湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



ELOQUENTIA
(フランス)




※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
EL-0502
テレマン:5声のソナタ TWV 44:11,
 ソナタ TWV 43:F1,協奏曲 TWV 43:G5,
 協奏曲 TWV 43:A4,協奏曲 TWV 43:d2,
 5声のソナタ TWV 44:32、
ファッシュ
:4声のソナタ
アルモニ・ユニヴェルセル〔フロリアン・ドイター(Vn),モニカ・ワイスマン(Vn),デヴィッド・グリッドン(Va),デイドル・ドーリング(Va),ピエール・オーギュスタン・レイ(Vc),フィリップ・グリスヴァード(Cemb)〕
アルモニ・ユニヴェルセル Harmonie Universelleは2003年結成のまだ若い古楽団体。17、18世紀の室内楽をレパートリーとしています。リーダーのドイツ人ヴァイオリニスト、フロリアン・ドイターは、古楽ファンにはムジカ・アンティクワ・ケルンのリーダーとして知られているでしょう。 彼は他にもレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルやシャペル・ロワイヤルなどで活躍した古楽ヴァイオリニストの中でも屈指の名手。その彼の元に集まったのは、アルゼンチンのヴァイオリニスト、モニカ・ワイスマン、カナダのヴィオリストデヴィッド・グリッドン,フランス人チェリスト、ピエール・オーギュスタン・レイといった人たち。活気に溢れた演奏を繰り広げています。
EL-0504
バーンスタイン:2つの愛の歌、
コープランド
:エミリー・ディキンソンの12の詩、ジェイク・ヘギー:深い欲求〜賞賛された4つの劇的な歌
ジョイス・ディドナート(Ms)
フランセス・シェリー(Fl)、
デイヴィッド・ゾーベル(P)
ロッシーニのオペラでなどで大活躍中のジョイス・ディドナート。彼女は、柔らかく深い声のメゾ・ソプラノ。アメリカの若手作曲家ヘギーの歌曲はこれまでもスーザン・グラハム、ドーン・アップショウ、などによって 広く歌われていますが、ジョイス・ディドナートの爽やかな歌い方はなんとも気持ちがよい。また、バーンスタインやコープランドの作品も彼女のストレートな表現がいきいきと軽快に仕上げています。 
EL-0505
ペルゴレージ:スターバト・マーテル,
 サルヴェ・レジーナ、
ポルポラ:サルヴェ・レジーナ
マリア・グラツィア・スキアーヴォ(S)、
ステファニー・ドゥストラック(Ms)、
アントーニオ・フローリオ(指)
ラ・カッペッラ・デ・トゥルキーニ
名作ペルゴレージのスターバト・マーテルには数多くの名盤がひしめいておりますが、この新録音は一つの頂点を極めたものと断言してよいでしょう。南イタリアはバーリ生まれのフローリオが生み出す音楽は、まさに南イタリア!強い日差し、青い空、さらっとした空気。白い漆喰の建物がならぶ南イタリアの町並みが浮かんでくるような演奏からは、作品の本質に根差している南イタリア気質がはっきりと見て取れて、気持ちよくなります。英仏独の演奏とはまるで違った新鮮な美感に満ちた演奏、聞く価値大です。これも南イタリアのソプラノ、マリア・グラツィア・スキアーヴォの抜けるように美しいソプラノ、ミンコフスキが来日した時の「フィガロの結婚」でケルビーノを歌って評判となったステファニー・ドゥストラックのメッゾと、ソリストも万全。ポルポラ、ペルゴレージそれぞれのサルヴェ・レジーナも名作名演!!  (Ki)
EL-0606
パッヘルベル:カノンとジーグ、音楽の喜び第4番ホ短調、音楽の喜び第1番ヘ長調、Partie4声ト長調、音楽の喜び第2番ハ短調、音楽の喜び第5番ハ長調、Partie4声嬰へ短調、音楽の喜び第6番変ロ長調、音楽の喜び第3番変ホ長調、Partie5 声 ト長調 アルモニー・ウニヴェルセル〔フロリアン・ドイター(指、Vn)、モニカ・ヴァイスマン、デイヴィッド・グリドゥン(Vn&Vl)、ディアドル・ダウリング(Va) ディミトリ・ディヒター(Vc)、デイン・ロバーツ(コントラ・ヴァイオリン、ヴィオローネ)、ミカエル・デュッカー(リュート、テオルボ)、フィリップ・グリスヴァード(Cem & Org)〕
パッヘルベルというと、一曲目の「カノンとジーグ」ばかりが有名になりすぎていますが、17世紀南ドイツのきわめて重要な作曲家で、彼がいなかったらJ.S. バッハの作品も少し違った方向にいったかもしれない、といえるくらいに重要な作曲家です。パッヘルベルの貴重な作品集です。パッヘルベルが生きていた当時の作曲家の仕事には、オリジナリティよりもむしろ、依頼主の要求(教会であれ宮廷であれ)に見合った音楽をいち早くつくることが求められていた時代でした。しかし、室内楽となると話は別でした。パッヘルベルの作品は、ビーバーの室内楽作品にくらべて、演奏上の技巧的な華やかさはあまりありませんが、そのシンプルながらも美しい旋律の絡み合いは、聴くものを魅了してやみません。録音も秀逸。一音一音がきわめて鮮やかで研ぎ澄まされていながら、ふくよかな仕上がり。 
EL-0607
ギヨーム・ド・マショー:L'amoureus Tourment
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):Loyaute que point de delay
不詳(15世紀):De cuer je soupire
不詳(13世紀のトルヴェール):Lai de la Pastourelle
ジャン・ド・レスキュレル(?-1304):Comment que par l'eloignance
ギヨーム・ド・マショー:Ay mi
マルク・モヨン(歌)
ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィ(ヴィエール)
ピエール・アモン(笛、タンブール、バブパイプ、ディレクター)
EL-0711
ルクレール:2つのヴァイオリンのための6つのソナタ(op.3) アルモニー・ウニベルセル[フロリアン・ドイター(VnI)、モニカ・ヴァイスマン(VnII)]
ルクレールの作品は、SP時代の往年のヴァイオリンの巨匠たちが好んでとりあげた時期もありましたが、その後の古楽復興運動ではなぜかあまり注目されませんでした。ルクレールの素晴らしさをあらためて広く知っていただきたい、という強い思いから、この録音が誕生致しました。刺激的なパッセージ、重音の連続、丁々発止のアンサンブルが展開されています。  (Ki)
EL-0814
ドビュッシー:映像
前奏曲集第2集(全12曲)、
「燃える炭に照らされた夕べ」(遺作・1917)、
映像第1集(全3曲)、
映像第2集(全3曲)
デニス・パスカル(P)

録音:2007年12月
デニス・パスカルは、ジャック・ルビエ、レオン・フライシャーらと同時期にパリ国立高等音楽院で学んだピアニスト。シュタルケルの伴奏者としても活躍し、リスト、そして後期ロマン派、印象派を得意としています。「燃える炭に照らされた夕べ」は2001年に発見されたドビュッシーの遺作。前奏曲集のいくつかの作品に類似した雰囲気をもちつつ、深く落ち着いた色彩が魅力です。   (Ki)
EL-0815(2CD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ短調 RV.Anh.10
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲変ロ長調 RV.381
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 RV.220
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ヘ長調 RV.291
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ハ長調 RV.175
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲イ短調 RV.355
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲イ長調 RV.338
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ホ短調 RV.274
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ハ長調 RV.176
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ホ短調 RV.275
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲変ロ長調 RV.377
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ヘ長調 RV Anh.130
フロリアン・ドイター(Vn)
アルモニー・ウニヴェルセル

録音:2007年10月、西部ドイツ放送室内楽ホール、ケルン、ドイツ
ヴィヴァルディは、ソロの楽器と管弦楽のための「協奏曲」というジャンルを確立させ、発展させたことで知られています。しかし、彼の若いころの「協奏曲」ジャンルは未だ多くの謎に包まれたままです。ここに収められているのは、未出版の資料に含まれる、初期の協奏曲のほぼ全てがここに網羅されています。今まで全く存在すら知られていなかったもの、また、世界初録音のものも多く含まれています。まず驚かされるのが滴るように美しい弦の音色。たとえばマン・レイの写真などを観るとき、私たちはその美しさに思わずはっと息をのみますが、まさにそんな感じの美しさ。もちろん音色だけでなく、音楽も極めて美しい。「ヴィヴァルディはどれも同じような感じの曲ばかりで」という方に是非聴いてみていただきたい充実した作品ばかりです。   (Ki)
EL-0916
テレマン:神よあなたの審判を
ヘンデル:主はわが主に仰せられる
ピエール・カオ(指)アルシス・ブルゴーニュ、
アルモニー・ウニヴェルセル

録音:2008年10月
テレマンとヘンデル、18世紀に大活躍した巨匠二人の宗教作品集。ピエール・カオが、美しく澄み切った歌声を歌い手から引き出し、作品の美しさとやさしさを際立たせています。 (Ki)
EL-0917
ハイドン:ヴァイオリンと弦楽器のための協奏曲ト長調HobVIIa:4、チェロ協奏曲第1番ハ長調HobVIIb:1
レオポルト・ホフマン(1738-1793):フルート協奏曲ニ長調BadlyD1
ル・セルクル・ドゥ・ラルモニー〔ジュリアン・シャヴァン(Vn、指)、
酒井淳(Vc、指)、
アレクシス・コッセンコ(Fl、指)ほか〕

録音:2008年9月
2005年に結成されたアンサンブルで、18世紀以降の作品を中心に演奏するル・セルクル・ドゥ・ラルモニーによるピチピチとした1枚。ヴァイオリン協奏曲での颯爽としたシャヴァンの音色、チェロ協奏曲の酒井淳の若さ溢れるチェロには好感がもてます。ホフマンは、生粋のウィーン人作曲家で、1772年から1793年まではシュテファン教会の楽長を務めており、教会音楽の作曲家として人もうらやむような地位を築いていました。フルート協奏曲は13曲のこされており、当時のフィレンツェのフルートの名手、フロランテ・アゴスティネッリのために書かれたといわれています。ホフマンの他の協奏曲に比べて規模、編成ともに大きめな作品となっています。コッセンコが見事に歌い上げます。アンサンブルのピチピチとした音色がそのまま見事に鮮やかにとらえられた、好録音。  (Ki)
EL-0918(2CD)
マショー:Le Remede de Fortune(応急処置)
もはや何の喜びも持たない者が(Qui n’aroit autre deport)
朝笑うものが夜に泣く(Tieus rit au main qui au soir pleure)
王の歌「恋に落ちる多くのものが喜びを見出す」(Joye, plaisanve, et douce nourreture)
BALLADELLE「恋を
する者は甘く」(En amer a douce vie)
バラード「私の喜びの泉よ」(Dame de qui toute ma joie vient)
シャンソン・バラード「ああ、あなたに約束なしで」(Dame a vous sans retollir)
ロンドル「私の喜びの泉よ」(Dame de qui toute majoie vient)
マルク・マウイヨン(声) 
ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィ(声、ビウエラ) 
アンジェリク・マウイヨン(ゴシック・ハープ)
ピエール・アモン(笛、打楽器) 
セルジュ・グビオー、
エマヌエル・ヴィストルキー(声)
録音:2008 年11 月
マショーの詩の美しい語り、そしてそれを彩る古の楽器の音色を堪能。中世にひとっとびできるアルバムの登場。 ギョーム・ド・マショーは、偉大なる作曲家であり、偉大なる詩人でした。マショーの詩は、たとえば15 世紀に生きた詩人チョーサーにも影響を与 えています。マショーは、幅広いスタイルで作曲をし、夥しい数の作品を残しており、アルス・ノーヴァの一人者としても歴史に名を残しています。モテッ トと世俗音楽の発展に大いなる功績を残しています。この作品には、詩人であり歌い手である男性と、彼が愛する美しき女性が登場します。ある日、男性は女性に向かって、自身が書いた愛の歌を朗誦 します。すると女性は「この詩は素晴らしいけれども、本当にあなたが書いたのですか?」と問います。もしこの問いに男性が「yes」と答えると、それ は当時の宮廷の恋のルールに反します、とはいえ、男性はうそをつくこともできず、男性はその場から逃げ去ってしまいます。逃げ込んだ場所は庭。そ こには「希望」の女神がいて、男性はこの女神に励まされ、助けられ、女性の前に戻り、無事思いを伝え、気持ちを通じ合わせることに成功する、と いう内容です。 (Ki)
EL-0919
1700年代のナポリの歌曲集
ニッコロ・グリッロ:ある日あわれなレンズッロは目が覚め
ジュゼッペ・デ・マホ(1697-1771):魚が新しいとき
ニコラ・ウゴリーノ(17-18世紀):独奏リュートとヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調
レオナルド・レオ(169401744):2声,2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシチリアーノトラヴェルソと弦楽器のための協奏曲 ト長調
ジュゼッペ・デ・マホ:この太陽が私のものにならないならば
ニコロ・グリッロ:私のこころのさくらんぼ
ニコラ・フィオレンツァ:シンフォニア
マホ:農夫は
アントニオ・フローリオ(指)
カペッラ・デッラ・ピエータ・デイ・トゥルキーニ〔ピノ・デ・ヴィットリオ(T)、アレッサンドロ・チッコリーニ(Vn)、トマゾ・ロッシ(トラヴェルソ)、ウゴ・ディ・ジョヴァンニ(Lute)〕

録音:2008年12月
1700年代のナポリで生み出された音楽集。ナポリの音楽史は、情報が整理されておらず、不明な点が多いままです。ナポリ音楽に息づく民衆の息遣いまでをも見事に再現した1枚。 (Ki)
EL-0920
ラモー:コンセールによるクラヴサン作品集(1741)
第1、2、3、4、5コンセール
ノエル・スピート(クラヴサン)

※使用楽器:1983年エミール・ジョビンによる、フレンチ・ダブル・マニュアル(1749年Goujonモデル))
録音:2009年4月
名手スピートによるラモーの新録音の登場。ケネス・ギルバートやレオンハルトらのもとで学びましたが、彼女は独自の見識と研究、経験に裏打ちされた演奏で孤高の地位を保っています。特にフランスものの演奏では評価が高いので、このラモーはうれしい新録音です。
=スピートのライナーより抄訳〜この「コンセールによるクラヴサン作品集」は、3つの楽器のためのスコアが存在しているが、これら3つのうち2つは省略されうる。これらはソロのチェンバロのための作品集でもあるということだ。当時の広告(1750年頃)に、“本日のおすすめはラモー作、チェンバロのためのコンセール作品集です。これは、ヴァイオリン、フルート、ヴィオラなどの伴奏を伴って演奏することもできます”という興味深い一文があるので、引用しておく。=


EL-1021(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) ルイジ・ピオヴァーノ(Vc)
※使用楽器:マッテオ・ゴフリラー(1720頃)、6番のみ5弦ウィリアム・フォスターV(1795年))

録音:2008年8月
※音声による解説(ブックレット朗読/ドイツ語・フランス語)トラックも含まれています。
日本にもしばしば来日しているチェリスト、ピオヴァーノによるバッハ無伴奏の全曲。第1番のプレリュードはどこまでもさわやか、5番のプレリュードも、ハ短調という調性の荘重さはまといつつも、豊かな音色につつみこまれるようです。どの曲も音楽の運びが実に自然で、聴いていると身体の中を爽やかな風が吹き抜けていくよう。第6番では5弦のウィリアム・フォスターVを用いており、音色の違いもたのしめます。 (Ki)
EL-1022(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」(2部版) ジュリア・ドイル(S)
マーティーン・グリムソン(S)
ロビン・ブレイズ(CT)
ジェイムズ・オクスリー(T)
ピーター・ハーヴェイ(Bs)
ステファン・マクラウド(Bs)
ピエール・カオ(指)
コンチェルト・ケルン,アルシス・ブルゴーニュ

録音:2009年10月,ルクセンブルグ,パリ,ディジョン(ライヴ)
今や古楽界を代表する合唱団、ピエール・カオ率いるアルシス・ブルゴーニュと、古楽オーケストラの雄コンチェルト・ケルンが組んで、ヘンデルの傑作「エジプトのイスラエル人」を録音しました。「エジプトのイスラエル人」は、1739年に初演された壮大なオラトリオ。旧約聖書の「出エジプト記」に題材をとった劇的な内容にヘンデルの雄輝な音楽が生きています。ベルギー人カオは、ドイツ風のゴツゴツしたヘンデルでも、英国風のノーブルなヘンデルでもない、透明で柔らかく、必要とあらばビシッと力が入るヘンデルを生み出しています。合唱が大きく活躍する作品ですので、アルシス・ブルゴーニュの優秀なアンサンブルは見事で、またコンチェルト・ケルンも紅海横断の場面など、非常に熱の入った音楽でカオに応えています。歌手は、カウンターテノールのブレイズやバスのマクラウドのように日本でもおなじみの人たちに加え、ランカスター出身で今英国の古楽ソプラノの逸材として引っ張りだこのドイル、オーストラリア出身の若く優れたソプラノ、グリムソン、さらにガーディナーが重用する二人の歌手、英国のテノールのオクスリーとバスのハーヴェイと、優れた歌手を揃えています。録音の多い「エジプトのイスラエル人」のなかでも、卓越した演奏に仕上がっています。なお、再演時の2部の版を用いています。 (Ki)

EL-1125
バッハ:フーガの技法(ヴィオラ・ダ・ガンバ四重奏による) SITFAST(ヴィオール・コンソート)
酒井淳、
イサベル・サン=イヴ、
トマ・ドゥ・ピエルフ、ジョス・チートハム
ヴィオラ・ダ・ガンバ特有の、肌にぴたりと吸いつくような音色で聴く、フーガの技法。ヴィオラ・ダ・ガンバによるフーガの技法といえば、フレットワークの名盤がありますが、あちらは6重奏。こちらの盤は4重奏によるフーガの技法です。冒頭の主題提示から、ヴィオラ・ダ・ガンバのなめらかで吸いつくような音色が鮮烈に耳に響きます。バッハが腕によりをかけて書いたフーガの緻密建築作品を、4人の奏者がしっとりと見事に空間に描いていきます。SITFASTのFASTは、スピードとは何の関係もない言葉。「しっかりと座りなさい」、ひいては「油断するな」、「心してかかれ」、といったような意味のアンサンブルです。メンバーの酒井はルセ率いるレ・タラン・リリクでも研鑽を積んだ75年生まれの奏者。チートハムはラ・フォル・ジュルネ音楽祭にも来日、PARADIZOレーベルからリリースもある実力派。個性豊かなメンバーによる魅惑の音色のアンサンブルをたっぷりと味わいながら聴きたい1枚です。 (Ki)
EL-1126
一番目のカリレーン
クーラント《愛しい泥棒ちゃん、なぜ君はそんなにおとなしいの?》
ブラヴァーデ
夜更けに人は何をする?
許しておくれ
ああ眠りよ,ああ甘き眠りよ
さあ、もう一度来て
二番目のカリレー
気狂いシメン/美しき娘ダフネ
道化師/三番目のカリレーン
イギリスのナイチンゲール/哀歌
ヨハネッテ・ゾマー(歌)
ルイス・ベドゥスキ(リコーダー&指)
アンサンブル・アルモニア・エ・インヴェンツィオーネ
エマニュエル・ギグ、
アンドレアス・リノス、パスカル・クレマン、
クレア・ゴビヤール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マティウ・デュプイ(ヴァージナル)
ジョヴァンニ・ペッシ(ハープ)
ヤコブ・ファン・エイク(1590‐1657)は盲目の貴族で、科学者であるとともにユトレヒトの聖ヤン教会カリヨン奏者。エイクは教会の中庭でリコーダーの即興演奏しては市民を愉しませていましたが、その演奏を誰かが聴き取り書き起こしたのものが《笛の楽園》です。この曲集は、カルヴァン派の詩篇歌、舞曲、当時の流行歌や卑猥な歌などを主題としたディミニューション(装飾的変奏曲)集で、これまでリコーダー奏者たちは様々なアイデアを凝らして、いまや失われてしまった即興芸術の世界に挑戦してきました。ブラジル生まれでバーゼル・スコラ・カントゥルムで学んだベドゥスキがこのCDで新たに提示している試みは、変奏の主題となった元歌とエイクのディミニューションを重ねて演奏してみる!という思わず快哉を叫びたくなるアイデア。当時の「コンソート・ソング」の慣習に従い、無伴奏ではなくガンバ・コンソートを伴奏に起用しています。元歌の多くはウィリアム・ロウズ、ダウランド、ロバート・ジョーンズ等イギリスの作曲家たちによる名旋律ですが、オリジナルの英語歌詞ではなくエイクが触発されたオランダ語歌詞版で歌わせるというこだわりよう。オランダ古楽界の名花ヨハネッテ・ゾマーもまさにこの企画にぴったりです。エイクの世界に迫ろうというペドゥスキの情熱、知性、才気が横溢した必聴のアルバムと言えるでしょう。 (Ki)
EL-1127
カルミナ・ブラーナ(中世版〜ルネ・クレマンシック校訂の現代譜に基づく) エマニュエル・ボナルド(指)
アンサンブル・オブシディエンヌ

録音:2010年8月
カルミナ・ブラーナといえばオルフですが、オルフはこの中世に生まれたカルミナ・ブラーナ(中世の吟遊詩人らによって書かれた詩の集大成、節をつけてうたわれ、通常楽器伴奏も伴う)に衝撃を受けて作品を書きました。中世の詩人たちによって書かれた詩には、ワインのこと、恋のこと、ちょっぴりの宗教性を感じさせるもの、ちょっぴりいやらしい性的なものなど実に様々な内容のものが含まれます。ジョングルール(吟遊詩人)の集まりであると名乗るこのアンサンブル・オブシディエンヌは、カルミナ・ブラーナのエッセンスともいえる名曲をセレクト、伴奏の楽器も当時の楽器にちかいものを採用、男声女声の設定も作品の内容や雰囲気にあわせて為されています。実に様々な内容の歌たちを、鮮やかによみがえらせて聴かせます。 (Ki)
EL-1128
無伴奏合唱の至芸
ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの3つの歌(1908)
モーリス・オアナ:ルイズ・ラベのトンボー(墓)(1990)
ヤッコ・マンティヤルビ:4つのシェイクスピアの歌(1984)
ヴォーン・ウィリアムズ:3つのシェイクスピアの歌(1951)
プーランク:カンタータ「ある雪の夜」(1944)
フィリップ・エルサン:アイヒェンドルフの3つの詩(委嘱作品、2008)
ライモンド・シュロイェン:アイヒェンドルフ歌曲
ラウタヴァーラ:言葉の遊戯
レイモンド・マレイ・シェーファー:Felix’sgirls
マシュー・ロマンド(指)
アンサンブル・ヴォーカル・エデ

録音:2009年12月
アンサンブル・ヴォーカル・エデは、フランスのヴォーカル・アンサンブル。5世紀以前から、今日生みだされる新しい合唱作品の有名無名を問わず、クオリティの高い演奏を目指す団体です。16名から32名まで、レパートリーによって変幻自在にメンバー構成を変えるこのアンサンブル、ここでは総勢19名(ソプラノ4名、アルト5名、テノール5名、バス5名)が素晴らしい合唱を聴かせてくれています。第二次世界大戦中の最後の冬に書かれたプーランクのカンタータは、作曲当時のプーランクが抱いていた不安、悲しみ、そして希望の入り混じった作品です。ラウタヴァーラの「言葉の遊戯」も、抜群のアンサンブルで聴き手に一気呵成にたたみかけるように聴かせます。ドビュッシー唯一の無伴奏合唱作品は、1909年4月9日にパリで初演されるや大人気となった作品。オアナの作品の詩人(ルイズ・ラベ)は12−3世紀のリヨンに生きました。音と言葉に対する鋭い感覚が魅力の詩を、オアナが12の声の無伴奏合唱に仕立てました。エルサンの作品は、アンサンブル・ヴォーカル・エデの委嘱作品でもあり、無伴奏合唱の魅力に満ちています。エルサンが付曲したのはアイヒェンドルフの詩。アイヒェンドルフはシューマン、ブラームス、メンデルスゾーン、R.シュトラウスら、様々な作曲家にインスピレーションを与えてきました。このエルサンの作品は、幻想的な雰囲気に満ちています。シェーファーはカナダの作曲家。Felixとは、カナダに移住したポーランド系ユダヤ人。それぞれの曲は一人一人の女性のことを描いています。無伴奏合唱グループといえばフランスの人気グループ・アクサンチュスがいますが、このグループはやや小ぶりの編成となっており、より親密な雰囲気が漂います。 (Ki)
EL-1129
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲変ホ長調op.100D929
ヴァイオリン、チェロとピアノのためのアダージョ「ノットゥルノ」
トリオ・ラティチュード41
〔リヴィア・ソン(Vn)、ルイジ・ピオヴァーノ(Vc)、ベルナデーネ・ブラーハ(P)〕

録音:2010年9月
ローマ・サンタ・チェチーリア管(ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団)の首席チェロ奏者、ピオヴァーノが2009年に設立したピアノ・トリオのグループ。アンサンブルの名前は、初めてコンサートを開いた地、ニューヨーク近郊のロードアイランドと、ピオヴァーノが住んでいるローマの地がどちらも北緯41度であることに由来します。「ノットゥルノ」でみせる旋律の歌わせ方の美しさは見事。もちろんop.100のトリオも実に活き活きと聴かせます。 (Ki)
EL-1130
リスト:ピアノ小品曲集
「踊り」(「ナポリのタランテラ」)
葬送/「無調のバガテル」
「水上を歩くパオラの聖フランチェスコ」
「コンソレーション」(全6曲)
「オーベルマンの谷」/愛の夢第3番
ハンガリー狂詩曲第2番
ギヨーム・コッポラ(P)

録音:2011年10月
「フランツ・リストはロマン派のキーパーソンだ。私のもくろみは、音楽によって彼の人物像を引きだすことにあった」。今回のCDに関するインタビューで、こう語り始めたコッポラ。リストの人物像を探ることをテーマに、コッポラ自ら選曲を行いました。コッポラの卓越したテクニックによって表現される超絶技巧の数々はまさに圧巻の一言。思想に精通し、同時代の哲学者達に影響を受けていたリストの作品には、当時の社会から受けた様々なインスピレーションの軌跡が残されています。同インタビューにて、コッポラは「彼が様々なソースから得たインスピレーションを通して、リストの豊かさと複雑さを引き出したかった」と語っています。リストの人物像を明らかにすることに果敢に取り組んできたコッポラが、今回はどのようなリスト像を描き出しているのか…必聴です! (Ki)
EL-1131(2CD)
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
CD1:6つのヴァイオリン・ソナタより
第1番ロ短調BWV1014
第2番イ長調 BWV1015
第3番ホ長調BWV1016
第4番ハ短調BWV1017

CD2:6つのヴァイオリン・ソナタより
第5番ヘ短調BWV1018
第6番BWV1019
ヴァイオリン・ソナタホ短調BWV1023
ヴァイオリン・ソナタト長調BWV1021
フロリアン・ドイター(Vn)、
フィリップ・グリスヴァード(Cemb)
バラージュ・マーテー(バロックVc)

録音:2008年9月、ドイツ放送カンマームジークザール
古楽界を牽引してきた稀代の名手、フロリアン・ドイターによるヴァイオリン・ソナタ集。ドイターといえばムジカ・アンティクア・ケルンのリーダーとしての姿が馴染み深いですが、コープマン率いるアムステルダム・バロックオーケストラや、ミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルなどにおいても幅広く活躍している屈指の名ヴァイオリニストでもあります。グリスヴァードは、これまでにもドイターと共演した経験があるチェンバロ奏者。今回収録された曲は比較的チェンバロの存在感が強いですが、ドイターがモダン楽器を使っていることもあり、ヴァイオリンの存在もしっかり感じられる演奏といえましょう。安定したアンサンブルとドイターの柔らかくも芯のある音色を堪能できる豪華2枚組のおすすめ盤です! (Ki)

EL-1233
室内楽編成によるマーラーの歌曲
マーラー
:亡き子を偲ぶ歌(ライナー・リーンによる小オーケストラ伴奏版)
四重奏曲の断片*
さすらう若人の歌(シェーンベルクによる小オーケストラ伴奏版)
ブゾーニ:悲歌的子守歌―母の棺に寄せる男の子守歌(エルヴィン・シュタインによる小オーケストラ編)
ルイジ・ピオヴァーノ(Vc*、指)
ムジチ・アウレイ
サラ・ミンガルド(C.A)
グラツィア・ライモンディ(Vn)、
シルヴィオ・ディ・ロッコ(Va)、
オラフ・ラネリ(P)

録音:2011年7月、テアトロ・フェデーレ・フェナリーリ・ディ・ランチャーノ
マーラーとレーガーの濃密な世界を、ミンガルドの豊かな歌声と、しばしば来日もあるチェリスト、ピオヴァーノ率いるムジチ・アウレイの演奏で堪能 する1枚。
1876年頃、マーラーが16歳の頃に作曲されたとされるピアノ四重奏曲は、1875年に弟エルンストが13歳で亡くなったことへの悲しみが込められ ているとされる作品。エルンストは、グスタフが特に可愛がっていた弟だっただけに、その悲しみは想像を絶するものがあります。ピアノ四重奏という伝統 的な編成をとっていながら、苦しみと情熱に彩られた、すでにマーラーの個性に満ちた秀作です。
新ウィーン楽派の面々が1918年に設立した「私的演奏協会」(3年ほどしか存続しませんでした)は、当時の作品をより広い聴衆に聴いてもらうために、 様々な作品を小編成に編み直した活動でも知られています。「さすらう若人の歌」は、マーラーを崇拝していたシェーンベルクによって編曲されたもの。原 曲のもつ抒情やドラマティックな面がより際立つような、凝縮感のある編曲となっています。「亡き子をしのぶ歌」は、ライナー・リーンの編曲によるもの。 未完に終わったシェーンベルクによる「大地の歌」の編曲を完成させたのもライナー・リーンです。「亡き子をしのぶ歌」の詩を書いたリュッケルトが失っ た息子もエルンストといい、この詩に曲を書く時のマーラーの深層心理には、自分の弟エルンストが亡くなった時の父への共感が強くあったとされています。
1909年に作曲されたブゾーニの子守歌は、亡き母の思い出に捧げられた作品。ブゾーニは始めこの作品をピアノのために書き、その後管弦楽作品に 仕立てました。その管弦楽版からの編曲です。沈静な中での夢見るような旋律が何とも言えない物悲しさを醸し出しています。この作品の編曲を手掛けた のはエルヴィン・シュタイン。「私的演奏協会」の主要メンバーであり、シェーンベルクの助手も務めた人物でした。このブゾーニ作品の初演指揮者はほか ならぬマーラーであり、この演奏会がマーラーにとって最後の演奏会となりました。 歴史的にも濃密にからみあうこれらの作品を、ピオヴァーノ率いるムジチ・アウレイの濃密な薫り漂うアンサンブルと、ミンガルドの歌唱で堪能できる貴 重な一枚です。 (Ki)
EL-1234
バッハ:トッカータ集
(1)ニ長調 BWV.912/(2)ニ短調 BWV.913
(3)ト長調 BWV.916/(4)ハ短調 BWV.91
(5)ト短調 BWV.915/(6)ホ短調 BWV.914
(7)嬰ヘ短調 BWV.910
ノエル・スピート(クラヴサン)
【使用楽器:(1)(2)(5)(7)エミール・ジョビン1995年製J.C.フライシャーモデル(1710年、ハンブルグ)、(3)(4)(6)エミール・ジョビン1983年製J.C.グジョンモデル(1749年、パリ)】

録音:2011年9月、アミリー(フランス)
フランスが誇る世界的クラヴサン奏者ノエル・スピート女史によるJ.S.バッハのトッカータ作品集。ELOQUENTIAレーベルからは、ラモーの「コンセー ルによるクラヴサン作品集」を演奏した話題のアルバム(EL 0920)に引き続く2枚目のリリースとなります。近年はクープラン、ラモーなど得意のフラ ンスものの録音が専らの話題となっていたスピートですが、意外にも大家J.S.バッハの作品を収録したのは本アルバムが初めて。ニ長調やト長調のトッカー タは比較的アップテンポですっきりと弾いていく一方、ニ短調やハ短調では適度な緩急の表現を交えつつ、落ち着いた演奏を聴かせてくれます。速いパッセー ジでも曇ることのない煌びやかな音の粒と、重みのある低音の響きが耳に心地よく、安心して聴き入ることが出来る演奏といえましょう。
ノエル・スピートはチェンバロをK.ギルバート、G.レオンハルトらに師事し、1977年のパリ国際チェンバロコンクール優勝を経て、世界各地で今広く 活躍するフランスの名手。2006年には近江楽堂で来日公演も行い、注目を集めました。フランス・バロックを得意のレパートリーとするスピートですが、 その卓越した演奏技術と表現力は今回も健在。エミール・ジョビンによる複製クラヴサンの煌びやかな音色も必聴です。 (Ki)
EL-1235
ガラッチーノ〜16世紀から18世紀のタランテッラ、シャンソンとヴィラネル ナポリ・アンサンブル

録音:2011年7月サンタンナ・デイ・ロンバルディ聖堂、イタリア
このアルバムは16〜18世紀のナポリ音楽の概要を示した内容で、この時代の演奏に深い知識を持つナポリ・アンサンブルが巧みに聴かせてくれます。 アルバムタイトルともなっている「ガラッチーノ」は魚の恋の色恋沙汰から海の大戦争に発展するというナポリの伝承曲です。 (Ki)
EL-1236
グラナドス:演奏会用アレグロ
スペイン舞曲集(全曲)op.37
ギヨーム・コッポラ(P)

録音:2012年6月、ドビュッシー・ホール(ジョワニー、フランス)
リストの小品曲集(EL 1130)も好評の、フランスの俊英ギヨーム・コッポラによるグラナドス作品集。アルベニスやファリャと共に近代スペイン音楽の 開拓者として知られるグラナドスは、スペイン民族音楽の響き色濃い美しい旋律の数々が魅力の音楽家。生前はスペイン、フランス、アメリカなどで人気 を博すも、1916年にニューヨークで初演し大成功をおさめたオペラ「ゴェイスカス」の公演後にスペインへ戻る途中、乗船がドイツの潜水艦による無差 別攻撃によって撃沈。わずか48歳にしてこの世を去った不遇の作曲家でもあります。今回収録されているのは比較的初期の作品ですが、特に「スペイン 舞曲集」は彼が残した数々のピアノ作品の中でも根強い人気を誇る名作。民俗的な響きを持ちつつも、ショパンからの流れを汲む知的なピアノの響きを失 わないロマンティックな旋律の数々が絶品です。超絶技巧で魅せるというよりも、舞曲特有のリズム感と表現力が問われる作品といえましょう。リスト、ショ パン、ドビュッシーなどを得意のレパートリーとするコッポラの演奏は、クリアな音の立ち上がりと軽やかなタッチから繰り出される清廉な音世界が見事。 若きグラナドスの瑞々しい作品を爽やかに弾ききっています! (Ki)
EL-1237
無伴奏合唱作品集vol.2
ブリテン:神聖と世俗
P.ローソン:ア・イェイツ・トリロジー
F.マルタン:アリエルの5つの歌
マルティヌー: 5つのチェコのマドリガル
ラヴェル:3つの歌
プーランク:7つの歌
ヒンデミット:7つの歌
マシュー・ロマンド(合唱指揮)、
アンサンブル・ヴォーカル・エデ

録音:2011年10月、パリ
2005年に設立されたフランス期待の無伴奏合唱アンサンブル「アンサンブル・ヴォーカル・エデ」が、無伴奏合唱作品を集めたアルバム「Ludus Verbalis」の第2集をリリース!ドビュッシー、シェーファーなどを収録した第1集(EL 1128)に引き続き、今回も20世紀から現代までに作曲された 無伴奏合唱作品を中心としたプログラムで、ブリテンの「神聖と世俗」、プーランクの「7つの歌」、ヒンデミットの「7つの歌」など、20世紀の合唱曲 を聴くに外せない名曲が多く収録されています。また、イギリスの現代作曲家フィリップ・ローソンの「ア・イーツ・トリロジー」は、アンサンブル・ヴォー カル・エデが委嘱した三部作の無伴奏合唱曲も収録。未だ恋に傷ついたことのない、無垢な女性を愛した一人の詩人を描いた瞑想的なハーモニーが美し い作品です。特に、曲のタイトルにもなっているイェイツの有名な詩「天上のクロース」に瞑想的な曲を付けた第2部のハーモニーは絶品!「金銀の刺繍 で飾った天上のクロースがあれば貴女の足元に敷きたいけれど、貧しい自分にあるのはその夢ばかり。だからせめてその夢を敷いてほしい…」という男の 想いを歌う響きは、まさに天上に広がるオーロラのごとき美しさです。一方、ラヴェルの「3つの歌」は、彼が作曲した唯一の無伴奏合唱作品。1915年 に作曲された作品で、フランス伝統のシャンソン独特の軽快かつ無垢な響きの中に、世界大戦への恐怖を想起させる哀しい響きが垣間見えます。瞑想的で 穏やかな作品から不協和音のぶつかりあう緊張感張り詰める作品まで、多彩な曲調のプログラムが魅力の本アルバム。アンサンブル・ヴォーカル・エデの 歌声は今回も素晴らしく、総勢18名(ソプラノ、アルト各4名、テノール、バス各5名)というやや小さめの編成ならではの密なアンサンブルで魅せてく れます! (Ki)

EL-1238
マーラー:子供の不思議な角笛 オモ・ベッロ(S)
ジュリアン・グエヌボー(P)
広瀬悦子(P)

録音:2012年7月
「子供の不思議な角笛」は、ブレンターノらが収集したドイツの民衆歌謡。マーラーは、この歌詞に基づいた歌曲を多数作曲(24曲、歌曲全体の約半数) しており、これらは歌曲集『若き日の歌』、『子供の魔法の角笛』、『最後の7つの歌』にばらばらに収められています。この盤では、愛、自然についてなど を歌った歌曲を中心にまとめています。パリ国立高等音楽院で声楽を学び、その後もテレサ・ベルガンサ、トーマス・クヴァストホフ、グレース・バンブリー らの薫陶を受けたオモ・ベッロはモーツァルトも得意としていて、清潔感ある歌声が魅力。言葉の世界を素直に引き出しています。ピアノのグエヌボーはブ ルノ・リグット、アルフレート・ブレンデルらに師事した実力派。指揮活動も行っており、スケール感ある演奏で聴かせます。交響曲第4番の終楽章「あ の世の生活」、そして終楽章と対照的な性格をもつ第4番の第2楽章が収録されています。なお、この2作品のピアノは、2台ピアノ編成で演奏されてお り、セカンドを広瀬悦子が務めているのもポイントです。手堅いピアノの音色がマーラーの世界を盛り上げます。 (Ki)


EL-1340
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲op.15
ヨナタン・ベルゲル(b.1954):Liyeh
(ヴァイオリン、ツィンバロン、打楽器と弦楽オーケストラのための)*
リヴィア・ゾーン(Vn)
ルイジ・ピオヴァノ(指)マッルチーノ・ディ・キエーティ劇場O
リヴィア・ゾーン(Vn)*、
ヤン・ロキタ(ツィンバロン)*
ヘンク・ギッタルト(指)バンフ・センターCO*

録音:2010年5月(ライヴ、イタリア)
2007年2月(ライヴ、バンフ)*
ブリテンの協奏曲は、ブリテンの作品の中でも屈指の名曲。1938年頃から書き始められ、1939年に完成しました。スペイン内戦や、ナチが台頭して いた頃で、平和を愛し、ファシズムをきらったブリテンが、反戦の思いを込めて作曲したと言われています。
第1楽章は、調性感のない冒頭にはじまり、その後も調と無調の間をさまようように書かれており、不安な感じが表されています。曲がすすむにつれて 現れる激しいパッセージが印象的です。第2楽章は拍子が安定せず、律動的ではありますが、やはり聴き手は常に不安感をおぼえてしまいます。第3楽 章はパッサカリアの部分(繰り返されるバス定形は常に同じかたちではありません)を経て、やはり長調なのか短調なのかあいまいなまま曲が閉じられます。 この作品は1940年に初演(バルビローリ指揮、フィルハーモニア管)されました。その初演ヴァイオリニストはアントニオ・ブローサ、フランコ政権か ら逃れた音楽化の一人でした(1936年、スペイン内線が起こる直前、ブリテンは彼と共演したこともありました)。チェロ奏者として来日も多いピオヴァ ノが指揮をつとめます。
2曲目に収録されているのは、1954年生まれの作曲家ベルゲルによって作曲されたものですが、今なお諍いの続く世界を危惧し、ブリテンと同様、ベ ルゲルが反戦と平和への願いを込めて書いたものです。ベルゲルはニューヨークに育ち、イスラエルで音楽教育を受けました。Jiyehとはレバノンの海岸 ぞいの町で、イスラエルの戦火の影響でロケットが街の石油タンクを直撃、20000トンの原油が海に流出したという事故があった町。ベルゲルはこの事 件当時エルサレムにいて、この報道を聞き、この作品を書きました。原油が海に流出する様が描かれる様子から始まり、悲劇的な終末をむかえます。
リヴィア・ゾーン(ヴァイオリン) 13歳でメニューイン国際ヴァイオリンコンクールに優勝(聴衆賞受賞)。ジュリアードのプレ・カレッジに7歳から参加、ドロシー・ディレイ、ヒョー・カ ンに師事。その後ジュリアード音楽院に入学、室内楽をフェリックス・ガリミールに師事。2005年から、スタンフォード大学の音楽部門で後進の指導にあたっ ている。
EL-1341
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタop.5(リコーダー版)
第1番 ヘ長調 /第5番 ニ短調
第3番 ヘ長調/第4番 変ロ長調
第2番 ヘ長調/第6番 ハ長調
ルイス・ベドゥスキ(リコーダー)
フィリップ・グリスヴァルト(Cemb)
使用楽器:アルト・リコーダー Jocob Dennerのモデル/Ernst Meyer製作

録音:2010年6月
コレッリの名曲ヴァイオリン・ソナタop.5のリコーダーによる演奏盤。演奏に際しては、過去になされた様々な編曲を参考にしつつも、演奏者 が独自の編曲を行っており、装飾や旋律の変形など、ヴァイオリン版に負けず劣らず聴きばえのする仕上がりとなっています。 なお、第5番ジーグはCDに収まりきらないということでここでは繰り返しなしで演奏。フル・バージョンはブックレット内のURLからダウンロー ドできるという仕掛けになっています。リコーダーを演奏するルイス・ベドゥスキはイタリア=ブラジル系の音楽家。メメルスドルフら巨匠の薫陶 を受け、また、18世紀の装飾音に関する論文で修士号も取得しています。演奏能力と研究の両面に裏打ちされた演奏は、驚異的な息の長さと滑ら かさを備えた仕上がりです。チェンバロのグリスヴァルトも、ヤーコプスやサヴァールの指揮のもとでも演奏経験豊富というだけあって、アンサン ブル能力と巧みな通奏低音の和声づけで聴かせます。 (Ki)
EL-1342
マショー:ヴィルレー、バラード、ロンドー集
ヴィルレー「いとしい人に会って帰るとき」
ヴィルレー「どんなに遠くにいても」
ロンドー「優しき友よ、君に忘
れられてから」
バラード「私は思い悩んだ」
バラード「泣いてください、佳き人よ、あなたのしもべのために」 
ヴィルレー「私を長くさいなむ病気のために」
ヴィルレー「10、7、5、13、14、15」
ヴィルレー「愛する人よ、あなたのやさしい姿」
バラード「不思議な蛇、ピュトン」
バラード「恋がわたしを焦がれさせ」(朗唱、リュートによる演奏)
バラード「恋がわたしを焦がれさせ」(ヴォーカル、ヴィエール、フルート・ドゥブルによる演奏)
ヴィルレー「もし愛しい人が僕から離れてしまったら」
「Loyaute weil tous jours」
プロローグ「そして音楽とは技芸だ」
ヴィルレー「Liement me deport」 
ヴィルレー「J’aim sans penser laidure」
マルク・モイヨン(歌)、
ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィ(歌、ビウエラ)、
アンジェリク・モイヨン(歌、ゴシック・ハープ)、
ミカエル・グレビル(Lute、カテリナ)、
カタリナ・ヴィサン(オルガネット)、
カルロ・リッツォ(タンブーラン)、
ピエール・アモン(中世Fl、指)

録音:2012年7月、ラ・ボリ・アン・リムーザン(フランス)
ジョルディ・サヴァールからの信頼も厚き、中世フルートの名手ピエール・アモンが、マルク・モイヨンら古楽界の精鋭を引き連れ、待望の最新盤をリリー スいたしました!前回のアルバム「運命の妙薬」(EL0918)に引き続き、今回も14世紀の大家ギヨーム・ド・マショーの作品を取り上げたプログラムです。 詩が重んじられていた中世という時代において、音楽家としてだけでなく偉大な詩人としても大きな存在感を放っていたマショー。宗教ジャンルではモテッ トの大家としても有名ですが、それと同時に、数多くの重要な世俗歌曲を残した作曲家でもあります。本アルバムは、中世フランスの三大定型詩と呼ばれ る、代表的な3つの詩曲ジャンル「ヴィルレー」「バラード」「ロンドー」に焦点をあて、プログラムが組み上げられています。マショーが残した中世フラ ンス語の美しい言の葉の響きと、素朴でありながらどこか深い魅力を湛えた旋律の響きは絶品。バロック・オペラ界に活躍し、W.クリスティとも多くの共 演を重ねるマルク・モイヨンの歌声は、聴く人を包み込むような温もりにあふれた見事なもので、ヴィヴラートを控えめに抑え、素の歌声の魅力を存分に 活かした優しい歌い口に魅了されます。リュートやゴシック・ハープ、中世フルートといった古の楽器が織りなす伴奏の響きも聴き所。前回のアルバムから 引き続き、ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィとアンジェリク・モイヨンが参加しています。歌詞対訳付き(英語)。 (Ki)
EL-1343
プーランク:エリュアール歌曲集
画家の仕事(ピカソ/シャガール/ブラック/グリス/クレー/ミロ/ヴィヨン)
あの優しい小さな顔
かの日かの夜(全9曲)
手は心に支配され
燃える鏡(全2曲)
エリュアールの5つの詩
それにしても死ぬとは
涼気と火(全7曲)
磁器の歌
マルク・モイヨン(Br)、
ギヨーム・コッポラ(P)

録音:2012年12月/シテ・ドゥ・ラ・ヴォワ、ヴェズレー(フランス)
ポール・エリュアール(1895-1952)はフランスの詩人。ダダイズム、シュールレアリスム運動を盛り上げ、フランス近代詩の発展に貢献しました。同 世代のプーランクとは若き日から親交を深め、プーランクは彼の34篇の詩に付曲していますが、そのすべてを集めたアルバムの登場です。1980年生ま れのバリトン、マルク・モイヨンが挑んでいます。ミンコフスキ、サヴァール、クリスティとのバロック・オペラからモーツァルト、現代作品まで幅広くこな す俊英。ピアニスティックな書法の冴える伴奏はギヨーム・コッポラ。パリ音楽院リグット門下の逸材。パリ風の流麗なピアニズムを聴かせてくれます。 (Ki)


EL-1445
シューベルト:ピアノ作品集
高雅なワルツ集 op.77 D969
ピアノ・ソナタ第4番 イ短調 op.164 D537
34の感傷的なワルツ(全曲) op.50 D779
ハンガリーのメロディ ロ短調 D817
ギョーム・コッポラ(P)

録音:2014年
パリ音楽院リグット門下の逸材、ギョーム・コッポラによるシューベルト作品集。34の感傷的なワルツ全曲が入っているのも貴重。 (Ki)
EL-1446
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタD.821(ピオヴァーノ編)
弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」D.810(マーラー編)
ルイジ・ピオヴァーノ(Vcと指)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー弦楽合奏団

音:2013年5月/アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ(ローマ)
東フィルの客演首席チェリストも務めるイタリアのチェリスト、ルイジ・ピオヴァーノ。彼がやはり首席チェリストを務めるサンタ・チェチーリア国立アカ デミーOの弦楽オーケストラを指揮してシューベルトに挑戦しました。興味深いのは、「アルペジオーネ・ソナタ」を自身でチェロと弦楽オーケスト ラ用に編曲したもの。彼は小型の5弦チェロを使用して、オリジナルのアルペジオーネのイメージに近づけていて興味津々。バックの豊潤な響きも魅力です。 (Ki)

EL-1544
天空のコンセール/グレゴリオ聖歌と即興演奏
[1月1日の祝日]
Lux hodie / Orientis partibus / Hec est Clara dies / Salve festa
Letemur / Christus manens / Collocaret / Stephanus / Natus est
Lux opta claruit / Recette de sauge / Orientis partibus
J'ai fait nouveletement motet / Douce Dame / Bon vin doit
Gloria ad modum tubae
[12月25日、クリスマス]
Nowell carol XVeme siecle / Laudiam l’amor divino
Verbum caro factum est / Riu riu / Uns kompt ein Schiff gefahren
Nova nova carol XVeme siecle / Noel Noel
[12月26日、聖エティエンヌの祝日]
Et enim sederunt / Sederunt principes / St Loup, Ste Colombe
Video coelos
[1月6日、公現祭]
Stella nuova'n fra la gente / Reges Tharsis / Angelus
Ante luciferum / Kyrie / Crudelis Herodes
アンサンブル・オブシディエンヌ
エマニュエル・ボナルド(指)

録音:2014年5月
EL-1548
ポピュレール
レイナルド・アーン:ヴェネツァ〜警告/小舟/やれやれ!
レスピーギ:4つのスコットランド民謡
アンリ・コレ:セレナータ/子どものための歌/ボレロ/婚約の歌/祝婚/踊り歌
ブラームス:ドイツ民謡〜谷底では/喪に服する女/恋人を訪ねて/静かな夜に
カントルーブ:オーヴェルニュの歌〜野原の羊飼いの乙女/羊飼いよ、あなたが愛してくれたら/羊飼いの乙女/背こぶの人
ラヴェル:5つのギリシャ民謡
グリーディ:カスティーリャの6つの歌
アメル・ブライム=ジェルール(S)、
ニコラ・ジューヴ(P)

録音:2014年4月/サル・ジャン・ボヌフォン(サン=ジュニ=レ=ゾニエール)
1975年アルジェリア生まれのソプラノ、アメル・ブライム=ジェルールによる魅力的なアルバムが登場します。アマジグ(ベルベル人)の血をひき、エコー ル・ノルマルとパリ音楽院で学びました。これまでワールド・ミュージック風なアルバムは出していましたが、本格的クラシックとしてはデビューとなります。
太陽のような眩しい光にみち声量のある声質、ヴィブラートの多い妖艶な表現など、非常に魅力的で珍しいタイプの歌手。ヤーコプスやクリスティ、ル セがバロック・オペラに彼女を好んで起用し、近年知名度が高間あがっています。
このアルバムは作曲家たちが民謡にインスパイアされて作った作品を集めています。シャンソンのように甘いアーン、スペイン好きが嵩じてスペイン音楽 を作曲してしまった音楽学者コレ、これぞ決定盤かと思えるトリハダもののカントルーブ、いずれも失神しそうな美しさ。ブライム=ジェルール、人気者に なりそうな逸材と申せましょう。 (Ki)

EL-1651
アヴァ・ステラ・セレーナ〜サン=ジュリアン=ドゥ=ソのルネサンス・オルガン
不詳(16世紀):Questo nobil bambino(ラウダ)
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1583-1643):カンツォン「ラ・スピリタータ」
不詳(16世紀)、カンシオネロ・デル・パラシオ から:Passe el agoa
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):「騎士の歌」による変奏曲
不詳(16世紀)、カンシオネロ・デル・パラシオ から:Senora de hermosura
アントニオ・コレア・ブラガ(17世紀):戦争 第6旋法(1695)
トマス・ウィールクス(1576-1623):Strike it up, tabor
不詳(16世紀)、ダブリンの写本 から:アルマン「馬の脚」/パヴァーヌ「誰が道を通るのか」/ブランル「戦士」
 ロマネスカによるフレドン
ハインリヒ・イザーク(1450-1517):インスブルックよ、私は去らねばならぬ
不詳(15世紀):Ecce quod natura(キャロル)
ギヨーム・ディファイ(1400-1474):Je vueil chanter de cuer joyeu
コンラート・パウマン(1409-1473):Mit ganzem Willen
アウグスト・ノルミンガー(1560頃-1613):Furstliche Abfunge vom Tantz(1598)
ベルハルト・シュミット(1535頃-1592):Wie schon bluet uns der Maye(1577)
不詳、ヤン・デ・ルブリンのタブラチュア譜集(1537-1548)から前奏曲/ハイドゥクの踊り/マルティン
クローダン・ド・セルミジ(1490-1562):アヴィニョンの橋の上で
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):大公のバッロ
ウスタシュ・デュ・コロワ(1549-1609):Une jeune fillette
シャルル・ラッケ(1598-1664):「天の元后」によるファンタジア第8旋法
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):エレヴァツィオーネのトッカータ
不詳(16世紀):Ave Stella Serena(ラウダ)
リュック・パガノン(Org)
オブシディエンヌ
エマニュエル・ボナルド(指)

録音:サン・ピエール教会、サン=ジュリアン=ドゥ=ソ、フランス
使用楽器:1568年、不詳作者製(2011年、ベルナール・カティオ修復)
オルガンと声楽アンサンブルによるプログラム。
EL-1652
ウィーン・ラプソディ
ブラームス:ハンガリー舞曲集第2, 4, 8, 11番
シューベルト:ハンガリー風ディヴェルティメント Op.54 D.818
ブラームス:16のワルツ Op.39
エルヴェ・ビヨー、
ギヨーム・コッポラ(P)
エルヴェ・ビヨーは1964年フランスのヴィルフランシュ=シュル=ソーヌに生まれ、リヨン国立地方音楽院に10歳で入学、パリ音楽院でジェルメーヌ・ムニエ、ジャン・ユボー他に師事。1983年ロン=ティボー国際コンクール第3位。2016年現在リヨン国立地方音楽院およびパリ音楽院教授。ギヨーム・コッポラはフランスのブザンソンに生まれ、パリ音楽院でブルーノ・リグットに師事。2009年CDデビュー。
EL-1653(2CD)
ルネサンス・シャンソン
[CD 1] 快楽の園
デュファイ(1400-1474):Ce jour de l'an voudray joye mener
 Par droit je puis bien complaindre et gemir
 Ma belle dame souveraine / Ce moys de may soyons lies et joyeux
 Reveslons nous amoureux
不詳、バイユー写本(15世紀終盤)から:Le roy anglois / Hellas il est pic de ma vie / Bevons ma commere
 Hellas mon c?ur / Dieu gard celle de deshonneur
 Belle tres douce mere / Ne l'oseray je dire, se j'ayme par amour
 Hellas ma dame que je desire tant / M'erme je n'ay point nom Johanne
 La derniere nuitceee d'avril / Jamais amoureux bien n'aira
 Le grand desir / L'amour de moi si est enclose
ジョスカン・デプレ(1440-1521):Nymphes des bois Deesse des fontaines / In te Domine speravi
 Scaramella / Vive le roy
[CD 2] L'AMOUR DE MOY SI EST ENCLOSE
不詳、バイユー写本 から:L'amour de moi si est enclose
ピエール・ド・ラ・リュー(1460頃-1518):Autant en emporte le vent
ロイゼ・コンペール(1445頃-1518):Mais que che fut secretement
Bosfrin:Et trop penser
不詳、バイユー写本 から:Puisque Robin j'ay a nom*
不詳:Entre Peronne et Saint Quentin Anonyme
不詳、バイユー写本 から:Vecy le mai Anonyme*
不詳、バイユー写本 から:Quant je vois renouveler / Quant je voy renouveller*
ロイゼ・コンペール:Le Renvoy / Le Renvoy
不詳、バイユー写本 から:On doibt bien aymer l'oyselet*
アントワーヌ・ビュノワ(1430頃-1492):Joye me fuit et douleur me queurt seure+ / Joye me fuit
不詳:Je ne pourroye plus celer
ピエール・ド・ラ・リュー:Pourquoy non
不詳、バイユー写本 から:Helas Olivier Vasselin*
不詳:Mon mignaut musequin
アントワーヌ・ビュノワ:Mon mignault musequin
不詳、バイユー写本 から:Dieu la gard la bergerotte* / Amy je prends conge de vous
即興演奏:「Amy je prends conge de vous」による Kyrie
マテウス・ピペラーレ(1450頃-1515頃):Forseulement
即興演奏:「Amy je prends conge de vous」による Kyrie
ジョスカン・デプレ:Plaine de dueil
エーヌ・ヴァン・ギゼゲム(1445頃-1472以後):Ce n'est pas jeu

*オブシディエンヌによる即興ポリフォニー演奏
+バルナベ・ジャナンによるポリフォニー編曲版
オブシディエンヌ
エマニュエル・ボナルド(指)


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