湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Raumklang
(ドイツ)




※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
cmn-006(1SACD)
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番Op.18
A・ブッシュ:弦楽六重奏曲Op.40
ケルン弦楽六重奏団
ケルン弦楽六重奏団はケルン・ギュルツェニヒ管、ケルン西部ドイツ放送響の奏者が中心となって結成された弦楽アンサンブル。 
cmn-008
シェーンベルク:浄夜/A・ハンマーシュミット:6声のパドゥアン/R・シュトラウス:歌劇《カプリッチョ》からの弦楽六重奏曲/W・ダンスマイアー:Zum Beispiel/T・コマロワ:Auf immer und ewig?/バルトーク:ハエの日記から ケルン弦楽六重奏団
1997年に結成されたケルン弦楽六重奏団は、ケルン・ギュルツェニヒ管などで活躍するメンバーによって活動を行っている弦楽アンサンブル。シェーンベルクやシュトラウスといったドイツ語圏の作品は、まさにご当地物なだけに気合の入り方も違います。
cmn-009
インベンショーネス・タンゲーラス
ギュービッチ:カンセロラゾ協奏曲
ヘレス・レ・カム:インベンショーネス・タンゲーラス
モサリーニ:ファンタジアス・カンペラス、
 ファンタジアス・ウルバナス
デュオ・ベゲホルツ・モサリーニ、
ダネルSQ、ティトゥス・オプマン
バンドネオン&ギターのデュオがソリストとして弦楽四重奏と共演するバンドネオン・アルバム。ギターとの共演、弦楽四重奏が伴奏という斬新なスタイルが、アルゼンチン・タンゴ、バンドネオンの世界やレパートリーを広げてくれまする。

RK-2207
オトテール:組曲第2番、同第3番、同第4番、
3重奏のためのソナタOp.3、
《前奏の技法》〜前奏曲ト短調、前奏曲ニ長調
ジャン=アンリ・アングレベルト(1635−1691):クラヴサンのためのパッサカリア/他 全10曲
ミヒャエル・フォルム(リコーダー)、
レベッカ・ルーソ(ディスカント&バス・ガンバ)、
ドロレス・コストヤス(テオルボ)、
ディルク・ボルナー(Cemb)
木管楽器(フルート、リコーダーなど)の製作者、作曲家や演奏家を多く輩出し17世紀フランス音楽に大きな影響を与えたオトテール一族。中でも最も有名で“ル・ロマン”のあだ名を持つジャック・マルタン・オトテールのリコーダー作品を集めたタイトル。    
RK-2208
デュファイ:美しい人よ私をあなたの召使いに、
 私の愛しい人の愛のために、
 Qui latuit in virgine、
 哀れにもわが身をかこつ、
 あの気高い顔、恋する私たち目覚めよう、
 やあ諸君、私の心は殉教者のように痛む、
 J'ai grant doulour、美わしの聖処女、
 レオ殿
作曲者不詳(15世紀):La plus grant chiere、Paumgartner
ヤコブス・ヴィデ(1386−1433):Et c'est assez
ジル・バンショワ(1400−1460):悲しい楽しみと苦しい喜び、
 Mort en merchy、
 Lune tres belle、
 Adieu adieu mon joieulx souvenir
ニコラス・グレノン(1380−1456):La plus belle et doulce figure
レナ・スザンヌ・ノーリン(A)、
ランドール・クック(ヴィオラ・ダ・ガンンバ&フィドル)、
スザンヌ・アンソルグ(フィドル&レベック)
ドミニク・ヴェラール、ルネ・ヤコブスなど巨匠たちとの共演を重ねるスウェーデンのアルト、レナ・スザンヌ・ノーリンが歌うデュファイ。デュファイの世俗歌曲を中心に同世代のバンショワなどの作品が組み込まれています。ストックホルム音楽院でバロック唱法の指導も行っているノーリンの深みのある歌声が作品を巧みに表現しています。

RK-2302
ボットリガーリ(1531−1612):イル・カント・ノヴォ
ポンポニオ・ネンナ(1556−vor1613):s'io taccio il duols' avanza、Ecco, o mia dolce pena、Ancide sol la morta
ケルビーノ・ワエシック(ca.1632−1639):カンツォーナ・セコンダ
ジョヴァンニ・ピエトロ・デル・ブオーノ(ca.1657):ソナタ第5番〜第7番/他 全18曲
エベリン・タブ(S)、
ザ・アール・ヒズ・ヴィオールズ
タヴはロンドン・ギルドホール音楽院で学び、現在はスコラ・カントルム・バシリエンシスで教鞭を執っているソプラノ奏者。ザ・アール・ヒズ・ヴィオールズは16世紀〜17世紀の作品をレパートリーの中心とするスコラ・カントルム・バシリエンシスで結成されたヴィオール・アンサンブル。
RK-2305
《16世紀ニュルンベルクで出版された音楽集》アレクサンダー・アグリーコラ(1497−1543)、
ルートヴィヒ・センフル(〜1486−1542/43)、ヤーコブス・バルビロ(1455−1491)、ヨハネス・ヒセリン(aktiv um 1491−1507)、フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497−1543)、ハインリヒ・イザーク(〜1450/55−1517)、ハンス・ブフナー(1483−1538)、ヤコブ・オブレヒト(1457/8−1505)、アントニオ・デ・フェビン(〜1470−1511/12)、ハンス・ネウシドラー(〜1508/09−1563)、シクストゥス・ディートリヒ(〜1493−1548)、作曲者不詳、による作品 全27曲
ジュリアン・ポッジャー(T)、
ムジケ&ミルト(マース)(3人のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、リュート奏者)
あのレイチェル・ポッジャーの弟であるジュリアン・ポッジャーが16世紀ニュルンベルクで出版された作品を歌ったアルバム。(ポッジャーは全27曲中、5曲に参加。他22曲は器楽曲)ジュリアン・ポッジャーは自ら合唱団トリニティ・バロックを主宰し、ゴシック・ヴォイセズ、ザ・ハープ・コンソート、そしてあのタリス・スコラーズのメンバーとしても活躍しています。ムジケ&ミルトは2人の女流ガンバ奏者によって1997年に結成。バーゼル・スコラ・カントルムでパオロ・パンドルフォのマスター・クラスを受けた後、様々なコンクールで入賞。
RK-2306
ビアージョ・マリーニ(1597−1663):ソナタ、シンフォニアとリトルネロOp.8(1629年作曲)〔24曲のソナタ、シンフォニアなどで構成される曲集〕 コルドアルテ
16世紀イタリアの作曲家、楽器奏者であるビアージョ・マリーニの作品の中で最も大規模で革新的とされているOp.8を収録。コルドアルテは、サックバット、ハープも参加している若手奏者による器楽バロック・アンサンブル。
RK-2307(2CD)
バッハ:マルコ受難曲BWV247(フォルカー・ブロイティガムによる福音書記者の音楽付き) ウルリク・スタウデ(S)、ク
ラウディア・ゼイナー(A)、
マルティン・ペツォルト(T)、
ヘルマン・オズワルド(T)、
ウォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)
クリスティアーヌ・ブロイティガム(Org)
シュテファン・ストポラ(打楽器)、
フォルカー・ブロイティガム(朗読)、
デイヴィット・ティム(指)、
ライプツィヒ・バロック・オーケストラ、
ライプツィヒ・ヴォーカル・アンサンブル

録音:2003年4月5日、ライプツィヒ聖トーマス教会、ライヴ
多くの作曲家、学者や指揮者によって復元が試みられているバッハのマルコ受難曲。この録音では1939年ドイツ、フローナウ出身の作曲家、オルガン奏者であるフォルカー・ブロイティガムによって作曲された福音書記者の音楽とバッハの音楽が交互に演奏されるという形になっています。

RK-2403
ブクステフーデ:カンタータ《イエスは私の生命の生命》BuxWV.62
7つの連作カンタータ《われらがイエスの四肢》BuxWV.75
カンタータ《主よ、あなたさえこの世にあれば》BuxWV.38
ヴォルフガング・カッチュナー(指)
カペラ・アンジェリカ、
ラウテン・カンパニー
ヴォルフガング・カッチュナーとハンス・ヴェルナー・アーペルによって1984年に結成されたラウテン・カンパニーの研ぎ澄まされた演奏と、カペラ・アンジェリカの緊張感を保った歌声は秀逸。録音も非常に優秀な仕上がりを見せており、演奏の魅力を更に引き立たせてくれています。バロック・ファン要注目盤!
RK-2404(2SACD)
天使たちの音楽〜1594年ドイツ・フライベルク教会の楽器
■CD1 ― 後期ルネサンス時代ザクセンの宗教音楽〜アントニオ・スカンデッロ(1517−1580):Missa sex vocum super Epitaphium illustrissimi、Principis ac Domini Mauritii、Ducis et Electoris Saoniae
ジョヴァンニ・バティスタ・ピネロ・ディ・ギラルディ(ca.1544−1587)、オルランド・ディ・ラッソ:(1532−1594)、ハンス・レオ・ハスラー:(1564−1612)、 レオンハルト・レヒナー:(ca.1553−1606)らによるモテットなど全14曲〕
■CD-2 ― 後期ルネサンス時代ザクセンの世俗音楽〜アントニオ・スカンデッロ:Imperium Augusti sit foelix/メルヒオール・フランク(1573−1639)、オルランド・ディ・ラッソ、アントニオ・スカンデッロによる世俗歌曲/エリアス・ニコラウス・アンマーバッハ(1530−1597)、ダヴィッド・サメンハンマーらによる舞曲など全34曲〕
クリスティーネ・マリア・レンベック(S)
ラルフ・ポプケン(S)、
ダヴィッド・エルラー(A)、
ジュリアン・ポッジャー(T)、
ミヒャエル・シャフラート(T)、
ラインハルト・デッカー(Bs)
ローラント・ウィルソン(指)
アンサンブル《ムジカ・フライベルゲンシス》
舞台となったのはドイツ、ザクセン州人口約4万の都市フライベルク。ここフライベルクにあるフライベルク教会の中には楽器を持った天使の像が飾られており、それらが手にしている約30に及ぶ楽器はなんと1594年に制作された実物の楽器!これらの楽器の存在に注目したライプツィヒ大学楽器博物館が、当時の楽器の音色による音楽を再現するために一大プロジェクトを立ち上げることに。まずは天使の像が持つ1594年の楽器を詳しく研究し、忠実に再現を行ったレプリカを制作。そしてラウムクラングとライプツィヒ大学楽器博物館によって厳選され選抜された演奏家たちに複製した楽器を貸与し、1年間の準備期間を経て2004年にレコーディングが実現!このプロジェクトの演奏でタクトを執るのは、ドイツでムジカ・フィアタ、ラ・カペラ・デュカーレといったアンサンブルで音楽監督を務める16世紀音楽のスペシャリスト、ローラント・ウィルソン。ウィルソンの指揮の下、選ばれし古楽器演奏の名手たちによるアンサンブル《ムジカ・フライベルゲンシス》とレイチェル・ポッジャーの弟ジュリアン・ポッジャーをはじめとした実力派ソリストが、後期ルネサンス時代ザクセンの宗教音楽と世俗音楽を当時に限りなく近づけた音色で見事な熱演を繰り広げています。
RK-2406
ピッチニーニ(1566−1638):リュートとキタローネのための音楽(全20曲からなる曲集) アクセル・ウォルフ(リュート、キタローネ)、
ユナイテッド・コンティヌオ・アンサンブル
アクセル・ウォルフはナイジェル・ノース、ホプキンソン・スミス等のマスター・クラスを受けた後、1988年にリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートから成るラ・スフォンドラーダを結成。
RK-2409
バッハ:《クリスマス・オラトリオ》BWV.248より
第1部「いざ祝え、このよき日を」
第2部「この地に野宿して」
第3部「天の統治者よ、この歌声を聞け」
カタジナ・ヤギェウォ(S)、
ゲルヒルト・ロンベルガー(C.A)、
マーカス・ウルマン(T)、
ヨッヘン・クプファー(Bs)、
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指)
ドレスデン・バロックO、
ドレスデン室内Cho
ドレスデン室内合唱団は1985年にラーデマンによってドレスデン・カール・マリア・フォン・ウェーバー・アカデミーの学生たちによって結成された合唱団。ドレスデンの聖ルカ教会で行われたコンサートを収録したライヴ録音! 
RK-2410
ウナ・ムーサ・プレベア〜ルネサンス時代のイタリアの音楽
ティヤマ・エー・リスポンディ
ストランボッティ
オッターヴァ・ア・コントラスト
ラ・トリコッテ/ピアンツェテ・ドーネ
ロマネスカ
オー・グラティオサ・ヴィオラ・ミア・ジェンティレ/他
アンサンブル・ルチダリウム

録音:2004年12月
ルネサンス時代のイタリアの大衆音楽、トスカーナとコルシカに伝わる詩を組み合わせて、当時の庶民の間で親しまれていた音楽を再現。イタリアの古楽アンサンブル、ルチダリウムの演奏からは、中世イタリアの"詩"と"音楽"が持つ大きな力が伝わります

RK-2502
ドン・キホーテ・イン・ハンブルク
テレマン:ドン・キホーテのブルレスカ、La Querelleuse
ヨハン・マッテゾン(1681−1764):Die geheimen Begebenheiten Henrico IV.Konigs von Castilien und Leon
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681−1732):シエラ・モレーナのドン・キホーテ
エルビポリス・バロックオーケストラ・ハンブルク
ドン・キホーテにまつわる作品の数々をドイツ・ハンブルクに拠点を置くバロック・オーケストラが奏でたRauklangらしい好企画盤!
RK-2503
ジョゼフ=マリ=クレマン・ダッラーバコ(1710−1805):チェロのための《11の奇想曲》(世界初録音) クリスティン・フォン・デル・ゴルツ(バロックVc)
ミュンヘン選帝侯会議のメンバーであった父を持つイタリア系ネーデルランドの作曲家ダッラーバコの世界初録音となる無伴奏チェロのための作品集。古典派様式など新しい手法が現れ始めていた時代に生きたダッラーバコでしたが、自身はバロック様式に基づいた作品を書き上げています。チェロのゴルツはフライベルク・バロック・オーケストラを皮切りに、ハノーヴァー・バンドでも活躍した名手。モダンとバロックの両方を使いこなし、フィルハーモニア管やロンドン・フィルとの共演でソロを弾いた実力者です。
RK-2504
バロック時代の作曲家による賛歌と哀歌
ゲオルク・ベーム(1661−1733):Mein Freund ist mein, entflieht, ihr Sorgen、受難のための3つの歌、
 復活祭と聖霊降臨祭のための3つの歌、
 3つの歌、奇想曲、 夕べの歌
ヨハン・ローゼンミュラー
(1619−1684):哀歌T&X
テレマン:カンタータ《Entzuckende Lust》、
 ソナタ ホ短調
D・ブスクテフーデ:カンツォネッタ ト長調
ヤン・ディスマス・ツェレンカ(1679−175):哀歌U
バッハ:おお主なる神われを憐れみたまえBWV.721
 われは満ち足れりBWV.82、シェメッリ讃美歌集より
ゴットホルト・シュヴァルツ(Br)、
ジークフリート・パンク(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ハンス・クリストフ・ベッカー=フォス(Org,Cemb)
ロッシュ、シュライヤー、ポンマー、リリングなど超一流の音楽家たちの下で研鑽を積んだシュヴァルツの歌声が深く響き渡るバロック・アルバム。ドイツのツヴィッカウ出身のシュヴァルツは、バロック唱法にも長けており、通奏低音とのバランスやバロック作品の表現力も職人芸と呼ぶに相応しいもの。 
RK-2506
ヨハン・ヴァレンティン・メーダー(1649−1719):聖マタイの受難オラトリオ ニッキ・ケネディ(S)、ハンナ・モリソン(S)
ドロシー・メルケル(A)、
ゲルト・トゥルク(T)、
クリスティアン・ヒルツ(Bs)、
ミヒャエル・アレクサンドル・ヴィーレンス(指)
ケルン・アカデミー《オーケストラ・ダマルス・ウント・ハウテ》
父と4人の兄弟全員がオルガン奏者という音楽一家に生まれたメーダー。自身も作曲家、オルガン奏者、歌手として名声を獲得し、スウェーデンのストックホルム宮廷の音楽監督も務めていたとされている。メーダーの宗教音楽はブクステフーデの影響を受けており、中でも1700年に作曲された「聖マタイの受難オラトリオ」は最高傑作と評される作品です。

RK-2601
バッハ:モテット集
伝承曲:コラール《来たれ、神にして創造主なる聖霊よ》
バッハ:モテット第2番《御霊はわれらが弱きを助けたまう》BWV.226、
 コラール《Du heilige Brunst》
伝承曲:《Zund uns ein Licht an im Verstand》
バッハ:モテット第5番《来ませ、イエスよ、来ませ》BWV.229
伝承曲:コラール《Denn du bist der Troster》
バッハ:コラール《おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け》BWV.622
作曲者不詳(15世紀):主キリスト、神のひとり子
バッハ:モテット第3番《わが喜びなるイエスよ》BWV.227、
 コラール《主キリスト、神のひとり子》BWV.601
作曲者不詳
(16世紀):わが魂は主をあがめ
モテット第4番《恐るるなかれ、われ汝とあり》BWV.228
作曲者不詳(16世紀):主にみさかえあれ
伝承曲:コラール《Gott Vater sei Lob》
シュッツ:レスポンソリウム
バッハ:「マニフィカト」によるフーガBWV.733、
 モテット第1番《主に向かいて新しき歌を歌え》BWV.225
ジュリアン・ポッジャー(指&T)
トリニティ・バロック
ルネサンス時代からバロック時代までの声楽作品のスペシャリスト集団としてケンブリッジ・トリニティ・カレッジで結成されたトリニティ・バロック。バッハのモテット集、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、シュッツの宗教作品集、イギリスのルネサンス音楽、スペインのミサ曲集など、楽曲研究や時代考察に基づいて組まれたトリニティ・バロックのコンサート・プログラムは各方面から絶賛を受けています。この「バッハのモテット集」でもバッハのモテットだけでなく同じくバッハのコラールや同時代に書かれたとされる作曲者不詳の作品、シュッツのレスポンソリウムが組み込まれるなど、1つ1つの作品に対する熱き信念とこだわりがプログラムに表れています。
RK-2605
チューリンゲンの聖エリザベスの人生
中世の詩と歌曲
イオクラトレス、
アルス・コラリス・ケルン、
アマコード
2007年が生誕800年とされている中世のマザー・テレサことチューリンゲンの聖エリザベス(1207−1231)。数多くの伝説と共に生きた聖エリザベスの人生を中世の音楽によって表現しています。詩の朗読と古楽器の演奏で絶妙の雰囲気を作り出しているイオクラトレスとアルス・コラリス・ケルン。加えてドイツを代表するヴォーカル・アンサンブルにまで成長したアマコードが随所で素晴らしいハーモニーを聴かせてくれます。

RK-2701
アントワーヌ・ダール(1715−1784):バソンまたはチェロと通奏低音のための6つのソナタ
ソナタ第1番ハ長調/同第6番イ短調/同第2番ト長調/同第3番ハ短調/同第4番ヘ長調/同第5番ニ短調
クリスティン・フォン・デル・ゴルツ(Vc)、
ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
クリスティーネ・ショルンスハイム(Cemb)
太陽王ルイ14世の時代にオーボエとファゴット奏者として活躍したと伝えられているアントワーヌ・ダール。そのルーツなど詳細は明らかになっていませんが、パリ・オペラ座の母体となったヴェルサイユのオペラ・ロワイヤルの団員として18世紀フランスの大作曲家たちのオペラを演奏したとされています。1759年に作曲されたこの「6つのソナタ」は元来「バソンもしくはチェロ」のために書かれたもので、スピード感に満ちた早く細かいパッセージと高音域が全曲を通した特徴となっており、高度な技術を身に付けた奏者でなければ演奏が困難な作品。1991年から2004年までフライベルク・バロック・オーケストラのメンバーとして活躍したフォン・デル・ゴルツ。ソリスト、室内楽奏者としても精力的な活動を展開しており、ロンドン・フィルやハノーヴァー・バンド、ベルリン・バロック・ソロイスツなどに招かれるなど実力派女流奏者として厚い信頼を寄せられています。
RK-2702
ドレスデン宮廷礼拝堂の音楽
ハスラー:第9旋法によるトッカータとフーガ、カンツォン、
ミヒャエル
:4声の前奏曲、
シャイト:マニフィカト、
エルバッハ
:第4旋法による4声のカンツォン、カンツォン ハ長調、
フローベルガー第15番ト短調、
ヴェックマン
:パルティータ ニ短調、
フローベルガー:ファンタジア第7番、
ヴェックマン:ファンタジア、
フローベルガー:悲しみとトンボー、
ヴェックマン
:トッカータ ニ短調、
ミヒャエル:4声のトッカータ イ短調、
クレム
:フーガ第22番、
ケルル
:トッカータ第8番、
J・プレトリウス:ドイツのマニフィカト、
シャイデマン
:Jefu wollft uns weifen、
前奏曲ト長調
セバスチャン・クネーベル(Org &Cemb )、
ブリッタ・シュヴァルツ(A)
ザクセン選帝侯の下でその才能を発揮したハスラーやヴェックマン、ヴェックマンとお互いに影響を与え合ったフローベルガーなど、ドレスデン宮廷に縁のある音楽家たちの作品を、ザクセン州のゴスヴィヒにある旧教会で演奏したラウムクラング(Raumklang)らしい好企画。ドレスデンとワイマールで教会音楽を学んだ鍵盤奏者セバスチャン・クネーベルは、コープマン、フォーゲルから古楽奏法を伝授されたドイツ教会音楽のスペシャリスト。テレマニッシェス ・コレギウム・ミヒャエルシュタインのチェンバロ奏者として活躍し、2007年からはヒューストン・バッハ協会の客演オルガニストに招聘されています。
RK-2703
ハンブルクの胡椒袋の音楽
テレマン:序曲《オンファール》ホ短調、《オンファール》からのアリア
ヘンデル:シンフォニア 変ロ長調、協奏曲変ロ長調
カイザー:組曲《ヘラクレスとエベ》
イェリー・サー(S)、
ハンブルク・エルビポリス・バロック・オーケストラ
「胡椒袋」とは、17世紀にかけて隆盛を誇ったヨーロッパの都市同盟「ハンザ同盟」で芸術家たちに経済援助を行った貿易商を指す1つの呼び名のこと。ソウルに生まれバロックの分野で頭角を現している韓国のソプラノ歌手イェリー・サーとハンブルクを拠点とするエルビポリス・バロック・オーケストラが、当時のハンブルクで活躍したテレマン、ハイドン、カイザーの作品を録音。ハンザ都市ハンブルクに響いた音楽が溌剌とした演奏で再現されます。
RK-2704
舞曲さまざま
パーセル:歌劇《妖精の女王》からの組曲、
コレッリ
:合奏協奏曲Op.6-4、
ルベル:舞曲さまざま、
アルビノーニ
:オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2、
テレマン
:7声の序曲
アルフレッド・ベルナルディーニ(Ob &指)、
ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ
才能溢れるヨーロッパの若手奏者が集結するEUバロック・オーケストラで出合った演奏家たちによって2004年に結成された新進気鋭の古楽器演奏団体、ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ。2007年のトリゴナーレ古楽音楽祭での大成功によって、ヨーロッパでの"ハーモニー・オヴ・ネーションズ"への期待と注目度は一挙に高まっている。アンサンブル・ゼフィロの創設メンバーにしてバロック・オーボエの名手ベルナルディーニの統率力とソロが、若きピリオド奏者たちの持ち味を最大限に引き出しています。
RK-2705(2CD)
エレメント〜トリゴナーレ古楽音楽祭2007
◆ラ・フェニーチェ
カッツァーティ:Factum est praelium magnum in coelis、
ファルコニエリ:Battalla de Barabaso, Yerno de Satanas、
ロニョーニ
:星に対して彼は打ち明けた
メールラ:シャコンヌ
◆アンサンブル・ユニコーン
作曲者不詳:Qui d’amours veult avoir、
Pour haut et liement chanter、
Pour haut et liement chanter、
Je la remire la belle
◆ヒリアード・アンサンブル
マショー
:Puisque la douce rousee
Fins cuers doulz、
Noster cetus、
Felix virgo、Romeo and Juliet
◆ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ
テレマン:序曲《昔と今の諸国民》ト長調/
◆コンチェルティーノ・アマリッリ
マンシーニ:Quanto dolce e quell'ardore、
プラッティ:オーボエとファゴットのためのソナタ
◆イル・ジャルディーノ・アルモニコ
W・F・バッハ:シンフォニア ヘ長調、
モーツァルト
:ディヴェルティメント ヘ長調K.138
◆クリスティーネ・ショルンスハイム
ハイドン:ソナタ ハ短調Hob.]
ラ・フェニーチェ、アンサンブル・ユニコーン、
ヒリアード・アンサンブル、
ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ、
コンチェルティーノ・アマリッリ、
イル・ジャルディーノ・アルモニコ、
クリスティーネ・ショルンスハイム

録音:2007年7月
世界的な名声を誇る音楽家たちの出演で大きな注目を集めている「トリゴナーレ古楽音楽祭」のハイライトを収録したライヴ盤がドイツのレーベル、ラウムクラングから登場!ヒリアード・アンサンブル、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、クリスティーネ・ショルンスハイムなど古楽界のスターたちによるライヴ・パフォーマンスはファン必聴。
RK-2706
ナポリのスペイン宮廷の音楽
ヴェラルディニエロ(16世紀):ビリャンシーコ《Crai Crai Crai》
トラバーチ:カンツォーナ
マッケ:ガリアルド第1番&第2番
リッツォ:タンブレリアータ
ハリソン:ムネイラ・ダ・コシーナ
作曲者不詳(1546年頃):ナ・マロッタ
オルティス:リチェルカーダ第2番
マッケ:カプリチェット
作曲者不詳:タランテラ/他
アンサンブル・オーニ・ヴィータルス
スペインが統治していた16世紀ナポリの宮廷音楽にスポットをあてたユニークな作品集。アンサンブル・オーニ・ヴィータルスは、12世紀から16世紀にかけての地中海沿岸地方のキリスト教とイスラム教の音楽、娯楽、文化の研究を行うために1983年に結成された古楽演奏団体。歴史に埋もれた音楽や楽器の発掘と演奏、声楽と器楽による高度なアンサンブル能力はヨーロッパの古楽ファンから一目置かれています。

RK-2801
シャルル豪胆公とブルゴーニュ宮廷の音楽
作曲者不詳:ファンファーレ《ラッパの拍子による》
デュファイ
:ラッパの拍子によるグローリア
モートン:武装した人
デュファイ:度量ある人々の称賛を
作曲者不詳:ブルゴーニュ公は言った
ギゼゲム:アモール、アモール
ブノワ:あなたこそが主
デゥファイ:シャンソン《もしも顔が青いなら》、
 ミサ曲《もしも顔が青いなら》/他
ヒリアード・アンサンブル、
レ・フランボヤン、デイヴィッド・マンロウ(指)
アーリー・ミュージック・コンソート・オヴ・ロンドン、
ラ・モラ、アンサンブル・アマコード、
レナ・スザンヌ・ノーリン(A)、
ランドール・クック(ヴィオラ・ダ・ガンンバ&フィドル)、
スザンヌ・アンソルグ(フィドル&レベック)、
ダニ・ペラガッティ(シャルマイ)、
ヨハン・マイトレ(シャルマイ)、
ジャン=フランソワ・マドゥフ(Tp)、
ケール・クーパー(Tp&Tb)、
フェリックス・ストリッカー(Tp&Tb)
長いヨーロッパ文化の歴史の中でも欠かすことの出来ない存在であるシャルル豪胆公のブルゴーニュ公国。ベルン歴史博物館(2008年4月〜8月)やブルージュ博物館(2009年3月〜7月)で取り上げられる"シャルル豪胆公"の特別展に合わせて製作されたコンピレーション・アルバム。演奏者には、ヒリアード・アンサンブルやアンサンブル・アマコード、デイヴィッド・マンロウなど、世界的アーティストたちの名前が並びます。
RK-2803
紀元1千年紀の断片
9世紀〜11世紀ヨーロッパの音楽
セクエンツィア
〔ベンジャミン・バグビー(ヴォーカル、ハープ、シンフォニア)、ノルベルト・ローデンキルヒェン(フルート、ハープ)〕
中世アイスランドのエッダに基づく「ラインの黄金の呪い」(MA 20016)など、秘められし中世の音楽を素晴らしいクォリティで紹介してきたスペシャリスト集団セクエンツィアが、名手バグビーとローデンキルヒェンのデュオで披露する千年期末の音楽集。紀元1千年紀の終末、すなわち9世紀から、紀元2千年紀の始まりとなる10世紀、11世紀のものと伝わる欧州の音楽は、シンプルでどこか懐かしい。未知の中世西洋音楽を現代に甦らせるバグビーの歌声や語りの存在感に驚かされます。録音も優秀。
RK-2805
ビルクホルツのトランペット1650
トムセン:イントラーダ・トッチェーダ
プレトリウス:クーラントとバガテル
ブクステフーデ:前奏曲ト短調BWV.163
ペーツェル:ソナタ第75番
ベーム:コラール幻想曲
ペーツェル:ソナタ第69番&第70番
ヤルゼブスキ:4声の協奏曲
アルブリチ:5声のソナタ
フィーアダンク:奇想曲第20番
ヘンライン:5声のソナタ/他
ジャン=フランソワ・マドゥフ&アンサンブル

録音:2008年7月
ドイツのベリッツ教会(Prebberede)で発見された17世紀ニュルンベルクの名工ヴォルフガング・ビルクホルツのトランペット。この17世紀のビルクホルツ・トランペットをモデルとしてロストックのマイスター、ミヒャエル・ミュンクヴィッツが精巧に復元した楽器を、ナチュラル・トランペットの世界的名手ジャン=フランソワ・マドゥフが吹く!エルヴェ・ニケ&18世紀オーケストラのヘンデル『王宮の花火の音楽&水上の音楽』でもトランペット・セクションを見事に統率したマドゥフが奏でる17世紀のナチュラル・トランぺットの響き。
RK-2806
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:聖母マリアの夕べの祈り マリア・ヨナス(指)アルス・コラリス・ケルン
史上最初の女性作曲家と伝わるヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098−1179)の音楽とグレゴリオ聖歌、13世紀ケルンの交唱聖歌集を組み合わせて構成された「聖母マリアの夕べの祈り」。ドイツの古楽演奏団体アルス・コラリス・ケルンが女声合唱と最小限の器楽で奏でる祈りの音楽には、神々しさと洗練された美、崇高な信仰心が込められています。
RK-2807
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988(ヴィオラ・ダ・ガンバ二重奏版) ジルケ・シュトラウフ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
クラース・ハルダース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2008年10月
永遠の名曲、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の"ヴィオラ・ダ・ガンバ二重奏"ヴァージョンが登場!ドイツのバロック・オーケストラなどで活躍する2人の実力派ガンビスト、ジルケ・シュトラウフとクラース・ハルダースのデュオによる「ゴルトベルク変奏曲」では、"弦楽器"によるどこか不思議で新しいバッハの響きがゆったりと深く広がります。ピアノやチェンバロでの「ゴルトベルク変奏曲」とは異なる新しいイメージをもたらしてくれる好演です。
RK-2808
ファニー&フェリックス
ファニー・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲ニ短調Op.11
フェリックス・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲ハ短調Op.66
トリオ・ヴィヴェンテ
フライブルク・バロック・オーケストラのヴァイオリニスト、アンネ・カタリーナ・シュライバー、ベルリン・バロック・ソロイスツ、ミュンヘン室内Oのチェロ奏者クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、ザールブリュッケンの名ピアニスト、ユタ・エルンストが集い1992年に結成されたドイツのアンサンブル。ドイツのバロック・シーンで活躍する3人の名手たちのメンデルスゾーンは響きも別格です。
RK-2809
カント・ノヴェロ:マリア!〜中世後期イタリアのラウダ アルス・コラリス・ケルン、
アンサンブル・オニ・ウィタルス
厳粛な教会音楽としてではなく、声楽と古楽器が世俗的、民族的な響きを醸し出す聖母マリアへの賛歌集。中世のイタリアで、人々の生活と密接に結び付いた聖母マリアへの信仰心が伝わってくる演奏です。

RK-2901
オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン
楽しげに、優しく、愛らしく〜愛の歌
ミヒャエル・ポッシュ(指)
アンサンブル・ユニコーン

録音:2009年1月
15世紀前半まで生きた南チロル出身のミンネゼンガー、オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(1377−1445)。モノフォニーとポリフォニーの「愛の歌」は、解放された感情の中ある儚さがどこか物悲しい。テノールの情熱的な歌声の後ろで「ビヨーン、ビヨーン」と鳴る口琴の存在が、瞬く間に中世の吟遊詩人の世界へと案内してくれます。
RK-2902
ヴォケイション
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(ヒンリクス編):O Frondens Virga、
 Caritas abundat in omnia、
 Spiritui Sancto honor sit、
 O successores fortissimi leonis、
 O virga ac diadema、
 Quia ergo femina mortem instruxit、
 O Quam Mirabilis、Alleluia,
 O Virga mediatrix、
 O rubor sanguinis、
 Laus Trinitati、Ave generosa、
 O Frondens Virga
グルジエフ:Bayaty、
 Sayyidischer Gesang und Tanz No.10&29&42、
 Armenisches Lied
マリー=ルイーズ・ヒンリクス(P)
中世ドイツの賢女ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの音楽と、現代ドイツの才女ヒンリクスのインプロヴィゼーションの融合が生み出す神秘なる音の世界。アルメニアの神秘主義者グルジエフの音楽が、中世と現代を繋ぐ役割を果たします。
RK-2903
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(オルガン&打楽器版) ニコラ・シタディン(Org)、
フィリップ・タル(打楽器)

録音:2009年6月
「展覧会の絵」のオルガン&打楽器ヴァージョン!バーゼル聖エリザベート教会のオルガンとバロック・ティンパニ、ドラムス、シンバル、トライアングルなどの打楽器群がいままでに無い「展覧会の絵」を(聴かせてくれます。
RK-2904
ボン・ヴォヤージュ
フォスカリーニ:トッカータ/パッサカリア
クーラント/トッカータ・ムジカーレ
バレット/フランス風ガリアルダ
フランス風クーラント
チャコーナ・ヴァリアタ/他
フォスカリーニ・エクスペリエンス

録音:2009年8月
ジョヴァンニ・パオロ・フォスカリーニ(17世紀頃)は、"怒れる者"というペンネームで5巻にわたるバロック・ギターのための曲集を世に送り出した17世紀イタリア・ギター界の英雄的存在。フォスカリーニのギター音楽は、スペイン・ギター黄金時代よりも一足早くイタリアに訪れた"ギター黄金時代"を証明しています。
RK-2905
影と光〜モデナ1665
ウッチェリーニ:ソナタ第2番
カッツァーティ:ソナタ「ラ・カルヴァ」
ウッチェリーニ:アリア第1番〜第3番
コロンビ:アダージョ
ヴィターリ:パルティータ
ボノンチーニ:アリア「ラ・ポッツァ」
ロンカッリ:ソナタ第6番
フェラーリ:チャコーナ
ゲオルク・カールヴァイト(Vn)
ビョルン・コレル(テオルボ&バロック・ギター)

録音:2009年10月
17世紀モデナの宮廷で特別な役割を担ってきたイタリア・バロックの音楽集。ベルリン古楽アカデミーのメンバーとしても活躍する古楽系ヴァイオリニスト、ゲオルク・カールヴァイトの妙技とカミリウス・カミリ1740年製のバロック・ヴァイオリンが、モデナ宮廷で披露された華麗なる音楽を繰り広げます。
RK-2906
17世紀スペイン宮廷のトランペット作品
作曲者不詳(17世紀):シャコンヌ
カプスベルガー:パッサカリア、コレンテ
作曲者不詳(17世紀):4世のソナタ
カプスベルガー:カナリオ
サンス:フォリア、クラリネスとトランペタス
ビーバー:7声のソナタ
カプスベルガー:サラバンダ、カポーナ
カベソン:パヴァーナ・コン・ス・グロサ
エレディア:パンジェ・リングァ・エスパニョール
作曲者不詳:バターリャ、カンシオン、アリア、バターリャ
ムルシア:ラ・タランテラ
作曲者不詳:シャコンナ
バロックトランペット・アンサンブル・ベルリン

録音:2009年11月
黄金世紀と呼ばれる全盛期を迎えた17世紀のスペイン宮廷で演奏されたバロック・トランペットのアンサンブルによる華やかな音楽の数々。バロックトランペット・アンサンブル・ベルリンは、1500年から1800年までの音楽の演奏を目的として1990年に結成されたドイツのピリオド系トランペット・アンサンブル。ドイツのナチュラル・トランペットの格調高く輝かしい響きに、スペインの繁栄期の姿を見ることが出来るでしょう。

RK-3001
ドレスデンの礼拝堂の音楽Vol.1
シュッツ:シオンは言う、主は私を捨てられたとSWV.46
われ山に向かって目を上げSWV.31
いと高きところの神にのみ栄光あれSWV.327
わたしは夜、床の上でSWV.272
町を行き巡る夜回りたちがSWV.273
音楽の喜びの泉SWV.49
戦争の暗い危機がSWV.338
主が家を建てられるのでなければSWV.400
来たれ、聖霊よSWV.475
私の魂は主をあがめSWV.468
ノルベルト・シュスター(指)
カペラ・サジタリアーナ・ドレスデン

録音:2010年2月
ドイツのヴォーカル・アンサンブル、カペラ・サジタリアーナ・ドレスデンの「ドレスデンの礼拝堂の音楽」第1集は、初期バロック時代のドイツを代表する作曲家ハインリヒ・シュッツ(1585−1672)の声楽作品集。バッハより100年前に生まれ、ドイツ・バロックの礎を築き、ドレスデンの宮廷楽長という大役を務めたシュッツ。カペラ・サジタリアーナ・ドレスデンの荘厳で豊かな歌声により、"宮廷礼拝"におけるシュッツの音楽の重要性が伝わります。
RK-3002
ローゼンモント・ウント・リンデントラウム〜愛と命の歌
春はいま/麗しき月よ
愛しい方、来て下さい
小川の辺に水車が
おお、愛しのカタリーナ
あの下の谷間に/菩提樹
おお君こそ麗しき薔薇の園
雪山には/昨夜、悪夢をみた/他
クリスティーネ・マリア・レンベック(S&P)
エミリア・グリオッツィ(Vc)

録音:2009年
ドイツ、ロレーヌの民謡、カルミナ・ブラーナの詩と音楽などを、ライプツィヒ音楽大学で古楽を学んだドイツのソプラノ、クリスティーネ・マリア・レンベックがアレンジ。弾き歌いとチェロのデュオが綴る歌曲集は、春の到来を感じさせるかのように明るく爽やか。
RK-3003
シューベルト:歌曲集「冬の旅」 ナターシャ・ミルコヴィチ=デ・ロー(ヴォーカル)
マティアス・ロイプナー(ハーディ・ガーディ)

録音:2010年3月
シューベルト歌曲の傑作中の傑作、歌曲集「冬の旅」を「声楽」+「ハーディ・ガーディ」で演奏してしまった(しかも全曲!)というユニークすぎる録音がラウムクラング(Raumklang)から登場!複数のドローン弦を持ち、楽器横のハンドルを回して演奏する「ハーディ・ガーディ」と「歌声」と「冬の旅」の三角関係は想像以上の面白さ!ミルコヴィチ=デ・ローの歌声の後ろから聴こえてくる何だか不思議なハーディ・ガーディ。声楽とハーディ・ガーディが案内役の一味違った「冬の旅」に出かけてみませんか・・・?
RK-3006
ダウランドの喜び〜ルネサンス&バロック時代のハープ音楽
ダウランド:デンマーク王のガリアード、
 ラクリメ、ウィルビー卿ご帰館、
 ハンソン夫人のパフ、
 ホワイト夫人に事なし
ヴァイス:幻想曲とフーガ ニ短調
ロイスナー:パドゥアナ、ソナチナ
ダウランド:ジョン・スミス卿のアルメイン、
 ウィンター夫人のジャンプ、
 タールトンのジグ、タールトンの復活、
 常にダウランド, 常に悲しき
ユーデンクーニヒ:カラタ・アラ・スパニョラ、
 ロシーナ
クラウス:シュティーフル・タンツ、
 ミルネリン、シュニート・シュッヒ
M・ノイジードラー:フゲリン・タンツ
H・ノイジードラー:外国の踊り
作曲者不詳:ゲストレイフト・ダンツ
バッハ:アルマンド、サラバンド、
 ガヴォットとロンドー
ダウランド:1日でもあるとすれば
トム・ダウン(アルパ・ドッピア&ゴシック・ハープ)

録音:2010年5月
アーリー・ミュージックのシンデレラ、ピリオド・ハープのために、ドイツのハープ奏者トム・ダウンがルネサンス&バロックのリュート音楽をハープ版にアレンジ。2つの異なるピリオド・ハープ、アルパ・ドッピアとゴシック・ハープが奏でるダウランドでは、儚くも古き良き音色に心を奪われます。
RK-3008
グラウン:トリオ・ソナタ集
2つのヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ.ハ短調
四重奏曲ト短調
チェンバロ・オブリガートとヴィオラのためのトリオ・ソナタ.ハ短調
2つのヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ.ト短調
レ・レクレアシオン

録音:2010年11月
ドイツの音楽一族グラウン家の1人でフリードリヒ大王に仕えた名ヴァイオリニスト、ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703−1771)。130曲を超えるトリオ・ソナタを遺したJ.G.グラウンだが、このベルリンのアマリア蔵書に所蔵されていたトリオ・ソナタは世界初録音となります。キアラ・バンキーニの弟子で、コンセール・スピリチュエルやレザール・フロリサンで活躍するマチュー・カミッレーリが牽引するグラウンは躍動感あふれる好演。メンバー個々の技量も非常に高い。
RK-3009
ムッター:グスタフ・マーラーの後に ベルトル・ムッター(バスTb)

録音:2010年
インプロヴィゼーションを得意とするオーストリアのマルチ・トロンボニスト、ベルトル・ムッターの自作自演集。シャガールのバストロで吹き続けるマーラーの「亡き子をしのぶ歌」を題材とした無伴奏作品。重音あり低音ありハイトーンあり。超絶技巧を駆使した不思議な空間が広がります・・・。

RK-3101
ウプサラの宝物
フェルスター:7声のソナタ
グレトル:サルヴェ・レジナ
フェルスター:ラ・シドン、3声のソナタ
ベルターリ:聖なるすべての天使
フルヒハイム:5声のソナタ
トゥンダー:ようこそ、天の父
作曲者不詳(17世紀):2声のソナタ
ポーレ:主の声は水の上に
ベルターリ:6声のソナタ第2番
ペランダ:我に清き心を創り
ベルターリ:3声のソナタ
レイナ:深い淵から、あなたに叫びます
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)、
レ・コルネ・ノワール
17世紀初頭から18世紀の、手書き譜などの貴重資料を含む約2300作品を保有し、北欧最古という歴史を持つスウェーデンのウプサラ大学。稀少資料によるプログラムで構成された「グスタフ・デューベン・コレクション」からの音楽を、カルロヴィ・ヴァリの国際ドヴォルザーク・コンクールで優勝経歴をもち古楽を得意とするドイツの実力派バス、ヴォルフ・マティアス・フリードリヒと、ドイツ・バロックを得意とするレ・コルネ・ノワールが奏でます。
RK-3103
ファルコニエーリ:甘きため息
ヴィラネル、アリア、チャコーナ、カンツォーネ、シンフォニア、ファンタジア集
ヤン・ファン・エルザッカー(T)、
ユナイテッド・コンティヌオ・アンサンブル

録音:2011年2月
17世紀のパルマやフィレンツェ、ローマで活躍し、故郷のナポリでは王宮の宮廷楽長を務めるなど、当時のイタリアに大きな足跡を残しながらも、志半ばでペストに倒れたアンドレア・ファルコニエーリ(c.1585−1656)。リュート奏者でもあったファルコニエーリが遺した珠玉の舞曲の数々を、名リューティスト、トーマス・ボイセンやヴィオラ・ダ・ガンバのイェルク・メーダーを擁するユナイテッド・コンティヌオ・アンサンブルの洗練された演奏で。
RK-3104
シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」D.795,Op.25 ハンス・イェルク・マンメル(T)、
アルテュール・スホーンデルヴルト(フォルテピアノ)

録音:2011年3月
カントゥス・ケルンのメンバーであり、ロマン派のリートや古楽系のレパートリーでもその美しき歌声が絶賛されてきたハンス・イェルク・マンメルと、鬼才スホーンデンヴルトのデュオによる新たなシューベルトは「美しき水車小屋の娘」!ホルツマイアーの代役として出演した2008年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでの大成功、スホーンデンヴルトとのデュオでの「冬の旅」の名唱など、マンメルの評価は近年さらに高まりを見せている。
マンメルのクリアで温雅な歌声、自然な感情表現、そしてスホーンデンヴルトが弾くウィーンの名工ナネッテ・シュトライヒャー1814年製作のフォルテピアノが紡ぐ「美しき水車小屋の娘」。ドイツ・リートの名作中の名作に、新たな名演が加わります。
RK-3105
ピゼンデル〜ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集
ファッシュ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調FWV L:D8(世界初録音)
ハイニヒェン:ヴァイオリン協奏曲イ短調(世界初録音)
ヘンデル(ピゼンデル編):組曲へ長調HWV.392(世界初録音)
テレマン:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調TWV.51:B1
ピゼンデル:ヴァイオリン協奏曲ト長調(世界初録音)
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn&指)
インターナショナル・バロック・プレーヤーズ

録音:!2011年4月
レイチェル・ポッジャーが主宰するアンサンブル、ブレコン・バロックのヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。
ボヤン・チチッチも参加する自らのアンサンブル、インターナショナル・バロック・プレーヤーズとの協奏曲録音は、ドレスデン宮廷楽団のコンサートマスター、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687−1755)を中心とした「ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集」!
芸術の発展にも力を注いだザクセン選帝侯、ポーランド王アウグスト強王の時代に作曲されたピゼンデルと同世代の作曲家たちの知られざる「ヴァイオリン協奏曲」は、バロック時代のドレスデンの宝です。
あのポッジャーも信頼を寄せる南チロル出身の俊才プラムゾーラーが、ブレッシアのP.G.ロジェーリ1713年製のヴァイオリンを手に、その桁外れの才能を世に示します。
RK-3106
聖櫃〜プラハの聖アダルベルト、ボレスワフ1世、オットー3世時代の中世の音楽 アンサンブル・ペレグリナ

録音:2011年7月
神聖ローマ皇帝オットー3世とポーランド王ボレスワフ1世の会談の地グニェズノ。ボレスワフ1世に古プルーセン人への布教のために派遣された先で異教徒に殺害された聖人プラハの聖アダルベルトがテーマ。
バーゼル・スコラ・カントルム出身の名手たちの古楽アンサンブルがポーランド、ライラント、ライヒェナウ島に残されていた歌曲や賛歌で当時の歴史を語ります。
RK-3107
ライプツィヒの楽器〜ロマン派の室内楽作品集
メンデルスゾーン:主題と変奏〜アンダンテ・ソステヌート、
 無言歌ニ長調Op.109
ゲーゼ:幻想小曲集Op.43より
シューマン:ロマンス第1番
ウェーバー:5つの歌Op.25より
マルシュナー:バガテル第1番
トロムリッツ:アダージョ
バッコーフェン:ロンド・アレグレット
クララ・ヴィーク:バラード ニ短調
ロベルト・シューマン:アダージョとアレグロ
クンマー:変奏曲
バッハ(モシェレス編):前奏曲第3番
メンデルスゾーン:無言歌ニ長調Op.109
ロンベルク:アルバムの綴り
ウェーバー/ディアベッリ:魔弾の射手の序曲のモチーフによる
クララ・シューマン:彼らは愛し合っていたOp.13-2
ロベルト・シューマン:創作主題による変奏曲WoO.24より テーマ
ベッカー:アン・ダス・クライネ・ハンヒェン、
 ディ・ゴッティン・デァ・ブルーメン
ロンベルク:変奏曲とロンドOp.18
ライプツィヒ・コンソート

録音:2011年5月
メンデルスゾーンやシューマン夫妻、ウェーバー、ロンベルクなど、1840年頃にライプツィヒで行われたマチネーの再現を試みたロマン派の室内楽作品集。ドイツのピリオド楽器の名手たち、ライプツィヒ・コンソートは、ライプツィヒ楽器博物館所蔵に所蔵されている貴重な楽器を使用。オルフィカやハンマーフリューゲル、弦楽器、クラリネットやヴァルヴ・ホルン、オフィクレイド、さらにはリコーダー属のチャカンなど、レアな楽器が盛りだくさん!もちろんピリオド楽器での演奏もハイレベルです!

RK-3201
ジョスカン・デ・プレ:ティルマン・スザートによって1545年にアントワープで出版されたシャンソン集第7巻 アンサンブル・ムジカ・ノヴァ、ルシアン・カンデル(カウンターテナー&ディレクター)

録音:2012年
深き悲しみ、愛の哀しみ、師であるオケゲムの死への嘆きを歌ったジョスカン・デ・プレのシャンソン集。ジョスカンが自らにシャンソンに込めた嘆き、悲しみを歌うアンサンブル・ムジカ・ノヴァは、フランス、リヨンのア・カペラ・アンサンブル。その静謐、清廉なハーモニーは、これまでにもマショーやデュファイ、オケゲムのレコーディングでも高く評価されています。
RK-3203
幻想様式〜ヴィルトゥオーゾ・チェンバロ作品集
ブクステフーデ:トッカータ.ト長調 BuxWV.165、
 カンツォーナ.ハ長調 BuxWV.166、
 前奏曲ト短調 BuxWV.163
ベーム:カプリッチョ ニ長調、
 前奏曲,フーガとポストリュード.ト短調
ヴェックマン:トッカータ.イ短調、
 カンツォン.ハ長調/トッカータ.ホ短調
バッハ:トッカータ.ホ短調 BWV.914
 半音階的幻想曲とフーガ BWV.903
C.P.E.バッハ:幻想曲変ホ長調H.348
W.F.バッハ:幻想曲ニ短調 Falck19
マグダレーナ・ハシベーナー(Cemb)

録音:2012年6月
17世紀北ドイツの巨匠ブクステフーデからバッハを経て、息子たちであるC.P.E.バッハやW.F.バッハへと受け継がれていった「スティルス・ファンタスティクス(幻想様式)」による華麗で技巧的なチェンバロ作品の数々。1750年頃に製作されたハンブルクのチェンバロのレプリカを奏でるマグダレーナ・ハシベーナーは、オーストリア、リンツ出身の女流鍵盤奏者。ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼルやヴェニス・バロック・オーケストラなどでの演奏に加え、2012年にはバーゼルで指揮者デビューを飾るなど、活躍の場を広げている才女です。
RK-3204
カントリクス〜シヘナ修道院とラス・ウエルガス修道院からの洗礼者ヨハネのための中世の音楽 アンサンブル・ペレグリナ、
アグニエシュカ・ブジンスカ=ベネット(ヴォーカル&ハープ&指)

録音:2012年
洗礼者ヨハネへの崇拝が歌われた、スペインのシヘナ修道院、ラス・ウエルガス修道院の写本を中心とした中世の音楽の数々。ポーランドの歌手、音楽学者であるアグニエシュカ・ブジンスカ=ベネットを中心として1997年に結成された女流演奏家たちによるアンサンブル・ペレグリナの神秘なる響きが、中世の修道女たちが歌った音楽を呼び覚ます。
RK-3205
ヘルマヌス・コントラクトゥス〜世紀の奇跡 アンサンブル・オルド・ヴィルトゥトゥム、
シュテファン・ヨハネス・モーレント(指)

録音:2012年10月20日−25日
天文学、歴計算、音楽理論にも精通し、"ライヒェナウのヘルマン"とも呼ばれた11世紀の音楽家、ヘルマヌス・コントラクトゥス(1013−1054)。
病のためその一生をコンスタン湖のライヒェナウ修道院で過ごしながらも、その驚異的才能から"世紀の奇跡"と呼ばれたと伝えられています。
RK-3206(2CD)
スカルラッティ:ソナタ集
ソナタ イ長調 K.24/ソナタ ニ短調 K.32
ソナタ ヘ長調 K.44/ソナタ ト長調 K.105
ソナタ ヘ長調 K.107/ソナタ イ短調 K.109
ソナタ ト長調 K.124/ソナタ ハ長調 K.132
ソナタ ホ長調 K.135/ソナタ イ短調 K.175
ソナタ ホ短調 K.198/ソナタ イ長調 K.208
ソナタ ニ短調 K.213/ソナタ ヘ短調 K.239
ソナタ ヘ長調 K.296/ソナタ ホ短調 K.394
ソナタ ヘ短調 K.466/ソナタ ヘ短調 K.467
ソナタ ニ長調 K.492/ソナタ ニ短調 K.516
ソナタ イ短調 K.532/ソナタ ト長調 K.547
エゴン・ミハイロヴィチ(Cemb)

録音:2001年7月
フラメンコやスペインの舞曲の形式から影響を受けたドメニコ・スカルラッティ(1685−1757)の22曲のソナタを奏でるチェンバリストは、エゴン・ミハイロヴィチ。
1972年、スロベニアのポストイナ出身のエゴン・ミハイロヴィチは、ドイツ、フランクフルトへ渡り、チェンバロをはじめとするピリオド楽器を専攻。タリアヴィーニやアスペレンの薫陶を受けたスロベニアの名手は、2009年よりリュブリャナ音楽大学でチェンバロの教授を務めています。

RK-3302
カポラーレ&ガリアルド:ソナタ集
ガリアルド:ソナタ第5番ニ短調、
 ソナタ第4番ホ短調
カポラーレ:ソナタ第4番ト長調
ガリアルド:ソナタ第1番ニ長調、
 ソナタ第4番ト長調
カポラーレ:ソナタ第4番ニ短調
ガリアルド:ソナタ第1番イ短調
カポラーレ:ソナタ第1番イ長調
 ソナタ第2番変ロ長調
マギト:グラーヴェ
クリスティン・フォン・デア・ゴルツ(Vc)、
アンドレアス・キュペルス(リュート=ハープシコード&オルガン&ハープシコード)

録音:2013年9月
フライブルク・バロック・オーケストラのとして、さらにはベルリン・バロック・ソロイスツやミュンヘン室内管でも活躍したドイツの女流チェリスト、クリスティン・フォン・デア・ゴルツの新録音。ヘンデルへのトリビュート・アルバムでは、18世紀当時、ロンドンのヘンデルのオーケストラで活躍した2人の知られざる作曲家、フランシス・カポラーレ(1700−1746)とヨハン・エルンスト・ガリアルド(1666?/1687?−1747)のソナタを奏でます。
RK-3304
ギユマン:四重奏ソナタまたはギャラントで楽しい会話 Op.12より
第3番ニ短調、第1番ト長調(世界初録音)、
第4番ハ短調、第5番ニ長調(世界初録音)
アンサンブル・バロッキン

録音:2013年10月14日−15日
ルイ=ガブリエル・ギユマン(1705−1770)は、ルイ15世の宮廷音楽家の中で最も優れた音楽家の1人であり、王と王妃の御前での私的演奏会でもその演奏を披露した18世紀フランスの名ヴァイオリニスト。
イタリアでソーミスにヴァイオリンを学んだギユマン。「Op.12」は、イタリアとフランスの特色が同居するギユマンの代表作であり、第1番と第5番は今回が世界初録音となります。
アンサンブル・バロッキンは、インゴルシュタット在住の日本人リコーダー奏者、佐藤こずえによって2011年に創設された日本、ロシア、ギリシャ、フランス、そしてドイツのピリオド奏者たちによる気鋭のアンサンブル。
RK-3305
クエール・バッハ
バッハ(アイマン編):2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043〜Vivace
ゴルトベルク変奏曲〜第7変奏、第18変奏
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1060〜Adagio
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番ハ短調 BWV.1017〜 Largo
来たれ、おお死よ、眠りの兄弟よ(BWV.56より)
スリクス

(収録時間:約18分)
スウィングル・シンガーズのウォード・スウィングル、キングズ・シンガーズのガブリエル・クラウチなど、ア・カペラ界のスターたちが称賛するドイツのア・カペラ・グループ、スリクス(Slixs)の"ア・カペラのための"バッハ・アルバム!ジャズ、ポップス、R&B、そしてクラシックなど、ジャンルの枠にとらわれないその圧倒的なパフォーマンスとハーモニーは、ドイツを中心とした欧米各地で絶賛され続けています。ノルベルト・バウムガルテンの映画「MENSCH KOTSCHIE」のサウンドトラックとして"ア・カペラ"ヴァージョンにアレンジされたバッハの音楽。約18分間に凝縮された"声"によるバッハの芸術をドイツのア・カペラの歌声で。
RK-3306
独唱の対話〜17世紀のイタリア音楽 ウルリケ・ホフバウアー(S)、
アンサンブル&チェテラ

録音:2013年
ザルツブルク・モーツァルテウム大学の古楽研究所で教鞭を執るソプラノ、ウルリケ・ホフバウアーが歌う、17世紀イタリア音楽のカレイドスコープ。ペーリ、フレスコバルディ、カリッシミ、ストロッツィ、ディンディアなど、イタリアの大作曲家たちの音楽が、ホフバウアーの歌声とルネサンス・ハープ、キタローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバのアンサンブルによって、ドラマティックでカラフルな対話を展開します。

RK-3401
ヴァイヒライン:音楽による祝宴 Op.1 カペラ・ヴィタリス・ベルリン

録音:2013年2月
17世紀後期〜18世紀初期のオーストリアの音楽家、ロマーヌス・ヴァイヒライン(アンドレアス・フランツ・ヴァイヒライン/1652−1706)。神聖ローマ皇帝レオポルト1世に献呈された「音楽による祝宴 Op.1」は、様々な楽器のための12曲の作品で構成されており、教会、世俗の両面で演奏できる曲集です。
その作風は、ザルツブルク時代に出会ったビーバーと、オーストリアのカンツォーナ様式の影響を特徴とする。カペラ・ヴィタリス・ベルリンのナチュラル・トランペットの輝かしいサウンド、弦楽器の伸びやかな音色が、ヴァイヒラインの「祝宴のための音楽」を彩っています。
RK-3402
シュルツェ:リコーダー・ソナタ集
シュルツェ:リコーダー・ソナタ第3番ニ短調、
 リコーダー・ソナタ第4番ト長調
作曲者不詳(18世紀):ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第4番イ短調
シュルツェ:リコーダー・ソナタ第6番ニ短調
作曲者不詳(18世紀):ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ホ短調
シュルツェ:リコーダー・ソナタ第1番ニ短調
作曲者不詳(18世紀):ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ト長調
シュルツェ:リコーダー・ソナタ第2番ト短調、リコーダ
バルバラ・ハインドルマイヤー(リコーダー)、
アンサンブル・ラ・ニンフェア〔クリスティアン・ハイム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、マルト・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、シモン・リンネ(テオルボ&バロック・リュート)、アンドレアス・キュッパース(チェンバロ&オルガン)〕

録音:2014年1月27日−29日、センデザール(ブレーメン)
アムステルダムの出版社、ロジェ(Roger)の1737年のカタログにはその名があるものの、謎に包まれたコレクションとして知られてきた「A.H.シュルツェンの6つのソナタ集」。
ドロテー・オベルリンガーとカリン・フォン・ヘールデンの下でリコーダーを学んだドイツの女流奏者バルバラ・ハインドルマイヤーとアンサンブル・ラ・ニンフェアのメンバーたちの研究によって、18世紀前期ドイツの作曲家アンドレアス・ハインリッヒ・シュルツェ(1681−1742)の作品の可能性が非常に高いという結論に達し、今回の世界初録音が実現!1681年にブラウンシュヴァイク出身のシュルツェ(シュルツ)はヒルデスハイムのオルガニストとして活躍。1697年から1701年までテレマンも通ったヒルデスハイムのギムナジウムで学んだとも伝わる音楽家です。
RK-3403
トビアス・ミヒャエル:「音楽による心の悦び」より アンサンブル・アルモニーク、
アレクサンドル・シュナイダー(アルト&ディレクター)
ドレスデンで生を受け、ヨハン・ヘルマン・シャインの後任としてライプツィヒ聖トーマス教会のカントールを務めたトビアス・ミヒャエル(1592−1657)。30曲の5声と通奏低音のためのモテット、50曲のイタリア風の宗教コンチェルトによる「音楽による心の悦び」の秀作を歌うアンサンブル・アルモニークは、ハンス・イェルク・マンメルも参加する要注目のヴォーカル・アンサンブル。
RK-3406
ヘンデル氏のトランぺッターたち
パーセル:グロスター公の誕生日のためのオード「誰か喜ばずにいられよう」Z.342からの組曲
 メアリー女王の誕生日のためのオード「この祝祭を祝え」Z.324より グラウンド
ヘンデル:組曲「水上の音楽」HWV.348−350
ダウランド:ファンシー
ケラー:ロイヤル・トランペット・スイート
ヘンデル:フーガ ヘ長調
クラーク:トランペット・チューン、
 スロウ・エアー、
 トランペット・チューン
ショア:ショアのトランペット、
 マールボローの葬送行進曲、
 ショアのトランペット
クラーク:セレナーデとメヌエット、
 ロンド、ジーグ
マッテイス:アリア
クラーク:デンマーク王子の行進
バロック・トランペット・アンサンブル・ベルリン、
ヨハン・プリーチェ(指)

録音:2014年10月
1990年に結成された1500年から1800年までのトランペットのための音楽のスペシャリスト集団、バロック・トランペット・アンサンブル・ベルリン。
パーセルからヘンデルへと至るイギリスのトランペット音楽を、バロック・トランペットのアンサンブルが創り出す壮麗なサウンドで。リーダーのヨハン・プリーチュはギュトラーやゲヴァントハウス管のレスラーなどに師事した伝統のジャーマン・サウンドを受け継ぐバロック・トランペットの名手。
RK-3502
テレマン&ローレ〜クロップシュトックの詩による音楽
テレマン:来れ、聖霊よ TVWV.1:999、
 クロプシュトックのメサイアからの2曲 TWV.6:4
ローレ:ダヴィデとヨナタン
アンティエ・ルクス(S)、
スザンネ・ラングナー(A)
トビアス・ハングナー(T)、
インゴルフ・ザイデル(Bs)、
ライプツィヒ・コンサート、
ジークフリート・パンク(指)
聖トーマス教会少年合唱団のメンバー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOのチェリストとして活躍し、古楽器奏者としてはクイケン、サヴァールにヴィオラ・ダ・ガンバを師事。ライプツィヒ音楽大学の古楽科の創設者としても高名なドイツ古楽界の名匠、ジークフリート・パンクが率いるピリオド・アンサンブル、ライプツィヒ・コンソートのドイツ音楽集!18世紀ドイツの詩人フリードリヒ・ゴットリープ・クロプシュトックの詩を用いたテレマンとローレの音楽では、4人のソリストたちとライプツィヒ・コンサートの洗練された演奏が際立つ。演奏はもちろんのこと録音も優秀。
RK-3503(2CD)
フローベルガーの旅
ルッツァスキ:トッカータ
ガブリエリ:カンツォーナ
ヴェックマン:第12旋法によるトッカータ
ポグレッティ:「L'assedio」によるトッカータ
フローベルガー:パルティータ FBWV.612、
 トッカータ FBWV.101、
 トッカータ FBWV.632
クープラン:ブランローシュ氏の死を慎むトンボー、フ
 ローベルガー氏の模倣によるプレリュード
フローベルガー:ロンドンで憂鬱を吹き払うために書いた不平 FBWV.630/1、
 アルマンド FBWV.627/1、
 トッカータ FBWV.102
フローベルガー:トッカータ FBWV.112
シュタイグレーダー:リチェルカーレ ニ長調
エブナー:第3旋法によるトッカータ
ポグリエッティ:カンツォンとカプリッチョ
フローベルガー:カプリッチョ FBWV.506、
 リチェルカーレ FBWV.404
ケルル:トッカータ第7番、
 カッコウによるカプリッチョ
フレスコバルディ:ペダルによるトッカータ第5番
フローベルガー:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラによるファンタジア FBWV.201、
 トッカータ FBWV.130、
 カンツォーナ FBWV.302
フレスコバルディ:キリエ〜キリスト〜キリエ、
 使徒書簡の朗読の後のカンツォーナ、
 聖体奉挙のためのトッカータ
フローベルガー:トッカータ FBWV.111
ロッシ:トッカータ第7番ibeder(cemb & org)
マグダレーナ・ハシベーダー(チェンバロ&オルガン)


録音:2015年−2016年
バロック時代のドイツの大作曲家、フローベルガーの音楽と旅の歴史をテーマとした、ラウムクラング(Raumklang)ならではの魅力的なプログラミング。「幻想様式」(RK 3203)での見事な演奏が印象深いオーストリア、リンツ出身の女流鍵盤奏者、マグダレーナ・ハシベーダーが奏でる3台のヒストリカル楽器、17世紀のイタリア式チェンバロ、1680年頃に製作されたフランス式チェンバロ、ウィーンのフランツィスカーナー教会の1642年製オルガンから、フローベルガーと同世代の音楽家たちの芸術が当時の音色で響くきます。

RK-9902
ビューナウ伯の宮廷音楽U
トマス・アヴェナリウス(c.1580−1641):Phantasia ridiculosa、Intrada
ステファン・オット(1603−1656):Er begehret mein
アンドレア ス・ハマーシュミット(1611−1675):Canzon a 3、Paduana(2種)、
 Courente、Das ist je gewislich wahr
サミュエル・サイデル(1615−1665):Herr, wenn ich nur dich habe、
 Wie lieblich sind auf den Bergen、
 Ich weis, das mein Erloser lebet、
 Ich liege und schlafe
ダニエル・セリシウス(1581−1626):Herr, der du bist vormals、A solis ortus cardine
エサヤス・ヒックマン(1638−1691):O tempus amatum
ヨハン・グロー(1575−1627):Ich bin die Auferstehung
コンスタンツェ・バックス(S)、
ドロシー・ミールズ(S)、
クリスティーネ・マリア・レンベック(S)、
ウタ・クラウス(S)、ヘニング・ヴォス(A)
アレクサンドル・シュナイダー(A)、
ウーヴェ・シュルツ(T)、
クリストフ・ブルメストル=ストレフェル(T)、
ヴォルフラム・ラトケ(T)、
マレク・ルツェプカ(Bs)、
ラインハルト・デッカー(Bs)、
フりーデマン・クロス(Bs)、
ノルベルト・シュスター(指)
ドレスデン古楽アンサンブル
17世紀ドイツの最大の宗教音楽作曲家であったハンマーシュミットが仕えていたとして知られるザクセン・ヴェーゼンシュタインのルドルフ・フォン・ビューナウ伯爵。ビューなう伯爵へ仕えたりと親交を持っていた作曲家たちの作品を集めたアルバムの第2弾。演奏はラウムクラングの録音に度々登場し定評あるパフォーマンスを披露しているドレスデン古楽アンサンブルによるもの。

RK-98021
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンとビルギッタ・フォン・シュヴェーテン
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:「天啓の調和のシンフォニア」より
ビルギッタ・フォン・シュヴェーテン「カントゥス・ソノルム」より
レ・フランヴォヤン

録音:1998年1月
歴史上最初の女性作曲家と伝えられている中世ドイツの聖職者ヒルデガルト・フォン・ビンゲンと、14世紀スウェーデンの修道女ビルギッタ・フォン・シュヴェーテンの聖歌集。3人の女声ヴォーカルの清らかな歌声とフィドル&リコーダーの音色が創るビンゲンとシュヴェーテンの神秘的な音楽は、現在もラウムクラング(Raumklang)レーベルの代表的名演として高く評価されています。セットになっている2010年版カタログは、CDサイズ/68ページ・フルカラー!古楽ファンならば手にしたくなってしまうアイテムです!
※当アイテムは数量限定となります。お早目のオーダーをご検討下さい。また完売の際はご容赦下さい。

RKap-10101
豊かな恵みの創始者よ
作曲者不詳:Hosianna dem Sohne David
デュファイ
:豊かな恵みの創始者よ
ヤコブス・ハンドル・ガルス(1550−1591):Ante luciferum genitus
ワルター・ライン(1893−1955):おお救世主よ天を開け
伝承曲(14世紀):天使は乙女に
ヨハネス・ヴァイラウフ(1897−1977):マリアは茨の森を通って行った
伝承曲(15世紀イギリス):Ther is no rose of swych vertu
賛美歌(プレトリウス編曲):エサイの根より若枝が育ち
賛美歌(ロッチュ編曲):いざ歌え/賛美歌(ケイト&パロット編曲):赤子を抱く聖母マリア
ゲオルク・シューマン
(1866−1952):甘き喜びのうちに
ビクトリア:天の王よ
エルハルト・マウエルスベルガー(1903−1982):ヴァイナハテン(クリスマス)
ドイツ民謡:Schlaf mein Kindlein schlaf
マテオ・フレーチャ(1481−1553):リウ・リウ・チウ
伝承曲(アメリカ/ケイト&パロット編曲):Rise Up Shepherd and Follow
伝承曲(オーヴェルニュ地方):待ちぼうけ
バッハ:やさしきイエスまぶねのかたわらに立ちて
フィンランドの讃美歌集《ピエ・カンツィオーネス》より ディン=ドン・ディン!
グルーバー:きよしこの夜
アンサンブル・アマコード
アマコードは1992年秋にライプツィヒの聖トーマス教会バッハ・クワイアーの出身者で結成された5人の男声によるア・カペラ・グループであり、その神秘的で美しさに満ち溢れた歌声はここ日本でも急速に人気が高まっている。賛美歌を中心としたクリスマス・アルバムとなる今回のリリースではドイツやフランス、イギリス、スペイン、フィンランドなどに伝わる作品などを収録。その中でもアルバムの最後に収録されている「きよしこの夜」は、これまでの全ての演奏を凌駕する神々の声として聴こえてくるほど!アメリカの「ア・カペラ・オスカー」に選出されるなど、世界的名声を獲得しているアマコード。一足先に大ブレイクを果たした「ジェンツ」に匹敵するハーモニーで贈る究極のクリスマス・アルバム。
RKap-10105
ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452−1518):ミサ曲《Incessament》(世界初録音) アマコード
ラウムクラングの新シリーズ“エディション・アポロン”の看板アーティストとなるアマコードは、1992年秋にドイツ・聖トーマス教会バッハ・クワイアーの出身者で結成された5人の男声によるア・カペラ・グループ。アマコードのレパートリーは中世からルネサンス、そしてベルント・フランケ、イヴァン・ムーディー、ジークフリート・ティーレといったコンテンポラリーの作曲家たちとのコラボレーションなど多岐に渡っています。キングズ・シンガーズやヒリアード・アンサンブルといった世界に名高いヴォーカル・アンサンブルのマスター・クラスに参加することによって大きな影響を受けたアマコードは、オーストリア、スペイン、フィンランド、そしてドイツでの数々のコンクールで受賞を勝ち取るなど輝かしい結果を獲得しています。今回収録されているピエール・ド・ラ・リューの5声のためのミサ曲《Incessament》は、演奏時間が66分に及ぶ作品で世界初録音!5人それぞれの美しさに満ち溢れる歌声は当然のこと、録音会場となったウェクセルブルク教会全体に倍音が響き渡るハーモニーと抜群の表現力、見事なブレンド感を聴かせてくれるアンサンブルからは、新たなスターの誕生の予感! 
RKap-10106
マドリガル集〜ヨーロッパ・ルネサンス時代の世俗音楽
T・モーリー:今は花の5月
ラッスス:今日はごきげんいかが?、こんにちは私の魂よ
J・ダウランド
:おいでさあかわいい人、さあもういちど愛が呼んでいる
L・センフル:Ach Elslein liebes Elselein、Das Glaut zu Speyr
作曲者不詳(スコットランド/16世紀):Remember me my deir
T・ウィールクス:ロビンフッド、太鼓を打ち鳴らせ
A・ヴィラールト:Vecchie letrose
H・イザーク:インスブルックよ、さようなら
T・モーリー:好きだよ ああ 君が好き
P・パスロー:Il est bel et bon
L・ハスラー
:Mein gmuth ist mir verwirret
J・ベネット:涙せよ、わがまなこ
ヘンリー8世:仲間との楽しみ
A・バンキエーリ:動物達の対位法
A・スカンデッロ:Ein henlein weis
J・デル・エンシーナ:Cucu Cucu Cucucu、Fatal la parte4
ジョスカン・デ・プレ:こおろぎ、千々の悲しみ
作曲者不詳(スペイン/1500年頃):ディンディリン、ディンディリン
J・アルカデルト:真白で優しい白鳥は
G・ガストルディ:麗しの女
N・ゴンベール
:Triste depart
T・アルボー
:私の美しい人
A・アルバ:トリコテア
J・バスケス:Gentil senora mia
B・ドナト:ガリアルドを習いませんか
作曲者不詳(パリ/1530年頃):Quand je bois du vin clairet
アンサンブル・アマコード、
ミヒャエル・メッツラー(Perc)
アンサンブル・アマコードは、1992年の秋にライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団の出身者によって結成され、ドイツを代表する存在にまで成長を遂げたア・カペラ・グループ。2006年からは新たにテノールのマーティン・ラトケがメンバーに加わり6人体制へとパワーアップ!ルネサンス時代の一般階級の人々たちによって歌われていた世俗音楽を奏でるアマコードの歌声は、6つの声が1つに溶け合ったことで出来上がった豊かなハーモニーと絶妙の雰囲気を醸し出しています。
RKap-10107
フレンチ・アルバム
プーランク:アッシジの聖フランシスコの4つの小さな祈り
ロッシーニ:ほどほどの葬送歌、祈り
ミヨー:詩篇121番Op.72
プーランク
:パドヴァの聖アントニオのラウダ/クラ:モンターニュの踊り
サン=サーンス:冬のセレナード
プーランク:美しい人がいるなら、カタコト木靴の踊り、酒飲み歌
サン=サーンス:サルタレッロ
アンサンブル・アマコード〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、マルティン・ラットケ(T)、ディートリヒ・バルト(T)、フランク・オツィメク(Br)、ダニエル・クナウフト(Bs)、ホルガー・クラウゼ(Bs)〕
J・S・バッハがカントール(音楽監督)を務めた由緒あるドイツのライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団の元メンバーたちによって1992年秋に結成されたア・カペラ・グループ、アンサンブル・アマコード。アンサンブル・アマコードはドイツのフランクフルター・ルンドシャウ紙で「アマコードはヒリヤード・アンサンブルに対するドイツの答えだ。」と激賞されるなど、声楽界に登場した新たなワールドクラスのア・カペラ・グループとして各方面から絶大な評価を博しています。プーランクの「アッシジの聖フランシスコの4つの小さな祈り」など日本でも馴染みの深いフランスの名作で響くハーモニーと非凡な表現力は、間違いなく世界屈指。ドイツの精鋭6人の歌声が1つとなることによって生まれるアンサンブル・アマコードの極上のハーモニーが「ア・カペラ」の素晴ら しさと楽しさ、そして深い感動をもたらしてくれまる。
Rkap-10108
憩いなき恋
シューマン:憩いなき愛、吟遊詩人、
 はすの花、春の誘い
シュタインアッカー:月に寄せて*、希望*、
 憧れ*
メンデルスゾーン:6つの歌Op.50
ミューリンク:交わりの歌*、
 私の最愛の人へ*、夕べの歌*
メンデルスゾーン:ゲーテの葬儀に捧げる歌*
シューマン
:露にぬれたばら、秋風ようらむな、 海の真中に
ツェルナー:今日のメニュー
マルシュナー:遺言、愛の告白*
メンデルスゾーン:夕べのセレナード、
 ジプシーの歌、南国にて
マルシュナー:セレナード
アンサンブル・アマコード〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、マルティン・ラットケ(T)、フランク・オツィメク(Br)、ダニエル・クナウフト(Bs)、ホルガー・クラウゼ(Bs)〕
J・S・バッハがカントール(音楽監督)を務めていたことでも知られる名門中の名門、ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団の元メンバーたちにより1992年秋に結成されたドイツのア・カペラ・グループ、アンサンブル・アマコードにとって初となるオール・ドイツ・プログラム。この「憩いなき恋」には、19世紀のドイツで誕生した知られざる合唱作品の復興を願うアンサンブル・アマコードのメンバーたちの情熱があふれています。ゲヴァントハウスOの指揮者を務めるなど、大バッハと同じく"ライプツィヒ"と深く結びついていたメンデルスゾーン。そして友人のシューマン、知られざるドイツの名匠たち・・・。ワールドクラスのハーモニーで19世紀ライプツィヒの音楽を巡るこの「憩いなき恋」は、アンサンブル・アマコードの故郷ドイツへの敬意と愛情が込められたドイツの合唱芸術の結晶です。
RKap-10110
シュッツとイタリア人たち〜ドレスデンの礼拝堂の音楽
シュッツ:広き海原よSWV.19
ガブリエリ:集いにて、カンツォン
シュッツ:全霊もて、われ主に感謝すSWV.34
プレトリウス:ハレルヤ、キリストは蘇り
モンテヴェルディ:7声のグローリア
シュッツ:神よ、立ち上がれSWV.356
パッラヴィチーノ:主をほめまつる
ペランダ:ひと包みのミルラのように
シュッツ:全地よ主に向かって喜びの叫びを上げよSWV.493
アンサンブル・アマコード、
カペラ・サジタリアーナ・ドレスデン、
ノルベルト・シュスター(指)

録音:2010年10月25日−28日
ライプツィヒ聖トーマス教会Choの出身者たちで結成されたドイツのア・カペラ・グループ、アンサンブル・アマコード。ハインリヒ・シュッツ(1585−1672)を主役に据えたドイツ・バロック・シリーズの第2巻は、ドレスデンの教会で演奏された宗教音楽集「シュッツとイタリア人たち」。イタリアでジョヴァンニ・ガブリエリに師事し、ヴェネツィアの作曲技法をドイツへと持ち帰ったシュッツ。アマコードのハーモニー、カペラ・サジタリアーナ・ドレスデンの古楽系管楽器の合奏で、師であるガブリエリや大家モンテヴェルディと、シュッツの音楽との共通点を聴く。
RKap-10111
アマコード〜カミング・ホーム・フォー・クリスマス
フィンランド〜伝承曲(マカロフ編):走れ、私のトナカイ
ドイツ〜伝承曲(ゲーベル編):ゾー・フィール・ハイムリッヒカイト
アメリカ〜バーナード(レストレンジ編):ウィンター・ワンダーランド
スウェーデン〜ケーラー(ニルソン編):たくさんのキャンドルに灯がともった
フランス〜伝承曲(ベッカー編):新しいノエル
ナイジェリア〜伝承曲(レストレンジ編):ベツレヘム
ポーランド〜伝承曲(ゼラー編):みどり子イエス
チロル〜グル―バー(ゼラー編):きよしこの夜
イングランド〜メンデルスゾーン(クレリン編):天にはさかえ
カタルーニャ〜伝承曲(ベッカー編):フム、フム、フム
フランス〜伝承曲(ガルシア編):お生まれだ イエス様が
アメリカ〜バーリン(フォースター編):ホワイト・クリスマス
ガルシア:サマー・スリープス(グレタの歌)
アメリカ〜ナイルズ(ゼラー編):さまよいながらわたしは不思議に思う
トリニダード・トバゴ〜ミランダ&スクランター(レストレンジ編):パラン・クリスマス・チャットニー/
■ボーナストラック〜ゾー・フィール・ハイムリッヒカイト(ツッカーベッカー・リミックス)
アンサンブル・アマコード
〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、
マルティン・ラットケ(T)、
フランク・オツィメク(Br)、
ダニエル・クラウフト(Bs)、
ホルガー・クラウゼ(Bs)〕

録音:2009年3月&2010年6月&2011年3月、FWKスタジオ(ライプツィヒ)
ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団の出身者たちで1992年に結成されたドイツの男声ア・カペラ・グループ、アンサンブル・アマコードの「豊かな恵みの創始者よ」(RKap 10101)に続く新しいクリスマス・アルバム!アンサンブル・アマコードが新しいクリスマス・アルバムのために選んだのは、北欧から西欧、アメリカ、カリブ海のトリニダード・トバゴ、アフリカのナイジェリアのクリスマス音楽。静かなポップ・バラード、熱きアフリカのビート、クラシカルなハーモニー、ユニークなカリブのリズム・・・。世界各国のクリスマス音楽の様々なスタイルに完璧に順応できるアンサンブル・アマコード。その傑出した表現力と歌唱力が、素晴らしき一時と感動、驚きを届けてくれます。
RKap-10112
トーマス・グラドゥアーレによる2つのグレゴリオ・ミサ曲集
教会に捧げるミサ
聖トーマスのための使徒のミサ(世界初録音)
アンサンブル・アマコード
〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、
マルティン・ラットケ(T)、
フランク・オツィメク(Br)、
ダニエル・クナウフト(Bs)、
ホルガー・クラウゼ(Bs)〕

録音:2011年&2012年2月
ライプツィヒ聖トーマス教会の出身者たちによって1992年に結成され、20周年を迎えたドイツのア・カペラ・ヴォーカル・アンサンブル、アンサンブル・アマコード。自らのルーツである聖トーマス教会に伝わる14世紀(1300年頃)のトーマス・グラドゥアーレ(Thomas-Graduale)からの聖歌の旋律による「2つのミサ曲」は世界初録音。ライプツィヒ大学図書館に所蔵されていた写本(Zu S Thomas / Ms Thomas 391)から、約700年の時を経て、ライプツィヒの聖歌が「ミサ曲」という姿で蘇えります。
RKap-10114
聖トーマス教会の音楽のキャビネットより〜中世からハインリヒ・シュッツまで
作曲者不詳(1300年頃):喜べ、幸いなるインドよ
ゼトゥス・カルヴィシウス(1556−1615):人間の創造主たる主よ
パンドルフォ・ザラメッラ(1551−c.1591):主が聖都に入られたとき
ゼトゥス・カルヴィシウス:光の創造主よ
オルランド・ディ・ラッソ(1532−1594):主をほめたたえよ
ゼトゥス・カルヴィシウス:光の消ゆる前に
ヨハン・ワルター(1496−1570):我ら人生のただ中にあって
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586−1630):主イエスが十字架につけられたまいし時
ジョヴァンニ・バッティスタ・ステファニーニ(1574−1630):主キリストはよみがえり
ゼトゥス・カルヴィシウス:いと高き父
ハインリヒ・シュッツ(1585−1672):多くの人々が東や西から来て
ゼトゥス・カルヴィシウス:優しく、神々しい父よ
トマス・シュトルツァー(c.1574−1526):第6旋法によるマニフィカト
ジクスト・ディートリヒ(1492/94−1548):神聖なるは父なる神
作曲者不詳(1300年頃):恵みと冠の希望の中で
アンサンブル・アマコード〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、マルティン・ラットケ(T)、ローベルト・ポーラース(T)、フランク・オツィメク(Br)、ダニエル・クナウフト(Bs)、ホルガー・クラウゼ(Bs)〕

録音:2013年5月&2014年6月、ポルディツ教会(ドイツ)
ライプツィヒの聖トーマス教会少年合唱団の元メンバーたちによって1992年に結成され、瞬く間にドイツを代表する男声ヴォーカル・アンサンブルへと成長したアンサンブル・アマコード。2013年より、現メンバーと同じ聖トーマス教会少年合唱団出身のローベルト・ポーラースをテノール(2nd)として迎え、新たなスタートを切ったアンサンブル・アマコードが、聖トーマス教会の歌の宝庫を開く。1300年頃の貴重な写本「トーマス・グラドゥアーレ(Thomas-Graduale)」に収められ、聖トーマス教会の重要なレパートリーとなった中世の聖歌から17世紀のシュッツへ。4世紀にわたるライプツィヒの音楽と歴史の伝統を、聖トーマス教会出身の精鋭たちの歌声が紡ぎます。
RKap-10201
声と祈りを聞きたまえ
タリス:汝らわれを愛さば、声と祈りを聞きたまえ
プーランク:アッシジの聖フランソワの4つの小さな祈り
ルドルフ・マウエルスベルガー(1889−1971):主よ教えてください、われ深き淵より
ジョスカン・デ・プレ:主よ、御身は偉大なり
ミヨー:詩篇121番
バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス
オルフ
:Sunt lacrimae rerum(ものに涙あり)
ド・ラ・リュー:おお、 救いのいけにえ
コルネリウス:ああ、はかなくむなしき
マルクス・ルートヴィヒ(1960−):テネブレ
アンサンブル・アマコード、
イェンス・バウアー(Br)、
トビアス・ランゲ(Bs)
見事なバランスを保ち、調和のとれた歌声による聖歌の数々は純粋な宗教作品集としてだけでなく、クリスマスのための音楽としても魅力的なアルバム。アメリカの「ア・カペラ・オスカー」に選出されるなど、さらなるレベルアップを遂げたアマコードが神々しい歌声によるハーモニーで至福の一時を与えてくれます。アマコードは1992年秋にライプツィヒの聖トーマス教会バッハ・クワイアーの出身者で結成された5人の男声によるア・カペラ・グループであり、その神秘的で美しさに満ち溢れた歌声はここ日本でも注目を集めています。
Rkap-10205
声楽アンサンブル作品集
伝承曲
(13世紀):いざ、リラを奏でて歌わん
ミラノ司教アンブロジウス(4世紀):いざ来たれ、異邦人の救い主よ(Veni Redemptor Gentium)(4曲)
ヨハネス・エッカルト(1553−1611):いざ来たれ、異邦人の救い主よ(Nun komm der Heiden Heiland)(2曲)
伝承曲(14世紀):聖処女に天使が
ヤコブス・ファート(c.1529−1567):第6旋法のマニフィカト
ミヒャエル・プレトリウス(c.1571−1621):いざ来たれ、異邦人の救い主よ(Veni Redemptor Gentium)(2曲)
伝承曲(14世紀):輝く星
フィリップ・ドゥリヒウス(1562−1631):Pastores loquebantur inter se
ハインリッヒ・イザーク(c.1450−1517):Officium Nativitatis Domini
伝承曲(13世紀):古き文字はうすれゆ
グレゴリオ聖歌:地のはても
カントゥス(13〜14世紀):Sys willekomen Heirre Kerst
伝承曲(14世紀):もろびと声あげ
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098−1179):おお青々とした小枝よ
伝承曲(15世紀):Ther is no rose of swych vertu
伝承曲:Es Ist Ein Ros Entsprungen
伝承曲(15世紀):アレルヤ
アマコード
「いざ来たれ、異邦人の救い主よ」を中心に、4世紀のアンブロジウスらによる宗教的な内容を持った作品から中世の伝承曲など全22曲をアマコードの歌声で堪能できるアルバム。幅広いレパートリーを持つアマコードだが、中世などの作品ではシンプルな旋律ながら更に凄みを増した歌声を聴かせてくます!また、封入されている68ページに及ぶブックレットには解説の他に、全収録作品の英語対訳の歌詞などが含まれており、演奏同様に高いクォリティのディジパック仕様となっています。

Rkap-30107
中部ドイツのバロックの葬送音楽
作曲者不詳:詩篇「神よ、あなたの善きものにより私に恵みを」
オットー:人よ、女より生まれし者
ローゼンミュラー:世に別れ告げて
シュッツ:アンフィオンと共に
シャイン:挽歌
シュッツ:葬送音楽T&U(ドイツ・レクイエム)
シャイデマン:心から汝を愛す、おお主よ
プレトリウス:平安と喜びの中で私はこの世を去る
シュッツ:葬送音楽V(ドイツ・レクイエム)
アンサンブル・アマコード、
ゲジーネ・アドラー(S)、
ジドニー・オットー(S)、
ドロテア・ヴァグナー(S)、
シュテファン・ゲーラー(T)、
カペラ・サジタリアーナ・ドレスデン

録音:2006年11月&2008年1月、ルカ教会(ドレスデン)
ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団の出身者たちによって1992年に結成されたドイツの男声ア・カペラ・ヴォーカル・アンサンブル、アンサンブル・アマコードが歌うドイツ・バロック!ライプツィヒで発見された未出版の写本、神への懺悔の詩篇(1711年頃)や、ハインリヒ・シュッツの「ドイツ・レクイエム」で再現される「中部ドイツのバロック時代の葬送音楽」。このプログラムのためだけに3人のソプラノ、1人のテノールを加えて"混声合唱"となったアンサンブル・アマコードと、ドレスデンのピリオド・アンサンブル、カペラ・サジタリアーナ・ドレスデンの一期一会のハーモニーが厳粛に響きます。

RKs-59301
13世紀〜15世紀の歌と舞曲集
マショー:良き人に会っての帰り、
ロイエンタール:草木の枯れた牧場、
作曲者不詳:王のエスタンピー、スタンタイプス、
モールンゲン:私はずっと物思いに沈んでいた、
作曲者不詳:王のエスタンピー第2番、
 王のダンス、ラ・ヴィエール、
ダミアン:これでおしまい、
作曲者不詳
:3つの泉、トロット、他
ヨクラトーレス

録音:1993年5月
1984年にライプツィヒで結成された古楽演奏団体ヨクラトーレスの最初のアルバム。中世の舞曲、シャンソン、吟遊詩人の歌などを取り上げており、優秀録音盤としてサウンド面でも好評価を獲得してきた録音です。RK-9301からの移行再発売。
RKs-59603
バッハ一族の室内楽
ヨハン・ベルンハルト・バッハ:管弦楽組曲ホ短調
バッハ:ソナタ ト長調BWV.1021、
J・C・バッハ:四重奏曲イ長調
W・F・バッハ:ヴィオラ二重奏曲ト長調、
C・P・E・バッハ:チェンバロ協奏曲イ短調
クールザッハジッシェ・カペレ・ライプツィヒ

録音:1996年4月
これまでリリースされてきたラウムクラング・レーベルの人気タイトルをミッド・プライス&ジュエル・ケース仕様でリリースする"スーヴェニア"シリーズがスタート!大バッハと根幹とするバッハ一族の室内楽を演奏するクールザッハジッシェ・カペレ・ライプツィヒは、1994年にゲヴァントハウス管、ハレ・ヘンデル音楽祭管などのメンバーで結成された古楽アンサンブル。トラヴェルソのディーンやチェロのマクギヴレイ、チェンバロのレミーなど実力者がズラリと勢揃い。RK-9603からの移行再発売。
RKs-59802
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンとビルギッタ・フォン・シュヴェーテン
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:《天啓の調和のシンフォニア》より、
ビルギッタ・フォン・シュヴェーテン《カントゥス・ソノルム》より
レ・フランヴォヤン

録音:1988年
歴史上最初の女性作曲家と伝えられている中世ドイツの聖職者ヒルデガルト・フォン・ビンゲンと、14世紀スウェーデンの修道女ビルギッタ・フォン・シュヴェーテンの聖歌集。3人の女性ヴォーカルの清らかな歌声とシンプルな器楽の音色が神秘的な空間を創り出します。RK-9802からの移行再発売。
RKs-59601
古いニグン〜イディッシュ語のユダヤ歌曲集 ヤルダ・レープリング(ヴォーカル)、
ハンス=ヴェルナー・アーペル(G)、
シュテファン・マース(G)、
ヘルムート・アイゼル(Cl&バスCl)、
ミヒャエル・メツラー(Perc)

録音:1995年12月
ユダヤ系古楽の発掘、復刻に情熱を注いできたレープリングを中心とした古楽演奏トリオによるユダヤの歌曲集。今村泰典に師事したアーペルとユングヘーネルに師事したマースが弾くギターのさり気ない音色がレープリングの歌声の魅力をさらに高めます。RK-9601からの移行再発売。
RKs-59803
テレマン:モテット集
それはわたしの喜び TWV Deest
われらの主である神イエス・キリスト TWV 8:4
止まれ、おまえは何を持っているのか TWV 8:9
シオンの娘たちに語れ TWV Deest
苦しみの時にわたしに呼びかけたまえ TWV Deest
まことに彼はわれらの病を負いたもうた TWV Deest
主をたたえよ TWV 8:11
地に旗を立てよ TWV 8:15
わたしはあなたの顔を見よう TWV Deest
死者たちは幸いである TWV Deest/TWV 8:13
わたしは楽しみから離れてしまった TWV Deest
祝福したまえ、神よ TWV 8:8
来たれ、聖霊 TWV 3:92
主に感謝せよ TWV 8:3
われらの神は堅き砦 TWV 8:7
ローター・ヘニッヒ(指)
マグデブルク・バロック・オーケストラ
マグデブルク室内cho

録音:1998年
※RK-9803からの新装移行再発売
器楽曲やカンタータなどの録音は数多いが、テレマンの"モテットのみ"というディスクは珍しい。ドイツ、ザクセン=アンハルト州の州都マグデブルクのバロック・オーケストラと合唱団の演奏は精妙で瑞々しい。
RKs-59806
ヴィオラ・ダ・ガンバ・コンチェルタータ
テレマン:コンチェルト イ短調 TWV52:aI
アーベル:歌劇「シファリ」より アリア
テレマン:シンフォニア ヘ長調 TWV50:3、
 コンチェルト イ長調 TWV51:A5
ヘンデル:イタリアン・カンタータ「炎の中で」 HWV.170
ユリアーネ・バンゼ(S)、
ジークフリート・パンク(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ロベルト・エールリヒ(リコーダー)、
ライプツィヒ中央ドイツ・バロックゾリステン、
ライプツィヒ・ブレーゼル・コレギウム

録音:1998年11月
※RK-9806からの新装移行再発売
ゲヴァントハウス管の首席チェロ奏者からヴィオラ・ダ・ガンバ奏者に大胆な転身を遂げたドイツ古楽界の名手ジークフリート・パンクと、ドイツを代表する大ソプラノ、ユリアーネ・バンゼの演奏が聴けてしまう豪華なディスク!音楽都市ライプツィヒの伝統と、現代の古楽演奏の融合が名演の源泉です
RKs-59901
中世のユダヤ人たち〜セファルディムとアシュケナジム ヤルダ・レープリング(ヴォーカル)、
ハンス=ヴェルナー・アーペル(Lute)、
シュテファン・マース(Lute)、
スザンネ・アンソルク(フィドル)、
ザビーネ・ヘラー(Hp)、
ファイト・ヘラー(ポルタティフ・オルガン)、
ミヒャエル・メツラー(Perc)

録音:1999年2月
中世のイベリア半島、スペインやポルトガルに定住したユダヤ人"セファルディム"と、東欧やドイツ語圏に定住したユダヤ人"アシュケナジム"によって演奏されていたと伝わる伝承曲を収録。女性ヴォーカル、レープリングの愁いを帯びた歌声がしみます。RK-9901からの移行再発売。


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