湧々堂HOME 新譜速報:交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Capella de Ministrers
(スペイン)



独立運動でも話題になるカタルーニャ地方(バルセロナの周辺)と同じように、標準スペイン語とは違うバレンシア語(カタルーニャ語に似た言語)も話されているスペイン南部バレンシア地方。イタリアに渡って有名になったボルジア家を輩出したのをはじめ、文化的に豊かな歴史背景をもつこの地方を拠点に、バレンシアないしスペインの古い音楽遺産を積極的に世界へ発信しつづけているカルレス・マグラネルと、彼のもとに集まる俊才中世楽器奏者たちを中心としたカペリャ・デ・ミニストレルスの自主制作レーベルは、いかにイベリア半島の文化が「スペイン」の一言ではくくれない多彩さに満ちているかを伝えてくれます。精巧な自然派録音による躍動感と洗練にみちた古楽器サウンドは、企画の背景を知らなくともすぐに陶然と魅了されてしまうような求心力に満ちています。バレンシア語・スペイン語・英語・フランス語による解説書も読み解く意義のある充実度。



※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
CDM-1646
NX-B08

NYCX-10072
日本語解説付国内盤
税込定価

1500年前後のイタリア宮廷音楽
■1480年――ローマ、ルクレツィア伝説の始まり
1) コスタンツォ・フェスタ(1485/90〜1545):バッサ・ダンツァ「ラ・スパーニャ(スペイン)」*
2) エーヌ・ファン・ヒゼヘム(1445頃〜1497):あらゆる美徳に満ちた彼女
3) ハインリヒ・イザーク(1450頃〜1517):ラ・スパーニャ(スペイン)*
4)バルトローメオ・トロンボンチーノ(1470頃〜1535): 歌っていたのは、恋心を落ち着けるため
■1492年――バレンシアの貴婦人
5) 作者不詳:ディンディリンディン(モンテカッシーノのバッラータ)
6) 作者不詳(伝統歌):アラゴンに貴婦人がひとり
7) 作者不詳(詞:ジュアン・エスクリヴァ):カテリーナたちのフォリア
■1492年――スフォルツァ家とミラノの宮廷
8) アレクサンデル・アグリコーラ(1445頃〜1506):恋がわたしに溜息をつかせる
9) ルイス・デ・ミラン(1500以前〜1561以降):パバーナとガリャルダ*
■1498年――ペーザロでのジョヴァンニ・スフォルツァ、そしてアラゴン家のアルフォンソ
10) コスタンツォ・フェスタ:なんと不公平な恋
11) ロフィーノ師(生歿年不詳):スペインの騎士ひとり
12) ジョスカン・デプレ(1450頃〜1521):スカラメッラは戦場へ向かう
■1502年――フェラーラ公女と、エステ家のアルフォンソ
13) ジョルジオ・ルッパート(生歿年不詳):おお、勝利のダイヤモンド
14) ヨアン・アンブロージオ・ダルツァ(生歿年不詳):フェラーラ風パヴァーナ*
15) バルトローメオ・トロンボチーノ:これはもはや涙ではない
16)マルケット・カーラ(1465頃〜1525?):
貴婦人よ、あなたを讃える者がひとり
17) ヨアン・アンブロージオ・ダルツァ:アッラ・スパーニャ(スペイン風)*
■ピエトロ・ベンボという男の存在
18) ジャック・アルカデルト(1507〜1568):犠牲になろうと思い立つのは
19) 作者不詳:多くの人は、嬉々として恋で傷つく
20) ヨアン・アンブロージオ・ダルツァ:サルタレッロとピーヴァ*
■1505〜1519年――フェラーラ公エルコーレの死、宗教への逃避
21) ニコロ(生歿年不詳):あなたがいなくては、気高き皇后
*=器楽曲
カペリャ・デ・ミニストレルス(古楽器使用)
エリア・カサノヴァ(S)
ウゴ・ボリバル(C.T)
ホルヘ・モラタ(T)
パブロ・アコスタ(Br)
ダヴィド・アンティク(各種リコーダー)
サラ・アゲダ(ルネサンス・ハープ)
ロベルト・カセス(ルネサンス・ギター、ビウエラ)
パウ・バリェステル(各種打楽器)
カルレス・マグラネル(総指揮,ビウエラ・デ・アルコーヴィオラ・ダ・ガンバー)

録音:2018年9月10〜11日、アルフォンソ5世音楽堂、バレンシア(スペイン西部)
【国内盤】
歌詞・解説日本語訳:白沢達生
ルネサンス以前の古楽の録音は、作曲家の名前よりも演奏団体の入念なテーマ設定がものをいう世界。スペイン西部バレンシアに拠点をお くカペリャ・デ・ミニストレルスはその点、アルバムを制作するたび入念な背景研究にもとづくテーマ性の高いプログラムを打ち出し、古楽ファンの 心をつかんで離しません。今回のテーマは、まさにバレンシアからイタリアに渡り大躍進を遂げたボルジア家(スペイン語では「ボルハ」ですがバレ ンシア語では「ボルジャ」)……とくに教皇アレクサンデル6世となったロドリーゴ・ボルジアの娘で、絶世の美女とうたわれ数々の災厄をも巻き 起こしたルクレツィア・ボルジアに光をあて、2019年に歿後500年を迎える彼女がいかにイタリア屈指の文化拠点を渡り歩いてきたかを音楽 とともに検証するものとなっています。結果的に、それはルネサンス初期イタリアの音楽世界の粋を立体的に味わえる秀逸選曲に。ビウエラ・ デ・アルコ(ガンバ)やリコーダー、ルネサンス・ハープなど繊細な響きを奏でる古楽器の響きが、CdMレーベル得意の直接音を活かした秀逸エ ンジニアリングでひときわ生々しく耳に届くのも魅力。充実解説もあわせて味わうのが吉です(国内仕様は歌詞とともに日本語訳付)。
CDM-1947
英国ルネサンスの歌と器楽
1.ヒューム:Lamentations (Fragmento) 嘆き(断片)
2.コーキン:Beware faire Maides 娘さん、どうか気を付けて
3.ダウランド:Fantasia ファンタジア
4.ダウランド:Come, heavy Sleep 来れ、重き眠りよ
5.ヒューム:A Humorous pavan 陽気なパヴァン
6.ヒューム:What greater Griefe なんと大きな悲しみ
7.作者不詳:Greensleeves to a ground グラウンドによる「グリーンスリーヴス」
8.ダウランド:Flow my tears 流れよ、わが涙
9.ダウランド:Go, crystal tears 行け 水晶の涙よ
10.作者不詳:Ground upon A Mi Re ラ・ミ・レによるグラウンド
11.作者不詳:The Willow song 柳の歌
12.ダウランド:Can she excuse my wrongs 彼女は私を許してくれるだろうか
13.即興:A Circle in the water - Passacaglia 波紋〜パッサカリア
14.コーキン:Goe heavy thoughts 行け、重き思いよ
15.作者不詳:The Woodycock 木の雄鶏
16.ダウランド:In darkness let me dwell 暗闇に住まわせておくれ
カペリャ・デ・ミニストレルス
デリア・アグンデス(S)
カルレス・マグラネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロベルト・カセス(ルネサンス・リュート、テオルボ)
録音:2019年7月31日-8月2日、サンタ・マリア教会、レケナ、ヴァレンシア
スペイン西部バレンシアに拠点をおくカペリャ・デ・ミニストレルスは、アルバムを制作するたび入念な背景研究にもとづくテーマ性の高いプログラ ムを打ち出し、古楽ファンの心をつかんで離しません。今回のアルバムでは1600年前後英国の歌曲と器楽曲から、政治的宗教的な抑圧に より当時のヨーロッパの大衆を覆ったメランコリーの色彩が濃厚な作品を集めています。 ソプラノはスペインのカセラス出身のデリア・アグンデス。古楽系を中心にヨーロッパでの活躍目覚ましい歌姫が、程よい感情表現で切々と歌い 上げる声は、このテーマにまさにぴたりとはまっています。器楽はアンサンブル主宰マグナレルのガンバに、盟友カセスのリュートのみという極小編 成になっており、有名曲をちりばめたプログラムで人生の隣人と言われる憂鬱の抗いがたい魅力を描いています。

CDM-2048

NYCX-10142
日本語解説付国内盤
税込定価

クリストバル・デ・モラレス(1500-1553):スペイン王カルロス1世の宮廷礼拝堂に捧ぐエレミア哀歌さまざま
アレフ「なぜ、この都は孤独にへたり込んでいるのか」(『哀歌』第1歌第1〜3節)
ヌム「わが罪過の枷は、そのかたの手に握られ」(『哀歌』第1歌第14〜16節)
ヘート「神は心をお決めになり、シオンの壁を打ち壊すことに」(『哀歌』第2歌第8〜10節)
ザイン「その君子たちは雪のように白く」(『哀歌』第4歌第7〜9節)
コフ「わたしは恋人たちに声をかけたが」(『哀歌』第1歌第19〜21節)
フェー「シオンはその両手を伸ばして」(『哀歌』第1歌第17〜18節)
カペリャ・デ・ミニストレルス(古楽器使用)【エリア・カサノヴァ(S)、ウーゴ・ボリバル(アルト=カウンターテナー)、フラン・ブラオホス、アルベルト・リエラ、ビクトル・ソルド(T)、パブロ・アコスタ(Bs)、カルレス・マグラネル、ジョルディ・コメリャス、リシャニア・フェルナンデス、 パブロ・ロメロ、レオナルド・ルッケルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロベルト・カセス(テオルボ)】
総指揮:カルレス・マグラネル

録音:2019年5月24〜25日ラ・マレ・デ・デウ・デルス・デセンパラツ(孤児たちのための聖母)教会、バレンシア、スペイン
スペイン南東部バレンシア地方を拠点に、学術的根拠に基づきながら、企画性の高い中世&ルネサンス音楽のプログラムを提案しつづけて いるカペリャ・デ・ミニストレルス。彼らが主宰するレーベルの音源はどれひとつとっても筋の通った注目すべきプログラムが魅力で、生々しい直 接音をほどよい残響とともに伝える独特の自然派録音とあいまって、絶好の聴覚体験を約束してくれるものばかり。中世系のアルバムでは物 語性ある選曲も魅力ですが、今回のようなルネサンス系の録音では静謐なア・カペラを活かしながらの適切な器楽伴奏も味わい深く、音楽 学的研究をあざやかに現場的演奏効果にむすびつけてくれ、そのセンスには脱帽です。 今回の最新アルバムは、彼らの故郷スペインで16世紀に最も敬愛されていた作曲家のひとりモラレスの「哀歌」を集めた1枚。モラレスは対 位法芸術の粋をゆく多声音楽で才能をぞんぶんに発揮し、諸芸術に通じた皇帝カール5世(スペイン王カルロス1世)の宮廷でさまざまな 教会音楽を残しました。神に背いて滅ぼされたエルサレムについて嘆いた預言者エレミアの悲しみの詩、旧約聖書の『哀歌』に歌詞をもと め、復活祭前の節制期間などに唱えられていた本盤の音楽に、音楽監督マグラネルは弦楽合奏を折々添えてみせました。彼らアンサンブル の活躍地バレンシアはガンバ発祥の地とも言われ、独特の再現モデルによる玄妙なガット弦の響きの重なりは、各パートひとりずつのマドリ ガーレ編成で再現される教会歌の幽玄さとあいまって、500年前の音楽世界の生々しい悲痛さをあざやかに「いま」に甦らせてゆきます。

CDM-2355
アラゴンの女王たち
1. 作者不詳(13世紀):ロンデル「めでたしマリア様、お優しく慈愛に溢れた方」〜バイボナ写本より
2. アダン・ド・ラ・アル(1237頃-1388以降): ロバンはわたしを愛し 〜『ロバンとマリオンの物語』より
3. シチリア王/エルサレム王シャルル・ダンジュー(1226/27-1285):讃歌「至高の旋律に」
4. ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ(1170頃〜1230頃):パレスティナの歌「ついに始まる、人生の真価が」
5. 作者不詳(13世紀):コンドゥクトゥス「あなたは大いなる力で大海を操り」〜オルフェオ・カタラの写本 Ms1より
6. 作者不詳(14世紀):モテトゥス「めでたし天の皇后/贖罪主を育てた母なる方」〜ラス・ウェルガス写本より
7. マショー(1300頃-1377):ヴィルレー「優しく美しき婦人よ」
8. ポルトガル王ディニシュ1世(1279-1325): カンティガ「おお、あなたにはこれまであえて言わなかったが」
9. ヤーコポ・ダ・ボローニャ(1340以前〜1360以降): マドリガーレ「羽根の白い立派な鷹が」
10. 作者不詳(14世紀):ヴィルレー「おや、寝坊が過ぎるのではありませんか」
11. 楽匠エギディウス(生歿年不詳、14世紀に活躍): バッラータ「薔薇と百合が」〜オルフェオ・カタラの写本Ms 1より
12. ヨアネス・グラネティ(生歿年不詳、14世紀に活躍):キリエ「主よ、いとも慈悲深き方よ」〜オルフェオ・カタラの写本Ms 2より
13. 作者不詳:讃歌「その日、合唱は歌声をあげ」
14. 作者不詳(15世紀?):ロマンセ「アルブルケルケ、アルブルケルケ」〜『王宮の歌集』より
15. ペレ(またはペドロ)・オリオラ(生歿年不詳、1440-1484頃に活躍):笑話「おお、道行く人よ」
16. 作者不詳(15世紀):La Spagna. Danca 舞曲「ラ・スパーニャ」〜ボローニャ写本より
17. フアン・デル・エンシーナ(1468-1529): ロマンセ「不実な女性に」
18. ルイス・デ・ミラン(1500頃-1561頃):ソネット「おお嫉妬よ、恋人たちの恐ろしき邪魔者よ」〜『エル・マエストロ』より
マリア・ヨナス、エリア・カサノバ、ベアトリス・ラフォン(歌)
ダビド・アンティク(各種リコーダー)
カペリャ・デ・ミニストレルス(声楽&古楽器アンサンブル)
カルレス・マグラネル(ビウエラ・ダルコ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、指揮)

録音:2022年1月13-16日 サンタ・マリア教会、レケナ(スペイン東部バレンシア地方)
スペイン南東部のバレンシアに拠点を置き、中世からルネサンスにかけての音楽遺産を筋の通ったユニークなテーマに沿って発掘・紹介し続 けている音楽学者=ガンバ奏者カルレス・マグラネル率いるカペリャ・デ・ミニストレルス。今回は中世以来イベリア半島東部に拠点を置きな がら、婚姻関係を通じて遠くバルカン方面や中近東まで影響力を誇ったアラゴン王家に光をあて、その覇権が及んだ地域の音楽遺産から ヨーロッパ音楽の変遷を浮き彫りにしてゆくアルバムとなりました。アンジュー家やフォワ伯家、カステーリャ王室、ナファロワ(ナバラ)王室、ポルト ガル王室、さらにはハンガリー王家や十字軍国家なども巻き込みながら13〜15世紀を席捲した一族の歴史を辿る中、おのずと中世のロン デルやヴィルレー、ドイツ語圏のミンネゼンガーの音楽やイベリア宮廷のカンティガ、さらにはアルス・ノーヴァを経てイタリアの初期マドリガーレへ ……と、音楽史上の重要なポイントに自ずと一通り触れてゆくプログラムは何度も再訪したくなる奥深さ。弓奏ビウエラとヴィオラ・ダ・ガンバを 含む複数の弓奏弦楽器、古い形のギターやハープ、リュートなどの撥弦楽器にリコーダー、ショーム、ダルシマー、バグパイプといった素朴にし て奥深い音色が美しい管楽器まで、異世界的な魅力を放つ中世楽器の響きとあいまって、ギヨーム・ド・マショーやスペイン・ルネサンス作品 など古楽ファンなら多少は馴染みも感じるであろう演目さえきわめて新鮮に響きます。マグラネルのチームの良さが最大限に生かされた音楽 史アルバムと言ってよいでしょう。質感高く臨場感のある録音も秀逸。




























































以下のEs-Durはカート付ページを発見できず!
Es-Dur
ES-2035
2640//初紹介旧譜あり
ゴータ宮殿の音楽
アントン・シュヴァイツァー:歌劇「アルチェステ」序曲
ゲオルク・アントン・ベンダ:ヴィオラ協奏曲 ヘ長調
シュポア:ヴァイオリン、チェロと管弦楽のためのコンチェルテルタンテ
アンドレアス・ロンベルク:歌劇「スキピオの寛大」より序曲 変ホ長調 Op.54
ルートヴィヒ・ベーナー:華麗なる大ギャロップ Op.76
リスト:E.H.z.S.-C.-G.のモティーフによる祝典行進曲
フリードリヒ・グルツマッヒャー:チェロと管弦楽のための大演奏会用幻想曲 Op.33
エルンスト2世:たいまつの踊り
J・シュトラウス:フランス風ポルカ「新しい人生」 Op.278
ヘルマン・ブロイヤー(指)、
チューリンゲン・フィルハーモニー・ゴータ

録音:1994年-2002年
ドイツのチューリンゲン州ゴータは、常に音楽にあふれ、主要な音楽家たちの仕事場でもありました。その中にはシュポアやヨハン・シュトラウス2世なども含まれていました。このアルバムは「ゴータ宮殿の音楽」シリーズからの抜粋で、通奏低音の時代からドイツ・ロマン派までの音楽が網羅されています。

Es-Dur
ES-2033
2640//初紹介旧譜あり
ゴータ宮殿の音楽〜アンドレアス・ロンベルク
アンドレアス・ロンベルク:歌劇「スキピオの寛大」より序曲 変ホ長調 Op.54
ヴァイオリンと管弦楽のためのポプリ イ長調 Op.47(モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニによる)*
子殺し Op.27**
交響曲第1番変ホ長調 Op.6
ヘルマン・ブロイヤー(指)、
チューリンゲン・フィルハーモニー・ゴータ、
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)*、
アンケ・ホフマン(S)**

録音:2000年-2002年
ドイツのチューリンゲン州ゴータは、常に音楽にあふれ、主要な音楽家たちの仕事場でもありました。アンドレアス・ロンベルクは、ヴァイオリニストとしても活躍し、ハイドンやベートーヴェンとも出会っています。彼はシュポアの後任としてゴータ宮殿の宮廷楽長としても活躍し、オペラの他、交響曲なども残しています。

Es-Dur
ES-2031
2640//初紹介旧譜あり
ゴータ宮殿の音楽〜エルンスト2世に捧ぐ
エルンスト2世:歌劇「サンタ・キアラ」序曲
グルツマッヒャー:チェロと管弦楽のための大演奏会用幻想曲 Op.33
リスト:E.H.z.S.-C.-G.のモティーフによる祝典行進曲
エルンスト2世:たいまつの踊り
J・シュトラウス:フランス風ポルカ「新しい人生」 Op.278、ドナウの乙女 Op.427
ヘルマン・ブロイヤー(指)、
チューリンゲン・フィルハーモニー・ゴータ

録音:2000年-2002年
ドイツのチューリンゲン州ゴータは、常に音楽にあふれ、主要な音楽家たちの仕事場でもありました。そのゴータを治めていたエルンスト2世は音楽に対して理解があり、また自身も幼い頃からピアノと音楽理論を学んだことから、作曲も行いました。このアルバムではエルンスト2世に関係する作品が集められています。

Es-Dur
ES-2029
2640//初紹介旧譜あり
ゴータ宮殿の音楽〜ルイ・シュポア
ルイ・シュポア(1784-1859):2つのヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルテルタンテ イ長調 Op.48/ヴァイオリン、チェロと管弦楽のためのコンチェルテルタンテ ハ長調/「イェソンダ」の主題によるポプリ イ長調 Op.64
ヘルマン・ブロイヤー(指)、チューリンゲン・フィルハーモニー・ゴータ、他

録音:1997年、1998年
ドイツのチューリンゲン州ゴータは、常に音楽にあふれ、主要な音楽家たちの仕事場でもありました。ベートーヴェンの友人としても知られるシュポアは、ゴータ宮殿の宮廷楽長としても活躍し、後任のアンドレアス・ロンベルクにその任を引き継ぐまで務めました。

Es-Dur
ES-2028
2640//初紹介旧譜あり
ゴータ宮殿の音楽〜アントン・シュヴァイツァー
アントン・シュヴァイツァー(1735-1787): 歌劇『ドルフガーラ』より序曲
歌劇「アルチェステ」より序曲
歌劇「アルチェステ」より第1幕のアリア「地獄におわす神々」*
歌劇「アルチェステ」より第2幕のアリア「泣かないで、あなたの心の偶像よ」*
交響曲 ニ長調/ポリクセナ*
ヘルマン・ブロイヤー(指)、
チューリンゲン・フィルハーモニー・ゴータ、
マルゴート・ステイスカル(S)*

録音:1996年、1997年
ドイツのチューリンゲン州ゴータは、常に音楽にあふれ、主要な音楽家たちの仕事場でもありました。モーツァルトに高く評価されたアントン・シュヴァイツァーでしたが、現在では忘れられた作曲家となってしまいました。しかし彼のドイツ・オペラへの貢献度は高く、歌劇「アルチェステ」で当時としては画期的なドイツ語を用いたオペラを作曲しました。

Es-Dur
ES-2027
2640//初紹介旧譜あり
ゴータ宮殿の音楽〜ゲオルク・アントン・ベンダ
ゲオルク・アントン・ベンダ(1722-1795):ジンクシュピール「村市場の年」より序曲
ピアノ協奏曲 ト短調*
シンフォニア第1番ニ長調
ヴィオラ協奏曲 ヘ長調**
ヘルマン・ブロイヤー(指)、
チューリンゲン・フィルハーモニー・ゴータ、
ロルフ・プラッゲ(P)*、
タチアナ・マスレンコ(Va)**

録音:1994年
ドイツのチューリンゲン州ゴータは、常に音楽にあふれ、主要な音楽家たちの仕事場でもありました。1750年から1778年までゴータ宮殿の楽長を務めたゲオルク・アントン・ベンダは、劇音楽から交響曲まで幅広く作曲し、モーツァルトを始めとした当時の作曲家たちに多大な影響を与えました。


ES-2040
2640★★初紹介旧譜
A.スクリャービン&J.スクリャービン:遺作集
アレクサンドル・スクリャービン:ワルツ 変ニ長調、ワルツ 嬰ト短調、マズルカ ロ短調、マズルカ ヘ長調、マズルカ ロ短調、夜想曲 変イ長調、幻想ソナタ 嬰ト短調、モニゲッティのアルバムの綴り、スケルツォ 変ホ長調、スケルツォ 変イ長調、ピアノのための小品 変ロ短調、エゴロフの主題による変奏曲 ヘ短調、ソナタ 変ホ短調、4声のフーガ ヘ短調、5声のフーガ ホ短調、:練習曲 Op.8-12(異稿版)、カノン ニ短調、アルバムの綴り 嬰ヘ長調
ユリアン・スクリャービン(1908-1919):前奏曲 Op.2、2つの前奏曲 Op.3、前奏曲
マリア・レットベリ(P)

録音:2012年1月11日-13日(ベルリン、ドイツ)
ピアニストのマリア・レットベリは以前、アレクサンドル・スクリャービンの作品番号付き全ピアノ作品、207作品を8枚のCDに録音する大きなプロジェクトを成し遂げました。そこで演奏されることのなかった作品番号のない遺作の楽曲と、アレクサンドルの息子ユリアンの作品がこのアルバムに収録されています。

Es-Dur
ES-2038
2640初紹介旧譜あり
小さな気まぐれ〜ロッシーニ:ピアノ作品集
「ピアノのための雑集」より「小奇想曲(オッフェンバック風)ハ長調」/「アルバムのための幾つかのささいなこと」より「第1番 ト短調」、「第8番ト長調」、「第10番ヘ長調」/「穏やかな音楽」より「前奏曲 ハ長調」/「館のアルバム」より「生粋のタランテラ ハ長調」/「如才のない子供たちのためのアルバム」より「わが妻への甘え ト長調」/「館のアルバム」より「いわゆるドラマティックな前奏曲 嬰ヘ長調」/「藁葺の家のアルバム」より「ちぐはぐなワルツ 変ニ長調」、「深い眠り ヘ短調」、「はっとして目を覚ます ニ長調」/「青春の子供たちのアルバム」より「ロマンティックな挽肉
マルコ・マルツォッキ(P)

録音:2012年2月13日-15日(ハンブルク、ドイツ)
誰もが知るイタリアの作曲家ロッシーニは、長い作曲活動を休止した晩年にもサロンで自作曲を披露し、それらは「老いの過ち」という曲集に集められました。2009年にこの曲集と出会い心奪われたマルツォッキが、特にお気に入りの12曲を選び抜き収録しました。美しくもユーモア溢れる楽曲の数々を堪能できる一枚です。





















Cybele
SC-832301
バッハ家の管弦楽作品集
ヨハン・ベルンハルト・バッハ:管弦楽組曲 ト短調
C.P.E.バッハ:ハンブルク交響曲第5番ロ短調
J.C.バッハ:交響曲 ト短調
バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV1060
パヴェル・ストルガレフ(Ob)
ベルンハルト・フォルク(Vn,指)
ノイエ・フィルハーモニー・ヴェストファーレン
ベルリン古楽アカデミーのコンサートマスターとしても活躍しているヴァイオリニスト、ベルンハルト・フォルクが指揮するバッハ・ファミリーの作品集。
フランスの宮廷舞踏とイタリア器楽の妙技を融合させたヨハン・ベルンハルト・バッハの管弦楽組曲にはじまり、独創的で辛口、大胆なコントラストを駆使したカー ル・フィリップ・エマヌエル・バッハの「疾風怒濤」な交響曲、モーツァルトの小ト短調に影響を与えた荒々しい熱狂によるヨハン・クリスティアン・バッハの交響曲 を収録。
最後におかれた大バッハのヴァイオリンとオーボエのための協奏曲は、2台のチェンバロのための協奏曲から復元されたもので、二つの独奏楽器が効果的に組み 合わされます。ジグザグ音型でエネルギッシュに展開していく終楽章は後の時代の激しい音楽を予感しているかのよう。 (Ki)


Cybele Records
SACD 860.201
(1SDACD)
\3150
ウォルフガング・ハフシュミット(1934−):マイスナー・テデウム (2種の演奏)
@アンティエ・ビッターリッヒ(S)、マーティン・ルーカス(Br)、ハルトムート・ヘンヒェン(指)エッセン・フォルクヴァング音楽大学O&cho、Aバーバラ・ホーネ(S)、ハルトムート・ヘンヒェン(Br)、エーリヒ・シュミット(指)マイスナー・カントレイ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
録音:@1977年、A1968年
イスナー・テデウムはソプラノ、大編成合唱団と管弦楽、バリトン、ヴォーカル・クヮルテット、木管四重奏、ピアノとパーカッション、テープを必要とする大規模作品。 ※1968年録音の演奏はSACD Stereoのみで再生可能となっております。ご注意下さい。      (05.2.3)


Cybele Records
SACD 160.501
(1SDACD)
\3150
《トイ・ピアノのための作品集》 オスカー・ゴットリーブ・ブラー(1934−):ラウテン、オスカー・ファン・ディーレン(1958−):mm3、ミヒャエル・デンホフ(1955−):PA-CA-TO、山口恭子(1969−):砂糖の雨、ベルント・ウィ―ゼマン(1938−):バウハウス組曲、他、全10曲
ウィ―ゼマンは1938年、デュッセルドルフ出身のピアニスト、作曲家。20世紀の作曲家によるトイ(おもちゃ)・ピアノのための作品を集めたこのディスクにも自作を収録。。(05.2.3)


Cybele Records
SACD 361.301(SACD)
\3150
オスカル・ファン・ディレ(1958−):アンサンブルのための《デ・スタッド》、スタッドスゲッシエデニス
オスカル・ファン・ディレン(指)アンサンブル《ゲルバークラング》
1958年オランダ生まれの作曲家、ディレンの世界初録音による作品集。器楽や室内楽のための作品を中心に作曲。コンテンポラリーを主なレパートリーとし、1992年に結成されたアンサンブル《ゲルバークラング》は打楽器、アコーディオン、ピアノ、バス・トロンボーン、コントラバス、コントラバス・クラリネット、チェロ、ヴァイオリン、ヴィオラといった一風変わった編成。【05.2.18】


Cybele Records
SACD 860.201
(1SDACD)
\3150
ウォルフガング・ハフシュミット(1934−):マイスナー・テデウム (2種の演奏)
@アンティエ・ビッターリッヒ(S)、マーティン・ルーカス(Br)、ハルトムート・ヘンヒェン(指)エッセン・フォルクヴァング音楽大学O&cho、Aバーバラ・ホーネ(S)、ハルトムート・ヘンヒェン(Br)、エーリヒ・シュミット(指)マイスナー・カントレイ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
録音:@1977年、A1968年
イスナー・テデウムはソプラノ、大編成合唱団と管弦楽、バリトン、ヴォーカル・クヮルテット、木管四重奏、ピアノとパーカッション、テープを必要とする大規模作品。 ※1968年録音の演奏はSACD Stereoのみで再生可能となっております。ご注意下さい。      (05.2.3)
Cybele Records
SACD 160.501
(1SDACD)
\3150
《トイ・ピアノのための作品集》 オスカー・ゴットリーブ・ブラー(1934−):ラウテン、オスカー・ファン・ディーレン(1958−):mm3、ミヒャエル・デンホフ(1955−):PA-CA-TO、山口恭子(1969−):砂糖の雨、ベルント・ウィ―ゼマン(1938−):バウハウス組曲、他、全10曲
ウィ―ゼマンは1938年、デュッセルドルフ出身のピアニスト、作曲家。20世紀の作曲家によるトイ(おもちゃ)・ピアノのための作品を集めたこのディスクにも自作を収録。。(05.2.3)


Cybele Records
SACD 361.301(SACD)
\3150
オスカル・ファン・ディレ(1958−):アンサンブルのための《デ・スタッド》、スタッドスゲッシエデニス
オスカル・ファン・ディレン(指)アンサンブル《ゲルバークラング》
1958年オランダ生まれの作曲家、ディレンの世界初録音による作品集。器楽や室内楽のための作品を中心に作曲。コンテンポラリーを主なレパートリーとし、1992年に結成されたアンサンブル《ゲルバークラング》は打楽器、アコーディオン、ピアノ、バス・トロンボーン、コントラバス、コントラバス・クラリネット、チェロ、ヴァイオリン、ヴィオラといった一風変わった編成。【05.2.18】
Cybele
Cybele-200.403
15世紀〜18世紀のイタリア、スペインとダルマチアにおける音楽
ベルナルド・パスクィーニ(1637−1710):Partite Sopra La Aria Della Folia Da Espagna/アンドレア・アンティコ・ダ・モントナ(1470?−1540?):リチェルカーレ第9番/A・スカルラッティ:スペインのフォリアによる変奏曲/ディエゴ・オルティス(1510?−1570?):リチェルカーダ・ソブレ/コレッリ:ラ・フォリア/他 全17曲
イェレミアス・シュワルツァー(リコーダー)、エゴン・ミハイロヴィチ(Cemb&Org)
イタリア、スペインに加えてクロアチアのアドリア海沿岸に位置するダルマチア地方の音楽を収録。1992年にドイツのカルフで開催された国際リコーダー・コンクールで第1位に輝きウィーン音大に客員講師として招かれているシュワルツァーのリコーダーが、もの悲しい旋律を上手く表現しています。
Cybele
Cybele-200.402
オトテール:組曲ト長調/F・クープラン:恋するうぐいす、愛する人の肖像/M・ハジャリィ:ラーガ・ドゥ・プリンス/ルーセル:パイプ ニ長調/F・プーランク:ヴィラネル/ミヨー:Exercice Musical/ラモー:ロンドーによるミュゼット、タンブラン
イェレミアス・シュワルツァー(リコーダー)、エゴン・ミハイロヴィチ(Cemb)
シュワルツァーは、1992年にドイツのカルフで開催された国際リコーダー・コンクールで第1位に輝きウィーン音大に客員講師として招かれるなど広いレパートリーと確かな技術が認められているドイツのリコーダー奏者です。
Cybele
SACD-860.501(1SACD)
ツィンマーマン:若い詩人のためのレクイエム
クラウディア・ブラインスキー(S)、デイヴィット・ピットマン=ジェニングス(Br)、ベルンハルト・コンタルスキー(指)オランダ・シンフォニア、ブルノ・チェコ・フィルハーモニック合唱団、スロヴァキア・フィルハーモニック合唱団、エウロパ・コール・アカデミー、エリク・ヴロイマンス・クィンテット、ヤン・ハーゲ(Org)、ジョアン・ラファエル(電子楽器)
20世紀オペラの最高傑作とも呼ばれる「軍人たち」の作曲者、ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918−1970)が拳銃自殺で命を落とす前年に完成させた超大作にして問題作、「若い詩人のためのレクイエム」の新録音がいよいよ登場!演奏にはオーケストラ、3つの合唱団、ソプラノ、バリトン、ジャズ・クィンテット、オルガン、電子楽器、テープという250人を超える巨大編成を必要とするツィンマーマンの「レクイエム」。テキストにはマヤコフスキーの詩が随所で用いられており、テープからは、ヨハネ12世、毛沢東、イムレ・ナジ、ヒトラー、スターリン、チャーチル、チェンバレン、ジョイス、ウィトゲンシュタインなどの肉声が流れ、ベートーヴェンの「交響曲第9番」第4楽章の冒頭部分、ビートルズの「ヘイ・ジュード」が突如現れるなど、巨大な編成が次々と繰り広げるカオスの世界にただただ呆然とするしかありません。無秩序が作品全体を支配しているのかと思いきや、この構成はツィンマーマンによって全て計算されたものだというのだから恐れ入ります(ブックレットに記載あり)。


Cybele
Cybele-550.301
ライネッケ:子供のための歌曲全集第1巻
カロリーネ・メルツ(S)、マルタ・マルケス(Ms)、トーマス・レアンダー(P)
ゲヴァントハウス管の指揮者、ライプツィヒ音楽院の院長などの要職を歴任したハンブルク(旧デンマーク領)アルトナ生まれのライネッケ。105曲という膨大な曲数を収めた「子供のための歌曲」は親しみやすい曲想を持っており、短い作品の中にライネッケ特有の美しい旋律が凝縮されています。
Cybele
Cybele-550.302
ライネッケ:子供のための歌曲全集第2巻
カロリーネ・メルツ(S)、マルタ・マルケス(Ms)、トーマス・レアンダー(P)
続いて第2集。フルート・ソナタ「水の精」などの名作を書き上げたライネッケは、その生涯に1000曲を上回る作品を作曲したと言われており、その中でも歌曲がこれだけまとまったアルバムは珍しい。マリンバ版バッハの無伴奏チェロ組曲などを世に出したシベーレ(Cybele)ならではの好企画!


Cybele
Cybele-350.301
ロシアのピアノ五重奏曲集
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲Op.57、ボロディン:ピアノ五重奏曲
トマス・レアンダー(P)、ミンゲQ
デュッセルドルフのシューマン・アカデミーで研鑽を積み、ウィーンではバドゥラ=スコダに師事したドイツのピアノ奏者レアンダーをミンゲ四重奏団がソリストに迎えたピアノ五重奏曲集。レアンダー&ミンゲ四重奏団の研ぎ澄まされた演奏をシベーレの優秀録音が隅々まで再現しています。
Cybele
Cybele-250.701
イグナツ・プレイエル(1757−1831):二重奏曲ハ短調Op.30-3/シベリウス:カノン/フレデリコ・フィオリッロ(1753−1825):二重奏曲ハ長調Op.31-1/グリエール:8つの二重奏曲Op.39
アネッタ=バルバラ・ フォーゲル(Vn)、フールベルト・スレンチカ(Vc)
ニーダーライン響のコンサート・マスターを務めたドイツの女流ヴァイオリン奏者フォーゲルと、デュイスブルク・フィルでソロ・チェロ奏者として活躍するスレンチカによる弦楽二重奏曲集。空間いっぱいにサウンドの広がりを感じさせてくれる録音技術は圧巻。
Cybele
Cybele-230.401
18世紀ドイツの音楽
C・P・E・バッハ:ソナタ ホ短調Wq.124、同ニ長調Wq.83/バッハ:ソナタ ホ短調BWV.1034、ソナタ ロ短調BWV.1030(原曲ハ短調)/ヘンデル:ソナタ ヘ長調HWV.369、同変ロ長調HWV.377
イェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー)、エゴン・ミハイロヴィチ(Cemb)
シュヴァルツァーは、トリオ・ディリットのメンバーとして1992年にドイツのカルフで開催された国際リコーダー・コンクールで第1位を獲得した実力派リコーダー奏者。バッハのソナタなどバロック音楽を驚異的なテクニックで披露してくれます。


Cybele
Cybele-351.001
20世紀のクラリネット三重奏曲集
アイネム:フェルデーア=トリオ/ベルク:アダージョ/フリードリヒ・ショルツ(1926−):主題と変奏/クルシェネク:三重奏曲
トリオ・コントラスツ
バルトークの名作をアンサンブルの名前に冠した「トリオ・コントラスツ」は、エッセンのフォルクヴァンク大学で学んだ3人のアーティストたちによって1997年に結成された三重奏団。クラリネットのクリスティアン・ドルフスは、ドレスデン・シュターツカペレでクラリネット奏者として活躍中の実力者です。
Cybele
Cybele-020.104
【未案内旧譜】
カバニーリェス:オルガン作品集Vol.4
第4旋法によるティエント
第6旋法によるティエント
第7旋法によるティエント
第2旋法によるティエント
第1旋法によるパッサカリア
パセオ第1番/第5旋法によるティエント
第8旋法によるティエント
サンドロ・R.ミュラー(Org)

録音:1995年
バレンシア大聖堂の首席オルガニストという大任を務めた17世紀スペイン・オルガン界の巨匠、フアン・バウティスタ・カバニーリェス(1644−1712)。「ティエント」をメインとする作品集の第4巻は、マリーエンシュタット修道院教会のリーガー・オルガン(1969−70年製)による演奏。


Cybele
CYBELE-261603S
(1SACD)
トーマス・アデス(1971-):弦楽四重奏のためのアルカディアーナOp.12(1994)
4つの四重奏曲Op.28(2010-2011)
ピアノ五重奏曲(2000)
ド ーレン・カル テット
ディミトリ・ヴァシラキス(P)
1971年ロンドン生まれで「ブリテンの再来」と評される作曲家トーマス・アデス。2000年のグロマイヤー賞作曲部門を始め、数々の賞を受賞しています。 CD録音も多く、ラトル&ベルリン・フィルが作品を取り上げたりと、既に現代の古典と言える存在感を確立しています。ポストモダン・アイロニストなどと言わ れるその作風はウェーベルンを思わせる寂寞に、微かな温かさが同居。弦楽四重奏を主体としたこのアルバムでは奏者ひとりひとりがきれぎれに歌い、美し い風景が浮かび上がります。無駄をそぎ落とした、空気をいっぱいに含んだ音楽。キュベレ・レコーズならではの高音質録音がより価値を高めています。 (Ki)



Cybele
CYBELE-061701S
(1SACD)
オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-):オルガン作品集
4つの舞曲
3つのアルバムの綴り
5つの詠唱
バッハ杯(序奏、パッサカリアとコラール)
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2017年/デュッセルドルフ、ネアンダー教会
1934年生まれのポーランドの作曲家オスカー・ゴットリープ・ブラーのオルガン作品集。2007年から2017年までに書かれた最新作を収録しています。 『バッハ杯(Der Bach-Pokal)』は、演奏効果満点の大作。パッサカリアでは無調の点描的パッセージが控えめに奏でられ、じっくりと展開し壮大な音響に発 展。コラールは平穏と不穏が混在したような静寂に満たされています。ドイツのエコー・クラシック賞受賞者でもあるキュベレ・レコーズの名オルガニスト、シュ メーディングによる荘厳な演奏を高音質でお楽しみください。 (Ki)


Cybele
3D-001701(1SACD)
2台のオルガンと打楽器のための編曲集 第1集
ラインベルガー:オルガン協奏曲第2番ト短調 Op.177
ムソルグスキー:展覧会の絵
ヨルグ・エンデブロック(歴史的ヴァルカーオルガン)
スザンネ・レーン(クライスOrg)
コンラード・グラーフ(打楽器)

録音:2017年6月14-16日/ヴィースバーデン、ルーテル教会
ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」はCYBELEレーベルが積極的に取り入れている仕様のひとつ です。その録音に特化した新シリーズが始まりました。第1弾は2台オルガンとパーカッションという豪華編成のための作品集。教会に鳴り響く大音響を余す ことなく捉えた充実のディスクです。(※SACD層に通常の録音とバイノーラル録音の2種類が収められています。CD層は通常録音のみになります)
ラインベルガーのオルガン協奏曲はオーケストラ・パートもオルガンにアレンジ。華麗な掛け合いが聴きものです。『展覧会の絵』も2台のオルガンで色彩豊 か、音量の幅も大胆!豊饒で壮大な世界が広がります。全編通してパーカッションは割とクラシカルな用法に留まり、ここぞというところでティンパニやバスド ラムを炸裂させ、音楽により一層の深みを与えています。サウンドのユニークさよりも音楽的表現に重きを置いたアレンジに好感が持てます。 (Ki)



Cybele
CYBELE-KIG008S
(3SACD)
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):後期管弦楽作品集
パ・ドゥ・トロワの形式によるチェロとオーケストラのための協奏曲(1965/66)*
ユビュ王の晩餐のための音楽(1962-1967)
静止と反転(1970)

エルケ・ハイエンライヒ、「Steady on the musical tightrope above the existential abyss」を読む(2013)
ベルント・アロイス・ツィンマーマンの語り(1968)
ミリャム・ヴィーズマンとヨーク・ヘラーの会話(2016)
【ドイツ語による語り、合計時間:146’45’’】
ジャン=フィリップ・トゥパ(Vc)*
サッシャ・レッカート(グラスハーモニカ)*
フィリップ・マルゲール(グラスハーモニカ)*
ベルンハルト・コンタルスキー(指)
シュトゥットガルRSO
ュアDSDレコーディングによるSACDハイブリッド盤。ドイツの誇る現代音楽作曲家の1人、ベルント・アロイス・ツィンマーマンの管弦楽作品集。 チェロ協奏曲は独奏楽器の超絶技巧もさることながら、グラスハーモニカやダルシマー、ツィンバロンが登場したり、ピアノがソリスティックに活躍したりと、 オーケストラ全体も高い熱量で刺激的な音楽を展開。アヴァンギャルドな力強さに魅せられます。B.A.ツィンマーマンの有名な歌劇『軍人たち』の録音で も名を知られる現代音楽のスペシャリスト、コンタルスキーの巧みな指揮による聴き応えたっぷりの演奏。
作曲家本人の語りや、キュベレ・レコーズ創始者の1人で女優でもあるミリャム・ヴィーズマンが聴き手を務めた、B.A.ツィンマーマンの最後の弟子で あるヨーク・ヘラーとの会話なども収録しています。 (Ki)
Cybele
CYBELE-030802S
(1SACD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(オルガン版) マルティン・シュメーディング(Org;ジルバーマン1755年製作)

録音:2009年3月31日-4月3日/カトリック宮廷教会(ドレスデン)
当録音で使用したオルガンは、ドレスデンのカトリック宮廷教会に据え付けられたジルバーマン製作の名器です。オルガン音楽の黄金期を支え、バッハ の同時代を生き、バッハのオルガン作品に大きな影響を与えたオルガン・ビルダー、ゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)。ジルバーマンは兄ア ンドレアスとともに生涯50基のオルガンを製作。聖ゲオルク教会(レータ)、聖ヤコブ教会(フライベルク)など、現在も現役で演奏され続けている名器 をのこしました。なお、ジルバーマンは1753年8月4日にドレスデンで亡くなっており、当オルガンは兄アンドレアスの息子でオルガン職人のヨハネス・ ダニエルにより完成されました。ジルバーマン・オルガンの特徴である壮麗な響きと美しいたたずまいは、圧倒的な存在感です。
演奏のマルティン・シュメーディングは1975年ミンデン生まれ。教会音楽、音楽教育、合唱、指揮、ハープシコードを学ぶ一方、リコーダー、オルガ ンでディプロマを取得。これまでに、ヘルムート・ヴァルヒャ、ジャン・ボワイエ、ジャック・ヴァン・オールトメルセンなど世界的なオルガニストに師事し、 独自の演奏スタイルを確立しました。当録音では、各変奏にてストップをかえ、また繰り返しのパートでは品のよい装飾を加え、音楽・音響の両面から立 体的な演奏を楽しむことができます。ゴルトベルク変奏曲ファンならずともお聴きいただきたいディスクです。 なお、当盤は2009年にドイツ・レコード批評家賞を、また2010年にエコー賞クラシック部門の最優秀器楽奏者賞を受賞した名盤です。 (Ki)


Cybele
CYBELE-261602S
(1SACD)
カリオペ・ツパキ(1963-):トリプトコン
I. Mercurius (弦楽四重奏)
II. Lychnos tis posi mou(弦楽四重奏とクラリネット)
III. Eothinon(弦楽四重奏)
ド ーレン・カルテット
アルヤン・ワウデンベルフ(Cl)


録音:2015年9月2-5日/ロッテルダム
※DSD 5.1 Surround sound 3D バイノーラル・ステレオ
カリオペ・ツパキは1963年ギリシャ、ピレウス生まれの女流作曲家。アテネのエレニコン音楽院で学んだ後、オランダでルイ・アンドリーセンに師事。 ソロからオーケストラまでの器楽作品、オペラ、バレエなど、70以上の作品を発表しています。 弦楽器によるきれぎれのグリッサンド、変化音を伴いつつ順次進行する音階、ゆるやかに響きを変える和音などを素材とし、なだらかな感触を持った「ト リプトコン」。クラリネットの歌を伴う第2曲では中心に向かって大きな高揚が見られますが、全体としては控えめな素材を無駄なく使い、中世の祈りのよ うな神秘的で宗教的な世界を作り上げています。 (Ki)



Cybele
CYBELE-051500S
(17SACD)
マックス・レーガー:オルガン作品全集
■CD1
B-A-C-Hの名による幻想曲とフーガ Op.46
序奏とパッサカリア ニ短調 WoO 4-6
交響的幻想曲とフーガ Op.57
オルガン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.60
■CD2
序奏、パッサカリアとフーガ ホ短調 Op.127
9つのオルガン小品 Op.129
■CD3
幻想曲とフーガ ニ短調 Op.135b
7つのオルガン小品 Op.145
■CD4
コラール幻想曲「われらが神は堅き砦」 Op.27
コラール幻想曲「おおわが魂よ、大いに喜べ」 Op.30
コラール幻想曲「暁の星のいと美しきかな」 Op.40-1
コラール幻想曲「腹立ちまぎれに我を罰するな」 Op.40-2
■CD5
13のコラール前奏曲 Op.79b
12の小品 Op.59
■CD6
オルガンのための3つの小品 Op.7
前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調 Op.82 Vol.4 第1、2番
オルガン組曲第1番 ホ短調「バッハの流儀による」 Op.1
■CD7
52のやさしいコラール前奏曲 Op.67 第1〜15番
前奏曲とフーガ Op.85 第1〜4番
後奏曲 ニ短調 WoO 4-12
■CD8
52のやさしいコラール前奏曲 Op.67 第36〜52番
オルガン組曲第2番 ト短調 Op.92
「国王万歳」よる変奏曲とフーガ WoO 4-7
■CD9
6つの三重奏曲 Op.47
12の小品 Op.80
■CD10
52のやさしいコラール前奏曲 Op.67 第16〜35番
5つのやさしい前奏曲とフーガ Op.56
■CD11
12の小品 Op.65
■CD12
10の小品 Op.69
コラール前奏曲 WoO.4 第2,3,9,13,16番
前奏曲とフーガ 嬰ト短調 WoO 4-15
■CD13
30の小コラール前奏曲 Op.135a
ロマンス イ短調 WoO 4-11
前奏曲 ハ短調 WoO 4-6
フーガ ハ短調 WoO 4-8
Altniederlandisches Dankgebet WoO 4-17
前奏曲とフーガ ニ短調 WoO 4-10
■CD14
オルガン・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.33
12のモノローグ Op.63 第1〜8番
■CD15
コラール幻想曲 Op.52
抒情的アンダンテ『愛の夢』(オルガン版) WoO 3-7
■CD16
幻想曲とフーガ ハ短調 Op.29
12のモノローグ Op.63 第9〜12番
創作主題による変奏曲とフーガ Op.73
■CD17
ミリヤム・ヴィーゼマンとマルティン・シュメーディングの対話
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2014〜2016年

Stereo + 5.0/5.1 Multi-ch
pure DSD Recording
3D Binaural-Stereo
19h 24’36”
レーガー没後100年となる2016年に完成されたオルガン作品全集です。11箇所13種類の歴史的オルガンを使用した一大プロジェクト。もともとバ ラ売りもされていて、VOL.1と2はディアパソン誌で5つ星を獲得しています。バッハの対位法をより深化させた複雑・緻密な書法によるレーガー作品の 数々を、巨大なオルガンのサウンドで心行くまで堪能できる重厚すぎるセットです。 マルティン・シュメーディングは1975年ドイツのミンデン生まれ。オルガンとリコーダーでソリストのディプロマを取得、他にも指揮、合唱、音楽理論、 教会音楽などを学んだ人物です。オルガニストとして様々なコンクールに入賞しており、そのレパートリーは膨大。レーガー以外にもブラームス、メンデル スゾーン、フランツ・シュミットの全作品や、シューマンの「ペダル・ピアノ」のための作品などCD録音も多数。 SACDマルチ・チャンネル、3Dバイノーラル・ステレオなど、高音質が売りのレーベルだけあって音質面も豪華仕様。また170ページを超えるカラー の解説書付きで、ドイツ語と英語による解説の他、使用されたすべてのオルガンの写真やストップ一覧を完備、レーガーの写真なども豊富に掲載しています。 アニバーサリー・イヤーにぴったりの、空前の完成度を誇る最強のレーガー全集と言えます。 (Ki)



Cybele
CYBELE-161405S (4SACD)
ロシア・アヴァンギャルドのピアノ音楽
■Disc1
オブーホフ:2つの喚起(1916)
 2つの小品【星は語る、不吉な反映】(1915)
 改心(全4曲(1915))
 3つのイコン(1915)
 黄金の創造T&U(1916)
ヴィシネグラツキー:2つの前奏曲Op.2(1916)
プロトポポフ:ピアノ・ソナタ第2番Op.5(1924)
ヴィシネグラツキー:音の魔方陣による練習曲Op.40(1957)
オブーホフ:お互い好きなように(1942)
 調停された平和(1948)
 神殿は測られる、聖霊は降臨する
 愛するキリスト(1945)
■Disc2
ルリエ:5つの脆い前奏曲Op.1(1908-10)
 2つの詩曲Op.8(1912)
 4つの詩曲Op.10(1912)
 5つの合成Op.16(1914)
 大気のかたち(1915)
 日課(全5曲)(1915)
プロトポポフ:ピアノ・ソナタ第3番Op.6(1924-8)
■Disc3
モソロフ:ピアノ・ソナタ第2番ロ短調Op.4(1923/4)
 ピアノ・ソナタ第1番ハ短調Op.3(1924)
 2つの夜想曲Op.15(1926)
 ピアノ・ソナタ第4番Op.11(1925)
 ピアノ・ソナタ第5番ニ短調Op.11(1925)
■Disc4
スクリャービン:2つの小品Op.57(1909)
ストラヴィンスキー:ピアノ・ラグ・ミューッジック(1919)
ロスラヴェッツ:アルカディ・アバザー追悼の前奏曲(1915)
 2つの小品(1915)/5つの前奏曲(1919-1922)
プロトポポフ:ピアノ・ソナタ第1番Op.1(1920-2)
スクリャービン:2つの舞曲Op.73(1914)
 5つの前奏曲Op.74(1914)
 ピアノ・ソナタ第7番Op.64「白ミサ」(1911)
オブーホフ:愛するキリスト(異版)(1945)
トーマス・ギュンター(P)

録音:2008年11月1-4日(CD1)、2010年2月22-26日(CD2)、2012年3月1-5日(CD3)、2014年2月27日-3月3日(CD4)/ドイツ放送室内楽ザール(ケルン)
帝政末期、革命直前のロシアは「銀の時代」と呼ばれ、象徴主義的芸術が盛り上がりを見せました。音楽ではスクリャービン を創始とする未来派が驚くべき先進性を示しましたが、社会主義リアリズムの台頭とともに駆逐、発展を阻止され、作曲家は改心か亡命を強いられ、人によっ ては粛清されました。
ロシア音楽ながら、ソ連時代はタブー視されていたため研究も進んでおらず、音で聴くことも難しかった作品の数々。それを4枚のアルバムで体系的に 俯瞰できる好企画の登場。 ニコライ・オブーホフ(1892-1954)は、プロコフィエフと同世代の作曲家。彼はシェーベルクよりも早い1914年に十二音技法を開拓し、1916年の「2 つの喚起」で実践。その貴重な作品をここで聴くことができます。革命後はパリに移り、「クロワ・ソノール」という十字架状の電子楽器を開発しますが、 アヴァンギャルドな傾向は徐々に宗教的なものに変わります。ここではその変遷も確認できます。 微分音で知られるイワン・ヴィシネグラツキー(1893-1979)、ピアノ音楽史上最も不可解な作品とされるセルゲイ・プロトポポフ(1893-1954)の3 つのソナタ、ショパン風の繊細な叙情の世界からシェーンベルク調の音楽へと変貌していくルリエ、騒音をオーケストラで描いた「鉄工場」のアレクサンド ル・モソロフが改心する前の急進性、いずれも驚きの音響の世界が繰り広げられます。 ピアノ独奏はドイツのベテラン、トーマス・ギュンター。バッハやシューベルトを得意とするだけでなく、ロシア未来派や独墺ユダヤ系作曲家など閑却さ れた作品普及に熱意を見せています。 SACD録音がロシア・アヴァンギャルド独特なピアノの響きをとらえています。


Cybele
CYBELE-050502S
(2SACD)
メンデルスゾーン:6つのオルガン・ソナタ Op.65
ブラームス:フーガ変イ短調 WoO.8
 11のコラール前奏曲 Op.122
ゲルト・ザッハー(Org)


Cybele
CYBELE-KIG006S
(3SACD)
ギュンター・ベッカー(1924-2007):ピアノ作品集
4つのバガテル(1954)
3つのフェーズ(1965)
和音についての研究(1970)
ミクログラフィア(1973)
2台ピアノのためのタイム・トレース(1987/88)*

ミリャム・ヴィーズマンとルース・ベッカーの会話(2011)
ミリャム・ヴィーズマンとライナー・ペータースの会話(2015)
オスカー・ゴットリープ・ブラー:ギュンター・ベッカーへの1994年のバースデイ・レター(2015)
【ドイツ語による語り、合計時間:138’43’’】
ベンジャミン・コブラー(P)
ロ ーラ・アル バレス(P)*
ピュアDSDレコーディングによるSACDハイブリッド盤。オーケストラ、室内楽、電子音楽など幅広い作品を残し、ダルムシュタット音楽祭でも多く の作品を発表したドイツの作曲家ギュンター・ベッカーのピアノ作品をまとめた貴重なアルバムです。ピアノを弾くコブラーはベッカー作品のスペシャリス トであり作曲家の意図を汲んだ演奏を聴かせています。
キュベレ・レコーズ創始者の1人で女優でもあるミリャム・ヴィーズマンが聴き手を務めた、ベッカーの妻ルース・ベッカーや、ベッカーの長年の友で ありオーボエ奏者のライナー・ペータースとの会話なども収録しています。 (Ki)


Cybele
CYBELE-001404S
(6SACD)
スペイン古楽オルガン作品集
[CD1]
ソレール(1729-1783):ソナタ集、ファンダンゴ(全16曲)
使用楽器:Great Jordi Bosch Organ (1762, Sant Andreu, Santanyi)
[CD2]
D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ集(全25曲)
使用楽器:Great Jordi Bosch Organ (1762, Sant Andreu, Santanyi)
[CD3]
ホセ・リドン(1748-1827):ソナタ集、カプリッチョほか(全9曲)
使用楽器:Great Jordi Bosch Organ (1762, Sant Andreu, Santanyi)
[CD4]
セバスティアン・アグイレラ・デ・ヘレディア(1561-1627):オルガン作品集
(全18曲+SACDのみボーナストラック1曲)
使用楽器:Gabriel Thomas Organ (1823, Sant Francesc de Paula, Campos)
[CD5]
パブロ・ブルーナ(1611-1679):オルガン作品集(全8曲)
使用楽器:Mateu Bosch Organ (1746, Sant Pere, Sencelles)
[CD6]
ミリャム・ヴィーズマンとオルガン製作者ゲルハルト・グレンツィングの会話
ミリャム・ヴィーズマンとマルティン・シュメーディングの会話
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2011年/スペイン サンターニ、カンポス、サンセーリャス
スペインのマヨルカ島にある、1762年ジョルディ・ボッシュ製のオルガンを始めとした歴史的オルガンを用いてスペインの古楽を演奏したアルバムです。 5人の作曲家の作品をCD1枚分ずつ、たっぷりと収録。前半はソレールの『ファンダンゴ』やD.スカルラッティの『猫のフーガ』を含むソナタ集などチェ ンバロで親しんだ楽曲がオルガンで華やかに鳴り響く面白さ、後半は他ではなかなか聴けない作曲家の作品を発見する面白さが詰まっています。SACD ハイブリッドで音質も最高級。
CD6にはキュベレ・レコーズ創始者の1人で女優でもあるミリャム・ヴィーズマンが聴き手を務めた、オルガン製作者グレンツィングやオルガン奏者シュ メーディングとの会話を収録しています(ドイツ語)。また約90ページの解説書には楽器の写真や作曲家の肖像など目で楽しめる画像がふんだんに使わ れています。
マルティン・シュメーディングは1975年ドイツのミンデン生まれ。オルガンとリコーダーでソリストのディプロマを取得、他にも指揮、合唱、音楽理論、 教会音楽などを学んだ人物です。オルガニストとして様々なコンクールに入賞しており、そのレパートリーは膨大。レーガーのオルガン作品全集(17枚 組、CYBELE-051500S)を完成させ話題となった他、ブラームス、メンデルスゾーン、フランツ・シュミットの全作品や、シューマンの「ペダル・ピアノ」 のための作品など多数のCDをリリースしています。 (Ki)


Cybele
CYBELE-KIG009S
(3SACD)
シャーンドル・ヴェレシュ(1907-1992)とハンガリー民謡
ヴェレシュ:弦楽四重奏曲第1番(1931)、
弦楽四重奏曲第2番(1937)、
弦楽三重奏曲(1954)
シャーンドル・ヴェレシュ、「ハンガリーの村々の器楽と歌」を読む(1975)
ミリャム・ヴィーズマンとクラウディオ・ヴェレシュの会話(2016)
ドーレンQ
バルトーク、コダーイに学んだハンガリーの作曲家ヴェレシュ。ブリテンの『シンフォニア・ダ・レクイエム』で有名な「皇紀2600年奉祝音楽」として交響曲を 書いた作曲家、と言えば分かる人は分かるでしょう。弟子にはリゲティもいます。バルトークの弟子ということもありハンガリー民謡にも強い興味と拘りを持 つヴェレシュの音楽の核となる書法が味わえる弦楽四重奏と三重奏を高音質録音でお楽しみいただけます。 CD2及びCD3にはヴェレシュ本人の肉声や、息子クラウディオ・ヴェレシュとキュベレ・レコーズ創始者の1人で女優でもあるミリャム・ヴィーズマンの会話 を収録しています



Cybele
CYBELE-161702S
(1SACD)
ミヒャエル・デンホフ(1955-):バッハ変奏曲Op.114〜ピアノのための ビルギッタ・ヴォレンヴェーバー(P;スタインウェイD)

録音:2017年4月5-7日
デンホフにとってバッハの音楽は特別なものであり、グレン・グールドの81年ステレオ録音盤『ゴルトベルク変奏曲』を聴いたときは大きな衝撃を受けた と言います。『バッハ変奏曲』と名付けられたこのピアノ曲は直接的にバッハの素材が出てくるという訳でもないようですが、音型の展開法や音楽の雰囲気に バッハ晩年のカノンやフーガに通じる厳しさを感じます。テーマはG-Es-H-C-Asという音列によるハ短調のインヴェンション。次第に半音階や不協和な響き も現れ調性を離れていきますが、最後に変化を伴いながらもテーマが回帰するあたりは『ゴルトベルク変奏曲』を思い起こさせます。 ピアノを弾くヴォレンヴェーバーはデンホフ音楽のスペシャリスト。デンホフはチェロ奏者としても活動していますが、そのデュオ・パートナーも務めて います。 (Ki)


Cybele
D-801702(1SACD)
ヴッパータール交響楽団LIVE Vol.1
ドホナーニ:交響的瞬間 Op.36、
 ピアノ協奏曲第2番 ロ短調 Op.42
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
ソフィア・グルバダモーヴァ(P)
ドミトリー・ユロフスキ(指)
ヴッパータールSO

録音:2017年6月25・26日
CYBELEレーベルが積極的に取り入れている、ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」。その録音 に特化したシリーズの第2弾です。同時にヴッパータール交響楽団のライヴ・シリーズ第1弾となっています。オルガンや室内楽の録音が多かったレーベ ルですが、ついに大オーケストラの録音がスタート。これは興味津々です!
エルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960)はピアニスト、指揮者、教師としても活躍した作曲家で、指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父。 20世紀になおロマン派の作風を貫いた人物で、ブラームスの音楽ともまったく不自然なく響き合います。2、3分の短い楽章が5つ並んだ『交響的瞬間』 は美しく情景的な佳曲。ハープを伴奏にオーボエが歌う第4楽章が印象的です。続くピアノ協奏曲は作曲家が腕の立つピアニストなだけあってとにかく雄 弁なソロが格好良い。ピアノがロ短調の分散和音で力強く駆け抜ける中、ホルンが朗々とテーマを歌い上げる第1楽章はこれぞロマン派協奏曲という出で 立ち。オーケストラの編成も大きく、高音質で楽しめるのが有難い、面白すぎる秘曲です。 ブラームスの3番も聴き応えあり。指揮のドミトリー・ユロフスキはいたって正攻法のアプローチで、音楽をたっぷり滋味豊かに響かせています。見事 な録音によってその音楽の美しさは余すところなく捉えられており、ティンパニを含む全楽器の音色の絶妙な混じり具合が感動的です。第2楽章の木管、 第3楽章の弦楽の響きもとても魅力的で素晴らしい。CYBELEレーベルのフル・オーケストラ録音、注目必至のシリーズです!


Cybele
3D-801801(1SACD)
ヴッパータール交響楽団LIVE Vol.2
ワーグナー:『タンホイザー』〜序曲/ヴェーヌスベルクの音楽
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
ジュリア・ジョーンズ(指)
ヴッパータールSO
CYBELEレーベルが積極的に取り入れている、ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」。その録音 に特化したシリーズよりヴッパータール交響楽団のライヴ・シリーズ第2弾が登場。ド派手な大管弦楽をたっぷり楽しめる『タンホイザー』と『幻想』と いう嬉しいカップリング!
『タンホイザー』序曲の金管の温かくふくよかな響きや、「ヴェーヌスベルクの音楽」のこまやかなオーケストラの動きを繊細にとらえた録音はさすがの 一言。高音質で聴きたい大編成音楽の筆頭、『幻想交響曲』も大満足の音場感。高度にして異常性のあるベルリオーズならではのオーケストレーションの 妙が手に取るように感じ取れます。ジュリア・ジョーンズはイギリス生まれの女性指揮者。丁寧で見通しの良いコントロールが好印象で、盛り上がりも十分。 ひたすら音そのものを聴き込みたい人には申し分ない演奏と言えます。 (Ki)


Cybele
CYBELEKIG-010S
(3SACD)
オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-):イエス受難曲
ミリヤム・ヴィーゼマンとオスカー・ゴットリープ・ブラーの対話
ミリヤム・ヴィーゼマンとオディロ・クラッセンの対話
グロリア・レーム(S)
シルヴィア・ハウアー(Ms)
ソン・ソンミン(T) 
ヨハネス・ヒル(Br)
マルクス・ヴォルペルト(バスバリトン、イエス)
ヨルグ・エンデブロック(指)
ヴィースバーデン・バッハO&cho

録音:2018年3月30日(ライヴ)
SACDハイブリッドで、SA層ではバイノーラル録音も楽しめます。幼いころから教会音楽やオルガン音楽に魅了されてきたという1934年生まれのド イツの作曲家、オスカー・ゴットリープ・ブラーによる『イエス受難曲』。1985年に初演されて以来20回以上上演されている大作オラトリオ。作曲者に よると、バッハのマタイ受難曲・ヨハネ受難曲とは距離を置いて作曲したということで、また、反ユダヤ主義の無い内容を目指したと言っています。 (Ki)


Cybele
CYBELE-031802S
(1SACD)
ソレール:2台のオルガンのための協奏曲集(全6曲) ユルゲン・エッスル(Gospel Organ: Joseph Francisco Nassarre Cimorra, 1735)
ジェレミー・ジョゼフ(Epistle Organ: Jorge de Sesma, 1695 & J. Fr. Nassarre Cimorra, 1736)
ソレールが1770年に作曲した6曲からなる2台オルガン協奏曲です。メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂にある2つのオルガンで演奏。高音質レーベル CYBELE RECORDS ならではの名録音で大聖堂に響きわたるオルガンの音響を見事に捉えています。SACDハイブリッドで、SACD層ではバイノーラル録音、 サラウンド録音が楽しめます。 (Ki)


Cybele
CYBELE-361804S
(1SACD)
ヒンデミット:3つの小品 Op.8(1917)、
 求婚にでかけた蛙(1941)
ベルンハルト・ハイデン(1910-2000):チェロ・ソナタ(1958)、シエーナ(1961)
ウォルター・スコリック(1934-):チェロ・ソナタ(2004)、4つのバガテル(1998)
セシル・グルーブラー(Vc)
タマーラ・チターゼ(P)
高音質レーベルCYBELE RECORDSならではの名録音で味わうチェロ作品集。SACDハイブリッドで、SACD層ではバイノーラル録音、サラウンド録音が 楽しめます。
ベルンハルト・ハイデンはドイツに生まれベルリン音大でヒンデミットに作曲を学んだ人物です。後年アメリカに帰化し、作曲活動を続けながらインディアナ大 学の作曲教授を務めました。そしてこの大学でハイデンに教えを受けたのが、ニューヨーク生まれのウォルター・スコリック。ヒンデミットと弟子、そして孫弟子 のチェロ作品が聴けるという面白いディスクなのです。書法にも非常に似たものを感じるからまた面白い。バッハ的な折り目正しい調性音楽と思いきや、移ろうよ うに変化音を交えトリッキーな転調を行い、軽妙なユーモアを感じさせる展開。時には厳しくシリアスな曲調も。無調の音列主義とはまったく違う方向に深めら れた現代音楽の系譜をお楽しみください。 (Ki)


Cybele
SACD-860.801(1SACD)
ヘンツェ:大管弦楽のための「激情+」(Appassionatamente plus)
ベルク:ルル組曲*
シュテファン・ゾルテス(指)
エッセンPO、ユリア・バウアー(S)*

録音:2009年11月&2010年5月(ライヴ)
三島由紀夫の「午後の曳航」を題材としたヘンツェのオペラ「裏切られた海」からの管弦楽作品、「激情(Appassionatamente)」の2003年改訂版「激情+」のライヴ・レコーディング。カップリングは同じくオペラから生まれた管弦楽作品、ベルクの「ルル組曲」!


Cybele
Cybele-960.309
フィードバック・スタジオ・ケルンVol.9〜フリッチュ:初期室内楽作品集
ソプラノと管楽器のための「Bestandteile des Voruber」
ナハトムジーク/イコネン
モデュレイチョン/G線上の/B線上の
ケルン音楽大学アンサンブル、
アルフォンス・コンタルスキー(P)、
アロイス・コンタルスキー(P)、
ベルンハルト・コンタルスキー(P)、
ジークフリート・パルム(Vc)、他

録音:1963年−1996年
シュトックハウゼンの弟子、ヨハネス・フリッチュ(1941−2010)が設立に携わったフィードバック・スタジオでのレコーディング・シリーズ。「Bestandteile des Voruber」は、ソプラノとバス・クラリネット、ファゴット、ホルン、トロンボーン、バス・トロンボーン、チューバという不思議な編成から炸裂する混沌。


Cybele
Cybele-960.310
フィードバック・スタジオ・ケルンVol.10〜フリッチュ:ライヴ・エレクトロニクス作品集
デュエット/マドリガル・トリステ
コンチェルト・ダ・カメラ/パルティータ
オード
ヨハネス・フリッチュ(Va)、
ローター・ファーバー(Ob)、
パトリシオ・カーディス(Vn)、
トーマス・バルドナー(指)ライン室内O、他

録音:1962年−1980
フィードバック・スタジオ・ケルン・シリーズの第10集は、ヨハネス・フリッチュのライヴ・エレクトロニクスが満載。「パルティータ」では師であるシュトックハウゼンも演奏に参加しています。


Cybele
CYBELEKIG-012S
(4SACD)
ヴォルフガング・リームとオルガン
[Disc1〜3]
リーム:オルガン作品全集(演奏:マルティン・シュメーディング)
リームによるオルガン即興(1970)
[Disc4](ドイツ語の会話)
ミリャム・ヴィーズマンとヴォルフガング・リームの対話(2018)
ミリャム・ヴィーズマンとマルティン・シュメーディングの対話(2018)
マルティン・シュメーディング(Org)
高音質レーベルCYBELE RECORDSからリームのオルガン作品全集が登場。SACDハイブリッドで、SACD層ではバイノーラル録音、サラウンド録音が楽 しめます。
ヴォルフガング・リームは1952年生まれのドイツの作曲家で、現在なお第一線で活躍し続けている大御所。CD3枚分ものオルガン作品を書いており、すべ てを収録したディスクは今までにありませんでした。今回の全集のうち、3分の2の作品は初録音だということです。 (Ki)


Cybele
CYBELE-KIG011S
(4SACD)
尹伊桑(1917-1995):チェロとピアノのための作品集
Nore (1964; rev. 1968) / Interludium A (1982) / Intermezzo (1988) / Glissees (1970) / Escape I (1992) / Shao Yang Yin (1966) / Duo (1984) / Sieben Etuden (1993) / Funf Stucke (1958)
[音楽:113分45秒]

尹伊桑の語り(1993、1976)
ミリャム・ヴィーズマンとホルガー・グロショップの対話(2018)
[ドイツ語の語り:203分21秒]
ア デ ル・ビッタ ー(Vc)
ホルガ ー・グロショップ(P)
激動の人生を歩み後年は西ドイツに帰化した尹 伊桑(ユン・イサン)。ドイツでの評価も非常に高く、ベルリン芸大の教授として多くの作曲家を育てました。 若いころチェロを学んだこともあり、チェロに対する思い入れが強かったと言われています。ピアノ・ソロも交えつつチェロ作品を集めたアルバム。SACDハイブ リッド盤で、SACD層にはバイノーラル録音も。尹 伊桑の芸術が高音質で楽しめます。 ★尹 伊桑の語りを収録したトラックも貴重。他にピアニストのホルガー・グロショップと、キュベレ・レコーズ創始者の1人で女優でもあるミリャム・ヴィーズマ ンの対話も収録しています。 (Ki)


Cybele
CYBELE-061807S
(2SACD)
ジグモンド・サットマリー:オルガン作品集
Cadenza con ostinati / B-A-C-H 」Hommage a…「 / Dies irae - Tage des Zorns / Feuertaufe / Bremer Dom-Musik / Strophen / Sonido Iberico / Sense of Rhythm / Moving Colours / Mors et vita
マルティン・シュメーディング(Org)
アニコ・サットマリー(Vn)
オラフ・ツショッペ(打楽器)
ヴォルフガング・コゲルト(Org)
ジグモンド・サットマリー(Org)
ジグモンド・サットマリーは1939年生まれのハンガリーの作曲家・オルガニストです。コダーイの孫弟子にあたり、バルトークやリゲティの系譜も感じる作風。 クラスメートにペーテル・エトヴェシュもいたそうです。 (Ki)


Cybele
3SACD-KiG004
(3SACD)
ピエール・ブーレーズとピアノ
ブーレーズ:12のノタシオン
ピアノ・ソナタ第1番
ピアノ・ソナタ第2番
ピアノ・ソナタ第3番/アンシーズ
天体暦の1ページ

ピエール・ブーレーズとミリヤム・ヴィーゼマンの対話(2011年1月31日)
ディミトリ・ヴァシラキスとミリヤム・ヴィーゼマンの対話(2011年5月17日)
ディミトリ・ヴァシラキス(P)

録音:2010年−2011年
ハルトマン、アポステル、ヘンツェと続いた好評のドキュメンタリー・シリーズ「アーティスツ・イン・カンバセーション」の第4弾は、巨匠ピエール・ブーレーズ。マルチチャンネル・サラウンドでのブーレーズのピアノ作品全集、パリのIRCAMでのブーレーズとヴィーゼマンの対話など、濃密な収録内容が魅力のブーレーズ・アルバムです!ピアノのディミトリ・ヴァシラキスも、1992年からアンサンブル・アンテルコンテンポランに参加する近現代音楽のスペシャリスト。


Cybele
SACD-060.701(1SACD)
ベッカー:オルガン作品全集
3つのオルガン小品/ジョスカンの思い出に
インタポレーショネン/メテオロン
マルティン・シュメディング(Org)
ギュンター・ベッカー(1924−2007)は、ドイツのライヴ・エレクトロニック・グループ、"メガ・ヘルツ"の創設者であり、国際現代音楽協会ドイツ部門の会長を務めた20世紀ドイツを代表する作曲家の1人。20世紀ドイツの知られざるオルガン作品にスポットライトをあてた好企画は音質もかなり優秀。全曲世界初録音。


Cybele
Cybele-050.101
【未案内旧譜】
トゥルヌミール:神秘のオルガンVol.1
聖霊降臨節Op.57〜聖務曲第29番、第42番、第51番
復活節Op.56〜聖務曲第13番
サンドロ・R・ミューラー(Org)

録音:1994年7月17日−20日
オルガン曲集「神秘のオルガン」は、19世紀後期〜20世紀前半のフランスで活躍した即興演奏の達人であり神秘主義者、シャルル・トゥルヌミールの代表作。
Cybele
Cybele-050.102
【未案内旧譜】
トゥルヌミール:神秘のオルガンVol.2
降誕節Op.55〜聖務曲第8番、第3番
復活節Op.56〜聖務曲第22番
サンドロ・R・ミューラー(Org)

録音:1994年8月8日−6日
第2集ではアレキサンダー・シュッケ1968年製のオルガンを使用。
Cybele
Cybele-050.103
【未案内旧譜】
トゥルヌミール:神秘のオルガンVol.3
聖霊降臨節Op.57〜聖務曲第40番、第34番、第35番
サンドロ・R・ミューラー(Org)

録音:1995年7月16日−19日
教会暦のために作曲された「神秘のオルガン」は51の聖務曲で構成され長大なスケールを持つ大作。1969年−70年生のリーガー・オルガンによる演奏。
Cybele
Cybele-050.104
【未案内旧譜】
トゥルヌミール:神秘のオルガンVol.4
聖霊降臨節Op.57〜聖務曲第44番、第38番、第49番
復活節Op.56〜聖務曲第21番
サンドロ・R・ミューラー(Org)

録音:1995年7月20日−23日
第4集に収録された4つの聖務曲は、1930年から1932年にかけて作曲された作品。
Cybele
Cybele-050.106
【未案内旧譜】
トゥルヌミール:神秘のオルガンVol.6
降誕節Op.55〜聖務曲第6番、第9番
復活節Op.56〜聖務曲第12番
聖霊降臨節Op.57〜聖務曲第30番
サンドロ・R・ミューラー(Org)

録音:1996年7月18日−21日
第6集はドイツのボットロップ、リープフラウエン教会のオルガンによる演奏。


Cybele
SACD-351.101(1SACD)
フランスの女流作曲家たち
ファランク:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.39
リリ・ブーランジェ:夜想曲
ガルシア=ヴィアルド:ソナチネ イ短調、6つの小品
アネッテ=バルバラ・フォーゲル(Vn)
アヤコ・ツルタ(P)

録音:2001年12月
フランスの3人の女流作曲家、フェランク、リリ・ブーランジェ、ガルシア=ヴィアルドの「ヴァイオリンとピアノのための作品集」。夭折の天才リリ・ブーランジェの「夜想曲」など、19世紀〜20世紀初期を生きた女流音楽家たちの作品に光をあてる好企画。ドイツの「Cybele」は、有数の高音質レーベルとしても定評があります。


Cybele
Cybele-260.501
【未案内旧譜】
リコーダーのための新しい音楽
リーム:ウィズアウト・コンプレッション
マルベ:ルネッサンス
ヴィエル:エト・イン・アルカディア・エゴ
ディネスク:Au coeur du silence
クレール:ラウンド・オヴ・トークス
トーマス:変容
ゴールドステイン:イン・ザ・ビギニング
トリオ・ディリット
トリオ・ディリットは、1992年にドイツのカルフで開催された国際リコーダー・コンクールでの優勝実績を持つドイツのリコーダー・アンサンブル。現代の作曲家たちによるリコーダー・アンサンブルのための作品は、静寂あり、超絶技巧あり、旋律美もあり。近現代作品といって侮れません。


Cybele
3SACD-KiG001(3SACD)
ハルトマン:弦楽四重奏を伴う作品全集
弦楽四重奏曲第1番「カリヨン」/弦楽四重奏曲第2番
弦楽四重奏と打楽器のための小協奏曲
クラリネット,弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための「室内協奏曲」
ハルトマン一族の語り(カール・アマデウス&エリザベート&リヒャルト)
ドゥーレンSQ、
ヴィルベルト・グローテンブール(Perc)、
アルヤン・ワウデンベルフ(Cl)、
コンラッド・ファン・アルフェン(指)
シンフォニア・ロッテルダム、
カール・アマデウス・ハルトマン(語り)、
エリザベート・ハルトマン(語り)、
リヒャルト・P.ハルトマン(語り)
オランダ勢の屈強な演奏による"弦楽四重奏"のための作品全集に加えて、ハルトマン夫人エリザベート・ハルトマン、子息のリヒャルト・P.ハルトマン、そして1962年頃に収録されたハルトマン自身の語りを収録。ハルトマンの肉声を収めた音楽的資料としても価値のあるタイトルです。


Cybele
3SACD-KiG-002
(3SACD)
アポステル:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲Op.7
単一楽章の弦楽四重奏曲Op.26
6つのエピグラム
創作主題による18の変奏曲
弦楽四重奏曲ニ短調
ドゥーレンSQ、
ハンス・エーリヒ・アポステル(語り)、他
ハルトマン(3SACD KiG 001)に続くシベーレ(Cybele)の"演奏+オーディオブック"第2弾は、アポステルの弦楽四重奏曲全集。1960年代に収録されたアポステルの語りは、かなり貴重。第1弾のハルトマンも好評を得ており、このアポステルの資料的価値も高い。


Cybele
3SACD-KiG003
(3SACD)
ヘンツェ:レクイエム ディミトリ・ヴァッシラキス(P)、
ラインホルト・フリードリヒ(Tp)、
スティーヴン・スローン(指)ボーフムSO、
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(語り)

録音:2010年6月&8月
ハルトマン、アポステルに続くシベーレ(Cybele)の「演奏+オーディオブック」シリーズ第3弾は、ロンドン・シンフォニエッタの元ディレクター、マイケル・ヴァイナーに捧げられ、ピアノ、トランペット、オーケストラを要するハンス・ヴェルナー・ヘンツェの「レクイエム」。ハルトマン、アポステルと同じく、もちろんヘンツェの語り(ドイツ語)もたっぷりと収録!


Cybele
Cybele-200.201
【未案内旧譜】
カンパニュラ
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番〜前奏曲
ブルーメンターラー:カント
デンホフ:Wenn aber...
ツィンマーマン:4つの短い練習曲
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番〜サラバンド
クルターク:ヤーノシュ・ピリンスキー〜ジェラール・ド・ネルヴァル
デンホフ:サーキュラ・エル・ティエンポ
ミヒャエル・デンホフ(カンパニュラ)

録音:1995年5月
共鳴弦を張ったチェロのような弦楽器「カンパニュラ(Campanula)」による無伴奏作品集!ドイツの楽器製作者ヘルムート・ブレフェルトが開発した弦楽器「カンパニュラ」が奏でる音楽、中でもバッハは、共鳴弦により広がる"響き"の存在が斬新な印象を与えてくれます。
Cybele
Cybele-050.201
【未案内旧譜】
ミッデルシュルテ:オルガン作品集
パッサカリア ニ短調/バッハの主題による協奏曲/カノン風幻想曲とバッハの主題によるフーガ
ギスベルト・シュナイダー(Org)

録音:1997年11月
ドイツからアメリカのシカゴへと移住しヨーロッパ楽壇の流れから外れてしまったため、知られざる存在となってしまったヴィルヘルム・ミッデルシュルテ(1863−1943)。バッハの音楽を信奉したミッデルシュルテのオルガン作品には、バッハに近現代のテイストを加えたスタイルが最大の特徴。
Cybele
Cybele-060.301
【未案内旧譜】
タンケ:オルガンのための21の幻想曲「イマジナリー・デイ」(世界初録音) ウィレム・タンケ(Org)

録音:1999年−2001年
レーガーとメシアン、オランダの作曲家たちのオルガン作品演奏、即興演奏のスペシャリストで作曲家、ウィレム・タンケ(1959−)の自作自演集。朝、昼、夕、夜の出来事を描く「イマジナリー・デイ」ではオルガンだけでなく、アフリカのドラムや空のワインボトル(!?)などの打楽器も大活躍!


Cybele
CYBELE-762201S
(1SACD)
ペーテル=ヤン・ワーヘマンス(1952):作品集
凍結の儀式(2013)
ながい道(2016-2018)
夜のダンサー(2017)
風景のかたち(2013-2014)
アリー・ファン・ベーク(指)
ドーレン・アンサンブル
1952年オランダ生まれの作曲家、ペーテル=ヤン・ワーヘマンスの作品集。ワーヘマンスはヨーロッパ音楽に重きを置き、その伝統の中から新たな発展を試み る作品を発表しています。 (Ki)



Cybele
CYBELE-162202S
(1SACD)
シモン・ラクス(1901-1983):ピアノ作品集
ソナチネ(1927)
18世紀ワルシャワの3つのポロネーズ
小ソナタ(1946)
バラード『ショパンを讃えて』(1949)
プレリュード、ブルースとポルカ
古風な組曲(1966)
鍛冶屋の娘(1964/2020)
ホルガー・グロショップ(P)
シモン・ラクス(1901-1983)はワルシャワ出身で、1926年からフランスに永住した作曲家。1941年にユダヤ人であることを理由に強制収容所に送られ ましたが、収容所のオーケストラで指揮をすることで生き延びることができました。ピアノ作品は生涯にわたって様々なスタイルで書かれており、ほとんどが生前未 発表の作品。パリ風、ワルシャワ風、新古典風など、作曲家の人生を反映した音楽になっています。
CYBELEレーベルならではのバイノーラル録音を含む高品質SACDハイブリッド盤。 (Ki)


Cybele
CYBELE-362203S
シモン・ラクス(1901-1983):チェロ作品集
3つの演奏会用小品(1933)/ソナタ(1932)
パッサカリア(ヴォカリーズ)(1946)
対話(1964)/鍛冶屋の娘(1964/2020)
アデ ル・ビッター(Vc)
ホルガー・グロショップ(P)
ミーシャ・メイヤー(Vc)
シモン・ラクス(1901-1983)はワルシャワ出身で、1926年からフランスに永住した作曲家。1941年にユダヤ人であることを理由に強制収容所に送られ ましたが、収容所のオーケストラで指揮をすることで生き延びることができました。このアルバムは彼のチェロとピアノ及び、2台チェロのための作品を収録してい ます。 ★CYBELEレーベルならではのバイノーラル録音を含む高品質SACDハイブリッド盤。 (Ki)


Cybele
3D-862101(1SACD)
3D-Binaural-Stereo
pure DSD Recording

ヴッパータールSOLIVE Vol.3
デュティユー:メタボール
メシアン:忘れられた捧げもの、微笑み
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
ジュリア・ジョーンズ(指)
ヴッパータールSO
ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」によるヴッパータールSOのライヴ・シリーズ第3弾。近現代フ ランスの管弦楽作品が収録されており、きらめく色彩をふりまくオーケストラの響きを見事にとらえた高音質録音がたっぷりと楽しめます。ヴッパータール響の本 拠地であり歴史的建造物でもあるシュタットハレ
デュティユーの『メタボール』はクリーヴランドOの創立40周年記念として書かれ、1965年にジョージ・セルの指揮で初演されました。「代謝」(メタ ボリズム)を意味するタイトルを持ち、モチーフが変容・変成していく切れ目ない5つの楽章から成っています。
1931年にメシアン最初のオーケストラ作品としてパリで初演された『忘れられた捧げもの』は3部分からなる瞑想曲で、メシアンならではのユニークな宗教性 がすでに見て取れます。また『微笑み』は1991年モーツァルト没後200年を記念して書かれた晩年の作品で、天真爛漫なモーツァルトの音楽に微笑みかけるよ うな印象的な音楽。
ラヴェルの『ダフニスとクロエ』第2組曲(1913年)は原曲の終盤である第3場を用いたもので、管弦楽法の無限の可能性を感じるような輝かしい美しさを 持つ人気作品。壮麗な響きがたまりません。 (Ki)


Cybele
SC-862102
ピアソラ:作品集
シンフォニエッタ1953
アディオス・ノニーノ
タンガーソ
ブエノスアイレスの四季
オブリビオン
ローター・ヘンゼル(バンドネオン)
ラスムス・バウマン(指)
ノイエ・フィルハーモニー・ヴェストファーレン
2021年3月11日に生誕100歳を迎えたピアソラの作品集。ピアソラ32歳の若き日の注目作『シンフォニエッタ1953』から有名な『オブリビオン』まで収録。ベネズエラ人指揮者エドゥアルド・マルトゥレの指揮で、バンドネオンのスペシャリストであるローター・ヘンゼルを招いての演奏です。 (Ki)



NEOS
NEOS-11825
2640あり初紹介旧譜
ウッド&ケージ&ファーニホウ:器楽アンサンブル作品集
ジェイムズ・ウッド(b.1953):二人の男が出会い、お互いを遠い惑星から来たと思い込んでいる(打楽器奏者と24の楽器のための協奏曲)
ジョン・ケージ:龍安寺(ソロまたはテープを伴ってもよい声、フルート、オーボエ、トロンボーン、コントラバスと、オブリガート・パーカッションまたは20の楽器の組み合わせのための)
ブライアン・ファーニホウ(b.1943):イカロスの墜落(クラリネット独奏と室内アンサンブルのための
ベルン芸術大学アンサンブル”VERTIGO”、
レンナルト・ドームス(指)、
ブライアン・アーチナル(パーカッション)、
リヴィア・シェーンベヒラー(Fl)、
シュユエ・ジャオ(Cl)、
ヌーヴェル・アンサンブル・コンタンポラン

録音(ライヴ):2017年6月27日&11月12日(ベルン、スイス)
ジェイムズ・ウッド、ジョン・ケージ、ブライアン・ファニーホウの3人の前衛音楽を集めたアルバム。作曲当時の1980〜90年代には、音楽院で演奏することは技術的にも論理的にも不可能だったと考えられるこれらの楽曲を、ベルン芸術大学のアンサンブルが見事に表現しています。





Onyx
ONYX-4243
日本語解説付き限定盤
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 作品74 「悲愴」 ドミンゴ・インドヤン(指)、
イヤル・リヴァプールPO

録音(ライヴ):2021年11月18日&21日
2006年から15年間、ロイヤル・リヴァプールPOの首席指揮者を務めたワシリー・ペトレンコに代わり、2021年9月から新たな首席奏者に就任したアルメニア系ベネズエラの若き注目指揮者、ドミンゴ・インドヤン。
ONYX-からはこれまでに、フランスの管弦楽作品集、ラテン・グラミー賞獲得作曲家、ロベルト・シエッラによる交響曲第6番をリリースしてきたインドヤン。本アルバムは、東京エムプラスの創立30周年を記念した日本限定盤として、チャイコフスキーが最後に完成させた大作、交響曲第6番 「悲愴」 を収録。チャイコフスキーが切り開いた独自の境地が示されたこの作品は、19世紀後半の代表的交響曲のひとつとして高く評価されています。
今回収録された 「悲愴」 は、インドヤンがRLPOの首席指揮者に就任して間もない2021年11月に行われた演奏会のライヴ録音で、前半に地元出身の名ピアニスト、スティーヴン・ハフを独奏者に迎えたブラームスのピアノ協奏曲第1番、後半にこの 「悲愴」 という曲目で、11月18日と21日の2回行われました。日本向けの特別企画についてロイヤル・リヴァプールPO、ONYX-(オニックス)と協議を重ねた結果、両者の全面的な協力により、「悲愴」の日本限定でのリリースが実現しました。ベネズエラの音楽教育プログラム「エル・システマ」でヴァイオリンを学び頭角を現し、BBCプロムスでの指揮姿が話題となったドミンゴ・インドヤンが、ペトレンコ時代とは一味違った解釈でこの傑作の持つ魅力を引き出しています。
増田良介氏による書き下ろしの日本語解説付き、そして、カバー、バックインレイも日本語仕様に拘った完全限定生産盤です。







Nimbus
NI-5952
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番他
ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調、
ソナチネ Op.100、「スラブ舞曲集」(クライスラー編)より舞曲 Op.46-2、舞曲 Op.72-2、舞曲 Op.72-8
トリオ・シャハム・エレツ・ウォルフィッシュ

録音:2019年3月8日-9日
ハイペリオン(Hyperion)、シャンドス(Chandos)、ニンバス(Nimbus)などでそれぞれソリストとして活躍する世界的名手たち、ハガイ・シャハム、ラファエル・ウォルフィッシュとアーノン・エレツが2009年に結成したピアノ三重奏団、トリオ・シャハム・エレツ・ウォルフィッシュ。本アルバムではドヴォルザークを取り上げています。ドヴォルザークは、ヴィオラ奏者またピアノ奏者としても室内楽に精通していました。ここで収録された「ピアノ三重奏曲第3番」は母の死後書かれた作品でその影響も窺えます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus
NI-5953(2CDR)
2台ピアノのためのフランス音楽
レイナルド・アーン:メランコリックなカプリス、
 12のワルツ集 「ほどけたリボン」、
 回復期の患者を慰めるために
ケクラン:組曲 Op.6、組曲 Op.19*、
 フランス風ソナチネ集 Op.60*
タイユフェール:野外遊戯、
 イマージュ*、ファンダンゴ、
 2つのワルツ、間奏曲、トッカータ、
 ソナタ、コラールと変奏曲集
*=4手連弾
マーティン・ジョーンズ(P)、
エイドリアン・ファーマー(P)

録音:2019年、2022年
マーティン・ジョーンズとエイドリアン・ファーマーによる知られざる2台ピアノのためのフランス音楽集。マーティン・ジョーンズは、1968年にマイラ・ヘス賞を受賞し、英国で最も高い評価を得ているピアニストの一人です。同年、クイーン・エリザベス・ホールでロンドン・デビュー、カーネギーホールでニューヨーク・デビューを果たすとリサイタルや協奏曲のソリストとして引っ張りだことなっています。共演のエイドリアン・ファーマーは、バーミンガム大学で音楽の学位を取得した後、マンチェスターの王立ノーザン音楽大学で伴奏者として研鑽を積みました。エイドリアンは、サイモン・キャラハンやニーナ・ウォーカーなどとNimbusレーベルで共演している他、これまでにもマーティン・ジョーンズとのコンビでもサン=サーンスの作品集をリリースするなどしています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


Nimbus
NI-8112
マックス・コヴァルスキ:歌曲集
マックス・コヴァルスキ(1882-1956):6つの歌 Op.1/6つの賛美歌 Op.3より 第1曲〜第3曲/マルティン・グライフの詩による3つの歌 Op.8/ロココ時代の6つの恋の歌 Op.11/ヘルマン・ヘッセの詩による5つの歌 Op.14/クラブントの詩による6つの歌 Op.15/イングリッシュ・ソングス 第1番、第2番、第3番/芸者の歌
サイモン・ウォルフィッシュ(Br)、
カミーユ・ブッチャー(S)、
エドワード・ラシュトン(P)

録音:2019年8月7日-9日
マックス・コヴァルスキ(1882-1956)は1939年まではドイツで、その後はイギリスで活躍した声楽家兼作曲家です。250以上もの歌曲を遺した彼の作風は、19世紀後半の美学が活かされ、その様式が反映されています。ほぼドイツ語の詩に曲を付けた作品を遺した知られざる作曲家コヴァルスキの楽曲をお楽しみください。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus
NI-8113
フランシスコ・ミニョーネ:ピアノ作品集
奥地の伝説第8番/Cucumbizinho/エレガントなワルツ/ソナチネ第1番/奥地の伝説第6番/ユーモラスなセレナーデ/Congada/ソナチネ第2番/奥地の伝説第4番/タンゴ/4つのブラジルの小品/ソナチネ第3番/街角のワルツ第1番/Paulistana/ソナチネ第4番/街角のワルツ第12番
マーティン・ジョーンズ(P)

録音:2022年3月7日-8日
Nimbusレーベルからシリーズ化される南米ピアノ音楽の第1弾が登場。ブラジルの作曲家フランシスコ・ミニョーネの作品集です。ミニョーネは主に独奏曲とオーケストラ曲をメインに作曲しており、このアルバムに収められているピアノ独奏曲にも、オーケストラ曲の質感や和音の影響をしっかりと感じることが出来ます。
マーティン・ジョーンズは、1968年にマイラ・ヘス賞を受賞し、英国で最も高い評価を得ているピアニストの一人です。同年、クイーン・エリザベス・ホールでロンドン・デビュー、カーネギーホールでニューヨーク・デビューを果たすとリサイタルや協奏曲のソリストとして引っ張りだことなっています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。









Treasuresの復刻ネタ候補
★ギーゼキング/モーツァルトの短調(長調で終わる)作品(出来れば赤盤で)





厳選!赤盤名演集Vol.13まで割り振り済


TRE-278 フェラス〜シベリウス&チャイコフスキー
録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★

※以前の復刻と区別するために品番結尾に「r」を付しています。
■音源について
以前は、落ち着きのある音が特徴的な英W.R.C盤を使用しましたが、各楽器のニュアンスがより明確に伝わる米エベレストの金紫ラベル盤を新たに採用して再復刻ししました。ジャケ写に写っているのは、マーラー・メダル。











TRE-
録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★

TRE-
録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★

TRE-
録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★

TRE-
録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★

TRE-
録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★

TRE-
録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★

TRE-
録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★

TRE-
録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★

TRE-
録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★




TRE- ケンペ&バンベルク響O
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
交響曲第2番


録音:
※音源:
◎収録時間:80分超え!
“!!”
■音源について
★★★

リンパニー〜モノラル期のピアノ小品集

録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★

シューリヒト〜ワーグナー&ブルックナー
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブルックナー:交響曲第7番

録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★

アンセルメ〜ベートーヴェン厳選名演集Vol.3
交響曲第5&6番

録音:1962年、1962年6月*
※音源:
◎収録時間:73:33
“!!”
■音源について
★★★

(2CDR-) フェヴリエ〜ラヴェル:ピアノ曲全集

ソナチネ
ハイドンの名によるメヌエット
ボロディン風に
シャブリエ風に
亡き王女の為のパヴァーヌ
夜のガスパール
クーオウランの墓
高雅で感傷的なワルツ
古風なメヌエット
プレリュード
水の戯れ
口絵(5手/2台ピアノ)*,#
耳で聞く風景(2台ピアノ)*
マ・メール・ロワ(4手連弾)*
ジャック・フェヴリエ(P)
ガブリエル・タッキーノ(P)*
ジャン・クロード・アンブリジーニ(P)#

録音:1971年頃
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
「英雄」は、あえて後発のAceofDiamonds盤(ラージ、ミゾ)を採用。盤の劣化が少ない分、オリジナルの鮮烈な音が伝わります。ちなみに、同シリーズのいわゆるスモール盤は、音像がやや小さく感じられます。
★★★

チャイ5




TRT-022
★★
シュヒター/チャイコフスキー&シベリウス
チャイコフスキー:イタリア奇想曲
シベリウス:交響詩「フィンランディア」
 悲しきワルツ
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
北西ドイツPO

録音:
※音源:
◎収録時間:72:31
“シュヒターの厳しい制御が功を奏した品格漂う名演奏!”
■音源について
★★★

復刻不可

発売停止中
ホーレンシュタイン/チャイコフスキー&ワーグナー
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲
「タンホイザー」〜ヴェヌスベルクの音楽#
チャイコフスキー:交響曲第5番*
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
ロイヤルPO
ニュー・フィルハーモニアO*
ビーチャム・コーラル・ソサイエティ#

録音:1962年9月30日、1968年4月30日*(全てステレオ)
※音源:日ReadersDigestNO8Y-0809、米ReadersDigest_RD4-178-2*
◎収録時間:70:21
■音源について
サージェントが遺したショ
この

TRT- オーマンディ
ヒンデミット:画家マチス
チャイコフスキー:交響曲第5番*


録音:1962年9月30日、1968年4月30日*(全てステレオ)
※音源:日ReadersDigestNO8Y-0809、米ReadersDigest_RD4-178-2*
◎収録時間:
■音源について
サージェントが遺したショ
この

TRE-
★★
プリチャードのシベリウス
ベルリオーズ
ドビュッシー
シベリウス


録音:1960年代末
※音源:64:27
“!!”
■音源について
★★★




録音:
※音源:
◎収録時間:
“!!”
■音源について
★★★







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