湧々堂HOME 新譜速報:交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



MarchVivo
(スペイン)



スペインのフアン・マルク財団が新たに立ち上げたレーベル、マルク・ビーボ。マドリッドにある彼らの劇場で行われた、様々なジャンルのライヴ録音から厳選されたものや、関連のセッション録音など、幅広い音楽をリリースしていきます。



※「単価=¥0」と表示されるアイテムは廃盤です。

※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
MV-001
モンポウ:『ひそやかな音楽』 第4集
ポール・ヴァレリーの詩による5つの歌曲*
庭の乙女たち 〜『子供の情景』より
あなたの上には花ばかり 〜『夢のたたかい』 より*
フェデリコ・モンポウ(P)
モンセラート・アラベドラ(S)*

録音:1977年1月19日 フアン・マルク財団(ライヴ/モノラル)
スペインのフアン・マルク財団が立ち上げたレーベルの第1弾リリースとして、1977年に財団のホールで行われたモンポウの初出ライヴが登場。 『ひそやかな音楽』第4集の自演ライヴはこれが初めてとのことです。静寂を音楽で表現しようとするかのようなこれらの作品が、ライヴならでは の緊張感の中で紡がれています。併せて収録されている『ポール・ヴァレリーの詩による5つの歌曲』は、モンポウと同じくカタルーニャの出身で、 指導者としても著名であったソプラノ歌手、モンセラート・アラベドラ(1946-91)による歌唱。音源は2021年にレストアとリマスターが施され、 モノラルながらたいへん質感の高い音になっています。
MV-002
『Bach(Re)inventions』
ジャズによる、バッハ『2声のインヴェンション』
モイセス・P. サンチェス(P、編)
パブロ・M. カミネロ(ダブルベース)
パブロ・M. ジョンス(パーカッション、ムビラ、エフェクト)

録音:2020年10月26-28日 カメレオン・ミュージック・スタジオ、マドリード
スペインのピアニスト、コンポーザーのパブロ・M. カミネロが、バッハのインヴェンションをジャズに編曲したもの。このアレンジの初演は2018年 11月1日にフアン・マルク財団のホールにて披露されており、その好評を受けて、より練り上げたものを新たにセッション録音しました。ムビラ(カ リンバ)による序奏から美しく、単に「ジャズ風」というよりも、クロスオーバーな要素が多分に含まれたアレンジであることがよくわかります。原曲 が持つ美しさや躍動感を最大限引き出した上質な演奏は、きっと広い層に受け入れられることでしょう。
MV-003
ロベルト・ジェラール(1896-1970):バレエ『サン・フアン祭の夜(バルセロナの夜会)』 ピアノ版
第1幕/Los fuegos 火祭り
1. La multitud ? Procesion ? Danza de los enanos- Mele:la multitud baila con los enanos
2. Danza de las majorales
3. Los portadores de antorchas ? Danza del vencedor
4. Galanteria
5. Danza de los fallaires
第2幕/Eros エロス
6. Nocturno ? Danza de la seduccion ? Aparicion de Eros
7. Danza de los espiritus ? Las ninfas ? Los duendes
8. Los ancianos con los faroles ? Las parejas y los ancianos
第3幕/La boda 婚礼の宴
9. Fandanguillo de los recien casados
10. Sardana
11. Coda
ミゲル・バセルガ(P)

録音:2021年3月13-15日 フアン・マルク財団
スペインの作曲家ロベルト・ジェラールを中心に、ファリャのバレエ作品の成功や、ヨーロッパでのスペインとその舞曲の流行に触発されて構想さ れたバレエ作品『サン・フアン祭の夜』。バルセロナ近辺のサン・フアン祭や、カタルーニャの火祭りを題材とし、スペイン内戦の中ピアノの為の スケッチを完成、管弦楽のスコアもおよそ書き上げられたのが1938年でした。脚本を書いたベンチュラ・ガソルはこの時点で、国際的に認知 されやすいようにとタイトルを『バルセロナの夜会』に変更しています。ところが内戦後の混乱の中、この上演計画は頓挫し、実現することはあ りませんでした。後にこの作品は管弦楽用の組曲として世に出ますが、英国の作曲家マルコム・マクドナルドの監修による全曲版が出版され たのは1995年のことで、この管弦楽版の下地となったのが、今回初録音となるピアノ版でした。2021年6月、オリジナルのバレエ『サン・フア ン祭の夜』が80年の時を経て、マドリードのフアン・マルク財団で上演されたのを機に録音されたのがこちらのアルバム。上演でのピアノも担当 したルクセンブルク出身のミゲル・バセルガは、スペイン音楽のスペシャリストとして活躍しています。


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