湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



STEINWAY&SONS
(アメリカ)


1853年にニューヨークで設立された世界に名だたるピアノメーカー"Steinway&Sons"いわゆる「スタインウェイ」は、妥協を一切許さない音、タッチ、そして美しさで世界中のプロ、アマ問わず多くの音楽家を魅了しています。そして2010年10月12日にはレコード・レーベルを立ち上げ、楽器の性能を生かしたピアノ曲を始めとした、さまざまなジャンルの音楽を録音し世に問います。記念すべき第1作は、ジェフリー・ビーゲルによるバッハの「フーガの技法」ですが、最近は名歌手ウテ・レンパーの官能的な歌声や、カナディアン・ブラスの妙技など盛りだくさん。


※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
STNS-3016
NX-B07
ナチスに迫害された作曲家と現代の作曲家による、タンゴにインスパイアされたピアノ作品集
パブロ・オルティス(1956-):『3つの小品』
1. Bianco 白*
2. Piglia 掴む
3. The Shady Side 日陰 (エリック・モーに)*
ワンダ・ランドフスカ(1879-1959):
4. Reverie D’Automne 秋の夢想 Op. 6*
エリック・モー(1954-):
5. Laminar Flow in Upsidedown Creek 小川の逆流 (パブロ・オルティスに)*
ヴィルヘルム・グロス(1894-1939):Tanzsuite II 舞踏組曲第2番(1926)*
6. I Foxtrot フォックストロット
7. II Boston ボストン
8. III Tango タンゴ
9. IV Shimmy シミー
10. V Quasi Fivestep (Tanzphantasie) ファイヴステップのように(舞踏幻想曲)
チェスター・ビスカーディ(1948-):
11. Incitation to Disire 願望への招待
セオドール・ウィプラッド(1958-):
12. Pacita's Lunch パシタの昼食*
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):Etudes de Jazz ジャズ練習曲 (1927)
13. Charleston チャールストン
14. Blues ブルース
15. Chanson シャンソン
16. Tango タンゴ
17. Toccata sur le shimmy 'Kitten on the keys' de Zez Confrey
ゼズ・コンフリーのシミー「鍵盤の上の猫」によるトッカータ
トビー・トワイニング(1958-)/ゴラン編曲:
18. ブエノスアイレスのアメリカ人 - トイ・ピアノとピアノのための*
ジーニ・ゴラン(P)
Steinway Model D (New York)

録音:2020年7月1-2日、2009年8月18日
*=世界初録音
20世紀から現代の作品を得意とし、AlbanyやSteinwayから多数のCDをリリースしているアメリカのピアニスト、ジーニ・ゴランによるアルバ ム。現代の作曲家たちと、ナチスに退廃音楽の烙印を押されるなど窮地に追い込まれたのち、現在では再評価されている作曲家たちによ る、タンゴにインスパイアされた作品が集められています。注目はモシュコフスキに作曲を師事したという、チェンバロ復権の立役者ワンダ・ランド フスカの作品。彼女も第一次大戦で捕虜となり、第二次大戦では身一つでアメリカに逃げるなど多難な人生を送りましたが、世界初録音と なるこちらはシャンソンを連想するモダンなロマン性を帯びた美しい曲です。ラストに収められたトワイニングの作品はピアノと同時にトイ・ピアノも 弾くというもので、「ブルータンゴ」の異名を持つアンニュイな雰囲気が実に魅力的な一曲です。 なおタイトルは英語のことわざ"It Takes Two To Tango(タンゴは二人で踊るもの=起こってしまったことは二人の責任)"をもじっています。
STNS-30001
スタインウェイのバッハ
トッカータ.ニ短調BWV913
平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第5番ニ長調BWV850
パルティータ第2番ハ短調BWV826
トッカータホ短調BWV914
平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第13番嬰ヘ短調BWV858
フランス組曲第5番ト長調BWV816
ジェフリー・ビーゲル(P)
Steinway Model D

録音:2010年6月16-17日ニューヨーク,パーチェス大学コンサート・ホール・オブ・パフォーミング・アーツ・センター
Steinway&Sonseレーベルの初リリースCDは、名手ジェフリー・ビーゲルによるバッハバッハの作品集です。使用楽器は「SteinwayModelD」。274pの奥行を持つ最大のモデルで、比類なき響きを持つ最高級の楽器です。ビーゲルは作品に新鮮なアプローチと独自の解釈を施し新しいバッハ像を創り上げこの銘器から宝石のような美しい響きと表情豊かなサウンドを紡ぎだすことに成功しています。
STNS-30003(2CD)
ショパン:マズルカ集(全51曲) ミリアン・コンティ(P)
Steinway Model D(Hamburg)

録音:2010年10-13日ニューヨークペトリッチ・サウンド・スタジオ
SteinwayandSonseレーベル2作目は、ショパンのマズルカ全集です。ミリアン・コンティはアルゼンチン系アメリカ人で、ニューヨークを起点に活動しているピアニスト。彼女は2005年のジュリアード音楽院設立100年記念の際に「過去の卒業生BEST100」に選ばれるほど優秀な人材であり、アルゼンチンでも高い人気を得ています。彼女の持つ独特のリズム感は、ショパンのマズルカを演奏する際に素晴らしい美点となり、ポーランドの舞曲をグローバルなものとして昇華させることに成功しています。
STNS-30004
モンポウ:ひそやかな音楽
ひそやかな音楽第1巻
ひそやかな音楽第2巻
ひそやかな音楽第3巻
ひそやかな音楽第4巻
内なる印象第4番「秘密」
ジェニー・リン(P)
モンポウ(1893-1987)と言えば極限まで音を切り詰めた静謐な世界を思い起す人も多いことでしょう。最近流行の“断捨離”の精神にも似たストイックかつ解放感のある音楽は静かなブームを呼び、多くのファンを得ています。この「ひそやかな音楽」はモンポウの作品の中でも最大の小品集で、彼自身が出版や公開演奏をためらったほどの「内面的な世界」を描いたものです。1973年台湾に生まれアメリカ在住の若きピアニスト、ジェニー・リンはとりわけ現代音楽を得意としていることで知られますが、このモンポウでは、音を一つ一つ拾い上げるかのように丁寧な音を作り、作曲家の心の声を余すことなく表現しています。
STNS-30005
スタインウェイのクリスマス・アルバム
アンダーソン:そりすべり(ジェントリー編)
グレインジャー:サセックスの仮装行列によるクリスマス・キャロル
デイン・ドン!高らかに-主よ人の望みのよろこびよ
イサーク:静かな夜
トーメ(1925-1999)/ウェルズ(1922-1998):暖炉では栗の実が焼け(J.ビーゲル編)
リャプノフ:クリスマスの祭りOp.41-3「シャントゥール」
チャイコフスキー:くるみわり人形〜小行進曲/こんぺいとうの精の踊り/トレパーク
レーガー:青年時代よりOp.17-9「クリスマスの夢」
レビコフ(1866-1920):クリスマス・ツリーOp.21:ワルツ(ピアノ編)
チャイコフスキー:四季Op.37b-第12曲「12月:クリスマス」
ホルスト(リスト編):冬のさなかに-ため息
グルーバー:清しこの夜
イーディス・ネズビット:もうすぐクリスマス
メンデルスゾーン:あめにはさかえ(ベートーヴェン風)(D.ソシン編)
リスト:クリスマス・ツリー
S186/R71第3番飼葉桶のそばの羊飼たち
伝承曲:たいまつを手に-三隻の船(ピアノ編)
A.H.キャラウェイ:クリスマスの子守歌(J.ビーゲル編)
フォスター(1949-)My Grown-Up Christmas List(J.ビーゲル編)
伝承曲:オールド・ラング・サイン(J.ビーゲル編)
ジェフリー・ビーゲル(P)

録音:2011年5月3.4日ニューヨーク,パーチェス大学コンサート・ホール・オブ・パフォーミング・アーツ・センター
ジェフリー・ビーゲルが演奏する楽しいクリスマス・ピアノ曲集です。どの曲もステキなアレンジが施されていて聴いているだけでわくわくするものばかり。誰もが知ってるアンダーソンの「そりすべり」もピアノの美しい音色を存分に生かした重厚なアレンジが見事。まるで豪華純金製のそりに乗っているかのようなゴージャスさです。トラック13は、聞き覚えのあるリストの「ため息」がいつの間にかクリスマス・ソングに変わってしまうというもの。こんな仕掛けが至るところにあって、一つ一つ確かめていくだけでも楽しいはずです。
STNS-30006
ことばが消えるとき
マイケル・ジャクソン:ビリー・ジーン
ヴィヴァルディ:歌劇「ジュスティーノ」-私の心に涙の雨が降っている
モーツァルト:歌劇「魔笛」-パパゲーノ、パパゲーナ
ビゼー:カルメン幻想曲-ハバネラ
シューベルト:魔王Op.1
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ブレル&ジュアネスト:マチルド、マリークとマドレーヌ
シューマン:リーダークライスOp.39-5「月の夜」
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番-アリア「カンティレーナ」
トム・ヨーク(1968):パラノイド・アンドロイド
トーマス・オーガスティン・アーン(1710-1778):朝-まばゆい太陽
コールドプレイ:ビバ・ラ・ビダ
※全てグレッグ・アンダーソン&エリザベス・ジョイ・ローによる編曲
アンダーソン&ロー(P連弾)

録音:2011年7月6-8日ニューヨーク,パーチェス大学コンサート・ホール・オブ・パフォーミング・アーツ・センター
4本の手から繰り出される目も眩むようなピアノの音色。圧倒的なリズム感。マイケル・ジャクソンから特殊奏法のヴィヴァルディ、至るところで音がはじけるパパゲーノのアリア…。曲が進むにつれ驚きばかりが増していくスゴイ1枚です。アレンジが素晴らしいことは言うまでもないのだけど、テクも物凄い。「パラノイド・アンドロイド」ではなぜか真面目に弾いていて、まるでプロコフィエフかリゲティを思わせる曲になっていたり。とにかく面白いです。
STNS-30007(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第28番変イ長調Op.101
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲ハ長調Op.120
6つのバガテルOp.126
アンドリュー・ランジェル(P)
名手ランジェルによるベートーヴェンの最後の5つのソナタ集。曲によって全く違う表情を見せる彼のピアノが見事です。ハンマークラヴィーアでは華やかな響きを極めつつ、第31番ではまるで晩秋の澄み切った空を思わせるかのような、ウエットな響きを紡ぎだすランジェルの演奏を聴くと、従来のスタインウェイの音色に抱いているイメージが変わってしまうかもしれません。「ディアベリのワルツによる変奏曲」はランジェルが得意としている曲で、このある意味“粘着系”とも言える徹底的な主題の展開を、彼は見事に追跡かつ解析することに成功しています。6つのバガテルも聴きものです。

STNS-30008
カナディアン・ブラス-テイクス・フライト
リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行(B.リデノア編)
コンパネック:キラー・タンゴ
バッハ:フーガト短調BWV578(R.ロム編)
バッハ:前奏曲ニ短調BWV905(W.バーンズ編)
ダウランド:もう一度帰っておいでやさしい恋人よ(W.バーンズ編)
ワルトトイフェル:ニーナ
シャイト:戦いのガイヤルド
ロドリゲス(1897-1948):ラ・クンパルシータ
モーツァルト:トルコ行進曲(A.フラッケンポール編)
リデノア(1986-):ブランドンの哀歌
ブラームス:11のコラール前奏曲Op.122-10
「われ心よりこがれ望む」(R.ザウアー編)
G.ガブリエリ:5声のカノンT(S.マクネフ編)
バッハ:G線上のアリア(A.フラッケンポール編)
マイケル・ケイメン(1948-2003):五重奏曲
ケーブル(1920-):ヴェニスの謝肉祭
ヘンダーソン(1919-2003):セント・ハレルヤ
 チューバ・タイガー・ラグ
ドン・ギリス:主よおそばを歩ませて
カナディアン・ブラス
1970年に結成された、世界で最も有名な金管五重奏団カナディアン・ブラス。100を越えるCDやDVDのリリースを始め、海外での公演からオリジナル作品の演奏まで幅広く活躍している団体です。結成から40年を経て、少しずつメンバーの交代もありますが、彼らの音楽性は一貫して変わることなく、常に最高の音楽を供出しているのが素晴らしいところです。もちろん「白いスニーカー」も。このアルバムはトロンボーンのリアルマコプーロスを加えた新生メンバーになってからの初めてのアルバムであり、また彼らの新しいカスタムメイドの楽器(金メッキ)の演奏での初アルバムでもあります。エキサイティングな1枚!

STNS-30009
ウテ・レンパー〜パリの昼間、ベルリンの夜
Elle frequentait la rue pigalle(ピガール通いの女)
L'Accordeoniste(アコーディオン弾き)
ヴァイル(1900-1950):「ハッピーエンド」:スラバヤ・ジョニー-「三文オペラ」-殺し屋、匕首マック
アイスラー(1898-1962):溝
アイスラー:自殺について
アイスラー:水車のバラード
ピアソラ(1921-1992):La ultima grela(最後の女)
ピアソラ:Oblivion-忘却
ピアソラ:ブエノスアイレスのマリアより「私はマリア」
ボゴスロフスキー(1913-2004):Tyomnaja Notch(暗い夜)
アルベルスタイン(1947-):Ikh shtey unter a bokserboym(私はカロブの木の下に立つ)
アルベルスタイン:静かな夜
ジャック・ブレル(1929-1978):Ne me quitte pas(いかないで)
※全てシュテファン・マルツェフ編
ウテ・レンパー(歌)
シュテファン・マルツェフ(クラリネット.アコーディオン.ピアノ)
フォーグラーSQ

録音:2012年2月19-21日
お元気でしたか?ウテ・レンパー様。ドイツ、ミュンスター出身の歌姫ウテ・レンパー。マレーネ・ディートリヒの再来であり、現代最高のブレヒト歌手として一世を風靡。ワイマール共和国から第三帝国にかけてのベルリン=当時最大の快楽都市の甘い毒を歌わせたら彼女の右に出る者はいないでしょう。今作での彼女は、タバコの煙とワイングラスの煌めきを映し出すキャバレー・ソングだけでなく、小粋なパリの歌からピアソラのタンゴまでを恐ろしいまでに官能的に歌います。共演を務めるフォーグラーSQがまた絶品の音を聴かせています。これはぜひ直接聞いていただかないことには始まりません!!!
STNS-30010
アルゼンチンの郷愁
レモ・ピニョーニ(1915-1988):ピアノのための伝統舞曲第3番.第13番
エミリオ・バルカルセ:ラ・ボルドーナ
オラシオ・サルガン(1916-):ドン・アグスティン・バルディ
カルロス・グァスタビーノ(1912-2000):10の民謡
ペドロ・サエンス(1915-1995):あのブエノスアイレス
カルロス・ロペス・ブチャルド(1881-1948):馬車の歌
カルロス・ロペス・ブチャルド:バイレシート
フロロ・ウガルテ(1884-1975):ビダーラ
ジラルド・ジラルディ(1889-1963):私の歌の歌
マリオ・ブレーダーズ(1931-):バルス・クリオージョ第3番
マリオ・ブレーダーズ:ミロンガ・パンペアーナ
オスマル・マデルナ(1918-1951):降る星のごとく
フリアン・プラザ(1928-2003):夜想曲
ミリアン・コンティ(P)
アルゼンチン生まれのコンティの渾身の1枚です。ショパンも素晴らしかったのですが、こちらはまさに水を得た魚。ネオン瞬く雨の町角を思わせるような、憂愁と情熱に満ちた音楽をどうぞ。作曲家の名前はほとんどなじみのない人ばかりですが、どれもが生き生きとした小品であり、溢れる歌心に満ちたものばかりです。
STNS-30012
バッハ:フーガの技法BWV1080 アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2011年12月19-21日
1948年シカゴ生まれのピアニスト、アンドリュー・ランジェルはジュリアード音楽院でピアノの博士号を取得し、ベートーヴェンのソナタ全集やバッハの「ゴルトベルク変奏曲」などの独創的な演奏で注目されました。しかし、1991年に手の負傷により一度は演奏活動を中断するも、7年間のリハビリを経て復帰。その期間にリリースした2枚のアンソロジーアルバムが高い賞賛を得たことでも知られています。レパートリーは古典派からロマン派、近現代と幅広く、どの曲も洞察力の高い解釈で聴かせますが、このバッハはとりわけ彼が得意としているもので、各々のフーガの楽譜の奥に記された内的世界を見事に表出している名演です。
STNS-30011
ゲット・ハッピー
バーリン(1888-1989):ブルー・スカイ(D.ハイマン編)
ガーシュウイン(1898-1937):アイ・ゴット・リズム(E.ワイルド編)
フレデリック・ロウ(1901-1988):マイ・フェア・レディ-アスコット・ガボット(S.マルツェフ編)
ロジャース(1902-1979):ラヴ・ミー・トゥナイト(A.ワイセンベルク編)
.ポーター(1891-1964):ジュビリー:ビギン・ザ・ビギン(C.ウォルター編)
ソンドハイム(1930-):スウィーニー・トッド-ヨハンナ(C.オライリー編)
ロジャース:回転木馬-回転木馬のワルツ(S.ハフ編)
ロジャース:王様と私-シャムの子どもたち(S.ハフ編)
ロジャース:ブルー・ムーン(A.プレヴィン編)
バーリン:トップ・ハット-頬をよせて(D.ハイマン編)
ガーシュウイン:ガール・クレイジー-愛しい人よ(E.ワイルド編)
ラクシン(1912-2004):ローラ:ローラの瞑想曲(M-A.アムラン編)
ガーシュウイン:ポーギーとベス-ベス、お前は俺のもの(D.セパートン編)
ガーシュウイン:レディ,ビー・グッド-FascinatingR hythm(E.ワイルド編)
ポーター:キス・ミー・ケイト-ソー・イン・ラブ(G.アンダーソン編)
ロジャース:サウンド・オブ・ミュージック-私の好きなもの(S.ハフ編)
ロジャース:王様と私-こんにちわ、若き恋人たち(S.ハフ編)
アーレン(1905-1986):9:15 Revue-ゲット・ハッピー(S.プルツマン編)
ジェニー・リン(P)

録音:2012年5月31日-6月2日ヴァージニア,ボイスルミナス・スタジオ
レーベル一押しの若手女性ピアニスト、ジェニー・リンが演奏する、ピアノ独奏版のミュージカル名曲集。編曲者名だけ見ても、ピアノ好きならわくわくしてしまう顔ぶれです。たとえばイギリス出身の名手スティーヴン・ハフを筆頭に、アール・ワイルド、ワイセンベルクや、あのアムランまで、まさに百花繚乱。もちろんどれもが超絶技巧のオンパレードであり、これらを嬉々として弾きこなすジェニー・リンの手腕にも驚くばかりです。
STNS-30014(2CD)
ヴィクトル・ウルマン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番Op.10
ピアノ・ソナタ第2番Op.19
ピアノ・ソナタ第3番Op.26b
ピアノ・ソナタ第4番Op.38
ピアノ・ソナタ第5番Op.45
ピアノ・ソナタ第6番Op.49a
ピアノ・ソナタ第7番
歌劇「アトランティスの皇帝」Op.49b-メヌエット「死の舞踏」(S.ブライエル編)
ジャンヌ・ゴラン(P)
チェコスロバキアでユダヤ系の両親の下に生まれ、ウィーン大学にてシェーンベルクに作曲を師事。プラハに移り住み、当時の「新ドイツ劇場」(現プラハ国立歌劇場)などで指揮者として活躍。作曲家としても歌曲、ピアノ曲などさまざまな作品を発表し国際的に評価され始めた矢先、1940年のナチス・ドイツのプラハ侵攻により、一度は国外脱出を試みるも、最終的には囚われの身となり、1944年アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所で命を落としたヴィクトル・ウルマン(1898-1944)。一時は「頽廃音楽」として排除されましたが、20世紀末に復興の兆しが見え、最近ではほとんどの作品が演奏される機会を持つまでになりました。彼のピアノ・ソナタは1936年から1944年の間に書かれ、そのどれもがドイツ的な堅固な様式美と革新的な和声を持っています。ジャンヌ・ゴランによるこのソナタ集は優れたバランス感覚に満たされた見事な演奏で、これらの作品の真価を問いかけるにふさわしいものです。
STNS-30015
ラスカルとスパロー
プーランク:愛の小径(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
 即興曲第15番ハ短調「エディット・ピアフへのオマージュ」
マグリット・モノ(1903-1961):愛の賛歌(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:ローズモンド(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
モノ:愛の終わりに(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:子守歌(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
 メタモルフォーシス第番-第2番(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
ルイ・ルイギ(1916-1991):バラ色の人生(R.ピアーナによるピアノ編)
10.モノ:いつかの二人(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:ルイ・アラゴンの2つの詩より第1番(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
A.ベルンハイム:パリ(R.ピアーナによるピアノ編)
ショーヴィーニ/ブーケ:私はそのやり方を知っている(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:G.アポリネールの詩による2つの詩より第1番橋(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
モノ:私の兵隊さん(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:君だけを愛したい(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
モノ:ハンブルクにて(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:陽気な唄より第5番「酒の歌」(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)/
 思い出の歌(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
シャルル・デュモン(1929-):水に流して(R.ピアーナによるピアノ編)
 私の神様(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:8つのポーランドの歌より第2番&第4番(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
 ロンサールの詩より第1番「属詞」(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
 メタモルフォーゼ(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
 ハイド・パーク(A.ポンパ=バルディによるピアノ編) パリの風物-第2番「あなたはもう書かないの?」(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
アントニオ・ポンパ・バルディ(P)
2013年は、フランスの2人の偉大なる芸術家、フランシス・プーランク(1899-1963)とエディット・ピアフ(1915-1963)の没後100年を記念する年でもありました。ご存知プーランクはフランス六人組を代表する作曲家であり、彼は詩人ジャン・コクトーを敬愛していました。そんなジャン・コクトーは歌手のエディット・ピアフと大の仲良しでした。コクトーを通してプーランクはピアフを知ったと言われており、活躍したジャンルは違えど、大きな影響を与え立ったことは間違いありません。プーランクはピアフ(パリジャンの俗語で雀=スパローの意)を尊敬し、彼の即興曲第15番はそのままピアフに捧げられています。そんな2人の音楽を並べて聴いてみると、驚くほどにしっくりとまとまることに気が付くでしょう。自由と孤独を愛した2人のパーソナリティが、今ここで美しく融合しました。
STNS-30016B
エグザイルズ・カフェ
バルトーク:シク地方の3つの民謡BB45b
ショパン:マズルカ第1番嬰ヘ短調Op.6-1
プロコフィエフ:3つの小品Op.59-田園風ソナチネ
マルティヌー:ドゥムカ第2番H250
 ドゥムカH285Bis
ストラヴィンスキー:タンゴ
ラフマニノフ:前奏曲ニ短調
ヴァイル:歌劇「ロスト・イン・ザ・スタース」より(J.ディスター編)
コルンゴルト:ピアノ・ソナタ第2番ホ長調Op.2第1楽章
スティルアフリカ-ランド・オブ・ロマンス(ピアノ編)
ボウルズ(1910-1999):6つの前奏曲より第1.2.3.6番
サール(1934-):エグザイルズ・カフェからのタンゴ
ミヨー:3つのラグ・カプリースOp.78第2番「ロマンス」(ピアノ編)
ラフマニノフ:断片
ショパン:マズルカ第49番ヘ短調Op.68-4
フェイルーズ(1985-):ピアノ小品第6番「アディオ」
ララ・ダウンズ(P)

録音:2012年9月12-14日ヴァージニアボイス,ソノ・ルミナス・スタジオ
このアルバムに収録されている曲を書いたのは何かの形で祖国を去った作曲家たち。それは革命であったり戦争であったりと理由は様々であり、また異国の地で大成功を収めた人もいれば失意のままその地で生涯を終えた人もいます。世界中に散らばる彼らの思い…強い望郷の念と新たな決意を集めたこの「エグザイルズ・カフェ(亡命者たちが集うところ)」は全編に漂う切なさと逞しさが魅力です。演奏するのはララ・ダウンズ。2003年からスタインウェイ・アーティストとして活躍中の実力派です。
STNS-30017B
グランド・ロマンス
モシュコフスキ:スペイン奇想曲Op.37
エドゥアルド・シュット(1856-1933):ピアノのためのワルツOp.59-2祝福された人生
モシュコフスキ:8つの性格的小品よりOp.36-6花火
ヘンゼルト(1814-1889):12の性格
的練習曲Op.2-6もしも私が鳥ならば
パデレフスキ:Miscellanea-作品集Op.16-4 夜想曲変ロ長調
モシュコフスキ:幻想曲集Op.52-4女道化師
キュイ:アルジャントーにOp.40-6コズリ
ヘンゼルト:2つの小さなワルツ第1番ヘ長調Op.28-1
ボルトキエヴィチ(1877-1952):リリカ・ノーヴァOp.59-3
アンダンティーノシュレツェル(1841/42-1898):2つの演奏会用練習曲第1番変ホ長調Op.1-1
レヴィツキ(1898-1941):ワルツイ長調Op.2
ズガンバーティ(1841-1914):ガヴォット変イ短調Op.14
ルビンステイン(1829-1894):カーメンノイ・オストロフOp.10-22天使の夢
シュット:3つのピアノ小品Op.28-2カンツォネッタ.ニ長調
J・シュトラウス(アドルフ・シュルツ=エヴラー編):美しき青きドナウによるアラベスク
アブラム・チェイシンズ(1903-1987):3つの中国の小品Op.5-3香港のラッシュアワー
ジェフリー・ビーゲル(P)
ロマン派の時代は、その表現の多様さゆえ、多くの作曲家たちが自作に思い思いの心情を映し出すことに成功しました。ピアノ曲でもそれは顕著であり、ショパンやシューマンによって生み出されたキャラクター・ピースたちは時代と共にさらに磨きをかけられ、また技巧的な華やかさも付け加えられ、エレガントで美しい作品へと進化していったのです。このアルバムに収録されているのは、そんな作品たち。モシュコフスキの目のくらむようないくつかの作品、通のピアニストたちが好んで演奏するヘンゼルトの作品を始め、超難曲として知られるシュルツ=エヴラーの手によって甘美に変貌させられた「美しき青きドナウ」など盛りだくさん。19世紀から20世紀初頭には、このような優雅な作品が世界を席捲していたことは間違いありません。ジェフリー・ビーゲルの名演で。最後の曲もチャーミング!
STNS-30018
民謡を駆け抜けて
ヤナーチェク:霧の中でJWVIII/22
バルトーク:ハンガリー農民の歌による即興曲Op.20/BB83/Sz74
 ルーマニア民族舞曲Sz56
コダーイ:7つのピアノ小品Op.11
バルトーク:ピアノ・ソナタBB88
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2012年5月8-9日USマサチューセッツ,ロックポート,シャリン・リウ・パフォーマンス・センター
バルトーク、コダーイ、ヤナーチェク。この3人の名前からは連想されるのは「民謡」でしょう。彼らは古来より受け継がれてきた民族音楽を基に、芸術的な再構成を行い昇華させることで独自の音楽を創り上げました。これは聴き手の耳にも、極めて新鮮な驚きを残すものです。ここで演奏しているのはレーベルでおなじみのアンドリュー・ランジェル。彼はこれらの素朴さと荒々しさを備えた音楽に、バッハやベートーヴェンのような神々しさを与えることで、独自の解釈を施すことに成功しています。
STNS-30019
ジョン・ブルとその周辺の作曲家による鍵盤作品集
トムキンズ(1572-1656):心が乱れた時の悲しみのパヴァーヌ
ブル:セント・トマス・ウェイクのパヴァンとガイヤルド(ムジカ・ブリタニカ第19巻第126番)
バード(1540-1623):この道を通る人は
ブル:第2旋法によるパヴァーヌ(ムジカ・ブリタニカ第19巻第77番)
 ガイヤルド(ムジカ・ブリタニカ第19巻第78番)
ビルゼマン(1525-1591):栄光は汝に、三位一体なる神よ第1番
ブル:ファンタジア(ムジカ・ブリタニカ第14巻第5番)
 イン・ノミネIX(ムジカ・ブリタニカ第14巻第28番)
 2声のカノン(ムジカ・ブリタニカ第14巻第50番)
バード:パヴァーヌとガイヤルド第3番イ短調-ガイヤルド
 イン・ノミネV(ムジカ・ブリタニカ第14巻第24番)
 オランダ人の踊り(ムジカ・ブリタニカ第19巻第99番)
ギボンズ(1583-1625):ファンタジア第4番ニ短調
 パヴァーヌ第16番ト短調
レッドフォード(?-1547):永遠の王で最も気高い
ブル:ラムリー卿のパヴァーヌとガイヤルド-ガイヤルド(ムジカ・ブリタニカ第19巻第129番)/
 ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ(ムジカ・ブリタニカ第14巻第17番)
 すべての者の贖い主なるキリスト(ムジカ・ブリタニカ第14巻第33番)
 ファンタジア(ムジカ・ブリタニカ第14巻第12番)
ブル:ブルのおやすみなさい(ムジカ・ブリタニカ第19巻第143番)
アラン・フェインバーグ(P)
グラミー賞にもノミネートされたピアニスト、アラン・フェインバーグは古典から現代までの幅広いレパートリーを持ち、これまでに300以上の作品を初演するなど意欲的な活動を行っています。このアルバムは彼のSteinway&Sonsレーベルへのデビューとなるものですが、こちらもまた独創的。通常よくあるレパートリーではなく、あえて16世紀から17世紀、エリザベス朝時代の英国音楽をモダンピアノで演奏するという挑戦的なアルバムとなっています。インスピレーションとパワー、情熱に満ちたこのアルバムには驚くほどの名人芸と共感が溢れており、大胆で冒険的な試みもなされているものです。
STNS-30020
ウテ・レンパー:フォーエヴァー〜パブロ・ネルーダの愛の詩:ウテ・レンパー&マルセロ・ニシマン
La nuit dans l'ile-島の夜
Madrigal Escrito en Invierno-冬に書かれたマドリガル
If You Forget Me-もしあなたが私を忘れてしまったら
Tus Manos-あなたの手
El Viento en la Isla-風の島
Alianza / Sonata-アリアンツァ/ソナタ/Siempre-いつも
Always-いつも/Ausencia-不在
El Sueno-夢
Oda con un Lamento-後悔と悲しみ
The Saddest Poem / No.20-悲しき詩/第20 番
ウテ・レンパー(ヴォーカル)
ウテ・レンパー・バンド
フレディ・トレアルバ(チャランゴ)…スペシャルゲスト

録音:NYシア・サウンド
現代屈指のシャンソン歌手であるウテ・レンパーの魅力的な声は、誰でも一度聴いたら忘れることはありません。ハイトーンのかわいい声から、たばこの吸い過ぎのようなだみ声まで、その声は七色の光を放ち、とりわけクルト・ヴァイルのいくつかの歌や、エディット・ピアフ、マレーネ・ディートリッヒのカバーでは他の追従を許すことのない、強い存在感を有した人です。このアルバムで彼女が歌うのは、チリの詩人パブロ・ネルーダの詩による歌の数々。少々エロチックなものから、自然を賛美した詩までさまざまですが、どれも美しい言葉と比喩に満たされています。バックバンドもいい味出してます!
STNS-30022
アマデウスの事柄
ブゾーニ:モーツァルトの「ノ協奏曲第19番K459」のフィナーレによる協奏的小二重奏曲
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」から「風よ穏やかなれ」(アンダーソン&ロー編)
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタK448
アンダーソン&ロー:モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」から第1幕のフィナーレによる“グランド・スケルツォ”
モーツァルト:歌劇「魔笛」〜「苦難もてこの道を来る者」によるコラール・プレリュード(アンダーソン&ロー編)
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想S656/R379
アンダーソン&ロー:トルコ風ラグタイム
アンダーソン&ロー・ピアノ・デュオ

録音:2013年7月15-19日ニューヨークサニー・パーチェス,コンサート・ホール
現在、世界のピアノ・デュオ界で最も注目されているのが、このアンダーソン&ロー・ピアノ・デュオです。Steinwayレーベルにおける前作「Whenwordsfade」(STNS-30006)で、華麗かつ斬新な世界を見せてくれた彼ら。今作では「麗しいモーツァルト」の世界を多面的に掘り下げます。彼らは連弾も得意ですが、今作は全て2台ピアノ用の曲。中でも有名なK448などは、極めてオーソドックスに演奏しており、却って意外な印象を受けたりします(もちろんツボはばっちり押さえてます)。しかしながら、他のブゾーニやリストの作品や、彼らのオリジナル曲では個性炸裂。とにかく面白い1枚です。
STNS-30023
パノラマ・アルヘンティーノ
レモ・ピニョーニ(1915-1988):ピアノのための古風な舞曲集より<第5番:ケーナはあなたを呼んでいる/2.第7番:デ・アンゴラ>
エンリケ・アルバーノ(1910-1992):セリエ・アルヘンティーナ「ラ・パンパと丘」
アニパル・トロイロ(1914-1975):悲しきミロンゲーロ
ピニョーニ:ピアノのための古風な舞曲集より<第11番:パル・ナト/第16番:エン・セプティマ/第18番:チュンベアオ>
カルロス・グァスタビーノ(1912-2000):ピアノのためのソナチネト短調
マリオ・ブローダー(1931-)缶詰とティリウンビラート「バー・アルヘンティーノ」
カエターノ・トロイアーニ(1873-1942):舞曲
トロイアーニ:山と平野のモティーボス
アンヘル・ラサラ(1914-2000):わが故郷の印象第1巻
フリアン・アギーレ(1868-1924):アルゼンチンの歌第1集
オラシオ・サルガン(1916-):彼女を口笛で呼ぼう
マリアーノ・モーレス(1918-):軍靴の響き
ピニョーニ:ピアノのための古風な舞曲集より-第7番リルーチャのために
ミリアン・コンティ(P)
第1集(STNS30010)でも、目を見張るほどに色彩的で楽しいアルゼンチン音楽を聞かせた、アルゼンチン生まれのピアニスト、ミリアン・コンティ。この第2集では更にパワーアップして、これまでほとんど日本では紹介されたことのない作曲家の作品を次々と紹介しています。例えば、耳に強く印象を残す、イタリア移民の父親を持つピニョーニの作品。これはまさにフォルクローレそのものであり、アルゼンチン音楽の飾らぬ姿を楽しみたければ、ここから始めるのをオススメします。グァスタビーノの名前は知られているはず。叙情的なメロディはここでも健在です。力強いアルバーノの音楽、そしてラサラの「わが故郷の印象」での郷愁溢れる音楽。など、こんなにステキな曲があるのか!と感激すること間違いなしのアルバムです。
STNS-30024E(3CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
トッカータ嬰ヘ短調BWV910
音楽の捧げもの〜第3リチェルカーレ
音楽の捧げもの〜第6リチェルカーレ
パルティータ第1 番 変ロ長調 BWV 825
パルティータ第2 番 ハ短調 BWV 826
パルティータ第4 番 ニ長調 BWV 828
パルティータ第3 番 イ短調 BWV 827
パルティータ第5 番 ト長調 BWV 829
パルティータ第6 番 ホ短調 BWV 830
アンドリュー・ランジェル(P)
Steinway&Sonsレーベルの看板ピアニスト、ランジェルが弾くバッハの超名曲。音色、技巧とともに本当に安心して聴くことのできる名演です。驚くほどレパートリーの広いランジェルですが、これまでにもバッハ作品をいくつか録音しており、このレーベルからも「フーガの技法」(STN30012)が出ていて、こちらも卓越した技巧と音楽性が高く評価されています。このゴルトベルク、とにかく安定した技巧が特徴。各々の変奏がこれほどまでに深く掘りこまれた演奏はなかなかありません。もちろんピアノの美しい響きも余すことなく捉えられていて、ため息のでるような美音は一聴の価値ありです。
STNS-30025
Some OtherTime
バーンスタイン:ピーターパン-ドリーム・ウィズ・ミー(チェロとピアノ編)
 オン・ザ・タ
 ウン-サム・アザー・タイム(チェロとピアノ編)
 イン・アウア・タイム(チェロとピアノ編)
バーバー:チェロ・ソナタOp.6
 4つの歌Op.13第3番「この輝ける夜に」(チェロとピアノ編)
ルーカス・フォス(1922-2009):レニーのために-「ニューヨーク・ニューヨーク」による変奏曲
 カプリッチョ
バーンスタイン:5つの記念-第2番ルーカス・フォスのために
 クラリネット・ソナタ(Z.ベイリーによるチェロとピアノ編)
 7つの記念-第1番アーロン・コープランドのために
コープランド:古いアメリカの歌第1集より(チェロとピアノ編)
ズィル・ベイリー(Vc)
ララ・ダウンズ(P)

録音:2013年9月26-28日ヴァージニアソノ・ルミナス・スタジオ
このアルバムに収録されているのは、どこか懐かしいアメリカ音楽の数々です。バーンスタインを始めとした、バーバーやルーカス・フォスが紡ぎ出す美しいメロディは、人間の根底にある何かをくすぐり、聴き手の遊び心や冒険心を引き出すことでしょう。ここでチェロを演奏しているズィル・ベイリーは、以前ピアニストのディナースタインとの共演でベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集で高い評価を受けた人。バッハの無伴奏を始め、サン=サーンスやドホナーニなどのロマン派の作品でも的確な解釈による演奏をする人ですが、このような、ちょっとゆるやかな音楽でも、抜群の冴えを見せています。
STNS-30026
ビリー・ホリデイ:ソング・ブック
1.イェスタデイズ/2.ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド/3.ブルー・ムーン/4.ウィロウ、ウィープ・フォー・ミー/5.ドント・エクスプレイン/6.ボディ・アンド・ソウル/7.アイ・ドント・スタンド・ア・ゴースト・オブ・ア・チャンス・ウイズ・ユー/8.アイ・ウィッシュド・オン・ザ・ムーン/9.ゼム・ゼア・アイズ/10.ビリーズ・ブルース/11.グッド・モーニング・ハートエイク/12.ジ・エンド・オブ・ア・ラブ・アフェア/13.ホワット・ア・リトル・ムーンライト・キャン・ドゥ/14.エイント・ノーバデイズ・ビジネス/15.ストレンジ・フルーツ/16.アイル・ビー・シーイング・ユー/17.ラヴァー・マン/18.アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー/19.アイル・ビー・アラウンド/20.アイ・カヴァー・ザ・ウォーターフロント/21.(イン・マイ)ソリチュード/22.バット・ビューティフル
※ピアノ編曲…ジェド・ディストラー
ララ・ダウンズ(P)
アメリカを代表する女性ジャズ歌手、ビリー・ホリデイ。2015年は彼女の生誕100年の記念年です。このアルバムでは名手ララ・ダウンズが彼女の名曲の数々をピアノで演奏しています。ニューヨークを拠点に活躍する作曲家、アレンジャー、ジェド・ディストラーの名アレンジも含め、彼女の人生の「音楽的肖像画」ともいえる好企画です。
STNS-30027
クリスマス・タイム・イズ・ヒア
V.ガラルディ(1928-1976):クリスマスがやってくる
 スケーティング/おおもみの木よ
伝承曲:グリーンスリーヴス
ガラルディ:マイ・リトル・ドラム
 クリスマス・タイム・イズ・ヒア
作者不詳:バッハの鐘
ガラルディ:スケーティング
ベートーヴェン:エリーゼのために
メンデルスゾーン:カンタータ「祝婚歌」-天には栄え
C.デドリック(1947-2000):天使の合唱とトランペット吹き
ネル・トーメ(1925-1999):クリスマスの歌「開いた火で焼けるクリ」
伝承曲:三艘の船を見た
J.マークス(1909-1985):赤鼻のトナカイ
R.ネルソン:フロスティ・ザ・スノーマン
A.ハーグ(1920-2001):ユーアー・ア・ミーン・ワン、ミスター・グリンチ
H.マーティン(1914-2011):あなたに楽しいクリスマスを
ガラルディ:クリスマスがやってくる
カナディアン・ブラス
ビル・カーン(パーカッション)
クリスマス・アルバムではありますが、実は一年通して楽しめること間違いなし。ノリのよいパーカッション。凄すぎるアンサンブル。オシャレ過ぎる編曲。「なぜエリーゼのために?」と謎めいた選曲も魅力的です。トラック16は楽しいヒット・メドレー。ここで聞こえてくるのは全くクリスマスにはふさわしくないメロディと彼らの歌!
STNS-30028
ジェニー・リンストラヴィンスキーを弾く
ピアノ・ソナタ(1924)/4つの練習曲Op.7
ラグタイム(ピアノソロ編)
組曲第2番-第3楽章ポルカ(S.ストラヴィンスキーによるピアノ編)
タンゴ
組曲第2番-第2楽章ワルツ(S.ストラヴィンスキーによるピアノ編)
ピアノ・ラグ
プロローグ(M.ムソルグスキーの歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」による)
セレナードイ長調/サーカス・ポルカ
ソナタのための2つのスケッチ
組曲「火の鳥」より(G.アゴスティによるピアノ編)<カスチェイ王の凶悪な踊り/子守歌/終曲>
ジェニー・リン(P)

録音:2013年6月20-22日ヴァージニアソノ・ルミナス・スタジオ
Steinwayレーベルのみならず、最近様々な場所で活動範囲を広げているピアニスト、ジェニー・リン。アメリカでも俄然注目を集めているという、レーベル第3弾のアルバムはストラヴィンスキー(1882-1971)のピアノ作品集です。彼女によるストラヴィンスキーは、その作品の特徴を的確に捉えているものであり、ピアノの性能を極限まで生かしながらも、ある時は皮肉たっぷりであり(例えば「タンゴ」や「ピアノ・ラグ」)ある時はうっとりするほどの美しさを湛え(「セレナード-ロマンス」など)、まさにストラヴィンスキーを聴く楽しみを味わわせてくれるものに他なりません。美しい音を余すことなく表現する録音:も素晴らしいもの。全てのピアノ好きにオススメの1枚です。
STNS-30029
ショーン・チェンラヴェルとスクリャービンを弾く
スクリャービン:ワルツ変イ長調
ラヴェル:古風なメヌエット
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
 ハイドンの名によるメヌエット
 前奏曲
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調
ラヴェル:ラ・ヴァルス(シェーン・チェンによるピアノ編)
:ショーン・チェン(P)
「100万ボルトの笑顔にセットされた恐るべき指」とダラス・モーニングニュース紙で絶賛された若きピアニスト、ショーン・チェン。彼は1988年にアメリカ、フロリダ州で生まれ、幼い頃からピアノを始め、大学に入学する以前からすでに各地で高い評価を受けていました。ピアノの演奏能力だけでなく、並外れた知性を有している彼はジュリアード音楽院だけでなくMIT、ハーバード大学など並み居る名門校で勉強する機会を得たのですが、結局は音楽の道を選択、2012年、リーズ国際ピアノコンクールでセミファイナリストとなり、続く2013年の第14回ヴァン・クライバーン国際コンクールで入賞、他にも数多くのコンクールで素晴らしい成績を収めています。このアルバムは、彼のデビュー・アルバムであり、幅広いレパートリーを持つ彼のほんの一面を垣間見せてくれるものです。スクリャービンの神秘性とラヴェルの色彩感、これらをうまく引きだしつつ、現代的な味付けをしているところが何とも素晴らしいひとです。
STNS-30030
愛と憧れ
グルック:オルフェオとエウリディーチェから(フリードマン編)/
シューベルト=リスト:どこへ
 宿屋/おやすみ
アーン(1874-1947):偽りの無関心
プロコフィエフ:組曲「ロメオとジュリエット」から「別れの前」
グラナドス:愛と死
シューベルト=リスト:水車と小川
 涙の賛美/君はわが憩い
アーン:愛と退屈の踊り
ウィプラド:エル・ハレオ
ワーグナー=リスト:イゾルデの愛の死
ハン・ユーニー(P)
「流れる音、詩的なフレージング、そして天上の美しさを感じさせるメロディの歌わせ方」シンシナティ・エンクァイア紙でその演奏を絶賛された北韓国のピアニスト、ハン・ユーニー。バッカナウアー国際ピアノ・コンクールを始めとした数々のコンクールで入賞を飾り、その将来を嘱望されている彼女のデビューアルバムは、そんな美質を存分に生かした選曲となっています。どの曲にも愛の喜びと憂鬱、そしてそこはかとなく「死の香り」が付き纏い、これらが相俟って、時には清々しく、また妖艶な表情を創りだすのです。トラック12の「エル・ハレオ」は彼女のために書かれた音楽で、この演奏が世界初録音となります。
STNS-30032
ファンタジー集
シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
ブルックナー:幻想曲ト長調
ツェムリンスキー:リヒャルト・デーメルの詩による幻想曲Op.9
ブラームス:幻想曲Op.116
スタニスラフ・フリステンコ(P)
ウクライナで生まれ、モスクワのチャイコフスキー音楽院で学んだピアニスト、スタニスラフ・フリステンコのデビュー・アルバムです。彼は11歳で初のソロ・リサイタルを開催、以降、数多くのコンサートで聴衆を魅了し続けています。とりわけ、カーネギー・ホールでのコンサートの模様は、ワシントン・ポスト紙で「広いダイナミックレンジと成熟した完成、そして力強い指」と評価されています。コンクールの受賞歴は25以上を数え、2013年のブリュッセルでのエリザベート王妃コンクールで4位、第59回マリア・カナルス国際コンクールで優勝など着々と経験を積み上げています。大きな体から繰り出されるパワフルな音楽と、意外なほどに繊細な抒情性。このミスマッチが心に残る逸材、これがSteinwayレーベル、デビュー・アルバムとなります。
STNS-30033
アンダーソン&ロエ:アート・オブ・バッハ
神の時こそいと良き時BWV106:ソナチネ(G.クルターク編)
2台ピアノのための協奏曲ハ長調BWV1061
マタイ受難曲-2台ピアノのための組曲(アンダーソン&ロエ編)
フーガの技法BWV1080からIX,XIIIA,XIIIB
ゴルトベルク変奏曲BWV1087-グランドの5つのカノン
魂はイエスの御手に憩うBWV127(アンダーソン&ロエ編)*
羊は優しく草を食み(M.ホウェ編)
ブランデンブルク協奏曲第3番(レーガー編)
グレグ・アンダーソン&エリザベス・ジョイ・ロエ(P)
アウグスティン・ハデリッヒ(Vn)*

録音:2014年1月23-25日ニューヨーク,パーチェス大学,コンサート・ホール・オブ・パフォーミング・アーツ・センター
2014年に来日し、シークレットライヴを行ったというピアノ・デュオ「アンダーソン&ロエ」。しかしその目覚しい音楽性とテクニックは満場のファンを驚愕させたということです。様々な作品をピアノ・デュオ用に編曲し演奏する彼らのやり方は、ピアノの持つ可能性を限りなく拡大し、またジャンルの可能性も取り払い、ただ純粋に「音楽の楽しさ」を教えてくれるものです。今回はバッハの様々な作品を、彼らの言葉で語っています。

STNS-30031
春の祭典
ホルスト:「惑星」〜火星/海王星/木星
サン=サーンス:死の舞踏
ストラヴィンスキー:春の祭典
THE 5 BROWNS(ピアノ・アンサンブル)

録音:2013年5月29-30日NYヘレン・フィレーン・ラッド・コンサート・ホール
以前、一世を風靡した5人兄弟によるピアノ・アンサンブル「THE5BROWNS」がパワーアップしてやってきました。スタインウェイを5台並べての演奏はまさに目にも耳にも驚きの瞬間でした。卓越した技巧と一糸乱れぬアンサンブルによる彼らの迫力のパフォーマンスは、ピアノの可能性と限界を極限まで見せてくれたものです。今回彼らが選んだのは「春の祭典」。まさに音の洪水!めくるめく音の乱舞。カップリングとして収録されているのはホルストの「惑星」からの3曲と、サン=サーンスの「死の舞踏」というのですからこれまた凄い。
STNS-30034
Fugue State
バッハ:音楽の捧げ物‐3声のリチェルカーレBWV1079
ブクステフーデ:フーガハ長調「ジーグ」BuxWV174
A.スカルラッティ:フーガヘ短調
ヘンデル:フーガ変ロ長調第3番HWV607
D.スカルラッティ:ソナタニ短調K417
フローベルガー:カンツォーナ第2番ト短調
ブクステフーデ:フーガト長調BuxWV175
バッハ:アルビノーニの主題によるフーガロ短調BWV951
 フーガハ長調BWV953
ヘンデル:フーガイ短調第5番HWV609
バッハ:フーガイ長調BWV949
D.スカルラッティ:ソナタト短調K30「ネコのフーガ」
 ソナタハ短調K58/
バッハ:音楽の捧げ物‐6声のリチェルカーレBWV1079
アラン・フェインバーグ(P)
「対位法」を主体とした形式(書式)の一つとされる「フーガ」。基本的に「一つの旋律を元にして、これが複数の声部で発展していく」音楽ですが、多くの声部が重ねられてたり、メロディを逆行させたりと、様々なヴァリエーションが生まれてきています。このフェインバーグの「FugueState‐フーガの状態」は、バロック時代の色々なフーガが提示されています。バッハ作品はもちろんのこと、ヘンデルやスカルラッティ、ブクステフーデなどのユニークなフーガをピアノで演奏することで、その華麗なる音の建築物の隅々に光を当てています。
STNS-30036
スペイン
ファリャ:歌劇「はかなき人生」からスペインの踊り 第1 番
 バレエ音楽「三角帽子」から3つのダンス
ドビュッシー:グラナダの夕べ
ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」組曲
ドビュッシー:ヴィーノの門
ファリャ:アンダルシア幻想曲
 クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
ドビュッシー:リンダラハ
ファリャ:歌劇「はかなき人生」からスペインの踊り 第2 集
ヴァネッサ・ペレス(P)
ベネズエラで生まれ、アメリカで活躍する若手ピアニスト、ヴァネッサ・ペレスは、2012 年にTelarc からリリースしたショパンの作品集が“ワシントン・ポスト”紙などで高く評価され、一躍世界的に注目を浴びました。彼女は11 歳でグリーグのピアノ協奏曲を演奏してデビューしましたが、2004 年にカーネギーホールにデビューした時のプログラムは、クラシック作品ではなくラテン・ジャズ。ベネズエラ民謡をフィーチャーしたこの時の演奏も、聴衆たちを熱狂されたといいます。この「スペイン」と題された1 枚は、ドビュッシーとファリャの作品が巧みに組み合わされたもので、情熱的なリズムと七色の色彩が溢れる、スタイリッシュで大胆な演奏が楽しめます。
STNS-30038
ショパン:ピアノ作品集
ポロネーズ第7番変イ長調「幻想」Op.61
夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2
ボレロOp.19
3つの新しいエチュードOp.posth-第1番ヘ短調
バラード第1番ト短調Op.23
前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45
バラード第3番変イ長調Op.47
夜想曲第18番ホ長調Op.62-2
バラード第4番ヘ短調Op.52
アンドリュー・ランゲル(P)

録音:2013年7月
バッハとベートーヴェン、そしてショパンの権威であるアメリカのピアニスト、アンドリュー・ランゲルの個性的すぎるショパンアルバムです。彼は一時期、手の負傷で演奏会から退いていましたが、7年間のリハビリの末に見事復活しましたが、その時に心酔したのが、バッハとベートーヴェン、そしてショパンのマズルカだったのだそうです。これらは既に録音し終え、少しずつ他の作品の演奏にも取り掛かっているというランゲルが次に選んだのが、このショパンの小品集でした。STEINWAYの豊かな音色を存分に生かし、そこに幻想的な味付けが施されたこのショパン。最初のポロネーズから、ものすごい気迫が伝わって来ます。一見取りとめのないかに見える夜想曲第16番での変幻自在な風情、3曲のバラードでの息をのむような展開など、一音たりとも聞き逃せない迫真のショパンです。
STNS-30039
WATERCOLOR-水彩
呂分成:平湖秋月(陳培勳‐チン・ペイクンによるピアノ編)
ラヴェル:鏡
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」
譚盾‐タン・ドゥン(1957-):水彩による8つの思い出Op.1
シェン・ルー(P)
2014年、アメリカのヒルトン・ヘッド国際ピアノコンクールで優勝した中国のピアニスト、シェン・ルーのデビュー・アルバムです。彼は北京の中央音楽院で学び、数々の舞台でコンサートを行っている期待の若手です。このデビューアルバムは、ロシア、フランスと、中国のピアノ作品で構成されたもので、彼の硬質なタッチと音楽性が遺憾なく発揮された素晴らしい1枚となっています。中国ではお馴染みの「平湖秋月」で始まり、柔軟な感性はそのままラヴェルの「鏡」へと引き継がれ、ラフマニノフで一気で昂ぶります。タン・ドゥンの「水彩による8つの思い出」も、中国風のメロディと現代的な感覚が融合した興味深い作品で、多くの中国人ピアニストが大切にしているレパートリー。もちろんシェン・ルーも文句なしの名演を聴かせます。

STNS-30040
(1SACD)
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみわり人形」全曲(ピアノ独奏版)
1.序曲/2.クリスマス・ツリー/3.行進曲/4.ギャロップと両親の踊り/5.ドロッセルマイヤーの贈り物/6.祖父の踊り/7.クララとくるみわり人形/8.戦いと変換のシーン/9.冬の松林/10.雪片のワルツ/11.魔法の城/12.クララと王子/13.チョコレート(スペインの踊り)/14.コーヒー(アラビアの踊り)/15.お茶(中国の踊り)/16.トレパーク(ロシアの踊り)/17.葦笛の踊り/18.ポルキネッレ(道化師の踊り)/19.花のワルツ/20.パ・ド・ドゥ‐イントラーダ/21.パ・ド・ドゥ‐ヴァリアシオン I(タランテッラ)/22.パ・ド・ドゥ‐ヴァリアシオン II(こんぺいとうの踊り)/23.コーダ/24.最後のワルツとアポテオーシス
スチュワート・グッドイヤー(P)

※全てS.グッドイヤーによるピアノ独奏編曲 世界初録音
ラフマニノフのピアノ協奏曲(STNS-30047)とチャイコフスキー&グリーグのピアノ協奏曲(STNS-30035)で安定した技巧と確かな音楽性を披露している若手ピアニスト、スチュワート・グッドイヤーの新譜は、彼自身が編曲したチャイコフスキー(1849-1893)の「くるみわり人形」の全曲、ピアノ独奏版です。組曲としてのピアノ版は良く耳にしますが、ここまで弾ききったものはこれまでにも存在していません。もちろん世界初録音です。明快なタッチと豊かな表現力はここでも抜群の効果を演出、全く新しいチャイコフスキーを聴くことができます。
STNS-30041
NX-B03
ウィリアム・ボルコム(1938-):ピアノ・ラグ集
3つのゴースト・ラグ-第1番「優雅な幽霊」
3つのクラシック・ラグ-第1番「グラッド・ラグ」
Raggin' Rudi/花咲く野原
祝婚歌
3つのゴースト・ラグ-第2番「ポルターガイスト」
3つのクラシック・ラグ-第2番「ルイ・ショーヴァンのための墓碑銘」
エデンの庭/ノックアウト
3つのゴースト・ラグ-第3番「夢の影」
3つのクラシック・ラグ-第3番「焼却炉」
エステーラ:ラテンのラグ
The Brooklyn Dodge
スペンサー・マイヤー(P)

録音:2015年5月5-8日、2016年3月29日
アメリカの現代作曲家、ウィリアム・ボルコムの代表的作品である「ラグ」を集めた1枚。ゆったりした曲から軽妙な曲まで、 様々なラグが収録されており、有名な「ゴースト・ラグ」では、極めて聴きやすい曲調の中に、突然トーン・クラスターが出現 するなど、巧妙な仕掛けがたっぷり施されています。このアルバムがSteinwayレーベルへのデビューとなるピアニスト、スペ ンサー・マイヤーの楽しさと共感溢れる演奏です。
STNS-30042
pictures
イベール:15のイマージュによる小組曲
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ババジャニアン(1921-1983):ピアノのための6つの絵画
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2016年3月16-18日ヴァージニア,ボイスソノ・ルミナス・スタジオ
ロシアのピアニスト、アンドレイ・ググニンのSteinwayレーベルへのデビューアルバム。7歳から音楽を学び、モスクワのチャイコフスキー音楽院でヴェラ・ゴルノステーヴァ教授に師事し、2010年に卒業。2013年にはウィーンで開催されたベートーヴェン国際ピアノ・コンクールで第2位を獲得したのを皮切りに、数多くのコンクールに参加、2014年にはジーナ・バッカウアー国際コンクールで金賞及び聴衆賞を獲得しています。
STNS-30043
NX-B03

朝から夜までメロディいっぱい!
チャイコフスキー:おかあさん
モーツァルト:バター付きパン/ハフ:宝石箱
プロコフィエフ:ピーターとおおかみ
プーランク:象のババールのお話
サティ:子 供のための献立表
グリーグ:おばあさんのメヌエット
ド・リュリ:チョップスティ ック奇想曲
ビーチ:おばあさんの庭の小さな花
メラルティン:「眠れる美女」か ら「蝶々のワルツ」
フィーナ:バンブル・ブーギー
リャードフ:私は蚊と踊る
ムソルグスキー:子供の遊び
ゴーティエ:秘密
バスビー:ソフティ氏の変奏 曲
コリア:子供の歌/フォーレ:組曲「ドリー」より子守歌
グバイドゥーリナ:鼓手
スコット:発電所
リヨンズ/ヨスコ:スパゲッティ・ラグ
ガーシュウィン:ウォーキング・ザ・ドッグ
ヴィラ=ロボス:アルニター
モーツァルト: きらきら星
パルムグレン:星は光る
ブラームス:子守歌/ショパン:子守歌

ジェニー・リン(P)
Steinway and Sonsレーベル初の「子供向け」のコンピレーション・アルバムの登場。演奏はレーベルを代表する名手ジェ ニー・リンによるもので、もちろんお子様からその親、祖父母の世代まで、全ての人々にお楽しみいただける内容です。朝起 きてから夜眠るまで、一日ずっとステキなメロディに包まれていたい・・・そんな人にもオススメします。珍しい曲もあります が、全て解説(英語)が付けられています。
STNS-30044
Spirio Sessions‐ため息のセッション 〜ユリ・ケイン&ジェニファー・リン
ソナタ.ロ短調 K27(原曲:スカルラッティ)
美しい人よ、心を持ち去るのなら(原曲:ジェズアルド)
2 台ピアノのための9 の小品 第1 番-第3 番
いや、私は決して変えないだろう(原曲:ジェズアルド)
独奏ピアノのための9 つの小品 第1 番-第3 番
ソナタ.ニ長調 K492(原曲:スカルラッティ)
2 台ピアノのための9 の小品 第4 番-第6 番
行け、わがため息よ(原曲:ジェズアルド)
独奏ピアノのための9 つの小品 第4 番-第6 番/18.優しい私の宝である人よ(原曲:ジェズアルド)
2 台ピアノのための9 の小品 第7 番-第9 番
ソナタ.ト長調 K455(原曲:スカルラッティ)
独奏ピアノのための9 つの小品 第6 番-第9 番
ソナタ.ハ長調 K545 第1 楽章(原曲:モーツァルト)
モーツァルトのソナタ.ハ長調 K545 によるインプロヴィゼーション
ユリ・ケイン(P)
ジェニー・リン(P)
ひと頃、一世を風靡した感のあるジャズ・ピアニスト、ユリ・ケイン。ジャズとクラシックの融合、とりわけ彼のマーラーへの偏愛から生まれた一連の「マーラー・プロジェクト」は、現在の「ポスト・クラシカル」ともまた違う潮流の作品であったように思います。そんなユリ・ケインの最新作の登場です。Steinway レーベルでお馴染みのピアニスト、ジェニファー・リンとのコラボレーションであるこのアルバムでフィーチャーされたのは、D.スカルラッティと、これまた異色の作曲家ジェズアルド。スカルラッティの音の持つ明快さに比べ、かなりドロドロした響きを持つジェズアルドの作品が並べられ、夢幻的なアレンジが施された上に、オリジナルの小品が演奏されるという、もう夢のような1 枚です。現実から少しだけ切り離されたような夢幻的な雰囲気が漲っています。
STNS-30045
クララ・ミン 〜スクリャービンを弾く
前奏曲 ロ長調 Op.2-2
即興曲集 Op.14
ピアノのための小品 Op.45
前奏曲 Op.11
ピアノのための小品 Op.57
ピアノのための詩曲 Op.32-1
練習曲 Op.2-1
クララ・ミン(P)
NAXOS の「韓国のピアノ曲集」(8.572406)で鮮やかな技巧を披露したピアニスト、クララ・ミン(1872-1915)。韓国に生まれ、数々のコンクールで優勝、現在は世界中で演奏活動を行っています。そんな彼女、今作ではスクリャービンの神秘的な作品を演奏、また違った雰囲気で迫ります。彼女の演奏には、スクリャービンの特徴とも言える官能的な成分はもちろん、初期の作品にみられる「ショパン風の」煌きも絶妙に含まれていて、その夢幻的な美しさには思わず陶然となってしまいます。硬質なタッチから生み出される美しい音色も魅力的です。
STNS-30046(2CD)
バッハ:フランス組曲
フランス組曲第1番ニ短調BWV812
フランス組曲第2番ハ短調BWV813
フランス組曲第3番ロ短調BWV814
フランス組曲第4番変ホ長調BWV815
フランス組曲第5番ト長調BWV816
平均律クラヴィーア曲集第1巻-第9番前奏曲BWV854
フランス組曲第6番ホ長調BWV817
幻想曲とフーガ.イ短調BWV904
半音階的幻想曲とフーガ.ニ短調BWV903
セルゲイ・シェプキン(P)

録音:2011年1月4日,7月11日,8月21日,9月10日USAボストン,ニュー・イングランド・コンセルヴァトリー,ジョルダン・ホール
2007年に来日し、すばらしいゴルトベルク変奏曲の演奏で聴衆を魅了、その存在を一気に知らしめたピアニスト、セルゲイ・シェプキン。彼はバッハをこよなく愛し、あのグレン・グールドに憧れ、グールドの足跡を辿りつつも、独自の音楽を紡ぎ出していきます。彼は1962年、サンクトペテルブルグに生まれ、5歳からピアノを学び、他の多くの名ピアニストたちのように輝かしいコンクール歴を持ち、オーケストラとの共演を重ねてきています。もちろんムソルグスキーやロシア物も演奏しますが、やはり彼の根底にあるのはバッハの作品であり、このフランス組曲も、独自の解釈と集中力に裏打ちされた文句なしの演奏となっています。一度は聞いておきたいピアニストです。
STNS-30047
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番
ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
スチュワート・グッドイヤー(P)
チェコ・ナショナルSO
ハイコ=マティアス・フォルスター(指)

録音:2014年10月15-18日チェコプラハ,CNSO第1スタジオ
ナダの若手注目ピアニスト、グッドイヤーによるSTEINWAYレーベル、2枚目のアルバムとなります。前作はチャイコフスキーとグリーグの協奏曲でしたが、今回はラフマニノフの2曲の協奏曲。音の一粒一粒がはっきり見えるような精悍なタッチと、叙情性を併せ持つ素晴らしいピアノを支えるのは、フォルスター率いるチェコ・ナショナルSO。瀟洒な響きもお楽しみいただけます。流麗で美しいラフマニノフに心から浸れる名演です。
STNS-30049
ズイル・ベイリー&準・メルクル
ブロッホ(1880-1959):ヘブライ狂詩曲「シェロモ」
ニコ・マーリー(1981-):チェロ協奏曲…世界初録音
ブロッホ:3つのユダヤの詩
ズイル・ベイリー(Vc)
インディアナポリスSO
準・メルクル(指)
シモーネ・ディナースタインと共演したベートーヴェンのチェロ・ソナタや、バッハの無伴奏チェロ組曲などの名演で知られるチェロの名手ズイル・ベイリー。今回はアメリカの若手有望株の作曲家ニコ・マーリーのチェロ協奏曲(世界初演)と、エルネスト・ブロッホの2つの作品を演奏しています。どの曲も独特の味わいがあり、情緒豊かな表現力を必要とするのですが、ベイリーは見事に曲の持ち味を生かし、納得の行く演奏をしています。また準・メルクルも丁寧な伴奏でチェロの音色を引き立てています。

STNS-30050
NX-B03
Tango Nuevo
1.シーグレル:エル・エンペドラード/2.シーグレル:ミロンゲッタ/3.ピアソラ:ミケラン ジェロ70(シーグレルによる2台ピアノ編)/4.シーグレル:アスファルト/5.シーグレ ル:マリア・シウダッド/6.シーグレル:エレガンテ・カニェンギート/7.ピアソラ:アディ オス・ノニーノ(シーグレルによる2台ピアノ編)/8.シーグレル:プレースズ/9.シーグ レル:ミロンガ・エン・デル・ビエント/10.ピアソラ:フーガとミステリオ(シーグレルに よる2台ピアノ編)/11.ピアソラ:ブエノス・アイレス・ホラ・セロ(シーグレルによる2 台ピアノ編)/12.シーグレルサンドゥンガ/13.ピアソラ:リベルタンゴ(シーグレルによ る2台ピアノ編)
パブロ・シーグレル(P)
クリストファー・オライリー(P)

録音:2015年12月7-10日ヴァージニアボイス、ソノ・ルミナス・スタジオ
アルゼンチンが生んだ大作曲家アストル・ピアソラ。そして彼の後の世代であるパブロ・シーグレル。この2人のコラボレ ーションによる華麗なタンゴの世界をたっぷりと。シーグレルは1978年から1989年までピアソラのバンドでピアニストと して活動しており、ピアソラの音楽をダイレクトに伝えることができる人として知られています。シーグレルのモダンなタン ゴも、ピアソラの名曲も、全てシーグレルのアレンジによる2台ピアノの華麗な響きで堪能できます。
STNS-30051
ジークフリート牧歌
リスト:詩的で宗教的な調べ 第7 曲「葬送」S173/R14
ワーグナー:ジークフリート牧歌(J.ルビンシテインによるピアノ編)
ブラームス:カプリッチョ ロ短調 Op.76-2
 プリッチョ 嬰ハ短調 Op.76-5
 3 つの間奏曲 Op.117 第1 番 変ホ長調
 インテルメッツォ イ短調 Op.118-1
 インテルメッツォ イ長調 Op.118-2
 インテルメッツォ 変ホ短調 Op.118-6
 インテルメッツォ ハ長調 Op.119-3
リスト:暗い雲 S199/R78
 リヒャルト・ワーグナーの墓に S202/R85
ディヴィッド・デボー(P)
1953 年アメリカ生まれのベテランピアニスト、ディヴィッド・デボーは1982 年にニューヨークでデビューコンサートを行い、以降数多くのオーケストラと共演し、世界中でコンサートを開いています。2004 年から2005 年にかけては中国でもコンサート・ツアーを行い代絶賛されました。このアルバムではリスト、ワーグナー、ブラームスの晩年の作品から中心に選曲、味わい深い演奏で、これらの作品の持つ幽玄さを伝えています。とりわけリストの最晩年の作品(ほとんど無調)から立ち昇る何ともいえない悲しさと諦観には、感銘を覚えるのではないでしょうか。
STNS-30052
NX-B03
Havana Moon
デリベラ(1948-):CapeCodFilesより〈第4番:チキータ・ブルース/第2番:バン ドネオン〉
ヴィラ・ロボス:ニューヨーク・スカイライン・メロディ
デル・アギーラ(1957-):タンゴ・トリオOp.71
ホフレ(1983-):スウィート・ド リーム
 プリマヴェーラ/デリベラ:ハバネラ
デル・アギーラ:夜想曲 Op.62
デリベラ:コントラダンツァ
 ベネズエラのワルツ
ヴィラ =ロボス:苦悩のワルツ
デル・アギーラ:静寂Op.107
デリベラ:CapeCod Filesより〈第3番:レクオネリアス/第1番:ベニー〉
トランスアトランティック・アンサンブル〈エヴリン・ユレックス(P)
マリアム・アダム(Cl)〉
「特参加」ライアナ・ゴールジャ(Vn)/JP.ホフレ(バンドネオン)

録音:2015年8月ドイツベルリン、トラウムトン・スタジオ、2015年3月26日ニューヨークスタインウェイ・ホール
クラシックとジャズを融合させ、革新的なレパートリーを作り出す「トランスアトランティック・アンサンブル」。メンバー はピアノのユレックスとクラリネットのアダムの2人で、時には仲間たちも参加、幽玄かつダイナミックなサウンドで聴き 手を魅了します。このアルバムでは、いわゆる“ラテン音楽”が演奏されていますが、中身は本当に多種多様。リズム重視のデ リベラ、メロディ重視のデル・アギーラ、お馴染みヴィラ=ロボス、このアルバムでバンドネオンを演奏しているホフレ。ど れも憂愁と情熱がブレンドされた名曲です。
STNS-30053
NX-B07
スタインウェイ・ホールのクリスマス
レスラー:Baby, It's Cold Outside
トーメ:The Christmas Song
バーナード:Winter Wonderland
アダン:O Holy Night
メンデルスゾーン:Hark! The Herald Angels Sing
伝承曲:The First Noel
伝承曲:I Saw Three Ships
伝承曲:While Shepherds Watched

カークパトリック:Away in a Manger
ディヴィス:O Little Town of Bethlehem
ケント:I'll Be Home for Christmas
ヒュー・マーティン:Have Yourself a Merry Little Christmas
グルーバー:Silent Night
サイモン・ミリガン(P)
ニューヨークのスタインウェイ・ホールで録音されたクリスマス・アルバム。「きよしこの夜」や「ウィンター・ワンダーランド」をはじ めとした全ての曲はピアニスト、サイモン・マリガンによるジャズ風のアレンジが施されています。賑やかな夜ではなく、シック な夜を過ごしたい「大人のための」1枚です。
STNS-30054
NX-B03
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲ハ長調Op.120 ジョン・オコーナー(P)
1947年アイルランド、ダブリンに生まれたベテラン・ピアニスト、ジョン・オコーナー。ダブリン大学でカル ロ・ゼッキらに師事、更に1971年ウィーン音楽アカデミーでディーター・ウェーバーとヴィルヘルム・ケンプ から教えを受けました。様々なコンクールを制覇し国際的な演奏活動を行う傍ら、教育者としても優れた成果を あげています。幅広いレパートリーを持ちますが、なかでも母国の作曲家ジョン・フィールドの夜想曲全集は非 常に高く評価されています。また、1973年に開催されたベートーヴェン国際ピアノコンクールで第1位を獲得 した経験を持つオコーナーにとって、ベートーヴェンのソナタと協奏曲は得意中の得意であり、何度も演奏し、 録音もありますが、今回の「ディアベリの主題による変奏曲」は円熟期を迎えたオコーナーの新たな境地を切り 開く演奏です。
STNS-30055
NX-B07
プロコフィエフ/ザボロフ:ピアノ作品集
プロコフィエフ:「シンデレラ」からの6つの小品 Op.102
ザボロフ(1970-):ショスタコーヴィチの「呼応計画」の主題による9つの変奏曲
 ピアノのための変奏曲「Quattrocento-クァトロチェント」
 10の幻影
 ザボロフ:アントルラ組曲
プロコフィエフ:4つの小品 Op.4
ジェニー・リン(P)

録音:2015年11月10-12日
20世紀初頭、プロコフィエフの登場は、ロマン派一色だったロシアの音楽界の情景を大きく変化させました。古典 的な要素と近代的な要素を融合した斬新な彼の音楽は、後世の音楽家たちにも影響を与えており、このアルバ ムの作曲家ザボロフも「プロコフィエフの音楽は私の想像力を養う」と語っています。ザボロフは1970年ロシアに生ま れ、現在フランスで活躍中の音楽家。ジャズプレイヤーとしても名高く、映画音楽の分野でもよく知られています。 ここで聴ける作品はどれも1分程度の短い曲の集合体。即興的でノスタルジックな味わいを持っています。ピアニス ト、ジェニー・リンはザボロフの作品を頻繁に演奏。ザボロフの良き理解者です。
STNS-30056
ウテ・レンパー:シークレット-「アックラで発見された写本」より
Beauty/ Love/ Movimento/The Story of Accra/ Solitude/Sex/Success/The Word and the Virtue/ Fire/Change/Paulo’s Story/A Thought
: ウテ・レンパー(ヴォーカル)
ドイツが生んだ偉大なる歌手ウテ・レンパーの新作は、ブラジルの作詞家、小説家パウロ・コエーリョの詩を用いた作品集です。「アルケミスト」の作者として知られるコエーリョは、大学在学中に突如世界を放浪、2 年後に帰国し、流行歌の作詞や反戦運動などの活動に携わるなど、常に世界を騒がせてきた人。彼の小説には読み手の想像力を刺激するたくさんのものが潜んでいます。このアルバムで取り上げられているのは、彼の「アックラで発見された写本」からのいくつかの詩。数世紀の昔、アックラが侵攻される前夜の物語。一人の男が語る生活への洞察。この中には日常の喜びも含まれています。想像の産物?それとも事実?不思議な物語がウテ・レンパーによって歌われていくという、スリリングな1 枚をお楽しみください。
STNS-30057
ズィル・ベイリー〜プロコフィエフを弾く
交響的協奏曲ホ短調Op.125
チェロ・ソナタハ長調Op.119
ズィル・ベイリー(Vc)
ノース・キャロライナSO
グラント・ルウェリン(指)
ナターシャ・パレムスキ(P)
世界的に知られる名チェリスト、ズィル・ベイリーのSteinwayレーベルへの3枚目のアルバム。今作に選ばれたのはプロコフィエフ(1891-1953)の2つのチェロのための作品で、とりわけ難曲として知られる「交響的協奏曲」でのチェロとオーケストラの対話が聴きものです。この作品はもともと「チェロ協奏曲第1番」の改作ですが、原曲が書かれてから20年ほどの年月を経ての改編であり、ロストロポーヴィチの助言によって増強された伴奏部の充実など、原曲とは大きく異なる仕上がりを見せています。チェロ・ソナタも同じくロストローポヴィチの助言を得て書かれた作品で、冒頭の幅広く歌うチェロのメロディからすっかり引き込まれてしまう叙情性に満ちた音楽です。
STNS-30058
NX-B03
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第47番ロ短調Hob16:32
ピアノ・ソナタ第38番ヘ長調Hob16:23
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Hob16:46
ピアノ・ソナタ第33番ハ短調Hob16:20
ピアノ・ソナタ第58番ハ長調Hob16:48
ジョン・オコーナー(P)
アイルランドのベテランピアニスト、ジョン・オコーナーのハイドン・ソナタ集。ベートーヴェンの権威として 知られる彼のまた違った面を楽しめる1枚です。ハイドン作品の持つ軽妙さと、凝りに凝った形式、対位法、ユ ーモラスなメロディは、同じ古典派の作品でもベートーヴェンやモーツァルトとはかなり違った味わいを持って います。チェンバロからピアノへと移り変わる時代に書かれたこれらの作品を演奏するためには、軽やかな指運 びとセンス、遊び心が必須ですが、オコーナーは全てを見事にクリアしています。
STNS-30060
IMAGO
ルイ・クープラン:前奏曲ニ長調
犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲
デニス/コバイン(ロー・ビアンコ編):トキシック/ありのままのあなたで
ロー・ビアンコ:ダンシング・キャット
 グノシエンヌ第4番のリ・イマジネーション
 スケッチブック
 Bloom, Orange Tie
 「犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲」による即興
 Gregorian Effects
ジェルモッタ/ハヤット(ロー・ビアンコ編曲):レディ・ガガ・ダダ/バッド・ロマンス
アルヴォ・ペルト:アリーナに
モイラ・ロー・ビアンコ(P)
「IMAGO」とは画像や肖像画を意味するラテン語です。その言葉をタイトルにしたアルバム「IMAGO」では、イタリアのピアニスト、作曲家モイラ・ロー・ビアンコの創造的な世界が表現されています。冒頭のクープランから、まるで現代音楽のような雰囲気をかもし出し、サティのオリジナルの作品には自由な即興を付け加えつつ、オリジナル作品やアレンジものを並べるという手法は、確かに彼女の個性を際立たせるものでしょう。即興を得意とするピアニストは数多く存在しますが、彼女が創り出す音楽には、時代と地域を越えた不思議な魅力が漂っています。
STNS-30061
flow
JOYAVARIATIONS/CHAUVET
SEMI/SPIRITDANCE/EPILOGUE
デイヴィッド・ブレイド(P)
エポック・ストリング・カルテット
カナダのジャズ・ピアニスト、デイヴィッド・ブレイドの最新作。西洋文化に根をおきながらも、東洋の哲学的思想にインスパイアされたというこれらの楽曲には、世界中のあらゆる「気の流れ」が宿っています。ヒーリング系が好きな人にピッタリの1枚です。
STNS-30062(2CD)
NX-D01
バッハ:6つのパルティータ BWV 825-830 セルゲイ・シェプキン(P)

録音:2015年9月14日、2014年9月14,29日
1962年ロシア出身のピアニスト、セルゲイ・シェプキン。5歳でピアノをはじめ、サンクトペテルブルク音楽院でグリ ゴリー・ソコロフらにピアノを師事、卒業後は1988年にオスロで創設された「ソニヤ王妃国際音楽コンクール」で3 位入賞を果たし国際的な注目を集めました。1990年にアメリカへ移住。ボストンのニューイングランド音楽院で 研鑽を重ね、ピアニスト、教育者として活動しています。 彼はバッハ作品の解釈で広く知られており、このパルティータ集は、2014年にリリースされた「フランス組曲」 (STNS-30046)に続くSTEINWAYレーベルへの2枚目の録音となります。
STNS-30063
NX-B03
atasha〜ナターシャ・パレムスキ:ピアノ・リサイタル
ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番嬰へ短調Op.2
ガブリエル・カハネ(1981-):ピアノ・ソナタ
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
ナターシャ・パレムスキ(P)
各紙で絶賛されているモスクワ生まれの若きピアニスト、ナターシャ・パレムスキ。4歳でピアノを始 めた彼女は8歳の時にアメリカに移り、サンフランシスコ音楽院で学び、その翌年にはデビュー・コ ンサートを果たしています。幅広いレパートリーを持つ彼女、ロイヤル・フィルとのチャイコフスキ ー&ラフマニノフの協奏的作品や、プロコフィエフのチェロ・ソナタでの伴奏など、特色ある録音が いくつかありますが、今回のリサイタル・アルバムでは新たな魅力を見せてくれます。ブラームスの 冒頭の和音の激しさや、叩きつけるようなプロコフィエフは、確かに若きアルゲリッチの情熱的な風 貌を彷彿させる要素を持っています。
STNS-30064
NX-B03
キューバのピアノ音楽集
トマス・ブエルタ・イ・フローレス(1791-1844):ラ・ヴァレンティーナ
エルナン・ロペス・ヌッサ:ヴァイオリンを持つ少女
セザール・ペレス・センテナート(1896-1973):パルマス・レアレス・ルビアス
エンリケ・ゲレーロ(1818-1887):La que a ti te gusta
アンヘリエルス・レオン(1918-1991):インヴェンション 第3番
ロベルト・ヴァレーラ(1938-):Cuento sonoro
レオ・ブローウェル(1939-):ボセト 第4番「アコスタ・レオン」
ホセ・アルデボル・ギンベルナット(1911-1981):ダンソン
ファン・ピネーラ(1949-):演奏会用練習曲
ホセ・マリア・ビティエール:天使のハバネラ
ニロ・ロドリゲス・スアレス(1921-1997):前奏曲 第3番「踊りのモティーフ」
エクトール・アングロ(1932-):サパテーオ・クバーノ
アマデオ・ロルダン・ガルデス(1900-1939):ムラート
エドガルド・マルティン・カンテーロ(1915-2004):6つの前奏曲 第6番
アンドレス・アレン(1950-):Que confusion de tonos
アレハンドロ・ガルシア・カトゥルラ(1906-1940):コンパルサ
ピネーラ:Y el brillo de la luna te encantaba
アルド・ロペス・ガヴィラン:Pan con Timba
アレクサンドル・ムウトツキン(P)

録音:2016年1月15日.6月14日
とても珍しいキューバの音楽集。作曲家の名前もブローウェル以外はほとんど馴染みはありません。しかし、聴いてみると 人懐っこいメロディと情熱的なリズムに瞬時に魅了されます。演奏しているムウトツキンはロシア系アメリカのピアニスト。数 多くのコンクールに入賞し世界中でコンサートを開催していますが、本人は室内楽や知られざる音楽に魅力を感じている といい、このアルバムでもその探究心が存分に発揮された素晴らしい演奏を聴くことができます。
STNS-30065
NX-B03

リスト:オペラと歌曲からのピアノ独奏編曲集
グノーの歌劇「ファウスト」からのワルツ S407/R166
ヴェルディ - 歌劇「アイーダ」から神前の踊りと終幕の二重唱 S436/R269
6つのポーランドの歌 S480 第2番:春(原作:ショパンの歌曲)
6つのポーランドの歌 S480 第5番:わが喜び(原作:ショパンの歌曲)
ワーグナー - 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「イゾルデの愛の死」 S447/R280
クララ・シューマン「なぜ 他の人にたずねるのですか」 S569/R257 No.8
クララ・シューマン「私はあなたの瞳に」 S569/R257 No.9
クララ・シューマン「そこここの秘密のささやき」S569/R257 No.10
シューマン:「ミルテの花」-献呈 S566/R253
死の舞踏 S525/R188

ガボール・ファルカシュ(P)

録音:2016年3月7-9日
1981年、ハンガリー生まれの超絶技巧ピアニスト、ガボール・ファルカシュ。ハンガリー国立リスト音楽院を卒業し、2009年にワイマールで開催された“第6 回フランツ・リスト国際ピアノコンクール”で優勝。以降数多くのコンクールに入賞し、2012年にはリスト賞も受賞、現在はリスト音楽院で後進の指導にあ たっています。先頃亡くなったゾルタン・コチシュからも高く評価されていたファルカシュ、2015年には「カーネギー世界オーディション」で優勝、リサイタルの権 利も勝ち取った俊英です。このアルバムでは得意のリスト作品を10曲演奏。もともとは声楽曲であったり、オペラからの一場面の音楽をリストが華麗に編 曲したこれらの曲は、ピアニストの技術を明らかにするとともに、表現力の高さも要求される難曲揃いです。ファルカシュはどの曲も淀みなく演奏しています。 例えばシューマンの「献呈」(トラック9)での柔らかく爽やかな響きと、「死の舞踏」(トラック10)での激しい打鍵などの表現力の違いに耳を傾けてみてくださ い。
STNS-30066
NX-B07
デヴィッド・ベノワ:スタインウェイ・セッションズ
ベノワ:Kei's Song
 Every Step of the Way
 Letter to Evan
 I Remember Bill Evans
 Strange Meadowlark
 Dad's Room
 Once Running Free
 Rainbows
エルトン・ジョン:Your Song
バーンスタイン:Candide
 Send in the Clowns
ベノワ:現代ピアニストのためのエチュード集
グァラルディ:Linus and Lucy
デイヴィッド・ベノワ(P)

録音:2016年1月29日,1月31日,5月9日ニューヨーク,スタインウェイ・ホール
アメリカ、カリフォルニア出身のジャズ・ピアニスト、デイヴィッド・ベノワ。1985年に発表したアルバム「This Side Up」はビルボード誌のコンテンポラリー・ジャズ・チャートで首位を獲得、収録曲が日本のラジオ放送でも使用され、 話題になりました。このSTEINWAYレーベルへの“デビュー・アルバム”は、「Linus and Lucy」など40年近くに 渡って演奏してきた自身のヒット曲からエルトン・ジョンの楽曲まで、ベノワの今を伝える1枚となっています。
STNS-30067
NX-B07
グラナドス:ピアノのための組曲「ゴイェスカス」
Los requiebros 愛の言葉
Coloquio en la reja 窓辺の語らい
El fandango de candil 燈し火のファンダンゴ
Quejas, o la maja y el ruisenor 嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
El amor y la muerte 愛と死
Epilogo 終曲
ハン・ユーニー(P)

録音:ニューヨーク,スタインウェイ・ホール
1985年韓国生まれのピアニスト、ハン・ユーニーが演奏するグラナドスの「ゴイェスカス」。ゴヤの絵にインスパイアさ れたこの曲集は、「恋する若者たち」という副題を持つ表現豊かな音楽によって構成されていますが、特定の絵を 表すわけではなく、あくまでも気分のままに書かれたとされています。ゴヤの心理状態、彼が憧れたアルバ公夫人、 他、彼をとりまく人々と、ゴヤの美しい絵画、これらに魅了されたグラナドスの目を通して描かれた曲集は、後に同 名のオペラに編曲されました。ユーニーは、スペイン情緒を存分に生かした流麗で詩的な演奏を聴かせます。
STNS-30068
NX-B07
シン・ツァンヨン/リサイタル
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV912
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第18番ニ長調 K576
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第60番 ハ長調 Hob.XVI:50
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番イ長調 Op.101
シン・ツァンヨン(P)

録音:2017年7月11.12日
ニューヨーク,スタインウェイ・ホール
2016年、「ヒルトンヘッド国際コンクール」で優秀賞を獲得、驚異的なテクニックと音楽性で多くの人々を魅了した 韓国人ピアニスト、シン・ツァンヨンのデビュー・アルバム。2016年の仙台国際音楽コンクールを始め、数々の国際 コンクールで入賞し、ソリストとしてだけでなく室内楽奏者としても活動、その将来が期待されています。このアルバ ムではバッハからベートーヴェンまで古典派の作品を演奏、切れ味の良いタッチで堂々たる音楽を聴かせます。
STNS-30069
NX-B07
バッハ・ブラームス・ベルク作品集
バッハ:イタリア協奏曲 BWV971
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1
アントニオ・チェン・グァン(P)

録音:2017年5月16-17日スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
1994年生まれの中国出身のピアニスト、グァンのデビュー盤。グァンはウィーンでリーリャ・ジルベルシュテインに師事、アメ リカで開催された2016年の第1回オルガ・カーン国際ピアノ・コンクールをはじめ、数々のコンクールで優勝。バードからリ ゲティまで幅広いレパートリーを持ち、すでにヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジアで演奏経験のある期待の若手奏者で す。このデビュー盤ではバッハ、ブラームスにベルクという彼らしい選曲で勝負。バッハの「イタリア協奏曲」ではモダン・ピア ノならではのダイナミックで色彩感あふれる演奏を披露し、ブラームス、ベルクでもそれぞれの作品の特性を生かした緻密 な演奏を聴かせます。
STNS-30070(2CD)
NX-D01
フィリップ・グラス:エチュード集
【CD1】
第1巻:第1番-第10番
【CD2】
第2巻:第11番-第20番
ジェニー・リン(P)

録音:2014年10月.12月,2015年1月.3月.4月.5月,2017年8月
ニューヨーク,スタインウェイ・ホール
独自な作風で知られるフィリップ・グラス。彼の数多いピアノ作品もユニークなスタイルを持っています。このエチュード 集は、もともとはデニス・ラッセル・デイヴィスのために書かれた6つの小品が発展した作品集。様々な機会に書かれ た「練習曲」を20曲集め、ショパンの例に倣い10曲ずつの2巻に再編。この形として定着しました。第1巻はピアノ のテクニック開発が目的であり、第2巻は和声の探求と更なる技巧の開拓が求められています。ピアノを弾くのは ジェニー・リン。現代曲も得意とする彼女だけに、この練習曲集でも鋭敏な感性を生かし、美しいタッチによる見事 な演奏を聴かせています。
STNS-30075
NX-B07
ニキタ・ムンドヤンツ/リサイタル
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集
プロコフィエフ:風刺 Op.17
ニキタ・ムンドヤンツ(P)

録音:2017年2月17-19日
ニューヨーク,スタインウェイ・ホール
1989年生まれのニキタ・ムンドヤンツは、父に名手アレクサンドル・ムンドヤンツを持つ期待の若手ピアニスト。モス クワ音楽院ではニコライ・ペトロフに師事し、2016年「クリーブランド国際ピアノ・コンクール」で優勝を飾るなど、既 に才能が認知されています。作曲家としても才能を発揮し、2013年からはチャイコフスキー音楽院で管弦楽法の 教授を務めるだけでなく、2016年のプロコフィエフ国際作曲コンクールで優秀賞を獲得するなど、こちらも注目され ています。このアルバムでは、ベートーヴェン、シューマン、プロコフィエフの3人による小品集を演奏。作風の違う各 作品の性格を丁寧に弾きわけながら、一気に聴かせる構成力も見事です。
STNS-30076(2CD)
NX-D01
バーンスタイン:独奏ピアノ作品全集
【CD1】
ワルツ・レント
ダンスのための音楽 第1番
ダンスのための音楽 第2番
ピアノ・ソナタ
7つの記念日
アレグロ
13の記念日-第12番:アーロン・スターンのために
タッチズ-第1番「For Shirley Gabis Rhoads Perle」
【CD2】
13の記念日
チャーリーのための1分
4のサブラ-第1番:イリアナ、夢見る人
13の記念日-第3番:スティーヴン・ソンドハイム
4のサブラ-第3番:ヨシ、ジョーカー
13の記念日
4のサブラ-第2番:Idele, the Chassidele
13の記念日
 第2番:思い出に:ウィリアム・カペル
 第4番:クレイグ・アークハルトのために
4のサブラ-第4番:ディナ、一人で泣いているおてんば娘
4つの記念日
ニッキー・スロニムスキーのために
結婚式前の瞑想
13の記念日-第13番:思い出に:エレン・ゴーツ
婚礼組曲*
リアン・オスターカンプ(P)
マイケル・バレット(P)*

録音:2016年10月17日,12月5.6.16日ニューヨーク,スタインウェイ・ホール
2018年はレナード・バーンスタインの生誕100年にあたります。これを記念して、STEINWAYレーベルから未発 表作品を含む全てのピアノ作品を集めた2枚組がリリースされます。舞曲やピアノ・ソナタだけでなく、バーンスタイン が友人や家族に贈った「個人的な小品」を全て含む作品集は、バーンスタインのユニークな性格を示すだけでな く、多彩な音楽スタイルが反映された興味深いもの。演奏しているリアン・オスターカンプは2010年「ヤング・スタイ ンウェイ・アーティスト」に認定された実力派。アメリカ現代作品の演奏に定評あるピアニストです。
STNS-30077
NX-B07
ラフマニノフ:作品集
ピアノ・ソナタ 第1番ニ短調 Op.28
練習曲「音の絵」Op.33-第3番:ハ短調 Grave
練習曲「音の絵」Op.33-第6番:変ホ短調 Non allegro
練習曲「音の絵」Op.39-第5番:変ホ長調 Appassionato
夢 Op.38-5(E.ワイルドによるピアノ編)
春の奔流 Op.14-11(E.ワイルドによるピアノ編)
小さな島 Op.14-22(E.ワイルドによるピアノ編)
ここはすばらしい場所 Op.21-7(E.ワイルドによるピアノ編)
コレッリの主題による変奏曲 Op.42
サンドロ・ルッソ(P)
ギャリック・オールソンが「素晴らしい音色とテクニック、独自のスタイルを持つピアニスト」と絶賛するイタリア生まれの ピアニスト、サンドロ・ルッソが弾くラフマノフの作品集。ベッリーニ音楽院で学び、ロンドンの王立音楽院に留学、国 際的なコンクールで入賞後、2000年からはニューヨークに拠点を移し、世界中で活躍しています。現代作曲家の リーバーマンやモラベックや名手マルク・アンドレ=アムランと交流があり、しばしば彼らの作品の演奏を行うことでも 知られています。このアルバムではラフマニノフのピアノ・ソナタや「音の絵」の抜粋と、アール・ワイルドの編曲による4 曲の歌のピアノ独奏用編曲、「コレッリの主題による変奏曲」を華麗に演奏しています。
STNS-30079
NX-B07
ステッチャー&ホロヴィッツ・コミッションズ
リーバーマン(1961-):2つの即興曲 Op.131
トーク(1961-):ブルー・パシフィック
レーナ・フランク(1972-):ノクトゥルノ・ナスケーニョ
ドーマン(1975-):3つの練習曲
マスト(1954-):インプロヴィゼーションとフーガ
ブラウン:ピアノ組曲
ピストン:2台のピアノのための協奏曲
アリストン・シャム(P)
チャーリー・オルブライト(P)
ダニエル・キム(P)
マッケンジー・メレメド(P)
リアン・オスターカンプ(P)
アンナ・ハン(P)…
マシュー・グレイビル(P)
ラリー・ウェン(P)

録音:2017年1月16.17日,3月5日ニューヨーク,スタインウェイ・ホール
タイトルの「ステッチャー&ホロヴィッツ」とは、メルヴィン・ステッチャーとノーマン・ホロヴィッツによって1951年に結成さ れたアメリカの著名なピアノ・デュオの名前。彼らは音楽教育の世界でも高い業績をあげており、彼らが主宰する 「ニューヨーク国際ピアノ・コンクール」は有望な若手奏者を輩出することで知られています。 このアルバムに収録されているのは、彼らが現代作曲家たちに作曲を委嘱したオリジナル作品であり、その中には ウォルター・ピストンの「2台のピアノのための協奏曲」の初録音も含まれています。演奏しているのは、STEINWAY レーベルを代表する若手奏者たち。ジャズ風、インプロヴィゼーション風と雰囲気の違う作品を各々楽しそうに弾き きっています。
STNS-30080(2CD)
NX-D01
ベートーヴェン:ソナタとピアノ作品集
ポロネーズ ハ長調 Op.89
ピアノ・ソナタ 第22番ヘ長調 Op.54
エリーゼのために WoO59
リギーニのアリエッタ「恋人よ来たれ」による24の変奏曲 ニ長調 WoO65
6つのエコセーズ WoO83
7-10.ピアノ・ソナタ 第18番変ホ長調 Op.31-3
プレスト ハ短調 WoO52
「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲 WoO79
弦楽四重奏曲 第11番ヘ短調「セリオーソ」Op.95-第2楽章 Allegretto ma non troppo(ピアノ編)
ピアノ・ソナタ 第14番嬰ハ短調「月光」Op.27-2
アレグレット ロ短調 WoO61
ピアノ・ソナタ 第15番ニ長調「田園」Op.28
アレグレット ハ短調 WoO53
創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 Op.34
13.バガテル 変ロ長調 WoO64
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2013年9月,2016年11月
ベートーヴェンのピアノ曲には、本当に有名ないくつかの作品と、ほとんど演奏されることのない小品があり、これらは 演奏会でも、録音でも一緒にされることはまずありません。このアンドリュー・ランジェルが演奏する2枚組は、有名 曲と知られざる曲をバランス良く配し、次から次へと聴かせる「ベートーヴェン作品のプレゼンテーション」的な仕上が りになっています。作品の中でも、変奏曲が聴きもの。一つの動機を徹底的に発展させるベートーヴェンの持ち味 が良く生かされています。
STNS-30081
NX-B07
ブラームス:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ 第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ 第2番ヘ長調 Op.99
ブライアン・ソーントン(Vc)
スペンサー・マイヤー(P)

録音:2016年9月10-11日
オハイオ オバーリン、クロニック・ホール
現在、クリーブランドOのチェリストとして活躍する傍ら、指揮者としても活動を続けるブライアン・ソーント ン。現代音楽に強い関心を持ち、ジョン・アダムスなどの作品を好んで演奏していますが、このアルバムではブラーム スの2曲のチェロ・ソナタを取り上げ、深い感情を込めて聴かせています。伴奏は、ボルコムのラグ・アルバム (STNS30041)で高く評価されたスペンサー・マイヤーが担当。諧謔的なボルコムとは全く違う抒情的な演奏を繰 り広げています。
STNS-30082
NX-B07
ロシアのトランスクリプション
.ボロディン:弦楽四重奏曲 第2番 〜第3楽章「夜想曲」
チャイコフスキー:「くるみわり人形」〜花のワルツ
ラフマニノフ:夜は悲しい Op.26-12
 ここはすばらしい場所 Op.12-21
 ヴォカリーズ ホ短調 Op.34-14
 イタリア・ポルカ
プロコフィエフ:バレエ音楽「ドニエプルの岸辺で」Op.51(抜粋)
グリンカ:ワルツ幻想曲 ロ短調
全てV.グリャズノフによるピアノ編
ヴァチェスラフ・グリャズノフ(P)

録音:2017年4月25-27日
ニューヨーク,スタインウェイ・ホール
1982年、ロシア生まれのピアニスト、作曲家グリャズノフ。モスクワ音楽院でユーリ・スレサレフに学び、2009年に 大学院の学位を取得、モスクワ音楽院のピアノ科でスレサレフの指導助手を勤めています。2012年からは“くらし き作陽大学”の音楽短期大学に講師として招かれ、指導にあたりながら後進を育てており、作曲家としてはショッ ト社と契約を結び、自作や編曲の出版も行っています。レパートリーは幅広く、バッハからラフマニノフ、現代作品ま でと何でも弾きこなしますが、このアルバムでは、自身が編曲したロシア作品の数々を演奏、演奏技術だけでなく、 高く評価されている編曲の才能もまざまざと見せています。モダンな味付けが施された「花のワルツ」や、良く知られ るボロディンの「夜想曲」もピアノで演奏すると違った雰囲気が漂います。
STNS-30084
NX-B07
パブロ・シーグレル〜ソロ
ツィーグラー:Alguien sin Nombre 名前のない誰か
 La Fundicion ファウンドリー
ピアソラ:オブリビオン
ツィーグラー:Murga del Amanecer 夜明けのムルガ
ピアソラ:天使のミロンガ
ツィーグラー:Nana para un Nino Dormido 眠っている子供のための子守歌
 Blues Porteno ブルース・ポルテーニョ
 Milonga en el Viento 風のミロンガ
 Pajaro Angel 天使の鳥
 La Rayuela レイエラ
 Muchacha de Boedo ボエドの少女
ドリーナ:El Vals del Duende
コビアン:ノスタルジア(ピアノ編)
パブロ・シーグレル(P)

録音:2016年5月2.10.19.26日,6月1日ニューヨーク,スタインウェイ・ホール
アルゼンチン出身の作曲家・編曲家・ピアニスト、パブロ・シーグレルが演奏する様々なタンゴ集。ピアソラ率いる「ピ アソラ五重奏団」のメンバーとして演奏していたほど、タンゴに情熱を傾けるシーグレル、ジャズ・ピアニストとしても評 価が高く、第60回グラミー賞では自身のアルバム「ジャズ・タンゴ」が“グラミー最優秀ラテン・ジャズ・アルバム賞”を 受賞、ますます評価が高まっています。このアルバムでは自作を中心に、ピアソラやドリーナのタンゴを即興的、かつ 味わい深く聴かせます。 (Ki)
STNS-30095
NX-B07
ドリュー・ピーターセン/ ピアノ・リサイタル
グリフィス(1884-1920):3つの幻想的小品 Op.6
アイヴズ:ピアノ・ソナタ第2番「マサチューセッツ州コンコード1840-60年」(コンコード・ソナタ)- 第3楽章 オルコッツ
カーター(1908-2012):ピアノ・ソナタ
ザイモント(1945-):アッターズ
バーバー:ピアノ・ソナタ Op.26
ドリュー・ピーターセン(P)

録音:2017年10月13-15日スタインウェイ・ホール, ニューヨーク, USA
1993年ニュージャージー州オラデルで生まれたドリュー・ピーターセン。幼い頃から才能を発揮、2006年2月に は12歳でカーネギー・ホールでコンサートを開催。大成功を収めました。ジュリアード音楽院で音楽を学びました が、彼の才能は音楽だけにとどまることなく、19歳でハーバード大学を卒業しリベラルアーツの学士号を取得して います。2017年には「American Pianists Awards」を受賞するなど数多くの賞と奨学金を獲得、また同年 にはインディアナポリス大学の「アーティスト・イン・レジデンス」に選出されるなど活躍を続けるピーターセン。このア メリカ近現代の多種多様な作品を集めたアルバムでは、その才能を垣間見ることができるでしょう。
STN-S30071(2CD)
NX-D01
ショパン:マズルカ全集
CD1.
1.第1番 嬰ヘ短調 Op.6-1
2.第2番 嬰ハ短調 Op.6-2
3.第3番 ホ長調 Op.6-3
4.第4番 変ホ短調 Op.6-4
5.第5番 変ロ長調 Op.7-1
6.第6番 イ短調 Op.7-2
7.第7番 ヘ短調 Op.7-3
8.第8番 変イ長調 Op.7-4
9.第9番 ハ長調 Op.7-5
10.第10番 変ロ長調 Op.17-1
11.第11番 ホ短調 Op.17-2
12.第12番 変イ長調 Op.17-3
13.第13番 イ短調 Op.17-4
14.第14番 ト短調 Op.24-1
15.第15番 ハ長調 Op.24-2
16.第16番 変イ長調 Op.24-3
17.第17番 変ロ短調 Op.24-4
18.第18番 ハ短調 Op.30-1
19.第19番 ロ短調 Op.30-2
20.第20番 変ニ長調 Op.30-3
21.第21番 嬰ハ短調 Op.30-4
22.第22番 嬰ト短調 Op.33-1
23.第23番 ニ長調 Op.33-2
24.第24番 ハ長調 Op.33-3
25.第25番 ロ短調 Op.33-4
26.第27番 ホ短調 Op.41-1
27.第28番 ロ長調 Op.41-2
28.第29番 変イ長調 Op.41-3
29.第26番 嬰ハ短調 Op.41-4
30.第49番 ヘ短調 Op.68-4
CD2.
1.第30番 ト長調 Op.50-1
2.第31番 変イ長調 Op.50-2
3.第32番 嬰ハ短調 Op.50-3
4.第33番 ロ長調 Op.56-1
5.第34番 ハ長調 Op.56-2
6.第35番 ハ短調 Op.56-3
7.第36番 イ短調 Op.59-1
8.第37番 変イ長調 Op.59-2
9.第38番 嬰ヘ短調 Op.59-3
10.第39番 ロ長調 Op.63-1
11.第40番 ヘ短調 Op.63-2
12.第41番 嬰ハ短調 Op.63-3
13.第50番 イ短調 Op.posth "Notre
temps"
14.第51番 イ短調 Op.posth "A Emile
Gaillard"
15.第60番 ニ長調 Op.posth
16.第56番 変ロ長調 Op.posth
17.第55番 ト短調 Op.posth
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2000年4月、2001年7月、2002年10月
ショパンの全作品の中でも彼の“祖国愛”が最も強く表出されているのが、このポーランドの民族舞曲から生まれたマズルカ集です。作品番号があるものが 49曲(うち1曲は未完)、番号なしが9曲、ショパンのほぼ生涯を通じて書かれたこれらの作品は、斬新な転調や和声など、彼の作品の中でもとりわけ実 験的な要素が高いものです。 演奏する際は「3拍子の2拍目、もしくは3拍目を強調する」と言う独特な奏法が必要で、同じ3拍子でもウィンナ・ワルツとは全く違う雰囲気が醸しだされ ます。アメリカのピアニスト、ランジェルはバッハ、ベートーヴェン作品の演奏で知られる人。1990年代に手の故障で一時活動を中断していましたが、その7 年後に復帰。リハビリの間に心酔したというショパンの作品には、強い思い入れを持っており、このマズルカ全曲でも、メロディラインの歌わせ方や、緊迫した リズムの強調と言った彼ならではの表現を追及した個性的な演奏を聴くことができます。
STNS-30072
NX-B03
ヴァインベルク(1919-1996):ピアノ五重奏曲 他
ピアノ五重奏曲 Op.18
ソナチネ Op.49
チェロ・ソナタ 第2番 Op.63
ジャンヌ・ゴラン(P)
アタッカQ
アンドリュー・イー(Vc)

録音:2017年6月13-15日
ショスタコーヴィチの友人であり、その作品から強い影響を受けたとされるポーランド出身の作曲家ヴァインベルク。前 衛的な手法を試みながらも、作風は過去に向かっているものが多く、その作品からは戦争への不安、哀しみ、平和へ の憧れが強く感じられます。 このアルバムには1940年代から50年代にかけての3作品を収録。なかでも、25歳のヴァインベルクによるロシアモダ ニズムの頂点を成す「ピアノ五重奏曲」が聴きもの。第3楽章の荒れ狂う疾走感が特異な雰囲気を出しています。 一転、1959年のチェロ・ソナタ 第2番は瞑想的な楽想が漲る美しい作品。アタッカ四重奏団の創設メンバーの一 人、ロンドン出身のチェリスト、アンドリュー・イーが耽美的な演奏を聴かせます。
STNS-30090
NX-B07
ガーシュウィンとワイルド
アール・ワイルド(1915-2010):ガーシュウィンによる超絶技巧練習曲
ソナタ 2000
ジョアン・ポーク(P)

録音:2016年11月21-23日
Concert Hall of the Performing Arts Center,Purchase College,State University of New Yor
ガーシュウィンの数々の名曲は、シンプルでありながらも魅力的なメロディを持ち、クラシックのジャンルを超えた人気 を誇っています。20世紀に活躍した大ピアニスト、アール・ワイルドもこれらを愛したことで知られ、いくつかのガーシュ ウィンの作品に超絶技巧を施し、華麗なピアノ・ソロ作品へと生まれ変わらせています。このアルバムでは、アール・ ワイルドの自作「ソナタ 2000」と「ガーシュウィンによる超絶技巧練習曲」を収録。まるでリストのパラフレーズを思 い起こさせる8曲の練習曲は、ジャズとクラシックの見事な融合であり、「ソナタ2000」もジャズやブルースのテイスト を持つ自由な作品です。演奏するジョアン・ポークはエイミー・ビーチのピアノ曲録音で高く評価されたピアニスト。ロ ンドンではビーチのピアノ協奏曲の初演を行うなど、アメリカの近現代作曲家作品を好んで演奏しています。
STNS-30093
NX-B07
ムソルグスキー:展覧会の絵
フレッド・ハーシュ(1955-):チャイコフスキーの主題による変奏曲
ナターシャ・パレムスキ(P)

録音/使用楽器:
2017年8月23日 オリヴァー・ホール、モンタナ
/スタインウェイ モデルD "Vera" (ハンブルク)…ムソルグスキー
2016年6月13日 スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
/スタインウェイ モデルD #597590 (ニューヨーク)…ハーシュ
ロシア出身で現在アメリカを中心に活躍するピアニスト、ナターシャ・パレムスキによる「展覧会の絵」が登場。冒頭の「プロムナー ド」から濃淡の大きな表現であり、「古城」や「死者への呼びかけ」などでの細やかな表情や、「ビドロ」、「サムエル・ゴールデンベ ルク」、「バーバ・ヤーガ」の豪快さ、「キエフの大きな門」の繊細な入り、それら全てを裏打ちする目の覚めるようなテクニックにどん どん引き込まれてしまいます。ロシアものを得意としている彼女ならではのたいへんダイナミックな演奏で、ピアノの機能性をフルに 生かしている点でも注目です。アメリカの有名ジャズ・ピアニスト、フレッド・ハーシュによる変奏曲は、チャイコフスキーの交響曲第 4番第2楽章冒頭のテーマを元にしたもの。ジャズのイディオムをふんだんに盛り込み起伏に富んだ作品で、パレムスキの表現力 を楽しむのにうってつけといえます。ハンブルクとニューヨーク、2種の”Model D"を弾き分けているというのも、STEINWAYレーベ ルならではのこだわり。
STNS-30094
NX-B07
ハイドン:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲 第1番ハ長調 Hob.VIIb:1
チェロ協奏曲 第2番ニ長調 Hob.VIIb:2
ズィル・ベイリー(Vc)
ロビン・オニール(指)
フィルハーモニアO

録音:2015年11月28-30日
バッハの「無伴奏チェロ組曲」や、名ピアニスト、ダイナーシュタインとの「ベートーヴェン:チェロ・ソナタ」での名演が広 く知られる、1970年アメリカ生まれのチェリスト、ズィル・ベイリー。レパートリーは幅広く、2016年にはドアティの「ヘ ミングウェイの物語」(NAXOS 8.559798)でソロを務め、グラミー賞の「最優秀クラシック・インストゥルメンタル・ソ ロ賞」を獲得するなど目覚ましい活躍をしています。STEINWAYレーベルには、これまでピアノ伴奏による「アメリカ 近代作品集」と準・メルクルが指揮するインディアナポリス響との共演による「マーリー/ブロッホ作品集」の2枚の録 音があり、どちらも好評を博していますが、このアルバムではフィルハーモニアOをバックに、ハイドンの2曲の チェロ協奏曲を演奏、滋味溢れる旋律をじっくり聴かせます。
STNS-30097
NX-B07
リ・ゼンニ/ ピアノ・リサイタル
ルリエ(1892-1966):5つの前奏曲断章 Op.1
シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
バルトーク:2つのエレジー Op. 8b/BB 49
リ・ゼンニ(P)

録音:2017年10月30日&2018年1月4日
スタインウェイ・ホール, ニューヨーク, USA
ジュリアード音楽院とイェール音楽大学院で研鑽を積んだピアニスト、リ・ゼンニ。ソリスト、室内楽奏者としてアメ リカ全土からヨーロッパで活躍し、その情熱的なパフォーマンスは多くの聴衆を魅了しています。2017年に録音さ れたデビュー・アルバム「Melancholie メランコリー」は、彼女が選んだルリエ、シューマン、バルトークの作品を収 録。強靭なタッチから生まれる美しい音色と情感豊かな演奏を披露しています。
STNS-30096
NX-B07
Evocation
メシアン:『鳥のカタログ』より第6番「モリヒバリ」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ト短調 Op.19 「幻想ソナタ」
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第9番Op.68 「黒ミサ」
スクリャービン:詩曲「焔に向かって」 Op.72
メシアン:『鳥のカタログ』より第5番「モリフクロウ」
クララ・ミン(P)
スタインウェイ Model D #597590 (New York)

録音:2017年2月-2018年10月スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
韓国出身でベルリンとニューヨークを中心に活躍するSteinwayオフィシャル・ピアニスト、クララ・ミンの Steinwayレーベルからは2枚目のアルバム。今回は、前作(STNS30045)にも収録したスクリャービン から、メシアン、モーツァルトと時代を広げ、「夜」をテーマにしたコンセプチュアルな内容となっています。夜 の様々な側面、夜が創作に与えた影響を見据え、得意とする神秘的な表現で作品を掘り下げていま す。
STNS-30099
NX-B07
モーツァルト、ベートーヴェンとハービソン:作品集
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第14番 変ホ長調 K449(弦楽四重奏とピアノ版)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58(J.ハービソンによる弦楽四重奏とピアノ版)
ハービソン(1938-):4つのさらなる機会的小品 第3番:アニヴァーサリー・ワルツ
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 断章 K396(M.シュタードラーによるピアノ補筆完成版)
デイヴィッド・デヴォー(P)
ボロメオSQ
ジェシカ・ボドナー(Va)
トーマス・ヴァン・ディック(Cb)

録音:2017年3月6-8日マサシューセッツ州、ロックポート、シャリン・リウ・パフォーマンス・センター
マサチューセッツ出身のベテラン・ピアニスト、デイヴィッド・デボー。1988年以来マサチューセッツ工科大学の音楽プログ ラムで教鞭を取っており、数多くの才能あるピアニストを指導しています。ユニークなアルバムをリリースすることで知られる デボー、ここでもモーツァルトとベートーヴェンとアメリカの現代作曲家ハービソンを結びつけるという試みを行っています。 ハービソンはデボーと同じくマサチューセッツ工科大学で教えており、デボーとは親しい友人。デボーはモーツァルトとベー トーヴェンの2つのピアノ協奏曲の室内楽版を演奏し、ベートーヴェンのカデンツァはハービソンのものを使うことで、古典と 現代をうまく結びつけています。ハービソンのオリジナルである「アニヴァーサリー・ワルツ」の幽玄な美しさにも耳を奪われま す。

SNS-30100
NX-B07
20世紀前半のピアノ音楽
ニールセン:3つのピアノ小品 Op.59, FS 131
エネスコ:組曲第3番「即興的小品」 Op.18- 第7曲 夜の鐘
5. シェーンベルク:ピアノ曲 Op.33a
シェーンベルク:ピアノ曲 Op.33b
アイヴズ:ピアノ・ソナタ第2番 「マサチューセッツ州コンコード1840-60年」(コンコード・ソナタ)
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2017年12月26-27日、2018年2月2日
バッハとベートーヴェン作品における解釈で名を馳せるアンドリュー・ランジェルが、20世紀前半に作曲されたピア ノ曲の中から、実験的な作風で知られるアイヴズの「ピアノ・ソナタ第2番」を中心に、ニールセン、シェーンベル ク、エネスコの作品を選曲し、1枚のアルバムにまとめたもの。ランジェルは2008年にアイヴズのピアノ・ソナタ第1 番をBridge Records(BCD9295)に録音、その際にもニールセンの組曲「明けの明星」を組み合わせており、 今回のアルバムは事実上の続編になります。
STNS-30102
NX-B07
ゴットシャルクとキューバ
ゴットシャルク:ロマンティック交響曲「熱帯地方の夜」(ピアノ編)
 コントルダンス
マヌエル・サウメル(1817-1870):ゴットシャルクの思い出
ニコラス・ルイス・エスパデーロ(1832-1890):ゴットシャルクの墓に
イグナチオ・セルバンテス(1847-1905):キューバのセレナード
フベルト・デ・ブランク(1856-1932):ハバネラの思い出
レクオーナ:アフロ=キューヴァ舞曲集-第5番:ルクミの踊り
 Palomitas blancas
 Siempre en mi corazon いつも私の心の中に
レクオーナ=カサド・エルネスティナ(1882-1951):Amor Lejano 遠い愛
ゴットシャルク:エル・ココイェ Op.80
アントニオ・イツッリオーツ(P)

録音:2017年7月カリフォルニア ルーカス・フィルム、スカイ
ウォーカー・サウンド
およそ100年にわたるキューバのピアノ音楽集。このアルバムはゴットシャルクの「熱帯地方の夜」で始まり、彼の影響を 受けた作曲家たち、サウメル、エスパデーロ、セルバンテス、ブランク、レクオーナの作品を集め、最後は再びゴットシャルク の作品で幕を閉じる魅力的な選曲で構成されており、ここで聴ける作品からは、キューバにおける「クラシック音楽」の発 展を示唆しています。ピアニスト、イツッリオーツはキューバで生まれ7歳でアメリカに移住。9歳で初のコンサートを行い、 15歳の時には「リスト:ピアノ協奏曲第1番」でオーケストラと初共演を果たしています。ゴドフスキーの研究家としても知 られており、彼が制作したゴドフスキーのドキュメンタリー映像は、アメリカ全土のテレビで放映され好評を博しています。
STNS-30103
NX-B07
ラヴェル&ストラヴィンスキー
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番ト長調(1923-1927)
ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1919年版;アレクサンドル・ムウトツキン編)
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ「遺作」(1897)
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章
クロエ・キファー(Vn)
アレクサンドル・ムウトツキン(P)

録音:2018-2019年
フランスのヴァイオリニスト、キファーとロシア系アメリカ人ピアニスト、ムウトツキンのデュオ・アルバム。2人のルーツでもある「フラ ンス=ラヴェル」と「ロシア=ストラヴィンスキー」の作品を見事な演奏で聴かせます。 キファーはパリ音楽院を17歳で卒業、各地の音楽祭に出演し、2019年からはマンハッタン音楽大学で教鞭を執っていま す。ムウトツキンはルービンシュタイン国際コンクールを始めとした各種コンクールで多くの賞を獲得し、オーケストラとの共演や リサイタルで名を上げているピアニスト。最近はベルリン・フィルとブラームスのピアノ協奏曲を演奏し話題となっています。彼は アレンジャーとしても知られ、このアルバムに収録された「火の鳥」は、自身が編曲したヴァイオリン、ピアノ各々の技巧をたっぷ り聴かせる編曲版を使用、その才能を余すことなく披露しています。
STNS-30105
NX-B07
ドビュッシーへのオマージュ
ドビュッシー:映像 第1集
フローラン・シュミット:幻影 Op.70-「クロード・ドビュッシーの思い出」
ドビュッシー:映像 第2集
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(L.ボルヴィクによるピアノ編編)
デュカス(1865-1935):牧神のはるかな嘆き
ドビュッシー:管弦楽のための夜想曲-祭り(V.レイチキスによるピアノ編)
ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌-ドビュッシーの思い出
ドビュッシー:リンダラハ(J.ロジャー・デュカス編)
ドビュッシー:星の夜(K.アットウッド編)
ドビュッシー:忘れられた小唄 第2番(D.エリクール編)
ドビュッシー:美しき夕暮れ(K.アットウッド編)
サンドロ・ルッソ(P)

録音:2018年5月27日-6月12日
ニューヨーク、ペイトリッチ・サウンド・スタジオ
2018年のドビュッシー没後100年を記念アルバム。世界中で活躍するピアニスト、サンドロ・ルッソがドビュッシーに敬意 を表し、その作品を通して彼が思う通りの“作曲家の肖像”を描き上げます。ドビュッシー自身のピアノ作品だけにとどまら ず、フローラン・シュミットやデュカス、ファリャが書いた”作曲家へのオマージュ”や、編曲版など幅広い選曲が魅力。なか でもボルヴィックがピアノ用に編曲した「牧神の午後への前奏曲」や、レイチキスが編曲した「祭り」は、オーケストラの陰 影ある響きが余すことなくピアノへと移し替えられています。
STNS-30106
NX-B07
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ロンド ハ長調 Op.51-1
ピアノ・ソナタ 第6番ヘ長調 Op.10-2
ピアノ・ソナタ 第18番変ホ長調 Op.31-3
ピアノ・ソナタ ヘ短調「熱情」Op.57
タク・ヨンア(P)

録音:2016-2019年
ジュリアード音楽院で学び、現在、ニューヨークの「クレーン国際ピアノ・フェスティヴァル」の芸術監督を務めるタ ク・ヨンア。彼女はSTEINWAYの認定アーティストであり、このベートーヴェンのソナタ集は2020年、ベートーヴェ ン生誕250周年を記念する1枚でもあります。牧歌的な雰囲気を持つ第6番と第18番、激しい「熱情」。幅広 い表現力を感じさせる絶妙な選曲が聴きどころです。
STNS-30109
NX-B07
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
ブライアン・ソーントン(Vc)
アフェンディ・ユスフ(Cl)
スペンサー・マイヤー(P)

録音:2018年8月27-29日、オバーリン音楽院クロニック・ホール・スタジオ
クリーヴランドOのチェロ奏者を25年務めているブライアン・ソーントンのSteinwayレーベル第2 弾。第1弾(STNS30081)ではブラームスのチェロ・ソナタ2曲を聴かせてくれた彼ですが、今回は同じク リーヴランドOに2017-2018シーズンから首席クラリネット奏者として加わったアフェンディ・ユスフ を迎え、ブラームスの三重奏曲を披露しています。クラリネットとチェロという、ブラームスが愛した2つの楽 器の取り合わせで前作以上に幅広くなった表現と、深みを増した歌心で作品の魅力を最大限に伝えて います。カップリングはドビュッシーのチェロ・ソナタ。近現代作品に大きな関心を寄せるソーントンとピアニス トのマイヤーですが、ここではドビュッシーにも思い切った表現を付けてダイナミックに聴かせています。
STNS-30110
NX-B07
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 第2集
ピアノ・ソナタ 第50番ニ長調 Hob.XVI:37
ピアノ・ソナタ 第59番変ホ長調 Hob.XVI:49
ピアノ・ソナタ 第60番ハ長調 Hob.XVI:50
ピアノ・ソナタ 第48番ハ長調 Hob.XVI:35
ピアノ・ソナタ 第54番ト長調 Hob.XVI:40
ジョン・オコーナー(P)

録音:2019年6月3,4日
アイルランドのベテラン・ピアニスト、ジョン・オコーナーが弾くハイドンのソナタ集。 ハイドン作品は凝った対位法や形式、ユーモラスな旋律を持ち、ベートーヴェンやモーツァルトとはかなり違った味わいが あり、演奏するためにはセンスと遊び心が要求されます。オコーナーの演奏は洒脱であり、軽やかなもの。高く評価された 第1集(STNS-30058)に続き、ハイドン作品の持ち味を追求した素晴らしい演奏です。
STNS-30111
NX-B07
Bach 4 Kids〜子供のためのバッハ
フランス組曲 第6番ホ長調 BWV817-第5曲 ポロネーズ
.フランス組曲 第6番ホ長調 BWV817-第1曲 アルマンド
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869-前奏曲 第19番イ長調
3声のインヴェンション BWV787-801-シンフォニア 第13番イ短調
パルティータ 第3番イ短調 BWV827-第6曲 スケルツォ
パルティータ 第4番ニ長調 BWV 828-第4曲 アリア
前奏曲 ニ短調 BWV926
フランス組曲 第5番ト長調 BWV916-第2曲 クーラント
フランス組曲 第5番ト長調 BWV916-第5曲 ブーレ
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869 前奏曲 第1番ハ長調
パルティータ 第2番ハ短調 BWV926-第5曲 ロンドー
2声のインヴェンション BWV772-786-インヴェンション 第8番ヘ長調
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971-第1楽章
パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825-第5曲 メヌエット I
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869 前奏曲 第21番変ロ長調
パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825-第6曲 ジーグ
3声のインヴェンション BWV787-801-シンフォニア 第4番ニ短調
フランス組曲 第5番ト長調 BWV816-第7曲 ジーグ
ゴルトベルク変奏曲 BWV988-アリア
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2018年12月20-21日
ベートーヴェンやバッハの演奏で定評のあるアメリカの名ピアニスト、アンドリュー・ランジェルがバッハの膨大な作品の 中から子供たちが興味を持ってくれそうな、かつ“ランジェル自身の中の子供心”(ジャケットの風変りな絵は、ピアノを始 める前の9歳のランジェルが描いたもの)を目覚めさせる曲を選んだ1枚。どれも短めな曲ばかりで、結果的に子供だけで なく、お父様、お母様、学生や教師、そしてもちろん音楽評論家も含めた全ての人に楽しんで頂けるアルバムになりまし た。
STNS-30112
NX-B07
シューマン&ナモラーゼ:ピアノ作品集
シューマン:暁の歌 Op. 133
 アラベスク ハ長調 Op. 18
ニコラス・ナモラーゼ(1992-):アラベスク
シューマン:フモレスケ 変ロ長調 Op. 20
ナモラーゼ:エチュード I. Major Scales
 エチュード II. Mostly Triads
 エチュード III. Moving Mirrors
ニコラス・ナモラーゼ(P)

録音:2019年3月1-3日
カナダで3年に1回開催される「ホーネンス国際ピアノコンクール」。この2018年度コンクールで優勝し注目を集め たニコラス・ナモラーゼ。作曲家としても知られる彼は、このSTEINWAYレーベルでのデビュー盤で、シューマン作 品と自作を披露。2人のアラベスクを中心に据えたプログラムで自身の才能をアピールしています。とりわけ、コン クールでも演奏した自作の「エチュード」での鮮やかな技巧と音楽性が聴きどころ。
STNS-30114
NX-B07
プロコフィエフ:ロメオとジュリエット
「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75(1957)
10の小品 Op.12(1906-13)
スタニスラフ・フリステンコ(P)

録音:2015-2017年
ウクライナのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、フリテンコによるプロコフィエフの2つのピアノ曲集。「ロメオとジュリエット」は 華麗なオーケストラ作品である原曲をプロコフィエフ自身がピアノ独奏用に編曲したヴァージョンで、バレエの初演 1年前の1937年に初演されています。オーケストラ版の楽しさが余すことなくピアノに移し変えられており、独立 したピアノ曲としても親しまれています。もう1曲の「10の小品」Op.12はペテルブルク音楽院在学中の1906〜 1913年に作曲した小品集。1913年にプロコフィエフ自身が編纂したユニークな作品です。様々な形式の曲が 並べられており、実験的な要素も感じられます。冴えわたるフリステンコの超絶技巧が聴きどころです。
STNS-30124
NX-B07
ザ・ファイヴ・ブラウンズのクリスマス
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」より(J.シュムウェイ編)
1.小さな序曲
2.行進曲
3.金平糖の踊り
4.ロシアの踊り
5.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(H.バウアー編)
6.ヘンデル:メサイアより第1部:ひとりのみどり子が私達のために生まれる(C.ツェルニー編)
7.アダン(1803-1856):オー・ホーリー・ナイト(J.シュムウェイ編)
8.アンダーソン(1908-1975):そりすべり-休日の楽しみ(G.アンダーソン編)
9.伝承曲:静かに、静かに、静かに(M.ウィルバーグ&M。ブラウン編)
10.伝承曲:エサイの根より(M.ブラウン編)
11.レーガー:マリアの子守歌 Op.76-52
12.レーガー:クリスマスの夢(きよしこの夜) Op.17-59
13.ワルトトイフェル(1837-1915):スケーターズ・ワルツ(ファースト・ピアノ・クァルテット編)
14.ブゾーニ(1866-1924)劇音楽「トゥーランドット」から「グリーンスリーヴス」
15.ヘリー=ハッチンソン(1901-1947):キャロル交響曲より(K.オルソン編)
16.レオントヴィチ(1877-1921):キャロル・オブ・ザ・ベル(J.シュムウェイ編)
ザ・ファイヴ・ブラウンズ…1-4,8,13,14,15
ライアン・ブラウン…5
メロディ・ブラウン…6,9,10,14
デオンドラ・ブラウン…6,7
デザレ・ブラウン…6,7
グレゴリー・ブラウン…11,12

録音:2019年7月1-3日 Drew University(13のみ2016年7月27日)
2004年にデビューしたアメリカ出身の5人姉弟アンサンブル「ザ・ファイヴ・ブラウンズ」。兄弟姉妹全員がジュリ アード音楽院に進学、卒業後はジャンルを超えた自由自在な表現を目指しアンサンブルを結成、日本に来日 した際には5台のグランドピアノを舞台に並べた華麗な演奏が大きな話題となりました。この最新アルバムとなる クリスマス曲集は彼らがプロデュースするドレッシーなクリスマス・パーティの風景。様々なアレンジで演奏されるクリ スマス・ソングは、煌めく光と、粉雪が舞い降りる中、そりの鐘の音とともに聖なる夜を盛り上げ、聴き手を魅了し ます。
STNS-30125
NX-B07
ショパン:後期作品集
スケルツォ 第4番ホ長調 Op.54
マズルカ 第33番ロ長調 Op.56-1
マズルカ 第34番ハ長調 Op.56-2
マズルカ 第35番ハ短調 Op.56-3
ポロネーズ 第7番変イ長調「幻想」Op.61
子守歌 変ニ長調 Op.57
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ピアノ・ソナタ 第3番ロ短調 Op.58
サンドロ・ルッソ(P)

録音:2019年2月11日,3月30日
ピアノの詩人、ショパンの後期作品集。39歳でこの世を去ったショパンにとって、後期といってもまだ30代を指しますが、 驚くほどに成熟した数々の作品を遺しています。画期的で革新的な作風は、後に続く世代のドビュッシー、ラヴェルやス クリャービンたちの指針となったのは間違いありません。演奏は、イタリアのエレガントなピアニズムで知られるサンドロ・ルッ ソ。幼い頃からピアノの才能を開花させ、ベッリーニ音楽院と、ロンドンの王立音楽大学で学びました。2000年にアメリ カに渡り、ベルゲンPO協奏曲コンクールで優勝してから、アムステルダム・コンセルトヘボウやコン ツェルトハウス・ベルリンなど世界の主要な舞台で演奏、注目を集めています。
STNS-30126
NX-B07
バッハの花束
バッハ:イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989
イエス、わが喜び BWV753-W.Fバッハの音楽帖から
小前奏曲 ニ短調 BWV926-W.Fバッハの音楽帖から
メヌエット-W.Fバッハの音楽帖から:エゴン・ペトリによる自由なアレンジ
インヴェンション 第1番-第15番BWV772-786
羊はやすらかに草をはみ-カンタータ BWV208より(エゴン・ペトリ編)
汝の御座の前に、われ進み出で BWV668(エゴン・ペトリ編)
シンフォニア 第1番-第15番BWV787-801
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2018年12月20-21日
バッハ、ベートーヴェン作品の優れた解釈で知られるアンドリュー・ランジェルの新しいバッハ・アルバム。これは2018年にリリー スされた「ベートーヴェンの花束」(STNS30080)の続編となる1枚で、数多いバッハ作品の中から、ランジェルがとりわけお 気に入りの曲を集め、愛情たっぷりに演奏したものです。中でも最後に置かれたシンフォニア全曲が圧巻の仕上がり。まさに 「溶け合って響く」というタイトル通り、短い主題が効率よく展開されていく様子が、ランジェルの手によって次々と紐解かれて いきます。
STNS-30127
NX-B07
フィリップ・グラス (1937-):ピアノ・ワークス
1. グラスワークス - I. オープニング
2. メタモーフォシス One
3. メタモーフォシス Two
4. メタモーフォシス Three
5. メタモーフォシス Four
6. メタモーフォシス Five
7. モダン・ラヴ・ワルツ
8. ピアノ・ソロのためのパッサカリア 「ディスタント・フィギュア」
9. マッド・ラッシュ
ジェニー・リン(P)

録音:2018-2019年 スタインウェイ・ホール・ニューヨーク
台湾に生まれオーストリアで育ち、現在はアメリカを中心に活躍するピアニスト、ジェニー・リン。これまで古典派からショパン、現代音楽まで数 多くのCDをリリースしてきた彼女は、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどの主要紙で絶賛されています。2019年にはアルトゥール・ シュナーベルの作品全集(STNS-30074)でも注目を浴びていますが、同時代の作品解釈は特に高い評価を得ているところ。中でもフィリッ プ・グラスが自ら主宰する世界各地の公演に於いて、2014年から彼女が弾いている「エチュード」は大きな評判を呼び、2018年には全20 曲を収めたCD(STNS-30070)もリリースされています。今回の第2弾には、1989年にグラス自身のピアノ演奏で発売されたアルバム「ソロ・ ピアノ」収録曲を中心とした、彼の代表作ばかりが集められています。張り詰めた抒情性、揺れ動く色彩感、そんなグラスのピアノ作品の美し さを、余すところなく、かつ自然に描きあげたアルバムです。
STNS-30128
NX-B07
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D959
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D960
デイヴィッド・デヴォー(P)
※Steinway モデルD #586518

録音:2021年10月11-12日
1953年、マサチューセッツ州コンコード生まれのピアニスト、デイヴィッド・デヴォー。 ボストンを中心にコンサー ト活動を行い、高く評価されている彼が弾くシューベルト最晩年の2曲のソナタです。 「高峰のようにそびえ立つこの2曲のソナタの楽譜には、人間が経験するあらゆる感情が刻まれており、特に 緩徐楽章がその核心となっています。音楽家や聴衆が慰めや希望を求め、絶望を克服しようとする時に、こ のソナタに何度も立ち返るのは自然なことです」と語るデヴォー。一音、一音かみしめるように味わい深い演 奏を行い、聞き手を魅了します。
STNS-30129
NX-B07
セルゲイ・ボルトキエヴィチ(1877-1952):手紙
リリカ・ノーヴァ Op.59- IV. Con slancio
3つの小品 Op.24No.1夜想曲 変ホ長調「ディアナ」
嘆きと慰め Op.17No.2慰め ニ長調
10の前奏曲 Op.33No.8変ニ長調 Andante sostenuto e cantabile
4つの小品 Op.3No.3ガヴォット- カプリース
10の前奏曲 Op.33No.7嬰ヘ長調Andantino
6つの前奏曲 Op.13No.4嬰ハ短調 Appassionato
ピアノのための小説 Op.35No.7手紙
6つの抒情的思索 Op.11NO.5変イ長調 Poco moto, con amabilita
ピアノのための小説 Op.35No.3Erwachende Liebe 愛の目覚め
リリカ・ノーヴァ Op.59- III. Andantino
リリカ・ノーヴァ Op.59- I. Con moto affettuoso
幻想小曲集 Op.61No.2夢
ジェニ・リ=コーエン(P)

録音:2018-2021年
セルゲイ・ボルトキエヴィチはロシア帝国時代のハリコフ(現ウクライナのハルキウ)でポーランド人貴族の家庭に生まれたピアニスト・作曲家。 ニューヨークを拠点に活躍するジェニ・リ=コーエンはボルトキエヴィチのピアノ曲を深く愛し、そこには人間的な感情のあらゆる要素が表現されていると語りま す。
STNS-30131
NX-B07
無伴奏ヴァイオリンのために
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565 - トッカータ(T. チュロチニコヴァによるヴァイオリン編)
ビーバー(1644-1704):ロザリオのソナタ - パッサカリア ト短調
ハンドシキン(1747-1804):ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.3, No.3 - 第1楽章 アンダンテ・マエストーソ
フィリップ・グラス(1937-):ヴァイオリン協奏曲第2番 「アメリカの四季」 - プロローグ
テレマン:12のファンタジア - 第9番 ロ短調 TWV 40:22-第2楽章 ヴィヴァーチェ
グラス:ヴァイオリン協奏曲第2番「アメリカの四季」 - ソング第1番
マッテイス(1670-1737):アリア・ファンタジア
グラス:ヴァイオリン協奏曲第2番「アメリカの四季」 - ソング第2番
モンタナーリ(1678-1737):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 - 第4楽章 ジーガ・センツァ・バッソ
グラス:ヴァイオリン協奏曲第2番「アメリカの四季」 - ソング第3番
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV 1003 - 第4楽章 アレグロ
イザイ:ヴァイオリン・ソナタ - 第2楽章 カンツォーナ(レント・エ・メスト)(ブリュッセル国立音楽院所蔵の手稿譜より)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 Op.27, No.2- 第1楽章 前奏曲 「妄執」
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565- フーガ(T. チュロチニコヴァによるヴァイオリン編)
タチアーナ・チュロチニコヴァ(Vn)

録音:2018年11月
無伴奏ヴァイオリンのためのさまざまな作品を通じて、バロック音楽と近現代音楽との魅力的な関連を探求した アルバム。チュロチニコヴァは異なるピッチに調弦したモダンとピリオドの楽器を使用し、独特な音の世界を表現し ました。チュロチニコヴァはウクライナのハリコフ出身。7歳でヴァイオリンをはじめ、14歳でハリコフ・フィルハーモニー とブルッフの協奏曲を演奏しプロ・デビューを飾り、モスクワのチャイコフスキー音楽院、オーバリン音楽院、ジュリ アード音楽院で学びました。2013年にカーネギーホールで開催したコンサートが絶賛され、2016年には TOCCATA CLASSICSから「アキメンコ:ヴァイオリン作品集」(TOCC-352)をリリース。以降アメリカ全土で演 奏会を行っている注目のヴァイオリニストです。
STNS-30132
NX-B07
CLASSICAL GERSHWIN
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
Embraceable You 愛しい人よ、私を抱きしめて
Our Love is Here to Stay わが恋はここに
.I Got Rhythm アイ・ゴット・リズム
They Can't Take That Away from Me 誰にも奪えぬこの想い
Walking the Dog イヌの散歩
Fascinating Rhythm 魅惑のリズム
S'Wonderful/Funny Face ス’ワンダフル/ファニー・フェイス
Second Rhapsody 第2ラプソディ

ENHANCED CD仕様・・・ラプソディ・イン・ブルーの演奏風景収録
ケイティ・メイハン(P…STEINWAY D)

録音:エミール・ベルリナー・スタジオ、ベルリン
独自の個性と詩的な解釈で知られるアメリカのピアニスト、ケイティ・メイハン。彼女の優雅で魅力的なステージは多くの 聴衆の注目を集めています。パスカル・ロジェに師事し、フランス印象派の音楽を得意としていますが、実は彼女、4歳 の時にラベック姉妹が演奏するガーシュウィンを聴き、その音楽のとりこになり、現在に至るまでガーシュウィンの音楽を演 奏することに喜びを感じているとも語ります。若い演奏家たちの指導にも熱心であり、様々な方法で素晴らしい音楽を 日々届けることに力を注いでいます。
STNS-30133
NX-B07
ルイーズ・ファランク(1804-1875):独奏ピアノのための練習曲と変奏曲集
ロシアの歌による変奏曲 Op.17
イタリア Op.14 No.1-ノルマによるカヴァティーナ
ユグノー教徒の思い出 Op.19
30の練習曲 Op.26(抜粋)
 第3番:イ短調 Allegro non troppo
 第5番:ホ短調 Vivace
 第9番:イ長調 Andante con moto
 第10番:嬰ヘ短調 Adagio
 第11番:ホ長調 Presto
 第12番:ホ長調 Fuga a due saggetti
 第14番:ロ長調 Vivace
 第15番:嬰ト短調 Andante affettuoso
 第17番:変ホ短調 Allegro agitato
 第18番:変ニ長調 Moderato e cantabile
 第21番:変イ長調 Adagio
 第22番:ヘ短調 Allegro molto
 第24番:変ホ長調 Tempo di Marcia
 第25番:ハ短調 Allegro energico
 第29番:ニ短調 Fuga:Andante
ジョアン・ポーク(P)

録音:2019年5月17-19日
19世紀フランスで活躍した作曲家ルイーズ・ファランク。彼女はパリ音楽院で女性として初めて教授職に就任し、 1861年と1869年に管絃楽曲に対してフランス学士院よりシャルティエ賞を授与されるなど、女性が職業音楽家と して活動するのが困難な時代において、目覚ましい成果を残した人として知られています。このアルバムには、教育 用として書かれた「30の練習曲」からの抜粋と、彼女が得意とした変奏曲が3曲収録されています。どれも技巧的で ありながら、情感に訴える部分も多く、聞きどころの多い作品として成立しています。シャミナードやガーシュウィン作 品のアルバムが高く評価されたアメリカのピアニスト、ジョアン・ポークが見事な演奏を披露しています。
STNS-30136(2CD)
NX-D01
バッハ:イギリス組曲 (全6曲) アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2019年4月
ベートーヴェンやバッハの演奏で定評のあるアメリカの名ピアニスト、アンドリュー・ランジェルの最新録音。前作「J.S. バッハ:ピアノ作品集」(STNS-30111)では、誰もが親しみやすいバッハの名曲を披露したランジェルですが、今作では 同じくバッハの“技巧的な大作”として知られる「イギリス組曲」全曲に取り組みました。「イギリス組曲」はバッハの様々な 組曲の中では最初期に書かれた曲集で、名前の由来はわかっていないものの、どの曲も巨大な前奏曲を伴う6つの舞 曲で構成された意欲作。多くの鍵盤奏者が取り組む名曲として知られています。ランジェルは的確なアーティキュレー ションを施しながらも、自由自在な即興性を加味し、ユニークで味わい深い演奏を聴かせます。
STNS-30150(9CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
【DISC 1】
・第1番 ・第2番 ・第3番
【DISC 2】
・第4番 ・第5番 ・第6番
【DISC 3】
・第7番 ・第8番「悲愴」 ・第9番 ・第10番
【DISC 4】
・第11番 ・第12番 ・第13番 ・第14番「月光」
【DISC 5】
・第15番 ・第16番 ・第17番「テンペスト」
【DISC 6】
・第18番 ・第19番 ・第20番 ・第21番「ワルトシュタイン」 ・第22番
【DISC 7】
・第23番「熱情」 ・第24番「テレーゼ」 ・第25番 ・第26番「告別」 ・第27番
【DISC 8】
・第28番 ・第29番「ハンマークラヴィーア」
【DISC 9】
・第30番 ・第31番 ・第32番
コンスタンチン・シェルバコフ(P)

録音:2019年10月-2020年1月、3月スイス放送協会SRFスタジオ、チューリヒ、スイス…DISC1-7
2020年4月、6月 ボスヴィル旧教会、スイス…DISC8,9
1983年の第1回ラフマニノフ・コンクールでの優勝以来、技巧派のヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして脚光を浴びながら、詩情あふれる表現で も世界中のピアノ・ファンを魅了し、バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇るシベリア出身の巨匠シェルバコフ。彼のベートーヴェンといえ ば、NAXOSレーベルへ録音したリスト編曲版交響曲全集や「ディアベリ変奏曲」などが高い評価を得ており、実演でも複数のソナタを含む作 品をレパートリーとして披露して来ましたが、作曲家生誕250年となる2020年、そのソナタを全集で一気にリリースすることとなりました。持ち 前のテクニックはもとより、人並外れたその集中力と研ぎ澄まされた感性から生まれる表現が、ダイナミックさと緊張感を併せ持つ絶妙のベー トーヴェン像を紡ぎ出しています。彼が活動の拠点としているチューリヒのスイス・ドイツ語放送のスタジオで、ほぼ番号順に進められた録音でし たが、コロナ禍の中行われた第28番以降のセッションは、豊かな音響で定評のあるボスヴィルの旧教会で行われました。楽聖の晩年10年間 に書かれながらも、最晩年を待たずに筆が置かれたその完成形を、素晴らしい響きで聴くことができます。
STNS-30155
NX-B07
チャイコフスキー、ショパン、ラヴェル:ピアノ作品集
チャイコフスキー:眠りの森の美女 Op. 66(ミハイル・プレトニョフによるピアノ編)
ショパン:ロンド 変ホ長調 Op. 16
ラヴェル:夜のガスパール
テティアナ・シャフラン(P…Steinway Model D)

録音:2021年11月8-9日
ウクライナの若きピアニスト、テティアナ・シャフラン、STEINWAY&SONSレーベルへのデビュー・アルバム。 2019年に開催されたオルガ・カーン国際ピアノ・コンクールでの優勝をはじめ、20以上の国際コンクールの入 賞経験を持つ彼女が、このアルバムで演奏したのはチャイコフスキー、ショパン、ラヴェルの作品。極めて高度 なテクニックを要する曲を揃え、その力量を発揮しています。
STNS-30156
NX-B07
ウォルトン:チェロ協奏曲
R・シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」
ズイル・ベイリー(Vc)
ロベルト・ディアス(Va)
グラント・ルウェリン(指)
ノースカロライナSO

録音:2019年4月5-6日 ライヴ
イギリス人指揮者、ルウェリン率いるノースカロライナ響のライヴ録音。グラミー賞受賞アーティストであるチェロのズイル・ベ イリーがウォルトンのチェロ協奏曲と、後半の交響詩「ドン・キホーテ」のソリストを務めた話題のコンサートです。 名チェリスト、ピアティゴルスキーの委嘱作で1956年に完成し、ミュンシュ指揮のボストン響で初演が行われたウォルトン の協奏曲は、全編に渡って弦楽器の特性を生かした息の長い旋律が歌われる抒情的な曲。一方、ドン・キホーテは 独奏チェロを破天荒な主人公に見立てたストーリー展開を持つ作品。ヴィオラによるサンチョ・パンサを伴い、壮大な冒 険物語が変奏曲形式で展開されるユニークな作品です。どちらもベイリーが大編成のオーケストラとともに雄弁な演奏 を聴かせます。
STNS-30161
NX-B07
ベートーヴェン:ピアノ曲集
6つのバガデル Op. 126
ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調 Op. 109
ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」 Op. 57
ケイティ・メイハン (P/ハンブルク・スタインウェイ D)

録音:2019年 マイスターザール、ベルリン
4歳の頃、ラベック姉妹の演奏する「パリのアメリカ人」で音楽に目覚めたというアメリカのピアニスト、ケイ ティ・メイハン。個性的な解釈と情感豊かな表現で知られる彼女の今回のアルバムは、ベートーヴェン・イ ヤーにちなみ、大作曲家が最後に残したピアノ曲「6つのバガデル」と、後期三大ソナタ一つの第30番、 そして中期の大傑作「熱情」を組み合わせるという意欲的なもの。「アパッショナータ(熱情)」をキーワード に、熱のこもった快演を聴かせてくれます。
STNS-30166
NX-B07
『音楽のおもちゃ箱〜子供たちのために』
スメタナ(J.シュムウェイ編):「モルダウ」 - ザ・ファイヴ・ブラウンズ
グリーグ:『ペール・ギュント』より「アニトラの踊り」 - デザレー & デオンドラ・ブラウン
モーツァルト(G.アンダーソン編):「トルコ行進曲」 - ザ・ファイヴ・ブラウンズ
ドビュッシー:『子供の領分』より「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」 - メロディー・ブラウン
ワルトトイフェル(ファースト・ピアノ・カルテット編): 「スケーターズ・ワルツ(スケートをする人々)」 - ザ・ファイヴ・ブラウンズ
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ より 第1楽章 - デザレー & デオンドラ・ブラウン
ベートーヴェン(J.シュムウェイ編):交響曲第5番 より 第1楽章 - ザ・ファイヴ・ブラウンズ
ライアン・ブラウン:「The Current 時の流れ」 - ライアン・ブラウン
クープラン:「神秘的なバリケード」 - メロディー・ブラウン
シューマン:『子供の情景』より - グレゴリー・ブラウン
 I. 「見知らぬ国と人々について」
 V. 「おねだり」
 XII. 「眠りに入る子供」
 VII. 「トロイメライ(夢)」
 XIII. 「詩人は語る」
即興「子供の頃に戻れたら」 - ポピー・ルーチ(6才)…デザレー・ブラウンの娘
ザ・ファイヴ・ブラウンズ (ピアノ・アンサンブル)【ライアン・ブラウン
メロディー・ブラウン
グレゴリー・ブラウン
デオンドラ・ブラウン
デザレー・ブラウン】

録音:2016年6月24-26日 ドリュー大学 ドロシー・ヤング・センター・フォー・ジ・アーツ
5人兄妹のピアノ・アンサンブル、ザ・ファイヴ・ブラウンズによる、自分たちの子供の頃の思い出が詰まった作品ばかりを集めたアルバム。シュー マンやドビュッシーが子供を主題に書いた作品のほか、彼らのアルバムではお馴染みのアレンジャー、ジェフリー・シュムウェイとグレグ・アンダーソ ンの編曲によるクラシックの名曲を収録。彼らの先達ともいえる、1940年代から50年代を中心に活躍したアメリカのピアノ・アンサンブル、 ファースト・ピアノ・カルテットの編曲による「スケーターズ・ワルツ」の4台8手版(5人で演奏)は、前作「クリスマス」に続いて再収録です。子供は もちろん、大人が聴いても楽しく、ノスタルジックな雰囲気たっぷりの一枚。ラストには、デザレーの6才の娘さんによる可愛らしい即興も。
STNS-30169
NX-B07
ロベルト・ピアーナ(1971-):プッチーニの「ボエーム」による大幻想曲
ビゼーの「カルメン」による大幻想曲
アントニオ・ポンパ=バルディ(P/ハンブルク・スタインウェイ モデルD #610511)

録音:2019年11月10日、2020年5月1日 スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
イタリアのコンポーザー・ピアニスト、ロベルト・ピアーナの作品を名手アントニオ・ポンパ=バルディが奏でる シリーズ。これまでナポリ民謡を元にしたもの(STNS-30086)などがありましたが、今回はオペラの名曲を 元にしたアルバムです。演奏時間は「カルメン」が25分、「ボエーム」は30分近くもあるいずれも大作で、 それぞれのオペラに散りばめられた名旋律の数々を堪能できるのはもちろん、目の覚めるような超絶技巧 も駆使した、華麗で聴き応えのある作品に仕上がっています。
STNS-30171
NX-B07
リフレクションズ
ハイドン:ピアノ・ソナタ第62番 変ホ長調 Hob.XVI:52
ショパン:夜想曲第17番ロ長調 Op. 62- 1
シューマン:アベッグ変奏曲 Op. 1
ショパン:マズルカ第33番ロ長調 Op. 56- 1
 マズルカ第34番ハ長調 Op. 56- 2
 マズルカ第35番ハ短調 Op. 56- 3
アデス(1971-):3つのマズ12.
ショパン:バラード第1番 ト短調 Op. 23
エイヴリー・ガリアーノ(P)

録音:2020年9月-11月
2010年に開催された「第10回ショパン国際ピアノコンクール・イン・アメリカ」で第1位と協奏曲演奏最優秀賞を獲得し、2021年の「ショパン国際ピアノ・コ ンクール」に予選免除で出場、惜しくも入賞を逃したものの、多くの聴き手に強い印象を残したエイヴリー・ガリアーノ。彼女はカーティス音楽院でゲイリー・グ ラフマンと、ロバート・マクドナルド、ジョナサン・ビスに師事し研鑽を積みながら、コンサート活動も行う注目の若手ピアニストです。このアルバムには「この曲と 出会えたからピアニストになった」という曲を選んでいます。ガリアーノ自身の音楽の自画像とも言える1枚です。
STNS-30172(2CD)
NX-D01
『パーソナル・デーモンズ』
ロウェル・リーバーマン(1961-):ガーゴイル Op. 29
ミロスラフ・カベラーチ(1908-1979):8つの前奏曲
リスト:死の舞踏 S525/R188
リーバーマン:4つの幻影 Op. 17
シューベルト:アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 イ短調 D. 576
ブゾーニ(1866-1924):対位法的幻想曲
リーバーマン:夜想曲第10番Op. 99
ロウェル・リーバーマン(P/スタインウェイ モデルD #533611)

録音:2020年8月24-27日、11月28日
ブルー・グリフィンズ・スタジオ「ザ・ボールルーム」、ランシング、ミシガン州
アメリカに現在住んでいる作曲家の中では、最も頻繁に演奏・録音されているというコンポーザー・ピアニ スト、ロウェル・リーバーマン。実際ここに収められている「ガーゴイル」などは、かなりの数の録音が既にリ リースされています。そんな彼がこれまで最も影響を受けた作品ばかりを、自作と合わせて収録したのが 今回のアルバム。幅広い音楽性とモダンなピアニズムに溢れた、彼の創作の秘密に迫る内容となっていま す。
STNS-30173
NX-B07
ギヤ・カンチェリ(1935-2019):シンプル・ミュージック 〜 ピアノとアコーディオンによる

1. 「リア王」 - テーマ
2. The Eccentrics - ワルツ *
3. 「アーモンドの花が咲くとき」 - テーマ *
4. Extraordinary Exhibition - テーマ *
5. A 「お気に召すまま」 - テーマ **
6. D 「ドン・キホーテ」 - テーマ
7. K 「不思議惑星キン・ザ・ザ」 - テーマ
8. Mimino - テーマ *
9. 「肝っ玉おっ母とその子どもたち」 - テーマ
10. 「十二夜」 - メイン・テーマ
11. 「青い山/本当らしくない本当の話」 - テーマ *
12. 「ゴドーを待ちながら」 - テーマ *
13. 「リチャード三世」 - ラグ・タイム *
14. 「カヌマ」 - テーマ *
15. T「コーカサスの白墨の輪」 - テーマ *
16. The Role for a Beginne - テーマ **
17. 「リチャード三世」 - ワルツ
18. 「コーカサスの白墨の輪」 - テーマ
19. 「るつぼ」 - テーマ *
20. 「ハムレット」 - テーマ **
21. 「十二夜」 - テーマ
22. 「嘆くな!」 - ワルツ *
23. 「ベアーズ・キス」 - テーマ *
24. K「不思議惑星キン・ザ・ザ」 - メイン・テーマ
25. 「ハムレット」 - メイン・テーマ *
26. Earth, This is Your Son - ソング **
27. Tears Were Falling - テーマ
28. Cinema - メイン・テーマ **
29. 「コーカサスの白墨の輪」 - テーマ *
30. The Role of a Beginner - ワルツ *
31. S「サニーナイト」 - メイン・テーマ *
32. 「肝っ玉おっ母とその子どもたち」 - テーマ **
33. 「ロミオとジュリエット」 - テーマ *

無印…デュオ
*…ピアノ・ソロ
**…アコーディオン・ソロ
ジェニー・リン(P/ニューヨーク・スタインウェイ Model D #590904)
ガイ・クルセヴェク(アコーディオン)

録音:ジェニー・リン…2020年7月13-16日、2020年8月20日
カンチェリが2009年に、自らが1965年から2002年に書いた映画音楽と舞台音楽より印象的なフレーズを抜き出し、1分弱からせいぜい3 分ほどの小品に仕上げたものを33曲まとめた「ピアノのための33の小品」あるいは「シンプル・ミュージック」。タイトル通り譜面上はピアノのため に書かれていますが、作曲者自身により、「これらのスケッチはダイナミクスを始めとした様々な指示から解き放たれていくでしょう。特に即興を得 意とする奏者たちによって。ただしそれは義務ではない。どのように演奏してもよい。」といった趣旨の序文が添えられています。フィリップ・グラス を始めとした現代音楽のスペシャリスト、ジェニー・リンは、このカンチェリの序文に触発され、インプロヴィゼーションで高い評価を得ているアコー ディオンの大御所、ガイ・クルセヴェクと共に、この小品集をライヴで演奏するというアイディアを膨らませていました。ところが2020年、世界は新 型コロナ・ウイルスによるパンデミックに見舞われ、この構想も頓挫します。そこで二人はリモートによる録音を行い、アルバムとして完成させるこ ととなりました。本来ライヴで生まれてくる即興を、録音で組み上げていくという発想の転換でした。ここでの即興は作品の輪郭を変える性質 ではなく、むしろこれらの美しさを再認識させてくれるもの。今の時代が生んだ、今だからこそ聴く者の心に沁みる、たいへん美しい一枚です。
STNS-30176(2CD)
NX-D01
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 アンドルー・ランジェル(P)
Steinway モデルD #586518

録音:2021年4月
バッハとベートーヴェン作品における優れた解釈で知られるアンドルー・ランジェル。彼は30年ほど前に バッハの「ゴルトベルク変奏曲」、トッカータ嬰ヘ短調、「音楽の捧げもの」からの2曲のリチェルカーレの演 奏でSTEINWAY & SONSレーベルでのデビュー作を皮切りに、いくつかのレーベルをまたぎながら数多くの バッハ作品の録音を続けており、その鮮烈さ、美しさ、独創性が高く評価されています。 今回の『平均律クラヴィーア曲集第2巻』は、2007年にBridge Recordsレーベルからリリースされた第1巻 の続編となるものであり、前作からほぼ14年を経たランジェルの演奏は、ますます煌びやかで自由奔放となっ ており"聴き続けるたびに、これまで気づかなかった美しさとポリフォニーの神秘が見えてくる"と海外の音楽サイ トでも絶賛されています。
STNS-30177
(1CD+DVD)
NX-B07
子供のためのベートーヴェン Vol. 2
ベートーヴェン:11のバガテル Op. 119より第9番 イ短調/第10番イ長調/第4番イ長調
ピアノ・ソナタ第15番「田園」Op. 28- 第3楽章: Scherzo:Allegro vivace
6つのバガテル Op. 126 - 第5番ト長調
11のバガテル Op. 119 - 第5番ハ短調
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op. 31 No. 3- 第2楽章:Scherzo:Allegretto vivace
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」 Op. 27 No. 2- 第1楽章:Adagio sostenuto
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op. 10 No. 3- 第3楽章:Menuetto:Allegro
6つのバガテル Op. 126 - 第2番ト短調
創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 Op.34 - 主題:Adagio
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op. 78 - 第2楽章: Allegro vivace
アンディ・ランジェル(P)

【付属DVD】
What Sal Heard(子供向け英語アニメ)
録音年 不明
世界的ピアノメーカーが本気で取り組む、アンディ・ランジェルによる子供向けのピアノ・アルバム・シ リーズ。ベートーヴェンの第2集は、第1集と同じくバガテル(ちょっとしたものの意味)を中心に集めた1 枚。バガテルとはいえ、ベートーヴェンの晩年の作品だけに充実した筆致を持つ完成度の高い局が 並びます。また有名なソナタからの楽章も並べられており、今作も単なる子供向けとは侮れない見 事な1枚です。 前作と同じく、子供向け英語アニメ「What Sal Heard」も同梱されており、ここでは想像力にあふ れた活発な男の子"サルヴァトーレ・ピコ"の冒険をお楽しみいただけます。
STNS-30181(2CD)
NX-D01
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op. 5 No. 1
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op. 5 No. 2
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op. 69
チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op. 102 No. 1
チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op. 102 No. 2
アイルブ・マクドナー(Vc)
ジョン・オコーナー(P)

録音:2020年8月2-6日
2020年のベートーヴェン生誕250年を記念して録音された「チェロ・ソナタ全集」。チェロを演奏する のはアイルランド出身の新進気鋭の奏者アイルブ・マクドナーで、ピアノはベートーヴェンとハイドンの オーソリティとして知られるジョン・オコーナー。マクドナーはダブリンで開催されたデビュー演奏会でもオ コーナーとともにベートーヴェンのソナタ第3番を演奏。これは、アイルランドの「The IrishTimes」で "30年以上にわたって聞いてきたベートーヴェンのチェロ・ソナタの中でもマクドナーの演奏は最も音楽 的で満足のいくものだった"と大絶賛された他、ワシントンポスト紙でも高く評価されました。今回、 2020年に同じ顔触れでセッション録音が行われたこの全曲アルバムでも、二人は素晴らしいベー トーヴェンを披露しています。
STNS-30186
NX-B07
魂の音
アルヴォ・ペルト(1935-):鏡の中の鏡(1978)(キム・ミンジョンによるピアノ編)
ブラームス:間奏曲 変ロ短調 Op. 117- 2(1892)
バッハ:鍵盤の為の協奏曲 へ短調 BWV 1056 - アリオーゾ(1739頃)(アルフレッド・コルトーによるピアノ編)
ウラジミール・コスマ(1940-):ラ・ブーム:Reality(1980)(キム・ミンジョンによるピアノ編)
シャルル・トレネ(1913-2001):Douce France 優しきフランス(1943) (キム・ミンジョンによるピアノ編)
リスト:巡礼の年第1年 スイス S160/R10- 第6番オーベルマンの谷(1842)
シューベルト:即興曲 Op. 90 D 899 - 第3番変ト長調(1827)
エルガー:愛の挨拶 Op. 12(1888)(P編)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K. 331 - 第3楽章「トルコ行進曲」(1783頃)
ハロルド・アーレン(1905-1986):「オズの魔法使い」 - 虹の彼方に(1939) (ルパート・オースティンによるピアノ編)
キム・ミンジョン(P)…STEINWAY Model D #610511(Hamburg)

録音:2021年4月-5月スタインウェイ・ショールーム、パリ(フランス)
音楽には、聴く人の感情を前向きにし不安を軽減する効果があるとされています。ピアニスト、キム・ミンジョンは このアルバムのために、自身が病を患った際の治療中に聴いた作品、または自身が演奏した作品を選びまし た。大病を克服した彼女ならではの味わい深く希望に満ちた演奏です。 「音楽の力とその刺激は、私が病と闘っていた時期を通して私を助けてくれました。音楽の持つ力を共有するこ とで、他の人も自身の病に対処しやすいと感じるかもしれません。」 (キム・ミンジョン)
STNS-30187
NX-B07
デイヴィッド・シェントン(1975-):ピアノ作品集
6つの音楽的悪ふざけ Op. 81
バラード Op. 80
ピアノ・ソナタ Op. 77
「サンタが町にやって来る」による変奏曲(ショパンの「エチュード」による)
ジョアン・ポーク(P)

録:2021年4月27日、2020年7月28日
ニューヨークを拠点に活動する英国出身の作曲家・ピアニスト、デイヴッド・シェントンの作品集。クラシックの枠に 留まらず、ジャズやポップスなど多くのジャンルに精通した音楽家として知られ、ハリウッドやブロードウェイ・ミュージ カルのアレンジャーとしても幅広く活躍しています。このアルバムには彼の作風と音楽の好みを端的に示す4つの 作品を収録。プーランク風の洗練された響きにジャズのリズムを融合された「6 Musical Oddities 6つの音楽 的悪ふざけ」、ショパン風の「バラード」と「ピアノ・ソナタ」など耳なじみの良い旋律を持つピアニスティックな作品が 並びます。圧巻は最後に置かれた「サンタが町にやって来る」の変奏曲。おなじみのショパンの練習曲が様々な 形で現れ曲を彩ります。時には英雄ポロネーズやソナタまでが顔を出す楽しく、かつ技巧的な小品です。演奏す るジョアン・ポークはマンハッタン音楽学校のピアノ学部で教鞭をとる名手。
STNS-30188
NX-B07
ベートーヴェン:最後の3つのソナタ
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op. 109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op. 110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op. 111
ジェラルド・ティソニエール(P)

録音:2021年9月7-9日
1961年プエルトリコ生まれのピアニスト、ジェラルド・ティソニエールが弾くベートーヴェンの3つのソナタ。 ティソニエールはクリーブランド音楽院でアルトゥル・シュナーベルとアルフレッド・コルトーの弟子であったヴィト ヤ・ヴロンスキーに学びました。ワシントン・ナショナル・ギャラリーのリサイタルでのデビュー・リサイタル以来、国 際的に評価されるとともに、20世紀作曲家の作品を積極的に紹介、エキサイティングなコンサートで定評が あります。 ここではベートーヴェンのスコアを忠実に演奏しながら、抒情的な解釈を施すことで、この孤高の作品に対峙 しています。
STNS-30189(2CD)
NX-B07
リスト:詩的で宗教的な調べ
【CD1】
1. I. Invocation 祈り
2. II. Ave Maria アヴェ・マリア
3. III. Benediction de Dieu dans la solitude 孤独の中の神の祝福
4. IV. Pensee des morts 亡き人たちの思い
【CD2】
1. V. Pater noster 主の祈り
2. VI. Hymne de l'Enfant a son reveil 眠りから覚めた子供への賛歌
3. VII. Funerailles 葬送曲
4. VIII. Miserere, d'apres Palestrina パレストリーナによるミゼレーレ
5. IX. Andante Lagrimoso 無題
6. X. Cantique d'amour 愛の賛歌
アダム・テンドラー(P)…CD1:1、4 CD2:1、4、5
ジェニー・リン(P)…CD1:2、3 CD2:2、3、6…STEINWAY Model D #616938(New York)

録音:2019年9月19日スタインウェイ・ホール、ニューヨーク(USA)
アルフォンス・ド・ラマルティーヌの同名の詩集に20代のリストが着想を得たという「詩的で宗教的な調べ」。当初 は1834年に単独の作品として書かれたものの(これは後に第4曲「亡き人たちの思い」に改作)、リストは何度 も手を入れながら、新しい曲や合唱作品からの転用曲を加え、最終的には1953年に10曲からなる組曲とし て完成させました。このアルバムでは、2人のピアニスト、ジェニー・リンとアダム・テンドラーが演奏を分担、さまざま な表情を持つ曲を思い思いの解釈で弾きこなしています。
STNS-30195
NX-B07
20世紀前半のピアノ音楽 第2集
ウェーベルン:ピアノの為の変奏曲 Op. 27(1936)
ベルク:ピアノ・ソナタ Op. 1(1808-09)
モンポウ:3つの変奏曲(1921)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番 へ長調「黒ミサ」 Op. 68(1912-13)
プロコフィエフ:田園風ソナチネ Op. 59- 3(1934)
シベリウス:ソナチネ 嬰ヘ短調 Op. 67- 1(1912)
ラヴェル:ソナチネ(1905)
ビル・エヴァンス(1929-1980):ターン・アウト・ザ・スターズ(1966)
アンドルー・ランジェル(P)

録音:2021年6月
2018年にアイヴズのピアノ・ソナタ第2番(コンコード・ソナタ)を中心に収録した『20世紀前半のピアノ音楽 第1 集』(STNS-30100)をリリースし、好評を博したアンドルー・ランジェル。この第2集で彼は、ウェーベルン、ベルク といった新ウィーン楽派の作品をはじめ、スクリャービン、プロコフィエフの近代ロシア作品、他、シベリウス、モンポ ウ、ラヴェルまで多彩な作品を選び演奏。それぞれの曲が持つ特徴を際立たせるとともに、抒情的な側面も強 調したメリハリのある音楽を聴かせます。アルバムの締めくくりとして最後に置かれたビル・エヴァンスの「Turn Out the stars」は、ラヴェルの影響が感じられる洒落た小品です。
STNS-30198
NX-B07
ラフマニノフ、スクリャービン、メトネル:ピアノ・ソナタ集
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番(1931年版)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 嬰ヘ長調 Op. 53
メトネル:ピアノ・ソナタ ホ短調「夜の風」 Op. 25No. 2
 忘れられた調べ - 祝祭の踊り Op. 38No. 3
ケニー・ブロバーグ(P)

録音:2021年11月1日
1993年アメリカで生まれたケニー・ブロバーグのSTEINWAY&SONSレーベルへのデビュー・アルバム。幼い 頃にイタリア人の祖父が歌うアリアに触れ音楽に目覚めたというブロバーグ、6歳でピアノを始め、2017年第 15回ヴァン・クライバーン国際コンクールで第2位に入賞、2019年に開催された第16回チャイコフスキー国 際コンクールでは第3位を獲得し注目を集めました。このアルバムでは得意とするロシアの作品を演奏。情熱 的なパフォーマンスを存分に披露しています。

STNS-30200
NX-B07
デイヴィッド・ハックブリッジ・ジョンソン(1963-):悪魔のリラ
夜想曲 第1番 Op. 166 「ショパンへのオマージュ」
夜想曲 第2番 Op. 197 「オカルトより」
夜想曲 第3番 Op. 230 No. 1
夜想曲 第4番 Op. 230 No. 2
夜想曲 第5番 ロ長調 Op. 299
夜想曲 第6番 Op. 328
夜想曲 第7番 Op. 405 「悪魔のリラ」
ベル=ファンファーレ Op. 369
バルカローレ・エレジー Op. 160
カリグラフィック・ポエム Op. 224
ロウェル・リーバーマン(P)
使用楽器:Steinway Model D #533611

録音 2021年6月6-7日
世界初録音
自らも作曲家として活躍するピアニスト、ロウェル・リーバーマンが挑む英国現代作曲家、デイヴィッド・ハックブリッ ジ・ジョンソンの作品集。ハックブリッジ・ジョンソンは11歳で作曲を始め、これまでに交響曲、管弦楽曲、室内 楽曲、夥しい数の声楽曲、合唱曲を発表。2001年にはイギリスの「新音楽推進協会」の作曲家に選ばれま した。 このアルバムに収録された夜想曲第7番「悪魔のリラ」は、リーバーマンがSTEINWAYレーベルに録音したアル バム「Personal Demons」(STNS-30172)からインスパイアされた作品です。
STNS-30208
NX-B07
アルトゥール・シュナーベル(1882-1951):歌曲全集
5つの歌曲…世界初録音
10の歌曲 Op. 11
7つの歌曲 Op. 14
ノットゥルノ Op. 16
サラ・クーデン(C.A)
ジェニー・リン(P)

録音:2022年4月23-25日
ベートーヴェン弾きとして知られる名ピアニスト、アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)。実は作曲家としても精 力的に活動し3曲の交響曲をはじめ、ピアノ曲や声楽曲を遺しました。このアルバムは、彼の歌曲を全て収録した もので、台湾で生まれ現在はアメリカで活躍するピアニスト、ジェニー・リンと、同じくアメリカのコントラルト、サラ・クー デンの演奏によるもの。ジェニー・リンはシュナーベルのピアノ作品全集(STNS-30074)を2019年にリリースしてお り、シュナーベル作品の紹介に取り組んでいます。
STNS-30211
NX-B07
キム・スヨン〜モーツァルト・リサイタル
ジーグ ト長調「アイネ・クライネ・ジーグ(ライプツィヒ・ジーグ)」K. 574
12のコントルダンス K.269bより
 No.1ト長調/No.2ト長調
 No.3ハ長調/No.12ニ長調
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311
アレグロ ト短調 K.312
アダージョ ロ短調 K.540
グルックの主題によるピアノのための10の変奏曲 ト長調 K.455
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618(F.リスト編)
キム・スヨン(P)

録音:2022年10月12-13日
キム・スヨンは、韓国で学んだ後ザルツブルクのモーツァルテウム国立音楽大学に留学、パヴェル・ギリロフの教えを受けました。学士課程を最優秀成績で卒 業し、修士号も取得。リコ・グルダにも師事しています。2020年にモーツァルテウムが開催したモーツァルト国際コンクールで第2位、2021年のモントリオール 国際音楽コンクールで優勝して以降、国際的に活躍しています。 このSteinway & Sonsレーベルへのデビュー・アルバムでは、彼女が得意とするモーツァルトをフィーチャーしました。2つのソナタに加えて変奏曲やジーグ、リ スト編の「アヴェ・ヴェルム・コルプス」など珍しいレパートリーも盛り込まれた多彩な選曲です。「モーツァルトの音楽は生命と力に満ちており、人間の感情の全 てを包み込み、あらゆる時代や文化の枠を超えています。このアルバムを作る過程で私は何度も喜びに浸り、モーツァルトの心との個人的なつながりを感じ ることができました」と語っています。
STNS-30217
NX-B07

NYCX-10407
日本語解説付国内盤
税込定価
リスト:超絶技巧練習曲 S.139 イム・ユンチャン(P)

録音:2022年6月10日 テキサス州フォートワース、
バス・パフォーマンス・ホール
ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール セミファイナルにおけるライヴ録音
2022年6月に開催されたヴァン・クライバーン国際コンクールにおいて史上最年少で優勝を飾ったイム・ユンチャン。加えて新作課題曲の最優秀演奏賞と 聴衆賞にも選ばれ、審査委員長のマリン・オルソップから「深い音楽性と並外れたテクニックが有機的に結びついた稀有なアーティスト」と称賛されました。 コンクールはインターネットでライヴ配信されましたが、特に評判になったのがセミ・ファイナルでのリスト:超絶技巧練習曲集全12曲の演奏。イギリスの『グラ モフォン』誌が「世界中のネット上のピアノ・ファンの間でバズった」と言及した演奏がCDでリリースされます。聴衆の拍手に迎えられたイムは拍手が続いている うちに演奏をスタート。この場に臨む気迫と集中を感じさせます。以後、難曲の連続ながら解釈も音も輝きを保ったまま硬直することがなく、緩急や明暗は 自在に推移し、全12曲を通しての巧みな設計のもとに演奏を楽しんでいるかのような雰囲気さえ感じられます。『ダラス・モーニング・ポスト』紙が「100万人 に1人の才能だ」と評したのも納得の、華やかな魅力ある演奏と言えるでしょう。 ※国内仕様盤にはクライバーン・コンクールを現地取材した高坂はる香氏による日本語解説が付属します。


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