湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Phaedra
(ベルギー)



※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
ADD-492002
エドモン・バーイエンスへのオマージュ
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
アウグスト・デ・ブック(1865-1937):チェロとピアノの為のカンティレーナ
エドモン・バーイエンス(Vc)
ロベルト・ワスムート(P)
フェルナンド・テルビー(指)
BRTNフィル

録音:1978、1982年
バーイエンスは、BRTフィル(現フランダース放送管)のソロ・チェロ奏者とし活躍する傍ら、アントワープ音楽院などで教鞭を執るなど、ベルギーのチェロ奏者たちに大きな影響を与えた人です。 
DDD-92001
In Flanders Fields Vol.1
ジェフ・ヴァン・ホーフ(1886-1959):小四重奏曲 ハ長調(1919)
 弦楽四重奏の為の「 Trifle [些細な事]」(1922)
ピーテル・ブノワ(1834-1901):メゾソプラノとハープの為の歌曲「我が母国語」(1889)
 弦楽四重奏曲 ニ長調Op.10
レイチェル=アン・モーガン(Ms/Hp)
ガッギーニSQ

録音:1992年
DDD-92002
フランダースの弦楽四重奏曲
ゴットフリート・デヴレース(1893−1972):弦楽四重奏曲へ長調
プロスペル・ファン・エーショウテ
(1904−1964):弦楽四重奏曲第1番ト短調Op.8(ラヴェルへの追憶)
アリアーガSQ

録音:1993年
20世紀ベルギーの作曲家デヴレースとエーショウテの作品をカップリング。デヴレース約14分、エーショウテ約34分といった演奏時間だけでなく作風もどことなく対照的。
DDD-92010
ベルギー・ロマン派のフルート・ソナタ集
ヨンゲン:フルート・ソナタOp.77
フランク:フルート・ソナタ(ランパル編)
アンリ・ジョルジュ・ドエ
(1885−1936):ロマンス、ディアローグ
カルロス・ブリュネール(Fl)、
レヴェンテ・ケンデ(P)

録音:1996年
近現代のベルギー音楽を再評価へと導いたヨンゲンによるフルート・ソナタ、ランパルがヴァイオリン・ソナタから編曲を行ったフランクのフルート・ソナタなど重要作を収録。フルートのカルロス・ブリュネールは、大野和士が音楽監督を務めているベルギー王立モネ歌劇場管弦楽団首席フルート奏者として第一線で活躍中の名手。収録作品、演奏者とも非常に充実しており、フルート関係者やベルギー音楽ファンは外せない1枚。
DDD-92011
In Flanders Fields Vol.11
ヘルマン・ミュールマンス(1893-1965):ピアノの為の5つの小品
アルトゥール・ミュールマンス(1884-1966):弦楽四重奏曲[第2番/第3番]
ピアノ五重奏曲
アリアーガSQ
スティーヴン&スティン・コラクニー(P)

録音:1996年
DDD-92012
In Flanders Fields Vol.12〜フルートとハープ、弦楽三重奏の為の作品集
ダニエル=レスール:中世の組曲
J.ヨンゲン:5声のコンセール
W.ウェステルリンク:ランドスケープ IV
W.ペレマンス:ハープ五重奏曲
アルペア・アンサンブル

録音:1996年
DDD-92013
In Flanders Fields Vol.13
イェフ・ファン・ホーフ(1886-1959):交響曲第1番 イ長調
交響曲第4番 ロ長調
序曲「静かなるウィリアム」
フェルナン・テルビィ(指)
BRTNフィル

録音:1986年
DDD-92014
In Flanders' Fields Vol.14
ペーター・ウェルフェンス(1924−2003):弦楽四重奏曲第1番、第2番、
フリッツ・セリス
(1929−):オーボエ五重奏曲Op.57
ピート・ファン・ボックスタル(Ob)、モスクワ・チェンバー・ソロイスツ
ともにアントワープに生を受けたウェルフェンスとセリスの室内楽作品をカップリング。モスクワ・チェンバー・ソロイスツは、バルシャイが育て上げたモスクワ室内管弦楽団のメンバーで構成される実力派アンサンブル。
DDD-92015
In Flanders Fields Vol.15
ペトル・ベノア(1834-1901):3つの幻想曲 Op.18
 4つの幻想曲 Op.20
ロデウィック・モルテルマンス(1868-1952):多彩なメヌエット
ヨゼフ・ヨンゲン(1873-1953):2つの小品 Op.33
マリナス・デ・ヨング(1891-1984):スケルツォ−牧歌 Op.68/夜想曲 Op.53/ゴッホの展覧会 Op.58
ヴィクトル・レグレイ(1915-1994):ピアノ・ソナタ第2番 Op.84-1/同第4番 Op.104
ヨゼフ・デ・ベーンハウウェル(P)
シューマン夫妻の研究家としても知られるベルギーのピアニストであるヨゼフ・デ・ベーンハウワーによるベルギーのピアノ小品集。ヨンゲンやベノアなどの作品を楽しめるベルギー音楽好きには嬉しい1枚。 
DDD-92016
In Flanders Fields Vol.16
ヤン・ブロックス(1851-1912):ピアノ五重奏曲
マリヌス・デ・ヨング(1891-1984):弦楽四重奏曲第2番 Op.27
ヨゼフ・デ・ベーンハウウェル(P)
エンソルSQ
19世紀と20世紀に活躍したベルギーの2人の作曲家による室内楽作品を収録。エンソール弦楽四重奏団は1993年オルフェウス・コンテンポラリー室内楽コンクールなどの優勝歴を持っています。 
DDD-92019
In Flanders Fields Vol.19
ロデウィーク・モルテルマンス(1868-1952):歌曲とピアノ作品集

夕暮れが迫る/それがマンデル
夜の思い/小さな花が/五月の日
アンジェリコの踊る天使達〜[魂が耳を開く時/朝露が美しく/芳香/真珠]
間奏曲/フラマン語は驚くほどに甘く
子守歌/母/秋のムード
角笛の呼ぶ声が聞こえ
サイジャの歌/我が幼き子/白い雲が
秋の夕べ/ユーモレスク
五月の乙女/眠れる美しき人
ウェルネル・ファン・メヘレン(Bs-Br)
ヨゼフ・デ・ベーンハウウェル(P)

録音:1999年
DDD-92021
In Flanders Fields Vol.21
ロベルト・ヘルブリヒス(1886-1974):合唱作品集

アヴェ・マリア/母のごとき御心
何故に泣きたもう?
イエスと聖ヤネケン
そしてそれは愛ではなく
聖母マリアを見たいと願った聖者/お別れ
愛の夜/今日も来るオシャベリ屋
緑の田舎自慢
港と戦いから離れた広い海で
ああ、もしあの美しい胸に身を預けられたら
九人の兵士/冬が過ぎて
アイスランドに行きたい者は
ブリュネンスウェイクのお殿様
ヨハン・デュイック(指)
フランダース放送cho
DDD-92022(2CD)
フランドルの作曲家による児童と女声合唱のための音楽
ヤン・ヴァンデルロースト:魔法の国のアニーと共に
ヤン・クック:ファゴットの物語
ペーテル・ピーテルス:魔法
クルト・ビッケムベルヒス
:青い目のお姫さま
マルティン・ヴァルケ:赤ひげの宝物
ヴィック・ネース
:メモリア・ユスティ
パトリツィア・ハート(指)
ロンデルツェールス少年cho、
ヨハン・ファン・ボーウェレン(指)
アンサンブル・オクサリス、他

※解説書に日本語曲目表記付き
ベルギーのフランドル地方、しかも児童合唱と女声合唱のための作品のみというコンセプトで収録されたユニークな合唱アルバム。吹奏楽作品の大ヒットでその地位を築いたベルギーの世界的作曲家、ヤン・ヴァンデルローストの合唱作品も聴き逃せないポイント。
DDD-92023
In Flanders Fields Vol.23
フランダースのスリリングなトロンボーン
〜トロンボーンとエレクトロニクスの為の音楽

ラウール・ド・スメット(1936-):トロンボーン五重奏の為の「 Khammsa 1 」
リュシアン・ゲートハルス(1931-):トロンボーン独奏の為の「サルバドール・アジェンデへの悲歌」
ヤン・ピーター・ビーセマンス(1939-):DisCOrso a cinque
per trombone solo in pentatonia
ヨリス・デ・ラート(1947-):トロンボーン独奏の為の「イリヴァーシブル」
クロード・コッペンス(1936-):トロンボーン独奏の為の「スライディング」
ウィルフリート・ウェステルリンク(1945-):トロンボーン独奏とエレクトロニクスの為の「S」
ヨリス・デ・ラート:トロンボーン独奏とエレクトロニクスの為の「 De Verschuiving (The Shift) 」
レオ・ヴェルヘイエン(Tb)
カムサ・トロンボーン五重奏団
DDD-92024
In Flanders Fields Vol.24
ある作曲家の肖像〜ステファン・メイラールス(1970-):作品集 1996-2000

ピアノの為の「あるハンガリーの夏」
ピアノとチェロの為のエレジー
ピアノとチェロの為の「波」
クラリネットとピアノの為の組曲
3つの愛の歌/ホルンとピアノの為の瞑想/
オーボエとピアノの為の夜想曲
オーボエとピアノの為の悲歌
クラリネット,チェロとピアノの為の三重奏曲
チェロ四重奏とピアノの為の「荒野」
チェロ四重奏とピアノの為の「宵のワルツ」
リュク・ベルゲ(Hrn)
ピート・ファン・ボックスタル(Ob)
マルク・フェルテセン(Cl)
クルト・ギセン(Bs-Br)
ヴェラ・バリコ(Vc)
クーン・ケッセル、
ステファン・メイラールス(P)
ニュー・アート・トリオ
ザ・チェロ・クァルテット
DDD-92026(2CD)
In Flanders Fields Vol.26
ピーテル・ブノワ(1834-1901):歌曲集「人生における愛」(1870)
「ヘンリエッタのアルバム」(1872?)〜ピアノの為の5つの小品
歌曲集「愛の悲劇」(1872)〜2曲[Liefdedrama / Postlude ]
ウェルネル・ファン・メヘレン(Bs-Br)
ヨゼフ・デ・ベーンハウウェル(P)
DDD-92027
In Flanders Fields Vol.27〜ベルギーのピアノ作品集
ヨゼフ・ヨンゲン:3つの演奏会用練習曲Op.65
  黄昏のオグウェン湖Op.52
セレナードOp.19/悲しきサラバンドOp.58
ロデウィーク・デ・ヴォフト(1887-1977):ピアノ・ソナタ イ短調
ロデウィーク・モルテルマンス(1868-1952):ピアノの為の小品集第1巻、第2巻、第3巻〜12のピアノ小品
ハンス・リッケリンク(P)
ヨンゲンを筆頭に20世紀のベルギー音楽に大きな足跡を残した3人の作曲家たちによるピアノ小品集。ヘント出身のハンス・リッケリンクは、ヘフェールト賞など数多くの賞を獲得しているベルギーのピアニストです。
DDD-92029
In Flanders Fields Vol.29〜ベルギーのオーボエと管弦楽の為の作品集
アウグスト・デ・ブーク(1865-1937):オーボエと管弦楽の為の幻想曲 (1926)
ヴィクトル・ルグレー(1915-1994):オーボエの為の小協奏曲Op.100(1982)
フリッツ・セリス(1929-):オーボエと弦楽オーケストラの為の「 Kareol 」Op.61b (2002)
ガブリエル・フェルシュラーゲン(1919-1981):3つのフランダース舞曲
ジャック・ルデュック(1932-):オーボエの為の小協奏曲Op.10 (1962)
ウィレム・ケルステルス(1929-1998):オーボエの為の小協奏曲Op.2 (1953)
ピート・ファン・ボックスタル(Ob/イングリッシュHr)
ヘルマン・エンゲルス(指)
チェコ・ヴィルトゥオージ室内o.
ロイヤル・ワロン室内管弦楽団のソロ・オーボエ奏者を務め、現在はベルギーの名門ロイヤル・フランダース・フィルで首席奏者として活躍するボックスタル。抒情に満ちあふれたベルギーの隠れた秀作を、ダブルリード特有の豊かな音色で存分に楽しませてくれます。
DDD-92030
In Flanders Fields Vol.30〜ヨゼフ・ヨンゲン(1873-1953):チェロの為の作品集
チェロ・ソナタOp.39/アリアOp.68-1
モト・ペルペトゥオOp.68-2
松の柔らかさの中でOp.51-1
奇想曲=即興曲Op.51-2
ハバネラ/アルバムのページから/ワルツ
カレル・ステイラーツ(Vc)
ピート・クイケン(P)
チェロのステイラーツは、フランダース放送管とロイヤル・フランダース・フィルの奏者を歴任し、現在はベートーヴェン・アカデミーに在籍するベルギー屈指のチェロ奏者。また、ピアノのピート・クイケンはご存知クイケン・ファミリーの一員であり、ヴィーラントの息子で。
DDD-92031
アルテュール・ミュールマンス(1884-1966):管弦楽作品集
2つの民族リズムによる幻想曲
ヴァイオリンと管弦楽の為の2つの楽章
オーボエと管弦楽の為の2つの田園詩
歌劇「エイドリアン・ブロウワー」序曲
オーボエ協奏曲
クラリネットと管弦楽の為の狂詩曲
管弦楽の為の2つの舞曲
リュドミラ・ペテルコヴァ(Cl)
ジンドリチ・パツデラ(Vn)
ピート・ファン・ボックスタル(Ob)
へルマン・エンゲルス(指)
フラデツ・クラーロヴェーPO
ミュールマンス兄弟の兄であるアルトゥールの管弦楽作品集。ベルギーではその名を知られる20世紀の作曲家であり、情緒に溢れる作品の数々は近年録音や演奏の機会が増えつつあります。
DDD-92032
In Flanders Fields Vol.32〜クラリネット三重奏の為の作品集
グリンカ:悲愴三重奏曲 ニ短調
コーン・デヨング(1957-):クラリネット三重奏の為の「便り」
ジョルジュ・ロンク (1900-1967):前奏曲とアリアOp.30
 アイドルOp.41
ダニエル・ジステルリンク(1948-):論争
パウル・ユオン(1872-1940):4つのトリオ・ミニアチュール
トリオ・クラリーノ
トリオ・クラリーノは、ベルギーの名手ブイケンスの教え子であるクラリネット奏者、ヨン・ファン・ラーテムを中心にベルギー王立音楽院の卒業生で結成されたクラリネット三重奏団。
DDD-92033
In Flanders Fields Vol.33〜ロデヴェイク・モルテルマンス(1868-1952):作品集
歌劇「海の子供たち」〜夜明けと日の出
ミニョン「君よ知るや南の国」
交響詩「朝の気分」
交響詩「ヘリオス」/イン・メモリアム
交響詩「春の神話」
ニーナ・ステンメ(S)
ツォルト・ハマル(指)
フランダース放送O&cho
フェルナンド・テルヴィ(指)
BRTNフィル

録音:1988年、1999年
特に叙情的な歌曲やピアノ小品で有名なアントワープ生まれの作曲家モルテルマンスの管弦楽作品集。特に2005年のバイロイト音楽祭の「トリスタンとイゾルデ」に出演したスウェーデンのソプラノ、ニーナ・ステンメが歌う「ミニヨン「君よ知るや南の国」」には注目!
DDD-92035
In Flanders Fields Vol.35〜フィック・ナイスへのトリビュート
フィック・ナイス(1936-):混声合唱の為の「エゴ・フロス」
オーボエと合唱の為の「聖母の為のコンチェルト」
混声合唱とバリトン独唱の為の8つの日本民謡[子守歌/十三の砂山/ソーラン節/南部牛追い唄/佐渡おけさ/刈干切唄/会津磐梯山/五木の子守唄]
少年少女合唱,ソプラノ,バリトン,ピアノとフルートの為のカンタータ「ナウシカ」
エルス・クロンメン(S)
ヤン・ファン・デル・クラッベン、
フィリップ・スーヴァジィ(Br)
ヨースト・ヒルス(Ob)
リーフ・スクールマンス(Fl)
ハンス・リッケリンク(P)
ヨハン・デュイック(指)
フランダース放送cho
DDD-92036
In Flanders Fields Vol.36〜ウェル・テンパード・ピアニスト
ヨハン・デュイック(1954-):四つ葉のクローバー Op.5
イルミナティオ Op.7
レコニティオ Op.10
セブン・リーグ・ブーツ Op.13
ディスクレティオ Op.14
ウェル・テンパード・ピアニスト(第1巻−第4巻)
ヨハン・デュイック (P)
DDD-92037
In Flanders Fields Vol.37
ペーター・タイス(1962-):オーボエ独奏と木管九重奏の為の「イカロス」
アラン・クラエンス(1957-):木管と弦楽五重奏の為の「ミステリー」
ステフェン・ウェレンス(1974-):2つの木管五重奏の為の「The Dragon Gets Bitten」
ペトラ・フェルモンテ(1968-):アマネシア
アンサンブル・エマノン
DDD-92038
In Flanders Fields Vol.38
ピート・スウェルツ(1960-):夢の絵
ポール・ジルソン(1865-1942):行進曲風ラプソディ
ウィルフリート・ウェステルリンク(1945-):ランドスケープ II
アルテュール・ミュールマン(1884-1966)アダージョ ハ短調
フリッツ・セリス(1929-):フランドル民謡による幻想曲 Op.45b
レイモン・シュロワイヤン(1933-):夢の彼方に
エドモン・サヴニエ(指)
チェコ・ヴィルトゥオージCO.
吹奏楽作品の作曲家としても日本で知られるピート・スウェルツなどベルギーの作曲家たちによる弦楽オーケストラのための作品集。 
DDD-92039
In Flanders Fields Vol.39〜ヤン・ヴァ・デル・ロースト(1956-):金管楽器、ギターの為の作品集
ギターと室内管弦楽の為の「コンチェルト・ド・オマージュ」(マエストロ・ホアキン・ロドリーゴに捧ぐ)
トランペット協奏曲
ホルン、管楽器と打楽器の為の「ラプソディ」
ファビオ・ザノン(G)
ウーレ・ エドヴァルド・アントンセン(Tp)
ヤコブ・スローター(Hrn)
ルドルフ・ウェルテン(指)
イ・フィアミンギ室内O
ヤン・ヴァン・デル・ロースト(指)
レメンス高等音楽学校
シンフォニック・バンド
ベルギーの誇る吹奏楽の大作曲家ヤン・ヴァン・デル・ローストの作品集がベルギーの演奏家や作品の紹介を行っていくPhaedraより登場。注目はなんといっても北欧の名奏者アントンセンのために作曲された「トランペット協奏曲」!この「トランペット協奏曲」は、2001年に亡くなったアントンセンの母親に捧げられた作品であり、トランペット、フリューゲルホルン、ピッコロ・トランペットの持ち替えを要します。他にもロイヤル・コンセルトヘボウ管の主席ホルン奏者スローター、ブラジルのギター奏者ザノンも参加するなど吹奏楽、金管楽器、ギター関係者にとって興味深いディスクに仕上がっています。
DDD-92040
In Flanders Fields Vol.40
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
ヨースタ・ニューストレム(1890-1966):歌曲集「海辺の歌」
アウグスト・デ・ブック (1865-1937):7つのフランス歌曲
ニーナ・ステンメ(S)
ヨゼフ・デ・ベーンハウウェル(P)
トックホルム出身のソプラノ、ニーナ・ステンメによる歌曲集。ステンメはメトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ歌劇場、ウィーン国立歌劇場などの舞台に立ち、バイロイト音楽祭、グラインドボーン音楽祭などでも活躍。「In Flanders' Fields」はベルギーの作品を紹介しているシリーズで、これまでにも多数の世界初録音を世に送り出しており、ベルギー音楽ファンは要注目。 
DDD-92041
In Flanders Fields Vol.41
ジョゼフ・ヨンゲン(1873-1953):ピアノ,ヴァイオリンとチェロの為の三重奏曲 Op.10
ピアノ,ヴァイオリンとチェロの為の「前奏曲,変奏と終曲」Op.30
エラール・アンサンブル
ベルギーの作曲家、作品を取り上げているIn Flanders' Fieldsの第41集はオランダのエラール・トリオによるヨンゲンの三重奏曲集。アンサンブル名にもある通り、エラール製のグランド・ピアノ(アムステルダム・フリッツ・ヤンマート・コレクション、1878年製)を使用しています。
DDD-92042
In Flanders Fields Vol.42
ヴィク・ネース(1936-):トランペット・テ・デウム
Siget dem Herrn/ノイゼル・ミサ
エルス・クローメン(S)
マヌ・メラーツ(Tp)
スティーヴン・ヴェルハート(Tp)
ペーター・ペータース(Org)
ペーター・デヤンス(指)
ヴォーカル・アンサンブル・ムーサ・ホルティ
DDD-92043
In Flanders Fields Vol.43〜バスクラリネットのウィンドウ
フランソワ・ラッセ(1873-1955):リート(ピアノ伴奏版、弦楽四重奏伴奏版の2種を収録)
マルティヌー:バスクラリネットとピアノの為のソナティネ
ヒンデミット:バスクラリネットとピアノの為のソナタ
オーウェンス(1951-):嘆き
フリッツ・セリス(1929-):バスクラリネットと弦楽四重奏の為の「ダ・ウノ・ア・チンク」
アウグスト・フェルベッセルト(1919-):シクルス
ウィルフリード・ウェステルリンク(1945-):見て,私の庭のバス・クラリネット!
シェック(1886-1957):バスクラリネットとピアノの為のソナタ
ヤン・ギュンス(B-Cl)
ハンス・リッケリンク(P)
カンディンスキーSQ

※日本語による曲目解説付き
ヤン・ギュンスはベルギーのフレミッシュ・ラジオ・オーケストラでソロ・バス・クラリネット奏者をつとめる世界的名手。2005年2月には来日し、東京佼成ウィンド・オーケストラの伴奏でヴァン・デル=ローストのバス・クラリネット協奏曲の世界初演を行ないました。
DDD-92044
In Flanders Fields Vol.44
ジェフ・ファン・ホーフ(1886-1959):交響曲第5番 ホ長調(1954)
5つの歌/交響組曲第2番(1952)
交響曲第6番 変ロ長調「 Onvoltooide 」(1959;未完)
アン・デ・ルネス(S)
ジョルト・ハマル(指)パンノンPO
ファン・ホーフはベルギー王立フレミッシュ音楽院で音楽を学び、6つの交響曲を残した20世紀ベルギーの作曲家。交響曲第6番はファン・ホーフの遺作であり、未完の作品である。ソプラノのレネは、スウィングル・シンガーズのメンバーとして国際的なキャリアをスタートさせたイギリスのソプラノ。パンノン・フィルは、1968年生まれの若きマエストロ、ツォルト・ハマルが率いるハンガリーのオーケストラ。
DDD-92045
In Flanders Fields Vol.45
ピート・スウェルツ(1960-):クラリネット五重奏曲*
弦楽四重奏曲第2番#
ルーラント・ヘンドリクス(Cl)*
テンペラSQ*
シュピーゲルSQ#
ビート・スウェルツは近年その吹奏楽作品が日本で演奏、紹介されるなど現在注目を浴びているベルギー期待の若手作曲家。クラリネットのルーラント・ヘンドリクスは、ミッコ・フランクが率いるベルギー国立管弦楽団でソロ・クラリネット奏者をつとめている実力者。ソリストとしてもフランダース放送響、リンブルフ響、ハーゲン・フィルとも共演を行っており、室内楽の分野なども含めて幅広い活動を行っています。
DDD-92046
In Flanders Fields Vol.46
ルクー:ピアノ三重奏曲 ハ短調
アルトゥール・デ・グレーフ(1862-1940):ピアノ三重奏曲 へ短調
ナルチス&ゴルトムント・
ピアノ・トリオ
ベルギーの作曲家の作品をベルギーのアーティストの演奏によって世界中に向けて紹介を行う“In Flanders' Fields”を中心として、大きな支持を獲得しているベルギーのレーベル、フェドラ(Phaedra)の最新盤。将来の活躍を約束されながらも24歳という若さで夭折した天才ギョーム・ルクーと、リストやサン=サーンスにピアノを学び、作曲家、ピアニストとして活躍したアルトゥール・デ・グレーフのピアノ三重奏曲をカップリング。ピアノ・トリオ「ナルチス&ゴルトムント」は、ドイツの作家ヘルマン・ヘッセの作品である「ナルチスとゴルトムント」を冠する1999年に結成されたベルギー期待のピアノ三重奏団。ピアノはクイケン・ファミリーの1人であるピート・クイケンが担当しており、躍動感に満ちた非常に高度なアンサンブルを展開しています。
DDD-92047
In Flanders' Fields Vol.47/エルネスト・ファン・デル・エイケン(1913−):室内楽作品集
弦楽四重奏曲第2番/2つのメロディー
フルート三重奏曲/
ソフィーのためのソナチネ/木管八重奏曲
マテ・スチ(Va)、
ヨーゼフ・デ・ベーンハウアー(P)、
ヌォヴォ・ムジケSQ、
ウィンド・アンサンブル・ベレロフォン、他
ルネスト・ファン・デル・エイケンはヴィオラ奏者、指揮者、そして作曲家と様々な顔を持つフランダース地方の大御所的存在。クレメンス・クラウスとヨゼフ・マルクスに師事したエイケンの作品には、伝統的な手法を用いながらも斬新なアイディアを採り入れた個性豊かな楽曲が多数。
DDD-92048
In Flanders Fields Vol.48〜ステファン・メイラール(1970-):作曲家の肖像 Vol.2
アルカナ/愛の歌/ニュー・オーリンズ/夢
庭/愛はふたたび/マンゴー/銀杏並木
夏の踊り/ I Can Tell From Paradise
失われた都市/アラコアラ/野原
ルドウィック・マーツァレク(Vn)
ローレンス・ルクセン(Vn)
ピエール・ヘノー(Va)
キャロライン・スティーヴンス(Vc)
フランク・ヘンドリクス(Fl)
アンディ・ドント(Sax)
ステファン・シモンズ(ユーフォニウム)
カルロ・ウィリアムス(ヴィヴラフォン)
マーク・メールスマン、
フランソワーズ・ヴァンヘッケ(歌)
ゲール・カラート、
ステファン・メイラール(P)
DDD-92049
In Flanders Fields Vol.49〜リッケリンク・プレイズ・ヨンゲン&ロンケ
ヨンゲン:ソナタ形式による組曲 Op.60
 ソナチネ Op.88
ジョルジュ・ロンケ(1900-1967):青き部屋の写真/
 夕暮れ Op.11/夜想曲 Op.45
 スペイン舞曲 Op.10
 モーリッシュ舞曲 Op.29
 セーリング・ボート Op.42
ハンス・リッケリンク(P)

使用楽器:ベーゼンドルファー、モデル 280
DDD-92050(2CD)
In Flanders Fields Vol.50〜フランダース地方の宗教音楽集(全28曲)
ブノワ(1834-1901):アヴェ・マリア/天使のパン
モルテルマンス(1868-1952):Klaar bloed en louter wonden
フェルホーフェン(1889-1958):前奏曲とフーガ ホ長調
ガストン・フェレマンス(1907-1964):Pater in manus tuas
アウグスト・デ・ブーク(1865-1937):アヴェ・マリア/おお救いのいけにえよ
フロレンティヌス・デ・ブーク(1826-1892):ああ、イエスよ/他
アン・デ・ルネス(S)
クリスティーネ・アダマイテ(Org)
ヘルマン・エンゲルス(指)
ラトヴィア国立cho
DDD-92051
In Flanders' Fields Vol.51
イェフ・ファン・ホーフ(1886−1959):歌劇「5月の炎」からの組曲
トロンボーンのためのディヴェルティメント
4つの歌/春のムード
民謡による3つの歌/家での午後
民謡「私はあなたを愛しています」
The Garland Has Been Hung
交響曲第3番変ホ長調
アン・デ・ルネス(S)、
イヴァン・メイルマンス(Tb)、
ツォルト・ハマル(指)パンノンPO
1911年のローマ大賞2位の受賞者であるファン・ホーフは、モルテルマンスとジルソンに作曲を学びフランドル国民音楽に情熱を傾けた20世紀ベルギーの作曲家。コンセルトへボウ管の主席トロンボーン奏者を務め、ヤンソンスのアシスタント・コンダクターとして活躍するメイルマンスと、スウィングル・シンガーズのメンバーとして国際的なキャリアをスタートさせたソプラノ奏者デ・ルネスといった2人のベルギー人ソリストが、充実の演奏を聴かせてくれます。
DDD-92052
In Flanders Fields Vol.52
ピート・スウェルツ(1960-):交響曲第2番「朝焼け」(2000)
ベルナデット・ドジュラン(S)
ビャーテ・エンゲセット(指)
フランダース放送O&cho

録音:2000年9月7日、ライヴ
DDD-92053
In Flanders' Fields Vol.53
グレツキ(1933−):木管五重奏,トランペット,トロンボーン,弦楽四重奏,チャイムとピアノのための「小レクイエム」
アンドレ・ラポルト
(1931−):ルート,バス・クラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラ,打楽器とピアノのための「リタニー・コン・エピフィオ」
ステファーヌ・ヴァンデ・ギンステ
(1971−):木管五重奏,トランペット,トロンボーン,弦楽四重奏,打楽器,ピアノと2人のナレーターのための「ダークネス」
エマーノン・アンサンブル
“作曲家”ではなくフランドルの“演奏家”にスポットをあてた“In Flanders' Fields”の第53集。管・弦・打楽器を中心とするエマーノン・アンサンブルは、フランドルの作曲家たちの新作初演を数多く手懸けるベルギーの室内楽団。個々の高い演奏技術と自在に編成を組み替えることのできる柔軟性を持っており、作曲家たちからは厚い信頼を受けている。グレツキの「小レクイエム」で聴かれるアンサンブル能力の高さも一級品。
DDD-92054
In Flanders Fields Vol.54
ヨハン・デュイック(1954-):作品集

ソプラノと合唱,管弦楽の為の「魂の音楽」Op.16
アルトと合唱,管弦楽の為の「魂の歌」Op.24
混声合唱とオルガンの為の「 Alma, buscate en Mi 」Op.25
ヒルデ・コッペ(S)
ノエル・シェーペンス(A)
イグナス・ミヒエルス(Org)
ハンス・リッケリンク(P)
ヨハン・デュイック(指)
コレギウム・インストゥルメンターレ・ブルジェンセ、
フランダース放送cho、
ヘント・マドリガルcho
DDD-92055
In Flanders' Fields Vol.55
ジョゼフ・ライラント(1870−1965):ピアノ五重奏曲イ短調
弦楽四重奏のためのアダージョ嬰へ短調Op.13
弦楽四重奏曲第2番ヘ短調
アンダンテと変奏
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(P)、
シュピーゲルSQ、
ヨースト・ワーヘルマン(Cb)
ベルギー、フランドル地方の作曲家による作品を世界中に向けて紹介する“In Flanders' Fields”の第55集。ベルギーのフランドル地方における後期ロマン派の知られざる作曲家、ジョゼフ・ライラントの室内楽作品集は全曲が世界初録音。師であるエドガル・ティネルから受け継いだ作曲技法によって生み出されたライラントの室内楽作品は、どれも抒情に満ち溢れ豊かな響きを持っています。中でも「ピアノ五重奏曲」は優美な香りが漂うベルギーのロマンと呼ぶに相応しい作品。
DDD-92057
In Franders' Fields Vol.57〜ギターとオーケストラのための協奏曲集
スウェルツ:侯爵のための幻想曲〜ロドリーゴへの追憶
ケイブス:古典協奏曲
ファン・ローイ:ギター協奏曲
ヴィム・ブリオエン(G)、
トム・ファン・デン・エインデ(指)
イヴォ・ヴェンコフ(指)
スロヴァキア・シンフォニエッタ
フランドル地方の近現代音楽や、演奏家たちを取り上げてきたロングセラー・シリーズ「In Franders' Fields」の第57集は、ベルギーのギター協奏曲集。吹奏楽作品のヒットにより露出度が急激にUPしているスウェルツの協奏曲など、収録作品はもちろんベルギー音楽!ヘントやアントワープでギターを学び、ベルギー、ブラジル、イタリアなどでセンセーションを巻き起こしてきたベテラン・ギタリストの技が光ります。
DDD-92059
スウェルツ:オラトリオ「神聖なる魂の喜びよ」 アン・デ・ルネス(S)、ヤン・カールス(T)、
エドモン・サヴニエ(指)レマンス音楽院O&cho
ルネサンス時代にはフランドル楽派が隆盛を誇ったベルギー・フランドル地方で生まれた"現在"の音楽を発信する"In Flanders' Fields"。
第59集は、吹奏楽の作曲家として欧米、ここ日本でも人気を博しているピート・スウェルツ(1960−)の壮大なオラトリオ。「マルコ受難曲」などスウェルツの宗教作品は現代のフランドルの重要な作品として定評があります。
DDD-92060
フリッツ・セリスへのトリビュート
セリス:チェロ・ソナタOp.6、
 無伴奏チェロ・ソナタOp.71
ヴィエルヌ:チェロ・ソナタ
ヤン・スキファー(Vc)、ハンス・リッケリンク(P)
フリッツ・セリス(1929−)は、17歳でフランダース歌劇場のハープ奏者となり、その後は王立モネ劇場、フランダース歌劇場の指揮者としても活躍した御年80歳の大ベテラン。20世紀フランドル地方の音楽史そのものとも言えるセリスの初期(1932〜63年)と2002年の2作品にヴィエルヌのチェロ・ソナタをカップリング。ベルギー音楽を得意とする名チェリスト、ヤン・スキファーの非凡な演奏はトリビュート・アルバムに相応しいものです。
DDD-92061
マリヌス・デ・ヨング:ヴァイオリン・ソナタOp.18
ピアノ・ソナタ第3番Op.31/春の魔法Op.176
楽しみと瞑想Op.8/夜想曲p.4
ァルス・カプリスOp.13/即興ワルツOp.13
練習曲「つむじ風」Op.55-1
練習曲「ロッキー・ビーチ」Op.55-2
ニン・カム(Vn)、
ヨーゼフ・デ・ベーンハウアー(P)
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第61集は、アントワープのフランダース王立音楽院やレメンス音楽院で教鞭を執り、フランドル地方の後継者育成に貢献したマリヌス・デ・ヨング(1891−1984)のヴァイオリン&ピアノ作品集。ヴァイオリンのニン・カムは、2001年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで2位、フランダース放送聴衆賞に輝いたシンガポール生まれの才女。
DDD-92062
In Flanders' Fields Vol.62〜タルキニア
ウェルフェンス:エヴァとの歩み
ヨンゲン:ラプソディ
セリス:タルキニア
クラエンス:3つの夏の小品
エマーノン・アンサンブル
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第62集は、木管楽器や弦楽器、ピアノのための室内楽作品集。エマーノン・アンサンブルは、フランドルの作曲家たちの新作初演を数多く担当するなど、ベルギーの近現代作品の演奏は実績十分。ベルギー音楽ファンならば、ヨンゲンの木管五重奏とピアノのための「ラプソディ」は外せないでしょう。
DDD-92063
In Flanders Fields Vol.63
ハンネ・デネーレ:ロータスPart.1
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番Op.120より
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番BWV.1001より
デネーレ:ゼア〜バス・クラリネットのための
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調D.780-3
デネーレ:ロータスPart.2
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.105より
デネーレ:DWE〜クラリネット,ヴァイオリンとピアノのための、Mita〜管弦楽のための
アンサンブル・オマージュ、
ヤン・カイエルス(指)
ベートーヴェン・アカデミー
ベルギー、フランドル地方が生んだ若手女流作曲家ハンネ・デネーレ(1980−)の作品と、大作曲家たちの音楽をミックスしたプログラム。「Mita」は世界初録音。
DDD-92064
In Flanders' Fields Vol.64〜デ・ブーク:ピアノ作品集
前奏曲変ニ長調/奇想曲ト長調
スケルツォ第1番イ短調
夕刻の影 変ホ長調
スケルツォ第2番変ホ長調
ヴァルス・アラベスク ヘ短調
ヴァルス・ドレンテ イ短調
トッカータ第1番ヘ長調
トッカータ第2番変ロ短調
メヌエット第1番ト短調
即興曲イ短調/リスの踊り
子供のために
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(P)

録音:2010年2月
アウグスト・デ・ブーク(1865−1937)は、ブリュッセル近郊のメルヒテムで生まれたフランドル地方の作曲家。ロシア五人組から大きな影響を受け、ベルギーに印象主義を導入するなど、フランドル音楽の新たなページを開いた作曲家です。
DDD-92065
イン・フランダース・フィールズVol.65〜ナチュラル・ホルンのための音楽
リエラント:ソナタ ホ長調Op.18
メンガル:ロマンス
ゴーセ:アレグレット
ブスショップ:狩り
ワールプト:ロマンス
メンガル:二重奏曲第6番
デュポン:間奏曲〜舟歌
リエラント:夏の夕方
ジェローン・ビリエ(ナチュラルHrn)、
ヤン・フイルブロック(P)、
メンガル・アンサンブル

録音:2010年3月
アニマ・エテルナ、シャンゼリゼO、コンチェルト・ケルン、イル・フォンダメント、ルーヴル宮音楽隊などで活躍するベルギーのホルニスト、ジェローン・ビリエが"ナチュラル"と"ヴァルヴ"で吹くフランドル地方のホルン作品集。ビリエも所属する19世紀フランドルのヴィルトゥオーゾ・ホルニスト、マルタン=ジョゼフ・メンガルの名前を冠するメンガル・アンサンブルが抜群に巧い!ベルギーのホルン・サウンドを是非!
DDD-92066
イン・フランダース・フィールズVol.66〜コンチェルト・デル・アルマ
デュイック:コンチェルト・デル・アルマOp.30
サルヴェ・レジナOp.29
アポステル・ナ・デ・トワールフOp.28
ヨハン・デュイック(指)
フランダース放送cho
ハンス・リッケリンク(P)、
ヨリス・デルダー(Br)、
サラ・ファン・モル(S)、
イグナス・ミヒエルス(Org)

録音:2009年&2010年
フランダース放送合唱団、ASMF、ワールド・ユース・クワイア、ヘント・マドリガル合唱団の指揮者を務めてきたベルギーの合唱指揮者兼作曲家、ヨハン・デュイック(1954−)の合唱作品集。16世紀スペインのキリスト教神秘家サン・フアン・デ・ラ・クルスの「魂の暗夜」をベースとした「コンチェルト・デル・アルマ」など収録3作品は、2008年から2010年にかけて作曲された新しい作品。
DDD-92067
イン・フランダース・フィールズVol.67
イェフ・ファン・ホーフ:序曲「追憶」
序曲「ペルセウス」(世界初録音)
交響曲第2番変イ長調
イヴォ・ヴェンコフ(指)ヤナーチェクPO

録音:2010年8月
後期ロマン派、またはポスト・モダン派に位置付けられているベルギー、フランドルの作曲家イェフ・ファン・ホーフ(1886−1959)。「交響曲第2番」を含むホーフの管弦楽作品は、巧みに用いられた金管楽器の輝かしいサウンド、弦楽セクションが奏でる流麗かつ色濃いフランドルの抒情が持ち味。
DDD-92068
イン・フランダース・フィールズVol.68〜ヤコブ・ファン・エイク
ファン・エイク:ブラヴァーデとフランスのクーラント、
 美しき娘ダフネ(笛の楽園)、
 イギリスのナイチンゲール、
 美しい私のアマリッリ
ダウランド:いにしえの涙、戻っておいで/他
アルダルス・アンサンブル

録音:2010年5月
アルダルス・アンサンブルは、ソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テノールの4本のリコーダーを吹きこなすカレン・ケテルスが中心となり、2007年に結成された古楽大国ベルギーの気鋭のピリオド・アンサンブル。17世紀オランダの盲目のリコーダー奏者ヤコブ・ファン・エイクの音楽をメインとしたプログラムでは全編でリコーダーが大活躍!またソプラノのサラ・アブラムスの適度な主張が、器楽の響きの中で良いアクセントになっています。
DDD-92069
イン・フランダース・フィールズVol.69〜マルガレーテ・フォン・エスターライヒの周りで
ジョスカン:おお、哀しみ
ラ・リュー:すべての後悔
フェスタ:哀歌T
スピナチーノ:リチェルカーレ
アグリーコラ:アヴェ・マリス・ステラ
ウィラールト:3声のリチェルカーレ、他
エンカンタール

録音:2010年6月&7月
2006年結成のエンカンタールは、14世紀から16世紀のポリフォニーをレパートリーとする4人の女声ヴォーカル・アンサンブル。ジル・フェルドマン、ケース・ブッケからも古楽唱法を学んだエンカンタールの澄んだ歌声は高評価を得ており、フランダース・リコーダー四重奏団との共演も多い。
DDD-92070
イン・フランダース・フィールズVol.70〜ジョンゲン&フランク
フランク:前奏曲,フーガと変奏曲Op.18
ジョンゲン:13の前奏曲Op.69
フランク:前奏曲,コラールとフーガ
ハンス・リケリンク(P)

録音:2009年12月
共にベルギーのリエージュを生まれ故郷とするセザール・フランク(1822‐1890)とジョゼフ・ジョンゲン(1873−1953)のピアノ作品集。ゲルマン文化とラテン文化の交錯地点で生まれた近代ベルギーの抒情的な旋律が、ハンス・リケリンクのピアノで鮮やかに煌めきます
DDD-92071
イン・フランダース・フィールズVol.71〜ド・ベック:管弦楽作品集
歌劇「テロワーニュ・ド・メリクール」〜第1幕前奏曲
ピアノ協奏曲
歌劇「フランチェスカ」〜管弦楽組曲(全曲世界初録音)
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(P)
イーヴォ・ヴェンコフ(指)ヤナーチェクPO

録音:2011年6月
知られざるベルギー後期ロマン派の作曲家、オーギュスト・ド・ベック(アウグスト・デ・ブーク/1865−1937)の世界初録音となる「管弦楽作品&ピアノ協奏曲」。特にベーンハウアーのソロ・パートの校訂により演奏が可能となったベック(ブーク)の「ピアノ協奏曲」は、ベルギー・ロマン派のハイライトとなるだけの価値があります。
DDD-92072
イン・フランダース・フィールズVol.72〜ポーランドとベルギーの合唱作品集
エルスナー:アヴェ・マリア
フランク:主よ,すぐにではなく
ペンデレツキ:おお栄光に満ちた聖母
ヌッフェル:主が連れ帰られると聞いて
ニース:3つの訴え
ティネル:詩編150番
キラール:アニュス・デイ
ヴァンデルロースト:瞑想
ドブジンスキ:われらの父
グレツキ:種をたずさえ泣きながら出ていく人は
ヘルマン・エンヘルス(指)
ポーランド放送cho

録音:2011年6月
1948年に創設されたクラクフのポーランド放送合唱団が歌うのは、18世紀末に生を受けたエルスナーから現代のペンデレツキ、グレツキにわたる"ポーランド"と"ベルギー"の作曲家たちの音楽。ショパンと同時代の音楽家ドブジンスキや、吹奏楽の作曲家として有名なヴァンデルローストの合唱曲など、10人の作曲家たちの合唱作品の共演が、ポーランドとベルギーの音楽文化の発展を教えてくれます。
DDD-92073
イン・フランダース・フィールズVol.73〜バスクラリネットに花束を
ファヴォレール:バスクラリネットと弦楽四重奏のための「ゼブス」
ウェステルリンク:バスクラリネットとマリンバのための「遠くから、近くから」
ボーウェン:バスクラリネットとマリンバのための「幻想五重奏曲」
クラーンス:バスクラリネット,ベル,ヴィブラフォーン,マリンバと弦楽四重奏のための「エクスペリエンス」
ブロッセ:バスクラリネットとピアノのための「組曲」
デフレーゼ:バスクラリネットとマリンバのための「タンゴ」
ヤン・ギュンス(バスCl)、
モスクワ・チェンバー・ソロイスツ、
リタ・ロメス(マリンバ&ヴィブラフォーン&ベル)、
アナスタシア・コズシュコ(P)

※日本語解説付き
ヤン・ギュンスは、ブリュッセル・フィルハーモニック(旧フランダース放送管)のソロ・バスクラリネット奏者であり、アントワープの王立フランドル音楽院とレメンス音楽院ではバスクラリネットとバセットホルンの教授として後進の育成にあたるベルギー随一のバスクラリネット・プレーヤー。委嘱作品の録音、楽譜出版によるバスクラリネットのレパートリーの拡大、日本を含む世界各国でのコンサートやマスタークラスの開催など、"ソロ楽器"としてのバスクラリネットの地位向上、普及に尽力する名手です。この「バスクラリネットに花束を」でも、"イギリスのラフマニノフ"ボーウェンの「弦楽五重奏曲」、ヤン・ギュンスに捧げられたファヴォレールの「ゼブス」、ブロッセの「組曲」など、バスクラリネットのための貴重なレパートリーがズラリと並ぶ。バスクラリネットのレパートリー開拓にも一役買ってくれるアルバムです!
DDD-92076
ローデヴェイク・ド・フォフト:14のカンティカ
デュオ・カントゥス・マリアーニ
オルガンのためのラルゲット
ミサ・イン・ホノレム・アンジェロルム
カペラ・コンシニテ、
ルク・バスティアン(Org/アリスティド・カバイエ・コル1878)、
ルード・クラーセン(指)

録音:2012年3月10−12日
20世紀のフランドルとベルギーで活躍したロードヴェイク・ド・フォフトは、2度の世界大戦の間に多くの合唱作品を遺した。マーラーやR.シュトラウスのもとで指揮の研鑽を積み、作曲者としてでなく指揮者、教育者としてもその手腕を発揮するなど、アントワープを主な活躍の場とした音楽家。近現代の合唱作品を得意とし、国内外で多くの受賞歴を持つカペラ・コンシニテがフォフトの創り上げた厳かで美麗なハーモニーを歌い上げます。
DDD-92078
イン・フランダース・フィールズVol.78
クラーンス:オーボエ,バスーンとピアノのための「海への間奏曲」
木管楽器と弦楽五重奏のための「神秘」
バス・クラリネット,ヴィブラフォン,マリンバと弦楽四重奏のための「エクスペリエンス」
フルート,バスーンとピアノのための「Oase」
木管四重奏,弦楽四重奏,ピアノと打楽器のための「3つの夏の小品」
ヤン・ギュンス(バスCl)、
イ・ソリスティ・デル・ヴェント(Ob)
ヨリス・ファン・デン・ハウヴェ(Ob)
モスクワ・チェンバー・ソロイスツ、他
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第78集。アントワープ王立音楽院で学んだベルギーの作曲家、アラン・クラーンス(b.1957)の作品を、これまで発売された音源から集成したポートレート・アルバム。ヤン・ギュンスやヨリス・ファン・デン・ハウヴェを含むイ・ソリスティ・デル・ヴェントなど、ベルギーの名手による木管楽器のパフォーマンスが特に秀逸。
DDD-92079
イン・フランダース・フィールズVol.79
Gistelinck:ソング・フォー・アグネス
ジョンゲン:プレリュード, ハバネラとアレグロ Op.106
ドゥヴレーズ:サークル
Gistelinck & デスンプラーラ:ソング・フォー・アグネスU、
 ソング・フォー・アグネスV
ヘンドリックス:UPendolo
コリン:コントラバスとピアノのためのリフレクション
デスンプラーラ:コントラバスとピアノのためのソナタ
ダヴィド・デスンプラーラ(Cb)、
エリック・デスンプラーラ(P)

録音:2012年、2013年
ドヴォルザーク作曲コンクールでドヴォルザーク作曲コンクールにて2011年ジュニア部門第2位、2012年ジュニア部門第3位と特別賞を受賞したコンポーザー=ピアニストのエリック・デスンプラーラ。弟であるダヴィド・デスンプラーラとの兄弟デュオで息の合った演奏を聴かせます。
DDD-92080
イン・フランダース・フィールズVol.80〜ベルギーの宝庫からの宝石
フランソワ・ラッセ:ピアノ三重奏曲Op.16
ジョゼフ・ライラント:ピアノ三重奏曲第1番Op.57
ヴルース:ピアノ三重奏曲Op.1
イ・ジョカトーリ・ピアノ・トリオ

録音:2013年1月3日−5日&3月16日、ヘント王立音楽院
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第80集。イ・ジョカトーリ・ピアノ・トリオが、ベルギーの作曲家による50のピアノ三重奏曲から選んだ3曲。19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍した3人のベルギーの作曲家の知られざる逸品。まさに、ベルギーの歴史に埋もれた宝物庫から発掘された、輝かしい宝石です。
DDD-92081
イン・フランダース・フィールズVol.81〜コリン:合唱作品集 アクエリアス室内Cho
マルク・ミッシェル・デ・スメ(指)

録音:2012年8月24日−26日
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第81集は、代表曲にはピアノ・ソロ曲が有り、オーケストラ、吹奏楽、室内楽など多くの作品を世に送り出しているベルギーの作曲家、ローランド・コリン(1938−)の合唱作品集。
DDD-92082
イン・フランダース・フィールズVol.82
クリスティアーン・ファン・アンジェルジェム&マールテン・ファン・アンジェルジェム:合唱作品集
アクエリアス室内Cho
マルク・ミッシェル・ドゥ・スメ(指)他

録音:2013年7月1日−3日
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第82集は、ベルギーの作曲家クリスティアーン・ファン・アンジェルジェム(b.1944)と息子のコンポーザー・ピアニスト、マールテン(b.1976)の合唱作品集。
DDD-92083
イン・フランダース・フィールズVol.83〜プレリュード・イン・タイムズ・パスト・アンド・プレゼント
エルズン:モノドラマへの前奏曲
グラーツリンガー:弦楽三重奏曲とクラリネットのための前奏曲
ブリュール:アトラス序曲
ブルーメンバッハ:クラリネットとピアノのための前奏曲
トルコフスキー:幻想曲−前奏曲/他
ドゥコンパニエ

録音:2013年8月10日−13日
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第83集は古典派からモダン作品までの前奏曲&序曲集。ドゥコンパニエは、リーダーでピアニストのマティアス・コペンによりベルギーの若手演奏家を中心に結成。古典作品からモダン作品まで幅広いレパートリーを持つ彼らならではのプログラム。
DDD-92084
イン・フランダース・フィールズ Vol.84〜忘れられた花々のブーケ
ロンケ:歌曲集
ペーテルス:アリス・ナホンの詩による6つの詩曲
デト:4つの歌曲
エーシャウテ:10月
モルテルマンス:4つの歌曲
ヴェルナー・ファン・メヘレン(Bs-Br)
ピーテル・ファンホーフ(P)

録音:2014年7月
知られざる近代ベルギー歌曲集。モルテルマンスやペーテルスなどの歌曲を歌うのは、フランダース歌劇場やモンテカルロ歌劇場、リセウ大劇場などで活躍してきたベルギーのバス・バリトン、ヴェルナー・ファン・メヘレン。テレマンから近現代作品までの幅広いレパートリーの持ち主です。
DDD-92085
イン・フランダース・フィールズ Vol.85〜ジョンゲン:木管楽器のための作品集
木管五重奏とピアノのための「ラプソディ」Op.70
ホルンとピアノのための「リート」
イングリッシュホルンとピアノのための「瞑想」Op.21
木管五重奏のための「2つの小品」Op.98
フルートとピアノのための「ゆるやかな舞曲」 Op.54bis
木管五重奏のための「協奏曲」Op.124
ブリュッセル木管五重奏団「ファイヴ・ビューフォート」
ハンス・リケリンク(P)

録音:2014年5月
ブリュッセルを本拠とするベルギー国立Oの5人のソリストたちにが集う実力派アンサンブル、ブリュッセル木管五重奏団「ファイヴ・ビューフォート」によるジョンゲン・アルバム。木管楽器のためのベルギーの抒情。ジョンゲン・ファン、木管楽器関係者要注目の演奏とレパートリーです。
DDD-92086
イン・フランダース・フィールズ Vol.86〜ヨハン・デュイック:合唱作品集
聖ニコラの鏡 Op.18
ラウダーテ・プエリ Op.12
ナルキッソスとエコー Op.8
春のトリプティック Op.1
ヌラ・アミチティア
ヨハン・デュイック(指)
ヘント・マドリガルCho、他

録音:2014年12月2日−4日、アントワープ(ベルギー)
フランダース放送合唱団、ASMF、ワールド・ユース・クワイア、ヘント・マドリガル合唱団の指揮者を務めてきたベルギーの合唱指揮者兼作曲家、ヨハン・デュイック(1954−)の合唱作品集。
DDD-92087
イン・フランダース・フィールズ Vol.87〜ピアノ4手連弾のための音楽
ユリウス・レントヘン:組曲変ホ短調 Op.16
ノルベール・ルソー:H2O(蒸気、水、氷) Op.22
エドガー・ティネル:ソナタ.ト短調 Op.15
メフィスト・ピアノ・デュオ〔カトリーン・シモエンズ(P)、ジョン・ゲバルト(P)〕

録音:2014年12月21日−22日&29−30日、アントワープ(ベルギー)
ともに、ブラームスの崇拝者であったユリウス・レントヘン(1855−1932)、エドガー・ティネル(1854−1912)が20代前半に書いた4手連弾のためのロマンティックな組曲とソナタ。ベルギー印象派の作曲家、ノルベール・ルソー(1907−1975)の「H2O」は、色彩的で雰囲気溢れる作品。
DDD-92088
イン・フランダース・フィールズ Vol.88〜ロマンティック・アート・ソングス
エドガー・ティネル:墓歌曲集 Op.22
ペーテル・ブノワ:私の夢、イーヴン・ゾウ・マン...
ギュスタヴ・ユベルティ:旅の歌 より
アルテュール・フェルフーフェン:ア・リトル・ソング・オヴ・ザ・デイズ、
 夕方の甘さを感じているか?、
 歌曲、静かに, 安らかに眠った村を越え
アルテュール・ミュールマン:イッツ・クワイエット
ロベルト・ホル:ザ・コア・オヴ・オール・シングス
ロベルト・ホル(Bs)、
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(P)

録音:2014年12月2日−4日、アントワープ(ベルギー)
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第88集は、オランダが生んだ"リートの巨星"ロベルト・ホルが歌うフランドル地方のロマンティック・ソングス!
DDD-92090
イン・フランダース・フィールズ Vol.90〜イェフ・ファン・ホーフ:アート・ソングス ヴィルケ・テ・ブルメルストロート(Ms)、
ペーテル・ヒイステルツェン(T)
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(P)、
アントヴェルピア弦楽アンサンブル、
イヴォ・ヴェンコフ(指)

録音:2015年7月3日−4日
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第90集は、後期ロマン派、またはポスト・モダン派に位置付けられているベルギー、フランドルの作曲家イェフ・ファン・ホーフの歌曲集。
DDD-92091
イン・フランダース・フィールズ Vol.91〜リア・ボーレンへのオマージュ
(1)ヴィヴァルディ:グローリア.ニ長調 RV.589より
(2)バッハ:マタイ受難曲より
(3)ハイドン:スターバト・マーテル Hob.XXbisより
(4)メンデルスゾーン: 「エリヤより
(5)ブラームス:アルト・ラプソディより
(6)ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス〜アニュス・デイ
(7)レスピーギ:夕暮れ
(8)マーラー:交響曲第3番 より
(9)アウグスト・デ・ブック:ザ・リトル・カントリー・チャーチ
リア・ボーレン(A)
マイケル・ティルソン・トーマス(指)、
フィルハーモニアO
アムステルダム・コンセルトヘボウO
BRT響、BRTフィル、他

録音:(1)1977年12月
(2)1974年3月31日、ライヴ
(3)1969年9月19日、ライヴ
(4)1969年3月2月、ライヴ
(5)1971年7月12日
(6)1978年6月27日、ライヴ
(7)1972年1月13日、ライヴ
(8)1978年9月12日、ライヴ
(9)1987年3月12日、ライヴ
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第91集は、1942年ベルギー生まれの国際的アルト歌手、リア・ボーレンのオマージュ集。バロックからロマン派、近現代まで幅広いレパートリーを誇り、ペーテル・ブノワ、アウグスト・デ・ブック、エドガー・ティネルなど、祖国の作曲者の音楽も積極的に取り上げてきたボーレンの歌声を後世に残すために作られた、ヒストリカル・ライヴ・レコーディング集。
DDD-92092
イン・フランダース・フィールズVol.92〜パストラル・メランコリー
デ・ブック:エクローグ*
デ・フォフト:羊飼いの小唄*
ジョンゲン:瞑想曲*
デ・ブック:歌、夜想曲*
リエラント:オーボエとピアノのためのソナチネ
ユイブレシュト:アンダンテ
ドロクロワ:悲しい歌*
ジョンゲン:レクチャー
デ・ブック:幻想曲
ブノワ:インザ・フィールズ
ギッド:小品*
セリス:カレオル Op.61*
ブラム・ノルフ(Ob、イングリッシュ・ホルン*)
ハンス・リケリンク(P)

録音:2015年7月4日−7日、ベルギー
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第92集は、19世紀〜20世紀フランドルとベルギーのオーボエ&イングリッシュ・ホルンのための作品集。
「パストラル・メランコリー」の副題の通り、牧歌的で物悲しい宝石のような小品集。演奏は、レメンス音楽院の教授、ベルギー国立Oのソリストを務めるブラム・ノルフ。
DDD-92093
イン・フランダース・フィールズ Vol.93〜フレミッシュ・バロック・トレジャーズ・アンヴェイルド
ケニス:サルヴェ・レジナ、
 マニフィカト、
 トリオ・ソナタ 変ロ長調 Op.2-1
ドライマンス:エレミヤの哀歌
ケニス:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.3-6、
 テ・デウム
ユートピア&エウテルペ・バロック・コンソート、
バート・ロディンス(指、Cemb、Org)

録音:2015年9月26日−27日&2016年1月25日、アントワープ
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第93集。ベルギーの鍵盤楽器奏者&指揮者のバート・ロディンスが率いる、知られざるフランドルのバロックは、ヴィレム・ゴンマール・ケニス(1717−1789)と、クリストフェル・ドライマンス(1738−1797)の器楽と声楽作品集。

DDD-292002
シューベルト:歌曲集「美しき水車屋の娘」 ドナルド・ジョージ(T)、
ヤン・フェルミューレン(P)

録音:1993年
ベルギー音楽へ深い造詣を持つサンフランシスコ生まれのアメリカ人テノール奏者ドナルド・ジョージのソロ・アルバム。1992年にはドホナーニの指揮するクリーヴランド管のツアーに同行するなど名匠からの信頼も厚い。
DDD-292003
ドビュッシー:シャルル・ブージェの5つの詩
忘れられたアリエッタ
シャルル・ボードレールの5つの詩
ステファヌ・マラルメの3つの詩
ヴェルナー・ファン・メヘレン(Bs-Br)、
マルク・デッケルス(P)

録音:1993年
ヴェルナー・ファン・メヘレンは、白井光子とハルトムート・ヘルからも声楽の指導を受けたベルギーのバスバリトン奏者。定評のある歌唱力で、バロックからモダンまでの様々なオペラの舞台で歌声を響かせています。
DDD-292004
北国の歌
エミール・シェーグレン(1853−1918):響け響けわたしのタンブラン、
 わたしの長い髪の陰で、
 君は問いたげな眼差しでわたしを、
 おそらく一年私は、
 どうやって救おうか
シベリウス:葦よそよげOp.36-4、
 逢い引きから帰ってきた娘Op.37-5、
 黒いばらOp.36-1、
 夢だったのかOp.37-4、
 ユバルOp.35-1
ユルヨ・キルピネン(1892−1959):歌曲集「愛の歌」Op.60
グリーグ
:ある夢Op.48-6、
 白鳥Op.25-2、春Op.33-2、
 はじめての桜草Op.25-4、
 君を愛すOp.5-3
トイヴォ・クーラ(1883−1918):羊飼いたちOp.29a-3、
 月夜の舟旅Op.31a-1、
 エピローグOp.6-2
テューレ・ラングストレム
(1884−1947):新月の下の娘、
 夜への祈り、戦の女神
ヒレヴィ・マッティンペルト(S)、
マッティ・ヒルヴォネン(P)

録音:1993年
ベルギーのレーベルからリリースされた北欧のアーティストによる北欧の歌曲集。シベリウス、グリーグといった大作曲家だけでない広いレパートリーに感心させられます。もちろん演奏も一級品。
DDD-292007
シューマン:クライスレリアーナOp.16
ショパンの夜想曲による変奏曲(ヨアヒム・ドラハイム補完)
3つの幻想的小品Op.111
暁の歌Op.133
ヨゼフ・デ・ベーンハウワー(P)

録音:1993年
ロベルト&クララ・シューマン夫妻の世界的研究家であり、ベテラン・ピアニストとしても有名なベルギーの音楽家ベーンハウアーによるシューマン・アルバム。使用ピアノは1924年にアメリカで製作されたスタインウェイ。
DDD-292010
ブラームス:6つの小品Op.118、
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、
シューベルト:幻想曲ハ長調D.760「さすらい人」
アレキサンダー・レーマン(P)
アレクサンダー・レーマンはベルギーのコルトレイク出身のピアニスト。1994年に収録された3作品は新鮮な雰囲気に満ちています。
DDD-292011
リスト:ピアノソナタ ロ短調/
悲歌第1番&第2番/メフィスト・ポルカ
凶星!/ラディスラウス・テレキ
アレクサンデル・ペテーフィ
ミヒャエル・モショニー
メフィスト・ワルツ第1番
レヴェンテ・ケンデ(P)
レヴェンテ・ケンデはリスト音楽院を皮切りにモスクワ音楽院、ブリュッセル音楽院でピアノを学んだハンガリーのピアニスト。力強いタッチと柔軟な表現を兼ね備えたリストのピアノ作品集は1999年アントワープ行われた録音。ケンデはフランダース音楽院ピアノ科教授としてベルギーで後進の指導にも力を注いでいます。
DDD-292012
ブラームス:ピアノ小品集Op.76
6つのピアノ小品Op.118
4つのピアノ小品Op.119
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(P)

録音:2000年
演奏者としてだけでなくシューマン夫妻の研究家としも高名なベルギーの音楽家ベーンハウアー。シューマン夫妻と深く関係したブラームスの作品にも取り組んできたベーンハウアーが、研究家としてどのような解釈が聴きもの。
DDD-292013
JIZO〜映画音楽作曲家の演奏会用作品集
ニーノ・ロータ(1911-1979):クラリネット,チェロとピアノの為の三重奏曲(1973)
フレデリク・デフリーゼ(1929-):ベンヴェヌータ
ピアソラ:ブエノスアイレスの夏
エイドリアン・ウィリアムズ(1956-):地蔵 (2002)
エンニオ・モリコーネ(1928-):4つの練習曲(1983-89)〜練習曲第1番
ニュー・アート・トリオ
[ヴラド・ウェヴァーベルク(Cl)
ヴェラ・バリコ(Vc)
シュテファン・メイラールス(P)]
DDD-292014
シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」
さすらい人の夜の歌D.768
さすらい人D.489/ドナウの上でD.553
魔王D.328
イシュトヴァン・コヴァチ(Bs)、
レヴェンテ・ケンデ(P)
ハンガリー出身のイシュトヴァン・コヴァチは、1999年モーツァルト国際コンクールで3位入賞を果たし、現在はヨーロッパを中心に世界中で活躍中。同じくハンガリー生まれのピアニストであるケンデのサポートがコヴァチの歌声を引き立たせています。
DDD-292015
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ短調D.784
ブラームス:7つの幻想曲Op.116
リスト:オーベルマンの谷
ドビュッシー:組み合わされたアルペッジョの為の
スクリャービン:練習曲 嬰ニ短調Op.8-12
ニコラ・カロ(P)
ニコラ・カロは1979年ベルギーのアントワープ出身という気鋭のピアニスト。王立フレミッシュ音楽院、スヴェーリンク音楽院で学んだのち、数々のコンクールで入賞。1999年の国際ショパン音楽祭にはゲストとして招かれるなど活発な活躍を見せています。
DDD-292016
シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲ハ長調Op.28-4
パノハSQ、ミレル・イアンコヴィチ(Vc)
パノハ弦楽四重奏団はチェコを代表する弦楽アンサンブル。中でもチェコの音楽とシューベルトの作品の演奏は世界的評価を獲得しています。
DDD-292017
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
第1番ト長調Op.78/第2番イ長調Op.100
第3番ニ短調Op.108
ホリ・ユキ(Vn)
ハンス・リッケリンク(P)

※日本語による曲目解説付き
ベルギー在住の日本人ヴァイオリン奏者ホリ・ユキのブラームス・アルバム。ベルギーではリッケリンクとのコンビで御前演奏を行うなど幅広い活動を繰り広げています。
DDD-292018
シューマン:謝肉祭Op.9
森の情景Op.82/子供の情景Op.15
ヨゼフ・デ・ベーンハウワー(P)
ベーンハウアーは、シューマン夫妻の研究家としても名高いベルギーのベテラン・ピアニスト。このシューマン・アルバムは自らの研究の成果を発揮し、穏やかで優しさを感じさせてくれるベーンハウアーのシューマンへの想いが詰まった美演。
DDD-292019
メンデルスゾーンへのトリビュート
メンデルスゾーン:無言歌集より、
ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14、
厳格な変奏曲ニ短調Op.54
ピアノ協奏曲イ短調
リブレヒト・ファンベッケファールト(P)、
アラン・ローラン(指)
カメラータ・コンコルド
リブレヒト・ファンベッケファールトは、2007年に開催されたエリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門で6位入賞を果たした1984年ベルギー生まれの俊英ピアニスト。ヤン・ミヒエルス、メナヘム・プレスラーなどの世界的名手たちからピアノを学び、20代半ばにして既に経験豊富なファンベッケファールト。ソロと協奏曲をカップリングしたメンデルスゾーンの作品集には、若き力とベテランにも引けをとらない風格があります。
DDD-292020
シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47
ヨーゼフ・デ・ベーンハウアー(P)、
パノハSQ
シューマン夫妻の音楽の演奏家、また研究者としても名高いベルギーのピアニスト、ベーンハウアー(ベーンハウエル)と、東欧チェコが世界に誇るパノハSQというベテラン演奏家陣の共演による味わい深きシューマンのピアノ五重奏曲&ピアノ四重奏曲。ベーンハウアーの研究成果が、ベテラン同士ならではの熟達した見事なアンサンブルによって音楽でしっかりと表現されている。使用ピアノはスタインウェイ(調律はベルギーのJacek & Svetlo)。
DDD-292021
クロイツェルの時代
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
クロイツェル:ヴァイオリン伴奏付きソナタ
リース:ソナタ嬰ハ短調Op.71
ダヴィデ・アモディオ(バロックVn)
エドアルド・トルビアネリ(フォルテピアノ)

録音:2008年3月
「クロイツェルの時代」は、ベートーヴェンの「クロイツェル」、献呈されたクロイツェルの「ソナタ」、ベートーヴェンの弟子リースの「ソナタ」など、楽聖と縁の深い作曲家たちのソナタ集。ローマ歌劇場やフェニーチェ劇場のコンサートマスターを務めたアモディオの使用楽器は、1793年パリ(F.Pique)製のバロック・ヴァイオリン。トルビアネリが弾く1823年ウィーン(M.Iakesh)製のフォルテピアノとのデュオで、楽聖時代の本物の響きが鮮明に描き出されます。
DDD-292022
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929,Op.100 ピアノ・トリオ・ナルチス&ゴルトムント

録音:2009年7月
ルクーの「ピアノ三重奏曲」(DDD 92046)が好評を博したピアノ・トリオ・ナルチス&ゴルトムントは、ドイツの作家ヘルマン・ヘッセの「ナルチスとゴルトムント」をアンサンブル名に冠する1999年結成のピアノ・トリオ。シューベルトの音楽とひたむきに向き合った好演からは、王道路線への意気込みが伝わります。
DDD-292023
ナポリのカンツォーネ
ヴァレンテ:情熱
カルディッロ:カタリ・カタリ
ドニゼッティ:私は家を建てたい
カプア:オ・ソレ・ミオ/ラマ:レジネッラ
コスタ:5月だった!
タリアフェッリ:プジレコの漁夫
カプア:あなたに口づけを/他
ドメニコ・バルザーニ(Br)、
ルード・マリアン(アコーディオン)、
マクリ・シモーネ(P)
イタリア、サルディーニャ島北西の街、アルゲーロで生まれた生粋の南イタリア人、ドメニコ・バルザーニが歌うカンツォーネ集。バルザーニの幅広く豊かな歌声が情熱の音楽を朗々と歌います。
DDD-292024
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調K.581
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
ルーラント・ヘンドリックス(Cl)、
パノハSQ

録音:2010年6月
ルーラント・ヘンドリックスは、ベルギー王立モネ劇場のモネSOを経て、現在はベルギー国立Oのソロ奏者、フランドルの木管アンサンブル、イ・ソリスティ・デル・ヴェントのメンバーとして活躍するベルギーのトップ・クラリネッティスト。パノハSQの好サポートを得て、ヘンドリックスが伸びやかな音色を活かした正攻法のモーツァルトとブラームスを聴かせてくれます。
DDD-292025
フランスのロマンス
グノー:春の歌、春に、花にそえて、
 5月初めの日、セレナード
ビゼー:朝の歌、冬のあとに、
 4月の歌、わが命はその秘密を、
 愛の歌
マスネ:ソネット、夢のような自分、
 かわいい人よ、
 もし花に目があったなら、
 彼女に僕の命を捧げたので
フォーレ:愛の夢、リディア、ネル
アーン:いみじき時、
 私に歌の翼があったなら、風景、
 5月、春、夜想曲
プーランク:愛の小径
ウェルナー・ファン・メヘレン(Bs-Br)、
インゲ・スピネット(P)

録音:2010年9月
19世紀パリのサロンで歌われたフランスの大作曲家たちの歌曲集。ウェルナー・ファン・メヘレンは、ルーヴェンのレメンス音楽院で声楽を学び、現在はオペラのステージから古楽系指揮者との共演など幅広い活躍を展開しているベルギーのバス・バリトン歌手。
DDD-292026
グリンカ:ピアノ作品集(ピリオド楽器による世界初録音)
アリャビエフの「夜泣きうぐいす」による変奏曲ホ短調
マズルカ ハ短調/マズルカ ヘ長調
別れのワルツ ト長調/舟歌ト長調
マズルカ ハ長調/マズルカ ヘ長調
ワルツ変ホ長調
モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 変ホ長調
ロシア民謡によるタランテラ
マズルカの思い出/夜想曲変ホ長調
ポルカ ニ短調/夜想曲「別れ」ヘ短調
ロシア民謡「なだらかな谷間に沿って」による変奏曲イ短調
タチアナ・ロギノワ(フォルテピアノ)

録音:2011年1月
ベルギーの名工クリス・マーネが製作したフォルテピアノ(コンラート・グラーフ1825年製のレプリカ・モデル)の優雅な音色で奏でた珍しい演奏。ロシアのグネーシン音楽大学から古楽大国ベルギーのゲント王立音楽院へと渡り、ピリオド奏法を学んだロシアの女流鍵盤奏者が、グリンカの生きた時代の音色と響きを再現する。「マズルカ」や「夜想曲」、「ワルツ」から同世代のショパンとの共通点を見つけるのも面白いところ。
DDD-292027
ディス・ウィング・アワー
クィルター:ジュリアに Op.8
ヴォーン・ウィリアムズ:命の家
フィンジ:我らに花環を Op.18
ブリテン:この島国で Op.11
イヴ・セレンス(T)、
イング・スピネット(P)

録音:2013年8月20日−23日
第7回モーツァルト国際コンクール声楽部門(男声)で1位なしの2位入賞の実績をもつ、ベルギー出身のテノール、イヴ・セレンスが歌うロジャー・クィルターやヴォーン・ウィリアムズなどの歌曲集。
DDD-292028(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)、
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009(シューマンによるピアノ伴奏版)
ヤン・スキファー(Vc)
ハンス・リッケリンク(P)

録音:2013年6月29日−30日、7月1日−2日&8月24日−25日
ベルギー音楽を得意とする名チェリスト、ヤン・スキファーが弾くバッハの無伴奏チェロ組曲全曲。ジュゼッペ・チェルーティ(1785−1860)がイタリアのクレモナで活動していた頃の1848年製のチェロを使用。アンコールとして、無伴奏チェロ組曲第3番の”伴奏付き”を収録。
DDD-292029
パオロ・トスティ:歌曲集
アリア/もはや君を慕わず/夢
暁は光と闇とを分かつ/最後の歌
Ideale/Non t'amo piu
O domce meraviglia/A vucchella/他
マルコ・ヴィンコ(Bs)、
マクリー・シモーネ(P)

録音:2012年12月20日&2日
歌曲の作曲家として知られるイタリアの作曲家、フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846−1916)の歌曲集。歌うのはイタリア出身のバス歌手、マルコ・ヴィンコ。イタリアの名バス歌手のイヴォ・ヴィンコを叔父に持つバス歌手のサラブレット。
DDD-292030
万霊節
シューベルト:万霊節のための連祷、
 風の中で、墓掘り人の郷愁、
 夜曲、解消
マーラー:原光、真夜中に、
 私はこの世から姿を消した
R・シュトラウス:夜ふけの船で、
 近づく老年、
 そしてそれは二度とはなかった、
 明るい陽の中で、献呈、夜、
 万霊節、あした!
ヴェルナー・ファン・メヘレン(Bs-Br)
ルーカス・ブロンデール(P)

録音:2013年9月
ベルギーのバス・バリトン、ヴェルナー・ファン・メヘレンが歌う独墺系プログラム。抒情的で朗々たる歌声が、は、シューベルト、マーラーとR・シュトラウスの歌曲を丁寧に、そして美しく紡いでゆきます。
DDD-292032
シューベルト:夜と夢
春に D.882/ひめごと D.719
春への信仰 D.686/君こそは憩い D.776
湖上にて D.543/ます D.550
水の上で歌う D.774
双子座に寄せる舟人の歌 D.360
ブルックの丘にて D.853
音楽に寄せて D.547/ミューズの子 D.764
さすらい人が月に寄せて D.870
セレナード D.957-4/夜と夢 D.827
月に寄せて D.193/夜の曲 D.672
連祷 D.343/さすらい人の夜の歌 D.768
夜の讃歌 D.687
ペーター・ハイスベルトセン(T)、
ヨーゼフ・デ・ベーンハウアー(P)

録音:22015年4月
012年のスヘルトーヘンボス国際声楽コンクールで見事3つの賞に輝いたオランダの若きテノール、ペーター・ハイスベルトセンが歌うシューベルト歌曲集。ベルギーのベテラン・ピアニスト、ヨーゼフ・デ・ベーンハウアーのサポートも美しい。
DDD-292033
ヤーン・レヴォスラフ・ベラへのトリビュート
ベラ:ソリスト,混声合唱と管弦楽のための 「祝祭ミサ」 変ホ長調
ソプラノと管弦楽のためのオッフェルトリウム 「Deus meus, ad te luce vigilo」
バスと管弦楽のための 「Heil’ge Nacht」
ソプラノと管弦楽のためのアリア 「Bergglocke. Weihnacht auf dem Friedhof」
ソプラノ,バス,混声合唱と管弦楽のためのカンタータ 「Lobet den Herrn, alle Heiden」
ハンガリー風の演奏会用小品
ダヴィッド・ポルセリーン(指)
ヤナーチェクPO
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
エヴァ・シュシュコヴァ(S)、
ルチエ・ヒルシェロヴァ(A)
ユライ・ホリー(T)、
トマス・シェルク(Bs)
A Tribute to Jan Levoslav Bella

録音:2010年11月29日ー12月3日&2011年5月23日ー26日、ヤナーチェク・フィルハーモニー・コンサート・ホール(オストラヴァ)
19世紀スロヴァキアの作曲家、指揮者のヤーン・レヴォスラフ・ベラ(1843−1936)が書いた、声楽とオーケストラのための作品集。チェコが誇る一流のオーケストラ、合唱団によって演奏されるこれらの作品は、すべて世界初録音。
PH-292034
ピアノ三重奏のための無言歌集
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49
クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲ト短調 Op.17
ロベルト・シューマン:幻想小曲集 Op.88
イ・ジョカトーリ・ピアノ三重奏団

録音:2016年3月6日−7日、ロシア
イン・フランダース・フィールズの第80集では、知られざるフランドルのピアノ三重奏曲を聴かせてくれたイ・ジョカトーリ・ピアノ三重奏団。無言歌集(言葉のない歌)と題された新たなアルバムでは、ロマン派のピアノ三重奏のための名曲、メンデルスゾーンとシューマン夫妻の作品を披露。
PH-292035
R.シュトラウス:歌曲集
ヘルマン・ギルムの「最後の花びら」から8つの詩 Op.10 より/アドルフ・フリードリヒ・フォン・シャックの6つの歌 Op.17 より/フェリックス・ダーンの5つの詩による素朴な歌 Op.21 より/4つの歌 Op.27/オットー・ユリウス・ビーアバウムの詩による3つの歌 Op.29 より/5つの歌 Op.32/6つの歌 Op.37
ペーター・ハイスベルトセン(T)、
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(P)

録音:2015年12月22日−23日&28日、ベルギー
2012年のスヘルトーヘンボス国際声楽コンクールで見事3つの賞に輝いたオランダの若きテノール、ペーター・ハイスベルトセンが歌うリヒャルト・シュトラウスの歌曲集。フランドルでもっとも有名なピアニストの一人であり、エリザベート王妃国際音楽コンクールでも伴奏者を務める名手、ヨゼフ・デ・ベーンハウアーのピアノもポイント。
PH-292036
ロベルト&クララ・シューマン:歌曲とデュエット集
シューマン:悲劇 Op.64-3
ロベルト&クララ・シューマン:愛の春 Op.37
シューマン:4つの二重唱曲 Op.34
クララ・シューマン:6つの歌曲 Op.13
シューマン:4つの二重唱曲 Op.78
リースベト・ドフォス(S)、
ペーター・ハイスベルトセン(T)、
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(P)

録音:2016年7月4日−7日、アントワープ
ペラ、オラトリオ、リサイタルと活動を広げているベルギーのソプラノ歌手、リースベト・ドフォスと、2012年のスヘルトーヘンボス国際声楽コンクールで見事3つの賞に輝いたオランダのテノール、ペーター・ハイスベルトセン。二人の優れた若きシンガーが、シューマン夫妻共作で作り上げたリュッケルトの愛の詩に基づく歌曲集「愛の春」を歌う。
PH-292038
グリーグ:歌曲集
心のメロディ Op.5
メランコリー Op.47-5*/ワルツ Op.38-7*/初めての出会い Op.21-1
母の嘆き Op.15-4/白鳥 Op.25-2
川に沿って Op.33-5
山の夕暮れ Op.68-4*
スケルツォ Op.54-5*
郷愁 Op.57-6*/母の歌 Op.60-2
ばらに囲まれて Op.39-4
農場の歌 Op.61-3/王女 EG133
小人の行進 Op.54-3*
羊飼いの少年 Op.54-1*
マルグレーテの子守歌 Op.15-1
鳥の歌 Op.25-6/エレジー Op.47-7*
駄馬へのおやすみの歌 Op.61-5
(*=ピアノ・ソロ)
ヘンドリキエ・ファン・ケルコフ(S)、
ニコラ・カロ(P)

録音:2015年9月3日−5日、8日、ベルギー
アントワープ王立音楽院、フランダース・オペラ・スタジオ、エリザベート王妃音楽カレッジで学んだベルギーのソプラノ歌手、ヘンドリキエ・ファン・ケルコフが歌うグリーグ。ウィーンやエクサン・プロヴァンスの音楽祭、ヨーロッパ各地のオペラ・ハウスで活躍するケルコフが、「母の歌」など郷愁的なグリーグの歌曲を歌います。
オランダやベルギーの様々な学校でピアノと室内楽を教え、レコーディング・エンジニアなども務めるベルギーのピアニスト、ニコラ・カロをフィーチャーしたピアノ小品も魅力的です。

DDD-392002
ポートレート・オヴ・ヘリーズ・ビック・バンド(全16曲)
コープランド:市民の為のファンファーレ
マンシーニ:マンシーニのヴィジョン
 ムーン・リヴァー
N.ゴメス:ハイ・ソサイエティ
J.チャタウェイ:サンビータ
E.ガーナー:ミスティ/他
ヘリー・リーケンス(指)
へリーズ・ビック・バンド

PH-92094
イン・フランダース・フィールズVol.94
シャルル=ルイ・ハンセンス:クラリネットとオーケストラのためのソロ
ヴァイオリン,クラリネットとオーケストラのための幻想曲
クラリネット協奏曲第1番
オーボエ,クラリネットとオーケストラのための演奏会用小品
クラリネット協奏曲第2番
エディ・ファノーステュイス(Cl)、
エリック・スペレール(Ob)、
ミラン・パラ(Vn)、
ヘルマン・エンヘルス(指)
スロヴァキア・シンフォニエッタ

録音:2016年6月
ベルギーの抒情「イン・フランダース・フィールズ」の第94集は、ヘント出身の19世紀ベルギーの音楽家シャルル=ルイ・ハンセンス(1802−1871)のクラリネット作品集!ハンセンスは、当時のベルギーにおいて、ドイツ音楽への傾倒を見せており、同世代のウェーバーなどを彷彿とさせる作風が特徴。ソリストのエディ・ファノーステュイスは、ブリュッセル・フィルの首席奏者、リエージュ音楽院、ゲント王立音楽院の教授を務めるベルギー・クラリネット界の重鎮です。
PH-92095
イン・フランダース・フィールズVol.95〜ピート・スウェルツ:ピアノ作品集
前奏曲 「ジヴェルニーの庭」
ピアノ幻想曲 「シーカー・オヴ・トゥルース」
バッハのカンタータ「神よ、我ら汝に感謝す」BWV.29による幻想曲 「ナディーヌのためのシシリエンヌ」
クロード・ドビュッシーへのオマージュ 「失われた歴史」
フレデリック・ショパンの思い出による5つの前奏曲
パルティータ ― イン・メモリアム・バッハ
10の謎めいたワルツ
ラッセル・ハーシュフィールド(P)

録音:2015年6月23日−24日、アメリカ
1993年のエリザベス王妃国際音楽コンクールで優勝したベルギーの作曲家、ピート・スウェルツ(b.1960)。様々なジャンルで250以上の作品を書いているスウェルツ(日本では吹奏楽作品の作曲家としても知られている)のピアノ独奏作品をまとめたアルバムが、Phaedraの「イン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)」シリーズ第95集として登場。バッハやドビュッシー、ショパンへのオマージュ&トリビュート作品など、ピアノ・ファンは要注目のピアノ・ピースです。
PH-92096
イン・フランダース・フィールズVol.96〜フランドルの管弦楽作品集
アルベール・グリザール:「ブリュージュのカリヨン奏者」 序曲
シャルル=ルイ・ハンセンス:ヴァイオリン協奏曲
アウフスト・ドゥ・ブック:管弦楽のための「サバトのロンド」
ジェフ・マース:ヴァイオリンと管弦楽のための瞑想曲
ブック:チェロと管弦楽のためのカンティレーヌ
ローデヴェイク・モルテルマンス:管弦楽のためのエレジー第4番、
 ホルンと管弦楽のための抒情的パストラーレ、
 ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス
ブック:ヴァルス・ドレンテ
ミラーナ・パーラ(Vn)、
ディーシェ・ミンネ(Hrn)
ディディエ・ポスキン(Vc)、
ヘルマン・エンヘルス(指)
フラデツ・クラーロヴェーPO

録音:2017年6月12日−16日、(コンサート・ホール)フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第96集。19世紀〜20世紀前半ベルギーの作曲家たちによる室内オーケストラのための作品、協奏的作品、オペラの序曲などを集めたまばゆき管弦楽作品集。
PH-92097
イン・フランダース・フィールズVol.97〜モルテルマンス:海の子供たち
ローデヴェイク・モルテルマンス:歌劇 「海の子供たち」(抜粋)
ペーター・アーツ:イン・フランダース・フィールズ
アウフスト・ドゥ・ブック:それはあなたの中にある, 愛しい人よ、
 フランチェスカのカンティレーナ(歌劇「エメラルド・ロード」より)、
 サン・ビーム王女のレチタティーヴォとアリア(歌劇「冬の夜の夢」より)
リースベト・ドフォス(S)、
ペーター・ハイスベルトセン(T)、
ヴェルナー・ファン・メヘレン(Bs-Br)、
ディルク・フェルミューレン(指)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO

録音:2017年7月、ロイトリンゲン(ドイツ)
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘する"イン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)" 第97集。
かつて「フランダースのブラームス(the Flemish Brahms)」と呼ばれた19世紀ベルギーの作曲家、ローデヴェイク・モルテルマンスの再発見されたオペラ「海の子供たち(The Children of the sea)」からの音楽。
PH-92098(2CD)
イン・フランダース・フィールズVol.98
ピート・スウェルツ:オラトリオ 「木々の交響曲」
リー・ビセット(S)、
トマス・ブロンデル(T)、
デイヴィッド・アンガス(指)
フランダースSO

録音:2017年9月26日(ライヴ)
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘する"イン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)" 第98集。1993年のエリザベス王妃国際音楽コンクールで優勝したベルギーの作曲家、ピート・スウェルツ(b.1960)。日本では吹奏楽作品のコンポーザーとしても知られるスウェルツの新たな作品、「木々の交響曲(A Symphony of Trees)」は、ソプラノとテノールの独唱にオーケストラ、そして児童合唱を含む複数の合唱団が加わる大規模な作品です。


PH-292037
ベーンハウアー・プレイズ・シューマン
シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
幻想小曲集 Op.12
フモレスケ変ロ長調 Op.20
主題と変奏
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(P)

録音:2015年8月&2016年8月、アントワープ
フランドルでもっとも有名なピアニストの一人と称されるベルギーの名手、ヨゼフ・デ・ベーンハウアーが弾いたシューマン。
ベーンハウアーは、これまでエリザベート王妃国際音楽コンクールで公式伴奏者(1986年〜1996年)、ブリュッセル・ランチタイム・コンサートの芸術監督(1990年〜2014年)を務め、ベルギーの知られざる作曲家から、ブラームスやシューマンなどのピアノ・ソロ、また歌曲の伴奏や室内楽を含む多くのアルバムを録音しており、そのうち、ペーテル・ブノワとヨゼフ・リエラントの2つのアルバムは、Cecilia Prizeを受賞しています。
現在はアントワープ王立音楽院(王立フランダース音楽院)の客員教授を務め、様々な国際ピアノ・コンクールの審査員としても活躍するベテラン、ベーンハウアーの円熟のシューマンです。


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