湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Pavane
(ベルギー)



※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
ADW-7060
モーツァルト:6つのウィーンのソナチネ(世界初録音) シプリアン・カツァリス(P)
モーツァルトは「Piano21」のベストセラーであるバッハ・トランスクリプションズやモーツァルト・トランスクリプションズに代表されるように、他人には真似することが出来ないほど困難なテクニックを伴う作品を次々と取り上げるカツァリスが、約30年前に行った若き日の録音。原曲は木管楽器のためのディヴェルティメントであり、編曲版はもちろん世界初録音!現在のカツァリスとは一味違った若き日のカツァリスの新鮮な演奏を聴くことの出来る貴重な記録と言えます。

ADW-7073(9CD)
限定生産・特価
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(全32曲) エドゥアルド・デル・プエヨ(P)

録音:1976年−1977年
※2016年新リマスター(Equus, Brussels)
★湧々堂"殿堂入り"名盤が、全集で復活!
スペインのサラゴサで生まれ、ベルギーを活躍の場とした20世紀の知られざるベートーヴェン弾き、エドゥアルド・デル・プエヨ(1905−1986)。 2016年で没後30周年を迎えたデル・プエヨの遺産、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音が入念なリマスターを施されて堂々の復活! 母国スペインの音楽も得意とし、ベルギーでは名教師として数多くのピアニストを育てたデル・プエヨ。 20世紀のスペイン、アラゴン地方が生んだ名ピアニストの至芸「ベートーヴェン」がここに蘇ります。
※限定生産品に付き、十分な数量を確保出来ない可能性がございます。お早目のご注文をお願いいたします。
ADW-7101
フルートの為のフランス作品集
マラン・マレ:主題と変奏
ボワモルティエ:小組曲 ニ短調
ミシェル・ブラヴェ:ジーグとロンドー
ドビュッシー:シランクス
ジョリヴェ:5つの呪文「イメージが象徴となるために」
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):映像
オネゲル:牝山羊の踊り
イベール:無伴奏フルートための小品
マルク・グローウェルズ(Fl)

録音:1982年
ADW-7124(2CD)
ロマンティック・チェロ・ソナタ集
フランク:チェロ・ソナタ.イ長調
ブラームス:チェロ・ソナタ.ニ長調Op.78
ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3
セルヴェ:思い出Op.2
ショパン&フランショーム:マイアベーアの歌劇「悪魔のロベール」の主題による協奏的大二重奏曲ホ長調
セルヴェ:幻想ポロネーズ
エドモント・バールト(Vc)、
セルジュ・ベマン(P)
ブリュッセルの王立音楽院で教授として後進の育成に携わってきたベルギーのチェリストが弾くフランク、ブラームスのソナタと、ショパン、セルヴェのチェロ作品集。味わい深い音色が印象的な演奏。
ADW-7192
モンポウ:ピアノ作品集Vol.1
郊外/子供の情景/歌と踊り
前奏曲集より 第5番、第8番
ロメイ・コルテス・アヤツ(P)

録音:1987年12月
メイ・コルテス・アヤツは、生前の作曲者と交流を持っていたスペイン、バルセロナ出身のモンポウのスペシャリスト。モンポウのピアノ作品全集のスタートとなったレコーディング。
ADW-7199
プロコフィエフ:バレエ音楽「シンデレラ」から10の小品Op.97
ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
田園風ソナチネ ハ長調Op.59-3
ラムジ・ヤッサ(P)
ラムジ・ヤッサは、エジプトの首都カイロで生まれ、ロシアへと渡りモスクワ音楽院でピアノを学び、現在はエコール・ノルマル音楽院の教授を務めています。モスクワ仕込みのプロコフィエフの解釈とエジプトというキーワードが好奇心をそそります

ADW-7204
忘れられたヨーロッパ
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
ショスタコ―ヴィチ:マリーナ・ツヴェターエワの6つの詩
シマノフスキ:交響曲第4番「協奏交響曲」
パトリシア・アドキンス・チッティ(Ms)
ボグダン・チャピエフスキ(P)、
アルフレート・ヴァルター(指)
RTBF響
ベルギーのショパン=シマノフスキ協会によって行われたライヴ・レコーディング。シマノフスキ唯一のピアノ協奏曲であり難曲「協奏交響曲」を収録。
ADW-7206
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第23番ヘ長調Hob.XVI-23
ピアノ・ソナタ第46番変イ長調Hob.XVI-46
ピアノ・ソナタ第20番ハ短調Hob.XVI-20
エティエンヌ・ラッペ(P)

録音:1988年
984年のベルギー・プロ・シヴィターテ・コンクール第2位入賞ピアニスト、エティエンヌ・ラッペのハイドン。適度なスピード感、軽やかなタッチが光る好演奏。
ADW-7208
トリオ18
ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調
アルベニス:コルドバ
ファリャ:はかなき人生
レノン&マッカートニー:イエスタデイ変奏曲
ハチャトゥリアン:剣の舞
マイアーズ:カヴァティーナ
ヴィーストホフ:サンバ・クエカ
ジョプリン:オリジナル・ラグ
カルドーソ:ミロンガ
デ・ヨンヘ:グッディー・ムーディー・デイ
ギター・アンサンブル「トリオ18」

録音:1989年
ベルギーのギター三重奏団、トリオ18が贈るヴィヴァルディからビートルズまでを取り上げたギター・アンサンブル集。ギターのサウンドのみで疾走するハチャトゥリアンの「剣の舞」は痛快!
ADW-7216
モーツァルト:オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370
シュターミッツ:オーボエ四重奏曲集変ホ長調Op.8-4
ジャルディーニ:オーボエ四重奏曲ニ長調Op.25
ヴァンハル:オーボエ四重奏曲ヘ長調Op.7-1
ストリングウッド・クヮルテッ
ト〔ジャック・ヴァンドヴィル(Ob)、
アテフ・ハリム(Vn)、
ルシエンヌ・ロヴァノ(Va)、
ピエール=リュク・デニュイ(Vc)〕

録音:1990年頃
フランス放送フィルのソリストとして活躍したフランスのオーボイストと、エジプト出身のヴァイオリニスト、アテフ・ハリムたちとの"オーボエ四重奏曲集"。
ADW-7217
マルケヴィチ:ピアノ作品集
ヘンデルの主題による変奏, フーガとアンヴォワ、
 詩人ステファン
ガレ:瞑想曲*
藤井一興(P)、
フィリップ・デペトリス(Fl)*、
ベルナール・ガレ(P)*

録音:1990年
巨匠イーゴリ・マルケヴィチの"作曲家"としての姿を記録したピアノ作品集。ヘンデルのテーマが徐々にマルケヴィチ・カラーへと変貌していく「変奏、フーガとアンヴォワ」など、作曲家マルケヴィチの優れた手腕を藤井一興のピアノで聴けます。
ADW-7219
シマノフスキ:仮面劇Op.34
ピアノ・ソナタ第1番ハ短調Op.8
ヨアンナ・トシェチャク(P)

録音:1990年
シマノフスキのピアノ組曲「仮面劇(マスク)」は、第1曲シェエラザードの陰影に満ちた響きなど、フランス印象主義からの影響が見られる。ヨアンナ・トシェチャクはレフ・ヴラセンコ門下のポーランド人ピアニスト。
ADW-7222
クライスラー:ヴァイオリンとピアノのための21の小品集
ジプシーの女/愛の喜び/愛の悲しみ
ウィーン奇想曲/美しきロスマリン
中国の太鼓/前奏曲とアレグロ
ルイ13世のシャンソンとパヴァーヌ
才たけた貴婦人/アレグレット
アンダンティーノ/テンポ・ディ・メヌエット
イ長調のフーガ/
コレッリの主題による変奏曲
スラヴ舞曲第1番
スラヴ舞曲第2番/スペイン舞曲(ファリャ)
スペイン舞曲(グラナドス)/タンゴ
道化役者/シンコペーション
ジェロルド・ルーベンスタイン(Vn)、
ダリア・ウズィエル(P/ファツィオーリ)
ジェロルド・ルーベンスタインは、13歳から名門ジュリアード音楽院で学び、ベルギーでは18年に渡りベルギー国立Oのコンサートマスターを務めた名ヴァイオリニスト。いぶし銀のクライスラーがどこか物悲しげに響きます。
ADW-7223
ソプラノ&トランペットとオルガンのためのアリア集
スタショヴィチ:ヴェニ・コンソラトール
メラーニ:武器を、悩み
A・スカルラッティ:ヴァガ・シンティア・アドラータ
パーセル:2つの歌曲
アルドロヴァンディーニ:デ・トレンテ
A・スカルラッティ:7つのアリア
マリー=ノエル・ド・カラタイ(S)、
アラン・ローラン(Tp)、
ヤン・ファン・ランデヘム(Org)

録音:1990年
声楽のソプラノ、管楽器のトランペット、鍵盤楽器のオルガンのための作曲された"オリジナル"のアリアを集めたユニークなプログラム。
ADW-7228
モーツァルト:フルート四重奏曲集
フルート四重奏曲第1番ニ長調K.285
第2番ト長調K.285a/第3番ハ長調K.285b
第4番イ長調K.298
フィリップ・デペトリス(Fl)、
パリOトリオ・エルテルペ

録音:1990年
フランスのフルーティスト、フィリップ・デペトリスとパリ管のメンバーで構成されるトリオ・エルテルぺの共演によるモーツァルト。金属的ではなく"笛"と例えたくなる牧歌的な音色に惹かれます。
ADW-7232
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
幻想曲ニ短調K.397
「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲変ホ長調K.353
アダージョ ロ短調K.540
ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283
ピエール・ルコント(P)

録音:1990年3月の
ピエール・ルコントは、ライプツィヒのヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクールのピアノ部門で優勝を果たしたフランスのピアニスト。
ADW-7236(2CD)
モーツァルト:歌劇「アポロとヒュアキントス」K.38 ゲルハルト・シュミット=ガーデン(指)
アンサンブル・バロック・ド・ニース、
マルクス・シェーファー(T)、
テルツ少年合唱団のソリストたち

録音:1990年
ギリシャ神話の題材として11歳の神童モーツァルトがザルツブルクで作曲したオペラ。原典版を使用した世界初録音となります(初リリース時)。
ADW-7244(2CD)
モーツァルト:2台ピアノ&4手連弾のための作品集
ソナタ.ハ長調K.19d/ソナタ.ト長調K.357
フーガ.ト短調K.401/ソナタ.ニ長調K.448
アンダンテと5つの変奏曲ト長調K.501
幻想曲K.594&K.698
ラルゲットとアレグロ変ホ長調
ソナタ.ニ長調K.381/ソナタ変ロ長調K.358
アダージョとフーガ.ハ短調K.426
ソナタ.ヘ長調K.497/ソナタ.ハ長K.521
オリット&ダリア・ウズィエル(P)

録音:1991年4月
イスラエル、テル・アヴィヴ出身の女流ピアノ・デュオ、オリット&ダリア・ウズィエルのモーツァルトは、バランスの良いアンサンブル、軽やかなフレーズが持ち味。
ADW-7246
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集Vol.1
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K.279
第2番ヘ長調K.280/第3番変ロ長調K.281
第4番変ホ長調K.282/第5番ト長調K.283
ロベルテ・マムー(P)
ADW-7247
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集Vol.2
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調K.284
第7番ハ長調K.309/第8番イ短調K.310
ロベルテ・マムー(P)
ADW-7248
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集Vol.3
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311
第10番ハ長調K.330
第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付き」
ロベルテ・マムー(P)
ADW-7249
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集Vol.4
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332
第13番変ロ長調K.333
第14番ハ短調K.457/幻想曲ハ短調K.475
ロベルテ・マムー(P)
ADW-7250
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集Vol.5
ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調K.533
ピアノ・ソナタ第16番ハ長調K.545
第17番変ロ長調K.570/第18番ニ長調K.576
ロベルテ・マムー(P)
北アフリカのチュニジア生まれの女流ピアニスト、ロベルタ・マムーのモーツァルト全集。チュニジアのチュニス音楽院からヨーロッパへと渡り、ベルギーで活躍するマムーのモーツァルトはシンプルでスマート。
ADW-7252
バスーン・ファンタジア
ルノム:メロディー/エルガー:愛の挨拶
ディニーク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
ショパン(グラズノフ編):エチュード
ジュナン:ナポリ民謡による幻想曲
クライスラー:愛の喜び
クライスラー:愛の悲しみ
ヴァイセンボーン:アダージョ
ブロッホ:祈り/日本古謡:さくらさくら
アルベニス:タンゴ
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ファリャ:アストゥリアーナ、ポロ
フォーレ:エレジー
サン=サーンス:ロマンス
田中雅仁(Fg)
児嶋一江(P)

録音:1991年5月30年−31日
2002年、演奏旅行先のカナダのカルガリーで病に倒れ他界した日本を代表するファゴット奏者の1人、田中雅仁の小品集。艶やかで瑞々しい音色と優れたテクニック。自身のお気に入りのプログラムで、ワールドクラスのファゴットを聴かせてくれます。
ADW-7254
コントラバスQのための音楽
ボッテシーニ:華麗な奇想曲
アルト:ロマンティックな組曲
プロコフィエフ:ユーモラスなスケルツォ
ファンヘレンタルス:Varium et Mutabile、
 Entre Ether et Terre
ジョプリン:ベセーナ、マグネティック・ラグ
ファンヘレンタルス編:2つの黒人霊歌
ジョプリン:ラグタイム・ダンス
ブリュッセル・コントラバスQ
ブリュッセル・コントラバスQは、ベルギーのオーケストラで活躍するコントラバス奏者たちで1982年に結成された低音のスペシャリスト集団。4台のコントラバスが奏でる重厚で分厚い骨太のハーモニー、ゴリゴリとした迫力ある低音の動き・・・。ああ、素晴らしきかな低音。
ADW-7257
モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365
3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242「ロードゥロン」(2台ピアノ版)
オリット・ウズィエル(P)、
ダリア・ウズィエル(P)、
ジョルジュ・オクトール(指)ワロン室内O

録音:1991年1月
ベルギーのブリュッセル王立音楽院で教授として後進の育成に携わるテル・アヴィヴ生まれのピアノ・デュオ、オリット&ダリア・ウズィエルがソリストを務めるモーツァルト。ベルギー国立管のシェフを務めたマエストロ、ジョルジュ・オクトールの的確なサポートが、ソロを引き立てています。
DW-7259
シューマン:幻想小曲集Op.12
フモレスケ変ロ長調Op.20
シルヴィ・カルボネル(P)

録音:1991年10月24日−26日
シルヴィ・カルボネルは、ピエール・サンカンの門下生で、ブカレストのジョルジュ・エネスコ国際コンクールの覇者でもあるフランスの女流ピアニスト。
DW-7261
ヨーロッパの合唱作品集
ラッスス:私の心はあなたに頼る
ノン・パパ:Mijn Hartelijk Lief
ガーデ:朝の歌
ハスラー:楽しみ喜びすべては
ルニャール:Nun bin ich einmal frey
テオドラキス:ドクサ・パトリ
エンシーナ:ファタル・ラ・パルテ
グノー:父よゆだねます
アイルランド民謡:貝売りの歌
ドナト:ああ私のいとしき命よ
ガストルディ:アモールの勝利
レンツ&ルブラン:Wei meng Mamm nach huet gesponnen
ポルトガル民謡:収穫の歌
サリヴァン:長い一日が暮れる
パーセル:To The Hills And The Vales
ベートーヴェン:歓喜の歌
ディルク・デ・モール(指)
ユーロピアン・コミュニティcho

録音:1991年11月
歴史、時代という壁を取り払い、"合唱"でヨーロッパ各国を巡る旅。締めくくりは、ベートーヴェンの歓喜の歌。
ADW-7262
フランスのオルガン作品集
マルシャン:組曲第1番
ボワヴァン:第1旋法と第2旋法による組曲、
 第3旋法による組曲、第4旋法による組曲
ギラン:第3旋法による組曲
グリニー:賛歌「来たり給え、創造主なる聖霊よ」
クリストフ・シモン(Org)

録音:1991年9月
17世紀のフランスで活躍した4人の音楽家たちのオルガン作品集。パリの18区にあるサント=ジュヌヴィエーヴ・デ・グランド・カリエール教会のオルガニストを務めたクリストフ・シモンが、ノルマンディーのカランタンにあるノートルダム教会のオルガンで演奏。
ADW-7269
ドルフマン:クレツマーへのオマージュ
無伴奏ヴァイオリンのための「エンシャンテッド・クレツマー」
無伴奏クラリネットのための「ビウィッチド・クレツマー」
無伴奏チェロのための「クレツマリアーナ」
ザカリア・ゾリン(Vn)、ロメオ・トゥドラシェ(Cl)、
マルク・ドロビンスキー(Vc)

録音:1991年3月
ジョセフ・ドルフマンは1940年、ウクライナのオデッサ出身の作曲家。ロシアのグネーシン音楽院で学び、イスラエルのルービン音楽アカデミーの教授に迎えられています。収録3作品は、タイトルにもあるように"クレツマーの音楽"がベース。民族音楽的な要素を持った本格的な無伴奏作品。
ADW-7273
タクトゥス・プレイズ・ガーシュウィン
ガーシュウィン:うまくやれたら/ア・フォギー・デイ
わが愛はここに/パラダイスへの階段
歩み入る恋/シュトラウスの気分で/スワニー
私の彼氏/誰かが私を愛している
誰も奪えぬこの思い
タクトゥスSQ
弦楽四重奏版ガーシュウィン!タクトゥスSQは、ベルギーのブリュッセル王立音楽院が優秀な成績で卒業した弦楽器奏者たちによって結成されたアンサンブル。
ADW-7274
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.12-1
4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調Op.3-10
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.3-6
2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調Op.3-8
エーディト・フォルケルト(Vn)、ベルギー室内Oのソリストたち
エーディト・フォルケルトは、ベルギーの世界的ヴァイオリン奏者カルロ・ファン・ネステの弟子であり、1969年にイタリアのタオルミーナ音楽祭モーツァルト・コンクール優勝、1967年には第1回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールで第3位に輝いた女流ヴァイオリン奏者。グァルネリ1732年製のヴァイオリンが味わい深いヴィヴァルディを奏でています。
ADW-7283
パデレフスキ:ヴァイオリン・ソナタ.イ短調Op.13
シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ.ニ短調Op.9
ルトスワフスキ:ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ
ロベルト・シレデル(Vn)、
ボグスラフ・ヤン・ストローベル(P)

録音:1992年8月
ヴァイオリンのロベルト・シレデルは1946年ポーランドのデンブリン生まれ。同郷の大家たちの音楽を民族色豊かな色濃い演奏で聴かせてくれます。
ADW-7287
20世紀のピアノ作品集
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(ピアノ・ソロ版)、
 3つの前奏曲
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番
ブルズドヴィチュ:エロティクス(世界初録音)、
 10月のソナタ(世界初録音)
ピストン:ピアノのための小協奏曲
キャロル・ホニグベルク(P)、
フェルナンド・テルビィ(指)BRT室内O

録音:1993年
キャロル・ホニグベルクは、リンカーン・センターのアリス・タリー・ホールでニューヨーク・デビューを飾ったリサイタル・ピアニスト。このアルバムのプログラムでは、北米のガーシュウィンから南米のヒナステラへと移動。欧州ポーランドのブルズドヴィチュを経て北米のピストンに帰還するというピアノによる世界旅行を楽しめます。初紹介旧譜。
ADW-7288
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
フォーレ:弦楽四重奏曲ホ短調Op.121
シモンSQ

録音:1992年10月
シモンSQは、名門パリ音楽院を1等賞で卒業した実力派弦楽器奏者たち4人が一同に集い結成されたフランスのSQ。ドビュッシー、ラヴェル、フォーレというフランス作品の王道とも言えるプログラムからは、優雅で流麗な雰囲気が漂います。初紹介旧譜。
ADW-7289
モーツァルト:「魔笛」〜恐れることはない夜の女王のアリア
「後宮からの逃走」〜ああ私の恋は幸福だった深い悲しみに、あらゆる苦しみが待ち受けても
「コシ・ファン・トゥッテ」〜岩のように動かず
モテット「踊れ喜べ幸いな魂よ」
アガ・ヴィンスカ(S)、
ヴォイチェフ・ミフニェフスキ(指)ワルシャワPO

録音:1990年5月
ワルシャワ生まれのソプラノ歌手アガ・ヴィンスカのモーツァルト・アルバムには、オペラからの「アリア」と「踊れ、喜べ、幸いな魂よ」を収録。ヴィンスカは1987年にワルシャワ室内歌劇場で、歌劇「魔笛」の夜の女王役でオペラ・デビュー。以来、ポーランドきってのモーツァルト歌手として活躍を続けています。初紹介旧譜。
ADW-7291
ヤング・ショパン
ロンド.ハ短調Op.1/ロンド.ヘ長調Op.5「マズルカ風」
ロンド変ホ長調Op.16/ロンド.ハ長調Op.73
ピアノ・ソナタ第1番ハ短調Op.4
ヨアンナ・トルチアク(P)

録音:1992年11月
1977/78シーズンにはポーランド政府奨学生としてモスクワに渡り、モスクワ音楽院でヴラセンコに師事したポーランドの女流ピアニスト、ヨアンナ・トルチアクが母国の偉人ショパンの作品を弾きます。トルチアクが取り上げたのは、1825年から1833年にかけて作曲された初期のピアノ作品。作品に込められた神童の個性を的確に表現。初紹介旧譜。
ADW-7292(2CD)
ヴァイオリン・ソナタ集
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番*&第2番*
 子守歌ニ長調Op.16*/アンダンテ変ロ長調Op.75*
フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ.ト長調
ローラ・ボベスコ(Vn)、
ジャック・ジェンティ(P)

録音:1980年*&1982年
ボベスコ得意のフランス音楽はもちろんのこと、ベルギーの作曲家ギョーム・ルクー(1870−1894)の「ヴァイオリン・ソナタ」が特に秀逸。ルクーの「ヴァイオリン・ソナタ」への愛情と情熱がストレートに反映された演奏こそボベスコの魅力そのものです。
ADW-7294
ブラス・ミーツ・ブラス
シャイト:戦いの組曲
バッハ
(ハーフォース編):いかに我は喜ばん
グリーグ:組曲
ジェイコブ:チェンジング・ムーズ
マクドナルド:シー・スケッチ
ヒダシュ:プレイ
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ランデヘム:その日を摘め
ヨーロピアン・ブラス・クィンテット

録音:1993年
ヨーロピアン・ブラス・クィンテットは、ベルギー国立管のメンバーとして活躍したベルギーのトランペット奏者アラン・ルーラントとその仲間たちによる金管五重奏団。シャイトの「戦いの組曲」やマクドナルドの「シー・スケッチ」などお馴染みのレパートリーをスタンダードなスタイルでソツなく披露。"普通"に演奏することの大切さを教えてくれます。
ADW-7295
ブラームス:ホルン三重奏曲ト短調Op.40
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ.ヘ長調Op.17
ケルビーニ:ホルン・ソナタ第2番ヘ長調
シューマン:アダージョとアレグロ.イ長調Op.70ト
リオ・アグラエ
〔ルク・ファン・マルケ(Hrn)、
フィリップ・コッホ(Vn)、
ダニエル・ブルメンタール(P)〕

録音:1993年4月
ルク・ファン・マルケは、バリー・タックウェル、ペーター・ダム、ヘルマン・バウマンという泣く子も黙るホルン界の巨匠たちからホルンを学び、ルクセンブルク・フィル(旧ルクセンブルク放送響)のホルン奏者としても活躍したベルギーのホルニスト。ブラームスで始まりシューマンで幕を閉じるという王道レパートリーには、自身が中心となって1991年に結成したホルン・トリオで臨みます。
ADW-7296
リーグ:ホルベルク組曲Op.40、
 2つの悲しき旋律Op.34
シベリウス:組曲「恋人」Op.14、
 アンダンテ・フェスティーヴォ、
 ロマンス.ハ長調、即興曲
オリヴィエ・デ・フランス(指)
ル・ミュジシャン・デ・ラール・ヌーヴォー

録音:1993年5月
モーツァルテウムではギーレンから教えを受けたオリヴィエ・デ・フランス(1965−)が率いる若き弦楽オーケストラによる北欧作品集。初紹介旧譜。
ADW-7298
イタリアの二重奏曲集
グラニャーニ:ソナタOp.8-3
ジュリアーニ:大ソナタOp.85
パガニーニ:ソナタ・コンチェルタータ
レニャーニ:デュエット・コンチェルタンテOp.23
フィリップ・デペトリス(Fl)、
パスカル・ポリドーリ(G)

録音:1993年
フルートとギター、国はイタリアのみに限定した二重奏曲集は、地中海の優しい風が吹き込んでくるかのように爽やかで美しい。この演奏も、カントロフやパスキエとの共演経験も多いフルート奏者デペトリスの豊かな音色と、ブリュッセル・ギター四重奏団の創設者でもあるポリドーリのさりげない技があればこそ実現。

ADW-7302
ダニエル=ルシュール:管弦楽作品集
舞踊交響曲/夜想曲/変奏曲
思い出の少女の墓碑/セレナーデ
ジャン=ミシェル・ペノ(Ob)、
ヘルベルト・デュ・プレシス(P)、
ベルナール・シャプロン(Fl)、
ベルナール・カルメル(指)
オーケストラ・ベルナール・カルメル

録音:1993年9月
メシアンやジョリヴェと「若きフランス」を結成したフランスの作曲家ジャン・ダニエル=ルシュール(1908−2002)の管弦楽作品集。古典的な作曲技法も保持し続けながら、野生的なリズムなど新たな要素も取り入れた「舞踊交響曲」や、オーボエのセンチメンタルなメロディが美しい「夜想曲」など5作品を収録。メシアンたちも認めたダニエル=ルシュールの音楽に触れることができます。初紹介旧譜。
ADW-7303
ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲ト短調Op.25(オーケストラ版)
ヤナーチェク:ラシュスコ舞曲集
J・シュトラウス
:ポルカ「ハンガリー万歳!」
ペーター・ヒルシュ(指)
ユンゲ・フィルハーモニー
1989年に創設されロナルド・ゾルマンが初代指揮者を務めたベルギーのユンゲ・フィルハーモニーによる1993年のライヴ録音。同オーケストラは、フランクの「交響曲」、マーラーの「交響曲第1番」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」などに挑戦してきており、このブラームスでも若手演奏家たちの健闘が光ります。初案内旧譜。
ADW-7304
ベートーヴェン(リスト編):ゲーテの詩による歌曲
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
同第21番ハ長調Op.53
ラムジ・ヤッサ(P)

録音:1993年
カイロ生まれのエジプト人ピアニスト、ラムジ・ヤッサが弾くベートーヴェン。パリ・エコールノルマル高等音楽院教授として後進の育成にも携わるラムジ・ヤッサのベートーヴェンは、モスクワ音楽院教授のセルゲイ・ドレンスキー直伝の技。メータとも親交の深いエジプトのピアニストによる堂々たるベートーヴェンです。
ADW-7308
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲集
ハルヴォルセン:パッサカリア
ローラ:二重奏第3番
グリエール:8つの二重奏曲Op.39
ハルヴォルセン:変奏曲とサラバンド
ヘンリー・ラウダレス(Vn)、
フレディ・ファン・フーテム(Va)

録音:1993年
グァテマラのヴァイオリン奏者とベルギーのヴィオラ奏者という異色のコンビによるデュエット集。ヘンデルの作品を題材としたノルウェーのハルヴォルセンや「青銅の騎士」でお馴染みのグリエールなど選曲もユニーク。
ADW-7311
イタリアの音楽
ロッシーニ:ソナタ.ロ長調
ジュリアーニ:アンダンテ
ゲルリ:2つのディヴェルティメント
モッツァーニ:ラリアーネ祭
パガニーニ:カンタービレ
ヴィヴァルディ:ソナタ.ト短調

ボッケリーニ:弦楽四重奏曲イ長調Op.33-6
マルク・グローウェルズ(Fl)、
ギー・ルコフスキー(G)、
ヴァルソヴィアSQ
"イタリア"をテーマとした室内楽作品集では、ベルギーのトップ・フルーティスト、グローウェルズが大活躍。1828年にパリでロッシーニ自身の手により編曲された「ソナタ」では弦楽三重奏と、ゲルリのディヴェルティメントではギターとの絶妙なコンビネーションを展開!初案内旧譜。
ADW-7312
ショパン:12の練習曲Op.10
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調
ギンツ・ベルジンス(P)

録音:1993年
1966年11月13日、ラトヴィアの首都リガ生まれのピアニスト、ギンツ・ベルジンスのショパン・アルバム。モスクワ音楽院を経てラトヴィアやロシアで活躍を重ね、1993年6月にはカーネギー・ホール・デビューを飾った実力者である。ダイナミックな表現が印象的。
ADW-7313
シューマン:謝肉祭Op.9、
 アベッグ変奏曲Op.1、
ブラームス:3つの間奏曲Op.117、
 2つのラプソディOp.79
ロベルテ・マムー(P)
チュニジアで生まれ、チュニス音楽院を経てヨーロッパへ渡りアントワープとパリで研鑽を積んだ女流ピアニスト、ロベルテ・マムーが弾くドイツ・ロマン派のピアノ作品集。ベルギーを拠点としているマムーは、ソリストとしてのディアパゾン賞受賞や、ヨーロッパ、母国チュニジアの音楽祭で音楽監督を務めるなどその活動は多岐に渡ります。
ADW-7316
ブゾーニ:ピアノ作品集
ショパンのハ短調前奏曲による変奏曲とフーガOp.22
6つの練習曲Op.16、
変奏曲形式のエチュード Op. 17
ダニエル・ブルメンタール(P)
作曲者の名前を冠した1984年の第34回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで3位入賞(1位なし)を果たしたブルメンタールのブゾーニ・アルバム。約30分の演奏時間を要するショパンの前奏曲に基づく「変奏曲とフーガ」は、魔法のようなブゾーニの手法が発揮された"これぞブゾーニ!"と言える代表作の1つ。J・S・バッハのシャコンヌのピアノ編曲などアレンジが特に知られるブゾーニですが、Op.16とOp.17の2つの練習曲も秀逸。
ADW-7317
ジョプリン:ラグ&ワルツ
メープル・リーフ・ラグ、
イージー・ウィナーズ、
ジ・エンターテイナー、
ストレニュアス・ライフ、カスケーズ、
ベセーナ、ビンクス・ワルツ、
ヘリオトロープ・ブーケ、
グラジオス・ラグ、
パイナップル・ラグ、
ウォール・ストリート・ラグ、
ソレース、ユーフォニック・サウンズ
パラゴン・ラグ、フェリシティ・ラグ、
スコット・ジョプリン・ニュー・ラグ、
マグネティック・ラグ
ダニエル・ブルメンタール(P)
ダニエル・ブルメンタールは、1981年のシドニー、リーズ、1982年のジュネーヴ、ブゾーニ、1983年のエリザベス王妃国際など、数々の国際コンクールでの入賞実績を持つドイツ生まれ、パリ育ちのアメリカ人ピアニスト。ブルメンタールのピアノが過剰な表現に走らず、ストレートなアプローチで祖国の"ラグタイム王"ジョプリンのラグとワルツを存分に楽しませてくれます。
ADW-7318
リスト:コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガS.259
ロイプケ:オルガンのためのソナタ.ハ短調「詩篇第94番」
カロル・ゴレビオウスキ(Org)

録音:1989年11月
ゴレビオウスキは、ニュルンベルク、ブルージュ、ミュンヘン、シュパイヤー、ローマなどの国際コンクールで実績を残したポーランドのオルガニスト。ストックホルム・カタリナ教会のグランド・オルガンを通じて響くリストとロイプケの作品は劇的であり神秘的でもあります。
ADW-7321
ヨーロッパの新しいハーモニー
スポルケン:序曲風に
カブス:2つのゴイセンの歌
ルデュック:イントラーダとダンスリー
カペレッティ:ミ・コンペア
レグリィ:断章
シモニス:寄港とアルガルヴェ
ヴァンデルロースト:百万回の歓迎を
ミシェル:橋
ウェステルリンク:スケルツォ・テデスコ
ベイリー:ダフネ
セリス:イル・カント・デラ・ピッチーナ・シレーナ
フェルドバスク:スプレーン
スウェルツ:ソルチーコ
アルテ・デル・スォーノSQ

録音:1994年6月
ADW-7323
ヴォルフ:メーリケ歌曲集より ダイナ・ブライアント(S)、
ダニエル・ブルメンタール(P)
1978年のMETナショナル・オーディションで優勝を果たし、オペラの舞台はもちろんのこと、ベルギー国立管、ルクセンブルク放送響、デトロイト響などとの共演やソリストとしても活躍するアトランタ出身のソプラノ歌手ダイナ・ブライアント。この"メーリケ歌曲集"には全曲の中から"風に寄せる歌"や"別れ"など16曲を収録。
ADW-7324
ロシアのポリフォニーとジョスカン・デ・プレ
ジョスカン:汝, 貧しき者の憩いよ、ミサ曲「エリザベト」(ミサ・フザン・ルグレ)
作曲者不詳(17世紀頃):モノディー、賛歌、Adam's contrition before heaven
マカリエフスキ:天使ケルビムの賛歌/ティトフ:天使ケルビムの賛歌
作曲者不詳(17世紀頃):We sing the praises of you/ミハイロヴィチ:We sing the praisesペカリツキ:汝の聖なる精神/ティトフ:マイ・ハート・イズ・レディ
イゴール・ユラフレンコ(ディレクター)、
トベリ・フィルハーモニー・マドリガリスト・コラール・アンサンブル「ルスキ・パルテス」

録音:1994年7月
イギリスの作曲家フライのシャンソンを定旋律に用いたジョスカンの代表作の1つ"ミサ・フザン・ルグレ"とロシアの知られざるポリフォニーを収録した宗教合唱作品集。ミンスク少年青年choのディレクターを務めたロシアの合唱指揮者ユラフレンコが率いる「ルスキ・パルテス」のロシアの大地を思わせる男声の分厚いハーモニーが印象的な演奏。
ADW-7326
スカルラッティ:ソナタ集
ソナタ.ト長調K.125/ホ長調K.162
ヘ短調K.466/ニ短調K.1
イ長調K.322/ホ長調K.531
嬰ハ短調K.247/ト長調K.2
変ホ長調K.193/ロ短調K.27
ニ長調K.415/変ロ長調K.441
ト短調K.476/ヘ短調K.481
ホ長調K.380
プリスカ・ブノワ(P)

録音:1994年6月
ソリストとしても1990年のマリア・カラス大賞、1991年のダブリン国際ピアノコンクールでの入賞経験を持ち、現在はフランスの名門パリ国立高等音楽院の教授として後進の指導にもあたっている女流奏者プリスカ・ブノワ。師であるジャック・ルヴィエ譲りの高いセンスがピアノによるスカルラッティを色彩豊かな演奏に仕上げていまする。
ADW-7330
ガイスラー・ヴィガノフスキ(1913−1989):ヴァイオリン作品集
幻想ポロネーズ、牧歌、
カンタービレ、モンタニャールの踊り
幸福な思い出、テレサ・ハバネラ、
気まぐれなガヴォット、子供とかっこう、
ユダヤの歌、夢、子守歌、
ゆっくりな歌、歌とロシアの踊り、悲歌
ジョナサン・モートン(Vn)、
ミハイル・ベズヴェルフニー(Vn)、
オルガ・ベズヴェルフニー(P)

録音:1994年9月
1913年パリ出身のユダヤ系音楽家ガイスラー・ヴィガノフスキ。ポーランドの作曲家パヌフニクと親交が厚く、ソリストとしても活躍したヴィガノフスキのヴァイオリン作品は、シマノフスキへのオマージュとして書かれた「幻想ポロネーズ」など秀作揃い。優美なメロディも魅力的。
ADW-7331
フランソワ・ヴェルケン(1928−):リュセルネール ジャン=フランソワ・デュシャン(指)
リヨン少年cho、他
「リュセルネール」は、フランスの長老作曲家フランソワ・ヴェルケンによる1994年の声楽作品。モダンなスタイルの作品を歌う合唱に加わるティンパニ、トランペット、オルガンが劇的な表現を生み出しています。
ADW-7334
シューマン:おとぎ話Op.132
ブルッフ:8つの小品Op.83
ミシェル・ルティエック(Cl)、
ウラディミール・メンデルスゾーン(Va)、
ロベール・マモウ(P)

録音::1995年
パブロ・カザルス音楽祭の現音楽監督にしてフランスの名クラリネット奏者、ミシェル・ルティエックが主役を務めるシューマンとブルッフの三重奏曲集。ルティエックの伸びやかで豊かな音色と陰影を巧みに使い分けた表現力は、改めて聴いても色褪せない。ヴィオラのメンデルスゾーン、マモウのピアノによるサポートも秀逸。
ADW-7335
フランスのメロディ
サン=サーンス:ジャン王の軍隊の行進、死の舞踏
フォーレ:歌曲集「幻想の水平線」Op.118
ヴェローヌ:5つの墓碑
ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
ロパルツ:4つの詩
フランセ:シャンフォールの8つの逸話
イベール:ドン・キホーテの4つの歌
プーランク:歌曲集「動物詩集」、歌曲集「陽気な歌」
ジュール・バスティン(Bs)、
ポール・ファン・デン・ドリーシュ(P)

録音:1995年
サン=サーンスのオーケストラ作品の代表作の1つとして知られている「死の舞踏」の歌曲バージョンは、実は管弦楽版よりも早い1872年に発表されています。
ADW-7336
モーツァルト:レクイエム.二短調K.626 マリー=ルイーズ・ガセール(S)、
カトリーヌ・マルグリス(Ms)、
フランシス・ガセール(T)、
ミシェル・オルミエール(Bs)、
ジャン=フィリップ・サルコス(指)
パレ・ロワイヤルO&cho

録音:1994年の11月のフランス・カストルのノートルダム寺院
テルツ少年合唱団の音楽監督、ゲルハルト・シュミット=ガーデンから合唱指揮を伝授されたフランスの指揮者ジャン=フィリップ・サルコスのタクトによるモーツァルトのレクイエム。この「モツレク」では、2つのマイクロフォンを用いて教会全体に広がる響きを捉えています。ちなみにここではジュスマイヤー版ではなくランドン版が用いられている可能性が高いです。
ADW-7337
2台のハープのための協奏曲集
ゴセック:協奏交響曲ニ長調
ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
ラヴェル:序奏とアレグロ
マレツキ:古風な形式による小協奏曲
フランセ:2台のハープのための協奏曲
スザンナ・ミルドニアン(Hp)、
カトリーヌ・ミシェル(Hp)、
アラン・モグリア(Vn&指)
トゥールーズCO

録音:1995年
バロック音楽からロマン派音楽へと移り変わる時代を生きたゴセック、フランス印象派の最重要人物ドビュッシー&ラヴェル、20世紀フランスの天才フランセとワルシャワ生まれのマレツキといった音楽家たちによる18世紀から20世紀にかけて誕生した「2台のハープのための協奏曲」を収録。共にパリ国立高等音楽院でフランスの巨匠ピエール・ジャメから薫陶を受けたミルドニアンとミッシェルのハープ・デュオは華麗にして絶妙。時折り登場する名手アラン・モグリアのヴァイオリンが良きスパイスとなっています。
ADW-7340
ヴュータン:ヴィオラとピアノのための「悲歌」Op.30
ヴィオラ・ソナタOp.36
ヴィオラとピアノのための「未完成ソナタ」Op.14
ファンタジア・アパッショナータOp.35*
テレーズ=マリー・ジリサン(Va)、
ジャン=クロード・ヴァンデン・エイデン(P)、
シャルル・ジョンゲン(Vn)、
ジェラール・カルティニー(指)
リエージュSO

録音:1985年6月、1972年6月*
フランス=ベルギー派の代表的人物の1人に数えられる19世紀ベルギーの音楽家アンリ・ヴュータン。ヴァイオリニストとしても非常に高い名声を誇っていたヴュータンの作品、特に弦楽のための作品には自らの演奏家としての経験が還元された傑作が多く存在します。「ファンタジア・アパッショナータ」の録音は、レオナール&ルクー(ADW-7341)と同じくアンドレ・シャルランによるもの。
ADW-7341
ユベール・レオナール(1819−1890):ヴァイオリン協奏曲第4番Op.26(コンツェルトシュトゥック)
ルクー:交響的練習曲第2番、
 半音階的幻想曲
シャルル・ジョンゲン(Vn)、
ジェラール・カルティニー(指)、
ポール・シュトラウス(指)
リエージュSO

録音:1972年
19世紀ベルギーを代表する名ヴァイオリニスト、ユベール・レオナールと作曲家ギョーム・ルクーの作品を収録したヴァイオリンのための協奏的作品集。ベルギーのロマンティズムに満ちた3つの作品でソリストを務めるのは1937年リエージュ生まれのヴァイオリニスト、シャルル・ジョンゲン。またこの録音で収録を担当しているのは、フランスの伝説的録音技師として知られるアンドレ・シャルラン。演奏と録音両面の充実がベルギー音楽ファンの渇望を癒してくれまする。
ADW-7348
シューマン:幻想曲Op.17
ダヴィット同盟舞曲集Op.6
ヘルベール・ドゥ・プレシス(P)

録音:1995年
フランスとイギリス双方の文化を背景に持ったヘルベール・ドゥ・プレシスは、ジョルジュ・シフラ、ルイス・ケントナーの薫陶を受け、国際シフラ財団からのサポートも得たピアニスト。1981年のウィグモア・ホール・デビューから順調にキャリアを積んでおり、ここでは決して勢いに流されずにじっくりと弾き込んだ丁寧なシューマンを展開。
ADW-7349
ファゴットのためのフランス作品集
ピエルネ:ソロ・ドゥ・コンセール
サン=サーンス:ソナタOp.168
ギャロン:レシとアレグロ
デュティーユ:サラバンドとコルテージュ
アラール:パガニーニの主題による変奏曲
ガバイエ:フルートとファゴットのためのソナチネ
ジョリヴェ:フルートとファゴット,ハープのための「クリスマス・パストラール」
田中雅仁(Fg)、児嶋一江(P)、
東條茂子(Fl)、井上えりか(Hp)

録音:1995年&1996年
オランダのハーグ・レジデンティ管、南西ドイツ放送響、ベルギー王立モネ歌劇場管、新日本フィルの首席奏者を歴任し、日本を代表するファゴット奏者として世界中にその名を知られながらも2002年に客演先のカナダで急逝してしまった田中雅仁が遺したフランス作品集。高度な技術と表現力が必要とされる近代フランスの作品で、ストレスを感じさせないハイトーンや深いロウトーンを自在にコントロールする様は見事。
ADW-7351
カストルでのオルガン・リサイタル
ニコラウス・ブルーンス(1665−1697):前奏曲ホ短調
ブクステフーデ
:シャコンヌ ホ短調BuxWV.160、
 コラール「甘き喜びのうちに」BuxWV.197、
 トッカータ.ニ短調BuxWV.155
バッハ:コラール「ああ人よ、汝の大きな罪を嘆け」BWV.622、幻想曲とフーガ.ト短調BWV.542
デュプレ:前奏曲とフーガ.ロ長調Op.7-1
ジャン・アラン(1911−1940):ジャヌカンの主題による変奏曲、アリア、祈り
ヴィエルヌ
:オルガン交響曲第1番Op.14〜終曲
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)

録音:1994年
パヴァーヌ・レーベルのオルガン部門の支柱的存在であるレコウディがフランス、トゥールーズ近郊のカストルで収録を行ったリサイタル・プログラム。バッハ、ブクステフーデからアラン、ヴィエルヌまでを広くカバー。
DW-7352
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲ホ短調F.14
同ト長調第12番RV.413
弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調
チェロ協奏曲第15番RV.417
弦楽と通奏低音のための協奏曲イ長調
2つのチェロのための協奏曲ヘ長調RV.411
アレクサンドル・ドゥブリュ(Vc)、
ジルベール・ブーシェ(指
)アルペジオCO
4歳からチェロを弾き始めマイスキーとドロビンスキーの下で研鑽を積んだチェリスト、アレクサンドル・ドゥブリュが1995年に収録したデビュー・アルバム。ベルギー女王から名前を授けられた新生「トリオ・カルロ・ファン・ネステ」のメンバーの一員であり、2005年にはブエノスアイレスで開催された「アルゲリッチ音楽祭」に参加するなど躍進を遂げたチェリストの溌剌としたヴィヴァルディです。
ADW-7354
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18
ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲第17番
グルック:精霊の踊り
ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲
サン=サーンス:ハバネラOp.83
サラサーテ:ザパティアートOp.23-2
サン=サーンス(イザイ編):奇想曲
リヴィア・プルナル(Vn)、
ルク・デヴォス(P)

録音:1995年3月
リヴィア・プルナルは、1969年にルーマニアで生まれ1991年にはロドルフォ・リピツァー賞ヴァイオリン・コンクールで1等賞に輝くなど神童として早くからその才能を発揮してきたヴァイオリニスト。このリヒャルト・シュトラウスのソナタをメインとして高い技巧を必要とする小品を加えたプログラムで1676年製のグァルネリを弾きこなしています。
ADW-7355
アメリカの春
ブルズドヴィチ(1943-):ヴァイオリンとピアノの為のソナタ「アメリカの春」*
 ヴァイオリン,チェロとピアノの為の「2つの世界の三重奏曲」*
アンタイル:ヴァイオリン・ソナタ[第1番/第2番]
ロベルト・シレデル(Vn)
ボグスラフ・ヤン・ストローベル(P)
トマス・ストラール(Vc)

*=世界初録音
ADW-7356
ハープ・リサイタル
アッセルマン:泉
パガニーニ:主題と変奏
ドビュッシー
:月の光、
 アラベスク第1番
M・トゥルニエ
:踊り子ロリータ、ロシア農民の踊り
グラナドス
:スペイン舞曲第2番
F・ゴドフロア:演奏会用練習曲
E・ポッツォーリ:練習曲第27番
M・グランジャニー:狂詩曲
アルベニス:ソナタ
E・パリッシュ=アルヴァース:ロマンス
イザベル・コレット(Hp)
1991年〜92年シーズンからミラノ・スカラ座管の第1ハープ奏者として活躍した女流奏者イザベル・コレットによるリサイタル・プログラム。12曲の小品とコレットの確かな技術が優雅なハープの響きを味あわせてくれます。
ADW-7358
20世紀のフルート・ソナタ集
マルティヌー:フルート・ソナタ第1番
シュールホフ:フルート・ソナタ
インドルジフ・フェルト(1925−):ソナタ
プロコフィエフ:フルート・ソナタ.ニ長調Op.94
カルロ・ヤンス(Fl))
ダニエル・ブルメンタール(P)
パヴァーヌには20世紀チェコの作曲家フェルトの作品集(ADW-7469)などの録音を残しているルクセンブルクのフルート奏者で、名匠レイモン・ギヨーの門下生でもあるカルロ・ヤンスは、ラトヴィアでの活動を経て現在はソリスト、室内楽奏者、指揮者、そして母国ルクセンブルク音楽院の教授として多方面に渡って活躍中。
ADW-7359
フンメル:ピアノ小品集
奇想曲Op.49
グルックの「アルミーダ」の主題による変奏曲Op.57
バガテルOp.107〜第1番/第3番/第5番
「3つのカプリース形式の気晴らし」Op.105〜第2番
ロンドOp.11/ポロネーズOp.55
ジョアンナ・トルチアク(P)

録音:1996年7月4日〜6日
ショパンに影響を与え、自らも作曲家としてだけでなくピアニストとしても高名だったフンメルのピアノ小品集。フンメルのピアノ作品の演奏、レコーディングに力を注ぐトルチアクはポーランドの女流ピアニスト。ポーランド政府のスカラシップでモスクワに留学などを経験したトルチアクは、1980年のポーランド・ピアニスト・フェスティヴァルで優勝を果たすなど確実に実績を残しています。
ADW-7361
弦楽のためのセレナーデ集
ルクー:アダージョ
ブリテン:シンプル・シンフォニーOp.4
バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11
バルトーク
:ルーマニア民族舞曲
オーケストラ・ド・シャンブル13
ブリテンやバーバー、バルトークなどの名作に、近年注目が高まっているルクーのアダージョが加わった弦楽オーケストラのためのユニークなプログラム。
ADW-7363
ホルン五重奏曲集
ライヒャ:ホルン五重奏曲ホ長調Op.106
モーツァルト:ホルン五重奏曲変ホ長調K.407
J・キュフナー:ホルン五重奏曲変ホ長調
F・A・ホフマイスター:ホルン五重奏曲変ホ長調
W・G・ハウフ:ホルン五重奏曲変ホ長調
C・P・シュターミッツ:ホルン五重奏曲変ホ長調Op.11-3
ルク・ファン・マルケ(Hrn)、
アポスSQ

録音:1996年2月
モーツァルトとその同時代に活躍した5人の作曲家たちが書いた6曲のホルン五重奏曲を集めたホルン関係者注目盤!ブリュッセル王立音楽院とマスタークラスでタックウェル、バウマン、ダムの下で研鑽を積んだルク・ファン・マルケは、特に一連のクセナキス作品集でその名を知られるヴィルトゥオーソ集団ルクセンブルク・フィルでホルン奏者を務める実力派ホルニスト。 ベルリン・フィルのメンバーによるアンサンブル、アポス弦楽四重奏団とファン・マルケの絶妙のコンビネーションがホルン五重奏の醍醐味をストレートに伝えてくれる。また6曲のホルン五重奏曲のうち、ライヒャを除く5曲は全て変ホ長調で書かれているという事実も興味深いところです。
ADW-7365
ミハイル・ペトゥホフ(1954-):自作自演集
ピアノ・ソナタ(1990)*
ブルージュの思い出#
ロマンティックな悲歌
ミハイル・ペトゥホフ(P)
セルゲイ・ギルシェンコ(Vn)
セルゲイ・カルヤノフ(Vc)

録音:1995年、モスクワ音楽院大ホール
ADW-7367
チェンバロ・インプレッション
ジョン・ブル(1562−1628):パヴァーナ、ガリアルダ
ルイ・マルシャン(1669−1732):組曲ニ短調
バッハ:前奏曲とフーガ.イ短調BWV.894
ハンス・フォークト(1911−1992):スティナート・スタディ(世界初録音)
D・スカルラッティ:ソナタ.ハ長調K.132、同イ短調K.175、同ト短調K.426、同ト長調K.427
クリスティアン・ナイキスト(Cemb)

録音:1994年〜1995年
フルート奏者タンギーとの共演などでパヴァーヌ・レーベルから録音をリリースしてきたナイキストのソロ・アルバム。ロサンゼルスに生まれ、アスペレンやレオンハルトから学んだチェンバロの腕前は相当のもの。16世紀のブルから20世紀のフォークト(世界初録音)までの幅広いレパートリーでいい仕事をしています。
ADW-7368
前奏曲集
ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3-2/嬰ト短調Op.32-12/変ロ長調Op.23-2
プロコフィエフ:前奏曲ハ長調Op.12-7
シマノフスキ:9つの前奏曲Op.1
ラヴェル:前奏曲
ドビュッシー:前奏曲集〜西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/妖精たちはあでやかな舞姫
マルタン:8つの前奏曲
サティ:犬のためのぶよぶよした真の前奏曲
菊地洋子(P)

録音:1995年11月
桐朋音大卒業後にベルギーへと渡った菊地洋子は、ソロ活動だけでなくディナン国際サクソフォン・コンクールの公式伴奏者やブリュッセル音楽院の講師などを精力的にこなしている東京生まれの女流ピアニスト。
ADW-7372(2CD)
ヤコポ・ペーリ(1561−1633):歌劇「エウリディーチェ」 シルヴィア・ポッツァーア(S)、
ルカ・ドルドーロ(T)、
ミルコ・グァダニーニ(T)、
アレッサンドロ・ガルジューロ(T)、
マリア・アントニエッタ・ピオヴァン(S)、
ラ・コンパニーア・デイ・フェビ・アルモニチ、
アニバル・エンリケ・セトランゴーロ(指)
アンサンブル・アルバロンガ

録音:1995年
世界で初めてオペラを作曲したのがこのイタリア人作曲家ヤコポ・ペーリ。世界初のオペラとなった「ダフネ」は楽譜が消失してしまっており、ここに収録されている「エウリディーチェ」がオペラの歴史の根底に位置する現存する世界最古のオペラなのです。シャンドスでピッチンニの歌劇「女の仕返し」(CHAN 0705)にも出演しているソプラノ奏者シルヴィア・ポッツァーがダフネ役を演じています。ファッコのオペラの録音で実績のあるピリオド・アンサンブル、アンサンブル・アルバロンガの音色も味わい深いです。
ADW-7375
レスピーギ:歌曲集
最後の陶酔/雨/涙
きわめて美しい乙女/夜
雌鳥たちが麦打ち場を引っ掻いて
森の神/5つの古風な歌/光
ため息/対比/舞踏への誘い
短い物語/スケルツォ/夜想曲
アクセル・エヴァラート(T)、
パスカル・デル・マルモル(P)

録音:1997年4月21日〜23日
ベルギー王立モネ歌劇場で声楽家としての研鑽を積んだベルギーのテノール奏者エヴァラート。1993年にケルン州立歌劇場でデビューを果たし、現在は世界各国のオペラハウスで活躍中。ストレートに届く歌声と表現の幅には目を見張る物があります。
ADW-7377
C・P・E・バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ.ニ長調Wq.83
同ト長調Wq.86
デュエット ハ長調Wq.73
トリオ・ソナタ変ロ長調Wq.161-2
二重奏曲ホ長調Wq.84
クリスティアン・ナイキスト(Cemb)
ジャン=ミシェル・タンギー(Fl)

録音:1996年
ベートーヴェンオーケストラ・ボン、ロッテルアダム・フィル、ベルギー国立管などの首席奏者などを歴任したフルート奏者ジャン=ミシェル・タンギー。パヴァーヌ(Pavane)にはマクサンス・ラリューとのコンビでバッハ・ファミリーのレコーディングを行うなど、名門オーケストラで磨かれた音色を録音でも遺憾なく発揮しています。
ADW-7378
ヨーゼフ・マルクス(1882−1964):ヴァイオリン・ソナタ.イ長調(世界初録音) トビアス・リングボリ(Vn)、
ダニエル・ブルメンタール(P)

録音:1996年11月19日〜20日
後期ロマン派のオーストリア人作曲家ヨーゼフ・マルクスが1913年に作曲を行ったヴァイオリン・ソナタは、演奏時間に約60分を要する大作。この長大な作品の録音に臨んだのは、スウェーデンのトップ・ヴァイオリニストとして活躍するトビアス・リングボリ。1745年製のグァダニーニを駆使したリングボリの伸びやかな音色に思わず聴き入ってしまいます。
ADW-7381
アブラハム・ファン・デン・ケルクホーフェン(c.1618−1701):オルガン作品集
幻想曲ヘ長調
ファンタジア・コルネット.ハ長調
フーガ.ト長調
前奏曲とフーガ.ニ短調
幻想曲ニ短調/幻想曲ト長調
幻想曲「Pro Duplici Organo」
フーガ.ト短調/幻想曲 ハ短調
前奏曲とフーガ.ト長調
幻想曲ニ短調/フーガ.イ短調
幻想曲ハ短調
前奏曲とフーガ.ニ短調
フランソワ・ウタール(Org)

録音:1995年
ブリュッセルの音楽一族に生まれたフランドル楽派の作曲家ケルクホーフェンはオーストリアのヴィルヘルム大公にオルガン奏者として仕え、その作品はオルガン作品のみという特徴でも知られています。16世紀前半から続く伝統的なスタイルを継承した作品がルクセンブルク大聖堂のオルガンから重厚に鳴り響きます。
★ADW-7382
マルセル・デュプレ(1886−1971):オルガンのための作品集Vol.1
3つの前奏曲とフーガOp.7
15の唱句Op.18
行列と連祷Op.19
クリスマスのための変奏曲Op.20
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)

録音:1996年11月7日〜9日
パヴァーヌ・レーベルのオルガン作品の演奏を一手に担っているジャン=ピエール・レコウディのデュプレ。膨大な数のレパートリーや高い技術を要するオルガンの演奏には毎度驚かされます。
ADW-7383
ドビュッシー:フルート,ヴィオラとハープのためのソナタ、
小組曲〜バレエ/小舟にて、
前奏曲集第2巻〜ヒースの茂る荒れ地、ロマンティックなワルツ、
亜麻色の髪の乙女、シランクス、
月の光、夢
ジュリアン・コードリー(Fl)、
ピエール=ミシェル・ヴィグニュー(Hp)、
ローラン・シェニー(Va)

録音:1995年2月
フランス印象派の大作曲家ドビュッシーの書いたフルートのためのオリジナル作品(ソナタ、シランクス)と、フルートとハープのデュオのために編曲された名作をカップリング。美しい旋律に神秘的な雰囲気が加わっているのが印象的。フルートのジュリアン・コードリーは1984年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーに選ばれた実力者。アルン・ホディノットからソナタを献呈されるなど、その腕前は折り紙付き。
ADW-7384
アントニー・ジラール(1959-):作品集
弦楽の為の「24の前奏曲」
ヴァイオリン、オーボエと弦楽オーケストラの為の「平和のために」
ピアノ,チェロと室内オーケストラの為の
「二重協奏曲」
管弦楽の為の「開いた天井」
ジュヌヴィエーヴ・ジラール(P)
フィリップ・ペナングル(Vc)
ユベール・シャシュロー(Vn)
ダニエル・アリニョン(Ob)
ベルナール・カルメル(指)
ベルナール・カルメルO

録音:1997年3月28日&1997年4月8日
※世界初録音
ADW-7386
ブルッフ:クラリネット,ヴィオラとピアノのための「8つの小品」Op.83
ライネッケ:クラリネット,ヴィオラとピアノのための「三重奏曲」Op.274
ロメオ・トゥドラシェ(Cl)、
アンドレイ・グリドチュク(Va)、
トニーノ・リオロ(P)

録音:1996年
ブカレスト音楽院出身のトゥドラシェ、イルクーツク生まれのグリドチュク、イタリアの銘器ファツィオーリを駆使するリオロといった多国籍トリオによるブルッフとライネッケの室内楽作品集。
ADW-7387
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第2番(原典版)
ミハイル・ペトゥコフ(P)、
アレクサンドル・アニシモフ(指)
ブエノスアイレスPO

録音:1993年&1994年
1954年ブルガリア生まれのピアノ奏者ミハイル・ペチュコフはリヒテルやギレリス、そしてニコラーエワからピアノを学び、1975年のエリザーベト王妃国際コンクールなどでの入賞経験を持つ個性派ピアニスト。ソリストのパワーに劣らぬ存在感を発揮しているのは、日本でもお馴染みの指揮者アニシモフとアルゼンチンのブエノスアイレス・フィルという仰天の組み合わせ。ペトゥコフとアニシモフ&ブエノスアイレス・フィルが繰り出す個性豊かで豪快なチャイコフスキー!
ADW-7392
カール・ゴットリープ・ライシガー(1798−1859):ソナタ.ロ短調Op.45
ソナタ・ブリランテ.イ短調Op.185
グランド・ソナタ.ロ短調Op.190
カルロ・ヤンス(Fl)、
ダニエル・ブルメンタール(P)

録音:1997年
ウェーバーの後釜としてドレスデン宮廷歌劇場のカペルマイスターを務めたライシガーのソナタ集。カルロ・ヤンスは、名手レイモン・ギヨーの門下生でありフルート奏者としてだけでなく指揮者、ルクセンブルク音楽院の教授としてなど幅広く活躍しています。ここではヴァイオリンのために書かれたソナタをフルート版へと編曲しており、当盤が全曲世界初録音。
ADW-7393(2CD)
ロパルツ:オルガンの為の作品全集
Offertoire Pascal
3つの小品/6つの小品
Versets du commun des Saints
2つの小品/3つの瞑想曲
ラプソディ
前奏曲とアレグロ・モデラート
ジャン=ピエール・ルコーデ(Org)

録音:1997年
※使用楽器:サン・トゥーアン修道院の大オルガン、ルーアン
ADW-7396
ゴットシャルク:バンブーラ
バンジョー/バナナの木
マンチャの調べ
アンダルシアの思い出/舞曲
マンスニエのセレナード
ハバナの思い出/子守歌
大スケルツォ/風刺
ルドヴィク=アマデウス・セルミ(P)

録音:1977年
中南米各地の民族音楽などの旋律やリズムを自らの作品に取り込んだゴットシャルクの作品。特に超絶技巧を要する「バンジョー」は、カツァリス得意のアンコール・ピースとして知られています。ルドヴィク=アマデウス・セルミはフランスのトゥーロン住まれのピアニスト。1985年のラヴェル国際アカデミーでの一等賞など多くの受賞歴を誇ります。

ADW-7403
パガニーニ(コードレー編):24のカプリースOp.1(フルート版) ジュリアン・コードレー(Fl)

録音:1997年5月15日〜16日
ピーター・ロイド、ジェフリー・ギルバート、ペーター・ルーカス・グラーフの下で研鑽を積み、20世紀イギリスの名作曲家アルン・ホディノットからは"フルート・ソナタ"を献呈された名手ジュリアン・コードレーが自身の手でフルート用にアレンジを施したパガニーニの"24のカプリース"。"24のカプリース"のアレンジはエリオット・フィスクのギター版(NI 2505)が世界的にも有名ですが、このコードレーのフルート版でもフィスクの演奏に匹敵する超絶テクニックが次々と繰り広げられています。
ADW-7404
クリストファー・ボール(1936-):作品集
リコーダーと弦楽の為の協奏曲「夢の笛吹き」
管楽五重奏の為の「コメディのからの情景」
オーボエと弦楽の為の協奏曲
テナー・リコーダー独奏の為の「異教徒の笛吹き」
アルト・リコーダー独奏の為の「 Pan Overheard 」
ポール・アーデン・テイラー(リコーダー/Ob)
クリストファー・ボール(指)
アダベリー・アンサンブル
ADW-7405
ピエール&ジャン=フランソワ・ダンドリュー:ソプラノとオルガンによるクリスマスのための12の変奏曲 グレタ・デ・レイヘレ(S)、
パスカル・ルエ(Org)

録音:1997年10月28日&31日
フランス・バロックの大オルガニストであったジャン=フランソワ・ダンドリューのオルガン作品と、叔父であるピエール・ダンドリューのクリスマスの歌を組み合わせたユニークな企画。
ADW-7406
シューベルト:歌曲集「冬の旅」 ジュール・バスティン(Bs)、
ウルスラ・クナイス(P)

録音:1973年
ジュール・バスティンは、ブリュッセルの王立モネ劇場でのデビューを皮切りに世界中のオペラハウスでブーレーズ、バレンボイム、クライバー、カラヤン、ベームといった巨匠たちとの共演を重ねた名バス奏者。この「冬の旅」は、今は亡き名手の歌声を現在に伝える貴重な録音です。
ADW-7407
サン・サーンス:チェロ・ソナタ第1番ハ短調Op.32
同第2番ヘ長調Op.123
アレグロ・アパッショナートOp.43
白鳥
ルク・トーテン(Vc)、
ベンジャミン・ラヴィッツ(P)
ルク・トーテンは、フランダース放送響の主席奏者やアリアーガ弦楽四重奏団のメンバーとして活躍するベルギーのトップ・チェリスト。 15歳でコミッショーナの指揮するハイファ交響楽団との共演でソロ・デビューを飾ったイスラエルのピアニスト、ラヴィッツとのコンビも絶妙。
ADW-7408
モンポウ:ピアノ作品全集Vol.2
歌と踊り第7番〜第13番
クリスマスの情景/内なる印象
前奏曲集より第1番〜第4番、第6番〜第7番、第9番〜第12番
ロメイ・コルテス・アヤツ(P)

録音:1998年4月
ピアニストのロメイ・コルテス・アヤツはカタルーニャ地方のバルセロナに生まれ。現在はベルギーを拠点に活躍しており、生前の作曲者との交流を持つなどモンポウの作品の演奏と解釈に定評を持ちます。
ADW-7409
踊れ喜べ幸いなる魂よ!
ヘンデル:アリオーソ、ラルゴ、われは知るわが贖い主は生きたもうことを
バッハ:御身がそばにあるならば、
 G線上のアリア、
 Schlummert ein、
 われ御身に呼びかけん主なるイエズス・キリストよBWV.639
モーツァルト:踊れ, 喜べ, 幸いなる魂よ!
 アニュス・デイ、アレルヤ、
 アヴェ・ヴェルム
シューベルト:アヴェ・マリアOp.52-6
L・ベールマン:ノートルダムの鐘
グノー:アヴェ・マリア
フォーレ:ああイエスよ
フランク:天使の糧
クリステル・デ・メウルダー(S)、
ヤン・ファン・モル(Org)

録音:1998年2月18日〜19日
オルガンによる演奏を主体とした大作曲家たちによる宗教作品の名作集。クリステル・デ・メウルダーは、エリク・ファン・ネーヴェルが率いるクレンデ・コンソートのメンバーや、ソリストとして活躍するベルギーのソプラノ奏者。
ADW-7410
ジョルジュ・モワノー(1914-):宗教的作品集
荘厳ミサ/3つの小品
オラトリオ「Le Bapteme de Clovis」
アルセーヌ・ミュゼレル(指)
アルセーヌ・ミュゼレル室内O
ランス大聖堂聖歌隊

録音:1996年9月28日、ライヴ
ADW-7411
ドヴォルザーク:弦楽セレナードエルガー:弦楽セレナード、
チャイコフスキー
:弦楽セレナード
ベルナール・カルメル(指)
オーケストラ・ベルナール・カルメル

録音:1988年
アルミン・ジョルダンの下で指揮者としてのキャリアをスタートさせたカルメルが自ら創設した室内管弦楽団が「オーケストラ・ベルナール・カルメル」。「弦楽セレナード」の名曲3作品で師匠譲りの手腕を発揮しています。
ADW-7413
バッハと同世代の作曲家たち
J・クリーガー:トッカータ.ハ長調、フーガ
J・クーナウ:前奏曲とフーガ.ロ長調、同ト長調、コラール前奏曲
バッハ:オルガンのためのコラール集
J・F・ファッシュ:トリオ・ソナタ.ハ短調
J・C・アルトニコル:リチェルカーレ.ハ長調
ルク・ポネ(Org)

録音:1997年
大バッハと同世代の4人の作曲家によるオルガン作品を、ベルギーのレフ修道院のオルガンを用いて演奏したもの。
ADW-7414
中世、ルネサンス時代のクリスマス音楽(全15曲)
ガブリエルの声/船の歌
イン・ザ・タウン
最も清らかな御方
サンド・デイ・キャロル
美しいキャロル/クリスマス・ジグ/他
古楽アンサンブル「 Bob, Frank en Zussen 」

録音:1998年
ADW-7415
オルガンによる舞曲集
B・ストラーチェ:バレエ、フォリア、
 パッサカリア、スパニョレッタ
G・ピッキ:バッロ
作曲者不詳:エスタンピー、Intabulatura Nova
P・アッテニャン:6つの舞曲
バルトーク:ルテニア人の踊り、
 ルーマニア民族舞曲
パルカル・ルエ(Org)
録音:1998年
オルガン作品の多彩なラインナップを持つパヴァーヌ(Pavane)の特色が表れているアルバム。作曲者不詳の作品からバルトークまでの舞曲をオルガンが豪快に響かせています。
ADW-7416
ドヴィエンヌ:ファゴットのため6つのソナタ.(1802) 田中雅仁(Fg)、
中野振一郎(Cemb)
上塚憲一(Vc)

録音:1998年10月13日〜15日
日本を代表するファゴット奏者の1人として世界中から常に高い評価を受け続けながらも、2002年に客演先のカナダで急逝してしまった田中雅仁が1998年に録音を行っていたドヴィエンヌ。ファゴットのストラディヴァリと称される1820年製の「サヴァリ」からは、ダブルリード特有の艶やかで優美な音色が流れます。
ADW-7418
ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調Op.57
4つのロマンティックな小品Op.75
マズレック.ホ短調Op.49
バラード.ニ短調Op.15-1
ノットゥルノ.ロ長調Op.40
スラヴ舞曲第2番ホ短調「ドゥムカ」Op.46-2
ユーモレスクOp.101-7(ウィルヘミィ編曲)
タンヤ・ベッカー=ベンダー(Vn)、センカ・ブランコヴィチ(P)

録音:1998年4月28日〜30日
グァダニーニ1761を弾きこなす1978年ドイツ生まれの女流ヴァイオリン奏者ベッカー=ベンダーは、ハンガリー国立フィル、ベルギー国立管、ベルリン響、ポーランド室内フィルなどと共演を行うなど国内外から期待を寄せられています。
ADW-7419
オルガン・デュオ
A・F・ハッセ:幻想曲ハ短調Op.35、同Op.36、同ニ短調Op.87
G・ピアッツァ:2台のオルガンのためのソナタより
G・B・ルッキネッティ:2台のオルガンのための協奏曲
モーツァルト:幻想曲K.594
ベートーヴェン:アダージョ
ヘンデル:ハレルヤ
カロル・ゴウェンビオフスキ(Org)、
ジーグムント・ストルツェプ(Org)

録音:1998年
ハンブルクの聖ベルナルド教会のベッケラート・オルガンと、同じくベッケラートのポータブル・オルガンによる二重奏。
ADW-7420
セルジュ・カウフマン(1930-):器楽&声楽作品集
協奏的聖歌(チェロと弦楽の為の)
ヘブライ組曲(チェロとピアノの為の)
セラー(弦楽の為のラプソディー)
アダマー(ヴァイオリンと弦楽の為のメロディ)
二重奏曲(2つのヴァイオリンの為の)/
見出された水
ベルナール・カルメル(指)
ベルナール・カルメルO
Ens.ヴォーカル・メロディア

録音:1998年12月20日-24日
※世界初録音
ADW-7421
18世紀の祭典でのオルガン
ラモー:オペラからの舞踏組曲
C・B・バルバストレ:二重奏曲 ロマンス、前奏曲とフーガ
ヘンデル
:シチリアーノ風に、
 水上の音楽より
N・カサノヴァ:パソ.ハ長調、同ニ短調
P・J・ララニャガ:第5旋法によるソナタ
M・コレット:4つの小品
フランク・バシングラン(Org)

録音:1998年
1956年ボルドー出身のフランス人オルガニストによる18世紀のオルガン作品集。演奏にはサンタガベル教区教会のヒストリカル・オルガンを使用しています。
ADW-7422
フランソワ=ジョゼフ・フェティス(1784−1871):オルガンのためのミサ曲(世界初録音) ジャン・フィリップ・ナヴァール(Org)、
スコラ・ヴァロランシス

録音:1997年12月&1998年11月
9世紀最大の音楽理論家として名を馳せたベルギーの音楽家フェティス。合唱を伴うオルガンのためのミサ曲は世界初録音となった音源。
ADW-7423
シュポア:フルートとハープのためのソナタ変ロ長調Op.16
同変ニ長調Op.113
同変ロ長調Op.114/同ハ短調
マクサンス・ラリュー(Fl)、
スザンナ・ミルドニアン(Hp)

録音:1998年
パリ・オペラ座管の首席奏者を務め、現在はジュネーヴ音楽院で教鞭を執るなど名実ともにフランスを代表するフルート奏者として君臨するマクサンス・ラリューのドイツ・プログラム。ハープのミルドニアンとのデュオで来日の経験もあります。
ADW-7424
チェロのための作品集
リスト:忘れられたロマンス、
 悲しみのゴンドラ、
 エレジー第1番&第2番、
 尼僧院の僧房
ドヴォルザーク:森の静けさOp.68-5、
 ロンドOp.94
ヤナーチェク:おとぎ話
ルク・トーテン(Vc)、
ギル・マッソン(P)

録音:1999年
フランツ・リストを中心に同時代に活躍したドヴォルザーク、ヤナーチェクの作品を集めたチェロ・アルバム。ルク・トーテンは、フランダース放送響の主席奏者やアリアーガ弦楽四重奏団のメンバーとして活躍するベルギーの名手。
ADW-7425
パンフルートによる名曲集
ドビュッシー:夢、
 シシリエンヌOp.78、小舟にて、
 月の光、夏の風の神、
 小さな黒ん坊
フォーレ:ゆりかご、夢のあとに、
 祈りつつ、パヴァーヌOp.50
サティ:ジムノペディ第1番、
 グノシエンヌ第4番
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、
 カディッシュ、魔法の笛、
 眠りの森の美女のパヴァーヌ、
 おやゆび小僧
サン=サーンス:白鳥
ビゼー:間奏曲
バルトーク:シク地方の3つの民謡
チプリアン・ド・ポルムベスク(1853−1983):バラード
フィリップ・ユセール(パンFl)、
アン・リケブール(Hp)、
イザベル・フォルステル=パウク(Fl)
東欧ルーマニアの民族楽器であるパンフルートの達人フィリップ・ユセールが奏でるクラシック名曲集。哀愁を帯びたパンフルートの音色と、優雅なハープの音色がヒーリング効果抜群。大作曲家たちの傑作が姿を変えて心に響き渡ります。
ADW-7426
フランスロマン派オルガン曲集
ボエルマン:ゴシック組曲Op.25
ヴィエルヌ:アダージョOp.28-4/子守歌Op.31-19
デュボワ:トッカータ
ピエルネ:3つの小品Op.29
ジグー:トッカータ
ルフェーブル=ウェリ:退場、高揚、聖体拝領
ジャン=ピエール・ルコーデ(Org)

録音:1998年10月
ADW-7427
ショパン:17のポーランドの歌より
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876−1909):歌曲集全集(22曲)
プーランク:8つのポーランドの歌
 マズルカ
ソフィー・デ・ティレッセ(Ms)、
ジャン・イヴ・セビロット(P)

録音:1999年
シャンドスやハイペリオンからのリリースによって一躍表舞台に復活したポーランドの作曲家カルウォヴィチ。若きポーランドの1人として期待を一身に受けながらも、雪崩によって若くしてこの世を去った天才作曲家が生み出した珠玉の歌曲。
ADW-7428
ルクレール:音楽の慰め第2集
ソナタ第2番ホ短調
同第8番ニ長調/同第7番ト長調
アンサンブル・コントルポワン

録音:1998年
バロック音楽の演奏を目的として1991年に結成されたピリオド楽器を駆使する「アンサンブル・コントルポワン」が、トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、バス・ヴィオールとチェンバロによる四重奏でルクレールをしなやかに奏でます。
ADW-7429
ヴァレンティン・ヌヴィユ(1863−1941):ヴァイオリン・ソナタ
おお 救い主なるいけにえよ
遙かなる歌
Ce que le Roi vit de la fenetre
子守歌/ロマンス/ワルツ
クロード・コレ(P)、
フランク・デッラ・ヴァッレ(Vn)

録音:1999年
ヴァレンティン・ヌヴィユは、教会音楽を専攻し数多くのオルガン作品を遺したベルギーの作曲家。フランス放送フィルやラムルー管と共演を重ねるピアニストであるコレ、パリ室内管弦楽団のメンバーでもあるデッラ・ヴァッレがじっくりと歌を聴かせてくれています。
ADW-7431
フランダースの教会音楽集
イェフ・ファン・ホーフ(1886−1959):マリアよあなたはことごとく美しく
エミール・ワンバッハ(1854−1924):祈り
ペーテル・ブノワ
(1834−1901):マリアよあなたはことごとく美しく、
 O Gloriosa Virginum
ジョゼフ・カラーツ(1830−1901):牧歌/他 全19曲
クリステル・デ・メウルダー(S)、
ヤン・ファン・モル(Org)、
サラ・ファン・モル(S)、
ノエル・シェーペンス(Ms)

録音:1999年
19世紀中期から20世紀後半にかけてベルギーのカトリック教会のために作曲された宗教音楽を集めた珍しいアルバム。
ADW-7432
サンシプリアンのオルガン
バッハ:オルガンのための6つのトリオ・ソナタBWV.525〜BWV.530
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)
パヴァーヌ・レーベルに多くのオルガン作品の録音を行っているレコウディによるバッハ。今回の録音で使用されたのはサンシプリアン市(南フランス)のオルガン。
ADW-7434
ジャコモ・ファッコ(1676−1753):協奏曲集「和声復興への考察」Op.1(第7番〜第12番/世界初録音) フェデリコ・セトランゴーロ(指)
アンサンブル・アルバロンガ
近年何故かメキシコで楽譜が発見されるなどしているヴェネツィアに生まれスペインでその才能を発揮した作曲家ファッコ。「和声復興への考察」はヴィヴァルディの「調和の霊感」が発表される以前に大きな人気を誇った作品です。1984年に結成されたアンサンブル・アルバロンガは、実力派ヴァイオリン奏者グリエルモが第1ヴァイオリンを務めるピリオド楽器によるアンサンブル。
ADW-7435
フランソワ=アドリアン・ボワエルデュー(1775−1834):ハープ協奏曲ハ長調(ナヴァール校訂原典版/世界初録音)
ハープのためのソナタ.ト長調Op.8-2
ソプラノとハープのための「ロマンス」
イザベル・ペラン(Hp)、
クリスティーヌ・パウシェ(S)、
ジャン=ピエール・ナヴァール(指)
ル・コレージュ・ミュジカル
18世紀後期から19世紀初期にかけてのフランスを代表するオペラ作曲家であったボワエルデューがハープのために作曲を行った作品を集めたタイトル。指揮者のナヴァールの校訂によって実現した原典版は世界初録音。
ADW-7436
エリカ・パウエルスのポートレート
プッチーニ:この柔らかなレースの中で、母もなく、
 ある晴れた日に、私の名はミミ
グノー:何と美しいこの姿
ビゼー:ここが密輸業者の隠れ家ね…何を恐れることがありましょう
A・デ・ブーク:ひまわり
モーツァルト:ああ私には分かっていたわ!K.272、
 私の感謝をお受け下さいK.383
レハール:ヴィリアの歌、唇は黙っていても
エリカ・パウエルス(S)、
マルコ・バッカー(Br)、BRT管、他

録音:1968年〜1979年
エリカ・パウエルスは、王立フランダース歌劇場を中心に長きに渡り第1線で活躍してきたベルギーのソプラノ奏者。特に定評のあったプッチーニのアリアを中心とした録音では、パウエルス全盛期の歌声を知ることができます。
ADW-7437
ヴィラ・ロボス:ピアノ作品集
シランダ舞曲集
ショーロ第5番「ブラジルの心」
ブラジルの密林への郷愁第1番&第2番
カボクロの伝説
ニューヨーク・スカイライン
苦悩のワルツ/伝統的なショーロ
嘆き/組曲「実用の手引き」より
マリア・イネス・ギマラエス(P)
ピアニスト、作曲家、音楽学者と様々な顔を持つ女流ピアノ奏者ギマラエス。コンサートホールだけでなくブラジルやパリのバー、カフェなどでも演奏を重ねるなど、広く活動しています。躍動するリズム感が巧みに表現されたヴィラ=ロボスです。。
ADW-7439
18世紀の作曲者不詳のオルガン作品集
組曲/ミサ曲/ノエル
Basse de Trompette
テ・デウム/組曲ニ長調
リュク・ポネ((Org)
ムシカ・グレゴリアーナ・アルデン・ビーセン
ベルギー、ブリュッセルの王立図書館に残された18世紀の楽譜を長き時を経て音として蘇らせた好企画。
ADW-7440
C・P・E・バッハ:2本のフルートと通奏低音のためのソナタ.ニ短調
J・C・バッハ:2本のフルートと通奏低音のためのソナタ.ト長調
J・C・F・バッハ:2本のフルートとチェンバロのためのソナタ
W・F・バッハ:2本のフルートと通奏低音のためのソナタ.ニ長調
バッハ
:2本のフルートと通奏低音のためのソナタ.ト長調
マクサンス・ラリュー(Fl)、
ジャン=ミシェル・タンギー(Fl)
、クリスティアン・ナイキスト(Cemb)
元パリ・オペラ座管の首席奏者でありフランスを代表するフルート奏奏者であるラリューと、ベートーヴェンオーケストラ・ボンの首席奏者などを歴任したタンギーという強力コンビが贈るバッハ一族の魅力あふれる音楽の数々。透き通る笛の音色は美しいの一言に尽きます。
ADW-7441
マルチェロ:チェロと通奏低音のためのソナタ第1番〜第3番、第5番
J・G・ヴァルター(1684−1748):ヴィヴァルディの協奏曲、アルビノーニの協奏曲、
トレッリの協奏曲
マルティーニ:小品第15番、
同17番、同19番
D・スカルラッティ:ソナタ.ハ長調K.255
エヴェリン・マルティナ=ドウシィ(Vc)、
パスカル・ルーエ(Org)
数百点に及ぶ作品を残したイタリアの作曲家ベネデット・マルチェロとその同時代に活躍した作曲家たちのオルガンを主とした作品集。ちなみにヨハン・ゴットフリート・ヴァルターは大バッハの遠戚にあたります。
ADW-7443
アンソニー・ギラード(1959-):オーボエと管弦楽の為の「マニフィカト」
Comme Une Etoile du Matin
Chant D'amour A L'eternite
ジャン=ミシェル・ペノー(Ob)
エレーナ・リベロワ(S)
ベルナール・カルメル(指)
ベルナール・カルメルO

※世界初録音
ADW-7444
フンメル:ピアノのための変奏曲集
アダージョ、変奏曲とロンド変ホ長調Op.75〜イギリス民謡「可愛いポリー」による
創作主題による変奏曲イ長調Op.76
オランダ民謡による変奏曲変ロ長調Op.21
モーツァルト「後宮からの逃走」の主題による変奏曲ハ長調Op.34-3
ジョアンナ・トルチアク(P)
自らもピアノの名手として活躍し、ショパンへ大きな影響を与えたフンメルのピアノ作品の中から「変奏曲」にスポットをあてたアルバム。ポーランドの女流ピアニストであるトルチアクは、1980年に行われたポーランド・ピアニスト・フェスティヴァル優勝などの実績を持っています。
ADW-7445
フォルカルキエの歴史的オルガン
J・P・スヴェーリンク:大公のバレット
H・シャイデマン:前奏曲ニ短調、第6旋法のマニフィカト
N・ブルンス:前奏曲ホ短調
バッハ:幻想曲ト長調BWV.572
ブクステフーデ:前奏曲ニ短調BuxWV.139
L・マルシャン
:オルガンのための作品集第1巻
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)
フランス南部プロヴァンス地方の都市フォルカルキエにある歴史的オルガンを、パヴァーヌ・レーベルに多くの録音を行っているレコウディが演奏。
ADW-7446(3CD)
ジャコモ・ファッコ(1676−1753):歌劇「愛は全くの作り事、あるいはユピテルとアンフィトリオン」(世界初録音) アニバル・セトランゴーロ(指)
アンサンブル・アルバロンガ
ヴェネツィアに生まれスペインでその才能を発揮した18世紀の知られざる作曲家ファッコ。収録されているオペラは、1721年にマドリードのブエン・レティーロ王立劇場で当時のスペイン国王フェリペ5世夫妻を招き上演された作品。ピリオド楽器の旋律とスペイン語の歌声で響くファッコのオペラは世界初録音となる重要な録音です。
ADW-7449
トランペットとオルガンのための作品集
シャルパンティエ:「テ・デウム」前奏曲
ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調Op.3-7
ドラランド(1657−1726):トランペット協奏曲
ジャン・ラングレ(1907−1991):3つのコラール
バッハ:G線上のアリア、
 主よ人の望みの喜びよ
 目覚めよと呼ぶ声あり
シューベルト:アヴェ・マリア
ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」〜カヴァティーナ
ジョルジュ・ドルリュー(1925−1992):叙唱とコラール
シモン・フルニエ(Tp)、
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)、
フレデリク・マドレーヌ(バロック・ティンバレス)
1973年にベルギーの都市アンジェで生まれたシモン・フルニエは、フランスのアンサンブル・オーケストラ・トロワでソロ・トランペット奏者を務めています。2000年7月にはバシュメット&モスクワ・ソロイスツのツアーに参加するなど、その輝かしいサウンドに大きな期待が寄せられています。
ADW-7451
ニコラ・ド・グリニー:5つの賛歌 ジャン=ピエール・ルコーデ(Org)
レ・シャントル・デュ・ロワ
ADW-7452
カルロ・ヴァン・ネスト
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第2番 嬰ヘ短調Op.19
イザイ:ヴァイオリンと管弦楽の為の「悲劇的な詩」Op.12
シュヴルイユ(1901-1976):ヴァイオリン協奏曲第2番Op.56
カルロ・ヴァン・ネスト(Vn)
エドガール・ドヌー指揮RTB室内O*
ダニエル・スターンフェルド(指)INR大SO+
フランツ・アンドレ(指)INR響#

録音:1953年-1973年
※音源:RTBF(ベルギー・フランス語放送局)
ADW-7453
モンポウ:ピアノ作品集Vol.3
遙かな祝祭/対話
パリ万博の想い出/3つの変奏曲
ショパンの主題による変奏曲
魔法の歌/風景/子守歌
ロメイ・コルテス・アヤツ(P)
ロメイ・コルテス・アヤツはバルセロナに生まれ、現在はベルギーを拠点に活躍中の女流ピアノ奏者。モンポウの作品の演奏と解釈には定評があります。
ADW-7455
ヴィヴァルディ:フルート・ソナタ.ト短調Op.13-6,RV.58
ハ長調RV.48/ト短調RV.51
ニ短調RV.49/ホ短調RV.50
イ長調Op.13-4,RV.59
マクサンス・ラリュー(Fl)、
ジョルジュ・キス(Cemb)
フルートのマクサンス・ラリューは、1954年のジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝という輝かしい経歴を持ち、パリ・オペラ座管弦楽団の首席奏者などを歴任したフランスのフルート界を牽引してきたベテラン奏者。
ADW-7456
セファルディウムのロマンスと伝承音楽〜スペイン系ユダヤ民族の音楽(全12曲)
Morena Me Yaman
Puntcha Puntcha
Mi Padre Era De Fransya
Doz Amantes Tengo La Mi Mama
La Roza Enflorese(バラは五月に咲く)/他
ラ・ローザ・エンフロレーゼ
ADW-7457
バスーン・ブリランティッシモ
ポール・アグリコール・ジュナン(1832−1903):ヴェニスの謝肉祭Op.14
マスネ:タイスの瞑想曲
グラナドス:アンダルーサ
アントニオ・パスクッリ(1842−1924):ベッリーニへのオマージュ
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
グルック:精霊の踊り
ドップラー
:ハンガリー田園幻想曲Op.26
フォーレ:夢のあとでOp.7-1
ラヴェル(ウーブラドゥー編):ハバネラ形式の小品
ブルッフ:コル・ニドライOp.47
バッハ:アリオーソ
ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
ピアソラ(ブラガト編):天使の死
田中雅仁(Fg)、鷲宮美幸(P)
ランダのハーグ・レジデンティ管を皮切りに、ドイツの南西ドイツ放送響、ベルギーの王立モネ歌劇場、そして新日本フィルの奏者を歴任してきた日本を代表するバスーンの名手の1人に数えられる田中雅仁のソロ・アルバム。
ADW-7458
モンポウ:ピアノ作品集Vol.4
呪文/ひそやかな音楽
ロメイ・コルテス・アヤツ(P)
スティーヴン・ハフも取り上げた「呪文」と、全28曲で構成されたモンポウ最大の作品集である「ひそやかな音楽」の全曲を収録した重要盤。
ADW-7461
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番、
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
フィリップ・フィルシュホーン(Vn)
エリザベート・レオンスカヤ(P)
バルト三国の小国リトアニアが輩出した名ヴァイオリニスト、フィルシュホーンがレオンスカヤとのデュオで1993年11月30日にアムステルダム・コンセルトへボウで開催したコンサートのライヴ録音!ベルギーを拠点に活躍していたフィリップ・フィルシュホーンは、1965年のパガニーニ国際コンクールで第2位を獲得。続く1967年のエリザベート国際コンクールではクレーメルやカントロフを抑えて第1位に輝いた名匠です。
ADW-7462
サントロペのオルガン
バッハ:前奏曲とフーガ.ニ長調BWV.532、
 21のコラール前奏曲より
J・G・ヴァルター:協奏曲
パッヘルベル
:シャコンヌ.へ長調
N・ルベーグ:組曲
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)
パヴァーヌ・レーベルに多くのオルガン作品の録音を行っているレコウディ。殉教者聖トロペにちなんで名付けられたフランス南部のサントロペにあるオルガンを使用した録音。
DW-7464
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番、第3番 アリアーガSQ
アリアーガ弦楽四重奏団は、ブリュッセル王立音楽院やジュリアード音楽院の卒業生によって結成されたアンサンブル。
ADW-7467
シャルル・シェーヌ(1925-):作品集
黙示録の為の「セクエンス」(1971)*
バリトンとオルガンの為の「魂の歌」(1999)#
オルガンの為の4つの前奏曲「光に向かって」(1991)+
アヴィニョン金管五重奏団*
ジャン=マルク・サルツマン(Bs)#
ジャン=ピエール・ルコーデ(Org;#/+)
ADW-7468
スペイン周辺のオルガン作品(全18曲)
フランシスコ・ソート・デ・ランガ(1534/38-1619):6声のティエント
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(c.1575-1654):ティエント
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):Tiento de falsas / Salve Regina
ジョアン・デ・ソーザ・カルヴァーリュ(1745-1798):アレグロ
レジス・カンポ(1968-)、ブノワ・ムルニエ(1962-)、他の作品
パスカル・ルエ(Org)
ADW-7469
インドルジフ・フェルト(1925-): フルートと管弦楽の為の作品全集
フルート,弦楽と打楽器の為の協奏的幻想曲(1980)
フルート、ピアノと管弦楽の為の コンチェルティーノ(1995)
フルート協奏曲(1954)
カルロ・ヤンス(Fl)
ダニエル・ブルメンタール(P)
ヴラディーミル・ヴァーレク(指)
プラハ放送SO

※世界初録音
ADW-7471
ノエル(全21曲)
王の行進/きよしこの夜
三人の天使は夜来る
あらのの果てに
おめでとうイエスさま/もみの木
メルヒオールとバルタザール
新しいクリスマス/他
マルク・グローウェルス(Fl)
ダニール・グリュセル(アコーディオン)
ティエリー・スメツ(Org)
ダ・カーポ少年少女cho
ADW-7472
クリスマス・キャロル名曲集(全18曲)
もみの木/いざ、御子をむかえ
われら東より来り、はるか彼方より来り
神の御子は今宵しも/きよしこの夜/他
マルク・グローウェルス(Fl)
ダニール・グリュセル(アコーディオン)
ティエリー・スメツ(Org)
ダ・カーポ少年少女cho
ADW-7473
ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682−1738):クラヴサン曲集 ベティ・ブルイランツ(Cemb)
10年間に渡ってロクブルン音楽祭の芸術監督を務めたベルギー有数のチェンバロ奏者であるブルイランツ。自ら生み出したメソードを用いて子供たちの教育に携わるなど、現在は後進の指導に力を注いでいます。
ADW-7474
申し分のない紳士〜バロック時代のリコーダー作品集
J・ショア:ショア氏のトランペット・チューン
G・ビンガム:マーチ
パーセル:Sybell
M・ロック:組曲第8番
バード:アルマンド、ロウランド、
 ヴォルタ
ファン・エイク:道化師
A・パーチャム:ソナタ/他 全14曲
パトリック・デネッカー(リコーダー)
ギィ・ペンソン(Cemb)
ベルギー有数のリコーダー奏者デネッカーがソプラノ、アルト、テナーの計5種類のリコーダーを駆使してバラエティに富みながらも音楽性の豊かな演奏を披露。伴奏のペンソンもク、リス・マーネによる2台のチェンバロを使い分けています。
ADW-7475(2CD)
ヨンゲン(1873−1953):ピアノ作品全集Vol.1
ピアノのためのソナタ形式の組曲Op.60
ピアノのための小組曲Op.75
ソナチネOp.88/2つの小品Op.33
2つのワロン風ロンドOp.40
たそがれOp.52
即興曲第1番op.87
同第2番op.99/同第3番Op.126-1
24の小さな前奏曲集
ディアネ・アンデルセン(P)
ベルギーが誇る20世紀の大作曲家ヨンゲンのピアノ作品を網羅したベルギーのレーベル、パヴァーヌ(Pavane)ならではの見事なリリース!リエージュ音楽院やブルージュ音楽院で教鞭を執っていたヨンゲンの作品は、ここ日本においては器楽作品が取り上げられることが多く、ロパルツと並び近年再評価されています。ディアネ・アンデルセンは、ベルギーのブリュッセル王立音楽院教授、ヨーロッパピアノ教育連盟ベルギー支部長などの要職にあるベテラン奏者。目の前に様々な風景が浮かび上がるかのような美しく情緒溢れるヨンゲンのピアノ作品の数々は、ファンならずとも一聴の価値あり!
ADW-7477(3CD)
ヨンゲン:ピアノ作品全集 Vol.2
トッカータOp.91
悲しみのサラバンドOp.58
セレナーデOp.19
2つの演奏会用練習曲Op.65
マズルカOp.126 bis
マズルカ(1924)/ナポリタニア
2つのバラード
古風な形式による舞踏の為のブーレとサラバンド
演奏会用練習曲第3番
3つの小品Op.102
妖精の遊びOp.91-2
ワルツ形式でOp.69
13の前奏曲Op.69
10の小品Op.96/幻想曲
Pages intimes Op.55
子供の遊びOp.120
Cocass-Marsch
小さな子守歌とディヴェルティスマン Op.129
インテルメッツォ・ピッコロOp.136 bis
ディアヌ・アンダーセン、
アンドレ・デ・グロート(P)
ADW-7480
バロック時代のフルート協奏曲集
C.P.E.バッハ:フルート協奏曲 ニ短調Wq.22 426
テレマン:組曲イ短調TWV.55 a2
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ト短調「夜」Op.10-2、RV.439
バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調BWV.1067
カルロ・ヤンス(Fl,指)
ラトヴィア・フィルハーモニック室内O
ADW-7483
ヨンゲン:弦楽四重奏曲第1番Op.3
弦楽四重奏曲第2番Op.50
ゴンSQ
目下絶好調の勢いを見せるベネルクスの作曲家の中でも特に高い人気を誇っている20世紀ベルギーの大作曲家ヨンゲン。ゴン弦楽四重奏団は、ヴァイオリンのゴン・ハンシャンを中心としてリエージュ・フィルハーモニックのメンバーによって結成されたベルギーのアンサンブル。2作品ともこのディスクのリリースが世界初録音です。
ADW-7485
ジャック・ファン・ヘレンタール:トリプティク、
 冬の瞑想
ジョヴァンニ・ボッテシーニ(1821−1889):序奏とガヴォット
 メロディー、
 「夢遊病の女」幻想曲、
 華麗なる奇想曲
クリスティアン・ファンデル・ボルヘ(Cb)、ピエール・ブルネロ(P)
アントワープ歌劇場で奏者としてのキャリアをスタートさせ、1982年にはブリュッセル・ダブルベース四重奏団を結成するなどしたヘレンタールと、数多くのコントラバス作品の作曲を行ったボッテシーニのカップリング。ボルヘは現在ロイヤル・フランダース・フィルの第1ソロ走者を務めるベネルクスの名手として活躍を見せています。
ADW-7486(2CD)
ハイドン:歴史的楽器による初期ソナタ第1集
ソナタ第1番Hob.XVI-1〜ソナタ第18番Hob.deest
綿谷優子(Cemb、クラヴィコード)
綿谷優子はベルギー在住の日本人鍵盤楽器奏者。2001年2月に行われた当盤の録音ではピアノではなく、チェンバロとクラヴィコードを用いてハイドン初期の鍵盤ソナタ18曲を弾きこなしています。 
ADW-7489
リゾナンス
バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」より
チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」
バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067
ラミーナ打楽器四重奏団
ラミーナ打楽器四重奏団は、4人の実力派打楽器奏者たちによって1984年より活動を行っている打楽器アンサンブル。様々な打楽器を駆使して演奏されるバースタイン、チャイコフスキー、バッハは一風違った雰囲気を醸し出す興味深い演奏に仕上がっています。 
ADW-7490
フランク:憂鬱、ヴァイオリン・ソナタ(オルガン伴奏版)
ヤン・ファン・ランドヘム(1954−):L'invisible pour les yeux
アウグスト・デ・ブック(1865−1937):Piere-Gebed
デュオ・ランディーニ
メキシコ、イタリア、フランス、デンマークなどで活躍を見せているデュオ・ランディーニは、女流ヴァイオリン奏者のジェニー・スパノーヘと、オルガン奏者兼作曲家であるヤン・ファン・ランドヘムによるデュエット。フランクのソナタのオルガン伴奏版は、ランドヘムの編曲版。
ADW-7491
ロパルツ(1864−1955):ヴァイオリン・ソナタ第3番イ長調
同第2番ホ長調/同第1番ニ長調
サンドリーヌ・カントレッギ(Vn)
ベアトリス・ラウシュ(P)
収録されている3曲のヴァイオリン・ソナタはそれぞれ1907年、1917年、1927年と10年置きに作曲が行われておりロパルツの作風の変化を感じ取ることが出来ます。サンドリーヌ・カントレッギは、ルクセンブルク銀行より貸与されたグァダニーニのヴァイオリンを手にルクセンブルク音楽院とブリュッセル王立音楽院で指導を行い、ソリストとしても活躍中の女流演奏家です。
ADW-7492
バッハ:フルートとチェンバロのための6つのソナタBWV.525〜530 ジャン=ミシェル・タンギー(Fl)、クリスティアン・ナイキスト(Cemb)
ジャン=ミシェル・タンギーはジャン=ピエール・ランパルとオーレル・ニコレの下でフルートを学び、ベートーヴェンオーケストラ・ボンの主席フルート奏者などを歴任。日本へも度々来日を行っており、現在はドイツのマンハイム音楽院とブリュッセル王立音楽院でフルートを教えています。
ADW-7494
キュイ:ピアノ作品集
24の前奏曲集Op.64 〜第10番/第9番/第8番/第15番/第14番/第23番/第16番/第21番/第22番/第5番/第4番/第2番/第25番/第24番]
3つのワルツOp.31〜第1番 イ長調/第2番 ホ短調
ピアノの為の組曲Op.21
クリストフ・デュルーズ(P)

録音:2004年9月10日-12日、サル・ティボール・ヴァルガ、シオン、スイス
※使用楽器:スタインウェイ D 274
ADW-7495
ラプソディ
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
モンティ:チャルダーシュ
伝承曲:Grosse Tete
モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」より
V.コスマ:グランド・ブロンド
 Chant du berger
F.ファルカシュ:ルーマニア舞曲集
ディニーク:ホラ・スタッカート/ひばり
ルーマニア民謡:ホラ・シナイ
 Balada lui corbea
 Le traineau a grelots
 Ca La Breaza /Cintec din Aedeal
フィリップ・ユッセル(パンフルート)
シリル・デュピュイ(ツィンバロン)
セドリック・ビュルジュラン(Org)
ADW-7496
モーツァルト:フルート協奏曲ト長調K.313
アンダンテ.ハ長調K.315
フルート協奏曲第2番ニ長調K.314
フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
ジャン=ミシェル・タンギー(Fl)
ベノワ・ウェリィ(Hp)
フィリップ・ベンダー(指)
王立ワロンCO
ジャン=ミシェル・タンギーはランパルやニコレの指導を受け、ベートーヴェンオーケストラ・ボンの主席フルート奏者などを歴任。日本へも度々招聘されマスタークラスを行うなど幅広く広く知られているフルート奏者でし。
ADW-7497
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755):オペラ・バレ「キューピットの旅」Op.60
4声のソナタOp.34-3
ソナタ第5番ト短調Op.26-5
クラヴサン曲集Op.59より第3組曲
ソナタ.ホ短調Op.37-2
協奏曲ト長調Op.21-3
協奏曲ホ短調Op.37-6
La Casa Dolce
ラ・チェトラ・オルフェオ
バロック・フルート奏者ミシェル・ケーステルマンスを中心に1994年に結成されたバロックアンサンブル、「ラ・チェトラ・オルフェオ」によるフランスバロックの作曲家ボワモルティエの器楽作品、合奏作品を集めた1枚。ピリオド楽器を使用している「ラ・チェトラ・オルフェオ」は、特に16世紀から18世紀の作品を主なレパートリーとして欧米を中心に広く活躍中のアンサンブル。
ADW-7498
ハイドン:チェロ協奏曲第1番、第2番、
ピアノ協奏曲ニ長調Hob.XVIII-11
アレクサンドル・デブルス(Vc)、
ジルベルト・ブーシェ(P&指)、
アルペジオCO
1976年に音楽一家の下に生まれた若きチェリスト、アレクサンドル・デブルスの演奏によるハイドンの協奏曲集。デブルスは3歳でヴァイオリンのレッスンを、4歳で母親からチェロの手解きを受けた後の12歳で初のコンサートを経験するなどまさにサラブレッド。艶やかな音色で奏でられ躍動感に満ち溢れたハイドンは、今後の飛躍を大いに予感させる演奏です。
ADW-7499
フレデリク・ファン・ロッサム(1939−):弦楽オーケストラのための「ディヴェルティメント」Op.15
混声合唱のための「リチェルカーレ・フェスティーヴォ」Op.52
弦楽オーケストラのための「エピタフ」Op.25
2台ピアノのための「カタルシス」Op.42
管弦楽のための「シンフォニエッタ」Op.7
ムヒディン・D.デミリツ(P)、
ウジェーヌ・ガーランド(P)、
ジャック・ファンヘレンタルス(指)
ブリュッセル・アンサンブル・オーケストラル、
ブリュッセル室内cho
1939年ブリュッセル生まれの作曲家フレデリク・ファン・ロッサムの作品集。コンテンポラリー・ロマンティックといったスタイルで作曲された作品は数々のコンクールで賞を獲得するなど高く評価されています。

ADW-7500
フランク:ピアノ三重奏曲変ロ長調「サロンの三重奏曲」Op.1-2
ピアノ三重奏曲嬰ヘ長調Op.1-1
ダミアン・パルドン(Vn)、
ルク・トーテン(Vc)、
ステファネ・デ・メイ(P)
ルクセンブルク・フィルのヴァイオリン奏者をつとめるパルドン、フランダース放送管のソロ・チェロ奏者の任にあるトーテン、コルトーの教えを受け継ぐデ・メイというベルギーの強力トリオによるフランク。各自がそれぞれの主張をしっかりと表現しながらも、抜群のバランスを保った演奏を聴かせてくれます。ベルギーには日本では知名度が高くなくとも素晴らしい実力を持ったアーティストが数多く存在していることを証明する1枚!
ADW-7501
エモーション〜映画音楽集(全21曲)
J.ボック:屋根の上のバイオリン弾き
B.クレ:コーラス
E.モリコーネ:シネマ・パラダイス/銃殺! ナチスの長い五日間
ザ・ミッション
バーンスタイン:ウェスト・サイド・ストーリー
J.ウィリアムズ:シンドラーのリスト
N.ピオヴァーニ:ライフ・イズ・ビューティフル
M.ルグラン:ルグランの映画からのアリア
V.コスマ:Salut L'artiste/他
フィリップ・ユッセル(パンFl)
ドミニク・スコルニー(P)
ラファエル・ユッセル(Vn)
ADW-7502
ヨンゲン(1873−1953):弦楽三重奏曲Op.135
イザイ:弦楽三重奏曲「Le Chimay」
ルイ・ド・メーステル(1904−1987):弦楽三重奏曲
フイヴァールツ弦楽三重奏団
フイヴァールツ弦楽三重奏団は1997年に結成。20世紀から21世紀の新作やベルギーの作品を主なレパートリーとしています。
ADW-7503
ジョルジュ・バルボトゥーへのオマージュ… ジョルジュ・バルボトゥー(1924−):金管五重奏のための「シャンソネリー」
ホルンとピアノのための4つの小品「セゾン」
ホルンと弦楽四重奏のための3つの小品「トリプティク」
エリック・ソンブレー(Hrn)、
アビニョン金管五重奏団、
コルデリア・パルム(Vn)、
ガブリエラ・コヴァクス(Vn)、
ファブリス・デュラン(Va)、
フローレンス・マリー(Vc)、
ジャン=ピエール・レコウディ(P)
1970年から1984年までパリ管弦楽団のソロ奏者を務め、その後はパリ音楽院教授として教鞭を執るなど世界のホルン奏者たちに多大な影響を与えた続けるフランス・ホルンの大御所ジョルジュ・バルボトゥーが書き上げた作品を集めたオマージュ・アルバム。バルボトゥーの作品に挑むのは、アヴィニョン・プロヴァンス地方管弦楽団のソロ奏者を務めるエリック・ソンブレー。ホルン・ファン必携!
ADW-7504
タンゴロジア
ピアソラ:グラン・タンゴ(チェロ&ピアノ)、
天使の死(ピアノ・デュオ)、
イ調のタンゴ(ヴァイオリン&ピアノ)
アディオス・ノニーノ(ピアノ・デュオ)
ブエノスアイレスの四季(ピアノ&ヴァイオリン&チェロ)
パブロ・シーグレル(1944−):アスファルト(ピアノ・デュオ)、
 Elegante Canyenguito(ピアノ・デュオ)
セルジオ・ティエンポ(P)、
カリン・レヒナー(P)、
アレクサンドル・デブルス(Vc)、
アンドレ・シウィ(Vn)、
セバスティアン・リエナール(P)
ベネズエラに生まれた神童として名を馳せ、アルゲリッチをも唸らせたピアニストであるセルジオ・ティエンポ。7歳年上の姉であるカリン・レヒナーとのデュオで奏でるタンゴは、南米の熱きパッションが発揮された見事なパフォーマンス。パヴァーヌ・レーベルの本拠地ブリュッセルに深い縁を持つアーティストであるデブルスやシウィ、リエナールも、ティエンポ&レヒナーのデュオに劣らぬのリズミカルで情熱的な演奏を披露。聴き手の心に熱き情熱を届ける素晴らしきタンゴ・アルバムです。
ADW-7505
リャードフ:前奏曲Op.11-1
前奏曲Op.31-2/前奏曲Op.57-1
前奏曲Op.40-3/前奏曲Op.10-1前奏曲Op.46-4
音楽の玉手箱Op.32
小さなワルツOp.26
ワルツOp.9-1
ポーランド民謡による変奏曲Op.51
マリオネットOp.29
バガテルOp.30/ノヴェレッテOp.20
グリンカのテーマによる変奏曲Op.35
ビリュールキOp.2
4つの小品Op.46
菊地洋子(P)

録音:2005年6月
桐朋音大卒業後にベルギーへと渡った菊地洋子は、ソロ活動だけでなくディナン国際サクソフォリャードフ:前奏曲Op.11-1/前奏曲Op.31-2/前奏曲Op.57-1/前奏曲Op.40-3/前奏曲Op.10-1/前奏曲Op.46-4/音楽の玉手箱Op.32/小さなワルツOp.26/ワルツOp.9-1/ポーランド民謡による変奏曲Op.51/マリオネットOp.29/バガテルOp.30/ノヴェレッテOp.20/グリンカのテーマによる変奏曲Op.35/ビリュールキOp.2/4つの小品Op.46ン・コンクールの公式伴奏者やブリュッセル王立音楽院で日本人唯一の講師として活躍する東京生まれの女流ピアニスト。ヨーロッパでの生活で培われた抜群の選曲眼と豊かな音楽性を最大限に活かした演奏が高く評価されています。ちなみに2007年5月17日にオペラシティ・リサイタルホールで行われたコンサートで演奏されたリアドフの作品は、このアルバムに全て収録されています。3ページの日本語解説付き。
ADW-7506
ロベルト・ヘルベリフス(1886−1974):アリアン
イヴの歌による5つのメロディー
田舎の組曲/6つの歌曲
ダニエル・ブルメンタール(P)、マルティーヌ・デ・クレアーネ(S)
ベルギーのヘント王立音楽院で学び、23歳でベルギー・ローマ賞を受賞した作曲家ヘルベリフスの作品集。ピアノ独奏曲とソプラノのための歌曲を収録しており、全曲世界初録音となります。
ADW-7507(2CD)
モーツァルト:教会ソナタ第1番〜第17番/序曲ハ長調K.399
フーガ.ト短調K.401
同変ホ長調K.153
同ト短調K.154
小ジーグ ト長調K.574
アダージョとアレグロ.ヘ短調K.594
アンダンテ.ヘ長調K.616
幻想曲ヘ短調K.608
オリヴィエ・シャルリエ(Vn)、
フローラン・シゲティ(Vn)、
ドレル・フォドレーヌ(Vc)、
ウナル・アルテ(Cb)、
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)、
ファビアン・ガルソー(Ob)、
ヴァンサン・バルテルミー(Ob)、
エリク・ソンブレー(Hrn)、
ブルノ・アーミニース(Hrn)、
レネ・マゼ(バロックTp)、
エマヌエル・マルマニー(バロックTp)、
ローレンス・ブリゴ(バロック・ティンバレス)
多くのファンを持つフランスのヴァイオリ奏者シャルリエと、同じくフランスのオルガニストであるレコウディを中心とした教会ソナタ集。シャルリエの表情豊かなヴァイオリンの音色が印象的な好演。
ADW-7509
ベルギーのヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
アウグスト・デ・ブーク(1865−1937):ヴァイオリン・ソナタ
アルベール・ハウブレヒツ(1899−1938):ヴァイオリン・ソナタ
クリスティアン=アドルフ・ワウテルス(1953−):ヴァイオリン・ソナタ「ソナタ・アマラ」Op.69
ギド・デ・ネーヴェ(Vn)、
ヤン・ミヒエルス(P)
アメリカのクーリッジ賞の受賞者でもあり、ヨンゲンの弟子でもあったハウブレヒツの秀作などを収録したベルギーのヴァイオリン・ソナタ・アルバム。アントワープ王立音楽院でヴァイオリンと室内楽の指導を行っている同国の中堅奏者デ・ネーヴェが演奏を行うなど、まさにベルギーのレーベルとベルギーのアーティストによるベルギー・アルバムです。
ADW-7510
セクレトス・デ・ミ・アルマ〜スペイン系ユダヤ人の音楽
Alta va/Una pastora yo ami/Gerineldo
Sekretos de mi vida
A la nana y a la buba
Il bastidor/Ay mancebo
Durme kerido ijiko
Avrish me galanika
La roza enflorese
La serena/Sekretos de mi alma
Grabar los suenos de mi alma
ラ・ローザ・エンフロレーゼ
ADW-7512
ショパン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.8
チェロ・ソナタ.ト短調Op.65
夜想曲
トリオ・ポルティチ
〔ダミアン・パルドン(Vn)、
ルク・トーテン(Vc)、
ステファネ・デ・メイ(P)〕
トリオ・ポルティチは、ルクセンブルク・フィルのヴァイオリン奏者を務めるパルドン、フランダース放送管のソロ・チェロ奏者トーテン、コルトーの教えを受け継ぐデ・メイというベルギーの強力トリオ。クラシック界で抜群の勢いを見せるベネルクス三国の実力を実感させられる見事な演奏です。
ADW-7513
カバレフスキー:24の前奏曲Op.38
4つの前奏曲Op.5
クリストフ・デルツ(P)
ヌシャテル音楽院で名匠ディヌ・リパッティにピアノを学び、現在はロシア音楽のエキスパートとしてヨーロッパを中心に活躍中のピアニスト、クリストフ・デルツ。レアな作品を集めて話題を呼んだキュイの作品集(ADW-7494)に続いて新たに繰り出してきたのはカバレフスキーの前奏曲集! まとまった形での音源はほんとんど存在していない前奏曲集Op.38&Op.5の全曲を収録するなど、デルツのロシア音楽への情熱は尽きることを知りません。
ADW-7515
ビゼー:ピアノ作品集
夜想曲第1番ヘ長調/ラインの歌
夜想曲第2番ニ長調
3つの音楽スケッチ〜第2曲「セレナード」
無言歌ハ長調/前奏曲第2番
4月の歌/恍惚/瞑想曲
Venise Romance sans Paroles
奇想曲第1番嬰ハ短調
ピーテル・ファンホーフ(P)
オペラや管弦楽作品とは一味違うビゼーのピアノ作品集は珍しく、ベルギーの若き俊英がスタインウェイを駆使した新録音は貴重な音源として重宝されるでしょう。ピーテル・ファンホーフは、ブリュッセル王立音楽院とマーストリヒト音楽院で学び、ベルギーのデクシア銀行が主催するアクシオン・クラシック・コンテストを制覇。その他にもイタリアやスイスで行われたコンクールで多くの賞を獲得するなど、今後のさらなる飛躍が期待されているベルギーのホープです。
ADW-7517
フンメル:七重奏曲ニ短調Op.74
モーツァルト(フンメル編):交響曲第39番変ホ長調K.543
ルク・デヴォス(ピアノフォルテ)、
ソルスティス・アンサンブル

録音:2006年
ソルスティス・アンサンブルは、ブリュッセル王立音楽院でトラヴェルソの名匠バルトハルド・クイケンに師事した女流奏者イザベル・ランファルシーを中心としたベルギーのピリオド・アンサンブル。
七重奏の主役ルク・デヴォスは、ペルルミュテールを師と仰ぎシギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンドからもその実力を認められた鍵盤奏者。素朴で深い音色がアンサンブルの演奏にに華を添えています。ピリオド楽器の演奏による室内楽編曲版の「交響曲第39番」も興味深いところ。
ADW-7518
ロバート・ヤンセンス(1939−):室内楽作品集
チェロ・ソナタ
フルート・ヴァイオリンとチェロのための「シルバー・トリオ」
フルートとギターのための「主題と変奏」
ピアノのための「Jaire」
バスーン・ソナタ
フルート,クラリネット,ホルンとファゴットのための「カンヴァセーション」
アレクサンドル・ドゥブリュ(Vc)、
セバスティアン・リエナール(P)、
マーク・グローウェルズ(Fl)、
アンドレ・シヴィ(Vn)、
イヴ・ストームス(G)、
ヨーコ・キクチ(P)、
ピエール・オリヴィエ・マルテンス(Fg)、
レオナルド・アングラーニ(P)、
グィ・ファン・ワース(Cl)、
クロード・モーリー(Hrn)
、ユーグ・ケステマン(Fg)
ベルギー作曲家協会、ベルギー・ロイヤル・アカデミー、ブリュッセル王立音楽院などからその功績に対して多くの表彰を受けてきたベルギーの重鎮作曲家ロバート・ヤンセンス。ソナタからデュオ、木管四重奏などの室内楽作品を集めたこの作品集では、ベルギーのトップ・アーティストであるフルートのグローウェルズ、ベルギーで活躍するヴァイオリンのシヴィ、ヨーコ・キクチなど実力者たちによってヤンセンスの作品が演奏されています。
ADW-7519
ロバート・ヤンセンス:協奏曲集
クラリネット協奏曲
ホルン協奏曲第1番
ヴァイオリン協奏曲第2番
ホルン協奏曲第2番
ファゴット協奏曲
ロナルド・ファン・スパンドンク(Cl)、
フランシス・オルヴァル(Hrn)、
アンドレ・シヴィ(Vn)、
ユーグ・ケステマン(Fg) 、
ロバート・ヤンセンス(指)ブ
リュッセル・シンフォニック・アンサンブル、他
ロバート・ヤンセンス2枚目の作品集。BBCニュー・ジェネレーション・アーティストにも選出されたクラリネットのスパンドンクや、グリュミオーとのブラームスのホルン三重奏曲で知られるオルヴァルなど、強力なソリスト陣が高度な技巧を要するヤンセンスの協奏曲で見事なパフォーマンスを展開しています。
ADW-7520
ドビュッシー:室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ/夢
ピアノ三重奏曲ト長調
月の光/チェロ・ソナタ
トリオ・ポルティチ
〔ダミアン・パルドン(Vn)、
ルク・トーテン(Vc)、
ステファネ・デ・メイ(P)〕

録音:2007年8月
フランク(ADW-7500)、ショパン(ADW-7512)に続くベルギーの強力トリオ「トリオ・ポルティチ」のリリース第3弾。トリオ・ポルティチは、クセナキスの作品集でお馴染みのルクセンブルク・フィルでヴァイオリン奏者を務めるパルドン、フランダース放送管のソロ・チェロ奏者トーテン、コルトーの教えを受け継ぐデ・メイというベルギーの実力者たちによって2004年に結成されたアンサンブル。日の出の勢いを見せるベネルクスの音楽シーンの充実期をこのドビュッシーを通じて堪能することが出来ます。
ADW-7521
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」スメタナ:ピアノ三重奏曲Op.15 トリオ・カルロ・ファン・ネステ

録音:2007年6月
20世紀のベルギーを代表する世界的ヴァイオリン奏者カルロ・ファン・ネステがリーダーを務めていた「トリオ・カルロ・ファン・ネステ」の名称をベルギー女王から授けられ、2005年に誕生した新生「トリオ・カルロ・ファン・ネステ」。ベルギーを拠点に活躍するピアノのセバスティアン・リエナール、ヴァイオリンのノエ・イマイ、チェロのアレクサンドル・ドゥブリュの3人がアンサンブルの名に相応しい貫禄十分の演奏を披露。ボヘミア楽派の情景に満ちあふれたドヴォルザークとスメタナは、新たな時代の到来を確実に感じさせてくれる演奏です。
ADW-7522
2台ピアノによるフランス作品集
ドビュッシー:白と黒で
ラヴェル:スペイン狂詩曲、
 ラ・ヴァルス
フォーレ:組曲「ドリー」
ミヨー:スカラムーシュ
ピエール=アラン・ヴォロンダ(P)、
ジャン=クロード・ヴァンデン・エイデン(P)

録音:1989年
ベルギーで開催されている「エリザベート王妃国際音楽コンクール」の1983年ピアノ部門で見事に優勝を果たしたフランスのピアニスト、ピエール=アラン・ヴォロンダと現在はブリュッセル王立音楽院教授という要職に就いているベルギーの重鎮ジャン=クロード・ヴァンデン・エイデンのデュオによるフレンチ・アルバム。
2台ピアノ用の作品としても定着している名曲5作品でのヴォロンダとヴァンデン・エイデンの絶妙な連携が“ピアノ・デュオ”の楽しさを存分に表現している。特に宝石のようにきらびやかな色彩感を放つ「ラ・ヴァルス」は絶品。
ADW-7524
ジョンゲン:弦楽四重奏曲第3番ニ長調Op.67
弦楽四重奏のための2つのセレナーデOp.61
ゴンSQ
ジョンゲン(ヨンゲン)の弦楽四重奏曲第1番&第2番を収録した前作(ADW-7483)に続くベルギー音楽ファン待望の続編には、1921年に作曲された「第3番」と1918年に作曲された「2つのセレナーデ」を収録。弦楽四重奏が紡ぐ濃厚なジョンゲンのメロディーが2つの作品から泉のように湧き出してくる。ファン必携!ヴァイオリンのゴン・ハンシャンをリーダーとしてリエージュ・フィルのメンバーが集まり1986年に結成されたSQ。第1ヴァイオリンのゴン・ハンシャンの存在感とアンサンブルの結束力が交わることにより、表情豊かな演奏を可能にしています。
ADW-7525
メンデルスゾーン:室内楽作品集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49、
ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14、
アッサイ・トランクイッロ、
ヴァイオリン・ソナタ.ヘ短調Op.4、
無言歌ニ長調Op.109
トリオ・ポルティチ
〔ダミアン・パルドン(Vn)、
ルク・トーテン(Vc)、ステファネ・デ・メイ(P)〕
「トリオ・ポルティチ」は、スーパー・オーケストラ、ルクセンブルク・フィルのヴァイオリン奏者であり、リエージュ王立音楽院で後進の指導にあたっているダミアン・パルドン、フランダース放送管の首席チェロ奏者ルク・トーテン、ロッテルダム音楽院とルーヴェン音楽院で教鞭を執るステファネ・デ・メイによるベルギーのピアノ三重奏団。
ADW-7526
ハイドン:ノットゥルノ第1番ハ長調Hob.II-25/同第2番ヘ長調Hob.II-26/同第3番ハ長調Hob.II-32/同第4番ハ長調Hob.II-31/同第5番ハ長調Hob.II-29/同第6番ト長調Hob.II-30/3声のディヴェルティメント ニ長調Hob.W:D3 ソルスティス・アンサンブル

録音:2008年
バルトハルド・クイケンの門弟イザベル・ランファルシーを中心として結成されたベルギーの古楽器演奏団体、ソルスティス・アンサンブルのリリース第2弾。第1弾のフンメル(ADW-7517)に続くハイドンは、1760年から1830年までを守備範囲としているソルスティス・アンサンブルにとってお得意のレパートリー。古楽大国ベルギーのアンサンブルらしい質の高い演奏に仕上がっています。
ADW-7527
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン
リピンスキー:ロッシーニの歌劇「チェネレントラ」による変奏曲(世界初録音)
/サン=サーンス:ハバネラOp.83
ロッシーニ:パガニーニに寄せてひと言(世界初録音)/パガニーニ:魔女たちの踊りOp.8
ヴィエニャフスキ:グノーの歌劇「ファウスト」によるファンタジー・ブリランテ
ルトスワフスキ:スビト
ヴィエニャフスキ:ポロネーズ・ブリランテ ニ長調Op.4
ピオトル・ヤシュルコウスキ(Vn)、
アントニ・ブロチェク(P)

録音:2008年10月
1987年にポーランドのルビンで生を受け、10歳の頃からフランスやドイツの国際コンクールで結果を勝ち得てきたポーランドの若き才能が挑むヴァイオリンの超絶技巧作品集。
ピエトロ・グァルネリ1682年製のヴァイオリンを手にシンフォニア・ヴァルソヴィア、ベルリン放送響、リトアニア国立響など様々なオーケストラを共演を重ね、2006年にはポーランド文化省賞を贈られるなど、母国からの期待度は相当のもの。
ADW-7528
メシアン:永遠の教会の出現 ジャン=ピエール・レコウディ(Org)

録音:2002年1月
神への崇高な祈り、神秘性を感じさせるオリヴィエ・メシアンのオルガン作品集。メシアンの母国フランス、サン=レミ=ド=プロヴァンスのサン=マルタン教会に設置されているオルガンによる演奏。
ADW-7426
ベールマン:ゴシック組曲Op.25
L・ヴィエルヌ:アダージョOp.28-4、子守歌Op.31-19
T・デュボワ:トッカータ
ピエルネ:3つの小品Op.29
E・ギゴー:トッカータ
L・J・A・ルフェーブル=ウェリ:退祭曲変ロ長調、同変ホ長調、
挙上、聖体奉挙
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)

録音:1998年10月
フランスのサン=ブリュー生まれのオルガン奏者レコウディがラグラースで、プジェ社製のオルガンを使用して収録が行った作品集。
ADW-7529
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1「幽霊」
ブラ―ムス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8
トリオ・カルロ・ファン・ネステ
〔セバスティアン・リエナール(P)、
ノエ・乾(Vn)、
アレクサンドル・ドゥブリュ(Vc)〕

録音:2009年12月
トリオ・カルロ・ファン・ネステは、ベルギーの名ヴァイオリニスト、カルロ・ファン・ネステを中心とする"初代"トリオ・カルロ・ファン・ネステの後継トリオとして2005年に結成されたベルギーのアンサンブル。
パリ音楽院を首席で卒業し、1718年製のストラディヴァリウスを弾く日本とギリシャのハーフ、ノエ・乾など、往年の名匠の名を受け継いだメンバー3人のレベルの高さはかなりのもの。
ADW-7530
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929,Op.100
アルペジョーネ・ソナタ.イ短調D.821
ピアノ三重奏曲変ホ長調D.897,Op.148「ノットゥルノ」
トリオ・ポルティチ〔ダミアン・パルドン(Vn)、ルク・トーテン(Vc)、ステファネ・デ・メイ(P)〕

録音:2009年12月
名実ともにパヴァーヌ・レーべルの顔となったベルギーのアンサンブル、トリオ・ポルティチの第5弾となるシューベルトでも、フランチェスコ・ルッジェーリ1694年製のヴァイオリンを操るルクセンブルク・フィルのダミアン・パルドン、アレッサンドロ・ガリアーノ1705年製のチェロを弾くフランダース放送管の首席チェリスト、ルク・トーテンの技が光ります。またデ・メイの安定感あるピアノが、アンサンブルに欠かせぬ潤滑油としての存在感を静かに発揮しています。
ADW-7531
ヴィオラとピアノのためのリフレクションズ
シューマン:おとぎの絵本Op.113
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ.ヘ長調Op.11-4
ブリテン:ラクリメ〜ダウランドの歌曲の投影Op.48
ワールブロック:ヴィオラ・ソナタ第2番
ドミニカ・アイックマンス(Va)、
フレデリク・クローネ(P)

録音:2009年6月
ドミニカ・アイックマンスは、パリのIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)や、クラシック、ジャズ、コンテンポラリーなど、様々なフィールドで活躍する女流ヴィオラ奏者。シューマンからヒンデミット、ブリテンへと進むプログラムからはソロ楽器としてのヴィオラの発展が見えてきます。
ADW-7532(2CD)
ショパン:夜想曲全集 ステファネ・デ・メイ(P)

録音:2010年6月
ステファネ・デ・メイは、ベルギーのアンサンブル、トリオ・ポルティチのメンバー、ロッテルダム音楽院の客員教授、リエージュ王立音楽院の准教授、ルーヴェン音楽院の教授など、演奏、教育の両面で活躍するベルギーのピアニスト。ショパンの夜想曲全集は、美音と幻想的な空間が印象的。
ADW-7535
シューマン:子供の情景Op.15
幻想小曲集Op.111/森の情景Op.82
暁の歌Op.133
ミシェル・ローラン(P)

録音:2006年−2010年
ジェルメーヌ・ムニエにピアノを学んだベルギーのピアニスト、ミシェル・ローランのシューマン・アルバム。シューマン特有の抒情性が大切にされた演奏。
ADW-7536
ピアソラ〜タンゴの革命家
フーガとミステリオ
ブエノスアイレスの夏/天使のミロンガ
革命家/ブエノスアイレスの秋
アディオス・ノニーノ/フガータ
ブエノスアイレスの冬/ムムキ
ブエノスアイレスの春/忘却
トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト
〔セバスチャン・リエナール(P)、
ノエ・乾(Vn)、
アレクサンドル・ドゥブリュ(Vc)〕

録音:2010年9月
ベルギー王妃から往年の名アンサンブル"トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト"の名称を授けられたベルギーの若き精鋭たちによるピアソラ・アルバム。日本とギリシャのハーフで、ベルギーを拠点に全世界で活躍中のヴァイオリニスト、ノエ・乾の情熱的な"タンゴ"がアツい!
ADW-7537
ラロ:弦楽四重奏曲変ホ長調Op.45
ピアノ,ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲第3番イ短調Op.26
シモンSQ、
ダニエル・イゾワール(P)

録音:2010年5月
シモンSQは、フランスの名門パリ音楽院で1等賞を受賞した演奏家たちによって結成されたフランスのアンサンブル。前作ドビュッシー(ADW-7288)に続く2枚目のレコーディングは、同じくフランスのエドゥアール・ラロ。
ADW-7538
ドビュッシー:メロディーズ
星の輝く夜/カプリス/夢/祈願
そよ風/ばら/ピエロ
愛しあって眠ろう/リラ/華やかな宴
セレナード/イル・ドルト・アンコル
操り人形/ひそやかに/マンドリン
パントマイム/月の光
死後のなまめかしさ/スペインの歌
ロマンス/音楽/感傷的な風景
今はもう春/アリエルのロマンス
哀惜/まぼろし
アン・ルヌープレ(S)、
エリアンヌ・レイエ(P)、
イヴ・セレンス(T)

録音:2010年11月
ブリュッセル王立音楽院、モンス王立音楽院で声楽を学んだベルギーの若手ソプラノが歌うドビュッシー歌曲集。ドビュッシーの歌曲の揺らめく和声が色彩感豊かに歌われています。
ADW-7539
ミステリアス・モーニング〜ヴィルトゥオーゾ・サクソフォン・ミュージック
棚田文紀:ミステリアス・モーニングV
デ・クラーク:アウフ・ウント・ダーヒン
ウォーリネン:ディヴェルティメント
ユレル:a batons rompus
ネイリンク:プロセッサス第5番
ピーター・クヴェーレ(ソプラノSax)、
セデル・クヮルテット、アンディ・ドーント(アルトSax)、
ピーター・ラガシー(バリトンSax)、他

録音:2010年−2011年
1982年のウォーリネンから2010年のデ・クラークまでの5作品を集めた高度なテクニックを求められるサクソフォンのための近現代作品集。アルバム・タイトルにもなっている日本人作曲家、棚田文紀の「ミステリアス・モーニングV(1996)」を収録。
ADW-7540
ロッシーニ:ピアノ・デュオによるオペラ集
「泥棒かささぎ」序曲(クラインミヒェル編)
「アルジェのイタリア女」序曲(クラインミヒェル編)
「セヴィリアの理髪師」より(シェーンベルク編)
「ウィリアム・テル」序曲(ゴットシャルク編)
デュオ・ソロ

録音:2011年4月
デュオ・ソロは、フランスのヴァルベレイで行われた2010年の国際ピアノ4手連弾コンクールで第3位に入賞した実績を持つベルギーの夫婦ピアノ・デュオ。シェーンベルクやゴットシャルクのマジックでピアノ・デュオへと姿を変えたロッシーニの音楽は、原曲とはまた違った華やかさと面白さがあります。
ADW-7541
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ.イ短調D.821
ラフマニノフ:ラフマニノフ:チェロ・ソナタ.ト長調Op.19、
 ヴォカリーズOp.34-14
アレクサンドル・ドゥブリュ(Vc)、
アレクサンドル・モギレフスキー(P)
ベルギー期待のアンサンブル、新生"トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト"のメンバー、アレクサンドル・ドゥブリュのシューベルト&ラフマニノフ。情感をストレートに表現したシューベルトとラフマニノフは、安定した技術と音楽性、自身のスタイルを備えている証拠。今後が楽しみなチェリストの1人です。
ADW-7543
フリューリング&ベルガー:クラリネット三重奏曲集
フリューリング:クラリネット,チェロとピアノのための三重奏曲イ短調Op.40
ベルガー:クラリネット,チェロとピアノのための三重奏曲ト短調Op.94
トリオ・ヴィダス
〔フィリップ・アンシオン(Cl)、
カトリーヌ・ルブラン(Vc)、
マヤ・トライコワ(P)〕

録音:2011年4月
トリオ・ヴィダスは、ベルギーのクラリネット奏者フィリップ・アンシオンが1981年に結成したアンサンブル。アンシオンのクラリネットを中心としたアンサンブルの絶妙なバランスは、長年の経験の賜物。オーストリアのカール・フリューリング(1868−1937)とボストン生まれのドイツの作曲家ヴィルヘルム・ベルガー(1861−1911)という選曲も魅力。
ADW-7544
ルス・デ・オロ〜東方と西方のセファルディの歌 ラ・ローザ・エンフロレーゼ

録音:2011年5月
中世のイベリア半島で暮らしていたスペイン系ユダヤ人たち。15世紀に受けたカトリックからの弾圧により、スペインからの離散、東ヨーロッパやアフリカ、中東アジアへと移住を余儀なくされ、人々と共に世界各地へと散らばった「セファルディの歌」が、ユダヤの伝承音楽のスペシャリストたち、ラ・ローザ・エンフロレーゼの歌と器楽で、憂いを帯びた儚き旋律が、物悲しくも美しく響き渡ります。ラ・ローザ・エンフロレーゼの「ルス・デ・オロ」はヨーロッパで大きな反響を呼んでおり、特にベルギー、フランスでは、一大ブームになっているとのこと。
ADW-7545
オンスロー:室内楽作品集
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調Op.14
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲ヘ長調Op.15(世界初録音)
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.16(世界初録音)
トリオ・ポルティチ
〔ダミアン・パルドン(Vn)、
ルク・トーテン(Vc)、
ステファネ・デ・メイ(P)〕

録音:2011年6月
近年再評価が進んでいるイギリス系フランス人作曲家、ジョルジュ・オンスロー(1784−1835)の世界初録音を含む室内楽作品集。クラーマーやレイハに音楽を学んだオンスローの作品は、古典派とロマン派の中間的な作風が特徴。ルクセンブルク・フィルのパルドン、ブリュッセル・フィルのトーテンを擁するトリオ・ポルティチの演奏も出色の出来。
ADW-7546
バッハ:6つのフルート・ソナタ集 BWV.1030-1035
ソナタ.ロ短調 BWV.1030/ソナタ.ホ長調 BWV.1035
ソナタ.イ長調 BWV.1032/ソナタ.ハ長調 BWV.1033
ソナタ.ホ短調 BWV.1034/ソナタ変ホ長調 BWV.1031
ジャン=ミシェル・タンギー(Fl)、
ミクローシュ・シュパーニ(Cemb)

録音:2011年9月
ジャン=ミシェル・タンギーは、ジャン=ピエール・ランパル、オーレル・ニコレの後継者の1人と称され、長きに渡りベルギー国立Oの首席奏者として活躍し、現在はハイデルベルク=マンハイム音楽大学教授として教鞭を執る名フルーティストの録音。
ADW-7547
モルテルマンス:ピアノ&声楽作品集
秋のムード/メモリーズ
ユーモレスク/夜曲
即興曲ロ短調/ノスタルジア
ムード・ピクチャー/メランコリア
セシリア/間奏曲イ長調
ヘゼレの詩による3つの歌*/他
ピーテル・ファンホーフ(P)、
ユーリ・ミネンコ(C.T)*

録音:2012年4月28日−30日、ブリュッセル王立音楽院ホール
ベルギーの作曲家ロードヴェイク・モルテルマンス(1868−1952)のピアノ作品集に、3曲の歌曲をカップリング。ロマン派から初期印象派への橋渡しを担ったモルテルマンスの作品は、旋律と和声がなんとも美しい。19世紀フランドルの偉大な詩人ヒド・ヘゼレの詩による数々の歌曲は彼の最高傑作とも言われています。ビゼーのピアノ作品集(ADW-7515)で名を響かせたベルギーの俊英ピアニスト、ピーテル・ファンホーフが、きらびやかなモルテルマンスの世界を描く。逸材ユーリ・ミネンコの歌声にも注目。
ADW-7548
ワーグナー:マティルデ・ヴェーゼンドンクのための歌曲とソナタ
ヴェーゼンドンクの5つの詩
マティルデ・ヴェーゼンドンク夫人のアルバムのためのソナタ
愛するフリードリヒ・アウグストへの心をこめた挨拶
すべてははかない幻想/3つのメロディ2人の擲弾兵/樅の木
ゲーテの「ファウスト」への7つの歌曲
アン・ルヌープレ(S)、
ペーター・トメク(P)

録音:2012年7月
パトロン、オットー・ヴェーゼンドンクの夫人であり、ワーグナーとのエピソードでも知られる"マティルデ・ヴェーゼンドンク"をテーマとしたプログラム。ヘント、ニューヨーク、フィレンツェで研鑽を積んだソプラノのアン・ルヌープレは、モネ劇場やフランドル・オペラなど、ベルギーのオペラ・ハウスを中心に活躍中であり、ヨーロッパの名門歌劇場からも注目を集めています。
ADW-7549
ベルギーのオルガン作品集
レメンス:勝利の行進曲、
 アンダンテと変奏
マイイ:オルガン・ソナタ.ニ短調 Op.1
ジョンゲン:牧歌 Op.5-3、トッカータ Op.104
マレングロー:オルガン組曲 Op.14
フランソワ・ウタール(Org)

録音:2012年10月
ブリュッセル、ノートル・ダム・ド・ラ・カンブル修道院に設置されているヴァルカー・オルガンの修復を記念した製作されたベルギーのオルガン作品集。ジョンゲンをはじめとして19世紀から20世紀に至るベルギーのオルガンの歴史を、壮大なサウンドでたどります。


ADW-7550(5CD)
オマージュ・トゥ・カルロ・ヴァン・ネスト 〜ベルギーのヴァイオリン・スクール
ド・ベリオ:ヴァイオリン協奏曲第7番ト長調Op.76、ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調Op.32
ブルギニョン:ヴァイオリン協奏曲Op.86(世界初録音)
デヴリーゼ:ヴァイオリン協奏曲(世界初録音)
ド・クロス:協奏曲第7番ハ短調
フェルブッシュ:ヴァイオリン協奏曲Op.37(世界初録音)
ユイブレシュト:ヴァイオリン・ソナタ
ブラームス:ワルツ変イ長調Op.39-15
フランツ・アントン・シューベルト:ミツバチOp.13-9
クライスラー:コレッリの主題による変奏曲
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ヘ短調Op.19
イザイ:ヴァイオリンと管弦楽のための「悲劇的な詩」 Op.12
シュヴルイユ:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.56
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8、
 ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87、
 ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101、
 ピアノ三重奏曲第4番イ長調Op.posth.
カルロ・ヴァン・ネスト(Vn)、
エドガール・ドヌー(指)RTB室内O
フランツ・アンドレ(指)INRSO、
ダニエル・スターンフェルド(指)INR大SO、
ルネ・ドフォッセ(指)ナウム・スルスニー(P)、
エリック・フェルブッシュ(Vc)

録音:1928年−1977年
神童としてキャリアを開始したヴァン・ネストが14歳でColumbiaに残したデビュー録音と、ベルギーの放送局RTBFに残したライヴ音源、そしてEMI音源からは、ベルギーのエリザベート王妃の名を冠されたTrio Reine Elisabeth de Belgique(ベルギー・エリザベート王妃トリオ)によるブラームスのピアノ三重奏曲集全曲(作品番号なしの遺作「第4番イ長調」含む)を収録。RTBF音源の協奏曲集では、アンリ・ヴュータン(1820−1881)やウジェーヌ・イザイ(1858−1931)を始め、シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1802−1870)、フランシス・ド・ブルギニョン(1890−1961)、フレデリック・デヴリーゼ(1929−)、アンリ=ジャック・ド・クロス(1705−1786)、そしてトリオのメンバーでもあるエリック・フェルブッシュ(1922−2007)と、世界初録音を含む知られざる作品まで、ベルギーのヴァイオリン協奏曲を一望できます。
ADW-7555(2CD)
フィールド:夜想曲全集 ロベルテ・マムー(P)
チュニジア出身のフランスの名女流ピアニスト、ロベルテ・マムーが打ち立てた金字塔、ジョン・フィールドの「夜想曲全集(18曲)」が新リマスタリングで復活!以前、CD化された際は15曲の抜粋(ADW 7110)だったため、今回の18曲全曲の収録盤はLPでの発売時以来となります。再評価の機運が高まるフィールドの「夜想曲」の名盤です。

ADW-7561
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲
悲しみの三重奏曲第1番ト短調
エレジー変ホ短調 Op.3-1
悲しみの三重奏曲第2番ニ短調
トリオ・ポルティチ
2005年にリリースされたフランクの「三重奏曲集Op.1」(ADW 7500)を皮切りに、ショパン(ADW 7512)、ドビュッシー(ADW 7520)、メンデルスゾーン(ADW 7525)、シューベルト(ADW 7530)の室内楽作品集で成功を収め、名実ともにパヴァーヌ・レーべルの顔となったベルギーのアンサンブル、トリオ・ポルティチ。第6弾となるラフマニノフでは、録音される機会の少ない悲しみの三重奏曲を選曲し、美しくも叙情的な音楽を繊細なアンサンブルで表現します。
ADW-7562
ロード・ムービーズ
アダムズ:ロード・ムービーズ
ペルト:フラトレス、鏡の中の鏡、
 パッサカリア
ライサイト:ジェミニ・ソナタ
デュオ・ジェミニ
〔ジャン=フレデリック・モラール(Vn)、ジャン=ノエル・レミシェ(P)〕

録音:2012年12月27日−30日
2001年に結成したデュオ・ジェミニは、古典作品からモダン作品まで幅広いレパートリーを持つ。彼らが今回演奏するのは、ジョン・アダムズ(1947−)、アルヴォ・ペルト(1935−)、ミシェル・ライサイト(1958−)のミニマル作品集。アダムズ自身がトラベル・ミュージックと呼んでいる「ロード・ムービーズ」やペルトの代表作である「鏡の中の鏡」を収録。 ライサイトの「ジェミニ・ソナタ」は2011年にデュオ・ジェミニのために作曲された作品です。
ADW-7563
イタリアのロマンス
レオンカヴァッロ:おいで, 愛しい人よ、
 古典様式のカンツォネッタ
ロトーリ:あなたの愛はもういらない
カタラーニ:口づけもなく、
 グリーンランドの歌
マルトゥッチ:回想の歌より
トスティ:最後の口づけ
マンチネッリ:水の精
トセッリ:嘆きのセレナード
ドナウディ:ああ愛する人の
ポンキエッリ:棄てられて
ベッリーニ:最上の贈りもの/他
リサ・ハウベン(S)、
ダニエル・ブルメンタール(P)

録音:2013年5月、シント=トロイデン・アカデアザール(ベルギー)
オランダ系アメリカ人ソプラノ、リサ・ハウベンによるイタリア歌曲集は、有名なアリアだけでなく、ミラノ音楽院で発見された世界初録音となる知られざる作品を含むこだわりのプログラム。ピアノ伴奏は、ブゾーニ国際コンクール、リーズ国際コンクール、エリザベス王妃国際コンクールなど名だたるコンクールで入賞歴のあるダニエル・ブルメンタール。
ADW-7565
ピアソラ:リベルタンゴ
ブラガート:ミロンタン
ピアソラ:オブリビオン(忘却)、
リベルタンゴ、
ブエノスアイレスの夏、
天使のミロンガ、
ブエノスアイレスの冬、
グランド・タンゴ、ミロンガ ニ長調、
タンゴ・エチュード第4番、
タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)
トリオ・ポルティチ
〔ダミアン・パルドン(Vn)、
ルク・トーテン(Vc)、
ステファネ・デ・メイ(P)〕

録音:2013年、シエルニョン城礼拝堂(ベルギー)
これまで、フランク、ショパン、ドビュッシー、メンデルスゾーン、シューベルト、オンスロー、ラフマニノフと録音を続け、名実ともにパヴァーヌ・レーべルの顔として活躍するベルギーのアンサンブル、トリオ・ポルティチ。リベルタンゴを筆頭に、天使のミロンガやブエノスアイレスの四季、アヴェ・マリアなど、ピアソラの名曲をピアノ・トリオ編成で活き活きと!
ADW-7566(2CD)
ブラームス:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.101
トリオ・タルヴェグ

録音:2011年、12月28日−30日
3人の若手音楽家トリオ・タルヴェグは名誉あるフランス・ディアパゾンドール賞を受賞するなど実力派グループ。そんな彼らが演奏をするのは、ブラームスの室内楽作品でも重要なピアノ三重奏曲第1番から第3番。
ADW-7568(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007/無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009/無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012/無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV.1008/無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV.1010/無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011
アレクサンドル・ドゥブリュ(Vc)
ベルギー女王から名前を授けられ、2005年に結成された新生「トリオ・カルロ・ファン・ネスト」の創設メンバーであり、同年にブエノスアイレスで開催されたマルタ・アルゲリッチ音楽祭に招待されるなど、さらなる飛躍が期待されているベルギーの若き名手です。ドゥブリュが満を持して臨んだバッハの無伴奏全曲録音。第1番、第2番、第5番では、ジョルジュ・へインベルグ1934年製(ベルギー、リエージュ)、第3番、第4番、第6番ではヤン・ストリック2004年製(ベルギー、ブリュッセル)のチェロを弾き分けた、まさに"Made in Belgium"のバッハ無伴奏です。

ADW-7570
タッチ・オヴ・リスト
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 S.244-2
ペトラルカのソネット第104番 S.161-5
スペイン狂詩曲 S.254
ペトラルカのソネット第123番 S.161-6
超絶技巧練習曲第8番ハ短調「狩り」S.139-8
超絶技巧練習曲第9番変イ長調「回想」S.139-9
メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」S.514
カティア・フェークマンス(P)

録音:2013年9月
カティア・フェークマンスは、ブリュッセル王立音楽大学、ユトレヒト音楽院、マーストリヒトのズイド大学で後進の育成にあたり、リストの音楽の演奏、解釈に定評のあるベルギーの女流ピアニスト。
ADW-7571
ショパン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
ステファン・デ・メイ(P)、
ジャン=ベルナール・ポミエ(指)
スロヴァキア・シンフォニエッタ

録音:2014年12月
リエージュ王立音楽院の音楽学部のダイレクターを務め、ロッテルダム音楽院やローザンヌ音楽院でも教鞭を執るベルギーのピアニスト、ステファン・デ・メイ。
スロヴァキア・シンフォニエッタとの共演によるショパンは、スロヴァキア、ジリナでのレコーディング。
ADW-7572
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49
ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.66
トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト
〔カーリン・レヒナー(P)、マヤ・レヴィ(Vn)、アレクサンドル・ドゥブリュ(Vc)〕

録音:2014年8月
ベルギー王妃から往年の名アンサンブル"トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト"の名称を授けられたベルギーのアンサンブルが奏でるメンデルスゾーンのトリオ。創設メンバーのドゥブリュを軸に、新たに2人の女流奏者カーリン・レヒナー、マヤ・レヴィを迎えて心機一転。次なるステージに歩み出したベルギーのトリオのサウンドにご注目を!
ADW-7574
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」〜モルダウ(4手ピアノ版)、シャールカ(4手ピアノ版)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」(4手ピアノ版)
デュオ・ソロ
〔ステファニ・サルミン(P)&ピエール・ソロ(P)〕

録音:2015年2月
大編成オーケストラからピアノ4手連弾へ。チェコ国民楽派の大作曲家ドヴォルザークとスメタナの名作中の名作、「新世界」と「モルダウ」の作曲者自身の編曲による"4手ピアノ版"!2010年にフランスのヴァルベール国際ピアノ・コンクール(4手ピアノのためのコンクール)で入賞するなど、近年評価を高めているベルギーのデュオ・ソロの絶妙のコンビネーションが、チェコの傑作たちの知られざる魅力を存分に聴かせてくれます。ピアノ・ファン、編曲ファン必聴!
ADW-7577
シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.44*
ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47
ステファン・デ・メイ(P)、
ダミアン・パルドン(Vn)、
フィリップ・コッホ(Vn)*、
ピエール=アンリ・ゼレブ(Va)、
ルク・トーテン(Vc)

録音:2015年9月、ブリュッセル王立音楽院
リエージュ王立音楽院の音楽学部のダイレクターを務め、ロッテルダム音楽院やローザンヌ音楽院でも教鞭を執るベルギーのピアニスト、ステファン・デ・メイが弾く、シューマンのピアノ五重奏曲&四重奏曲。デ・メイとともに「トリオ・ポルティチ」として活動してきたダミアン・パルドンやルク・トーテンらと仲間たちによるベルギーのトップ・アンサンブルが、芳醇で上質なシューマンの室内楽を届けてくれます。
ADW-7580
サン=レミ=ド=プロヴァンスのグランド・オルガンVol.1
リュリ:トルコ人の儀式のための行進曲
ド・グリニー:2声のクロモルヌ・アン・ターユ、創造主の賛歌
バッハ:前奏曲ホ短調 BWV.548、レント(トリオ・ソナタ BWV.530より)、フーガ ホ短調 BWV.548
ベートーヴェン:自動オルガンのための組曲
C.P.E.バッハ:オルガン・ソナタ Wq.70-5
ジャン=ピエール・ルコウディ(Org)
1977年から1983年にかけてパスカル・コワランによって修復が施されたサン=レミ=ド=プロヴァンスのグランド・オルガンサウンドで聴くオルガンの名作集。第1集には17〜18世紀の傑作を収録。
ADW-7582
クラリネットのためのミニマル音楽
ジラール:ロワゾ・ブリュ
ラグノー:Entre quoi etquoi ou l'unisson n'est innocent
リチャーズ:幹細胞
マレシャル:ロスト・イン・NATO
リサイト:エグザグラム
ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント
リサイト:リップル・マークス
イ・ヘギョン:シャドーイング
アシェンバーグ:クレイジー・タンゴ
ジョンソン:Les vaches de Narayama
サリー:日の出へのカノン
ロナルド・ファン・スペンドンク(Cl)

録音:2006年〜2016年
名匠ヴァルター・ブイケンスに師事し、BBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選出された経歴を持つベルギーのクラリネット奏者、ロナルド・ファン・スペンドンクが約10年の歳月をかけて完成させた渾身のミニマル音楽集。
プログラムのメインとなる「ニューヨーク・カウンターポイント」では、多重録音を駆使してクラリネットの11パート全てをスペンドンクが演奏。クラリネット1本で繰り広げるミニマル・ワールドは関係者、ミニマル音楽ファン要チェック!
ADW-7587
シューベルト:ピアノ・ソナタの第1楽章嬰ヘ短調 D.571
3つの小品 D.946
6つの楽興の時 D.780,Op.94
パトリシア・モンテーロ(P)

録音:2016年、ブリュッセル
故郷であるメキシコのUNAMの音楽学部で学んだ後、フランス、ベルギーへと渡り、名匠エドゥアルド・デル・プエヨの下でピアノを学んだベテラン女流ピアニスト、パトリシア・モンテーロ。
ベルギー、モンス音楽院のピアノ科の責任者、ブリュッセル王立音楽院の教授を歴任するなど、ベルギーの名教師としてキャリアを積んできた名女流が奏でるシューベルトは、詩情豊か、そしてベテランならではの深みを感じさせる好演奏です。
ADW-7589
ロシアン・シーズンズ
ルビンシテイン:ロマンス Op.44-1、
 祈り Op.44-3、メロディ Op.3-1、
 舟歌 Op.93-5
グリンカ:ノクターン ヘ短調「別れ」、
 ひばり(バラキレフ編)
チャイコフスキー
:四季 Op.37a
ロベルテ・マムー(P)
ィールドの夜想曲全集、モーツァルトのピアノ・ソナタ全集、チマローザのピアノ・ソナタ集など、多くの優れた録音を世に送り出し、ディアパゾン誌では「音の詩人」と称された知る人ぞ知る名女流、ロベルテ・マムー。
幼少期をアフリカのチュニジアで過ごし、その後、ベルギーへと活躍の場を移したフランスの名ピアニストが選んだ次なるステージは、スラヴの魂が息づく「ロシア」のピアノ作品の数々。
ルビンシテイン、グリンカの小品を経て、チャイコフスキーの「四季」でロシアの季節が奏でられてゆきます。
ADW-7590
ヴァインベルク1945
ヴァインベルク:ピアノ三重奏曲 Op.24
チェロとピアノのためのソナタ第1番 Op.21
ヴァイオリンとピアノのための2つ無言歌
ヴァイオリンとピアノのための「モルドバの主題による狂詩曲」Op.47-3
トリオ・クノップフ〔サディー・フィールズ(Vn)、ステファニー・サルミン(P)、ロメイン・ダイノー(Vc)〕

録音:2018年12月&2019年1月、スタジオ4(ブリュツセル、ベルギー)
トリオ・クノップフは、ベルギー象徴派を代表する画家であるフェルナン・クノップフの名前を冠する2014年に結成された新進気鋭のアンサンブル。モスクワ移住直後の「1945年」をテーマとするヴァインベルクの作品集は、なんと彼らにとってのデビュー・アルバム!
未出版で今回が世界初録音となる「2つ無言歌」の発掘、僅か20分の演奏時間の中でバロックからジャズへと至る音楽史を感じさせる「チェロ・ソナタ第1番」の選曲など、ヴァインベルクの音楽に対する熱意、こだわりが迸るプログラムです。


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