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アルベニス/ALBENIS |
スペイン組曲、グラナドス:スペイン舞曲集〜第1,2,5,6曲、ファリャ:4つのスペイン小品、ソレール:ソナタニ長調、嬰へ短調、変ニ長調 | |||
ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(P) | 2003年 デジタル録音 | ||
CEDILLE 90000-075 |
“体の底から溢れるリズム!全ピアノ・ファン必携アイテム!” | ||
バティスの共演者としても知られるオソリオですが、これらの演奏はまさに彼の面目躍如!デ・ラローチャなどの有名名盤をお持ちの方はもちろん、これらの曲のCDをまだ1枚もお持ちでない方も、一度聴けば、何度も棚から引っ張り出したくなること必定!完全彼の体に染み付いているエキソシズム、リズムの弾力性が止め処もなく溢れ、音色もまた極美!ファリャの第3曲「モンタニェーサ」では、前半の夜露を思わせるきらめき、優しい温もりと、後半のタッチの粒立ちの明快さとのコントラストが実に見事!アルベニスの「スペイン組曲」第1曲の、終始奏で続ける上声部の細波と、主旋律が好対照をなしながら美しくブレンドもしているという得も言われぬ色彩感から釘付け!「セヴィーリャ」のリズムの弾け方の痛快そのもの。しかも、和声の微妙な変化に即応する瞬発力!「アストリアス」は、壮絶な打鍵そのものに唖然。ギターとピアノの音色を混ぜ合わせたような絶妙なタッチも前代未聞。アンコールなどでも弾かれることの多い「セギディーリャ」は、誰が弾いても心躍る佳作ですが、彼の手に掛かると、音の全てが、今もぎたての果実のよう!終曲が終わった後の沈静の空気も、全部体に取り込みたくなる芳しさ!まさに決定盤の名に相応しい逸品です!グラナドスは全曲でないのがなんとも残念!第1曲の骨太タッチが全く歪まずにすっきりとした粒立ちで立ち上がる心地よさ、第2曲の、暗さに耽溺せず、水面に移る月明かりの色彩を表出するセンスには、これ以上のものを望みようがありません!ソレールも古典的な佇まいをしっかり踏まえた安定感で魅了。スカルラッティなども、さぞや素晴らしいことでしょう。頻出するトリルの質感の高さも聴きもの。まさに一家に一枚の必携CD! |
アルカン/ALKAN |
短調による12の練習曲(全曲)、海辺の狂女の歌、スケッチ集、舟歌、アレグロ・バルバロ、他 | |||
ジャック・ギボンズ(P) | デジタル録音 | ||
ASV DCS-227(2CD) |
“アルカンの全てを引き出した、ギボンズの快挙!” | ||
ロナルド・スミス等の次の世代を代表するアルカンのスペシャリスト、ギボンズによる入魂作!最大傑作の一つ「短調による練習曲」の全曲を収録している点でも貴重ですが、ギボンズの冴え渡る打鍵テクニックを駆使して、アルカンの作品が持つ内面的な深みにまで踏み込んだ演奏として、広く知られてほしいCDです。アルカンという作曲家が「マニアによるマニアのための音楽」から脱却して、普通に演奏会で聴かれるようになるためにも、むしろアルカンを聴いたことがないプロのピアニストの方にこそ聴いていただきたい逸品です。ただ「狂女の歌」で、これほど人間のドロドロした部分を全て吐き出されると、聴くのも弾くのも怖気ずくのは無理からぬことですが…。 →お客様レヴュー |
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