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レオポルド・ストコフスキー(指)フィラデルフィアO(第2楽章のみ) | |||||||||||||
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Serenade SEDR-5025 (2CDR) 限定生産 |
録音年:1923年4月30日 【モノラル録音】 使用原盤:Victor (U.S.A.) 6430/31(C27904-2/05-1/06-2) | ||||||||||||
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◆カップリング〜チャイコフスキー:交響曲第5番 @コンヴィチュニー(指)ベルリンRSO、Aマクミラン(指)トロントSO |
“ストコフスキーの初録音!” |
なにせラッパ吹込みゆえ、作品の輪郭しか捉えられていません。いろいろ推察しながら聴きとおすしかありませんが、私たち以上に、ストコフスキー本人ががもどかしさを感じていたことでしょう。音価を自由に伸縮させるその徹底ぶりは、晩年とは比較にならないほど。時代の流行と共にスタイルを変化させること自体は珍しくありませんが、165小節の8分音符を倍の長さに引き伸ばすのは、晩年まで一貫して守り通した手法で、そのこだわりの根底に何があるのか、あれこれ思いを巡らすのも一興です。 |
第2楽章のツボ | |
ツボ10 | ホルンは音色の広がりは求めようがないが、カ細い収録の中からも繊細な歌心は感じ取れる。 |
ツボ11 | ダイナミズムを感じようがない。弦は音の上下行のたびに掛かるほど頻出。時代をそのまま映した表現。 |
ツボ12 | ここでも音の引き伸ばし、ポルタンメンとが頻出。クラシック音楽を映画音楽のように、あるいはちょっと高級なお菓子のように味わってもらいたいという願いをそのまま音に出来る時代だったのだ。 |
ツボ13 | それぞれの和音をアルペジョ風にボロン〜と奏でる。 |
ツボ14 | 縦の線が曖昧ながら、最高潮へ上り詰めるまでの呼吸とテンポの伸縮は鮮やか。 |
ツボ15 | 予想通りポルタメントの連続。さすがに現代の耳では違和感が残る。 |
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