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Cornetto
(ドイツ)


ドイツのシュトゥットガルトで古楽器の製作・販売やルネサンス・バロック音楽の楽譜出版等を行っている専門店が制作しているレーベル。



※「単価=¥0」と表示されるアイテムは廃盤です。

品番 内容 演奏者
AP-0001
クリスマス・キャロル集
ヴァツワフ・ズ・シャモトゥー(1524頃-1560頃):クリスマス・キャロル「神の御子の生誕を歌う」
ミハウ・ドンブロフスキ:カンタータ「天使が羊飼いたちに告げた」
ポーランド語のクリスマス・キャロル(13曲)
ヨランタ・カウフマン(S)
マジェナ・ケンポヴィチ(Org)
ミハウ・ドンブロフスキ(指)
ワルシャワ農業大学アカデミーcho

録音:1997年
COR-10001
ヨハネス=エルンスト・ケーラーオルガン即興演奏会
ケーラーによる口上/前奏曲とフーガ
Ich armer welsches Teufli ...
幾千回もの歓迎あれ
われらの神は堅き砦/正義の太陽
天なるわれらの父よ
諸人、神に感謝せよ/黄金の太陽
明るい日
五月祭の飾りのなんと愛らしいことか
目覚めよと呼ぶ声あり
憩え、すべての森よ

ヨハネス=エルンスト・ケーラー(Org)

録音:1989年5月8日、シュトゥットガルト、チェッケル邸

ケーラーは1910年生まれのドイツのオルガニスト。LP時代のバッハのオルガン作品集でその名前を御記憶の方もいらっしゃるはず。彼が79歳の誕生日にチェッケル邸のハウス・オルガンを弾いた即興演奏会を収めたもので、教会とは異なる室内用パイプオルガンの響きを聴くことができる貴重な録音です。
COR-10002(2CD)
ハイルブロンの音楽の宝(I)
ヨハン・ウルリヒ・シュタイグレーダー(1593-1635):トッカータ 第1旋法/パッセメッツォとガリアルダ
レオンハルト・パミンガー(1495-1567):Dies est(5声)/Magi videntes stellam-1/同-2
シモン・ロエ(1550頃以前-1611):第18フーガ/第4フーガ/第6フーガ/第9フーガ
カンツォーニ/第1フーガ/Media vita in morte
Composito super/Nun welche hie ihr Hoffnung gar
第10フーガ(オクターヴ)/第10フーガ/第16フーガ/第12フーガ
ゲオルク・フォルスター(1510-1568):聖マタイス
ガブリエーリ:アリア・フーガ・コロラータ
ハンス・レーオ・ハスラー(1564-1612):深き淵より/われは心より御身を愛す、主よ
ローレンツ・レムリン(1495?-1539?):主が建てたまわずば
作曲者不詳:レーヴェンの舞踏本 から
ドレスラー:幸いなり
作曲者不詳:Und ich sass in meiner Zell/Do kam der Bruder Stoffel
Presulem sanctissimum
ルートヴィヒ・ゼンフル(1490?-1543):Mag ich Ungluck nit widerstahn/Patientiam mus ich han
Es wollt ein Frau zum Weine gahn
イザーク(1450頃-1517):インスブルックよ、さらば
バンキエーリ(1568-1634):ラ・フェリチアーナ
カスパル・オトマイヤー(1515-1553):Viri sancti acmagni Theologi
ルードゥス・ヴェンティ
ウルリヒ・バルテルス、アンドレア・シュミーデベルク=バルテルス、
レギーネ・レープホルツ、
マンフレート・ヘット(各種管楽器)
ザビーネ・カッソラ、
アンティ・プリーク=エーミヒ、
サスキア・ファン・デル・ヴェル(各種管楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ペーター・シュミッツ(T
)クリストフ・エアケンス(Bs)
ハンス=オイゲン・エーケルト(Org)
COR-10003
ヨハン・ヴォルツ編纂:「新オルガン・タブラチュア曲集」(1617)からの音楽
(ハイルブロンの音楽の宝 II)

バンキエーリ(1568-1634):ラ・フェリチアーナ/ラ・アルチナジーナ
ジョヴァンニ・ド・マック(1550?-1614):カンツォーニ・アラ・フランチェーゼ
ヨハネス・ルピ(1510?-1539):あなたはなんと美しい
イザーク(1450頃-1517):コンクルーシット
ゲオルク・フォルスター(1510-1568):パルチェ・ドミネ
コンスタンツォ・アンテニャーティ(1549-1624):ラ・ロンジェーナ
ジョゼッフォ・グアミ(1540?-1611):ラ・グアミーナ
アントワーヌ・ブリュメル(1460?-1620):百合のごとし
メルヒオール・フランク(1580?-1639):詩篇55
フロレンティオ・マスケラ(1540?-1580?):ラ・ドゥランダ
トレスティ(1560頃-1613以降):ラ・コルマスキーナ/ラ・ビニャミーナ
ジローラモ・ダラ・カーザ(?-1601):「草原と丘」のディミニューション
フィリップ・デ・モンテ(1521-1603):カンツォーニ
クラウディオ・メルロ(1533-1604):小さなジャック
コルネッティヌオ
マルティン・ルベノウ(コルネット、オルガン)ゲルハルト・ルベノウ(サックバット)
スザンネ・ヴァン・オス(キタローネ)
ベルント・シュライヤー(コルネット)
ペーター・シュライング、ブルーニ・シュライング(サックバット)
ヨハン・ヴォルツ(1550頃-1618)はハイルブロンで活躍したオルガニスト。 
COR-10004
ヨハン・ヴォルツ編纂:「新オルガン・タブラチュア曲集」(1617)からの音楽
(ハイルブロンの音楽の宝 III)

シモン・ロエ(1550頃以前-1611):第18フーガ
 第9フーガ/第11フーガ
作曲者不詳:シュザンヌはある日(ネレスハイムのオルガン・タブラチュア曲集から)
ジョヴァンニ・バッサーノ(1560?-1617):シュザンヌはある日
 「草原と丘」のディミニューション
ビアンカルドゥス:Laudate Dominum quia benignus est
ガブリエーリ:ラ・スピリタータ
 Exaudi deus orationem meam
フロレンティオ・マスケラ(1540?-1580?):ラ・マッジャ
ジローラモ・ダラ・カーザ(?-1601):「小さなジャック」のディミニューション
コンスタンツォ・アンテニャーティ(1549-1624):ランテニャータ
カール・ライトン(1557?-1620):フーガ・スアヴィッシマ
ラッスス:サルヴェ・レクス・レグム
マルティン・ルベノウ(Org)
ベルント・シュライヤー(コルネット)
COR-10005
フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー(1607-1683):「サクラ・パルティトゥーラ(宗教作品集)」(1651)から
O Vatter aller frommen/この日こそ/来たれ救世主
イエスは生まれた/神よ、わが神よ/キリストは死の絆につかれた
ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ
見よ、神がととのえられた宴を(モンテヴェルディ原曲)
われらの父よ/主をほめたたえよ/マニフィカト
ファゴット独奏と通奏低音の為のソナタ「モニカ」
葬送音楽と慰めの歌(1661)

ルーカス=バロックアンサンブル

録音:1999年4月7-9日、SWR、シュトゥットガルト放送スタジオ
1999年5月3日、SWR、シュトゥットガルト室内楽スタジオ

ベデッカーはエルザス地方ハーゲナウの音楽一家に生まれシュトゥットガルトで活躍した作曲家・オルガニスト・ファゴット奏者。「サクラ・パルティトゥーラ」に含まれる声楽曲はイタリアのモノディの影響を示し、2つの器楽ソナタはドイツにおけるこのジャンルの最初期のものとして注目に値する。
COR-10006
ラ・リュー、イザーク:エレミヤの哀歌
(ハイルブロンの音楽の宝 IV)

ド・ラ・リュー(1460?-1518):エレミヤの哀歌
イザーク(1450頃-1517):預言者エレミヤの祈り

ロルフ・マイアー=カリウス(指)
テュービンゲン南西ドイツ室内cho

録音:1999年5月14-15日、メッシンゲン、聖ペーター&パウル教会

COR-10007
ラ・リュー:ミサ「おお、栄光に満てるマルガレータ」
(ハイルブロンの音楽の宝 V)

ド・ラ・リュー(1460?-1518):ミサ「おお、栄光に満てるマルガレータ」
王の御旗は進む/考えよ、イスラエルよ
コンラート・パウマン(1409-1473)、ハンス・フフナー(1483-1539)、
ヘルマン・エルデラウアー(1430年頃活動)、ヨハネス・コッター(1485?-1541)、
レオンハルト・クレーバー(1495?-1556)のオルガン作品
ブクスハイム・オルガン曲集 から
ペニャローサ・アンサンブル
スーザン・アイトリヒ(S)
セバスティアン・モリー(C.T)
イェルク・ドイチェヴィツ(T)
ピエール・フンク(Bs)
ライムント・シェヒャー(Org)
COR-10008
ルネサンス時代のリコーダーとフラウト・トラヴェルソの為の音楽
アルント・フォン・アイヒ:歌集(Liederbuch;1510)から(12曲)
ピエール・アテニャン:歌集(Chansons;1533)から(8曲)
ゲオルク・フォルスター:新しいドイツ語小歌集(Frishe teutsche Liedlein)から(11曲)

コルムナ・ソナンス
ミヒャエル・フラウエンシュレーガー、エヴァ・プレトリウス、
ダニエラ・レナー、ペーター・タルハイマー(リコーダー、フラウト・トラヴェルソ)
スーザン・アイトリヒ(S)
ハリー・ヘラーツ(T)

録音:2001年9-10月、オベラシュパッハ

COR-10010
17−18世紀フランケン地方のオルガン音楽
ヴァレンティン・ドレツェル(1578-1658):組曲イ短調
ヨハン・エラスムス・キンダーマン(1616-1655):前奏曲 第1&第2旋法
 前奏曲 第7&第8旋法
 前奏曲 第9&第10旋法
 前奏曲 第11&第12旋法
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):ただ御身のみに、主イエス・キリストよ
 アリア イ短調
 トッカータ,幻想曲とフーガ ニ短調
 いずこに、神よ
ヴィルヘルム・ヒエロニムス・パッヘルベル(1686-1746):トッカータ ト長調
ヴァレンティン・ラートゲーバー(1782-1750):パストラーレ集 から 5曲
ミヒャエル・ショイエンシュトゥール(1705-1770):アレグロ ヘ長調
 ポロネーズ ヘ短調/シチリアーナ ヘ長調
ヨハン・シュターデン(1581-1634):心の慰めの音楽 から 8曲
 トッカータ ニ短調/同ト長調
ゲオルク・カスパル・ヴェッカー(11632-1695):フーガ ニ短調
ヴァルトロモイス・ヴァイストーマ(1639-1721):トッカータ ト長調
作曲者不詳:トッカータ ハ長調

ライムント・シェーファー(Org)
ジルケ・シェビツ(S)

録音:2001年7月5-6日、中部フランケン地方、パッペンハイム旧修道院教会堂

17722年ヨハン・クリストフ・クラップ製オルガン使用。
COR-10011
ゲオルク・ラウの印刷譜による器楽作品とモテット集
(ハイルブロンの音楽の宝 VI)

ジョスカン・デプレ、ヴァルター、アグリーコラ、ほかの作品
ペニャローサ・アンサンブル
スーザン・アイトリヒ(S)
セバスティアン・モリー(C.T)
イェルク・ドイチェヴィツ(T
)ピエール・フンク(Bs)
ディヴェルティメント・ムジカーレ・ニュルンベルク=バーゼル
ペーター・タルハイマー、
エヴァ・プレトリウス(リコーダー、フラウト・トラヴェルソ、クルムホルン)
ミヒャエル・ヤッペ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ブルーニ・シュライング(サックバット)
COR-10012
ツィプス地方のオルガン&クラヴィーア音楽
ザムエリス・ロイシュ:ソナタ ト長調(1790)*
ロイトシャウタブラチュア譜集(1676)から 35曲+
サムエル・マルクフェルナー(1621-1674):
Praeambulum ex A+/Und weil mein Freund+
ヨハン・シュヌア:小音楽集(1756)から 10曲#
ヨハネス・マルクスの譜本(1788)から 16曲#
アンナ・スザンナ・バルツェリンの譜本(1795)から 5曲#

ライムント・シェーファー(オルガン*/+、クラヴィオルガン#

録音、使用楽器:
2001年7月6日、旧パッペンハイム修道院教会、1722年クラップ製オルガン*
2002年7月24-25日、オーストリア、ヴァハウ、聖ミヒャエル教会、1650年頃製オルガン+
ヴェッテルスハイム、福音キリスト教会、クラヴオルガヌム使用#

スロヴァキア東部、タトラ山地東側のツィプス(スピス)地方には12世紀半ばからドイツ人が移り住むようになり、19世紀にはその数は6万5千人に達しましたが、第二次大戦を境に激減し、現在では1500人ほどになっています。そんなツィプス地方の失われたドイツ系音楽に焦点を当てたのがこのアルバム。
注目すべきはクラヴィオルガヌム。これは一台の中にチェンバロとオルガンのシステムを持つハイブリッド楽器で、一人でチェンバロとオルガンの二重奏のように聴かせることも、同音を両方のシステムで重ねて鳴らしてちょっと不思議な音色を作り出すこともできましたが、フォルテピアノの登場によって姿を消してしまいました。
COR-10013
ファッシュ、ペッツ:オルガンによる組曲集
ファッシュ(ラウラ・チェルッティ編):組曲 ト長調*
ヨハン・クリストフ・ペッツ(ラウラ・チェルッティ編):組曲 へ長調+/組曲 ニ短調+

ラウラ・チェルッティ(Org)

録音、使用楽器:スイス、ムーリ修道院教会、1619-1630年トーマス・ショット製*
ラーフェンスブルク=ヴァイセナウ、1785/87年ヨハン・ネポムク・ホルツヘイ製+

チェルッティのオルガン編曲自演シリーズ第1作。
COR-10014
カプリコルヌス宗教的コンチェルト集
ザムエル・カプリコルヌス(1628-1665):ソナタ ホ短調/喜べ、エルサレムよ
ヨハン・エラスムス・キンダーマン(1618-1655):ソナタ第3番(II)
ザムエル・カプリコルスヌス:全地よ、主に向かいて喜びの声を上げよ/主は言われた
ヨハン・エラスムス・キンダーマン:ソナタ第1番(I)
ザムエル・カプリコルスヌス:チャッコーナ/神よ、御身はわれに教えたもうた/われらの救い主なるイエス
ヨハン・エラスムス・キンダーマン:ソナタ第2番(II)/同第1番(II)
ザムエル・カプリコルスヌス:Ich hab den Herrn
ヨハン・エラスムス・キンダーマン:ソナタ第2番(I)
ルーカス・バロック・アンサンブル・シュトゥットガルト
カプリコルヌスはボヘミア生まれのドイツの作曲家で、シュトゥットガルトのヴュルテンベルク宮廷楽長を務めました。
COR-10015
テレマン、ハイニヒェンオルガンの為の協奏曲、組曲、ソナタ
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)/
ラウラ・チェルッティ編曲:
組曲変ロ長調「La Bourse」*
ヨハン・ダーヴィト・ハイニヒェン(1683-1729)/
ラウラ・チェルッティ編曲:
協奏曲ト長調(Seibel 215)+
協奏曲イ短調(Seibel 212)#
教会ソナタ ト長調#

ラウラ・チェルッティ(Org)

使用楽器:イタリア、ピエモンテ州ノヴァーラ県カヴァーリョ、聖マメンテ教会、
1842年フランチェスコ・セラッシ製*
ドイツ、ラーフェンスブルク=ヴァイセナウ、
1785/87年ヨハン・ネポムク・ホルツヘイ製(1989年復元)+
イタリア、ロンバルディア州ヴァレーゼ県ルイーノ、聖マリア・デル・カルミーネ教会、
1857年カルニージ製#

チェルッティのオルガン編曲自演シリーズ第2作。
COR-10016
プラツィドゥス・メッチュ(1700-1778):オルガン作品集
前奏曲とフーガ ト長調/同第4旋法
アレグロ/メヌエット変ホ長調
トリオ ハ短調/アンダンテ ハ短調
アレグロ変ホ長調/前奏曲とフーガ イ短調
ガランテリア ト長調/メヌエット ト長調
カプリッチョ・ヴィヴァーチェ ト長調
アンダンテ ト長調/前奏曲とフーガ ニ短調
アレグロ イ長調/メヌエット イ長調
トリオ イ短調/カプリッチョ イ長調
前奏曲とフーガ へ長調
パストラーレ(アダージョ)ニ長調

ラウラ・チェルッティ(Org)

録音:ビッシンゲン・アン・デア・テック、マリア教会
使用楽器:1824年、グルオル製

メッチュは、ドイツのヴェッソブルンに生まれ亡くなったこと、1723年頃にロット・アム・インの修道院でオルガニストを務めていたこと以外はほとんど記録が残っていない作曲家ですが、イタリア様式にインスパイアされたロココ風のオルガン作品を残しています。
COR-10017
グスタフ・イェンナー(1865-1920):ピアノ作品集
ソナタ イ短調(1899)
2つの容易な小品(1890)〜第1番ハ長調
3つのバラード(推定1893以前)
非軍隊的(Unmilitarisches)ホ長調(1892)
クリストフ・エーム=キューンレ(P)
イェンナーはブラームスに高く評価されたドイツの作曲家。収録作品はすべて世界初録音で、コルネット・レーベルによれば、イェンナーのピアノ独奏作品が録音・発売されるのはこれが世界初とのことです。
COR-10018
アルビノーニオルガンの為の協奏曲集
アルビノーニ(ラウラ・チェルッティ編):
ハ長調(Op.5 から)/ト長調(Op.5 から)
ニ長調(Op.7 から)/ハ長調(Op.7 から)
変ロ長調(Op.7 から)/へ長調(Op.9 から)
変ハ長調(Op.7 から)/へ長調(Op.7 から)

ラウラ・チェルッティ(Org)

使用楽器:イタリア、ロンバルディア州ヴァレーゼ県ルイーノ、聖マリア・デル・カルミーネ教会、
1857年カルニージ製

チェルッティのオルガン編曲自演シリーズ第3作。
COR-10019
ヨハン・ウルリヒ・シュタイクレーダー(1593-1635):
リチェルカール・タブラトゥーラ(12のリチェルカーレ;1624)

オリンピオ・メードリ(Org)

使用楽器:フィレンツェ、聖アヌンツィアータ教会、1509-1521年、ロレンツォ・デ・ルッカ製

シュタイクレーダーはシュトゥットガルトで活躍した作曲家・オルガニスト。収録作品は、同じく1624年に出版されたシャイトの「タブラトゥーラ・ノヴァ」とともに、ドイツにおいて最初に五線記譜法を採用した曲集として知られています。シュタイクレーダーはみずから、その慣れない手で銅板を彫ったのだそうです。
COR-10020
ジャン=ノエル・ハマル(1809-1778):6つの室内楽序曲 Op.1(1743)
(ラウラ・チェルッティ編曲、チェンバロの為の版)
ラウラ・チェルッティ(Cemb)
チェルッティのオルガン編曲自演シリーズ第4作。
ハマルはリエージュに生まれ、イタリアに留学、帰国してリエージュのサン・ランベール大聖堂の音楽監督に就任した作曲家です。パリで出版された「6つの室内楽序曲」は3楽章構成で、古典派交響曲の先駆と見なされています。
COR-10024
ヴュルテンベルクの音楽ヴュルテンベルク公フリードリヒ1世の時代の音楽
ジーモン・ローエット(1550頃-1611):フーガ 第18(**/*)
ジョゼッフォ・ビッフィ:Questi freggi celesti(++/**/*)
ジーモン・ローエット:フーガ 第1+/同第4+
レオンハルト・レヒナー(1553-1606)Passamezzo d'angleterre#/Les Bouffons#
レオンハルト・レヒナー:Die Musik ist eine schone kunst++
シーモン・ローエット:フーガ第11*/同第6#/カンツォーニ#
アダム・シュタイグレーダー(1561-1633):Passa e mezzo+/Gaillarde+

マルティン・ルベノウ(Org)*
ハンス=オイゲン・エーケルト(チェンバロ+、キャビネット・オルガン#)
ベルント・シュライヤー(ツィンク**)
ムジケ・ヴァリエ(声楽&管楽アンサンブル++)

録音:時期不詳、シュトゥットガルト、ヴュルテンベルク州立博物館
使用楽器:1617年、東フリースラント、エド・エフェルス製*
17世紀、イタリア、不詳作者製、ヴュルテンベルク州立博物館蔵+
16世紀終盤、不詳作者製

ドイツ南西部、ヴュルテンベルク公国君主フリードリヒ1世(1557-1608)の宮廷音楽を収めたアルバムです。
COR-10025
アントン・エステンドルファー(1670-1711):オルガン作品集
チャッコーナ[シャコンヌ]第5旋法
アリア第5旋法/アリア(B)
ガリアルダ第8旋法/チャッコーナ第6旋法
アリア(B)
ガリアルダ第2旋法/チャッコーナ第7旋法
アリア第3旋法
チャッコーナ/チャッコーナ第1旋法
カプリッチョ「これほどまでに喜びに満ちた日」
アリア第5旋法
ラウラ・チェルッティ(Org)

録音:マイヒンゲン修道院(ドイツ)
使用楽器:1734-1737年、ヨハン・マルティン・バウマイスター製
(1989-1990年、シュタインマイヤー復元)
アントン・エステンドルファーはバイエルン(ドイツ)のデッゲンドルフに生まれ、オーストリアのライヒャースベルクで活躍した神父・オルガニスト・作曲家。現存する彼のオルガン作品は19曲のみで、そのうち13曲が当盤に収められています。
COR-10026
ヨハン・クリスティアン・ヘルテル(1697-1754):ヴァイオリンと通奏低音の為の6つのソナタ Op.1(1727)
第1番へ長調,第2番ハ長調,第3番ハ短調,
第4番ト短調,第5番ホ長調,第6番イ長調

レイチェル・ハリス(Vn)
メラニー・ベック(Vc)
アンドレア・コルドゥーラ・バウア(テオルボ)
ジェニファー・ハリス(Cemb)

録音:2005年6月、ノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラッセ、ハールト教会

ヨハン・クリスティアン・ヘルテルはドイツ、エッティンゲンの宮廷楽長の息子として生まれ、アイゼナハやシュトレーリツの宮廷等で活躍した作曲家・ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。出版された作品は収録された6つのソナタのみで、他に数多くあった作品のうち多くは失われてしまいました。レイチェル・ハリスはゴットフリート・フォン・デア・ゴルツのもとで勉強を終えたバロック・ヴァイオリニストです。
COR-10027
マルグリット・ドートリッシュの宮廷の音楽
ヨハネス・ギゼリン(1455-1511):ForsSeullement[ただ死ぬのを待つ以外]
オケゲム(1410-1497):ForsSeullement
フランチェスコ・スピナチーノ(1507頃活躍):Jeprisamour
アントワーヌ・ブリュメル(1460-1515):Touslesregrets[すべての後悔]
ジョスカン・デ・プレ(1440-1521):Plusmulzregrets[もはやいかなる哀惜もなく]
ド・ラ・リュー(1460-1518):Pourungjamais
イザーク(1455-1517):Sidormiero[かく眠り続けん]
アントワーヌ・ビュノワ(1430-1492):Jenefayplus[何もしない、何も言わない]
フランチェスコ・スピナチーノ:Jenefayplus
不詳:Jenefayplus
ヴィンチェンツォ・カピローラ(1474-1548):Detousbienplayne[幸せに満ちて]
不詳:Detousbienplayne
アレクサンドル・アグリーコラ(1446-1506):Detousbienplayne
ガスパル・ファン・ウェールベック(1440-1518):Animamealiquefastaest[わが魂は衰え]
イザーク:ラ・ミ・ラ・ソ、ジョスカン・デプレ:Playnededuel[悲嘆に満ちて]
オケゲム:Petitecamusette[かわいいカミュゼット]
モデナ・コンソート
[ウルリケ・ホーフバウアー(S)、
ボアズ・バーニー、
サラ・ファン・コルネワル、
クラウディオ・サンタンブロジオ、
スズキ・ヒロコ(ルネサンス・フラウト・トラヴェルソ)、
イスラエル・ゴラーニ、ルネ・ジェニス(Lute)]

録音:2005年8月、オランダ、テシンヘ、修道院教会
マルグリット・ドートリッシュ(マルガレーテ・フォン・エスターライヒ;1480-1530)は神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世とブルゴーニュ女公マリーの長女として生まれ、スペイン王太子フアンの妃、サヴォイア公フィリベルト2世の妃となり、兄の遺児カールの皇帝選出に尽力、ネーデルラント17州の総督も務めました。音楽を愛し、主としてシャンソンを収めた楽譜集も残しています。
COR-10028
ガルス・グッグモス:モテット集(作品全集)
ガルス・グッグモス(1590頃-1666以降):Beata es Maria
Puer qui natus
Rubum quem viderant Moyses
Ecce Maria genuit
Veni sponsa Christi
ロッコ・ロディオ(1530頃-1615):リチェルカーレ第5番(オルガン独奏)
ガルス・グッグモス:Tanquam Agnus
Istorum est enim
ロッコ・ロディオ:リチェルカーレ第2番(オルガン独奏)
ガルス・グッグモス:Percussit Saul mille
Tribulationes cordis - Timor mortis
Domine Deus virtutum
Deus in nomine
Levavi oculos meos
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1619-1667):カンツォーナ第2番 FbWV302(オルガン独奏)
ガルス・グッグモス:Congratulamini omnes
Quae plorasti
Hodie completi sunt
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー:トッカータ イ短調 FbWV112(オルガン独奏)
ガルス・グッグモス:O Beatum Pontificem
Deus misereatur nostri
Amavit eum Dominus
イル・カント・フィグラート・ウルム
ユディト・アダミーツ、ドロテー・ツァロス(S)
マルクス・ゾンタイマー(男性アルト)
アンスガル・アダミーツ(T)
トーマス・ミュラー(Br)、ゲオルク・バートル(Bs)
フランク・シュミット(テオルボ)、
フリーデリケ・バルムゲルトル(Vc)
ファビアン・ヴェールレ(Org 、指)

録音:2008年7月25-27日、ウルム(ドイツ)、聖クララ教会(オルガン独奏以外)
2008年10月9日、シュトゥットガルト音楽大学(オルガン独奏)
その生涯についてはほとんど知られていない作曲家ガルス・グッグモス。バイエルンのアルブレヒト4世の援助を受けヴェネツィアに留学しハインリヒ・シュッツ(1585-1672)らと同時期にジョヴァンニ・ガブリエーリ(1554/1557-1612)に師事した、とする資料があります。現存する作品は少なく、当盤収録曲がすべて。ロッコ・ロディオはナポリ派の音楽理論家・作曲家。
イル・カント・フィグラート・ウルムはソプラノのユディト・アダミーツにより2000年に創設された声楽とピリオド楽器のアンサンブル。初期バロック音楽を主要レパートリーとしており、当盤が「熾天使ルネサンスと初期バロックのクリスマス音楽」(COR-20011)に続く2枚目のCD。
COR-10029
ザムエル・カプリコルヌス(1628-1665):食卓と娯楽の音楽
ソナタ第1番(3声)/キューピッド
ソナタ第2番(4声)
Perbellipotatores
ソナタ第3番(3声)/Castiripom
ソナタ第4番(3声)/バルトロメウス
ソナタ第5番(3声)/Oquantilabores
あなたの親しみをこめた眼差し
ソナタ第6番(3声)/美しいヴィーナス
イ・カプリコルニ
[マリアンネ・ロネツ(Vn)
ドロテア・ヤッペ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ミヒャエル・ヤッペ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エルンスト・クビチェク(Org)]

カントバレーノ=クアルテット
[シルヴィア・マティーレ=エッゲンベルガー(S)
エレーナ・ビュルクリ(A)
ミヒャエル・アイゼル(T)
エルヴィン・ノルト=シュトレーベル(Bs)
ミヒャエル・ヤッペ(Vc)
ジャン=マリー・トリコトー(Org)]
ザムエル・カプリコルヌスはボヘミア出身の作曲家。プレスブルク(現ブラチスラヴァ)教会音楽監督、シュトゥットガルトのヴュルテンベルク宮廷楽長を務めました。
COR-10030(2CD)
ファッシュ(チェルッティ編):組曲ニ短調*
協奏曲ニ短調*/組曲ヘ長調*
組曲ヘ長調+/組曲ホ短調+/組曲ト長調+
ラウラ・チェルッティ(Org)

録音:クロイツベルク(ドイツ)巡礼・修道院教会*
メルリヒシュタット(ドイツ)、聖キリアン教区教会+
使用楽器:Hey製
バッハと同時代のドイツ人作曲家ファッシュの管弦楽作品をチェルッティがオルガン用に編曲し自演。彼の作品を多く模写したバッハも同じような編曲・演奏をしていたかもしれません。
COR-10031
コンラート・パウマンとその時代〜ゴシック期のオルガン音楽1380-1511
コンラート・パウマン(1410-1473):Redeuntes
無題曲
Ichbegernitmer
Bekennemynklag
Jeloymors
ヘルマン・エルデラウアー(1430年頃):3つの無題曲
ゼバスティアン・フィルドゥング(1465-1515頃):O heilige unbefleckte zart innige Jungfrau Maria
作曲者不詳の作品(35曲)
ライムント・シェーヒャー(Org)

録音:2010年6月8日、オーストハイゼン(オランダ)、大教会
使用楽器:15世紀初頭(推定)、不詳作者製
コンラート・パウマンは生来盲目にして生地ニュンベルクの聖ゼーバルト教会、ミュンヘン公アルブレヒト3世宮廷のオルガニストを務めた人物。残された作品は数曲にとどまりますが、当アルバムでは数々の原典から同時代のドイツのオルガン作品が集められています。ブックレットによれば1500年頃に新しいオルガン音楽の様式が生まれたとされており、それ以前がゴシックとして括られているものと思われます。
インレイカードの一部(前背表紙にあたる部分)に「COR-10014」とミスプリントされている可能性があります。ご注意ください。
COR-10032
シューバルト、シュトライヒャー:ピアノ作品集
クリスティアン・フリードリヒ・ダニエル・シューバルト(1739-1791):チェンバロまたはピアノの為の13の変奏曲(1788)
ソナタ第2番ハ長調(1781)
ロンドハ長調
コラール「イエス、私の確信」(1791)
ヨハン・アンドレアス・シュトライヒャー(1761-1833):イギリスの歌「リッチモンド・ヒルの娘」による
チェンバロまたはピアノの為の8つの変奏曲(1796)
ロンドまたは奇想曲(1796)
クリストフ・エーム=キューンレ(P)

録音:2009、2010年、ヘレンベルク(ドイツ)
シューバルトはドイツの詩人・ジャーナリストで作曲家・鍵盤楽器奏者でもあった人物。シュトライヒャーはモーツァルト一家と親交を結び、ヴォルフガング・アマデウスの息子フランツ・クサヴァーを住み込みの弟子にとっていた作曲家・鍵盤楽器奏者。
COR-10033
ピアノ四重奏の為の音楽
ヴァルター・フライマン(1886-1945):ピアノ四重奏曲ト短調(1916)
イヴァン・クノール(1853-1916):ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.3
クールラント公グスタフ(1780-1821):ピアノ四重奏曲
ヨハン・フリードリヒ・デ・ラ・トローベ(1769-1845):ディヴェルティメント第2番ト長調
マリンコニア・アンサンブル
ラミン・トルンペルマン(Vn)
マルクス・エルテル(Va)
ヘルムート・ショインヒェン(Vc)
ギュンター・シュミット(P)
バルト海沿岸諸国に関わりのある作曲家たちを多く取り上げているマリンコニア。チェロ&ピアノ(COR-20006)、ピアノ三重奏(COR-20010)に続いてピアノ四重奏編成での登場です。ヴァルター・フライマンは現ラトヴィアのリガ、イヴァン・クノールはメーヴェ(現ポーランドのグニェフ)生まれ。グスタフはラトヴィア西部に存在したドイツ人国家クールラント公国の君主。ヨハン・フリードリヒ・デ・ラ・トローベは英国に生まれリヴォニア (現在のラトヴィアの東北部からエストニアの南部)で活躍しました。

COR-20002
ヨーロッパのオルガン・ロマンティック
シベリウス:イントラーダ/スルスイット
メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ.ト長調
ラインベルガー(1839-1901):カンツォネッタ
ヤーク=ニコラス・レメンス(1823-1881):前奏曲、祈りと後奏曲
フランク:オルガンの為の大合唱曲
デュプレ:入場、カンツォーナと退場
ミシェル:イントラーダ・イン・ジャズ

ハンスルドルフ・クリューガー(Org)

録音:シュトゥットガルト=ツッフェンハウゼン、パウロ教会
1990年ミューライゼン製オルガン使用。

COR-20003
メーリケの友人作曲家たち
エドゥアルト・メーリケ(1804-1875)作詩/
エルンスト・フリードリヒ・カウフマン(1803-1856)、
ルイス・ヘッチュ(1806-1872)作曲の歌曲*
エドゥアルト・メーリケの詩の朗読+
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲(フォルテピアノ4手連弾による)#

ミヒャエル・シュモール(Br)*
ハラルト・シュトライヒャー(フォルテピアノ)*/#
マルグリート・エーム(フォルテピアノ)#
アレクサンダー・ケーラー(朗読)+

録音:2001年4月29日、テュービンゲン、福音神学校

ルートヴィヒスブルクに生まれたドイツの大詩人メーリケと音楽家の交流をテーマとしたアルバム。やはりメーリケの友人で音楽家であった、カール・フリードリヒ・ザイフェルヘルト(1802-1867)が所有していたフォルテピアノを使用するという徹底ぶりです。
COR-20005
ヨゼフ・モンス:新しいマドリガーレと器楽カンツォーナ集
カンツォン「ラ・マルガリータ」/隠者の歌
メタベイシズ
[イントネーション/第1の歌/シンフォニア/第2の歌/第3の歌/第4の歌]
「来たれ、夜の慰めよ」によるディミニューション
春の信仰/パルティータ・ノン・フィアタ(クラウス・ノミの記念に)
ラメントIII/カンツォン「リンヴェロシミリア(ありそうもないこと)」
ラメントI/カンツォン「ラ・ルナティカ(気まぐれ)」/ようこそ、銀色の月よ

メタベイシズ
ハイケ・デンマー(Ms)
ヨアヒム・ディースナー(C.T)
ユルゲン・シュタインリュッケ(Br)
ホルガー・ヨーン(バス、バス・サックバット)
アンティエ・プリーク=エーミヒ(トレブル・ヴィオル)
ハインツ=ヘルベルト・エーミヒ(テナー・ヴィオル)
カール=ハインツ・ツァフェルベルク、ヒルデガルト・ツァフェルベルク(バス・ヴィオル)
アルフレート・ハインツ=ヨゼフ・ヴァンク(テナー・リコーダー)
アンドレアス・リンペルク(リュート、キタローネ)ゼリオ・ダヴトヴィク(Org)

録音:1998年5月、ボフム=レア、福音教会

現代作曲家が徹底して後期ルネサンス〜初期バロック風に書き上げた作品を、古楽器を使って演奏するという奇抜な企画。知らずに聴き流していると古楽としか思えません。
COR-20006
チェロとピアノの為の音楽
ハンス=ゲオルク・ブルクハルト(1909-1993):ソナタ Op.35(1942)
ヴァルター・フライマン(1886-1945):3つの作品
ハンス・ジエロフスキー(1897-1931):ロマンス(1919)
リヒャルト・レスラー(1880-1962):3つの小品
ボリス・フォン・フィーティングホフ=シェール(1829-1901):
パストラーレ Op.127/夜想曲 Op.134
カール・フォン・ラデツキ(1842-1885):小さな愛の物語 Op.2 から 3曲
アウグスト・ハインリヒ・フォン・ヴァイラウフ(1788-1865)/
ヘルムート・ショインヒェン編曲:3つの歌曲
マリンコニア
【ヘルムート・ショインヒェン(Vc)
ギュンター・シュミット(P)】
ブルクハルト、ジエロフスキーはポーランド、他の作曲家はラトヴィア(いずれも現在)の生まれ。彼らの作品が演奏される機会は稀なので、この録音はたいへん貴重です。
COR-20008
リストピアノ作品集
ヴェネツィアの謝肉祭(パガニーニによる)
詩的で宗教的な調べ から 葬送曲
自作歌曲のピアノ独奏用編曲;
おお、私がまどろむとき/どのようにして、と彼らは言った
わが子よ、もし私が王なら/もしそれが美しい芝生なら
墓とバラ/ガスティベルザ
ハンガリー狂詩曲第6番
クリストフ・エーム=キューンレ(P)
COR-20009
ドイツ青年運動の時代の歌曲と室内楽(1910-1939)
ヴァルター・ヘンゼル(1885-1956):「銀のラッパ」(1925)から 3つの月の歌、Zu schonsten Traumen wieder,Seltsam ergrefit es den Wanderer,Vor meinem Bette heller Mondenglanz
コンラート・レヒナー(1911-1989):「フルートとガンバの音楽」(1939)からBewegt,Sehr rhythmisch,Wurze des Waldes,Uber den Sternen
エルンスト・ドゥイス(1896-1967):Am Haidberg geht ein leises Singen
ヴァルター・ヘンゼル:Ein betrogen Madchen(1932)
ルマン・クローメ(1888-1955):Die Sonne steigt auf(1920)
フリッツ・イェーデ(1887-1970):Ach Schwester(1924)
フレッド・キューレンタール(1908-1943):Es ging ein Baserlein
アルミン・クナープ(1881-1961):Det Tod, das ist die kuhle Nacht(1916)
ヴァルター・ヘンゼル:Eis sass ein klein wild Vogelein(1926)/Schief Maria am Wege ein(1932)
カール・ゴッフェリェ(1893-1966):Es stehs ein Lind in jenem Tal(1921)
アンネリーゼ・ザウアー:Tanzweise(1921)
カール・ゴッフェリェ:Wer weiss, wie nahe mir mein Ende(1922)/Christe, du Lamm Gottes(1922)
ヴァルター・ヘンゼル:Weisse Lilie(1932)
カール・ゴッフェリェ:Herzlich tut mivh verlangen(1921)
ラインハルト・シュヴァルツ=シリング(1904-1985):「ロム・アルメ」による小室内音楽 Op.15(1937)、Ricercar,Capriccio,Interiore,Alla musica
エルンスト・ドゥイス:Viel hundert weisse Lilien/O bittere Not
アルミン・クナープ:Freudvoll und leidvoll(1916)/Nacht ist wie ein stilles Meer(1910)
フレッド・キューレンタール:In der dunkeln Nacht
カール・ゴッフェリェ:Sag, was hilft alle Welt(1919)/Innsbruck, ich muss dich lassen(1919)
ヘルムート・ボルネフェルト(1906-1990):Gesegn dich Laub(1930/1938)
ヴァルター・ヘンゼル:Flotet, flotet mich zum Schlafe(1932)
マックス・テップ(1891-1975):Der Monschein ging spazielen(1922)
ヴァルター・ヘンゼル:Um der Klarheit willen wird es Nacht(1932)
ベルンハルト・シャイドラー(1897-1970):Nun der ubermuuml;de Tag(1921)
アンサンブル・デア・デンケンドルファー・クロイツガングコンツェルテ
[ウーテ・クライドラー(Ms)、
ヨハネス・フォクト、ルドルフ・メルケル(Lute)、
アンヘラ・レアル=ロハス(Vn)、
ディートリヒ・ハベック(ヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ペーター・タールハイマー(リコーダー、Fl)]

録音:2005年3月、オーベラシュパッハ
19世紀末のワンダーフォーゲルに始まりナチズムに吸収され終わったとされる「ドイツ青年運動」。その若い音楽家たちへの影響は、後期ロマンティシズムの否定と古楽への回帰として表れました。収録作品は16−18世紀の様式を模倣して書かれたもので、演奏にも古楽器が用いられています。アンサンブル・デア・デンケンドルファー・クロイツガングコンツェルテは、ニュルンベルク=アウクスブルク音楽大学教授を務めるペーター・タールハイマーが主宰するピリオド楽器演奏団体です。
COR-20010
ピアノ三重奏のための作品集
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):ピアノ三重奏曲変ロ長調、
ヴュルテンブルク公オイゲン
(1788-1857):ピアノ三重奏のための2つの小品、
ヘルマン・フランケ
(1839-1919):ピアノ三重奏曲ハ長調 Op.27、
ヴァルター・フライマン
(1886-1945):ピアノ三重奏のためのロンド ニ長調、
ハンス=ゲオルク・ブルクハルト
(1909-1993):幻想三重奏曲 Op.33、
悲しむな Op.47-2(独唱とピアノ三重奏のための歌曲;1940/1993)*
マリンコニア・アンサンブル
[ジークフリート・ハルタウアー(Vn)、
ヘルムート・ショインヒェン(Vc)、
ギュンター・シュミット(P)、
ヘルムート・ホルツァプフェル(T)*]

録音:2003年SWR・室内楽スタジオ、2006年シュトゥットガルト・フィルハルモニー・グスタフ=ジーグレ・ハウス
COR-20011
熾天使/ルネサンスと初期バロックのクリスマス音楽
アンドレアス・ハンマーシュミット(1611-1675):恐れるな[Furchtet euch nicht]、
ミヒャエル・プレトリウス
(1571頃-1621):甘き喜びのうちに(諸人声あげ)[In dulci jubilo]、
アンドレア・ファルコニエロ
[ファルコニエリ](1585-1656):甘美な旋律とそのコッレンテ[La suave melodia e la sua corrente]、
モンテヴェルディ:天使が羊飼いに語った[Angelus ad pastores ait]、不詳(16世紀):ひとり児をほめたたえよ [Psallite unigenito]、
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1560-1638):チャッコーナ[Chiaccona]、
ミヒャエル・プレトリウス
:ベツレヘムに生まれしみどり児(マニフィカトの歌詞に入れ換え)["Ein Kind geboren zu Bethlehem" im Wechsel mit Magnificat-Versen]、
ディエゴ・オルティス
(1525-1570):第1のレセルカーダ[Recercada primera]、
フランシスコ・デ・ビダーレス
(?-1702):Los que fueren de buen gusto、
ジョアン・セレロールス
(1618-1676):熾天使は甘美な調べで[Serafin, que con dulce harmonia]、
ディエゴ・オルティス
:第2のレセルカーダ[Recercada segunda]、
老マテオ・フレーチャ(1481-1553):リウ、リウ、チウ[Riu, riu, chiu]
イル・カント・フィグラート・ウルム
[ユディト・アダミエツ、リンダ・グンダル、
ルチア・ロッテネッガー(S)、
ブルガ・シャル、クリスティーネ・ガイアー(A)、
ヨアヒム・シュトレックフス(T)、
アンスガール・アダミエツ(T、Org)、
トミ・ヴェント、ミヒャエル・ブロウ=ガイアー(Bs)、
フランク・シュミット(Lute、テオルボ)、
フリーデリケ・バウムゲルテル(ヴィオラ・ダ・ガンバ、団扇太鼓)、
イェルク・ヴァイプリンガー(ヴィオローネ)、
アンドレアス・ヴァイル(Org)]
COR-20012
アルピルスバッハ修道院の彫刻オルガンとヴィヴラフォン、打楽器
バッハ:前奏曲とフーガ ト長調#
ヴィヴァルディ:ヴィブラフォンとオルガンの為の協奏曲ハ長調(原曲:フルート協奏曲)(*/#)
ルイス・デ・ミラン(1500頃-1561頃):パヴァーヌ(ヴィブラフォンの為の/原曲:リュート[ビウエラ]の為の)*
ソル:アンダンティーノ、アンダンテと舞曲ハ長調(ヴィブラフォンの為の/原曲:ギターの為の)*
バッハ:シュープラー・コラール集 から#
目覚めよ、とその声は呼ぶBWV645/ただ愛する神の摂理に任す者BWV647
今こそ天から来てください、イエスよBWV650
ピエール・コシュロー(ウルリヒ・ヴァイセルト、アルブレヒト・フォルツ編):オルガンと打楽器の為の舞踊組曲(1974)から(+/#)
タンブラン,ミュゼット,ジグ
ルイ・ルフェビュール=ヴェリー(1817-1869):オルガンの為のアンダンテ ヘ長調#
マーク・グレントワース(1960-):ギルバートの為のブルース(ヴィブラフォンの為の;1982)*
ハインリヒ・リートミュラー(1921-2006):トッカータ イ長調#
ハラルト・ゲンツマー(1909-2007):オルガンと打楽器の為の協奏曲(1974)(+/#)
アルブレヒト・フォルツ(ヴィブラフォン*、打楽器)+
ウルリヒ・ヴァイセルト(Org)#*

録音:2009年4月14-16日、アルピルスバッハ修道院(ドイツ)
使用楽器:クラウディス・ヴィンターハルター製“Orgel-Skulptur”
南ドイツのアルピルスバッハ修道院に新造された高さ約11メートル、総重量約17トンという巨大な木造彫刻作品のようなオルガンを使用した録音。アルブレヒト・フォルツ(1961年生まれ)とウルリヒ・ヴァイセルト(1960年生まれ)は1990年以来、打楽器とオルガンというユニークなデュオでの活動を続けています。
COR-20013
フリードリヒ・ヘルダーリンと音楽
フリードリヒ・ヘルダーリン(1770-1843):友情の祝日に(詩の朗読、抜粋)++
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ハインリヒ・ベンダ(1745-1814):ソナタOp.5-3〜シチリアーノ(#/*)
ヨハン・クリストフ・ゴットロープ・アイデンベンツ(1761-1799):友人たちの為の輪唱歌(ノイフェル作詩)(**/*)##
ヨハン・ルドルフ・ツムシュテーク(1760-1802):歓喜の頌歌(シラー作詩)(**/*)
クリスティアン・フリードリヒ・ダニエル・シューバルト(1739-1791):シュヴァーベンの娘たちの歌(ヘルダーリン作詩)(**/*)##
フリードリヒ・ルートヴィヒ・ドゥロン(1769-1826):フルート協奏曲ト長調Op.8-1〜アレグロ(ヘルダーリン作のカデンツァ付き)(#/*)##
ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):ミゼレーレ〜リベラ・メ(抜粋)(**/*)##
シューマン:暁の歌Op.133〜安らかなテンポで+
フリードリヒ・ヘルダーリン:夜(詩の朗読)++
ベートーヴェン:「すべての喜びは私を捨てた」による変奏曲〜主題,第4変奏,第6変奏*
フリードリヒ・ヘルダーリン:ヒュペリオンの運命の歌(詩の朗読)++
テオドール・フレーリヒ(1803-1836):帰郷(ヘルダーリン作詩)(**/*)
マルグリート・エーム(P)*
クリストフ・エーム=キューンレ(P)+
カルメン・ヴェーバー(Fl)#*
ミヒャエル・シュモール(Br)**
ペーター・ベートゲ(朗読+)+
ベートーヴェンと同年に生まれ、後半生は狂気に陥るもロマン派芸術に大きな影響を与えたドイツの思想家・詩人ヘルダーリンの生涯をテーマとしたアルバム。ツムシュテークの「歓喜の頌歌」のテキストはベートーヴェンの交響曲第9番第4楽章で歌われるものと同じです。##に初録音との表示があります。

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