湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



DIVERSIONS
(イギリス)



ピアノを中心としたレパートリー。主要アーティストはピーター・ケイティンです。他にサージェントが指揮したブリスのピアノ協奏曲やトランペットのトゥーヴロンのアルバムが注目です。



※品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 曲目 演奏者
DDV-24101
「丘の上のオルガン」
バッハ、ラインベルガー、レーガー、
メンデルスゾーン、フィッシャー、
フランク、デュボア、フリーベルガー、
スウェーリンク
ヘンリー・ウォレス(Org)
DDV-24104
サリヴァン:喜歌劇「コックスとボックス」(または「永らく不明の兄弟」 レオン・バーガー(Br)、
イアン・ケネディ(T)、
ドナルド・フランケ(Bs)、
ケネス・バークレイ(P)
DDV-24105
ジョージ・グロススミス歌曲集 レオン・バーガー(Br)、
セルウィン・ティレット(P)
DDV-24106
ブリス:ピアノ協奏曲 トレヴァー・バーナード(P)、
マルコム・サージェント(指)
フィルハーモニアO
DDV-24109
グロススミス・レガシー レオン・バーガー(Br)、
セルウィン・ティレット(P)
DDV-24110
ライオネル・モンクトン:「シンガリー」(抜粋)、
「アルカディア」(抜粋)、
「クエーカー教徒の少女」(抜粋)
マート・サンダー(指)
ベル=エテージ劇場O
DDV-24111
ウィリアム・マティアス:ピアノ・ソナタ第1番、第2番
ジョン・ピッカード:星に照らされたドーム、
ピアノ・ソナタ
レイモンド・クラーク(P)
DDV-24112
シューベルト:即興曲D.899&D.935 ピーター・ケイティン(P)
DDV-24113
クレメンティ:ピアノ・ソナタ集
嬰へ短調Op.25-5、変ロ長調Op.24-2、
ト短調Op.7-3、ニ長調Op.25-6、ヘ短調Op.13-6
ピーター・ケイティン(P)
DDV-24114
R.シュトラウス&ラフマニノフ:歌曲集 テレサ・ケイヒル(S)、
ロジャー・ヴィニョルズ(P)
DDV-24115
バッハ:ギター作品集 ジョナサン・リチャーズ(G)
DDV-24116
ショパン・ファースト&ラスト
華麗なる変奏曲Op.12、
マズルカOp.24(全4曲)、
ロンドOp.1、夜想曲嬰ハ短調、
ワルツOp.64-1「子犬」/Op.64-2,3、
ピアノ・ソナタ第1番〜第3楽章、
ポロネーズト短調/変ロ長調/変イ長調
子守歌
ピーター・ケイティン(P)
※使用楽器:1836年製コラード&コラード社スクエア・ピアノ
DDV-24117
ハイドン:4つのフルート三重奏曲「ロンドン・トリオ」
シュターミッツ:二重奏曲第1番ニ長調、
三重奏曲第6番ト長調
レスリー・ホリデイ(Fl)、
ピーター・ハリソン(Fl)、
レイチェル・グレイ(Vc)
DDV-24118
ブリテンの反響
ブリッジ:ドラマティック・ファンタジア、ガーゴイル/
アイアランド:ロンドンの夜のバラード/
ブリテン:5つのワルツ、小牧歌、夜の小品/
バークレイ:6つの前奏曲/
スティーヴンソン:ソナティナ・セレニッシマ/
コリン・マシューズ:5つの習作
アンソニー・ゴールドストーン(P)
DDV-24119
30のギター小品集
トローバ、グラナドス、アルベニス、
シューマン、ショパン、他
ジョナサン・リチャーズ(G)
DDV-24122
作者不詳:ロスリン・モテット
T.ミッチェル:シャルトルの迷路の歌
タリス室内cho員
シャルトル・シンガーズ
DDV-24124
バロック・トランペットの栄光
ドラランド、カウフマン、ヴィヴァルディ、
テッサリーニ、マリーニ、ジェルヴェーズ、
ペツェル、パーセル、ホミリウス、
カッツァッティ、ムレの作品
ギィ・トゥーヴロン(Tp)
ヴォルフガング・カリウス(Org)、
イヴ・クウェッフェ(2nd.trp)、
ブノワ・カンブルラン(ティンパニ)
DDV-24126
カミレッリ:管弦楽作品集
バレエ組曲「マルタの騎士」、
コンチェルティーノ第4番「マルタの夏の夜」(2台のための)、
4つの伝説、古典的序曲、
「イル・ウェグダ」〜間奏曲、マルタ組曲
ブライアン・シェンブリ(指)
ボーンマスSO、
ゴッドフライ・ミフスド(cl)、
ジェニファー・ミカレフ&グレン・イナンガ(P)
DDV-24127
ベルク:ピアノ・ソナタOp.1、
ラヴェル:鏡、シューマン:ユモレスクOp.20
カタリナ・ブトカル(P)
DDV-24129
ショパン:ピアノ作品集
夜想曲Op.48-1、Op.48-2、
4つのマズルカOp.24、
3つのマズルカOp.59、バラードOp.47、
前奏曲Op.45、幻想ポロネーズ
アリチア・フィデルキエヴィッツ(P)
DDV-24135
ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第2番「ロンドン交響曲」
ウィリアム・マティアス(1934-92):ケルト舞曲集Op.60
オウェイン・アーウェル・ヒューズ(指)
ウェールズ・ナショナル・ユースO

録音:2008年8月6日カーディフ
2006年に創立60周年を迎えた伝統あるユース・オケ、ウェールズ・ナショナル・ユース・オーケストラの第2集。(第1集はエルガー:交響曲第2番、ホディノット:任官の踊り、品番:DDA25045)。まずはヒューズ得意の「ロンドン交響曲」でぐいぐいオケを牽引。ヒューズはフィルハーモニア管と当作品を録音していた(ASV)。次のマティアス(1934-1992)はヴォーン=ウィリアムズの次の世代の作曲家で、「ケルト舞曲集」は色彩豊かな組曲。ヴォーン=ウィリアムズ、ウォルトンらの影響を感じさせつつ、独自の抒情を確立しています。聴いていると映画「ロード・オブ・ザ・リング」「ナルニア国物語」の一場面が浮かんでくるのは、あながち的外れな印象ではないでしょう。
DDV-24155
エリック・チゾーム ピアノ音楽 第7巻
エレジー(4曲)
ピーター・パン組曲(ピーター、ウェンディ、クロコダイル、ティンカーベル、キャプテン・フック)
ソナティーナ第4番/組曲第1番/組曲第2番/組曲第3番
マレイ・マクラクラン(P)

録音:2006年5月30日、12月18−20日、マンチェスター、
エリック・チゾーム(1904-65)はスコットランド出身の作曲家。独特の渋い作風で近年再評価されつつあります。このピアノ作品シリーズは第1集から第5集はCD-Rでのリリース。ピーター・パン組曲は1924年の作品。ピーター、ウェンディ、クロコダイル、ティンカーベル、キャプテン・フックの5曲からなる幻想的で美しい組曲である。マクラクランは、1965年、スコットランドのダンディー生まれのピアニスト。
DDV-24157
ブラームス:ピアノ作品集
幻想曲集 Op.116(全7曲)
3つの間奏曲 Op.117
2つのラプソディ Op.79
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24
ピーター・ケイティン(P)

録音:1990年5月21、22、24日、ノルウェー、スキ
素晴らしいブラームスが復活した。ケイティンは1930年生まれの英国の偉大なピアニスト。若い頃にDECCAに録音しているように、実力は一流であったにもかかわらず、国際的名声は広がらず、録音もマイナーな会社ばかりでした。このブラームス集もOlympiaレーベルから発売されていたもの。派手さのない音楽作りの中に、誠実で微笑みに満ちた音楽の喜びが溢れています。間奏曲第1番のしみじみとした深みのある、しかし透明感も湛えた音楽や、ヘンデル変奏曲における穏やかで決して重々しくならない響きを聞けば、ケイティンの非凡さは即座に理解できるでしょう。現在ケイティンの録音は各社に分散してリリースされているが、このブラームス集はとりわけ重要なものでしょう。
DDV-24158
NX-A14
シューマン:作品集
フモレスケ 変ロ長調 Op.20
3つのロマンス Op.28-2 嬰ヘ長調
ピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調 Op.11
アリシア・フィデルキエヴィチ(P)

録音:2007年8月22日 ライヴ
ポーランド、ワルシャワ生まれのピアニスト、アリシア・フィデルキエヴィチ。3歳の時に才能を見出され、7歳の時にワルシャワ 音楽学校に入学、その2年後にはモスクワ音楽院付属中央音楽学校に移り、6年間勉強を続けました。ポーランドに帰 国してからはシマノフスキ音楽大学で学び、多数のコンクールに入賞。また数多くの賞も受賞し、その名声を高め、現在で はマンチェスターを中心に世界中で活躍しています。DIVINE ARTの傍系レーベル「Diversions」には合計4枚の録音 があり、そのどれもが個性的な演奏で好評を博しています。
DDV-24159
NX-A14
フランク/ショパン/ヒンデミット作品集
フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調
ショパン:即興曲 第2番 嬰ヘ長調 Op.36
 即興曲 第3番 変ト長調 Op.51
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ヒンデミット:ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調
ショパン:夜想曲 嬰ハ短調 Op.27-1
アリシア・フィデルキエヴィチ(P)

録音:2004年8月24日 ライヴ
アリシア・フィデルキエヴィチのショパンを中心にしたコンサートのライヴ。端正なフランクに比べ、ヒンデミットは奔放。得意とす るショパンは繊細かつ表情豊か。多彩な表現が楽しめる1枚です。
DDV-24160
NX-A14
アリシア・フィデルキエヴィチ/ピアノ・リサイタル
シマノフスキ:9つの前奏曲 Op.1(抜粋)
 第1番:Andante ma non troppo
 第2番:Andante con moto
 第5番:Allegro molto impetuoso
 第7番:Moderato
仮面劇 Op.34
ショパン:夜想曲 第15番 ヘ短調 Op.55-1
夜想曲 第16番 変ホ長調 Op.55-2
ポロネーズ 第4番 ハ短調 OP.40-2
バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
練習曲 Op.25-1 変イ長調
シマノフスキ:4つのポーランド舞曲 第2番「クラコヴィアク」
アリシア・フィデルキエヴィチ(P)

録音:2005年8月21日 ライヴ録音
アリシア・フィデルキエヴィチのリサイタル・アルバム。こちらはお国物のシマノフスキとショパンを収録。神秘的なシマノフスキ作 品を完全に手中に収め、完璧な演奏を聴かせています。
DDV-24161
カーソン・クーマン作品集
海岸線のルーン
交響曲第4番「リミナル」
プリズム
スロヴァキア・ナショナルSO
カーク・トレヴァー(指)
エリック・シモンズ(Org)

録音:2014年8月22日、2014年10月6日 スロヴァキア放送スタジオ
2008年の時点、当時26歳にして、すでに800曲を越える作品を書いていたという恐るべし作曲家、カーソン・クーマン(1982-)。現在も順当に作品を増やしています。この「海岸線のルーン」と「リミナル」は2014年の作品ですが(オルガンのための「プリズム」は2003年)、中心となるのは交響曲第4番「リミナル」でしょう。彼は、肥大傾向にある「交響曲の形式」を見直すために、規模を小さくし、その上で前奏曲にあたる、ゆったりとした「海岸線のルーン」と後奏曲にあたる「プリズム」を添えたと言います。最近の著しい気候変動に危機感を抱いたという作曲家の心が描き出された30分ほどのアルバム、聴き手の心に静かな衝撃を与えることは間違いありません。
DDV-24162
NX-A14
A.E.ホースマンの詩による歌曲集
ベンジャミン・バローズ(1891-1966):グレナディアー
 半月/ため息/遠方から
バックス:はるか西のブルックランドで
 朝に/私が21の時
ブライアン・ブリス・ドブニー(1929-):失われた満足の地
マーガレット・ウェゲナー(1920-):ぼくの目をのぞき込まないで
クライヴ・ポラード(1959-):Because I Liked You Better
カルヴァン・ボーマン(1972-):R.L.S.(Home is the sailor, home from sea)
スティーヴン・デューロ(1939-):ぼくの馬引き鋤は耕しているのか?
モーラン(1894-1950):ラドロー・タウン-第1曲 When smoke stood up from
Ludlow
モーラン:シュロップシャーの若者の4つの歌 第2番 When I came last to
Ludlow
モーラン:シュロップシャーの若者の4つの歌 第4番 Far in a Western Brookland
サマヴェル:シュロップシャーの若者
スティーヴン・フォークス(Br)
デイヴィッド・ベドノール(P)

録音:2006年6月2日 ライヴ
このアルバムはイギリスのグループ「English Poetry and Song Society」のプライヴェート・ライヴコンサートを収録したも の。2006年はイギリスの詩人、A.E.ホースマンの詩集「A Shropshire Lad」が出版されて110年目にあたるということで、 これを記念してホースマンの詩を用いた多彩な作品が歌われています。 残念なことにポータブル録音機器での録音のため、マイクの位置などが理想的ではなく、音質はあまり良くありませんが、その 難点を上回るほどの幅広いイギリス歌曲作品を聴くことができます。
DDV-24163
NX-A14
近代イギリス歌曲集
ホルスト:軍曹の歌 Op.15-3
 今、ここだけの話 Op.15-5
キャリー(1883-1968);春
サマヴェル:母の夢
フィンジ:私は恋人に言った Op.19b
ロジャー・ロード(1924-2014):Corn a-turnen yollow
アリソン・エドガー(1927-2007):ドアの風
ジュディス・ベイリー(1941-):ジーン
ブライアン・ブリス・ドブニー(1929-):嵐
ロード:Come
ヴォーン・ウィリアムズ:春に
 ブラックモアの娘たち
 冬の柳/リンデン・リー
スティーヴン・フォークス(Br)
コリン・ハント(P)

録音:2002年3月10日 ライヴ
このアルバムはイギリスのグループ「English Poetry and Song Society」のプライヴェート・ライヴコンサートを収録したも の。2001年に「EPSS」が開催した声楽コンクールで入賞した歌手によってフィンジやヴォーン・ウィリアムズ、他、イギリス現代 作曲家の作品まで幅広いレパートリーが歌われています。 残念なことにポータブル録音機器での録音のため、マイクの位置などが理想的ではなく、音質はあまり良くありませんが、その 難点を上回るほどの幅広いイギリス歌曲作品を聴くことができます。
DDV-24164
NX-A14
イギリス現代歌曲集
作者不詳:I want to go home
ガーニー(1890-1937):The Dying Patriot
 Everyone Sang
 If We Return
 In Flanders
 In Memoriam, Easter 1915
7.I Heard a Soldier
ジェライント・ルイス(1958-):ルパート・ブルックの4つの歌
キンプトン(1927-):Winter Warfare
ヴェゲナー(1920-):The Cenotaph
ジョン・R・ウィリアムソン(1929-):2 Sassoon Settings
ダンカン・レイド(1959-):I Did Not Lose My Heart
デニス・ウィケンズ:Attack
ヒュー=ジョーンズ(1927-):The End
アイアランド(1879-1962):4つの戦争の歌
ジェローム・カーン(1885-1945):We'll Never Tell Them
ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(Br)
ナイジェル・フォスター(P)

録音:2004年11月13日
イギリス歌曲の長い伝統の中には、フィンジ、ヴォーン・ウィリアムズ、ガーニー、モーラン、ウォーロックなど数多くの偉大な作 曲家の名前を見ることができます。このアルバムはイギリスのグループ「English Poetry and Song Society」のプライ ヴェート・ライヴコンサートを収録したもので、残念なことにポータブル録音機器での録音のため、マイクの位置などが理想的 ではなく、音質はあまり良くありませんが、その難点を上回るほどの幅広いイギリス歌曲作品を聴くことができます。
DDV-24165
NX-A14
イギリスの声楽作品集
ウェズリー(1766-1837):バースデイ・ソング
パーセル:音楽が愛の糧であるならば Z379
カラドン(1942-):クラウズ
カラドン:ダンサー
モーラン(1894-1950):5.Rosefrail-かよわいばら
 Rahoon-ラホーン
 Loveliest of trees-この世で一番いとおしい花
カラドン:ドリアンの哀歌 Op.35
 ルラント
モーラン:セイマス・オサリヴァンの6つの詩による歌曲
カラドン:夜明け
アリソン・エドガー:リオネッセ
ガーニー(1890-1937):Down by the Salley  Gardens-サリー・ガーデンの夜明け
 All night under the moon-月下の徹夜
 Severn Meadows-セヴァーンの牧草地
 Nine of the clock, O-9時
ウィットン(1957-):幼き放浪者
シューア:スマイル
ロジャーズ:アカシアの木
カラドン:マーガレットの歌
ガーニー:Lights Out-光の外へ
カラドン:O Lovely England-愛しいイングランド
ジョージナ・コルウェル(S)
クレア・グリフェル(Ms)
ポール・マーティン=ウェスト(T)
ジョナサン・ウッド(Br)
イアン・パートリッジ(T)
リチャード・カーダー(Sax)
パトリック・マイルズ(バスCl)
ピーター・ジェイコブス(P)
ナイジェル・フォスター(P)

録音:2003年5月6日 ライヴ録音
こちらのアルバムはイギリスのグループ「English Poetry and Song Society」の第4回目のプライヴェート・ライヴコンサー トを収録したもの。残念なことにポータブル録音機器での録音のため、マイクの位置などが理想的ではなく、音質はあまり 良くありませんが、その難点を上回るほどの幅広いイギリス歌曲作品を聴くことができます。
DDV-24166
NX-A14
パナヨティス・デモプーロス/ピアノ・リサイタル
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
デモプーロス(1977-):ピアノのための「別れ」(2004)
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
パナヨティス・デモプーロス(P)

録音:2005年7月20-21日
2005年にDunelm Recordsから限定発売されたアルバムのリニューアル盤。演奏しているのは1977年ギリシャ生まれの ピアニスト、パナヨティス・デモプーロス。作曲家でもあるデモプーロスはこのアルバムのために周到な選曲を行い、ブラームスの 晩年の作品とムソルグスキーの「展覧会の絵」の間に自作をはさみ、静から動へと見事な曲調の転換を演出しています。
DDV-24167
NX-A14
ピアノとパーカッションのための作品集
チャールズ・カミーレリ(1931-2009):2台のピアノとパーカッションのための協奏曲(2005)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(1947年 2台ピアノ版)
バルトーク:2台のピアノとパーカッションのためのソナタ Sz110(1937)
カトリン・ページ&マレイ・マクラクラン(P)
ヘザー・コルベット&ッスティーブン・バーク(パーカッション)

録音:2005年9月1日,2006年1月28日
2006年に限定発売されたアルバムの再リリース。発売当初、話題となった1枚です。カミーレリの協奏曲は、既に古典的名 作となったバルトークの「2台のピアノとパーカッションのためのソナタ」にインスパイアされた作品で、斬新な曲想は21世紀にお ける新古典派の復興を試みているかのように響きます。4人の奏者たちは全てイギリスで高い評価を受けており、中でもマレ イ・マクラクランはロナルド・スティーヴンソンなど現代音楽の数多い録音で知られています。
DDV-24171
NX-A14
ジェイムズ・クック(1963-):「愛の死」交響曲(P伴奏版) ヘレン・レイシー(S)
ポール・マッケンジー(P)

録音:2021年11月26日
1963年ウェールズ生まれの作曲家ジェイムズ・クック。活動の初期には交響曲や合唱作品を発表していました が、近年は聖書をもとにした歌劇や声楽曲で注目されています。この「愛の死」交響曲は、もともとソプラノとオー ケストラのために書かれた5曲からなる連作歌曲集ですが、ここでは作曲家自身によるピアノ伴奏版が用いられ ています。タイトル通り、どの曲もワーグナーを題材にしたもので、最初の4曲はさまざまな詩人によるワーグナーに ついてのテキストが用いられており、最後の曲はクックが関心を寄せている「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」にち なんだ作品です。 伸びやかな歌唱を聴かせるのは英国王立音楽院を卒業したばかりのリリック・ソプラノ、ヘレン・レイシー。伴奏の ポール・マッケンジーはジャズの分野でも活躍するピアニストです。※収録時間 31’39

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