湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Printemps des Arts de Monaco
(モナコ)




※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
PRI-017
ストラヴィンスキー:ヴァイオリンとピアノのための作品集
イタリア組曲/協奏的二重奏曲
ディヴェルティメント
ヴェラ・ノヴァコヴァ(Vn)、
マキ・ベルキン(P)

録音:2014年3月5&6日/ヤコフ・クライツベルク・ルーム(モナコ)
チェコ出身のヴァイオリニスト、ヴェラ・ノヴァコヴァがマキ・ベルキンとストラヴィンスキーのヴァイオリンとピアノのための作品集を録音しました。ノヴァ コヴァはニースPOのコンサートマスターとして活躍し、現在はソリストとしてヨーロッパの音楽祭に出演するなど、活躍の場を広げ ております。 共演のピアニスト、マキ・ベルキンは桐朋学園大学卒業後、モスクワに渡りミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事。モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽 団のピアニストとして活躍したのちソリスト、室内楽奏者として日本をはじめヨーロッパ各国の音楽祭に出演しています。
名手二人が遊び心に満ちたストラヴィンスキーのカラフルな音楽を細部にまで輝きをもって奏でます。 (Ki)
PRI-018
ドビュッシー:ピアノ作品集
ピアノのために/版画
12の練習曲
マリー・ヴェルムラン(P)

録音:2015年5月12-14日/ヤコフ・クライツベルク・ルーム(モナコ)
ラーザリ・ベルマンやロジェ・ムラロに学び、2004年のローマ国際ピアノコンクールにて優勝を果たしたマリー・ヴェルムラン。PARATYレーベルからリリー スしているクララ&ローベルト・シューマン作品集(PARATY 219218)の録音でも知られます。当アルバムではドビュッシーの「ピアノのために」「版画」「12の練習曲」を演奏。何色もの色合いを自由自在に描き出しドビュッシーを奏でております。 (Ki)
PRI-019
ヨハネス・シェールホルン(1962-):アンサンブルのためのアナモルフォーシス「バッハのフーガの技法に基づく8つの楽章」 リミックス・アンサンブル・カーサ・ダ・ムジカ、
ペーター・ルンデル(指)

録音:2016年9月15-17日/カーサ・ダ・ムジカ、第2ルーム(ポルト)
1962年ドイツ生まれの現代作曲家ヨハネス・シェールホルンによるアンサンブルのためのアナモルフォーシス「バッハのフーガの技法に基づく8つの楽章」 を、ポルトを拠点に活躍するリミックス・アンサンブル・カーサ・ダ・ムジカが録音しました。
フーガの技法はバッハ晩年に作曲された未完の作品。卓越した対位法の技術を駆使し、単純な主題を入念かつ複雑に組み合わせることによって究極の構 築性を具現化したこの傑作から着想を得たシェーンホルンが2001年から2004年まで時間をかけ練り上げました。弦楽器、管楽器に加えてピアノ、アコー ディオンも登場するこの作品では楽章ごとに変容していく独自の世界が描かれます。 (Ki)
PRI-023
ミロフラフ・スルンカ(1975-):「Move 03」〜オーケストラのための
フランチェスコ・フィリディ(1973-):「Sullssere Angeli」〜独奏フルートとオーケストラのための
ラモン・ラスカーノ(1968-):「Hondar」〜オーケストラのための
マリオ・カローリ(Fl)
モンテカルロPO、
ピエール=アンドレ・ヴァラド(指)

録音:2017年7月7&8日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
1975年チェコ生まれのミロスラフ・スルンカの「Move 03」は色彩感豊かなオーケストレーションが魅力。1973年イタリア生まれのフランチェスコ・フィリ ディの「Sullssere Angeli」はフルートとオーケストラための作品。通常の演奏法から脱却し、新たなドラマトゥルギーを生み出しております。ラモン・ラスカー ノは1968年バスク地方サン・セバスティアン生まれ。パリ国立音楽院でジュラール・グリゼーに、その後はメシアンの高弟に師事しており、色彩的かつ不思議 な音響効果をうむ作品を数多く作曲しています。現代音楽ながらその美しい音楽が特徴です。
指揮のピエール=アンドレ・ヴァラドは1959年、フランスのコレーズ生まれ。1991年にアンサンブル・クールシルキュイを創設し、2008年1月まで音楽監 督をつとめました。また、2009年から2014年までアテラス・シンフォニエッタ・コペンハーゲンの首席指揮者を、2013年からはアンサンブル・オルケストラ ル・コンタンポランの首席客演指揮者をつとめており、現代作曲家の委嘱作品を数多く演奏しております。
PRI-024
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番(1903-08)
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番(1902-10)
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番(1914)
(4)ヴァイオリン・ソナタ第4番「キャンプの集いの子供の日」(1915)
リアナ・グルジヤ(Vn)、マタン・ポラト(P)

録音:2018年3月31日-4月2日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
ロシア生まれのヴァイオリニスト、リアナ・グルジヤがイスラエルの俊英マタン・ポラトとアイヴスのヴァイオリン・ソナタを録音しました。グルジヤは6歳のと きに神童としてモスクワ・テレビで紹介され話題となり、9歳のときにはオーケストラとの共演で輝かしいデビューを果たしました。その後若い音楽家のための チャイコフスキー国際コンクールをはじめとした数々のコンクールに出場し、華々しい成績をおさめております。ア ウ デ ィ ー テ・レ ー ベ ル か ら リ リ ー ス し て い る ス トラヴィンスキーのアルバム(AU 97697)では圧倒的な技術と洗練された演奏で評価されました。
マタン・ポラトはイスラエルのテルアビブ出身。ピアニスト、作曲家として活躍しています。ジュリアード音楽院修了後、ヴェルビエやザルツブルク、デルフトな ど各地の音楽祭に参加。ソリストとしても、シカゴ響やイスラエル・フィル等と共演をかさね、カーネギー・ホール、ウィグモア・ホールなど、世界各地で活躍。ラ・ フォル・ジュルネ音楽祭でも来日し、知名度を上げております。
アメリカのトラディショナル・ソングなどを自作に取り入れたことでも知られるアイヴス。1903年から1915年まで4つのヴァイオリン・ソナタを残しており、 アイヴスの個性を発揮しております。グルジヤとポラトが魂を込めて演奏しております。
PRI-025
ジョージ・クラム:ピアノ曲集「マクロコスモス」第1巻&第2巻 ステファノス・トモプーロス(P)

録音:2017年12月8、9日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
1929年アメリカ生まれの現代作曲家の巨匠ジョージ・クラム。アイヴス、パウエル、ケージなどのアメリカのピアノ音楽の系譜に属しているといえるクラムの 代表作「マクロコスモス」は全4巻からなるピアノ曲集で、当録音では1972年、1973年に作曲された第1巻、第2巻を収録しております。バルトークの「ミクロコ スモス」、ドビュッシーの前奏曲第1巻、第2巻を想起させるタイトルで、それぞれ星座に基づいた24の幻想曲(各巻12曲)からなります。ピツィカート、ハーモ ニクス、グリッサンドなど内部奏法も多用しており、ピアノの音の可能性を最大に引き出した意欲作です。
演奏のステファノス・トモプーロスはクセナキスのピアノ作品集の録音でも高く評価されている実力派。当演奏でも色彩豊かにして独特な「マクロコスモス」 を見事に演奏しています。 (Ki)
PRI-027
(1)リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
(2)ロイプケ:ピアノ・ソナタ 変ロ短調
ジョスカン・オタル(P)

録音:2018年5月7-9日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
1992年生まれの俊英ピアニスト、ジョスカン・オタルがリストとその弟子ロイプケのソナタを録音しました。 オタルは2010年パリ国立高等音楽院にてアンヌ・クフェレックに師事。その後、リヨン音楽院で研鑽を積みました。現在ソロ活動の傍らフランス国内外の 音楽祭で様々なオーケストラと共演しています。
ドイツのハウスナインドルフ生まれのロイプケは1856年にビューローのすすめでリストに師事するためにワイマールに移ります。その後リストの愛弟子と なるも結核のためわずか24歳で死去しました。リストのソナタはロイプケの作品の影響を示しており、いかにロイプケが才能に満ちていたかを証明しており ます。
PRI-028(2CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
フィリップ・ビアンコーニ(P)、
ミハウ・ネステロヴィチ(指)、
モンテカルロPO

録音:2019年3月27-30日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
ビアンコーニは1960年ニース生まれ。ギャビー・カサドシュ、シモーヌ・デルベール=フェリヴェ(マルグリット・ロンとロベール・カサドシュの弟子)に師事し、 第7回ヴァン・クライバーン国際コンクールで銀メダルを受賞している実力派。1980年代には20代の若さで絶頂期のヘルマン・プライとも多数共演し名声を博 し、その後、ピエール・ランパル、ヤーノシュ・シュタルケル、ゲイリー・ホフマン、ガルネリSQ、ターリヒ四重奏団などとの共演でも知られるピアニスト です。
ビアンコーニの長いキャリアの中でも数少ないピアノ協奏曲の録音。還暦を目前とするビアンコーニが成熟したピアニズムを感じさせる充実の演奏を展開。 室内楽を得意とするビアンコーニらしくネステロヴィチ率いるモンテカルロ・フィルとともにきめ細やかなアンサンブルとともにビアンコーニらしい堂々たる演 奏を披露しております。 (Ki)
PRI-029
ブルーノ・マントヴァーニ(1974‐):作品集
(1)交響曲第1番『l'idee fixe』(2015)
(2)『アブストラクト』〜独奏チェロとオーケストラのための(2017)
パスカル・ロフェ(指)、
モンテカルロPO
(2) マルク・コッペイ(Vc))

録音:(1)2019年5月7&8日ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)(セッション)
(2)2018年4月26日グリマルディ・フォーラム(モナコ)【モンテカルロ・バレエ団の初演ライヴ】
マントヴァーニは1974年、オー=ド=セーヌ県シャティヨン生まれ。ペルピニャン音楽院でピアノ、パーカッション、そしてジャズを学んだのちにパリ国立高 等音楽・舞踊学校にてガイ・ラベルから作曲を、ロラン・キュニオから電子音響音楽を学びました。2010年、36歳という若さで母校のパリ国立高等音楽・舞踊 学校院長に就任しております。現在、フランス政府などから作品の委嘱を受けている期待の作曲家のひとりです。
マントヴァーニははじめての交響曲を作曲するまで20曲以上の管弦楽曲を作曲しており、大規模で壮大な交響曲というジャンルに挑む前から多くの表現 の可能性を探っていました。2015年に作曲した交響曲第1番『l'idee fixe』はベルリオーズの幻想交響曲を形式をなぞらえながら、マントヴァーニ独自の世界 観で作り上げました。
一方、2017年に作曲された独奏チェロとオーケストラのための『アブストラクト』は、モンテカルロ・バレエ団の芸術監督をつとめるジャン=クリストフ・マ イヨーが振付したバレエのために書かれた作品で、バレエ、チェロそしてオーケストラが融合する可能性をエレガントに探った作品で、チェロが旋律を担いな がらオーケストラとの対話を楽しむ意欲作です。当録音は2018年4月26日の初演ライヴを収めました。
チェロの独奏をつとめたマルク・コッペイはストラスブール生まれ。パリ国立高等音楽院で学んだ後、18歳でバッハ国際コンクールにおいて優勝し一 躍世界から注目を集め、その後ソリストとしてはインバル、クリヴィヌ、ギルバート、佐渡裕などの指揮者と共演。室内楽奏者としてのキャリアも充実しており、 ピリス、ベロフ、デュメイ、ムローヴァ、パユなどから厚い信頼を得ております。またイザイSQ(1995年から2000年)のメンバーとして数多くの録音 を残しております。現在はパリの国立高等音楽院で教鞭を執るほか、ザグレブ・ソロイスツ合奏団の芸術監督として活躍の幅をさらに広げており、手兵と共演 したハイドン&C.P.Eバッハのチェロ協奏曲集(AU 97716)では高い評価を得ました。この他、カラビツ(指)ベルリン・ドイツSOとのドヴォルザーク のチェロ協奏曲( (Ki)
PRI-030
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番Op.72
無伴奏チェロ組曲第2番Op.80
無伴奏チェロ組曲第3番Op.87
キャメロン・クロズマン(Vc)

録音:2019年1月2-4日/フィルハーモニー・ド・パリ、第1リハーサル・ルーム(パリ)
若きチェリスト、キャメロン・クロズマン。「偉大な音楽的想像力を持つ成熟したアーティスト」とトロント・コンサート・レビューにて評された新進気鋭の演 奏家で、デビュー盤、プーランク、ドビュッシーのチェロ・ソナタ(ACD2 2787)でも注目されました。当アルバムではブリテンの無伴奏チェロ組曲に挑戦しま した!名手ロストロポーヴィチのために書かれた3つの組曲は高い技術と音楽性が要求される難曲ですが、クロズマンは集中力が途切れることなくブリテン の宇宙を描きます。 (Ki)
PRI-031
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
「大フーガ」 変ロ長調 Op.133
シグヌム四重奏団【フローリアン・ドンダラー(Vn1)、アンネッテ・ヴァルター(Vn2)、サンディ・ファン・デューク(Va)、トーマス・シュミット(Vc)】

録音:2019年3月31日-4月2日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
大フーガはもともと第13番の終曲として作曲、また初演もされましたが、評価は二分したため現在のフィナーレに書き換えました。当演奏では現稿の第13 番の第5、6楽の間に大フーガを配置して演奏。シグヌム四重奏団の精緻なアンサンブルから奏でられる極上を堪能することができます。
当団はアルバン・ベルク四重奏団、アルテミス四重奏団、メロス四重奏団に学び、数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る実力派のSQです。録音 ではバルトーク、ベルク、シュニトケ、ラヴェル、ドビュッシー、スーク、シューベルト、ドヴォルザークなど幅広いレパートリーで高い評価を得ております。 (Ki)
PRI-032(2CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74「ハープ」
弦楽四重奏曲第6 番変ロ長調 Op.18-6
弦楽四重奏曲第8 番ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
パーカー四重奏団【ダニエル・チョン(Vn1)、濱尾健(Vn2)、ジェシカ・バードナ(Va)、キム・ケヒョン(Vc)】

録音:2019年3月18-20日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
同団2005年ボルドー室内楽国際コンクール優勝、2005年コンサート・アーティスト・ギルド・コンペティション1位などの受賞歴をもち、アメリカの新聞各 紙に絶賛され注目を集めている実力派。現在第2ヴァイオリンに濱尾健を迎えて欧米を中心に演奏活動を展開しております。ついに録音したベートーヴェン では溌剌さを携えた演奏を披露。今後の活躍が一層期待される注目盤の登場です。 (Ki)
PRI-034(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
(2)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
[CD 2]
(3)ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
(4)ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
(5)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
※カデンツァ:(1)(2)(3)(5)ベートーヴェン、(4)ブラームス
フランソワ=フレデリック・ギィ(P&指)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

録音:2019年3月14-17日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
名手フランソワ=フレデリック・ギィが2020年のベートーヴェン生誕250周年を記念してベートーヴェンのピアノ協奏曲を再録音しました! ギィといえば生粋のベートーヴェン弾きと知られ、2019年11月、12月に武蔵野市民文化会館にて行われたピアノ・ソナタ全曲演奏会も大成功をお さめ話題となりました。コンサート活動と共に録音も積極的で、ベートーヴェンの作品ではピアノ・ソナタ全集はもちろんのこと、テディ・パパヴラミとの ヴァイオリン・ソナタ全集(EVCD 037)、グザヴィエ・フィリップスとのチェロ・ソナタ全集(EVCD 015)など数多くの録音で高い評価を得ております。 ピアノ協奏曲はフィリップ・ジョルダン(指)ラジオ・フランスOで全5曲を録音(naive / 現在廃盤)しておりますが、待望の再録音ではシンフォ ニア・ヴァルソヴィアとの共演でなんと指揮振りでの演奏です!ベートーヴェンに真摯に向き合うギィが奏でる演奏は音楽に寄り添った精妙な語り口が実に 聴きもの。オーケストラと対話するかのように一音一音大切にした極上の演奏を聴くことができます。ベートーヴェンの記念イヤーにふさわしい話題盤の 登場です。 (Ki)


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