湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


RETROSPECTIVE
(イギリス)



品番 内容 演奏者
RET-036
バルトーク:弦,打楽器,チェレスタの為の音楽、
コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」組曲*
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲#
エドゥアルト・ヴァン・ベイヌム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO
録音:1955年(モノラル)、1956年(モノラル)*、
1958年(ステレオ)#
※Philips音源
RET-038
ブルックナー:交響曲第5番 エドゥアルト・ヴァン・ベイヌム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO
録音:1959年3月12日(モノラル・ライヴ)
※Philips音源
心臓発作で急逝する1ヶ月前の演奏。
RET-041
マーラー:交響曲第4番 シュティヒ=ランダル(S)、
ウィレム・ヴァン・オッテルロー(指)ハーグPO
録音:1956年(モノラル)
※Philips音源
RET-8400
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番、
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番
マックス・ロスタール(Vn)、
マルコム・サージェント(指)LSO
録音:1949年12月
RET-93185
チャイコフスキー:交響曲第3番、
序曲「1812年」、序曲「ハムレット」
エイドリアン・ボールト(指)LPO
録音:1956年2月、1952年4月*、1952年1月#
※初出音源
チャイコフスキーの交響曲の中で最も地味な「第3番」ですが、その地味さを格調高いものに押し上げ、今まで気づかなかったこの作品特有の魅力に開眼することしきりです。第1楽章は序奏部から心奪われ、物悲しい楽想に含蓄の深さを感じさせます。主部に入ると引き締まったアンサンブルで強力な推進力を披露。リズムの弾力性の高さもボールトの多くの録音の中でも群を抜くもの。民謡風の第2主題は、小細工を一切施さないストレートなアプローチですが、それがかえって旋律のはかない美しさをあぶりだす結果に繋がっています。ボールトは最晩年に至っても時折ビックリするような疾走テンポを採用することがありましたが、この後の展開はまさにそれで、表情自体もアグレッシブな上にどうにも止めようのない推進力、熱い闘志に圧倒されます。これぞ指揮の極意!そしてコーダ圧巻。第2楽章はチャーミングさと孤独さが入り混じった独特の風情を放出。ここでもアンサンブルはかっちりと凝縮されており、極めて清潔なその響きにも酔いしれます。終楽章も終始活力に満ち溢れ、純粋にこの作品を心から愛する一途さが漲っています。弦のピチカート一つ取っても嬉しさに溢れかえっている、そんな演奏が他にあるでしょうか?コーダはテンポ設定の鮮やかさも含め、感動に打ち震えること必至!ロシア人以外の指揮者でここまでこの作品に心血を注ぎ切ったという事実だけでも驚異ですが、ボールトの指揮芸術と音楽観を知る上でも欠かせない逸品です。
「1812年」も後の再録音と甲乙付けがたい名演。C・デイヴィス、バレンボイム&CSO等の録音と共に、この作品のスペクタクル性と芸術的な威容を引き出した名演として忘れるわけにはいきません。音質もモノラルながら極上。  【湧々堂】
RET-93188
マーラー:交響曲第1番「巨人」、
ヤナーチェク:シンフォニエッタ*
ラファエル・クーベリック(指)VPO
録音:1954年6月、1955年3月*
※DECCA音源
RET-93194(2CD)
ハイドン:交響曲第94番ト長調「驚愕」、
交響曲第96番ニ長調「奇蹟」、交響曲第97番
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
エドゥアルト・ヴァン・ベイヌム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO
録音:1951-53年
※PHILIPS音源

RET-93407(8CD)
シモン・ゴールドベルク/フィリップス録音集
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番/第2番、
 2つのヴァイオリンの為の協奏曲、
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調Hob.VIIa
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番〜第6番、
C・リッター:カンタータ「O amantissime sponse Jesu」、
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲Op.8-1,2,3,4/Op.9
ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調Hob.XVIII.11*、
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番*、
 コンサート・ロンド K.386*、
ハイドン:ハープシコード協奏曲XVIII.11**、
 ホルン協奏曲イ長調#、オーボエ協奏曲、
モーツァルト:協奏交響曲Anh 9/ K297B、
ハイドン:交響曲第5番/第29番/39番/
 第44番「悲しみ」/第57番/第83番「めんどり」、
モーツァルト:交響曲第21番、
 アイネ・クライネ・ナハトムジーク、
シモン・ゴールドベルク(Vn,指)オランダCO、
イングリット・ヘブラー(P)*、
ジャニー・ヴァン・ウェリング(Cemb)**、
アドリアン・ヴァン・ヴォーデンブルク(Hrn)#、他
録音:1955年〜1975年
※Philips音源(ほとんどがステレオ)
ゴールドベルクがフィリップスに遺した録音のほぼ全てを収録。
RET-93651
ミッシャ・エルマン&ザラ・ネルソヴァ
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第2番、
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ラロ:チェロ協奏曲*、
サン=サーンス
:チェロ協奏曲第1番*
ミッシャ・エルマン(Vn)、
ザラ・ネルソヴァ(Vc)*、
エードリアン・ボールト(指)LPO
録音:1956年3月、1953年11月* (共にモノラル)

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