湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



HITASURA PRODUCTIONS
(フランス)



古楽大国ベルギーで活躍してきたフランス人チェンバロ奏者フレデリク・ハースが、2016年に立ち上げたプライベート・レー ベルHITASURA(ひたすら)。ル・ポエム・アルモニークの弦楽リーダーとしても知られるバロック・ヴァイオリン奏者、ミラ・グロ デアヌと共同主催する古楽器アンサンブル「オーゾニア」や、ハース自身のソロを中心とした演奏陣による丁寧な音盤作り が魅力。Alphaレーベル初期のユニークな精妙エンジニアリングで一躍有名になった名技師ユーグ・デショーが、ハース自身の所有する1751年製オリジナルのチェンバロをはじめとする素晴しい古楽器の音色をみごとに彩ってゆきます。



※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
HSP-001
バッハ:二つのヴァイオリン協奏曲と二つのチェンバロ協奏曲
チェンバロ協奏曲 第1番ニ短調 BWV1052
ヴァイオリン協奏曲 第2番ホ長調 BWV1042
チェンバロ協奏曲 第2番ホ長調 BWV1053
ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 BWV1041
オーゾニア(古楽器使用)
ミラ・グロデアヌ(ヴァイオリン独奏)
フレデリク・ハース(チェンバロ・総指揮)
タミ・トロマン、ベネディクト・ペルネ(Vn)
バンジャマン・レスコア(Va)
ジュヌヴィエーヴ・クルフェル(Vc)
ジェイムズ・マンロー(Cb)

録音:2015年10月16-18日サン=ミシェル修道院、ティエラシュ(フランス北東部アルデンヌ地方)
2016年、ベルギーから突如リリースされるや日本でも高い評価を得たバッハ。通奏低音以外はすべて1パート1人ずつ(通奏低音もチェロ・コ ントラバス・チェンバロそれぞれ1人)の、経験ゆたかな古楽器の名手たちによる極小編成。じっくり確かめるように綴られる音のひとつひとつが味 わい深く響くのは、独奏者グロデアヌの弾く1604年ポーランド製のユニークなヴァイオリンをはじめ、使われている弦楽器の大半が18世紀以 前のオリジナルであることと、古楽器の録音に通暁した技師ユーグ・デショーによる、空気感まで的確に収めた誠実なエンジニアリングによるとこ ろも見すごません。チェンバロはパリのエムシュ・モデルによる再現古楽器ですが、豊富な古楽器コレクションを持つハースがあえてオリジナル現 存楽器にこだわらなかったのは、「弦楽器の響きがくぐもってしまう低めのピッチはバッハの合奏曲に適切ではない」との認識から。昨今の鋭角 的なピリオド演奏への違和感から、徹底して独自の音作りを探ってきた彼らならではの、妥協のない解釈の結晶とも言うべき名演です。 「レコード芸術2016年10月号特選盤」
HSP-002(3CD)
NX-D11
D・スカルラッティ:鍵盤独奏のためのソナタ
【DISC 1】
1. ソナタ ハ長調 K.170
2. ソナタ ハ短調 K.56
3. ソナタ ハ短調 K.126
4. ソナタ ハ長調 K.49
5. ソナタ ヘ長調 K.150
6. ソナタ ヘ長調 K.151
7. ソナタ 変ロ長調 K.172
8. ソナタ ニ短調K.176
9. ソナタ ニ長調 K.33
10. ソナタ ニ長調 K.53
11. ソナタ ト短調 K.121
12. ソナタ ト長調 K.144
13. ソナタ ト短調 K.108
【DISC 2】
1. ソナタ イ長調 K.113
2. ソナタ イ短調 K.109
3. ソナタ イ短調 K.110
4. ソナタ イ短調 K.175
5. ソナタ ハ長調 K.132
6. ソナタ ハ長調 K.133
7. ソナタ ト長調 K.105
8. ソナタ ト短調 K.111
9. ソナタ ロ短調 K.173
10. ソナタ ロ長調 K.87
【DISC 3】
1. ソナタ ハ長調 K.115
2. ソナタ ハ短調 K.116
3. ソナタ イ長調 K.114
4. ソナタ イ短調 K.148
5. ソナタ イ短調 K.149
6. ソナタ イ短調 K.54
7. ソナタ イ長調 K.62
8. ソナタ ホ長調 K.162
9. ソナタ ホ長調 K.136
10. ソナタ ニ長調 K.119
11. ソナタ ニ長調 K.140
12. ソナタ ニ短調 K.120
ソレール:ファンダンゴ
フレデリク・ハース(Cemb)
※使用楽器:パリのエムシュ工房1751年製作によるオリジナル楽器

録音:2014年10月7-9日ト・ハイス・テ・ポールト旧カトリック教会
スヒーダム(オランダ中西部ザイトホラント地方)
徹底してこの作曲家に入れ込みながらも体系的録音はせず……というパターンは、ハースが以前Alpha レーベルにフランソワ・クープランの4つのクラヴサン曲集からの作品を録音したときと同じ。つまり心から向き合える作品だけを選んでいるのです が、そこで彼はスカルラッティ存命中の1740年代に作成された、現在ヴェネツィアにある写本二つだけを選曲元に絞り込みました。使用楽器 は1751年パリ製、これも作曲家が生きていた頃のチェンバロ。さきのバッハ録音(HSP001)と同じくいたずらな鋭角性やビート感を周到に避 けながらも、実にメリハリの効いた演奏が続き、名技師ユーグ・デショーがそのタッチの機微と余韻を適切にすくいあげています。折に触れて再 訪したくなる録音です。
HSP-003(2CD)
NX-D07
バッハ:『平均律クラヴィーア曲集 第2巻』 フレデリク・ハース(Cemb)
※使用楽器:パリのエムシュ工房1751年製作によるオリジナル楽器

録音:2016年4月1-3日、フラジェー第1スタジオ、ブリュッセル
多くの傑作と向き合いながら、全曲録音のようなアルバム作りには必ずしも興味がないというフレデリク・ハース。バッハの『平均律』も第1巻の 録音ありきではなく、ただ第2巻だけを選び録音したのは、散発的にできた作品を集めた第1巻とは違い「バッハが最初から曲集としての総体 を意識してまとめたものだから」とのこと。しかも彼は、調性順に並んでいるオリジナルの曲順は「あくまで当時の編纂習慣にあわせただけ」と考 え、調性理論に敏感だったバッハの真意に迫る脱構築的手段として、独自に並べ替えて収録しています。そのため通しで聴いたときに新鮮な 印象を受ける人も多いはず。バッハが記した以上には装飾音を盛り込まないというスタイルも、この作曲家が「装飾音を必要とするときには細 かく書き込む」という傾向を尊重してのこと。「いかに無批判な“崇めるべき聖典”というレッテルから自由になるか」を徹底して考え抜いた演奏 には、静謐な響きの味わいを越えた静かな興奮が息づいています。
HITASURA PRODUCTIONS
HSP-004
『Passion』 ビーバー、ローゼンミュラー、フローベルガー 受難にまつわる17世紀ドイツ語圏の音楽 〜「ロザリオのソナタ集」を中心に〜オーゾニア
1. ロザリオのソナタ 第6番「オリーヴ山の庭園で」:哀歌(ビーバー)
2. 聖週間の第3の朝課:聖金曜日(ローゼンミュラー)
3. 皇帝フェルディナント3世のいとも悲痛なる死に寄せる哀歌(フローベルガー)
4. ロザリオのソナタ 第7番「イエスの鞭打ち」(ビーバー)
5. 聖週間の第3の朝課:聖木曜日[I](ローゼンミュラー)
6. ロザリオのソナタ 第8番「いばらの冠」(ビーバー)
7. トッカータ ホ短調(ヴェックマン)
8. 聖週間の第3の朝課:聖木曜日[II](ローゼンミュラー)
9. ロザリオのソナタ 第9番「十字架を背負うイエス」(ビーバー)
10. ロンドンにて、憂鬱を払うために書いた嘆きの調べ(フローベルガー)
11. 宗教的ソネット「十字架にすがるマグダラのマリア」(フレスコバルディ)
12 . ロザリオのソナタ 第10番「磔刑」(ビーバー)
オーゾニア(古楽器使用)
マイリス・ド・ヴィルトレ(S)
ミラ・グロデアヌ(Vn)
ジェイムズ・マンロー(ヴィオローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フレデリク・ハース(チェンバロ、オルガン)

録音:2017年 サン=ミシェル大修道院、ティエラルシュ(フランス)
ビーバーの『ロザリオのソナタ集』がこのプログラムの中軸にありますが、全曲録音にこだわりすぎて本質を見失わないようにしたいと語るアンサン ブル主宰者ハースは、この傑作曲集からの作品にいくつか、同時代のドイツ語圏の声楽曲や独奏曲を織り交ぜ、受難物語を追体験しなが ら音楽の味わいを確かめてゆくような独特の曲順を構想しました。独奏曲では自らよどみないタッチでオルガンやチェンバロを奏でる一方、通奏 低音パートはあえて豪華にせず、バロック期の受難節における礼拝音楽がしばしばそうであったように、最低限の編成で演奏してみせていま す。器楽曲の数々のあいだでふいに湧き上がる、ドイツ・バロックに名演の多いマイリス・ド・ヴィルトレの美声も魅力的。変則調弦が時に独特 な味わいを醸し出す、ガット弦の生々しい響きを適切に捉えたユーグ・デショーのエンジニアリングも絶妙な、HITASURAレーベルならではのア ルバムに仕上がっています。
HSP-005
アントニオ・ヴァレンテ(1520頃-1580以降): 『鍵盤譜表集』(1576年ナポリ刊)〜イタリア最初期のチェンバロ曲集〜
1. 「クラロス伯爵」の調べによる五つの変奏 (ルイス・ベネガス・デ・エネストローサ作曲)
2. 「クラロス伯爵」を12通りに (アロンソ・ムダーラ作曲)
3. ナポリのガリアルダに多数の変奏を添えて
4. 第8旋法によるレセルカータ
5. ナポリ風の低音定旋律と六つの変奏
6. 第1旋法によるレセルカータ
7. パス・エ・メソ(パッサメッツォ)の定旋律に六つの変奏を添えて
8. 第7旋法によるレセルカータ
9. 西風の歌の定旋律に12の変奏を添えて
10. 松林の歌と変奏
11. ラ・ロマネスカの調べに五つの変奏を添えて
12. 第1旋法によるファンタジア
13. 捻りの舞踏曲に七つの変奏を添えて
14. 「誰が彼女に言うのか」の調べと変奏
15. 第3旋法によるレセルカータ
16. バシア・フラミニア(バッサ・フィアミンガ)
17. フィリプス・デ・モンテの「運命はもはやわたしを」の調べに
アントニオ・ヴァレンテ流儀の装飾を施して
18. ロンバルディアの舞踏曲
19. 第4パヴァーナ〜ロンバルディアのガリアルダ〜
ロンバルディアのガリアルダにパオラ・エルダス流儀の装飾を施して
(ルイス・ミラン、アントニオ・ヴァランテ、パオラ・エルダス 作曲)
20. ヴェノーサの君子ドン・カルロ・ジェズアルドによるフランス風カンツォン
(カルロ・ジェズアルド作曲)
パオラ・エルダス(チェンバロ、ヴァージナル)
※ヴァージナル:フィレンツェのルチェッライ家の楽器(16世紀製オリジナル)
※チェンバロ:サンセヴェロ侯の楽器(16世紀製オリジナル)
楽器修復・調律:アントニオ・ボンツァ、トーマス・シュタイナー
イタリア鍵盤音楽の巨匠フレスコバルディは、ルネサンス末期に花開いたナポリの鍵盤芸術に大きく影響を受けていたのですが、ここに録音さ れたのはそのなかでもとくに古い、1576年にまとめられたアントニオ・ヴァレンテの曲集。まだパレストリーナやラッスス、ビクトリアといったルネサン スの大家たちが存命中に綴られたこれらの作品には、ナポリ王国がスペイン支配下にあった時代の賜物として、ルネサンス期のスペイン音楽の 流れをくむ変奏芸術の精華が示されており興趣がつきません。ARCANAその他のレーベルで注目すべき録音をリリースしてきたイタリア・サル デーニャのチェンバロ奏者パオラ・エルダスは、現存例がきわめて珍しい16世紀製オリジナルのチェンバロとヴァージナル(長方形スピネット)を使 用。1音1音を大切にした精妙さに息を呑むような解釈でありながら淀みない演奏で、変奏ひとつひとつの造形美を適切に伝えてくれます。鋭 角的な音にもかかわらず温もりが宿る歴史的楽器の美音、両楽器の対比も味わい深いHITASURAレーベル面目躍如の新録音です。
HSP-006

NYCX-10193
国内盤仕様
税込定価
協奏曲とソナタ
タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 B.g5 「悪魔のトリル」
C.P.E.バッハ:第1ロンド 変ホ長調 - 『識者と愛好家のための鍵盤ソナタ第6番 Wq 61』より
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 D II2
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ イ短調 a3
C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲 ホ短調 Wq 15
ミラ・グロデアヌ(ヴァイオリン独奏)
フレデリク・ハース(チェンバロ独奏、チェンバロ&オルガン〔通奏低音〕)
オーゾニア(古楽器使用)

録音:2019年12月1-3日 アルソニック音楽堂、モンス舞台芸術センター内、ベルギー
【国内盤】日本語解説付き
タルティーニとC.P.E.バッハ。どちらも18世紀半ば、バロックから古典派への過渡期とも言える時代を生きた作曲家でした。生前はそれぞれ ヴァイオリンと鍵盤楽器の名手であり、そしてどちらも音楽理論書を残している――共通点を多く持ちながら、生前の接点はまず無かったであ ろうこの二人の天才を並べたアルバム。ベルギーHITASURAレーベの創設者であり、筋の通った作品解釈で知られるチェンバロ奏者フレデリ ク・ハースとこの試みを実現したのは、ルーマニア出身で「東」の民俗情緒を漂わせた演奏を聴かせるバロック・ヴァイオリン奏者ミラ・グロデア ヌ。ル・ポエム・アルモニークの弦楽合奏リーダーとしても知られる彼女独特のテンポ感と装飾的弓奏の「悪魔のトリル」で始まるプログラムは、 知る人ぞ知るC.P.E.バッハの協奏曲や晩期の鍵盤曲、演奏機会の少ないタルティーニの協奏曲などを経て、彼ら二人の作曲家の音楽理 論が確かに息づいていた「ありのままの18世紀」へと私たちを誘います。その選曲と解釈の秘訣は、ハース書き下ろしの解説に詳しく記述。 通奏低音以外は各パート一人ずつの室内楽編成が、丁寧なエンジニアリングを得て音楽の輪郭を触感確かに伝えます。


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