湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



STEINWAY&SONS
(アメリカ)


1853年にニューヨークで設立された世界に名だたるピアノメーカー"Steinway&Sons"いわゆる「スタインウェイ」は、妥協を一切許さない音、タッチ、そして美しさで世界中のプロ、アマ問わず多くの音楽家を魅了しています。そして2010年10月12日にはレコード・レーベルを立ち上げ、楽器の性能を生かしたピアノ曲を始めとした、さまざまなジャンルの音楽を録音し世に問います。記念すべき第1作は、ジェフリー・ビーゲルによるバッハの「フーガの技法」ですが、最近は名歌手ウテ・レンパーの官能的な歌声や、カナディアン・ブラスの妙技など盛りだくさん。


※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
STNS-30001
スタインウェイのバッハ
トッカータ.ニ短調BWV913
平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第5番ニ長調BWV850
パルティータ第2番ハ短調BWV826
トッカータホ短調BWV914
平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第13番嬰ヘ短調BWV858
フランス組曲第5番ト長調BWV816
ジェフリー・ビーゲル(P)
Steinway Model D

録音:2010年6月16-17日ニューヨーク,パーチェス大学コンサート・ホール・オブ・パフォーミング・アーツ・センター
Steinway&Sonseレーベルの初リリースCDは、名手ジェフリー・ビーゲルによるバッハバッハの作品集です。使用楽器は「SteinwayModelD」。274pの奥行を持つ最大のモデルで、比類なき響きを持つ最高級の楽器です。ビーゲルは作品に新鮮なアプローチと独自の解釈を施し新しいバッハ像を創り上げこの銘器から宝石のような美しい響きと表情豊かなサウンドを紡ぎだすことに成功しています。
STNS-30003(2CD)
ショパン:マズルカ集(全51曲) ミリアン・コンティ(P)
Steinway Model D(Hamburg)

録音:2010年10-13日ニューヨークペトリッチ・サウンド・スタジオ
SteinwayandSonseレーベル2作目は、ショパンのマズルカ全集です。ミリアン・コンティはアルゼンチン系アメリカ人で、ニューヨークを起点に活動しているピアニスト。彼女は2005年のジュリアード音楽院設立100年記念の際に「過去の卒業生BEST100」に選ばれるほど優秀な人材であり、アルゼンチンでも高い人気を得ています。彼女の持つ独特のリズム感は、ショパンのマズルカを演奏する際に素晴らしい美点となり、ポーランドの舞曲をグローバルなものとして昇華させることに成功しています。
STNS-30004
モンポウ:ひそやかな音楽
ひそやかな音楽第1巻
ひそやかな音楽第2巻
ひそやかな音楽第3巻
ひそやかな音楽第4巻
内なる印象第4番「秘密」
ジェニー・リン(P)
モンポウ(1893-1987)と言えば極限まで音を切り詰めた静謐な世界を思い起す人も多いことでしょう。最近流行の“断捨離”の精神にも似たストイックかつ解放感のある音楽は静かなブームを呼び、多くのファンを得ています。この「ひそやかな音楽」はモンポウの作品の中でも最大の小品集で、彼自身が出版や公開演奏をためらったほどの「内面的な世界」を描いたものです。1973年台湾に生まれアメリカ在住の若きピアニスト、ジェニー・リンはとりわけ現代音楽を得意としていることで知られますが、このモンポウでは、音を一つ一つ拾い上げるかのように丁寧な音を作り、作曲家の心の声を余すことなく表現しています。
STNS-30005
スタインウェイのクリスマス・アルバム
アンダーソン:そりすべり(ジェントリー編)
グレインジャー:サセックスの仮装行列によるクリスマス・キャロル
デイン・ドン!高らかに-主よ人の望みのよろこびよ
イサーク:静かな夜
トーメ(1925-1999)/ウェルズ(1922-1998):暖炉では栗の実が焼け(J.ビーゲル編)
リャプノフ:クリスマスの祭りOp.41-3「シャントゥール」
チャイコフスキー:くるみわり人形〜小行進曲/こんぺいとうの精の踊り/トレパーク
レーガー:青年時代よりOp.17-9「クリスマスの夢」
レビコフ(1866-1920):クリスマス・ツリーOp.21:ワルツ(ピアノ編)
チャイコフスキー:四季Op.37b-第12曲「12月:クリスマス」
ホルスト(リスト編):冬のさなかに-ため息
グルーバー:清しこの夜
イーディス・ネズビット:もうすぐクリスマス
メンデルスゾーン:あめにはさかえ(ベートーヴェン風)(D.ソシン編)
リスト:クリスマス・ツリー
S186/R71第3番飼葉桶のそばの羊飼たち
伝承曲:たいまつを手に-三隻の船(ピアノ編)
A.H.キャラウェイ:クリスマスの子守歌(J.ビーゲル編)
フォスター(1949-)My Grown-Up Christmas List(J.ビーゲル編)
伝承曲:オールド・ラング・サイン(J.ビーゲル編)
ジェフリー・ビーゲル(P)

録音:2011年5月3.4日ニューヨーク,パーチェス大学コンサート・ホール・オブ・パフォーミング・アーツ・センター
ジェフリー・ビーゲルが演奏する楽しいクリスマス・ピアノ曲集です。どの曲もステキなアレンジが施されていて聴いているだけでわくわくするものばかり。誰もが知ってるアンダーソンの「そりすべり」もピアノの美しい音色を存分に生かした重厚なアレンジが見事。まるで豪華純金製のそりに乗っているかのようなゴージャスさです。トラック13は、聞き覚えのあるリストの「ため息」がいつの間にかクリスマス・ソングに変わってしまうというもの。こんな仕掛けが至るところにあって、一つ一つ確かめていくだけでも楽しいはずです。
STNS-30006
ことばが消えるとき
マイケル・ジャクソン:ビリー・ジーン
ヴィヴァルディ:歌劇「ジュスティーノ」-私の心に涙の雨が降っている
モーツァルト:歌劇「魔笛」-パパゲーノ、パパゲーナ
ビゼー:カルメン幻想曲-ハバネラ
シューベルト:魔王Op.1
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ブレル&ジュアネスト:マチルド、マリークとマドレーヌ
シューマン:リーダークライスOp.39-5「月の夜」
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番-アリア「カンティレーナ」
トム・ヨーク(1968):パラノイド・アンドロイド
トーマス・オーガスティン・アーン(1710-1778):朝-まばゆい太陽
コールドプレイ:ビバ・ラ・ビダ
※全てグレッグ・アンダーソン&エリザベス・ジョイ・ローによる編曲
アンダーソン&ロー(P連弾)

録音:2011年7月6-8日ニューヨーク,パーチェス大学コンサート・ホール・オブ・パフォーミング・アーツ・センター
4本の手から繰り出される目も眩むようなピアノの音色。圧倒的なリズム感。マイケル・ジャクソンから特殊奏法のヴィヴァルディ、至るところで音がはじけるパパゲーノのアリア…。曲が進むにつれ驚きばかりが増していくスゴイ1枚です。アレンジが素晴らしいことは言うまでもないのだけど、テクも物凄い。「パラノイド・アンドロイド」ではなぜか真面目に弾いていて、まるでプロコフィエフかリゲティを思わせる曲になっていたり。とにかく面白いです。
STNS-30007(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第28番変イ長調Op.101
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲ハ長調Op.120
6つのバガテルOp.126
アンドリュー・ランジェル(P)
名手ランジェルによるベートーヴェンの最後の5つのソナタ集。曲によって全く違う表情を見せる彼のピアノが見事です。ハンマークラヴィーアでは華やかな響きを極めつつ、第31番ではまるで晩秋の澄み切った空を思わせるかのような、ウエットな響きを紡ぎだすランジェルの演奏を聴くと、従来のスタインウェイの音色に抱いているイメージが変わってしまうかもしれません。「ディアベリのワルツによる変奏曲」はランジェルが得意としている曲で、このある意味“粘着系”とも言える徹底的な主題の展開を、彼は見事に追跡かつ解析することに成功しています。6つのバガテルも聴きものです。

STNS-30008
カナディアン・ブラス-テイクス・フライト
リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行(B.リデノア編)
コンパネック:キラー・タンゴ
バッハ:フーガト短調BWV578(R.ロム編)
バッハ:前奏曲ニ短調BWV905(W.バーンズ編)
ダウランド:もう一度帰っておいでやさしい恋人よ(W.バーンズ編)
ワルトトイフェル:ニーナ
シャイト:戦いのガイヤルド
ロドリゲス(1897-1948):ラ・クンパルシータ
モーツァルト:トルコ行進曲(A.フラッケンポール編)
リデノア(1986-):ブランドンの哀歌
ブラームス:11のコラール前奏曲Op.122-10
「われ心よりこがれ望む」(R.ザウアー編)
G.ガブリエリ:5声のカノンT(S.マクネフ編)
バッハ:G線上のアリア(A.フラッケンポール編)
マイケル・ケイメン(1948-2003):五重奏曲
ケーブル(1920-):ヴェニスの謝肉祭
ヘンダーソン(1919-2003):セント・ハレルヤ
 チューバ・タイガー・ラグ
ドン・ギリス:主よおそばを歩ませて
カナディアン・ブラス
1970年に結成された、世界で最も有名な金管五重奏団カナディアン・ブラス。100を越えるCDやDVDのリリースを始め、海外での公演からオリジナル作品の演奏まで幅広く活躍している団体です。結成から40年を経て、少しずつメンバーの交代もありますが、彼らの音楽性は一貫して変わることなく、常に最高の音楽を供出しているのが素晴らしいところです。もちろん「白いスニーカー」も。このアルバムはトロンボーンのリアルマコプーロスを加えた新生メンバーになってからの初めてのアルバムであり、また彼らの新しいカスタムメイドの楽器(金メッキ)の演奏での初アルバムでもあります。エキサイティングな1枚!

STNS-30009
ウテ・レンパー〜パリの昼間、ベルリンの夜
Elle frequentait la rue pigalle(ピガール通いの女)
L'Accordeoniste(アコーディオン弾き)
ヴァイル(1900-1950):「ハッピーエンド」:スラバヤ・ジョニー-「三文オペラ」-殺し屋、匕首マック
アイスラー(1898-1962):溝
アイスラー:自殺について
アイスラー:水車のバラード
ピアソラ(1921-1992):La ultima grela(最後の女)
ピアソラ:Oblivion-忘却
ピアソラ:ブエノスアイレスのマリアより「私はマリア」
ボゴスロフスキー(1913-2004):Tyomnaja Notch(暗い夜)
アルベルスタイン(1947-):Ikh shtey unter a bokserboym(私はカロブの木の下に立つ)
アルベルスタイン:静かな夜
ジャック・ブレル(1929-1978):Ne me quitte pas(いかないで)
※全てシュテファン・マルツェフ編
ウテ・レンパー(歌)
シュテファン・マルツェフ(クラリネット.アコーディオン.ピアノ)
フォーグラーSQ

録音:2012年2月19-21日
お元気でしたか?ウテ・レンパー様。ドイツ、ミュンスター出身の歌姫ウテ・レンパー。マレーネ・ディートリヒの再来であり、現代最高のブレヒト歌手として一世を風靡。ワイマール共和国から第三帝国にかけてのベルリン=当時最大の快楽都市の甘い毒を歌わせたら彼女の右に出る者はいないでしょう。今作での彼女は、タバコの煙とワイングラスの煌めきを映し出すキャバレー・ソングだけでなく、小粋なパリの歌からピアソラのタンゴまでを恐ろしいまでに官能的に歌います。共演を務めるフォーグラーSQがまた絶品の音を聴かせています。これはぜひ直接聞いていただかないことには始まりません!!!
STNS-30010
アルゼンチンの郷愁
レモ・ピニョーニ(1915-1988):ピアノのための伝統舞曲第3番.第13番
エミリオ・バルカルセ:ラ・ボルドーナ
オラシオ・サルガン(1916-):ドン・アグスティン・バルディ
カルロス・グァスタビーノ(1912-2000):10の民謡
ペドロ・サエンス(1915-1995):あのブエノスアイレス
カルロス・ロペス・ブチャルド(1881-1948):馬車の歌
カルロス・ロペス・ブチャルド:バイレシート
フロロ・ウガルテ(1884-1975):ビダーラ
ジラルド・ジラルディ(1889-1963):私の歌の歌
マリオ・ブレーダーズ(1931-):バルス・クリオージョ第3番
マリオ・ブレーダーズ:ミロンガ・パンペアーナ
オスマル・マデルナ(1918-1951):降る星のごとく
フリアン・プラザ(1928-2003):夜想曲
ミリアン・コンティ(P)
アルゼンチン生まれのコンティの渾身の1枚です。ショパンも素晴らしかったのですが、こちらはまさに水を得た魚。ネオン瞬く雨の町角を思わせるような、憂愁と情熱に満ちた音楽をどうぞ。作曲家の名前はほとんどなじみのない人ばかりですが、どれもが生き生きとした小品であり、溢れる歌心に満ちたものばかりです。
STNS-30012
バッハ:フーガの技法BWV1080 アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2011年12月19-21日
1948年シカゴ生まれのピアニスト、アンドリュー・ランジェルはジュリアード音楽院でピアノの博士号を取得し、ベートーヴェンのソナタ全集やバッハの「ゴルトベルク変奏曲」などの独創的な演奏で注目されました。しかし、1991年に手の負傷により一度は演奏活動を中断するも、7年間のリハビリを経て復帰。その期間にリリースした2枚のアンソロジーアルバムが高い賞賛を得たことでも知られています。レパートリーは古典派からロマン派、近現代と幅広く、どの曲も洞察力の高い解釈で聴かせますが、このバッハはとりわけ彼が得意としているもので、各々のフーガの楽譜の奥に記された内的世界を見事に表出している名演です。
STNS-30011
ゲット・ハッピー
バーリン(1888-1989):ブルー・スカイ(D.ハイマン編)
ガーシュウイン(1898-1937):アイ・ゴット・リズム(E.ワイルド編)
フレデリック・ロウ(1901-1988):マイ・フェア・レディ-アスコット・ガボット(S.マルツェフ編)
ロジャース(1902-1979):ラヴ・ミー・トゥナイト(A.ワイセンベルク編)
.ポーター(1891-1964):ジュビリー:ビギン・ザ・ビギン(C.ウォルター編)
ソンドハイム(1930-):スウィーニー・トッド-ヨハンナ(C.オライリー編)
ロジャース:回転木馬-回転木馬のワルツ(S.ハフ編)
ロジャース:王様と私-シャムの子どもたち(S.ハフ編)
ロジャース:ブルー・ムーン(A.プレヴィン編)
バーリン:トップ・ハット-頬をよせて(D.ハイマン編)
ガーシュウイン:ガール・クレイジー-愛しい人よ(E.ワイルド編)
ラクシン(1912-2004):ローラ:ローラの瞑想曲(M-A.アムラン編)
ガーシュウイン:ポーギーとベス-ベス、お前は俺のもの(D.セパートン編)
ガーシュウイン:レディ,ビー・グッド-FascinatingR hythm(E.ワイルド編)
ポーター:キス・ミー・ケイト-ソー・イン・ラブ(G.アンダーソン編)
ロジャース:サウンド・オブ・ミュージック-私の好きなもの(S.ハフ編)
ロジャース:王様と私-こんにちわ、若き恋人たち(S.ハフ編)
アーレン(1905-1986):9:15 Revue-ゲット・ハッピー(S.プルツマン編)
ジェニー・リン(P)

録音:2012年5月31日-6月2日ヴァージニア,ボイスルミナス・スタジオ
レーベル一押しの若手女性ピアニスト、ジェニー・リンが演奏する、ピアノ独奏版のミュージカル名曲集。編曲者名だけ見ても、ピアノ好きならわくわくしてしまう顔ぶれです。たとえばイギリス出身の名手スティーヴン・ハフを筆頭に、アール・ワイルド、ワイセンベルクや、あのアムランまで、まさに百花繚乱。もちろんどれもが超絶技巧のオンパレードであり、これらを嬉々として弾きこなすジェニー・リンの手腕にも驚くばかりです。
STNS-30014(2CD)
ヴィクトル・ウルマン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番Op.10
ピアノ・ソナタ第2番Op.19
ピアノ・ソナタ第3番Op.26b
ピアノ・ソナタ第4番Op.38
ピアノ・ソナタ第5番Op.45
ピアノ・ソナタ第6番Op.49a
ピアノ・ソナタ第7番
歌劇「アトランティスの皇帝」Op.49b-メヌエット「死の舞踏」(S.ブライエル編)
ジャンヌ・ゴラン(P)
チェコスロバキアでユダヤ系の両親の下に生まれ、ウィーン大学にてシェーンベルクに作曲を師事。プラハに移り住み、当時の「新ドイツ劇場」(現プラハ国立歌劇場)などで指揮者として活躍。作曲家としても歌曲、ピアノ曲などさまざまな作品を発表し国際的に評価され始めた矢先、1940年のナチス・ドイツのプラハ侵攻により、一度は国外脱出を試みるも、最終的には囚われの身となり、1944年アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所で命を落としたヴィクトル・ウルマン(1898-1944)。一時は「頽廃音楽」として排除されましたが、20世紀末に復興の兆しが見え、最近ではほとんどの作品が演奏される機会を持つまでになりました。彼のピアノ・ソナタは1936年から1944年の間に書かれ、そのどれもがドイツ的な堅固な様式美と革新的な和声を持っています。ジャンヌ・ゴランによるこのソナタ集は優れたバランス感覚に満たされた見事な演奏で、これらの作品の真価を問いかけるにふさわしいものです。
STNS-30015
ラスカルとスパロー
プーランク:愛の小径(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
 即興曲第15番ハ短調「エディット・ピアフへのオマージュ」
マグリット・モノ(1903-1961):愛の賛歌(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:ローズモンド(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
モノ:愛の終わりに(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:子守歌(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
 メタモルフォーシス第番-第2番(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
ルイ・ルイギ(1916-1991):バラ色の人生(R.ピアーナによるピアノ編)
10.モノ:いつかの二人(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:ルイ・アラゴンの2つの詩より第1番(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
A.ベルンハイム:パリ(R.ピアーナによるピアノ編)
ショーヴィーニ/ブーケ:私はそのやり方を知っている(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:G.アポリネールの詩による2つの詩より第1番橋(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
モノ:私の兵隊さん(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:君だけを愛したい(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
モノ:ハンブルクにて(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:陽気な唄より第5番「酒の歌」(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)/
 思い出の歌(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
シャルル・デュモン(1929-):水に流して(R.ピアーナによるピアノ編)
 私の神様(R.ピアーナによるピアノ編)
プーランク:8つのポーランドの歌より第2番&第4番(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
 ロンサールの詩より第1番「属詞」(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
 メタモルフォーゼ(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
 ハイド・パーク(A.ポンパ=バルディによるピアノ編) パリの風物-第2番「あなたはもう書かないの?」(A.ポンパ=バルディによるピアノ編)
アントニオ・ポンパ・バルディ(P)
2013年は、フランスの2人の偉大なる芸術家、フランシス・プーランク(1899-1963)とエディット・ピアフ(1915-1963)の没後100年を記念する年でもありました。ご存知プーランクはフランス六人組を代表する作曲家であり、彼は詩人ジャン・コクトーを敬愛していました。そんなジャン・コクトーは歌手のエディット・ピアフと大の仲良しでした。コクトーを通してプーランクはピアフを知ったと言われており、活躍したジャンルは違えど、大きな影響を与え立ったことは間違いありません。プーランクはピアフ(パリジャンの俗語で雀=スパローの意)を尊敬し、彼の即興曲第15番はそのままピアフに捧げられています。そんな2人の音楽を並べて聴いてみると、驚くほどにしっくりとまとまることに気が付くでしょう。自由と孤独を愛した2人のパーソナリティが、今ここで美しく融合しました。
STNS-30016B
エグザイルズ・カフェ
バルトーク:シク地方の3つの民謡BB45b
ショパン:マズルカ第1番嬰ヘ短調Op.6-1
プロコフィエフ:3つの小品Op.59-田園風ソナチネ
マルティヌー:ドゥムカ第2番H250
 ドゥムカH285Bis
ストラヴィンスキー:タンゴ
ラフマニノフ:前奏曲ニ短調
ヴァイル:歌劇「ロスト・イン・ザ・スタース」より(J.ディスター編)
コルンゴルト:ピアノ・ソナタ第2番ホ長調Op.2第1楽章
スティルアフリカ-ランド・オブ・ロマンス(ピアノ編)
ボウルズ(1910-1999):6つの前奏曲より第1.2.3.6番
サール(1934-):エグザイルズ・カフェからのタンゴ
ミヨー:3つのラグ・カプリースOp.78第2番「ロマンス」(ピアノ編)
ラフマニノフ:断片
ショパン:マズルカ第49番ヘ短調Op.68-4
フェイルーズ(1985-):ピアノ小品第6番「アディオ」
ララ・ダウンズ(P)

録音:2012年9月12-14日ヴァージニアボイス,ソノ・ルミナス・スタジオ
このアルバムに収録されている曲を書いたのは何かの形で祖国を去った作曲家たち。それは革命であったり戦争であったりと理由は様々であり、また異国の地で大成功を収めた人もいれば失意のままその地で生涯を終えた人もいます。世界中に散らばる彼らの思い…強い望郷の念と新たな決意を集めたこの「エグザイルズ・カフェ(亡命者たちが集うところ)」は全編に漂う切なさと逞しさが魅力です。演奏するのはララ・ダウンズ。2003年からスタインウェイ・アーティストとして活躍中の実力派です。
STNS-30017B
グランド・ロマンス
モシュコフスキ:スペイン奇想曲Op.37
エドゥアルド・シュット(1856-1933):ピアノのためのワルツOp.59-2祝福された人生
モシュコフスキ:8つの性格的小品よりOp.36-6花火
ヘンゼルト(1814-1889):12の性格
的練習曲Op.2-6もしも私が鳥ならば
パデレフスキ:Miscellanea-作品集Op.16-4 夜想曲変ロ長調
モシュコフスキ:幻想曲集Op.52-4女道化師
キュイ:アルジャントーにOp.40-6コズリ
ヘンゼルト:2つの小さなワルツ第1番ヘ長調Op.28-1
ボルトキエヴィチ(1877-1952):リリカ・ノーヴァOp.59-3
アンダンティーノシュレツェル(1841/42-1898):2つの演奏会用練習曲第1番変ホ長調Op.1-1
レヴィツキ(1898-1941):ワルツイ長調Op.2
ズガンバーティ(1841-1914):ガヴォット変イ短調Op.14
ルビンステイン(1829-1894):カーメンノイ・オストロフOp.10-22天使の夢
シュット:3つのピアノ小品Op.28-2カンツォネッタ.ニ長調
J・シュトラウス(アドルフ・シュルツ=エヴラー編):美しき青きドナウによるアラベスク
アブラム・チェイシンズ(1903-1987):3つの中国の小品Op.5-3香港のラッシュアワー
ジェフリー・ビーゲル(P)
ロマン派の時代は、その表現の多様さゆえ、多くの作曲家たちが自作に思い思いの心情を映し出すことに成功しました。ピアノ曲でもそれは顕著であり、ショパンやシューマンによって生み出されたキャラクター・ピースたちは時代と共にさらに磨きをかけられ、また技巧的な華やかさも付け加えられ、エレガントで美しい作品へと進化していったのです。このアルバムに収録されているのは、そんな作品たち。モシュコフスキの目のくらむようないくつかの作品、通のピアニストたちが好んで演奏するヘンゼルトの作品を始め、超難曲として知られるシュルツ=エヴラーの手によって甘美に変貌させられた「美しき青きドナウ」など盛りだくさん。19世紀から20世紀初頭には、このような優雅な作品が世界を席捲していたことは間違いありません。ジェフリー・ビーゲルの名演で。最後の曲もチャーミング!
STNS-30018
民謡を駆け抜けて
ヤナーチェク:霧の中でJWVIII/22
バルトーク:ハンガリー農民の歌による即興曲Op.20/BB83/Sz74
 ルーマニア民族舞曲Sz56
コダーイ:7つのピアノ小品Op.11
バルトーク:ピアノ・ソナタBB88
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2012年5月8-9日USマサチューセッツ,ロックポート,シャリン・リウ・パフォーマンス・センター
バルトーク、コダーイ、ヤナーチェク。この3人の名前からは連想されるのは「民謡」でしょう。彼らは古来より受け継がれてきた民族音楽を基に、芸術的な再構成を行い昇華させることで独自の音楽を創り上げました。これは聴き手の耳にも、極めて新鮮な驚きを残すものです。ここで演奏しているのはレーベルでおなじみのアンドリュー・ランジェル。彼はこれらの素朴さと荒々しさを備えた音楽に、バッハやベートーヴェンのような神々しさを与えることで、独自の解釈を施すことに成功しています。
STNS-30019
ジョン・ブルとその周辺の作曲家による鍵盤作品集
トムキンズ(1572-1656):心が乱れた時の悲しみのパヴァーヌ
ブル:セント・トマス・ウェイクのパヴァンとガイヤルド(ムジカ・ブリタニカ第19巻第126番)
バード(1540-1623):この道を通る人は
ブル:第2旋法によるパヴァーヌ(ムジカ・ブリタニカ第19巻第77番)
 ガイヤルド(ムジカ・ブリタニカ第19巻第78番)
ビルゼマン(1525-1591):栄光は汝に、三位一体なる神よ第1番
ブル:ファンタジア(ムジカ・ブリタニカ第14巻第5番)
 イン・ノミネIX(ムジカ・ブリタニカ第14巻第28番)
 2声のカノン(ムジカ・ブリタニカ第14巻第50番)
バード:パヴァーヌとガイヤルド第3番イ短調-ガイヤルド
 イン・ノミネV(ムジカ・ブリタニカ第14巻第24番)
 オランダ人の踊り(ムジカ・ブリタニカ第19巻第99番)
ギボンズ(1583-1625):ファンタジア第4番ニ短調
 パヴァーヌ第16番ト短調
レッドフォード(?-1547):永遠の王で最も気高い
ブル:ラムリー卿のパヴァーヌとガイヤルド-ガイヤルド(ムジカ・ブリタニカ第19巻第129番)/
 ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ(ムジカ・ブリタニカ第14巻第17番)
 すべての者の贖い主なるキリスト(ムジカ・ブリタニカ第14巻第33番)
 ファンタジア(ムジカ・ブリタニカ第14巻第12番)
ブル:ブルのおやすみなさい(ムジカ・ブリタニカ第19巻第143番)
アラン・フェインバーグ(P)
グラミー賞にもノミネートされたピアニスト、アラン・フェインバーグは古典から現代までの幅広いレパートリーを持ち、これまでに300以上の作品を初演するなど意欲的な活動を行っています。このアルバムは彼のSteinway&Sonsレーベルへのデビューとなるものですが、こちらもまた独創的。通常よくあるレパートリーではなく、あえて16世紀から17世紀、エリザベス朝時代の英国音楽をモダンピアノで演奏するという挑戦的なアルバムとなっています。インスピレーションとパワー、情熱に満ちたこのアルバムには驚くほどの名人芸と共感が溢れており、大胆で冒険的な試みもなされているものです。
STNS-30020
ウテ・レンパー:フォーエヴァー〜パブロ・ネルーダの愛の詩:ウテ・レンパー&マルセロ・ニシマン
La nuit dans l'ile-島の夜
Madrigal Escrito en Invierno-冬に書かれたマドリガル
If You Forget Me-もしあなたが私を忘れてしまったら
Tus Manos-あなたの手
El Viento en la Isla-風の島
Alianza / Sonata-アリアンツァ/ソナタ/Siempre-いつも
Always-いつも/Ausencia-不在
El Sueno-夢
Oda con un Lamento-後悔と悲しみ
The Saddest Poem / No.20-悲しき詩/第20 番
ウテ・レンパー(ヴォーカル)
ウテ・レンパー・バンド
フレディ・トレアルバ(チャランゴ)…スペシャルゲスト

録音:NYシア・サウンド
現代屈指のシャンソン歌手であるウテ・レンパーの魅力的な声は、誰でも一度聴いたら忘れることはありません。ハイトーンのかわいい声から、たばこの吸い過ぎのようなだみ声まで、その声は七色の光を放ち、とりわけクルト・ヴァイルのいくつかの歌や、エディット・ピアフ、マレーネ・ディートリッヒのカバーでは他の追従を許すことのない、強い存在感を有した人です。このアルバムで彼女が歌うのは、チリの詩人パブロ・ネルーダの詩による歌の数々。少々エロチックなものから、自然を賛美した詩までさまざまですが、どれも美しい言葉と比喩に満たされています。バックバンドもいい味出してます!
STNS-30022
アマデウスの事柄
ブゾーニ:モーツァルトの「ノ協奏曲第19番K459」のフィナーレによる協奏的小二重奏曲
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」から「風よ穏やかなれ」(アンダーソン&ロー編)
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタK448
アンダーソン&ロー:モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」から第1幕のフィナーレによる“グランド・スケルツォ”
モーツァルト:歌劇「魔笛」〜「苦難もてこの道を来る者」によるコラール・プレリュード(アンダーソン&ロー編)
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想S656/R379
アンダーソン&ロー:トルコ風ラグタイム
アンダーソン&ロー・ピアノ・デュオ

録音:2013年7月15-19日ニューヨークサニー・パーチェス,コンサート・ホール
現在、世界のピアノ・デュオ界で最も注目されているのが、このアンダーソン&ロー・ピアノ・デュオです。Steinwayレーベルにおける前作「Whenwordsfade」(STNS-30006)で、華麗かつ斬新な世界を見せてくれた彼ら。今作では「麗しいモーツァルト」の世界を多面的に掘り下げます。彼らは連弾も得意ですが、今作は全て2台ピアノ用の曲。中でも有名なK448などは、極めてオーソドックスに演奏しており、却って意外な印象を受けたりします(もちろんツボはばっちり押さえてます)。しかしながら、他のブゾーニやリストの作品や、彼らのオリジナル曲では個性炸裂。とにかく面白い1枚です。
STNS-30023
パノラマ・アルヘンティーノ
レモ・ピニョーニ(1915-1988):ピアノのための古風な舞曲集より<第5番:ケーナはあなたを呼んでいる/2.第7番:デ・アンゴラ>
エンリケ・アルバーノ(1910-1992):セリエ・アルヘンティーナ「ラ・パンパと丘」
アニパル・トロイロ(1914-1975):悲しきミロンゲーロ
ピニョーニ:ピアノのための古風な舞曲集より<第11番:パル・ナト/第16番:エン・セプティマ/第18番:チュンベアオ>
カルロス・グァスタビーノ(1912-2000):ピアノのためのソナチネト短調
マリオ・ブローダー(1931-)缶詰とティリウンビラート「バー・アルヘンティーノ」
カエターノ・トロイアーニ(1873-1942):舞曲
トロイアーニ:山と平野のモティーボス
アンヘル・ラサラ(1914-2000):わが故郷の印象第1巻
フリアン・アギーレ(1868-1924):アルゼンチンの歌第1集
オラシオ・サルガン(1916-):彼女を口笛で呼ぼう
マリアーノ・モーレス(1918-):軍靴の響き
ピニョーニ:ピアノのための古風な舞曲集より-第7番リルーチャのために
ミリアン・コンティ(P)
第1集(STNS30010)でも、目を見張るほどに色彩的で楽しいアルゼンチン音楽を聞かせた、アルゼンチン生まれのピアニスト、ミリアン・コンティ。この第2集では更にパワーアップして、これまでほとんど日本では紹介されたことのない作曲家の作品を次々と紹介しています。例えば、耳に強く印象を残す、イタリア移民の父親を持つピニョーニの作品。これはまさにフォルクローレそのものであり、アルゼンチン音楽の飾らぬ姿を楽しみたければ、ここから始めるのをオススメします。グァスタビーノの名前は知られているはず。叙情的なメロディはここでも健在です。力強いアルバーノの音楽、そしてラサラの「わが故郷の印象」での郷愁溢れる音楽。など、こんなにステキな曲があるのか!と感激すること間違いなしのアルバムです。
STNS-30024E(3CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
トッカータ嬰ヘ短調BWV910
音楽の捧げもの〜第3リチェルカーレ
音楽の捧げもの〜第6リチェルカーレ
パルティータ第1 番 変ロ長調 BWV 825
パルティータ第2 番 ハ短調 BWV 826
パルティータ第4 番 ニ長調 BWV 828
パルティータ第3 番 イ短調 BWV 827
パルティータ第5 番 ト長調 BWV 829
パルティータ第6 番 ホ短調 BWV 830
アンドリュー・ランジェル(P)
Steinway&Sonsレーベルの看板ピアニスト、ランジェルが弾くバッハの超名曲。音色、技巧とともに本当に安心して聴くことのできる名演です。驚くほどレパートリーの広いランジェルですが、これまでにもバッハ作品をいくつか録音しており、このレーベルからも「フーガの技法」(STN30012)が出ていて、こちらも卓越した技巧と音楽性が高く評価されています。このゴルトベルク、とにかく安定した技巧が特徴。各々の変奏がこれほどまでに深く掘りこまれた演奏はなかなかありません。もちろんピアノの美しい響きも余すことなく捉えられていて、ため息のでるような美音は一聴の価値ありです。
STNS-30025
Some OtherTime
バーンスタイン:ピーターパン-ドリーム・ウィズ・ミー(チェロとピアノ編)
 オン・ザ・タ
 ウン-サム・アザー・タイム(チェロとピアノ編)
 イン・アウア・タイム(チェロとピアノ編)
バーバー:チェロ・ソナタOp.6
 4つの歌Op.13第3番「この輝ける夜に」(チェロとピアノ編)
ルーカス・フォス(1922-2009):レニーのために-「ニューヨーク・ニューヨーク」による変奏曲
 カプリッチョ
バーンスタイン:5つの記念-第2番ルーカス・フォスのために
 クラリネット・ソナタ(Z.ベイリーによるチェロとピアノ編)
 7つの記念-第1番アーロン・コープランドのために
コープランド:古いアメリカの歌第1集より(チェロとピアノ編)
ズィル・ベイリー(Vc)
ララ・ダウンズ(P)

録音:2013年9月26-28日ヴァージニアソノ・ルミナス・スタジオ
このアルバムに収録されているのは、どこか懐かしいアメリカ音楽の数々です。バーンスタインを始めとした、バーバーやルーカス・フォスが紡ぎ出す美しいメロディは、人間の根底にある何かをくすぐり、聴き手の遊び心や冒険心を引き出すことでしょう。ここでチェロを演奏しているズィル・ベイリーは、以前ピアニストのディナースタインとの共演でベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集で高い評価を受けた人。バッハの無伴奏を始め、サン=サーンスやドホナーニなどのロマン派の作品でも的確な解釈による演奏をする人ですが、このような、ちょっとゆるやかな音楽でも、抜群の冴えを見せています。
STNS-30026
ビリー・ホリデイ:ソング・ブック
1.イェスタデイズ/2.ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド/3.ブルー・ムーン/4.ウィロウ、ウィープ・フォー・ミー/5.ドント・エクスプレイン/6.ボディ・アンド・ソウル/7.アイ・ドント・スタンド・ア・ゴースト・オブ・ア・チャンス・ウイズ・ユー/8.アイ・ウィッシュド・オン・ザ・ムーン/9.ゼム・ゼア・アイズ/10.ビリーズ・ブルース/11.グッド・モーニング・ハートエイク/12.ジ・エンド・オブ・ア・ラブ・アフェア/13.ホワット・ア・リトル・ムーンライト・キャン・ドゥ/14.エイント・ノーバデイズ・ビジネス/15.ストレンジ・フルーツ/16.アイル・ビー・シーイング・ユー/17.ラヴァー・マン/18.アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー/19.アイル・ビー・アラウンド/20.アイ・カヴァー・ザ・ウォーターフロント/21.(イン・マイ)ソリチュード/22.バット・ビューティフル
※ピアノ編曲…ジェド・ディストラー
ララ・ダウンズ(P)
アメリカを代表する女性ジャズ歌手、ビリー・ホリデイ。2015年は彼女の生誕100年の記念年です。このアルバムでは名手ララ・ダウンズが彼女の名曲の数々をピアノで演奏しています。ニューヨークを拠点に活躍する作曲家、アレンジャー、ジェド・ディストラーの名アレンジも含め、彼女の人生の「音楽的肖像画」ともいえる好企画です。
STNS-30027
クリスマス・タイム・イズ・ヒア
V.ガラルディ(1928-1976):クリスマスがやってくる
 スケーティング/おおもみの木よ
伝承曲:グリーンスリーヴス
ガラルディ:マイ・リトル・ドラム
 クリスマス・タイム・イズ・ヒア
作者不詳:バッハの鐘
ガラルディ:スケーティング
ベートーヴェン:エリーゼのために
メンデルスゾーン:カンタータ「祝婚歌」-天には栄え
C.デドリック(1947-2000):天使の合唱とトランペット吹き
ネル・トーメ(1925-1999):クリスマスの歌「開いた火で焼けるクリ」
伝承曲:三艘の船を見た
J.マークス(1909-1985):赤鼻のトナカイ
R.ネルソン:フロスティ・ザ・スノーマン
A.ハーグ(1920-2001):ユーアー・ア・ミーン・ワン、ミスター・グリンチ
H.マーティン(1914-2011):あなたに楽しいクリスマスを
ガラルディ:クリスマスがやってくる
カナディアン・ブラス
ビル・カーン(パーカッション)
クリスマス・アルバムではありますが、実は一年通して楽しめること間違いなし。ノリのよいパーカッション。凄すぎるアンサンブル。オシャレ過ぎる編曲。「なぜエリーゼのために?」と謎めいた選曲も魅力的です。トラック16は楽しいヒット・メドレー。ここで聞こえてくるのは全くクリスマスにはふさわしくないメロディと彼らの歌!
STNS-30028
ジェニー・リンストラヴィンスキーを弾く
ピアノ・ソナタ(1924)/4つの練習曲Op.7
ラグタイム(ピアノソロ編)
組曲第2番-第3楽章ポルカ(S.ストラヴィンスキーによるピアノ編)
タンゴ
組曲第2番-第2楽章ワルツ(S.ストラヴィンスキーによるピアノ編)
ピアノ・ラグ
プロローグ(M.ムソルグスキーの歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」による)
セレナードイ長調/サーカス・ポルカ
ソナタのための2つのスケッチ
組曲「火の鳥」より(G.アゴスティによるピアノ編)<カスチェイ王の凶悪な踊り/子守歌/終曲>
ジェニー・リン(P)

録音:2013年6月20-22日ヴァージニアソノ・ルミナス・スタジオ
Steinwayレーベルのみならず、最近様々な場所で活動範囲を広げているピアニスト、ジェニー・リン。アメリカでも俄然注目を集めているという、レーベル第3弾のアルバムはストラヴィンスキー(1882-1971)のピアノ作品集です。彼女によるストラヴィンスキーは、その作品の特徴を的確に捉えているものであり、ピアノの性能を極限まで生かしながらも、ある時は皮肉たっぷりであり(例えば「タンゴ」や「ピアノ・ラグ」)ある時はうっとりするほどの美しさを湛え(「セレナード-ロマンス」など)、まさにストラヴィンスキーを聴く楽しみを味わわせてくれるものに他なりません。美しい音を余すことなく表現する録音:も素晴らしいもの。全てのピアノ好きにオススメの1枚です。
STNS-30029
ショーン・チェンラヴェルとスクリャービンを弾く
スクリャービン:ワルツ変イ長調
ラヴェル:古風なメヌエット
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
 ハイドンの名によるメヌエット
 前奏曲
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調
ラヴェル:ラ・ヴァルス(シェーン・チェンによるピアノ編)
:ショーン・チェン(P)
「100万ボルトの笑顔にセットされた恐るべき指」とダラス・モーニングニュース紙で絶賛された若きピアニスト、ショーン・チェン。彼は1988年にアメリカ、フロリダ州で生まれ、幼い頃からピアノを始め、大学に入学する以前からすでに各地で高い評価を受けていました。ピアノの演奏能力だけでなく、並外れた知性を有している彼はジュリアード音楽院だけでなくMIT、ハーバード大学など並み居る名門校で勉強する機会を得たのですが、結局は音楽の道を選択、2012年、リーズ国際ピアノコンクールでセミファイナリストとなり、続く2013年の第14回ヴァン・クライバーン国際コンクールで入賞、他にも数多くのコンクールで素晴らしい成績を収めています。このアルバムは、彼のデビュー・アルバムであり、幅広いレパートリーを持つ彼のほんの一面を垣間見せてくれるものです。スクリャービンの神秘性とラヴェルの色彩感、これらをうまく引きだしつつ、現代的な味付けをしているところが何とも素晴らしいひとです。
STNS-30030
愛と憧れ
グルック:オルフェオとエウリディーチェから(フリードマン編)/
シューベルト=リスト:どこへ
 宿屋/おやすみ
アーン(1874-1947):偽りの無関心
プロコフィエフ:組曲「ロメオとジュリエット」から「別れの前」
グラナドス:愛と死
シューベルト=リスト:水車と小川
 涙の賛美/君はわが憩い
アーン:愛と退屈の踊り
ウィプラド:エル・ハレオ
ワーグナー=リスト:イゾルデの愛の死
ハン・ユーニー(P)
「流れる音、詩的なフレージング、そして天上の美しさを感じさせるメロディの歌わせ方」シンシナティ・エンクァイア紙でその演奏を絶賛された北韓国のピアニスト、ハン・ユーニー。バッカナウアー国際ピアノ・コンクールを始めとした数々のコンクールで入賞を飾り、その将来を嘱望されている彼女のデビューアルバムは、そんな美質を存分に生かした選曲となっています。どの曲にも愛の喜びと憂鬱、そしてそこはかとなく「死の香り」が付き纏い、これらが相俟って、時には清々しく、また妖艶な表情を創りだすのです。トラック12の「エル・ハレオ」は彼女のために書かれた音楽で、この演奏が世界初録音となります。
STNS-30032
ファンタジー集
シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
ブルックナー:幻想曲ト長調
ツェムリンスキー:リヒャルト・デーメルの詩による幻想曲Op.9
ブラームス:幻想曲Op.116
スタニスラフ・フリステンコ(P)
ウクライナで生まれ、モスクワのチャイコフスキー音楽院で学んだピアニスト、スタニスラフ・フリステンコのデビュー・アルバムです。彼は11歳で初のソロ・リサイタルを開催、以降、数多くのコンサートで聴衆を魅了し続けています。とりわけ、カーネギー・ホールでのコンサートの模様は、ワシントン・ポスト紙で「広いダイナミックレンジと成熟した完成、そして力強い指」と評価されています。コンクールの受賞歴は25以上を数え、2013年のブリュッセルでのエリザベート王妃コンクールで4位、第59回マリア・カナルス国際コンクールで優勝など着々と経験を積み上げています。大きな体から繰り出されるパワフルな音楽と、意外なほどに繊細な抒情性。このミスマッチが心に残る逸材、これがSteinwayレーベル、デビュー・アルバムとなります。
STNS-30033
アンダーソン&ロエ:アート・オブ・バッハ
神の時こそいと良き時BWV106:ソナチネ(G.クルターク編)
2台ピアノのための協奏曲ハ長調BWV1061
マタイ受難曲-2台ピアノのための組曲(アンダーソン&ロエ編)
フーガの技法BWV1080からIX,XIIIA,XIIIB
ゴルトベルク変奏曲BWV1087-グランドの5つのカノン
魂はイエスの御手に憩うBWV127(アンダーソン&ロエ編)*
羊は優しく草を食み(M.ホウェ編)
ブランデンブルク協奏曲第3番(レーガー編)
グレグ・アンダーソン&エリザベス・ジョイ・ロエ(P)
アウグスティン・ハデリッヒ(Vn)*

録音:2014年1月23-25日ニューヨーク,パーチェス大学,コンサート・ホール・オブ・パフォーミング・アーツ・センター
2014年に来日し、シークレットライヴを行ったというピアノ・デュオ「アンダーソン&ロエ」。しかしその目覚しい音楽性とテクニックは満場のファンを驚愕させたということです。様々な作品をピアノ・デュオ用に編曲し演奏する彼らのやり方は、ピアノの持つ可能性を限りなく拡大し、またジャンルの可能性も取り払い、ただ純粋に「音楽の楽しさ」を教えてくれるものです。今回はバッハの様々な作品を、彼らの言葉で語っています。

STNS-30031
春の祭典
ホルスト:「惑星」〜火星/海王星/木星
サン=サーンス:死の舞踏
ストラヴィンスキー:春の祭典
THE 5 BROWNS(ピアノ・アンサンブル)

録音:2013年5月29-30日NYヘレン・フィレーン・ラッド・コンサート・ホール
以前、一世を風靡した5人兄弟によるピアノ・アンサンブル「THE5BROWNS」がパワーアップしてやってきました。スタインウェイを5台並べての演奏はまさに目にも耳にも驚きの瞬間でした。卓越した技巧と一糸乱れぬアンサンブルによる彼らの迫力のパフォーマンスは、ピアノの可能性と限界を極限まで見せてくれたものです。今回彼らが選んだのは「春の祭典」。まさに音の洪水!めくるめく音の乱舞。カップリングとして収録されているのはホルストの「惑星」からの3曲と、サン=サーンスの「死の舞踏」というのですからこれまた凄い。
STNS-30034
Fugue State
バッハ:音楽の捧げ物‐3声のリチェルカーレBWV1079
ブクステフーデ:フーガハ長調「ジーグ」BuxWV174
A.スカルラッティ:フーガヘ短調
ヘンデル:フーガ変ロ長調第3番HWV607
D.スカルラッティ:ソナタニ短調K417
フローベルガー:カンツォーナ第2番ト短調
ブクステフーデ:フーガト長調BuxWV175
バッハ:アルビノーニの主題によるフーガロ短調BWV951
 フーガハ長調BWV953
ヘンデル:フーガイ短調第5番HWV609
バッハ:フーガイ長調BWV949
D.スカルラッティ:ソナタト短調K30「ネコのフーガ」
 ソナタハ短調K58/
バッハ:音楽の捧げ物‐6声のリチェルカーレBWV1079
アラン・フェインバーグ(P)
「対位法」を主体とした形式(書式)の一つとされる「フーガ」。基本的に「一つの旋律を元にして、これが複数の声部で発展していく」音楽ですが、多くの声部が重ねられてたり、メロディを逆行させたりと、様々なヴァリエーションが生まれてきています。このフェインバーグの「FugueState‐フーガの状態」は、バロック時代の色々なフーガが提示されています。バッハ作品はもちろんのこと、ヘンデルやスカルラッティ、ブクステフーデなどのユニークなフーガをピアノで演奏することで、その華麗なる音の建築物の隅々に光を当てています。
STNS-30036
スペイン
ファリャ:歌劇「はかなき人生」からスペインの踊り 第1 番
 バレエ音楽「三角帽子」から3つのダンス
ドビュッシー:グラナダの夕べ
ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」組曲
ドビュッシー:ヴィーノの門
ファリャ:アンダルシア幻想曲
 クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
ドビュッシー:リンダラハ
ファリャ:歌劇「はかなき人生」からスペインの踊り 第2 集
ヴァネッサ・ペレス(P)
ベネズエラで生まれ、アメリカで活躍する若手ピアニスト、ヴァネッサ・ペレスは、2012 年にTelarc からリリースしたショパンの作品集が“ワシントン・ポスト”紙などで高く評価され、一躍世界的に注目を浴びました。彼女は11 歳でグリーグのピアノ協奏曲を演奏してデビューしましたが、2004 年にカーネギーホールにデビューした時のプログラムは、クラシック作品ではなくラテン・ジャズ。ベネズエラ民謡をフィーチャーしたこの時の演奏も、聴衆たちを熱狂されたといいます。この「スペイン」と題された1 枚は、ドビュッシーとファリャの作品が巧みに組み合わされたもので、情熱的なリズムと七色の色彩が溢れる、スタイリッシュで大胆な演奏が楽しめます。
STNS-30038
ショパン:ピアノ作品集
ポロネーズ第7番変イ長調「幻想」Op.61
夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2
ボレロOp.19
3つの新しいエチュードOp.posth-第1番ヘ短調
バラード第1番ト短調Op.23
前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45
バラード第3番変イ長調Op.47
夜想曲第18番ホ長調Op.62-2
バラード第4番ヘ短調Op.52
アンドリュー・ランゲル(P)

録音:2013年7月
バッハとベートーヴェン、そしてショパンの権威であるアメリカのピアニスト、アンドリュー・ランゲルの個性的すぎるショパンアルバムです。彼は一時期、手の負傷で演奏会から退いていましたが、7年間のリハビリの末に見事復活しましたが、その時に心酔したのが、バッハとベートーヴェン、そしてショパンのマズルカだったのだそうです。これらは既に録音し終え、少しずつ他の作品の演奏にも取り掛かっているというランゲルが次に選んだのが、このショパンの小品集でした。STEINWAYの豊かな音色を存分に生かし、そこに幻想的な味付けが施されたこのショパン。最初のポロネーズから、ものすごい気迫が伝わって来ます。一見取りとめのないかに見える夜想曲第16番での変幻自在な風情、3曲のバラードでの息をのむような展開など、一音たりとも聞き逃せない迫真のショパンです。
STNS-30039
WATERCOLOR-水彩
呂分成:平湖秋月(陳培勳‐チン・ペイクンによるピアノ編)
ラヴェル:鏡
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」
譚盾‐タン・ドゥン(1957-):水彩による8つの思い出Op.1
シェン・ルー(P)
2014年、アメリカのヒルトン・ヘッド国際ピアノコンクールで優勝した中国のピアニスト、シェン・ルーのデビュー・アルバムです。彼は北京の中央音楽院で学び、数々の舞台でコンサートを行っている期待の若手です。このデビューアルバムは、ロシア、フランスと、中国のピアノ作品で構成されたもので、彼の硬質なタッチと音楽性が遺憾なく発揮された素晴らしい1枚となっています。中国ではお馴染みの「平湖秋月」で始まり、柔軟な感性はそのままラヴェルの「鏡」へと引き継がれ、ラフマニノフで一気で昂ぶります。タン・ドゥンの「水彩による8つの思い出」も、中国風のメロディと現代的な感覚が融合した興味深い作品で、多くの中国人ピアニストが大切にしているレパートリー。もちろんシェン・ルーも文句なしの名演を聴かせます。

STNS-30040
(1SACD)
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみわり人形」全曲(ピアノ独奏版)
1.序曲/2.クリスマス・ツリー/3.行進曲/4.ギャロップと両親の踊り/5.ドロッセルマイヤーの贈り物/6.祖父の踊り/7.クララとくるみわり人形/8.戦いと変換のシーン/9.冬の松林/10.雪片のワルツ/11.魔法の城/12.クララと王子/13.チョコレート(スペインの踊り)/14.コーヒー(アラビアの踊り)/15.お茶(中国の踊り)/16.トレパーク(ロシアの踊り)/17.葦笛の踊り/18.ポルキネッレ(道化師の踊り)/19.花のワルツ/20.パ・ド・ドゥ‐イントラーダ/21.パ・ド・ドゥ‐ヴァリアシオン I(タランテッラ)/22.パ・ド・ドゥ‐ヴァリアシオン II(こんぺいとうの踊り)/23.コーダ/24.最後のワルツとアポテオーシス
スチュワート・グッドイヤー(P)

※全てS.グッドイヤーによるピアノ独奏編曲 世界初録音
ラフマニノフのピアノ協奏曲(STNS-30047)とチャイコフスキー&グリーグのピアノ協奏曲(STNS-30035)で安定した技巧と確かな音楽性を披露している若手ピアニスト、スチュワート・グッドイヤーの新譜は、彼自身が編曲したチャイコフスキー(1849-1893)の「くるみわり人形」の全曲、ピアノ独奏版です。組曲としてのピアノ版は良く耳にしますが、ここまで弾ききったものはこれまでにも存在していません。もちろん世界初録音です。明快なタッチと豊かな表現力はここでも抜群の効果を演出、全く新しいチャイコフスキーを聴くことができます。
STNS-30041
NX-B03
ウィリアム・ボルコム(1938-):ピアノ・ラグ集
3つのゴースト・ラグ-第1番「優雅な幽霊」
3つのクラシック・ラグ-第1番「グラッド・ラグ」
Raggin' Rudi/花咲く野原
祝婚歌
3つのゴースト・ラグ-第2番「ポルターガイスト」
3つのクラシック・ラグ-第2番「ルイ・ショーヴァンのための墓碑銘」
エデンの庭/ノックアウト
3つのゴースト・ラグ-第3番「夢の影」
3つのクラシック・ラグ-第3番「焼却炉」
エステーラ:ラテンのラグ
The Brooklyn Dodge
スペンサー・マイヤー(P)

録音:2015年5月5-8日、2016年3月29日
アメリカの現代作曲家、ウィリアム・ボルコムの代表的作品である「ラグ」を集めた1枚。ゆったりした曲から軽妙な曲まで、 様々なラグが収録されており、有名な「ゴースト・ラグ」では、極めて聴きやすい曲調の中に、突然トーン・クラスターが出現 するなど、巧妙な仕掛けがたっぷり施されています。このアルバムがSteinwayレーベルへのデビューとなるピアニスト、スペ ンサー・マイヤーの楽しさと共感溢れる演奏です。
STNS-30042
pictures
イベール:15のイマージュによる小組曲
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ババジャニアン(1921-1983):ピアノのための6つの絵画
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2016年3月16-18日ヴァージニア,ボイスソノ・ルミナス・スタジオ
ロシアのピアニスト、アンドレイ・ググニンのSteinwayレーベルへのデビューアルバム。7歳から音楽を学び、モスクワのチャイコフスキー音楽院でヴェラ・ゴルノステーヴァ教授に師事し、2010年に卒業。2013年にはウィーンで開催されたベートーヴェン国際ピアノ・コンクールで第2位を獲得したのを皮切りに、数多くのコンクールに参加、2014年にはジーナ・バッカウアー国際コンクールで金賞及び聴衆賞を獲得しています。
STNS-30043
NX-B03

朝から夜までメロディいっぱい!
チャイコフスキー:おかあさん
モーツァルト:バター付きパン/ハフ:宝石箱
プロコフィエフ:ピーターとおおかみ
プーランク:象のババールのお話
サティ:子 供のための献立表
グリーグ:おばあさんのメヌエット
ド・リュリ:チョップスティ ック奇想曲
ビーチ:おばあさんの庭の小さな花
メラルティン:「眠れる美女」か ら「蝶々のワルツ」
フィーナ:バンブル・ブーギー
リャードフ:私は蚊と踊る
ムソルグスキー:子供の遊び
ゴーティエ:秘密
バスビー:ソフティ氏の変奏 曲
コリア:子供の歌/フォーレ:組曲「ドリー」より子守歌
グバイドゥーリナ:鼓手
スコット:発電所
リヨンズ/ヨスコ:スパゲッティ・ラグ
ガーシュウィン:ウォーキング・ザ・ドッグ
ヴィラ=ロボス:アルニター
モーツァルト: きらきら星
パルムグレン:星は光る
ブラームス:子守歌/ショパン:子守歌

ジェニー・リン(P)
Steinway and Sonsレーベル初の「子供向け」のコンピレーション・アルバムの登場。演奏はレーベルを代表する名手ジェ ニー・リンによるもので、もちろんお子様からその親、祖父母の世代まで、全ての人々にお楽しみいただける内容です。朝起 きてから夜眠るまで、一日ずっとステキなメロディに包まれていたい・・・そんな人にもオススメします。珍しい曲もあります が、全て解説(英語)が付けられています。
STNS-30044
Spirio Sessions‐ため息のセッション 〜ユリ・ケイン&ジェニファー・リン
ソナタ.ロ短調 K27(原曲:スカルラッティ)
美しい人よ、心を持ち去るのなら(原曲:ジェズアルド)
2 台ピアノのための9 の小品 第1 番-第3 番
いや、私は決して変えないだろう(原曲:ジェズアルド)
独奏ピアノのための9 つの小品 第1 番-第3 番
ソナタ.ニ長調 K492(原曲:スカルラッティ)
2 台ピアノのための9 の小品 第4 番-第6 番
行け、わがため息よ(原曲:ジェズアルド)
独奏ピアノのための9 つの小品 第4 番-第6 番/18.優しい私の宝である人よ(原曲:ジェズアルド)
2 台ピアノのための9 の小品 第7 番-第9 番
ソナタ.ト長調 K455(原曲:スカルラッティ)
独奏ピアノのための9 つの小品 第6 番-第9 番
ソナタ.ハ長調 K545 第1 楽章(原曲:モーツァルト)
モーツァルトのソナタ.ハ長調 K545 によるインプロヴィゼーション
ユリ・ケイン(P)
ジェニー・リン(P)
ひと頃、一世を風靡した感のあるジャズ・ピアニスト、ユリ・ケイン。ジャズとクラシックの融合、とりわけ彼のマーラーへの偏愛から生まれた一連の「マーラー・プロジェクト」は、現在の「ポスト・クラシカル」ともまた違う潮流の作品であったように思います。そんなユリ・ケインの最新作の登場です。Steinway レーベルでお馴染みのピアニスト、ジェニファー・リンとのコラボレーションであるこのアルバムでフィーチャーされたのは、D.スカルラッティと、これまた異色の作曲家ジェズアルド。スカルラッティの音の持つ明快さに比べ、かなりドロドロした響きを持つジェズアルドの作品が並べられ、夢幻的なアレンジが施された上に、オリジナルの小品が演奏されるという、もう夢のような1 枚です。現実から少しだけ切り離されたような夢幻的な雰囲気が漲っています。
STNS-30045
クララ・ミン 〜スクリャービンを弾く
前奏曲 ロ長調 Op.2-2
即興曲集 Op.14
ピアノのための小品 Op.45
前奏曲 Op.11
ピアノのための小品 Op.57
ピアノのための詩曲 Op.32-1
練習曲 Op.2-1
クララ・ミン(P)
NAXOS の「韓国のピアノ曲集」(8.572406)で鮮やかな技巧を披露したピアニスト、クララ・ミン(1872-1915)。韓国に生まれ、数々のコンクールで優勝、現在は世界中で演奏活動を行っています。そんな彼女、今作ではスクリャービンの神秘的な作品を演奏、また違った雰囲気で迫ります。彼女の演奏には、スクリャービンの特徴とも言える官能的な成分はもちろん、初期の作品にみられる「ショパン風の」煌きも絶妙に含まれていて、その夢幻的な美しさには思わず陶然となってしまいます。硬質なタッチから生み出される美しい音色も魅力的です。
STNS-30046(2CD)
バッハ:フランス組曲
フランス組曲第1番ニ短調BWV812
フランス組曲第2番ハ短調BWV813
フランス組曲第3番ロ短調BWV814
フランス組曲第4番変ホ長調BWV815
フランス組曲第5番ト長調BWV816
平均律クラヴィーア曲集第1巻-第9番前奏曲BWV854
フランス組曲第6番ホ長調BWV817
幻想曲とフーガ.イ短調BWV904
半音階的幻想曲とフーガ.ニ短調BWV903
セルゲイ・シェプキン(P)

録音:2011年1月4日,7月11日,8月21日,9月10日USAボストン,ニュー・イングランド・コンセルヴァトリー,ジョルダン・ホール
2007年に来日し、すばらしいゴルトベルク変奏曲の演奏で聴衆を魅了、その存在を一気に知らしめたピアニスト、セルゲイ・シェプキン。彼はバッハをこよなく愛し、あのグレン・グールドに憧れ、グールドの足跡を辿りつつも、独自の音楽を紡ぎ出していきます。彼は1962年、サンクトペテルブルグに生まれ、5歳からピアノを学び、他の多くの名ピアニストたちのように輝かしいコンクール歴を持ち、オーケストラとの共演を重ねてきています。もちろんムソルグスキーやロシア物も演奏しますが、やはり彼の根底にあるのはバッハの作品であり、このフランス組曲も、独自の解釈と集中力に裏打ちされた文句なしの演奏となっています。一度は聞いておきたいピアニストです。
STNS-30047
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番
ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
スチュワート・グッドイヤー(P)
チェコ・ナショナルSO
ハイコ=マティアス・フォルスター(指)

録音:2014年10月15-18日チェコプラハ,CNSO第1スタジオ
ナダの若手注目ピアニスト、グッドイヤーによるSTEINWAYレーベル、2枚目のアルバムとなります。前作はチャイコフスキーとグリーグの協奏曲でしたが、今回はラフマニノフの2曲の協奏曲。音の一粒一粒がはっきり見えるような精悍なタッチと、叙情性を併せ持つ素晴らしいピアノを支えるのは、フォルスター率いるチェコ・ナショナルSO。瀟洒な響きもお楽しみいただけます。流麗で美しいラフマニノフに心から浸れる名演です。
STNS-30049
ズイル・ベイリー&準・メルクル
ブロッホ(1880-1959):ヘブライ狂詩曲「シェロモ」
ニコ・マーリー(1981-):チェロ協奏曲…世界初録音
ブロッホ:3つのユダヤの詩
ズイル・ベイリー(Vc)
インディアナポリスSO
準・メルクル(指)
シモーネ・ディナースタインと共演したベートーヴェンのチェロ・ソナタや、バッハの無伴奏チェロ組曲などの名演で知られるチェロの名手ズイル・ベイリー。今回はアメリカの若手有望株の作曲家ニコ・マーリーのチェロ協奏曲(世界初演)と、エルネスト・ブロッホの2つの作品を演奏しています。どの曲も独特の味わいがあり、情緒豊かな表現力を必要とするのですが、ベイリーは見事に曲の持ち味を生かし、納得の行く演奏をしています。また準・メルクルも丁寧な伴奏でチェロの音色を引き立てています。

STNS-30050
NX-B03
Tango Nuevo
1.シーグレル:エル・エンペドラード/2.シーグレル:ミロンゲッタ/3.ピアソラ:ミケラン ジェロ70(シーグレルによる2台ピアノ編)/4.シーグレル:アスファルト/5.シーグレ ル:マリア・シウダッド/6.シーグレル:エレガンテ・カニェンギート/7.ピアソラ:アディ オス・ノニーノ(シーグレルによる2台ピアノ編)/8.シーグレル:プレースズ/9.シーグ レル:ミロンガ・エン・デル・ビエント/10.ピアソラ:フーガとミステリオ(シーグレルに よる2台ピアノ編)/11.ピアソラ:ブエノス・アイレス・ホラ・セロ(シーグレルによる2 台ピアノ編)/12.シーグレルサンドゥンガ/13.ピアソラ:リベルタンゴ(シーグレルによ る2台ピアノ編)
パブロ・シーグレル(P)
クリストファー・オライリー(P)

録音:2015年12月7-10日ヴァージニアボイス、ソノ・ルミナス・スタジオ
アルゼンチンが生んだ大作曲家アストル・ピアソラ。そして彼の後の世代であるパブロ・シーグレル。この2人のコラボレ ーションによる華麗なタンゴの世界をたっぷりと。シーグレルは1978年から1989年までピアソラのバンドでピアニストと して活動しており、ピアソラの音楽をダイレクトに伝えることができる人として知られています。シーグレルのモダンなタン ゴも、ピアソラの名曲も、全てシーグレルのアレンジによる2台ピアノの華麗な響きで堪能できます。
STNS-30051
ジークフリート牧歌
リスト:詩的で宗教的な調べ 第7 曲「葬送」S173/R14
ワーグナー:ジークフリート牧歌(J.ルビンシテインによるピアノ編)
ブラームス:カプリッチョ ロ短調 Op.76-2
 プリッチョ 嬰ハ短調 Op.76-5
 3 つの間奏曲 Op.117 第1 番 変ホ長調
 インテルメッツォ イ短調 Op.118-1
 インテルメッツォ イ長調 Op.118-2
 インテルメッツォ 変ホ短調 Op.118-6
 インテルメッツォ ハ長調 Op.119-3
リスト:暗い雲 S199/R78
 リヒャルト・ワーグナーの墓に S202/R85
ディヴィッド・デボー(P)
1953 年アメリカ生まれのベテランピアニスト、ディヴィッド・デボーは1982 年にニューヨークでデビューコンサートを行い、以降数多くのオーケストラと共演し、世界中でコンサートを開いています。2004 年から2005 年にかけては中国でもコンサート・ツアーを行い代絶賛されました。このアルバムではリスト、ワーグナー、ブラームスの晩年の作品から中心に選曲、味わい深い演奏で、これらの作品の持つ幽玄さを伝えています。とりわけリストの最晩年の作品(ほとんど無調)から立ち昇る何ともいえない悲しさと諦観には、感銘を覚えるのではないでしょうか。
STNS-30052
NX-B03
Havana Moon
デリベラ(1948-):CapeCodFilesより〈第4番:チキータ・ブルース/第2番:バン ドネオン〉
ヴィラ・ロボス:ニューヨーク・スカイライン・メロディ
デル・アギーラ(1957-):タンゴ・トリオOp.71
ホフレ(1983-):スウィート・ド リーム
 プリマヴェーラ/デリベラ:ハバネラ
デル・アギーラ:夜想曲 Op.62
デリベラ:コントラダンツァ
 ベネズエラのワルツ
ヴィラ =ロボス:苦悩のワルツ
デル・アギーラ:静寂Op.107
デリベラ:CapeCod Filesより〈第3番:レクオネリアス/第1番:ベニー〉
トランスアトランティック・アンサンブル〈エヴリン・ユレックス(P)
マリアム・アダム(Cl)〉
「特参加」ライアナ・ゴールジャ(Vn)/JP.ホフレ(バンドネオン)

録音:2015年8月ドイツベルリン、トラウムトン・スタジオ、2015年3月26日ニューヨークスタインウェイ・ホール
クラシックとジャズを融合させ、革新的なレパートリーを作り出す「トランスアトランティック・アンサンブル」。メンバー はピアノのユレックスとクラリネットのアダムの2人で、時には仲間たちも参加、幽玄かつダイナミックなサウンドで聴き 手を魅了します。このアルバムでは、いわゆる“ラテン音楽”が演奏されていますが、中身は本当に多種多様。リズム重視のデ リベラ、メロディ重視のデル・アギーラ、お馴染みヴィラ=ロボス、このアルバムでバンドネオンを演奏しているホフレ。ど れも憂愁と情熱がブレンドされた名曲です。
STNS-30054
NX-B03
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲ハ長調Op.120 ジョン・オコーナー(P)
1947年アイルランド、ダブリンに生まれたベテラン・ピアニスト、ジョン・オコーナー。ダブリン大学でカル ロ・ゼッキらに師事、更に1971年ウィーン音楽アカデミーでディーター・ウェーバーとヴィルヘルム・ケンプ から教えを受けました。様々なコンクールを制覇し国際的な演奏活動を行う傍ら、教育者としても優れた成果を あげています。幅広いレパートリーを持ちますが、なかでも母国の作曲家ジョン・フィールドの夜想曲全集は非 常に高く評価されています。また、1973年に開催されたベートーヴェン国際ピアノコンクールで第1位を獲得 した経験を持つオコーナーにとって、ベートーヴェンのソナタと協奏曲は得意中の得意であり、何度も演奏し、 録音もありますが、今回の「ディアベリの主題による変奏曲」は円熟期を迎えたオコーナーの新たな境地を切り 開く演奏です。
STNS-30056
ウテ・レンパー:シークレット-「アックラで発見された写本」より
Beauty/ Love/ Movimento/The Story of Accra/ Solitude/Sex/Success/The Word and the Virtue/ Fire/Change/Paulo’s Story/A Thought
: ウテ・レンパー(ヴォーカル)
ドイツが生んだ偉大なる歌手ウテ・レンパーの新作は、ブラジルの作詞家、小説家パウロ・コエーリョの詩を用いた作品集です。「アルケミスト」の作者として知られるコエーリョは、大学在学中に突如世界を放浪、2 年後に帰国し、流行歌の作詞や反戦運動などの活動に携わるなど、常に世界を騒がせてきた人。彼の小説には読み手の想像力を刺激するたくさんのものが潜んでいます。このアルバムで取り上げられているのは、彼の「アックラで発見された写本」からのいくつかの詩。数世紀の昔、アックラが侵攻される前夜の物語。一人の男が語る生活への洞察。この中には日常の喜びも含まれています。想像の産物?それとも事実?不思議な物語がウテ・レンパーによって歌われていくという、スリリングな1 枚をお楽しみください。
STNS-30057
ズィル・ベイリー〜プロコフィエフを弾く
交響的協奏曲ホ短調Op.125
チェロ・ソナタハ長調Op.119
ズィル・ベイリー(Vc)
ノース・キャロライナSO
グラント・ルウェリン(指)
ナターシャ・パレムスキ(P)
世界的に知られる名チェリスト、ズィル・ベイリーのSteinwayレーベルへの3枚目のアルバム。今作に選ばれたのはプロコフィエフ(1891-1953)の2つのチェロのための作品で、とりわけ難曲として知られる「交響的協奏曲」でのチェロとオーケストラの対話が聴きものです。この作品はもともと「チェロ協奏曲第1番」の改作ですが、原曲が書かれてから20年ほどの年月を経ての改編であり、ロストロポーヴィチの助言によって増強された伴奏部の充実など、原曲とは大きく異なる仕上がりを見せています。チェロ・ソナタも同じくロストローポヴィチの助言を得て書かれた作品で、冒頭の幅広く歌うチェロのメロディからすっかり引き込まれてしまう叙情性に満ちた音楽です。
STNS-30058
NX-B03
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第47番ロ短調Hob16:32
ピアノ・ソナタ第38番ヘ長調Hob16:23
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Hob16:46
ピアノ・ソナタ第33番ハ短調Hob16:20
ピアノ・ソナタ第58番ハ長調Hob16:48
ジョン・オコーナー(P)
アイルランドのベテランピアニスト、ジョン・オコーナーのハイドン・ソナタ集。ベートーヴェンの権威として 知られる彼のまた違った面を楽しめる1枚です。ハイドン作品の持つ軽妙さと、凝りに凝った形式、対位法、ユ ーモラスなメロディは、同じ古典派の作品でもベートーヴェンやモーツァルトとはかなり違った味わいを持って います。チェンバロからピアノへと移り変わる時代に書かれたこれらの作品を演奏するためには、軽やかな指運 びとセンス、遊び心が必須ですが、オコーナーは全てを見事にクリアしています。

STNS-30060
IMAGO
ルイ・クープラン:前奏曲ニ長調
犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲
デニス/コバイン(ロー・ビアンコ編):トキシック/ありのままのあなたで
ロー・ビアンコ:ダンシング・キャット
 グノシエンヌ第4番のリ・イマジネーション
 スケッチブック
 Bloom, Orange Tie
 「犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲」による即興
 Gregorian Effects
ジェルモッタ/ハヤット(ロー・ビアンコ編曲):レディ・ガガ・ダダ/バッド・ロマンス
アルヴォ・ペルト:アリーナに
モイラ・ロー・ビアンコ(P)
「IMAGO」とは画像や肖像画を意味するラテン語です。その言葉をタイトルにしたアルバム「IMAGO」では、イタリアのピアニスト、作曲家モイラ・ロー・ビアンコの創造的な世界が表現されています。冒頭のクープランから、まるで現代音楽のような雰囲気をかもし出し、サティのオリジナルの作品には自由な即興を付け加えつつ、オリジナル作品やアレンジものを並べるという手法は、確かに彼女の個性を際立たせるものでしょう。即興を得意とするピアニストは数多く存在しますが、彼女が創り出す音楽には、時代と地域を越えた不思議な魅力が漂っています。
STNS-30061
flow
JOYAVARIATIONS/CHAUVET
SEMI/SPIRITDANCE/EPILOGUE
デイヴィッド・ブレイド(P)
エポック・ストリング・カルテット
カナダのジャズ・ピアニスト、デイヴィッド・ブレイドの最新作。西洋文化に根をおきながらも、東洋の哲学的思想にインスパイアされたというこれらの楽曲には、世界中のあらゆる「気の流れ」が宿っています。ヒーリング系が好きな人にピッタリの1枚です。
STNS-30063
NX-B03
atasha〜ナターシャ・パレムスキ:ピアノ・リサイタル
ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番嬰へ短調Op.2
ガブリエル・カハネ(1981-):ピアノ・ソナタ
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
ナターシャ・パレムスキ(P)
各紙で絶賛されているモスクワ生まれの若きピアニスト、ナターシャ・パレムスキ。4歳でピアノを始 めた彼女は8歳の時にアメリカに移り、サンフランシスコ音楽院で学び、その翌年にはデビュー・コ ンサートを果たしています。幅広いレパートリーを持つ彼女、ロイヤル・フィルとのチャイコフスキ ー&ラフマニノフの協奏的作品や、プロコフィエフのチェロ・ソナタでの伴奏など、特色ある録音が いくつかありますが、今回のリサイタル・アルバムでは新たな魅力を見せてくれます。ブラームスの 冒頭の和音の激しさや、叩きつけるようなプロコフィエフは、確かに若きアルゲリッチの情熱的な風 貌を彷彿させる要素を持っています。
STNS-30064
NX-B03
キューバのピアノ音楽集
トマス・ブエルタ・イ・フローレス(1791-1844):ラ・ヴァレンティーナ
エルナン・ロペス・ヌッサ:ヴァイオリンを持つ少女
セザール・ペレス・センテナート(1896-1973):パルマス・レアレス・ルビアス
エンリケ・ゲレーロ(1818-1887):La que a ti te gusta
アンヘリエルス・レオン(1918-1991):インヴェンション 第3番
ロベルト・ヴァレーラ(1938-):Cuento sonoro
レオ・ブローウェル(1939-):ボセト 第4番「アコスタ・レオン」
ホセ・アルデボル・ギンベルナット(1911-1981):ダンソン
ファン・ピネーラ(1949-):演奏会用練習曲
ホセ・マリア・ビティエール:天使のハバネラ
ニロ・ロドリゲス・スアレス(1921-1997):前奏曲 第3番「踊りのモティーフ」
エクトール・アングロ(1932-):サパテーオ・クバーノ
アマデオ・ロルダン・ガルデス(1900-1939):ムラート
エドガルド・マルティン・カンテーロ(1915-2004):6つの前奏曲 第6番
アンドレス・アレン(1950-):Que confusion de tonos
アレハンドロ・ガルシア・カトゥルラ(1906-1940):コンパルサ
ピネーラ:Y el brillo de la luna te encantaba
アルド・ロペス・ガヴィラン:Pan con Timba
アレクサンドル・ムウトツキン(P)

録音:2016年1月15日.6月14日
とても珍しいキューバの音楽集。作曲家の名前もブローウェル以外はほとんど馴染みはありません。しかし、聴いてみると 人懐っこいメロディと情熱的なリズムに瞬時に魅了されます。演奏しているムウトツキンはロシア系アメリカのピアニスト。数 多くのコンクールに入賞し世界中でコンサートを開催していますが、本人は室内楽や知られざる音楽に魅力を感じている といい、このアルバムでもその探究心が存分に発揮された素晴らしい演奏を聴くことができます。
STNS-30065
NX-B03

リスト:オペラと歌曲からのピアノ独奏編曲集
グノーの歌劇「ファウスト」からのワルツ S407/R166
ヴェルディ - 歌劇「アイーダ」から神前の踊りと終幕の二重唱 S436/R269
6つのポーランドの歌 S480 第2番:春(原作:ショパンの歌曲)
6つのポーランドの歌 S480 第5番:わが喜び(原作:ショパンの歌曲)
ワーグナー - 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「イゾルデの愛の死」 S447/R280
クララ・シューマン「なぜ 他の人にたずねるのですか」 S569/R257 No.8
クララ・シューマン「私はあなたの瞳に」 S569/R257 No.9
クララ・シューマン「そこここの秘密のささやき」S569/R257 No.10
シューマン:「ミルテの花」-献呈 S566/R253
死の舞踏 S525/R188

ガボール・ファルカシュ(P)

録音:2016年3月7-9日
1981年、ハンガリー生まれの超絶技巧ピアニスト、ガボール・ファルカシュ。ハンガリー国立リスト音楽院を卒業し、2009年にワイマールで開催された“第6 回フランツ・リスト国際ピアノコンクール”で優勝。以降数多くのコンクールに入賞し、2012年にはリスト賞も受賞、現在はリスト音楽院で後進の指導にあ たっています。先頃亡くなったゾルタン・コチシュからも高く評価されていたファルカシュ、2015年には「カーネギー世界オーディション」で優勝、リサイタルの権 利も勝ち取った俊英です。このアルバムでは得意のリスト作品を10曲演奏。もともとは声楽曲であったり、オペラからの一場面の音楽をリストが華麗に編 曲したこれらの曲は、ピアニストの技術を明らかにするとともに、表現力の高さも要求される難曲揃いです。ファルカシュはどの曲も淀みなく演奏しています。 例えばシューマンの「献呈」(トラック9)での柔らかく爽やかな響きと、「死の舞踏」(トラック10)での激しい打鍵などの表現力の違いに耳を傾けてみてくださ い。

STN-S30071(2CD)
NX-D01
ショパン:マズルカ全集
CD1.
1.第1番 嬰ヘ短調 Op.6-1
2.第2番 嬰ハ短調 Op.6-2
3.第3番 ホ長調 Op.6-3
4.第4番 変ホ短調 Op.6-4
5.第5番 変ロ長調 Op.7-1
6.第6番 イ短調 Op.7-2
7.第7番 ヘ短調 Op.7-3
8.第8番 変イ長調 Op.7-4
9.第9番 ハ長調 Op.7-5
10.第10番 変ロ長調 Op.17-1
11.第11番 ホ短調 Op.17-2
12.第12番 変イ長調 Op.17-3
13.第13番 イ短調 Op.17-4
14.第14番 ト短調 Op.24-1
15.第15番 ハ長調 Op.24-2
16.第16番 変イ長調 Op.24-3
17.第17番 変ロ短調 Op.24-4
18.第18番 ハ短調 Op.30-1
19.第19番 ロ短調 Op.30-2
20.第20番 変ニ長調 Op.30-3
21.第21番 嬰ハ短調 Op.30-4
22.第22番 嬰ト短調 Op.33-1
23.第23番 ニ長調 Op.33-2
24.第24番 ハ長調 Op.33-3
25.第25番 ロ短調 Op.33-4
26.第27番 ホ短調 Op.41-1
27.第28番 ロ長調 Op.41-2
28.第29番 変イ長調 Op.41-3
29.第26番 嬰ハ短調 Op.41-4
30.第49番 ヘ短調 Op.68-4
CD2.
1.第30番 ト長調 Op.50-1
2.第31番 変イ長調 Op.50-2
3.第32番 嬰ハ短調 Op.50-3
4.第33番 ロ長調 Op.56-1
5.第34番 ハ長調 Op.56-2
6.第35番 ハ短調 Op.56-3
7.第36番 イ短調 Op.59-1
8.第37番 変イ長調 Op.59-2
9.第38番 嬰ヘ短調 Op.59-3
10.第39番 ロ長調 Op.63-1
11.第40番 ヘ短調 Op.63-2
12.第41番 嬰ハ短調 Op.63-3
13.第50番 イ短調 Op.posth "Notre
temps"
14.第51番 イ短調 Op.posth "A Emile
Gaillard"
15.第60番 ニ長調 Op.posth
16.第56番 変ロ長調 Op.posth
17.第55番 ト短調 Op.posth
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2000年4月、2001年7月、2002年10月
ショパンの全作品の中でも彼の“祖国愛”が最も強く表出されているのが、このポーランドの民族舞曲から生まれたマズルカ集です。作品番号があるものが 49曲(うち1曲は未完)、番号なしが9曲、ショパンのほぼ生涯を通じて書かれたこれらの作品は、斬新な転調や和声など、彼の作品の中でもとりわけ実 験的な要素が高いものです。 演奏する際は「3拍子の2拍目、もしくは3拍目を強調する」と言う独特な奏法が必要で、同じ3拍子でもウィンナ・ワルツとは全く違う雰囲気が醸しだされ ます。アメリカのピアニスト、ランジェルはバッハ、ベートーヴェン作品の演奏で知られる人。1990年代に手の故障で一時活動を中断していましたが、その7 年後に復帰。リハビリの間に心酔したというショパンの作品には、強い思い入れを持っており、このマズルカ全曲でも、メロディラインの歌わせ方や、緊迫した リズムの強調と言った彼ならではの表現を追及した個性的な演奏を聴くことができます。
STNS-30072
NX-B03
ヴァインベルク(1919-1996):ピアノ五重奏曲 他
ピアノ五重奏曲 Op.18
ソナチネ Op.49
チェロ・ソナタ 第2番 Op.63
ジャンヌ・ゴラン(P)
アタッカQ
アンドリュー・イー(Vc)

録音:2017年6月13-15日
ショスタコーヴィチの友人であり、その作品から強い影響を受けたとされるポーランド出身の作曲家ヴァインベルク。前 衛的な手法を試みながらも、作風は過去に向かっているものが多く、その作品からは戦争への不安、哀しみ、平和へ の憧れが強く感じられます。 このアルバムには1940年代から50年代にかけての3作品を収録。なかでも、25歳のヴァインベルクによるロシアモダ ニズムの頂点を成す「ピアノ五重奏曲」が聴きもの。第3楽章の荒れ狂う疾走感が特異な雰囲気を出しています。 一転、1959年のチェロ・ソナタ 第2番は瞑想的な楽想が漲る美しい作品。アタッカ四重奏団の創設メンバーの一 人、ロンドン出身のチェリスト、アンドリュー・イーが耽美的な演奏を聴かせます。


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