湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



La Ma de Guido
(スペイン)



※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
LMG-2011
海の景色〜室内管弦楽の為の作品集
トルドラ:海の景色
グリグノン(1899-1962):モノクローム
 レント・エスプレッシヴォ
エンリク・モレラ:弦楽四重奏曲 Op.11 踊り/メランジュ
ゴンサル・コメリャス(指)
ゴンサル・コメリャス室内O

録音:1995年、サンタ・マリア・デ・バルバラ・デル・バリェス教会(ロマネスク建築)

20世紀前半のカタルーニャを代表する3人の作曲家それぞれの代表作を収録。

LMG-2012
スペインのギター音楽
ディオニシオ・アグアド(1784-1849):ファンダンゴ
フリアン・アルカス(1832-1882):ボレロ
 タンゴ・コレクション
タレガ:二人の妹/パヴァーヌ
 前奏曲第1番&第7番/マリエタ
 アデリタ
リョベト:メリアの遺言/エル・メストレ
 盗賊の歌/プラニ
カルレス・トレパト(G)
1892年トレス製ギター使用。トレパトはカタルーニャ地方の町リェイダ生まれのギタリスト。
LMG-2014
カベソン:グロサ、ディフェレンシア、ティエント集
カベソン(1510-1566):イタリアのパヴァーヌによるディスカンテ
ミラノのガイヤルドによるディフェレンシア
ティエント第10番 第1旋法
「騎士の歌」によるディフェレンシア
ティエント第4番「Qui la dira」(アドリアン・ヴィラールトによる)
「Durmendo un jorno」(フィリープ・ヴェルドロによる)
「D'ou vient cela」(クローダン・ド・セルミジ?による)
「再び別れて」(チプリアーノ・デ・ローレによる)
ティエント第11番「クム・サンクト」
「ミサ・ロム・アルメ」のベネディクトゥス(ジョスカン・デプレによる)
ティエント第9番 第5旋法
「Hiersalem luge」(ジャン・リシャフォルによる)
ティエント第5番 第2旋法
「スザンナはある日」(オルランドゥス・ラッススによる) *
「ご婦人のお望み」
パヴァーヌとそのグロサ
「Quien llamo al partir partir」 **
「Pues a mi desconsolado」 **
イタリアのパヴァーヌによるディフェレンシア
「はかない喜びのために」(トマ・クレキヨンによる)
「Je suys aime」(トマ・クレキヨンによる)
「愉快な羊飼い」(トマ・クレキヨンによる)
「Je fille quanile medona」(フィリップ・ファン・ヴィルダーによる)
トリオ・ウンダ・マリス
マルティネス(Cemb、Org、クラヴィコード)
ジュアン・ビベス(リコーダー)
ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フェラン・キロガ(ビウエラ)
ミリアム・ロペス(パーカッション)

録音:1995年、バルセロナ、マレ・デ・デウ・デ・レスペランサ礼拝堂

*エルナンド・デ・カベソン(1541-1602)によるグロサ
**フアン・デ・カベソン(1510/19-1566)作曲と推測される
ピリオド楽器使用。カベソンはスペイン国王カルロス1世とフェリペ2世の宮廷オルガニストとして活躍した、初期スペイン音楽におけるもっとも重要な作曲家。グロサ、ディフェレンシア、ティエントとは、いずれも当時のスペイン独特の変奏形式をさす音楽用語。ウンダ・マリスは1984年に結成されたトリオ。
LMG-2015
モレラ&パイサ:歌曲集
エリク・モレラ:荷車引きの歌
 新しい恋人/セレナタ/他
ジャウメ・パイサ(1880-1969):3つのバラード
 ばら/記録/盗賊の歌/他
ジュアン・カベロ(T)、マネル・カベロ(P)
LMG-2017
サンティアゴ・デ・ムルシア(1685-?):パッサカリアとその他のギター曲集
ファンダンゴ/Cumbee/ソナタ/組曲(前奏曲と続きの曲)ハ短調
コレッリのジグ/カナリオ/サンガリエジャとシャンベルガ
パッサカリア ト長調/コレッリのトッカータ/パッサカリア ニ短調
ガイヤルド/サランベク/騎士/パッサカリア ホ短調/マリオナ ハ長調
不可能なこと/悲嘆/夜会/ラ・ホタ/Baylad Caracoles
ウィリアム・ウォーターズ(G)

録音:1996年、サンタ・マリア・デ・バルベラ・デル・バリェス教会(ロマネスク建築)
スティーヴン・バーバー製のバロック・ギターを使用。サンティアゴ・デ・ムルシアの生涯についてはほとんど知られておらず、メキシコに渡って没したとも推測されている。J.S.バッハやヴァイスと同時代にあたるだけに、作品は洗練され、ときに華麗。
LMG-2018
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):オルガン曲集
「オルガンの技法、オルガンの理論とその音楽的実践としてのティエントとディスクルソ集」(1626) から
モンセラト・トレント(Org)
ポルトガル生まれとの説のあるコレア・デ・アラウホはスペインにおけるバロック・オルガン音楽の確立者の一人とみなされている。ディスクルソとは、ティエントをさらに技巧的に発展させた形式をさす音楽用語。
LMG-2020
アフェッティ・ムジカーリ〜17&18世紀カタルーニャとヨーロッパの音楽の旅
ダリオ・カステッロ(17世紀):2声のソナタ(第2巻 第3番)
フアン・オリベル・アストルガ(1733-1830):トリオ・ソナタ.ヘ長調 Op.3-4
マテウ・ソレル(1720頃-1799):ファゴットと通奏低音の為のソナタ.ハ長調
ジュゼプ・プラ(1720頃-1760頃):トリオ・ソナタ第12番ト長調
フランセスク・マリネル(?-1789):トッカータ ハ短調
テレマン:トリオ・ソナタ.ニ短調/四重奏曲ニ短調
バルセロナ・コンソート
ジョルディ・コロメ(リコーダー)
ジョルディ・アルジェラガ(Ob、リコーダー)
ジュゼプ・ボラス(Fg)
マドロナ・エリアス(Cemb)

録音:1994年、バルセロナ、エスペランサ教会
バルセロナ・コンソートは1982年の結成。2つの旋律管、1つの低音管と鍵盤という編成で、木管アンサンブルとしても楽しめます。
LMG-2021
ロベルト・ジェラルド(1896-1970):室内楽作品集
三重奏曲/チェロ・ソナタ/ジェミニ
トリオ・ジェラルド
ロバート・ジェラードと通常は英語読みされる、カタルーニャ生まれの作曲家。1939年にスペイン内戦で共和国側が敗れるとともにイギリスに移住、1960年に正式に帰化。近年、再評価が著しく、イギリスのレーベルを中心に録音が増えています。
LMG-2022
ジェラルド、オムス:歌曲集
ロベルト・ジェラルド(1896-1970):L'infantament meravellos de Schahrazada
ジョアキム・オムス(1906-):Ocells perduts
イサベル・アラゴン(S)
アンヘル・ソレル(P)
LMG-2023
グラナドス:ピアノ作品集
スペイン舞曲集
ピアノ曲集「青春の物語」
エミリ・ブルガリャ(P)

録音:1997年、リェイダのエンリク・グラナドス・オーディトリアム
ブルガリャはバルセロナ出身のピアニスト。マリア・ジュアン・ピリスに認められ、表舞台に登場しました。
LMG-2024
グラナドス:ピアノ伴奏歌曲全集
トナディリャ集(12曲)
愛の歌曲集(7曲)
スペイン語歌曲(7曲)
カタルーニャ語歌曲(6曲)
マリア・リュイザ・ムンタダ(S)
カルレス・スリニャク(P)

録音:1997年、リェイダのエンリク・グラナドス・オーディトリアム
LMG-2025
フルートとピアノの為のカタルーニャ音楽
トルドラ:6つのソネット(1922;サマコイス[1894-1976]編曲)
サルダナ(1912)
ジュアン・マネン(1883-1971):見晴らし台(1949)
マヌエル・オルトラ(1922-):ソナチナ(1950)
 3つの季節(1989)
ベルナト・カスティリェジョ(Fl)
アドルフ・プラ(P)

録音:1998年、リェイダのエンリク・グラナドス・オーディトリアム
LMG-2026
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):歌曲集 シャンタル・ボタンク(S)ジ
ュアン・アミルス(P)
LMG-2027
ギターの為のハバネラのリズム〜1830年から1936年までに書かれた作品集
イラディエル(1809-1865):傷だらけの1ペセタ硬貨(アルカス編曲)*
ビニャス(1823-1888):エル・アルタネンセ*/バナナ*
アルカス(1833-1882):キューバの女*
フェレル(1835-1916):2つのタンゴ*
マース(1846-1923):ホーム・パーティー*
アリエタ(1823-1894):タンゴ(タレガ編)
タレガ:タンゴ
マンホン(1866-1919):ローラ*
アルベニス:タンゴ(セゴビア編)
ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘へのオマージュ
プジョル(1894-1980):タンゴ
イラディエル:ラ・パロマ(サインス・デ・ラ・マサ編曲)
サインス・デ・ラ・マサ(1903-1982):ハバネラ*
モレノ・トロバ(1891-1982):ニニャ・メルセ*
ジュアン・フリオ(G)

世界初録音*
LMG-2028
テラデリャス、ファブレガ:作品集
テラデリャス(1713-1751):歌劇「セソストリ」から序曲
 Fra l'ombra del timore*
 Quel sasso*
 ソプラノ二重唱曲*+/モテット「嵐の夜」+
 カンタータ「あざむかれ、さげすまれ」#
ジュゼプ・ファブレガ(?-1791):交響曲ハ長調
カルメ・クシド(S)*
ラウリ・レビオル(S)+
ホセ・ロメロ(男性ソプラノ)#
グレゴル・ドゥブクレット(指)
コンチェルト・ブランデンブルク
カタルーニャのバロックと古典派の作曲家。ファブレガはカタルーニャの交響曲作曲家第一世代のなかでもっとも多産であった。コンチェルト・ブランデンブルクはベルリンのピリオド楽器オーケストラ。ドゥブクレットはアメリカの指揮者。
LMG-2029
フルートとギターの為のスペインの音楽
グラナドス:詩的なワルツ集
ロドリーゴ:夜明けのセレナータ/古い歌
モンサルバジェ(1912-):ノアの弓
サルバド・ブルトンス:3つのディヴェルティメント
F・ガスル:恋するカリフ/エレジー
モンセラト・ガスコン(Fl)
コイ(G)

録音:1998、サンタ・コロンバ・デ・マラタ教会
LMG-2030
カタルーニャの伝承歌と民謡集(合唱による) ジュゼプ・ビラ・イ・カザニャス指揮リーダー・カメラ合唱団

録音:1998年、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂
LMG-2032
歌、踊りと祭り〜クラリネット、バセットホルンとピアノの為のイベリア音楽
アルベルト・グミ(1965-):Salts de Patum/歌と踊り
モンサルバジェ(1912-):リトルネロ
ラモン・ユメト(1968-):2つのアンダルシア民謡/小妖精
アマルゴス(1950-):4つの民謡
エンリク・パロマル:(1964-)子守歌とセビリャナ
トリオ・ウェルテル
ケラルト・ロカ(Cl)
アルベルト・グミ(バセットホルン)
シルビア・ビダル(P)

録音:1998年、バルセロナ、スタジオ・ビット・ア・ビト
LMG-2033
トルドラ:歌曲集(全24曲) マリア・リュイザ・ムンタダ(S)
カルレス・スリニャク(P)

録音:1999年、リェイダ、エンリク・グラナドス・オーディトリアム
LMG-2034
アヴェ・プレスル・バルシノネ〜中世カタルーニャの音楽
バルセロナのカタルーニャ博物館ほか所蔵の手稿譜による
単旋律聖歌(全20曲)
モンセラト・オリベラス(指)
タリェル・デスドゥイス・メディエバルス(女声合唱)
イサベル・アラゴン(独唱)

録音:1999年、サンタ・コロマ・デ・マラタ教会
LMG-2035
カトリック両王とカルロス5世の時代のスペイン宮廷音楽
「王宮の歌曲集」(15-16世紀)から
ルイス・ベネガス・デ・エネストロサ:「新しい数字式タブラチュアによる曲集」(1557)から
「カラブリア公の歌集」(1556)から
「カサ・デ・メディナセリの歌集」(16世紀)から
ディエゴ・オルティス:「変奏の技法」(1553)から
「コロンビナ歌集」(15-16世紀)から
ジョルディ・レグァント(指)
カペラ・ヴィルレ
アレシャンドリア・ポロ、
マルガリタ・リャド、ジュゼプ・ベネット、
ジョルディ・リカルト(ヴォーカル)
ジョルディ・アルジェラガ(リコーダー、シャリュモー)
ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フェラン・キロガ(ビウエラ)
ジャウメ・ブラグラット(パーカッション)
ジョルディ・レグァント(Cemb、オルガネット)

録音:1999年、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂
スペインの黄金時代の幕開けにふさわしい、華麗で活気に満ちた音楽。
LMG-2036
ジュアン・プラ(1700頃-1770?)&ジュゼプ・プラ(1728-1762):トリオ・ソナタ集
第29番ト長調/第2a番ニ短調/第4番ヘ長調/第15番ト長調
第16番イ短調/第13番ハ長調/第12番ト長調
バルセロナ・コンソート
ジョルディ・コロメ、ジョルディ・アルジェラガ(リコーダー)
ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)マドロナ・エリアス(Cemb)

録音:1999年、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂
プラ三兄弟はみなオーボエ奏者兼作曲家としてスペイン国内外で活躍した。収録曲は兄弟の共同作品と考えられています。
LMG-2037
ファリャ:ピアノ伴奏歌曲全集
ロンダのパン(1915)
わが子を腕に抱く母親たちの祈り(1914)
7つのスペイン民謡(1914-1915)
3つの歌(1909-1910)
おまえの黒い瞳(1902-1903)
前奏曲(1900頃)/大波(1900頃)
神よなんと孤独に(1900頃)
モンセラト・トルエリャ(S)
マヌエル・ガルシア・モランテ(P)

録音:1999年、カペリャデス、パペル・デ・ムシカ
LMG-2038
マヌエル・カナレス(1747-1786):6つの弦楽四重奏曲 Op.3 から
第1番ニ長調/第2番変ホ長調/第3番ハ短調
カンビーニ・クァルテット
【ミゲル・シマロ、エヴァ=マリア・レル(Vn)
ローター・ハース(Va)
ミヒャエル・ルプレヒト(Vc) 】

録音:1998年、ドイツ、ニッテナウ
カナレスはトレドに生まれ、マドリッドの宮廷でボッケリーニの同僚音楽家となった。彼の弦楽四重奏にはボッケリーニとハイドンの影響が見受けられます。後半3曲は LMG-2049に収録。
LMG-2039
アントニオ・ソレル:ソナタ集
第18番ドリア旋法/第76番ヘ長調
「アストゥリア皇女のために」
第25番ドリア旋法/第85番嬰ヘ短調
第78番嬰ヘ短調/第20番嬰ハ短調
第89番ヘ長調/第86番ニ長調
第15番ドリア旋法
やまおかみゆき(P)

録音:2000年、カペリャデス、パペル・デ・ムシカ
LMG-2040
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962):作品集
「ゴヤ」(10の楽器の為の不愉快な6つの小品)
メロディ(コントラバスとピアノの為の)#*
即興曲(チェロとピアノの為の)+*
世紀末のバガテル集(チェロとピアノの為の)+*
トッカータ(フルートの為の)**
バルシノ・アンサンブル
ジュゼプ・パソス(Vc)+トニ・グラシア(Cb)#アドルフ・プラ(P*、ディレクター)
ベルナト・カスティリェジョ(Fl)**
アンヘル・フランシスコ・ロペス(Cl)
カスティリョ(バスクラリネット)
ペレ・ベニテス(Fg)
ピラル・バレロ、やまおかみゆき(P)
ペルクシオンス・デ・バルセロナ
ロベルト・アルメンゴル、
ラモン・トラミランス、フェラン・アルメンゴル(パーカッション)

録音:2000年、バルセロナ高等音楽院、トルドラ・オーディトリアム
「ゴヤ」と即興曲の楽譜がPDFファイルで収録されているCDプラス仕様(Windows/Mac)。
LMG-2041
アントニオ・ソレル:2台のチェンバロの為の6つの協奏曲 マリウ・バセル、ジョルディ・レグァント(Cemb)

録音:2000年、サンタ・マリア・デ・テラッサ教会(ロマネスク建築)
LMG-2042
フルートとピアノの為のポルトガル音楽
ルイス・コスタ(1879-1960):ソナチナ Op.23
カルネイロ(1895-1963):アヴェナ・ルダ
フェルナンド・ロペス・グラサ(1906-1994):無伴奏フルートの為の2つの楽章
ダルメイダ(1940-):幻想曲第1番 Op.54
 幻想曲第2番 Op.63
カッラパトゾ(1962-):ジェルメーヌ・タイユフェールの墓碑銘
マドゥレイラ(1971-):出会い
ジュアン・ペレイラ・コウティニョ(Fl)
ジョゼ・ボン・デ・ソウザ(P)

録音:2000年、カペリャデス、パペル・デ・ムシカ
LMG-2043
カラブリア公の歌集〜二重唱曲全集 アレシャンドリナ・ポロ、
マルガリダ・リャド(歌)
フェラン・キロガ(ビウエラ)
ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュアン・イスキエルド(フルート、リコーダー)
アンナ・マルグレス(不明)
LMG-2044
アド・オク・モードゥムカタルーニャの手稿譜によるギター音楽
サンス、ゲラウの作品
アルフレド・フェルナンデス(バロック・ギター)
アルフレド・フェルナンデスはフアン・カルロス・リベラに続く注目すべきスペインのギター、ビウエラ、リュート奏者。
LMG-2045
ビバンコ、ロボ:モテット集
セバスティアン・デ・ビバンコ(1550頃-1622)、
アロンソ・ロボ(1555-1617)の作品
ブルーノ・ターナー(指)
ムジカ・レゼルヴァータ
スペイン・ルネサンスの教会音楽。ブルーノ・ターナーは音楽学者・楽譜校訂家で、プロ・カンツィオーネ・アンティクァの指揮者として高名です。
LMG-2046
ガルシア・ロルカ、ファリャ:スペイン民謡集 ヌリア・ショク・マンペル(S)
クリスティアン・ロクソル(G)
LMG-2047
エウリコ・カラパトゾ:管弦楽作品集
無限の表現法I(1998)
永遠に女性的なるもの(1997)
ブーメランの形の7つの小品(2000)*
レオノル・エ・アルコスの為の10のヴォカリーズ(1996)
ジョゼ・マサラン(Sax))*
ヴァスコ・ペアルス・デ・アゼヴェド(指)
シンフォニエッタ・デ・リスボア

録音:2000年5月27、28日、11月10、12日、カルトゥシャ教会
カラパトゾはポルト大学で歴史学の学位を取得した後、リスボン音楽院で音楽を学んだポルトガルの作曲家。
LMG-2048
ヒネス・ペレス:死者の為の聖務曲集
フアン・ヒネス・ペレス(1548?-1600):彼らはわが主を奪い去った/ユデアは嘆く
サルヴェ・レジナ
「死者の為の聖務曲集」
[今日は魂とともに在りたまえ/われを赦したまえ、主よ/われ愛せり/全能の神なる主よ/われ主に向かいて叫ぶ
ティエント・デ・ファルサス 第4旋法(セバスティアン・アギレラ作曲)/われ眼差しを上げて山を望む/正しき者は永遠に記憶されん(フアン・バウティスタ・コメス作曲)/深き淵より、われ汝に向かいて叫ぶ/フェリペ王は逝去せり(アンブロジオ・コテス作曲)/われ汝をたたえん主よ/マニフィカト/平安のうちに安息あれ/今日は魂とともに在りたまえ]
ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ(指)
ヴィクトリア・ムジケ

録音:2000年7月8、9日、セントル・バレンシア・デ・クルトゥラ・メディテラニア
ARS HARMONICAレーベル、AH 081より移行再発売。ヒネス・ペレスはスペインのバレンシアで活躍した作曲家。
LMG-2049
マヌエル・カナレス(1747-1786):6つの弦楽四重奏曲 Op.3 から
第4番変ロ長調/第5番ト長調/第6番ハ長調
カンビーニSQ
【ミゲル・シマロ、エヴァ=マリア・ロル(Vn)
ローター・ハース(Va)、ウルリケ・ミクス(Vc) 】

録音:1999年4月8-9日、ペルハ、聖ヨゼフ教会
ピリオド楽器使用。スペインで弦楽四重奏曲を書いた最初の作曲家といわれるカナレスの作品。前半3曲は LMG-2038に収録。なおカンビーニ弦楽四重奏団は、SEDEM(スペイン音楽学協会)レーベルに「6つの弦楽四重奏曲 Op.1」全曲も録音しています。
LMG-2050
モンポウ):初期作品集(1914-1923)
クリスマスの情景(1914-1917)
子供の情景(1915-1918)
街はずれ(1916-1917)
魔法の歌(1917-1919)
遥かな祭典(1920)
魅惑(1920-1921)/3つの変奏曲(1921)
対話(1923)
アドルフ・プラ(P)

録音:2002年5月13-14日、リェイダ、グラナドス・オーディトリアム
グラナドスの薦めでパリへ渡り、サティやドビュッシーの影響を強く受けていた20代のモンポウが書いたピアノ作品集。
LMG-2051
1800年頃のカタルーニャの管弦楽作品集
ソル:歌劇「カリプソ島のテレマコ」序曲
ヴァイオリン協奏曲*
マテウ・フェレル(1788-1864):交響曲ニ長調
カルレス・バゲル(1768-1808):交響曲ト長調
モンセラト・セルベーラ(Vn)*
ジュアン・パミエス(指)カタルーニャ室内O

録音:1993年12月、バルセロナ高等音楽院トルドラ・オーディトリアム
ALBERT MORALEDA レーベルから発売されている全曲盤が隠れたベストセラーになっているソルの歌劇「カリプソ島のテレマコ」の序曲ほか、めったに聴けない作品が並んだ注目盤です。
LMG-2052
エミリオ・プジョル(1886-1980):ギター作品集
ロマンス/ビリャネスカ/エル・ボリノット
グァヒラ/舟歌/即興曲
カント・デ・タルドル/タンゴ/小幻想曲
バタリャ/小ロマンス
風景(タレガの未出版の主題による)
サルベ/キューバ風/カンソ・デ・ブレッソル
ロマンティックなエチュード/フェスティボラ
3つの太鼓/鳥の歌
ジュゼプ・アントニ・シク(G)

録音:2002年2月26日、10月31日、バルセロナ、希望(エスペランサ)の聖母礼拝堂
LMG-2053
アンブロシオ・コテス(1550頃-1603):降臨節と四旬節のミサ
カンシオン(カンツォン)I−IV
モテット集(11曲)
フランシスコ・エルナンデス・パレロ(1533-1597):ティエント 第8旋法
ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ(指)
ヴィクトリア・ムジケ

録音:2002年9月20-22日、バレンシア大学サピエンシア礼拝堂
コテスはビリェナ、グラナダ、バレンシアで活躍、最終的にセビリャ大聖堂の楽長を務めた作曲家。ピリオド楽器使用。
LMG-2054
ソル:イタリア語のカンツォネッタ集(9曲)
セギディリャ集(12曲)
マルガリダ・リャド(S)
コイ(ロマンティック・ギター)

録音:2002年10月4-5日、バルセロナ、希望(エスペランサ)の聖母礼拝堂
パトリック・ホプマンス製のピリオド・タイプのギターを使用。
LMG-2055
スペイン民謡集
ハビエル・ディアス=ラトレ編曲(*以外):セギディリャ/ティラナ/カランバのティラナ
四人のラバ引き/イネス/D・ボイソのロマンス/塩が地に
エチセタ(トマス・ダマス作曲)/ソロンゴ/チニタスのカフェ
セビリャの子守歌(ガルシア・ロルカ編曲*)/ハエンの網笠茸
シナモンの花/私の小屋のそばに/エル・ビト
サパテアド(G・ヒメネス作曲)/三枚の葉
La perrita chita/A la nanita nana
イサベル・ペドロ(Ms)
ハビエル・ディアス=ラトレ(ロマンティック・ギター)
パトリック・ホープマンス製ロマンティック・ギターを使用しています。
LMG-2056
カタルーニャのバロック音楽
ジュゼプ・プラダス(1689-1757):カンタータ「Ah, del celebre confin」
ジュアン・プラ(1720頃-1770?)/ジュゼプ・プラ(1728-1762):トリオ・ソナタ.へ長調
ジュアン・バルテル(1648-1706):Recpirad, flores, fragancias
Ruy Senor, clarin del albor(フランセスク・ボナストレ校訂)
サルバド・レイシャク(1725頃-1780):ソナタ.へ長調(ローター・ジーメンス校訂)
ジュアキン・ガルシア(1710頃-1779):Adjuva nos Deus
Facta est quasi vidua
ディアテサロン
ジュゼプ・ベネト(T)
リュイス・カッソ(リコーダー)
ジョルディ・アルジェラガ(Ob、リコーダー)
クララ・エルナンデス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミレイア・エルナンデス(Cemb)

録音:1991年1月、バルセロナ、アルベルト・ムラレダ・スタジオ
珍しいカタルーニャのバロック音楽。おそらくディアテサロンが自主録音した音源を発売するものです。
LMG-2057
フェリウ・ガスイ(1959-):ギター作品集
ムセルの印象(独奏の為の);セラレテス/ロカ・デル・コルブ
ポーランドの歌(三重奏の為の);セギディリャ/ブレリア
短い四重奏曲;子守歌/モザイク
神秘的六重奏曲
Boller(Carles Casos原曲;七重奏の為の編曲)
リョレンサの為の子守歌(三重奏の為の)
フェリウ・ガスイ(G)
バルセロナ生まれのギタリスト・作曲家ガスイの自作自演アルバム。重奏曲は多重録音によります。
LMG-2058
19世紀カタルーニャのピアノ音楽
ペレ・ティントレル(1914-1991):練習曲第1番/同第7番
ニコラウ・マネント(1827-1887):王ドン・ジュアン1世の行進曲
プリミティウ・パルダス(1828-1897):Somnis dayrats(夜想曲)
ジュアン・バプティスタ・プジョル(1835-1989):バラと真珠(幻想マズルカ)
ジュゼプ・ガルシア・ロレス(1835-1910):セレナード
クラウディ・マルティネス(1845-1919):ベラスケスへのオマージュ(讃歌)
メルシオル・ロドリゲス・ダルカンタラ(1855-1914):アルバムのページ
フランセスク・アリオ(1862-1908):舟歌
ジョアキン・マラス(1872-1912):スペインのセレナード
フランク・マーシャル(1883-1959):カタルーニャ組曲
メラニ・メストレ(P)

録音:2003年月6-7日、エル・ベンドレル、パウ・カサルス・ホール
LMG-2059
ペレ・ティントレル(1814-1891):室内楽作品集
ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロとピアノの為の四重奏曲*
ヴァイオリンとピアノの為の協奏曲大二重奏曲*
ヴァイオリン,チェロとピアノの為の三重奏曲*
6つのハバネラ+
ペペ・レオンティナ(サロンのポルカ)+
トロバドールのため息+
トリオ・レジェル
バルバラ・ワルス=ジャグラ(Vn)
リュイス・オリベル・アルジェレス(Va)
カタリン・シェンティルマイ(Vc)
M・ビクトリア・コルテス(ピアノ*)
フレンセスク・ブランコ(ピアノ+)

録音:1998年8月、ブジェル、ACA・スタジオ
ティントレルはパルマ・デ・マヨルカに生まれたカタルーニャのピアニスト・作曲家・教育家です。
LMG-2062
カタルーニャのクリスマス合唱曲集
ジュゼプ・ビラ、マヌエル・オルトラ、パストラナ、サンス、ベルナット・ビバンコス、ペレ・ジョルダ、エルネスト・セルベラ、ジュゼプ・M・マルティ、ジュアン・ジュスト、モンポウ、ナルシス・ボネット、エンリク・リボ、ボリアルの作品
バルタサ・ビビロニ、フランセスク・バトレ編曲のマヨルカ民謡、
ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ編曲のバレンシア民謡
ミレイア・バレラ(指)マドリガルCho

録音:2003年10月、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂
LMG-2063
リュイス・ベネジャン(1914-1968):合奏協奏曲ト長調
アグスティ・ボルグニョ(1894-1967):弦楽合奏の為の2つの小品
ジョルディ・コロメ(指)マレスメ室内O

録音:2004年7月5-6日、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂
いずれもカタルーニャの作曲家です。
LMG-2064
フアン・バウティスタ・コメス(1582?-1643):主の降誕に
Atended, Oid, Escuchad(ビリャンシコ;8声)*
今日われらに天の王が(第1宵課の第1レスポンソリウム;12声)*
Aunque Yace Entre Pajas(ビリャンシコ;4声)*
何を見たのか羊飼いたちよ(第1宵課の第2レスポンソリウム;12声)*
何を見たのか羊飼いたちよ(ビリャンシコ;8声)*
おお大いなる神秘(第2宵課の第1レスポンソリウム;12声)
Que el Rey del Cielo(ビリャンシコ;5声)
聖にして汚れなき(第2宵課の第3レスポンソリウム;12声)*
Para Regalo y Bien Mio(ビリャンシコ;4声)
祝福されし御胎(第3宵課の第1レスポンソリウム;10声)*
ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ(指)
ヴィクトリエ・ムジケ

録音:2003年7月25-27日、バレンシア大学サピアンシア礼拝堂
コメスはリェイダ大聖堂楽長、バレンシア司教座礼拝堂、バレンシア大聖堂、国王フェリペ3世の宮廷礼拝堂副楽長を務めた作曲家で、バレンシアにおいて複合唱形式を確立し、独自の形式によるビリャンシコを発展させました。世界初録音*。
LMG-2065
グラナドス:ピアノ三重奏曲 Op.50
ロバート・ジェラード(1896-1970):ピアノ三重奏曲
アグスティ・ボルグニョ(1894-1967):田園恋愛詩
L.O.M.ピアノ三重奏団
ダニエル・リゴリオ(P)
ジュアン・オルペリャ(Vn)
ジョゼ・モル(Vc)

録音:2004年7月26-27日、カペリャデス、音楽新聞ホール
LMG-2066
ジュゼプ・エスコリウエラ(1674-1743):シンタの聖母の為のビリャンシコ集
Los celestes cortesano
Al ver que Maria
Ruisenores, garzotas del mayo
マリアン・ロザ・モンタグト(指)
ラルモニア・デル・パルナス

録音:2004年3月31日-4月2日、トルトザ、ラバル・デ・ジェズス、テレジア修道院礼拝堂
LMG-2067
ジャシント・ベルダゲルとカタルーニャの歌曲
フェリプ・ペドレイ(1841-1922):ため息
 五輪の薔薇
アントニ・ニコラウ(1858-1933):房と穂
 黒人少女の歌
ナルシザ・フレシャス(1859-1926):金の紡ぎ機
フランセスク・アリオ(1862-1908):星の歌
 恋人の涙
ジュアン・ラモンテ・デ・グリグノン(18972-1949):わがイエスはどこに?
アンジェル・ロダミランス(1874-1936):愛
 バルサム香/ベツレヘムへ/マリアの名*
ジュリ・ガレタ(1875-1925):思い出と夢
パブロ・カザルス:白百合
トマス・ブショ(1882-1962):紡ぎ機
 おおい、漁師たちよ
アントニ・マサナ(1890-1966):子供の埋葬/諦め
マリア・テレザ・ガリゴザ(S)
エミリ・ブラスコ(P)
パトリツィア・ブロニシュ(Vn)*

録音:エル・ベンドレイ、パウ・カザルス・ホール
LMG-2068
18世紀イベリア、イタリアとイングランドの舞曲とグラウンド集
不詳(イングランド):セントポールの尖塔
不詳(カタルーニャ):トカタ・アレマンダ−サラバンダ−トカタ・アルマンダ
不詳(カタルーニャ):ラ・アレマンダ/ロ・エストゥディアン
コントラ・ダンサ・デルス・カプチンス
ロ・ビヤノ/パサピエ・デ・エスパニャ
不詳(イングランド):老王サイモン
民俗舞曲と民謡(カタルーニャ):コントラダンサ・デル・ジェロニ/リゴドン
サック・デルス・ジェメクス/モシガンガ/ガヤルダ
不詳(イングランド):フィンガー氏のグラウンドによるディヴィジョン
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):フォリア Op.5-12
 ルバート・アパッショナート
アントニア・テジェダ(リコーダー)
エヤル・ストレート(Fg)
サーシャ・アグラーノフ(Vc)

録音:2005年4月1-2日、バルセロナ、ラ・マレ・デ・デウ・デ・レスペランサ礼拝堂
ルバート・アパッショナートは2000年、オランダのハーグ王立音楽院に学ぶバルセロナ生まれのテジェダ、エルサレム生まれのストレート、サンプトペテルブルク生まれでイスラエル育ちのアグラーノフによって結成されたピリオド楽器アンサンブルです。
LMG-2069
16、17&18世紀イスパニアのオルガン音楽に取り込まれた歌と舞曲集
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):パバナとそのグロサ
 ミラノのガイヤルドによるディフェレンシア
アントニオ・カレイラ(16世紀)?:4声のカンサオン
アントニオ・バレンテ(16世紀):バッロ・デリントルチア
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):ティエント第4旋法、モド・デ・カンシオン
 陽気な羊飼い
フセペ・ヒメネス(1601-1672):フォリアと20の変奏
ジュアン・カバニリェス(1644-1712):パサカリェス第4旋法
 同第1旋法/ガリャルデス第8旋法
パセチス[Passeigs]第3旋法
 コレント・イタリアナ第1旋法
アントニオ・ソレル:ソナタ.ト長調
ナルシス・カサノベス(1747-1799):パス[Pa]ニ長調
ジュゼプ・マリア・マス・イ・ボネト(Org)

録音:2005年5月6-7日、カダケス、聖母教会
使用楽器:1689-1691年、ジュゼプ・ボスカ・イ・セリニェナ製(フェレ復元)
LMG-2070
ヴァイオリンとピアノの為のスペイン音楽
ファリャ(パウル・コハンスキ編):スペイン民謡組曲(7つのスペイン民謡 より6曲)
トルドラ:6つのソネット
アントニ・マサナ(1890-1966):カタルーニャ狂詩曲
 子守歌
パトリツィア・ブロニシュ(Vn)
エミリ・ブラスコ(P)

録音:2005年6月1-2日、カペリャデス、音楽新聞ホール
マサナはトルドラと同じくカタルーニャの音楽家。パトリツィア・ブロニシュ(1975年ルブリン生まれ)はワルシャワのショパン音楽アカデミーでコンスタンティ・アンジェイ・クルカに師事したポーランドのヴァイオリニストで、現在バルセロナSO員を務めながら室内楽・ソロ活動を行っています。エミリ・ブラスコ(1971年バルセロナ生まれ)もショパン音楽アカデミーで学んだピアニストで、現在モンセラト修道院聖歌隊の教師を務めています。
LMG-2071
カタルーニャのクリスマス・キャロル&ソング集
マヌエル・サデラ・ピュチフェレ、エンリク・モレラの作品
サルバド・マス、エンリク・リボ、ジュゼプ・ビラ・イ・カザニャス、マヌエル・オルトラ、アントニ・ペレス・モヤ、サンス、ジュゼプ・サンチョ・マラコ、フレデリク・アルフォンソ、フランセスク・プジョル、ラモン・ノゲラ、リュイス・ミリェト、ジュゼプ・クメリャス・リボ、エンリク・モレラの和声付けによる伝承歌 (全19曲)
ジュゼプ・ビラ・イ・カザニャス(指)
リーダー・カメラCho

録音:2005年10月1-2日、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂(望徳の聖母礼拝堂)
LMG-2072
フアン・バウティスタ・コメス(1582?-1643):戦いのミサ
天の都、エルサレム[Caelestis urbs, Jerusalem](讃歌;器楽)
この場所は恐ろしきかな[Terribilis est locus iste]
(イントロイトゥス;グレゴリオ聖歌)
戦いのミサ[ミサ・デ・バターリャ]から キリエ
戦いのミサ から グローリア
この場所は(グラドゥアーレ;グレゴリオ聖歌)
戦いのミサ からクレド
その礎を置き(オフェルトリウム;モテット)
戦いのミサ から サンクトゥス
Discurso sobre los ocho seculorums
(聖体奉挙の為のオルガン曲;セバスティアン・アギレラ作曲)
戦いのミサ から アニュス・デイ
Corpus namque(ポストコムニオ;モテット)
テ・デウム(讃歌;作曲者不詳)
Gozos al angel custodio(器楽)
ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ(指)
ヴィクトリア・ムジケ

録音:2005年1月29-30日、バレンシア大学サピエンシア礼拝堂
バレンシアのレコンキスタ(カトリックによるイスラム教徒からの国土奪還;1238年)四百周年(1638年)を記念するミサを復元する試み。コメスはリェイダ大聖堂楽長、バレンシア司教座礼拝堂、バレンシア大聖堂、国王フェリペ3世の宮廷礼拝堂副楽長を務めた作曲家です。
LMG-2073
ジュアン・マシア(1890-1969):歌曲とヴァイオリン、ピアノの為の作品集
トマス・ガルセスの詩による7つの歌
 [遊戯*,スト破り*,物語*,私の恋人+,忘却+,クリスマスの歌*,Volies perdre't+]
序奏#/アモローソ#/リゴドン#/アレグロ・スピリトゥオーソ**
冬のノート から**[ El gorg negre,カタルーニャ舞曲,物語]
序奏とジーグ**/アレグロ**/蝶のいる平原**
ソナティナ**/四月のノート から 練習曲**
3つの前奏曲 から** とんぼ,古風な前奏曲
カルメ・ブスタマンテ(S)*
マヌエル・ガルシア・モランテ(P)*
ホセ・カレーラス(T)+
ダビド・ヒメネス(P)+
ゴンサル・コメリャス(Vn)#
マリア・カルボネイ(ピアノ(#/**))

録音:1986-1988年、アルベルト・ムラレダ・スタジオ
ジュアン・マシアはバルセロナに生まれたヴァイオリニスト・作曲家。ピアニストのマリア・カルボネイは彼の夫人。
LMG-2074
フランシスコ・バリュス(1671頃-1747):詩篇とミサ
われ主に感謝す[Confitebor tibi](イントロイトゥス;詩篇138[137])
ミサ第4旋法(1709)
われは喜びに満てり[Laetatus sum](イントロイトゥス;詩篇122[121])
ミサ第1旋法(1709)
われは信ず[Credidi, propter quod locutus sum](終唱;詩篇116[115])
ジュアン・グリマルト(指)
エクサウディ・ノス
アレシャンドリナ・ポロ、メリチェイ・オラヤ(S)
エリゼンダ・アルキンバウ、モンセラト・ベルトラル(A)、アルベルト・リエラ、ダミア・カルボネイ(T)、パジェス(Br)アルナウ・ロドン(コルネット)、メリチェリ・フェレ(Fg)ジュゼプ・M・マルティ(テオルボ)、サンティアゴ・ミロン(ヴィオローネ)不明(Org)

録音:2006年7月19-20日、テラッサ、サン・ペレ礼拝堂
フランシスコ[フランセスク]・バリュスはバルセロナに生まれ、同地の大聖堂楽長を務めた作曲家。
LMG-2076
ペレ・ラバッサ(1683-1767):聖金曜日の第2の哀歌、
死者のためのミサ[レクィエム]
マリアン・ローザ・モンタグート(指)
アルモニア・デル・パルナース

録音:2006年4月11-14日、スペイン、バレンシア州リリア、聖ミゲル王立修道院
ラバッサはバルセロナに生まれ、フランセスク[フランシスコ]・バリュスに師事した作曲家で、バルセロナ、ビク、バレンシア、セビーリャの大聖堂で合唱長を務めました。
LMG-2078
アグスティ・ボルグニョ(1894-1967):弦楽四重奏曲第1番(1955)
弦楽四重奏曲第2番(1963)
ドラゴSQ
[ダビド・オルメド、ロジェ・ジク(Vn)
バルバラ・オルン(Va)、
ガエタネ・ドゥインスレジェ(Vc)]

録音:2006年10月3-4日、スペイン、サバデイ銀行財団ホール
ボルグニョはスペイン、カタルーニャのサバデイに生まれ、1915年合衆国に移住して活躍した作曲家。
LMG-2079
アルベニス:知られざるピアノ作品集
シャンパン(1888)/秋(1898)夢(1891)
四季/スペイン(思い出)(1987)
シラ・エルナンデス(P)

録音:2007年3月27-28日、スペイン、カペリャーデス、音楽新聞ホール
アルベニスが「イベリア」で名声を確立する前の、演奏される機会が稀な作品で構成されたアルバム。シラ・エルナンデスはバルセロナに生まれ、イタリア、トリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院に学び16歳でデビュー、さらにアリシア・デ・ラローチャ、マリア・ジョアン・ピレスの指導も受けたピアニスト。
LMG-2080
ジュアン・セレロルス(1618-1680):ミサ&アンティフォナ集
ジュアン・セレロルス:殉教者のミサ
ジュアン・カバニーリェス(1644-1712):パンジェ・リングァによるティエント(オルガン独奏)、
ジュアン・カバニーリェス:[聖母マリアのための4つのアンティフォナ]、天の元后[Regina coeli]、恵み深き救世主の御母[Alma redemptoris mater]、サルヴェ・レジナ[Salve regina]、めでたし天の元后[Ave regina coelorum]、
ベルナベ・イリベリーア(1647-1677):ティエント・デ・ファルサス第7旋法(オルガン独奏)、ジュアン・セレロルス:天使のミサ
ペレ・リュイス・ビオスカ(指)
フランセスク・バリュス室内cho
ダビード・マレート(Org)

録音:2007年6月5-6日、バルセロナ、聖セベール教会
LMG-2081
サルダナ歌謡とハバネラ
リュイス・マリア・ミリェト(1906-1990):La sardana de l'abril
エンリク・モレラ(1685-1942):La sardana de les monges
Les fulles seques/L'Emporda/Les neus que es fonen
マヌエル・サデラ・ピュチフェレル(1908-2000):Somni
ジュゼプ・サンチョ・マラコ(1879-1960):L'estany de Banyoles
アグスティ・ボルグニョ(1894-1967):Juntes les mans
ラファエル・フェレル(1911-1988):Res no es mesqui
マヌエル・オルトラ(1922-):La colometa
フェデリク・シレス(グステムス編):La gavina
ゴンザロ・カジエリェス編曲:Rosina
シェビエ・モンサルバジェ(アラン・ラングレ編):La reina del placer
マヌエル・オルトラ:Amor mariner
リュイス・ビラ(指)サン・ジョルディCho

録音:2007年6-7月、バルセロナ、聖フェリプ・ネリ礼拝堂
LMG-2082
ブラジリアーナ〜フルートとギターのためのブラジル音楽
セルジオ・アサド(1952-):青いすみれ、
シャヴィエル・コル(1960-):サラ(ボサノヴァ)
ラダメス・ニャタリ(1906-1988):2つの肖像画、
ジョアン・ペルナンブーコ
(1883-1947):鐘の響き
マルコス・オリーヴァ(1964-):夢見る女(ワルツ)
ブラジレイロ(ショーロ・カンサオン)
アルベルト・アマルゴース(1950-):カタルーニャ風ショリーニョ、
セルジオ・アサド
:魔方陣
パウリッロ・バホーゾ(1894-1968):ブラジルの子守歌[Paraninhar]
セルジオ・アサド:ジョビニアーナ第2番、
ジョアン・ペルナンブーコ
:インテロガンド
マルロス・ノブリ(1939-):デザフィオXXXIII
ヴィラ=ロボス:モディーニャ
モンセラ・ガスコーン(Fl)、コイ(G)
LMG-2083
ジュアン・ルセイ(1730-1809):サルヴェ(二重唱のための)、
フランシスコ・ハビエル・ガルシーア・ファヘール
(1730-1809):十字架上のキリストの七つの言葉、
メルシオ・ジュンカ
(1757-1824):幸いなる御母
キム・ヨンヒs、モンセラート・ピ(A)、
ジュアン(Vn)、フェラン・サロ(Va)、
ジョルト・トッツェル(Vc)、
ラファエル・エステーベ(Cb)、
ビビアナ・サリージ(ポジティヴOrg、Cemb)

録音:2007年9月22、29日、スペイン、バルダローナ音楽院ホール
ルセイはタラゴナ大聖堂、マヨルカの王立アルムダイナ礼拝堂の楽長を務めた後、トレド大聖堂で活躍した作曲家。ガルシーア・ファヘールはサラゴサ大聖堂楽長を務めた作曲家。ジュンカはタラゴナ大聖堂楽長を務めた作曲家。
LMG-2084
フェリウ・ガスイ(1959-):目
モーロの城ムセル(ギターと打楽器)、
ギターのための8つのコンチェルタント練習曲、
ファリャの2つの主題による幻想曲(フラメンコ歌唱、メゾソプラノ、ギター・クァルテット、ティナハとカスタネットのための)、
子守歌(メゾソプラノとギター・クァルテット)、
グローサス(ヴァイオリンとギター)、
タベル山(ドラムス、打楽器とギター八重奏)
フェリウ・ガスイ(G)、
ビキ・ロメロ(フラメンコ歌唱)、
マリサ・マルティンス(Ms)、
ルジェ・ブラビア(ドラムス、Perc)、
ジネット・ドキュイペル(Vn)
バルセロナ生まれのギタリスト・作曲家ガスイの自作自演アルバム第2作(前作:LMG-2057)。重奏曲は多重録音によります。
LMG-2085
サンティアゴ・デ・ムルシア(1685頃-?):サルディバル写本に収められた作品集
Fandango / Jacaras por la E / Folias gallegas / Al verde retamar
Las penas / Sarao o el bailete de "El Retiro" / Los ympossibles
El paloteado / La jotta / Marizapalos / Tarantelas / Gaitas
ダビド・ムルガダス(バロックG)、
アルシデス・ロドリゲス(Perc)、
ジュゼプ・マサナ(Vn)、
エンリク・ソラ(ハーディ=ガーディ)、
アンヘル・ラグナ(シャリュモー、ドゥルサイナ、バグパイプ、リコーダー)、
エステル・オリバン(カスタネット)

録音:2008年、カステイビスバル(スペイン)、スタジオ・サウンドラブズ
1940年代に高名な音楽学者ガブリエル・サルディバルがメキシコの書籍商から買い取ったことから名付けられたサルディバル写本には、17世紀前半に活躍したスペインのギタリスト・作曲家サンティアゴ・デ・ムルシアのギター曲が収められています。当アルバムでは、ギターその他撥弦楽器の奏者で古楽のスペシャリストであるダビド・ムルガダスが選曲を行い、作曲当時スペインでよく使われていた楽器を加えて演奏しています。
LMG-2086
モダニズム世代のカタルニャの女性作曲家たち
ナルシザ・フレシャス(1859-1926):La font del romani / L'ametller / La barca /
La son soneta /Primaveral / L'ombra de Nazaret / Dolorosa / El filador d'or/
Ai, l'esperanca
カルメ・カール(1865-1943):Canco de tarda / La dida de l'infant /
La non non dels papallons/Les animes / Les aranyes / La mort de la verge / Non non
イザベル・グエイ(1872-1956):Amunt / La llar / La rosa marcida / Balada / Barcarola
Canco trista / Rima
リュイザ・カザジェマス(1873-1942頃):Canco de mar / La complanta de la lluna /
Gentil pageseta/Enyorament / Vilancet "Nadal" / Amor de pa tria /
Rialla d'abril/Esbarjos
マリア・テレザ・ガリゴザ(S)、
ハイドルン・ベルガンダー(P)

録音:2008年9月21日、カペリャデス(スペイン)、音楽新聞ホール
19世紀に生まれ20世紀にかけて活躍したカタルニャの女性作曲家のたち歌曲集。歌詞はもちろんカタルニャ語で、歌うガリゴザもバルセロナ生まれ。
LMG-2087
グリグノン、トルドラ:室内管弦楽作品集
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962):4つの小パストラル/子守歌/3つの magiars 歌/3つの小品/レント・エスプレッシヴォ/古風な組曲
ドルドラ:ビラノバ舞曲集
アドルフ・プラ(指,P)テラサ48室内O

録音:2008年11-12月、テラサ市立ホール(スペイン)
同世代で親友でもあった二人のカタルニャ人作曲家。ビラノバはトルドラの生地。
LMG-2088
グラシア・タラゴ(1892-1973):ギター作品集
「スペインの地に」〜エストレメニャ,ムルシアナ,モンタニェラ,プライェラ,穏やかな海(舟歌),セビリャナス
6つの小品
中難易度の12の練習曲〜第6番(コラール)/第9番
12の演奏会用練習曲〜第2番(ガヴォット)/第9番(即興曲)
2つの夜想曲〜第2番ホ長調
6つの前奏曲〜第1番ホ長調/第2番イ長調/第3番ホ短調/第4番ロ長調
3つのサルダナ〜Cala Montjoi
カタルニャのクリスマスの5つのの歌〜鳥の歌/2つの動物の踊り/ペンギンの踊り/クジャクの踊り
ジャウメ・トレント(G)

録音:バルセロナ、エスペランサ礼拝堂
ソル(1778-1839)、タレガ(1852-1909)、リョベトといった「カタルニャ・ギター楽派」の流れを汲むコンポーザー=ギタリストとしては20世紀前半最大の存在であるタラゴの作品集。演奏するジャウメ・トレントはタラゴ直伝のギタリスト。
LMG-2089
モンポウ:歌と踊り(13曲)、
バレエ(13曲:終曲のみ(*))
アドルフ・プラ(P)、
モンセラ・トルエリャ(Ms)*

録音:2009年1月26、28-29日、サンタ・コロマ・デ・グラメネト(スペイン)、カン・ロチ・イ・トレス・ホール
「バレエ」は詩人リカルド・ペルマニェル、作曲者の兄である画家ジュゼプ・モンポウ(1888-1968)との共作による愛蔵本(1949年出版)のために書かれた、音楽によるイラストレーション。このたびラ・マ・デ・ギド社から出版されるまで未出版であり(第1曲「前奏曲」は後にサラベール社から出版(1952)された「左手のための6つの前奏曲」の初稿にあたります)、当録音が世界初。カタルニャ高等音楽学校(ESMUC)ピアノおよび室内楽担当教授を務めるアドルフ・プラはモンポウのスペシャリスト。
LMG-2090
ロバート・ジョーンズ(1577頃-1617):歌とエア集第2巻(1601)
Dreames and Imaginations / Fie fie
Love wing'd my hopes
Faire women / Who so is tide
Whither runneth my sweet hart
Come sorrow come / Now what is love
Loves God is a boy
Once did I love / My love bound me with a kisse
Arise / Beautie stand further
how my thoughts doe beat me
Daintie darling / Mee thought this other night
Over these brookes / To sigh and to be sad
My love is neither yoong nor olde
Did ever man /Love is a bable
カンタール・アラ・ヴィオラ
[ナディーヌ・バルベイジ(S)、
フェルナンド・マリン(リラ・ヴィオル) ]

録音:2008年3月5-8日、ウェストン(英国)、聖三位一体教会
ロバート・ジョーンズはルネサンス時代イングランドの作曲家。通常リュート・ソングとして演奏される5巻の歌曲集を出版しました。この第2巻には歌の伴奏としてリュート・パートののタブラチュア、リラ・ヴィオル・パートのタブラチュア、バス・パートが付けられていますが、ここではリラ・ヴィオルのパートだけが演奏されています。全21曲を収録するために詩節のカットも行われており、全体的に落ち着いた雰囲気でさくさくと進んでいく印象。カンタール・アラ・ヴィオラはヨルダン生まれのアメリカ人ソプラノ、ナディーヌ・バルベイジとスペインのヴィオル奏者フェルナンド・マリンによるデュオ。
LMG-2091
ジュアン・バプティスタ・コメス(1582頃-1643):聖体祭のための音楽(1635頃、バレンシア)
ジュアン・バプティスタ・コメス:おお、パン、愛の深淵よ(ビリャンシコ、8声)
グレゴリオ聖歌:彼は彼らを養った[Cibavit eos](イントロイトゥス)
ジュアン・バプティスタ・コメス:ミサ「その年は何と豊穣であることか[Que fertil que es el ano」(8声)から
キリエ,グローリア
アレルヤ(8声)
シオンよ、救い主をたたえよ(セクエンツィア;12声)
ミサ「その年は何と豊穣であることか」から クレド
何と良き年(オフェルトリウム;3声のビリャンシコ)
ミサ「その年は何と豊穣であることか」から サンクトゥス
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):私のいとしき人(エレヴァツィオ[聖体奉挙];4声のモテット;器楽)
ミサ「その年は何と豊穣であることか」から アニュス・デイ
この聖体の秘蹟に(コムニオ;8声のモテット)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):パンジェ・リングァ(プロセッシオ[聖体行列];4声の賛歌)
アンドレウ・ペリス(活躍:1634頃):パンジェ・リングァからの2つのヴェルスス(オルガン独奏)
ジュアン・バプティスタ・コメス:聖体の秘蹟はたたえられよ(4声)
ジュゼプ・ラモン・ジル=タレガ(指)
ヴィクトリア・ムジケ

録音:2001年8月31日、9月1-2日、バレンシア(スペイン)、 ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
コメスが楽長を務めていた1635年頃のバレンシア大聖堂での聖体祭の音楽を再現する試み。
LMG-2092
カール5世・フェリペ2世時代のスペイン帝国の作曲家たち
アントニオ・デ・カベソン(1510-1560):ティエント第9番第5旋法 I
ニコラ・ゴンベール(1500頃-1557):Dicite in magni(第1部)(1527年、フェリペ2世の誕生祝賀のための構成)
アントニオ・デ・カベソン:ティエント第9番第5旋法 II
ニコラ・ゴンベール:Laeta dies terris(Dicite in magniの第2部)
アントニオ・デ・カベソン:ティエント第9番第5旋法 III
ジョスカン・デプレ(1440頃-1521):千々の悲しみ
クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553):ミサ「千々の悲しみ」から キリエ
ニコラ・ゴンベール:ミサ「この上もない悲しみに」から グローリア(1530年、ボローニャにおけるカール5世の戴冠式のための構成)
クリストバル・デ・モラレス:Antequam comedam suspiro
トマ・クレキヨン(1490頃-1557):Carole magnus erat
フェルナンド・デ・ラス・インファンテス(1534-1610頃):赦してください、主よ
ピエール・ド・マンシクール(1510頃-1564):天の女王よ、お喜びください
エルナンド・デ・カベソン(1541頃-1602):ピエール・サンドランの「甘き記憶」
フィリップ・ロジエ(1561頃-1596):主をたたえよ/ミサ「スペインの次なる王フェリペ」から サンクトゥス
アンブロシオ・コテス(1550頃-1603):フェリペ王は崩御された(1598年、フェリペ2世の葬儀のための構成)
ピーター・フィリップス(指)
ムジカ・レゼルヴァータ・デ・バルセロナ[ルゼル・ガレイ、イサベル・ジュアネダ(S)、ジョルディ・アベリョ、メルセ・トルジリュ(A)、アルベルト・リエラ、アントニ・トリゲルス(T)、マリア・クリソル(Fg)、イグナジ・ジュルダ(Org)]

録音:2008年2月7-9日、バルセロナ、望徳の聖母礼拝堂
スペインの栄光の時代を築いた神聖ローマ帝国皇帝カール5世(スペイン国王カルロス1世;1500-1558、在位1516-1556)と息子のスペイン国王フェリペ2世(1527-1598、在位1556-1598)。彼らの宮廷の礼拝堂にはヨーロッパの優れた音楽家が集められ、当時の最高水準の音楽が演奏されていました。タリス・スコラーズの指揮者ピーター・フィリップスがバルセロナの古楽声楽アンサンブル、ムジカ・レゼルヴァータ(1991年創設)を指揮した注目すべき録音です。
LMG-2093
ジョゼフ・テシドル(1752-1811頃):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番変ロ長調
弦楽四重奏曲第5番ト長調
弦楽四重奏曲第2番変ホ長調
カンビーニSQ[ミゲル・シマロ、ウルリケ・クラーマー(Vn)、ローター・ハース(Va)、ヤン・クンケル(Vc)]

録音:2009年11月9-12日、ミュンヘン、シュテファヌス教会
ピリオド楽器使用。ジョゼフ・テシドルはマドリードのデスカルサス・レアレス修道院や王宮礼拝堂のオルガニストを務めたスペイン、カタルーニャの作曲家。(生涯に関する情報が少なく、姓名のカタカナ表記が適切かどうかわかりません。姓は「ティクシドール」と表記されることもあるようです。)
LMG-2094
バルタザ・サンペ(1888-1966):ピアノ作品集
愛のレー/マヨルカ舞曲集
自作主題による変奏曲/農民の祭礼
ジュアン・モイ(P)

録音:2009年7月27-29日、バルセロナ、ラウディトリ、ホール2
マヨルカのパルマに生まれたバルタザ・サンペはバルセロナでグラナドスにピアノを、フェリプ・ペドレイ(1841-1922)に師事。作曲家・教師・批評家・指揮者として活躍しましたが、スペイン内戦終結(1939年)とともにフランスに亡命。さらにメキシコに移住して作曲を続けました。収録のピアノ作品には、彼が若い頃に行ったバレアレス諸島(故郷のマヨルカ島を含む)の民謡の研究が生かされています。
LMG-2095(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
第1番ト長調BWV1007+/第2番ニ短調BWV1008*
第3番ハ長調BWV1009*/第4番変ホ長調BWV1010#
第5番ハ短調BWV1011#/第6番ニ長調BWV1012+
カタルーニャ民謡:鳥の歌
パブロ・カザルス[パウ・カザルス](Vc)

録音:1936年*/1938年+/1939年#
※リマスタリング:2009年
カザルスと交友のあった作曲家、プロデューサー、録音エンジニアで当レーベルの主宰でもあるリョレンス・バルザクによる新リマスタリング。2枚組で1枚分の価格。
LMG-2096
アセンシオ、ロドリーゴ、タレガ:ギター作品集
ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):バレンシア組曲; 前奏曲/歌/踊り
Col.lectici intim; 平静/宝石/平穏
歓喜/焦燥
神秘主義的組曲; Dipso/ゲッセマネ
聖霊降臨祭
ロドリーゴ:祈りと踊り(ファリャへのオマージュ)
タレガ:アラブ奇想曲
アルハンブラの思い出
ヨルゴス・アルギリアディス(G)

録音:2010年、バルセロナ、マレ・デ・デウ・デ・エスペランサ(望徳の聖母)礼拝堂
ロドリーゴと同時代のスペインの作曲家ビセンテ・アセンシオはバレンシアに生まれ、エンリク・ムレラ、トゥリナ、エルネスト・アルフテルに師事しましたが、誰よりもファリャの影響を強く受けた作風で知られています。彼が書いたギター曲はナルシソ・イエペスやアンドレス・セゴビアのレパートリーとなり、現在でも頻繁に演奏されています。
LMG-2097
14-16世紀アラゴン王国のビウエラ・デ・アルコ
不詳/ラス・ウエルガス写本(18世紀)所収:Benedicamus XIV (Haec est mater)
ルイス・ベネガス・デ・エネストロサ(1510頃-1577以後)/アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):Ave maris stella(1557)
ディエゴ・オルティス(1510年頃-1570年頃):La Espana(1553)
不詳/ウプサラ歌集(1556)所収:Para verme con ventura
フアン・デル・エンシナ(1468-1529):
No se puede llamar fe / Es la causa bien amar
アントニオ・デ・カベソン:Fabordon del 1er tono llano y Glosado en el tiple
ルイス・デ・ミラン(1500頃-1561):Romance de Moriana
ルイス・ベネガス・デ・ネストロサ
アントニオ・デ・カベソン:O gloriosa domina
不詳/ウプサラ歌集 所収:Como puedo yo bivir / No soy yo quien veis bivir
アントニオ・デ・カベソン:Fabordon del 1er tono llano y Glosado en las voces intermedias
フアン・デル・エンシナ:Mas vale trocar
不詳/ウプサラ歌集 所収:
Que todos se passan en flores / Si la noche haze escura
Que es de ti、 desconsolado
不詳/ラス・ウエルガス写本 所収:Benedicamus IX
ルイス・ベネガス・デ・ネストロサ/アントニオ・デ・カベソン:Pange lingua
アントニオ・デ・カベソン:Fabordon del 5°tono llano
不詳/ウプサラ歌集 所収:Un dolor tengo en el alma / Dime Robadora
カンタール・アラ・ヴィオラ
ナディーヌ・バルベイジ(S)
フェルナンド・マリン(ビウエラ・デ・アルコ)

録音:2010年4月6-9日、アルタフリャ(スペイン、タラゴナ県)、聖アントニ隠修士修道院
イベリア半島北東部に栄えたアラゴン王国における、ヴィオラ・ダ・ガンバの祖先とも見なされる擦弦楽器ビウエラ・デ・アルコ(弓で弾くビウエラ)の音楽。
LMG-2098
ジャウメ・ボスク(1825-1895):ギター伴奏歌曲集&ギター曲集
10の歌*; モーロの歌/鐘
秋のたそがれ/ロンド/首領の妻
オバド/愛する人に/セビリャに
去年の花/帰営の歌
パッサカリア(グノーによるギターと任意のヴァイオリンの為のセレナード)+
つまらない物(歌詞のないロマンス)Op.11
星と花、夢想 Op.12
自作の歌劇による劇的幻想曲 Op.14
スペインの帰営曲 Op.16
瞑想 Op.18/バラード Op.19
モーロの嘆き(ギターの為の歌)Op.85
チェロ Op.posth.
マリア・テレザ・ガリゴザ(S)*
ミゲル・ハバロイ(G)
パトリツィア・ブロニシュ(Vn)+

録音:2010年8月29-30日、サンタ・マリア・デル・バルバラ・デル・バリェス
(スペイン、カタルーニャ)、ロマネスク教会
使用楽器:J・L・ロマニリョス製「La playera」
ジャウメ・ボスクはバルセロナ生まれのギタリスト・作曲家。1853年以降パリで活躍し作曲家グノーや画家マネと交友、「ギターの王」と称えられました。
LMG-2099
フアン・バウティスタ・コメス(1582?-1643):エレミヤの哀歌
聖木曜日の第1の哀歌(11声)*
聖木曜日の第1の哀歌(5声)*
聖木曜日の第1の哀歌(5声)
聖金曜日の第1の哀歌(4声)*
キリストは私たちのために従順に死につかれた
ヴィクトリア・ムジケ
ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ(指)

録音:2010年4月、バレンシア大学(スペイン)、ラ・サピエンシア礼拝堂
フアン・バウティスタ・コメスはバレンシアに生まれ同地の大聖堂楽長を務めた作曲家。*世界初録音。

LMG-2100
グラナドス:ピアノ作品集
幻影/幻影−ロマンティック・ワルツ集
セレナタ・アンパロ
スペイン奇想曲/詩的な情景 第1集
ゴンドラ−詩的情景
詩的ワルツ集/詩的な情景 第2集
アラゴン狂詩曲
エミリ・ブラスコ(P)

録音:2010年11月10-12日、サンタ・クロマ・デ・グラマネト(スペイン、バルセロナ県)、アウディトリ・カン・ロチ・イ・トゥレス
LMG-2101
ホセ・マリン(1619-1699):トノス・ウマノス(世俗歌集)
Si quieres dar Marica en lo cierto / Amante、 ausente y triste
Apostemos nina que acierto / Para las indias de Clori
Ojos pues me desdenais / Esta mi necia pasion / Nina como en tus mudanzas
De Amarilis yo vi la beldad / Ya desengano mio / Dicen que de Ines
Pensamiento que en tu dano / Ahora que estais dormida / No piense Menguilla
Sepan todos que muero / Mi senora Mariantanos / Valgate amor por Gileta
Todo eres contradicciones / Bercebu cargue contigo
フェリクス・リーント(T)
マヌエル・ビラス(ダブルハープ)

録音:2008年1月、ポンベイロ(スペイン、ルゴ県)、聖ビセンテ教会
ホセ・マリンはスペイン・バロック期の作曲家・歌手・ギタリスト・ハーピスト。強盗・殺人の罪で実刑判決を受けるも逃亡して音楽活動を続けたというとんでもない経歴の持ち主。フェリクス・リーントはスイスとスペインの二重国籍を持つテノール。
LMG-2102
ジュゼプ・マルティ・イ・クリスティア(1884-1918):ピアノ作品集
青春の思い出/シルエット
3つの前奏曲
あなたが私と海に来たら
中庭で/パンプロナ
ダニエル・ブランク(P)

録音:2010年10月11-13日、サンタ・クロマ・ダ・グラマネト(スペイン)、ラウディトリ・カン・ロチ・イ・トゥレス
ジュゼプ・マルティ・イ・クリスティアはグラナドスにピアノを、フェリプ・ペドレイ(1841-1922)に和声学と作曲を師事したスペイン・カタルーニャの作曲家・音楽理論家。短い生涯のうちに数多くの楽曲を書き、和声や楽器法の理論書を著し、また1911年に音楽アカデミーを創設し1914年まで自ら教壇に立ちました。
LMG-2103
親密スペインと中南米のギター音楽
ミゲル・リョベト:泥棒の歌哀歌/アメリアの遺言/先生
糸紡ぎの女/ロマンス
セベリナのマズルカ
ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘の為の賛歌
ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):前奏曲(バレンシア組曲 から)
静けさ/穏やかさ
ポンセ:小さな星
バリオス(1885-1944):神の愛の施し
ブローウェル(1939-):アン・アイディア(エリの為のパッサカリア)
子守歌/魔法の瞳
ホルヘ・カルドソ(1949-):ミロンガ
エカテリーナ・ザイツェワ(G)

録音:2010年12月11-12日、サバデイ(スペイン)、スタジオ・アルス・ハルモニカ
エカテリーナ・ザイツェワはジュネーヴ生まれ、バルセロナ在住のロシア系ギタリスト。モスクワで5歳からピアノ、6歳からギターを学び、モスクワ音楽院でナタリア・イワノワ=クラムスカヤに師事し最高栄誉賞を授与され卒業、さらに2002年から2006年までバルセロナのカタルーニャ高等音楽学校でアレックス・ガロベとローラ・ヤングに師事しました。
LMG-2104
ヴァイオリン、クラリネットとピアノの為の作品集
ストラヴィンスキー:兵士の物語(組曲)
バルトーク:コントラスツ Sz.111
ミヨー:組曲Op.157b
ルネ・シュタール(1951-):ストラクチャーズ第5番Op.7-5
パルミナ・トリオ
[北門郁子(Vn)
アトリス・ロペス(Cl)、服部慶子(P)]

録音:2010年2月、エル・ベンドレイ(スペイン)、ラウディトリ・パウ・カザルス
ブックレットに日本語解説が記載されています。以下転載。
パルミナ・トリオは2004年オーストリア国立ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学にて北門郁子(Vn)、ベアトリス・ロペス(Cl)、服部慶子(P)によって結成された、女性3人によるピアノトリオ。これまでにアロイス・ブランドホーファー、ベンヤミン・シュミット、コルデリア・ヘーファーらの各氏に薫陶を受ける。第7回ヴィナロス国際室内楽コンクール(スペイン)にて優勝、第5回マルコ・フィオリンド国際音楽コンクール(イタリア)室内楽部門にて審査員満場一致で優勝、第12回カルロ・ソリヴァ国際室内楽コンクール(イタリア)にて第3位、第5回ラス・コルツ国際音楽コンクール(スペイン)にて審査員満場一致で優勝など、数多くの受賞歴を持つ。
2004年ザルツブルグでのデビューを皮切りにこれまでヨーロッパ各地でリサイタルを重ね、モンセラート国際室内楽音楽祭、サンタ・クリスティーナ・ダロ国際室内楽音楽祭(スペイン)など著名な音楽祭に出演。スペイン演奏家協会および青少年国際音楽協会の招聘によりスペイン国内で行なったコンサートツアーは大きな反響を呼び、コンサートの模様は新聞や雑誌で取り上げられたほか、スペイン国営放送局、カタルーニャ国営ラジオ局などでも放送された。
日本国内では2007年横浜、名古屋、京都、高松などでデビューリサイタルを行い、その後も定期的に各地のコンサートシリーズなどに出演を重ね、稀有な楽器編成から生み出される多彩で意欲的なプログラミングに各方面から高い評価を得ている。また現代音楽の魅力を広く伝えるため、日本国内はもとよりオーストリアやスペインの教育機関にてレクチャーコンサートを行なうなど、アウトリーチ活動も積極的に行なっている。弦楽器・管楽器・鍵盤楽器という、それぞれに大きな特色を持った楽器編成を生かして、響きのコントラストや調和を自在に生み出すトリオとして、今後の活躍に大きな注目が集まっている。
LMG-2105
アルベニス:「イベリア」から
エボカシオン[喚起]/エル・アルバイシン
アルメリア/エル・プエルト[港]
ロンデニャ/トリアナ/マヨルカ Op.202
アルベルト・ニエト(P)
LMG-2106
マヌエル&ジュゼプ・プラ:独唱の為の教会音楽
ジュゼプ・プラ(1728-1762):スターバト・マーテル 変ホ長調(ソプラノ、弦楽、2つのホルンとオルガンの為の)*
マヌエル・プラ(1725頃-1766):ペテロよ、あなたは何と多くのものを残したことか[Pedro, cuanto has dejado](ソプラノ、弦楽、2つのホルンと通奏低音の為のアリア)*
サルヴェ・レジナ.ト短調(バス、弦楽とオルガンの為の)+
幸福な魂を喜べ[Regocijese el alma venturosa](聖体の秘跡のカンタータ;ソプラノ、トランペット、弦楽と通奏低音の為の)*
偉大なあなたの愛は最上である[Es tan sumo el amor de tu grandeza](聖体の秘跡のカンタータ;ソプラノ、トランペット、弦楽と通奏低音の為の)*
秘跡劇「コンスタンティヌス帝のハンセン病」〜三つの冠が私たちの熱意を受け容れる[Tres coronas admite](ソプラノ、弦楽、ギター、カスタネットと通奏低音の為の)*
ラケル・アンドゥエサ(S)*
パウ・ボルダス(Bs)+
カタルーニャ・バロックO
オリヴィア・チェントゥリオーニ(指)

録音:2011年3月、ラトランティダ(スペイン、カタルーニャ)、オゾナ舞台芸術センター
オーボエの名奏者として高名であったカタルーニャ出身のプラ三兄弟のうち弟二人の作品集。長兄ジュアン・バプティスタ・プラ(1720頃-1773)の教会音楽作品は残されていないとのことです。カタルーニャ・バロックOは1993年に創設されたピリオド楽器オーケストラで、これが本格的なCDデビューになると思われます。当録音ではキアラ・バンキーニに師事したイタリアのヴァイオリニスト、オリヴィア・チェントゥリオーニが指揮(おそらくコンサートマスター兼任)を務めています。スペインの古楽の歌姫ラケル・アンドゥエサの歌唱はすばらしく、特に「スターバト・マーテル」は新たな名曲の発見と言っても過言ではないでしょう。
LMG-2107
ピアノのための夜想曲集
フィールド:夜想曲第2番ハ短調
ショパン:夜想曲ハ短調 Op.48-1
リスト:夜想曲第2番ホ長調
ボロディン:小組曲〜夜想曲変ト長調
チャイコフスキー:夜想曲 Op.19-4
フォーレ:夜想曲嬰ヘ短調 Op.104-1
ドビュッシー:夜想曲変ロ短調
サティ:夜想曲第4番
スクリャービン:夜想曲イ長調
ブランカフォルト:夜想曲第1番
ブリテン:夜想曲変ロ長調
ナルシス・ボネト:夜想曲第5番
リョレンス・バルサク:夜想曲
シラ・エルナンデス(P)

録音:2011年6月16日、音楽新聞ホール、カペリャデス、スペイン
シラ・エルナンデスはスペインのバルセロナに生まれ、トリノ(イタリア)のジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学び16歳でデビュー、バルセロナのマーシャル・アカデミーでアリシア・デ・ラローチャの指導を受けたピアニスト。バルセロナとトリノに拠点を置いて演奏と教育に携わっています。
LMG-2108
6弦ギターのための18世紀スペインの音楽
モレッティ(1765頃-1838):主題と変奏曲
フェランディエレ(1740頃-1816頃):ソナタ.ト長調 Op.1-3
「ギター演奏技法」(1799)〜第6課:迷路またはハーモニック・サークル/第3課:メヌエット
フアン・アントニオ・デ・バルガス・イ・グスマン:「ギター演奏解説」(1776)〜ソナタ第1番イ長調/ソナタ第2番イ短調/ソナタ第3番イ長調
「ギター演奏解説」(1773)〜メヌエット.ニ長調/メヌエット.ニ短調/ナポリ行進曲
不詳:サンタ・ロサの音楽アーカイヴ(1780頃)〜ソナタ第8番ト長調
フェルナンド・フェランディエレ:主題と10の変奏曲
トーマス・シュミット(6弦ギター)

録音:2010年、イスラ・ブランカ・スタジオ、ナバセラダ、マドリード自治州、スペイン
使用楽器:2009年、マドリード、カルロス・ガス製(モデル:1797年、ロレンソ・アロンソ製)
ギターが6弦なのは当たり前と思われるかもしれませんが、ルネサンス・ギター、バロック・ギターの多くは4弦や5弦で、6弦のものが作られたのは18世紀の後半に入ってからでした。当盤ではその当時に6弦ギターのために書かれたギター曲が、18世紀末に作られた楽器の複製を用いて演奏されています。トーマス・シュミットはウィーン音楽院でコンラート・ラゴスニヒに師事したギタリスト・音楽学者。
LMG-2109
モンポウ:ピアノ作品集
前奏曲集(全20曲)/風景(全3曲)
パリ万博の思い出(全4曲)
ショパンの主題による変奏曲/子守歌
アドルフ・プラ(P)

録音:2011年8月31日-9月2日、アウディトリ・カン・ロチ・イ・トレス、サンタ・クロマ・デ・グラマネト、スペイン
LMG-2110
アルカス、マネン、モンポウ:ギター作品集
フリアン・アルカス(1832-1882):妄想
ジュアン・マネン(1883-1971):幻想ソナタ
モンポウ:コンポステラ組曲
ホアン・カルレス・マルティネス(G)

録音:2011年6月、マルドゥシュ劇場、サン・エステベ・デ・パラウトゥルデラ、スペイン
使用楽器:1986年、Jonathan Hinves製
ホアン・カルレス・マルティネスはアリカンテ音楽院でホセ・トマスに師事したギタリスト・作曲家。
LMG-2111
ジュゼプ・スレ[ソレル](1935-):瞑想〜ピアノ作品集
瞑想/夜景 VII/夜景 VIII
十字架への道行の場面/日差しなく
ソナタ.XI(左手のための)
ミゲル・アルバレス=アルグド(P)

録音:2009年6月19日、ジャフレ、ジロナ県、スペイン
LMG-2112
(1CDR)
パブロ・カザルス〜協奏曲名演集
ブルッフ:コル・ニドライOp.47*
ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調 G.482+
ブラームス:二重協奏曲イ短調 Op.102#
ブルッフ:コル・ニドライ**
パブロ・カザルス(Vc)
LSO(*/+/**)
ランドン・ロナルド(指(*/+))
ジャック・ティボー(Vn)#
アルフレッド・コルトー(指)#
バルセロナ・パウ・カザルスO#

原盤:HMV DB.3063/4 (1936)*
HMV DB.3056/7/8+
HMV DB.1311-1314 (1929)#
RCA VICTOR V-14842**
※レーベル・オフィシャルのCD-R仕様です。
LMG-2113
ギター編曲によるアルベニス作品集
アルベニス:アストゥリアス
喚起(エボカシオン)/港(エル・プエルト)
パバナ(パヴァーヌ)/アラゴン
グラナダ/セビリャ/カタルーニャ
カディス/グラナダのサンブラ(東洋舞曲)
朱色の塔
ヨルゴス・アルギリアディス(G)

録音:2012年、アルス・ハルモニカ・スタジオ、サバデイ、スペイン
使用楽器:2009年、ディター・ミュラー製、ノーメックスのダブルトップ
スペインを本拠に活躍しているギリシャ生まれのギター奏者ヨルゴス・アルギリアディス(1973年生まれ)が弾くアルベニス。アンドレス・セゴビア、マヌエル・バルエコ、ハビエル・リバ、セベリノ・ガルシア・フォルテアらによる編曲版を用いていますが、アルギリアディスはその多くに自ら手を加えているとのことです。
LMG-2114
クリスマスの為の音楽
ブリテン(リョベト編):キャロルの祭典(打楽器追加版)
ジョン・ラター(リョベト編):ダンシング・デイ(打楽器追加版)
アミクス・デ・ラ・ウニオ児童Cho
エステル・ピニョル(Hp)
フェラン・カルセリェル、フェリウ・リベラ(打楽器)
ジュゼプ・ビラ(指)

録音:2012年2月10-12日、フランセスク・タラファ・ホール、グラノリェルス、スペイン
英国人作曲家が児童合唱とハープのために書いたクリスマス用の二大名曲にスペインの新進作曲家ジュアン・ビダル・リョベトが打楽器パートを書き加えた版を演奏。
LMG-2115(2CD)
オルフェウスの小道/現代ポルトガルの室内音楽
クロティルデ・ロザ(1930-):オルフェウスの小道(ハープ,フルート,クラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロの為の;2003)
ジョアン・マドゥレイラ(1971-):夜(アナ・ハザリーの詩による,ソプラノと8人の器楽奏者の為の;2010)
アイヴァン・ムーディー(1964-):琥珀の涙(ハープ,G管フルート,バスクラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラ,ピアノと打楽器の為の;2006)
カルロス・カイレス(1968-):クロスフェード(フルート,クラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラ,ハープと打楽器の為の;2009)
ジョアン・ペドロ・オリヴェイラ(1959-):深淵と静寂(フェルナンド・ペソアの4つの詩;ソプラノ,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,ハープ,ピアノと打楽器の為の;2001)
フェルナンド・C・ラパ(1950-):ヴァルテル・ウゴ・マンイの8つの短詩(ソプラノ,フルート,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,ハープとピアノの為の;2002)
クリストファー・ボックマン(1950-):カンツォーナ III(ソプラノ,フルート,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,ハープとピアノの為の;2010)
エウリコ・カッラパトゾ(1962-):ラモリネリー・デ・カンポスの詩集(ソプラノ,フルート,クラリネット,ヴァイオリン,チェロ,ハープ,ピアノと打楽器の為の:2003)
カルロス・マレコス(1963-):悲しみと愛(ヌノ・ジュディスの詩による5つの歌;ソプラノ,フルート/ピッコロ,クラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,ハープ,ピアノと打楽器の為の;2009)
リスボン現代音楽グループ
ジャン=セバスティアン・ベロー、
クリストファー・ボックマン、
ジョアン・パウロ・サントス(音楽監督)

録音:2012年2-7月、リスボン国立音楽院サロン・ノブレ、ポルトガル
LMG-2117
グラナドス:トナディリャ集(昔風のスペイン歌曲集)〜トラ・ラ・ラとギターの爪弾き,愛と憎しみ,慎ましい下町娘たち,
マハの眼差し,町をさまよう,ゴヤのマハ,忘れられたマホ,控えめなマホ,内気なマホ,嘆きにくれるマハ第1番−第3番
愛の歌曲集〜夜明け前,私はまだ少女だから,彼女らは松林に行った(クエンカの山娘たち),泣け心よ,わが麗しの人
コンチタ・バディア(S)
アリシア・デ・ラローチャ(P)

録音:データ記載なし(歴史的録音;リマスター:2012年)、モノラル
スペイン・バルセロナ生まれのソプラノとピアニスト、コンチタ・バディア(カタルーニャ語ではコンシタ[Conxita]・バディア;1897-1975)とアリシア・デ・ラローチャ(1923-2009)の歴史的録音を復刻。
LMG-2118(4CD)
モンポウ:ピアノ作品全集
[CD 1: LMG-2050]
ペセブレ(クリスマスの模型)(1914-1917)/子供の情景(1915-1918)
郊外(1916-1917)/魔法の歌(1917-1919)/遠くの祭(1920)
魅惑(1920-1921)/3つの変奏曲(1921)/対話(1923)
[CD 2: LMG-2089]
歌と踊り(1921-1978)/バレエ(1949)*
[CD 3: LMG-2109]
12の前奏曲(1927-1960)
風景(1941-1960)/パリ万博の思い出(1937)
ショパンの主題による変奏曲(1938-1957)/子守歌(1952)
[CD 4]
内なる印象(1911-1914)
密やかな音楽 第1巻−第4巻(1951/1962/1965/1967)
モンセラト・トゥルエリャ(Ms)*終曲)
アドルフ・プラ(P)

録音:2002年5月13-14日、エンリケ・グラナドス音楽堂、リェイダ、スペイン[CD 1]
2009年1月26、28-29日[CD 2]
2011年8月31日-9月2日[CD 3]
カン・ロチ・イ・トレス・ホール、サンタ・クロマ・デ・グラメネト、スペイン[CD 2]
2012年、未詳[CD 4]
既発売の3枚に新録音の1枚を加えて全集が完結。[CD 4]の単売はありませんが、4枚組で1.26枚分程度の価格となっております。
LMG-2119
バルセロナの思い出
ソル:練習曲ロ短調 Op.35-22/練習曲ニ長調 Op.35-17
練習曲ハ長調 Op.6-8/ソナタ Op.22〜 メヌエット
ソナタ Op.25〜メヌエット/幻想曲「別れ」
ジャウメ・ボスク(1826-1895):バルセロナの思い出(対話的ワルツ)/鐘の音に(マズルカ)
ヴェニス(感傷的なアンダンテ)/パサカリェ(セレナード)
タレガ:アルハンブラの思い出/涙/哀歌/祈り
ミゲル・リョベト(1878-1938):アメリアの遺言/盗賊の歌
エミリオ・プジョル(1886-1980):タンゴ/親密なワルツ/ボレロ(練習曲第37番)
カルレス・トレパト(1960-):小ワルツ/アイタナの為の子守歌
ミゲル・ハバロイ(G)

録音:2012年、アルス・ハルモニカ・スタジオ、サバデイ、スペイン
バルセロナと関わりの深い作曲家たちのギター作品集。ミゲル・ハバロイはアリカンテ・オスカル・エスプラ音楽院でホセ・トマスに師事したスペインのギター奏者。作曲家カルレス・トレパトは彼の親友とのことです。
LMG-2120
フアン・マネン(1883-1971):ヴァイオリンとピアノの為の作品集 Vol.1
イベリア舞曲第2番 Op.A-25
バラード Op.A-20
スペイン小組曲 Op.A-3/歌 Op.A-8-1
練習曲 Op.A-8-2
イベリア舞曲第3番「カタラユ」Op.A-36
愛のロマンス Op.A-48
カリナ・マツタ(Vn)
ダニエル・ブランク(P)

録音:2012年、カン・ロチ・イ・トレス音楽堂、サンタ・クロマ・デ・グラメネト、スペイン
フアン・マネン(カタルーニャ語ではジュアン・マネン)はバルセロナに生まれたヴァイオリン奏者・作曲家。ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとしてドイツで成功を収め、パブロ・サラサーテに比肩する存在と称されました。カリナ・マツタは2002年にワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学を卒業したポーランドのヴァイオリン奏者。
LMG-2123
17世紀のバルセロナ大聖堂楽長たち
フランセスク・バリュス(ハビエル・メネンデス&セルジ・カザデムン校訂):今日、処女マリアは [Hodie Maria Virgo] (8声と通奏低音の為のモテット)
主を畏れる者は幸いなり [Beatus vir] (7声と通奏低音の為の詩篇)
わが肉を食べる者は [Qui manducat meam carnem] (4声と通奏低音の為のモテット)
おお、道を行くすべての者よ [O vos omnes] (4声と通奏低音の為のモテット)
ジュアン・バルテ(ハビエル・メネンデス校訂):ミサ [Missa] (6声と通奏低音の為の)
マルシア・アルバレダ(ベルナト・カブレ校訂):アヴェ・マリア [Ave Maria] (4声のモテット)
来たれ、キリストの花嫁 [Veni sponsa Christi] (4声のモテット)
されどわれらはわれらの主イエス・キリストの十字架を誇るべし[Nos autem gloriari](4声のモテット)
ジュアン・パウ・プジョル(イジニ・アングレス校訂)死者の為のミサ [Missa pro defunctis] (4声のレクイエム;1614)
フランセスク・バリュス室内Cho
[マリア・カザドゥ、アナイス・ウリベラス(S)
エウラリア・ファントバ、アンナ・バリュス(A)
ホルヘ・アバルサ、ダビド・モンセラト(T)
ジュアン・ガルシア、ネストゥル・ピンダドゥ(Bs)]
マリア・クリゾル(Fg)
マヌエル・ビラス(ダブルハープ)
ジョルディ・レグアン(ポジティヴ・オルガン)
ダビド・マレト(指)

録音:2011年11月13-15日、バルセロナ大聖堂、バルセロナ、スペイン
バルセロナ大聖堂の楽長を務めたカタルーニャ人作曲家たちの教会音楽作品をバルセロナ大聖堂で録音した注目盤。プジョルのレクイエムをはじめとする佳曲をヴォーカル・アンサンブル・スタイルで堪能することができます。
LMG-2124
ロマン派のギター
パガニーニ(1トーマ・ヴィロトー編):
24の奇想曲 Op.1〜第24番
ルイージ・レニャーニ(1790-1877):36の奇想曲〜第1, 2, 7, 8番
ソル:悲歌風幻想曲
ナポレオン・コスト(1805-1883):アルプス越え Op.27
 オルナンの谷 Op.17
 オートゥイユの夕べ Op.23
ルイージ・レニャーニ:幻想曲 Op.19
メンデルスゾーン:フランシスコ・タレガ編):舟歌
トーマ・ヴィロトー(G)

録音:2013年11月23-24日、スタジオ・アルス・ハルモニカ、サバデイ、スペイン
フランスのギター奏者トーマ・ヴィロトー(1985年生まれ)が2012年スペインのベニカシムで開催されたフランシスコ・タレガ国際ギター・コンクールで優勝した際の副賞として制作されたCD。
LMG-2125
ヴァイオリンとピアノの為の名曲集
エルガー:愛の挨拶 Op.12
サラサーテ:序奏とタランテッラ Op.43
 サパテアド Op.43
ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲 Op.46-2/スラヴ舞曲 Op.72-2
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテッラ Op.16
 華麗なポロネーズ Op.21-2
 2つのヴァイオリンの為のサルタレッロ Op.18
グリーグ(エミール・ソーレ編):朝露 Op.4-2/
 を愛す Op.5-3/詩人の心 Op.5-2
森の散歩 Op.18-1
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006 から 前奏曲
クライスラー:愛の悲しみ
 美しきロスマリン/愛の喜び
メンデルスゾーン(ジョゼフ・アクロン編):歌の翼に Op.34-2
リムスキー=コルサコフ:くまばちの飛行
アーラ・ヴォロンコヴァ(Vn)
ゲラシム・ヴォロンコフ(P)

録音:2013年12月、スタジオ OIDO SL、バルセロナ、スペイン
アーラ・ヴォロンコヴァはウクライナのキエフに生まれ、モスクワ音楽院とグネーシン音楽大学で学んだヴァイオリニスト。ボリショイ劇場O員を務めた後1991年にバルセロナに移住し、2014年現在バルセロナSOのソリスト兼リーダー、リセウ大劇場SOのゲスト・リーダーを務めています。使用楽器は1600年イタリアのブレシアにてジオ・パオロ・マッジーニ(1580頃-1630頃)製(モダーン仕様)。ゲラシム・ヴォロンコフはモスクワに生まれ、モスクワ音楽院で学んだ指揮者・ヴァイオリニスト・ピアニスト。1981年から1990年までボリショイ劇場O員。1988年にボリショイ室内Oを創設。1991年にアーラ・ヴォロンコヴァと共にバルセロナに移住し、2014年現在リセウ音楽院教授および同SO指揮者、リセウ大劇場SO指揮者を務めています。
LMG-2134
フランセスク・バリュスとカール大公の音楽
フランセスク・ヴァリュス(1653-1713):おお、栄光の王 [O Rex gloriae]
コレッリ(1670-1736):3声のソナタ
フランセスク・ヴァリュス:カルメルの花 [Flos Carmeli]
カルダーラ(1670-1736):ソナタ Op.2-1
フランセスク・バリュス:キリストは助ける [Christus assistens]
フランチェスコ・ニジェッティ(1603-1681):シンフォニア
フランセスク・バリュス:鹿が谷川の水を求めるように {Quamadmodum desiderat]
アンジェロ・ラガッツィ(1680-1750):3声のソナタ ニ短調
フランセスク・バリュス:言葉を受けよ [Suscipe verbum]
ジョヴァンニ・マリア・カペッリ(1648-1726):2つのヴァイオリンの為のソナタ
ウルリケ・ハラー(S)
ギリャミ・コンソルト
[ヌヌ・メンダス、マリチェイ・ティアナ、ウリア・パラウ(Vn)
ペプ・ボラス(Fg)
グイード・イオッティ(チェンバロ、オルガン)
イゴル・ダヴィドヴィチ(アーチリュート)
アンナ・カザダムン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネ)]
セルジ・カザダムン、ヌヌ・メンダス(ディレクター)

録音:2014年4月、アスパランサ礼拝堂、バルセロナ、スペイン
フランセスク・バリュス(バユス、バイス)はバルセロナに生まれ、1696年から1726年までバルセロナ大聖堂楽長を務めた作曲家。ヨーロッパ諸国を巻き込んだスペイン継承戦争(1701-1714)においてカタルーニャはカール大公(1685-1740)を支持。カール大公は1705年バルセロナに入り、主にナポリから優秀な音楽家を招き宮廷楽団を創設、イタリア音楽をカタルーニャに広めることとなりました。この時期にバリュスがイタリア音楽の影響を受けて書いた独唱の為の教会音楽作品とカタルーニャに持ち込まれたイタリアの器楽作品が当アルバムのプログラムとなっています。
ウルリケ・ハラーはイタリアのメラーノ(南チロル地方)に生まれたソプラノ。2004年以来2015年現在バルセロナを本拠に活躍しています。
LMG-2135
現代スペインのギター音楽
シャビエ・ムンサルバジャ[ハビエル・モンサルバチェ](1912-2002):3つの架空のファド(2000)
ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘の為の讃歌(1920)
ロベルト・ジェラルド(1896-1970):幻想曲(1957)
トゥリーナ:ラファガ(疾風)Op.53(1930)
アグスティ・チャルラス[チャルレス](1960-):妖精の飛翔(1996)
セサル・カマレロ(1962-):ソロ(1996)
マウリシオ・ソテロ(1961-):かなわぬ恋(1996)
バネ・カザブランカス(1956-):ギターの為の3つの小品(2013)
ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968-):フリーデナウの帳面(1998)
アルベルト・カレテロ(1985-):ウード(2015)
ペドロ・ロハス・オガヤル(G)

録音:2015年9月14-17日、ロレートの聖母礼拝堂、エスパルティナス、セビリャ県、スペイン
オーケストラに加わることもなく、クラシック音楽史においてある種「例外的な楽器」であったギターにスペインの作曲家たちが取り組んできた約100年を「同時代」と捉えたアルバム。ペドロ・ロハス・オガヤルはスペインのハエン(アンダルシア)に生まれたギター奏者。セビリャのマヌエル・カスティリョ音楽院でアントニオ・ドゥロに師事した後、マラガでマルコス・ソシアスに、ベルリンでノラ・ブッシュマンに師事。

LMG-2136(2CD)
アリシア・デ・ラローチャ:ピアノ・室内楽・声楽作品集
■ピアノの為の作品
春(1940)/いたずら(1943)
招待(1940)/アイグアブラバ(1942)
パヴァーヌ(1942)/捧げもの(1944)
スケルツォ(1941)/即興曲(1942)
悲しいメヌエット(1943)/ホタ(1937)
散歩(1941)/遊び(1942)
子供の夢(1941)/マズルカ(1938)
シューマンへのオマージュ(1941)
組曲(1939)
■弦楽器とピアノの為の作品
チェロとピアノの為のロマンス(1936)+
ヴァイオリンとピアノの為のソナタ(1940)*
■独唱とピアノの為の作品#
二重の愛の歌(1946)/マイタ(1943)
私の人生は荒野だ(1949)
悲しい、とても悲しい(1942)
私は復讐された(1942)
今日私は神を信じる(1942)
こんな人生、こんな終わり(1942)
二つの恐怖(1942)
■ピアノの為の作品
アレグロ嬰ニ短調(1940)
バラード(1942)/ブルレスク(1942)
ノヴェレット(1942)/練習曲(1942)
前奏曲(1953)/コラール(1930)
緩やかな行進曲(1942)/舞曲(1942)
無言のロマンス(1942)
集会(1947)/古いソナタ(1941)
音楽の小箱(1931)
インヴェンション第1番−第10番(1939)
マルタ・サバレタ(P(#以外))
アーラ・ヴォロンコヴァ(Vn)*
ペーター・シュミット(Vc)+
マルタ・マテウ(S)#
アルベルト・ギノバルト(P)#

録音:2015年、アルベルト・ムラレダ・スタジオ、スペイン
20世紀を代表するスペインの名ピアニストであるアリシア・デ・ラローチャは幼少期から作曲を行っていました。それはピアノ独奏曲のみならず室内楽や歌曲にも及んでおり、10代終盤に最も多産な時期を迎えていたようです。当盤にはラローチャが7歳の時(1930年)から30歳(1953年)までに書いた未出版作品が収められています。ラローチャ自身はそれらの作品を自分の楽しみのために書いた「若気の至り」(Pecados de juventud)と話していた、と娘のアリシア・トレ・デ・ラローチャ氏がブックレットに一文を寄せておりそれがアルバム・タイトルとなっています。マルタ・サバレタはラローチャに師事したスペインのピアニスト。

LMG-3060
カタルーニャ&バレンシア派のピアニストたちの歴史的録音集
(1)アルベニス:即興曲第1番−第3番*
(2)グラナドス:スペイン舞曲第7番/第10番*
 「ペレレ」による即興曲
D・スカルラッティ:ソナタ変ロ長調
(3)リスト:ハンガリー狂詩曲第13番イ短調
ワーグナー:イゾルデの死
ショパン:ワルツ Op.64-2*
マラツ:スペインのセレナード(一部分)*
(4)グリーグ:ノルウェー舞曲 Op.35-2
(5)グラナドス:嘆き,またはマハとナイチンゲール
アルベニス:セビリャ
(6)グラナドス:スペイン舞曲第7番/第9番/第10番*/第11番
(1イサーク・アルベニス(P)
 録音:1903年
(2)エンリケ・グラナドス(P)
 録音:1912年、バルセロナ
(3)ホアキン・マラツ(1872-1912)(P)
 録音:1903年
(4)フランク・マーシャル(1883-1959)(P)
 録音:1907年
(5)ホセ・イトゥルビ(1895-1961)(P)
 録音:1934年
(6)ギリェン・カセス(1899-1961)(P)
 録音:1925-1936年
ラ・マ・デ・ギド・レーベルの主宰者リョレンス・バルサクによる復刻。ボーナス・トラックとして*印の未修復音源が収録されています。
LMG-3061
トルドラ、マッシア、マネン〜歴史的録音集
(1)トルドラ:Soneti de la rosada
 アヴェ・マリア/Les birbadores
 五月への祈り
(2)ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス〜ベネディクトゥス
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ「春」Op.25
バッハ:アダージョ・マ・ノン・トロッポ
(4)マネン:リート
サラサーテ:ホタ・アラゴネサ
(5)サラサーテ(マネン編):アンダルシアのセレナード Op.28
シューベルト:バガテル集 Op.13 から Abella
(1)エドゥアルド・トルドラ(Vn)
 エンリケタ・ガレタ(P)
 録音:1931-1932年、バルセロナ
(2)エドゥアルド・トルドラ(Vn)
 リュイス・ミレト(指)ほか
 録音:1927年7月、バルセロナ、カタルーニャ音楽堂
(3)ジュアン・マッシア(1890-1969)(Vn)
 ブランシュ・セルヴァ(P)
 録音:1928-1930年
(4)ジュアン・マネン(1883-1971)(Vn)
 録音:1936年?
(5)ジュアン・マネン(Vn)
 録音:1954年1月14日、ラジオ・バルセロナ、トレスキ・スタジオ
ラ・マ・デ・ギド・レーベルの主宰者リョレンス・バルサクによる復刻。

CD-LMG-4001
ギター四重奏によるモンサルバジェ&ブローウェル作品集
モンサルバジェ(ハイメ・アバッド編):黒人の3つの歌
 子守歌/ポスタルス・イリュミナデス
モンサルバジェ(ジョルディ・コディナ編):2つの交響的舞曲
 トリプティク・インディア
ブローウェル:トッカータ
 雨の降るキューバの風景/キューバの風景とルンバ
バルセロナ・ギター四重奏団
[フランセスク・パレジャ、ハイメ・アバッド、M・テレサ・フォルケ、ジョルディ・パレデス(G) ]

録音:2002年7月25-26日、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂

スリップケース仕様。
LMG-4002
フェルナンド・ロペス・グラサ(1906-1994):ギター作品全集
ソナティナ/パルティータ/前奏曲とバレット
4つの小品/3つの小奇想曲(フルートとギターの為の)*
パウロ・アモリン(G)
ジョアン・ペレイラ・コウティニョ(Fl)*
ロペス=グラサは20世紀ポルトガルを代表する作曲家の一人です。
LMG-4003
フルートとピアノの為のリスボン王立音楽院の音楽
ジュリオ・ブリッチャルディ(1818-1881):ヴェルディの「マクベス」による幻想曲 Op.47
テオバルト・ベーム(1794-1881):アルプスの思い出(アンダンテ・パストラーレ)Op.31-5
A・マテュー・ライヒェルト(1830-1870):憂鬱な幻想曲 Op.1
エルネスト・ヴィエイラ(1848-1915):フルートとピアノ伴奏の為の協奏曲
ジョアン・ペレイラ・コウテュニョ(Fl)
ジョゼ・ボン・デ・ソウザ(P)

録音:2004年12月28-30日、リスボン国立音楽院
LMG-4004
ジョルジェ・ペイシニョ(1940-1995):メタ=フォルモゼスまたはバスクラリネット協奏曲
(バスクラリネット,フルート,ピッコロ,クラリネット,トランペット,ハープ,ギター,ヴィオラとチェロの為の;1985)*
軽いヴェールが覆う…(ソプラノ,フルート,ヴィオラ,ハープとマリンバの為の;1981)+
…沈黙のバラ/時の川(フルート,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロとハープの為の;1994)*
マリアーナへの哀歌(メゾソプラノ,フルート,クラリネット,ピアノ,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロの為の;1994)+
クリストファー・ボッホマン(指)*
ジョアン・パウロ・サントス(指)+
リスボン現代音楽グループ

録音:2005年12月26-27日、2006年4月10-11日、リスボン国立音楽院、サロン・ノブレ
ジョルジェ・ペイシニョはリスボン近郊のモンティージョに生まれ、ノーノ、ブーレーズ、シュトックハウゼンらに師事。20世紀後半のポルトガルにおける最も重要な作曲家の一人です。ピアニスト、指揮者、教育者、著述家でもあり、ポルトガルの現代音楽の国際的普及に尽力しました。
LMG-4006
ビクトリア:同声合唱によるポリフォニー教会音楽
おお聖なる宴よ[O Sacrum convivium - Mens impletur gratia](モテット)
二人のセラフィムが[Duo seraphim - Tres sunt](モテット)
マニフィカト第7旋法第2番[Magnificat Septimi toni no.2]
われは信じたり[Credidi](詩篇115)
われ主に感謝せん[Confitebor](詩篇110)
主をたたえよ、僕らよ[Laudate pueri](詩篇112)
主をおそれる者は幸いなり[Beatus vir](詩篇111)
めでたし殉教者たちの花よ [Salvete flores martyrum - De innocentibus](賛歌)
極悪なる商人ユダは[Judas mercator pessimus](レスポンソリウム)
暗くなりて[Tenebrae factae sunt](レスポンソリウム)
不敬の者はイエスを引き渡し[Jesum tradidit impius](レスポンソリウム)
おお道行くすべての者よ[O vos omnes](レスポンソリウム)
マニフィカト第6旋法第2番[Magnificat Sexti toni no.2]
主よ、われは値せず[Domine non sum dignus - Miserere mei](モテット)
おお天の王を[O Regem caeli - Natus est nobis](モテット)
ホセ・ルイス・ビセンテ(指)
リュイス・ヴィク・ヴォカーリス

録音:2005年5月7-9日、スペイン、バレンシア大学サピエンシア礼拝堂
テノールとバスのみの男声合唱による演奏。地中海地域の教会で行われてきた、童声や男性ファルセットを用いない演奏習慣に則っています。
LMG-4008
ジョルジェ・ペイシニョ(1940-1995):室内楽作品集
Remake(フルート、チェロ、ハープとピアノの為の;1985)*
Deux Pieces Meublees(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープの為の;1988)*
Coracao Habitado(メゾソプラノ、フルート、チェロとピアノの為の;1966)+
Welkom(ヴァイオリンとヴィオラの為の;1972)
Floreal(フルート、バスクラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、ハープとチェレスタの為の;1992)#
ハープと器楽アンサンブルの為の協奏曲(ハープ独奏、フルート/ピッコロ、クラリネット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノと打楽器の為の;1995)+
クリストファー・ボックマン(指)*
ジョアン・パウロ・サントス(指)+
ジャン=セバスティアン・ベロー(指)#*
リスボン現代音楽グループ


録音:2009年11月-2010年1月、リスボン国立音楽院、サロン・ノブレ
ジョルジェ・ペイシニョはリスボン近郊のモンティージョに生まれ、ノーノ、ブーレーズ、シュトックハウゼンらに師事。20世紀後半のポルトガルにおける最も重要な作曲家の一人です。
LMG-4009
モーリス・オアナ(1913-1992):12の解釈法
練習曲(1982/1984-1985)
第1集; 自由なカデンツァ/並行の動き
音槐/左手のみ/五度/第3ペダル
第2集 から; 七度/二度/自由な対位法/九度
マリア・パス・サンティバニェス(P)

録音:2009年12月-2010年9月、モントルイユ(フランス)、セクエンツァ・スタジオ



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