湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Initiale
(フランス)



1795年に創設され世界で最も歴史が深く権威ある芸術校の一つパリ国立高等音楽院(CNSMDP)。これまで にも多くの著名な音楽家を輩出しています。そのパリ国立高等音楽院が、未来の偉大なる音楽家たちのた め、。有能な卒業生や在校生を録音する自主レーベル「Initiale」を立ち上げました。



※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
INL-01
テレマン:序曲集
ヘンデル:歌劇「エツィーオ」 HWV 29 より”マルシェ”
ジャン=ジョゼフ・ムーレ:ファンファーレ「小さな狩り」
テレマン:序曲「ラ・ジョア」TWV44:8
ジャン=バティスト・モラン:2本のトランペットのためのファンファーレ
テレマン:序曲「ラ フォーチューン」TWV44:9
テレマン:序曲「狩り」TWV44:10
ヨハン・メルヒオール・モルター:マルシェ MWV VIII/29
アッレサンドロ・オルランド(Hrn)
アンサンブル・サルバカン

録音:2017年11月17日
イタリア出身のホルン奏者アッレサンドロ・オルランド。本盤では、18世紀の楽器を用いた管楽器アンサンブル「サルバカン」と共に、管を巻いただけの 非常にシンプルな構造をしたナチュラルホルンでテレマンの序曲を録音しました。現代の楽器とは異なり、ナチュラルホルンは、自然倍音とハンドストップだ けで音階を奏でる難しい楽器ですが、アッレサンドロ・オルランドは見事な技術で、当時の響きを再現しています。 (Ki)
INL-02
最初の言葉〜フランス歌曲集
セヴラック:「ある夢」、「子馬の歌」「ミミズク」「悲しき風景 夕陽」「空は、屋根の上で」
フォーレ:連作歌曲「イヴの歌」
ショーソン:終わりなき歌
ヴィクトワール・ビュネル(Ms)
サラ・リストールチェッリ(P)

録音:2019年1月11日
豊かな音楽性と美しい声を持つフランスの新星メゾソプラノ、ヴィクトワール・ビュネルによるフランス歌曲集。ヴィクトワール・ビュネルは、2018年パ リ国立高等音楽院を優秀な成績で卒業すると、歌曲だけではなく、オペラの舞台でも活躍。バロック・オペラからワーグナーまで幅広いレパートリーを有し ます。本デビュー盤では、彼女の繊細さを堪能できる、フォーレ、セヴラック、ショーソンといったフランフ歌曲を収録してます。南仏の素朴でニュアンス豊 かなセヴラックの歌曲。そしてフォーレ晩年の連作歌曲集「イヴの歌」。愛する人を失った悲しみの歌ショーソンの「終わりなき歌」。どれも彼女の透明感を 際立たせる選曲となっています。 (Ki)
INL-03
音響の孤独〜スペイン黄金時代の鍵盤作品集
アントニオ・デ・カベソン/ホアン・マグラーネ・フィゲーラ
1.Tiento de quinto tono (LXV)
2.Diferencias sobre el villancico de 「 quien te me enojo, Isabel 」
3.[Fantasia de sexto tono] (Libro II, f. 83)
4.Prenez pitie
5.Ancor che col partire
6.Pavana con su glosa
7.[Fantasia de primer tono] (Libro I, f. 67)
8.Tiento de primer tono (LXVII)
9.Diferencias sobre la Gallarda Milanesa
10.D’ou vient cela
11.Diferencias sobre la Pavana italiana
12.[Fantasia de segundo tono] (Libro I, f. 68)
13.Un gay berger
14.Tiento de primer tono (LX)
15.[Fantasia de cuarto tono] (Libro I, f. 68)
16.Tiento de octavo tono (LXV)
17.Diferencias sobre el Canto del caballero
18.Diferencias sobre el Canto del caballero
19.Ancor che col partire
ヘスス・ノゲラ・ギレン(ハープシコード/クラヴィコード)

録音:2018年2月8日
1993年スペイン出身の鍵盤奏者ヘスス・ノゲラ・ギレン。パリ国立高等音楽院では、オリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌーに師事。クリスト フ・ルセ、スキップ・センペの元でも研鑽を積みました。またソルボンヌ大学で黄金時代の鍵盤楽器音楽について研究しています。2017年にはミラノ国際チェ ンバロ・コンクールで入賞、世界的な古楽アンサンブルのコンサートにも参加し活躍しています。 このアルバムは、現在彼の研究対象であるスペイン黄金時代の鍵盤作品集。スペインのルネサンス音楽の作曲家アントニオ・デ・カベソンの作品とスペイン の現代作曲家ホアン・マグラーネ・フィゲーラ(1988-)がカベソンへのオマージュとして作曲した作品を収録しています。スペイン黄金時代の音楽を多角 的に聴くことができます。
INL-04
ジョリヴェへのオマージュ
ジョリヴェ無伴奏ヴァイオリンの為の「狂詩的組曲」
バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1番
ジョリヴェ呪文〜無伴奏ヴァイオリン(G線のための)
三善晃:無伴奏ヴァイオリンのための「鏡」
ジョリヴェヴァイオリンとピアノのためのソナタ
河野彩(Vn)、大瀧拓哉 (P)

録音:2018年9月14日
フランスで活動するヴァイオリニスト河野彩によるアルバム「ジョリヴェへのオマージュ」。 河野彩は、桐朋学園大学音楽学部を卒業後、渡仏。パリ国立高等同音楽院第三課程現代音楽科、及び室内楽科修士課程を修了。ブレスト国際コンコール 室内楽部門、レオポルド.ベラン国際コンクール室内楽部門、ルイージ.ザヌッコリ国際コンクール室内楽部門にて1位受賞など輝かしい受賞歴を持ち、欧 州各地の音楽祭に招待され、フランス内外で活動しています。 本作は、20世紀の作曲家ジョリヴェ、バルトーク、三善晃の無伴奏ヴァイオリンを収録。この選曲は河野自身も師事したことのある、ジョリヴェと親交があっ たヴァイオリン奏者デヴィ・エルリの影響が大きいといいます。3人の作曲家をとりあげることで、ジョリヴェの独自の美学を提示しています。 (Ki)
INL-12
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
ブーレーズ:アンテーム2
ダヴィド・ペトルリク(Vn)、
ジャック・ワルニエ(エレクロニクス)(3)

録音:2020年1月/パリ音楽院
ダヴィド・ペトルリクは1995年生まれのフランスのヴァイオリニスト。14歳でパリ音楽院に入学し、ボリス・ガルリツキーとイーゴリ・ヴォローチンに師事。ヨー ロッパのいろいろな国際コンクールに入賞し、クレーメルからも注目される期待の若手です。
Bで始まる名前の3人の作曲家による無伴奏ヴァイオリン曲を集めていますが、バロック、近代、現代の音楽史に足跡を残したのみならず、音楽的にもエキサイティ ングな名作ばかり。1702年製グヮルネリの銘器「ex Schubert」の深い音色にも魅了されます。 (Ki)
INL-13
スフマート
コレッリ(編曲者不詳):ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタOp.5
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタRV47〜前奏曲
ジャコギルボベ・チェルヴェット:トリオ・ソナタOp.1の3
マラン・マレ:組曲ト短調〜前奏曲
マルチェッロ:2つの低音のためのソナタOp.6の2
ジャン=バティスト・バリエール:チェンバロ・ソナタ第4番〜アダージョ
 チェロ・ソナタ第6番
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタRV47〜ラルゴ
ジャン=バティスト・バリエール:チェロ曲集第3巻〜ソナタ第2番
セ・テトランジュ・エクラ【ゴーチエ・ブルタン(Vc)、アニエス・ボワソンノ=ギルボ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、クロエ・リュカ(ヴィオローネ)、ノラ・ダルガザンリ(チャンバロ)】

録音:2020年10月26-29日ボン・スクール・ルター派教会(パリ)
セ・テトランジュ・エクラは低弦だけの編成による若き古楽器団体。パリ音楽院の学生で結成され、17-8世紀の低弦レパートリーに興味と情熱を燃やしていま す。グループ名はアラゴンの詩からとられ、「長く残る香り」を意味します。18世紀の聴衆を驚かせたオーディオ効果をお楽しみください。 (Ki)
INL-14
ハイブリッド史
マーク・アンドレ:アン=フィニT〜プリペアード・ハープ、タムタムと大太鼓
ジョルジュ・アペルギス:フィデリテ(1982)〜ハープと声
ジャン=クロード・リセ:ルライ(1992)〜レバーハープとエレクトロニクス
アウレリオ・エドレル=コペス:スゥル(2009)〜ハープと声
ジャヌイベ・テジェラ:エンヴォル
アリス・ベリュグ(ハープ、打楽器、声)
ジャック・ワルニエ(エレクロニクス)

録音:2020年10月/パリ音楽院
ピアノを、ソルボンヌ大学で音楽学を専攻、ハープはモレッティやラングラメに師事しました。
このアルバムは5人現代作曲家によるハープと他楽器(媒体)のためのハイブリッドを追求する内容となっています。エレクトロニクス以外はすべてベリュグが一 人で演じていて多才ぶりを発揮していますが、ハープそしてベリュグの歴史までをひとことで表現。
作曲家もアペルギスのような重鎮から1970年代生まれのブラジルのふたりの若手エドレル=コペスとテジェラの強烈な色彩までハープの可能性を感じ取れる 内容となっています。 (Ki)
INL-15
マリオネット
ラースロー・ライタ:マリオネットOp.26
ジャン・クラ:五重奏曲
ジョリヴェ:リノスの歌(フルート、弦楽三重奏とハープ版)
ル・バトー・イーヴル【サミュエル・カナーレ(Fl)、ゼレナ・マンガナス(Vn)、ヴァレンチン・シャペロ(Va)、ケヴィン・ブルダー(Vc)、ジャン=バティスト・アイユ(Vc)】

録音:2020年11月10-13日パリ音楽院
2015年結成のル・バトー・イーヴルはフルート、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという変わった編成の五重奏団。この編成で書かれたジャン・クラの作 品を演奏するために集まり、その後常設化しました。
全員がストラスブール音楽院で学び、2017年大阪国際室内楽コンクール入賞を果たすなどその実力は高く評価されています。グループ名はランボーの同名の 詩(酔っぱらった船)からとっています。典雅な響きに癒されます。 (Ki)
INL-16
ニコラ・モンドン:草むらに投げこまれた銅
デイリー・コロトミー〜アルトフルート、プリペアード・チェロ、ギター、プリペアードピアノ、エレクトロニクス
ス メ・デュン・シノンT〜ソプラノ & バリトン サクソフォン、プリペ アードピ アノ、プリペ アードハープ、プリペ アード・ヴァイオリン、チェロ 、コントラバ ス
トリオ〜アルト&バスフルート、ソプラノ&テノールサクソフォンとピアノ
チェンゴック〜フルート
ハビエル・ゴンサレス・ノバレス(指)
アンサンブル・インソリトゥス

録音:2019年9月30日-10月4日/パリ音楽院
ニコラ・モンドンは1980年ナント生まれの作曲家。パリ音楽院で当初ピアノを専攻したこともあり、ピアニストとしても知られています。
モンドンはガムラン音楽の研究家でもあり、その要素は作品にも明瞭に反映されています。ここに収められた4作品もジャワのガムラン音楽の技法が用いられて いて興味津々。ワールド・ミュージック好きにもオススメです。


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