| 品番 |
内容 |
演奏者 |
DE-3603
NX-C04 |
レフラー:八重奏曲、他
(1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 - フルート、クラリネット、ハープ、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、
コントラバスによる八重奏版(グレアム・スティール・ジョンソン編)
(2)チャールズ・マーティン・レフラー(1861-1935):八重奏曲- クラリネット2、ハープ、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのための(1897年作曲/G.S.ジョンソンによる校訂と再構成2021-2022年) ※世界初録音
(3) 忘れられた響き - クラリネットとハープ版(G.Sジョンソンとブリジット・キビー編曲 |
(1)柳智媛(リュウ・ジウォン)(Fl)、グレアム・スティール・ジョンソン(Cl)、ハン・ラッシュ(Hp)、ボラ・キム(Vn)、レイチェル・ルズケ(Vn)、マシュー・コーエン(Va)、韓?(ハン・ユン)(Vc)、山口晃平(Cb)
(2)グレアム・スティール・ジョンソン(Cl)、デイヴィッド・シフリン(Cl)、ブリジット・キビー(Hp)、ステラ・チェン(Vn)、シウ・キム(Vn)、マシュー・リップマン(Va)、サミュエル・デカプリオ(Vc)、サム・サッグス(Cb)
(3)グレアム・スティール・ジョンソン(Cl)、ブリジット・キビー(Hp)
録音:(1)2019年2月5日 モース・リサイタルホール、イェール大学、 コネティカット州、USA
(2)2023年12月17日 オクタヴェン・スタジオ、マウント・バーノン、ニューヨーク州、USA
(3)2024年2月13日 エルムウッド・ロード・スタジオ、サウス・セーラム、ニューヨーク州、USA |
| ベルリン郊外に生まれた後ヴァイオリニストとして1882年に渡米、当時誕生2シーズン目を迎えていたボストンSOの副コンサートマス
ターをおよそ20年務めたチャールズ・マーティン・レフラー。彼の作品は在任中からボストンで演奏されて高い人気を誇り、その回数は生涯の
間で117回にも及んだと言います。今回初録音となった八重奏曲は、1897年に2回だけ演奏されたのちは演奏も出版も録音も行われて
おらず、その自筆譜は、自作に厳しかったレフラーの手で度重なる改訂が行われた形跡を残したまま、議会図書館で眠っていました。クラリ
ネット奏者、作曲家のグレアム・スティール・ジョンソンは世界的パンデミックの間にその複写を入手。演奏出来る形に整理し、今回の初録音
に臨むことになりました。自身の出身をアルザスだと称していたという彼の作風は、フランス印象派の影響を大きく受けていますが、この八重奏
曲はブラームスなどドイツ・ロマン派の香りも強く感じさせ、聴き応えのあるたいへん美しいものです。今後室内楽の定番レパートリーとして定
着する可能性も高い立派な作品。オープニングはやはりジョンソンの編曲したドビュッシーの「牧神」。最後はアルバム・タイトルにもなっている |
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DE-3604
NX-C04 |
ロバート・キア(1952-):『大地を見守る者』 〜全11場のオラトリオ |
アウェト・アンデミカエル(S)
スティーヴン・ランカスター(Br)
コンスピラーレ(声楽・器楽アンサンブル)
編成:ソプラノ5、アルト5、テノール4、バス5/フルート、オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、マリンバ
他打楽器
クレイグ・ヘラ・ジョンソン(指)
録音:2022年5月6-7日、2023年2月15-16日 セント・マーティン・ルター派教会、オースティン(米国テキサス州) |
| 米西海岸の合唱団カペラ・ロマーナやシャンティクリアなど声楽アンサンブルとのコラボレーションに豊かな経験を持ち、サンフランシスコ響やオレ
ゴン響、クリーヴランド室内管などからも作品委嘱を受けてきたアメリカの作曲家ロバート・キアによる、環境破壊への警鐘と自然讃美を高ら
かに謳いあげるオラトリオ。北米各地のプレイヤーが集い、指揮者クレイグ・ヘラ・ジョンソンと共に2015年グラミー賞最優秀合唱パフォーマー
に輝いたコンスピラーレはharmonia
mundi USAにも録音が多い俊英団体で、他にもキアの作品を数多く演奏してきた実績を持ちます。
バッハ・コレギウム・ジャパンやヘンデル&ハイドン・ソサエティなど古楽器楽団にも客演しつつ近現代作品にも抜群の適性をみせるアウェト・ア
ンデミカエルのソウルフルな美声と、伸びやかで温もりと透明感を兼ね備えたスティーヴ・ランカスターの中低音を軸に、7人の楽器奏者と時に
室内楽的、時にシンフォニックな響きを織り上げる声楽家たちの柔軟な音楽性はきわめて魅力的で、オルフやグレツキなどにも通じる新古典
的書法の美をよく際立たせています。 |
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DE-3605
NX-C04 |
気高き反逆者 〜ヴェルディ:歌劇名場面とアリア集
歌劇「ドン・カルロス」(仏語版) より
フォンテーヌブロー!限りなく広く孤独な森よ!
私は彼女を見た
歌劇「二人のフォスカリ」 より
ここでしばらく待つように
地の果て程も遠い流刑の地から
十人委員会に出席し…憎しみだけが、凄まじい憎しみが
歌劇「マクベス」 より
おお我が子たちよ…お前たちを守る父の手は
歌劇「仮面舞踏会」 より
おそらく彼女は到着している…永久に君を失えば
歌劇「第1回十字軍のロンバルディア人」
より
ああ、お母さん、彼女はどうしていますか
私の喜びを
ああ!しかし考えてもみてください
天はこんなに純真な天使を
歌劇「ルイザ・ミラー」 より
この手紙はいったい
穏やかな夜には
私をお呼びですか
婚礼と墓とがともにやってきた!
歌劇「エルサレム」 より
汚名よ!私の命を取るがよい!
歌劇「海賊」 より
そうだ、お前達の言う通りだ
準備を整え私に従え
そうだ、海賊の私が放つ稲妻が |
チャールズ・カストロノヴォ(T)
トマス・パヴィリオニス(T)
タダス・ギリニンカス(Br)
カウナス国立cho
カウナス市SO
コンスタンティン・オルベリアン(指)
録音:2022年6月27-29日 カウナス国立フィルハーモニー・ホール、リトアニア |
| 1975年アメリカ生まれのテノール、チャールズ・カストロノヴォ。『道化師』のペッペ役でMETにデビューし、現在までに欧米各国の有名歌劇
場で高い評価を受けて来た彼による、ヴェルディの名場面集。ヴェルヴェットのような優しさと力強い張りを併せ持つその声の魅力を堪能でき
るアルバムです。 |
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DE-3607
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トランペットのためのトランスクリプション集
ブラームス:クラリネット・ソナタ 第1番ヘ短調 Op.120-1
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
シューベルト:流れにて Op.119 D943*
ブラームス:クラリネット・ソナタ 第2番変ホ長調 Op.120-2
シューマン:おとぎの絵本 Op.113
※編曲は全てアンドリュー・バリオによる |
アンドリュー・バリオ(Tp)
ジョン・ウィルソン(P)
ニコラス・ファン(T)*
録音:2023年1月、7月スコアリング・ステージ、スカイウォーカー・サウンド、カリフォルニア |
| ボルティモアSOの首席トランペット奏者アンドリュー・バリオが、オルガンとの共演で作り上げたバッ
ハ作品集(DE3560)に続き、ドイツ・ロマン派の名曲をトランペットで歌い上げるアルバム。いずれの作
品も本来持っている美しさに加え、輝かしさを帯びた新しい一面を聴かせてくれます。 |
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DE-3608
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ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ショスタコーヴィチ(レヴォン・アトヴミャン編):アダージョ
〜バレエ音楽『明るい小川』 Op. 39より
マルティヌー:スロヴァキアの主題による変奏曲
ロッシーニの主題による変奏曲
ショパン(フルニエ、ガヴリュシュ、ニーナ・コトワ編):
序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3 |
ニーナ・コトワ(Vc)
ファビオ・ビディーニ(P)
録音:2020年10月30日-11月2日USA、ユタ・ヴァレー大学、ノーダ・パフォーミングアーツ・センター |
| ショスタコーヴィチとドビュッシーのチェロ・ソナタを中心としたアルバム。ニーナ・コトワ自身が今一番愛情を込めて弾きたいと感じている作品が
集められているとのことで、古典的なシンプルさと明快さを併せ持つショスタコーヴィチ、逆に捉えどころのないドビュッシー、技巧的で遊び心に
溢れたマルティヌー、チェロの奏でるメロディとピアノの輝かしいパッセージが見事に融合するショパンなど、多彩な内容となっています。コトワとビ
ディーニがそれぞれの作品を慈しむように、活き活きと奏でる魅力的なアルバムです。 |
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DE-3609
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デイヴィッド・シフ(1945-):プリフォンテーン - シンフォニック・トリビュート(2021)
アンドレア・ラインケマイヤー(1976-):ウォーター・シングス・ファイア(2018) |
ユージーンSO
フランチェスコ・レッチェ=チョン(指)
録音:2023年10月アメリカ合衆国、オレゴン州、ハルト・センター、シルヴァ・コンサートホール |
| 2022年オレゴン州ユージーンで開催された世界陸上競技選手権大会に先立ち、ユージーンSOが地元の伝説的ランナー、スティー
ヴ・プリフォンテーン(1951-1975)に捧げる作品として、やはりオレゴン州出身のデイヴィッド・シフに委嘱した「プリフォンテーン」を収録したア
ルバム。プリフォンテーンの「自分のベストを尽くさないことは、才能を犠牲にすることだ」という言葉からインスピレーションを受けた全3楽章35
分ほどの作品で、サクソフォンを含む3管編成の大規模な管弦楽を用いて、彼が駆け抜けた24年の短い生涯を描きつつその功績を讃えて
います。カップリングのアンドレア・ラインケマイヤーによる「ウォーター・シングス・ファイア」は、リー・バルドゥーゴの短編小説『When
Water Sang Fire』からインスピレーションを得ており、野心と裏切りが地味な人魚ウラを荒れ狂う海の魔女(アースラ)へと変身させるという寓話が
描かれています。いずれも調性感の強い親しみやすい作品です。 |
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DE-3610
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検閲されたアンセム 〜
ショスタコーヴィチ:アダージョ〜歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」より
(ニーダーホッファーによる弦楽のための編)
ヴァインベルク(1919-1996):ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲
Op.42
エドヴァルド・ミルゾヤン(1921-2012):弦楽とティンパニのための交響曲
「検閲された音とはどのようなものか?」イアン・ニーダーホッファーによる解説 |
オーブリー・オリヴァーソン(Vn)
パルランド(室内オーケストラ)
イアン・ニーダーホッファー(指揮/ナレーション)
録音:2023-2024年 ニューヨーク |
| ニューヨークを拠点に活動し、「ミュージカル・アメリカ」のニューアーティストおよび「BBCライジングスター」に
選出されたイアン・ニーダーホッファーは、現在最も躍進中の若手指揮者の一人。2019年に彼が組織
した室内オーケストラ「パルランド」と共に、ソヴィエト連邦で検閲に苦しめられた作曲家たちの作品を集
めたアルバムを制作しました。それぞれの作品に深い共感を示し切れ味の鋭い演奏を聴かせており、中
でもミルゾヤンとヴァインベルクは素晴らしい聴き応えとなっています。最後には収録した3つの作品につい
て、国家による検閲の影響をニーダーホッファー自身が論じています(英語)。 |
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DE-3614
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声と魂の架け橋 〜イタリア・オペラ・アリア集
レオンカヴァッロ:「芝居をするだって!…衣装をつけろ」 〜歌劇「道化師」
マスカーニ:「母さん、あのお酒は強いね」 〜歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
ヴェルディ:「今頃は家に到着し…永久に君を失えば」
〜歌劇「仮面舞踏会」
「神よ、私にあらゆる不幸を!」 〜歌劇「オテロ」
「私を恐れるな」 〜歌劇「オテロ」
「生きることは地獄だ、この不幸な者には…おお、あなたは天使の胸に抱かれ」〜歌劇「運命の力」
プッチーニ:「妙なる調和」 〜歌劇「トスカ」
「星は光りぬ」 〜歌劇「トスカ」
チレア:「ありふれた話」(フェデリコの嘆き) 〜歌劇「アルルの女」
プッチーニ:「誰も寝てはならぬ」 〜歌劇「トゥーランドット」 |
アルセン・ソゴモニャン(T)
カウナス市SO
コンスタンティン・オルベリアン(指)
録音:2024年3月13-16日 カウナス・フィルハーモニック |
| 2025年5月「スペードの女王」のヘルマン役でメトロポリタン歌劇場へのデビューを飾り、英雄的な成功と絶賛されたアルメニア出身のアルセ
ン・ソゴモニャン。ドラマティックなレパートリーで急速に注目を集めている彼のソロ・デビュー・アルバムが登場。バリトン出身ということもあり重心
の低い声質ながら、高音でも素晴らしい伸びを聴かせるダイナミックな歌唱を、イタリア・オペラの名曲をずらっと並べたプログラムで堪能するこ
とが出来ます。共演も、「オペラ・ニュース」誌で「歌手にとって夢のコラボレーター」と絶賛されたコンスタンティン・オルベリアン率いるカウナス市
SOと万全。 |
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DE-3615
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BELOVED ARIAS オペラ・アリア集
ドニゼッティ:「人知れぬ涙」 〜歌劇「愛の妙薬」
「わが祖先の墓よ...やがてこの世に別れを告げよう」〜歌劇「ランメルモールのルチア」
ヴェルディ:「あの人から遠く離れて...燃える心」 〜歌劇「椿姫」
「彼女がさらわれた…涙が見えるようだ」
〜歌劇「リゴレット」
女心の歌 〜歌劇「リゴレット」
プッチーニ:「冷たい手を」 〜歌劇「ラ・ボエーム」
グノー:「私を貫いているのはなんという未知の不安なのだろうか…清らかな住まい」〜歌劇「ファウスト」
マスネ:「やっと一人になれた…ああ!消え去れ、優しい面影よ」
〜歌劇「マノン」
チャイコフスキー:「どこへ、どこへ消え去ってしまったのか」
〜歌劇「エフゲニー・オネーギン」
「違う!炎のような美しさの魅力的な愛撫は」
〜歌劇「イオランタ」
サヤト=ノヴァ(1712-1795):カマンチャ |
リパリット・アヴェティシャン(T)
カウナス市SO
コンスタンティン・オルベリアン(指)
録音:2023年3月27-30日リトアニア、カウナス国立フィルハーモニー |
| ヨーロッパを中心に既に様々な歌劇場で活躍、「この世代で最もエキサイティングなリリックテノールの一人」と称賛を受けているアルメニア出
身のリパリット・アヴェティシャン。アルメニア国立歌劇場の主要アーティストでもある彼の初めてのソロ・アルバムは、これまでに各地の歌劇場
で演じてきた役の有名アリアを集めたもの。輝かしく豊かな声と余裕を感じさせる幅広い表現力、その類稀な実力を余すところなく伝える素
晴らしいアルバムとなっています。最後にはアルメニアの吟遊詩人サヤト=ノヴァによる作品も収録し、彼の芸術的なルーツである故国へのオ
マージュとしています。 |
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DE-3616
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ヴァインベルク(1919-1996):チェロ協奏曲 ハ短調 Op.43
チェロと管弦楽のための幻想曲 Op.52
コルンゴルト:チェロ協奏曲 ハ長調 Op.37 |
クリスティーナ・レイコ・クーパー(Vc)
カウナス市SO
コンスタンティン・オルベリアン(指)
録音:2024年6月4-6日 リトアニア、カウナス・フィルハーモニック |
| クリスティーナ・レイコ・クーパーはかつてヴァイオリンのローラ・フラウチとデュオを組み、2000年前後には「クリスティーナ&ローラ」として日本でも
高い人気を誇りましたが、現在はアメリカとイスラエルに拠点を置いてソリスト、アンサンブルのディレクター、教育者として活動し、特に同時代
作品の紹介やレパートリー開拓に力を入れています。中でも、第二次大戦中ユダヤ人に「命のビザ」を発行した外交官、杉原千畝の功績
を記念するアウエルバッハの交響曲第6番「光の器」の委嘱と演奏が高く評価されており、そのテーマは、ナチズムとスターリニズムに翻弄され
た2人の作曲家を取り上げた今回のアルバムにも通じていると言えるでしょう。ポーランド生まれのユダヤ人であったヴァインベルクはナチスを逃
れて1943年にモスクワに定住、しかしそこでもスターリン政権下の激しい抑圧を受けました。厳しい監視下で作曲されたチェロと弦楽のため
の「コンチェルティーノ」をスターリン死後の1956年に改訂・拡張した協奏曲は、チェロのカンタービレが存分に発揮されるほか、ユダヤ的色彩
と内省的な抒情性が特徴となっているもので、1957年にロストロポーヴィチの独奏で初演されました。1951年から53年、当局の厳しい監
視下で作曲された「幻想曲」は、民謡に由来すると考えられる親しみやすい旋律がふんだんに登場すると共にヴァインベルクらしい内向性も
感じられ、当局が求める親しみやすいスタイルと彼自身の音楽言語との妥協点を見出したもの。ダニイル・シャフランの独奏で1953年にピア
ノ伴奏版が、1966年に管弦楽版が初演されています。オーストリアを代表する作曲家であったコルンゴルトは、ナチスの台頭を逃れてアメリ
カに渡り、ハリウッドで映画音楽作曲家として大きな成功を収めました。ここに収められたチェロ協奏曲も1946年の映画『愛憎の曲
(Deception)』の劇中音楽が元になったもの。12分前後という演奏時間に対し変形二管編成に多彩な打楽器、ハープ、ピアノ、チェレス
タまでを動員する大規模な編成となっているためか、人気のヴァイオリン協奏曲に比して演奏される機会は少ないですが、情熱的でロマン
ティックな第2主題がコルンゴルトの最も美しい旋律の一つとされる単一楽章の作品です。1946年、映画のサウンドトラックでも演奏したエレ
ノア・アラー(レナード・スラットキンの母)の独奏で初演されました。ホロコーストの歴史を見つめる活動も積極的に行うクーパーはそれぞれの
作品に深く寄り添い、その魅力を伸びやかに表現しています。 |
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DE-3618
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ナディア・ブーランジェと、彼女に師事したアメリカの作曲家たち
〜木管五重奏による作品集
ナディア・ブーランジェ(1887-1979)/カーラ・ラモーレ編曲:前奏曲
ヘ短調
3つの小品
マリオン・バウアー(1882-1955):
木管五重奏曲 Op.48世界初録音
フィリップ・グラス(1937-)/カーラ・ラモーレ編曲:エチュード
第17番
エリオット・カーター:木管五重奏曲
クインシー・ジョーンズ(1933-2024)/オーエン・ブローダー(1989-)編曲:真夜中の太陽は沈まず |
ウインドシンク【ギャレット・ハドソン(Fl)、ノア・ケイ(Ob)、グレアム・スティール・ジョンソン(Cl)、アニー・ホックホルター(Hrn)、カーラ・ラモーレ(Fg)】 |
| 2009年ヒューストンのライス大学で創設された木管五重奏団ウインドシンク。現在ではアメリカの室内楽界で主要なアンサンブルの一つに
数えられる彼らによる、いわゆる「アメリカらしさ」を見つめ直す企画盤です。ナディア・ブーランジェのオルガン曲をメンバーのカーラ・ラモーレが編
曲したものに始まり、続く収録作はいずれもブーランジェに師事した作曲家の作品。ブーランジェが特定のスタイルを押し付けるのではなく、そ
れぞれ固有の才能を伸ばすことに注力したそのアプローチが、20世紀アメリカ音楽における多様なスタイルを生み出す土壌になったことを、こ
のプログラムが映し出すことを目指しています。ブーランジェにとって初めてのアメリカ人生徒であったマリオン・バウアーによる木管五重奏曲は
今回が世界初録音。調性音楽から印象派の影響を受けた後十二音音楽へと移った彼女の晩年、1953年に初演されたこの作品は新古
典主義的な親しみやすいものです。1948年に書かれたエリオット・カーターの木管五重奏曲は「マドモアゼル・ナディア・ブーランジェ」へ献呈
されており、各楽器の個性を際立たせることを意図して書かれた技巧的な作品。ほかにフィリップ・グラスがピアノのために書いた人気作「エ
チュード」や、ジャズやポップスの世界で成功したクインシー・ジョーンズの作品をジャズ・サックス奏者のオーエン・ブローダーが編曲した美しい曲
などを収録した、意図通りの多彩な内容となっています。ウインドシンクの面々がこれらの作品を心から楽しんで演奏しているのがよく伝わる、
たいへん聴き応えのあるアルバムです。 |
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DE-3620
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ケヴィン・プッツ(1972-):管弦楽のための協奏曲(2023)
サイレント・ナイト・エレジー(2018)
ヴィルレー(ギヨーム・ド・マショーによる)(2019) |
セントルイスSO
ステファヌ・ドゥネーヴ(指)
録音:2019-2022年 セントルイス、パウエル・ホール |
| NAXOSレーベルからも複数の作品がリリースされているアメリカの人気作曲家ケヴィン・プッツの管弦楽作品集。指揮者ステファヌ・ドゥネーヴ
はセントルイス響音楽監督就任記念作品「ヴィルレー」の委嘱のため、2018年に初めて電話で話をしたプッツと「ジョン・ウィリアムズ」「ビョー
ク」「バッハとモーツァルトの声楽作品」「フランス・ワイン」そしてセントルイスの街とオーケストラの素晴らしさについて意気投合したと言います。
「管弦楽のための協奏曲」もドゥネーヴとセントルイス響に献呈された作品で、2022年5月にテキサス州ユヴァルディで発生した学校銃乱射
事件から受けたショックと、アメリカの若き詩人アマンダ・ゴーマンが同事件を受けて書いた『Hymn
for the Hurting』に触発されています。
全6楽章で最初に「Hymn」が置かれ、その後は楽章ごとに管弦楽の各セクションに焦点が当てられる構成。「サイレント・ナイト・エレジー」
は、2011年に初演され同年のピューリッツァー賞を受賞したプッツ最初の歌劇「Silent
Night(きよしこの夜)」(NAXOS8.669050)の音
楽で構成され、続けて演奏される5つのセクションを通じて、歌劇のストーリーがほぼなぞられています。聴きやすくモダンな調性音楽です。 |
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DE-3621
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ミクレン・ライパン/初のソロ・アルバム
黒人霊歌(ハイフェッツ編):深い河
ボロフスキ(1872-1956):崇拝
クラレンス・キャメロン・ホワイト(1880-1960):誰も知らない私の悩み
チャイコフスキー(アウアー編):レンスキーのアリア「青春は遠く過ぎ去り」
〜歌劇「エフゲニー・オネーギン」 Op.24より
シューマン(ナイジェル・ヤンデル&ミクレン・ライパン編):献呈
〜『ミルテの花』 Op.25より No.1
クライスラー:愛の悲しみ
R・シュトラウス(ヴァーシャ・プシホダ(1900-1960)編):「ばらの騎士」のワルツ
エイミー・ビーチ(1867-1944):ロマンス Op.23
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ 第2番ト長調 M77
イーゴリ・フロロフ(1937-2013):ガーシュウィンの「ポーギーとベス」の主題による演奏会用幻想曲
Op.19 |
ミクレン・ライパン(Vn/1707年アントニオ・ストラディヴァリ製作 Charles
Castleman ex. Marquis de Champeaux)
ナイジェル・ヤンデル(P/Steinway Model
D)
録音:2025年3月23-27日
英国モンマス、ワイアストン・コンサートホール |
| パリを拠点に活躍し、国際的に注目を集めるミクレン・ライパン初のソロ・アルバム。共演には、イギリスを拠点に多岐にわたる活動を展開す
るピアニスト、ナイジェル・ヤンデルを迎えています。アメリカ、ドイツ、オーストリア、そして現在の拠点であるフランスと、国や文化を越えて活動
してきたライパン自身のこれまでのキャリアと音楽的ルーツを辿るプログラム。ハイフェッツ編曲の「深い河」やホワイトの「誰も知らない私の悩
み」といったアメリカでの幼少期に縁のある作品で始まり、欧州での研鑽を反映したシューマンの「献呈」やクライスラーの「愛の悲しみ」、現在
の拠点に結びつくラヴェルの「ヴァイオリン・ソナタ第2番」などを順に収録しており、最後は「ポーギーとベス」によるフロロフの幻想曲でクラシック
とジャズの融合を歌い上げます。録音には、エリザベート王妃音楽院から貸与された1707年製ストラディヴァリウス「Charles
Castleman」 を使用。多様な背景を持つ作品群を確かな技術で精緻に描き出した、充実のデビュー・アルバムです。 |
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DE-3622
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イシドア・カルテット〜鮮烈デビュー
ハイドン:弦楽四重奏曲 第32番ハ長調 Op.20-2
バーバー:モルト・アダージョ (弦楽四重奏曲 第1番Op.11より)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第5番変ホ長調 Op.44-3
フローレンス・プライス(サミュエル・アラヤ編):アドレーション(崇拝) |
イシドアSQ【フェニックス・アヴァロン、アドリアン・スティール
(Vn)、デヴィン・ムーア (Va)、ジョシュア・マクレンドン
(Vc)】
録音:2024年8月カナダ、バンフ・センター、ロルストン・リサイタル・ホール |
| 2022年バンフ国際弦楽四重奏コンクール優勝、2023年エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント受賞の輝かしい経歴を持ち、世界が熱
視線を送るニューヨークの気鋭イシドアSQ待望のデビュー・アルバム。「Adorations(崇拝/敬愛)」のタイトルを持つこのCDは、
弦楽四重奏という形式へのラブレターであり、人生の喜び、驚き、そして人との絆を讃えるコンセプト・アルバムです。ハイドンの才気と温かみ
に満ちた作品と、メンデルスゾーンが結婚直後の幸福の中で書き上げた輝かしい作品に加え、魂の浄化をもたらすバーバーの「アダージョ」、
アルバムの核となるプライスの「アドレーション」を収録した意欲的なプログラム。ジュリアードSQの初期のヴァイオリニスト、イシドア・
コーエンの名を冠した彼らは、同カルテットの伝説的チェリスト、ジョエル・クロスニックの薫陶を受け、「古典を新作のように、新作を古典のよう
に」アプローチする哲学を体現しています。2025年に亡くなった恩師に捧げられた本作は、卓越した技術と瑞々しい感性が融合した、新時
代の幕開けを告げる必聴盤です。 |
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DE-3624(13CD)
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ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」 |
ヴォータン…マーク・デラヴァン(Bs-Br)
ブリュンヒルデ…リーゼ・リンドストローム(S)
ジークムント…クリストファー・ヴェントリス(T)
ジークリンデ…サラ・ジャクビアク(S)
ジークフリート…ダニエル・ヨハンソン(T)
アルベリヒ…トマス・トマソン(Br)
ミーメ…ミヒャエル・ラウレンツ(T)
フリッカ…デニス・ウズン(Ms)
ダラスSO
ファビオ・ルイージ(指)
【ラインの黄金】
ローゲ…シュテファン・マルギータ(T)
フライア…ローラ・ワイルド(S)
フロー…ジェームズ・マッコークル(T)
ドンナー…ハンター・エノック(Br)
エルダ…タマラ・マンフォード(C.A)
ファーゾルト…リャン・リ(Bs)
ファーフナー…アンドリュー・ハリス(Bs)
ヴォークリンデ…ヴァレンティナ・ファルカス(S)
ヴェルグンデ…キンバリー・グラットランド・ジェームズ(Ms)
フロースヒルデ…ルネ・テータム(Ms)
【ワルキューレ】
フンディング…スティーヴン・ミリング(Bs)
ゲルヒルデ…アレクサンドラ・ルーション(S)
オルトリンデ…ミリアム・クラーク(S)
ヴォルトラウテ…デニス・ウズン(Ms)
シュヴァルトライテ…ジェニファー・ジョンソン・カノ(Ms)
ヘルムヴィーゲ…キャスリン・ヘンリー(S)
ジークルーネ…サン=リー・ピアース(Ms)
グリムゲルデ…ルネ・テータム(Ms)
ロスヴァイセ…メロディ・ウィルソン(Ms)
【ジークフリート】
ファーフナー…アンドリュー・ハリス(Bs)
エルダ…タマラ・マンフォード(C.A)
鳥の声…ヴァレンティナ・ファルカス(S)
【神々の黄昏】
グンター…ローマン・トレーケル(Br)
グートルーネ…キャスリン・ヘンリー(S)
ハーゲン…スティーヴン・ミリング(Bs)
ダラスSO合唱団
録音(全てライヴ/各幕の後に拍手入り):
ダラス、モートン・H. マイヤーソン・シンフォニー・センター
2024年5月1、4日、10月13日…ラインの黄金
2024年5月2、5日、10月15日…ワルキューレ
2024年10月5日、17日…ジークフリート
2024年10月8日、20日…神々の黄昏 |
【全曲初演から150年に、創立125年を迎えたダラスSOの歴史的偉業!ルイージとの「指環」全曲登場】
ダラスSOと音楽監督ファビオ・ルイージによる、セミ・ステージ式で行われたワーグナー「ニーベルングの指環」のライヴ録音が登場。アメ
リカのシンフォニー・オーケストラの演奏による「指環」全曲録音が発売されるのは初の快挙です。2026年は1876年のバイロイト音楽祭で
の「指環」全曲初演から150年という記念すべき節目。ルイージが「これまでに書かれた最も深く、最も複雑な音楽作品の一つ」と語るこの
壮大なオペラは、家族、愛、喪失、権力への渇望など人間性のすべてを舞台に描き出しており、「物語の全体を通して美しい音楽とテキス
トに導かれ、最後にはあなた自身が変容するでしょう」という言葉の通り、魂を揺さぶる音楽体験となる圧倒的な演奏となっています。グラ
ミー賞受賞レコーディング・プロデューサーのダーク・ソボトカによる素晴らしい録音も聴きもの。
「この録音においては、四部作をつうじて登場する主要キャストは、すべてひとりの歌手が担当している(その手法を理想とするバイロイト音楽
祭のやりかたでもある)。アメリカにおけるベテランのバリトン歌手、マーク・デラヴァンがヴォータン役を歌っており、ヨーロッパ、日本においてもさほ
ど知名度が高くないと思われるこの歌手の実力が世に知れ渡るきっかけとなるはず。ジークフリート役を歌うのは、スウェーデン出身のダニエ
ル・ヨハンソン。近年ではこの難役を驚くべきパワーとともに歌いこなすテノール歌手が数多く誕生しているが、その若々しい声は物語後半の
主役として新しい魅力を録音にもたらしています。バイロイトをはじめとする世界各地で活躍するベテラン勢には、アルベリヒ役のトマス・トマソ
ン、ブリュンヒルデ役のリーゼ・リンドストローム、ジークムント役のクリストファー・ヴェントリスなどが参加。この録音に向けて、水も漏らさぬ万全
のキャストを揃えて臨んだ制作陣の意気込みが結実しています。
まずは14時間以上をかけてひととおり聴き終えたが、原稿を書きながらもう2周目に突入しています。この物語に初めて触れたとおぼしきダラス
の聴衆の拍手と熱気もともに収録されたこの音源を聴いて、筆者もこの作品をはじめて聴いたときの興奮をあらたに思い返すことができてい
る。この2周目を聴き終えるあと10時間ほど、ほかの仕事を脇において、筆者の人生の時間はワーグナーに、この記念碑的な「指環」に費や
されることになるでしょう。ルイージに、歌手たちに、そしてこの録音を送り届けてくれたすべてのひとに感謝しつつ。」
-----広瀬大介 |
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DE-3631
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マショー(1300頃-1377):ノートルダム・ミサ曲
ヴィルレー「甘き淑女よ」
ロンドー「いかにも、わたしの目は」
モテトゥス「素晴しい希望と/なにしろ、その甘美な露では/望みをかけていたのに」
ロンドー「薔薇も、百合も、春も、新緑も」
バラード「わが全ての喜びの源たる貴婦人よ」
バラード「恋する思いは豊かにあれど」 |
シャンティクリア(声楽アンサンブル)
ティム・キーラー(指)
録音:2024年8月26-30日 サンフランシスコ、聖イグナチオ教会 |
| 中世フランスの詩人作曲家ギヨーム・ド・マショーが2027年に歿後650年を迎えるのに先立ち、シャンティクリアがその代表作『ノートルダム・
ミサ曲』と恋愛歌の数々を録音。アメリカ西海岸を代表する男声ア・カペラ合唱団であるシャンティクリアはルネサンス以前の音楽に造詣が深
く録音も多い一方、中世音楽は意外にもグレゴリオ聖歌以外あまり取り上げておらず、マショー作品への本格的な取り組みは彼らの新境地
を示すものと言ってよいでしょう。イタリアのペトラルカと並ぶ14世紀屈指の恋愛詩人でもあったマショーは、ランス大聖堂の参事会に身を置き
つつ、その類稀な言語感覚を精緻な音楽語法とかけあわせ、アルス・ノーヴァの精華ともいうべき多くの傑作を残しました。ここではカトリックの
ミサ通常文すべてを単独で作曲したものとしては現存最古となる作品『ノートルダム・ミサ曲』を筆頭に、彼の芸術性の粋が詰まった名品を
厳選。単旋律でも作曲センスが如実に表れたヴィルレー、各パートが異なる詩句を同時に歌うモテトゥス、リズムや拍子の変化を細やかに使
いこなしスリリングな展開を聴かせるバラードなどの魅力を、Timothy
McGeeやHarold Copeman、Robert
Taylorらの著書を参考に
中世音楽特有の即興技法や発音・発声を徹底追求し、シャンティクリアならではの純然たるハーモニーで堪能させてくれます。研ぎ澄まされ
ていながら温もりに満ちた男声の重なりで、異界感漂う中世の響きを堪能できる1枚です。 |
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DE-3634
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ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 |
サンディエゴSO
ラファエル・パヤーレ(指)
録音:2025年5月16-17日 USA、サンディエゴ、ジェイコブズ・ミュージック・センター(ライヴ) |
| エル・システマ出身、アバド、ドゥダメル、バレンボイムのアシスタントとして研鑽を積んだラファエル・パヤーレ。2019年から音楽監督を務めるサ
ンディエゴSOとのショスタコーヴィチは、2022年にデジタルのみでリリースされた交響曲第11番「1905年」が高い評価を得ていまし
た。またコロナ禍でコンサートが軒並み中止となる直前の2020年初頭には初来日してN響の定期に登場、その時もオール・ショスタコーヴィ
チ・プログラムを披露しています。今回Delosレーベルと新たにパートナーシップを結び、その第1弾としてリリースされる交響曲第7番「レニング
ラード」は、第二次世界大戦中の1941年、凄惨なレニングラード包囲戦の最中にショスタコーヴィチが作曲した歴史的な重みを持つ大作。
音楽監督就任以来楽団のアンサンブルを大きく進化させ、独自の響きを構築してきたパヤーレの確かな統率力が光るダイナミックな快演で
す。またほぼ2セットを必要とする金管楽器群には、こちらもパヤーレが音楽監督を務めるモントリオール響のトランペット首席ポール・メルケロ
などが参加、パワフルな演奏を聴かせます。
近年大規模な改修を終え音響が大幅に改良された「ジェイコブズ・ミュージック・センター」における初の録音で、レコーディング・プロデューサー
には『スターウォーズ』ほかジョン・ウィリアムズ作曲作品の録音などで高く評価されるショーン・マーフィーを起用。改修されたホールの色彩豊か
でダイナミックな響きの中で、オーケストラの緊密な表現力が緻密に再現されています。新たな芸術的展開を迎えた同楽団の実力を示す、
高水準のライヴ録音です。 |
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