湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE !! レーベル・カタログ チャイ5



〈最終在庫セール〉ペーター・マークXRCD !!



★ARTSの名録音をリマスタリングしXRCD化したペーター・マークの2タイトル、レーベル最終在庫のセールです。
★「XRCD」は通常CDプレーヤーで再生可能な高音質規格として1996年にビクター社が開発、高音質ブームの先駆けとして一世を風靡しました。専用機器の老朽化により、2022年末で既に生産を終了しています。
●XRCDの特徴 CDプレーヤーで再生できる後続の高音質規格としてはSHM-CD、Blu-spec CD、UHQCDがありますが、これらは盤自体の素材を変えて音質の向上を目指したもの。それに対しXRCDは素材を変えるのではなく、音造り自体に特別な製法を用いた規格であることが特徴です。マスタリングからプレスに至るまですべての工程はビクター社内に整備された「XRCD専用」の製造ラインで行われ、徹底した厳しい品質管理を経て商品化。まさに門外不出の規格であり、他とは一線を画した、まったく特別な存在として認識されるべきものだと言えましょう。


特価受付期間〜2024年11月26日まで !!
※セール期間内でもご注文数がメーカーの在庫数を上回った場合には受付終了となる場合がございます。



※表示価格は全て期間限定特価(税込み)。
品番 内容 演奏者

GCAC-1031(3XRCD)
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ペーター・マーク/メンデルスゾーン:交響曲全集
[Disc1]
交響曲第1番ハ短調 作品11
交響曲第5番ニ長調 作品107 『宗教改革』
[Disc2]
交響曲第2番変ロ長調 作品52 『讃歌』
[Disc3]
交響曲第3番イ短調 作品56 『スコットランド』
交響曲第4番イ長調 作品90 『イタリア』
ヴァレンティナ・ヴァレンテ(ソプラノ1)
マリア・ホ セ・スアレス(ソプラノ 2 )
サンチャゴ・カルデロン(T)
オルフェオン・ドノスティアッラ(合唱)
ペーター・マーク(指)
マドリードSO

録音:[Disc1]2000年6月、[Disc2]1997年2月27日、[Disc3]1997年7月/マドリード国立音楽堂
ペーター・マークが得意としたメンデルスゾーンの交響曲を全曲網羅したセット。情熱的な盛り上がり、浮き立つリズム、開放感あふれる明るい響き、 厳粛な宗教性から壮麗な盛り上がりまで、メンデルスゾーンの音楽が持つ愉悦に思いきり浸れる名演です。それは決して度を越すことなく実に真っ直ぐな 表現であり、明快な解釈と巧みなバランス・コントロールが生み出す賜物と言えます。加えてこの高音質!オルガンと合唱を伴う『讃歌』の大迫力のクライマッ クスにおいても響きは混濁することなく、各楽器の肌触りがしっかりと感じられ、ヴィオラの厚みや木管の色彩も鮮明。強奏時のトロンボーンやティンパニ の質感もたまらない気持ちよさです。
『スコットランド』『イタリア』の2曲はオリジナルのARTS盤がオーディオ評論家・菅野沖彦氏にとってのリファレンス・ディスクになったほどの名録音。 今回のXRCD化でオーケストラの質感はさらに向上し、より微妙な音色の移り変わりを味わえるようになりました。『スコットランド』第2楽章での、スピー ド感を保ったまま滑らかに強弱を変化させ、様々な楽器にメロディを歌わせていく流麗さ。『イタリア』第1楽章で随所に散りばめられた細やかなアクセン トが作り出す、明るく跳ね回る立体的な音響。メンデルスゾーンならではの妙味を鮮やかに描き切ったペーター・マークの凄さの真価を、今までにない精 度で聴くことが出来る大注目のXRCDです。 (Ki)

GCAC-1034(5XRCD)
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ペーター・マーク/モーツァルト:交響曲集&大ミサ曲
[Disc1]
交響曲第31番ニ長調 K.297『パリ』
交響曲第33番変ロ長調 K.319
交響曲第34番ハ長調 K.338
[Disc2]
交響曲第32番ト長調 K.318
交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
交響曲第36番ハ長調 K.425『リンツ』
[Disc3]
交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』
交響曲第39番変ホ長調 K.543
[Disc4]
交響曲第40番ト短調 K.550
交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
[Disc5]
大ミサ曲 ハ短調 K.427
リンダ・ラッセル(S)
ミラ・ヴィオティエヴィッチ(S)
ジェイムズ・マックリーン(T)
エルダー・アリエフ(Bs)
アテスティスcho
ペーター・マーク(指)
パドヴァ・ヴェネトO

録音:[第31・33・34番]1997年2月/パドヴァ、ポリーニ音楽堂
[第32・35・39・41番]1996年3月/パドヴァ、モディリアーニ音楽堂
[第36・38・40番]1996年2月/パドヴァ、モディリアーニ音楽堂
[ミサ]1997年4月27日/パドヴァ、ポリーニ音楽堂
ペーター・マークにとって大事な作曲家であるモーツァルト。交響曲10曲に大ミサ曲という聴き応えたっぷりのセットです。マークはモーツァルトの後 期交響曲に対しては大きめの編成をとっており、弦楽器、特に内声の充実ぶりが目覚ましく、同音の刻みの力強さなどはベートーヴェンのオーケストレー ションをも思わせます。それでいて管楽器とのバランスも見事で、トゥッティで音楽を引き締める場面ではホルンをより強調し、木管のソロではかなり豊か な歌い込みをさせるなど、手が込んでいます。こけおどしの効果ではなく、モーツァルトに愛情を持って、スコアに書かれた音符からいかに生き生きとした 音楽を組み立てるかひたむきに考え抜いた演奏と言えます。
たとえば『プラハ』、重々しい序奏を終え主部に入り、第1ヴァイオリンがシンコペーションの一定リズムをそっと奏で、内声が揺らぎながら和声を作り、 第1ヴァイオリンが動き出す場面!マークはそこにはっきりとアクセントを付け、喜びが跳ねるようなリズム感を瞬時に作り、音楽を走り出させます。新鮮 な驚きが立体的にはじける、ちょっとした味付けの妙が実に利いています。39番の序奏は堂々たる巨匠的遅さで、巨大な交響曲の幕開けを輝かしく告げ ます。これに呼応するかのように、フィナーレも一気呵成に陥ることなくフレーズに意味を持たせ、ぐっと深い表現を聴かせてくれます。『ジュピター』2 楽章の弱音器を付けた弦楽器の繊細な響きにふわりと花を添える木管楽器の絶妙な美しさも忘れ難く、終楽章のフーガではすべての主題を慈しみ噛みし めるような稀代の大演奏が繰り広げられます。これらの演奏がより鮮明に、今までにない精度で音像化された大注目のXRCDです。 (Ki)


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