湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Piano Classics
(イギリス)


※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
PCL-0001
ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番
楽興の時〜変ホ短調Op.16-2
リラの花Op.21-5、
幻想的小品集〜道化師Op.3-4、
コレルリの主題による変奏曲
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):子守歌
メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):真夏の夜の夢〜スケルツォ
ニコライ・ルガンスキー(P)

原盤:Challenge Classics
PCL-0002
フランク:ピアノ曲集
前奏曲,コラールとフーガ、
前奏曲,フーガと変奏曲、
前奏曲,アリアと終曲、他
イェルク・デームス(P)

※原盤:M.A.T. Germany
PCL-0004
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
ムソルグスキー:展覧会の絵
ウラディーミル・オフチニコフ(P)
マキシム・ショスタコーヴィチ(指)
フィルハーモニアO

※原盤:Phoenix Music
PCL-0005
カバレフスキー:ピアノソナタ第1番〜第3番
4つの前奏曲Op.5
ルトゥール・ピサロ(P)

※原盤:Phoenix Music
PCL-0007
ジョージ・クラム:マクロコスモス第1集、第2集 ロベール・グロロ(P)

原盤:Challenge Music,
PCL-0008(2CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
第20番K.466、第23番K.488、
第24番K.491(カデンツァ;E.フィッシャー作/モラヴェッツ編)
第25番K.503(カデンツァ;C.ライネッケ作/モラヴェッツ編)  
イヴァン・モラヴェッツ(P)
ネヴィル・マリナー(指)アカデミーCO

録音:1995年
※原盤:Haenssler
PCL-0009(2CD)
ヴォジーシェク(1791〜1825):ピアノ曲集
幻想曲Op.12、ソナタOp.20、
変奏曲Op.19、即興曲Op.7、
狂詩曲Op.1、望みOp.3、楽しみOp.4
アルトゥール・ピサロ(P)

※原盤:Phoenix Music
PCL-0010(2CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 エフゲニー・コロリオフ(P)

PCL-0018
シューマン:幻想曲Op.17、
交響的練習曲(遺作変奏曲付き)
ナウム・グルーベルト(P)

録音:2011年2月2-4日オランダ
ナウム・グルーベルトは、モスクワのグネーシン音楽大学でテオドール・グートマンに師事。1977年のモントリオール国際音楽コンクールで第2位を獲得。翌年のチャイコフスキー・コンクールに入賞。1983年にオランダに移住し、アムステルダム音楽院、スウェーリンク音楽院、デン・ハーグ王立音楽院教授を務めています。ヴァイオリニストのイリア・グルーベルトとは兄弟。
このシューマンはちょっと他に類例を見ない名演奏!「幻想曲」冒頭主題の浸透力抜群のレガートの魅力に早速イチコロ。全楽章を通じて打鍵は決して叩きつけず気品に溢れ、特に内面志向のシューマンを求める方は必聴です。第1楽章においては幻想的な側面を重点的に表出した解釈でしっとり語りかける演奏。第2楽章も派手な華やぎや小手先の威圧に傾かず、丁寧にニュアンスを紡ぐ姿勢を崩さず、味わい重視。それでも作品自体が持つスケール感や凱旋的な風格は見事に沸き立つのです。終楽章は、余情の中からまた別の余情を表出させたような独特の冒頭滑り出しのなんという温もり!2:13から繰り返されるアルペジョ風の伴奏の柔和さ、彩りの微妙な変化は感動の極み。最後の3分間の力の抜けきった浮遊感から生まれる余韻も格別です。
「交響的練習曲」もメカニックな側面や作品を立体的に輝かせる方向には背を向け、どこまでもシューマンと対話するような丹念にニュアンスを紡いだ演奏が心に染みます。最初の主題は単なる暗さではなく、内面の悶絶するほどの悲しみをそっとオブラートに包み込んだような憂いを帯びて語り、特に第1変奏へ移る直前のリタルダンドの絶妙さには息を呑みます。第1変奏のタッチの美しさも感覚的なものではなく心情の吐露と渾然一体。第2主題の焦燥的な楽想も感情剥き出しではなく音楽的な感興に溢れたニュアンスの連続。第5変奏、第6変奏でも、今まで聴いた演奏が元気一杯なだけの演奏だった気がするほど、リズムを躍動させながらも発しと音を再び育むゆとりを感じさせるのです。続けて演奏される遺作変奏曲2と5の流麗さにも唖然。フィナーレでは今まで温存していた鉛のような重量感のある打鍵が登場!しかも音色美と温かさはそのまま。リズムの沸き立ちの影に隠れがちな骨太な旋律線をくっきり表出し絶妙なアゴーギクを駆使しながら安定感抜群の演奏を展開し、曲の大詰めでは神々しまでのスケール感に達するのです。こんな一級の名演が廉価で味わえるとは!  【湧々堂】
PCL-0019
フレデリック・ジェフスキー:「不屈の民」変奏曲(政治闘争歌 "El pueblo unido jamas sera vencido" による36の変奏曲) ウルズラ・オッペンス(P)
PCL-0020(2CD)
リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番
超絶技巧練習曲集、死の舞踏
ボリス・ベレゾフスキー(P)
ヒュー・ウルフ(指)
フィルハーモニアO

録音:1994年
原盤:Warner
PCL-0021(2CD)
リスト:ピアノ曲集
3つの演奏会用練習曲〜第2番「軽やかさ」/第3番「ため息」
詩的で宗教的な調べ〜「葬送、1849年10月」
超絶技巧練習曲第3番「風景」、第9番「回想」、
ハンガリー狂詩曲第4番、
巡礼の年第2年「イタリア」〜ペトラルカのソネット第47番、第123番、
忘れられたワルツ第1番、
メフィスト・ポルカ、
パガニーニによる超絶技巧大練習曲〜第2番「オクターヴ」/第3番「ラ・カンパネッラ」/第5番「狩り」、
マイアベーアの「悪魔のロベール」回想、
2つの演奏会用練習曲より「小人の踊り」、
メフィスト・ワルツ第1番、
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の回想、
グノーの「ファウスト」からのワルツ
アール・ワイルド(P)
(ライヴ録音)
PCL-0022(2CD)
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
巡礼の年第1年「スイス」よりウィリアム・テルの礼拝堂、
ワレンシュタット湖畔で、
オーベルマンの谷、望郷、
ジュネーヴの鐘、
超絶技巧練習曲集〜第1番「前奏曲」/第3番「風景」/第5番「鬼火」/第6番「幻影」/第10番/第11番「夕べの調べ」/第12番「雪かき」
スペイン狂詩曲
ラザール・ベルマン(P)
PCL-0023
ムソルグスキー:展覧会の絵
バラキレフ:イスラメイ、夜想曲第1番
スヴェルドルフ:ピアノのための4つの小品
ウラディーミル・スヴェルドルフ(P)

録音:2011年2月モスクワCMSスタジオ
祖父がダヴィッド・アシュケナージ、おじにウラディーミル・アシュケナージを持つ1976年生まれのピアニスト登場です。エリザベート王妃国際音楽コンクールで入賞。非常に個性的な演奏で多くの聴衆を魅了。現在世界中で有名な演奏家たちと数多く共演しています。また自作のピアノのための4つの小品を初出初録音しています。
PCL-0024
D.スカルラッティ:ソナタ集
K.8、K.454、K.54、K.547、K.247
K.118、K.198、K.79、K.239、K.45
K.491、K.17、K.365、K.445、K.502
K.141、K.487、K.425、K.427
セルゲイ・ババヤン(P)

録音:1995年7月11日、12日
※Licenced from Pro Piano Records
アルメニアのピアニスト・ババヤン。第1回浜松国際ピアノコンクールで優勝、エリザベート国際音楽コンクール、ブゾーニ国際ピアノコンクール等で入賞しており、ゲルギエフ、テミルカーノフ、ネーメ・ヤルヴィなどと定期的に共演しています。また昨年のショパンコンクールで注目されたトリフォノフの先生でもあります。バッハからラフマニノフまで幅広いレパートリーをもつババヤンですが、上品で明瞭なスカルラッティの演奏が楽しめます。
PLCD-0025(2CD)
ベートーヴェン(リスト編):交響曲第4番、第5番
リスト:孤独な中の神の祝福、
 メフィストワルツ第1番〜第4番、
 調性のないバガテル、
 メフィスト・ポルカ
シプリアン・カツァリス(P)

録音:1980年、86年、89年
※Licenced Teldec Classic, Warner Music UK Ltd
PCLD-0026(2CD)
リスト:巡礼の年第1年「スイス」、第2年「イタリア」 エンリコ・パーチェ(P)

録音:2011年8月29日〜31日
1967年イタリアのリミニに生まれ。指揮や作曲も学んだ。87年ストレーザの国際ヤマハ・コンクールで優勝、第2回国際フランツ・リスト・ピアノ・コンクールで優勝などのコンクール歴を持つ。ソリストとして主要なオーケストラ、多くの著名な指揮者とも共演を重ねているが室内楽の演奏にも力をいれています。レイフ・オヴェ・アンスネスの主催するノルウェーのリゾール室内楽音楽祭にも2度招かれ、またフランク・ペーター・ツィンマ−マンとパートナーを組み、世界各地で演奏して活躍の場を広げています。
PCL-0027
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第3番Op.2-3
アレグレットWoO.61、
やや生き生きとWoO.60、
6つのエコセーズWoO.83
ゲオルグ・フリードリヒ・シェンク(P)

録音:2000年3月13日〜16日 さいたま芸術劇場
ドイツ・アーヘンに生まれ。C.アラウ、A.ワッツに師事。「魅力的なピアノ技法を音楽の真実に結びつけた」とワッツが称賛するピアニスト。「創造的な解釈とテクニック」を持ち合わせた優秀な教師としても高い評価を得ています。ベートーヴェンとブラームスのソナタを全曲録音。難曲ハンマークラヴィーアではベートーヴェンのつけたテンポで見事に演奏している。
PCLM-0028(5CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ曲全集
5つの前奏曲Op.2、
3つの幻想的な舞曲Op.5、
格言集Op.13、24の前奏曲Op.34、
ピアノのための7つの小品「人形の踊り」、
ピアノ・ソナタ第1番Op.12、第2番Op.61、
3つの小品、こどもの音楽帳Op.69、
ムルズィルカ、
グリンカの主題による変奏曲、
24の前奏曲とフーガOp.87
ボリス・ペトルシャンスキー(P)

録音:1992年〜2006年
※Licensed from Stradivarius, Italy
ボリス・ペトルシャンスキーはハインリヒ・ノイハウスに師事したロシアのピアニスト。ショスタコーヴィチが厳しい社会的環境の中で作曲した多くの作品を独自で創造的な演奏を行い大きな反響を得た録音。今はイタリアの有名なイモラ・ピアノ音楽院で指導しながら世界の著名な演奏家との共演も多く行っています。
PCL-0029
シューマン:交響的練習曲
ピアノ・ソナタ第1番、トッカータOp.7
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:1994年2月
Licensed from Challenge Classics

PCL-0030(2CD)
スクリャービン:ピアノ曲集
ピアノソナタ第3番、第4番、第5番、第7番「白ミサ」、
詩曲Op.32-1、アルバムの綴りOp.45-1、
マズルカOp.25-3、8つの練習曲Op.42、
10のマズルカOp.3、2つの小品Op.57、
アルバムの綴りOp.5
ジョセフ・ヴィラ(P)

録音:1986年、1989年
ジョセフ・ヴィラ(1948〜95)は、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。ジュリアード音楽院でサッシャ・ゴルトニツキーに師事、後にクラウディオ・アラウにも師事し支援も受ける。またジェシー・ノーマンやムスティスラフ・ロストロポーヴィチの伴奏者として国際的に活躍する。リストの作品を録音したディスクはブダペストで賞を受ける。このスクリャービン集は長い間発売されなかった。ヴィラの非常に熱い情熱、柔軟性および激しさは、新たな印象を与えるであろう。病気のため46歳の若さで亡くなるも魅力あるピアニストです。
PCL-0031
スペインの作曲家によるピアノ曲集
ファリャ:4つのスペイン小品
グラナドス:スペイン舞曲より第1、2、4〜6、10、12番、
 詩的な情景
アルベニス:組曲「スペイン」Op.165
ミシェル・ブロック(P)

録音:1991年
1960年のショパンコンクールでアルトゥール・ルービンシュタインが自ら賞を授与したということで大きな注目されたピアニスト。その後、世界中で演奏活動を行うもその多忙さから公の場での演奏をやめてしまう。ブロックは、スペインの音楽への特別なの思いを持っていたとされている。魅惑的で美しい音…。それはアルベニスのイベリアで聴かせた素晴らしい演奏が証明する通りこのディスクも期待せずにはいられません。 

PCL-0032
ベリオ:ピアノ曲全集
5つの変奏曲/ラウンズ/6つのアンコール
セクエンツァW/小組曲/ピアノ・ソナタ
フランチェスコ・トリスターノ(P)

Licensed from Sisyphe
ベリオが残した魅惑的な世界を作る「十二音技法」の作品を見事に演奏する驚異的なピアニスト・トリスターノ。1981年ルクセンブルクで生まれ、ニューヨーク・ジュリアード音楽院で勉強しました。2004年にフランス・オルレアンの「20世紀ピアノ音楽のためのコンクール」で優勝しています。作曲の分野でも独自の作品を発表し注目されているだけでなく、即興とクラシックを組み合わせたコンサートも積極的に開催し、またジャズピアニストとしても活躍しています。


PCLM-0033(10CD)
セルジオ・フィオレンティーノ/名演奏集
シューマン:幻想曲Op.17
シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番、
 ピアノ・ソナタ第13番/第21番、
 即興曲D.899
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
リスト:バラード第1番/第2番、
 葬送、軽やかさ、森のささやき、
 ピアノ・ソナタ.ロ短調
フランク:前奏曲,フーガと変奏曲、
 前奏曲,コラールとフーガ、
 前奏曲,アリアと終曲/
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第1番/第2番
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番/第2番
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番
バッハ:プレリュードとフーガBWV532、
BWV.552「聖アン」(ブゾーニ編)、
 フランス組曲第5番、
 組曲よりパルティータ第3番BWV1006(ラフマニノフ編)、
 パルティータ第1番、第4番、
 ヴァイオリンソナタ第1番(フィオレンティーノ編)
ドビュッシー:ベルガマスク組曲、他
セルジオ・フィオレンティーノ(P)

録音:1994年〜97年
「彼は私以外の唯一のピアニストである」とアルトゥール・ベネデッティ・ミケランジェリが評したフィオレンティーノの10枚組です。20世紀の天才ピアニストはコンクール入賞などの経歴はないものの独自のスタイルを貫いきました。このボックスはベルリンのシーメンス・ヴィラで4年かけて収録されたものです。 
PCL-0034
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第3番、第4番、第5番、
第7番「白ミサ」、詩曲Op.32-1、
アルバムの綴りOp.45-1、
マズルカOp.25-3、8つの練習曲Op.42、
10のマズルカOp.3、2つの小品Op.57、
アルバムの綴りOp.58、2つの小品Op.59、
2つの詩曲Op.63、Op.69、Op.71
ミケランジェロ・カルボナーラ(P)

録音:2011年5月
ミケランジェロ・カルボナーラは最も面白く最も才能のある若きイタリアのピアニストのうちのひとりです。 有名なイモラ音楽院で多くの著名なピアニストに師事し、多彩な作品に挑戦し続けています。中でもラヴェル、スカルラッティの演奏には高い評価を受けています。このシューベルトに関してもコンクールでの入賞経験のある作品で、カルボナーラ自身、心に響く作品と位置付けているようです。 
PCL-0035
バルトーク:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ、シク地方の3つの民謡、
ピアノのための組曲Op.14、
アレグロ・バルバロ、
子供のために第2集、
ルーマニア民俗舞曲、
ミクロコスモス第6巻〜「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」
クララ・ヴュルツ(P)

録音:2011年
既にブリリアントレーベルで多くの録音を残しているクララ・ヴュルツ。ハンガリー生まれのクララ・ヴュルツがハンガリーを代表する大作曲家バルトークのピアノ曲を録音しました。リズミカルな作品が多いですが、祖国の民謡や子供のための作品をはじめとした選曲は、音楽に込められた言語に対する思い入れが伝わる演奏です。
PCL-0036(5CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」
第17番「テンペスト」、第21番「ワルトシュタイン」
第2番、第4番、第5番/Disc.3 第6番、第7番
第13番、アンダンテ・ファヴォリWoO.57
第1番、第12番、第19番、第20番、
ロンドOp.51-1、メヌエット変ホ長調、
喜びと悲しみWoO.54、エリーゼのために
第24番「テレーゼ」、第30番、第31番、第32番
ブルース・ハンガーフォード(P)

Licensed from Entertainment One
オーストラリアのピアニスト、ブルース・ハンガーフォード(1922〜1977)。アメリカに渡りこのベートーヴェンのソナタ集に取り組んでいる途中で死を迎えてしまうのですが、強力で劇的な演奏をボックスとして発売できることはとても意義あることと思われます。素晴らしいピアノ演奏技術、音楽的才能だけでなく、古生物学者およびエジプト学者としても活躍していました。
PCL-0038
アルカン:ピアノ曲集
グランドソナタ「四つの時代」、
短調による12の練習曲より第4番〜第7番「ピアノ独奏による交響曲」、
片手ずつと両手のための3つの大練習曲Op.76〜第3曲「両手のための」
ヴィンチェンツォ・マルテンポ(P)

録音:2011年11月
フランスのロマンティックな作品を感じさせるアルカンの作品はあまり知られていない部分もあります。アルカンのユニークな作品は演奏も困難とされるものも多いようです。イタリアの若手ピアニスト・マルテンポがアルカンの名曲とも難曲とも言われる2つの作品を録音しました。

PCL-0039
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
エロルドの主題による華麗なる変奏曲Op.12
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズOp.22
子守歌Op.57、夜想曲嬰ハ短調Op.Posth
カティア・スカナヴィ(P)

録音:1998年6月
Licensed from Pro Piano Records
岡城千歳プロデュースで、ショパン没後150周年記念アルバムとして、Pro PianoレーベルからデていたCDのライセンス発売。ヴァン・クライバーン・コンクールでアルゲリッチに注目され、Lyrinxレーベルから発売されたCDでは勝気で奔放なピアニズムを見せたスカナヴィが、ここでは着実に成長を遂げていることが実感できます。
「子守歌」での弱音の扱いはまさにその象徴で、単にタッチが美しいだけでなく、内面から語りかけ、後半に進むにつれて遠くへ消え去るような遠近感まで作り出すセンスに心奪われます。その静謐をそのまま受け継いで開始する夜想曲でも、音楽の語り掛け方がかつての自己完結的なものでなく、聴き手の心に届くように発せられているので、なんとなく綺麗な演奏として通り過ぎることはありません。
一方、「華麗な大ポロネーズ」で明らかなように、持ち前の豪放なダイナミズムも健在。その推進力と心から歌う術を心得たスカナヴィの芸が見事に凝縮されているのがピアノ・ソナタ!
第1楽章はまさに猛進。その中でもテンポのギアチェンジ加減が絶妙で、力任せの感を与えません。第2楽章へはアタッカで突入するも、これが実に自然。第4楽章の中間部では、結晶化されたピアニッシモの魅力にうっとり。
自身の感性に忠実であり続けながら、じっくりと成熟し続けるスカナヴィの芸風には今後も要注目です!【湧々堂】
PCL-0042
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ユアン・シェン(P)
世界の名だたるコンクールに積極的に参加している中国の若手ピアニストです。ロザリン・テューレックに師事。ショパンなどの作品に定評があるようですが、今回バッハの大作をどういった解釈で弾きこなすか楽しみな一枚です。
PCL-0043
フリードリヒ・グルダ、グレン・グールド:ピアノ曲集
グールド:ピアノソナタ、
ピアノのための2つの小品、
5つの短い小品、
じゃあフーガを書きたいの?(グリュニュク編)
グルダ:プレイ・ピアノ・プレイ
サーシャ・グリュニュク(P)
フリードリヒ・グルダ、グレン・グールドと言えば多くを語る必要がないピアニストですが、彼らは作曲家としても個性的な作品を残しています。ウクライナのピアニスト・サーシャ・グリュニュクは主ににイギリスで勉強し、高い評価を得ています。グリュニュクが特にこだわってとりあげた二人の巨匠の作品集です。
PCL-0044
ロシアの作曲家によるピアノ曲集
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
ラフマニノフ:幻想的小品集Op.3
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタOp.37
アレクサンドル・ギンジン(P)
PCL-0045
ショパン:24の前奏曲Op.28
ピアノ・ソナタ第2番Op.35
ヴォルフラム・シュミット=レオナルディ(P)
ドイツのピアニスト。既にブラームス、シューマン、ラフマニノフといった多数のリリースがあり、いずれも音楽評論誌で高い評価を得ています。ショパンならではの感覚的な美しさを表現した素晴らしいものになっています。
PCL-0046
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集
第4番、第7番、第8番、トッカータOp.11
アミール・テベニキン(P)

録音:2011年12月
PCL-0047
ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲
ピアノ・ソナタ第1番
ズラータ・チェチエヴァ(P)
PCL-0049(3CD)
ショパン:ピアノ曲集
4つのバラード、4つの即興曲
24の前奏曲、20の夜想曲
ユアン・シェン(P)

録音:20010、2011年
※プレイエル・グランド・ピアノ(1845)を使用
PCL-0050(2CD)
ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ:ピアノ曲全集
ピアノソナタ第1番〜第5番、
12の前奏曲
イヴァン・ソコロフ(P)

録音:1995年10月


PCLM-0033(10CD)
セルジオ・フィオレンティーノ/名演奏集
シューマン:幻想曲Op.17
シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番、
 ピアノ・ソナタ第13番/第21番、
 即興曲D.899
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
リスト:バラード第1番/第2番、
 葬送、軽やかさ、森のささやき、
 ピアノ・ソナタ.ロ短調
フランク:前奏曲,フーガと変奏曲、
 前奏曲,コラールとフーガ、
 前奏曲,アリアと終曲/
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第1番/第2番
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番/第2番
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番
バッハ:プレリュードとフーガBWV532、
BWV.552「聖アン」(ブゾーニ編)、
 フランス組曲第5番、
 組曲よりパルティータ第3番BWV1006(ラフマニノフ編)、
 パルティータ第1番、第4番、
 ヴァイオリンソナタ第1番(フィオレンティーノ編)
ドビュッシー:ベルガマスク組曲、他
セルジオ・フィオレンティーノ(P)

録音:1994年〜97年
「彼は私以外の唯一のピアニストである」とアルトゥール・ベネデッティ・ミケランジェリが評したフィオレンティーノの10枚組です。20世紀の天才ピアニストはコンクール入賞などの経歴はないものの独自のスタイルを貫いきました。このボックスはベルリンのシーメンス・ヴィラで4年かけて収録されたものです。 
PCLM-0041(6CD)
フィオレンティーノ(/リスト作品の録音全集
巡礼の年 第1年「スイス」、
ヴェネツィアとナポリ、
パガニーニ大練習曲第2番、
2つの演奏会用練習曲〜「小人の踊り」
ハンガリー狂詩曲〜第2番/第6番/第7番/第10番/第11番/第13番
半音階的大ギャロップ、怒りを込めて、
パガニーニの「鐘」による華麗なる大幻想曲、
メフィストワルツ第1番、
5つのハンガリー民謡、
巡礼の年第2年「イタリア」〜婚礼、
ピアノ協奏曲第1番、第2番、
ウェーバーの華麗なポロネーズ、
愛の夢、ラ・カンパネッラ、
超絶技巧練習曲〜第6番「幻影」、
ハンガリー狂詩曲第8番/第12番/第15番
バラード第1番&第2番
3つの演奏会用練習曲〜「軽やかさ」
ピアノ・ソナタ ロ短調、
2つの演奏会用練習曲〜森のざわめき、詩的で宗教的な調べ
セルジオ・フィオレンティーノ(P)

録音:1958年〜97年
PCL-0046
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集
第4番、第7番、第8番、トッカータOp.11
アミール・テベニキン(P)

録音:2011年12月
PCL-0047
ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲
ピアノ・ソナタ第1番
ズラータ・チェチエヴァ(P)

PCL-0051
アルカン:片手ずつと両手のための3つの大練習曲Op.76
ソナチネOp.61、2つピアノのための小品Op.60「私の大切な自由」「私の大切な束縛」
アレッサンドロ・デリャヴァン(P)
PCL-0052
フランク:ヴァイオリンソナタ(コルトー編曲によるピアノ独奏版)
前奏曲,フーガと変奏曲Op.18、
前奏曲,コラールとフーガ
ドメニコ・コディスポティ(P)
PCL-0053
プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番、第8番
ストラヴィンスキー(G.アゴスティ、A.コルサンティア編):火の鳥
アレクサンダー・コルサンティア(P)
PCL-0054
ラフマニノフ:ピアノ曲集
■トランスクリプション集
バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番〜プレリュード/ガヴォット/ジーグ
シューベルトの「美しき水車小屋の娘」〜「どこへ」、
ビゼーの「アルルの女」第1組曲〜「メヌエット」、
メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」〜「スケルツォ」、
チャイコフスキーの子守歌、
ムソルグスキーの「ソロチンスクの市」〜「ゴパック」、
リムスキー=コルサコフの熊蜂の飛行、
クライスラーの愛の悲しみ、愛の喜び、
ラフマニノフ:ひなぎく、
リラの花、V.R.のポルカ
楽興の時Op.16
アレクサンドル・ギンジン(P)
PCL-0055(2CD)
ラヴェル:ピアノ独奏曲全集 フランソワ・デュモン(P)
PCL-0056
アルカン:ピアノ曲集
短調による12の練習曲Op.39〜第11番「序曲」、
第12番イソップの饗宴」、
悲愴的な様式による3曲Op.15、
ソナチネOp.61
ヴィンチェンツォ・マルテンポ(P)


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