湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Arte Verum
(スウェーデン)



2006年1月、ヘンドリックス自身によって設立されたレーベル。レパートリーは、リートから歌曲、
室内楽、オーケストラ歌曲からジャズにいたるまで、多岐に渡ってリリースされる予定です。



※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
ARV-001SPE
グラナドス:トナディーリャス[ゴヤの色女(マハ)、
抜け目なき伊達男(マホ)、
歌声とギターのつま弾き(トラララとプンテアド)、
名伊達男(マホ)、
色女(マハ)のまなざし、愛と憎しみ、
わたしは通りをぶらつく、
板にもつかないおしゃれな娘たち、
オブラドルス
(1897−1945):愛するひとに、あいしてお母さま、髪は細やか、ちいさなお嫁さん、
モンサルバーチェ(1912−2002):五つの黒人歌曲[ピアノの中のキューバ、ハバネラの調べで、ドスが自慢の伊達男、黒人の子を寝かしつける歌、黒人の歌、
グラナドス:愛の歌集[夏至祭の夜明け、泣けよ心よそれでいい、クエンカの娘たちが松林へ行った、泣くな、両の眼、それは違う、あたしはただの小娘だから、すてきなあなた]、
ファリャ:七つのスペイン民謡[モーロ人の衣、ムルシア風セギディーリャ、アストゥリアーナ、ホタ、子守唄(ナナ)、うた(カンシオン)、ポロ]、
カタルーニャ民謡
:鳥の歌*
バーバラ・ヘンドリックス(S)、
ルーヴェ・デルヴィンイェル(P)、
グスタフ*

録音:2003&2005年
ArteVerum記念すべき第1弾リリース。最終楽曲の「鳥の歌」は、2005年にこの世を去った大歌手、ビクトリア・デ・ロス・アンへレスへの敬愛の念を込めて歌われています。  (Ki)
ARV-002
シューマン:歌曲集
献呈Op.25-1、わが麗しの星Op.101-4、
花嫁の歌TOp.25-11、花嫁の歌UOp.25-12、兵士の花嫁(Op.64-1)、
捨てられた娘(Op.64-2)、春だ(Op.79-23)、
あの国をご存知ですか(Op.98a-1)、
ただ憧れを知る者だけが(Op.98a-3)、
話せと言わないで(Op.98a-5)、
悲しい音色で歌わないで(Op.98a-7)、
私をこのままの姿でいさせて(Op.98a-9)、
あなたは花のよう(Op.25-24)、
哀れなペーター(Op.53-3)、
はすの花(Op.25-7)、
孤独な涙は何を望む(Op.25-21)、
はじめての緑(Op.35-4)
歌曲集「女の愛と生涯」(Op.42)、
月夜(Op.39-5)くるみの木(Op.25-3)
バーバラ・ヘンドリックス(S)
ローランド・ペンティネン(P)

録音:2002年9月&2003年3月
その歌声と表現により深みと熱さを増したヘンドリックスによるシューマン。ペンティネンの好サポートを得て、じっくりしっとり聴かせます。  (Ki)
ARV-003
パーセル&ヘンデル:endlesspleasure
パーセル:つかの間の音楽(エディプス王より)
ばらの花よりかぐわしく(「パウサニアス」より)
音楽が愛の糧であるなら第1曲&第3曲
ばら色のすみかから(「ドン・キホーテの滑稽な物語」より)
主よ人とは何か
ああ、ベリンダ!私が土の下に横たわるとき(「ダイドーとイニーアス」より)
ヘンデル:バレエ組曲「テルプシコール」
おお眠りよ、なぜ私を見捨てるのか;あなたがどこを歩くとも;極みなき喜び(「セメレ」より)
いとしの森よ(「アタランタ」より)
汝のやさしい瞳を崇む;つらい運命に涙はあふれ;難破した船が嵐から(「ジューリオ・チェーザレ」より(伊語)
バーバラ・ヘンドリックス(S)、
ドロットニングホルム・バロックアンサンブル

録音:2006年11月、2007年4月
バロックもののドラマティックなアリア集。熱い歌唱で、「ババヘン」の魅力炸裂です。  (Ki)
ARV-004
プーランク:歌曲集
3つの詩〜ヴィルモランの詩による3つの歌曲(全3曲)、
気まぐれな婚約(詩:ヴィルモラン)(全6曲)、
歌の調べ(詩:モレア)(全4曲)、
「C」(2つの詩より〜詩:アラゴン)、
ギターに寄す(詩:ロンサール)、
くじびき(詩:カレーム)(全7曲)
、ある日ある夜(詩:エリュアール)
バーバラ・ヘンドリックス(S)、
ルーヴェ・デルヴィンイェル(P)

録音:2006年11月、2007年11月
デルヴィンイェルの名人ぶりの光るピアノに、ヘンドリックスの変幻自在な表現が見事にマッチし、プーランク歌曲と、それぞれの詩の世界を見事に描ききっています。  (Ki)
ARV-005
バーバラ・sings・ブルース
Lady Sings the Blues (Holiday / Nichols)
Tell Me More and More (And Then Some)
(Holiday)
Trouble in Mind (Jones)
Don't Explain (Holiday, Herzog)
My Man (Willemetz, Charles / Yvain)
You've Been a Good Old Wagon (Henry)
God Bless the Child (Herzog, Holiday)
What a Little Moonlight Can Do-instr. (WoOds)
Billie's Blues - I Love my Man (Holiday)
Mood Indigo (Ellington, Mills, Bigard)
Downhearted Blues (Austin / Hunter)
Allhelgonablues-instr. (Algotsson)
Strange Fruit (Allan)
バーバラ・ヘンドリックス(Ms)
マグヌス・リンドグレン・クヮルテット
ARV-006
ベートーヴェン:歌曲集&世界の歌
「8つの歌」op.52〜第4番「5月の歌」、第7番「モルモット」、「あこがれ」WoO.134
「6つの歌」op.75〜第1番「ミニョン」、第2番「新しき愛、新しき生命」、第3番「メフィストの蚤の歌」
「ゲーテの詩による3つの歌」op.83(全3曲)、連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」op.98(全6曲)
アリエッタ「この暗き墓場に」WoO.132、
カンツォネッタ「別れ」WoO.124
私はあなたを愛す(やさしき愛)WoO.123、
うずらの鳴き声WoO.129
「20のアイルランドの歌」WoO.153〜第16番「おお、せめてパトリックさえ愛せるなら」
「25のスコットランドの歌」WoO.108〜第25番「同じ通りのサリー」
「23の各国の歌」WoO.158〜第14番「ああ、小川よ、冷たい水よ」(ロシア)、
第1番「私は船で行きたくない」(ポルトガル)
第23番「元気を出せ、カティーナ」(ヴェネツィア)
第10番「おばあさんが灰になってから」(ポーランド)
第4番「朝早く起きて」(チロル)
第17番「カールちゃん、安らかにお眠り」(スウェーデン)
第19番「一羽の白い鳥」(スペイン)
バーバラ・ヘンドリックス(S)、
ルーヴェ・デルヴィンイェル(P)、
クリスティアン・ベリークイスト(Vn)、
レオ・ヴィンラント(Vc)

録音:2005&2007年
「私が初めて演奏したベートーヴェン作品は、1977年の東京、カラヤン指揮ベルリン・フィルのアジア公演ツアーの演目だった第九のソプラノ・ソロでした。これは、私とマエストロ・カラヤンとの初共演でもありました。この日本公演の何年か前に、ニューヨークで、カラヤンの前でオーディションを受けました。私は生涯にわたって、この日本公演での、指揮者、オーケストラ、ソリスト、そして日本の大規模な合唱団が初めて、大きな普門館に一堂に会して行ったリハーサルのことを忘れることはないでしょう。(中略)私は、ソリストが演奏する部分からリハーサルが開始されるものと思っていました。しかしカラヤンは、第1楽章の冒頭から、まるで皆が初めて楽譜を手にしたかのように一音一音綿密に、第4楽章の最後の音まで念入りにリハーサルをしました。これは、私とマエストロ・カラヤン、ベルリン・フィル、ベートーヴェンとの初めての出会いでした。この偉大な作曲家、そして偉大な指揮者との何という邂逅でしょうか!(以下略)」―ヘンドリックス自身によるライナーより―
ヘンドリックスの選曲によるベートーヴェン・アルバム。何度もコンサート・ツアーで取り上げて歌いこんだ曲ばかり。ヴァイオリンとチェロを伴う民謡風の歌も、ヘンドリックスの愛らしい声とともに、作品の魅力をあますところなく楽しむことができます。  (Ki)
ARV-007SPE
ペルゴレージ:スターバト・マーテル バーバラ・ヘンドリックス(S)、
ウルリカ・テンスタム(Ms)、
ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル

録音:2009年1月7-10日
その声に柔らかな磨きがかかり、ますます表現豊かな歌を聴かせてくれるバーバラ・ヘンドリックスの新譜は、スターバト・マーテル。冒頭から、涙をこらえるように抑制のある表現ながら、その真摯ないのりの心に打たれます。ドロットニングホルム・バロック・アンサンブルの面々も、粒立ちのよいアンサンブルで、ただならぬ上手さ。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭への期待も高まります。さらに、2010年はペルゴレージの生誕300年記念にあたることから、アニバーサリー先取りのディスクともなっています。   (Ki)
ARV-007
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
室内カンタータ「オルフェオ」
(レチタティーヴォNel chiuso centro、
アリアEuridice, e dove, e dove sei?、
レチタティーヴォSi, che pieta non v'e、
アリアO, Euridice, n'andro festoso)
バーバラ・ヘンドリックス(S)
ウルリカ・テンスタム(Ms)
ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル

録音:2009年1月7-10日
2009 年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭公演演目。ヘンドリックスは、そのますます磨きのかかった声で我々を魅了しました。音楽祭にあわせて、スターバト・マーテルのみが収録された限定盤(ARV.007SPE /現行盤)が急遽発売されましたが、ここに新たに室内カンタータ「オルフェオ」が収録された通常盤がリリースされます。 (Ki)
ARV-008
(1CD+DVD)
シューベルト:美しき水車小屋の娘D795 バーバラ・ヘンドリックス(S)
ローランド・ペンティネン(P)

録音:2003年3月
※ボーナスDVD付/PAL/NTSC両面仕様
1948年生まれのヘンドリックス、酸いも甘いもかみ分けた55歳頃の演奏による「美しき水車小屋の娘」。シューベルトが「美しき水車小屋の娘」の作曲に着手した時(1823年)、彼はすでに500ほどの歌曲を作曲していました。しかしながら、20の曲からなる規模の大きい歌曲集を書いたのは、これが初めてで、シューベルトにとっても一つのマイルストーンのような作品でした。「シューベルトにいつも立ち返る、シューベルトは自分にとって特別な存在」と語るヘンドリックスが、恋にやぶれた若者の世界を抑えの効いた表現で聴かせます。ペンティネンの安定感抜群なピアノも聴きどころ。2011年にリリースが予定されている「冬の旅」の演奏シーン(抜粋)が収録された13'24のボーナスDVD付(PAL/NTSC両面仕様)。 (Ki)
ARV-009
主に喜び歌おう
伝承曲:マリアは赤ちゃんを産んだ
主は羊飼いのようにその群れを養い(ヘンデル:「メサイア」より)
彼のもとに来なさい(ヘンデル:「メサイア」より)
大いに喜べ、おおシオンの娘よ(ヘンデル:「メサイア」より)
これは何という子だ!
クリスマスの夜に
コヴェントリー・キャロル
ディン・ドン
グノー:アヴェ・マリア
レーガー:マリアの子守歌
ウェイド:美しい星/美しい星
立ちなさい、羊飼いたちよ、そしてついて来なさい
主に喜び歌おう/おおエルサレム
アント・ザット・ア・ロッキンの上から告げなさい
フランク:天使の糧
アダン:キリスト教徒のメヌエット
シューベルト:アヴェ・マリア
 初めてのクリスマス
グルーバー:きよしこの夜
諸人こぞりて(ヘンデル)
バーバラ・ヘンドリックス(S)
ウルリカ・テンスタム(Ms)
ハラルド・ペターソン(ハーディガーディ)
アグネッタ・ヘルストレム(バグパイプ)
マツ・ベルイストレム(G)
ジョージ・リードル(Db)
ドロットニングホルム・バロックアンサンブル
ほか

録音:2010年9月1−4日,ストックホルム
名ソプラノ、バーバラ・ヘンドリクスがクリスマス歌曲を録音。おなじみの名曲がズラリと並んでいますが、そこはヘンドリクス、月並みな季節ものにはなっていません。伴奏にはオルガン、ギターなどに加え、ハープ、ハーディガーディ、ダブルベースなどを適宜選択し、それぞれの曲の個性を際立たせています。もちろんヘンドリクスの温かみのある歌はこれらの曲にピッタリ。今年のクリスマスはこれが一押しです!! (Ki)
ARV-010
シューベルト:「冬の旅」(全24曲) バーバラ・ヘンドリックス(S)
ルーヴェ・デルヴィンイェル(P)

録音:2010年4月26日-5月1日、パリ
「私がシューベルトの『冬の旅』を初めて聴いたのは1970代終わりのパリで、かの有名なバス歌手(ピアニストでもあります)マルッティ・タルヴェラと、ピアニストであるラルフ・ゴトーニによる演奏でした。マルッティの洞窟の奥から響くような深い歌声は、私の細いソプラノの歌声とは正反対でした。しかしながら、この作品の音楽と詩に込められた情動に、私は強く惹きつけられたのです。(中略)『冬の旅』に取り組み始めると、私が最初に感じていた魅力はこの作品の情動的な表面をかすめるに過ぎなかったことに気づきました。この一連の詩を歌うたび、シューベルトとミュラーが、己の魂の絶望と孤独の辛さによって照らす忘れがたい旅へと私を誘うのです」――バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
1970年代にヨーロッパでデビューして以来、世界中の歌劇場で活躍する稀代のソプラノ歌手バーバラ・ヘンドリックス。様々な歌曲を歌いこなしてきたヘンドリックスのレパートリーに、ついに「冬の旅」が追加されました。「冬の旅」は1827年に作曲された、シューベルトの最晩年の歌曲集。悲哀の中へ永遠に放り出された男の寂寥感と絶望感をひたすらに描いたミュラーの詩にふさわしい、陰鬱な旋律が綿々と続きます。これまで多くの録音がなされてきた名曲ですが、その多くは男性歌手によるもの。本CDは数少ない女性、しかもソプラノの録音としても注目されます。ヘンドリックスが持つ透明感に満ちた歌声が描く「冬の旅」、圧巻です。(Ki)
ARV-013
バーバラ・ヘンドリックス&ブルース・バンド
BLUES EVERYWHERE I GO
1. Algots’ Blues ? instrumental [Mathias Algotsson]
2. Blues Everywhere I Go
3. It’s Hard, Oh Lord
4. Oh My Babe
5. Dinks Blues [Dink Johnson]
6. Oh Papa [Davide Elman]
7. Cross Road Blues [Robert Johnson]
8. Mo’ Better Blues ? instrumental [William Lee]
9. Another Man Done Gone
10. Intermezzo ? instrumental [Mathias Algotsson]
11. Strange Fruit [Allan Lewis]
12. Down in Mississippi [J.B. Lenoir]
13. I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free [Taylor, Lamb]
14. Oh Freedom
15. Freedom Highway [Roebuck Staples]
バーバラ・ヘンドリックス(S)
マックス・シュルツ(G)
マティアス・アルゴットソン(P、ハモンド・オルガン)
クラ・ラスボ(コントラバス、エレクトリック・バス・ギター) クリス・モンゴメリ(ドラム)

録音:2015年1月26,27日/ストックホルム、スカラ劇場(ライヴ)
ARV-013LP
(LP+CD)
バーバラ・ヘンドリックス&ブルース・バンド
BLUES EVERYWHERE I GO

[SIDE ONE]
Blues Everywhere I Go
It’s Hard, Oh Lord
Oh My Babe
Cross Road Blues [Robert Johnson]
[SIDE TWO]
Oh Freedom
Dinks Blues [Dink Johnson]
Down in Mississippi [J.B. Lenoir]
I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free
[Bill Taylor, Richard Carroll Lamb]
※ARV-013と同内容のCDつき
バーバラ・ヘンドリックス(S)
マックス・シュルツ(G)
マティアス・アルゴットソン(P、ハモンド・オルガン)
クラ・ラスボ(コントラバス、エレクトリック・バス・ギター)
クリス・モンゴメリ(ドラム)

録音:2015年1月26,27日ストックホルム、スカラ劇場(ライヴ)
※LP=180g 重量盤
バーバラ・ヘンドリックスが長年取り組んできたジャズ・レパートリーの新譜が登場。差別で苦しんだ黒人たちは心の叫びや自由を求める声をすべて黒 人霊歌に託していました。その黒人霊歌をもとにしたブルースからは、様々な情景が浮かんでくるようです。ヘンドリックスの、クラシックで聴かせる歌唱 とはまた違った声が魅力。また、器楽陣も、トリオの活動でもおなじみの北欧のジャズ・ピアニスト、マティアス・アルゴットソンの味のあるピアノがひと きわ輝きを放っているのも印象に残ります。 (Ki)

ARV-199
シューベルト:歌曲集
「私に言わせないで」ミニョンの歌op.62-2
「大人になるまでこのままに」ミニョンの歌op.62-3、
君よ知るや南の国D.321、
ただあこがれを知る者だけが」ミニョンの歌op.62-4、
アヴェ・マリア
バーバラ・ヘンドリックス(S)、
ローランド・ペンティネン(P)

録音:2003年、2007年
2008年5月の来日時の演奏曲目ばかりが収められているシューベルトの歌曲集。ヘンドリックスの、真珠を思わせる愛らしい声は健在。「アヴェ・マリア」など、敬虔な雰囲気に心打たれる名演となっています。ペンティネンの好サポートも注目に値します。収録時間約20分。  (Ki)
ARV-200(2CD)
バーバラ・ヘンドリックス〜a musical portrait

(1)シューベルト:アヴェ・マリア
『冬の旅』より「おやすみ」「道しるべ」
『美しき水車小屋の娘』より「さすらい」「止まれ!」
(2)シューマン:献呈 op.25-1
 くるみの木op.25-3
(3)プーランク:ある日ある夜
 愛の小径
(4)グラナドス:抜け目なき伊達男(マホ)
 すてきなあなた
(5)黒人霊歌:アント・ザット・ア・ロッキン
(6)ビリー・ホリデイ:Don’t Explain
ベートーヴェン:「カールちゃん、安らかにお眠り」(スウェーデン)('23の各国の歌'WoO.158より)
(7)レーガー:マリアの子守歌
(8)マーラー:さすらう若人の歌〜「恋人の婚礼のとき」
(9)グリーグ:『ペール・ギュント』〜ソルヴェイグの歌
(10)モーツァルト:『ミサ曲 ハ長調 K427』より「クレド」
(11)モーツァルト:『魔笛』〜「ああ、私にはわかる、消え失せてしまったことが」
(12)『イドメネオ』より「たとえ父上をうしなっても」
(13)プッチーニ:『ラ・ボエーム』〜「私の名はミミ」「さようなら」
(14)プッチーニ:『トゥーランドット』〜「ご主人さま、お聞き下さい」
(15)ヴェルディ:『ファルスタッフ』〜「季節のそよ風にのって」
(16)ドニゼッティ:『ドン・パスクワーレ』より「あの目に騎士は〜騎士のあのまなざしを」
(17)マスネ:『マノン』〜「私が女王様のように道を行けば」「彼らの声が甘い恋に誘うとき」
(18)シャルパンティエ:『ルイーズ』〜「あの日から」
(19)ヘンデル:『ジューリオ・チェーザレ』〜「嵐の海で難破した小舟は」
(20)パーセル:『ディドとエネアス』〜「わたしが地中に横たえられたとき」
(21)ベートーヴェン:交響曲第9番〜終楽章
バーバラ・ヘンドリックス(S)

(1)ローランド・ペンティネン(P)
(2ローランド・ペンティネン(P)
(3)ルーヴェ・デルヴィンイェル(P)
(4)ルーヴェ・デルヴィンイェル(P)〉
(5)(6)デルヴィンイェル(P)
(7)ドロットニングホルム四重奏団
(8)デルヴィンイェル(指)
スウェーデン室内アンサンブル、
*[2012年ARTE VERUM/初出
(9)サロネン(指)オスロPO(ソニー)[1989年CBSソニー]
(10カラヤン(指)BPO[1982DG]
(11)マッケラス(指)スコティッシュCO[1990年テラーク]
(12)コリン・デイヴィス(指)バイエルンRSO[1991年Philips]
(13)ジェームズ・コンロン(指)フランス国立O、カレーラス(T)[1987年ERATO]
(14)カラヤン(指)VPO[1982年DG]
(15)ジュリーニ(指)ロサンゼルスPO[1983年DG]
(16)ガブリエーレ・フェッロ(指)リヨン歌劇場O[1990年ERATO]
(17)ジェフリー・テイト(指)モンテPO[1983年フィリップス]
(18)ジェフリー・テイト(指)モンテPO[1983年フィリップス]
(19)ドロットニングホルム・バロックアンサンブル[2007年フィリップス]
(21)カラヤン(指)BPO
ヘルイェ・アルゲルヴォ(A)
ヘルマン・ヴィンクラー((T)
ハンス・ゾーティン(Bs)
プロ合唱団連合、
東京藝術大学Cho[田中信昭(合唱総指揮)],
録音:1977年11月18日、東京普門館、ライヴ録音[FM東京]

※演奏者名の後に表記のないものはすべてARTE VERUM音源
ソプラノの名花、バーバラ・ヘンドリックスの歌手活動約40周年(1974年デビュー)を記念して、これまでに彼女が様々なレーベルで録音してきた アリアや歌曲のハイライトをまとめた豪華2枚組ディスクの登場です。
ヘンドリックスは幼いころ、アメリカ南部での人種差別を目の当たりにし、また自身も差別を受けて育ちました。大学入学を許された初めての黒人の一 人でした(彼女はまず数学の学位を収め、声楽を学んだのはその後でした)。1974年にオペラとリサイタルの両方でデビューを飾り、その後の華々しい 活躍は誰もが知るところでしょう。歌手として活躍する一方、難民の支援活動にも力を注いでおり、活動家としても様々な賞を受賞しているなど、彼女の 存在はこの世界にとって非常に大きなものとなっています。この「ミュージカル・ポートレイト」は、音楽を通して、この世界の中で人々の助けになりたい と願うヘンドリックスの肖像画ともいえるコンピレーションとなっています。 ――「私の初めての録音であるフィリップスでのフランス・オペラ・アリア集から、私のレーベルArte Verumでの最新の録音、私の録音の歴史のすべて を網羅するプログラムをと考え、このようなかたちに致しました。グラモフォン、エラート、テラーク、ソニーでの録音音源も含めることができたことを嬉 しく思います。また、私がカラヤン先生と初めて共演した第九も、私にとってはとりわけ思い入れのある録音です。(ヘンドリックスのコメント)」――









CYP-9612(12CD)
エリザベート王妃国際音楽コンクール1951-2001

■1951年ヴァイオリン部門第1位/レオニード・コーガン(1924-1982)
 (1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番〜カデンツァのみ
■1955年ヴァイオリン部門第1位/バール・セノフスキ(b.1925)
 (2)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
■1955年ヴァイオリン部門第2位/ジュリアン・シトコヴェツキ(1925-1958)
 (3)イザイ:ヴァイオリン・ソナタop.27-6
■1959年ヴァイオリン部門第1位/ジェイム・ラレード(b.1941)
 (4)ミヨー:ヴァイオリン協奏曲第3番「国王のコンセール」
■1963年ヴァイオリン部門第5位/チャールズ・キャッスルマン(b.1941)
 (5)ジョンゲン:ヴァイオリン協奏曲ニ調
■1952年ピアノ部門第1位/レオン・フライシャー(b.1928)
 (6)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
■1956年ピアノ部門第5位/ラザール・ベルマン(b.1930)
 (7)プロコフィエフ:トッカータop.11
■1960年ピアノ部門第1位/マルコム・フレージャー
 (8)マルセル・プート:ピアノ協奏曲
■1956年ピアノ部門第1位/ヴラディーミル・アシュケナージ(b.1937)
 (9)リスト:ピアノ協奏曲第1番
■1964年ピアノ部門第3位/ジャン=クロード・ヴァンドン・アインデン(b.1947)
 (10)シューマン:交響的練習曲
■1964年ピアノ部門第1位/エフゲニー・モギレフスキ(b.1945)
(11)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
■1963年ヴァイオリン部門第1位/アレクセイ・ミフリン(b.1938)
(12)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番op.77
■1967年ヴァイオリン部門第1位/フィリップ・ヒルシュホルン(1946-1996)
 (13)ラヴェル:ツィガーヌ
■1967年ヴァイオリン部門第3位/ギドン・クレーメル
 (14)シューマン:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調op.131
■1980年ヴァイオリン部門第2位/ペーター・ザゾフスキ(b.1945)
 (15)フレデリク・ファン・ロッスム:ヴァイオリン協奏曲第1番
■1968年ピアノ部門第5位/アンドレ・ドゥ・グロート(b.1940)
(16)ラフマニノフ:パガニーニの主題による変奏曲
■1968年ピアノ部門第1位/エカテリーナ・ノヴィツカヤ(b.1951)
(17)ムソルグスキー:展覧会の絵
■1975年ピアノ部門第3位/ユーリ・エゴロフ(1954-1988)
(18)シューマン:謝肉祭op.9
■1968年ピアノ部門第10位/内田光子(b.1948)
(19)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
■1978年ピアノ部門第1位/アブデル=ラーマン・エル=バシャ(b.1958)
 (20)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
■1987年ピアノ部門第1位/アンドレイ・ニコルスキ(b.1959)
 (21)ショパン:舟歌
■1971年ヴァイオリン部門第5位/エディト・ヴォルケールト(1949-1992)
 (22)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
■1980年ヴァイオリン部門第1位/堀米ゆず子(b.1957)
 (23)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番op.7
■1976年ヴァイオリン部門第1位/ミハイル・ベズヴェルフニー(b.1947)
 (24)ショスタコーヴィチ(ツィガノフ編):ヴァイオリンとピアノのための4つのプレリュード
■1975年ピアノ部門第1位/ミハイル・フェールマン(b.1955)
 (25)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
■)1983年ピアノ部門第1位/ピエール=アラン・ヴォロンダート(b.1962)
 (26)ブラームス:4つのバラードop.10
■1987年ピアノ部門第4位/ヨハン・シュミット(b.1964)
 (27)ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ
■1971年ヴァイオリン部門第1位/ミリアム・フリード(b.1946)
 (28)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
■1985年ヴァイオリン部門第1位/ナイ・ユアン・フ(b.1961)
 (29)ジャン=マリー・シモニス:ヴァイオリンとオーケストラのためのカンティレーヌ
■1993年ヴァイオリン部門第1位/戸田弥生(b.1968)
 (30)ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
■1997年ヴァイオリン部門第1位/ニコライ・ズナイダー(b.1975)
 (31)イザイ:ヴァイオリン・ソナタop.27-2
■1972年ピアノ部門第1位/ヴァレリー・アファナシエフ(b.1947)
 (32)シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調op.120D664
■1983年ピアノ部門第4位/ダニエル・ブルーメンタール(b.1952)
 (33)ドゥヴレーズ:ピアノ協奏曲第4番
■1991年ピアノ部門第1位/フランク・ブラレイ(b.1968)
 (34)モーツァルト:ピアノ・ソナタヘ長調KV332
■1991年ピアノ部門第1、2、3位/ブラレイ、ステファン・プルツマン、ブライアン・ガンツ
 (35)ラフマニノフ:6手のためのロマンス
■1995年ピアノ部門第1位/マルクス・グロー(b.1970)
 (36)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調op.110
■1989年ヴァイオリン部門第1位/ヴァディム・レーピン(b.1971)
 (37)ャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
■1999年ピアノ部門第1位/ヴィタリ・サモシュコ(b.1973)
 (38)ショパン:バラード第4番
■1999年ピアノ第2位/アレクサンドル・ギンジン(b.1977)
 (39)リスト:ピアノ・ソナタ
■1988年声楽部門第1位/アガ・ウィンスカ(b.1964)
 (40)ヴェルディ:椿姫より「ああ、そはかの人か〜花から花へ」
■1992年声楽部門第1位/ティエリー・フェリックス(b.1965)
 (41)モーツァルト:フィガロの結婚より「すべて準備は整った〜少しばかりその目を開け」
■1996年声楽部門第1位/ステファン・サルターズ(b.1970)
 (42)レスピーギ:夜(ピアノ:ヨゼフ・デ・ベーンハウウェル)
■1996年声楽部門第2位/アンナ・カメリア・ステファヌスク(b.1974)
 (43)フィリップ・ベースマンス:季節の夢
■1996年声楽部門第3位/エレーニ・マトス(b.1966)
 (44)マーラー:私は真っ赤にやけたナイフを(さすらう若人の歌より)
■2000年声楽部門第3位/オルガ・パシフニク(b.1968)
 (45)モンテヴェルディ:dal mio permesso amato(オルフェオより)
■2000年声楽部門第2位/マリウス・ブレンシウ(b.1973)
 (46)ヴェルディ:マクベス〜「ああ、父の手は」
■2000年声楽部門第1位/マリー=ニコル・ルミュウ(b.1975)
 (47)ロッシーニ:アルジェのイタリア女〜「ひどい運命よ」
(48)ショーソン:リラの花咲くころ
(1)録音:1951年5月23日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(2)ウジェーヌ・ドゥ・カンク(P)/録音:1955年5月26日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(3)録音:1955年6月8日(入賞者記念コンサート)パレ・デ・ボザール

(4)フランツ・アンドレ(指)ベルギー国立O/録音:1959年5月28日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(5)フランツ・アンドレ(指)ベルギー国立O/録音:1963年5月23日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(6)フランツ・アンドレ(指)ベルギー国立O/録音:1952年5月26日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(7)録音:1956年5月29日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(8)フランツ・アンドレ(指)ベルギー国立O/録音:1960年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(9)フランツ・アンドレ(指)ベルギー国立O/録音:1956年6月1日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(10)録音:1964年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(11)ダニエル・シュテルンフェルド(指)RTB/BRT響/録音:1964年6月12日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール

(12)アンドレ・クリュイタンス(指)ベルギー国立O/録音:1963年6月13日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール

(13)ルネ・ドゥフォッセ(指)ベルギー国立O/録音:1967年6月9日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール

(14)マリーナ・ボンダレンコ(P)/録音:1967年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(15)ジョルジュ・オクトロス(指)ベルギー国立O/録音:1980年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(16)ルネ・ドゥフォッセ(指)ベルギー国立O/録音:1968年6月5日(受賞者記念コンサート)パレ・デ・ボザール

(17)録音:1968年5月31日(第1位受賞者記念リサイタル)パレ・デ・ボザール

(18)録音:1975年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(19)ダニエル・シュテルンフェルド(指)RTB/BRT響/録音:1968年5月21日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(20)ジョルジュ・オクトロス(指)ベルギー国立O
 録音:1978年5月31日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(21)録音:1987年5月13日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院

(22)ミヒャエル・ギーレン(指)ベルギー国立O/録音:1971年6月2日(受賞者記念コンサート)パレ・デ・ボザール

(23)ジャン=クロード・ヴァンデン・アインデン(P)/録音:1980年5月30日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(24)ベッラ・ラーコヴァ(P)/録音:1976年5月29日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(25)イルヴィン・ホフマン(指)BRT響/録音:1975年5月31日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(26)録音:1983年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(27)録音:1987年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(28)ルネ・ドゥフォッセ(指)RTB/BRT響/録音:1971年5月17日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(29)録音データなし
(30)ダナ・プロトポペスク(P)/録音:1993年6月4日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(31)録音:1997年6月3日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(32)録音:1972年6月1日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(33)ジョルジュ・オクトロス(指)ベルギー国立O/録音:1983年5月23日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(34)録音:1991年5月31日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(35)録音:1991年6月18日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール

(36)録音:1991年6月18日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール

(37)録音:1995 年5月13日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院

(38)録音:1999年5月15日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院

(39)録音:1999年5月13日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院

(40)シルヴァン・カンブルラン(指)モネ王立歌劇場O
 録音:1988年5月28日(ファイナル)パレ・デ・ボザール

(41)マルク・シュストロット(指)モネ王立歌劇場O/録音:1992年5月24日(ファイナル)

(42)ヨゼフ・デ・ベーンハウウェル(P)/録音:1996年5月15日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院

(43)アンドレイアナ・ロスカ=ゲアマナ(P)/録音:1996年5月16日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院

(44)ダニエル・ブルーメンタール(P)/録音:1996年5月16日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院

(45)ポール・グッドウィン(指)アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック/録音:2000年5月17日(ファイナル)パレ・デ・ボザー

(46)マルク・シュストロット(指)モネ王立歌劇場O/録音:2000年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザー

(47)マルク・シュストロット(指)モネ王立歌劇場O/録音:2000年5月20日(セミ・ファイナル)パレ・デ・ボザー

(48)ダニエル・ブルーメンタール(P)/録音:2000年5月19日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院
世界の三大コンクールのひとつとも言われるエリザベート王妃国際音楽コンクールの50 年にわたる貴重な記録。エリザベート王妃国際コンクールは、 ベルギーが生んだ偉大なヴァイオリニスト、イザイの名を冠したウジェーヌ・イザイコンクール(1937 年に第1 回が開催) の後身として、1951 年に記念 すべき第1 回(ヴァイオリン部門)が開催されました。これを皮切りに、ピアノ(1952 年〜 )、作曲(1953 年〜 ) 部門が設立、1988 年からは声楽部 門も設立されました。1 年につき1 部門、各部門は4 年毎に開催されています。このボックスには、第1 回の優勝者コーガンの録音から、2000 年開催 の声楽部門の記録までがギッシリ詰まっています。コンクールのライヴ録音というだけあって、どれも独特の緊張感と気魄に満ちた演奏ばかり。コーガン のもの以外はすべて全曲収録されています。若き音楽家たちの真剣勝負にじっくり耳を傾けたいセットです。 (Ki)
CYP-9613(3CD)
エリザベート王妃国際音楽コンクール・ハイライト
(CYP 9612 の抜粋)
ミリアム・フリード、
ヴラディーミル・アシュケナージ、
堀米ゆず子、フランク・ブラレイ、
フィリップ・ヒルシュホルン、
ヴァレリー・アファナシエフ、
マリー=ニコル・ルミュウ、
アブデル=ラーマン・エル=バシャ、
ヴァディム・レーピン、ヴィタリ・サモシュコ

QEC-2008(2CD)
2008年エリザベート王妃国際コンクール【声楽】の上位入賞者たちのライヴ演奏
1 位 スツァボルクス・ブリックナー(ハンガリー)/テノール
2 位 イザベル・ドゥレー(仏)/メゾ・ソプラノ
3 位 ベルナデッタ・グラビアス(ポーランド)/メゾ・ソプラノ
4 位 アンナ・ケイシアン(ジョージア州)/ソプラノ
5 位 ユーリ・ハラデツキ(ベラルーシ)/テノール
6 位 ガブリエル・フィリポネ(フランス)/ソプラノ
入賞 エリザベス・ベイリー(英)/ソプラノ
入賞 ライラ・クレール(カナダ)/ソプラノ
入賞 チャンガン・リン(韓国)/バリトン
入賞 ミシェル・ロジエール(カナダ)/メゾ・ソプラノ
入賞 タチアーナ・トレノギナ(ロシア)/ソプラノ
入賞 ユン・ナン・ヨン(韓国)/ソプラノ
2008年エリザベート王妃国際コンクール(声楽)の上位入賞者たちの演奏の記録。参加者の国籍も幅広いだけに、内容もフランスのオペラ・アリアからチャイコフスキーの歌曲まで、ヴァラエティに富んでいます。どれも熱演なだけに、大変充実したセットとなっています。 (Ki)
QEC-2007(3CD)
2007年エリザベート王妃国際音楽コンクール【ピアノ】上位入賞者
(1)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
(3)ミゲル・ガルベス=タロンシェール(b.1974):La Luna y la Muerte
(4)クリス・デフォールト(b.1959):Dedicatio Y
(5)ラヴェル:夜のガスパール
(6)ドビュッシー:前奏曲集第1巻〜デルフォイの舞姫/アナカプリの丘/雪の上の足あと/西風の見たもの
(7)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
(8)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番
(9)シューベルト:ピアノ・ソナタ イ短調 D537
(10)シューマン:幻想小曲集op.12
(1)アンナ・ヴィニツカヤ(P)
(2)イーリャ・ラシュコヴィツキー(P)
(3)リープレヒト・ヴァンベッケフォールト(P)
(4)ワディム・コロデンコ(P)
(5)アンナ・ヴィニツカヤ(P)
(6)リープレヒト・ヴァンベッケフォールト(P)
(7)リム・ヒョー=スン(P)
(8)プラメナ・マンゴーヴァ(P)
(9)プラメナ・マンゴーヴァ(pf)
(10)フランチェスコ・ピエモンテージ(P)
2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクール【ピアノ】の上位入賞者たちのライブ録音。2009 年秋に来日のあったヴィニツカヤの演奏や、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などで人気急上昇のプラメナ・マンゴーヴァによるモーツァルトのピアノ協奏曲が入っているのも魅力です。
1 位 アンナ・ヴィニツカヤ(ロシア)Anna VINNITSKAYA [Russian Federation]/2 位 プラメナ・マンゴーヴァ(ブルガリア)Plamena MANGOVA [Bulgaria]/3 位 フランチェスコ・ピエモンテージ(スイス)/4 位 イーリャ・ラシュコヴィツキー(ロシア)/5 位 リム・ヒョー=スン/6 位 リープレヒト・ヴァンベッケフォールト(ベルギー)
QEC-2009(3CD)
2009年のエリザベート王妃国際音楽コンクール【ヴァイオリン】の上位入賞者
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(3)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番
(4)タルティーニ(クライスラー編):悪魔のトリル
(5)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(6)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10 番
(7)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(8)イザイ:ソナタ ホ長調 op.27/6
(9)クロード・ルドゥ(b.1960):V…
(10)ユン=ホヮ・チョ(b.1973):アグネス
(11)ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント
(12)エネスコ:ソナタ第3番
(13)プロコフィエフ:5つのメロディ
(14)シュニトケ:ア・パガニーニ
(1)レイ・チェン(Vn)
(2)イリアン・ガルネ(Vn)
(3)キム・スヨン(Vn)
(4)ヨン・スヨン(Vn)
(5)ロレンツォ・ガット(Vn)
(6)ニキタ・ボリソグレブスキ(Vn)
(7)キム・スヨン(Vn)
(8)チェン・ジアフェン(Vn)
(9)レイ・チェン(Vn)、
(10)ニキタ・ボリソグレブスキ(Vn)
(11)ヴィネータ・サレイカ(Vn)
(12)ロレンツォ・ガット(Vn)
(13)チェン・ジアフェン(Vn)
(14)チョイ・イェ=ユン(Vn)
2009年のエリザベート王妃国際音楽コンクール【ヴァイオリン】の上位入賞者たちのライブ録音。
1 位 レイ・チェン(オーストラリア)/2 位 ロレンツォ・ガット(ベルギー)/3 位 イリアン・ガルネ(モルダヴィア)/4 位 キム・スヨン(韓国)/5 位 ニキタ・ボリソグレブスキ(ロシア)/6 位 ヨン・スヨン(韓国)

QEC-2010(3CD)
エリザベート王妃国際音楽コンクール2010年(ピアノ部門)の記録
[CD1]
(1)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
(2)ジョン・ミニェ:ターゲット
(3)リスト:ピアノ協奏曲第1番

[CD2]
(4)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番
(5)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
(6)ジャン=リュック・ファフシャン:バック・トゥ・ザ・サウンド
(7)リスト:タランテラ

[CD3]
(8)モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調KV453
(9)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調KV333
(10)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
ピアニスト:
(1)デニス・コジューキン
(2)エフゲニ・ボザノフ
(3)ユーリ・ファヴォリン
(4)ハンネス・ミナール
(5)エフゲニ・ボザノフ
(6)ユーリ・ファヴォリン
(7)デニス・コジューキン
(8)エフゲニ・ボザノフ
(9)キム・テ・ユン
(10)キム・ダ・ソル

管弦楽:
[CD1&2]マリン・オルソップ(指)ベルギー国立O
[CD3]ポール・グッドウィン(指)ワロニー王立CO

録音:2010年5月10-15日(セミ・ファイナル/ブリュッセル王立音楽院)、2010年5月24-29日(ファイナル/ブリュッセル・ファインアーツ・センター) 全てライヴ
QEC-2012(3CD)
2012年エリザベート王妃国際コンクール・ヴァイオリン部門

[CD1]
(1)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番/アンドレイ・バラーノフ
(2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲/シン・ヒョンス
[CD2]
(1)イザイ:ソナタ ニ短調 op.27-3/成田達輝
(2)ヴィクトール・キーシン:カプリス/アンドレイ・バラーノフ
(3)ラヴェル:ソナタ.ト長調/チェン・ユーチェン
(4)ブロッホ:ニーグン/アルティオム・シシュコフ
(5)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番/成田達輝
[CD3]
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/エステル・ユー
(2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番/シン・ヒョンス
(3)酒井健治:ヴァイオリン協奏曲
[ボーナスCD]
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 ト長調 KV 216(カデンツァ:S.フランコ)/アンドレイ・バラーノフ
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 KV 218(カデンツァ:J.ヨアヒム)/シン・ヒョンス
(3)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 イ長調 KV 219(カデンツァ:J.ヨアヒム)/アルティオム・シシュコ
アンドレイ・バラーノフ【ロシア(第1位、クイーン・ファビオラ賞)】
成田達輝【日本(第2位、ウジェーヌ・イザイ賞)】
シン・ヒョンス【韓国(第3位)】
エステル・ユー【韓国(第4位)】
チェン・ユーチェン【台湾(第5位)】
アルティオム・シシュコフ【ベラルーシ(第6位)】

ジルベール・ヴァルガ(指)ベルギー国立O
[CD1][CD2:(5)][CD3:(1)&(3)]
ダナ・プロトポペスク(P) [ C D 2:(2)]
ダニエル・ブルーメンタール(P)[CD2:(3)]
ダシャ・モロズ(P)[CD2:(4)]
佐藤卓史(P)[CD3:(2)]

2012年5月7-12日(セミ・ファイナル)および2012年5月21-26日(ファイナル)・ライヴ
2012年5月に行われた世界三大コンクールのひとつ、エリザベート王妃国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門の、セミ・ファイナルおよびファイナ ルの実況ライヴ録音が早くも登場!第2位に入賞し大きな話題となった、20歳の成田達輝(1992年生まれ)の演奏が聴けるとあって、注目です!さらに、 2011年に作曲家部門で日本人として35年ぶりにグランプリに輝いた酒井健治の「ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲」も成田の演奏で収録さ れており、話題性満点のセットとなっています!
第1位になったバラーノフのショスタコーヴィチの協奏曲は、研ぎ澄まされた音色と極限までの集中で、圧巻の出来栄え。成田のパガニーニの協奏曲 の演奏は、「優雅な演奏」と地元メディアでも絶賛されたとおり、実にノーブルな音色で、美しいヴィブラートを活かしながら、ふくよかに歌います。そし てピントが見事に絞られた美しい音程の高音部、超絶技巧的なパッセージでの精緻で自在な技巧は完璧。曲の最後まで途切れることのない集中で聴かせ ます。イザイのソロでも、よく通る音色でダイナミックな作品を美しく響かせています。
酒井健治の作品は、演奏時間9分弱の単一楽章からなる作品で、冒頭、ヴァイオリンが執拗に繰り返すGの音色の上に、様々な要素が襲いかかる場 面から始まり、最後はまたヴァイオリンの奏でるGの音色が響く中曲が閉じます。演奏後の客席の盛り上がりからも、作品の力、そして、成田の演奏が いかに素晴しいものだったがよくわかる録音となっています。
エリザベート王妃国際コンクールは、世界の三大コンクールのひとつと言われています。ベルギーが生んだ偉大なヴァイオリニスト、イザイの名を冠した ウジェーヌ・イザイコンクール(1937 年に第1 回が開催) の後身として、1951 年に記念すべき第1 回(ヴァイオリン部門)が開催されました。これを 皮切りに、ピアノ(1952 年〜 )、作曲(1953 年〜 ) 部門が設立、1988 年からは声楽部門も設立されました。1 年につき1 部門、各部門は4 年毎に 開催されています。2011年に開催された作曲部門で、酒井健治がグランプリに輝き、2012年に開催されたヴァイオリン部門で、日本人の成田達輝が 第2位に輝きました。 (Ki)

QEC-2014(3CD)
2014年エリザベート王妃国際音楽コンクール【声楽】上位入賞者

[CD1]第1位〜第6位
(1)ドニゼッティ:騎士はその熱いまなざしに〜歌劇「ドン・パスクァーレ」よりノリーナのアリア
(2)モーツァルト:神よ、あなたにお伝えできれば KV 418
(3)モーツァルト:なんと美しい絵姿〜歌劇「魔笛」よりタミーノのアリア
(4)ブリテン:イリュミナシオン op.18 より「都市」、「断章」、「古代」
(5)ムソルグスキー:子守歌〜「死の歌と踊り」より
(6)ラロ:Puisqu’ on ne peut flechir- Vainement, ma vien aimee 〜歌劇「イスの王」よりミリオのアリア
(7)マスネ:Suis-je gentille ainsi?- je marche sur tous les chemins-Profitons bien de la jeunesse 〜歌劇「マノン」よりマノンのアリア
(8)ビゼー:いつあなたを好きになるかって?〜恋は野の鳥〜歌劇「カルメン」よりカルメンのアリア
(9)R. シュトラウス:セレナード〜 6 つの歌 op.17 より
(10)バーンスタイン:Glitter and be Gay(着飾って浮かれましょ)〜キャンディードよりクネゴンデのアリア
(11)ドヴォルザーク:月に寄せる歌〜ルサルカよりルサルカのアリア
(12)マーラー:私の胸の中には燃える剣が〜「さすらう若人の歌」より
(13)アルバン・ベルク:ナイチンゲール〜「7 つの初期のリート」より【ホワン・スミ】
(14)R. シュトラウス:夕映えの中で「4 つの最後の歌」より

[CD2]DeZes/LesSIX
(1)メンデルスゾーン:イスラエルよ、聞け〜「エリヤ」op.70 より
(2)シューベルト:魔王
(3)シューマン:二人の擲弾兵〜「ロマンスとバラード第 2 集」op.49 より
(4)シューベルト:若い尼僧 D828
(5)シューベルト:夜と夢 D827
(6)アイヴァー・ガーニー:もっとも聖なる夜
(7)ラフマニノフ:夢〜 6 つの歌 op.38 より
(8)ラフマニノフ:春の水【ホワン・スミ】
(9)ショスタコーヴィチ:子守歌〜「ユダヤの民族詩」より
(10)バルトーク:セーケイ族のラッシュー〜 20 のハンガリー民謡より
(11)R. シュトラウス:ひそやかな誘い〜 4 つの歌 op.27 より
(12)ユン・イサン:Gopunguisang
(13)ドビュッシー:出現
(14)プーランク:セー
(15)レスピーギ:霧
(16)ベッリーニ:こうして私は晴れの衣裳を着せられ…ああ!いくたびか ああ!いくたびか〜歌劇「カプレーティとモンテッキ」よりジュリエッタのアリア
(17)プッチーニ:ご主人様、お聞きください〜歌劇「トゥーランドット」よりリューのアリア
(18)ヴェルディ:花から花へ〜歌劇「椿姫」よりヴィオレッタのアリア

[CD3]声楽部門の25年のあゆみ
(1) ビゼー:セギディーリャ〜歌劇「カルメン」よりカルメンのアリア
(2)マスネ:Je suis encore tout etourdie 〜歌劇「マノン」よりマノンのアリア
(3)ドリーブ:若いインドの娘はどこへ〜歌劇「ラクメ」よりラクメのアリア
(4)ドリーブ:Lakme, ton doux regard se voile 〜歌劇「ラクメ」よりアラカンタのアリア
(5)モーツァルト:ああ、私には感じる〜歌劇「魔笛」よりパミーナのアリア
(6)モーツァルト:なんと美しい絵姿〜歌劇「魔笛」よりタミーノのアリア
(7)ドヴォルザーク:月に寄せる歌〜歌劇「ルサルカ」よりルサルカのアリア
(8)チャイコフスキー:青春は遠く過ぎ去り〜歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりレンスキーのアリア
(9)チャイコフスキー:森よさようなら〜歌劇「オルレアンの少女」よりジャンヌのアリア
(10)チャイコフスキー:Da, vspomnila… Podrougui milye おぼえているかしら、私のいとしい人〜歌劇「スペードの女王」よりポーリーヌのアリア
(11)ドニゼッティ:昔パリスがしたように〜歌劇「愛の妙薬」よりベルコーレのアリア
(12)ドニゼッティ:さあ受け取って、私のおかげであなたは自由よ〜歌劇「愛の妙薬」よりアディーナのアリア
(13)プッチーニ:さようなら、あなたの愛を呼ぶ声に〜歌劇「ラ・ボエーム」よりミミのアリア
(14)ベッリーニ:親しい友よ〜今日という日はなんと澄み切っているのでしょう〜歌劇「夢遊病の女」よりカヴァティーナ
(15)ヴェルディ:夏のそよ風吹く上を〜歌劇「ファルスタッフ」よりナンネッタのアリア
(16)ヴェルディ:おお子供たちよ〜ああこの父の手は〜歌劇「マクベス」より
(17)ロッシーニ:ひどい運命よ!「アルジェのイタリア女」よりイザベッラのアリア
[CD1]
(1)ワン・スミ
(2)ホワン・スミ
(3)シャオ・ユ
(4)キアラ・スケラート
(5)サラ・ローラン
(6)シャオ・ユ
(7)パク・イェサン
(8)サラ・ローラン
(9)パク・イェサン
(10)ジョディ・デュヴォー
(11)キアラ・スケラート
(12)サラ・ローラン
(13)ホワン・スミ
(14)ホワン・スミ
第 1 位:ホワン・スミ(Hwang Sumi)、S、韓国
第 2 位:ジョディ・デュヴォー(Jodie Devos)、S、ベルギー
第 3 位:サラ・ローラン(Sarah Laulan)、Ms、フランス
第 4 位:シャオ・ユ(Shao Yu)、テノール、中国
第 5 位:パク・イェサン(Park Hyesang)、S、韓国
第 6 位:キアラ・スケラート(Chiara Skerath)、S、スイス
入賞:エモケ・バラート(Em?ke Barath)、S、ハンガリー
ダニエラ・ゲルステンマイヤー(Daniela Gerstenmeyer)、S、ドイツ
キム・スン・ジク(Kim Seung Jick)、T、韓国
レヴェンテ・パル(Levente Pall)、Bs、ハンガリー
シェヴァ・テオヴァル(Sheva Tehoval)、S、ベルギー
ユー・ハンスン(Yoo Hansung)、バリトン、韓国
すべて、ロラン・ベール(指)モネSO

[CD2]
(1)ダニエラ・ゲルステンマイヤー
(2)ザン・ユアン
(3)レヴァンテ・パル
(4)レヴェント・パル
(5)ダニエラ・ゲルステンマイヤー
(6)スザンナ・ハレル
(7)ラユー・ハンスン
(8)ホワン・スミ
(9)サラ・ローラン
(10)エモケ・バラート
(11)キム・スン・ジク
(12)パク・イェサン
(13)ジョディ・デュヴォ
(14)シェヴァ・テオヴァル
(15)キアラ・スケラート
(16)エモケ・バラート
(17)ホワン・スミ
(18)パク・イェサン
ロラン・ベール(指)、モネSO [1, 17, 18]
ピアノ/キムラヨリカ [2]、ニノ・パヴレニシヴィリ [3,5]、ダニエル・ブルーメンタール [4,14]、トマス・ホッペ [6,10,16]、フィリップ・リガ [7]、 ヨナス・ヴィトー [8]、ナタナエル・グイン [9]、パク・ヒョンジン [11,12]、ダニエル・トナール [13]、ミヒャエル・グイド [15]

[CD3]
(1) イサベル・ドゥルエ(Ms/ 2008 年第 2 位)
(2)ホン・ヘラン(S/ 2011 年第 1 位)
(3)アガ・ウィンスカ(S/ 1988 年第 1 位)
(4)ティエリー・フェリックス(バリトン/ 1992 年第 1 位)
(5)オルガ・パシフニク(S/ 2000 年第 3 位)
(6)トーマス・ブロンデル(テノール/ 2011 年第 2 位)
(7)ルバーナ・アル・クンタル(S/ 2000 年第 5 位)
(8)マリウス・ブレンシウ(テノール/ 2000 年第 2 位)
(9ベルナデッタ・グラビアス(Ms/ 2008 年第 3 位)
(10)マリー=ニコル・ルミュウ(コントラルト/ 2000 年第 1 位)
(11)ステファン・ソルタース(バリトン/ 1996 年第 1 位)
(12)イヴォナ・ソボトカ(S/ 2004 年第 1 位)
(13)クリスティーナ・ガヤルド=ドマス(S/ 1992 年第 5 位)
(14) アナ・カメリア・ステファネスク(S、1996 年第 2 位)
(15)エレーヌ・ギユメット(S、2004 年第 2 位)
(16)サボルクス・ブリックナー(テノール、2008 年第 1 位)
(17)マリー=ニコル・ルミュウ(コントラルト/ 2000 年第 1 位)

管弦楽:モネSO
指揮:大野和士(1, 9, 16)/カルロ・リッツィ(2, 6)/シルヴァン・カンブルラン (3)、マルク・スーストロ(4, 5, 7, 8, 10-15, 17)
[CD1]は上位入賞者による決勝のライヴ。第1位のホワン・スミのドニゼッティの演奏はおどろくべき完成度。他の演奏もどれも表情・個性豊かで聞き入っ てしまいます。
[CD2]は、エリザベート王妃国際音楽コンクールが行っているユニークな試みで、6名の音楽教育を受けている学生が、第1次予選から本選までのすべ ての演奏に密着、その感想や雰囲気などをツイッター、フェイスブック、さらにホームページなどで発信していくというもの。今年の選ばれし6人の学生 はいずれも声楽専攻。最終の順には関係なく、彼ら6名が選んだ優れた演奏が収められています。
[CD3]は1992年から2011年までの声楽部門の中のハイライトをおさめた1枚。現在世界で活躍している歌手の若き日の貴重な記録です。 (Ki)

QEC-2015(4CD)
2015年エリザベート王妃国際音楽コンクール【ヴァイオリン】

[CD1]
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲

[CD2]
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番
(2)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(3)ミカエル・ジャレル:…aussi peu que les nuages…

[CD3]
(1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第18番ト長調KV301
(2)ブラームス:スケルツォ〜F.A.Eソナタより
(3)プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調op.94bis
(4)ヴィキンタス・バルタカス:レチタティーヴォ
(5)イザイ:ソナタホ短調op.27-4
(6)シマノフスキ:ドリアデスと牧神(神話op.30より)
(7)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ

[CD4]DeZes/LesSIX
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
(2)ヒンデミット:ヴァイオリンととピアノのためのソナタ変ホ長調op.11
(3)エサ=ペッカ・サロネン:Lachen verlernt(2002)
(4)パガニーニ:ロッシーニの主題による変奏曲〜「タンクレディ」のアリア「こんなに胸騒ぎが」
(5)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ.ト短調
[CD1]
(1)イム・ジヨン(Vn/韓国/第1位)
(2)オレクシイ・セメネンコ(Vn/ウクライナ/第2位)
[CD2]
(1)トビアス・フェルドマン(Vn/ドイツ/第4位)
(2)ウィリアム・ヘイゲン(Vn/アメリカ/第5位)
(3)キム・ボンソリ(Vn/韓国/入賞)
[CD3]
(1)イム・ジヨン(Vn/韓国/第1位)
(2)ステファン・ウォーツ(Vn/第5位)
(3)毛利文香(Vn/日本/第6位)
(4)ロザンヌ・フィリッペンス(ヴァイオイオリン)
(5)イザイ:ソナタホ短調op.27-4/トビアス・フェルドマン(Vn/ドイツ/第4位)
(6)ステファン・ウォーツ(Vn/アメリカ/第5位)
(7)ウィリアム・ヘイゲン(Vn/アメリカ/第5位)

[CD4]DeZes/LesSIX
(1)ステファン・ウォーツ(Vn/第5位)
(2)キム・ボンソリ(Vn/韓国/入賞)
(3)エサ=ペッカ・サロネン:Lachen verlernt(2002)/トーマス・レイフ(Vn)
(4)オレクシイ・セメネンコ
(5)トビアス・フェルドマン(Vn/ドイツ/第4位)

マリン・オルソップ(指)&ベルギー国立O[CD1&CD2:2]
ポール・メイエ(指)ワロニー王立室内O[CD2:1&CD4:1]

ピアノ/ヨナス・ヴィトー[CD3:1]、トマス・ホッペ[CD3:2,4,6]、佐藤卓史[CD3:3]、
リープレヒト・ファンデッケフォールト[CD3:7]
録音:セミ・ファイナル/2015年5月11-16日、ファイナル/2015年5月25-30日
2015年エリザベート王妃国際音楽コンクール【Vn】
毎回すぐれたアーティストを輩出しているエリザベート王妃国際音楽コンクールの上位入賞者たちのコンクール時の演奏を集めたボックス。このボックス は、2015年に開催されたヴァイオリン部門の上位入賞者たちの熱い演奏を集めています。コンクールならではの緊張感と熱気、ライヴという臨場感、若 き演奏家たちのまさに勝負をかけた演奏をおたのしみいただけます。
ヴィキンタス・バルタカスのレチタティーヴォ、およびミカエル・ジャレルの…aussi peu que les nuages…は、それぞれ、セミ・ファイナル、そしてファ イナルの課題曲として組み込まれたコンクールの委嘱作品。こちらも注目です。
日本人入賞者の毛利文香は桐朋学園大ソリストディプロマコースを経て、慶応大文学部に在学中。3月にはイタリアのジェノバで開かれたパガニーニ国 際ヴァイオリンコンクールで2位に入賞しているなど、これからの活躍に注目が集まる逸材といえるでしょう。
[CD4]のDe ZES/ Les SIXは、エリザベート王妃国際音楽コンクールが行っているユニークな試みで、6名の音楽教育を受けている学生が、第1次 予選から本選までのすべての演奏に密着、その感想や雰囲気などをツイッター、フェイスブック、さらにホームページなどで発信していくというもの。今年 の選ばれし6人の学生はいずれもヴァイオリン専攻。最終の順には関係なく、彼ら6名が選んだ優れた演奏が収められています。 (Ki)


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