湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



仏Bel Air
(フランス)



フランスの映画&TVプロデューサー、フランソワ・デュプラ氏とジャック・フランソワ・スッツォーニ氏(マネジャー)によってクラシック映像制作会社のベル・エール・メディアから2004年に独立、設立され、以来バレエ、オペラ、コンサート、演劇などのDVD、ブルーレイのリリースを積極的に行っているレーベル。中にはパリ・オペラ座、ジュネーヴ歌劇場、シャンゼリゼ劇場での公演や、ロシアの名門ボリショイ劇場、マリインスキー劇場でのオペラ、バレエの公演が含まれています。コンサート映像にも興味深いものが多く、ゲルギエフのドキュメンタリー「私がいなきゃ始まらない」は大ヒット作となっています。なお、同名のレーベルがモナコにもありますが、関係はありません。



※品番結尾に特に表記のないものは、全て"1DVD"です。
品番 内容 演奏者
BAC-013(2DVD)
ヘンデル:歌劇「ヘラクレス」 ウィリアム・シメル(Br ヘラクレス)、
ジョイス・ディドナート(Ms デイアネイラ)、
トビー・スペンス(T ヒュロス)、
インゲラ・ボーリン(S イオレ)、ほか、
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

収録:2004年12月22日パリ・ガルニエ宮
オールリージョン/PCM STREO
DOLBY DIGITAL 5.1/NTSC 16:9
字幕:英仏独西
鬼才リュック・ボンディの演出と、大御所ウィリアム・クリスティの組んだヘンデルの「ヘラクレス」がDVD で登場!「ヘラクレス」は、1745年1月に初演された作品。英語の台本で、もともとは演奏会形式用の作品ですが、舞台上演も可能。十年程前まではわりと珍しい作品でしたが、近年はオペラ形式の上演が盛んです。物語は、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの死にまつわるもの。遠征から戻ったヘラクレスは敵王の娘イオレを連れて帰り、彼の妻デジャニラが嫉妬、愛を取り戻すため媚薬になるという血をまぶした服をヘラクレスに着させるが、それが実は毒で、ヘラクレスは死んでしまい、デジャニラは狂乱してしまう、というもの。このボンディ&クリスティのコンビの上演は、2004年7 月のエクサン=プロヴァンス音楽祭で初演されて以来、パリ、ニューヨーク、ロンドンなど各都市で上演され大評判となり、「ヘラクレス」の真価を世界に知らしめたものとなりました。ボンディの舞台は、現代衣装(しかも主役は全員黒服)、舞台一面に敷き詰めた砂、簡素な装置と、何か狂気をはらんだような強烈な舞台を作り挙げています。キャストでは、真の主役というべき、デイアネイラを歌うディドナートが歌に演技に最高!たくましい男臭さの映えるシメル、さらにスペンス、ボーリン、そして合唱とオーケストラと、文句のつけようのないほどの名演です! (Ki)
BAC-014(2DVD)
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 クリフトン・フォービス(T トリスタン)、
ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(S イゾルデ)、
アルフレート・ライター(Bs マルケ王)、
アルベルト・ドーメン(Br クルヴェナール)、
藤村実穂子(Ms ブランゲーネ)、
フィリップ・デュミニ(Br メロート)ほか、
アルミン・ジョルダン(指)
スイス・ロマンドO、ジュネーヴ大歌劇場cho

収録:2005年2月/274分
オールリージョン/PCM STREO
DOLBY DIGITAL 5.1/NTSC/16:9
字幕:英仏独西
「トリスタンとイゾルデ」に、強力なDVD が登場しました! 2005年2月のスイス,ジュネーヴ大歌劇場でのライヴです。第一に、今やヨーロッパで最も注目されている演出家の一人、オリヴィエ・ピーの演出。現代風の洗練された舞台の中に、強いエロティシズムを盛り込みつつ、冴えを随所に感じさせてくれます。キャストも強力。フォービスは、ドラマティック・テノールとしてメキメキ頭角を現し、オテッロ、トリスタン両役で高く評価されています。シャルボネは、近年ドイツもののドラマティック・ソプラノとして目覚ましい活動をしているソプラノ。そしてワーグナー歌手として旬真っ盛りのドーメンと我らが藤村。そしてライターは、パーペに続く若い世代のドイツ人バスとして大いに期待されている人。そして濃厚タップリのジョルダンの指揮!これは見逃せない「トリスタン」です!特典として、制作ドキュメンタリーを52分収録。 (Ki)
BAC-015
バレエ「バッハの無伴奏チェロ組曲」 チューヒリ・バレエ、
振付け・衣装:ハインツ・シュペルリ、
装置:セルジョ・カヴェーロ、
クラウディウス・ヘルマン(Vc)+ハインツ・シュペルリのインタビュー(22分)
チューリヒ歌劇場所属のバレエ団であるチューリヒ・バレエが、バッハの無伴奏チェロ組曲の第2番,第3番、第6番を伴奏に踊った美しい舞台の映像です。ハインツ・シュペルリは1940年バーゼル生まれ、自身優れたダンサーで、1996年からチューリヒ・バレエの芸術監督に就任、高い評価を築き上げています。2002年に初来日して話題になりました。チェロを演奏するのは、チューリヒ歌劇場のチェリスト、クラウディウス・ヘルマン。チューリヒ歌劇場といえば、アーノンクールを筆頭に古楽系の指揮者が盛んに指揮をしており、主要メンバーは古楽奏法にも通じていることでも知られています。ここでの演奏も、歌劇場のチェリストの演奏、などとなめてかかったら大間違いの説得力の強い演奏、音楽だけでも十分注目に値する内容です。 (Ki)
PBAC-016
ベルリオーズ:幻想交響曲、
イタリアのハロルド
クリストフ・エッシェンバッハ(指)パリO
タベア・ツィンマーマン(Va)

NTSC 方式/PCM ステレオ
ドルビーデジタル5.1DTS/103’00”
名手ぞろいのパリ管による「幻想交響曲」とはなんとも贅沢なとりあわせ。各楽章にちりばめられているソロのパートは、どれも見事。第五楽章の「怒りの日」のチューバは壮絶なまでの迫力です。BEL AIR の高品質な映像でたのしめる貴重な映像といえます。また、カップリングの「イタリアのハロルド」は、いまや室内楽、ソロ両面にひっぱりだこの名手タベア・ツィンマーマンがヴィオラ・ソロをつとめます。ベルリオーズはこの作品を、パガニーニに委嘱されて作曲しました。オーケストラがヴィオラ・ソロを妨げることのないように留意しながらも、パガニーニの技巧がくまなく発揮される華やかな技巧がもりこまれた作品となっています。物語は、主人公のハロルドがさすらいの旅に出て、自然、恋愛、様々な人生経験を重ねながらも最後は自暴自棄になって山賊の洞穴に飛び込み、壮絶な最期を迎える、というストーリー。ツィンマーマンのヴィオラが時にむせび泣き、時に天地を駆け巡る様は圧巻です。エッシェンバッハの指揮も、濃密な歌心たっぷりで、ベルリオーズの2大標題音楽の魅力を余すところなくたのしむことができます。  (Ki)

BAC-017(2DVD)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 ピエトロ・スパニョーリ(Br 伯爵)、
アンネッテ・ダッシュ(S 伯爵夫人)、
ローズマリー・ジョシュア(S スザンナ)、
ルカ・ピサローニ(Br フィガロ)、
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms ケルビーノ)、ほか、
ルネ・ヤーコプス(指)コンチェルト・ケルン
シャンゼリゼ劇場cho

収録:2004 年6 月,シャンゼリゼ劇場
NTSC/リージョン・オール/カラー
182’00”/PCM STEREO
Dolby Digital 5.1/DTS 5.1
字幕:伊英独仏西
2003年に録音された2004 年に発売されたCD は、その年の世界中の音楽賞を総ナメ、権威ある英グラモフォン・アワードの年間最優秀賞をも受賞しました。そして2004年にシャンゼリゼ劇場で上演、それを収録したのがこのDVDです。ライヴということもあって、ヤーコプスの音楽は一層の感興の高まりを見せています。ここでは歌手は、実に巧みな起用がなされています。フィガロ役には、1975年ブッセート生まれのイタリアのバリトン、ルカ・ピサローニ。2002年から毎年ザルツブルク音楽祭に出演している、若手のモーツァルト・バリトンの筆頭株。スザンナ役は、英国ウェールズの首都カーディフ生まれのローズマリー・ジョシュア。ヤーコプスに重用されている古楽系ソプラノとして知られています。伯爵夫人には、1976年ベルリン生まれのアンネッテ・ダッシュ。この「フィガロ」の上演の一ヵ月後に録音されたアルバム(HMN 911835)も非常に好評だった逸材で、若くして倦怠に陥った伯爵夫人の哀しみを見事に出しています。そして伯爵は、ロッシーニで活躍するイタリアのベテラン、ピエトロ・スパニョーリ。伯爵だけ一人ベテランを配し、孤立感が鮮明になっています。ケルビーノはCD と同じアンゲリカ・キルヒシュラーガーで究めつけ。ジャン=ルイ・マルティノーティの演出は、シャンゼリゼ劇場の狭い舞台に大小多数の絵画を配したお洒落なもの。映像そのものも美しく、「フィガロ」がお好きな方なら絶対お勧めの映像です! (Ki)
BAC-020
ショスタコーヴィチ:バレエ音楽「ボルト」Op.27 27(全曲)
(+コザリンスキーによるアヴァンギャルド映像 (2006)、出演者インタビュー)
アナスタシア・ヤツェンコ(ナスチャ)、
アンドレイ・メルクリエフ(ヤン)、
デニス・サヴィン(デニス)、
岩田守弘(イワーチカ)
振付:アレクセイ・ラトマンスキー、
台本:ヴィクトル・スミルノフ、
舞台美術:セミヨン・パストゥフ、
衣装:ガリーナ・ソロヴィヨワ
パヴェル・ソローキン(指)ボリショイ劇場O

収録2006年9月ボリショイ劇場での復活蘇演ライヴ
145’/PCM ステレオ
DOLBY DIGITAL 5.1/DTS 5.1
NTSC/Format 16/9/Region free
ショスタコーヴィチは生涯に3篇のバレエ音楽を残していますが、いずれも当時の共産主義的イデオロギー色が強い台本の拙さゆえ、長 くバレエ団のレパートリーからはずされてきました。当DVD は2006年9月、ショスタコーヴィチの生誕百年を記念してボリショイ劇場で 75年ぶりに復活された舞台のライヴ。原作は、勤務怠慢で解雇された工場労働者が、復讐のために機械の中へボルト(ねじ)を落として 壊してしまおうと計画。しかし、そそのかされ実行しようとした二人のうちの少年が自分の使命を思い出し、工場長に密告して陰謀を未 然に阻止するというもの。あまりの内容ゆえ、ショスタコーヴィチ自身が上演を拒んだといわれます。しかし音楽は人を小馬鹿にしたよ うな軽妙さに満ちた1920年代ならではの斬新さでショスタコの才気煥発。ラトマンスキーの振付も旧ソ連の行進や体操を茶化したり、と にかくヒリヒリするほど自国の暗黒時代をギャグ化、最高に面白い一時間半を過ごせます。 (Ki)
BAC-022(2DVD)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 ニーナ・シュテンメ(アイーダ)、
サルヴァトーレ・リチートラ(ラダメス)、
ルチアーナ・ディンティーノ(アムネリス)、
ホアン・ポンス(アモナズロ)、
マッティ・サルミネン(ラムフィス)、
ギュンター・グロイスベック(エジプト国王)
ミラスロフ・クリストフ(使者)、
クリスティアーネ・ケール(巫女の長)、
アダム・フィッシャー(指)
チューリッヒ歌劇場O、
演出:ニコラ・ジョエル

収録:2006年5月/PCM ステレオ
DOLBY DIGITAL 5.1/DTS 5.1
NTSC/Format 16/9/Region free
顔ぶれも豪華なら舞台も豪華、堂々たる「アイーダ」の登場です。アイーダには、今をときめくニーナ・シュテンメ。2007 年9 月 のチューリッヒ歌劇場「ばらの騎士」公演でも公爵夫人役で登場予定、今最も旬のメゾ・ソプラノです。舞台での彼女は存在感たっ ぷり、もちろん歌唱は文句なし。アムネリス役ディンティーノの嫉妬にもえる強い歌声も圧巻。ラダメス役のリチートラによる「清 きアイーダ」のアリアはバッチリ決まって、今もっともあぶらののったテノールの一人であることを痛感させます。歌劇場のオケも 実にうまい!ファンファーレも見事に決まっています。歌唱陣、オケをまとめあげるは巨匠アダム・フィッシャー。オペラ界でも輝 かしいキャリアをもち、オーストリア・ハイドン・フィルハーモニーの首席指揮者も勤めるフィッシャーの実に見事な仕事ぶりも必 見。演出は、今夏マッシモ劇場公演でも演出をつとめるニコラ・ジョエル。時代設定は、ファラオの時代ではなく、帝国主義の領地 拡張論がイタリアで盛り上がっていた20世紀初頭。ピラミッドのかわりに大砲を用い、エチオピアの奴隷であるアイーダの衣装も、 中産階級の人々の装い。見るほうも、目と頭を古代にシフトチェンジする必要がないので、音楽と物語に自然に集中することができ ます。屈することに抗い、最後は死を選び取ることによって自らを奴隷身分から開放したアイーダという女性自身のドラマが見事に 描かれています。今もっとも注目の歌劇場が放つ、最高のメンバーによる「アイーダ」、絶対オススメです! (Ki)
BAC-023
ヒンデミット:歌劇「カルディヤック」Op.39 39(全曲)
(+「カルディヤック大発見」出演:ジェラール・モルティエ、アンドレ・エンゲル、ニッキー・リエティ)
カルディヤック:アラン・ヘルド(Br)、
娘:アンゲラ・デノケ(S)、
クリストファー・ヴェントリス(T)、
貴婦人:ハンナ・エステル・ミヌティッロ (Ms)
総監督:ジェラール・モルティエ、
演出:アンドレ・エンゲル、
台本:フェルディナント・リオン(E.T.A. ホフマン原作)
舞台美術:ニッキー・リエティ
ケント・ナガノ(指)パリ・オペラ座O、Cho

収録:2005年10月バスチーユ・オペラでのライヴ
148’/PCM/ステレオ
DOLBY DIGITAL/5.1 DTS 5.1
NTSC Format 16/9 Region free
2005年にバスチーユ・オペラでプレミエを迎え話題となった「カルディヤック」。E.T.A. ホフマンの幻想的な原作を1920年代のパリに 移し、悪に憑かれて連続殺人を行なうカルディヤックが群衆に撲殺されるまでを描いています。純フランス的アール・デコ調の舞台美術 もオシャレ。声楽陣はいずれもハイレベルで、ケント・ナガノの充実した音楽作りも特筆もの。ヒンデミットというと職人的な技法を駆 使した無機的音楽というイメージがありますが、これは驚くほど猟奇的でボルテージが高く、息をつく暇ない面白さです。 (Ki)
BAC-024
プロコフィエフ:歌劇「三つのオレンジへの恋」 アレクセイ・タノヴィツキー(Bs クラブの王)、
アンドレイ・イリュシュニコフ(T 王子)、
ナジェジュダ・セルヂュク(A クラリーチェ王女)、
エドゥアルド・ツァンガ(Br レアンドル)、
パヴェル・シュムレヴィッチ(Bs 魔法使いチェーリイ)、
エカテリーナ・シマノヴィッチ(S ファータ・モルガーナ)、他、
トゥガン・ソヒエフ(指)マーラーCO、
ヨーロッパ合唱アカデミー

収録:2004年7月/NTSC/112'00"
Dolby Digital 2.0 Stereo
Dolby Digital 5.1/DTS 5.1/16:9
字幕:英独仏西
プロコフィエフの鬼才っぷりが発揮されたオペラ「3つのオレンジへの恋」に、強烈なDVDが登場!2004年7月にエクサン・プロヴァ ンス音楽祭で上演されたもの。何と言ってもカルヴァリオの演出が実にオモロイ!派手な衣装、吊り、回転する装置、イルミネーショ ンなどを活用し、お伽噺の雰囲気を生かしつつも、随所に皮肉が効いていて、作品の魅力を十全に引き出しています。歌唱はロシア語 で、歌手もロシア系が中心。指揮は、若手指揮者の中で最も注目されている一人、ソヒエフ。1977年生まれというから、上演時27 歳 くらいですが、このヒネリの効いた作品を見事に纏め上げています。2008年1月にはマリインスキー劇場来日公演で上演も予定されて いるこのオペラ、映像は他に数種あるものの、いずれもフランス語上演。ロシア語によるDVD はこれが唯一で、予習にもお勧めです! (Ki)
BAC-025
ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」 クリスティアンネ・ストテイン(Ms イザベッラ)
マルコ・ヴィンコ(Bs ムスタファ)、
マキシム・ミロノフ(T リンドーロ)、
ジョルジョ・カオドゥーロ(Bs タッデーオ)、
エリザヴェータ・マルティロシャン(S エルヴィーラ)、
ルーベン・ドローレ(Bs アリ)、他、
リッカルド・フリッツァ(指)マーラーCO、
アーノルド・シェーンベルクcho

収録:2006年7月
リージョン・フリー/NTSC/16:9
PCM STEREO/DOLBY DIGITAL
5.1, DTS 5.1/字幕:仏英独西
ロッシーニの傑作オペラブッファ「アルジェのイタリア女」です。 オランダ実力派メッゾ、クリスティアンネ・ストテインのイザベッラ、若手ロッシーニ・バッソの一番手、マルコ・ヴィンコのムスタファ、 ロシア生まれのロッシーニ・テノール、マキシム・ミロノフのリンドーロと、旬の歌手が集められています。リッカルド・フリッツァの 颯爽とした音楽も聞きもの。しかもマーラー室内管弦楽団とアーノルド・シェーンベルク合唱団が大変に優秀で、ことに合唱の精度の高 さには驚くばかり。セルヴィッロの演出は比較的伝統的。舞台中央に木造の建物を据えて活用しています。 なお、ヴィンコとミロノフはこの直後にペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで同じ「アルジェのイタリア女」に出演、こ れもDVD で発売されており(DYNAMIC DYNDVD33526)、比較するのも面白いでしょう。(Ki)
BAC-026
ボスマン:歌劇「ジュリー」 マレナ・エルンマン(S ジュリー)
ゲイリー・マギー(Br ジャン)
ケルスティン・アヴェモ(S クリスティン)
大野和士(指)モネ劇場室内O
演出:リュク・ボンディ

収録:2005年7月
2005年にベルギーのモネ劇場で初演され、非常に大きな話題となったボスマンの「ジュリー」がDVD に。原作は、ストリンドベリの高 名な「令嬢ジュリー」。伯爵令嬢のジュリーが、召使のジャンと関係を持ち、剃刀で自殺する、という話。小編成のオーケストラに、75 分 ほどの長さというコンパクトなオペラながら、緻密な心理描写から大成功を収めました。DVDに収録されているのは、共同制作のエクサン・ プロヴァンス音楽祭での上演。全て初演と同じメンバーで、自信に満ちた上演になっています。モネ劇場でのライブCDもありますが、リュ ク・ボンディの舞台があってこその上演でしょう。大野ファンはもちろん、広くオペラファンにお勧めできるDVD です。 (Ki)
BAC-028
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」 シャーロク・モシュキン=ガラム(語り セリム)、
マリン・ハルテリウス(S コンスタンツェ)、
マガリ・レジェ(S ブロンデ)、
マティアス・クリンク(T ベルモンテ)、
ロイク・フェリックス(T ペドリッロ)、
ヴォイテク・スミレク(Bs オスミン)、
マルク・ミンコフスキ(指)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル=グルノーブル、
ユーロパ・コール・アカデミー

収録:2004年7月エクサン・プロヴァンス音楽祭
リージョン・オール/NTSC
PCM STEREO/DOLBY DIGITAL 5.0
DTS 5.0/16:9/字幕:英独仏西
何といってもミンコフ スキの指揮のカッコイイこと!彼は「後宮からの逃走」を大変得意にしており、既に1997 年のザルツブルグ音楽祭の公演がDVD になって います。そちらがモーツァルテウム管弦楽団だったのに対し、こちらは手兵レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル=グルノーブル、当然ミ ンコフスキの意図はより徹底されています。躍動する音楽はノリノリ!歌手では、先日のチューリヒ歌劇場来日公演で絶賛されたベテラ ン、マリン・ハルテリウスを軸に、近年モーツァルト・テノールとして人気急上昇のマティアス・クリンク、フランスの若く新鮮なソプ ラノ、マガリ・レジェ、ポーランドの知性派バス、ヴォイテク・スミレクなど、かなり優れたもの。デシャンとマケイエフの舞台は、エ キゾティズムを引き出し(オーケストラの団員まで衣装をつけて、民族楽器を活用)をつつ、マンガチックでコミカルな面白さもたっぷ り。イケ面セリムが踊るフィナーレから、観客大興奮のカーテンコールにかけての盛り上がりは、DVDで見ても最高です。 (Ki)
BAC-030
マリインスキー劇場のジルベスター・コンサート
チャイコフスキー:バレエ音楽「眠りの森の美女」抜粋…マリインスキー・バレエ団
サン=サーンス:瀕死の白鳥…リヤナ・ロパートキナ(踊り)、
ロッシーニ:歌劇「ランスへの旅」フィナーレ…マリインスキー劇場アカデミーの若手たち
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場O、
オーロラ姫:エカテリーナ・オスモールキナ、
ダイヤモンドの精:ヴィクトリヤ・テリョーシキナ、
フローリネ姫:ダーリャ・パヴレンコ、
デジレ王子:アンドリヤン・ファジェーエフ、
青い鳥:アントン・コルサコフ

収録:2006年12月31日マリインスキー劇場でのライヴ
リージョン・オール/NTSC
PCM STEREO/Dolby Digital 5.1
DTS 5.1/16:9/字幕:英独仏西
ペテルブルグのマリインスキー、モスクワのボ リショイ両劇場での年越しコンサートは市民の楽しみとなっています。マリインスキー劇場はゲルギエフの指揮というのが豪華。2006年の公演では、チャイコフスキーの「眠りの森の美女」のなかでも最も華やかで楽しい第3幕(オーロラ姫とデジレ王子の結婚披露宴) で、ロシアならではの極彩色で夢にあふれる舞台に酔わされ、人気NO.1 プリマのロパートキナの「白鳥」に息を飲まされます。さら にさらに、来年同歌劇団が来日公演で予定のロッシーニの「ランスへの旅」フィナーレで興奮は絶頂に達します。ボーナス映像として 出演者のインタビューや、当日の舞台裏を覘けるのも臨場感満点。ロシア人が1年でいちばん心待ちにしている、年越しの華かさと興 奮を日本にいながら体験できます。 (Ki)
BAC-031
マリインスキー劇場のニューイヤー・コンサート
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲、
ベルリオーズ:イタリアのハロルド〜フィナーレ*、
ヴェルディ
:「運命の力」序曲、
ワーグナー
:「ローエングリーン」第3幕前奏曲、
J・シュトラウス
:観光列車、
リスト:ピアノ協奏曲第2番#、
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲〜第2部、
ボロディン
:歌劇「イーゴリ公」〜ダッタン人の踊り、
ラフマニノフ:交響曲第2番〜第2楽章
ストラヴィンスキー:「火の鳥」〜フィナーレ
ユーリ・バシュメト (Va)*、
イェフィム・ブロンフマン (P)#、
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場O&cho

収録:2007年1月1日マリインスキー劇場でのライヴ
リージョン・オール/NTSC
PCM STEREO/Dolby Digital 5.1
DTS 5.1/16:9/字幕:英独仏西
ゲルギエフの活躍とともに、ペテルブルグ・マリインスキー劇場のニューイヤー・コンサートは、世界でもっとも魅力的かつ刺激的 なものとなっています。当DVDは今年のもの。「ルスランとリュドミラ」を皮切りに、聴衆のアドレナリンを出しまくらせる高ボルテー ジ系音楽ばかり。まるでムラヴィンスキーとゴロワノフを足して、2で割ったような凄みを感じさせます。独奏者にバシュメトとブロ ンフマンを迎え、「イタリアのハロルド」とリストの第2協奏曲を披露しているのも注目。正月ならではの華やかさも含め、聴衆の興奮がじかに伝わってきます。 (Ki)
BAC-033
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」 シモーネ・アライモ(Brドン・パスクワーレ)、
パトリツィア・チョーフィ(Sノリーナ)、
マルツィオ・ジョッシ(Brマラテスタ)、
ノーマン・シャンクル(Tエルネスト)、
エヴェリーノ・ピド(指)スイス・ロマンドO、
ジュネーヴ大歌劇場cho、
演出:ダニエル・スレイター
、装置&衣装:フランシス・オコナー

収録:2007年5月/リージョン・オール
NTSC/PCM STEREO/DOLBY
DIGITAL5.1/16:9
名バッソブッフォ、アライモは品の良いパスクワーレを演じ、一方のチョーフィは気の強そうなノリーナを好演。シャンクは米国出身、モーツァルトを得意とするテノール。若々しく伸びのある声が魅力です。ドニゼッティには極めて評判の高いピドの指揮も高水準。英国の演出家、スレイターは舞台を20世紀半ばくらいに据え、モダンでオシャレな雰囲気が抜群。「ドン・パスクワーレ」のDVDの中でも、個性的な魅力に溢れた映像です。  (Ki)
BAC-034(2DVD)

BAC-434(Bluray)
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 ロバート・ギャンビル(T ジークムント)、
エヴァ=マリア・ウェストブロック(S ジークリンデ)、
ミハイル・ペトレンコ(Bs フンディング)、
ウィラード・ホワイト(Br ヴォータン)、
エファ・ヨハンソン(S ブリュンヒルデ)、
リリ・パーシキヴィ(Ms フリッカ)ほか、
サイモン・ラトル(指)BPO
演出:ステファヌ・ブロンシュウェグ
2007年7月、エクサンプロヴァンス音楽祭の新たなメイン劇場として、新築なったばかりのプロヴァンス大劇場で、ラトル指揮ベルリン・フィ ルによる「ワルキューレ」が上演されました。しかもオーケストラはラトルの手兵ベルリン・フィルというのですから、話題にならないはずが ありません。さらに歌手も強力。日本でもおなじみのロバート・ギャンビルのジークムント、ウィラード・ホワイトのヴォータン、エファ・ヨ ハンソンのブリュンヒルデ、スウェーデンの名メッゾ、リリ・パーシキヴィのフリッカといった面々に加え、2008年のバイロイト音楽祭でもジー クリンデを歌い大絶賛されたエヴァ=マリア・ウェストブロックのジークリンデと、聞き応え満点。演出のステファヌ・ブロンシュウェグ(日 本ではドイツ語風にブラウンシュヴァイクと読まれることも)は、1964 年パリ生まれ。ラトルと「指環」のチクルスを完結させる予定です。哲 学を学んだ人らしく、シンプルで見やすい舞台の中に薀蓄を込めた舞台で好評を得ています。 (Ki)

BAC-041

BAC-441(Bluray)
ニジンスキー振付による「春の祭典」
ストラヴィンスキー
:バレエ音楽「火の鳥」
バレエ音楽「春の祭典

【ボーナス映像(38’)】
バレエ・リュスに関するドキュメンタリーと、二人の舞踊研究家(ミリセント・ハドソン、ケネス・アーチャー)のインタビューを含む、充実の内容。
「火の鳥」
振付・台本:ミハイル・フォーキン
舞台装置・衣裳:アレクサンダー・ゴロヴィン、レオン・バクスト、ミハイル・フォーキン
火の鳥:エカテリーナ・コンダウーロワ
イワン王子:イリヤ・クズネツォフ
王女:マリアンナ・パヴロワ
不死身のカシチェイ:ウラジーミル・ポノマレフ

「春の採点」
振付:ニジンスキー(ミリセント・ハドソンによる再構築版)
舞台・衣裳:ニコラ・レーリヒによる(ケネス・アーチャー監修)
選ばれし生贄の乙女:アレクサンドラ・イオシフィディ
300歳の女(長老):エレナ・バジェーノワ
賢者:ウラジーミル・ポノマレフ
マリインスキー・バレエ
ワレリー・ゲルギエフ(指)マリインスキー劇場O
収録:2008年6月マリインスキー劇場(サンクトペテルスブルク)

DVD=NTSC方式/Region-All
Bluray=DTSHDmaster
Audio,PCM-Stereo
1913年5月29日、に初演されたのと同じ振付けによるバレエ「春の祭典」の登場。ディアギレフ率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)による初演で、会場はシャンゼリゼ劇場、初演指揮者はモントゥーで、当時けが人も出る程の大騒動となったいわくつきの舞台です。振付を担当したのは、ディアギレフの秘蔵っ子で、1909年にヴェルサイユで素晴しいダンスを披露して一躍フランス中の有名人となったニジンスキー。彼は、振り付けや指導の経験がほとんどないにも関わらず振付を担当しました。冒頭、ダンサーたちが足を内側に曲げて頭を下げて足をふみならすという動きは当時のバレエ界ではありえないものでしたし、ニジンスキーの複雑な振付のおかげで、リハーサルに膨大な時間を要しました。様々な困難と混乱を経て迎えた初日の舞台を観た観客もまた、大混乱に陥りましたが、これこそが20世紀バレエの幕開けとなったのです。この「春の祭典」はあまりに前衛的だったため、8回公演されたあと、演目レパートリーから外されるという憂き目をみました。ニジンスキーは振付を舞踊譜に残しておらず、「春の祭典」は一度再演の機会はあったものの、またすぐ封印されていました。ここに収められた振付は、初演から実に70年経った1983年に、二人の舞踊研究家(ミリセント・ハドソン、ケネス・アーチャー)が様々な資料を検討して再構築した振付によるもの。マリインスキー劇場の誇るトップダンサーたちが、当代一のカリスマ指揮者、ゲルギエフ指揮による音楽で踊りまくります。「春の祭典」のアレクサンドラ・イオシフィティの長い手足、長老のエレナ・バジェーノワの神がかり的な動きは印象的。「火の鳥」でのコンダウーロワの美しさにはただただ魅了されます。歴史的価値の面でも、音楽的にも、ダンサーのキャスティング的にも、非のうちどころのない舞台です! (Ki)
BAC-044

BAC-444(Bluray)
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
  ダンスオペラbyピナ・バウシュ
〔歌唱:ドイツ語〕
【オルフェオ】ヤン・ブリダール(ダンス)/マリア・リッカルダ・ヴェッセリング(歌)
【エウリディーチェ】マリ=アニエス・ジロ(ダンス)/ユリア・クライター(歌)
【アモーレ】工藤美笛(ダンス)/スンハエ・イム(歌)
パリ・オペラ座バレエ団、バルタザール=ノイマン合唱団&アンサンブル
トーマス・ヘンゲルブロック(指)

収録:2008年2月パリ・オペラ座(ガルニエ)
※DVD…NTSC/104’/PCM STEREO
DOLBY DIGITAL5.1,DTS5.1
字幕:英・独・仏・西・伊

Bluray…PCM STEREO
DTSHDMASTERAUDIO5.1
字幕:英・独・仏・西・伊
2009年6月に亡くなったピナ・バウシュ振付によるダンスオペラの映像が登場。2008年2月、ピナ・バウシュがその生涯で唯一テレビ撮影とそのDVD化を許した舞台です。
歌い手とダンサー達が舞台に共に立ち、音楽とダンスが同時進行する、きわめて美しいステージによるダンスオペラ。歌い手も豪華なら、ダンサーたちもまた豪華。エウリディーチェには、パリ・オペラ座のエトワール、マリ=アニエス・ジロ。赤いドレスに身を包み舞う姿はエレガントで、息をのむ美しさです。オルフェオとして踊るのは、パリ・オペラ座のヤン・ブリダール。アモーレ役は、資生堂のコマーシャル出演でも記憶にある工藤美笛が務めます。
そもそも、グルックは、オルフェオとエウリディーチェにはダンサーが伴うこと、という指示を残しています。ピナ・バウシュによるこのオペラバレエの舞台はまさにグルックが理想としたものといえるでしょう。しかし、ピナ・バウシュは、ただ単に音楽にあわせて振付けるだけに留まりませんでした。嘆きの歌を歌うエウリディーチェ(クライター)の傍らで同じく嘆き悲しみの身振りをするエウリディーチェ(ジロ)を観ていると、両者の間に本当のエウリディーチェの魂が存在しているかのような、極めて不思議な感覚の世界に引き込まれます。ピナ・バウシュは、「歌い手」と「ダンサー」の両者が舞台上でぶつかった化学反応により生じる、新たなキャラクターを創り上げたのです。有名なオルフェオのアリア「エウリディーチェを失って」で登場人物がどのような動きを見せるかも実に興味深いところ。ほかにも、男性3人が中心となって激しく展開される「怒りの舞」、女性の幻想的な群舞による「精霊の踊り」、どれもとても美しいもので、神話の世界へと引き込まれます。ピナ・バウシュは、グルックが描いたこの有名な神話の世界を、見事に肉体をもって蘇らせるとともに、ますます神秘的で美しい世界へと昇華させています。★素晴らしい音楽とダンス、美しい舞台、衣装・・・。ピナ・バウシュの素晴らしさを目の当たりにできる唯一の映像です。「この世のものとは思えない」と絶賛された舞台を是非ご堪能ください。 (Ki)
BAC-046(2DVD)
チャイコフスキー:歌劇「エウゲニ・オネーギン」 マリウス・キーチェン(Brエウゲニ・オネーギン)、
タチアーナ・モノガローワ(Sタチアーナ)、
マルガリータ・マムシロワ(Msオルガ)、
アナトーリ・コチェルガ(Bsグレーミン公)ほか
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ボリショイ歌劇場O&cho、
演出:ディミトリ・チェルニャコフ、
衣装:マリア・ダニロワ

収録:2008年9月,パリ,ガルニエ宮
スターリン時代から用いられていた伝統的な舞台を捨て、2006年9月にチェルニャコフが新演出を担当、その新しい精神の舞台作りはすぐに話題になり、2年後のパリでの引っ越し上演も大成功を収めました。チェルニャコフは、全ての場面を館の広間の中に据えて、大劇場オペラ化してしまった「オネーギン」を、チャイコフスキーが意図したような室内オペラへと戻しています。合唱の一人一人の表情まで徹底させたような繊細で密度の濃い舞台作りだからこそ、決闘の場面すら室内という大胆さも大変な説得力を持ちえています。オネーギンには、いまやメトでも大変な人気のポーランド出身のバリトン、キーチェン(ポーランド語に近い発音だとクフィエチェン)。オネーギンを当たり役にしているだけに、歌のみならず容姿、演技にいたるまでオネーギンそのもの。モノガローワは来日公演でも歌う、ロシアでも一番のタチアーナ歌い。グレーミンにはコチェルガと、ベストのメンバーが組まれています。細かい部分にまでこだわった舞台作りだけに、優れたカメラワークで細かい演技まで見ることのできる映像は、劇場で見るのとはまた違った良さがあります。   (Ki)

BAC-049(2DVD)
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」(エーザー版) マルク・ラオ(Tホフマン)
パトリシア・プティボン(Sオランピア)
ラヘル・ハルニシュ(Sアントニア)
マリア・リッカルダ・ヴェッセリング(Msジュリエッタ)
ステラ・デュフェクシス(Msミューズ,ニクラウス)
ニコラス・カヴァリエ(Bsリンドルフ,コッペリウス,ミラクル,ダペルトゥット)ほか
パトリック・ダヴァン(指)スイス・ロマンドO
ジュネーヴ大劇場choほか

演出:オリヴィエ・ピィ
装置,衣装:ピエール=アンドレ・ウェイツ
収録:2008年10月
リージョン・オール/NTSC/16:9
PCMStereo,/DolbyDigital5.1
/DTS5.1/171m+26m
強烈なオペラ映像が登場です!今やヨーロッパで一番人気の演出家と言っても過言ではない、フランス人演出家オリヴィエ・ピィが手掛けた「ホフマン物語」。ピィと言えば、タブーを恐れずドラマを深く掘り下げることでカリスマ的人気を誇る演出家。彼が手掛けた舞台は必ず大きな話題になるのですが、なかでもこの「ホフマン物語」は、お伽噺的な娯楽作品へと陳腐化してしまったこの傑作から、オッフェンバックが意図した通りの“異常な世界”を見事に描き切ったことで大評判となったもの。ことにピィ独特の強いエロティシズムはここでも全開。遠目には全裸にしか見えないプティボンのオランピアにはビックリ!それ以上にヴェネツィアの娼館が舞台のジュリエッタの幕は全裸の男女がウヨウヨ!そうした刺激的な舞台から、オッフェンバックが目指した怪奇で幻想的な世界が見事に浮かび上がって来るのはピィならでは。2001年に初演されて以来、何度も再演されている、ピィを代表する演出です。歌手は、ベルギーのテノール、ラオのホフマン、ご存知プティボンのオランピア、近年アバドから重用されているスイスのソプラノ、ハルニシュのアントニア、バロックオペラでも活躍するスイスのメッゾ、ヴェッセリングのジュリエッタとたいへんに充実したキャスト。そしてブーレーズに学び現代音楽も得意とするダヴァンの切れ味鋭い音楽がピィの演出にピタリです。エーザー版を使用、正味3時間に迫る長さ。特典映像として出演者へのインタビューが見られます。
※このDVDは、FSK(ドイツにおける映画の自主規制団体)から6歳未満への規制が与えられています。  (Ki)
BAC-052

BAC-452(Bluray)
グルック:歌劇「オルフェとユリディス」
(1774年フランス語版に基づくダヴィド・アラーニャ編曲版)

◆特典映像…舞台裏の映像,インタビュー
ロベルト・アラーニャ(Tオルフェ)
セレーナ・ガンベローニ(Sユリディス)
マルク・バラード(Br案内人)
ジャンパオロ・ビサンティ(指)
ボローニャ市立歌劇場O

収録:2008年1月

※DVD…リージョンオール/NTSC
16:9/PCM-STEREO,
DOLBYDIGITAL5.1,/DTS5.1/104m
字幕:仏英独西伊

※Bluray…リージョンオール/16:9
PCMSTEREO,
DTSHDMASTERAUDIO5.1/104m
字幕:仏英独西伊
名テノール、ロベルト・アラーニャが主演したグルックの《オルフェとユリディス》、つまり《オルフェオとエウリディーチェ》のフランス語版です。注目はロベルトの弟、ダヴィド・アラーニャの演出。彼は物語を大幅に再構成し、作品を大胆にアレンジしています。舞台は現代。オペラの前には、グルックの音楽を用いたプロローグが置かれ、ここで結婚式の最中にユリディスが死んだ様子が描かれます。また本来ソプラノ役のアモールは、バリトンによる案内人になりました。そして何より、本来ハッピーエンドだったはずの幕切れも、ウリディスが死んでしまうという悲劇的幕切れに。ダヴィドによるこうした改編は賛否両論、大きな話題を提供しました。アラーニャのタイトルロールに加え、ユリディスには、2009年9月に来日リサイタルのあったセレーナ・ガンベローニが清楚な歌と容姿を披露しています。 (Ki)
BAC-053
ゲルギエフ〜私がいなきゃ始まらない マリインスキー・オペラ、
ロンドン交響楽団、
メトロポリタン・オペラ、
イェヒム・ブロンフマン、
アンナ・ネトレプコ、ウリヤナ・ロパートキナ、
ドミートリー・フヴォストロフスキー、
イリヤ・ムーシン、他出演

※リージョンオール/NTSC/16:9
PCM-STEREO/DOLBYDIGITAL5.1
DTS5.1/本編87’00”/おまけ69’00”
字幕:日仏英独露西、日本語
今日世界で最もカリスマ性のある音楽家ワレリー・ゲルギエフ。彼の仕事や生活を追いながら、その考えや芸術観を知ってゆく好企画。ロンドン交響楽団との「春の祭典」、マリインスキー劇場管とブロンフマンとのラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」のリハは興味津々。また家族との良きパパぶりや、故郷ウラジカフカスを訪れてのリラックスした表情など、コワモテのイメージのあるゲルギエフの人情あふれる意外な一面を垣間見せてくれます。また、女王ネトレプコがシャラポワに会えると聞いてはしゃぎまくるキャピキャピぶりも微笑ましい限り。★演奏としてはリムスキー=コルサコフの序曲「ロシアの復活祭」とチャイコフスキーの交響曲第5番の第2楽章がカットなして聴けます。また、マリインスキー・バレエの名花ロパートキナの「瀕死の白鳥」も絶品。またおまけとしてゲルギエフが芸術や指揮、さらにチェチェン問題にからむ政治やホール運営や企画などについて熱く語るのも貴重。嬉しいことに全篇日本語字幕付。極上のドキュメンタリー番組を観た充実感を味わえます。
BAC-054(2DVD)

BAC-454(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「マクベス」 ディミトリス・ティリアコス(Brマクベス)
フェルッチョ・フルラネット(Bsバンコ)
ヴィオレタ・ウルマーナ(Sマクベス夫人)
ステーファノ・セッコ(Tマクドゥフ)
アルフレード・ニグロ(Tマルコルム)ほか
テオドール・クレンツィス(指)
パリ・オペラ座O&cho
演出,装置,衣装:ディミトリ・チェルニャコフ
収録:2009年4月,パリ

リージョン・オール
NTSC/16:9
161m+33m
2.0PCM/5.1Dolby-Digital
字幕:伊英独仏西

(Bluray)
リージョン・オール
HD-16:9/161m+33m
PCM-Stereo,
DTS-HD Master-Audio5.1
字幕:伊英独仏西
パリで話題騒然となったヴェルディの「マクベス」が映像で登場です。「マクベス」はシェイクスピア原作から時代や場所の設定を移し変えた上演が盛んで、日本では黒澤映画「蜘蛛巣城」などという傑作もあります。とうぜん、オペラでも現代社会に置き換えた舞台は良くあります。このパリのバスティーユ劇場での新制作では、大人気演出家ディミトリ・チェルニャコフがマクベスをまさしく現代的に仕立てています。舞台は小さな町の中。冒頭、徴兵についていたと思しきマクベスの帰郷を町民が歓迎します。この舞台ではこの町民たちがマクベスとバンコに予言を与えます。それなりに裕福だけれど冴えない風貌のマクベスと夫人が、野心を燃やし、殺人を犯してまで権力の頂点に上っていく様は、かなりリアル。ことに田舎臭い格好から流行のファッションへと変貌していくマクベス夫人の成り上がり奥様っぷりはたいへん説得力があります。マクベスのディミトリス・ティリアコスはギリシャ、ロードス島出身のバリトン。ここ数年で急速に台頭したバリトンで、マクベスを始め、「ドン・カルロ」のロドリーゴなど、ヴェルディ・バリトンとして人気急上昇中です。オペラ歌手にしては痩せ型で背が高く、しかしどこか不甲斐ない中年の雰囲気があって、このマクベスにはピッタリ。マクベス夫人には、もはやヴェルディ、ワーグナーどちらもドラマティックソプラノの筆頭格になったヴィオレタ・ウルマーナ。女丈夫といった風貌と強靭な歌声で、はまり役。そしてこの二人以上に喝采を貰っていたのが、イタリア人テノール、ステーファノ・セッコ。見せ場の少ないマクドゥフ(マクダフ)が、彼の明るい美声で非常に目立つ存在になっています。さらに大ベテラン、フェルッチョ・フルラネットが存在感のあるバンコを歌って前半を大いに引き締めています。このプロダクションはロシアのノヴォシビルスク国立歌劇場との共同制作だったので、その音楽監督テオドール・クレンツィスが指揮に当たっています。1973年生まれのこの若手指揮者は、今西側でも非常に注目されている俊英で、ここでも切れ味鋭い音楽でヴェルディの卓越した心理描写を克明にしています。き

BAC-056
バロック・アカデミー「ル・ジャルダン・デ・ヴォワ」/ウィリアム・クリスティ NTSC方式
字幕:英・独/93’
PCMステレオ
「ル・ジャルダン・デ・ヴォワ」とは、クリスティ率いるレザール・フロリサンがたちあげた大プロジェクトで、若い声楽家の才能を発掘し伸ばすため、世界の名だたるコンサートホールでのツアーに彼らを同行させるというもの。プロジェクトに参加するにはオーディションを受けなくてはならないのですが、このオーディションの場面から、実際の舞台の裏側までのすべてが収められています。青春群像劇+ヨーロッパ一流のバロック音楽舞台制作の裏側のドキュメンタリーDVDといえるでしょう。オーディションで若者の歌を聴く、クリスティの真剣なまなざしが印象的。深い内容を要求するリハーサルシーン、また、演奏者が風光明媚な土地でボートなどを楽しむシーンも収録されており、ヨーロッパでの音楽修行はこんな感じなのか、と目で見て納得。クリスティの音楽性、バロック・オペラ制作舞台の表と裏を覗くことのできる貴重な内容です。 (Ki)
BAC-061

BAC-461(Bluray)
プーランク:歌劇「カルメル会修道女の会話」 スーザン・グリットン(Sブランシュ・ド・ラ・フォルス)
エレヌ・ギルメット(Sコンスタンス)
シルヴィー・ブリュネ(Msクロワシー夫人)
スサネ・レースマーク(Msマリー)
ソイレ・イソコスキ(Sリドワーヌ)
アラン・ヴェルヌ(Bsド・ラ・フォルス侯爵)
ベルナール・リヒター(T騎士ド・ラ・フォルス)
ハイケ・グレッツィンガー(Msジャンヌ)
アナイク・モレル(Sマティルド)
ほか
ケント・ナガノ(指)バイエルン国立O&cho
演出:ディミトリ・チェルニャコフ
衣装:エレナ・ザイチェヴァ
収録:2010年3月、ミュンヘン

リージョン・オール
NTSC/16:9/152m
PCM2.0,Dolby-Digital5.1
字幕:仏英独西

(Bluray)
HD/16:9/152m
DTS-HDMasterAudio
7.1,LPCM2.0
字幕:仏英独西
場で手がけたプーランクの大傑作「カルメル会修道女の対話」が映像になりました。チェルニャコフなので、舞台は当然現代。ごくありふれた服を着た女性たちが集うのは教会ではなく、宗教活動の拠点としている木造の小屋(ハウス)。この小屋は、広い舞台の上を、まるで漂流するように移動します。しかし彼女たちは世間からカルトとみなされ、やがて警察に追い込まれていく。チェルニャコフは、このオペラがフランス革命や修道院という舞台設定によってしばしば「時代物」になってしまっていることから、歴史性を一掃し、信仰に生きようと集団生活をする女性たちが、大きな社会の軋みによって死に直面させられる様を、非常に生々しく描いています。しかも、本来全員がギロチンで斬首される強烈な幕切れに、チェルニャコフはもう一捻り入れており、その扱いを巡ってかなりの賛否両論が巻き起こりました。歌手では、要のブランシュを歌うスーザン・グリットンの熱唱が絶賛を浴びました。また、リドワーヌのソイレ・イソコスキ、侯爵のアラン・ヴェルヌらベテラン、そしてバイエルン国立歌劇場を拠点としている実力派の歌手たちによって、歌、演技ともたいへんにまとまりが出来上がっています。音楽監督ナガノの指揮は、プーランクの繊細さを大事にしつつ、胸を締め付けられるような悲痛の表現にも長けた優れたものです。度々の上演によって日本でもその真価が広く認められるようになった「カルメル会修道女の対話」、そこにさらに新たな切り口を開いたこの舞台を、鮮明映像でお楽しみいただけます。ことにBlu-Rayは目の覚めるような画質です。 (Ki)
YouTubeにてサンプル映像をご覧いただけます。
http://www.youtube.com/watch?v=IurMFTyM3M4

BAC-066

BAC-466(Bluray)
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 マリア・グレギーナ(Sトゥーランドット)
サルヴァトーレ・リチートラ(Tカラフ)
タマール・イヴェーリ(Sリュー)
ルイス=オクタヴィオ・ファリア(Bsティムール)
カルロ・ボージ(T皇帝アルトゥム)
レオナルド・ロペス・リナレス(Brピン)
ジャンルカ・ボッキーノ(Tポン)
サヴェーリオ・フィオーレ(Tパン)
ジュリアーノ・ペリツォン(Br役人)
ほか
ジュリアーノ・カレッラ(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナO&cho、バレエ団
フランコ・ゼッフィレッリ(演出)
ワダエミ(衣装)
マリア・グラツィア・ガロフォリ(振付)
パオロ・マッツォン(照明)
収録:2010年8月、ヴェローナ

リージョン・オール
NTSC/16:9/128m
PCM-Stereo,
Dolby-Digital5.1
字幕:伊、英、独、仏、西、日本語

(Blu-Ray)
リージョン・オール
HD/16:9/128m
PCM-Stereo,5.1-DTS
HD-Master-Audio
字幕:伊、英、独、仏、西、日本語
2010年夏のアレーナ・ディ・ヴェローナでの上演のライヴ収録です。リチートラはデビューして間もなくムーティによってスカラ座で重用され世界的大成功を収めたのでベテランのような気がしますが、1968年生まれ、まさにこれから全盛期を迎えんとしていたところ。惜しんでも惜しみきれない急死です。そのリチートラが近年得意にしていたのが「トゥーランドット」のカラフ。情熱的で力強く、しかも声に甘さがあって人を惹きつける魅力のあるリチートラのカラフは、理想的と言ってよいでしょう。しばしば「パバロッティの再来」と言われるリチートラ、しかし有名なアリア「誰も寝てはならない」は、パヴァロッティの豪快な歌いっぷりとはまた違った繊細さも感じられるもの。大喝采に応えてアンコールするリチートラの心意気には、思わず涙がこみ上げて来そうになります。トゥーランドット役は、今日この役のスペシャリストとして称讃されているマリア・グレギーナ。相変わらずのド迫力な声でアレーナの大空間を満たしています。リューは、ポーランド国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、新国立劇場と三度日本で「オテッロ」のデズデーモナを歌って大評判となったグルジアのソプラノ、タマール・イヴェーリ。密度の濃い美声で切々とリューの悲しみを歌い上げています。ティムールはブラジルのバス、ルイス=オクタヴィオ・ファリア。知名度は低いものの、驚くほど立派な声の持ち主です。指揮は、ベテランのイタリアオペラ指揮者として世界中を駆け回っているジュリアーノ・カレッラ。巨大なアレーナでは指揮者の技量が問われますが、野外オペラ公演とは思えないほどしっかりとした音楽にまとめているのはさすが。「トゥーランドット」は映像も多く、フランコ・ゼッフィレッリ演出のものでも既に他にありますが、アレーナ・ディ・ヴェローナの巨大空間を豪華に装ったこのプロダクションはまた格別。しかも衣装はワダエミが担当。しかも鮮明なHD収録です。ことにBlu-Rayでは、夏のヴェローナの熱気まで伝わってきそうな気がします。しかも嬉しい日本語字幕付き!初「トゥーランドット」の方にも、さらにもう一つという方にも、自信を持ってお薦めできます。 (Ki)
BAC-067

BAC-467(Bluray)
ワイル:歌劇「マハゴニー市の興亡」(英語上演) ジェーン・ヘンシェル(Msレオカディア・ベグビック)
ドナルド・カーシュ(Tファッティ)
ウィラード・ホワイト(Bs三位一体のモージズ)
ミーシャ・ブルガーゴーズマン(Sジェニー・スミス)
ミヒャエル・ケーニヒ(Tジム・マッキンタイア)
ジョン・イースターリン(Tオブライエン,ヒギンズ)
オットー・カッツマイアー(Br銀行口座ビル)
スティーヴン・ヒュームズ(Tアラスカの狼ジョー)ほか
ラ・フラ・デルス・バウス
パブロ・エラス=カサド(指)マドリッドSO,
コーロ・インテルメッツォ
アレックス・オレ,カルルス・パドリッサ(演出)
アルフォンス・フロレス(舞台美術)
ルック・カステルス(衣装)
ウルス・シェーネバウム(照明)
収録:2010年9月、マドリッド


リージョン・オール
NTSC、16:9、138m
PCM-Stereo
Dolby-Digital5.1
字幕:英独仏西

(Bluray)
リージョン・オール
1080iFull-HD
PCM-Stereo,
DolbyDigital5.1
字幕:英独仏西
またしてもラ・フラ・デルス・バウスがやってくれました!2010年9月、マドリッドのレアル劇場で上演されたワイル「マハゴニー市の興亡」です。ベグビック、ファッティ、モージズという三人のいわくつきたちが荒野に作った街マハゴニーは、自由と歓楽を売りにして大いに繁栄する。しかしそこにやってきた人々の運命は拝金主義に翻弄され、死者が続出、ついには人々の暴動が起きて街は荒廃する、と言った話。1927年に初演された小規模な作品(通称「小マハゴニー)を元に大規模なオペラへと拡大したもので、鬼才ベルトルト・ブレヒトとワイルのコンビの作品の中でも現代社会への痛烈な皮肉に満ちていることでは随一なもの。その毒ゆえに1930年の初演時からしばらくは大きな評判となったものの、1933年にナチが上演を禁止、十分に広まらぬまま終わり、劇中歌「アラバマ・ソング」だけが知られる存在となっていました。社会問題が顕在化した1960、1970年代に「再発見」されて人気が上がり、ことに近年は経済の行き詰まりなどから注目すべき上演が続いています。このマドリッドの上演では、スペインの舞踊集団ラ・フラ・デルス・バウスが招かれ、中心メンバーであるアレックス・オレとカルルス・パドリッサが演出を担当。繁栄の崩壊を鼻先に突きつけられている現代ヨーロッパの問題をズバリと描いた舞台は大成功を収めました。実はレアル劇場の現総監督はあのジェラール・モルティエ。ザルツブルク音楽祭やパリのオペラ座で鮮やかな手腕を振るったモルティエならば納得の、現代社会に訴えかける刺激的なプロダクションです。ワイルのオペラには珍しいほど大物歌手が多数起用されています。街を築いた中心人物であるベグビックには、米国のベテラン名ソプラノ、ジェーン・ヘンシェル。同じく中心人物の三位一体のモージズには、2004年に下級勲爵士に叙任され「サー」の称号を得たジャマイカ生まれの名バス・バリトン、ウィラード・ホワイト。ジェニーは、個性的なファッションでも知られるカナダのソプラノ、ミーシャ・ブルガーゴーズマン。指揮のパブロ・エラス=カサドは、1977年、スペインのグラナダに生まれた若い指揮者。ここ数年の活躍は目覚しく、日本でもこの2011年6月にNHK交響楽団を指揮しています。近現代の音楽を得意とする一方、オペラ指揮者として劇場のピットにも度々入っており、「マハゴニー市の興亡」のような作品では打ってつけです。なおオリジナルはドイツ語ですが、ここではマイケル・ファインゴルドによる英訳を用いています。 (Ki)

BAC-068
ベルク:歌劇「ヴォツェック」 ゲオルク・ニグル(Br ヴォツェック)
マーディ・バイヤーズ(S マリー)
マキシム・パステル(T 大尉)
ピョートル・ミグノフ(Bs 医師)
ロマン・ムラヴィツキー(T鼓手長)
ロマン・シュラコフ(T アンドレス)
ヴァレリー・ギルマノフ(Bs 第一の徒弟)
ニコライ・カザンスキー(Br 第二の徒弟)
レオニード・ヴィレンスキー(T 白痴)
アレクサンドル・ネスポヴィティ(マリーの息子)
テオドール・クルレンツィス(指)
ボリショイ劇場O&cho
ディミトリ・チェルニャコフ(演出)
エレナ・ザイチェヴァ、ディミトリ・チェルニャコフ(舞台、衣装)
グレブ・フィリシチンスキー(照明)

収録:2010年11月、モスクワ
+ボーナス メイキング映像
リージョン・オール
NTSC/16:9PCM Stereo
5.1 Dolby Digital/135分
字幕:英仏独西
注目の上演の映像が登場!今猛烈に冴えてキレまくっている鬼才ディミトリ・チェルニャコフが、ベルクの傑作「ヴォツェック」を演出、期待に違わぬ見 事な出来栄えです。舞台は現代の中流集合住宅。12の住居(の一部屋が見られるという設定)と、1階には広いバー。ヴォツェックは集合住宅の一室に 暮らす勤め人風。大尉はアーミーオタク、医師はマッドサイエンティスト風、そしてヴォツェックは徹頭徹尾狂いっぱなし。チェルニャコフは「日常の中に 紛れ同居している異常さ」を鋭く描いています。通常だとマリー殺害とヴォツェックの溺死の後、緊張が急激に解けてしまうところを、チェルニャコフは彼 らしい視点で見るものを最後まで惹き付けさせてくれます。 舞台に負けず演奏がまた凄い。テオドール・クルレンツィスは、1972年2月24日、ギリシャに生まれたまだ若い指揮者。2004年から2010年までノヴォ シビルスク歌劇場の首席指揮者を務め、その才能が大きな評判になりました。現在はペルミ・オペラ・バレエ劇場の音楽監督を務めています。将来のロ シアの音楽界を背負って立つこと間違いなしの逸材です。ボリショイ劇場ではこれが「ヴォツェック」初演だそうですが、そうとは思えぬほどオーケストラ を見事に操り、切れ味鋭く緊張感のある音楽を作りつつ、必要な時にはお家芸のブラス群をパワフルに爆発させて血走った音楽を鳴らす。これぞロシアン・ ベルク!! ヴォツェック役のゲオルク・ニグルは、1972年、ウィーン生まれのバリトン。かつてウィーン少年Choのスター・ソリストだった人で、変声後にバリト ンに転向、バロックオペラと現代オペラを両軸に活躍しています。ヴォツェックはウィーンやミュンヘンでも歌っている得意の役柄。ここでは、普通の一般 人なのに完全に狂気に侵されているという役作りが見事です。マリー役のマーディ・バイヤーズは、米国出身のドラマティック・ソプラノ。アイーダやトス カを得意とし、近年はワーグナーのソプラノ役も多く歌っています。この二人以外は皆ボリショイ劇場で活躍する実力のあるロシア人歌手ですが、中には 大尉役のマキシム・パステルのようにビックリするほどうまい人もいます。 カーテンコールでの観客の大喝采まで一緒に楽しめます。 (Ki)


BAC-071(2DVD)

BAC-471(Bluray)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 リュドヴィク・テジエ(Br アルマヴィーヴァ伯爵夫人)
バルバラ・フリットリ(S アルマヴィーヴァ伯爵夫人)
エカテリーナ・シューリナ(S スザンナ)
ルカ・ピサローニ(Br フィガロ)
カリーヌ・デエイェ(Ms ケルビーノ)
アン・マリー(Ms マルチェッリーナ)
ロバート・ロイド(Bs バルトロ)
ロビン・レガート(T ドン・バジーリオ)
アントワーヌ・ノルマン(T ドン・クルツィオ)
マリア・ヴィルジニア・サヴァスターノ(S バルバリーナ)
クリスチャン・トレギエ(Br アントーニオ)
フィリップ・ジョルダン(指)パリ国立歌劇場O&cho
ジョルジョ・ストレーレル(演出、照明)
アンベール・カメルロ(再演監督)
エツィオ・フリジェリオ(舞台装置)
エツィオ・フリジェリオ、フランカ・スクワルチャピーノ(衣装)
ジャン・ギゼリック(振付)
収録:2010年10、11月、パリ


リージョン・オール
NTSC、16:9、178分
2.0 PCM / 5.0 Dolby Digital
字幕:伊英独仏西

(Bluray)
リージョン・オール
HD16:9、178分
PCM Stereo
DTS HD Master Audio 5.0
字幕:伊英独仏西
20世紀後半を代表する演出家の一人で、オペラの分野でも多大な功績を残したジョルジョ・ストレーレル(1921−1997)。中でも特に有名なものが、 1973年にパリのオペラ座のために制作した「フィガロの結婚」。オペラ座以外でも盛んに上演されたためいくつか映像も残されていますが、今回は2010 年に場所をバスティーユ劇場に移して上演された際の最新映像です。ストレーレルの演出については、奇を衒わず伝統を尊重しながらも才気が漲る生き生 きした舞台、というに尽きます。「フィガロの結婚」が好きならば一度は見ておくべき名舞台です。 歌手ではなんといってもバルバラ・フリットリの伯爵夫人が最高!若い頃から得意としてフリットリの評価を決定付けた役だけに、イタリアオペラのプリマド ンナとして君臨している今でも圧倒的。さらにフランスを代表するバリトンに成長したリュドヴィク・テジエの男の色気のある伯爵、伊達男を絵に描いたよ うな勢いと頭の切れの良さがあるルカ・ピサローニのフィガロ、ちょっと垢抜けない可愛さがスザンナらしいエカテリーナ・シウリナ、フランス人らしい品 の良さと優れた演技力で非常に人気の高いカリーヌ・デエイェのケルビーノと、主役級はたいへん強力。またマルチェッリーナにアン・アマレー、バルトロ にはロバート・ロイドと大ベテランが入るというお楽しみも。フィリップ・ジョルダンの指揮は、古楽系のメリハリの利いたモーツァルトとは一線を画した 安定感のあるもので、ストレーレルの演出との相性もピッタリです。 (Ki)
BAC-073

BAC-470(Bluray)

チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」(全2幕) 振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
指揮:パーヴェル・クリニチェフ
ボリショイ劇場O&cho
収録:2010年10月

クララ:ニーナ・カプツォーワ
くるみ割り王子:アルチョム・オフチャレンコ
【第1幕】
クララの父:アレクセイ・ロパレヴィチ
クララの母:オルガ・スヴォロヴァ
兄フリッツ:アンナ・プロスクルニーナ
くるみ割り人形:アレナ・サディコヴァ
ドロッセルマイヤー:デニス・サーヴィン
ねずみの王様:パヴェル・ドミトリチェンコ
ハーレキン:ヴャスチェスラフ・ロパーチン
コロンビーヌ:アンナ・ティコミロヴァ
女デビル:ヴィクトリア・リトヴィノヴァ
男デビル:岩田守弘
【第2幕】
スペイン:マリア・ミシナ、アンドレイ・ボロティン
アラビア:ヴィクトリア・オシポヴァ、ルスラン・プロニン
中国:スヴェトラーナ・パヴロヴァ、デニス・メディエデフ
ロシア:アンナ・レオノワ、アレクサンダー・ヴォドペトフ
フランス:ダリア・ホフロワ、マキシム・スロフ
花のワルツ:ユリア・グレベンスキコヴァ、
ヴィクトリア・リトヴィノヴァ、オルガ・マルチェンコヴァ、
ヤニナ・パリエンコ、アンナ・トゥラザシュヴィリ、
アンジェリナ・ヴラシネほか

(Bluray)
リージョン・オール
HD 16:9
DTS-HDMA 5.1,
PCM 2.0
103m
2010年12月にボリショイ劇場で行われたグリゴローヴィチ版「くるみ割り人形」。充実の配役に、美しい舞台、衣装、大変豪華でたのしめます。雪の表現は必見です。オフチャレンコ(王子)の非常にエレガントで美しい跳躍はほれぼれします。カプツォーワの可憐なクララ、そしてドロッセルマイヤー役のデニス・サーヴァンも演技達者な味わいで光っています。クリスマスツリーの前でドロッセルマイヤーが自作のハーレキン人形などを披露するシーンで、日本人ダンサー岩田守弘がデビル役で登場しているのも注目です。 (Ki)
BAC-076(2DVD)

BAC-476(Bluray)
ケルビーニ:歌劇「メデ」 ナージャ・ミヒャエル(S メデ)
カート・ストレイト(T ジャゾン)
ヘンドリキエ・ファン・ケルクホーフェ(S ディルセ)
ヴァンサン・ル・テクシエ(Bs-Br クレオン)
クリスティアンネ・ストタイン(Ms ネリス)
ガエル・アルケス(S 第一の侍女)
アンヌ=フルール・イニザン(Ms 第二の侍女)
アレックス・ビュルジェ(メデの息子)
ルイ・マロト(メデの息子)
クリストフ・ルセ(指)レ・タラン・リリク
モネ劇場Cho
クシシュトフ・ワルリコウスキ(演出)
マルゴジャタ・シチェスニアク(衣装)
フェリス・ロス(照明)

収録:2011年9月、ブリュッセル

NTSC 16:9/138分
字幕:仏英独蘭
PCM Stereo
Dolby Digital 5.1

(Blu-Ray)
HD 16:9/138分
PCM Stereo
DTS HD Master Audio 5.1
字幕:仏英独蘭
フィレンツェ生まれでパリで活躍した作曲家、ルイージ・ケルビーニといえば、代表作「メデア」をマリア・カラスが歌い広めたことで知られているでしょう。 実はオリジナルはフランス語の「メデ」、1797年に初演されました。言葉が違うだけでなく、台詞の語りが用いられたオペラコミークの様式で書かれており、 そしてフランス革命末期の作品らしく、極めて物語も音楽も強烈なもの。20世紀初頭に大幅に手直しされた一般的な「メデア」とは少なからず趣が違います。 ここに収録されているのは、2011年9月のモネ劇場で上演された「メデ」。ポーランド生まれでフランスやベルギーで非常に人気の高い演出家、クシシュ トフ・ワルリコウスキによる舞台が大きな話題となりました。ワルリコウスキの演出は演劇性が強いことで知られ、ここでの「メデ」も、ギリシャ神話の世 界を現代の生々しい愛憎劇に仕立てています。メデは体中に刺青のある黒服の女で、登場の際の姿はジャケット写真のようなロックないでたち。ジャゾン はドレッド長髪のアーティスト風二枚目。この一筋縄でいかないカップルの夫が妻を裏切って、裕福なクレオンの美しい娘ディルセと結婚する、というもの。 一見すると斬新で刺激的な舞台ですが、その奥には、エウリピデスの原作からケルビーニを経て伝えられるメデへの強い思い入れが感じられます。 歌手はたいへん強力です。メデは、情念の女を歌わせたら当代一のナージャ・ミヒャエル。歌に演技に強烈なインパクトを与えてくれます。優柔不断なジャ ゾンは、モーツァルト・テノールとして人気の高い米国のテノール、カート・ストレイト。メデに最後には殺されてしまう哀れな娘、ディルセには、ベルギー のソプラノ、ヘンドリキエ・ファン・ケルクホーフェ。透明な美声の持ち主で、しかも知的な雰囲気の美女。ほとんど下着のような衣装で演技も素晴らしいもの。 クレオンのヴァンサン・ル・テクシエは、フランスのベテランのバス=バリトン。声にも容姿にも渋みのある風格が漂っています。また黙約のメデの二人の 息子がいい演技をしています。 バックはなんとクリストフ・ルセ指揮のレ・タラン・リリク。ルセらしい緊張感の高い演奏によって、ケルビーニの音楽が当時いかに斬新だったのか現代の我々 に分からせてくれます。 舞台、演奏、歌と高水準にバランスの取れた「メデ」、従来のケルビーニ観が一転してしまうでしょう。 (Ki)

BAC-079

BAC-479(Bluray)
ライオネル・ブランギエ&ネルソン・フレイレ
ベルリオーズ:「海賊」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
グルック:「精霊の踊り」(ピアノ編曲:ジョヴァンニ・スガンバーティ)
ルーセル:交響曲第3番 ト短調 op.42
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」組曲第 2番
ネルソン・フレイレ(P)
ライオネル・ブランギエ(指)BBC響

収録:2010年8月、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
収録時間:95’


Region Code: 0
PCM STEREO,
5.1 DOLBY DIGITAL

(Bluray)
PCM STEREO
5.1 DTS HD MASTER AUDIO
Region Code: A,B,C
1080i FULL HD 16:9
2010年白熱のBBCプロムスのライヴ映像の登場。まず注目は、フレイレの信じがたいほどに美しいピアノの音色が流麗に響くショパンの協奏曲第2 番。第3楽章冒頭の語り口など、一音一音が心を打つ、著しい円熟ぶりを堪能できる内容です。アンコールのグルックの澄みきった世界も、まさに巨匠 の為せる業としか言えません。そしてそのフレイレの素晴しいピアノをこれまた巧みにサポートするのが、1986年ニース生まれの俊英指揮者、ブランギエ。 表情豊かな指揮で、ショパンではフレイレを見事に細やかにサポート。ベルリオーズでは透明感に満ちた音色、ルーセルでは精確なリズムと辛口なハーモ ニー、時折薫る美しさで存分に魅せてくれます。そしてラヴェルでは、冒頭の夜明けでの情景感たっぷりの世界、クライマックスでの管楽器の咆哮も決し てバランスを崩さない見事な統率ぶり。ブランギエは、オーケストラからの強いリクエストにより、2014/15シーズンのチューリヒ・トーンハレ管の首席 指揮者に決まっている(ジンマンの後任)など、若くして世界からひっぱりだこの存在。終演後の客席の熱狂は、単にこれがプロムスという特別なお祭り というだけではなく、巨匠フレイレ、そして若き天才ブランギエを心から称えていることがうかがわれるもの。耳と目で楽しめるライヴ映像です! (Ki)

BAC-080(2DVD)
BAC-480(Bluray)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」

■ボーナス
エクサン・プロヴァンスの「ドン・ジョヴァンニ」
ボー・スコウフス(Br ドン・ジョヴァンニ)
カイル・ケテルセン(Br レポレッロ)
マルリス・ペーターゼン(S ドンナ・アンナ)
コリン・バルツァー(T ドン・オッターヴィオ)
クリスティーネ・オポライス(S ドンナ・エルヴィーラ)
シェシュティン・アヴェモ(S ゼルリーナ)
ダヴィド・ビジッチ(Br マゼット)
アナトーリ・コチェルガ(Bs 騎士長)
ルイ・ラングレ(指)
フライブルク・バロックO
イングリッシュ・ヴォイシズ
ディミトリ・チェルニャコフ(演出)
ディミトリ・チェルニャコフ、
エレナ・ザイツェワ(衣装)
グレブ・フィルスティンスキー(照明)
収録:2010年7月、エクサン・プロヴァンス

■DVD
リージョン・コード:0(フリー
NTSC 16:9
183分+27分
2.0 PCM / 5.1 Dolby Digital
字幕:伊英独仏西

■Bluray
リージョン・コード:ABC(フリー
HD 16:9
183分+27分
2.0 PCM /
5.1 DTS HD Master Audio
字幕:伊英独仏西
今もっとも話題の鬼才ディミトリ・チェルニャ コフが演出ですので、ありきたりの「ドン・ジョヴァンニ」ではありません。舞台はすべて騎士長(大金持ち風)の館の中。ドンナ・アンナが彼の娘で、ドン・オッ ターヴィオがその婚約者というのは設定通り。しかしゼルリーナはアンナの娘という設定(前夫との子ということ)。マゼットはその婚約者。ドンナ・エル ヴィーラはアンナの従姉という設定。ドン・ジョヴァンニはエルヴィーラの夫ですが、くたびれた中年姿のジョヴァンニは明らかに一族の中で浮いています。 レポレッロは騎士長の親族でこの館で暮らしている若者で、ジョヴァンニと通じ合うものを感じている。このようにチェルニャコフは「ドン・ジョヴァンニ」 を華やかだけれど空虚で偽善的な世界の中でジョヴァンニがさ迷うような舞台に仕立て、人間の内面を深く抉ることに成功しています。 そんな舞台ですので、出演者がかなり重要。ドン・ジョヴァンニには、この役が当たり役のボー・スコウフス。若い頃からジョヴァンニを得意としてきたス コウフスですから歌はバッチリ、加えてチェルニャコフの要求するジョヴァンニ像にも打ってつけ。女性三人、アンナのマルリス・ペーターゼン、エルヴィー ラのクリスティーネ・オポライス、ゼルリーナのシェシュティン・アヴェモは、いずれも美女揃いで、さらに衣装でますます魅力的。レポレッロは米国生ま れでいまグングン人気急上昇中のバリトン、カイル・ケテルセン。そしてウクライナのベテランのバス、アナトーリ・コチェルガが非常に存在感の強い騎士長。 モーツァルトを得意とするフランスの指揮者、ルイ・ラングレが、ピリオド楽器のフライブルク・バロックオーケストラを指揮してキビキビした音楽を聞か せてくれます。 (Ki)
BAC-081(2DVD)

BAC-481(Bluray)
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」 ニーノ・マチャイゼ(S ジュリエット)
ステーファノ・セッコ(T ロメオ)
ケテヴァン・ケモクリゼ(Ms ステファノ)
クリスティーナ・メリス(Ms ジェルトルード)
ジャン=フランソワ・ボラス(T ティバルト)
パオロ・アントニェッティ(T ベンヴォリオ)
アルトゥール・ルチンスキ(Br メルキューシオ)
ニコロ・チェリアーニ(Br パリス)
ジャンピエロ・ルッジェーリ(Br グレゴリオ)
マンリーコ・シニョリーニ(Br キャプレ)
ジョルジョ・ジュゼッピーニ(Bs ロラン神父)
デヤン・ヴァチュコフ(Br ヴェローナ公)
ファビオ・マストランジェロ( 指 )
アレーナ・ディ・ヴェローナ財団O&cho、バレエ団
フランチェスコ・ミケーリ(演出)
エドアルド・サンキ(装置)
シルヴィア・アリモニーノ(衣装)
ニコス・ラゴウサコス(振付)
パオロ・マッツォン(照明)
収録:2011年8月、ヴェローナ


リージョン・オール
NTSC16:9177m
PCM Stereo,
Dolby Digital 5.1
字幕:仏伊英独仏

(Blu-ray)
リージョン:ABC
HD16:9177m
PCM STEREO,
5.1 DTS HD MASTER AUDIO
字幕:仏伊英独西
グノーの傑作「ロメオとジュリエット」が、物語の舞台であるヴェローナの古代劇場アレーナで上演、鮮明画像で収録されました。 ジュリエットは、グルジア出身の美貌のソプラノ、ニーノ・マチャイゼ。マチャイゼは2008年のザルツブルク音楽祭で、妊娠のため降板したアンナ・ネト レプコの後を受けてジュリエットを歌い大成功を収め、彼女の名を一気に国際的に知らしめました。言わばジュリエットは彼女の出世役。それから3年後 のこのヴェローナでのマチャイゼは若く勢いに乗っている旬の歌手の魅力がたっぷりです。ロメオのステファーノ・セッコは、今やイタリアオペラ界の希望 のテノールの一人と言ってよい人。情熱的で甘さもありながら節度を保って崩れを見せないセッコの歌は、フランスオペラでも気品たっぷりの素晴らしいも の。特に高音の美しさは絶品です。ステファノのケテヴァン・ケモクリゼは、マチャイゼと同じくグルジアのトビリシ生まれのメッゾソプラノ。まだデビュー して10年も経っていない若手ながら、既に各地で幅広く活躍しています。ステファノは2010年秋に英国ロイヤルオペラへのデビューで歌った得意の役です。 指揮のファビオ・マストランジェロは、1965年、南イタリア、バーリの生まれ。近年はロシアで活躍しており、エカテリンブルク・バレエ・オペラ劇場の 首席指揮者、また2007年からノヴォシビルスク交響楽団の首席客演指揮者。またマリインスキー歌劇場にもしばしば客演。もちろんイタリアでもオペラ 指揮者としてバリバリ活躍しており、この映像でもピットに登場しただけでアレーナの観客から大歓迎を受けています。 演出のフランチェスコ・ミケーリは、1972年、ベルガモ生まれ。近年人気の高い演出家です。舞台上に扇型状の骨組みの構造物を据え(二つに別れて 両家の対立を示す)、さらに様々な道具を活用して、広いアレーナの舞台でも現代的で生き生きとした舞台を作り出すことに成功しています。また色彩の 美しさも特筆もの。 野外公演の収録ですが、映像はかなり優秀、ことにBlu-Ray Discではヴェローナの夏の夜の空気まで漂ってくるような気がします。(Ki)

BAC-082
フェドセーエフ/ムジークフェライン・ライヴVol.1
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
 組曲「四季」〜秋の歌
 バレエ音楽「白鳥の湖」〜スペインの踊り
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
チャイコフスキー・シンフォニーO(旧モスクワRSO)

収録:2009 年 3月10日ウィーン・ムジークフェラインザール(ライヴ)
リージョン 0/DVD 5
NTSC/16:9
PCM STEREO/84分
フェドセーエフとチャイコフスキー・シンフォニーO(旧モスクワRSO)は2009年の3月に、4日間のウィーン公演を行ないました。それをロシアのテレビ局「クルトゥーラ」が収録、今回DVD化されました。プログラムは、近年フェドセーエフの定番となっているベートーヴェンとチャイコフスキー の交響曲を組み合わせるもので、初日は前者の第8番と後者の第4番が演奏されました。フェドセーエフは77歳ながら青年のように軽やかな身のこなしで、音 楽も若々しく推進力満点。アンコールの「秋の歌」は、表示はないものの、アレクサンドル・ガウクのオーケストラ編曲と思われます。 (Ki)

BAC-083
フェドセーエフ/ムジークフェライン・ライヴVol.2
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
 バレエ音楽「白鳥の湖」〜スペインの踊り
ガヴリーリン:映画音楽「地方の利益」〜ヴォログダを離れケルチに
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
チャイコフスキー・シンフォニーO(旧モスクワRSO)

収録:2009 年 3月11日ウィーン・ムジークフェラインザール(ライヴ)
リージョン 0/DVD 5
NTSC/16:9
PCM STEREO/84分
旧モスクワ派の 伝統に21世紀的な感覚も反映させた演奏で、ウィーンの聴衆も熱狂。アンコールで演奏されたガヴリーリンの「ヴォログダを離れケルチに」は1993年のヴィ シネフスカヤ出演の映画の音楽。 (Ki)
BAC-084
フェドセーエフ/ムジークフェライン・ライヴVol.3
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
スヴィリドフ:「吹雪」〜ワルツの響き
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
チャイコフスキー・シンフォニーO(旧モスクワRSO)

収録:2009 年 3月12日ウィーン・ムジークフェラインザール(ライヴ)
リージョン 0/DVD 5
NTSC/16:9
PCM STEREO/86分
「悲愴」はフェドセー エフこだわりの曲だけに他の追随を許さぬ深さ。非常に感動的です。 (Ki)
BAC-085
フェドセーエフ/ムジークフェライン・ライヴVol.4
ミャスコフスキー:チェロ協奏曲ハ短調Op.66
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲Op.58
アレクサンドル・クニャーゼフ(Vc)@、
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
チャイコフスキー・シンフォニーO(旧モスクワRSO)

収録:2009 年 3月13日ウィーン・ムジークフェラインザール(ライヴ)
リージョン 0/DVD 5
NTSC/16:9
PCM STEREO/87分
ミャスコフスキーのチェロ協奏曲は、奇跡の復帰を果たしたクニャーゼフの独奏というのも注目。ちなみにこの時がオーストリア初演で、 聴衆の反応も興味津々です。マンフレッド交響曲の映像も貴重です。 (Ki)

BAC-086B
サンクトペテルブルグ・フィル/シャンゼリゼ劇場ライヴ1
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
デニス・マツーエフ(P)、
ユーリー・テミルカーノフ(指)
サンクトペテルブルグPO

収録:2007年12月2日シャンゼリゼ劇場(ライヴ)

リージョン 0
片面一層/16:9
PCM STEREO/80分
*ブックレットは付属しません
ロシアのテレビ局「クルトゥーラ」制作によるチャイコフスキー・シリーズ。Vol.1にあたる当ディスクは、テミルカーノフとサンクトペテルブルグ・フィ ルによる交響曲第4番とピアノ協奏曲第1番。ピアノ独奏はヴィルトゥオーゾのデニス・マツーエフ。マツーエフは前年の2006にこの曲を同じメンバーでセッ ション録音していますが、ライヴで燃えるピアニストだけに、ここでは物凄いことになっていて、触発されたオーケストラも火を吹く演奏を披露しています。 その余波の及んだ交響曲第4番も異様な熱気にあふれていて、ムラヴィンスキー時代のレニングラード・フィルを彷彿させてさえいます。 (Ki)

BAC-087A
サンクトペテルブルグ・フィル/シャンゼリゼ劇場ライヴ2
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
ユーリー・テミルカーノフ(指)
サンクトペテルブルグPO

収録:2007年12月3日シャンゼリゼ劇場(ライヴ)

リージョン 0
片面一層/16:9
PCM STEREO/46分
*ブックレットは付属しません
チャイコフスキーの交響曲第5番といえば、ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルの十八番だった作品ですが、テミルカーノフも充実の演奏を聴か せてくれます。第1楽章とフィナーレの主部はテンポが速く、ロシアの伝統が感じられるのも嬉しい限りですが、全体にきびきびしていて筋肉質。ロシア 的な歌心にも欠けておらず、久々にロシアらしい交響曲第5番を堪能できます。 (Ki)

BAC-088B
サンクトペテルブルグ・フィル/シャンゼリゼ劇場ライヴ3
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
幻想的序曲「ロミオとジュリエット」
ロココ主題による変奏曲Op.33(ナカリャコフ編)
セルゲイ・ナカリャコフ(フリューゲルホルン)、
ユーリー・テミルカーノフ(指)
サンクトペテルブルグ・フィル

収録:2007年12月5日シャンゼリゼ劇場(ライヴ)

リージョン 0
片面一層/16:9
PCM STEREO/87分
*ブックレットは付属しません
ロシアのテレビ局「クルトゥーラ」制作によるチャイコフスキー・シリーズ。Vol.3にあたる当ディスクはテミルカーノフとサンクトペテルブルグ・フィル による「悲愴」と「ロココ主題による変奏曲」ほかで、2007年12月5日にパリのシャンゼリゼ劇場で行われたコンサートのライヴ。「ロココ主題による 変奏曲」はチェロの作品ですが、人気トランペット奏者セルゲイ・ナカリャコフが、父ミハイル編曲によるフリューゲルホルン版で華麗な演奏を聴かせてく れます。ナカリャコフの巧さと朗々たる美音は相変わらずで、映像で観られるのもファンにとって嬉しい限りです。テミルカーノフの「悲愴」は実演が非常 に多いため、ディスクも多数存在するような印象がありますが、実はサンクトペテルブルグ・フィルとの1992年RCA盤位しかありません。15年を経た 新録音はますますテミルカーノフ色が濃くなり、厳しさや絶望のないソフトな世界が広がります。もちろんレニングラード・フィル伝統の迫力も満ちています。 (Ki)
BAC-089
バレエ「マニフィカト」/振付:ハインツ・シュペルリ
音楽:J.S.バッハ
1.オープニング
2.無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調BWV1013:アルマンド
3.ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048:アレグロ、アダージョ、アレグロ
4.ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001:アダージョ
5.カンタータ「われいずこに逃れゆかん」BWV5:アリア「たっぷりと注げ, 汝神の如き泉よ」
6.ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001:フーガ
7. ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001:シチリアーナ
8.カンタータ「われは満ちたれり」BWV82:アリア「われは満ちたれり」
9. ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001:プレスト
10.マニフィカト ニ長調BWV243(全曲)
11.エンド・クレジット
舞台装置:ペーター・シュミット
照明:マルティン・ゲブハルト
ソロ・ダンサー:ガリーナ・ミハイロヴァ、サラ=ジェーン・ブロドベック、ジュリエット・ブルンナー、
サマンサ・メドニック、シェ・ユン・キム、メラーニ・ボーレル、ヴァーエ・マルティロシアン、
フィリップ・ポルトガル、アルマン・グリゴリアン、オラフ・ケルマンシュペルガー
チューリッヒ・バレエ、オーケストラ・ラ・シンティラ、チューリヒ・オペラ
マルク・ミンコフスキ( 指 )
収録:2012 年 2 月チューリッヒ歌劇場

音声:PCMステレオ、
5.1DD/16:9
NTSC/リージョン0/73’ 00
チューリッヒ・バレエ芸術監督のハインツ・シュペルリがJ.S.バッハの音楽に新しい発想で振り付けたチューリッヒ・バレエによる「マニフィカト」。マルク・ ミンコフスキが指揮をした2012年2月の公演がDVDとなって発売されます。 バッハのマニフィカトは、キリストを懐胎した聖母マリアの不安、戸惑い、喜び、そして神への讃歌を表現した美しい作品です。ハインツ・シュペルリは、 マリアの喜びを表現し、輝かしい神への賛美への道筋を確固たるものにするために、「無伴奏フルートのためのパルティータ」、「ブランデンブルク協奏曲 第3番」、2つのカンタータのアリアなどを挿入し、生きる喜びを打ち出した構成をとっています。アプローチは教育的でアカデミックですが、ハインツ・シュ ペルリの巧みな演出でダンスと音楽が融合する驚くべきステージを見せてくれています。 (Ki)
BAC-090
モイセーエフ・バレエ団〜パリ公演
ロシア舞曲集「夏」/カルムィク舞曲/クリミア・タタール舞曲/ホルミ(アジャリア兵士の舞曲)/モルドヴァ舞曲/古都のカドリユ/パルチザンたち/出航の日/ブルバ/ジプシー舞曲/ホタ・アラゴネーズ/ガウチョ/戦う二人の少年/ゴパーク
モイセーエフ・バレエ団
監督:アンディ・ソンマー

収録:2011年12月/パレ・デ・コングレ(パリ)
DVD9 NTSC
カラー 16:9
PCM STEREO
5.1 DOLBY DIGITAL
107分/リージョンAll
モイセーエフ・バレエ団といえば、ソ連時代から同国を代表する民族アンサンブルで、日本でもボリショイ・サーカスとならんで知られていました。団 長のイーゴリ・モイセーエフが2007年に101歳で亡くなり今後が懸念されていましたが、変わらぬ妙技を見せています。彼らは旧ソ連諸民族をはじめ、 世界の民族舞曲を様式化し、目の覚めるように美しい民族衣装と曲芸のような技を駆使して観客を熱狂させます。旧ソ連ならではのオリンピックとバレエ のメソードの賜物で、信じ難い跳躍や一糸乱れぬ輪舞など驚きです。またスペイン舞曲はバレエ、フラメンコを学ぶ方々にも大きな参考になる超オススメ 盤です。

BAC-093
シャルパンティエ:歌劇「ダヴィデとヨナタン(ダヴィドとジョナタス)」 パスカル・シャルボノー(T ダヴィド)
アナ・キンタンシュ(S ジョナタス)
ニール・デイヴィス(Br サユル)
フレデリック・カトン(Br アシス)
クレシミル・シュピツェル(T ジョアベル)
ドミニク・ヴィス(CT 巫女)
ピエール・ベシエール(Bs サミュエルの霊)
ほか
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
アンドレアス・ホモキ(演出)
パウル・ツォラー(舞台)
ギ デ オン・デイヴィ( 衣 装 )
フランク・エーフィン( 照明)

収録:2012年7月、エクサン・プロヴァンス
リージョン・コード:0
NTSC/16:9/130 分
PCM STEREO / 5.1
Dolby Digital
字幕:仏英独西
マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643―1704)の「ダヴィデとヨナタン(ダヴィドとジョナタス)」の映像が初登場です。1688年2月28 日にパリで初演されたこの作品は、旧約聖書の有名なサウル、ダヴィデ、ヨナタンの物語に基づいたプロローグと5幕の堂々たる悲劇です。ただ、一世 代上のジャン=バティスト・リュリのような宮廷からの保護がないシャルパンティエの作品は比較的コンパクトで、「ダヴィデとヨナタン」も正味2時間強。 話が有名なこともあって、現代の我々にはフランス・バロック・オペラ入門としても打ってつけの作品です。 御大ウィリアム・クリスティは「ダヴィデとヨナタン」に入れ込んでおり、1988年に舞台上演と並行してHMFに録音(2012年にHMX 2901289で復活)、 その後も1994年、2004年、2012年、2013年と頻繁に取り上げています。ここに収録されているのは2012年7月のエクサン・プロヴァンス音楽 祭での上演。クリスティの「ダヴィデとヨナタン」の総決算と言ってよいでしょう。 ダヴィドは、カナダのオタワ出身のテノール、パスカル・シャルボノー。それまで軽い役ばかりだったシャルボノーはこのダヴィドで成功を収め、古楽テノー ルとして注目を浴びるようになりました。ジョナタスのアナ・キンタンシュはポルトガルのソプラノ。彼女もこのジョナサスで知名度が一気に高まりましたが、 日本では2007年のラ・フォル・ジュルネで来日、ミシェル・コルボの指揮で歌ってかなり話題となっていたので、ご記憶の方もいらっしゃるでしょう。サ ユルには、バロック声楽ものではおなじみのウェールズのバリトン、ニール・デイヴィス。演技力も含め安定感があります。アシスにはフランスの実力派バ リトン、フレデリック・カトン。ジョアベルにはスロヴァキア系のクロアチア人美声テノール、クレシミル・シュピツェル。嬉しいことに1988年の録音で も巫女を歌ったドミニク・ヴィスがここでも巫女。女装役はお得意のヴィスですが、ここでの普通の主婦風の女装はかなり印象に焼きつきます。 アンドレアス・ホモキの演出は、20世紀のモロッコかアルジェリア辺り、キリスト教徒とイスラム教徒が混ざり暮らす町が舞台の様子。兄弟のように仲の 良いジョナタスとダヴィドだが、ダヴィドに理解のあった母が亡くなってしまい、青年になったダヴィドが兵役から帰還する頃にはサユルは息子とダヴィド の関係を疎むようになる。やがて微妙なバランスを保っていた民族関係が崩れ、悲劇へと向かって行く…。熾烈な部族抗争が当たり前のように描かれる旧 約聖書におダヴィデの役目とその悲しみを現代の物語にしています。舞曲で子役による少年時代のダヴィドとジョナタスをパントマイムで描く一方、ジョナ タスが男装ソプラノ役ということを利用してジョナタスとダヴィドに友情以上の深くしかし純粋な愛を盛り込んでおり、両面での二人の悲しい運命を浮き彫 りにしています。様々な意味で興味深い舞台です。 なお、本来プロローグに置かれているサミュエルの霊の場面を、物語の展開通り第3幕の後に回しています。 (Ki)

BAC-095
ポール・テイラー・ダンス・カンパニー/パリ公演

(1)ブランデンバーグスOp.88 (1988)

(2)最愛の背徳者Op.129 (2008)
(1)振付:ポール・テイラー
音楽:J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3、6番
出演:マイケル・トゥルスノヴェック、エイミー・ヤング、パリサ・ホブデン、 イーラン・バッジェ、ロバート・クライネンドースト、ジェイムズ・サムソン、 ショーン・マホニー、マイケル・アプッツォ、マイケル・ノヴァーク
(2)振付:ポール・テイラー
音楽:プーランク:グローリア
出演:マイケル・トゥルスノヴェック、エイミー・ヤング、 ロバート・クライネンドースト、ジェイムズ・サムソン、パリサ・ホブデン、 ショーン・マホニー、イーラン・バッジェ、マイケル・アプッツォ
収録:2012年/シャイヨー宮(パリ、ダンスの夏フェスティヴァル)

DVD5 NTSC
カラー  16:9
PCM STEREO
5.1 DOLBY DIGITAL
本編55’ 00”/ボーナス11’ 00”
字 幕:仏( ボーナス部分)
リージョンAll
マーサ・カニンガムやジョージ・バランシンの薫陶を受けたポール・テイラーが1954年に創設したポール・テイラー・ダンス・カンパニー。裸足で踊 るモダン・ダンス集団として知られています。彼らのパリ公演を収めたDVDの登場です。「最愛の背徳者」はアメリカの詩人ホイットマンが看護兵として 南北戦争に従軍した際のエピソードが描かれています。傷を負い死に瀕した兵士たちを、優しく愛撫しキスする女性との交歓を優しく表現。プーランクの「グ ローリア」が効果的に用いられ、神々しささえ感じさせます。 (Ki)
BAC-097(2DVD)
ワーグナー:「パルジファル」 アンドルー・リチャーズ(T パルジファル)
ヤン=ヘンドリク・ロータリング(Bs グルネマンツ)
アンナ・ラーション(Ms クンドリー,天上からの声)
トーマス・ヨハネス・マイヤー(Br アンフォルタス)
トーマス・トーマソン(Br クリングゾル)
ヴィクター・フォン・ハーレム(Br ティトゥレル)
ウィレム・ファン・デア・ヘイデン(T 聖杯騎士)
フリーデマン・レーリヒ(Br 聖杯騎士)
イルゼ・エーレンス(S 小姓)
アンジェリク・ノルデュス(Ms 小姓)
ハイス・ヴァン・デア・リンデン(T 小姓)
ギヨーム・アントワーヌ(Br 小姓)
ほか
ハルトムート・ヘンヒェン(指)
モネSO,モネcho
ロメオ・カステルッチ(演出、舞台装置、衣装、照明)
シンディ・ファン・アッカー(振 付)
収録:2011年2月20日、ブリュッセル

リージョン・コード:0
NTSC/16:9/239分
PCM stereo / 5.1 Dolby Digital
字幕:独英仏蘭
2011年1、2月にモネ劇場で上演されて大変な話題となったワーグナー「パルジファル」が映像になりました。斬新で説得力の強い舞台作りで演劇 舞台に独自の境地を切り開いたイタリア人演出家、ロメオ・カステルッチが初めて本格的なオペラの演出に乗り出したもの。間違いなく、これまで見たこ とのないような「パルジファル」です。ネタバレは避けますが、ジャケット写真にあるように第1幕が深く暗い森の中であるのに対し、第2幕は真っ白な 舞台の中での不思議な世界で、これは非常に強烈なもの、しかもそれが「パルジファル」の音楽に深く絡みついている様に、カステッルッチの才能と手腕 をまざと感じさせられます。とにかくワグネリアン、斬新な演出を求めるオペラファンには必見の上演映像です。 歌手は近年の「パルジファル」上演ではおなじみの人が中心。クンドリーは、既にワーグナー・アルトとして高名なスウェーデンのアルト。クンドリーはエ ルダ、フリッカと並んでラーションの当り役です。グルネマンツは大ベテラン、ヤン=ヘンドリク・ロータリング。グルネマンツは、新国立劇場でのベルク「ヴォ ツェック」のタイトルロールで強烈な印象を残したバリトン。クリングゾルは、アイスランドのバスバリトン、トーマス・トーマソン。バレンボイムが指揮し たスカラ座の2012/2013年シーズン開幕公演での「ローエングリーン」でハインリヒ・フォン・テルラムントを歌ってたいへん好評だった人です。パルジ ファルのアンドルー・リチャーズだけはワーグナーには新顔。米国、アリゾナ州フェニックスの生まれで、2005年からベルリンを拠点にし、欧米の多くの 劇場で活躍している実力派です。すっかり巨匠の風格が漂うようになったハルトムート・ヘンヒェンの指揮は、さすが劇場経験豊富な指揮者だけにグッと 迫るものがあります。 (Ki)


BAC-102
BAC-402(Bluray)
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」(1868/9年原典版) ボリス・ゴドゥノフ:アレクサンドル・ツィムバリュク(Bs)、
皇子フョードル:ユリヤ・ソコリク(Ms)、
皇女クセニヤ:中村恵理(Sop)、
乳母:ヘイケ・グルツィンガー(A)、
シュイスキー:ゲルハルト・シーゲル(T)、
アンドレイ・シチェルカーロフ:マルクス・エイヘ(Br)、
僧ピーメン:アナトーリ・コチェルガ(Bs)、
グリゴーリ・オトレピエフ:セルゲイ・スコトホドフ(T)、
浮浪者ヴァルラーム:ウラジーミル・マトリン(Bs)、
ミサイール:ウルリヒ・レス(T)、
居酒屋の女将:オッカ・フォン・デア・ダメラウ(Ms)、
ニキーティチ:ゴラン・ユリチ(Bs)他、
バイエルン国立歌劇場Cho
舞台美術:レベッカ・リングスト、エフゲニー・モナホフ、
衣装:インゴ・クリュグラー、
演出:カリスト・ビエイト、
ケント・ナガノ(指)バイエルン国立歌劇場O
制作総指揮:フランソワ・デュプラ、
監督:アンディ・ソンマー
[2013年2月/バイエルン国立歌劇場HD/HD録音]

◆DVD
リージョンオール
カラー 16:9 NTSC
PCM STEREO/
DTS Dolby Digital 5.1
139’/字幕:英仏独
◆Bluray
リージョンオール
カラー 16:9 NTSC
PCM STEREO/
DTS HD Master 5.1
139’/字幕:英仏独
ムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」は17世紀初頭のロシアを舞台に、動乱時代の民衆の力と叫びを描いたプーシキン原作の作品。1868/9年の原典 版はプリマ・ドンナの登場する場面がなく、陰惨で暗い内容ですが、これをスペインの「お騒がせ」演出家カリスト・ビエイトが舞台を現代に置き換え、今日 の世界情勢を風刺する斬新なものとなっています。
ビエイトといえば「ヴォツェック」や「カルメン」でも注目されたエロとバイオレンスで知られますが、今回は裸もなく、唯一のヒロインの悪女マリーナさえも 登場しない1868/9年版ゆえ、エロ要素はほとんどありませんが、暴力と破壊の過激な演出は健在。ボリスはネクタイにスーツ姿、皇子フョードル(ここでは 女子の設定)は外国の女子高生の制服、民衆は現代の普段着とコスプレ的な衣装も斬新。 ★有名なクレムリンの場では民衆が安部首相も含む各国首脳のポートレートをさかさまに掲げ、現代の世界情勢へのメーセージを強烈に発しています。ボリス が良き父としてホームドラマ風に描かれたり、刑事ドラマの尋問さながらの場も迫真に満ちています。
ボリス役のアレクサンドル・ツィムバリュクは1976年生まれ。男臭さと堂々たる体躯はボリスにぴったり。30代後半とは思えぬ貫録を示しています。また、 その娘クセニヤ役に日本の中村恵理が出演しているのも注目。さらに特筆なのがケント・ナガノ指揮のバイエルン国立歌劇場管。斬新すぎる作曲技法とオーケ ストレーションの不備を指摘されることの多い原典版を用いながら、色彩的な響きとしなやかな音楽、劇的な盛り上がりの巧さで、この過激な演出を見事に支 えています。 (Ki)
BAC-104
BAC-404 (Bluray)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 ヘー・ホイ(S アイーダ)
ファビオ・サルトーリ(T ラダメス)
ジョヴァンナ・カゾッラ(Ms アムネリス)
アンブロージョ・マエストリ(Br アモナズロ)
アドリアン・サンペトレアン(Bs ランフィス)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs 国王)
カルロ・ボージ(T 伝令)
エレナ・ロッシ(S 巫女)
オメール・メイア・ヴェルバー(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナO&cho,バレエ団
ラ・フラ・デルス・バウス,アレックス・オリェ(演出)
ヴァレンティーナ・カラスコ(演出補,振付)
ローランド・オルベター(装置)
チュ・ウロズ(衣装)
パオロ・マッツォン(照明)

収録:2013年6月
◆DVD
リージョン:ALL/NTSC 16:9
148分
PCM STEREO / DOLBY DIGITAL 5.1
字幕:伊英独仏西
◆Bluray
リージョン:ALL/HD 16:9
148分
2.0 PCM / 5.1 DTS MASTER AUDIO
字幕:伊英独仏西
2013年はヴェルディの生誕200周年でしたが、同時にアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭の100周年でもありました。というのも、1913年8月にヴェルディ 生誕100周年を記念してここで「アイーダ」が上演され、これが音楽祭の開始とされているからです。100周年のアレーナ・ディ・ヴェローナでは二つの「ア イーダ」が上演されました。8月10日の記念日から9月8日の閉幕までは100年前の舞台の復元上演でしたが、開幕となる6月14日から8月3日までは、 今話題のスペインの舞踏集団、ラ・フラ・デルス・バウスによる新制作の舞台が上演されました。ヴァレンシア・リングなどで未来的な舞台でアッと驚かせたラ・ フラ・デルス・バウスですが、ここでは芸術監督アレクス・オリェが中心となって、古代エジプトという基本的な設定は踏まえつつ、装置や衣装はSF風の近未 来的なものにし、また随所で現代の人々が舞台に交わるという、過去・現在・未来が入り混じった独特の世界観を広げています。また後半ではアレーナ・ディ・ヴェ ローナの広い舞台に水を張ってナイル川を作り、その周りを舞踏団による動植物が彩るという趣向が凝らされて、夏の野外公演らしい気持ちよさを掻き立てて います。最初のうちは戸惑い気味だった観客も、最終場面では深い感動に包まれている様子が映像から伝わってきます。 さすがはアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭、歌手は一流ばかり。タイトルロールは、今アイーダを歌わせたらこの人!というほどあちこちで歌っているヘー・ ホイ(和慧。イタリアではウイ・エと呼ばれています)。1972年、中国、西安の生まれ。2002年からイタリアを中心に活動しています。充実した声の持ち主で、 アイーダはスカラ座、メトロポリタン歌劇場、バイエルン国立歌劇場などで歌って評判を取った当り役。日本でも2012年8月の新国立劇場での演奏会形式上演、 2013年9月、東京と大阪でのスカラ座の演奏会形式上演で歌っています。ファビオ・サルトーリは、イタリア、トレヴィーゾ生まれのテノール。近年著しく風 格を増してドラマティックな役を手掛けるようになり、ヴェルディの後期のオペラでの活躍が増えています。ジョヴァンナ・カゾッラは1945年、ナポリ生まれと いうかなりのベテラン。かつてはドラマティック・ソプラノとしてトゥーランドットなどを得意とした人で、全盛期でもメッゾソプラノ役をしばしば歌っていました。 堂々とした貫禄を見せ付けるアムネリスはお見事。アモナズロは、スカラ座時代のムーティが重用したバリトン、アンブロージョ・マエストリ。 指揮のオメール・メイア・ヴェルバーというと、2010年のサイトウ・キネン・フェスティヴァルで、降板した小澤征爾に代わってR.シュトラウスの「サロメ」 を指揮したことで知られるイスラエルの指揮者。1981年生まれですから、まだ30代前半という若さですが、2011年からスペイン、ヴァレンシアのソフィア王 妃芸術館の音楽監督(ロリン・マゼールの後任)を務めています。 既に「アイーダ」の映像はたくさん出回っていますが、その中でも個性的なことは間違いなしのラ・フラ・デルス・バウスの「アイーダ」、しかもHD収録の鮮明画像。 いつもと違った感動が待っていることでしょう! (Ki)
BAC-105
BAC-405(Bluray)
リムスキー=コルサコフ:歌劇「皇帝の花嫁」 ソバーキン:アナトーリ・コチェルガ(Bs)、
マルファ:オリガ・ペレチャトコ(S)、
グリャズノイ:ヨハネス・マルティン・クレンツレ(Br)、
マリュータ=スクラトフ:トビアス・シャベル(Bs)、
ルィコフ:パヴェル・チェルノフ(Ten)、
リュバーシャ:アニータ・ラフヴェリシヴィリ(Ms)、
サムーロワ:アンナ・トモワ=シントウ(S)
演出・舞台美術:ドミートリー・チェルニャコフ、
衣装:エレーナ・ザイツェワ
ダニエル・バレンボイム(指)
ベルリン国立歌劇場O&cho

収録:2013年10月/ベルリン国立歌劇場での高解像度録音
◆DVD
リージョン:All
DVD9 NTSC 16:9/2.0 PCM
5.1 Dolby Digital/152’
字幕:英仏独/ロシア語歌唱
◆Bluray
リージョン:A, B, C
BD50 1080i Full HD. 16:9
2.0 PCM
5.1 DTS HD Master Audio/152’
字幕:英仏独/ロシア語歌唱
リムスキー=コルサコフが1899年に発表した9作目の歌劇「皇帝の花嫁」。友人の婚約者マルファをモノにしたいグリャズノイは、媚薬を盛ろうと計じます。 グリャズノイの恋人リュバーシャは捨てられたと思い、体を代償に毒を入手。媚薬とすり替え毒殺しようとしたことで、登場人物全員に悲劇が訪れます。愛 する者を殺され狂乱するマルファは歌舞伎風でもありますが、ロシア男性の好色ぶりと、ロシア女性の嫉妬の恐ろしさは肉食系の凄まじさです。
ここに収められているのは2013年10月にベルリン国立歌劇場で上演されたもの。ドミートリー・チェルニャコフの演出は、イワン雷帝時代から現代の テレビ局に舞台を移し、登場人物の中心である皇帝の親衛隊をテレビ局のお偉方とし、皇帝の花嫁募集の宣伝放送を通じて大衆をコントロールして政府に 服従させる様を示しています。全体がコンピューター化され、主人公マルファのプロフィールもモニターの投影とスタッフたちのメールのチャットで描かれます。 美術は現代ですが、舞台の盆回りなど歌舞伎にヒントを得た手法が興味津々。
とは言え、リムスキー=コルサコフの音楽はオリジナルのままで、いかなる演出にも負けぬ存在感を示しています。バレンボイムの雄弁な指揮ぶりも特筆。 独唱も巧みに支え、合唱の効果にはっとさせられるほか、オーケストラもロシア的なファンタジーや荒れ狂う情熱を煌めくような才気と緊張感で再現してい ます。 ★特筆すべきはリュバーシャ役のアニータ・ラフヴェリシヴィリ。嫉妬に狂った悪役ぶりが観ていて恐くなるほどの迫真の演技。また、72歳の名歌手トモワ =シントウが出演しているのも貴重。主役マルファ役のオリガ・ペレチャトコは可憐な女子高生から狂乱する人妻までを清らかな美声で表現。哀れすぎる最 後に涙を禁じ得ません (Ki)
BAC-106
ノイマイヤー〜幻想「白鳥の湖のように」
チャイコフスキー:白鳥の湖
王:イジー・ブベニーチェク、
影:カーステン・ユング、
ナターリャ(王の婚約者):エリーザベト・ロスカヴィオ、
アレクサンダー(王の友人):アレクサンドル・リャプコ、
クレール(その婚約者):シルヴィア・アッゾーニ、
オデットを踊るバレリーナ:アンナ・ポリカルポワ、
ジークフリート:ヤチェク・ブレスほか
ヴェッロ・ペーン(指)ハンブルクSO
振付:ジョン・ノイマイヤー
舞台美術・衣裳:ユルゲン・ローゼ

収録:2001年5、6月/ハンブルク国立バレエ
DVD9 PAL/カラー 16:9
PCM STEREO
5.1 DOLBY DIGITAL/171分
音声:英独/字幕:仏
リージョンAll
鬼才ノイマイヤーが創作した新・白鳥の湖。音楽はオリジナルのまま、オデットやジークフリートは通常のプティパ版を踊りますが、主役をあのルートヴィ ヒ二世らしき人にし、ワーグナーではなくオデット姫を踊るバレリーナに片思いして妄想の世界を彷徨う変態譚となっています。もともと「白鳥の湖」はド イツが舞台であるのと、いくつかのメロディを「ローエングリン」から借用しているとされるので、「白鳥の湖」がワーグナーの音楽に聴こえてきます。
※この商品はPALのみです。通常のプレイヤーでは再生できません。ご注意下さい。
BAC-107D04
エフゲニー・スヴェトラーノフに捧ぐ
ラフマニノフ:合唱交響曲「鐘」Op.35
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
プロコフィエフ:女声合唱と管弦楽のための「2つの詩」Op.7
 カンタータ「彼らは7人」Op.30
タチアナ・パヴロフスカヤ(S)
フセヴォロド・グリヴノフ(T)
セルゲイ・レイフェルクス(Br)
イェフィム・ブロンフマン(P)
ユルロフ国立cho
ロシア国立SO
ウラディーミル・ユロフスキ(指)

収録2013年9月6日モスクワモスクワ音楽院大ホール
収録時間:84分/音声:ステレオ2.0/DD5.1/字幕:英語,ドイツ語,フランス語/韓国語/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面ニ層ディスク
20世紀を代表する指揮者の一人、エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928-2002)。モスクワ出身、モスクワ音楽院で学び、1955年からボリショイ劇場で指揮、1962年には同歌劇場の首席指揮者に任命されます。1965年からはロシア国立SO(旧ソ連国立SO)の芸術監督、首席指揮者に就任し、35年間に渡ってこのオーケストラの発展に尽力しました。モスクワ音楽院の壮麗なチャイコフスキー・ホールで開催された、スヴェトラーノフの85回目の誕生日を記念して行われたこの演奏会は、ピアノのブロンフマンやバリトンのレイフェルクス、テノールのグリヴノフなど素晴らしいソリストを迎え、2011年から芸術監督,首席指揮者を務めているユロフスキが全てをまとめています。選ばれた作品はどれもスヴェトラーノフが愛したもので、中でもラフマニノフの「鐘」は、スヴェトラーノフがモスクワ音楽院での最終試験で選択した作品であり、また死の2週間前にも演奏したという、キャリアの最初と最後を飾る重要なレパートリー。ユロフスキは先人への敬愛を込め、これらの曲を溌剌と演奏しています。
BAC-108
BAC-408(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」

■ボーナス
チェルニャコフへのインタビュー
ミーシャ・ディディク(T マンリーコ)
マリーナ・ポプラフスカヤ(S レオノーラ)
スコット・ヘンドリックス(Br ルーナ伯爵)
シルヴィー・ブリュネ=グルッポーソ(Ms アズチェーナ)
ジョヴァンニ・フルラネット(Bs フェランド)
マルク・ミンコフスキ(指)モネSO&Cho
ディミトリ・チェルニャコフ(演出,装置,衣装)
エレ ナ・ザイチェヴァ( 衣装 )
グレブ・フィリシチンスキー(照明)

収録:2012 年 6 月、ブリュッセル

◆DVD
リージョン:All/NTSC 16:9
143分+15分
2.0 PCM / 5.1 Dolby Digital
字幕:英仏蘭独
(ボーナス映像:英仏
◆Bluray
リージョン:All/HD 16:9
143分+15分
2.0 PCM / 5.1 DTS HD Master Audio
字幕:英仏蘭独
(ボーナス映像:英仏
前代未聞の「トロヴァトーレ」が登場!大鬼才ディミトリ・チェルニャコフの演出、我らが時代の大指揮者マルク・ミンコフスキが組んだモネ劇場での「ト ロヴァトーレ」は、誰も考えつかなかった刺激的な舞台になっています!! チェルニャコフによる設定はこんな具合。とある事件から1年後、アズチェーナは真相を明らかにすべくマンリーコ、ルーナ伯爵、レオノーラを呼び寄せる。 密室の中、フェランドの指示で四人は渋々再現プレイを始める。すると各人から隠されていた事実が次々と判明し、やがて激しく感情をぶつけ合っていく…。 おそらく言葉で説明しても何が面白いのか伝わらないでしょう。また普通の「トロヴァトーレ」のつもりで見始めてもしばらくは状況が分からず混乱するで しょう。しかしチェルニャコフの仕掛けが効いてくると、密室劇特有の張り詰めた緊張感が手に汗握る興奮へと変わっていき、そしてあの「トロヴァトーレ」 の幕切れが素晴らしい効果を発揮するようになります。これはまさにチェルニャコフ・マジック。合唱も脇役も舞台には出て来ず、たとえばイネスのパート はアズチェーナが歌うなど、すべてにおいて普通じゃありません。 非常に実験的な上演ですが、歌手はたいへん優れています。レオノーラは、今や人気のプリマドンナ、マリーナ・ポプラフスカヤ。モスクワ生まれながら、 すっかり欧米の大劇場の華となっているポプラフスカヤは、モネ劇場でも大喝采を浴びています。マンリーコは、ウクライナのテノール、ミーシャ・ディディク。 ウクライナ、ロシアで活躍した後、1998年にフィンランド国立歌劇場でのドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」で西側にデビュー。以来ロシアオペラ、イタ リアオペラ両面で活躍、2009年10月にはウィーン国立歌劇場に、2012年2月にはメトロポリタン歌劇場に初出演しています。東欧風の太めで力強い 声の持ち主。ルーナ伯爵のスコット・ヘンドリックスは、米国、テキサス州、サン・アントニオ生まれのバリトン。ドイツと米国の劇場を中心にイタリアオ ペラのバリトンとして活躍しています。アズチェーナのシルヴィー・ブリュネ=グルッポーソは、シチリア系フランス人(父がシチリア人、母がフランス人) のメッゾソプラノ。フランス各地でたいへんに活躍しており、ミンコフスキとの共演も多々。フェランドのジョヴァンニ・フルラネットがいい味の老け役を演 じています。 指揮はなんとマルク・ミンコフスキ。演出が普通でないので音楽がだいぶ難しくなっているはずなところが、ミンコフスキの明快で弾力のある音楽が大い に力になっています。さすが古楽畑出身のミンコフスキ、通常の「トロヴァトーレ」の上演では端折られたり改編される箇所も楽譜通り演奏してヴェルディ 本来の意図を果たしています。 大人気オペラ「トロヴァトーレ」でさえ既成概念を崩してしまうチェルニャコフ、まさに稀代の鬼才です。日本では絶対に見られないような舞台ですから、 鮮明映像でじっくりお楽しみください! (Ki)

BAC-109(2DVD)
ベルク:歌劇「ルル」(チェルハ補筆3幕版) バーバラ・ハンニガン(S ルル)
ナターシャ・ペトリンスキー(MS-ゲシュヴィッツ伯爵令嬢)
ディートリヒ・ヘンシェル(Br シェーン博士,切り裂きジャック)
トム・ランドル(T 画家,黒人)
チャールズ・ワークマン(T アルヴァ)
パヴロ・フンカ(Bs シゴルヒ)
フランシス・ボーン(MS-学生,給仕)
イヴァン・ラドロー(Br 猛獣使い,力業士)
アルブレヒト・クルッツヴァイト(T 侯爵,公爵,近侍)
ルーニ・ブラッタベルク(Bs 劇場支配人,銀行家)
ミレイユ・カペル(MS-15歳の少女の母)
ベアタ・モラウスカ(MS-女性芸術家)
ベノワ・ド・レールスニデ(Br 新聞記者)
ジェラール・ラヴァル(Br 警部,医事顧問官,教授)
シャルル・ドケイゼ(Br 召使)
アンナ・メストリオ(S 15歳の少女)
ロサルバ・トレス・ゲレーロ( 踊り)
クロード・バルドゥイユ(踊り)
ポール・ダニエル(指)モネSO
クシシュトフ・ワルリコウスキ(演出)
マルゴジャタ・シチェスニアク( 装 置 , 衣 装 )
フェリス・ロス( 照明)
クリスティアン・ロンシャン(ドラマトゥルギー)
クロード・バルドゥイユ(振付)

収録:2012年10月19、26日、ブリュッセル
リージョン:All/NTSC 16:9
194分 PCM 2.0
Dolby Digital 5.1
字幕:独英仏蘭
ベルクの「ルル」は上演されれば必ず話題になる人気オペラ。その「ルル」でも近年特に素晴らしい出来栄えのプロダクションとして大評判になったベ ルギー、ブリュッセルのモネ劇場での上演がDVDになりました! 演出はポーランド生まれでフランスやベルギーで非常に人気の高い演出家、クシシュトフ・ワルリコウスキ。そして鍵となるルルは、カナダ最東部ノバスコ シア州生まれのソプラノ、バーバラ・ハンニガン。現代音楽を得意とするハンニガンは、上演時の年齢は40歳過ぎだったにもかかわらず、歌手とは思え ぬ引き締まったボディで、どうみても若い娘。もちろん歌も演技も高水準。このルルのために生まれてきたようなハンニガンを得て、ワルリコウスキの演出 が冴えに冴えます。ルルはバレエ少女出身のセクシーアイドルといった風情で、冒頭、下着姿のピチピチのモデルとして登場。その彼女が周囲を巻き込ん で徐々に破滅へと向かい、やつれていくのですが、そんな彼女を少女時代のルル(少女バレリーナ)が悲しげに見詰めることで、物語に奥行きが生まれて います(彼女以外にも少女バレリーナたちが重要な役割を担っています)。特筆すべきは最終場面第3幕第2場。チェルハ補筆のこの場面は下手をする と片付けの幕切れになりがちですが、ワルリコウスキはこの最終場面が滅法素晴らしいもの、凄惨でありながら美しい必見の名場面になっています。様々 な手法を駆使して「ルル」の核心へとズバリ切り込んでいくワルリコウスキの「ルル」、オペラファンならずとも見る価値ありです。 ハンニガン以外の歌手も素晴らしい人たちばかり。シェーン博士と切り裂きジャックはなんとディートリヒ・ヘンシェル。特に切り裂きジャックは通常より 重要な役回りで、ヘンシェルの存在感が生きています。アルヴァはロッシーニ・テノールとして知られるチャールズ・ワークマン。厄介な高音もお手の物な ら、風貌や演技もピタリ。ゲシュヴィッツ伯爵令嬢のナターシャ・ペトリンスキーはウィーン生まれのメッゾソプラノ。バロックから近現代ものまでレパート リーの広い実力派歌手です。画家と黒人は、バロック音楽で活躍するテノール、トム・ランドル。シゴルヒは、英国生まれ(父がウクライナ人、母が英国人) のバス=バリトン、パヴロ・フンカが、いかにもという絶妙な人物像を作っています。 指揮は英国の指揮者、ポール・ダニエル。2013年からボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団の音楽監督を務めています。1990年から1997年までオペラ・ ノースの音楽監督、1997年から2005年まで、エングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督を務めていました。 既に多くの映像商品がある「ルル」ですが、このDVDはそこから一歩二歩抜け出す素晴らしい上演の記録です。 (Ki)

BAC-110
BAC-410(Bluray)
R・シュトラウス:歌劇「歌劇「エレクトラ」 エヴェリン・ヘルリツィウス(Sエレクトラ)
ヴァルトラウト・マイアー(Msクリテムネストラ)
アドリアンヌ・ピエチョンカ(Sクリソテミス)
トム・ランドル(Tエギスト)
ミハイル・ペトレンコ(Brオレスト)
フランツ・マツーラ(Bsオレストの侍者)
フロリアン・ホフマン(T若い従者)
ドナルド・マッキンタイア(Bs老いた従者)
レナーテ・ベーレ(S監視の女,クリテムネストラの側近の侍女)
ボニタ・ハイマン(Ms第1の侍女)
アンドレア・ヒル(Ms第2の侍女,クリテムネストラの裾持ち)
シルヴィア・ハブロヴェツ(Ms第3の侍女)
マリー=イヴ・マンガー(S第4の侍女)
ロバータ・アレクサンダー(S第5の侍女)
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)パリO,グルベンキアン合唱団
パトリス・シェロー(演出)
リシャール・ペドゥッツィ(装置)
ドミニク・ブリュギエール(照明)
カロリーヌ・ド・ヴィヴェーズ(衣装)

収録:2013年7月、エクサン・プロヴァンス
◆DVD
リージョン:ALL/NTSC 16:9
110 分+23分
2.0 PCM / 5.1 Dolby Digita
字幕:独英仏伊西(特典映像:英)
◆Bluray
リージョン:ALL/HD 16:9
110 分+23分
2.0 PCM /
5.1 DTS HE Master Audio
字幕:独英仏伊西(特典映像:英)
シュトラウス・イヤーに目玉が登場!!2013年夏にエクサン・プロヴァンス音楽祭で上演され絶賛された「エレクトラ」が映像になりました。世界中から熱 心なシュトラウス・マニアが集まったこの上演は大成功を収め、共同制作であるスカラ座の2014年6月の上演も同じく大成功を収めました。しかしその間の 2013年10月7日に演出のパトリス・シェローが亡くなり、この演出は彼の最後の大仕事となりました。シェローの演出は、灰色の建物が取り囲む中庭のよ うな閉鎖的な空間の中、現代の普通の服装をしている登場人物たちと、一見すると地味なくらいですが、すべての役が極めて演劇的に動き、館の下女たちのよ うな脇役までもを復讐劇に密に絡ませ、伏線やちょっとした仕掛けが見事に効いているという、シェローらしい人間描写に優れた生々しい「エレクトラ」になっ ています。 舞台に負けず劣らず素晴らしいのがサロネンの指揮。ともすると咆哮と迫力ばかりで押し切られがちな「エレクトラ」の音楽を、この上なく精緻に知的に捌き、 胸がすくほど切れ味の良い「エレクトラ」を成し遂げています。これはもう次元の違う演奏といってよいでしょう。あまりピットに入ることのないパリOが ここでは存分に技術力を発揮しているのにも圧倒。 歌手は今「エレクトラ」に望み得る最高の人たちばかり。タイトルロールのエヴェリン・ヘルリツィウスは役に強烈に没入するタイプの歌手で、もちろんエレク トラは嵌り役、壮絶な演技歌唱で圧倒的な存在感。クリテムネストラのヴァルトラウト・マイアーは、持ち前の知的な言葉裁きと演技でこの重要な役にさらな る求心力を与えています。クリソテミスのアドリアンヌ・ピエチョンカの美声で情感こもった歌も素晴らしく、主役女声三役は極めて充実。さらにエギストには、 さえないオヤジではなく逞しくてかっこいいトム・ランドル、オレストには渋い存在感が光るミハイル・ペトレンコと男声も見事。また脇に大ベテランの歌手が参 加しているのも要注目。フランツ・マツーラは1924年生まれと言いますから、この時なんと89歳!ドナルド・マッキンタイアは1934年生まれの78歳。重 要な役である第5の侍女のロバータ・アレクサンダーは1949年生まれの64歳。いずれも舞台経験の厚みを感じさせてくれます。 ボーナス映像としてシェローのインタビューを収録。 (Ki)
BAC-113
BAC-413(Bluray)
「マルコ・スパダあるいは盗賊の娘」(3幕のバレエ)
音楽:ダニエル=フランソワ=エスプリ・オーベール(1782-1871)


■ボーナス
マルコ・スパダ、ボリショイ劇場のフランス・バレエ
振付・舞台美術・衣装:ピエール・ラコット
指揮:アレクセイ・ボゴラート
マルコ・スパダ:デヴィッド・ホールバーグ
スパダの娘 アンジェラ:エフゲーニャ・オブラスツォーワ
ローマ知事の娘 サンピエトリ:オリガ・スミルノワ
フェデリッチ公爵:セミョーン・チュージン
ペピネッリ伯爵:イーゴリ・ツヴィルコ
ローマ知事/ オサリオ王子:アンドレイ・シトニコフ
修道士ボロッメオ:アレクセイ・ロバレービッチ
花嫁:アナスタシア・スタシュケヴィチ
花婿:ヴァチェスラフ・ロバーティン
ボイリショイ・バレエ、ボリショイ劇場O

◆DVD
126 min. (本編)/25 分(ボーナス)
NTSC, 16/9,/PCM2.0,
Dolby Digital 5.1/リージョン:All
◆Bluray
126 min. (本編)/25 分(ボーナス)
1080i HD, 16/9,/PCM Stereo,
DTS Master Audio 5.1/リージョン:All
世界の頂点のバレエ団のひとつ、ボリショイ・バレエ団の、珍しい演目が映像化されました! オーベールが作曲した「マルコ・スパダ」は、1857年、パリ・オペラ座で初演されました。その後、フランス人振付家ピエール・ラコット(b.1932)が、 1981年にリメイクした版がローマ歌劇場でヌレエフによって演じられています。近年、ラコットが、ボリショイ劇場のためにさらにリメイクを施したものが この映像です。技術的にも物語の面でも非常にユニークな作品で、跳躍も多い非常に難易度の高い振り付け。ストーリーは、盗賊マルコ・スパダとその 娘アンジェラ、そして彼らをとりまく人々が織りなす物語。最後はマルコ・スパダは銃に倒れますが、娘は愛する人と結ばれる、という内容です。マルコを 含む5人のプリンシパルが登場し、場面の変化に富み、バレエ団の群舞チームもほぼ全員が参加するという非常に大掛かりな舞台。さらに、動物までも が登場します。アメリカ人ソリスト、デヴィッド・ホールバーグの見事な身のこなし、オブラスツォーワの可憐な娘役が見事なのはもちろんのこと、ボリショ イ・バレエ団の群舞のレヴェルの高さにも注目の舞台です。 (Ki)
BAC-114(2DVD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲(全曲)

ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
ピアノ・ソナタ第25番 ト長調〜第1楽章
序曲コリオラン op.62
ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

■ボーナス:ドキュメンタリー「B (Beethoven) to Z (Zacharias)」
クリスティアン・ツァハリアス(P)
ローザンヌCO

収録:2012年10月(DVD1)、2013年5月(DVD2)/いずれもローザンヌ・メトロポール・ホールでのライヴ
ボーナス映像:2013年
NTSC
Region All/16:9
字 幕( ボ ー ナス ):英 語
PCM STEREO,
5.1 Dolby Digital
本編(演奏会)193’、ボーナス 52’
ツァハリアスといえばEMIで数々の名録音をのこしている巨匠ピアニストですが、近年は指揮の活動もしており、そのレパートリーはシューマン、 C.P.E.バッハの交響曲、さらには「皇帝ティートの慈悲」「フィガロの結婚」、「ウィンザーの陽気な女房たち」(ニコライ)など幅広いものとなっています。 ツァハリアスが2000年から指揮者を務めているローザンヌ室内管弦楽団を率いて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を弾き振りした演奏映像の登場で す。明晰な解釈とクリーンな音色はさすが。いずれもライヴですが、客席の盛り上がりも納得の素晴らしい演奏が展開されています。
ボーナス映像には、リハーサルのもようや、様々なことについて語るツァハリアスの姿が収められています。リハーサルでは非常に要点を押さえた指示を 出し、オーケストラもそれにこたえているのがよくわかります。ピアノという楽器の歴史などもまじえてそれぞれの協奏曲について語っています。また、テー ブルを囲んで光の色合いなど様々なことについて語りながら仲間にワインを自然に注ぐ姿など、リラックスした素顔も垣間見ることができます。ツァハリア スのこうした姿は今まであまり映像などで公開されていなかったこともあり、貴重なドキュメンタリーといえるでしょう。 (Ki)

BAC-115(2DVD)
アルゲリッチと仲間たち、2013年サル・プレイエル・ライヴ〜バッハ作品
■DVD1
(1)2台のピアノのための協奏曲第3番ハ短調BWV1062
(2)ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056
(3)ピアノ協奏曲第4番イ長調BWV1055
(4)即興
(5)3台のピアノのための協奏曲第1番ニ短調BWV1063
(6)4台のピアノのための協奏曲イ短調BWV1065
(7)4台のピアノのための協奏曲イ短調BWV1065〜第3楽章(アンコール)

■DVD2
(1)4台のピアノのための協奏曲イ短調BWV1065
(2)ピアノ協奏曲第3番ニ長調BWV105
(3)ピアノ協奏曲第7番ト短調BWV1058
(4)即興
(5)2台のピアノのための協奏曲第2番ハ長調BWV1061
(6)3台のピアノのための協奏曲第2番ハ長調BWV1064
(7)即興
(8)4台のピアノのための協奏曲イ短調BWV1065〜第3楽章(アンコール)
マルタ・アルゲリッチ(P)

■DVD1
(1)カティア&グヴァンツァ・ブニアティシヴィリ(P)
(2)スティーブン・コヴァセヴィチ(P)
(3)ネルソン・ゲルナー(P)】
(4)ガブリエラ・モンテロ(P)
(5)ミシェル・ダルベルト、フランク・ブラレイ、ダヴィッド・カドゥシュ(P)
(6)マルタ・アルゲリッチ、リーリャ・ジルベルシュテイン、マウリツィオ・ヴァリーナ、イム・ドンヒョク(P)
(7)収録:2013年10月21日/サル・プレイエル(パリ)
■DVD2
(1マルタ・アルゲリッチ、ニコラ・アンゲリッシュ、酒井茜、ネルソン・ゲルナー(P)
(2)リーリャ・ジルベルシュテイン(P)
(3)イム・ドンヒョク(P)】
(4)即興【ガブリエラ・モンテロ(P)
(5)フランク・ブラレイ、ダヴィッド・フレイ(P)
(6)3イム・ドンヒョク、マウリツィオ・ヴァリーナ、酒井茜(P)
(7)ガブリエラ・モンテロ(P)

ローザンヌCO

収録:2013年10月22日/サル・プレイエル(パリ)
監督:アンディ・ゾンマー
ピアノの女王マルタ・アルゲリッチが、特に目をかけている「アルゲリッチ・ファミリー」のピアニストたちと行ったコンサートのライヴ。2013年10月 21日と22日に、パリのサル・プレイエルで行ったもので、バッハの協奏曲を存分に楽しませてくれます。
かつての伴侶コヴァセヴィチをはじめ、リーリャ・ジルベルシュテイン、ミシェル・ダルベルト、ブニアティシヴィリ姉妹、ネルソン・ゲルネルなど日本で も人気の高い人々が一堂に会しています。さらに日本の酒井茜、韓国のイム・ドンヒョクなどアジア勢が加わっているのもうれしい限り。驚きなのが、出 番でないすごい面々が譜めくりをしていること。この画像だけでも超お宝と申せましょう。
彼らアルゲリッチのお眼鏡にかなった名手たちが真剣かつ楽しげに演奏を繰り広げます。ことに4台のピアノのための協奏曲は、アルゲリッチが加わる だけで完璧プラスアルファになるのがさすが。アルゲリッチの演奏はいつものように輝き色彩豊かで聴き惚れてしまいます。子供さらには孫の世代の若者 が懸命に弾くのを、慈母のまなざしでつつみ、ぐいぐい牽引します。
コヴァセヴィチ、ジルベルシュテインのソロ協奏曲も聴きもの。コンサートに居合わせた方々に羨ましさの極みですが、この映像でも十分に堪能すること ができる、世にも貴重な記録です。 (Ki)
BAC-118
ティエリー・エスケシュ:歌劇「クロード」
【ヴィクトル・ユーゴー:「クロード・グー」に基づく】
ジャン=セバスティアン・ブ(クロード)
ジャン=フィリップ・ラフォン(看守)
ロドリーゴ・フェレイラ(アルバン)
国立リヨン歌劇場O&cho
ジェレミー・ロレル(指)
オリヴィエ・ピィ(演出)

収録:2013年4月
NTSC方式
リージョン: All/16:9
PCM 2.0/Dolby Digital 5.1
字幕:英/フランス語歌唱
ティエリー・エスケシュによるオペラ新作。ユーゴーの「クロード・グー」を原作としています。エスケシュは作曲家、天才オルガン奏者、そして即興演 奏者として活躍しています。フランス作曲界で最も重要な人物の一人。このオペラ「クロード」はリヨン歌劇場の委嘱を受けて作曲されました。音楽は管 弦楽も合唱も実に効果的に使っており、人間の罪とは何なのか、クロードの物語から見る人に問いかけるような世界が展開されています。 =あらすじ= クロード・グーは貧しい労働者。機械化によって仕事を奪われてしまい職にあぶれ、盗みをする。懲役を言い渡され監獄に送られ作業に服する。クロー ドは囚人仲間の中で信頼を得る存在となる。ある日、アルバンという若い囚人が新たに収容される。大食漢のクロードはいつも配膳の食事では足りずひ もじい思いをしていたが、アルバンが自分の食事を分け与えるようになると、クロードとアルバンは友情で結ばれるようになる。人気者のクロードをよく思っ ていなかった看守がクロードとアルバンの仲を引き裂くためにアルバンの配置換えをする。クロードは看守にもとに戻すよう懇願するが、受け入れられず、 クロードは看守を殺してしまう。その後自らも命を絶とうとするが死にきれず、裁判にかけられ死刑となる。という物語。 (Ki)
BAC-119
BAC-419(Bluray)
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」 オデット/オディール:スヴェトラーナ・ザハロワ
ジークフリート王子:デニス・ロヂキン
ロットバルト(ロスバルト):アルテミー・ベリャコフ
女王:エカテリーナ・バリキナ
家庭教師:アレクセイ・ロパレヴィチ
道化:イーゴリ・ツヴィルコ
ボリショイ・バレエ団
ボリショイ劇場O
パヴェル・ソローキン(指)
振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
場面振付:マリウス・プティパ、レフ・イワノフ、アレクサンドル・ゴルスキー
美術監督:シモン・ヴィルサラーゼ
照明:ミハイル・ソコロフ
脚本:ユーリー・グリゴローヴィチ(ウラディーミル・ベギチェフ、ワシリー・ゲルツァー『白鳥の湖』より改訂)
収録:2015 年1月/ボリショイ劇場(モスクワ)
演出:フランソワ・デュプラ
撮影:ヴィンセント・バタヨン
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DD5.1、
PCMステレオ
リージョン:All/125分
◆Bluray
画面:1080i Hull HD16:9
音声:DTS-HD MA5.1、
PCMステレオ
リージョン:All/125分
2014年11月に来日公演を行ったボリショイ・バレエによる「白鳥の湖」。この映像は、来日直後の2015年1月本拠地ボリショイ劇場での収録。主 演はスヴェトラーナ・ザハロワとデニス・ロヂキンで来日公演でも披露された組み合わせです。ロシアで最も歴史が古く伝統を誇る名門、世界最高峰のバ レエダンサーや衣装・美術の粋を集めたボリショイ・バレエ団。チャイコフスキーの叙情的な音楽と王女オデットと王子ジークフリートの悲恋の物語は、最 もロマンティックな古典バレエであり、同バレエ団を代表する演目のひとつ。さらになんといってもオデットのザハロワは、群を抜く美しさ、繊細で気品漂う 踊りは必見です。 (Ki)

BAC-120E03(2DVD)
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」

ボーナス映像…ドミートリ・チェルニャコフへのインタビュー
リュドミラ:キエフの大公の娘…アリビナ・シャギムラトワ(S)
ルスラン:キエフ大公国の騎士でリュドミラの許婚…ミハイル・ペトレンコ(Br)
ラトミール:ハザールの王子…ユーリ・ミネンコ(C.T)
ファルラーフ:ヴァリャークの騎士…アルマス・シュヴィルパ(Bs)
ゴリスラーヴァ…アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(S)
スヴェトザール:キエフの大公…ウラディーミル・オグノヴェンコ(Bs)
白魔術師フィン…チャールズ・ワークマン(T)
魔女ナイーナ…エレナ・ザレンバ(Ms)他
ボリショイ劇場O&cho
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ドミートリ・チェルニャコフ(演出)

収録時間:197分(オペラ)+35分(ボーナス)
音声:ステレオ2.0/DD5.1
字幕:英語,ドイツ語,フランス語(オペラ)+フランス語,英語(ボーナス)
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面ニ層ディスク×2
勇壮な序曲はしばしば耳にしますが、全曲はというとほとんど目にする機会もなく、そもそもどのような物語かすらも知られていない歌劇です。ボリショイ劇場はこの作品を非常に大切にしており、これまでに9種類の演出で700回以上も上演するという超ロングヒットを記録しています。
こちらは2011年、ボリショイ劇場改装後の新演出で、左右に置かれた2つの巨大なスクリーンを用い、登場人物たちは19世紀と21世紀を行き来しながら、ユロフスキのダイナミックな指揮とともに、このおとぎ話風の物語を絶妙に盛り上げていきます。 
BAC-121
BAC-421(Bluray)
ビゼー:歌劇「カルメン」 エカテリーナ・セメンチュク(カルメン:メゾソプラノ)
イリーナ・ルング(ミカエラ:ソプラノ)
カルロ・ヴェントレ(ドン・ホセ:テノール)
カルロス・アルバレス(エスカミーリョ:バリトン)
フランチェスカ・ミカレッリ(フラスキータ:ソプラノ)
クリスティーナ・メリス(メルセデス:メゾソプラノ)
フェデリコ・ロンギ(ダンカイロ:バリトン)
パオロ・アントネッティ(レメンダード:テノール)
チェ・スンピル(スニガ:バリトン)
フランチェスコ・ヴェルナ(モラレス:バリトン)
フェデリコ・ロンギ(ダンカイロ)
パオロ・アントネッティ(レメンダード)
ヴェローナ野外劇場O&cho
ヴェローナ野外劇場バレエ団
ヘンリク・ナナシ(指)
演出・舞台美術:フランコ・ゼフィレッリ
衣装:アンナ・アンニ
照明:パオロ・マッツォン
振付:エル・カンボリオ(ルチア・レアル)
収録:2014年6月ヴェローナ野外劇場(イタリア)
プロデューサー:フランソワ・デュプラ
監督:アンディ・ゾマー
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DD5.1、DD2.0
字幕:英仏伊独
リージョン:All/159 分
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA5.1、
PCMステレオ
字幕:英仏伊独
リージョン:All/159 分
ヴェローナの街の中心にある紀元前1世紀はじめに建てられた世界遺産、円形劇場「アレーナ」で毎年夏に開催される「アレーナ・ディ・ヴェローナ野 外音楽祭」。本映像は2014年6月に上演された巨匠ゼフィレッリ演出の「カルメン」。 歌手陣も充実しており、カルメンを演じたのはエカテリーナ・セメンチュク。小柄ですが存在感のある体格を生かした豊かな歌声は印象的。ドン・ホセを歌 うカルロ・ヴェントレも力強い歌唱を聴かせてくれています。ミカエラを歌うのはロシアのソプラノ、イリーナ・ルングも伸びのある声で可憐な歌唱を聴かせ てくれます。 (Ki)
BAC-122(2DVD)
BAC-422(Bluray)
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 ルネ・パーぺ(テューリンゲン領主ヘルマン:バス)
ペーター・ザイフェルト( タンホイザ ー:テノール)
ペーテル・マッティ(ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ:バリトン)
マリーナ・プルデンスカヤ(ヴェーヌス:メゾソプラノ)
アン・ペーテルセン(エリーザベト:ソプラノ)
ピーター・ソン(ワルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ:テノール)
トビアス・シャーベル(ビテロルフ:バリトン)
ユルゲン・ザッハー(ハインリヒ:テノール)
ヤン・マルティニーク(ラインマル:バス)
ソニア・グラネ(牧 童:ソプラノ)
シュターツカペレ・ベルリン
ダニエル・バレンボイム(指)
ベルリン国立歌劇場Cho
舞台監督・振付:サシャ・ヴァルツ
衣装:ベルント・スコジック
舞台美術:ピア・マイア・シュリーヴァー、サシャ・ヴァルツ
照明:デイヴィッド・フィン
ドラマツルギー:ジェンス・シュロス、ヨッヘン・サンディグ
制作:フランソワ・デュプラ
撮影:ヴィンセント・バタイヨン
収録:2014年4月/シラー劇場(ベルリン)

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:Dolby Digital5.1
PCMステレオ
字幕:英仏独
リージョン:All/192分
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16
音声:DTS-HD MA5.1
PCMステレオ
字幕:英仏独
リージョン:All/192分
2014年ベルリン国立歌劇場の復活祭音楽祭「フェストターゲ」で行われたサシャ・ヴァルツの新演出、ダニエル・バレンボイム指揮による「タンホイザー」。 サシャ・ヴァルツはポスト・ピナ・バウシュとして世界的に注目されているドイツの女性振付師。ダンサーを導入し、ビジュアルアートと音楽が舞台上で融 合したスタイリッシュな演出となっています。バレンボイムの説得力、そして作品への深い造詣、ドラマティックに音楽を掘り下げていくバレンボイムの手腕 に脱帽。歌手陣もペーター・ザイフェルト、ルネ・パーぺなど申し分ない布陣で、合唱、歌手、オケ、演出が一体となり、圧倒的な集中力と気迫で聴かせ ます。 (Ki)
BAC-124
BAC-424(Bluray)
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」 エリック・カトラー(ホフマン:テノール)
アンネ=ゾフィー・フォン・オッター(ミューズ、ニクラウス:メゾソプラノ)
ヴィート・プリアンテ(リンドルフ、コッぺリウス、ミラクル、ダペルトゥット:バリトン)
クリストフ・ホムベルガー(アンドレス、コシュニーユ、フランツ、ピティキナッチョ:テノール)
アナ・ドゥルロフスキ(オランピア:ソプラノ)
ミーシャ・ブルガーゴーズマン(アントニア、ジュリエッタ:ソプラノ)
アル テア・ガリード( ステッラ:ソプラノ)
ジャン=フィリップ・ラフォン(ルーテル、クレスペル:バリトン)
マドリード王立劇場O&cho
シルヴァン・カンブルラン史
演出:クリストフ・マルターラー、ホアキン・ラトケ
舞台装置、衣裳:アンナ・フィーブロック
照明:オラフ・ヴィンター
ドラマトゥルク:マルテ・ウベナウフ
振付:アルテア・ガリード
合唱指揮:アンドレス・マスぺロ
脚本:ジュール・バルビエ
新版:シルヴァン・カンブルラン、クリストフ・マルターラー

収録:2014 年 5月/テアトロ・レアル(マドリード)
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DD5.1、DD2.0
字幕:英仏独西
リージョン:All/193分
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA5.1、
PCMステレオ
字幕:英仏独西
リージョン:All/193分
マドリード王立劇場とシュトットガルト州立歌劇場の共同制作。指揮者カンブルラン独自の視点をとり入れた版を使った《ホフマン物語》の映像。演出 は斬新な手法を用いるクリストフ・マルターラー。演劇畑出身らしく、独特の動き、台詞回しなど、音楽プラスαの魅力を演出しています。さらにニクラウ ス役にアンネ=ゾフィー・フォン・オッターとスター歌手も登場するなど歌手陣にも要注目。飲んだくれの詩人ホフマン役のエリック・カトラーは、美しい 声のリリック・テノールとして近年注目されており、メトロポリタン・オペラ、ザルツブルク音楽祭にも出演。今回も安定した歌唱を披露しています。オラン ピア役のアナ・ドゥルロフスキは、華々しいコロラトゥーラ・ソプラノ。高音のパッセージを超絶的に歌い上げ観客を魅了しています。《ホフマン物語》の新 たな魅力を知ることのできる上演です。 (Ki)
BAC-125
BAC-425(Bluray)
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」
クララ/金平糖の精:ヤーナ・サレンコ
くるみ割り人形/コクリューシ王子:マリアン・ヴァルター
ドロッセルマイヤー:マイケル・バンザフ
ネズミの王様:アルシャク・ガルミヤン
ベルリン国立バレエ
ベルリン国立バレエ学校
ベルリン・ドイツ・オペラO、児童Cho
ロベルト・ライマー(指)
振付:ヴァシリー・メドヴェージェフ、ユーリ・ブルラーカ
アシスタント:スタニスラフ・フェコ
オリジナル振付:レフ・イワノフ
舞台美術:アンドレイ・ヴォイテンコ
衣装:タチヤーナ・ノギノワ
台本:ワシリー・メドヴェージェフ、ユーリ・ブルラーカ(マリウス・プティパに基づく)
音楽:チャイコフスキー(原作:E.T.Aホフマン『くるみ割り人形とねずみの王様』)
1892 年マリインスキー劇場復刻版
収録:2014 年12 月/ベルリン・ドイツ・オペラ(ベルリン)
演出:フランソワ・デュプラ
監督:アンディ・ゾマー

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:5.1Dolby Digital、
PCMステレオ
リージョン:All/113分

◆Bluray
画面:1080i Full HD16:9
音声:DTS-HD MA5.1、
PCMステレオ
リージョン:All/113分
クリスマスの定番「くるみ割り人形」。数々のヴァージョンがある本作ですが、今回発売されるのは、ワシリー・メドヴェージェフ、ユーリ・ブルラーカに よる1892年初演に基づく新振付。「くるみ割り人形」は帝室劇場の支配人であったクサンドロヴィチ・フセヴォロジスキーが発案、チャイコフスキーに作 曲を依頼し、1892年にマリインスキー劇場で初演されました。ホフマンの「くるみ割り人形とねずみの王様」を原作にマリウス・プティパが台本、振付を レフ・イワノフ、そしてフセヴォロジスキーが衣装をデザインしたのがマリインスキー劇場版です。 ユーリ・ブルラーカは、元ボリショイ・バレエの芸術監督で、復元ものを得意としている振付師。今回も古典的な要素を取り入れ華やかな舞台と現代風に 洗練された演出とが融合した非常に美しい上演となっています。ダンサーもヤーナ・サレンコとマリアン・ヴァルターのペアが本当に童話の世界から抜け出 てきたような演技で、見るものを楽しませてくれます。 (Ki)
BAC-127D01
パ・ドゥ・デュー/「祭りの夜」ニース・メディテラネ・バレエ団
1.パ・ドゥ・デュー
ジーン・ケリーによるバレエ
音楽:ジョージ・ガーシュウィン:ヘ調のピアノ協奏曲/振付:クロード・ベッシー(オリジナルの振付…ジーン・ケリー)/振付参加:エリック・ヴュ=アン/照明デザイン:パトリック・メーウス/装置・衣装デザイン:アンドレ・フランソワ

2.祭りの夜レオ・スターツによるバレエ音楽:レオ・ドリーブ/振付:レオ・スターツ/エリック・ヴュ=アン編/照明デザイン:パトリック・メーウス/装置・衣装デザイン:ジャン=ドゥニ・マルクレ
【ボーナス映像】クロード・ベッシーへのインタビュー
ニース・メディテラネ・バレエ団
ディレクター:エリック・ヴュ=アン
ニースPO
ディヴィッド・ガルフォース(指)
ディレクター:アンディ・ソマー

収録:2014年12月
収録時間:69分+12分(ボーナス)
音声:ステレオ2.0/DD5.1
字幕:なし/画面:16:9カラー
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク
日本のバレエ愛好家たちの垂涎の的、フランスの名門“ニース・メディテラネ・バレエ団”による2つの演目を収録した1枚。女神アフロディーテと愛の神エロスの物語を現代に置き換えて描かれた「パ・ドゥ・デュー」はガーシュウィンの軽快な音楽と優美な肉体の動きがマッチ、時にはユーモラスな動きも交えながら、高らかな愛の賛美を表現しています。もう一作の「祭りの夜」は、ドリーブの「泉」に乗って、祭りの賑わいの中の一組の男女の踊りに焦点が当てられるという小品。バランシンの振付で知られますが、ここではレオ・スターツが新しい振付を行い(とりわけ男性ダンサーを活躍させる)現代社会にふさわしい舞台として生まれ変らせています。
BAC-128E09(2DVD)
BAC-428E09(Bluray)
ワーグナー:楽劇「パルジファル」 アンフォルタス…ヴォルフガンク・コッホ(Br)
グルネマンツ…ルネ・パーペ(Bs)
パルジファル…アンドレアス・シャーガー(T)
クリングゾル…トーマス・トマソン(魔法使い)
クンドリー・・・アニャ・カンペ(Ms)
ティトゥレル…マティアス・ヘッレ(Bs)他
ベルリン国立歌劇場O
シュターツオーパーcho
シュターツオーパー・コンツェルトcho
ダニエル・バレンボイム(指)
ドミトリー・チェルニャコフ(演出)
エレナ・ザイツェーヴァ(衣装)

収録2015年4月
ベルリンシュターツオーパーシラー劇場
<DVD>
収録時間:252分
音声:ステレオ2.0/DD5.1
字幕:英語,ドイツ語,フランス語,韓国語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面ニ層ディスク×2
<Blu-ray>
収録時間:252分
音声:ステレオ2.0/DTSHDmaster Audio5.1
字幕:英語,ドイツ語,フランス語,韓国語
画面:16:9
REGION free
Blu-ray…二層50GB1080i High Definition
ベルリン、シラー劇場で上演された新制作の「パルジファル」。演出は最近急激に注目を集めているドミトリー・チェルニャコフで、しばしば過激な読み替えを行うため、今回のパルジファルも上演前から期待と不安が交錯していたという舞台でした。簡素な舞台と現代的な衣装(パルジファルはリュックを背負って現れる)などは想定内ですが、何よりチェルニャコフが重視したのは「復讐」の感情で、様々な宗教観が渾然一体となった中世の叙事詩が、見事に現代人の不安と救済の物語に置き換えられているのはさすがと言うほかありません。そのため、多少難解な舞台になっていますが、バレンボイムの音楽はいつものように清澄で神聖さを備えており、ワーグナー(1813-1883)が望んだ世界が完全に具現化されています。ベテラン、ルネ・パーペを中心に、日本にも来日経験のあるテノール、アンドレアス・シャーガーら若手歌手を起用。フレッシュな歌唱にも注目です。

BAC-129
NX-E03

BAC-429(Bluray)
NX-E09
ベルク:歌劇「ルル」
フリードリヒ・ツェルハ補筆による3幕版
ルル…マルリス・ペーターゼン(S)
ゲシュヴィッツ伯爵令嬢…ダニエラ・シンドラム(Ms)
劇場の衣装係/ギムナジウムの学生…レイチェル・ウィルソン(A)
医事顧問官/銀行家/教授…クリスティアン・リーガー(バス・語り)
画家/黒人…ライナー・トロスト(T)
シェーン博士/切り裂きジャック…ボー・スコウフス(Br)
アルヴァ…マティアス・クリンク(T)
猛獣使い/力技師…マルティン・ヴィンクラー(Bs)
公爵/従僕/侯爵…ヴォルフガンク・アプリンガー=シュペルハッケ(T)
劇場支配人…クリストフ・シュテフィンガー(Bs)
警部…ニコラス・ラインケ(語り)
15歳の少女…エルサ・ベノワ(S)
その母…コルネリア・ヴュルコプ(A)
女性工芸家…ハイケ・グレツィンガー(Ms)
新聞記者…ジョン・カーペンター(Br)
召使い…レオナルド・ベルナード(Br)
キリル・ペトレンコ(指)
バイエルン国立歌劇場O

収録時間:182分
音声:ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:フランス語・英語・ドイツ語・スペイン語・韓国語・日本語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク×2
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
2015年5月 バイエルン国立歌劇場 HD recording
アンディ・ゾマー(映像ディレクター)
バイエルン国立歌劇場の2014/2015年シーズンで最も注目を浴びた歌劇「ルル」。 話題の指揮者キリル・ペトレンコを迎え、上演の模様はライヴ配信されるなど、世界中の音楽ファンから注目を浴びた演奏 です。 最晩年のアルバン・ベルクが手掛けた歌劇「ルル」は、1905年にヴェーデキント作「パンドラの箱」の舞台を観たベルクが感 銘を受け、もう一つの戯曲「地霊」を結合。この不可思議な物語のあらすじか出来上がりました。主人公ルルが様々な男 性、女性を誘惑し破滅させ、最後は自身も殺されてしまうという「ファム・ファタール(魔性の女)」を描いたこの作品は、 十二音技法が用いられた“演奏が非常に難しい”ことでも知られています。ベルクは完成を見ることなくこの世を去ってしまっ たため、完成している2幕にセリフを挿入する形で上演されることも多いのですが、ここではツェルハが補筆した3幕版が演 奏されています。オペラ指揮者としてのペトレンコの能力が最大に発揮された演奏は、「ルル」の上演史を塗り替えたとして 高く評価されました。 この上演のために用意されたチェルニアコフの演出はシンプルかつモダンなもの。複雑に入り組む登場人物たちの心理を鋭く 描写するために、不要なものは極力排した潔い舞台作りです。また、難役「ルル」を歌うマリウス・ペーターゼンは2015年の 「Opernwelt(ドイツの音楽雑誌)」で“singer of the year ”を受賞しました。
BAC-130

BAC-430(Bluray)
ドニゼッティ:歌劇「ロベルト・デヴェリュー」 イングランド女王エリザベス:マリエッラ・デヴィーア
ノッティンガム公爵:マルコ・カリア
ノッティンガム公爵夫人サラ:シルヴィア・トロ・サンタフェ
エセックス伯爵ロベルト・デヴェリュー:グレゴリー・クンデ
ウイリアム・セシル男爵フアン・アントニオ・サナブリアウォルター・ローリー卿:アンドレア・マストローニ
マドリード王立劇場O&cho
合唱指揮:アンドレス・マスペロ
指揮:ブルーノ・カンパネッラ
舞台監督:アレッサンドロ・タレヴィ
装置&衣装:マドゥレーヌ・ボイド
照明:マシュー・ハスキンス
振付:マキシン・ブラハム

TV監督:ステファーヌ・ルバール
マドリード王立劇場2015年10月
収録時間:137分
音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD5.1
〈BD〉ステレオ2.0/DTSHDmaster Audio5.1
字幕:イタリア語,フランス語,英語,ドイツ語,韓国語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
〈DVD〉片面ニ層ディスク〈BD〉二層50GB1080iHigh Definition
エリザベス女王の最も愛する側近ロベルト・デヴェリューは現在反逆罪に問われています。彼の元恋人で今 はロベルトの友人、ノッティンガム公爵夫人であるサラは、女王から特別にロベルトとの謁見許可を取り付 け、彼が逃亡を企てていることを知ります。ノッティンガム公爵の必死の弁護もむなしく、ロベルトには死 刑判決が下されますが、まだ望みを捨てていない公爵は女王に対して反対を唱えます。しかし公爵の目に留 まったのはロベルトが持っていた1枚のショール。それは彼の妻サラのものであり、公爵はサラとロベル トの不貞を確信し、反対を取り下げ、女王は死刑判決書にサインをしてしまいます・・・。本当は死刑判決を 下したくない女王。様々な気持ちに揺れる公爵、潔白を唱えるサラ、名誉ある死を望むロベルト、真実が明 らかになった時はすでに遅し。ロベルトの刑は執行された後でした。 ドニゼッティの「女王三部作」はテューダー朝とその女性たちを主役とした歌劇です。この三部作の最後を 飾る《ロベルト・デヴェリュー》は1837年に作曲されました。タイトルこそ男性名が付けられていますが、 実質の主人公はイングランド女王であるエリザベッタ(エリザベス1世)。エセックス伯ロベルト・デヴェリ ュー(ロバート・デヴァルー)は女王が愛する寵臣であり、実在の人物です。このオペラの真髄は第3幕。 全てが終わって絶望にかられる女王の姿にあります。とびきりの歌唱力を求められる上、美も威厳も全てか なぐり捨てて狂乱にむせぶ姿を晒さなくてはいけない難しい役を世紀の名ソプラノ、マリエッラ・デヴィー アは凄まじいまでの迫力を持って演じています。シンプルかつモダンな衣装、美しい照明、その全てが登場 人物が描き出す「凄惨なる美」を説得力あるものにしています。
BAC-131

BAC-431(Bluray)
チャイコフスキー:バレエ《眠りの森の美女》 オーロラ姫:ヤーナ・サレンコ
デジレ王子:マリアン・ヴァルター
カラボス:リシャット・ユルバリソフ
リラの精:サラ・メシュトロヴィチ
フロレスタン王:ミヒャエル・バンツハフ
女王:ベトリス・クノップ
ベルリン国立バレエ団
ベルリン・ドイツオペラO
指揮:ロベルト・ライマー
振付&舞台監督:ナチョ・ドゥアト
装置/舞台衣装:アンゲリーナ・アトラギッチ
照明:ブラッド・フィールズ
ベルリン・ドイツオペラにおけるHD収録2015年9月
プロデューサー:フランソワ・デュプラ
TV/ビデオ監督:アンディ・ゾンマー

ベルリン・ドイツオペラにおけるHD収録2015年9月
収録時間:120分
音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD5.1〈BD〉ステレオ2.0/DTSHD
master Audio5.1
字幕:なし
画面:16:9
〈DVD〉REGION All(Code:0)〈BD〉REGION:A,B,C
<DVD>片面ニ層ディスク〈BD〉単層25GB1080iHigh Definition
スペインのバレエ・ダンサー&振付師、ナチョ・ドゥアトの洗練された演出によるチャイコフスキーの普及 の名作《眠りの森の美女》。クラシック・バレエの中でも最も有名なこの作品は、もともとシャルル・ペロ ーのおとぎ話に着想を得て書かれたもので、美しいオーロラ姫を巡って、邪悪な妖精カラボスと、善を司る リラの精の葛藤を描くために、チャイコフスキーは2時間を越える音楽を書いていいます。プロローグで は姫に呪いがかけられることになる前兆が示され、第1幕ではそれが現実となりオーロラ姫は長い眠りに 就きます。100年間も眠り続けた姫は、第2幕に登場する若い王子のキスによってようやく目覚め、第3 幕で2人の盛大な婚礼の宴が催されます。様々な登場人物が入れ替わり立ち替わり現れる第3幕での華麗 な踊りは注目の的です。 処女作《ジャルディ・タンカート》のような前衛的な演出を得意とするドゥアトが、古典的な作品にどのよ うに取り組むかに注目が集まったこのプロダクション。彼はチャイコフスキーの音楽に敬意を払いつつ、斬 新な風も取り込むことで、ステージに春の空気をもたらします。ダンサーたちが身につける衣装も一見伝統 的な雰囲気を纏っていますが、実は細部に至るまで計算され尽くされ、舞台装置の豪華さも、他を圧倒する 美しさを有します。オーロラ姫を踊るヤーナ・サレンコはベルリン国立バレエ団を代表するプリマ・バレリ ーナ。多くのコンクールを制し、2007年からファースト・ソリストとして団を支えています。美しい舞台 姿は必見。
BAC-132D01
オランジュ音楽祭2015〜ベルリオーズからサン=サーンスを経てプーランクへ
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
プーランク:2台のピアノと管弦楽のための協奏曲ニ短調FP61
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
ラフマニノフ:6手のためのロマンスイ長調
ビゼー:歌劇「カルメン」前奏曲
マルタ・アルゲリッチ(P)
ニコラス・アンゲリッシュ(P)
クリストフ・アンリ(Org)
フランス放送PO
チョン・ミョンフン(指・P)

収録:2015年7月フランスオランジュ,古代ローマ劇場
収録時間:116分
音声:ステレオ2.0/DD5.1
字幕:なし
画面:16:9カラー
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク
オランジュ音楽祭=フランス南部の都市オランジュで毎年夏に行われる歴史ある音楽祭。復元された古代ローマの劇場(当時の壁面をそのまま残し、後に9,000の席を再建)を舞台に、19世紀始めから開催されている「オランジュ音楽祭」。1902年からは毎年実施され、オペラを中心に数々のコンサートが催されています。この映像は2015年の目玉コンサートで、フランツ・リストに献呈された2つの作品(サン=サーンスとベルリオーズ)を中心としたプログラムとなっています。とは言え、聴衆の興味はなんと言ってもアルゲリッチとアンゲリッシュの共演によるプーランクの協奏曲。数々の自作からの引用が楽しいユニークな作品を、名手2人が華麗に演奏します。アンコールにも注目。チョン・ミョンフンもピアノで参加するラフマニノフ、盛り上がり必至のカルメン前奏曲と万全です。
BAC-133D09
(2DVD)
ラフマニノフ:歌劇三部作

(1)歌劇「アレコ」1幕
アレクサンダー・プーシキン「ジプシー」原作/ウラディーミル・ネミロヴィチ台本

(2)歌劇「けちな騎士」3場
アレクサンダー・プーシキン原作


(3).歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」2景、プロローグとエピローグ
ダンテ「神曲」原作/モデスト・チャイコフスキー原作
(1)アレコ…コスタス・スモリジナス(Br)/若いジプシー…セルゲイ・セミシュクール(T)/年老いたジプシー…アレクサンダー・ヴァシリエフ(Bs)/ゼムフィーラ…アンナ・ネチャーエワ(S)/ジプシーの女…ヤロスラヴァ・コツィナ(Ms)
(2)男爵…セルゲイ・レイフェルクス(Bs)/アルベルト…ドミトリィ・ゴロフニン(T)/公爵
…イリヤ・シルチュコフ(Br)/金貸し…アレクサンダー・クラヴェツ(T)/召使…ア
レクサンダー・ヴァシリエフ(Bs)
(3)ランスロット・マラテスタ…ディミトリス・ティリアコス(Br)/フランチェスカ…アンナ・ベチャーエワ(S)/パオロ…セルゲイ・セミシュクール(T)/ヴェルギリウスの影…アレクサンダー・ヴァシリエフ(Bs)/ダンテ…ドミトリー・ゴロフニン(T)

モネ歌劇場SO&Cho
ミハイル・タタルニコフ(指)
ッジアーニ

収録:2014年12月
収録時間:185分
音声:ステレオ2.0/DD5.1
字幕:英,仏,蘭
画面:16:9カラー
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク×2
幼い頃から音楽の才能を認められていたラフマニノフ(1873-1943)。モスクワ音楽院でピアノを学び、18歳でピアノ科を卒業します。翌年には同院の作曲科を卒業しましたが、その卒業制作として書かれたのが、プーシキンの小説を原作とした、1時間ほどの歌劇「アレコ」でした。世間を厭い放浪の旅に出た青年貴族アレコとジプシー娘ゼムフィーラの悲恋を描いたこの作品は、チャイコフスキーの大喝采もあり、初演時に大成功を収めたとされています。1906年に初演された「けちな騎士」は、金の亡者となった老男爵と浪費家の息子の物語。第2場は男爵の一人芝居で構成されるというユニークな形を取っています。「フランチェスカ・ダ・リミニ」も同時期の作品。こちらはチャイコフスキーの幻想曲と同じく、ダンテの「神曲」地獄篇から題材を得たもので、救いようのない愛の結末が描かれています。セルゲイ・レイフェルクスを筆頭に、随所にロシアの名歌手を起用。登場人物のほとんどが男性という配役も相俟って、極めて重厚かつ低音の魅力が炸裂した魅力ある演奏が繰り広げられます。
BAC-134

BAC-534(Bluray)
マウリシオ・ソテロ《エル・プブリコ》
スペイン語の歌劇-プロローグと5つの情景
マドリード国立劇場(世界初演)
作曲:マウリシオ・ソテロ
台本:アンドレス・イバニェス
原作(戯曲):フェデリコ・ガルシア・ロルカ
監督(エンリケ)/ブドウの葉/ホセ・アントニオ・ロペス
第1の男(ゴンサロ)/鐘/赤い裸体:トマス・タツル
第1の馬:アルカンヘル
第2の馬:ヘスース・メンデス
第3の馬:ルベン・オルモ
第2の男/第1の白馬/百人隊長ホセプ・ミケル・ラモン
第3の男/黒馬/羊飼:アントニオ・ロサノ
エレン/淑女ガン=ブリット・バークミン
皇帝/魔法使い:エリン・ケイヴス
フリエット/少年:イザベラ・ガウディ
召使/ナース:ホセ・サン・アントニオ
二人の学生:ハロルド・マノ
道化の衣装と影:ハイザム・ファトヘ
踊子の衣装と影:レオナルド・クレマスキ
パジャマと影:カルロス・ローダス
二人の妖精:ダニエル・コーネ/サムエル・エシャルドール

クラングフォルム・ウィーン王立劇場cho
指揮:パブロ・エラス=カサド
打楽器:アグスティン・ディアスセラ
ギター独奏:カニサレス
合唱指揮:アンドレス・マスペーロ
舞台監督:ロベルト・カストロ
装置:アレクサンダー・ポルツィン
衣装デザイン:ウォチェック・ジェジェツ
照明:ウアス・シェーネバウム
振付:ダレル・グランド・モールトリー

TV監督・編集:ジェレミー・クヴィリエ
マドリード王立劇場2015年3月
収録時間:142分
音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD5.1〈BD〉ステレオ2.0/DTSHDmaster
Audio5.1
字幕:スペイン語,フランス語,ドイツ語,韓国語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
〈DVD〉片面ニ層ディスク〈BD〉単層25GB1080iHigh Definition
マドリードのテアトル・レアル(王立劇場)で初演されたこの《エル・プブリコ》はフェデリコ・ガルシア・ロルカの戯曲に 基づく挑発的な作品です。タイトルの「エル・プブリコ」とは視聴者の意味であり、1929年にロルカがニューヨークに短期 留学していた頃に着想されたと言われています。その翌年に大方のテキストが書き上げられたこの作品は、当時は禁じられて いた「あからさまな同性愛者」エンリケが主人公に据えられています(これはロルカ自身がモデルであるとされています)彼 は長い間「友人」ゴンサロと関係を続けていますが、普段は同性愛を否定する立場を取り、表向きにはエレンという妻もいま す。彼はゴンサロと会うときだけは自分自身でいられるのですが、様々な人々と関わりを持つにつれて、ついにはカミングア ウトを決意するのですが・・・ ロルカ作品の中でも最も難解で神秘的といわれる戯曲「エル・プブリコ」は、同性愛の問題をとりあげつつ、根底にはブルジ ョアに対する反抗の叫びが隠されています。これを元に、アンドレス・イバニェスが台本を制作、スペインを代表する現代作 曲家マウリシオ・ソテロが曲を付けた歌劇《エル・プブリコ》は、7人の歌手が歌う官能的な歌だけでなく、フラメンコもふ んだんに使われるため、優れたダンサーの起用も必須とされています。そのため、登場人物には歌手に混じって、アルカンヘ ル、ヘスース・メンデス、ルベン・オルモ、カニサレスという、フラメンコの著名なアーティストたちの名前も見えます。青 と白を基調にした美しい舞台も必見。名作《血の婚礼》を凌駕する名作の誕生です。
BAC136
NX-E03

BAC436(Bluray)
NX-E09
シェーンベルク:歌劇「モーゼとアロン」 モーゼ…トーマス・ヨハネス・マイヤー(語り手)
アロン…ジョン・グラハム=ホール(T)
若い娘…ジュリー・ディヴィス(S)
病気の女…キャサリン・ウィン=ロジャーズ(A)
若い男…ニッキー・スペンス(T)
裸の男…ミヒャエル・プフルム(Br)
一人の男…イム・チェウク(Br)
エフライム…クリストファー・パーヴス(Br)
司祭…ラルフ・ルーカス(Bs)
4人の裸の少女・・ジュリー・デイヴィス、マーレン・ファヴエラ、ヴァレンティナ・クツァロ
ヴァ、エレナ・スブロヴァ
3人の老人…キン・シンハエ、オリビエ・エヨー、ツァオ・ジャンホン 他
パリ・オペラ座O&cho
オー・ド・セーヌ聖歌隊
パリ・オペラ座児童cho
フィリップ・ジョルダン(指)

収録時間:113分
音声:ドイツ語歌唱
ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:フランス語・英語・ドイツ語・韓国語・日本語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
旧約聖書の「出エジプト記」の第3、4、32章を下敷きとしてシェーンベルク自身が台本を作成したこの「モーゼとアロン」。もともとはカンタータ「モーゼと燃える柴」として構想 され、様々な変遷を経て最終的に3幕のオペラとして作曲が進められました。1931年に第1幕、その翌年1932年には第2幕が完成するも、第3幕のスケッチをしている 時にナチスの迫害によってアメリカに移住。それとともに第3幕の方向性も変化し、逡巡の末、最晩年まで第3幕を推敲したのですが、結局は完成を見ずにシェーンベルク はこの世を去っています。全編十二音技法を駆使して書かれており、演奏はとても困難。もちろん聴き手にも大変な緊張と集中が求められます。その上、カステルッチの演 出も非常に大胆かつ難解であり、とりわけ近未来的な装置が置かれた舞台上の裸の女性と、黒いインクをかけられる雄牛、またビデオ・テープで緊縛される男性が何を象 徴しているのかを理解するのは困難かもしれません。しかし繰り返して観ることで、ジョルダンが紡ぎ出す音楽の無機質な美しさも含め、全体像が見えてくる壮大で詩的な 映像です。
BAC-138(2DVD)
NX-E03

BAC-438(Bluray)
NX-E09
ラモー:オペラ=バレ「優雅なインドの国々」プロローグと4場 エベ/ジーマ…リセッテ・オロペーサ(S)
ベロネ…ゴラン・ユーリッチ(Bs)
愛の神/ザイール…アナ・クィンタンス(S)
オスマン/アリ…タレク・ナズミ
ヴァレール/タクマス…シリル・オヴィティ(T)
ユアスカール/ドン・アルヴァーロ…フランソワ・リス(Bs)
ファニ/ファティム…アンナ・プロハスカ(S)
ダンサーズ・オブ・エストマン
アイヴォー・ボルトン(指)
バルタザール・ノイマンcho
ミュンヘン祝祭O
シディ・ラルビ・シェルカウイ(演出・振付)
アンナ・ヴィーブロック(装置)
グレタ・ゴイリス(衣装)
ミヒャエル・バウアー(照明)
アントニオ・クェンカ・ルイス&ミロン・ハーケンベック(ドラマトゥルギー)

収録:2016年7月
アンディ・ソマー(TVディレクター)
収録時間:180分+14分(ボーナス…「優雅なインドの国々」の情景から)
音声:フランス語歌唱
ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・韓国語・日本語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面二層ディスク×2
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
オペラ=バレとはフランスのバロック時代に人気のあったジャンルの一つ。 舞踏音楽の割合が多く、時には喜劇的要素も含む楽しいもので、このラモーの「優雅なインドの国々」はジャンルを代表する 作品とされています。 “愛”をテーマにした4つのオムニバスからなる物語で、第1話はトルコ、第2話はペルー、第3話はペルシア、第4話は未開時 代のアメリカがそれぞれ舞台となっています。 引き裂かれた恋人たちの話、愛し合う2人に横やりを入れる神の話、2組の恋人たちがそれぞれ別の相手と結ばれる話、2 人の男に求愛されるも真の恋人と結ばれる娘の話の4話で構成されており、もちろんダンスは必須。映像で見ることにより一 層理解が進む作品です。 演出を担当した天才的ダンサー、シディ・ラルビ・シェルカウイは、2010年にドキュメンタリー「Babel of Dreams」 (BAC064)をリリースしており、ここでは多文化主義やアイデンティティ、彼自身の思いを多いに語っていますが、この「優雅 なインドの国々」でも、18世紀のヨーロッパ社会にとって「異国」である国々での緊張や宗教観までを取り込み、見事な映像 として見せています。
BAC-139
NX-D04

BAC-439(Bluray)
NX-E03
ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・パリ


1.ワルプルギスの夜
ジョージ・バランシン(振付)


2.ソナチネ


3.ラ・ヴァルス


4.交響曲 ハ長調
1.ジョージ・バランシン(振付)
音楽…グノー:ファウストより
衣装…カリンスカ
1975年6月3日 パリ・オペラ座初演
1980年5月15日 ニューヨーク・シティ・バレエ初演

2.ジョージ・バランシン(振付)
音楽…モーリス・ラヴェル
1975年5月15日 ニューヨーク・シティ・バレエ初演

3.ジョージ・バランシン(振付)
音楽…モーリス・ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、ラ・ヴァルス
衣装…カリンスカ
1951年2月20日 ニューヨーク・シティ・バレエ初演

4.ジョージ・バランシン(振付)
音楽…ジョルジュ・ビゼー:交響曲 第1番 ハ長調
衣装…マーク・ハッペル
1947年7月28日 パリ・オペラ座初演
ニューヨーク・シティ・バレエ
ペーター・マルティンス(芸術監督)
オーケストラ・プロメテ
ダニエル・キャップス(指)

2016年7月 シャトレ座収録 HD recording
収録時間:106分
音声:ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:なし
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
ニューヨークのマンハッタンに本拠を置く「ニューヨーク・シティ・バレエ」は、1933年に創設された“アメリカン・バレエ学校”がルーツであり、開校当初からジョージ・バランシンが 生徒たちを指導し、優れたダンサーを数多く輩出してきました。戦時中は何度も解散の危機を迎えたものの、1946年に「バレエ協会」として再建され、1948年にニュー ヨーク・シティ・センターと契約して専属バレエ団となり今日の名称となり現在に至っています。バランシンが体調を崩した後にバレエ団を引き継いだのが、現在の芸術監督 ペーター・マルティンスで、彼はバランシン作品の再演を行うなど伝統を守るとともに、新作も上演、バレエ団の未来を模索しています。 この映像には、バランシンに大きな影響を与えた3人のフランス人作曲家、グノー、ラヴェル、ビゼーの音楽を用いた4つの作品が収録されています。いずれも1925年から 1980年に振り付けられた作品で、ネオ・クラシカルな雰囲気と、息を呑むようなテクニックが駆使されています。 これらを踊るのはもちろん世界最高ランクのダンサーたち。映像監督ヴァンサン・バティヨンの素晴らしいカメラワークも注目です。
BAC-141
NX-D04

BAC-541(Bluray)
NX-E03
アレクサンダー・エクマン:バレエ「真夏の夜の夢」
スウェーデン王立バレエ
ミカエル・カールソン(音楽・音響)
アンナ・フォン・ハウスヴォルフ(ヴォーカル)
ミカエル・カールソン(詞)
アンナ・フォン・ハウスヴォルフ(詞)
アレクサンダー・エクマン(舞台・音響)
夢見る人…ドラゴス・ミハルセア
ホステス…ジェニー・ニルソン
愛人…サラ=ジェーン・ブロドベック
恋人たち…レア・ヴェッド
ロス・マーティンソン
アマンダ・エーケソン
デヴォン・カルボン
夢見る女たち…ダリア・イヴァノヴァ
デジスラヴァ・ステーヴァ
Mr.カノン…ジョニー・マクミラン

収録:2016年9月 ストックホルム ロイヤル・スウェーデン・オペラ
Produced by Xavier Dubois | Directed for TV by Tommy Pasca
ボーナス映像…アレクサンダー・エクマンへのインタビュー
収録時間:97分+17分(ボーナス映像)
音声:ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:なし、画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
2014年に映像が発売された「白鳥の湖」(ARTHAUS)では、水が張られたステージ上で踊るダンサーと、1000羽のアヒルのおも ちゃ、演奏家たちとのコラボなど様々な仕掛けを施した斬新な演出が話題となったスウェーデン出身の振付師アレクサンダー・エクマ ン。この「真夏の夜の夢」は2015年、スウェーデン王立バレエのための作品。一年のうちで最も昼の長い夏至の夜。スカンジナビア 半島では季節の祭りと聖ヨハネの祝祭が交じり合った「夏至祭」が開催され、人々は祭りに酔いしれます。夕方の時間がゆっくりと 流れるときに、人間界と超自然界の境界が限りなく薄くなり、人々は踊り、愛と濃厚なエロティシズムで満たされます。この夢のよう なひとときを北欧のトップシンガー、ハウスヴォルフの歌とともに、エクマンはダンサーたちの動きで描き出しています。舞台上でうごめく 妖しい体の美しさに魅了されずにはいられません。
BAC-142(2DVD)
NX-E03

BAC-442(Bluray)
NX-E09
ベッリーニ:歌劇「清教徒」 エルヴィーラ…ディアナ・ダムラウ(S)
アルトゥーロ…ハビエル・カマレーナ(T)
リッカルド…リュドヴィク・テジエ(Br)
ジョルジョ…ニコラス・テステ(Bs)
エンリケッタ…アンナリーザ・ストロッパ(Ms)
ガルティエーロ…フェルナンド・ラド(Bs)
エヴェリーノ・ピド(指)
マドリッド王立歌劇場O&cho

収録時間:180分
音声:イタリア語歌唱
ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:フランス語・英語・ドイツ語・スペイン語・韓国語・日本語・イタリア語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク×2
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
2016年7月 マドリッド王立歌劇場 HD recording
ジェレミー・クヴィリエール(映像ディレクター)
17世紀「清教徒革命」に揺れていたイングランド。人々は議会派と国王派に分かれ戦いを繰り返していました。そんな中、議会 派(清教徒)でありながら、国王派の騎士アルトゥーロに恋するエルヴィーラは、父親の薦める議会派のリッカルドとの婚約を振り切 り、アルトゥーロとの結婚にこぎつけます。しかし、使命感に燃えるアルトゥーロは、時の王妃の危機を知り、王妃の命を守るために 逃亡。アルトゥーロが「別の女性と逃げた」と知ったエルヴィーラは、正気を失いますが・・・ 34歳に満たない若さでこの世を去ったベッリーニが最後に作曲した「清教徒」。ドニゼッティの「ランメルムーアのルチア」と同じく、ソプ ラノ歌手の見せ場ともいえる長大な「狂乱の場」が用意されたロマンティックな作品です。また、テノール歌手には「ハイD」の超高音 が要求されているだけでなく、それぞれの歌手たちにも高い歌唱能力が要求される上演が難しいオペラです。この公演では、現代 最も注目を浴びるコロラトゥーラ・ソプラノ、ダムラウのエルヴィーラをはじめ、万全の歌手が配された完成度の高いアンサンブルを聞 かせています。
BAC-143
NX-D04

BAC-43(Bluray)
NX-E03
ボリショイ・バレエ〜黄金時代 リタ:若い娘…ニーナ・カプツォーワ
ボリス:若い漁師…ルスラン・スクヴォルツォフ
ヤシュカ:ギャングのリーダー…ミハイル・ロブーヒン
リュスカ:ヤシュカの共犯者…エカテリーナ・クリサノワ
ショスタコーヴィチ(音楽)
ユーリ・グリゴローヴィチ(振付)
シモン・ヴィルサラーゼ(舞台&衣装)
ミハイル・ソコロフ(照明)
パヴェル・クリニチェフ(指)
ボリショイ劇場O&バレエ団

収録時間:103分
音声:ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:なし
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
1930年に作曲されたショスタコーヴィチの初期のバレエ作品「黄金時代」。ソ連国立劇場が主催したバレエの台本コンクールで入 賞した「ディナミアーダ」(映画監督イヴァノフスキー作)に基づくこの作品は、すぐさま上演されたものの、激しい政治論争を巻き起 こし、18回上演されたのみで劇場のレパートリーから消えてしまいました。 この作品に目をつけたのが多くの作品の復活蘇演に力を注いだロシアの名振付師ユーリ・グリゴローヴィチ。1982年のボリショイ劇 場での再演にあたり、この「黄金時代」にも新しいストーリーを盛り込み、もともとのサッカークラブでの陰謀、友情物語を、南ロシア のレストラン「黄金時代」で起こる青年団と暴力団の争いへと置き換えることで、ショスタコーヴィチの音楽の魅力を失うことなく、グリ ゴローヴィチ独自の舞台へと昇華させています。
BAC-144(2DVD)
NX-E03

BAC-544(Bluray)
NX-E09
ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」 ペレアス…マルク・モイヨン(Br)
メリザンド…ジェニー・ダヴィエ(S)
ゴロー…ローラン・アルヴァーロ(Br)
老王アルケル…スティーブン・ブロンク(Bs)
ジュヌヴィエーヴ…エンマ・リレン(Ms)
イニョルド…ジュリー・マテヴェ(Ms)
医師・牧童…ステファノ・オルチェーゼ(Bs)
マキシム・パスカル(指)
マルメ歌劇場O&cho
ベンジャミン・ラザール(演出)
アデリーン・キャロン(装置)
アラン・ブランショ(衣装)
マエル・イガー(照明)

収録:2016年5月 HD recording
マルメ歌劇場
コレンタン・ルコンテ(TVディレクター)
収録時間:170分
音声:フランス語歌唱
ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:フランス語・英語・ドイツ語・スペイン語・韓国語・日本語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面二層ディスク×2
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
ドビュッシーが歌劇「ペレアスとメリザンド」を完成させたのは1902年。当時流行していたのはワーグナーの「トリスタンとイゾル デ」であり、この強烈な作品に影響された作曲家も多かったのですが、ドビュッシーは敢えて正反対の立場をとることに決め、 内容こそ“禁断の愛”を描いていますが、音楽的には「新しい美的信念を説く」ことに終始しました。 ワーグナーのように激情的な愛の場面にこだわるのではなく、象徴的な愛が描かれたこの歌劇は、全編、美しいフランス語の イントネーションがそのまま歌われたような神秘的な和声と旋律が用いられており、フランスの気鋭の指揮者パスカルと、歌手 たちの精緻な演奏によってその魅力が余すことなく引き出されました。 また、今回上演された新プロダクションは、フランスの新進演出家ベンジャミン・ラザールの演出によるもので、優れた人物描 写と共に、イングマール・ベルイマン(1952年から1958年まで劇場監督を務めていた)へのオマージュが込められたという美 しい森の情景や、人々の衣装なども見どころです。
BAC-147
NX-E03

BAC-447(Bluray)
NX-E09
リムスキー=コルサコフ:歌劇「金鶏」 ドドン王…パヴロ・フンカ(Bs)
グヴィドン王子…アレクセイ・ドルゴフ(T)
アフロン王子…コンスタンティン・シュシャコフ(Br)
ポルカン大臣…アレクサンドル・ヴァシリエフ(Bs)
女官長アメールファ…アグネス・ツィヴィエルコ(A)
星占い師…アレクサドル・クラヴェツ(T)
シェマハの女王…ヴェネラ・ジマディエーヴァ(S)
金鶏…シェヴァ・テホヴァル(歌)/サラ・デマルテ(ダンサー)
アラン・アルティノグリュ(指)
モネ劇場O&cho
ローラン・ペリー(演出&衣装)
バーバラ・デ・リンブルク(装置)
ヨエル・アダム(照明)
リオネル・ホーヘ(振付)
ジャン=ジャック・デルモッテ(衣装デザイン協力)
ミリアム・ホイヤー(映像ディレクター)
収録 2016年12月 モネ劇場 HD収録
収録時間:118分
音声:ロシア語歌唱
ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:日本語・英語・フランス語・ドイツ語・オランダ語・スペイン語・イタリア語・韓国語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク
Blu-ray・・・2層 50GB 1080i High Definition
架空の国の王ドドンは、ふがいない2人の王子の存在と、何事にも反対する大臣ポルカンとの諍いのためか、最近、国を支配することに疲れてしまいました。しかし外国からの侵 攻の気配に心を痛めたドドン王、ついには怪しげな星占い師の言葉を信じ、国の采配を全て「金鶏」のお告げに従って進めることにしましたが・・・。 プーシキンの原作をもとにした、リムスキー=コルサコフの最後の歌劇「金鶏」は、明らかに当時の帝政ロシアを批判した風刺的なストーリーであったために初演が許可されず、紆 余曲折を経てソロドヴニコフ劇場で初演された時には、すでにリムスキー=コルサコフはこの世を去っていました。2016年、モネ劇場で上演された「金鶏」では、演出家ローラン・ペ リーが作品の持つ現代性と劇的な想像力を強調、不気味で不条理な物語の根底にある「普遍的な人間性」を探っています。物語の鍵を握る金鶏はダンサーによって踊られる ことで、強い存在感が発揮されました。 アラン・アルティノグリュは1975年生まれの注目の指揮者。ロシア作品にも強い親和性を示し、オーケストラからカラフルな響きを引き出し、歌手たちの歌唱を引き立てています。

BAC-204
モンテヴェルディ:「ポッペアの戴冠」 ミレイユ・ドゥランシュ(S ポッペア)、
アンネ・ゾフィ・フォン・オッター(Ms ネローネ)、
シルヴィー・ブリュネ(S オッターヴィア)、
シャルロッテ・ヘレカント(Ms オットーネ)、
デニス・セードフ(Bs セネカ)、
ジャン=ポール・フシェクール(T アルナルタ)ほか、
マルク・ミンコフスキ(指)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーヴル

収録:2000 年7 月,エクサン=プロヴァンス音楽祭,旧大司教館中庭
オールリージョン
PCM STREO, DOLBY/DIGITAL
NTSC/16:9/字幕:英仏独西
演出はドイツ人のグリューバー、静的かつ鋭い舞台づくりでは定評のある人だけに、装置はあくまで簡素にし、登場人物に視点を集中させ、イマジネーションをかきたてています。歌手は、フォン・オッター凛々しいネローネを筆頭に、ドゥランシュのポッペア、セードフのセネカ、フシェクールのアルナルタなど、充実しています。そしてミンコフスキ。普段のダイナミックにブンブン跳ねる音楽ではなく、弦楽器主体の小さな編成で、「ポッペア」の持つしっとりとした情感を最大限に引き出し、深い感動へと誘ってくれます。映像による「ポッペアの戴冠」はこれで決まり! (Ki)
BAC-217(2DVD)
NX-D04

BAC-517(Bluray)
NX-E03
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 伯爵…ピエトロ・スパニョーリ(Br)
伯爵夫人…アネッテ・ダッシュ(S))
スザンナ…ローズマリー・ジョシュア(S)
フィガロ…ルカ・ピサローニ(Br)
ケルビーノ…アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)
マルチェリーナ…ゾフィー・ポンジクリス(Ms) 他
ルネ・ヤーコプス(指)
コンチェルト・ケルン
シャンゼリゼ劇場cho
ジャン=ルイ・マルティノーティ(演出)

収録:2004年6月、シャンゼリゼ劇場 HD recording
ピエール・バッレ(TVディレクター)
収録時間:182分
音声:イタリア語歌唱
ステレオ2.0/DD5.1/DTS 5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:フランス語/英語/ドイツ語/イタリア語//スペイン語/韓国語/日本語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面二層ディスク×2
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
ヤーコプスのフィガロの結婚。2003年に録音されたCDは、イギリスの「グラモフォン・アワード」2004年度年間最優秀賞を受 賞。他世界中で高い評価を受けました。この映像はその翌年、キャストのほとんどを一新して、シャンゼリゼ劇場で行われた 公演を収録したものです。ヤーコプスの指揮は、各々の楽器におけるバランスについて細心の注意が払われており、モーツァ ルトの活力ある音楽に完璧なダイナミクスと調和のとれた響きが与えれています。 フィガロを歌うピサローニとスザンナを歌うジョシュアは、当時最高のモーツァルト歌手であり、伯爵夫人を歌うダッシュも「新進 気鋭のソプラノ」として注目されていました。フィガロ役にはベテラン、スパニョーリ。そして最高のケルビーノ歌手、キルヒシュラー ガーと素晴らしい歌手を揃えた演奏です。 演出にも注目。劇場の壁面には多数のインスピレーション溢れる絵画が展示され、登場人物たちはそれらをバックにエレガン トでインテリジェントな物語を作り上げて行くという趣向で、映像ならではの楽しさが広がっています。 今回の新装版では全体にリマスタリングを行い、更に映像の美しさが際立つ上、日本語字幕も完備。 この物語をじっくりお楽しみいただけます。
BAC-241
ニジンスキー振付による「春の祭典」映像
(1)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」
(2)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

【ボーナス映像(38’)】
バレエ・リュスに関するドキュメンタリーと、二人の舞踊研究家(ミリセント・ハドソン、ケネス・アーチャー)のインタビューを含む、充実の内容。
(1)振付・台本:ミハイル・フォーキン
舞台装置・衣裳:アレクサンダー・ゴロヴィン、レオン・バクスト、ミハイル・フォーキン
火の鳥:エカテリーナ・コンダウーロワ
イワン王子:イリヤ・クズネツォフ
王女:マリアンナ・パヴロワ
不死身のカシチェイ:ウラジーミル・ポノマレフ

(2)振付:ニジンスキー(ミリセント・ハドソンによる再構築版)
舞台・衣裳:ニコラ・レーリヒによる(ケネス・アーチャー監修)
選ばれし生贄の乙女:アレクサンドラ・イオシフィディ
300歳の(長老):エレナ・バジェーノワ
賢者:ウラジーミル・ポノマレフ

マリインスキー・バレエ
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場O
収録:2008年6月/マリインスキー劇場(サンクトペテルスブルク)

【ボーナス映像(38’)】
バレエ・リュスに関するドキュメンタリーと、二人の舞踊研究家(ミリセント・ハドソン、ケネス・
アーチャー)のインタビューを含む、充実の内容。
マリインスキー・バレエ
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)マリインスキー劇場管弦楽団
収録:2008年6月/マリインスキー劇場(サンクトペテルスブルク)
2013年は、「春の祭典」が初演されてからちょうど100年目の記念の年。これにあわせて、BAC041とBAC441(ブルーレイ)で発売されていた、ゲルギエフ指揮による初演復活公演映像の、デジパック装丁盤の登場。
1913年5月29日、に初演されたのと同じ振付けによるバレエ「春の祭典」の登場。ディアギレフ率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)による初演で、会場はシャンゼリゼ劇場、初演指揮者はモントゥーで、当時けが人も出る程の大騒動となったいわくつきの舞台です。振付を担当したのは、ディアギレフの秘蔵っ子で、1909年にヴェルサイユで素晴しいダンスを披露して一躍フランス中の有名人となったニジンスキー。彼は、振り付けや指導の経験がほとんどないにも関わらず振付を担当しました。冒頭、ダンサーたちが足を内側に曲げて頭を下げて足をふみならすという動きは当時のバレエ界ではありえないものでしたし、ニジンスキーの複雑な振付のおかげで、リハーサルに膨大な時間を要しました。様々な困難と混乱を経て迎えた初日の舞台を観た観客もまた、大混乱に陥りましたが、これこそが20世紀バレエの幕開けとなったのです。この「春の祭典」はあまりに前衛的だったため、8回公演されたあと、演目レパートリーから外されるという憂き目をみました。ニジンスキーは振付を舞踊譜に残しておらず、「春の祭典」は一度再演の機会はあったものの、またすぐ封印されていました。ここに収められた振付は、初演から実に70年経った1983年に、二人の舞踊研究家(ミリセント・ハドソン、ケネス・アーチャー)が様々な資料を検討して再構築した振付によるもの。マリインスキー劇場の誇るトップダンサーたちが、当代一のカリスマ指揮者、ゲルギエフ指揮による音楽で踊りまくります。「春の祭典」のアレクサンドラ・イオシフィティの長い手足、長老のエレナ・バジェーノワの神がかり的な動きは印象的。「火の鳥」でのコンダウーロワの美しさにはただただ魅了されます。歴史的価値の面でも、音楽的にも、ダンサーのキャスティング的にも、非のうちどころのない舞台です! (Ki)


BAC-607(3DVD)
ドニゼッティ・ボックス

[DVD1]
ドニゼッティ:「愛の妙薬」


[DVD2]
ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」

[DVD3]
ドニゼッティ:「劇場での都合と不都合」
[DVD1]
ポール・グローヴズ(T ネモリーノ)、ハイディ・グラント・マーフィー(S アディーナ)、ロラン・ナウリ(Br ベルコーレ)、アンブロージョ・マエストリ(Br ドゥルカマーラ)、アレクサンドラ・ザモイスカ(Ms ジャンネッタ)、エドワード・ガードナー(指)パリ国立オペラ座O&cho/演出:ロラン・ペリ/収録:2006年6月/字幕:英独仏西/133分/2.0PCM, 5.1DOLBT DIGITAL, 5.1DTS/region all(BAC 040)

[DVD2]
シモーネ・アライモ(Br ドン・パスクワーレ)、パトリツィア・チョーフィ(S ノリーナ)、マルツィオ・ジョッシ(Br マラテスタ)、ノーマン・シャンクル(T エルネスト)、エヴェリーノ・ピド(指)スイス・ロマンドO、ジュネーヴ大歌劇場Cho
演出:ダニエル・スレイター
装置、衣装:フランシス・オコナー
収録:2007年5月
字幕:独英仏西
127分/2.0PCM, 5.1DOLBT DIGITAL, 5.1DTS/region all (BAC 033)

[DVD3]
ヴィンチェンツォ・タオルミーナ(Bs マンマーガタ)、ジェシカ・プラット(S ダリア)、サイモン・ベイリー(Br プローコロ)、アウローラ・ティロッタ(S ルイージャ) アスデ・カラヤウス(Ms ピペット)、レオナルド・コルテッラッツィ(T グリエルモ)、クリスティアン・セン(Br ビスクローマ)、イム・チェジョン(Bs 台本作家チェーザレ)、パク・ジョンミン(Br 興行主)、エフゲニー・スタミニロフ(Bs 演出家)、リッカルド・マッシ(T 警部)、マルコ・グイダリーニ(指)スカラ座アッカデミアO&cho
演出:アントーニオ・アルバネーゼ,装置:レイラ・フテイタ/衣装:エリザベッタ・ガッビオネータ
収録:2009年10月,ミラノ,スカラ座
字幕:英仏独西/114分/2.0PCM, 5.1DOLBT DIGITAL/region all(BAC 063)
楽しいドニゼッティの3作品がボックスになって登場。

BAC-613(3DVD)
NX-F05

BAC-614(3Bluray)
NX-G07
パリ・オペラ座バレエ・コレクションBOX
(1)「オルフェオとエウリディーチェ」
音楽…グルック
振付&ステージ・ディレクション…ピナ・バウシュ(1975)
(2)「トリビュート・トゥ・ジェローム・ロビンズ」
◎エン・ソル
音楽…ラヴェル
振付…ジェローム・ロビンズ
マリ=アニエス・ジロ(ダンスーズ・エトワール)
フローリアン・マニュネ
◎トリアーデ
音楽…ニコ・マーリー
振付&衣装デザイン…ベンジャミン・ミルピエ
マリ=アニエス・ジロ(ダンスーズ・エトワール)
レティシア・プジョル(ダンスーズ・エトワール)
オードリック・ベザール/マルク・モロー
◎イン・ザ・ナイト
音楽…ショパン
振付…ジェローム・ロビンズ
クレールマリ・オスタ(ダンスーズ・エトワール)
バンジャマン・ペッシュ(ダンスール・エトワール)
アニエス・ルテステュ(ダンスーズ・エトワール)
ステファン・ビュリオン
デルフィーヌ・ムッサン(ダンスーズ・エトワール)
ニコラ・ル・リッシュ(ダンスール・エトワール)
◎ザ・コンサート
音楽…ショパン
振付…ジェローム・ロビンズ
ドロテ・ジルベール(ダンスーズ・エトワール)
ステファーヌ・ファヴォラン/アレッシオ・カルボーネ
エマニュエル・ティボー
コーエン・ケッセルス(指) パリ・オペラ座O
ヴァンサン・バタイヨン(ディレクター)
2008年9月 HD recording パリ・ガルニエ宮殿
(3)レイン
音楽…ライヒ:18人の音楽家のための音楽
振付…アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
ヴァランティーヌ・コラサント/ミュリエル・ズスペルギー
クリステル・グラニエ/パク・セウン
レオノール・ボラック/アメリー・ラムルー
ローラ・バックマン/ヴァンサン・シャイエ
ニコラス・ポール/ダニエル・ストークス
ジョルジュ=エリ・オクトール(指)
アンサンブル・イクトゥス
シナジー・ヴォーカルズ
ルイーズ・ナルボーニ(ディレクター)
2014年10月 HD recording Palais Garnier

収録時間:
1.オルフェオとエウリディーチェ:104分
2.トリビュート・トゥ・ジェローム・ロビンズ:111分
3.レイン:74分
音声:ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面単層層ディスク×3
Blu-ray・・・FULL HD×3
歴史的にも有名なパリ・オペラ座バレエ団の3つの映像を収録したコレクターBOX。 ピナ・バウシュの記念碑的な振付による「オルフェオとエウリディーチェ」と、アメリカを代表する振付家ジェローム・ロビンズへの賛 辞を込めた4つの小品、スティーヴ・ライヒの「18人の音楽家のための音楽」を用いた「レイン」。 古典的なバレエの世界からモダン・ダンスまで様々な要素が内包された素晴らしいBOXです。


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