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バルトーク/BARTOK |
ソナチネ、リスト:ピアノ・ソナタ、メフィスト・ワルツ第1番、ため息、ラ・カンパネッラ(ブゾーニ編曲)、 ドリーブ(ドホナーニ編曲):コッペリアのパラフレーズ |
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ゲザ・アンダ(P) | 1954年 モノラル録音 | ||
TESTAMENT SBT-1067 |
“たった5分間の中に流れる民族の息吹と生命力!” | ||
バルトークと民族音楽との関わりは有名ですが、彼の作品には自国のみならず、近隣の国からヒントを得たものも存在します。「ルーマニア民族舞曲」などと同様にこのソナチネも、ルーマニアのトランシルバニア地方の音楽を題材にした舞曲そのもの。アンダとバルトークは切っても切れない結びつきですが、ドイツ音楽を演奏するときのアンダの堅固な構成力、峻厳なタッチからすると、意外なほど素朴なタッチに徹しているのが特徴的です。作曲者と同じ血が通ったピアニストだからこそ可能な自然なリズムの躍動とアゴーギクは、それだけで説得力を持ちますが、それだけで終わらないのがアンダで、このたった5分のシンプルな曲を芸術的な域にまで高めているます。素朴さと芸術性を兼ね備えた理想的な演奏として、忘れてはならないものです。 |
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