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殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



湧々堂が心底お薦めする"殿堂入り"名盤!!
フランク
交響曲



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フランク/FRANCK
交響曲ニ短調

BR KLASSIK
BR-900704B
リムスキー=コルサコフ:「ロシアの復活祭」序曲
フランク:交響曲ニ短調
キリル・コンドラシン(指)
バイエルンRSO

録音:1980年2月7-8日ミュンヘンヘラクレスザール・ライヴ
“誰も成し得なかった、フランク終楽章の完全無欠な造形美!”
 LP時代の名演とされながら、なかなか復刻されることもなく「幻の演奏」のCD化。
 「ロシアの復活祭」は風格満点。序奏部の精妙を極めたアンサンブル制御力、弦のピチカートの寸分の狂いもない拍節など、コンドラシンならではのこだわりが万遍なく浸透。主部の“復活祭ファンファーレ”のテーマは胡蝶が一切ないにもかかわらず荘重な響きを醸し、中間のトロンボーン・ソロによる聖歌は、ほんわかとしたスタールジーではなく、克明な隈取りでメロディを刻印。それに弦が絶妙な絡みを見せる瞬間も必聴。そしてコーダでの圧倒的な威厳!オーケストレーションの華々しさ以外の精神的な含蓄を感じさせる点で、この演奏は忘れることが出来ません。
 フランクは、更なる大名演!声部間の見通しがどこまで言っても透き通っており、品格を持って壮大な有空を形成。フォルテッシモで飛び出す第1楽章第1主題は、裏の声部も含めて縦の線がズブズブになることが多いですが、コンドラシンに限っては心配無用。強固な確信を持って音像が聳えます。第2主題には強靭な鋼のような芯を持ちながら呼吸がどこまでも大きく振幅。切ないフレーズでも決して歌いこみ過ぎないよう厳しく律するコンドラシンの特色は、この第2楽章でも顕著。こんな潔癖なイン・テンポで突き進み、毅然とした意思を湛えた演奏は滅多にないでしょう。それだけにわずかにリタルダンドだけでも、そのニュアンスの意味深さがより際立つことになるのです。終楽章は迫力満点。もちろん高速大音量で騒ぎ立てるそれではなく、全てのギアチェンジ、響きのバランスにおいて徹底的に調合が行き届き、神々しさの極み!特に5:28からの高揚感は、その威力のl全てをマイクが拾い切れていないほど沸点を超越しています。【湧々堂】

DECCA
4751452(5CD)
Cala
CACD-0525
Medici Masters
MM-026
フランク:交響曲ニ短調
エルガー:エニグマ変奏曲
*
、トランスクリプション集(編曲:ストコフスキー)…バッハ:トッカータとフーガ.ニ短調 、前奏曲 変ホ短調 BWV853、「シェメッリ歌曲集」〜ゲッセマネの我が主イエスよ BWV487、コラール「われらは唯一の神を信ず」BWV680、パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582、バード:パヴァーンとガリアード、クラーク:トランペット・ヴォランタリー、シューベルト:楽興の時 第3番、ショパン:マズルカ 第13番、チャイコフスキー:無言歌 作品40-6、デュパルク:法悦、ラフマニノフ:前奏曲 作品3-2、ドビュッシー:沈める寺、<以上、チェコPO、LSO、ニュー・フィルハーモニアO>、チャイコフスキー:交響曲 第5番<ニュー・フィルハーモニアO>、スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」<チェコPO>、ベルリオーズ:幻想交響曲<ニュー・フィルハーモニアO>、ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜妖精の踊り<LSO>、ラヴェル:「ジャンヌの扇」〜第1曲 ファンファーレ <ヒルヴェルスムRSO>、ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲<LSO>、ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1919年版)、ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、ドビュッシー:交響詩「海」、メシアン:キリストの昇天<以上、LSO>
レオポルド・ストコフスキー(指)
ヒルヴェルスムRPO、チェコPO

録音:1970年、1972年*(全てステレオ)
“華美な装飾を排した、ストコフスキーの感動的な精神高揚!!”
 1965年から1972年までのフェイズ4録音をまとめたもの。ストコフスキーといえば、スコア改変を施した華麗な音響をまず思い浮かべますが、このフランクは、心からの作曲家への奉仕に徹し、精神的な高揚を見事に引き出した異色の感動作として、ストコ嫌いの方にも是非お聴きいただきたい逸品です!特に終楽章で第2楽章の主題が高らかに現われるシーンでテンポを落として朗々と歌い上げ、高らかに精神を高揚させるのは圧巻!いつものスペクタクル演出を感じさせない別人のようなストコがそこには存在するのです。
 英国人のストコフスキーにしては録音の少ないエルガーも、熱い共感が漲る演奏。特筆すべきは、その巨匠の意思を完全に汲み取ったオケの機能美と音楽センス!

◆CALA*CACD0525は、フランクの交響曲を含む単売。収録曲:フランク:交響曲ニ短調、メシアン:キリストの昇天、ラヴェル:バレエ「ジャンヌの扇」〜ファンファーレ、マズルカ第4番(ストコフスキー編)、デュパルク:恍惚(ストコフスキー編)
MM-026は、フランクの交響曲を含む単売。収録曲:ラヴェル:「ジャンヌの扇」のためのファンファーレ、フランク:交響曲ニ短調、プロコフィエフ:カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」# 【録音:1970年8月22日ロッテルダム、ドーレン(全てステレオ)】

ODE
ODCL-1005
フランク:交響曲ニ短調 朝比奈隆(指)
北ドイツRSO

録音:1964年
“壮絶なうねりで聴き手を圧倒する、朝比奈の最高傑作の一つ”
 同シリーズの中でも特に傑出して感動的な一枚!出口のない重苦しいイメージから敬遠されがちな曲ですが、淀みなく丹念なフレージングと表情付けで、ここまで生き生きと壮大に構築されると、無条件で感動!テンポは遅めですが、晩年のような芯の欠落感がなく、リズムはどこまでも強固。ここぞという箇所では壮絶なテンポ・ルバートを掛けて多彩な表情を張り巡らせるのです。第1楽章の第2主題の核心を抉り出す入魂の切り込みが衝撃的!第2楽章も深遠かつ濃厚なロマンがたっぷり盛り込まれています。終楽章は風格美の極致!深い情念を重厚なサウンドに込め抜かれています。コーダでトランペットが細かいパッセージが引き立つ瞬間は、異様なまでの力感と輝きを生み出して圧巻!【湧々堂】

EMI
5682172(2CD)
フランク:交響曲ニ短調*
シューベルト:交響曲第8番「未完成」

モーツァルト:交響曲第29番、音楽の冗談
ベートーヴェン:交響曲第7番
グィド・カンテルリ(指)
NBC響*、フィルハーモニアO

録音:1954年〜1956年(全てステレオ)
“全てステレオ録音!天才カンテルリの迫真の交響曲集!!”
 中でも凄まじい集中力で一貫したフランクは圧巻!生命力溢れるリズムと伸びやかなフレージングが一体となり、沈鬱な場面が多いこの曲に潤いと輝きを与え、見事な推進力を生み出しています。クレッシェンドのエネルギー増幅の安定感は、手に汗握る感動!トスカニーニが築いた理想の機能美と音色がステレオで味わえるのも大きな魅力です。
 「未完成」も内面にj強靭な意志を漲らせ、天才的なセンスで繊細なニュアンスを放射。優美な演奏に慣れた耳には、その直截な響きが大胆に聞こえるかもしれませんが、毅然としたフォルムが美しく、根底には男の哀愁さえ感じます。【湧々堂】


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