湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Relief
(スイス)



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品番 内容 演奏者
CR-1812
ヴェルディ:「椿姫」のリハーサル アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1946年12月5日
CR-1831
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」リハーサル アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1946年11月4日
CR-1842
ハイドン:交響曲第31番#
交響曲第98番*/セレナード ヘ長調
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1938年10月9日#/1938年1月22日*
CR-1861
ベートーヴェン:交響曲第1番
交響曲第4番*/「フィデリオ」序曲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1939年10月28日/1939年11月4日*
CR-1884
ロッシーニ:序曲集
絹のはしご*/泥棒かささぎ#
ウィリアム・テル+
「ウィリアム・テル」〜第1幕のバレエと第3幕の兵士の踊り**
セビリャの理髪師##/チェネレントラ++
ブルスキーノ氏***セミラーミデ###
セミラーミデ###
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1949年3月5日*/1941年4月12日#/1940年3月16日+/1938年11月19日**/1943年11月21日##/1938年10月22日++/1942年11月8日***/1951年11月17日###
CR-1886
ロシア作品集Vol.1
ドゥジェテール:インターナショナル(旧ソ連国歌)*
グリンカ:ホタ・アラゴネーゼ#
カリンニコフ:交響曲第1番#
リャードフ:キキモラ#
ムソルグスキー:「ホヴァンチシナ」前奏曲+
ルビンシュテイン:ワルツ・カプリス**
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1943年11月7日(*/#)/1953年12月13日+/1940年12月21日**
CR-1887
ロシア作品集Vol.2
チャイコフスキー:テンペスト*
 「ヴォエヴォーダ」序曲#
ボロディン:交響曲第2番+
プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」**
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1944年3月12日*/1941年4月19日#/1938年2月26日+/1951年11月10日**
CR-1888
英国作品集
エルガー:エニグマ変奏曲*
 序奏とアレグロ#
ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲+
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1951年2月17日*/1940年4月20日#/1938年10月15日+
CR-1892
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
交響曲第8番
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1939年
CR-1896(2CD)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」リハーサル アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1949年3月23日
初出音源
CR-1901(2CD)
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 ヘレン・ウェルス(レオノーレ)
ペーター・アンダース(フロレスタン)
ヨーゼフ・メッテルニヒ(ドン・ピッツァロ)
ゴットロープ・フリック(ロッコ)
リザ・オットー(マルツェリーネ)
カール・ワイザー(ヤキーノ)
リュボミール・パンチェフ(ドン・フェルナンド)、他
フェレンツ・フリッチャイ(指)
スイス・ロマンドO

録音:1951年11月6日、ライヴ
フリチャイの「フィデリオ」は1957 年バイエルンとの名盤がありますが、このスイス・ロマンドとの演奏では、従来の重厚な演奏 ではなく明晰さが現れた怜悧な音楽性を見せています。 (Ki)
CR-1902(3CD)
オッフェンバック:喜歌劇「ホフマン物語」(独語歌唱) ルドルフ・ショック(ホフマン)
ヴィルマ・リップ(オランビア)
マルタ・メードル(ジュリエッタ)
エルフリーデ・トレッチェル(アントーニア)、他
オイゲン・シェンケル(指)
ケルン放送O&cho

録音:1950年9月&10月、ケルン
CR-1903(2CD)
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」(独語歌唱) エルフリーデ・トレッチェル(ルサルカ)
ヘルムート・シンドラー(王子)
ゴッドロープ・フリック(水の精)、他
ヨーゼフ・カイルベルト(指)
シュターツカペレ・ドレスデン、
ドレスデン国立歌劇場cho

録音:1948年12月、ドレスデン
CR-1904(2CD)
ロルツィング:喜歌劇「ウンディーネ」 トゥルーデ・アイッペルレ(ウンディーネ)
クリスタ・ルートヴィヒ(ベルタルダ)
カール・フリードリヒ(騎士フーゴ)
フェルディナント・フランツ(キューレボルン)
カール=アレクサンダー・ヘフナー(指)
フランクフルトRSO&cho

録音:1951年 フランクフルト
CR-1905(2CD)
プッチーニ:歌劇「トスカ」(独語歌唱) カルラ・マルティニス(トスカ)
ルドルフ・ショック(カヴァラドッシ)
ヨゼフ・メッテルニヒ(スカルピア)
ホルスト・ギュンター(アンジェロッティ)
クルト・マルシュナー(スポレッタ)
ベンノ・クシェ(堂守)、他
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
ハンブルクNDRSO&cho

録音:1953年
CR-1906(2CD)
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」 テレサ・シュティヒ=ランダル(S;コンスタンツェ)
エミー・ローゼ(S;ブロントヒェン)
ルドルフ・ショック(T;ベルモンテ)
マレー・ディッキー(T;ペドリッロ)
テオドール・ショット(B;オスミン)
マックス・エッカルト(語り;セリム)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)NDRSO
ハンブルク国立歌劇場cho

録音:1954年10月19-20日
CR-1907(2CD)
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」(独語歌唱) シュザンヌ・ダンコ(フィオルディリージ)
イラ・マラニウク(ドラベッラ)
エディト・オラヴェツ(デスピーナ)
ルドルフ・ショック(フェランド)
ホルスト・ギュンター(グリエルモ)
ベンノ・クシェ(アルフォンソ)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
ハンブルクNDRSO&cho

録音:1953年 ハンブルク
初出音源
CR-1908(2CD)
ビゼー:歌劇「カルメン」(独語歌唱) ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(Ms:カルメン)
ルドルフ・ショック(T:ホセ)
エリーザベト・グリュンマー(S:ミカエラ)
ジェイムズ・ピース(Br:エスカミーリオ) 、他
オイゲン・ヨッフム(指)
バイエルンRSO&cho

録音:1954年10月
初発売
CR-1909(2CD)
オーベール:歌劇「フラ・ディアボロ」(独語版) ルドルフ・ショック(フラ・ディアボロ)
ジェイムズ・ピース(コックブルン卿)
ウルズラ・ゾレンコプフ(パメラ)
エルンスト・アウグスト・シュタインホフ(ロレンツォ)
ヴィルマ・リップ(ツェルリーナ) 、他
ヴィルヘルム・シュヒター(指)SO&cho

録音:1954年
CR-1910
モーツァルト:歌劇「魔笛」(抜粋) ゴットロープ・フリック(Bs)、
ルドルフ・ショック(T)、
ヴァレリー・バーク(S)、
ローレ・ヴィスマン(S)、
リタ・シュトライヒ(S)、
ホルスト・ギュンター(Br)、
ハインリヒ・ホルライザー(指)
スイス・ロマンドO、 ジュネーブ大劇場cho
ショックは「リヒャルト・タウバーのあと、ルドルフ・ショックほど人気のあったドイツ語圏のテナーはいない」と言われていました。レパートリーはモーツァルトからワーグナーまでと幅広いものでしたが、「魔笛」のタミーノこそがショックの約40年のキャリアで、最も頻繁に歌った役柄でした。このジュネーブでのライヴ録音が唯一のものです。ショック、37歳の録音ですが、なんと若々しく英雄的なタミーノでしょう!モーツァルトのスタイルに忠実な正統的歌唱でいて、高貴な王子の姿を魅力的に描写しています。 (Ki)
CR-1911(2CD)
トマ:歌劇「ミニョン」(独語歌唱) ヘルタ・テッパー(Ms;ミニョン) 
ルドルフ・ショック(T;ヴィルヘルム・マイスター)
ミミ・ケルツェ(S;フィリーネ)
ゴットロープ・フリック(B;ロターリオ)、他
ペーター・マーク(指)ケルンRSO&cho

録音:1956年12月13日-17日、ケルン
指揮は日本でもおなじみの名匠ペーター・マーク。しかも合唱指揮は、「軍人たち」の作曲家ベルンハルト・ツィンマーマンです。歌手はヘルタ・テッパー、ルドルフ・ショック、ゴットロープ・フリックとかなり豪華。ドイツ語による歌唱で、台詞部分は役者が受け持っています。   (Ki)
CR-1912(2CD)
ロルツィング:歌劇「皇帝と船大工」 ヘルマン・プライ(Br;ピョートル大帝)
ヴィリ・ホフマン(T;ペーター・イワノフ)
クルト・ベーメ(B;ヴァン・ベット)
マックス・プレプストル(B;シンダム卿)他
ヤン・クーツィール(指)バイエルンRSO&cho

録音:1956年 ミュンヘン
ロルツィングの「皇帝と船大工」は、1837年にライプツィヒで初演され、たオペラ。ロシアのピョートル大帝が変装して造船所で働いているが、ロシアから出稼ぎに来ているペーター・イワノフが皇帝に間違われて騒動になる、というようなお話。初演当時大ヒットになり、今日でもドイツでは人気のあるオペラです。皇帝を若き日のヘルマン・プライが歌っています。指揮はなんと作曲家ヤン・クーツィール。※CDの背の片方(表から見て左側)で、品番が「CR1923」と誤表示されています。ご注意ください。   (Ki)
CR-1913(2CD)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」(独語歌唱) エリーザベト・グリュンマー(伯爵夫人)
パウル・シェフラー(伯爵)
ヒルデ・ギューデン(スザンナ)
エーリヒ・クンツ(フィガロ)
アニー・シュレム(ケルビーノ)
リリアン・ベニングセン(マルチェリーナ)
ヴィルヘルム・シルプ(バルトロ)
パウル・クーエン(バジリオ)
ワルター・カセク(クルツィオ)
ギュンター・ヴィルヘルムス(アントーニオ)
ルート・ヴァイケルト(バルバリーナ)
フェレンツ・フリッチャイ(指)
ケルンRSO&cho

録音:1951年5月、ケルン
初出音源
CR-1914(2CD)
アダン:歌劇「もし王様だったら」(独語) フランツ・フェーリンガー(T:ゼフィリス)
オルガ・モル(S:王女ネメア)
クルト・ゲスター(ゴアの王マスール) 、他
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
フランクフルトRSO&cho

録音:1953年
CR-1916(2CD)
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」(独語版) リヒャルト・ホルム(T:ハンス)
エルフリーデ・トレチェル(S:マリー)
ゲオルク・シュテルン(B:ケツァル)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms:アグネス)
カール・エルメンドルフ(指)
ヘッセンRSO&cho

録音:1953年 フランクフルト
「売られた花嫁」はドイツでも人気が高く、ドイツ語訳での上演が当たり前で録音も多数あります。これは1953年のフランクフルトでの放送録音。実力派の歌手に加え、1927 年から15 年間もバイロイトに出演した名指揮者エルメンドルフの、戦後の貴重なオペラ録音でもあります。 (Ki)
CR-1918(2CD)
フロトウ:歌劇「マルタ」 ヴィルマ・リップ(S:レディ・ハリエット)
ヴァルデマール・クメント(T:ライオネル)
ヘティ・プリュマッハー(Ms:ナンシー)
ルドルフ・ヴュンツァー(B:トリスタン・ミクルフォード卿)
クルト・ベーメ(B:プランケット)、他
ハンス・ギールスター(指)ミュンヘンRSO

録音:1955年5月
アリア「夢のように」でおなじみフトロウの「マルタ」。アリアはイタリア語でもいいけれど、全曲はやはりオリジナルのドイツ語で聞きたいもの。ヴィルマ・リップ、ワルデマール・クメント、クルト・ベーメと、強力なキャストが揃っています。 (Ki)
CR-1919(2CD)
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」(独語歌唱)*

■ボーナス・トラック
「アンドレア・シェニエ」(抜粋; 30分)#
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T) 
テオ・バイレ(Bs)
エリーザベト・ヘンゲン(Ms)
ヒルデ・ツァデク(S) 
ルドルフ・モラルト(指)
ウィーン国立歌劇場O&cho

録音:1955年2月26日ウィーン国立歌劇場*/1942年6月25日
CR-1921(2CD)
ヤナーチェク:歌劇「イェヌーファ」(独語版) トゥルーデ・アイッペルレ(S:イェヌーファ)
マルガレーテ・クローゼ(Ms:ブリヤおばさん)
ユリウス・カトーナ(T:シュテヴァ)
ヴィルヘルム・オットー(T:クレメン) 、他
リヒャルト・クラウス(指)
ケルン市立ギュルツェニヒO
ケルン市立歌劇場cho

録音:1949年8月
CR-1922(2CD)
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」(独語版) ヨゼフ・グラインドル(B:フィリップ2世)
オーセ・ノルドモ=レーヴベリ(S:エリザーベト)
リーベロ・デ・ルカ(T:ドン・カルロス)
ダグマール・ヘルマン(A:エボリ)
フーゴ・ハスロ(Br:ロドリーゴ)、他
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
NDRSO&cho
ハンブルクでの放送録音。ドイツの偉大なバス、グラインドルと、バイロイトでも歌ったノルウェイのソプラノ、ノルドモ=レーヴベリ、スイス生まれでパリで活躍したデ・ルカ、スウェーデンのバリトン、ハスロ、ブルノ出身のヘルマンと、意外や多国籍なドイツ語の「ドン・カルロ」。NHK交響楽団の育ての親、シュヒターの引き締まった指揮も良好。 (Ki)
CR-1923(2CD)
グノー:歌劇「ファウスト」(独語歌唱) ペトレ・ムンテアヌー(T)
ロレ・ホフマン(S)
アレクサンダー・ヴェリチュ(B)
ホルスト・ギュンター(Br)、他
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
ハンブルクNWDRSO&cho

録音:1949年11月24日-27日
ルーマニア生まれのテノール、ペトレ・ムンテアヌ(1916−1988)は、1950年代にWestminster社に多くの録音を残したことで日本でもファンの多い歌手です。しかしオペラの録音は極めて少なく、この「ファウスト」は貴重。戦後N響を鍛え直した名匠ヴィルヘルム・シュヒターの逞しい指揮も聞き物です。60年前の録音とは信じられぬ程、かなり良好な録音状態です。   (Ki)
CR-1928
ドニゼッティ:歌劇『リタ』(ドイツ語版) インゲボルク・ハルシュタイン(ソプラノ;リタ)
エルヴィン・ヴォールファールト(テノール;ベッペ)
カ ー ル・クリスティアン・コーン(バリトン;ガスパロ )
ヨーゼフ・シュトローブル(指)
バイエルンRSO

録音:1960年12月7・8日ヘラクレスザール(バイエルン放送、モノラル)
1960年のバイエルン放送録音、ドニゼッティの楽しい一幕物オペラ『リタ』が初めてCD化されます。モノラルながら丁寧なリマスターがなされ十分に満足 できる音質。インゲボルク・ハルシュタイン、エルヴィン・ヴォールファールト、カール・クリスティアン・コーンという豪華なキャストによる初演後100周年の年 の録音。とにかく全開・迫真の歌いっぷりが素晴らしく、コミカルな音楽も相まって凄すぎて思わず笑ってしまうほどの面白さです。
一幕のオペラ・コミック『リタ、または引っぱたかれた夫、または二人の男と一人の女』(1841)はドニゼッティの遺作で、初演は作曲家の死後12年たって 1860年にようやくなされました。物語は3人の登場人物のみで描かれ、それぞれの歌手に均等に見せ場があるようにアリア、二重唱、三重唱が巧みに配置され ています。軽い内容の喜劇ですが音楽の書法は天下一品、ドニゼッティのおいしいところが存分に凝縮されています。オリジナルはフランス語で書かれ、イタリ ア語版も良く上演される人気作。このCDでは指揮者のヨーゼフ・シュトローブルがテキストを起こしたドイツ語版が採用されています。 (Ki)
CR-1929(2CD)
ロッシーニ:泥棒かささぎ&序曲集
(1)歌劇『泥棒かささぎ』(ドイツ語・短縮版)
(2)歌劇『ランスへの旅』序曲*
(3)歌劇『チェネレントラ』序曲*
(4)歌劇『コリントの包囲』序曲*
(5)歌劇『セミラーミデ』序曲*
ヴェルナー・エルンスト(ファブリッツィオ)
コーラ・カンネ=メイエル(ルチーア)
フリッツ・ペーター(ジャンネット)
ロスル・シュヴァイガー(ニネッタ)
アレクサンダー・マルタ(代官)
アルベルト・ファン・ハーステレン(フェルナンド)
ウルズラ・ズッター(ピッポ)
パウル・スパーニ(イザッコ)
フランツ・リンダウアー(ジョルジョ)
スザンヌ・エンツ(かささぎ)
ベルン放送室内cho
ネッロ・サンティ(指)
ベロミュンスター放送O
ネッロ・サンティ(指)バーゼルRSO*

録音:(1)1966年9月4-7日チューリヒ放送スタジオ(モノラル)
(2)1984年5月6日スタッドカジノ・バーゼル(ステレオ)
(3)1985年12月1日スタッドカジノ・バーゼル(ステレオ)
(4)1975年8月18日スタッドカジノ・バーゼル(ステレオ)
ロッシーニの『泥棒かささぎ』は1970年代までは、『トゥーランドット』の補筆でも知られる作曲家ザンドナーイによる版が一般的でした。ザンドナーイ版は、ド イツではカール・シュトゥーベルのドイツ語訳版で大変人気がありました。その版を用いた1966年の演奏を収録。チューリッヒ放送制作による音源です。おまけに サンティが振った序曲を4曲併録。
CR-1930(2CD)
ロッシーニ:歌劇『ひどい誤解』(ドイツ語版)

■ボーナストラック
SRF所蔵のカレーラス、カバリエ他のロッシーニ:オペラ・アリア集(5曲)
クリスティナ・ラキ(エルネスティーナ)
エルヴィラ・ロレンツィ(ロザリア)
モリス・モーガン(ガンベロット)
リヒャルト・ベデル(ブラリッキオ)
ウィリアム・ピリー(エルマンノ)
ギュンター・エルマー(フロンティーノ)
エワルド・ケルナー(指)
ベルン市立SO

録音:1973年6月14日ベルン放送スタジオ(SRF収録)
ロッシーニが19歳で書いた最初期のオペラ作品『ひどい誤解』の、ドイツ語版「MitListzumZiele」初CD化音源です。この録音は1973年にベルン劇場で行われた公演の後に、その流れでドイツ語スイス放送DRS(現SRF)で収録されたもの。SRFに残されているロッシーニのオペラ・アリア音源から5曲をボーナストラックとして併録しています。 (Ki)

CR-2001(2CD)
レハール:喜歌劇「微笑みの国」 ルドルフ・ショック(T)、
ブルーノ・ファルケンベルク(Bs)、
リーザ:エディット・メンツェル(S)、
ヴェルナー・オルセン(T)、
ミー:ゲルティ・クライバー(S)
チャン:ハンス・エッペ(Br)、
エヴァルト・ケルナー(指)
ブラウンシュヴァイク州立劇場O&Cho

録音:1958年5月4日、ライヴ
CR-2003
J・シュトラウス:喜歌劇「ジプシー男爵」 セーナ・ユリナッチ(S:サッフィ)
ペーター・アンダース(T:バリンカイ)
カール・シュミット=ヴァルター(Br:ホモナイ伯爵)
マリアンネ・シュレーダー(Ms:ツィプラ)
ゲオルク・ハン(B:ジュパン)、他
フランツ・マルシャレク(指)ケルンRSO、他

録音:1949年12月
ユリナッチ、アンダース、シュミット=ヴァルターと名歌手が揃った「ジプシー男爵」。しかも指揮は、PHILIPS に大量のオペレッタ抜粋を残した、オペレッタ指揮者フランツ・マルシャレクが指揮ですから、抜群の出来です。 (Ki)
CR-2004(2CD)
レハール:喜歌劇「ジプシーの恋」 リザ・オットー(S;ツォリカ) 
ルドルフ・ショック(T;ヨッシ)
ヨエ・フルトナー(Br;ペーター・ドラゴティン)
ヤン・レーエ(T;ヨネル)
ヤルミラ・クシロヴァ(S;イローナ・フォン・ケレシャツァ)、他
フリート・ヴァルター(指)
RIASヴンターハルトゥングO、
RIAS室内cho

録音:1951年12月15日、16日
レハールの「ジプシーの恋」は、1910年1月8日、カール劇場で初演されたオペレッタ。大地主の娘ツォリカは、ヨネルという裕福な青年と婚約しているが、自由に憧れジプシーのヴァイオリン弾きヨッシと結婚しようとするが…という物語。名作「ルクセンブルク伯爵」とほぼ同時期の作品で、一ヶ月前に初演されたそちらの人気の影に隠れてしまいましたが、エキゾティックな音楽が生きた名作です。リザ・オットーとルドルフ・ショックという名歌手の出演も嬉しいもの。  (Ki)
CR-2005(2CD)
オッフェンバック:喜歌劇『美しきリュレット』(ドイツ語版) フランク・フォルカー、ルッツ・ヤホダ、ヨラ・ジーグル、ヘラ・ヤンセン、ヴィルヘルム・クレム、ヘルムート・シュトルツ、ヘルムート・カファーン
ゴットフリート・カソヴィッツ(指)
ライプツィヒRSO&cho

録音:1958年12月1日/DDR
『美しきリュレット』はオッフェンバック最後のオペレッタで、作曲家の死の年である1880年に完成しました。このアルバムに収録されているのは 1958年のライプツィヒ放送録音、ドイツ語歌唱によるもの。2019年の夏に放送局のアーカイブから発見された音源で、このたび初CD化となります。ボー ナストラックで1965年録音のフランス語版が数曲入っています。 (Ki)
CR-3001(2CD)
ルドルフ・ショック〜生誕90年記念アルバム ルドルフ・ショック(T)

録音:1946-1953年
1940年代から1970年代まで、ワーグナーから映画音楽まで幅広い活躍をした人気テノール、ルドルフ・ショック(1915-1986)の生誕90年を記念するアルバム。未亡人の秘蔵音源からのCD化です。 (Ki)
CR-3003
オペレッタの王国で
カールマン、O.シュトラウス、キュンネケ、レハール、J.シュトラウス、ツェラー、アイスラー,ミレッカー、シュトルツの作品
ペーター・アンダース(T)
アウリッキ・ラウタヴァーラ(S)

録音:1934-1940年
CR-3004
エルナ・ザック〜アリア&歌曲集
ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」
ヴェルディ:「リゴレット」
ドニゼッティ:「ドン・パスクァーレ
プッチーニ:「ボエーム」
フロトウ:「マルタ」
ヘンデル:「セルセ」
レハール:「メリー・ウィドウ」からのアリア、
レーガー:マリアの子守歌
マルクス:マリアの歌
グリーグ:白鳥/ブラームス:子守歌
他(全22曲)
エルナ・ザック(S)
ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
ベルリン・ドイツ・オペラO、他

録音:1934年-1949年
エルナ・ザック(1898−1972)は、1930年代から50年代にかけて活躍した、ドイツのコロラトゥーラ・ソプラノ。「ドイツのナイチンゲール」と称され、全盛期には4点C音を出したという伝説的な人物です。TELEFUNKEN社への商業録音は復刻も多くありますが、このCDにはドイツ帝国放送への歌曲(おそらく磁気録音)や、戦後のDECCA録音といった貴重な音源を多く含んでいます。  (Ki)
CR-3007
カール・テルカル/アリア集
キーンツル:「福音伝道者」
マイヤベーア:「ユグノー」
モーツァルト:「魔笛」
オッフェンバック:「ホフマン物語」
プッチーニ:「マノン・レスコー」,「ボエーム」,
 「トスカ」,「トゥーランドット」
ヴェルディ:「リゴレット」,「トラヴィアータ」
ワーグナー:「リエンツィ」、
 さまよえるオランダ人」からのアリア,場面
カール・テルカル(T)
リヒャルト・ミュラー=ランペルツ(指)ハンブルク国立PO
クレメンス・クラウス(指)バイエルン国立歌劇場O
ヴィルヘルム・シュヒター(指)北西ドイツRSO
エメリヒ・ズモラ(指)南西ドイツRSO
マリオ・ロッシ(指)ケルンRSOほか

録音:1951-1957年
カール・テルカル(1919−1996)はウィーン生まれのテノール。若い頃は家具職人として働いたり、兵役についたりと苦労し、デビューは30歳を過ぎた1950年という遅咲き。しかしウィーン国立歌劇場を中心に、リリックテノールとして、オペレッタ歌手として、また後年は名脇役として、息の長い活動をしました。このCDには1950年代の瑞々しい歌声が集められています。 (Ki)
CR-3010(2CD)
ルドルフ・ショック
(1)シューベルト:竪琴に Op.56-2 / 夜と夢 Op.43-2 / さすらい人が月に寄せて Op.80 / 水の上で歌う Op.72
シューマン:献呈 Op.25-1 / ミルテの花 Op.25-7, Op.25-3
ブラームス:五月の夜 Op.43-2 / 日曜日 Op.47-3 / 野の寂しさ Op.86-2 / 帰郷 Op.7-6
ヴォルフ:隠棲 / 庭師 / アナクレオンの墓 / 盟友 / 郷愁
(2)シューマン:詩人の恋 Op.48(全16曲)
(3)モーツァルト:夕べの想い / クローエに / 春への憧れ
シューベルト:夕映えに / ミューズの息子 Op.92-1 / セレナーデ
ヴォルフ:職人の歌 / 秘めた愛 / 楽師 / ヴァイラの歌 / 鼠捕りの男
R.シュトラウス:森のしあわせ Op.49-1 / 若者の誓い Op.49-6 / 夜 Op.10-3 / ああ、不幸な私 Op.21-4
(4)R.シュトラウス:なつかしい面影 Op.48-1 / セレナード Op.17-2 / たそがれの夢 Op.29-1 /ひそやかな誘い Op.27-3/ あした Op.27-4 / 万霊節 Op.10-8 / 私の愛をだれに Op.32-1 / 献呈 Op.10-1
ルドルフ・ショック(T)
アドルフ・ストーチ(P)
(4)ヴィルヘルム・シュヒター(指)大オペレッタO

録音:(1)(3)1959年6・9月(ステレオ)、(2)1957年1月20・23日(モノラル)、(4)1957年11月29日・12月1日(ステレオ)
ドイツの名歌手、ルドルフ・ショック(1915-1986)の残したエレクトローラ、EMI録音からの復刻。自らの実力を大いに発揮した古典的プログラム で聴く者を虜にします。N響の常任指揮者としても名を知られる名匠シュヒターとの共演も収録。 (Ki)

CR-5001(2CD)
ケルン歌劇場の50年

(1)J.シュトラウス:「ジプシー男爵」から

(2)コダーイ:「糸紡ぎ」から

(3)ロルツィング:「刀鍛冶」から

(4)トマ:「ハムレット」から

(5)シャブリエ:「教育欠如」から

(6)ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」から

(7)ワーグナー:「神々の黄昏」から

(8)オッフェンバック:「ホフマン物語」から

(9)マイヤール:「隠者の鐘」(「村の龍騎兵」の独語版)から

(10)ヘンデル:「タメルラーノ」から(原語歌唱)

(11)オスカー・シュトラウス:「愉快なニーベルンゲン」から

(12)キーンツル:「聖書説教師(エヴァンゲリマン)」から

(13)J.シュトラウス:「ヴェネツィアの一夜」から

(14)プッチーニ:「マノン・レスコー」から(原語歌唱)

(15)R.シュトラウス:「サロメ」から

(16)モーツァルト:「ティートの慈悲」から(原語歌唱)

(17)シューマン:「ゲノフェーファ」から

(18)スメタナ:「キス」から(原語歌唱)

(19)ドヴォルザーク:「ルサルカ」から

(20)スメタナ:「売られた花嫁」から

(21)ヴェルディ:「マクベス」から

(22)チャイコフスキー:「スペードの女王」から

(23)グノー:「ザモラの貢ぎ物」から(原語歌唱)

(24)フロトウ:「マルタ」から

(25)ドスタル:「最愛の人」から

(26)モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」から(原語歌唱)

(27)モーツァルト:「後宮からの逃走」から

(28)ハイドン:「フィレモンとバウシス」から
(29)ボロディン:「イーゴリ公」から

(30)オッフェンバック:「ホフマン物語」から

(31)ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」から
(1)アニー・シュレム(S)
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)ケルンRSO
録音:1951年12月(モノラル)
(2)ハイナー・ホルン(Br)
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)ケルンRSO
録音:1965年12月(ステレオ)
(3)ケーテ・メラー=ジーパーマン(S)
フランツ・マルシャレク(指)ケルン放送O
録音:1953年6月(モノラル)
(4)フランス・アンダーソン(Br)
フランツ・マルシャレク(指)ケルンRSO
録音:1961年12月(モノラル)
(5)リタ・バルトス(S)、ゴントラン・フェリ・グルーバー(T)
フランツ・マルシャレク(指)ケルン放送O
録音:1965年1月(モノラル)
(6)ヘルマン・プライ(Br)、ベンノ・クッシェ(Bs)
マリオ・ロッシ(指)ケルンRSO
録音:1959年2月(モノラル)
(7)ゲルト・ニーンシュテット(Bs)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
ケルン・ギュルツェニヒO,ケルン歌劇場cho
録音:1963年11月(モノラル)
(8)ルドルフ・ショック(T)
オイゲン・シェンカー(指)ケルンRSO
ケルン放送cho
録音:1950年9月(モノラル)
(9)リゼロッテ・ハンマース(S)
クルト・クレーマー(指)ケルン放送O
録音:1970年6月(ステレオ)
(10)ヘレン・ドナート(S)
フェルディナント・ライトナー(指)
録音:1966年3月(ステレオ)
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」から
エディト・マティス(S)
リヒャルト・クラウス(指)ケルンRSO
録音:1961年3月(モノラル)
(11)アルベルト・ヴァイケンマイヤー(T)
フランツ・マルシャレク(指)ケルン放送O
録音:1953年10月(モノラル)
(12)ヴァルブルガ・ヴェーグナー(S)
ヘルムート・クレプス(T)
ヘルマン・ハーゲシュテット(指)
ヘルマン・ハーゲシュテットO
録音:1954年9月(モノラル)
(13)エディト・ケルテス=ガブリ(S)
クルト・クレーマー(指)ケルン放送O
録音:1978年2月(ステレオ)
(14)ロベルト・イロスファルヴィ(T)
アルベルト・エレーデ(指)ケルンRSO
録音:1967年7月(ステレオ)
(15)フェリシア・ウェザーズ(S)
イシュトヴァーン・ケルテス(指)
ケルン・ギュルツェニヒO
録音:1965年9月(モノラル)
(16)ヴェルナー・ホルヴェーク(T)
ジョン・プリッチャード(指)
ケルン・ギュルツェニヒO
録音:1978年5月(ステレオ)
(17)ルチア・ポップ(S)
マルティン・メルツァー(指)ケルンRSO
録音:1976年12月(ステレオ)
(18ルチア・ポップ(S)
マルティン・メルツァー(指)ケルンRSO
録音:1976年12月(ステレオ)
(19)マンフレート・シュミット(T)
ロベルト・ヴォルフ(指)
フィルハーモニア・フンガリカ
録音:1969年9月(ステレオ)
(20)アニー・シュレム(S)
ラースロー・ショモジ(指)ケルンRSO
録音:1958年11月(モノラル)
(21)ヘルベルト・シャハトシュナイダー(T)
マリオ・ロッシ(指)ケルンRSO
録音:1963年2月(モノラル)
(22)ヴォルフガング・アンハイサー(Br)
ラルフ・ヴァイケルト(指)ケルンRSO
録音:1970年2月(ステレオ)
(23)イルゼ・グラマツキ(A)
マルティン・メルツァー(指)ケルンRSO
録音:1976年12月(ステレオ)
(24)ヘルマン・ヴィンクラー(T)
クルト・クレーマー(指)ケルン放送O
録音:1968年2月(ステレオ)
(25)ゲルリンデ・ローレンツ(S)
クルト・クレーマー(指)ケルン放送O
録音:1971年9月(ステレオ)
(26)デイヴィッド・キューブラー(T)
ジョン・プリッチャード(指)ケルン・ギュルツェニヒO
録音:1978年5月(ステレオ)
(27)マルティン・フィンケ(T)
ウルリヒ・ヴェーダー(指)ケルン・ギュルツェニヒO
録音:1978年5月(ステレオ)
(28)ゲオルギーネ・レシック(S)、ヨゼフ・プロチュカ(T)
ギュンター・ケール(指)マインツ室内O
録音:1982年2月(ステレオ)
(29)クラウディオ・ニコライ(Br)
ヤーノシュ・クルカ(指)北西ドイツPO
録音:1983年1月(ステレオ)
(30エッダ・モーザー(S)
ジョン・プリッチャード(指)ケルン・ギュルツェニヒO
ケルン歌劇場cho
録音:1980年10月(ステレオ)
(31)エディト・マティス(S)
リヒャルト・クラウス(指)ケルンRSO
録音:1961年3月(モノラル)
ドイツを代表する歌劇場の一つ、ケルン歌劇場は、1957年に現在のモダンな建物に移りました。このCDはそれから50年を記念して、ケルン放送局に残る貴重な録音を集めたもの(ただし大半は歌劇場のライヴではなく、放送局での録音と思われます)。名歌手や名指揮者の貴重な録音がたくさん含まれています。注目はクナッパーツブッシュ指揮の「ジプシー男爵」。これは完全な初出音源。ついでサヴァリッシュ指揮の「神々の黄昏」から。ケルン歌劇場でのサヴァリッシュの録音は少なく、これは貴重。さらにクリストフ・フォン・ドホナーニや、フェルディナント・ライトナー、マリオ・ロッシなどの名指揮者が多数。歌手では、ヘルマン・プライ、ルチア・ポップ、エディト・マティス、エッダ・モーザーなどの人気歌手から、残された録音の少ない貴重な実力派まで多数。放送局の蔵出し音源だけに、音質も上々。
※ドイツ語以外のオペラでも歌唱は基本的にドイツ語です。原語で歌われているものは「原語歌唱」と表示しています。ケルン放送交響楽団(現在のケルンWDR放送交響楽団)とケルン放送管弦楽団(現在のケルンWDR放送管弦楽団)は別団体です。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団はケルン歌劇場のピットに入るオーケストラで、これらの録音は歌劇場でのライヴ録音と思われます。   (Ki)
CR-8001(2CD)
ヘンデル:「メサイア」(ドイツ語歌唱) アニー・シュレム(S)、
ロレ・フィッシャー(A)、
ルドルフ・ショック(T)、
クルト・ベーメ(Bs)、
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
ケルンRSO,ケルンNWDR合唱団,
ハンブルクNWDR合唱団

録音:1953年12月6日
ハンス・シュミット=イッセルシュテットが指揮したヘンデルの「メサイア」全曲、初出です。S-Iらしい、誠実な音楽作りが「メサイア」にピタリとあっています。しかもアニー・シュレム、ロレ・フィッシャー、ルドルフ・ショック、クルト・ベーメと、1950年代の名歌手四人が参加しています。   (Ki)
CR-8002
オネゲル:交響的詩篇「ダビデ王」(ドイツ語歌唱) エルフリーデ・トレチェル(S)、
ロレ・フィッシャー(A)、
ワルター・ルートヴィヒ(T)、
ジークマール・シュナイダー(Bs)、
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS響,
RIAS室内cho,
聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊

録音:1952年9月29日,10月1日
フリッチャイ指揮のオネゲル「ダビデ王」は、放送録音の存在は知られていたものの、今回初めて音盤化されます。ノーツによると、フリッチャイは1952年9月のベルリン祝祭週間でこの作品を2回上演、その直後にRIASのために放送録音を行ったそうです。若き日のフリッチャイらしいピリリとした味が作品にピタリです。改訂稿を使用し、歌詞と台詞はドイツ語訳を用いています。   (Ki)
CR-8004
ヴェルディ:レクイエム レオンティン・プライス(S)
フィオレンツァ・コッソット(Ms)
カルロ・ベルゴンツィ(T)
ニコラ・ザッカリア(Bs)
ミラノ・スカラ座O&cho
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)

録音:1964年9月25日モスクワ、ボリショイ劇場、ライヴ(モノラル)
ミラノ・スカラ座は、1964年9月冷戦の最中、モスクワのボリショイ劇場で引越し公演を行いました。この演奏旅行に際してスカラ座は万全の体制で 挑んでいます。歌手はミレッラ・フレーニ、レナータ・スコット、レオティン・プライス、カルロ・ベルゴンツィといった面々さらにカラヤンも同行し、西 側の文化特使としての存在感をみせました。
カラヤンはこの引越し公演で、プッチーニの「ラ・ボエーム」を4回とヴェルディの「レクイエム」を2回振っています。本アルバムは、9月23日、 25日の2日間行われたヴェルディの「レクイエム」から25日の公演が収録されています。両日ともキャストはほぼ同じですが、バスを担当するのが23 日はニコライ・ギャウロフ、25日はニコラ・ザッカリアが登場しています。1964年モスクワ公演としては他の演目でもいくつかCD発売されているもの もありますし、ヴェルディの「レクイエム」に関しては、23日の公演の記録としてや非正規盤として発売されていたこともあったようです。
カラヤンは1935年27歳の時に、当時音楽監督を務めていたアーヘン市立歌劇場とヴェルディの「レクイエム」を取り上げて以降、ベルリン・フィル との最後の演奏会となった1989年のザルツブルク復活祭音楽祭に至るまで、幾度となく演奏している得意のレパートリーです。カラヤンとしても非常に 力の入った演奏で、西側の文化的地位を誇示する重要な公演で取り上げるのも頷けます。またアメリカ人ソプラノ歌手レオンティン・プライスのソロも圧 巻です。そして、このアルバムは、2014年7月25日に90歳で亡くなった、往年の名テノール、カルロ・ベルゴンツィの追悼として発売されています。 ベルゴンツィはカラヤンとの共演も数多く、本ディスクはベルゴンツィを偲ぶには絶好の盤と言えるでしょう。


CR-210307(6CD)
チャイコフスキー:交響曲&管弦楽曲集
交響曲第1番「冬の日の幻想」
交響曲第2番ハ短調「小ロシア」
交響曲第3番ニ長調「ポーランド」
夜想曲Op.19-4
劇付随音楽「雪娘」(抜粋)
交響曲第4番(CD初出音源:2009年ウィーン)
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
交響曲「マンフレッド」Op.58
幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
ヴォエヴォーダ(地方長官)(抜粋)
交響曲第5番(CD初出音源:2009年ウィーン)
交響的幻想曲「テンペスト」Op.18
交響曲第6番「悲愴」(CD初出音源:2009年ウィーン)
序曲「スペードの女王」Op.68 &「イオランタ」Op.69
幻想序曲「ハムレット」Op.97
ウラジミール・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO

録音:1998年、1999年、2004年
1974年の就任から音楽監督、首席指揮者としてモスクワ放送チャイコフスキー交響楽団を40年率いてきたウラジミール・フェドセーエフ。このBOXセッ トは、1998年、1999年に録音されたチャイコフスキーの交響曲、及び管弦楽曲をまとめたものですが、交響曲第4、5、6番は、既発のCD音源ではなく、 2009年ウィーンのムジークフェラインザールで行われた公演の録音です。フェドセーエフは何度となく、モスクワ放送響とチャイコフスキーの交響曲を演 奏・録音していますが、常にオケの統制を取りながらも、正にロシア的な味わいを感じさせてくれます。 (Ki)
CR-210312(4CD)
グラズノフ:交響曲全集
第1番ホ長調「スラヴ」Op.5/第2番嬰ヘ短調Op.16/第3番ニ長調Op.33/第4番変ホ長調Op.48/第5番変ロ長調Op.55/第6番ハ短調Op.58/第7番ヘ長調Op.77/第8番変ホ長調Op.83
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1974-82 年(ライヴ)
フェドセーエフのグラズノフの交響曲には同時期1976-79 年のセッション録音がありますが、これは全く別の初出コンサート・ライヴ。当時のモスクワ 放送響の凄さは現在からは想像もできないレベルで、ライヴでも完璧。ロシア的というよりはソ連的味わいがしますが、1970 年代のソ連のオーケストラ の底力を堪能させてくれます。 グラズノフの交響曲は全8曲いずれも規模が大きく、内容も変化に富んで聴き応え満点。とは言っても晦渋なものではなく、メロディ・メーカーのグラ ズノフならではの甘くチャーミングなメロディにあふれ、またどれもがバレエ音楽的な極彩色の夢幻性と流れるようなスピード感で楽しさ満点。また、フェ ドセーエフの解釈は、同じく全集を録音しているロジェストヴェンスキーやスヴェトラーノフと比べ若々しく、またセッション録音より自由さに満ちています。 (Ki)
CR-210313
アルフォンス・カール・ツヴィッカー(1952-):室内楽作品集
(1)秘密(Secretum)〜チェロとコントラバスのための(2006/2007)
(2)われは喜びて十字架を負わん(Komm o Tod des Schlafes Bruder) (2007)
(3)共感(Empathie)〜チェロ、ソプラノとシュプレヒシュティンメ(2001/2002)
シルヴィア・ルイーズ・デンク(声)
ルース・ハルトマン(S)
フレデリック・ダヴェーリオ(アコーディオン)
ゲルハルト・オエティカ(Vc)
モナ・ソンム(Ms)
シャルロッテ・テシュー(Cb)(Cb)
デボラ・ウォーカー(Vc)
録音:(1)2011年2月(2)2010年10月(3)2010年9月、サンクト・ガレン、スイス
スイス、サンクト・ガレンに生まれた作曲家アルフォンス・カール・ツヴィッカー。彼は特にオペラや声楽作品を中心に作曲しており、音楽、言語、舞 台の可能性を追求しています。意欲的な作品を次々発表するツヴィッカー、このアルバムでは室内楽作品を収録しています。 古代中国の「易経」の「八卦」に基づいた作品「秘密(Secretum)」。3500年前に完成したとされる「易経」。古代中国人が天地自然を注意深く洞察し その基礎をつくりました。天(乾ケン)・沢(兌ダ)・火(離リ)・雷(震シン)・風(巽ソン)・水(坎カン)・山(艮ゴン)・地(坤コン)の8つの要素 がこの世を支配すると考え、自然は8つのシンボルに分けられました。ツヴィッカーはこの8つの要素に音楽を与え、その神秘に迫っています。 ドイツ出身の詩人エルゼ・ラスカー=シューラーへのオマージュとして作曲された共感(Empathie)。シュプレヒシュティンメのテキストはフランツ・マルク が刊行した「青騎士」から引用しています。 (Ki)
CR-210314
アルフォンス・カール・ツヴィッカー:室内楽曲U
耳の思い出(全3曲) (2011/2)
ミルリトンナデス(全17曲)(2007)
アラン・パスキエ(指)
ヌーヴェル・アンサンブル・コンタンポラン
モナ・ソンム(Ms)

録音:2010、11年
アルフォンス・カール・ツヴィッカー(1952-)はスイスの現代作曲家。伝統的な前衛というようりはノイズ系で、面白い音世界を創り上げています。当アルバ ムの2篇はパスキエとソンムのために書かれたもの。後者はAからQまで13曲から成る声楽作品。 (Ki)

CR-891008
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲
ユヴァール・トリオ
CR-900012
アレンスキー:ピアノ三重奏曲
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲
ユヴァール・トリオ
CR-911013
ヘルマン・シェルヘン:弦楽四重奏曲 エラートSQ
CR-991093
ラフマニノフ:歌劇「アレコ」 エギルス・シリンズ(Brアレコ)
マリア・ガヴリーロワ(Sゼムフィーラ)
アレキサンドラ・ドゥルスネワ(Msジプシーの老婆)
アンドレイ・ドゥナエフ(T若いジプシー)
ほか
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)モスクワ放送チャイコフスキーSO

録音:2006年11月4日
「アレコ」は、ラフマニノフがモスクワ音楽院の卒業作品として作曲したもので、当時まだ19歳でした。原作はプーシキンの散文詩「ジプシー」。物語の舞台は南ベッサラビア(現在のモルドバ共和国南部)。文明生活に飽き飽きした青年アレコは、ジプシーの集団に身を投じ、ゼムフィーラを妻にした。しかし自由を愛する彼女は、若いジプシーと浮気をしている。アレコはゼムフィーラの愛を取り戻そうとするが、ついに嫉妬のあまり若いジプシーとゼムフィーラを刺し殺してしまう。ゼムフィーラの父はアレコを追放し、アレコはすべてを失ったことを嘆く。自由なジプシーに憧れながらも、旧態の社会観を捨てられないアレコの破滅を描いた物語です。この録音は、先日の来日公演が大成功に終わったフェドセーエフとモスクワ放送チャイコフスキー交響楽団による充実した演奏。チャイコフスキーも絶賛したという若きラフマニノフの豊かなロマンティシズムがフェドセーエフによって見事に引き出されています。アレコを歌うエギルス・シリンズは、1961年リトアニアのリガ出身のバリトン。ウィーン、ベルリンなどドイツ語圏で幅広く活躍しています。マリア・ガヴリーロワはロシアのソプラノ、暗くドラマティックな声が魅力です。 (Ki)
CR-911035(2CD)
カルロ・ベルゴンツィ/1991年ライヴ
ヴェルディ:ストルネッロ
 墓に近寄るな/乾杯
 マリンコニーア
 だがやはり満たしておくれ
シューベルト:(曲目不詳)
ガスタルドン:禁じられた音楽
ヴェルディ:エルナーニ〜芝生に光る露のごとく
カッチーニ:アマリッリ
ロッシーニ:タランテッラ
ドニゼッティ:私は家を立てたい
愛の妙薬〜一粒の涙
トスティ:もう君を愛さない/最後の歌
チレア:アルルの女〜フェデリーコの嘆き
ナルデッラ:(曲目不詳)
ヴェルディ:ルイザ・ミラー〜夜が静まったとき
ボーイト:メフィストフェレ〜地の果てに近づいた
デ・クルティス:私を忘れないで
ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
ヴェルディ:ロンバルディ〜私の喜びは呼び覚ます
ディ・キアーラ:スペインの女
カルロ・ベルゴンツィ(T)

録音:1991年9月30日、ライヴ
CR-991044(2CD)
チャイコフスキー:歌劇「五月の夜」 独唱者たち
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1974年
CR-991045
チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」
「雪娘」より
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1998年
CR-991046
チャイコフスキー:交響曲第4番
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1998年
CR-991047
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
映画音楽「馬ばえ」〜ロマンス
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1998年
CR-991048
リスト:交響詩「オルフェウス」ハ長調Op.50*
ワーグナー:「ニーベルングの指輪」より#
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番+
シューベルト:交響曲第2番**
ヴィクトル・ガルキン(Hrn)+
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1974年*/1978年#/1983年+/1991年**
CR-991049(3CD)
リムスキー=コルサコフ:歌劇「雪娘」 独唱者たち
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1975年
CR-991050
チャイコフスキー:交響曲第3番ニ長調Op.29
幻想序曲「ハムレット」Op.67
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1999年
CR-991051
チャイコフスキー:交響曲第5番
ロメオとジュリエットのデュエット(未完のオペラより) 、
歌劇「スペードの女王」〜3曲
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO
独唱者たち

録音:1998年/1999年
1981年盤のスタイルをさらに高密度化し、強弱対比、テンポの変動、ニュアンスの陰影、オケの気迫、全ての点で、フェドセーエフの最良のエキスを出し尽くした驚愕の名演です!「チャイコフスキー記念」という名を冠しているだけに、このコンビのチャイコフスキー演奏の自信と確信は、どの曲を聴いても並大抵のものではないですが、それを知っていても、この演奏の白熱ぶりは、にわかに信じ難いほどです。特に、前回の録音で弱かったティンパニが、この録音では、センス満点の最強打で絶妙な効果を誇示し続け、第2楽章の最高潮点、終楽章の主部突入、運命動機がマーチ風に斉奏する部分、そしてコーダと、ここはというポイントでの激烈な轟きは空前絶後!同じ強打でも、テミルカーノフ&レニングラード盤の叩きっ放し状態とは、まるで次元が異なります。いかにもロシア的な色彩と、フェドセーエフ独自の洗練されたフレージングセンスの巧妙なブレンド感もますます全開!このコンビによる完熟の妙技を味わう上でも、男性的な造型を志向したチャイ5の最右翼を体感する意味でも、オーケストラ・ファンなら、知らないでは済まされません!【湧々堂】
CR-991052
シベリウス:交響詩「伝説」Op.9
交響的序曲「カレリア」Op.10
ヴァイオリン協奏曲*
ヴィクトル・トレチャコフ(Vn)*
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1999年
CR-991053
スヴィリドフ:悲愴オラトリオ(1959)
ヴァレリー・ガヴリリン(1939-1999):交響組曲「A House on the Road」
独唱者たち
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1979年/1985年
CR-991054(2CD)
チャイコフスキー:歌劇「小さな靴」 独唱者たち
ウラディミール・ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1974年
CR-991055
チャイコフスキー:交響曲第2番
組曲「眠りの森の美女」(フェドセーエフ編)
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1999年
CR-991056
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1999年
CR-991057
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
モーツァルト:交響曲第40番
 協奏交響曲 変ホ長調K.anh.9
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1999年
CR-991058
フレンニコフ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
ヴァイオリン協奏曲第2番#
ピアノ協奏曲第2番+
ピアノ協奏曲第3番**
ワディム・レーピン(Vn)*
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)#
エフゲニー・キーシン(P)+
ティホン・フレンニコフ(P)**
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1988年
CR-991059(2CD)
ダルゴムイジスキー:歌劇「ルサルカ」 コンスタンチン・プルシュニコフ:王子
ニーナ・チェレンチェワ:王女
アレクサンドル・ヴェデルニコフ:水車小屋の主
ナターリャ・ミハイロワ:ナターシャ
ガリーナ・ピサレンコ:オリガ/、他
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1983年
CR-991060
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
歌劇「ヴォエヴォーダ」〜序曲/娘たちの踊り
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1999年
CR-991061
チャイコフスキー:交響曲「マンフレッド」
交響幻想曲「テンペスト」
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1999年
CR-991062
ラフマニノフ:交響曲第2番
スケルツォ ニ短調/ヴォカリーズ
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1999年
CR-991063
ブルックナー:交響曲第8番(1887年版/第1稿) ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1999年
CR-991064
ミハイル・コロンタイ(1952-):ヴィオラ協奏曲
ボリス・チャイコフスキー:弦楽合奏の為のシンフォニエッタ
主題と8つの変奏
ユーリー・バシュメット(Va)
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1986年
CR-991065
ボリス・チャイコフスキー:チェロ協奏曲*
ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調#
チャイコフスキー:夜想曲+
 カプリッチョ風小品+
ヴィクトール・シモン(Vc)
ウラディミール・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO

録音:1978年2月*/1983年5月#/1987年1月+
CR-991067(3CD)
チャイコフスキー:歌劇「スペードの女王」 ドミトリー・ホロストフスキー(エレツキー公爵)
イリーナ・アルヒポーワ(伯爵夫人)
ヴィターリ・タランチェンコ(ゲルマン)、他
ウラディミール・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO、
ユルロフ記念国立アカデミー・ロシア共和国cho、他

録音:1989年12月25日、モスクワ音楽院ライヴ(演奏会形式)
CR-991068
マーラー:交響曲第1番「巨人」*
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死+
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO

録音:2000年6月、2001年1月*/1999年12月+
CR-991069
マーラー:交響曲第2番「復活」 エレナ・ヴォズネセンスカヤ(S)
ダグマル・ぺツコヴァー(A)
ヴラジーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO
モスクワ室内cho

録音:2002年2月6-12日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
CR-991070
マーラー:交響曲第5番 ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO

録音:2000年8月30日、9月2日&3日、モスクワ音楽院大ホール
CR-991071
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO

録音:2001年5月25日-31日
CR-991072
マーラー:交響曲第9番ニ長調 ヴラジーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO

録音:2002年12月5-7日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
CR-991073(2CD)
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」Op.71
チャイコフスキー(フェドセーエフ編):「眠れる森の美女」〜大組曲
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO

録音:2003年&1999年
CR-991074(2CD)
チャイコフスキー:歌劇「イオランタ」 オルガ・ミクテンコ(S:イオランタ)
ベンノ・ショルム(B:レネ王)
アンドレイ・グリゴリエフ(Br:ロベルト)
ピョートル・ベッチャーラ(T:ヴォデモン)
ウラジーミル・クラソフ(B:エブン=ハキア) 、他
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO
モスクワ室内cho

録音:2002年3月13日、モスクワ音楽院大ホール
CR-991076
ボリス・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲*
イギリス主題によるカプリッチョ+
青年時代(ドストエフスキーの小説に基づく音詩)#
ボリス・チャイコフスキー(P)
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO

録音:1980年*/1989年+/1985年 ライヴ#
ショスタコーヴィチの愛弟子で、近年シャンドス等から録音が続いて再評価著しいボリス・チャイコフスキー (1925-1996)。彼の音楽はショスタコーヴィチゆずりのシニカルな新古典的作風が特徴です。彼はピアノをオボーリンに師事した名手で、自作のピアノ協奏曲ではたいへんなヴィルトゥオーゾぶりを伺うことができます。 (Ki)
CR-991077
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番*
交響曲第3番調「メーデー」*
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO、他

録音:2004年8月21日*、2003年5月20日+、ライヴ
ショスタコーヴィチの交響曲中、最も演奏頻度の低い第3番。フェドセーエフにとっても初めての録音のはず。合唱付で、当局御用達的な内容ですが、フェドセーエフの演奏だと非常に面白く聴くことができます。 (Ki)

CR-991078
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調Op.43 ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ(旧モスクワ放送響)

録音:2004年12月6日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
音の非常に多いフェドセーエフですが、意外にもショスタコーヴィチは交響曲第5番を除くとほとんどない状態でした。Reliefレーベルはライヴ音源に よるフェドセーエフのショスタコーヴィチ交響曲を整備し、第1、3、7、8、10、13番をすでにリリースしています。今回待望の第4番が登場となります。歌劇「ム ツェンスクのマクベス夫人」やバレエ「明るい小川」が激しく批判されていた1935-6年の作で、ショスタコーヴィチの交響曲のなかでもとりわけ尖った内容で 知られる問題作。
60分を超える演奏時間、器楽だけで130人以上の奏者を要するマーラーばりの大作で、しばしば驚くべき音圧で襲いかかります。音楽も悲壮的なシリアス さから軽妙でふざけているかのような部分まで、ショスタコーヴィチの素顔がすべて含まれており、彼の最高傑作とみなす向きも少なくありません。 フェドセーエフはチャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ(旧モスクワ放送響)の能力を完全に活かし、ソ連の伝統の解釈を聞かせてくれます。巨大な 楽器編成と特異な内容うえあまり演奏されない不遇の傑作、新たな名盤が登場です。 (Ki)
CR-991079
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO

録音:2004年12月6日、ライヴ
フェドセーエフ最新の「レニングラード」。彼ならではの颯爽としたテンポと、不思議な軽やかさが魅力です。 (Ki)
CR-991080
ボリス・チャイコフスキー:交響曲第2番(1967)*
ハープを伴う交響曲(1993)+
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO

録音:1977年*/1993年12月、世界初演時ライヴ+
ボリス・チャイコフスキー (1925-1996)の交響曲第2番は、旧ソ連の交響曲中屈指の傑作のひとつながら、これまでコンドラシンの録音しか存在しませんでした。それも入手困難な現在、このフェドセーエフのCDは大歓迎! (Ki)
CR-991081
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バービ・ヤール」 ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
チャイコフスキー記念モスクワRSO、
モスクワ室内cho 
セルゲイ・アレクサーシキン(Bs)

録音:2006年10月14日(ライヴ)
ユダヤ人虐殺問題を扱ったエフトゥシェンコの詩にもとづいて、バス独唱と合唱を含む5楽章の交響曲を1962年に作曲。独唱にはロシアの名バス、セルゲイ・アレクサーシキンをむかえ、壮絶な音圧と爆発寸前のフェドセーエフの狂演を体感できます。  (Ki)
CR-991082
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調Op.141
映画音楽「五日五夜」組曲Op.111
ウラジーミル・フェド セーエフ(指)
チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ(旧モスクワ放送響)

録音:2006年8月21-23日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
フェドセーエフは1996年に、ポニーキャニオンからショスタコーヴィチの交響曲第15番のCDをリリースしましたが、その10年後の2006年にモスクワで 行ったコンサートがCD化されました。ショスタコーヴィチ最後の交響曲で、最晩年の作品特有の一筋縄ではいかない謎めいた内容ですが、同じ時代を生き たフェドセーエフならではの解釈が興味津々です。さらに嬉しいのが1960年の映画「五日五夜」の音楽から「序奏」「廃墟のドレスデン」「ドレスデン解放」の 3曲が演奏されていること。彼はこの作曲のためにドレスデンを訪れ、名作弦楽四重奏曲第8番と並行して仕事したといわれます。「ドレスデン解放」にはベー トーヴェンの「喜びの歌」が現れますが、グロテスクに変形されていてショスタコーヴィチの屈折が感じられます。あまり聴く機会のないこ の 作 品 を 、フ ェ ド セーエフの演奏で味わえるのはファン狂喜と申せましょう。 (Ki)
CR-991089(5CD)
フェドセーエフ/ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番〜第9番
ヴラジミール・フェドセーエフ(指)
モスクワ放送チャイコフスキーSO、
オスカーナ・レスニーチャヤ(S)、
イリーナ・ロミシェフスカヤ(Ms)、
アルギルダス・ヤヌタス(T)、
アルフレート・ムフ(Bs)、モスクワ国立室内cho、
ヴラディーミル・ミーニン(合唱指揮)、
ヴェスナ児童cho、
アレクサンダー・ポノマレフ(合唱指揮)

録音:2004年〜2006年モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
1974年の主席指揮者就任以来、親密な関係を築いている巨匠フェドセーエフとモスクワ放送響。2006年の来日公演ではオール・ロシア・ プログラムで日本のファンを熱狂させた両コンビの待望の新譜はなんと!ベートーヴェン交響曲全集。フェドセーエフ&モスクワ放送響 というと、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチやムソルグスキーなどロシア・プログラムのイメージが強いですが、1974 年シーズン ではベートーヴェンを取り上げ、70年代後半からは国営放送で録音(Sym.1,3,6,7,&9 etc…)、さらにフェドセーエフは1997年より首席 指揮者を努めるウィーン響とベートーヴェン・チクルスを行うなどベートーヴェンの演奏にも精力的に取り組んでいます。 フェドセーエフの演奏は抑えきれない感情を剥き出しにする爆演ではなく、悠々としたテンポで繰り広げていく演奏が主体ですが、この ベートーヴェン全集は予想を裏切り一撃でハッとさせられる勢いがあります。所々にみせるフェドセーエフ節の濃密なフレージングに感 涙し、襲いかかる迫力に息を呑む感動的な演奏。特に「英雄」では第1 楽章を早めのテンポで駆け上がり第2楽章で重なり合った弦の重 厚な響きに揺り動かされ興奮と感動が押し寄せます。また「第9」は非常に厚い音楽、独自のテンポ、フェドセーエフ・バランスを前面に 押し出した重厚演奏。聴衆の心を掴み感動へと導くフェドセーエフの技に見事に引き込まれるBOX です。 (Ki)
CR-991094(2CD)
イラリオン・アルフェエフ(1966-):マタイ受難曲 ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
チャイコフスキー記念モスクワRSO、
国立トレチャコフcho、
ヴィクトル・シロフスキー(福音使者Bs)
オルガ・シャラエヴ(S)、
イリーナロミシェフスカヤ(Ms)、
アンドレイ・ネムザー(T)、
アレクセイ・チホミーロフ(Bs)

録音:2007年3月27日 (ライヴ)
イラリオン・アルフェエフはモスクワ総主教庁のもとにあるウィーン及びオーストリアの主教。聖職者でもあり神学者、歴史学者また教父学、教会史などいくつかの著書もある高官。宗教弾圧を行っていたソビエト政権崩壊後、聖歌作曲も活発化しイラリオン・アルフェエフなどの聖歌作曲家が現れてきました。イラリオン・アルフェエフは、モスクワ音楽学校などで10年間作曲を勉強。多くの宗教曲を作曲。そのほとんどはロシア正教会の基本原則通り無伴奏声楽曲です。このマタイ受難曲は、オーケストラと合唱と独唱者という構成で書かれ、ロシア正教会の通例通りロシア語で歌われます。キリストの受難を題材にレチタティーヴォ、フーガ、コラールそしてアリアによって構成された作品。 (Ki)
CR-991095
ワインベルク:交響曲第6番イ短調Op.79
シマノフスキ:交響曲第3番「夜の歌」*
ボリス・チャイコフスキー:主題と8つの変奏
ナイラ・アサトリヤン(S)、
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
モスクワRSO
スヴェシニコフ児童cho、
モスクワ・アカデミーcho*

録音:2010年1月25日 モスクワ音楽院大ホールでのライヴ
歿後14年を経て再評価著しいワインベルクの傑作「交響曲第6番」の最新録音が登場。それも作曲者と親交のあったフェドセーエフとモスクワ放響という狂喜の組み合わせ。1963年の作で、ホロコーストに対する抗議を根底に、緊張感あふれるシリアスな緩徐楽章とワインベルクならではのエネルギーとユダヤ色、さらにポーランド的な三拍子が強烈な急速楽章いずれも彼の真骨頂満載の力作。児童合唱の清純な響きが哀しみを倍増させます。ショスタコーヴィチが激賞し、「作曲者名に自分の署名ができればよかったのに」とまで言わせています。カップリングはワインベルクと同郷のシマノフスキの傑作「夜の歌」。ペルシャの詩に基づく独唱と合唱付の作品で、異国風の極彩色の絵巻が繰り広げられます。フェドセーエフの解釈はスクリャービンの影響を強調した興味深いもので、オケの巧さも光ります。ボリス・チャイコフスキーも再録音。さらに説得力が増しています。 (Ki)
CR-991096
スヴィリドフ:作品集
悲愴オラトリオ
「時よ前進」組曲
小トリプティーク
春のカンタータ
「吹雪」〜ワルツのエコー
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
チャイコフスキー記念モスクワRSO

録音:1959-1974年
今年が生誕100年にあたる作曲家ゲオルギー・スヴィリドフ。ショスタコーヴィチ門下のソ連作曲家で、「時よ前進」の景気良いマーチが長年モスクワ 放送のニュース番組のテーマ曲として使われていて、日本でもロシア関係者の顔が輝く懐かしのメロディとなっています。フェドセーエフはスヴィリドフの音 楽を好み、日本でも「吹雪」などを頻繁に演奏して普及に努めてきました。ここではフェドセーエフがメロディに録音した古い音源を集めてCD化。スヴィ リドフの代表作がすべて収められていて、まず1枚としてコレクションするにも最適。モスクワ放送響最盛期の神業的名演を楽しむことができます。 (Ki)


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