湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Cala Signum
(イギリス)


オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたイギリスのCala Recordsが、Signum Classicsとの共同製作による新レーベル「Cala Signum」として新たにスタートしました。「ロンドン・サウンド・シリーズ」や「ニューヨーク・フィルの首席奏者シリーズ」、「ストコフスキ協会シリーズ」などの人気シリーズを含め、Calaの豊富なカタログを彩ってきた名録音(旧譜)と新録音は、今後Cala Signumより順次発売予定となります。
※オリジナルのCalaは完売次第、順次廃盤となります。レーベル倉庫にもすでに在庫は僅かとなっている模様です。


※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
SIGCD-535
アドヴェント・ライヴ
ブリテン:聖コルンバの祈り
ジェームズ・バートン:明日はわたしが踊る日
ヴォーン・ウィリアムズ(クリストファー・ロビンソン編):天から送られた真実
イアン・ショウ:アダムは囚われ横たわり*
伝承曲(スティーヴン・クリーバリー編):さくらんぼのキャロル
ジェームズ・ロング:目覚めていよ*
パレストリーナ:人が神より遣わされぬ
ギボンズ
:これはジョンの記録
マルコム・アーチャー:シナノキのキャロル*
ジョン・ジュベア:かくも気高きバラはない
ティム・ワッツ:ザ・バース・オヴ・スピーチ*
バスクのキャロル(エドガー・ペットマン編):大天使ガブリエルが天からやってきた
フランシス・ジャクソン:わたしはその花を知っている
アラン・ブラード:幼児キリストに栄光あれ
ポール・コモー:世の光
イアン・ショウ:わたしは乙女について歌う*
伝承曲(デイヴィッド・ウィルコックス編):明日はわたしが踊る日
ジュディス・ビンガム:ザ・クラウデッド・ヘヴン
デイヴィッド・ベドナル:ノエ・ノエ
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
アンドルー・ネスシンガ(指)

録音:2014年〜2017年、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ、イギリス)
*=世界初録音
1670年代から礼拝での役目を担うなど歴史と伝統を誇り、現在では世界屈指のカレッジ聖歌隊として知られるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきたアンドルー・ネスシンガ。ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のクリスマス・アルバムは、ほぼ毎年BBCラジオ3で放送されている彼らのアドヴェント・サーヴィスの中から、2014年〜2017年までに行われたのライヴを収録。伝統的なキャロルやパレストリーナ、ギボンズらのルネサンスの聖歌、ブリテンやヴォーン・ウィリアムズら近代英国の讃歌を入れつつ、ジュディス・ビンガムやデイヴィッド・ベドナル、ジョン・ジュベアなど、現代のリーディング・コンポーザーたちの作品(そのうち5曲は世界初録音)を中心にした、セント・ジョンズ・カレッジならではのプログラムです。
SIGCD-549
ダッラーバコ、、テレマン他:協奏曲集
ダッラーバコ:複数の楽器のための協奏曲 ニ長調 Op.5-6
ポルポラ:チェロ協奏曲ト長調
アレッサンドロ・マルチェッロ:オーボエ協奏曲ニ短調
タルティーニ
:ヴァイオリン協奏曲ロ短調 D.125
テレマン:ヴィオラ協奏曲ト長調 TWV.51:G9
イングリッシュ・コンサート、
ハリー・ビケット(指,Cemb)、
アルフォンソ・レアル・デル・オホ(Va)、
カタリナ・スプレケルソン(Ob)、
ジョセフ・クラウチ(Vc)、
ナジャ・ツヴィーナー(Vn)

録音:2017年11月6日−9日、殉教者聖シラス教会
1973年に名匠トレヴァー・ピノックが創設し、以来イギリス古楽界を牽引し続けてきた名門ピリオド・オーケストラ、イングリッシュ・コンサートの新録音がSignum Classicsから登場。タルティーニ、テレマンを初め、エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675−1742)、ニコラ・ポルポラ(1686−1768)、アレッサンドロ・マルチェッロ(1673−1747)といった18世紀前半に活躍した作曲家たちの協奏曲集。ピノック、アンドルー・マンゼの後をついで2006年から音楽監督を務めるハリー・ビケットを筆頭に、10年間コンサートマスターを務めるナジャ・ツヴィーナー、首席奏者のアルフォンソ・レアル・デル・オホ、ジョセフ・クラウチらの妙技が躍動します。
SIGCDCD-550
シューベルト:歌曲集 「白鳥の歌」 D.957*
川の上で D.943#
岩の上の羊飼い D.965+
(全曲、ジェレミー・サムズによる英語版)
ジョン・トムリンソン(Bs)*、
ソフィー・ベヴァン(S)#+、
ジュリアン・ブリス(Cl)#+、
アレック・フランク=ゲミル(Hrn)#、
クリストファー・グリン(P)*#+

録音:2017年9月11日−13日&2018年1月10日、聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
ロデリック・ウィリアムズが歌った「冬の旅」(SIGCDCD-531)に続く、シューベルトの英語版歌曲プロジェクト。第2弾は、英国オペラ界で長年活躍し、1997年に大英帝国勲章(CBE)を受勲、2004年にはロイヤル・フィルハーモニック協会のゴールト・メダルを受賞した名バス歌手、ジョン・トムリンソンが歌う「白鳥の歌」。そして、ソフィー・ベヴァンとジュリアン・ブリス、アレック・フランク=ゲミル(SCO首席奏者)らによるに「岩の上の羊飼い」と「川の上で」、いずれもイギリスの指揮者、作編曲家、作家、作詞家、翻訳家として幅広く活躍するジェレミー・サムズによる英語翻訳版です。
SIGCDCD-553
ダウランド:歌曲集第1巻
騒ぎ立つ思いよ/愛に望みを託す者/わが思いには希望の翼/もしもぼくの嘆きが/ぼくの受けた苦しみを/今こそ別れねば/いとしい人よ, もしきみが/噴きこぼれよ, わが涙/行け, 透明な涙よ/眠ったふりをしているきみよ/おいで, さあ, かわいい人/しばし休んでおくれ, 無情の心労よ/眠れ, 定まらぬ思いよ/きみたち, 愛と運命に/つれない人, ぼくの心を奪って/ぼくの思いこみが/さあ, もういちど, 愛が呼んでいる/彼の金髪も/めざめよ, 愛, 追放は終った/来たれ, 重い眠り/去れ, 自己愛の若者たちよ
グレース・デイヴィッドソン(S)、
デイヴィッド・ミラー(Lute)

録音:2016年4月26日−28日、アスコット小修道院(バークシャー、イギリス)
※使用楽器:7 course lute in ‘G’ by Martin Haycock, 1992
7 course lute in ‘F’ by Michael Sprake, 1979
ジョン・エリオット・ガーディナー、ポール・マクリーシュ、フィリップ・ヘレヴェッヘ、ハリー・クリストファーズ、ピーター・フィリップスら古楽界の巨匠と共演してきた英国を代表する古楽系ソプラノ、グレース・デイヴィッドソン。エンシェント室内O(AAM)との共演によるヘンデル&ヴィヴァルディ(SIGCDCD-537)に続くSignum Classicsのソロ・レコーディング第2弾。 多くの古楽系アンサンブルで通奏低音を務め、ダウランドを含む様々な英国歌曲&リュート歌曲の録音に参加してきたリュート、テオルボ、アーリー・ギター奏者、デイヴィッド・ミラーとの共演で歌う、ジョン・ダウランドの歌曲集。 正式には「リュート用タブラチュア付きの四声の歌曲あるいはエアー集第一巻」という表題で1597年に出版されたダウランドの歌曲集第1巻。舞曲のリズムで歌われる親しみやすいものから、ダウランド特有の哀愁に満ちた作品まで多くの傑作を含み、歌曲作曲家としてのダウランドの名声を高め、以来400年間にわたり世界中の音楽家と聴衆を魅了してきた作品です。
SIGCDCD-554
自然の慰め〜シューマン、キルピネン、ブラームス:歌曲集
シューマン:12の詩 Op.35
キルピネン:歌曲集 Op.97より(第4曲「Ich fragte dich」、第5曲「Allein」)、 高山の冬 Op.99より(第4曲「Schlittenfahrt」)、秋 Op.98より(第7曲「Die Kindheit」、第8曲「Verganglichkeit」)
ブラームス:5つの歌 Op.94
シュテファン・ローゲス(Bs-Br)、
イアン・バーンサイド(P)

録音:2013年4月8日−10日(ブラームス&キルピネン)&2017年11月13日−14日(シューマン)、オール・セインツ教会(ロンドン)
シュテファン・ローゲスは、ドレスデン生まれ、ウィグモア・ホール国際歌曲コンクールの受賞者で、ジョン・エリオット・ガーディナーのバッハ・カンタータ集の他、ポール・マクリーシュ、トレヴァー・ピノックらと共演してきたドイツのバス・バリトン歌手。 ローゲスが、失われた若さ、命の儚さ、自然の慰めをテーマに選んだプログラムは、シューマンとブラームス、そしてフィンランドの歌曲作曲家、ユルヨ・キルピネン(1892−1959)の知られざる歌曲集。
SIGCD-555
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第5番ヘ長調 Op.92、
 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96 「アメリカ」
スーク:古いチェコの讃歌「聖ヴァーツラフ」による瞑想曲 Op.35a
アルビオンSQ〔タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、エマ・パーカー(Vn)、ロザリンド・ヴェントリス(Va)、ナサニエル・ボイド(Vc)〕

録音:2018年5月15日ー17日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズに選出された英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエン。2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功させたタムシン・ウェーリー=コーエンが2016年に結成したイギリスの若きアンサンブル、アルビオンSQがSignum Classicsから登場! ドヴォルザークの傑作「アメリカ」で、堂々のデビューを果たし、今後もドヴォルザーク続編、ウォルトンやブリテンのレコーディングを予定しているとのことです。
アルビオンSQは、英国王立ウェールズ音楽大学で定期的にマスタークラスと演奏を行うなど教育にも情熱を傾けながら、ヨーロッパ各地の音楽祭に出演、チェコ・フィルやバス歌手のマシュー・ローズ、シューベルト・アンサンブルのダグラス・パターソン、イザイ・クヮルテットのミゲル・ダ・シルヴァ、ピアニストのローランド・ペンティネンらと幅広いコラボレーションを行っています。

SIGCD-556
ロマンティック・ホルン
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ Op.17
フランツ・シュトラウス:夜想曲 Op.7
R・シュトラウス:アンダンテ Op.Posth
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
グラズノフ:夢 Op.24
スクリャービン:ロマンス
デュカス:ヴィラネル
プーランク
:エレジー 〜 デニス・ブレインの思い出に
ギルバート・ヴィンター:狩人の月
リチャード・ワトキンス(Hrn)、
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2018年3月22日−24日、ブリテン・スタジオ(イギリス)
フィルハーモニアOの首席ホルン奏者を12年間担い、現在は超人集団ナッシュ・アンサンブルのホルン奏者、ロンドン・ウィンズの創設メンバー、英国王立音楽アカデミーの講師(デニス・ブレイン・チェア・オヴ・ホルン)などを務める現代最高のホルン奏者の一人、リチャード・ワトキンス。 ベートーヴェンからシューマン、スクリャービン、シュトラウス(リヒャルトとフランツ)など、宝石のように輝くホルンのためのロマンティックなレパートリーをセレクション。ワトキンスの高貴な音色と卓越したテクニックで、歴史を超えて愛されるホルンの名曲をお届けします。
※ジャケットのイラストはイギリスの美術家レイチェル・ガズデンが書いたリチャード・ワトキンスの肖像画です。
SIGCD-558
永遠のたそがれ
アイルランド民謡(デズモンド編):ドゥラマン
スコットランド民謡(エセンヴァルズ編):私の愛は赤いバラのよう
デズモンド・アーリー:月の体
ティモシー・スティーヴンス:すべてが休む時間に
アイルランド民謡(ケヴィン・ウィムス編):カルモアのメイド
ナタサ・ポールバーグ:星
ビル・ホウィーラン:エレジー
アイルランド民謡(デズモンド編):ダニー・ボーイ
オーウェン・デズモンド:太陽の牛
アイルランド民謡(デズモンド編):Bo na Leathadhairce
イーヴォ・アントニーニ: Aimhirgin
オーエン・コンウェイ:ワイルド・マウンテン・タイム
コリン・モービー:地球と空気の弦、
 ブライト・キャップ・アンド・ストリーマーズ
ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンcho
デズモンド・アーリー(指)

録音:2018年4月27日−29日、オール・ハロウズ・カレッジ(アイルランド)
アイルランドを代表するカレッジ・クワイア、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン合唱団(UCD)。前作(SIGCD-436)に引き続き、アイルランド民謡とスコットランド民謡の素敵なアレンジ、そして新しい合唱作品によるプログラム。合唱ファンにはもちろん、アイルランド、スコットランドの伝統音楽ファンにもおススメ。
SIGCD-559
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集 Vol.2
弦楽四重奏曲第2番イ長調 Op.68/弦楽四重奏曲第1番ハ長調 Op.49/弦楽四重奏曲第7番嬰ヘ短調 Op.108
カルドゥッチSQ
録音:2017年6月12日−14日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
ブラームス(SIGCD-448)やモーツァルト(SIGCD-552)で天才クラリネット奏者ジュリア・ブリスと共演し話題を呼んだカルドゥッチSQ。
2015年には作曲家の没後40周年を記念して、ワシントンDC、ロンドン、オックスフォード、カーディフ、ボゴタ(スペイン)などでショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲演奏会を成功させてきた実力者たちによるショスタコーヴィチ・プロジェクト。第4番、第8番、第11番を収録したSIGCD-418に続く第2弾。
SIGCD-560


SIGCD-560S(1SACD)
スーパーサイズ・ポリフォニー〜ストリッジョ:40声&60声のミサ曲、タリス:40声のモテット
アレッサンドロ・ストリッジョ(b.1536/1537−1592):40声のモテット 「見よ, 至福の光を」*、ミサ曲 「かくも幸せな日が」 より キリエ*
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098−1179):めでたし高貴な方
ストリッジョ:ミサ曲 「かくも幸せな日が」 より グローリア*
ビンゲン:おお, 知恵の力
ストリッジョ:ミサ曲 「かくも幸せな日が」 より クレド*
ビンゲン:おお, 豊かな実りをもたらす根よ
ストリッジョ:ミサ曲 「かくも幸せな日が」 より サンクトゥス*、ベネディクトゥス*
ビンゲン:聖霊は生の源の生
ストリッジョ:ミサ曲 「かくも幸せな日が」 より アニュス・デイ*
トマス・タリス(c.1505−1585):おお, 光より生まれし光、単旋聖歌 「御身よりほかにわれは」、40声のモテット 「御身よりほかにわれは」
アルモニコ・コンソート、
クリストファー・モンクス(指)、
ケンブリッジ・ゴンヴィル&キーズ・カレッジcho
ジェフリー・ウェッバー(指)、
エイドリアン・フランス(バス・サックバット)*

録音:2018年7月8日−10日、セント・ジョージ教会(ケンブリッジ)
驚異的なレパートリーの広さと安定感のあるハーモニーが魅力のケンブリッジ・ゴンヴィル&キーズ・カレッジ合唱団。小編成から大編成、合唱のみ、オーケストラ付きなど、多種多様な編成とプログラムにハイレベルで対応する2001年創設の合唱団、アルモニコ・コンソート。英国が誇る2つの名アンサンブルが集まり、40声と60声という超多声部のためのポリフォニー音楽をレコーディング! 「スーパーサイズ」なポリフォニーの代表作として知られるトマス・タリスの傑作、40声のモテット「御身よりほかにわれは(スペム・イン・アリウム)」はもちろん、約400年間消失しており現代になってパリで発見されたアレッサンドロ・ストリッジョの40声&60声のミサ曲「かくも幸せな日が」を中心に、同じくストリッジョの40声のモテット「見よ, 至福の光を」、そしてヒルデガルト・フォン・ビンゲンの美しい作品を散りばめた充実のプログラム。 数多の声部が緻密に絡み合い壮麗なポリフォニーを織りなす、16世紀の偉大な合唱芸術です。
SIGCD-562
レスト・ウィ・フォーゲット
スタンフォード:見よ、わたしは興す
ベイントン:新しい天と新しい地を見た
パリー:砂州を超えて
アイアランド:これより大きな愛はない
ハウエルズ:狂詩曲第3番嬰ハ短調 Op.17(オルガン・ソロ)
スコルフィールド:この日も暮れゆきて
エルガー:私たちはそれらを覚えている
パリー
:古き信仰あり
ホルスト:立ち戻れ、人よ
スタンフォード:ヴェルダン(ソナタ第2番 「エロイカ」より)
アストン:コモンウェルスへ身体を捧げた
ホルスト:我は汝に誓う、我が祖国よ
アイアランド:テ・デウム ヘ長調
チチェスター大聖堂聖歌隊、
チャールズ・ハリソン((指)オルガン・ソロ)、
ティモシー・ラヴァルド(オルガン伴奏)

録音:2018年6月、チチェスター大聖堂(イギリス)
約900年という長い歴史を持つサセックス州のチチェスター大聖堂で、年間約300回の演奏を行っているチチェスター大聖堂聖歌隊。
2018年の第一次世界大戦終戦100周年を記念したアルバム、「レスト・ウィ・フォーゲット(戦没者の死を私たちは忘れない)」は、スタンフォード、アイアランド、パリー、エルガー、ハウエルズら近代イギリスを代表する作曲家たちの戦争と平和をテーマにした作品集。
ホルストが「木星」のテーマに歌詞を付け、戦没者追悼の歌として親しまれている「我は汝に誓う、我が祖国よ(I vow to thee, my country)」も収録。
14人の少年聖歌隊による美しいトレブルと、6人のプロのミュージシャンによるアルト、テノール、バスで、決して忘れてはならない戦争の惨禍と平和への祈りが歌われます。
SIGCD-563
ウィル・トッド:パッション・ミュージック、ジャズ・ミサ・ブレヴィス
パッション・ミュージック/ゴッド・ソー・ラヴド・ザ・ワールド/アイ・アム・チェンジド/ジャズ・ミサ・ブレヴィス/タントゥム・エルゴ/ホワット・スウィーター・ミュージック
シャニーカ・サイモン(ヴォーカル)、
セント・マーティンズ・ヴォイセズ、
ウィル・トッド・アンサンブル、
ジョン・ターヴィル(P)、
ウィル・トッド(指,P)

録音:2018年4月&5月、イギリス
2006年にリリースされ、世界中で大ブレイクしたジャズ・ミサ「青のミサ(ミサ・イン・ブルー)」で知られる英国の作曲家、ウィル・トッド(b.1970)。「青のミサ」に続く、新たなジャズ・テイスト・アルバムがついに登場。
「パッション・ミュージック(受難の音楽)」は、2018年にセント・マーティン・イン・ザ・フィールズのために委嘱され、3月に世界初演されたばかりの作品。様々な受難の物語にスターバト・マーテルや「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」などのテキストが使われ、ジャズ、ソウル、ゴスペルの要素が盛り込まれた宗教作品。「ジャズ・ミサ・ブレヴィス」はデイヴィッド・プライスによってポーツマス大聖堂のために委嘱されたジャズ・スタイルのミサ・ブレヴィス(小ミサ曲)で、スウィング、アップビート・ラテン・グルーヴ、スムース・ジャズ・バラード、ソウルフルなど、様々なスタイルのジャズが取り入れられています。現代合唱界の話題必至、合唱関係者要注目です!
SIGCD-564
ロクサンナ・パヌフニク:ラヴ・アバイド

(1)ラヴ・エンデュレス
(2)ラヴ・アバイド(ラヴ・イズ・ザ・マスター、ラヴ・アバイド)
(3)マニフィカトとヌンク・ディミッティス
(4)ゼン・ラヴ・ソング
(5)スコラ・ミサ・デ・アンジェリス
(6)天使のミサ
(1)ヴォーチェス8&フレンズ、バーナビー・スミス(指)
(2)〔ヘザー・シップ(Ms)、マーク・ストーン(Br)、ラヴ・アバイド児童cho、コッラ・ヴォーチェ・シンガーズ、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ、リー・ワード(指)
(3)エクスルターテ・シンガーズ、リチャード・ジョンソン(Org)、デイイッド・オグデン(指)
(4)ヴォーチェス8、デイ・菊壺(地無し尺八)、バーナビー・スミス(指)
(5)ラヴ・アバイド児童cho、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ、リー・ワード(指)
(6)ラヴ・アバイド児童cho、トム・リトル(Org)、リー・ワード(指)
アンジェイ・パヌフニクの娘であり、SignumやChandos、Coro、Delphianなどのレーベルで多くの作品が録音されるなど、世界で注目を高めているポーランド系イギリス人作曲家、ロクサンナ・パヌフニク(b.1968)。「異なる信仰の間に音楽の架け橋を築く」という崇高な使命。2002年にパヌフニクが最初の子どもを産んだことからインスパイアされたというこの使命に基づく、愛をテーマにした合唱作品集。英国国教会とカトリック、スペインのセファルディック、スーフィー、禅宗など、様々な信仰・文化の詩や聖歌をテキストに作られた愛の歌を、ヴォーチェス8やロンドンの室内合唱団"コッラ・ヴォーチェ・シンガーズ"が歌います。
ゼン・ラヴ・ソング(禅の愛の歌)では、江戸子守唄(ねんねんころりよ)や一休宗純の詩を題材に、尺八とヴォーチェス8が共演しています。
SIGCD-565
ラヴ・ソング
ハロルド・アーレン&アイラ・ガーシュウィン(リチャード・ロドニー・ベネット編):イッツ・ア・ニュー・ワールド
ランディ・ニューマン(ローソン編):ホエン・シー・ラブド・ミー
ジョン・レジェンド(レストレンジ編):オール・オヴ・ミー
ハロルド・アーレン&テッド・ケーラー(レストレンジ編):アイヴ・ガット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング
フィンランド民謡(チルコット編):そこにわたしの愛しい人が
フランシス(ブリュートン編):ドント・ウォーリー・アバウト・ミー
ポール・サイモン(ローソン編):四月になれば彼女は
リチャード・ロジャーズ&ロレンツ・ハート(レストレンジ編)
韓国民謡(チルコット編):アリラン
ジョルジュ・オーリック(ラングフォード編):君が僕の傍で眠るとき
シャルル・トレネ&ジャック・ローレンス:ビヨンド・ザ・シー
ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン(ベネット編):わが愛はここに
イギリス民謡(ローソン編):我が愛を愛す
スコットランド民謡(キャリントン編):我が恋人は赤い薔薇
ジェローム・カーン、ドロシー・フィールズ&ジミー・マクヒュー:アイ・ウォント・ダンス
スティーブン・スティルス(ローソン編):どうにもならない望み
マク・ゴードン&ハリー・ウォーレン(レストレンジ編):アット・ラスト
ポール・サイモン(ジャックマン編):ある人の人生
ヴィクター・ヤング&エドワード・ヘイマン(レストレンジ編):恋に落ちた時
キングズ・シンガーズ
2018年に結成50周年を迎えた、男声ア・カペラ・グループのレジェンド、ギンクズ・シンガーズ。
「ラヴ・ソング」は、これまでSignum Classicsへ録音してきたキングズ・シンガーズのアルバムから、珠玉のラヴ・ソングを集めたスペシャル・コンピレーション・アルバム。民謡からのアレンジや、往年のスタンダード・ナンバー、現代のシンガー・ソングライターらの美しくも切ない恋の歌を、キングズ・シンガーズの最高のハーモニーでお届けします。
SIGCD-567
ロクス・イステ
ハリス:フェール・イズ・ザ・ヘヴン
ローレム:歌え我が魂
フィンジ:神は昇られる
ブリテン
:聖母讃歌
スタンフォード:正しき人の魂は
タヴナー:子羊
ダヴ:7つの星を作る者を探せ
プーランク:サルヴェ・レジナ
ロビンソン:Jesu, grant me this, I pray*
アレックス・ウルフ:おおすべての人よ*
ブリテン:ユビラーテ ハ長調
ブルックナー:ロクス・イステ
ジャイルズ・スウェイン:アダムは囚われ横たわり*
ラフマニノフ:ヘルヴィムの歌
パリー:恵みを受けし二人のセイレーン
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
アンドルー・ネスシンガ(指)、
ラウラ・ファン・デル・ハイデン(Vc)*

録音:2018年7月、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ、イギリス)
*=世界初録音
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classics移籍第6弾となる「ロクス・イステ」は、同合唱団の通算100枚目となるレコーディングと、現在の礼拝堂(St John’s College Chapel)が建設されてから150周年という2つのマイルストーンを記念するアルバム。チャペル建設と同じ1869年に作曲されたブルックナーの「ロクス・イステ(神が作り給いし場所)」から、現代までそれぞれの10年間でもっとも刺激的で感動的な作品をネスシンガが選定。2つの新たな委嘱作を含む3つの世界初録音作品では、2012年BBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーを受賞し、現在セント・ジョンズ・カレッジの学生でもあるチェリスト、ラウラ・ファン・デル・ハイデンが参加。
SIGCD-568
ブラックフォード:カロン(弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための) アルビオンSQ〔タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、エマ・パーカー(Vn)、ロザリンド・ヴェントリス(Va)、ナサニエル・ボイド(Vc)〕
イルジー・ローゼン(指)チェコPO

録音:2018年4月22日ー23日、ルドルフィヌム(プラハ、チェコ
1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれ まで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶 賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズに選出され た英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエン。 2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功 させたタムシン・ウェーリー=コーエンが2016年に結成したイギリ スの若きアンサンブル、アルビオンSQのレコーディング 第2弾。 フルオーケストラと自然界の野生の音を共存させた「グレート・ア ニマル・オーケストラ」(NI 6274)が話題を呼んだイギリスの注 目作曲家、リチャード・ブラックフォード(b.1954)の「カロン( Kalon)」は、2018年に初演されたばかりの新作。古代ギリシャの 哲学者によって考えられた完璧な肉体や道徳的な美しさを表す単語 「Kalon」をテーマに、弦楽四重奏と弦楽オーケストラが異なるテ ンポで同時に演奏する「ポリテンポ」が用いられるなど、複雑で豊 かな響きや質感が表現されています。 また、タムシン・ウェーリー=コーエンは以前にブラックフォード のヴァイオリン協奏曲「ニオベ」(SIGCD-539)も録音しており、 作曲家との相性も折り紙付きです。
SIGCD-569(2CD)
イギリスの戴冠 1902-1953
エルガー:戴冠式行進曲
ハウエルズ:ヘラルド王
ルター(和声:J.Sバッハ):賛美歌「リジョイス・トゥデイ・ウィズ・ワン・アコード」
チャールズ・ウッド:おお慈悲深いお方
タリス:連祷アイザック・ウォッツ(attrib. ウィリアム・クロフト):賛美歌「主よ,わが助けよ」
パリー:「主よ、わが助けよ」によるコラール幻想曲
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
アーネスト・ブロック:エントランス・ファンファーレ
パリー:私は歓喜した
ブロック:プレゼンテーション, ファンファーレと朗唱、誓約書の管理と署名
エルガー:入祭唱「主よ聞かせ給え」
コレクト/ペトロの手紙 2:13-17
パーセル:昇階誦「わが祈りを聞き給え」/マタイによる福音書 22:15/ヴォーン・ウィリアムズ:クレド(ミサ曲 ト短調より)/ブロック編曲:賛美歌「来たれ聖霊よ」/The Prayer over the Ampulla
ヘンデル:司祭ザドク/塗油と祝福
ブロック:祈り, 朗唱と戴冠ファンファーレ
ウォルター・パラット:Confortare「強く、男らしく」
 王は聖書を受け取る/王と人々の祝福/お告げ
作者不詳(attrib.ジョン・レッドフォード):常に主にありて喜べ
バード:わたしはあなたがたを捨てて孤児とはしない
ギボンズ
:ともに手を打ち鳴らせ
サミュエル・セバスチャン・ウェスレー:御身その者を守り給わん
ブロック:オマージュ・ファンファーレと朗唱
ヴォーン・ウィリアムズ:古い詩編第100番の旋律
 奉納祈願と戦う教会のための祈り
 勧告, 一般の告白と赦罪
ヴォーン・ウィリアムズ:サンクトゥス(ミサ曲 ト短調より)/The Prayer of Humble Access and Prayer of Consecration
ヴォーン・ウィリアムズ:味わい知れ
ジョン・マーベック:主の祈り
 The Post-Communion Prayer
スタンフォード:グローリア 変ロ長調「戴冠」
 祝福
ギボンズ:スリーフォールド・アーメン
デイヴィッド・マシューズ:退場と国歌
ウォルトン:戴冠行進曲「王冠」
ポール・マクリーシュ(指)、
ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ、
ガブリエリ・ロアー、
サイモン・ラッセル・ビール(カンタベリー大主教)

録音:2018年7月23日−25日、イーリー大聖堂/2018年7月26日−27日、ロイヤル・マソニック・スクール礼拝堂(リックマンズワース)/2018年9月6日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)
名匠ポール・マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&cho、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ。 ヴェネツィアの第89代ドージェ(総督)マリーノ・グリマーニ(1532−1605)の戴冠式を音楽で再現し、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズの名声を決定付けた名盤『ヴェネツィアの戴冠1595』、結成30周年を迎えたガブリエリ・コンソートが、さらなる研究、時代考証を重ねて送り出した『新・ヴェネツィアの戴冠1595』の続編となる新たな戴冠式プロジェクト。今度は20世紀イギリスを舞台に、1902年エドワード7世、1911年ジョージ5世、1937年ジョージ6世、1953年エリザベス2世の戴冠式を再現。
これまでも、ベルリオーズ(SIGCD 280)、メンデルスゾーン(SIGCD 300)、ブリテン(SIGCD 340)、ハイドン(SIGCD 480)などで超巨大編成を見事にコントロールしてきたポール・マクリーシュが、ロンドン中から集められた300名超の合唱団、フルサイズ・オーケストラ、ブラスアンサンブルなどによるミュージシャンを指揮し、壮麗壮大なイギリスの戴冠式を表現します。
SIGCD 570
ジョン・タヴァナー:ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス
おおいに喜びたまえ/王のキリエ
ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス(ミサ曲 「汝三位一体に栄光あれ」)
アヴェ・マリア/声を聞き
安息日が過ぎて
コントラプンクトゥス、
オックスフォード・クイーンズ・カレッジcho
オーウェン・リース(指)

録音:2018年7月10日−13日、セント・マイケル&オール・エンジェルズ教会(オックスフォード)
名匠オーウェン・リースが結成した "コントラプンクトゥス" は、ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ローリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍するソプラノ、エイミー・ハワースなどの名歌手たちが参加するイギリスのヴォーカル・コンソート。オックスフォード大学のヴォーカル・コンソート・イン・レジデンスに任命され、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めている要注目のアンサンブル。
同じく、オーウェン・リースが指揮を務めるオックスフォードの名門聖歌隊、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団とともに、イギリス・ルネサンスの巨匠ジョン・タヴァナー(c.1490−1545)の傑作「ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス」を歌います。
SIGCD-571
デュリュフレ:合唱作品全集
ミサ・クム・ユビロ Op.11
グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット Op.10
われらの父よ/レクイエム Op.9
ヒューストン室内cho
ロバート・シンプソン(芸術監督)、
ケン・コーワン(Org)

録音:2017年6月13日−16日、ライス大学(アメリカ)
数々の優れた合唱、宗教音楽録音をリリースしてきたイギリスのSignum Classics。テキサス州のヒューストン室内合唱団による、「レクイエム」を含むデュリュフレの合唱作品全集が登場!
ヒューストン室内合唱団は、アメリカの名合唱指揮者ロバート・シンプソンが1995年に設立。メンバーは、ジュリアード、ニュー・イングランド音楽院、ヒューストン大学、テキサス大学を含む、アメリカの優れた音楽学校、音楽院で学んだミュージシャンたちから厳格なオーディションで選ばれており、タリス・スコラーズのディレクター、ピーター・フィリップスからは「この国を代表するアンサンブルの1つ」と評されています。
グラミー賞受賞歴もあるアメリカの名プロデューサー、ブラントン・アルスポーがプロデュース。
SIGCD-572
賛美歌集 Vol.2
Thy Hand, O God, has Guided
素晴らしきものすべてを/われらを導く
How Firm a Foundation, O Ye Saints of the Lord
たたえよ、王なるわれらの神を
アメイジング・グレイス/主の臨在の中で
Father We Love You/あなたの平和の
血しおしたたる/見上げよ 主の十字架
主イエス・キリスト(生ける王)
わが主よいまここにて
アブラハムを召された神
主よ、汝の授けたもうた日は終わり
日暮れて四方は暗く/全き愛
神はわが牧人/さかえの主イエスの
アレルヤ、イエスのために歌え
来たれ感謝に満ちた人々よ
私は命のパン/おお汝ら主を讃美せよ
ものみなこぞりて
ハダースフィールド合唱協会、
グレゴリー・バッツリアー(指)

録音:2018年7月&10月、ハダースフィールド・タウン・ホール(イギリス)
1836年に創設された歴史あるイギリスの合唱団、ハダースフィールド・コーラル・ソサエティ。2006年にリリースされた「讃美歌集(SIGCD 079)」の続編となるアルバム。英国、そして世界で親しまれている讃美歌の数々を、「ハダースフィールド・サウンド」として有名なハイクオリティなパフォーマンスで贈ります。
コーラス・ディレクター&コンダクターを務めるグレゴリー・バッツリアーは、これまでハレ・ユース合唱団やマンチェスター大学の合唱指揮者を務め、現在はロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリー(国立肖像画美術館)ポートレート合唱団の首席指揮者、そしてロイヤル・スコティッシュ・ナショナル・オーケストラとスコットランド室内Oというスコットランドの2つの名門オケの合唱指揮も務めている敏腕合唱指揮者です。
SIGCD-573(3CD)
C.P.E.バッハ:ヴァイオリンと鍵盤楽器のためのオリジナル作品全集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Wq.71/ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Wq.72/ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Wq.73/ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Wq.74/ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Wq.75/ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Wq.76/ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 Wq.77/ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Wq.78/アリオーソと変奏曲 イ長調 Wq.79/幻想曲 嬰ヘ短調 Wq.80
タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、
ジェームズ・ベイリュー(P)

録音:2018年9月10日−12日&2018年10月13日−14日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、イギリス)
1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズにも選出された英国ヴァイオリン界の才媛、タムシン・ウェーリー=コーエン。2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功させたウェーリー=コーエンのニューアルバムは、レコード芸術7月号のインタビューでも紹介されていたC.P.Eバッハのヴァイオリン・ソナタ集。それも、ヴァイオリンと鍵盤楽器(殆どはチェンバロ)のために書かれたオリジナル作品(Wq.71〜Wq.80の10曲)をすべて収録した3枚組という驚きのプロジェクトです。インタビューによれば、モダン楽器によるまとまった形のレコーディングは初めての試みになるとのこと。大バッハの5番目の息子として生まれ、ハイドンやモーツァルトの時代を生きながら、多感様式、疾風怒濤、そしてロマン派を先取りするような部分など多彩な面を見せるC.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタを、モダン楽器(ストラディヴァリウスとスタインウェイ)ならではの豊かな表現力で描きます。
SIGCD-574
フロム・ザ・グラウンド・アップ〜ザ・シャコンヌ
サウンド・ザ・トランペット(ウィリアム・シェイクスピア)
グラウンド(インプロヴィゼーション)
ドメニコ・ペッレグリーニ:スペインのギターによるアルモニオーシ・コンチェルティより チャッコーナ
作曲者不詳:Yo soy la locura
ドゥシャン・ボグダノヴィチ:小組曲より 第4楽章 シャコンヌ
作曲者不詳:Vuestros ojos tienen d’amor no se que
アレッサンドロ・ピッチニーニ:リュートとキタローネのためのタブラチュア譜より 様々な声部のチャッコーナ
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.4004より チャッコーナ
ビーイング(インプロヴィゼーション)
パーセル:チャコニー ト短調 Z.730
ブレス(インプロヴィゼーション)
ヨハネス・マルメン:インサイド・ワン・ブレス
パーセル:シャコンヌ・グラウンド ニ短調・リミックス、ディドーの嘆き・リミックス
 2つのグラウンド ハ短調・リミックス
ヒューゴ・ティチアーティ(Vn、芸術監督)、
オー・モダーン・チェンバー・オーケストラ

録音:2018年4月&9月、イギリス&2018年6月、スウェーデン
ゴ・ティチアーティは、イギリス出身、現在はスウェーデンを拠点 に活動しており、スウェーデンで行われる音楽祭、"フェスティバル ・オー・モダーン(Festival O/MODERNT)"を主宰。音楽活動に文学 や哲学、芸術、スピリチュアルなインスピレーションを取り入れなが ら、音楽祭のオーケストラであるオー・モダーン・チェンバー・オー ケストラと共に様々なクロスオーヴァー・プログラムを実現してきま した。 Signum Classicsからリリースされるレコーディング第2弾は、「シャ コンヌ」がテーマ。バッハの名シャコンヌから、パーセル、アレッサ ンドロ・ピッチニーニ、ドメニコ・ペッレグリーニ(イタリアのギタ リスト)ら17世紀のシャコンヌ、そして現代セルビアのドゥシャン・ ボグダノヴィチの作品まで、南米のセクシーな舞曲として始まり、ス ペインからヨーロッパ中へ広まった様々な「シャコンヌ(チャッコー ナ、チャコニー)」を収録。ニューヨークのラッパー、ババ・イスラ エルが加わった「リミックス版」や3つのインプロヴィゼーションな ど、「オー・モダーン」ならではのクロスオーヴァー・プログラムも 健在です。
SIGCD-575
マクミラン:詩編、詩曲、民謡集
詩編集 〜 新月の日にラッパを吹きならせ、子供たちは神から賜わった嗣業、ミゼレーレ、主よわれらの罪により
詩曲集 〜 ワン・イークォル・ミュージック、トゥ・マイ・サクセサー、あなたが何百万もの口のない死体を見たとき
フォーク・トラディション 〜 Lassie, wad ye loe me?、ドムス・インフェリクス・エス
祈り 〜 アヴェ・マリス・ステラ、聖セシリア
エリジアン・シンガーズ、
サム・ロートン(指)

録音:2017年10月28日ー29日、ユニヴァーシティ・カレッジ・スクール(ロンドン)
エリジアン・シンガーズは過去20年間にわたって、ジェームズ・マクミランのレパートリーに多大な貢献を果たしてきたイギリスの室内合唱団。
Signum Classicsから2004年にリリースされたSIGCD507に続く、マクミランの合唱作品集第2弾。2016年の新作、バッハ合唱団の委嘱によって作曲された壮麗なコラール・ファンファーレ「新月の日にラッパを吹きならせ」やミゼレーレを含む詩編、伝統的、世俗的なテキストによるプログラムを探求。
SIGCD-577
モーツァルト:歌劇 「アポロとヒュアキントス」 アンドルー・ケネディ(オエバルス/テノール)、
クララ・エク(メリア/ソプラノ)、
ソフィー・ベヴァン(ヒュアキントス/ソプラノ)、
ローレンス・ザッツォ(アポロ/カウンターテナー)、
クリストファー・エインズリー(ゼフィルス/カウンターテナー)、
マーカス・ファーンズワース(アポロの司祭/バリトン)、
デイヴィッド・シップレー(アポロの司祭/バス)

録音:2011年8月13日−15日、ブラックヒース・ホール(ロンドン)
当時11歳(!)だった神童モーツァル トが作曲した3幕のラテン語の叙事詩劇「アポロとヒュアキントス 」。クラシカル・オペラは、この若きモーツァルトが書いた2番目 の舞台作品を1998年と2006年に上演しており、ヒュアキントスを歌 うソフィー・ベヴァンをはじめとしたソリストたち、あのマッケラ スも称賛したピリオド・オーケストラがイギリス内外で高く評価さ れたという実績があります。
SIGCD-578
フィブス&モーツァルト:クラリネット協奏曲集
ジョゼフ・フィブス(b.1974):クラリネット協奏曲(2017)
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622*
マーク・ファン・デ・ヴィール(Cl、バセットCl)
クリストファー・ウォーレン=グリーン(指)、
フィルハーモニアO
ロンドン室内O*

録音:2017年11月12日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)〔フィブス〕/2013年1月23日、カドガン・ホール(ロンドン/ライヴ)〔モーツァルト〕
イギリス、ノーサンプトンに生まれ、オックスフォード大学マートン・カレッジと王立音楽カレッジで学んだクラリネット奏者マーク・ファン・デ・ヴィールは、ウェールズ・ナショナル・オペラ、グラインドボーン・ツーリング・オペラ、ロンドン室内Oの首席奏者を歴任し、現在はPOとロンドン・シンフォニエッタの首席クラリネット奏者としてロンドンの最前線で活躍しています。
クラリネットのための時代を超越した名曲、モーツァルトのクラリネット協奏曲の2013年ライヴ録音と、現代イギリスのリーディング・コンポーザーの一人、ジョゼフ・フィブス(b.1974)がファン・デ・ヴィールのために書き、2017年に初演されたクラリネット協奏曲をカップリング。フィブスのクラリネット協奏曲は、サンデー・タイムズによって「この新しい協奏曲はきっと世界中で演奏されるだろう」と絶賛されています。
SIGCD-579(2CD)
ヘンデルの女王たち
ポッラローロ:歌劇 「アリオダンテ」より シンフォニア*
ヘンデル
:歌劇 「ジュリオ・チェーザレ」 HWV.17より「嵐で難破した船が」
ハッセ
:歌劇 「ダリサ」より「Se fosse il mio diletto」*
ヘンデル:歌劇 「オットーネ」 HWV.15より「E tale Otton?」&「Falsa immagine」
ポルポラ:歌劇 「ポーロ」より「私もまた愛の囚人です」
 歌劇 「オルランディーニ」より「Stelle, tiranne stelle」*
ヘンデル:歌劇 「アレッサンドロ」 HWV.21より「愛おしき孤独」
ポッラローロ:歌劇 「アリオダンテ」より「Serba le belle lagrime」*
ヘンデル:歌劇 「トロメーオ」 HWV.25より「Elisa che ricerchi」&「Voglio amore」
ヴィヴァルディ:歌劇 「スカンデルベグ」 RV.732より「Fra catene ognor penando」*、「Nelle mie selve natie」*
ヘンデル:歌劇 「アレッサンドロ」 HWV.21より「Placa l’alma」、
 歌劇 「シピオーネ」より「Scoglio d’immota fronte」
トッリ:歌劇 「ギリシャのアマディス」より「La sua disperazione」&「Se a ammollire il crudo amante」*
ヘンデル:歌劇 「アドメート」より「Gelosia, spietata Aletto」
レオ:歌劇 「認められたシロ」より「Quel nome se ascolto」*
ヘンデル:歌劇 「リチャード1世」 HWV.23より「Il volo cosi fido al dolce」、
歌劇 「アレッサンドロ」 HWV.21より「Alla sua gabbia d’oro」
ボノンチーニ:歌劇 「アスティアナッテ」より「Sento che gia il pensier」*、
 「Deh! lascia o core」*、メヌエット*、
 「Ascolta o figlio」
ヴィンチ/ヘンデル:歌劇 「エルピディア」 HWV.A1より「Dea triforme, astro fecondo」*
ハッセ:歌劇 「アルタセルセ」より「Mi credi spietata?」
アリオスティ:歌劇 「カイオ・マルツィオ・コリオラーノ」より「Rendi al Padre in me la figlia」*
モーリス・グリーン:カンタータ 「ラ・リベルタ」(室内アリア)*
ブリジット・カニンガム(指)
ハープシコード)、
ルーシー・クロウ(S)、
メアリー・ベヴァン(S)、
ロンドン・アーリー・オペラ

録音:2018年9月3日−6日&2019年2月4日−5日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
*=世界初録音
イギリスの女流チェンバリストでありオペラ指揮者、音楽学者のブリジット・カニンガムが率いるロンドン・アーリー・オペラ。
「イタリアのヘンデル」、「ヴォクソールのヘンデル」、「アイルランドのヘンデル」など、様々な角度でヘンデルと同時代の音楽を取り上げてきたスペシャリストたちによるヘンデル・プロジェクト。最新盤となる「ヘンデルの女王たち(Handel’s Queens)」はオペラ・アリアをメインとするアルバムで、ヘンデルの素晴らしきアリアと15曲の世界初録音作品を含む豊かなプログラム。ルーシー・クロウ、メアリー・ベヴァンが演じる女王たちの麗しき歌声と卓越したピリオド・パフォーマンスで、バロック研究の最前線をお届けします。
SIGCD-584
ガブリエル・プロコフィエフ:サクソフォン協奏曲
バス・ドラム協奏曲
ブランフォード・マルサリス(Sax)
ジョビィ・バージェス(バス・ドラム)、
アレクセイ・ボゴラッド(指)ウラルPO

録音:2018年8月22日−23日(サクソフォン協奏曲)&8月25日(バス・ドラム協奏曲)、スヴェルドロフスク・フィルハーモニック・ホール(エカテリンブルク、ロシア)
祖父にロシアの偉大な作曲家セルゲイ・プロコフィエフを持つガ ブリエル・プロコフィエフ(ゲイブリエル・プロコフィエフ)は、 ロンドンをベースに作曲家、プロデューサー、DJとして活動。クラ シック音楽をルーツに、クラブ、ヒップホップなどのダンス音楽や エレクトロニクスを取り入れた独自の音楽を創りあげています。 イギリスのSignum Classicsから、ガブリエル・プロコフィエフの2 つの協奏曲新録音が登場。アメリカの偉大なジャズ・サクソフォン 奏者ブランフォード・マルサリス(ウィントン・マルサリスの兄) のために書かれた2016年の新作「サクソフォン協奏曲」は、サクソ フォンを新たな音楽形式で表現するため、あえて「ジャズ・コンチ ェルト」とならないようクラシカルな協奏曲を書いたとのこと。そ れでも、自然に直観的に生まれるジャズ的なリズムやサウンドは含 まれているようです。また、第1楽章には「alla Hip-hop」の表記 もあり、ガブリエル・プロコフィエフの得意とするダンス・ミュー ジック的な要素も楽しみなところ。 コンテンポラリー・アンサンブル「パワープラント」の中心メンバ ーとして活躍するパーカッショニスト、ジョビィ・バージェスのた めに書かれたバス・ドラム協奏曲(2012)は、1台のバス・ドラム (大太鼓)を駆使して驚くべき多様性を表現した作品。種々のマレ ットやスティック、ブラシ等を持ち替えることはもちろん、リムや フレーム、弦(?)など色々な箇所からも音を出し、多様な色彩と テクスチュアを生み出しています。
SIGCD-585
タヴナー:奇蹟のヴェール
W.B.イェイツ:天上のクロース
ジョン・タヴナー:奇跡のヴェール
W.B.イェイツ:ザ・マザー・オヴ・ゴッド
タヴナー(バーリー編):母と子
フリッチョフ・シュオン:World Wheel XXVII: ‘I heard the gypsy’s violin play’
パンディト・スルターン・カーン:The Song of Separation and Waiting
マシュー・バーリー(Vc、指)、
シンフォニエッタ・リガ、
オルウェン・フエレ(朗読)、
ジュリー・クリスティ(朗読)、
スクヴィンダー・ピンキー・シン(タブラ)

録音:2017年、2018年
「ペザント・ガール」、「鏡の国のアリス」などムローヴァのクロスオーヴァー・プロジェクトを支るなど、チェリスト、即興演奏家、編曲家、プロデューサーとして多彩な手腕を発揮してきたマシュー・バーリー。
「アラウンド・ブリテン(SIGCD 318)」以来となるマシュー・バーリーのアルバムは、ジョン・タヴナーがスティーヴン・イッサーリスのために作曲したチェロと弦楽オーケストラのための宗教的作品「奇蹟のヴェール(The Protecting Veil)」。前後には、アイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェイツや、スイスの宗教家&哲学者フリッチョフ・シュオンの作品(それぞれ、オルウェン・フエレ、ジュリー・クリステといった名優が朗読)、バーリーが編曲したタヴナーの作品、タブラを伴うインド音楽などを組み合わせた、マシュー・バーリーならではのスペシャル・プログラムです。
SIGCD-586
If〜ナイマン&パーセル
マイケル・ナイマン:ノー・タイム・イン・エターニティ
ナイマン(リチャード・ブースビー編):バランシング・ザ・ブックス、「アンネの日記」より〔イフ、ホワイ〕
パーセル(ブースビー編):束の間の音楽 Z.583-2
ナイマン:ミュージック・アフター・ア・ホワイル
パーセル(サイラス・ウォルストン編):夕べの讃歌 Z.193
ナイマン:セルフ・ラウダートリー・ヒム・オヴ・イナンナ・アンド・ハー・オムニポテンス
パーセル(ブースビー編):おお孤独こそ我の最も好むところ Z.406
イェスティン・デイヴィス(C.T)、
フレットワーク

録音:2018年5月29日−31日、セント・ジョージ教会(ケンブリッジ)
イェスティン・デイヴィスは、その美しく器用な声と知的なミュージシャンシップによって、世界でもっとも優れた歌手の一人として広く知られるイギリスのカウンターテナー。これまで2度のグラモフォン賞受賞、グラミー賞受賞、ローレンス・オリヴィエ賞ノミネートなどの実績を誇り、その功績から2017年には大英帝国勲章(MBE)を授与されています。 イェスティン・デイヴィスが、イギリスのヴィオール・コンソート「フレットワーク」と共演する新録音は、ミニマル・ミュージック、映画音楽などで知られる現代作曲家マイケル・ナイマンと、イギリス・バロックの大作曲家ヘンリー・パーセルという衝撃の組み合わせ。1980年代にイギリスのバロック音楽を再発明し、映画「英国式庭園殺人事件」ではパーセルの音楽を使用したナイマン。パーセルの歌曲を基にした器楽曲「ミュージック・アフター・ア・ホワイル」は、フレットワークによる新たな委嘱作品。そして、フレットワークやパーセル・クヮルテットの創設メンバーであるリチャード・ブースビー、バッハ・プレーヤーズやイン・エコーのメンバーも務めるサイラス・ウォルストンによるナイマン&パーセルのアレンジなどをプログラム。大胆なハーモニー、不思議な創意、魅力的なメロディーを組み合わせ、17世紀から21世紀の音楽を繋ぎます。
SIGCD-587(2CD)
ソングス・ファースト・サイクル
モーツァルト:「ゾフィーの旅」からの3つの歌〔偉大な人々の栄光に感謝あれ K.392(340a)、
 私の慰めであっておくれ K.391(340b)、
 私は私の道を K.390(340c)〕
シューベルト:"セラム"からの歌〔愛の気つけ水 D.302、
 愛する女性に D.303、子守歌 D.304、
 5月への挨拶 D.305、酒宴歌 D.306、
 星の世界 D.307、愛の力 D.308〕
ベートーヴェン
:遥かなる恋人に寄す Op.98
ウェーバー:恋人を失った時の気分 Op.46
シューベルト:孤独 D.620
ロビン・トリッチュラー(T)、
マルコム・マルティヌー(P)

録音:2017年1月12日−14日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
2014年にイアン・ボストリッジの代役として成功させたリサイタルが注目を浴び、2016年には下野竜也(指)&読売日響との共演で初来日も実現させたアイルランド出身の新世代テノール、ロビン・トリッチュラー。
ベートーヴェンとシューベルトが確立し、後のシューマン、ヴォルフ、フォーレ、ブリテン、ショスタコーヴィチへと進化を続けていった歌曲集(単なる「ソング・コレクション」ではなく、統一されたテーマや物語性を持つ「ソング・サイクル」)をテーマに、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ウェーバーの「ソング・サイクル」を収録。
SIGCD-588
マニフィカト
スタンフォード:マニフィカトとヌンク・ディミッティス イ長調
ケネス・レイトン:マニフィカトとヌンク・ディミッティス(セカンド・サーヴィス)
ハーバート・サムション(1899−1995):マニフィカトとヌンク・ディミッティス イ長調
ハウエルズ:マニフィカトとヌンク・ディミッティス(グロスター・サーヴィス)
ガブリエル・ジャクソン:マニフィカトとヌンク・ディミッティス(トルーロー・サーヴィス)
ティペット
:マニフィカトとヌンク・ディミッティス(ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
アンドルー・ネスシンガ(指)

録音:2018年4月19日−22日、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ、イギリス)
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classics移籍第7弾は、スタンフォードからガブリエル・ジャクソンまで、19世紀〜20世紀のマニフィカト(とヌンクディミッティス)ばかりを集めたプログラム。マニフィカトとヌンクディミッティスは毎日の礼拝で歌われるテキストのため、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団でも日常的・定期的に歌ってきたレパートリーの一部で、ハウエルズ、ジャクソン、ティペットの作品は、トルーロー大聖堂やグロスター大聖堂でも活動してきたアンドルー・ネスシンガの活動歴をなぞるプログラムにもなっています。
SIGCD-589(2CD)
パーセル:歌劇「アーサー王」(1691) ポール・マクリーシュ(指)、
ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ、
アンナ・デニス(S)、
マイリ・ローソン(S)、
ローワン・ピアース(S)、
キャロリン・サンプソン(S)、
ジェレミー・バッド(ハイ・テノール)、
ジェームズ・ウェイ(T)、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
アシュリー・リッチズ(Bs-Br)

録音:2019年1月14日−18日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
名匠ポール・マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&cho、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ。Signum Classicsでは、ベルリオーズ(SIGCD 280)、メンデルスゾーン(SIGCD 300)、ブリテン(SIGCD 340)、ハイドン(SIGCD 480)などの超巨大編成による画期的な録音で話題を呼んできたマクリーシュが、得意とするヘンリー・パーセルの録音プロジェクトをスタート!
第1弾は、1691年に初演されたパーセルの愛国的なセミオペラ「アーサー王」。マクリーシュとガブリエリ・コンソートは四半世紀にわたってこの「アーサー王」を取り上げ続けており、演奏の度に進化させてきた最新の解釈での録音となります。
また、キャロリン・サンプソン、ロデリック・ウィリアムズ、ジェレミー・バッド、マイリ・ローソンらの豪華歌手陣はもちろん、トランペットのジャン=フランソワ・マドゥフやオーボエのクリストファー・パラメタといった名古楽器奏者たちの妙技にもご注目ください。
SIGCD-590
オリヴァー・デイヴィス:アルカディア
ザ・インフィニット・オーシャン(独奏ヴァイオリンと管弦楽のための6セクションのバレエ)
アルカディア(独奏ピアノのための)
ジェミニ(独奏ヴァイオリンと弦楽のための)
組曲(ピアノと管弦楽のための)
インフェルノ(独奏ヴァイオリンと管弦楽のための)
エレメンツ
ポール・ベイトマン(指)、
ロイヤルPO、
ベンジャミン・ベイカー(Vn)、
ヒュー・ワトキンス(P)、
ケレンザ・ピーコック(Vn)、
ザ・ハンケ・ブラザーズ

録音:2018年8月、ドイツ&2019年2月、ロンドン
オリヴァー・デイヴィス(1972−)は英国王立音楽アカデミーで研鑽を積み、コンサート音楽からバレエ、サウンドトラック、テレビ・スコアなど様々な音楽でロンドンの主要オーケストラと共演してきたイギリスの若手作曲家。これまでSignum Classicsからリリースされた4つのアルバム、「フライト」(SIGCD-411)、「シーズンズ」(SIGCD-437)、「ダンス」(SIGCD-469)、「リバティ」(SIGCD-522)はそれぞれ独自の成功を収めており、iTunesのクラシック・チャートでは、「リバティ」が第1位、「フライト」が第2位、「シーズンズ」がトップ10に入っています。
SIGCD-592
ザ・ソルジャー〜セヴァーンからソンムへ
●ホーム〜
バターワース
:ラヴリースト・オヴ・ツリーズ
ガーニー:ブラック・スティッチェル
サマヴェル:もの憂い夏の丘にて
バターワース:ルック・ノット・イントゥ・マイ・アイズ
マーラー:美しいラッパの鳴るところ

●ジャーニー〜
フォーレ
:ゆりかご Op.32-1
アイヴズ:彼はあそこだ!
サマヴェル:月明りに白く
ガーニー:セヴァーンの草地
マーラー:死せる鼓手
●バトル〜
ムソルグスキー:司令官
ガーニー:イン・フランダース
サマヴェル:シンク・ノー・モア, レッド
シューマン:二人の擲弾兵 Op.49-1
ヴォルフ:少年鼓手
シューマン:兵士 Op.40-3
●エピタフ〜
フィンジ
:チャンネル・ファイアリング
サマヴェル:イントゥー・マイ・ハート・アン・エア・ザット・キルズ
バターワース:ホエン・アイ・ワズ・ワン・アンド・トゥウェンティ、ザ・ラッズ・イン・ゼア・ハンドレッズ、 わたしの馬たちは耕しているか?
プーランク:4月の月
●アンコール〜
アイアランド:少年時代に
クリストファー・マルトマン(Br)、
ジョゼフ・ミドルトン(P)

録音:2018年9月3日−5日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
クリストファー・マルトマン(モルトマン)は、英国王立音楽アカデミーで歌を学び、世界の主要オペラ・ハウスで活躍するイギリスのオペラティック・バリトン。特に、ロンドン、ベルリン、ミュンヘン、ケルン、ザルツブルク、アムステルダム、トゥールーズ、サンセバスチャン、北京、シカゴ、ニューヨーク、エディンバラで演じてきた「ドン・ジョヴァンニ」役で広く知られており、シューベルトやマーラーのリート歌手としても国際的に活動。日本でも、東京・春・音楽祭2016や、都響による「エルガー:ゲロンティアスの夢」公演など度々来日公演を成功させてきました。
「ザ・ソルジャー(The Soldier)」は、マルトマンが音楽アカデミー時代に生み出し、その後20年にわたって進化させていったという思い入れの深いプログラム。第一次世界大戦を中心とする19世紀末〜20世紀初頭の戦争の犠牲をテーマとする構成で、アルフレッド・エドワード・ハウスマンの詩集「シュロップシャーの若者(A Shropshire Lad)」に曲を付けたジョージ・バターワースとアーサー・サマヴェルの歌曲と、マーラー、フォーレ、シューマン、プーランクらの作品を組み合わせています。
SIGCD-595
ナウ・マイ・ウィ・シンゲン〜アドヴェントとクリスマスのための音楽
マシュー・マーティン:Novo profusi gaudio
ジュディス・ウィアー:Drop down, ye heavens, from above
ヘンリー・ジョン・ガントレット(オドンネル編):ダビデの村に
ジェームズ・マクミラン:おお、光り輝く夜明け
ギレーヌ・リース=トラップ:アレルヤ!ア・ニュー・ワーク・イズ・カム・オン・ハンド
アンドルー・カーター:マリアのマニフィカト
ジョン・タヴナー:Ex Maria Virgine: Ave rex angelorum
イングランドの伝承曲(ウィルコックス編):天なる神には
リチャード・アラン:おねむりなさい、いとしい子よ
セシリア・マクドウォール:ナウ・マイ・ウィ・シンゲン
ジョン・ラッター:ブリスの王
イングランドの伝承曲(ヴォーン・ウィリアムズ編):ああベツレヘムよ
エリザベス・ポストン:イエス・キリスト りんごの木
ロクサンナ・パヌフニク:天使の歌〜イエス・キリストは生まれた
リチャード・ウィウバーフォース:My musick shine
メンデルスゾーン(ウィルコックス編):天には栄え
ウィリアム・マティアス:Sir Christemas
アレグザンダー・キャンプキン:眠れ、聖なる幼子よ
作者不詳(ウィルコックス編):神のみ子は今宵しも
ウェストミンスター・スクール聖歌隊、
ティモシー・ガラード(指)、
ベン・ブロー(Org)

録音:2018年1月、キーブル・カレッジ礼拝堂(オックスフォード)
1560年に設立され、その起源は14世紀初頭のウェストミンスター寺院ベネディクト会修道院にまで遡るという歴史あるパブリックスクール、ウェストミンスター・スクールの聖歌隊が歌う、アドヴェント(キリストの降誕を待ち望む期間)とクリスマスのための音楽。
SIGCD-596(8CD)
ウィドール:オルガン作品全集
オルガン交響曲第1番ハ短調 Op.13-1/オルガン交響曲第2番ニ長調 Op.13-2/オルガン交響曲第3番ホ短調 Op.13-3/オルガン交響曲第4番ヘ短調 Op.13-4/オルガン交響曲第5番ヘ短調 Op.42-1/オルガン交響曲第6番ト短調 Op.42-2/オルガン交響曲第7番イ短調 Op.42-3/オルガン交響曲第8番ロ長調 Op.42-4/オルガン交響曲第9番 Op.70 「ゴシック」/オルガン交響曲第10番 Op.73 「ローマ風」/ラテン組曲 Op.86/3つの新しい小品 Op.87/バッハの思い出/アメリカ行進曲/四月物語 第6曲:結婚行進曲
ジョセフ・ノーラン(Org)

録音:2011年5月18日−24日(オルガン交響曲第1番〜第9番)、2013年4月29日−5月1日(アメリカ行進曲、結婚行進曲)、2014年5月25日−27日(オルガン交響曲第10番、その他の独奏作品)
セント・ジェームズ宮殿チャペル・ロイヤル(ロンドン)のオルガニストやセント・ジョージ大聖堂(西オーストラリア、パース)のオルガニスト&楽長を務め、2016年4月には誉れ高きフランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ(騎士)」を受勲したイギリス系オーストラリアの名オルガニスト&合唱指揮者、ジョセフ・ノーラン博士が築いた金字塔。フランス・オルガン界の大家シャルル=マリー・ウィドール(1834−1937)のオルガン作品全集がBOXセットになってリリース! 全5巻(CD6枚)に及んだ「オルガン交響曲全集」に、CD2枚分の独奏オルガン作品集をセットにした8枚組。英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン、英ミュージック・ウェブ・インターナショナル、豪ライムライト誌、豪オーストラリアン紙等主要メディアで圧倒的な評価を獲得してきた記念碑的録音です。
かつてサン=サーンスやフォーレ、デュボワがオルガニストを務めた由緒あるパリのマドレーヌ寺院に設置された銘器、1846年に19世紀の名工アリスティッド・カヴァイエ=コルが製作したヒストリカル・オルガンを中心に、リヨン、サン・フランソワ・ド・サル教会のカヴァイエ=コル・オルガン(アメリカ行進曲、結婚行進曲)、トゥールーズ、サン=セルナン聖堂のカヴァイエ=コル・オルガン(オルガン交響曲第10番、その他の独奏作品)を使用しています。
SIGCD-598
夏の名残のばら〜ブリテン諸島からの民謡集
踊って見せてごらん/夏の名残のばら/恋人は赤い、赤いバラ/茂みとイバラ/思い出のサリーガーデン/ダニー・ボーイ/アイロンをかけまくる/コキジバト/ヒバリ空高くさえずる時/ラグル・タグル・ジプシーズ/ヴィーナスのような恋人/アニーローリー/ある朝早く/ブリッグの定期市/スカボロー・フェア/酔いどれ水夫/マイ・ラガン・ラヴ/ボビー・シャフトー/広い河の岸辺/タインの流れ/スオ・ガン(子守歌)/我が父祖の土地
クイーンズ・シックス〔ダニエル・ブリテイン(C.T)、ティム・カールストン(C.T)、ニコラス・マッデン(T)、ドミニク・ブランド(T)、アンドルー・トンプソン(Br)、サイモン・ホワイトリー(Bs)〕

録音:2016年9月26日−28日、アスコット小修道院(イギリス)
エリザベス1世の即位450周年となった2008年に、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成された男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちが歌う、イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズの民謡集。夏の名残のばら(庭の千草)、ダニー・ボーイ、スカボロー・フェアを始めとする世界で親しまれている名旋律を、磨き抜かれたハーモニーで贈ります。 クイーンズ・シックスは現在の英国王室とも縁が深く、2018年にウィンザー城で行われたユージェニー王女とハリー王子の両ロイヤル・ウェディングでも歌っています。
SIGCD-599
デイヴィッド・ブルース:作品集
シンベリン*
ザ・ノース・ウィンド・ワズ・ア・ウーマン#
ザ・コンソレーション・オヴ・レイン+
アヴィ・アヴィタル(マンドリン)*、
ドーヴァー四重奏団*、
ノラ・フィッシャー(ソプラノ)#、
ザ・ノース・ウィンド・アンサンブル#、
カメラータ・パシフィカ+
デイヴィッド・ブルース(b.1970)は、その豊かでカラフルなサウンド、詩的で美しい音楽から、BBCプロムス、カーネギー・ホール、コヴェント・ガーデンなどから委嘱を受けているイギリスの作曲家。南アフリカの音楽を取り入れた「ガムブーツ」(SIGCD-448)に続くSignum Classics第2弾。イスラエル出身のマンドリンのヴィルトゥオーゾ、アヴィ・アヴィタルのために書かれた「シンベリン(Cymbeline/古いケルトの言葉で『太陽の王』の意味)」など、民俗や宗教、自然をテーマとする作品集。

SIGCD-602
ゴッドファザー〜ドイツ&イタリア・バロックの巨匠たち
テレマン:3本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV.54:D3
ピゼンデル:ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 イ短調
ピゼンデル:2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 変ホ長調
バッハ:ヴァイオリン,3本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 ニ長調 BWV.1045
ブレシャネッロ
:ヴァイオリン,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調
ヴィヴァルディ
:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲断章 変ロ長調 RV.745
ヴィヴァルディ:弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ長調 RV.158
ファッシュ:ヴァイオリン,2本のオーボエ,ファゴット,3本のトランペット,ティンパニ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 FaWV.LD3
ラ・セレニッシマ、
エイドリアン・チャンドラー(指,Vn)、
レイチェル・チャップリン(Ob)、
マーク・ベイジェント(Ob)、
ピーター・ウィーラン(Fg)、
サイモン・マンデイ(Tp)

録音:2019年2月11日−14日、シダーズ・ホール(ウェルズ、イギリス
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭とその同世代の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマがSignum Classicsから初登場。
C.P.E.バッハの名付け親(ゴッドファザー)であるテレマンを皮切りに、バッハ、ヴィヴァルディ、当時最高のヴァイオリニストでありテレマンやバッハ、ヴィヴァルディらが彼のために技巧的な作品を書いたというピゼンデル、ピゼンデルとテレマンの親友だったファッシュ、そしてドイツ語圏でイタリアの器楽音楽を広め、彼の協奏曲はドレスデンでピゼンデルによって演奏されたというブレシャネッロらの様々な編成の協奏曲作品を集めた、バロック時代のドイツとイタリアの偉大な巨匠たちの豊かな繋がりを感じられるプログラム。
完成した作品ばかりではなく、未完成で残されている(あるいは全曲は未発見となっている)協奏曲の断章も多数収録した、ラ・セレニッシマならではのこだわりの選曲にも注目。このアルバムに収録されているピゼンデルのイ短調協奏曲断章には師ヴィヴァルディが手を加えた痕跡があるとのことです。もちろん、レイチェル・チャップリンやピーター・ウィーラン、サイモン・マンデイら、世界一流の古楽アンサンブルで活躍する名手たちの華麗なソロも聞きものです。
SIGCD-624(2CD)
マイケル・フィニシー:パイアス・アンセムズ&ヴォランタリーズ
安息日が過ぎて/安息日が過ぎて − ダブル(オルガン・ソロ)/主のみ母の奇跡を見よ/主のみ母の奇跡を見よ − ダブル(オルガン・ソロ)/「暁の星の輝きのいかに美しきかな」によるコメンタリー(器楽)/カンタータ 「主キリスト、神のひとり子」/BWV.562によるコメンタリー(器楽)/プレブス・アンジェリカ/プレブス・アンジェリカ − オルタナティヴ(オルガン・ソロ)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
アンドルー・ネスシンガ(指)、
グレン・デンプシー(Org)、
ジェイムズ・アンダーソン=ベサント(Org)、
サラ・オフリン(Fl)、
セシリー・ウォード(Vn)

録音:2019年7月14日−18日、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ、イギリス)
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classics移籍後にも精力的なリリースを続け、これまでBBCミュージック・マガジン賞の「合唱部門賞」(SIGCD456)、BBCミュージック・マガジンの「Choral & Song Choice」(SIGCD541)、英グラモフォン誌の「Editor's Choice」(SIGCD456、SIGCD567、SIGCD588)に選ばれるなど、英メディアでの極めて高い評価を維持しています。
新たな録音は、1946年タルス・ヒル(イギリス)生まれの作曲家&ピアニスト、マイケル・フィニシー(フィニッシー)を取り上げました。王立音楽アカデミーやサセックス大学、サウサンプトン大学で教え、ボストンの現代音楽祭(SICPP)のコンポーザー・イン・レジデンス、メルボルンのヴィクトリアン芸術カレッジやケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジのレジデント・アーティストを務めるなど幅広く活動するフィニシーが、16世紀初期のモテットやバッハのカンタータなどにインスピレーションを得た宗教合唱作品。アンドルー・ネスシンガが4年間かけて1曲ずつじっくりと解釈してきたという、豊かで深みのある美しい合唱芸術です。
SIGCD-630

PSIGCD-630
国内盤仕様
税込定価
ウィテカー:聖なるヴェール
ザ・ヴェイル・オープンズ/イン・ア・ダーク・アンド・ディスタント・イヤー/ホーム/マグネティック・ポエトリー/ウェネヴァー・ゼア・イズ・バース/アイム・アフレイド/アイ・アム・ヒア/デリシャス・タイムズ/ワン・ラスト・ブレス/ディア・フレンズ/ユー・ライズ, アイ・フォール/チャイルド・オヴ・ワンダー/
エリック・ウィテカーとチャールズ・アンソニー・シルヴェストリのインタビュー
エリック・ウィテカー(指)
ロサンゼルス・マスター・コラール、
グラント・ガーション(芸術監督)、
リサ・エドワーズ(P)、
ジェフリー・ジーグラー(Vc)
グラミー賞受賞作曲家であり、特に日本では合唱や吹奏楽の分野でプロからアマチュアまで幅広い人気を誇るアメリカの現代作曲家、エリック・ウィテカー(b.1970)。
これまでも何度もウィテカーとコラボレーションを行ってきた詩人/作詞家のチャールズ・アンソニー・シルヴェストリとの最新プロジェクト「聖なるヴェール(ザ・セイクリッド・ヴェール)」は、シルヴェストリの詩をメインに、2005年に早逝した妻ジュリー(ジュリア・ローレンス・シルヴェストリ)の日記に遺された言葉、ウィテカーの自身のテキストも使われており、2019年2月にロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサート・ホールで作曲者自身の指揮によって初演されました。
シルヴェストリが抱えた愛と喪失、癒し、新たな旅立ちと人生を語るテキストで、混声四部(SATB)の合唱と独奏チェロ、ピアノのために書かれた12曲の作品集。美しく神秘的なメロディーを中心に、温かく包み込むようなハーモニーから、鋭く悲痛なサウンドまで、ウィテカーの魅力と才能が込められた合唱作品です。
トラックの最後には、ウィテカーとシルヴェストリが語るロング・インタビュー(約23分)も収録されています。
初演と今回のレコーディングで素晴らしい歌声を聞かせてくれたロサンゼルス・マスター・コラールは、ロサンゼルス・ミュージック・センターとロサンゼルス・ウォルト・ディズニー・コンサート・ホールのレジデント・カンパニーを務め、ロサンゼルス・フィルやハリウッド・ボウル・オーケストラと定期的に共演している、アメリカ西海岸を代表するプロフェッショナルの合唱団です。
また、この「聖なるヴェール」の全篇で重要な役割を果たす独奏チェロは、クロノス・クァルテットの元メンバーでもあるアメリカの名チェリスト、ジェフリー・ジーグラーが担当しています。
SIGCD-631
ジェレ・ハンコック:合唱作品集
子羊への歌/ユビラーテ・デオ/聖なる幼子(インファント・ホーリー, インファント・ローリー)/トゥ・サーヴ/聖トーマス・サーヴィス/オルガンのためのエア/復活祭のミサ/The Lord Will Surely Come/キリスト・イエスにあって一つ/あなたのすまいはいかに麗しいことでしょう/Come Ye Lofty, Come Ye Lowly/神の賜物を再び燃えたたせなさい/ジャッジ・エターナル/詩篇第8篇/祈り、働け/「祈り、働け」による変奏曲/ディープ・リヴァー
ニューヨーク五番街・聖トーマス男声cho&少年cho、
聖トーマス・ブラス、ジェレミー・フィルセル(オルガン・指揮)

録音:2020年2月、聖トーマス教会(アメリカ、ニューヨーク)
アメリカの聖公会合唱の伝統における主要団体、ニューヨーク五番街・聖トーマス男声合唱団&少年合唱団が、元合唱団長でオルガニストのジェレ・ハンコック(1934-2012)に敬意を表し捧げたトリビュート・アルバム。合唱関係者にとって父親のような存在であったハンコックは、その30年以上に渡るキャリアの中で、数多くの合唱曲やオルガン曲を生み出しました。その多くは彼の友人や同僚のために作曲されています。演奏は、現オルガニストで音楽監督のジェレミー・フィルセル(オルガニストとしてもピアニストとしても活躍する数少ないヴィルトゥオーゾとして知られています)が指揮し、聖トーマス・ブラスが伴奏します。(曲によってはアソシエイト・オルガニストのベンジャミン・シーンとアシスタント・オルガニストのニコラス・クアルドクスがオルガンを担当しています。)
SIGCD-633
ザ・スウィーテスト・ソングス〜ボールドウィン・パートブックからの音楽Vol.3
ロバート・ホワイト:主よ,わがこころはおごらず
バード:悲しみと不安が
ジョン・マンディ:主よ、わたしはあなたをあがめます
作者不詳:われ主に感謝せん
バード:われは多くの罪を犯しぬ
パーソンズ:主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か
ウィリアム・マンディ:御言葉を思い出されよ
シェパード:われ主に感謝せん
バード:神よ, 罪あるわが魂を滅ぼしたもうことなかれ
ウィリアム・デイマン:われ主に感謝せん
ホワイト:汝はわが受く分なり
コントラプンクトゥス、
オーウェン・リース(指)

録音:2016年4月、聖マイケル&オール・エンジェルズ教会(オックスフォード)
「コントラプンクトゥス」は、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団の音楽監督であり、イギリス、スペイン、ポルトガルのルネサンス音楽のスペシャリストでもある音楽学者オーウェン・リースが2010年に設立したイギリスの古楽コンソート。ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ローリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍する名ソプラノ、エイミー・ハワースなどの名歌手たちが参加し、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めてきた注目のヴォーカル・アンサンブルです。
「生のさなかにも」(SIGCD-408)、「聖母と幼子」(SIGCD-474)に続く、ボールドウィン・パートブックからの音楽、3部作を締めくくる最終
巻。ウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの聖歌隊で活躍していたジョン・ボールドウィンが編慕した約170点に及ぶコレクションは、チューダー朝の素晴らしき宗教的ポリフォニーの宝庫です。
SIGCD-635
ライブラリVol.2
ハロルド・アーレン:ゲット・ハッピー
ジェイムス・ブレイク:ミート・ユー・イン・ザ・メイズ
レノン&マッカートニー:ペニー・レイン
日本民謡:竹田の子守唄
ドナルド・スワン:スロー・トレイン
フレディ・マーキュリー:懐かしのラヴァーボーイ
ジェイムズ・マクミラン:スコッツ・ソング
マーク・デイヴィッド、アル・ホフマン、ジェリー・リヴィングストン:夢はひそかに
キングズ・シンガーズ〔パトリック・ダナキー(C.T)、エドワード・バトン(C.T)、ジュリアン・グレゴリー(T)、クリストファー・ブリュートン(Br)、ニック・アシュビー(Br)、ジョナサン・ハワード(Bs)〕

録音:2020年2月5日−6日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、サフォーク、イギリス)
※収録時間:約30分
2018年に結成50周年を迎えた男声ア・カペラ・グループのレジェンド、ギンクズ・シンガーズ。エドワード・バトン(C.T)、ニック・アシュビー(Br)が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)による新録音で、珠玉の名曲と素晴らしいアレンジのレパートリーを録音していくミニ・アルバム・シリーズ「ライブラリー」。
第2弾も、日本民謡やビートルズ、クイーン、ディズニーの「シンデレラ」、ハロルド・アーレンのミュージカル・ナンバーから、コミック・ソング・デュオ「フランダース・アンド・スワン」のナンバー、ロンドンのシンガーソングライター、ジェイムス・ブレイク、スコットランドの現代音楽作曲家ジェイムズ・マクミランまで、キングズ・シンガーズの膨大なライブラリーを証明する多様なレパートリー。
過去にも録音してきた定番のお気に入りレパートリーと、今回キングズ・シンガーズが初めて録音する新たなアレンジによる作品を組み合わせています。
SIGCD-636
疾風怒濤 Vol.2
ハイドン
:交響曲第39番ト短調
グルック:歌劇 「パリーデとエレーナ」より 「ああ、私のやさしい熱情が」、「Tutto qui mi sorprende… Le belle immagini」
ヴァンハル:交響曲ニ短調(Bryan d1)
ハイドン:「スターバト・マーテル」より 「あなたと共に涙を流させ」
ミスリヴェチェク:歌劇 「セミラーミデ」より 「Tu mi disprezzi ingrato」
J.C.バッハ:交響曲ト短調 Op.6-6
モーツァルティスツ、イアン・ペイジ(指)、イーダ・レンスレーヴ(S)

録音:2020年1月10日−13日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)
クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ。イアン・ペイジが2017年に結成した新しいアンサンブル、「モーツァルティスツ」による新たな大型プロジェクト、「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)」! 1760年代から1780年代に芸術界を席巻した疾風怒濤運動を探求する全7巻に及ぶシリーズで、ハイドン、モーツァルト、グルックらの傑作から、知られざる作品、軽視されていた佳作などを組み込んでいく意欲的なプロジェクト。
ハイドンの「受難」交響曲と、ヨンメッリ、ベック、トラエッタらのレア・レパートリーを組み合わせた第1巻(SIGCD619)は、英グラモフォン誌で「エディターズ・チョイス」を獲得するなど成功を収めました。続く第2巻はすべて1765年から1770年の間に作曲された作品で、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル、ヨハン・クリスティアン・バッハ(大バッハの第11男)の交響曲に、スウェーデンのメゾ・ソプラノ、イーダ・レンスレーヴが歌う、クリストフ・ヴィリバルト・グルック、ヨセフ・ミスリヴェチェクらのオペラ・アリアを挟んだ構成です。
イアン・ペイジ率いる古楽器の名手たちの演奏で、直感的でダイナミックな「疾風怒濤」の風を現代に吹き込みます。
SIGCD-637
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 Vol.3
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調 Op.56
エリーザベト・ソンバール(P)、
ダンカン・リデル(Vn)、
リチャード・ハーウッド(Vc)、
ピエール・ヴァレー(指)ロイヤルPO

録音:2019年7月22日−23日(第5番)&2020年1月5日−6日(三重協奏曲)、カドガン・ホール(ロンドン
ロイヤルPOが盛大に祝うベートーヴェンの生誕250周年記念シリーズ。フランス、ストラスブール出身の名女流ピアニスト、エリーザベト・ソンバール(エリザベス・ソンバート)と、小澤征爾との長期的なパートナーシップでも知られるフランスの指揮者ピエール・ヴァレーによるベートーヴェンのピアノ協奏曲集第3弾。 エリーザベト・ソンバールは、1988年にクラシック音楽を多様な聴衆と共有するため「レゾナンス財団」を立ち上げ、現在は世界7カ国の病院、孤児院、刑務所など様々な場所で年間500を超えるコンサートを行っており、それらの功績が認められ2006年にはフランスの国家功労勲章を、2008年には芸術文化勲章を受賞しています。ロイヤル・フィルとも強固な関係を築いており、これまでショパンのピアノ協奏曲や、名ピアノ協奏曲の「アダージョ」楽章だけを集めたというユニークなアルバムを録音してきたソンバールが、優美で洗練されたベートーヴェンを届けます。 カップリングの「三重協奏曲」では、2010年からロイヤル・フィルのコンサートマスターを務め、N響のゲスト・コンサートマスターとしても何度か来日してきたダンカン・リデルと、メジャー・レーベルからもアルバムを出し、2018年からロイヤル・フィルの首席チェロ奏者を務めるリチャード・ハーウッドがフィーチャーされています。
SIGCD-639(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第4番〜第6番&バリー
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60、
 交響曲第5番ハ短調 Op.67 「運命」
ジェラルド・バリー(b.1952):ヴィオラ協奏曲
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
バリー:アイルランド侵略
トーマス・アデス(指)、
ブリテン・シンフォニア、
ローレンス・パワー(Va)、
ジョシュア・ブルーム(Bs)

録音:2018年&2019年、バービカン・センター(ロンドン)
ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971−)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家としての活躍が華々しいアデスがブリテン・シンフォニアを振ったベートーヴェンの交響曲集は、アイルランド国立SOのコンポーザー・イン・レジデンスなどを務め、ベートーヴェンから大きな影響を受けたというアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(b.1952)の作品を組み合わせるという、ユニークなベートーヴェン・アニヴァーサリー・アルバムです。
第2弾は、ベートーヴェンの交響曲第4番〜第6番を軸に、Hyperionの数々の録音でも知られる現代最高峰のヴィオリスト、ローレンス・パワーをフィーチャーしたヴィオラ協奏曲(ブリテン・シンフォニアによる委嘱)と、グラミー賞にノミネートしたアデス指揮によるジェラルド・バリーのオペラ「The Importance of Being Earnest」でも共演してきたオーストラリア系アメリカの名バス歌手、ジョシュア・ブルームをフィーチャーした、バスと管弦楽のための作品「アイルランド侵略(The Conquest of Ireland)」が収録されています。
SIGCD-640(16CD)
バッハ:オルガン作品全集
■CD1〜トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565/ソナタ第1番変ホ長調 BWV.525/オルガン小品(幻想曲ト長調) BWV.572/6つのシュープラー・コラール〔BWV.645-650〕/前奏曲とフーガ ホ短調(リトル) BWV.533/コラール「わが心からの望み」 BWV.727/コラール「われは汝に依り頼む、主よ」 BWV.712/前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.546/
■CD2〜前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532/コラール「われを憐れみたまえ、おお主なる神よ」 BWV.721/コラール「最愛のイエスよ、われらここに集いて」 BWV.731/前奏曲とフーガ ト短調 BWV.535/ソナタ第2番ハ短調 BWV.526/協奏曲ト長調(原曲:ヨハン・エルンスト) BWV.592/フーガ ロ短調(コレッリの主題による) BWV.579/コラール「ただ神の摂理にまかす者」 BWV.691/コラール「ただ神の摂理にまかす者」 BWV.690/前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547/
■CD3〜幻想曲ト短調 BWV.542(i)/コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV.717/コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV.711/コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV.715/トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.767/フーガ ト短調 BWV.578/前奏曲とフーガ ハ長調 BWB.545/コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ 」 BWV.709/コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ 」 BWV.726/フーガ ト短調 BWV.542(ii)/
■CD4〜ライプツィヒ・コラール集〔BWV.651-661〕/
■CD5〜ライプツィヒ・コラール集〔BWV.662-668a〕/ノイマイスター・コラール集〔BWV.719、BWV.1090-1098〕/
■CD6〜ノイマイスター・コラール集〔BWV.1099-1120、BWV.714a、BWV.742、BWV.737、BWV.957〕/パルティータ「おお罪人なるわれ、何をなすべきか」 BWV.770/
■CD7〜前奏曲とフーガ ト長調 BWV.550/コラール「高き天よりわれは来れり」 BWV.700/コラール「高き天よりわれは来れり」 BWV.738/コラール「讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」 BWV.723/コラール「讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」 BWV.722/コラール「われらキリストのともがら」 BWV.710/コラール「甘き喜びのうちに」 BWV.729/パストラーレ ヘ長調 BWV.590/フーガ ト長調(ジグ) BWV.577/コラール「わが魂は主をあがめ」(マニフィカトによるフーガ) BWV.733/カノン風変奏曲「高き天よりわれは来れり」 BWV.769/コラール「キリストをわれらを讃えまつらん」(フゲッタ) BWV.696/コラール「讃えられよ、イエス・キリスト」(フゲッタ) BWV.697/コラール「主キリスト、神の独り子」(フゲッタ) BWV.698/コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」(フゲッタ) BWV.699/コラール「高き空よりわれは来れり」(フゲッタ) BWV.701/コラール「神の御子は来たれり」(フゲッタ) BWV.703/コラール「全能の神に讃美あれ」(フゲッタ) BWV.704/前奏曲とフーガ イ長調 BWV.536/
■CD8〜前奏曲(トッカータ)とフーガ ホ長調 BWV.566/コラール「イエスよ、わが喜び」 BWV.713/コラール「いまぞ喜べ、汝らキリストのともがらよ」 BWV.734/ソナタ第3番ニ短調 BWV.527/レグレンツィの主題によるフーガ BWV.574/コラール「暁の星のいと美しきかな」 BWV.739/協奏曲ニ短調(原曲:ヴィヴァルディ Op.3-11) BWV.596/コラール「われ汝に別れを告げん」(幻想曲) BWV.735/コラール「天にましますわれらの父よ」 BWV.737/前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541/
■CD9〜トッカータとフーガ ニ短調(ドリアン) BWV.538/コラール前奏曲「おお罪なき神の小羊よ」 BWV.Deest/コラール「イエス、わが信頼」 BWV.728/ソナタ第4番ホ短調 BWV.528/前奏曲ト長調 BWV.568/フーガ ヘ長調 BWV anh.42/協奏曲イ短調(原曲:ヴィヴァルディ Op.3-8) BWV.593/コラール「ああ主なる神よ」 BWV.714/コラール「われ汝に別れを告げん」 BWV.736/トリオ ト長調 BWV.1027a/前奏曲とフーガ ホ短調(ウェッジ) BWV.548/
■CD10〜前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.531/コラール「最愛のイエスよ、われらここに集いて」 BWV.730/コラール「われらが神は堅き砦」 BWV.720/幻想曲ト長調 BWV.571/「喜び迎えん、慈しみ深きイエス」によるパルティータ BW.768/幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.537/コラール「イエスはわが慰め」 BWV.702/コラール「われらはみな唯一の神を信ず」 BWV.740/トリオ ハ短調(原曲:ファッシュ) BWV.585(アダージョ - アレグロ)/トリオ ト長調(原曲:テレマン) BWV.586/前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543/
■CD11〜幻想曲ハ短調 BWV.562/コラール「神の子は来たりたもう」 BWV.724/コラール「われいずこに逃れ行かん」 BWV.694/コラール「わがことを神に委ねん」 BWV.707/前奏曲とフーガ ニ短調(フィドル) BWV.539/コラール「キリストは死の縄目につながれたり」 BWV.695/コラール「主なる神よ、汝を讃えまつらん」 BWV.725/ソナタ第5番ハ長調 BWV.529/アリア ヘ長調(原曲:クープラン) BWV.587/協奏曲ハ長調(原曲:ジョン・エルンスト) BWV.595/パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582/
■CD12〜前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.549/コラール「キリストは死の縄目につながれたり」 BWV.718/幻想曲と模倣曲ロ短調 BWV.563/ソナタ第6番ト長調 BWV.530/幻想曲ハ長調 BWV.570/キリストよ、汝真昼の光」によるパルティータ BWV.766/トリオ ニ短調 BWV.583/前奏曲イ短調 BWV.569/コラール「キリストのともがらよ、こぞりて神を讃えまつれ」 BWV.732/コラール「最愛のイエスよ、われらここに集いて」 BWV.706a/トッカータ, アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564/
■CD13〜オルゲルビュヒライン BWV.599-644/
■CD14〜前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV.534/カンツォーナ ニ短調 BWV.538/アラブレーヴェ ニ長調 BWV.589/フーガ ハ短調 BWV.575/協奏曲ハ長調(原曲:ヴィヴァルディのムガール大帝) BWV.594/前奏曲とフーガ イ短調 BWV.551/コラール「アダムの罪によりてすべては失われぬ」 BWV.705/コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」(幻想曲) BWV.716/前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544/
■CD15〜クラヴィーア練習曲集第3巻〔BWV.552(i)、BWV.669-681、BWV.802-805〕/
■CD16〜クラヴィーア練習曲集第3巻〔BWV.682-689、BWV.552(ii)〕
デイヴィッド・グード(Org)

録音:2015年1月5日−7日、2015年4月13日ー15日、2015年9月4日−6日、2016年1月2日−6日、2016年4月7日−9日、2016年8月15日−19日、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ礼拝堂(イギリス)
英国の才能溢れる若きオルガニストたちが集まる名門パブリックスクール、イートン・カレッジのオルガニストを務める名手デイヴィッド・グードによるバッハのオルガン作品全集。
デイヴィッド・グードがケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ・チャペルの有名なメッツラー・オルガンを弾き、2015年から2016年にかけて集中的にレコーディング、配信限定として徐々にリリースされてきた録音が、一挙16枚組全集BOXとしてCD化。付属する136ページにおよぶブックレット(英語)には、デイヴィッド・グードによるセットの解説、オルガニスト、ジョージ・パーソンズによる全作品の解説、アルファベット順による索引と作品番号順による索引が掲載されています。
SIGCD-641
エクストラ・タイム〜ラ・セレニッシマ未収録音源集
アルビノーニ:歌劇 「ラ・スタティーラ」へのシンフォニア ニ長調(2本のトランペット、2本のオーボエ、弦楽と通等低音のための)
ヴィヴァルディ
:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV.286 「聖ロレンツォの祝日のために」(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
ブレシャネッロ:ヴァイオリン協奏曲ト長調 Bre.9(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
若ニコラ・マッテイス(c.1678−1737):カルダーラの歌劇 「スペインのシピオーネ」第3幕より ローマ、スペイン、アフリカの騎士団のバレット ハ長調(4本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV.171 「チェザーレア陛下とカットーリカのために」(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV.365(後期ヴァージョン)(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
若ニコラ・マッテイス:カルダーラの歌劇 「カイオ・マルツィオ・コリオラーノ」 第3幕より バッロ ハ長調(4本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための)
ラ・セレニッシマ、
エイドリアン・チャンドラー(指,Vn)

録音:2011年、2015年、2016年、2018年、2019年
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭ヴィヴァルディと同世代の作曲家たちを中心とするイタリア・バロックの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマのSignum Classics第2弾。これまでラ・セレニッシマによって録音されながらも、様々な事情によりCD未収録となっていた音源を集めたファン垂涎のコレクション・アルバムが登場。
2015年、「ヴィヴァルディ:四季」(AV 2344)のレコーディングが予定よりも早く終わったために追加で録音しておいたヴィヴァルディのRV.286。「イタリアン・ジョブ」(AV 2371)のアルバムに入りきらなかったアルビノーニのシンフォニア〔「ヴェニス・バイ・ナイト」(AV 2257)に収録された「イル・ノーメ・グロリオーソ」へのシンフォニアの改作〕と、若ニコラ・マッテイス〔Nicola Matteis the Younger/ロンドンでイタリア音楽の発展を担ったニコラ・マッテイス(fl.c.1670−after 1713)の息子〕の希少作品。「フレンチ・コネクションU」(AV 2218)に収録されたヴィヴァルディのRV.365の別ヴァージョンとして録音され、これまではダウンロード販売のみが行われていた協奏曲。「ヴィヴァルディ×2」(AV 2392)の録音時に追加で録音が行われていたブレシャネッロのヴァイオリン協奏曲。そして前作「ゴッドファザー」(SIGCD 602)の録音時に、同じような編成を必要とする若ニコラ・マッテイスの舞踏組曲と、神聖ローマ皇帝カール6世へ捧げられたヴィヴァルディのRV.171を録音し、これまでの素材と組み合わせて1つのアルバムを完成させました。埋もれさせるにはあまりにも惜しかったイタリア・バロックの宝石たちが、ようやく日の目をみることになります。
SIGCD-642
オール・シングス・アー・クワイト・サイレント
伝承曲(ケリー・アンドルー編):オール・シングス・アー・クワイト・サイレント
エリザベス・ポストン:イエス・キリスト りんごの木
アナ・ラップウッド:おお光が生まれ
サリー・ビーミッシュ:イン・ザ・スティルネス
ジョナサン・ダヴ:あなたの手に
ケレンサ・ブリッグス:死のうちにあり
キャロライン・ショウ:そしてツバメが
パストン:タイン川の水
マシュー・マリン:正しき人の魂は
エイミー・ビーチ:わたしは平安をあなたがたに残して行く
エレノア・デイリー:祖母の月
レベッカ・クラーク:アヴェ・マリア
デイリー:あなたの心に
イモージェン・ホルスト:アニュス・デイ
ジョン・タヴナー:神の母
ヨーゼフ・ラインベルガー:夕べの歌
ローラ・ムビュラ:シング・トゥ・ザ・ムーン
ケンブリッジ・ペンブルック・カレッジ礼拝堂cho
アナ・ラップウッド(指)、
ペンブルック・カレッジ少女cho

録音:2019年10月3日−5日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)
30を超えるケンブリッジ大学のカレッジの中でも3番目に長い歴史を持つペンブルック・カレッジの聖歌隊。指揮者、音楽監督、オルガン奏者に加えて、BBCラジオ3への寄稿やライヴの開催、BBCヤング・ミュージシャンの取材など多彩な活動をするアナ・ラップウッドがディレクターを務めるケンブリッジ・ペンブルック・カレッジ礼拝堂合唱団は、メインの活動はもちろんカレッジ・チャペルでの礼拝ですが、定期的な芸術的コラボレーション(エリック・アイドル、ザ・スウィングルズ、ギャレス・マローン他)、メディア出演、福祉活動など、オックスブリッジ(オックスフォードとケンブリッジ)のすべての合唱団のなかでもっとも刺激的で多様な活動を展開しています。
アナ・ラップウッドとケンブリッジ・ペンブルック・カレッジ礼拝堂合唱団にとってはじめての商業録音となる「オール・シングス・アー・クワイト・サイレント」は、近現代の作曲家を中心にした彼女たちのお気に入りの宗教的合唱作品集。女性作曲家による作品が多くを占めているのも大きな特徴です。
SIGCD-643
ビー・オール・メリー
マシュー・カロトン:もろびと声あげ
エオガン・デズモンド:ビー・オール・メリー
18世紀イングランドのキャロル:神が歓びをくださるように
エレーヌ・アグニュー:Curoo Curoo
ティム・スティーヴンス(デズモンド・アーリー編):東方三博士の礼拝
フィオンタン・オ・セルベイル:Suantrai
アイルランドの伝承曲(デズモンド・アーリー編):ウェクスフォード・キャロル
アンドレイ・マコル:おお大いなる神秘
イヴォ・アントニーニ:全ての救い主であるキリストよ
アダムナン・マク・ドムナイル:Cro na Nollag
ミコラ・レオントヴィチ(デズモンド・アーリー編):キャロル・オヴ・ザ・ベルズ
ヒュー・マーティン(デズモンド・アーリー編):ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
リンダ・カシェルマイアー:ウィー・トースト・ザ・デイズ
伝承曲(デズモンド・アーリー編):オールド・ラング・サイン(蛍の光)
ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンcho
デズモンド・アーリー(指)

録音:2020年2月28日−3月1日、ブラックロック・カレッジ(ダブリン、アイルランド)
デズモンド・アーリー博士が率いるアイルランドを代表するカレッジ・クワイア、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン合唱団(UCD)が歌うクリスマス・アルバム。伝統的なキャロルから、19世紀〜20世紀のアイルランド、スロヴェニア、ウクライナの作曲家の作品、ポピュラー・レパートリーや「蛍の光」の原曲として知られる「オールド・ラング・サイン」などが、COVID-19の惨禍に見舞われた中で歌われました。
SIGCD-645(8CD)
ア・シューベルト・ジャーニー
■CD1 〜 ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
6つの楽興の時Op.94, D.780
3つの小品 D.946より 第3番ハ長調
■CD2 〜 ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
幻想曲ハ長調 D.760 「さすらい人」
3つの小品 D.946より 第1番編ホ短調
■CD3〜ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調Op.53, D.850
■CD4 〜 4つの即興曲Op.90, D.899
4つの即興曲 Op.142, D.935
■CD5〜ピアノ・ソナタ第16番イ短調Op.42, D.845
ピアノ・ソナタ第18番ト長調 Op.78, D.894
■CD6〜ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 Op.147, D.575
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 Op.12, D.664
ピアノ・ソナタ第14番イ短調Op.143, D.784
■CD7〜ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 D.840
2つのスケルツォ D.593
ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817
16のドイツ舞曲Op.33, D.783/アレグレット ハ短調 D.915/■CD8(リスト・トランスクリプションズ) 〜 さすらい S.565-1/水車職人と小川 S.565-2/魔王 S.558-4/春の想い S.558-7/ます S.563-6/セレナード S.560-7/愛の便り S.560-10/すみか S.560-3/遠い国で S.560-6/万霊節のための連祷 S.562-1/セレナード「きけ、きけ、ひばり」 S.558-9/郵便馬車 S.561-4/菩提樹 S.561-7/水に寄せて歌う S.558-2/君こそわが憩い S.558-3/アヴェ・マリア S.558-12
スィール・ウィリアムズ(P)

録音(ライヴ):2017年11月9日、2018年2月1日、3月3日、10月11日、2019年1月31日、王立ウェールズ音楽大学/2019年2月、フローティング・アース・スタジオ(ロンドン)
深い音楽的知性と優れた表現力で広く称賛を浴びるウェールズ出身のピアニスト、スィール・ウィリアムズ。2010年から開始したベートーヴェン・サイクルでは現代最高峰のベートーヴェン弾きの一人として認められ、エジンバラのグレイフライヤーズ教会で行われた「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」は、2012年に「サウス・バンク・スカイ・アーツ・アウォード」を受賞。2018年に発売された前作のアルバム「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(SIGCD-527)」は、英BBCミュージック・マガジンにて「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」に選ばれています。
2017年〜2019年に王立ウェールズ音楽大学(RWCMD)で行われたリサイタル・シリーズと並行して録音され、2019年〜2020年にかけてデジタル版で配信されていたシューベルトのピアノ作品集が、CD8枚組のBOXセットとしてもリリース! ソナタを中心にシューベルトの主要ピアノ作品を旅し、最後のCD8ではリストによるピアノ・トランスクリプション作品をまとめるという充実のシューベルト・ライヴです。
SIGCD-646
冬の夜〜合唱、金管五重奏とオルガンのためのクリスマス音楽
イングランドの伝承曲(フィリップ・マーシャル編):三隻の船
セシリア・マクドウォール:冬の夜(ア・ウィンターズ・ナイト)
フィリップ・レジャー:アダムは囚われの身
ヴォーン・ウィリアムズ(オリヴァー・アーニー編):ああベツレヘムよ
ザムエル・シャイト:ベツレヘムに幼な子生まれぬ
ジョン・ゴス(デイヴィッド・ウィルコックス編):冬の雪の中で見て
ホルスト(ティモシー・ジャクソン編):凍えそうな寒い冬
W.J.カークパトリック(ロバート・クィニー編):飼い葉の桶で
ジョン・ラッター:なんと甘美な音楽
イングランドの伝承曲(デイヴィッド・ウィルコックス編):明日はわたしが踊る日
ジョン・フランシス・ウェイド(デイヴィッド・ウィルコックス編):神のみ子は今宵しも
伝承曲(ロジャー・ハーヴィー編):午前三時過ぎ
ジョナサン・ウィルコックス:柊と蔦は
チャールズ・ウッド(ハリソン・オクスリー編):み子のみ母よ
メンデルスゾーン(オリヴァー・ターニー婉曲):天には栄え
フランスの伝承曲(マック・ウィルバーグ編):ディンドン空高く
ウィンチェスター・カレッジ礼拝堂cho、
オニックス・ブラス、
ベンジャミン・カニンガム(Org)、
ハワード・イオナスク(ディレクター)
合唱やオルガンによる伝統的なクリスマス・コンサートやキャロル・サーヴィスに金管アンサンブルを組み合わせるという、近年人気が高まっているスタイルによるクリスマス・アルバム。1382年創立という英国最古のパブリック・スクールである「ウィンチェスター・カレッジ」の礼拝堂合唱団が歌うピュアな少年合唱の響きに、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの伝統を受け継ぐ英国有数の金管五重奏団「オニックス・ブラス」の輝かしきブラス・サウンドを加え、「飼い葉の桶で」、「神のみ子は今宵しも」、「天には栄え」など世界で親しまれる讃美歌やクリスマス・キャロルの素敵なアレンジで聖なる夜を彩ります。
SIGCD-648
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」(抜粋) [ワルツ/パ・ド・トロワ/乾杯の踊り/第1幕の情景/白鳥の踊り/第3幕の情景/パ・ド・シス/パ・ド・ドゥ/スペインの踊り/ナポリの踊り/終曲] サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(指)
フィルハーモニアO

録音(ライヴ):2019年11月3日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(サウスバンク・センター、ロンドン、イギリス)
2008−2009シーズンから2020−2021シーズンまでの首席指揮者兼音楽監督の在任期間中にフィルハーモニアOの黄金時代を築いたエサ=ペッカ・サロネン。
そのサロネンの後任として2021−2022シーズンから同オーケストラの首席指揮者への就任が決まり、さらなる大活躍が期待されるフィンランドの若き鬼才、サントゥ=マティアス・ロウヴァリとフィルハーモニアOとのレコーディング第1弾「白鳥の湖」が早くも登場!
すでに母国フィンランドのタンペレPOの首席指揮者兼音楽監督、スウェーデンのエーテボリSOの首席指揮者として八面六臂の活躍を展開し、その独特のタクト捌きと音楽性に世界中から熱い視線を注がれているロウヴァリ。
イギリス、ロンドンの名門オーケストラのシェフ、そしてサロネンの後任という大役を30代半ばで担うという事実は、やはりロウヴァリの類まれな音楽性と注目度、圧倒的な存在感の証と言えるでしょう。
すでにオーケストラを掌握し、自由自在にドライヴさせるロウヴァリによるチャイコフスキーの「白鳥の湖」は、フィルハーモニアOの新時代の到来を告げる号砲となること必至!
オーケストラの絶妙なコントロール、随所に登場するソロの際立たせ方など、ロウヴァリの優れた音楽作りが随所に発揮された「白鳥の湖」は、同コンビの今後のさらなる進化が非常に楽しみとなる名演です!
SIGCD-651
アイ・ガット・リズム
ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム、スワンダフル、エンブレイサブル・ユー、ストライク・アップ・ザ・バンド
ニー・グッドマン、ジェイムズ・マンディ&チャーリー・クリスチャン:エアメイル・スペシャル
ベニー・グッドマン:スリップト・ディスク
ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン:ファッシネイティング・リズム
アート・ヒックマン&ハリー・ウィリアムズ:ローズ・ルーム
ジョージ・ガーシュウィン、バディ・デシルヴァ&バラード・マクドナルド:サムバディ・ラヴズ・ミー
チャーリー・クリスチャン:ア・スムース・ワン
ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン:スーン
ルイ・プリマ:シング・シング・シング
ジュリアン・ブリス・セプテット〔ジュリアン・ブリス(Cl)、マーティン・ショウ(Tp)、ルイス・ライト(ヴィブラフォン)、ニール・ソーントン(P)、コリン・オクスリー(G)、ティム・ソーントン(ベース)、エド・リチャードソン(ドラムス)〕

録音:2020年1月2日−4日、RAKスタジオ(ロンドン)
13歳でアメリカの名門インディアナ大学のアーティスト・ディプロマを取得した神童から、世界的名手へと成長を遂げたイギリスの天才クラリネット奏者ジュリアン・ブリス。ブリスが2010年に結成したジャズ・クロスオーヴァー・プロジェクト、"ジュリアン・ブリス・セプテット"の新録音。ベニー・グッドマンへと捧げたアルバム(SIGCD-288)の続編となるのは、多くのスタンダード・ナンバーを残し、時代もジャンルも超えて愛されるジャズ・ジャイアンツ、ガーシュウィン兄弟の音楽を紹介する1枚。
ジュリアン・ブリスの優美でクラシカルなアプローチで、「アイ・ガット・リズム」、「ファッシネイティング・リズム」、「エンブレイサブル・ユー」などの名ガーシュウィン・ナンバー、そしてベニー・グッドマン楽団の代表曲となった「シング・シング・シング」などの名曲を披露します。
SIGCD-652
ビトウィーン・ザ・クラウズ
ヴィエニャフスキ:ポロネーズ第1番ニ長調 Op.4
ゴドフスキー(ハイフェッツ編):古きウィーン
クライスラー:中国の太鼓 Op.3
 レチタティーヴォとスケルツォ=カプリース Op.6
ヴィエニャフスキ
:伝説 Op.17
エルガー:朝の歌 Op.15-2
 夜の歌 Op.15-1
サラサーテ
:序奏とタランテラ Op.43
クライスラー:3つのウィーン古典舞曲集〔 美しきロスマリン、愛の喜び、愛の悲しみ〕
ヴィエニャフスキ
:華麗なるポロネーズ第2番イ長調 Op.21
パガニーニ:カンタービレ MS 109, Op.17
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
ブリテン(チャーリー・シーム編):サリー・ガーデン
チャーリー・シーム(Vn)、
イタマール・ゴラン(P)
使用楽器:グァルネリ・デル・ジェズ1735 “D’Egvill”

録音:2020年1月21日−23日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、サフォーク、イギリス)
チャーリー・シームは1986年ロンドン生まれ(父親はノルウェーの実業家)、3歳からヴァイオリンを学び、イツァーク・ラシュコフスキやシュロモ・ミンツらに師事。シャルル・デュトワ、エドワード・ガードナー、ズービン・メータ、ヤニック・ネゼ=セガン、ロジャー・ノリントンらの巨匠と世界最高のオーケストラで共演し、室内楽では名手イタマール・ゴランを定期的なパートナーとしています。また、そのエレガントな風貌でモデルとしても活躍しているという才人です。
これまで、WarnerやSonyなどからアルバムをリリースしてきたチャーリー・シームが、イギリスのSignum Classicsから初登場。クライスラー、サラサーテ、パガニーニ、エルガー、ヴィエニャフスキなど、華麗で技巧的な「パリ風」のサロン・プログラムで、多彩な音色と妙技を披露します。
SIGCD-654
R.シュトラウス:二重小協奏曲、他
R.シュトラウス:クラリネットとファゴットのための二重小協奏曲(デュオ・コンチェルティーノ)*、
 歌劇 「カプリッチョ」 への 前奏曲*
コープランドクラリネット協奏曲#、
 バレエ 「アパラチアの春」 組曲(原典版)#
エルンスト・オッテンザマー(Cl)、
シュテパン・トゥルノフスキー(Fg)
リチャード・スタンプ(指)
アカデミー・オヴ・ロンドン*、
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア#

録音:1990年9月、アビー・ロード・スタジオ(ロンドン/R.シュトラウス:二重小協奏曲)
1991年6月、ロズリン・ヒル・チャペル(ハムステッド/R.シュトラウス:カプリッチョへの前奏曲)
2014年9月、ホール・ワン(ザ・セージ・ゲーツヘッド/コープランド)
長年ウィーン・フィルの首席クラリネット奏者を務めたオーストリアの伝説的クラリネットの名手、エルンスト・オッテンザマー(1955−2017)の最後の協奏曲録音が、イギリスのシグナム・クラシックス(Signum Classics)から登場!
シュトラウスの二重小協奏曲(デュオ・コンチェルティーノ)では、ウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場のファゴット奏者を務めるシュテパン・トゥルノフスキーとの豪華共演。いずれも1940年代に作曲された、R.シュトラウスとコープランドの4曲。指揮はすべて、アカデミー・オヴ・ロンドンを創設し芸術監督を務めるリチャード・スタンプ。ベニー・グッドマンのために書かれ、ジャズのイディオムも吸収されているコープランドのクラリネット協奏曲では、オッテンザマーの変幻自在の音色と惚れ惚れするような技巧が堪能できます。
SIGCD-655
ガニング:交響曲第6番&第7番
交響曲第6番
夜の航海(ナイト・ヴォヤージュ)
交響曲第7番
クリストファー・ガニング(指)、
ロイヤルPO

録音:2014年2月3日−4日、ワトフォード・タウン・ホール(イギリス)
※DMV112からの移行再発売
「名探偵ポワロ」の音楽の作曲者として知られ、英国アカデミー賞を4度受賞してきたイギリスの映画&TV音楽のコンポーザー、クリストファー・ガニング(1944−)の自作自演録音シリーズ。
ヴァイオリン協奏曲&チェロ協奏曲を収録したSIGCD621に続いてSignum Classicsからリリースされるのは、ガニングがマージー川のほとりに立っていた雨の夜に生まれたという海の作品「夜の航海(Night Voyage)」と、旅をテーマにリンクした交響曲第6番と第7番。様々な楽器のための協奏曲や12曲の交響曲を書いたオーケストラ作家としてのガニングの魅力を伝える好企画です。
SIGCD-656
再発見〜イギリスのクラリネット協奏曲集
スーザン・スペイン・ダンク(1880-1962):クラリネットと管弦楽のためのカンティレーナ Op.51(世界初録音)
エリザベス・マコンキー(1907-1994):クラリネットと弦楽合奏のためのコンチェルティーノ
ルドルフ・ドルメッチ(1906-1942):クラリネット、ハープと管弦楽のための協奏曲(世界初録音)
ピーター・ウィシャート(1921-1984):クラリネットと小オーケストラのためのセレナータ・コンチェルタンテ(世界初録音)
ピーター・シグレリス (Cl)、
デイアン・ローランズ(Hp)、
ベン・パーマー(指)、
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2019年11月28日−30日、BBCホディノット・ホール(イギリス)
このアルバムの企画はピーター・シグレリスが、スタンフォードの原稿を英国王立音楽アカデミーへ探しに行った際に、偶然見つけたいくつかの楽譜から始まりました。その中から特に彼の興味を引いたのは20世紀前半にイギリス人作曲家によって作られた4曲でした。第二次世界大戦時に作られたその4曲は、イギリスの音楽がその頃を境に後期ロマン派やナショナリズムの影響を感じさせたものから、モダニズム様式へと変化していく様を感じさせます。その移り変わりをこのアルバムでは、「再発見」された4曲で描いています。
イギリス人クラリネット奏者ののピーター・シグレリスは、インドSOの首席奏者としてシャルル・デュトワとの共演をはじめとして、ソリストや室内楽の奏者としてもイギリスを中心として活躍しています。
SIGCD-657(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73 「皇帝」
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調 Op.56
エリーザベト・ソンバール(P)、
ピエール・ヴァレー(指)、ロイヤルPO、
ダンカン・リデル(Vn)*、
リチャード・ハーウッド(Vc)*

録音:2019年7月14日−15日(第1番)、16日−17日(第2番)、7月17日−18日(第3番)、24日−25日(第4番)、7月22日−23日(第5番)、2020年1月5日−6日(三重協奏曲)、カドガン・ホール(ロンドン)
※SIGCD614、SIGCD620、SIGCD637のセット化
ロイヤルPOが盛大に祝うベートーヴェンの生誕250周年記念プロジェクト。フランス、ストラスブール出身の名女流ピアニスト、エリーザベト・ソンバール(エリザベス・ソンバート)と、小澤征爾との長期的なパートナーシップでも知られるフランスの指揮者ピエール・ヴァレーによるベートーヴェンのピアノ協奏曲集&三重協奏曲のレコーディングが、3枚組全集セットになってリリース!
エリーザベト・ソンバールは、1988年にクラシック音楽を多様な聴衆と共有するため「レゾナンス財団」を立ち上げ、現在は世界7カ国の病院、孤児院、刑務所など様々な場所で年間500を超えるコンサートを行っており、それらの功績が認められ2006年にはフランスの国家功労勲章を、2008年には芸術文化勲章を受賞しています。ロイヤル・フィルとも強固な関係を築いており、これまでショパンのピアノ協奏曲や、名ピアノ協奏曲の「アダージョ」楽章だけを集めたというユニークなアルバムなどを録音してきたソンバールが、各協奏曲の繊細なディテールを描き分け、優美で洗練されたベートーヴェンを披露しています。
SIGCD-658
ヘンデリアン・パイロテクニクス〜ヘンデル:カウンターテナーのためのオペラ・アリア集
歌劇 「セルセ」 HWV.40より 「オンブラ・マイ・フ」
歌劇 「インド王ポーロ」 HWV.28より 「Se possono tanto due luci vezzose」
歌劇 「エジプトのジューリオ・チェーザレ」 HWV.17より 「武器の燦きをもって」、「Dall’ondoso periglio − Aure, deh, per pieta」
歌劇 「リナルド」 HWV.7より 「いとしい妻よ」
歌劇 「オルランド」 HWV.31より 「Cielo! Se tu il consenti」
歌劇 「ロンバルディア王妃ロデリンダ」 HWV.19より 「何処にいるの、愛しい人よ」
歌劇 「ラダミスト」 HWV.12より「航路を見失った船」、「わが妻のいとしい霊よ」
歌劇 「アグリッピーナ」 HWV.6より 「Tacero, purche fedele」
歌劇 「ゲルマニア王オットーネ」 HWV.15より 「Dopo l'orrore」
ウィリアム・タワーズ(C.T)、
アルモニコ・コンソート、
クリストファー・モンクス(ディレクター)

録音:2019年11月5日−6日、セント・マーク教会(レミントン・スパ、イギリス)
タリスの「40声のモテット」とストリッジョの「60声のミサ曲」を組み合わせたアルバム、「スーパーサイズ・ポリフォニー」(SIGCD 560)で大きな注目を集めたアンサンブル、アルモニコ・コンソートが、イギリスの傑出したカウンターテナーの一人、ウィリアム・タワーズとコラボレート。ウィリアム・タワーズはケンブリッジ大学の合唱スカラー、英国王立音楽カレッジで学び、ジョン・エリオット・ガーディナーの偉大なプロジェクト「バッハ:カンタータ巡礼」にも幅広くソリストとして参加した他、世界の主要な指揮者たちとオペラ、オラトリオの両面で共演してきました。ヘンデルの肯定的で生き生きとした側面を目指したというタワーズの悠々とした歌声で聴く、ヘンデルのオペラ・アリア集です。
SIGCD-659(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
 交響曲第9番「合唱付き」*
ジェラルド・バリー(b.1952):永劫回帰(The Eternal Recurrence)†
トーマス・アデス(指)、
ブリテン・シンフォニア、
ジェニファー・フランス(S)*†、
クリスティアーネ・ストーティン(Ms)*、
エド・ライオン(T)*、
マシュー・ローズ(Bs)*

録音:2019年5月、バービカン・センター(ロンドン)
ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971−)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家として華々しい活躍を魅せています。
ベートーヴェンの交響曲全9曲に、アイルランド国立SOのコンポーザー・イン・レジデンスなどを務め、ベートーヴェンから大きな影響を受けたというアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(b.1952)の作品を組み合わせて収録してきた、「ベートーヴェン&バリー」プロジェクト。最終巻となる第3弾は、ベートーヴェンの交響曲第7番〜第9番に、バリーの「永劫回帰(The Eternal Recurrence)」をカップリング。この「永劫回帰」は、ベートーヴェンの「第九」とペアになる作品として書かれ、2000年にティエリー・フィッシャー&アルスターOによって初演。シラーの詩を用いた「第九」に対し、「永劫回帰」はフリードリヒ・ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」からの抜粋をテキストに永遠と人類の力を歌う、ソプラノと管弦楽のための作品です。
SIGCD-661
アドヴェント・ライヴ Vol.2
ジョナサン・ダヴ:アイ・アム・ザ・デイ
ペルト:Bogoroditsye Dyevo
ハウエルズ:汚れなきバラ
セシリア・マクダウォール:セント・ジョン・ザ・バプティストへの祈り
ガブリエル・ジャクソン:鮮やかなる声が響き渡る
ジョン・マッケイブ:ザ・ラスト・アンド・グレイテスト・ヘラルド
伝承曲
:アンティフォン 〜 オー・ウィズダム, オー・アドナイ
オットー・ゴルトシュミット:若葉
フーゴー・ディストラー:エサイの根より
アンソニー・ミルナー:アウト・オヴ・ユア・スリープ
ジュディス・ビンガム:「もろびとこぞりて」へのイントロダクション
ブリストルのチューン:賛歌「もろびとこぞりて」
エリザベス・マコンキー:かくも徳高きバラはない
伝承曲
:アンティフォン 〜 エッサイの根, ダビデの鍵
テレマン:Ach so las von mir dich finden
ポール・マンズ:主イエスよ, きたりませ
伝承曲(レジナルド・ジャックス編):リンデンの木のキャロル
ブリテン(ジュリアス・ハリソン編):デオ・グラシアス
ヴォルフ:調和
ヘルムズリーのチューン:賛歌「見よ, 主は輝く雲にうち乗り」
バッハ:コラール前奏曲「いざ来ませ, 異邦人の救い主よ」
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
アンドルー・ネスシンガ(指)

録音:2008年、2018年、2019年、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ、イギリス)
1670年代から礼拝での役目を担うなど歴史と伝統を誇り、現在では世界屈指のカレッジ聖歌隊として知られるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきたアンドルー・ネスシンガ。
前作「アドヴェント・ライヴ(SIGCD-535)」に続く、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のクリスマス・ライヴ・アルバム第2弾。「アドヴェント」とは、クリスマス(イエス・キリストの降誕)を待ち望む期間のことで、ほぼ毎年BBCラジオ3で放送されている彼らのアドヴェント・サーヴィスの中から、2008年と2018年〜2019年に行われたのライヴを収録。伝統的なキャロルや賛歌、バッハやテレマンからハウエルズやブリテンのお気に入りのキャロル、そして現代のリーディング・コンポーザーたちの作品(そのうちマクダウォール、ジャクソン、マッケイブ、ビンガムの4曲は、このカレッジ・クワイアのために書かれた作品)まで、セント・ジョンズ・カレッジならではの充実のプログラムです。
SIGCD-662
タイムラプス
シューベルト/デイヴィッド・ル・ページ:スリープ・ソフトリー
グリーグ:エア(アリア)
クープラン(ル・ページ編):神秘の防壁
ライヒデュエット
アデス:オー・アルビオン
ヴィヴァルディ/トリッシュ・クローズ:スリープ 1
サティ(ル・ページ編):グノシエンヌ 第1番
レディオヘッド(ル・ページ編):ピラミッド・ソング
ラモー:歌劇 「ボレアド」より
ヴィヴァルディ/デイヴィッド・ゴードン:スリープ 2
デイヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ(ル・ページ編):ヒーローズ
エロリン・ウォーレン:コラール
ジョニー・マー(ル・ページ編):消えない光があるのなら
グレツキ3つの古い様式の小品より 第3楽章
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン、
デイヴィッド・ル・ページ(ソロ・ヴァイオリン、芸術監督)、
キャサリン・リーチ(ソロ・ヴァイオリン)、
トリッシュ・クローズ(Sax)、
ブルース・オニール(P)、
グレアム・インストール(ドラム)、
デイヴィッド・ゴードン(P)、
ニック・ストリングフェロー(Vc)、
アンドルー・デイヴィス(Bs)、
エレナー・ターナー(Hp)

録音:2020年1月&3月、王立バーミンガム音楽院(イギリス)
ハンス・ガルをはじめとする、レア・レパートリーのレコーディングでも名を馳せるオーケストラ・オヴ・ザ・スワン。同オーケストラのコンサートマスターを務めるヴィルトゥオーゾ、デイヴィッド・ル・ページがリードし、ラモーとレディオヘッド、アデスとグリーグ、サティとライヒの興味深い作品の組み合わせで、数世紀にわたる作品を有機的に織り成しています。
SIGCD-663
セッテチェント〜イタリアの州からのバロック器楽音楽
●ナポリ王国〜A.スカルラッティ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調
●ヴェネツィア共和国〜ダッラーバコ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 Op.4-12
●ヴェネツィア共和国〜アントニオ・ヴァンディーニ:チェロと通奏低音のためのソナタ イ短調
●ナポリ王国〜マンチーニ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調
●教皇領(ボローニャ)〜ブレシャネッロ:2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ロ短調
●ヴェネツィア共和国〜タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Op.1-5, Be6
●ヴェネツィア共和国 〜 ヴィヴァルディ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 イ短調 RV.10
ラ・セレニッシマ、エイドリアン・チャンドラー(指、Vn)
タベア・デブス(リコーダー)

録音:2020年2月16日−18日、シダーズ・ホール(イギリス)
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭ヴィヴァルディと同世代の作曲家たちを中心とするイタリア・バロックの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマのSignum Classics第3弾。前作「エクストラ・タイム」(SIGCD-641)はCD未収録音源を集めたアルバムでしたが、今アルバムはすべて新録音。
タイトルの「セッテチェント(Settecento)」(直訳すると18世紀)は、18世紀初頭にイタリアで出現した芸術、音楽、建築のスタイルのこと。エイドリアン・チャンドラーは、ナポリ王国(スカルラッティ、マンチーニ)、ヴェネツィア共和国(ダッラーバコ、ヴァンディーニ、タルティーニ、ヴィヴァルディ)、教皇領/ボローニャ(ブレシャネッロ)とイタリアの州ごとにグループ分けし、各地域のスタイルを読み解くという興味深い企画です。ゲスト・ミュージシャンとして、2019年に権威あるリコーダー・コンクールの1つ、MOECKコンクールで優勝し、タイムズ紙からは「カリスマ的ヴィルトゥオーゾ」と称された注目のリコーダー奏者、タベア・デブスが参加しています。
SIGCD-665
スピラ・スペラ〜バッハ・トランスクリプションズ
バッハ:序曲(カンタータ第29番「われら汝に感謝す、神よ、われら感謝す」 BWV.29より/サン=サーンス編)
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より/ブゾーニ編)
前奏曲ロ短調 BWV.855a(ジロティ編)
前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543(リスト編)
コラール「いまぞ喜べ、汝らキリストのともがらよ」 BWV.734(ブゾーニ編)
コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 BWV.659(ブゾーニ編)
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582(テオドール・サーントー編)
コラール「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」 BWV.645(ブゾーニ編)
コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」 BWV.639(ブゾーニ編)
幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542(サーントー編)
主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ「心と口と行いと生活で」 BWV.147より/マイラ・ヘス編曲
エマニュエル・デスパ(P)

録音:2020年2月4日−6日、コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ)
※使用楽器:Fazioli model 278
王立音楽院で名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるフランスのファツィオリ・プレイヤー、エマニュエル・デスパ。ロマン派とポスト・ロマン派作品の優れたパフォーマーとして高い評価を得てきた、エマニュエル・デスパが、ファツィオリの優美な音色で響かせるバッハのピアノ・トランスクリプション集。ブゾーニの「シャコンヌ」や人気のコラール集、サン=サーンスの「序曲」、マイラ・ヘスの「主よ、人の望みの喜びよ」などの有名なアレンジを中心に、19世紀後半から20世紀前半に活動したハンガリーのピアニスト&作曲家、テオドール・サーントー(1877−1934)の世界初録音を含むレア・トランスクリプションまで、充実のラインナップで贈るバッハ・トランスクリプションを、モダン・ピアノの特性を活かした煌びやかなサウンドで収録しています。
SIGCD-666
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
4手ピアノの為の16のワルツ Op.39*
エマニュエル・デスパ(P)、ア
ンドルー・リットン(指)、BBC響、
ミホ・カワシマP*
※使用楽器:Fazioli model 278

録音:2020年2月10日−11日、BBCスタジオ1(ロンドン)(Op.15)/2020年7月24日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)(Op.39)
英国王立音楽カレッジで名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるファツィオリ・プレイヤー、エマニュエル・デスパ(フランス出身、現在はロンドンを拠点に活動)。ロマン派とポスト・ロマン派作品の優れたパフォーマーとして高い評価を築き、前作ではバッハのピアノ・トランスクリプション集(SIGCD-665)でも反響を呼んだデスパのニュー・アルバムは、彼のもっとも大切なピアノ協奏曲であり、「録音するのが子どもの頃からの夢だった」と語る、ブラームスの「ピアノ協奏曲第1番」をレコーディング。名匠アンドルー・リットン&BBC響という豪華なサポートを得て、勇壮で華やかなブラームスを演出しています。
カップリングには、デスパの妻でもある日本人ピアニスト、ミホ・カワシマとの4手連弾による「16のワルツ Op.39」も収録。ブラームスのより親密で魅力的な側面を、心の通い合ったピアノ・デュオでお届けします。
ロンドンで名教師ルース・ナイに学んだ(つまりデスパとは兄弟弟子でもある)ミホ・カワシマは、ロンドンの主要ホールの他、日本、オランダ、トルコ、エストニア、フランス、ベルギーなど世界的なコンサート活動を行い、ソロ&室内楽奏者としても広く活躍するピアニスト。2019年からは母校ユーディ・メニューイン・スクールのスタッフ・ピアニストに就任しています。
SIGCD-667
マニフィカト2
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
ジャイルズ・スウェイン(1946-):マニフィカト I
シドニー・ワトソン(1903-1991):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
レノックス・バークリー:(1903-1989):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
ハーバート・サムション(1899-1995):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
フランシス・ジャクソン(1917-):マニフィカト 、ヌンク・ディミティス
アルヴォ・ペルト(1935-):マニフィカト
ジュリアン・アンダーソン(1967-):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
アンドルー・ネスシンガ(指)、
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho

録音:2019年1月&7月、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(イギリス、ケンブリッジ)
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。英グラモフォン誌では「エディターズ・チョイス」に選ばれるなど、好評を博した『マニフィカト』シリーズの第2弾は、1932年から1952年の間に作曲された著名なオルガニスト・コンポーザーによる作品と、1974年から1989年の間に作曲された教会以外の音楽家による作品を収録しています。第1巻(SIGCD588)と第2巻は互いに補完し合うようにプログラミングされており、例えば第1巻にはティペットとレイトンの有名な作品が収録されていましたが、それらはちょうど第2巻で取り上げられている2つの主要な時代の間にあたります。またそれぞれのアルバムに、1年違いで書かれたハウエルズの象徴的な作品が収録されているのもポイント。これらのアルバムを聴くと、各時代の作曲家たちが作曲上のパラメーターに異なる優先順位をつけて創作を行っていたことがわかります。
ジュリアン・アンダーソンによるマニフィカトとヌンク・ディミティス(セント・ジョンズ・サーヴィス)は、同カレッジ合唱団による委嘱作。
SIGCD-668
オリヴァー・デイヴィス:ソレス
クレラティ(独奏ヴァイオリンと弦楽のための)/ソレス(独奏ヴァイオリンと弦楽のための)/ディス・モータル・マン(ソプラノ、ハープと弦楽のための)/ナルシスとエコー/エクノクス(ヴァイオリンと弦楽のための)/ギター協奏曲/カレイドスコープ(ピアノ・デュオ)/サン・スタンズ・スティル(トレブルとピアノのための)/ビュート・チェロ・デュエット/エロスとサイケ(ソプラノと管弦楽のための)/セイヴ・ミー
オリヴァー・デイヴィス(ピアノ、ヴォーカル)、ヒュー・ワトキンス(P)、ベス&フロー(ピアノ・デュオ)、ケレンザ・ピーコック(Vn)、ジョナサン・ヒル(Vn)、キャサリン・ジェンキンソン(Vc)、ニコラス・ホランド(Vc)、グレイス・デイヴィッドソン(S)、オリヴァー・ワス(Hp)、セルジオ・プッチーニ(G)、ペーテル・イレーニ(指)、ブダペスト・スコアリング・オーケストラ
オリヴァー・デイヴィス(1972−)は英国王立音楽アカデミーで研鑽を積み、コンサート音楽からバレエ、サウンドトラック、テレビ・スコアなど様々な音楽でロンドンの主要オーケストラと共演してきたイギリスの若手作曲家。これまでSignum Classicsからリリースされた5つのアルバム〔「フライト」(SIGCD411)、「シーズンズ」(SIGCD437)、「ダンス」(SIGCD469)、「リバティ」(SIGCD522)、「アルカディア」(SIGCD590)〕は、全英クラシカル・チャートとiTunesクラシック・チャートの両方で何度もTOP10入りを果たし(「リバティ」はiTunesクラシック・チャート第1位)、アップル・ミュージックでは多数の5つ星レビューと100万回以上のストリーミング実績を誇ります。
Signum Classics第6弾となるアルバム「ソレス」は、Covid-19による国際的なロックダウンの最中に製作され、ロサンゼルスのヴァイオリニスト、オランダのピアノ・デュオ、アルゼンチンのギタリスト、ブダペストの指揮者&オーケストラなど、世界中のアーティストの協力で実現しています。
SIGCD-669
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 Op.100 サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(指)、
フィルハーモニアO

録音(ライヴ):2020年2月9日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(サウスバンク・センター、ロンドン、イギリス)
12シーズンに渡る蜜月時代を過ごしサンフランシスコSOの音楽監督へと転身したエサ=ペッカ・サロネンの後任の首席指揮者に抜擢され、2021−2022シーズンからの就任が決定している北欧フィンランド若きの鬼才サントゥ=マティアス・ロウヴァリ。
首席指揮者への正式就任を前に既にフィルハーモニアOと確固たる信頼関係を築き、前作「チャイコフスキー:白鳥の湖」に代表される圧巻の演奏を世に送り出すなど、新たなゴールデンコンビとして現地イギリスをはじめ世界各地で大絶賛を浴びているロウヴァリが、同オーケストラとのレコーディングの第2弾に選んだのはプロコフィエフの「交響曲第5番」!
独ソ不可侵条約の破棄によって開戦した独ソ戦(東部戦線)の最中、1944年にモスクワ郊外イヴァノヴォの山荘で一気に書き上げられたプロコフィエフの「交響曲第5番」。
前作「交響曲第4番」から実に14年の歳月を経て完成した5番目の交響曲は、プロコフィエフ自身が「この交響曲は自由で幸せな人間、その強大な力、その純粋で高貴な魂への讃美歌の意味を持っている」と語り、「作品番号100番」を振られた記念碑的作品、そして作曲者の祖国愛が込められた代表作として知られています。
イギリスで新型コロナウイルスの感染拡大が本格化する直前の2020年2月上旬、本拠地であるロイヤル・フェスティヴァル・ホールで繰り広げられたロウヴァリとフィルハーモニアOによるプロコフィエフは、新時代の到来と同コンビの成熟度の早さを物語る圧倒的な演奏。まさに才気煥発。イギリスでのロウヴァリの大活躍に乞うご期待!
SIGCDSC-670
マニュ・マルタン:ピアノと管弦楽のための 「リム・ファンタジー・オヴ・コンパニオンシップ」 テッド・ジョセルソン(P)、
LSO、ロンドン・ヴォイセズ、
アーサー・フェイゲン(指)
マチュー・エイマール(ソロ・ヴォイス)

録音:2019年11月、アビー・ロード・スタジオ(ロンドン)
シンガポールの外科医、スーザン・リムとクリスティーナ・ティーンズ・タンの共作によるストーリーを基にしたアニメーション映画「Alan The Musical」の音楽からインスピレーションを得て、フランスの作曲家&オーケストレイター、マニュ・マルタンが作曲、アレンジ、オーケストレーションを行ったピアノと管弦楽のための「リム・ファンタジー・オヴ・コンパニオンシップ」。
ロボットや人工知能(AI)、生命とは何かという現代的なテーマを持つ作品で、医師だけでなく、芸術家、音楽家、科学者、社会学者、哲学者、工学者、政治家など様々な分野が絡み合うトピックにおいて、生命と非生命の間の未来的な交流を想像するファンタジックな作品。
SIGCD-671
ブラームス:クラリネット・ソナタ集
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
4つの厳粛な歌 Op.121(ジュリアン・ブリス編)
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
ジュリアン・ブリス(Cl)、
ジェームズ・ベイリュー(P)

録音:2019年5月8日−9日、スネイプ・モルティングス(サフォーク)/2020年1月7日、ワータン・ホール(ロンドン)
13歳でアメリカの名門インディアナ大学のアーティス ト・ディプロマを取得した神童から、世界的名手へと成長 を遂げたイギリスの天才クラリネット奏者ジュリアン・ ブリス。Signum Classicsからは、歌曲や弦楽四重奏とのコ ラボレーションや、ジャズ・クロスオーヴァーのセプテッ ト編成など、多彩な才能を披露してきたジュリアン・ブリ スですが、ニュー・アルバムは久しぶりとなる王道プログ ラム。ブラームス晩年の傑作であり、ヴァイオリン・ソナ タやヴィオラ・ソナタとしての姿でも広く愛される2つの クラリネット・ソナタ Op.120。更に、同じく晩年の作品で あり辞世の作品でもある「4つの厳粛な歌」を、ジュリア ン・ブリス自らがクラリネット版へとアレンジしたバー ジョンも組み合わせた濃密なるブラームス・アルバムが 出来上がりました。 うっとりするような温かい音色と夢幻的な表現力で魅 せる至福のブラームスをどうぞ。近年歌曲伴奏や室内 楽メンバーとして幅広い演奏・録音に参加している名手 ジェームズ・ベイリューのピアノも高品質です。
SIGCDSC-672(2CD)
アーン:歌劇 「アルタクセルクセス」 モーツァルティスツ、
イアン・ペイジ(指)、
クリストファー・エインズリー(C.T)、
エリザベス・ワッツ(S)、
ケイトリン・ハルカップ(Ms)、
アンドルー・ステイプルズ(T)、
レベッカ・ボットーネ(S)、
ダニエル・ノーマン(T)

録音:2009年11月18日−21日&2010年4月2日、エア・スタジオ(ロンドン)
モーツァルトの初期作品や「疾風怒濤シリーズ」などで人気を博しているイアン・ペイジと、ピリオド・オーケストラ「モーツァルティスツ」。2010年にLinn Recordsからリリースされていた名盤、アーンの歌劇「アルタクセルクセス」全曲録音盤が、Signum Classicsから復刻。(リリース当時は「クラシカル・オペラ・カンパニー」名義)
「ルール・ブリタニア」の作曲者トマス・アーン(1710−1778)の生誕300周年を記念して、世界初の全曲盤録音としてリリースされた歌劇「アルタクセルクセス」。ジョーン・サザーランドが得意としていたアリア「戦に疲れた戦士は」で知られてきた作品で、失われたフィナーレを英国の作曲家、音楽学者のダンカン・ドゥルースが復元、レチタティーヴォをイアン・ペイジが作曲し全曲演奏が実現しています。
クリストファー・エインズリー、エリザベス・ワッツ、アンドルー・ステイプルズらの豪華歌手陣はもちろん、ボヤン・チチッチ(vn)、ジョゼフ・クラウチ(vc)、リサ・ベズノシウク(fl)、ジェイムズ・イースタウェイ(ob)、ギャヴィン・エドワーズ(hr)、サイモン・デュブルレイ(tp)、スティーヴン・ディヴァイン(cemb)などの古楽器の名手たちによる精緻な古楽器オーケストラの音色、名レコーディング・エンジニア、フィリップ・ホッブスによる優秀録音にもご注目ください。
SIGCD-673
ロクサンナ・パヌフニク:ハートフェルト 〜 室内楽作品集
バリトンと弦楽四重奏のための「プライベート・ジョー」/無伴奏ヴィオラのための「カント」/オーボエと弦楽四重奏のための「ビルマからの手紙」/ヴァイオリンとコントラバスのための「ホラ・ベッサラビア」/ファゴットと弦楽四重奏のための「カンタートルとアマンダ」/ソプラノとピアノ、弦楽四重奏のための「セカンド・ホーム」/弦楽四重奏のための「ハートフェルト」
サッコーニSQ、
メアリー・ベヴァン(S)、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
ニコラス・ダニエル(Ob)、
エイミー・ハーマン(Fg)、
アンディ・マーシャル(Cb)
、チャールズ・オーウェン(P)

録音:2020年3月&7月(イギリス)
英国で最もダイナミックで多才なカルテット、サッコーニSQと、ソプラノのメアリー・ベヴァン、バリトンのロデリック・ウィリアムズ、ピアニストのチャールズ・オーウェンなど、英国を代表するソリストたちが勢ぞろいしたロクサンナ・パヌフニク(1968-)の室内楽作品集。アンジェイ・パヌフニクの娘である彼女は、「ウェストミンスター・ミサ」(2000年)で今日の英国を代表する作曲家としての地位を確立し、しばしば合唱曲で評価されてきましたが、室内楽曲や器楽曲も同様に、目の覚めるようなイマジネーションと詩的な軽やかさに満ちています。アルバムのタイトルにもなっている弦楽四重奏曲「ハートフェルト」は、サッコーニSQからの委嘱作で、ジャケット写真にも使われているヒグマのアルビーが外科手術を受けている間の心臓の動きをデジタル聴診器で捉え、その鼓動を音楽的に翻訳し、活用した作品。オーボエ五重奏曲「ビルマからの手紙」は、ヤナーチェクの弦楽四重奏曲のような手紙風の作品を書こうとしたパヌフニクが、アウンサンスーチー氏が日本の新聞社に宛てた手紙をまとめた同名の書籍に出会いインスピレーションを受けた作品で、作曲は2004年ですが、2021年にミャンマーで発生した軍事クーデターにより、新たに痛烈な印象を与えることになりました。
SIGCD-675
グリーグ&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲集
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16*
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番#
テッド・ヨセルソン(P)、
アーサー・フェイゲン(指)、
ロイヤルPO*、
フィルハーモニアO#

録音:2019年11月25日(ラフマニノフ)&26日(グリーグ)、アビー・ロード・スタジオ(ロンドン)
ベルギー系アメリカ人の伝説的ピアニスト、テッド・ヨセルソン(テッド・ジョセルソン)が弾く、グリーグとラフマニノフの名曲コンチェルト・アルバムが登場!
テッド・ヨセルソンは1954年アントワープ生まれ。17歳でフィラデルフィアOの音楽監督ユージン・オーマンディのオーディションを受け、「君が望むものなら何でも一緒に演奏するよ」と言われたというエピソードで知られています。そして、ジュリアード音楽院の学生時代にRCAとレコーディング契約を結び、オーマンディ&フィラデルフィア管を始めとする多くの重要なオーケストラや指揮者と共演。当時「ホロヴィッツの再来」と謳われた彼のアルバムは、グラミー賞ノミネートを含む数々の賞を受賞しています。
今回の録音は、ヨセルソンのお気に入りでもある、グリーグとラフマニノフの超名曲協奏曲を、ロイヤル・フィル、フィルハーモニア管と共演。前作「リム・ファンタジー・オヴ・コンパニオンシップ」(SIGCD-670)とも「コンパニオンシップ」を築く三部作の1つになっているとのこと。1999年に一度引退した名手が再びその芸術を世に問います。
SIGCD-676
ガニング:交響曲第5番
弦楽四重奏曲第1番
クリストファー・ガニング(指)、
ロイヤルPO、
ジュノSQ

録音:2008年1月&2011年5月
名探偵ポワロ」の音楽など、映画やテレビの音楽の作曲者として有名なイギリスの作曲家、クリストファー・ガニング(1944−)の自作自演による「交響曲第5番」。2009年に作曲された「交響曲第5番」はラッブラやR.R.ベネットから作曲を学んだガニングの、約50分というスケールで書かれた壮大なシンフォニーです。弦楽四重奏曲第1番は、1999年に作曲され2006年に改訂されました。
SIGCD-677
マッキー、ウィテカー、ティケリ
ジョン・マッキー(マット・エヴァンス&ジュリアン・ブリス編):アスファルト・カクテル
エリック・ウィテカー(ジュリアン・ブリス編):オクトーバー
フランク・ティケリ(ジュリアン・ブリス編):ブルー・シェイズ
ジュリアン・ブリス(Cl)、
ジョビィ・バージェス(パーカッション)

録音:2020年&2021年、イギリス
※収録時間:約22分
13歳でアメリカの名門インディアナ大学のアーティスト・ディプロマを取得した神童から、世界的名手へと成長を遂げたイギリスの天才クラリネット奏者ジュリアン・ブリス。イギリスのコンテンポラリー・アンサンブル、パワープラントのメンバーであり、ガブリエル・プロコフィエフの「バス・ドラム協奏曲」の録音でも話題を呼んだパーカッショニスト、ジョビィ・バージェス。互いにわずか数マイルしか離れていないというそれぞれの自宅で2020年のイギリスのロックダウン中に行われたレコーディング・プロジェクト。目まぐるしいドライブ感で圧倒するジョン・マッキーの「アスファルト・カクテル」、切ない旋律と美しいハーモニーが魅力のエリック・ウィテカーの「オクトーバー」、ジャズやブルースの要素が見事に融合されたフランク・ティケリの「ブルー・シェイズ」といった吹奏楽の人気曲を、クラリネットとパーカッション(多重録音)のためのエキサイティングでダイナミックなアレンジを施し、それぞれの自宅でレコーディングされています。管打楽器、吹奏楽関係者要注目!
SIGCD-678
ライブラリー Vol.3
レノン&マッカートニー:ハニー・パイ
クリスティン・マクヴィー:ソングバード
ポール・サイモン:恋人と別れる50の方法
ジェイコブ・コリアー:イン・ザ・リアル・アーリー・モーニング
中国民謡:茉莉花
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
キングズ・シンガーズ〔パトリック・ダナキー(C.T)、エドワード・バトン(C.T)、ジュリアン・グレゴリー(T)、クリストファー・ブリュートン(Br)、ニック・アシュビー(Br)、ジョナサン・ハワード(Bs)〕

録音:2020年9月9日−10日、メニューイン・ホール(ユーディ・メニューイン・スクール、イギリス)
※収録時間:約19分
2018年に結成50周年を迎えた男声ア・カペラ・グループのレジェンド、キンクズ・シンガーズ。エドワード・バトン(C.T)、ニック・アシュビー(Br)が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)によるニュー・アルバム。これまで何千ものアレンジメントのレパートリーを積み重ねてきたキングズ・シンガーズの、緊密なハーモニー・レパートリーの歴史と新たな地平の両方を探求するEPシリーズ「ライブラリー」。
古いお気に入りの名曲を、新しいアレンジやアダプテーションとともに祝うミニ・アルバムで、第3弾では、定番のビートルズから、ポール・サイモン、クリスティン・マクヴィー、ジェイコブ・コリアーなどの優れたミュージシャンたちの楽曲に、世界でも親しまれる中国民謡の1つ「茉莉花(ジャスミンの花)」、そして、あらゆる楽器や編成のアレンジでも知られ、キングズ・シンガーズやスウィングル・シンガーズなどの人気レパートリーの1つともなっているリムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」を収録しています。
SIGCD-681
フォーレ:歌曲全集 Vol.4
私は口づけをしたから、クリスマス Op.43-1、祈り、罪の償い Op.8-2、孤独 Op.3-1、愛の歌 Op.27-1、いなくなった人 Op.5-3、夜想曲 Op.43-2、涙 Op.53-1、贈り物Op.46-1、墓地にて Op.51-2、優しき歌 Op.61、牢獄 Op.83-1、ヴォカリーズ (第21番)、金の涙 Op.72、ヴォカリーズ (第9番)、平和がきた Op.114、幻想の水平線 Op.118
ジョン・マーク・エインズリー(T)、ローナ・アンダーソン(S)、イゾベル・ブキャナン(S)、ジョン・チェスト(Br)、サラ・コノリー(Ms)、イェスティン・デイヴィス(C.T)、アン・マレー(Ms)、キティ・ホウェイトリー(Ms)、マルコム・マルティヌー(P)

録音:2014年-2019年
英国を代表する名ピアニストであり、世界的な歌曲伴奏者であるマルコム・マルティヌーがリードするSignumの歌曲シリーズ。「プーランクの歌曲全集」の成功を受けてスタートした新たなフランス歌曲、「ガブリエル・フォーレの歌曲全集」の第4巻。これまでのシリーズに引き続き、アン・マレーやサラ・コノリー、当代有数のカウンターテナーであるイェスティン・デイヴィスなど、イギリス最高峰の歌い手たちが集い、フォーレが生み出した優美な歌曲の数々を歌い上げます。
SIGCD-682
グレイストン・アイヴズ(b.1948):レクイエム ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ聖歌隊、
ブリテン・シンフォニア、
リチャード・ピネル(指)

録音:2020年3月16日-17日、ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ教会(カナダ)
1496年創設という長い歴史と伝統を誇るケンブリッジ大学のジーザス・カレッジの合唱団。音楽監督のリチャード・ピネルは、かつてウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの副音楽監督を務めたヴィルトゥオーゾ・オルガニスト。そして、室内オーケストラはケンブリッジで活動しているブリテン・シンフォニア。両者初共演となる今作ではともに美しくそして神秘的な歌声と音色を響かせています。
グレイストン・アイヴズは1948年にイギリスで生まれで、キングス・シンガーズのメンバーとしても知られました。これまでに作曲されてきた彼の合唱作品は歌詞に対する理解が深く伝わり評価されてきました。今作のレクイエムは、根底にイギリス教会の典礼のための音楽の伝統が息づいていますが、チベットの僧侶から購入したという小さなシンバルが全曲を通して用いられており、そのことからも様々な音楽の要素が取り入れられていることがわかります。合唱を知り尽くしたグレイストン・アイヴズだからこそといえる様々な工夫がみられる興味深い作品となっています。
SIGCD-684
ラメント(哀歌)〜シュッツ、シャイン、シャイト、J.C.バッハ、ガイスト、サンチェス、トゥンダー
フランツ・トゥンダー(1614-1667):サルヴェ・ミ・ジェス
ザムエル・シャイト(1587-1654):カンツォン「おお、隣のローランド」 SSWV 66
ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):Ach dass ich Wassers g’nug hatte
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):バンケット・ムジカーレ 組曲第14番
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):山上で叫びが聞こえた SWV 396*
シャイン:バンケット・ムジカーレ 組曲第7番
クリスティアン・ガイスト(1650-1711):Es war aber an der Statte
トゥンダー:バビロンの流れのほとりに
シャイト:Canzon super Cantionem Gallicam SSWV 67
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600-1679):おお甘きその名イエス
シャイン:われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり*
イェスティン・デイヴィス(C.T)、
フレットワーク〔森川麻子、エミリー・アシュトン、ジョアンナ・レヴァイン、サム・スタッドレン、リチャード・ブースビー〕、ヒュー・カッティング(C.T)*、サイラス・ウォルストン(オルガン、ヴァージナル)

録音:2020年7月21日ー23日、The Apex(ベリー・セント・エドマンズ、イギリス)
イェスティン・デイヴィスは、その美しく器用な声と知的なミュージシャンシップによって、世界でもっとも優れた歌手の一人として広く知られるイギリスのカウンターテナー。これまで2度のグラモフォン賞受賞、グラミー賞受賞、ローレンス・オリヴィエ賞ノミネートなどの実績を誇り、その功績から2017年には大英帝国勲章(MBE)を授与されています。フレットワークは、森川麻子やリチャード・ブースビーらの名ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者達によって1986年に創設され、2021年で35周年を迎える世界最高峰のヴィオール・コンソート。
イェスティン・デイヴィスとフレットワークは2019年にリリースされたアルバム「If」(SIGCD586)では、マイケル・ナイマン:とヘンリー・パーセルの音楽を組み合わせるという衝撃のプログラムで話題を呼び、英グラモフォン誌で「エディターズ・チョイス」(2019年5月)、「クリティクス・チョイス」(2019年12月)に選ばれるなど好評を博しました。次なるイェスティン・デイヴィスとフレットワークのコラボレーション・レコーディングは、17世紀ドイツのヴィオール・コンソートと声楽の為の美しき作品集。ガーディナーのアシスタントとしてイングリッシュ・バロック・ソロイスツの通奏低音も務めたオルガニスト、サイラス・ウォルストンと、レザール・フロリサンやイングリッシュ・コンサートと共演し、キングズ・コンソートのパーセル新録音にも(イェスティン・デイヴィスとともに)参加したカウンターテナーのヒュー・カッティングをフィーチャーした珠玉のリサイタル。17世紀初期ドイツの不思議なほど似た響きを持つ3人シャイン、シャイト、シュッツ。大バッハ以前のバッハ一族でもっとも重要なヨハン・クリストフ・バッハ。リューベックの聖母マリア教会でブクステフーデの前任としてオルガニストを務めたフランツ・トゥンダー。コペンハーゲンで活躍した北ドイツの作曲家、クリスティアン・ガイスト。ローマ出身で3人の歴代皇帝のためにウィーンで働いたジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェスなどのメランコリックな哀歌(ラメント)を、確かな技術で真摯に紡いでいます。
SIGCD-686
マニフェスト
ロジャー・トゥリース:Philia
ティモシー・C.タカッチ:Luceat Eis
イザイ・M.バーンウェル:タンゴ・ウィズ・ゴッド
デイヴィッド・ラング:マニフェスト
リビー・ラーセン:If I profane with my unworthiest hand...
ジョゼフ・グレゴリオ:トゥ・マイ・ブラザー
シドニー・ギヨーム:ガゴー
ポール・ジョン・ルドイ:空と海の歌
サラ・カークランド・スナイダー:魂の詩篇
デイル・ウォーランド:イヴニング・スターズ(ティースデイル三部作)*
カントゥス、
アンドルー・フレザー(P)*

録音:2016年7月、アメリカ
ウンターテナーなし、テノール×5、バリトン×2、バス×2の低声部のみで構成される男声ヴォーカル・アンサンブル「カントゥス」。ルネサンスから21世紀まで幅広いレパートリーを持つ彼らのニュー・アルバム「Manifesto」は、「テノール、バリトン、バス」の為の新しい音楽を創造するというカントゥスのコミットメントに沿って作曲された10の新作が集められています。全曲世界初録音。
SIGCD-689
トム・レーラー:歌曲集(ザ・クイーンズ・シックス・マーダー・ザ・ソングズ・オヴ・トム・レーラー)
マゾヒズム・タンゴ/オイディプス王/公園の鳩に毒を/公害/シーズ・マイ・ガール/ジ・エレメンツ/ウィンナー・シュニッツェル・ワルツ/マイ・ホーム・タウン/アイ・ゴット・イット・フロム・アグネス/アルマ/ザ・ヴァチカン・ラグ/ウィー・ウィル・オール・ゴー・トゥギャザー・ホエン・ウェイ・ゴー
クイーンズ・シックス〔トム・リルバーン(C.T)、ダニエル・ブリテン(C.T)、ニコラス・マッデン(T)、ドミニク・ブランド(T)、アンドルー・トンプソン(Br)、サイモン・ホワイトリー(Bs)〕

録音:2021年2月5日−6日、アスコット小修道院(イギリス)
エリザベス1世の即位450周年となった2008年に、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成され、ロイヤル・ウェディングでのパフォーマンスなど英国王室と縁の深いことでも知られる男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちによるSignum Classics第3弾は、様々な社会的・政治的問題を扱った風刺作品で知られるアメリカのシンガーソングライター、ピアニスト、数学者、トム・レーラー(b.1928)のソングブック。
トム・レーラーは自身の「キャッチーで野蛮な音楽風刺」を誰もが自由に使えるようにと、約100曲におよぶ曲の著作権を放棄し、パブリック・ドメインとしました。そして、クイーンズ・シックスがこのユニークな試みに挑戦。「Murder the Songs of Tom Lehrer(トム・レーラーの歌をぶち壊せ!)」という刺激的なタイトルで、代表作「公園の鳩に毒を」や、少将の歌の節に元素名を並べた「ジ・エレメンツ」、恋多きマーラー夫人について歌う「アルマ」、教会の矛盾を風刺した「ヴァチカン・ラグ」などのユーモラスな作品を取り上げ、曲によってはまったく違う雰囲気に自由にアレンジして歌っています。
ジャケットのデザイン&メンバーのイラストは、ヴォーン・ウィリアムズ協会の創設メンバーでもあるというイギリスのアーティスト&イラストレーター、ポール・テイラーの作品です。
SIGCD-692
ヨンメッリ:歌劇 「イル・ヴォロジェーゾ」 モーツァルティスツ、イアン・ペイジ(指)、
ステュアート・ジャクソン(テノール/ルチオ・ヴェーロ)、レイチェル・ケリー(メゾ・ソプラノ/ヴォロジェーゾ)、ジェマ・サマーフィールド(ソプラノ/ベレニーチェ)、アンジェラ・シムキン(メゾ・ソプラノ/ルチッラ)、ジェニファー・フランス(ソプラノ/フラーヴィオ)、トム・ヴァーニー(カウンターテナー/アニチェート)

録音(ライヴ):2016年4月28日、カドガン・ホール(ロンドン)
クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ。クラシカル・オペラは2017年に「モーツァルティスツ(The Mozartists)」の名で新たにスタートし、「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)」シリーズなどの優れた録音で人気を博してきました。
新たなアルバムでは、モーツァルトと同時代のオペラを上演していくプロジェクト「モーツァルト250」の一環として2016年に英国初演された、ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)のオペラ「イル・ヴォロジェーゾ」を取り上げています。ロイヤル・オペラのジェット・パーカー・ヤング・アーティスト・プログラムを修了したアイルランド人メゾ・ソプラノのレイチェル・ケリー、モーツァルティスツのアソシエイト・アーティストとして活躍したテノールのスチュアート・ジャクソン、そして2015年のキャスリーン・フェリアー賞を受賞したソプラノのジェマ・ロイス・サマーフィールドなど、素晴らしい若手キャストが集められています。

SIGCD-2007
ロンドン・チェロ・サウンド
サン=サーンス(バルコム編):白鳥(動物の謝肉祭より)
ラフマニノフ(バルコム編):ヴォカリーズ
カザルス:チェロ・オーケストラのためのサルダーナ
リチャード・バルコム:グリーンスリーヴス組曲
バーンスタイン(バルコム編):トゥナイト(「ウェストサイド物語」より)
ジェフリー・サイモン(指)、
ロンドン4大オーケストラの40人のチェロ奏者たち〔LPO、ロイヤルPO、BBC響、フィルハーモニアOから〕

録音:1993年1月18日&4月2日、オール・ハロウズ教会(ロンドン)
※収録時間:約23分
ジェフリー・サイモンがロンドンのメジャー・オーケストラの名手たちを集めて指揮した超人気シリーズ「ロンドン・サウンド・シリーズ」。シリーズ第1弾となった「ロンドン・チェロ・サウンド」が新装再発売。サン=サーンスの「白鳥」、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」、バーンスタインの「トゥナイト」などの永遠の名ナンバーがゴージャスなチェロ・オーケストラで蘇ります。
SIGCD-2033
フィラデルフィア・レアリティーズ
ストコフスキー編:2つの古い典礼歌の旋律「来たり給え、創造主なる聖霊よ」「久しく待ちにし主よとく来たりて」
ファリャ:歌劇「はかなき人生」より「スペイン舞曲」
トゥリーナ:5つのジプシーの踊り Op.55-5「聖なる山」
アルカディ・ドゥベンスキー:エドガー・アラン・ポー「大鴉」*
近衛秀麿編:越天楽
ハール・マクドナルド:アーカンザス・トラベラーの伝説#、「労働者の祭典」より「労働者の踊り」、
 交響曲第2番より「ルンバ」
ヘンリー・アイヒハイム:「オリエンタル・インプレッションズ」より「日本の夜想曲」、
「交響的変奏曲」より「バリ」
マクドナルド:2台のピアノの為の協奏曲
スーザ:マンハッタン・ビーチ、エル・カピタン
レオポルド・ストコフスキー(指)
フィラデルフィアO、
ベンジャミン・デ・ローチ(ナレーター)*、
アレクサンダー・ヒルズバーグ(Vn)#

録音:1928年-1940年
レオポルド・ストコフスキーは1912年にフィラデルフィアOの常任指揮者に就任すると、徹底的にアンサンブルを鍛え上げ1940年に退任するまで黄金時代を気づき上げました。1920年代にマイクが開発されると録音も本格的になされ、ストコフスキーとフィラデルフィアOはたくさんのLPを残しました。その膨大に残された音源の中には、それまで一度も録音されていなかった貴重な作品も残っています。それらを一枚にまとめた「フィラデルフィア・レアリティーズ」!作曲された時代も音楽様式もまったく違う作品を次々と録音したストコフスキーの手腕が見事に発揮されています。
SIGCD-2071
シベリウス:交響曲集
シベリウス:交響曲第1番ホ短調 Op.39*
交響曲第2番ニ長調 Op.43**
レオポルド・ストコフキー(指)、
ヒズSO*、NBC響**

録音:1950年7月11日、13日、ニューヨーク(第1番)&1954年9月15日−16日、23日、ニューヨーク(第2番)(米RCA Recordsがストコフスキー協会へと提供したコピー・マスター・テープからの録音)
旧品番:CACD0541
オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたCala Recordsの名盤などをSignum Classicsとの共同製作で送る新レーベル「Cala Signum」。英国レオポルド・ストコフスキー協会との協力によって発売されてきたストコフスキー・シリーズから、シベリウスの交響曲第1番&第2番がCala Signumから復刻。当時のヨーロッパや北欧の現代音楽をアメリカに紹介し、特にシベリウスは交響曲第5番〜第7番のアメリカ初演も担うなどスペシャリストであったストコフスキーの名演の1つです。ブックレットにはシベリウスからストコフスキーへ送られたお礼の手紙の画像も掲載。
SIGCD-2092
ドビュッシー:管弦楽編曲集〜沈める寺
沈める寺(前奏曲集第1巻より(ストコフスキ編)
喜びの島 (モリナーリ編)
2つのアラベスク(ムートン編)
海 L.111
ヒースの草むら(前奏曲集第2巻より/グレインジャー編)
スティリー風タランテラ(ラヴェル編)
子供の領分(カプレ編)
ジェフリー・サイモン(指)、
フィルハーモニアO

録音:1990年1月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
ジェフリー・サイモン&フィルハーモニア管によるドビュッシーの名録音2タイトルもCala Signumよりリマスタリングされて新装再発売!Cala最初期の録音の1つ。ストコフスキ、ラヴェル、グレインジャーらが編曲した珍しいオーケストラ版ドビュッシーを集めたアルバムとして話題となった録音です。
SIGCD-2093
ドビュッシー:管弦楽編曲集〜グラナダの夕べ
グラナダの夕べ(版画より/ストコフスキ編)
月の光(ベルガマスク組曲より/カプレ編)
パコダ(版画より/グレインジャー編)
亜麻色の髪の乙女(前奏曲集第1巻より/グライヒマン編)
夜想曲 L.98
クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲
小組曲(ビュセル編)
ジェフリー・サイモン(指)
フィルハーモニアO

録音:1990年1月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
珍しいオーケストラ版ドビュッシーを集めたアルバム第2弾。「月の光」、「亜麻色の髪の乙女」、「グラナダの夕べ」などの名曲が豪華なオーケストラ・サウンドで蘇ります。
SIGCD-2094
ボロディン:レクイエム
レクイエム(ストコフスキー編曲/テノール、男声合唱と管弦楽のための)
だったん人の踊りと「イーゴリ公」からの組曲(グラズノフ&リムスキー=コルサコフによるオーケストレーション/ソプラノ、合唱と管弦楽のための)
弦楽四重奏曲第2番より ノクターン(リムスキー=コルサコフ編曲/ヴァイオリンと管弦楽のための)
中央アジアの草原にて
小組曲(グラズノフによるオーケストレーション)
ジェフリー・サイモン(指)、
フィルハーモニアO、
イアン・ボートン(T)、
マーガレット・フィールド(S)、
ステファニー・チェイス(Vn)、
BBC交響cho
オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたCala Recordsの名盤などをSignum Classicsとの共同製作で送る新レーベル「Cala Signum」。ジェフリー・サイモンがフィルハーモニア管を振った名録音のうち、アレクサンドル・ボロディンの「レクイエム」がCala Signumから復刻。
ボロディンの秘曲「レクイエム」の原曲はピアノ曲で、ロシアではTati-tatiと呼ばれる子ども向けのテーマ(2本の指で演奏できるためチョップスティックス〔箸〕という名でも親しまれている)によるパラフレーズ集(リャードフやリムスキー=コルサコフ、キュイらロシアの作曲家たちの合作)からの1曲です。耳に残るキャッチーなオスティナートをレオポルド・ストコフスキーが大編成のオーケストラのためにアレンジし、テノールと合唱が歌う「レクイエム」は、世界初録音となった当時にも非常に話題となった録音です。ボロディンの代表作とも言える「だったん人の踊り」を含む「イーゴリ公」組曲や、グラズノフのオーケストレーションによる魅力的な「小組曲」などの作品にもご注目ください。
SIGCD-2095
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ローレンス・レナード編曲/ピアノ協奏曲版)
歌劇 「ホヴァンシチーナ」 より 「モスクワ川を下って」(リムスキー=コルサコフ編)、「ゴーリツィン公の旅」(ストコフスキー編)
歌劇 「ソロチンスクの市」 より 「ゴパーク」(リャードフ編)
クリミアの絵(ゲーア編)
スケルツォ(リムスキー=コルサコフ編)
一粒の涙(キンドラー編)
交響詩「はげ山の一夜」(リムスキー=コルサコフ編)
タマーシュ・ウンガール(P)、
ジェフリー・サイモン(指)、
フィルハーモニアO

録音:1992年&1986年
オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたCala Recordsの名盤などをSignum Classicsとの共同製作で送る新レーベル「Cala Signum」。
Calaの初期の名盤の中から、イギリスの指揮者ローレンス・レナードがピアノ協奏曲版へと編曲したムソルグスキーの「展覧会の絵」が新装登場! ハンガリー系アメリカの名ピアニスト、タマーシュ・ウンガールがソリストを務め、当時世界初録音として話題を呼んだ録音です。「展覧会の絵」以外にも、リムスキー=コルサコフやリャードフ、ストコフスキーらがオーケストレーションを施した作品も収録。

SIGCD-2159
ラヴェル:作品集
鐘の谷(グレインジャー編)、
水の戯れ (ヴィアカヴァ編)、
スペイン狂詩曲、
絞首台(グーセンス編)、
ピアノ協奏曲 ト長調*、
5つのギリシャ民謡**、
マ・メール・ロワ
ジェフリー・サイモン(指)、
フィルハーモニアO、
グウェンドリン・モク(P)*、
サリー・バージェス(Ms)**

録音:1991年2月8日-12日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
珍しい編曲版を収録していくジェフリー・サイモンによるラヴェル作品集がCala Signumレーベルから再登場!このアルバムではピアノ作品である「鐘の谷」や「水の戯れ」といった作品を管弦楽版で収録しています。「鐘の谷」ではグレインジャーがチャイムなどを用いた見事な編曲で曲の雰囲気を引き出しています。また「水の戯れ」も原曲の魅力を損なうことなく美しく仕上がっています。グウェンドリン・モクをソリストに迎えた「ピアノ協奏曲」と共にお楽しみください。
SIGCD-2160
ラヴェル:5時のフォックストロット
5時のフォックストロット(パーマー編)、
ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌ、
ツィガーヌ*、ラ・ヴァルス、
ハバネラ形式による小品(オエレ編)**、
バレエ音楽 「ダフニスとクロエ」第2組曲
ジェフリー・サイモン(指)、
フィルハーモニアO、ステファニー・チェイス(Vn)*、ハン・デ・フリースOb)**

録音:1986年4月16日-17日&1991年2月8日-12日
ジェフリー・サイモンの手腕がフルに発揮されたラヴェルの管弦楽作品集がCala Signumレーベルから再登場!ウィットに富んだ「5時のフォックストロット」から始まり、フィルハーモニアOのもつエレガントな響きを存分に活かしたこのアルバムでは特に「「ダフニスとクロエ」第2組曲」が聴きものです。美しく響く「夜明け」の場面などジェフリー・サイモンの指揮で色鮮やかに現れます。
SIGCD-2161
レスピーギ:地の精のバラード 〜管弦楽作品集
地の精のバラード/ボッティチェルリの3枚の絵/オルガンと弦楽のための組曲 ト長調/アダージョと変奏曲
ジェフリー・サイモン(指)
フィルハーモニアO

録音:1990年12月19-22日
珍しい楽曲や編曲版を次々に録音してきたジェフリー・サイモンのレスピーギの管弦楽作品集がCala Signumレーベルより再登場(CACD1007、CACDS4028からの再発売)!1913年にローマに定住してからも様々な作品を生み出してきたレスピーギ。それらの作品は、代表作である「ローマ三部作」に負けず劣らず素晴らしい作品に溢れています。そういった有名作曲家の珍しい作品を紹介してきたジェフリー・サイモンが、レスピーギの隠れた傑作を伝えるこのアルバム。リムスキー=コルサコフに師事し、緻密な管弦楽法を用い、さらにはラヴェルやドビュッシーからの影響も伺わせるこれらの作品は色彩感に富んでおり、レスピーギの新たな一面を知ることが出来ます。
SIGCD-2163
サン=サーンス:レクイエム、他
歌劇 「黄色の姫君」 序曲
レクイエム ハ短調 Op.54
交響曲第3番「オルガン付き」
ジェフリー・サイモン(指)LPO
ハーロウ&イースト・ロンドンcho
ティヌケ・オラフィミハン(S)、
キャスリン・ウィン=ロジャース(A)、
アンソニー・ローデン(T)、
サイモン・カークブライド(Bs)、
ジェームズ・オドンネル(Org)

録音:1993年1月&4月、オール・ハロウズ教会(ロンドン)
ェフリー・サイモン&ロンドン・フィルによるサン=サーンスの名録音2タイトルがCala Signumよりリマスタリングされて新装再発売!
知られざるサン=サーンスの名作「レクイエム」と超有名曲「交響曲第3番「オルガン付き」」をカップリング。オルガン・ソロは、ウェストミンスター寺院のオルガニスト&音楽監督を務める名手ジェームズ・オドンネルです。
SIGCD-2162
サン=サーンス〜アフリカ
ピアノと管弦楽のための幻想曲 「アフリカ」 Op.89
劇音楽 「パリザティス」より エアーとバレエ
ホタ・アラゴネーサ Op.64
大幻想曲 「サムソンとデリラ」(ルイジーニ編)
フルート、クラリネットと管弦楽のための「タランテラ」 Op.6
サラバンドとリゴードン Op.93/死の舞踏(歌曲版) Op.40
フランス軍隊行進曲(アルジェリア組曲 Op.60より)
ミューズと詩人たち Op.132
歌劇 「アスカニオ」より バレエと終曲
ジェフリー・サイモン(指)LPO
グウェンドリン・モク(P)、
スーザン・ミラン(Fl)、
ジェームズ・キャンベル(Cl)、
ティナ・グルーエンバーグ(Vn)、
アンソニー・ローデン(T)、
ステファニー・チェイス(Vn)、
ロバート・トルーマン(Vc)

録音:1993年1月&4月、オール・ハロウズ教会(ロンドン)
ピアノと管弦楽がフル稼働する「アフリカ幻想曲」やフルートとクラリネット妙技を堪能できる「タランテラ」、テノール独唱を必要とする「死の舞踏」の原典版など滅多にお目にかかれないサン=サーンスのレパートリーが満載。スーザン・ミラン、ステファニー・チェイス、ロバート・トルーマンらの名手たちのソロにも注目。
SIGCD-2164
グレインジャー:戦士たち
ロンドンデリーの歌/デンマーク民謡組曲
ヒル・ソング第1番*
美しく新鮮な花(スカルソープ編)*
コリーン・ダス*/ヒル・ソング第2番*
ジェフリー・サイモン(指)
メルボルンSO

録音:1989年2月22日−28日、サウス・メルボルン・タウン・ホール
旧品番:CACDS4033
*=世界初録音
イギリスで活躍し、様々な編曲作品・レア作品を録音してきたジェフリー・サイモンが、1989年に母国オーストラリアのメルボルンSOを振り、オーストラリアの作曲家パーシー・グレインジャーの珍しい管弦楽作品を録音した1枚。バレエ音楽として構想された「戦士たち」を中心に、グレインジャーの特徴の1つである民謡をテーマにした作品などを収録。後半4曲は当時世界初録音となった作品。


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