湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Global Culture Agency
(日本)




※表示価格は全て税込み。XRCDは通常CDプレーヤーで再生できる高音質フォーマットです。
品番 内容 演奏者

GCAC-1002(2XRCD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001〜1006(全曲)
[CD1]
ソナタ第1番ト短調 BWV1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番イ短調 BWV1003
[CD2]
パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
ヨゼフ・シゲティ(Vn)

録音:1955、56年(モノラル)
xrcd24RD
HR カッティング
CD1:72’21’’
CD2:74’51’’
シゲティのバッハ無伴奏と言えば泣く子も黙る超名盤。強烈なまでに愚直な歌いっぷり、芯のある骨太の音色、決して緩むことのない緊張度、妥協なき 世界。その演奏はまさに至高、バッハ演奏の神髄。しかしその一方で、音質面ではファンを悩ませ続け、なかなか決定盤たる音質のディスクに出会えない 録音でもあったと言えるかも知れません。今回ご紹介するディスクはVanguard Classic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、 通常CDプレーヤーで再生できる高音質フォーマットであるXRCDとして作られたもの。CDに限定すれば間違いなく当録音の決定盤です。眼前にくっき りと現れる、鬼気迫るようなシゲティのヴァイオリン。聴く者の魂を打ち震わせる全音楽愛好家必需の逸品です。
幼少時に大ヴァイオリニストのヨアヒムや大ピアニスト・作曲家のブゾーニと出会い、その音楽的才能を大きく開花させたヨゼフ・シゲティ(1892-1973)。バッハの無伴奏と言えば『シャコンヌ』等ほんの一部が技巧的ショウピースとして取り上げられるのみだった時代において、他ならぬ彼こそが全曲 を演奏し聴かせる先駆者だったことも忘れてはなりません。それでいて現在なお至上の名演として君臨する彼のバッハ録音は、カザルスの『無伴奏チェロ 組曲』録音と双璧を成す、世にまたと無い「偉業」と言えるでしょう。 (Ki)

GCAC-1004
(2XRCD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集I
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301(第25番)
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.303(第27番)
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.305(第29番)
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.302(第26番)
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.296(第24番)
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304(第28番)
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 K.306(第30番)
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.376(第32番)
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.377(第33番)
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
ミエチスラフ・ホルショフスキー(P)

録音:1955年/ニューヨーク
モノラル、xrcd24RD
ライナーノート:安田和信氏による18ページに及ぶ読み応えある曲目解説
K.302の何の変哲もないロンドから、まるで霊魂が飛び出すような奇演を生み出すあたり、まさにシゲティの独壇場。特に短調に転調した場面のまが まがしさは誰にも真似できないもので、モーツァルトの音楽に潜む恐ろしさを真正面から体現しています。ホルショフスキーのピアノも甘くならず硬派で、 シゲティと相性抜群です。 有名なホ短調ソナタではふたりのユニゾンの微妙なずれと震える弱音が聴く者の心を乱します。美しいメヌエットも感傷に流される気配は皆無で、ヴァ イオリンが強靭な重さをまとい、ピアノに伸し掛かってきます。時折、ごう、と燃えるように膨らむシゲティ特有の節回しにもゾクゾク。何度聴いても予断 の許されぬ演奏です。 (Ki)

GCAC-1006(2XRCD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集II
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378(第34番)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379(第35番)
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.380(第36番)
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454(第40番)*
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.481(第41番)*
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.526(第42番)
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
ミエチスラフ・ホルショフスキー(P)*
ジョージ・セル(P)

録音:1955年/ニューヨーク
モノラル、xrcd24RD
ライナーノート:安田和信氏による18ページに及ぶ読み応えある曲目解説
K.379が凄まじい演奏です。重厚なアダージョでの、愚直なまでに切々とした歌。そしてアレグロ突入後の激情のト短調!力が入るとシゲティの求める 音楽がひとつの音には収まりきらず、周りの音に滲んで生々しい爪痕を残します。続く変奏曲も本来平明な長調の世界のはずが、ただごとではない雰囲気。 闇の中ぼんやりと青白く光るヴァイオリンの音。引っ掻くようなピッチカートも強烈です。 セルがピアノを弾いた2曲を収録。細かいパッセージやトリルを玉のように美しく奏で、実にモーツァルトらしいピアノを聴かせています。これを聴くと 彼が記憶に留めるべき素晴らしいモーツァルト弾きであったことが分かるでしょう。 (Ki)
GCAC-1008(2XRCD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 I
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調『春』 Op.24
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
クラウディオ・アラウ(P)

録音:1944年/ワシントン国会図書館におけるライヴ録音(モノラル)
GCAC-1010(2XRCD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 II
ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調『クロイツェル』 Op.47
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
クラウディオ・アラウ(P)

録音:1944年/ワシントン国会図書館におけるライヴ録音(モノラル)
ロングヒットを続けるバッハの無伴奏ヴァイオリン作品集(GCAC-1002/3)、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(GCAC-1004/5、GCAC-1006/7)に続く、シゲティのXRCDシリーズ第3弾。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集を2枚組2セットに分けて発売します。Vanguard Classic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、通常CDプレーヤーで再生できる高音質フォーマットであるXRCDとして丁寧 に仕上げています。XRCD化によりぐっと生々しさを増し、シゲティの武骨なヴァイオリンが怖いくらいの圧倒的な存在感で迫ります。
1944年にワシントン国会図書館で3日間に分けて行われた、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会のライヴ録音。このときシゲティ51歳、 アラウは40歳でした。シゲティはこれらのソナタを全曲通して演奏することに強いこだわりを持っており、どの曲も隅々まで息を通わせた濃密な表現がお 聴き頂けます。 じっくりと音楽を積み上げるような重く滋味あふれたアラウのピアノに絡む、霊感に満ちたシゲティのヴァイオリン。時に激しく荒々しく斬りこみ、時に 移ろいやすく影をまとい、まず他ではお目にかかれないベートーヴェンの世界を創造しています。ライヴということで独特な語り口にも磨きがかかっており、 短調での悲愴感、おどろおどろしい『春』、強烈な『クロイツェル』など、シゲティの妙技が満載。終始気の抜けない緊張感に貫かれています。 ピアノに比重をかけた書法も目立つヴァイオリン・ソナタですが、ベートーヴェン弾きとして揺るぎない人気を誇るアラウによる録音はこれ以外では70 年代のグリュミオーとの抜粋(第1、2、4、5、7、8番)しかありません。アラウの全曲に対するアプローチを聴けるという点でも当録音は非常に貴重です。 (Ki)

GCAC-1012(2XRCD)
カントルーブ:オーヴェルニュの歌(全5集)
第1集「野原の羊飼いのおとめ」「バイレロ」「三つのブーレ(泉の水/どこへ羊を放そうか/あちらのリムーザンヘ)」
第2集「羊飼いのおとめ」「アントゥエノ」「羊飼いのおとめと馬に乗った男」「捨てられた女」「二つのブーレ(わたしには恋人がいない/うずら)」
第3集「紡ぎ女」「牧場を通っておいで」「背中にこぶがある男」「こもり歌」「女房持ちはかわいそう」
第4集「ミラベルの橋の上」「おおい」「こどものために」「静かに」「牧歌」「かっこう」
第5集「向うの谷間に」「わたしの小さい時に」「向うの岩の上に」「さあ、まぐさをおやり」「おまえが愛してくれたら」
「のら犬め、あっちへ行け」「かわいい羊飼いのおとめ」「いいよと言った」
オーヴェルニュの新しい歌*
「アントワーヌ尼さん」「さらばマデロン」「夜鴬は歌う」「農家の娘」「さっぱりわからない」「親父にいいつけられて」「粉ひきが帰って来て」「おきろ!」「最高の鳥は」「私に彼氏がいる」「私の恋人」「墓場で」「美しい夜鴬」「マリオンが粉ひき場に来る時」「夢みる美しい人よおきなさい」
ネタニア・ダヴラツ(S)
ピエール・ド・ラ・ローシュ(指)管弦楽団、
ガーション・キングスレー(指)管弦楽団*

録音:1963年3月27日、1966年3月16日/ウィーン、バウムガルテン・ホール(ステレオ)
国内プレス、日本語帯・解説・対訳付
LP以後で最も優れた歌曲レコードの一つ」とアメリカで絶賛された名盤が復活!『オーヴェルニュの歌』の史上初の全曲録音盤にして元祖名盤、ダヴラツ による名唱があざやかに蘇ります。Vanguard Classic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、通常CDプレーヤーで再生可能な高 音質フォーマットであるXRCDとして丁寧に仕上げました。優雅で気品にあふれたダヴラツの歌声を、過去最高の音質で心行くまでお楽しみいただけます。 オーヴェルニュの東南端の山地アノネーに生まれたカントルーブ(1879-1957)はパリでダンディに学んだ作曲家です。オーヴェルニュ地方の民謡を取り 入れた作品を中心に残した、いわば「地方主義作曲家」。素朴な歌のメロディと卓越した管弦楽書法による伴奏が見事に溶け合い、豊饒な色彩と芸術的な美 しさで満たされた『オーヴェルニュの歌』は聴くものの耳をすぐさま虜にする傑作です。 ロシアのポーランド国境近くで生まれたネタニア・ダヴラツは第2次大戦中にコーカサス地方に疎開、戦後、父の故郷であるイスラエルで声楽を学び、イス ラエル歌劇場からデビューしました。その後、西欧に進出、1962年に渡米しストコフスキーやバーンスタインと共演、絶賛されます。ダヴラツは8ヵ国語を操 る才を持ち、膨大なレパートリーを極めていました。気品ある歌声が何よりの魅力であり、『オーヴェルニュの歌』はまさに彼女にピッタリはまった作品と言え ます。
解説書には全曲の歌詞と日本語訳を掲載。全曲盤である意義をさらに深めています。 (Ki)

GCAC-1014(2XRCD)
モントゥー・コンダクツ・チャイコフスキー
幻想序曲『ロミオとジュリエット』
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
交響曲第5番ホ短調 Op.64
ピエール・モントゥー(指)LSO
ジョン・オグドン(P)

録音:1963年5月31日/ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ、ステレオ)

国内プレス、日本語帯・解説・対訳付
モントゥー最晩年、死の年の前年に行われたライヴを収録したアルバムです。Vanguard Classic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスター を施し、通常CDプレーヤーで再生可能な高音質フォーマットであるXRCDとして丁寧に仕上げました。初出時、その大変良好な音質で話題となった有名な ステレオ録音の名演が、さらに素晴らしい音質に生まれ変わりました。 ピエール・モントゥー(1875-1964)は若いころブラームスの弦楽四重奏曲を作曲家本人の前で演奏したことでも有名な音楽家です。その後指揮者とし て、ディアギレフでおなじみのロシア・バレエ団での活躍を皮切りに、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ボストン交響楽団、パリ交響楽団など各国の オケを指揮。古典的レパートリーに加え、『ダフニスとクロエ』『春の祭典』やプロコフィエフの交響曲第3番といった20世紀の大曲の初演も手掛けています。 晩年(1961年以降)はロンドン交響楽団の首席指揮者のポストにつき、1963年には同オケと共に来日しました。 チャイコフスキーが亡くなったとき、モントゥーは18歳でした。自らが年齢を重ねたのち、同じ時代を生きた音楽家として奏でるチャイコフスキーはやはり 格別のものが感じられます。高い集中力と自然な息遣いが特徴で、誇張の無いバランス感覚が素晴らしい、説得力抜群の名演奏。モントゥー唯一の録音であ るピアノ協奏曲第1番では、この演奏会の前年(1962年)に第2回チャイコフスキー・コンクールでアシュケナージと1位を分け合い英国屈指の名手として名 を挙げたオグドンと共演しています。 (Ki)

GCAC-1016(2XRCD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻(全曲)BWV846-869 ミエチスラフ・ホルショフスキー(P)

録音:1979-80年ニューヨーク、ヴァンガード23丁目スタジオ(ステレオ)
Vanguard Classicレーベルの名盤、ホルショフスキーの『平均律』が復活!しかも音質面が大幅に改善されました!レーベル提供の公式音源に名エ ンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、通常CDプレーヤーで再生できる高音質フォーマットであるXRCDとして復刻。玄人御用達、数ある『平均律』 録音の中でも随一と言ってよい名盤を、より良い音でお楽しみ頂けるようになりました!
ホルショフスキーにとって『平均律』の唯一の録音となるのがこの第1巻。録音時、御年すでに80代後半ですが、表現力はまったく衰えるところなく 感動的。非常に端正な演奏で、淀みのない洗練された音の運び、過度な表情付けの無い折り目正しいフレージングがとても美しいです。テンポは緩やか に揺れ動き、重要なフレーズには自然な重みが加わります。ペダルはほとんど使っておらず、それぞれの声部が繊細かつ軽やかに浮き立ち対話しています。 語るべきことを語り切っていながらも、冷たく突き放さず、温かく迎え入れてくれるようなバッハ。永く名盤とされてきたのもうなずける素晴らしい演奏です。
ホルショフスキーは1892年生まれのポーランドのピアニスト。母親はショパンの弟子カロル・ミクリに学んだピアニストでした。彼はその母から手ほ どきを受けたのち、ウィーンでツェルニーの弟子テオドール・レシェティツキに師事。そして10歳になるかならないかでワルシャワ・フィルと共演、ベートー ヴェンの第1協奏曲を弾き本格デビューを飾り、神童として名を馳せます。ヨアヒムやフォーレに演奏を聴かせたり、カザルス、トスカニーニ、グラナドス といった音楽家と知り合ったり、『春の祭典』の初演を聴いたりと、ホルショフスキーの若き日々にはおおいなる時代を感じます。以降、演奏・教育とも に充実した音楽活動を長く続け、晩年はソロ・ピアニストとしてふたたび脚光を浴び、95歳のときに初来日。1993年、100歳で亡くなるまで各所で精 力的にリサイタルを続けました。 (Ki)


GCAC-1031(3XRCD)
ペーター・マーク/メンデルスゾーン:交響曲全集
[Disc1]
交響曲第1番ハ短調 作品11
交響曲第5番ニ長調 作品107 『宗教改革』
[Disc2]
交響曲第2番変ロ長調 作品52 『讃歌』
[Disc3]
交響曲第3番イ短調 作品56 『スコットランド』
交響曲第4番イ長調 作品90 『イタリア』
ヴァレンティナ・ヴァレンテ(ソプラノ1)
マリア・ホ セ・スアレス(ソプラノ 2 )
サンチャゴ・カルデロン(T)
ホセ・アントニオ・サインズ・アルファロ(合唱指揮)
オルフェオン・ドノスティアッラ(合唱)
ペーター・マーク(指)
マドリードSO

録音:[Disc1]2000年6月、[Disc2]1997年2月27日、[Disc3]1997年7月/マドリード国立音楽堂
国内レーベルGlobal Culture Agencyによる注目企画。入手困難だったペーター・マークの名盤が装いも新たに高品位なセットで復活。ARTSレー ベルから取り寄せたオリジナル・マスター音源を丁寧にリマスタリングし、通常CDプレーヤーで再生可能な高音質フォーマットであるXRCDとして商品 化しました。オリジナルのARTS盤も十分に定評ある音質でしたが、それを凌駕する素晴らしい音質となっているのが一番の注目点です。音作りの方向 性としては実際の演奏に本来備わっていたものを丁寧に掬い取るアプローチであり、ペーター・マークの狙った演奏効果、細やかな表情付けのひとつひと つまでが、はっきりと眼前に立ち現れるマスタリングとなっています。
ペーター・マークが得意としたメンデルスゾーンの交響曲を全曲網羅したセット。情熱的な盛り上がり、浮き立つリズム、開放感あふれる明るい響き、 厳粛な宗教性から壮麗な盛り上がりまで、メンデルスゾーンの音楽が持つ愉悦に思いきり浸れる名演です。それは決して度を越すことなく実に真っ直ぐな 表現であり、明快な解釈と巧みなバランス・コントロールが生み出す賜物と言えます。加えてこの高音質!オルガンと合唱を伴う『讃歌』の大迫力のクライマッ クスにおいても響きは混濁することなく、各楽器の肌触りがしっかりと感じられ、ヴィオラの厚みや木管の色彩も鮮明。強奏時のトロンボーンやティンパニ の質感もたまらない気持ちよさです。
『スコットランド』『イタリア』の2曲はオリジナルのARTS盤がオーディオ評論家・菅野沖彦氏にとってのリファレンス・ディスクになったほどの名録音。 今回のXRCD化でオーケストラの質感はさらに向上し、より微妙な音色の移り変わりを味わえるようになりました。『スコットランド』第2楽章での、スピー ド感を保ったまま滑らかに強弱を変化させ、様々な楽器にメロディを歌わせていく流麗さ。『イタリア』第1楽章で随所に散りばめられた細やかなアクセン トが作り出す、明るく跳ね回る立体的な音響。メンデルスゾーンならではの妙味を鮮やかに描き切ったペーター・マークの凄さの真価を、今までにない精 度で聴くことが出来る大注目のXRCDです。 (Ki)

GCAC-1034(5XRCD)
ペーター・マーク/モーツァルト:交響曲集&大ミサ曲
[Disc1]
交響曲第31番ニ長調 K.297『パリ』
交響曲第33番変ロ長調 K.319
交響曲第34番ハ長調 K.338
[Disc2]
交響曲第32番ト長調 K.318
交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
交響曲第36番ハ長調 K.425『リンツ』
[Disc3]
交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』
交響曲第39番変ホ長調 K.543
[Disc4]
交響曲第40番ト短調 K.550
交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
[Disc5]
大ミサ曲 ハ短調 K.427
リンダ・ラッセル(S)
ミラ・ヴィオティエヴィッチ(S)
ジェイムズ・マックリーン(T)
エ ルダ ー・アリエ フ(Bs)
フィリッポ・マリア・ブレッサン(合唱指揮)
アテスティスcho
ペーター・マーク(指)
パドヴァ・ヴェネトO
録音:[第31・33・34番]1997年2月/パドヴァ、ポリーニ音楽堂
[第32・35・39・41番]1996年3月/パドヴァ、モディリアーニ音楽堂
[第36・38・40番]1996年2月/パドヴァ、モディリアーニ音楽堂
[ミサ]1997年4月27日/パドヴァ、ポリーニ音楽堂
国内レーベルGlobal Culture Agencyによる注目企画。入手困難だったペーター・マークの名盤が装いも新たに高品位なセットで復活。ARTSレー ベルから取り寄せたオリジナル・マスター音源を丁寧にリマスタリングし、通常CDプレーヤーで再生可能な高音質フォーマットであるXRCDとして商品 化しました。オリジナルのARTS盤も十分に定評ある音質でしたが、それを凌駕する素晴らしい音質となっているのが一番の注目点です。音作りの方向 性としては実際の演奏に本来備わっていたものを丁寧に掬い取るアプローチであり、ペーター・マークの狙った演奏効果、細やかな表情付けのひとつひと つまでが、はっきりと眼前に立ち現れるマスタリングとなっています。
ペーター・マークにとって大事な作曲家であるモーツァルト。交響曲10曲に大ミサ曲という聴き応えたっぷりのセットです。マークはモーツァルトの後 期交響曲に対しては大きめの編成をとっており、弦楽器、特に内声の充実ぶりが目覚ましく、同音の刻みの力強さなどはベートーヴェンのオーケストレー ションをも思わせます。それでいて管楽器とのバランスも見事で、トゥッティで音楽を引き締める場面ではホルンをより強調し、木管のソロではかなり豊か な歌い込みをさせるなど、手が込んでいます。こけおどしの効果ではなく、モーツァルトに愛情を持って、スコアに書かれた音符からいかに生き生きとした 音楽を組み立てるかひたむきに考え抜いた演奏と言えます。
たとえば『プラハ』、重々しい序奏を終え主部に入り、第1ヴァイオリンがシンコペーションの一定リズムをそっと奏で、内声が揺らぎながら和声を作り、 第1ヴァイオリンが動き出す場面!マークはそこにはっきりとアクセントを付け、喜びが跳ねるようなリズム感を瞬時に作り、音楽を走り出させます。新鮮 な驚きが立体的にはじける、ちょっとした味付けの妙が実に利いています。39番の序奏は堂々たる巨匠的遅さで、巨大な交響曲の幕開けを輝かしく告げ ます。これに呼応するかのように、フィナーレも一気呵成に陥ることなくフレーズに意味を持たせ、ぐっと深い表現を聴かせてくれます。『ジュピター』2 楽章の弱音器を付けた弦楽器の繊細な響きにふわりと花を添える木管楽器の絶妙な美しさも忘れ難く、終楽章のフーガではすべての主題を慈しみ噛みし めるような稀代の大演奏が繰り広げられます。これらの演奏がより鮮明に、今までにない精度で音像化された大注目のXRCDです。 (Ki)

SACG-30001(1SACD)
シングルレイヤー
ブルックナー:交響曲第8番(ノヴァク版) ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)NH響

録音:1984年3月7日
NHKホール(N響 第925回定期公演ライヴ
XRCDのあまりの出来の良さにSACD化を望む声が多くあがっておりましたが、今回満を持しての発売で、より美しさが増し、オリジナルの音をつき つめるとここまで美しい音質であったのかと驚き、また広レンジの迫力、臨場感に圧倒されます。JVCスタジオ渾身の出来栄えです。 (Ki)
※このディスクはSuper Audio CD(シングルレイヤー)です。対応プレーヤーでSuper Audio CD再生モードにしてお楽しみください。
SACG-30002(1SACD)
シングルレイヤー
ブラームス:交響曲第1番ハ短調
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)NHK響

録音:1984年3月23日N響第927回定期公演ライヴ(NHKホール )
リマスタリング・エンジニア:杉本一家(VCM)
音源提供:NHK/NHKサービスセンター
この気迫は常人とは思えない。老マタチッチ(10ヶ月後に死去)に応えようとする必死さがこのような音を出せるのだ。これが当時のオケ魂なのである。 オケ全体が鳴り切ってめちゃくちゃ凄まじい」―宇野功芳―
なお、解説書には当時のN響のメンバーである北村源三氏、浜道晃氏、堀江悟氏、田渕彰氏でのマタチッチを語る座談会がおさめられており、ウラ話も 含め大変興味深いものがあります。
SACG-30011(4SACD)
シングルレイヤー
村治佳織コレクション 〜「エスプレッシーヴォ」「グリーンスリーヴス」「シンフォニア」「パストラル」

■Disc 1(SACG 30011)「エスプレッシーヴォ」
パガニーニ〜福田進一編:カプリスop.1-24
ソル:第2幻想曲op.7〜第1楽章 ラルゴ・ノン・タント&第2グランド・ソナタop.25〜第4楽章 メヌエット
ジュリアーニ:私の愛する花op.46-4〜ジャスミン〈3つのカプリス〉
レニャーニ:36のカプリスop.20より第13番 ニ短調、第27番 ト長調、第5番 ニ長調
コスト:秋の木の葉op.41-3
メルツ:ウェーバーの主題によるカプリスop.50
ジュリアーニ:私の愛する花op.46-5〜ロスマリン〈3つのカプリス〉
レニャーニ:36のカプリスop.20より第19番 ロ長調、第22番 ハ短調、第7番 イ長調
ジュリアーニ:私の愛する花op.46-9〜ばら
アグアド:序奏とロンドop.2-2
メルツ:愛の歌

■Disc 2(SACG 30012)「グリーンスリーヴス 〜シェークスピア時代の音楽」
バッチュラー:ムッシュー・アルメイン
キレゾッティ編:16世紀の7つのイタリア・リュート音楽
ダウランド:サー・ジョン・スミスのアルメイン
ダウランド:蛙のガリアード
バード:ウイロビー卿のご帰館
ダウランド:メランコリー・ガリアード
4つのスコットランドの古謡
グリーンスリーヴス(カッティング編)
ダウランド:ハンソン夫人のパフ
3つの宮廷のダンス【パドゥアーナ/パッサメッゾ/ブランル・ゲイ】
ノイジドラー:イタリア舞曲と後奏舞曲
アテニャン:バスダンス『マグダレーナ』
ダウランド:ファンタジー
アテニャン〜濱田三彦編:花咲く命あるかぎり
アテニャン:サルタレロ
ダウランド:涙のパヴァン
ダルツァ:スペイン風カラータ
ダルツァ:サルタレロ

■Disc 3(SACG 30013)「シンフォニア」
D.スカルラッティ〜バルエコ編:ソナタ K.380 / L.23
D.スカルラッティ〜リマ編:ソナタK.391 / L.79
D.スカルラッティ〜ブローウェル編:ソナタ K.146 / L.349
J.S.バッハ(村治佳織編):メヌエットBWV Anh.114
J.S.バッハ(村治佳織編):メヌエット BWV Anh.115
J.S.バッハ(村治佳織編):シンフォニア〜カンタータ第156番 BWV.156より
D.スカルラッティ〜ブローウェル編:ソナタ K.1 / L.366
D.スカルラッティ、プジョール編:ソナタ“田園"K.9 / L.413
D.スカルラッティ〜セゴヴィア編:ソナタ K.11 / L.352
D.スカルラッティ〜アンディア編:ソナタ K.262 / L.446
ヘンデル〜福田進一編:ソナタ op.1-15
C.P.E.バッハ(村治佳織編):マーチ BWV Anh.122
C.P.E.バッハ(村治佳織編):ポロネーズ BWV Anh.125
C.P.E.バッハ、村治佳織編:マーチ BWV Anh.124
J.S.バッハ(村治佳織編):ミュゼット ニ長調 BWV Anh.126
ヘンデル(村治佳織編):オンブラ・マイ・フ

■Disc 4(SACG 30014)「パストラル」
ロドリーゴ:ヘネラリーフェのほとり
古風なティエント/ソナタ・ジョコーサ
小麦畑で/3つのスペイン風小品
春の小鳥/はるかなるサラバンド
祈りと踊り/パストラル
村治佳織(G)

■Disc 1(SACG 30011)
録音:1993年5月3&4日、秩父ミューズパーク音楽堂

■Disc 2(SACG 30012)
録音:1994年5月、9月、秩父ミューズパーク音楽堂

■Disc 3(SACG 30013)
録音:1996年3月、秩父ミューズパーク音楽堂

■Disc 4(SACG 30014)
録音:1997年7月、8月、秩父ミューズパーク音楽堂
いまや人気・実力ともに日本を代表するギタリストの村治佳織。そのデビューからの軌跡とも言えるビクター録音全8作品が、2つのボックス(各4枚組) に分かれ発売されることになりました。 CDデビュー以前「これほどすぐれた音楽的能力を身につけた若いギタリストに、かつて会ったためしがない」と激賞したのは名手デーヴィッド・ラッセル。 自身のマスタークラスで感嘆の面持ちを隠さずにこう述べたほどの才能は、すぐに開花し、日本ギター界をリードするギタリストに成長しました。
日本伝統振興財団は前身がビクター伝統振興財団であったゆえの大企画です。今後ビクターエンターテインメントでの村治佳織のSACDは発売予定は ないため、ビクター録音については当盤が唯一のSACD盤となります。
今回のSACDシングルレイヤー化に際し、彼女の才能をいち早く見出したビクターの野島友雄プロデューサーもマスタリングに参加し、「今まで実現で きなかったことが、このSACDではじめて達成することが出来た」と快心の出来に満足。ギターの紡ぎだす音がより柔らかく、ふくよかな響きを楽しむこ とができます。
村治佳織コレクションU【「カヴァティーナ」、「アランフェス協奏曲」、「レスプランドール」、「スペイン」】(SACG 30015/8)は6月下旬発売予定です。 (Ki)
SACG-30015
(4SACD)
園庭4枚組豪華BOX
村治佳織コレクション U
■Disc 1(SACG 30015)
「カヴァティーナ」
ヨーク:サンバースト
バリオス:森に夢みる
サグレーラス:はちすずめ
ラウロ〜A.ディアス編:ベネズエラ風ワルツ第3番
プホール:あるタンゴ弾きへの哀歌
マイヤーズ〜J.ウィリアムス編:カヴァティーナ〜映画「ディア・ハンター」
ラウロ〜A.ディアス編:ベネズエラ風ワルツ第2番
ブローウェル:黒いデカメロン
ヨーク:ララバイ
ロジャース〜B.スターク、佐藤弘和編:マイ・フェイヴァリット・シングズ〜映画「サウンド・オブ・ミュージック」
テルソン〜B.スターク、佐藤弘和編:コーリング・ユー〜映画「バグダッド・カフェ」
■Disc 2(SACG 30016)
「アランフェス協奏曲」
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲第1番 ニ長調 Op.99
ディアンス:タンゴ・アン・スカイ(ギターと弦楽合奏版)
■Disc 3(SACG 30017)
「レスプランドール」
ロドリーゴ:(1)ある貴紳のための幻想曲/(2)3つのスペイン風小品〜ファンダンゴ/(3)『スペインの野辺を通って』〜高原を下りながら/(4)ギター讃歌/(5)3つの小品(羊飼い達は行ってしまう/サンティアゴへの道/小さなセビリャーナス)
■Disc 4(SACG 30018)
「スペイン」
ファリャ:粉屋の踊り
E.サインス・デ・ラ・マーサ:暁の鐘
ロドリーゴ:古風なティエント
ロドリーゴ:3つの小品〜III.小さなセビリャーナス
ロドリーゴ:ギター讃歌〜III.アレグロ
アグアド:序奏とロンド Op.2-2
ロドリーゴ:3つのスペイン風小品
ロドリーゴ:ヘネラリーフェのほとり
ロドリーゴ:春の小鳥
トゥリーナ:ファンダンギーリョ
ファリャ:ドビュッシー讃歌
村治佳織(G)

■Disc 1(SACG 30015)
セッション録音:1998年6月、9月、パリ、草津国際コンサート・ホール

■Disc 2(SACG 30016)
新日本フィルハーモニーSO
山下一史(指)
セッション録音:1999年12月28-30日、すみだトリフォニーホール

■Disc 3(SACG 30017)
ロドリーゴCO(1)

録音:(1)2001年6月21&23日、スペイン、ガンディア&クサヴィア(ライヴ)/(2)-(5)2002年2月23-25日、
マドリード、プレクトラム・スタジオ(セッション)
非凡なる才能と抒情性豊かなギタリスト村治佳織のビクター時代全録音集の第2弾4枚組が早くも登場!今回は当時、村治自身初となる協奏曲録音な ど演奏・内容ともより充実した時期の録音です。 ★日本伝統振興財団は前身がビクター伝統振興財団であったゆえの大企画です。今後ビクターエンターテインメントでの村治佳織のSACD での発売予定 はないため、ビクター録音については当盤が唯一のSACD 盤となります。 ★今回のSACD シングルレイヤー化に際し、彼女の才能をいち早く見出したビクターの野島友雄プロデューサーもマスタリングに参加し、「今まで実現で きなかったことが、このSACD ではじめて達成することが出来た」と快心の出来に満足。ギターの紡ぎだす音がより柔らかく、ふくよかな響きを楽しむこ とができます。 ★「今回のマスターテープの音に限りなく近づいたSACDシングルレイヤーの音を聴いて、真っ先に思ったことは、演奏者村治佳織さんにまず、一番にこ の素晴らしい音を聴いて欲しいということでした。」(プロデューサー 野島友雄)
※初回イニシャル分の特典としまして、カードカレンダーをお付けする予定です。
※これらのディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。

完全限定品
XRCG-30001(9XRCD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集

CD-1 
ピアノ・ソナタ第1番へ短調Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
CD-2 XRCG30002
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
CD-3XRCG30003
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2
CD-4 XRCD30004
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.13
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27-2
CD-5 XRCG30005
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」Op.28
ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」Op.31-2
CD-6 XRCG30006
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78
ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調「告別」Op.81A
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
CD-7 XRCG30007
ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54.
ピアノ・ソナタ第23番へ短調「熱情」Op.57
CD-8 XRCG30008
ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィア」Op.106
CD-9 XRCG30009
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテピアノ)

録音:
第1番1989年6月12-13日
第2番1989年6月13-14日
第3番1989年6月14-15日
第4番1989年6月10-11日
第5番1988年12月18-19日
第6番1988年12月19-20日
第7番1988年12月20-21日
第8番1988年6月9日
第9番1988年12月22日
第10番1988年12月17日
第11番1989年6月11-12日
第12番1988年6月6-7日
第13番1988年6月7-8日
第14番1988年6月8日
第15番1987年12月28-29日
第16番1987年12月27-28日
第17番1987年12月29-30日
第18番1985年8月12-13日
第19番1985年8月14日
第20番1985年8月14日
第21番1989年3月20-21日
第22番1985年8月14-15日
第23番1989年3月21-22日
第24番1980年9月21日
第25番1985年8月11日
第26番1985年8月11-12日
第27番1980年9月23日
第28番1978年12月20日
第29番1978年12月21-23日
第30番1978年12月19日
第31番1980年1月27日
第32番1980年1月28-29日
ウィーン、バウムガルトナー・カジノ

※使用楽器
ヨハン・シャンツ(1790年頃):第1〜3番,第5〜7番,第10番
ジョン・ブロードウッド(1796年頃):第4番,第9番,第11番
アントン・ヴァルター(1790年頃):第8番,第12〜14番
カスパル・シュミット(1810年頃):第15〜17番
ゲオルク・ハスカ(1815年頃):第18番,第24〜27番
ジョン・ブロードウッド(1815年頃):第19〜23番
コンラート・グラーフ(1824年頃):第28〜32番
プロデューサー:ミッシェル・ベルンシュタイン
エンジニア:Dr.トーマス・ガリア、ミッシェル・ベルンシュタイン、マリア・ベルンシュタイン
日本語解説付き
国内盤初CD化
抜群の録音でならしたミシェル・ベルンシュタイン率いるアストレ・レーベルのXRCD化ですが、驚きのクープラン全集に続く第2弾は、バドゥラ=スコダによる画期的な古楽器(フォルテピアノ)によるベートーヴェンの全集が登場!楽器はベートーヴェン時代のものを使用しており、大いに話題となりました。演奏、録音とも内外で絶賛されましたが、国内盤CDは発売されませんでした。まさに幻の逸品。カリスマ・オーディオ評論家長岡鉄男氏は以下のように絶賛しておりました。『作曲年代と同年代の楽器を使用、当時の演奏法で演奏する。演奏する場所も当時と同じような建物をさがすという凝り方だ。曲については説明の要はないが、演奏と録音はひと味もふた味もちがったものだ。音は圧倒的なエネルギー感に驚かされる。左手はグローブをはめて叩きつけるようなソフトタッチのメガトンパンチ。この低音はASTREE以外では聴けない。マイクは4本ぐらい使って、オンとオフに使い分けているのではないかと思うが、演奏ノイズも適当に入る一方、余韻とホールエコーの美しさは比類がない。全体にトロリとした艶がのって、まさに濃厚。』なお、今回解説書は渡邊順生氏の書き下ろしによる詳細な楽器解説、スコダ自身によるる「ハンマークラヴィア」に関する考察的論文、また、故長岡鉄男氏の高弟でオーディオ原理主義を標榜する最右翼、炭山アキラ氏による当盤に関するオーディオ的聴きどころを論じた読み物など興味が尽きない内容です。また、アナログ・ディスク(オリジナルLP盤)はピアノ・ソナタ第32番の第1楽章で右チャンネルの音の一瞬の欠落が指摘されておりましたが当盤では万全の復活で、当然ながら欠落はございません。 (Ki)
濃厚でエネルギッシュなところがASTREEの魅力。強烈にパワフルなのに下品にならず、楽器の音をよく捉え、それと同時に比類なき残響の美しさを聴かせる。これはまさにASTREEの美点そのものである。1980年代に初CD化されたものがあるので聴き比べてみたが、これはもう勝負にならないといってよい。今回のXRCDを一度聴いてしまうともういけない。通常CDとXRCDを聴き比べると大体いつも違いに驚くものだが、今回はそれにしても大きな違いを感じた。多くのの音楽ファンへぜひにと薦めたい。(オーディオ評論家:炭山アキラ)









XRCG-30011(8XRCD)
N響によるベートーヴェンの「第9」(1970年代編)

■Disc1(1973年)
ウォルフガング・サヴァリッシュ(指)

■Disc2(1973年)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)

■Disc3(1974年)
オトマール・スイトナー(指)

■Disc4(1975年)
ロヴロ・フォン・マタチッチ

■Disc5(1976)
フェルディナント・ライトナー(指)

■Disc6(1977年)
ホルスト・シュタイン(指)

■Disc7(1978年)
オトマール・スイトナー(指)

■Disc8(1979年)
イルジー・ビェロフラーヴェク(指)
■Disc1〜A.トモワ・シントウ(S)、荒道子(A)、H.ウィンクラー(T)、R.ヘルマン(Br)、東京芸大cho【NHKホール/73.6.27(こけら落とし演奏会)】
■Disc2〜中沢桂(S)、春日成子(A)、丹羽勝海(T)、岡村喬生(Br)、国立音大cho【NHKホール/73.12.19】
■Disc3〜河原洋子(S)、伊原直子(A)、田口興輔(T)、岡村喬生(Br)、国立音大cho【NHKホール/74.12.22】
■Disc4〜松本美和子(S)、春日成子(A)、ウィリアム・ウー(呉文修)(T)、木村俊光(Br)、国立音大cho【NHKホール/75.12.17】
■Disc5〜エヴァ・ジェポルトヴァー(S)、ヴィエーラ・ソークポヴァー(A)、ヴィレーム・プジビル(T)、カレル・ベルマン(Br)、国立音大cho【NHKホール/76.12.22】
■Disc6〜中沢桂(S)、伊原直子(A)、田口興輔(T)、木村俊光(Br)、国立音大cho【NHKホール/77.12.17】
■Disc7〜曽我榮子(S)、伊原直子(A)、小林一男(T)、木村俊光(Br)、国立音大cho【NHKホール/78.12.21】
■Disc8〜曽我榮子(S)、辻宥子(A)、小林一男(T)、木村俊光(Br)、国立音大cho【NHKホール/79.12.19】

※『xrcd』は、通常のCDプレーヤーで再生可能な高音質オーディオです。

前代未聞!豪華装丁!高音質!新たにオリジナルアナログテープをNHK職員立ち合いでビクター中央林間スタジオにてトランスファーののちXRCD化!定期的に第9の録音がこれほどまでに残されているオーケストラは世界的にみてもNHK交響楽団くらいと思われます。しかも、その指揮者陣は今から思えば大変な水準でありました。当企画によって第9の奥深さ演奏芸術の面白さに新たに開眼させられることうけあいです。また、2012年末には第2弾の80年代クロニクルが発売予定で年1回づつのリリースとなります。 (Ki)

Disc1(1973年)〜ウォルフガング・サヴァリッシュ(指)
NHKホールのこけら落とし演奏会のライヴながら、決してお祭り的な華やぎに興じることなく、ベートーヴェンヘの尊敬の念をベースとして一点一画を疎かにしない真摯さを貫くのはいかにもサヴァリッシュ。しかしこの演奏は、そのいつもの真面目なサヴァリッシュから一歩踏み込んだ大胆な表現が頻出し、最後まで興味が尽きません。特に第1楽章の身を粉にしたベートーヴェンへの献身ぶりは聴くものを熱くさせます。とにかく終始一貫、恐ろしく音像が立体的。金管、打楽器は芯を伴って熱き気迫が漲り、内声部も渾身の表出。再現部では知性のタガを外す寸前まで音楽が高揚させます。第2楽章冒頭は驚愕!こんなあからさまに大見得を切るとは誰が予想したでしょう。まるでドイツ精神の心意気を裸のままぶつけたような正直な表現に、並々ならぬ演奏意欲を感じずにはいられません。ここでもフレージングには常に明確な主張が宿っており、音を切るかか伸ばすのか、曖昧な箇所など皆無。コーダではまた驚きのルフト・パウゼでど肝を抜かれます。第3楽章でも音のテクスチュアは明瞭。瞑想にふけることなく、フレーズもハーモニーも克明に表出します。金管の警告後の11:13〜11:43の求心力と浸透力を兼ね備えたフレージングには一瞬クナッパーツブッシュのような霊妙な[ニュアンスが立ち昇るので御聴き逃し無く。終楽章は、冒頭のコントラバスが人間に肉声のように生々しく語り、バリトンは音価を伸ばせる箇所は思い切り伸ばすなど、それだけだと古臭いスタイルになりかねないところですが、ここでは全体の中で見事に調和がとれているのは流石。この楽章の目玉はなんといっても合唱の素晴らしさ。N響と共演する音大の合唱はいつも高水準ですが、ここではサヴァリッシュのあまりの真剣勝負ぶりに触発されたのか、その自発的な表現が心を打ちます。
1973年といえば、サヴァリッシュは前年にあの有名なシューマンの交響曲全集を録音しており、この演奏で気力が満ち溢れているのも大いに頷けますが、名誉指揮者としてこのホールでこのオーケストラをリードしようとする意気込みと、ドイツ音楽を牽引するという使命感も携えているのですから、いかに信頼のおける名演であるかがお分かりいただけることと思います。【湧々堂】


Disc2(1973年)、Disc4(1975年)〜ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)
 1973年盤は、これぞベートーヴェンの中のベートーヴェン!野武士的な荒くれた精神を湛えた実に豪快な演奏です。第1楽章の最初の複付点音符と四分音符の感覚は極めて短く鋭利で、早々に鋼鉄のような意志の強さを表明。低音域のうねりもマタチッチ節を象徴した凄みを示し、8:47からの高潮の凄まじさも尋常ではなく、金管・打楽器のみならずフルートまでが灼熱色。
 第2楽章は猛烈な推進力!しかも各楽器の音像が明瞭なうえ、増強したホルンの咆哮が拍車を掛けてまさに野獣モード。
 それだけに、続く第3楽章は一層深遠な雰囲気が際立ちますが、ここでも痩せた弱音は存在せず、マタチッチのキーワードの一つである「神々しさ」を持って各楽器が明確に発言し、そのハーモニーは無限の宇宙を思わせます。第2主題の筆致の太さには全人類を勇気づけるような度量の大きさが漲り、空気が決して沈思に向かわないスタンスに、ベートーヴェンが込めたメッセージを体を張って代弁しようとするマタチッチの姿勢を痛感。
 終楽章は、冒頭部では全てにトランペットを補強して、強烈な切り込み。歓喜の主題を奏するコントラバスの量感も相当。トランペットが登場するとテンポを速め、一気に興奮を煽り、その威厳と確信力たるや、御行儀よく鑑賞しようとする聴き手にがぶり寄る凄みで、それに付き従うしか手がありません!特筆すべきは、岡村喬生の声のハリ!言葉のニュアンスを繊細に捉えながら小さくまとまることなく、マタチッチと一体化するような発信力に満ちた表現を聞かせます。発言力の強さは岡村だけでなく、4人の独唱者は互いに張り合うように火花を散らし、更にその積極性は合唱にも共通して、まさに宇宙規模のを空間を表出。テノールの丹羽勝海の表現力にも驚愕!声量も十分な上に、特にリズムの躍動をここまで体現した歌唱は古今を通じて稀でしょう。「歓喜の合唱」は、全ての理屈を跳ね除ける渾身の叫び!レガートやアーティキュレーションのことなど一瞬でも考えたら置き去りにされます。最後のプレスティッシモは、シンバルも怒り狂った興奮の渦!まさに泣く子も黙る圧倒的な凄みで押し通した歴史的名演奏です。
 この熱演に対し、1975年盤は全体にテンポが遅くなり、いかにも巨匠然とした風格味を増しているのが特徴。楽器バランスやテンポ切替のタイミング等の細部の解釈こそ共通していますが、注目すべきは第3楽章!ここではアグレッシブな精神を完全に払拭し、ひたすら瞑想のに専心。第2主題など、先へ進むことはやんわり拒否するように過去の懐かしさの余韻に浸り尽くします。響きの質もマタチッチにしては珍しいほど洗練を目指し、一層精神的な高みを遂げたマタチッチの芸術性に心打たれます。
 終楽章は73年盤と最も酷似。二人の男声独唱はこちらも見事で、特に音程の確かさと4人のハーモニーの調和は明らかにこちらが上。コーダでの突進力は相変わらずですが、打楽器群を始めとして熱狂の中にも響きの安定感が確保されています。【湧々堂】


■本企画の聴きどころ(音楽学者 広瀬大介)
まず、ひとつのオーケストラの変化を、一年ごとに、それも同じ曲で順に辿っていくことのできるような類似の録音そのものがほとんど見当たらないという点だけに絞っても、本企画の独自性はすぐにおわかり頂けよう。小編成のアンサンブルと異なり、オーケストラは毎年のように、数人単位とはいえ、人の入れ替わりはある。一年ごとにオーケストラの音色がどう変っていくか、あるいは変らずに残る部分はどこか、まるで毎日の天気を定点観測するように、しかもそれを同じ曲で比較することができる。とりわけ精緻にこまかな違いを聴き比べるのが好きなファンが多いクラシック音楽の聴き手にとっては、何度聴いてもその興味が尽きることはないであろう。

 ここに収録されたライトナーの76年の録音では、第1楽章の展開部から再現部へと戻る箇所の迫力が聴きものだろう。とてつもない音量によるティンパニの強奏によって、この再現がまったくありふれたものではない、尋常さを遙かに突抜けた音楽であることが明らかとなる。オペラ的、と言っては語弊もあろうが、静と動のバランスの良さ、ここぞというところで聴きどころを作ってみせるライトナーのメリハリに対する感覚が非常に良く表れている演奏となっている。他の録音に比べるとやや速めのテンポで推移しつつも、所々でグッと腰を落ち着けて歌わせる箇所など、10年分の演奏の中ではもっとも無理なく、コクのある演奏を聴かせてくれている。

 本企画に収められた73年、75年の演奏は、いずれも他の誰とも異なるマタチッチらしさが前面に押し出された、もっとも特徴的な、まさに豪放磊落な演奏と呼んでよいだろう。細かなリズムが合わなかったり、アンサンブルに乱れが生じたりすることはあちこちで起こるのだが、そんなことがまるで気にならない。むしろ、マジメなイメージの先行する(いや、実際真面目なのだとはおもうのだが)N響のメンバーが、規格外の才能に触れ、かき乱され、狼狽し、なおそこからひとつの音楽を紡いでいこうと立ち上がる様子が透けて見えるようで、筆者としては、聴いていて「面白い」のは、断然このマタチッチとの録音であった。もっとも、そのかき乱され方は73年の録音のほうが激しいだけに、75年の録音では、マタチッチによる(恐らく想定外と思われる)突然のテンポの揺れや音の強調の指示に対しても、楽員がそれをある程度想定に含めて演奏しているのでは、とも思われる。もちろん、統率が取れていながら迫力を増した75年のほうがよい、という聴き手も多いであろう。

 74年、78年、二種類遺されているスウィトナーの録音は、穏やかさを保ちつつも、楽団員の自発的な演奏をなんとか促そうとし、あちこちに
火を付けようとする指揮者の奮闘ぶりが窺える。74年録音では、まだお互いの間合いを計りかねている箇所もあるように感じられるが、78年録
音では、とりわけ第3楽章の木管楽器の歌い回しなどに、格段の深化が感じられよう。サヴァリッシュ同様、N響の音楽の多くが、スウィトナー
によって形作られたことが、この二つの録音を聴くだけでも聞こえてくるような思いにとらわれる。

シュタインはスターのような華やかさこそないものの、その職人的技術の確かさを「カール・ベームを継ぐべき」人材(宇野功芳氏)と形容したところにこそ、この指揮者に対する当時の楽壇の期待が透けて見えるようだ。実際、その厳しい、時には癇癪を破裂させるような練習に楽団員は驚くが、その卓越した音楽性はやがて誰もが認めるところとなった。77年の録音を一聴してすぐに気がつくのは、他のどの演奏よりも鋭角的であり、リズムの処理を厳格に徹底させ、隅々まで緊張感を漲らせるその優れた手腕であろう。第4楽章の嵐のごとき冒頭部、まるでオペラの登場人物のひとりになりきったかのように、チェロ・コントラバスにレチタティーヴォを弾かせてしまうその力量こそ、シュタインが練習でしごきあげたその成果が現れている。

 チェコの指揮者ビェロフラーヴェクによる79年の演奏は当時N響といえばドイツ、というイメージがどうしても先行しがちだが、実はヴァーツラフ・ノイマンをはじめ、チェコ出身の指揮者との縁も深い。ある意味、この曲集に収められた録音の中でも、もっともやわらかで、圭角のない、慈愛に満ちた響きに溢れた演奏かもしれない。張り詰めた緊張感に支配されているのではなく、もっと伸びやかでおおらかな響きに彩られた演奏には、聴いているこちらの頬が思わず緩んでしまいそうになる。
 「第九」を彩る歌手にも一言触れておこう。73年6月のサヴァリッシュによるこけら落とし公演、および76年のライトナーで、外国勢を招いて歌わせている以外は、すべて日本人歌手によって歌われている。外国勢ではとくに、キャリア最盛期に来日したアンナ・トモワ=シントウの歌声が、資料的にも価値が高く、聴きごたえがある。日本勢では特に中沢桂、伊原直子、岡村喬生といった名前に懐かしさを覚える聴き手も多いことだろう。とりわけ男声が活躍するこの曲では、数年にわたって出演し続けた田口興輔、木村俊光による安定した歌唱を愉しむことができる。毎年指揮者が変わることによって、その指示に従いつつ、同じフレーズを時には荘重に、時には軽快に歌い分けるその柔軟な音楽性に耳を傾けることができるのも、この企画の優れた点であろう。

XRCG-30019(XRCD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.576
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調 Op.14
河村尚子(P)

録音:2002年7月パリ
リマスタリング・エンジニア:杉本一家(VCM)
原盤:DISC AUVERS:DAS 001
日本語解説付
2002年の演奏がXRCD・HRカッティングで端々しく甦る!!このアルバムは、私が21歳とき、パリ音楽院で生まれて初めてレコーディングしたものです。ディスクオヴェールのエスコンド夫妻は、初の試みに大きな不安を抱いた私をあたたかく励まして、自信と勇気を与えてくださいました。こういったチャンスを多くの若い音楽家に提供し、活動を支援するその寛大な心に深く感謝しています。その思い出深き録音を、高音質(XRCD)化して国内盤を発売していただけることになりました。日本の皆さまには、この録音を新たな感覚で楽しんでいただければ、これほど嬉しいことはありません。」(河村尚子)
XRCG-30025(4XRCD)
菅野沖彦〜ステレオレコーディングコレクション
〈ビクター録音編〉
(1)ヴェーバージンケのバッハ名オルガン曲集
バッハ:トッカータとフーガ.ニ短調 BWV565
コラール「深き淵より、われ汝に呼ばわるBWV686
オルガン小曲集より「かくも喜びに満てるこの日」 BWV605
オルガン小曲集より「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」BWV622
パストラーレ ヘ長調 BWV590
前奏曲とフーガ 変ホ長調 「聖アン」BWV552
(2)シュタルケル驚異のチェロ名演集
〈トリオ・レーベル録音編〉
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D.821
ボッタームント(シュタルケル編):パガニーニの主題による変奏曲
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ(全曲)*

(3)オーレル・ニコレ〜フルートの喜び 
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D.821(フルート編)
シューマン:幻想小曲集 Op.73
 3つのロマンス Op.94

(4)宮沢明子〜ショパンを弾く
夜想曲集〜第7番 嬰ハ短調 Op.27-1、第8番 変ニ長調 Op.27-2、第11番 ト短調、第10番 変イ長調、第13番ハ短調 Op.48-2、第1番変ロ長調 Op.9-1、第2番変ホ長調 Op.9-2、第4番ヘ長調 Op.15-1、第20番 嬰ハ短調、第9番ロ長調 Op.32-1、第15番 へ短調 Op.55-1、第21番 嬰ハ短調
(1)アマデウス・ウェーバージンケ((Org)
 録音:1971年4月 武蔵野音楽大学ベートーベンホール

(2)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、
 岩崎淑(P)
 録音:1970年12月 杉並公会堂
1970年12月 ビクタースタジオ録音*

(3)オーレル・ニコレ(Fl)、小林道夫(P)
 録音:1978年3月 石橋メモリアルホール

(4)宮沢明子(P)
 録音1973年
オーディオ評論の重鎮、菅野沖彦氏は1970 年代を中心に録音エンジニアとして活躍され、 氏の手掛けた“菅野録音”と呼ばれる数多くの 傑作レコードは今でも多くのマニアの間で愛 聴されております。今回とりわけ“菅野録音”の 中でも貴重な幻のレーベル「トリオ」と名門ビ クターでの録音がXRCD化されます。特に「録 音史上の傑作」(オーディオ評論家嶋護)とい われる名録音中の名録シュタルケルのチェロ 録音が含まれているのもうれしいかぎりです。
菅野録音の研究家として知られる嶋護氏によると菅野録音にはとくに優れた点が二つあるとのことで、リアリスティックで三次元的なサウンドステージの 再現と、楽器の実在感であるとの事です、また再生のポイントとして “菅野録音の低音は量がありながらもソリッドなので空気が振動するレベル” まで再 生してほしいとのこと、さらに “響きがスピーカーの外側まで広がる” ような再生をしていただけたら、とコメントされております。 (Ki)
XRCG-30029(6XRCD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
Disc 1
ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 K.279(189d)/ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280(189e)/
ピアノ・ソナタ第3番 変ロ長調 K.281(189f)/ピアノ・ソナタ第4番 ヘホ長調 K.282(198g)
Disc 2
ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K.283(189h)/ピアノ・ソナタ第6番 ニ長調 K.284(205b)/
ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K.309(284b)/ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調 K.311(284c)
Disc 3
ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310(300d)/ピアノ・ソナタ第10番 K.330(300h)/ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331(300i)
Disc 4
ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332(300k)/ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333(315c)/幻想曲 ハ短調 K.475/
ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457
Disc 5
ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.533&K.494/ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 K.545/ピアノ・ソナタ第16番 変ロ長調 K.570/
ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 K.576
Disc 6
幻想曲 ニ短調 K.397(385g)
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調 K.573/ロンド イ短調 K.511/「ああ、お母さん、あなたに話しましょう」の
主題による変奏曲 ハ長調 K.265(300e)《きらきら星変奏曲》
宮沢明子(P)
※ベーゼンドルファー
録音:(Disc1-5)1973年9月9,10,17,18,27日、(Disc6)1973年10月9日、青山タワー・ホール
使用器材:ノイマンU-87、アンペックスAG-440B
音の優秀さも抜群ですが、宇野功芳氏もほめたたえた名演でもあり『ここまでやって下さるとは夢にも思わなかった』『30代の若さでこんな才能はお そろしいくらい』『フレージングの美しさは名人芸』『全曲にわたって旋律が歌い抜かれ、哀しいくらい訴えて来る』と評された心に残る演奏です。 今回もビクター中央林間スタジオでオリジナルテープからの緻密な復刻がなされており、プレスも通常とは別ラインの特別版でなされました。世界録音 遺産ともいえる菅野録音の代表作が見事によみがえりました。 (Ki)
XRCG-30035
(13XRCD)
シューマン:ピアノ曲全集
■Disc 1(原盤番号:V 4451)
アベッグ変奏曲Op.1/蝶々Op.2
謝肉祭−4つの音符による面白い情景Op.9/6つの間奏曲Op.4
■Disc 2(原盤番号:V 4452)
クララ・ヴィークの主題による即興曲Op.5
パガニーニの奇想曲による練習曲Op.3
パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲Op.10
■Disc 3 (原盤番号:V 4453)
交響的練習曲Op.13/5つの変奏曲(遺稿)
トッカータOp.7/アレグロOp.8
■Disc 4 (原盤番号:V 4454)
ピアノ・ソナタ第1番Op.11
管弦楽のない協奏曲Op.14
ソナタ第3番の初稿/
管弦楽のない協奏曲のためのスケルツォ第1番(遺作)
ピアノ・ソナタ第3番のためのスケルツォ(モルト・コモド)(遺作)
■Disc 5 (原盤番号:V 4455)
ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
幻想曲Op.17
■Disc 6 (原盤番号:V 4456)
ピアノ・ソナタ第2番Op.22
ピアノ・ソナタ第2番のための終楽章初稿
幻想小曲集Op.12/花の曲Op.19
■Disc 7 (原盤番号:V 4457)
クライスレリアーナOp.16
子供の情景Op.15
アラベスク ハ長調Op.18
4つの小品Op.32
■Disc 8 (原盤番号:V 4458)
8つのノヴェレッテOp.21
4つの夜曲Op.23
■Disc 9 (原盤番号:V 4459)
フモレスケOp.20
ウィーンの謝肉祭の道化Op.26
3つのロマンツェOp.28
■Disc 10 (原盤番号:V4460)
色とりどりの小品Op.99
アルバムの綴りOp.124
■Disc 11 (原盤番号:V 4461)
子供のためのアルバムOp.68
■Disc 12 (原盤番号:V 4462)
森の情景Op.82/4つの行進曲Op.76
3つの幻想的小曲Op.111
暁の歌Op.133
■Disc 13 (原盤番号:V 4463)
少年のための3つのソナタOp.118
4つのフーガOp.72
7つのフゲッタ形式によるピアノ曲Op.162
天使の主題による変奏曲変ホ長調 1854(遺稿)
カール・エンゲル(ピアノ:スタインウェイ)
録音場所:ベートーベン・ザール、ハノーファー(ドイツ)

録音:1971年:Op.15, 16, 76, 111, 126, 133
1972年:Op.1, 2, 4, 5, 6, 8, 9, 12, 13,16, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 変奏曲(遺稿)
1973年:Op.11, 14, 22, 68, 118
1975年:Op.3, 7, 10, 20, 23, 32, 72, 82, 99, 124, 主題と変奏(遺稿)

制作:マイケル・バーンシュタイン
(原盤:仏 Valois)
好評のアストレ・ヴァロワの全集物XRCD化シリーズですが、第3弾は真打ちともいえるはったりのない味わいが魅力の巨匠エンゲルによるシューマン ピアノ曲全集です。 国内盤らしく、西原稔氏の3万字!の曲目解説。カール・エンゲルを愛してやまないピアノ研究家、吉澤ヴィルヘルム氏によるエンゲルとシューマン晩年 の闇に迫った入魂のシューマン論など、大変充実した内容の解説も魅力的。 XRCD化に際しては、ビクター中央林間スタジオでの入念なマスター制作を行い、全ての工程が特別ラインによりプレスに至るまで徹底されております。 ベルンシュタインの素晴らしい録音芸術がほぼ完全な形でよみがえっております。 (Ki)
完全限定盤
XRCG-30048(7XRCD)
NHK交響楽団によるベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」1980年代編

Disc 1 〜R.ワイケルト

Disc 2〜Z. コシュラー

Disc 3 〜スウィトナー

Disc 4 〜スウィトナー

Disc 5〜B.クロブチャール

Disc 6〜F.ライトナー

Disc 7〜 若杉弘
Disc 1
ラルフ・ワイケルト(指)、曽我榮子(S)、伊原直子(A)、小林一男(T)、宮原昭吾(Br)/録音:1980/12/22NHKホール

Disc 2
ズデニェク・コシュラー(指)、曽我榮子(S)、伊原直子(A)、小林一男(T)、木村俊光(Br)/録音:1981/12/21NHKホール

Disc 3
オットマール・スウィトナー(指)、曽我榮子(S)、伊原直子(A)、小林一男(T)、木村俊光(Br)/録音:1982/12/22NHKホール

Disc 4
オットマール・スウィトナー(指)、片岡啓子(S)、伊原直子(A)、小林一男(T)、池田直樹(Br)/録音:1986/12/22NHKホール

Disc 5
ベリスラフ・クロブチャール(指)、佐藤しのぶ(S)、伊原直子(A)、小林一男(T)、木村俊光(Br)/録音:1987/12/21NHKホール

Disc 6
フェルディナント・ライトナー(指)、佐藤しのぶ(S)、伊原直子(A)、小林一男(T)、木村俊光(Br)/1988/12/22NHKホール

Disc 7 1989
若杉弘 (指)、佐藤しのぶ(S)、伊原直子(A)、小林一男(T)、多田羅迪夫(Br)/録音:1989/12/22NHKホール

全て、国立音大cho
0年代編に続く80年代編がついに発売されます。80年代は楽譜の面でも原典版の波が到来、ティンパニーにドレスデン・シュターツカペレの伝 説的名人ゾンダーマンが登場するなどN響の演奏史としても盛りだくさんの10年間でした。今振り返ると日本経済の一つの絶頂期でもあり、実に熱 気のある時代でありました。またNHKのアナログ録音最後期でもあって予想以上音の良さも大変魅力的です。なお83、84、85年の録音はオリジナ ルアナログマスターテープが残念ながら存在せず発売が見送られました。 (Ki)


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