湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



BMC(ブタペスト・ミュジック・センター)
(ハンガリー)



※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
BMCCD-007[BM]
ペーター・エトヴェシュ:アトランティス、他
(1)アトランティス、(2)サイココスモス、
(3)シャドウズ
(1)(2)ぺーター・エトヴェシュ(指)
(1)ケルン放送響、(2)BBC響
(1)(2)マルタ・ファビアン(ツィンバロン)
(1)ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
(3)ハンス・ツェンダー(指)南西ドイツRSO
ハンガリー出身の作曲家で指揮者エトヴェシュの大作。今や現代音楽の世界では、欠く事のできない存在にのし上がったエトヴェシュの作品は此岸から彼岸、聖と俗。この世の森羅万象が描かれています。
BMCCD-009[BM]
リスト:管弦楽作品集
「プロメテウス」、「マゼッパ」、「タッソー」、「前奏曲」
ツォルト・ハマル(指)ハンガリー国立PO
BMCCD-010[BM]
ラースロー・シャーリ:機関車交響曲
蒸気機関の練習曲、
ハンガリー蒸気機関車のオリジナル録音 
ラースロー・シャーリ(ミュージック・コンクレート)
*フンガロトン原盤
これは珍品。聴いてびっくり機関車交響曲!
BMCCD-011[BM](2CD)
バッハ:フーガの技法
(エーリッヒ・ベルゲル編、管弦楽編曲版) 
エーリッヒ・ベルゲル(指)クルジPO
1991年ライヴ
荘重でテーマが超人的な、この「フーガの技法」が大オーケストラによって聞き手に迫ります。ベルゲルはルーマニア出身。NHK交響楽団にも客演、渋いブルックナーを聴かせてくれましたが1998年に亡くなりました。ブルックナーの壮大な音楽に限りなく近づいた凄い編曲です。
BMCCD-012[BM]
R・シュトラウス:変容、
オネゲル:交響曲第2番
エーリッヒ・ベルゲル(指)
カメラータ・トランシルヴァニカ
厳しい練習が偲ばれる、筋肉質の見事な演奏。
BMCCD-013[BM]
ギュラ・チャポ(1955〜):作品集
狙撃後の握手、グリーグ賛、
クラップの最後のテープ(ベケットによる)、
バード・デイ・ケージ(ジョン・ケージ76歳の誕生日に)
チャポ(指、P、ノイズ、エレクトロニクス)、他多数
BMCCD-014[BM]
ラスロ・ヴィドフスキー(1944〜):MIDI PIANOのための練習曲 ヤマハ・ディスクラヴィーア使用
BMCCD-015[BM]
ジャズ、ブラス
トロンボーン・アンサンブルによるジャズ・スタンダード名曲集
ハンガリー・ジャズ・トロンボーン・カンパニー、
カール・フォンタナ(Trb)
ゲストにアメリカの名ジャズ・トロンボーン奏者カール・フォンタナを迎えています。
BMCCD-017[BM]
エミール・ペトロヴィチ(1930〜):弦楽四重奏曲第1,2番、無伴奏ヴァイオリンのためのラプソディー、無伴奏チェロのためのラプソディー バルトークSQ  
サライ(Vn)、メツォ(Vc)
BMCCD-018[BM](2CD)
レオ・ヴェイネル:管弦楽を伴なう作品集 
(1)「田園」幻想曲とフーガ、(2)ロマンス、
(3)ピアノ・コンチェルティーノ、(4)謝肉祭、
(5)ヴァイオリン協奏曲第2番
(1)〜(4)ティボール・ヴァルガ(指)
(5)ツォルト・ハマル(指)
(1)〜(5)ブダペスト室内SO
(2)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、
(2)メリンダ・フェレター(Hp)
(3)ジェルジ・セボック(P)、
(5)アンタル・サライ(Vn)
バルトークやコダーイに次ぐハンガリーの重要な作曲家ヴェイネルの作品集。珍しくヴァルガが指揮をしていたり、シュタルケルが参加しています。(3)はハンガリーの名ピアニスト、ジェルジ・セボックの最後の録音です。
BMCCD-019[BM]
ジョゼフ・シャーリ(1935〜):集中性
ダルシマー・デュオのためのエイトより5楽章、
ドン・ゲナロの変容、6つのファンファーレ 他
セヴェレニー(ダルシマー)
ヴェコニ(ダルシマー)
ブラス・イン・ザ・ファイヴ 他
BMCCD-021[BM]
ラースロー・デシュ:首吊り(ボーナス・マルチメディア・トラック付き) アマディンダ・パーカッション・グループ 
ケラー四重奏団 他
ボーナス・トラックでは、ジャケ写につかわれている首吊人形が大活躍の幻想的な映像付き。
BMCCD-023[BM]
ベラ・ファラーゴ(1961〜):353日のミサ、
エピタフ、グレゴル・サマンサの欲求
ティハーニ(指)
インターモデュレーションアンサンブル、
トムキンス・ヴォーカル・アンサンブル、
ファラーゴ(P)他
BMCCD-027[BM]
ラスロ・ティハーニ:シャドウプレイ(ピアノ、チェロ、クラリネットのための)、アッテ チャローグ(P)、デリ(Vc)
クレンヤン(Cl)、L・ティハーニ(指)
UMZE室内音楽グループ
BMCCD-035[BM]
ラースロ・メリス(1953〜):イーノックの黙示
ムロメヂチナ・チロニス
ヘーヤ(指)UMZE室内アンサンブル 
アマディンダ・パーカッション・グループ
BMCCD-038[BM]
ペーター・エトヴェシュ:声楽作品集
2つのモノローグ(1988)、
ハラキリ(1973)、尻尾(1968)、
インセッティ・ギャランティ(1970/89)、
クリケット・ミュージック)
トムキンス(指)SWR交響cho
BMCCD-039[BM]
ラースロー・ホルトバーギ(1950〜):Fata-organa〜オルガンを伴う作品 .
この曲は仮想のイスラムのオルガン・ミサだそうで、荘厳なオルガンに時折ラジオから聞こえてくるコーランのような声が混入される。それが何ともいえない新しさ。
BMCCD-041[BM]
ストラヴィンスキー:「兵士の物語」
※ハンガリー語版
ヤーノシュ・ヴィルハイム(指)
ハンガリーの主要オーケストラのソリスト達、
ヤノシュ・クルカ(語り)、
ヨージェフ・サルヴァス(兵士)他
BMCCD-043[BM]
バッハのコンピレーション・アルバム「バッハ再探訪」
バッハ:ソナタBWV1038、
パルティータBWV1004(ヴァイオリン版&ツィンバロン版、パルティータBMV1013(サックス版)フーガの技法より終結の四重フーガ(ベルゲル完成版)
ハダディ(Ob)、サライ(Vn)、
バロフ(ツィンバロン)、
ヴァソーニ(Sax)ベルゲル(指)クルジPO
BMCCD-045[BM]
アストル・ピアソラ作品集(全11曲) ザルツブルク・オコウン・アンサンブル
2002年来日して好評だったオコウン・アンサンブルのピアソラ作品集です。
BMC-CD047
バッハ:パルティータ ニ短調BWV.1004
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース
イザイ
:ソナタOp.27-3〜バラード(エネスコのために)
エミール・ペトロヴィチ:狂詩曲第1番
アンタル・サライ(Vn)
サライは近年、将来を嘱望されるハンガリーの若手を代表するヴァイオリニストでブダペスト音楽院で学んだ後、ティボール・ヴァルガ、ジェルジ・パウクらに指導を受けました。彼の才能はメーニューイン、アイザック・スターンにも絶賛されている。艶やかで甘い音色が特徴。
BMCCD-048[BM]
(1)クルターク:ロベルト・シューマンへの頌歌
(2)バルトーク:コントラスト、
(3)ファラーゴ:グレゴル・サマンサの欲求、
(4)ストラヴィンスキー:3つの小品 
(5)ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント
ゲレール・ティハニ(cl、バスcl、Es-cl、大太鼓)
(1)マルタ・クルターク(P)、ガル(Va)、
(2)シェルメッツィ(Vn)、ローマン(P)
(5)ベラ・ファラーゴ(P)
BMCCD-049[BM]
バッハ:トリオ・ソナタ集
(BWV.525、1038、1037、1039、1079)
ゾルタン・ジェンジェシー(fl)、
ラスロ・ハダディ(ob)、
ジェルジ・ラカトシュ(fg),
ボルボラ・ドボジー(Cemb)
BMCCD-054[BM]
「Shades of Bach」〜サックスによるバッハ作品集
音楽の捧げもの〜ソナタ短調VWV1079、
ソナタト短調BWV1029、
パルティータイ短調BWV1013
ヤノシュ・ヴァソーニ(アルトSax)
ダニエル・ヴァッチ(ソプラノSax)
カタリン・チラフ(P)
BMCCD-058[BM]
バルトーク:中国の不思議な役人、
管弦楽のための協奏曲
ペーター・エトヴェシュ(指)ユンゲ・ドイチェPO
マーラー・ユーゲントPO
注目の作曲家兼指揮者エトヴェシュのバルトーク。プロ顔負けの2つのユース・オケとの共演で、彼自身「90年代前半にこうした若者達との共同作業に取り組んだことで、高い能力に刺激され、自らも啓発された」と語っております。
BMCCD-059[BM]
修道僧の踊り(Dervish Dance)
〜現代ハンガリーのクラリネット作品集
(1)ゲルゲリー・ヴァイダ(Gergerly Vajda,1973〜):ライトシャドウ=トレンブリング〜アンドラーシュ・ペトゥツへのオマージュ、
(2)イシュトヴァン・ラング(1933〜):モノディア、
(3)ラースロー・シャーリ(1940〜):ヴァリアツィオーニ、
4)〜(7)ヨージェフ・シャーリ(1935〜):4つのテンポ、
(8)ペーテル・エトヴェシュ(1944〜):修道僧の踊り、
(9)〜(11)ジェルジ・オルバン(1947〜):ソナタ・コンチェルタンテ 
チャバ・クレニャン(バスCl、コントラバス・クラリネット)(3)ガボール・チャローグ(P)
(9)〜(11)イルディコ・Cs・ナジ(P)
ラリネットの演奏技術を極めた超ヴィルトゥオーゾ作品集。
BMCCD-060[BM]
リスト:後期作品集(管弦楽編曲による後期ピアノ作品集)
チェールダッシュ・オプスティネ、
4つの忘れられたワルツ
ハンガリーの歴史的肖像、
死のチャールダッシュ
ジェルジー・セルメッツィ(指)
カメラータ・トランシルヴェニア
BMCCD-063[BM]
ペーター・エトヴェシュ:ゼロ・ポインツ、
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 
エトヴェシュ(指)エーテボリO、
アンサンブル・モデルン
エトヴェシュ自作自演もさることながらアンサンブル・モデルンとの一風変わったメカニックな「運命」も大注目
BMCCD-067[BM](3CD)
ブラームス:交響曲全集  エーリッヒ・ベルゲル(指)
トランシルヴァニアPO
録音:1994年(デジタル)
ハンガリー文化遺産省とハンガリー国立文化基金の支援を受けたスタジオ録音
ベルゲルがかつてN響定期に登場した際のチャイコフスキー第4交響曲の筋肉質で容赦ないダイナミズムに圧倒された方も追いことでしょう。このブラームスはざっと聴いただけでは、よくある中庸のブラームスですが、時としてベルゲルが音楽の流れを完全に止めてしまうかのようなテンポを落します。これは意図的になされた強烈な問題提起!。ルーマニア北西部の文化の中心クルージュにあるトランシルヴァニア・フィルは、1955年創立でチェリビダッケ、ベルゲルが指揮してきたことで知られます。これは凄い演奏です。
BMCCD-068[BM]
シェーンベルク:清められた夜
ショスタコーヴィチ(バルシャイ編):室内交響曲Op.110a
エードリアン・サンシャイン(指)
カメラータ・トランシルヴァニア
BMCCD-069[BM]
ラースロー・シャーリ:ダンス・ミュージック
ハンガリー舞曲’95、ブルース1,2,3、
エコー・ラグ1,2,3、エステルハージのためのワルツの一種、
思い出、タンゴ、ブロードウェイ・ブギウギ、
祖母の踊り、遅く元気良く
G.チャログ(P)、C.クレニュアーン(Cl)、
V.ブザ(Cb)、N.ゲッツ(Sax)、L.シャーリ(P)、
G.デーリ(Vc)、G.エクハルト(P)、A.ホルン(Cl)他

録音:2002年12月20-21日、2003年2月2日
シャーリは当初、実験的で前衛的作品を書いており、後に、新音楽スタジオ設立に参画。実験音楽と電子音楽の経験を経たサーリの舞曲は、伝統的な舞曲とテクノロジー、ジャンルを横断したクール&ホットでブッ飛んだダンス・ミュージック。
BMCCD-072[BM]
ペーター・エトヴェシュ作品集 
(1)ミュージック・フォー・ニューヨーク(1971/2001)〜ツィターとハーディ・ガーディ、シンセサイザーによる即興のテープ(1971)にソプラノ・サックスと打楽器の即興を追加(2001)
(2)「ナウ・ミス!」(1972)〜S・ベケットの「残り火」による テープ作品(ヴァイオリン、電子オルガンのシンセサイザーによる変容)
(3)エレクトロクロニクル(1972/74)〜テープ作品(2台の電子オルガンのエトヴェシュによる変容)WDRによるライヴ・セッション、
(4)修道僧の踊り(1993/2001)〜クラリネット・ソロのための 
(1)〜(3)ペーター・エトヴェシュ(シンセサイザー、テープ作成、電子オルガン)
ラースロー・デシュ(Sax)
アンドラーシュ・デシュ(Perc)
ヤーノシュ・ネジェシ(Vn)
メシアス・マイグアシャ(電子オルガン)
(4)チャバ・クレニャン(cl)
BMCCD-073[BM]
アイ・ルック・アップ,ジャスト・ライト
ツォルト・シェライ(Zsolt Serei 1954〜)作品集
(1)20年のための7分間(1990〜91)、
(2)3つの中国の詩〜李太白による(1996〜98) 
(3)折られた構造の陰〜ブーレーズへのオマージュ
(4)アルバム小冊子(1983〜1996)、
(5)セレナーデ(1993) 
(3)(5)ツォルト・シェライ(指)
(1)(3)(5)コンポンアンサンブル
(2)マリア・ホルヴァート(Ms)
(2)(4)ガボール・チャローグ(P)
(3)バリント・サード(cl)、
(3)チャバ・クレニャン(cl)
(5)ラースロー・ラーコシュ(hr)
ハンガリー生まれの作曲家シェライの作品集。彼の立ち上げたコンポンアンサンブルの指揮者としても活躍しています。
BMCCD-074[BM]
現代ハンガリーのフルート音楽
(1)ツォルト・シェライ:パルティータ、
(2)クルターク:J.S.B.へのオマージュ 
(3)クルターク:ドロローソ、
(4)クルターク:上へ!勢い良く! 
(5)クルターク:ある2つの花、
(6)クルターク:ランボーを読んで 
(7)アンドラーシュ・セーレシー:フルートとピアノのための3つの小品 
(8)ラースロー・シャーリ:マニフィカト、
(9)ゾルタン・ジェンジェシー:デュオ、
(10)ヨージェフ・シャーリ:無限に出会う平行線 
ゾルタン・ジェンジェシー(fl)
(8)クリスツィナ・ヨーナシュ(Vo)
(7)アンドラーシュ・ケメネス(P)
(5)(9)ゲルゲリー・イッツェス(fl)
(1)(10)ツォルト・シェライ(指)ブダペスト室内SO
BMCCD-079[BM]
モーツァルト:弦楽四重奏曲集
19番「不協和音」K.465、
第17番「狩」K.458、第14番「春」K.387、 
バルトークSQ 
[ペーテル・コムローシュ(Vn1),ゲーザ・ハルギタイ(Vn2)、ゲーザ・ネーメト(Va)、ラースロー・メズー(Vc)]
ハンガリーを代表する名弦楽四重奏団「バルトーク四重奏団」のモーツァルトです。2002年結成45周年にあたって取り上げたのがこのモーツァルト作品です。当BMCレーベルには現代作品の録音がありましたが、名曲でいよいよ真価を発揮です。
BMCCD-081[BM]

ジェルジ・クルタークJr.プロデュース「ルクス・ノクス:S[M]S」
1.Getting started、2.Calls、3.Call memory、
4.languages、5.Icons,sounds,smileys6.Setup、
7.Alarms、8.FAQ、9.Off-peak hours、10.Warranty
ジェルジ・クルタークJr.(シンセサイザー)、
クリス・マルティノー(Va、声)、
イサベレ・シレア(バスcl、ソプラノsax)、
ローランド・オッサート(モジュラー・シンセサイザー)
電子音楽。シンセサイザーのノイズと効果音のようなものに即興的に声や楽器の音がそのままあるいは電気的に変容されたものが入ってくる。昔のゲームのBGMや宇宙の広がりや東洋の神秘を感じさせられるかも。
BMCCD-084[BM]
シューベルト:楽興の時、他
楽興の時Op.94,D.780、
即興曲Op.142,D.935、
ピアノ小品D.604
ガボール・チャローグ(P)
チャローグは1960年生まれ。11才でリスト音楽院に入学し、ラーンキ、コチシュ、クルターク、アンドラーシュ・シフに学びました。彼は広大なレパートリーを持っていますが、とりわけ現代音楽を得意とし、BMCレーベルにいくつかの録音があります。そんな彼がシューベルトの大名曲に挑みます。
BMCCD-085[BM]
ペーター・エトヴェシュ:IMA
IMA(祈り)〜混声合唱と管弦楽のための、
宇宙(2台ピアノ版)、
手紙〜弦楽四重奏のための情景
シルヴァン・カンブルラン(指)
ケルン西ドイツRSO
&cho、アンドレアス・グラウ、
ゲッツ・シューマッハー(P)、ペレグリーニQ

2002年9-10月録音
「IMA」は1995年の彼の代表作「アトランティス」の続編で、突然海中に沈んだ文化を表しています。「宇宙」は、1961年ガガーリンの宇宙飛行によって世界が突然開け、無限大に見えたという衝撃から作曲されました。「手紙」は、ザルツブルクに住んでいたレオポルト・モーツァルトと、1778年にパリに住んでいた息子ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとの間の手紙の抜粋から、二人の劇的な関係を再現しています。
BMCCD-089[BM]
バッハ:オーボエ協奏曲全曲
協奏曲ヘ長調BWV1053
ト短調BWV1056/イ長調BWV1055
ハ短調BWV1060/ニ短調BWV1059
ラースロー・ハダディ(Ob)、
アンタル・サライ(Vn)、
バロバーラ・ドボジー(Cemb)、
ブダペスト室内SO

録音:2003年4月14-18日
バッハは別の楽器への編曲をしばしば行いました。ここに収録されている協奏曲は現在チェンバロ協奏曲として知られていますが、初めは旋律楽器の協奏曲として書かれたという想定でこの録音が行われました。ハダディは1956年ハンガリーで生まれ、1980年からパリに住んでアンサンブル・アンテルコンタンポランの独奏オーボエ奏者を務め、パリ・オペラ座管弦楽団やフランス放送交響楽団と共演しています。
BMCCD-090[BM]
リグヌム三重奏団〜オッフェルトリウム
マショー:わが終わりはわが始まり、
ラースロー・シャーリ:半音階的ゲーム、
ジョスカン・デ・プレ:定量カノン、
アーダーム・コンドル:対立/裁判官、
ゾルターン:イエネイ:「若かった時私は言われた」、
オケゲム:私の愛する女、
ラースロー・ヴィドヴスキ:カノン的な子守歌、
ブル:イン・ノミネ4他
リグヌム三重奏団
【チャバ・クレニュアーン、
ラヨス・ロズマーン(Cl)、ジェルジ・ラカトシュ(Fg)】

2003年6月23-36日録音
リグヌム三重奏団は1997年、ルネッサンスとそれ以前の声楽曲の多様性に引き付けられて結成されました。現代楽器で演奏してルネッサンスと現代音楽の関係を探ることが重要という考え方でプログラムを構成しています。「裁判官」は、ナチの終末期の不当な死刑判決を描いたアダム・ザイデルの小説「ブラウンシュヴァイクのヨハンナ」に題材を取っています。
BMCCD-092[BM]
ペーター・エトヴェシュ:内部の音程
風の連続
ミヒャエル・シュヴォボダ(Tr)、
エトヴェシュ(指)ウムゼ室内合奏団、
クラングフォールム・ウィーン

2002年10月24日、2003年4月14-15日録音
この2曲は作曲者が自然の法則を音に変えることに関心を集中させていた1970年代の「探究の時代」に始まります。1972年から1974年の間に電子音を基礎とする素材で「内部の音程」を作曲しましたが、1975年から1981年の間に器楽部分の3つの版を追加しました。「風の連続」は、1970年、大阪万国博覧会のためにシュトックハウゼンの合奏団の一員として来日したエトヴェシュが日本の自然や禅の影響を受けて書いた作品で、1975年から2002年まで作曲を続けました。
BMCCD-095[BM]
リスト:ピアノ曲集
リスト:超絶技巧練習曲集第1-3番、第12番「雪かき」
第11番「夕べの調べ」
パガニーニによる超絶技巧練習曲第4番
2つの演奏会用練習曲から「森のささやき」
リゲティ:練習曲第1, 2, 5-10番
ガーボル・チャローグ(P)
録音:2003年9月24-30日
リゲティが練習曲を書いた第一の理由は、自分の不十分なピアノ技術をプロの手腕にまで向上させたかったことでした。この作品はアフリカ音楽でもジャズでもなく、前衛的・無調的でも調的でもなく、単なる数学的構造で、ショパン的とかドビュッシー的というレッテルを貼ろうとは思わないと述べています。
BMCCD-096[BM]
ショパン:ピアノ曲集
マズルカop.26/op.30/op.63、
幻想曲、ピアノ・ソナタ第2番
ゲルゲイ・ボガーニ(p)

録音:2003年4月1-4日
ボガーニはブダペスト音楽院、シベリウス音楽院で学んだ後インディアナ大学でジェルジュ・シェベックに師事し、1996年リスト国際音楽コンクールで優勝しました。ショパンを得意とし、2001年ハンガリーで行ったショパン全曲演奏リサイタル・シリーズはグラモフォン誌の年間ベスト・コンサート・シリーズ賞を受賞しました。
BMCCD-097[BM]
ペーター・エトヴェシュ:作品集
(1)「会話の断片」2つの朝顔を持つトランペット独奏,語り手と合奏のための、
(2)「ジェット気流」トランペット独奏と管弦楽のための、
(3)「パリ=ダカール」トロンボーン独奏とビッグ・バンドのための、
(4)歌劇「バルコニー」の主題によるジャズ即興演奏
(1)マルコ・ブラーウ(Tp)、
エトヴェシュ(指)ムジークファブリック、
(2)マルクス・シュトックハウゼン(Tp)、
エトヴェシュ(指)BBC響、
(3)ラースロー・ゲッツ(Tb)、
ゲルゲイ・バイダ(指)ブダペスト・ジャズO、
(4)ベーラ・サクチ(P)、ガーボル・ガドー(G)

録音:2001〜2003年
「会話の断片」はコーヒーハウスでの会話を即興風に自由に作曲した作品ですが、演奏者は即興を行いません。「ジェット気流」は大きなエネルギーを持つ風で、一方通行の道にいる日本の群集の流れの中でトランペット奏者だけが反対に行こうとしているのに似ています。トランペットの最初のカデンツァは自由な即興です。「パリ−ダカール」は文字通りの自動車レースで、トロンボーン奏者が重要な扱いを受けて自由に即興します。
BMCCD-099
スクリャービン:前奏曲集Op.11-2、11、
12、16、17、21、23、
Op.16-2、4、Op.17-2、4〜7、
Op.22-2、3、Op.31-3、4、
Op.33-2、3、Op.35-1〜3、
Op.37-4、Op.39-1、4、
Op.48-1、2、Op.51-2、Op.59-2、
詩曲.嬰ヘ長調 Op.32-1、ア
ルバムの綴り Op.45-1、
たよりなさ Op.51-1、
謎Op.52-2、ニュアンスOp.56-3、
不思議 Op.63-2、
おどけて Op.71-1、
空想して Op.71-2、
炎に向かって、前奏曲 ゆっくりした、
漠然と、あいまいな Op.74-4
ガボール・チャローグ(P)
シューベルト:楽興の時、即興曲(BMCCD-084)、リスト、リゲティ:練習曲集(BMCCD-095)に次ぐチャローグの新譜。ガボール・チャローグは、1960年、ブダペスト生まれのピアニスト。6歳でピアノを習い始め、11歳でリスト音楽院に入学、ゾルタン・コチシュやアンドラーシュ・シフらに学び、さらにインディアナ大学でも学んでいます。在学中からヨーロッパ各地で演奏活動をし、1990年からは録音活動も精力的。スクリャービンは彼の得意とする分野です。 

BMCCD-100
サティ(ケージ編):ソクラテス、
リスト:十字架の道行
デジェ・ラーンキ(P)、
エディト・クルコン(P)

録音:2004年10月22−23日
ハンガリーの名ピアニスト、デジュー・ラーンキと、彼の妻でやはり名ピアニストのエディト・クルコンのデュオ。サティの「ソクラテス」は、この曲を偏愛していたジョン・ケージが二台ピアノ曲に編曲したもの。
BMCCD-101[BM]
ラフマニノフ:交響曲第1番
ドホナーニ:祝典序曲op. 31、
ドビュッシー(コチシュ編曲):無邪気な人たち
 操り人形/ロンドー/カプリス/牧神
 華やかな宴(バンヴィル作詞)
 家のない子のクリスマス
ユーリア・ハイノーツジ(Vo)、
ゾルターン・コチシュ(指)
ハンガリー国立PO

録音:2001年12月23日・2002年1月11日
ピアニストとしてだけでなく作曲家としても活動するコシチュが満を持して編曲したドビュッシー歌曲の管弦楽版編曲。ここにまた魅力的なオーケストラのレパートリーが増えたことを喜びましょう。若きラフマニノフが全精力を傾けて作曲した第1交響曲は指揮者とオーケストラが一丸となった熱演。むせ返る程の抒情と官能美!そして鮮烈、奔放、華麗なる音の奔流!
BMCCD-102[BM]
シェーンベルク:ペレアスとメリザンドOp.5
ヴァレーズ:アメリカ
ゾルターン・コチシュ(指)ハンガリー国立PO
2001年12月23日・2002年1月11日録音
現代音楽に深い関心を持つコシチュによる20世紀音楽の古典。後期ロマン派の香りが漂うシェーンベルクは、ドビュッシーの同名の歌劇が初演された翌年完成しました。ドビュッシーがこの作品によってワーグナーの影響から脱却したのに対し、こちらはワーグナーの影響が濃厚に残っています。フランスで生まれたヴァレーズは1915年アメリカに移住し、この作品は1918年から1921年の間にかけて作曲されました。作曲者は「アメリカは発見の象徴だ。地上、天上、人間の意識における新世界だ」と書いています。音の解放を目指すヴァレーズの奔放なイマジネーションが炸裂!
BMCCD-107
モーツァルト:交響曲第25番、第40番 ゾルタン・コチシュ(指)
ハンガリー国立PO

録音:2005年8月1日 ブダペスト
コチシュ指揮ハンガリー国立フィルのBMCレーベル第3弾録音。コチシュの指揮は実にキッパリした、真っ直ぐな意志の強いもの。いわゆる古楽系のアプローチとも異なっていますが、辛口でハートを掴む力の強いモーツァルト。
BMCCD-109
シューベルト:交響曲第9番「グレート」 アルベルト・シモン(指)
フランツ・リスト音楽院O

録音:1979年3月4日ステレオ・ライヴ
1979年3月にハンガリー・ラジオが放送用のライヴとして録音したものですが音質も極めて優秀。第1楽章冒頭のホルンのソロは、たっぷり時間をかけて無骨なまでに余韻を持たせ、1:35の弦のユニゾンからは不気味なレガートが出現!他の箇所でも、指揮者のシモンの趣味なのか、レガートやテヌートを使えるところで徹底的に使っているのが特徴的です。音質良好。
BMCCD-116
NEW MUSIC STUDIO〜1970年代のハンガリーの現代作曲家による合作作品集
ゾルタン・イェネイ/ラースロー・シャーリ/ラースロー・ヴィドフスキー:アンディスターブド〜室内オーケストラのための(1974)、
バルナバス・デゥカイ:変わってゆく月へ*、
ペーター・エトヴェシュ/ゾルタン・イェネイ/ゾルタン・コチシュ/ラースロー・シャーリ/ラースロー・ヴィドフスキー:クルタークへのオマージュ(1975) #
アンサンブル・オブ・ニューミュージック・スタジオ、
アンドラーシュ・ウィルヘイム(指)
アウアーSQ&ショモギSQ

録音:1974年ハンガリー・ラジオ・ライヴ、2005年*、1986年フンガロトン原盤#
エトヴェシュを始め現代ハンガリーを代表する作曲家たちが70年代に共同制作した作品。「アンディスターブド」は雨だれのような点描的な音が、延々ただひたすら40分近く続き、「変わってゆく月へ」は二つの弦楽四重奏があたかも月の満ち欠けを表すかのような静かで調性的な7分半ほどの作品。「クルタークへのオマージュ」はエレキ・ギターやらピアノやら様々な楽器を音響的に変調して作り上げた、サウンド・オブジェともコラージュともいえる30分にわたる大作。 
BMCCD-117
シュトックハウゼン:3群のオーケストラのためのグルッペン(1955-57)、
オーケストラのためのプンクテ(1952/62) *
アルトゥール・タマヨ、
ペーター・エトヴェシュ、
ジャック・メルシェ(指)ケルンRSO、
ペーター・エトヴェシュ(指)ケルンRSO*

録音:1997年、2004年*
シュトックハウゼンの50年代の傑作を2曲。特にグルッペン(グループ/群)は3人の指揮者、3つのオーケストラを必要とする大作で前衛音楽バブルの時代を代表する曲として忘れることが出来ません。近年クセナキスで定評があるタマヨ、それにエトヴェシュが共演しているのも話題のひとつです。
BMCCD-125
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(原典版)、
2つのヴァイオリンのための44のデュオ*
バルナバシュ・ケレメン(Vn)、
カタリン・コカシュ(Vn)*

録音:2005年
20世紀ヴァイオリン音楽の傑作を2題。バルナバシュ・ケレメンは1978年ハンガリー生まれで第7回国際モーツァルト・コンクールで優勝。カタリン・コカシュは1978年生まれ。彼女はクルターク、ティボール・ヴァルガ、レオン・フライシャーらのマスタークラスを受講。ヨーロッパで数々の賞を受賞し、2003年にはニューヨーク・カーネギー・ホールでのリサイタルを成功させました。
BMC-CD127
トリアログ〜トリオ・リグヌム
オケゲム:ミサ・シネ・ノミネ#、
ツォルト・シェライ
:ドリーム・ドローイングス、
ヨジェフ・シャーリ:トリアログ、
タリス(アダム・コンドール編):御身はまことに幸いなる者*
リグヌム三重奏団[チャバ・クレニュアーン(Cl)
ラヨシュ・ロスマン(cl)、
ジェルジ・ラカトシュ(fg)]、
イルディコ・ヴェコニー(ツィンバロン)*

録音:2007年5月#、2006年10月
クラリネットとファゴットによるリグヌム三重奏団2枚目のアルバム。1枚目の「オッフェルオリウム」(BMCCD090)も古楽と現代作品をほぼ交互に演奏していましたが、前作は短い作品を15曲も集めたのに対し、今回のアルバムではオケゲムのミサまる1曲とタリス作品の2曲で現代もの挟む構成になっています。またCではツィンバロンでバッハを演奏したCDが話題のヴェコニーがゲスト参加しています。
BMC-CD128
聖ミヒャエルと聖マルティンの日のためのポリフォニック晩課
聖ミヒャエルの日のための晩課、
聖マルティンの日のための晩課
ヤンカ・センドレイ&ラースロー・ドブサイ(指)
スコラ・フンガリカ
11月11日は聖マルティンの日ですが、それに因んだ音楽を集めた1枚。ブラティスラヴァで発見された15-16世紀の写本に基づく演奏です。男女混声による心洗われるポリフォニー。えも言われぬ美しさは古楽ファンのみならずヒーリングとしてもお薦めできる内容となっています。
BMCCD-129(2CD)
クルターク生誕80周年コンサート・ライヴ
クルターク:…コンチェルタンテ…Op.42(2002-03、2006改訂)(ヒロミとケンのために)、
(ジェルジ・クルタークJr共作):対話(1999-2006)、
ヒパルティータOp.43(2000-04)(ヒロミのために)、
「ヤテコク」からの抜粋と編曲集
菊池裕美(Vn)、波木井 賢(Va)、
ゾルタン・コチシュ(指)ハンガリー国立PO
ケラーQ、
ジェルジ・クルタークJr(シンセサイザー)
マルタ・クルターク(P)、
ジェルジ・クルターク(P)

録音:2006年2月15-19ブダペスト、ライヴ
リゲティ亡き後、現代音楽の重鎮ともいうべきクルタークの近作ばかりを集めた、老いても全く衰えることのないエネルギッシュな音のスペクタクル。昨今の作曲界の様々な潮流とは常に一線を画し、厳しく自己を凝視してきた最後の前衛の現在が聴けます。最後のクルターク近年の代表作「ヤテコク」抜粋も貴重。アンコールはクルターク夫妻の演奏するバッハで閉じられます。
BMC-CD134
イルディコ・ヴェコニー/ウィズ・マレット&ストリングス
バッハ:パルティータ第3番ホ長調BWV1006
ゾルタン・イェネイ
(1943〜):リゲティへの告別
C.P.E.バッハ:自由な幻想曲 嬰ヘ短調W67
アダム・コンドール(1964〜):ハンド・ボール・ペーパーバッハ:ソナタ第1番ト短調BWV1001
イルディコ・ヴェコニー(ツィンバロン)

録音:2006年
ハンガリーの民族楽器でジプシー・バンドの花形楽器として有名なツィンバロン。スチール弦をマレットで叩くあれです。名前の響きからも容易に察せられるようにチェンバロの親であり、ひいてはピアノの遠い親戚にもなるわけです。これでバッハをやろうというのいうのだから面白くないはずがありません。おかげでバッハの音楽のなかにある民族的な要素が自ずと明らかになります。ハンガリーは東西文化の中継点であり、お琴にも似たツィンバロンの響きは不思議と日本的でもあります。アコーディオンによるバッハが話題となった次は、このツィンバロン・バッハです!
BMCCD-138
ペーター・エトヴェシュ:《夢の橋を渡るように》(1999)〜「更級日記」によるサウンド・シアター(春、猫がいる夢、月、ミラー・ドリーム、闇夜、記憶、鐘)
※ボーナスDVDオーディオ…《夢の橋を渡るように》DTSドルビー5.1チャンネル版、
《話》(1968)オリジナル3チャンネル版
ゲルゲリー・ヴァイダ(指)UMZEアンサンブル、
エリザベス・ローレンス(語り)、
マイク・スヴォボダ(アルトTrb)、
ジェラール・ブーケ(コントラバスTrb、スーザフォン)

録音:2001-2008年
ボーナスDVDオーディオ付。「更級日記」は菅原孝標女が1060年に完成させた日本の日記文学の代表作だが、これをエトヴェシュがマルチ・オペラ風のサウンド・シアターに仕上げました。更級日記は主人公の夢と現実、挫折などの精神遍歴の末、やがて仏教への帰依に至る自伝文学で、エトヴェシュはこれを室内アンサンブル、コンピューター・ライヴ・エレクトロニクスを駆使した幻想的な作品に仕上げた。エコーが多用され夢とうつつの狭間をゆらゆらとたゆたう音響はサイケデリック!(古い言葉だが)。女性淡々とした独白(英語)は極めてエロティック。官能性と絶望感が同居した佳品です。
BMCCD-139
クルターク:「ヤテコク(ゲーム)」セレクション2 ガボール・チャローグ(P、全曲)、
アンドラーシュ・ケメネス(P)、
マルタ・クルターク(ピアニーノ)
ジェルジ・クルターク、(ピアニーノ)

録音:2003-05年
既に出ているクルターク:「ヤテコク」(BMCCD123)に続く第2集。「ヤテコク」はバルトークの「ミクロコスモス」ばりの大量の小品集。作曲家のスケッチ・ブックともアイデアの実験室とも言えるシリーズで、短い曲で15秒、長くて3分。「ストラヴィンスキーへのオマージュ」や「メシアンへの眼差し」など作曲家に捧げられた曲も多い。前回のアルバムで収録したものとの重複はない。このシリーズは、まだまだ続きそう。
BMCCD-141
コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」組曲
夏の夕べ/ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲
アダム・フィッシャー(指)ハンガリーRSO

録音:2007年5月、ハンガリー放送
ハンガリーの名指揮者アダム・フィッシャーがBMCレーベル初登場です。現在ハンガリー放送交響楽団、ハンガリー国立歌劇場、オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルの音楽監督を務めている多忙な指揮者で、イヴァン・フィッシャーの兄としても知られています。アダムは大偉業であるハイドンの交響曲全集やバルトーク、コダーイの管弦楽曲集など誇大な録音をおこなっており、「ハーリ・ヤーノシュ」と「くじゃく変奏曲」はハンガリー国立交響楽団との1989年録音(NIMBUS)以来の18年ぶりの再録音となります。ハンガリー放送交響楽団は録音の際ブダペスト交響楽団を名乗っていましたが、今回は本名でのリリースとなります。ローカルな味わいと洗練が入り混じった魅力的な演奏です。
BMCCD-143
コダーイ:ピアノ作品集
9つの小品Op.3
ドビュッシーの主題による瞑想曲
小ワルツ/7つの小品Op.11
マロシュセーク舞曲
アドリエンネ・クラウス(P)

録音:2008年
民謡を素材にしたピアノ小品Op.3、Op.11はバルトークのミクロコスモスに似た作風だが、バルトークにはないユーモアと優しさに溢れている。「ドビュッシーの主題による瞑想」はドビュッシーと見紛うほどの作品、オーケストラ編曲で有名なマロシュセーク舞曲はヴィルトゥオーゾ的な華麗な作品。
BMCCD-144
コダーイ:合唱作品集
聖グレゴリオの日*
ラディスラウス王の男*/聖霊降臨祭*
フランツ・リスト頌
シャンドル・シクのテ・デウム
イエスと商人/老人たち
トランシルヴァニアの哀歌/マトラの風景
アダム・フィッシャー(指)
MR(ハンガリー放送)児童cho*、
MR(ハンガリー放送)cho*

録音:2008年
管弦楽作品集(BMCCD141「ハーリ・ヤーノシュ」組曲、他)に続くアダム・フィッシャーのコダーイ作品集第2弾。コダーイは多岐に渡る作品を書いているが、合唱曲は同時代の作曲家のなかでは群を抜いて多く、コダーイ・システムの創始者であり優れた教育者であったため児童合唱のための作品も多数あります。このディスクは大人の合唱と児童合唱のための曲をバランスよく選曲。
BMC-CD146
ラースロー・シャーリ(b.1940):フルート作品集
マニフィカト(1985)〜Sop,3Fl*
デュエット(2001)〜2Fl
ランドスケープ・イン・C(1982)〜3Fl,Synth
ルドゥス・クロマティクス(1987)〜6Fl
ムーンドッグ(1990)〜4Fl
祖母の踊り(1978)〜B.Fl,Cemb#
スタディーズ(1989)〜2Fl
カノン(1977)〜6Fl
ナイアガラ(1992)〜Fl,Perc
タンゴ(1989)〜4Fl
サンフラワーズ(1989)〜3Fl
フォー・オブ・アス(2003-07)〜4Fl
反復された5(1985)〜Fl,B.Fl,Glass
ポットのなかで遊ぶ小石(1980)〜4Fl
マヌエル・ズリア(Fl・多重録音、Perc、キーボード)
アルダ・カイエリョ(S)*
サルヴァトーレ・カルチオロ(Cemb) #

録音:2003-2006年ローマ
シャーリと言えば《機関車交響曲と蒸気機関の練習曲》(BMCCD010)の作曲者と聞けば思い出す方もいるかもしれません。「機関車交響曲」は機関車が走る轟音だけを様々なテープ処理で作品にしたぶっ飛んだ内容で、一部で大ウケした傑作でした。その後も「ダンス・ミュージック」(BMCCD069)という楽しい作品集を発表していますが、この人は限られたモティーフ、音素材を反復して作品を作る傾向があり、前述の「機関車交響曲」のような列車をモティーフにした曲を作るあたりからしてハンガリーのスティーヴ・ライヒと名づけてもよいでしょう。 さてこのフルート作品集の冒頭に置かれた「マニフィカト」は元気のよい3本フルートの反復音形にソプラノが絡む美しい佳曲でライヒの「バーモント・カウンター・ポイント」と「テヒリーム」を足して2で割ったような音楽。「ランドスケープ・イン・C」はアンビエント系の音楽でブライヤーズかイーノあたりを思わせる瞑想的な作品。「ムーンドッグ」はタイトルからしてあの伝説的ミニマリストを意識していると思われますが内容は終始非常に瞑想的で穏やかな小品。「祖母の踊り」ではバロックと東洋が融合したような不思議な世界が展開。ミニマル・ミュージックの好きな人は必ず気に入るであろう、絶対お奨めの一枚です。
BMCCD-147
ヴィジョンズ・ハード〜バルナバシュ・ドゥカイ(1950〜)の音楽
内なる光への前奏曲「冬の夜の見えざる炎」
光と愛の聴覚的ヴィジョン〜カノンとシンフォニー
夜、ひとり/ほか全11トラック
デジェ・ラーンキ&エディト・クルコン(2台ピアノ)

録音:2009年
ラーンキ&クルコンのサティ:ソクラテス(BMCCD100)に続くBMCへの第2弾。作曲者のドゥカイはハンガリーの名門アマディンダ・パーカッション・アンサンブルのメンバーでフンガロトンから多数の録音(ライヒの六重奏曲、木片のための音楽を含む)があります。また最近はケージの作品集にもピアニストとして参加している。そんな経歴から彼の作曲家としての作風もうかがい知れます。そう、サティか初期のケージ、フェルマン、ハロルド・バッド、あるいはイーノを思わせる詩的なアンビエント系の作品で中にはウェーベルンを思わせる曲さえあります。
BMCCD-156
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Hob.VIIA:3
ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11
交響曲第60番 ハ長調 「うかつ者」 Hob.I:60
クリストーフ・バラーティ(Vn)
イムレ・ローマン(P、指)
ブダペスト室内SO

録音:2007年9月
ブダペスト生まれのピアニスト、指揮者のイムレ・ローマンの音楽は、軽く洒脱で、しかもハイドンの温かいユーモアの感覚にも長けています。ピアノもオーケストラも音楽が実に生き生きとしています。クリストーフ・バラーティは1979年、ブダペスト生まれのヴァイオリニスト。
BMCCD-157
ハイドン:十字架上のキリストの最後の七つの言葉 Hob.XX:1B(弦楽合奏版) ガボール・タカーチ=ナジ(指)
ブダペスト室内SO

録音:2008年5月
ガボール・タカーチ=ナジは、高名なタカーチ弦楽四重奏団の創立メンバーで、1975年から92年まで第1ヴァイオリンを務めた名手。さすがに弦楽合奏の音色が美しい。現在は指揮活動が盛んである。ブダペスト室内交響楽団は1992年創設の若い団体。
BMCCD-158
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲Op.120 マルタ・クルターク(P)

録音:1999年5月
作曲家ジェルジ・クルタークの妻、マルタ・クルタークは1954年にこのディアベリ変奏曲の練習を始め、約半世紀後に録音した。意外にも古典的な端正さで淡々と弾き進めながら、中盤からじわじわと終盤にむけてエネルギーを迸らせてゆく様は圧巻。
BMC-CD162
ペーター・エトヴェシュ・イン・カーネギー・ホール
リゲティ:メロディーエン(1971)
クルターク:亡きR.V.トルーソヴァのメッセー
ジOp.17*
リゲティ:チェロ協奏曲(1969)#
クルターク:アンナ・アフマトーヴァによる4つの詩Op.41
ペーター・エトヴェシュ(指)
UMZEアンサンブル、
ナターリア・ザゴリンスカヤ(S)*、
ミクローシュ・ペレーニ(Vc)#

録音:2009年1月31日ニューヨーク、
カーネギー・ホール、ライヴ
リゲティとクルターク、現代ハンガリーが生んだ2人の大作曲家の代表作をこれまたハンガリーの大作曲家で指揮者のエトヴェシュがニューヨークはカーネギー・ホールにまで乗り込んで熱演した話題盤。リゲティの代名詞となった「アトモスフェール」とその発展形である「ロンターノ」の少し後に書かれた「メロディーエン」とチェロ協奏曲は新しい旋律性への取り組みを示すリゲティ中期の傑作。またクルタークの「亡きR.V.トュローソヴァのメッセージ」はクルタークが一躍西側で知られるようになった彼の代表作。「アンナ・アフマトーヴァによる4つの詩」ではヴァレーズばりにパトカーのサイレンまで動員される。いずれも熱演でカーネギー・ホールの聴衆のブラボーの声からその熱気が伝わってきます。
BMCCD-165
神の降臨のためのアンブロジア聖歌集
(フランキノ・ガフリオ(1451-1522)作曲の作品を含む)
神の降臨のためのミサ
神の降臨のための晩祷
スコラ・フンガリカ(男声、女声、混声)

録音:2008年
キリスト教初期の聖歌と言われるアンブロジア聖歌を収録。このディスクでは一つのミサ曲として成立するよう、構成されています。一部、ルネサンスの作曲家フランキノ・ガフリオ(1451-1522)の作品を転用しています。時に単旋律、時に呼び交し(アンティフォナ)、豊かなハーモニーと様々なスタイルが楽しめます。初期ポリフォニーは古拙ながら素朴な木彫りの像を見るようで逆に聴き手を敬虔な気持ちにさせてくれます。
BMCCD-166
ボーナスDVD Audio付
リゲティ:レクイエム(1963-64/97)
アパリション(1958-59)
サン・フランシスコ・ポリフォニー(1973-74)
ペーター・エトヴェシュ(指)
WDR ケルンRSO
バーバラ・アンガン(S)
スーザン・パリー(S)
SWR シュトゥットガルト声楽アンサンブル

録音:2008 年11 月-12 月ケルン
(ボーナスDVD はCD と同内容のDTS/ドルビー5.1 サラウンド仕様)
現代音楽の演奏においては右に出るもののいない、指揮者で作曲家のペーター・エトヴェシュによる、リゲティの名作「レクイエム」の新録音です。レコード芸術誌11 月号海外盤レヴューのコーナーで長期誠司氏が絶賛しています。
BMCCD-168
リスト:男声合唱作品集第1集
光を、もっと光を!
男声のための曲集(全12曲)
祝典歌/山々に憩いあり
タマーシュ・ブブノー(指)聖エフレム男声cho

録音:2009年
合唱大国ハンガリーの演奏家による、ハンガリーに縁のある、リストの珍しい男声合唱曲を収録したBMCらしい企画第1弾。リストと云えばピアノ曲と交響詩というイメージがありますが、彼は宗教曲、世俗曲を含む多数の合唱作品を作曲しています。このディスクでは無伴奏合唱曲のほか、曲により金管アンサンブル、オルガンの伴奏が入ります。
BMC-CD170
ペーテル・エトヴェシュ:(b.1944):協奏曲集
(1)セヴン(コロンビア宇宙飛行士への追悼) (2006/2007 改訂)
(2)空中浮遊(2007)〜2 つのクラリネット、弦楽とアコーディオンのための
(3)CAP-KO(2007) (ベラ・バルトークに捧げる)〜アコースティック・ピアノ及びキーボードと管弦楽のための協奏曲
ペーテル・エトヴェシュ(指)
(1)(3)エーテボリSO、(2)BBC響
(1)諏訪内晶子(Vn)
(2)リチャード・ホスフォード(Cl)、ジョン・ブラッドバリー(Cl)
(3)ピエール=ロラン・エマール(P, キーボード)

録音:(1)2008 年3 月30 日ブダペスト(ライヴ)、(2)2011 年5 月14 日バービカン・ホール,ロンドン(ライヴ)、(3)2006 年2 月2-3 日エーテボリ・コンサート・ホール
2014年、東京オペラシティで行われた武満徹作曲賞の審査員として来日し自身の作品の演奏会も行われ、あらためてその存在の大きさを日本の聴衆に知らしめたハンガリーの巨匠エトヴェシュの近年の充実した管弦楽曲を集めた話題盤です。しかもソリストはまさに夢のコラボと言うべきスター揃い。諏訪内晶子がソロを務める《セヴン》は 2003年のスペースシャトル「コロンビア号」の事故で亡くなった宇宙飛行士の追悼のために作曲され、沈痛ながら息の長い抒情的なヴァイオリン独奏のメロディが彼方の星が輝くようなキラキラとしたオーケストレーションに包まれる美しいレクイエム。クラシックだけでなく諏訪内の現代音楽への確かな技術とセンスを感じさせます。ピエール=ロラン・エマールをソリストとしたピアノ協奏曲はアコースティック・ピアノと電子キーボードを弾きわけ、オーケストラとさながらハード・ロックのようなスリリングな展開を見せます。

BMCCD-171(14CD)
ハンガリーのリヒテル1954-1993

■CD1
シューマン:ピアノ協奏曲[初出]/ヤーノシュ・フェレンチーク(指)ハンガリー国立PO
ブラームス:間奏曲 イ短調 Op.118-1[初出]
 間奏曲 変ホ短調 Op.118-6[初出]
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻から[初出]( 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.847
 ヘ長調 BWV.856/ヘ短調 BWV.857
 イ長調 BWV.864/イ短調 BWV.865)
 フランス組曲 ハ短調 BWV.813[アルマンドのみ既出、他は初出]
■CD2
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番[初出]
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ[既出]
 夜のガスパール−絞首台[初出]
 高雅にして感傷的なワルツ[初出]
 水の戯れ[初出]/道化師の朝の歌[初出]
■CD3
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番[既出]
シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7[日付違い録音のディスクあり]
シューベルト:楽興の時 D.780-1[初出]
リスト:小人の踊り
 愛の夢 第2番&第3番[以上3曲:日付違い録音のディスクあり]
 忘れられたワルツ第1番 嬰ヘ長調 [既出]
 忘れられたワルツ第2番 変イ長調 [初出]
 忘れられたワルツ第3番 [初出]
 ペトラルカの3つのソネット[おそらく初出]
ドビュッシー:「忘れられたアリエッタ」から [初出](やるせない夢心地,水彩画−グリーン)/ニーナ・ドルリアク(S)
■CD4
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番[初出]
シューベルト:ピアノ小品集 D.946 [既出]
 さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760[初出]
■CD5
ヘンデル:組曲第5番 ホ長調 HWV.430[LPのみ既出、CD初出]
ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガOp87より[初出](第4番ホ短調/第12番 嬰ト短調/第23番 ヘ長調/第14番 変ホ長調/第17番 変イ長調/第15番 変ニ長調)
プロコフィエフ:束の間の幻影Op.22から[初出](第3,4,5,6,8,9,11,14,15,18番)
■CD6
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280[一部既出]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101[初出]
ショパン:スケルツォ集[初出](ロ短調 Op.20/変ロ短調 Op.31/嬰ハ短調 Op.39/ホ長調 Op.54)
■CD7
シューマン:ノヴェレッテ集[初出](第1番 ヘ長調 Op.21-1/第2番 ニ長調 Op.21-2)
ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番 ハ長調 Hob.XVI:35[初出]
ショパン:マズルカ風ロンド ヘ長調[既出]/
ドビュッシー:前奏曲集第2巻(全12曲)[日付違い録音のディスクあり]
■CD8
シューベルト:アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調 D.576[初出]
シューマン:幻想小曲集 Op.12から[初出](夕べに,飛翔,なぜに,夜に,夢のもつれ,歌の終わり)
ラフマニノフ:前奏曲集[初出](嬰ヘ短調Op.23-1/イ長調Op.32-9/ロ短調Op.32-10/嬰ト短調Op.32-12/変イ長調Op.23-8/ホ長調Op.32-3/変ロ短調 Op.32-2/ヘ短調 Op.32-6/ヘ長調Op.32-7/変ロ長調Op.23-2/ニ長調Op.23-4/ト短調Op.23-5)
プロコフィエフ:ワルツ《戦争と平和》 Op.96-1[日付違い録音のディスクあり]
■CD9
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻から[初出]
(前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.870
 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.871
 前奏曲とフーガ 嬰ハ長調 BWV.872
 前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 BWV.873
 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV.876
 前奏曲とフーガ 嬰ニ短調 BWV.877)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻から[初出]*〜(前奏曲とフーガ ト長調 BWV.884
 前奏曲とフーガ 変イ長調 BWV.886
 前奏曲とフーガ イ長調 BWV.888
 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.889
 前奏曲とフーガ ロ長調 BWV.892
 前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV.891
 前奏曲 ロ長調 BWV.892
 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.893)
■CD10
メンデルスゾーン:無言歌集 Op.19から[既出]
(第1番 ホ長調Op.19-1「甘い思い出」/第2番 イ短調Op.19-2 「後悔」/第3番 イ長調Op.19-3 「狩りの歌」/第5番 嬰ヘ短調Op.19-5 「眠れぬままに」/第6番 ト短調Op.19-6 「ヴェネツィアの舟歌」)
ショパン:夜想曲 変ロ短調 Op.9-1[既出]
ドビュッシー:映像第1集(水の反映,ラモーを讃えて,運動)[既出]
ハイドンを讃えて[既出]
ショパン:ワルツ ヘ長調 Op.34-3[初出]
 ワルツ 変ト長調 Op.70-1[初出]
 マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3[初出]
 マズルカ ハ長調 Op.67-3[初出]
 マズルカ ヘ長調 Op.68-3[初出]
 マズルカ イ短調 「エミール・ガイヤールに」[初出]
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664[初出]
■CD11
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1[初出]
 ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3[一部既出]
 ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1[初出]
 ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26 「葬送」[初出]
■CD12
リスト:詩的で宗教的な調べ−第9曲 アンダンテ・ラグリモーソ[日付違い録音のディスクあり]
フランク:前奏曲、コラールとフーガ[初出]
シマノフスキ:マズルカ集[初出](マズルカ Op.50-1
 マズルカ Op.50-17/マズルカ Op.50-19
 マズルカ Op.50-3)
ドビュッシー:前奏曲集第1巻から(デルフィの舞姫たち/帆/野を渡る風/音と香りは夕暮れの大気に漂う/アナカプリの丘/雪の上の足跡/西風の見たもの/とだえたセレナード/沈める寺/パックの踊り)[「デルフィの舞姫たち」はLPのみ既出、CD初出。他は初出]
■CD13
チャイコフスキー:「四季」から(5月「白夜」,6月「舟歌」,11月「トロイカに乗って」,1月「炉辺で」)[初出]
 夜想曲Op.10-1[初出]
 ワルツ=スケルツォ イ長調 Op.7[初出]
 ユモレスク ト長調 Op.10-2[初出]
 カプリッチョーソ Op.19-5[初出]
 ワルツ 変イ長調 Op.40-8[初出]
 ロマンス ヘ短調 Op.5[初出]
ラフマニノフ:練習曲「音の絵」から(嬰ハ短調 Op.33-9,ニ短調 Op.33-5,変ホ短調 Op.33-6,ハ短調 Op.39-1,イ短調 Op.39-2,嬰へ短調 Op.39-3,ロ短調 Op.39-4,ニ長調 Op.39-9)[Op.39-4のみ既出、他は初出]
■CD14
グリーグ:抒情小曲集から[Op.71-7のみ既出,他は初出]
(アリエッタOp.12-1/ワルツOp.12-2/夜警の歌Op.12-3/妖精の踊りOp.12-4/跳びはね踊りOp.38-5/カノンOp.38-8/蝶々Op.43-1/春に寄すOp.43-6/即興的なワルツOp.47-1/ガンガルOp.54-2/スケルツォOp.54-5/鐘の音Op.54-6/秘密Op.57-4/彼女は踊るOp.57-5/郷愁Op.57-6/まぼろしOp.62-5/トロルドハウゲンの婚礼の日Op.65-6/山の夕暮れOp.68-4/小さな妖精Op.71-3/森の静けさOp.71-4/過去Op.71-6/思い出Op.71-7)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音データ
■CD1
1954年3月8日ブダペスト・音楽アカデミー
1954年3月10日ブダペスト・音楽アカデミー(バッハ)

■CD2
1954年3月26日ブダペスト・音楽アカデミー

■CD3
1958年2月9日ブダペスト・音楽アカデミー(シューベルト&シューマン)、1958年2月11日ブダペスト音楽アカデミー

■CD4
1963年4月27日ブダペスト・音楽アカデミー

■CD5
1963年4月29日ブダペスト・エルケル劇場

■CD6
1965年7月17日ブダペスト・エルケル劇場

■CD7
1967年8月27日ブダペスト・エルケル劇場(シューマン)、1967年8月28日ブダペスト・エルケル劇場

■CD8
1969年11月18日ブダペスト・音楽アカデミー

■CD9
1973年3月16日ブダペスト音楽アカデミー、1973年3月18日ブダペスト音楽アカデミー*

■CD10
1972年2月16日セゲド(メンデルスゾーン、ショパンのOp.9-1、ドビュッシー)、1976年12月10日,ブダペスト・音楽アカデミー、1978年8月10日ブダペスト・音楽アカデミー(シューベルト)

■CD11
1976年12月9日ブダペスト・音楽アカデミー

■CD12
1982年9月11日ブダペスト・ペシュティ・ヴィガドー
1985年1月14日ブダペスト・歌劇場(ドビュッシー)

■CD13
1983年8月3日ブダペスト・音楽アカデミー

■CD14
1993年11月9日ブダペスト・コングレス・センター
※CD1〜8モノラル、CD9〜14ステレオ/全てライヴ
スヴャトスラフ・リヒテル(1915−1997)が度々訪問したブダペストでのリサイタルから、1954年から1993年までのライヴ録音が全14CDに。総収録時間は17時間半に迫るという膨大な分量で、しかもそのかなりの分量が初めて世に出る音源です。CD14枚を順に聞くことで、壮年期の豪腕ぶりから晩期の孤高の境地まで、リヒテルの変遷を追うことができる貴重な資料です。そしてもちろん、どの演奏をとってもリヒテルならではの求心力の強い、深い探求が結晶化した音楽には圧倒されるばかり。音質は総じて鑑賞に支障はない程度、全般にマイクが近接して置かれています。
BMCCD-172
ビザンチン・モザイク〜ギリシャ=ビザンチン聖歌と様々な無伴奏聖歌集
ギリシャ・ビザンチン聖歌
グリンカ/スチェヴェアヌ
ムソルグスキー/チャイコフスキー
チェスノコフ/ラフマニノフ/ボクシャイ
クリストフ/ブブノ/フィリップ
ゾムボラの作品
タマーシュ・ブブノー(指)
聖エフレム男声cho

録音:2009年
ギリシャ正教に関わる新旧様々な宗教合唱曲を収録。聖エフレム男声合唱団は2002年結成のハンガリーの男声コーラス。リストの男声合唱曲集第1集(BMCCD168)が発売になり、好評を得ています。力強く分厚いハーモニーの一方、ファルセットを使用した繊細なアンサンブルを奏でます。
BMC-CD175
アンサンブル・リネア・プレイズ・エトヴェシュ
ペーター・エトヴェシュ(b.1944):6のためのソナタ(2006)〜2台のピアノ,サンプラー,3人の打楽器奏者のための
オクテット・プラス(2008)〜ソプラノ,フルート,2つのトランペット,2つのファゴット,2つのトロンボーンのための
ナターシャ(2006)〜ソプラノ,ヴァイオリン,クラリネット,ピアノ
「チェーホフを待っているタクシーがいるが、彼はむしろ歩いてゆくだろう」(2004)〜ピアノのための
地のピアノ-空のピアノ《ルチアーノ・ベリオの追憶に》
(2003年5月28日/2006年10月13日)〜ピアノのための
PSY(1996)〜フルート,チェロ,ツィンバロムのための
カデンツァ(2008)〜フルート独奏
ジャン=フィリップ・ウルツ(指)
アンサンブル・リネア
マリオ・カローリ(Fl)、
アリソン・ベル(S)、
ベンヤミン・コブラー(P)
ミクローシュ・ルカーチ(ツィンバロン)

録音:2009年10月
エトヴェシュが多忙な指揮活動の合間を縫って書いた室内楽近作集。「6のためのソナタ」はバルトークの2台のピアノと打楽器のためのソナタに似た雰囲気にサンプラーを加えてポップでどこかゲーム・ミュージックに似た遊び心を持った作品。「オクテット・プラス」、「ナターシャ」はともに器楽アンサンブルにソプラノのシアトリカルでどこか人を喰ったような語り歌いのある楽しい作品。他にベリオの追悼曲「地のピアノ-空のピアノ」、ツィンバロムのエキゾチックな響きにフルート、チェロが絶妙に絡む「PSY」などヴァラエティに富んだ作品が満載。
BMC-CD178
リスト:男声合唱曲集第2集
「男声合唱のためのミサ、モテット集」
オルガンのための前奏曲《主の家に我らは進み行く》
モテット《願わくば汝とともに平安を》
男声合唱のためのミサ曲
ラウダーテ・ドミヌム
モテット《我らなお離れず》
モテット《キリストの魂は我を清め》
オルガンのための前奏曲《より高く!(エクセルシオール!)》
タマーシュ・ブブノー(指)
聖エフレム男声cho
ラースロー・ファッシャング(Org)

録音:2010年7月
聖エフレム男声合唱団は2002年に結成された団体でギリシャ正教の典礼音楽、スラヴ系の伝統宗教楽、ビザンチン音楽を主要なレパートリーにしています。
BMC-CD185
リスト後期ピアノ作品集(1880-86)
悲しみのゴンドラ第1番
忘れられたロマンス
忘れられたワルツ第1番
忘れられたワルツ第4番/灰色の雲
チャルダッシュ第1番
頑固なチャルダッシュ/不運な星
恐ろしいチャルダッシュ
調性のないバガテル
悲しみのゴンドラ第2番
ハンガリー狂詩曲第16〜19番/夢
アドリエンネ・クラウス(P)

録音:2010年10月
アドリエンネ・クラウスは1989年、リスト音楽院在学中にシンシナティ国際コンペティションに上位入賞、その後ゲオルグ・ショルティの指揮のもとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団と共演し一躍、評判となる。2001年に来日し東京フィルと共演。クラシックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、特にリストは彼女の最も得意とする作曲家である。このアルバムはそんな彼女がリスト晩年の6年間に書かれた作品を集めた凝った内容です。
BMCCD-186(2CD)
バルトーク:合唱曲全集

CD1) 「児童および女声合唱曲」
2 声または3 声の合唱曲(27 のハンガリー民謡)〜無伴奏児童合唱と女声合唱のための

CD2) 「男声および混声合唱曲」
夕べ/4 つの古いハンガリー民謡/スロヴァキアの民謡/4 つのスロヴァキア民謡*/ セーケイの民謡/過ぎ去った時より/4 つのハンガリー民謡/ 4 つの古いハンガリー民謡/スロヴァキアの民謡/4 つのスロヴァキア民謡
ラースロー・ドブサイ(指)
リスト音楽院Cho、
エトヴェシュ・ローラント大学Cho
ゾルタン・コシチュ(P)*

録音:2008 年
バルトークの残した無伴奏およびピアノ伴奏つきの合唱曲を集成。CD1 は児童および女声合唱曲、CD2 が男声および混声合唱曲である。なおCD2 の「4 つのスロヴァキア民謡」でゾルタン・コシチュがピアノ伴奏で参加しています。本場ハンガリーの若者たちによるみずみずしいバルトーク合唱曲全集の新しい決定盤。

BMCCD-188
マーラー:交響曲第1番「巨人」(花の章つき) ゾルタン・コチシュ(指)
ハンガリー国立PO

録音:2004年2月29日/3月30日(フランツ・リスト音楽院コンサート・ホール(ライヴ)
“病的ニュアンスを一掃!青春讃歌「巨人」の瑞々しさ!”
バルトークなどの録音でもコチシュ指揮者としての力量は既に実証済みですが、この「巨人」も、誰の亜流でもない自己表現に徹しており、最後まで聴き手を惹き付けて止みません。最大の特徴は、感情表現にも響きにも、一切濁りがないこと。病的に音楽を沈殿させることなく、常に健康的にまっすぐ感情をぶつける痛快さがたまりません。しかたって、全楽章が通常よりもかなりテンポは高速。もちろんテンポを最初から決めてかかったのではない、イメージした表現に不可欠なテンポとして迫るので、音楽の真の勢いが宿るのです。一方で、声部の見通しを徹底的に効かせ、精緻なバランスも崩さないのですから、その統制力の凄さに舌を巻くばかり。室内楽的とも言える透明なテクスチュアは、「花の章」で見事に開花。悲嘆のニュアンスを強調するあまり、リズム感をあえて緩めることが多い第3楽章では、正確なリズムを取り戻すことにより、過剰などん底に嵌ることをサラッと回避。そして圧巻の終楽章!録音の鮮明さもあって、まず冒頭打楽器の強固な打撃力に度肝を抜かれます。甘美ながら陶酔しないキリッとしたフレージングと、その妥協なき縦割りダイナミズムが交錯したまさに縦横無尽のニュアンスは他に類を見ません。緊張の糸が緩むことなく到達するクライマックスでは、オケのアンサンブルの精妙さを思い知るとともに、やみくもに大音量を放射するだけではないコチシュの音像凝縮力に鳥肌を禁じえません。終演後はもちろんお決まりの手拍子拍手。これ以上に瑞々しい「巨人」はちょっと考えられません。【湧々堂】
BMC-CD189
ラースロー・ライタ(1892-1963):弦楽オーケストラのための作品全集
弦楽とハープ,打楽器のための交響曲Op.33
シンフォニエッタ第1 番Op.43*
シンフォニエッタ第2 番Op.62#
ブダペスト室内SO
シモーネ・フォンタネッリ(指)
イムレ・ローマン(指)*
ペーテル・チャバ(指)#

録音:2012-13年
ライタ(1892-1963)はブダペスト出身。9つの交響曲や10の弦楽四重奏曲など旺盛な作曲活動を行っていたが、ハンガリー動乱を支持したことでやがて演奏が禁止され、近年になってようやく再評価されるようになった。 ライタはブダペスト音楽院で作曲をバルトークに師事した。その後パリで数年間を過ごし、ドビュッシー、ラヴェル、ストラヴィンスキーなど 20 世紀の新しい音楽に大きな影響を受け、自己の音楽を確立した。ここに収められた弦楽オーケストラのための作品は新古典主義の影響が感じられる洒脱な音楽でバルトーク、ストラヴィンスキー、マルティヌーに加え、ヴォーン=ウィリアムズなどイギリス音楽のエコーも聴きとれる。
BMC-CD190(2CD)
ペーテル・エトヴェシュ:歌劇「三人姉妹」(アントン・チェーホフの「三人姉妹」に基づく) ケント・ナガノ&ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
リヨン歌劇場O
アラン・オーバン(C.T)
ヴャチェスラフ・カガン(スラヴァ)(C.T)
オレグ・リャーベツ(C.T)、
アルベルト・シャギドゥリン(Br)、
ゲーリー・ボイス(カウンターT)、
ニキタ・ストロジェフ(Bs)、
ヤン・アロフス(Bs)、
ヴォイテク・ドラボウィッツ(Br)、
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)、
デニス・セドフ(Bs)、
ピーター・ホール(T)、
マーク・デュグァイ(T)、
イワン・マティアフ(Br)

録音:1998年3月リヨン歌劇場,ライヴ(ドイツ・グラモフォン459 694-2の再発売)
チェーホフの戯曲「三人姉妹」に基づくこの作品は三人姉妹を男性三人が演じるという、いささか 倒錯的な趣向とジェンダー・フリーの傾向を併せ持つ新時代のオペラとしてリヨン歌劇場でケント・ ナガノが初演し現代音楽としては破格のヒットを飛ばし、エトヴェシュの代表作となった名作。稀代の カウンター・テナー、スラヴァを主役級に抜擢した話題性もさることながら、現代音楽的な語法のみ ならず、時に叙情的な旋律や響き、演劇的な語りなど、様々な様式を駆使したオペラならではの多 様な表現が大きな話題となった。 当盤は、これまでなぜかドイツ・グラモフォンは再発売を行わなかったが、エトヴェシュの母国ハンガ リーのBMC レーベルがライセンスを受け、晴れてこのリイシューとなりました。

BMCCD-194(2CD)
ヴェーグ・イン・ハンガリー
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」*
ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」
シューベルト:交響曲第9番「グレート」*
シャーンドル・ヴェーグ(指)
カメラータ・ザルツブルグ
録音:1993年3月23日ブダペスト・コングレス・センター*
1995年3月20日アカデミー・オブ・ミュージック,ブダペスト(全て「プダペスト春の音楽祭」ライヴ)
ハンガリー出身の名匠シャーンドル・ヴェーグが手兵カメラータ・ザルツブルグ(アカデミカ・モーツァルテウム)を率いて故郷ハンガリーでのライヴ録音集。得意とする古典とシューベルトの演奏が収められたファン垂涎の2 枚組です。 ヴェーグはまず名アンサンブル「ハンガリー弦楽四重奏団」のヴァイオリン奏者として知られ、その後ヴェーグ四重奏団を結成。しかし1946 年にはハンガリーを出国してヴェーグはフランス国籍を取得します。その後教鞭をとっていたザルツブルグ・モーツァルテウム所属のアンサンブルの指揮をするようになり、指揮者としても高い評価を得るようになります。1984 年以降ヴェーグは度々ハンガリーを訪れており、ここでもヨーロッパ中を魅了したカメラータ・ザルツブルグとの実力が遺憾なく発揮されています。

BMCCD-201(2CD)
シューベルト:交響曲集
交響曲第1番 ニ長調 D82#
交響曲第2番 変ロ長調 D125*
交響曲第3番 ニ長調 D200*
交響曲第4番 ハ短調「悲劇的」
シャーンドル・ヴェーグ(指)
カメラータ・アカデミカ

録音:1996年5月26日*,5月27日#,5月30日、ケルン、ライヴ
シャーンドル・ヴェーグ(1912-97)が最晩年の1996 年5 月にケルンで手兵カメラータ・アカデミカを指揮したシューベルトの交響曲第1 番から第4 番の録音がCD 化。ヴェーグとカメラータ・アカデミカによるシューベルトの交響曲は既に第 5 番、第 6 番、未完成、グレイトがCAPRICCIO から発売されているので、これでレーベルをまたいで全集が完結したことになる。ヴェーグ四重奏団のヴァイオリニストとして、教育者として高名なヴェーグのシューベルトは、オーケストラの自発性を引き出して一体感と充実感を大きく湧き上がらせるようなもので、しかもライヴ録音なのでさらに白熱している。ガチッとまとめたシンフォニックな演奏では決して出せない温かさと楽しさは、十代後半のシューベルトの音楽の魅力を万全に引き出している。
BMCCD-202
ゲルゲディ・ヴァイダ(b.1973):作品集
(1)歌劇「バービー・ブルー」一幕の歌劇
(2)「ファレミドのガリバー」
(3)「子供との対話」
(1)(2)ゲルゲディ・ヴァイダ(指)
(1)ハンガリー公共サーヴィス・メディア  MR シンフォニック(旧ハンガリーRSO)
 ドラ・エルシェク(S)
 ロベルト・レズニアク(Br)
(2)UMZE アンサンブル、
 ティボール・セルヴェト(語り)
(3)ヴィットリオ・パリシ(指)デダロ・アンサンブル#

録音:(1)2009年、(2)2010年、(3)2008年
ゲルゲディ・ヴァイダはハンガリーの若手作曲家で指揮者としても知られている。ペーター・エトヴェシュに師事・私淑し、エトヴェシュの「ジェルジ・クルタークへのオマージュ」初演にはタクトを執っています。このディスクには彼自身のオペラ、シアター・ピースが収められています。調性、無調、ハリウッド的な管弦楽法から電子音楽的なソノリティ、ミニマル技法など新旧様々なスタイルがアイデア豊かに混ぜ合わせられており、師匠エトヴェシュ譲りの語り口の巧みさが感じられます。
BMCCD-203
ビザンチン・モザイク II」〜伝統的なビザンチン典礼音楽と作曲家による聖歌 ニコラ・スルビン/ボルトニャンスキー/リムスキー=コルサコフ/チェスノコフ/ラフマニノフ/ストラヴィンスキー/ペータル・ディネフ/ラースロー・ブブノー/フィリップ/スルビン/ワドフスキ/タマーシュ・ブブノー/スミルノフ/シロ/ディチコ
タマーシュ・ブブノー(指)
聖エフレム男声Cho

録音:録音:2012 年5 月
好評の第1集(BMCCD-172)の続編。ギリシャ正教に関わる伝統的な宗教合唱曲とロシア・東欧の作曲家による無伴奏合唱曲を収録。聖エフレム男声合唱団は 2002 年結成のハンガリーの男声コーラス。力強く分厚いハーモニーとファルセットを使用した繊細精緻なアンサンブルに定評があります。
BMCCD-206
クルス・グロリオーザ(栄光の十字架)」
〜聖十字の単旋律と多声部典礼歌

聖金曜日における十字架の高揚のためのベネベントのアンティフォナ/ 聖十字の宴のためのレスポンソリウム(古代ローマの旋律)
ダンスタブル(?-ca1370):おお十字架よ
ゴンベール(ca.1495-1560):おお輝かしき十字架
パレストリーナ(ca.1525-94):我々はキリストあなたを崇拝する、ほか全19 曲
ラースロー・ドブサイ(指)
ヤンカ・センドナイ(指)
スコラ・フンガリカ

録音:2009年6月
古代ローマの単旋律聖歌からルネサンス期の代表的な作曲家ダンスタブル、ゴンベール、パレストリーナの多声宗教曲までをスコラ・フンガリカの絶妙なアンサンブルで聴かせます。
BMCCD-208
ギリシャ、ビザンチンの聖歌とモルダヴィアの宗教歌
パヴェル・チェスノコフ(1877-1944):夕べのいけにえ
ムソルグスキー:天使は聖処女のために泣く
タマーシュ・ブブノー(b.1957)編:キリストは復活する
ペーター・ゾンボラ(b.1983):主の祈り
ラフマニノフ:六段の聖詠/ ほか全16 曲
タマーシュ・ブブノー(指)
聖エフレム男声Cho

録音:2011-12年
BMC では既にフランツ・リストの男性合唱曲集やビザンチンの聖歌集で定評のあるタマーシュ・ブブノー指揮聖エフレム男声合唱団の最新録音。ギリシャ・ビザンチンの典礼音楽から19 世紀の作曲家による宗教曲まで東欧地域の様々な宗教音楽を紹介。ギリシャの典礼音楽はほとんどアラブ、中東的な響きで驚かされます。
BMC-CD211
現代ハンガリーの晩祷
ソルト・シェレイ:日曜日の晩祷
ペーテル・ゾンボラ:一年の晩祷
スコラ・カントルム・ブダペスティエンシス
タマーシュ・ブブノー&ヤーノシュ・マゼイ&ジェルジ・フィリップ(指)
モートン・レヴェンテ・ハルヴァト(Org)

録音:2007年
現代ハンガリーの作曲家による晩祷を収録。いずれも難解な現代音楽臭さはなく、神秘的で美しいハーモニーによる秀作ぞろい。指揮者の一人タマーシュ・ブブノーは当 BMC-ではバルトークの合唱曲集やビザンチン聖歌、リストの男声合唱曲集でおなじみのハンガリー合唱界の重鎮。混声合唱のスコラ・カントルム・ブダペスティエンシスの色彩豊かなハーモニーは聴きもの。
BMCCD-CD213
「主の到来(Adventus Domini)」〜中世ハンガリーのグレゴリオ聖歌集
グレゴリオ聖歌集[12 世紀初頭の昇階誦、グラーツの 807 の写本より]
スコラ・フンガリカ
ヤンカ・センドレイ(指)
ラースロー・ドブサイ(指)

録音:2010 年10 月24−28 日ハンガリー国立博物館
ハンガリーのグラーツの写本は 12 世紀初頭から徐々に発展し、何人かの学者がクロスターノイブルクの聖アウグスティヌス修道院で編纂。このアルバムでは待降節のミサのための聖歌などが歌われています。ハンガリーの合唱団スコラ・ハンガリカの演奏です。
BMCCD-218
運命のヒュペリオンの歌〜ラースロー・シャーリ(b.1940)作品集
(1)そこにあるものがある(2005)
(2)ストラヴィンスキーの追憶に(1980-2001)
(3)イクストランへの旅(1980)
(4)運命のヒュペリオンの歌(1985-86)
(5)最後の旅(1992)
(6)ルダス・コラリス(2013)
(7)ヘクサグラム(1988)
(1)-(7)ゲザ・ゲメシ(指)
(1)(3)-(7)BHKZアカデミー、
(2)MR交響楽団管楽器奏者
(1)(7)スコラ・カントルム・ブダペスト
(芸術監督:タマーシュ・ブブノー)
(3)(5)クララ・チョルダーシュ(MS)

録音:2009-2014年
ラースロー・シャーリはエトヴェシュと並ぶ現代ハンガリーを代表する作曲家の一人。当 BMCレーベルでは機関車交響曲(サンプリングした蒸気機関車の音のみで製作された現代音楽です。BMCCD010)はじめ既に4タイトルの作品集が発売になっている。 シャーリは 1972 年にダルムシュタットに赴きクリスティアン・ウルフの音楽に触れたことが大きな転機となり以後、野心的な音楽を数多く発表した。このディスクでは幅広い年代の作品が選ばれており、彼の音楽の多様性を知ることができる。作風はミニマルではないが反復もしくは不規則な反復を基本的な推進力として様々な音色、モティーフの変化が移り行く風景のように変わってゆくもの。アルバム・タイトルになっている「運命のハイペリオンの歌」は20 分に及ぶ大作で幾層にも重ねられた弦楽によるドローンが延々と大河のようにうねり続ける。アイヴズの「宵闇のセントラル・パーク」を思わせるメランコリックで美しい作品。
BMCCD-CD220
バルトーク:民族音楽にインスパイアされた男声合唱曲全集
4つの古いハンガリー民謡BB60(1910-12)
夕べ BB30(1903)
スロヴァキア民謡BB77(1917)
セーケイ民謡BB106(1932)
過ぎ去った時よりBB112(1935)
4 つの古いハンガリー民謡BB60(1910-12,改訂1926)
タマーシュ・ブブノー(指)
聖エフレム男声Cho
バラス・ソコライ・ドンゴー(フルート、バグパイプ、タロガトー)
マルク・ブブノ(ガードン[パーカッシヴ・チェロ])

録音:2014 年 12 月ベラ・バルトーク・ウニタリアン・パリッシュ教会,ブダペスト
バルトークのアカペラ男声合唱のための作品を全て収録。既発売の「バルトーク合唱曲全集」(BMC186)と比べてこのディスクが特筆に値するのはハンガリーの様々な民族楽器が合唱に花を添えていること。クラリネットの一種でサックスに似た音色のタロガトー、吹き歌いする奇妙なフルート、バグパイプなどバルトークが民謡を採集した時に実際に聴いたであろう、活き活きとした姿がよみがえります。
BMC-CD223
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番(1931 年版)
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調
アドリエンネ・クラウス(P)

録音:2015年8月17-18日、ブダペスト
ハンガリーの名ピアニスト、アドリエンネ・クラウスのラフマニノフとリスト。アドリエンネ・クラウスは若くしてゲオルク・ショルティに認められたほどの実力の持ち主で、長年国際的に活躍しているピアニストなのだが、独奏の録音が非常に少なく、彼女の実力を知る人にとっては待望のCD だろう。ラフマニノフとリストの力作二作、どちらも唸らされる充実の演奏である。
BMC-CD224
チャローグ・プレイズ・ベートーヴェン、セーレーシ&チャポー
アンドラーシュ・セーレーシ(1921-2007):死のある風景#
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31 番 変イ長調 Op.110*
ジューラ・チャポー(1955-):真っ直ぐな迷宮
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32 番 ハ短調 Op.111
ガーボル・チャローグ(P)

録音:2013年11月10日#、2014年9月28日、2015年2月22日* ブダペスト
ガーボル・チャローグは 1960 年、ブダペスト生まれのピアニスト。11 歳でフランツ・リスト音楽院に入学を許可された神童だった。今日、チャログはことに現代ハンガリーの作曲家の作品を得意としていることで知られている。このCD にはベートーヴェンの後期のピアノ・ソナタ2曲と、ハンガリーの作曲家、アンドラーシュ・セーレーシ(バルトーク作品の Sz 番号を付けたことで有名)、ジューラ・チャポーの作品を収録している。チャログはどの曲でも丁寧に演奏している一方、たとえば第 31 番の終楽章の最後ではかなり気合の入った盛り上がりを見せるなど、とても聞き応えがある。
BMCCD-CD226
(2CD)
ペーター・エトヴェシュ(b.1944):「パラダイス・リローデッド(リリス)」 〜12 場からなる歌劇(台本:アルベルト・オステルマイアー) グレゴリー・ヴァイダ(指)
ハンガリーRSO
アンネッテ・シェーンミュラー(リリス)、
ホルガー・ファルク(ルシファー)、
エリック・ストクロッサ(アダム)、
レベッカ・ネルセン(エヴァ)、
ゲルノット・ハインリヒ(天使A)、
アンドレアス・ヤンコヴィッチ(天使B)、
ミヒャエル・ヴァーグナー(天使C)、ほか

録音:2014年1月ハンガリー放送スタジオ22
この《パラダイス・リローデッド》(副題リリス)は 2010 年にエトヴェシュがバイエルン国立歌劇場の委嘱で作曲した歌劇《悪魔の悲劇》のリバージョンである。台本はドイツ気鋭の若手作家アルベルト・オステルマイアー。内容は登場人物の名前からも察せられる通り、旧約聖書のアダムとイヴにまつわる失楽園の物語。アダムとイヴ、天使と悪魔が入り乱れ善と悪、光と影の対決が無調、現代音楽の諸技法と調性、伝統的なクラシカルな技法が渾然一体となって描かれる。現代音楽特有の緊張した響きが中心であるものの、オペラ・ファンの期待にも充分応えるべく美しい場面、歌唱も数多く用意されておりヒット作「三人姉妹」以来、いまや当代一のオペラ作曲家となったエトヴェシュの面目躍如の秀作。
BMCCD-233
ジェルジ&マリア・クルターク・プレイズ・クルターク(クルターク自作自演集)
ジェルジュ・クルターク(b.1926): 《遊び》(ヤテコーク)選集
4手のための組曲(1950-51)(全43 曲収録)
ジェルジ・クルターク(P)
マリア・クルターク(P)

録音:1955-2001年にハンガリー放送で録音された未発表音源およびライヴ・レコーディングによる
2016年 90 歳を迎えた現代ハンガリーを代表する作曲家クルタークの長年の業績を祝しハンガリー放送に秘蔵されていた自作自演の音源をまとめてリリース。ほとんどが未発表音源でピアニスト、現代音楽愛好家、クルターク・ファン、研究者には垂涎のディスクです。さて《遊び》(ヤテコーク)は1973 年に書き始められ現在第8 集まで楽譜が刊行されているピアノのための小品シリーズ。音楽上のアイデア実験、霊感、奇想、創意、寓意、ユーモア、ファンタジーなどありとあらゆるエッセンスが詰め込まれたクルターク版ミクロコスモスと言ってよいほどの名品です。日本でも楽譜が出版されているため最近ではコンサートで取り上げるピアニスト、ピアノ学習者も多く、今回のクルターク夫妻によるアット・ホームでイメージ豊かな自作自演盤は多くの人々に示唆を与えるでしょう。また「4 手のための組曲」はバロック、古典派を換骨奪胎したユーモアあふれる軽やかさが魅力です。
BMCCD-CD240
ゾルターン・イェネイ(1943-):WOHIN?(どこへ?)
(1)WOHIN?2013
(2)ヘラクレイトス in H
(3)ヘラクレイトスの涙
(4)Heraclitus Adverbial
(5)半分は決して同じではない
(6)慰め(サムシング・ロスト:エコー)
(7)ソング・オブ・イノセンス&エクスペリエンス
(8)パヴァーヌ
(1)(8)ゾルターン・コチュシュ(指)
MR(ハンガリー放送)SO
(1)MR(ハンガリー放送)cho
(2)-(4)(6)ガボール・チャローグ(P)
(5)クルーリックSQ
(6)ジョルジ・デリ(Vc)
(7)ピラ・コムシ(S)

録音:(4)(5)(7)2013 年5 月5日、
(2)(3)(6)2013年10 月2日、
(1)(8)2013 年10 月25日
ハンガリーの現代音楽作曲家ゾルターン・イェネイ。リスト音楽院でフェレンツ・ファルカシュに師事。イェネイの初期の作品には、バルトーク、ダラピッコラ、ウェーベルン、ベルクなどの影響が色濃く反映し、1960 年代後半にはブーレーズの理論、シュトックハウゼンの作曲法などの影響も受けつつ独自の作風を築きあげています。1986 年からリスト音楽院の教授を務め、現在は名誉教授でハンガリーを代表する作曲家として活躍しています。 ピアニスト、そして近年は指揮者としても活躍をしたゾルターン・コチシュが指揮した“WOHIN?2013”は、ベートーヴェンの“第九”の第4 楽章が引用。不協和音と共に奏され不穏な空気の中、さらに合唱の冒頭も再現。そして唐突に終わる。 1980 年から作曲が始まった「ヘラクレイトス・シリーズ」。ハンガリーの詩人デジェー・タンドリによる“ヘラクレイトスの詩”にインスパイアされたシリーズです。今作ではその中から3 曲が収録されています。
BMC-CD249
ペーター・エトヴェシュ(b.1944):弦楽四重奏曲集
《セイレーン・サイクル》(2015/16)
《コレスポンデンス(対応)》(1992) 〜弦楽四重奏のための情景
カルダーQ
アウドレイ・ルナ(S)

録音:2016年10月10日IRCAMパリ、2016年9月26日BMCスタジオ、ブダペスト,
※クルタークと並ぶ現代ハンガリーを代表する作曲家エトヴェシュの最新作を含む弦 楽四重奏のための作品集。「セイレーン・サイクル」はソプラノ独唱と弦楽四重奏によ る10の小品から構成された作品。テキストにジェームズ・ジョイスの「ユリシーズ」とフラ ンツ・カフカが1917年に執筆した短編「セイレーンの沈黙」が使われ、ソプラノが語り歌 う言葉のイントネーション、リズム、発音、音色の変化に弦楽が機敏に反応しテキスト の世界を拡げ、弦楽が拡げた音響の上に更にまた声が乗る、という形で相乗的に詩 の世界が拡張し音の輪が拡がってゆく様子は大いに聴きもの。そしてバロックから現 代唱法までを操るソプラノのアンドレイ・ルナの見事な歌唱と器楽的ともいえる寸分違 わぬ正確な音程は弦楽四重奏と対等に渡り合って実にスリリング。ルナはリゲティの 歌劇「グラン・マカブル」やジョン・アダムズの「中国のニクソン」の準主役で高い評価を 得ている名歌手でエトヴェシュとはこれが初コラボレーション。同作品はヨーロッパ各 地の音楽祭で上演され評判となっている。
BMCCD-CD250
フリッツ・クライスラーへのオマージュ
クライスラー(作曲・編曲):
1.中国の太鼓Op.3
2.クープランの様式によるルイ13 世の歌とパヴァーヌ
3.ボッケリーニの様式によるアレグレット
4.ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲集 第2 集 Op. 72, 第2 番 ホ短
調
5.エルノ・バローグ(クライスラー編):北の哀歌
6.愛の悲しみ
7.愛の喜び
8.美しきロスマリン
9.シンコペーション
10.ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
11.ドヴォルザーク(クライスラー編):インド人の嘆き
12.ウィーン風小行進曲
13.ドヴォルザーク(クライスラー編):ユモレスク
14.ジプシーの女
15.ジプシー奇想曲
16.チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンデ・カンタービレ
17.おもちゃの兵隊の行進曲
18.レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス Op.6
19.リヒャルト・ホイベルガー(クライスラー編):オペラ舞踏会
20.ウィーン奇想曲Op.2
21.プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
バルナバーシュ・ケレメン(Vn)
ゾルターン・コチシュ(P)

録音:2016 年8 月6-9,14 日、フェニックス・スタジオ、ディオーシュド、ハンガリー
コチシュのラスト・レコーディング! 2016 年11 月6 日、惜しくも亡くなったハンガリーの偉大な音楽家ゾルターン・コチシュ。 亡くなる約3 か月前に、何度も共演や録音を行っている1978 年生まれの“ハンガリーのクレーメル”という異名を持つヴァイオ リニスト、バルナバーシュ・ケレメンとクライスラーのヴァイオリン作品を録音。クライスラーのオリジナル曲を始め、クライスラー がヴァイオリン用に編曲した作品も収録しています。コチシュは音楽を慈しむかのようなピアノで、ケレメンのヴァイオリンを優 しく包み込みます。ケレメンもクライスラーの超絶技巧作品を圧倒的なテクニックで演奏。“エルノ・バローグ/クライスラー編: 北の哀歌”の持つ哀しみの美しさが染みわたります。“シンコペーション”、“ジプシーの女”や“ジプシー奇想曲”ではリズムが 躍動。美しく明快な素晴らしい演奏の登場です! ※コチシュは1952 年、ハンガリー、ブダペスト生まれ。18 歳でハンガリー放送主催ベートーヴェン・コンクールに優勝し、ピア ニストとして世界中で人気を博しました。1983 年には指揮者のイヴァン・フィッシャーと共にブダペスト祝祭管弦楽団を創設し ました。1997 年よりハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団の首席音楽監督に就任。ハンガリー音楽演奏の第一人者とし て、世界に広めることにも尽力。バルトークの音楽の解釈は現在でも最高峰の演奏として魅了しています。
BMC-CD251
「東方の光V」〜シリアの聖歌、ブルガリア、ロシア、ウクライナのクリスマス・キャロル
(1)グリンカ(1804-1857):ヘルビムの歌
(2)トラディショナル:聖ペテロのラメント
(3)イースター・ボール・プレイヤー(即興)
(4)トラディショナル:キリストがよみがえった(復活の讃詞)
(5)フォーク・フルートのための間奏曲
(6)タマーシュ・ブブノー(1957-):聖歌127 番
(7)グリゴリー・ルヴォウスキー(1830-94):主よ、あわれみたまえ
(8)パーヴェル・チェスノコフ(1877-1944):we sing unto thee
(9)エリオット・コール(1984-):後奏曲
(10)ゲオルギー・スヴィリードフ(1915-2001)/アレクサンドル・セミョーノフ(編曲):気高い愛
(11)ベル・プレイヤー
(12)アレクサンドル・セミョーノフ(1974- )編曲:your birth, oh christ, our god
(13)スタニスラフ・ルドケヴィッチ(1879-1979)編曲:すばらしい出来事
(14)アレクサンドル・セミョーノフ編曲:天と地
(15)ジェルジ・フィリップ(1982-):クリスマス・ベル・プレイヤー
(16)パーヴェル・チェスノコフ:永遠の前の集会
(17)マルク・ブブノー(1981-):鐘のお告げ
(18)レオニード・クリコヴォ(1976-)編曲:東方三博士が来た
(19)マルク・ブブノー編曲:少女
(20)ジェルジ・フィリップ編曲:お聞き、鐘が
(21)典院フェオファン・ジボロフ(1971-):キリスト降誕
タマーシュ・ブブノー(指)
聖エフレム男声cho

ゲスト:
(10)(12)(13)(14)オプチナ・プスティニ男声合唱団(芸術監督:アレクサンドル・セミョーノフ)
(18)(20)(21)オーソドクス・シンガーズ男声cho(芸術監督:ゲオルギー・スミルノフ)
(2)(4)アベール・ネーメ(Vo)
(9)アマディンダ・パーカッション・グループ
(5)ソーコライ・ドンゴー・バラーシュ(ハンガリアン・バグパイプ)
(8)ラウティティア・クワイアー・ファミリー

録音: 2015 〜 16年
BMC-では既にフランツ・リストの男性合唱曲集やビザンチンの聖歌集で定評のある、2002 年に結成された、タマーシュ・ブブノー指揮、聖エフレム男声合唱団。ギリシャ正教の典礼音楽、スラヴ系の伝統宗教楽、ビザンチン音楽をレパートリーにしている彼らの東欧地域の様々な宗教音楽を紹介するシリーズ第3 弾。今回はシリア、ブルガリア、ロシア、ウクライナの聖歌を取り上げています。

BMOP-1051(1SACD)
アンソニー・ポール・デ・リティス」(1968-):作品集
(1)アムステルダム(2004)
(2)リフレッシオーニ(2014)
(3)バレエ(1997/2013)
(4)-(7)「ポップ・コンチェルト」(ギターと管弦楽
のための)(2014)
(4)“ブリング・イット・オン”by Seal
(5)“ユー・オウタ・ノウ”by アラニス・モリセト
(6)“ビューティフル・デイ”by U2
(7)“ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール”by マイケル・ジャクソン
(1)ギル・ローズ(指)ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(4)-(7)エリオット・フィスク(G)
(2)パトリック・デ・リティス(Fg)
(3)デュオ I88:【ヴィッキー・チョウ&サスキア・ランクホーン(Pデュオ)】

録音:(1)2014年7月1日、
(2)2014年1月14日、
(3)2013年5月31日、
(4)-(7)2014年6月29日
アンソニー・ポール・デ・リティスは作曲家で、ボストンにあるノースイースタン大学音楽学部部長であり教授を務めています。 注目は洋楽をギター協奏曲にアレンジした「ポップ・コンチェルト」。Seal に、アラニス・モリセット、U2、マイケル・ジャクソンの楽曲を、クラシック・ギター界では知らぬものはいないヴィルトゥオーゾである巨匠エリオット・フィスクがオーケストラと共に軽やかに躍動しながら演奏しています。4 作品ともメロディを活かしながらテクニックも音楽性も多彩さを極めています。
BMOP-1052(1SACD)
The Ascent of the Equestrian in a Balloon〜スティーヴン・ハートキー(1952-):作品集
(1)気球で騎手は上昇する(1995)
(2)夜明け:弦楽オーケストラのための 3 つのマドリガル(1983)
(3)ブランデンブルクの秋(2006)
(4)ミズーリの女神(2012)
ギル・ローズ(指)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト

録音:(1)2013 年7 月3 日、
(2)2010 年3 月7 日、
(3)2016 年1月24 日、
(4)2015 年6 月29 日
「Meanwhile(その間に)〜架空の人形劇への付随音楽」で第 55 回グラミー賞クラシック部門《最優秀クラシック現代作品賞》を受賞したアメリカの現代音楽作曲家スティーヴン・ハートキー。 ワシントン・ナショナル交響楽団と音楽監督だったレナード・スラットキンに委嘱された「気球で騎手は上昇するThe Ascent of the Equestrian in a Balloon」。オルフェウス室内管弦楽団とクーセヴィツキー・ミュージック・ファウンデーションにより委嘱された「ブランデンブルクの秋」は、J.S.バッハの“ブランデンブルク協奏曲”と同じ楽器を用いて作曲されたもので、ブランデンブルクにある湖を描写した第 1 楽章、ブランデンブルクの歴史ある美しい街並みを見ながらバッハの時代に郷愁を覚えながら作曲した第3 楽章など情感豊かな作品です。

BCD-9469
「影と光」〜ルーミー・エクスペリエンス
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):ラメンタティオ
エヴァン・ジポリン(1959-):ハニー・フロム・アラスト
シリシュ・コルデ(1945):ジョイ
佐藤聰明(1947-):歪んだ時の鳥たちII
趙季平(チャオ・チーピン)(1945-):草原の夏
Ljova(レヴ・ズービン)(1978-):影と光
デュオ・ジャラル: 【キャサリン・ロックウッド(ヴィオラ)、ユーシフ・シェロニック(様々な打楽器)】
13世紀ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人ジャラール・ウッディーン・ルーミーにインスパイアされた作品をヴィオラとカホン、バウロン、カシシ、ヴィブラフォン、ウドゥ、カンジーラ、ジャンベなどの打楽器による演奏。深く心に響く音色、デュオ・ジャラルが委嘱した 2 作品(ジポリン、Ljova)はルーミーの詩を基に作曲。時代も国も言語も超越した、聴くだけで癒されるパワーを感じさせる。
BCD-9470
バール・セノフスキー・イン・コンサート at ブリュッセル万国博覧会1958
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ.Op. 27〜第6番
クレストン:ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.19
ヴィエニャフスキ:ポロネーズ大二重奏曲Op.8
バッハ:シャコンヌ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番〜第3 楽章
ブラームス:ハンガリー舞曲第7 番
バール・セノフスキー(Vn)
マリー・ルイーズ・バスティンズ(P)

録音:1958 年10 月6 日ベルギー
まさに秘蔵音源!ファン垂涎!1926 年アメリカ生まれの偉大なヴァイオリニスト、バー ル・セノフスキー。1955 年のエリザベト王妃国際コンクールのヴァイオリン部門でアメリカ人 として初めて優勝。このアルバムはその3 年後の1958 年、第二次世界大戦後初めての大 きな国際博覧会となったベルギーで開催されたブリュッセル万国博覧会で行われたコン サートの貴重な録音です。
BCD-9471
トランスフォーメーション」〜現代テューバ作品
ガンサー・シュラー(1925-2015):バス・テューバ協奏曲第2 番
シュトックハウゼン:ハーモニーエン
ダナ・ウィルソン(b.1946):テューバと吹奏楽のための協奏曲*
デイヴィッド・ラング(b.1957):《君は経験した?》〜エレクトリック・テューバと語り、室内管弦楽のための#
アーロン・ティンダル(Tub)
ジェフリー・マイヤー(指)
イサカ・カレッジSO
イサカ・カレッジ室内O
スティーヴン・ピーターソン(指)
イサカ・カレッジ・ウィンド・サンサンブル*
スティーブン・スタッキー(語り) #

録音:2013-2015年
13世紀ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人ジャラール・ウッディーン・ルーミーにインスパイアされた作品をヴィオラとカホン、バウロン、カシシ、ヴィブラフォン、ウドゥ、カンジーラ、ジャンベなどの打楽器による演奏。深く心に響く音色、デュオ・ジャラルが委嘱した 2 作品(ジポリン、Ljova)はルーミーの詩を基に作曲。時代も国も言語も超越した、聴くだけで癒されるパワーを感じさせる。
BCD-9474
チャールズ・ウォリネン(b.1938):交響曲第 8 番「神学上の見解」(2005-06)
ピアノ協奏曲第4番(2003)*
ジェームズ・レヴァイン(指)ボストンSO
ピーター・ゼルキン(P)

録音:2007年2月15-17日、 2005年3月24-26,28日* ボストン
小澤征爾の後を継いで 2004 年よりボストン響の音楽監督に就任したレヴァインはと りわけ現代音楽の演奏、普及に積極的に取り組み、2011 年にそのポストを退くまで実 に 12 作品の世界初演を行った。このディスクではアメリカ東海岸を代表するウォリネン の 10 年ほど前の大作を 2 曲収録している。ウォリネンはニューヨーク出身。アメリカで 独自の発展を遂げた12 音技法のひとつの考え方であるピッチクラスセット理論を基礎 とした作曲を行っている。交響曲第8 番は無調音楽特有の厳しい表情の中に時折り見 せるクリスタルのように澄み切った抒情が魅力的。ボストン響の見事なアンサンブル、 各奏者の妙技、名人芸が聴きどころ。武満徹とも親交の深かったピーター・ゼルキンを ソリストに配したピアノ協奏曲は円熟期を迎えたゼルキンの枯淡とは程遠い切れ味の 鋭いヴィルトゥオーゾぶりに驚嘆。いずれもボストン・シンフォニー・ホールで数日間、 念入りに行われたセッション録音。2016 年下半期の現代音楽部門要注目ディスク。


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