湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Danacord
(デンマーク)



LPの時代から トマス・イェンセンの遺産 ラウニ・グランデールの遺産 アメリカのピアノ音楽アンソロジー



※「単価=¥0」と表示されるアイテムは廃盤です。

※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
DACOCD-299(2CD)
1987年&1988年フーズム城音楽祭ライヴ録音
(1)ヘンゼルト:練習曲ニ短調Op.2-1、練習曲変ニ長調Op.2-2
 モシュコフスキ:火花Op.36-6
 ショパン:序奏とボレロOp.19
(2)シューベルト(タウジヒ編):アンダンティーノと変奏曲/
 ゴドフスキ:ボイテンゾルフ植物園
 R・シュトラウス(ゴドフスキー編):セレナードOp.17-2
 ガーシュウィン(ワイルド編):サマータイム
(3)ゴドフスキ:エレジー
 シュールホフ:タンゴ
(4)ワーグナー(ビューロー編):マイスタージンガー・パラフレーズ/
(5)シャミナード:むかし/
 サンカン:ロマンティックなカプリース
(6)フローラン・シュミット:眠りの精の馬、中国の傘
(7)ラフマニノフ:6手のための「ワルツ」
(8)ニールセン:「子どもと大人のためのピアノ音楽」より
(9)リスト:ピアノ曲ヘ長調
 ドビュッシー:マスク
(10)アルカン:エスキスOp.63より
(11)リスト:ジュネーヴの鐘/
 シャブリエ:バレエの歌、ムーア風舞曲
シマノフスキ:ロマンティックなワルツ
(12)グリンカ(バラキレフ編):ひばり
クライスラー
(ラフマニノフ編):愛の悲しみ
(13)ラモー(ゴドフスキ編):エレジー
 アイアランド:アイランド・スペル
 ラフマニノフ(ワイルド編):春の洪水Op.14-11
(14)アムラン:練習曲第12番「前奏曲とフーガ」
シューマン:森の情景〜別れ
(15)ヴィラ=ロボス:シランダ第4番
(16)ヨアヒム:「妖精の歌」変奏曲
(1)マイケル・ポンティ(P)
(2)ダニエル・バーマン(P)
(3)ライナー・M・クラース(P)
(4)エッカート・ゼルハイム(P)
(5)ペーター・フロウンジャン(P)
(6)デュオ・カトル・マン(P)
(7)フロウンジャン&クラース&バーマン(P)
(8)ヴェステンホルス(P)
(9)ニーナ・ティシュマン(P)
(10)ライナー・M・クラース(P)
(11)ペーター・フロウンジャン(P)
(12)フィリップ・ファウケ(P)
(13)ダニエル・バーマン(P)
(14)マルク=アンドレ・アムラン(P)
(15)ロベルト・シドン(P)
(16)ミハエル・シュトルック(P)
世界的名手たちがドイツ、ニーダーザクセン州のフーズムに集まり、毎年開催されるピアノのための秘曲のEXPOフーズム城音楽祭。凄まじくレアなピアノ作品をとにかく弾きまくるピアノ・ファン熱狂のフーズム城音楽祭の第1回(1987年)&第2回(1988年)の秘蔵音源がダナコード(Danacord)から初登場!!このピアニストによるピアニストのためのワールドカップ(?)の第1回&第2回のプログラムもか・な・り濃厚。フーズム城音楽祭の常連中の常連、アムランもしっかりと参加しており、披露しているのは自作自演の「前奏曲とフーガ」という徹底振り。現在まで続くフーズム城音楽祭の原点。

DACOCD-336(4CDR)
アレクサンダー・ブライロフスキー 〜ベルリン録音(1928年−1934年)
■Disc 1
ショパン:作品集
(1)ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11 *
(2)ピアノ・ソナタ 第2番変ロ短調 Op.35
(3)舟歌 嬰へ短調 Op.60 
(4)バラード第1番ト短調 Op.23
■Disc 2
ショパン:作品集
(1)マズルカ 変ロ長調 Op.7 no.1
(2)夜想曲 変ホ長調 Op.9 no.2
(3)前奏曲 ロ短調 Op.28 no.6&前奏曲 ト長調 Op.28 no.3
(4)前奏曲 変ニ長調 Op.28 no.15 「雨だれ」
(5)ワルツ 変イ長調 Op.34 no.1 「華麗なるワルツ」
(6)ワルツ 嬰ハ短調 Op.64 no.2
(7)ワルツ 変イ長調 Op.69 no.1 「告別」
(8)ワルツ ホ短調 Op. posth.
(9)即興曲第1番変イ長調 Op.29
(10)幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
(11)練習曲 ホ長調 Op.10 no.3 「別れの曲」
(12)練習曲 嬰ハ短調 Op.10 no.4
(13)練習曲 変ト長調 Op.10 no.5 「黒鍵」
(14)練習曲 変イ長調 Op.25 no.1 「牧童」 
(15)練習曲 へ短調 Op.25 no.2
(16)練習曲 へ長調 Op.25 no.3
(17)練習曲 変ト長調 Op.25 no.9 「蝶々」
(18)練習曲 イ短調 Op.25 no.11 「木枯らし」
(19練習曲 ハ短調 Op.25 no.12
(120)ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53 「英雄」
■Disc 3
リスト:作品集
(1)ピアノ協奏曲第1番変ホ長調(1849)*
(2)ハンガリー・ラプソディ第2番嬰ハ短調
(3)ハンガリー・ラプソディ第6番変ニ長調
(4)ハンガリー・ラプソディ第12番嬰ハ短調
(5)即興ワルツ(1842/52)
(6)小人の踊り(演奏会用練習曲第2番)
(7)愛の夢 第3番変イ長調
■Disc 4
(1)ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」 序曲
(2)ワーグナー(リスト編): 糸紡ぎの歌(「さまよえるオランダ人」から)
(3)シューベルト(リスト編):朝の音楽
(4)シューベルト(レシェティツキ編):楽興の時 へ短調 Op.94(D.780)no.3
(5)シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲 Op.51(D.733)
(6)スカルラッティ(タウジヒ編):パストラーレ ホ短調 K,9(L.413)
カプリッチョ ホ短調 K.20(L.375)
(7)メンデルスゾーン:無言歌 ハ長調 Op.67 no.4 「紡ぎ歌」
 幻想曲(カプリース)第2番ホ短調 Op.16 no.2 「スケルツォ」
(8)シューマン:夢のもつれ Op.12 no.7
(8)シューマン:間奏曲 Op.26 no.4(「幻想的情景」から)
(9)ウェーバー:ロンド(無窮動)(ピアノ・ソナタ第1番Op.24 から)
(10)ドビュッシー:人形のセレナード(「子供の領分」から)
(10)ドビュッシー:トッカータ(「ピアノのために」から)
(11)スクリャービン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.11 no.10
 練習曲 嬰二短調 Op.8 no.12
ファリャ:火祭りの踊り(「恋は魔術師」から)
アレクサンダー・ブライロフスキー(P)
ユリウス・プリュヴァー(指)BPO*

■Disc 1
録音:(1):1928年
(2)録音:1932年
(3)録音:1934年
(4)バ録音:1929年

■Disc 2
(1)録音:1929年
(2)録音:1928年
(3)録音:1931年
(4)録音:1934年
(5)録音:1928年
(6)録音:1928年
(7)録音:1932年
(8)録音:1931年
(9)録音:1931年
(10)録音:1929年
(11)録音:1929年
(12)録音:1934年
(13)録音:1928年
(14)録音:1932年
(15)録音:1928年
(16)録音:1934年
(17)録音:1932年
(18)録音:1929年
(19)録音:1931年
(20)録音:1932年

■Disc 3
(1)録音:1928年
(2)録音:1931年
(3)録音:1929年
(4)録音:1934年
(5)録音:1931年
(6)録音:1931年
(7)録音:1928年

■Disc 4
(1)録音:1931年 
(2)録音:1928年
(3)録音:1931年
(4)録音:1931年
(5)録音:1931年
(6)録音:1928年
(7)録音:1931年
(8)録音:1931年
(8)録音:1934年
(9)録音:1928年
(10)録音:1934年
(10)録音:1931年
(11)録音:1928年

オリジナル録音:1928年−1934年、ベルリン[Mono]
※デジタル・トランスファー:2019年
ブライロフスキーが1928年から1934年にかけてベルリンで録音した Polydor レーベルの音源。ゴナ・スゴーとニルス・ビアウア・ヴァムベアのコレクションに保存されたオリジナルの78回転レコードを、2019年、クラウス・ビューリトが新たにデジタルリマスター。「オリジナルの録音がこのCD4枚のセットより良い音で聴けたことはない」と、Danacord のイェスパー・ブール氏が自信をもつ音質に仕上げられました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-349
レアリティーズ・オブ・ピアノ・ミュージック1989
アルカン:カンティーク・ド・カンティークス*
 ラフマニノフ・セレナードOp.3-5#
ショパン(ゴドフスキー編):練習曲第42番 イ短調+
コンフレイ:キッテン・オン・ザ・キーズ+
ヘインリッヒ・フォン・ザール:スティムメン・デア・ナハトOp.3 より**
ベネット:ロンドー・ア・ラ・ポロネーズOp.37##
メトネル:おとぎ話##
ビゼー:旅立ち++
フォーレ:夜想曲第2番++/夜想曲第13番***
フォーレ(グレインジャー編):ネルOp.18-1###
パルムグレン:Feux Follets###
グリンカ(バラキレフ編):ひばり+++
チャイコフスキー(プレトニョフ編):
アンダンテ・マエストーソ+++
リスト:ハンガリー狂詩曲第10番****
グルック(チェーシンズ編):メロディ####
ガーシュウィン(ワイルド編):アイ・ガット・リズム####
ロナルド・スミス(P)*
マイケル・ポンティ(P)#
マルク=アンドレ・アムラン(P)+
ジョセフ・ド・ビーンホーヴェル(P)**
ハミッシュ・ミルン(P)##
ジャン=マルク・ルイサダ(P)++
イディル・ビレット(P)***
ペーター・フロウンジャン(P)###
ボリス・ブロッホ(P)+++
レイナー・M.クラース(P)****
ダニエル・ベルマン(P)####
DACOCD-351(17CD)
ニールセン・コレクション Vol.1-6

(1)交響曲全集(全6曲)

(2)協奏曲&管弦楽作品集
ヴァイオリン協奏曲*/フルート協奏曲+
弦楽のための小組曲#他

(3)歌劇集
「仮面舞踏会」*/サウルとダヴィデ」+

(4)室内楽作品集
弦楽四重奏曲第1番−第4番
ヴァイオリン・ソナタ第1番/同第2番

(5)鍵盤作品集
6つのユモレスク・バガテル
5つのピアノ小品他

(6)歌曲&合唱作品集
15の歌*/14の歌+他
(1)トマス・イェンセン(指)
 エリク・タクセン(指)
 ラウニー・グロンダール(指)デンマークRSO
 録音:1952-1959年
(2)エミール・テルマニー(Vn)*
 エジスト・タンゴ(指)*
 ポール・バーケルンド(Fl)+
 トマス・イェンセン(指)+
 エリク・タクセン(指)#
 デンマークRSO(*/+/#)他
 録音:1936-1960年
(3)ラウニー・グロンダール(指)*
 トマス・イェンセン(指)+
 デンマークRSO他
 録音:1954年、1960年
(4)エールリング・ブロッホSQ、コッペルSQ
 エミール・テルマニー(Vn)
 録音:1935-1958年
(5)ガリナ・ヴェルシェンスカ(P)他
 録音:1937-1967年
(6)アクセル・シュッツ(T)*
 エイナール・ノービー(Bs-Br)+他
 録音:1909-1954年
DACOCD-379
レアリティーズ・オブ・ピアノ・ミュージック Vol.2〜1990年フーズム音楽祭 イーゴリ・ジューコフ、
マルク=アンドレ・アムラン、
アビー・サイモン、
ジェフリー・ダグラス・マッジ、他(P)
DACOCD-389
レアリティーズ・オブ・ピアノ・ミュージック Vol.3〜1991年フーズム音楽祭 アレクセイ・リュビモフ、
ドンナ・アマト、他(P)
DACOCD-391(1CDR)
プロコフィエフ:ピアノ独奏作品全集 Vol.1
ピアノ・ソナタ第6番 イ長調Op.82/ドゥムカ
束の間の幻影Op.22/
ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調Op.83
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-392
プロコフィエフ:ピアノ独奏作品全集 Vol.2
ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調Op.1/4つの小品Op.3
年取った祖母のお話Op.31/3つの小品Op.59/
ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調Op.84
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-393
プロコフィエフ:ピアノ独奏作品全集 Vol.3
ピアノ・ソナタ第3番 イ短調Op.28「古い手帳から」
思考(3つの小品)Op.62/行進曲Op.89-8
4つの小品Op.32/
ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調Op.38 Op.135
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-394
プロコフィエフ:ピアノ独奏作品全集 Vol.4
ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調Op.14
4つの小品Op.4/無言歌(1905頃)/私事Op.45
子供のための音楽Op.65
ピアノ・ソナタ第4番 ハ短調Op.29「古い手帳から」
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-395
プロコフィエフ:ピアノ独奏作品全集 Vol.5
ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調Op.103
4つの練習曲Op.2
子供のための2つの小品(1904-05頃)
風刺Op.17/トッカータOp.11/
2つのソナチネOp.54[ホ短調/ト長調]
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-399
レアリティーズ・オブ・ピアノ・ミュージック Vol.4〜1992年フーズム音楽祭 マルク=アンドレ・アムラン、
ベルナール・ランジェイサン、
イーゴリ・ジューコフ、
マリー=カトリーヌ・ジロー、他(P)
DACOCD-411(1CDR)
ルビンシュテイン:ピアノ協奏曲集
[第3番 ト長調Op.45/第4番 ニ短調Op.70]
オレグ・マルシェフ(P)
イリヤ・ストゥペル(指)
アルトゥールルービンシュタインPO

録音:1991年11月&1992年5月
DACOCD-419
レアリティーズ・オブ・ピアノ・ミュージック Vol.5〜1993年フーズム音楽祭 ウェルナー・ベルチ、
ベルナール・ランジェイサン、
スティーヴン・ハフ、他(P)
DACOCD-429
レアリティーズ・オブ・ピアノ・ミュージック Vol.6〜1994年フーズム音楽祭 イーゴリ・ジューコフ、
オレグ・マルシェフ、
スティーヴン・ハフ、
パウル・バドゥラ=スコダ、
マルク=アンドレ・アムラン、他(P)
DACOCD-436(2CD)
ベンディクス:交響曲全集
第1番「山登り」/第2番「南ロシアの夏の響き」
第3番/第4番
エフゲニー・シェスタコフ(指)オムスクPO
DACOCD-440
R・シュトラウス:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ロ短調Op. 5
5つのピアノ小品Op.3/情緒のある風景Op.9
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-449
レアリティーズ・オブ・ピアノ・ミュージック Vol.7〜1995年フーズム音楽祭 アントン・クェルティ、
ロナルド・スミス、
マリー=カトリーヌ・ジロー、他(P)
DACOCD-450
P・パブスト(1854-1897):チャイコフスキー&ルビンシュテイン作の
オペラ&バレエからのピアノ編曲集

オペラ「マゼッパ」による幻想曲/
オペラ「エフゲニー・オネーギン」による
演奏会用パラフレーズ/
ルビンシュテインのオペラ「悪魔」の
回想による大幻想曲/
バレエ「眠りの森の美女」による
演奏会用パラフレーズ/
子守歌(原曲:チャイコフスキー Op.16-1)/
オペラ「スペードの女王」による
イラストレーション
オレグ・マルシェフ(P)

※世界初録音
DACOCD-451(11CD)
アクセル・シェッツ全録音集
オラトリオとモーツァルトのアリア(1940年〜45年録音)
美しい水車屋の娘(1945年録音)とグリーグの歌曲(1943年録音)
詩人の恋とブラームスとグリーグとベルマンの歌曲(1946年録音)
未完の《美しい水車屋の娘》(1939年〜40年録音)と秘蔵の録音
C・E・F・ヴァイセのロマンスとスカンディナヴィアのリュート歌曲
デンマークの黄金時代とヴァイセの映画(1940年)抜粋
夏の歌(1938年〜40年、デンマーク録音)
ハイセのロマンス(1942年〜45年録音)と新たに見つかったノルウェー放送録音
「ファリネッリ」、管弦楽をともなう歌、ポピュラーソング(1933年〜38年録音)
カール・ニールセン歌曲全録音
アクセル・シェッツ(T&Br)、
ヘアマン・D・コペル(P)、他

録音:1933年〜1946年
ACOCD 451から460として単独でリリースされていたアクセル・シュッツの録音を限定盤ボックス・セットとして1つにまとめたもの。11枚のCDに加えて約400ページのブックレットが封入されるなどコレクターズ・アイテムとして重厚な仕上がりとなっている。
DACOCD-479(2CD)
レアリティーズ・オブ・ピアノ・ミュージック Vol.8〜1996年フーズム音楽祭 マルク=アンドレ・アムラン、
ピアーズ・レーン、
イーゴリ・ジューコフ、他(P)
DACOCD-485(2CD)
ランゴー:オルガン作品集
イン・テネブラス・エクステリオーレス/
「報いのとき」−3晩にわたるドラマ
フレミング・ドレイシィ(Org)
DACOCD-487
E・V・ザウアー:ピアノ作品集 Vol.1
演奏会エチュード[第1曲−第20曲]
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-488
E・V・ザウアー:ピアノ作品集Vol.2
演奏会用練習曲[第21曲−第30曲]/
ウィーンの歓喜/奇想曲/無言の台詞/
スケルツォ・ワルツ/音楽箱/ウィーンのこだま
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-489
レアリティーズ・オヴ・ピアノ・ミュージック 1997
(1)ヘルマン・ゲッツ:風俗画家
(2)ゲオルク・ヘンドリク・ヴィッテ:ピアノ連弾のためのワルツ
(3)レイナルド・アーン:プルーストの詩による画家の肖像
(4)ドビュッシー:夜想曲
 ピエール・ド・プレヴィユ:ソナタ
(4)ドホナーニ:パストラーレ
ピアソラ:3つのプレリュード
(5)アナトーリ・アレクサンドロフ:ソナタ第2番
(6)シューベルト(リスト編):アヴェ・マリア
(1)アントン・クェルティ(P)]
(2)ペーケン&シュトルック(P)
(3)ジェフリー・スワン(P)
(4)マリー・カトリーヌ・ジロー(P)
(4)キャスリン・ストット(P)
(5)ユーリ・マルティノフ(P)
(6)ロベルト・カペッロ(P)
DACOCD-498(2CD)
ニールセン:ピアノ作品全集 ニナ・ミラー(P)
DACOCD-500
デンマークの新作詩篇歌曲集
メラー、オーレ・シュミット、マセンン、シュルツ、
クリステンセン、デッカート、ネアゴー/他の作品
ヘーズヴィ・ロンメル(Vo)
カーステン・イェンセン(Org)
DACOCD-502
ホルンボ:ピアノ作品集
交響的組曲「バードの響き」Op.49
陽気なソナチナ Op.27-1/組曲 Op.4
ピアノ小品集 (1930-1932)
ルーマニア組曲Op.12-1
アンカー・ブリーメ(P)

録音:1998年9月2日-3日
DACOCD-503
トーマス・イェンセン、コンダクツ・ロンビ
ブーケ・ロイヤル・ギャロップ/
女王ルイーズのワルツ/
ポルカ・マズルカ「コリュンビーヌ」/
ヘルペルス・ワルツ/アマエア・ポルカ/
ソフィー・ワルツ/
ワルツ「クロルの舞踏会のざわめき」/
アメリー・ワルツ、ブリッタ・ポルカ/
シャンペン・ギャロップ/
夢の光景、ポルカ「おやすみなさい」/
ギャロップ「コペンハーゲン蒸気鉄道」
トーマス・イェンセン(指)
チボリ・コンサートO

録音:1940年-1943年。原盤:ODEON
DACOCD-504
エディット・オルドロップ
ニールセン、グリーグ、モーツァルト、
ビゼー、プッチーニ、他よりのアリア
エディット・オルドロップ(S)

録音:1937年-1953年
※原盤:HMV、他
DACOCD-505
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻) アンカー・ブリーメ(P)

録音:1985年
DACOCD-506
フルートとオルガンのためのオリジナル作品集
ホヴァネス:龍笛と笙のためのソナタ
ネアホルム:3つの小品
J.P.E.ハートマン:前奏曲
ジャン・アラン:3つの楽章
モラー:インヴェンション
ベンツソン:ソナタ「ノミ」
ラングレー:我が祖国のブルターニュ人たちの思い出に
ノアビ:パルティータ
デュオ・アラン
DACOCD-507
エッベ・ハメリク(1898-1951):おとぎばなしオペラ「旅のお供」(アンデルセンの原作) クリストフェリ(指)デンマークPO

録音:1979年
DACOCD-508
デンマークの音楽一家シリーズ Vol.1〜ハートマン親子
エミール・ハートマン:序曲「ヘルゲランの戦士たち」
序曲「ハーコン・ヤール」/チェロ協奏曲
ヨハン・ペーター・エミリウス・ハートマン:序曲「ハーコン・ヤール」
序曲「秋の狩り」
キム・バーク・ディニセン(Vc)
ジャン・ピエール・ヴァレーズ(指)
南ユトランドSO
DACOCD-509
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集[第4番/第10番/第17番]
幻想曲 ハ短調
エイヴィン・モラー(P)
DACOCD-510
デンマークの音楽一家 Vol.2〜ゲーゼ親子
ニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼ
喜劇のための序曲「マリオッタ」/
演奏会用序曲「ハムレット」/
演奏会用序曲「オシアンの余韻」/
ヴァイオリンと管弦楽のためのカプリッチョ
アクセル・ゲーゼ:ヴァイオリン協奏曲第2番
クリスティーナ・オストラン(Vn)
アイオナ・ブラウン(指)
南ユトランドSO
DACOCD-513
オーレ・シュミット:トランペット、トロンボーン、弦楽、パーカッションのための協奏曲
チューバ協奏曲
ホルンと室内管弦楽のための協奏曲
5つのホルン,ティンパニとパーカッションのための音楽
オーレ・シュミット(指)オーフスSO
クヌッズ・ホーヴァルト(Tp)
カーステン・スヴァンベア(Tb)
ミカエル・リン(Tub)b
ビョルン・フォスダル(Hrn)
DACOCD-514
クープラン:教区のミサ グンナー・スヴェンソン(Org)(指)
アラン・ディール、
マティアス・グローフェ
DACOCD-515
F・クープラン:修道院のためのミサ(グレゴリオ聖歌斉唱付き)*
グンナル・スヴェンソン(1935-):
フランソワの名による即興/クープランの名による即興/
フランソワ・クープラン「聖シュザンヌのモテット」のユビレームスの主題による即興
ヘレ・ニールセン、
スティネ・ロマー・ポールセン、
エヴァ・ニュボー・ペーターセン、
スティネ・ラスムセン(Vo;*)
グンナル・スヴェンソン(Org)

※使用楽器:聖ニコライ教会のオルガン
DACOCD-516
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番/チェロ・ソナタ第2番
F.A.E.ソナタ〜ソナタ楽章(デスパリ編)
エアリング・ブロンダル・ベングトソン(Vc)
ニーナ・カタフラージェ(P)
DACOCD-517(2CD)
ランゴー:歌劇「反キリスト〜運命の日の光景」 ヨアヒム・ザイップ(Br)
キャスリン・カーペンター(S)
ニルス・ムース(指)
インスブルック・チロルSO
DACOCD-519
レアリティーズ・オヴ・ピアノ・ミュージック Vol.10〜1998年フーズム音楽祭ライヴ
E・V・ザウアー:2つの演奏会用練習曲*
シチェドリン:アルベニス風に*
ディーリアス:「マルゴ・ラ・ルージュ」より(ラヴェル編)#/
「イルメリン」より(フロラン・シュミット編)#
グリュンフェルト:ウィーンの夕べ「シュトラウスのワルツに基づく演奏会用パラフレーズ」+
ショパン:マズルカ第50番**
バラキレフ:ドゥムカ##/子守歌##
ゴドフスキ:ショパンのエチュードによる練習曲[第7番−第9番]++
「ジャワ組曲」〜バウテンゾルフ植物園++
カトワール:夕べの歌++/瞑想++/夜想曲++/幻想的練習曲++
メトネル:「忘れられた調べ第2集」〜春++
オレグ・マルシェフ(P)*
ピアーズ・レーン(P)#
フランツ・フォラーバー(P)+
ヤニーナ・フィアルコフスカ(P)**
ボリス・ブロッホ(P)##
マルク=アンドレ・アムラン(P)++
DACOCD-521(2CD)
偉大なる3人の先駆的デンマーク人ピアニスト
ベンツソン(1919-2000):パルティータOp.38*/トッカータOp.10*
スヴェン・エーリク・ターブ(1908-1994):ピアノ協奏曲ハ長調Op.39#
ヨーアン・イェアシル(1913-):3つの演奏会用小品+
フィニ・ヘンリケス(1867-1940):ピアノのための絵本+
[小さな兵隊/まったくほんとう/ボール/
お人形さんの歌/お人形さんの子守歌/小さな旗手]/
「エロティック」Op.15〜[愛のワルツ/蝶々]+
子供の詩Op.30〜オスの七面鳥+
メロディによるプロフィールOp.38〜歌の鳥+
バッハ:幻想曲 イ短調BWV.922**
 トッカータ ニ長調BWV.912**
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番*
クーラウ:ソナチネ イ短調Op.88-3+
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番+
ニルス・ヴィゴ・ベンツソン(P)*
エギル・ハーダー(P;#/**)
フォルマー・イェンセン(P)+
スヴェン・クリスティアン・フェールンブ(指)#
コペンハーゲンPO#

録音:1942年-1963年、モノラル
DACOCD-523(2CD)
スカンジナヴィアン・クラッシクス
J.P.E.ハートマン(1805-1900):北欧の神々の凱旋行進曲
ゲーゼ:演奏会序曲「オシアンの余韻」Op.1
スヴェンセン(1840-1911):ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンスOp.26*
フィニ・ヘンリケス(1867-1940):劇音楽「鍛冶屋のヴォロン」前奏曲
ランゲ=ミュラー(1850-1926):劇音楽「ルネサンス」前奏曲
ニールセン:弦楽のための小組曲FS6 Op.1、
 序曲「ヘリオス」FS21 Op.17、
 劇音楽「母」FS94 Op.41〜行進曲、
 歌劇「サウルとダヴィデ」〜第2幕の前奏曲
シベリウス:フィンランディア、悲しいワルツ、
 3つの小品より〜叙情的なワルツOp.96a
フィン・ホフディング(1899-1997):交響的幻想曲「まったくほんとう!」
スヴェン・エーリク・タープ(1908-1994):小組曲「モザイク」
クヌーズオーエ・リスエア(1897-1994):弦楽のための小序曲、
 トランペット小協奏曲#、
 バレエ「郵便馬車の12人」〜1月、5月、8月、10月、
「愚者の楽園」組曲、
 デンマークの2つの乞食学生の歌、
「…の場合」
カーロ・アナセン(Vn)*
ジョージ・エクスデイル(Tp;#)
トマス・イェンセン(指)
コペンハーゲンPO、
チヴォリ・コンサートホールO、
王立O、デンマーク国立RSO

録音:1939年-1949年
DACOCD-525
ラフマニノフ:幻想的小品集/ピアノ・ソナタ第2番
コレッリの主題による変奏曲
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-526
デンマークの音楽一家 Vol.3〜ハメリク親子
アスガー・ハメリク(1843-1923):ユダヤ三部作
 チェロと管弦楽のための演奏会用ロンド
エベ・ハメリク(1898-1951):カントゥス・フィルムス V
 オーボエ協奏曲
モシェ・アツモン(指)南ユトランドSO
DACOCD-530
リスト:ダンテを読んで
ヨハン・ペーター・ピクシス(1788-1874):ロッシーニの「コリントの包囲」のモチーフによるメランジュ
アンリ・ヘルツ(1803-1888):
大ワルツ「Les Perles animees(転がる真珠?)」Op.211
ショパン:舟歌Op.60
タールベルク:ヴェルディのオペラ「椿姫」による演奏会用大幻想曲Op.78
チェルニー:ローデの「回想」の主題による変奏曲
リスト、タールベルク、ピクシス、エルツ、チェルニー、ショパン共作:ヘクサメロン(演奏会用楽曲/ベッリーニ「清教徒」の
行進曲による華麗な大変奏曲)(1837)
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-531
ニルス・ヴィゴ・ベンツソン(1919-2000):ピアノ作品集
トッカータ Op.10/パルティータ Op.38
木版画 Op.65/万華鏡 Op.86
アンカ・ブリーメ(P)
DACOCD-532
ヴェルメ四重奏団〜マーテル・メーア
インドラ・リーシェ(1961-):歌曲集「帰郷」
セルガ・メンセ(1953-):コントラスツ
ビルキッテ・アルステズ(1942-):俳句
アンディ・ぺイプ(1955-):レオノーラの歌
オイスタイン・ソンメルフェルト(1919-1994):
三つ葉のクローバー/愛について
ケルスティン・イェプソン(1948-):歌曲集「三和音の歌」/マーテル・メーア
ヴェルメ四重奏団
[エヴァ・ブルーン・ハンセン(Ms)、ピーア・カウフマナス(Fl)、インガ・グルブラント・イェンセン(Vc)、マリー・ヴァルメ・オッテルストレーム(アコーディオン)]
DACOCD-533
ザウアー:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1
舞踏会でのプロポーズ変ロ長調
コンサート・ポルカ(ボヘミア風)変ホ長調
春の訪れイ長調/即興的ワルツ 変イ長調
夏はいつ来るハ長調(フランスのセレナード第2番)
無言のロマンスヘ長調/スケルツォ変ロ短調
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-534
E・V・ザウアー:ピアノ・ソナタ全集 Vol.2
クーラントとトリオ/ガヴォットとミュゼット
リュート/フランスのセレナード/舟歌
牧歌的スケルツォ/ヴェネツィアのセレナード
センプレ・スケルツァンド/
ピアノ・ソナタ第2番変ホ長調
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-535
デンマークの音楽一家 Vol.4〜ランゴー父子
シグフリーズ・ランゴー(1852-1914):ピアノ協奏曲(第1番)ホ短調
ルーズ・ランゴー(1893-1952):シグフリーズ・ランゴーのピアノ協奏曲
「アリルドから」によるピアノ協奏曲 BVN B29
[絶壁/寄せ砕ける波/星の夜空/収穫の時]
オレグ・マルシェフ(P)
マティアス・エシュバッヒャー(指)
デンマークPO(南ユーランSO)
DACOCD-536
ディーリアス:デンマークにかかわる名作集
アラベスク(バリトン、合唱と管弦楽のための)*
5つのデンマークの歌(ボー・ホルテンによるオーケストレーション)#
7つのデンマークの歌#
「フェニモアとゲルダ」〜間奏曲(フェンビー編)
2つのデンマークの歌*/サクンタラ*
交響詩「生の踊り」(踊りは進む)
ヘンリエッテ・ボンデ=ハンセン(S)#
ヨーハン・ロイター(Br)*
ボー・ホルテン(指)オーフスSO
デンマーク国立オペラ室内cho
DACOCD-537
父と子によるデンマークの作品集 Vol.5
カール・ヘルステズ(1818-1904):交響曲第1番 ニ長調
ゴスタウ・ヘルステズ(1857-1924):ヴァイオリンとオーケストラのためのロマンス
カール・ヘルステズ:序曲 ニ長調
ゴスタウ・ヘルステズ:チェロ協奏曲 ハ長調Op.35
カーステン・ダルスゴー(Vn)
ヘンリク・ダム・トムセン(Vc)
ジョルダーノ・ベリンカンピ(指)
デンマークPO
DACOCD-538
ソプラノ&クラリネットとピアノのための19世紀の歌曲
シュポア:6つのドイツ語の歌曲 Op.103
カリヴォダ(1801-1866):故郷の歌 Op.117
シューベルト:歌劇「謀反人たち」 D787 〜ロマンス/
岩の上の羊飼い D965
マイアベーア:羊飼いの歌
クロイツァー:水車
ニコライ:ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」の主題によるソプラノとクラリネットのための協奏的変奏曲 Op.26
ベールヴァルド(1796-1868):近くと遠くのこだま(1865)
ジュリア・ブロクスホルム(S)
マーティン・カッツ(P)
フレッド・オーマンド(Cl)
DACOCD-540
ドイツとダンツィヒのオルガン音楽
ブクステフーデ:パッサカリア ニ短調/前奏曲とフーガ ヘ長調
前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調
コラール「栄光の日は来たりぬ」ホ短調/シャコンヌ ホ短調
リューベック(1654-1740):前奏曲とフーガ ホ長調/前奏曲とフーガ ニ短調
ベーム(1661-1733):前奏曲とフーガ ハ長調
ブルーンス(1665-1697):前奏曲とフーガ ホ短調/前奏曲とフーガ ト短調
ヨハン・ニコラウス・ハンフ(1665-1711/12):コラール「わが愛する神に」/コラール「われらが神は堅き砦」
モールハイム(1718-1780):コラール「われらが神は堅き砦」
 コラール「わが魂なるイエスよ」
 トリオ第3番ト短調
「ダンツィヒ・オルガン作品コレクション」〜
作曲者不詳:天にいますわれらの父よ
ラッスス:神よ、わが保護に心を向けたまえ
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)
DACOCD-541
ルイ・グラス:管弦楽作品集 Vol.1
交響曲第4番 ホ短調Op.43(1910-11)
ナイデン・トドロフ(指)プロヴディフPO

DACOCD-541(4CDR)
デンマーク後期ロマンティシズム〜ルイ・グラス:交響曲全集
交響曲第4番 ホ短調 Op.43(1910−11)
交響曲第3番 ニ長調 Op.30 「森の交響曲(Skovsymfonien)」(1900−01)、
交響曲第5番 Op.57 「卍(まんじ)の交響曲(Sinfonia Svastica)」(1919−20)
交響曲第2番 ハ短調 Op.28(1899)*、
ピアノと管弦楽のための幻想曲 Op.47(1913)**
交響曲第1番ホ長調 Op.17(1894)、
交響曲第6番Op.60 「スキョル王の子孫(Skjoldungeat)」(1924)
ナイデン・トドロフ(指)
プロヴディフ・PO、
フィリッポポリスcho*、
ロメオ・スミルコフ(P)**


録音:2001年1月(第1番)、2000年8月(第2番)、2000年6月(第3番)、1999年10月(第4番)、2001年5月(第5番)、2000年6月(第6番)、2000年8月(幻想曲)、プロヴディフ・フィルハーモニック・コンサート・ホール(ブルガリア)
ルイ・グラス Louis Glass(1864−1936)は、ニルス・W・ゲーゼに作曲、ボヘミア出身のフランス・ネルダにチェロ、ヨーゼフ・ヴィエニャフスキーも教えていたブリュッセルの音楽院でピアノを学びました。父クリスチャンが創設した音楽院の経営に携わり、同時代のカール・ニルセンの新しいスタイルには倣わない、ひたすらロマンティックな音楽を作曲。コペンハーゲンの音楽界に足跡を残しました。 交響曲第1番は、カール・ニルセンの第1番の初演から4ヶ月後に完成した作品です。流麗な主題に始まる〈アレグロ〉、葬送行進曲の雰囲気の漂う〈アンダンテ・ソステヌート〉、「ブルックナーを思わせるファンファーレ」のある〈スケルツォ〉、さまざまな主題を単純な対位法で展開させた〈終曲〉の4楽章。交響曲第2番は、後期ロマンティシズムの典型的な音楽とみなされる作品です。ブルックナー風の〈レント − アレグロ・モデラート〉、情熱的な〈プレスト〉、J・P・ヤコブセンの象徴主義的な詩を男声合唱が歌う第3楽章〈アダージョ〉、「アレグロ、モルト・モデラート」の終楽章。交響曲第3番「森の交響曲」は、デンマーク的な響きをもち、イギリスのライター、ロナルド・アドレムがコペンハーゲンの公園の名を引用してグラスを「アアステズ公園のブルックナー」と呼んだ、牧歌的な気分の作品です。交響曲第4番も、4楽章の作品です。独創性を指摘される旋律を中心にゆったりと歩む第1楽章、弦楽合奏とハープによる抒情的な旋律が微細な表情の変化を見せる中間部のある「スケルツォ」の第2楽章、美しい旋律にあふれる第3楽章、劇的な展開をみせる第4楽章。「叫ぶかと思うと、かすかな光がゆらめく。大声がとどろき、渦巻く音楽。まるで、壮麗に元気よく描かれた、祝祭の日の感動のドラマでもあるかのようだ」と、現代デンマークのある作家が語ったという作品です。交響曲第5番は、幸運をもたらす印とも輪廻の象徴ともいわれる仏教の「卍(まんじ)」が副題としてつけられています。エネルギッシュな第1楽章〈一日の仕事(Dagvirke)〉、抒情の第2楽章〈憩い(Hvile)〉、独創的なスケルツォの第3楽章〈影(Skygger)〉、静かな夜明けから、燦々と輝く太陽を描いたとされる終結に向かって高揚する第4楽章〈夜明け(Morgengry)〉。神智学に傾倒していたグラスの神秘思想的な物の見方が反映したと考えられている作品です。交響曲第6番は、古代デンマークの英雄「スキョル」に因む副題を与えられ、B・S・インゲマンの詩『ヴァルデマ大王と部下たち』の「墓よりよみがえれ、死んだ世代よ」と「われらを忘却の審判から救ってくれ」の2節が「モットー」に選ばれました。5楽章構成。デンマーク・ロマンティシズム時代の作曲家の「北欧スタイル」をさらに展開させたと作曲者自身が語った交響曲です。ピアノと管弦楽のための「幻想曲」は、神秘的な響きとリズムの音楽。「霊の永遠の住みかから音が響き、人に呼びかける。そこで人は、心の平安を見出すため俗世から顔をそむける」という作曲者自身によるモットーがスコアに書かれています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-543
ルイ・グラス(1864-1936):交響曲全集 Vol.3
交響曲第2番 ハ短調Op.28*
ピアノとオーケストラのための幻想曲Op.47#
ロメオ・スミルコフ(P)#
ナイデン・トドロフ(指)プロヴディフPO
フィリッポポリスcho*
DACOCD-544(2CD)
ルイ・グラス(1864-1936):交響曲全集 Vol.4
第1番 ホ長調 Op.17/第5番 ハ長調 Op.57「卍の交響曲」
ナイデン・トドロフ(指)プロヴディフPO
DACOCD-545
イタリア、ドイツとフランスのオルガン音楽
フレスコバルディ:パッサカリア ロ長調
バッハ:前奏曲ヘ短調 BWV534
 フーガ ヘ短調 BWV534
パルティータ「深き淵よりわれは呼ぶ」 BWV788
ヨハン・ニコラウス・ハンフ(1665-1711/12)
コラール前奏曲と断片
「おお主なる神、われを憐れみたまえ」
メンデルスゾーン:ソナタ第3番イ長調
「深き苦しみの淵より、われ汝を呼ぶ」Op.65-3
マルチェッロ:協奏曲ニ短調〜アダージョ
レーガー:クリスマス O145-3
ブラームス:コラール前奏曲「一輪のバラは咲きて」 Op.122-8
フランク:パストラール ホ長調 Op.19
ルイ・クープラン:シャコンヌ ニ短調
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)
DACOCD-546
魅惑の音楽/合唱曲集
ランゴー(1893-1952):無伴奏混声合唱のための3つの歌
ホルムボー(1909-1996):すばらしい新鮮な草を知っている
われ主に望みをたくす Op.61d
ハウマン(1952-):皇帝の庭の花/桜の花が咲いていた日
ソーアン・ビアク(指)コーロ・ミスト(cho)
DACOCD-547
ロンドンのバロック音楽
バルサンティ(1690頃-1772):ヘレンが横たわるところ/ダンバートンの太鼓
ピーティーの水車場の少女/高地の若者
ソナタ第3番ト短調 Op.1/ロカバー/美しきマーリ伯爵
ペギー、わたしはあなたを愛さなければ
ウィリアム・バベル(1690頃-1723):ソナタ第10番ハ長調/第1番ト短調
ゴットフリート・フィンガー(1660頃-1730):フィンガー氏のグラウンド
ヘンデル:ソナタ第11番ヘ長調
「バルカーレス・リュート・ブック」(1770頃)〜トゥイードサイド/ナイチンゲール
わたしは恋人を愛している/内緒に
デュオ・アル・デンテ
[キルステン・ルンド(リコーダー)、
ペア・ヴェイレ・バーク(Lute)]
DACOCD-548
バーバー:チェロ・ソナタ ハ短調 Op.6
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
 スケルツォ ハ長調/インテルメッツォ ハ短調
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
エアリング・ブロンダル・ベンクトソン(Vc)
ニーナ・カフタラージェ(P)
DACOCD-549(2CD)
ニコライ・マルコ〜デンマーク・コネクション
デンマーク国立RSOとのHMVV録音集

ベートーヴェン:「エグモント」序曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
チャイコフスキー:イタリア奇想曲 Op.45
ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):ポーランドの祭り Op.12
ニールセン:「マスカレード」序曲 FS.39
ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):パリのカーニヴァル Op.9
チャイコフスキー:弦楽セレナード〜第2楽章
チャイコフスキー:「眠れる森の美女」〜ライラックの妖精(ワルツ)
ストラヴィンスキー:管弦楽のための小組曲第2番
リムスキー=コルサコフ::スペイン奇想曲 Op.34

■ボーナス・トラック+
ハチャトゥリアン:バレエ「ガイーヌ」〜子守歌/ばらの乙女の踊り/剣の舞
ムソルグスキー:歌劇「ソロチンツィの市」〜陽気な若者たちのゴパーク
リムスキー=コルサコフ::歌劇「皇帝サルタンの物語」〜熊蜂は飛ぶ
リャードフ:バーバ・ヤガー Op.56
グラズノフ:「ライモンダ」〜グランド・ワルツ
チャイコフスキー:「マゼッパ」〜ゴパーク
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」〜花のワルツ
ニコライ・マルコ(指)デンマーク国立RSO
フィルハーモニアO*

録音:1947-1950年
※原盤:HMV、SP
DACOCD-552
ムソルグスキー:ピアノ作品全集 Vol.2
組曲「展覧会の絵」
「ソロチンスクの定期市」〜ウクライナの若者たちのゴパーク/定期市の光景
ピアノ・ソナタ ハ長調(4手のための)*
ニーナ・カフタラージェ(P)
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)*
DACOCD-553
偉大なデンマークのバス・バリトン
レオンカヴァッロ:「道化師」、ロッシーニ:「セヴィリヤの理髪師」、
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」、
グノー
:「ファウスト」、
ビゼー:「カルメン」、
ヴェルディ
:「ドン・カルロ」、
ヘンデル::「ジュリアス・シーザー」、
ワーグナー
:「ヴァルキューレ」、
 「さまよえるオランダ人」〜ゼンタとオランダ人の二重唱*
ペータ・アーノル・ハイセ(1830-1879):あれは恋人とその娘
アンドレアス・ハレーン(1846-1925):貴公子ニルスがリュートで歌う
アウグスト・セーデルマン(1832-1876):バラード「ヘイメル王とアスレーグ」
スティーヴン・アダムズ(1844-1913):聖なる都市イェルサレム
フランス・アンレーセン(B−Br)
アニヤ・シリア(S)*
他さまざまな伴奏者、共演者
DACOCD-554
ノルディック・チェロ
ルーセンベリ(1892-1985):間奏曲
シベリウス:主題と変奏曲
アーネ・ノルドヘイム(1931-):呼ぶ
アトリ・ヘイミル・スヴェインソン(1938-):沈黙の世界から
ニルス・ヴィゴ・ベンツソン(1919-2000):「ヴォルガの舟歌」による変奏曲Op.354
エアリング・ブロンダル・
ベンクトソン(Vc)
DACOCD-556
バッハ:チェンバロ協奏曲第4番 BWV1055
半音階的幻想曲とフーガ BWV903/フランス組曲第6番 BWV817
平均律クラヴィーア曲集第2巻より BWV870b,871,884,885*
イタリア協奏曲 BWV971
リセロッテ・セルビガー(Cemb)
DACOCD-557
バッハ:オルガン作品集
幻想曲とフーガ ト短調BWV.542
幻想曲 ト長調BWV.572
いと高きところにまします神にのみ栄光あれBWV.663
前奏曲とフーガ ホ短調BWV.533
バビロンの流れのほとりにBWV.653
パルティータBWV.768
ハンス・ヘルムート・
ティルマンズ(Org)
DACOCD-558
北欧のロマンス
P.E.ランゲ=ミュラー(1850-1926):3つの聖母の歌 Op.65
エミール・ハートマン(1836-1898):4つの魂の歌
オスカル・リンドベリ(1887-1955):ダーラナの旋律による4つの魂の歌/聖霊降臨祭
グリーグ:4つの詩篇
ロバート・ベーエロン・ヴィンター(Br)
セーアン・ビアク(指)ユラン大学cho
オールボー音楽大学で合唱、室内楽の指揮者として活躍するビアクがデンマーク・ユラン大学の合唱団を率いて行った録音。タイトルに《北欧のロマンス》とあるように、デンマークだけでなくスウェーデン、ノルウェーに関連する作品も収録しています。
DACOCD-560(2CD)
ルーズ・ランゴー:交響曲集
交響曲第14番(組曲)「朝」 BVN336*
第4番「落葉」 BVN124+
第6番「天国強襲」 BVN165#
第10番「向こうに見える雷の住みか」 BVN298**
天球の音楽 BVN128++
エーディト・ギョーム(S)++
ミカエル・ションヴァント(指)*
ヨン・フランセン(指)(+,#,++)
オーレ・シュミット(指)**
デンマーク国立RSO
デンマーク国立放送cho(*,++)

録音:1979年5月*1981年4月2日+1979年12月9日#1977年8月**1980年3月20日++
DACOCD-561(2CD)
ヘアマン・D・コペル(1908-1998):ピアノ協奏曲第3番Op.45*
 ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲Op.43#
 クラリネット協奏曲Op.35+
ジョリヴェ:ピアノ協奏曲$
ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のための協奏曲**
バルトーク:ピアノ協奏曲第1番$
ヘアマン・D・コペル(P;*/$/**/%)
エルセ・マリー・ブルーン(Vn)#
ユリウス・コペル(Va)#
ルイ・カユザック(Cl)+
エリク・トゥクセン(指)(*/+/$)
モーゲンス・ウェルディケ(指)#
トマス・イェンセン(指)**
ニコライ・マルコ(指)$
デンマーク国立RSO

録音:1953年10月4日、コンセルトヘボウ、アムステルダム*/1957年10月10日#/1948年11月15日+/1955年9月29日$/1957年6月13日**/1954年11月4日$
DACOCD-563(2CD)
ヘアマン・D.コペル〜作曲家、ピアニスト Vol.2
コペル(1908-1998):ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.1
 変奏曲とフーガ Op.3/小品 Op.7
 10の小品 Op.20/組曲 Op.21
 ピアノ・ソナタ第1番 Op.50
 15のミニチュア Op.97a
シューベルト:ピアノ・ソナタ ニ長調 D.850
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35/カプリッチョロ短調 Op.76
リスト:ヴァレンシュタット湖畔で
 ペトラルカのソネット 第123番
ヘアマン・D.コペル(P)
DACOCD-565(2CD)
ヘアマン・D.コペル:室内楽作品集
弦楽四重奏曲第2番 Op.34*
弦楽四重奏曲第3番 Op.38+
ピアノ五重奏曲 Op.57#
テルニオ Op.53b**/チェロ・ソナタ Op.62++
無伴奏チェロ組曲 Op.86##
ピアノ三重奏曲 Op.88***
コペルSQ(*/+/#)
ヘアマン・D.コペル(P;#/**/++/***)
エアリング・ブロンダル・ベンクトソン(Vc;**/++/##)
ベーラ・デトレコイ(Vn)***
ルネ・ホネンス(Vc)***

録音:1962年5月18日*/1957年3月15日+/1971年9月25日**/1971年9月25日##、デンマーク放送(*/+/**/##)/1956年#/1959年12月++/1973年10月26日、デンマーク***
DACOCD-567(2CD)
ヘアマン・D.コペル:作品集 Vol.4〜声楽作品(全14曲)
テノール、混声合唱、少年合唱と管弦楽のための
「3つのダヴィデの詩編」Op.48
テノールとピアノのための「5つの聖書の歌」
テノールとピアノのための「2つの歌」
ソプラノとピアノのための「4つの愛の歌」
メゾ・ソプラノとピアノのための「4つの旧約聖書の歌」/他
ヘアマン・D.コペル(P)
ペーテル・リンドロース(T)
ヨン・フランセン(指)
デンマーク国立SO&cho
コペンハーゲン少年cho/他
DACOCD-569(2CD)
ヘアマン・D・コペル〜作曲家、ピアニスト第5集
コペル:ピアノ協奏曲第1番Op.13、同第4番Op.63、
映画《パーウ》組曲、パレ・マーチ、
ピアノ協奏曲第2番Op.30〜第3楽章
トマス・コペル:束の間の幻影
アナス・コペル:ピアノ,弦楽と打楽器のための協奏曲
バーンハー・クリステンセン:12の音
ノアゴー:ナイン・フレンズ
ヘアマン・D・コペル(P)、
アクセル・ヴェレユス(指)、
デンマークRSO、アマデウスCO、他

録音:1963年〜1994年
20世紀のデンマークで作曲家、ピアニスト、そして教育者として活躍したポーランド系デンマーク人音楽家ヘアマン・D・コペルの作品、演奏の記録を復刻リリースしていくシリーズ第5集。ニールセンを崇拝していたことでも知られるヘアマン・コペルの自作自演によるピアノ協奏曲や、息子のトマスとアナスの作品を収録しており、この録音自体が音楽一家コペル家の歴史とも言えます。
DACOCD-571(2CD)
ヘアマン・D・コペル〜作曲家、ピアニスト第6集
コペル:レクイエムOp.78
弦楽のための小協奏曲第1番Op.32*
同第2番Op.66+
オーボエ協奏曲Op.82#/ヴァイオリン協奏曲Op.83**
ヤン・クレンツ(指)デンマークRSO、
デンマーク国立放送cho、
ランベルト・ガルデッリ(指)*、
ルドルフ・シュヴァルツ(指)BBC響+、
ヨーアン・ハマゴー(Ob)#、
レイフ・セーゲルスタム(指)#、
ミラン・ヴィテク(Vn)**、
ヨン・フランセン(指)**
作曲家、ピアニスト、教育者として活躍した20世紀デンマークの音楽家ヘアマン・D・コペル(1908−1998)の歴史をたどる復刻シリーズ第6集。デンマーク放送などに残されていた音源から復刻されたのは、1968年5月17日に行われた「レクイエム」の初演など貴重なものばかり。そして「オーボエ協奏曲」の指揮者はセーゲルスタム!
DACOCD-581
デンマークのピアノ協奏曲集 Vol.2
アウゴスト・ヴィンディング(1853-1899):ピアノ協奏曲 イ短調Op.19
 ピアノと管弦楽のための演奏会用
 アレグロ ハ短調Op.29
エミール・ハルトマン(1836-1898):ピアノ協奏曲 ヘ短調Op.47
オレグ・マルシェフ(P)
マティアス・エッシュバッヒャー(指)
デンマークPO
DACOCD-582(3CD)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番 嬰へ短調 Op.1
ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.18
ピアノ協奏曲第3番 二短調 Op.30
ピアノ協奏曲第4番 ト短調 Op.40
パガニーニの主題による狂詩曲
オレグ・マルシェフ(P)
ジェイムズ・ロッホラン(指)オーフスSO

DACOCD-584(2CD)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集 オレク・マルシェフ(P)、
ニクラス・ヴィッレーン(指)南ユランSO
大スケールでプロコフィエフの音楽的な深みを表出した画期的録音!マルシェフは、アゼルバイジャン共和国バクーの出身。ソ連崩壊の動乱を潜り抜けたピアニストです。そのせいかこのプロコフィエフでは、タッチの切れ味もさることながら、精神的な強靭さを一貫して感じさせる素晴らしい演奏を繰り広げています。
「第2番」冒頭、緩やかに波紋を広げるようなニュアンスから幻想性と恍惚の空気にイチコロ!アレグレットの第2主題のタッチは高潔でありながら内面から情念が込み上げ、アイロニーを超えた憤怒が張り巡らされています。カデンツカではそのタッチの魅力が全開となり、主題の幽玄の表情と激情の嵐の交錯が大スケールのうねりとなって迫り、後半の強大なスケール感は常軌を逸しています!そのすぐ後を受けるオケは大変ですが、その桶の迫力がまた壮麗の極み!優秀なホールの最上席を独占しているような錯覚に陥るほどの素晴らしい録音と共に、感動は既に極限に達します。再現部に入ってからの主題のタッチには、更に涙の感触を湛えるという、マルシェフの感性の許容量には本当に言葉を失います。急速なパッセージの続く第2楽章は、タッチの隈取りが明確な上に、軽快さとは無縁の一定の重量感を維持し、ここでもタッチの冴え以上の内面から込み上げる深い表情が印象的。終楽章はまさに地獄絵図!硬質なタッチが不気味な光を放ちながら、プロコフィエフの打楽器的手法の魅力を更に押し広げて圧巻。オケの多少黒みがかった音色との融合ぶりも、一層感動を倍増させてくれます。
「第3番」冒頭では、そのオケの技量の高さと一音ごとに感じきる指揮者の感性を再認識。第1楽章は総会に疾走する演奏が主流になりつつあるようですが、ここでの造型の大きな構えと重量級の威厳は比類なし!5:45からの弦のトレモロに乗せた静寂のフレーズでも、皮相な美しさを寄せ付けない、滲み出るような風格を感じさせます。第2楽章でも、耳をついそば立ててしまうのは伴奏のニュアンスの深み!そこから潤いををたっぷりとたたえたマルシェフのタッチが浮上するタイミングの何と素晴らしいこと!アレグロに転じてからも軽々に弾まず、音楽的な内容量を全身で受け止めながらの進行。4:18からの、ひんやりとした霧を思わせる空気感もお聴き逃しなく!終楽章がこれまた重量級の手応え!鋭利で厳格な拍節感を維持しながら大地にしっかり根を下ろした逞しさが横溢。ソロ、伴奏、録音と、全ての要素がプロコフィエフへの熱い共感と一体となった成果であることを痛切に感じさせる全集です。 【湧々堂】
DACOCD-586(2CD)
チャイコフスキー:ピアノと管弦楽のための作品全集
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
アレグロ ハ短調
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調Op.75
アンダンテとフィナーレOp.79(タネーエフ補完)
ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44
協奏的幻想曲ト長調Op.56
オレグ・マルシェフ(P)、
オウェイン・アーウェル・ヒューズ(指)
オールボーSO

録音:2000年-2001年
既に膨大な数のレコーディングが存在しているチャイコフスキーのピアノ協奏曲ですが、決して勢いやテクニックのみのパフォーマンスに走らず一音一音を心から大切にしたマルシェフの演奏は存在感を保ち続けるでしょう。メジャー・レーベルからの誘いを断り、ダナコードで活動を続けるマルシェフの今後が楽しみ。
DACOCD-588
ニールセン作品のボー・ホルテンによる編曲集
ニールセン(ホルテン編):コンモティオ FS.155(オルガンのための;管弦楽版)/
6つの歌曲(ルーズヴィ・ホルスタインの詩による)FS18 Op.10〜リンゴの花
5つの詩(J.P.ヤコブセンの詩による)FS.12 Op.4〜後宮の庭で/イルメリンのバラ/
歌と詩(J.P.ヤコブセンの詩による)FS.14 Op.6〜絹靴は金の型から/報いはある/風俗画/"モーエンスの歌(以上、管弦楽伴奏版)
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト短調 FS.64(ヴァイオリンと管弦楽版)
ヘンリエッテ・ボンデ=ハンセン(S)
ビャーネ・ハンセン(Vn)
ボー・ホルテン(指)オーゼンセSO
DACOCD-589
レアリティーズ・オヴ・ピアノ・ミュージック 2001〜フーズム音楽祭
ドホナーニ:狂詩曲 Op.11-4*
ラウラ・ネッツェル(1839-1927):練習曲「糸紡ぎ娘」 Op.52-1+
バルトーク:チスク地方の3つのハンガリー民謡 Sz.35a+
マルコ・タイチェヴィツ(1900-1985):7つのバルカン舞曲
ボリス・パパンドプロ(1906-1991):練習曲第3番#
ヒンデミット:ピアノ・ソナタ第3番**
ヴェルディ(リスト編):アイーダ幻想曲++
ゴットシャルク:アンダルシアの思い出 Op.22##
コール・デ・グロート(1914-1993):オマージュ第2番***/第5番***
アントニオ・カルロス・ジョビン(マインダース編):イパネマの娘***
メンデルスゾーン:性格的小品 ホ短調 Op.7-1***
シューベルト(ゴドフスキ編):朝の挨拶+++
フレデリク・ジェフスキ(1938-):4つの北アメリカのバラード〜川岸におりて+++
アルフレッド・パール(P)*
フレードリク・ウレーン(P)+
ケマル・ゲキチ(P)#
エンリコ・パーチェ(P)**
ジョヴァンニ・ベルッチ(P)##
フレデリク・マインダース(P)***
コンスタンティン・シェルバコフ(P)+++
DACOCD-590
バッハ:オルガン作品集
前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543/イ長調 BWV.536
パルティータ BWV.767「おお、汝正しくして善なる神よ」
アラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV.589/前奏曲 ト長調 BWV.568
パストラーレ ヘ長調 BWV.590
イエス・キリストよ、汝はたたえられん BWV.604
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)
DACOCD-591
ゴナ・モラー・ペーゼセン(1943-):オペラ・パフォーマンス「女ねずみ」 ヘレ・ヒンズ(Ms)
ウルリク・コル(Br)
ペーター・エトロプ・ラーセン(指)
アンサンブル・ドミノーロラン
聖ニコラウス教会室内cho
DACOCD-592
ディーリアス:ノルウェー作品集
音詩「おとぎ話」(昔むかし RTV1/23 より)
そりすべり(冬の夜 RTV1/7 より)
ノルウェーの5つの歌 RTV/5(オーケストレーション:ボー・ホルテン)
高地の丘の歌 RTII/6
ヘンリエッテ・ボンデ=ハンセン(S)
ヘレ・ホイヤー・ハンセン(S)
ヨン・キョーラー(T)
ボー・ホルテン(指)オーフスSO、
オーフス大学cho、ホンマーcho、
オーフス室内cho
DACOCD-593
コントラバスとピアノのためのデンマーク後期ロマン派作品集
ルーズヴィ・ヘウナー(1851-1923):伝説 Op.5
 夜想曲 Op.6/3つの小品
幻想曲(フランツ・アプトの歌曲による)
 哀歌/演奏会用マズルカ/ロマンス
フランツ・ネルダ(1843-1915):スラヴの子守歌 Op.11
ルイ・グラス(1864-1936):夜想曲 Op.33
ペーア・ダルスゴー・クヌーセン(Cb)
カルステン・ムンク(P)
DACOCD-594
ギターのためのデンマーク音楽
ノアゴー:ギターのための組曲/
 5つの前奏曲と1つのセレナード「朝まだき」/
 ハートのクイーン(組曲集「手札の物語」から)
フレミング・ヴァイス(1898-1981):局面
ベント・ロレンツセン(1935-):影
ヨン・フランセン(1956-):ギターのための5つの小品
ポウル・ルーザス(1949-):内輪の言葉
アクセル・ボロプ=ヨーアンセン(1924-):前奏曲 Op.72
エアリング・メルロプ(G)
モーテン・ソイテン(Vc)
DACOCD-595
E・V・・ザウアー:ピアノ作品集 Vol.5〜組曲と演奏会用ギャロップ
モダン組曲[情熱的前奏曲/哀れな旋律/グロテスクなスケルツォ/ガヴォット/主題と変奏]
5つの小品[よき日々の思い出/春の最初の兆し/ゆりかごのそばで/間奏曲/紡ぎ車のほとりで/小カプリッチョ]
3つの演奏会用練習曲[3度の研究/エチュード=カプリース/オクターヴの無窮動]
演奏会用ギャロップ 変ホ短調
オレク・マルシェフ(P)
DACOCD-596
E・V・ザウアー:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調*
ややむずかしい5つの小品
バレエの小さな情景/メヌエット(古いスタイルの)
演奏会ポルカ/演奏会ギャロップ
オレグ・マルシェフ(P)
ジェームズ・ロッホラン(指)*
オーフスSO*
DACOCD-597
デンマークのピアノ協奏曲集 Vol.3
オット・マリング(1848-1915):ピアノ協奏曲 ハ短調 Op.43
ルズヴィ・シュッテ(1848-1909):ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 Op.28
シグフリズ・サロモン(1885-1962):ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
オレク・マルシェフ(P)
マティアス・エシュバッハー(指)オルボーSO
DACOCD-598
バッハ:オルガン作品集
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.537
コラール「天にましますわれらの父よ」BWV.737
コラール「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV.642
コラール「ただ愛する神の摂理にまかせ」BWV.647
コラール「神よ、われを助け遂げさせたまえ」BWV.624
レグレンツィの主題によるフーガ ハ短調 BWV.574
コラール変奏曲「汝明るき日なるキリスト」BWV.766
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545
コラール「キリストは蘇りたまえり」BWV.627
コラール「聖なるキリストは蘇り」BWV.628
コラール「栄光の日は現われたり」BWV.629
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)
DACOCD-599
バッハ:オルガン作品集
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.548
トリオ・ソナタ第4番 ホ短調 BWV.528
同第5番 ハ長調 BWV.529
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547
同 ホ短調 BWV.546/他
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)

DACOCD-600
オット・モーテンセン(1907-1986):合唱作品集
グルントヴィの詩による7つの合唱曲
私の宝「彼女はかわいくて」/ただひとりの人に
あの娘は白い雪のように愛らしい/あなたの声を聞くと
夏の歌「デンマークの夏よ、おまえを愛す」/肖像画
ひばり−ハマー丘陵/夜/デンマーク/夜の徘徊
帆をあげて楽しい舟の旅/デンマーク民謡集
セーアン・ビアク(指)コーロ・ミスト
DACOCD-601
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.35*
ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 Op.102
24の前奏曲 Op.34
オレグ・マルシェフ(P)
ヤン・カールソン(Tp)*
ハンヌ・リントゥ(指)ヘルシングボリSO

録音:2002年7月29日〜8月2日
DACOCD-602
ダブルベース・ポートレート
アイルランド民謡(グローセン編):
ロンドンデリー・エアー(3つのコントラバスのための)
クーセヴィツキー:悲しい歌 Op.2
ジョゼフ=アントワーヌ・
ロレンツィティ(1740-1789):ガヴォット
ルビンシテイン:メロディ ヘ長調 Op.31
ハンス・クリスチャン・ロンビ(リング編曲(ピアノ・パート):コンサート=ポルカ(2つのコントラバスとピアノのための)
マスネ:タイースの瞑想曲
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」〜私のいとしいお父さん
モンティ:チャールダッシュ
エンリコ・トゼッリ(1883-1926):セレナード Op.6-1
ジョン・フィールド(1782-1837):夜想曲第5番
モーツァルト:セレナード ト長調 K.525
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」〜〜第1楽章(3つのコントラバスのための)
シューマン:トロイメライ Op.15-7
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
ヨルマ・パヌラ(1930-):バロッキ=ポルスカ(3つのコントラバスのための)
ドメニコ・ドラゴネッティ(1763-1846)/ベント・グローセン(カデンツァ作曲):コントラバス協奏曲 イ長〜第2楽章(アンダンテ)
ヘンリー・エクルズ(1675/1685?-1735/1745?)ソナタ ト短調〜[アダージョ/ヴィヴァーチェ]
カール・クリスチャン・メラー(1823-1893):オーフスの刺青(3つのコントラバスのための)
ベント・グローセン(Cb)
キタ・オトセン・グローセン(P)
イェンス・ホルム(Cb)
ポウル・エーリク・ヨーアンセン(Cb)
DACOCD-603
テナ・クラフト
プッチーニ:歌劇「トスカ」〜歌に生き、恋に生き
ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜
[思い出の日から/ああ、そはかの人か/花から花へ]
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜タチヤーナの手紙の場
ペーター・アーノル・ハイセ(1830-1879):歌劇「王と代官」〜インゲボー夫人の別れ
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」〜ある晴れた日に/
 歌劇「ボエーム」〜私が町を歩くとき(ムゼッタのワルツ)/
 歌劇「トスカ」〜ちょっと聞いて/歌に生き、恋に生き]/
ナプタリ・ジーグフリト・サロモン(1885-1962):歌劇「レオノラ・クリスティーナ」〜私は悲しみをかかえ床につく/三つの礎石がある
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」〜世のむなしさを知る神
フランシス・トメ(1850-1909):むじゃきな告白
アンジュ・フレジエ(1846-1927):スタンザ
シューベルト:アヴェ・マリア D.839
ペーター・アーノル・ハイセ:森の寂しさ
ペーター・エラスムス・ランゲ=ミュラー(1850-1926):幸福
フィニ・ヘンリケス(1867-1940):ふたりいなければ
ヘンリエッテ・ランサウ(1844-1913):私の星はどこで輝いているのか
C.E.F.ヴァイセ(1774-1842):遠くの教会の塔で
テナ・クラフト(S)
エギスト・タンゴ、
ヨハン・ヒー=クヌセン、
エミール・レーセン、
デンマーク国立RSO
フォルマー・イェンセン(P)

録音:1911年〜1940年
DACOCD-604
ヨアキム・アナセン(1847-1909):全作品録音集 Vol.1
〜フルートと管弦楽のための作品集

2つのフルートと管弦楽のための「軍隊風アレグロ」Op.48
悪魔のポルカ Op.49/演奏会用小品第2番 Op.61
ハンガリー幻想曲 Op.2/バラードと風の精たちの踊り Op.5
愉快な変奏曲 Op.26
トマス・イェンセン(Fl)
アンドラーシュ・アドリヤーン(Fl)
ジョルダーノ・ベリンカンピ(指)
南ユトランドSO
DACOCD-605
夏の雨〜北欧の歌曲とピアノ小品集
ニールセン(1865-1931):3つの歌曲
クリスチャン・シンディング(1876-1939):
春のささやき
ルドルフ・ニールセン(1876-1939):
「春」〜花粉のダンス Op.15-3/日没に Op.47/
3つのピアノ小品 Op.21/気分 Op.23/
4つのピアノ小品 Op.17
エドゥアルド・グリーグ(1843-1907):
抒情小品集第1集 Op.12/2つの歌曲 Op.5
デュオ・ラ・ヴァルス
[ウリーネ・ケーレット(S)、ニコライ・キョルセン(P)]
DACOCD-606
バッハ:オルガン作品集
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV.552
オルゲルビュヒライン〜神よ、汝の慈しみによりて BWV.600
イエス・キリストよ讃美を受けたまえ BWV.604
古き年は過ぎ去りぬ BWV.614
おお汚れなき神の小羊よ BWV.618
イエスが十字架にかかりたまいし時 BWV.621
われらは汝に呼ばわる主イエス・キリストよ BWV.639
シュープラー・コラール集〜われいずこにか逃れゆくべき BWV.646
25のコラール〜深き苦しみの淵より BWV.745
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582
前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV.534
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)
DACOCD-607
シェイクスピアの詩による合唱作品集
ヴォーン・ウィリアムズ:3つのシェイクスピアの歌[水底深く父は眠る/雲をいただく塔/丘を越えて、谷を越え]
マーティン・ルッツ:2つの愛の歌
[愛の手作りのあのくちびるは/
わが楽の音よ、おまえがあの幸せな鍵盤にふれ]
マルタン:アリエルの歌
[おいで、黄色の砂浜に/水底深く父は眠る/「さあ行け」とあって息をつき/お前たち三人は罪人だ/蜜蜂が吸う蜜を吸い]
ニルス・リンドベリ(1933-):おおわが愛しの人よ/現在を楽しめ/あるマドリガル/きみを夏の一日にくらべたらどうだろう
クヌーズ・イェペセン(1892-):4つのシェイクスピアの歌[吹けよ、吹け、冬の風/冬/春/緑の森の木陰で]
ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963-):4つのシェイクスピアの歌[来たれ、死よ/子守歌/倍のなん倍、苦しめもがけ/水底深く父は眠る]
スヴェン=エーリク・ヨハンソン(1919-1997):気まぐれ 第1集&第2集*
[シルヴィア/緑の森の木陰で/吹けよ、吹け、冬の風/気まぐれ/おおわが愛しの人よ/恋する者らは春を愛す/冬/挽歌/聴け、聴け、ひばり]
ウフェ・モスト(指)オーフス大学cho
シーネ・ブク・セーレンセン(P)*
DACOCD-608
バッハ:オルガン作品集 Vol.9
幻想曲 ハ短調 BWV.562
アダムの罪によりすべては失われぬ BWV.637
われら悩みの極みにありて BWV.641
主なるイエス・キリストよ、
われら汝に感謝す BWV.623
フーガ ト短調 BWV.578
コレッリの主題によるフーガ ロ短調 BWV.579
イエスはわが喜び BWV.610
われらキリストをたたえまつる BWV.611
われらキリスト者 BWV.612
8つの小前奏曲とフーガ BWV.553-560
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.549
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)
DACOCD-609
2002年度フーズム城音楽祭ライヴ〜ピアノのためのレアなレパートリー Vol.14
メトネル:おとぎ話 第1番&第2番Op.20-1-2*
 ソナタ=バラード 嬰ヘ長調Op.27+
チュルリョーニス(1875-1911):3つの前奏曲Op.2#
ウィリアム・バイネス:潮流**
シマノフスキ:マズルカOp.62-2++
ラヴェル:前奏曲 イ短調(1913)++
レーガー:Marsch der Stiftsdamen++
プロコフィエフ:10の小品Op.12〜[行進曲/ガヴォット/カプリース]##
ヴィラ=ロボス:道化人形***
スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調Op.2-1***
サン=サーンス(マインダース編):あなたの声にわが心は開く+++
ファッツ・ウォラー(マインダース編):Ain't Misbehavin'+++
マインダース(1946-):ショーロ***
イグナツ・フリードマン(1882-1948):5つのワルツ(4手連弾のための)###
スティーヴン・オズボーン(P)*
コンスタンティン・リフシッツ(P)+
ヤン・ドゥベ(P)#
ニコラス・ウォーカー(P)**
コルヤ・レッシング(P)++
エンリコ・パーチェ(P)##
マルク=アンドレ・アムラン(P)***
フレデリク・マインダース(P)+++
デュオ・タル&グロートホイゼン###
[ヤーラ・タル、アンドレアス・グロートホイゼン(P)]

録音:2002年8月16-24日
DACOCD-610
バッハ:オルガン作品集 Vol.10
前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541
コラール前奏曲集〜[これぞ聖なる十戒 BWV.635/同 BWV.678/われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり BWV.684/主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」BWV.632/同 BWV.709/いと尊きイエスよ、われらはここに集いて BWV.633/同 BWV.634]
カンツォーナ ニ短調 BWV.588
トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調 BWV.525
オルガン協奏曲第1番ト長調 BWV.592
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)
DACOCD-611(2CD)
ゴナ・ベアウ(1909-1989):ピアノと管弦楽のための作品集
アコースティック・エッセイ
ピアノと管弦楽のためのフリーゼ
ウクラング
ベアトリス・ベアウ(P)
デンマークRSO他
DACOCD-613(2CD)
ゴナ・ベアウ(1909-1989):ピアノ作品集
歴史的録音集 Vol.2

Gafkky's(1-10)/幻想曲/トッカータ、間奏曲とフーガ/
太陽の石と花崗岩/ソナタ
ベアトリス・ベアウ(P)
DACOCD-615
マイヤー=トプセー/デンマーク歌曲集
■秋と冬の歌
アクセル・アーヤビ(1889-1942):わたしはオート麦
民謡:畑は耕された
オット・モーテンセン(1907-1986):9月の空はこよなく青く
ハラル・バルスレウ(1868-1952):畑の空が白んでくる
J.P.E.ハートマン(1805-1900):苗木と低木が雪に埋もれて立っている
トーヴァル・オーゴー(1877-1937):スズメは枝のかげでものも言わず
トマス・ラウプ(1852-1927):見わたすかぎり雪
トーヴァル・オーゴー:雪のかけらが吹き寄せて
■春と夏の歌
ポウル・シアベク(1888-1949):きょうはいい天気
オット・モーテンセン:緑の愛らしい春
パウル・ヘルムート(1879-1919):ごらん、牧場に太陽が照りつけている
トマス・ラウプ:影の中をわれらはさすらい
オーロフ・リング(1884-1946):デンマークは今、白夜にまどろむ
ニールセン:今、この日は歌にあふれ
オット・モーテンセン:デンマークの夏よ、おまえを愛す
■日常生活の歌
ニールセン:ほほえみながら重荷を担う
アルフレズ・トフト(1865-1931):オーレは丘にすわって歌っていた
ゲバウアー(1808-1884):道の曲がるところに
■愛と憧れの歌
民謡:それは土曜の夕べのこと
J.A.P.シュルツ:(1747-1800):美しいシレズは18歳になったばかりだ
オット・モーテンセン:彼女はかわいくて
J.P.E.ハートマン:鳥よ飛べ、フーレの波を越えて
■祖国と歴史の歌
トーヴァル・オーゴー:新緑のブナの木がまぶしい島
ニルス・W.ゲーゼ(1817-1890):シェロンの勇ましき平野に
ニールセン:いつでも出帆できる船のように/夕べの歌
民謡:深く静かな森の中で
ニールセン:教えてくれ、夜の星
トマス・ラウプ:心よしずまれ、太陽が沈んでいく
ニールセン:素晴らしい夕べのそよ風
C.F.E.ヴァイセ(1774-1842):夜のしじまに
エリサベト・マイヤー=トプセー(S)
ペーア・サロ(P)

録音:2003年4月、フレゼリクスダール城
DACOCD-616
バラキレフ:交響詩「タマーラ」
ピアノ協奏曲嬰へ短調 Op.1
交響曲第1番ハ長調
オレグ・マルシェフ(P)
ジェイムズ・ロッホラン(指)オーフスSO
DACOCD-617
ヨアキム・アナセン(1847-1909):フルート作品集 Vol.2
海辺で/2つの組曲にまとめられた6つのサロン用小品
即興曲第2番/5つのやさしい小品/4つのサロン用小品
トマス・イェンセン(Fl)
フローゼ・ステンゴー(P)
ンデルセンは19世紀後期におけるもっとも優れたフルート奏者の一人。イェンセンは1949年生まれ。ジャン・ピエール・ランパルのマスタークラスを受けた後、国際フルート・コンクールで入賞。
DACOCD-618
バッハ:オルガン作品集
前奏曲とフーガ イ短調 BWV.551/同 ト長調 BWV.550/
コラール;
あなたのうちに喜びがある BWV.615/
甘き喜びに包まれて BWV.729/
いざ喜べ、愛するキリストのともがらよ、
もろともに BWV.734/
高き御天より、われは来れり BWV.738/
天にましますわれらの父よ BWV.737/
幻想曲と模倣曲 ロ短調 BWV.563/
フーガ ハ短調 BWV.575/
コラール;
キリエ、とこしえの父なる神よ/
すべての世の慰めなるキリストよ/
キリエ、聖なる神よ/
おお主なる神、われを憐れみたまえ BWV.721/
ああ、主なる神よ BWV.714/
われらに幸いを与えたもうキリストは BWV.620/
われら皆唯一の神を信ず BWV.765/
われら皆唯一の神を信ず BWV.680/
いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV.715/
前奏曲 イ短調 BWV.569
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)
DACOCD-619
レアリティーズ・オヴ・ピアノ・ミュージック〜フズム城音楽祭ライヴ 2003
(1)プーランク:ナゼルの夜会
(2)ピエール・ド・ブレヴィール(1861-1949):名作曲家たちの肖像
(3)フロラン・シュミット:ワルツ=夜想曲第1番
(4)カルロス・グァスタビーノ(1912-2000):バイレシート
 ヴィラ=ロボス:ブラジルの詩〜白色インディオの踊り
(5)ステーンハンマル:晩夏の夜 Op.33〜ポコ・アレグレット
スクリャービン:4つの前奏曲 Op.22
ソラブジ:超絶技巧練習曲第13番
(6)ヴェルディ:ヘ調のロマンス
 スクリャービン:前奏曲 Op.2/2つの前奏曲 Op.3/前奏曲
(7)グリンカ:ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」の主題による華麗な変奏曲
(1)ジョナサン・プロウライト(P)
(2)マリー=カトリーヌ・ジロー(P)
(4)アルトゥーロ・スドブラク・ジャマルド(P)
(5)フレードリク・ウッレーン(P)
(6)アンドレア・バッケッティ(P)
(7)エレーナ・クシュネローワ(P)
DACOCD-620
バッハ:オルガン作品集 Vol.11
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532/パルティータ BWV.770
コラール「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」BWV.622
前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.539
オルゲルビュヒライン から
前奏曲とフーガ ト短調 BWV.535
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)
これまでにもDanacordへ10枚のバッハ・オルガン作品集など多数の録音を行っているティルマンスの録音。
DACOCD-621
20世紀デンマークの合唱音楽
スヴェン・S・シュルツ(1913-1998):デンマーク再訪
ヨーアン・イェアシル(1913-2004):3つのロマンティックな合唱曲
イブ・ネアホルム (1931-):アメリカーナ Op.89
ニールセン(ヨン・ホイビ編):熱狂の季節「町の外に古い小屋がある」
楽しいときが多くて/今宵「輝く白さのたそがれの空」
花はしおれてしまうのか/彼女は私を忘れてしまった
花よ/ただ頭をしずめなさい/なんと心地よい夏の夕べ
日没、ゆっくりと月が昇る
ウフェ・モスト(指)オーフス大学cho
DACOCD-622
フリードリヒ・クーラウ:ソナティナ集
ハ長調 Op.20-1/ト長調 Op.20-2
ヘ長調 Op.20-3/ハ長調 Op.88-1
イ短調 Op.88-3/ヘ長調 Op.55-4
ニ長調 Op.55-5
ソナタ ヘ長調 Op.60-1/同 イ長調 Op.60-2
エーリク・フェセル(P)
フェセルは1933年、コペンハーゲン生まれのベテラン・ピアニスト。ウィーンでパウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デムス、アルフレート・ブレンデル等と同門。
DACOCD-623(2CD)
ローネ・コペル〜ライヴ&スタジオ録音集(1963-1986)
プッチーニ:歌劇「トスカ」、「ボエーム」、「マノン・レスコー」、
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」、「椿姫」、
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」、
ベッリーニ:歌劇「清教徒」、
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」、
R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」、
「ナクソス島のアリアドネ」、「サロメ」から
シューベルト、ブラームス、ヴォルフ、
R.シュトラウスの歌曲他
ローネ・コペル(S)
ゲルト・アルブレヒト(指)
デンマーク国立SO他
コペルはデンマークのソプラノ歌手。数々のオペラに出演したりしていたが、録音があまりないだけに貴重なCD。
DACOCD-625
デンマーク歌曲集
W・ゲーゼ:春の生け垣は緑/雪の女王/三月のすみれ
ハイセ(1830-1879):子ひばりの春の歌/小さなカレン
ランゲ=ミュラー:隣人の最初の歌
J.P.E.ハートマン(1805-1900):教えてくれ、夜の星他(全24曲)
エリザベト・マイヤー=トプセー(S)
ペア・サロ(P)
オペラ・シンガーとしても活躍しているトプセーはコペンハーゲン・フィルと録音したR・シュトラウスの[4つの最後の歌」がグラモフォン誌のエディターズ・チョイスに選ばれるなど、各国のプレスで評価を得ています。
DACOCD-626
ペア・ネアゴー:冬の讃歌
ステファウン・アーラソン(1978-):5つの夜の歌
ペーター・ブルーン(1968-):ひまわり
ボー・グーネ(1964-):何事にも時があり
テーエ・ニールセン(1929-2003):3つの黒のマドリガル
スヴェン・ニールセン(1937-):章
リセ・ベク(S)
シャルロット・トアンクヴィスト(A)他
カーステン・サイアー=ハンセン(指)
オーフス大学cho
オーフス大学合唱団は、25名から30名で構成された室内合唱団で、1995年から活動をはじめた。
DACOCD-627(4CD)
ニールセン:交響曲集
交響曲第1番 ト短調Op.7
交響曲第2番 ロ短調「4つの気質」Op.16
(第4楽章は断片;1-102小節のみの録音)
交響曲第3番「ひろがりの交響曲」Op.27
交響曲第4番「消しがたきもの」Op.29
交響曲第6番「単純な交響曲」
劇音楽「アラジン」Op.34〜東洋風祝祭行進曲
サガの夢Op.39/歌劇「サウルとダヴィデ」(抜粋)
シーグルド・ビョルリング(Bs)
ヨエル・ベリルンド(Bs)
トゥール・マン(指)
ロイヤル・ストックホルムPO
エーリク・エーリクソン合唱(指)
スウェーデン放送cho

録音:1944年-1961年
DACOCD-631
ブルノンヴィルのバレエのための音楽1
ローヴェンスキョルド:バレエ音楽「ラ・シルフィード」
シルフィードのパ・ド・ドゥ
ペーター・エアンスト・ラッセン(指)
オールボーSO

録音:2002年−2004年
コペンハーゲン王立劇場で活躍した19世紀デンマークの振付師、アウゴスト・ブルノンヴィル(1805−1879)の生誕200周年を記念してリリースされたボックス・セットが分売化。ブルノンヴィルのバレエのための音楽とは、「ラ・シルフィード」をはじめ現在もデンマーク・ロイヤル・バレエ団の主要レパートリーとして上演されている19世紀デンマークの偉大なる遺産です。
DACOCD-632(2CD)
ブルノンヴィルのバレエのための音楽2
パウリ&ヘルステズ&ゲーゼ&ロンビ:バレエ音楽「ナポリ、または漁夫と花嫁」
軍隊ポルカ/バレエ音楽「ラ・ヴェンタナ」
ペーター・エアンスト・ラッセン(指)
オールボーSO

録音:2002年−2004年
DACOCD-634(2CD)
ブルノンヴィルのバレエのための音楽3
パウリ:バレエ音楽「コンセルヴァトワール、または、新聞プロポーズ」
バレエ音楽「ブルージュのケルメッセ、または、3つの贈り物」
ペーター・エアンスト・ラッセン(指)
オールボーSO

録音:2002年−2004年
DACOCD-636(2CD)
ブルノンヴィルのバレエのための音楽4
ゲーゼ&ハートマン:バレエ音楽「ある民謡」
ヘルステズ&パウリ:バレエ音楽「ゲンツァーノの花祭り」
ペーター・エアンスト・ラッセン(指)
オールボーSO

録音:2002年−2004年
DACOCD-638(2CD)
ブルノンヴィルのバレエのための音楽5
グレーサー&リンケ&ロンビ:バレエ音楽「デンマークを離れ」
ハマー:バレエ音楽「アマー島の王の義勇兵たち」
メラー:騎手の踊り
ペーター・エアンスト・ラッセン(指)
オールボーSO

録音:2002年−2004年
DACOCD-640
バッハ:オルガン作品集 Vol.12
27のコラール〜BWV.719,714,V737
ノイマイスター・コラール集〜BWV.1090-1109
25のコラール前奏曲〜BWV.742
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)
Danacordが進めているJ・S・バッハのオルガン作品集の続編。ティルマンスはヴィルトゥオーソ・オルガニストとしてアメリカ、ヨーロッパなどで活躍中。 
DACOCD-641
デンマークのピアノ協奏曲集 Vol.4
ヴィクトー・ベンディクス(1851-1926):ピアノ協奏曲 ト短調 Op.17
ルドルフ・シモンセン(1889-1947):ピアノ協奏曲 ヘ短調
オレグ・マルシェフ(P)
マティアス・エシュバッハー(指)オールボーSO
DACOCD-642
ヨアキム・アンデルセン(1847-1909):フルートのための作品全集 Vol.3
オペラのトランスクリプションOp.45
[ドニゼッッティ「ランメルムールのルチア」
モーツァルト「フィガロの結婚」
ベッリーニ「ノルマ」]
スウェーデンとポーランドの6つの歌曲Op.50
「国民的幻想曲」Op.59〜スコットランド幻想曲/イタリア幻想曲
トマス・イェンセン(Fl)
フローゼ・ステンゴー(P)
19世紀にフルート奏者として大活躍したアンデルセンは優秀な奏者としてだけでなく、フルートの作品や教則本の著者として現在も広くその名を知られています。デンマークのフルート奏者であるイェンセンは、1949年生まれ。現在は南ユラン交響楽団のソロ・フルート奏者として活躍中。
DACOCD-643
ブラームス:初期ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.1
シューマンの主題による16の変奏曲 嬰ヘ短調 Op.9
4つのバラード Op.10
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-644
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 Op.36
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
ニナ・カフタラージェ(P)
デンマークを代表するチェリストのひとり、エアリング・ブレンダール・ベンクトソンとモスクワで音楽教育を受けたニナ・カフタラージェによるデュオ・アルバム。
DACOCD-645(2CD)
リセロッテ・セルビガー〜チェンバロ&クラヴィコード演奏集
パーセル:チェンバロ組曲第2番 ト短調 Z.661
クープラン:恋するうぐいす/生まれながらのあでやかさ
バッハ:サラバンド/2声のインヴェンション から
 平均律クラヴィーア曲集第1巻 から
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 L.413/
同 ホ長調 L.23/同 ハ長調 L.104/同 ニ短調 L.422
バッハ:前奏曲集 BWV.933-938/4つのデュエット から
C.P.E.バッハ:ソナタ第5番 へ長調 Wq.55
[ボーナスCD]
ラモー:クラヴサン組曲 ホ短調
クープラン:フランスのフォリア、またはドミノ/パッサカリア
リセロッテ・セルビガー(Cemb、クラヴィコード)

録音:1949-1955年
1970年代まで活躍していたデンマークの女流鍵盤奏者、セルビガーの歴史的録音集第2巻。 
DACOCD-646
シューベルト:後期ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
3つのピアノ曲 D.946
オレグ・マルシェフ(P)
好調マルシェフ、リリースラッシュ!Danacordを代表するピアニストであるマルシェフは旧ソ連アゼルバイジャン出身。これまでに30枚近くの録音をDanacordよりリリースを行っています。 
DACOCD-647(2CD)
エルセ・ポースケ〜ポートレート
ハイセ(1830-1879):美しい女ベアトリス
 歌曲集「グズルーンの嘆き」
P.E.ランゲ=ミュラー:隣人の最初の歌 Op.13-1
 裳裾の先に Op.48-5/
 睡蓮 Op.4-2/夕暮れ深く Op.20-1
 美しい鳥が歌った/
 空はほのかなあかね色に染まり Op.19-1
 歌曲集「シュラムのおとめとソロモン」第1集 Op.1
ドビュッシー:ビリティスの3つの歌
ブラームス:おお帰り道さえわかれば Op.63-8/
 風神の竪琴に寄せて Op.19-5/セレナード Op.106-1/
 五月の夜 Op.43-2/甲斐のないセレナード Op.84-4
ベルク:4つの歌曲 Op.2
レーガー:2つの宗教的歌曲 Op.105
 不安に襲われた時には
バッハ:カンタータ第94番「われ何ぞ思いわずらわん」BWV.94〜欺かれた世よ他
エルセ・ポースケ(Ms)
フリートリヒ・ギュルトラー(P)
アナス・リーバー(Org)
バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト
ペーター=ルーカス・グラーフ(Fl) 他

録音:1967-1983年
歌曲、オラトリオの歌い手としてデンマーク、ドイツなどで活躍中のエルセ・ポースケの1967年から1983年にかけて収録されたライヴ、スタジオ録音をセット化したポートレート・アルバム。
DACOCD-649
2004年度フーズム城音楽祭ライヴ〜ピアノのためのレア・レパートリー集
(1)ハイドン:カプリッチョ ト長調 Hob.XVII:1
(2)ショパン(リスト編):わが喜び
 シャッリーノ(1947-):アナモルフォジ
 ユージン・グーセンス:The Punch and Judy Show Op.18-6
(3)プーランク:主題と変奏
(4)グレインジャー:R.シュトラウスの「バラの騎士」の愛の二重唱によるおしゃべり
(5)ヨゼフ・マルク:蝶々の物語
(6)バッハ:協奏曲 ニ長調 BWV.972
 リスト:タランテラ S.483
(7)キュイ:Far niente Op.40-2
(8)ストヨフスキ:東洋風奇想曲 Op.10-2
 ボルトキエヴィチ:練習曲 変ニ長調 Op.15-8
 ギブズ(テイタム編):ランニン・ワイルド
(1)エドナ・スターン(P)

(2)マルク=アンドレ・アムラン(P)

(3)アナトーリ・ウゴルスキー(P)

(4)イーゴル・カメンツ(P)

(5)ジョナサン・パウエル(P)

(6)ボリス・ブロッホ(P)

(7)エレーナ・クシュネロワ(P)

(8)ジョナサン・プロウライト(P)
アムランも参加!フーズム・ライヴ最新作!1987年から開催されているこの音楽祭は一流の演奏者たちによるピアノのためのレアなレパートリーの発掘などを目的としています。そのためか企画には賛否両論だそうですが、回数を重ねる度に熱狂的な聴衆のサポートは増すばかりとのこと。
DACOCD-650
バッハ:オルガン作品集第13集
前奏曲とフーガ ト長調BWV.541
コラール《今ぞすべての人よ神に感謝せよ》BWV.657
トッカータ,前奏曲とフーガ ハ長調BWV.566
ノイマイスター・コレクションからのオルガン前奏曲集〜BWV.957、BWV.1110−BWV.1120
イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV.639
神のひとり子なる主キリストBWV.601
ハンス・ヘルマンス・ティルマンス(Org)
ドイツ・ブランデンブルク大聖堂に設置されているワーグナー・オルガンなど3台のオルガンを使い分けて収録されたバッハ。ティルマンスは、博士号を持つデンマークにおけるオルガン演奏の権威です。
DACOCD-651
リスト:ピアノと管弦楽のための作品集
ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125
死の舞踏 S.126
ハンガリー幻想曲 S.123
オレグ・マルシェフ(P)
マティアス・エッシュバッハー(指)
オールボーSO
ラフマニノフ、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、バラキレフといったロシアン・レパートリーからデンマークのピアノ協奏曲集、エミール・フォン・ザウアーのピアノ作品集など様々なレパートリーを披露してくれているマルシェフ。派手な技巧に走りやすいリストのピアノ協奏曲を、丁寧な表現と情緒豊かな演奏で聴かせてくれるマルシェフの演奏は、新たなスタンダードとなりえる可能性を秘めています。 
DACOCD-653
オレグ・マルシェフのリスト
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
交響詩「タッソー、悲哀と勝利」S.96(タウジヒ編)
グレートヒェンS.513
オレグ・マルシェフ(P)
DACOCD-654
ヨアヒム・アンデルセン(1847−1909):フルートのための作品全集第4集
若いフルート奏者のための講義Op.47
オペラのトランスクリプションOp.45〜ドン・ジョヴァンニ
即興曲Op.7/8つの講義の小品Op.55
悲しい変奏曲Op.27
ハンガリー国民幻想曲Op.59-6
トマス・イェンセン(Fl)、フローゼ・ステンゴー(P)
19世紀にフルート奏者として大活躍したアンデルセンは優秀な奏者としてだけでなく、フルートの作品や教則本の著者として現在も広くその名を知られています。1949年デンマーク出身のフルート奏者であるイェンセンは、南ユラン交響楽団のソロ・フルート奏者として活躍中。
DACOCD-655
ブルックナー:交響曲第7番(ハース版) ジェイムズ・ロッホラン(指)オーフスSO

録音:2005年4月28日ライヴ
日フィルの名誉指揮者として日本でもお馴染みのスコットランドの名匠ジェイムズ・ロッホラン。ダナコード(Danacord)とデンマーク放送の共同制作として収録されたブルックナーは、ロッホランが1996年から2003年まで主席指揮者を務めたデンマークのオーフス交響楽団とのコンビによるヴ録音。会場となったオーフス大聖堂に鳴り響くブルックナーは、決して力みすぎず神秘性よりも自然な流れを重視した好演奏。デンマーク第2の都市オーフスを本拠とするオーケストラの実力を垣間見ることのできる北欧ファン注目の1枚!
DACOCD-656
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》(ピアノ版)、
組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編)*
オレグ・マルシェフ(P)、
ジャン・ワグネル(指)オーゼンセSO

録音:2009年2月19日−20日、2001年5月1日−4日*
名手マルシェフの手によって命を吹き込まれた音が様々な表情で語りかけてくる「展覧会の絵」は、まるで実際に展覧会で絵を見ているかのような鮮明なイメージを与えてくれます。ラヴェル編のオーケストラ版を指揮するジャン・ワグネルはベネズエラのカラカス生まれ。1995年にコペンハーゲンで開催されたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで第1位を獲得した南米の雄ワグネルは、1997年から2002年までオーデンセ響の首席指揮者を務めています。
DACOCD-657
ショパン: ロンド ハ短調Op.1
マズルカ嬰ハ短調Op.6-2/同ヘ短調Op.7-3/同変ニ長調Op.30-3/同嬰ハ短調Op.30-4/同ヘ短調Op.63-2/同イ短調Op.68-2/同変ニ長調Op.64-1
ワルツ イ短調Op.34-2/同ホ短調
バラード ト短調Op.23
ニナ・カフタラージェ(P)
ニナ・カフタラージェは、義父でもあるデンマークを代表するチェリストのブレンダール・ベンクトソンとのデュオ・アルバム(DACCOD 644)をダナコードからリリースしています。
DACOCD-658
ヨアヒム・アンデルセン(1847−1909):フルートのための作品全集第5集
ハンガリーの旋律による序奏とカプリースOp.58
性格的な幻想曲Op.16
オランダ国歌による幻想曲Op.35
コンチェルトシュトゥックOp.3/タランテラOp.10
トマス・イェンセン(Fl)、
ジョルダーノ・ベリンカンピ(指)南ユランSO
フルートの作品や教則本の作者としてもその名を知られ、自身も19世紀を代表するフルート奏者として活躍したヨアヒム・アンデルセンの作品を網羅するシリーズの第5弾。今回は管弦楽伴奏付きの作品を収録。Op.58、Op.16、Op.10の3作品は原譜が発見されていないため、アンデルセンのピアノリダクション譜に基づいてフレミング・ネアゴーが再オーケストレーションを行った楽譜を用いて演奏が行われています。1949年デンマーク出身で南ユラン交響楽団のソロ・フルート奏者として活躍するイェンセンもレベルの高い演奏を披露。
DACOCD-659
2005年フーズム城音楽祭ライヴ録音〜稀少ピアノ作品集 Vol.17
メトネル:即興曲 変ロ短調Op.31-1*
パンチョ・ヴラディゲロフ:前奏曲Op.15-1#
プロコフィエフ:ワルツOp.102-1+
フロラン・シュミット:影Op.64-1〜遠いところから聞こえる**
ゴットシャルク:黒人たちの踊り**
モーツァルト:「リゾンは眠った」による
9つの変奏曲K.264##
エネスコ:ピアノ・ソナタ第3番 ニ長調Op.24-3 より++
シューベルト:舞曲集***
ピエール・サンカン:オルゴール***
チック・コリア:スペイン###
ジェローム・カーン:あなたは私のすべて###
エカテリーナ・デルシャヴィーナ(P)*
リュドミル・アンゲロフ(P)#
ローランド・ペンティネン(P)+
セシル・リカド(P)**
アンドレア・バケッティ(P)##
コンスタンティン・リフシッツ(P)++
ミヒャエル・エンドレス(P)***
マルクス・ベッカー(P)###
一流ピアニストによるレア・レパートリーに発掘を目的とした「フームズ城音楽祭」の2005年ライヴ盤が登場!1987年から開催されているフームズ城音楽祭は当初賛否両論だったようですが、回数を重ねることにファンや支持者が増え続けているとのこと。。2005年もリフシッツ、エンドレス、ペンティネンなどその名を轟かす名奏者たちが参加するなど、貴重なプログラムと併せてファンにとって堪らない要素が詰まったアルバムです。 
DACOCD-660
3つのロシアのピアノ協奏曲
パヴェル・パブスト(1854−1897):ピアノ協奏曲変ホ長調Op.82
リムスキー=コルサコフ:ピアノ協奏曲嬰ハ短調Op.30
スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰へ短調Op.20
オレグ・マルシェフ(P)、
ウラディーミル・ジヴァ(指)南ユランSO
旧ソ連のアゼルバイジャンの首都バクー生まれで生まれたヴィルトゥオーソ・ピアニスト、オレグ・マルシェフ。 その実力に着目したメジャー・レーベルからのオファーを断り、ダナコード(Danacord)一筋で優れた演奏を発表し続けるマルシェフが新たなに「3つのロシアのピアノ協奏曲」を録音! ルビンシテインに認められモスクワ音楽院に教授として招聘されたパヴェル・パブスト。同世代のチャイコフスキーからもその才能を高く評価されたパブストのピアノ協奏曲は、ロマンティックで技巧的な作風と雄大なロシアの大地を想像させる大きなスケールを持った知られざる名曲です。 リムスキー=コルサコフとスクリャービンの2作品でもマルシェフの生命力に満ちた音色と見事なテクニックが余すことなく発揮されています。ジヴァと南ユラン響の温かなサポートも聴きどころ。 ※ダナコード・2008年カラーカタログ付き(40ページ)です!
DACOCD-661
ヨアヒム・アンデルセン(1847−1909):フルートのための作品全集第6集
国民的幻想曲Op.59〜デンマーク、ロシア
オペラのトランスクリプションOp.45〜モーツァルトの「魔笛」による、
ボイエルデューの「白衣の婦人」による
3つのサロンの小品Op.52〜第1巻&第2巻
2つの小品Op.28/2つのサロンの小品Op.6
つばめOp.44/アルバムのページOp.19
再会Op.46
トマス・イェンセン(Fl)、フローゼ・ステンゴー(P)
フルートの作品や教則本の作者としてもその名を知られ、自身も19世紀を代表するフルート奏者として活躍したヨアヒム・アンデルセンの作品を網羅するシリーズの第6弾。ロマンティックで美しい小品や、モーツァルト、ボイエルデューのオペラからのアレンジなどを1949年デンマーク出身で南ユラン交響楽団のソロ・フルート奏者として活躍するイェンセンがレベルの高い演奏を披露します。
DACOCD-662
スヴェンセン(1840−1911):ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.6、
 ロマンス ト長調Op.26
ペーター・エラスムス・ランゲ=ミュラー
(1850−1926):ヴァイオリン協奏曲ハ長調Op.69
ラース・ビョルンケア(Vn)、
ジョルダーノ・ベリンカンピ(指)オーフスSO
1968年にロサンゼルス生まれ、デンマークのオーフスで育ったヴァイオリン奏者ビョルンケアは6歳からレッスンを受け、なんと13歳でデンマークのユトランド音楽院に入学してしまったという経歴の持ち主。デンマーク王立管の第1コンサートマスターを経て、2007〜08シーズンからはスウェーデン王立歌劇場管の第1コンサートマスターに就任している。また2000年にはデンマーク王立室内管に登壇し指揮者デビューを果たしています。ノルウェーのスヴェンセンとデンマークのランゲ=ミュラー、北欧の情緒あふれる音楽が泉のように湧き出ます。
DACOCD-663
J・S・バッハ:オルガン作品集第14集
トリオ・ソナタ第3番ニ短調BWV.527
コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》BWV.660
コラール《高き空よりわれは来れり》BWV.700
コラール《甘き喜びのうちに》BWV.608
コラール《汝らキリスト者よ、こぞりて神を讃えよ》BWV.609
《マニフィカト》によるフーガBWV.733
コラール《おお罪なき神の小羊》BWV.656
コラール《われらが救い主、イエス・キリスト》BWV.665
コラール《われらが救い主、イエス・キリスト》BWV.666
コラール《来たれ、神にして創造主なる御霊よ》BWV.667
前奏曲とフーガ ハ長調BWV.531
コラール《ああいかに空しく、いかにはかなきこと》BWV.644
コラール《主よ、われ汝に望みを抱けり》BWV.640
コラール《ああ、われらと共に留まりたまえ》BWV.649
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org)
ヨーロッパで「ヴァルヒャ以来の完成度」など非常に高い評価を得ているハンス・ヘルムート・ティルマンスのJ・S・バッハ・シリーズも第14集に到達。オルガンのためのコラールをメインに据えた第14集では、いずれもドイツのウッパーダール・リア・マグダレーナ大修道院、オルペ聖霊教会、リューベック大聖堂の歴史的オルガンを演奏。ヨーロッパ各地の歴史的オルガンが奏でる音色もこのシリーズの大きな魅力です。
DACOCD-664
ポール・エルミング〜ワーグナー・ガラ
ワーグナー:《ラインの黄金》〜背恩が私の運命/
《ワルキューレ》〜父が約束したひとふりの剣、冬の嵐が喜びの月影を避け
《パルジファル》〜第1幕前奏曲、
 あれはみんな夢だったのか、
 幼な子のあなたが、
 ああ情けない私は何をしたのだ、
 アンフォルタス王よあの傷が、
 残酷な人よ!あなたは心の中に他の人の、
 よこしまな女よこちらへ、
 Heil mir, dass ich dich wiederfinde、
 Nur eine Waffe taugt
ポール・エルミング(T)、
ニーナ・パヴロフスキ(S)、
ステーン・ビリエル(Bs)、
ヴォルフ=ディーター・ハウシルト(指)オーゼンセSO

録音:2005年6月10日〜16日、2006年6月19日〜21日
1990年にジークムント役でバイロイト・デビューを飾ったデンマークのテノール、ポール・エルミング。デンマークのキャストによるワーグナー・アルバムは、北欧ファン&ワグネリアン要注目。ちなみに「パルジファル」は、エルミングがテノールへの転向後に初めて歌った作品であり、最も得意としているレパートリーでもあります。の録音。
DACOCD-665
ヴェルディ&プッチーニ〜アリア集
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》〜勝ちて帰れ、おお私のふるさと、
歌劇《運命の力》〜神よ平和を与えたまえ、
歌劇《仮面舞踏会》〜ここがあの恐ろしい場所、
歌劇《オテロ》〜アヴェ・マリア、
歌劇《ドン・カルロ》〜世の空しさを知る君よ
イッタ=マリア・シェーベリ(S)、
マティアス・エッシュバッヒャー(指)
オーゼンセSO

録音:2003年11月24日〜26日、2004年6月14日〜19日
コペンハーゲン・オペラ・アカデミーで研鑽を積んだスウェーデンのソプラノ歌手シェーベリは、デンマーク国立歌劇場のメイン・アーティストとして活躍してきた北欧を代表する歌い手の1人。芯のある歌声と豊かな表現力が非常に印象的。
DACOCD-666
ヨアヒム・アンデルセン:フルートのための作品全集第7集
ガヴォットOp.23/4つの小品Op.62
オペラのトランスクリプションOp.45〜ウェーバーの「魔弾の射手」による、
ニコライの「ウィンザーの陽気な女房たち」による
あきらめOp.22-1/ポロネーズOp.22-2
国民的幻想曲Op.59より スウェーデン
3つの小品Op.57/カンツォーネOp.53-1
追憶Op.53-2/モート・ペルペトゥオOp.8
トマス・イェンセン(Fl)、フローゼ・ステンゴー(P)
2000年から2007年にかけてレコーディングが行われ、ヨアヒム・アンデルセンのフルート作品を網羅した全集もこの第7集で遂に完結。1枚1枚の参考音源、資料的な価値はもちろんのこと、7枚のシリーズ全てがフルート関係者にとってのバイブルとなることでしょう。。
DACOCD-667(2CD)
フルート、ハープ、チェロとオルガンのためのメロディ
ニールセン:霧が晴れていく
マスネ:タイスの瞑想曲
テレマン
:幻想曲第8番ホ短調
グルック
:精霊の踊り
サン=サーンス:白鳥
イギリス民謡
:グリーンスリーヴス
バッハ:アダージョ、G線上のアリア、
 トッカータとフーガ ニ短調BWV.565、
 主よ人の望みの喜びよ
バッハ(グノー編):アヴェ・マリア
ヘンデル:シャコンヌ ハ長調、ラルゴ
メンデルスゾーン:歌の翼にOp.34-2、結婚行進曲Op.61
シューベルト
:万霊節の日のための連祷、
 アヴェ・マリア
ブルッフ:コル・ニドライ、カンツォーネ
グラナドス:マドリガル
ベートーヴェン
:自動オルガンのためのアダージョ
フォーレ
:エレジー/ブゾーニ:小組曲Op.23より
グリーグ
:春Op.33-2/イベール:アリア
リンドベリ:夏の牧舎の古い賛美歌
ヴィドール:トッカータ
ドビュッシー
:英雄の子守歌
アイヴズ:《アメリカ》による変奏曲
ドライシ:《朝は生きる喜びをもたらす》による即興、《顔をあげよシオンの娘、見えるであろう》による即興
ミカエル・バイアー(Fl)、
ヴィベケ・フランク(Hp)、
ゲアト・フォン・ビューロウ((Vc)、
フレミング・ドライシ(Org)

録音:1982年〜1983年
コペンハーゲン・コレギウム・ムジクムの創設メンバーであり、1997年からはデンマーク国立交響楽団の副首席奏者としても活躍中のフルーティスト、ミカエル・バイアーを中心とした心の清涼剤のような美しい小品集。LPでリリースされていた音源のデジタル・リマスターによるCD化復刻リリース。
DACOCD-669
2006年度フーズム城音楽祭ライヴ録音〜稀少ピアノ作品集
18集

スクリャービン:2つの即興曲Op.12/セシル・リカド(P)、
ボルトキエヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番〜第3楽章/ナデイダ・ヴラエヴァ(P)、
リャードフ:前奏曲Op.57-1/ヘイミッシュ・ミルン(P)、
メトネル:おとぎ話Op.51-3/H・ミルン(P)、
パンチョ・ヴラディゲーロフ(1899−1978):ソナチナ・コンチェルタンテ嬰ヘ短調Op.28/マルク=アンドレ・アムラン(P)、
アルカン:夢の中でOp.63-48/M=A・アムラン(P)、
ソレル:ソナタ ト短調R.87&ソナタ ニ長調R.84/エルダー・ネボルシン(P)、
バッハ(ルンメル編):カンタータ第127番《まことの人にして神なる主イエス・キリストよ》/ジョナサン・プロウライト(P)、
レフ・プイシュノフ(1893−1955):小さなワルツ/J・プロウライト(P)、
イルマリ・ハンニカイネン(1892−1855):夕べ/J・プロウライト(P)、
R・シュトラウス(レーガー編):愛を抱いてOp.32-1/フレデリク・メインダース(P)、
R・クィルター(ハフ編):真紅の花びらがまどろめばOp.3-2/F・メインダース(P)、
F・メインダース:シューベルティアーナ/F・メインダース(P)、
バーバー:バレエ組曲Op.28〜第6曲「ギャロップ」/タール&グロートホイゼン・デュオ(P)、
モイセス・モレイロ(1904−1979):ホローポ/ガブリエラ・モンテロ(P)
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
ヘイミッシュ・ミルン(P)、
ジョナサン・プロウライト(P)、他

録音:2006年8月19日〜26日
フーズム音楽祭2006!アムランもヴラディゲロフで参戦!超一級の世界的ピアニストたちが次々と繰り出す知られざるレパートリーによって、多くの支持を集めている「フーズム城音楽祭」の2006年ライヴ盤! 1987年に第1回が開催された「フーズム城音楽祭」。2006年の公演にはアムラン、ミルン、プロウライトといったハイペリオンでお馴染みのピアニストを中心に豪華なピアニストが参戦。 演奏された数々のレア・レパートリーは、ピアニストそれぞれの持ち味が存分に発揮できる魅力的な作品ばかり。 その中でも特に注目なのは、やはりアムランの弾くヴラディゲロフ。ヴィルトゥオーソ的な作曲手法やブルガリア民謡の旋律を用いて書かれた作品で“スーパー・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト”が躍動すします!
DACOCD-670
ヒンデミット:歌曲集《マリアの生涯》Op.27(1948年版) エリサベト・マイヤー=トプセー(S)、
ペーア・サロ(P)
エリサベト・マイヤー=トプセーは、名ソプラノ歌手ビルギット・ニルソンの下で学び、ドイツの歌劇場を拠点としてR・シュトラウスやワーグナーのオペラでヒロイン役を演じてきたデンマークのリリック・ドラマティック・ソプラノ。ティーレマンやメータ、テイト、デ・ブルゴス、ロペス=コボスといった名匠たちと共演を重ねてきたマイヤー=トプセーの歌声が、文字通り"聖母マリア"の生涯を描いたヒンデミットの長大な歌曲を劇的に表現しています。
DACOCD-671
フレデリク・マインダース/ソング・トランスクリプションズ
シューベルト:野ばらD.257、
 セレナードD.957-4、春にD.882、
 君こそわが憩いD.776、笑いと涙D.777
シューマン:ハイランドの子守歌Op.25-14、
 民謡Op.51-2、美しき異郷Op.39-6、
 愛する妹たち私に手を貸してOp.42-5、
 私の指に光る指環Op.42-4、蓮の花Op.25-7
ブラームス:夢遊病の人Op.96-3、
 眠りの精、夜うぐいすにOp.46-4、
 私の彼女はばら色の唇をしている、
 サッフォー風の頌歌Op.94-4、
 僕の恋は新緑だOp.63-5、谷間に、
 ぼくらはそぞろ歩いたOp.96-2、便りOp.47-1、メロディのようにOp.105-1
マーラー:私は緑の野を楽しく歩いた、
 ラインの伝説、私はこの世に忘れられ、
 シュトラスブルクの砦で、死せる鼓手
フレデリク・マインダース (P)
ピアニスト兼アレンジャーとしてこのアルバムを創り上げたフレデリク・マインダースは、ニキタ・マガロフの門下生であり、1972年にオスロで開催されたスクリャービン国際コンクールを制覇した1946年生まれのオランダ人ピアニスト。ユニークなアレンジで知る人ぞ知る存在のマインダースは、膨大な数のオリジナル作品や編曲作品を生み出しており、今回の録音のために設定したテーマは"歌曲"。シューベルト、シューマン、ブラームス、マーラーという世紀の大作曲家たちの歌曲をピアノ編曲で聴くと、慣れ親しんだメロディがどこか新鮮に響きます。巧みなアレンジと表情豊かなピアノが歌う歌曲は味わい深く美しいものです。
DACOCD-672(2CD)
オレグ・マルシェフ/フランスのピアノ協奏曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
フランク:ピアノと管弦楽のための交響的変奏曲
ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
オレグ・マルシェフ(P)、
ウラディミール・ジヴァ(指)南ユランSO

録音:2009年5月11日〜15日
マルシェフが取り上げたのは、ラヴェルの"両手"と"片手"の「協奏曲」、フランク晩年の傑作「交響的変奏曲」、そしてドビュッシーの「幻想曲」の4作品。なかでもローマ留学から帰国したドビュッシーが完成させたものの、初演の取り止め、果たせなかったオーケストレーションの改訂、死後1920年の出版など、様々なエピソードが残る「幻想曲」の新たな録音の登場は注目必至。「3つのロシアのピアノ協奏曲集」(DACOCD 660)で絶妙のコンビネーションを披露したジヴァ&南ユラン響との再共演によるマルシェフのフレンチ・プログラム。録音面も優秀です。
DACOCD-673(2CDR)
スカンジナヴィアン・クラシックスVol.2
クーラウ:劇付随音楽「妖精の丘」Op.100より(録音:1946年)
ゲーゼ:演奏会序曲「オシアンの余韻」(録音:1950年)、
 ノヴェレッテOp.53(録音:1948年)、
 バレエ「ナポリ」より 青の洞窟で(録音:1950年)
ハートマン:歌劇「小さなキアステン」序曲(録音:1946年)、
 ベアテル・トーヴァルセンの為の葬送行進曲(録音:1947年)
ホーネマン:おとぎ話序曲「アラディン」(録音:1942年)、
 グレ組曲(録音:1948年)
ランゲ=ミュラー:劇付随音楽「ルネッサンス」前奏曲(録音:1946年)
ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」〜序曲/第2幕前奏曲/若い雄鶏たちの踊り(録音:1946年&1950年&1951年)
シアベク:華やかなる宴Op.25より 序曲(録音:1950年)
グラム:抒情詩Op.9(録音:1946年)
シュルツ:弦楽の為のセレナード(録音:1952年)
エーリク・トゥクセン(指)
ラウニ・グレンダール(指)デンマーク国立RSO、
デンマーク放送ウィンドアンサンブル、
パレ・アルスフェルト(Org)
エーリク・トゥクセンとラウニ・グレンダール(あの有名なトロンボーン協奏曲の作曲者!)の指揮で1942年から1952年にかけて収録されたデンマークの歴史的録音集。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。予めご了承下さい。
DACOCD-675(2CD)
フルート四重奏曲、フルートとピアノのための作品集
クルーセル:フルート四重奏曲ニ長調Op.8
ドヴィエンヌ
:協奏的四重奏曲ト長調
クロンマー
:フルート四重奏曲ニ長調Op.13
モーツァルト:フルート四重奏曲イ長調K.298、同ト長調K.285a、同ニ長調K.285、同ハ長調K,Anh.171
ル・ボルヌ:《カルメン》による華麗な幻想曲
フォーレ:子守歌Op.16
ショパン
:ロッシーニの《シンデレラ》の主題による変奏曲ホ長調
ファルカシュ:ルーマニア舞曲
ジュナン:ヴェニスの謝肉祭Op.14
ゴーベール:マドリガル
トゥルー:グラン・ソロOp.96
アナセン:スケルツィーノOp.55-6
ミカエル・バイアー(Fl)、アネ・エラン(P)、コペンハーゲン三重奏団〔キム・シェーグレン(Vn)、ビャーネ・ボイ・ラスムセン(Va)、ラース・ホルム・ヨハンセン(Vc)〕

録音:1983年〜1984年
2000年に他界したヴィオラ奏者のビャーネ・ボイ・ラスムセンを偲び製作されたデンマークのフルーティスト、ミカエル・バイアーとその仲間たちによる室内楽作品集。
こちらも"DACOCD-667-668"と同じく、LPでリリースされていた音源のデジタル・リマスターによるCD化復刻リリース。中でもモーツァルトのフルート四重奏曲4曲は初出となるだけにフルート関係者要チェック。
DACOCD-677
オレグ・マルシェフ/イン・リサイタル
リスト:葬送S.173-7、スペイン狂詩曲S.254、
 超絶技巧練習曲第10番ヘ短調
ショパン:3つのワルツOp.34、
 バラード第4番ヘ短調Op.52
スクリャービン:マズルカ ホ短調Op.25-3、
 2つのマズルカOp.40、2つの詩曲Op.32、
 5つの前奏曲Op.15、詩曲《炎に向かいて》Op.72
オレグ・マルシェフ(P)
パブスト、リムスキー=コルサコフ、スクリャービンのピアノ協奏曲を収録した「3つのロシアのピアノ協奏曲」(DACOCD-660)での凄演が記憶に新しいマルシェフの最新録音は、ニュージーランド・ツアーの直後にデンマークのセナボーで収録されたリサイタル・プログラム!圧巻の技巧で作品の魅力を完全に引き出しているリスト、鍵盤の上で躍動する音符が目に見えるかのようなショパン、ロシア作品がマルシェフの十八番であるということを改めて実感させてくれるスクリャービンはどれも見事。数あるオファーを断り、最良のパートナー"ダナコード(Danacord)"と共に自身の道を歩み続けるオレグ・マルシェフが至福の一時を届けてくれます。
DACOCD-678
クリスマス・キャロルとブラスの響
メンデルスゾーン(ウィルコックス&ステッドマン=アレン編):天にはさかえ
プレトリウス(クリステンセン編):一輪のばらが咲いた
ニールセン:(ヘルムート&ニールセン編):話さねばならない驚き
伝承曲:(ウィルコックス&グレアム編):まぶねの中で
作曲者不詳:(アンレーセン編):妙なる響きを雲の中に
シュルツ:(カレンバク編):イエスさまあなたの小さな子どもたちがやってきます
ロング(カレンバク&クリステンセン編):鐘たちよ、今鳴っている
コルネリウス(アトキンス編):三人の王
作曲者不詳(18世紀/オールヴァル&ノアゴー編):この世はうるわし
ガントレット(ウィルコックス編):ダヴィデ王の都市に
伝承曲(オーモット編):古いクリスマス賛美歌
ラングフォード:クリスマス幻想曲
ハドリー(アンガス編):乙女の歌を歌おう
伝承曲(ラッター編):クリスマスの十二日
ラウプ(リス編):見わたすかぎり雪
ベアグレン:(クリステンセン編):主の年よようこそ
ハーダー
(ハンセン編):クリスマスツリーは飾りをつけ
伝承曲(ウォレル編):クリスマスおめでとう
ジョルダーノ・ベリンカンピ(指)、
セーアン・キンク・ハンセン(指)、
デンマーク皇太子ブラス・アンサンブル、
デンマーク国立歌劇場cho
北欧デンマークの金管アンサンブル、デンマーク皇太子ブラス・アンサンブルと24人の一流の歌い手たちが集ったデンマーク国立歌劇場合唱団のコラボレーションによるデンマーク発の高貴なるクリスマス・アルバム!デンマーク皇太子ブラス・アンサンブルは、デンマーク国立響の首席トロンボーン奏者でもある北欧の名手イェスパー・ユール・セーアンセンが首席指揮者を務める14人の金管奏者と2人の打楽器奏者によるプロの金管アンサンブル。デンマークのブラス・アンサンブルが奏でる輝かしくも優しさを感じさせるサウンドと、デンマーク国立歌劇場choの荘厳なハーモニーが絶妙にブレンド。クリスマス・アルバムとしてはもちろんのこと、金管アンサンブル作品集、合唱作品集としてもバッチリと楽しめます。
DACOCD-679
2007年度フーズム城音楽祭ライヴ録音〜稀少ピアノ作品集第19集
■エカテリーナ・デルジャヴィナ(P)
アイスラー:ピアノのための小品Op.3-1、スタンチンスキー:スケッチOp.1-2、メトネル:アレグロ・コン・グラツィアOp.1-8
■コーリャ・レッシング(P)
フォーゲル:トレパック、
シューマン(C・シューマン編):君は花のごとくOp.25-24
■エフゲニー・ソイフェルティス(P)
グリーグ:自作の歌曲によるピアノ曲
■ピアーズ・レーン(P)
シューマン:ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲、ショパン:ワルツ嬰ヘ短調、
フランソワ=ジョエル・ティオリエ(P)
ラヴェル:パレード、スクリャービン:夜想曲変ニ長調Op.9-2
■ジョナサン・パウエル(P)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第8番Op.66、シベリウス:森の湖Op.114-3
■マーク・ベビントン(P)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ヴォーチェ・ルンターナ
■アレックス・ハッサン(P)
ドゥセ:イゾルディーナ、ユルマン(ハッサン編):アデュー
エカテリーナ・デルジャヴィナ(P)、
コーリャ・レッシング(P)、
エフゲニー・ソイフェルティス(P)、
ピアーズ・レーン(P)、
フランソワ=ジョエル・ティオリエ(P)、
ジョナサン・パウエル(P)、
マーク・ベビントン(P)、
アレックス・ハッサン(P)

録音:2007年8月17日〜25日
世界的ピアニストによるレア・レパートリーの博覧会としてコアなファンから多くの支持を集めている「フーズム城音楽祭」の2007年公演を収録したライヴ録音が登場!1987年に第1回が開催された「フーズム城音楽祭」は、1989年の公演からダナコード(Danacord)が録音を開始し今回でなんと19枚目のリリースとなります。ハイペリオンでお馴染みのピアーズ・レーンが弾くベートーヴェンの「交響曲第7番第2楽章」を題材としたシューマンのエチュードや、ティオリエのラヴェル、ベビントンのカステルヌオーヴォ=テデスコなどなど・・・レア度やマニアック度の高さは今回も折り紙付き!
DACOCD-680
デンマークの女性作曲家のロマンティック・ピアノ作品集
リープマン:情熱の主題と変奏曲
モー:6つ教則の習作Op.6より 、
 教則の習作Op.9
セーエステズ:ピアノ・ソナタ変イ長調
カトリーネ・ペネロプ (P)
知られざる3人のデンマーク人女流作曲家、ナナ・リープマン(1849−1935)、ベナ・モー(1897−1983)、ヒルダ・セーエステズ(1858−1936)のピアノ作品集。北欧の香りとロマン派の作風を併せ持つピアノ作品を弾くのは、3人の作曲者たちと同じデンマークの女流音楽家カトリーネ・ペネロプ。この録音がデビュー・レコーディングとなるペネロプが、19世紀〜20世紀のデンマークで花開いた女流作曲家たちのピアノ作品を大切に奏でています。
DACOCD-681
シューマン:交響的練習曲Op.13
リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調
シチェドリン:ユーモレスク
カフタラージェ:ノスタルジック・タンゴ
ニナ・カフタラージェ(P)
モスクワ音楽院ではレフ・オボーリンに師事したロシアの女流ピアニスト、ニナ・カフタラージェのソロ・アルバム。自身の主要レパートリーであるシューマンにリスト、シチェドリン、歌(?)が聴こえてくるカフタラージェの自作を組み合わせるなど、多彩なプログラミングも魅力。義父のチェリスト、ベンクトソンとの共演を含めると今回のリリースが7枚目。
DACOCD-682
シェイクスピアと"ハムレット"から生まれた音楽
クーラウ:劇付随音楽「ウィリアム・シェクスピア」序曲
チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」Op.67
リスト:交響詩第10番「ハムレット」
ヨアヒム:演奏会序曲「ハムレット」Op.4
マクダウェル:2つの交響詩「ハムレットとオフィーリア」Op.22
ウラディーミル・ジヴァ(指)南ユランSO
大作曲家たちの興味を惹きつけたシェイクスピアの物語。シェイクスピアを題材、または影響を受けたチャイコフスキーやリストから、クーラウ、ヨアヒム、マクダウェルなどのレア・ワークスを、オレグ・マルシェフとの共演で活躍してきたジヴァ&南ユラン響が好演。秘曲&マイナー・オケ・ファンにはたまらない組み合わせです!
DACOCD-683
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
 交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
エーディト・オルドルプ(S)、
エルゼ・ブレムス(A)、
テュエ・テュエセン(T)、
ホルガー・ビルディン(Bs)、
ニコライ・マルコ(指)デンマークRSO&cho
録音:1955年1月30日(モノラル・ライヴ)
ムラヴィンスキーの師匠としても有名なウクライナの名匠ニコライ・マルコ(1883−1961)のデンマーク放送響デビュー25周年を記念して行われた記念演奏会のライヴ録音。その名声に反するかのように録音に恵まれなかったニコライ・マルコのデンマーク時代、しかもベートーヴェンの「第九」がデンマーク放送に保管されていたオリジナルのマスター・テープから甦ります!
DACOCD-684
誰もが春を愛す〜新しいデンマークの歌
ブルーン:ソプラノ、フルートとギターの為の「緑」
ハジセリモヴィチ:ソプラノとハープの為の「やわらかい歌」
セーアンセン:ソプラノとピアノの為の「トリプティコン」
ネアゴー:ソプラノとピアノの為の「6つの歌」
フロウンベア:ソプラノとピアノの為の「4つの存在の歌」
ヘゴー:ソプラノとギターの為の「3つの暗黒の局面」
ネアホルム:ソプラノとピアノの為の「6つの平易なデンマークの歌」
グズモンセン=ホルムグレン:ソプラノとハープの為の「6つの平易なデンマークの歌」、ソプラノ,ハープ,フルートとギターの為の「ターン」
マリアネ・ロン(S)、セーアン・ラストギ(P)、
イェスパー・リュスヘフト(G)、
マリア・ベスルコウ・セーアンセン(Hp)、
カロリナ・レード(Fl)
1954年から1957年にかけて作曲されたネアゴーの「6つの歌」から、ボスニア生まれハジセリモヴィチによって2009年に作曲された「やわらかい歌」など、デンマークのソプラノ歌手マリアネ・ロンが歌う全曲世界初録音の"デンマークの歌"。"ソプラノ+フルート+ギター"、"ソプラノ+ギター"といった編成のスタンダードになってほしい秀作が揃います。
DACOCD-687
フレデリク・マインダース・トランスクリプションズVol.2
シューマン(マインダース編):歌曲集「詩人の恋」Op.48、3つのロマンスOp.94、
「子供の情景」Op.15より 見知らぬ国よりOp.15−1(左手のための)、
リーダークライスOp.39より 憂いOp.39-9
ショパン(マインダース編):夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2(左手のための)、
練習曲第3番ホ長調Op.10-3、
練習曲第19番嬰ハ短調Op.25-7(左手のための)、
ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、
ワルツ第9番変イ長調Op.69-1「別れ」、
ワルツ第13番変ニ長調Op.70-3、
練習曲第20番変ニ長調Op.25-8&第15番ヘ長調Op.25-3&第16番イ短調Op.25-4、
即興曲第3番変ト長調Op.51
リトアニアの歌Op.74-16、
練習曲第13番変イ長調Op.25-1「エオリアンのハープ」(左手のための)、
ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1「小犬」
フレデリク・マインダース(P)

録音:2010年7月13日−15日、アーネム(オランダ)
ニキータ・マガロフの弟子で1946年生まれのオランダ人コンポーザー=ピアニスト、フレデリク・マインダースのトランスクリプション集第2弾は、生誕200周年のショパンとシューマン。オリジナル、アレンジを合わせると作品数は700曲を超えるというマインダースは"左手のための"アレンジを約150曲完成させており、"左手のみ"のシューマンやショパンも調性や響きがガラリと変わってかなりユニーク。マインダースのトランスクリプションは、「Godowsky - The Pianists' Pianist」、「Chopin: His Life and Music」の著者で高名な音楽学者でもあるジェレミー・ニコラスも太鼓判を押しており、アレンジ物ファンは聴き逃せません!
DACOCD-688
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54、
 序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調Op.92、
 序奏と協奏的アレグロ ニ短調Op.134
C・シューマン:ピアノ協奏曲断章ヘ短調
オレグ・マルシェフ(P)、
ウラディーミル・ジヴァ(指)南ユランSO

録音:2009年8月3日−7日、アルシオン(セナボー/デンマーク)
ジヴァ&南ユランSOとの共演でマルシェフが弾くのは、ドイツ・ロマン派の傑作「ピアノ協奏曲イ短調」など夫ロベルトの3作品と、ショパンのピアノ協奏曲第2番からの影響を受けながらも未完に終わった妻クララの「ピアノ協奏曲断章ヘ短調」。175小節目までが残されたクララの「断章ヘ短調」では、ベルギーのピアニストでシューマン夫妻の研究家としても高名なヨゼフ・デ・ベーンハウアーの校訂譜を使用しており、夫ロベルトへのバースデープレゼントとして作曲された愛情あふれる音楽がマルシェフの両手を通じて響き渡ります。
DACOCD-689
2008年度フーズム城音楽祭ライヴ録音〜稀少ピアノ作品集第20集
リュリ(ゴドフスキ編):サラバンド ホ短調*、
ラコフ(ギンツブルク編):ロシアの歌*、
 インファンテ:セビリャーナ*
タレガ(アトウッド編):アランブラの思い出**、
フォーレ(アトウッド編):ゆりかごOp.23-1**
リスト:トッカータ#、
マルクス:アルバムブラット#、
ヴィエネ:ジャワ(ドニ・パスカル)#
ヴィークルンド:もの思いにふけって##、
シマノフスキ:マズルカOp.50-2/Op.50-3##
ツェムリンスキー:愛Op.9-3+、
コルンゴルト:ソナタ第2番ホ長調Op.2〜第3楽章+、
フリードマン:前奏曲Op.96-3+
フリードマン:マスク・ガランテOp.81-2++、
 アルルキナードOp.81-3++、
ロータ(ペンティネン編):「フェリーニのアマルコルド」のテーマによる即興曲++
カステルヌオーヴォ=テデスコ:糸杉Op.17、
トレネ(ワイセンベルク編):巴里で四月に、街角、ブン!(マルク=アンドレ・アムラン)
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
ペーテル・ヤブロンスキー(P)##、
ダニエル・ベルマン(P)*、
コージ・アトウッド(P)**、
ドニ・パスカル(P)#、
ペーター・フロウンジャン(P)+、
ローランド・ペンティネン(P)++

録音:2008年8月16日〜23日
世界に名だたるピアニストたちが一同に集い、レア度MAXの秘曲を披露するレア・レパートリーのEXPO「フーズム城音楽祭」2008年公演のライヴも豪華でマニアック!
DACOCD-690
ショパン:24の前奏曲〜第1番、第6番、第21番、第3番、第13番、第11番、第4番、第22番
バラード第1番ト短調Op.23
4つのマズルカOp.68
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35
マリア・テレサ・アッシング(P)

録音:2007年5月&2009年9月
北欧デンマークから届いたショパンのピアノ・アルバム。マリア・テレサ・アッシングは、デンマーク人の父とポーランド系ドイツ人の母を持つデンマークの女流ピアニスト。過度な表現や力任せにはならず、ゆったりとしたテンポの落ち着いたショパンが流れます。










DACOCD-691(6CDR)
コペンハーゲンの偉大な歌手と音楽家たち1931〜1939


●CD-1/DACOCD 691
(1)ベートーヴェン:「フィデリオ」〜悪者よどこへ急ぐのだ
(2)ワーグナー:「パルジファル」〜アンフォルタス!あの傷!
(3)スメタナ:歌劇「売られた花嫁」〜ああ悲しいわ!
(4)モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」〜楽しい思い出はどこヘ?
(5)ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」第1幕より
(6)ハイセ:歌劇「王と代官」〜インゲボルグの少女はどこへ?
(8)J・シュトラウス:オペレッタ「ジプシー男爵」〜誰が私たちを結婚させたの?
(9)グローテ:映画「Verlieb Dich nicht am Bodense」より
(10)プッチーニ:歌劇「トスカ」〜星は光りぬ
(11)ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より

●CD-2/DACOCD 692
(1)ヴェルディ:歌劇「イル・トロヴァトーレ」〜夜は静まりかえっている!
(2)マスネ:歌劇「マノン」〜夢
(3)ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」より
(4)ヴェルディ:レクイエムより
(5)ロッシーニ:スターバト・マーテルより
(6)ビゼー:歌劇「カルメン」より
(7)チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜青春は過ぎ去り
(8)プッチーニ:歌劇「トスカ」〜妙なる調和
(9)クーラ:炎を見つめてOp.2-2
(10)ランタ:ララフ
(11)パレストリーナ:「教皇マルチェルスのミサ」〜クレド

●CD-3/DACOCD 693
(1)ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」
(2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲Op.104〜第1楽章
(3)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番〜第3楽章
(4)ドビュッシー:子供の領分〜人形のセレナーデ
(5)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番〜第1楽章
(6)ショパン:練習曲集Op.25-1
(7)パガニーニ:24のカプリースOp.1より
(8)プーランク:田園のコンセール〜第2楽章
(9)ベートーヴェン:ロマンス第1番
(10)カサド:アレグレット・グラツィオーソ

●CD-4/DACOCD 694
(1)ゴーベール:夜想曲
(2)ヒンデミット:室内音楽第5番Op.36-4
(3)シマノフスキ:交響曲第4番Op.60より
(4)ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のための「カプリッチョ」〜第3楽章
(5)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(【1911年版)より
(6)ストラヴィンスキー:牧神と羊飼いの女Op.2〜羊飼いの女
(7)リムスキー=コルサコフ:組曲「サルタン皇帝の物語」
(8)バッハ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV.1042〜第3楽章
(9)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV.1001
(10)バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971

●CD-5
(1)ハイドン:オラトリオ「天地創造」より
(2)ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス〜サンクトゥス
(3)ニールセン:愛の讃歌Op.12より
(4)ニールセン:「仮面舞踏会」〜第2幕前奏曲
(5)ニールセン:序曲「ヘリオス」
(6)ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ第6番変ロ長調RV.46(管弦楽版)

●CD-6/DACOCD 696
(1)ニールセン:交響曲第5番
(2)ニールセン:交響曲第3番

●ボーナス・トラック
(1)モーツァルト:歌劇「魔笛」より
(2)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕より
●CD-1/DACOCD 691
(1アンニ・コネツニ(S)、ハンス・ヴァイスバッハ(指)【1933年12月7日】
(2)ラウリッツ・メルヒオール(T)、ニコライ・マルコ(指)【1939年9月28日】
(3)ゼデンカ・ジコヴァー(S)ニコライ・マルコ(指)【1934年9月23日】
(4)ヴィオリカ・タンゴ(S)、ブルーノ・ワルター(指)【1934年11月17日】
(5)シグ・シグセン(T)、スパルタコ・マルチ(Bs)、インゲボルク・ステフェンセン(Ms)、ヴィオリカ・タンゴ(S)、エギスト・タンゴ(指)【1933年4月6日】
(6)テナ・クラフト(S)、ホルガー・ビルディング(Br)、ラウニー・グレンダール(指)【1933年6月1日】
(7)テナ・クラフト(S)、ニコライ・マルコ(指)【1933年10月【19日】
(8)アデーレ・ケルン(S)、ユリウス・パツァーク(T)、フリッツ・マーラー(指)【1932年11月24日】
(9)ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)、ウーヴェ・ペータース(P)【1935年11月1日】
(10)ベニャミーノ・ジーリ(T)、ウンベルト・ベレットーニ(P)【1933年5月20日】
(11)テナ・クラフト(S)、インゲボルク・ステフェンセン(Ms)、ホルガー・ブルースゴー(Br)、エギスト・タンゴ(指)【1934年11月1日】

●CD-2/DACOCD 692
(1)ヴィオリカ・タンゴ(S)、エギスト・タンゴ(指)【1933年2月16日】
(2)エンツォ・デ・ムロ・ロマント(T)、エギスト・タンゴ(指)【1933年2月16日】
(3)ジョルジュ・ティル(T)、アンドレ・ペルネ(Bs)、エギスト・タンゴ(指)デンマーク放送cho【1933年11月2日】
(4)ヴィオリカ・タンゴ(S)、インゲボルク・ステフェンセン(Ms)、ホセ・リアベス(T)、エマヌエル・リスト(Bs)、エギスト・タンゴ(指)デンマーク国立放送cho【1932年4月1日】
(5)ヴィオリカ・タンゴ(S)、インゲボルク・ステフェンセン(Ms)、ユリウス・パツァーク(T)、ヨゼフ・フォン・マノヴァルダ(Bs)、エギスト・タンゴ(指)【1934年1月11日】
(6)インゲボルク・ステフェンセン(Ms)【1934年9月7日】
(7)ニールス・ハンセン(T)、ニコライ・マルコ(指)【1934年9月7日】
(8)ニールス・ハンセン(T)、ニコライ・マルコ(指)【1933年8月31日】
(9)ハンナ・グランフェルト(S)、ゲオルク・シュネヴォイト(指)【1933年1月5日】
(10)ハンナ・グランフェルト(S)、ゲオルク・シュネヴォイト(指)【1933年1月5日】
(11)モーエンス・ヴェルディケ(指)パレストリーナcho【1934年3月30日】

●CD-3/DACOCD 693
(1)フリッツ・ブッシュ(指)【1933年11月23日】
(2)グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、ニコライ・マルコ(指)【1932年10月13日】
(3)ウラディーミル・ホロヴィッツ(P)、ニコライ・マルコ(指)【1934年10月18日】
(4)ウラディーミル・ホロヴィッツ(P)【1933年10月3日】
(5)ルドルフ・ゼルキン(P)、フリッツ・ブッシュ(指) 【1933年2月23日】
(6)ルドルフ・ゼルキン(P)【1933年11月23日】
(7)ナタン・ミルシテイン(Vn)【1933年9月28日】
(8)ワンダ・ランドフスカ(Cemb)、ニコライ・マルコ(指)【1934年9月27日】
(9)ヨーゼフ・シゲティ(Vn)、ニコライ・マルコ(指)【1934年3月22日】
(10)ガスパール・カサド(Vc)、フォルメル・イェンセン(P)【1934年11月22日】

●CD-4/DACOCD 694
(1)マルセル・モイーズ(Fl)、ポール・パレー(指)【1934年1月4日】
(2)パウル・ヒンデミット(Va)、ニコライ・マルコ(指)【1933年10月【19日】
(3)カロル・シマノフスキ(P)、グジェゴシ・フィテルベルク(指)【1933年1月【19日】
(4)イーゴリ・ストラヴィンスキー(P)、ニコライ・マルコ(指)【1934年3月22日】
(5)ニコライ・マルコ(指)【1933年3月9日】
(6)エルセ・ブレムス(Ms)、ニコライ・マルコ(指)【1933年3月23日】
(7)ニコライ・マルコ(指)【1933年3月7日】
(8)アドルフ・ブッシュ(Vn)、フリッツ・ブッシュ(指)【1934年11月29日】
(9)アドルフ・ブッシュ(Vn)【1934年1月18日】
(10)バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971
ワンダ・ランドフスカ(Cemb)【1934年10月25日】

●CD-5/DACOCD 695
(1)エルナ・ベルガー(S)、ユリウス・パツァーク(T)、アレクサンドル・キプニス(Bs)、フリッツ・ブッシュ(指)【1934年12月6日】
(2)エリカ・ロキータ(S)、インゲボルク・ステフェンセン(Ms)、コロマン・フォン・パタキー(T)、アレクサンドル・キプニス(Bs)、フリッツ・ブッシュ(指)デンマーク放送cho【1935年2月14日】
(3)ヴィオリカ・タンゴ(S)、マリウス・ヤコブセン(T)、ヘンリ・スキャー(Bs)、アイナー・ネアビ(Br)、エギスト・タンゴ(指)コペンハーゲン少年cho、デンマーク放送cho 【1934年4月【19日】
(4)エギスト・タンゴ(指)【1934年4月26日】
(5)フリッツ・ブッシュ(指)【1934年4月5日】
(6)ルイ・イェンセン(Vc)、エギスト・タンゴ(指)【1933年1月12日】

●CD-6/DACOCD 696
(1)ゲーオー・ヘーベア(指)デンマークRSO【1933年2月2日】
(2)ヨハネ・カーステンス(S)、ホルガー・ブルースゴー(Br)、ラウニー・グレンダール(指)デンマークRSO【1931年10月19日】

●CD1〜6…全てデンマークRSO
●ボーナス・トラック
(1)マリー・ゲアハルト(S)、
 リヒャルト・マイール(Bs)、
 ウィリアム・ワーニグル(T)、
 カール・エットル(Bs)、
 ハンス・フィーデサー(T)、カール・ハンメス(Br)、
 ルイーゼ・ヘルツグルーバー(S)、
 アンネ・ミヒャルスキー(S)、
 ゲルトルート・リュンガー(Ms)、
 ブルーノ・ワルター(指)VPO【1931年8月25日】

(2)ナニ・ラーシェーン=トーズセン(S)、
 アニ・ヘルム(S)、ルドルフ・ボケルマン(Br)、
 ゴットヘルフ・ピストル(T)、
 ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
 バイロイト祝祭O&cho【1931年8月18日】
デンマーク放送のアーカイヴに保管されていた1930年代のライヴ録音集。往年の巨匠たちの貴重な演奏がギッシリ。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-Rとなります。予めご了承下さい。
DACOCD-697(2CDR)
スカンジナヴィアン・クラシックスVol.3
グリーグ:交響的舞曲Op.64*、
 ノルウェー舞曲Op.35(ハンス・ジットによる管弦楽版)+
セーヴェルー:劇付随音楽「ペール・ギュント」Op.28*
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲**、
 交響詩「レンミンカイネン」Op.22***
エーリク・トゥクセン(指)*/+、
デンマーク国立RSO、
トマス・イェンセン(指)**/***、
エミール・テルマーニ(Vn)***

録音:1952年5月10日−11日*、1949年8月29日−30日&9月2日&12日+、1952年4月21日−23日**、1953年7月***
デンマークのオーケストラと指揮者によるスカンジナヴィア音楽の歴史的録音を復刻するシリーズの第3集。
※このタイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-699
2009年フーズム城音楽祭ライヴ録音
■ジョナサン・パウエル
コルナウト:幻想曲変ホ長調Op.10
■ニーナ・ティクマン
フェインベルク:ピアノ・ソナタ第2番Op.2
■フベルト・ルトコフスキ
レシェティツキ:瞑想曲Op.19-1「ラ・メリュジーヌ」、
ツェルニーへのオマージュOp.46-5「トッカータ」
■アルトゥール・ピツァーロ
ピエルネ:ワルツ形式による夜想曲Op.40-2
■デニス・パスカル
バックス:吟遊詩人が我々に伝えたこと
■ジョナサン・プロウライト
プーランク:朝の歌
■エリアーヌ・ロドリゲス
ロドリゲス:「楽興の時」〜第11番:メリーゴーランド、第12番:ミウジーニョ
■ジャニス・ウェーバー
シュールホフ:ピアノ・ソナタ第1番
アルトゥール・ピツァーロ(P)、
ジョナサン・プロウライト(P)、
ジョナサン・パウエル(P)、
ニーナ・ティクマン(P)、他

録音:2009年8月15日−22日、フーズム(ライヴ録音/ドイツ)
ドイツ、ニーダーザクセン州のフーズムで毎年開催されている"ピアノのための秘曲"の万国博覧会、フーズム城音楽祭の2009年ライヴ!2009年の第23回でも、ピツァーロやプロウライト、パウエル、ティクマンといった世界的名手たちがレアなレパートリーをここぞとばかりに繰り広げ、ブラジルの女流奏者エリアーヌ・ロドリゲスは自作自演で参戦!1987年から続く"フーズム城音楽祭"の歴史に刻まれる2009年の演奏とプログラム。知られざる名曲、秘曲の"EXPO"で新たな発見と出会ってください!


DACOCD-703(2CDR)
ヴェルディケ〜ハイドン:交響曲集
交響曲第48番ハ長調(録音:1953年、Decca LXT 2832, Mtx. ARL 1720)
交響曲第44番ホ短調(録音:1953年、Decca LXT 2832, Mtx. ARL 1721R)
交響曲第50番ハ長調(録音:1951年、Haydn Society HSLP 1041 Mtx.XTV 15175)
交響曲第91番変ホ長調(録音:1949年、HMV Z 7016/18 Mtx. 2CS 2682/86)
12のドイツ舞曲第1番〜第6番(録音:1949年、HMV Z 7016 Mtx. 2CS 2687)
チェロ協奏曲ニ長調(録音:1956年、HMV ALP 1501 Mtx. 2XCS 146/47)
交響曲第43番変ホ長調(録音:1951年、Haydn Society HSLP 9071 Mtx. K8-OP-011)
交響曲第61番ニ長調(録音:1952年、Haydn Society HSLP 1047 Mtx. XTV17149)
モーエンス・ヴェルディケ(指)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
デンマーク放送室内O
ボストンのハイドン・ソサエティが主導したハイドンの交響曲録音の中で、デンマークで収録された3作品を含むモーエンス・ヴェルディケ指揮の演奏が名エンジニア、クラウス・ビリト(Claus Byrith)のリマスターで復刻。1950年前後にデンマークで収録された「ハイドンの交響曲」がデンマークのレーベルから蘇ります。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-700
聖母マリアに
サン=サーンス:アヴェ・マリア
シューベルト:アヴェ・マリア
バッハ(グノー編):アヴェ・マリア
ボエルマン:聖母への祈り
レーガー:マリアの子守歌
パーセル:聖母マリアの戒め
ヒンデミット:マリアの生涯Op.27〜マリアの嘆き、イエスの復活によるマリアの安らぎ
ランゴー:受胎告知
ビンゲン:女がしつらえた死に
ヴェルディ:アヴェ・マリア
フランク:アヴェ・マリア
フォーレ:アヴェ・マリア
ヴェルディ:アヴェ・マリア
マルシュナー:アヴェ・マリア
バッハ:コラール「わが魂は主をあがめ」BWV648
ブルックナー:アヴェ・マリア
グーネ:スターバト・マーテル
ワーグナー:全能のマリアよ
エリサベト・マイヤー=トプセー(S)、
ビアギッテ・エーバート(Org)
ヒンデミットの歌曲集「マリアの生涯」Op.27(DACOCD-670)を歌ったデンマーク、北欧を代表する名ソプラノ歌手エリサベト・マイヤー=トプセーによる聖母マリアのための歌曲集。シューベルト、バッハ(グノー)など9人の作曲家たちによる様々なアヴェ・マリアなど、聖母マリアへの祈りの歌が優しいオルガンの音色と共に天へと響きます。
DACOCD-706
バッハ:オルガン作品集Vol.15
コラール「深き悩みの淵より、われ汝に向かいて呼ばわる」BWV.686
コラール「キリエ、永遠の父なる神よ」BWV.669
コラール「すべての世の慰めなるキリストよ」BWV.670
コラール「キリエ、聖霊なる神よ」BWV.671
コラール「来たれ、聖霊なる神よ」BWV.652
ファンタジア「来たれ、聖霊なる神よ」BWV.651
トリオ・ソナタ第2番ハ短調BWV.526
トリオ・ソナタ第6番ト長調BWV.530
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org)
「ヴァルヒャ以来の完成度」という絶大な評価が寄せられているDr.ハンス・ヘルムート・ティルマンスとダナコードのバッハのオルガン作品集。オルガン・コラールを収録した第15集は、ドイツの聖母マリア・カトリック教会(ケルペン・ジンドルフ)とマリア・マグダレーナ教会(ヴッパータール)のオルガンによる演奏。
DACOC-D-707
(2CDR)
スカンジナヴィアン・クラシックスVol.4

(1)ルーマン:シンフォニア第16番ニ長調、
 シンフォニア第20番ホ短調
(2)ドゥピュイ:ジングシュピール「若さと愚かさ」序曲
(3)ロンビ:夢の絵
(4)ニールセン:サガの夢
(5)ヴァイオリン協奏曲
(6)グリーグ:抒情組曲
(7)2つの悲しい旋律
(8)スヴェンセン:ノルウェー芸術家の謝肉祭
(9)ランゲ=ミュラー:劇付随音楽「昔むかし」
(10)エナ:歌劇「マッチ売りの少女」序曲
(11)ベアセン:歌劇「高貴な訪問客」序曲
(12)セーヴェルー:魔術のスロット
(13)リスエア:バレエ音楽「カルトシルニ」
(1)モーエンス・ヴェルディケ(指)デンマーク国立RSO/録音:1949年
(2)ヨハン・ヒー=クヌセン(指)王立O/録音:1940年
(3)ラウニ・グレンダール(指)デンマーク国立RSO/録音:1951年
(4)エギスト・タンゴ(指)王立O/録音:1940年
(5)エミール・テルマーニ(Vn)、フリッツ・ブッシュ(指)デンマーク国立RSO/録音(ライヴ):1951年1月25日
(6)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1953年
(7)ヨハン・ヒー=クヌセン(指)王立O弦楽セクション/録音:1941年
(8)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1953年
(9ヨハン・ヒー=クヌセン(指)王立O/録音:1941年
(10ヨハン・ヒー=クヌセン(指)王立O/録音:1937年
(11)ヨハン・ヒー=クヌセン(指)王立O/録音:1950年
(12)ニコライ・マルコ(指)デンマーク国立RSO/録音:1951年
(13)ヨハン・ヒー=クヌセン(指)王立O/録音:1941年
デンマーク放送の音源とLPからの復刻による「スカンジナヴィアン・クラシックス」シリーズの最終巻。リマスタリングはダナコード(Danacord)の復刻録音でお馴染みの名エンジニア、クラウス・ビリトが担当。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-709
2010年フーズム城音楽祭ライヴ
C.P.E.バッハ:ソナタ ホ短調Wq.59-1,H.281【マルク=アンドレ・アムラン】
ヘラー:ウェーバーの「魔弾の射手」による練習曲より 第1番イ短調、第3番ハ短調【ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ】
ワーグナー(コチシュ編):「パルジファル」〜花の乙女たちの場&フィナーレ【イアン・ファウンテン】
ブゾーニ:前奏曲変ホ短調Op.37-14【ミハイル・リフィッツ】
ブゾーニ:「6つの悲歌」〜第2番 イタリア風に【ジョヴァンニ・ベルッチ】
パステルナーク:2つの前奏曲【エルダー・ネボルシン】
パステルナーク:ソナタ ロ短調【竹ノ内博明】
ベンソン:ショパンの主題による変奏曲Op.1【ペーター・フロウンジャン】
ヘルプス:フォーレへのオマージュ【ジェニー・リン】
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)、
イアン・ファウンテン(P)、
ミハイル・リフィツ(P)、
ジョヴァンニ・ベルッチ(P)、
エルダー・ネボルシン(P)、
竹ノ内博明(P)、
ペーター・フロウンジャン(P)、
ジェニー・リン(P)

録音:2010年8月21日−28日、フーズム(ドイツ)
北海に面した北ドイツの小さな港町フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーのEXPO「フーズム城音楽祭」。2010年の第24回には、超人マルク=アンドレ・アムランや、フランスの若き天才ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ、第57回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールの覇者ミハイル・リフィッツなど、例年以上に世界トップクラスの個性派ピアニストたちが集結!プログラムも、アムランが弾くC.P.E.バッハ、ノーベル文学賞受賞者ボリス・パステルナークのピアノ作品など、ピアノ・ファン垂涎の秘曲珍曲がズラリ!2010年のフーズム城音楽祭ライヴ、新たな発見が待っています!
DACOCD-710
夢のあとに〜トロンボーンとオルガンの音楽
ヤング:前奏曲
ニールセン:イェロニモスの歌
ヴァイゼ:城の警備兵の歌
オーレーン:夏の賛美歌/リュリ:行進曲
パーセル:トランペット・チューン
パリー:イェルサレム
ジェイコブズ=ボンド:パーフェクト・デイ
エーゲビェル:ダーラナ地方イェーナの旋律
サンドストレム:ロッタの歌
グリーグ:ソルヴェイグの歌
リンドベリ:夏の牧舎の古い賛美歌
シューマン(レイモンド編):トロイメライOp.15-7
ブラームス(クリックマン編):子守歌
ロッシーニ(リスト編):嘆き、憂い、悲しむその魂は
フォーレ:夢のあとにOp.7-1
デンマーク民謡:深く静かな森の中で
カーステン・スヴァンベア(Tb)
ビアギット・マークセン(Org)

録音:2009年11月、エーエビェア教会(デンマーク)
カーステン・スヴァンベア(スヴァンベルク)は、ストックホルム王立歌劇場管、デンマーク王立歌劇場管、デンマーク国立響のトロンボーン奏者を歴任し、現在はオーストリアのグラーツ音楽大学で教授として後進の育成に携わるデンマーク・トロンボーン界の重鎮。リムスキー=コルサコフのトロンボーン協奏曲(RCD 8349)が今でも高く評価されているスヴァンベア。美しいメロディを吹くスヴァンベアのトロンボーンには、経験豊富なベテランならではの豊かな歌心が宿っています。
DACOCD-711
ギターのための21世紀デンマークの音楽
セーアンセン:メランコリー・ダンス/アナセン:イン−サイド−アウト−サイド−イン.../クリステンセン:グラウンドVol.8/レンスホルト:WIR I
フレゼリク・モンク・ラーセン(G)
デンマーク王立アカデミーとケルン音楽大学でギターを学んだデンマークのトップ・クラシカル・ギタリスト、フレゼリク・モンク・ラーセンによる現代デンマークのギター作品集。21世紀デンマークのギター音楽に出会えるまたとない機会となるでしょう。

DACOCD-714(2CDR)
エンドレ・ヴォルフ〜デンマークTONO録音全集
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲*(録音:1949年)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲イ長調K.219+(録音:1949年)
パガニーニ:カプリース第5番(録音:1947年)
アウリン:ユーモレスク(録音:1947年)
バルトーク:ハンガリー民謡(録音:1950年)
バッハ:サラバンド(録音:1947年)
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.26#(録音:1949年)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ「春」(録音:1949年)
 ヴァイオリン・ソナタ「クロイツェル」(録音:1951年)
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行(録音:1950年)
エンドレ・ヴォルフ(Vn)、
アントワネット・ヴォルフ(P)、
トマス・イェンセン(指)*、
エーリク・トゥクセン(指)#、
デンマーク国立RSO*/#、
コペンハーゲン室内O+
2011年3月にスウェーデンでこの世を去ったハンガリー、ブダペスト出身のヴァイオリニスト、エンドレ・ヴォルフ(1913−2011)のオマージュ・アルバム。デンマークのTONOに1949年から1951年にかけて録音された演奏は初CD化となります。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOC-D-716
ショパン:17のポーランドの歌Op.74
魔力
ドゥムカ(全曲デンマーク語歌唱)
メレーテ・ラウアセン(Ms)、
カミラ・セーアンセン(P)

録音:2011年11月
ショパンの「17のポーランドの歌」と作曲者の没後に発見された「2つの歌曲」を"ポーランド語"ではなく"デンマーク語"で歌った「デンマーク語版ショパン歌曲集」。デンマーク語によるショパン歌曲集は清涼感あふれる響きが新鮮。
DACOCD-717
(1CDR)
ディーリアス・コレクション〜レア・ヒストリカル・レコーディングス

(1)ラ・カリンダ
(2)イルメリン前奏曲
(3)カプリースとエレジー
(4)エアーとダンス
(5)すみれ
(6)ヴェネヴィル
(7)春初めてのかっこうを聞いて
(8)インディアンの愛の歌
(9)わが心の女王に
(10)愛の哲学
(11)2つの水彩画
(12)3つの前奏曲
(13)楽園への道
(14)伝説
(15)夏の歌
(1)コンスタント・ランバート(指)ハレO/録音:1941年7月30日、HMV C3273
(2)シドニー・ビール(指)ナショナルSO/録音:1944年6月8日、Decca K1834
(3)アンソニー・ピニ(Vc)、ウィルフリッド・パリー(P)/録音:1955年、Argo RG47
(4)ボイド・ニールSQ/録音:1938年10月20日、Decca X147
(5)ジョーン・スチュアート(S)、ゴードン・ワトソン(P)/録音:1955年、Argo RG46
(6)ジョーン・スチュアート(S)、ゴードン・ワトソン(P)/録音:1955年、Argo RG46
(7)アンソニー・コリンズ(指)ロンドンSO/録音:1953年2月23日&25日、Decca LXT2788
(8)マギー・テイト(S)、リタ・マッケイ(P)/録音:1937年、Decca LXT6126
(9)ヘドル・ナッシュ(T)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1934年12月7日、Columbia SDX7
(10)イゾベル・ベイリー(S)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1945年5月31日、Columbia DB2178
(11)ジョン・バルビローリ(指)ハレO/録音:1948年4月1日、HMV C3864
(12)エヴリン・ハワード=ジョーンズ(P)/1929年4月4日、Columbia 5444
(13)ユージン・グーセンス(指)シンシナティSO/録音:1946年2月14日、RCA Victor 11-9493
(14)ヘンリー・ホルスト(Vn)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1942年8月7日、Columbia DX1094
(15)ジョン・バルビローリ(指)ハレO/録音:1950年2月2日、HMV DB9609/10
来年2012年が生誕150周年のアニヴァーサーリー・イヤーとなるフレデリック・ディーリアス(1862−1934)。デンマークのダナコード(Danacord)から届くディーリアスの音楽は、1929年から1955年にかけて録音された歴史的録音集。ブライアン・サヴィン(Brian Savin)の丁寧なリマスターが、バルビローリやグーセンスの演奏を含む15作品をじっくりと聴かせてくれます。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-718(2CD)
ウィング・スパン
ホルムボー:ソナタ第2番Op.179a「ブルレスコ」
クリステンセン:王冠
アギーレ:ヤマヤ
エブラハムセン:カンツォーネ
エアヴェーズ:ウィング・スパン
ヘイスゴー:下絵
バッハ(エアヴェーズ編):半音階的幻想曲とフーガBWV.903
フランク(エアヴェーズ編):前奏、フーガと変奏曲Op.18
プロコフィエフ(エアヴェーズ編):トッカータOp.11
フランク(エアヴェーズ編):牧歌Op.19
バッハ(エアヴェーズ編):フランス風序曲BWV.831
アダム・エアヴェーズ(クラシカル・アコーディオン)

録音:2009年−2011年
デンマークのクラシカル・アコーディオン・プレーヤー、アダム・エアヴァーズのソロ・アルバム。若きデンマークのヴィルトゥオーゾは、世界初録音となる"現代デンマーク"の作品、エアヴァーズ自身のアレンジを1台のアコーディオンで弾きこなす。独自の世界観を持つ期待のアーティストです。
DACOC-D-719
2011年フーズム城音楽祭ライヴ
(1)グリーグ:母の嘆きOp.52-1、
 フールム:小品Op.5-2、
 ベルグ:ノルウェー舞曲第2番、
 シベリウス:即興曲Op.5-5
(2)ヴィエルヌ:夜想曲Op.35-3、
 カサド:ハバネラ
(3)アレクサンドロフ:夜想曲Op.3-1、
 エイゲス:おとぎ話Op.12-2
(4)サバネーエフ:前奏曲Op.10-5、
 ケンプフェルト(マインダース編):夜のストレンジャー
(5)ボーウェン:モデラート・エ・セリオーソ(ピアノ・ソナタ第6番より)
 前奏曲変ロ短調Op.102-22
(6)ボリス・チャイコフスキー:ソナチナ
(7)フィールド:夜想曲第8番ホ短調、
 シューマン:ショパンの夜想曲による変奏曲
(8)フォン・ビューロー(リスト編):ダンテのソネット、
 インテルメッツォ・スケルツォ
(9ピック=マンジャガッリ:オラフの踊りOp.33-2
(10)ラフマニノフ(ワイルド編):乙女よもう歌わないでおくれOp.4-4
 オットー・シュールホフ:ウィーンのワルツOp.22
(1)ホーヴァル・ギムセ(P)
(2)アルトゥール・ピツァーロ〜ヴィエルヌ:夜想曲Op.35-3、
カサド:ハバネラ/
(3)ジョナサン・パウエル(P)
(4)マルク=アンドレ・アムラン(P)
(5)ダニー・ドライヴァー(P)
(6)オリガ・ソロヴィヨヴァ(P)
(7)ピアーズ・レーン(P)
(8)ナデジダ・ブラエワ(P)
(9)ローランド・ペンティネン(P)
(10)エル・ベルマン(P)

録音(ライヴ):2011年8月19日−27日、フーズム(ドイツ)
かつてデンマーク領だった北海に面した北ドイツの小さな港町フーズムを舞台として1987年から毎年開催されている「フーズム城音楽祭」。ピアノのためのレア・レパートリーのEXPOとして毎年注目を集めるフーズム城音楽祭の2011年ライヴには、超人アムラン、スコットランドの有望株ドライヴァー、オーストラリアの知性派レーン、ポルトガルの鬼才ピツァーロ、そして北欧ノルウェーからはギムセが参加するなど、例年にも増して豪華な陣容が実現!アムランが弾くサバネーエフ、ギムセの北欧レパートリー、ブラエワのフォン・ビューロー、ペンティネンのピック=マンジャガッリなど、このシリーズだからこそ聴くことが出来る個性的なレパートリーにピアノ・ファン要注目!
DACOC-D-720
メゾの月
ブラームス:子守歌
ツェムリンスキー:甘美な夏の夜
ヴァイセ:舟歌「夜のしじまに」
シューベルト:セレナード
シューマン:君は花のごとく
シューベルト:夜と夢、子守歌
シューマン:月の夜
ニールセン:花よ、ただ頭をしずめなさい
シューベルト:万霊節の日のための連祷
レーガー:子供の祈り
モーツァルト:ラウラに寄せる夕べの想い
レスピーギ:夜
R・シュトラウス:夜、あすの朝
ブラームス:夢遊病者
ワーグナー:「ヴェーゼンドンク歌曲集」〜天使、夢
ピア・ハイセ(Ms)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2011年11月
ピア・ハイセは、コペンハーゲンの王立音楽アカデミー、ロンドンの王立音楽大学で声楽を学んだデンマークのメゾ・ソプラノ。名伴奏者ロジャー・ヴィニョールズとの共演では「夜」をテーマとしたリサイタル・プログラムを披露。
DACOCD-721
ディーリアス:イングリッシュ・マスターワークス
日没の歌/シェリーの3つの抒情詩
北国のスケッチ/去り行くひばり
ヘンリエッテ・ボンデ=ハンセン(S)、
ヨハン・ロイター(Br)、
ボー・ホルテン(指)オーフスSO&cho
オーフス大聖堂聖歌隊

録音:2011年10月&12月
「デンマーク・マスターワークス」(DACOCD-536)、「ノルウェー・マスターワークス」(DACOCD-592)に続くデンマークの名指揮者ボー・ホルテンとオースフSOのディーリアス第3集は、作曲者の生誕150年を記念したアニヴァーサリー・リリース。BBCシンガーズの首席客演指揮者、フランダース放送合唱団の首席指揮者などを歴任してきた北欧の名匠が振るディーリアスは、英国の風景が目の前に広がるかのような雄大な演奏。ボンデ=ハンセン、ヨハン・ロイターの歌声も見事。

DACOCD-722(2CDR)
ルイ・カユザック〜デンマーク・スタジオ録音全集
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622*(録音:1952年)
ニールセン:クラリネット協奏曲Op.57+(録音:1947年)
シューマン:幻想小曲集Op.73(録音:1949年)
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調K.581#(録音:1948年10月31日)
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1(録音:1949年10月29日)
カユザック:カンティレーナ(録音:1948年11月14日)
ジャンジャン:アラベスク(録音:1948年11月14日)
オネゲル:ソナチネ(録音:1947年11月7日)
ピエルネ:カンツォネッタ(録音:1947年11月7日)
ルイ・カユザック(Cl)、
フォルマー・イェンセン(P)、
モーエンス・ヴェルディケ(指)*、
デンマーク放送室内O*、
ヨン・フランセン(指)+、王立O+、
コペル四重奏団#
20世紀フランス・クラリネット界のレジェンド、ルイ・カユザック(1880−1960)がキャリア後期の1947年から1952年に北欧のデンマークで行った録音全集。初出となるシューマン、ブラームスなど、円熟期を迎えたカユザックの至芸が復活です!
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DACOCD-724(1CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュート
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85*(録音:1973年10月4日)
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ(録音:1979年5月7日)
コレッリ:アダージョ.ホ短調(録音:1975年12月)
ウェーバー:ロンド ニ長調(録音:1975年12月)
ショパン:ラルゴ(録音:1975年12月)
プロコフィエフ(ピアティゴルスキー編):ワルツ(録音:1975年12月)
サン=サーンス:白鳥(録音:1975年12月)
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行(録音:1975年12月)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、
アウルニ・クリスチャウンソン(P)、
ジャン=ピエール・ジャキャ(指)*、
アイスランドSO*
2012年3月8日で80歳を迎えたデンマークを代表するチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソンのアニヴァーサリー・アルバム。アイスランド放送に保管されていたテープから復刻された演奏は全て初出音源。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-725
(1SACD)
フルート協奏曲集
ニールセン:フルート協奏曲
グリフス:詩曲/マルタン:バラード
イベール:フルート協奏曲
トマス・イェンセン(Fl)、
ジョルダーノ・ベリンカンピ(指)
南ユランSO

録音:2011年12月&2012年4月
ダナコード(Danacord)初のSACD Hybrid盤によるリリースは、デンマークのフルーティスト、トマス・イェンセンが吹くフルート協奏曲集!7巻にわたるヨアキム・アナセン(アンデルセン)のフルート作品全集を完成させたトーマス・イェンセンは、南ユランSOのソロ・フルート奏者、王立オーフス音楽院の准教授として活躍中のデンマーク随一のフルーティスト。デンマークのニールセン、フランスのマルタン、イベール、アメリカのグリフスを収録したコンチェルト・アルバムでは、イェンセンのソロ、南ユラン響の豊かな響きが好印象。ダナコード初のSACD Hybrid盤のサウンド・クォリティも大きなポイント。
DACOC-D-726(2CD)
デュリュフレ:オルガン作品全集&モテット集&レクイエム
レクイエムOp.9/瞑想
グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテットOp.10
アランの名による前奏曲とフーガOp.7
ソワソン大聖堂の時報のカリヨンの主題によるフーガOp.12
前奏曲,アダージョと「来たれ創り主なる精霊よ」によるコラール変奏曲Op.4
公現節の入祭唱への前奏曲Op.13
スケルツォOp.2
ジャン・ガロンへのオマージュ
組曲Op.5
クリスチャン・クロウセー(Org)、
カーステン・サイヤー=ハンセン(指)
オーフス大聖堂聖歌隊
ヴォーカルグループ・コンサート・クレメンス、
ボー・スコウフス(Br)、
ランディ・ステーネ(Ms)、
ヘンリク・ブレンストロプ(Vc)
オーフスの大聖堂に設置されている1730年製(カステンス製作)のグランド・オルガンが響かせるデンマークで最初のモーリス・デュリュフレのオルガン作品全集。オルガン伴奏版の「レクイエム」は、デンマークの聖歌隊、合唱団の澄んだハーモニーが神々しい光を感じさせてくれます。
DACOC-D-727(1CDR)
DRトリビュート・トゥ・エアリング・ブレンダール・ベンクトソン
バーバー:チェロ協奏曲イ短調Op.22*
サロモン:チェロ協奏曲ニ短調Op.34**
ヴィゴ・ベンソン:チェロ協奏曲第1番Op.106#
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、
ニコライ・マルコ(指)*、
トマス・イェンセン(指)
デンマーク国立RSO

録音:1955年11月24日ライヴ*
1959年6月16日**
1957年8月19日ライヴ#
1932年生まれのデンマークの大ベテラン・チェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソンの80歳を記念してデンマーク放送(DR)のアーカイヴから復刻となる3つの協奏曲録音。ニルス・ヴィゴ・ベンソンの「チェロ協奏曲第1番」はデンマーク初演のライヴ録音。クラウス・ビリトのリマスタリング。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOC-D-728
ディーリアス〜フレンチ・マスターワークス
ディーリアス:歌劇「赤毛のマルゴー」前奏曲
夏の庭にて
ヴェルレーヌの詩による5つの歌
夜想曲「パリ〜大都会の歌」
ボー・ホルテン(指)オーフスSO、
ヘンリエテ・ボンデ=ハンセン(S)

録音:2011年10月&12月&2012年5月
「フレンチ・マスターワークス」は、合唱指揮者としても高名なデンマークの名指揮者ボー・ホルテンとオーフスSOによるディーリアスの作品集第4集。ヴェルレーヌの詩による5つの歌は、T&Uがウォーロック(ヘゼルタイン)による1915年の、V〜Xは指揮を振るボー・ホルテンのオーケストレーションによる管弦楽伴奏版を収録。デンマークのコンビによる洗練されたディーリアスが美しい。
DACOCD-729
2012年フーズム城音楽祭ライヴ
ベートーヴェン(リスト編):アデライーデ S.466iii, LW A58
リスト:憂鬱なワルツ S.214-2
フォーレ:バラード Op.19
アーン:「当惑したナイチンゲール」より
デルヴァンクール:組曲「クロカンブッシュ」より
スカルラッティ(グラナドス編):ソナタ第7番ト短調 Kk.102,L.89、ソナタ第18番ト長調 Kk.547,L.S28
マルクス:前奏曲とフーガ
グリエール:前奏曲第1番ハ長調、第5番ニ長調、第9番ホ長調、第11番ヘ長調
グートマン:夜想曲変イ長調 Op.8-1
フォンタナ:ア・ラ・マズルカ
シマノフスキ:マズルカ Op.50-1
シャブリエ:3つのロマンティックなワルツ第3番ヘ長調
ヨーゼフ・モーグ(P)、
ソフィア・グルバダモーヴァ(P)、
サンドロ・ルッソ(P)、
ジャンルカ・ルイージ(P)、
アミール・テベニキン(P)、
フベルト・ルトコフスキ(P)、
グラウ&シューマッハー(ピアノ・デュオ)

録音(ライヴ):2012年8月18日−25日、フーズム(ドイツ)
北海に面した北ドイツの小さな港町、フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーのEXPO「フーズム城音楽祭」。2012年の第26回には、ドイツの若き俊英ヨーゼフ・モーグや、ベルゲン・フィルハーモニック・コンチェルト・コンペティションを含む、多くの国際大会で優勝を飾っている技巧派ピアニスト、サンドロ・ルッソ、レフ・オボーリンを師にもつロシアのピアニスト、アミール・テベニキンなど、世界トップクラスのピアニストたちが集結!ショパンにピアノの手ほどきを受けたアドルフ・グートマンや、ヴィドールを師に持つフランスの作曲家クロード・デルヴァンクールなど、今年もフーズム城音楽祭ならではの個性的なレア・レパートリーがずらり!ピアノ・ファン要注目です!
DACOC-D-730
ニールセン:歌曲集
ペーター・ブルーン編曲:夏の歌「リンゴの枝に花々が咲き乱れ」、
花はしおれてしまうのか、りんごの花
郷愁「素晴らしい夕べのそよ風」
ファジー編曲:今春は寝床からとび出し
イェンス・フアスヴィング編曲:わがイエスよ,わが心に
漁師が物思いに耽り座っていた
アリアの子は荒れ野を歩き
ニルス・ロシング=スコウ編曲:あいさつ
楽しいときが多くて、語るもふしぎな
エーリク・バック編曲:穏やかな日は明るく長く
わが恋人は琥珀と輝き
イェスパー・コック編曲:かあさん太陽があんなに赤いよ、
私は心地よい眠りにつく、
花よただ頭をしずめなさい
ヨーアン・ラウリツェン編曲:水仙、われら平原の子は、
ぼくはひばりの巣を知っている
カール・ニールセン・トリオ
〔ヤン・ロン(T)、
カレン・スクリヴェア・サーガニス(Fl)、
ミケール・ノーマン・セーアンセン(G)〕

録音:2010年10月
"ピアノ伴奏"ではなく"フルート&ギター伴奏"によるカール・ニールセン(1865−1931)の歌曲集。フルートとギターのシンプルな音色が、テノールの歌声に寄り添い優しい響きを生み出してくれる。声楽、管楽器、弦楽器のトリオで聴くニールセンの歌曲も魅力的。
DACOCD-731
エレジー
ボー・ホルテン(b.1948):北欧組曲 第1部 *
アンドレ・プレヴィン(1929?2019):ヴォカリーズ(ソプラノ、チェロとピアノのための)**
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34 no.14(ソプラノ・ソロ、チェロ、ピアノと混声合唱のための)
フォーレ:エレジー Op.24(混声合唱とピアノのための)#
ボー・ホルテン:北欧組曲 第2部
ヴィク・ネース(1936?2013):オリーヴの園(「3つの哀歌」 から)#
ヤナーチェク:娘オルガの死に寄せるエレジー##
ハウエルズ(1892?1983):大地よ、彼を手に取り、慈しんでください
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34 no.14(チェロとピアノのための)
エルガー:行け、わが歌よ
ボー・ホルテン:ローマ悲歌
フランダース放送cho
ボー・ホルテン(指)、
リュク・トーテン(Vc)、
ステファーヌ・ド・メイ(P)、
エファ・グーディー・ファルケンバッハ(ソプラノ・ソロ)*、
ヒルデ・フェンケン(ソプラノ・ソロ)**、
サラ・ファン・モル(ソプラノ・ソロ)***、
フィリップ・スーヴァジー(バリトン・ソロ)#、
イヴァン・ゴーセンス(テノール・ソロ)##
デンマークのボー・ホルテンは、コペンハーゲン大学で音楽学、王立デンマーク音楽アカデミーでファゴットを学んだ後、数年間、音楽教師とコペンハーゲンの新聞の批評家として活動し、979年にヴォーカルアンサンブル「アルス・ノーヴァ」を創設。指揮者と作曲家としてさまざまに活動しながら、コペンハーゲンとデンマークの音楽生活に中心的役割を担いました。1996年にヴォーカルアンサンブル「ムシカ・フィクタ」を設立。1990年から2006年までBBCシンガーズの客演指揮者、2008年から2011年までブリュッセルのフランダース放送合唱団の首席指揮者を務めました。彼がフランダース放送合唱団と録音した自作の合唱作品集『ヴィーナスの輪』(Dacapo 8.226062)は、ホルテンの作品の多彩なスタイルを示し、高い評価を獲得しています。
フランダース放送合唱団を指揮した新しいアルバムでは、さまざまな作曲家たちの「悲しい気分」を描いた歌を中心に演奏。合唱作品の合間にアンドレ・プレヴィンのソプラノとチェロとピアノのための 「ヴォカリーズ」 とラフマニノフのチェロとピアノの 「ヴォカリーズ」 を挟むプログラム構成を取っています。
チェロのリュク・トーテンはブリュッセル・フィルハーモニックの首席チェロ奏者。ピアニストのステファーヌ・ド・メイは、リエージュとロッテルダムの音楽院で教えながらソリストと室内楽奏者として活動。ふたりは「トリオ・ポルティチ」でも一緒に演奏しています。独唱は、フランダース放送合唱団の歌手たちが担当。ヒルデ・フェンケンとサラ・ファン・モルは、『ヴィーナスの輪』でもソロを歌っていました。
DACOCD-732
ディーリアス:アメリカン・マスターワークス
歌劇「コアンガ」(抜粋)
アパラチア/海流
ボー・ホルテン(指)オーフスSO&Cho
オーフス大聖堂聖歌隊、
ヘンリエテ・ボンデ=ハンセン(S)、
ヨハン・ロイター(Br)、シモン・ドゥース(Br)

録音:2012年6月18日−22日
デンマークのダナコード(Danacord)が、同郷の名指揮者であり作曲家ボー・ホルテンとオーフスSOと共に創り上げてきたフレデリック・ディーリアスの作品集最終巻。デンマークの名バリトン、ヨハン・ロイターをはじめとするソリストたちの存在感、オーフスSO&合唱団の洗練されたサウンドによる「アメリカン・マスターワークス」は、シリーズのフィナーレに相応しい完成度。アメリカの画家ウィンスロー・ホーマー(1836−1910)の水彩画と音楽の組み合わせのセンスもこのレーベルならでは。
DACOCD-737(1CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュート Vol.2
ウォルトン:チェロ協奏曲*
ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲ホ短調
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、
ズオファン・チェン(指)*
ダミアン・イオリオ(指)
アイスランドSO

録音:録音:2002年5月2日*、2003年10月2日)
2013年6月、81歳でこの世を去ったデンマークの大ベテラン・チェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン。前作のエルガー&シューベルトに続くトリビュート・アルバム第2弾では、ベンクトソンの師であるグレゴール・ピアティゴルスキーのために書かれたウォルトンのチェロ協奏曲と、ユニークなハチャトゥリアンの作品をプログラミング。アイスランド放送に保管されていたテープから復刻された演奏は全て初出音源。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-738(2CDR)
レコード音源によるエアリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュート
ベートーヴェン:チェロソナタ第3番 イ長調 Op.69、
 モーツァルトの「魔笛」からの「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 WoO.46
ブラームス:チェロソナタ第2番 ヘ長調 Op.99、
 チェロソナタ第1番 ホ短調 Op.38
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ホ短調 RV.409
ボッケリーニ:チェロソナタ.イ長調 G.13、ロンド
ポッパー(カサド編):妖精の踊り Op.39
ストラヴィンスキー(ピアティゴルスキー編):イタリア組曲
グリーグ(ベンクトソン/コペル 編):春に寄す
シベリウス(ベンクトソン 編):悲しいワルツ Op.44-1
ルビンシテイン:ロマンス
サン=サーンス:白鳥
ミヨー:エレジー
コペル:テルニオ Op.53B
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
ヴィクト・シューラー(P)、
ゲーオウ・ヴァーシャーヘリ(P)、
ヘアマン・D・コペル(P)、
ヘンリク・サクセンスキョル(指)
コペンハーゲン・プロムシカ室内O
コペンハーゲン生まれのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)へのトリビュート・アルバムは、1950年から1961年にHMVに録音したチェロとピアノ、チェロと室内管弦楽のための作品集。ニルス・ヴィゴ・ベンソンの作品を初演したことでも知られるピアニスト、ヴィクト・シューラなど、デンマークを代表するアーティストが終結。
※当タイトルは、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DACOCD-740(1CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュートVol.3
カバレフスキー:チェロ協奏曲第1番 Op.49
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ.ニ長調 Op.58*
ジョリヴェ:演奏会組曲#
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、
ジャン=ピエール・ジャキャ(指)
アイスランドSO、
アンカー・ブリーメ(P)

録音:1973年10月5日、1980年10月11日*、1970年#
1932年生まれのデンマークの名チェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン。アイスランド放送に保管されていた音源によるトリビュート・シリーズの最新巻も、商業用録音として初のリリース。北欧の名チェリストが1970年から1980年にかけて奏でた協奏曲、ソナタ、無伴奏作品の貴重な記録です。※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-741
シューマン&ノアゴー
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
ノアゴー:グルーヴィング、ターン、
 アンフォールディング
カトリーン・ギスリンゲ(P)

録音:2012年4月4日−8日
デンマークの女流ピアニスト、カトリーン・ギスリンゲの両手が繋ぐ、19世紀ドイツのロベルト・シューマンと、現代デンマークのペア・ノアゴーの音楽。シューマンの「クライスレリアーナ」からノアゴーの音楽へと続くプログラムは、19世紀から現代へのタイムトラベル。ロマン派シューマンの音楽と、独自の作曲技法「無限セリー」を確立したノアゴーの透明感が広がる音楽の組み合わせが面白い。ノアゴーの「アンフォールディング」は、カトリーン・ギスリンゲに献呈された作品。

DACOCD-742
トランペット協奏曲集
ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調 Hob.VIIe-1
フンメル:トランペット協奏曲ホ長調 S.49
ネルーダ:トランペット協奏曲変ホ長調
ケティル・クリステンセン(Tp)
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
リエパヤSO

録音:2012年5月29日−31日、リガ(ラトヴィア)
1982年から北欧の伝統ある名門オーケストラ、デンマーク王立Oの首席トランペット奏者として、金管セクションをリードする名手ケティル・クリステンセン。ラトヴィアのリエパヤSOとの「トランペット協奏曲集」には、ハイドン、フンメル、ネルーダというまさにトランぺッターにとってのバイブル的存在の名曲3作品を収録!
デンマークを代表する名手が奏でるトランペットのバイブル3作品は、丁寧な演奏、堅実なスタイルが印象的。ラクスティーガラとリエパヤSOの好演も頼もしい。
DACOCD-743
ブラームス&リスト&グラナドス:ピアノ作品集
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
リスト:夕べの調べ、
 コンソレーション第3番変ニ長調
 コンソレーション第4番変ニ長調
 オーベルマンの谷
グラナドス:マハと夜鳴きうぐいす
 詩人と夜鳴きうぐいす、エピローグ
トーニャ・レモー(P)

録音:2013年10月
シャンドス(Chandos)からリリースされているマルクスのピアノ作品集(CHAN-10479)が高く評価されたオーストラリアのシドニー出身の女流ピアニスト、トーニャ・レモーがダナコード(Danacord)に登場。タスマニア、シドニー、ロンドン、シエラ・レオネ、そしてコペンハーゲンといった様々な国、都市の文化に触れてきたトーニャ・レモーのセンスが、ドイツのブラームス、ハンガリーのリスト、スペインのグラナドスの作品のカラーを見事に描き分けています。
DACOCD-744(2CD)
ハルトマン:ピアノ作品全集
高地から Op.11
アラベスク(主題と変奏) Op.16-1
カプリース Op.16-2
ジャン・ド・フランス(サラバンド)
ソナタ.ヘ長調/スケルツェット
ソナタ.ヘ長調 Op.17/アルバムのページ
カプリッチョ第1番ロ短調(ロンド)
カプリッチョ第2番変ロ短調
未完のソナタ.ト短調/ソナタ.ニ長調
舞踏会の情景 Op.23
3つのマズルカ Op.28
4つのピアノ小品 Op.31
カトリーネ・ペネロプ(P)

録音:2012年2月〜2013年6月
19世紀北欧の大作曲家ヨハン・ペーター・エミリウス・ハルトマン(1805−1900)の息子であり、デンマークにおける後期ロマンティシズムの代表的存在、エミール・ハルトマン(1836−1898)のピアノ作品全集。父J.P.E.ハルトマンと義兄ニルス・ゲーゼ、そしてデンマークとドイツの流れを汲むハルトマン。未出版の手稿譜も用いられており、デンマークの女流ピアニスト、ペネロプが弾くピアノ作品からは、デンマーク・ロマンティシズムの息吹きが聴こえてきます。
DACOCD-746
スーヴェニアーズ
サティ:組み合わされた3つの小品
ブラームス:ワルツ集 Op.39
グラナドス:村にて
バーバー:組曲「思い出(スーヴェニアーズ)」 Op.28
トーニャ・レモー(P)、
カトリーネ・ペネロプ(P)

録音:013年11月
ともにデンマークで活躍する2人の女流ピアニスト、トーニャ・レモーとカトリーヌ・ペネロプのデュオによる4手連弾のための作品集。フランスのサティから始まり、ドイツのブラームス、スペインのグラナドスを経て、アメリカのバーバーへと繋がる"ピアノ4手連弾"による欧米の旅。絶妙のアンサンブルが、4人の作曲家たちの個性を引き立てます。
DACOCD-749
2014年フーズム城音楽祭ライヴ〜稀少ピアノ作品集
ベートーヴェン:幻想曲 Op.77
シューベルト(リスト編):弔いの鐘
ピエール・J・ジメルマン:ブランジーニの有名なロマンスによる変奏曲 Op.7
エリ・ミリアム・ドラボルド:ドルメッチの小さなワルツによる練習曲
ヴィム・スタシウス・ムラー:ノスタルジア・ワルツ Op.2-22
アーネスト・ウォーカー:左手のための前奏曲 Op.47
ストラヴィンスキー:フラグメント、ピアノ・ラグ・ミュージック
シュテファン・ヴォルペ:ラグ・カプリース
メトネル:プリマヴェーラ Op.39-3
フェリックス・ゲレーロ:ハバネラ組曲
ヴィラ=ロボス:壊れたオルゴール
エルネスト・レクオーナ:いつも私の心に、
 マズルカ・グリッサンド
ヨーゼフ・モーグ(P)、
ルイザ・ボラック(P)、
ヴィンチェンツォ・マルテンポ(P)、
竹ノ内博明(P)、
アンドルー・ゾリンスキー(P)、
マーク・ヴァイナー(P)、
ホルヘ・ルイス・プラッツ(P)

録音:2014年8月15日−23日、フーズム(ドイツ)
北海に面した北ドイツの小さな港町、フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーのEXPO「フーズム城音楽祭」。ピアノ・ファン必携の人気シリーズ、2014年度盤はモーグやボラック、マルテンポ、竹ノ内博明など、個性的な魅力のピアニストたちが秘曲を披露します。

DACOCD-751
ヘンリク・ロング、フレゼリク・ロングの歌曲と二重唱曲集
ロング:グア「ナイル川がエジプト人の大地に水を与える地」、
ヴァルデマ王がグアで狩りをする**、
失ったものと得たもの**、日没*、
憧れ*、いとしい乙女よ,眠らないで、月光の夢、
冬の訪れ、「ブラン」の二重唱*、
逢い引き、舟歌、
「平野の詩」への序詩**、
4つの歌、おまえの春にわたしの歌を捧げる、
日曜日の静けさ、音楽、
鳥のバラード、森で*、昔の記憶、
追憶
ランゲ=ミュラー:追悼
エーリク・ベカー・ハンセン(T)、
レン・レフストロプ(P)、
トリーネ・バストロプ・ムラー(S)*、
トマス・クリスチャン・シーウ(Br)**
前作「クーラウ、ハイセ、バーネコウ、ベクゴーの抒情歌曲集」(DACOCD705)で伸びやかな歌声を聴かせてくれたデンマークのテノール、エーリク・ベカー・ハンセン。新録音は、デンマークでもっともロマンティックな歌を書いたと言われるヘンリク・ロングとフレゼリク・ロング親子の歌曲と二重唱曲集。
DACOCD-752
コンサート・クレメンス〜合唱作品集
ゲーゼ:「妖精王の娘」より朝の歌
メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」より それ、主は汝のためにみ使いたちに命じ
グズモンセン=ホルムグレン:春の夜
レウコヴィチ:暁に
デュリュフレ:慈しみと愛のあるところ
ジェズアルド:オリーヴ山でイエスは神に祈った
ニューストレム:なんと美しい
デュリュフレ:すべてが美しいかたマリアさま
ジェフレー:あなたの子の娘
デュリュフレ:おまえはペテロ
ニューステット:イエス、なんじ優しき友よ
タヴナー:子羊
アーラソン:ベネディクトゥス
イェアシル:夜の雨
デュリュフレ:かくも偉大な秘蹟を
バード:4声のミサ曲より アニュス・デイ
ニールセン:わがイエスよ、わが心に
ジャヌカン:鳥の歌
コンサート・クレメンス、
カーステン・サイヤー=ハンセン(指)
「デュリュフレ:オルガン作品全集&モテット集&レクイエム」(DACOCD 726)で美しく純度の高いハーモニーを聴かせてくれたコンサート・クレメンス&カーステン・サイヤー=ハンセンのコンビ。1997年にオーフス大聖堂聖歌隊のメンバーを中心として創設され、同大聖堂の守護聖人、聖クレメンスの名を冠したヴォーカルグループ、コンサート・クレメンスは、今作でも純度の高いハーモニー、繊細な表現力は健在! 幅広いプログラムを見事に表現します。
DACOCD-753
ロシアのピアノ音楽
チャイコフスキー:夕べの夢想 Op.19-1、
 ユモレスク ト長調 Op.10-2
ラフマニノフ:エレジー Op.3-1、
 前奏曲 変ホ長調 Op.23-6、
 前奏曲 嬰ト短調 Op.32-12、
 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2、
 前奏曲 ト長調 Op.32-5、
 前奏曲 ト短調 Op.23-5
プロコフィエフ:ガヴォット Op.12-2
 伝説 Op.12-6、
 前奏曲 ト長調 Op.12-7、
 束の間の幻影変ロ短調 Op.22-10、
 3つのオレンジへの恋〜行進曲
 風刺 Op.17
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34より第1曲ハ長調、第2曲イ短調、第6曲ロ短調、第10曲嬰ハ短調、第13曲嬰ホ長調、第14曲変ホ短調、第15曲変ニ長調、第16曲変イ長調、第20曲ハ短調

ニナ・カフタラージェ(P)
モスクワ音楽院でレフ・オボーリンに師事したロシアのベテラン女流ピアニスト、ニナ・カフタラージェによるロシアン・プログラム。これまで「シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調、他」(DACOCD 733)など多くのドイツ・レパートリーを手がけてきたカフタラージェのピアニズムは、ロシアン・プログラムでも丁寧で繊細なタッチで紐解きます。
DACOCD-754
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(ノース・S・ジョーセフソンによる終楽章完成版/世界初録音) ジョン・ギボンズ(指)オーフスSO

録音:2014年4月22日−25日、オーフス・コンサートホール(オーフス、デンマーク)
デンマーク、オーフス市のオーケストラ、オーフスSOによるブルックナー。ジェームズ・ロッホランが振った交響曲第7番(DACOCD 655)に続くのは、ワージングSO(イギリス)の首席指揮者、ジョン・ギボンズが振る交響曲第9番。
終楽章(第4楽章)が未完となり、様々な補筆完成が行われているブルックナーの交響曲第9番だが、ここではノース・S・ジョーセフソン(ヨゼフソン)による1992年終楽章完成版の世界初録音を収録!
アメリカの音楽学者、作曲家であるジョーセフソンは、オーストリア国立図書館、ウィーン市立図書館、ウィーン国立音楽大学が所蔵する自筆譜とスケッチを基に、アルフレート・オーレル校訂の資料を参照しながらフィナーレを再構成。ブックレットには、イギリスの作曲家デイヴィッド・マシューズとギボンズによる考察(英語)が、ドミニク・ナッドによるノート(英語)とともに掲載。ブルックナー・ファン、交響曲ファン要注目の録音です! Danacordの「ディーリアス名作集」の制作と監修に携わったスウェーデンのレッナールト・デーン、同シリーズのエンジニアを務めたドイツのシュテファン・フロックのコンビによる優秀録音もポイント。
DACOCD-755
北欧の冬
ボーウ:「15のクリスマスと冬の歌」よりクリスマスの日、冬の森、クリスマスの星、十二夜、あなたは安らかに眠っているかしら、冬の夜
ダーラナ地方のコラール 「祝福された日」
ドイツ民謡(エーレンボリ=ポッセ編):輝くクリスマスの朝がくると
ヌードクヴィスト:クリスマス,輝くクリスマス
テグネール:ベツレヘムの星
ヴァイセ:神様の小さな天使たち,ふたたびようこそ
ハムブアウアー:雪ほど静かなものはない
オーゴー:雪のかけらが吹き寄せて
リリエフォシュ:もうじきクリスマス
シェーレル:たくさんのキャンドルに灯がともった/アダン:クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」
デール:冬は寒さと雪をもたらす
アイスランド民謡 「夏は過ぎ行く」
クヌーセン:クリスマスイブには幸せな気持ちに
ノルウェー伝承曲 「幸せを運ぶクリスマスよ」
グリーグ:今ふたたび山と谷が見える
シベリウス:クリスマスの歌 「私には富も名声もいらない」 Op.1-4、
三月の雪の上のダイアモンド Op.36-6
マーサロ:クリスマスの鐘
イッタ=マリア・シェーベリ(S)、
ドーテ・シールケ(Tp)
トビアス・ドゥーアホルム(Vn)
リンデュ・ロスボー(Org)
スウェーデン出身のソプラノ、イッタ=マリア・シェーベリの新録音「北欧の冬」では、デンマーク、スウェーデン、フェロー諸島、アイスランド、ノルウェー、フィンランドからの北欧プログラム! デンマーク王立音楽アカデミー出身の女流トランペッターのドーテ・シールケの煌びやかなサウンドも聴きどころ!
DACOCD-756
メシアン:室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲
ヴァイオリンとピアノのための主題と変奏
世の終わりのための四重奏曲
アンサンブル・ノールリス(ノーザン・ライツ・アンサンブル)
〔クリスティーネ・プリュン(Vn)、
ヴィクトル・ヴェンネス(Cl)、
オイスタイン・ソンスタード(Vc)、
クリストファー・ヒュルディ(P)〕

録音:2010年2月&2013年7月
1997年に創設されたクラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの4人からなるアンサンブル・ノールリス(ノーザン・ライツ・アンサンブル)によるメシアンの室内楽作品集。ヴァイオリニストでもあった最初の妻クレール・デルボスのために作曲された「ヴァイオリンとピアノのための幻想曲」、「ヴァイオリンとピアノのための主題と変奏」に、第二次世界大戦でドイツ軍の収容所にて作曲された「世の終わりのための四重奏曲」の3曲を収録。アンサンブル・ノールリス(ノーザン・ライツ・アンサンブル)は、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの四重奏を基本に曲によって柔軟にメンバー構成を変え、バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを得意としています。ドビュッシーやラヴェルなどのフランス作品にも定評のあるアンサンブルが奏でるメシアン、必聴です!
DACOCD-757(2CDR)
スカンジナヴィアン・クラシックス Vol.5
ハンメリク:交響曲第6番 Op.38 「精神的な交響曲」
シベリウス:交響曲第5番 Op.82、
カレリア組曲 Op.11
ハートマン:序曲 「ヘーコン・ヤール」
スヴェンセン:祝祭ポロネーズ
ニールセン:東洋風祝祭行進曲 「アラジン」、
 アラジンの夢と朝霧の踊り、
 ヒンドゥーの踊り、
 イスパハンの市場、黒人の踊り、
 「母」への前奏曲、
 「仮面舞踏会」より 若い雄鶏たちの踊り
リスエーヤ:「ニルス・エベセン」への前奏曲
タープ:コメディ序曲
レーセン:デンマーク・ラプソディ 「ヒマラン」
ゲーゼ:タンゴ・ジェラシー
ロンビュー:コペンハーゲン蒸気鉄道ギャロップ、シャンペン・ギャロップ
ボイド・ニール(指)ボイド・ニール弦楽オーケストラ、
エーリク・トゥクセン(指)
ヨン・フランセン(指)
エミール・レーセン(指)デンマーク国立放送O、
スヴェン・クリスチャン・フェーロム(指)
カーロ・アナセン(指)ティヴォリSO、
ゲーオー・フベア(指)王立O
デンマーク放送の音源とLPからの復刻による「スカンジナヴィアン・クラシックス」シリーズ。プロジェクトに関わったリンドン・ジェンキンズが急逝したため第4巻(DACOCD-707-708)で最終巻となったが、「ジェンキンズへのオマージュ」として第5巻が特別に製作された。※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-759
シューベルト:連作歌曲集 「冬の旅」 Op.89, D.911(リヒャルト・クリュッグ編曲:弦楽四重奏伴奏版) ヨハン・ロイター(Bs-Br)
コペンハーゲンSQ

録音:2014年6月14日−17日、オペラハウス(コペンハーゲン)
コペンハーゲンのデンマーク王立歌劇場を牽引するトップスターの1人、デンマークを代表するバリトン歌手ヨハン・ロイター。 ヨハン・ロイターが歌うシューベルトの「冬の旅」は、コペンハーゲン・フィルの首席チェリスト、リヒャルト・クリュッグがトランスクリプションを施した、弦楽四重奏による伴奏版! コペンハーゲンSQは、リヒャルト・クリュッグを含む、コペンハーゲン・フィルのメンバーによって2004年に結成されたアンサンブル。

DACOCD-760
ジェズアルド:マドリガーレ集 ボー・ホルテン(指)ムジカ・フィクタ

録音(ライヴ):2013年11月18日、バーリ(イタリア)
BBCシンガーズの首席客演指揮者、フランダース放送合唱団の首席指揮者などを歴任してきた北欧の名匠、ボー・ホルテンが振るジェズアルドのマドリガーレ集。ムジカ・フィクタはホルテンによって1996年に設立された、コペンハーゲンのヴォーカル・アンサンブル。
DACOCD-761
バッハ:イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
エリサベト・ニールセン(P)
デンマークに生まれたセンセーショナルなピアノの才能、エリサベト・ニールセンのデビュー・レコーディング! オランダで行われている若い音楽家のための国際ピアノ・コンクールで入賞した若きピアニストが、バッハ、シューマン、プロコフィエフという凝ったプログラムで世界に羽ばたきます。
DACOCD-762
シグネチャー〜無伴奏ヴァイオリン作品集
ベント・セーアンセン:シャロットの女
ラファウ・アウグスティン:周期的小品第1番
シュニトケ:ア・パガニーニ
ブーレーズ:アンテーム
ベリオ:セクエンツァ[
バッハ:シャコンヌ
クリスティーネ・プリュン(Vn)

録音:2014年12月29日−30日、2015年5月1日−2日&7月1日、3日、デンマーク
メシアンの「世の終わりのための四重奏曲(DACOCD-756)」の録音で話題となった"アンサンブル・ノーアリュス"のメンバーでもあるデンマークの女流ヴァイオリニスト、クリスティーネ・プリュンの初のソロ・アルバム。これまで100を超す初演を手がけてきたプリュンが描く、近現代と大バッハの無伴奏プログラム。

DACOCD-763(6CD)
エンドレ・ヴォルフ Vol.2〜スタジオ&プライベート・レコーディングス1944−78
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV.1002
(2)バッハ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 BWV.1041
(3)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV.1006
(4)バッハ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 BWV.1042
(5)ウェーベルン:4つの小品 Op.7
(6)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
(7)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番
(8)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ.変ロ長調 K.378
(9)ブラームス:二重協奏曲イ短調 Op.102
(10)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(11)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番
(12)バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
(13)コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7
(14)コック:ヴァイオリンと管弦楽のための 「トリプティック」 Op.43
(15)ベック:ヴァイオリン協奏曲
(16)ルーセンベリ:ヴァイオリン協奏曲第2番
(17)フランク:ヴァイオリン・ソナタ
(18)シベリウス:大洋の女神
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調
エンドレ・ヴォルフ(Vn、指)、

ミヒャエル・ギーレン(指)ヨーテボリSO、
コペンハーゲン室内O、
ハンス・ライグラフ(P)、
エアリング・ブロンダル・ベンクトソン(Vc)、
スティーグ・ヴェステルベリ(指)ストックホルム・ロイヤルPO、
セルジュ・コミッショーナ(指)
ステーン・フリュクベリ(指)
スウェーデン放送O、
シクステン・エケルベリ(P、指)

録音:(1)1973年、
(2)1961年
(3)1978年
(4)1949年
(5)1972年
(6)1971年
(7)1968年
(8)1969年
(9)1959年
(10)1973年
(11)1969年
(12)1973年
(13)1966年
(14)1951年
(15)1961年
(16)1961年
(17)1952年
(18)1944年
2011年3月にスウェーデンでこの世を去ったハンガリー、ブダペスト出身のヴァイオリニスト、エンドレ・ヴォルフ(1913−2011)の録音集第2弾。ヨーテボリSOのコンサート・マスターやスウェーデン王立アカデミーの会員として活躍した偉大なヴァイオリニストの歴史を、放送音源やプライベート録音を含む貴重な録音で振り返ります。

DACOCD-769
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
楽興の時 D.780
エミール・グリューステン(P)

録音:2015年5月6日−7日
15歳でソロ・リサイタル、16歳でオーフス響との共演でコンチェルト・デビューを果たしたデンマークのピアニスト、エミール・グリューステン(1985−)のデビュー・ディスクは、シューベルト・プログラム!オーフス王立音楽アカデミー(ユラン音楽院)、コペンハーゲンの王立音楽アカデミー、ヘルシンキのシベリウス・アカデミーなどで研鑽を積み、デンマーク、フィンランド、ドイツでのコンクール入賞実績を持つ期待の実力派です。

DACOCD-770(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン〜デンマーク初演集

(1)ディーリアス:チェロ協奏曲
(2)ブリテン:チェロ交響曲 Op.68
(3)ルトスワフスキ:チェロ協奏曲
(4)ブリテン:無伴奏チェロ組曲第2番 Op.80
(5)ブリテン:無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87
全て、エアリング・ブレンダール(Vc)

(1)メレディス・デーヴィズ(指)
 デンマークRSO
 録音:1976年3月8日ライヴ
(2)オッコ・カム(指)コペンハーゲンPO
 録音:1991年2月2日ライヴ
(3)ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
 デンマークRSO
 録音:1979年6月10日ライヴ
(4)1987年3月29日
(5)録音:1977年4月19日
2013年6月6日に81歳でこの世を去ったデンマークの名チェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)へのトリビュート・アルバム。ディーリアス、ルトスワフスキ、そしてブリテンは、数多くのデンマーク初演を手がけたベンクトソンの遺産です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-771
ルーズ・ランゴー:18の歌曲
エミール・リッテルスハウスによる8つの歌
5つの歌曲
5つのエロティックな詩
イェンス・クログスゴー(T)、
ヤン・オーレ・クリスチャンセン(P)

録音:2016年2月、デンマーク
デンマーク後期ロマン派の作曲家、ルーズ・ランゴー(1893−1952)の、世界初録音となる歌曲集。デンマークのベテラン・テノール、イェンス・クログスゴーが、徐々に再評価の進むランゴーの知られざる魅力を世に伝えます。
DACOCD-772
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調 S.178、
 巡礼の年第1年 「スイス」 より
ワーグナー(リスト編):イゾルデでの愛の死 S.447
リスト:パガニーニによる大練習曲 S.141より 第6番 「ラ・カンパネッラ」
エミール・グリューステン(P)

録音:2015年6月17日ー18日、デンマーク
15歳でソロ・リサイタル、16歳でオーフス響との共演でコンチェルト・デビューを果たしたデンマークのピアニスト、エミール・グリューステン(1985−)のセカンド・アルバムは、「ロ短調ソナタ」や「ラ・カンパネッラ」を収録したリスト・アルバム!
DACOCD-773
トリビュート・トゥ・バッハ
バッハ:カンタータ第29番 BWV.29より シンフォニア(ギルマン編)、
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004より シャコンヌ(ミッデルシュルテ編)、
 パルティータ ロ短調 BWV.831より エコー(カルク=エーレルト編)
リスト:泣き, 嘆き, 悲しみ, おののき
バッハ:2声のインヴェンション第6番ホ長調 BWV.777(レーガー編)、
 2声のインヴェンション第12番イ長調 BWV.783(レーガー編)
レーガー:バッハの主題による幻想曲とフーガ Op.46
クリスチャン・クロウセー(Org)

録音:2016年、オーフス大聖堂(デンマーク)
2007年からオーフス大聖堂のオルガニストを務める、クリスチャン・クロウセーが弾くバッハ・トリビュート・アルバムは、「シャコンヌ」を含むバッハのオルガン・トランスクリプションと、リスト、レーガーがバッハの作品を基に書いた作品を収録。
デュリュフレのオルガン作品全集(DACOCD-726)でも聴かせてくれた、デンマーク最大級と言われるオーフス大聖堂のオルガンで、荘厳なるバッハを響かせます。
DACOCD-775
ビゼー:管弦楽作品集
交響曲ハ長調
「カルメン」 組曲第1番
「アルルの女」 組曲第1番
「アルルの女」 組曲第2番
マルク・スーストロ(指)
オーフスSO

録音:2016年6月6日−10日、オーフス・シンフォニー・ホール(デンマーク)
デンマーク、オーフス市のオーケストラ、オーフスSOと、2015年8月よりオーフス響の首席指揮者の任に就いたフランスの指揮者マルク・スーストロが描くジョルジュ・ビゼーの管弦楽作品集。 代表作「カルメン」、「アルルの女」の組曲に加え、ビゼーが17歳のときに書き上げた習作、「交響曲ハ長調」を収録。フランス音楽のスペシャリストとして長いキャリアを誇るマルク・スーストロが振る、色彩豊かなビゼーの交響曲と組曲集です。
DACOCD-776
チボリ青年衛兵音楽隊 − 献身
デーヴィズ・M・A・P・パルムクヴィスト:チボリ青年衛兵音楽隊170周年記念行進曲
H・C・ロンビュー:宵の明星ワルツ
パルムクヴィスト:チボリ組曲〔フルー・ニンブに敬礼、七面鳥の散歩、Rutsch!、夜のチボリ、チボリ花火ファンファーレ〕
ロンビュー:国王ジョージ一世栄誉行進曲
イプ・グリネマン:フェスティヴォリ(チボリ祭り)〔イントラーダ、陽気なパレード〕
ロンビュー:テューラ王女ポルカ
ロバート・ファーノン:ファーノン・ファンタジー
ロンビュー:シャンペン・ギャロップ
作者不詳:旗の行進曲
パルムクヴィスト:チボリ青年衛兵音楽隊の信号
ダン・グレーセル:晴れ着のチボリ青年衛兵音楽隊
ネル・クローウ・ラーセン:キャラバン
アーネ・オーレ・スタイン:チボリ青年衛兵音楽隊敬礼行進曲
ヘンリク・マセン:メリー・コーナー
スティー・ノーエストゴー:ゲーオウ・カーステンセンの行進曲
マーティン・ホルテゴー:噴水
パルムクヴィスト:千の行進曲
作者不詳:ステップダウン
ロンビュー:ダウマ・ポルカ
ベント・ファブリーシュス・ビェアア:コペンハーゲンで恋をして
チボリ青年衛兵音楽隊
コペンハーゲンのチボリ公園は、1843年、実業家のゲーオウ・カーステンセンが開園、世界でもっとも人気の高い観光地のひとつになりました。チボリ公園の音楽を担当するアンサンブルのひとつ、チボリ青年衛兵音楽隊(The Tivoli Youth Guard)のアルバム『献身』。
チボリの音楽家として活躍、「シャンペン・ギャロップ」や「コペンハーゲン蒸気鉄道ギャロップ」で知られるハンス・クリスチャン・ロンビュー(ロンビ)(1810−1874)や、デンマーク国立SO第一ホルン・ソロ奏者を務めるデーヴィズ・M・A・P・パルムクヴィスト(1979−)たちの作曲した、彼らが日常演奏する曲と特別な行事の曲が新しい録音で収録されています。
デンマークのエリート青少年バンドによるエネルギッシュで溌剌としたサウンド。吹奏楽、ブラスバンド、マーチング、軍楽隊ファンや関係者は要注目のアルバムです!
DACOCD-777
イーダ・ヘンリエテ・ダ・フォンセカ 作品全集〜18の歌曲
孤独(Einsamkeit)(ヴィルヘルム・ミュラーの詩)、
期待(Die Erwartung)(シラーの詩)、
懺悔する女学生(Den angrende Skole-Pige)(作者不詳の詩)、
ロウゲンの川辺に立つトウヒ(Granen ved Lougen)(ヨハン・ストルム・ムンクの詩)、
あの山を越えて(Uber die Berge dort)(作者不詳の詩)、
泣かないで!(K・Cの詩)
告別(Der Abschied)(ゲーテの詩)、
恋する田舎の若者(Den elskende Bondeknos)(エーダム・ウーレンスレーヤーの詩)、
冬の不安(Vinterangst)(エーダム・ウーレンスレーヤーの詩)、
新年に(Zum neuen Jahr)(ゲーテの詩)、
バイロンの像(Byrons Statue)(アンドレーアス・ムンクの詩)、
虹(Regnbuen)(エーダム・ウーレンスレーヤーの詩)、
いやに無口な羊飼いの娘(Die sprode Schaferin)(ゲーテの詩)、
ワルツとロマンス「私の娘」(Vals og Romance “Mi eja Jente”)、
エーリとグルヒュンディ(Aly og Gulhyndy)(エーダム・ウーレンスレーヤーの詩)、
ムーンのロマンス=エコー(Romance-Eccoet pa Mon)(作者不詳の詩)、
5月の歌(Maylied)(ゲーテの詩)*、
舞踏のかけあいの歌(Wechsellied zum Tanze)(ゲーテの詩)*
ヘレーネ・ヴァス・ハンセン(S)、
カトリーネ・ペネロプ(P)、
室内合唱団ムシカ*
デンマーク音楽史から忘れられてしまっていたロマンティシズム時代の女性作曲家フォンセカの初めての作品全集。イーダ・ヘンリエテ・ダ・フォンセカ(Ida Henriette da Fonseca)は、1806年、コペンハーゲンに生まれました。王立劇場で合唱指揮者を務めていたジュゼッペ・シボーニに姉エミーリエと一緒に学び、1827年、アルト歌手として王立オペラにデビューしました。1840年に引退、宮廷歌手として歌を教え、1848年、作曲家としての最初の作品を発表しました。ドイツ、デンマーク、ノルウェーの詩に作曲した作品。
ソプラノのヘレーネ・ヴァス・ハンセン(Helene Hvass Hansen)は、王立デンマーク音楽アカデミーで学び、スザンナ、パミーナ、グレーテルなどの役のほか、クルト・ヴァイルの作品、アンディ・ペイプの子供オペラの主役も歌っています。共演のカトリーネ・ペネロプ (Cathrine Penderup)は『デンマーク女性作曲家のロマンティック・ピアノ作品集』(DACDOCD680)が好評のピアニストです。ディスクの最後にヘンリク・エンゲルブレクト(Henrik Engelbrekt)による「イーダ・ヘンリエテ・ダ・フォンセカ」の紹介(デンマーク語)が Podcast で収録されています。

DACOCD-778(2CDR)
スウェーデン放送の音源によるエアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物
ハンス・ホーレヴァ(1905−1991):4つのカデンツァ(チェロと管弦楽のための)
カール=ビリエル・ブルムダール(1916−1968):三重奏曲(クラリネット,チェロとピアノのための)
リードホルム(1921−):4つの小品(チェロとピアノのための)
クット・アッテルベリ(1887−1974):チェロソナタ ロ短調 Op.27
ヘンリー・エクルズ(1670−1742):チェロソナタ ト短調
ブロッホ:無伴奏チェロ組曲第1番 イ短調
ダーグ・ヴィレーン(1905−1986):チェロとピアノのためのソナティナ第1番 Op.1
フリオ(フリ)・ガレータ(1875−1925):チェロソナタ ヘ長調
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
スウェーデンRSO、
レイフ・セーゲルスタム(指)、
トゥーレ・ヤンソン(Vc)
シェル・ベッケルン(P)、
アンカー・ブリーメ(P)、
グレータ・エーリクソン(P)、
ホセ・リベラ(P)

録音:1957年−1980年/STEREO/ADD
デンマーク人のヴァイオリニストとアイスランド人のピアニストを両親にコペンハーゲンで生まれたチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)に捧げる「オマージュ」のシリーズ。アイスランド交響楽団とアイスランド国営放送の音源を使った2012年のアルバム(DACOCD724)につづき、スウェーデン放送のアーカイヴが所蔵する録音がリリース。多くの初演や初CD化など貴重な音源を収録し、デンマークを代表するチェリストの勇姿が蘇ります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-779
2015年フーズム城音楽祭ライヴ〜稀少ピアノ作品集
クラクストン:シチリアーノとリゴードン
モンポウ:セグレート、ラ・リュー, ギターと老馬
ドブローウェン:詩曲 Op.3-2
シマノフスキ:練習曲 Op.4-1
アルカン:大ソナタ.「四つの時代」 Op.33〜40代「幸せな家族」
フンメル:気まぐれな美女 Op.55
ガスタビーノ:リオ・ドゥルセの少女
カツァリス:様々な主題による即興曲(リストへのオマージュ)
ツファスマン:マトヴェイ・ブランテルの主題による幻想曲
フィーナ:バンブル・ブギ
ジョナサン・プロウライト(P)、
ジョナサン・パウエル(P)、
ユーリ・ファヴォーリン(P)、
フローリアン・ウーリヒ(P)、
マーティン・ジョーンズ(P)、
シプリアン・カツァリス(P)、
アレックス・ハッサン(P)

録音:2015年8月21日−29日
北海に面した北ドイツの小さな港町、フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーのEXPO「フーズム城音楽祭」。ピアノ・ファン必携の人気シリーズ、2015年度盤には、シプリアン・カツァリスがシリーズ初登場。様々な主題を自由な即興で繰り広げるという、カツァリスならではの超絶作品を収録!他にも、ジョナサン・プロウライトが弾くバンブル・ブギ(「熊ん蜂の飛行」のブギウギ・アレンジ!)や、アレックス・ハッセンが弾く「ブランテルの主題による幻想曲」、マーティン・ジョーンズが弾くガスタビーノなど、レアで魅力的なピアノ作品が満載!
DACOCD-780(2CDR)
ノルウェー放送の音源によるエアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物

(1)ブラームス:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.114
(2)ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.67
(3)クラウス・エッゲ:チェロ協奏曲 Op.29(1966)
(4)エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
(5)グリーグ:チェロソナタ イ短調 Op.36
(6)シェティル・ヴォスレフ:チェロ協奏曲第1番(1976)
(1)ラーシュ・アンデシュ・トムテル(Va)、ホーコン・アウストボー(P)〕[録音:1990年9月11日、オスロ室内楽フェスティヴァル(ライヴ録音)]
(2)アルヴェ・テレフセン(Vn)、シェル・ベッケルン(P)〕[録音:1968年3月7日(テレビ収録)]
(3)オスロPO、オイヴィン・フィエルスタ(指)〕[録音:1967年10月27日(初演コンサート・ライヴ録音)]
(4)オスロPO、アレクサンデル・ラザレフ(指)〕[録音:2000年11月30日(ライヴ録音)]
(5)シェル・ベッケルン(P)〕[録音:1985年11月30日、オスロ大学講堂(ライヴ録音)]
(6)ベルゲンPO、ウラジーミル・フェドセーエフ(指)〕[録音:1981年6月12日(ライヴ録音)]
ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)は、デンマーク人のヴァイオリニストとアイスランド人のピアニストを両親にコペンハーゲンで生まれました。フィラデルフィアのカーティス音楽院でピアティゴルスキーに学び、ソリスト、室内楽奏者として活動、母校のカーティス、コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミー、ケルン音楽大学、ミシガン大学音楽学校で教えました。20世紀から21世紀のデンマークと北欧を代表するチェリストのひとりに挙げられ、ヘンリク・ブランストロプをはじめとする教え子やラジオとテレビの番組を通じて彼の音楽を知った人たちから没後の今も慕われています。
ブレンダール・ベンクトソンに捧げる「オマージュ」シリーズ。デンマーク放送(DR)(DACOCD727)、アイスランドSOとアイスランド国営放送(DACOCD724, DACOCD737)、HMVとSonetのレコード録音(DACOCD738)、スウェーデン放送(SR)(DACOCD778)と続いたリリースの最新作は、ノルウェー放送(NRK)の音源によるアルバムです。彼の主要なレパートリーだったエルガーの協奏曲、ブラームスとショスタコーヴィチの三重奏曲、グリーグのソナタ、そして、彼が初演したクラウス・エッゲ(1906−1979)の協奏曲と、ベルゲン在住の作曲家シェティル・ヴォスレフ(1939−)の協奏曲第1番の録音が含まれています。室内楽は、ヴィオラのトムテル、ピアノのアウストボーとベッケルン、ヴァイオリンのテレフセンという、現代ノルウェーを代表する音楽家が共演しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-781(2CD)
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー Vol.2
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
(2)シューマン:謝肉祭 Op.9
(3)ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
(4)モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.396
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番イ長調 Op.47 「クロイツェル**
(6)シューベルト:ピアノ三重奏曲変ロ長調 Op.99***、
(7)即興曲ト長調 Op.90-3
ヴィクト・シューラー(P)、
エーリク・トゥクセン(指)*、
デンマーク国立RSO*、
エミール・テルマーニ(Vn)**、
ヘンリー・ホルスト(Vn)***、
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)***

録音:(1)1950年、(2)1956年、(3)1956年、(4)1955年、(5)1942年、(6)1955年、(7)1957年
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラーの貴重な録音を現代に復刻するシリーズ第2弾(第1弾はDACOCD 491-492)。ヴィクト・シューラー(1899−1967)は、コペンハーゲン生まれのピアニスト。父は作曲家のヴィクト・ベンディクス。母アウゴスタ・シューラーからピアノの手ほどきを受け、イグナーツ・フリードマン、アルトゥール・シュナーベルに師事しました。1914年にピアニストとしてデビュー。1919年からヨーロッパの演奏旅行。第2次世界大戦後の1948年−1949年にかけて初めてのアメリカ演奏旅行を行いました。新しい音楽のスペシャリストとしても知られ、ランゴーやニルス・ヴィゴ・ベンソンのピアノ作品を初演。指揮者としても活動しました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-785
ベートーヴェン、ニールセン、シューマン:ピアノ作品集
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
ニールセン:シャコンヌ FS79(Op.32)
シューマン:謝肉祭 Op.9
エリサベト・ニルセン(P)

録音:2017年4月8日−11日、デンマーク王立音楽アカデミー、コンサートホール
エリサベト・ホルメゴー・ニルセン(1993−)は、デンマークのピアニスト。コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーでアメーリェ・マリング、ニクラス・シヴェレーヴ、マリアンナ・シリニャンに学び、J・S・バッハのイギリス組曲第2番、シューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」、プロコフィエフのピアノソナタ第6番を弾いたデビューアルバム(DACOCD 761)を2015年に発表しました。
アルバム第2作は、ベートーヴェン中期のピアノ作品の傑作のひとつに挙げられている「32の変奏曲」。ハーモニーと詩的感受性の豊かさ、構想の大きさ、ヴィルトゥオジティにより、カール・ニルセンのピアノ曲の中でももっとも演奏されることの多い「シャコンヌ」。そしてシューマンの「謝肉祭」。
好評を博したと伝えられる彼女のデビュー・コンサートのプログラムです。
DACOCD-786
黄金時代〜ゲーゼ、シューマン、シューベルト:4手連弾のためのピアノ作品集
ゲーゼ:北欧の音画 Op.4
シューマン:東洋の絵 Op.66
ゲーゼ:3つの個性的な小品 Op.18
ゲーゼ(グランシャン編):結婚ワルツ
ゲーゼ:誕生日ポロネーズ、結婚式と銀婚式のワルツ
シューベルト:幻想曲ヘ短調 D.940(Op.103)
コペンハーゲン・ピアノデュオ〔トーニャ・レモー(P)、カトリーネ・ペネロプ(P)〕

録音:2017年2月18日−19日、ニューヨーク
19世紀前期、デンマーク文化の黄金時代を代表する音楽家のひとり、ニルス・W・ゲーゼ(1817−1890)が「4手のピアノのため」に書いた詩的で独創的な作品の初めての全曲録音。
『デンマーク女性作曲家のロマンティック・ピアノ作品集』(DACOCD680)で美しい音楽を聞かせたカトリーネ・ペネロプと、トーニャ・レモーの「コペンハーゲン・ピアノデュオ」による演奏。ゲーゼが師事したメンデルスゾーンと同じロマンティシズムの時代、シューマンとシューベルトの4手のピアノ作品が合わせて収録されています。

DACOCD-787(2CDR)
ヴァンディ・トヴォレク〜デンマークのヴァイオリン・ウィザード 1946-1953録音選集
(1)ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番*/**、
(2)クヤヴィアク イ短調(第2マズルカ)+
(3)バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
(4)クヌーズオーウ・リスエーヤ:2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.55b#
(5)ヴァイオリン, チェロとピアノのためのソナタ Op.55a##/+
(6)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調+
(7)タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「悪魔のトリル」+
(8)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20*/***
(9)ヤコブ・ゲーゼ:タンゴ 「ジェラシー」*/***
(10)フバイ:チャールダーシュの情景第4番 「ヘイレ・カティ」 Op.32、
(11)チャールダーシュの情景第5番 「バラトン湖の波」 Op.33+
(12)オーレ・ブル:セーテルの娘の日曜日+
(13)フィニ・ヘンリケス:蚊の踊り Op.20-5、悪魔の踊り、子守歌+
(14)ヴァンディ・トヴォレク:カプリチェット
(15)フェルディナンド・ポリアキン(トヴォレク 編):カナリア+
(16)カイ・モーテンセン:おんどりのドゥードル・ダンディ(養鶏場の恋)#
ヴァンディ・トヴォレク(Vn)、
デンマーク放送O*、
エーリク・トゥクセン(指)**、
エミール・レーセン(指)***、
デンマーク放送軽音楽オーケストラ#、
テディ・ペータセン(指)#、
エスター・ヴァウニング(P)+、
チャーレス・センデローヴィツ(Vn)#、
ヨハン・ヒュー=クヌセン(Vc)##

録音:(1)1946年、(2)1946年、(3)1951年、(4)1953年、(5)1953年、(6)1947年、(7)1947年、(8)1946年、(9)1946年、(10)(11)1947年、(12)1953年、(13)1947年、(14)1947年、(15)1948年、(16)1953年
ヴァンディ・トヴォレク(1913−1990)は、デンマークでもっとも人気を集めたヴァイオリニストと言われます。ポーランド人を両親にコペンハーゲンで生まれ、エッバ・ニッセンとエアリング・ブロクにヴァイオリンを学びました。1944年、ブラームスの協奏曲を弾いてデビュー。デンマーク放送の木曜日コンサートでソリストを務め、1940年代と1950年代にかけてクラシカルとポピュラー音楽のレパートリーをレコードに録音、1950年代にはイギリスやアメリカなどへのツアーも行っています。ピアニストでコメディアンのバアウ・ローセンバウム(ヴィクター・ボーグ)のデンマーク、ノルウェー、スウェーデンへのツアーに同行、エンタテイナーとしても活躍しました。録音エンジニア、クラウス・ビューリト氏の個人コレクションと王立図書館所蔵の Decca LP の復刻によるコレクション。バルトークのソナタから、「ヴァイオリンのウィザード(魔術師)」の妙技が聴衆を魅了したという技巧的な作品まで、トヴォレクの最良の録音が集められています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-789
2016年フーズム城音楽祭ライヴ〜稀少ピアノ作品集
(1)シャミナード:森の精 Op.60
(2)フォーレ:舟歌第8番 Op.96、
 カサドシュ:前奏曲 Op.5-2、
 アナトーリー・アレクサンドロフ:幻影 Op.21-2、
 ロイプケ:スケルツォ ニ短調、
 ワーグナー(ブラッサン編):魔の炎の音楽(「ワルキューレ」より)
(3)リスト:夜の賛歌、
 メトネル:夕べの歌 Op.38-6
(4)ラフマニノフ(ワイルド編):乙女よ, もう歌わないでおくれ Op.4-4、夏の夜 Op.14-5〔
(5)モニューシュコ(フリードマン編):春 Op.28-1、
 パデレフスキ:夜想曲 Op.16-4
(6)キルヒナー:夜景 Op.25-2、夜景 Op.25-6〔フロリアン・ノアック〕
(7)レーガー:暖炉のそばの夢 Op.143-12、
 スカルラッティ(タウジヒ編):パストラーレ
(8)モーツァルト(ブゾーニ編):「魔笛」 序曲〔デュオ・グラウ&シューマッハー〕
(9)ブラームス:ハンガリー舞曲第11番(4手連弾)
(10)ブリテン:組曲 「休日の日記」 Op.5より 第2曲「帆走」、第3曲「遊園地」
(11)ロジャー・サシェヴェレル・クック:前奏曲 Op.33-7、
 ロジャース&ハマースタイン(ハフ編):私のお気に入り
(1)ヨハン・ブランシャール(P)
(2)セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)
(3)マーティン・ジョーンズ(P)
(5)フロリアン・ノアック(P)
(7)ヨーゼフ・モーグ(P)
(8)デュオ・グラウ&シューマッハー(P)
(9)デュオ・メルシエ&カツァリス(P)
(10)アルテョム・ヤスィンスキイ(P)
(11)サイモン・キャラハン(P)

録音:2016年8月19日−27日
北海に面した北ドイツの小さな港町、フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーの祭典「フーズム城音楽祭」。ピアノ・ファン必携の人気シリーズ、2016年度盤のポイントは、シプリアン・カツァリス&エレーヌ・メルシエの4手連弾によるブラームスのハンガリー舞曲! また、2003年エリザベート王妃国際コンクールで優勝したドイツのセヴェリン・フォン・エッカードシュタインはシリーズ初登場で5曲を収録。そのうち「フォーレ:舟歌第8番」と「ロイプケ:スケルツォ ニ短調」は、2016年の来日公演でも披露された演目です。
その他、英グラモフォン賞2015で「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞したヨーゼフ・モーグや、第5回仙台国際音楽コンクール・ピアノ部門第3位を受賞したアルテョム・ヤスィンスキイなど、期待の若手アーティストが多数参加。ヨハン・ブランシャールによるシャミナード、フベルト・ルトコフスキによるポーランド音楽、サイモン・キャラハンによるロジャー・サシェヴェレル・クックなど、それぞれの十八番レパートリーを披露しています。スティーヴン・ハフ編曲による「私のお気に入り」(ミュージカル 「サウンド・オブ・ミュージック」より)にも注目!
DACOCD-790
サティの時間〜サティと彼の歌
サティ:食欲をそそらない/ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)/1916年の3つの歌〔青銅の像、伊達男(ダフェネオ)、帽子屋〕/スポーツと気晴らし〔ブランコ、狩、イタリア喜劇、魚釣り、ヨット遊び、海水浴、競馬〕/1886年の3つの歌〔天使、悲歌、シルヴィ〕/グノシエンヌ第1番/グノシエンヌ第2番/潜水人形〔ねずみの歌、憂鬱、アメリカの蛙、詩人の歌、猫の歌〕/ヴェクサシオン(嫌がらせ)/「もうひとつの3つの歌」より〔歌、花〕/グノシエンヌ第3番/グノシエンヌ第6番/スポーツと気晴らし〔テニス、陣取り遊び、ゴルフ、ピクニック、蛸、いちゃつき、タンゴ〕/4つの小さな歌〔悲歌、踊り子、乾杯の歌、さようなら〕/ランピールの歌姫/ジムノペディ第1番
トリオ・サティ〔イサベル・ピガニョル(S)、ラース・マルター(Cb)、ウラ・ヘーバマン(P)〕

録音:2017年6月、Garnison Church(デンマーク)
「トリオ・サティ」は、1900年代の初頭、第一次世界大戦前後のフランス音楽に「恋をした」三人が2012年にコペンハーゲンで結成したアンサンブル。フランス人を祖先にもつオペラ歌手のイサベル・ピガニョル、ベーシストのラース・マルター、ピアニストのウラ・ヘーバマン。彼らは、サティを中心にイベール、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクたちの音楽をレパートリーにフレゼリクスベアの「メトロノーム」でコンサートを行い、「サティと友人たちフェスティヴァル(Satie-med-venner-festival)」を毎年開催しています。彼らが共演を始めた2008年以来、コンサートで取りあげてきたサティの代表的な作品をセッション録音した『サティの時間』。メトロノームで行われるコンサートの名称が、アルバム名に採られました。
DACOCD-799
2017年フーズム城音楽祭ライヴ〜稀少ピアノ作品集
(1)チェルニー:ロードの歌曲「思い出」による変奏曲 Op.33
プーランク(ポンパ=バルディ編):愛の小径
(2)デュポン:「病めるとき」より 第5番「日曜日の午後」
(3)ベッリーニ(タールベルク編):ベッリーニの歌劇「ノルマ」のアリア「清らかな女神よ」による幻想曲
(4)ショパン(ゴドフスキー&アムラン編):新しいエチュード第1番 ヘ短調
 アムラン:ロム・アルメによるトッカータ
(5)ヒンデミット:「ルードゥス・トナリス」より Interludium、Fuga quinta in E、Interludium
ワーグナー:エレジー変イ長調 WV.93
デシャトニコフ:「劇場の追憶」より 第5番:ロンド=チェイス
(6)チェイシンズ:前奏曲変ホ短調 Op.12-2
 グレインジャー:デリー地方のアイルランド民謡
グリーン(ワイルド&バーマン編):ボディ・アンド・ソウル
(7)ブラゴイ:ソナタ「おとぎ話」
レヴィツキ:ワルツ風アラベスク Op.6
(8)ドロズドフ:スケルツォ=ワルツ
 ババジャニアン:エレジー
(9)アミロフ:「10の夜想曲的小品」より 子守歌
 ドリーナ&シーグレル:ドゥエンデのワルツ
(1)アントニオ・ポンパ=バルディ(P)

(2)エミール・ナウモフ(P)

(3)サトゥ・パーヴォラ(P)

(4)マルク=アンドレ・アムラン(P)

(5)ルーカス・ゲニューシャス(P)

(6)ダニエル・バーマン(P)

(7)ヴィンチェンツォ・マルテンポ(P)

(8)ナデジダ・ヴラエワ(P)

(9)ミーシャ・ダチッチ(P)
かつてデンマーク領だった北海に面した北ドイツの小さな港町フーズムを舞台として1987年から毎年開催され、ピアノのためのレア・レパートリーのEXPOとして毎年大きな注目を集めている「フーズム城音楽祭」。
通算第31回目となった2017年のフーズム城音楽祭には、"ピアノの超人"マルク=アンドレ・アムランを筆頭にルーカス・ゲニューシャスやヴィンチェンツォ・マルテンポ、エミール・ナウモフなど世界屈指のヴィルトゥオーゾたちが集結!
ピアノ・ファン必聴のレア・レパートリーが満載の中でも一際存在感を発揮しているのは、マルク=アンドレ・アムランの自作自演による「ロム・アルメによるトッカータ」でしょう!
2017年の第15回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールの委嘱による新作課題曲として作曲された「ロム・アルメによるトッカータ」。去る6月に行われた日本ツアーのヤマハホール公演ではアンコールとして演奏され、聴衆の度肝を抜いた話題作、しかもアムラン自身の演奏の登場は大きな話題となることでしょう!


DACOCD-801(30CD)
カール・ニールセン・オン・レコード 〜 ヴィンテージ&ヒストリカル録音集

■Disc1
(1)交響曲第1番 ト短調
(2)交響曲第2番「4つの気質」

■Disc2
(1)交響曲第3番「ひろがりの交響曲」
(2)交響曲第4番「不滅」

■Disc3
(1)交響曲第5番 FS97 Op.50
(2)交響曲第6番 FS116 Op.116「シンフォニア・センプリーチェ」
(3)劇付随音楽「アラジン(Aladdin)」 組曲 FS89 Op.34
  東洋風祝祭行進曲(Orientalsk festmarch)
  アラジンの夢と朝霧の踊り(Aladdins drom ? Morgentagernes dans)
  ヒンドゥーの踊り(Hindudans) 黒人の踊り(Negerdans)

■Disc4
(1)交響曲第3番 ニ短調
(2)歌劇「仮面舞踏会」序曲
(3)歌劇「仮面舞踏会」 第2幕前奏曲
(4)交響曲第5番 FS97 Op.50

■Disc5
(1)小組曲(Lille suite) FS6 Op.1
(2)序曲「ヘリオス(Helios)」 FS32 Op.17
(3)歌劇「サウルとダヴィデ(Saul og David)」 FS25 − 第2幕前奏曲
(4)交響曲第5番 FS97 Op.50

■Disc6
(1)交響曲第1番 ト短調 FS16 Op.7(2)小組曲(Lille suite) FS6 Op.1
(3)交響曲第2番「4つの気質」

■Disc7
(1)交響曲第5番 FS97 Op.50
(2)序曲「ヘリオス(Helios)」 FS32 Op.17
(3)歌劇「サウルとダヴィデ(Saul og David)」 FS25 − 第2幕前奏曲
(4)フルート協奏曲 FS119
(5)劇音楽「母」 第7場への前奏曲
(6)歌劇「仮面舞踏会」〜 若いおんどりの踊り(Hanedans)

■Disc8
(1)交響曲第4番「不滅」
(2)アンダンテ・ラメントーゾ「若き芸術家の棺のかたわらで」 FS58
(3)歌劇「仮面舞踏会」 FS39 − 若いおんどりの踊り(Hanedans)
(4)交響曲第3番 ニ短調 FS60 Op.27「シンフォニア・エスパンシーヴァ(ひろがりの交響曲)」− アレグロ・エスパンシーヴォ(385小節?661小節) アンダンテ・パストラーレ(101小節-?126小節)
  終曲:アレグロ(151小節?301小節)
(5)劇付随音楽「アラジン(Aladdin)」 組曲 FS89 Op.34
  東洋風祝祭行進曲(Orientalsk festmarch)
  アラジンの夢と朝霧の踊り(Aladdins drom ? Morgentagernes dans)
  ヒンドゥーの踊り(Hindudans) イスパハンの市場(Torvet i Isphahan)
  黒人の踊り(Negerdans)

■Disc9
(1)交響曲第3番 ニ短調 FS60 Op.27「シンフォニア・エスパンシーヴァ(ひろがりの交響曲)」
(2)クラリネット協奏曲 FS129 Op.57
(3)歌劇「仮面舞踏会」序曲、若いおんどりの踊り(Hanedans)
(4)劇音楽「母」 FS94 Op.41 − 第7場への前奏曲 行進曲

■Disc10
(1)ヴァイオリン協奏曲 FS61 Op.33
(2)クラリネット協奏曲 FS129 Op.57
(3)3つのモテット(Tre motetter) FS139 Op.55
  もう立てないほどうち砕かれ(Afflictus sum) 主は羊飼い(Dominus regit me)
  主を讃えよ(Benedictus Dominus)

■Disc11
(1)歌劇「仮面舞踏会」序曲
(2)交響曲第2番 ロ短調 FS29 Op.16「4つの気質」
(3)交響曲第5番 FS97 Op.50

■Disc12  
(1)ヴァイオリン協奏曲 FS61 Op.33
(2)序曲「ヘリオス(Helios)」 FS32 Op.17
(3)サガの夢(Saga-Drom) FS46 Op.39
(4)歌劇「仮面舞踏会」第2幕前奏曲
(5)愛の賛歌(Hymnus Amoris) FS21 Op.12

■Disc13 
(1)ヴァイオリン協奏曲 FS61 Op.33
(2)フルート協奏曲 FS119
(3)クラリネット協奏曲 FS129 Op.57

■Disc14 
(1)小組曲 FS6 Op.1
(2)序曲「ヘリオス」 FS32 Op.17
(3)サガの夢 FS46 
(4)パンとシューリンクス FS87 Op.49
(5)アンダンテ・ラメントーゾ「若き芸術家の棺のかたわらで」 FS58
(6)愛の賛歌 FS21

■Disc15
(1)眠り FS33
(2)劇音楽「アラジン」組曲 FS89 − 東洋風祝祭行進曲 アラジンの夢 朝霧の踊り ヒンドゥーの踊り
  イスパハンの市場 囚人たちの踊り 黒人の踊り(Negerdans
(3)劇音楽「母」 FS94 Op.41 − 霧が晴れていく(Tagen letter)
(4)劇音楽「母」 FS94 Op.41 − 子供たちが遊んでいる(Bornene leger)
(5) 劇音楽「母」 FS94 Op.41 − 信仰と希望こそが(Tro og hab spiller)  
(5)劇音楽「母」 FS94 Op.41 − 第7場への前奏曲 いつでも出帆できる船のように(Som en rejselysten flade)
(6)劇音楽「母」 FS94 Op.41 − 行進曲
(7)歌劇「仮面舞踏会」序曲 マウデローネの踊りの場(管弦楽編曲版)
  第2幕前奏曲、おんどりの踊り
(8)歌劇「仮面舞踏会」 FS39 − おんどりの踊り
(9)道路工夫イェンスのポルカ(編曲者不詳)

■Disc16-18
(1)歌劇「仮面舞踏会」FS39
(2)歌劇「サウルとダヴィデ」FS25

■Disc19
(1)木管五重奏曲 FS100 Op.43
(2)甲斐のないセレナード(Serenata in vano) FS68
(3)幻想的小品 FS8 Op.2 − ロマンス ユモレスク
(4)弦楽四重奏曲第3番 変ホ長調 FS23 Op.14

■Disc20
(1)弦楽四重奏曲第1番 ト短調 FS4 Op.13
(2)弦楽四重奏曲第2番 ヘ短調 FS11 Op.11
(3)弦楽四重奏曲第4番 ヘ長調 FS36 Op.44

Disc21
(1)幻想的小品 FS8 Op.2 − ロマンス
(2)ヴァイオリンソナタ第1番 イ長調 FS20 Op.9
(3)ヴァイオリンソナタ第2番 FS64 Op.35
(4)前奏曲、主題と変奏曲 FS104 Op.48(無伴奏ヴァイオリンのための)
 前奏曲とプレスト FS128 Op.52(無伴奏ヴァイオリンのための)

■Disc22
(1)ユモレスク=バガテル FS22 Op.11
(2)5つの小品 FS10 Op.3
(3)シャコンヌ FS79 Op.32
(4)主題と変奏 FS81 Op.40
(5)組曲「明けの明星(Den Luciferiske)」FS91 Op.45
(6)交響的組曲 FS19 Op.8

■Disc23
(1)3つの小品 FS131 Op.posth.
(2)子供と大人のためのピアノ音楽 FS148 Op.53
(3)29の小前奏曲 FS136 Op.59(オルガンのための)− 第5番 第10番 第13番 第28番
(4)祝祭前奏曲 FS24「世紀の変わり目に」(ピアノのための)(フィン・ヴィーザウー 編曲)
(5)コンモティオ(Commotio) FS155 Op.58

■Disc24
(1)わが恋人は琥珀と輝き(Min pige er sa lys som rav)(FS95 から)
 自然の生まれ 「ほほえみながら重荷を担う」(Sundt Blod “Jeg barer med smil min byrde”)
 郷愁 「素晴らしい夕べのそよ風」(Hjemve “Underlige aftenlufte”)(FS70 から)
 スキの歌「陽ざしをうけ私はスキを押す」(Sang bag ploven)(FS18-4)
(2)シェラン「われら平原の子は(Sjalland “Vi sletternes sonner”)」 狩人の歌(Jagersang)
 今宵 「輝く白さのたそがれの空」(I aften “Det gyldenhvide Himmellys”)(FS18-5)
(3)夏の歌(Sommersang)(FS18-3) 四月の歌(Aprilsvise)(FS114 から)
 さようなら、ぼくの生まれた幸せな町(Farvel min velsignede fodeby)(FS70 から)
(4)フュンの春 FS96 − 穏やかな日は明るく長く(Den milde dag er lys og lang)
(5)デンマークの歌(Den danske sang)(FS114 から)
 イルメリンのばら(Irmelin Rose)(FS12-4) 風俗画(Genrebillede)(FS14-1)
(6)劇音楽「ヴィレモエス」 FS44 − 海の歌「デンマークをかこむ海」(Havets sang “Havet omkring Danmark”)
(7)郷愁 「素晴らしい夕べのそよ風」(Hjemve “Underlige aftenlufte”)
(8)デンマーク賛歌「デンマークよ幾千年も(Hymne til Danmark “Danmark i tusind ar”)
(9)道路工夫イェンス(Jens Vejmand)(FS42-3)
  アクセル・シュツ(シェッツ)(T) ホルガー・ロン・クリスチャンセン(P)
 録音:1941年6月27日
(10)デンマークの歌「いつでも出帆できる船のように」(Sangen om Danmark “Som en rejselysten flade”)
(11)わが恋人は琥珀と輝き(Min pige er sa lys som rav) わが心はかくもつらく(Sa bittert var mit hjerte)
(12)フュンの春 FS96 − 穏やかな日は明るく長く(Den milde dag er lys og lang)
(13)歌劇「仮面舞踏会」FS39 − マウデローネの踊り「誰か家にいるの?(Er der nogen hjemme?)」
(14)スキの歌「陽ざしをうけ私はスキを押す」(Sang bag ploven)(FS18-4)
 自然の生まれ 「ほほえみながら重荷を担う」(Sundt Blod “Jeg barer med smil min byrde”)

■Disc25 
(1)ぼくはひばりの巣を知っている(Jeg ved en larkerede)
 花よ、ただ頭(こうべ)をしずめなさい(Sank kun dit hoved du blomst)
(2)自然の生まれ 「ほほえみながら重荷を担う」(Sundt Blod “Jeg barer med smil min byrde”)
 イルメリンのばら(Irmelin Rose)(FS12-4)
 郷愁 「素晴らしい夕べのそよ風」(Hjemve “Underlige aftenlufte”)
(2)イェロニムスの歌(Jeronimus sang)(FS39 から)
(3)海の歌「デンマークをかこむ海」(Havets sang “Havet omkring Danmark”)(FS44 から) 
 イルメリンのバラ(Irmelin Rose)(FS12-4)
(4)デンマークの歌(Den danske sang)
(5)デンマークの歌「デンマークの男よ」(Du danske mand)(FS35)
 デンマークの歌「いつでも出帆できる船のように」(Sangen om Danmark “Som en rejselysten flade”)
(6)道路工夫イェンス(Jens Vejmand)(FS42-3)
(7)自然の生まれ 「ほほえみながら重荷を担う」(Sundt Blod “Jeg barer med smil min byrde”)
 郷愁 「素晴らしい夕べのそよ風」(Hjemve “Underlige aftenlufte”)
(8)見てごらん夏の日を(Se dig ud en sommerda)(FS75 から) 
 人生の旅路が今、君の前に(Ud gar du nu pa livets vej)(FS70 から)
(9)わがイエスよ、わが心に(Min Jesus lad mit hjerte fa)(FS83 から)
 語るもふしぎな(Forunderligt at sige)(FS83 から)
(10)神の天使たちがおおぜいで(Guds engle i flok)(FS83 から)
(11)コンモティオ(Commotio) FS155 Op.58

■Disc26
(1)狩人の歌(Jagersang)(FS43 から) 道路工夫イェンス(Jens Vejmand)(FS42-3)  
(2)つましいところに(Pa det javne)(FS95 から)
(3)郷愁「素晴らしい夕べのそよ風」(FS70 から)
 スキの歌「陽ざしをうけ私はスキを押す」(Sang bag ploven)(FS18-4)
(4)すぐに来るのか、小作人たちよ!(Kommer I snart)(FS50 から)
(5)そこの者たちにたずねてみろ(Sporg dem derude)(FS86 から)
(6)風俗画(Genrebillede)(FS14-1)
(7)夕べの気分(Aftenstemning) (8)リンゴの花(Ableblomst)(FS18-1)
(9)花よ、ただ頭(こうべ) をしずめなさい(Sank kun dit hoved du blomst)(FS42 から)
(10)さあ春がやってきた(Nu er da varen kommen)(FS75 から)
 見てごらん夏の日を(Se dig ud en somemerdag)
(11)わが恋人は琥珀と輝き(Min pige er sa lys som rav) 
(12)漁師が物思いに耽り座っていた(Der sad en fisker sa takefuld)(FS95 から)
(13)夏の歌(Sommersang)(FS18-3)
(14)いま木々の葉は明るく輝く(Ny lyser lov)(FS95 から)
(15)私は心地よい眠りにつく(Jeg lagger mig sa tryg til ro) (FS111 から)
(16)ぼくはひばりの巣を知っている(Jeg ved en larkerede)(FS111 から)
(17)ヴォカリーズ FS124
(18)心よしずまれ、太陽が沈んでいく(Stille hjerte, sol gar ned)(トマス・ラウブ(1852?1927)曲)
(19)3つのモテット(Tre motetter) FS139(Op.55)
  もう立てないほどうち砕かれ(Afflictus sum) 主は羊飼い(Dominus regit me)
  主を讃えよ(Benedictus Dominus)

■Disc27
(1)交響曲第1番 ト短調 FS16 Op.7(2)サガの夢(Saga-Drom) FS46 Op.39
(3)交響曲第2番 ロ短調 FS29 Op.16 「4つの気質(De fire Temperamenter)」
  (第4楽章は一部(1-102小節)のみ)

■Disc28
(1)交響曲第3番 FS60 Op.27 「ひろがりの交響曲(Sinfonia espansiva)」  
(2)交響曲第4番 FS76(Op.29) 「消しがたきもの(Det uudslukkelige)」

■Disc29-30
(1)交響曲第6番 FS116 「シンフォニア・センプリーチェ(簡素な交響曲)(Sinfonia semplice)」
(2)劇音楽「アラジン(Aladdin)」FS89 Op.34 − 東洋風祝祭行進曲
(3)歌劇「サウルとダヴィデ(Saul og David)」 FS25(抜粋)
  第1幕への導入(2分14秒) 第1幕(34分21秒) 第2幕への前奏曲(5分6秒) 第2幕への導入(1分58秒)
  第2幕(20分23秒) 第3幕への導入(2分17秒) 第3幕(23分54秒)
  第4幕への導入(2分13秒) 第4幕(23分20秒)
■Disc1
(1)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1957年6月6日(ライヴ)
(2)ラウニ・グランデール(指)デンマーク国立RSO/録音:1956年6月7日、デンマーク放送第1スタジオ(グランデール告別コンサート、ライヴ)
■Disc2
(1)キアステン・ヘアマンセン(S)、エーリク・シューベア(Br)、トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1959年6月20日(ライヴ)
(2)トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1952年9月2日(ライヴ)
■Disc3
(1)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1955年4月22日、シャンゼリゼ劇場(パリ)(ライヴ)
(2トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1952年6月17-19日、デンマーク放送第1スタジオ
(3)王立デンマークO、エミール・レーセン(指)/録音:1935年11月14日
■Disc4
(1)インガー・リス・ハシング(S)、エーリク・シューベア(Br)、エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1946年10月25日-26日、30日、デンマーク放送第1スタジオ
(2)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1946年10月26日、デンマーク放送第1スタジオ
(3)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1950年4月14日、デンマーク放送第1スタジオ
(4)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1950年4月13日-14日、16日、デンマーク放送第1スタジオ
■Disc5
(1)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1948年4月7日、デンマーク放送第1スタジオ
(2)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1952年5月30日、6月8日、デンマーク放送第1スタジオ
(3)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1946年10月31日、デンマーク放送第1スタジオ
(4)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1950年8月29日、アッシャーホール(エディンバラ)(エディンバラ音楽祭ライヴ)
■Disc6
(1)トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1952年6月14日-15日
(2)トマス・イェンセン(指)王立デンマークO/録音:1941年1月31日、2月22日
(3)トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1947年10月3日、デンマーク放送第1スタジオ
■Disc7
(1)トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1954年4月7日、デンマーク放送第1スタジオ
(2)トマス・イェンセン(指)王立デンマークO/録音:1942年9月
(3)コンサートホールO、トマス・イェンセン(指)/録音:1942年7月2日
(4)ホルガー・ギルバト=イェスパセン(Fl)、トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1954年4月、デンマーク放送第1スタジオ
(5)ティヴォリ・コンサートホールO、トマス・イェンセン(指)/録音:1942年7月2日
(6)ティヴォリ・コンサートホールO、トマス・イェンセン(指)/録音:1942年9月8日
■Disc8
(1)ラウニ・グランデール(指)デンマーク国立RSO/録音:1951年8月17日-19日、デンマーク放送第1スタジオ
(2)ラウニ・グランデール(指)デンマーク国立RSO/録音:1947年9月28日、デンマーク放送第1スタジオ
(3)ラウニ・グランデール(指)デンマーク国立RSO/録音:1951年8月19日、デンマーク放送第1スタジオ
(4)ヨハネ・カーステンス(S)、ホルガー・ブルースゴー(Br)、ラウニ・グランデール(指)デンマーク国立RSO/録音:1931年10月19日、ステーアカセン(コペンハーゲン)(カール・ニルセン追悼コンサート、ライヴ)
(5)ティヴォリ・コンサートホールO、スヴェン・クリスチャン・フェーロム(指)/録音:1936年1月31日
■Disc9
(1)ルート・ゴルベク(S)、エーリク・シューベア(Br)、ヨン・フランセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1955年3月3日-5日、デンマーク放送第1スタジオ
(2)ルイ・カユザック(Cl)、王立デンマークO、ヨン・フランセン(指)/録音:1947年11月3日-4日、デンマーク放送第1スタジオ
(3)エミール・レーセン(指)BPO/録音:1940年9月4日、ベルリン
(4)デンマーク国立RSO、エミール・レーセン(指)/録音:1946年11月5日、デンマーク放送第1スタジオ
■Disc10
(1)ユーディ・メニューイン(Vn)、モーウンス・ヴェルディケ(指)デンマーク国立RSO/録音:1952年9月28日-29日、デンマーク放送第1スタジオ
(2)イプ・エーリクソン(Cl)、モーウンス・ヴェルディケ(指)デンマーク国立RSO/録音:1954年4月、デンマーク放送第1スタジオ
(3)デンマーク放送マドリガルCho、モーウンス・ヴェルディケ(指)/録音:1953年12月1日、デンマーク放送第1スタジオ
■Disc11
(1)デンマーク国立RSO、ニコライ・マルコ(指)/録音:1947年9月26日、デンマーク放送第1スタジオ
(2)トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1944年3月17日、ステーアカセン(コペンハーゲン)
(3)デンマーク国立RSO、ゲーオー・フーベア(指)/録音:1944年3月17日、ステーアカセン(コペンハーゲン)
■Disc12、
(1)エミール・テルマーニ(Vn)デンマーク国立RSO、フリッツ・ブッシュ(指)/録音:1951年1月25日(ライヴ)
(2)デンマーク国立RSO、フリッツ・ブッシュ(指)/録音:1934年4月5日、ステーアカセン(コペンハーゲン)(ライヴ)
(3)王立デンマークO、エギスト・タンゴ(指)、録音:1942年2月2日
(4)歌デンマーク国立RSO、エギスト・タンゴ(指)/録音:1934年4月26日、ステーアカセン(コペンハーゲン)(ライヴ)
(5)ヴィオリカ・タンゴ(S)、マーリウス・ヤコブセン(T)、ヘンリュ・スケーア(Bs)、アイナ・ヌアビュー(Br)、コペンハーゲン少年Cho、デンマーク放送Cho、デンマーク国立RSO、エギスト・タンゴ(指)/録音:1934年4月19日、ステーアカセン(コペンハーゲン)(ライヴ)
■Disc13、
(1)ミール・テルマーニ(Vn)、王立デンマークO、エギスト・タンゴ(指)/録音:1947年6月3日-7日
(2)ポウル・ビアケロン(Fl)、トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1958年5月29日、ティヴォリ公園(コペンハーゲン)(ライヴ)
(3イプ・エーリクソン(Cl)、モーウンス・ヴェルディケ(指)デンマーク国立RSO/録音:1957年3月3日(ライヴ)
■Disc14
(1)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1956年10月16日、ストックホルム・コンサートホール(ライヴ)
(2)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1956年10月4日(ライヴ)
(3)エーリク・トゥクセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1957年3月3日(ライヴ)
(4)トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1959年2月16日(ライヴ)
(5)トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1958年1月12日(ライヴ)
(6)ルート・ゴルベク(S)、エレン=マーグレーテ・エズラス(Ms)、ニルス・ブリンカー(T)、ニルス・ムラー(T)、ホルガー・ヌアゴー(Bs)、ニルス・ユール・ボンド(Bs)、デンマーク放送少年Cho、デンマーク放送Cho、トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1958年5月29日、ティヴォリ公園(コペンハーゲン)(ライヴ)
■Disc15
(1)デンマーク放送Cho、デンマーク国立RSO、ヨハン・ヒュー=クヌセン(指)/録音:1953年11月19日(ライヴ)
(2)ティヴォリ・コンサートホールO、スヴェン・クリスチャン・フェーロム(指)/録音:1953年9月11日
(3)ホルガー・ギルバト=イェスパセン(Fl)、ヴァルボー・ポウルセン(ハープ)/録音:1936年1月31日
(4)ポウル・ビアケロン(Fl)、ヘアマン・ホルム・アナセン(Va) /録音:1960年春 録音
(5)王立劇場Cho、王立デンマークO、ヨハン・ヒュー=クヌセン(指)/録音:1936年8月24日
(6)王立デンマークO、ヨハン・ヒュー=クヌセン(指)/録音:1942年 録音
(7)デンマーク国立RSO、ヨハン・ヒュー=クヌセン(指)/録音:1954年4月、デンマーク放送第1スタジオ
(8)ベルリン国立歌劇場O、フレゼリク・スネズラー=ペータセン(指)/録音:1924年、ベルリン
(9)レコード録音オーケストラ/録音:1910年春、コペンハーゲン
■Disc16-18
(1)ホルガー・ビュアディング(Bs)、インゲボー・ステフェンセン(Ms)、テューイェ・テューイェセン(T)、アイナ・ヌアビュー(Bs-Br)、マリウス・ヤコブセン(T)、ポウル・ヴィーゼマン(テノール、バリトン)、ルート・ゴルベク(S)、エレン・マーグレーテ・エズラス(S)、イェオルグ・ライクト(Bs)、デンマーク放送Cho、ラウニ・グランデール(指)デンマーク国立RSO/録音:1954年1月28日デンマーク放送第1スタジオ(ライヴ)
(2)フランス・アナセン(Bs)、ニルス・ムラー(T)、ルート・ゴルベク(S)、オテ・スヴェンセン(T)、オッド・ヴォルスタ(Bs)、モーウンス・ヴェーゼル(Bs)、クリステン・ブランケ(T)、インゲ・フライ(Ms)、クリスティーネ・フィリプセン(S)、デンマーク放送Cho、トマス・イェンセン(指)デンマーク国立RSO/録音:1960年5月23日、デンマーク放送第1スタジオ
■Disc19
(1)王立デンマークO木管五重奏団[ホルガー・ギルバト・イェスパセン(Fl)、スヴェン・クリスチャン・フェーロム(Ob)、オーウ・オクセンヴァズ(Cl)、ハンス・サーアンセン(Hrn)、クヌーズ・ラセン(Fg)]/録音:1936年1月24日-25日
(2)オーウ・オクセンヴァズ(Cl)、ハンス・サーアンセン(Hrn)、クヌーズ・ラセン(Fg)、ルイ・イェンセン(Vc)、ルイ・へウナー(Cb)/録音:1937年2月2日
(3)スヴェン・クリスチャン・フェーロム(Ob)、クリスチャン・クリスチャンセン(P)/録音:1937年2月2日
(4)エアリング・ブロクQ
 [エアリング・ブロク(Vn)、レーヴァート・フリースホルム(Vn)、ハンス・カソウ(Va)、トーベン・アントン・スヴェンセン(Vc)]/録音:1946年9月22日-23日
■Disc20
(1)コペルQ[エルセ・マリーエ・ブルーン(Vn)、アンドレーアス・テューアゴーズ(Vn)、ユーリウス・コペル(Va)、ヤール・ハンセン(Vc)/録音:1954年1月12日-13日
(2)コペルQ/録音:1953年12月14日-15日
(3)コペルQ/録音:1954年6月10日
■Disc21
(1)エミール・テルマーニ(Vn)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1935年3月
(2)エミール・テルマーニ(Vn)、クリスチャン・クリスチャンセン(P)/録音:1936年2月
(3)エミール・テルマーニ(Vn)、ヴィクト・シューラー(P)/録音:1954年5月4日
(4)カイ・ラウアセン(Vn)/録音:1958年春 録音
■Disc22
(1)ガリーナ・ヴェルシェンスカ(P)/録音:1937年8月20日
(2)ガリーナ・ヴェルシェンスカ(P)/録音:1945年8月16日
(3)フランス・エレゴー(P)/録音:1953年6月2日
(4)アーネ・スキョル・ラスムセン(P)/録音:1952年1月17日
(5)アーネ・スキョル・ラスムセン(P)/録音:1953年8月17日-19日
(6)ヘアマン・D・コペル(P)/録音:1952年6月18日
■Disc23
(1)アーネ・スキョル・ラスムセン(P)/録音:1952年1月18日
(2)アイヴィン・ムラー(P)/録音:1967年5月(ステレオ録音)
(3)ニルス・オト・ローステズ(Org)/録音:1950年8月9日、聖母教会(コペンハーゲン)
(4)グレーテ・クロウ(Org)/録音:1965年5月、聖パウル教会(オーフス)(ステレオ録音)
(5)フィン・ヴィーザウー(Org)/録音:1960年2月21日、イェール大学バテル・チャペル(ライヴ)
■Disc24
(1)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、クリスチャン・クリスチャンセン(P)/録音:1938年2月14日
(2)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、ヘアマン・D・コペル(P)/録音:1938年9月5日
(3)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、ヘアマン・D・コペル(P)/録音:1938年10月7日
(4)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1939年5月26日
(5)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、ヘアマン・D・コペル(P)/録音:1940年6月8日
(6)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、ヘアマン・D・コペル(P)/録音:1940年6月11日
(7)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、ヘアマン・D・コペル(P)/録音:1940年6月21日
(8)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、ヘアマン・D・コペル(P)/録音:1940年10月5日
(9)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、ホルガー・ロン・クリスチャンセン(P)/録音:1941年6月27日
(10)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)アーネ・スキョル・ラスムセン(P)/録音:1942年10月5日
(11)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、王立デンマークO、ヨハン・ヒュー=クヌセン(指)/録音:1940年8月22日
(12)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、コペンハーゲンPO、スヴェン・クリスチャン・フェーロム(指)/録音:1940年9月2日
(13)インゲボー・ステフェンセン(Ms)、アイナ・ヌアビュー(Bs-Br)、アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、王立デンマークO、ヨハン・ヒュー=クヌセン(指)/録音:1939年12月27日
(14)アクセル・シュツ(シェッツ)(T)、フォルマー・イェンセン(P)/録音:1943年1月28日
■Disc25
(1)プレーベン・トーントフト(Boy-S)、ハンス・エーリク・クヌーセン(P)/録音:1951年4月4日
(2)プレーベン・トーントフト(Boy-S)、エスター・ヴァウニング(P)/録音:1953年2月16日
(2)アイナ・ヌアビュー(Br)、ピアノ伴奏/録音:1933年 録音
(3)アイナ・ヌアビュー(Br)、クリスチャン・クリスチャセン(P)/録音:1935年11月5日
(4)アイナ・ヌアビュー(Br)、王立デンマークO、エミール・レーセン(指)/録音:1940年8月27日
(5)アイナ・ヌアビュー(Br)、フォルマー・イェンセン(P)/録音:1943年10月26日
(6)アイナ・ヌアビュー(Br)、グルボー・ヌアビュー(P)/録音:1948年2月6日
(7)アイナ・ヌアビュー(Br)、グルボー・ヌアビュー(P)/録音:1951年3月6日
(8)アイナ・ヌアビュー(Br)、グルボー・ヌアビュー(P)/録音:1952年9月23日
(9)アイナ・ヌアビュー(Br)、 リカート・ウスタフェルト(Org)/録音:1952年10月3日
(10)アイナ・ヌアビュー(Br)、パレ・アルスフェルト(Org)/録音:1952年10月3日
(11)ゲーオー・フィェルラズ(Org)/録音:1953年9月14日-16日、デンマーク放送第1スタジオ
■Disc26
(1)ヴィルヘルム・ヘーロル(T)、ピアノ伴奏/録音:1909年8月
(2)ヘリェ・ニセン(Bs-Br)、小管弦楽伴奏/録音:1922年9月14日
(3)アナス・ブレムス(T)、ピアノ伴奏/録音:1915年-16年 録音
(4)ヨハネス・フォンス(Bs-Br)、フォルマー・イェンス(P)/録音:1941年1月28日
(5)テューイェ・テューイェセン(T)、パレストリーナChoモーウンス・ヴェルディケ(指)/録音:1934年4月30日、コペンハーゲン(ライヴ)
(6)アウネーテ・サカリアス(S)、クリスチャン・クリスチャセン(P)/録音:1935年11月7日
(7)コペンハーゲン大学男声Cho、ヨハン・ヒュー=クヌセン(指)/録音:1939年8月31日
(8)(9)エーディト・オルロプ(S)、フォルマー・イェンセン(P)/録音:1940年10月13日
(10)テューイェ・テューイェセン(T)、ホルガー・ロン・クリスチャンセン(P)/録音:1942年7月10日
(11)テューイェ・テューイェセン(T)、ティヴォリ・コンサートホールO、スヴェン・クリスチャン・フェーロム(指)/録音:1941年 録音
(12)イェオルグ・ライクト(Bs-Br)、リカート・H・ヤーアンセン(Org)/録音:1947年6月30日
(13)ケーテ・ブルーン・ビーレンベルク(S)、フォルマー・イェンセン(P)/録音:1947年10月30日
(14)ニルス・ブリンカー(T)、シェル・オルソン(P)/録音:1948年11月12日
(15)エルセ・マーグレーテ・イェペセン(S)、シェル・オルソン(P)/録音:1954年3月30日
(16)ランディ・テウルビェア(S)/録音:1954年3月25日
(17)ゲアダ・フライシャー(S)、シェル・オルソン(P)/録音:1952年9月12日
(18)マドリガルCho、モーウンス・ヴェルディケ(指)/録音:1951年1月16日
(19)デンマーク放送マドリガルCho、モーウンス・ヴェルディケ(指)/録音:1954年 コペンハーゲン(旅行者協会フェスティヴァル)(ライヴ)
■Disc27
(1)トゥール・マン(指)王立ストックホルムPO/録音:1958年9月11日(放送録音)
(2)トゥール・マン(指)王立ストックホルムPO/録音:1961年9月11日(エアチェック録音)
(3トゥール・マン(指)王立ストックホルムPO/録音:1944年2月15日(放送録音)
■Disc28
(1)マリア・リビング(S)、クレース・ヨーラン・ステーンハンマル(Bs-Br)、トゥール・マン(指)王立ストックホルムPO/録音:1944年2月15日(放送録音)
(2)トゥール・マン(指)王立ストックホルムPO/録音:1947年2月19日(1-1033小節)(ライヴ、スウェーデン放送録音、一部音質不良箇所あり)、1954年3月5日(1034-1173小節)(エアチェック録音)
■Disc29-30
(1)トゥール・マン(指)王立ストックホルムPO/録音:1949年11月20日(スウェーデン放送録音、音質不良箇所あり)
(2)トゥール・マン(指)王立ストックホルムPO/、録音:放送、1953年2月4日(録音日不明)
(3)シーグルド・ビョーリング(バス、サウル)、ラーシュ・ビレングレン(テノール、ヨナタン)、マリアンネ・オールン(ソプラノ、ミカル)、ウーノ・エブレリウス(テノール、ダヴィデ)、ヨエル・ベリルンド(バス、サムエル)、ブー・ルンドボリ(バリトン、アブネル)、ハンス・ネルベ(バリトン、アビサイ)、バルブルー・エーリクソン(アルト、祈祷師)、インガ=リル・サンフリード(ソプラノ、少女)、トゥーラ・テーイェ(朗読)、スウェーデン放送Cho、エーリク・エーリクソン(合唱指揮)、トゥール・マン(指)王立ストックホルムPO/録音:演出、パレ・ブルニュス、録音:歌詞、スウェーデン語(スヴェン・リンドストレム 台本)/録音:1957年9月16日−17日(放送、1957年10月24日)
2015年、生誕150周年を迎えたデンマークの巨匠カール・ニ-ルセン。デンマークを代表するレーベルであるダナコード(Danacord)が、同郷の巨匠の生誕150周年を祝い、貴重な音源を集めた30枚組のボックスセットをリリース!エーリク・トゥクセン、トゥール・マンが指揮した交響曲全集、ユーディ・メニューイン、エミール・テルマーニが奏でる「ヴァイオリン協奏曲」、ラウニ・グランデールが振る2つのオペラ「仮面舞踏会」、「サウルとダヴィデ」、さらにはフリッツ・ブッシュやニコライ・マルコ、アクセル・シュッツなど、往年の名演奏家たちによるニルセンの名演を集めた生誕150周年に相応しいボックス・セットの登場です!復刻は、名エンジニア、クラウス・ビリト、アンドルー・ウォルターが担当。
DACOCD-831
タンゴ・ジェラシー、ホラ・スタッカート 〜 デンマークとルーマニアの小品集
ニルス・W・ゲーゼ(1817−1890):カプリッチョ
エネスコ:協奏的即興曲
ニールセン:ロマンス(幻想的小品 FS8(Op.2)から)
コンスタンティン・C・ノッタラ(1890−1951):シチリアーナ(Siciliana) Op.1 no.1
ニールセン:花よ、ただ頭(こうべ)をしずめなさい
チプリアン・ポルムベスク(1853−1883):バラード
コンスタンティン・ディミトレスク(1847−1928):農民の踊り Op.15
ミルチャ・キリアク(1919−1994):セレナード
エーギル・ハーダー(1917−1997):ロマンス第1番 ニ長調
フィニ・ヘンリケス(1867−1940):子守歌
エネスコ:バラード
ニルス・W・ゲーゼ(1817−1890):結婚ワルツ(バレエ「民話」から)
ディニーク(1889−1949):ホラ・スタッカート
ヤコブ・ゲーゼ(1879−1963)タンゴ・ジェラシー
ミハエラ・オプレア(Vn)、
ヤコブ・アルスゴー・ベーア(P)

録音:2018年7月2日−4日、アルシオン・コンサートホール(スナボー、デンマーク)
コンチネンタル・タンゴの代表的作品のひとつ、ヤコブ・ゲーゼの「ジェラシー」、グリゴラシュ・ディニクの「ホラ・スタッカート」、カール・ニルセンの歌曲「花よ、ただ頭(こうべ) をしずめなさい」の編曲、「望郷のバラード」の邦題でも知られるポルムベスクの「バラード」、ニルス・ゲーゼの「結婚ワルツ」、フィニ・ヘンリケスの「子守歌」……。デンマークとルーマニアの作曲家やヴァイオリニストが書いた、ヴィルトゥオーゾ的作品も含むヴァイオリンとピアノのための小品集。ミハエラ・オプレアは、ルーマニア、ブラソフ生まれのヴァイオリニスト。キュイ音楽学校とブカレスト音楽院で学び、1998年、南ユランSO(デンマーク・フィルハーモニックO)に入団しました。2006年から2009年までオーフス王立音楽アカデミーでキム・シューグレンに学び、ソリストのディプロマを取得。南ユランSOの第2ヴァイオリン・セクションのリーダーを務めています。ピアニストのヤコブ・アルスゴー・ベーア(1984−)は、オーフスのアカデミーでアネ・ウーランに学び、2012年11月、修了のコンサートを行ってソリスト・デビューしました。
DACOCD-832(2CD)
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー 第3集
■Disc 1
(1)モーツァルト:幻想曲ハ短調K.396/385f
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、
(3)ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
(4)ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
(5)ショスタコーヴィチ:ポルカ(バレエ 「黄金時代」 から)

■Disc 2
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.5
(3)ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.3
(4)バラード第3番 変イ長調 Op.47
(5)幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
ヴィクト・シューラー(P)
■Disc 1
(1)録音:1955年 HMV KBLP 13, mtx 138-2N
(2)録音:1958年HMV KBH 1011, mtx 2XCS 182-2-C、
(3)録音:1952年HMV KALP 2, mtx 2XCS 21-4N、
(4)録音:1952年 HMV KALP 2, mtx 2XCS 22-6N
(5)録音:1953年HMV 7RK2, mtx 7XCS10-2N
■Disc 2
(1)録音:1958年HMV KBH 1011, mtx 2XCS 181-A-2
(2)録音:1953年HMV KALP 5, mtx 2XCS 48-1N、
(3)録音:1953年HMV KALP 5, mtx 2XCS 42-2N、
(4)録音:1953年HMV 7EBK 1002, mtx 7TCS 134-2N、
(5)録音:1954年TONO EP 43025, mtx 4025-1
20世紀中期を代表するデンマークのピアニストのひとり、ヴィクト・シューラー(1899−1967)の録音を復刻するシリーズ。リスト、サン=サーンス、グリーグの協奏曲を中心にした第1集(DACOCD491-492)、チャイコフスキーの協奏曲、シューマンの「謝肉祭」、ブラームスの「3つの間奏曲」、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」、シューベルトの三重奏曲などの第2集(DACDCD781-782)に続く第3集。彼の名声を海外にも広げた HMV(Denmark)録音のベートーヴェンのソナタや TONO レーベルのショパンなどが、初めてCD化されます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-834
シューベルト&ラフマニノフ
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
ヨーナタン・スヴェンセン(Vc)、
フィリプ・シュトラウフ(P)

録音:2016年−2018年、スタジオ・ホール、王立デンマーク音楽アカデミー
ヨーナタン・スヴェンセンとフィリプ・シュトラウフ。コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーで学んだミュージシャンふたりのデビュー・アルバム。デンマーク生まれ、21歳のヨーナタン・スヴェンセン(1996−)は、マルメ音楽大学でマッツ・ロンディン、王立デンマーク音楽アカデミーでトーケ・ムルドロフ、ノルウェー国立音楽大学でトゥールレイフ・テデーンに学び、デンマーク弦楽器コンクールと2018年の第14回ハチャトゥリアン国際チェロ・コンクールで第1位に選ばれました。スロヴァキア出身のフィリプ・シュトラウフ(1985−)は、2012年にスロヴァキア大学を卒業、王立デンマーク音楽アカデミーのニクラス・シヴェレーヴのソリスト・クラスで学び、アカデミー主催の2014年のピアノ・コンクールで第1位を獲得。この二人のデュオで、既に多くの国でリサイタルを行い、デンマークのTV番組のためにビデオ・レコーディングも行っています。
DACOCD-835
奪われた時間〜ブラームス:ソロ・ピアノ作品集
シャコンヌ(左手のピアノのための編)(バッハ 「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004」より)
ハンガリーの歌の主題による変奏曲 ニ長調 Op.21-2
2つのハンガリー舞曲(ピアノ・ソロのための編)〔第1番 ト短調、第4番嬰へ短調〕
8つの小品 Op.76
間奏曲 イ短調 Op.116-2
リケ・サンベア(P/ファツィオリ)

録音:2018年6月25日ー28日、ヌゼボー・クロー(ヌゼボー、デンマーク)
※使用楽器:ファツィオリ F278
デンマークのピアニスト、リケ・サンベアは、王立デンマーク音楽アカデミーで学び、2002年のリサイタルでデビューしました。デンマークと北欧の音楽シーンで活動、コペンハーゲンとオーゼンセのアカデミーで教え、ティスヴィレとラングヴァズのフェスティヴェルの芸術監督を務めています。彼女のレパートリーは、モーツァルトやベートーヴェンといった古典的作品のほか、カール・ニルセンやコペル父子、ラフマニノフの作品。 『奪われた時間(Stolen Moments)』と題した新しいアルバムは、特別の思い入れのあるというブラームスの作品集です。「省察。ブラームスのピアノ音楽を弾いたり聴いたりしていて、まっさきに浮かんでくる言葉です。とりわけ、彼の間奏曲。それは、小休止だったり、前や後や中間といった『時』。未来に過去にあるいは単純に今に考えをめぐらす時。希望、期待、後悔、悲しみ、喜び、愛にあふれた時、そして、何がやってくるだろうとわくわくする時……」。彼女はこのアルバムを、最後に会ったとき彼女のために「8つの小品」の第1曲の〈カプリッチョ〉を弾き、そのあと急逝した友人、エベ・タアイングに捧げています。
DACOCD-836
アッテルベリ:ヴァイオリン、チェロと弦楽のための協奏曲
組曲第5番「バロッコ組曲」 Op.23
ヴァイオリン,チェロと弦楽のための協奏曲 Op.57(世界初録音)*
弦楽のためのシンフォニア(弦楽五重奏曲) Op.53
トルド・スヴェードルンド(指)、
オレブルー室内O、
アムス・シェシュティン・アンデション(Vn)*
マッツ・レヴィン(Vc)*
オレブルー室内O(スウェーデン室内O)の演奏するアッテルベリの弦楽オーケストラの音楽。クット・アッテルベリは、1887年、スウェーデンのヨーテボリ生まれ。ほとんど独学で作曲を身につけ、電気技師として特許局で働きながら音楽活動をづつけました。シューベルト没後100年の作曲コンペティションで第1位に選ばれた第6番など9曲の交響曲、劇付随音楽による組曲、協奏曲といった管弦楽曲を主に作曲。交響曲第3番「西海岸の描画」(Chandos CHAN10894)、組曲第3番(CHAN5116)、チェロ協奏曲が代表的作品に挙げられます。「ヴァイオリン、チェロ(またはヴィオラ)と弦楽のための協奏曲」は、1960年の作品です。「天候が荒れ模様になった。8月14日、雨が雷をともない、雹が地面を白く覆う。おかげで二重協奏曲の作曲がはかどった……」。ト短調とハ長調が交代する単一楽章の作品。初録音。組曲第5番「バロッコ組曲」は、王立ドラマ劇場で上演するシェイクスピアの『冬物語』のために作曲した付随音楽のバロック舞曲6曲による組曲。「弦楽のためのシンフォニア」は、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、2つのチェロの編成による「弦楽五重奏曲」として作曲され、コントラバスを加えた弦楽オーケストラで演奏する際にこの名称が使われます。「コン・モート」「アレグロ・モルト」「トランクィッロ」「アレグロ・モルト・エ・リトミコ」の4楽章。1955年、ドレスデン音楽大学で弦楽五重奏により初演されました。トルド・スヴェードルンドは、スウェーデンの指揮者。ヨーテボリSOとヘルシングボリSOを指揮してヴァインベルクの交響曲と協奏曲を Chandos レーベルに録音しています。二重協奏曲のソロを弾くアムス・シェシュティン・アンデションは、オレブルー室内Oの客演コンサートマスター、王立ストックホルム・フィルハーモニックのヴァイオリン奏者。マッツ・レヴィンは、オレブルー室内Oのソロ・チェロ奏者です。
DACOCD-837
ベートーヴェン:ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120 ゴスタウ・ピークト(P)
B

録音:2018年9月、Anexet ved Lundsgaard Gods(ロンスゴー・エステート)(ケアテミネ、デンマーク)
※使用楽器:Steinway & Sons Model D
ゴスタウ・ピークト Gustav Piekut は、1995年、デンマーク生まれ。6歳からピアノを学び、12歳の時、南ユランSOと共演してオーケストラ・デビュー。2年後、最初のコンサート・シリーズをデンマーク各地で行い、デンマーク国立SOをはじめとするヨーロッパ各地のオーケストラとの共演をスタートさせました。オーフスでマーティン・リュスホルム・イェプセンに2013年まで師事。ドイツの奨学金を得て、ベルリン芸術大学のクラウス・ヘルヴィヒ教授の下で学んでいます。デンマークの国際コンペティション「スタインウェイ・フェスティヴァル」で3度優勝(2008年、2010年、2012年)、2017年の「オーフス国際ピアノ・コンペティション」で第2位、聴衆賞、カール・ニルセン賞、EMCY 賞を合わせて受賞しました。『ディアベッリ変奏曲』は、ピークトのデビュー・アルバムです。「ワルツ」主題を「変容」させる作曲技法で創られた「かつて書かれた最高のピアノ作品」(アルフレッド・ブレンデル)に「23歳の今」を率直に投影。デンマークのフューン島、ケアテミネの由緒ある「ロンスゴー・エステート」のホール「Anexet」で行ったセッションの録音です。
DACOCD-838
ユオン、ブルッフ、フォークトの三重奏曲
パウル・ユオン:4つのトリオ・ミニアチュール 夢 Op.18 no.3、
 ユモレスク Op.18 no.7、
 エレジー Op.18 no.6、
 幻想的舞曲 Op.24 no.2
ブルッフ:8つの小品 Op.83
フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォークト:夜想曲Op.75(1880)
セーアン・ビアケロン(Cl)
ウルレケ・フスト=マセン(Vc)
メレーテ・ヴェスタゴー(P)

録音:2017年4月、ガーニソン教会(要塞教会)(コペンハーゲン)
※使用楽器:Piano: Bosendorfer(1979)、Cello: Seb. Kluz(1749)
クラリネット、チェロとピアノの三重奏のためのロマンティックな音楽。「4つのトリオ・ミニアチュール」を書いたスイスの作曲家、パウル・ユオン Paul Juon(1872?1940)は、モスクワ生まれ。モスクワ音楽院でアレンスキーとタネーエフに作曲を学び、主にドイツで活動しました。交響曲、室内楽曲、ピアノ曲、歌曲などを作曲。2つの交響曲などの管弦楽作品が Sterling からリリースされています(CDS1103-2, CDS1104-2)。〈夢〉に始まる4曲の「トリオ・ミニアチュール」は、トリオ・クラリーノのアルバム『In Flanders’ Fields Vol.32 クラリネット、チェロ、ピアノのための音楽』(Phaedra 92032)にも収録されていました。ブルッフ Max Bruch(1838?1920)が、子息、クラリネット奏者のマックス・フェリックスのために作曲した「8つの小品」は、ロベルト・シューマンの「おとぎ話」(Op.132)に倣った楽器編成(クラリネット、ヴィオラ(またはチェロ)とピアノ)とスタイルで書かれた抒情の作品です。フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォークト Friedrich Wilhelm Voigt(1833?1894)は、プロイセンの軍人で作曲家。軍楽隊のための作品のほか、室内楽曲を作曲しています。「夜想曲」は、穏やかな夜の情景に一陣の風が木の枝を揺らす姿も織りこんだチャーミングな小品です。
デンマークのベテラン音楽家たちのトリオ。セーアン・ビアケロン Soren Birkelund(1942?)は、王立Oのソロ・クラリネット奏者を務め、デンマーク木管五重奏団のメンバーとして活動。ウルレケ・フスト=マセン Ulrikke Host-Madsen は、『デンマーク黄金時代のピアノ三重奏曲』を録音した「トレ・ムジチ」など、主に室内楽の分野で活動しています。ピアニストのメレーテ・ヴェスタゴー Merete Westergaard(1938?)は、音楽教師、ソリスト、室内楽奏者として、エンドレ・ヴォルフをはじめとする音楽家たちと共演してきました。
DACOCD-839
2018年フーズム城音楽祭〜稀少ピアノ作品集
(1)ドビュッシー:バラード
(2)ガブリエル・デュポン:ピアノ曲集 「砂丘の家」 より第1曲 晴れた朝の砂丘で、第10曲 うねり
(3)ヴィエルヌ:12の前奏曲 Op.36より第7曲 苦悩の日の喚起、第12曲 孤独…
(4)パンチョ・ヴラディゲロフ:12の印象 Op.9より 第8曲 情熱
シャルル・ヴァランタン・アルカン:コオロギ Op.60bis(夜想曲第4番)
(5)レイナルド・アーン:思い惑うナイチンゲール より第31曲 カイークに乗り、第51曲 夕暮れ時のいとまごい
ヴァレーリー・アルズマノフ(b.1944):ピアノのための27の小品 Op.74 より
より良き未来に寄す、忘れられ打ち捨てられ、マーラーに献呈、試験の前に
レオニード・デシャトニコフ(b.1955):「ブコヴィナの歌」 から
(6)ジャン・ルイ・ニコデ:愛の人生Op.22 より 第6曲 悔恨、第8曲 記憶
(7)ロベルト・フックス:ソナタ第1番変ト長調 Op.19 より 第4楽章 アレグロ・モルト−クワジ・プレスト
(8)アレンスキー:24の性格的小品 Op.36 より 第12曲 間奏曲
(9)ラフマニノフ/アントニオ・ポンパ=バルディ(b.1974):ヴォカリーズ Op.34 no.14
ロベルト・ピアーナ(b.1971):S・メルカダンテの『バラ』による即興
ガブリエル・グロヴレーズ:7つのピアノ曲 「ファンシー」 より 第1曲 セレナード
ピアソラ/ロベルト・ピアーナ(b.1971)/アントニオ・ポンパ=バルディ:リベルタンゴ
(1)ファビアン・ミュラー(P)

(2)セヴェリン・フォン・エッカルトシュタイン(P)

(3)ムーザ・ルバツキーテ(P)

(4広瀬悦子(P)

(5)ルーカス・ゲニューシャス(P)

(6サイモン・キャラハン(P)

(7)イングリート・マルソナー(P)

(8)ジーナ・クローケ(P)

(9)アントニオ・ポンパ=バルディ(P)

2018年8月、フーズム城(フーズム、ドイツ)
かつてのデンマーク領、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン(スレースヴィ=ホルステン)の港町フーズムで1987年に創設され、毎年8月に開催される「フーズム城音楽祭」(稀少ピアノ音楽祭)の第32回フェスティヴァルのライヴ録音。
2018年のこのフェスティヴァルにもさまざまな国から幅広い年齢のピアニストが参加しました。ドイツのファビアン・ミュラー、セヴェリン・フォン・エッカルトシュタインとジーナ・クローケ、日本の広瀬悦子、リトアニアのムーザ・ルバツキーテとリトアニア−ロシアのルーカス・ゲニューシャス、イギリスのサイモン・キャラハン、オーストリアのイングリート・マルソナー、そして、「ハイライト」のひとり、イタリアのアントニオ・ポンパ=バルディ。Centaur レーベルにグリーグのピアノ作品を録音したポンパ=バルディは、ピアニストのロベルト・ピアーナが彼のために書いた作品をはじめ4曲の演奏が収録されてます。
DACOCD-840
フィニ・ヘンリケス:ピアノの小品
子供の詩 Op.30(1908)
メロディ・アルバム Op.50(1919)
小さな水彩画 Op.21(1900)
トマス・トロンイェム(P)

録音:2018年5月、聖マルクス教会(デンマーク)
デンマークのフィニ・ヘンリケスは、ニルス・W・ゲーゼの勧めもあってベルリンに赴き、ヨーゼフ・ヨアヒムにヴァイオリンを、ヴォルデマール・バルギールに作曲を学びました。管弦楽曲、バレエ、室内楽曲などを作曲。世紀の変わり目の時代、チャーミングで人好きのする音楽が人々から歓迎されました。へンリケスは、子供の生活からインスピレーションを得た、シューマンの「子供の情景」に似たピアノの小品も作曲、3巻の曲集として出版しました。トマス・トロンイェム(1954−)は、クーラウのピアノ作品集(Rondo)を録音したデンマークのピアニスト。3つの曲集から52曲を選んだ、初録音のコレクションです。
DACOCD-841
北欧の歌曲
ヨースタ・ニューストレム:歌曲集 「海辺の歌」
ベナ・モー:歌曲 Op.30
 歌曲 Op.31
グリーグ:H・C・アンデルセンの詩による『心の歌』 Op.5
シベリウス:黒いばら Op.36 no.1、
 葦よそよげ Op.36 no.4、
 初めてのくちづけ Op.37 no.1、
 逢い引きから帰ってきた娘 Op.37 no.5
ウッラ・リクランデル(Ms)
カトリーネ・ペネロプ(P)

録音:2018年11月、聖ルカ教会(フレゼリクスベア、デンマーク)
スウェーデンのメゾソプラノ歌手、ウッラ・リクランデルは、 ヴィースバーデンでヒルデグント・ローマン=ベッカー、コペンハーゲンでボーディル・ギュモースとクヌーズ・エリマーに学び、ストックホルムでリー・ストラスバーグの演技メソッドも研究しました。現在、デンマークを本拠にオペラ歌手、ミュージカルと子供劇場の女優として活動しています。デンマークのピアニスト、カトリーネ・ペネロプの共演で歌う北欧の歌曲。数多い作品の中からリクランデルが自分の「心」にもっとも近いと感じている19曲を歌っています。スウェーデンのニューストレムが、エッバ・リンドクヴィスト、エーディト・ソーデルグラン、ヤルマル・グッルベリ、ラグナル・イェンデルの詩に作曲した「海辺の歌」、グリーグの「H・C・アンデルセンの詩による『心の歌』」、エルンスト・ユーセフソン、グスタフ・フローディング、ユーハン・L・ルーネベリの詩をテクストにしたシベリウスの4つの歌曲。ベナ・モーは、デンマークとスウェーデンでオルガニスト、ピアニスト、歌手として活躍。カトリーネ・ペネロプが録音した『デンマーク女性作曲家のロマンティック・ピアノ作品集』(DACOCD680)で「教則の習作」(Op.6, Op.9)の数曲が紹介されていました。リクランデルが選んだ6曲は、イーヴァン・ブラットの詩による作品です。
DACOCD-842
ドビュッシー:室内楽作品集
ベルガマスク組曲
クラリネットのための第1ラプソディ
牧神の午後への前奏曲(ウスタリン、ヒュルディ編曲/ヴァイオリン、チェロ、クラリネットとピアノ版)
チェロ・ソナタ ニ短調
ヴァイオリン・ソナタ ト短調
コペンハーゲン・メシアンQ〔マーリン・ヴィリアム=オールソン(Vn)、カール=オスカ・ウスタリン(Vc)、クリストファー・ヒュルディ(P)、ヴィクト・ヴェネス(Cl)〕

録音:2018年5月23日−27日、(コペンハーゲン、デンマーク
室内楽奏者、ソリスト、オーケストラ奏者として活動する4人の音楽家が2018年1月に結成したコペンハーゲン・メシアン四重奏団のデビュー・アルバムがリリース。グループ名にとったメシアンの「時の終わりのための四重奏曲」と同じ楽器編成のアンサンブル。マルメSOの第2ヴァイオリン・セクションリーダーを務め、現代音楽のグループ「ストックホルム・シンドローム・アンサンブル(「天使たちの声(BIS SA 2344)」)」で演奏するマーリン・ヴィリアム=オールソンのヴァイオリン、ブラームス(DACOCD875)とシュニトケ(DACOCD878)のアルバムをリリースしたチェリストのカール=オスカ・ウスタリン。ピアノのクリストファー・ヒュルディとクラリネットのヴィクト・ヴェネスは、メシアンの音楽を録音(DACOCD756)した「アンサンブル・ノーアリュス」にも参加しています。コペンハーゲン・メシアン四重奏団は、結成以来、デンマーク放送(DR)の番組やデンマークとスウェーデンの音楽祭に出演。スウェーデンの「Musik i Syd」が企画した2020年1月のスウェーデン・ツアーも高い評価を獲得しました。
ドビュッシーの作品によるプログラム。「月の光」で知られる「ベルガマスク組曲」はピアノソロ、「クラリネットのための第1ラプソディ」、「チェロ・ソナタ」、「ヴァイオリン・ソナタ」はそれぞれの楽器がピアノと共演するオリジナルの演奏。「牧神の午後への前奏曲」は、メンバーのウスタリンとヒュルディが、ドビュッシーとマラルメのエロティシズムとアルカディアの気分にプレーヤーたちの個性と音楽を反映させて編曲した「ヴァイオリン、チェロ、クラリネットとピアノの四重奏」版で演奏されます。
DACOCD-843(1CDR)
ラフマニノフ&プロコフィエフ:チェロ・ソナタ集
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
ゲアト・フォン・ビュロウ(Vc)、
メレーテ・ヴェスタゴー(P)

録音:1981年10月、ヘアロフスホルム城(ネストヴェズ、デンマーク)[DACO205(stereo)]
プロコフィエフとラフマニノフのチェロ・ソナタ。ゲアト・フォン・ビュロウ Gert von Bulow(1946?)は、エアリング・ブレンダール・ベンクトソンに師事、王立デンマーク音楽アカデミーに進み、10年後に卒業。グレゴール・ピアティゴルスキーとピエール・フルニエの下でチェロ演奏の研究をつづけました。プロコフィエフとラフマニノフは、1981年10月、ネストヴェズ市のヘアロフスホルム城でのセッション録音です。Canzone Records のオーナーでプロデューサー、録音技師のイェスパー・ヤーアンセン Jesper Jorgensen が録音を担当。オリジナル・マスターからのデジタル復刻も彼が行っています。ピアニストのメレーテ・ヴェスタゴー Merete Westergaard(1938-)は、エスター・ヴァウニングに学び、パリ、ザルツブルク、ローマに留学しました。ソリストと室内楽の奏者として活動、王立デンマーク音楽アカデミーで講師として教え、学長も務めています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります
DACOCD-844(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物/デンマーク放送録音(1966年−2002年)

(1)ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107

(2)R・シュトラウス:交響詩 「ドン・キホーテ」 Op.35

(3)リオ:スノヴィデニアへの回帰(チェロと30の楽器のための)

(4)リゲティ:チェロ協奏曲

(5)スヴェン=エーリク・ベック(1919−1994):チェロ協奏曲

(6)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919−2000):チェロ協奏曲第3番 Op.444
全て、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、

(1)王立デンマークO 
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)
録音:2002年3月8日、チボリ公園(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(2)クラウス・ミューロプ(Va)、デンマークRSO ミケール・シュンヴァント(指)
録音:1994年4月14日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(3)デンマークRSO、ジャン・レイサム=ケーニック(指)
録音:1983年10月10日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(4)オーフスSO、ディエゴ・マソン(指)
録音:1988年4月18日、オーフス(デンマーク)(ライヴ録音)
(5)デンマークRSO ミルティアディス・カリディス(指)
録音:1966年9月29日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(6)南ユランSO、アレクサンドル・ラザレフ(指)
録音:1983年9月20日、スポーツ会館(オーベンロー、デンマーク)(ライヴ録音)
デンマーク放送(DR)に保存される「ステレオ」録音が、正式許可を得てリリースされます。[Disc 1]には、多くのチェリストがレパートリーとする2曲が収められました。王立デンマークOがスクロヴァチェフスキの指揮で共演したショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番。R・シュトラウスの 「ドン・キホーテ」 は、デンマークRSOをミケール・シュンヴァントが(指)「サンチョ・パンサ」のヴィオラを首席奏者のクラウス・ミューロプが弾いています。[Disc 2]には、比較的珍しい作品が収録されています。「意識をなくしたり取り戻したり、昏睡状態にでもあるような」ベリオの 「スノヴィデニアへの回帰」 は、パウル・サッヒャーがロストロポーヴィチのために委嘱した作品。リゲティの協奏曲は、「アトモスフェール」 「アヴァンチュール」 「レクイエム」 後の1966年、ジークフリート・パルムのために作曲されました。スウェーデンのスヴェン=エーリク・ベック がベンクトソンに献呈したチェロ協奏曲は、「レント・カンタービレ − モルト・リトミコ」「グラーヴェ」「ヴィーヴォ − アダージョ」の3楽章の作品。1966年9月29日の初演の録音です。デンマークのニルス・ヴィゴ・ベンソンのチェロ協奏曲第3番もベンクトソンのために作曲されました。多作のベンソンが書いた41曲の協奏的作品を代表する一作。活力と創造性が特徴的な、時として文体的にカール・ニルセンを思わせる3楽章の作品です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-845(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物〜 デンマーク放送録音(1958年−1998年)

(1)シューマン:幻想小曲集 Op.73
(2)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919−2000):無伴奏チェロ・ソナタ Op.110(1956)
(3)ヤン・メーゴー(1926−2012):無伴奏チェロ・ソナタ Op.103(1997)
(4)ゴナ・ベアウ(1909−1989):無伴奏チェロ組曲(1950)
(5)ガスパール・カサド(1897−1966):無伴奏チェロ組曲(1926)
(6)ヘアマン・D・コペル(1908−1998):ディヴェルティメント Op.91(1972)(弦楽三重奏のための)
(7)ルーセル(1869−1937):弦楽三重奏曲 Op.58(1937)
(8)ライフ・テューボ(1922−2001):クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲(1962)
(9)フォーレ:エレジー ハ短調 Op.24(1880)
(10)ブロッホ:ヘブライ・ラプソディ「シェロモ」(1916)
(1)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ニナ・カフタラーゼ(P)
/録音:1995年2月12日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(2エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1958年2月12日
(3)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
/録音:1998年7月4日、ストーオンセ教会(トラーネケーア、デンマーク)(ライヴ録音)
(4)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1981年1月20日、スタジオ制作
(5)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1997年6月8日、スタジオ制作
(6)(7)エンドレ・ヴォルフ(Vn)、ジェニファー・ナットール(Va)、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
/録音:1973年4月13日
(8)エリサベト・シグアトソン(Cl)、アンカー・ブリーメ(P)、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1972年6月14日(ライヴ録音)
(9エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ニナ・カフタラーゼ(P)
/録音:1995年3月11日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(10)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、オーフスSO、ノーマン・デル・マー(指)
/録音:1985年9月25日(ライヴ録音)
デンマークのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)の音楽をレコードや放送の録音でたどる「トリビュート」シリーズ。ベンソン、メーゴー、ベアウたち現代デンマークの作曲家の無伴奏チェロ作品、コペル、ルーセル、テューボの三重奏曲、ブレンダール・ベンクトソンの子息の夫人、ニナ・カフタラーゼと共演したシューマンとフォーレ、友人の妻の製作した「ソロモン王」像からインスピレーションを得たというブロッホの「シェロモ」。ショスタコーヴィチやR・シュトラウスたちの協奏的作品を集めた前作(DACOCD844)と同じくデンマーク放送(DR)の録音によるリリースです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-846(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物〜 デンマーク放送録音(1962年−1987年)

■Disc 1
(1)ベント・ロランセン(1925−2018):チェロ協奏曲(1984)
(2)ライフ・テューボ(1922−2001):チェロ協奏曲(1959)
(3)スヴェン・ヴェスタゴー(1922−1988):チェロ協奏曲 Op.26(1961)

■Disc 2
(1)ペーター・アーノル・ハイセ(1830−1879):2つの幻想的小品(1860)
(2)フランス・クサヴァー・ネルダ(1843−1915):チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op.59(1887)
(3)エミール・ハートマン(1836−1898):チェロ協奏曲ニ短調 Op.26(1879)
(4)ヨハン・スヴェンセン(1840−1911):チェロ協奏曲 Op.7(1870−71)
(5)チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
全て、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)

■Disc 1
(1)デンマークRSO、オリヴァー・ナッセン(指)/録音:1986年4月4日、ライヴ:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(2)デンマークRSO、トマス・イェンセン(指)/録音:1962年5月28日、ライヴ:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(3)、デンマークRSO、オーレ・シュミット(指)/録音:1973年1月、スタジオ・プロダクション
■Disc 2
(1)ニナ・カフタラーゼ(P)/録音:1987年3月29日、ライヴ
(2)オルボーSO、アルフ・ショーエン(指)/録音:1970年5月28日、スタジオ・プロダクション
(3)オーゼンセSO、バアウ・ヴァウナー(指)/録音:1970年5月15日、スタジオ・プロダクション
(4)オーフスSO、オーレ・シュミット(指)/録音:1982年5月27日、ライヴ:マーセーリスボーホール(オーフス)
(5)デンマークRSO、ピエール・モントゥー(指)/録音:1962年9月7日、ライヴ:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンの「トリビュート」シリーズ、デンマーク放送(DR)の録音を正式許可を得て初めてリリースする「デンマーク放送録音」の最後のアルバム。[Disc 1]は「20世紀デンマーク」の作品が3曲。[Disc 2]は「ロマンティシズム」の作品です。チャイコフスキーの「ロココ変奏曲」は、ピエール・モントゥーがデンマーク放送のオーケストラを指揮した1962年9月のスタジオ・コンサート。全トラック「ステレオ」録音。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-847
絵画〜「グリーグのピアノ」によるピアノ作品集
グリーグ:人々の暮らしの情景 Op.19(ピアノのためのユモレスク)〔山の調べ、婚礼の行列が通り過ぎる、謝肉祭から〕、抒情小曲集〔蝶々 Op.43 no.1、春に寄す Op.43 no.6、トロルの行進(小人の行進) Op.54 no.3、鐘の音 Op.54 no.6〕
ハーラル・セーヴェルー(1897−1992):抵抗のバラード Op.22 no.5
ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン(1888−1974):ピアノ組曲第1番「ヌールランの情景」Op.5〔婦人の肖像画、小さな石の神トナカイ、先祖の山に向かって〕
イェスパー・コク(1967−):心を映す鏡
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
グリーグ:牛寄せの歌 Op.17 no.22(「25のノルウェーの民謡と踊り」より)
ポール・アイデ(P)

録音:2018年10月31日−11月3日、エドヴァルド・グリーグ博物館「トロールハウゲン」(ベルゲン、ノルウェー)
ポール・アイデは、1970年、ノルウェーのベルゲンに生まれ、現在デンマークに住んで演奏活動を行っています。王立デンマーク音楽アカデミーとチャイコフスキー音楽院で学び、1997年にコペンハーゲンでデビューした後、ノルウェーでイジー・フリンカに師事しました。スカンディナヴィアを中心にリサイタルに出演、2010年、バッハ、ヌールハイム、コク、ラフマニノフを弾いたアルバム『Listen!』をリリースしました。新作の『絵画(Pictures)』は、エドヴァルド・グリーグ博物館「トロールハウゲン」にあるグリーグの1892年製スタインウェイ・ピアノを使って録音されたアルバムです。
「……〈春に寄す〉の最初の音は温かく、この音楽、そしてグリーグ自身が同じ部屋の中にいて、その巨匠と深いところで繋がったことを感じた」。アイデは、2018年1月、この部屋で行った初めてのリサイタルでこのピアノを弾いた時から、この楽器を弾いて録音することを望んでいたといいます。5人の作曲家の作品を弾いたプログラム。民謡をクラシカル音楽と彼自身の和声スタイルと結びつけ「現代音楽」への道筋を示したグリーグの小品、ベルゲンの作曲家セーヴェルーの「抵抗のバラード」、グリーグとは違ったスタイルで民謡へのアプローチを見せたモンラード・ヨハンセンの「ヌールランの情景」、デンマークのイェスパー・コクの「心を映す鏡」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」。「作曲家たちが互いに影響し合い、それぞれの固有のスタイルを発展させることにより、イノベーションを創出したこと」を示すプログラムです。
DACOCD-848
チェロの物語〜イーダ・リゲルス:ソロ・チェロの為の小品集
イーダ・リゲルス:月(滝廉太郎の「荒城の月」による変奏曲)/赤いカプリッチョ/ブロークン・ダヴ/黒いカプリッチョ/ロンリー・ワルツ/パルティータ/他に何も起きなかった/盗まれたタンゴ/サラバンド/黄色いカプリッチョ
イーダ・リゲルス(Vc)

録音:2020年6月2日−24日、ヘルスホルム教会(デンマーク)
「サイクリング・チェリスト」として知られ、リコーダー奏者、作曲家としても活動するデンマークの音楽家、イーダ・リゲルスのデビュー・アルバム!
彼女は、王立デンマーク音楽アカデミーでモーテン・ソイテンとヤコプ・クルベアに学び、2010年に卒業コンサートを行いました。バッハの足跡をたどりながらバッハの曲を演奏する2017年6月のドイツ・ツアー、コペンハーゲンからスケーエンまで2019年の「500km Cello」ツアー、二人乗りの自転車タンデムによる2020年の国内ツアーと、彼女のプロジェクトはすべてチェロを背負っての自転車旅行で行われます。2020年春のデンマーク放送の賞「Firey Soul of the Year」の受賞者。楽器も自分で作り、2021年夏に予定されるユラン半島ツアーで初めて弾くための2台目のチェロも製作中だと言います。『チェロの物語』は、「詩と自然の世界への旅」をコンセプトに自作のソロ曲を演奏しています。
DACOCD-849
2019年フーズム城音楽祭〜稀少ピアノ作品集
(1)ビゼー:演奏会用大ワルツ
テオドール・W.アドルノ:アダージェット 〜 ビゼーへのオマージュ
(2)ユリアン・フォンタナ:マズルカ Op.21-2
ショパン(カロル・A.ペンソン編):舞い落ちる木の葉
(3)ドニゼッティ(タールベルク編):歌劇「ルクレツィア・ボルジア」による幻想曲
(4)リスト:アヴェ・マリア(アルカデルトのシャンソン)
(5)アレンスキー:忘れられたリズムに寄せて Op.28より 第1番「Logaedes」、第4番「Sari」
(6)R.シュトラウス(ギーゼキング編):帰郷
(7)バリス・ドヴァリョーナス:アイス・スケート・リンクにて(冬のスケッチ)
(8)バンジャマン・ゴダール:マズルカ第2番 Op.54
(9)ジューリオ・リコルディ:ロマンス・プードレ
(10)ヴィリアム・セイメル:夏のスケッチ Op.11より 第3番「太陽の目」〜少女の肖像
ギュスターヴ・サマズイユ:夜想曲
(11)アナトーリー・アレクサンドロフ:ピアノ・ソナタ第4番より 第3楽章
(12)リチャード・ダニエルプール:バガテル第3番、私の部屋に幽霊が!(前奏曲集「魔法にかけられた庭」より)
(13)バッハ(レーガー編):われ汝に呼ばわる, 主イエス・キリストよ BWV.639
(1)福間洸太朗(P)

(2)シプリアン・カツァリス(P)

(3)マーク・ヴァイナー(P)

(4)クリスティアン・G.ナーゲル(P)

(5)マルコ・ラペッティ(P)

(6)エリアス・プロジャーン(P)

(7)オヌテ・グラジーニテ(P)

(8)三浦謙司(P)

(9)ロベルト・ピアーナ(P)

(10)ローランド・ペンティネン(P)

(11)クラリース・テオ(P)

(12)シャイン・ワン(P)

(13)マルクス・ベッカー(P)

録音:2019年8月、フーズム城(フーズム、ドイツ)
かつてのデンマーク領、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン(スレースヴィ=ホルステン)の港町フーズムで1987年に創設され、毎年8月に開催される「フーズム城音楽祭」(稀少ピアノ音楽祭)。知られざるピアノ作品を幅広く紹介し、批評家から愛好家まで毎年大きな注目を集めているこの音楽祭の2019年ライヴは、シプリアン・カツァリスやマルクス・ベッカーらベテラン・ヴィルトゥオーゾ達とともに、福間洸太朗、三浦謙司、エリアス・プロジャーン(ドイツ)、クラリース・テオ(シンガポール)、オヌテ・グラジーニテ(リトアニア)などの若き才能も多数参加。
作品の多くは世界初録音で、ビゼーやフォンタナ、アレンスキーの秘曲、ショパンやR.シュトラウス、バッハのレア・トランスクリプション、バリス・ドヴァリョーナスやリチャード・ダニエルプールなど20世紀の作曲家の作品を収録しています。
DACOCD-856
遊び場〜ヘアマン・D・コペル他
ヘアマン・D・コペル(1908−1998):ピアノ協奏曲第3番 Op.45、
 田園詩(ピアノのための)、
 10のピアノの小品 Op.20
ベンヤミン・コペル(b.1974):9つの対話の応答(アルト・サクソフォーンとピアノのための)
リケ・サンベア(P)
ベンヤミン・コペル(アルト・サクソフォーン)
南ユランSO
ボー・ホルテン(指)

録音2019年5月8日−10日、アルシオン・コンサートホール(スナボー、デンマーク)
コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーは、2017年、創設から150周年を迎えました。これを記念してアカデミーは、創設者のニルス・W・ゲーゼ、カール・ニルセン、ホルムボー、ブレンダール・ベンクトソンをはじめとするアカデミーゆかりの作曲家と演奏家の音楽を集成したアルバムを制作。ブラームスのソロ作品集『奪われた時間』(DACOCD856)をリリースしたリケ・サンベア(b.1977)が新作アルバムで取りあげたヘアマン・D・コペルもそこに加わったひとりです。
コペルは、カール・ニルセンから才能を認められ、作曲家、ピアニストとして活躍、20世紀デンマークの音楽を彩りました。ヘアマンの一家は「コペル・ダイナスティ」とも呼ばれ、弟ユーリウスはヴィオラ奏者、子のアナスは作曲家でポップミュージシャン、娘ローネはソプラノ歌手、孫のニコライはピアニストとしてデビューした後、音楽ジャーナリストとして活動しています。このアルバムに参加しているサクソフォーン奏者のベンヤミン・コペル(b.1974)も、ヘアマンの孫にあたります。
ヘアマンの 「ピアノ協奏曲第3番」 は、「第1楽章のシンプルなジャズ的主題、第2楽章の信じられないほどの力とドラマ、第3楽章の悪魔の哄笑」にサンベアが「恋に落ちた」と語る作品です。コペルがエーリク・トゥクセン指揮デンマーク国立RSO(デンマーク国立SO)と共演したアムステルダムのコンセルトヘボウでのライヴ録音(Danacord DACOCD561)もあり、作曲家のニルス・ヴィゴ・ベンソンは「19世紀のヴィルトゥオーゾ的ピアノ協奏曲の復興」と評しています。作曲家でもあるボー・ホルテンの指揮する南ユランSO(南デンマーク・フィルハーモニック)の共演です。「田園詩」 は「リス・ヤコブセン夫人に献呈」されたピアノ・ソロ曲。1933年の 「ピアノの小品」 は、「アンダンティーノ」から「アレグレット(主題と変奏)」の10曲を結ぶためベンヤミン・コペルが作曲した 「9つの対話の応答」が、ベンヤミン自身のアルトサックスとサンベアのピアノによる演奏で挟まれます。
DACOCD-860
シューマン&ブラームス:チェロのための作品集
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
シューマン
:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70、
 民謡風の5つの小品 Op.102、
 幻想小曲集 Op.73
ニルス・シュルヴェスト(Vc)、
ミミ・ビアケロン(P)
※使用楽器:チェロ「ジョヴァンニ・ガリアーノ(1811)」

録音:2016年11月、(デンマーク)
シューマンが作曲したチェロとピアノのための全作品とブラームスの「チェロ・ソナタ第1番 ホ短調」。デンマーク国立SO(デンマーク放送(DR)SO)のチェリスト、ニルス・シュルヴェストのソリストとしての初めての録音です。シュルヴェストは、コペンハーゲンのデンマーク音楽アカデミーでエアリング・ブレンダール・ベンクトソンに学び、1980年からデンマーク国立SOに加わりました。ソリストも務め、1984年から1988年まで参加したデンマーク四重奏団ではヤコブ・ゲーゼ賞を受賞。彼は「左利き」のチェリストとして親しまれ、ジョアンネス(ジョヴァンニ)・ガリアーノが1811年に製作した楽器を「ニルス用」に改造したチェロを弾いています。
ピアニストのミミ・ビアケロンは、デンマーク音楽アカデミーのアメーリエ・マリングの下で学び、1991年に卒業。スウェーデンのルンドでハンス・ポールソンに師事しました。デンマーク放送室内Oのコペンハーゲンとマルメのコンサートでベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾き、ソリストとしてデビューし、室内楽奏者としても活動しています。

DACOCD-861(6CDR)
イグナーツ・フリードマン録音全集(1923年−1941年)
■Disc1
D・スカルラッティ(タウジヒ編):パストラーレホ短調
モーツァルト:トルコ行進曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ウェーバー:舞踏への勧誘
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」*
■Disc2
シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲
ベートーヴェン
:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
グルック(ブラームス編):ガヴォット
フンメル(フリードマン編):ロンド・ファヴォリOp.11
メンデルスゾーン:「無言歌集」から(9曲)
■Disc3
ショパン:マズルカ(13曲)、ワルツイ短調Op.34no.2、夜想曲変ホ長調Op.55no.2、即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36、ポロネーズ第9番変ロ長調Op.71no.2、ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
■Disc4
ショパン:バラード第3番変イ長調Op.47、マズルカ変ロ長調Op.7no.1、マズルカニ長調Op.33no.2、マズルカ嬰ハ短調Op.63no.3、ワルツ変ニ長調Op.64no.1、子守歌変ニ長調Op.57、前奏曲変ニ長調Op.28no.15「雨だれ」、ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35から前奏曲変ホ長調Op.28no.19、練習曲(5曲)、バラード第3番変イ長調Op.47、マズルカニ長調Op.33no.2、「フリードマンが語る」(2トラック)
■Disc5
パガニーニ(リスト,ブゾーニ編):ラ・カンパネラ
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
メンデルスゾーン:スケルツォホ短調Op.16no.2
ドヴォルザーク:ユモレスク
シューベルト(リスト編):聞け,ひばり
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16**
■Disc6
アントン・ルビンシテイン:ワルツとロマンス
モシュコフスキ:セレナードOp.15
パデレフスキ
:メヌエットOp.14no.1/ヨゼフ・スク:メヌエット
フランツ・ミットラー:小さなナナのオルゴール
作者不詳(フリードマン編):パリスの審判
フリードマン:オルゴールOp.33no.3、彼女は踊るOp.10no.5、
 侯爵ならびに侯爵夫人Op.22no.4
シューベルト(フリードマン編):古き街、ウィーン
フリードマン:ゲルトナーの主題によるウィーン舞曲(3曲)
ショパン:マズルカ嬰ハ短調Op.41no.1
イグナーツ・フリードマン(P)
ブロニスラフ・フーベルマン(Vn)*、
フィリップ・ゴーベール(指)管弦楽団**

録音データ、オーケストラ名不詳
初期の LP アルバムを再リリースするシリーズ。Danacord がイグナーツ・フリードマンの全録音を初めて集成して1985年に復刻リリースしたコレクション(DACD141-146)は、当時、批評家の賞賛を集めました。ベートーヴェンの「月光」、ショパンのマズルカ、メンデルスゾーンの「無言歌」など、レコード録音の「古典」を収めたこのコレクションを新しい世代のリスナーに伝えるため、よりクリアな音にリマスタリング。6枚のCDを特別価格でリリースします。
ロマン派の揺籃期にポーランドのクラコフに生を受け、20世紀半ばまで生きたフリードマンは、「ショパンの詩情とリリシズム」を受け継いだといわれる非ドイツ語圏のコンポーザー=ピアニスト。ヨゼフ・ホフマンと並び称されるほどの、ヨーロッパでも指折りのショパン弾きであったと伝わるフリードマンの貴重な録音が蘇ります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-865
シューベルト:歌曲集 「冬の旅」 D.911 Op.89 マティアス・ヘーゼゴー(T) 
トーヴェ・レンスコウ(P)

録音:2018年9月24日−27日、ガーニソン教会(コペンハーゲン)
Danacord Records が初めて録音するシューベルトの「冬の旅」。マティアス・ヘーゼゴー(b.1978)は、王立デンマーク音楽アカデミーとデンマーク・オペラ・アカデミーで学びました。モンテヴェルディ:のオルフェオ、「エイシスとガラテア」 のエイシス、「魔笛」 のタミーノ、カール・ニルセンの 「仮面舞踏会」 のレアンダーといったリリックテナーの役で王立デンマーク歌劇場やヨーテボリ歌劇場などのオペラハウスに出演。バッハの 「マタイ受難曲」と 「ヨハネ受難曲」 の福音史家、ヘンデルの 「メサイア」、ハイドンの 「天地創造」 、シューベルトの作品をはじめとする芸術歌曲をコンサートで歌ってきました。共演のピアニスト、トーヴェ・レンスコウは、オルボーの北ユラン音楽アカデミーとコペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーで長年教え、主に室内楽奏者として活躍。シアベクのピアノ作品全集、ルーズ・ランゴーとオト・モーテンセンのピアノ作品集など、膨大な数の録音でも知られます。2018年9月、良い雰囲気と素晴らしい音響のためコンチェルト・コペンハーゲンをはじめとする音楽家たちの録音会場に使われているコペンハーゲンのガーニソン教会(要塞教会)で録音セッションが行われました。

DACOCD-866
モシュコフスキー:ピアノ作品集
ワルツ op.34-1
ホフマンの舟歌(オッフェンバックの「ホフマン物語」より)
ゼフィール op.57-4
愛のワルツ op.57-5
イゾルデの愛の死(ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」より)
練習曲 op.72-13/デュオ op.52-3
女軽業師 op.52-4/秋 op.36-4
火花 op.36-6/ポロネーズ op.17-1
ギター op.45-2/スペイン奇想曲 op.37
ジプシーの歌(ビゼーの「カルメン」より)
広瀬悦子(P)

録音:2019年10月29日−11月1日、サン=マルセル福音教会(パリ)
999年マルタ・アルゲリッチ国際ピアノ・コンクールで優勝し、フランス、パリを拠点に活躍する才媛、広瀬悦子。近年はシプリアン・カツァリスとのデュオによるレコーディングや来日公演でも好評を博してきた広瀬悦子の新録音が、デンマークのDanacord(ダナコード)からリリース!
ポーランド出身、ベルリンで卓越したピアニスト&ヴァイオリニストとして活躍し、優れた指導者として多くの著名な音楽家も育てた後期ロマン派のコンポーザー=ピアニスト、モーリツ・モシュコフスキー(1854−1925)の優雅で洗練されたピアノ作品を、スケールの大きな音楽作り、美しい音色、幅広いレパートリーで高い評価を集める広瀬悦子の妙技でお贈りします。

今日ではモシュコフスキーの名を耳にすることは稀になったが、19世紀後半から20世紀初頭にかけては、絶大な尊敬と人気を集めたピアニスト兼作曲家であった。私自身、学生時代には、J.ホフマン、I.フリードマン、S.ラフマニノフ、V.ホロヴィッツら伝説のピアニストの録音を愛聴し、彼らがレパートリーとしていたモシュコフスキーを聴いて親しみを覚えていた。モシュコフスキーはその人生を通して、彼の理想とする伝統的なベル・エポック(良き時代)の美学を貫いた。煌びやかな華麗さと繊細な表情を兼ね備えた、彼の洗練されたサロン音楽は、優雅な古き良き時代のエスプリを反映し、魅惑的で格調高いひと時をもたらしてくれます。広瀬悦子(日本語解説書より)
DACOCD-867(2CD)
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー 第4集
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」 *
(2)リスト:ピアノと管弦楽のためのハンガリー幻想曲#
(3)ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー+
(4)ニールセン:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.9**
(5)ベートーヴェン:32の変奏曲ハ短調 WoO.80
(6)シューベルト:さすらい人幻想曲
(7)セリム・パルムグレン:ピアノ協奏曲第2番 「川」#
(8)ショパン:ポロネーズ第6番「英雄」
(9)ショパン:スケルツォ第3番
(10)リスト:即興円舞曲
(11)シューマン:飛翔(幻想小曲集 Op.12より)
(12)ブラームス:ハンガリー舞曲第6番
ヴィクト・シューラー(P)、
カール・フォン・ガラグリー(指)デンマークRSO*、
トマス・イェンセン(指)チボリO#、
エーリク・トゥクセン(指)ジャズ・コンサート・オーケストラ+、
エミール・テルマーニ(Vn)**

(1)録音:1947年
(2)録音:1942年
(3)録音:1941年
(4)録音:1954年
(5)音:1951年
(6)録音:1966年 ライヴ
(7)録音:1962年 ライヴ
(8)録音:1942年
(9)録音:1950年
(10)録音:1951年
(11)録音:1957年
(12)録音:1959年
20世紀中期を代表するデンマークのピアニストのひとり、ヴィクト・シューラー(1899−1967)の録音を復刻するシリーズ。第4集では、ベートーヴェン、リスト、ガーシュウィンの協奏的作品、ショパンやリスト、ブラームスらの名曲、ハンガリー出身デンマークで活躍したヴァイオリニスト、エミール・テルマーニとの共演によるニルセンのソナタなど、HMV(Denmark)とTONOレーベルからLPリリースされていた音源の初CD化と、商業録音としては初出となるシューベルトとセリム・パルムグレンの放送音源を収録しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-870(1CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの「オールドバラ」の捧げ物
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調 Op.56
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
マヌーグ・パリキアン(Vn)、
ジョージ・マルコム(P)、
イギリス室内O、
ノーマン・デル・マー(指)


※デジタル・サウンド修復:デイヴィッド・ロード/MONO ADD
デンマークのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932-2013)の「トリビュート」シリーズ。最終リリースの一枚は、1973年のオールドバラ音楽祭、6月21日にスネイプ・モールティングズで行われたコンサートからブラームスの「二重協奏曲」とベートーヴェンの「三重協奏曲」。どちらも、初めて紹介される録音です。ベンクトソンのブラームスは、エンドレ・ヴォルフと共演したストックホルムのライヴ録音が紹介(DACOCD763768)されており、一方、ベートーヴェンは、オールドバラのこの演奏が彼の知られている唯一の録音です。
共演のヴァイオリニスト、マヌーグ・パリキアン(1920-1987)は、アルメニア人を両親に南トルコのメルシンで生まれました。ロンドンで学び、1947年にソリストとしてデビュー。ヘルベルト・フォン・カラヤンが常任指揮者だった時代、1948年から1957年にかけてフィルハーモニアOの第1首席奏者を務めました。王立音楽アカデミーで教え、オールドバラ音楽祭には室内楽奏者としてたびたび参加しています。ピアノのジョージ・マルコム(1917-1997)は、チェンバロ奏者、オルガニスト、合唱とオーケストラの指揮者として主に知られています。1958年のクリスマス、ブリテンが、マルコムの指揮するウェストミンスター大聖堂聖歌隊が歌った「キャロルの祭典」を聴いて深い印象を受け、ブリテンが合唱のための新作を書くことにつながったと言われます。
このディスクの音源には、BBCのスネイプ・モールティングズからの放送をアマチュアがエアチェックした録音とロンドンの大英図書館の所蔵するコピー録音が、正式の許可を得て使われています。オリジナルのモノラル録音には、エアチェックにつきものの雑音、ドロップアウト、テープレコーダーの不安定な動作に起因する音の揺れなど、完全ではない箇所があったため、デイヴィッド・ロードがデジタル技術を使い、ベンクトソンたちの音楽を楽しめる状態にまで修復しました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-871(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物 〜 ヨーロッパ放送局録音(1978年−1986年)


(1)エルンスト・トッホ(1887−1964):即興曲 Op.90c(チェロ独奏のための)
(2)モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調 K.563(弦楽三重奏のための)
(3)オッフェンバック:2つのチェロのための二重奏の演奏法 Op.51(第2巻 ト短調)
(4)ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715−1777):ソナタ第3番 ハ長調 WWW.445「小品の組曲」
(5)メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
(6)アラン・ロースソーン(1905−1971):チェロ・ソナタ ハ長調
(7)ウォルトン:パッサカリア(チェロ独奏のための)
(8)ヘアマン・D・コペル(1908−1998):チェロ・ソナタ Op.62
(1)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1978年10月9日、WDR Saal 2
(2)イゴール・オジム(Vn)、ライナー・モーク(Va)、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1980年1月14日、WDR Saal 2
(3)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)
(4)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)、ゲオルク・ファウスト(Vc)、ヴァルター・モイター(Cb)/録音:1979年11月26日、WDR Saal 2
(5)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、マリア・ベルクマン(P)/録音:1982年12月25日、SWR
(6)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、マリア・ベルクマン(P)/録音:1982年11月15日、SWR
(7)アリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
(8)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ポール・ハンバーガー(P)/録音:1985年1月6日、BBC Radio 3
デンマークのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)の「トリビュート」シリーズの第12作。WDR(西部ドイツ放送)、SWR(南西ドイツ放送)、イギリスの BBC Radio のアーカイヴ録音が、2枚のディスクでリリースされます。[Disc 1]は、ケルンの WDR Saal 2 での録音が4曲。ベンクトソンがカーティス音楽院で学んだピアティゴルスキーのために作曲されたトッホの「即興曲」。スロヴェニア出身のヴァイオリニスト、イゴール・オジム Igor Ozim(1931−)とケルン出身のヴァイオラ奏者、ライナー・モーク Rainer Moog(1941−)と共演した、モーツァルトの傑作のひとつ、弦楽三重奏のための「ディヴェルティメント変ホ長調」。オッフェンバックの「2つのチェロのための二重奏の演奏法(Cours methodique de duos pour deux violoncelles)」は、自身チェロのヴィルトゥオーゾだったオッフェンバックが1847年にパリで出版した「革新的」といわれる二重曲集です。この曲集のト短調の作品と、オーストリアの宮廷作曲家ヴァーゲンザイルの「ソナタ第3番」は、レニングラード生まれのチェリスト、ボリス・ペルガメンシコフ Boris Pergamenschikov(1948−2004)とのデュオによる演奏です。 [Disc 2]のメンデルスゾーンの古典的スタイルによる「チェロ・ソナタ 変ロ長調」と、ロースソーンの独自の思考に基づく個人的な音世界をもった「チェロ・ソナタ ハ長調」は、SWR が創設された1946年、最初の放送ピアニストに採用されたドイツのマリア・ベルクマン Maria Bermann(1918−2002)が共演した演奏です。BBC Radio 3 の録音も2曲。ウォルトンの憂いをおびた主題と10の変奏の「パッサカリア」。コペルの「チェロ・ソナタ」は、ハイセ、ロウシング・オールセン、ルイ・グラスたちのソナタとも比べられる、デンマークのこのジャンルを代表するとされています。ベンクトソンが同行したコペルの1956年のソ連ツアーの直前にコペンハーゲンで初演、ツアー中に再演されました。ウィーンで生まれ、1941年にイギリスに移住したポール・ハンバーガー Paul Hamburger(1920−2004)の共演。ベンクトソンとコペルの共演した1959年の演奏もリリースされています(DACOCD565−566)。 このアルバムの8曲はすべて、初めてディスクとしてリリースされる、それぞれの放送局の正規ライセンスによる「ステレオ」録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-871(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物 〜 ヨーロッパ放送局録音(1978年−1986年)


(1)エルンスト・トッホ(1887−1964):即興曲 Op.90c(チェロ独奏のための)
(2)モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調 K.563(弦楽三重奏のための)
(3)オッフェンバック:2つのチェロのための二重奏の演奏法 Op.51(第2巻 ト短調)
(4)ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715−1777):ソナタ第3番 ハ長調 WWW.445「小品の組曲」
(5)メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
(6)アラン・ロースソーン(1905−1971):チェロ・ソナタ ハ長調
(7)ウォルトン:パッサカリア(チェロ独奏のための)
(8)ヘアマン・D・コペル(1908−1998):チェロ・ソナタ Op.62
(1)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1978年10月9日、WDR Saal 2
(2)イゴール・オジム(Vn)、ライナー・モーク(Va)、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1980年1月14日、WDR Saal 2
(3)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)
(4)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)、ゲオルク・ファウスト(Vc)、ヴァルター・モイター(Cb)/録音:1979年11月26日、WDR Saal 2
(5)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、マリア・ベルクマン(P)/録音:1982年12月25日、SWR
(6)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、マリア・ベルクマン(P)/録音:1982年11月15日、SWR
(7)アリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
(8)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ポール・ハンバーガー(P)/録音:1985年1月6日、BBC Radio 3
デンマークのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)の「トリビュート」シリーズの第12作。WDR(西部ドイツ放送)、SWR(南西ドイツ放送)、イギリスの BBC Radio のアーカイヴ録音が、2枚のディスクでリリースされます。[Disc 1]は、ケルンの WDR Saal 2 での録音が4曲。ベンクトソンがカーティス音楽院で学んだピアティゴルスキーのために作曲されたトッホの「即興曲」。スロヴェニア出身のヴァイオリニスト、イゴール・オジム Igor Ozim(1931−)とケルン出身のヴァイオラ奏者、ライナー・モーク Rainer Moog(1941−)と共演した、モーツァルトの傑作のひとつ、弦楽三重奏のための「ディヴェルティメント変ホ長調」。オッフェンバックの「2つのチェロのための二重奏の演奏法(Cours methodique de duos pour deux violoncelles)」は、自身チェロのヴィルトゥオーゾだったオッフェンバックが1847年にパリで出版した「革新的」といわれる二重曲集です。この曲集のト短調の作品と、オーストリアの宮廷作曲家ヴァーゲンザイルの「ソナタ第3番」は、レニングラード生まれのチェリスト、ボリス・ペルガメンシコフ Boris Pergamenschikov(1948−2004)とのデュオによる演奏です。 [Disc 2]のメンデルスゾーンの古典的スタイルによる「チェロ・ソナタ 変ロ長調」と、ロースソーンの独自の思考に基づく個人的な音世界をもった「チェロ・ソナタ ハ長調」は、SWR が創設された1946年、最初の放送ピアニストに採用されたドイツのマリア・ベルクマン Maria Bermann(1918−2002)が共演した演奏です。BBC Radio 3 の録音も2曲。ウォルトンの憂いをおびた主題と10の変奏の「パッサカリア」。コペルの「チェロ・ソナタ」は、ハイセ、ロウシング・オールセン、ルイ・グラスたちのソナタとも比べられる、デンマークのこのジャンルを代表するとされています。ベンクトソンが同行したコペルの1956年のソ連ツアーの直前にコペンハーゲンで初演、ツアー中に再演されました。ウィーンで生まれ、1941年にイギリスに移住したポール・ハンバーガー Paul Hamburger(1920−2004)の共演。ベンクトソンとコペルの共演した1959年の演奏もリリースされています(DACOCD565−566)。 このアルバムの8曲はすべて、初めてディスクとしてリリースされる、それぞれの放送局の正規ライセンスによる「ステレオ」録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-872(2CDR)
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー 第5集
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*‡
(2)グリーグ:ピアノ協奏曲†‡
(3)ショパン:夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2、
 練習曲 ハ短調 Op.10-12 「革命」、
 練習曲 ハ長調 Op.10-7
(4)エドゥアルド・ゲルトナー/イグナツ・フリードマン:ウィーン舞曲第1番
(5)グリーグ:ハリングOp.71-5
(6)シンディング:春のささやき Op.32-3
(7)ハイドン:ピアノ三重奏曲第39番ト長調 Hob.XV:25§
(8)モーツァルト:ピアノ三重奏曲第4番ホ長調 K.542§
(9)ショパン:夜想曲第5番嬰ヘ短調 Op.15-2、夜想曲第19番ホ短調 Op.72
(10)即興曲第1番変異町長 Op.29
 子守歌変ニ長調 Op.57、
 練習曲ホ長調 Op.10-3 「別れの曲」、
 練習曲嬰ハ短調 Op.10-4、
 練習曲変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」
(11)バラード第1番ト短調 Op.23
(12)メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14
(13)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
ヴィクト・シューラー(P)、
カール・フォン・ガラグリ(指)*
トマス・イェンセン(指)†、
デンマークRSO‡、
チャーレス・センデローヴィツ(Vn)§、
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)§

録音:(1)1961年9月23日ライヴ、(2)1962年ライヴ、(3)1925年、(4)1925年、(5)1953年、(6)1953年、(7)録音年不詳、(8)1952年、(9)1952年、(10)1954年、(11)1942年、(12)1947年、(13)1947年
20世紀中期を代表するデンマークのピアニストのひとり、ヴィクト・シューラー(1899−1967)の録音を復刻するシリーズ。第5集では、チャイコフスキーとグリーグの名コンチェルト、ショパンを中心としたヴィルトゥオーゾ・ピアノ・ピース、そしてセンデローヴィツ、ベンクトソンと共演したモーツァルトとハイドンのピアノ三重奏曲を収録。HMVとTONOレーベルからLPリリースされていた音源(ショパンの一部は1925年録音というレア音源)からのCD化と、2つのライヴ音源です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-874
J.P.E.ハートマン:ピアノ作品集 第1集
H.C.アンデルセンの詩をもつ6つの小品のノヴェレッテ(1852)〔「Det er en Hojtidsfest(祝いの時だ)」へ長調、「Se, nu er alt istand(ごらん、準備がすべて整い)」ニ長調、「Den Sang jo klinger, som en Menuet!(メヌエットのような歌が響いている)」イ短調、「Ja bamle Minder!(そうだ、古い記憶だ!)」ト長調、「”Idag er Friday!”(「今日は休日だ!」)イ長調、「De storme bort!(ひどい嵐だ!)」ホ短調〕/幻想的小品 ト長調(1871)/幻想的小品 ハ長調(1875)/アルバムのページ へ長調(1871)/アルバムのページ 嬰ハ短調(1854)/H.C.アンデルセンとカール・アンデルセンの詩をもつ4つのピアノの小品(1864)〔「Gudfa’er fortaller(おじいさんの話)」ト長調、「Vikingefruens Drom(ヴァイキング女の夢)」ホ短調、「TYS!」へ長調、「Juletrost(クリスマスの慰め)」ホ長調〕/シェランのリールダンス ニ長調(1860)/ハンブルクのショッティーシュ へ長調(1841)/9つの習作とノヴェレッテ Op.65/夕べの気分 ハ長調(1869)/無言歌「郷愁」 嬰へ短調(1847)/カンツォネッタ ホ長調(1840)/2つのピアノの小品(1866)/冬 ホ短調(1847)/春に イ長調(1847)
トマス・トロンイェム(P)

録音:2019年8月−9月、ホルステブロー音楽学校・音楽大学コンサートホール(ホルステブロー、デンマーク)
※楽器:Piano:Steinway Model D
フィニ・ヘンリケスのピアノ音楽(DACOCD840)を録音したデンマークのピアニスト、トマス・トロンイェム(1954−)の新しいアルバム。デンマーク文化の黄金時代を代表する作曲家のひとり、J.P.E.ハートマンが、シューマンやグリーグのスタイルで書いた小品と小品集。第1集の32曲はすべて世界初録音です。
DACOCD-875
ブラームス:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番へ長調 Op.99
チェロ・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2(カール=オスカ・ウスタリン(1984−)によるクラリネット・ソナタ第2番からの編)
カール=オスカ・ウスタリン(Vc)、
エミール・グリューステン(P)

録音:2018年12月1日?2日、28日?29日、2019年2月9日?10日、キアステン・ケーア美術館ジョンズ・ホール(フレストロプ、ヴィボー、デンマーク)
スカンディナヴィアの彼の世代を代表する音楽家のひとり、チェロのカール=オスカ・ウスタリン Carl-Oscar Osterlind(1984−)のソリストとしての初めてのアルバム。ブラームスの作品が3曲。バッハからメロディのインスピレーションを得て作曲、「フーガの技法」の第4と第13の〈コントラプンクトゥス〉を主題に使った「バッハへのオマージュ」の「チェロ・ソナタ第1番 ホ短調」。約20年後に書かれ、第1番の人気を高めることに貢献したとされるロベルト・ハウスマンに献呈された「チェロ・ソナタ第2番 へ長調」。ウスタリンがチェロとピアノのために編曲、ピアノを担当するグリューステンが「チェロにより素晴らしい温もりがもたらされた」と語る、まろやかで親密な気分の漂う「クラリネット・ソナタ第2番」。
ウスタリンは、王立ストックホルム音楽大学エツベリ・キャンパスのトゥールレイフ・テデーン、王立デンマーク音楽アカデミーのモーテン・ソイテン、南カリフォルニア大学のラルフ・カーシュボームに学び、ピテオーのフランス・ヘルメションとシカゴのハンス=ヤーアン・イェンセンにも師事しました。デンマーク・アーツカウンシルの「ヤング・エリート」奨学金を獲得。デンマーク、スウェーデン、アメリカをはじめとする各国のコンペティションやフェスティヴァルに参加、高い評価を得てきました。コペンハーゲンのメシアン四重奏団のチェリスト。デンマーク・チェンバー・プレーヤーズ、アンサンブル・ミトヴェスト、エスビェア・アンサンブルのソロ奏者、コペンハーゲン・フィルハーモニック、ヘルシングボリSO、アイスランドSOの首席客演チェロ奏者を務めています。現在の楽器は、アウグスティヌス・ファウンデーションから貸与された1703年製の「ジョヴァンニ・グランチノ」です。シューベルトの「ピアノ・ソナタ ハ短調」と「楽興の時」(DACOCD769)とリストの「ピアノ・ソナタ ロ短調」や〈オーベルマンの谷〉(DACOCD772)を録音したデンマークのエミール・グリューステン Emil Gryesten(1985−)の共演。デンマーク、ユラン半島にあるキアステン・ケーア美術館 Kirsten Kjar Museet のコンサートホールでセッション録音されました。
DACOCD-877
J. P. E. ハートマン(1805−1900):ピアノ作品集 第2集
H. C. アンデルセンの短詩のついた習作形式による6つの性格的小品 Op.50 HW.89(1848)−姉と兄が立っている ハ長調、花壇と芝生とホールをすぎて へ長調、晴れの日も雨の日も風の日も私は馬に乗り ト長調、「天使がひとり、私たちの側にいた」 ホ長調、「そうだ、それはいつだった?」 変ニ長調、「Piger og Knose lege "tag fat”」 ニ長調/ベルマンの描画 − 序奏と2つのメヌエット ト短調HW.45(1852/59)/スウェーデン民謡をモチーフにして HW.50(1874)/3つの小品 DF.30(1848−50)−スウェーデンの懐かしい夏 HW.88、カプリッチョ HW.90、アンダンティーノ 「彼女はピアノを弾きながら座っている」 HW.95/8つのスケッチ Op.31 HW.72(1840−41)−アレグロ・ノン・トロッポ, グラツィオーゾ へ長調、カンツォネッタ 変ロ長調、マズルカ ト短調、スケルツォ ハ長調、スケルツォ イ長調、アレグロ・アッサイ ト短調、序奏とワルツの楽章 ト長調、アレグロ・アパッショナート・アッサイ へ短調/白鳥 − ユモレスク ニ短調 HW.54(1882)/アルバムのページ「コウノトリよ、足長の鳥よ」 ニ長調 HW.37(1847)/ポルカ風に ニ長調 HW.42(1857)/デンマーク民謡風に ホ短調 HW.48(1870)/3つのピアノの小品 Op.38(1844)−軍隊舞踏会 ハ短調 HW.78、悲しいカンティレーナ 変ロ短調 HW.79、アレグロ・グラツィオーゾ 変イ長調 HW.80
トマス・トロンイェム(P)
デンマークのピアニスト、トマス・トロンイェム(b.1954)が、デンマーク文化の黄金時代を代表する作曲家のひとり、J. P. E. ハートマンのピアノ作品を初録音曲を中心に紹介するシリーズ。「H. C. アンデルセンの詩をもつノヴェレッテ」 などを演奏した最初のアルバム(DACDCD-874)につづく第2集は、前作と同様、シューマンやグリーグのスタイルで書かれたロマンティックな作品群です。
DACOCD-878
シュニトケ:チェロとピアノのための音楽
チェロ・ソナタ 第1番/古い様式による組曲
チェロ・ソナタ第1番/ノスタルジックな音楽
カール=オスカ・ウスタリン(Vc)、
エミール・グリューステン(P)
モーテン・ソイテン、トゥールレイフ・テデーン、ラルフ・カーシュバウム、フランス・ヘルメションたちに学んだチェリスト、カール=オスカ・ウスタリン。デンマークとヘルシンキでアネ・ウーラン、ニクラス・シヴェレーヴ、エーリク・タヴァッシェルナ、エーロ・ヘイニネンに教わったピアニスト、エミール・グリューステン。
ブラームスの「チェロとピアノのためのソナタ(DACOCD875)」を録音したデンマークの音楽家2人が再び共演。シュニトケのチェロとピアノの作品を4曲録音しました。「ショスタコーヴィチの影」をうかがわせる2つの「ラルゴ」の楽章が、破壊的な「プレスト」をはさむ、ヴィルトゥオーゾ的な「チェロ・ソナタ第1番」。ロストロポーヴィチを念頭に置いて書かれたという、5楽章の「チェロ・ソナタ第2番」。「古い様式による組曲」は、シュニトケが映画のための書いた音楽を素材にして作られました。「歯医者の冒険」を描いた映画の音楽による〈パストラーレ〉と〈バレエ〉、スポーツとスポーツマンの映画音楽による〈フーガ〉が、子供向けのアニメーション映画の音楽からとった〈メヌエット〉と〈パントマイム〉の間に挟まれます。「ノスタルジックな音楽」は、この組曲の〈メヌエット〉に技巧的なパッセージを加え、異なる表情の音楽にした作品です。
DACOCD-879
ニールセン&エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ集
ニールセン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.9 FS20、
 ヴァイオリン・ソナタ第2番(ト短調) Op.35 FS64*
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調 Op.25
ミハエラ・オプレア(Vn)
ヤコブ・アルスゴー・ベーア(P)

録音:2020年7月2日−4日/2020年10月12日−13日*、アルシオン・コンサートホール(スナボー、デンマーク)
『タンゴ・ジェラシー、ホラ・スタッカート』(DACOCD831)をリリースしたルーマニア生まれのヴァイオリニスト、ミハエラ・オプレアとデンマークのピアニスト、ヤコブ・アルスゴー・ベーアのデュオによるアルバム第2作。前作に続き、デンマークと祖国ルーマニアの偉大なヴァイオリン作品を探求するプログラムとして、カール・ニールセン(ニルセン)とジョルジェ・エネスコのヴァイオリン・ソナタを収録。
ミハエラ・オプレアは、ルーマニア、ブラソフ生まれのヴァイオリニスト。キュイ音楽学校とブカレスト音楽院で学び、1998年、南ユランSO(デンマーク・フィルハーモニックO)に入団しました。2006年から2009年までオーフス王立音楽アカデミーでキム・シューグレンに学び、ソリストのディプロマを取得。南ユランSOの第2ヴァイオリン・セクションのリーダーを務めています。ピアニストのヤコブ・アルスゴー・ベーア(1984−)は、オーフスのアカデミーでアネ・ウーランに学び、2012年11月、修了のコンサートを行ってソリスト・デビューしました。
カール・ニールセンは、20代から30代にかけて王立デンマークOの第2ヴァイオリン奏者を務め、有能なヴァイオリニストとして知られました。「ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調」は、彼の交響曲第1番が初演された翌年に作曲された、伝統的なスタイルに沿って書かれた作品。「ヴァイオリン・ソナタ第2番」は、1912年の夏から9月にかけて作曲され、「タンゴ・ジェラシー」を作曲したアクセル・ゲーゼのヴァイオリンで初演されました。ニールセンが探求した「調性を探る旅」の作品のひとつです。ジョルジェ・エネスコの「ヴァイオリン・ソナタ第3番」は、1926年の作品。「ルーマニアの民俗スタイル(性格)で(Dans le caractere populaire roumain)」と添書きされ、実際の民謡を引用せず、「真性のルーマニア」を思わせる素材を使って作曲されました。暗くメランコリック、深い情熱をもった音楽です。
DACOCD-880
北欧の歌とロマンス
グリーグ:春の雨 Op.49 no.6、ルンダーネで Op.33 no.9、帰郷 Op.58 no.1
ヨハン・スヴェンセン(1840−1911):ロマンス ト長調 Op.26
ソンライフ・ラスムセン(b.1961):ロマンス(2020)
シベリウス:黒いばら Op.36 no.1
グリーグ:ばらの季節に(青春時代に) Op.48 no.5、一輪の桜草をもって Op.26 no.4
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871−1927):ロマンス Op.28 no.2(「2つの感傷的なロマンス」から「アレグロ・パテティコ」)
ボー・ホルテン(b.1948):ロマンス第2番(2020)
グリーグ:茶色のふたつの瞳 Op.5 no.1、君を愛す Op.5 no3、ソールヴェイの歌 Op.23 no.19、春 Op.33 no.2、ノルウェーに寄せて Op.58 no.2
シベリウス(オットー・タウプマン(1859−1929)編):ロマンス ハ長調 Op.42
グリーグ:白鳥 Op.25 no.2
ヘルゲ・スロート(Vn)、
アネ・メテ・ステーア(P)

録音:2020年6月20日−21日、11月7日−8日、デンマーク国立音楽アカデミー(南デンマーク音楽院)(オーゼンセ、デンマーク)
「北欧音楽委員会(NOMUS)賞」作曲部門の受賞歴のあるフェロー諸島のソンライフ・ラスムセンと、合唱指揮者として国際的に知られるデンマークのボー・ホルテンは、COVID-19 のせいで人々が「孤独の時」を過ごすことを余儀なくされた2020年、それぞれの場所でヴァイオリンとピアノのための 「ロマンス」 を作曲しました。ヘルゲ・スロートとアネ・メテ・ステーアの初めてのデュオ・アルバム『ヴァイオリンとピアノの歌う、北欧の歌とロマンス』では、ラスムセンとホルテンのその新作と、グリーグ、シベリウス、スヴェンセン、ステーンハンマルのよく知られた歌曲とロマンスが演奏されます。歌曲の数小節をオクターヴ高く演奏している他は、オリジナルの楽譜にしたがって演奏。スヴェンセンとステーンハンマルの曲は、作曲者自身による「ヴァイオリンとピアノの版」、シベリウスの弦楽オーケストラのための 「ロマンス」 は、作曲者が賛辞を贈ったという、ドイツの指揮者タウプマンの編曲が使われました。
ヴァイオリニストのヘルゲ・スロート(b.1952)は、オスロ生まれ。マリア・リトカ、シャンドル・ヴェーグ、ドロシー・ディレイに学び、デンマークのオーゼンセSO、コペンハーゲン・アテラス・シンフォニエッタ、ラナス室内Oのコンサートマスターを務めました。ミュンスター・ヴィルヘルムス大学音楽学部で25年間、教授。現在、コペンハーゲンのデンマーク・タレント・アカデミー「MGK」(音楽基礎コース)で教えています。アネ・メテ・ステーアは、デンマークのピアニスト。主に室内楽の奏者として活動、Danacord がリリースしたオレク・マルシェフの『メンデルスゾーン−ピアノと管弦楽のための作品全集』で 「2台のピアノのための協奏曲」 の第2ピアノを担当。『グバイドューリナ−ピアノ作品全集』(Kontrapunkt 32293)がソリストとしての代表的録音です。スロートとステーアは、1995年に初めて共演。近年は、音楽祭の芸術監督を共同で務めています。
アルバム制作は、コペンハーゲン三重奏団のピアニストとして知られるモーテン・モーウンセンが担当。グリーグとシベリウスにインスピレーションを与えた原詩(ノルウェー語、デンマーク語、スウェーデン語)が、英訳、ドイツ語訳と一緒にブックレットに掲載されています。

DACOCD-887(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第7集

(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61

(2)リムスキー=コルサコフ
(デンマーク語版:テューイェ・テューイェセン):歌劇 「モーツァルトとサリエリ」

(3)ニールセン:歌劇 「仮面舞踏会」 序曲

(4)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23

(5)シューベルト:交響曲第9番(第8番)ハ長調 D.944「ザ・グレート」 - 第1楽章、第2楽章
(1)アドルフ・ブッシュ(Vn)、デンマークRSO、ラウニ・グランデール(指)
録音:1949年3月17日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(「木曜コンサート」ライヴ)
(2)クリスチャン・ブランケ(テノール/モーツァルト)、ヘンリュ・スケーア(バリトン/サリエリ)、デンマークRSO、ラウニ・グランデール(指)
録音:1954年11月25日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(「ラジオ・オペラ」)
(3)デンマークRSO、ラウニ・グランデール(指)
録音:1950年8月11日、フォーラム(コペンハーゲン)(「ラジオ・フェア」実況)
(4)ヴィクト・シューラー(P)、デンマークRSO、ラウニ・グランデール(指)
録音:1951年9月24日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)(ライヴ)
(5)デンマークRSO、ラウニ・グランデール(指)
録音:1952年12月11日 デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(「木曜コンサート」ライヴ)
ラウニ・グランデール(1886-1960)の「遺産」シリーズの第7作。デンマーク放送のアーカイブに埋もれていた音源をオリジナル・テープから復元した、1949年3月17日の「デンマーク放送木曜コンサート」から、アドルフ・ブッシュがソロを弾いたベートーヴェンの 「ヴァイオリン協奏曲」、1952年12月11日の「木曜コンサート」のシューベルト 「ザ・グレート」 の第1楽章と第2楽章、デンマーク語版による「ラジオ・オペラ」のリムスキー=コルサコフの 「モーツァルトとサリエリ」。ヴィクト・シューラー(1899-1967)がソリストのチャイコフスキーの 「ピアノ協奏曲第1番」 は、1951年9月、グランデールがイギリス・デビューした時の録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-893(4CDR)
グラモフォーン・ショップ・著名音楽家シリーズ 〜デンマーク録音全集 1948−1950
■Disc 1、「17世紀北ドイツのバロック・カンタータ」
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)
・われ心から汝をを愛す、おお主よ(Herzlich lieb hab’ ich dich, O Herr) SWV.348
ロッリ・ライル(A)、エルセ・マリーエ・ブルーン(Vn)
ユーリウス・コペル(Vn)、アルベルト・メディチ(Vc)
フィン・ヴィーザウー(Org)※録音:1950年6月13日※GSC 59/GSC 60、
・あなたは何をしたのか(Was hast du verwirket) SWV.307
ロッリ・ライル(A)、アルベルト・メディチ(Vc)
フィン・ヴィーザウー(Org)※録音:1950年6月15日※GSC 61、
・主に帰せよ、神の子らよ(Bringt her dem Herren, ihr gewaltigen) SWV.283
ロッリ・ライル(A)、アルベルト・メディチ(Vc)
フィン・ヴィーザウー(Org)※録音:1950年6月15日※GSC 62、
・おお、やさしく恵み深い主イエス・キリスト(O susser, o freundlicher, o gutiger Herr Jesu Christe) SWV.285
ロッリ・ライル(A)、ヤール・ハンセン(Vc)
フィン・ヴィーザウー(Org)※録音:1950年9月26日※GSC 63、
・汝、慈愛に満てるイエス(O misericordissime Jesu) SWV.309
ロッリ・ライル(A)、ヤール・ハンセン(Vc)
フィン・ヴィーザウー(Org)※録音:1950年9月26日※GSC 64、

ディートリク・ブクステフーデ(c.1637-1707)
・イエスは我が喜び(Jesu, meine Freud’ und Lust) BuxWV.59
ロッリ・ライル(A)、エルセ・マリーエ・ブルーン(Vn)
ユーリウス・コペル(Vn)、ハンス・カスコウ(Va)
アルベルト・メディチ(Vc)、フィン・ヴィーザウー(Org)
※録音:1950年6月12日※GSC 64/GSC 63、
・全地よ、主をたたえよ(Jubilate Domino, omens terra)」 BuxWV.64
ロッリ・ライル(A)、アルベルト・メディチ(Vc)
トマス・ローセンベア(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フィン・ヴィーザウー(Org)
※録音:1950年6月14日※GSC 62/GSC 61/GSC 60、
・主イエスよ、もし我が汝を(Wenn ich, Herr Jesu, habe dich)」 BuxWV.107
ロッリ・ライル(A)、エルセ・マリーエ・ブルーン(Vn)
ユーリウス・コペル(Vn)、アルベルト・メディチ(Vc)
フィン・ヴィーザウー(Org)※録音:1950年6月13日※GSC 59、

フランツ・トゥンダー(1614-1667)
・目覚めよと呼ぶ声あり(Wachet auf, ruft uns die Stimme)
コペンハーゲン少年合唱団、室内O、モーウンス・ヴルディケ(指)
※録音:1948年12月30日※GSC 31、

マティアス・ヴェックマン(1619-1674)
・シオンは言う:主は我を見捨てられた(Zion spricht:Der Herr hat mich verlassen)
エルサ・シグフース(A)、ヴォルマー・ホルブル(T)、ホルガー・ヌアゴー(Bs)
室内O、モーウンス・ヴルディケ(指)
※録音:1948年12月30日※GSC 32/GSC 33、

ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)
・助け給え、キリストよ(O, hilf Christe) SWV.296
・師よ、われら夜もすがら働けり(Meister, wir haben die ganze Nacht gearbeitet) SWV.317
ヴォルマー・ホルブル(T)、エスキル・ラスク・ニルセン(Br)
アルベルト・メディチ(Vc)、モーウンス・ヴルディケ(Cemb)
※録音:1948年12月28日※GSC 34、
・ファリサイ派の人と徴税人 − 二人の人が祈るために神殿に上った(Pharisaer und Zollner - Es gingen zweene Menschen) SWV.444 I
・ファリサイ派の人と徴税人 − 呼び求めるわたしに答えてください(Pharisaer und Zollner - Ich sage euch:Erhore mich, wenn ich rufe) SWV.444 II マヤ・ベランセン(S)、ヴァルボー・ガーゼ(A)、ヴォルマー・ホルブル(T)
ホルガー・ヌアゴー(Bs)、アルベルト・メディチ(Vc)、モーウンス・ヴルディケ(Cemb)
※録音:1948年12月29日※GSC 35/GSC 36、

■Disc 2、「17世紀北ドイツのバロック・カンタータ」
フィンセント・リューベック(1654-1740)
・やさしい花婿よ、ようこそ(Willkommen susser Brautigam)
カーアン・ヘーロプ(S)、ヴァルボー・ガーゼ(A)
エルセ・マリーエ・ブルーン(Vn)、ユーリウス・コペル(Vn)
アルベルト・メディチ(Vc)、モーウンス・ヴルディケ(Cemb)
※録音:1949年1月11日※GSC 36/GSC 35/GSC 34、

クリストフ・ベルンハルト(1628-1692)
・恐れることなかれ(Furchtet euch nicht)
カーアン・ヘーロプ(S)、エルセ・マリーエ・ブルーン(Vn)
ユーリウス・コペル(Vn)、モーウンス・ヴルディケ(Cemb)
※録音:1949年1月10日※GSC 33/GSC 32、

ディートリク・ブクステフーデ(c.1637-1707)
・おお、いかに喜びに満ちたるか(O wie selig sind) BuxWV.90
ニルス・ブリンカー(T)、ホルガー・ヌアゴー(Bs)、エルセ・マリーエ・ブルーン(Vn)
ユーリウス・コペル(Vn)、アルベルト・メディチ(Vc)、モーウンス・ヴルディケ(Cemb)
※録音:1948年12月28日※GSC 31、

「ルネサンスの合唱音楽」
オルランド・ディ・ラッソ(オルランドゥス・ラッスス)(1532-1594)
・ダヴィデの残穢の詩編(Psalms poenittentialis)「深き淵より、われ汝を呼ぶ(De profundis)」
※録音:1949年6月16日※GSC 53、
・わが心、侮辱と悲惨によりて(Improperium)
※録音:1949年9月15日※GSC 55、

ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(c.1525-1594)
・モテット「バビロンの流れのほとりで(Super flumina Babylonis)」
※録音:1950年2月10日※GSC 56、
・モテット「神聖なる日が(Dies sanctificatus)」
※録音:1949年6月17日※GSC 57、
・ミサ曲「永遠のキリストの恵み」(Missa Aeterna Christi Munera)− アニュス・デイ I & II
※録音:1949年6月17日※GSC 58、

ハンス・レーオ・ハスラー(bap.1564-1612)
・モテット「マリアは天使に言われた(Dixit Maria ad angelum)」
※録音:1949年9月15日※GSC 58、

ヤコブス・ガルス(ヤーコプ・ハンドル)(1550-1591)
・天にましますわれらの父よ(Pater noster)
※録音:1949年9月15日※GSC 57、

クレメンス・ノン・パパ(1510-1556)
・モテット「ラマで声が聞こえた(Vox in Rama audita est)」
※録音:1949年6月17日※GSC 56、

ジョスカン・デ・プレ(c.1450/1455-1521)
・ミサ・パンジェ・リングァ(Missa pange lingua)
キリエ、クリステ、キリエ − サンクトゥス
ピエニ・スント・チェリ − ベネディクトゥス
オサナ − アニュス・デイ
※録音:1949年9月15日※GSC 55/GSC 54/GCS 53、
デンマーク放送マドリガル合唱団、モーウンス・ヴルディケ(指)

■Disc 3、「後期ルネサンスと初期バロックのオルガン音楽」
ザムエル・シャイト(1587-1654)
・第2旋法によるマニフィカト(Magnificat secondi toni)1-6(1624)
※録音:1949年3月18日※GSC 47、

ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)
・使徒書簡朗読後のカンツォーナ(Canzona dopo l’epistola)(1635)
※録音:1949年2月19日※GSC 49、

ハインリヒ・シャイデマン(c.1595-1663)
・前奏曲(Praeambulum)(ドリア旋法の)
※録音:1949年5月19日※GSC 50、

アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)
・ディフェレンシア(Diferencias)
・第4旋法によるティエント(Tiento del quarto Tono)
※録音:1949年3月19日※GSC 51/GSC 52、

ジャン・ティトゥルーズ(c.1562-1633)
・第5旋法によるマニフィカト(Magnificat quinti toni)(1626)
Magnificat, Quia respixit, Et misericordia elus, Deposuit potentes,
Deposuit potentes alter versus, Suscept Israel, Gloria patri et filio
※録音:1949年3月21日※GSC 52/GSC 51/GSC 50、

メルヒオール・シルト(1592/93-1667)
・前奏曲(Praeambulum)

オーランド・ギボンズ(1583-1625)
・ファンタジア(Fantasia)
※録音:1949年3月22日※GSC 49、

ヤン・ピータスソン・スヴェーリンク(1562-1621)
・おお幸いなる光よ、三位一体よ(O lux beata trinitas) 第1変奏、第2変奏
※録音:1949年3月23日※GSC 48、

ヤーコプ・プレトーリウス(1586-1651)
・前奏曲(Praeambulum)

ミヒャエル・プレトーリウス(1571-1621)
・乙女マリアの胎に宿れり(Altus tumescit virginis)
※録音:1949年3月23日※GSC 47、
フィン・ヴィーザウー(Org)
[フレゼリクスボー城のコムぺニウス・オルガン(ヒレルーズ、デンマーク)、

[Bonus、「フィン・ヴィーザウー、初録音集」
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)
・第1旋法によるティエント(Tiento del primer tono)

トマス・デ・サンタ・マリア(c.1515-1570)
・第3旋法によるファンタジア(Fantasia tertii toni)(「ファンタジア演奏の技法(Arte de taner fantasia)」から)

ニコラ・ルベーグ(1630-1702)
・鐘(Les Cloches)(「オルガン曲集第3巻(Troisieme livre d’orgue)」から)
[HMV DA 5207、

ザムエル・シャイト(1587-1654)
・『イエス十字架にかけられしとき』による変奏曲(Variazionen uber Da Jesus an dem Kreuze stund)verses 1-6(「新タブラトゥーラ(Tabulatura nova)」から)
[HMV DB 5213、

ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)
・Toccata sopra I pedal(「トッカータ、カンツォーネ、マニフィカト、がリアルだ、コッレンテ集 第2集」から)

ヤン・ピータスソン・スヴェーリンク(1562-1621)
・エコー・ファンタジア(Fantasia op de Maneer von een Echo)
[HMV DB 5214、
フィン・ヴィーザウー(Org)、※録音:1937年11月12日※コムぺニウス・オルガン、

[Bonus、「フィン・ヴィーザウー、グルントヴィ教会のマークセン・オルガン」
ディートリク・ブクステフーデ(c.1637-1707)
・コラール前奏曲「ああ主よ、あわれなる罪人のわれを罰したもうな(Ach Herr, mich armen Sunder)」 BuxWV.178
・コラール前奏曲「いざ来たれ、異教徒の救い主よ(Nun komm, der heiden Heiland)」 BuxWV.211
・コラール前奏曲「天にいますわれらの父よ(Nim von uns, Herr, du treuer Gott)」 Spitta II, 1, 96
・コラール前奏曲「今ぞわれら聖霊に願いたてまつる(Nun bitten wir den heiligen Geist)」 Spitta II, 2,24
フィン・ヴィーザウー(Org)※録音:1941年9月18日、グルントヴィ教会(コペンハーゲン )、
[HMV DB 5260、

■Disc 4、「17世紀のオルガン音楽」
ディートリク・ブクステフーデ(c.1637-1707)
・トッカータ ヘ長調 BuxWV.156※GSC 37/GSC 38、

ヨハン・ヤコブ・フローベルガー(1616-1667)
・フリギア旋法によるリチェルカーレ、リチェルカーレ 嬰ヘ短調※GSC 39/GSC 40、

ルイ・マルシャン(1669-1732)
・グラン・ディアローグ(Grand dialogue) ハ長調※GSC 41/GSC 42、

フランツ・トゥンダー(1614-1667)
・前奏曲 ト短調※GSC 42、

マティアス・ヴェックマン(1619-1674)
・トッカータ ホ短調※GSC 41、

ヨハン・パッヘルベル(1653-1706)
・ファンタジア ト短調、リチェルカーレ ハ短調※GSC 40/GSC 39、

ディートリク・ブクステフーデ(c.1637-1707)
・前奏曲とフーガ ニ短調 BuxWV.140、カンツォネッタ ホ短調※GSC 38/GSC 37、
※録音:1949年1月11日&6月、イェーヤスボー教会(デンマーク)(マークセン・オルガン)、

[Bonus、「フィン・ヴィーザウー、初期録音集」
ディートリク・ブクステフーデ(c.1637-1707)
・前奏曲とフーガ ト短調 Spitta 14※録音:1940年7月11日※HMV DB 5248、
・パッサカリア ニ短調 Spitta 1※録音:1940年7月12日※HMV DB 5222、
・トッカータ ヘ長調 Spitta 21、コラール前奏曲「甘き喜びのうちに(In dulci Jubilo)」 BuxWV.197
※録音:1940年7月12日※HMV DB 5223、
[クリスチャンスボー城教会(コペンハーゲン)(マークセン・オルガン)、
・前奏曲とフーガ ホ長調 Spitta 8
フィン・ヴィーザウー(Org)
※録音:1941年9月18日、グルントヴィ教会(コペンハーゲン )(マークセン・オルガン)※HMV DB 5238、
※復刻:クラウス・ビューリト/MONO ADD
レコード録音の歴史は、19世記の後半にさかのぼり、初期は、すべて機械的装置によるアコースティック録音が行われていました。黎明期ともいえるこの時代を経て、1925年、マイクロフォンやアンプを使った電気式の録音が導入されると、レコード録音の数が一気に増え、78回転のSPレコードを販売する店も都市を中心に生まれました。ニューヨーク市の42丁目東にあった「The Gramphone Shop(グラモフォーン・ショップ)」は、独自のカタログによる希少価値の高いヨーロッパの高品質レコードの通信販売で知られ、第二次世界大戦が終わると、自身のレコード録音も手がけ、「The Gramophone Shop Celebrity Series(グラモフォーン・ショップ、著名音楽家シリーズ)(GSC)」のレーベル名をつけて販売しました。
このシリーズには、デンマークで主に「古楽」の分野で活躍していた音楽家も起用されました。オルガニストのフィン・ヴィーザウー(1906−1987)、指揮者でオルガニストのモーウンス・ヴルディケ(モーゲンス・ヴェルディケ) (1897−1988)と彼が指揮者だったデンマーク放送マドリガル合唱団、スウェーデンのアルト歌手、ロッリ・ライル(1904−1978)、デンマーク放送室内Oのメンバーを中心とする弦楽器奏者。当時の純正な演奏スタイルを伝える音楽家たちです。彼らは、1948年から1950年にかけて、テープを使わず直接ワックス盤に刻む方式で演奏を録音。78回転レコードを6枚ずつ収めた5組のアルバムとしてリリースされました。
この Danacord Records のアルバムには、彼らが無編集で記録した78回転レコード30枚分の音楽が、エンジニアのクラウス・ビューリトの所有する28枚と王立図書館所蔵の2枚のレコードを復刻して収録されました。「17世紀北ドイツのバロック・カンタータ」「ルネサンスの合唱音楽」「後期ルネサンスと初期バロックのオルガン音楽」「17世紀のオルガン音楽」。この中には、ドイツの演奏家が校訂した楽譜だけが存在し「音」としての記録が残っていない、音楽と音楽史にとって貴重な録音も含まれています。ディスクの余白部分に「Bonus」として、ヴィーザウーの「コレクション」(DACOCD- 791−792/793−794/795−796/797−798)に収録されなかった、彼の初期の録音が収められています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-897(2CD)
デンマークの偉大なピアニスト、フランス・エレゴー
■Disc 1
セリム・パルムグレン(1878−1951):作品集
(1)ピアノ協奏曲第2番Op.33 「川」
(2)ピアノ協奏曲第4番Op.85「四月(Huhtikuu/April)」
(3)ピアノ・ソナタ ニ短調 Op.11
(4)組曲「青春(Youth)」 Op.28より第2曲「影の島」
(5)2台のピアノのための仮面舞踏会 Op.36(即興詩人、踊り子、黒のドミノ、ユモレスク)
(6)カール・フローディン(1858−1925):4つのピアノの小品「夏」より第2曲「エクローグ(牧歌)」

■Disc 2
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(カデンツァ:フランス・エレゴー)
(2)トマス・ビューストレム(1773−1839):鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ ト短調 Op.1 No.2
(3)タネリ・クーシスト(1905−1988):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ロ短調 Op.36
(4)カール・フローディン(1858−1925):かわいい組曲
フランス・エレゴー(P)

■Disc 1
(1)フィンランドRSO 
ニルス=エーリク・フォウグステット(指)
 録音:1955年9月9日、ヘルシンキ
(2)フィンランドRSO 
パーヴォ・ベリルンド(ベルグルンド)(指)
 録音:1966年、ヘルシンキ
(3)録音:1964年、ヘルシンキ
(4)録音:1964年、ヘルシンキ
(5)2録音:1957年3月16日、シベリウス・アカデミー(ヘルシンキ)
(6)録音:1964年、ヘルシンキ
■Disc 2
(1)フィンランドRSO、
 ニルス=エーリク・フォウグステット(指)
 録音:1954年、ヘルシンキ
(2)アニヤ・イグナティウス(Vn)
 録音:1966年、ヘルシンキ
(3)アニヤ・イグナティウス(Vn)
 録音:1966年、ヘルシンキ
(4)録音:1964年、ヘルシンキ

※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
フランス・エレゴーは、パリ出身のデンマーク人で、パリ音楽院で学びました。1927年にコペンハーゲンでコンサート・デビューし、スカンディナヴィアとヨーロッパの都市でプロピアニストとして活動しました。1943年、ドイツ軍に占領されたデンマークからスウェーデンに政治亡命。1949年にフィンランドの画家ビリエル・カールステットと結婚してフィンランドの市民権を獲得しました。ソリストや室内楽の奏者として活躍し、1969年から1975年までヘルシンキのシベリウス・アカデミーで教えました。「デンマークの偉大なピアニスト」のシリーズでリリースされる新しいアルバムには、「3人の偉大なデンマーク女性ピアニスト(DACOCD442-443)」と「3人の偉大なデンマーク女性ピアニスト 第2集(DACOCD481-482)」には未収録の1950年代と1960年代にフィンランド国営放送(YLE)がラジオ放送したフィンランドの作品を中心とするレパートリーが初めて紹介されます。
「後期ロマンティシズムの印象主義者」セリム・パルムグレン(1878−1951)は、コンサート・ピアニストとして名を馳せ、ピアノのための作品を多く手がけました。「人生の流れ」を重ねる「川」の副題がつけられた単一楽章の「ピアノ協奏曲第2番」。「四月」の副題をもち、彼の5曲のピアノ協奏曲のうち印象主義の色彩がもっとも濃い単一楽章の「ピアノ協奏曲第5番」。リストやラフマニノフの身振りの大きなスタイルを思わせる「ピアノ・ソナタ ニ短調」。ドビュッシーの作品に倣い小節線を省いて書かれた〈影の島〉。「仮面舞踏会」は、パルムグレンが2台のピアノのために作曲した唯一の曲です。
抒情的、ロマンティックな作風の作曲家、カール・フローディン(1858−1925)は、批評家としても活動、シベリウスの「レンミンカイネン」を酷評したことで知られます。シューマンやグリーグのロマンティックなスタイルに倣った4つのピアノの小品「夏」から、カール・ニルセンを思わせる手法も使われた第2曲〈エクローグ(牧歌)〉。「かわいい組曲」は、5曲のロマンティックな作品集です。
このアルバムの演奏はすべて、ステレオ録音です。フィンランド放送のスタッフが「実験的」にステレオで録音した1950年代の音源は、クラウス・ビューリトがオリジナル録音のチャンネル・バランスなどを調整、1960年代の録音と同様、慎重なデジタル・リマスタリングを施して収録されています。広いダイナミック・レンジ、洞察と抒情で知られたエレゴーの全盛期を捉えたといわれる録音。フィンランド放送の正式ライセンスによるリリースです。
DACOCD-899(1CDR)
エミール・レーセン(1887ー1964):作品集


(1)ヒマラン(デンマーク・ラプソディ)(1926)
(2)シューベルトの主題による変奏曲(1928)
(3)グリーンランドの民謡(1934)
(4)歌劇「ある母親の物語」(1941)〜間奏曲
(5)喜歌劇「ファリネッリ」〜アリア集
歌に翼あり/人生の優しさを追ったものは/人生のよろこび/そこ  に歌あり
(6)南ユランの旋律による幻想曲(1930)
(7)デンマークのクリスマス・キャロルによる幻想曲(1933)
(8)デンマーク放送展覧会のファンファーレ(1950)
(9)ラジオフォニア(バーレスク・ラプソディ)(1950)*
デンマークRSO、デンマーク放送コンサート・オーケストラ*
(1)エミール・レーセン(指)
 録音:1953年
(2)アーネ・ハメルボー(指)
 録音:1959年10月3日(コンサート・ライヴ)
(3)トマス・イェンセン(指)
 録音:1959年2月15日(コンサート・ライヴ)
(4)トマス・イェンセン(指)
 録音:1958年4月3日(コンサート・ライヴ)
(5)アクセル・シュツ(T)、
 エミール・レーセン(指)
 録音:1941年11月25日
(6)エミール・レーセン(指)
 録音:1946年
(7)トマス・イェンセン(指)
 録音:1957年12月14日(コンサート・ライヴ)
(8)エーリク・トゥクセン(指)
 録音:1956年8月31日(コンサート・ライヴ)
(9)ハンス・ペーザー・オーセ(指)
 録音:1969年(ライヴ TV プロダクション)
エミール・レーセン(1887−1964)は、コペンハーゲン生まれ。フランツ・リストの弟子シークフリト・ランゴーにピアノ、作曲家ヴィルヘルム・ローセンベアに音楽理論を学び、1911年、ピアニストとしてコンサート・デビューしました。レストランと劇場で演奏、編曲と作曲を手がけることからキャリアをスタート、1917年に初めてティヴォリ公園のオーケストラを指揮しています。デンマークRSOの指揮者を務め、王立デンマーク劇場ではバレエの指揮を担当しました。管弦楽曲、バレエや歌劇など劇場のための音楽、映画音楽を主に作曲。カール・ニールセン作品のオーケストレーションも彼の業績のひとつです。Danacord がリリースする「トリビュート」アルバムには、レーセンの作品がレーセン自身とデンマーク放送ゆかりの指揮者による演奏で収録されています。
ユラン半島北部のヒマラン地方のフィドル曲を素材に採り「H.C.ロンビュー風テクスチュア」の軽いオーケストラ曲にした「デンマーク・ラプソディ」「ヒマラン」。シューベルト没後100年の1928年に作曲された、四手のピアノ曲を主題とする「シューベルトの主題による変奏曲」。1933年に没した、グリーンランドの極地探検家クヌーズ・ラスムセンの追悼コンサートのための「グリーンランドの民謡」。アンデルセンの「暗い童話」に基づく歌劇「ある母親の物語」のメランコリックな〈間奏曲〉。有名なカストラート歌手を主人公にしたオペレッタ「ファリネッリ」は、現在も上演され、レーセンの代表作のひとつに挙げられる作品です。一世を風靡したデンマークのテノール歌手アクセル・シュツ(シェッツ)がHMVに録音した4つのアリアが収録されています。ドイツと国境を接した南ユラン地方の民謡10曲と、19世紀デンマークのキャロルを素材にした2つの「幻想曲」。デンマーク放送の25周年を記念する展覧会のオープニング「ファンファーレ」。雑多なラジオ番組をモンタージュした「ラジオフォニア」。初めて紹介されるコンサートのライヴ録音と放送録音が多数含まれるコレクションです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DACOCD-901(2CD)
ヴィクト・ベンディクス(1851−1926):ピアノのための音楽
■Disc 1
魂の経験 Op.8 no.2(1874)/気分の描画 Op.9(1874)/ピアノ・ソナタ ト短調 Op.26(1901)/5つのピアノの小品 Op.1(1870−72)
■Disc 2
夜想曲 Op.11 no.1(1870年代末)/ワルツ Op.11 no.2(1870年代末)/5つのピアノの小品 Op.33(1880−1909)−昔の踊り(モデラート・グラツィオーソ)、前奏曲(アンダンテ・ソレンネ)、メヌエット(モデラート・コン・モート)、夜想曲(レント)/小さめのスタイルで Op.2(1873)/アルバム Oo.22(1870−88)−前奏曲、民謡、ワルツ、ロマンス、メヌエット、スケルツィーノ、エレジー、間奏曲、春の歌、エピローグ/セレナード=スケルツォ Op.8 no.1(1874)/カプリッチョ(1880)
イサベル・カーランダー(P)

録音:2002年・2003年6月、ルイシアナ美術館(フムレベク、デンマーク)
ヴィクト・エマヌエル・ ベンディクスは、1851年、コペンハーゲンの中流家庭に生まれ、ゲーゼの音楽院で学びました。「音楽の最大の目的は、しばしの間、人々に自分たちの野蛮さと恥ずべき日々の生活を忘れさせること」を信条にした、生まれついてのロマンティストと言われます。4曲の交響曲(DACOCD- 436−437)、ピアノ協奏曲(DACOCD- 641)、室内楽曲、ピアノ曲、声楽曲と、幅広いジャンルに100を超す作品を書いた作曲家、リストに師事した技巧の優れたピアニスト、室内楽奏者、生徒だったカール・ニルセンの 「交響的ラプソディ」 をはじめとする作品の指揮者として知られ、デンマークのひとつの時代を主導する、積極的な性格と人間的な魅力を備えた音楽家と評価されています。
彼の実子、ヴィクト・シューラーは、20世紀デンマークを代表するピアニストのひとりとして名を残しました。Danacord Records がリリースするアルバムには、強い批評精神で知られたベンディクスの出版譜のあるソロ・ピアノのための全作品が収録されています。「性格的小品」の伝統に沿った 「5つのピアノの小品」(Op.1)、楽しい気分の 「小さめのスタイルで」、「可能なかぎり速く」と指示された「バッコスの行列」を第3曲が特徴的な 「気分の描画」、聴衆に広く認められるスタイルで書かれた 「アルバム」。「ピアノ・ソナタ ト短調」 は、彼が荒れた私生活の中で作曲した、「諧謔的な間奏曲」「アレグロと変奏」など4楽章による40分近い演奏時間の作品です。「5つのピアノの小品」(Op.33)は、1880年から1909年にかけて作曲した4曲に「Op.11 no.2」の〈ワルツ〉を加えて出版されました。
ピアニストのイサベル・カーランダーは、デンマーク国立音楽演劇アカデミー(西ユラン音楽院)と王立デンマーク音楽アカデミーのトーヴェ・レンスコウ、ローマのミルタ・ヘッレラに学び、1995年、ソリストとしてデビュー。2010年、コペンハーゲン大学で法律の学士号を取得、弁護士の活動と、歌曲の共演とベンディクスのピアノ音楽をプロモートする活動を行っています。
DACOCD-907
J. P. E. ハートマン(1805-1900):ピアノ作品集第3集
ピアノ・ソナタ ト短調 HartW 94
ピアノ・ソナタ ト長調 HartW 103
ピアノの小品 イ長調 「春に」 HW 34
ピアノ・ソナタ ヘ長調 HartW 98
初期とそれより新しい時期のピアノの小品 Op.74/HartW 120
トマス・トロンイェム(P)
デンマークの作曲家J. P. E. ハートマンは、デンマーク文化の黄金時代といわれる19世紀の前期、ニルス・W・ゲーゼの世代の作曲家たちに大きな影響を与え、音楽史に大きな足跡を残しました。彼のピアノ作品をデンマークのピアニスト、トマス・トロンイェム(b.1954)が体系的に録音するシリーズの第3集では、「ソナタ」を中心とする5曲が演奏されます。
「ピアノ・ソナタ ト短調」 は、2つのアレグロの楽章の間に〈無言歌〉と〈過ぎし日の思い出〉と題した楽章を置く、4楽章の作品。「アレグロ・ノン・トロッポ」の楽章に〈ロマンス〉〈ロンド=スケルツォ〉がつづく3楽章で書かれた 「ピアノ・ソナタ ト長調」。イ長調の小品 「春に」 の「デンマーク・ロマンティシズム」。「ピアノ・ソナタ ヘ長調」 も、第3楽章が「おとぎ話のような」の〈間奏曲〉の4楽章で書かれています。 「初期とそれより新しい時期のピアノの小品」 は、「アレグロ・モデラート 、コン・パッショーネ ト短調」「アレグロ・エネルジーコ、ノン・ヴィヴァーチェ ト長調」「アンダンテ・ソステヌート 変ロ長調」「アレグレット・モデラート 二短調」「アレグロ・モデラート・エ・カンタービレ 変ホ長調」の5曲から構成されています。

DACO-991
(DVD-Video/PAL)
ピアノクレイジー〜2016年フーズム城音楽祭ライヴ
(1)フランク(フリードマン編):前奏曲, フーガと変奏曲、
 リスト:夜の賛歌、
 メトネル:夕べの歌 Op.38-6
(2)ルジツキ:ピアノ五重奏曲ハ短調 Op.35
 フリードマン:ピアノ五重奏曲ハ短調
(3)ペソン:La lumiere n'a pas de bras pour nous porter、
 ブリテン:組曲 「休日の日記」 Op.5
(4)ビゼー:ラインの眺め、
 シャミナード:森の精 Op.60、悲しみ Op.104
(5)シューベルト(ブラームス編):レントラー
 シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op104
(1)ズラータ・チョチエヴァ(P)
(2)ジョナサン・プロウライト(P)、
 シマノフスキSQ
(3)アルテョム・ヤスィンスキイ(P)
(4)ヨハン・ブランシャール(P)
(5)エレーヌ・メルシエ(P)、
 シプリアン・カツァリス(P)

録音:2016年8月19日−27日
収録時間:約50分
字幕:英語、ドイツ語
北海に面した北ドイツの小さな港町、フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーの祭典「フーズム城音楽祭」。記念すべき30周年を迎えたフーズム城音楽祭2016の映像作品。シプリアン・カツァリスやジョナサン・プロウライトなどの名手によるコンサート映像の他、リハーサルやインタビュー、フーズムの美しい街並み、音楽祭を楽しむ観客の様子などが収録されています。
※DVDはPAL方式のため、PAL方式対応の再生機器のみで試聴可能です。予めご了承ください。
※当タイトルは、レーベル・オフィシャルのDVD-R盤となります。

LP時代の貴重な録音を復刻!『LPの時代から』
デンマークのDanacord Recordsは、1980年代初期に創設されました。当時、デジタル技術による録音は始まっていたものの、マーケットはアナログ録音とLPレコードが一般的だったため、アナログ・マスターによるLPレコードからスタート。数年後、マーケットの流れが明らかになって、デジタル録音のマスターを使ったCDのリリースを始めました。
『LPの時代から(From the LP Years)』は、レーベルの初期にLPリリースされた、未CD化の音源をリリースするシリーズです。いずれもレーベル・オーナーのイェスパー・ブールがカタログに残しておきたいと思った貴重な記録です。デジタルへの復刻には可能な限りオリジナル・マスターのテープが使われ、主にAsinus Studioのクラウス・ビューリトの手でデジタル・マスターに変換されました。
DACOCD-850(1CDR)
『LPの時代から』〜パガニーニ&カール・ニルセン
パガニーニ:チェントーネ・ディ・ソナタ第4番 イ長調 Op.64 no.4、
 ヴァイオリンとギターのためのソナタ第1番 イ長調 Op.2 no.1、
 ロマンス(「大ソナタ」 Op.39(カール・シャイト 編)から)、
 協奏的ソナタ イ長調 Op.61、
 チェントーネ・ディ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.64 no.2
ニールセン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 FS20(Op.9)、
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト短調 FS34(Op.35)
キム・シューグレン(Vn)
ラース・ハニバル(G)
アネ・ウーラン(P)

録音:1983年(パガニーニ)、1984年(ニルセン)、コレモーテン・スタジオ(デンマーク)[DACO221, DA-CO222(stereo ADD)]
デンマークのヴァイオリニスト、22歳の時に最年少で王立デンマークOのコンサートマスターに就任したキム・シューグレンが録音したパガニーニのヴァイオリンとギターのための音楽とカール・ニルセンのヴァイオリン・ソナタが、新たなデジタル・リマスターで初めてCD リリースされます。
キム・シューグレンは、オーフス王立音楽アカデミーでヘンリク・サクセンスキョルとトゥター・ギウスコウに学び、17歳でデビュー。チェコ、ローマニア、アメリカに留学した後、コンサートマスターに選ばれました。ギターのラース・ハニバルは、オーフス王立音楽アカデミーでギター、ハーグの佐藤豊彦にリュートを学び、前妻ミカラ・ペトリと共演したコンサートや録音で知られています。ニルセンのソナタは、アネ・ウーランとの貴重な共演です。ウーランは、王立デンマーク音楽アカデミーでヘアマン・D・コペル、ローマでグイド・アゴスティに学びました。カール・ニルセンの全ピアノ作品やベートーヴェンのソナタ全曲の録音で親しまれ、多くの若い音楽家を育て慕われた芸術家です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-851(1CDR)
2640★★
イェネー・フバイと生徒エミール・テルマーニ
(1)ヴェラチーニ(マリオ・コルティ 編):ラルゴ*
(2)カルロ・キアブラーノ(1723−1776):狩*
(3)グリゴラシュ・ディニク(1889−1949)(ヤッシャ・ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート*
(4)イェネー・フバイ:織女たち
(5)シューマン(エミール・テルマーニ 編):ロマンス Op.28
(6)フバイ:チャールダーシュの情景 第4番「やあカティ」
(7)フバイ:チャールダーシュの情景 第2番
(8)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリッチョーソ*
(9)ヘンデル:(フバイ 編):ラルゲット(「ソナタ第9番ロ短調」から)
(10).バッハ:G線上のアリア
(11)フバイ:子守歌 Op.79 no.9、間奏曲(「クレモナのヴァイオリン作り」 Op.40 から)
(12)フバイ:チャールダーシュの情景 第12番 Op.83「私の小さなパイプ」
(13)フバイ:チャールダーシュの情景 第5番 Op.33「バラトン湖の波」
(14)フバイ:Ugy-e Jani? Op.92
(1)(2)エミール・テルマーニ(Vn)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1935年、HMV DA1452
(3)エミール・テルマーニ(Vn)、アネテ・テルマーニ(P)/録音:1948年、Tono K8052
(4)エミール・テルマーニ(Vn)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1935年、HMV unpublished
(5)エミール・テルマーニ(Vn)、パール・キシュ(P)/録音:1935年、Clangor M 9326
(6)エミール・テルマーニ(Vn)、アネテ・テルマーニ(P)/録音:1959年、Quality HPL 3527
(7)エミール・テルマーニ(Vn)、ブダペストO員、フェレンツ・フリッチャイ(指)/録音:1942年、Radop;a SP 8026
(8)エミール・テルマーニ(Vn)、王立O、トマス・イェンセン(指)/録音:1947年、Tono X25086
(9)イェネー・フバイ(Vn)、オトー・ヘルツ(P)/録音:1929年11月4日、HMV AN418
(10)イェネー・フバイ(Vn)、ハンガリー・アカデミーO、ナーンドル・ソルト(指)/録音:1929年11月4日、HMV AN418
(11)イェネー・フバイ(Vn)、オトー・ヘルツ(P)/録音:1928年12月4日、HMV AN217
(12)イェネー・フバイ(Vn)、ハンガリー・アカデミーO、ナーンドル・ソルト(指)/録音:1929年10月31日、HMV AN442
(13)イェネー・フバイ(Vn)、オトー・ヘルツ(P)/録音:1928年12月4日、HMV AN1691
(14)マーリア・バシリデス(A)、イェネー・フバイ(Vn)、オトー・ヘルツ(P)/録音:1929年11月22日、HMV AN454

録音:[DACO150(mono)、初リリース *
デンマークのヴァイオリニスト、エミール・テルマーニ(1892ー1988)の初期録音と、彼が教わった、当時を代表するヴァイオリニスト、ハンガリーのイェネー・フバイ(1858ー1937)の残した数少ない録音の全曲が、新たな復刻でリリースされます。ハンガリー出身のテルマーニは、作曲家カール・ニルセンの娘、画家のアネ・マリーエと結婚、その後離婚するものの、生涯デンマークで活躍。誰もが知る人物として事実上すべてのデンマークのヴァイオリニストたちに影響を与え、フバイのスタイルを彼らに伝えました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-852(1CDR)
『LPの時代から』〜ブクステフーデ:チェンバロ作品集
ブクステフーデ:組曲 イ長調 BuxWV.243
クーラント・ジンプレ イ短調 BuxWV.245(8つの変奏曲)
組曲 ニ短調 BuxWV.233(愛の組曲)
アリアと3つの変奏曲「ロフィリス」 ニ短調 BuxWV.248
コラール幻想曲「わが愛する神に」 ホ短調 BuxWV.179
アリアと32の変奏曲 「ラ・カプリッチョーザ」 ト長調 BuxWV.215

[Bonus tracks]
パスクィーニ:ベルガマスカ
マルティーニ:ガヴォット へ長調
バッハ:パストラーレ へ長調 BWV.590
ウラ・カペル(Cemb)[楽器:ノイペルト・チェンバロ(1984年)]
ヤーノシュ・シェベシュチェーン(Org)
[シュトゥットガルト=フォイエルバッハ・シュタットキルヒェのヨハンネス・ロールフ・オルガン(1983年)]

録音:1986年2月、オッドフェロー・パレス・ホール(コペンハーゲン)[DACO236(ブクステフーデ)(stereo ADD)]、1984年5月、シュトゥットガルト=フォイエルバッハ・シュタットキルヒェ(ドイツ)[初リリース(Bonus)・(stereo ADD)]
ウラ・カペルによるブクステフーデのチェンバロ作品集。イ長調と『愛の組曲』の曲名で知られるニ短調の「組曲」、ブクステフーデと同時代の有名なデンマークの司教で詩人のトマス・キンゴの賛美歌 「夜の闇の方へ消えていく」 を主題にした「クーラント・ジンプレ」。バッハが 「ゴルトベルク変奏曲」 の終曲に使った「キャベツとカブ」、デンマークでは 「Bro Brille」 や 「オート麦を切れ」 の曲名で知られる子供の歌の旋律を主題とする変奏曲「ラ・カプリッチョーザ」は、当時のチェンバロ音楽を代表する作品のひとつとされています。ウラ・カペルは、1936年、ドイツ、ヴェストファーレンのミュンスターでデンマーク人の両親の元に生まれました。コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーでピアノ、チェンバロとオルガンのディプロマを取得。パリとバーゼルでチェンバロ、インスブルックとムーリでオルガンの研究を続けました。1968年から1974年までコペンハーゲンのアカデミーでチェンバロを教え、1975年からはトマス・キンゴゆかりのスランゲロプ教会のオルガニストを務めました。「ボーナス・トラック」のオルガン曲は、ハンガリー生まれのヤーノシュ・シェベシュチェーン(1931−2012)が、シュトゥットガルトの教会に設置されたばかりのオルガンを弾いた演奏です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-853(1CDR)
J・P・E・ハートマン&カール・ニルセン:弦楽のための音楽
(1)J・P・E・ハートマン(1805−1900):性格的小品 Op.81(弦楽オーケストラのための)
(2)カール・ニールセン(1865−1931):弦楽五重奏曲ト長調 FS5 CNW59(1888)
(3)ハートマン:組曲イ短調 Op.66(1864)(ヴァイオリンとピアノのための)、
 幻想曲アレグロ(1889)(ヴァイオリンとピアノのための)
テルマーニ・ファミリー
(1)弦楽オーケストラ、エミール・テルマーニ(指)
(2エミール・テルマーニ(Vn)、アニカ・テルマーニ(Vn)、イロナ・テルマーニ(Va)、アネテ・テルマーニ(Va)、ミハーイカ・テルマーニ(Vc)
(3)イロナ・テルマーニ(Vn)、アネテ・テルマーニ(P)

録音:1983年4月、聖アネ高等学校(ヴァルビュー、コペンハーゲン) [DACO209(stereo)(ハートマン)]
デンマーク・ロマンティシズムの作曲家、J・P・E・ハートマンとカール・ニルセンの作品。ヴァイオリニストのエミール・テルマーニ(1892−1988)は、当時ハンガリー王国領だったトランシルヴァニアに生まれ、コペンハーゲにン移り、ニルセンの娘アネ・マリーエと結婚。1933年の離婚後もニルセンの作品を積極的に演奏しました。ピアニスト、ヴァイオリニストとして多才のアネテ・シューラー(1904−1993)と再婚、アニカ、イロナ、ミハーイカの3人の娘をもうけています。
ハートマンの「3つの性格的小品」は、弦楽オーケストラのために彼が作曲した唯一の作品です。テルマーニが聖アネ高等学校に友人とプロのプレーヤーたちを集めて組んだ弦楽オーケストラによる演奏です。アネテ・テルマーニが娘のイロナと共演した「組曲」と「幻想曲アレグロ」は、ハートマンが75歳の誕生祝いに友人と家族から贈られたピアノで演奏されました。元のLPアルバムには、ユリウス・レントヘンがイロナ・テルマーニのヴィオラのために編曲したハートマンの小品が収録されていましたが、「オリジナル曲」でないため割愛。カール・ニルセンの弦楽五重奏曲のテルマーニ一家による珍しい録音が、代わりに収められています。※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-854(1CDR)
『LPの時代から』〜新しい北欧のピアノ音楽
ニルス・ホルガー=ペータセン(b.1946):白昼のノクターン
ペア・クリスチャン・ヤコブセン(b.1940):間奏曲
マイ・ソンステヴォル(1917−1996):主題と4つの変奏 Op.2
ミケール・エードルンド(b.1950):燃えさしの中のラン(Pのためのタンゴ)
カーリン・マルムレーヴ=フォシュリング(1916−2005):視点:東西
グズロン・ロン(b.1930):マッチ Op.92−I. Moving…, II. With difficulty…, III. Longing, towards…, IV. Home
カウコ・クオスマ(1926−2013): 「スピクラ」(Pのための前奏曲集)から ソムニウム−夢, つながったもの, 彼方からの声
フォルケ・ストロムホルム(b.1941):冬の夜 Op.22 no.1(「2つのサーミの詩」から)
ニルス・ホルガー=ペータセン(b.1946):無調ファンタジー
[Bonus tracks]
ポウル・ルーザス(b.1949):見知らぬ兵士から届いた3通の手紙 Op.1
カール・オーウ・ラスムセン(b.1947):アリア・グリージャ I
エリサベト・クライン(P)

録音:1986年、へニ・オンスタード美術館(バールム、ノルウェー)[DACOD237(stereo ADD)]、1975年、オーフス王立音楽アカデミー(オーフス、デンマーク)[初リリース(Bonus)(stereo ADD)]
ハンガリー生まれのデンマークのピアニスト、エリサベト・クラインが、演奏した北欧の作曲家たちの新しいピアノ音楽。クラインが、1986年、オスロに近いバールムのへニ・オンスタード美術館(ホーヴィコッデン美術センター)で演奏した録音のことを彼女の子で作曲家のニルス・ホルガー=ペータセンから聞かされ、Danacord 初の現代ピアノ音楽アルバムとしてリリースした音源です。
クライン(1911−2004)は、トレンチーン(現スロヴァキア)で生まれ、ブダペストで育ちました。フランツ・リスト音楽院(リスト・フェレンツ音楽大学)で学び、ベーラ・バルトークにも数年間ピアノを教わりました。1939年にデンマークに渡って結婚、その後、オスロのノルウェー国立音楽大学で70歳になるまで教え、コペンハーゲンの王立音楽アカデミーの講師を務めました。現代音楽のスペシャリストとして国際的にも知られ、ブーレーズ、シュトックハウゼン、ジョージ・クラムの作品のヨーロッパ初演を手がけ、ヨーロッパ、アメリカ、イスラエル、メキシコで何度となく行ったリサイタルにより北欧の音楽を広めることにも尽力しました。このアルバムでは、彼女のために作られた曲を含む、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの作曲家による作品が演奏されます。「ボーナス・トラック」のルーザスとラスムセンの曲は、クラインが1975年にオーフス王立音楽アカデミーで行ったセッションのテープから選ばれた録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-855(1CDR)
『LPの時代から』〜デンマークのポピュラーソング集(1929年−1932年)
誰を見ているんだ?(Gunnar Hall/Paul Anker)[Polyphon XS 41456]*/グレーテ、お話を聞いてごらん(Pat O’Henry(Henry Cansen)/Booge Muller)[Polyphon XS 41458]*/鳴れ、小さな鐘(Edward Brown/Aage Hermann)[Polyphon XS 41460]*/夜、一夜だけ(En Nat en eneste Nat)(Jose Main/Kay Rostgaard-Frone)[Polyphon XS 41456]*/ ピッピ!ピッピ!(鳥のポプリ)(arr. Teddy Petersen)[Polyphon XS 41470]*/父さん母さんごっこして遊ぼう(Fred Tarlan/Carl Hocheim)[Polyphon XS 41472]*/かつてフレゼリクスベアでは(ポプリ)(arr. Aage Juhl-Thomsen/Emil Reesen)[Polyphon XS 41440]**/コペンハーゲン・ワルツ(Ella Heiberg/Paul Anker)[Polyphon XS 41499]**/コペンハーゲン−カルンボー(ポプリ)(arr. Jens Warny)[Polyphon XS 41503]**/木立でみんなが踊っている(Carl Rydahl/Axel Breidal)[Polyphon XS 41554]**/ディデリ、ディデル、ディデレイ(フォックストロット)(Victor Cornelius/Carl Viggo Meincke)[Polyphon XS 41554]**/きれいな娘さんがいっぱい(Hector Sants/Alfred Kjerulf)[Polyphon XS 41709]**/小さなご婦人は人を楽しくしてくれる(Ejler Krahn/Fredrik Nygaard)[Polyphon XS 41709]**/弾けスペルマン、弾け(Frierich Eisenstein/Dan Folke)[Polyphon XS 41727]#/聴衆のワルツ 1932[Polyphon XS 50033]*/おやすみ、今夜はありがとう(G. Spenser)[Polyphon XS 50033]*/なぜ微笑んでいるんだ、モナリザ?(Robert Stolz/Alfred Holck/O. Schray)[Polyphon XS 50042]*/ヴェネツィア(Lauritz Howalt/Mogens Dam)[Polyphon XS 50042]*/愛することは生きること(Kai Normann Andersen/Booge Muller/Arvid Muller)[Polyphon XS 50050]*/のぞきあい(Kai Normann Andersen/Booge Muller/Arvid Muller)[Polyphon XS 50050]*
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)、
ポール・ゴドウィン・ダンスオーケストラ */**/#
イリヤ・リヴシャコフ・ダンスオーケストラ *

録音:1929年 *、1930年 **、1931年#、1932年*、ベルリン[DACOD169(mono ADD)]
トマス・ビーチャムの「魔笛」でタミーノ役を歌ったデンマークのテノール歌手、ヘルゲ(ヘリエ)・ロスヴェンゲ(1897−1972)が、ベルリンのダンスオーケストラと共演して録音した「デンマークのポピュラーソング」コレクション。オペラ歌手としてベルリン・デビューした頃、ささやくように優しくバラードを歌う「クルーナー」としてのロスヴェンゲの記録です。デンマーク放送のアーカイヴと、このコレクションのアイデアを出したデンマーク放送のプロデューサー、ハンス・スコーロプの個人コレクションの78回転レコードを復刻した音源によるアルバムです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 DACOCD-858(2CDR)
ルビンシテイン:室内楽作品集
チェロ・ソナタ第1番ニ長調 Op.18(1852)、
チェロ・ソナタ第2番ト長調 Op.39(1857)
[Bonus CD]
ピアノ三重奏曲第5番ハ短調 Op.108(1883)*
ゲアト・フォン・ビュロウ(Vc)、
ホセ・リベラ(P)、
ペーテル・チャバ(Vn)*

録音:1984年、コレモーテン・スタジオ(ユラン、デンマーク)
デンマークのチェリスト、ゲアト・フォン・ビュロウ(1946−)を中心とするアントン・ルビンシテインの室内楽作品。ルビンシテインは、ロシアのナショナル・ロマンティシズムではなくシューマンやメンデルスゾーンたちのロマンティックな音楽に傾倒し、このアルバムに収録された2曲のチェロ・ソナタと、彼がコペンハーゲンでベートーヴェンの「皇帝協奏曲」を演奏する前年に作曲したピアノ三重奏曲第5番は、そのスタイルに沿った作品とされています。ピアニストのホセ・リベラ(1937−)はスペイン生まれ。バルセロナとロンドンのアカデミーで学び、スウェーデンのハンス・レイグラーフに師事しました。1960年からスウェーデンを本拠に活動、デンマークでも人気があったと言われます。ルーマニア生まれのヴァイオリニスト、「ムシカ・ヴィテ」「ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ」の芸術監督としても知られるペーテル・チャバ(1952−)が加わったピアノ三重奏曲第5番は、さまざまな事情のためリリースされずにいた録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-859(2CDR)
『LPの時代から』〜ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919−2000):ピアノ作品集

■Disc 1
(1)木版画 Op.65
ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)
(2)コールアングレとピアノのためのソナタ Op.71
(3)ピアノ・ソナタ第5番Op.77
(4)パルティータ Op.38
ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)
(5)ピアノ・ソナタ第3番Op.44

■Disc 2
(1)音楽のモザイク Op.54(フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(2)ピアノ・ソナタ第18番Op.459、ピアノ・ソナタ第19番 Op.460
(3)ブゾーニ:ソナチネ第4番「1917年のキリスト生誕の日)」 BV.274
(4)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番 Op.68
(5)ゴッフレード・ペトラッシ(1904−2003):ピアノのためのインヴェンション
■Disc 1
(1)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)/録音:1954年、HMV KBLP 8(mono)※初CD化
(2)パウル・トフテ=ハンセン(コールアングレ)、ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)/録音:1952年、HMV KBLP 8(mono)※初CD化
(3)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)/録音:1954年、HMV KALP 13(mono)]※初CD化
(4)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)/録音:1946年、HMV Z 7013−15(mono)][Danacord DACOCD521−522]
(5)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)/録音:1949年、HMV Z 7030−31(mono)][Classico CLASSCD561]
■Disc 2
(1)アイヴィン・ラフン(Fl)、アーネ・スヴェンセン(Vn)、ピエール・ルネ・オナンス(Vc)、ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)/録音:1954年、Triola TDLP 207(mono)]※初CD化
(2)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)/録音:1986年6月、7月、ボーロプス高等学校(コペンハーゲン)(stereo][Danacord DACO225]
(3)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)/録音:1986年6月、7月、ボーロプス高等学校(コペンハーゲン)(stereo]※初CD化
(4)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)/録音:1986年6月、7月、ボーロプス高等学校(コペンハーゲン)(stereo][Danacord DACO225]
(5)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(P)/録音:1986年6月、7月、ボーロプス高等学校(コペンハーゲン)(stereo]※初CD化
個性的な作曲スタイルをもち、20世紀デンマークでもっとも多作の作曲家のひとり、ニルス・ヴィゴ・ベンソンは、優れたピアニストとしても知られていました。J・P・E・ハートマンの孫でピアニストのカーアン・ベンソンを母にもち、1938年から1942年まで王立デンマーク音楽アカデミーで和声、対位法、オルガン、ピアノを学び、ディプロマ取得のコンサートで演奏したヒンデミットの 「ルードゥス・トナリス」 が「他のピアニストとはかなり違う、他と比べることのできないテクニックと表現」と評されたと言われます。このコレクションには、彼がキャリアの絶頂期に自作と彼のレパートリーの作品を弾いた録音が、初期の HMV 録音などを加えて収録されています。デンマークRSOのオーボエ奏者トフテ=ハンセンのために書いたモダニズムとネオクラシシズムの「ソナタ」。「パルティータ」は、1947年にコペンハーゲンで開催された国際現代音楽協会(ISCM)のコンサートで演奏して国際的に注目を集めた作品です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-857(1CDR)
ライフ・カイサー(1919−2000):ホルン協奏曲、ピアノ音楽
ホルンと弦楽オーケストラのための協奏曲(1941−51)
オーボエ、ホルンとファゴットのための三重奏曲(1961)
ピアノのための北欧の小品
バガテル(1957)
アルバト・リンダー(Hrn)、
ヨーテボリSO、ドロン・サロモン(指)、
ヴィンセント・リンドグレーン(Ob)、
ユルヴァ・ホルムストランド(Fg)、
ライフ・カイサー(P)

録音:1982年4月、ヨーテボリ・コンサートホール(ヨーテボリ、スウェーデン)(協奏曲、三重奏曲)、1982年、コペンハーゲン(ピアノ音楽) [DACO223, DACO224(stereo)]
デンマーク文化省が主宰した「デンマーク音楽アンソロジー」のために Danacord Records が制作したカイサーの作品集。ライフ・カイサーは、1919年生まれ。王立デンマーク音楽アカデミーを卒業後、スウェーデンのトゥール・マンに指揮法、ヒルディング・ルーセンベリに作曲を学び、フランスのナディア・ブーランジェの下で作曲の研究をつづけました。母校のアカデミーで管弦楽法を教え、オペラとバレエを除くジャンルに多くの作品を残しています。「ホルン協奏曲」は2つの〈アンダンテ〉と〈アレグロ・エネルジーコ〉の3楽章の作品です。アルバト・リンダー(1937−)はデンマークのプレーヤー。ザルツブルクのモーツァルテウムOのソロ・ホルン奏者から、1969年にヨーテボリSOのソロ・ホルン奏者に就任しました。リンダーと共演するヴィンセント・リンドグレーンは、ヨーテボリ木管五重奏団のオーボエ奏者。ユルヴァ・ホルムストランドは、ヨーテボリSOのソロ・ファゴット奏者です。作曲者カイサー自身が演奏する「ピアノのための北欧の小品」は、アイスランドの「ふたご歌」、デンマーク最古の歌の断片、フェロー諸島のサンウー(砂の島)のチェーンダンスを踊る際に歌われるバラードをそれぞれ素材にした3曲の作品。「バガテル」は、1957年のクリスマスの直前にふたりの少女へのプレゼントとして作曲された音楽です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

トマス・イェンセンの遺産
デンマークの指揮者トマス・イェンセン(1898−1963)は、ラウニ・グランデールとエーリク・トゥクセンとともにカール・ニールセンの作品を早くから紹介したことで知られます。コペンハーゲンで生まれたイェンセンは、デンマーク音楽院(現・王立デンマーク音楽アカデミー)でカール・ニールセンの和声学のクラスとは別にチェロを学び、ニールセンの第4番と第5番の交響曲の初演にチェリストとして参加しました。彼は、シベリウスの指揮した交響曲でもチェロを弾き、シベリウスの音楽への情熱と見識には自信をもっていたと言われます。

DACOCD-911(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産第1集〜シベリウスの作品
(1)
交響曲第2番ニ長調 Op.43
(2)交響曲第7番ハ長調 Op.105
(3)「カレリア」組曲 Op.11
(4)ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47*
(5)交響詩「レンミンカイネン」(4つの伝説曲) Op.22
トマス・イェンセン(指)デンマークRSO、
エミール・テルマーニ(Vn)*

録音:(1)962年7月22日、ヘルシンキ(ライヴ放送録音)
(2)1963年5月27日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(スタジオ放送録音)
(3)1952年6月、コペンハーゲン
(4)1952年4月21日−23日、コペンハーゲン
(5)1953年7月、コペンハーゲン
ヘルシンキとコペンハーゲンからライヴ放送された音源による第2番と第7番の交響曲は、初めてのCDリリース。「カレリア」組曲と「レンミンカイネン」 は、Decca が LP のために行った録音、ニールセンの娘婿のテルマーニ(1892−1988)がソロを弾いた「ヴァイオリン協奏曲」は、Tono がリリースしたセッション録音が音源に使われています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-912(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第2集
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
(2)ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器の為の協奏曲(1923−24 rev.1950)*
(3)クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897−1974):小序曲(1934)(弦楽オーケストラの為の)
 トランペット小協奏曲 Op.29#
(4)ショスタコーヴィチ:歌劇「カテリーナ・イズマイロヴァ」より〔仔馬は雌馬のところに急ぎ
 森の奥深いところに湖がある〕+
オネゲル:交響曲第5番「3つのレ」
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 $
トマス・イェンセン(指)、
デンマークRSO、
ヘアマン・D・コペル(P)*、
ジョージ・エスクデール(Tp)#、
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)+、
ヘンリク・シェリング(Vn)$

(1)録音:1963年10月31日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)]
(2)録音:1954年11月4日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)]
(3)録音:1949年1月27日−28日]
(4)録音:1962年10月24日、国連の日コンサート(パリ)(ライヴ放送)]
※すべてモノラル録音
※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
「20世紀の傑作」とされる作品が、ライヴとスタジオの録音で収録されています。ショスタコーヴィチの「交響曲第5番」は、イェンセンが1963年11月13日に亡くなる2週間前、デンマークRSOを最後に指揮したコンサートのライヴ録音です。LPもCDもリリースされてこなかった音源です。ストラヴィンスキーの「ピアノと管楽器の為の協奏曲」は、ヘアマン・D・コペル(1908−1998)がソロを弾いた『ヘアマン・D・コペル 作曲家・ピアニスト 第1集』(DACOCD 561-562)に収録された音源です。リスエーヤの「トランペット小協奏曲」の「初録音」は、1934年から1956年までロンドンSOの首席トランペット奏者を務めたジョージ・エスクデールがソロを担当しています。[Disc 2]の3曲は、イェンセンが「同時代」のレパートリーにも手腕を発揮したことを示す演奏です。1962年10月24日、パリで行われた「国連の日コンサート」のライヴ録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-913(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第3集

(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲*
(2)ブラームス:交響曲第4番
(3)ブラームス:ドイツ・レクイエム#
トマス・イェンセン(指)、
デンマークRSO、
エンドレ・ヴォルフ(Vn)*、
アグネス・ギーベル(S)#、
エーリヒ・ヴェンク(Br)、
デンマーク放送cho団#

(1)録音:1949年10月19日&21日
(2)録音:1955年4月23日、シャンゼリゼ劇場(パリ、フランス)(ライヴ放送)
(3)録音:1962年2月2日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)
※すべてモノラル録音
※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
ブラームスの「交響曲第4番」とオランダのソプラノ歌手アグネス・ギーベル(1921−2017)とドイツのバス・バリトン、エーリヒ・ヴェンク(1923−2012)がソロを歌った「ドイツ・レクイエム」は、このアルバムで初めてリリースされる、「イェンセンの遺産」に欠かせない重要なアーカイヴ録音です。チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」は、『エンドレ・ヴォルフ 第1集』(DACOCD 714-715)と同じ音源。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-914(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第4集
(1)ニールセン:交響曲第1番ト短調 FS16(Op.7)
(2)小組曲 FS6(Op.1)(弦楽の為の)*
(3)交響曲第2番ロ短調 FS29(Op.16)「四つの気質」
(4)ヘアマン・D・コペル(1908-1998):祝祭序曲 Op.33(1939)
(5)ヴァウン・ホルムボー(1909-1996):墓碑銘 Op.68 M189(1956)(交響的変容第1番)
(6)スヴェン・エーリク・タープ(1908-1994):交響曲第2番 変ホ長調 Op.50(1949)
(7)ポウル・シアベク(1888-1949):ラルゴ Op.33(1935)(弦楽オーケストラの為の)
「デンマークに生まれて」によるパラフレーズ Op.43(1938)
(8)夜 Op.41(1938)(管弦楽とピアノの為の交響的情景)**
魔女 Op.48(1939)(ソプラノ、管弦楽とオルガンの為の)***
トマス・イェンセン(指)、
デンマークRSO、王立O*、
ボリス・リンデルーズ(P)**、
キアステン・シュルス(S)***

(1)録音:1952年6月14日-15日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)
(2)録音:1941年1月31日&2月22日、オッドフェロー・パレス(コペンハーゲン)
(3)録音:1947年10月3日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)
(4)録音:1958年6月11日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン) (ライヴ放送)
(5)録音:1959年5月22日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン) (ライヴ放送)
(6)録音:1962年3月、ヘルシンキ(ライヴ録音)(1962年7月22日ラジオ放送)
(7)録音:1959年2月15日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン) (ライヴ放送)
(8)録音:1958年6月5日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン) (ライヴ放送)
カール・ニールセンの作曲家としてのキャリアの第一歩となった3つの作品が「Disc 1」、ニールセンの音楽から影響を受け、自身の音楽との融合を図りながら作曲を行なったニールセンの次の世代の作曲家4人の作品が「Disc 2」に収められています。イェンセンが、第二次世界大戦後、デンマークRSOを指揮してDeccaとHMVのために録音したニールセンの「交響曲第1番」と「交響曲第2番」は、「デンマークに生まれた音楽」を印象づける「筆遣い」と「情熱」をもった、「もっとも信頼できる」という評価が今も変わらない演奏。クラウス・ビューリトにより、角のとれたゆったりとした音にリマスタリングされています。弦楽の為の「小組曲」は、デンマークがドイツ軍に占領された第二次世界大戦中、コペンハーゲンのオッドフェロー・パレスでイェンセンが王立Oを指揮したHMVの録音。ヘアマン・D・コペルの「祝祭序曲」は、プロコフィエフとショスタコーヴィチの「ロシア・モダニズム」とニールセンに倣った「和声の転回」を交えた作品。ホルムボーの「墓碑銘」は、彼の「メタモルフォーゼ」スタイルで書かれた4曲の『交響的変容』の最初の作品。1959年にコペンハーゲンで開催された「バレエと音楽」のフェスティヴァルの一環として行われたイェンセンとデンマークRSOによるラジオ放送が収録されています。タープは、パリのいわゆる「Les Six(六人組)」のネオクラシカル・スタイルに関心を寄せながらも、「ニールセン」を意識する作品を発表したと言われています。「交響曲第2番」は〈瞑想に耽り〉〈活力にあふれ〉〈晴れやかに〉の3楽章の作品です。カール・ニールセンとトマス・ラウプに作曲を学んだポウル・シアベクの作品が3曲。H・C・アンデルセンの詩に作曲した彼の歌曲「デンマークに生まれて」による「パラフレーズ」。バレエのために書いた音楽をピアノと管弦楽のために改作した「夜」。スウェーデン系フィンランドの詩人、エーリク・アクセル・カールフェルトの「魔女のサバト」を詠んだ詩をテクストにした「魔女」は、シアベクのもっともよく演奏される作品のひとつです。「Disc 2」の録音はすべて、今回初めてCD化されます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-915(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第5集
(1)メンデルスゾーン:序曲「真夏の夜の夢」
 ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64*
 交響曲第3番「スコットランド」
(2)ヘンデル:合奏協奏曲 Op.6-1 ト長調 HWV.319
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467**
(3)ニルス・W・ゲーゼ:ノヴェレッテ第1番ヘ長調 Op.53(弦楽オーケストラのための)
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」
トマス・イェンセン(指)、
デンマークRSO
ヘンリク・サクセンスキョル(Vn)*
アニー・フィッシャー(P)**

(1)録音:1962年1月21日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)
(2)録音:1963年10月31日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)
(3)録音:1962年6月5日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)
イェンセンが、晩年に近い時期でありながらなお、オーケストラから生気にみちた音楽を引き出す力をもっていることを示した、1962年の「メンデルスゾーン」コンサート。序曲「真夏の夜の夢」、ヘンリク・サクセンスキョル(1918-2016)がソロを弾いた「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調」、交響曲第3番イ短調「スコットランド」のプログラム。ヘンデルの「合奏協奏曲 ト長調」とアニー・フィッシャーをソリストに迎えたモーツァルトの「ピアノ協奏曲 ハ長調」の「淀みなく流れる、きらきらと輝く」演奏は、1963年11月13日に亡くなる2週間前、10月31日にライヴ放送されたコンサートの音源です。メンデルスゾーンに学び、デンマーク・ロマンティシズム時代を美しく彩ったニルス・W・ゲーゼのもっともロマンティックな作品のひとつ「ノヴェレッテ第1番」。デンマークRSOが国際レベルのオーケストラだということを示したドヴォルザークの「謝肉祭」。すべて、今回初めてCD化されます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-916(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第6集

(1)ニールセン:序曲「ヘリオス」 FS32(Op.17)*
(2)交響曲第3番「ひろがりの交響曲」
(3)交響曲第4番「不滅」
(4)シベリウス:交響曲第3番
(5)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919-2000):突然変異 Op.123(1960)(管弦楽のための)
(6)交響曲第4番「メタモルフォーゼ」 Op.55(1948)
トマス・イェンセン(指)、
デンマークRSO、デンマーク王立O*

(1)録音:1942年9月、デンマーク放送スタジオ(コペンハーゲン)
(2)録音:1959年6月20日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)
(3)録音:1952年9月2日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)
(4)録音:1963年5月31日、デンマーク放送スタジオ(コペンハーゲン)(スタジオ放送)
(5)録音:1960年、コペンハーゲン(ライヴ放送)
(6)録音:1961年、コペンハーゲン(ライヴ放送)
「Disc 1」には、イェンセンの「十八番」カール・ニールセンの3つの古典的録音が収録されています。Odeonの音源による、デンマーク王立Oを指揮した序曲「ヘリオス」。デンマークRSOを(指)ライヴ放送された第3番と第4番の交響曲。「Disc 2」のシベリウスの「交響曲第3番 ハ長調」と、デンマークのニルス・ヴィゴ・ベンソンの「突然変異」と「交響曲第4番」は、初めてリリースされる音源です。イェンセンの情熱的姿勢と鋭敏な解釈が「形式の新機軸」を打ち出したデンマークとフィンランドの「モダニズム」に相応しいと言われるライヴ演奏。オリジナル・テープからの新たなリマスターです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-917(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第7集
(1)ロンビュー(1810-1874):ブーケ・ロワイヤル・ギャロップ#
女王ルイーセ・ワルツ*
コロンビーネ・ポルカ・マズルカ#
オギュスト・ブルノンヴィルを称えるギャロップ+
ヘスペロス・ワルツ#/アマー・ポルカ#
ソフィーエ・ワルツ#
スカンディナ ヴィア盟友ギャロップ#
ワルツ「クロルの舞踏会のざわめき+
バレエ「アマーの狩人たち - 終幕のギャロップ+
アメーリエ・ワルツ*/ブリタ・ポルカ*
シャンペン・ギャロップ*
管弦楽幻想曲「夢の絵姿」*
おやすみポルカ#
コペンハーゲン蒸気鉄道ギャロップ#
(2)ウェーバー:舞踏への誘い
(3)チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」 - 第2幕のワルツ
(4)ブラームス:ハンガリー舞曲第5番/第6番
(5)シューベルト:「ロザムンデ」- 間奏曲第3番
(6)チャイコフスキー:「くるみ割り人形」 - 花のワルツ、トレパック(ロシアの踊り)
(7)「エフゲニー・オネーギン」ポロネーズ
(8)ポンキエッリ:「ジョコンダ」 - 時の踊り
(9)J・シュトラウス:皇帝円舞曲
(10)サン=サーンス:死の舞踏
(11)A・ルビンシテイン:仮面舞踏会 Op.103 - 闘牛士とアンダルシアの娘
(12)ポール・ラコンブ(1837-1927):春のオーバード Op.37
(13)エルガー:威風堂々第1番
(14)ドリーブ:「コッペリア」 - チャールダーシュ
(15)ビゼー:「カルメン」 - 前奏曲
クリスチャン・フレゼリク・エミール・ホーネマン(1840-1906):演奏会序曲「アラディン」(1864)
シベリウス:「国王クリスチャン二世」組曲 Op.27 - 夜想曲
ビゼー:「カルメン」 - ジプシーの踊り
ドリーブ:バレエ「コッペリア」 - マズルカ
トマス・イェンセン(指)、
ティヴォリ・コンサートホールO

(1)録音:1940年*、1942年+、1943年#、ティヴォリ・コンサートホール
(2)録音:1946年
(3)録音:1942年
(4)録音:1946年
(5)録音:1946年
(6)録音:1946年
(7)録音:1943年
(8)録音:1946年
(9)録音:1946年
(10)録音:1947年
(11)録音:1947年
(12)録音:1947年
(13)録音:1942年
(14)録音:1946年
(15)録音:1957年8月24日:ティヴォリ・コンサートホール・コンサート(ライヴ)
ワルツやポルカといったオーケストラのための軽い音楽が、ティヴォリのコンサートのライヴとスタジオの録音で集められました。デンマークの「ワルツ王」と呼ばれたハンス・クリスチャン・ロンビュー(ロンビ)(1810-1874)の「グレーテスト・ヒット」16曲は、1998年にアルバム「トマス・イェンセン、H・C・ロンビューを指揮する」(DACOCD503)でリリースされたのと同じOdeonとHMVの音源です。[Disc 2]の「カルメン」の〈前奏曲〉から「コッペリア」の〈マズルカ〉までの5曲は、1957年8月24日にティヴォリ公園から中継でラジオ放送されたコンサートの録音。ラジオ放送以外では初めて紹介される演奏です。イェンセンは、これらの作品でもカール・ニールセンやシベリウスの古典的録音で示したのと同じ「権威」をもってティヴォリのオーケストラを指揮しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-918(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第8集
■Disc 1
(1)クーラウ:劇付随音楽「ウィリアム・シェイクスピア」 Op.74 - 序曲
(2)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(3)エルガー:弦楽のためのセレナード ホ短調 Op.20
(4)マスネ:歌劇「ル・シッド」のバレエ音楽 〔カスティヤーヌ、オーバード(朝の歌)、マドリレーヌ、ナヴァレーズ〕
(5)チャイコフスキー:スラヴ行進曲
(6)スメタナ:道化師の踊り(歌劇「売られた花嫁」から)
(7)ハチャトゥリアン:剣の舞(バレエ「ガヤネー」から)
(8)J・シュトラウス:宝のワルツ Op.418、トリッチ=トラッチ・ポルカ Op.215
(9)ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
(10)エルガー:愛の挨拶
(11)スヴェン・エーリク・タープ(1908-1994):古いデンマーク民謡による組曲
 ワタリガラスが夕べ、空を飛ぶ(第1曲)
 小さなキアステンの踊り(第3曲) 
(12)カール・クリスチャン・ムラー(1823-1893):戦闘行進曲、オーフス・タトゥー
■Disc 2
(1)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 
(2)ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:2 *
(3)シベリウス:アンダンテ・フェスティーヴォ JS.34b]
(4)クーラウ:劇付随音楽「妖精の丘」 Op.100 - 序曲
(5)ニールセン:交響曲第1番ト短調 FS16(Op.7)- 第1楽章
トマス・イェンセン(指)、
オーフス市立O(オーフスSO)、
ヨン・ダムゴー(P)*

■Disc 1
(1)録音:1948年11月
(2)録音:1951年10月
(3)録音:1948年11月
(4)録音:1948年11月
(5)録音:1948年10月
(6)録音:1951年10月
(7)録音:1951年10月
(8)録音:1951年10月
(9)録音:1951年10月
(10)録音:1948年11月
(11)録音:1948年11月
(12)録音:1948年11月

■Disc 2
(1)録音:1950年10月1日
(2)録音:1957年8月
(3)録音:1955年12月
(4)録音:1955年12月
(5)録音:1951年10月29日
デンマーク第2の都市、オーフスのオーフス市立O(オーフスSO)は、デンマークRSO(デンマーク国立SO)とともに、イェンセンにとって重要なアンサンブルのひとつでした。彼がオーフスの時代にデンマークのTonoレーベルに録音した人気曲を中心にした管弦楽曲のレパートリーは、人気を博し、アメリカのMercuryレーベルからもリリースされました。シリーズ第8作のアルバムには、その全録音と、デンマークRSOを指揮するためコペンハーゲンに渡った彼がオーフスに戻って指揮した、2回のコンサートの初めて紹介される録音が収録されています。
※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-923(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第13集

■CD 1
ニールセン
(1)交響曲第5番Op.50
(2)パンとシランクス Op.49
(3)交響曲第6番「素朴な交響曲」
(4)若き芸術家の棺の傍らで

■CD 2
シベリウス
(1)交響詩「フィンランディア」*
(2)交響曲第1番ホ短調 Op.39
(3)交響曲第4番イ短調 Op.63
トマス・イェンセン(指)、
デンマークRSO、
ティヴォリ・コンサートホールO*

■CD 1
(1)録音:1954年4月7日(スタジオ録音)
(2)録音:1956年2月1日(ライヴ放送)
(3録音:1952年6月17日-19日(スタジオ録音)
(4)録音:1958年1月12日(ライヴ放送)
■CD 2
(1)録音:1947年7月2日(スタジオ録音)]*
(2)録音:1963年9月9日(ライヴ録音)]
(3)録音:1961年11月30日(ライヴ放送)]

※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
デンマークの指揮者トマス・イェンセン(1898-1963)の「遺産」シリーズから、ニールセン&シベリウスの交響曲集が登場。今回も初CD化となるライヴ録音や放送音源、スタジオ録音などから復刻されています。ニールセンから直接音楽理論を学び彼の作品を早くから世に紹介したことで知られるイェンセンは、ニールセン本人が指揮した交響曲第5番の初演にチェリストとして参加していました。また、シベリウスが指揮した交響曲でもチェロを弾いており、シベリウスの音楽への情熱と見識にも自信をもっていたと言われています。CD1にはニールセンの交響曲第5番と第6番に加え、交響詩「パンとシランクス」、そして30歳の若さでこの世を去った画家、オーロフ・ハートマンの葬儀のために書かれた弦楽オーケストラのためのメランコリックな小品「若き芸術家の棺の傍らで」の1950年代の録音を収録。CD2にはシベリウスの「フィンランディア」、交響曲第1番と第4番の初出音源を収録。「フィンランディア」のみティヴォリ・コンサートホールOの演奏、他はデンマークRSOによる演奏です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

ラウニ・グランデールの遺産
ラウニ・ヴァルデマ・グランデール(グレンダール) Launy Valdemar Grondahl(1886−1960)は、世紀の変わり目のデンマーク音楽界でヴァイオリニストとしてキャリアをスタート。コペンハーゲン管弦楽協会の奨学金を得てパリ、ローマ、ミラノ、ウィーンで学びました。1925年、デンマーク放送局に新たに設立されたオーケストラの指揮者に就任、10月28日に初めてのラジオ放送のために指揮。11人程度から始まったアンサンブルを「SO」の規模に育てあげ、1956年に引退するまでに289回の公開コンサートと5528回の放送のためのスタジオ演奏を行ったと伝えられます。
DACOCD-881(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第1集

[Disc 1]
(1)ニールセン:交響曲第2番「四つの気質」
(2)ニールセン:交響曲第4番「不滅」

[Disc 2]
(1)ベートーヴェン:交響曲第4番
ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I/105(Op.84)*
(2)ニールセン:若き芸術家の棺のかたわらで FS58
(3)ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」より − 若い雄鶏たちの踊り
(4)ニールセン:交響曲第3番FS60(Op.27) 「シンフォニア・エスパンシーヴァ」(抜粋)**〔第1楽章「アレグロ・エスパンシーヴォ」(第385小節−第661小節)、第2楽章「アンダンテ・パストラーレ」(第101小節−第126小節)、第4楽章「終曲.アレグロ」(第151小節−第301小節)〕
ラウニ・グランデール(指)、デンマークRSO、レーオ・ハンセン(Vn)*、アルベルト・メディチ(Vc)*、ヴァルデマ・ヴォルシング(Ob)*、カール・ブロク(Fg)*、ヨハネ・カーステンス(S)**、ホルガー・ブルースゴー(Br)**

[Disc 1]
(1)録音:1956年6月7日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(2)録音:1951年8月17日−19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV DB 20156−60
[Disc 2]
(1)録音:1956年6月7日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(2)録音:1947年9月28日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV Z 294
(3)録音:1951年8月19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV DB 20156
(4)録音:1931年10月19日、ステアカセン(コペンハーゲン)(「カール・ニールセン追悼コンサート」ライヴ録音)
シリーズ第1集に収録されるのは、彼が親しかったカール・ニールセンの交響曲第2番と、HMV がリリースした第4番の「古典的録音」。ニールセンの第2番と同じ日にライヴ録音されたベートーヴェンの交響曲第4番とデンマークRSOのメンバーをソリストとするハイドンの協奏交響曲は、初めてのディスク化です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-882(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第2集

(1)ロンボーン協奏曲(1924)*

(2)ヴァイオリン協奏曲 Op.6(1916−17)**

(3)ファゴット協奏曲(1942)***

(4)交響詩「パンとシューリンクス」 Op.5(1915)

(5)ホルン協奏曲(1954−55)#

(6)交響曲 Op.9(1919)
ラウニ・グランデール(指)デンマークRSO、
トーキル・グロー・ヤーアンセン(Tb)*、
ミルトン・サイベク(Vn)**、
カール・ブロク(Fg)***、
イングバト・ミケルセン(Hrn)#

録音:(1)1954年8月12日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(mono)
(2)1956年8月8日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(mono)
(3)1956年6月3日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(mono)
(4)1956年6月3日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(mono)
(5)1957年6月1日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(mono)
(6)1956年6月3日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(mono)
※復刻:クラウス・ビューリト
指揮者、作曲家としてデンマークRSOの発展に貢献したラウニ・ヴァルデマ・グランデール Launy Valdemar Grondahl(1886−1960)の「遺産」シリーズ。カール・ニルセン、ベートーヴェンとハイドンの作品を指揮した録音による最初のアルバム(DACOCD881)に続く第2集では、グランデールの「作曲家」としての創作に焦点が当てられます。グランデールは、ヴァイオリンを学ぶ傍ら、後期ロマンティシズムの作曲家ルドルフ・ニルセンに作曲法を教わりました。1908年に最初の曲を作り、1915年にはギリシャ神話を題材にした「パンとシューリンク」をカール・ニルセンの同名の曲に先立って作曲。1916年11月のデンマーク・コンサート協会シリーズの一環として、作曲者で指揮者のルイ・グラスの指揮で初演されました。グランデールの作風は、カール・ニルセンやメンデルスゾーンとのつながりをもち、フランス印象主義の香りももちわせていると言われます。
「トロンボーン協奏曲」は、イェスパー・ユールをはじめとするプレーヤーたちから愛される、20世紀を代表する「トロンボーン協奏曲」のひとつ。コペンハーゲン・オーケストラ協会の奨学金を獲得することが決まったその日のうちに作曲した第1楽章とイタリア滞在中に書いた「アンダンテ・グラーヴェ」の第2楽章〈伝説曲風の〉と「マエストーゾ−ロンド」の第3楽章〈終曲〉の3楽章の作品です。「ヴァイオリン協奏曲」は、ティヴォリ・コンサートホールのコンサートで初演。カール・ブロク Carl Block に献呈した「ファゴット協奏曲」は、指揮者として忙しい中、作曲されました。彼の最後の作品となる「ホルン協奏曲」は、デンマーク放送のオーケストラのメンバーで王立デンマーク音楽アカデミーの教授も務めたイングバト・ミケルセン Ingbert Michelsen(1917?1991)に献呈されました。初期の作品のひとつ「交響曲」は、〈間奏曲(Intermezzo)〉を中央に置く3つの部分で構成した単一楽章の「ラプソディック」なスタイルで書かれた作品です。
「トロンボーン協奏曲」のソリスト、トーキル・グロー・ヤーアンセン Thorkild Graae Jorgensen はデンマークマーク放送O首席奏者。「ヴァイオリン協奏曲」のソロを弾いたミルトン・サイベク Milton Seibak は、王立デンマークOのヴァイオリニスト。「ホルン協奏曲」は、初演の録音が収録されています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-883(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第3集
■Disc1:1955年4月1日H.C. アンデルセン生誕150年記念コンサート・ライヴ
(1)ニルス・W・ゲーゼ(1817−1890):演奏会序曲 「オシアンの余韻」 Op.1
(2)アウゴスト・エナ(1859−1939):歌劇 「マッチ売りの少女」 序曲
(3)ニルス・W・ゲーゼ:アウネーテと人魚の男 Op.3 *、青の洞窟で
(4)クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897−1974):バレエ 「郵便馬車で来た十二人」 Op.37−8月、10月
(5)フィン・フフディング(1899−1997):まったくほんとう Op.37(管弦楽のための)
(6)ハンス・クリスチャン・ロンビュー(ロンビ)(1810−1874):幻想曲 「夢の絵」
(7)フィニ・ヘンリケス(1867−1940):バレエ 「人魚姫」 −人生の喜びの踊り
(8)ポウル・シアベク(1888−1949):ブリキの箱 Op.61(朗読と管弦楽のための)**

■Disc2:1957年5月5日 ライヴ・コンサート
(1)ペーザー・グラム(1881− 1956):イントラーダ・セリア Op.34
(2)ヘニング・ヴェレユス(1919−2002):自由の序曲 Op.45
(3)エベ・ハンメリク(1898−1951):古いデンマークの主題による管弦楽変奏曲
(4)ルーズ・ランゴー(1907−09):ドラーパ(頌歌)BVN.20
(5)ヴァルダー・スクレザー(1895−1976):ザルツブルク序曲
(6)スヴェン・S・シュルス(シュルツ)(1913−1998):歌劇 「雷雨」 − 序曲
デンマークRSO、
ラウニ・グランデール(指)、
エルセ・ブレムス(Ms)*、
デンマーク放送cho *、
モーウンス・ヴィト(朗読)**

■Disc1
(1)録音:1950年 HMV Z 343−4(2CS2737/9)
(2)(3)録音:1950年 HMV Z 344(2CS2742)
(4)(5)(6)録音:1951年  HMV Z 345 Mtx. 2743−44

■Disc2
[mono(全トラック)]

復刻:クラウス・ビューリト
ラウニ・グランデールの「遺産」シリーズ。カール・ニルセン、ベートーヴェンとハイドンの作品を指揮した第1集(DACOCD881)、自作の管弦楽作品を集めた第2集(DACOCD882)。第3集では、ロマンティシズム時代と20世紀のデンマーク音楽が、SPレコードで発売されたことのあるスタジオ録音と初めて発表されるライヴ・コンサートの録音で特集されます。
ゲーゼがスコットランドの伝説を題材に作曲、出世作となった序曲「オシアンの余韻」。ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話に基づき、アウゴスト・エナ、ゲーゼ、リスエーヤ、フフディング、ヘンリケスたちが書いた音楽。1945年、ナチス・ドイツの占領から解放されたことを祝って作曲された「自由の序曲」。「デンマーク放送のテーマ」を主題にした管弦楽のための色彩的な変奏曲。すべて、オリジナルテープから新たにリマスターした音源が使われています。自国の音楽を積極的に紹介したグランデールと70年近く前のデンマークRSO(現、デンマーク国立SO)の高い演奏水準、そしてデンマーク文化の豊かさが記録されたアルバムです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-884(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第4集
ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」 FS39(1904−06)第1幕・第2幕
 歌劇「仮面舞踏会」 FS39(1904−06)第3幕
クヌーズ・イェペセン(1892−1974):合唱と管弦楽のための「ワシとコガネムシ(ワシとフンコロガシ)(Ornen og skarnbassen)」(1949)*
ホルガー・ビューリング(バス、イェロニムス)、インゲボー・ステフェンセン(メゾソプラノ、マウデローネ)、テューイェ・テューイェセン(テノール、リアンダー)、アイナ・ヌアビュー(バスバリトン、ヘンリク)、マーリウス・ヤコブセン(テノール、アーヴ)、ポウル・ヴィーゼマン(テノール、バリトン、リーオナート)、ルート・グルベク(ソプラノ、リオノーア)、エレン・マグレーテ=エズラス(ソプラノ、ペアニレ)、ゲーオウ・ライクト(バス、夜警)、ニルス・ユール・ボンド(バリトン、家庭教師)、デンマーク放送cho*、デンマークRSO*、ラウニ・グランデール(指)*

録音:1954年1月28日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(スタジオ・ライヴ放送録音)
1954年9月5日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ・コンサート録音)*
※復刻:クラウス・ビューリト
ラウニ・グランデールの「遺産」シリーズ第4巻は、カール・ニルセンの歌劇「仮面舞踏会」の最初の(ほぼ)全曲と、グランデールと親交のあったクヌーズ・イェペセンの「ワシとコガネムシ」。デンマーク放送のスタジオで行われた「ライヴ放送」と「ライヴ・コンサート」の録音です。グランデールは、彼が学んだニルセンの唯一のコミック・オペラを共感と情熱をもって(指)デンマーク・オペラの歌手たちと一緒になって、ニルセンらしいウィットと素朴な喜びにみちた音楽を自然な姿に展開していきます。この録音は「カール・ニルセン:歴史的録音第3集(DACOCD357-359)」に使われたのと同じ音源です。クラウス・ビューリトが新たにリマスターして収録されました。
クヌーズ・イェペセンもカール・ニルセンに学んだ音楽家のひとりです。教会音楽家、オルガニスト、作曲家、音楽学者と多面的に活動し、音楽理論の著作で世界的に名を知られています。「ワシとコガネムシ(ワシとフンコロガシ)(Ornen og skarnbassen)」は、ドイツ軍の占領から解放された4年後、1949年の作品です。「弱い者も、強い者からひどい目に遭わされたら、いつかきっと仕返しすることができる」というイソップ寓話をニルス・ムラーがデンマーク語のテキストを作り、デンマークの典型的道徳観を示す物語に激化した作品です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC / Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-885(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第5集

■Disc1
(1)ルイ・グラス(1864−1936):交響曲第5番Op.57 「卍の交響曲」(1919−20)
(2)P. S. ロング=ケラー(1879−1966)(ライフ・カイサー(1919−2001)編):組曲 ニ長調(1947 arr.1954−55)(管弦楽のための)
(3)ヘアマン・サンビュー(1881−1965):交響曲第4番(1947)

■Disc2
(1)ヘーコン・バーアセン(1876−1954):交響曲第2番 イ長調 Op.7 「海(Havet)」(1904)
(2)ヨハネス・アナセン(1890−1980):管弦楽のための組曲第1番 ロ長調(1937)
(3)ルドルフ・シモンセン(1889−1947):交響曲第2番 「ヘラス」(1921)
デンマークRSO、
ラウニ・グランデール(指)

■Disc1
(1)録音:1957年10月22日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(2)録音:1956年4月9日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(3)録音:1956年3月19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)

■Disc2
(1)録音:1954年6月3日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(2)録音:1956年4月9日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(3)録音:1954年9月5日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)

※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
20世紀デンマークを代表する指揮者のひとり、ラウニ・グランデール(1886−1960)の「遺産」シリーズの第5作。デンマークの後期ロマンティシズム時代と「カール・ニルセンと同時代」の作曲家の4つの交響曲と2つの組曲が、グランデールが最後の輝きを見せた時代、1954年から1957年のデンマーク放送でのスタジオ録音で収められています。4曲の交響曲は『後期ロマンティシズム時代デンマークの交響曲』(DACOCD-370/371)に収録されたものと同じ演奏です。幸運をもたらす印とも輪廻の象徴とも言われる「卍」を副題にしたルイ・グラスの交響曲第5番。ヘアマン・サンビューが1947年に作曲した第4番は、ディーリアスやグレインジャーの音楽を思わせる、3楽章の交響曲です。ヘーコン・バーアセンの交響曲第2番 「海」 は、〈打ち寄せる波〉〈夏〉〈悲劇〉〈ヨット乗り〉の4楽章。ルドルフ・シモンセンの交響曲第2番「ヘラス」 は、〈オレステイア〉〈神殿のほとりの寂しさ〉〈勝利の女神パラス・アテナ〉の3楽章で書かれた、カール・ニルセンの語法をうかがわせる作品です。4曲すべて、クラウス・ビューリトによる新たなマスタリングで収録されています。
P. S. ロング=ケラーは、音楽一家に生まれ、ほぼ半世紀にわたりコペンハーゲン救世主教会のオルガニストを務めました。「組曲 ニ長調」 は、ロング=ケラーの作曲したオルガンのための 「バロック組曲」 を彼の生徒のライフ・カイサーが、曲の削除と追加、編曲を行い、師への75歳の誕生日プレゼントとした作品です。〈前奏曲〉〈スケルツォ〉〈アリア〉〈間奏曲〉〈アラベスコ〉〈終曲〉の6曲。ヨハネス・アナセン の 「組曲第1番」 は、ロング=ケラーのネオクラシカルな曲とは対照的な、彼がカール・ニルセンに教わったことがあるのを示す、陽気でにぎやかな音楽です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
DACOCD-886(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第6集
クーラウ:歌劇「ルル」 Op.65
[Disc 1]
序曲、第1幕、第2幕(前奏曲−四重唱)
[Disc 2]
第2幕(二重唱−終曲)、第3幕

[Bonus tracks]
(1)ヘンデル:歌劇「ジュリオ・チェザーレ」−「Priva son d’ogni conforto」
(2)グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」−「J’ai perdu mon Eurydice」
(3)ペーター・アーノル・ハイセ(1830−1879):歌劇「王と代官(Drot og Marsk)」− 王と炭焼き娘オーセの二重唱
(4)ハイセ:歌劇「王と代官(Drot og Marsk)」− レディ・インゲボーと代官の二重唱
デンマーク放送合唱団・SO、
ラウニ・グランデール(指)

[Disc 1][Disc 2]
ウーノ・エブレリウス(テノール、ルル王子)
キアステン・ヘアマンセン(ソプラノ、妖精ペリフェリーメの娘シディ)
エレン・マーグレーテ・エズラス(ソプラノ、羊飼いの娘ヴェラ)
モーウンス・ヴェーゼル(バス、魔法使いディルフェング)
ニルス・ムラー(テノール、小人バルカ)
ヴォルマー・ホルブル(テノール、羊飼い)
ヴァルボー・ガーオ(メゾソプラノ、第1の魔女)
ダウマー・スコウ(メゾソプラノ、第2の魔女)
エアンスト・ヒュー=クヌセン(ソロ・フルート)
[録音:1956年5月15日 デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)]

[Bonus tracks]
(1)エルセ・ブレムス(Ms)[録音:1948年2月19日]
(2)エルセ・ブレムス(Ms)[録音:1948年9月6日]
(3)テューイェ・テューイェセン(T) 、マーゲリータ・フロー(S)[録音:1945年6月16日]
(4)テナ・クラフト(S)、ホルガー・ビューリング(Bs)[録音:1933年6月2日]
20世紀デンマークを代表する指揮者のひとり、ラウニ・グランデール(1886−1960)の「遺産」シリーズの第6作。クーラウの「ルル」は、「3幕のロマンティックなジングシュピール」として書かれた作品です。ドイツで出版された妖精と幽霊の物語のコレクションに収められた『ルル、または、魔法の笛(Lulu, oder Die Zauber-flote)』に基づきC.C.F. ギュンテルベアが執筆したデンマーク語台本に作曲され、1824年10月29日に初演されました。この録音は、グランデールがデンマークRSOを指揮してデンマーク放送のスタジオからライヴ放送した一連のデンマーク・オペラのひとつ。彼が引退する少し前、1956年5月15日の演奏です。演出を担当したトーベン・クローウによる「短縮版」で演奏され、3時間を超す作品から第2幕の「第10番」「第11番」と第3幕の「第15番」「第16番」などセリフを含むナンバーがカットされ、物語の進行を説明するナレーションが加えられました。このアルバムには、ナレーションを省略、デンマーク放送所蔵のオリジナル・テープをデジタルリマスターした音源が収録されています。初めてリリースされる録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

アメリカのピアノ音楽アンソロジー
18世紀から21世紀にかけてのアメリカのピアノ独奏作品から、過小評価されてきた、あるいは忘れられてしまった傑作を掘り起こしてゆくシリーズ。
DACOCD-774
アメリカのピアノ音楽アンソロジー Vol.1〜アメリカン・ファースト・ソナタ
アレクサンダー・ライナグル:フィラデルフィア・ソナタ第1番ニ長調
マクダウェル:ピアノ・ソナタ第1番ト短調 Op.45(悲劇的)
チャールズ・トムリンソン・グリフス:ピアノ・ソナタ
エリー・シーグマイスター:アメリカン・ソナタ(ピアノ・ソナタ第1番)
セシル・リカド(P)

録音:2015年7月1日−3日、ニューヨーク
デンマークのDanacordより、「アメリカのピアノ音楽アンソロジー」という意欲的なシリーズがスタート。第1弾は、「American First Sonatas」と題した、4人のアメリカの作曲家による最初のピアノ・ソナタを収録。セシル・リカドは、Hyperionではアルバン・ゲルハルトとの共演でも知られ、ザ・ニューヨーカー誌からは「ピアニストの中のピアニスト(a pianist’s pianist)」と称賛されたフィリピン出身のピアニスト。Danacordでは、フーズム城音楽祭ライヴ・シリーズでもオーンスタインやゴットシャルクなどの知られざる作品を披露しているだけに、新たに始動するこのシリーズのパフォーマンスにも期待が掛かる。ピアノ・ファン、レア・レパートリー・ファン要注目の新シリーズです!
DACOCD-783(2CD)
アメリカのピアノ音楽アンソロジー Vol.2〜夜の音楽〜アメリカン・ノクターン
ジョージ・クラム:夜のテーマ(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第1番)
エイミー・ビーチ:夕べのチャイロコツグミ Op.92-1
ジョージ・クラム:シャレード(謎解き)(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第1番)
チャールズ・グリフス:ノットゥルノ(3つの幻想的小品 Op.6より 第2曲)
ゴットシャルク:夜想曲 「落葉」 Op.42
ダニエル・グレゴリー・メイソン:夜風(田舎の描画 Op.9-6より)
ブロッホ:夜に − ある愛の詩
チャールズ・グリフス:夜風(3つの音画 Op.5 より 第3曲)
ジョージ・クラム:予感(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第3番)、クモの巣と豆の花(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第4番)
バーバー:夜想曲 Op.33(ジョン・フィールドへのオマージュ)
コープランド:夜の思い(アイヴズへのオマージュ)
レオ・オーンスタイン:夜想曲第2番
ジョージ・クラム:呪文(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第5番)
マルク=アンドレ・アムラン:小さなノクターン
チャドウィック:夜想曲
エイミー・ビーチ:夢を見る(4つのスケッチ Op.15より 第3曲)
アーサー・フット:夜想曲 Op.6-2
ジョージ・クラム:夜のブルース(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第7番)
グローフェ:ディープ・ノクターン(D・サヴィーノ 編曲)
ジョーセフ・ラム:ラグタイム・ナイチンゲール
アーサー・ファーウェル:夜明け Op.12
エイミー・ビーチ:朝のチャイロコツグミ Op.92-2
アーネスト・シェリング:夜想曲 「ラグーザ」
ジョージ・クラム:真夜中の変容(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第9番)
セシル・リカド(P)

録音:2017年2月7日−11日、ニューヨーク
2016年から始動した意欲的な新シリーズ、「アメリカのピアノ音楽アンソロジー」は、18世紀から21世紀にかけてのアメリカのピアノ独奏作品から、過小評価されてきた、あるいは忘れられてしまった傑作を掘り起こしてゆく好企画。第2弾は、「Music of the Night - American Nocturnes」と題された、夜想曲などの「夜」をテーマにした作品集。
セシル・リカドは、Hyperionではアルバン・ゲルハルトとの共演でも知られ、ザ・ニューヨーカー誌からは「ピアニストの中のピアニスト(a pianist’s pianist)」と称賛されたフィリピン出身のピアニスト。Danacordでは、フーズム城音楽祭ライヴ・シリーズでもオーンスタインやゴットシャルクなどの知られざる作品を披露しています。
クラムの「アイネ・クライネ・ミッテルナハトムジーク(小さな真夜中の音楽)」を始め、ビーチ、グリフス、ゴットシャルク、バーバー、オーンスタイン、チャドウィック、そしてアムラン作曲の「小さなノクターン」まで。多くが現代のデジタル・レコーディングでは初録音となる知られざる小品たち。
DACOCD-800
アメリカのピアノ音楽アンソロジー Vol.3 〜 アメリカン・ランドスケープ
コープランド:田舎道を下って
アンソニー・フィリップ・ハインリヒ:吟遊詩人の行進もしくはケンタッキーへの道
グレインジャー:スプーン・リヴァー
ウィリアム・メイソン:シルヴァー・スプリング Op.6
マクダウェル:森のスケッチ Op.51
アーサー・ファーウェル:サワーウッド・マウンテン Op.78-3
レオ・オーンスタイン:森の朝 SO.106
ウィリアム・グラント・スティル:荒れ果てた農園
アーサー・ファーウェル:メサと平地より Op.20
ロイ・ハリス:ラレード通り
チャールズ・ウェイクフィールド・カドマン:青い水の国から
セシル・リカド(P)

録音:2018年6月5日−7日、アメリカ芸術文学アカデミー(ニューヨーク)
2016年から始動したダナコード(Danacord/デンマーク)の意欲的な新シリーズ、「アメリカのピアノ音楽アンソロジー」は、18世紀から21世紀にかけてのアメリカのピアノ独奏作品から、過小評価されてきた、あるいは忘れられてしまった傑作を掘り起こしてゆく好企画。第3弾は、「アメリカン・ランドスケープ(アメリカの風景)」をテーマにした、山や森、通り、田舎、農園など、アメリカの広大な大地と自然や風景を描いた描写的な作品集。
セシル・リカドは、Hyperionではアルバン・ゲルハルトとの共演でも知られ、ザ・ニューヨーカー誌からは「ピアニストの中のピアニスト(a pianist’s pianist)」と称賛されたフィリピン出身のピアニスト。Danacordでは、フーズム城音楽祭ライヴ・シリーズでもオーンスタインやゴットシャルクなどの知られざる作品を披露しています。
DACOCD-869
アメリカのピアノ音楽アンソロジー Vol.4 〜 ジョージ・ガーシュウィン:ピアノと管弦楽のため作品全集
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
セカンド・ラプソディ
ピアノ協奏曲へ調
「アイ・ガット・リズム」による変奏曲
セシル・リカド(P)
ジェラルド・サロンガ(指)
南デンマークPO
2016年から始動したダナコード(Danacord/デンマーク)の意欲的な新シリーズ、「アメリカのピアノ音楽アンソロジー」は、18世紀から21世紀にかけてのアメリカのピアノ独奏作品から、過小評価されてきた、あるいは忘れられてしまった傑作を掘り起こしてゆく好企画。第4弾は、「ガーシュウィン」のピアノと管弦楽のための作品全集。王道のラプソディ・イン・ブルーに加え、近年ようやく注目されるようになってきたセカンド・ラプソディーなどを収録。
セシル・リカドは、Hyperionではアルバン・ゲルハルトとの共演でも知られ、ザ・ニューヨーカー誌からは「ピアニストの中のピアニスト(a pianist’s pianist)」と称賛されたフィリピン出身のピアニスト。Danacordでは、フーズム城音楽祭ライヴ・シリーズでもオーンスタインやゴットシャルクなどの知られざる作品を披露しています。


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