者であるサラ・オブライエンと見事な演奏を聞かせてくれています。
ARS-38159(1SACD)
チェロとギターによるスペインと南米の音楽
グラナドス:歌劇「ゴイェスカス」間奏曲
ファリャ:7つのスペイン民謡
グラナドス:12のスペイン舞曲〜オリエンタル
ファリャ:はかなき人生
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ガスパル・カサド(1897-1966):愛の言葉
エグベルト・ジスモンチ(1947-):水とワイン
ピアソラ:リベルタンゴ
セルジオ・アサド(1952-):メニーノ
ピアソラ:ナイトクラブ/オブリビオン(忘却)
カルロス・ガルデル(1890-1935):ボルベル(帰郷)
アグスティン・ララ(1897-1970):グラナダ
ナデージュ・ロシャ(Vc)
ラファエル・アギレ(G)

録音:2014年1月27-29日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ナデージュ・ロシャは1991年ジュネーヴ(スイス)生まれのチェリスト。2001年ジュネーヴ音楽院に10歳で入学しダニエル・ヘフリガーに師事、さらに2006年よりケルン音楽大学でマリア・クリーゲルに師事し、2010年3月にベルリンのコンツェルトハウスでデビュー。前作「ラロ&ミヨー:チェロ協奏曲」(ARS-38119)は当レーベルのベストセラーのひとつです。ラファエル・アギレはホアキン・クレルチに師事したスペインのギタリスト。
ARS-38160(1SACD)
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
アンドレアス・ドムヤニク(P)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO
ヨハネス・クルンプ(指)

録音:2013年12月16-18日、ロイトリンゲン、ドイツ
アンドレアス・ドムヤニクは1995年、リヒテンシュタイン公国の首都ファドゥーツに生まれ、2014年現在オーストリアのグラーツ音楽大学在学中のピアニスト。2003年から2011年までリヒテンシュタインでのコンクール優勝を続けた天才少年で、当録音時点でも18歳。
ARS-38161(1SACD)
パッション・タンゴ
カルロス・ガルデル(1890-1935):ジェラシー
ホセ・ブラガート(1915-2016):グラシエラとブエノスアイレス
ピアソラ:オブリビオン、フーガと神秘、アディオス・ノニーノ、天使の死、天使のミロンガ
カルロス・ガルデル:ポル・ウナ・カベサ
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ、リベルタンゴ、悪魔のロマンス
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)、
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2014年5月
ARS- Produktionの看板アーティストの一人でもあるオーストリア・グラーツ出身のチェリスト、フリードリヒ・クラインハプルと、クラシックのみならずロックやソウル、ジャズなどジャンルを横断し活躍するドイツのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケによるタンゴを集めたアルバム。二人の情熱的な魂のぶつかり合いのような演奏が、聴きどころです。
ARS-38162(1SACD)
三重奏曲集
クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.17(1846)
レベッカ・クラーク:ピアノ三重奏曲(1921)
アルバ・ローザ・ヴィエータ―:ピアノ三重奏曲 イ短調(1951)、カンツォネッタ(1939)
ストリオーニ三重奏団

録音:2014年7月1-3日
1995年に設立されたオランダを代表するストリオーニ三重奏団が、三人の女性作曲家によるピアノ三重奏曲を収録したアルバム。シューマンの妻であったクララ・シューマン、レベッカ・クラークはイギリスのヴィオラ奏者としても活躍、そして アルバ・ローザ・ヴィエーター(1889-1979)はイタリアでヴァイオリン奏者兼作曲家として活躍しました。普段あまり耳にすることのない作品ですが、逸品揃いです。
RS-38163(1SACD)
ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842):弦楽四重奏曲 ト長調 Op.3-1
弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.3-2
弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.3-3
アルテ・ムジーク・ケルン(ピリオド楽器使用)
クリスティアーネ・ロックス、クリストフ・ヘッセ(Vn)
アンティエ・ザビンスキ(Va)
クラウス=ディーター・ブラント(Vc)

録音:2011年1月、福音教会、ホンラート、ドイツ
ベートーヴェンと同時期にドイツのマインツで生まれたヴァイオリン奏者、作曲家ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842)の弦楽四重奏曲集。生前はヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとして有名で、レオポルト2世の戴冠式のためにフランクフルトに赴任した際にはモーツァルトと出会い、一緒に演奏を行っています。作曲は弦楽器のための作品が中心ですが、各声部が独立し、きめ細やかに考え抜かれたこれらの弦楽四重奏曲からは、彼の様式に対するセンスを感じることができるでしょう。時折初期ロマン派の要素も見出されます。
ARS-38164(1SACD)
祝祭コンサート
トレッリ(1658-1709):合奏協奏曲ト短調「クリスマス協奏曲」Op.8-6
バッハ:フルート,弦楽と通奏低音の為の組曲(管弦楽組曲)第2番ロ短調 BWV1067*
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」〜冬 **
テレマン:オーボエ・ダモーレ,弦楽と通奏低音の為の協奏曲イ長調 TWV51:A2+
コレッリ:合奏協奏曲ト短調「クリスマス協奏曲」Op.6-8
ヘンデル:トランペット,弦楽と通奏低音の為の組曲ニ長調#
バッハ:管弦楽組曲第3番〜リア
 シェメッリ歌曲集〜まぶねのかたえに BWV469
ベルンハルト・クリー(Fl)*
アンドレアス・ローレンツ(オーボエ・ダモーレ+)
マティアス・シュムツラー(Tp)#
スザンネ・ブラニー(ヴァイオリン**)
ドレスデン・カペルゾリステン
ヘルムート・ブラニー(指)

録音:2013年12月8日
世界最古のオーケストラの一つとしても知られる名門中の名門、シュターツカペレ・ドレスデンの主要メンバーによって構成されるドレスデン国立歌劇場室内O。その音色は母体であるシュターツカペレ・ドレスデン同様格調高いもので今作に収録されているそれぞれの曲調にぴたりとはまっています。
ARS-38165(1SACD)
福井美穂のピリオド・ファゴットによるヴィヴァルディ
ファゴット協奏曲集
協奏曲イ短調 RV498
協奏曲ハ長調 RV472
協奏曲ト短調 RV495
歌劇「ジュスティーノ」RV717〜序曲の弟1楽章
協奏曲ニ短調 RV481
協奏曲変ロ長調「夜」RV501
福井美穂(Fg)

アンサンブルF
[川原千真(第1ヴァイオリン)
三輪真樹(第2ヴァイオリン)
宮崎桃子(Va) 田崎瑞博(Vc)
菅間周子(ヴィオローネ)
金子浩(アーチリュート)
平野智美(Cemb) ]

録音:2013年10月2-3日、神奈川県立相模湖交流センター
アントニオ・ヴィヴァルディについては、器楽作品(協奏曲、交響曲、管弦楽ソナタ)だけでも現在517曲というおびただしい作品が彼の作曲したももとされている。特定のソロ楽器を指定して書かれた協奏曲は、そのおよそ3分の2にあたる343曲を数える。とりわけ愛好されたのがヴァイオリンで、この楽器のために書かれた228の協奏曲が完全な形で残されている。それと並んで、驚くべきことに39曲ものファゴット協奏曲が自筆譜で存在している。それらはこのCDに収録した5楽章からなる協奏曲「夜」RV501と未完成と思われる2曲を除くと、全て3楽章構成である。ヴィヴァルディの存命中に出版されたものはなかった。大部分は1720年以後の作曲と推定される。
■福井美穂
12歳よりファゴットを本格的に始め、東京藝術大学付属音楽高等学校に入学、その後、東京藝術大学音楽学部に進学、霧生吉秀氏に師事。在学中より小林道夫氏率いるバッハ・カンタータ・クラブに所属し、バロック音楽における通奏低音と出会う。同大学卒業後、渡独しフランクフルト音楽大学にてマシュー・ウィルキー、リューベック音楽大学にてフォルカー・テスマンの各氏に師事。フランクフルト音楽大学在学中に、ミヒャエル・シュナイダー氏のもとで、バロック時代の室内楽の演奏にも集中的に取り組み、これが、その後のバロック時代の音楽に携わる出発点となる。バロック・ファゴットを本格的に学ぶため、2003年にスイスへ移り、バーゼル古楽音楽院にてバロック・ファゴットをドナ・アグレル、ドゥルツィアンをジョゼプ・ボラスの各氏に師事。2008〜2009年、バーゼル音楽院にてモダン・ファゴットをセルジオ・アッツォリーニ氏に師事。
これまでにバロック、そしてモダン・ファゴットをスイス、ドイツ、日本の数々のオーケストラやアンサンブルと共演してきた。2008年、カプリッチョ・バロックオーケストラ・バーゼルにソリストとして招かれ、J・ハイドンのシンフォニア・コンチェルタンテ変ロ長調 Hob.1:105を共演。2010年にはS・アッツォリーニと同オーケストラで初期クラシックの作曲家J・W・ヘルテルによる2本のファゴットの為のシンフォニアを録音した。2009年、アンサンブルFを結成し、A・ヴィヴァルディのファゴット協奏曲の演奏に取り組んでいる。
■アンサンブルF
2009年に福井美穂の発案で結成されたアンサンブルで、18世紀の音楽を中心に演奏活動を展開。A・ヴィヴァルディのファゴット協奏曲を古楽器で演奏することに主眼をおき、その音楽の美しさ、溢れ出る活力を紹介してきた。アンサンブルの中心的メンバーはバーゼル古楽院の卒業生で、2009〜2011年にかけてスイス国内にて精力的に演奏活動を行った。2013年東京にてリサイタルを開催し、それがこのCDを作る契機となった。
(以上、ブックレットに記載の日本語解説文より)。
ARS-38166(1SACD)
プレイエルの秘宝 Vol.1
イグナツ・プレイエル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 Ben359(1792)、
弦楽四重奏曲 変ロ長調 Ben360(1792)、
弦楽四重奏曲 ニ長調 Ben361(1792)
イグナツ・プレイエルQ〔ライムント・リシー(Vn)、ドミニク・ヘルスベルク(Vn)、ロベルト・バウアーシュタッター(Va)、ベルンハルト・ナオキ・ヘーデンボルク(Vc)〕

録音:2014年1月3日-4日
すべて世界初録音
RS Produktionによる、オーストリア出身の作曲家イグナツ・プレイエル(1757-1831)の秘曲を発掘する「プレイエルの秘宝(Hidden Gems)」シリーズ第1巻。弦楽四重奏曲三曲すべて世界初録音のものが収録されています。ハイドンに師事したプレイエルということでその影響も感じることの出来るこれらの弦楽四重奏曲を、ウィーン・フィルの面々から構成されるイグナツ・プレイエル四重奏団がウィーン風の柔らかな音色で奏でます。
ARS-38167(1SACD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 KV414
ホルツバウアー(1711-1783):交響曲 変ホ長調 Op.4-3
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 KV488
マテア・レコ(P)、
プファルツ選帝候室内O、
ヨハネス・シュレーフリ(指)

録音:2014年3月3日-5日
クロアチアのピアニスト、マテア・レコのモーツァルト協奏曲集です。マテア・レコの高音の美しい透明感のある音色はまさにモーツァルトにぴったり!特に23番は聴きどころ満載です。軽やかなタッチで奏されながらも音楽の深化を失わない彼女のバランス感覚の溢れた演奏をご堪能ください。各協奏曲の合間にはウィーンで活躍したホルツバウアーの代表作のひとつである、変ホ長調の交響曲も収録されています。
ARS-38168(1SACD)
アディンセル、ロータ、ピアソラ:ピアノ協奏曲集
リチャード・アディンセル(1904-1977):ワルソー・コンチェルト
ニーノ・ロータ(1911-1979):コンチェルト・ソワレ
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季*
天使の死(タンゴ)
ドンカ・アンガチェヴァ(P)
セルゲイ・シネルニコフ(Vn)*
ペーター・マンツ(Vc)*
フォクトラントPO
シュテファン・フラース(指)

録音:2014年8月26-29日
ブルガリア出身のピアニスト、ドンカ・アンガチェヴァは、10歳でプロヴディフPOとの共演でソリスト・デビュー。ウィーン国立音楽大学でハインツ・メジモレックに師事し、第8回サレルノ国際ピアノコンクール(イタリア)で第2位など、数々の国際コンクールで上位入賞を果たしている実力派。このアルバムでは、普段あまり演奏されない、映画音楽で有名なアディンセルの代表作「ワルソー・コンチェルト」やニーノ・ロータの「夕べの協奏曲」を取り上げています。
ARS-38169(1SACD)
ジョン・ダウランド(1563-1626):リュート・ソング集
目覚めなさい甘き恋人よ、あなたは戻った、ファンタジー、わが思いは希望の翼、おいで,さあかわいい人よ、彼女は私の過ちを許せるだろうか、ジョン・スミス卿のアルメイン、愛と運命に裏切られたあなたたち、時は静止して、眠ったふりをしている君、男と女、我が恋人が泣くのを見た、去れ,自己愛の若者よ、羊飼いが木陰で、言葉で動かしてみようか、やめよう,私のさまよう眼よ、無題名、悲しみよ,とどまれ、嘆け,昼は闇の中に去った、暗闇に住みたい、ラクリメ、来たれ,深き眠り
デイヴィッド・ムンダーロー(テノール(*以外))
ユリアン・ベーア(Lute)

録音:2014年2月4-6日、聖パンタレオン教会、ゾロトゥルン、スイス
ダヴィート・ムンダーローはアメリカ合衆国に生まれ、スイスを本拠に活躍するテノール。バーゼルのスコラ・カントールムでゲルト・テュルクに師事。アントニー・ルーリーとの協同を重ねイングランドのリュート・ソングへの興味と理解を深めました。ユリアン・ベーアは同じくスコラ・カントールムでホプキンソン・スミスに師事したドイツのリュート奏者。
ARS-38170(1SACD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」
ピアソラ:「ブエノスアイレスの四季」
ユーリー・レーヴィチ(Vn)
マンハイム・クアプファルツ室内O
ヨハネス・シュレーフリ(指)

録音:2014年9月13-16日、プファルツバウ劇場、ルートヴィヒスハーフェン・アム・ライン、ドイツ
ヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「ブエノスアイレスの四季」を組み合わせた所謂“八季”のアルバムですが、「四季」はセシーリア・インゲニート=ノイチュの朗読によるソネット付き、さらに各曲の間にはエンリケ・サントス・ディセポロの作詞の「ブエノスアイレスの喫茶店」やパスクアル・コントゥルシ作詞の「場末のバンドネオン」などの語りが挿入されています。1991年ロシア生まれのユーリ・レヴィチは5歳からヴァイオリンを始め7歳でモスクワ音楽院附属中央音楽学校に入学。2009年からはウィーンに移り、ウィーン・コンセルヴァトリウム音楽大学などで学びました。2015年にはICMA(国際クラシック音楽賞)の若手音楽家賞を受賞しており、今後の一層の活躍が期待されます。
ARS-38171(1SACD)
オーラ・ルードナー&ヴュルテンベルク・フィルハーモニー
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.297b*
ハイドン:交響曲第44番ホ短調「悲しみ」Hob.I:44
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
ラモン・オルテガ・ケロ(Ob)*
セバスティアン・マンツ(Cl)*
マルク・グルーバー(Hrn)*
テオ・プラート(Fg)*
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO
オーラ・ルードナー(指)

録音:2014年2月、11月
スウェーデン出身の気鋭の指揮者オーラ・ルードナーはヴァイオリニスト(パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール入賞者であり、シャーンドル・ヴェーグの助手も務めました)から指揮者に転向し、1995年にフィルハーモニア・ウィーンを創設。タスマニアSO(オーストラリア;2001-2003)、ボルツァーノ・ハイドンO(イタリア;2003-2006)の首席指揮者を歴任。2008年9月にロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO首席指揮者に就任しました。
ARS-38172(1SACD)
池井博美・デビューCD〜バッハ:Aspekte
バッハ:トッカータ.ホ短調 BWV914
6つの小前奏曲 BWV933-938
フランス組曲第2番ハ短調 BWV813
フランス風序曲 BWV831
池井博美(P)

録音:2014年11月25-27日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
使用楽器:Steinway D3
YouTubeで視聴可能
ブックレットに西尾洋氏(作曲家・ピアノ講師)による日本語解説とドイツ語訳を記載。「アスペクテ」(Aspekte)は「相」「姿」「視点」「観点」等を意味するドイツ語の名詞「Aspekt」の複数形です。
■池井博美(ピアノ)
宮崎県に生まれ、5歳よりピアノを始める。青木道子を始め、葛西寛俊、故志賀のぞみ、山田力各氏に師事。故山田順之介のもとでソルフェージュを学ぶ。福岡女学院高校音楽科を卒業後ドイツに渡り、ドイツ国立リューベック音楽大学ディプロム過程ピアノ科に入学。コンスタンツェ・アイクホルスト氏に師事。在学中よりバロック音楽に力を入れており、ハンス・ユルゲン・シュノア氏のもとでチェンバロを学ぶ。同大学で演奏学科、そして教育学科でディブロムを取得した後、スイスに渡りスイス国立チューリヒ芸術大学マスター課程室内楽科に入学。フリーデマン・リーガー氏のもとで学ぶ。
現代ピアノという土壌で、バッハの音楽にさらなる発展をもたらすために2014年同大学にてチェンバロ科に入学。ミヒャエル・ビール氏のもとでバロック音楽の知識を深めている。
2006年、ウィーン国際ピアノコンクール(オーストリア)にて第3位を受賞。2007年、アメリカ・ニューヨークでソリストとしてマンハッタン室内オーケストラと共演を果たす。2013年、バッハ国際ピアノコンクール(ヴュルツブルグ)でファイナリスト。スイスをはじめ、ドイツや日本などでピアニスト・室内楽者・チェンバリストとして演奏活動を行っている。(ブックレットより)
ARS-38173(1SACD)
ブリュートナーの歴史的ピアノで聴く
シューベルト、ショパン、シューマン:晩年のピアノ作品集

シューベルト:3つのピアノ小品 Op. posth. D.946
 変ホ短調/変ホ長調/ハ長調
ブラームス:6つのピアノ小品 Op.118

ショパン:マズルカ.ト短調 Op.67-2
 マズルカ.イ短調 Op.67-4
 マズルカ.ヘ短調 Op.68-4/ラルゴ.変ホ長調
マリア・ガブリシ(P)

録音:2014年9月22-24日、バーゼル、スイス
使用楽器:1874年、ブリュートナー製(ゲオルク・ゼン所有)
ブラームスにおいてはまさに「ピリオド楽器」と言えるブリュートナーのロマンティック・ピアノ(Ars Produktionの表記ではフォルテピアノ)による演奏。マリア・ガブリシはポーランドのワルシャワに生まれ、フリデリク・ショパン音楽大学(ワルシャワ)でテレサ・マナステルスカに、ルツェルン音楽大学(スイス)でイヴァン・クンランスキーにモダーン・ピアノを師事。バーゼル・スコラ・カントールム(スイス)でイェスパー・クリステンセンにピリオド鍵盤楽器を師事。Arco Divaレーベルにショパンのピアノ作品集の録音があります。
ARS-38174(1SACD)
フランセ、トマジ、ジョリヴェ、ヴィラ=ロボス:ファゴット協奏作品集
ジャン・フランセ:ファゴットと11の弦楽器の為の協奏曲(1979)
トマジ(1901-1971):ファゴットと弦楽とハープの為の協奏曲(1961)
ジョリヴェ(1905-1974):ファゴット,弦楽,ハープとピアノの為の協奏曲(1954)
ヴィラ=ロボス:7つの音の輪(ファゴットと弦楽の為の;1933)
フランセ:ファゴットと弦楽合奏の為のディヴェルティメント(1942)
マティアス・ラーチ(Fg)
シュトゥットガルト室内O
ヨハネス・クルンプ(指)

録音:2013年5月21-24日、2014年3月19-20日
0世紀に作曲されたファゴット協奏曲の名曲集。ベルリンに生まれたマティアス・ラーツは、フリッツ・フィンシュ、ダーグ・イェンセンに師事。ケルン・ギュルツェニヒOの首席奏者を経て、チューリッヒ・トーンハレOおよびルツェルン祝祭Oの首席奏者を務めるなどその実力は折り紙つき。2003年には、小澤征爾音楽塾・オペラ・プロジェクトのために来日も果たしています。ヨハネス・クルンプと名門シュトゥットガルト室内Oの好サポートも光ります。
ARS-38175(1SACD)
ソロ・フルート Vol.5〜近現代(1960年から2000年まで)の無伴奏フルートの為の音楽
デニソフ(1929-1996):フルートの為のソロ(1972)*
福島和夫(1930-):冥(1962)
トマジ(1901-1971):レ・シクラード [Les Cyclades] (エーゲ海の島々)*
 イオス(祈願)/ナクソス(愛の歌)/デロス(羊飼いの踊り)
ロベルト・ムチンスキ(1929-2010):無伴奏フルートの為の前奏曲 Op.18(1968)
ルドルフ・エッシャー(1912-1980):モノローグ(1969)
ゲアハルト・ブラウン(1932):格言 [Aphorismen] (1972)〜第2番,第5番*
アヴラハム・アムザラグ(1941-):孤独 [Desolation] (1973)*
イサン・ユン(1917-1995):フルートの為の練習曲 〜グランドフルートの為のアレグレット*
ゲアハルト・ブラウン:マニフィカト(1979)*
トリスタン・クーリス(1946-1996):幻想曲(1976)
アンリ・プスール(1929-2009):屈曲 I [Flexions I] (ボードレールのために;1979)*
エディソン・デニソフ:無伴奏フルートの為の2つの小品(1983)*
パストラーレ/運動
マルク・コピトマン(1929-2011):哀歌 [Lamentation] (1984)*
ヴオジミェシュ・コトンスキ(1925-2014):牧歌 [Bucolica] (1989)から*
銘文 [Inscriptio]/聞こえぬ者 [Surdis]
エリオット・カーター(1908-2012):私は風に書く [Scrivo in vento] (ペトラルカの詩による;1991)
武満徹:エア [Air] (1995)
ハインツ・ホリガー(1939):フルート独奏の為の小アリア [Petit Air] (2000)*
ミリヤム・ナスタシ(Fl)

録音:2014年9月9-11日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
*世界初録音
オランダのユトレヒト生まれのフルーティスト、ミリヤム・ナスタシ校訂の楽譜本「Die Soloflote, Edition Peters Nr. 8641」に収録された作品をナスタシが自ら演奏するシリーズの第5巻。(注:2015年4月10日現在、Edition Peters社のウェブサイトでは第5巻の発売が確認できません。) オーレル・ニコレらに師事したナスタシははじめ現代音楽に傾倒していましたが、やがて古楽に興味を持ちフランス・フェスターらの教えを受けました。1991年にフライブルク音楽大学フルート科教授に就任し、1996年から2006年までは主任教授を務めました。
ARS-38176(1SACD)
サクソフォン、ヴァイオリンとピアノの為の音楽
ミヨー:サクソフォン、ヴァイオリンとピアノの為の組曲「荷物のない旅行者」Op.157b
ジャン=リュック・ドフォンテーヌ(1965-):夢の色 [Couleurs d'un Reve]
ラッセル・ピーターソン(1969-):アルトサクソフォン,ピアノとヴァイオリンの為の三重奏曲(2007)
マルク・エイシェンヌ(1933-2012):歌と踊り [Cantilene et Danse] (1961)
チャイコフスキー(ディヴィッド・デブーア・キャンフィールド編):バレエ「くるみ割り人形」からの3つの舞曲
 金平糖の踊り/アラビアの踊り/トレパーク(ロシアの踊り)
ガーシュウィン(フョードル・ルーディン編):アルトサクソフォン、ピアノとヴァイオリンの為の3つの小品*
 サマータイム/アイ・ガット・リズム/そんなことはどうでもいいさ
ピアソラ(フラトレス・トリオ編):オブリビオン(忘却)*
フラトレス・トリオ
[ハイラペト・アラケリアン(Sax)
フョードル・ルーディン(Vn)
ルドルフス・ヴァンクス(P) ]

録音:2014年8月1-3日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
アルメニアのハイラペト・アラケリアン(1991年エレバン生まれ)、ロシアのフョードル・ルーディン(1994年モスクワ生まれ)ラトヴィアのルドルフス・ヴァンクス(1984年のリガ生まれ)が2012年に結成したフラトレス・トリオのデビューCD。「フラトレス」はラテン語で「兄弟」の意。クラシカルなサクソフォン・レパートリーとしても貴重な作品ばかりであり、*は世界初録音と推測されます。
ARS-38177(1SACD)
インゴルシュタット・グルジア室内O Vol.1
パウル・フオン(1872-1940)/ファビアン・ミュラー編):組曲 Op.89(1832;ヴァイオリン、チェロと弦楽合奏の為の版)(*/+)
ファビアン・ミュラー(1964-):クレーの為の協奏曲(チェロ、弦楽合奏と2つのホルンの為の;2007)+
ブロッホ(1ファビアン・ミュラー編):バール・シェム(1923;ヴァイオリンと弦楽合奏の為の版)*
オネゲル:交響曲第2番(弦楽合奏とトランペットの為の;1941)
カミラ・シャッツ(Vn)*
ピ=チン・チェン[簡碧青](Vc)+
インゴルシュタット・グルジア室内O
ルーベン・ガザリアン(指)

録音:2015年1月、ライヴ、フェストザール、インゴルシュタット、ドイツ
1964年にソヴィエト連邦グルジア共和国の首都トビリシに創設されたグルジア国立室内Oはソ連崩壊の影響で放浪の楽団となり、アウディ(自動車メーカー)とインゴルシュタット貯蓄銀行の支援を得てインゴルシュタット(バイエルン州、ドイツ)を新たな本拠と定め、インゴルシュタット・グルジア室内O(Georgisches Kammerorchester Ingolstadt、略称 GKO Ingolstadt)と改称。2014年に創設50周年、2015年に移転25周年を迎えました。ルーベン・ガザリアンはアルメニア出身の指揮者。2015年1月インゴルシュタット・グルジア室内Oの首席指揮者に就任しました。
ARS-38178(1SACD)
ラヴェル、シュミット:ピアノ協奏作品集
ラヴェル:左手の為の協奏曲
フローラン・シュミット(1870-1958):遠くに聞こえる…(ピアノと管弦楽の為の版;1929)*
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ヴァンサン・ラルデル(P)
ダニエル・カフカ(指)オーズSO

録音:2015年2月23-27日、メシアン・ホール、グルノーブル、フランス
*=世界初録音
ブルーノ=レオナルド・ゲルバーに師事したフランスのピアニスト、ヴァンサン・ラルドゥレ(ヴァンサン・ラルデル)。その演奏技術は国際的にも認められ「スタインウェイ・アーティスト」の称号も与えられています。ラヴェルの作品では、彼の持ち味である色彩豊かな表現力が存分に活かされており、またその深い洞察力で音楽に深みを与えています。
ARS-38179(1SACD)
ブロッホ、ラヴェル、エネスク:ヴァイオリン・ソナタ集
ブロッホ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ.ト長調
ジャック=アルフォンス・ド・ゼーガン(1955-):二重奏曲「スペインの思い出」
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調「ルーマニア民俗風」Op.25
シュテファン・タララ(Vn)
ローラ=エヴェリン・ヴァコヴァ=タララ(P)

録音:2015年3月10-12日
1920年代に書かれたブロッホ、ラヴェル、エネスコのソナタと、対置的に取り上げられたベルギーの現代作曲家ド・ゼーガン(デ・ゼーガント)の作品。シュテファン・タララは1986年ドイツのハイデルベルク生まれ、ザハール・ブロンに師事したヴァイオリニスト。2011年ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール第3位。2014年ジョルジュ・エネスク国際ヴァイオリン・コンクール第1位。ローラ=エヴェリン・ヴァコヴァ=タララは1990年ブルガリアのプロヴディフ生まれ。二人は夫婦です。
ARS-38180(1SACD)
シューマン:ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
4つの夜曲 Op.23/暁の歌 Op.133
カスパール・フランツ(P)

録音:2015年2月17-19日
カスパール・フランツは1980年ドイツのキールに生まれたピアニスト。ピアニスト・指揮者ユストゥス・フランツ(1944-)の甥です。レナーテ・クレチュマー=フィッシャー、エリーザベト・レオンスカヤに師事。ソロの他、チェロ奏者ユリアン・アルプと組んだデュオ・アルプ・フランツとしての活動も知られています(Genuinレーベル)。ソリストとしてのデビューCD「J・S・バッハ:フランス組曲」(ARS-38115)も好評を博しました。
ARS-38181(1SACD)
イタリアのクリスマス
[主の降誕のアンティフォナ]
フレスコバルディ(1583-1643):カプリッチョ・パストラーレ
グレゴリオ聖歌:何を見たか、羊飼いらよ [Quem vidistis pastores]
チプリアーノ・デ・ローレ(?-1565)/ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(確認できる活躍期:1594頃):天使が羊飼いたちに告げた [Quem vidistis pastores]
グレゴリオ聖歌:天使と共に天の大軍が現れた [Facta est cum Angelo]
ウルバーニ・ロート(確認できる活躍期:1622頃):天のいと高き所には神に栄光あれ [Gloria in excelsis Deo]
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1571頃-1630):3声のシンフォニア(ソナタ第13番)
グレゴリオ聖歌:幼児が今日生まれたもうた [Parvulus filius hodie natus est]
[新年の日]
ボニファツィオ・グランツィアーニ(1604-1664):来たれ、羊飼いらよ [Venite pastores] (独唱の為の)
クリストフ・ベルンハルト(1628-1692):急げ、羊飼いらよ! [Currite pastores!] (リトルネッロ付き)
ヨハン・シュメルツァー(1623頃-1680):3声のソナタ・パストラーレ
不詳(15世紀):われらに生まれたもう [Puer nobis nascitur] (カンティレーナ)
ヤン=ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):われらに [Puer nobis] (2つの旋法による)
アレッサンドロ・グランディ(1586-1630):3声のシンフォニア
モンテヴェルディ(1567-1643):キリスト、すべての救い主 [Christe Redemptor omnium]
ビアージョ・マリーニ(1594-1663):天の星々と共に [Con le stelle in ciel]
ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):めでたし、幼児 [Salve puellule]
ダグマル・シャシュコヴァー(S)
ヤン・ファン・エルザッカー(T)
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
[ジャン・テュベリ(リコーダー、コルネット[ツィンク]、コルネット・ミュート、指揮)
ステファニー・プフィステル(Vn) 
ルカス・ペレス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フィリップ・グリスヴァール(オルガン、チェンバロ)
ニコラ・アクテン(テオルボ、トリプルハープ、バロックギター、バリトン(弦楽器))]

録音:2014年12月19-23日、サリニー教会、サリニー、フランス
ARS-38182(1SACD)
サクソフォンとアコーディオンの為の音楽
ヘンデル:ソナタト短調 Op.1-2 HWV360
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集
ドビュッシー:シリンクス
ベルク:4つの小品
ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調「夜」RV439
バッハ:フランス組曲第2番ハ短調 BWV813
ペンデレツキ:3つのミニアチュール
ファリャ:7つのスペイン民謡
ピアソラ:タンゴの歴史 から カフェ 1930,ナイトクラブ 1960
デュオ・アリアーダ【ミハウ・クノト(Sax)、ボグダン・ラケティチ(アコーディオン)】

録音:2015年3月24-26日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ウィーンを拠点としているサクソフォンとアコーディオンによる「デュオ・アリアーダ」。今作は「ニュー・カラー・オヴ・ザ・パスト」と題して、過去の作品に新たな色付けをするかのような編曲集となっています。ヘンデル、ヴィヴァルディ、バッハなどの音楽が、サクソフォンによってまた違った色彩で描かれています。
ARS-38183(1SACD)
ダンス・パッションピアノの為の舞曲集
リスト:ワルツ・カプリス第6番
ショパン:マズルカ嬰ハ短調 Op.40-4/マズルカ イ短調 Op.17-4
 アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番&第2番
ファリャ:バレエ「三角帽子」より 粉屋の踊り(ファルカ)
アルベニス:スペイン組曲 からセビリャ(セビリャナ)
アンドレアス・ノイバウアー:タンゴ=スペース
ヒナステラ:マランボ
ピアソラ:ブエノスアイレスの夏(タンゴ)
モイセス・モレイロ(1904-1979):ホロポ
エルネスト・ナザレー(1863-1934):ペリゴーゾ(ブラジリアン・タンゴ)
ポンセ:マルグレ・トゥー(ハバネラ)
ゴメス・タグレ・イ・デル・バリェ:もしもこれが恋なら(ボレロ)
グルック(ズガンバーティ(1841-1914)編):精霊の踊り
レティシア・ゴメス=タグレ(P)

録音:2015年6月9-11日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
メキシコのピアニスト、レティシア・ゴメス=タグレによるラテンをメインとしたクラシカル・ダンス・ミュージック・プログラム。
ARS-38184(1SACD)
わが故郷より〜チェコの印象
ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノの為の4つのロマンティックな楽曲 Op.75
スーク(1874-1935):ヴァイオリンとピアノの為の4つ楽曲 Op.17
ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ
マルティヌー:7つのアラベスク H.201〜ポーコ・アレグロ / アダージョ / アレグロ
ドヴォルザーク:ソナティネ ト長調 Op.100 から ラルゲット
スメタナ:わが故郷より(ヴァイオリンとピアノの為の)
ヴェルナー・フォン・シュニッツラー(Vn)
コスミン・ボエル(P)

録音:2015年6月22-25日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
■ヴェルナー・フォン・シュニッツラー(ヴァイオリン、ヴィオラ)
1978年生まれ。その類い稀な才能により神童として脚光を浴び、13歳の時、ドイツ首相官邸での御前演奏やヴァイオリン界の巨匠ユーディ・メニューインの75歳を祝う記念演奏会に招聘されるなど、早くからヨーロッパの主要都市にて国際的な演奏活動を展開。その功績は全ヨーロッパに放映された。ドイツ国立ケルン音楽大学ヴァイオリン科およびヴィオラ科を卒業。ヴァイオリンをイゴール・オジム、ヴィクトル・トレチャコフ、ヴィオラをアントワン・タメスティ、室内楽をハラルド・ショーネヴェクの各氏に師事。また、ニューヨークにてピンカス・ズッカーマン氏に師事。
ソリストとして、アムステルダム(コンセルトへボウ)、チューリッヒ(トーンハレ、歌劇ハウス)、ミュンヘン(ガスタイク・フィルハーモニーホール)、ウィーン(コンツェルトハウス、楽友協会ホール)、ケルン(フィルハーモニーホール)、ストックホルム(コンサートハウス)、ハンブルク(ムジークハレ)、バーミンガム(シンフォニーホール)、フランクフルト(アルテ・オーパー)、ベルリン(シャウシュピールハウス)にて、カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク、ロッテルダムPO、フランス国立リヨンO、シンフォニア・ヴァルソヴィア、バンベルクSO、ドイツ・カンマーPO、ケルン・ギュルツェニヒO、ミュンヘン室内O、ハンブルクPO、オランダおよびデンマークのRSOなどと、シャーンドル・ヴェーグ、ハインリヒ・シフ、ピンカス・ズッカーマン、ゲルト・アルブレヒト、ハンス・フォンク、エドモン・ド・シュトウツ、マルクス・クリート、エマニュエル・クリヴィヌの指揮で共演。ドイツ青少年音楽コンクール、イフラ・ニーマン・コンクール、オランダ放送局コンクール、SNS ミュージック・アワードで優勝。
室内楽の分野では、ラルス・ヴォクト、エマニュエル・パユ、パーヴェル・ギリロフ、ヴァシリー・ロバノフ、アルバン・ゲルハルト、アレクサンダー・マドザー、デニス・ラッセル・デイヴィスと共演。
オーストリア放送局、スイス・ロマンド・ラジオ局、自由ベルリン放送局、西ドイツ放送局、ヘッセン放送局、南西ドイツ放送局、ドイツ文化ラジオ、ドイツ公共放送連盟、第2ドイツテレビの他、デンマーク、オランダ、フランス、スロヴェニアの放送局より録音。アルス・プロダクションよりCDが2枚リリースされている。2014年、森フォン・シュニッツラー愛喜(Vc)と森朝(P)と共に「森トリオ」を結成。また、シュニッツラー・カルテットの第一ヴァイオリン奏者としても活躍。インターナショナル・フランツ・リスト・アカデミーにて、後進の指導にも当たっている。 以上、日本語版公式ウェブサイトより。(リンク推奨いたします。)
コスミン・ボエルは1979年ルーマニアに生まれ、2016年現在ドイツのケルンを拠点に活躍しているピアニスト。
ARS-38185(1SACD)
バーゼルのルーカス・サラシンの曲集所収のトリオ・ソナタ
シュターミッツ(1717-1757):トリオ イ長調
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):3声のソナタ・ノットゥルナ ニ長調
ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700頃-1775):3声のソナタ.イ長調
アントン・フィルス(1745-1801):トリオ ニ長調
カレル・シュターミッツ(1745-1801):3声のソナタ.ト長調
サンマルティーニ:3声のソナタ.ニ長調
ジャコモ・コンティ:トリオ ト短調
ガエターノ・プニャーニ(1731-1798):トリオ・ソナタ変ホ長調
デア・ムジカリッシェ・ガルテン
[ヘルマン・エチェベリ・チャモロ、カロリーネ・エチェベリ・クレム(Vn)
アネカトリン・ベラー(Vc) 
ダニエラ・ニートハマー(チェンバロ、オルガン)]

録音:2015年4月27-30日
18世紀バーゼルの商人ルーカス・サラシンのコレクションよりトリオ・ソナタを集めたアルバム。そのコレクションはイタリア北部、ドイツ南西部の作曲家と多岐に渡ります。ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ、アントン・フィルスなどの珍しい作品を収めた貴重な録音です。
ARS-38186(1SACD)
ヘンデル、ヴィヴァルディ:トリオ編成による協奏曲とアリア集
ヘンデル:歌劇「リナルド」HWV7 から 序曲
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンの為の協奏曲イ短調 RV522(ニ短調に移調)
ヘンデル:歌劇「ラダミスト」HWV12 から
 いつまでなのか、冷酷な運命よ [Quando mai, spietata sorte] (アリア)
ヴィヴァルディ:室内協奏曲ト長調 RV101
ヘンデル:トリオ・ソナタ.ハ短調 HWV 386a
 歌劇「リナルド」HWV7 から
 風よ、旋風よ、この足にお前たちの翼をくれ [Venti, turbini, prestate] (アリア)
ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音の為のソナタ変ロ長調 RV45/室内協奏曲ニ長調 RV92
ヘンデル:歌劇「リナルド」HWV7 から 私を泣かせてください [Lascia ch'io pianga] (アリア)
アンサンブル・ロルナメント
[ユリアーネ・ホイティアー(リコーダー)
カタリーナ・ホイティアー(Vn)
ヨナタン・ペシェク(Vc)
セバスティアン・ヴィーナント(Cemb) ]

録音:2014年10月25-28日
アンサンブル・ロルナメントはバーゼルで結成された、リコーダー、ヴァイオリン、チェロ、ハープシコードから成る4人組のアンサンブル。数々の賞を受賞しており、ヨーロッパ各地で200回以上のコンサートを開いています。本アルバムには彼らに加えてオーボエ、ファゴット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、テオルボの奏者が参加しています。
ARS-38187(1SACD)
イタリア・コロラトゥーラ・アリア集
ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774):歌劇「オリンピアーデ」から わかってください [Tu di saper procura]*
モーツァルト:おお、大胆なアルバーチェよ…この父の抱擁ゆえに
 [O temerario Arbace... Per quel paterno amplesso] K.79(73d)
ベレニーチェに…昇る太陽 [ Berenice... Sol nascente] K.70
トンマーゾ・トラエッタ(1727-1779):歌劇「アルミーダ」から
 私は何も求めず、何も愛さない [Io non cerco]*
 私は行く、しかし私は守る、神よ [Parto, ma lascio, o Dio]*
サルティ(1729-1802):歌劇「捨てられたディドーネ」から
 理由もなく、報われず [Non ha ragione, ingrato]*
モーツァルト:歌劇「ポントの王ミトリダーテ」K.87 から
 私を脅かす運命から [Al destin che la minaccia]
ニコロ・ピッチンニ(1728-1800):歌劇「チェッキーナ」から
 怒った女の激しさよ [Furia di donna irata]
シャルロッテ・シェーファー(S)
ノイエ・デュッセルドルファー・ホーフムジーク
ミヒャエル・プライザー(指)

録音:2014年7月15-19日、クンスストパラスト美術館ローベルト・シューマン・ホール、デュッセルドルフ、ドイツ
※*=世界初録音
モーツァルトやイタリアの作曲家によるアリア集。ニコロ・ヨンメッリやトンマーゾ・トラエッタ、ジュゼッペ・サルティの世界初録音作品も収録されています。シャルロット・シェーファーは、ドイツ、イタリア、フランス、ラトビア、ハンガリー、スイスなど各地で活躍中。エッセン音楽大学でカウンターテナーのマルティン・ヴェルフェルに師事し、古楽系ソプラノとしてのキャリアも歩んでいる若き逸材です。
ARS-38188(1SACD)
アメリカン・ストーリーズ〜2台のピアノの為の南北アメリカ音楽
チック・コリア(1941-):ラ・フィエスタ(2台のピアノの為の)/スペイン(同)
バーンスタイン:「ウエストサイド・ストーリー」(2台のピアノの為の)から何か起こりそう/マンボ/マリア/トゥナイト/アメリカ/ひとつの心/ランブル/アイ・フィール・プリティ/サムウェア/クラプキ巡査殿/あんな男に/私は愛している
パット・メセニー(1954-):エイティーン [Eighteen](2台のピアノの為の)
ピアソラ:オブリビオン(2台のピアノの為の)/リベルタンゴ(2台のピアノの為の)
パット・メセニー:寂しい一軒家 [Hermitage](2台のピアノの為の)
エグベルト・ジスモンチ(1947-):インファンシア [Infancia](2台のピアノの為の)
バーグマン・デュオ[エリザベス・バーグマン、マルセル・バーグマン(P) ]

録音:2015年7月13-15日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ユニークで多彩なプログラムとダイナミックかつエネルギッシュな演奏で20年以上にわたり活動し、世界各地の聴衆に感動を与えているベルクマン・デュオ(エリザベート・ベルクマン&マルセル・ベルクマン)。マルセル・ベルクマンは作曲家としても活動しており、本アルバムの収録作品の編曲も彼が行っています。(彼の手掛けた有名な編曲版としては、マイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」のピアノ版が挙げられます。Brilliant Classicsからリリースされたアルバムでは、エリザベートとともに演奏にも参加しています。)本作は、ハービー・ハンコック、チック・コリア、キース・ジャレット、パット・メセニー、アル・ジャロウなどの音楽に囲まれて育ったマルセルの、ジャズと即興に対する愛が表れたアメリカン・プログラム。バーンスタイン、ピアソラ、パット・メセニーの「エルミタージュ」では伝統的な書き割りの手法を用いていますが、それ以外の作品では即興を含む自由な編曲を行っています。
ARS-38189S(1SACD)
アイデンティティ〜20世紀前半のヴァイオリン・ソナタ集
シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.148(140)
シュールホフ:ヴァイオリン・ソナタ
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ JW.VII/7
シマノフスキ:夜想曲とタランテラ Op.28
ノエ・乾(Vn)、
マリオ・ヘリング(P)

録音:2015年7月7日−9日、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
フランコ=ベルギー楽派の伝統を受け継ぎ、その系譜に名を連ねる期待のヴァイオリニスト、ノエ・乾と、2003年にベルリンSOとの共演でベルリン・フィルハーモニーに登場し大喝采を浴び、巨匠パウル・バドゥラ=スコダからも太鼓判を押されたピアニスト、マリオ・ヘリングの俊英デュオによる「20世紀前半のヴァイオリン・ソナタ集」。
1914年から18年の第一次世界大戦中に書かれたドビュッシー最後の作品である「ト短調のソナタ」、民謡との結び付きがキーワードでもあるヤナーチェクの「ソナタ」とシマノフスキの「夜想曲とタランテラ」、そして、この期間の前後約10年間に作曲されたシマノフスキの「ソナタ」とシュールホフの「ソナタ」で構成されるプログラムは、大戦という激動の中、そして前後のヨーロッパ楽壇における室内楽芸術の歴史のハイライトを描いています。
ノエ・乾とマリオ・ヘリング、共に欧州と日本にルーツを持つ若き名手たちの見事なデュオが、20世紀前半のヴァイオリン作品の深淵に迫ります。
ARS-38190(1SACD)
ヴィヴァルディ:「四季」*
テレマン:組曲「ドン・キホーテ」
ズザネ・ブラニー(Vn)*
ドレスデン・カペルゾリステン
ヘルムート・ブラニー(指)

録音:2015年1月21-23日、5月4-5日
スザンネ・ブラニーはドレスデン出身のヴァイオリニスト。ドレスデン・カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学を卒業後、 1990年にシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭のオーケストラでコンサートマスターに選ばれると、同年には世界最古のオーケストラの一つとしても知られる名門中の名門、シュターツカペレ・ドレスデンの第1ヴァイオリン奏者に就任。ドレスデン国立歌劇場室内Oもそのシュターツカペレ・ドレスデンの主要メンバーで構成されており、ヘルムート・ブラニーのタクトの下その長い伝統を感じさせる格式高い演奏を披露しています。
ARS-38191(1SACD)
マルティヌー:ピアノ三重奏と弦楽合奏の為のコンチェルティーノ H.232(1933)
ピアノ三重奏と弦楽合奏の為の協奏曲 H.231(1933)
弦楽合奏の為のパルティータ(組曲)第1番 H.212(1931)
ストリオーニ三重奏団
[バルト・ファン・デ・ルル(P) 
ワウテル・フォッセン(Vn)
マルク・フォッセン(Vc)]
インゴルシュタット・グルジア室内O
ルーベン・ガザリアン(指)

録音:2015年5月、フェストザール、インゴルシュタット、ドイツ
1964年にソヴィエト連邦グルジア共和国の首都トビリシに創設されたグルジア国立室内Oはソ連崩壊の影響で放浪の楽団となり、アウディ(自動車メーカー)とインゴルシュタット貯蓄銀行の支援を得てインゴルシュタット(バイエルン州、ドイツ)を新たな本拠と定め、インゴルシュタット・グルジア室内O(Georgisches Kammerorchester Ingolstadt、略称 GKO Ingolstadt)と改称。2014年に創設50周年、2015年に移転25周年を迎えました。ルーベン・ガザリアンはアルメニア出身の指揮者。2015年1月インゴルシュタット・グルジア室内Oの首席指揮者に就任しました。ストリオーニ三重奏団は1995年に結成されたオランダのピアノ・トリオ。
ARS-38192(1SACD)
シューマン:劇付随音楽「マンフレッド」Op.115 デニス・ラウベンタール(声優:マンフレッド)
レギーネ・アンドラチュケ(声優:ネメシス、精霊)
ユリア・シュテファニー・メラー(声優:アスターティ、精霊)
クラウディア・ヒュープシュマン(声優:アルプスの魔女)
アウレル・ベロイター(声優:狩人)
エーファ・バウフミュラー(S)
リーザ・ヴェーデキング(Ms)
スンヨン・シム(T)
ルーカス・シュミット(Bs)
ミュンスター・コンサートCho
ミュンスター・フィルハーモニーCho
ミュンスターSO
ファブリツィオ・ヴェントゥーラ(指)

録音:2015年4月28日-5月3日、演奏会形式ライヴに基づく、ミュンスター劇場、ミュンスター、ドイツ
バイロンの詩劇「マンフレッド」の上演のために書かれた音楽。序曲が知られていますが全曲演奏される機会は多くありません。ファブリツィオ・ヴェントゥーラはローマに生まれローマとウィーンで学んだ指揮者。2007年以来2016年現在ミュンスター劇場の音楽監督を務めています。
ARS-38193(1SACD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番ト長調「幻想」Op.78 D.894
 3つのピアノ曲(即興曲)D.946
エレーナ・マルゴーリナ(P)

録音:2015年4月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
サンクトペテルブルク音楽院とデトモルト音楽院でピアノを学んだエレーナ・マルゴリーナは、1995年にドルトムントで行われた第5回国際シューベルト・ピアノ・コンクールで第1位に輝くなどシューベルトのスペシャリストとして広く知られており、ARS- Produktionからもシューベルト・アルバムを数多くリリースしています。作品によってピアノを使い分ける拘りようで、本アルバムではシューマンが「形式・精神の両面においてもっとも完璧である」と絶賛したシューベルトの最高傑作の一つ、ピアノ・ソナタ第18番と、シューベルトの死後長らくその存在を忘れられていたもののブラームスがその価値を認め匿名で出版したというエピソードを持つ3つのピアノ曲に、彼女はスタインウェイを採用し録音しています。シューベルト愛好家には必聴のピアニストの一人です。
ARS-38194(1SACD)
モーツァルト:ファゴットとチェロの為のソナタ変ロ長調 K.292
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803):ファゴット四重奏曲 Op.73[第1番ハ長調/第2番ヘ長調/第3番ト短調 ]
マティアス・ラーチ(Fg)
メレルSQ員

録音:2015年5月11-13日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
マティアス・ラーチは1980年ベルリンに生まれ、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ・ギムナジウムでフリッツ・フィンシュに、ハノーファー音楽大学でダーグ・イェンセンに師事したドイツのファゴット奏者。ケルン・ギュルツェニヒO首席奏者を経て2016年現在チューリヒ・トンハレOおよびルツェルン祝祭Oの首席奏者、チューリヒ音楽大学教授。メレルSQは2002年スイスで結成。
ARS-38195(1SACD)
20世紀ウクライナのピアノ小品集
レフコ・レヴツキー(1899-1977):3つの前奏曲 Op.4; 変ニ長調,嬰ヘ短調,嬰ハ短調
ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):夜想曲−幻想曲嬰ハ短調 Op.4(1914)
 11の練習曲 Op.8 から 変ロ短調,嬰ヘ短調
 3つの小品 Op.9; 慰め ロ長調,夜想曲嬰ヘ短調,マズルカ変ホ短調
 熱望 嬰ハ短調 Op.11
ミコラ・コレッサ(1903-2006):フツル地方の印象(1934); 前奏曲イ短調,コントラスト ニ長調
  4つの前奏曲(1938-1981)
イゴール・シャモー(1925-1982):ウクライナ組曲(1948); ドゥーマ,ヴェスニャンカ,メロディー,舞曲
 12の前奏曲(1962)から ハ長調,イ短調,ト長調,嬰ヘ短調
ユーリー・シャモー(1847-2015):カルパチア幻想曲(1992)
ヴィオリーナ・ペトリチェンコ(P)

録音:2015年8月17-19日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
まとめて聴ける機会が少ないウクライナのピアノ音楽。全曲世界初録音。ヴィオリーナ・ペトリチェンコはウクライナのザポリージャに生まれたピアニスト。ウクライナ国立チャイコフスキー音楽アカデミーで学んだ後ドイツに渡りヴァイマルのフランツ・リスト音楽大学およびケルン音楽大学でヤコプ・ロイシュナーに師事。2015年現在エッセンのフォルクヴァング音楽大学でエフゲニー・シナイスキーに師事しながらケルン音楽大学でインストラクターを務めています。ペトリチェンコは前作「スラヴ貴族」(ARS-38153)でもコセンコの作品を取り上げていました。
ARS-38196(1SACD)
B-A-C-H われは御身に呼びかける
リスト:B-A-C-Hの主題による幻想曲とフーガ
バッハ:カプリッチョ変ロ長調 BWV992
バッハ(ブゾーニ編):10のコラール前奏曲 BV B27 から
 われは御身に呼びかける、主イエス・キリストよ(BWV639)
 来たれ、創造主なる神、聖霊よ(BWV667)
 アダムの罪によりすべては失われぬ(BWV637/705)
 トッカータとフーガ.ニ短調 BWV565
バッハ:フーガの技法 BWV1080 から コントラプンクトゥス 14
アウレリア・シムクス(P)

録音:2015年9月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
997年、ラトビアの首都リガ出身の女流ピアニスト、アウレリ ア・シムカスの「B-A-C-H」をテーマとしたプログラム。 11歳でラトビア独立90周年を記念するコンサートに出演しセン セーショナルなデビューを飾ったシムカス。ラトビアのユルマラ で開催されている国際音楽祭「サマータイム」では、ショパンの作 品のマラソン・コンサートに、ダン・タイ・ソンやスタニスラフ・イ ゴリンスキー、ダヴィド・ガザロフらと共に出演するなど目覚まし い活躍を展開しているバルト三国の有望株です。
ARS-38197(1SACD)
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ&無言歌集
チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45
チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58
無言歌集〜ヴェネツィアの舟歌 Op.30-6/アンダンテ Op.62-1/春の歌 Op.62-6
アレグロ・レッジェーロ Op.67-2/紡ぎ歌 Op.67-4/プレスト Op.102-3
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2015年7-8月、ヘルムート=リスト=ハレ、グラーツ、オーストリア
ARS- Produktionの看板アーティストの一人でもあるオーストリア・グラーツ出身のチェリスト、フリードリヒ・クラインハプルと、クラシックのみならずロックやソウル、ジャズなどジャンルを横断し活躍するドイツのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケによるメンデルスゾーン・アルバム。2人は2003年よりデュオを組んで絶妙なコンビネーションを世界各地の聴衆に届けており、本アルバムでもその妙技を遺憾無く発揮。レーベルの看板を背負うに相応しい完成度に仕上がっています。
ARS-38198(1SACD)
ドレスデンのバロック〜「シュランク II」〜J・G・グラウン、ライヒェナウアー、ホルネック:ファゴット協奏曲集
ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771):ファゴット,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ハ長調
アントニーン・ライヒェナウアー(1694-1730):ファゴット,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ヘ長調
テレマン:2つのホルン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲変ホ長調 TWV52:Es1*
フランツ・ホルネック(1690-1724):ファゴット、弦楽と通奏低音の為の協奏曲変ホ長調
アントニーン・ライヒェナウアー:ファゴット,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ハ長調
エーリク・ライケ(Fg)
ハラルト・ハイム、クラウス・ガイヤー(Hrn)*
ドレスデン・カペルゾリステン
ヘルムート・ブラニー(指)

録音:2015年1、5月、ルカ教会、ドレスデン
ヘルムート・ブラニー率いるドレスデン・カペラゾリステンが、ドレスデンの宮廷に保管されている魅力的な楽譜コレクションからお届けするファゴット協奏曲集。これらはもともとドレスデンの宮廷オーケストラのコンサートマスター、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755)の個人コレクションでしたが、ピゼンデルの死後宮廷が買い取り、キャビネット(Schrank)の2番に保管していたことから「Schranck II」のコレクション名で呼ばれています。ドレスデンの地において、ファゴットは1696年から使用されており、コンチェルトのソロ楽器として早くから活躍していました。ドレスデン・カペラゾリステンはピリオド楽器のオーケストラではありませんが、当時の演奏習慣に基づくやり方で18世紀初頭のサウンドを再現しています。ドレスデン近くのラーデボイル出身で、19歳でゲヴァントハウスOの第1ファゴット奏者を務めたエリック・ライケのソロが素晴らしい演奏です。
ARS-38199(1SACD)
プレイエルの秘宝 Vol.2
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Ben 1106(1795)*
ヴィオラ協奏曲ニ長調 Ben 1062(1790)+
交響曲変ロ長調 Ben 1493(Ben.127)(1785-1786)
コルネリア・レッシャー(Vn)*
ローベルト・バウエルシュタッター(Va)+
カメラータ・プロ・ムジカ
クリスティアン・ビルンバウム(指)

録音:2015年1月2日、バルトーク・ホール、ソンバトヘイ、ハンガリー
RS Produktionによる、オーストリア出身の作曲家イグナツ・プレイエル(1757-1831)の秘曲を発掘する「プレイエルの秘宝(Hidden Gems)」シリーズ第2巻。今回は、協奏曲と交響曲という管弦楽を伴う作品を収録しています。ハイドンにも師事したプレイエルの音楽は、モーツァルトもその才能を認めたといいます。彼の作品は、モーツァルトの作品のように、とても耳なじみがよく、親しみやすいものになっています。今回収録された三曲も生気に溢れた素晴らしい作品ばかりです。またその経歴も変わっており、1783年にはフランスに移り住みます。名前も元々はプライエルと名乗っていましたが、フランス風にプレイエルと改めます。そして出版社を設立、後に現在も続くピアノ制作会社「プレイエル」の創始者として知られています。

ARS-38200(1SACD)
アパッショナート
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 「熱情」 Op.57
11のバガテル Op.119
ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 「失われた小銭への怒り」 Op.129
ドンカ・アンガチェヴァ(P/ベーゼンドルファー 280VC)

録音:2015年7月(オーストリア、ライディング)
ブルガリア出身のピアニスト、ドンカ・アンガチェヴァは、10歳でプロヴディフPOとの共演でソリスト・デビュー。ウィーン国立音楽大学でハインツ・メジモレックに師事し、第8回サレルノ国際ピアノコンクール(イタリア)で第2位など、数々の国際コンクールで上位入賞を果たしている実力派。「ピアノで旋風を巻き起こす、優れた技術力と驚異的な表現力を持つ繊細な音楽家」などと、オーストリアやスイスの批評家からも高く評価されています。ベーゼンドルファー・アーティストならではの美しい音色にも注目です。
ARS-38201(1SACD)
メンデルスゾーン姉弟:二重唱曲全集
メンデルスゾーン:Ich wollt', meine Lieb' ergosse sich Op.63-1(1836)
Volkslied Op.63-5(1842)
Maiglockchen und die Blumelein Op.63-6(1844)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):Der Winterwind entflieht(1841)*/Marz(1836)/April/Mai(1836)
Blumenlied(1838)/Aus meinen Tranen spriessen(1838)
Im wunderschonen Monat Mai/Ein Hochzeitbitter*
メンデルスゾーン:Sonntagsmorgen Op.77-1(1836)/Das Ahrenfeld Op.77-2(1847)
Lied aus Ruy Blas Op.77-3(1839)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:Der Strauss*/Wiederkehrt ein lichter Maie(1840)
Zeigt mir den Weg(1840)/Verschiedene Trauer(1839)
Strahlende Ostsee(1839)*
メンデルスゾーン:Wie kann ich froh und lustig sein? (3 Volkslieder) WoO 11-1
Wenn ich auf dem Lager liege (3 Volkslieder) WoO 11-2
Wasserfahrt (3 Volkslieder) WoO 11-3
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:Ich stand gelehnet an den Mast*/Mein Liebchen, wir sassen beisammen
Wenn ich in deine Augen sehe(1838)/Winter, was hat dir getan...
Die Mitternacht war kalt*
メンデルスゾーン:Abschiedslied der Zugvogel Op.63-2/Gruss Op.63-3
Herbstlied Op.63-4
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:So hast du ganz und gar vergessen(1837)*
Schlafe du, schlafe du suss(1829)
フェリツィタス・エルプ、ユディト・エルプ(S)
ドリアナ・チャカロヴァ(フォルテピアノ(*以外))

録音:2016年4月21-23日、キリスト教会、ブーフハルデ、ドイツ
使用楽器:プレイエル製、1849年
シュトゥットガルト生まれのソプラノ姉妹、フェリツィタス・エルプとユディト・エルプによるメンデルスゾーン姉弟の歌曲集。姉妹は、ともにシュトゥットガルト音楽大学でトーマス・プファイファーに師事。姉妹のアルバムとしてARS Produktionからは、世界初録音を多数収録したシュポアの歌曲集(ARS-38116)をリリースしています。本アルバムでは、メンデルスゾーン姉弟が亡くなった2年後に作られたフォルテピアノを伴奏にソプラノ姉妹が歌う好企画。
ARS-38202(1SACD)
フランツ・リストとその時代〜ロマン派の宗教的合唱作品集
ロッシーニ:老いの過ち(1857-1868)から 祈り(男声8部の為の)
ヴェルディ:聖歌四篇(1887-1888)から 聖母マリアへの賛歌(女声4部合唱の為の)
ペーター・コルネリウス(1824-1874):男声合唱の為の悲歌 Op.9 から ああ何とはかなく、ああ何とむなしき/涙はそれを語れず/われらは人生のただ中にありて/地上の巡礼者らはその目的地に急ぎぬ(墓の歌)/大聖堂から、重く不安な
ベルリオーズ:来たれ,創造主なる聖霊よ H.141(女声3部合唱の為の;1860-1868頃)
リスト:ミサ.ハ短調(独唱、男声4部合唱とオルガンの為の;1848/1869)*
リヒャルト・レッシュ(テノール1*)
ミヒャエル・モグル(テノール2*)
マルティン・フェーゲルル(バス1*)
ヨアヒム・ヘーヒバウアー(バス2*)
レナー・アンサンブル・レーゲンスブルク(男声合唱)
クリストフ・クリュックル(オルガン*)
ハンス・プリッチェト(指)

録音:2014年5月2-4日、7月29日、宮殿教会、バイロイト、ドイツ
1987年、レーゲンスブルク大聖堂のオルガン奏者で作曲家のヨーゼフ・レナー・ジュニア(1868-1934)にちなんで、長年合唱団を率いてきたベルント・エングルブレヒトによって設立されたレナー・アンサンブル・レーゲンスブルク。アンサンブルのメンバーの大半は、現存する世界最古の合唱団、レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊(975年設立)に併設された音楽学校で教育を受けています。本作はリストの珍しい男声合唱の為のオルガン・ミサ「セクサールド・ミサ」と、ロッシーニやベルリオーズ、コルネリウスといった、リストと親交の深かった作曲家の声楽作品を収録。オルガンの演奏はバイロイト在住のカントル、クリストフ・クリュックルが担当しています。
ARS-38203(1SACD)
プレイエルの秘宝 Vol.3
イグナツ・プレイエル(1757-1831):ピアノ三重奏曲ヘ長調 Ben437、
ピアノ三重奏曲ト長調 Ben438、
ピアノ三重奏曲変ホ長調 Ben439(1790年)
IPG・プレイエル・ピアノ三重奏団
コルネリア・レッシャー(Vn)
アルネ・キルヒャー(Vc)
ヴァルヴァラ・マヌキヤン(フォルテピアノ)

録音:2015年6月28-30日、プレイエル授洗教会、ルッパースタール、オーストリア
使用楽器:1830年、プレイエル製、Opus 1614
ARS Produktionによる、プレイエルの秘曲を発掘する「プレイエルの秘宝(Hidden Gems)」シリーズ第3巻。ヨーゼフ・ハイドンの弟子であり、のちにヨーロッパでもっとも有名な作曲家へと上り詰めたイグナツ・プレイエル(プライエル)は、18世紀後半に最も多くの三重奏曲を残した作曲家の一人です。プレイエルのトリオは主に鍵盤楽器、ヴァイオリン(またはフルート)、チェロのために作曲されており、それぞれの作品の質の高さから「ピアノ三重奏曲」というジャンルの発展と完成に多大な貢献をした作曲家ということができるでしょう。IPG(イグナツ・プレイエル協会)プレイエル・ピアノ三重奏団はピリオド楽器のアンサンブルで、ピアノは作品と同年に製作された1790年製プレイエルのオリジナルを使用しています。全曲世界初録音とのことです。
ARS-38204(1SACD)
アウト・オヴ・ドアーズ
ラヴェル:鏡
バルトーク
:戸外で
メシアン:鳥のカタログより ヒメコウテンシ
ベートーヴェン
:ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調「田園」
ファビアン・ミュラー(P)

録音:2015年11月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
1990年にボンで生まれ、ブラームス通りで育ったドイツのピアニスト、ファビアン・ミュラー。ケルン音楽大学ではピエール=ロラン・エマールとタマラ・ステファノヴィッチに師事し、2013年のブゾーニ国際ピアノ・コンクールで入賞、現代ピアノ音楽の最高の解釈に対する特別賞などを受賞しています。ファースト・アルバムとなる本作では、さまざまな形で自然と結びついた作品や、屋外での情景にインスパイアされた作品からなるプログラムを作り上げました。
ARS-38205(1SACD)
クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノの為の音楽
ファビアン・ミュラー(1964-):初めに−世界を作り出す3つの試み [Am Anfang - Drei Versuche die Welt zu erfinden] (ティム・クローンのテキストによる、ソプラノとアンサンブルの為の;2010/2015)*
フォルカー・ダーヴィト・キルヒナー(1942-):流刑地 [Exil] (クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノの為の;1995)
メシアン:時の終りの為の四重奏曲(クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノの為の;1940)
クリスティアーネ・ベージガー(S)*
チューリヒ・アンサンブル
[ファビオ・ディ・カーゾラ(Cl)
カミッラ・シャッツ(Vn)
ピ=チン・チェン(Vc)
ベンヤミン・エンゲリ(P) ]

録音:2015年11月、チューリヒ放送スタジオ1、チューリヒ、スイス
スイスの名ヴァイオリニスト、カミラ・シャッツやジュネーヴ国際音楽コンクールで1位受賞のクラリネット奏者、ファビオ・ディ=カゾーラを含む4名の音楽家によって2012年に創設されたチューリッヒ・アンサンブル。『Beyond Time』と題された本作には、創造神話やスイスの作家ティム・クローンによる『世界の発明 Die Erfindung der Welt』を音楽で表現したファビアン・ミュラーの「Am Anfang」、個人の孤立や内外への移住に関する問題を扱ったフォルカー・ダーヴィト・キルヒナーの「Exil」、そして絶望的な状況で書かれたメシアンの救済的な「世の終わりの為の四重奏曲」という、時代を超えた普遍的な告白ともいえる3作品が収録されています。
ARS-38206(1SACD)
内緒の手紙
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」
カート・ロード [クルト・ローデ] (1967-):内なる声 [Inside Voice] (弦楽四重奏の為の)*
ビリー・チャイルズ(1957-):報われない [Unrequited]*
ピーター・ネル(1970-):親密な声 [Intimate Voices]*
ブルース・ブロートン(1945-):空想 [Fancie]*
リリスSQ[アリッサ・パーク、シャリニ・ヴィジャヤン(Vn)、ルーク・モーラー(Va)、ティモシー・ルー(Vc) ]

録音:2015年12月1-3日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
チャイコフスキー国際コンクールやアスペン音楽祭上位入賞のメンバーによって2008年にロサンゼルスで結成されたリリスSQ。ロサンゼルス在住の作曲家の音楽に焦点を当てた「ヒア・ナウ・ミュージック・フェスティバル」のファウンディング・レジデント・アンサンブルでもあり、LAタイムズ紙の音楽評論家マーク・スウェッドには「輝かしく、精巧で、パワフルな活動」と評されています。本作はヤナーチェクの「ないしょの手紙」を中心としたプログラムで、アメリカで活躍する作曲家に委嘱した4つの新作を世界初録音で収録しています。
ARS-38207(1SACD)
サクソフォン・カルテットの為の音楽
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(ミラノ・サクソフォン・カルテット編):4声のカンツォーナ第2番(サクソフォン・カルテット版)
ドメニコ・スカルラッティ(サルヴァトーレ・シャリーノ):スカルラッティのカンツォニエーレ [Canzoniere da Scarlatti] (サクソフォン・カルテット版、全7曲;1998)
ヴェルディ(アルベルト・デ・プリオーロ編):弦楽四重奏曲ホ短調(サクソフォン・カルテット版)
プッチーニ(ミラノ・サクソフォン・カルテット編):菊(サクソフォン・カルテット版)
ミラノ・サクソフォン・カルテット
ダミアーノ・グランデッソ(ソプラノサクソフォン)
ステファノ・パーパ(アルトサクソフォン)
マッシミリアーノ・ジラルディ(テナーサクソフォン)
アンドレア・モッチ(バリトンサクソフォン)

録音:2015年12月27-29日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
イタリアの作曲家の作品をサクソフォン4本で演奏。ミラノ・サクソフォン・カルテットは2011年結成。当録音の後にバリトンサクソフォン担当が交代しました。
ARS-38208(1SACD)
ヴィヴァルディ:オーボエ&ファゴット協奏曲集
ファゴット協奏曲変ホ長調 RV 483+
オーボエ協奏曲イ短調 RV 461*
ファゴット協奏曲ト長調 RV 493+
オーボエ協奏曲ニ長調 RV 453*
ファゴット協奏曲ホ短調 RV 484+
オーボエ協奏曲ヘ長調 RV 457*
オーボエとファゴットの為の協奏曲ト長調 RV 545(*/+)
ジーモン・フックス(Ob)*
マティアス・ラーチ(Fg)+
クルプファルツ室内O
ヨハネス・シュレーフリ(指)

録音:2015年12月8-11日、クライネ・アウディオヴェルト、ザントハウゼン、ドイツ
チューリッヒ・トーンハレOの木管セクションを支える首席奏者たちが奏でる、器楽作品として重要な影響を与えたとされるヴィヴァルディのオーボエとファゴットのための協奏曲集。
チューリッヒの音楽一家に生まれたジーモン・フックスは、父の手ほどきでオーボエを学び、1982年ジュネーヴ国際コンクールをはじめとするスイス国内のコンクールや、ミラノ、プラハなどの国際コンクールにおいて上位入賞を果たしている実力者。ルツェルンSOと、1989年以来、チューリッヒ・トーンハレOで首席奏者を務めています。
ベルリン出身のファゴット奏者、マティアス・ラーツは、フリッツ・フィンシュ、ダーグ・イェンセンに師事。ケルン・ギュルツェニヒOの首席奏者を経て、チューリッヒ・トーンハレOおよびルツェルン祝祭Oの首席奏者を務めています。2003年には、小澤征爾音楽塾・オペラ・プロジェクトのために来日の経歴もある。
ARS-38209(1SACD)
リャプノフ:ピアノ作品集Vol.2
ノヴェレッテ Op.18/舟歌 Op.46/ユモレスク Op.34/3つ小品 Op.1/7つの前奏曲 Op.6/夕暮れの歌 Op.22/ロシアの主題による変奏曲とフーガ Op.49/降誕祭 Op.41
フロリアン・ノアック(P)

録音:2015年12月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
1990年ベルギー・ブリュッセル出身の天才ピアニスト、フロリアン・ノアックが奏でるリャプノフのピアノ作品集第2巻。ノアックは12歳でベルギーのエリザベート王妃音楽院のスペシャル・コース(天才児養成コースとも)で学び、ブリジット・エンゲラーからも激賞された才能の持ち主です。ケルン音楽大学でワシーリー・ロバノフに師事した影響もあり、ロシア音楽を自らの重要レパートリーとしています。小品の職人としても、大規模作品のマスターとしても、また独立したヨーロッパ人としても、ロシアの最も正統的な作曲家としても、リャプノフの音楽は大胆かつヴィルトゥオジックなスタイルで印象的ですが、まだまだ演奏機会は多くありません。Op.18、Op.22、Op.34の3曲は世界初録音とのことです。
ARS-38210(1SACD)
モーツァルト&メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲集

モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.40
ダナエ・デルケン(P)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
ラルス・フォークト(指)

録音:2014年1月、セージ・ゲーツヘッド、ゲーツヘッド、ニューカッスル、イギリス
ダナエ・デルケンは1999年ヴッパータールに生まれたピアニスト。両親はドイツ人とギリシャ人で音楽一家ではありませんでしたが、4歳のときに友達の弾くピアノに興味を覚え、5歳になってマリーナ・ハイフェッツのもとでレッスンを開始、半年後にはコンクールで入賞するという神童ぶりを発揮しました。1999年3月、ユーディ・メニューインに才能を見出され援助の申し出を受けるもメニューインが数日後に急逝。2002年の終わり、11歳のときに参加したカール=ハインツ・ケンマーリングのマスタークラスにおいて彼に誘われ入門し2012年に彼が亡くなるまで師事。現在はラルス・フォークトに師事しています。当盤では師匠のフォークトが、音楽監督を務めるロイヤル・ノーザン・シンフォニアを指揮してデルケンをサポートしています。
ARS-38211(1SACD)
タイム・イン・モーション
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 「アメリカ」(フキオ・アンサンブルによるサクソフォン四重奏編)
ファビアン・レヴィ(1968-):Towards the door we never opened
ギジェルモ・ラゴ(1960-):Ciudades
ロビン・ホフマン(1970-):Der blutige Schaffner
ファリャ
:歌劇「はかなき人生」より スペイン舞曲第1番(フキオ・アンサンブルによるサクソフォン四重奏編
フキオ・アンサンブル(サクソフォン四重奏)

録音:2016年1月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
ルクセンブルクのUGDAコンクールやスイスのジャンニ・ベルガモ・クラシック音楽賞で金賞を獲得するなど、2008年の設立以来、多数の音楽祭、コンクールで好成績を収めているサクソフォン四重奏団、フキオ・アンサンブル。メンバーはヨーロッパ有数の名門大学、ケルン音楽舞踊大学で現代音楽を、パリのコンセルヴァトワールで室内楽を専攻しており、サクソフォン四重奏のため音楽の演奏と、このジャンルの新しいレパートリーの創造に焦点を当てて活動を行っています。2016年にWDR(西部ドイツ放送)、ARS-
Produktion、ケルン音楽舞踊大学から「Taste the Best」賞を受賞し、本アルバムはその支援を受け制作されました。見事なテクニックで披露されるドヴォルザークの「アメリカ」は必聴です。
ARS-38212(1SACD)
エネスコ:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第1番ニ長調 Op.2(1897)
ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第2番ヘ短調 Op.6(1899)
幼時の印象(ヴァイオリンとピアノの為の)Op.40(1940)
シュテファン・タララ(Vn)
ローラ・ヴァコヴァ=タララ(P)

録音:2016年2月8-11日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
「もし、今の私が過敏な人間だとしたら、その原因は幼少期にあると思います...」 そう語るルーマニアの作曲家、ジョルジェ・エネスコの青年時代の2つのヴァイオリン・ソナタに、60歳近くになってから幼年期の情景を描いた組曲「幼き頃の印象」をカップリングし、エネスコの人生を音楽的に俯瞰するプログラム。ドイツ出身のシュファン・タララは、わずか4歳で舞台デビューし、2011年にヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第3位を受賞、ドイツの音楽雑誌「Neuen Musikzeitung」では、ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーに選ばれるなど、活躍が期待されている名手です。ブルガリア出身のローラ=エヴリン・ヴァコヴァ=タララも10歳で初のリサイタルを開いており、数多くの国際音楽コンクール受賞歴を持つ才能豊かなピアニストです。
ARS-38213(1SACD)
サーカス舞曲集
シューマン:蝶々(ピアの為の)Op.2
イェルク・ヴィトマン(1973-):11のフモレスケ(ピアノの為の)*&
シューマン+:子供の歌*
子供の情景 Op.15 から むきになって+/むきになって*/始め生き生きと*
森の情景 Op.82 から 予言の鳥+/森の情景*
コラール*/幻想小曲集 Op.12 から なぜ?+/なぜ?*/間奏曲*
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26 から 間奏曲+/融ける絵*/鐘*
ダーヴィト同盟舞曲集 Op.6 から 第14曲+/夢の中の歌*
ユーモアと繊細さを持って*/ダーヴィト同盟舞曲集 Op.6 から 第18曲+
イェルク・ヴィトマン:サーカス舞曲集(ピアノの為の)*
ルイーザ・イモルデ(P)

録音:2015年11月16-19日、スタジオ・ブリッツ・ノイケルン、ベルリン、ドイツ
イェルク・ヴィトマン(1973-)の「11のユモレスク」とロベルト・シューマンの作品を交互に演奏するという変わったプログラミングで、ロマン派とモダニズムの微妙な対話を見事に表現した1枚。ヴィトマン自身が、この勇気ある試みを「衝撃的で、独創的で、ユニーク」と称賛しています。ルイザ・イモルデはケルン音楽大学でアンドレアス・フレーリッヒに、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学でジャック・ルヴィエに師事したドイツのピアニスト。「サーカス・ダンス Zirkustanze」は本アルバムが世界初録音です。ブックレットにはイモルデとヴィトマンの対談も掲載されています(英語・ドイツ語)。
ARS-38214(1SACD)
ラヴェル、フランセ、タファネル、イベール:管楽五重奏曲集
ラヴェル(マンソン・ジョーク編):クープランの墓(管楽五重奏版)
フランセ:管楽五重奏曲第1番
タファネル:管楽五重奏曲ト短調
イベール:管楽五重奏の為の3つの小品
ファイツ・クインテット
[ソンヒョン・チョウ(Fl)
キョン・ハム(Ob)
ハン・キム(Cl) 
リカルド・シルヴァ(Hrn)
小山莉絵(Fg) ]

録音:2016年4月7、9-10日、カンマーフィルハルモニー、ブレーメン、ドイツ
第62回ミュンヘン国際音楽コンクールのファゴット部門最高位受賞の実績を持つ、日本屈指のファゴット奏者、小山莉絵がメンバーとして参加している気鋭の木管アンサンブル、ファイツ・クインテットが奏でる優雅なるフレンチ・プログラム。
2012年に結成されベルリンを拠点に活動中のファイツ・クインテットは、2015年10月にデンマークのコペンハーゲンで開催されたカール・ニールセン国際室内楽コンクールにおいて第2位に輝くなど、その実力にはヨーロッパ各地から熱視線を送られています。
小山莉絵を筆頭に、アムステルダム・コンセルトヘボウOやハノーファー州立歌劇場Oを経て現在はフィンランドRSOの首席奏者を務めるオーボエのキョン・ハム、リスボン・メトロポリタンOやハノーファー州立歌劇場Oのホルン奏者を歴任したリカルド・シルヴァなど、若き世界的名手たちの妙技にご注目下さい!
ARS-38215(1SACD)
交差点 〜R.シュトラウスからシマノフスキへの旅
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
ショーソン:詩曲 Op.25
メシアン:ヴァイオリンとピアノのための主題と変奏
シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのための夜想曲とタランテッラ Op.28
ユーキ・ウォン(Vn)、
エリザヴェータ・トゥリアンキナ(P)

録音:2016年3月29日-4月1日(インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ)
スイスのローザンヌを本拠に活躍しているユーキ・ウォンとエリザヴェータ・トゥリアンキナのデュオのデビューCD。ユーキ・ウォンはイギリスのユーディ・メニューイン音楽学校で学んだ後、アメリカ合衆国のオバーリン音楽院に史上最年少の15歳で入学。2000年から2009年までウィーン音楽大学でボリス・クシュニールに師事。さらにローザンヌ高等音楽学校でピエール・アモイヤルに師事し修士課程を修了。エリザヴェータ・トゥリアンキナはロシアのモスクワに生まれ、フランスのナンシー音楽院、スイスのベルンおよびバーゼル高等音楽学校で学んだ後、ローザンヌ高等音楽学校でピアノ伴奏の修士課程を修了。
ARS-38216(1SACD)
ルーベンスのアトリエ〜ベルギーの音楽
■ディーヴァ・グドゥラの教会 [Ecclesia Divae Gudulae]
ニコロ・ア・ケンピス(1600頃-1676):コルネット[ツィンク]、
 2つのヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンの為のシンフォニア
ジョン・ブル(1562/1563-1628):前奏曲とコラール「清き心もて称えん」[Laet ons met herten rijne]
コルネリス・デ・レーウ(1613-1665):われらに御子が生まれたもう [Een kindeken is ons gheboren]
ジョン・ブル:われらに御子が生まれたもう [Een kindeken is ons gheboren]
ニコロ・ア・ケンピス:聖フランシスコ・ザビエルを称えるシンフォニア
 [Symphonia ad honorem Sancti Francisci Xavieri]
■陽気な五月に [De lustelijcke Mey]
クレメンス・ノン・パパ(1510/1515-1555/1556):陽気な五月に [De lustelijcke Mey]
ファン・エイク(1590頃-1657):陽気な五月に [De lustelijcke Mey]
ニコロ・ア・ケンピス:陽気な五月に [De lustelijcke Mey]
 クック=クック(かっこう)によシンフォニア [Symphonia supra cuc-cuc, vel Sol-Mi]
 ラ・チャッコーナによるシンフォニア [Symphonia sopra la ciaccona]
不詳:農民の踊り
ペーテル・フランツィスクス・ムニンクス(確認できる活躍期:1670頃):田舎のバッロ
■美しきダフネ [De schoone Daphne]
ファン・エイク:美しき乙女ダフネが [Doen Daphne d'over schoone maegd]
不詳:ダフネが [Doen Dafne]
不詳:フォイボスがダフネに恋した時 [When Daphne from fair Phoebus did fly]
■道化師 [B(o)uffons]
ファン・エイク:道化師 [Bouffons]
ジョン・ブル:道化師 [Les Boffons]
フィリップ・ファン・ウィヘル(1614-1675):ラ・チャコーニャ [La Ciacogna]
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
[ジャン・テュベリー(リコーダー、コルネット[ツィンク]、ディレクター)、カタリーナ・ホイティアー(ヴァイオリン、リコーダー)、ジャスミーヌ・ウドゥリーヌ(ヴァイオリン、ヴィオラ)、マルタン・バウエル(ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダー)、フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ、オルガン)、ニコラ・アクテン(テオルボ、バロックギター、トリプルハープ、レガール) ]

録音:2015年2月2-5日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
バロック期フランドルを代表する画家の一人ピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)がアントウェルペン(アントワープ)にアトリエを構えていた時期(1609-1621)に同地で活躍していた作曲家たちの楽曲で構成されたプログラム。
ARS-38217(1SACD)
ブラームス、ベルク:ピアノ作品集
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
 3つの間奏曲 Op.117
ベルク:ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.1
ヴァンサン・ラルデル(P)

録音:2016年7月4-6日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ヴァンサン・ラルデルはリュエル・マルメゾン地方音楽院(フランス)で学んだ後リューベック音楽大学(ドイツ)でブルーノ・レオナルド・ゲルバーに師事したフランスのピアニストで、2017年現在スタインウェイ・アーティスト。当レーベルへの録音は「ラヴェル:オーケストラル&ヴィルトゥオーゾ・ピアノ作品集」(ARS-38146)、「ラヴェル、シュミット:ピアノ協奏作品集」(ARS-38178)に続き3枚目です。
ARS-38218(1SACD)
モーツァルトヴィチ〜バルカン風モーツァルト
モーツァルト(Uwaga!編):バルカン・ピアノ・ソナタ(原曲:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 から 第1楽章)
モーツァルト(モーリス・マウラー編):レゲエ・ヴァイオリン・コンチェルト
(原曲:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216 から 第2楽章)
ゾラン・パウノヴィチ(ミロスラフ・ニジツ編):ハオス・コロ [Haos Kolo]
クリストフ・ケーニヒ、モーツァルト:コンソレ/キリエ [Konsole/Kyrie] (原曲:大ミサ ハ短調 K.427から キリエ)
マックス・クラース:パーカッション・インターリュード
クリストフ・ケーニヒ:世界滅亡無し [Kein Weltuntergang]
ペタル・ラルチェフ(ミロスラフ・ニジツ編):コパニツァ・ペタル・ラルチェフ [Kopanica Petar Ralchev]
モーツァルト(クリストフ・ケーニヒ編):魔笛(原曲:歌劇「魔笛」K.620 から 序曲)
モーツァルト(モーリス・マウラー編):ラクリモーサ(原曲:レクイエム ニ短調 K.626 から ラクリモーサ)
アラ・トゥルカ(原曲:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 から 第3楽章)
マティアス・ハッカー:エフィミアス舞曲 [Efimias Tanz]
クリストフ・ケーニヒ:グロール [Grohl]
Uwaga!
クリストフ・ケーニヒ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
モーリス・マウラー(Vn)
ミロスラフ・ニジツ(アコーディオン)
マティアス・ハッカー(Cb)
ゲスト:マックス・クラース(打楽器)

録音:2016年3月、ファットリア・ムジカ、オスナブリュック、ドイツ
Uwaga!(ウヴァガ!;ポーランド語で「注意!」「警告!」の意)は2007年に結成されたドイツのバンド。クラシック、ジャズ、民族音楽等のジャンルを超えた活動を展開し、シンフォニー・オーケストラとも共演。2014年よりパーカッショニストのマックス・クラースを加えた形態での演奏も継続しています。
ARS-38220(1SACD)
スワン・フェイク
エルガー(モーリス・マウラー、クリスティアン・デラッハー(1985-)編):威風堂々 第1番(Op.39-1)
バッハクリストフ・ケーニヒ:異なる大きさの王たち [Konige verschiedener Grossen](原曲:バッハ:ヨハネ受難曲 BWV 245 から ああ、大いなる王[Ach grosser Konig] (コラール)、クリストフ・ケーニヒ:ああ、小さき王 [Ach kleiner Konig])
シベリウス、ミラ・ペトロヴィチ(モーリス・マウラー、クリスティアン・デラッハー編):シベリウス・ヴァイオリン・コンチェルト−愛しのアコーディオン[Sibelius Violinkonzert / Verliebtes Akkordeon](原曲:シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47 から 第1楽章、
ミラ・ペトロヴィチ:愛しのアコーディオン [Zaljubljena Harmonika])
マーラー(クリストフ・ケーニヒ編):アダージェット(原曲:交響曲第5番嬰ハ短調 から 第4楽章)
チャイコフスキー(クリストフ・ケーニヒ編):白鳥の湖(原曲:バレエ「白鳥の湖」Op.20 から 第2幕第14番「情景」)
クリストフ・ケーニヒ:ルイス島 [Isle of Lewis]
グリーグ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(クリストフ・ケーニヒ編):キリング・イン・ザ・ネーム・オブ・ザ・ベルクケーニヒ
[Killing in the Name of the Bergkonig]
(原曲:グリーグ:「ペール・ギュント」から 山の魔王の宮殿で、
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン:Killing in the Name)
Uwaga!
クリストフ・ケーニヒ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
モーリス・マウラー(Vn)
ミロスラフ・ニジツ(アコーディオン)
マティアス・ハッカー(Cb)
ドルントムントPO
フィリップ・アルムブルスター(指)

録音:2016年6月6日、「若者たちの為のコンサート」ライヴ、コンツェルトハウス、ドルトムント、ドイツ
Uwaga!とシンフォニー・オーケストラとの共演。アルバム・タイトルの「スワン・フェイク(Swan Fake)」はもちろん「スワン・レイク(Swan Lake;白鳥の湖)」をもじったもの。
ARS-38221(1SACD)
チェロと管弦楽の為の作品集
ウォルトン:チェロ協奏曲
アイナ・ボイル(1889-1967):チェロと管弦楽の為の悲歌
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
ナデージュ・ロシャ(Vc)
シュターツカペレ・ヴァイマル
パウル・マイヤー(指)

録音:2016年5月、ヴァイマルハレ、ヴァイマル(ワイマール)、ドイツ
1991年ジュネーヴ生まれの女流チェリスト、ナデージュ・ロシャは、ジュネーヴ音楽院でダニエル・ヘフリガーに、ケルン音楽大学でマリア・クリーゲルに師事し、2010年3月にベルリンのコンツェルトハウスでデビューを飾った才女。ロシャは、2006年にスイスで開催された青少年音楽コンクールで第1位受賞、他、ドイツ、イギリスなどのコンクールで最優秀賞を受賞しています。
ARS Produktionでは、「ラロ&ミヨー:チェロ協奏曲」(ARS-38119)、「チェロとギターによるスペインと南米の音楽」(ARS-38159)をリリース。第3弾となる本アルバムでは、チェロのための名曲としても名高い、壮大なエルガーの協奏曲を収録。
ARS-38222S(1SACD)
マーラー:交響曲第10番(ミシェル・カステレッティ博士の補筆完成、編曲による室内アンサンブル版) アンサンブル・ミニ、
ジュールズ・ゲイル(指)

※編成(特記が無い限り各パート1名):第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、アコーディオン、打楽器(2名)、ピアノ、ハープ
※ミシェル・カステレッティ博士、ジュールズ・ゲイルによる詳細解説の日本語翻訳付き!

録音:2016年6月、UFOサウンド・スタジオ(ベルリン、ドイツ)
アンサンブル・ミニとジュールズ・ゲイルが取り上げたマーラーの「交響曲第10番」の補筆完成と室内アンサンブル版への編曲を行ったのは、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックのアーティスティック・ダイレクター、オックスフォード・フェスティバル・オブ・ザ・アーツなどのダイレクターを務め、フィルハーモニアOの「ユニヴァース・オヴ・サウンド(音の宇宙)」プロジェクトを主導するなど目覚ましい実績を持つマルタ島出身のコンポーザー=コンダクター、ミシェル・カステレッティ博士。
ウィーンのウニヴェルザール出版社(ユニヴァーサル・エディション)からの全面的な協力を得たカステレッティ博士は、室内アンサンブル版のマーラーの「交響曲第10番」を実現するために、すでに発表されている同作品のクック版(第3稿)、バルシャイ版、カーペンター版、マゼッティ版、フィーラー版の各ヴァージョンを細部まで研究。
さらにはマーラ―の交響曲の様々なファクシミリや楽譜を収集してそのオーケストレーションに関する徹底的な研究に取り組み、室内アンサンブル版(カステレッティ版)の完成という偉業を成し遂げました。
アンサンブル・ミニのコンセプトでもあるシェーンベルクがウィーンで旗揚げした「私的演奏協会(1918−21)」とその同時代の伝統に基づく形で実現した室内アンサンブル版のマーラー「交響曲第10番」。
これまでのどの補筆完成版とも異なる、唯一無二の「編成」と「サウンド」にご期待下さい!
ARS-38223(1SACD)
バッハ:ピアノと弦楽の為の協奏曲第4番イ長調 BWV 1055
  ピアノと弦楽の為の協奏曲第5番ヘ短調 BWV 1056
メンデルスゾーン:ヴァイオリン,ピアノと弦楽の為の協奏曲ニ短調 MWV.O 4*
ザビーネ・ヴァイアー(P)
オルガ・パク(Vn)*
ベルリン・カメラータ

録音:2016年8月8-11日、キリスト教会、ベルリン、ドイツ
ザビーネ・ヴァイアー(ヴェーヤー)は1988年ルクセンブルクに生まれたピアニスト。ルクセンブルク音楽院、メス国立地方音楽院(フランス)で学んだ後、ブリュッセル王立フランドル音楽院(ベルギー)でアレクサンダル・マジャールに師事。2015年にCDデビュー(Orlando Records)。パク・オルガは朝鮮系ロシアのヴァイオリニストで2017年現在ベルリン在住。
ARS-38224(1SACD)
ラヴェル、シューベルト、ムソルグスキー:ピアノ作品集
ラヴェル:夜のガスパール
シューベルト(リスト:編):水車屋と小川/水の上で歌う
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
レティシア・ゴメス=タグレ(P)

録音:2016年9月6-8日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
国際的な名声を確立しているメキシコのピアニストの1人、レティシア・ゴメス=タグレは、メキシコでマヌエル・デラフロールにピアノを師事し、パウル・バドゥラ=スコダやイェルク・デームスのマスタークラスで巨匠たちのピアニズムを体感。メキシコ国内のコンクールでの入賞歴も多く、国際コンクール・サラ・ショパンで1位に輝いている名手。本アルバムでは、自身のコンサート・レパートリーとしても度々取り上げてきた、ラヴェル、ムソルグスキーをカップリング。
ARS-38225(1SACD)
シューマン:クライスレリアーナOp.13
森の情景Op.82
暁の歌Op.133
エンデニヒの死のコラール「わが死の時に臨みて」(ピアノのため)
フロリアン・グレムザー(P)

録音:2016年9月6-8日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
1990年ドイツ生まれのピアニスト、フロリアン・グレムザーのデビュー盤。ピアニストの父と音楽教師の母という音楽家一家で育ったグレムザーは、ヴュルツブルク音楽大学で研鑽を積み、2007年にヴュルツブルクPOと共演したガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」でオーケストラ・デビュー。ソリストとしてだけでなく、室内楽、歌曲伴奏、ビッグ・バンドなど多方面で活躍する注目株。
ARS-38226(1SACD)
ヴィヴァルディ:ソプラノと通奏低音の為のカンタータ集
天に紅の光立ち [Sorge vermiglia in ciel]
(ソプラノと通奏低音の為のカンタータ)RV 667
涙の泉よ [Fonti del pianto] (ソプラノと通奏低音の為のカンタータ)RV 656
チェロと通奏低音の為のソナタ変ロ長調 RV 46*
そよ風よ、お前はもはや [Aure, voi piu non siete] (ソプラノと通奏低音の為のカンタータ)RV 652
哀れなるわが心 [Il povero mio cor] (ソプラノと通奏低音の為のカンタータ)RV 658
カミッラ・デ・ファッレイロ(ソプラノ(*以外))
アッカデーミア・アポッリネア
ペトラ・シュナイダー(アーチリュート)
ソフィー・ランベルブール(Vc)
トーマス・ライニンガー(Cemb)

録音:2015年6月、キリスト・カトリック教会、マグデン、ドイツ
オペラの舞台の刺激的な効果と室内楽の洗練された効果を見事に融合させたヴィヴァルディの室内カンタータ集。ソプラノのカミッラ・デ・ファッレイロとアッカデーミア・アポリネアの通奏低音のスペシャリストたちが、イタリアの盛期バロック音楽が持つ魅力と情熱を存分に表現しています。ジャケットやブックレットにはヴィヴァルディ同様、国際的な名声を得ながらも人知れず亡くなり、後世に再評価されたヴェネツィア出身の女性画家ロザルバ・カッリエーラ(1675-1757)の絵画を多数使用。
ARS-38227(1SACD)
北欧組曲〜弦楽合奏の為の組曲集
グリーグ:ボルベアの時代から(弦楽合奏の為の組曲)Op.40
ブリッジ:弦楽合奏の為の組曲 H.93
ニールセン:弦楽の為の小組曲 Op.1
ホルスト: セント・ポール組曲(弦楽合奏の為の)Op.29-2
アンサンブル・エスペランサ
シュシャーヌ・シラノシアン(コンサートマスター)

録音:2016年10月17-19日、アンゲリカ=カウフマン=ザール、シュヴァルツェンベルク、オーストリア
アンサンブル・エスペランサは、2015年にリヒテンシュタイン国際音楽アカデミーによって設立された弦楽オーケストラ。世界中から才気煥発な若き音楽家たちが集まり、リヒテンシュタイン、ドイツ、オーストリア、スイスのコンサートホールや音楽祭で演奏しています。本アルバムのテーマは北方がテーマで、北欧とイギリスの作曲家による組曲ばかりを集めています。(アンサンブル・エスペランサは他に地中海をテーマにした『サザン・チューンズ』(ARS-38247)、アメリカをテーマにした『ウェスタン・ムード』(ARS-38274)をリリースしています。)北欧音楽そして組曲≒ダンス・ミュージックにふさわしい爽やかなサウンドと切れの良さが見事な1枚です。
ARS-38228(1SACD)
フィルム・ミュージックサウンズ・オブ・ハリウッド Vol.3
ジョン・ウィリアムズ(1932-):スター・ウォーズ/フォースの覚醒
ジョン・パウエル(1963-):ヒックとドラゴン
ジェフ・ビール(1963-):ゲーム・オブ・スローンズ
エルマー・バーンスタイン(1922-2004):マグニフィセント・セブン
ジェイ・リビングストン(1915-2001):ボナンザ
ロバート・シャーマン(1925-2012)&リチャード・シャーマン(1928-):ジャングル・ブック
ダニー・エルフマン(1953-)/ジョン・バリー(1933-2011)/マイケル・ケイメン(1948-2003):バットマン/ダンス・ウィズ・ウルブズ/ロビン・フッド
クリストフ・ベック(1972-):アントマン
ジョン・ウィリアムズ:SAYURI(会長さんのワルツ)
アラン・メンケン(1949-):アラジン
アラン・シルヴェストリ(1950-):ポーラー・エクスプレス
フォクトラントPO
シュテファン・フラース(指)

録音:2016年12月19-22日、シュタットハレ・プライセンタール、ヴェルダウ、ドイツ
往年の名作から近年の話題作まで、ゴージャスなオーケストラ・アレンジとArs Produktionレーベルの素晴らしいサウンドで数々の映画音楽を楽しめる『サウンズ・オブ・ハリウッド』シリーズの第3巻。スター・ウォーズに始まり、ジャングル・ブックやアラジンといったディズニー作品、荒野の七人やSAYURI、ダンス・ウィズ・ウルブズといった名作、ヒックとドラゴンやポーラー・エクスプレスのようなCGアニメーション映画のほか、ハウス・オブ・カードやゲーム・オブ・スローンズ、ボナンザのようなドラマシリーズの音楽を収録。
ARS-38229(1SACD)
ラルパ・ノットゥルナ(夜のハープ)〜ハープ独奏の為の音楽
リスト(アンリエット・ルニエ編):ナイチンゲール [Le rossignol] (ハープの為の版)
ヒンデミット:ハープ・ソナタ(1939)
グリンカ:ハープの為の夜想曲(1828)
ヴィルヘルム・ポッセ(1852-1926):「ヴェネツィアの謝肉祭」による変奏曲(1919)
アミ・マヤーニ(1936-):Maqamat(1984)
ニーノ・ロータ(1911-1979):サラバンドとトッカータ(ハープの為の;1945)
シューベルト(エリーザベト・プランク編):夜曲 ハ短調 Op.36-2 D 672(ハープの為の版)
アンリエット・ルニエ(1875-1956):ルコント・ド・リールの「妖精たち」による伝説(ハープの為の;1901)
エリーザベト・プランク(Hp)

録音:2016年12月13-15日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
1991年ウィーン生まれのハーピスト、エリザーベト・プランクによる夜をテーマにしたデビュー・アルバム。彼女は7歳の時に初めて音楽のレッスンを受け、その2年後には、ウィーン国立音楽大学予科へ進学したという才能の持ち主。一般的に知られているロマン派のレパートリーを超えたハープ作品の演奏に力を入れており、ドイツ、オーストリア、イタリア、日本のコンクールでの受賞歴を持つなど、国際的にも高く評価されています。ハープはライオン&ヒーリー社のものを使用。
「私にとってハープの多様性をコンサートの聴衆に示すこと、そして本格的なソロ楽器としてのハープを披露することは常に重要です…このアルバムに収録されている作品のほとんどは、文学的なソースに基づいているか、あるいは夜との関連付けがなされていて、例えばアミ・マアヤニの作品は『千夜一夜物語』のイメージを思い起こさせます。作品の選択の目的は、ハープの汎用性とレパートリーの多様性を示すことにあります。またこのプログラムには、私にとって非常に重要であり、長年にわたって忠実な友であった作品も含まれています。」(エリザーベト・プランク)
ARS-38230(1SACD)
バッハ:フーガの技法 BWV 1080 クインタ・エッセンティア(リコーダーの四重奏)

録音:2016年2、3月
南米ブラジルのリコーダー・アンサンブル、クインタエッセンティア・リコーダー四重奏団が、バッハがその卓越した対位法で構築した最高峰の作品の1つである「フーガの技法」を4本のリコーダーで録音。
クインタエッセンティアはこの録音に臨むにあたり、バッハ自身のマニュスクリプト(1742−46)と、C.P.E.バッハによって編纂された1751年のsyぅつパンフの2種類のソースを研究。4本のリコーダーで「フーガの技法」を構築するための最適な姿を追求するなど、並々ならぬ情熱を注いでいます。
4本のリコーダーが築き上げてゆく対位法の最高峰。81分超という長時間収録もポイントです。
ARS-38231(1SACD)
20&21世紀の無伴奏チェロ音楽
ウォルトン:無伴奏チェロの為のパッサカリア(ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに献呈)
ベルトルト・フンメル(1925-2002):無伴奏チェロの為の幻想曲第2番「パブロ・カザルスの記念に」Op.97a(ユリウス・ベルガーに献呈)
ペンデレツキ:スラヴァのために(無伴奏チェロの為の;ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに献呈)
クルターグ・ジェルジュ(1926-):ピリンスキ・ヤーノシュ−ジェラール・ド・ネルヴァル(無伴奏チェロの為の;ゾルターン・コチシュに献呈)
 アツェール・ジェルジュの記念に(無伴奏チェロの為の;アツェール・ジェルジュに献呈)
ミクロス・ローザ(1907-1995):無伴奏チェロの為のトッカータ・カプリチョーザ Op.36(グレゴール・ピアティゴルスキーに献呈)
エフィ・マルコウラキ(1960-):クレタ組曲(無伴奏チェロの為の;ミヒャエル・ホイペルに献呈)
アウリス・サッリネン(1935-):セバンスチャン・ナイトの為の悲歌(無伴奏チェロの為の)
リゲティ・ジェルジュ(1923-2006):無伴奏チェロ・ソナタ(Ove Nordwallに献呈)
ミヒャエル・ホイペル(Vc)

録音:2017年3月6-8日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ミヒャエル・ホイペルは1988年生まれギリシャ、アテネ出身のチェリスト。ソリスト、室内楽奏者としてアムステルダムのコンセルトへボウをはじめとする世界各地のコンサートホール、音楽祭に招待され、2015年からはホイペル自らがメンバーを集めたVolans Ensembleの音楽監督を務めるなど、その演奏、特に現代音楽における解釈は多くの賞賛を受けています。
音楽以外の様々な分野から学際的にパフォーマンスを創造するミヒャエル・ホイペルが取り組んだのは、20、21世紀の作曲家たちによる無伴奏チェロのための音楽。20世紀を代表する名チェリスト、ロストロポーヴィチに献呈されたウォルトン、ペンデレツキの作品からホイペル自身に献呈されたエフィ・マルコウラキの作品まで普段あまり聴くことのできない多くの作品は注目です。
ARS-38232(1SACD)
アルフレード・カゼッラ(1883-1947):交響曲第2番 Op.12(1908-1909)
組曲「蛇女」第1番 Op.50bis(歌劇「蛇女」(1928)からの交響的断章)
ミュンスターSO
ファブリツィオ・ヴェントゥーラ(指)

録音:2016年10月25-26日
ワーグナーとR・シュトラウスの音楽に触発されたアルフレード・カゼッラ(1883−1947)が1908年から1909年にかけて作曲し、当時の歌劇が隆盛を誇っていたイタリア楽壇に器楽、オーケストラ作品の風を吹き込んだ重要作である「交響曲第2番」を収録。
ちなみにカゼッラは20世紀イタリアにおける器楽復興だけでなく、ヴィヴァルディの復権にも大きく寄与した音楽として、その足跡を確実に音楽史に残しています。演奏はドルトムント近郊、ドイツ西部の街、ミュンスターのオーケストラ。カゼッラと言えばノセダ&BBCフィルの名演が思い浮かびますが、高音質で聴くミュンスターSOの演奏も優れた完成度を披露してくれています。
ARS-38233(1SACD)
ヴァニタス初期バロック室内楽
フランチェスコ・トゥリーニ(1595-1656):1、2、3声のマドリガーレ、および2、3声のいくつかのソナタ集 第1巻
(1621/1624、ヴェネツィア)から 3声のソナタ第2旋法
トゥッリオ・チーマ(1595-1678):聖旋律集 第4巻(1648、ローマ)から
使い途なき富は虚し [Vanitas est divitas perituras querere]
マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):2つのヴァイオリンとオルガン(テオルボ、ヴィオローネも可)の通奏低音の為のソナタ集 Op.18(1659、ボローニャ)から 16の音によるカプリッチョ
タルクイニオ・メールラ(1595-1665):
軽率なクルティオ、およびその他のカプリッチョ集 (1638、ヴェネツィア)から
子守歌による宗教的カンツォネッタ
ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657):笛の楽園(1644、アムステルダム)から かわいいシレーナ
マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):様々な楽器の為の1、2、3声の室内・教会ソナタ、コッレンテとアリア集 Op.4
(1645、ヴェネツィア)から2つのヴァイオリンの為のアリア第13番、「かわいいシレーナ」による
ミケランジェロ・ロッシ(1602-1656):
タブラチュアによるオルガンとチェンバロの為のトッカータとコッレンテ集
(1657年、ローマ)から トッカータ第6番
ヤコブ・ファン・エイク(ニコラ・ヴァレ編):笛の楽園 から オナンまたはタンネケン
不詳(トマス・プレストン(?-1563)?):ラ・ミ・レで
マウリツィオ・カッツァーティ:「室内楽の楽しみ」Op.22(1660、ボローニャ)から
12の音によるカプリッチョとチャッコーナ
ジュゼッペ・スカラーニ(確認できる活躍期:1628-1642):2、3声のソナタ・コンチェルタータ集」第1巻(1630、ヴェネツィア)から3声のソナタ第15番
シュッツ(1585-1672):宗教的合唱曲集 Op.11(ドレスデン、1648)からかくしてわれはイエス・キリストの元へ行く [So fahr ich hin zu Jesu Christ]
アンサンブル・マティス
ミラ・グローア、ジョン・ヒョンホ(リコーダー)
大下詩央、ルーカス・ハンベルガー(Vn)
チョ・ヒングン(Vc)ヴァンサン・フリュッキガー(テオルボ)
ハンナ・リー(Cemb)

録音:2016年10月18-21日、聖パンタレオン教会、ゾロトゥルン、スイス
アンサンブル・マティスはバルセロナのカタルーニャ高等音楽院で出会った様々な国の若い音楽家たちによって結成され、主にバロックの室内楽作品を専門に演奏するアンサンブル。2013年マグデブルグで開催された国際テレマン・コンクールでは第2位を受賞。2012年秋にスイスのバーゼル・スコラ・カントルムで現在のグループが結成されてからは、日本、オーストリア、スイス、韓国など異なる国の文化とのコラボレーションを豊かにすることで多くのレパートリーと刺激的な音楽作りを続けています。
ARS-38234(1SACD)
スパイス!パフューム!トキシン!
アヴネル・ドルマン(1975-):スパイス、パフューム、トキシン![香辛料!香水!毒素!](2人の打楽器奏者と管弦楽の為の協奏曲)*
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
ダン・タウンセンド、アーロン・レイエンデッケルス(打楽器*)
北西ドイツPO
マルクス・フーバー(指)

録音:2017年1月10-12日、シュタットパルク・シュッツェンホーフ、ヘルフォルト、ドイツ
イスラエル、テルアビブ出身の作曲家、アヴネル・ドルマンは25歳でイスラエル総理大臣賞を受賞した期待の作曲家。
アルバム・タイトルにもなっている「スパイス!パフューム!トキシン!」は、2人の打楽器奏者と管弦楽が織り成す約30分にもおよぶ色彩感に溢れた大作です。カップリングは、ゲーテの詩の物語を音楽で表現した、デュカスの代表的作品のひとつ「魔法使いの弟子」。
ARS-38235(1SACD)
ヴァイオリンとピアノの為のフランスとロシアの音楽
カトワール(1861-1926):ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 Op.15
チャイコフスキー:ワルツ=スケルツォ ハ長調 Op.34
ラフマニノフ:2つのサロン小品 Op.6
リリー・ブーランジェ:2つの小品(1922/1914)
フォーレ:ロマンス変ロ長調 Op.28
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
フョードル・ルーディン(Vn)
フロリアン・ノアック(P)

録音:2017年2月27-28日、3月1日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
フョードル・ルディンは1992年モスクワの音楽一家に生まれ、作曲家エディソン・デニソフ(1929−1996)を祖父に持つヴァイオリニスト。ラリッサ・コロス、スヴェトリン・ルセフ、ザハール・ブロン、ピエール・アモイヤルに師事し、 2014年のエネスコ国際コンクール第2位、2018年のパガニーニ国際コンクール第2位など受賞歴多数。2019年9月には、ウィーン国立歌劇場およびウィーンPOのコンサートマスターに就任するなど注目のヴァイオリニストの1人です。本アルバムは、祖国ロシアと生まれ育ったフランスの音楽を集約。
ARS-38236(1SACD)
アンコール
バッハ(ジロティ編):前奏曲ロ短調(BWV 855a
ボルトキェヴィチ:練習曲 Op.15-9
プーランク:即興曲第13番イ短調
ドビュッシー:夢/夜想曲
 前奏曲第2巻 から 霧,枯葉,水の精,花火
ベリオ:6つのアンコール〜水のピアノ
フィリップ・グラス(1937-):練習曲第9番/同第16番
武満徹(1930-1996):ロマンス/雨の樹素描
アルベーナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(1965-):生き残る愛の橋
ロマン・ノスバウム(P)

録音:2017年4月、インマヌル文化センター(インマヌエル教会)、ヴッパータール、ドイツ
スイス生まれでルクセンブルクとフランスでピアノを学んだロマン・ロスバウムは、アレクサンダー・ミュレンバッハやペーター・エフラーなどにピアノを師事し、1998年から2008年までルクセンブルク音楽院で教鞭を執った経歴を持つピアニスト。「アンコール」と称した本アルバムは、バロックから現代まで、ノスバウムのレパートリーの広さを聴くことができます。

ARS-38237(1SACD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
子守歌 変ニ長調 Op.57
コントルダンス 変ト長調 遺作
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58
福間洸太朗(P)

録音:2017年5月2-4日ドイツ ヴッパータール、イマヌエル教会
『24の前奏曲』と『ソナタ第3番』は、ショパンのピアノ作品において最高傑作と言えます。療養の目的で滞在したマヨ ルカ島で病状が悪化する中、死に物狂いで書かれた『前奏曲』の数々。再び病気になった上に、父親を亡くした直後 に作曲された『ソナタ第3番』。このような人生の大苦難の時に、ここまで大規模で充実した内容を持つ作品が生み出 されたことに、私たちは唯々驚愕します。  このアルバムで私が試みたのは、これら2作品を中核とした二つのライフサイクルを示すことです。一つ目のサイクルは、 物事の開始に相応しいハ長調で始まり、多くの作曲家にとって「死」を意味するニ短調で終わる『24の前奏曲』と、そ の半音下の変ニ長調で魂が昇天するかのように温かく神聖な空気で奏でられる『子守歌』まで。もう一つは、ショパン の青年時代に書かれた『コントルダンス』で新しい人生が始まり、『ソナタ第3番』で波乱万丈の展開の末、最後はロ長 調で輝かしく勝利して締めくくられるサイクルです。私にはその『勝利』が、ショパンが自分の置かれた辛い人生の境遇に 打ち克ったことを意味しているように思えてなりません。  この録音を制作してくださったARS-Produktionに深く感謝すると共に、このアルバムが聴いてくださる方に、生きる 勇気と希望を与えられれば嬉しく思います。 −:福間洸太朗
ARS-38238(1SACD)
J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ(マンドリン版) Vol.1
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
フロリアン・クラウス・ルンプ(マンドリン)

録音:2017年7月24日−28日、Ergin Music(ハンブルク)
7歳からマンドリンを始め、ケルンの音楽舞踊アカデミーで学んだドイツのマンドリン奏者、フロリアン・クラウス・ルンプ。モダン・マンドリンからヒストリカル楽器(バロック・マンドリン、マンドラ、リュート・カンタービレ等)まで操るクラウス・ルンプによる興味深い新シリーズ。
様々な楽器の編曲版でも演奏されているバッハの聖典「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」ですが、マンドリンでの演奏は意外と少なく、ギター版ともまた違うマンドリンの素朴な趣に癒されます。
ARS-38239(1SACD)
リスト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
慰め(コンソレーション)第3番 S.172
「巡礼の年 第2年 イタリア」から ペトラルカのソネット第104番 S.270
「巡礼の年 第2年補遺 ヴェネツィアとナポリ」から タランテッラ S.162
ドンカ・アンガチェヴァ(P)

録音:2017年6月、インマヌル文化センター(インマヌエル教会)、ヴッパータール、ドイツ
ブルガリア出身のピアニスト、ドンカ・アンガチェヴァは、10歳でプロヴディフPOとの共演でソリスト・デビュー。ウィーン国立音楽大学でハインツ・メジモレックに師事し、第8回サレルノ国際ピアノコンクール(イタリア)で第2位など、数々の国際コンクールで上位入賞を果たしている実力派。ARS Produktion第3弾となる本アルバムでは、得意のリストを披露。
ARS-38238(1SACD)
無伴奏「マンドリン」ソナタ&パルティータ Vol. 1
バッハ(フロリアン・クラウス・ルンプ編):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV 1001(マンドリンの為の版)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002(マンドリンの為の版)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV 1003(マンドリンの為の版)
フロリアン・クラウス・ルンプ(マンドリン)

録音:2017年7?24-28?、Ergin Music、ハンブルク、ドイツ
ARS-38240(1SACD)
ドビュッシー:映像第1集
前奏曲集第2巻
ドビュッシー(カプレ編、ヴァンサン・ラルデル改訂・補完):「聖セバスチャンの殉教」からの交響的断章*
ヴァンサン・ラルデル(P)

録音:2017年7月25-27日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
*=この版による世界初録音。
ブルーノ=レオナルド・ゲルバーに師事し、色彩の豊かさやオーケストラのような表現力が高く評価されるフランスのピアニスト、ヴァンサン・ラルデルのドビュッシー没後100年記念アルバム。ラルデルはスタインウェイ・アーティストの称号を与えられており、彼の深いインスピレーションを受けた解釈は、しばしばミケランジェリ、ポリーニ、ツィマーマン、アルゲリッチなどのピアノの伝説と比較されています。カプレ編曲、ラルデル改訂版の交響的断章「聖セバスティアンの殉教」は本アルバムが世界初録音となります。
ARS-38241(1SACD)
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 Op.27-1
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 Op.27-2
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番二短調 Op.27-3
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番ホ短調 Op.27-4
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番ト長調 Op.27-5
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番ホ長調 Op.27-6
シュテファン・タララ(Vn)

録音:2017年8月7日−11日、ドイツ
ドイツ出身のシュファン・タララは、わずか4歳で舞台デビューし2011年(第14回)には、ポーランドで開催されるSACD Hybrid盤のためのコンクール「ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール」で第3位を受賞し、ドイツの音楽雑誌「Neuen Musikzeitung」では、ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーに選ばれました。ARS- Produktionからリリースする3作品目は、初のソロアルバムです。
ARS-38242(1SACD)
ロマンティック・ブリリアント・イマジネイティブ
グリーグ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番ヘ長調 Op.8
チャイコフスキー:ヴァイオリンとオーケストラのための「感傷的なセレナード」 Op.26
カステルヌオーヴォ=テデスコ:「フィガロ」(ロッシーニの歌劇「セビリヤの理髪師」のカヴァティーナによる演奏会用パラフレーズ)
パガニーニ
:ロッシーニの歌劇「タンクレーディ」のアリア 『こんなに胸騒ぎが』による序奏と変奏曲
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための「幻想曲」 ハ長調 D.934
アレクセイ・セメネンコ(Vn)、
インナ・フィルソヴァ(P)

録音:2017年9月4日−6日、ドイツ
アレクセイ・セメネンコは6歳からヴァイオリンの研究を始め、2012年にはニューヨークで開催されたヤング・コンサート・アーティスト・オーディションで優勝。ワシントン・ポストは、「セメネンコは、作曲家の想像力の隅々を探検したヴァイオリニストである」と賞賛しました。
ARS-38243(1SACD)
第一次世界大戦の犠牲者の記念に 戦争と平和を歌った男声合唱作品集
クレマン・ジャヌカン(1485頃-1558):戦争 [La Guerre]
エドワード・マクダウェル(1860-1941):十字軍 [The Crusaders] Op.52-3
ヴィルヘルム・キーンツル(1860-1908):戦争での祈り [Gebet im Kriege] Op.92
ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
ヴェストファーレンより [Aus Westalen] Op.130 から フン族 [Die Hunnen](No.3)
湖畔の風景 [Seebilder] Op.116 から トロ湖の夕べ [Abend am Toro-See](No.3)
ニコライ・ソコロフ(1859-1922):シベリアより Op.6-1
ペーター・コルネリウス(1824-1874):老兵 Op.12-1
ヨハン・ネポムク・ダーヴィト(1895-1977):われらは戦場へ赴いた [Wir zogen in das Feld]
ユセフ・シフィデル(1930-2014):平和 [Pax]
アイヴァン・ムーディ(1964-):平和への祈願 [Supplication for Peace]
ヴェリヨ・トルミス(1930-2017):神、戦いの守護者 [Deus, protege a bello]
M・ハイドン(1737-1806):平和の歌 [Friedenslied] MH 644
フィリードリヒ・ジルヒャー(1789-1860):
良き戦友 [Der gute Kamerad]/ターラウのエンヒェン [Annchen von Tharau]/不実 [Untreue]
ジョン・レノン(1940-1980)/ハンス・プリチェット編):イマジン [Imagine]
伝承曲(ゴスペル)/ハンス・プリチェット編):川辺を下って [Down by the Riverside]
レナー・アンサンブル・レーゲンスブルク(男声合唱)
ハンス・プリチェット(指)

録音:2017年6月30日-7月2日、8月19-20日、聖ニコラウス教区教会、バート・アプバッハ、ドイツ
第一次世界大戦の終戦100周年を記念し、この大戦で命を落とした数百万人の戦没者への追悼としてプログラムされた「戦争と平和」をテーマとする男声合唱の為のプログラム。
演奏は、作曲家であり、レーゲンスブルク大聖堂のオルガニストを務めたヨーゼフ・レンナ―(1868−1934)の名前を冠するドイツの男声合唱団、レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク。
2011年に現在の音楽監督ハンス・プリチェットが着任し、さらにそのハーモニーのクォリティを高めています。
ARS-38244(1SACD)
サン=サーンス:ピアノ・デュオ作品集Vol.3
ホタ・アラゴネーサ Op.64*
小二重奏曲 Op.11
カヴァティーナ ニ長調 Op.8-2*
タランテラ Op.6*/アルバムの綴り Op.81
勝利に向かって Op.152*/祝婚曲 Op.9*
軍楽行進曲「ナイルの岸辺」 Op.125*
交響詩「死の舞踏」 Op.40
七重奏曲 Op.65*
ヴィリア・ポスクテ(P)、
トマス・ダウカンタス(P)

録音:2017年7月10日−14日、ドイツ
*=世界初録音
ィルヤ・ポスクテとトマス・ダウカンタスのピアノ・デュオは2000年に結成。2005年には、ドイツの演奏家の登竜門といわれているドイツ公共放送連盟が主催するARDコンクールで優勝し、2011年にはノルウェーのオスロで開催された国際グリーグ・コンクールでも優勝しました。
サン=サーンスの世界初録音作品を多数含むシリーズの第3作目。繊細で美しく、フランス音楽史へ大きな足跡を残したサン=サーンスの美学をピアノ・デュオで表現します。
ARS-38245(1SACD)
バッハ・トゥ・ザ・フュチャー〜バッハ作品集
バッハ:コラール「われらは汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV.639、
 「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」BWV.645、
「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV.659、
 「われらが救い主、イエス・キリスト」BWV.665
 フランス組曲第2番ハ短調 BWV.813
バッハ(ジロティ編):フルートとチェンバロのためのソナタ変ホ長調 BWV.1031〜シチリアーノ、
 前奏曲ロ短調 BWV.855a、
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番〜アンダンテ、管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068〜アリア(エア)
バッハ(サン=サーンス編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV.1002〜ブーレ、
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番BWV.1005〜ラルゴ
ザビーネ・ヴァイアー(P)

録音:2017年3月20日−21日、8月28日−29日、ドイツ
ルクセンブルク出身のサビーネ・ヴァイアーは、ベルギーの名手ダニエル・ブルメンタールに師事し、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールへのデビューも果たしている期待の女流ピアニスト。優しく軽いタッチとスタンウェイ D274のペダルを慎重に使い、傑出したバッハの音楽をお贈りします。
ARS-38246(1SACD)
ドビュッシー〜前奏曲と映像
前奏曲集第1巻/映像第2集
組曲 「子供の領分」/夢想
マリオ・ヘリング(P/ベヒシュタインD-282)

録音:2017年11月13日−15日、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
解説書日本語翻訳付き(日本語訳:生塩昭彦)
マリオ・ヘリングは、いずれもヴァイオリニストである日本人の母親とドイツ人の父親の下、1989年ドイツで生まれたピアニスト。スタインウェイ国際コンクールやドイツ青少年コンクール等で優勝し、2003年にはベルリンSOとベルリン・フィルハーモニーへデビュー。巨匠パウル・バドゥラ・スコダが絶賛するドイツ若手ピアニストの注目株として日本を含む著名な音楽祭へ出演。2018年には難関として知られるリーズ国際ピアノ・コンクールで準優勝及びヤルタ・メニューイン賞を受賞し、一躍若手ピアニストの筆頭へと躍り出ました。
「ドビュッシーの音楽は、子供の頃から私のそばにありました。」と語るマリオ・ヘリングによる、ドビュッシーのピアノ作品集。ドビュッシーの洗練された色彩や、マリオ・ヘリング自身のルーツにも関わる、アジアの音楽を取り入れたサウンドを、ベヒシュタインの繊細な音色で表現しています。
ARS-38247(1SACD)
サザーン・チューンズ
トルドラ(1895-1962):海の眺め(弦楽の為の)
レスピーギ:弦楽の為の組曲
コミタス(セツゲイ・アスラマジアン編):小曲集 [Miniatures](弦楽の為の版)
アンサンブル・エスペランサ(弦楽合奏)

録音:2017年10月16-19日、アンゲリカ・カウフマン・ザール、シュヴァルツェンベルク、ドイツ
アンサンブル・エスペランサは、2015年にリヒテンシュタイン国際音楽アカデミーによって設立された弦楽オーケストラ。世界中から才気煥発な若き音楽家たちが集まり、リヒテンシュタイン、ドイツ、オーストリア、スイスのコンサートホールや音楽祭で演奏しています。北方をテーマにした『ノルディック・スイーツ』(ARS-38227)に続く本アルバムのテーマは南欧、地中海で、イタリアのレスピーギ、ロータに加え、スペインのトルドラ、アルメニアのコミタスと珍しい作曲家の作品を収録しています。(アンサンブル・エスペランサは他に、アメリカをテーマにした『ウェスタン・ムード』(ARS-38274)をリリースしています。)
ARS-38248(1SACD)
アルテュール・ルリエ(1892-1966):ピアノ作品集
5つの脆い前奏曲 Op.1/ワルツ
2つの版画 Op.2/間奏曲
小組曲 ヘ長調/ジーグ
夜想曲/子守歌
クリスティアン・エルニー(P)

録音:2018年1月30日-2月1日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
ARS-38249(1SACD)
ピアノオーケストラ 2
スメタナ(ハインリヒ・フォン・カーン=アルベスト 編):モルダウ
ストラヴィンスキー(サーントー編 ):バレエ 「ペトルーシュカ」〜5曲(版;1922)
ハチャトゥリアン(マシュー・キャメロン編):バレエ 「スパルタクス」〜アダージョ
プロコフィエフ:3つのピアノ曲 Op.96
ラヴェル(アレクサンドル・ギンジン編):ラ・ヴァルス
ショスタコーヴィチ(フロリアン・ノアック編):ジャズ組曲 第2番 〜ワルツ 第2番(版)
フランソワ=グザヴィエ・ポワザ(P)

録音:2017年11月、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
1989年フランス・グルノーブル生まれのピアニスト、フランソワ・クサヴィエ・ポワザによる、オーケストラ音楽のピアノ・トランスクリプション集第2弾。ポワザはジュネーヴ音楽院、ハンブルク音楽演劇大学、ジュリアード音楽院、サンタ・チェチーリア国立アカデミーでピアノを学び、これまでにアレクセイ・ゴロヴィン、エフゲニー・コロリオフに師事しています。マルタ・アルゲリッチも彼の成長に大きな影響を与えた人物で、12歳の彼を日本のパシフィック・ミュージック・フェスティバルに招きました。そこでポワザは「深い叙情性と驚異的なヴィルトゥオジティを持つ若きピアニスト」と評され、国際的な注目を集めるようになりました。
ピアノは音色の多様性の点で必ずしもオーケストラを凌駕できるわけではありませんが、ピアニストはより大きな統一感と柔軟性をもって自己表現をすることができます。今回ポワザはロシアの作品を中心に、19世紀生まれの作曲家による編曲ものと、現代の作曲家による編曲ものを組み合わせ、持ち前のテクニックでピアノの色彩の限界を試すことに成功しています。「モルダウ」や「ラ・ヴァルス」など有名な曲がほとんどなので、クラシック・ファンに広くおすすめできる1枚です。

ARS-38250(1SACD)
ブラームス:4つのバラード Op.10
2つの狂詩曲 Op.79
3つの間奏曲 Op.117
バッハ(ブラームス編):シャコンヌ BWV 1004-5(左手のみによる版)
ベンヤミン・エンゲリ(P)

録音:2017年7月、ラジオ・スタジオ1、チューリヒ、スイス
ARS-38251(1SACD)
夢想を超えて〜ギターとアコーディオン
ヴィヴァルディ(クリスティアン・パラーギ&イヴァン・ペトリチェヴィチ編):「調和の霊感」 から ヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 第6番イ短調 RV 356(ギターとアコーディオンの為の版、ニ短調)
ボッケリーニ(マチェイ・フロンツキェヴィチ、ペトリチェヴィチ編):ギターと弦楽の為の五重奏曲 第4番ニ長調 G.448〜序奏とファンダンゴ
タレガ:アルハンブラの思い出(ギターの為の)
ファリャ (パラーギ&ペトリチェヴィチ編):「三角帽子」〜隣人の踊り(セギディリャ)/粉屋の踊り(ファルカ)/粉屋の女房の踊り(ファンダンゴ)
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):5つのロマンス(ギターとアコーディオンの為の)
セルゲイ・ヴォイテンコ(1973-):啓示
ヒナステラ(パラーギ&ペトリチェヴィチ編):アルゼンチン舞曲集 Op.2
年老いた牛飼いの踊り/優雅な乙女の踊り/ガウチョの踊り
ピアソラ(パラーギ&ペトリチェヴィチ編):ビオレンタンゴ
ディオ・アッコルダッラ[イヴァン・ペトリチェヴィチ(G) 、クリスティアン・パラーギ(アコーディオン)

録音:2017年12月11-13日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
デュオ・アッコルダーラのペトリチェヴィッチ(G)とパラージ(アコーディオン)は、自分たちの好きな音楽に自分たちのアレンジで新しい場所を与えようと考えました。このプログラムでは「ノーリスク、ノーファン」をモットーに、自由なアレンジで偉大なスペイン音楽、南米音楽の世界に飛び込んでいます。
ARS-38252(1SACD)
ヨハン・メルヒオール・モルター(1696-1765):さまざまな楽器のための協奏曲集(忘れられた至宝 Vol.12)
シンフォニア ハ長調 MWV 7.13/オーボエ協奏曲 ト短調 MWV 6.22/チェロ協奏曲 ハ長調 MWV 6.7/ファゴット協奏曲 変ロ長調 MWV 6.25/フルート協奏曲 ニ長調 MWV 6.17/ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 MWV 6.1/序曲 ト長調 MWV 3.5
※世界初録音
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)、
ケルン・アカデミー(ピリオド・オーケストラ)、
アンナ・ベッソン(Fl)、
クリストファー・パラメタ(Ob)、
ハビエル・サフラ(Fg)、
キャスリーン・マーティン(Vn)、
ウラディミル・ウォルサム(Vc)

録音:2017年9月、インマヌエル文化センター(ドイツ、ヴッパータール)
バロックから前古典派、古典派の作曲家を中心に、知られざる名曲を発掘しているミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ&ケルン・アカデミーの忘れられた至宝(Forgotten Treasures)シリーズ第12巻は、ドイツのカールスルーエやアイゼナハで宮廷楽長を務めた後期バロック〜前古典派の作曲家、ヨハン・メルヒオール・モルター(1696-1765)の作品集。モルターが書いたとされる約500の器楽曲のうち、1人または2人のソリストとオーケストラのための協奏曲は約70曲あり、ヴィヴァルディやテレマンの影響を受けた名品が数多く眠っています。(本アルバムには含まれていませんが、モルターはクラリネット協奏曲を書いた最初期の作曲家としても知られています。)ヒストリカル・オーボエのスペシャリスト、クリストファー・パラメタはじめ優れたソリストたちによる演奏と、この時期の作曲家らしい充実した音楽がリスナーの耳を楽しませます。
ARS-38253(1SACD)
弦楽オーケストラのための作品集
アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲
ヒンデミット:弦楽オーケストラのための5つの小品 op.44-4
シュレーカー:弦楽オーケストラのための間奏曲 Op.8、
 弦楽オーケストラのためのスケルツォ
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第10番 ロ短調
ルーベン・ガザリアン&インゴルシュタット・グルジア室内O

録音:2017年9月
インゴルシュタット・グルジア室内Oの芸術監督ルーベン・ガザリアンによるオーケストラ・アルバム第3弾。本アルバムでは、弦楽オーケストラのレパートリーとして人気の高いアレンスキーの「チャイコフスキーの主題による変奏曲」から、メンデルスゾーンが10代の時に作曲した初期の名作「弦楽のための交響曲第10番」まで、弦楽のために書かれた充実度の高い作品を集めています。これらの編成に興味のある方にとってはとりわけ嬉しいプログラムといえるでしょう。
ARS-38254(1SACD)
ベートーヴェン:モーツァルトの「フィガロの結婚」の「もし伯爵様が踊るのなら」の主題による12の変奏曲 WoO 40
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ長調 Op.12 -1
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.12 -2
ヴァイオリン・ソナタ 第3番変ホ長調 Op.12 -3
カミラ・シャッツ(Vn)
ベンヤミン・エンゲリ(P)

録音:2016年12月、ラジオ・スタジオ1、チューリヒ、スイス
カミラ・シャッツはソリストとして、ベルリン・フィルハーモニー、スイス・ロマンドO、バーデン=バーデン・フライブルクSWRSO、ベルリンSO、チューリッヒ室内O、ノーザン・シンフォニアなど一流のオーケストラとの共演経験を持つ、スイスの名ヴァイオリニスト。ベートーヴェンが師のサリエリに献呈した作品12のヴァイオリン・ソナタ(3曲)をメインに、「フィガロ変奏曲」を収録。歌心と洗練を併せ持つ快演です。
ARS-38255(1SACD)
ヴィヴァルディ 四つのファゴット協奏曲/オーボエを伴う三つの協奏曲
ファゴット協奏曲 ハ短調 RV 480(*)
オーボエ協奏曲 ハ長調 RV 450(+)
ファゴット協奏曲 イ短調 RV 499(*)
2本のオーボエのための協奏曲 ハ長調 RV 534(+/#)
ファゴット協奏曲 変ロ長調 RV 502(*)
ファゴット協奏曲 イ短調 RV 497(*)
オーボエとファゴットのための協奏曲 ト長調 RV 545(+/*)
福井美穂(バロック・ファゴット(*)、バロック・オーボエ(#))
エイミー・パワー(バロック・オーボエ(+))
アンサンブルF[川原千真(Vn)、小田瑠奈(Vn)、宮崎桃子(Vn)、田崎瑞博(Vc)、菅間周子(ヴィオローネ)、ハンナ・リー(Cemb)、金子浩(アーチリュート) ]

録音:2017年10月3-5日、神奈川県立相模湖交流センター
欧州最前線のみずみずしい息吹 ― 極小編成が浮き彫りにする「生」の作品像。 バーゼルやデン・ハーグで研鑽を重ね欧州ベースで活躍する日本人古楽器奏者たちが、バロック・ファゴットの名手でありながらバロック・オーボエも吹きこなす福井美穂を中心に集まったアンサンブルF、さらなる快進撃 ― 凄腕ヴァイオリン奏者でもあったヴィヴァルディが、ヴァイオリン協奏曲に次ぐ作品数を残したファゴットのための協奏曲群のみならず、今回はバロック・オーボエの名手エイミー・パワーが吹くオーボエのための作品も収録。音色多彩な通奏低音陣も痛快。欧州最前線の古楽シーンを精巧なエンジニアリングで収めたDSD録音。
ARS-38256(1SACD)
ショスタコーヴィチ:祝典序曲
ピアノ協奏曲 第2番ヘ長調 Op.102*
交響曲第9番変ホ長調 Op.70
ザビーネ・ヴェーヤー(P)*
北西ドイツPO
エーリヒ・ポルツ(指)

録音:2017年10月24-26日、シュタットパルク・シュッツェンホーフ、ヘルフォルト、ドイツ
ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州ヘルフォルトを本拠地とし、歴代の首席指揮者にはアンドリス・ネルソンズや上岡敏之、古くにはヘルマン・シェルヘンも名を連ねるドイツのオーケストラ、北西ドイツPOのショスタコーヴィチ・アルバム。
指揮者のエーリッヒ・ポルツはオーストリア出身の有望株。2013年に創設したウィーンの室内オーケストラ、モードゥス21の首席指揮者の任にあり、エルル・チロル音楽祭の「The 24 Hour Ring」ではアシスタント・コンダクター、合唱指揮者を務めるなど頭角を現しています。
「ピアノ協奏曲第2番」のソリストは、1988年ルクセンブルク出身の若手女流サビーネ・ヴァイアー。ベルギーの名手ダニエル・ブルメンタールに師事し、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールへのデビューも果たしている期待のピアニストです。
ARS-38257(1SACD)
ストラヴィンスキー&ヒンデミット:ピアノ作品集
ストラヴィンスキー:タンゴ、ピアノ・ラグ・ミュージック、ペトルーシュカからの3楽章
ヒンデミット:組曲 「1922年」 Op.26、ピアノ・ソナタ Op.17
マグダレーナ・ミュラーペルト (P)

録音:2017年11月、ハンス・ロスバウト・スタジオ(ドイツ、バーデン=バーデン)
1992年、ドイツのプフォルツハイム生まれのマグダレーナ・ミュラーペルトは、バロックから現代音楽まで、未知の作品や滅多に演奏されない作品を含む、幅広いレパートリーを持った若きピアニスト。シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭などの数々の音楽祭で、多面的な演奏を披露しています。彼女は本アルバムで、ストラヴィンスキーとヒンデミットが1920年頃に書いた作品を中心に取り上げました。彼らの作品に共通する2つの要素、「ダンス」と「世紀末の娯楽音楽」に焦点を当てた好プログラムです。
ARS-38258(1SACD)
ショパンを編む
ショパン:スケルツォ第1番 op.20
ヴォイケ:Confidence One
ショパン:幻想即興曲 op.66
ヴォイケ:Tides of the Black Sea
ショパン:ポロネーズ第1番 op.26
ヴォイケ:Soundtrack for a Love Scene
ショパン
:マズルカ op.24-2
ヴォイケ:Autumn Colors
ショパン:バラード第1番 op.23
ヴォイケ:Raga Brahmanda
アンドレアス・ヴォイケ (P)

録音:2018年5月、ベーゼンドルファー・クラヴィアファブリック(オーストリア、ウィーナー・ノイシュタット)
※使用楽器:ベーゼンドルファー 280VC-90
ジャンルや国境を越えて活動を行うドイツのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケによる「braiding(編む)」シリーズのショパン編。ショパンの傑作と、ジャズに影響を受けたミニマル、ニューエイジ風の自作を交互に並べることで、各作品をドラマチックに際立たせています。ヴォイケはハンブルクのブラームス・コンクールほか、ピアニストのためのさまざまな国際コンクールで1位を獲得し、クラシックのみならずロックやソウル、ジャズなど幅広いジャンルで活躍しています。
ARS-38259S(1SACD)
マーラ―・フェスト・カッセル1989
マーラ―:交響曲第1番ニ長調「巨人」
アダム・フィッシャー(指)、
グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル祝祭O

録音(ライヴ録音):1989年7月8日、シュタットハレ・カッセル(ドイツ)
※マスタリング:マンフレッド・シューマッハー(ARS Produktion)
世界的に高く評価されているハンガリー出身の巨匠アダム・フィッシャーが、ドイツのカッセル国立劇場の音楽総監督在任時代(1987−1992)に同地で創設した音楽祭「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」で演奏したマーラーの交響曲第1番の貴重な音源がマスタリングを施されARS Produktionから登場!!
カッセル宮廷歌劇場の第2指揮者を務めるなどマーラーとも縁の深い都市であるカッセルでアダム・フィッシャーが立ち上げたマーラー・フェスト・カッセル。
第1回目(1989年)の音楽祭でのフェスティヴァル・オーケストラの結成に賛同する形で、ドイツやオーストリアなどのオーケストラから名手たちが続々と参加。
オーボエとクラリネットはウィーン・フィルとウィーンSOから、弦楽器セクションはシュターツカペレ・ドレスデンやチェコ・フィル、ハンガリー国立歌劇場管など、そして金管セクションは様々なドイツのオーケストラ、さらにはコンセルトヘボウ管のメンバーたちが参加するなど豪華な陣容が実現!
カッセルの国立劇場で大活躍中だったアダム・フィッシャーのタクトに応え、ヨーロッパの名門オーケストラから集まった名手たちが白熱のマーラーを繰り広げてくれています!マーレリアン要注目!!
ARS-38260(1SACD)
南米の祭典
ヴィラ=ロボス:ブラジルの詩
野生の詩
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ 第1番Op.22
 アルゼンチン舞曲集 Op.2
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2018年5月月、ベーゼンドルファー・クラヴィアファブリック、ウィーナー・ノイシュタット、オーストリア
ジャンルや国境を越えて活躍するドイツのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケが自身の愛する南米大陸に捧げた1枚。ヴォイケは3歳より学び始めたジーゲン音楽学校でアルゼンチンのピアニスト、アルド・アントニアッツィにヒナステラを教わり、その音楽に魅了されたといいます。またヒナステラのアカデミックな作曲方法とは対照的な、ブラジルのヴィラ=ロボスの音楽にも特別な魅力を感じるようになり、両者を並べ南米大陸への愛と感謝を込めたアルバムが生み出されました。
ピアニストのためのさまざまな国際コンクールで1位を獲得し、クラシックのみならずロックやソウル、ジャズなどジャンルを横断して活躍しているヴォイケ。彼の完成された技術と高い音楽性が、これらの民族色の強い音楽の中にある、噴き出すような野性味と繊細な優しさ、そして生き生きとした喜びを見事に描き出しています。力強いラテンのリズムをお楽しみください。
ARS-38261(1SACD)
リスト、バッハ、メシアン、リゲティ:ピアノ作品集(ビヨンド)
リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」
バッハ(ブゾーニ編):いざ来ませ、異邦人の救い主よ
リスト:バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」とロ短調ミサ曲の「十字架につけられ」の通奏低音による変奏曲
バッハ(ジロティ編):前奏曲とフーガ ロ短調
リスト:詩的で宗教的な調べ - 第3曲 孤独のなかの神の祝福
プロコフィエフ:4つの小品 Op.4 - 第4曲 悪魔的暗示
メシアン:幼な子イエスにそそぐ20の眼差し-第15曲 幼子イエスの接吻
リゲティ:練習曲集 第2巻 - 悪魔の階段
カタリーナ・トロイトラー (P)

録音:2018年1月
リストやバッハによる敬虔な祈りの音楽と悪魔的な音楽を交互に並べた「天国と地獄」的コンセプト・アルバム。ひとりのピアニストがこれらの作品を見事に弾き分け、各曲のキャラクターを引き出してゆくさまを聴くのは、特別な喜びがあります。カタリーナ・トロイトラーはドイツのエアフルト生まれのピアニストで、ハノーファーの音楽大学でベルント・ゲツケに師事。その後、東京音楽大学で学び、コンセルヴァトワールではジャック・ルヴィエに師事し、修士号を取得した実力派です。
ARS-38262(1SACD)
優美な愛情〜メタスタージオの「デモフォーンテ」に基づくアリア集
アンフォッシ:Se tutti i mali miei
ガルッピ:In te spero
ヨハン・クリスティアン・バッハ:Misero pargoletto
ミスリヴェチェク:Che mai risponderti
ヨンメッリ:Oh Dei! Perche tanto furore?
モーツァルト:Non curo l'affetto K.74b
ベルナスコーニ:Qual terra e questa?
サルティ:Fermati! Ah, non m'ascolta
シャルロット・シェーファー(S)、
コンチェルト・コン・アニマ、
ミヒャエル・プライザー(指)

録音:2017年7月25日−29日、クンストパラスト美術館ローベルト・シューマン・ホール(デュッセルドルフ、ドイツ
18世紀イタリアの詩人でオペラ台本の作家、ピエトロ・メタスタージオの台本「デモフォーンテ」に基づく大作曲家たちや、音楽学者のクリスティーネ・ラウターによって発見されたアリアを集めたコンセプト・アルバム。012年にモーツァルトの歌劇「ポントの王ミトリダーテ」でデビューを果たしたソプラノ、シャルロット・シェーファーは、現在、ドイツ、イタリア、フランス、ラトビア、ハンガリー、スイスなどで活躍中。エッセン音楽大学でカウンターテナーのマルティン・ヴェルフェルに師事し、古楽系ソプラノとしてのキャリアも歩んでいる若きヴィルトゥオーゾです。
ARS-38263(1SACD)
影から光へ
クライン:弦楽三重奏曲
ドホナーニ:弦楽三重奏のためのセレナード Op.10
ヴァインベルク:弦楽三重奏曲 Op.48/クラ:弦楽三重奏曲
トリオ・ゴルトベルク〔リーザ・ケロブ(Vn)、フェデリコ・フッド(Vc)、ティエリー・アマーディ(P)〕

録音:2018年2月1日−4日、トーンスタジオ(ヴァルデンブルク、スイス )
クライン、ドホナーニ、ヴァインベルク、そしてジャン・クラという、いかにも玄人好みしそうな味わい深いプログラムを組んできたトリオ・ゴルトベルクは、モナコのモンテカルロPOで活躍する3人の実力派たちによって結成されたアンサンブル。トコヴェツキー編曲のゴルトベルク変奏曲をアンサンブルの名前に冠するトリオ・ゴルトベルクの主なレパートリーは、モーツァルトからシュニトケまでと膨大!ナントやエカテリンブルクのラ・フォル・ジュルネ音楽祭に招聘されるなど、ヨーロッパで注目度を高めているアンサンブルです。
ARS-38264(1SACD)
ピアノ三重奏曲集
コルンゴルト:ピアノ三重奏曲ニ長調 Op.1
ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.3
シュテファン・ツヴァイク・トリオ〔シビラ・コンスタンティノワ(P)、白井 圭(Vn)、トリスタン・コルヌ(Vc)〕

録音:2018年5月
日本音楽コンクールで第2位及び増沢賞を受賞し、神戸市室内合奏団(旧称)のコンサートマスターを務めた白井圭が参加するピアノ三重奏団"シュテファン・ツヴァイク・トリオ"。オーストリアの作家シュテファン・ツヴァイクの名を冠し、ARDミュンヘン国際コンクールで第2位、ハイドン国際室内楽コンクールで第1位及び聴衆賞を獲得してきたトリオが弾く、オーストリアの作曲家による2つのピアノ三重奏曲。
ARS-38265(1SACD)
コントラファゴットの為の音楽
ケース・オルタイス(1940-):ファゴット,コントラファゴットと弦楽四重奏の為の序奏とアレグロ(2006) #
ゲアハルト・ドイチュマン(1933-):コントラファゴット・ソナタ DWV 133(1998)(*/+)
ヴィクトル・ブルンス(1904-1996):2つの小品 Op.57(1975) +
6つの小品 Op.80(1986) *
コントラファゴット協奏曲 Op.98(1992)(#/++)
エフライン・オスチェル(1974-):孤独**
ハンス・アグレダ(コントラFg)
マティアス・ラーチ(Fg)*
アンナ・キリチェンコ(P)+
エマヌエル・フォルニ(ギター **)
チューリヒ・トーンハレO員 #
パオロ・ムニョス=トレド(指) ++

録音:2018年7月1-4日、チューリヒ大学、チューリヒ、スイス
ダブルリード楽器のファゴットはファゴットでも、さらに低音楽器の"コントラファゴット"のソロ楽器としての魅力にフォーカスした大注目盤!
現在、チューリッヒ・トーンハレOのソロ・コントラファゴット奏者として活躍中のハンス・アグレダは、1981年ベネズエラ出身のファゴッティスト。
母国ベネズエラで学んだ後、ドイツへと渡りRCOの名手グスターヴォ・ヌニェスやクラウス・トゥーネマンに師事。シモン・ボリヴァル・ユース・オーケストラに参加した経歴を持ち、現在はコントラファゴットのスペシャリストとして、ベルリン・フィルやバイエルンRSO、バイエルン国立歌劇場、WDRSOなどにも招かれるなど大活躍中です。
ダブルリードならではの艶と幅のある音色、迫力の重低音、そして圧巻のテクニックは、低音楽器ファン要チェックです。
ARS-38266(1SACD)
ウヴァガ!〜人類はみな兄弟
ベートーヴェン(ケーニヒ編):ピアノ・ソナタ第14番「月光」、
 エリーゼのために、交響曲第7番
ベートーヴェン(マウラー編):カヴァティーナ
ケーニヒ:人類はみな兄弟
ベートーヴェン(ケーニヒ編):歓喜の歌
ベートーヴェン(マウラー編):パテティック・アレグロ、パテティック・アダージョ
ウヴァガ!〔クリストフ・ケーニヒ(Vn&Va)、モーリス・マウラー(Vn)、ミロスラフ・ニシッチ(アコーディオン)、マティアス・ハッカー(Cb)〕、
エッセン・フォルクヴァンク室内O、
ヨハネス・クルンプ(指)

録音:2018年7月18日−20日、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
クラシック、ジャズ、東欧の民族音楽、パンク、ロック、インプロ・・・。ヴァイオリン(&ヴィオラ)、アコーディオン、コントラバスの四重奏で、ジャンルの壁を超越したクロスオーヴァ―・プログラムで常に聴衆を沸かせてくれるドイツのアンサンブル(バンド)「ウヴァガ!」の最新作のテーマは「ベートーヴェン」!
今回のクロスオーヴァ―・「ベートーヴェン」・プログラムでウヴァガ!は、エッセン・フォルクヴァンク室内Oと共演。様々なジャンルのスタイルとベートーヴェンの音楽を組み合わせ、楽聖の音楽に対する新しい視点を生み出してくれています。
ウヴァガ!のメンバーたちによって新たな生命を吹き込まれ、ユーモアと好奇心に満ちた姿へと進化したクロスオーヴァー・ベートーヴェン。ベートーヴェン・イヤーをさらに彩るユニークで、少し風変わりなアニヴァーサリー・リリースです!
ARS-38267(1SACD)
愛の影〜フルートとピアノのための編曲集
シューベルト(ヒュンテラー編):アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
フランク(ウッドフル=ハリス編):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
シューマン(ラロック編):3つのロマンス Op.94
シューベルト(スミルノヴァ編):アッツェンブルク舞曲第3番ニ長調 D.365-29、
 感傷的なワルツ イ長調 D.779-13
シューベルト(デ・サリス編):セレナード D.957-4ソ
フィア・デ・サリス(Fl)、
イリーナ・クラスノフスカ(P)

録音:2018年7月、インマヌエル文化センター(ドイツ)
モスクワ音楽院からバーゼル音楽院へと渡り、巨匠フェリックス・レングリの下で研鑽を積んだロシア系スイスの女流フルーティスト、ソフィア・デ・サリスが奏でるリリカルなフルートのためのトランスクリプション・プログラム。2018年からはスイスのジエ音楽祭の芸術監督を任されるなど、すでに実績十分のデ・サリス。モダン、ピリオドの両方のステージで活躍を続けるデ・サリスが、フランクのヴァイオリン・ソナタやシューベルトのアルペジョーネ・ソナタなどの"フルート版"を美しく、ロマンティックに披露してくれます。
ARS-38268(1SACD)
デビュー〜ハーモニカとピアノのための作品集
バッハ:フルート・ソナタ ト短調 BWV.1020
コジンスキ:鉄の男/ヌス:小品
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ラインフェルド&ヌス:即興T
ピシンギーニャ:カリニョーゾ
ラインフェルド:142857
ヌス:福島への哀歌/浜渦正志:Op.6
バッハ:シシリアーノ
ラインフェルド&ヌス:即興U
コリア:500マイルズ・ハイ
和田薫:流れ
ド・バンドリム:カリオカの夜
コンスタンティン・ラインフェルド(ハーモニカ)、
ベンヤミン・ヌス(P)

録音:2018年5月28日−30日、インマヌエル文化センター(ドイツ)
ドイツの権威ある音楽賞「オーパス・クラシック賞(OPUS KLASSIK)」において、2019年の若手器楽奏者部門賞に選出されるという快挙を成し遂げたハーモニカ奏者コンスタンティン・ラインフェルドとピアニスト、ベンヤミン・ヌスのデュオによるデビュー・アルバム!2010年のフランクフルト・ミュージック・フェアで初のライヴを開催して以来、その圧倒的なテクニックとパフォーマンスがドイツ国内で話題を呼んできたハーモニカの若きヴィルトゥオーゾ、コンスタンティン・ラインフェルド。アメリカのジャズ・ハーモニカ・プレーヤーでありピアニストでもあるハワード・レヴィに師事したラインフェルドの1つのジャンルにとらわれないその活動はこの「デビュー」のプログラムにも確実に表現されています。圧巻のハーモニカの芸術にご注目下さい。
ARS-38269S(1SACD)
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
エチュード=ポエム ト短調 Op.9(世界初録音)*
ノエ・乾(Vn)、
マリオ・ヘリング(P)*

録音:2018年11月、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
イザイの系譜に連なる演奏技術の手ほどきをベルギーで受けたこと、また「7月16日」という同じ誕生日であることから、イザイと自身との運命的な繋がりを感じ続けてきたノエ・乾が、イザイ生誕160周年となった2018年に満を持して大作「6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」をレコーディング!
今回の録音に臨むにあたりノエ・乾は、ベルギー女王エリザベート(1858−1931)がヴァイオリン教師だったイザイに1929年のクリスマス・プレゼントとして贈ったいうイザイの個人所蔵品だった特別かつ大変貴重な『弓(ウジェーヌ・二コラ・サルトリ製作)』を使用。
しかもフランスの工場で再発見されたリールの型に基づいて製作されたE線「イザイ」を用いるなど、ノエ・乾の今回のイザイの録音へかける情熱は凄まじいものがあります。
プログラムの掉尾を飾る「エチュード=ポエム ト短調」は、1900年から1901年にかけて作曲された4曲の中の1曲で唯一未出版となっていた非常に珍しい作品であり、今回、楽譜が所蔵されているブリュッセル王立図書館の協力により「世界初」の録音が実現しました。
フランコ=ベルギー楽派の伝統を受け継ぐヴァイオリニストであると同時に、この伝統に新風を吹き込むノエ・乾。圧巻のイザイにご期待下さい!
ARS-38270(1SACD)
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番ロ短調 Op.58
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.87
レティシア・ゴメス=タグレ(P)

録音:2018年9月4-6日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
国際的な名声を確立しているメキシコのピアニストの1人、レティシア・ゴメス=タグレのソナタ・アルバムはショパンとリストの王道路線にスカルラッティを加えたオリジナリティを感じさせるプログラム。 メキシコ・シティ出身のレティシア・ゴメス=タグレは、メキシコでマヌエル・デラフロールにピアノを師事した後、パウル・バドゥラ=スコダやイェルク・デームスのマスタークラスで巨匠たちのピアニズムを体感。 メキシコ国内のコンクールでの入賞歴も多く、国際コンクール・サラ・ショパンで1位に輝いています。ショパン、リストでの堂々たる演奏、短調のスカルラッティのソナタでの陰影が印象的です。
ARS-38271(1SACD)
プログレス〜ピアノと管楽器のための作品集
ドルマン:イェルサレム・ミックス(世界初録音)
ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 Op.16
ヘルツォーゲンベルク:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 Op.43
ピアノウィンドテット「アンサンブル4.1」〔トーマス・ホッペ(P)、イェルク・シュナイダー(Ob)、アレクサンダー・グリュックスマン(Cl)、クリストフ・クニット(Fg)、フリッツ・パールマン(Hrn)〕

録音:2017年6月26−28日、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ
ピアノウィンドテット「アンサンブル4.1」は、「4本の管楽器」と「1台のピアノ」による「五重奏曲」の演奏のために結成されたドイツの室内楽団。
同編成のための傑作中の傑作であるベートーヴェンの「Op.16」に、19世紀ウィーンのヘルツォーゲンベルク、2007年の新作で世界初録音となるアヴネル・ドルマン(1975−)の「イェルサレム・ミックス」をカップリングしたバランスのよいプログラムは、参考音源としても重宝されることでしょう。
メンバーもイェーナ・フィルとカメラータ・ザルツブルクで活躍するオーボエのイェルク・シュナイダー、ベルリンSOの首席クラリネット奏者イェルク・シュナイダーなど実力者揃いです。
ARS-38272(1SACD)
フリードリヒ・グルダ(1930-2000):チェロと吹奏楽の為の協奏曲
ショスタコーヴィチ (アレクサンダー・ヴァーゲンドリステル(1965-) 編):チェロと吹奏楽の為の組曲
ワルツ(ジャズ組曲 第1番Op.38 より)
ポルカ(ジャズ組曲 第1番Op.38 より)
感傷的なロマンス(バレエ組曲 第2番Op.36 より)
フォックストロット(ジャズ組曲 第1番Op.38 より)
コントルダンス(映画音楽 「馬あぶ」 Op.97a より)
春のワルツ(バレエ組曲 第2番Op.36 より)
ギャロップ(映画音楽 「馬あぶ」 Op.97a より)
ロマンス(映画音楽 「馬あぶ」 Op.97a より)
行進曲(舞台管弦楽の為の組曲(ジャズ組曲 第2番) より)
ギャロップ(バレエ組曲 第3番Op.39 より)
民衆の祭典(映画音楽 「馬あぶ」 Op.97a より)
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)
ウィーン・コンツェルト・フェライン(吹奏楽)
ルドルフ・ピールマイヤー(指)

録音:2018年9月、Studio Tonzauber、ウィーン、オーストリア
ARS Produktionの看板アーティストの一人でもあるオーストリア出身のチェリスト、フリードリヒ・クラインハプルによる「チェロと吹奏楽(ウィンド・オーケストラ)」の為のアルバム。
「ウィーン三羽烏」の一人であるフリードリヒ・グルダの吹奏楽伴奏によるチェロ協奏曲と、ショスタコーヴィチの様々なバレエ音楽、映画音楽、ジャズ組曲等から集めた「チェロ組曲」。ともに優れたピアニストであり作曲家であった(作曲や音楽活動にジャズを大きく取り入れたという共通点も持つ)二人の巨人を結び付ける。クラインハプルの饒舌なチェロはもちろん、ウィーンSOのメンバーからなる室内オーケストラ「ウィーン・コンツェルト・フェライン」(今回は吹奏楽編成)の軽妙洒脱な演奏も見事。
ARS-38273(2SACD)
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調 「大ソナタ」 Op.37
四季 Op.37a*
エレーナ・マルゴリナ(P)
ボリス・ハイト(ナレーター*)

録音:2018年6月、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
サンクトペテルブルク音楽院とデトモルト音楽院でピアノを学んだエレーナ・マルゴリーナは、1995年にドルトムントで行われた第5回国際シューベルト・ピアノ・コンクールで第1位に輝いた実績を持つピアニスト。 今回のチャイコフスキーをはじめロシア音楽の演奏と解釈には定評があり、2014年からは母校でもあるデトモルト音楽大学のピアノ科教授として後進の育成にもあたっています。
ARS-38274(1SACD)
ウエスタン・ムード 弦楽合奏の為の音楽
アーロン・ジェイ・カーニス(1960-):天上の音楽 [Musica Celestis](弦楽合奏の為の)
アラン・ホヴァネス(1911-2000):弦楽合奏の為の組曲 「ある芸術家の記念に」 Op.168
ガーシュウィン:子守歌(弦楽合奏の為の版)
ヴィクター・ハーバート(1859-1924):弦楽合奏の為の3つの小品
ガーシュウィン(ダニエル・シュナイダー編):ジョージ・ミーツ・ゲオルク(サマータイム) [George meets Georg(Summertime)](ソプラノサクソフォンと弦楽合奏の為の)
ミック・ジャガー (1943-) &キース・リチャーズ(1943-)(ダニエル・シュナイダー編):ローリング・ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」による変奏曲(弦楽合奏の為の)
ダニエル・シュナイダー(1961-):ネイの為の協奏曲 [Concerto for Nay] から カラチ(弦楽合奏の為の)
ジミ・ヘンドリックス(ダニエル・シュナイダー編):パープル・ヘイズ変奏曲(弦楽合奏の為の)
デューク・エリントン(ダニエル・シュナイダー編):イン・ア・センティメンタル・ムード(弦楽合奏の為の)
ダニエル・シュナイダー:グリーンスリーヴズ変奏曲(弦楽合奏の為の)
バーバー:弦楽の為のアダージョ
アンサンブル・エスペランサ(弦楽合奏)
シュシャヌ・シラノシアン(コンサートマスター)

録音:2018年10月14-18日、アンゲリカ・カウフマン・ホール、シュヴァルツェンベルク、
オーストリア
アンサンブル・エスペランサは、2015年にリヒテンシュタイン国際音楽アカデミーによって設立された弦楽オーケストラ。世界中から若き才気煥発なミュージシャンが集まり、リヒテンシュタイン、ドイツ、オーストリア、スイスのコンサートホールや音楽祭で演奏しています。サード・アルバムとなる「ウェスタン・ムード」では、スイス出身NY在住のコンポーザー=サクソフォニスト、ダニエル・シュナイダーの編曲によるガーシュウィンやグリーンスリーヴス、そしてローリング・ストーンズやジミ・ヘンドリックスの音楽などを含む、北米の作品集。
ARS-38275(1SACD)
ストーリーズ〜チューバ、ピアノとヴィブラフォンのための音楽
ルルー:ストーリー・ムード
ジョビン:想いあふれて
ルルー:ラテン組曲
ヴァイル:スピーク・ロウ
ジョビン:トリスチ
ガルデル:ポル・ウナ・カベサ
ヴァイル:ユーカリ、マッキーの哀歌
サティ:ジュ・トゥ・ヴ
アーン:クロリスに
ブラームス:子守歌
ヴァイル:光の中のベルリン
コスマ:枯葉
ルグラン:風のささやき、春を信じて
 シェルブールの雨傘
ムスタキ:ブルネットの貴婦人
ロード:ストーリーズ
トマ・ルルー・トリオ〔トマ・ルルー(チューバ)、キム・バルビエ(P)、カイ・シュトローベル(ヴィブラフォン)〕

録音:2018年12月17日−20日、UFOサウンド・スタジオ(ベルリン、ドイツ)
19歳の若さでマルセイユ・オペラ座Oの首席奏者に就任し、2012年には24歳でフランスの音楽賞「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク・クラシック」にチューバ奏者として初めて「年間最優秀器楽ソリスト賞」に選出されるなど、同国の金管楽器界に旋風を巻き起こしているトマ・ルルーが、ピアノ、ヴィブラフォントのトリオでレコーディングを敢行!
ルルーの自作やジョビンの音楽、アーンやブラームス、ヴァイル、そしてルグランやコスマなどバラエティに富んだプログラムをルルーと共に繰り広げるピアノのバルビエとヴィブラフォンのシュトローベルもかなりの実力者。シュトローベルは、2014年のミュンヘン国際音楽コンクールのセミファイナリスト、2015年の国際パーカッシヴ・リンツ・マリンバ・コンクールの第1位&聴衆賞を受賞した実績の持ち主です。
ルルーの使用楽器は、メルトン・マイネル・ウェストンの「フレンチ・タッチ・チューバ2250TL」です。
ARS-38276(1SACD)
東欧を旅して
ウィルケ:無伴奏ヴァイオリンのための狂詩曲Op.2「詩曲」
ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタ嬰ハ短調 Op.21
スーク:4つの小品 Op.17
プロコフィエフ
:5つのメロディ Op.35bis
ヴィエニャフスキ:グノーの歌劇「ファウスト」の主題による華麗なる幻想曲 Op.20
ミレーナ・ヴィルケ(Vn)、
タチアナ・チェルニチュカ(P)

録音:2018年11月、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
2016年にベルリンで開催されたコンクール「Ton und Erklarung」で第1位に輝くなど、ドイツ国内を中心に活発な活動を展開している1996年フライブルク出身の女流ヴァイオリニスト、ミレーネ・ヴィルケが奏でる東欧作品の数々。インゴルフ・トゥルバンの下で学士号を取得し、2019年にはベルリンのハンス=アイスラー音楽大学でアンティエ・ヴァイトハースに師事するなど、世界的名手たちの指導により着実に成長を遂げている有望株の1人です。
ARS-38277(1SACD)
イヴァン・ベソノフ・プレイズ・ショパン
ショパン:マズルカ 変ホ短調 Op.24-4
マズルカ イ短調 Op.17-4
練習曲 ホ長調 Op.10-3
練習曲 ハ短調 Op.10-12
ワルツ 変イ長調 「大円舞曲」 Op.42
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
夜想曲 嬰ハ短調(遺作)
ポロネーズ 嬰ヘ短調 Op.44
ピアノ・ソナタ 第2番「葬送」Op.35
イヴァン・ベソノフ(2002-):きりん
ワルツ イ短調/ワルツ ロ短調
イヴァン・ベソノフ(P)

録音:2018年11、12月、モスクワ音楽院付属中央音楽学校コンサートホール、モスクワ、ロシア
ユーロヴィジョン・ヤング・ミュージシャン2018で優勝したロシアのピアニスト、イヴァン・ベソノフが弾くショパン。サンクトペテルブルクの国際ショパン・ピアノ・コンクールやモスクワのグランド・ピアノ・コンクール、サンクトペテルブルクのアントン・ルビンシテイン・ピアノ・コンクール(The Piano Miniature in Russian Music)などでも優勝し、ゲルギエフ、フェドセーエフ、スピヴァコフらロシアの巨匠たちと共演してきた実力者です。また、2015年には映画音楽で作曲家デビューも果たしており、このアルバムでも自作のピアノ作品を3曲収録しています。
ARS-38278S(1SACD)
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調 KV.563
弦楽三重奏曲楽章 ト長調 KV.562e/Anh.66
トリオ・オレアーデ〔石橋幸子(Vn)、ウルズラ・ザルンタイン(Va)、クリスティーネ・フー(Vc)〕

録音:2018年12月4日−6日、ドイツ
"トリオ・オレアーデ"は、スイスを拠点に活動し、ミュンヘン国際弦楽三重奏コンクールで第1位を受賞している弦楽三重奏団。3人ともが、ハービスロイティンガー・ストラディヴァリ財団から貸与されたストラディヴァリウスを使用しているトリオ・オレアーデのセカンド・アルバムは、モーツァルトの最高に熟練した作曲技術が発揮された、弦楽三重奏のための「ディヴェルティメント」KV.563。
ヴァイオリン奏者の石橋幸子(いしばしゆきこ)は、ドイツのリューベックでザハール・ブロン教授に師事し、数々の音楽コンクールで受賞。スイスの名門チューリヒ・トーンハレOのヴァイオリン奏者としても活動している名手。ドイツのウルズラ・ザルンタインもチューリヒ・トーンハレOで第2ヴァイオリン奏者からヴィオラ奏者へと転向して活動。台湾出身の両親の下、ウィーンで生まれたクリスティーネ・フーは、現在はハンブルク州立POのメンバーとして活動しています。
ARS-38279(1SACD)
カボークロ〜リコーダー四重奏によるブラジルの音楽
ヴィラ=ロボス:アリア(ブラジル風バッハ第5番より)、
 ショーロ第4番、カボークロの伝説
レスカラ:アーサー王のピファロスのバンド
ジナタリ:四重奏曲第3番、
 カンティレーナ、セレスタ第1番「サンバ」、
 セレスタ第2番、レンダ
ゲーハ=ペイシェ:ムラーオ
ヴォルフ:フラウタタ・ドーチェ
クインタエッセンチア・リコーダー四重奏団〔グスターヴォ・デ・フランシスコ、レナータ・ペレイラ、ペドロ・リベイラン、フランシエラ・パイシャオ〕

録音:2019年4月、インマヌエル文化センター(ドイツ)
2006年にブラジルのサンパウロで結成され、南米各国はもちろんのことヨーロッパを含む世界規模での活躍を展開しているアンサンブル、クインタエッセンチア・リコーダー四重奏団が母国ブラジルの音楽に回帰!
ブラジルの先住民とヨーロッパ人との混血の呼称である「カボークロ」をテーマとしたブラジリアン・プログラムは、2016年からメンバーたちが構想を練り続けてきた20世紀ブラジルの作品集。
近代ブラジルの巨匠ヴィラ=ロボス、ハダメス・ジナタリ(1906−1988)やダニエル・ヴォルフ(1967−)などの作品を、ソプラノからF管のコントラバス、C管のグレートバス・リコーダーを駆使し、熱く、民族色と色彩感豊かでリズミカルな演奏を繰り広げてくれています。ブラジル音楽、ラテン音楽ファンにもおススメしたいリコーダー・アルバムです。
ARS-38280(1SACD)
ティルセン・ミーツ・ショパン
ショパン:ワルツ変二長調 Op.64-1
ティルセン:いさかい、アメリのワルツ
ショパン:夜想曲変ホ長調 Op.9-2
ティルセン:ある午後のかぞえ詩、カスケード通り
ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 Op.posth
ティルセン:サマー'78
ショパン:ワルツ嬰ハ短調 Op.64-2
ティルセン:ポルツ・ゴレ、パーン、
 ユジン、ペン・アル・ラン
ショパン:バラード ト短調 Op.23-1
イエヴァ・ドゥダイテ(P/Shigeru Kawai SK-EX)

録音:2019年1月14日−16日
バルト三国最南端の国、リトアニア出身の女流ピアニスト、イエヴァ・ドゥダイテのデビュー・アルバムは、ピアノの詩人ショパンと、日本でもブームとなった映画「アメリ」の音楽を担当したフランスの音楽家ヤン・ティルセン(1970−)の作品を組み合わせたユニークかつ詩情にあふれたプログラム!
ドゥダイテは2018−2019シーズンに故郷のリトアニアの各地で「アメリとショパン」プログラムを披露し大喝采を浴びており、万全の準備を整えて臨んだこのデビュー盤に対する情熱、本人の期待度はかなりのものがあります。
19世紀のクラシック界を代表する「美メロの宝庫」であるショパンの音楽、そして現代フランスの「美メロの宝庫」であるティルセンの音楽が、リスナーを美しきピアノの世界へと誘ってくれることでしょう。
ドゥダイテの使用ピアノは、カワイピアノのフラッグシップに位置付けられているフルコンサートピアノ「Shigeru Kawai SK-EX」。その音色にも要注目です。
ARS-38281S(1SACD)
クララ・シューマンへのオマージュ〜ブラームス:オリジナル作品と編曲
ブラームス:幻想曲集 Op.116
バッハ(ブラームス編):シャコンヌ ニ短調(左手のための)
ブラームス:主題と変奏ニ短調
ブラームス(シュタルク編)ハイドンの主題による変奏曲 Op.56(2手ピアノ版)
ブラームス(キルヒナー編):ピアノと声楽のための曲集より 眠りの精(世界初録音)
ロベルト・ケラー:ブラームスの「子守歌」によるピアノのためのパラフレーズ
永木早知(P/スタインウェイ)

録音:2018年11月19日−21日、インマヌエル文化センター(ドイツ)
40年以上続いたヨハネス・ブラームスとクララ・シューマンの類まれな芸術家同志の友情関係をテーマとし、ブラームスのオリジナル作品だけでなく、ブラームスの編曲による左手版のバッハの「シャコンヌ」を組み込んだ美しいプログラム。
永木早知は、東京芸術大学卒業後に渡欧し、英国王立音楽大学大学院、フィンランドで研鑽を積んだ日本人ピアニスト。フィンランドではネイガウスとマガロフの弟子であるニキタ・ユジャニンに師事し、ロシアン・ピアノ・スクールを学んでいます。
ARS-38282(1SACD)
パレット〜フルートと弦楽アンサンブルのための作品集
フォーレ:幻想曲 Op.79
ユー:幻想曲
タファネル:アンダンティーノとアレグレット・グラツィオーソ
ジョリヴェ:ファンタジー・カプリス
フランセ:ディヴェルティメント
ボザ:アリア
ゴダール:3つの小品による組曲 Op.116
イベール::アリア
ボルヌ:カルメン幻想曲
アーン:女神のための踊り
ナサニエル・キャレ(Fl)、
アンサンブル・ニュアンツ〔エフゲニー・ポポフ(Vn)、アレクサンドル・ユッソー(Vn)、ヤン・メリヒャル(Va)、ロビン・ポルタ(Va)、ヤン・パス(Vc)、シュテファン・コッホ=ロース(Cb)〕

録音:2019年2月19日−21日、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
22歳でローター・ツァグロゼクのシュトゥットガルト州立Oのソロ・フルート奏者に就任したフランス出身の若きフルーティスト、ナサニエル・キャレのソロとアレンジによる、フルートと弦楽六重奏のための作品集。
フォーレやイベール:、アーンからフランセ、ジョリヴェまで、フランスのフルートの歴史をたどる充実のプログラムです。キャレと共演の弦楽器陣もシュトゥットガルト州立Oが中心で実力者揃い。キャレの堂々たるソロ、バックを支える弦楽器陣の分厚いサウンドをARSの優秀録音で。
ARS-38284(1SACD)
ラインベルガー:管弦楽のための交響的絵画「ヴァレンシュタイン」Op.10(ヴァレンシュタイン交響曲) フローリアン・クルンペック(指)、
リヒテンシュタインSO

録音:2019年1月、サル・シャーン(リヒテンシュタイン)
リヒテンシュタイン公国の首都ファドゥーツで生を受けた19世紀の大作曲家、ヨーゼフ・ラインベルガー(1829−1901)の 代表的な管弦楽作品であり、交響曲第1番とも称される「ヴァレンシュタイン Op.10」を、作曲者の母国のオーケストラ、リヒテ ンシュタインSOがレコーディング! ラインベルガーの「ヴァレンシュタイン」は、30年戦争(1618−1648)時代に圧倒的な強さを誇ったボヘミアの傭兵隊長で、大 元帥、バルト海提督、侯爵にまで上り詰めたものの、謀反の疑いをかけられ神聖ローマ皇帝の命により暗殺された悲劇の英雄、 アルブレヒト・フォン・ヴァレンシュタイン(1583−1634)の生涯を描いた大作。 リヒテンシュタイン公国の建国300周年を記念して録音、さらにはSACD Hybrid Multichannel盤として製作されたリヒテンシュ タインSOによる「ヴァレンシュタイン」は、オルガン作品や宗教曲の大家として知られながらも、歴史の陰に隠れがちな ラインベルガーの功績を華々しく現代に広げてくれることでしょう!
ARS-38283(1SACD)
シューベルティアーデ・オン・ピアノ
シューベルト:ピアノのための3つの小品 D.946
シューベルト(リスト編):12のリート S.558より 水の上で歌う、
 セレナード、さすらい人
シューベルト
:「さすらい人」によるピアノのための幻想曲ハ長調 D.760
ユリア・リンダーレ(P)

録音:2018年9月7日−9日、モーツァルテウム音楽大学(ザルツブルク、オーストリア)
この録音に寄せる意気込みの強さを感じさせるジャケット写真が印象的なユリア・リンダーレは、1990年、ドイツのバイエルン州、メミンゲン出身のピアニスト。
13歳でプロコフィエフのピアノ協奏曲第1番を弾いてコンサート・デビューを果たしたリンダーレは、ウィーン・ムジークフェラインのグラス・ザール、コペンハーゲンのチボリ・コンサート・ホールにも出演するなど着実に活躍の幅を広げています。
ハノーファー、ザルツブルク、ウィーンでピアノを学び、独墺系の王道を歩む才能のシューベルトの解釈にご注目下さい。
ARS-38285(1SACD)
モーツァルト:フルート四重奏曲集(ピリオド楽器使用)
フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285
フルート四重奏曲第2番ト長調 K.285a
フルート四重奏曲第3番ハ長調 K.Anh.171/285b
フルート四重奏曲ヘ長調 K.370/368b(ホフマイスター編)
フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298
カレル・ヴァルター(フラウト・トラヴェルソ)、パブロ・バレッティ(Vn)、ピーター・ビアリー(Va)、ペトル・スカルカ(Vc)

録音:2018年5月31日−6月3日、スタジオ・ヴァルデンブルク(スイス)
ピリオド楽器使用による軽やかで、そしてまろやかなモーツァルトのフルート四重奏曲集。
全曲で非常にレベルの高い演奏を披露してくれているが、それもそのはず、参加メンバーの大半はあの古楽アンサンブル、カフェ・ツィマーマンのメンバーという豪華布陣!
セリーヌ・フリッシュと共にカフェ・ツィマーマンを創設したアルゼンチン出身のバロック・ヴァイオリニスト、パブロ・バレッティを筆頭に、ここでは完全に主役の座を務めているトラヴェルソのカレル・ヴァルター、縁の下の力持ちであるチェリストのペトル・スカルカに加え、アメリカのイェール大学で学んだ後にグラナダへと渡り、同地でグラナダ・バロックOを創設したピーター・ビアリーが参加しているのだから、演奏が素晴らしいのも当然と言えるでしょう!
ARS-38286(1SACD)
東と西
マノリス・カロミリス(1883-1962):5つの前奏曲
バルトーク:6つのルーマニア民俗舞曲 Sz.56
ショパン:ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26-1
シューベルト:12のレントラー D 790
グリーグ:抒情小品集 第8巻 Op.65 から トロルハウゲンの婚礼の日(No.6)
プーランク:8つの夜想曲 FP 56
ファリャ:火祭りの踊り(バレエ「恋は魔術師」より)
ダナエ・デルケン(P)

録音:2019年5月14-15日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
1991年生まれのドイツ系ギリシャのエリート・ピアニスト、ダナエ・デルケン。卓越した技巧とカリスマ性によって、スイスの音楽誌クレッシェンドやドイツのコンチェルティ・マガジンなどによって絶賛された若き才能が、西洋と東洋のコントラストを描くプログラム。
ARS-38287(1SACD)
サウダージ
グラナドス:嘆き, またはマハと夜鳴きうぐいす、オリエンタル
ファリャ
:カンシオン(歌)
アルベニス:アストゥーリアス(伝説)
ヒナステラ:優雅な乙女の踊り
グアスタビーノ:ソナチナ
ヴィラ=ロボス:ショーロ第5番
フェルナンデス:モダ
グァルニエリ:ポンテイオ第49番
ナザレー:オデオン
レクオーナ:La32、コルドバ、ラ・コンパルサ
セルバンテス:さよならキューバよ
ソブラル(メルクジオ編):二人の愛
ノブレ:フレヴォ
ロマン・ロスバウム(P)

録音:2019年4月、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
郷愁など様々なニュアンスを持つイベリア半島の単語「サウ ダージ(Saudades)」をテーマとし、スペイン語圏、ポルトガル語圏 の作曲家たちの作品を集めた情熱と哀愁が同居する民族色豊かな ラテン・ピアノ・プログラム! 情感豊かなラテン・プログラムを奏でているのは、スイス生まれで ルクセンブルクとフランスでピアノを学んだロマン・ロスバウム。 アレクサンダー・ミュレンバッハやペーター・エフラーなどにピア ノを師事し、1998年から2008年までルクセンブルク音楽院で教鞭 を執った経歴を持つピアニストです。
ARS-38289(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、
 ピアノ・ソナタ第26番「告別」、
 創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.82
ツォイナー:ウクライナの旋律に基づくピアノのための幻想曲(世界初録音)
ドロシー・ハデム=ミサク(P)

録音:2019年11月、ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア)
ドロシー・ハデム=ミサクは、2011年にハイドンのピアノ協奏曲ニ長調でウィーン学友協会大ホールへのデビューを果たし、ボン国際ベートーヴェンピアノコンクールではベートーヴェン・ハウス賞、室内楽賞を受賞するなどの実績を持つオーストリアの女流ピアニスト。
ベートーヴェンの「悲愴」や「告別」、「変奏曲」に組み合わせたのは、19世紀ドイツの知られざる音楽家、カール・トラウゴット・ツォイナー(1775−1841)の世界初録音となる「幻想曲」。
ドレスデンで生まれたツォイナーは、ダニエル・ゴットリープ・トゥルクに指示した後、ロシアのサンクトペテルブルクへと移住。同地でクレメンティの教えから受け、グリンカとヴェルツォフスキの作曲の師となったことが知られています。
ARS-38288(1SACD)
グラナドス:ピアノ作品集
祈りの書/恋文(心のワルツ)/詩的な情景 第1集
詩的な情景 第2集/詩的なワルツ集
演奏会用アレグロ/スペイン舞曲第2番「オリエンタル」
ミリアム・バルボー=コーエン(P)

録音:2019年5月、ドイツ
ミリアム・バルボー=コーエンは、フランス出身、現在はドイツに定住しピアノを教えながら、プライベート・コンサートのソリストとしても活動しています。自閉症や学習障害の子ども達に音楽を教える特別な資格を持つというバルボー=コーエンが、情熱と優しさに満ちたグラナドスの音楽をベヒシュタインの繊細な音色で表現します。
ARS-38290(1SACD)
第1幕〜九重奏のためのオペラ組曲集
R・シュトラウス:組曲「ばらの騎士」
プッチーニ:組曲「トスカ」
ドヴォルザーク:組曲「ルサルカ」(シュテファン・ポツマン編)
アンサンブル・ミヌイ〔アンナ・マルゴウレツ(Vn)、ヘルムート・ロッソン(Vn)、ネイツ・ミコリッチ(Va)、ヴィルヘルム・プフレガール(Vc)、アンナ・グルヒマン(Cb)、ジークリンデ・グレシンガー(Fl)、シュテファン・ポツマン(Cl)、マーカス・ヘラー(Hrn)、クレメンス・ベーム(Fg)〕
主にオーストリアのクラーゲンフルト市立劇場のケルンテンSOで活躍する「5人の弦楽器奏者+4人の管楽器奏者」の「九重奏」、アンサンブル・ミヌイがクリアなサウンドと絶妙の一体感で楽しませてくれる小編成によるオペラの世界!
2016年にケルンテンSOの団員を中心として結成された九重奏団であるアンサンブル・ミヌイは、ベートーヴェンの「九重奏曲 Op.20」やシューベルトの「八重奏曲 D.803」の定番レパートリーだけでなく、大編成によるオペラの小編成化とその演奏に積極的に取り組んでおり、オペラ愛好家には新たな視点をもたらし、そして新たな聴衆をオペラの世界に招くという重要な役割を担っています。
この組曲版の「ばらの騎士」、「トスカ」、そして「ルサルカ」はアンサンブルのクラリネット奏者であるシュテファン・ポツマンの編曲によるもの。ハルモ二―ムジークが織りなす魅惑のオペラの世界を存分にお楽しみ下さい!
ARS-38291(1SACD)
ザリス:人類のためのオラトリオ「アイ・ビリーヴ」 ケルシー・カウィー(S)、ジャン=ピエール・ウエレ(T)、マルコ・ツァイラー(T)、シュテファン・ミュラー=リュペール(語り)、ソリチュード・クワイア―・シュトゥットガルト、
バイエルPO、
ベルンハルト・シュタイナー(指)

録音:2019年3月9日、ヒストリッシェ・シュタットハレ(ヴッパータール、ドイツ)
カナダ、ウィニペグ出身の作曲家、詩人、教育者であるザネ・ザニスのモダン・オラトリオ「アイ・ビリーヴ」。2009年にウィニペグSO、ソリスト、180人の合唱団によって初演が行われたザニスの代表作です。
ARS-38292(1SACD)
カラーズ・オヴ・クリスマス
ヘンデル:見よ勇者は帰る
テレマン:トランペット、2本のオーボエと通奏低音のための協奏曲第2番より アレグロ
ヴィヴァルディ:協奏曲 「冬」より ラルゴ
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番より アレグロ・アッサイ
ジョン・スタンリー:トランペット・ヴォランタリー
パーシー・フェイス:ブラジルのスレイベル
J.フレッド・コーツ:サンタが街にやってくる
ビリー・ヘイズ:ブルー・クリスマス
フェリックス・バーナード:ウィンター・ワンダーランド
タワー・ミュージック集
ステファン・ニルソン:ガブリエッラの歌
ベルンハルト・マヒャイナー:ノエル
伝承曲:今宵鳴りわたる鐘の響きは
フランツ・グルーバー:きよしこの夜
ルロイ・アンダーソン:そりすべり
レオンハルト・レープ:ア・チャイルズ・クリスマス
クリスマス・メドレー
ジェームズ・ピアポント:ジングル・ベル・ロック
バッハ
:響け、晴れやかなラッパよ
アーヴィング・バーリン:ホワイト・クリスマス
伝承曲:Andachtsjodler
レオンハルト・レープ(Tp、指)、
トランペッツ・イン・コンサート

録音:2019年8月
オーストリアのトランペット奏者兼作曲家、レオンハルト・レープが結成したアンサンブル、「トランペッツ・イン・コンサート」によるクリスマス・アルバム。伝統的なクリスマス・キャロルやバロックのクリスマス音楽から、現代の人気クリスマス・ナンバーまで、鮮やかなトランペットの響きと素敵なアレンジで収録。
ARS-38293(1SACD)
ベスト・オヴ・ワースト Vol.1
ルッキング・フォー・フリーダム/ブルー/アイム・トゥー・セクシー/アイ・ライク・トゥ・ムーヴ・イット/バービー・ガール/少女/イン・ザ・ネイヴィー/山の呼び声/Werbeblock/Ich find dich scheisse/ノー・リミット/Voyage Voyage/自転車/ザ・リズム・オヴ・ザ・ナイト/ビッチ/コットン・アイ・ジョー/マ・ヤ・ヒ/ブーム・ブーム・ブーム!
ザ・ハイ・ホース〔ステファニー・サント(Ms)、シモン・ブッヒャー(P)〕

録音:2019年8月
スイスのメゾ・ソプラノ、ステファニー・サントとスイスのピアニスト、シモン・ブッヒャーのデュオ・プロジェクト『ザ・ハイ・ホース』。クラシック音楽の高度な教育を受けた二人が、ポップ・ミュージック、ダンス音楽を大胆に取り入れ、80年代、90年代のヒット曲を独特のスタイルで歌う。
ARS-38294(1SACD)
マイール:ピアノ協奏曲第1番&第2番
ハイドン:交響曲第25番ハ長調
ヨハン・ジモン・マイール(1763−1845):ピアノ協奏曲第1番(世界初録音)、
 ピアノ協奏曲第2番(世界初録音)
エドナ・スターン(P)、
ルーベン・ガザリアン(指)、
インゴルシュタット・ジョージア室内O

録音:2019年4月、インゴルシュタット(ドイツ)
旧ソ連時代のジョージア(グルジア)で設立され、1990年にドイツのインゴルシュタットに拠点を移し多彩な活動を続ける、インゴルシュタット・ジョージア室内Oの録音集第4弾。イタリアで活躍したドイツの作曲家ヨハン・ジモン・マイール(1763−1845)は、長い間「ドニゼッティの師」としてのみ知られていましたが、近年復興が進んでおり、その流れに乗るこのレコーディングでも2つのピアノ協奏曲が世界初録音されています。ロッシーニやヴェルディも高く評価したというマイールの知られざる才能を、ベルギー=イスラエルの名女流ピアニスト、エドナ・スターンが描きます。
ARS-38295(1SACD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」
キム・ソ・ジン(Vn)、
マンハイム・プファルツ選帝候室内O

録音:2019年5月22日−23日、エピファニアス教会(マンハイム、ドイツ)
24歳でスイスのルツェルンSOのコンサートマスターに就任し、現在はドイツのミュンヘン放送Oの副コンサートマスターを務め、ハノーファー音楽演劇大学で教鞭も執っている韓国系アメリカ人の女流ヴァイオリニスト、キム・ソ・ジンが奏でる華麗なるモーツァルト。
2006年にリンカーン・センターのアリス・タリー・ホールにジュリアード・オーケストラとの共演で出演しソロ・デビュー。その後は、ソリストとしてもチェコRSOやサンクトペテルブルクSO、イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール、ブダペストSOなどと共演を重ねるなど目覚ましい活躍を展開しています。
ドロシー・ディレイ門下の田中直子、チョーリャン・リンの両氏にジュリアード音楽院で師事したキム・ソ・ジン。ジュリアード仕込みの確かな音楽性とテクニックが活きた魅力あふれるモーツァルト・アルバムです。
ARS-38296(1SACD)
詩的な情景
シューマン:子供の情景 Op.15
ライネッケ:シューマンの歌曲のトランスクリプション集〔くるみの木、君は花のよう、蓮の花、私のばら、献呈、鍛冶屋の歌〕
ヴィアナ・ダ・モッタ(1868−1948):ポルトガルの情景 Op.9
アレシャンドル・レイ・コラソ(1854−1928):ピアノのためのファド
オスカー・ダ・シルヴァ(1870−1958):「ポルトガルのページ」より 第3番ファド
エドゥアルド・ブルネ(1877−1926):ファド
ヴァスコ・ダンタス(P)

録音:2020年10月
992年ポルトガル出身、ロンドンの王立音楽カレッジとドイツのミュンスター大学で学んだ次世代ピアニスト、ヴァスコ・ダンタス。
ARS-Produktionでの最初のアルバム「詩的な情景(Poetic Scenes)」は、シューマンの「子供の情景」と、シューマンの親友でもあったカール・ライネッケがピアノ・トランスクリプションを施した歌曲集をメインに、「ポルトガルの情景」や郷愁あふれるファドなど、ポルトガルの詩的なピアノ作品を合わせて収録した、ヴァスコ・タンダスならではの趣向を凝らしたプログラムです。
ARS-38297(1SACD)
マクナルティによる1790年製のワルターと1905年製のブリュートナー
W.F.バッハ:幻想曲イ短調 F.23*
C.P.E.バッハ:アリオーソと9つの変奏曲ハ長調 Wq.118/10*、
 幻想曲変ロ長調 Wq.61/3*
ベートーヴェン:10の変奏曲変ロ長調 WoO.73*
バッハ:組曲ヘ短調 BWV.823+、
 イタリア風アリアと変奏イ短調 BWV.989+
シェーンベルク::組曲 Op.25+
アーラシュ・ロクニ(P/ポール・マクナルティ製作アントン・ワルター1790年製モデルのレプリカ*&ブリュートナー1905年製+)

録音:2019年6月17日−20日、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
当代屈指のピリオド・ピアノ製作の名工、ポール・マクナルティによる「1790年製のアントン・ワルター」のレプリカ・モデルと、1905年に製作されたオリジナルのブリュートナーのピアノを聴き比べることのできる贅沢なプログラム!
2人のバッハ(W.F&C.P.E)とベートーヴェンは「ワルターのレプリカ」、大バッハとシェーンベルク:は「ブリュートナー」で弾かれており、それぞれの作品の作風と歴史的楽器の音色のブレンド具合も絶妙です。
オーフス国際ピアノ・コンクール、第21回ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクール(ライプツィヒ)での入賞経歴を持つアーラシュ・ロクニはイランのテヘラン出身のピアニスト。
ドイツへと渡りライプツィヒとケルンでモダン・ピアノを学んだ後、フォルテピアノなど歴史的楽器の奏法をゲラルト・ハンビッツァー、ミヒャエル・ボルクシュテーデに師事するなど、モダンとピリオドのハイブリッドのプレイヤーとして活躍している注目株です。
ARS-38298S(1SACD)
スーク〜ピアノと室内楽
ヨゼフ・スーク(1874−1935):ピアノ五重奏曲ト短調 Op.8
ピアノ曲集 「人生と夢」 Op.30
キヴェリ・デルケン(P)、
クリスティアン・テツラフ(Vn1)、
フロリアン・ドンダラー(Vn2)、
ティモシー・リダウト(Va)、
ターニャ・テツラフ(Vc)

録音:2019年10月14日−17日、センデザール・ブレーメン(ドイツ)
5歳でピアノを始め、5歳のうちにハンブルクの国際スタインウェイ・コンクールで最年少の参加者として受賞、8歳でオーケストラ・デビュー、国際グロトリアン=シュタインヴェーク・コンクールでは6年連続で1等賞を受賞するなど、神童として注目を浴びてきたドイツのピアニスト、キヴェリ・デルケン。姉のピアニスト、ダナエ・デルケンとデュオを始め、特に室内楽の分野で熱心に活動し、2015年からギリシャのレスボス島で行われているモリヴォス国際音楽祭の創設者兼芸術監督を姉妹で務めています。
ドヴォルザーク、ヤナーチェクらに続く近代チェコ音楽の重要な作曲家の一人、ヨゼフ・スーク(1874−1935)。後期ロマン派の魅力がたっぷりと詰まったキヴェリ・デルケンのスーク・アルバムは、1909年に出版された10曲のピアノ独奏曲集「人生と夢(命と夢)」と、1893年に18歳の若きスークが書いた(出版は1915年)ピアノ五重奏曲をカップリング。ピアノ五重奏曲にはクリスティアン&ターニャのテツラフ兄妹や、ティモシー・リダウト、フロリアン・ドンダラーらの名手たちが参加し、白熱のアンサンブルを聴かせてくれます。
ARS-38299(1SACD)
ザ・スリープ・オヴ・リーズン
パコ・デ・ルシア:グアヒーラ・デ・ルシア
バッハ(メンディサバル編):前奏曲(リュート組曲ホ長調 BWV.1006aより)
アグスティン・バリオス=マンゴレ:森に夢見る
カステルヌオーヴォ=テデスコ:フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス(「ゴヤによる24のカプリチョス」より)
ヴィラ=ロボス:カデンツァ(ギターと小管弦楽のための協奏曲より)
ファリャ(ホアキン・クレルチ編):ダンス(「はかなき人生」より)
セゴビア:光のない練習曲
ピアソラ(ブローウェル、コボ、メンディサバル編):天使の死
カステルヌオーヴォ=テデスコ:理性の眠りは怪物を生む(「ゴヤによる24のカプリチョス」より)
ピアソラ(アサド編):ブエノスアイレスの冬
ヨハン・カスパール・メルツ:エレジー
カルロス・ファリーニャス(クレルチ編):エル・シレンシオ
バッハ(メンディサバル編):フーガ(リュート組曲ハ短調 BWV.997より)
ボーナス・トラック〜タレガ:大ワルツ
アルバロ・メンディサバル(G)

録音:2020年2月、ドイツ
セルジオ・アサドやデイヴィッド・ラッセル、ホアキン・クレルチなど多くの著名なギタリストにギターを学び、多くのギター・コンクールで複数の賞を受賞、南北アメリカの様々なシンフォニー・オーケストラと共演を行ってきたペルー出身の注目ギタリスト、(そしてアーティスト・マネージャー、思想的リーダー、ビジネス・コンサルタントなど様々な顔も持つ)アルバロ・メンディサバルのデビュー・レコーディング。
カステルヌオーヴォ=テデスコの「ゴヤによる24のカプリチョス」の1曲「理性の眠りは怪物を生む(El Sueno de la Razon)」をコンセプトに、400年間の「ギターの夢」と現在のプロのギタリストのおかれた「現実」を描いたという興味深いプログラムです。

ARS-38300(1SACD)
ロマンティック・ソウル〜クララ&ロベルト・シューマン
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54、
 クララ・ヴィークの主題による変奏曲(ピアノ・ソナタ第3番 Op.14の第3楽章)
クララ・シューマン:ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20
シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
ジュディット・ハウレギ(P)、
トマース・グラウ(指)、
カメラ・ムジカエSO

録音:2019年11月8日−10日
ジュディット・ハウレギは、スペインのサンセバスチャン出身で、バスク地方、メキシコ、フランスと縁を持ち、ピアノはドイツのミュンヘンでヴァジム・スハーノフの師事した国際派ピアニスト。
2016年にはアントニオ・メンデスが指揮するスペイン国立Oの日本ツアーにもソリストとして同行し、各地で称賛を浴びた経歴も持っています。また、ハウレギはベーゼンドルファー・アーティストに選ばれており、デビュー盤となったシューマンの作品集はスペインのインディペンデント・ミュージック・アウォードに選出されるなど、今後の飛躍を期待されています。
ARS-Prorduktionからの2枚目のアルバムは、ロベルト・シューマンのピアノ協奏曲を軸に、ロベルトとクララがお互いの作品を主題にした変奏曲と、クララの父親に結婚を反対されたロベルトが訴訟を起こした年に作曲したロマンティックな「アラベスク」を収録し、美しきロマン派の魂を描いています。
ARS-38301(1SACD)
チェロと管弦楽の為の作品集
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
カプレ:悟り Op.22
ナデージュ・ロシャ(Vc)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO、
バンジャマン・レヴィ(指)

録音:2019年11月14日-16日
1991年生まれのチェリスト、ナデージュ・ロシャは学生時代にはハインリヒ・シフやアンナー・ビルスマのマスタークラスで学ぶ傍ら、フラメンコやベリーダンスなどほかのジャンルの文化にも幅広い興味を示してきました。そんな彼女が今回はいよいよドヴォルザークのチェロ協奏曲を録音しました。繊細で美しい高音の響きを存分に活かしたその演奏は、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOの音とも相まってドヴォルザーク独特の哀愁をたっぷりと漂わせるものとなっています。また、カプレではクラシックのみならず他ジャンルにも取り組んできた彼女の実力がいかんなく発揮されたものとなっておりこちらもおすすめです。
ARS-38302(1SACD)
オーボエ、ファゴットとピアノのための室内楽曲集
フランセ:オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲(1994)
ダニエル・シュナイダー(b.1961):オーボエとファゴットのための組曲「シンフォニーク」(2019)
プーランク:オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲 Op.43(1926)
ヴィラ=ロボス:オーボエとファゴットのための二重奏曲 W 535(1957)
クリストフ・ハルトマン(Ob)、
マティアス・ラーチ(Fg)、
アンナ・キリチェンコ(P)

録音:2019年11月
20世紀から21世紀にかけて作曲されたオーボエ、ファゴットとピアノのための作品集。それぞれの作曲家の特徴を名手たちが見事に表現。まるで語り合っているかのような多彩な音楽が聴きどころです。
オーボエは、1992年からBPOの首席奏者であるクリストフ・ハルトマン。ソリストとしてだけでなく、アンサンブルでも活躍する彼は、このアルバムでも世界的に評価されている圧巻のパフォーマンスをみせています。
ファゴットのマティアス・ラーチは、2001年には「プラハの春」国際コンクールで1位、ARDミュンヘン国際音楽コンクールのファゴット部門でも2位を獲得。チューリッヒ・トーンハレOおよびルツェルン祝祭Oの首席奏者を務めている名手が変幻自在の表現力で聴かせます。
ARS-38303(1SACD)
ロマン派ピアノ作品集
シューマン:交響的練習曲 Op.13
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22(ピアノ独奏版)
ショレーナ・ツィンツァバーゼ(P)

録音:2019年12月
※使用楽器:ベヒシュタイン D282, 209913
ショレーナ・ツィンツァバーゼのロマン派王道プログラム!ショレーナ・ツィンツァバーゼはモスクワの音楽一家に生まれ、モスクワ音楽院でジナイダ・イグナチエワとセルゲイ・ドレンスキーに、アメリカでオクサナ・ヤブロンスカヤに学んだピアニスト。彼女はイブラ国際ピアノ・コンクール(2000)をはじめ数多くの国際コンクールで受賞しており、2015年には「ジョージア国際若手音楽家協会」を設立、クラシック音楽の若い世代への普及に務めています。シューマン、ブラームス、ショパンと、選ばれた作曲家は王道ですが、曲目にひねりが効いているのがポイント。ベヒシュタイン・ピアノの味わい深い音がこれらの作品の性格とマッチしています。
ARS-38304S(1SACD)
マーラ―・フェスト・カッセル1991
マーラ―:交響曲第2番ハ短調「復活」
イボリャ・ヴェレビチュ(S)、マリリン・ホーン(A)、アダム・フィッシャー(指)、グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル祝祭O、ベルリン放送cho

録音(ライヴ録音):1981年7月7日、シュタットハレ・カッセル(ドイツ)
※マスタリング:マンフレッド・シューマッハー(ARS Produktion)
白熱かつ鮮烈な演奏が話題を呼んだ前作「巨人」(ARS38259S)に続く、アダム・フィッシャーとグスタフ・マーラー・フェスト・カッセル祝祭Oのマーラー第2弾となる「復活」のライヴ録音がARS Produktionから登場!!
デュッセルドルフ・フィルとのマーラー・チクルスの世界的高評価により、現代有数のマーラー指揮者の1人とも称されるアダム・フィッシャーが、ドイツのカッセル国立劇場の音楽総監督在任時代(1987−1992)に同地で創設した音楽祭「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」。
永続的に開催される音楽祭として設立されたものの様々な事情により、1989年、1991年、1995年の実質3回の開催のみ(1993年はザンクト・マルティン教会での1公演のみ)で幕を下ろすことになってしまった「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」ですが、その限られた機会で演奏されたマーラー演奏の数々は、ドイツのマーレリアンたちを熱狂の渦に巻き込みました。
今回、ARS Produktionのトーンマイスター、マンフレッド・シューマッハーのマスタリングにより蘇るアダム・フィッシャーの「復活」は、1991年7月7日のライヴ録音で、総演奏時間は82分12秒。
ウィーン・フィルとウィーンSO、シュターツカペレ・ドレスデン、チェコ・フィル、ハンガリー国立歌劇場管、コンセルトヘボウ管、そしてカッセル国立劇場管をはじめとする様々なドイツのオーケストラから集まったオールスター・メンバーたちが、アダム・フィッシャーのタクトに導かれて生まれた圧巻の「復活」の貴重な記録です!
ARS-38305(1SACD)
スラヴの魂
ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11
ニコライ・アファナシエフ:二重弦楽四重奏曲 ニ長調「新居披露」
グリエール:弦楽八重奏曲ニ長調 Op.5
オベルトン弦楽八重奏団

録音:2019年12月、フローレンティナーザール(グラーツ、オーストリア)
ウィーン・トーンキュスラーOのメンバーであるチェリスト、ドロッチャ・スタンディもメンバーに名を連ねるオベルトン弦楽八重奏団は、4本のヴァイオリン、2本のヴィオラ、2本のチェロを基本編成として2015年に結成されたアンサンブル。
オーストリアのグラーツ・ムジークフェラインでデビューを果たした後、ロシアのエカテリンブルクで開催されたウィーン映画音楽祭、ウィーンのホーフブルク宮殿でのオーストリア共和制樹立100周年記念行事などに招聘されるなど活躍の場を広げています。
ショスタコーヴィチ、ロシア有数のメロディメーカーのグリエールに、ロシアの知られざる作曲家ニコライ・アファナシエフ(1821−1898)の作品をカップリング。このアファナシエフの作品の発掘に力を注いでいくというオベルトン弦楽八重奏団、楽しみなアンサンブルの登場です。
ARS-38306(1SACD)
プレイエルの秘宝 Vol.4〜1971年の弦楽四重奏曲集
プレイエル:弦楽四重奏曲 ハ長調 Ben.353(1791)
弦楽四重奏曲 変ロ長調 Ben.354(1791)
弦楽四重奏曲 ホ短調 Ben.355(1791) (全曲世界初録音)
イグナツ・プレイエルQ〔ライムント・リシー(Vn)、ドミニク・ヘルスベルク(Vn)、ロベルト・バウアーシュタッター(Va)、ベルンハルト・ナオキ・ヘーデンボルク(Vc)〕

録音:2014年6月3日−4日、オーストリア
RS Produktionによる、プレイエルの秘曲を発掘する「プレイエルの秘宝(Hidden Gems)」シリーズ第4巻。現在では主にピアノ製作家としてその名を知られるウィーン古典派の音楽家、イグナツ・プレイエル(1757−1831)の知られざる弦楽四重奏曲を、すべてウィーン・フィルのメンバーから成るイグナツ・プレイエル四重奏団が演奏。馴染みのある古典的なスタイルでありながら、再現部の逸脱や予期せぬ転調など、驚きに満ちた新しい音楽の側面も見せてくれるプレイエルの弦楽四重奏曲。モーツァルトが1784年に書いた父レオポルトへの手紙でも称賛されていたという優雅で魅惑的なウィーン古典派の四重奏曲を、ウィーンの伝統を受け継ぐウィーン・フィルの名手たちが再現します。
ARS-38307(2SACD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番&第21番
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ハンズ・ユルク・シュトループ(P)

録音:2020年2月17日−19日、ドイツ
スイスのヴィンタートゥール出身、スイス、ドイツ、そして日本でソリスト&室内楽奏者として30年以上活動し、ピアノ教師としてはドイツ語圏でもっとも影響力のある一人として活躍するピアニスト、ハンズ・ユルク・シュトループが、ピアノ作品のマイルストーンの1つであるシューベルトの最後の2つのソナタを演奏。スタインウェイの硬質な響きと透き通るようなサウンドで、シューベルトの深遠な表情を高音質に納めています。
ARS-38308(1SACD)
1892リフレクション
ドビュッシー:夜想曲(1892)
アルベニス
:スペインの歌 Op.232より〔第1曲、第4曲、第5曲〕
グリーグ:抒情小曲集 Op.57
ブラームス
:幻想曲集 Op.116
ウタ・ヴェヤント(P)

録音:2019年9月、ドイツ
※使用楽器:Steinway & Sons Nr. 70 761, 892
ドイツの音楽一家に生まれ、ベルリンのスタインウェイ国際ピアノ・コンクールやスペインのヴァレンシア・ホセ・イトゥルビ国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得してきたウタ・ヴェヤント。
ドビュッシー、アルベニス、グリーグ、ブラームスのそれぞれ1892年に書かれた作品を、同じ1892年に製作されたスタインウェイで弾くという、「1892」にこだわったアルバム。
ARS-38309(1SACD)
パリ − モスクワ
タネーエフ弦楽三重奏曲 ロ短調
フランセ:弦楽三重奏曲
ハイドン
:弦楽三重奏曲 ト長調 Op.53-1
コダーイ
間奏曲
シューベルト
:弦楽三重奏曲 変ロ長調 D.471
ハンス・クラーサ (1899-1944):舞曲
エネスコ:オーバード
トリオ・ゴルトベルク

録音:2020年2月
モナコのモンテカルロPOで活躍する3人の実力派たちによって結成され、2019年のウィーン国際音楽コンクールで見事ゴールドメダルを獲得した将来有望なアンサンブル、トリオ・ゴルトベルク。彼らはモーツァルトからシュニトケまで膨大なレパートリーを持っており、前作(ARS38263)ではクライン、ドホナーニ、ヴァインベルク、そしてジャン・クラという、玄人好みのプログラムでリスナーを楽しませました。本作でもレパートリーの広さを活かしてハイドンからシューベルト、ハンス・クラーサと、古典派から近現代までの多様な作品を取り上げ、「パリ − モスクワ」という副題でまとめています。アルバムはモスクワ音楽院の教授、院長を務めたタネーエフの作品に始まり、オーストリアや東欧の作曲家の作品を経由しながら、パリ音楽院で学んだエネスコの「オーバード」で締めくくられます。
ARS-38310(1SACD)
ロシアン・ムード〜ロシアのチェロ作品集
チャイコフスキー:奇想的小品 ロ短調 Op.62
グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
カルル・ダヴィドフ
:日曜日の朝 Op.20-1
チャイコフスキー
:ロココ風の主題による変奏曲イ
 夜想曲 Op.19-4、

ポッパー:小ロシアの歌による幻想曲 Op.43
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
ベンヤミン・クルイトフ(Vc)、
コンラート・ファン・アルフェン(指)
北西ドイツPO

録音:2020年2月(ドイツ)
1999年ドイツ出身の若き名手、ベンヤミン・クルイトフのデビュー・アルバム。ヴァイオリン奏者の両親のもとで育ったクルイトフは、4歳でヴァイオリンを、5歳からはチェロを学び始め、12歳の時にオーケストラをバックにソロを奏でています。
その時の経験をきっかけに、チェリストとしてのキャリアを重ねる決心をしたクルイトフは、ケルン音楽大学でカタリーナ・デセルノとマリア・クリーゲルに、ベルリン芸術大学でイェンス・ペーター・マインツに師事。これまでに、レオポルド・ベラン国際コンクール(第1位および審査員特別賞)や、ルクセンブルクで開催された若いソリストの為のコンクール(第1位、サセム賞)など、数々のコンクールで上位に輝いています。本アルバムでは、「ロシアン・ムード」と題され、チャイコフスキー、ラフマニノフといったロシアを代表する作曲家や、チャイコフスキーから「チェロ界の帝王」とも称されたダヴィドフまで、技巧的な作品から、歌心に溢れた作品まで幅広く取り上げています。
ARS-38311(1SACD)
ア・ニュー・パス
ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob.XVI-52
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26 「葬送」
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第5番ハ長調 Op.135
ガビス・ライヒェルト(P)
1994年スイス生まれの若きピアニスト、ガビス・ライヒェルトのデビュー・アルバムは、「A New Path(新しい道)」のタイトルで、ハイドン、ベートーヴェン、プロコフィエフがそれぞれ実験的な試みを行い、革新的な道を切り開いてきた時期のピアノ・ソナタを組み合わせたプログラム。
ライヒェルトはスイス国内外の様々なコンクールで受賞し、2019年に行われた仙台国際音楽コンクールではスイス人ピアニストとして始めて招待され、その後日本でのコンサートツアーも行われています。
今回のアルバムは、ヴッパータールのインマヌエル教会で録音され、ベーゼンドルファーのピアノが選ばれています。
ARS-38312(1SACD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番、第14番、第16番
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
エレーナ・マルゴリーナ(P/ベーゼンドルファー 208VC No.122)

録音:2020年6月、インマヌエル文化センター(ドイツ、ヴッパータール)
サンクトペテルブルク音楽院とデトモルト音楽院でピアノを学んだエレーナ・マルゴリーナは、1995年にドルトムントで行われた第5回国際シューベルト・ピアノ・コンクールで第1位に輝いた実績を持つピアニスト。その輝かしいキャリアの中で成熟したシューベルトの解釈によって高く評価されています。今作はArs Produktionからリリースされる4枚目のシューベルト・アルバムで、ベーゼンドルファーのピアノを使用しています。彼女の非常に感情的で・共感的でありながらもよくコントロールされた演奏が、シューベルトのソナタがもたらす深い感動を慎重に物語っています。
ARS-38313(1SACD)
ミャスコフスキー&バクリ:ピアノ作品集
ミャスコフスキー:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ヘ短調 Op.13、
 ピアノ・ソナタ第3番ハ短調 Op.19、
 エキセントリック Op.25
ニコラ・バクリ(1961-):ピアノ・ソナタ第2番Op.105、
 ピアノ・ソナタ第3番「衝動的なソナタ」 Op.122、
 幻想曲 Op.134
ザビーネ・ヴァイアー(P/ベーゼンドルファー 208VC No.122)

録音:2020年8月、インマヌエル文化センター(ドイツ、ヴッパータール)
ベルギーの名手ダニエル・ブルメンタールに師事し、ロイヤル・アルバート・ホールへのデビューも果たしたルクセンブルク出身の期待のピアニスト、サビーネ・ヴァイアーによる、ミャスコフスキーとバクリのピアノ作品集。1912年と1920年に書かれたスクリャービン風、ポスト・ロマンティックなニコライ・ミャスコフスキーのソナタと、2007年から2011年にかけて書かれたフランスの現代作曲家ニコラ・バクリ(1961-)のソナタ。1世紀近くも離れた両者の作品の親和性の高さに驚く1枚です。「怒りの日」の引用もある仄暗さが特徴のミャスコフスキーのピアノ・ソナタ第2番、ロマンティックな要素を排し、さらにビターになったピアノ・ソナタ第3番。そしてミャスコフスキーの第3番にインスパイアされ、ミャスコフスキーの思い出に捧げられたバクリのピアノ・ソナタ第3番「衝動的なソナタ」。みな過激な表現で、暗く、息を呑むような雰囲気を纏っており、すべて単一楽章で書かれたソナタという点でも共通しています。
ARS-38314(1SACD)
音楽の中の女性
クララ・シューマン:ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20
タチアナ・コマロヴァ(1968-):ソナタ(1990)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:序奏とカプリッチョ ロ短調
マルグリット・シェンカー(1954-):雪の積もったヤシの木(Palme mit Schnee)(1999)
エリザベッタ・デ・ガンバリーニ(1731-1765):ソナタ ハ長調 Op.1-5
シューマン:謝肉祭 Op.9
リサ・マリア・シャハトシュナイダー(P/ベーゼンドルファー 208VC No.122)

録音:2020年7月、インマヌエル文化センター(ドイツ、ヴッパータール)
昨今、ソーシャルメディアを中心に、男女間の賃金格差、女性の家庭とキャリアのより良い両立、ジェンダーに配慮した言葉遣い、女性のネットワーキングなどのテーマについて、活発な社会的議論が行われていますが、クラシック音楽ビジネスでは、女性作曲家をはじめとする業界のプレーヤーの平等を実現するには程遠い状況です。ドイツ・ベルリン出身のピアニスト、リサ・マリア・シャハトシュナイダーは2019年のクララ・シューマン生誕200周年をきっかけに、本アルバム『FEMINAE』(女性たちを意味するラテン語)のインスピレーションを得たといいます。18世紀のガンバリーニから20世紀のコマロヴァ、シェンカーの作品まで幅広く女性作曲家の作品を集め、さらにジェンダーバランスの観点から男性作曲家であるロベルト・シューマンの作品も収録。コンセプトもさることながら演奏も素晴らしく、ベーゼンドルファーの深い音色で奏でられるクララ・シューマンの「ロベルト・シューマンの主題による変奏曲」に心を打たれます。
ARS-38315(1SACD)
ウィーンの変奏曲集
ベートーヴェン:パイジェッロの歌劇 「水車屋の娘」 の二重唱 「わが心もはやうつろになりて」による6つの変奏曲 WoO.70
ハイドン:アンダンテと変奏曲 へ短調 Hob.XVII:6
チェルニー:ロードの主題による変奏曲 「思い出」 Op.33
フンメル:グルックの歌劇 「アルミード」 の主題による変奏曲 ヘ長調 Op.57
シューベルト
:即興曲 変ロ長調 D.935-3
モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K.573
ロベルテ・マムー(P)
チュニジア出身のフランスの女性ピアニスト、ロベルテ・マムーによる、18世紀ウィーンの音楽的つながりをテーマにした変奏曲集!音楽家にとって魅力的な中心地であり、音楽創造の出会いの場となっていた18世紀〜19世紀初頭のウィーンでは、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、フンメル、チェルニー、シューベルトらが師弟や友人の関係を築き、お互いに影響を与え合っていました。彼らが書いた膨大な数の変奏曲に魅了されたマムーは、フンメルの変奏曲を中心として『ウィーンの変奏曲』による宇宙を作り上げました。「小品から他の作品に移るのはいつだって難しいのですが、このプログラムはあなたを喜ばせ、魅了することでしょう...そして、それぞれの作曲家の異なる側面を発見することでしょう。」(ロベルテ・マムー)
ARS-38316(1SACD)
バラード
カゼッラ:ハープ・ソナタ Op.68
D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.135*
バッハ
:トッカータ ハ短調 BWV911*
ドビュッシー
:バラード L.70*
アルベルト・ツァベル(1834-1910):グノーの歌劇「ファウスト」の主題による幻想曲 *(ホイル編曲ハープ版)
エミリー・ホイル(Hp)

録音:2020年8月、ヴッパータール(ドイツ)
BC放送によって「息をのむようなスキル」と称賛されるハープ奏者エミリー・ホイル。ソロ・アルバムとしては今作が最初の一枚となります。彼女は現在ケルンWDRSOの首席奏者であり、ベルリン・フィルやロイヤル・コンセルトヘボウ管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管などにも定期的に出演を果たすなどヨーロッパ各地で活躍中です。今回はカゼッラとツァベルのオリジナル曲の合間に鍵盤楽器の曲を織り交ぜて、美しい世界観のもつソロ・アルバムを完成させました。英国ハープ協会も「大胆で、きらきらと輝いています。 強くお勧めします。」とお墨付きです。
ARS-38317S(1SACD)
花の章〜トランペットとピアノのための作品集
マーラー(アリサ・クラッツァー編):トランペットとピアノ4手連弾のための「花の章」(世界初録音)*
エーラー&フリーマン=アットウッド:R・シュトラウスに基づくソナタ
ジョンゲントランペットとピアノのためのコンチェルティーノ
ピルス:トランペットとピアノのためのソナタ
ネスラー:若きヴェルナーの別れの歌(ラインホルト・フリードリヒ&竹沢絵里子編)
R・シュトラウス:ばらの花環 Op.36-1
マーラー:トランペットが美しく響くところ
ラインホルト・フリードリヒ(Tp)、
竹沢絵里子(P)、
アリサ・クラツツァー(P)*

※使用楽器:B♭管トランペット(トルステン・ミッターク)、C管トランペット(ヨーゼフ・モンケ)、C管トランペット(ヴィンセント・バック/ストラディヴァリウス、モデル229)、ピッコロ・トランペット(ハンス・クロマト)
※使用マウスピース:ヴィンセント・バック1Cマウント・ヴァーノン、JKヨーゼフ・クリアー1D3.8

録音:2020年9月1日−3日、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
1983年に24歳でフランクフルトRSO(hrSO)の首席奏者に就任し、1986年のミュンヘン国際音楽コンクールで優勝。クラウディオ・アバドからの厚い信頼を受け、2003年からはヨーロッパのオールスター・オーケストラであるルツェルン祝祭Oでも首席奏者を務めているドイツのトランペット界におけるレジェンド、ラインホルト・フリードリヒ。
これまでにもその長いキャリアにおいて膨大な数の録音を行ってきたフリードリヒが、公私共にパートナーであるピアニストの竹沢絵里子とのデュオをで新たに創り上げた2020年新録音の「トランペットとピアノのための作品集」。
トーマス・エーラー(1980−)とジョナサン・フリーマン=アットウッド(1961−)の共作でR・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタなどの音楽を題材として、「R・シュトラウスがトランペット・ソナタを書いていたら?」という発想で作曲された「R・シュトラウスに基づくソナタ」(2015−2020)や、ベルギーの至宝ジョンゲンの「コンチェルティーノ」、
ウィーンのピルスの秀作「トランペット・ソナタ」などのオリジナル作品から、ネスラーの歌劇「ゼッキンゲンのトランペット吹き」からの「別れの歌」や、アルバムタイトルにもなっているマーラーの「巨人」の「花の章」のトランペット版などのアレンジ作品をプログラミング。
レジェンド、ラインホルト・フリードリヒが新型コロナ禍の中で選んだ特別なプログラムを、その輝かしいサウンドとアルス・プロダクション(ARS Produktion)の優秀録音でお楽しみください!
ARS-38318S(1SACD)
私たちの叫びに耳を傾けて下さい〜トランペットとオーケストラのための作品集
ユスポフ:私たちの叫びに耳を傾けて下さい(世界初録音)
イヴァン・フィッシャー:ドイツ=イディッシュのカンタータ
カンチェリ:夜の祈り(世界初録音)
ホヴァネス:復活 Op.71より アリア(世界初録音)
ロンバルディ:告別〜クラウディオ・アバドの追憶に(世界初録音)
ラインホルト・フリードリヒ(トランペット、ピッコロ・トランペット、
フリューゲルホルン、ショファー)、
ドロテー・ミールズ(S)、
竹沢絵里子(P)、
インゴルシュタット・ジョージア室内O、
ルーベン・ガザリアン(指)

※使用楽器:ショファー(製作者不詳/贈ベンジャミン・ユスポフ)、B♭管トランペット(トルステン・ミッターク)、C管トランペット(ヨーゼフ・モンケ)、B♭管トランペット(ヤマハ/YTR 6345 HGS)、C管トランペット(ヴィンセント・バック/ストラディヴァリウス、モデル229)、E/F/G管トランペット(シルキー)、G管トランペット(ハンス・クロマト)、ピッコロ・トランペット(ハンス・クロマト)、フリューゲルホルン(ハンス・クロマト)
※使用マウスピース:ヴィンセント・バック1Cマウント・ヴァーノン、JKヨーゼフ・クリアー1D3.8

録音:2020年11月17日−19日、インゴルシュタット国立劇場祝祭ホール(ドイツ)
1983年に24歳でフランクフルトRSO(hrSO)の首席奏者に就任し、1986年のミュンヘン国際音楽コンクールで優勝。クラウディオ・アバドからの厚い信頼を受け、2003年からはヨーロッパのオールスター・オーケストラであるルツェルン祝祭Oでも首席奏者を務めているドイツのトランペット界におけるレジェンド、ラインホルト・フリードリヒ。
新型コロナウイルスの世界的な大流行の真っ只中、2020年11月に収録されたフリードリヒが奏でるトランペット作品集には、今を生きる音楽家たち、そして現在の作曲家たちにバトンを渡して天へと昇った作曲家たちの5つの作品を収録。
タジキスタンの首都ドゥシャンベ出身の作曲家、ベンジャミン・ユスポフ(1962−)の「私たちの叫びに耳を傾けて下さい」は3大一神教の全ての典礼の統合を試みた意欲作。増2度や半音を使用し、東欧のユダヤ人の音楽の旋法を感じさせる作品です。
言わずと知れたハンガリーの巨匠イヴァン・フィッシャーの作曲家としてのハイライトの1つである「ドイツ=イディッシュのカンタータ」には、名ソプラノ、ドロテー・ミールズが参加。フリードリヒのトランペットとの豪華共演は、間違いなくこのアルバムの最大の魅力の1つでしょう。
フリードリヒによるトランペット版のカンチェリの「夜の祈り」、ホヴァネスの「アリア」を経て、アルバムの掉尾を飾るのは、ローマ出身のルカ・ロンバルディ(1945−)の「告別」。フリードリヒがルツェルン祝祭Oで数多くのステージを共にした今は亡きマエストロ、クラウディオ・アバドに捧げられたトランペット独奏曲です。
ARS-38319(1SACD)
フルートとピアノのための作品集
プーランク:フルート・ソナタ
デュティユー
:ソナタ
チャイコフスキー
:憂鬱なセレナード Op.26
フランク:ソナタ
パガニーニ
:ラ・カンパネラ
マトヴェイ・デミン (Fl)、グレブ・コルレフ(P)

録音:2020年9月21日-23日、ヴッパータール(ドイツ)
1993年シベリア生まれのフルート奏者のマトヴェイ・デミンは、第16回チャイコフスキー国際コンクール(この時初めて管楽器部門が設置されました)「木管楽器部門」で史上初の「第1位」を獲得しました。その後の活躍も目覚ましいものがあり、現在はチューリッヒ・トーンハレOの副首席奏者でありながら、ソリストとしてもヨーロッパ各地で活動しています。今回のCDでは編曲物も含めて時代も国も違う作品を見事に吹き分け、その表現力の高さを見せています。特に「ラ・カンパネラ」などの難曲も、自然体で吹きこなす姿は圧巻です。
ARS-38320(1SACD)
トマシュ・サヴィエルハ・プレイズ・タンスマン
タンスマン:マズルカ(1925)、ポーランド風組曲(1962)、
ショパンを讃えて(1953)、
パッサカイユ形式の小品(1953)、
スクリャービンの主題による変奏曲(1971)、
カヴァティーナ組曲(1951)、華麗なる舞曲(1951)
トマシュ・サヴィエルハ(G)

録音:2020年9月28日-30日、ヴッパータール(ドイツ)
20世紀のポーランドを代表する作曲家の一人、アレクサンデル・タンスマンのギター作品集。タンスマン自身は作曲家としてだけでなく、指揮者やピアニストとしても活躍しました。また今回収録されている曲は、そのほとんどがいわずと知れたクラシック・ギターの巨匠セゴビアより委嘱されたものです。東京国際ギターコンクールにて優勝経験を持つトマシュ・サヴィエルハ(トーマス・ツァヴィエルハ)がタンスマンの世界をたっぷりと聴かせてくれます。
ARS-38321(1SACD)
チャイコフスキー:バレエ音楽 「くるみ割り人形」 組曲(ミハイル・プレトニョフ編)
ラフマニノフ:練習曲 「音の絵」 Op.39
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op. 83
イヴァン・ベソノフ(2002-):子どものための5つの小品(2020)
イヴァン・ベソノフ(P/スタインウェイ)

録音:2020年7月&10月、モスクワ音楽院(ロシア)
ユーロヴィジョン・ヤング・ミュージシャン2018で優勝したロシアのピアニスト、イヴァン・ベソノフが弾くロシアの名品集!ベソノフはサンクトペテルブルクの国際ショパン・ピアノ・コンクールやモスクワのグランド・ピアノ・コンクールなどでも優勝し、ゲルギエフ、フェドセーエフ、スピヴァコフらロシアの巨匠たちと共演してきた真の実力者です。また、2015年には映画音楽で作曲家デビューも果たしており、本アルバムでもシューマンの「子どもの情景」とチャイコフスキーの「子供のアルバム」にインスピレーションを受けた自作「子どものための5つの小品」を収録しています。
ARS-38322(1SACD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 KV.459
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
アレッサンドロ・デリャヴァン(P)、
アドリヤ・チェパイテ(指)、
北西ドイツPO
ショパンやアルカンの録音で知られる1987年生まれのイタリアのピアニスト、アレッサンドロ・デリャヴァンによるモーツァルトのピアノ協奏曲。デリャヴァンは辻井伸行が優勝した2009年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでジョン・ジョルダーノ審査委員長特別賞を受賞しており、その個性的な演奏が専門家、音楽愛好家の双方から高く評価されています。オーケストラはドイツ、オストヴェストファーレン=リッペ地域のコンサート・ライフに欠かせない存在であり、この地域の魅力的な文化大使となっている北西ドイツPO。指揮は声楽にも精通したリトアニア出身の女性指揮者アドリヤ・チェパイテです。
ARS-38323(1SACD)
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調、
 亡き王女のパヴァーヌ
ビゼー:交響曲 ハ長調
ウタ・ヴェヤント(P)、
イヴ・アベル(指)北西ドイツPO

録音:2020年(ドイツ)
ドイツの音楽一家に生まれ、ベルリンのスタインウェイ国際ピアノ・コンクールやスペインのヴァレンシア・ホセ・イトゥルビ国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得してきたウタ・ヴェヤント。今回のラヴェルのピアノ協奏曲では、イヴ・アベル指揮北西ドイツ・フィルの伴奏の中を縦横無尽に動き回り、この難曲を美しくエレガントに弾き切ります。テクニカルなものではなく、あくまで音楽として聴かせる技量は見事です。
同時収録の「亡き王女のためのパヴァーヌ」、ビゼーの交響曲もイヴ・アベルと北西ドイツ・フィルはスタイリッシュで端正な演奏を聴かせてくれています。
ARS-38324(1SACD)
タンゴ・コンチェルタンテ Vol.1
ピアソラ:タンゴの歴史より 「ボルデル 1900」 「カフェ 1930」 「ナイトクラブ 1960」、エチュード第3番、ブルーノとサラ、カランブレ、オブリビオン、アヴェ・マリア、リベルタンゴ
オマール・マッサ(1981-):道路と迂回路、タンゴ・ララバイ、ネグロ・リソ、タンゴ・レガシー、タンゴ・エチュード
アルデ・トリオ 〔オマール・マッサ(バンドネオン)、 マルクス・ダウナート(Vn)、ダヌーシャ・ヴァスキエヴィチ(Va)〕

録音:2020年11月、インマヌエル文化センター(ドイツ)
「近年で最も輝かしいバンドネオン奏者のひとり」「偉大なアストル・ピアソラの非公式な後継者」と専門家たちからも絶大な評価を受けるアルゼンチンのバンドネオン奏者・作曲家のオマール・マッサと、マーラー室内Oの共同設立者で、アシスタント・コンサートマスターを務めたヴァイオリニストのマルクス・ダウナート、そしてタベア・ツィンマーマンの教えを受け、25歳でベルリン・フィルのメンバーとなったヴィオリストのダヌーシャ・ヴァスキエヴィチの3名からなる「アルデ・トリオ」のデビュー・アルバム!ピアソラ生誕100年を記念し、21世紀のタンゴ・ヌエボをリードするマッサの新作と、マッサのアレンジによるピアソラの偉大な古典をトップクラスの演奏で収録。バンドネオンとヴァイオリン、ヴィオラという珍しい編成で、19世紀末から現代に至るまでのタンゴの歴史を辿る、大注目の1枚です。
バンドネオン奏者・作曲家のオマール・マッサは、1981年にブエノスアイレスで生まれ、2018年からベルリンを拠点に活動しています。6歳の時にブエノスアイレスの有名な伝統的タンゴハウスであるカフェ・トルトーニ(1858年創業)でピアソラの音楽を演奏してデビューし、12歳の時にアルゼンチン国立音楽院に入学。アルバム『Tribute to Piazzolla』がアルゼンチンのレコード業界で最も重要な賞にノミネートされたことをきっかけに、ピアソラ家から、没後26年目にしてピアソラのバンドネオンを演奏するよう招待されました。彼はこの特権を与えられた唯一の音楽家です。
ARS-38325(1SACD)
おとぎ話の絵
シューマン:おとぎ話の絵 Op.113
パウル・ユオン(1872-1940):おとぎ話 Op.8
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ ハ短調 D.821
グリーグ:ソルヴェイグの歌
シューマン:幻想小曲集 Op.73
タチアナ・ウーデ(Vc)、
リサ・ヴェリッシュ(P)

録音:2021年1月4日-7日(ドイツ)
ロマン派の時代に理想とされたという人の声の領域で作られた曲を集めた、チェロ作品集。パリ国立歌劇場Oのソロ首席奏者であるタチアナ・ウーデは、室内楽にも力を入れており、これまでに、マルタ・アルゲリッチ、イヴリー・ギトリス、アントニオ・メネセスなどの巨匠たちと共演を果たしています。そのことからも彼女の実力は明白です。
今回選曲された曲を彼女のチェロの音は、まさに人の声のように自然と耳に入ってくるような心地よい響きを持って聴かせてくれています。
ARS-38326(1SACD)
リフレクションズ
バッハ:パルティータ第6番ホ短調BWV830
ラヴェル:鏡
ケージ:ある風景の中で
ロマン・ロスバウム(P)

録音:2021年4月
このアルバムのタイトル「リフレクションズ(Reflections)」は、音楽を聴くことで私たちに起きる様々な「反射」を表しています。バッハは聴くものに内面の反省を促し、深く考えさせ感情を呼び起こします。ラヴェルは流れる水、風に揺れる木などの自然の出来事を思い起こさせ、ビジョンを反映します。聴くものにこういった違ったタイプのを「反射」を呼び起こす作曲家の作品を集めたアルバムとなっています。
スイス生まれでルクセンブルクとフランスでピアノを学んだロマン・ロスバウム。アレクサンダー・ミュレンバッハやペーター・エフラーなどにピアノを師事し、1998年から2008年までルクセンブルク音楽院で教鞭を執った経歴を持つピアニストです。
ARS-38327(1SACD)
ラインベルガー:ベツレヘムの星 Op.164、
9つの降誕節のモテット Op.176
ディレク・ジェチェル(S)、
ミヒャエル・ユンゲ(Br)、
ドレスデン大学cho、
フォクトラントPO、
シュテファン・フラース(指)

録音:1998年12月20日-21日、1999年2月7日
多数の宗教曲を残したラインベルガー作曲による、クリスマス合唱曲集です。特に「ベツレヘムの星」はラインベルガーの作詞をした妻フランチスカとの最後の合作でこの作品が初演された直後にフランチスカが亡くなったことでも知られています。ドレスデン大学合唱団の神秘的な歌声でお聴きいただけます。
ARS-38328(1SACD)
メタモルフォーゼ
バルトーク(クリストフ・ケーニッヒ編):ルーマニア民族舞曲
ラフマニノフ(クリストフ・ケーニッヒ編):ヴォカリーズ
マーラー(クリストフ・ケーニッヒ編):アダージェット(交響曲第5番嬰ハ短調より)
メンデルスゾーン(クリストフ・ケーニッヒ編):スケルツォ(真夏の夜の夢より)
ラヴェル:2つのヘブライの歌-永遠の謎(パスカル・シュヴェレン編)、カディッシュ(アネッテ・マイブルク編)
ドビュッシー(パスカル・シュヴェレン編):シランクス・リローデッド(原曲:シランクス)
ショパン(パスカル・シュヴェレン編):フレデリックのダンス(原曲:ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64-2)
アルメニア民謡(パスカル・シュヴェレン編):農民の訴え
マイブルク・アンサンブル〔アネッテ・マイブルク(Fl)、パスカル・シュヴェレン(P)、マティアス・ハッカー(Cb)、フェティ・アク(パーカッション)〕

録音:2021年3月19日-22日
ハーゲンPOやケルンRSO、デュッセルドルフSOのフルート奏者を務めたアネッテ・マイブルクと、彼女が率いるマイブルク・アンサンブルによるアレンジ・アルバム。
マイブルクは、これまでに様々な国のポピュラー演奏者と共演しており、本アルバムでは、お馴染みのクラシックの名曲にポピュラー音楽のエッセンスを加え、古典的なフルートのレパートリーに新たな一面を見出しています。
ARS-38330(1SACD)
第2幕〜九重奏のためのオペラ組曲集
プッチーニ:組曲「ラ・ボエーム」
R.シュトラウス:組曲「エレクトラ」
チャイコフスキー:組曲「エフゲニー・オネーギン」

※全てシュテファン・ポツマン編曲
アンサンブル・ミヌイ〔アンナ・マルゴウレツ(Vn)、ヘルムート・ロッソン(Vn)、ネイツ・ミコリッチ(Va)、ヴィルヘルム・プフレガール(Vc)、アンナ・グルヒマン(Cb)、ジークリンデ・グレシンガー(Fl)、シュテファン・ポツマン(Cl)、マーカス・ヘラー(Hrn)、クレメンス・ベーム(Fg)〕

録音:2021年1月、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
主にオーストリアのクラーゲンフルト市立劇場のケルンテンSOで活躍する「5人の弦楽器奏者+4人の管楽器奏者」の「九重奏」、アンサンブル・ミヌイがクリアなサウンドと絶妙の一体感で楽しませてくれる小編成によるオペラの世界!
2016年にケルンテンSOの団員を中心として結成された九重奏団であるアンサンブル・ミヌイは、ベートーヴェンの「九重奏曲 Op.20」やシューベルトの「八重奏曲D.803」の定番レパートリーだけでなく、大編成によるオペラの小編成化とその演奏に積極的に取り組んでおり、オペラ愛好家には新たな視点をもたらし、そして新たな聴衆をオペラの世界に招くという重要な役割を担っています。
クラリネット奏者のシュテファン・ポツマンによって編曲された、「ラ・ボエーム」、「エレクトラ」、「エフゲニー・オネーギン」の3曲は、小編成化されたことにより、これまでになく音が細分化された状態で聴衆の耳に届きます。第1幕と題された前作(ARS38290)では「ばらの騎士」、「トスカ」、「ルサルカ」を取り上げており、こちらも併せてお楽しみください。
ARS-38331(1SACD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ ニ長調 D 850
ピアノ・ソナタ ハ短調 D 958
エレーナ・マルゴリーナ(P/スタインウェイ)

録音:2021年1月、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
サンクトペテルブルク音楽院とデトモルト音楽院でピアノを学んだエレーナ・マルゴリーナは、1995年にドルトムントで行われた第5回国際シューベルト・ピアノ・コンクールで第1位に輝くなどシューベルトのスペシャリストとして広く知られており、ARS Produktionからもシューベルト・アルバムを数多くリリースしています。教育者としても名高くデルモント音楽大学で教鞭を執っており、彼女の学生の多くがコンクールで受賞しています。また曲目によってピアノを弾き分ける彼女は、このアルバムではスタインウェイを使用しています。
ARS-38332(1SACD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 KV332
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 KV330
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 KV331「トルコ行進曲付き」
ミヒャエル・ヴェッセル(P)

録音:2021年8月
ミヒャエル・ヴェッセルは、バイロイトのプロテスタント教会音楽大学でピアノ演奏、歌の伴奏などの教授を務めています。彼はピアノをエリザーベト・レオンスカヤ、作曲をヘルムート・ラッヘンマンなどに学び、18世紀から21世紀の作品まで幅広いレパートリーを持っています。歴史に基づいた演奏知識と現代のベーゼンドルファーの豊かな音を活かし、それぞれの作品の特徴を捉えた新鮮な演奏を披露しています。パウル・バドゥラ=スコダは、ヴェッセルの演奏を「優れた繊細なピアニストであるだけでなく、私が今まで会った中で最も知的なミュージシャンの 1人でもあります」と評しています。
ARS-38333(1SACD)
大西洋横断〜ハープのための作品集
タイユフェール:ハープ・ソナタ
ラヴェル:「鏡」より「道化師の朝の歌」
カルロス・サルセード(1885-1961):古い様式の主題による5つの変奏曲 Op.30
ラフマニノフ:練習曲「音の絵」第7番 Op.33-7ト短調
ヒンデミット:ハープ・ソナタ
エリオット・カーター:「三部作」より「バリオラージュ」
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
タンスマン:ブルースの形式による前奏曲第1番
フォーレ:即興曲 Op.86 
アンヌ=ソフィー・ベルトラン(Hp)

録音:2021年8月30日-9月1日
このアルバムは、大西洋横断定期船の黄金時代である 20世紀初頭のヨーロッパとアメリカの音楽交流を物語っています。選ばれた作曲家はコンサートツアーや移住をし、その地の民族音楽や詩からインスピレーションを受けました。そういった作品をこのアルバムでは、ハープのオリジナル作品と編曲作品を共に収録しています。
ARS-38335(1SACD)
カンタボ・ドミノ〜バリトンとオルガンの為の作品集
アレッサンドロ・グランディ(1570-1630):カンタボ・ドミノ
バッハ:ああ神よ主よ
シュッツ(1585-1672):神の子らよ、主に帰せよ
バッハ:ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV691 & BWV647、
 トリオ ト短調 BWV584
ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690-1749):あなたがそばにいるのなら
ーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー:われらの父よ Op.157-4、
 カンティレーヌ Op.148-22
メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」Op.70より「いまや足れり」
レーガー:「2つの宗教的歌曲」Op.105
ドヴォルザーク:「聖書の歌」Op.99より第1曲「雲と暗闇とは主のまわりにあり」 、「聖書の歌」Op.99より第4曲「主はわが牧者」
ブラームス:コラール前奏曲「おお愛する魂よ、汝を飾れ」Op.122-5、コラール前奏曲「われ心よりこがれまつる」Op.122-10、コラール前奏曲「ひともとの薔薇生いいでぬ」Op.122-8、4つの厳粛な歌 Op.121
クラウス・メルテンス(Br)、
ディミトリ・グリゴリエフ(Org)

録音:2021年5月26日-28日
1949年ドイツ生まれのバリトン歌手クラウス・メルテンスによるバリトンとオルガンの為の作品集です。メルテンスは、バッハの録音で知られ、特にトン・コープマンとのカンタータ全集の低音パートを担当したことが有名です。他にもアーノンクールやヘレヴェッヘ、そしてブリュッヘンなどの古楽に精通した指揮者との共演も多く、彼自身も得意としています。今作でもその洞察力で分析され深化された解釈でを用いた歌唱が聴きどころです。
ARS-38337(1SACD)
伝説と神話
クーラウ:ウェーバーの歌劇「オイリアンテ」の主題による変奏曲 Op.63
フランソワ・ボルヌ(1840-1920):エルフのダンスとバラード
ブレット・ディーン(b.1961):無伴奏フルートのための「悪魔」
ライネッケ:フルート・ソナタ Op.17「ウンディーネ」
ポール・タファネル:「魔弾の射手」による幻想曲
リリア・シュタイニンガー(Fl)、
エリカ・ル・ルー(P)

録音:2021年2月3日-5日、テルデック・スタジオ
1994年ベルリンで音楽家の両親の間に生まれたリリア・シュタイニンガーは、若くしてその才能を開花させます。14歳の時にはベルリン・ドイツSOのソリストとしてデビュー、ベルリン芸術大学のシュテルン音楽院に入学しロスヴィタ・シュテーゲに師事しました。その後ウィーン国立音楽大学ハンスゲオルク・シュマイザーに師事、20歳の時にはベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーの会員になり多くのリハーサルやコンサートに参加しました。その後も数々のコンクールで高い評価を得て、ソリストとして活躍しています。
ARS-38339(1SACD)
音楽の真珠〜フルートとハープのための20世紀のオリジナル作品集
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト:フルートとハープのためのソナタ Op.56(1919)
ローウェル・リーバーマン:ソナタ Op.56(1996)
アミ・マアヤニ:フルートとハープのためのアラベスク第2番(1973)
ネッド・ローレム:ブック・オヴ・アワーズ(1975)
ルトスワフスキ:フルートとハープのための3つのフラグメント(1953)
レ・コニヴァンス・ソノール〔オディル・ルノー(Fl)、
エロディ・レボー(Hp)〕

録音:2021年1月
2014年にオディル・ルノーとエロディ・レボーによって創設されたフルートとハープという珍しい組み合わせで生まれたデュオ、レ・コニヴァンス・ソノール。彼女たちは18世紀から現代曲まで幅広いレパートリーを持っており、このアルバムでは20世紀のオリジナル作品を、彼女たちならではの息の合った演奏で披露しています。
ARS-38340(1SACD)
通過儀礼
チャイコフスキー(プレトニョフ編):組曲「くるみ割り人形」Op.71A
ファジル・サイ:トロイ・ソナタ Op.78(抜粋)〔第3楽章「トロイの英雄」、第5楽章「ヘレン、愛」、第6楽章「トロイ」、第8楽章「戦争」、第10楽章「エピローグ」〕
シューベルト(リスト編):糸を紡ぐグレートヒェン S.558-8
リスト:メフィスト・ワルツ第1番 S.514
アナスタシヤ・ドランチュク(P)

録音:2022年9月2日-3日(ベルリン)
アナスタシヤ・ドランチュクのデビュー・アルバムとなる本作。そのプログラムにはチャイコフスキー、サイ、シューベルト、そしてリストのいずれも技術を要する作品が選ばれました。「通過儀礼」と銘打たれたこのアルバムは、幼年期から成人期、平和から戦争、誕生から死への移行を表現しています。デビュー・アルバムとは思えない堂々とした演奏、そして繊細なタッチから生まれる多彩な表現をお楽しみいただけます。
アナスタシヤ・ドランチュクは1989年にカザフスタン(当時はソ連)の音楽家の家庭に生まれ、2001年にベルリンに移住しハンス・アイスラー音楽大学で学びました。これまで、ホロヴィッツ国際コンクール(キーウ)で銅メダルと審査員特別賞を、スタインウェイ・コンクール(ベルリン)で第1位と聴衆賞&クラシック賞を、ドイツの子供&青少年向け国内コンクール「Jugend musiziert」でピアノ部門第1位等を獲得。2007年には、ベルリン首都賞「Goldener Julius Junior Young Talent」も受賞しています。
ARS-38341(1SACD)
超越〜サクソフォン四重奏のための作品集
マーク・メリッツ(b.1966):タパス
キャロライン・ショウ(b.1982):Entr'acte(世界初録音)
ゲオルク・フリードリヒ・ハース(b.1953):サクソフォン四重奏曲
ウィリアム・オルブライト(1944-1998):幻想練習曲
フキオ・クァルテット

録音:2022年9月27日-29日
コロナ・パンデミックの経験と感情を表現したというこのアルバムは、キャンセルされたコンサートと、ライブを再開できるかどうか、またいつできるかについての不確実性の中で作成されました。2008年にケルンを拠点に活動を始めたフキオ・クァルテットは、サクソフォン四重奏の新しいレパートリーを中心に活動しており、有名な現代作曲家のみならず若手作曲家とも積極的にコラボレーションを行い、ヨーロッパだけでなく、アジアやアメリカなどでも演奏を行っています。
ARS-38346(1SACD)
マンドリンのハンブルク・ガイド
石橋敬三(b.1983):サザナミガゼル
カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787)(フロリアン・クラウス・ルンプ編):アレグロ WKO 198
マーク・サマー(b.1951)(ルンプ編):Julie-O
ラファエレ・カラーチェ(1863-1934):前奏曲第16番 Op.152
クリス・アクアヴェッラ(b.1975):ジャーニー・トゥ・パザルジク
堀雅貴:Remembrance Op.12
ヴィクター・キオラフィデス(b.1961):Diferencias
堀雅貴:Remembrance2 Op.25
フロリアン・クラウス・ルンプ(b.1986):Irish Stew
石橋敬三:朝日 ハ ノボル
堀雅貴:Remembrance3 Op.26
ルンプ:子守唄
アルバート・ジョン・ウェイト(1866-1945)(ルンプ編):マイ・レディ・ジャズ
フロリアン・クラウス・ルンプ(マンドリン、バロック・マンドリン、オクターヴ・マンドリン、リュート・カンタービレ)

録音:2021年5月22日-26日(ハンブルク)
フロリアン・クラウス・ルンプは、7歳からマンドリンを始め、ケルンの音楽舞踊大学で学びました。このアルバムでは、様々な種類のマンドリンを駆使して、石橋敬三などの現代活躍しているアーティストの作品を中心に収録。マンドリンの素朴で明るい音色を活かした温かい音楽に溢れたアルバムに仕上がっています。
ARS-38349(1SACD)
女性の回想録〜メル・ボニ:ピアノ作品集
メル・ボニ(1858-1937):エティオール Op.2(1884)/前奏曲 Op.10(1889)/うららかな春 Op.11(1889)/小川の側で Op.9(1894)/秋の思い Op.19(1894)/子守歌 Op.23-1(1895)/牧歌 Op.12(1897)/無言歌(ロマンス) Op.29(1897)/瞑想曲 Op.33-1(1898)/神秘的な鐘 Op.31(1898)/バラード Op.27(1897)/無言歌(ロマンス) Op.56(1905)/舟歌 Op.71(1906)/傷つけられた大聖堂 Op.107(1915)/夕暮れに Op.111(1922)/嘆きの笛 Op.117(1928)/悲しい子守歌 Op118(1929)/遠くの鐘 Op.121(1929)
ミリアム・バルボー=コーエン(P/ベヒシュタインD282)

録音:2022年1月18日-20日、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
セザール・フランクの強い推薦で入学したパリ音楽院でドビュッシーやピエルネと同時期に学んだフランスの女流作曲家、メル・ボニ(本名メラニー・ボニ)。当時の男性中心社会における不当な扱いを避けるため女性であることを公表せずに中性的な偽名で活動して実力が認められ、後年女性であることを公表してからも当時としては異例の高い評価を受けました。ポスト・ロマン派風〜印象主義的な作風でピアノ曲を中心に約300もの作品を遺しており、近年再評価が進む作曲家の一人です。20代の頃に書かれこれが世界初録音となる「エティオール」から、病におかされながら書かれた晩年の作品までが時系列に並べられています。
2019年にもベヒシュタインのピアノでARS Produktionレーベルにグラナドスの作品集(ARS38288)を録音したフランス出身のピアニスト、ミリアム・バルボー=コーエン。現在はドイツ・フランクフルトを拠点にソリストとしての活動を行いながら、自閉症や学習障害の子どもたちにも音楽を教えています。
ARS-38353(1SACD)
シュナイダー:オラトリオ「幼児キリスト」  ドロテア・ブラント(S)、エルヴィラ・ビル(A)、サンティアゴ・サンチェス(T)、クリストフ・シェーベン(Bs)、ヴッパータールSO、カントライ・ブレーメン=ゲマルケ、アレクサンダー・リューケン(指)

録音:2021年11月
ドイツのピアニスト、オルガン奏者でもあった作曲家のフリードリヒ・シュナイダー(1786-1853)による三部作のオラトリオ。デッサウ宮廷音楽監督であったシュナイダーは1820年代にキリストの生涯に基づいた長編オラトリオの構想を持っていました。初演から190年以上が経った2021年に出版された版による世界初録音です。
ARS-38360(2SACD)
シュナイダー:主であるキリスト
フリードリヒ・シュナイダー(1786-1853):オラトリオ「主であるキリスト」
アレクサンダー・リューケン(指)、ヴッパータールSO、カントライ・ブレーメン=ゲマルケ、ドロテア・ブラント(S)、レナ・クライフェルト(A)、ファビアン・シュトロートマン(T)、リヒャルト・ロギエヴァ・ストヤノヴィチ(Bs)

録音:2022年5月
ドイツのピアニスト、オルガン奏者でもあった作曲家のフリードリヒ・シュナイダー(1786-1853)による三部作のオラトリオ。オラトリオ「幼児キリスト」(ARS-38353)に続く二作目となります。元々は四部作を想定しキリストの生涯をオラトリオにする予定だったシュナイダーでしたが、「栄光のキリスト」は作曲されませんでした。

ARS-38402
ピアノ6手連弾の為の作品集 Vol.3
J・シュトラウス I(トミスラフ・バイノフ編):ラデツキー行進曲 Op.228
シャルル=アンリ・フェリクス:田舎者の踊り
ベルンハルト・ヴォルフ(1835-1906):小舞曲 Op.138
アンリ・ラヴィナ(1818-1906):チロル変奏曲 Op.69
J・シュトラウス I(ヴィルヘルム・クラーマー編):ヴェネツィア=ガロップ Op.74
J・シュトラウス(ガブリエレ・ケーニヒ編):ピツィカート・ポルカ
ラフマニノフ(ガブリエレ・ケーニヒ編):イタリアのポルカ
ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
エドゥアール・A・テュイエ:華麗なボレロ
シャブリエ(アンリ・ドベル編):スペインの思い出
ビゼー(アルノルド・サルトリオ編):オペラ「カルメン」序曲
ジュゼッペ・マンツィーノ(1929-1992):3人の為のワルツ
ジャック・カステレード(1926-):3人の為のメナージュ
オッドヴァル・S・クヴァム(1927-):レセプション・ワルツ Op.67/3
イタロ・ガラヴェルニ(?-1965):春の夢
トミスラフ・バイノフ(1958-):クリスマスの旅「鈴を鳴らせ変奏曲」(1999)
ジョヴァンニ・ピアッツァ(1964-):ジャズの色
グレインジャー:ザンジバルの舟歌
トミスラフ・バイノフ:メトロリトミカ 1(1997)
バイノフ・ピアノ・アンサンブル
[トミスラフ・バイノフ、
リカルダ・フォン・ヴァレンシュテルン、
スヴェトラナ・メック、
クミ・アシダ、
ズザナ・ステフンコヴァー、
ス=ジン・キム]

録音:2001年8月1-4日、ザスバッハ=ヴァルデン
ARS-38422
コダーイ:チェロとピアノの為の作品全集
コダーイ:アダージョ/ソナタ Op.5/ソナティナ
抒情的ロマンス*
バッハ(コダーイ編):前奏曲とフーガ/3つのコラール前奏曲
デュオ・ポスティリョーネ・シュトゥットガルト
ヴォルフガング・シュルツ(Vc)
ギネッテ・コステンバーダー(P)

録音:2003年10月21、23日、コルンタール、シュタットハレ
*=世界初録音
ARS-38426
ジプシーの歌
作曲者不詳(ゾルターン・ナジ編):25のハンガリー民謡(1887)〜ハンガリーの愛の歌
フェルディナント・ヒラー:ジプシーの女 Op.43
シェック(1886-1957):三人のジプシー Op.24a-4(1926)
モシェレス:ジプシーの女 Op.119-2
リスト:三人のジプシー
シューマン:ジプシーの歌 Op.79-7,8
ヴォルフ:ジプシーの女
ブゾーニ:ジプシーの歌 Op.55-2
シュポア:ジプシーの歌 Op.25-5
ルイス・エーレルト(1825-1884):ジプシー流 Op.16-1
チャイコフスキー:ジプシーの女の歌 Op.60-7
ブラームス:8つのジプシーの歌 Op.103
レネー・モルロツ(A)
フィリップ・モル(P)

録音:2003年8月26-29日、SWR・カールスルーエ・スタジオ
ARS-38431
LEVADA〜フルート・クァルテットの為の音楽
フリードリヒ・グルダ:フーガ
ユジェーヌ・ボザ(1905-1991):山の夏の日
ハイケ・ベックマン:Levada
グルック(オリヴィエ・ペータース編):オルフェウス
ハイケ・ベックマン:アップタイム
オリヴィエ・ペータース(1955-):Feu Vif*
フリードリヒ・グルダ:フーガ(ライヴ)
ハイケ・ベックマン:Levada(ライヴ)
デスモンド(オスカー・ゴットリープ・ブラー編):Take V.i.F.(ライヴ)
V.i.F.
[ヒルデガルト・シャッテンベルク、
クリスティアーネ・オクセンフォルト、
シュテファン・ボーツ、
アンドレアス・ダーメン(Fl)]
ケルン・サクソフォン・マフィア*
ARS-38432
BAROXX〜フルート・クァルテットによるバロック音楽
フレスコバルディ(オスカー・ゴットリープ・ブラー編):カンツォーナ第4番
バッハ(キリル・マッグ編):フーガの技法 BWV.1080〜コントラプンクトゥス I
テレマン(アンドレアス・ダーメン編):3つのフルートとバス・フルートの為の四重奏曲 ニ長調
バッハ(キリル・マッグ編):フーガの技法 BWV.1080〜コントラプンクトゥス X/IX
フレスコバルディ(オスカー・ゴットリープ・ブラー編):聖体奉挙の為のトッカータ
バッハ(オスカー・ゴットリープ・ブラー編):フーガ ト短調 BWV.542
スウェーリンク(オスカー・ゴットリープ・ブラー編):「わが若き日々は終わりて」による変奏曲
バッハ(アンドレアス・ダーメン編):管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067による組曲 ニ短調
ViF
[ヒルデガルト・シャッテンベルク、
クリスティアーネ・オクセンフォルト、
シュテファン・ボーツ、
アンドレアス・ダーメン(Fl)

録音:1995年6月、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ARS-38433
BAROXX II〜フルート・クァルテットによるバロック音楽
バッハ:(管弦楽)組曲第1番ハ長調 BWV1066
ラッスス:「3声のドイツ語詩篇」〜3曲
コンラート・ハギウス(1550-1616):詩篇139
バッハ:フーガの技法 BWV1080 〜コントラプンクトゥス II
ファッシュ:3つのフルートとバスフルートの為の組曲へ長調
バッハ:フーガの技法 BWV1080 〜コントラプンクトゥス III
バッハ:汝を飾れ、おお、愛する魂よ BWV654a
バッハ:フーガの技法 BWV1080 〜コントラプンクトゥス IV
スヴェーリンク:涙のパヴァーヌ(ジョン・ダウランドの「流れよわが涙」による)
バッハ:フーガの技法 BWV1080 〜コントラプンクトゥス XIX
バッハ:われは御身の玉座の前へ進む BWV668
ViF
[ヒルデガルト・シャッテンベルク、
クリスティアーネ・オクセンフォルト、
シュテファン・ボーツ、
アンドレアス・ダーメン(Fl)]

録音:2000年5月25-30日、アーハウス、バロック館、君主の間
ARS-38434
リャードフ:ピアノ音楽
マズルカ Op.3-4/前奏曲 Op.10-1
マズルカ Op.9-2/前奏曲 Op.11-1
マズルカ Op.11-3/2つのバガテル Op.17
マズルカ Op.15-1/同 Op.15-2
昔のこと(バラード)Op.21/前奏曲 Op.24-1
牧歌 Op.25/バガテル Op.30
前奏曲 Op.40-3/田舎風マズルカ Op.31-1
前奏曲 Op.31-2/4つの前奏曲 Op.46
なじみのポロネーズによる変奏曲 Op.51
3つのバレエ小品 Op.52/3つのバガテル Op.53
カンツォネッタ Op.48/3つの小品 Op.57
佐野恵(P)

録音:2000年5月25-30日、アーハウス、バロック館、君主の間
ARS-38436
ブラームス:晩年のピアノ曲集
幻想曲集 Op.116(6曲)*
3つの間奏曲 Op.117*
6つの小品 Op.118*/4つの小品 Op.119+
エレーナ・クシュネロワ(P)

録音:2002年11月11日-12日、2003年5月31日、バイエルン放送スタジオ2*/2004年1月23日、バイエルン放送スタジオ1+
ARS-38438
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番、ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲* ノラ・チャステイン(Vn)、
リュディガー・ボーン(指)
シンフォニエッタ・テュービンゲン、
ルドルフ・ルッツ(指)ザンクトガレン室内アンサンブル*
ARS-38439
ユリウス・レントヘン(1855-1932):チェロ・ソナタ集 Vol.2
第10番ハ短調(1927)
第7番嬰ヘ短調(1917)
第2番イ短調(1901)
ジャン・ドクロース(Vc)
ダニエル・ドシェンヌ(P)

録音:2005年2月18-19日、4月23-24日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ARS-38440
レントヘン(1855-1932):ノルウェー民謡による組曲「ヨトゥンハイメンより」
(オーボエとピアノの為の;1902)*
ファゴット・ソナタ(1929)+
オーボエ・ソナタ第1番(1918)*/同第2番(1928)*
マールテン・カレス(Ob)*
ペーター・ハーステルラント(Fg)+
アリアーネ・カレス(P)

録音:2004年9月17-19日*、10月24日+、ヴッパータール、インマヌエル教会
ARS-38441
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1
第1番ニ長調 Op.12-1*
第2番イ長調 Op.12-2+
第3番変ホ長調 Op.12-3+
第8番ト長調 Op30-3#
ノラ・チャステイン(Vn)
フリーデマン・リーガー(P)

録音:1991年*/1995年3月+/2004年1月#
ARS-38442
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2
第4番イ短調 Op.23*
第5番ヘ長調 Op.24+
第9番イ長調 Op.47「クロイツェル=ソナタ」+
ノラ・チャステイン(Vn)
フリーデマン・リーガー(P)

録音:1991年1月*/2004年1月+
ARS-38443
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.3
第6番 イ長調 Op.30-1*/第7番 ハ短調 Op.30-2*/
第10番 ト長調 Op.96+
ノラ・チャステイン(Vn)
フリーデマン・リーガー(P)

録音:2004年1月*/1995年3月+
ARS-38444
ストラヴィンスキー:ピアノ作品集
4つの練習曲 Op.7/ソナタ/5本の指で/セレナード イ長調
「ペトルーシュカ」からの3つの楽章/
「プルチネッラ」からの2曲/タンゴ
エレーナ・クシュネロワ(P)
ARS-38445
私の声の中の風景〜声楽新作集
ベスティ・ジョラス(1926-):1つの声の為のカプリス(1975)
ヤナールチェコヴァー(1951-):暗黒のはじまり(声の為の;1998)
ディネスク(1953-):Et veniens veni(声、打楽器とヴィオラの為の;2002)(+/**)
フォンティン(1930-):KU SOKO(声とピアノの為の;1990)*
マリアム・マルベ(1931-):D'a cantare - cantarellare(ソプラノ、ヴァイオリンと打楽器の為の;1995)(+/#)
ヴィオレータ・ディネスク:ロープで二分されたごとく(歌声の為の;1997)
スメイカロヴァー(1974-):雨の味(声とピアノの為の;1997)*
ドイナ・ノタル(1951-):… 鐘楼から鐘楼へ …(声と打楽器の為の;2004)+++
グバイドゥーリナ:ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの幻視から(声の為の;1994)
クラウス・ヒンリフ・シュターマー(1941-):私の声の中の風景(1978)##
クリステル・ニース(声)
ヘルムート・フィーフェル(P)*
ベルンハルト・ベツル(打楽器;+)
オトフリート・ニース(Vn)#
アルムート・シュタインハウゼン(Va;**)

録音:2002年11月27-29日、ヘッセン放送カッセル・スタジオ(++,##以外)/2005年1月15日++、1992年9月26日##、カッセル大学音楽音響スタジオ(++/##)
ARS-38446
デュオ・フルート=ハープ
バッハ:フルート・ソナタ(第2番)変ホ長調 BWV.1031
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ(第14番)ニ長調 K.29
クルムフォルツ(1742-1790):フルートとハープの為のソナタ ヘ長調 Op.8-5
サン=サーンス:ロマンス変ニ長調 Op.37
フォーレ:子守歌/シシリエンヌ Op.78
イベール:間奏曲
レイナルド・アーン:テュンダリス/恍惚の時/クローリスに
グイド・ブリッチャルディ(1818-1881):ヴェネツィアの謝肉祭 Op.78
デュオ・フルート=ハープ
[デヤン・ガヴリッツ(Fl)
ジルケ・アイヒホルン(Hp)]

録音:2005年3月15-16日
ARS-38447
ヘブライのメロディー
ジョゼフ・アクロン(1886-1943):ヘブライのメロディー Op.33
ジェリー・ボック(1928-):屋根の上のヴァイオリン弾き
ジョン・ウィリアムズ(1932-):「シンドラーのリスト」のテーマ
プロコフィエフ:ヘブライの主題による序曲+
ブロッホ:ニグン(即興曲)第2番
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 Op.67 〜フィナーレ(アレグレット)*
ベン=ハイム:バラード
ヴァーサ・プリゴダ(1900-1960):エリ、エリ!
ワレンチン・ジュク(Vn)
イェルン・ヴェイエリンク(指)
カメラータ・アムステルダム
ヴァーケ・バグラトゥーニ(Vc)*
イロンカ・ハイリングロー(P)*
セレステ・ゼーワルド(Cl)+

録音:2004年9月9-10日、ヒルフェルスム、MCO
ARS-38448
2台ピアノ8手連弾の為のオリジナル作品集
グルリット(1820-1901):狩の序曲 Op.101*
ゲーザ・ホルヴァート(1868-1925):ハンガリー小組曲 Op.68*
スメタナ:一楽章のソナタ(1849)
グレインジャー:カントリー・ガーデンズ
ステファン・イコノモフ(1927-1994):ソナタ*
マック・ウィルバーグ(1955-):ビゼー「カルメン」の主題による幻想曲
ウィリアム・ジロック(1917-1993):シャンパーニュ・トッカータ
ケヴィン・R.オルソン(1971-):ア・スコット・ジョプリン・ラグ・ラプソディー
ベルント・ヘンゼル(1956-):かかし(2002)*
バイノフ=ピアノ=アンサンブル
[トミスラフ・バイノフ、
ズザナ・スハノヴァー、
ルイジ・カセッリ、
スヴェトラーナ・メック、
ハインリヒ・バイゼ(P)]

録音:2002年8月、ドイツ、デンキンゲン、バイノフ=ピアノ=アンサンブル=スタジオ
ARS-38449
スカンディナヴィアの合唱音楽
トロン・クヴェルノ(1945-):めでたし、海の星
ウルマス・シサスク(1960-):ベネディクツィオ
クヌート・ニューステット(1915-):3つのモテット
ヴェリヨ・トルミス:秋の風景
ステーンハンマル:3つの合唱曲
ダーヴィド:ヴィカンデル(1884-1955):春の夕べ
ゲーゼ:朝の歌
ダーヴィド:ヴィカンデル:スズランの王
アルヴェーン:夕べ
グリーグ:麗しきかな、神の子よ
ラウタヴァーラ:夏の夜
ニコル・マット(指)
アマデウスcho

録音:2003年10月25-29日、2004年2月6-8日、ハイルスブロン修道院
ニコル・マットは、シュトゥットガルト、トロッシンゲン、ストラスブールで合唱の指導法を学び、合唱の神様エリク・エリクソンやドイツ合唱界の巨匠フリーダー・ベルニウスにも師事した経歴を持つ合唱指揮者。
ヨーロッパ室内合唱団(旧ノルディック室内合唱団)の指揮者を務めており、2001年からはドイツの歴史る合唱団、アマデウス合唱団の指揮者としても活躍しています。
ARS-38450(2CD)
ライン・ドイツ歌劇場の五十年 1956-2006

(1)R.シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」〜Grossmachtige Prinzessin

(2)ヴェルディ:「リゴレット」〜Gleich sind wir beide - Tochter! Mein Vater(第1幕)

(3)ヴェルディ:「マクベス」〜Den vollen Becher lasst froh uns heben(第2幕、宴会の場面)

(4)R.シュトラウス:「ばらの騎士」〜Sei er doch gut Quinquin - Mein schoner Schatz(第1幕)

(5ヴェルディ:「アイーダ」〜Als Sieger kehre heim !(第1幕)

(6)ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜Leb wohl mein Sohn(ボリスの死)

(7)プッチーニ:「トスカ」〜
Ah! Franchigia a Floria Tosca - Com'e lunga l'attesa !(第3幕)

(8)ロッシーニ:「チェレネントラ(シンデレラ)」〜
Nacqui all'affano - non piu mesta(第2幕)

(9)ドヴォルザーク:「ルサルカ」〜Silberner Mond(第1幕)

(10)レオンカヴァッロ:「道化師」〜Si puo ? Si puo ?(プロローグ)

(11)プッチーニ:「ボエーム」〜
D'onde lieta usci - Dunque e poprio finita ?(第3幕)

(12)フォルトナー(1907-1987):「血の婚礼」〜Dein Vater nahm mich mit

(13)プッチーニ:「トスカ」〜Tre sbirri, una carozza - Te deum(第1幕)

(14)マスネ:「マノン」〜Toi ! Vous ! - Oui, c'est moi !(第3幕)

(15)モンテヴェルディ:「ウリッセの帰還」〜Io viddi per vendetta(第1幕)

(16)レオンカヴァッロ:「道化師」〜
Qual fiamma avea nel guardo - Stridono lassu(鳥の歌)

(17)プッチーニ:「外套」〜Nulla ! Silenzio(フィナーレ)

(18)トマ:「ハムレット」〜
A vos jeux, mes amis - Et maintenant ecoutez ma chanson !(第4幕)
(1)イルゼ・ホルヴェーク(S;ツェルビネッタ)
アルノルト・クヴェンネット(指)デュッセルドルフSO
録音:1956年10月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(2)ハインツ・イムダール(Br;リゴレット)アンネリーゼ・ローテンベルガー(S;ジルダ)
不明(Ms;ジョヴァンナ)
アルベルト・エレーデ(指)デュッセルドルフSO
録音:1957年、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(3)アストリッド・ヴァルナイ(S;マクベス夫人)ハインツ・イムダール(T;マクベス)
アルベルト・エレーデ(指)デュッセルドルフSO
録音:1957年11月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(4)ヒルデ・ツァーデク(S;元帥夫人)ハンナ・ルートヴィヒ(Ms;オクタヴィアン)
アルノルト・クヴェンネット(指)デュッセルドルフSO
録音:1958年2月2日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(5)イングリット・ビョーナー(S)アルノルト・クヴェンネット(指)デュイスブルクPO
録音:1963年2月14日、デュイスブルク劇場
(6)マルッティ・タルヴェラ(B;ボリス)ブリギッテ・デュルラー(S)
アルノルト・クヴェンネット(指)デュッセルドルフSO
録音:1967年9月21日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(7)ハナ・ヤンク(S;トスカ)ウィリアム・ホリー(T;カヴァラドッシ)
カール・フュリングス(Br;シャッローネ)ヴォルフ・アッペル(T;スポレッタ)
ジュゼッペ・パターネ(指)デュッセルドルフSO
録音:1970年6月30日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(8)ユリア・ハマリ(A;アンジェリーナ)
アルベルト・エレーデ(指)デュッセルドルフSO ライン・ドイツ歌劇場cho
録音1974年3月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(9)ヒルデガルト・ベーレンス(S)
ペーター・シュナイダー(指)デュッセルドルフSO
録音:1975年1月22日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(10)ユージン・ホームズ(Br)Hector Urbon(指)デュッセルドルフSO
録音:1977年7月13日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(11)リリアン・スキス(S;ミミ)ゲオルギー・チョラコフ(T;ロドルフォ)
ナルシン・アザルミ(S;ムゼッタ)ユージン・ホームズ(T;マルチェッロ)
アルベルト・エレーデ(指)デュッセルドルフSO
録音:1979年11月21日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(12)マルタ・メードル(S;母)ウド・ボドニク(T;花婿)
ハンス・ヴァラート(指)デュッセルドルフSO
録音:1987年2月8日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(13)ゼノン・コスノフスキ(Br;スカルピア)ヴィルヘルム・リヒター(T;スポレッタ)
ヤノス・クルカ(指)
録音:1992年6月
(14)アレクサンドラ・フォン・デア・ヴェート(S;マノン)セルゲイ・ホーモフ(T;デ・グリュー)
バルド・ポディチ(指)デュッセルドルフSO
録音:2003年3月30日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(15)マリセッレ・マルティネス (S;ミネルヴァ)タッシス・クリストヤニス(T;ウリッセ)
アンドレアス・シュテーア(指)デュッセルドルフSO
録音:2003年6月18日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(16)ナターリャ・コヴァロワ (Vogellied der Nedda)
ジョン・フィオーレ(指)デュイスブルクPO
録音:2003年6月6日、デュイスブルク劇場
(17)ゴードン・ホーキンズ(Br;ミケーレ)アンゲロス・シロス(T;ルイジ)
テレーゼ・ヴァルトネル(S;ジョルジェッタ)
ジョン・フィオーレ(指)デュッセルドルフSO
録音:2003年10月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
(18)マルリス・ペーターセン(S;オフィーリア)
アレグザンダー・ジョエル(指)デュッセルドルフSO
録音:2006年3月29日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ARS-38452
モーツァルト:交響曲第4番 ニ長調 K.19#/
フルートとハープの為の協奏曲 ハ長調 K.299(*/+/#)/
4つの歌曲(フルートとハープの為の
編曲版)(*/+)
[静けさは微笑み K.152(210a)/
寂しい森の中で K.308(295b)
クローエに K.524/夕べの思い K.523]/
フルートと管弦楽の為のアンダンテ ハ長調 K.315(*/#)/
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」〜カンツォネッタ(フルートとハープの為の編曲版)(*/+)
デヤン・ガブリチ(Fl;*)
ジルケ・アイヒホルン(Hp)+
ペーター・エーヴァルト(指)#
エッセン・フォルクヴァング室内O#

録音:2005年10月6日-8日、エッセン、ヴィラ・ヒューゲル
ARS-38453
ギター伴奏歌曲集
シュポア:6つの歌曲 Op.72
マルシュナー(1795-1861):憧れ/12のギター伴奏歌曲集 Op.5 〜愛/君を愛す
ウェーバー:嵐とともに丘を越えて Op.25-2/
 逢い引きの時 Op.13-1/
 彼はあなたに Op.15-6/八行詩 Op.71-1/
 快活なニンフ(カンツォネッタ)Op.29-2/
 月に寄す Op.13-4/
ジュリアーニ:6つの歌曲 Op.89
ディアベッリ:音楽の歌/求愛/思い出/人間の運命
クヌート・ショッホ(T)
カーステン・リンク(G)

録音:2005年5、6月、ラジオ・ブレーメン放送ホール
使用楽器:1829年、ヨハン・シュタウファー製

※日本語解説付き
ARS-38454
ヘンツェ:オペラ「不思議な劇場」
(ミゲル・セルバンテスのインテルメッツォによる;1幕;1949)
リカルド・タムーラ、
クリスティーネ・ラリッサ・フンクハウザー、
ラルフ・エルテル、
リュディガー・ニコデム・ラーザ、
クリストフ・ナグラー、
イリス・マリー・コツィアン、
リカルド・ヴィヴィアーニ、
ゲオルゲ・ガニーゼ、
ジャニーヌ・ヒルツェル、
ベンジャミン・ブルンス、
ロナルト・フンケ
ヘルマン・ボイマー(指)
オスナブリュックSO
オスナブルック劇場cho

録音:2005年1月、オスナブリュック劇場、ライヴ
ARS-38455
二重唱曲集
ドヴォルザーク:モラヴィア二重唱曲集 Op.29〜Nos.1,2,3,5
ジェミニアーニ:6つの二重唱夜想曲
フランツ・W.アプト(1819-1885):二重唱曲集 から Nos.14,16,22
ボッケリーニ:ソプラノ二重唱曲集(4曲)
ドヴォルザーク:モラヴィア二重唱曲集 Op.38(4曲)
サン=サーンス:おいで!/パストラール/不幸な男(ボレロ)
トリオ・アルパカンタービレ
[クリスティン・モルナール(S)
アエイーザベト・ノイホイスラー(Ms)
ジルケ・アイヒホルン(Hp)]

録音:2004年6月、イタリア、トーブラッハ(ドッビアーコ)、グスタフ・マーラー・ザール
ARS-38456
天空の光
カッチーニ:アヴェ・マリア
バッハ(グノー編):アヴェ・マリア
バッハ:トッカータ BWV565(オルガン・ソロ)
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス〜アニュス・デイ
ホセ・エリアス:トカータ・デ・コントラス第5旋法(オルガン・ソロ)
ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ から 叙事的な歌
モンポウ:魂の歌
アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585):カンツォン「ある日シュザンヌは」(オルガン・ソロ)
マーラー:「亡き子をしのぶ歌」から お前の母さんが
アルベール・ルノー(1855-1924):トッカータ ニ短調(オルガン・ソロ)
アリエル・ラミレス:ミサ・クリオージャ から キリエ-グローリア
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番 から アリア
カトリーヌ・ダゴワ(A)
エドガー・トイフェル(Org)

録音:2006年4月14-20日、フランス、サランク、聖ロラン教会
使用楽器:1873年、テオドール・ピュジェ製
ARS-38457
女声合唱作品集
ジークフリート・シュトローバッハ[ストローバッハ](1929-):君を思う/夏空の下で
ラウタヴァーラ:The first RUNO(1948)*
グスタフ・イェンナー(1865-1920):女声合唱とピアノ伴奏の為の12の歌 から+
おお太陽よ、おお太陽よ,月は嘆き悲しみ,彼方に至福の星が
アルフレート・ケルペン(1926-):「太陽の物語」(2人のソプラノ、2人の語り手と女声合唱の為の;2002)#
スタイナル・アイエルセン[スティナル・アイエルゼン](1948-):さすらう星々[Vandrestjerner]
ジークフリート・シュトローバッハ:月は昇った
ビーネ・ベッカー=ベック(指)
カンテッラ(女声cho)
マレン・ヴァイス(S)*
サンドラ・セッピ、
ニコーレ・パルメン(S)#
ペーター・トンガー、
ランガ・ヨゲシュヴァル(語り手;#)
イヴェッテ・キーファー(P)+

録音:2005年5月5-8日、10月29日、メンヒェングラートバッハ、聖カミリウス教会
ARS-38458
ブリンケン(1952-):弦楽の為の作品集
弦楽合奏の為のディヴェルティメント
「四季」Op.20(2003)*/
ヴィオラと弦楽の為の
合奏協奏曲 Op.15(1991-1992)(+/*)/
弦楽四重奏曲第2番 Op.2(1972-1973)#
ミハイル・ベレズニツキー(Va)+
ウラディスラフ・ブラーホフ(指)*
室内O「四季」*
弦楽四重奏団#
[ドミートリー・ゲルマン(第1Vn)
マリア・カルナウホワ(第2Vn)
パーヴェル・シュダーノフ(Va)
アレクセイ・トルストフ(Vc)]

録音:2004年5月*、10月#、モスクワ、スタジオ・モスフィルム
ARS-38459(2CD)
ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンの為のソナタ集 Vol.1
[第1番 ニ長調 Op.2-1/
第2番 イ長調 Op.2-2
第3番 変ホ長調 Op.12-2]
エリザベス・ホプキンス(P)
ボリス・クチャルスキー(Vn)

録音:2005年9月、スタジオ・ヴァインベルク
ARS-38460
カントリアル・ハイライツ 2〜ヨーロッパのシナゴーグ音楽の復興(ユダヤ教)
ダヴィート・アイゼンシュタット:シオンは聞きて喜べり
パウル・ベン=ハイム:「安息日の夕べの儀礼」〜来たれ、わが愛する人よ
アレヴィ:全地よ、主に向かいて歓呼せよ(詩篇100)
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」〜清らかな女神よ
レーナ・シュタイン=シュナイダー:平和の祈り
ダヴィド・ゼハヴィ:わが神よ!わが神よ!
ハインリヒ・シャリト:「ハドラト・コデシュ」より
[汝、汝の神を愛すべし/イスラエルの岩よ]
ルイス・レヴァントフスキ:われらを見捨てたもうな
メンデルスゾーン:われら主を渇望す(詩篇42)
マインツ伝承曲:律法の喜び(レオ・トレップ師による)
ガリシア伝承曲:汝に平和あれ
イスラエル・ゴルトハルプ:汝に平和あれ
マイア・ファルケンシュタイン:全世代へ
マイア:マッハテンベルク:われらを生かす者
ミミ・シェッフェル(カントール[歌])
シュテファン・シュック(Org)
ロルネ・リヒストーネ(P)
ジグリット・ハインリヒ(Hp)
ARS-38461
チェロとピアノの為のフランス音楽
ドビュッシー:ソナタ ニ短調/美しい夕暮れ
クープラン:コンセール曲集(5曲)
マスネ:タイスの瞑想曲/悲歌 Op.10
フォーレ:ロマンス イ長調 Op.69/
 子守歌 Op.16/シシリエンヌ Op.78
デルヴロワ(1680頃-1760頃):組曲第2番 ロ短調
サン=サーンス:白鳥/ロマンス Op.36
フォーレ:悲歌 Op.24
ヴォルフガング・シュルツ(Vc)
ギネッテ・コステンバーダー(P)

録音:2006年8月7-8日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ARS-38462
祝祭用合唱音楽
エルガー(ゲルハルト・ラーベ編):汝民らよ、主をたたえよ/
アヴェ・ヴェルム・コルプス
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
ヘンデル(ゲルハルト・ラーベ編):ほめたたえ、栄光を示せ
ゲルハルト・ラーベ(1944-):Solang in mir die Seiten klingen
ルネ・クローゼン(1953-):聖フランシスの祈り
フランク(ゲルハルト・ラーベ編):アヴェ・マリア/天使の糧
ゲルハルト・ラーベ:クリスマス・カンタータ
「Uberall ist Bethlehem」(ボーイソプラノ、語り手、合唱とオルガンの為の)/
ほめ歌[Lobgesang]
トーラルフ・ヒルデブラント(指)
ユーゲントカントライ・ヘーゼル(cho)
ヨハネス・ハフラ(Org)

録音:2005年2月21-24日、2006年3月7-6日、9月28日、ドイツ、ラーティンゲン、アドルフ・クラーレンバッハ教会
ARS-38463
エカテリーナ&アレクサンドル・コロドフカ〜ピアノ・デュオ 1
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(*/+)
リスト:ハンガリー狂詩曲第10番*
ショパン:夜想曲 ハ短調 Op.48-2+
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び*
リスト:ラ・カンパネッラ第3番+
ファリャ(サマズイユ編):歌劇「はかない人生」からの2つの舞曲(*/+)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」Op.57*
エカテリーナ・コロドフカ(P)*
アレクサンドル・コロドフカ(P)+

録音:2006年8月3日、ドイツ、ヘーク=ニーンボルク、NRW州立音楽アカデミー
ARS-38464
ショパン:ポーランド歌曲集 Op.74(全19曲) アンナ・ハッセ(Ms)
ウルリヒ・シュテルク(P)

録音:2007年4月、ドイツ、プッパータール、インマヌエル教会
ARS-38465
シュンケ、アーベルト:歌曲&室内楽作品集
ルートヴィヒ・シュンケ(1810-1834):ピアノ四手連弾の為の華麗なロンド ト長調++
ピアノ四手連弾の為の小ロンド ニ長調++
魔王(1827)#/小川のほとりの若者+
春の歌#/最初の喪失(1827)*
糸を紡ぐグレートヒェン(1840出版;「新音楽時報」付録)*/
ピアノ四手連弾の為の2つの性格的小品 Op.13(1834出版)++
ヨハン・ヨゼフ・アーベルト(1832-1815):独唱とピアノ伴奏の為の6つの歌曲(1879出版)
[濃い影あり*/冷たく身を切るように風は吹く**/甘美で愛らしい姿+/子守歌*/さすらい人+/秘密の森の小道で+]
ガラス屋の娘(1879出版)**/
弦楽四重奏曲 イ長調 Op.25
(1862/1864出版)##
ロスヴィータ・ジッカ(S)*
マルティン・ナギー(T)+
クラウス・テンプス(B−Br;#)
トーマス・プファイファー(Br;**)
リリヤナ・ボロタ(P)**
クリスティアン・クネーベル(P)#
ピアノ・デュオ・リリヤナ・ボロタ&クリスティアン・クネーベル(P四手連弾;++)
ヨアヒム・ドラーハイム(P;*/+)
アーベルトSQ##

録音:2003年11月7日、2004年5月12日、2005年1月21日、SWRカールスルーエ・スタジオ2004年7月19-20日、12月20日、SWRシュトゥットガルト室内楽スタジオ
ARS-38466
エカテリーナ&アレクサンドル・コロドフカ〜ピアノ・デュオ 2
ラフマニノフ:前奏曲 Op.23 Nos.2,5*/同 Op.32-12+
リスト:ダンテの読後に*
モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」序曲(*/+)
プーランク:ピアノ連弾の為のソナタ(*/+)
ミヨー:スカラムーシュ(*/+)
スクリャービン:幻想曲 イ短調 Op.posth.(*/+)
ハチャトゥリアン:「ガイーヌ」〜3つの舞曲(*/+)
ショスタコーヴィチ:タランテラ(*/+)
エカテリーナ・コロドフカ(P)*
アレクサンドル・コロドフカ(P)+
ARS-38467
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 Vol.1
[第1番 変ホ長調 Op.1-1 /第7番 変ロ長調「大公」Op.97]
メルヒャー三重奏団
[フランツィスカ・メルヒャー(P)
タニヤ・ベッカー=ベンダー(Vn)
トルステン・エンケ(Vc)]

録音:2006年4月10-12日、BR、スタジオ2
ARS-38468
エリット=ヴィアルド:ピアノ四重奏曲集
[イ長調 Op.1/ニ長調 Op.11/ニ短調(作品番号無し)]
アンサンブル・ヴィアルド
[アレクサンダー・バルタ(Vn)
ユリア・マイ(Va)
トーステン・エンケ(Vc)
シュテファン・キーファー(P)]

録音:2005年3月3日-7日、ドイツ、ブレーメン放送ホール
ARS-38469
ユリウス・レントゲン:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第13番 嬰ハ短調(1931)*/
無伴奏チェロ・ソナタ(1928)/
チェロ・ソナタ第11番 ニ短調(1930)*/
チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.3(1872)*
ジャン・ドゥクロース(Vc)
ダニエル・ドゥシェンヌ(P)*

録音:2007年2月1日-4日、ドイツ、プッパータール、インマヌエル教会
ARS-38470
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959 /
楽興の時 D.780
エレーナ・マルゴリナ(P)

録音:2007年3月5日-9日、ドイツ、カーメン、クラヴィーア&フリューゲル・ギャラリー・マイヴァルト
ARS-38471
シューベルト:歌曲集「冬の旅」Op.89 D.911 ドミニク・ヴェルナー(B−Br)
クリストフ・ハンマー(Fp)

録音:2006年3月27-31日、ドイツ、グラフラート、マルタスホーフェン音楽館使用楽器:1827-1828年、ウィーンにてコンラート・グラーフ製
ARS-38472
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:初期のフランス語歌曲集(ギター伴奏)
コルテスのセレナード
私の愛する唯一のもの/ゾレード
愛し合う二人の岩/友情
クロディーヌのロマンス/ガラテーのロマンス
セレスティーヌのロマンス
羊飼いたちの歌/ネモラン/万事休す
イジドール/アンネット/ネモラン II
無用な逃走/それは涙
私の心はため息をつく/泉のほとりで
デュオ・アルカディー
[アンネ=リーザ・ナタン(Ms)、ウルリケ・メルク(G)]

録音:2008年7月1-4日、ドイツ、ネフィゲス改革派教区、市立教会
ARS-38473
アルトゥール・ダンゲル(1931-):3つの歌曲集
ローゼ・アウスレンダー歌曲集 Op.99(2004/2005)*
ハイネ歌曲集(Zur Pllea)Op.101(2005)*
トゥリーニ歌曲集 Op.87(2000)+
ドミニク・ヴェルナー(B−Br)
ジーモン・ブーハー(P)*
フェリツィタス・シュトラック(P)+

録音:2006年7月6日-7日、11月13日-16日、ドイツ、プッパータール、インマヌエル教会
ARS-38474
カウン(1863-1932):歌曲集 Op.25
[夜露/それは涙/ポストホルン/夜の女王/赤いけし/これほどに荒れて寂れた谷はない/覚醒]
歌曲集 Op.119
[夏の夜/パオロとフランツェスカ/警告/ばら/私にはお母さんがいた/満足]
シューマン:歌曲集「リーダークライス」 Op.39
ユディト・エルプ(S)
ドリアナ・チャカロヴァ(P)

録音:2006年9月18日-21日、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ARS-38475
ヴォルフとウィーンの青年派様式
ベルク:青年時代の歌曲〜吟遊詩人(1902)
 束の間(1904)/憧れ(1902)/
 まどろみの夜(1903)/人類の境界(1902)
シェーンベルク:遠くへのあいさつ(1900)
 警告 Op.3-3(1899)
 深いしとねに埋もれた清らかな憩い Op.15-12(1908)
 渚にて(1909)/失われた大軍 Op.12-2(1907)
シュレーカー:くもの糸 Op.2-1(1901)
 敗北(1897)/放火魔(1915)/幽霊 Op.7-(1900)
 歌劇「遠い昔」〜白熱の王冠(アルバン・ベルク編、ピアノ伴奏版)
ヴォルフ:メーリケ歌曲集〜恋する者の歌
 春に/こうのとりの使い/ある婚礼に臨んで
 戒めに/別れ
ドミニク・ヴェルナー(Bs-Br)、
ジーモン・ブーハー(P)

録音:2006年7月8-11日、ヴッパータール、インマヌエル教会
ARS-38476
ピッコロトランペットとオルガンの為の音楽
テレマン:協奏曲 ニ長調
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第3番 BWV1006 〜ロンド風ガヴォット
コレッリ:ソナタ ニ短調 Op.5-12「ラ・フォリーア」
アルビノーニ:アダージョ ト短調
バッハ:主よ人の望みの喜びよ
トレッリ:シンフォニア ニ長調
マルティーニ:トッカータ ニ長調
アルビノーニ:協奏曲 変ロ長調
パーセル:ソナタ
フランツ・ヴァーグナーマイヤー(ピッコロTp)
ロベルト・コヴァーチ(Org)

録音:2007年7月10日-13日、オースストリア、ザンクトフロリアン参事会聖堂
ARS-38477
グスタフ・マーラー〜友人と同時代人
マーラー:「子供の魔法の角笛」による3つの歌曲(歌曲集「若き日の歌」から)
外へ!外へ!,シュトラスブルクの砦に,別離と忌避
ヨセフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):歌曲集「はなだいこん(夜すみれ)」
はい優しい奥様,あなたは私の心に,幻影,エピローグ
ツェムリンスキー:4つの歌曲〜年老いた王がいた
7つの歌曲〜おやすみなさい(1889-1890),森の対話(1890)
ブルーノ・ワルター:7つの歌曲〜中声の為の3つの歌曲(1900);音楽家のあいさつ,若い夫,兵士
アルフォンス・ディーペンブロック(1862-1921):年老いた王がいた(1890)/有名人(1908)
ハンス・ロット(1858-1884):*さすらい人の夜の歌(1876),夕べの鐘(1876),霊のあいさつ(1876),歌手(1880)
ドミニク・ヴェルナー(Bs-Br)
フェリツィタス・シュトラック(P)

録音:2004、2006年、ヴッパータール、インマヌエル教会

*世界初録音。
ARS-38478
チェンバロとアコーディオンの為の音楽
L・クープラン:2台のチェンバロの為のサンフォニー(*/+)
バシュマコフ(1927-):アコーディオンとチェンバロの為の4つのインヴェンション(*/+)
クープラン:「クラヴサン奏法」〜前奏曲第2,4,7番*
レイフ・カイサ(1919-2001):即興曲(1991)+
ヨハン・マッテゾン(1681-1764):2台のチェンバロの為の組曲(*/+)
ティメ・エアヴァズ(1943-):Incontri[出会い](*/+)
パンチョ・ヴラディゲロフ(アンカ・ズラテヴァ編):シュメン小品集 Op.29〜[歌/ラチェニスタ](*/+)
デュオ・ディアゴナル
[アンカ・ズラテヴァ(Cemb;*)
アダム・エアヴァズ(アコーディオン;+)]

録音:2007年9月22日-25日、ドイツ、プッパータール、インマヌエル教会
ARS-38479
メンデルスゾーン:歌曲&無言歌集
春の歌Op.34 -3/最初のすみれOp.19a-2
春の思いOp.9-8
無言歌Op.19b -4*/船乗りの別れの歌
新しい恋Op.19a-4/歌の翼にOp.34 -2*
もうひとつの五月の歌(魔女の歌)Op.8-8
無言歌Op.19b -6「ヴェネツィアの舟歌」*
ヴェネツィアの舟歌Op.57-5
さすらいの歌Op.57-6/春の歌Op.19a -1
春の歌Op.47-3/無言歌Op.38-2*
夜の歌Op.71-6/無言歌Op.53 -2*
月Op.86-5/旅の歌Op.19a-6/愛の歌Op.34-1
無言歌Op.38 -3*/葦の歌Op.71-4
旅路にてOp.71-5/無言歌Op.67-5*
旅の歌Op.34 -6/待ちわびてOp.9-3
眠れぬ者の太陽
トマス・マイケル・アレン(T)
ライニルト・メース(P、*独奏)

録音:2009年11月26-28日、アムステルダム、シンヘル教会
使用楽器:1844年、パリ、エラール製コンサート・グランド
トマス・マイケル・アレンは合衆国シカゴに生まれ、古楽を含む幅広い分野で活躍しているテノール。ライニルト(レイニルト)・メースは CHANNEL CLASSICSへの録音でおなじみのオランダのピアニスト。
ARS-38480
ロマンティック歌曲集〜マクシミリアン2世時代、エマヌエル・ガイベルとミュンヘン派詩人グループ・メンバーの詩による
フランツ・ラハナー(1803-1890):私は行かねばならない/ムート/夜の歌/物静かな睡蓮
コルネリウス:春に/一つの音/月夜に
リスト:青春の幸福/再びあなたに会えるだろうか/物静かな睡蓮
フランツ・ラハナー:けだるい夕べの歌/浮気者
アドルフ・イェンセン(1837-1879):別れ/ばらの季節/深夜に小枝の下で
ブルッフ:タンホイザー
ヨゼフィーネ・ラング(1815-1888):私があなたに初めて会ったとき/そうであってはならない/固い椅子を私は見下してきた
ヴィンツェンツ・ラハナー(1811-1893):最後のイクチオサウルス
マルティン・ブルンス(Br)
クリストフ・ハンマー(Fp)

録音:2006年5月4日-7日、バイエルン放送スタジオ1
使用楽器:1843/1847年、ウィーン、ヨハン・バプティスト・シュトライヒャー製
ARS-38481
バッハチェロとピアノの為の作品集
チェロ・ソナタ ニ長調 BWV1028(*/+)
無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007*
無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009*
フーガ イ短調+
前奏曲とフーガ(コダーイ編)(*/+)
ドゥオ・ポスティリョーネ・シュトッゥトガルト
[ヴォルフガング・シュルツ(Vc)*
ギネッテ・コステンバーダー(P)+]

録音:2007年8月30日-9月1日、ドイツ、プッパータール、インマヌエル教会
ARS-38482
ロマン主義時代の戦慄のメロドラマ集
シューベルト:別れ-美しきこの世よさらば D.829
シューマン:美しいヘートヴィヒ Op.106/
荒野の少年のバラード Op.122-1
カール・ライネッケ:ベルゲンの悪漢 Op.111-2
マルティン・レーダー(1851-1895):夜間閲兵式 Op.4-1
フィリップ・グレッチャー(1859-1895):歩哨 Op.147
ヴィルヘルム・キーンツル(1857-1941):嫁取りの旅 Op.9
R.シュトラウス:海辺の城
シリングス(1868-1933):魔女の歌 Op.15
ヴィルヘルム・キーンツル:死の光[Totenlicht]Op.97-2
トーマス・リューベナッカー(朗読)
キャスリン・デュリンガー(P)

録音:2005年4月15日、2006年7月12-13日、ドイツ、カールスルーエ、SWRスタジオ
ARS-38483
テオドール・ブルーマー(1881-1964):弦楽三重奏曲 Op.55
レーガー:弦楽三重奏曲 Op.77b
新ヴッパータール弦楽三重奏団
[ヤコプ・シャッツ(Vn)
ミヒャエル・ゲールマン(Va)
デニス・クロトフ(Vc)]

録音:2007年5月、ドイツ、エルバーフェルト市教会
ARS-38484
ロマンティック・バラード
ブラームス:4つのバラード Op.10、
ミハイル・コロンタイ(1952-):7つのロマンティック・バラード Op.2bis*
エレーナ・クシュネロワ(P)

録音:モスクワ、チャイコフスキー音楽院大ホール
*はロシアの作曲家コロンタイがドイツ、バーデンバーデンのブラームスハウスで在外研究員を務めていた時(1999年)に書き始めた作品。
ARS-38485
トランペットとピアノの為の20世紀フランス音楽
ジョリヴェ:エール・ド・ブラヴール
イベール:即興曲
フィリップ・ゴベール(1879-1941):カンタービレとスケルツォ
マルセル・ビッチ(1921-):ドメニコ・スカルラッティの主題による4つの変奏曲
レイモン・ガロワ=モンブラン(1918-1994):サラバンドとフィナーレ
ジャン・バティスト・アルバン(1825-1889):チロルの歌による変奏曲
エネスコ:伝説/トマジ:三部作
オネゲル:イントラーダ/ジャン・フランセ:ソナティネ
マヌエル・リヒテンヴェーラー(Tp)
カタリン・サルカディ(P)

録音:2008年9月29日-10月8日、ヴィンディシュガルステン(オーストリア)、文化館
マルメ音楽アカデミーでホーカン・ハーデンベルガーに師事したオーストリアのトランペット奏者、マヌエル・リヒテンヴェーラー(1983年生まれ)のソロ・デビューCDと思われます。
ARS-38486
アレクサンドル・ブリンケン(1952-):ラテン語とドイツ語による教会合唱作品集
無伴奏混声八部合唱のためのミサ Op.17(ラテン語;1993)
無伴奏混声合唱のための4つの聖歌 Op.16(ドイツ語、ラテン語;1993)
無伴奏混声八部合唱のための3つの聖歌 Op.19(ラテン語;2001-2003)
ユリア・フトレツカヤ(指)
サンクトペテルブルク青年室内cho

録音:2002年2月、2004年10月、サンクトペテルブルク、ルルドの聖母教会
アレクサンドル・ブリンケンはサンクトペテルブルクのドイツ家系に生まれた作曲家・ピアニスト・オルガニスト・音楽学者。1992年スイスのルツェルンに移住し、1998年スイスの市民権を獲得しました。
ARS-38487
アレクサンドル・ブリンケン(1952-):合唱の為のロシア正教歌集
5つのロシア正教歌Op.21(無伴奏混声8部合唱の為の;2003)
宗教的三部作Op.22(聖金口イオアン聖体礼儀のテキストによる、
男声合唱の為の;2004)
3つのロシア正教歌Op.23(無伴奏混声8部合唱の為の;2004)
トルマチの聖ニコライ教会聖歌隊
アレクセイ・プサーコフ(指)

録音:2006年10月4-6、8日、モスクワ国立トレチャコフ美術館内、トルマチの聖ニコライ教会
アレクサンドル・ブリンケンはサンクトペテルブルクのドイツ家系に生まれた作曲家・ピアニスト・オルガニスト・音楽学者。1992年スイスのルツェルンに移住し、1998年スイスの市民権を獲得しました。
ARS-38488
シューマン:ピアノ作品集
クララ・ヴィークの主題による即興曲 Op.5
ベートーヴェンの主題による練習曲
ショパンの主題による変奏曲 Op.15 No.3
ピアノ小品変ニ長調(花の曲 Op.19 冒頭部の初稿;1838)、花の曲 変ニ長調 Op.19
3つのロマンス Op.28(1839)
3つの幻想小品 Op.11
暁の歌 Op.133
アレクサンドル・ゾロタレフ(P)

録音:2007年2月、モスクワ放送
ARS-38489
いとも気高き心〜中世後期の宮廷音楽
ランディーニ(1335-1397):Ochi dolenti mie
ソラージュ(活躍:1380頃):Tres gentil cuer(シャンティー写本所収)
ランディーニ:Si dolce non sono
ヤコポ・ダ・ボローニャ(活躍:1340頃-1360頃):
Soto l'Imperio del posente prince(ディミニューション;ファエンツァ写本所収)
不詳:Toute clerte aus: Codex Chantilly(シャンティー写本所収)
不詳:Ha Fortune aus: Codex Chantilly(シャンティー写本所収)
不詳:Biance flour(ファエンツァ写本所収)
ドン・パオロ・ダ・フィレンツェ(1355頃-1436):Sofrir m'estuet
マショー(1300頃-1377):Honte, paour, doubtance
ランディーニ:Questa fanciulla
フォルトゥーナ・カンタ[オーサ・ユーネシェ(S)、カトリン・クラウス(リコーダー)、ホルガー・ファウスト=ペータース(フィドル)、ウーテ・ファウスト(フィドル、リコーダー、リュート)]

録音:2003年1月9-10日、ハンブルク(ドイツ)、NDR、ロルフ・リーバーマン・スタジオ
ARS-38490
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロ
ゴドフリー・フィンガー(1660-1730):ソナタ イ長調(1687頃)
アウグスト・キューネル(1645-1700頃):1つまたは2つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音の為のソナタまたはパルティータ;1698、カッセル)〜組曲第13番イ短調
ゲオルク・ムッファト(1653頃-1704):「音楽とオルガンの資料」(1690、ザルツブルク)〜トッカータ第7番ハ長調
ヨハネス・シェンク(1660頃-1712):「Tyd en Konst-Oeffeningen」(1688、アムステルダム)〜ソナタ第10番ハ長調
コンラート・ヘフラー(1647頃-1705頃):「Primitiae Chelicae」(1695、ニュルンベルク)〜ソナタ第5番ニ短調
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):ソナタ ニ長調 BuxWV268
フォーカス・バロック[ホルガー・ファウスト=ペータース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、イレン・リル(Cemb) ]

録音:2008年5月13-15日、ケイラ(エストニア)、新使徒教会
ARS-38491
フェルディナント・ヒラー(1811-1885):遺作第2番 Op.207
カール・ライネッケ(1824-1910):弦楽三重奏曲Op.249
新ヴッパータール弦楽三重奏団[ヤコプ・シャッツ(Vn)、ミヒャエル・ゲールマン(Va)、デニス・クロトフ(Vc) ]

録音:2009年6月、エルバーフェルト市教会(ドイツ)
ARS-38492
エルンスト・ザウター(1928-):弦楽三重奏曲全集
弦楽三重奏曲(1999)*
バラード(2001)+
弦楽三重奏曲第3番(対照的な3つの楽章;2007)#
ドイツ弦楽三重奏団[ハンス・カラフス(Vn)、ユルゲン・ヴェーバー(Va)、ライナー・ギンツェル(Vc) ]

録音:2000年3月20日*、2001年10月22日+、2008年4月30日#、バイエルン放送音源
ARS-38493
ルッツ=ヴェルナー・ヘッセ(1955-):弦楽三重奏曲Op.51(2007)
ヨゼフ・コルコヴィチ(1957-):世界の七つの局面(2008)
新ヴッパータール弦楽三重奏団
[ヤコプ・シャッツ(Vn)、ミヒャエル・ゲールマン(Va)、デニス・クロトフ(Vc) ]

録音:2009年10月、エルバーフェルト市教会(ドイツ)
新ヴッパータール弦楽三重奏団がドイツの作曲家ルッツ=ヴェルナー・ヘッセとスロヴァキアの作曲家ヨゼフ・コルコヴィチに委嘱した作品。
ARS-38494
シューベルト白鳥の歌
白鳥の歌 D.318
歌曲集「白鳥の歌」D.957
白鳥の歌 D.744 Op.23-3
ドミニク・ヴェルナー(B−Br)
クリストフ・ハンマー(Fp)

録音:2009年10月25-28日
ARS-38495
カール・ライネッケ(1824-1910):ピアノ四手連弾作品集
ソナタ イ短調 Op.35(1845)
グルックのガヴォットによる即興曲 Op.125(1873)
3つの小幻想曲 Op.9(1845/1847)
バッハのサラバンドによる変奏曲 Op.24(1849/出版:1852)
アンデルセンの「豚飼い王子」の為の音楽 Op.286(出版:1910)
ダイアン・ベイカー(P)、
エッカート・ゼルハイム(P)

録音:2006年11月、ケルン(ドイツ)、WDR、クラウス・フォン・ビスマルク・ホール
使用楽器:1839年、エラール製
メンデルスゾーンやシューマンに師事し、ライプツィヒ音楽院の院長やゲヴァントハウスOの楽長を務めたドイツ・ロマン派の重鎮、カール・ライネッケ(1824-1910)の4手連弾のためのピアノ作品集。作品番号付きのものだけでも290近くを残した多作家で、フルートやハープのための協奏曲や室内楽曲が有名です。ピアノ作品は録音も少なくあまり知られていませんが、バッハ「フランス組曲第1番」のサラバンドを主題にした変奏曲や、グルック「オーリードのイフィジェニー」のガヴォットによる即興曲、聴き応えのある連弾ソナタなど、ロマン派の王道をゆくような素晴らしい作品が並んでいます。1839年エラール製ピアノによる親密で味わい深いサウンドも魅力たっぷりの、美しいアンティークのようなアルバムです。
ARS-38496
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13
ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
ガヴォット Op.22-2
アルバン・バイキルヒャー(Vn)
センカ・ブランコヴィチ(P)

録音:2007年3月、ミュルツツーシュラーク(オーストリア)、芸術館
アルバン・バイキルヒャーは1967年イタリア、南チロル地方のブルニコに生まれ、ザールラント音楽院(ドイツ)でジョシュア・エプスタインに、ギルドホール音楽学校でイフラム・ニーマンに師事したヴァイオリニスト。Arte Novaレーベルへの録音で広く知られています。
ARS-38497(1SACD)
ブラームス:美しきマゲローネの物語 Op.33 ドミニク・ヴェルナー(Bs-Br)、
鈴木優人(フォルテピアノ)

録音:2010年10月19日−22日
ドミニク・ヴェルナー、鈴木優人、映像プロデューサー田村吾郎により結成された「日独リートフォーラム」(DJL)の第1回公演として、2008年にトッパンホールで行なわれた画期的なマルチメディア・プロジェクト。ドイツ初期ロマン派の詩人ルートヴィヒ・ティークの小説「美しきマゲローネとプロヴァンスの伯爵ペーターの愛の物語」に基づく、ブラームスが唯一完成した連作歌曲集『美しきマゲローネの物語』を、原作小説から抄出した物語の朗読とドミニク・ヴェルナーが歌う歌、そして画家 深澤健作による書き下ろし絵画を組み合わせたプロジェクトのCD化。CDには朗読部分は収録されていませんが、79ページに及ぶカラー・ブックレットには、ヴィリー・ピルツァーが抄出した物語と歌詞(日本語、ドイツ語、英語)、深澤健作の絵画が掲載され、ティークの原作物語が再創造されています。
鈴木優人が弾くフォルテピアノは、ヨハン・バプティスト・シュトライヒャー親子会社製のオリジナル楽器。「美しきマゲローネの物語」が作曲された1869年に近い1870年にウィーンで製作されたもので、ブラームスはこの楽器と同一のモデルを所有していました。
ARS-38498
シューマンと彼の理想の人物プロイセン王子ルイ・フェルディナント、そしてシューベルト
シューマン:行進曲変ホ長調 Op.76-4(管弦楽版)
プロイセン王子ルイ・フェルディナント(1772-1806):ピアノと管弦楽の為のロンド変ロ長調 Op.9+
シューベルト:(管弦楽伴奏編曲版、独唱歌曲)*
秋の夜の月に D.614/夜の曲 Op.36-2 D.672
さすらい人 Op.4-1 D.489/ズライカの第1の歌 Op.14-1 D.720
シューマン:交響曲第3番「ライン」Op.97
ミリアム・アレクサンドラ(S)*
クラウス・テンプス(Br)*
イラ・マリア・ヴィトシンスキー(P)+
フーベルト・ハイツ(指)
カールスルーエ工学研究所コレギウム・ムジクム(管弦楽)

録音:2010年7月2-4日、場所未詳
ARS-38499
シュンケ、シューマン、ブルグミュラー:ピアノ作品集
ノルベルト・ブルグミュラー(1810-1836):狂詩曲ロ短調 Op.13
ルートヴィヒ・シュンケ(1810-1834):大ソナタ ト短調 Op.3
シューマン:ユモレスク 変ロ長調 Op.20
 謝肉祭Op.9
佐野恵(P/スタインウェイ)

録音:2010年12月&2011年1月、エトリンゲン市民会館(ドイツ)
ブルグミュラー、シュンケ、シューマンという1810年生まれの3人の天才作曲家がほぼ同時期に作曲したピアノ作品を集めた1枚。練習曲で有名なヨハン・ブルグミュラーの弟であるノルベルト・ブルクミュラーとシューマンの親友ルートヴィヒ・シュンケ(1810-1834)は、どちらもシューマンがその早すぎる死を嘆いた夭逝の天才でした。シューマンはブルグミュラーの「ラプソディ」について「ゲーテの「魔王」からはじめて受けたものと同じほどの効果がある」「まるで別世界からのまぼろしのよう」と述べ、またシュンケの大ソナタ(シューマンに献呈)についても絶賛し、お返しに「トッカータ」を献呈しています。1830年代、ドイツ・ロマン派の最初の花盛りの時代と若き作曲家達の姿という、二重の意味でのロマン派の青春時代を映し出した1枚です。
佐野恵は、ブリュッセル王立音楽院に入学、その後ケルン音楽大学で研鑽を積み、テヌート音楽コンクール(ベルギー)、セネガリア国際コンクール(イタリア)などを受賞しています。このアルバムのブックレットには充実の日本語解説が掲載されています。

ARS-38500
北欧歌曲集
ゲーゼ(1817-1890):4つの歌 Op.24*
 あなたの声を響かせよ
 私の花輪を私は送った
 あなたはじゅうぶん飲んだ
 穏やかな夕べの風が吹く
 その日の最後のひとときが
グリーグ:彼らはどこへ行った?Op.4-6
 私は暗い夢の中で Op.2-3
 詩人の心 Op.5-2/あいさつ Op.48-1
 ある夢 Op.48-6
ラングストレム(1884-1947):昔のスウェーデン人
 メロディー/牧羊神/別れ/夜の翼
キルピネン(1892-1959):愛と死の歌 Op.6
 憂鬱な小鳥/荒れ果てた墓地に
 死神と孤独な酒飲み/冬の夜
 種をまく人/失われない保証
シベリウス:夢 Op.13-5/夜に Op.38-3
 虚しい望み Op.61-7/水の精 Op.57-8
 フリッガに Op.13-6
ドミニク・ヴェルナー(Bs-Br)
ジーモン・ブーハー(P)

録音:2010年7月20-23日、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会

*世界初録音と表示されています。
ARS-38502(2CD)
ピアノ・ワークス Vol.2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.18
ピアノ・ソナタ第14番「月光」Op.27-2
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」Op.57
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」
幻想曲 Op.77*
創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80+
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2#
ボリス・ブロッホ(P)

録音:2008年12月、ドゥイスブルク(ドイツ)ヴィルヘルム・レーンブルック博物館・ライヴ(無印)
2001年1月デュッセルドルフ(ドイツ)、ローベルト・シューマン大学パルティカ=ザールライヴ*
2004年3月、エッセン(ドイツ)フォルクヴァング音楽大学新講堂+
1979年1月ミュンヘン(ドイツ)レジデンツヘルクレスザール・ライヴ#
鬼才ボリス・ブロッホのベートーヴェン・ソナタ集!ウクライナのオデッサで生まれ育ったボリス・ブロッホは、モスクワのチャイコフスキー国立音楽院でタチアナ・ニコラーエワ、ドミトリー・バシキーロフに師事し、1978年にはブゾーニ国際ピアノコンクールで第1位を受賞した、"鬼才"や"奇才"といった表現がピッタリな知る人ぞ知る名ピアニスト。本作は彼がアルス・プロダクション(ARS- Produktion)で進めているシリーズ「ピアノ・ワークス」の第2集で、悲愴、月光、熱情、ヴァルトシュタインといったベートーヴェンの特に有名なピアノ・ソナタを中心に収録しています。「創作主題による32の変奏曲」以外はライヴ録音です。
ARS-38503
ピアノ・ワークス Vol.3
ショパン:マズルカ ホ短調 Op.17-2
マズルカ変イ長調 Op.17-3
マズルカ イ短調 Op.17-4
マズルカ ハ長調4-2
マズルカ変ロ短調 Op.24-4
マズルカ変ニ長調 Op.30-3
ポロネーズ イ長調「軍隊」 Op.40-1
夜想曲嬰ヘ短調 Op.48-2
スケルツォ ロ短調 Op.20
即興曲嬰ヘ長調 Op.36
練習曲変ト長調「黒鍵」Op.10-5
大ワルツ変イ長調 Op.42
ワルツ変ニ長調「メヌエット・ワルツ」Op.64-1
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
ボリス・ブロッホ(P)

録音:2010年2月14日、生誕200年記念ショパン・マチネ、ライヴ、 アルフリート・クルップ・ホール、エッセン・フィルハーモニー、ドイツ
ボリス・ブロッホ(ブロフ)は1951年ウクライナのオデッサに生まれ、モスクワ音楽院でドミートリー・バシキーロフに師事したピアニスト。音楽院卒業の翌年、1974年にニューヨークに移住し、1978年にはブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝、1985年にエッセンのフォルクヴァング大学教授に就任以降ドイツに定住しています。
ARS-38504
ボリス・ブロッホ/ピアノ・ワークス Vol.4〜モーツァルト:ピアノ作品集
幻想曲ハ短調 K.396/ソナタ第12番ヘ長調 K.332*
ソナタ断章変ロ長調 K.332/ソナタ第2番ヘ長調 K.280
ソナタ.ヘ長調 K.547a/幻想曲ハ短調 K.475+
ボリス・ブロッホ(P)

録音:2004年3月*、2008年6月+、2007年1月、ライヴ、
フォルクヴァング大学新講堂、エッセン、ドイツ
ボリス・ブロッホ(ブロフ)は1951年ウクライナのオデッサに生まれ、モスクワ音楽院でドミートリー・バシキーロフに師事したピアニスト。音楽院卒業の翌年、1974年にニューヨークに移住し、1978年にはブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝、1985年にエッセンのフォルクヴァング大学教授に就任以降ドイツに定住しています。
ARS-38505(2CD)
ボリス・ブロッホ/ピアノ・ワークス Vol.5
ラフマニノフ:10の前奏曲 Op.23*
絵画的練習曲集 Op.33+
幻想的小品集 Op.3(1893)#
ピアノ協奏曲第3番++
ボリス・ブロッホ(P)
デイヴィッド・デ・ヴィリアー(指)++
フォルクヴァング大学O++

録音:2005年3月*
1988年5月18日ライヴ+
2007年5月#
2001年1月31日**
ウクライナのオデッサで生まれ育ったボリス・ブロッホは、モスクワのチャイコフスキー国立音楽院でタチアナ・ニコラーエワ、ディミトリ・バシキロフに師事し、1978年にはブゾーニ国際ピアノコンクールで第1位を受賞した、"鬼才"や"奇才"といった表現がピッタリな知る人ぞ知る名ピアニスト。フォルクヴァング芸術大学Oとのピアノ協奏曲ではライヴ録音ならではの緊張感あふれる演奏を繰り広げています。
ARS-38506
ボリス・ブロッホ/ピアノ・ワークス Vol.6〜D.スカルラッティ:ソナタ集
ハ長調 K.514/ヘ短調 K.19
嬰ヘ長調 K.319/ト長調 K.146
ト長調 K.470/ト長調 K.547
ロ短調 K.27/ニ長調 K.491
ニ長調 K.492/ニ短調 K.1
ホ長調 K.380/ホ長調 K.381
ホ長調 K.20/イ短調 K.54
イ短調 K.3/ホ短調 K.394/ト長調 K.454
ボリ・ブロッホ(P)


録音:2010年3月5日、オーケストラ・センターNRW、ドルトムント、ドイツ
ウクライナのオデッサで生まれ育ったボリス・ブロッホは、モスクワのチャイコフスキー国立音楽院でタチアナ・ニコラーエワ、ディミトリ・バシキロフに師事し、1978年にはブゾーニ国際ピアノコンクールで第1位を受賞した、"鬼才"や"奇才"といった表現がピッタリな知る人ぞ知る名ピアニスト。ボリス・ブロッホは幅広いレパートリーを誇っており今作では、D.スカルラッティのソナタを収録しています。月
ARS-38507
ボリス・ブロッホ〜ピアノ・ワークス Vol.7
シューベルト:4つの即興曲 Op.90 D 899
さすらい人幻想曲 Op.15 D 760
ピアノ・ソナタ 第13番イ長調 Op.120 D 664
楽興の時〜第3番ヘ短調
ボリス・ブロッホ(P)
"鬼才"や"奇才"といった表現がピッタリなウクライナ、オデッサ出身の知る人ぞ知るバシキーロフ門下の豪腕、ボリス・ブロッホの「ピアノ・ワークス・シリーズ」の第7集は「シューベルト」。
変幻自在のフレージング、強烈な打鍵を繰り出したかと思いきや、繊細な弱音を聴かせコントラストを楽しませてくれるボリス・ブロッホ。その尋常ならざる存在感をここでも存分に発揮してくれています。
ARS-38508(2CD)
ボリス・ブロッホ〜ピアノ・ワークス Vol.8
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV 912
パルティータ 第1番変ロ長調 BWV 825
パルティータ 第2番ハ短調 BWV 826
フランス組曲 第4番変ホ長調 BWV 815
幻想曲 ハ短調 BWV 906
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 から
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 846
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 847
前奏曲とフーガ ホ長調 BWV 854
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV 855
協奏曲 ニ長調 BWV 972(原曲 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ長調 RV 230)
協奏曲 ニ短調 BWV 974(原曲 B・マルチェッロ:オーボエ,弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ短調)
イタリアの様式によるクラヴィーアの協奏曲 [イタリア協奏曲] ヘ長調
ボリス・ブロッホ(P/シュタイングレーバーD-232&E-272、スタインウェイ)ボリス・ブロッホ(P/シュタイングレーバーD-232&E-272、スタインウェイ)
ウクライナ、オデッサ出身の豪腕ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ボリス・ブロッホがアルス・プロダクション(ARS-Produktion)で進めている自身のシリーズ「ピアノ・ワークス」の第8集に選んだのは大本命、バッハ! 硬質で力強い打鍵、繊細かつ艶やかな弱音を使い分け、変幻自在のデュナーミクとフレージングで描き上げる他とは一線を画す"ブロッホ・ワールド"は、このバッハ・プログラムでも健在! 「前奏曲とフーガ」をプログラムの中心に据え、フランス組曲や協奏曲、そしてイタリア組曲が掉尾を飾るプログラム構成も魅力十分。 ドミトリー・バシキーロフを師に持ち、古き良き時代のロシアン・ピアニズムを継承する鬼才のバッハは聴きどころ満載です。
ARS-38509
チャイコフスキー:ピアノ作品集(ピアノ・ワークス Vol.9)
四季 Op.37b、ロマンス ヘ短調 Op.5、
6つの小品 Op.51より第4番「ナタ・ワルツ」、
ドゥムカ(ロシアの農村風景)Op.59、
即興曲「抒情的な詩」、
6つの小品 Op.51より第6番感傷的なワルツ、
18の小品 Op.72より第8番「対話」、第15番「少しショパン風に」、
6つの歌 Op.16より第1番「子守歌」(パーヴェル・パプスト編)
ボリス・ブロッホ(P)

録音:2018年11月
ウクライナのオデッサで生まれ育ったボリス・ブロッホは、モスクワのチャイコフスキー国立音楽院でタチアナ・ニコラーエワ、ディミトリ・バシキロフに師事し、1978年にはブゾーニ国際ピアノコンクールで第1位を受賞した、“鬼才“や"奇才"といった表現がピッタリな知る人ぞ知る名ピアニスト。本アルバムは、彼がアルス・プロダクション(ARS Produktion)で進めているシリーズ「ピアノ・ワークス」の第9集で、2018年11月6日、チャイコフスキーの命日に没後125周年を記念して行われたコンサートの模様を収めたものです。
ARS-38510
情熱的な告白〜ピアノ・ワークス Vol.10
グリンカ(バラキレフ編):ひばり
バラキレフ:子守歌
リャードフ:3つの小品、ザ・ミュージック・ボックス
ボロディン:小組曲より第1曲「修道院で」
リムスキー=コルサコフ:4つの小品
ムソルグスキー:子供の遊び(スケルツォ)、間奏曲
スクリャービン:練習曲嬰ハ短調Op.2-1
ラフマニノフ:歌曲「ライラック」Op.21-5、13の前奏曲集 Op.32より第5番ト長調、10の前奏曲集 Op.23より第9番 変ホ短調
ムソルグスキー(ラフマニノフ編):歌劇「ソロチンスクの市」よりホパーク
チャイコフスキー:情熱的な告白、ハープサルの思い出Op.2-3、ハープサルの思い出Op.2-2
パウル・パプスト:チャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オネーギン」の主題による演奏会用パラフレーズ
ボリス・ブロッホ(P)

※録音年月日不詳
"鬼才"や"奇才"といった表現がピッタリなウクライナ、オデッサ出身の知る人ぞ知るバシキーロフ門下の豪腕、ボリス・ブロッホの「ピアノ・ワークス・シリーズ」の第10集は、ロシアのオペラに因んだ作品集。
ソ連を代表するソプラノ歌手として名声を確立した、ガリーナ・ヴィシュネフスカヤに影響を受けたボリス・ブロッホが、ボロディン、ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフなど、ロシアの偉大な作曲家達のオペラ作品を中心にピアノで演奏し新たな想像を繰り広げてくれるアルバムです。
ARS-38511(2CD)
ベートーヴェン:8つのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1、ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op.27-1、ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 「月光」 Op.27-2、ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3、ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2、ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 「テンペスト」 Op.31-2、ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2、ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 「告別」 Op. 81a
ボリス・ブロッホ(P)
ウクライナのオデッサで生まれ育ったボリス・ブロッホは、モスクワのチャイコフスキー国立音楽院でタチアナ・ニコラーエワ、ディミトリ・バシキロフに師事し、1978年にはブゾーニ国際ピアノコンクールで第1位を受賞した、“鬼才”や“奇才”といった表現がピッタリな知る人ぞ知る名ピアニスト。本アルバムは、複数のピアニストによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会が開催された際に録音されたもので、ブロッホは「月光」「テンペスト」「告別」を含む8曲を担当していました。(ブロッホ自身はその2倍は弾きたかったと語っています。)全体の生気溢れるサウンドから細部のアーティキュレーションに至るまで、ブロッホらしい聴きどころ満載のベートーヴェンといえるでしょう。
ARS-38515
ディアベッリ、カルッリ、ジュリアーニ:フラウト・トラヴェルソとギターの為の作品集
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):
協奏的大二重奏曲 Op.52/セレナード Op.127
カルッリ(1770-1841):6つの二重奏曲 Op.104 から 第2番
マウロ・ジュリアーニ:協奏曲大二重奏曲 Op.85
カルッリ:6つの二重奏曲 Op.104 から 第3番
アントン・ディアベッリ(1781-1858):大セレナード Op.67
アンサンブル・コンソラツィオーネ
カレル・ヴァルテル(フラウト・トラヴェルソ*)
ヤン・トゥラーチェク(アーリーロマンティック・ギター+)

録音:2011年2月2-4日、ホッホヴァルト(スイス)、聖ガルス教会
使用楽器:2005年、マルティン・ヴェンナー製(モデル:1790年頃、アウグスト・グレンサー製)*
1814年、ウィーン、ヨハン・ミヒャエル・ルーデルト製
アンサンブル・コンソラツィオーネはプラハ音楽院で学んだカレル・ヴァルテル(1980年生まれ)とヤン・トゥラーチェク(1977年生まれ)がともに10代であった1995年に結成したデュオ。ヴァルテルは指揮、トゥラーチェクはギター製作・歴史的ギターの修復も行っています。
ARS-38516
王の権限でヴィオルとチェンバロの為の音楽
マラン・マレ:ヴィオル曲集第5巻(1725)から 組曲ト長調
ルイ・ウドリーヌ(?-?、活躍:1700頃-1710頃):2つのヴィオルの為の3つの組曲…第1巻(1701)〜トレブル・ヴィオルの為の組曲第2番イ長調
クープラン:「クラヴサン奏法」(1716)〜前奏曲第5番イ長調(チェンバロ独奏)
ヴィオル組曲第2番(1728)
ラモー:新クラヴサン組曲(1726-1727)から
ガヴォットとドゥブル イ短調(チェンバロ独奏)
デルヴロワ(1660/1670-1760頃):4つのヴィオル組曲 Op.3(1728)から 組曲第3番イ短調
フォーカス・バロック
ホルガー・ファウスト=ペータース(ヴィオル)
イレン・リル(Cemb)

録音:2011年6月27-30日、タリン、エストニア放送スタジオ
フォーカス・バロックはパオロ・パンドルフォ他に師事したドイツのヴィオル奏者ホルガー・ファウスト=ペータースと、シェティル・ハウグサン他に師事したエストニアのチェンバロ奏者イレン・リルが2005年に結成したデュオ。
ARS-38517
バッハ・ミーツ・ジャズ
バッハ:平均律クラヴィーア曲集〜前奏曲とフーガ第18番嬰ト短調 BWV887
 前奏曲とフーガ第6番ニ短調 BWV875
 前奏曲とフーガ第2番ハ短調 BWV871
 前奏曲とフーガ第12番ヘ短調 BWV881
 前奏曲とフーガ第15番ト長調
ガーシュウィン:前奏曲第1番(1926)
 前奏曲(メロディー第17番;1925-1926)
 前奏曲(ルバート;1923)
 前奏曲第2番(ブルー・ララバイ;1926)
 前奏曲(4度のノヴェレッテ;1919頃)  前奏曲第3番(スペイン前奏曲)
 前奏曲(断章;1925)
カプースチン:トッカティーナ Op.36(1983)
ヒナステラ:3つのアルゼンチン舞曲 Op.2(1937)
エヴェリン・ヒルシュマン(P)

録音:2012年2月2日
バッハの作品とジャズを融合させたアルバム。バッハの作品とジャズには共通点がいくつかあります。その一つがバッハの作品の持つシンコペーションで、それは終わりのないスウィングというジャズの要素を持っているのです。バッハから続くジャズとの共通点が現代の音楽にも息づいており躍動感を与えています。
ARS-38518
シャルル・ドレ(1700頃-1755頃):ヴィオルと通奏低音の為の曲集 Op.2(1737)
組曲第1番ト長調/組曲第2番ハ短調
組曲第3番ト長調
ペトル・ヴァグネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジャック・オッホ(Cemb)

録音:2001年、クラリツカー教会、プラハ、チェコ
前出:Dorian, DOR 93246
シャルル・ドレはパリで活躍したこと以外ほとんどその生涯に関する資料がないフランスのヴィオル奏者・作曲家。ペトル・ヴァグネルはプラハに生まれたチェコのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。プラハ音楽院でヨセフ・フフロにチェロを師事した後、留学先のロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校でリチャード・ブーズビーによってヴィオラ・ダ・ガンバに導かれ、さらにドレスデン古楽アカデミーでヤープ・テル・リンデンに、ハーグ王立音楽院でヴィーラント・クイケンに師事しました。数多くの古楽演奏団体に参加し、1998年にはアンサンブル・トゥルビヨンを創設。録音はすでにCD40枚近くにのぼっています。オランダのヴェテラン、ジャック・オッホと共演したこの録音のCDでの復活は古楽ファンを喜ばせることでしょう。
ARS-38519
ウーラントの詩による歌曲集

【「さすらいの歌」による歌曲】
ブラームス:別れ Op.19-2/遠いところで Op.19-3
ノルベルト・ブルグミュラー(1810-1836):夜の旅 Op.6-5/冬の旅 Op.3-4/出発 Op.10-3/訪問 Op.3-1
ブラームス:帰郷 Op.7-6
リスト:祖先の墓 S.281
シューマン::子供の山の歌 Op.79-9
ルイス・ヘッチュ(1806-1872):囚われ人の歌
メンデルスゾーン:羊飼いの歌 Op.57-2
グリーグ:狩人の歌 Op.4-4
ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):沈んだ修道院 Op.101-5
レーヴェ:エーベルシュタイン伯爵 Op.9Vol.1-5
シェック(1886-1957):春の教会墓地 Op.17-3

【「春の歌」による歌曲】
ベルンハルト・クライン(1793-1832):春の予感
シューベルト:春の信仰 D.686
コンラディン・クロイツァー((1780-1849):春の憩い Op.33-3
シェック:春のしゅくじつ Op.15-3
ハンス・プフィツナー(1869-1949):自然の自由
クリスティアン・ホルネマン(1840-1906):ひばり
グリーグ:世の成り行き Op.48-3
レーガー:日曜日 Op.98-3
シューマン:プロヴァンスの歌 Op.139-4
ファニー(・メンデルスゾーン)・ヘンゼル:尼僧 Op.9-12
リスト:高貴なる愛 S.307
アドルフ・イェンセン(1837-1879):鍛冶屋 Op.24-4
レーガー:ハンスとグレーテ Op.79-19
R・シュトラウス:詩人の夜の散歩 Op.47-2
アンドレアス・ライベンスピース(Br)

エッカルト・ゼツハイム(フォルテピアノ)

録音:2012年7月1-4日、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン、ドイツ
使用楽器:1848年、ベーゼンドルファー製
ドイツの詩人ルートヴィヒ・ウーラント(1787-1862)の詩によるドイツ・リート集。アンドレアス・ライベンスピースはカールスルーエ州立音楽大学でルクレティア・ウェスト、ギュンター・ライヒ他に師事したドイツのバリトン。1991年にレーゲンスブルク市立歌劇でフィガロ役でデビュー、その後世界の歌劇ハウスで歌うとともに歌曲、教会音楽の独唱者としても活躍しています。1989年から2003年まで母校で教え、2002年にはトロッシンゲン州立音楽大学教授に任命されました。
ARS-38523
バッハ:バスの為のアリアとシンフォニア集
カンタータ BWV36 から Willkommen, werter Schatz
クリスマス・オラトリオ BWV248 から Groser Herr
カンタータ BWV153 から Furchte dich nicht
カンタータ BWV21 から シンフォニア*
カンタータ BWV73 から Herr, so du willt
ヨハネ受難曲 BWV245 から Betrachte, meine Seel
カンタータ BWV159 から Es ist vollbracht
マタイ受難曲 BWV244 から Mache dich, mein Herze rein
カンタータ BWV42 から シンフォニア*
カンタータ BWV66 から Lasset dem Hochsten
カンタータ BWV59 から Die Welt mit allen Konigreichen
カンタータ BWV8 から Doch weichet...
カンタータ BWV196 から シンフォニア*
カンタータ BWV157 から Ja, ja, ich halte Jesum feste
カンタータ BWV70a から Seligster Erquickungstag
カンタータ BWV43 から Er ist's, der ganz allein
クリスティアン・ヒルツ(Br(*以外))
カペラ・ヒラリア(管弦楽)

録音:2012年4月24-26日、聖マング教会、ケンプテン、ドイツ
クリスティアン・ヒルツはエッセンのフォルクヴァング音楽大学でヤコプ・シュテンプフリの師事したドイツのバリトン。カペラ・ヒラリアはフライブルク・バロックO、ウィーン・アカデミー、ミュンヘン・ホーフカペレといったピリオド楽器オーケストラのメンバーが小編成での演奏のために結集した新しいアンサンブル。
ARS-38524
シューベルト:リートとバラード集
ミューズの息子 D.764/さすらい人 D.493
さすらい人が月に D.870
月に D.259/夜曲 D.672
魔王 D.328/野ばら D.257
死と乙女 D.531/小人 D.771
冥府への旅 D.526/ます D.550
漁師の歌 D.881
漁師 D.225/船乗り D.536
ブルックにて D.853/御者クロノスに D.369
テューレの王 D.367/シルヴィアに D.891/音楽に D.547
/歓迎と別れ D.767
クレメンス・モルゲンターラー(Bs-Br)
ベルハルト・レンツィコフスキ(P)

録音:2012年10月15-17日、フォアアールベルク州立音楽院祝祭ホール、フェルトキルヒ、オーストリア
クレメンス・モルゲンターラーは1973年ドイツのヴェルトハイム・アム・マインに生まれたバスバリトン。フライブルク音楽大学で教会音楽と声楽を学んだ後バーゼル音楽アカデミー(スイス)でクルト・ヴィドマーとジェラール・ヴィスに歌曲を師事。古楽から現代音楽まで幅広い分野で活躍するとともに、2010年にはフォアアールベルク州立音楽院声楽科独唱クラス主任教授に任命されました。
ARS-38525
パーセル:抒情歌曲とグラウンド集
Hark how the wild musicians sing
Soft notes and gently raised (a serenading song) / Sonata VI in 3 parts
Fairest isle, gentle murmurs / A new irish tune / Hornpipes
Ground upon Gamut
All people that on earth "The old hundredth" -
 Voluntary on the 100th psalm tune, Alternatim voice & organ
How pleasant is this flowery plain... / Three treble parts upon a ground
A new ground / Music for a while shall all your cares beguile
No stars again shall hurt you
セリーヌ・シェーン、ハナ・ブラジーコヴァー(S)
ポーラン・ビュンドゲン(C.T)
ヤン・ファン・エルザッカー(T)
ステファン・マクラウド(Bs)
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
ジャン・テュベリ(指)

録音:2009年5月、ライヴ、サリニー教会、オセール、フランス
2009年10月、ライヴ、ランヴレック音楽祭、ランヴレック、フランス
2010年7月、ライヴ、夜の音楽祭、ユゼ、フランス
アンサンブル・ラ・フェニーチェが当レーベル初登場。豪華な声楽陣を従えフランス各地で上演されたパーセル・プログラムのライヴ録音。「しっとり」という形容が実によく合う音楽です。
ARS-38526(2CD)
クララ&ローベルト・シューマン:ロマンス〜ヴァイオリン/ヴィオラとピアノの為の作品集
シューマン:オーボエ(Vn)とピアノの為の3つのロマンス Op.94
クララ・シューマン:ヴァイオリンとピアノの為の3つのロマンス Op.22
シューマン:クラリネット(Vn)とピアノの為の幻想小曲集 Op.73
 ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
 おとぎの絵本(ヴィオラとピアノの為の)Op.113*
 ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
 ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調 WoO.2
ゲオルク・ハーマン(ヴァイオリン(*以外)、ヴィオラ*)
ベアータ・ベック(P)

録音:2013年2月5-7日、4月12-28日、パウル・バドゥラ=スコダ・スタジオ
ゲオルク・ハーマンは1960年ウィーンに生まれ、ウィーン音楽大学でアルバン・ベルクSQのメンバーであるクラウス・メッツル(Vn)、ハット・バイエルレ(Va)に師事したヴァイオリンおよびヴィオラ奏者。長年にわたりウィーン室内O首席ヴィオラ奏者を務めており、またアンサンブル・ウィーン東京のメンバーだったこともあってたびたび来日しており、その演奏、録音や教育活動を知る日本のファンは多いことでしょう。ベアータ・ベックは1986年ウィーン生まれのピアニスト。2007年以来ゲオルク・ハーマンとデュオを組んでいます。
ARS-38527
ドレスデンのリートとアリア
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」(1845)から Blick' ich umher in diesem edlen Kreise
(「歌合戦」でのヴォルフラムの最初の歌;作曲者によるピアノ伴奏版)#
シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」から
Dort schleichen uber'n Hof - O du, der uber alle wacht
(ゲノフェーファのレチタティーヴォとアリア;クララ・シューマンによるピアノ伴奏版)*
Nachtlied "Uber allen Gipfeln ist Ruh" Op.96-1(1850)+
ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」による歌曲集 Op.98a から
Kennst du das Land (No.1)(クララ・ブロックハウスの為の版;1850/出版:1851)*
Singet nicht in Trauertonen (No.7)(1849/出版:1851)
アドルフ・イェンゼン(1837-1879):オットー・ロクヴェッテによる6つの歌(1867)から*
Morgens am Brunnen (No.2) / O lass dich halten, goldne Stunde (No.3)+
An der Linden (No.4)+
ビゼー:歌劇「ジャミレ」から(1872;ルートヴィヒ・ハルトマンによるドイツ語版)から*
Nurredin, Konig von Delhi(No.3 から)/Djamilehs Klage(No.6)
Lied Splendianos(No.8)+
ルートヴィヒ・ハルトマン(1836-1910):バリトンの為の7つの歌#*
Und als endlich die Stunde kam Op.20-6(1865)
Nacht liegt auf fremden Wegen Op.2-4(1861)
Mir traumte von einem Konigskind [Ballade] Op.16(1865)
An die blaue Himmelsdecke Op.22-2(1867) / Im Wald, im Wald Op.1-3(1861)
Die Abendglocken Op.17-2(1866) / Schwanenlied Op.4-2(1861)
ソプラノの為の5つの歌*
Die linden Lufte sind erwacht Op.6-1(1862)
Wenn der Fruhling auf die Berge steigt Op.10-2(1864)
Gekommen ist der Maie Op.13-3(1864) / Fruhlingswarnung Op.22-4(1867)
Geh' zur Ruh' Op.22-6(1867)
ハイネの「歌の本」の「抒情的間奏曲」から、テノールの為の6つの歌+*
Im wunderschonen Monat Mai (No.1) Op.13-1(1864)
Wenn ich in deine Augen seh (No.4) Op.20-5(1865)
Ich will meine Seele tauchen (No.7) Op.3-3(1861)
Und wussten's die Blumen, die kleinen (No.22) Op.13-5(1864)
Allnachtlich im Traume (No.56) Op.20-4(1865)
Das ist ein Brausen und Heulen (No.57) Op.6-4(1862)
Ich stand in dunklen Traumen Op.6-5(1862)*
プッチーニ:歌劇「ボエーム」(1896;ルートヴィヒ・ハルトマンによるドイツ語版)から
Man nennt mich jetzt Mimi(第1幕)
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」(1892;ルートヴィヒ・ハルトマンによるドイツ語版)から
Schaut her, ich bin's(トニオのプロローグ)#
クロサワ・リサコ(S(+/#以外))
マルティン・ナギー(T)+
クラウス・テンプスbr#
イーラ・マリア・ヴィトシンスキー(P)

録音:2013年、テンペル文化センター、カールスルーエ、ドイツ
ドレスデンで出版されたドイツ・ロマン派の声楽曲。ルートヴィヒ・ハルトマンはドレスデンで活躍した作曲家・音楽批評家。特に歌曲において成功し名声を博しました。アドルフ・イェンゼンは主に歌曲とピアノ曲を書いた作曲家・音楽教育者で、一時期をドレスデンで過ごしました。
ARS-38528
ハロー・アイム・ゾリステンアンサンブル・カライドスコープ
クロード・ヴィヴィエ(1948-1983):ジパング [Zipangu] (13の弦楽器の為の;1980)
ゲオルク・フリードリヒ・ハース(1953-):3つのヴァイオリンと3つのチェロの為の六重奏曲(1982)
クセナキス(1922-2001):アロウラ [Aroura] (12の弦楽器の為の;1971)
ハイドン:交響曲第64番イ長調「時の移ろい」Hob.58(1774)
ゾリステンアンサンブル・カライドスコープ
タミン・ジュリアン・リー(指)

録音:2010年4、10月、イエス・キリスト教会、ベルリン、ドイツ
2006年に創設されたゾリステンアンサンブル・カライドスコープのデビューCD。クロード・ヴィヴィエはシュトックハウゼンに師事したカナダの作曲家。35歳で刺殺されるという悲痛な最期を遂げました。ゲオルク・フリードリヒ・ハースはフリードリヒ・チェルハに師事したオーストリアの作曲家。
ARS-38529
ナポリからヴェネツィアへの旅
■ナポリから…
アンドレア・ファルコニエーリ(1585/1856-1656):甘美な旋律 [La soave melodia]、とそのコッレンテ/コッレンテ「アヴェッリーナ」
■…ローマへ
フレスコバルディ:スピネットとヴァイオリンの為のトッカータ(チェンバロとコルネットによる演奏)
「かっこう」によるカプリッチョ
「ラ・カプリオーラ」によるカンツォン・ペル・カント&バッソ
■…フィレンツェへ
ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッリーニ(1601頃-1674):フィレンツェのアリア(大公のバッロ)
メールラ(1594/1595-1655):2声のカンツォン「ラ・ピゲッタ」
カッチーニ(1ヤコブ・ファン・エイク編):わが麗しのアマリッリ [Amarilli mia bella]
■…ミラノヘ
チプリアーノ・デ・ローレ(ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ編):別れの時は [Ancor che col partire](ディミニューション)
ラッスス(フランチェスコ・ロニョーニ編):
シュザンヌはある日(ヴァイオリンの為のパセジャート)
パレストリーナ(フランチェスコ・ロニョーニ編):あなたは美しい、わが恋人よ [Pulchra es amica mea] (ソプラノ楽器の為のパッセジャート)
■…ヴェネツィアへ
ジョヴァンニ・ピッキ(1571/1572-1643):チェンバロの為のパッサメッツォ
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1571頃-1630頃):コルネットとファゴットの為のソナタ第9番
カプスベルガー:アーチリュートの為のトッカータ第6番
フォンターナ:ヴァイオリンとコルネットの為のソナタ第2番
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
[ジャン・テュベリ(コルネット[ツィンク]、リコーダー)
ジェレミー・パパセルジョ(Fg)
ジェローム・ユイユ(チェロ、リラ・ダ・ガンバ)
マティアス・シュペーター、トマス・ダンフォード(アーチリュート)
ジャン=マルク・エメ、ルーカ・グリエルミ(チェンバロ、オルガン)
フィリップ・グリスヴァール(ポジティヴ・オルガン、チェンバロ)]
ジャン・テュベリ(指)

録音:2006年2月、ピーニャ、コルシカ、フランス/2013年8月、サリニー、ヨンヌ県、フランス
「パーセル:抒情歌曲とグラウンド集」(ARS-38525)に続くラ・フェニーチェの当レーベル第2作。イタリアを北上する音楽の旅です。
ARS-38530
グラーフ・オリジナルのフォルテピアノで聴くグラン・デュオ
ショパン:2台のピアノの為のロンド Op.73(1828)
メンデルスゾーン&モシェレス:ヴェーバーの歌劇「プレチオーザ」のジプシー行進曲の主題による
 華麗な変奏曲 Op.87b(1833)
モシェレス:大二重奏曲「ヘンデルへのオマージュ」Op.92(1822/1835)
フェルディナント・ヒラー(1811-1885):二台のピアノの為の大二重奏曲 Op.135(1834)
リスト:メンデルスゾーンの無言歌の主題による演奏会用大曲(1834)
福田理子、トビアス・コッホ(フォルテピアノ)

録音:2013年10月16-19日、クラウス・フォン・ビスマルク・ホール、ケルン、ドイツ
使用楽器:1830年および1835年、ウィーン、コンラート・グラーフ製(エドウィン・ブンク所有)
収録作品が書かれた当時に製作されたフォルテピアノ2台を使用した貴重な録音。福田理子は東京に生まれ3歳でピアノの練習を開始、桐朋音楽大学でオーボエ(モダーンおよびバロック)を学び、卒業後フォルテピアノに転向。1989年オランダ政府給費留学生としてハーグ王立音楽院に入学しスタンリー・ホーホラントに師事。以来オランダを本拠に活躍しています。トビアス・コッホは1968年ドイツのケンペンに生まれ、デュッセルドルフのローベルト・シューマン音楽大学、ウィーン、グラーツ、ブリュッセルの各音楽院で学びました。ピリオド鍵盤楽器によるロマン派の演奏に定評があり、特にシューマンの解釈については権威あるピアニストと見なされています。録音は Genuinレーベル他に多数あります。
ARS-38531
ヨアヒム・ベンシュ/ホルン6
ルイ=フランソワ・ドープラ(1781+1868):ホルンの為の大六重奏曲ハ長調 Op.10
C・P・E・バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132(ホルン版)
ミヒャエル・ヘルツェル(1939-):モーツァルトのホルン協奏曲第3番 K.447のロマンスによる幻想曲
 ラルゲット(ホルン独奏の為の)/パッサカリアとフーガ(ホルン二重奏の為の)
バッハ:カンタータ第147番「心と口と行いと生活」BWV147 より
 主よ人の望みの喜びよ(4つのホルンとオルガンの為の)*
ヨアヒム・ベンシュ(Hrn)
ディートリヒ・シュレンダー(Org)*

録音:2013年
バンベルクSO、シュトゥットガルトRSOのソロ・ホルン奏者を歴任し、リノス・アンサンブルの創設メンバー、シュトゥットガルト・ホルン・クヮルテットの創設者としても知られるドイツのホルン界における大御所的存在の1人、ヨアヒム・ベンシュが、ソロから多重録音を駆使した六重奏を繰り広げる驚嘆のプログラム!
C.P.E.バッハとヘルツェルでの柔らかく輝かしいサウンド、ドープラとバッハでの1人6役、1人4役の完成度の高さはお見事!ヘルベルト・フォン・カラヤン・アカデミー出身のベテラン・ホルニストが繰り広げる圧巻のホルン・ワールドをお楽しみください!
ARS-38532
マウルブロンのクリスマス
不詳(16世紀):エサイの根より(一つの芽が萌え出た) [Es ist ein Ros entsprungen](OB/3Hr)
不詳/ハンス・ゲオルク・プフリューガー:かわいいナイチンゲールよ、目覚めよ [Lieb Nachtigall, wach auf](S/Ob/Hr/Or)(バンベルク歌集(1670)所収の旋律とテキストによる)
ウィリアム・バベル(1685頃-1723)/ベルンハルト・クロル(1920-2013)編):ホルンとオルガンの為のソナタ.ニ短調(Hr/Or)
バッハ:われは飼い葉桶の傍らに立つ [Ich steh an deiner Krippen hier](4Hr*)
アレッサンドロ・マルチェッロ(1669-1747):オーボエ協奏曲ニ短調〜アダージョ(Ob/Or)
レーガー:クリスマス Op.145-3(Or)
バッハ:無伴奏フルートの為のパルティータ イ短調 BWV1013〜クーラント(ト短調に移調)(Ob)
不詳(シレジア地方):山の上に風が吹く [Auf dem Berge, da geht der Wind](S/Ob/Or)
バッハ:無伴奏フルートの為のパルティータ イ短調 BWV1013〜サラバンド(ト短調に移調)(Ob)
メンデルスゾーン:オラトリオ「キリスト」Op.97〜ベツレヘムに幼児が生まれた [Da Jesus geboren war zu Bethlehem] (レチタティーヴォ)(S/Or)
   新たに生まれたユダヤの王はどこに? [Wo ist der neugeborne Konig der Juden?] (三重奏曲)(3Hr/Or)
ヘンデル:歌劇「リナルド」HWV7 から 私を泣かせてください [Lascia ch'io pianga](S/Ob/Or)
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ソナタ.ト短調〜前奏曲(Hr/Or)
ヴィヴァルディ:「四季」第4楽章「冬」Op.8-4〜ラルゴ(Ob/Hr/Or)
ハンス・ゲオルク・プフリューガー(1944-1999):羊たちのそばで目覚めると [Als ich bei meinen Schafen wacht'](S/Ob/Or)
ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):アンダンテ・パストラーレ Op.98-2(Ob/Or)
ペーター・コルネリウス(1824-1874):三博士が東の国からやって来た[Drei Kon'ge wandern aus Morgenland] Op.8-3(S/Ob/3Hr*)
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):18の新しい小品 Op.90〜ヘンデルのコラール「シオンの娘よ、喜べ」によるパラフレーズ(Or)
シチリア民謡/ハンス・ゲオルク・プフリューガー:おお、めでたし [O du frohliche](S/Ob/Hr/Or/Tp)
シビッラ・ルーベンス(ソプラノ(S))
ユリア・シュトレーベル=ベンシュ(オーボエ(Ob))
ヨアヒム・ベンシュ(ホルン(Hr))
エリカ・ブッダイ(オルガン(Or))
ヨゼフ・ヴァイスタイナー(ホルン(Hr*))
ヤコプ・ベンシュ、ジーモン・ハース(トランペット(Tp))

録音:2015年6月,マウルブロン修道院、マウルブロン、ドイツ,福音教会、ティーフェンブロン、ドイツ

(3Hr)(3Hr*)(4Hr*)はホルンの一人多重録音。
1993年に世界遺産に登録されたマウルブロン修道院に美しい音楽が響き渡ります。この修道院はヘルマン・ヘッセの「車輪の下」の舞台になったことでも有名です。今回の録音では、ソプラノ、オーボエ、ホルン、オルガンという楽器を曲によって編成を変えながら収録されています。ヘレヴェッヘとも共演歴のあるソプラノのシビッラ・ルーベンスの歌声が特に素晴らしく、美しく響くその声がより一層神秘的な音楽を演出しています。
ARS-38533
ベートーヴェン、リース:チェロ作品集
フェルディナント・リース:チェロ・ソナタ Op.20、
3つのロシア歌曲の変奏曲 Op.72(世界初録音)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ Op.5 No.1
ユリス・タイヒマニス (Vc)、
ハンスヤコプ・シュテムラー(フォルテ・ピアノ)

録音:2014年12月1-4日(バーデン・バーデン、ドイツ)
フェルディナント・リースはドイツの作曲家・指揮者・ピアニスト。ベートーヴェン家と同じくケルン選帝侯宮廷音楽家を務める一族に生まれ、父親はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのヴァイオリンの師であり支援者でした。フェルディナント・リースはベートーヴェンを頼ってウィーンに行きピアノの弟子となり音楽家として成功を収め、晩年には「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンに関する覚書」を出版しました。死後は忘れられましたが近年再評価著しく、音盤も増えてきています。*は世界初録音。
ユリウス・タイヒマニスは1964年フライブルクに生まれたラトヴィア系ドイツのチェロ奏者。フライブルクでアティス・タイヒマニスとクリストフ・ヘンケルに、カールスルーエでマルティン・オステルタークに、アムステルダムでアンナー・ビルスマに師事。カントゥス・ケルン、ピッコロ・コンチェルト・ウィーン、ジ・エイジ・オブ・パッションズ、ムジカ・アルタ・リーパ、ラ・スタジョーネ・フランクフルトの録音に参加しています。ハンスヤコプ・シュテムラーは2015年現在フライブルク音楽大学で弦楽器伴奏(P)を教えているドイツのピアニスト。
ARS-38534
チェロと管楽五重奏の為の音楽
サン・サーンス:ロマンス Op.36
フォーレ:夢のあとに Op.7-11
グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
シューマン:「女の愛と生涯」〜彼は誰よりも素晴らしい人
チャイコフスキー:夜想曲 Op.19-4
 ロココ風の主題による変奏曲
シューマン:チェロ協奏曲 Op.129
ダーヴィト・シュトロンベルク(Vc)
ハンブルク・フィルハーモニー管楽五重奏団

録音:2015年3月30日、6月18日、ロルフ・リーバーマン・スタジオ、NDR、ハンブルク、ドイツ
ハンブルクを拠点として、モダン・チェロとバロック・チェロの両方でソリストや室内楽奏者として活躍している、ダーヴィト・シュトロンベルク。今回のアルバムは、それぞれの楽曲をチェロと木管五重奏という編成に編曲したもので演奏するという珍しい趣向になっています。彼自身が編曲したシューマンの「チェロ協奏曲」やチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」では、見事にチェロと木管五重奏が溶け合い、原曲よりもやわらかく、温かみのある音楽に仕上がっています。
ARS-38535
シューベルト:美しき水車小屋の娘 クレメンス・ザンダー(Br)、
ウタ・ザンダー(P)

録音:2015年7月
オーストリア出身のバリトン歌手、クレメンス・ザンダーはこれまでに、リチャード・タウバー賞やシューマン国際コンクールなどの様々な受賞歴があり、キリル・ペトレンコ、ケント・ナガノらとの共演、ウィーン・フォルクスオーパー、ザルツブルク音楽祭や新国立劇場への出演など、世界的な活躍をみせています。「美しき水車小屋の娘」では明瞭かつ説得力のある歌唱を聞かせるクレメンスを、妻でありピアニストであるウタの伴奏が寄り添うような演奏で支えています。このアルバムは、音楽雑誌「Pizzicato」にて「Supersonic賞」を受賞し、国際クラシック音楽賞(ICMA)2017にノミネートされました。
ARS-38536
エネスコ:幼き頃の印象 Op.28
ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 Op.75
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番ニ短調 Op.121
キャロライン・グールディング(Vn)、
ダナエ・デルケン(P)

録音:2015年5月(ベルリン、ドイツ)
1992年ミシガン州に生まれたキャロライン・グールディングは、幼い頃からその才能を開花させ、17歳までにクリーヴランドOとの共演も果たしました。テツラフやワイラースタインに師事し、モーツァルトやブラームスはもちろん、コリリアーノやヴュータンなどの幅広いレパートリーを持っています。1991年生まれのダナエ・デルケンも7歳の頃にユーディ・メニューインに認められ幼い頃から活動しており、師であるラルス・フォークトとも共演を果たしています。同世代の若手ヴァイオリニストとピアニストによる瑞々しい演奏は、美しく歌心に溢れています。特にドヴォルザークでは、二人の表情豊かな演奏に耳を奪われることでしょう。
ARS-38537
ケルナーの詩による歌曲集
ベネディクト・ラントハルティンガー(1802-1893):歌手たちの慰め [Sangers Trost]
ファニー・ヘンゼル(1805-1847):死の嘆き [Totenklage]
ヨゼフ・デッサウアー(0798-1876):水瓶座 [Der Wassermann]
クリスチャン・フレゼリク・エミール・ホーネマン(1840-1906):
朝に [Des Morgens]*/最も美しい光景 [Der schonste Anblick]*
アルミン・クナープ(1881-1951):放浪者 [Wanderer]
ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):
冬に [Im Winter]/巡礼者 [Der Pilger]
シューマン:12の歌曲 Op.35
R・シュトラウス:アルプホルン [Alphorn]+
クララ・シューマン(1819-1896):木挽き水車屋での放浪者 [Der Wanderer in der Sagemuhle]
フリードリヒ・ジルヒャー(1879-1860):彼女と憩う [Ruhe Bei Ihr]
ヴォルフ:安らかに、安らかに [Zur Ruh, zur Ruh]
タウベルト(1838-1934):暗い谷で [In einem Dunklen Thal]
アルノルト・クルーク(1849-1904):さようなら [Ade]*
アンドレアス・ライベンスピース(Br)
ヤーナ・ビュヒナー(S)*
トーマス・クローメ(ホルン+)
エッカルト・ゼルハイム(フォルテピアノ)

録音:2015年6月18-19日、8月29-30日、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン、ドイツ
使用楽器:1849年、ベーゼンドルファー製
ドイツの詩人、開業医、音楽療法士であったユスティヌス・ ケルナー(1786-1862)の詩によるドイツ・ロマン派の歌曲集。ケルナーはキャリアを通して開業医であり続け、詩作活動は2次的なものでしたが、このアルバムからは彼の詩の影響力と、シューマンをはじめとする作曲家たちの音楽的反応の幅広さを知ることができます。ピアノは1849年製のベーゼンドルファーを使用。
ARS-38539
ギター二重奏の為の音楽
ファリャ(プジョル編):歌劇「はかなき人生」より スペイン舞曲第1番(ギター二重奏版)
アルベニス(デュオ・アミティス編):
マヨルカ(バルセロナ)(ギター二重奏版)
ファリャ(デュオ・アミティス編):バレエ「恋は魔術師」より 火祭りの踊り(ギター二重奏版)
ヨハネス・メラー(1981-):つぼみがほころぶとき [When Buds are Breaking] (ギター二重奏の為の)*
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):ソナタ・ファンタジア(ギター二重奏の為の)
フィリップ・ホートン(1954-):Wave Radiance(ギター二重奏の為の)
グレインジャー(グレッグ・ネスター編):カントリー・ガーデン(ハンカチーフ・ダンス)(ギター二重奏版)
グレインジャー(デュオ・アミティス編):
デリー地方のアイルランド民謡(ダニー・ボーイ)(ギター二重奏版)
グレインジャー(グレッグ・ネスター編):羊飼いの呼び声(モリス・ダンス)(ギター二重奏版)
デュオ・アミティス
ヴェロニク・ヴァン・デュールリング、ハロルド・グレットン(G)

録音:時期の記載なし、ホーリー・トリニティ教会、ウェストン、イギリス
ベルギー出身のヴェロニク・ヴァン・デュールリングとオーストラリア出身のハロルド・グレットン、全く異なる音楽的背景を持つ2人によって結成されたデュオ・アミティス。2人の音楽的アプローチの違い、矛盾が、二重奏においては深みとなり、演奏に室内楽的な面白さをもたらしています。プログラムはスペインの古典的名作、20世紀の作曲家、そしてグレインジャーの民謡に基づく作品と3つのパートに分かれており、様々なジャンル・時代の作品で彼らの多彩な解釈を楽しむことができます。
ARS-38540(2CD)
グランド・デュエットハープとオリジナル作品集
[CD1]
フランソワ=アドリアン・ボイエルデュー(1775-1834):
ハープと二重奏曲第3番
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):ハープとロンドレット第1番
フォランソワ=ジョゼフ・ディージ(1780-1840)&フリードリヒ・カルクブレンナー(1785-1849):ハープと大二重奏曲 Op.82
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとロンドレット第2番
ヤン・クシチテル・クルンプホルツ(1742-1790):ハープと2つの二重奏曲
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとロンドレット第3番
[CD 2]
ギヨーム・ガテ(1774-1837):ハープと2つの二重奏曲 Op.7
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとロンドレット第4番
ダニエル・シュタイベルト(1765-1823):ハープと大二重奏曲
フェデリーゴ・フィオリッロ(1778-1837):ハープと大二重奏曲
デュオ・プラクセディス
プレクサディス・フーク・リュッティ(Hp)
プレクサディス・ジュヌヴィエーヴ・フーク(P)

録音:2016年6月、フリューゲルザール、ビューラハ、スイス
ハープとピアノのための貴重なレパートリーを次々と録音している親子アンサンブル、デュオ・プラセディス。本アルバムでは、古典派〜初期ロマン派の作曲家・ピアノ・ヴィルトゥオーゾたちによるオリジナル作品を、CD2枚組にたっぷりと収録。大作曲家のフンメル、ハープの大家クルンプホルツ、ヴィルトゥオーゾのシュタイベルトやカルクブレンナーなど、それぞれの作曲家の個性と魅力が詰まったきらびやかな作品が並んでいます。意外な名曲も多く、発見に満ちた楽しいアルバムです。
ARS-38541
フランスのトランペット音楽
モーリス・エマニュエル(1862-1938):コルネットまたはフリューゲルホルンとソナタ Op.29(1936)
モーリス・ル・ブシェール(1882-1964):トランペットとスケルツォ・アッパショナート(1934)
シャルル・ケクラン (1867-1950):ケルヴェレアンの歌(管楽器と)Op.197(1940)
フローラン・シュミット:トランペットと組曲 Op.133(1955)
ジャン・フランセ:トランペットとソナティネ(1952)
イベール:トランペットと即興曲(1951)
アンリ・マルテッリ(1895-1980):コルネットと小協奏曲 Op.99(1963)
レイモン・ガロワ=モンブラン(1918-1994):トランペットとサラバンドとフィナーレ(1949)
マルセル・ミハロヴィチ(1898-1985):トランペットとスケルツォ=ワルツ(1958)
篠原眞(1931-):トランペットと3つの協奏的楽曲(1960)
ラインホルト・フリードリヒ(Tp)
竹沢絵里子(P)

録音:2008年10月31日-11月4日、ジーメンスヴィラ、ランクヴィッツ、ベルリン、ドイツ
1986年のミュンヘン国際音楽コンクールで優勝を果たし、フランクフルトRSOの首席トランペット奏者(1983年〜1999年)、ルツェルン祝祭Oの首席トランペット奏者、ルツェルン祝祭Oブラス・アンサンブルの芸術監督、さらにはカールスルーエ音楽大学の教授、ロンドンの王立音楽アカデミーの名誉教授という要職を歴任しているドイツが生んだ現代トランペット界のレジェンド、ラインホルト・フリードリヒ。
2003年にアバドからの招きを受けてルツェルン祝祭Oに参加し、数多くの名演に携わってきたフリードリヒが、ARS Produktion(アルス・プロダクション)に録音したのは「フレンチ・プログラム」。
少々意外にも思えるレパートリーだが、流石はフリードリヒ。その輝かしいサウンドと卓越したテクニック、経験に裏打ちされた音楽性を存分に披露!エマニュエルやケクラン、シュミット、フランセ、イベール:など、近代フランスの巨匠たちのトランペットへの愛情が形となった秀作の数々を、当代屈指のトランペット奏者が魅力十分に聴かせてくれます。
ARS-38542
レッツ・ダンス!
D・スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.96/同 ロ短調 K.87/同 ニ長調 K.29
F・クープラン:クラヴサン曲集第3巻 から
修道女モニク/悲し気なニワムシクイ/ティク・トク・ショク
ショパン:3つのマズルカ Op.59
ドビュッシー:ピアノのために
ガーシュウィン:3つの前奏曲
カプースチン:ピアノ・ソナタ Op.62-6
ハンナ・シバーエヴァ(P)

録音:2016年2月29日-3月1日、バウアー・スタジオ、ルードヴィヒスブルク、ドイツ
1歳で国際的なキャリアをスタートさせ、若くしてヨーロッパやアメリカで数々の賞を受賞したベラルーシの才能豊かなピアニスト、ハンナ・シバーエヴァがダンスに捧げたピアノ・アルバム。17世紀から20世紀まで、リズムに特徴のある作品を幅広く取り上げ、切れの良い軽やかなタッチで爽快な音楽を聞かせます。それぞれの作品の共通点が見えてくるような、一貫性のある演奏です。
ARS-38543
フランスのフルート音楽
プーランク:フルートとソナタ Op.164(1956/1957)
ピエール・サンカン:フルートとソナティネ(1964)
ドビュッシー(タチアナ・スミルノヴァ編):3つの歌曲(フルートと版)
そぞろな悩める心 L.79-1/美しき夕暮れ L.6/半獣神 L.104-2
ジョリヴェ:リノスの歌(フルートと;1944)
ラヴェル(ルイ・フルーリー編):ハバネラ形式の小品(フルートと版)
ジュール・ムーケ(1867-1946):フルートとソナタ「パンの笛」Op.15(1906)
ソフィア・デ・サリス(Fl)
アリーナ・カチャロヴァ(P)

録音:2016年3月、合唱芸術アカデミー・ホール、モスクワ、ロシア
古楽(フラウト・トラヴェルソ)から現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、ソリストとしてSOや室内オーケストラとも共演を行っているロシアのフルーティスト、ソフィア・デ・サリスのフレンチ・アルバム。プーランクのソナタのような名作中の名作に、編曲作品やジュール・ムーケ(テオドール・デュボワに師事したローマ賞受賞作曲家)の「パンの笛」を織り交ぜ、フランスのフルート音楽の多彩さが伝わってくる優れたプログラミングです。
ARS-38544
フランスの宝〜フランスのヴァイオリン音楽
プーランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ FP119
ショーソン:詩曲 Op.25(作曲者自編)
ドビュッシー:レントより遅く(レオン・ロケ編)、
 ベルガマスク組曲より月の光(アレクサンドル・レーレン編)、
 牧神の午後への前奏曲(ハイフェッツ編)
イザイ:サン=サーンスの練習曲「ワルツの形式で」Op.52 No.6による奇想曲
アレクセイ・セメネンコ(Vn)
インナ・フィルソヴァ(P)

録音:2015年12月28-30日
1988年ウクライナ・オデッサ生まれのヴァイオリニスト、アレクセイ・セメネンコによるフレンチ・アルバム。ドビュッシー作品の編曲を含む名曲揃いのプログラムを、一聴して分かる確かな腕前と、優れた音楽的センスのヴァイオリンで楽しませてくれます。使用楽器はドイツ音楽財団(Deutsche Siftung Musikleben)より貸し出されている1699年製ストラディヴァリウスで、音色の美しさも特筆されます。
ARS-38545
グリーグ:歌曲集
連作歌曲「山の妖精」Op.67(全8曲)
ヨン・パウルセンの5つの詩 Op.26
ヴィルヘルム・クラーグの5つの詩 Op.60
「ペール・ギュント」Op.23 〜ソルヴェイの子守歌
6つの歌 Op.48
シーリ・カロリーン・ソーンヒル(S)
レインヒルト・メース(P)

録音:2016年1月25-28日、アンドレアス教会、ヴァンゼー、ベルリン、ドイツ
オランダのハーグ王立音楽院で学んだノルウェー出身のソプラノ、シリ・カロリーネ・トルンヒルが歌う、母国ノルウェーの大作曲家グリーグの歌曲集。トーンヒルは、クイケンを始めとした多くの著名な指揮者とのバッハのカンタータや、ブラームスのドイツ・レクイエムなどの録音で高い評価を得ています。
ARS-38546(2CD)
ハープとピアノのためのオリジナル・オペラ編曲集
チャールズ・オベルトゥールベッリーニの歌劇 「夢遊病の女」 の主題による二重奏曲、ドニゼッティの歌劇 「ラ・ファヴォリータ」 のさまざまな主題
テオドール・ラバール:ドニゼッティの歌劇 「ラ・ファヴォリータ」 によるカプリース Op.111、
 ロッシーニの歌劇 「泥棒かささぎ」 の主題による二重奏曲
ヘンリー・スタイル:ロッシーニの歌劇 「セビリアの理髪師」 の三重唱「黙って、黙って、静かに、静かに」
ソフィー・ルシール・ラルマンド=デ・アルグス:ロッシーニの歌劇 「コリントの包囲」 の動機による幻想曲、
 マイアベーアの歌劇 「レスブルゴのエンマ」 による協奏的二重奏曲、
 エロールの歌劇 「マリー」の動機による幻想曲
フランソワ=ジョゼフ・ナデルマン(1781-1835):モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の主題による変奏曲
ベネデット・ネグリ:ロッシーニの歌劇 「泥棒かささぎ」 の回想
ロベール・ニコラ=シャルル・ボクサ:ロッシーニの歌劇 「セビリアの理髪師」 より序曲
デュオ・プラセディス(P)

録音:2016年9月、2017年3月&6月
ハープとピアノのための貴重なレパートリーを次々と録音している親子アンサンブル、デュオ・プラセディス。本アルバムでは、古典派〜ロマン派に活躍した音楽家たちによるヴァラエティに富んだオペラ編曲をCD2枚にたっぷりと収録。単なる楽器の移し替えにとどまらない、魅力あるオリジナル編曲をお楽しみいただけます。
ARS-38547
ハイネ&シューマン〜抒情的間奏曲
シューマン:連作歌曲 「詩人の恋」Op.48
4つの詩Op.142 から
君の頬を寄せて(No.2)/私の馬車はゆっくりと行く(No.4)
連作歌曲 「ミルテの花」Op.25 から 睡蓮の花(No.7)
5つのリートと歌Op.127 から 私の恋は輝く(No.3)
ハインリヒ・ハイネ(1797-1856) 作詩:「抒情的間奏曲」 +
クレメンス・ザンダー(Br)*
ウタ・ザンダー(P)*
コルネリウス・オボーニャ(ナレーター +)

録音:2017年6月
ロベルト・シューマン国際音楽コンクール、ヘルトゲンボッシュ国際声楽コンクール、リヒャルト・タウバー賞などの受賞歴を持つオーストリアのバリトン、クレメンス・ザンダーによるシューマンの歌曲集。「詩人の恋」をはじめ、作品はハイネの詩につけられた歌曲ばかりが選ばれており、曲の間で詩の朗読も行われます。古典的なリート作品に対して献身的な取り組みを行っているザンダーらしい、歌曲と詩の世界をより深く味わうことのできるプログラムです。
ARS-38548
ショパン:24の練習曲 Op.10&Op.25 タチアナ・チェルニチカ(P)

録音:2016年1月&4月
ドイツのゲッティンゲンで開催されたショパン・コンクールで1位を受賞し、その後も数々の大会で好成績を残しているロシアのノボシビルスク出身のピアニスト、タチアナ・チェルニチカ。彼女の母、オルガ・ヴォルチコヴァ(1946-1984)はモスクワ音楽院でゲンリフ・ネイガウスやヤコフ・ザークに師事した優れたピアニストで、ノボシビルスクでショパンの24の練習曲全曲を一度の演奏会で弾き通した初めての人物とのこと。このアルバムはそんな母親の生誕70周年に捧げるため、ノボシビルスクの同じコンサートホールで録音されました。
ARS-38549
ジュリアーニ&カルッリ&ディアベッリ:フルートとギターのための作品集Vol.2
マウロ・ジュリアーニ&ヨーゼフ・マイセダー:グラン・デュオ Op.130
フェルディナンド・カルッリ:6つのデュオ Op.103-1
アントン・ディアベッリ:感傷的なセレナーデ Op.99、「夜の会話」よりノットゥルノ
アンサンブル・コンソラツィオーネ

録音:2016年2月
※全曲ピリオド楽器による世界初録音
1995年から現在の編成で活動しているアンサンブル・コンソラツィオーネは、元々フルートとギターのための20世紀作品をモダン楽器で演奏するデュオでした。その後二人はより古い音楽と歴史的な楽器に共通の関心を見出し、19世紀初頭のヴィルトゥオジックな「デュオ・コンチェルタンテ」を当時の様式で演奏するようになります。2002年以降、彼らは当時のオリジナル楽器またはそのレプリカのみを用いて演奏しており、歴史的解釈の技術を研究し、アーカイブやコレクションから忘れ去られたレパートリーを復活させることに力を注いでいます。本アルバムにはベートーヴェンと同時代の作曲家たちによる、当時の人気オペラの旋律を織り込んだビーダーマイヤー風の気取らないデュオ作品が収録されており、オリジナル楽器の音色とテキストの忠実な解釈による、軽快でウィットに富んだ音楽を楽しむことができます。全曲ピリオド楽器による世界初録音です。
ARS-38550(2CD)
アンドレ・シェロン [シュロン](1695-1766):ソナタ集 Op.2
トリオ・ソナタ ホ短調(No.4)/ソロ・ソナタ ト長調(No.1)
トリオ・ソナタ ヘ長調(No.6)/ソロ・ソナタ ホ短調(No.3)
トリオ・ソナタ ハ短調(No.5)/ソロ・ソナタ ト短調(No.2)
トリオ・ソナタ ニ長調
アンサンブル・マティス
ミラ・グロール、ジョン・ヒョンホ(リコーダー)
チョ・ヒュングン(Vc)
坂本龍右(テオルボ)
イ・ハンナ(Cemb)

録音:2015年9月17-20日、シュロス・ボイゲン、ラインフェルデン、ドイツ
ARS-38551
パッシオ(PASSIO)
トマス・タリス:世の救い主よ
パーセル:メアリー女王のための葬送音楽より(Man that is born of a woman / In the midst of life / Thou knowest, Lord)
ケヴィン・ハートネット(1990 -):深き淵より
バッハ:イエス、わが喜び BWV.227
トマス・タリス:もし汝われを愛さば
チューリヒ・チェンバー・シンガーズ(合唱)
クリスティアン・エルニー(指)

録音:2017年10月14-15日、ヴィンタートゥール音楽院コンサートホール、ヴィンタートゥール、スイス
音楽の歴史の中で作曲家たちは、静寂と期待の時である「受難の聖節」にインスピレーションを受けてきました。チューリッヒ・チェンバー・シンガーズのアルバム『PASSIO』はこの美しいレパートリーに捧げられており、イギリスやドイツの受難節や葬送のための音楽と、アメリカの作曲家ケビン・ハートネットによる委嘱作品「深き淵より」を組み合わせています。
ARS-38552
TABULA RASA〜2台のヴァイオリンのための二重協奏曲集
バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
アルヴォ・ペルト:タブラ・ラサ
ヴィヴァルディ:2台のヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 Op. 3, No.8, RV522
シュニトケ:合奏協奏曲 第3番
ナターシャ・コルサコヴァ、
マンリーコ・パドヴァーニ(Vn)
テプリツェ・北ボヘミアPO
チャールズ・オリヴィエリ=マンロー(指)

録音:2016年6月20-22日、文化館、テプリツェ、チェコ
ナターシャ・コルサコワは、モスクワ放送響の元コンサートマスターを務めた祖父のボリス・コルサコフに最初のヴァイオリンのレッスンを受け、ロシアの名ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾであった、父アンドレイ・コルサコフに大きな影響を受け、ロシアの偉大なヴァイオリン・スクールの系譜を継ぐヴァイオリニスト。スイスを拠点に国際的なオーケストラ、音楽祭、コンサートで活動し、また5ヶ国語を話し、2つの小説を出版する作家としての顔も持つ才女です。
マンリーコ・パドヴァーニは、その華麗で驚異的なテクニックから「ヴァイオリンの魔法使い(Wizard of the Violin)」とも呼ばれる、イタリア出身スイスのヴァイオリニスト。バチカンのパウロ6世記念ホールでは、ローマ教皇ベネディクト16世の前で演奏したというコルサコワとパドヴァーニのデュオで、バッハからペルトまで2台のヴァイオリンのための二重協奏曲の歴史を辿ります。
ARS-38553
ラインベルガー:子供のための30のリート集 Op.152 ユリア・グロスシュタイナー (S) 、ペトラ・チャブルン (S) 、エヴァ=マリア・ハインツレ (S) 、レア・ミュラー (S) 、ヴィクトリア・トゥルチャー (S) 、アンナ・ヴェルテ (S) 、ミリアム・フェスラー (S) 、サラ=レーナ・アイトリヒ (S) 、フィリップ・ハイス (P)



録音:2018年2月5-7日、フォアアールベルク州立音楽院(フェルトキルヒ、ドイツ)
存命当時、絶大な人気を誇った小国リヒテンシュタインの大作曲家、ヨーゼフ・ラインベルガーが子供のために作曲した優しい歌曲集。ドイツ語圏の国々出身の6人のソプラノ歌手たちが全30曲の小品を歌い分けています。
ARS-38554
チェロとピアノのための作品集
R.シュトラウス:ソナタ ヘ長調 Op.6
マーラー(ブルーノ・ボッラリーニョ編):さすらう若人の歌(チェロとピアノ版)
ツェムリンスキー:ソナタ イ短調
ブルーノ・ボッラリーニョ(Vc)、
クリストフ・ベルナー(P)

録音:2017年10月25日−27日、ドイツ
ドレスデン・フィルのメンバーであり、アンサンブル・メディテラインの芸術監督も務めるポルトガルのチェリスト&指揮者、ブルーノ・ボッラリーニョ。すべて1883年から1894年の間に作曲された、R.シュトラウス、マーラー、ツェムリンスキーのチェロ作品。若きマーラーの傑作歌曲集「さすらう若人の歌」は、ボッラリーニョ自身によるチェロとピアノ版アレンジです。
ARS-38555
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301/293a
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz.76
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.78
エリザ・ファン・ベーク(Vn)、
イヨルゴス・カラギアニス(P)

録音:2018年8月9日−10日(ハノーファー、ドイツ)
エリザ・ファン・ベークは、11歳でピアノからヴァイオリンに転向し、カールスルーエ音楽大学で研鑽を積んだドイツの女流ヴァイオリニスト。
ダヴィド・オイストラフの弟子であるゲオルグ・バイノフ教授の門下生でもあり、オイストラフ流派の指導からその後のスタイルの確立に大きな影響を受けています。ソリスト、室内楽奏者としてはもちろん、ハノーファー州立歌劇場Oのゲスト奏者としても活躍しています。
ARS-38556
ムソルグスキー、ドビュッシー、シューマン:ピアノ作品集
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ドビュッシー:映像 第1集
シューマン:幻想小曲集 Op.12
アレクサンドル・コリャーキン(P)

録音:2018年6月25-26日、フェステブルク教会、フランクフルト、ドイツ
アレクサンドル・コリャーキンは、1988年にロシア、サハ共和国の首都ヤクーツクで生まれ、故郷からモスクワのグネーシン音楽学校へと進み、ウクライナのウラディミール・ホロヴィッツ・コンクールなど、数々のコンクールでの入賞歴を持つピアニスト。
プログラムのメインであるムソルグスキーの「展覧会の絵」では、ロシアのピアニストならではの雄大なスケールの演奏を聴かせてくれています。
ARS-38557
カール・リュッティ(1949-):ハープとピアノの為の作品集
牧歌 [Pastorale]
ハープ小曲集 [Das Harfenbuchlein](2008)
島 [Die Insel]
夜 [Nachts]
冬の風景 [Winterlandschaft]
通年の3つのクリスマス歌曲 [3 Weihnachtslieder fur das ganze Jahr]
デュオ・プラクセディス
プラクセディス・フーク=リュッティ(Hp)
プラクセディス・ジュヌヴエーヴ・フーク(P)

録音:2019年1月、フリードリヒ・エーベルト・ハレ、ハンブルク、ドイツ
スイスを拠点に活動する母子によるハープ&ピアノのアンサンブル、デュオ・プラセディスの通算10枚目となるCDリリースは、現代のスイスを代表する作曲家の1人、カール・リュッティ(1949−)の作品集。 収録曲の多くは声楽のために作曲された作品のアレンジであり、「3つのクリスマスの歌」は、スイスの詩人シルヤ・ヴァルターの詩を題材として女声合唱、ハープ、オルガンのために2009年に作曲され、デュオ・プラセディスのためにハープ&ピアノ・ヴァージョンへと編曲されました。
ARS-38558
ドビュッシーの墓碑銘のために
ファリャ:賛歌 「ドビュッシーの墓碑銘のために」
リスト:バラード 第2番ロ短調 S.171
ドビュッシー:版画 /喜びの島
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22
モンポウ:庭の乙女たち
ユディット・ハウレギ (P/ベーゼンドルファー)

録音(ライヴ):2018年10月4日、ウィーン(オーストリア)
ユディット・ハウレギは、スペインのサンセバスチャン出身で、バスク地方、メキシコ、フランスと縁を持ち、ピアノはドイツのミュンヘンでヴァジム・スハーノフの師事した国際派ピアニスト。 2016年にはアントニオ・メンデスが指揮するスペイン国立Oの日本ツアーにもソリストとして同行し、各地で称賛を浴びた経歴も持っています。 また、ハウレギはベーゼンドルファー・アーティストに選ばれており、デビュー盤となったシューマンの作品集はスペインのインディペンデント・ミュージック・アウォードに選出されるなど、今後の飛躍を期待されています。
ARS-38559
女流作曲家たちによるピアノのための小品集
ボニス:笛のため息、傷ついた大聖堂
レスゲン=シャンピオン:牧歌、羊飼いの歌、妖精の戯れ
スコヴァ=ドヴォジャーコヴァー:子守歌、ユーモレスク
カプラーロヴァー:4月の前奏曲集
タイユフェール:シシリエンヌ
ジャエル:可愛いワルツ集
ザラネク:5つの小品 Op.4
ヴノグラードヴァ:2つの舞曲 Op.21
テルシアン:クレオール舞曲 Op.1
ヴィヴィアン・ゲルゲン(P)

録音:2017年5月22日−23日、フェステブルク教会(フランクフルト、ドイツ)
約300曲の作品を遺したメル・ボニス(ボニ)、ドヴォルザークの娘でスークの妻であるオティリエ・スコヴァ=ドヴォジャーコヴァー、20世紀フランスのタイユフェールなど、19世紀から21世紀までの9人の女流作曲家のピアノ小品を集めた興味深いプログラム。
ヴィヴィアン・ゲルゲンは、パリで生まれ、ルクセンブルク、ナンシー、そして故郷のパリで音楽を学んだピアニスト。1993年にはその芸術面での功績を称えられた、ルクセンブルクの功労勲章を授与されています。
ARS-38560
ファビアン・ミュラー(1964-):弦楽合奏の為の作品集
ペンタプティコン [Pentaptychon](弦楽合奏の為の5つのアルプスの絵;2015)
カント [Canto]
ラ・フォリア変奏曲 [La Folia-Variationen](弦楽合奏の為の;2014)
迷宮 [Labyrinth]
チューリヒ室内O
ルーベン・ガザリアン(指)

録音:2006、2018年
ARS-38561
ヴェラチーニ、ハッセ、ゼレンカ:リコーダーによるソナタとカンツォン
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):フラウト・トラヴェルソまたはヴァイオリンの為のソナタ ト長調 Op.2-2
ヴェラチーニ:ソナタ・パスティッチョ ニ短調(複数のソナタの楽章をつなぎ合わせたもの)
ヴァイオリン独奏の為のソナタ ニ短調 から アンダンテ
ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ ニ短調 Op.1-5 から コッレンテ,アレグロ
ヴァイオリンまたはリコーダー独奏と通奏低音の為のソナタ ニ短調 から アダージョ
ヴァイオリン独奏の為のソナタ ニ短調 から アレグロ
ソナタ ヘ長調(ヴァイオリン独奏の為のソナタ ト長調 による)
ゼレンカ(1679-1745):カンツォン ZWV 191 5:32
ヴェラチーニ:ソナタ イ短調(ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ Op.1 からのコレクション)
ハッセ:フラウト・トラヴェルソまたはヴァイオリンの為のソナタ ニ長調 Op.2-1
チェンバロの為の前奏曲 変ロ長調
ヴェラチーニ:ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ・アッカデーミカ Op.2-12 〜シャコンヌ ト長調
ラウラ・シュミット(リコーダー)
アンサンブル・ディスティント
クラウディウス・カンプ(バロックFg、リコーダー)
ブルーノ・ウルタード・ゴザルヴェス(バス・ヴィオール)
サム・チャップマン(テオルボ、アーチリュート、バロックギター)
脇田英里子(チェンバロ、ポジティヴ・オルガン)

録音:2017年、マルティン教会、バーゼル、スイス
イタリアのヴェラチーニ、ドイツのハッセ、ボヘミアのゼレンカ。バロック時代の大作曲家たちのリコーダーのための音楽を華麗に奏でるラウラ・シュミットは1989年、シュトゥットガルト出身の女流奏者。
チューリッヒ室内Oやベルン・バロック・オーケストラ、ヘルシンキ・バロック・オーケストラ、ミュンヘン室内Oなどと共演を重ねているドイツ古楽界に現れた才女です。また、共演のアンサンブル・ディスティントはシュミット自らが主宰するピリオド・アンサンブル。バーゼルを拠点に活躍中の日本人鍵盤楽器奏者、脇田英里子の参加もポイントです。
ARS-38562
シューベルト:歌曲集「冬の旅」 ヨハネス・ヘルド(Br)、
ダニエル・ベスコウ(P)

録音:2018年9月29日−10月2日、ウェイヴガーデン・スタジオ
イツのバリトン、ヨハネス・ヘルドは、歴史あるュトゥットガルト・ヒムヌス少年合唱団(シュトゥットガルト聖歌児童合唱団)で音楽家としてのキャリアをスタートさせた後、フライブルクとコペンハーゲンで研鑽を積み、2013年にデンマークの王立オペラ・アカデミーを修了した経歴の持ち主。リートの最高峰「冬の旅」でも、堂々たる歌声で印象的な演奏を繰り広げてくれています。
ARS-38563
アルマ・イントレピーダ
スカルラッティ:シンフォニア第13番ロ長調
Sigr. Detri(Louis Detry):ソロ・ア・フラウト
ダッラーバコ:協奏曲第7番イ長調
ポルポラ:「メリデとセリヌンテ」より コン・アルマ・イントレピーダ
ジョヴァンニ・アントニオ・ピアーニ:ソナタ Op.1-4
ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ:フラウト・トラヴェルソと弦楽のための協奏曲
ダッラーバコ:協奏曲第5番ト長調
ポルポラ:「認められたセミラーミデ」おyり Vorrei spiegar l'affanno
ヴィヴァルディ:コンチェルト・ダ・カメラ RV.84
セリーヌ・パシェ(リコーダー)、
イ・ピッツィカンティ

録音:2017年9月、オルティンゲン教会(スイス)
スイスの若き有望なリコーダー奏者セリーヌ・パシェと、バーゼル・スコラ・カントルムを卒業したメンバーによって2009年に設立された古楽器アンサンブル『イ・ピッツィカンティ』の出会いによって生まれたアルバム。様々なトランスクリプションが行われていたバロック時代のリコーダー・レパートリーを探求。
ARS-38564(2CD)
ヨーゼフ・ヴォルフラム(1789-1839):歌曲全集(世界初録音)
6つの新しい歌、4つの歌、6つのドイツの歌、
6つのセルビア民謡、パテンの贈り物、
4つの歌、3つの歌、父の家、バラの死、理由
ヨハネス・クリューサー(T)、アンネリ・プフェッファー(S)、トマシュ・スプルニー(フォルテピアノ)、マルティン・ブルクハルト(バロック・チェロ))

録音:2016年10月
音楽と政治、両方の分野で優れた仕事を残したヨーゼフ・ヴォルフラム(1789-1839)の歌曲全集。ボヘミア出身のヴォルフラムは、幼いころから並外れた音楽の才能を発揮し、レオポルト・コジェルフの従兄ヤン・コジェルフについて学びました。一方、プラハの大学では法律を学び、各地で地方裁判所の法律顧問や、地方自治体の行政官を務めたのち、最終的にはテプリツェの市長に選出され、1839年に亡くなるまでそこで過ごしました。テプリツェでは著名な芸術家や政治家と交流し、政治的・文化的な発展に貢献したといいます。(プラハの北西約90キロに位置するテプリツェは当時最も重要な温泉街のひとつで、ゲーテやベートーヴェンが訪れた際のエピソードでも有名です。)
本アルバムの収録曲は、生前に出版された8つの歌曲集と、手稿の形で保存されていた2つの歌曲で構成されており、すべて世界初録音です。それぞれの作品からはハイドンやモーツァルト、シュポア、ウェーバー、シューベルトらが活躍した時代の空気、古典派からロマン派へ移り変わっていく様子が感じられます。伴奏には1826/27年製のグラーフのピアノが用いられており、雰囲気たっぷり。「3つの歌」ではバロック・チェロ(1675年製カッシーニ)も参加します。
ARS-38565
セレナード〜シューベルトの男声合唱作品集
セレナード/春の歌/愛の心/ゴンドラの舟人/夜の明かり/月明かり/夜鳴きうぐいす/小さな村/冬の日/反抗/水上を飛ぶ霊たちの歌 D.705/自然に中の神/全能の神/主は私の牧者で
マクシミリアン・シュミット(T)、
フランツ・ヴィッツム(C.T)、
ゲロルト・フーバー(P)、
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク、
ハンス・プリチェット(指)

録音:2019年3月、バイエルン放送スタジオ1(ドイツ)
レーゲンスブルク大聖堂の作曲家兼オルガニストとして活躍したヨーゼフ・レンナー(1868−1934)の名を冠し、ベルント・エンゲルブレヒトによって1987年に創設された男声合唱団、レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルクによるシューベルトの合唱作品集。
レーゲンスブルクから文化賞、バイエルン放送特別賞など、数々の賞を贈られるなど、その活動とハーモニーはドイツ国内外で非常に高い評価を得ています。ヴォーカルアンサンブル「シュティムヴェルク」の創設者で古楽唱法にも長けているフランツ・ヴィッツムの参加からも期待度が高まります。
ARS-38566
チャイニーズ・ドリームズ
王 洛賓(Wang Luobin):In That Place Wholly Faraway
杜 鳴心(Du Mingxin):バレエ組曲 「人魚姫」
王玉西(Wang Yu Shi):ひまわり
エイブラム・チェイシンズ:3つの中国の小品
シリル・スコット:蓮の国 Op.47-1
四川民謡:康定の愛の歌
雲南民謡:謎かけ歌
ワルター・ニーマン:古代中国 Op.62
任 光(Ren Guang):彩雲追月
湖南民謡:瀏陽河
陝西民謡:赤く艶やかにゆりが咲き
リディア・マリア・バーダー(P)

録音:2019年9月、ベルリン(ドイツ)
ドイツの音楽誌Neue Musikzeitungから「ドイツの主要ピアニストの一人」と認められているリディア・マリア・バーダー。中国のメディアからは「ドイツのピアノ・プリンセス」と呼ばれ、過去10回に及ぶ中国ツアーを果たしてきたリディア・マリア・バーダーが弾くチャイニーズ・アルバム。中国の伝統的な民謡のアレンジや現代中国人作曲家による作品に加え、チェイシンズ、スコット、ニーマンら西洋の作曲家が書いた中国にまつわる作品を収録しています。
ARS-38568
アルパ・ドッピアのための17世紀イタリアの音楽
ランバルド:トッカータ
マリーニ:4声のソナタ Op.8
デ・マック:ストラヴァガンツァ第2番
マリーニ:愛への誘い
フレスコバルディ:2声のカンツォン第4番
マヨーネ:リチェルカーレ
フレスコバルディ:2声のカンツォン第1番
タルタリーノ:スザンナのカンツォン
ディンディア
:聖母の涙
マヨーネ:トッカータ第4番
マッツォッキ:この苦い涙は
ヴァレンティーニ:ソナタ・エンハルモニカ
ストロッツィ:トッカータ第1番
ディンディア:ルッジェーロのアリアによる2声のための音楽
ダス・クライネ・コレクティフ〔ヴェラ・シュナイダー(Hp)、リナ・ロペス(S)、エヴァ・サラディン(ヴィオローネ)、フレッド・ウーリグ(ヴィオローネ)、ヨハネス・ケラー(Cemb)〕

録音:2018年、トーンスタジオ・ヴァルデンブルク(ドイツ)
1600年代、17世紀のイタリアで発展し、2列に並ぶ弦を特徴とする二重ハープである「アルパ・ドッピア(ルネサンス・ハープ、ダブル・ハープとも)」をテーマとした美しきプログラム。
イタリアで生まれ、イタリアで愛された「アルパ・ドッピア」はすぐに貴族などの上流階級に愛用されるようになり、当時の音楽を演奏するうえで重要な役割を占めるようになるなど、音楽のスタイルの発展にも寄与した楽器として知られています。
ダス・クライネ・コレクティフは、ルツェルンとデトモルト、そして欧州の古楽総本山バーゼル・スコラ・カントルムで、中世からロマン派にかけてのハープを学んだヴェラ・シュナイダーを中心とする古楽アンサンブル。コロンビア出身のソプラノ、リナ・ロペスが参加するなど国際色豊かなアンサンブルは実力も抜群です。
ARS-38569
アルト・サクソフォンとピアノのための作品集
ドビュッシー:アルト・サクソフォンとピアノのためのラプソディ
トゥオマス・トゥリアーゴ(1979-):アルト・サクソフォンとピアノのためのソナタ 「グラヴィティ・グルーヴ」(2008/2018)
ポール・モーリス(1910-1967):プロヴァンスの風景
チャールズ・ウォリネン(1938-2020):アルト・サクソフォンとピアノのためのディヴェルティメント(1982)
モーツァルト:ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 「ケーゲルシュタット」 K.498(アルト・サクソフォン版
ヨナタン・ラウティオラ(アルト・サクソフォン)、マルコ・ヒルポ(P/スタインウェイ)、バルボラ・ヒルポ(Va)

録音:2018年9月(フィンランド)
北欧クラシック管楽器奏者の新世代を代表する、フィンランド出身のサクソフォン奏者、ヨナタン・ラウティオラ。彼はシベリウス・アカデミーでペッカ・サヴィヨキに師事し、パリではニコラ・プロストとクリスチャン・ヴィルトゥに師事、2010年にはパリ音楽院のクロード・ドゥラングルのクラスを卒業した北欧で初めてのサクソフォン奏者となりました。有名なドビュッシーのラプソディに始まり、同郷の作曲家トゥリアーゴのソナタと、フィンランド系のアメリカの作曲家チャールズ・ウォリネン(1970年に当時最年少でピューリッツァー賞を受賞)のディヴェルティメント、フランスの女性作曲家ポール・モーリスがマルセル・ミュールのために書いた「プロヴァンスの風景」、そしてモーツァルトのケーゲルシュタット・トリオのアルト・サクソフォン版と、レパートリーの広さを活かした興味深いプログラミングで聴き手を楽しませます。
ARS-38570
リチャード・ミコ(ca.1590-1661):ヴィオールのためのパヴァンとファンシー集 コンチェルト・ディ・ヴィオール

録音:2019年7月
ウィリアム・バードの元パトロンであったウィリアム・ピーター卿に22年間仕え、多数のヴィオール曲を残した17世紀イギリスの作曲家、リチャード・ミコ(ca.1590-1661)の作品集。ミコの作品カタログは、16〜17世紀イギリスの音楽生活にコンソート音楽がいかに深く根付いていたかを反映しており、ヴィオラ・ダ・ガンバやコンソート音楽の作曲家、音楽理論家として名を残すクリストファー・シンプソン(ca.1605-1669)も、ヴィオール音楽の代表的な作曲家の一人として彼の名を挙げています。各曲には「甘いバラ」「春と夏の間」「暗闇の中で」など副題がついていますが、これらは演奏者たちが聴き手の想像力をかきたてるために、ダウランド、ホルボーン、ヒュームらの伝統に倣って新しくつけたものになります。
ARS-38571
マジカル・ロシア
エフレム・ジンバリスト:リムスキー=コルサコフの歌劇「金鶏」の主題による幻想曲
チャイコフスキー:6つの小品Op.51より 第6曲「感傷的なワルツ」
アレクサンドル・アリャビエフ:序奏、主題と変奏
ラフマニノフ:ロマンス Op.6-1、ハンガリー舞曲 Op.6-2
アントン・ルビンシテイン:9つのサロン風小品 Op.11より「アレグロ・アッパショナート、アンダンテ、アレグロ」
グリンカ:アルバム・ブラット
ストラヴィンスキー:イタリア組曲(サミュエル・ドゥシュキンとの合作版)
アレクサンドル・コプィロフ:敏感なメロディー「ピーターホフの思い出」Op.29
デュオ・ナタリア〔ナタリア・ファン・デル・メルシュ(Vn)、ナタリア・コヴァルゾン(P)〕

録音:2019年11月30日−12月1日、ベルギー
ナタリア・コヴァルゾンは、非常に才能のある若い楽器奏者の指導と支援を専門とする協会、Artistes enherbeの芸術監督を務めています。ルクセンブルクを拠点において日本でも活躍し、レコード芸術特選盤にも選出された現代音楽アンサンブル「アンサンブル・ルシリン」とコラボレーションし、現代音楽の理解をより深め追求しています。
ナタリア・ファン・デル・メルシュは、ケルン室内管弦楽オーケストラ、ハンブルクPO、エッセンPOなどと共演。ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン・ムジーク・フェスティバルなどに出演し数多くの演奏を積み重ねてきました。
ARS- Produktionからリリースするデュオ・ナタリアの2作目は、ロシアの作曲家をフィーチャーしたアルバムです。ファーストネームの類似点をはるかに超えたデュオ・ナタリアの心のと心の調和性が感じられ、美しく溶け込むサウンドが魅力的です。
ARS-38572
スクリャービン:ピアノ作品集(サウンド・カラーズ)
24の前奏曲 Op.11、
ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調 Op.30、
ワルツ Op.38、
ピアノ・ソナタ第7番「白ミサ」Op.64、
詩曲「焔に向かって」Op.72、
5つの前奏曲 Op.74
コンスタンティン・セミリャコフス(P)

録音:2019年5月
※使用楽器:スタインウェイ D(2012)
1984年ラトビアのリガ生まれのコンスタンチン・セミラコフスは、特にクラシック・ピアノのレパートリーにおける色彩知覚の現象の研究に力を入れているピアニスト。彼はメシアンやスクリャービンの音楽の共感覚的な演奏にも関心を寄せており、このアルバムにはその成果が収められています。各作品は年代順に配置されており、スクリャービンの音楽言語が19世紀の音楽に由来するものから、より特異なスタイルへと発展していく過程を辿ることができます。
ARS-38573
シューベルト:冬の旅 Op.89,D911 ベンジャミン・ヘワット=クロウ(Br)
ユハオ・グオ(P)

録音:2020年3月9日−11日、ドイツ
ベンジャミン・ヘワット=クロウは、ドイツ語と英語の両方のアートソングの熱心なパフォーマーとして知られており、シューマンとシューベルトの連作歌曲に特に焦点を当て追求しています。
ケルンのピアニスト、ユハオ・グオはヴァイオリン、歌手などの伴奏ピアニストの他に、ソリストとしても活躍し、ケルンWDRSO、ドイツ弦楽フィルハーモニー、フローラSOケルンなどのオーケストラと共演してきました。
シューベルトの「冬の旅」を長年研究してきたベンジャミン・ヘワット=クロウとユハオ・グオ。彼らにとって象徴的な存在のシューベルトの「冬の旅」の魅力に迫ったアルバムです。
ARS-38574
バガブンド歌手の宣言(Pregon del cantante vagabundo)
ロイズ・フェンテス・インベルト:バガブンド歌手の宣言(Pregon del cantante vagabundo)
バルディア・チャラフ:バガブンド歌手の宣言
インベルト:Miniatura del amor callejero
チャラフ:夢である人生のバリエーション
インベルト:ストリートサーカスのコミック・ソング
エティエンヌ・ムーリニエ:4つの暴力のための幻想曲 第1番
伝承曲(モイカ・ガル編):Le Roy a fait batter tambour
ピエール・ゲドロン:Quand le flambeau du monde
伝承曲(モイカ・ガル編):Quand je menais le s chevaux boire
チャラフ:Cheveux noirs dansants、 Farshe nour、 Herbstnebel-Autumn mists、Etendue sur l'herb e
アンサンブル・アド・フォンテス〔アン・シモーネ・エーバーハルト(リコーダー)、モイカ・ガル(Vn)、レオナルド・ボルトロット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フィリパ・メネセス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ブルーノ・ウルタド・ゴサルベス(ヴィオローネ)、ミゲル・ベリャス(アーチリュート)、シャルロッテ・ナハトシュハイム(ハープ、ソプラノ)、ゼバスティアン・マットミューラー(Br)、バルディア・チャラフ(パーカッション)、アルベルト・アルコス(朗読)〕Pregon Del Cantante Vagabundo / Ensemble Ad Fontes

録音:2019年10月、ドイツ
アンサンブル・アド・フォンテスは、俳優、ダンサー、現代音楽の作曲家、多ジャンルのミュージシャンが所属するアンサンブル・グループで、様々な国の知られざる古楽を追求しています。2013年には、国際テレマン・コンクールに参加し、Barenreiter Urtext賞をを受賞し、同年にイタリアのラクイラで開催された国際古楽音楽祭で一等賞と観客賞を受賞しました。このアルバムは、古楽を生き生きと繊細に演奏したり伝承曲にアレンジを加えたりし、時代を超えた古楽の魅力を伝えてくれます。
ARS-38575
夕べにまつわるドイツ・ロマン派の声楽作品集
メンデルスゾーン夕べの祈りのために、ナイチンゲール Op.59-4*、森との別れ Op.59-3
ファニー・ヘンゼル:夕暮れにもう森はざわめいている Op.3-5、聞こえないのか 木々のざわめきを Op.3-1
アルベルト・ベッカー(1834-1899):Bleibe, Abend will es werden Op.36-2*
モーリッツ・ハウプトマン :さすらい人の夜の歌 Op.25-2
レーガー:夜の歌 Op.138-3、月が昇り*
ロベルト・フランツ:おやすみ Op.49-5*
ブラームス:夜警I Op.104-1、夜警II Op.104-2、森の夜 Op.62-3
ライネッケ:夕べの歌 Op.85-5*
モーリッツ・フォーゲル(1846-1922):夕べの歌*
シューマン:おやすみ Op.59-4、星に寄す Op.141-1*
ヴォルフ
:調和
マックス・ルートヴィヒ(1882-1945):Nun ist der Tag geschieden*
カール・エッカー(1813-1879):夜の声 Op.4-3
フリードリヒ・シルヒャー(1789-1860):夕べの歌*
ヨーゼフ・ラインベルガー:夕べの歌 Op.69-3*
アマデウスcho
ニコル・マット(指)、
ベネディクト・ハーグ(指)*

録音:2020年2月&3月
合唱の名盤を多数残しているニコル・マットとアマデウス合唱団による、国別にテーマを設定してプログラミングした声楽作品シリーズからの1枚。今作はドイツ・ロマン派の作曲家達による、夕べや夜にまつわる作品が選ばれています。気候変動や感染症が多くの人々を震撼させている近年、自然を賛美し、合理性から距離を置くロマン派の精神は、驚くべき時事性を獲得しました。本当に大切なものは何か、守るべきものは何か、信頼できるものは何か、必要なものは何か。本アルバムは今の時代に最適な音楽を提供しています。
ARS-38576
詩人「エドガー・アラン・ポー」とハープ
アンリエット・ルニエ:ハープと弦楽四重奏のための「幻想的バラード」**
エドガー・アラン・ポー:告げ口心臓*
アンドレ・カプレ:ハープと弦楽四重奏のための「幻想的物語」**
エドガー・アラン・ポー:赤死病の仮面*
テューリング・ブレム:A wind blew out of a cloud fur Harfe
エドガー・アラン・ポー:アナベル・リー*
ジュリア・ワッカー (Hp)、
ピーター・アワー(朗読)*、
ガラテアQ**

録音:2017年10月、2018年4月&12月
アメリカの小説家・詩人「エドガー・アラン・ポー」は、「アッシャー家の崩壊」、「黒猫」、「ライジーア」、「赤死病の仮面」、「ウィリアム・ウィルソン」などで知られており、アンドレ・カプレ、セルゲイ・ラフマニノフなどがエドガー・アラン・ポーの作品に基づいて作曲しています。1960年頃からポピュラー音楽でもエドガー・アラン・ポーの作品にインスピレーションを受けた楽曲が多数作られており、現代の芸術において大きな影響を与えている小説家・詩人です。
ジュリア・ワッカーは、。2006年からバーゼル・フェスティバル・オーケストラの首席ハープ奏者、2017年からはスイスのオーケストラ「バーゼル・シンフォニエッタ」に所属。ケルンWDRSO、ブランデンブルク州立・オーケストラ・フランクフルト、南西ドイツ・フィルハーモニーSOなど共演しました。2017年には、フルート、ヴィオラ、ハープのトリオでルガーノで開催された国際室内楽コンクールに出場し、ファイナリストに選ばれました。
偉大な小説家・詩人「エドガー・アラン・ポー」の作品の戦慄的で不可思議な様子とハープの音色を融合させた作品です。
ARS-38578
モルデハイ・ゲビルティグ:ユダヤの歌(イディッシュ民謡)
Hey,klezmorim!/私たちの小都市が燃えています/子供の頃/悲しみの歌手/Kivele/Trili trilili/Hey,tsigele/墜落した女/Avreml der marvikher/Reyzele/川沿いの近く/3人の小さな娘/Azelkhe tsvay goldene tsep/Avremele un Yosele/Yankele/リドルの楽しい黄金の土地/Mayn Yovl/グラスワイン/よく眠れ、私の子供よ
ダリア・シェヒター (Ms)、
クリスティアン・フォン・ゲッツ(G)
ドイツ在住のイスラエル出身のダリア・シェヒターと、クリスティアン・フォン・ゲッツは、モルデハイ・ゲビルティグの詩に魅了されプロジェクトを立ち上げ、イディッシュ(ユダヤ人)の知られざる詩人「モルデハイ・ゲビルティグ」をフィーチャーし、ユダヤ人労働者階級の地区での生活や労働、愛について歌った作品です。
ARS-38579
ラテンアメリカのチェロとピアノのための作品
ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
コンスタンティノ・ガイト(1878-1945):チェロ・ソナタ Op.26
サグリエ(1972-):ヴァイオレットのための2つの歌より第2曲 Se juntan dos palomitas
ホセ・エリソンド(1972-):ラテンアメリカ舞曲より第1曲 Otono en Buenos Aires
ホアキン・ニン(1879-1949):セギーダ・エスパニョーラ
ポンセ(1882-1948):チェロ・ソナタ
ニコレ・ペーニャ・コマス(Vc)、
ヒューゴ・リャノス・カンポス(P)

録音:2020年2月
メキシコの作曲家マヌエル・ポンセとアルゼンチンの作曲家コンスタンティノ・ガイトによるソナタに重点を置き、ラテンアメリカのチェロとピアノのための、まだほとんど知られていない曲を紹介する多彩で意欲的なプログラム。ラテンアメリカの作曲家たちは、音楽を学ぶためにヨーロッパに渡り、旧大陸の文化への憧れと、自分たちの文化的ルーツへの郷愁と新たな評価の間で揺れ動いていました。先人たちの経験を共有するチェロのコマスとピアノのカンポスは、彼らの音楽がもたらす感動を我々に伝えるべく、素晴らしいアルバムを作り上げました。
ARS-38580S
アルド・チッコリーニへのトリビュート〜モーツァルト、ショパン、カステルヌオーヴォ=テデスコ:ピアノ作品集
ショパン:夜想曲ハ短調 Op.48-1、
 夜想曲変ホ長調 Op.9-2、
 夜想曲嬰ハ短調 Op.post.
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
ショパン:ワルツ イ短調 Op.34-2「華麗なる円舞曲」、
 ワルツ変ニ長調 Op.64-1「小犬」、
 ワルツ嬰ハ短調 Op.64-2
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ピエディグロッタ
ジェニー・バッソ(P/スタインウェイ)

録音:2019年12月、アウディトリウム・ノヴェチェント(ナポリ、イタリア)
「ジェニー・バッソは素晴らしい国際的なコンサートピアニストです。私は彼の魅惑的な音楽性と類まれなピアノ技術を高く評価しています。
揺るぎない個性を持った本物のアーティストであり、彼は偉大なコンサートホールでくつろいでいるように感じます。〜 アルド・チッコリーニ(2014年5月31日)」
20世紀〜21世紀初頭のピアノ界を代表する世界的巨匠であるアルド・チッコリーニ(1925−2015)がその晩年に教えを授けた最後の弟子の1人、ナポリ出身の逸材ジェニー・バッソのデビューアルバムは、師であるチッコリーニへのトリビュート・プログラム!
ジェニー・バッソはナポリ音楽院でアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリの弟子であるルイージ・アヴェルナに師事し同音楽院を満点で卒業。
その後、パリのエコール・ノルマル音楽院に進むためフランスへと渡ったジェニー・バッソは、アルド・チッコリーニの自宅に住み込みで研鑽を積むことを認められ、チッコリーニの最後の弟子の1人として様々な教えを受けたのと同時に、チッコリーニが主催する国際マスタークラスの公式アシスタントを任されたという特筆すべき経歴の持ち主です。
今回、満を持して登場となるジェニー・バッソのデビュー・アルバムは、チッコリーニの重要なレパートリーでもあったモーツァルトの「トルコ行進曲」やショパンの「夜想曲」と「ワルツ」、そして師から教わったカステルヌオーヴォ=テデスコの「ピエディグロッタ」といったまさに今は亡き師に捧げる特別なプログラム。
ナポリで初めてチッコリーニに出会った際に弾き、両者の旅の出発点になったという特別な作品であるショパンの「ワルツ イ短調 Op.34-2」を筆頭とする全ての収録曲で発揮されているジェニー・バッソの才能は、新しい時代の到来を予感させる見事なもの。
チッコリーニの最後の弟子の1人であると同時に、ベネデッティ・ミケランジェリの系譜にも連なる逸材、堂々たるデビューです!
ARS-38581
20世紀ロシアのピアノ・ソナタ集
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第9番Op.103
スヴィリドフピアノ・ソナタ Op.4
フェインベルク:ピアノ・ソナタ第12番 Op.48
ヴァインベルク:ピアノ・ソナタ第4番 Op.56
アナスタシア・ヤスコ(P、スタインウェイ D274)

録音:2020年2月
ロシアでは、ピアノ・ソナタの全盛期は19世紀から20世紀の変わり目に訪れました。ロシアの作曲家のピアノ・ソナタといえば、ラフマニノフ、スクリャービン、プロコフィエフなどの、20世紀前半の作品が絶大な人気を博す一方、第二次世界大戦後に書かれたピアノ・ソナタのほとんどは、残念ながらロシアでも、世界の音楽シーンでも特別な名声を得ることはありませんでした。 本アルバムでは、ロシアのピアニスト、アナスタシア・ヤスコが、ゲオルギー・スヴィリドフ、サムイル・フェインベルク、ミェチスワフ・ヴァインベルクのあまり知られていないピアノ・ソナタを中心に、時代の多様な姿を見せるソビエト音楽の素晴らしい作品の数々を紹介します。ここでは、新しい音楽の異なる様式的方向性とロシアの音楽的伝統の特徴の両方が顕著に表れています。このプロジェクトのアイデアは、彼女がザルツブルク・モーツァルテウム大学で博士号を取得したことに端を発しています。
ARS-38582
バッハ:トリオ・ソナタ集
バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 BWV1039、トリオ・ソナタ ハ長調 BWV1037、シンフォニア第13番ハ短調 BWV799、トリオ・ソナタ ニ短調 BWV1036、平均律クラヴィーア曲集第1巻 第24番より前奏曲 ロ短調 BWV869、トリオ・ソナタ ニ長調 BWV1028、トリオ・ソナタ ト短調 BWV1029
カスパール・ツェーンダー(Fl)、
アナ・イオアナ・オルテアン(Fl)、
ヴィタル・ジュリアン・フレイ(ハープシコード)

録音:2020年8月
2本のフルートとハープシコード(1749年製ジャン=クロード・グジョン・チェンバロのコピーを使用)によるバッハのトリオ・ソナタ集。2本のフルートのために書かれたBWV1039以外の曲も、当時の慣習に従ってフルートと通奏低音用に書き改められ、演奏されています。 弦楽四重奏曲がウィーン古典派の時代以降、室内楽の最高の規律であったように、トリオ・ソナタはバロックの室内楽において、栄誉ある地位を占める特別なジャンルだといえるでしょう。美しく雅やかなフルートとハープシコードの音色をお楽しみいただけます。
ARS-38583
ササス、ライヒ、クセナキスほか:打楽器作品集(GODS RHYTHMS HUMAN)
ジョン・ササス(1966-):アタランタ(ヴィブラフォン、ピアノとデジタル・オーディオのための)(2020)
 ワン・スタディ-ワン・サマリー(マリンバ、ジャンク・パーカッションとデジタル・オーディオのための)(2005)
ブルース・ハミルトン(1966-):インターゾーン(ヴィブラフォンとデジタル・オーディオのための)(1996)
スティーヴ・ライヒ(1936-):四重奏曲(2台のヴィブラフォンと2台のピアノのための)(2013)
ヤニス・クセナキス(1922-2001):プサッファ(パーカッション独奏のための)(1975)
ファビアン・ジーグラー(ヴィブラフォン、マリンバ、パーカッション)ほか

録音:2020年7月(ドイツ)
打楽器のための新作委嘱を積極的に行っているスイスのパーカッショニスト、ファビアン・ジーグラー初のアルバム『GODS RHYTHMS HUMAN』。アルバムタイトルは、収録作品の中に古代/現代のギリシャが主題として繰り返し現れ、変化に富んだリズムやグルーヴに古代の神々を見出すことができる点に由来しています。ジーグラーは打楽器レパートリーのレベルを別の次元まで引き上げ、国際的な音楽界をリードする作曲家たちと独創的で価値のあるプロジェクトに取り組むことを目標にしています。ジョン・ササスらの革新的な作品に命を吹き込む、見事な演奏です。
ARS-38584
おとぎ話(POHADKA)
マルティヌー:チェロ・ソナタ第1番
シューマン:東洋の絵 Op.113
ヤナーチェク:おとぎ話
ドヴォルザーク:森の静けさ Op.68-5
マティアス・ヨハンセン(Vc)
アンドレアス・ヘリング(P/スタインウェイ)

録音:2018年(ドイツ、ノイマルクト)
ドイツで活躍するチェリスト、マティアス・ヨハンセンとピアニスト、アンドレアス・ヘリングのデュオによる初のアルバム。おとぎ話のような物語性のある音楽をテーマに、聴き手を作曲家の幻想的な世界に没入させます。プログラムはマルティヌーのドラマチックなチェロ・ソナタ第1番で幕を開け、作曲家の内面を深く知ることができるシューマンの「東洋の絵」、他の誰よりもメルヘンを音で描き、命を吹き込む方法を理解していたヤナーチェクの「おとぎ話 Pohadka」と続き、ドヴォルザークの夢のような「森の静けさ」で締めくくられます。
ARS-38585
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61、
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番 ヘ長調 Op.50、
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1*
マンリコ・パドヴァーニ(Vn)、
ボリス・ペルノー(指)、
プラハPO、
イゴール・ロンガート(P)*

録音:2018年10月(Op.61&Op.50)、2016年9月(Op.12)ライヴ録音
若いころからパガニーニを理想の音楽家とし、音楽的な激しさと技術的な敏捷性、コンサートで聴衆に与える印象から「ヴァイオリンの魔術師」「悪魔的なヴァイオリニスト」などと評される、イタリア出身のスイス人ヴァイオリニスト、マンリコ・パドヴァーニのベートーヴェン。プラハ・フィルの味わい深いオーケストラ・サウンドをバックに、聴きどころの多い見事な演奏を聞かせます。パドヴァーニはウィーン楽友協会の大ホール、フランクフルトのアルテ・オーパー、東京の王子ホール、大阪のザ・フェニックスホール、プラハのスメタナ・ホール、ブカレストの国立劇場など世界各国で演奏を行っており、2011年春にはアンネ・ゾフィー・ムターの招きに応じて「ムターズ・ヴィルトゥオージ」に参加、若手音楽家たちとともにヨーロッパの主要11都市でのコンサートを成功させています。
ARS-38586
ブラームス:7つの幻想曲集 Op.116
3つの間奏曲 Op.117
6つの小品 Op.118
4つの小品 Op.119
ユヌス・カヤ(P/スタインウェイ)

録音:2020年9月、マルクス・シティクス・ザール(オーストリア、ホーエムネス)
トルコにルーツを持つオーストリア出身のピアニスト、ユヌス・カヤによるブラームス晩年の傑作ばかりを集めた濃厚なプログラム。
「ヨハネス・ブラームスのピアノ曲に初めて触れて以来、私は特別な親近感と深いつながりを感じています。私は、これらの作品の親密さ、内面性究極的には外の世界に向けたものではない
に心を奪われています。リハーサルには細心の注意を払っていますが、自分の解釈が即興に近い自然なものであることを大切にしています。クララ・シューマンの弟子であるイローナ・アイベンシュッツは、ブラームスと個人的に出会い、夏にバート・イシュルに滞在した際にブラームスを訪れ、作曲家本人が演奏するOp.118と119を聴く機会を得ました。彼女は回想録の中で、ブラームスのピアノ演奏を『とても自由で、まるで即興で演奏しているかのようで、心と魂がこもっている...』と表現しています。レコーディングでは、孤独と内向性、そして音やテンポの表現における自発性への開放性という2つの側面を明確にしたいと思いました。どんな感覚も、どんな痛みも、毎日同じように感じ、同じように表現できるものではありません。私はこの基本的な姿勢から、音楽的テキストへの忠実さと解釈者の芸術的自由のバランスを追求してきました。」(ユヌス・カヤ)
ARS-38588
ニルス・ゲーゼ(1817-1890):ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.6、
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.21、
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ロ長調 Op.59、
北欧的性格の民俗舞曲 Op.62〜第2曲 アレグロ・スケルツァンド ヘ長調
マリア=エリザベート・ロット(Vn)、
ゾントラウト・シュパイデル(P)

録音:2017年11月14日、カールスルーエ(ドイツ)
コペンハーゲンの楽器職人の家に生まれたゲーゼは、メンデルスゾーンやシューマンなどに認められた作曲家でした。また、メンデルスゾーンが没すると後を継ぐように、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席指揮者に就任、晩年は教育者として活躍し、グリーグやニールセンなどに影響を与え、北欧音楽の中心的人物の一人でした。今回のアルバムではゲーゼの初期、中期、後期の作品を収録することにより、作曲変遷を辿ることができるような構成になっています。演奏はこれまでにも何度か録音で共演してきた1987年生まれのドイツのヴァイオリニスト、ロットと1944年生まれのドイツのピアニスト、シュパイデル。今回も息の合ったところを見せてくれています。
ARS-38589
2台ピアノの為の3つの組曲
ユハオ・グオ(b1992):2台ピアノの為の組曲 Op.30(2020)
アレンスキー
:組曲第1番Op.15(1888)
ラフマニノフ:組曲第2番 Op.17(1901)
アンケ・パン(P)、ユハオ・グオ(P)

録音:2020年11月、エッセン(ドイツ)
今回収録された3曲は、偶然にもそれぞれの作曲家が、27歳の時に作曲したものです。共通して言えるのは、それぞれが19世紀後半、20世紀初頭、そして21世紀に作られた時代背景の違いはあるものの、3曲ともにバロックの形式を踏襲しながらもオリジナリティを持った作品に仕上がっているという点です。特に自作自演となるユハオ・グオの生命力あふれる楽曲では一部ベートーヴェンの第九の引用があったりと随所に工夫が見え非常に興味深い作品となっており注目です。演奏も数々の受賞歴のある二人なだけに、確かなものがありピアノ好きなら必聴の1枚です。
ARS-38590
ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):作品集
ヴァイオリン協奏曲 Op.26、
ディヴェルティメント Op.20、
組曲「マドンナの宝石」
アルバン・バイキルヒャー(Vn)、
岩崎宙平(指)、ピルゼンPO

録音:2020年12月14日-20日、ピルゼン(チェコ)
イタリアの作曲家ヴォルフ=フェラーリは歌劇「マドンナの宝石」はよく知られていますが、それ以外の曲はなかなか知られていません。1930年代までは頻繁に演奏される作曲家の一人でしたが大戦時ファシズムの影響を受けて演奏機会が減ってしまったことが要因の一つとなっています。しかし、その作品は素晴らしいものが多く今回収録されているヴァイオリン協奏曲もその一つです。1968年南チロル生まれのバイキルヒャーは、非常にロマンティックな冒頭から見事な表現で美しく仕上げています。カップリングの管弦楽曲もチェコで活躍中で、常任指揮者(2021年シーズンに首席指揮者に就任予定)である岩崎宙平が手兵ピルゼン・フィルを細部までコントロールし、非常に丁寧な演奏を聴かせてくれます。
ARS-38591
ロシアン・ソウル
アレクサンドル・ラザレヴィチ・ロクシーン(1920-1987):変奏曲(1953)、
 子供の為の小品(世界初録音)、
 前奏曲,主題と変奏(1982)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83
エレナ・クシュネロワ(P)

録音:1995年-2014年
ロシアの作曲家、アレクサンドル・ラザレヴィチ・ロクシーンはミヤスコフスキーに師事し、11の交響曲や弦楽四重奏、映画音楽、そして歌曲に至るまで作品を残していますが、ソビエト連邦時代はほとんど演奏されることがなく、作曲家の死後作品が取り上げるられることが多くなってきました。ロシア生まれのピアニスト、エレナ・クシュネロワは学生時代よりロクシーンの作品に影響を受けており、作品によっては作曲家本人から献呈されており、初演も務めています。それだけにこれらの作品に対しても、並々ならぬ思いを持っていることが伝わってくるような演奏です。
ARS-38592(2CD)
ハープとピアノによるピアソラ作品集
ル・グラン・タンゴ/レビラード/天使の導入部/天使の死/天使のミロンガ/ビオレンタンゴ/ウンデルタンゴ/ミケランジェロ '70/タンガータ/ソレダード/デカリシモ/アディオス・ノニーノ/バレエのためのブエノスアイレス組曲/リベルタンゴ/ブエノスアイレス零時/ブエノスアイレスの夏/フーガと神秘/オブリビオン
デュオ・プラセディス
ハープとピアノのための貴重なレパートリーを次々と録音している親子アンサンブル、デュオ・プラセディス。本アルバムでは、2021年に生誕100年を迎えたアストル・ピアソラによるタンゴの名作を、珍しいハープとピアノのための編曲版で収録しています。ピアソラは、アルゼンチン・タンゴとクラシック音楽、ジャズが融合した、情熱と哀愁のエキサイティングな「ヌエボ・タンゴ」の最も有名な作曲家。デュオ・プラセディスも、ハープとピアノという非常にエキサイティングな音色の組み合わせが特徴のアンサンブルです。グランドピアノの筋肉質なオーラと、ハープの官能的なサウンドが織りなすデュオ・プラセディスのユニークなサウンドで、今までに聴いたことのないようなタンゴの世界をお楽しみください。
ARS-38593(4CD)
リスト:ピアノ作品集
巡礼の年 第1年 スイス
孤独の中の神の祝福
巡礼の年 第2年 イタリア
巡礼の年 ヴェネツィアとナポリ
慰め/バラード第2番
巡礼の年 第3年/イゾルデの愛の死
アキレス・デレ=ヴィーネ(P)

録音:2011年6月5日、2019年2月3日&8日、2020年1月20日-22日、2021年1月11日-13日、2021年2月9日
1946年にイタリア人の両親からアルゼンチンで生まれたピアノ奏者アキレス・デレ=ヴィーネ。彼はクラウディオ・アラウに17歳の時に師事し、さらにジョルジュ・シフラからも薫陶を受けたことで知られています。シフラから教育の才もあると言及されたように、後進の指導にも力を入れており、優れた教育者としても活躍しました。
リストを得意としているアキレス・デレ=ヴィーネが、巡礼の年をメイン・プログラムとして、未だ衰えぬその高い演奏技術を活かして聴衆を魅了します。
ARS-38594
ムーヴメンツ〜ヴァイオリン作品集
ラヴェル:ツィガーヌ
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.13
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.27-3
アンナ・シュルツ(Vn)、
ジェラルド・ワイス(P)

録音:2021年6月19日-22日、SRS放送スタジオ、チューリッヒ(スイス)
2004年スイスのバーゼルに生まれたアンナ・シュルツは、2016年ブリュッセルで開かれた「若いヴァイオリニストの為のアルテュール・グリュミオー・コンクール」において第2位になるなど、スイスの優れた若手ヴァイオリン奏者のひとりに数えられています。彼女は2歳の時に初めてヴァイオリンを手に取り、最初は母親からレッスンを受けました。現在はミュンヘンでユリア・フィッシャーに師事しており、2019年からはグシュタード・フェスティヴァル・ユース・オーケストラのコンサートマスターを務めるなど今後の活躍が期待されます。
ARS-38595
ZEIT〜コントラバスとピアノの為の作品集
ボッテジーニ:アレグロ・ディ・コンチェルト "メンデルスゾーン風に"、夢想
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV.1028
アドルフ・ミシェク:コントラバスとピアノの為のソナタ第2番ホ短調 Op.6
ロベルト・フックス:コントラバスとピアノの為の3つの小品 Op.96
コンスタンティン・クラーマー(Cb)、
世古 隆蔵(P)

録音:2020年-2021年
1989年フランクフルト出身のコントラバス奏者、コンスタンティン・クラーマーが奏でるコントラバスの為のソロ・アルバム。
コントラバスのソロ楽器としての音色の多様性と技術的進歩を表したボッテジーニから、ロマンチックなアドルフ・ミシェクの作品など、ZEIT(時間)と題された本アルバムでは、コロナ禍という閉ざされた時間を通して、クラーマーのコントラバスに対する愛と情熱を訴えた充実のプログラムに仕上がっています。

ARS-38601
ラインベルガー:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 Op.105、
ヴァイオリン・ソナタ第1番 変ホ長調 Op.77
イェルク・ハンゼルマン(1960-):ヴァイオリン・ソナタ(2018)
ライナー・ヴォルターズ(Vn)、
ユルク・ハンゼルマン(P)
録音:2020年8月4日-8日、2021年1月25日-27日
ラインベルガーと同じリヒテンシュタインに生まれたピアニストのユルク・ハンゼルマンは、すでにラインベルガーのピアノ作品全集を録音し、2曲のピアノ協奏曲も録音しています。その彼がヴァイオリニストのライナー・ヴォルターズと組んで2曲のヴァイオリン・ソナタを録音しました。存命中後期ロマン派の作曲家として大変人気のあったラインベルガーらしい美しいメロディに富んだ作品となっています。
ARS-38602
リトル・クリスマス
Veni, redemptor gentium/God rest you, merry Gentlemen*/Amid the cold of winter/Im Wald is so stad/Ach mein Seel, fang an zu singen/Auf, auf ihr Hirten/Kommet ihr Hirten/Ein grose Freud verkund ich euch/Die Engel und die Hirten/Unser lieben Frauen Traum/Es ist ein Ros entsprungen*/Morgen, Kinder, wird’s was geben/O Tannenbaum/Morgen kommt der Weihnachtsmann/Frohliche Weihnacht uberall/Zu Bethlehem geboren/Jesus Christ geboren ward(A la minuit de Nool)/Es bluhen die Maien/Schlaf, mein Kindelein/O Jesulein sus/Zwischen Ochs und Eselein*/Gaudete, Christus est natus*/Born on a New Day/Have yourself a merry little Christmas/Jingle Bells*/Aiblinger Weihnachtsweis & Adeste fideles*
聖フロリアン少年cho、
フランツ・ファーンベルガー(指,p)、
マルクス・スタンプナー(指)*

録音:1998年-2021年
1071年に創設された歴史ある少年合唱団によるクリスマス・アルバム。約1000年の歴史を誇る「聖フロリアン少年合唱団」は、かつてはブルックナーが在籍していたことでも知られています。何世紀にもわたって、ヨーロッパの伝統的合唱団の1つとして人気を誇る聖なる歌声がクリスマスの名曲を彩ります。
ARS-38604
イタリアからペルシャへ
アントニオ・パスクッリ(1842-1924):ドニゼッティの歌劇「ラ・ファヴォリータ」の主題による協奏曲、みつばち
レザ・ヴァリ(1952-):9つのペルシャ民謡
モジタバ・アスカーリ(1985-):Palinderome
ケイヴァン・ヤーヤ(1983-):対話
メヘラーン・ロウハーニ(1946-):アンダンテ・アンド・アレグロ
アリアン・ゲイターシ(Ob)、
ソロウシュ・サーデギー(P)

録音:2021年1月10日
アリアン・ゲイターシは、11歳からオーボエを始め、テヘランの音楽学校を優秀な成績で卒業しました。また、テヘラン現代音楽フェスティヴァルで第1位を獲得し、テヘランSOなどの首席オーボエ奏者として活躍しています。今作では、通常は伝統楽器などで録音されるペルシャの珍しい音楽を、オーボエとピアノで録音しています。あまり耳にすることのない楽曲ですが、魅力ある作品が収録されています。
ARS-38618S
ジャパン・チェコ・インスピレーション
伊福部昭:日本組曲
ヤナーチェク:モラヴィア舞曲集、
 ラシュスコ舞曲集、
 管弦楽のための組曲 Op.3
岩崎宙平(指)、
ピルゼンPO

録音:2021年5月、ピルゼン(チェコ)
2021年シーズンから、チェコ、ボヘミア地方西部の都市ピルゼン(プルゼニ)を拠点とするピルゼンPOの首席指揮者に就任し、同地で華々しい活躍を続ける岩崎宙平。前作ヴォルフ=フェラーリの作品集(ARS38590)でその実力を日本の聴衆にも魅せつけてくれた岩崎&ピルゼン・フィルのレコーディング第2弾が、ARS Produktionから登場!
「ジャパン・チェコ・インスピレーション」と題された大胆なプログラムは、伊福部昭の「日本組曲」に、ヤナーチェクの「モラヴィア舞曲集」、「ラシュスコ舞曲集」を組み合わせ、それぞれの民族舞曲を対比させるという、まさに岩崎&ピルゼン・フィルならではと言える注目企画。様々な楽想やリズム、豊かな旋律を生き生きと鳴らし、ピルゼン・フィルを見事にコントロールする岩崎宙平の鮮やかなタクトにご注目下さい。
岩崎宙平は1987年東京生まれ、桐朋学園女子高等学校を経てチェコ国立プラハ音楽院とチェコ国立芸術アカデミーで(指)ヴァイオリン、作曲などを学び、2013年にターリヒOを指揮しプロ・デビュー。プラハ音楽院で同校のオーケストラを指導し、2016年にチェコ放送局主催のオーケストラ・コンクール「Concerto Bohemia」で総合優勝。プラハ音楽院弦楽オーケストラの指揮者、映画音楽オーケストラFILMharmonieの首席指揮者、ピルゼン歌劇場およびプラハ・カルリーン劇場の指揮者、シレジア劇場第1指揮者、ピルゼンPO常任客演指揮者などチェコで着実に実績を重ね、2021年シーズンからピルゼンPOの首席指揮者に就任しています。
ARS-38619
鳥愛好家の喜び
ジョン・ウォルシュ(1666-1736):ムクドリ
パーセル:鳥の前奏曲、ソナタ ハ長調 Z.808
ウィリアム・ウィリアムズ(1675-1701):SONATA SECUNDA
アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ(1615-1681):パッサカリア ト長調
ジャック=マルタン・オトテール:甘い眠り、POURQUOY DOUX ROSSIGNOL
ラモー:LE RAPPEL DES OISEAUX
マルコ・ウッチェリーニ(1603/10-1680):SONATA DECIMA SETTIMA A TRE、ARIA SOPRA ‘LA BERGAMASCA’
モンテヴェルディ:O COME SEI GENTILE, CARO AUGELLINO
ウィリアム・ウィリアムズ:SONATA SESTA IN IMITATION OF BIRDS
アンサンブル・ソノリタ:IMPROVISATION ‘IN THE FOREST’
タルクィニオ・メールラ(1595-1665):シャコンヌ
アンサンブル・ソノリタ

録音:2021年10月17日-21日
アンサンブル・ソノリタは、リコーダー2本、ハープシコード、チェロ、アーチリュートまたはバロック・ギターで編成されたピリオド・アンサンブルです。彼らによって演奏されるイギリス、フランス、イタリアのバロック作曲家の作品には鳥の声が描写されていたり、自然の風景からインスピレーションを受けていたことが窺えます。「自然」と「芸術」の切っても切り離せない関係性を垣間見ることの出来る興味深いアルバムです。
ARS-38620
アモローソ〜チェロとギターのための作品集
アウグスト・ネルク(1862-1928):アモローソ-ワルツ・レント Op.160、
 セレナーデ Op.15-3
シューマン:「ミルテの花」より第24曲「君は一輪の花のように」
ゲオルク・ゴルターマン(1824-1898):練習曲-奇想曲 Op.54-4
エルガー:愛の挨拶 Op.12
エイミー・ビーチ:3 Compositions, Op. 40よりBerceuse
ネルク:スパニッシュ・セレナーデ Op.208-1
リスト:愛の夢第3番S.541-3
ネルク:マズルカ Op.120
シューマン:「ミルテの花」より第1曲「献呈」
チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
ゴルターマン:カプリッチョ Op.24
クライスラー:愛の悲しみ/ネルク:叙情的な記憶 Op.15-5
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート Op.43
サティ:ジュ・トゥ・ヴー
プーランク:愛の小径 FP.106
ネルク:ハンガリーのチャルダッシュ-幻想曲 Op.229
ニコル・ペーニャ・コマス(Vc)、
ダミアン・ランセル(G)

録音:2022年2月11日-12日
スパニッシュ・ギターと甘い音色のチェロという組み合わせによる作品集。この二つの楽器の取り合わせに魅力を感じたニコル・ペーニャ・コマスとダミアン・ランセルは作曲家たちの描く情熱、優しさ、欲望などといった愛の全ての側面を表現しています。チャイコフスキー、シューマン、リスト、エルガーといった作曲家たちの名曲の他、知られざるアウグスト・ネルクやエイミー・ビーチの貴重な作品まで網羅した小品集ながらも、それぞれの作品でみせる表現力豊かな歌いまわしは素晴らしく、聴きどころに溢れたアルバムです。
ARS-38624
ハンガリー・ハーモニー
バルトーク:ヴァイオリンのための狂詩曲 第1番SZ.87(Vcとピアノ版)
リスト:愛の夢第3番 変イ長調 S.541-3、
 「詩的で宗教的な調べ」より「愛の賛歌」S.173-10
コダーイ:チェロ・ソナタ第1番 Op.4
バッハ:ああ我らの人生とは BWV 743、
 天にまします我らの父よ BWV762、
 我らを救い給うキリストは BWV747
ドホナーニ
:ハンガリー牧歌 Op.32D
ラースロー・フェニュー(Vc)、
ユリア・オクルアシュヴィリ(P)

録音:2021年9月
ハンガリー出身のチェリスト、ラースロー・フェニューによるチェロとピアノのための作品集(編曲集)。ラースロー・フェニューは13歳でブダペストのリスト音楽院に入学しハンガリーで学びました。その後2004年ドイツで開かれたパブロ・カザルス国際コンクールで優勝し、それ以来国際的な活躍を見せています。2001年から2012年までフランクフルトRSOの首席チェリストを務めながら、ヴィグモアホールやコンセルトヘボウなど主要なホールでコンサートを行っています。
ARS-38625
スペインのハープシコード音楽
カベソン:Diferencias sobre el Canto del Cavallero
ルイス・ベネガス・デ・エネストローサ:Cinco diferencias sobre Las Vacas
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ:Segundo tiento de Quarto Tono por elami, a modo de cancion
セバスチャン・アギレラ・デ・エレディア:Obra de8° tono alto. Ensalada
フアン・カバニーリェス:Gallardas I
D.スカルラッティ:ソナタ ハ短調 K.56、ソナタ ニ短調 K.213
アントニオ・ソレール:Sonata no48en Modo Dorico
セバスティアン・デ・アルベロ:Recercata Prima、Fuga Prima、ソナタ・プリマ
フアン・セセ・バラゲール:フーガ第2番
ホアキン・ベルトラン:フーガ第2番、Pieza contrapuntistica no6
バシリオ・デ・セセー:Intento no6
アルベニス:ソナタ ニ長調
イネス・モレノ・ウンシージャ(ハープシコード)

録音:2021年4月30日-2021年5月3日
16世紀から19世紀かけて作曲されたスペインのハープシコード音楽。ドメニコ・スカルラッティのように有名な作曲家の作品から知られざる作曲家の作品まで網羅していますが、どの作品も質の高いものばかりです。特にこのアルバムに選ばれた作品は、この時代の鍵盤音楽の多様性を表しています。
ARS-38626
票決
エルンスト・クルシェネク:ハープ・ソナタ Op.150
ジャン・クラ:ハープのための2つの即興曲
アルフレード・カゼッラ:ハープ・ソナタ Op.68アンドレ・カプレ:ハープのためのディヴェルティスメント
ブリテン:ハープ組曲
ハインツ・ホリガー:前奏曲,アリオーソ,パッサカリア
ジュリア・ワッカー(Hp)

録音:2021年
20世紀に作曲されたハープ作品集。ハープは他の楽器にはない独特な音色と特殊な演奏技術を持つ楽器で、作曲家に新たなインスピレーションを与えてくれます。このことは演奏家にとっても良い効果をもたらし楽器の新たな側面を知る機会を得ることになります。
ジュリア・ワッカーは、2006年からバーゼル・フェスティバル・オーケストラの首席ハープ奏者、2017年からはスイスのオーケストラ「バーゼル・シンフォニエッタ」に所属。ケルンWDRSO、ブランデンブルク州立・オーケストラ・フランクフルト、南西ドイツ・フィルハーモニーSOなどと共演しました。2017年には、フルート、ヴィオラ、ハープのトリオでルガーノで開催された国際室内楽コンクールに出場し、ファイナリストに選ばれました。
ARS-38629
グラナドス:ゴイェスカス
組曲「ゴイェスカス」(愛の言葉、窓辺の語らい、燈火のファンダンゴ、嘆き,またはマハと夜泣きうぐいす、愛と死、終曲、わら人形)、歌劇「ゴイェスカス」より間奏曲
エミリ・ブルガリャ(P)

録音:2020年1月4日-6日
1982年、カタルーニャ音楽協会が主催する「若い音楽家コンテスト」で入賞したエミリ・ブルガリャは、同団体から得た奨学金でより研鑽を積みスペイン、イタリア、フランス、ドイツ、ブラジル、中央アメリカ、中東など様々な国で、ソロや室内楽グループと共演しました。しかしその後1995年、マリア・ジョアン・ピリスと知り合ったことで音楽への姿勢をより明確に出来たといいます。ソリストとして活躍するだけでなく、1998年以来トリオ・カンディンスキーのメンバーとしても活動するなど室内楽の分野でもその実力を発揮しています。
ARS-38631
ツェルニー:4台のピアノのための協奏的四重奏曲集
ツェルニー:協奏的四重奏曲第1番Op.230
協奏的四重奏曲第2番 Op.816
バイノフ・ピアノ・アンサンブル

録音:1993年5月(ベルリン、ドイツ)
ベートーヴェンの弟子で、後にリストの師となったカール・ツェルニーはピアノ練習曲で有名ですが、ツェルニーの作品の半分以上を占めるのは、編曲作品です。このアルバムに収録された2つの協奏的四重奏曲も、ベッリーニやパガニーニ、ロッシーニ、モーツァルト、ドニゼッティなどの錚々たる作曲家たちの作品の編曲で構成されています。
1958年にブルガリアで生まれたピアニスト、トミスラフ・バイノフは、1989年にバイノフ・ピアノ・アンサンブルを立ち上げました。このアンサンブルは、複数台のピアノのための珍しい作品を取り上げており、このツェルニーの作品も1993年に世界初録音で収録され、発売されました(FCD368331)。そして今回、30年の時を経て待望の再発となります。
ARS-38634
動物の謝肉祭
サン=サーンス:動物の謝肉祭(ベネディクト・テル・ブラーク編曲によるヴァイオリン、ピアノ、ベース、ドラムス版)
クロナティック・クァルテット〔トビアス・パウルス(Vn)、ベネディクト・テル・ブラーク(P)、マルコ・T・アレアータ(ベース)、ヤン・フリードリヒ(ドラムス)〕

録音:2021年11月
サン=サーンスの超名作「動物の謝肉祭」が、クロナティック・クァルテットのピアニスト、ベネディクト・テル・ブラークの編曲によって生まれ変わりました。基本的にはサン=サーンスの原曲に基づきながらも、パガニーニや民謡等のテーマが組み込まれていたり、テル・ブラークの自作やオリジナルな要素もふんだんに盛り込まれた自由度の高いアレンジとなっています。2017年に結成されたクロナティック・クァルテットは、ヴァイオリン、ピアノ、エレキ・ベース、ドラムスという極めてユニークな四重奏で、クラシック、ジャズ、ポップスの垣根を超えた独創的な活動を行っています。
ARS-38642
アズ・ユー・ライク・イット
ヘンリー8世(1491-1547):ヘラス夫人
ジョルジョ・マイネリオ(c.1535-1582):Schiarazula Marazula
ピエール・アテニャン(1494-1552):バス・ダンス&トルディオン
ルカ・マレンツィオ(1553-1599):Zefiro torna e’l bel tempo rimena - Ma per me, lasso
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575-1647):La Talianella
ジョヴァンニ・ピッキ(c.1571-1643):Pass’e mezzo
作曲者不詳
:Si la noche
クオドリベット「Waldeinsamkeit」
作曲者不詳:Besame
ヨハン・ショップ(1590-1667): パヴァーヌ
クオドリベット「Remember my Flow in Hell」
ショップ:ガイヤルド
作曲者不詳:Mojica
トラバーチ:La Talianella
ビアージョ・マリーニ:パッサカリア
クオドリベット「O schone Welt」
モンテヴェルディ:Si Dolce
オピア〔エヴァ・レオニー・フェガース(リコーダー&ソプラノ)、
アリーナ・レーヴェニヒ(リコーダー)、
ファビオ・カペラー(打楽器)、
フリーデリケ・ヴォラート(リコーダー)、
ジュリア・ヴィライトナー(ヴィオール)、
アレクサンダー・ゲルゲリフィ(ハープシコード)〕

録音:2022年1月(ウィーン、オーストリア)
古楽アンサンブル、オピアは2019年にエヴァ・レオニー・フェガース、アリーナ・レーヴェニヒ、ファビオ・カペラーによって結成されました。オーストリア、ドイツ、イタリアなどヨーロッパ各地でコンサートを開催し、中世後期、ルネサンス、初期バロック音楽を新鮮な解釈と編曲で奏でています。
ARS-38643
ダ・ツヴィシェン〜歌曲集
ブラームス:5つの歌曲 Op.49-5/フーゴ・ヴォルフ:「ゲーテの詩による歌曲集」より「ミニョン第1番」
ハンス・ゾマー(1837-1922):Mignon singt, als Engel angetan
エーリヒ・ジャック・ヴォルフ(1874-1913):ゲーテの3つの歌 Op.15-1
ブラームス:6つの歌曲 Op.86-6「死へのあこがれ」
レスピーギ:「5つの歌」より「死別」
ピツェッティ
:「2つの愛の歌」より「Oscuro e il ciel」
レスピーギ:「4つの歌」より「夢」
ザンドナーイ:Notte di neve、Attimo
レスピーギ:ある日お帰りになるならば
コルンゴルト:4つの別れの歌 Op.14-1「死の歌」
マックス・コヴァルスキ(1882-1956):「ハーフィズの詩による8つの歌」より「So lange wir im Licht sind」
ヴォルフ:Horch, horst Du nicht vom Himmel her
ジョージ・ヘンシェル(1850-1934):3つの歌 Op.43-3「Wie Melodie aus reiner Sphare hor’ ich」
シューマン:ミルテの花 Op.25-25「東方のバラより」
ルビンシテイン:ミルザ・シャフィーによる12の歌 Op.34-8「Neig’, schone Knospe, dich zu mir」、Op.34-4「Es hat die Rose sich beklagt」、Op.34-9 「Gelb rollt mir zu Fusen」
ベルンハルト・セクレス(1872-1934):4つの歌 Op.11-1「Es eilt die Ros’」
テオドール・シュトライヒャー(1874-1940):「ハーフィズの詩」より「Ist Dir ein getreues liebevolles Kind beschert」
コルンゴルト:不滅なるもの Op.27-1
ソフィア・パヴォーネ(Ms)、
ヘダイエ・ヨナス・ジェディカール(P)

録音:2022年4月-5月
イタリア系ドイツ人のメゾ・ソプラノ歌手ソフィア・パヴォーネは、イタリア語、ドイツ語、フランス語、英語を巧みに操り、バッハから現代音楽まで幅広い楽曲をレパートリーとしています。長年にわたって共演してきたピアニストのヘダイエ・ヨナス・ジェディカールと録音したこのアルバムは、3部作で構成され、19世紀から20世紀のさまざまな作曲家の作品が22曲収録されています。
ARS-38647
ファビアン・ミュラー:協奏曲集
パン・フルート協奏曲(2017)
ヘッケルフォーン協奏曲(2020)/大オーケストラのための「タラニス」
カスパール・ツェーンダー(指)、
ロイヤル・チェコ・シンフォニア・フラデツ・クラーロヴェー、
ハンスペーター・オジエ(パン・フルート)、
マルティン・フルティガー(ヘッケルフォーン)

録音:2023年2月
スイスの作曲家ファビアン・ミュラー(b.1964)の作曲による珍しい楽器のための協奏曲集。特にヘッケルフォーンは使用されることが少ない楽器で、オーボエの1オクターヴ低い音域を持ちます。R.シュトラウスのオペラで用いられたり、「アルプス交響曲」で用いられていますが、協奏曲のソロ楽器として使用されるのは特に珍しいケースです。マルティン・フルティガーによる演奏でその魅力をたっぷりとご堪能ください。
ARS-38648
ファニー・ヘンゼル:ピアノ作品集
ソナタ断章 ホ長調(1822年作曲/未出版)
6つのメロディ Op.4&Op.5(1847年出版)より 第2曲、第3曲、第4曲、第5曲、第6曲
4つの歌 Op.8(遺作第1番/1850年出版)より 第4曲 「さすらいの歌」
12の性格的小品 「一年」(1841年作曲/未出版)より1月、2月、7月、12月、後奏曲
4つの歌 Op.6(1847年出版)
ソントラウト・シュパイデル(P)

録音:1985年4月20日-21日
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847)のピアノ作品集。彼女はフェリックス・メンデルスゾーンの姉として知られていますが、傑出した音楽家で、ピアニスト、指揮者、弟フェリックスの最も親しい友人であり理解者としても重要な人物だったと言えます。19世紀最も重要な女性作曲家であったファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの作品は、ソントラウト・シュパイデルの演奏によっていかに優れたものであったか感じることが出来るでしょう。

ARS-38701
歌唱の伝説 Vol.1/フリッツ・ヴンダーリヒ
シューベルト:歌曲集「美しい水車屋の娘」
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、
クルト・ハインツ・シュトルツェ(P)

録音:1957年8月12、15日、ベルリン、ホテル・エスプラナーデ
ARS-38702
歌唱の伝説 Vol.2/ハインリヒ・シュルスヌス
ヴォルフ:愛する人に/君の魅力がすべて描き出されますように/ほら吹き大将/移ろわぬ春/公現祭/郷愁/少年鼓手/秘めた愛/時は春/ビーテロルフ (以上*)、
ヴァイラの歌/アナクレオンの墓/こうのとりの使い/セレナード/祈り/散歩/小さいものでも/庭師/問わず語り/出会い/隠棲/考えてもみよ、ああ、心よ/別れ (以上+)、
アナクレオンの墓#/ねずみ捕りの男#/友**/夜の間に(ボーナス・トラック;シュルスヌス最初の録音)+
ハインリヒ・シュルスヌス(Br)、
フランツ・ルップ(P)*、
セバスティアン・ペシュコ(P)+、
ゲアハルト・シュテーガー(指)ベルリン国立歌劇場O#、
クルト・シュレーダー(指)ヘッセン放送管弦楽団**

録音:1927-1949年
ARS-38703(2CD)
歌唱の伝説 Vol.3/エルナ・ベルガー
ヴォルフ:アイオロスの竪琴に寄せて*
シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン+
 岩の上の羊飼い(*/#)
ブラームス:+僕たちはさまよい歩いた
 夢は去り/死それは冷たい夜
 ひばりの歌/傷ついた私の心
 まどろみはいよいよ浅く/子守歌
シューマン:月夜*/時は春*
プフィツナー:「古い歌」Op.33(ゴットフリート・ケラーの8つの詩)+
ロベール・オブシエ(1900-1957):クロプシュトックによる3つのアリア**[1948年、
 メルボルンにおける「歌曲の夕べ」のリハーサルより](++)
ブラームス:眠りの精、
シューベルト
:ズライカ、
シューマン:くるみの子、
ヴォルフ
:つれない娘、
J・シュトラウス
:春の声、
プッチーニ
:歌劇「ボエーム」〜私の名はミミ、
フロトウ
:歌劇「マルタ」〜夏の名残りのばら、トーマス・フォイクトによるインタービュー(1990年)
エルナ・ベルガー(S)、
ハインリヒ・ゴイザー(Cl)#、
エルンスト・ギュンター・シェルツァー(P)*、
ミヒャエル・ラウヒャイゼン(P)+、
エタ・ハーリヒ=シュナイダー(Cemb)**、
ハンス・ヴァルター・シュライフ(Ob)**、
Henri Penn(P)++
ARS-38704
歌唱の伝説 Vol.4/エルフリーデ・トレッチェル(オペラ・アリア集)
モーツァルト:「フィガロの結婚」*、
スメタナ
:「売られた花嫁」+、
ドヴォルザーク
:「ジャコバン党員」(*/**)、
チャイコフスキー
:「エフゲニー・オネーギン」*、
レオンカヴァッロ
:「道化師」+、
プフィツナー
:「パレストリーナ」#、
R・シュトラウス
:「ばらの騎士」(*/++) から
エルフリーデ・トレッチェル(S)、
ホルスト・ギュンター(Br)**、
ローレンツ・フェーエンベルガー(T)#、
マルガレーテ・クローゼ(A)#、
リタ・シュトライヒ、アニー・シュレム(S)#、
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(Ms)++

ティアナ・レムニッツ(S)++、
フェルディナント・ライトナー(指)ヴュルテンベルク国立歌劇場O*、
ローベルト・ヘーガー(指)ミュンヘンPO+、
ベルリン・コーミッシェ・オパーO#

録音:1949-1952年
ARS-38705
歌唱の伝説 Vol.5〜ペーター・アンダース
モーツァルト:「後宮からの逃走」、
 「魔笛」、「ドン・ジョヴァンニ」、
プッチーニ:「トゥーランドット」、「トスカ」、
 「西部の娘」、
グノー:「マルガレーテ」、
レオンカヴァッロ:「道化師」、
ウェーバー
:「魔弾の射手」、
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、
ドニゼッティ:「愛の妙薬」から
ペーター・アンダース(T)、
ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ヴィルヘルム・フランツ・ロイス、ヨハネス・シュラー、ヴァルター・ルッツェ、アルトゥール・ローター、フェルディナント・ライトナー(指)
ベルリン・ドイツ歌劇場O、ベルリン国立歌劇場O、ヴュルテンブルク国立O

録音:1933-1953年

歴史的声楽録音をCD化する「歌唱の伝説」シリーズ。歌唱は※すべてドイツ語です。
ARS-38706(2CD)
歌唱の伝説 Vol.6
ハイドン:オラトリオ「四季」
エルフリーデ・トレッチェル(S)、
ヴァルター・ルートヴィヒ(T)、
ヨーゼフ・グラインドル(Bs)、
フェレンツ・フリッチャイ(指)ペルリンRIAS響&室内cho、ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂cho

録音:1952年
ARS-38707
歌唱の伝説 Vol.7〜アストリッド・ヴァルナイ
ワーグナー:ヴェーゼンドンクによる5つの歌曲*
「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの語り+
「ジークフリート」〜太陽に祝福を光に祝福(ブリュンヒルデの目覚め;#)
「神々の黄昏」〜ラインの岸に薪の山を積み上げよ(ブリュンヒルデの自己犠牲;**)
アストリッド・ヴァルナイ(S)
ヘルタ・テッパー(Ms)+
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T)#
レオポルト・ルートヴィヒ(指)*
ヘルマン・ヴァイゲルト(指)(+/#/**)
バイエルンRSO

録音:1955年6月5日、9日*/1954年6月+/1954年6月3日#/1954年6月2日**
ARS-38708
歌唱の伝説 Vol.8/ヘルゲ・ロスヴェンゲ オペラ・アリア集
レオンカヴァッロ:「道化師」〜トニオのプロローグ*
ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」〜アッリーゴのアリア+, アッリーゴとモンフォルテの二重唱(hs/#)
 「仮面舞踏会」〜 リカルドのアリア(**/cho)
 「トロヴァトーレ」〜 マンリーコのアリア(**)
マイアベーア:「ユグノー教徒」〜ラウールのアリア+
グノー:「ファウスト」〜監獄の場面(mt/ws/**)
アダン:「ロンジュモーの御者」〜ャプルーのアリア(**)
ウェーバー:「オベロン」〜ヒュオンのアリア(**),ヒュオンの祈り(**)
グリンカ:「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」〜ボグダン・ソビーニンのアリア(***)
チャイコフスキー:「チャロデイカ」〜ナスターシャとユーリーの二重唱(tl/++)
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜マリーナとグリゴリーの二重唱(fb/##)
ボーナス・トラック] 歌曲
ヴォルフ(1860-1903):火の騎士(gm)/職人の歌(gm)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)
ハインリヒ・シュルスヌス(Br (hs))
マルガレーテ・テシェマッハー(S(mt))
ヴィルヘルム・シュトリーンツ(Bs (ws))
ティアナ・レムニツ(S(tl))
フリーデル・ベックマン(S(fb))
ベルリン国立オペラcho(cho))
シュトゥットガルト帝国放送O*
グスタフ・ゲルリヒ(指*)
ベルリン国立オペラO+
フランツ・アフルレート・シュミット(指+)
アロイス・メリヒャー(指)ベルリン国立オペラ・カペラのメンバー#
ベルリン国立オペラOのメンバー(**/++)
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(指(**/##))
エルヴィン・バルツァー(指(++))
O(##) 、伴奏者不詳(***)
ジェラルド・ムーア(P(gm))

録音:1932-1941年

ARS-38709
歌唱の伝説 Vol.9/エリカ・ケート
モーツァルト:「フィガロの結婚」〜自分で自分がわからない*、恋とはどんなものかしら)*
 「後宮からの逃走」〜何という悲しみが私の心を覆い…悲しみは私の運命*、ああ私は愛し幸せでした*、ありとあらゆる拷問が私を待ちうけていようとも*、
「魔笛」〜震えないで私のかわいい息子よ(夜の女王のアリア)*、復讐の炎は地獄のようにわが心に燃え(夜の女王のアリア)* 
ロッシーニ:「セヴィリャの理髪師」〜今の歌声は心に響く+、それじゃ私だわほんとうかしら?(**/+)、ああ思いがけないこの喜び(**/++/+)
ヴェルディ:「リゴレット」〜慕わしい人の名は#
プッチーニ:「ボエーム」〜ムゼッタの登場、ワルツとフィナーレ(第2幕)+、さようなら甘い目覚めよ+
エリカ・ケート(S)、
ヘルマン・プライ(Br)**、
リヒャルト・ホルム(T)++、
エルナ・ベルガー(S)##、
ルドルフ・ショック(T)##、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)##、
ヴィルヘルム・シュヒター(指)BPO*、
大歌劇O+、
ベアルトゥール・グリューバー(指)ルリン国立歌劇場O&男声cho#

録音:1953-1956年
ARS-38710(2CD)
歌唱の伝説 Vol.10/ヨゼフ・メッテルニヒ(1915-2005)歌劇・アリア集
レオンカヴァッロ:「道化師」〜トニオのプロローグ
ビゼー:「カルメン」〜エスカミリオの場面*
ヴェルディ:「椿姫」〜父ジェルモンのアリア
ヴェルディ:「リゴレット」〜リゴレットのアリア/公爵、ジルダ、リゴレットとマッダレーナの四重唱(+/#)
「仮面舞踏会」〜レナートのアリア(2曲)
「運命の力」〜アルヴァーロとドン・カルロの二重唱#
「オテロ」〜イアーゴのクレド
「ドン・カルロ」〜ドン・カルロとロドリーゴ侯爵の場面#
「ファルスタッフ」〜フォードのアリア(3曲)**
ヨゼフ・メッテルニヒへのインタビュー
(インタビュアー:トーマス・フォイクト/1990、2000年)
ヨゼフ・メッテルニヒ(Br)
リザ・オットー、ロスル・シャフリアン(S)*
ディアナ・エストラーティ(A)*
エリカ・ケート(S)+
ジークリンデ・ヴァーグナー(Ms)+
ルドルフ・ショック(T)#*
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウッ(Br)**
ベルリンSO(**以外)
ヴィルヘルム・シュヒター(指揮(**以外))
RIAS響**
フェレンツ・フリッチャイ(指)**

録音:1951-1955年

歌唱はすべてドイツ語。CD-2はインタビューのみ収録。
ARS-38711
歌唱の伝説 Vol.11/エリーザベト・グリュンマー(1911-1986)歌劇・アリア集

(1)モーツァルト:「魔笛」〜Bald prangt, den Morgen zu verkunden+
Ach, ich fuhl's, es ist verschwunden
「フィガロの結婚」〜Porgi amor / Che soave zeffiretto* / E Susanna non vien ... Dove sono
「コシ・ファン・トゥッテ」〜Temerari - Come scoglio
(2)ウェーバー:「魔弾の射手」〜Und ob die Wolke sie verhulle
(3)フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」〜Bruderchen, komm tanz mit mir
Der kleine Sandmann bin ich ... Abends, will ich schlafen geh'n*
(4)ヴェルディ:「オテロ」〜(ドイツ語歌唱)
Bei meiner Mutter war einmal ein Madchen / Sie sas mit Leide
Sei mir gegrust, Jungfrau Maria

(5)R・シュトラウス:「ばらの騎士」〜Mir ist die Ehre widerfahren

(6)ブラームス:ドイツ・レクイエム〜Ihr habt nun Traurigkeit
エリーザベト・グリュンマー(S)

(1)エルナ・ベルガー(S)*
 レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊員+
 ヴィルヘルム・シュヒター(指)BPO

(2)ヨゼフ・カイルベルト(指)BPO

(3)エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
 アニー・フェルベルマイヤー(S)*
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
 フィルハーモニアO

(4)ジークリンデ・ヴァーグナー(Ms)
 リヒャルト・クラウス(指)
 ベルリン・ドイツ・歌劇O

(5)エリカ・ケート(S)

ヴィルヘルム・シュヒター(指)BPO

(6)ベルリン聖ヘートヴィヒ大聖堂聖歌隊
ルドルフ・ケンペ(指)BPO

録音:1953-1958年
ARS-38712
歌唱の伝説 Vol.12/イルムガルト・ゼーフリート(1919-1988) 歌曲&アリア集
ヴォルフ:イタリア歌曲集〜22曲*
モーツァルト:恐れるな愛する人よ(ロンド)K.490+
歌劇「羊飼いの王」K.208〜彼女を愛そう+
ヘンデル:詩篇112「僕たちよ、主をたたえよ」#
イルムガルト・ゼーフリート(S)
エリク・ヴェルバ(P)*
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)+
フェルディナント・ライトナー(指)ウィーンSO+
アーヘン大聖堂聖歌隊#
プロイセン・シュターツカペレ#
テオドール・ベルンハルト・レーマン(指)#*

録音:1954年10月*/1953年4月+/1943年#
ARS-38713
歌唱の伝説 Vol.13〜オペラ・ディーヴァたちの音楽と言葉 マルタ・メードル、レオニー・リザネク、
リューバ・ヴェリチュ、
エリーザベト・シュヴァルツコップ(出演)
トーマス・フォイクト(インタビュアー)

録音:1988-2005年 制作:2010年、西ドイツ放送、ケルン
ドイツの放送局が制作したラジオ番組をCD化したものです。往年の大物ソプラノ4人へのインタビューを中心とした構成。彼女らの歌唱が織り込まれています。
ARS-38751(1SACD)
リヒテンシュタイン公国国際音楽アカデミー Vol.1
(1)ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(ヴァルテル・デシュパリ編):夕べの歌(チェロ・アンサンブル版)
(2)ラフマニノフ:6つの楽興の時 Op.16 から 変ロ長調(No.1)
(3)カプースチン(1937-):8つの演奏会用練習曲 Op.40 から 揶揄(No.5)
マリオ・ヘリング(P)
(4)ブラームス:ハンガリー舞曲〜 第2番ニ短調,第5番嬰ヘ短調
(5)パガニーニ(クライスラー編):ヴァイオリン協奏曲第2番ラ・カンパネッラ
(6)ハチャトゥリアン(ジョルジ・シフラ編): 剣の舞(ピアノ独奏版)
(7)ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第2番イ長調 Op.81 B.155 から 第1楽章
(8)ジョヴァンニ・ソッリーマ(ヴァルテル・デシュパリ編):チェロよ、震わせよ!(チェロ・アンサンブル版)
(9)ポッパー(ヴァルテル・デシュパリ編):演奏会用ポロネーズ Op.14(チェロ・アンサンブル版)
(1)リヒテンシュタイン公国国際音楽アカデミー・チェロ八重奏団
(2)(3)マリオ・ヘリング(P)
(4)ピアノ・デュオ・ドルケン(ピアノ四手連弾)
(5)サラ・プランク(Vn) マリオ・ヘリング(P)
(6)レヴォン・アヴァギャン(P)
(7)リヒテンシュタイン公国国際音楽アカデミー・ピアノ五重奏団
(8)(9)リヒテンシュタイン公国国際音楽アカデミー・チェロ八重奏団

録音:2013年、リヒテンシュタイン音楽学校、トリーゼン、リヒテンシュタイン
2011年以来毎年11月にヨーロッパの小国リヒテンシュタインで開催されている国際音楽講習会。2013年からは参加者による録音が行われることになりました。ピアノ五重奏団に日本の赤松翔(1986年生まれ、当時ウイーン国立音楽大学在学中)が第2ヴァイオリンで参加しています。編曲者のヴァルテル・デシュパリはザグレブ音楽アカデミー教授を務めるクロアチアのチェロ奏者。英語とドイツ語のブックレットが別冊になっています。
ARS-38752(1SACD)
チェロとピアノの為の音楽
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
シューマン:クラリネットとピアノンの為の幻想小曲集 Op.73(チェロとピアノの為の版)
フォーレ:悲歌 Op.24
ハイドン:チェロ協奏曲第2番〜第2楽章(チェロとピアノの為の版)
ガスパル・カサド(1897-1966):愛の言葉  アストル・ピアソラ:ル・グラン・タンゴ
パガニーニ(ルイージ・シルヴァ編):無伴奏ヴァイオリンの為の24の奇想曲 Op.1 から-9
ブレンダン・ゴー(Vc)
ラインハルト・ショーベスベルガー(P)

録音:2014年5月20-22日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ブレンダン・ゴーは1999年シンガポールに生まれ、2014年現在ウィーンのアマデウス国際音楽学校(アマデウス音楽院)でフランツ・バルトロマイ(ウィーンPO首席チェロ奏者)に師事しているチェロ奏者。当盤録音時点で14歳か15歳です。ジャケットに「青春の物語り」と日本語で書いてありますが、ブックレットに日本語の記載はありません。
ARS-38753(1SACD)
ザラ・クラヴォス〜デビュー
ブラームス:4つのバラード Op.10
リスト:バラード 第2番ロ短調 S.171
ショパン:即興曲 第1番変イ長調 Op.29
 即興曲 第2番嬰ヘ長調 Op.36
 即興曲 第3番変ト長調 Op.51
 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
アルベナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(1965-):クリスタル・ドリームOp.144
ザラ・クラヴォス(P)

録音:2017年6月20-22日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
ピリスが「One of the best talents I have ever seen.」と称賛の声を寄せる新世代ピアニスト、ザラ・クラヴォスが14歳でレコーディングしたデビュー・アルバム。2002年にスロヴェニアで生まれ、ルクセンブルクで育ち、ルクセンブルク市音楽院ではマリア・ジョアン・ピリスとルイ・ロルティに学び、このアルバムのレコーディングの後にはロンドンの王立音楽カレッジでも研鑽を積んでいます。フランス語、英語、スロヴェニア語、中国語を話し、ドイツ語、イタリア語、スペイン語も勉強中という才女が、ブラームス、リスト、ショパンのお気に入りのレパートリーに、ルクセンブルクの作曲家アルベナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(b.1965)が11歳のザラ・クラヴォスのために書いた作品をカップリング。
ARS-38754(1SACD)
美しい夢〜オペラ・アリア集
シャルパンティエ:歌劇 「ルイーズ」 から Depuis le jour(第3幕、ルイーズのアリア)
プッチーニ:歌劇 「トゥーランドット」 から Signore, ascolta!(第1幕、リュウのアリア)
ヴェルディ:歌劇 「ラ・トラヴィアータ」 から
E tardi... Addio, del passato bei sogni ridenti(第3幕、ヴィオレッタのロマンス)
グノー:歌劇 「ロミオとジュリエット」 から
Dieu! Quel frisson... Amour, ranime mon courage
(第4幕、ジュリエットのレチタティーヴォとアリア)
プッチーニ:歌劇 「つばめ」 から Chi il bel sogno di Doretta(第1幕、マグダのアリア)
モーツァルト:歌劇 「イドメネオ」 から Se il padre perdei(第2幕、イリアのアリア)
ブリテン:歌劇 「ピーター・グライムス」 から
Embroidery in childhood was a luxury of idleness(第3幕、エレンのアリア)
アンドレ・プレヴィン(1929-2019):歌劇 「欲望という名の電車」 から
I can smell the sea air(第3幕、ブランチ・デュボアの歌)
レハール:喜歌劇 「メリー・ウィドー」 から
Es lebt eine Vilja(第2幕、ハンナのアリア「ヴィリアの歌」)
シュトルツ(1880-1975):喜歌劇 「お気に入り」 から Du sollst der Kaiser meiner Seele sein(第1幕)
カロリナ・ロペス・モレノ(S)
ドリアナ・チャカロヴァ(P)

録音:2017年11月27-29日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
ボリビアとアルバニアの両親の下ドイツで育ち、バイエルン・シアター・アカデミーでミュージカルを、シュトゥットガルト音楽芸術大学でクラシックの声楽を学び、2018年にはSWR放送のテレビ番組「ヤング・オペラ・スターズ2018(Junge Opernstars 2018)」に出演したソプラノ歌手カロリーナ・ロペス・モレーノが歌うオペラ・アリア集。モーツァルトからアンドレ・プレヴィンまでの選曲も見事。

ARS-38806
バッハ・ミーツ・ボサ
ペーター・コルベル:レッド・カンツォーネ
ピアソラ:アディオス・ノニーノ
 ブエノスアイレスの秋
エドムンド・バスケス:Auzielle
ペーター・コルベル:3つのスケッチ
ホルヘ・モレル:前奏曲
ペーター・コルベル:バッハ・ミーツ・ボサ
アントニオ・カルロス・ジョビン:瞑想
バーデン・パウエル&ヴィンシウス・デ・モラーレス:オサーニャの歌
バーデン・パウエル:不眠/ソ・ポル・アモール
 テンポ・フェリス/エ・デ・レイ
ペーター・コルベル:即興曲 Op.11/赤い靴
ゼキーニャ・アブレウ:チコ=チコ
ジャック・ルヴォー&クロード・フランソワ:マイ・ウェイ
アントニオ・カルロス・ジョビン:イパネマの娘
ペーター・コルベル(G)

録音:2005年9月18-19、23日、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ARS-38807
ワッペンギターの音楽
ハン・カスパル・メルツ(1806-1856):童話、
伝承曲(ペーター・コルベル編):子供たちの歌〜Chapaqueada(ボリヴィア),El farol(アルゼンチン),Xiao bai cai(中国)、Ndi Ndi(ジンバブエ),Tancowala ryba z rakiem(ポーランド),Mejicano soy senores(メキシコ),Los Pollos(ベネズエラ),Bonka pom(カメルーン),Bajushki Baju(ロシア),Qing Wa(モンゴル)、Kozarocko kolo(ボスニア),Tengo una muneca(スペイン)
カルカッシ:変奏曲 Op.7、ソル:別れ Op.21、シューマン:子供の情景、
伝承曲(ペーター・コルベル編):子供たちの歌〜Jack and Jill(英国)/Kengele Inalia(タンザニア),Cai, cai balao(ブラジル),Kookaburra(オーストラリア),Ghotschi(アフガニスタン),チューリップ(日本),Belabimba(イタリア),Sizilian Tarantella(イタリア),Cantemos(ベネズエラ),Burung kakak tua(マレーシア),Lejos me voy de aqui(エクアドル)
ペーター・コルベル(ワッペンギター)

録音:2008年10月6-10日、ネヒシュテブレック(ドイツ)、ホッテンシュタイン教会
ワッペンギターは19世紀から20世紀初めにかけてヨーロッパで流行した紋章型の胴を持つギター。ここでは19世紀に製作された10弦の楽器が使用されています。
ARS-38811
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.1
プレイエル:協奏交響曲 ヘ長調 Ben113
ヴァンハル:交響曲 ハ長調 Bryan C17
プレイエル:交響曲 イ長調 Ben155
パウル・ヴァイゴルト(指)ジェールPO

録音:2007年11月11日、オーストリー、イプス・アン・デア・ドナウ、Mag.Adi・ショーバー音楽スタジオ
ARS-38812
レイエル博物館の珍曲コンサート Vol.2
ヴァンハル(1739-1813):交響曲ハ短調 Bryan c2(1764/1767)
プレイエル(1757-1831):交響曲ニ長調 Benton126(1785)、交響曲変ホ長調 Benton152(ロンドン、1792)
クリスティアン・ビルンバウム(指)
ウィーン・コンツェルト=フェライン(ウィーン交響楽団員)

録音:2007年6月10日、イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催プレイエル生誕250年記念演奏会、ライヴ
ARS-38813
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.3
プレイエル:ピアノ協奏曲ニ長調 Ben1023(ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Ben103A(1789)より作曲者編曲)*
ピアノ協奏曲ハ長調(チェロ協奏曲 Ben104(1789)より作曲者編曲;1796)*
クラリネット協奏曲ハ長調 Ben106(1797)+
マーシャ・ディミトリエワ(P)*
アレクサンダー・ノイバウアー(Cl)+
パウル・ヴァイゴルト(指)ジェールPO

録音:2008年1月、イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催新年演奏会、ライヴ

*世界初録音
ARS-38814
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.4
プレイエル:2つの第1ヴァイオリン,2つのオーボエ,2つのファゴット,2つのホルン,2つのヴァイオリン,ヴィオラと低音の為の協奏交響曲 イ長調 Ben114*
2つのオーボエ,2つのファゴット,2つのホルン,2つのクラリーノ,ティンパニ,2つのヴァイオリンヴィオラと低音の為の大交響曲 ハ長調 Ben143+
フルート,2つのオーボエ,2つのホルン2つのクラリーノ,ティンパニ、2つのヴァイオリン,ヴィオラと低音の為の大交響曲 ニ長調 Ben133#
アントン・ソコロフ、
フランツ・ミヒャエル・フィッシャー(Vn)*
クリスティアン・ビルンバウム(指)ウィーン・コンツェルト=フェライン(*/+)
パウル・ヴァイゴルト(指)ソンバトヘイ・サヴァリア室内O#

録音:2008年11月9日(*/+)、2009年1月2日#、ライヴ
ARS-38815
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.5
ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):交響曲変ロ長調 Ben150A(1792)*
交響曲ハ長調 Ben158+
ヴァイオリン,ヴィオラと管弦楽の為の協奏交響曲変ロ長調 Ben112(1791)#
ヴァイオリンと管弦楽の為のアダージョ イ短調 Ben218**
コルネリア・レッシャー(Vn)#
ヨハネス・フリーダー(Va)#
ティボル・ジェンジェ(Vn)**
パウル・ヴァイゴルト(指)
カメラータ・プロ・ムジカ

録音:2010年1月3日イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催新年演奏会ライヴ*
2010年4月10日イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催第135回演奏会ライヴ(+/#/**)
ARS-38816
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.6
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):マリオネット・オペラ「ウルヘルの妖精」Ben701
アナ・ドゥルロフスキ、エスター・チョイ(S)
ゲイリー・ダヴィスリム(T)
モーリツ・ゴッグ(Br)
ウィーン・スコラ・カントールムcho
パウル・ヴァイゴルト(指)
カメラータ・プロ・ムジカ

録音:2009年6月4-6日、グラーフェンヴェルト(オーストリア)、音楽の家、ライヴ
ARS-38817
プレイエル博物館の珍曲コンサートVol.7
プレイエル(1757-1831):ヴァイオリン,ピアノと管弦楽の為の協奏交響曲ヘ長調Ben115-2(1802)*(※)
交響曲ハ長調Ben151(1800)(※)
交響曲イ短調Ben155(1803)
コルネリア・レッシャー(Vn)*
ウィリアム・ヨン(P)*
カメラーラ・プロ・ムジカ
パウル・ヴァイゴルト(指)

録音:2008年1月4日
好評のシリーズ最新作。(※)世界初録音と表記されています。
ARS-38818
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.8〜パリ四重奏曲集 Vol.1
プレイエル(1757-1831):弦楽四重奏曲ハ長調 Ben365(1803)
弦楽四重奏曲変ロ長調 Ben366(1803)
弦楽四重奏曲ヘ短調 Ben368(1803)
ヤナーチェクSQ
【ミロシュ・ヴァツェク、ヴィーテスラフ・ザヴァディリーク(Vn)
ヤン・レズニーチェク(Va)
ブレチスラフ・ヴィビーラル(Vc)】

録音:2011年5月8日、イグナツ・プレイエル協会(IPG)第155回演奏会、ライヴ、 プレモントレ会大理石ホール、ゲラス、オーストリア
1995年に創設された国際イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズ、第8集のテーマは「パリ四重奏曲第1集」。1947年にブルノ音楽院の学生によって結成されその数年後ヤナーチェクの名を冠する権利を得た世界的SQによる美しい演奏でお楽しみください。
ARS-38819
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.9
プレイエル(1757-1831):ファゴット協奏曲変ロ長調 Ben107*
ドゥシーク[ヨハン・ラディスラウス・ドゥセク]:ピアノ協奏曲ヘ長調 Op.17+
プレイエル:大管弦楽の為の交響曲ト長調 Ben156(原典版;1804)#
マティアス・ラーチ(Fg)*
イングリット・マルソナー(P)+
パウル・ヴァイゴルト(指)
カメラータ・プロ・ムジカ

録音:2012年1月7日、イグナツ・プレイエル協会(IPG)第167回演奏会(新年演奏会)、ライヴ、ハウス・デア・ムジーク、グラーフェンベルト、オーストリア
*は世界初録音、+は原典版による世界初録音
1995年に創設された国際イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズ、第9集のテーマは「協奏曲と交響曲」。同時期に活躍した作曲家ドゥシークのピアノ協奏曲も共に収録されています。ベルリン出身のファゴット奏者マティアス・ラーチは、15歳の時にケルン室内Oのソリストとしてデビューしました。彼は、2001年には「プラハの春」国際コンクールで1位、ARDミュンヘン国際音楽コンクールのファゴット部門でも2位を獲得しています。チューリッヒ・トーンハレOおよびルツェルン祝祭Oの首席奏者を務めている名手が見事に歌い上げます。
ARS-38820
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.10 パリ四重奏曲集 Vol.2
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):弦楽四重奏曲変ホ長調 Ben368(1810)
弦楽四重奏曲ニ長調 Ben369(1810)
弦楽四重奏曲ト短調 Ben370
ヤナーチェクSQ【ミロシュ・ヴァツェク(Vn)、ヴィーテスラフ・ザヴァディリーク(Vn)、ヤン・レズニーチェク(Va)、ブレチスラフ・ヴィビーラル(Vc) 】

録音:2011年5月4日、プレイエル授洗教会、ルッパースタール、オーストリア
※世界初録音
1995年に創設された国際イグナーツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズの第10集。プレイエルは生涯に70もの弦楽四重奏曲を作曲したといわれていますが、今作にはプレイエルがピアノ製作会社を設立した後の1810年頃に書かれた3つの作品が収録されています。
ARS-38821
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.11〜教会音楽作品集
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):ルッパースタールのタントゥム・エルゴ ハ長調(合唱と管弦楽の為の)
 Ben deest
パリのタントゥム・エルゴ 変ロ長調(独唱、合唱と管弦楽の為の)+
 Ben134(1786以後)
テ・デウム ハ長調(独唱、合唱と管弦楽の為の)Ben deest(1790)+
アリア「あなた無しで生きていけない、生きたくもない」[Non possum nec volo te sine vivere](ソプラノと弦楽の為の)Ben7132*
ミサ・ソレムニス ニ長調(独唱、合唱と管弦楽の為の)Ben756(1780頃?)+
コルネリア・ヒュープシュ(S(*/+))
ダニエラ・トレフナー(Ms+)
ドナート・ハヴァール(T)+
スティーヴン・シーシャレッグ(Br)+
カペッラ・カントールム・サヴァリエンセ(合唱)
カメラータ・プロ・ムジカ
マルティン・ブラウス(指)

録音:2012年11月2-3日、ソンバトヘイ、ハンガリー
2012年11月10日、グラーフェンヴェルト、オーストリア
1995年に創設された国際イグナーツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズの第11集。交響曲や弦楽四重奏曲が比較的よく知られているプレイエルですが、今作は珍しい教会音楽作品集を収録。プレイエルの知られざる作品の発掘に尽力する国際プレイエル協会のコンサート・シリーズならではの貴重なプログラムと言えるでしょう。
ARS-38823
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.13
ヴァンハル(1739-1813):ピアノ協奏曲ハ長調 C.4*
プレイエル(1757-1831):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Ben103A(1788)+
大交響曲ヘ長調 Ben140(1789)
ディアンヌ・バール(P)*
ライムント・リッシー(Vn)+
イグナツ・ヨゼフ・プレイエルO
ヨハネス・クルンプ(指)

録音:2013年1月
※世界初録音
1995年に創設された国際イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズ、第13集のテーマは「協奏曲と交響曲」。同時期に活躍した作曲家ヴァンハルのピアノ協奏曲と共に、ヴァイオリン協奏曲と大交響曲を収録。ヴァイオリンは、ウィーン・フィルのライムント・リシーが務め、艶やかな音色を披露しています。
ARS-38824
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.14
プレイエル(1757-1831):セレナード ト長調(フルート、オーボエ、2つのホルン、2つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、チェロとコントラバスの為の九重奏曲)Ben2622 (Ben285)
交響曲変ロ長調 Ben135(1786)
交響曲ハ短調 Ben142(1790)
カメラータ・プロ・ムジカ
クリスティアン・ビルンバウム(指)

録音:2013年6月1-2日、ライヴ、バート・ピラヴァルト、オーストリア
※世界初録音
1995年に創設された国際イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズ、第14集のテーマは「九重奏曲と交響曲集」。ハイドンに師事し、後にピアノ製作会社を立ち上げその分野でも著名なプレイエルは、多作で知られています。48(諸説あり)もの交響曲とかなりの数の室内楽曲を残しています。このシリーズ常連のカメラータ・プロ・ムジカが、クリスティアン・ビルンバウムの下、卓越したアンサンブルで奏でています。
ARS-38825
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.15
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):弦楽五重奏曲ヘ短調 Ben277(1786)
弦楽五重奏曲変ロ長調 Ben278(1789)
弦楽五重奏曲ト長調 Ben279(1789)
ヤナーチェクSQ
[ミロシュ・ヴァツェク(第1ヴァイオリン) ヴィーテスラフ・ザヴァディリーク(第2ヴァイオリン)
ヤン・レズニーチェク(第1ヴィオラ)
ブレチスラフ・ヴィビーラル(Vc)
ボフスラフ・マトウシェク(第2ヴィオラ) ]

録音:2013年5月3日、プレイエル授洗教会、ルッパースタール、オーストリア
全曲世界初録音
1995年に創設された国際イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズ、第15集のテーマは「弦楽五重奏曲」。プレイエルの弦楽五重奏曲は、現存する楽譜がなかったり、再版がなかったことからほとんど無視されてきました。しかし国際イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル協会によってその17曲の弦楽五重奏曲を復元することを試みています。プレイエルの弦楽五重奏曲は、ホフマイスター、クロンマー、ヴラニツキーなどと同じようにウィーンの伝統に基づいたもので、このアルバムには3曲収録されています。
ARS-38826
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.16
プレイエル(1757-1831):ピアノ,ヴァイオリンと管弦楽の為の協奏交響曲イ長調 Ben114(1792)*
交響曲ニ短調 Ben160#
フルート,オーボエ,ホルン,ファゴットと管弦楽の為の協奏交響曲ヘ長調 Ben115(1802)+
エーリヒ・シャーゲルル(Vn)*
シュテファン・シュトロイスニヒ(P)*
アレクサンド・ウーリヒ(Fl)+
エマ・ブラック=デイヴィスリム(Ob)+
アルミン・ベルガー(Hrn)+
カタリン・セベッラ(Fg)+
カメラータ・プロ・ムジカ
クリスティアン・ビルンバウム(指)

録音:2014年1月4日、ライヴ、新年演奏会、音楽の家、グラーフェンヴェルト、オーストリア
#世界初録音。
1995年に創設された国際イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズ、第16集のテーマは「協奏交響曲」。協奏交響曲は通常の協奏曲とは異なってソリストが複数おり、プレイエルの師であるハイドンもこの編成の作品を残しています。Ben 114はピアノとヴァイオリン、Ben 115はフルート、オーボエ、ホルンとファゴットにソリストが置かれています。ウィーン・フィルの団員としても活躍したヴァイオリニスト、エーリヒ・シャーゲルルを筆頭とした名手たちがプレイエルの秘曲を彩ります。
ARS-38827
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.17
プレイエル(1757-1831):弦楽五重奏曲変ホ長調 Ben271(1785)
弦楽五重奏曲ト短調 Ben272(1785)
弦楽五重奏曲ハ長調 Ben273(1786)
イグナツ・プレイエル五重奏団
[コルネリア・レッシャー(Vn1)
ヴォルハルト・シュスター(Vn2)
ヨハネス・フリーダー(第1ヴィオラ)
アンナ・モルゴウレツ(第2ヴィオラ)
マティアス・バルトロマイ(Vc)]

録音:2012年7月3日、プレイエル授洗教会、ルッパースタール、オーストリア
※全曲世界初録音。
1995年に創設された国際イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズの第18集のテーマは「弦楽五重奏曲」!ウィーンで活躍する5人のアーティストが揃ったイグナツ・プレイエル弦楽五重奏団が、柔らかくも明るい音色でプレイエルの珍しい曲を奏でます。
ARS-38828
プレイエル博物館の秘曲コンサート Vol.18 〜 ソロ・リサイタル Vol.1
イグナーツ・ヨーゼフ・プレイエル:ピアノ・ソナタ第5番 〜 弦楽四重奏曲 Ben.332による(世界初録音)
フィールド:夜想曲変ホ長調 H.24、夜想曲ハ短調 H.25、夜想曲変イ長調 H.26、夜想曲イ長調 H.36
カミーユ・プレイエル:フィールドに捧げる夜想曲変ロ長調 Op.54
ショパン:3つの夜想曲 Op.9(カミーユ・プレイエル夫人に献呈)
ヴァルヴァラ・マヌーキアン(ハンマーフリューゲル/プレイエル1838年製、Op.5884)

録音:2018年7月9日−10日、プレイエル文化センター(ルッパースタール、オーストリア)
※使用楽器:1838年プレイエル製作、オリジナルのハンマーフリューゲル Op.5884
1995年に創設された国際イグナーツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズの第18集のテーマは「ソロ」!
弦楽四重奏曲をベースとした世界初録音となるプレイエルの「ピアノ・ソナタ第5番」、息子カミーユの「夜想曲」、その夜想曲(ノクターン)の創始者であるフィールド、そしてカミーユ夫人に献呈されたショパンの夜想曲で構成されるプログラムは、「秘曲コンサート」のタイトルに相応しいマニアックぶり。
プレイエルが製作したオリジナルのハンマーフリューゲルを奏でるのはアルメニアの女流鍵盤奏者ヴァルヴァラ・マヌーキアン。イリーナ・ナウモワやオルガ・マルティノワに師事し、2015年からこの国際プレイエル協会のコンサート・シリーズに参加しています。
ARS-38831
ヴァイマル・クラシックVol.1
モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」 K.621 序曲
ハイドン:交響曲第85番変ロ長調「王妃」 Hob.I: 85
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
ヴァイマル・チューリンゲン室内O、
マックス・ポンマー(指)

録音:1993年4月、ヴァイマル・ドイツ国民劇場
ヴァイマル・チューリンゲン室内Oは、1962年に創設され世界で最も古い室内楽オーケストラの1つといわれています。ドイツだけでなくヨーロッパや韓国、メキシコでもコンサートを行なってきました。
ヴァイマル・ドイツ国民劇場のプロデュースで1993年にレコーディングされた録音集「ヴァイマル・クラシック」。シラーやゲーテを代表とするドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けたウィーン古典派音楽を紹介しており、第1巻は、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンの名作品集。
ARS-38832
ヴァイマル・クラシックVol.2
トラウゴット・マクシミリアン・イーバーヴァイン(エーベルヴァイン):大管弦楽のための序曲 ハ長調(1828)
コンチェルタンテ(協奏交響曲) ヘ長調 Op. 67 (1820頃)
交響曲第3番変ホ長調 Op.84 (1823)
ヴァイマル・チューリンゲン室内O、
マックス・ポンマー(指)、
ヴァリー・ハーゼ (Fl)、
ブリギッテ・ホーリッツ (Ob)、
ヤン・ドールマン (Cl)、
ミヒャエル・アベ (Fg)、
ラルフ・ルートヴィヒ (Hrn)

録音:1994年5月、ヨハネス教会(ドイツ、ヴァイマル)
ドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けたウィーン古典派音楽を紹介するシリーズ、「ヴァイマル・クラシック」第2巻は、チューリンゲン出身の知られざる作曲家、トラウゴット・マクシミリアン・イーバーヴァイン(エーベルヴァイン)(1775−1791)の管弦楽作品。イーバーヴァインは、オペラや序曲、交響曲、室内楽、歌曲などの数百ある作品数の中でも、ゲーテの詩をもとに歌曲を多く作曲していたといわれています。
ARS-38833
ヴァイマル・クラシック Vol.3
クリスティアン・ゴットヘルフ・シャインプフルーク(1722-1770):交響曲ニ長調
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):交響曲ハ短調
クリスティアン・ヴィルヘルム・カール(1804-1830):フルートとホルンのためのコンチェルティーノ
ハインリヒ・クリストフ・コッホ(1749-1816):交響曲イ長調
シャインプフルーク:交響曲変ホ長調
マックス・ポンマー(指)、
ヴァイマル・チューリンゲン室内O

録音:1994&1995年、ヨハネス教会(ドイツ、ヴァイマル)
ドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けた古典派音楽を紹介するシリーズ、「ヴァイマル・クラシック」の第3巻。第2巻に続き、今作もチューリンゲンの音楽遺産、特に18世紀の交響曲ジャンルに焦点を当てた内容で、ドイツの指揮者・音楽学者マックス・ポンマー率いるヴァイマル・チューリンゲン室内Oが当地の名作を披露します。チューリンゲンの都市ルドルシュタットでカペルマイスターを務め、30ほどの交響曲を残したシャインプフルークの華やかな2作品や、バッハの高弟ヨハン・ルートヴィヒ・クレープスの疾風怒濤的なハ短調交響曲など、前古典派〜古典派音楽の愛好家にとって嬉しい発見に満ちた好プログラム。広がりを感じさせる美しい演奏にもご注目ください。
ARS-38834
ヴァイマル・クラシック Vol.4
フランツ・カール・アダルベルト・イーバーヴァイン(エーベルヴァイン)(1786-1868):ゲーテの「ファウスト」への音楽(世界初録音)
オリヴァー・ウェーダー(指)、
チューリンゲンSO、
フランツ・リスト音楽院室内choほか

録音:2002年
ドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けた古典派音楽を紹介するシリーズ、「ヴァイマル・クラシック」の第4巻では、ゲーテ本人から直々に依頼を受けて作曲された、フランツ・カール・アダルベルト・イーバーヴァイン(1786-1868)の「ファウスト」が登場。この世界初のリバイバル録音によって、イーバーヴァインの作品が、ゲーテの時代の音楽精神を映し出す鏡であることが明らかになり、本録音は過去の音楽の発掘に成功した喜びをはるかに超えた音楽学的成果をもたらしました。(カール・イーバーヴァインは第2巻で取り上げられたトラウゴット・マクシミリアン・イーバーヴァイン(1775-1831)の弟です。)
ヴァイマルの宮廷劇場の記録には、作品が完成した1829年から1873年までの間に、本作品に関連する上演が40回行われたことが記されており、 イーバーヴァインの音楽がその後忘却の彼方に落ちてしまったというのは驚くべきことです。「メフィストのセレナーデ」のような歌謡調の楽曲のシンプルさには、ツェルターのベルリン・リート楽派の民謡的なトーンが感じられ、管弦楽にはメンデルスゾーンやウェーバーのロマンティックな響きが顕著に表れています。最も興味深いのは、序奏や大地の精の歌などの音楽にワーグナー的な音色が見られることでしょう。(1829年の時点ではワーグナーはピアノ・ソナタなどの習作しか書いていませんでした。)本作品を聴くと、ドイツ・ロマン主義がイーバーヴァインの「ファウスト」の音を形作っていることが良くわかります。
ARS-38904
ティミーとヨーロッパの音楽
子供の為の音楽の幻想旅行

ヴィヴァルディ:「四季」、他
アンドレアス・ハース
(台本作者/語り/Fl)他
ガビ・フンク(挿絵)

録音:2005年5月27日-29日、ドイツ、ラインラント、ムーフ
ARS-38905
忘れな草〜音楽は何を物語る
ドイツ民謡:月は昇りぬ
シューベルト:魔王/死と乙女
モーツァルト:すみれ
シューベルト:狩人の夕べの歌
ヴォルフ:笛吹き
ミヒャエル・ゲース:魔法使いの弟子
インゲボルク・ダンツ(S)
ミヒャエル・ゲース(P/司会)

録音:2006年6月21-22日、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ARS-38911
展覧会の絵、絵の音から
「絵の音から」*
ヴィクトル・ハルトマンの絵画とムソルグスキーの「展覧会の絵」を子供向けに解説(ドイツ語)
ムソルグスキー(ラヴェル)編):組曲「展覧会の絵」+
ハルトヴィヒ・マーク(台本、構成、声の出演*)
ザラ・クライマン、ルーカス・ブルーメ(声の出演*)
ミュンスターSO
ファブリツィオ・ヴェントゥーラ(指)

録音:2014年9月23-24、28日、ライヴ、ミュンスター劇場、ミュンスター、ドイツ+
ドイツ語圏の子供向けに制作されたものですが、演奏は本格的なので「展覧会の絵」ファンにはお勧めできます。
ARS-38912
モーツァルトクーゲルの真実の物語
レオポルト・モーツァルト):音楽の橇(そり)の旅 から
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」K.551 から
 アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525 から
 ヴァイオリンと管弦楽の為のロンド ハ長調 K.373 から* 他
バルバラ・オーファーベック(朗読)
ミハイ・イオネスク(Vn)*
ミュンスターSO
ヘンドリク・ヴェストマン(指)

録音:2008年12月15日、「子供のコンサート」ライヴ、ミュンスター劇場、ミュンスター、ドイツ
オーストリアみやげとして日本でも知られるチョコレート菓子モーツァルトクルーゲル(モーツァルト・ボンボン)をめぐる子供向けの音楽物語。収録時間は34分ほどです。

FCD-44302
ラテン・クラシックス
パット・メセニー:ジェイムズ+
ラダメース・ニャタリー:コルタ・ジャカ*
 ヴァルス*
アントニオ・ラウロ:ラ・ネグラ
 アンゴストゥーラ/エル・マラビーノ
 ナターリャ
バーデン・パウエル:カント・デ・オサーニャ
パオロ・ベリナーティ:コンタートス
ロナルド・ディエンス:タンゴ・エン・スカイ
レクオーナ:ラ・コンパルサ
アントニオ・カルロス・ジョビン:サンバ・ド・アヴィアン
ピンティン・カステジャーノス:ラ・プニャラーダ
ロドリーゴ・リエラ:カンシオン・カロレーニャ
ジョアン・デバスティアーノ・タパジョス:ブリンケード・パラ・オ・ジュニオル
アルノルド・モレーノ(G)
アンドリーナ・ロサレス・ロドリゲス(Fl;*)
イスマエル・バリオス(Perc;+)
FCD-44303
イマージュ・ダモールサロン音楽
チャイコフウスキー:無言歌
シベリウス:悲しいワルツ
フィビヒ::詩曲
エルガー:愛のあいさつ
ハンス・ツァンダー:バルカンのカフェハウス他(全19曲)
アンサンブル・ナルシスス

録音:1997年3月22日&23日
FCD-44304
ヤコブ・ガーデ:ラ・カメローネ(メキシコ舞曲)/ジェラシー
グリーグ:晩春
マスネ:タイースの瞑想曲
ラルフ・エルヴィン:奥様お手をどうぞ他(全20曲)
アンサンブル・ナルシスス

録音:2001年4月17日-19日、キルヒハイム、テック=センタース大ホールアルス・ポプリ(Ars populi)シリーズ

FCD-344301
クリスマスを待つクリスマスの詩と音楽
もろびと声あげ/
明日サンタクロースがやって来る/
愛の思い/クリスマス夜想曲/
間奏曲/ブルレスク/
ジングル・ベル/きよしこの夜
エルマー・グムシュ
(語り;ドイツ語)
ハインツ=ヤコプ・シュペルマンス(P)
FCD-368301
プフィツナー:歌曲集
3つの歌曲 Op.5/5つの歌曲 Op.11/
古い歌 Op.33
リゼロッテ・ゲッツ(S)
ルドルフ・シュヴァルツ(P)
FCD-368302
ヴォルフ、シューマン:歌曲集
ヴォルフ:イタリア歌曲集〜19曲
シューマン:リーダークライス Op.39
リゼロッテ・ゲッツ(S)
ウード・ゲーフェ(P)
FCD-368303
バロック・カンタータ&モテット集
テレマン:葬送カンタータ「さあ、汝ダニエルよ行け」*
レオンハルト・レヒナー(1553頃-1606):死よ、苦き胆汁よ
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):汝の持つものを守れ
ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731):われらの悲しみ
パーセル:ヌンク・ディミティス
フヴァロッティ(1697-1780):おお、すべての者たちよ
シュッツ:われは常に主をたたえん+
ウルリケ・ヘスラー(S)*
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(B;*)
マルティナ・リンス(S)+
トマス・ロイバー(指)
カペラ・ピッコラ(合唱)他

録音:1986年10月/1988年3月、ツォンス、聖マルティヌス教会
FCD-368304
宗教的ホルン音楽
カール・スティーグラー(1876-1932):聖フーベルトのミサ(ホルン5部合奏の為の)##
ブルックナー:汝は何もかも美しい(アルト独唱とホルン合奏のためのアンティフォン;1878)(*/##)
作曲者不詳:マリア・ムンディ(アルト独唱、ディスカントホルンとオルガンの為の1715)(*/++/**)
ブルックナー:ヴィントハークのミサ ハ長調
(アルト独唱、2つのホルンとオルガンの為の;1842)(*/+/#/**)
アンリ・ショシエ:おお、救いのいけにえ(アルト独唱、ホルンとオルガンの為の)(*/+/**)
マルクス・ヘリング(1969-):パルティータ・サクロ・プロファーナ(ホルン合奏の為の;1988)##
コルネリア・ヴルコプフ(A)*
マンフレート・ノイキルヒャー(Hrn;+/ディスカントHrn;++)
ウルリヒ・ケプル(Hrn)#
(指)##
アルゴイ・ホルン合奏団(##)
ヨハネス・スクドリク(Org)**
FCD-368305
ブラームス&ドヴォルザーク:歌曲集
ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
アルト,ヴィオラとピアノの為の2つの歌 Op.91*
ドヴォルザーク:聖書による歌曲集 Op.99
コルネリア・ヴルコプフ(A)
ローラント・メツガー(Va)*
クラウス・シルデ(P)
FCD-368306
フルートとピアノの為のヴィルトゥオーゾ・プログラム音楽
テオドア・ブルーマー(1881-1964):動物界から Op.57a/植物王国から Op.57b
カール・ミヒャエル・コマ(1913-):ラウダ 1982/トレノス 1984
カルロス・グァスタビーノ(1912-2000):序奏とアレグロ(1913)
チェチーリア・フランチェスコーニ(Fl)
フリーデマン・リーガー(P)
FCD-368307
シュターミツ一家
カール・シュターミツ:弦楽合奏四重奏曲 ハ長調
アントン・シュターミツ:ヴァイオリン協奏曲第8番 ト長調*
ヨハン・シュターミツ:マンハイム交響曲 ト長調
ヴォルフガング・カールハウセン(Vn)*(指)
フォンテ・デ・ムジカcO
FCD-368308
ヴィオラとピアノの為の作品集
シューマン:おとぎの絵本 Op.113
ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):3つの伝説 Op.62
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ Op.120-2
ポール・コレッティ(Va)
フレーデマン・リーガー(P)
FCD-368309
ボロディン:弦楽五重奏曲 ヘ短調
グラズノフ:弦楽五重奏曲 Op.39
レナート弦楽五重奏団
FCD-368310
南北アメリカのヴァイオリン音楽
ヴィラ=ロボス:ソナタ幻想曲第1番「絶望」
ウィリアム・クロル(1901-1980):バンジョーとフィドル
ヴュータン:アメリカの思い出「ヤンキー・ドゥードル」(ブルレスク変奏曲)
ドヴォルザーク:ソナティネ ト長調 Op.100
ハンス=クリストフ・ジーゲルト(Vn)
ハインツ=ヤコプ・シュペルマンス(P)
FCD-368311
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ Op.13
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
オネゲル:ヴァイオリン・ソナタ
ノラ・チャステイン(Vn)
フリーデマン・リーガー(P)
FCD-368312
メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲第2番 Op.2
R・シュトラウス:ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.13
メニューイン・フェスティヴァル・ピアノ4重奏団
[ノラ・チャステイン(Vn)
ポール・コレッティ(Va)
フランシス・グートン(Vc)
フリーデマン・リーガー(P)]
FCD-368315
忘れられたロマン派歌曲集 Vol.1
シューベルト、ライシガー、シュポア、
クロイツァー、スッペ、ベルリオーズ、
プロッホ、ラハナーの作品
コルネリア・ヴルコプフ(A)
マンフレート・ノイキルヒャー(Hrn)
クラウス・シルデ(P)
FCD-368316
ヴィオラとピアノの為の作品集
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ短調
ブルッフ(1838-1920):ロマンス Op.85
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ Op.147
ポール・コレッティ(Va)
フィリップ・ブッシュ(P)
FCD-368317
クライスラー:名曲集
ウィーン小行進曲/中国の太鼓
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
踊る人形(ポルディーニ原曲)
プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
道化役者/愛の喜び/愛の悲しみ/美しきロスマリン
ウィーン狂詩曲/スペイン舞曲(ファリャ原曲)
インドの歌(リムスキー=コルサコフ編曲)
ポルポラの様式によるメヌエット
おもちゃの兵隊の行進曲
シンコペイション/タンゴ(アルベニス原曲)
ルドルフ・クルマン(Vn)
ウルリヒ・コエッラ(P)
FCD-368318
ウルリヒ・ジュセ(1944-):KompOsition Mit komPosotiOnen, SITuatIONen
Mit InsTrumEntaListEn und eleKTRONIK

Luft[空気](ヴァイオリン、テープとディジタル・ディレイの為の)(1986)*
春と秋の間に(弦楽合奏、オルガンと3チャンネル・テープの為の;1983)+
O6oe(オーボエ、テープとライヴ・エレクトロニクスの為の;1974/1981)#
no player(コロラトゥーラ・ソプラノ、2台のピアノ、フルート、アルト・サクソフォン、テープ、
ライヴ・エレクトロニクスとメカニカル・ピンボール・マシーンの為の;1982)
モニカ・ヘルシュキー=ヴィーデマン(Vn)*
ウルリヒ・ジュセ(Org)+
ペーター・ヴァリンガー(指)+
ビーティクハイム・エレンタルO+
ディートハイム・ヨナス(Ob)#
ローゼマリー・ヤクシチュ(S)**
デイヴィッド・マッティングリー(P)**
マティアス・シュナイダー(Fl)**
デイヴィッド・メイソン(A-Sax;**)
ミヒャエル・スヴォボダ(Tb)**
FCD-368319
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番*
ヒンデミット:主題と変奏曲「4つの気質」+
ノラ・チャステイン(Vn)*
フリーデマン・リーガー(P)+
リュディガー・ボーン(指)
シンフォニエッタ・テュービンゲン
FCD-368320
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集(全3曲) ルドルフ・クルマン(Vn)
アントワーヌ・オーメン(P)
FCD-368321
モーツァルト:歌曲集
春のはじめに K.597/子供の遊び K.598/
鳥よ、年ごとに K.307/さびしい森の中で K.308/
ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき K.520/
クローエに K.524/夕べの思い K.523
満足 K.367a/栄光の賜物であれ K.392/
孤独に K.391/希望に K.390/春への憧れ K.596/
すみれ K.476/小さな紡ぎ娘 K.531/
小さなフリードリヒの誕生日 K.529/
老婆 K.517/秘めごと K.518/魔術師 K.472/
偽りの世 K.474/満足 K.473/結社員の旅 K.468/
無限なる宇宙の創造者を崇敬するわれらが K.619
ヘルガ・シュパツェク(S)
クリスティアン・クネーベル(P)
FCD-368322
複数台ピアノ・多手連弾の為の作品集
ガーシュウィン(トミスラフ・バイノフ編):ラプソディー・イン・ブルー(4台8手の為の)
ラフマニノフ:ワルツとロマンス(1台6手の為の)
ファリャ(バイノフ編):火祭りの踊り(4台8手の為の)
ハインツ・ベンカー(1921-):3つの舞曲(1台30指の為の)
アルベール・ラヴィニャク(1846-1916):ギャロップ=マーチ(1台8手の為の)
レオナール・ゴーティエ:秘密(1台6手の為の)
フランツ・ヒルター(1914-):シュヴァーベン地方の歌「シュヴァーベン鉄道に乗って」による陽気な変奏曲(8台32手の為の)
ロッシーニ(カール・チェルニー編):歌劇「セミラーミデ」序曲(8台32手の為の)
バイノフ・ピアノ・アンサンブル
ゲスト・ピアニストたち

録音:1992年1月、シュパイヒンゲン、カール・ザウター・ピアノ製作所
FCD-368323
ロココのヴァイオリン音楽
ディッタースドルフ:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調
ピエトロ・ナルディーニ(1722-1793):ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
シモン・ル・デュク(1748-1777):ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.4-1
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301
ハンス=クリスティアン・ジーゲルト(Vn)
トマス・パルム(P)
FCD-368324
R・シュトラウス:男声合唱作品集
カンタータ「有能な人には早く幸せが来る」WoO104
3つの男声合唱曲 WoO123
6つの民謡編曲 WoO101
愛 Op.42-1/3つの男声合唱曲 Op.45
シュヴァーベンの遺産 WoO83
孤独 WoO124
ベルント・エングルブレヒト(指)
レーゲンスブルク・レンナー・アンサンブル

録音:1992年3月9日-12日、5月10日、聖アルベルトゥス・マグヌス教会、レーゲンスブルク
FCD-368325
プフィツナー、ヴィルトベルガー:歌曲集
プフィツナー:夜のさすらい人 Op.7-2
 5つの歌 Op.9/去り行く娘に Op.10-3
 夜に Op.26-2
ハンス・ヴィルトベルガー(1887-1970):ヘルマン・ヘッセによる4つの歌曲 W.93/
パウラ・デーメルによる8つの子供の歌Op.9-1/Op.15-1-7
 さまざまな詩人による3つの歌曲
 オットー・ヴォールゲムートの詩による4つの歌曲「Ruhrbilder」 W.10
ベルトルト・ポッセマイヤー(Br)
トマス・パルム(P)

録音:1993年3月、ドルステン、ペトリヌム
FCD-368326
ハイネの詩による歌曲集
シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」〜漁夫の娘/
 海辺で/都市/影法師/君の姿/アトラス
シューマン:「詩人の恋」 Op.48
プフィッツナー:可憐な睡蓮/
 松の木がただ一つ/緑の森へ行こうOp.6-2
 舟遊び Op.6-6/4つの歌曲 Op.4
ベルトルト・ポッセマイヤー(Br)
トマス・パルム(P)

録音:1993年7月、ドルステン、ペトリヌム
FCD-368327
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94a
ルドルフ・クルマン(Vn)
アントワーヌ・オーメン(P)
FCD-368328
無伴奏フルートの為の作品集
C・P・E・バッハ:ソナタ イ短調 WQ.132
エレナ・フリソワ(1950-):2つのインヴェンション
イサン・ユン(1917-1995):サロモ
カルク=エーレルト:ソナタ「アパショナータ」 嬰ヘ短調
ジョリヴェ:呪文「像が象徴となるための」
ヴィルトベルガー(1922-):レトロスペクティヴII
バッハ:パルティータ イ短調 BWV.1013
アンドレア・コレ(Fl)

録音:1992年9月&1993年3月、ブルーメンシュタイン教会、スイス
FCD-368329
ガルッピ:ピアノ・ソナタ集
第8番変ロ長調/第7番ト短調/第3番イ長調/
第10番ヘ長調/第9番ホ長調/第12番ヘ短調
ヴォルフガング・グレムサー(P)

録音:1993年7月1日-2日、エメンディンゲン、シュタインハレ
FCD-368330
ヴァイオリンの魅惑
クライスラー:ウィーン小行進曲
ショスタコーヴィチ:エレジー
パガニーニ:主題と変奏曲イ長調(ヴォルフガング・カールハウセン作カデンツァ)
マスネ:タイースの瞑想曲
ドヴォルザーク:わが母の教えたまいし歌 Op.55-4
カールハウセン(1947-):モーツァルトの歌曲「来たれ、美しき五月」による変奏曲
ヴィエニャフスキ:カプリッチョ=ワルツ Op.7
マルティーニ:愛の喜びは
パガニーニ:カンタービレ/
ロッシーの「モーゼ」の主題による幻想曲
クライスラー:美しきロスマリン
エネスコ:バラード
モンティ:チャルダーシュ
チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
クロル(1901-1980):バンジョーとワルツ
サンマルティーニ(1700-1740):愛の歌
ヴォルフガング・カールハウセン(Vn)
トマス・カールハウセン(P)

録音:1993年頃、コッペンブリュッゲ、聖ニコライ教会堂
FCD-368331
カール・チェルニー:4台のピアノの為の作品集
協奏的四重奏曲(第1番) Op.230(ベッリーニ:「海賊」、オーベール:「ポルティチの物言わぬ娘」、ロッシーニ:「オテロ」、パガニーニ:ラ・カンパネッラ、ほかに基づく)

協奏的四重奏曲第2番 Op.816(「魔笛」「フィガロの結婚」「ドン・パスクァーレ」「悪魔ロベール」「予言者」「マルタ」他に基づく)
バイノフ・ピアノ・アサンブル
FCD-368332
ピアノ6手連弾の為の作品集 Vol.1
ロジェ・ブトリー(1932-):打ち上げ花火
フランツ・ヒルトラー(1914-):村にて
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ヴァルダル狂詩曲
フレデリク・K・ヴァネク(1929-1991):3つの練習曲
W・F・E・バッハ:クローバー
テオドール・エステン(1813-1870):三姉妹(チロルの楽しみ)
コルネリウス・グルリット(1820-1901):6つの小品 Op.192
ウォルター・クレイマー(1890-1969):記念祝祭(ポロネーズ=オリジナル) Op.7
ルイ・ストレアボッグ(1835-1886):製糸女工 Op.100-9
カール・チェルニー:A.ドラスリーの
「スイスの歌による幻想曲 Op.17」(の編曲)
ゲザ・ホルヴァート(1868-1925):マリオネットのクァドリーユ Op.69
J・シュトラウス(トミスラフ・バイノフ編):トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214
バイノフ・ピアノ・アサンブル

録音:1993年7月、ソフィア、ブルガリア・コンサート・ホールVol.2:FCD-368356
FCD-368333
おとぎ話の音楽〜ピアノ4手連弾の為の
ジョルジ・ラーンキ(1907-):二頭の不思議な雄子牛
カール・ライネッケ:くるみ割り人形とねずみの王様
フローラン・シュミット:眠りの精
ラヴェル:マ・メール・ロワ
ハイデルベルク・ピアノ・デュオ
[アーデルハイド・レヒラー(P)
マーティン・スミス(P)]

録音:1993年11月、ミンネゼンガーザール、パラティン文化&イヴェント・センター、ヴィースロホ
FCD-368334
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ト長調 Op.9-1
弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.3
ベルカンテ・ストリングス
[ヴォルフガング・シュレーダー(Vn)
ズヴィ・カルメリ(Va)
ロモン・ヤッフェ(Vc)]

録音:1994年1月、福音教会、ホンラート
FCD-368335
忘れられたロマンティック歌曲集 Vol.2(ホルン付き)
アドルフ・ミュラー(1801-1886):騎手頭
テオドール・ラハナー(1788-1877):森に一人/懇願
ライシガー(1798-1859):さすらいのホルン吹き
R.シュトラウス:アルプホルン Op.15-3
グノー:夕べ
ドニゼッティ:不吉な愛
フランツ・ラハナー(1803-1890):甘美な夜/船室の夜
イグナツ・ラハナー(1807-1895):どこでもおまえは
ヨゼフ・ネッツァー(1808-1864):エンマに Op.5
プロッホ:きかないで!Op.83/
 盲目の漁師 Op.17/
 彼は私を思っているかしら Op.22
カリヴォダ(1801-1866):ホームシック
ニコライ:涙 Op.30
コルネリア・ヴルコプフ(A)
マンフレート・ノイキルヒャー(Hrn)
クラウス・シルデ(P)
FCD-368336
ナイト・アンド・デイ〜サロン音楽
愛のジプシー/フランスのワルツ・ポプリ/
チャップリン・ポプリ/ジェラシー/
イギリスのワルツ・ポプリ/月光のセレナード/
マリウ、愛の言葉を/ラ・クンパルシータ/
パリはならず者/死ぬ前に/鳥たちの会議/
ラウンド・ミッドナイト/ハリー・ライム・テーマ/
黒いオルフェ/いそしぎ/昼も夜も(ナイト・アンド・デイ)
アルティシク・アンサンブル

録音:1993年1月、スイス、ブルーメンシュタイン教会
FCD-368337
フランス・バロック音楽集
クープラン:「趣味の融合」〜第8コンセール イ長調「劇場風」
ロベール・ド・ヴィゼ:テオルボ小品 ト短調
デルヴロワ(1680-1759):リコーダー曲集第1集〜第2組曲 ヘ長調
マラン・マレ:三重奏曲集(1692)〜第3組曲 ニ長調
ラモー:クラヴサン曲集第1巻〜組曲 イ短調
F・クープラン:「趣味の融合」〜第7コンセール ト短調
セルヴァ・デラ・ムジカ・ケルン
[ウルズラ・シュミット=ラウカンプ(リコーダー)
ペーター・ヴェントラント(ガンバ)
ミヒャエル・フライムート(テオルボ/バロックG)
ハラルト・ヘーレン(Cemb)]
FCD-368338
旅路〜シューベルト他:歌曲集
シューベルト:春に D.882
 草原の歌 D.917
 ナイチンゲールに D.497
 ミューズの息子 D.764
 シルヴィアに D.891
R・シュトラウス:私の想いのすべて Op.21-1
 あなたは私の心の王冠 Op.21-2
 ときめく心 Op.29-2/夜 Op.10-3
 何も知らず Op.10-2
ヴォルフ:メーリケ歌曲集〜春に/旅路/子供と蜜蜂/四月の黄色い蝶/クリスマス・ツリーに II/クリスマス・ツリーに I/魔の湖の妖怪/葦の根の精/巡りあい/乙女の初恋の歌/コウノトリの使い
レナーテ・ブロシュ(S)
カール=フリードリヒ・シェーファー(P)

録音:1994年1月、バックナンガー・ビュルゲルハウス
FCD-368339
シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 Op.38*
シベリウス:交響曲第4番 イ短調 Op.63+
ルディガー・ボン(指)
シンフォニエッタ・テュービンゲン

録音:1995年1月*/1994年5月+
FCD-368340
シェーンベルク他:歌曲集
シェーンベルク:シュテファン・ゲオルゲの「架空庭園の書」からの15の詩
L・ブーランジェ:4つの歌
フランセ:シャルル・ドルレアンの5の詩
プーランク:「画家の仕事」
(ポール・エリュアールの詩による7つの歌曲)
ローゼマリー・ラントマン(Ms)
アデルハイト・レヒラー、
ウルリヒ・アイゼンドーア(P)

録音:1994年、ヴィースロホ、パラティン文化催事センター、ミンネゼンガーザール
FCD-368341
クリスマス・コレクション
[クリスマスの為の作品]
ペロティヌス(1200頃活動):地上のすべての国々は神の救いを見たり
ヤコブス・ガルス(1550-1591):シオンでラッパを吹き鳴らせ/
アヴェ・マリア/おお、大いなる神秘
フランツ・ビープル(1906-):主の天使

[クリスマス・キャロル]
ミヒャエル・プレトリウス編:エサイの根より
ゲルハルト・マース編:優しき御子イエス/おやすみ、天の御子よ
ゲオルク・ラッツィンガー編:楽しく、聖なる
ベルント・エングルブレヒ:三博士/きよしこの夜
 栄光の王国/アメリカン・クリスマス
ゴードン・ラングフォード編:ジングル・ベル
ベルント・エングルブレヒト(指)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク

録音:1994年5月26日-29日、教会音楽学校、レーゲンスブルク
FCD-368342
讃歌・詩篇・宗教的歌曲集
モンテヴェルディ:めでたし、おお、女王よ
 喜べ、シオンの娘よ
カンプラ:われ汝を絶賛せん、わが主、王よ
バッハ:エホヴァよ、われ汝に向かいて歌わん BWV.452/
 すべての善きものの源泉 BWV.445/
 喜びに満ちた黄金の太陽 BWV.451/
 来たれ魂よ、この日は聖なる歌もてたたえられん BWV.479/
 汝わがそばにあらば、喜びもてわれは行く BWV.508
レーガー:12の宗教的歌曲 Op.137〜[願わくは幸せな死を/主よ、汝の志を成したまえ/夕べに/おお、主なる神、われに与えたまえ/朝の歌/おお、イエス・キリスト、われら汝を待てり]
リスト:アヴェ・マリア
ドヴォルザーク:アヴェ・マリア Op.19b
ブルックナー:アヴェ・マリア
ドヴォルザーク:めでたし海の星 Op.19b
ラインベルガー(1839-1901):レジーナ・チェリ(天の女王)
アルミン・クナープ(1881-1951):天使のあいさつ
ドヴォルザーク:聖書による歌曲集 Op.99 から[主はわが羊飼いなり/神よ、わが願いを聞きたまえ/主のまわりに黒雲と闇あり/山に向かいてわれは目をあげ/バビロンの川のほとりで/主に向かいて新しき歌を歌わん]
ベルトルト・ポッセマイヤー(Br)
マティアス・ヤンツ(Org)

録音:1994年9月26日-29日、フレンスブルク、マリア教会
FCD-368343
フレデリクス(1936-):ザームラントの反乱 1525年(語り手と合唱の為の)(*/***)
テフィラ(無伴奏チェロの為の;**)
シメオンのカンティクム(バリトンとオルガンの為の)(+/##)
オスティナート(オルガン独奏の為の)##
ドイツ語のマニフィカト(ソプラノとオルガンの為の)(#/##)
教会ソナタ(ヴァイオリン、クラリネットとギターの為の;++)
嘆願(14人の語り手と合唱の為の)(***)
ジークフリート・ランダウ(語り;*)
ティム・ヘニス(Br)+
ウルズラ・フランツェン(S)#
トマス・ブレース(Vc)**
ジルケ・フレデリクス=ヨルツィク(Vn)++
ベルント・ヨルツィク(Cl;++)
ベルント・ヴォルフ(G;++)
ルート・フォルスバハ(Org;##)(指)(***)
レムシャイト市福音教会cho(***)

録音:1994年6月、レムシャイト市福音教会
FCD-36834
シューベルト:男声合唱作品集
遥かなる人 D.331/水
の上に歌う聖霊の歌(第2作) D.538/
憧れ(第4作) D.565/
憩え、この世のすばらしき幸 D.657/
そっと、そっと歌いましょう D.635/
男声の為の4つの歌 D.983
ザルヴェ・レジーナ D.811/
森の夜の歌 D.913/
水の上に歌う聖霊の歌(第4作) D.714
ベルント・エンゲルブレヒト(指)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク(cho)

録音:1995年1月7日、ハンメルブルク音楽アカデミー/1995年月26日&1996年5月12日-14日、レーゲンスブルク教会音楽学校
FCD-368345
ペルゴレージ:スターバト・マーテル アンドレア・バーレット(S)
ジュゼッピーナ・シモーネ(A)
シュテファン・フラース(指)
フォクトラント・シンフォニエッタ
シェムニツ=ツヴィッカウ
工科大学文理学部女声cho
FCD-368346
スペイン舞曲サロン音楽
ベリード:エル・アガベーニョ
ファリャ:7つのスペイン民謡
アルベニス:セビーリャ
ヴィンクラー:アンダルシア舞曲
ペドロ・デ・バルス:サエータ−ジプシーのポロ
ルチェーシ:アンダルシアの歌と踊り
グラナドス:ロンデーリャ・アラゴネーサ
パスカル・マルキーナ:ジプシーのスペイン
アルベニス:タンゴ
ファリャ:火祭りの踊り
ドビュッシー:ビノの門
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
グラナドス:アンダルーサ
ファリャ:スペイン舞曲
伝承曲/ブレントン・ラングバイン編):アイ・ミ・モレーナ
アルティシク・アンサンブル

録音:1994年9月、ゼールシャイト、クンストハウス
FCD-368347
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」 ルドルフ・クルマン(Vn)
ヤーノシュ・バルカーニ(指)
チューリヒ弦楽ゾリステン

録音:1994年6月、聖ミヒャエル教会、ツォリケルベルク
FCD-368348
フルートとギターの為の作品集
バッハ(G.M.ダウセント編):フルート・ソナタ ホ短調 BWV1034
カステルヌオーヴォ=テデスコ(:ソナティナ
ラヴェル(A.アイクホルト編):亡き王女の為のパヴァーヌ
ピアソラ::タンゴの歴史
デュオ・ダ・カメラ
[アンドレ・ゼーバルト(Fl)
アルフレート・アイクホルト(G)]

録音:1993年頃、ヴッペルタール、聖ズイトベルトゥス教会
FCD-368349
チャールズ・ハレ(1819-1895):ピアノ作品集
4つの言葉のないロマンス Op.1
4つのスケッチ Op.2
スケルツォ Op.4/雑集 Op.5(4曲)
つかの間の思索 Op.6(4曲)
たそがれの思い Op.7(4曲)
ヴォルフガング・グレムサー(P)

録音:1994年7月、SIHK・ハーゲンハレーはイギリスのハレOの創設者として知られる指揮者
FCD-368350
ルードゥス・トナリス(音の戯れ)
ジル・バンショワ(1400頃-1460):もし私がため息をついたら
ヘンデル:ソナタ ロ短調(ハレ・ソナタ第3番)
ベートーヴェン:モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲
アルベニス:スペイン Op.165 から タンゴ
ファリャ:7つのスペイン民謡 から 子守歌
ビゼー:「カルメン」〜セギディーリャ
ヒンデミット:「ルードゥス・トナリス」からの組曲
ハンス・マルティン・リンデ(1930-):3声のセレナータ
ヘニング・フレデリクス(1936-):Khinah−"Mein Saitenspiel
−zerissen, meine Schalmey−ein Weinen":Hiob
コンソルティウム・ホルトゥス・トリトナリウス
[マティアス・イーリヒ
(Ob/E-Hr)
ベルント・ヴォルフ(G)
ディートマー・イーリヒ(Vc)]

録音:1994年頃、ヴィッテン・ブーフホルツ、聖アントニウス教会大聖堂
FCD-368351
初期ロマン派歌曲集
フリードリヒ・ジルヒャー(1789-1860)、
ウェーバー、コンラディン・クロイツァー(1780-1849)の作品
ヘルガ・シュパツェク(S)
ティル・アレクサンダー・ケルバー(P)

録音:1974年7月、ツェーントショイエルロッテルブルク
FCD-368352
ピアノ+パーカッション
アンタイル(1900-1959):バレエ・メカニック(4台のピアノと打楽器の為の;1952/1953)*
トミスラフ・バイノフ(1958-):H-Ais-F-E
(3台のピアノ、2つのゴングとタムタムの為の)
フェルドマン:ピース(4台のピアノの為の)
ジョン・クリスティー・ウィロット(1962-):13のエピソード Op.30(4人のピアニストと3人の打楽器奏者の為の)*
フォレスト・グッディナッフ(1918-):サルのダンス(4台のピアノの為の)
バイノフ・ピアノ・アンサンブル
F.ラング教授の打楽器クラス*

録音:1995年6月、トロッシンゲン州立音楽大学コンサート・ホール「バレエ・メカニック」にご注目!
FCD-368353
モーリツ・ハウプトマン:合唱作品集
われらに平安を与えたまえ、主よ Op.9/
主をたたえよ、わが魂よ Op.15/
夏に Op.25-1/
さすらい人の夜の歌 Op.25-2/
五月の歌 Op.25-3/
早春 Op.25-5/春の恋 Op.32-3/
主よ、われらの主よ Op.36-2/
主よ、わが祈りを聞きたまえ Op.40-1/
神よ、われらに憐れみをかけたまえ Op.41-2/
主をたたえよ、わが魂よ Op.41-3/
主よ、われはいかにして慰められん Op.42-3/
落葉松の木 Op.47-3/
高き天の隠れ家に住まう者 Op.48/
主よ、われは汝に向かいて叫ぶ Op.53-3/
憐れみたまえ、神よ Op.57
フランツ=レオ・マツェラート(指)
ハーゲン・バッハcho
FCD-368354
シュターフェンハーゲン(1862-1914):ピアノ協奏曲 ロ短調 Op.4*/
3つのピアノ小品 Op.2/同 Op.5/同 Op.10
アンドレアス・ピストリウス(P)
ドロン・サロモン(指)*
グライツ=ライヒェンバッハ・フォクトラントPO*

録音:1996年2月10日-14日&3月2日
FCD-368355
ラインベルガー:オルガン協奏曲第1番 ヘ長調 Op.137*
オルガン協奏曲第2番 ト短調 Op.177*
オルガン・ソナタ 嬰ヘ長調 Op.111
ハンス・オットー(Org)
シュテファン・フラース(指)*
グライツ=ライヒェンバッハ・フォクトラントPO*

録音:1996年4月9日-11日
FCD-368356
ピアノ6手連弾の為の作品集 Vol.2
スッペ:喜歌劇「詩人と農夫」序曲
シャルル・ステイジェ(?-1919):2組の4つの小品
ルイ・ストレアボッグ(1835-1886):行進曲/ポロネーズ/ナポリの歌/ロンディーノ
ジュール・アラリ(1814-1891):ワルツ
ユハース・アラダール(1856-1922):ハンガリー民謡によるトリオ
ヴィルヘルム・クラーマー:リディア・カドリーユ/グロッケンシュピール・ポルカ
アンジェリーノ・トロイェッリ:3人兄弟の行進曲
ゴセック(1734-1829):昔のガヴォット
ベルンハルト・ヴォルフ(1835-1906):ワルツ
ゲーザ・ホルヴァート(1868-1925):軽業師
ジークフリート・ブルガー(1925-):3匹の陽気なミツバチ
ハインツ・ベンカー(1921-):祝典行進曲
ローラ・シャー(1921-):3人の為のコンサート曲集から
[マーチング・バイ/ジャスト・リニミッシング/ラガマタズ]
モンターグ・ユーイング(1890-1957):時計仕掛けの兵隊たちの踊り
イワン・セムコフ(1942-):なぜ、ない...、ルンバ
シャルル・メイエ(1799-1862):軍隊ギャロップ
ロディオン・シチェドリン(バイノフ編):ユモレスク
J・シュトラウスT:ラデツキー行進曲
J・シュトラウス(バイノフ編):トリッチ・トラッチ・ポルカ
バイノフ・ピアノ・アンサンブル

録音:1997年9月30日、10月1日
FCD-368357
ボヘミアの管楽セレナード集
マシェク(1755-1831):セレナード 嬰ニ長調
ヴラニツキー:ハルモニー ヘ長調
ミスリヴェチェク:八重奏曲第3番 変ロ長調「パルティータ」
トリーベンセー(1772-1846):パルティータ 変ホ長調*
西ドイツ管楽ゾリステン

録音:1997年5月26-29日、シュタット・レーフェルクーゼン、モルスブロイ城館、鏡張りの間
*=世界初録音
FCD-368358
ピアノ4手連弾の為の作品集
ドニゼッティ:ソナタ ニ長調
チェルニー:大ソナタ ヘ短調 Op.178
田中利光:古塔八景*
ピアノデュオ竹沢&ジシュカ
[竹沢絵里子クリストフ・ジシュカ(P)]

録音:1998年2月25-26日、3月3日、エトリンゲン、シュタットハレ
*=世界初録音
※日本語解説付き
FCD-368359
ピアノデュオ・ヴァラホフスキ/デビュー
モーツァルト:アンダンテと変奏曲 ト長調 K.501(4手連弾の為の)
ショパン:ロンド ハ長調 Op.73(4手連弾の為の)
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b(2台のピアノの為の)
チャイコフスキー:眠れる森の美女 Op.66(4手連弾の為の)
ラヴェル:ラ・ヴァルス(2台のピアノの為の)
ピアノデュオ・ヴァラホフスキ
[アンナ・ヴァラホフスキ、イネス・ヴァラホフスキ(P)]

録音:1998年3月26-28日、4月9-10日、デュッセルドルフ、パルティカ=ザール
FCD-368360
トランペットとオルガン〜音楽のミニチュア
ルイエ(1653-1728):ソナタ ニ短調
スタンリー(1713-1786):ヴォランタリーI-III
パーセル:ウェストミンスター組曲
ジョン・ハンフリーズ(1707頃-1745):トランペット独奏の為の協奏曲
ヘンデル::劇場組曲
作曲者不詳:ソナタ
パーセル:礼拝堂組曲
ヘルムシュロット(1938-):教会ソナタ
ゲルト・ツァプフ(Tp)
フランツ=レオ・マツェラート(Org)

録音:1998年5月13-16日ハーゲン=エルンスト、聖霊教会
FCD-368361
フルートとチェロとピアノによる三重奏曲集
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調
マルティヌー:ピアノ三重奏曲
プーランク:ピアノ三重奏曲
トリオ・トリトン
[ハイケ・コセック(Fl)
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)
アイケ・シュトラウプ(P)]

録音:1998年3月1日-3日、ミュルツーシュラーク、クンストハウス
FCD-368362
ヴァイオリンとギターの為の作品集
ヘンデル::ソナタ イ長調 Op.1-3
パガニーニ:カンタービレ ニ長調
 協奏ソナタ イ長調
サラサーテ:マラゲーニャ/プライェーラ
 ツィゴイネルワイゼン
ピアソラ::タンゴの歴史
デュオ・タッシ
[カルステン・ノイマン(Vn)
カルステン・リンク(G)]

録音:1998年7月21日-24日、福音教会、ホンラート
FCD-368363
ヨゼフ・シェルプ(1894-1977):弦楽四重奏曲第4番/
カンタータ「幼年時代」*/
4つの歌曲(ソプラノ、フルート、
クラリネットと弦楽四重奏の為の)*
六重奏曲(フルート,クラリネットと弦楽四重奏の為の)
コルネリア・ラング(S)*
バーデン=バーデン&
フライブルク・SWRSO
のメンバーたち

録音:1998年9月21日、9月30日、10月1日、聖アントニウス教会
FCD-368364
シューマン、メンデルスゾーン:男声合唱作品集
シューマン:6つの歌 Op.88
3つの歌 Op.62〜第1曲「盟友の夜警」
カノン風リトルネッロ Op.65
Op.65への追加曲[ばらは露に濡れ(重唱版)/秋風を恨むな(重唱版)/もしもぶどうの種に Op.posth./始めにOp.posth.]
メンデルスゾーン:愛と希望 Op.posth.
4つの歌 Op.75
2つのモテット Op.115
夜の歌 Op.posth.
ベルント・エングルブレヒト(指)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク

録音:1997年4月4日-6日&18日-19日

録音:1998年11月12日-15日、クンストハウス
FCD-368365
ブラームス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.99
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ハ短調 Op.19
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)
ジャンヌ・ミキトカ(P)
FCD-368366
メンデルスゾーン:2台のピアノの為の協奏曲 ホ長調
プーランク:2台のピアノの為の協奏曲 ニ短調
アンナ・ヴァラホフスキ(P)
イネス・ヴァラホフスキ(P)
ロベルト・パーテルノストロ(指)
ヴュルテンベルクPO

録音:1999年1月26日-30日、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー・スタジオ
FCD-368367(4CD)
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」 クリスティアン・フランツ(ジークフリート)マンフレート・ユング(ミーメ)
クラウディオ・オテッリ(さすらい人)スーザン・オーウェン(ブリュンヒルデ)
クラウス・ヴァルプレヒト(アルベリヒ)ジルケ・マルヒフェルト(エルダ)
ディーター・ヘーニヒ(ファフナー)マリスカ・ムルダー(森の小鳥)
ロベルト・パーテルノストロ(指)
カッセル国立劇場O

録音:1998年9月23日&26日、10月3日&18日、11月1日、12月6日、カッセル国立劇場、ライヴ
FCD-368371
フォンティ・ディ・ムジカ(音楽の泉)
ペルゴレージ:カンタータ「オルフェオ」*
ゲンツマー(1909-):ディヴェルティメント・ディ・ダンツァ
ドヴォルザーク:弦楽の為のワルツ Op.54-1/NO4
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調+
レギーネ・カールハウセン(S)*
ヴォルフガング・カールハウセン(Vn)*(指)
フォンティ・ディ・ムジカO
FCD-368372
模造品〜アルトル・アンサンブル
ライムント・フィリッピ(1963-):一本石/クロム
ローベルト・ヴァイラウフ(1974-):プロットが複雑になる
スヴェン=インゴ・コッホ(1974-):エネルジコ、断片の−引き裂かれた
ヴォルフガング・ギュッデン(ライムント・フィリッピ編):ZAP
ヴォルフガング・ギュッデン(1964-):ヴィブラフォン,トロンボーンとアンサンブルの為の協奏曲
シュテファン・フロライクス(1962-):Zug und Druck
ゲルハルト・シュポルケン(指)
アルトル・アンサンブル

録音:1999年4月5日-10日、クライス音楽学校、クレーフェ
FCD-368373
クリスマスの歌
ドイツ語のクリスマス・ソングとキャロル(全27曲)
シビラ・ルーベンス(S)
インゲボルク・ダンツ(A)
トマス・クーリー(T)
ダ=ヨン・ジャン(Ob)
カルステン・リンク(G)

録音:1999年7月6日-8日、福音協会、ホンラート
FCD-368374
ラインベルガー:クリスマス・カンタータ「ベツレヘムの星」 Op.164
降臨節のモテット集 Op.176
ディレク・ゲチェル(S)
ミヒャエル・ユンゲ(Br)
シュテファン・フラース(指)
グライツ=ライヒェンバッハ・フォクトラントPO
ドレスデン大学cho

録音:1998年12月20日&21日/1999年2月7日、ルカ教会、ドレスデン
FCD-368375
ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45 ゲッシェ・シュテュルマー(S)
オラフ・ベーア(Br)
マティアス・ヤンツ(指)
フォクトラントPO
フレンスブルク・バッハcho

録音:1999年11月20日&21日、コンサート・ホール、ドイチェンハウス
FCD-368376
プーランク:スターバト・マーテル
グローリア
ハンナ・ドウラ(S)
フォルカー・ヘンプフリング(指)
イェーナPO、
ケルン・カントライ、
ボン室内cho

録音:1998年3月28日、ケルン・フィルハーモニー、ライヴ
FCD-368377
ウテ・グッダット・リサイタル
バッハ:イギリス組曲第3番 ト短調 BWV.808
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 Op.31-2「テンペスト」
エミール・ボーンケ(1888-1928):6つのスケッチ Op.12
スクリャービン:前奏曲集 Op.27(2曲)
 前奏曲集 Op.16(5曲)
ウテ・グッダット(P)
FCD-368378
ピアノズ+サクソフォンズ
ゲンツマー(1909-):ピアノ4手連弾の為のソナタ ニ長調(1943)*#
ジャン・マルティノン(1910-1976):サクソフォン四重奏と管弦楽の為の協奏曲 Op.38(サクソフォンと2台ピアノの為の編曲版;1974)(*/+)
ハラルト・ゲンツマー:2台のピアノの為のソナタ(1950)*/
サクソフォン四重奏とピアノ4手連弾の為の協奏曲(1999)(*/+)#/
ピアノ4手連弾の為の第1の演奏教程(1942)*#/
ピアノ4手連弾の為の第2の演奏教程(1942)*#
ジャン・フランセ:サクソフォン小四重奏曲(1935)+
ドイツ・サクソフォン・アンサンブル
ピアノ・デュオ
竹沢・ジシュカ

録音:2000年3月、シュロスガルテンハレ、エトリンゲン/2001年1月、シュトッタハレ、エトリンゲン
#=世界初録音
※日本語解説付き
FCD-368379
チマローザ:フルートとギターの為のソナタ集
[ト長調/イ長調/ニ長調/イ短調/ハ長調]
デュオ・アスコルト
[スザンネ・ヴォールマッハー(Fl)
カルステン・リンク(G)]

録音:2000年4月、ソニック・ヤード・スタジオ、デュッセルドルフ
FCD-368380
ピアノ・アンコール集 Vol.1
リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):クマバチの飛行
シューベルト(リスト編):水の上で歌う
チャイコフスキー:「四季」より[収穫の歌/10月]
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ヘ短調 Op.3-2/前奏曲 ト長調 Op.32
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
メンデルスゾーン:無言歌 ト長調 Op.62
リスト:ペトラルカのソネット 第104番
ムソルグスキー:「展覧会の絵」〜 小人
シューマン:トロイメライ
D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.201 L.129/
ソナタ ヘ短調 K.466 L.118
シューベルト:即興曲 変イ長調 Op.90
グラナドス:アンダルーサ
ショパン:練習曲 嬰ハ短調 Op.10-4
ドビュッシー:ゴリウォッグのケークウォーク
スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
プロコフィエフ:つかの間の幻影 Op.10(抜粋)
ヴィラ=ロボス:ショーロス第5番「ブラジルの魂」
シチェドリン:ユモレスク
アレナ・マルゴリナ(P)
FCD-368381(4CD)
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」 クリスティアン・フランツ(ジークフリート)
スーザン・オーウェン(ブリュンヒルデ)
ルネ・モルロク(ヴァルトラウテ)
クラウス・ヴァルプレヒト(アルベリヒ)
マンフレート・フォルツ(ハーゲン)
ボド・ブリンクマン(グンター)
ゲルトルート・オッテンタール(ゲルトルーネ/第3のノルン)
ヨーケ・クラーマー(第1のノルン)
ニディア・パラチオス(第2のノルン)
マリスカ・ムルダー(ヴォークリンデ)
ペトラ・シュミット(ヴェルグンデ)
グンドゥラ・シュナイダー(フロスヒルデ)
ロベルト・パーテルノストロ(指)
カッセル国立劇場O&cho

録音:1999年5月3日、10日、12日、15日、23日、29日、6月13日、7月3日、カッセル国立劇場、ライヴ
FCD-368385
19世紀と20世紀のシナゴーグ音楽名曲集
コル・ニドライ、カディッシュ、他(全17曲)
イサーク・シェッファー(カントル)
ミミ・シェッファー(カントル)
ペーター=ミヒャエル・ザイフリート
(Saur-Org/P)

録音:2000年9月、ベルリン・ドム、ベルリンユダヤ教の聖歌集
FCD-368386
降臨節の為の音楽
ヒレルード(1938-):来たれ来たれエマヌエル
レーガー:Macht hoch die Tur
 Es kommt ein Schiff geladen
 Und unser lieben Frauen Traum
ブラームス:おお救い主よ、天を開きたまえ
ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955):聖母マリアのお告げ
ブリテン:キャロルの祭典*
カミンスキ(1886-1946):マリアはいばらの森を行った
モーテン・ラウリゼン(1943-):おお大いなる神秘
ギュンター・ラファエル(1903-1960):マリアはいばらの森を行った
サンドストレーム
(1954-):グローリア
 エサイの根より
フォルカー・ヘンプフリング(指)
ケルン・カントライ(cho)
ファビアナ・トラーニ(Hp;*)

録音:1998年12月5日、ザンクトアポステルン教会、ケルンライヴ
FCD-368387
ヨゼフ・シェルプ(1894-1977):歌曲集
テオドア・シュトルムの詩による5つの歌曲/
フリードリヒ・ヘッベルの詩による3つの歌曲/
マックス・ダウテンダイの詩による3つの歌曲/
カリダサによる2つの歌曲/
中国古典のテキストによる5つの歌曲/
ライナー・マリア・リルケの詩による3つの歌曲
コルネリア・エング(S)
フェリチタス・シュトラック(P)

録音:2000年8月31日-9月1日、シュロスベルクザール、SWRスタジオ、フライブルク
FCD-368388
バッハ・トランスクリプションズ
ブラームス編:シャコンヌ ニ短調
(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 から)
プレスト ト短調(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001 から)
サン=サーンス編:ガヴォット ロ短調
(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV1002 から)
アンダンテ ハ長調(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV1003 から)
ヨアヒム・ラフ編:組曲第1番
(無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007)/
ラフマニノフ編:前奏曲/ガヴォット/ジーグ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006 から)
アレクサンドル・ゾロタレフ(P)

録音:2000年3月8日&9日、クラウス=フォン=ビスマルク=ザール、WDR、ケルン
FCD-368389
アードルフ・イェンゼン(1837-1879):ピアノ作品集
「内なる声」 Op.2〜静かな愛(NO5)/
子守歌 Op.12/
「歌曲と舞曲」 Op.33より[献呈(NO1)/
レントラー(NO4)/輪舞(NO5)/リート(NO10)]
「牧歌」 Op.43
「エロティコン」 Op.44
佐野恵(P)

録音:2000年6月26日-28日、7月4日、南西ドイツ放送協会、カールスルーエ・スタジオ
※日本語解説付き
FCD-368390
ローベルト&クララ・シューマン:協奏曲集
シューマン:4つのホルンと大管弦楽の為の協奏曲ヘ長調 Op.86+
 ピアノ協奏曲ニ短調(ヨゼフ・デ・ベーンハウアー補筆・完成)*
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7*/
ピアノ協奏曲ヘ短調(ヨゼフ・デ・ベーンハウアー補筆・管弦楽配置)*
エレナ・マルゴリナ(P)*
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管ホルンQ+
ドロン・サロモン(指)フォクトランドPO
FCD-368391
モーツァルト・アレンジメンツ
モーツァルト(ヨハン・ヴェント(1745-1801)編):歌劇「魔笛」 K.620 序曲(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの為の)
モーツァルト(カール・チェルニー編):ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466(ピアノとフルート、ヴァイオリン、2つのヴィオラ、チェロの為の)
モーツァルト(クレメンティ編):交響曲第40番ト短調 K.550(ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロの為の)
ミヒャエル・ファウスト(Fl)
ナターシャ・コルサコワ(Vn)
ウルリヒ・ハルトマン、
クラウディア・クスマウル(Va)
フランソワーズ・グローベン(Vc)
キラ・ラトナー(P)

録音:2000年9月2日-4日、インマヌエル教会、ヴッペルタール
FCD-368392
アルペッジョーネの為の音楽
ヴィンツェンツ・シュスター:ギター=チェロとギターの為の3つの小品(1825)*
アントン・ディアベッリ(1781-1858):アルペッジョーネとギターの為のアンダンテ・コン・モート イ長調*
フリードリヒ・ブルクミュラー(1806-1704):アルペッジョーネとギターの為の3つの夜想曲*
シューベルト:アルペッジョーネとピアノの為のソナタ イ短調(1824)+
アルフレート・レッシング(アルペッジョーネ)
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(Fp;+)
ハラルト・モース(G)*

録音:2000年7月13日&14日、ベートーヴェンハウス+/2000年11月3日-5日、インマヌエル教会、ヴッペルタール*
FCD-368393
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491*
ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 Op.88
ウラディーミル・ストウペル(P)*
ゲルノート・シュルツ(指)
RIASユーゲントO
FCD-368394
デュリュフレへのオマージュ
デュリュフレ:ミサ・クム・ユビロ Op.11(*/+)
ヴァレンホルスト(1967-):即興「デュリュフレへのオマージュ」+
デュリュフレ:グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット Op.10*
「来たれ聖霊」の主題によるコラール変奏曲
Op.4-3(+/*)
ルイ・ヴィエルヌ:ミサ・ソレムニス 嬰ハ短調 Op.16(*/+)
トーラウフ・ヒルデブラント(指)*
ユンゲカントライ・ヘーゼル(cho;*)
アンスガー・ヴァレンホルスト(Org)+

録音:2002年5月27日-31日
FCD-368395
クララ・シューマンの弾いたピアノによるシューマン
シューマン:子供の為のアルバム Op.68
クリストフ・ハンマー(P;シュタイン製ハンマーフリューゲル)

録音:1998年8月24日、ローベルト=シューマン=ハウス、ツヴィッカウ、ライヴ
FCD-368396
詩篇曲集〜詩篇をテキストとした20世紀の無伴奏合唱作品集
ハインリヒ・カミンスキ(1886-1946):詩篇第130篇「深き淵よりわれ汝を呼ぶ」*
ヴィク・ネース(1936-):詩篇第130篇「深き淵よりわれ汝を呼ぶ」
ペンデレツキ:詩篇第130篇「深き淵よりわれ汝を呼ぶ」
アイヴズ:詩篇第67篇「神よ、われらを憐れみたまえ」
オステンドルフ(1944-):詩篇第67篇「神よ、われらを憐れみたまえ」
ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955):詩篇第13篇「主よ、どれほど長くわれらを忘れたもうや」
エギル・ホヴラン(1924-):詩篇第13篇「主よ、どれほど長くわれらを忘れたもうや」
レランド・B・サテレン(1913-):詩篇第46篇+第72篇「来たりて神の御業を見よ」
クヌート・ニーステッド(1915-):詩篇第75篇「われは神に向かって叫ぶ」
フーゴ・ディストラー(1908-1942):詩篇第98篇「主に向かって新しい歌を歌え」
ヴィタウタス・ミシュキニス(1954-):詩篇第81篇「主に向かって歓呼せよ」
ヨン・ホイビー(1939-):詩篇第100篇「主に向かって歓声をあげよ」
クヌート・ニーステッド:おお、十字架
フォルカー・ヘンプフリング(指)
ケルン・カントライ(cho)
マイカ・ヴィーヒェルト(S)*

録音:1999年3月1日&2日、トリニタティス教会、ケルン
FCD-368397
オペラ・イタリアーナ
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
 歌劇「リゴレット」〜ジルダのアリア「慕わしい人の名は」*/
 歌劇「マクベス」〜バラビーリ・ワルツ/
 歌劇「椿姫」〜第1幕前奏曲/乾杯の歌+/第1幕フィナーレ(*/+)
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」〜ロドルフォのアリア「冷たい手を」+/
 ミミのアリア「私の名はミミ」*/
 ミミとロドルフォの二重唱「愛らしい乙女よ」(*/+)/
 歌劇「マノン・レスコー」第3幕間奏曲/
 歌劇「トゥーランドット」〜
 カラフのアリア「誰も寝てはならぬ」+/
トスティ:マレキアーレ+
ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ+
アンネ・リューネンビュルガー(S)*
ダリウシュ・スタフラ(T)+
ゲルノート・シュルツ(指)
ブランデンブルクSO

録音:2000年12月30日&31日、CCCブランデンブルク・アン・デア・ハーフェル、ジルヴェスター・コンサート、ライヴ
FCD-368398
ヴィエニャフスカ(1879-1932):歌曲集
草の上で/美味なる時/行列/神秘の夕闇
ジーグを踊れ/ブリュッセル/コロンビーヌ
雪の作用/期待/牧神/四月の日曜日
マンドリン/貧しく若い羊飼い/操り人形
静かに/用心/シテール/もや/憂鬱
偽りの印象
カトリーヌ・ダゴワ(A)
エドガー・トイフェル(P)

録音:2000年7月26日-28日、プローベンザール、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー、ロイトリンゲン
FCD-368399
イッツ・ミー無伴奏ヴァイオリンの為の作品集
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ.ニ短調 Op.27-3「バラード」
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.27-4
エルンスト:大奇想曲「魔王」(フランツ・シューベルトによる)
ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.31-1
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.31-2
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ Op.6
ミルシテイン(1904-1992):パガニーニアーナ
アリッサ・パーク(Vn)

録音:2000年12月15日-17日、インマヌエル教会、ヴッペルタール
FCD-368400
シューベルト作品の編曲集
ヘラー:ます(華麗なカプリス)Op.33
魔王(バラード)Op.34/アヴェ・マリア
若い母親
リスト:連祷/水の上で歌う
 セレナード/ゴンドラの漕ぎ手/
 ウィーンの夜会(シューベルトによるワルツ=カプリス;1853)
チェルニー:シューベルトの人気のある悲しいウィーン舞曲による変奏曲 Op.12
タルベルク:シューベルトの旋律による幻想曲 Op.57-5
エレナ・マルゴリナ(P)

録音:2001年5月12日、13日、19日、20日、カーメン、マイヴァルト・ピアノ・ギャラリー
FCD-368401
ドヴォルザーク:チェコ組曲 Op.39
わが母の教えたまいし歌(クライスラー編)*
セレナード ニ短調 Op.44
ヴラスティミル・コブルレ(Vn)*
ケリー・ストラットン(指)プラハRSO

録音:2001年2月6日-9日、ラジオ・プラハ、スタジオR1
FCD-368403
チェロとビッグ・バンドの為の協奏曲
フリードリヒ・グルダ(1930-2000):チェロとブラス・オーケストラの為の協奏曲*
エド・ノイマイスター:チェロとビッグ・バンドの為のファンタジー+
フリードリヒ・クラインハプル(Vc)
ジギ・ファイグル(指)*
エド・ノイマイスター(指)+
ジャズ・ビッグ・バンド・グラーツ

録音:2000年9月/2001年2月
FCD-368404
無伴奏男声合唱の為の新しい音楽
フロリアン・ハイゲンハウザー(1963-):プロフェティエ・エクス・テネブリス(1998)/
船が来る(2000)/敬虔なヨーデル歌い(2001)
キルマイヤー(1927-):アイヒェンドルフによる8つの合唱曲(1995)
[空気の中に静かに/森で/森の孤独/別れ/
元気な旅/喪失/夕べ/さすらいの音楽家]
ベルント・エングルブレヒト(1968-):子守歌(1999)[きらきら星/くもとはえ]
ルディ・シュプリング(1962-):天の力に守られ
ベルント・エングルブレヒト(指)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク

録音:2001年11月2日&3日、2002年2月23日、レーゲンスブルク教会音楽学校
FCD-368405
ムジカ・サクラ Vol.2
マルタン:二重合唱の為のミサ(1922)
パーセル:思いだしたもうな、主よ、われらの罪を/
主よ、いつまで怒りたもうや
 わが祈りを聞きたまえ、主よ
ブラームス:3つのモテット Op.110
シュッツ:宗教的合唱曲集(1648)から[わが民を慰めよ SWV382
おお愛する主なる神よ SWV381
 それは確かな誠 SWV388]
バッハ:主に向かいて新しい歌を歌え BWV225
マティアス・ヤンツ(指)
コレギウム・ヴォカーレ・キール・フレンスブルク
ハンブルガー・ラーツムジーク

録音:2001年7月13日-15日、10月6日-7日、フレンスブルク、聖マリア教会
FCD-368406
20世紀合唱音楽における「永遠」
レーガー:いと高き光 Op.138-2/
夜の歌 Op.138-3/人は生きる Op.138-2
スタンフォード:まったき道を踏む者は幸いなり Op.38
カルク=エーレルト:永遠の安息を Op.109
ヨハネス・クラッセン:主よ、御身の民を救いたまえ
マックス・バウマン:アヴェ・マリア
ヴィリー・ブルクハルト:神のノアとの誓約と虹
フーゴ・ディストラー:故郷に帰りたい
リゲティ:ルクス・エテルナ(永遠の光)*
クヌート・ニーステット:不滅のバッハ
エドウィン・フィッシンガー:ルクス・エテルナ(永遠の光)
メシアン:おお、聖なる宴
ヴィタウタス・ミシュキニス:おお、聖なる宴
ハビエル・ブスト:アヴェ・マリア
ヴィタウタス・ミシュキニス:アヴェ・マリア
コリン・モービー:アレルヤ、キリストはよみがえった
ヨーセフ・スフィデル:栄光の歌
フォルカー・ヘンプフリング(指)
ケルン・カントライ

録音:2001年6月22日-24日&9月21日-22日、ケルン、三位一体教会/2000年6月4日、ケルン、聖マリア・イン・カピタル教会、ライヴ*
FCD-368407
ディヴェルティスマン〜管楽合奏の為の音楽 Vol.1
エミール・ベルナール(1843-1902):ディヴェルティスマン Op.36*
フランセ:友パパゲーノへのオマージュ(モーツァルトの「魔笛」の有名主題による幻想曲)*
レランド・コッサルト(1877-1965):ハープと管楽器の為の組曲 Op.19+
アンドレ・カプレ:ペルシャ組曲+
イェレン・ヴェイエリンク(指)
オランダ・ウィンド・プレイヤーズ

録音:1994年5月、ハールレム、メノナイト教会*/1994年6月、ユトレヒト、マリア小教会+
+=世界初録音
FCD-368408
カリヴォダ(1801-1866):ピアノ4手連弾の為の作品集
交響曲第1番ヘ短調 Op.7(チェルニー編)/
ディヴェルティメント ヘ長調 Op.28
3つの大行進曲 Op.26/大ソナタ ト短調 Op.135
ピアノ・デュオ
竹沢・ジシュカ
[竹沢絵里子(P)
クリストフ・ジシュカ(P)]

録音:2001年5月、シュタットハレ、エッティンゲン
FCD-368409
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216*/
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219*/
ディヴェルティメント ニ長調 K.205
アリッサ・パーク(Vn)*
ユーン・K.リー(指)
ザルツブルク・カンマーフィルハーモニー

録音:2001年3月24日&25日、ドイツ、エッセン、ヒューゲル荘
FCD-368410
ラフマニノフ:チェロとピアノの為の作品集
歌 ヘ短調/前奏曲と東洋風舞曲 Op.2
悲歌 Op.3-1(A・ウラソフ編)
メロディ Op.3-3(A・マトコフスキー編)
静かな夜に Op.4-3(アレクサンドル・シロティ&パブロ・カザルス編曲)
チェロ・ソナタ Op.19
前奏曲 Op.23-10(A・ブランドゥコフ編)
ヴォカリーズ Op.34-14(A・ブランドゥコフ編)
トロルス・スヴァーネ(Vc)
エレナ・マルゴリナ(P)

録音:2001年5月24日-27日、カーメン、マイヴァルト・ピアノ&フリューゲル・ギャラリー
FCD-368411
シューベルト:フルート・ソナタ集
ソナタ ニ長調 Op.137-1 D.384
ソナタ イ短調 Op.137-2 D.385
ソナタ ト短調 Op.137-3 D.408
(以上、原曲:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ
[ソナティナ])
ノアン・ブフマン(Fl)
エレナ・マルゴリナ(P)
FCD-368412
口笛のヴィルトゥオーゾ
パスクィーニ(1637-1710):スペインのフォリアによるパルティータ*
ホセ・リドーン(1752-1827):ソナタ 第1旋法+
バッハ:カンタータ第51番 BWV.51〜諸人よ歓呼して神をたたえよ*
カンタータ第41番 BWV.41〜聖なる神よ、われらにこの年を終させたまえ*
カンタータ第202番 BWV.202〜Sich uben im Lieben*
パーセル(ブリテン編):つかの間の音楽*/ 音楽が愛の糧であるならば+
 最も美しい島*
モーツァルト:大ミサ ハ短調〜ウダームス・テ*
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調〜第1楽章*
アンドルー・ロイド・ウェッバー:「オペラ座の怪人」〜ミュージック・オヴ・ザ・ナイト*
ソンドハイム(1930-):「ア・リトル・ナイト・ミュージック」〜センド・イン・ザ・クラウンズ*
「スウィーニー・トッド」〜ナウ・ホワイル・アイム・アラウンド*
グラナドス:スペイン舞曲第5番*
ガルデル(1890-1935):わが懐かしのブエノ スアイレス*/遥かなるわが故郷*
ピアソラ::リベルタンゴ*
アブレウ(1880-1935):ティコ・ティコ*
ハンス・マルティン・ヴェルナー(口笛)
マルティン・シュメディング(Org;*、Cemb;+)

録音:2000年7月21日-23日、デュッセルドルフ、ネアンダー教会
FCD-368413
ヤン・ザフ(1699-1773):弦楽の為の作品全集
弦楽の為のシンフォニア*
[第1番 イ長調/第2番 イ長調/第3番 イ長調/第4番 ヘ長調/第5番 変ロ長調]
3つの楽器の為のソナタ ニ長調+
2つのヴァイオリンと通奏低音の為のシンフォニア(+/#)
[第1番 ト長調/第2番 ニ長調]
ヴォルフガング・コールハウセン
(Vn)*(指)
フォンティ・ディ・ムジカcO*
ザビーネ・クラウトイザー(Vn)+
アルベルト・フィラ(Vc)+
トーマス・コールハウセン(Cemb;#)

録音:1990年1月27-28日、2月3-4日、ハーメルン、ザール・デア・JA
FCD-368414
ミスリヴェチェク:シンフォニア第1番 ニ長調#
ヴァイオリン協奏曲 ハ長調*
シンフォニア ニ長調(組曲)#
チェロ協奏曲 ハ長調+
ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調*
ヴァレンティン・ジュク(Vn)*
アルトゥーロ・ムルサバル(Vc)+
イェルン・ヴェイエリンク(指)
カメラータ・アムステルダム
FCD-368415(2CD)
シューマン:ピアノ4手演奏の為の作品全集
8つのポロネーズ(4手連弾の為の)
ピアノ曲断片ニ長調(4手連弾の為の;1830頃)*
奇想曲(4手連弾の為の;1830頃)
アンダンテと変奏曲 Op.48(2台のピアノの為の)
ピアノ曲断片ホ長調(アレグレット、4手連弾の為の;1845頃)*
「東洋の絵」Op.66(4手連弾の為の6つの即興曲)/
ピアノ曲ハ長調 Op.58 Anh.(4手連弾の為の;1849?)*/
小さな子供と大きな子供の為の
12の4手連弾小品 Op.85/
「舞踏会の情景」Op.109(4手連弾の為の9つの性格的楽曲)/
「子供の舞踏会」Op.130(4手連弾の為の6つの易しい舞曲)
エレナ・マルゴリナ(P)
アルヌルフ・フォン・アルニム(P)

録音:2001年12月14日-16日、21日-23日、2002年3月22日-24日、カーメン、マイヴァルト・ピアノ・ギャラリー
FCD-368417
パブロ・エスカンデ(1971-):作品集
セレナード「夜」(バリトンと管楽合奏の為の)*
協奏的舞曲集(トランペットと管楽合奏の為の)+/
クリスマスの6つの印象(ソプラノと管楽合奏の為の)#
マルセル・ボーネ(Br)*
ハリー・トロケット(Tp)+
マリルス・アルバレス(S)#
イェルン・ヴェイエリンク(指)
オランダ・ウィンド・プレイヤーズ

録音:2002年5月、MCO ヒルフェルスム
FCD-368418
弦楽合奏の為の作品集
ニーノ・ロータ(1911-1979):弦楽の為の協奏曲
ハラルト・ゲンツマー(1909-):弦楽の為のソナチナ第2番
レスピーギ:リュートの為の古い舞曲とアリア 第3組曲
パヌフニク:古いポーランドの組曲(改訂版;1955)
シュテファン・フラース(指)
フォルクヴァングcO

録音:2002年2月4日-5日、4月9日、ヴッペルタール、インマヌエル教会
FCD-368419
コダーイ:ピアノ作品集
7つのピアノ小品 Op.11
ドビュッシーの動機による瞑想曲
9つのピアノ小品 Op.3/ヴァルセット
ギネッテ・コステンバーダー(P)

録音:2002年6月29-30日、シュトゥットガルト・ピアノ・センター・マテウス
FCD-368420(2CD)
ルツィング:歌劇「ハンス・ザックス」(1840)
ゲラルト・クヴィン(皇帝マクシミリアンI)
ミハイル・ミラノフ(マイスター・シュテファン)
カイト・ラドミロヴィク(クーニグンデ)
マルレーネ・ミルド(コルドゥーラ)
ウルリヒ・ヴァント(ハンス・ザックス)
マルク・ハマン(ゲルク)
ハンス=ヘルマン・エーリヒ(エオバン・ヘッセ)
シルヴィオ・ハイル(第一審判/射手1)
タデウシュ・イェドラス(市参事会員1)
フランツ=ヨゼフ・メルテンス(市参事会員2)
シュテファン・クライマー(射手2)
ティル・ドレーマン(指)
オスナブリュックSO、
オスナブリュック市立劇場cho

録音:2001年6月2、8、12、22、28日、7月1日、オスナブリュック市立劇場、ライヴ
FCD-368423
韓国の歌曲集
緑の丘が教えてくれる/憧れる心
山村/ソックラム/あなたがいるから
アザレア/緑の丘のそばに住みたい
川から春が来るように/憧れ/由紀
山のたそがれ/忘れられない
私の愛する人は来る?
クムガン山脈への憧れ/新アリラン
焼き栗のバラード/バキェオンの滝
シンゴサンのバラード
キム・ヒョ・ソン(Ms)
ウーヴェ・バルサー(P)

録音:2002年7月27-29日、ハイデルベルク、シュタットハレのバルザール
FCD-368424
フルートとピアノの為の音楽
ヨアキム・アナセン(1847-1909):6つのサロン小品 Op.24
サン=サーンス:ロマンス Op.37
バンジャマン・ゴダール(1949-1895):組曲 Op.116
バーバー:カンツォーネ
オタル・タクタキシヴィーリ(1924-1989):ソナタ
ハチャトゥリアン(ゴールウェイ編):バレエ「スパルタクス」から アダージョ
クリスティーナ・マテイ(Fl)
ミヒャエル・テーデ(P)

録音:2002年3月12日-14日、リューベック音楽大学コンサート・ホールブックレットに日本語解説を掲載
FCD-368425
テレジンシュタット時代とそれ以前の歌曲集
パヴェル・ハース(1899-1944):3つの中国の歌曲 Op.4(1921)/
中国の詩人の言葉による4つの歌曲(1944)
ハンス・クラーサ(1899-1944):5つの歌曲 Op.4(1925)/
バリトン,クラリネット,ヴィオラとチェロの為の3つの歌曲(1943)*
ウルマン(1898-1944):ハフィスの歌曲集 Op.30(1940)/
バリトンとピアノの為の3つの歌曲 Op.37(1942)/
「人間とその日」 Op.47(1943)/
2つの中国の歌曲(1943)
フリーダー・アンダース(Br)
シュテッラ・ゴルトベルク(P)
ハインツ・ヘップ(Cl)*
コンスタンティン・ヨヒム(Va)*
エリク・プルメッタス(Vc)*

録音:2002年7月、2003年1月、4月、フランクフルト
FCD-368427
ショパン(フラース編):ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11(以上、弦楽合奏伴奏版)
エレナ・マルゴリナ(P)
シュテファン・フラース(指)
エッセン・フォルクヴァングcO

録音:2002年9月16-18日
FCD-368428
ピアノ6手連弾によるクリスマス・キャロル集
ルロイ・アンダーソン:そりすべり
ジェイムズ・ロード・ピアポント(1822-1893):ジングル・ベル
坂本龍一:戦場のメリー・クリスマス
小林亜星:あわてんぼうのサンタクロース
アマデウス・ガティ(1956-):「世界中のクリスマス・キャロル」から[さやかに星はきらめき(フランス)/いざうたえ(ドイツ)/もみの木(ドイツ)/アバ・ハイチ・ブンバイチ(ドイツ)]
ジョン・ニュートン(1725-1807)−作曲者不詳/大宝博編):アメージング・グレース−クリスマスおめでとう
アーヴィング・バーリン(佐々木邦雄編):ホワイト・クリスマス
J.フレッド・クーツ(1937-1999)−リック・スミス&フェリクス・バーナード/佐々木邦雄編):サンタが町にやってくる−
ウィンター・ワンダーランド
ジョニー・マークス(鈴木一司編):赤鼻のトナカイ
フランスのクリスマス・キャロル−
メーゾン(1鈴木一司編):荒野の果てに−もろびとこぞりて
ヘンデル(チェルニー編):われらに救い子が生まれた
(オラトリオ「メサイア」から)
バッハ(アマデウス・ガティ編):エア(組曲第3番ニ長調 BWV1068 から)
アマデウス・ガティ:「世界中のクリスマス・キャロル」から[牛とロバの間に(フランス)/ジングル・ベル(アメリカ)/もうすぐ日が暮れ(オーストリア)/きたり聞けよ、み告げを(チェコ)/鐘の甘い調べを(ドイツ)/バユシュキバユ(ロシア)/よろこべや、たたえよや(イギリス)]
H・エルンスト・リヒター(1805-1996):クリスマス叙情(小さなファンタジー)Op.121
イヴォンヌ・エノック:「3人のピアニストの為の3つのクリスマス・キャロル」
[クリスマスおめでとう/まぶねへ/ひいらぎ飾ろう]
ハインリヒ・リヒナー(1829-1898):イエスへのあいさつ(有名なクリスマス・キャロルの
簡単なファンタジー)Op.308
[きよしこの夜/明日は子供に何かある/キラキラ星/毎年再び/愛する聖なるキリストよ/よろこべや/いずこの家にも]
イヴォンヌ・エノック:「もう3つのクリスマス・キャロル」;
[祝いに馳せ参じ/聖なる幼子/鐘の音]
ヴィヴァルディ/アマデウス・ガティ編):「四季」から 冬 Op.8-4
ホーフバウアー(1956-):「クリスマスの魔法」(アドヴェント、クリスマス・キャロル)
[マリアは歩みぬ/雪は静かに舞い落ちる/ジングル・ベル/ドイツとイギリスの12のクリスマス・キャロル/きよしこの夜]
エトリンゲン市の鐘
ピアノフォルテ
[Piano4te]
[竹沢絵里子、
クリスティアン・クネーベル、
クリストフ・ジシュカ、
リリアナ・ボロータ(P)]
FCD-368429
ユリウス・レントヘン(1855-1932):チェロ・ソナタ集
ハ短調(1906)/ト短調(1905)/ロ短調(1907)
ジャン・ドクロース(Vc)
ダニエル・ドシェンヌ(P)

録音:2003年1月11-12日、3月1日、オランダ、ビルトホーフェン、ヴィラ・ガウデアムス、ヴァルター・マース邸
FCD-368430
ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.16
シューベルト:アダージョと協奏的ロンド へ長調 D.487
シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47
メニューイン・フェスティヴァル・ピアノ四重奏団
[ノラ・チャステイン(Vn)
シルヴィア・シモネスク(Vn)
トレルス・スヴァーネ(Vc)
フリーデマン・リーガー(P)]

録音:2002年3月13-15日、リューベック音楽大学室内楽ホール


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