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殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



湧々堂が心底お薦めする"殿堂入り"名盤!!
レスピーギ
管弦楽曲



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レスピーギ/RESPIGHI

Scribendum
SC-021
レスピーギ:ローマ三部作
交響詩「ローマの松」、「ローマの祭り」、「ローマの噴水」
エフゲーニ・スヴェトラーノフ(指)ソビエト国立SO

録音:1980年(ステレオ・ライヴ)
“「松」の結末の異常引き伸ばしで有名な、世紀の大怪演!!”
かつて発売されていたOlympia盤が入手困難になると、「裏名盤」としてマニアにもてはやされ、オークションでも数万円の高値を呼んだこともありますが、何がファンをそこまで駆り立てるのか、これを一度でも聴いた方なら十分お分かりのことでしょう。こうしてめでたく再復刻されましたが、オケの団員全てのアドレナリンを残らず聴衆にぶちまけたこの破壊的激演が、埋もれたままでよいわけがありません!イタリア的なカラッとした色彩や軽妙さを完全に無視した爆走ぶりは、スヴェトラーノフの多くの個性的名演の中でも特に異彩を放っています。特に7分を超えるスローテンポをベースにして異様な楽器バランスで重戦車のごとく昇り詰める「松」の“アッピア街道”は、品性の欠片もなくやりたい放題!しかも、最後の締め括りの音を大音響のまま約13秒間にわたって延々と引き伸ばし、聴衆との根比べ状態と化しているのですから、心臓の弱い方は部屋で一人で聴くなどもっての外です。この「引き伸ばし作戦」は、N響との「火と鳥」や「ダッタン人の踊り」でも盛大にやっていましたから、これは相当の確信犯と言えるでしょう。「祭り」の“主顕祭”も、土臭さが全開だった頃のソビエト国立響の丸裸の絶叫ぶりが聴きもの。EMIのARTリマスタリングで著名なI・ジョーンズの入念な処理も効果的。しかし、こうしてこの奇演を容易に耳にすることが出来る現在、ファンの騒ぎもすっかり落ち着いてしまった感があるのは寂しい限りです。スヴェトラーノフのこの心意気は、永遠に語り継がれて欲しいものです。【湧々堂】


CLASSIC ARCHIVE
BBCL-4007
レスピーギ:交響詩「ローマの松」
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲
コンスタンチン・シルヴェストリ(指)ボーンマスSO

録音:1967年、1963年(ステレオ・ライヴ)
“「松」の結末の異常引き伸ばしで有名な、世紀の大怪演!!”
『松』が凄すぎます!トラックE“カタコンブ”での聖歌旋律の高揚は火だるま的な壮絶さで、終曲までパワーが持ちこたえられるか心配になるほどですが、そんな心配はよそに見事にやってくれました!圧巻はもちろん“アッピア街道”。テンポ自体は悠然そのものですが、通常の演奏よりもヒートアップのスタート地点が異様に早く、ここでもスタミナ切れを心配してしまいますが、何とコーダはマイクに入り切る限界まで捨て身の大咆哮を放ちます!一方の「マンフレッド」は意外なほど厳格に精神を宿らせますが、終楽章はもちろん期待通りの大狂乱ぶり!ライヴでもスタジオでも、鬼才シルヴェストリの一瞬の閃きに全てを掛ける姿勢は全く変わらないことを如実に示す一枚です。【湧々堂】


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