湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Auris Subtilis
(ドイツ)



品番 内容 演奏者
ASC-5051
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 フランス・フォン・プロムニツァウ(Org/聖ラウレンティウス教会、バッハ・オルガン)

録音:2010年9月
この大曲をオルガンで演奏するのは、1952年生まれのフランツ・フォン・プロムニツァウ。彼は、オルガニストとしてオランダなどで活躍し、現在はドイツの教会でオルガニストを務めているほか、23歳でドレスデン歌劇場の指揮台に立ち、ヴォーカルアンサンブルを指揮したという秀才指揮者でもあります。ハンス・オットーの下で学び、彼の代役としてドレスデンで舞台に立つこともしばしばありました。ドイツ本流のオルガン伝統を完璧に身につけています。2000年には、フーガの技法を鏡像転回ヴァージョンの世界初の演奏を敢行しました。2010年、彼のゴルトベルク変奏曲オルガン版が、バッハの325回の誕生日を記念するために32.5回ドイツで演奏されたという逸話もあります。とにかくバッハとオルガンには並々ならぬ強烈なこだわりのあるプロムニツァウによる、ドイツ中が酔いしれたゴルトベルクの登場です! (Ki)
ASC-5055
「モーツァルトへの私の手紙」〜音楽:モーツァルト、テクスト:フィリップ・ユゲ(歌手・作家)による
ソナタ.ニ長調KV7〜「メヌエット」
敬愛するモーツァルトへ・・・
ソナタ.ニ長調KV7〜「アレグロ・モルト」
それにしても、神童であったかもしれないあなたは、なんて面白い人だろう
ソナタ.ニ長調KV7〜「アダージョ」
15年後に訪れた二度目の出会い
ソナタ.ニ長調KV330〜「アレグロ・モデラート」
パリのサロンと華やかなサークル(上流社会)の感激よう
ソナタ,.ハ長調KV330〜「アンダンテ・カンタービレ」
あなたのパリに対する無関心のわけは、ひょっとして・・・
ソナタ.ハ長調KV330〜「アレグレット」
輝くものが何一つないパリで、あなたの才能は正式に評価されうるものだ・・・
ソナタ.ヘ長調KV332〜「アレグロ」
あなたとグリム男爵との関係
ソナタ.ヘ長調 KV332〜「アダージョ」
1778年9月27日、あなたはパリを(?)永遠に去った
ソナタ.ヘ長調KV332〜「アレグロ・アッサイ」
バーバラ・バオン(P)
フィリップ・ユゲ(朗読)

録音:2011年
言葉の綾と音楽が織りなすモーツァルトの生き生きした世界。1763年から1778年までパリに滞在していたモーツァルトの軌跡を辿ります。フランスの歌手であり、作家でもあるフィリップ・ユゲによる、お洒落なフランス訛りのドイツ語と、バーバラ・バオンの奏でる晴れやかなモーツァルトの旋律が、パリの華やかな雰囲気を醸し出しています。
バーバラ・バオンはフランクフルトの音楽芸術大学でピアノとピアノ伴奏を学び、その後マンハイム国立劇場、シンガポール・ゲーテ研究所などで研鑽を積みました。ソリストとして大いに活躍する傍ら、アンケ・フォンドゥング、オリヴァー・ヴィドマーなど有名な歌手の伴奏も務めており、絶大な信頼を寄せられています。フィリップ・ユゲは、フランスのブザンソン生まれ。マンハイム音楽芸術大学でオペラを学び、1989年以来ドイツに住んでいます。歌手、俳優、ステージ監督、作家として活躍しています。彼のシャンソン「ブレル!」、「今夕、私はマンドリンを待っている」はドイツで大反響を呼び、一躍脚光を浴びています。 (Ki)
ASC-5056
「愛の思考」
モーツァルト:森の中でKV308
夢の中の面影KV530
 ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたときKV520
 すみれKV476/鳥よ、年ごとにKV307
 ラウラに寄せる夕べの思いKV523
シューベルト:たゆみなき愛(ゲーテ詩)D.138
 君こそわが憩い(リュッケルト詩)D.776
 笑いと涙(リュッケルト詩)D.777
 最初の喪失(ゲーテ詩)D.226
 恋人のそばに(ゲーテ詩)D.162
 流れの上で(レルシュタープ詩)D.943*
 劇「ラクリマス」からの2つの場面(シュッツ詩)D.857(op.124-1)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:なぜばらが褪せているの(ハイネ詩)op.1-3 たそがれが上方から降りてきて(ゲーテ詩)op.34
 夜は静かな海のごとく(アイヒェンドルフ詩)
メンデルスゾーン(バルトルディ):9つの愛(ハイネ詩)op.19
 歌の翼に(ハイネ詩)op.34-2
 魔女の歌(もうひとつの5月の歌)(ヘルティ詩)
ヨーゼフ・ルドルフ・レヴィ:友情か愛か(ミュヒラー詩)op.7
ヤナ・ビュヒナー(S)
ハンス=ペーター・フィーバー(Hrn)*
ブリタ・ヴィートランダース(フォルテピアノ)
エッカルト・ゼルハイム(フォルテピアノ)

録音:2011年9月
ヤーナ・ビュヒナーは、ドレスデン生まれのリリコ・ソプラノ。シュワルツコップやブリギッテ・アイゼンフェルトらに薫陶を受け、モーツァルトのオペラの数々やムゼッタ、ジルダ、ツェルビネッタ、さらにはDVD化されて激賞されている「カルメル会修道女の対話」での修道女コンスタンス役など、世界の歌劇場で様々な役をこなしています。そんなマルチの能力をもつ彼女が、様々な愛をうたったドイツ詩による歌曲を録音。フォルテピアノの暖かな音色の伴奏、ホルンを含む歌曲など、趣向に富んだアルバムとなっています。もちろん詩と音楽への深い洞察も見事。
ASC-5058
バンベルク交響楽団のチェリスト
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番Op.69
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ショパン:チェロ・ソナタ
マティアス・ランフト(Vc)
小笠原智子(P)

録音:2014年1月イルムラー・ホール、オットー・フリードリヒ大学、バンベルク
バンベルク交響楽団の第1ソロチェリストであるマティアス・ランフトと、日本人ピアニスト小笠原智子夫妻によるアルバム。 ふたりの音楽活動で重要な作品、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ第3番を主軸に、ショパン、ドビュッシーのチェロ・ソナタを収録しています。ベートー ヴェンのチェロ・ソナタ第3番は、19世紀のチェロ・ソナタの規範となった作品で、チェロ奏者として大切なレパートリーであります。マティアス・ランフ トも演奏する度に新しい発見があり、いつでも新鮮な気持ちで取り組めると語っています。またピアノとチェロが旋律楽器として同等に扱われるショパン、 自由な形式でしなやかに書かれたドビュッシー、3つの作品が一つの環となり、完結したアルバムです。 (Ki)
■マティアス・ランフト(Vc)
ハンブルク音楽大学、フライブルク音楽大学で学び、後に米・インディアナ大学でシュタルケルに師事。1985年にバンベルク交響楽団に入団、1991年から現在に至るまで第1ソロチェリストとして活躍している。使用楽器は1695年製作ジョヴァンニ・グランチーノ。
■小笠原智子(P)
東京芸術大学卒業後渡独。ベルリン芸術大学、フライブルク音楽大学を卒業。在学中、全ドイツ音楽大学コンクールで第1位を獲得。ヨーロッパ各地でコンサート活動をしている。ソロだけではなく室内楽分野でも才能を発揮している。
ASO-5065
「ザクセン・スイスのオルガンの風景」
バッハ:幻想曲ト長調 BWV572
ヨハン・エルンスト・エーベルリン(1702-1762):前奏曲、ヴェルセットと終曲 ニ長調
ゲオルク・アンドレアス・ゾルゲ(1703-1778):ソナタ第3番 ニ短調
ニコラ・アントニオ・ジンガレッリ(1752-1837):ソナタ ハ長調
バッハ:前奏曲とフーガ.ハ短調 BWV549
グスタフ・アドルフ・メルケル(1827-1885):宗教的行進曲
マイルズ・ビーケット・フォスター(1851-1918):Concluding Voluntary
トーマス・アダムス(1857-1918):アレグロ・ポンポーサ.ハ長調
パーシー・E・フレッチャー(1879-1932):前奏曲、間奏曲、後奏曲
ニコラス・ショヴォー(1904-1995):3つの小品
マティアス・グリュネル(Org)

録音:2014年1月16・17日
ドイツ東部に位置するザクセン・スイスでのオルガン・マラソン。演奏はすべてマティアス・グリュネルトですが使用オルガンは10曲すべて別のもの。 ライナーノートにはそれぞれの教会の外観とオルガンの写真、仕様データなども載っていて、楽器の個性を比べながら聴くことができます。バッハから20 世紀まで幅広い作品を収録しているのもポイントです。 (Ki)

ASC-5067
ホルン・アンサンブルの調べ
オルランド・ディ・ラッソ(ウィリアム・S・ファッチ編):エコー・カノン
カール・シュティーグラー:聖フーベルト・ミサ
ワーグナー(マンフレッド・クリエ編):「ラインの黄金」幻想曲
R・シュトラウス(リヒャルト・ゴールドファーデン編):ティル・オイレンシュピーゲル
トマス・ハウシルト・ホルン・クラス

録音:2014年1月/フベルトゥスブルク城
ライプツィヒにある名門フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学で教鞭を振るうトマス・ハウシルトと、彼に師事する学生たちによ るハイレベルなホルン・アンサンブル。「聖フーベルト・ミサ」はキリエ、グローリア、クレド…と通常のミサのように分かれ、それぞれ敬虔な響きを聴か せたのち最後は力強いファンファーレで全曲を締めくくります。リストのパラフレーズを思わせる「ラインの黄金」による幻想曲、10本のホルンで華麗に 吹き切る「ティル」も痛快。ブラス・ファンにおすすめです。 (Ki)
ASC-5072
「スペインとの出会い」
トゥリーナ:3つのアンダルシア舞曲より 「サパテアード」Op.8-3 
ドビュッシー:版画より 「グラナダの夕べ」、「雨の庭」
D.スカルラッティ:ソナタ イ長調K.533、ホ長調K.380、ホ長調K.531
シャルヴェンカ:スペインのセレナード Op.63-1
ショパン:ボレロ Op.19
ラヴェル(レオン・ロケ編):「スペインの時」幻想曲
アルベニス:マジョルカ
トゥリーナ:幻想舞曲集より 「饗宴」Op.22-3
リスト:スペイン狂詩曲
アンドレアス・ヴァイマー(P)

録音:2015年2月4日-3月30日
1966年、ドイツのギーセン生まれのピアニスト、アンドレアス・ヴァイマーによるスペイン・アルバム。ラヴェルの歌劇「スペインの時」から編まれた 幻想曲が非常に珍しいです。編曲者のレオン・ロケ(1839-1923)はフランスのオルガニストで、ラヴェル、ドビュッシーといった同時代の作品のピアノ 編曲などで知られています。 (Ki)
ASO-5074(2CD)
バッハ:フーガの技法 BWV1080 フランス・フォン・プロムニツァウ(Org)

録音:2014年1月9日
曲順に自由度がある「フーガの技法」。このCDではコントラプンクトゥスは一部入れ替わっていますがほぼ番号順に並べられ、カノンが数曲おきに挟 み込まれています。全体がアーチ状の構成をとる規則的な配列です。演奏は「ゴルトベルク」のオルガン版もリリースしている(ASC5051)プロムニツァウ。 ストップ操作など、大胆な解釈が特徴的で、管楽器やグロッケンシュピールの音色が出てきたり、付点リズムが出てきたりと、既成のイメージを覆す「フー ガの技法」がお聴きいただけます。 (Ki)
ASF-5076
「ハーフホルン2」
シュテファン・ヴァイ:Achterwasser
ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト:Wach auf meins Herzens Schone
伝承曲:Andachtsjodler
チェーザレ・ネグリ:La Barriera
ジョン・スタンリー:Vontuntary
伝承曲:Sag o minns du i tysta kvallen
ローリー・ダル・オカハン:Give me your hand
アルカディ・スキルクロパー:Glockenblume
伝承曲:W kadzidlanskim boru
伝承曲:En herrdag i hojden
ターロック・オキャロラン:Air
シュテファン・ヴァイ:Cacilias Freude
シュテファン・ヴァイ(ハーフホルン)ほか

録音:2015年
ハーフホルンはハープとアルプスホルンを融合した、両方の楽器の響きを持つ楽器で、シュテファン・ヴァイが開発しました。第1弾(ASF5063)の 続編となる今作は、古楽のハープ作品や伝承曲に自作を組み合わせたプログラム。未知の楽器の独特なサウンドをお楽しみください。 (Ki)
ASC-5078
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(シトコヴェツキー編) ハルトムート・シル(Vn)
マティアス・ヴォルムヴァ
ティルマン・トゥルディンガー(Vc)
ドミトリ・シトコヴェツキーがグレン・グールド追悼のために手掛けたゴルトベルク変奏曲の弦楽三重奏版。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの3つの楽 器で演奏することで各声部が浮き彫りになり明確化されます。その上で高い技巧が必要とされ、各人のアンサンブル能力も求められます。ここでは寸分の 隙も見せないような密度の高い演奏を聴かせています。 ヴァイオリンのシルは1971年ライプツィヒで生まれ、1995年国際モーツァルト・コンクールに入賞し、1997年からローベルト・シューマン・フィルハー モニー管弦楽団の第1コンサートマスターとローベルト・シューマン四重奏団の第1ヴァイオリン奏者、また1999年から15年間バイロイト祝祭管弦楽 団の副コンサートマスターとして活躍、現在はケムニッツ歌劇場のコンサートマスターを務める実力派です。 録音はドイツのケムニッツにあるグンツェンハウザー美術館で行われました。 (Ki)


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