湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Sterling
(スウェーデン)



※Sterlingは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CD-Rです。
※Nimbusグループで生産しているこのレーベルは、特にプレス盤とうたっていなければ、原則的にCD-R盤となります(2022年9月時点)。
品番 内容 演奏者
CDA-1650-2
エレーナ・ヤングフェルト=ヤクボヴィチ:もう一つの夏が過ぎ
アンナ・アフマートヴァの100年
家路へ/フライトフル・イズ・ビューティ
エヴァ/ザ・テスタメント
ザ・レールウェイ・コーチ
リリー・マルレーン/他
エレーナ・ヤングフェルト=ヤクボヴィチ(歌/G)
ヴャチェスラフ・ゴルスキー(P/シンセサイザー)
アレクサンドル・マルチェンコ(G)
ワレーリー・アナニシェフ(アコーディオン)他
北欧を中心に様々な作曲家に焦点をあてたアルバムのリリースを行ってきたSterlingから新シリーズ“ARTIST”が登場第1弾はロシア圏で絶大な人気を誇っているという女性ヴォーカル、エレーナ・ヤングフェルト=ヤクボヴィチのアルバム。純粋なクラシックというよりもワールド、ジャズの要素が色濃く反映された内容となっている。
CDA-1651-2
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
第2番 イ長調 Op.100
第3番 ニ短調 Op.108
第1番 ト長調 Op.78「雨の歌」
トビアス・リングボリ(Vn)
アンデシュ・シルストレム(P)
スウェーデンの気鋭の演奏家たちにスポットを当てるシリーズ“Artist”。スウェーデンのトップ・ヴァイオリニストであり指揮者としての活動も活発に行っているリングボリと、ニコラーエワの下で学んだ経歴を持つシルストレムのコンビが潤いに溢れたブラームスを聴かせてくれます。
CDA-1652-2
シューベルト:歌曲集「冬の旅」 ジョン・サックス(Br)
ヴィクトル・アスルンド(P)
ジョン・サックスは、ストックホルム王立歌劇場やヨーテボリ歌劇場などスウェーデンの名門歌劇場を中心に活躍中のバリトン奏者。イケメン系のルックスもさることながら、美しさの溢れる歌声による「冬の旅」からは十分な貫禄と様々な情景を感じ取ることが出来ます。 
CDA-1653-2
心の歌〜スウェーデンの歌曲集
グンナル・ド・フルメリ(1908-1987):Hjartats sanger
トゥーレ・ラングストレム(1884-1947):メロディ/楽園の時間/牧神/夜の翼/夜への祈り
アドルフ・ヴィークルンド(1879-1950):太陽の歌/Som mandelblom/セレナード/繻珍の沓
アルヴェーン(1872-1960):わが心を汝が御手に/静かな時に/森は眠る
ペッテション=ベリエル(1867-1942):スウェーデン民謡の歌詞4編
エミル・シェーグレン(1853-1918):タンホイザーからの6つの歌
レイフ・アルン=ソレーン(T)
ヴィクトル・アスルンド(P)
ストックホルム音楽院出身で現在は特にオペラ、オラトリオの分野で活躍中のテノール歌手ソレーンのスウェーデン・アルバム。
CDA-1654-2
ヨハン・ゴットリーブ・ナウマン(1741-1801):ソナタ第2番 ニ短調/ソナタ第5番 ト短調/ソナタ第6番 ホ長調
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):フォルテピアノの為の3つの変奏曲
ユーハン・ヴィクマンソン(1753-1800):ディヴェルティスマン ニ長調/フラグメンツ.イ長調/
ソナタ ハ長調 より[メヌエット/終曲]
ユーハン・アグレル(1701-1765):ソナタ第5番 ニ長調〜メヌエット/
ソナタ第6番 ト短調〜第4変奏
オロフ・アールストレム(1756-1835):ソナチネ第2番 ト長調/牧歌 ト長調
スティグ・リッビング(スクウェアP/Fp/Org/クラヴィコード)

録音:1968年
1970年にスウェーデン放送からリリースされた2枚のLPをまとめてCD化を行った新装盤。ストックホルム王立音楽院などでも教鞭を執ったスティーグ・リッビング(1904−2002)がストックホルム音楽博物館に所蔵されている貴重な鍵盤楽器を用いて録音したもの。
CDA-1655-2(2CDR)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(録音:1963年9月25日)#,**、
フランク
:交響的変奏曲(録音:1978年8月29日)*、
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(録音:1963年2月15日)+、
シューマン
:ピアノ協奏曲(録音:1900年10月31日)##,**
ラーシュ・セレールグレン(P)、
シクステン・エールリンク(指)#、
スティグ・ウェステルベリ(指)*、
シクステン・エッケルベリ(指)+、
ジェイムズ・デプリースト(指)##、
スウェーデンRSO、ストックホルムPO**
スウェーデンの演奏者たちにスポットを当てた「Artist」シリーズ。スウェーデン鍵盤音楽界の重鎮であるラーシュ・セレールグレンは、1927年に生まれストックホルムとウィーンでピアノを学んだベテラン奏者。
CDA-1657-2
セーデルルンド(1912-1957):歌曲集「 Kosteliga Ting 」 トルステン・モスベルク(T)
アンデシュ・カールクヴィスト(P)
CDA-1658-2
暗闇をこわがらないで〜アドヴェント、ルチア、クリスマスの音楽
レンキスト:Var inte radd for morkret(暗闇をこわがらないで)
伝承曲:Goder Morgen i denna、Sal Staffanspotpurri、
 Guds Son ar fodd、
 Det ar en ros utsprungen、
 Bereden vag, for Herran、
 Valkommen, O Jesu
コットラウ:サンタ・ルチア
オールソン:アドヴェント、Det brinner en stjarna
ヒッレルード:Veni Emanuel
レーガー:マリアの子守歌
シベリウス:クリスマスの歌
ボッシ:カンターテ・ドミノ/他
オスカー室内Cho
アンデシュ・コールデン(指)
ペール・オロフソン(指)

録音:2006年7月&8月、オスカー教会(スウェーデン)
スウェーデンのオスカー室内合唱団が歌う、厳粛で幻想的なクリスマス・ソング。
CDA-1659-2(2CDR)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 ラーシュ・セレールグレ(P)

録音:1999年
スウェーデンの演奏者たちにスポットを当てた「Artist」シリーズ。ラーシュ・セレールグレンは、1927年に生まれストックホルムとウィーンでピアノを学んだベテラン奏者。1957年にはストックホルム・トリオを結成するなど、スウェーデン鍵盤音楽界の重鎮。円熟味を感じさせてくれるバッハは丁寧で深みのある落ち着きを保った演奏です。
CDA-1661-2
ペッテション=ベリエル(1867−1942):フリドリンの歌/フリドリンの楽園
Vildmarks/4つの陽気な歌
ヴァグランツの歌/歌曲集「秋の角笛」
ヘルゲ・ブリリオート(T)、
スヴェン・アーリン(P)、
エルランド・ハーゲゴール(Br)、
ヤン・エイロン(P)
作曲家としてだけでなく音楽評論家としても活躍したスウェーデンの音楽家ペッテション=ベリエル。スウェーデン民謡を題材とした歌曲の数々は、歌とピアノ伴奏の非常に美しい旋律が印象に残りますす。
CDA-1662-2(2CDR)
ラーシュ・セレールグレンVol.3
ベートーヴェン:33の変奏曲ハ短調WoO.80(録音:1977年4月5日)
シューマン:交響的練習曲(録音:1981年5月14日)
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調(録音:1979年4月27日)
ショパン:練習曲第12番ハ短調Op.10-12「革命」、
 バラード第1番ト短調Op.23、
 夜想曲第5番嬰ヘ長調Op.15-2、
 ポロネーズ第6番「英雄」(録音:1966年1月11日)/
ドビュッシー:前奏曲集第1巻(録音:1978年4月20日)、
 水の反映(録音:1975年3月12日)
ラーシュ・セレールグレン(P)
「ARTIST」シリーズからリリースされた2枚のディスクの見事な演奏によって、日本でもその存在が浸透してきたスウェーデンのピアノ奏者ラーシュ・セレールグレン。1927年生まれのセレールグレンは演奏者としてはジェニー・リンド賞を獲得、教育者としては1993年までストックホルム王立音楽院で教授として後進の指導にあたるなどまさにスウェーデン鍵盤音楽界の重鎮です。
CDA-1664-2
地中海からの音楽
スカッラッティ:ソナタ ト長調、同ホ長調
 同ニ短調、トッカータ(ソナタ 二短調)
ドビュッシー:2つのアラベスク
ラヴェル
:水の戯れ
パパンドプーロ:イグラ、スケルツォ・ファンタスティコ
ファリャ:火祭りの踊り
アルベニス:組曲「スペインの歌」Op.232
マリア・キールグレン(P)
作曲家にではなく、スウェーデンのアーティストにスポットをあてる「ARTIST」シリーズ。マリア・キールグレンは、16歳からスウェーデンのイエテボリ音楽大学でピアノを学び、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番でデビューを飾ったスウェーデンの女流ピアニスト。
スウェーデンだけでなく、北米、南米へのコンサート・ツアーを精力的にこなしており、コロンビアの第11回ブカラマンガ国際ピアノ・フェスティヴァルでは大成功を収めている。地中海沿岸諸国の作曲家によるピアノ作品を集めた「地中海からの音楽」。特にアルバム冒頭のスカルラッティは地中海の風を感じさせるような爽やかな演奏です。
CDA-1666-2(2CDR)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310(録音:1958年12月22日)
ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調K.304(録音:1959年11月3日)
幻想曲ハ短調K.475(録音:1963年5月5日)
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457(録音:1963年5月5日)
ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459*(録音:1961年4月29日)
同第20番ニ短調K.466+(録音:1969年5月27日)
ラーシュ・セレールグレン(P)、
マヌーグ・パリキアン(Vn)、
コリン・デイヴィス(指)スウェーデンRSO*、
カール・ルネ・ラーション(指)ストックホルムPO+
2008年に惜しくもこの世を去ったスウェーデン鍵盤音楽界の重鎮ラーシュ・セレールグレン(1927−2008)のモーツァルト・アルバム。1993年までストックホルム王立音楽院で教授を務めていたセレールグレンの1950年代後半から1960年代後半にかけて収録されたモーツァルトは、北欧の巨匠の風格を備えた堂々たる演奏。
CDA-1665-2
ユングヴェ・ショルド(1899−1992):チェロとピアノのための「詩曲」
チェロ・ソナタOp.27
ホルンとピアノのための組曲Op.71*
ヨン・エーデ(Vc)、
カール=アクセル・ドミニク(P)、
イプ・ランツキー=オットー(Hrn)、
ヴィルヘルム・ランツキー=オットー(P)

録音:1999年11月、1975年6月*
ストックホルムにあるスウェーデン音楽情報センターのアーカイヴでライブラリアンという重責を担った20世紀スウェーデンの作曲家ユングヴェ・ショルドの室内楽作品集。ヘンルシンボリ響の首席チェリストを務めていたヨン・エーデ、ストックホルム王立歌劇場管やストックホルム・フィルで活躍したコペンハーゲン生まれのホルニスト、イプ・ランツキー=オットーが、民族的古典主義と呼ばれたショルドの音楽をじっくりと聴かせてくれます。
CDA-1668-2
シューベルト:即興曲変ト長調
ショパン:夜想曲Op.48-1、
 ポロネーズ第2番、スケルツォ第3番
リスト:軽やか、ラ・カンパネッラ
グリーグ:アリエッタOp.12-1、
 孤独なさすらい人Op.43-2、
 小人の行進Op.54-3
ラフマニノフ:楽興の時Op.16〜第3番ロ短調Op.16-3、
 第4番ホ短調Op.16-4
バラキレフ:イスラメイ
マリア・フェルバイテ(P)
1992年にリトアニアのカウナスで生まれ、2歳の時に家族とスウェーデンに移住した現在16歳の若き女流ピアニスト、マリア・フェルバイテのファースト・アルバム。カウナスの国際ピアノ・コンクールでの優勝、パリでの第6回ニコライ・ルビンシテイン国際コンクールでも優勝を勝ち取るなど既に実績は十分。フェルバイテの演奏からは、テクニックだけではなく"心"が感じられます。
CDA-1669-2
シェーグレン:歌曲集
私が好きなら/初めての素晴らしい出会いは
イプセンとビョルンソンの4つの詩Op.1
ホルガー・ドラクマンの「タンホイザー」からの7つの歌Op.3
岩よ、おお波よ
エアンスト・フォン・デア・レケの4つの詩Op.2
ユリウス・ヴォルフの「タンホイザー」からの6つの歌Op.12
エアンスト・フォン・デア・レケの4つの詩Op.13
カタリーナ・ピロッティ(S)、
クリスティーナ・バルステット・ティレニウス(P)

録音:2009年11月14日−2010年1月30日、オレブロ大学コンサートホール(スウェーデン)
演奏家にスポットライトをあてる"ARTIST"シリーズの最新作は、スウェーデンの名ソプラノ、カタリーナ・ピロッティが歌うエミール・シェーグレン(1853−1918)の歌曲集。ストックホルムの教会でオルガニストとして活躍したシェーグレンは200曲にも及ぶ歌曲を作曲するなど、19世紀〜20世紀初頭のスウェーデンを代表する歌曲作家です。
CDA-1671-2
ゴドフスキー:ジャワ組曲 ― フォノラマ〜ピアノのための音紀行
サン=サーンス(リスト&ホロヴィッツ編):死の舞踏
カール・ペッテション(P)

録音:2010年7月5日−6日、クラクフ音楽アカデミー・コンサート・ホール(ポーランド)
ジャワ島を訪れたピアノの鬼神レオポルド・ゴドフスキーが"ガムラン"からインスピレーションを得て作曲した超絶曲集「ジャワ組曲」にスウェーデンの俊英ピアニストが挑む!ショパンやヨハン・シュトラウスのパラフレーズ、トランスクリプションが有名なゴドフスキーだが、西洋と東洋の音楽、文化が融合を果たした傑作「ジャワ組曲」は、まさしく「ピアノのための音紀行」です。■カール・ペッテションは、1981年、スウェーデンのルンドで生まれた北欧期待のピアニスト。フロートのピアノ協奏曲集(CDS 1077)でもその才能の片鱗を聴かせてくれており、その両腕に懸かる期待は大。
CDA-1672-2(2CDR)
ラーシュ・セッレルグレン・プレイズ・ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1(1982年3月26日)
第2番イ長調Op.2-2(1982年3月26日)
第3番ハ長調Op.2-3(1982年3月27日)
第15番ニ長調Op.28「田園」(1957年12月20日)
第21番「ワルトシュタイン」(1977年4月7日)
第31番変イ長調Op.110(1988年12月8日)
ラーシュ・セッレルグレン(P)

録音:1957年−1988年
2008年に他界したスウェーデン鍵盤音楽界の重鎮、ラーシュ・セッレルグレン(セレールグレン)の名演を復刻するシリーズの第5集はベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。セッレルグレンはストックホルム・トリオの創設、ストックホルム王立音楽院の教授として後進の育成にあたるなど、スウェーデン鍵盤界に与えた影響は大きい。
CDA-1674-2
ロマン派のクラリネット五重奏曲集
フックス:クラリネット五重奏曲変ホ長調Op.102
ティエリオ:クラリネット五重奏曲変ホ長調
シュテファン・ジーゲンターラー(Cl)、
プラハ・スタミツSQ

録音:2005年12月
"ブラームス"という共通項を持つ2人のロマン派の作曲家、ロベルト・フックス(1847−1927)とフェルディナント・ティエリオ(1838−1919)の「クラリネット五重奏曲集」。ブラームスと同じくマルクスゼンから作曲を学んだティエリオの「五重奏曲」は特に珍しく、どこかブラームス的な響きを感じさせる歴史に埋もれた佳作です。
CDA-1675-2
マルクス:歌曲集
若い詩人は恋人を思う/ノクターン
雨/森の幸せ/夢の冠
イタリア歌曲集第1巻より
イタリア歌曲集第2巻より
マティルダ・パウルソン(Ms)、
ベンクト=オーケ・ルンディン(P)

録音:2011年3月
ロンドンとストックホルムで声楽を学んだスウェーデンのメゾ・ソプラノ、マティルダ・パウルソンが歌うオーストリアの後期ロマン派の作曲家ヨーゼフ・マルクス(1882−1964)の歌曲集。パウルソンは、2008年に「ばらの騎士」のオクタヴィアンを歌い、スウェーデン王立歌劇場へのデビュー公演で大成功を収めており、マッケラスやドゥダメル、ハーディングなどの世界的な指揮者との共演も重ねています。
CDA-1676-2
銀色の調べ〜フルートとオルガンのための音楽
フォン・コック:銀色の調べ(シルヴァー・チューンズ)
ラングレ:5つの小品
リード・トーマス:天使の涙と大地の祈り
ドビュッシー:シリンクス
リーバーマン:アリアOp.106
ルーマン:フルート・ソナタ.ト長調
レーヴベリ:フルート・ソナタ〜コラール
グルック:メヌエットと精霊の踊り
ビンゲン(ヴァルガ編):おお永遠なる神よ
エリヴィ・ヴァルガ(Fl)、
オーレ・ラングストレム(P)

録音:2011年7月20日−22日
スウェーデンとハンガリーをルーツとするアメリカの女流フルーティスト、エリヴィ・ヴァルガが、無伴奏、またはオルガン伴奏で、12世紀のビンゲンから現代のリーバーマンのカラーを巧みに吹き分けます。笛の音という言葉を連想させてくれる美しい音色が印象的。使用楽器はブランネン・クーパーのフルート。
CDA-1677-2
クラリネットとピアノのためのレア・レパートリー集
グレゴリー・メイソン:クラリネット・ソナタOp.14
トーヴィー:クラリネット・ソナタOp.16
メシンガー:ソナチナOp.65
バッハ:ソナタ.ト短調BWV.1030b
シュテファン・ジーゲンターラー(Cl)、
コンスタンティン・リフシッツ(P)

録音:2011年10月27日−28日
ビールSOのソロ・クラリネット奏者、ルツェルン芸術工科大学の教授を務めたスイス・クラリネット界の重鎮、シュテファン・ジーゲンターラーが奏でるアメリカのメイソン、イギリスのトーヴィー、スイスのメシンガー、そして大バッハのクラリネット・アレンジで構成されるレア・レパートリー集。名手リフシッツのピアノが、ジーゲンターラーが吹くハンブルク、シュヴェンク&セゲルケのクラリネットの音色を際立たせています。
CDA-1678-2
ペッテション:歌曲全集
6つの歌/24の裸足の歌
トルステン・モスベリ(T)、
アンデシュ・カールクヴィスト(P)

録音:2005年8月12日−13日
"医者"と"物理学者"というもう一つの経歴を持つデュオ、モスベリとカールクヴィストによるストックホルム出身の作曲家、アラン・ペッテション(1911−1980)の歌曲全集。人間=身体と魂というモスベリの学者としての在り方を音楽を通して表現しています。
CDA-1679-2
リンデ&ラーション:歌曲集
リンデ:アンナの物語 Op.2、
 40の春の歌 Op.40、夏休み Op.34
ラーション:9つの歌 Op.35より〔第2、3、4、7番〕、
 8つの歌 Op.52より〔第2、3番〕、
 12の歌より〔第11番〕
リサ・グスタフソン(S)、
モッテン・ランドストレム(P)

録音:2009年1月
20世紀スウェーデンのコンポーザー=コンダクター、ラーシュ=エリク・ラーション(1908年−1986)と、そのラーションに作曲を学んだブー・リンデ(1933−1970)の歌曲集。生きた場所や感情を巧みに音楽に反映出来たラーション。優れた声楽曲を作曲する実力者リンデ。師弟の絆が新たな歌曲の世界を見せてくれます。
CDA-1680-2
ロマンティック・シルエット
シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1、
 幻想小曲集 Op.12〜夕べに/飛翔/なぜに/気まぐれ
リスト:愛の夢第3番、
 ハンガリー狂詩曲第6番
レーガー:シルエット Op.53
シェック:2つのピアノ小品
マリア・シールグレン(P)

録音:2012年3月、4月
16才からヨーテボリの音楽アカデミーで学び、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番でデビューを飾ったピアニスト、マリア・シールグレン。軽やかで優しいタッチとシューマン、リスト、レーガー、シェックと時代の流れを追ったプログラムは、彼女のピアノに対する想いや確かな選曲眼が感じられます。
CDA-1681-2
カミンスキ:室内楽作品集
ピアノとクラリネット,弦楽のための四重奏曲Op.1b
ホルンとクラリネット,弦楽のための四重奏曲
声楽とクラリネット,弦楽のための宗教的歌曲
コーラ・イルゼン(P)、
シュテファン・ジーゲンターラー(Cl)、
オリヴィエ・ダルベレイ(Hrn)、
コーリャ・レッシング(Vn)、
マルク・ゴトーニ(Va)、
ウルリク・アイヒェンアウアー(Va)、
ペーター・ヘール(Vc)、
アンナ・マリア・パンマー(S)

録音:2005年3月14日、2012年5月14日
近代ドイツの作曲家、ハインリヒ・カミンスキ(1886−1946)のクラリネットを伴う室内作品集。バロックの対位法に感銘を受け独自の音楽へと発展させたカミンスキの音楽は、ワルター、フルトヴェングラー、ブッシュなど世界的名指揮者から支持された傑作が多い。
CDA-1682-2
スウェディッシュ・ロマンティック・ソング(1850−1930)
リンドブラッド:夜のすみれ、
 エリック14世のための子守歌、ある夏の日、
 夏の朝
ショーベリ:長い日、静かな夕暮れ、
 月が昇る、妖精のささやき、音色
ステーンハンマル:孤独な思考による7つの詩
ラングストレム:メロディ、夜風、
 夏の夜、瞬間、ヴィレモ、
 叙情曲、ガチョウの移住、老人、
 苦悶に、木々の死、夜への懇願、
 告別、風と木、遠くから来た少女
トルステン・モスベリ(T)、
アンデシュ・カールクヴィスト(P)

録音:2012年11月22−23日&2006年10月19日&2007年4月28日
“医者”と“物理学者”の経歴を持つデュオ、モスベリとカールクヴィストによる1850年〜1930年に活躍したスウェーデンの作曲家による歌曲集。深みのある声と優しいタッチのピアノは独特の音色とアンサンブルを聴かせてくれます。
CDA-1683-2
ロマン派のクラリネット五重奏曲集Vol.2
エワルド・シュトラッサー:クラリネット五重奏曲ト長調 Op.34
アンリ・マルトー:クラリネット五重奏曲ハ短調 Op.13
シュテファン・ジーゲンターラー(Cl)、
プラハ・スタミツSQ

録音:2011年11月9日−10日、プラハ
これまでも様々なクラリネットのためのレア・レパートリーを録音してきた、スイス・クラリネット界の重鎮シュテファン・ジーゲンターラーが吹く、ドイツのエワルド・シュトラッサー(1867−1933)、フランスのアンリ・マルトー(1874−1934)のクラリネット五重奏曲。
CDA-1684-2
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13
ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
クリスチャン・スヴァルヴァー(Vn)、
ヘルゲ・ヒェクスフース(P)

録音:2012年10月29日−30日、スウェーデン
1982年、スウェーデンの音楽一家に生まれ12歳でデビュー、ストックホルム王立音楽院やジュリアード音楽院で研鑽を積んだ若きヴァイオリニスト、クリスチャン・スヴァルヴァーが弾くグリーグのソナタ集。
CDA-1685-2
ヴァルテンゼー、フーバー、アンドレーエ:声楽作品集
ヴァルテンゼー:ソプラノ,メゾ・ソプラノ,テノール,バス,クラリネットとピアノのための「平安(Der Friede)」
フーバー:ミルザ・シャフィの13の歌Op.13より、合唱と4手ピアノのための愛の歌 Op.72
アンドレーエ:歌曲集Op.10, Op.15, Op.16からの歌曲
ミカエラ・クレーマー(S)、
ディーター・クレッカー(Cl)、
ヘルムート・ドイチュ(P)、
ニコラウス・インドレコーファー(指)カールスルーエ大学室内Cho
竹沢絵里子、他
フランツ・クサヴァー・シュナイダー・フォン・ヴァルテンゼー(1786−1868)、ハンス・フーバー(1852−1921)、フォルクマール・アンドレーエ(1879−1962)ら、スイスの作曲家による声楽作品集。
オブリガート・クラリネットとピアノを伴奏にした、ソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バスのための作品や、4手連弾ピアノと合唱のための作品など、多彩な声楽作品を収録。また、スイスのGuildレーベルから数々の室内楽作品や管弦楽作品集が発売され再評価が進む20世紀スイスの巨匠フォルクマール・アンドレーエの歌曲も、スイス音楽ファンには嬉しいところ。
CDA-1686-2
フロトー&オッフェンバック:ピアノとチェロのための作品集
フロトー:シジュウカラ
フロトー&オッフェンバック:チェロとピアノのための6つのメロディー
フロトー:グリニッジからのワルツ、
 召し使いのギャロップ、
 庭の千草(最後のバラ)、
 おお, 敬虔な、カモンイスの奴隷
カール・ペッテション(P)、
エステラ・ライニツカ(Vc)

録音:2012年3月10日−11日、スウェーデン
1981年、スウェーデンのルンドで生まれた北欧期待のピアニスト、カール・ペッテション。ピアノ協奏曲集(CDS 1077-2)に続くフリードリッヒ・フォン・フロトー(1812−1883)の作品集は、ジャック・オッフェンバックと共作したピアノとチェロのための作品集。フロトーの代表作、歌劇 「マルタ」からの編曲作品や、アイルランド民謡「庭の千草(最後のバラ)」など、魅力的なチェロ作品、ピアノ独奏作品などが紹介されています。チェロを弾くのは、1989年ポーランド生まれ、デンマーク音楽アカデミーで学んだ若手女流チェリスト、エステラ・ライニツカ。
CDA-1687-2
バッハ&レーガー:オルガン作品集
バッハ:トッカータとフーガ.ニ短調BWV.565、
 コラール「おお愛する魂よ、汝を飾れ」BWV.654、
 幻想曲ト長調BWV.572
レーガー:幻想曲とコラールOp.40-1、
 52の易しいコラール前奏曲Op.67〜3つのコラール前奏曲、
 オルガンのための12の小品Op.59〜ベネディクトゥス
 BACHの主題による幻想曲とフーガOp.46
エーリク・ブーストレム(マーカソン・オルガン)

録音:2013年6月3日−4日&8月22日−23日、オスカル教会(ストックホルム)
1947年スウェーデン生まれのオルガニスト、エーリク・ブーストレムによるバッハ&レーガー。ストックホルム王立音楽院で学び、オリヴィエ・メシアンに師事したブーストレムは、メシアンのオルガン作品全集も録音しているベテラン。バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」やレーガーの「BACHの主題による幻想曲とフーガ」など、オルガンの名曲たちを、ブーストレムが1984年よりオルガニストを務めるストックホルム・オスカル教会のオルガンで弾く。
CDA-1688-2
ノルディック・チェロ・ソウル〜シベリウス、リードホルム、グリーグ
シベリウス:アンダンティーノ.ハ長調、
アンダンティーノ・モルト.ヘ短調、
 テンポ・ディ・ヴァルス 「ルル・ワルツ」 嬰ヘ短調、
 無伴奏チェロのための主題と変奏
リードホルム:チェロとピアノのための4つの小品
グリーグ:間奏曲イ短調、
 チェロ・ソナタ.イ短調Op.36、アレグレット(ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.45からの編曲)
ハンプス・リンデルホルム(Vc)、
マッツ・ヤンソン(P)

録音:2013年6月1日−2日、エレブルー大学コンサートホール(スウェーデン)
フィンランドのシベリウス、ノルウェーのグリーグ、そしてスウェーデンのイングヴァル・リードホルム(b.1921)の作品を集めた、北欧のチェロ作品集。ハンプス・リンデルホルムは、ストックホルムの芸術家の家庭に生まれ、ヨーテボリ歌劇場Oの副首席奏者やエレブルー大学の教授、ノルウェー音楽アカデミーの客員教授などを務める北欧の名手。特に、力強く情熱的に弾くグリーグのチェロ・ソナタは圧巻の録音。
CDA-1689-2
シヴ・ヴェンベリ〜偉大なるプリマドンナ Vol.1 ロマンス
モーツァルト:夕べの想いK.523
メンデルスゾーン:ズライカOp.34-4、歌の翼に
シューベルト:夜と夢、夜曲、アヴェ・マリア
ステーンハンマル:森の中で
グリーグ:ソルヴェイグの歌、子守歌、
 プリンセス、君を愛す
アルヴェーン:森は眠る、君に焦がれて
R・シュトラウス:ときめく胸
グリーグ:希望
ペッテション=ベリエル:夕暮れどきの太陽は優しく
R・シュトラウス:献呈
シヴ・ヴェンベリ(S)、ヤン・エイロン(P)

録音:1986年7月1日、貴族会館(Riddarhuset)、ストックホルム
スウェーデンの偉大なるソプラノ、シヴ・ヴェンベリの貴重な録音集。第1弾は「ロマンス」と題された1986年ストックホルムメンデルスゾーンやシューベルト、R・シュトラウスなどの名歌曲に、ステーンハンマル、グリーグ、アルヴェーンといった北欧のレパートリーを織り交ぜたプログラム。
CDA-1693-2
ライムライト&ライムストーン〜ア・シンギング・ジャーニー
ラングストレム:ヤルマル・グッルベリの詩による5つの歌
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」〜
 マッダレーナのアリア「亡くなった母を」
ヴェルディ:「運命の力」〜レオノーラのアリア「神よ平和を与えたまえ」
プッチーニ:「トスカ」〜「歌に生き、愛に生き」
ハルストレム:「山の王の花嫁」より
R・シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」〜アリアドネのモノローグ「「テセウス・アリアドネ」とは何と素晴らしいことだったでしょう」
ソレンソン:ソプラノとオルガンのための「カンティクム・アナエ」
マルガレータ・デレフォース(S)、他

録音:1963年〜1972年(ライヴ)
スウェーデン放送やスウェーデンのダーラナ地方にある野外劇場ダルハラ(Dalhalla)で活躍したソプラノ、マルガレータ・デレフォースの貴重な録音集。ワーグナー、ジョルダーノ、ヴェルディ、プッチーニ、R・シュトラウスなどの偉大な歌曲・アリアに、世界初録音となったテューレ・ラングストレムの歌曲や、イーヴァル・ハルストレム、トルステン・ソレンソンなどスウェーデンの作品を収録。
CDA-1694-2
クラリネットと弦楽三重奏のための四重奏曲集
クルーセル:四重奏曲ニ長調 Op.7
モーツァルト:四重奏曲ヘ長調 K.370
フンメル:四重奏曲変ホ長調
シュテファン・ジーゲンターラー(Cl)
ルツェルン弦楽三重奏団

録音:2013年5月
シュテファン・ジーゲンターラーは、スイスのビール響の首席、医療機器関連企業の社長、ルツェルン音楽大学の学長という異色の経歴を歩んできたスイス・クラリネット界の重鎮。バッベルクのシュベンク&セゲルケのクラリネットを使用。
CDA-1695-2
グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7
オネゲル:7つの小品
ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
 、夜想曲第1番ヘ長調 Op.15、
 練習曲 ハ短調 Op.10-12
フルメリー:シャコンヌ ハ長調 Op.8
リスト:ため息、葬送曲
マリア・シールグレン(P)
スウェーデンの女流ピアニスト、マリア・シールグレンが1990年10月31日から11月2にかけて、スウェーデン放送の第3スタジオで収録したリサイタル・プログラム。
CDA-1696-2(3CDR)
R・シュトラウス:歌劇「影のない女」 ベリスラフ・クロブチャール(指)
王立オーケストラ(ストックホルム)、
ビルギット・ニルソン(S)、
シヴ・ヴェンベリ(S)、
バルブロ・エリクソン(Ms)、
マッティ・カストゥ(T)、
ヴァルター・ベリー(Bs-Br)


録音:1975年12月13日のライヴ
CDA-1699-2
ファニー・メンデルスゾーン:12のピアノ小品
4つのローマのピアノ小品
スールヴェイ・ヴィークマン(P)

録音:2014年、ダル・セーニョ
フェリックス・メンデルスゾーンの姉として知られるファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805−1847)は、19世紀の女流作曲家の先駆者であるとともに、優れたピアニストとしても活躍した音楽家。スウェーデンの女流ピアニスト、スールヴェイ・ヴィークマンは、2005年にもファニー・メンデルスゾーンのピアノ組曲集「一年」(nosagCD228)を録音するなど、女性作曲家の作品にフォーカスをあてて活動しており、ここではファニーがイタリア旅行からインスピレーションを得た16の小品を収録しています。
CDA-1800(2CDR)
シヴ・ヴェンベリ〜偉大なるプリマドンナ Vol.4 シヴ・ヴェンベリ(S)、
エストニアSO、デトロイトSO、
オスロPO、他

録音:1971年ー1992年
スウェーデンのドラマティック・ソプラノ、シヴ・ヴェンベリ(1944ー)の芸術をライヴ録音により紹介するシリーズ『偉大なプリマドンナ』。 第4集は、ワーグナー、R.シュトラウス、ヴェルディ、プッチーニのオペラ・アリアを収録。
CDA-1802-2(2CDR)
シヴ・ヴェンベリ〜偉大なるプリマドンナ Vol.6
ヴェルディ:歌劇 「仮面舞踏会」
シヴ・ヴェンベリ(S)、
エリ・クラス(指)
スウェーデン王立歌劇場O、他

録音(ライヴ):1985年12月16日
スウェーデンの偉大なるソプラノ、シヴ・ヴェンベリの貴重な録音集。第6弾は、1985年に録音されたヴェルディの「仮面舞踏会」全曲。
CDA-1804(2CDR)
シヴ・ヴェンベリ〜偉大なるプリマドンナVol.5
マスカーニ:歌劇「カヴァレッリア・ルスティカーナ」より「ママも知るとおり」
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より「おおむごい運命よ」
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より「捨てられ、ひとり寂しく」
ウェーバー:歌劇「オーベロン」より「海よ、巨大な怪物よ」
ラングストレム:戦の女神
シベリウス:葦よそよげOp.36-4、逢い引きから帰ってきた娘Op.37-5、音詩「大気の娘」Op.70(ソプラノと管弦楽のための)
ベートーヴェン:シェーナとアリア「ああ、不実な者よ」
ヴェルディ:歌劇「マクベス」より「Ambizioso spirito tu
sei Macbetto」」、「いつまでも一つの汚れが」
ステーンハンマル:森で
シューベルト:水の上で歌うD.774、ズライカ1D.720、音楽に寄すD.547、ミューズの息子D.764
グリーグ:挨拶Op.48-1、白鳥Op.25-2、ある夢Op.48-6
R・シュトラウス:ダリアOp.10-4、夜のそぞろ歩きOp.29-3、セレナードO.17-2、私の思いのすべてOp.21-1、ツェツィーリエOp.27-2
マーラー:5つのリュッケルトの歌
ロッシーニ:ヴェネツィアの競艇
シヴ・ヴェンベリ(S)、
スウェーデンRSO、ヨーテボリSO、
王立O、
グンナル・ステルン(指)
エリアフ・インバル(指)
オイヴィン・フィエルスタ(指)
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指)
ダーグ・アカーツ(P)、
ラッセ・シリアクス(P)

録音:1972年ー1989年
スウェーデンのドラマティック・ソプラノ、シヴ・ヴェンベリ(1944ー)の芸術をライヴ録音により紹介するシリーズ『偉大なプリマドンナ』。
CDA-1806-2(2CDR)
夜の女王からエレクトラまで
伝承曲:十四歳だったかしら
グリーグ:春/ダルドロ:なぜならば
ステーンハンマル:逢い引きから帰ってきた娘、
 聖ヨハネの夕べに糸を結ぶ娘
ラングストレム:風と木、新月の下の乙女、
 ヴィッレモ、昔の踊りのリズム
R・シュトラウス:わが子に、夜、
 私の父は言いました、15ペニヒで、
 あすの朝、満ち足りた幸せ、
 「ばらの騎士」〜 第3幕の三重唱(スウェーデン語歌唱)
モーツァルト:「魔笛」〜「ああ、恐れないで、わが子よ」(スウェーデン語歌唱)、
 「復讐の心がわが胸に地獄と燃えさかり」(スウェーデン語歌唱)
ヘンデル:「忠実な羊飼い」〜 アマリッリのアリア
プッチーニ:「マダム・バタフライ」〜「ある晴れた日に」、「かわいい坊や」(スウェーデン語歌唱)、
 「トスカ」〜「歌に生き、恋に生き」
ヴェルディ:「マクベス」〜 夢遊の場「ここにまだ染みがある」(スウェーデン語歌唱)
R・シュトラウス:「エレクトラ」〜 エレクトラのモノローグ「ひとりになってしまった」、
 楽劇「サロメ」〜 サロメのモノローグ「ヨカナーン、あなたは私のくちづけを拒んだ」
ワーグナー:楽劇「ヴァルキューレ」第3幕〜 フィナーレ
ベルク:「ヴォツェック」〜 マリーのアリア(第1幕)、マリーのアリア(第3幕)(スウェーデン語歌唱)
ライラ・アンデション=パルメ(S)、
シルヴィア・リンデンストランド(Ms)、
ブリット=マリー・アルーン(S)、
ライフ・ローア(Br)、
エイナル・ラルフ(T)、
ヤン・エイロン(P)、他

録音:1964年−1996年
ソプラノ歌手、ライラ・アンデション=パルメは、スウェーデン、ブレーキンゲのローセン生まれ。1963年にストックホルムの王立劇場でデビューし、モーツァルトの諸役、マダム・バタフライ、「ラ・ボエーム」のムゼッタ、「ラインの黄金」のフライア、「カルメン」のミカエラなどをレパートリーに王立劇場とドロットニングホルム宮廷劇場の舞台を中心に活躍しました。シュトラウスの「サロメ」のタイトルロールで大きな成功を収め、メトロポリタン歌劇場ではラインスドルフ指揮の「影のない女」の皇后役を歌っています。1996年5月、王立劇場でエレクトラを歌い、オペラのステージから引退しました。
CDA-1808-2
アルムクヴィスト:ピアノ作品集
ルーヴェ・アルムクヴィスト/マリー・ルイーズ(FF I)/ルードヴィーグ・カール・ヴィルヘルム/母の思い出/父との別れ/(FF XVIII)/ヴェンデラの黒い巻き毛(FF X)/リカルド・フールム/ニューニアンネの声/森の香り(FF XVII)/レオナルドから/幻想曲 「心の祈り」/グッルハナの踊り(FF XIX)/聖霊降臨祭の朝(FF XXI)/ジプシー祭り(Songs XXX)/ラ・カラッファ/ニアクンのポルスカ/ニコリーネ/セシーリアの疑問
レッナールト・ヘードヴァル(フォルテピアノ)
使用フォルテピアノ:Johan Soderberg 1806&Johan Soderberg 1813

録音:1982年、1985年、1993年
カール・ユーナス・ルーヴェ・アルムクヴィスト(1793−1866)は、スウェーデンの作家、ジャーナリスト、教師、聖職者、作曲家。ストックホルム生まれ。ウプサラ大学に学び、ルソーの精神に沿った農村生活をヴェルムランドで体験した後、1839年、ストックホルムの「Aftonbladet」紙の記者からジャーナリスト、作家のキャリアをスタートされました。1851年、個人的なトラブルからアメリカに逃亡。1865年にドイツに移り、翌年、ブレーメンで没しました。著作集『Tornrosens bok(野バラの本)』に収められたフィクション、詩、戯曲の創作のほか、ピアノ曲、歌曲、合唱曲のジャンルに作品を残しています。
CDA-1809(2CDR)
シヴ・ヴェンベリ〜偉大なるプリマドンナVol.7
ペッテション=ベリエル:待つときほどいいことは
アードルフ・ヴィークルンド:絹靴は金の型から
グリーグ:はじめての出会いOp.21-1、そして恋人を手に入れようOp.60-5
R・シュトラウス:二人の秘密をなぜ隠すのかOp.19-4/ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」より「自殺!」
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より「エリザベッタのアリア」
プッチーニ:歌劇「トスカ」より「歌に生き、恋に生き」
ロベルト・シュトルツ:喜歌劇「お気に入り」より「君はわが心の皇帝」
カール・ミレッカー:喜歌劇「デュバリ伯爵夫人」より「私はただひとりの人に心を捧げます」
テオ・マッケベン:映画『故郷』より「Eine Frau wird erst schon
durch die Liebe」
グリーグ:挨拶Op.48-1、ある夢Op.48-6
R・シュトラウス:ひそやかな誘いOp.27-3
ヴェルディ:歌劇「運命の力」より「レオノーラのアリア(第2幕)」
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より「この柔らかなレースの中で」
ロベルト・シュトルツ:喜歌劇「絹をまとったヴェヌス」より「あなたのヴァイオリンを弾いてよ」
フランツ・レハール:喜歌劇「パガニーニ」より「愛は地上の天国」、喜歌劇「ジュディッタ」より「私の唇はあなたに熱いキスをした」
エミール・シェーグレン:愛の歌Op.50、美しいものはすべて君のもの、ばらは贈らないで、明るい星
ニールセン:りんごの花FS18-1、花よ,ただ頭(こうべ)をしずめなさいFS42-4、初めてのひばりFS42-5
ユリヨ・キルピネン:りんごの花「わが幸せは、りんごの木に咲く」Op.19-4、日の光Op.47-2、プロローグOp.15-1
グリーグ:歌曲集「ハウグトゥッサ」Op.67、そして恋人を手に入れようOp.60-5、忠告に感謝すOp.21-4
エミール・シェーグレン:わが歌を春に捧ぐOp.1-2
ペッテション=ベリエル:待つときほどいいことは
シヴ・ヴェンベリ(S)、
ダーグ・アカーツ(P)、
ラーシュ・ルース(P)

録音:1992年、1993年
スウェーデンのドラマティック・ソプラノ、シヴ・ヴェンベリ(1944ー)の芸術をライヴ録音により紹介するシリーズ『偉大なプリマドンナ』。
CDA-1811(2CDR)
シヴ・ヴェンベリ〜偉大なるプリマドンナVol.8
ペッテション=ベリエル:暗い森をひとり歩くとOp.5-1、空にある星のようにOp.5-3、夕暮れどきの太陽は優しくOp.12-2、アスポケルのポルスカ
グリーグ:君を愛すOp.5-3
シベリウス:初めてのくちづけOp.37-1、葦よそよげOp.36-4、黒いばらOp.36-1
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のいとしいお父さん」、歌劇「トスカ」より「歌に生き、恋に生き」
ヴォルフ:庭師、ねずみとりのおまじない、夜の魔法、ミニョンの歌「君よ知るや南の国」
R・シュトラウス:歌曲集「6つの歌」Op.69
ラングストレム:セメレ、ヴィッレモ、パン、戦の女神
R・シュトラウス:クリスマスの想いWoO.94、クリスマスイブの歌Op.1
ベートーヴェン:自然における神の栄光Op.48-4
シェルルフ:わたしの心と竪琴
グリーグ:春Op.33-2
スティーヴン・アダムズ:聖なる都市
グノー:悔悟
アドルフ・アダン:クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より「寂しい日々に神に祈った」
R・シュトラウス:歌曲集「4つの最後の歌」
シベリウス:クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」Op.1-4
シヴ・ヴェンベリ(S)、
ベンクト・ヴェンベリ(P)、
アンデシュ・ヴァーデンベリ(P)、
マイケル・ウィルソン(P)、
マルクス・トレーン(Org)

録音:1986年、1991年、2000年、2004年
スウェーデンのドラマティック・ソプラノ、シヴ・ヴェンベリ(1944ー)の芸術をライヴ録音により紹介するシリーズ『偉大なプリマドンナ』。
CDA-1813(4CDR)
ワーグナー:楽劇 「神々の黄昏」 ライラ・アンデション=パルメ(ソプラノ、ブリュンヒルデ)、エリオット・ペイリー(テノール、ジークフリート)、マーグレーテ・ダニエルセン(メゾソプラノ、ヴァルトラウテ)、エヴァ・ヨハンソン(ソプラノ、グトルーネ)、ラース・ヴォーエ(バリトン、グンター)、オーウ・ハウグラン(バス、ハーゲン)、ヤーアン・クリント(バリトン、アルベリヒ)、オーフスSO、フランチェスコ・クリストフォリ(指)

※録音(ライヴ):1987年9月6日、オーフス・コンサートホール(オーフス、デンマーク)/ADD
※英語とドイツ語による全104ページのリブレット付き
スウェーデンのソプラノ歌手、ライラ・アンデション=パルメ(1941−)の『夜の女王からエレクトラまで』(CDA1806/07-2)に次ぐリリース。コペンハーゲンのデンマーク国立オペラが毎夏オーフスで行っている特別公演から、ワーグナーの『ニーベルングの指輪』がデンマークで上演された1912年のプロダクション以来となる1987年の『指輪』の第3夜「神々の黄昏」のライヴ録音。アメリカ、ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれのテノール、エリオット・ペイリー(1948−)がジークフリート、その他の主要な役はデンマークの歌手が歌っています。
CDA-1817-2
ノーヴォサックス〜ミンモのための偉大なる作曲家たち
レンディーネ:カントゥス
バカロフ:Tanghitudes 4
フェッレーロ:カントリー・ライフ
シャイー:私の湖
トゥティーノ:ザ・ゲーム・イズ・ソフト
ダークイラ:Zona 167
ベッタ:カントゥ・デル・アルバ
モリコーネ:ノットゥルノとパッサカリア
ピオヴァーニ:ラ・メロディア・ソスペーザ
ソッリマ:スパシーモ・フラグメンツ
ミンモ・マランドラ(ソプラノSax)、
マルコ・チッコーネ(P)、他

録音:2016年6月
現代イタリアを代表する作曲家たちが、ミンモ・マランドラのために手懸けたソプラノ・サクソフォンのための作品集。映画音楽の権威、エンニオ・モリコーネやジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィのチェロ・ソナタ集(GCD-923801)で話題となった、コンポーザー・チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマなど幅広いジャンルの作品を網羅。
CDA-1818-2(1CDR)
セシリアに〜スウェーデンの愛の歌
ヤルマル・カッセルマン(1891−1967):ベアトリス・アウロレ、なんといっても, 歩くあなたがとても好き、マダムはとても可愛く、夜の星、紫のチューリップ、歌、私たちの再会は, まったくの偶然だった、花屋の外で、両の手
R・シュトラウス:あした! Op.27 no.4
エヴェルト・トーブ(1890−1976):海がこれほど美しく光ることは、小さな星のように、愛しい人, あなたはバラの花のよう、愛と風、マーロのマイ
ヒューゴ・アルヴェーン(1872−1960):わが心を汝(な)が御手に Op.54
リレ・ブルール・ソーデルルンド(1912−1957):花を残していってもいいですか
トリニ・ビョルク(1938−):民謡の調子で
グンナル・テューレソン(1906−2001):秋のメロディ
レオ・フェレ(1916−1993):Snurra min jord
ニカ・ドミニク(1940−):献呈
ロルフ・フォーゲルストレム(1912−1992):ビューバッカのワルツ、スヴェア=ウッレのワルツ
ペール=エーリク・モレウス(1950−):コッポンゲン
グンナル・ド・フルメリ(1908−1987):あなたが私の目を閉じると Op.27 no.1
トシュテン・モッスベリ(T)、
スティーナ・ヘルベリ・アイバック(ハープ)、
ユーナス・イーサクソン(G)、
アンデシュ・カールクヴィスト(P)

録音:2017年3月11日−12日、3月25日、ナンナ小学校講堂(ウプサラ)、8月1日、ベアテルンド・ゴード、フォーフェンガン(インガロー島、スウェーデン)
「歌の国」スウェーデンのラブソング・コレクション。プログラムは、スウェーデン国王の専任医を務め「バラードの友協会」の創設会員でもあった医師ヤルマル・カッセルマンが、ハリエット・ローヴェンイェルムやヴィルヘルム王子、グッルベリたちの詩に作曲した9曲。シンガーソングライター、エヴェルト・トーブの人気曲「海がこれほど美しく光ることは」など5曲。詩、戯曲、児童書、翻訳と幅広く手がけスウェーデン・アカデミー会員にも選ばれた作家ラーシュ・フォシェル(1928−2007)がスウェーデン語歌詞を作り、スウェーデンの歌手たちに歌われるようになったレオ・フェレのシャンソン。フォシェルの書いた歌詞にジャズ・ミュージシャンのモニカ・ドミニクが作曲した「献呈」は、彼女のピアノとザ・リアル・グループの共演(Phono Suecia PSCD42)で録音され、人気を集めました。ペール=エーリク(ペッラ)・モレウスの「コッポンゲン」は、合唱曲にも編曲され、クリスマスの季節を中心に広く歌われている曲です。
テノールのトシュテン・モッスベリは、麻酔科学と集中治療学が専門の医師。声楽をエステル・ルールサイツ、エヴァ・ピラット、ビョーン・テューリンに学び、バラード、ロマンス、キャバレーソングを主なレパートリーに歌手としても活動、リレ・ブルール・ソーデルルンド の歌曲を歌った『尊いもの』(CDA1657-2)など4つのアルバムをSterlingレーベルに録音しています。ギター、ハープ、ピアノの共演、曲によって楽器を変えて歌っています。
CDA-1819-2
詩的な歌、ロマンティックな歌
カール・ユーナス・ルーヴェ・アルムクヴィスト:ひとりぼっちで歩いてはいない、耳を傾けるマリア、マリアの驚き、なぜ牧場に来たのだ、心の花、ティントマラの歌
アドルフ・フレードリク・リンドブラード:夏の日、どうして?、ああ、そうか!、少女の思い出帳に、報われない恋、、夕べに、近くに、夜に、決意、信頼、少女の朝の瞑想、夕べ、秋の宵、カーリン・モンスドッテルがエーリク十四世に歌う子守歌、わたしの家はどこだ、初めて失ったもの、アーレンセーにて、慰め、眠るアモール
トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト:外では夏の風が吹き、小さな鳥も楽しそうに歌っている、カササギが教会の屋根にとまっている
インゲマル・リリエフォシュ:鏡の歌、問いと答え、日の出
スヴェン=エーリク・ユーハンソン:沈黙、民謡2000
スヴェン=エーリク・ベック:三つの中国の詩
シェシュティン・イェプソン:女性の歌
イーヴァ・ソーレンソン(S) 
レッナールト・ヘードヴァル(P)

録音:1982年3月24日−25日、4月27日、5月25日、音楽博物館(ストックホルム)、1984年12月19日−20日、1986年3月1日−2日、スウェーデン放送(SR)第2スタジオ(ストックホルム)
イーヴァ・ソーレンソン(1946−)は、スウェーデンのヨーテボリ生まれ。ヨーテボリとケルンの音楽大学で歌唱法を学び、コンサート歌手としてデビュー。ヨーテボリ大学のオペラ学部を卒業後、マルメの音楽劇場を経て、1979年から2001年までストックホルムの王立歌劇場のソリストを務めました。
CDA-1820-2(2CDR)
クルト・ヴァイルの肖像〜ベルリンからニューヨークへ
ヴァイル:オペレッタ 「三文オペラ」 より 快適な生活のバラード、ヒモのバラード、タンゴ・バラード、これが人生の唄、海賊ジェニー、人の努力の至らなさを歌うバラード
歌劇 「マハゴニー市の興亡」 より アラバマの歌
「ハッピー・エンド」 より ビルバオの歌
「ベルリン・レクイエム」 より ポツダムのウンター・デン・アイヒェン通りに
劇付随音楽 「石油ブーム」 より マルガーテの貝殻
フランスの歌〜あんたを愛してはいない、セーヌの嘆き/歌劇 「永遠の道」 より ルースの歌
ミュージカル 「ニッカーボッカーの休日」 より それがあなただったことはない、セプテンバー・ソング
ミュージカル 「闇の女」 より わたしの舟、生まれ変わったような気分
ミュージカル 「ヴィーナスの接吻」 より 愚かな心、恋を語るなら声をひそめて
歌劇 「街の風景」 より 孤独な家
ミュージカル 「ラブ・ライフ」 より ここにあなたといよう
ミュージカル 「星空に消えて」 より 小さな灰色の家、何千マイルも、元気でいてね、星空に消えて
ミュージカル 「ハックルベリー・フィン」 より アップル・ジャック
トシュテン・モスベリ(T)、
シーア・ニューベリ(S)、
カーリン・ヒュルテンベリエル(A)
スティーナ・ヘルベリ・アグバック(ハープ)、
クット・ヘードルンド(P)、
アンデシュ・カールクヴィスト(P)、
ラーシュ=オーロフ・ノレーエン・トリオ、
ヤン・ベリネール(ベース)、
ハッセ・ラーション(ベース)
アメリカのジャズやミニストレル・ショー、ユダヤのクレズマーなどから影響を受け様々な特徴的な歌を書いたクルト・ヴァイル(1900−1950)。代表作「三文オペラ」を始めとするオペラ、オペレッタのアリア、ミュージカル・ソング、キャバレー・ソングなどを年代順に収録し、ベルリンからパリ、ニューヨークへと移動したクルト・ヴァイルのポートレートをスウェーデンの歌手たちが表現します。。
CDA-1822(2CDR)
歌唱の技術〜ダーヴィド・ビョーリングへのオマージュVol.1
[CD1]〜アミルカレ・ポンキエッリ(1834−1886):歌劇「ジョコンダ」より 空と海/ジュゼッペ・ヴェルディ(1813−1901):歌劇「トロヴァトーレ」より ああ, 美しい人、歌劇「仮面舞踏会」より さあ言ってくれ, 彼女が忠実に私を待っているかを、歌劇「アイーダ」より 清きアイーダ、歌劇「ロンバルディア人」より 私の喜びは呼び覚ます、歌劇「リゴレット」より あれかこれか、歌劇「二人のフォスカリ」より 憎しみだけが, 凄まじい憎しみだけが/アレクサンドル・ボロディン(1833−1887):歌劇「イーゴリ公」より カヴァティーナ「暗い夜はとばりをひろげ」/ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844−1908):歌劇「サトコ」より インド人の歌/シャルル・グノー(1818−1893):歌劇「ロメオとジュリエット」より ああ, 太陽よ昇れ/ジュール・マスネ(1842−1912):歌劇「マノン」より 夢の歌「目を閉じると」、ああ消え去れ, やさしい面影よ/ダニエル=フランソワ=エスプリ・オーベール(1785−1871):歌劇「フラ・ディアヴォロ」より 間違いはある, 美しいわが子よ/ジャック=フロマンタル・アレヴィ(1799−1862):歌劇「ユダヤの女」より ラシェルよ, 主の恵みにより/ジョルジュ・ビゼー(1838−1875):歌劇「カルメン」より 花の歌「おまえが投げたこの花は」/ウンベルト・ジョルダーノ(1867−1948):歌劇「フェドーラ」より 愛さずにはいられぬこの思い、歌劇「アンドレア・シェニエ」より 五月の晴れた日のように/ピエトロ・マスカーニ(1863−1945):歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 母への別れ「母さん、あの酒は強いね」/ジャコモ・プッチーニ(1858−1924):歌劇「ラ・ボーエム」より 冷たい手を/[CD2]〜ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770−1827):アデライーデ Op.46/フランツ・シューベルト(1797−1828):シルヴィアに D.891、ミューズの息子 D.764、夜と夢 D.827、セレナード D.957 no.4、全能の神 D.852、鳩の使い D.957 no.14/D.965a/リヒャルト・シュトラウス(1864−1949):あした! Op.27 no.4、たそがれの夢 Op.27 no.1、ひそやかな誘い Op.27 no.3、セレナード Op.17 no.2、帰郷 Op.15 no.5、献呈 Op.10 no.1/グスタフ・ヌードクヴィスト(1886−1949):海に寄せて/ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871−1927):スウェーデン Op.22 no.2/ラグナル・アルテーン(1883−1961):なんじ祝福されし国よ/ジャン・シベリウス(1865−1957):夢だったのか Op.37 no.4、葦よそよげ Op.36 no.4、ユバル Op.35 no.1/ジョアキーノ・ロッシーニ(1792−1868):踊り/フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846−1916):理想の人
ラーシュ・ビョーリング(T)、
ハッリ・エーベット(P)、
ブリタ・リグネル(P)、ヤン・エイロン(P)

録音:1980年−1990年
Sterlingのアーティスト・シリーズ。スウェーデン音楽史と世界のオペラ史に名を残すテノール歌手、ユッシ・ビョルリング(ユシー・ビョーリング)(1911−1960)の父、ダーヴィド・ビョーリング(1873ー1926)へのオマージュ・アルバムの第1作です。テノールのラーシュ・ビョーリングは、ユシーの子。父がダーヴィドから受け継ぎ、ビョーリング一家伝統の歌唱スタイルとなった「ベルカント」でオペラ・アリアと歌曲を歌っています。1980年から1990年にかけてのセッション録音によるコレクションです。

CDM-3001-2
B・トミー・アンデション:管弦楽のための「快楽の園」
管弦楽のための舞踏詩「戦士たち」
B・トミー・アンデション(指)
ノールランド歌劇場SO

録音:2010年12月&2011年3月
ストックホルムの王立音楽大学でヨルマ・パヌラやエリク・エリクソンの薫陶を受けたスウェーデンのコンポーザー=コンダクター、B・トミー・アンデション(1964−)。2009年〜2010年に作曲された2つの管弦楽作品は、ストラヴィンスキーやハリウッドの映画音楽を彷彿とさせるスケールの大きな音楽。

CDO-1108
ステーンハンマル:楽劇「ソールハウグの宴」Op.6 ヘンリク・シェーファー(指)
ノールショーピングSO&cho
ペール=ホーカン・プレクト(T)、カロリーナ・アンデション(S)、マティルダ・パウルソン(Ms)、フレードリク・セッテルストレム(Br)、エーリク・ルンド(Br)、マティアス・サカリアセン(T)、アントン・ユングクヴィスト(Bs-Br)、音楽協会室内cho、リンショーピング・アカデミーcho、ノールショーピング・ヴォーカルアンサンブル 

録音:2015年8月、ノールショーピング/スウェーデン語、英語、ドイツ語によるリブレット付き。
Sterlingの「スウェーデンのロマンティック・オペラ」第7作。ヘンリク・イプセンの作品としては初めてノルウェー以外の国で上演された戯曲『ソールハウグの宴』に基づく3幕の抒情的楽劇。ステーンハンマルの音楽にワーグナーの影が色濃く反映していたころ、1892年から1893年にかけて作曲された作品。
CDO-1111-2(2CDR)
ボルデマン:童話オペラ「黒を白と皇帝は言った」 スヴェン・ニルソン(皇帝、バス)、グニッラ・スレッテゴード(少年、ソプラノ)、ライラ・アンデション(王女、ソプラノ)、トゥード・スレッテゴード(王子、テノール)、コニー・セーデシュトレム(医者、テノール)、パウル・ホーグルンド(愚者、バリトン)、スヴェン・エーリク・ヴィークストレム(僧正、テノール)、スヴェン=エーリク・ヤコブソン(衛兵、バス)、グンナル・ドラーゴ(筆記者、テノール)、ユーセフ・グリュンファルブ(ヴァイオリンソロ)、カール=エーリク・ヴェーリン(Org)、カール=オトー・ヴァレンティン(エレクトロニックミュージック)、
王立歌劇場O、王立歌劇場cho
王立歌劇場バレエ団、
ペール・オーケ・アンデション(指)

録音:1965年1月1日、王立歌劇場(ストックホルム、スウェーデン)(初演ライヴ録音)
ラーシ・ボルデマンは、1921年、ヘルシンキのドイツとフィンランドの家系に生まれ、1969年にミュンヘンで亡くなるまで、スウェーデンで作曲家、音楽教師として活動しました。この「黒を白と皇帝は言った」は、1965年1月1日、ストックホルムの王立歌劇場で行われ、30回を超すカーテンコールに迎えられた初演のライヴ録音です。

CDS-1003-2
ヤーコブ・アクセル・ユーセフソン(1818-1880):交響曲*
祝典行進曲*/セレナード#
歌え、歌え、素晴らしい歌を#
幸福を信じてはいけない#
星明かり+/解氷**
B.トミー・アンデション(指)
スウェーデン王立音楽院O*
エリーザベト・セーダーシュトレーム(S)#
ヤン・エイロン(P)#
エーリク・セデーン(Br)+
スティグ・ヴェステルベリ(P)+
エーリク・エーリクソン(指)
オルフェイ・ドレンガル(男性cho)**、
ヤヴレ放送O**
CDS-1004-2
ステーンハンマル(1871-1927):ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.1
(クット・アッテルベリ再構成版構築による)*
ピアノ曲集「晩夏の夜」Op.33+
イレーネ・マンヘイメル(P)
シャルル・デュトワ(指)エーテボリSO

録音:1977年9月16日-17日エーテボリ・コンサート・ホール*
1989年3月3日スウェーデン・ラジオ第3スタジオ+
レーベルで長期品切れとなっていたデュトワの指揮によるステーンハンマルが、ジャケット&ブックレットを新装して再発売!
CDS-1008-2
グスタフ・ベンクトソン(1886-1965):交響詩「 Vettern 」(1949)*
交響曲第1番ハ短調Op.6(1907-08)*
3つの音画「 I Vadstena kloster 」#
マッツ・リリエフォシュ(指)イェヴレSO

録音:1997年1月30日&31日、6月4日、イェヴレ、スウェーデン
*=世界初録音
CDS-1009-2
ストックホルム王立歌劇場の序曲集
フォローニ(1825-1858):序曲第3番 イ長調*
ベールヴァルド(1796-1868):喜歌劇「仕立て屋 [Modehandlerskan] 」序曲*
喜歌劇「Jag gar i kloster [I enter a Monastery] 」序曲
ヌーマン(1831-1885):祝典序曲
ランデル(1806-1864):序曲「ヴェルムランドの人々」
セーデルマン(1832-1876):喜歌劇「悪魔の試み
[Hin Ondes forsta larospan / The Devil’s First Try] 」(1856) 序曲
ユーセフ・マッティン・クラウス(1756-1792):歌劇「プロセルピネ」序曲
マッツ・リリエフォシュ(指)サンクトペテルブルク・エルミタージュO*
スティグ・ヴェステルベリ(指)ストックホルム王立歌劇場O
CDS-1010-2
クット・アッテルベリ(1887-1974):交響曲集
第1番 ロ短調 Op.3 */
第4番 ト短調 Op.14「小さな交響曲」+
スティグ・ヴェステルベリ(指)スウェーデン放送SO*
ステーン・フリュクベリ(指)ノールショーピングSO+

録音:1986年11月3日-5日*/1976年9月9日+
CDS-1019-2
ナタナエル・ベリ(1879-1957):管弦楽作品集
組曲「ビルギッタ」*/ピアノ協奏曲#
交響曲第4番+
ペール・ブーリン(指)
ロイヤル・ストックホルムPO*
ヤコブ・モスコヴィッツ(P)#
スティグ・ヴェステルベリ(指)
スウェーデン放送SO#
ヨーラン・W.ニルソン(指)
スウェーデン放送SO+
CDS-1025-2
オスカル・ビューストレム(1821-1909):管弦楽作品集
交響曲/序曲/アンダンティーノ
オーケストラの為のワルツ第1番
オーケストラの為のワルツ第3番
カルロス・シュピーラー(指)ヤヴレSO
CDS-1026-2
アッテルベリ(1887-1974):交響曲集
交響曲第7番「抒情交響曲」
交響曲第8番
ミハイル・ユロフスキ(指)マルメSO
CDS-1027-2
ハンス・フーバー(1852-1921):交響曲第5番「ロマンティック」
セレナード第2番「夏のセレナード」
イェルク=ペーター・ヴァイグレ(指)
シュトゥットガルトPO
ハンスハインツ・シュネーベルガー(Vn)
CDS-1028-2
アンドレアス・ハレーン(1846-1925):クリスマス・オラトリオ B.トミー・アンデション(指)
スウェーデン放送SO
CDS-1029-2
ルーベンソン:演奏会用序曲「ドラパ」
交響曲/交響的間奏曲
3つの交響的小品
ロイ・グッドマン(指)ウメオSO
CDS-1030
アウグスト・セーデルマン(1832-1876):カトリック・ミサ/ケヴラールへの巡礼 ペール・ブーリン(指)
ストックホルム音楽院SO&cho
CDS-1031-2(2CDR)
エドゥアルト・ブレンドレル(1800-1831):歌劇「リーノ」(あるいは武者修業の男)
(オスカル王子(1799-1859)補筆完成)
ルーネ・セッテルストレム(Bs)
アンデシュ・ルンドストレム(T)
アンデシュ・ヴィクルンド(指)
イェーテボリSO
CDS-1035-2
エルンスト・ミエルク(1877-1899):交響曲/フィンランド民謡によるピアノと管弦楽の小品 リーサ・ポヒョラ(P)
ハンヌ・リントゥ(指)トゥルクPO
CDS-1036-2
アルヴェーン:カンタータ「世紀の変わり目に」Op.12(1899)*
1917年ウップサラ宗教改革祭の為の
カンタータOp.36(1917)
バラード「鐘」Op.13(1900)
リーナ・ヘル(S)*
カール=マグヌス・フレドリクソン(Br)
ステファン・パークマン(指)イェヴレSO、
ストックホルム王立フィルハーモニックcho
CDS-1037-2
ハンス・フーバー(1852-1921):交響曲第3番「英雄的」*
交響曲第6番
バルバラ・バイアー(S)*
シュテファン・ロイトホルト(Org;*)
イェルク・ペーター・ヴァイグレ(指)シュトゥットガルトPO
CDS-1038-2
ルードヴィグ・ヌールマン(1831-1885):交響曲第1番
交響曲第3番
ミカ・アイケンホルス(指)南アフリカSO
CDS-1039-2
オーベール:歌劇序曲集&バレエの為の管弦楽作品集
歌劇「ジェニー・ベル」序曲*
歌劇「放蕩息子」序曲+
歌劇「セイレーン」序曲
バレエ「Vend me en Espagne」(1823)〜ボレロ/第2のバレエの為のアリア*
歌劇「神と踊り子」〜序曲+/バレエ+
歌劇「ポルティチの唖娘」〜5つのバレエ
歌劇「幸福の第一日」序曲+
B.トミー・アンデション(指)
イェーテボリ・歌劇O

*世界初録音
CDS-1041-2
リヒャルト・ヴェッツ(1875-1935):交響曲第3番変ロ長調 Op.48 エーリヒ・ペーター(指)ベルリンSO
CDS-1042-2
ハンス・フーバー(1852-1921):交響曲第1番ニ短調「テル」 Op.63
交響曲第7番ニ短調「スイス」
イェルク・ペーター・ヴァイグレ(指)
シュトゥットガルトPO
CDS-1043-2
ハルストレム&ヌードクヴィスト:バレエ「スコットランドの冒険」(アンデシュ・ヴィークルンド校訂)
イーヴァル・ハルストレム:バレエ田園詩「ある夢」(1871)(アンデシュ・ヴィークルンド校訂)
ミカエル・バートシュ(指)
マルメ・歌劇O
CDS-1044-2
ユーセフ・オット・アフ・シレーン(1859-1951):ヴァイオリン協奏曲 ホ短調*
交響曲第3番 ホ短調
クリスチャン・ベリクヴィスト(Vn)*
ヨーラン・W.ニルソン(指)イェヴレSO

録音:2001年9月10日-14日
CDS-1045-2
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927):劇場の為の音楽
お気に召すまま/夢の劇(ヒルディング・ルーセンベリによる演奏会用編曲)
ロメオとジュリエット(ヒルディング・ルーセンベリ編曲)
ペーテル・ブーマン(Br)
ヘレーン・フィンベリ、
カロリーネ・シェーベリ(S)
マグヌス・ニルソン(Fg)
カール・アンデション(Ob)
ヘードヴィーグ・ラーゲルクヴィスト、
トマス・ウンゲヴィッテル(朗読)
アルヴォ・ヴォルメル(指)
ヘルシングボリSO
CDS-1046-2
ドイツ・ロマン派 Vol.2
ブルクミュラー、シュテールの作品
Piollet(指)Kassel STO
CDS-1047-2
ハンス・フーバー(1852-1921):交響曲第8番 ヘ長調(1920)
交響曲第4番 イ長調「アカデミッシュ」(1918)*
マティアス・ヴェヒテル、
ラミン・トルンペルマン(Vn)*
ナタリア・ヴェヒテル(Va)*
マティアス・ニューペルト(Vc)*
レイナルド・シュヴァルツ(Cb)*
スコット・フェイゲン(P)*
シュテファン・ロイトルド(Org)
イェルク=ペーター・ヴァイグレ(指)
シュトゥットガルトPO
CDS-1048-2
パウル・ビュートナー(1870-1943):英雄的序曲*
交響曲第4番 ロ短調#
ハンス=ペーター・フランク(指)*
ゲルハルト・プフリューガー(指)#
ベルリン放送SO

録音:1974年*/1965年6月26日#
CDS-1049-2
ハインリヒ・シュルツ=ボイテン(1838-1915):交響曲第5番 Op.36「宗教改革」
(大管弦楽とオルガンの為の)/
交響詩「死の島」/
黒人の歌と踊り Op.26/別れの響き Op.28
アドリアーノ(指)モスクワSO
アナスタシア・シデルニコワ(Org)

録音:2002年8月
CDS-1050-2
トゥール・アウリン(1866-1914):ヴァイオリンと管弦楽の為の演奏会用小品 Op.7
ヴァイオリン協奏曲第2番 イ短調 Op.11
ゴトランド舞曲 Op.28
スウェーデン舞曲 Op.32
トビアス・リングボリ(Vn)
ニクラス・ヴィーレン(指)イェヴレSO
CDS-1051-2
フランツ・ベールヴァルド(1796-1868):管弦楽作品集
ライプツィヒの戦い*
つのヴァイオリンとオーケストラの為の協奏曲*
歌劇「ゴルコンダの女王」〜序曲/行進曲/婚礼の行列/他
ヴァイオリンと管弦楽の為の主題と変奏*
歌劇「ソリアのエストレッラ」〜序曲*/ポロネーズ*
ヨハンネス・ロースタード、
アンドレアス・ハーグマン(Vn)
ニクラス・ヴィーレン(指)マルメ歌劇場O
CDS-1052-2
ヘルマン・ズーター(1870-1926):交響曲 ニ短調 Op.17
ハンス・イェルモリ(1877-1936):管弦楽の為の3つの小品
アドリアーノ(指)モスクワSO
CDS-1053-2
ピエール・モーリス(1868-1936):管弦楽作品集
喜歌劇「夜の猫はみな同じ顔」Op.35
アイスランドの罪深き男 Op.8
交響詩「フランチェスカ・ダ・リミニ」
前奏曲「ダフネ」
組曲「ペルセポネー」
弦楽の為のフーガ Op.20
アドリアーノ(指)モスクワSO
CDS-1054-2
アウグスト・クルークハルト(1847-1902):作品集
(1)管弦楽の為の演奏会用序曲Op.45
 オーケストラの為の組曲「さすらいの旅に」Op.67

(2)オーボエと管弦楽の為の協奏的小曲Op.18

(3)チェロ協奏曲 イ短調Op.59
(1)ヴィリー・シュタイナー(指)
 北ドイツ放送PO
(2)ロルフ・ユリウス・コッホ(Ob)
 クルト・クレーマー(指)ケルンWDRO
(3)ホルスト・ベッケンドルフ(Vc)
 ハンス・ヘルベルト・イェリス(指)
 北ドイツ放送PO

録音:1975年-1980年
CDS-1055-2
フレデリック・クリフ(1857-1931):交響曲第1番 ハ短調Op.1
絵画的管弦楽曲「雲と日光」
クリストファー・ファイフィールド(指)
マルメ歌劇場O
CDS-1056-2
ハンス・フーバー(1852-1921):ピアノ協奏曲第1番 ハ短調Op.36 (1878)
ピアノ協奏曲第3番 ニ長調Op.113 (1899)
ダン・フランクリン・スミス(P)
ミハイル・ユロフスキ(指)
シュトゥットガルトPO

録音:2003年7月21日-25日
CDS-1057-2
エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950):舞踏組曲
アルプスの詩/スイスの有名な歌
「美しいスイス」の主題による13の小変奏曲
バレエ組曲
アドリアーノ(指)モスクワSO
CDS-1058-2
アルヴェーン:カンタータ集 Vol.2
黙示録カンタータ Op.31
ウプサラ大学創立450年記念カンタータ Op.45
ペーテル・ブースマン(Bs)
フレードリク・セッテルストレム(Br)
アルヴォ・ヴォルメル(指)
マルメ歌劇場O団員&cho
ペール=ウーヴェ・ラーション(Org 他
CDS-1059-2
フリッツ・ブルン(1878-1959):交響曲第3番 ニ短調 アドリアーノ(指)モスクワSO
CDS-1060-2
シャルヴェンカ(1850-1924):序曲
交響曲 ハ短調 Op.60
アンダンテ・レリジオーソ Op.46
クリストファー・ファイフィールド(指)
ヤヴレSO
CDS-1061-2
ベルナルト・ズウェールス(1854-1924):演奏会用序曲「サスキア」*
交響曲第2番 変ホ長調+
劇付随音楽「ヘイスブレヒト・ファン・エームステル」からの組曲#
ジャン・フルネ(指)*
アントニ・ヴィト(指)+
ルーカス・ヴィス(指)#
オランダ放送PO(*/#)
オランダ放送SO+

CDS-1062-2
バーデン=バーデンからの挨拶
ケーネマン(1826-1890):Der Fremersberg (1853)
オッフェンバック:歌劇「トレビゾンドの女王」序曲
クロイツァー(1780-1849):歌劇「グラナダの野営」序曲
ジャン=バティスト・アルバン(1825-1889):「ヴェネチアの謝肉祭」による幻想曲と変奏曲
J・シュトラウス:ポルカ「舞踏会のかわいらしい花束」
 ポルカ・マズルカ「女性讃歌」
グノー:歌劇「鳩」前奏曲
マティアス・へーフス(Tp)
ヴェルナー・シュティーフェル(指)
バーデン=バーデンPO

録音:1994年/1995年/2003年
“音楽史上、最も奇抜な「嵐」の描写!? 底抜けに楽しいケーネマンの「フレメルスベルク」!!”
バーデン・バーデンにゆかりの深い作曲家たちによる、楽しい楽しい小品集!こういうものをわざわざ取り上げるのは湧々堂くらいだと思いますが、これを聴いて黙っていられましょうか!馴染みのない曲ばかりが並んでいますが、オケの技量と粋な棒裁きによって、初めて聴く曲でも心が弾んでくること請け合いです。1972年にプラハから移り住んできたミロスラフ・ケーネマンの「フレメルスベルク」」はトンデモない珍品!彼の新居を囲む山々からインスピレーションを受け、軍楽隊のために作曲された曲ですが、後にオーケストラ用に改訂。「1812年」「ウェイリントンの勝利」「ウィリアム・テル序曲」を全て混ぜこぜにしたような描写音楽で、「狩り」「田園」「嵐」「テ・デウム」の4つの場面で構成されたいます。演奏時間は20分近く要するのですが、次々に飛び出す奇抜なアイデアにハラハラドキドキの連続で、あっという間に時間が経ってしまいます。まず冒頭、トランペットのソロに続きに「魔弾の射手」を思わせるホルンのほのぼのとした重奏による、一度聴いたわ忘れられないシンプルなテーマが登場。まずその音色が、いかにもドイツ的な深々とし風情を湛えて酔わせます。その後、J・シュトラウスのポルカ風の小粋な曲調が続きますが、その背後で打楽器が次第に轟き始め、「嵐」に突入(9:24)。その突入の瞬間、全てをムチャクチャに粉砕する壮絶な大音響が襲い掛かりますので、心臓にご注意!この場面はウィンドマーシーン、銃声音、ピチャピチャという擬音(雨音?)など、もう何でもありの大狂乱!その後数分間、この曲をどう締めくくるかは聴いてのお楽しみ!是非お友達にも聴かせてみて下さい。他の小品たちも、シュティーフェルの音楽性が抜群で、最近のVPOの新年演奏会の10倍は楽しめますよ!「ヴェニスの謝肉祭」で華麗な演奏を披露するのはハンブルク州立管弦楽団ソロ・トランペット奏者であり、ドイツの誇るブラス・アンサンブル「ジャーマン・ブラス」のメンバーであるマティアス・へーフス!録音も超優秀。     
CDS-1063-2
グスタフ・ベンクトソン(1886-1965):ヴァイオリン協奏曲 ロ短調*
チェロ協奏曲 イ短調+
トビアス・リングボリ(Vn:*)(指)*
マッツ・ロンディン(Vc:+)(指)+
マルメ・歌劇O
リングボリはジュリアード音楽院でL・カプランの下で音楽を学んだ後、ソリストとしてG・ロジェストヴェンスキー、S・オラモら一流指揮者と共演。ロンディンは7歳からチェロを弾きはじめ、M・ロストロポーヴィチらの門下。2人とも現在のスウェーデンで最も注目されている若手演奏家。べンクトソンはライプツィヒ、パリなどで音楽家として活動。交響曲、協奏曲、管弦楽曲などさまざまなジャンルに作品を残している作曲家。
CDS-1064-2
アウグスト・ハルム(1869-1929):交響曲 イ長調(1924) ペール・ブーリン(指)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO

録音:2004年6月2日&3日
ドイツの作曲家ハルムは教育者としても高名でありフーガとソナタの融合を試み音楽理論の改革に大きな功績を残した人物として知られている。ちなみにロイトリンゲン・ヴュルテンベルク管は飯森範親が音楽監督をつとめているオーケストラ。         
CDS-1065-2
エミル・ジャック=ダルクローズ(1865-1950):ジャニー
悲劇的印象「1914」/ロマンズの絵画
アドリアーノ(指)モスクワSO
エミル・ジャック=ダルクローズは19世紀後半から20世紀中期にかけてスイスで教育者、作曲家として活躍した人物。ダルクローズは作曲家としてだけでなく音楽教育法リトミックを考案。現在のリトミック教育の基礎を築いた教育者として知られています。
CDS-1066-2
ヘレーナ・ムンクテル(1852-1919):交響詩「奇跡の海」Op.19/大管弦楽の為の組曲/
ワルプルギスの炎 Op.24/ダラー組曲
トビアス・リングボリ(指)イェヴレSO
19世紀中期から20世紀初頭にかけて活躍したスウェーデンの作曲家、ヘレーナ・ムンクテルの管弦楽作品集。ペトリ・サカリが音楽監督をつとめるスウェーデンのイェヴレ交響楽団は1912年に設立されたオーケストラ。    (05111)
CDS-1067-2
オスカル・リンドベリ(1887-1955):管弦楽作品集
3つのダーラナ地方の絵 Op.1
祝典ポロネーズ Op.13
交響詩「Hemifran」Op.34
レクサンド組曲 Op.41
交響詩「イエスンダ」Op.54
ミカエル・バートシュ(指)イェヴレSO

録音:2005年3月14日-17日
スウェーデン民謡を用いた作品を多数残したオスカル・リンドベリの没後50年を迎えるにあたって製作された管弦楽作品集。指揮者のバートシュは1965年生まれ。スウェーデン期待のオペラ、管弦楽指揮者として活躍中。イェヴレ交響楽団は1912年に創設され、長い歴史を持つスウェーデンのオーケストラ。
CDS-1068-2
ベルナルド・ズウェールス(1854-1924):交響曲第1番 ニ短調(1881)*
ダニエル・デ・ランゲ(1841-1918):交響曲第1番 ハ短調 Op.4 +
エド・スパニャールド(指)*
アンソニー・ハルステッド(指)+
オランダ放送cO
「交響曲第2番」を収録した前作(CDA 1061-2)が反響を呼んだ19世紀オランダの作曲家ツウェールズの作品集の続編が登場!アムステルダムに生まれたツウェールズは、1881年から1883年までライプツィヒで作曲を学び、1895年から晩年の1922年までアムステルダム音楽院で作曲の教師をつとめていたとう経歴を持ちます。1881年に作曲された「交響曲第1番」はハイドン、ベートーヴェン、メンデルスゾーンの影響が色濃く見られ、特に第2楽章の美しく流れるようなアダージョは逸品!カップリングのダニエル・デ・ランゲは、同じオランダの都市ロッテルダムの音楽一家に生まれ、1875年にはライデン音楽合唱団を創設。1894年には仲間と共にアムステルダム音楽院の創設するなど作曲家、教育者としてもオランダ音楽の歴史に名を残す音楽家。ツウェールズは、現在リンブルフ交響楽団の主席指揮者をつとめるスパニャールド、デ・ランゲでは、ホルンの名手としても活躍し現在は指揮者として活動中のホルステッドが指揮。
CDO-1069-2
ペッテション=ベリエル(1867-1942):音楽喜劇「最後の審判の予言者」(抜粋) ミカエル・サムエルソン(Br)ソルヴェイグ・ファリンゲル(S)
トーマス・スンネガード(T)ウルフ・セーデルブロム(指)スウェーデン放送SO/他

録音:1984年1月
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエルは19世紀後半から20世紀前半にかけて作曲科、音楽評論家として活躍したスウェーデンの音楽家である。代表作であるピアノ小品集「フローセの花」が最も有名であるが、交響曲やオペラなどの大作の作曲も手がけており、ロマンに満ちた作品の数々は北欧ファンのみならず人気を集めています。「最後の審判の予言者」は3幕からなる音楽喜劇。全3幕から聴き所を集めた抜粋が収録されています。
CDS-1070-2
アンドレアス・ハレーン(1846-1925):ヴァイオリンと管弦楽の為の「ロマンス」Op.16
グスタフ・ヴァーサ伝説
宇宙の音楽2つの抒情的小品「秋について」Op.38
黄昏にOp.40-2
ピーター・オロフソン(Vn)
クリストファー・ファイフィールド(指)
イェヴレSO
CDS-1071-2
シャルヴェンカ:交響詩「fruhlingswogen」Op.87
管弦楽のための「アルカディア組曲」ロ長調Op.76
管弦楽のための幻想的小品「愛の音楽」Op.40
クリストファー・フィフィールド(指)
イェヴレSO
シャルヴェンカはシャルヴェンカでもフランツ・クサヴァーではなく、シャルヴェンカ兄弟の兄であるフィリップ・ルートヴィヒ・シャルヴェンカの貴重な管弦楽作品集。ギリシャのアルカディアを題材とした組曲や、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」をベースとした優美な「愛の音楽」など弟のフランツ・クサヴァーに劣らぬ才能を作品から窺い知ることが出来ます。ちなみにフィフィールド&イェヴレ響のコンビは、既にこのシリーズでフランツ・クサヴァーの管弦楽作品(CDS 1060-2)を取り上げています。
CDS-1072-2
クルーセル:クラリネット,ホルンとファゴットのためのシンフォニア・コンチェルタンテ ロ長調Op.3、
 葬送行進曲
クロンマー
(クルーセル編曲):2本のクラリネットのための協奏曲変ホ長調
オーロフ・ブーマン(指)
オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブル
作曲家としてだけでなく優れたクラリネット奏者としても高い名声を誇ったフィンランドの音楽家クルーセル。クルーセルの代表的な作品の1つとして親しまれている「シンフォニア・コンチェルタンテ」や、クルーセルの編曲によるクロンマーの作品などクラリネットを要する楽曲からは作曲者の特徴をくみ取ることができます。オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブルはスウェーデンを代表する吹奏楽団の1つ。優れた管楽器奏者を次々と輩出する北欧の楽団なだけに個人のレベルも非常に高いです。
CDS-1073-2
フランツ・クサヴァー・シュニーダー・フォン・ヴァルテンゼー(1786−1868):序曲ハ短調
交響曲第3番変ロ長調「軍隊交響曲」
クリストファー・フィフィールド(指)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO
後期古典派から初期ロマン派にかけてのスイスで卓越した才能を発揮し、アルペンホルンのための独奏作品、優れた声楽作品を生み出すなど同国の音楽の発展に大きな貢献を果たしたシュニーダー・フォン・ヴァルテンゼーの管弦楽作品集。希望していたベートーヴェンへの弟子入りはかなわなかったが、一気に頭角を現したシュニーダー・フォン・ヴァルテンゼーはスイスだけでなくウィーンとドイツにも足跡を残しています。典型的な初期ロマン派の作風を持ち、シューベルトとハイドンからの影響を感じさせるシュニーダー・フォン・ヴァルテンゼーの管弦楽作品を南ドイツの名門ヴュルテンベルク・フィルが現代に伝えてくれます。
CDS-1074-2
デュカス:序曲「ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」
序曲「リア王」/交響曲ハ短調
ファブリス・ボロン(指)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO
若き日のデュカスが書き上げた3つの傑作。2008〜2009シーズンからフライブルク歌劇場の音楽監督に着任するフランス人指揮者ファブリス・ボロンとヴュルテンベルク・フィルのタッグによるデュカスの管弦楽作品集では、1883年に若かりし日のデュカスが書き上げた2つの序曲と、1896年に作曲された唯一の交響曲をカップリング。「交響曲」での優れた作曲技法はもちろんのこと、序曲のみが発見され1995年に初演が行われた「リア王」や「ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」からも完璧を求めたデュカスの類希なオーケストレーションを聴きとることができます。
CDS-1075-2
ラフ:ヴァイオリンと管弦楽のための性格的な演奏会用小品「愛の妖精」Op.67
ヴァイオリンと管弦楽のための組曲Op.181
ヴァイオリン協奏曲第1番Op.161(原典版)
トビアス・リングボリ(Vn)、
アンドレア・クイン(指)ノールランド歌劇場SO
原典版によるラフのヴァイオリン協奏曲第1番!長年に渡ってその存在と作品が不当なまでに忘れられてきましたが、近年再評価の気運が一気に高まっている作曲家ヨアヒム・ラフのヴァイオリン協奏曲集が登場!スイスのチューリッヒ近くに位置する町ラッヘンで生まれドイツを活躍の場としたラフの作品には、11曲の交響曲に代表される大規模な作品から室内楽作品まで多くの傑作が見受けられます。今回収録された「ヴァイオリン協奏曲第1番」では1870年に作曲された原典版が用いられている。アウグスト・ウィルヘルミに献呈された難曲でスウェーデンのヴィルトゥオーソ、リングボリが熱演を繰り広げています。2005年11月からノールランド歌劇場響の音楽監督の任にあるイギリスの女流指揮者アンドレア・クインの手綱捌きにも要注目。
CDS-1076-2
ヘルメル・アレクサンデション(1886−1927):序曲ハ短調
交響曲第2番ト短調
パウル・マギ(指)ウプサラCO

録音:2006年1月10日〜12日、ウプサラ大学でのライヴ
"スウェーデンのチャイコフスキー"と称されながらも、その作品や存在自体が忘れ去られてきたスウェーデンの知られざる後期ロマン派の作曲家ヘルメル・アレクサンデション。41年という決して長くはない生涯を送ったアレクサンデションだったが、自作のオリンピック・マーチが1912年ストックホルム五輪の公式マーチに採用されるなど作曲家として、またスウェーデンの有名なローダ・クヴァーン(RdaKvarn)劇場のシネマ・オーケストラの演奏者としてスウェーデンの音楽史に確かな足跡を残しています。第3楽章のピチカートがまさにチャイコフスキーの交響曲第4番を彷彿とさせる「交響曲第2番」、トランペットが奏でる印象的なメロディーや、グレインジャーやドヴォルザークの作品を連想させる「序曲ハ短調」の2作品はいずれも世界初録音。知られざるスウェーデンの後期ロマン派の知られざる音楽が現代に復活。
CDS-1077-2
フロトウ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調/同第2番イ短調
祝典序曲
ホワイトホールのヴィルヘルム・フォン・オラーニエン
カール・ペッテション(P)、
ハンス・ペーター・ヴィースホイ(指)ピルセンPO
歌劇「マルタ」の作曲家フロートのピアノ協奏曲集!父はプロイセンの騎兵隊長というメクレンブルクの由緒ある家柄に生まれた19世紀ドイツの作曲家フリードリヒ・フォン・フロート。音楽を学ぶためパリに留学したフロートは、グノーやオッフェンバックと交友を深めており、後の作曲活動に大きな影響を与える出会いに恵まれていました。フロートは代表作でもある歌劇「マルタ」以外の作品はほとんど知られておらず、ここに収録されている2つのピアノ協奏曲と管弦楽作品はフロートの優れたオーケストレーションを現代に伝える重要な役割を持っています。華やかな冒頭と旋律が印象的な「ピアノ協奏曲第1番」やウェーバーからの影響が感じられる「ピアノ協奏曲第2番」は、ハイペリオンのRPCシリーズのファンにもオススメしたい作品。
CDS-1078-2
リヒャルト・フランク:交響的幻想曲Op.31
ヴァイオリンと管弦楽のための「セレナーデ」イ長調Op.25
管弦楽のための組曲ニ長調Op.30
「愛と魂」ホ長調Op.40
チェロと管弦楽のための「セレナーデ」ハ長調Op.24
演奏会用序曲ホ長調Op.2
ファビアン・ウェッツシュタイン(Vn)、
ティム・ストレーブル(Vc)、
クリストファー・フィフィールド(指)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO
メンデルスゾーンの弟子でありピアニスト、教育者としてシューマンや当時の聴衆から高く評価されたエドゥアルト・フランクの息子にして、ドイツ・ロマン派の音楽家リヒャルト・フランク(1858−1938)の管弦楽作品集というレア・レパートリー!父エドゥアルト、ライネッケ、ヤーダスゾーンに作曲を学んだR・フランク。作曲家、教育者としてだけでなくベートーヴェンの作品の演奏家としても一目置かれた存在だったR・フランクの作品からは、音楽家として追い続けたベートーヴェンの音楽からの影響を感じ取ることが出来ます。
CDS-1079-2
P・L・シャルヴェンカ:森と山の精Op.37
劇的幻想曲Op.108/2つのポーランド民族舞曲Op.20
エリク・ソレーン(指)アルテンブルク=ゲラPO
ポーランドとドイツ両国の流れを汲み、弟と共にシャルヴェンカ音楽院をす創設し院長も務めた兄フィリップ。
名声では弟が1歩先を進んでいるシャルヴェンカ兄弟だが、弟と同様にポーランドの舞曲などを取り入れた秀作の数々が、兄フィリップの弟に勝るとも劣らぬ才能と功績を証明してくれています。2005年にはガブリエル・フェルツの後任としてチューリンゲン州立歌劇場の音楽監督に招聘されたスウェーデンのマエストロ、エリク・ソレーンのタクト捌きにも注目。
CDS-1080-2
クルーセル:管楽器のための作品集
ベートーヴェン(クルーセル編):七重奏曲変ホ長調Op.20(木管楽器版)、
クルーセル:スウェーデンの旋律による幻想曲
オーロフ・ブーマン(指)
オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブル
管楽器のみの編成にアレンジした楽聖ベートーヴェンの「七重奏曲」と、スウェーデンの旋律を題材としたクルーセル自作の「幻想曲」は、いずれもクルーセルの管楽器奏者としての経験が反映された優れた作品。オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブルのレベルの高さも特筆もの。北欧の管楽器の充実振りには改めて感服!
CDS-1081-2
ヘルマン:交響曲第1番ハ長調Op.7
 交響曲第2番へ短調Op.11
クリストファー・フィフィールド(指)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO

録音:2008年&2009年
ロベルト・ヘルマン(1869−1912)は、ロマン派時代を生きたスイスの知られざる作曲家。1869年にベルンで生まれジュネーヴで音楽教育を受けたヘルマンは、1893年から1894年にかけてフンパーティングに作曲を師事。
直後の1895年に「交響曲第1番」、1905年には「交響曲第2番」の作曲を行うものの、1912年に43歳という若さでこの世を去ってしまったため歴史に埋もれていた作品が約200年という時を経て甦ります。
CDO-1082-2
ペッテション=ベリエル:歌劇「アルンヨート」(抜粋) エルランド・ハーゲゴード(Br)、
カーリン・ランゲブー(S)、
エディット・ターラウグ(Ms)、
ビョルン・アスケル(Br)、
オッコ・カム(指)ストックホルムPO、
ストックホルム・フィルハーモニー合唱団男声cho

録音:1973年5月16日−18日、ストックホルム・コンサート・ホール
スウェーデンのロマン派を支えた作曲家の1人であり、厳しい批評が持ち味の評論家としても活躍したヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867−1942)。スウェーデンの国民的オペラとして人気を博した「アルンヨート」は、ストゥルラソンの「聖オラフ伝」を題材としており、声楽作品の作曲に長けたペッテション=ベリエルの作曲技法の魅力が凝縮されています。
CDS-1083-2
ノスコフスキ:管弦楽作品集Vol.1
序曲「モルスキェ・オコ」
交響曲第1番イ長調*
序曲「Pan Zolziliewicz」#
ガブリエル・フムーラ(指)
スワヴェク・ヴルブレフスキ(指)*、
ジグムント・リヘルト(指)#、
ポーランド国立RSO

録音:2001年〜2004年
2009年が没後100周年となるノスコフスキは交響曲作曲家、ポーランド初の音楽劇の作曲家としてだけでなく、カルウォヴィチやシマノフスキなど次世代の作曲家たちを育てるなど、教育者としてもポーランド音楽に多大な貢献を果たしています。タトラ山脈のモスルキェ・オコ湖を描いた「モルスキェ・オコ」での美しくも切ないオーボエ・ソロがなんとも感動的。また「交響曲第1番」の第2楽章アダージョ・カンタービレも、ロマン派の大作曲家たちの"アダージョ"に匹敵する素晴らしい魅力を持っています。
CDS-1084-2
(1SACDR)
アルネス:交響曲第1番ハ短調Op.7
 交響曲第2番ニ長調Op.43
テリエ・ミケルセン(指)ラトヴィア国立SO
アルネスは留学先のライプツィヒでライネッケから作曲を学び、帰国後は大聖堂のオルガニスト、ノルウェー作曲家協会会長、ノルウェー音楽著作権協会会長などの重要ポストを歴任しており、多大な功績を讃えて授与されたノルウェー国王金メダル、聖オラフ勲章がその存在感の大きさを物語ります。北欧のロマン派を代表する歌曲、合唱曲の作曲家として高名なアルネスですが、作品全体が綿密に構成された2つの交響曲もロマンティシズムに満ち溢れた大作。フィンランドではヨルマ・パヌラ、オスロとサンクトペテルブルクではマリス・ヤンソンスに師事したミケルセンが、指揮棒に祖国の大家アルネスへの熱き思いを込めます。
CDS-1085-2
ラフ:ピアノと管弦楽のための「組曲」変ホ長調Op.200*
コミック・オペラ「嫉妬」序曲
歌劇「アルフレッド王」序曲
いばら姫(眠れる森の美女)〜前奏曲、間奏曲
サムソンWoO.20より
グエン・ビック・チャ(P)*、
ローランド・クルティヒ(指)ノールランド歌劇場SO
リストやメンデルスゾーン、ビューローにその才能を認められながらも、同時代を生きたワーグナーやブラームスと比べると不当なまでにその存在を忘れ去られてきたラフは、11曲の交響曲など大規模作品から、室内楽やピアノ作品など膨大な数の作品を遺しており、円熟期に書かれた「組曲」は「ピアノ協奏曲」(1873)や「春への頌歌」(1857)に匹敵する傑作です。"アジア・オーケストラ・ウィーク2008"にホーチミン市SOのソリストとして来日し、聴衆を沸かせた若手女流ピアニスト、グエン・ビック・チャの好演が光ります。
CDS-1086-2
(1SACDR)
オルセン:交響詩「アスゴールの騎行」Op.10
交響曲ト長調Op.5
弦楽オーケストラのための組曲Op.60
テリエ・ミケルソン(指)ラトヴィア国立SO

録音:2009年7月28日−29日
ノルウェーのトロンヘイムではリンデマン、ライプツィヒではダヴィッドやライネッケらに作曲を師事したオルセンは、今でこそグリーグの陰に隠れてしまっているものの、存命当時はノルウェー国民楽派を代表する作曲家の1人として名声を築いた音楽家です。祖国ノルウェーの旋律を採り入れ、どこかドイツ的な雰囲気を漂わせるオルセンの美しく格調高きオーケストラ作品、中でも「交響曲」の第3楽章(アンダンテ)の優美で流麗な旋律は、歴史に埋もれさせたままではあまりにも惜しいことです。アルネスの交響曲集でも好演を聴かせてくれたミケルソン&ラトヴィア国立響の演奏によって、オルセンの音楽が再評価への新たな1歩を踏み出します。
CDS-1087-2
グヴィ:交響曲第2番ヘ長調Op.12
交響的パラフレーズOp.89/交響的幻想曲
トーマス・カルブ(指)
ヴュルテンベルクPO

録音:2008年3月&7月&9月
フランスとドイツの国境付近にあるロレーヌのゴフォンテーヌで生まれ、この両国とプロイセンとの狭間で翻弄され続けた作曲家ルイ・テオドール・グヴィ(1819−1898)。グヴィの音楽は、フランスではベルリオーズから称賛を受け、ドイツではメンデルスゾーンの音楽と比較されるなど、両国で高く評価されながらも時代の流れとともに忘れられてしまったが、フランスとドイツの伝統を併せ持つ作品には輝きを放つ傑作が多く、ドイツではベルリン・アカデミーの会員に加えられ、フランスからはレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエに叙せられるなど、皮肉にも自身の生まれ故郷を戦争によって翻弄したフランスとドイツから厚遇されたという経歴の持ち主でもあります。当時のフランスでは不評だった"絶対音楽"を擁護し続けたグヴィ。ドイツの指揮者"カルブ"とオーケストラ"ヴュルテンベルク・フィル"によってその音楽の真価と魅力が明かされます
CDS-1088-2
ズヴェールス:交響曲第3番「わが祖国」 ハンス・フォンク(指)ハーグ・レジデンティO

録音:1977年8月24日−26日、ハーグ新教会(オランダ
ヤーダースゾーンの門弟だったズヴェールス1890年の作品にして最後の交響曲となった「交響曲第3番」は、その名も「我が祖国」!オランダ版「我が祖国」は、4つの楽章それぞれに"オランダの森で"、"田舎で"、"海辺で"、"都会で"という副題が付けられるなど、音楽でオランダという国そのものを表現した壮大なスケールの交響曲です。ズヴェールスの「我が祖国」を振るのは、オランダの名匠ハンス・フォンクとハーグ・レジデンティ管の名コンビ。ハンス・フォンク入魂のタクトが、祖国オランダ、ズヴェールスの大作を色濃く描きます!
CDS-1089-2
ラフ:合唱、ピアノと管弦楽のための作品集
合唱,ピアノと管弦楽のための「1日のうつろい」Op.209
朝の歌Op.186a/眠れる人々Op.186b
カンタータ「星」WoO.53
アンドレア・クイン(指)
ノールランド歌劇場SO、
ソングクラフト室内cho
チャ・グエン(P)

録音:2009年12月14日−18日、ウメオ・オペラ・ハウス(スウェーデン)
スウェーデンのノールランド歌劇場によるヨアヒム・ラフ(1822−1882)の作品集第3弾!スイスのラッヘンで生まれドイツに活躍の場を求め、その生涯で11曲の交響曲やピアノ協奏曲など膨大な数の作品を作曲したラフ。晩年の1877年に"合唱"、"ピアノ"、"管弦楽"のための作品として作曲された「1日のうつろい(Die Tageszeiten)Op.209」は、「交響曲」の中に加えられても不思議ではない完成度と魅力を持った4楽章形式の大規模作品です。
CDS-1090-2
グレーナー:ウィーン交響曲Op.110
フルートと室内オーケストラのための組曲「サンスーシ宮殿のフルート」*
鐘楼守りの歌Op.107/フルート協奏曲Op.116**
アンドレアス・ヌープ(Fl)*、
コルネリア・グローマン(Fl)**、
エリク・ソレーン(指)アルテンブルク=ゲラPO

録音:2009年3月16日−19日、ゲラ市立歌劇場コンサートホール(ドイツ)
パウル・グレーナー(1872−1944)は、モーツァルテウム音楽院の院長、新ウィーン音楽院の作曲科講師を務め、ライプツィヒ音楽院にはレーガーの後任として作曲科教授に招聘されるなど、ドイツ語圏の音楽教育に大きな功績を遺した作曲家。後期ドイツ・ロマン派の伝統を受け継ぎながらも、ナチスへの傾倒の影響、1944年の爆撃による楽譜の消失によって現在では完全に"忘れられた存在"となってしまったグレーナー。シャルヴェンカ兄の管弦楽作品集(CDS 1079-2)で熱い演奏を聴かせてくれたソレーン&アルテンブルク=ゲラ・フィルによって、グレーナーの音楽が不遇の過去と決別の時を迎えます。
CDO-1091(2CDR)
ヤコポ・フォローニ:歌劇「スウェーデン女王クリスティーナ」(世界初録音) リン・カールソン(S)、
アン=クリスティン・ジョーンズ(Ms)、
コスマ・ラヌエル(Br)、
イワール・ベルグクヴィスト(T)、
ダニエル・ヨハンソン(T)、
フレドリク・ゼッターストレム(Br)、
トビアス・リングボリ(指)
イェテボリ歌劇場O&cho

録音:2010年8月3日−7日&10日−13日、イェテボリ大学(スウェーデン)
1849年にスウェーデンへと渡り、ストックホルム王立歌劇場で活躍したイタリア・ロマン派の知られざる作曲家ヤコポ・フォローニ(1825−1858)。コレラによりストックホルムで若くして命を落としてしまったフォローニのオペラ「スウェーデン女王クリスティーナ」は、ヴァ―サ王朝最後のスウェーデン国王、クリスティーナ女王の人生を描いた大作。ドニゼッティとヴェルディ初期の橋渡し的存在になり、ソプラノが絶大な存在感を放つフォローニのドラマティックで華やかなオペラは、隆盛を極めたイタリア・オペラの歴史に加わる価値があります。またこのフォローニのオペラには、王位から退いた後に母国を離れイタリアのローマに定住したクリスティーナ女王への敬意も込められています。イタリアからスウェーデンへと渡ったフォローニ、スウェーデンからイタリアへと渡ったクリスティーナ。正反対の道を歩んだ作曲家と王女の運命が1つのオペラで交錯!
CDS-1093-2
ノスコフスキ:管弦楽作品集Vol.2
交響曲第2番ハ短調「哀歌」
記念の音楽
創作主題による変奏曲ホ短調
ウカシュ・ボロヴィチ(指)ポーランド放送O

録音:2009年3月、ポーランド放送ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
19世紀末ポーランドの代表的作曲家であり名教師、ジグムント・ノスコフスキ(1846−1909)の管弦楽作品集第2巻!コンスタンツのボダン合唱協会音楽監督に就任した1976年頃は、ノスコフスキの全盛期であり、この時期に作曲された「交響曲第2番」は、ポーランド・ロマンティシズムにあふれた知られざる秀作。
ちなみにノスコフスキはカルウォヴィチやシマノフスキ、ヴィエニャフスキ、ルジツキといった大作曲家たち育成した名教師としてもポーランドの音楽史にその名を刻んでいます。
CDS-1094-2
クラリネット、バセットホルンとオーケストラのためのイタリア作品集
ブゾーニ:コンチェルティーノ変ロ長調Op.48
ヴィヴァルディ:協奏曲へ長調RV.455
ドニゼッティ:コンチェルティーノ変ロ長調
ロッシーニ&ペスナー:ディヴェルティメント
ロッシーニ:序奏、主題と変奏
ロッラ:バセットホルンとオーケストラのための協奏曲ヘ長調
ベッリーニ:協奏曲変ホ長調
シュテファン・ジーゲンターラー(Cl&バセットホルン)、
カスパル・ゼンダー(指)
カペラ・イストロポリターナ

録音:2011年1月
ンターラーは、1989年から1995年まで務めたスイス・ビールSOのソロ・クラリネット奏者から、1995年に医療機器関連企業の共同創設者、マネージング・ダイレクターに転身。事業でも成功を収めたジーゲンターラーは、2002年にはクラリネット・プレーヤーとして音楽のステージに舞い戻り、2008年にはルツェルン音楽大学の学長に就任した異色の経歴の持ち主です。ジーゲンターラーのイタリアン・プログラムでは、バロックのヴィヴァルディから近代のブゾーニまでのクラリネット作品が共演!各時代の巨匠たちによるクラリネット作品がイタリアにおける"クラリネット"の存在感、重要性を改めて伝えてくれます。
CDS-1095-2
ヌールマン:ピアノと管弦楽のための「演奏会用小品」Op.54
ラングストレム:ピアノと管弦楽のための「バラード」
ヴィークルンド:ピアノと管弦楽のための「演奏会用小品」Op.1
マリア・ヴェルバイテ(P)、
B・トミー・アンデション(指)
ノールランド歌劇場SO

録音:2011年7月7日−10日
ハイペリオン(Hyperion)のロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズがベストセラーとなったアドルフ・ヴィークルンド(1879−1950)、同じくスウェーデンのルードヴィグ・ヌールマン(1831−1885)、トゥーレ・ラングストレム(1884−1947)の「ピアノと管弦楽のための演奏会用小品集」。スウェーデンの女流ピアニスト、マリア・ヴェルバイテのピアノが、スウェーデンのロマンティシズムにあふれる3作品を優美に奏でます。
CDS-1096-2
クルークハルト:交響詩「レノーレ」Op.27(交響曲第2番ニ短調)
ゲルンスハイム:交響詩「ある劇へ」Op.82*
マンフレッド・マイヤーホーファー(指
)アンハルトPO、クラウス・アルプ(指)*、カイザースラウテルンSWR放送O*

録音:2002年10月14日(ライヴ)&1995年7月6日*
ワイマール、デッサウの宮廷音楽監督を歴任した19世紀後期のドイツの大物指揮者兼作曲家、アウグスト・クルークハルト(1847−1902)と、主にケルンとロッテルダムで活躍しフンパーディンクの作曲の師でもあるフリードリヒ・ゲルンスハイム(1839−1916)の「交響詩集」。クルークハルトがワーグナーからの影響を受けていれば、ゲルンスハイムはブラームス。2作品ともドイツ・ロマンティシズムの流れを汲む知られざる秀作です。
CDS-1097-2(1CDR)
ホフマン:管弦楽作品集
劇的序曲 Op.28
交響曲変ホ長調 Op.22「フリティヨフ」
ハンガリー組曲 Op.16
エリク・ソレーン(指)
アルテンブルク・ゲラ歌劇場O

録音:2009年11月30日−12月3日
ドイツのコンポーザー=ピアニスト、ハインリヒ・ホフマン(1842−1902)の管弦楽作品集。折衷主義、シンプルで古典派的なスタイルの音楽を、ソレーン率いるアルテンブルク・ゲラ歌劇場Oの優秀な演奏で。
CDS-1098-2(1CDR)
ラフ:テ・デウム WoO.16
深き淵より Op.141
主の祈り WoO.32
アヴェ・マリア WoO.33
4つのマリアの交唱 WoO.27
カールスタッド室内Cho
ストックホルム・シンガーズ、ヨーテボリ歌劇場O、
ヘンリク・シェーファー(指)
ブー・アウレール(指)
スサンナ・アンデション(S)

録音:2011年10月16日−18日&2012年5月25日
チューリッヒ湖畔のラーヘンで生まれた19世紀スイスの大作曲家ヨアヒム・ラフ(1822−1882)の合唱と管弦楽のための作品集。フランツ・リストからの影響を受けていたワイマール時代の「テ・デウム」、1872年に初演された「深き淵より」のコントラストが興味深い。これらの合唱作品もラフを知る上で欠かせません。
CDS-1099-2(2CDR)
ラフ:オラトリオ「世界の終り、審判、新世界」Op.212〜管弦楽のための間奏曲
 ベルンハルト・フォン・ザクセン=ヴァイマルの劇のための付随音楽 WoO.17
リスト(ラフ編):「鎖を解かれたプロメテウス」序曲 WoO.14A
ヘンリク・シェーファー(指)
ヨーテボリ歌劇場O

録音:2012年6月
チューリッヒ湖畔のラッヘンで生を受け、その生涯において膨大な数の作品を遺したヨアヒム・ラフ(1822−1882)。アバドのアシスタントとして研鑽を積み、スウェーデン、ヨーテボリ歌劇場の音楽監督として活躍するヘンリク・シェーファーが振るラフの管弦楽作品には、リストのアシスタント時代から最晩年までの3作品を収録。

CDS-1101-2
ノスコフスキ:管弦楽作品集Vol.3
交響曲第3番ヘ長調 「春から翌春まで」*
ライフ・オヴ・ザ・ネイションより
歌劇 「リヴィア・クィンティッラ」〜第2幕前奏曲
エレジアク・ポロネーズ
ホセ・マリア・フロレンシオ(指)ポーランド国立RSO*、
ウカシュ・ボロヴィチ(指)ポーランド放送O

2012年5月28日−6月1日、グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール(カトヴィツェ、ポーランド)
19世紀末ポーランドの代表的作曲家であり名教師、ジグムント・ノスコフスキ(1846−1909)の管弦楽作品集。待望の第3巻がついに登場!1903年に作曲、1904年に初演された交響曲第3番は、「春から翌春まで(From spring to spring)」という副題の通り、春夏秋冬が楽章ごとに描かれています。同時期に作られた、ポーランドの作家ヴワディスワフ・レイモントのノーベル文学賞受賞作「農民(Ch?opi)」と同様のコンセプトとなっており、ポーランドの四季折々の風情が込められた、表題的で親しみやすい管弦楽作品です。
Sterling
CDS-1102-2
ポンセ:ピアノ協奏曲集
フェリアル, ディヴェルティメント・シンフォニコ*
ピアノ協奏曲第1番「ロマンティコ」*
ピアノ協奏曲第2番(未完成/世界初*
繋がれた前奏曲/4つのメキシコの踊り
ロドルフォ・リッター(P)、
サエス・リッター(指)
サン・ルイス・ポトシSO*

録音:2012年12月14日、テアトロ・デ・ラ・パス(サン・ルイス・ポトシ/メキシコ)
19世紀後半〜20世紀前半メキシコの作曲家、マヌエル・マリア・ポンセ(1882−1948)の管弦楽&ピアノ作品という、Sterlingならではのレアなアルバムが登場!「メキシコ国民楽派の開祖」や「近代メキシコ国民楽派の父」などと呼ばれるポンセ。20世紀のはじめに書かれたピアノ協奏曲第1番は、後期ロマン派の書法を基調としながらも、ラテンの旋律や装飾が見られるポンセを代表する作品の1つ。また、最晩年に作曲され未完成に残されたピアノ協奏曲第2番の世界初録音など、愛好家注目のディスクです。
CDS-1103-2
ユオン:管弦楽作品集 Vol.1
デンマーク民謡による幻想曲 Op.31
交響曲イ長調 Op.23
クリストフ・エッシャー(指)モスクワSO

録音:2011年9月
CDS-1104-2
ユオン:管弦楽作品集 Vol.2
5楽章形式の組曲 Op.93
交響曲嬰へ短調 Op.10*
クリストフ・エッシャー(指)
スイス・イタリアーナO、モスクワSO*

録音:2011年9月
タネーエフとアレンスキー、バルギールに作曲を学び、ドイツで活躍したモスクワ出身のスイス・ロマン派の作曲家パウル・ユオン(1872−1940)。ロシアからドイツ、そしてスイスへと移り住んだユオン。ドイツ・ロマン派の伝統と、時折感じさせるロシア的な響きの同居がその作風の特徴です。
CDS-1105-2
バルギール:交響曲ハ長調 Op.30
間奏曲 Op.46
『メデア』への序曲 Op.22
ある悲劇への序曲 Op.18
ホセ・ミラモンテス・サパタ(指)
サン・ルイス・ポトシSO

録音:2014年6月27日、29日、テアトロ・デ・ラ・パス(サン・ルイス・ポトシ、メキシコ)(ライヴ録音)
クララ・シューマンの異父弟で、シューマン夫妻やメンデルスゾーン、ブラームスとも親交が深かった19世紀ドイツの作曲家ヴォルデマール・バルギール(1828−1897)。ロマン派寄りではなく、ベートーヴェンを彷彿とさせるドイツ古典派的な作風が特徴であり、保守的なスタイルを貫いた作曲家です。メキシコ中部のサン・ルイス・ポトシ州を本拠とするオーケストラと、19世紀ドイツ、バルギールの管弦楽作品との組み合わせは非常に興味深いところ。秘曲、辺境オーケストラのファンは要注目です。
CDS-1106-2
リカルド・カストロ:ピアノ協奏曲 Op.22
チェロ協奏曲
交響詩 「オイトナ」
ロドルフォ・リッター(P)、
ウラディミール・サガイド(Vc)、
ホセ・ミラモンテス・サパタ(指)
サン・ルイス・ポトシSO

録音:2014年1月23日−26日、メキシコ
ポンセに引き続き、メキシコのピアニスト、ロドルフォ・リッターが、祖国の偉大な音楽家の作品を復権する。レア・コンチェルト・ファンには要注目のアルバム。
CDS-1107-2
フリアン・カリージョ:管弦楽作品集
交響曲第1番 ニ長調(1901)
管弦楽のための主題と変奏 Op.2(1899)(世界初録音)
管弦楽のための組曲第1番 Op.1(1896−99)(世界初録音)
ホセ・ミラモンテス・サパタ(指)
サン・ルイス・ポトシSO

録音:2015年1月29日&31日、テアトロ・デ・ラ・パス(サン・ルイス・ポトシ、メキシコ)
これまで、「マヌエル・ポンセ(CDS 1102-2)」や「ヴォルデマール・バルギール(CDS 1105-2)」、「リカルド・カストロ(CDS 1106-2)」など、メキシコの知られざる管弦楽作品を紹介してきたSterlingから新たに発売されるのは、フリアン・カリージョの管弦楽作品集!
メキシコの作曲家、指揮者、ヴァイオリニストのフリアン・カリージョ(1875−1965)は、微分音や数学的アプローチなどの音楽理論家としても知られていますが、ここに収録されている交響曲と管弦楽のための作品(いずれも20代の頃に書かれたもの)はそういった現代音楽的要素はほとんどなく、またメキシコの民族的要素も少なく、シューマン、ブラームス、ブルックナーといったドイツ後期ロマン派の影響が大きい、濃密で情熱的な管弦楽作品です。
CDS-1113-2
マルティン・シェルバー:交響曲第1番&歌曲集
交響曲第1番 ニ短調(1938)
ゲーテの詩による7つの歌(1930)*
なんと美しかったことか, あの時間(1950)*
2つの歌曲(1946)**
歌曲集 「子供の歌」 正編(1930)**
歌曲集 「子供の歌」 続編(1937)**
3つの歌曲(Drei Lieder)(1937)**
アドリアーノ(指)ブラティスラヴァSO、
トーマス・ハイヤー(T)*/**、
ラルス・イェンソン(P)*、
ヘダイェット・ジェディカー(P)**、
ラウラ・クロム(Vn)(「子供の歌」正編 第1曲)

2014年8月16日−17日、スロヴァキア放送第1スタジオ(ブラティスラヴァ、スロヴァキア)(交響曲)、2009年4月6日−7日、*、2016年3月9日−10日、14日−15日**、フランクフルト音楽舞台芸術大学大ホール(フランクフルト・アム・マイン、ドイツ)
マルティン・シェルバーは、1907年、ニュルンベルク生まれ。誰もが一匹狼と認め、その経歴についてはほとんど知られていないと言われます。幼少期からヴァイオリンとピアノを弾き、1922年にピアニストとしてデビュー。その翌年、最初の作品を発表しました。第2次世界大戦に従軍、戦後は音楽教育と作曲に専念しています。
交響曲が3曲、1930年から1937年にかけて2つの「子供の歌」をはじめとする歌曲集と単独の歌曲を作曲しています。交響曲第1番は、後の2曲と同じく一楽章で書かれ、「主題」とみなされる楽想を基本にしたアレグロ、アダージョ、スケルツォ、フィナーレの4つの部分から構成される作品です。「第1交響曲の世界は私の心に近く、はっきり言うと、この世界のなによりも私が大切に思う作品」(シェルバー)。
CDS-1115-2
ユリウス・ベリツァイ:管弦楽作品集
交響曲第1番ニ短調 Op.45
セレナーデ ニ短調 Op.36
タマーシュ・ガル(指)
MAVブダペスト・コンサートO

録音:1995年、ブダペスト
ユリウス・ベリツァイ(ジュラ・ベリツァイ/1835−1893)は、19世紀後半の数少ないハンガリーの作曲家でありながら、各国の主要な音楽家と交流を持ち、国内外で高い知名度を誇った作曲家。音楽家と同時に数学者でもあり、鉄道会社の技師としても功績を残し、後年は教師としてもハンガリーの音楽文化に貢献しています。シューマンの影響を大きく受けたベリツァイの堂々たる交響曲第1番は、レア・シンフォニー・マニア必聴!
CDS-1116-2
エミール・ジャック=ダルクローズ:管弦楽作品集Vol.3
愛の悲劇(1906)(ソプラノと管弦楽のための7つの抒情的情景)*
田園組曲(1900)(世俗オラトリオ 「夜明かし」 より)
抒情喜劇 「サンチョ」 − 序曲(1897)
アドリアーノ(指)
ブラティスラヴァSO、
エレーナ・モシュク(S)*

録音:2016年9月2日−4日、スロヴァキア放送第1スタジオ(田園組曲、サンチョ)&2017年4月27日−29日、スロヴァキア放送第2スタジオ(愛の悲劇)
Sterlingの「スイス・ロマンティシズム」シリーズ。エミール・ジャック=ダルクローズ(1865−1950)は、ウィーンに生まれ、ブルックナーとパリ音楽院のマチス・リュシーに学びました。音楽教育の研究も行い、音楽教育の手法「リトミック」を開発、発展させたことで知られます。「舞踊組曲第1番」や「アルプスの詩」などを収録した第1集(CDS1057-2)、悲劇的印象「1914年」や管弦楽組曲「ロマン地方の絵」などの第2集(CDS1065-2)につづく管弦楽作品集。
〈戻ってきたのね、私の愛しい人〉〈扉を開けたままにしておいた…〉〈待ったのに、誰も来なかった〉〈あの男(ひと)にまた会った〉〈夜に泣き、昼に笑う〉〈歓びの今宵〉〈扉を開けたままにしておいた…〉の「7つの抒情的情景」の「愛の悲劇」。「田園組曲」は、世俗オラトリオ「夜明かし」から抜粋した〈窓辺で)〉〈老人たちが踊る…〉〈森が語る…〉〈妖精たち〉の4曲の組曲。「サンチョ」は、第2集に〈前奏曲〉が収録された音楽牧歌劇「ジャニー」の成功を受けてジュネーヴ大劇場から委嘱された、ドン・キホーテを題材に採った抒情喜劇です。


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