| 品番 | 内容 | 演奏者 | 
    
      | DRAMA-001 
  | ヴィヴァルディ/ヘンデル:オペラ・ハイライト集 ヴィヴァルディ:
 1. オラトリオ「蛮族の王ホロフェルネスに勝利し凱旋するユディト」
      RV 644 - アリア 「松明と蛇で武装して」
 2. 歌劇「グリゼルダ」 RV 718 - 第2幕 アリア
      「2つの風にかき乱されて」
 3. 歌劇「オリンピアーデ」 RV 725 -シンフォニア
 4. 歌劇「オリンピアーデ」 RV 725 -第2幕「Siam
      navi all'onde algenti」
 ヘンデル:
 5. 歌劇「リナルド」 HWV 7 -第2幕「私を泣かせてください」
 6-8. 歌劇「リナルド」 HWV 7-序曲
 9. 歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ」
      HWV 17-第3幕 レチタティーヴォ「E pur cosi
      in un giorno」
 10. 歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ」
      HWV 17-第3幕 アリア「Piangero la sorte mia」
 11. 歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ」
      HWV 17-第3幕 嵐
 | ガブリエラ・ディ・ラッチオ(S) フェルナンド・コルデッラ(Cemb)
 ムジカ・アンティクァ・クリオ
 
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            | 18世紀の歌劇場では歌手たちが大活躍していました。名歌手たちは「スター」であり、現代における有名サッカー選手に匹
            敵するほどの高い報酬を受けており、オーケストラは歌手たちの引き立て役でしかありませんでした。この時代のアリアは「アジ
            リタ(細かく速いパッセージ)」が多用された「アリア・ディ・ブラヴーラ」と呼ばれる超絶技巧を駆使したものが流行、歌手たちの
            力量を測るものとしておおいにもてはやされたのです。このアルバムでは、偉大なバロックの作曲家、ヘンデルとヴィヴァルディの
            多様なプログラムにより、バロック時代の技巧的なアリアと器楽曲に光を当てます。当時人気を誇ったカストラート歌手、マリ
            アーノ・ニコローニや、ピエタ慈善院の優秀な女性音楽家たちが歌っていた曲をフィーチャーしています。演奏しているのはブ
            ラジル出身のソプラノ、ガブリエラ・ディ・ラッチオ((レーベルの主宰者であり、驚異のテクニックの持ち主)。フェルナンド・コル
            デッラ指揮によるピリオド楽器のアンサンブル・ムジカ・アンティクァ・クリオが素晴らしい伴奏をつけています。 |  | 
    
      | DRAMA-002 
  | ジュリアーニ/ソル:声楽とギターのための作品集 ジュリアーニ(1781-1829):6つのアリエッタ Op.95
 ソル(1778-1839):瞑想曲
 2の練習曲 Op.29-第17番ハ長調
 12のセギディーリャより
 第1番/第2番/第7番/第9番/第11番/第12番
 ジュリアーニ:大序曲 Op.61
 6つのカヴァティーナ Op.39
 | ガブリエラ・ディ・ラッチオ(S) ジェームズ・エイカーズ(G)
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            | アルバム・タイトルの「OMBRE AMENE」とは「良い感じの色合い」と言った意味。このアルバムでは声とギターが織
            りなす美しい響きが追求されており、ソプラノのガブリエラ・ディ・ラッチオとギタリスト、ジェームズ・エイカーズはこのアル
            バムのために18世紀の作曲家ソルとジュリアーニの作品を選択しています。18世紀までは酒場などで演奏される大
            衆的な楽器であったギターを、一躍コンサートのための芸術的な楽器に高めたスペインの作曲家フェルナンド・ソル
            と、同じ頃にイタリアで活躍したギタリスト、マウロ・ジュリアーニ。この2人は、主としてギターのための曲を書きました
            が、同時に歌の伴奏にもギターを用いています。これらの曲はあまり知られていませんが、ベートーヴェンが「ミニチュ
            ア・オーケストラ」と称したギターの音色と精緻な歌は、タイトル通りの心地良い響きをもたらしています。 |  | 
    
      | DRAMA-003 
  | ヴィラ=ロボス/トレス/ピトンベイラ/コエーリョ:ブラジルの室内楽作品集 ヴィラ=ロボス:2つのショーロ追補
 ディエルソン・トレス(1953-):トアーダとデサフィオ
 リドゥイーノ・ピトンベイラ(1962-):ジャグァリベ Op.100
 パウラ・プジェス(1983-):Toque de Caboclinhos
 ペドロ・ウフ(1977-):Suburbio
 Astoriana
 Minha Cidade
 Despretencioso
 Um dia qualquer
 Frevo do Acaso
 アドリアーノ・コエーリョ:Sandaia de Coro
 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第2番より 「カイピラの小さな汽車」(P.ブジェス&P.ウフ編)
 | パウラ・ブジェス(Vn) ペドロ・ウフ(Vc)
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            | ヴァイオリンのパウラ・ブジェスとチェロのペドロ・ウフは、通常の「クラシック音楽」のステレオ・タイプのイメージを覆すアー
            ティストです。2人ともブラジルのリオグランデ・ド・スルで生まれ、ブラジルで学業を終えたあと、アメリカで、それぞれの
            楽器で修士と博士課程を修了しました。そして母国レシフェのUFPE大学の教授として、町の文化的な生活に溶
            け込みながら、生き生きとした雰囲気と活力を取り入れ、素晴らしい音楽を奏でています。
            このCDでは、創造性やサプライズ、エネルギー溢れる音楽が彼らの解釈から溢れ出し、聴く人を巻き込んでいきま
            す。ブラジルを代表するヴィラ=ロボスを始め、ほとんど知られていない作曲家たちの作品を紹介することは彼らにとっ
            てもまたとない喜びでしょう。 |  | 
    
      | DRAMA-004 
  | 19世紀の女性作曲家によるギター音楽 エミリア・ジュリアーニ=グリエルミ(1813-1850):6つの前奏曲 Op.46-第1番
 ジュリアーニ=グリエルミ:ベッリニアーナ第3番 Op.6
 ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第2番
 アテナイス・パウリアン(1821-1895):モーツァルトの主題による変奏曲
 カタリーナ・プラッテン(1824-1895):葬送狂詩曲
 ジュリアーニ=グリエルミ:「悲しみと涙のうちに生まれて」による変奏曲
      Op.5
 ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第3番
 パウリアン:「ラ・ビオンディーナ」による変奏曲
 マルブルック幻想曲
 ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第4番
 プラッテン:エルフィン・レヴェルズ
 パウリアン:「Margin d'un Rio」による変奏曲
 ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第6番
 プラッテン:ヴェニスの謝肉祭
 | ジェイムズ・エイカーズ(G) 
 録音:2018年4月5-7日
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            | 「DRAMA MUSICA」レーベルの新しいコレクション「DONNE(ドンネ)」は、魅惑の女性作曲家の世界をご案
            内いたします。第1弾は19世紀の知られざる3人の女性作曲家、エミリア・ジュリアーニ、アテナイス・パウリアン、そし
            てカタリーナ・プラッテンの作品集です。歴史の中でもともと少数派のギター音楽において、彼女たちは女性であると
            いうだけで男性優位の世界で苦労を味わったたけではなく、歴史の中で顧みられず、ごくまれに「例外的な存在」と
            して参照されるのみでした。その作品もほとんど演奏されることはありませんでしたが、今回、スコットランドの王立音
            楽院にて、ピリオド楽器の演奏技術を教える名手ジェイムズ・エイカーズが彼女たちの作品を取り上げ、素晴らしい
            演奏で紹介しています。 |  | 
    
      | DRAMA-005 
  | ブラジルとイタリアの女性作曲家たち 1.ジョヴァンナ・ダグラス・スコッティ(1889-1969):6つの抒情詩
      - 第2曲 セレナータ
 2.エリザベッタ・オッドーネ(1878-1972):Capelli
      d'oro
 3.ジュリア・レチリ(1890-1972):Il pastore
      canta
 4.レチリ:Cardellina
 5.レチリ:ニコレッタの夢
 6.ダグラス・スコッティ:6つの抒情詩
      - 第5曲
      パッショナーレ
 7.ジェニ・サデーロ(1886-1961):ヴェネツィアのゴンドラ漕ぎ
 8.レチリ:Sul fiume
 9.レチリ:La Culla
 10.バルバラ・ジュランナ(1899-1998):ソトルネッロ
 11.シキーニャ・ゴンザーガ(1847-1935):ターチ!
 12.ゴンザーガ:Roda Ioio
 13.ディノーラ・デ・カルバーリョ(1905-1980):パウ・ピア
 14.エステル・スクリアル(1926-1978):
 Novos Cantares
 15.スクリアル:モディーニャ 第1番
 16.スクリアル:モディーニャ 第2番
 17.ゴンザーガ:ガウチョ
 18.ゴンザーガ:ルア・ブランカ
 19.カタリーナ・ドメンニーチ(1965-):Healing
 20.ドメンニーチ:Marielle Presente
 | スージー・ゲオルギアディス(S) アンジョリーナ・センサーレ(P)
 世界初録音…1.3-.6.8-11.13-16.19.20
 
 録音:2018年4月27-28日
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            | イタリア文化は、19世紀のブラジル音楽界にも大きな影響を与えました。伝統的なイタリアの歌だけでなくイタリア文
            化そのものをブラジルの多様な音楽スタイルに融合させたのです。ブラジル出身のソプラノ、スージー・ゲオルギアディ
            スと、ピアニスト、アンジョリーナ・センサーレは、歴史的考察を踏まえた豊かな色彩、多様な音楽性に富んだプログラ
            ムで、母国の女性作曲家たちへオマージュを捧げます。アルバムには、19世紀に活躍した女性作曲家たちの世界
            初録音とともに、現代作曲家カタリーナ・ドメンニーチによる魅力的な新録音が収録されています。ゲオルギアディス
            は、ブラジル出身のソプラノ。ギリシャ人の父とドイツ人の母の間に生まれ、この特異な文化のるつぼのような環境が
            彼女の音楽への幅広い興味をもたらしました。 |  |