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第2回

EMI/GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURY Vol.2




ここでは、第1回に引き続き、このシリーズの中の超おススメ盤をセレクトしました。
現在は全て廃盤です!

ユージン・オーマンディ(指)フィラルフィアO、バイエルン放送
ブラームス:交響曲第4番/フィラデルフィア管 ('67) 、R.シュトラウス:ドン・ファン/バイエルン放送響 ( '59モノラル)、
ウェーベルン:夏風の中で/フィラデルフィア管 ('63 ) 、カバレフスキー:コラ・ブルニョン序曲/バイエルン放送響 ( '65) 、
ラフマニノフ:交響曲第2番/フィラデルフィア管 ('73)、シベリウス:レンミンカイネンの帰郷/フィラデルフィア管 ( '78)
EMI
CZS-5751272
(2CD)

廃盤
“品格溢れる色彩とリズムの躍動をたっぷり堪能できる好選曲!”
オーマンディのイメージから最も遠い「ブラ4」をまずじっくりお聴きいただきたい!もちろん北ドイツ風の響きとは異なり、表面的には明るいトーンですが、構築の確かさ、アーティキュレーションの揺るぎなさは全く弛緩せず、聴けば聴くほどひたむきな歌心と風格美が、じんわりと胸に迫ります。第3楽章では、弦の旋律をオクターブ上げて弾かせる改訂は、チャイコフスキーの「花のワルツ」でも見られた得意技ですが、主旋律の輪郭を明確に引き立たせるそのこだわりが、曲の本質から外れるどころか、一層核心に満ちた響きとして再生されるので納得させられてしまいます。オーマンディの資質の全てを凝縮していると思われるのが、遺稿の中から発見された直後の世界初録音となったウェーベルン!無調に移行する前のロマン溢れる佳作ですが、ディーリアスとR・シュトラウスを合わせたようなきらびやかな色彩を綿密に引き出し、壮麗な大パノラマを構築しています。フィラデルフィアの各ソロ奏者の巧さにも、改めて舌を巻きます。冒頭でたっぷりと漂う低弦の風情は、まるで雲の上にいる気分。「ドン・ファン」(ライヴ)は、リズムが根幹から沸き立ち、ティンパニが寸部の狂いもなく強打されつつも、人間的な温もりが込められているので凄い存在感!テンポのメリハリも抜群。6:33以降、オーボエが奏でる“女性主題”の甘美さと気品を兼ね備えたニュアンス、その後のホルンとの豊かなハーモニーは、オーマンディの音楽への真摯な共感を象徴しています。各場面が実体を伴って聴き手に迫って来るのも、バイエルン放送響の機能性に頼るだけでは不可能な技。その機能性が物を言って、本来の作品の姿より数倍立派に鳴り渡るのがカバレフスキー!フィラデルフィアとも映像も遺しているほどの十八番ですが、カッチとしたリズムの痛快さは、フィラデルフィア管との録音ではやや後退していただけに、このステレオ放送音源の選択はお見事!ラフマニノフは言わずと知れた名演ですが、第2楽章の磐石のポルタメントに触れるだけでも、この曲がオーマンディのために存在すると言いたい衝動を抑えられません!

ラファエル・クーベリック(指)VPO、BPO、RPO、フィルハーモニアO、他
ドヴォルザーク:スラヴ狂詩曲/RPO('59)、マルティヌー:交響曲第4番/チェコ・フィル('48モノラル)、
ベルリオーズ:妖精の踊り/フィルハーモニア管('50モノラル)、ヤナーチェク:シンフォニエッタ/VPO('55モノラル)
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」序曲/フィルハーモニア管('52モノラル)、シューベルト:交響曲第3番/VPO('60)、
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容/CSO('53モノラル)、シューマン:「ゲノヴェーヴァ」序曲/BPO('60)、
マーラー:交響曲第10番〜アダージョ/バイエルン放送響('68)
EMI
CZS-5628632
(2CD)

廃盤
誠実さプラスアルファでオケを奮い立たせるクーベリックの凄さ!
「スラブ狂詩曲」のスタジオ録音とは思えない燃え上がりと、アンサンブルの良さにまずビックリ!祖国への郷愁を惜しげもなく盛り込んだ熱さが灼熱のリズムに直結し、この曲に徹底的に没入しながら、聴き手とそのノスタルジーを共有するようなゆとりまで見せるのですから感動もひとしお。終わりそうで終わらないコーダの巧みな設計も見事です。ヒンデミットは、精妙さを極めた演奏の筆頭がセルだとしたら、この曲の内容量の豊富さと味わいを徹底的に引き出したのがこの演奏でしょう。第1楽章はやや遅めのテンポで厳格に拍節感を表出しているところに、この曲へ臨む姿勢が表れています。オーボエによる中間のひなびた風情も、メカニックなCSOとして意外なほど。第2楽章の鐘の音も、何とまろやかで意味深いこと!VPOとのシューベルトヤナーチェクも、このオケとの抜群の相性を示す格好の名演。VPOは「真面目」な指揮者にはやや冷たい反応を示すこともあるようですが、クーベリックは誠実でありながら、オケをその気にさせる不思議な魅力があるのでしょう。心底その真摯な姿勢と一体となって、渾身の演奏を繰り広げています。シューベルトの第2楽章の人なつっこさ、終楽章で顕著な、VPOを無理に従わせた痕が全くない真の伸びやかさで魅了しますが、根底ではしっかり手綱を握っている牽牛さも感じさせるところが、演奏の手応えに繋がっています。楽章が進むにつれて、郷愁の涙の濃度が濃くなる「シンフォニエッタ」も、感動的!ピチカートひとつ取っても、VPOが心から泣いているのです!メカニックな痛快さはさておき、他では聴けないその語り口に耳を傾けてください。

セルジュ・チェリビダッケ(指)デンマーク国立SO、スウェーデンRSO、BPO、LPO、他
ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」序曲/デンマーク国立SO('70)、ベルヴァルド:交響曲第3番/スウェーデンRSO('67モノラル)
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」/BPO('53モノラル)、チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲(4曲)/LPO('49モノラル)
ローゼンべり:マリオネット序曲/スウェーデンRSO/('62モノラル)、ティーセン:ハムレット組曲/ベルリンRSO('57モノラル)
モーツァルト:交響曲第25番/LPO('48モノラル)、プロコフィエフ:古典交響曲/BPO('48モノラル)
J.シュトラウスII:「こうもり」序曲、アンネン・ポルカ、トリッチ・トラッチ・ポルカ、J.シュトラウスI:ラデツキー行進曲/以上、デンマーク国立SO(70)
EMI
CZS-5628722
(2CD)

廃盤
恍惚境!「こうもり」序曲の絶世の美しさ!!
チェリビダッケの録音は、ブルックナーなどの大曲が優先的にCD化されていますが、ここでは、晩年のミュヘン・フィルによる録音以外から、チェリの美しさの神秘を堪能できる曲が選ばれているところがミソ。かつてFMで放送されてた「どろぼうかささぎ」、「大学祝典序曲」、来日時の「ハンガリー舞曲第1番」など、小品を粋に仕立て直すセンスは、チェリの演奏のつきまとうある種の息苦しさが苦手とする人をもうっとりさせる魅力を孕んでいます。まず「こうもり」が凄い!ワルツに入るまでの変幻自在のテンポ設定、中間でオーボエが奏でる動機の現実離れした美しさは、庶民的な雰囲気を一気に突き抜け、ウィーンらしさ云々を口にできないほどの味わいに溢れています。「アンネン・ポルカ」は通常のコーダを割愛しているのもチェりらしいセンス。「ラデツキー」は徹底したインテンポですが、独特の気品にうっとり…。「トリッチ・トラッチ〜」は、「ハンガリー舞曲」などチェリが極稀にしか見せない超高速モード!この4曲だけでもあまりの味わいにお腹一杯になります。ニールセンの序曲は、聴き手の末梢神経まで刺激し尽くす精妙さとは違い、厳格な練習の跡を感じさせない痛快な迫力。ベルワルドは、第2楽章途中のチェリならではの究極ピアニッシモと、直後の固いティンパニ強打の見事な連動、第3楽章のガラス細工を散りなめたような硬質のテクスチュアが耳に心地よく、形式の展開の見通しの良さも、音楽の構成要素の関連付けという例のこだわりも、自然な形で生きているのが実感できます。「イタリア」は何度も復刻されていますが、第1楽章のリズムの確実さと格調美、第2楽章の古代ローマの匂いまで感じさせる表現力、終楽章の引き締まったリズムと音像など、やはり他に類例がありません。モーツァルトの第2、第4楽章での超低速による深い思索も、モーツァルトらしさよりも芸術的な味わいに触れられることに感謝したくなります。スタジオ録音は、DECCAのモーツァルトとチャイコフスキーのみ。ステレオはニールセンとシュトラウスだけですが、魅力が「マイクに入りきった」ものばかりなので、音質的なハンディを感じさせません。

●ニコライ・ゴロワノフ(指)モスクワ放送響
グラズノフ:交響曲第6番('52)、メンデルスゾーン:真夏の夜の夢〜序曲、夜想曲('52)、チャイコフスキー:1812年(48ライヴ)
リスト:交響詩「マゼッパ」('52)、交響詩「祝宴の音楽」('53)、交響詩「葬送英雄叙事詩」('53)、交響詩「オルフェウス」('52)
交響詩「プロメテウス」('52)/ 以上、全て モスクワ放送響
 全てモノラル録音
EMI
CZS-5751122
(2CD)

廃盤
迫力も異常なら、思わぬ繊細な表情とのギャップも常軌を逸脱!
巨大な火の玉を思わせるド迫力で知られるゴロワノフですが、まずは「真夏の夜の夢」序曲で思いがけぬショックに打たれて下さい。短い序奏の最後のフルートの持続音と共に、ささやかなティンパニを加えるというアイデアにびっくり!これにより、現実離れした幻想世界を一気に現出しているのです!主部以降の強弱対比とアクセント、拍節感のこだわりも、唯の厳格さのゴリ押しではなく、インスピレーションの塊となって迫るのですから、音楽自体がときめきながら響くのです。7:31のホルンのゲシュトップ効果の意味深さ、冒頭のフルートのテーマが最後に繰り返されてからコーダにかけての底なしのような深遠な世界、低弦の克明な主張も濃いニュアンスも、他に例がないでしょう。文字通り夢がふんだんに詰まった超名演です。一方、聴き手を捻じ伏せずにはおかないのがグラズノフ。それがライヴ録音の「1812年」ともなると、聴衆を皆殺しにする勢いで、もう大変!最初の弦のテーマに万感の思いを込め、民族臭プンプン!随所に鋭利なアクセントを挟み。その都度腰が抜けるほどの衝撃を禁じ得ません。音量のみならず、色彩そのものに凄みを出せる人が他にいるでしょうか!6:28以降の、蜂蜜をぶちまけたようなギラギラの色彩を浴びせられると、ほかの演奏では物足りなくなってしまいます。後半は、常軌を逸したヴィルテージの連続で、品格などお呼びでない改竄版効果も手伝って、やりたい放題のド迫力に完全降伏です。改竄版の演奏自体はスヴェトラーノフの旧盤やイワーノフなどが存在しますが、ここでの版は、それに更に複数の小太鼓の連打が好戦的な雰囲気を煽り、金管のゲシュトップが生々しい遠近感を演出するなど、まさに何でもありの超改竄版とも言うべきもので、ゴロワノフ自身のアイデアも盛り込んでいるのかもしれませんが、これ以上の大騒ぎの演奏は、は未来永劫聴けないのは明らかです。いずれにしても、この指揮者とオケと時代背景…、全ての条件が整わなければ成しえない貴重なドキュメントです。血圧の高めの方は、絶対に聴かないで下さい!

エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム(指)ACO、LPO
トマ:歌劇「ミニョン」序曲/ACO('56)、シューベルト:交響曲第6番/ACO('57)、ブラームス:交響曲第2番/ACO('55)
ニコライ:歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲/ACO('56)、R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」/ACO('55)
R・コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」/ACO('56)、エルガー:序曲「コケイン」/LPO('49)
 全てモノラル録音
EMI
CZS-5759412
(2CD)

廃盤
古さを感じさせないスタイリッシュさとコクを湛えた音色醸成の技!
「ミニョン」序曲は、聴き所一杯の名曲ながら、ほとんどアンセルメの一人勝ちの状況の中で、この知られざる逸品を収録してくれたことは嬉しい限りです。バルワーザと思われる艶やかなフルート・ソロや、深みのあるハープに導かれるホルンの美しさなど、当時のコンセルトヘボウ管のセンスも磐石で、4:11以降の引き締まったリズムの躍動など、全ての要素が確信に満ちています。おまけに音がいい!「ウィンザーの陽気な女房」も同様で、演奏自体は全くライトな印象を与えず、音楽自体の楽しさを十二分に引き出す工夫が随所に成されています。主部に入ってからの快速感にはC・クライバー以上にニュアンスが溢れ、一瞬短調に転じる箇所のテンポの落とし方もまさに天才的呼吸!呼吸の凄さは「ドン・ファン」でも痛感。13:24からのホルンの咆哮以後の呼吸の振幅の幅はどうでしょう!続く弦にはポルタメントが掛かりますが、これほど高潔なポルタメントは滅多に聴けません。最後の静寂でも音像が一切混濁しないのもベイヌムならでは。「シェエラザード」は、演奏技術面でも表現の輝きにおいても、モノラル期の最高峰と言っても過言ではないでしょう。音楽はどこまでも清潔。音楽の根幹のエキスを徹底的に抽出してみせるこの演奏は、まさに目からウロコです!第1楽章、Vnソロと木管のリズムが、完全に連鎖しているのにビックリ!第2楽章では、まずそのVnソロのジャン・ダーメンの巧さに唖然。中間でトロンボーンがトランペットのように鋭敏に雄叫びを上げますが、これも当時のACOの驚異的なレスポンスを象徴するもの。心してお聴きいただきたいのが、最後の8:49の弦の長い連音符がドリルのように高速で突っ込む箇所!空前絶後です!終楽章の序奏部の入念な急緩の配分の妙だけでも、只事ではないですが、主部以降の色彩とフレージングの硬軟自在使い分けには手に汗握りしかなく、最後の難破シーンのハープに鮮烈なスパイスを効かせた音色の嵐は、モノラル録音のハンディなど吹き飛ぶ威力です。唯でさえ曲がカッコイイ上に、更に彫琢を加えtて格調高く聳える「コケイン」も聴き逃せません。シュトラウスとブラームスはライヴ。全てモノラル録音ですが、どれも良質。

アンドレ・クリュイタンス(指)PCO、フランス国立放送局O、BPO、他
ビゼー:交響曲第1番/フランス国立O('53モノラル) 、ドビュッシー:映像/PCO('64)、
ラヴェル:ラ・ヴァルス/フィルハーモニアO('58)、シューマン:マンフレッド序曲/BPO('57モノラル)、
ベルリオーズ:幻想交響曲/PCO ('64)、ワーグナー:ローエングリン第3幕前奏曲、/パリ・オペラ座O('60) 、
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜戴冠式の場/クリストフ(bs);ラニガン(t)他、PCO('63)
EMI
CZS-5751062
(2CD)

廃盤
ハープがスパイス!聴くほどに溜息が出る極美の色彩センス!
まず最初のビゼーが実に素晴らしい!せかせかした感じが全くなく、品格のあるリズムを敷き詰めて、意外なほど骨太な構築も見せる第1楽章から、その独特の雰囲気に息を呑みます。第2楽章の陶酔感も見事で、テンポ自体の懐かしさ、弦のフレージングの美しさは絶世のもの。第3楽章のファゴットが見事に融合した音色ブレンドの妙、音符に羽根が生えているかのような軽妙な佇まいも忘れられません。終楽章冒頭をしばらく弱音のままで息を潜め、次第に音楽が眼前に迫る遠近感は前代未聞!第2主題の憧れの情景にもしばし酔い、コーダの締めくくりのカチッとした締まりの良さといったら痛快の極みです!モノラルにもかかわらずオケの音色美、ソロ(特にオーボエ、ホルンなど)のセンスも聴きものです。ラ・ヴァルスは、オケが本場ではないということからか、昔から積極的に評価され低ないような気がしてなりませんが、元々素晴らしい機能とセンスを備えたオケの魅力を自分のトーンに変貌させ、フランス的な香気をふんだんに盛り込んだこの演奏は、いくら評価しても足らないくらいです。2:52あたりから、ハープが前面に出て醸し出す原色的な色彩は衝撃!随所に飛び交うこの色彩には、それ自体にストリー性を感じさせます。3:42からのリズムの処理もなんと粋なのでしょう!バスドラムもしっかり響かせつつ、リズムが決して重くならないのです。コーダのインテンポによるすっきりとした畳み掛けも誰も真似できないハイセンスな技!「マンフレッド」は、冒頭の緊張の間(ま)を経て、次第に精神的な高揚感と克明な音像が醸成される様が、まるで生き物のよう。「幻想」は、Altus原盤による熱狂の東京ライヴ。ラ・ヴァルス同様、この第2楽章でのハープの扱いもこれ以上考えられません。終楽章冒頭の上下行するピチカートの音型を鮮烈に際立たせているのも珍しく、2:02以降の容赦ないリズムの叩きつけも、「燃えても凄い」クリュイタンスの一面を示しています。後半のコルレーニョも戦慄の生々しさ。最後の盛り上がりの凄さは、ティンパニの革が破けんばかりの最強打も含めて、迫真の大絶叫!「ボリス」を最後に置いているのも粋な計らい!クリストフの格調高い名唱と、オケの音彩の眩さ、それらをガッチリ統合して、聴いている部屋の空気を一気にゴージャスなものに一変させるクリュイタンスのマジックは、彼の芸術の集大成といっても過言ではないと思います。

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアORAIローマ響、VPO、BPO
J.シュトラウス:トリッチ・トラッチ・ポルカ/VPO('49モノラル)、ウォルトン:交響曲第1番/RAIローマ響('53モノラル)、
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」愛の死/デルネシュ、BPO('71)ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵('55)、
ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ('60)、シベリウス:交響曲第4番('53モノラル)、リスト:ハンガリア狂詩曲第2番('58)、
ワインベルガー:バグパイプ吹きシュヴァンダ('60)、シャブリエ:スペイン、楽しい行進曲('60)、
オッフェンバック:「ホフマン物語」舟歌/以上、フィルハーモニア管('59)
EMI
CZS-5628692
(2CD)

廃盤
なんとDG音源を一つも含まないカラヤン・ベスト!
カラヤンをカラヤンたらしめたDG録音を含めず、BPOとの録音もデルネシュとのワーグナーのみという選曲は、明らかにBPOに移る以前のカラヤンの魅力を再認識してほしいという制作者の意図の表われではないでしょうか?その挨拶代わりのように最初に置かれたシュトラウスは、リズムが心から沸き立ち、さり気なく聴き手にウィンクする風情がたまりません。しかも録音が実に鮮明!シャブリエの「スペイン」、リストの「ハンガリー狂詩曲」もアグレッシブな活力に満ち、綺麗に統制された痕跡を感じさせない、伸びやかな生命力が魅力。ワルトトイフェルもこの佳作をこれ以上芸術的に高めることは不可能でしょう。このように、一歩踏み込んだ表現に及んだカラヤンの凄さを徹底的に知らしめてくれるのです。ステレオ最初期の「展覧会の絵」は後年のスタイルを十分に予見させますが、“キエフの大門”のクライマックスのように、オケの自発性を最大活用した野性味は、この演奏だけの魅力です、ウォルトンの交響曲は初登場のライヴ音源ですが、英国人とは違ったスタイリッシュな衣装を曲に纏わせながら、曲を貫く精神の葛藤を美しく現出。最後に置かれた「ホフマンの舟歌」は、華々しいスター性の陰に隠れたこれらの魅力を聴き手の胸にじっくりと刻み込むのに恰好の選曲です。

●レオポルド・ストコフスキー(指)デンマーク国立RSO、NBC響、ナショナルPOヒズ・オーケストラ、フィラデルフィアO、他
シベリウス:交響曲第1番/ナショナルPO('76)、ニールセン:交響曲第2番「4つの気質」/デンマーク国立RSO('67モノラル)
グレインジャー:ストランドのヘンデル、カントリー・ガーデンズ、羊飼いの呼び声(以上'50モノラル)/ヒズ・オーケストラ
デュカス:「ラ・ペリ」〜ファンファーレ/ヒズ・オーケストラ('57)、リスト:ハンガリー狂詩曲第1番/NBC交響楽団員('55モノラル)
トゥリーナ:闘牛士の祈り/ヒズ・オーケストラ('58)、ワーグナー(ストコフスキー編):愛の音楽/フィラデルフィア管('60)
イベール:寄港地/フランス国立放送局O('58)、グリエール:ロシアの水平の踊り/ヒズ・オーケストラ('53モノラル)
EMI
CZS-5754802
(2CD)

廃盤
“ド派手アレンジ物を避けた選曲で堪能する、ストコフスキーの深い芸術性!”
ストコフスキーが遺した交響曲の録音の最高峰は、フランクとシベリウスの第1番だと確信していました。このニールセンを聴くまでは…。初出放送音源によるこのニールセンは、付け加えるべき要素が何もないと言えるほど、有機的な音の連続です!第1楽章のの最初の雄渾極まりない響きでいきなりノックアウト。アンサンブルを凝縮しつくして連綿と歌い上げる第2主題には、一途な作品への共感が脈打っています。第3楽章の無窮動的な連続リズムに、少し斜に構えたニールセンのアイロニーが溢れているのは、十分弾きこんでいるオケがストコの棒によって更に潜在能力を引き出された結果ではないでしょうか。モノラル録音ではありますが、確信に満ちたその精神の躍動に打ちのめされること必至です!シベリウスは、これを聴くたびに、この曲の録音風景を収録した映像で、ご自慢の白髪もボサボサで、お化けのような形相でオケに癇癪を当り散らし、「もう帰る!」を連発していた痛々しいストコの姿を思い出します。しかし、最終的に完成したこの録音のなんと感動的なこと!最後の3つの交響曲を米初演したほど、シベリウスとは縁が深かったしストコですが、ここには死の影も外面的な演出も出る幕はなく、直截なダイナミズムと熱い共感に満ち溢れています。最初のクラリネット・ソロの後の第2Vnのトレモロは聞こえないくらいのピアニッシモので登場するのに、まず鳥肌が!その表情に象徴されるように、全世界を優しく包み込むような壮大な息づかいで、この曲のイメージを最大限まで広げています。第3楽章の瑞々しいリズム、終楽章のテンポの急緩の鮮烈なメリハリも90歳を超えた人間とは思えませんが、白眉は第2楽章!最初の1分でそのあまりにも優しく柔和なフレージングと音色トーンに涙を禁じ得ません。しかも深みたっぷりのアンダンテの主要旋律が追い討ちをかけ、最後にそれが迫真のアゴーギクを交えて熱く再現されるのですからたまりません!無我の境地でひたむきに構築したブラームスも、味わい深い逸品。古巣フィラデルフィアに返り咲いてのワーグナーは、その全曲を遺してくれなかったことが惜しまれるほど、ストコ独自の官能美と、気の遠くなるほどの陶酔的な呼吸感に言葉も出ません。「愛の死」の最後のこのリタルダンドと静かな脱力感に触れたら、彼を山師と蔑むことなどできません。結局、これがフィラデルフィアで遺した唯一のステレオ録音となってしまったのでした。しかし、これらの原盤権を保有する本家本元では、自らは未だにまともにリリースしようとしないのです。悲しくなります…。


第1回でセレクトした10タイトルはこちら

          その他のアイテム 全て2枚組で\1785(\1700)
アタウルフォ・アルヘンタ セルゲイ・クーセヴィツキー
リスト:ファウスト交響曲/PCO ( '55)
ラヴェル:道化師の朝の歌/チェント・ソリ管 ( '56)
シューベルト:交響曲第9番「グレート」/チェント・ソリ管 ('57)
ファリャ:恋は魔術師/イリアルテ(ms)/PCO('51)
●チャイコフスキー:交響曲第5番/ボストン響 ('44)
●ラフマニノフ:死の島/ボストン響 ('45)
●リスト:メフィスト・ワルツ/ボストン響 ('36)
●シベリウス:交響曲第7番/BBC響 ('33)
●ハリス:交響曲第3番/ボストン響 ('39)
●ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/LPO ('34)
エーリヒ・クライバー オットー・クレンペラー
●シューベルト:交響曲第5番/北ドイツRSO (:'53)
●ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」/チェコ・フィル (:'55)
●ドヴォルザーク:謝肉祭序曲/LPO('48)
●モーツァルト:交響曲第40番/LPO ('49)
●R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの悪戯/北ドイツRSO('53)
●ヨゼフ・シュトラウス:天体の音楽/LPO('48)
●J.シュトラウス:ジプシー男爵序曲/LPO('48)
●J.シュトラウス:おまえ同士/VPO('29)
●モーツァルト:交響曲第38番('50)
●R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯/ケルン放送響('54)
●ストラヴィンスキー:「プルチネッラ」組曲/バイエルン放送響('57)
●ワイル:「小さな三文音楽」/ベルリン国立歌劇場管('31)
●モーツァルト:交響曲第25番/ベルリンRIAS響('50)
●ベートーヴェン:交響曲第2番/ベルリン放送響('58)
●ヤナーチェク:シンフォニエッタ/ケルン放送響('56)
ルドルフ・ケンペ アルバート・コーツ
ブラームス:悲劇的序曲/BPO('60)
ブルックナー:交響曲第4番/ミュンヘン・フィル('72)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」/RPO('74)
ヴィルフ:イタリア風セレナーデ/ミュンヘン・フィル('71)
ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲/ミュンヘン・フィル('74)
J.シュトラウス:ポルカ「浮気心」/VPO('60)
ウェーバー:オベロン序曲('26)
リスト:メフィスット・ワルツ第1番('30)
ボロディン:交響曲第2番('29)
R・コルサコフ:「ムラダ」〜公たちの行列('30)
チャイコフスキー:フランチェスカ・ダ・リミニ('30)
ムソルグスキー:ゴパーク('29)
ラヴェル:ラ・ヴァルス('26)
ワーグナー:「タンホイザー」序曲('30)
ワーグナー:「ラインの黄金」〜神々の入場('26)
ワーグナー:ジークフリートのラインの旅('26)
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」二重唱/ライダー、メルヒオル('29)
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲('26)
R・シュトラウス:死と変容('28)  以上、LSO
ヘルマン・シェルヘン カール・シューリヒト
ベートーヴェン:交響曲第8番 /RPO('54)
ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲/RPO('54)
シェーンベルク:弦楽オーケストラのための組曲ト長調〜第1曲、第2曲、第5曲/ベルリン放送響('59)
オルフ:エントラータ/ウィーン国立歌劇場管('60)
ハイドン:交響曲第100番「軍隊」/ウィーン国立歌劇場管('58)
ブラームス:交響曲第1番/ウィーン国立歌劇場管('52)
メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟/VPO('54)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」/VPO('56)
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」/VPO('56)
ベートーヴェン:交響曲第1番/PCO('58)
ブルックナー:交響曲第8番/VPO('63)

ヴァーツラフ・ターリヒ アルトゥーロ・トスカニーニ
スメタナ:「わが祖国」〜シャルカ/チェコ・フィル('54)
ドヴォルザーク:水の精/チェコ・フィル('54)
スーク::弦楽オーケストラのためのセレナード/チェコ・フィル('51)
ヤナーチェク(ターリヒ編曲):利口な女狐の物語」組曲/チェコ・フィル('54)
ベンダ:弦楽のための交響曲/チェコ・フィル('54)
モーツァルト:交響曲第33番/チェコ・フィル('54)
チャイコフスキー:組曲第4番「モツァルティアーナ」/スロヴァキア・フィル('51)
スメタナ:プラハの謝肉祭/チェコ・フィル('53)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」/チェコ・フィル('54)
ノヴァーク:スロヴァキア組曲/チェコ・フィル('53)
ベリオーズ:序曲「宗教裁判官」/NBC響('41)
ブラームス:交響曲第4番/NBC響('48)
ドヴォルザーク:交響的変奏曲/NBC響('48)
プッチーニ:「マノン・レスコー」〜第三幕間奏曲/NBC響('48)
ワーグナー:「リエンツィ」序曲/NBC響('38)
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」/BBC響('37)
ワーグナー:「神々の黄昏」〜ブリュンヒルデの自己犠牲/ヘレン・トロウベル(S)、NBC響('41)
ベッリーニ:「ノルマ」〜導入部の合唱とカヴァティーナ/ニコラ・モスコーナ(B)、NBC  響('45)
ウィルヘルム・フルトヴェングラー カール・ベーム
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」/VPO('53)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」/E.ベルガー、G.ピッツィンガー、W.ルートヴィヒ、R.ヴァッケ、BPO('37)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/BPO('44.2.7)
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲/フィルハーモニア管('62)
ブルックナー:交響曲第8番/ケルン放送響/('74)
ハイドン:交響曲第91番 /VPO('73)
シューベルト:交響曲第9番「グレート」/シュターツカペレ・ドレスデン('79) 
サー・エードリアン・ボールト イゴール・マルケヴィチ
ベルリオーズ:序曲「ロブ・ロイ」/LPO('56)
フランク:交響曲二短調/ロンドン新響('59)
チャイコフスキー:主題と変奏/LPO('74)
ウォルトン:序曲「ポーツマス・ポイント」/LPO('67)
ベートーヴェン:序曲「コリオラン」/ニュー・フィルハーモ管('70)
シューマン:交響曲第4番/LPO('56)
ヴォルフ:イタリアのセレナード/フォルハーモニア管('57)
シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」/LPO('59)
シベリウス:「テンペスト」前奏曲/LPO('56)
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲/LSO('63)
グリンカ:「皇帝に捧げし命」序曲、 3つの舞曲,ポロネーズ、クラコヴィアク、ワルツ/ ベオグラード歌劇場cho、ラムルー管('57)
ヴェルディ:「運命の力」序曲/ニュー・フィルハーモニア管('67)
ドビュッシー:海/ラムルー管('59) (
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」/スペイン国立放送響('66)
R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯/フランス国立放送   管('56)
ニコライ・マルコ シャルル・ミュンシュ
グリンカ:ルスランとリュドミラ序曲/フィルハーモニア管('56)
ボロディン:交響曲第2番/フィルハーモニア管('55)
R=コルサコフ:雪娘〜葬列と軽業師の踊り/フィルハーモニア管('56)
チャイコフスキー:くるみ割り人形組曲/フィルハーモニア管('56)
プロコフィエフ:交響曲第7番/フィルハーモニア管('56)
ハイドン:交響曲第92番/デンマーク王立管 ('55)
スッペ:詩人と農夫序曲/フィルハーモニア管('56)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」/フィルハーモニア管('56)
ニールセン:仮面舞踏会序曲/デンマーク国立放送管('47)
サン=サーンス:序曲「黄色の姫君」/ボストン響('51)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」/ボストン響('58)
ベルリオーズ:序曲「海賊」('48)
メンデルスゾーン:八重奏曲〜スケルツォ/ボストン響('60)
ビゼー:交響曲第1番/フランス国立放送管('66)
マルティヌー:交響曲第6番/ボストン響('56)
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲〜“モンタギュー家とキャピュレット家”“ 舞曲”“タイボルトの死”“別れの前のロメオとジュリエット”/ボストン響('57)
エウゲニ・ムラヴィンスキー ピエール・モントゥー
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲('68)
ブルックナー:交響曲第7番('67)
ハイドン:交響曲第88番「V字」('68)
チャイコフスキー:フランチェスカ・ダ・リミニ('83)
グラズノフ:交響曲第5番('68) 以上、レニングラード・フィル
ベートーヴェン:交響曲第2番/LSO('60)
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死/北ドイツ放送響('64)
ヒンデミット:画家マチス/デンマーク国立放送響('62)
ドビュッシー:夜想曲/ボストン響('55)
チャイコフスキー:眠りの森の美女より/LSO('57)

フリッツ・ライナー アルゥール・ロジンスキ
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲/CSO('59)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番/エミール・ギレリス(p)、CSO('58)
モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」/CSO('54)
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」〜スケルツォ/ロビン・フッド・デル管('51)
ブラームス:悲劇的序曲/CSO('57)
ワーグナー:「神々の黄昏」〜夜明けとジークフリートのラインへの旅/CSO('59)
バルトーク:ハンガリアン・スケッチ/CSO('58)
R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯/RCAヴィクター響('50)
ラヴェル:「クープランの墓」/NBC響('52)楽
ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」/ピッツバーグ響、カロル・ブリス(S)('46)
R=コルサコフ:「ロシアの復活祭」序曲/RPO('58)
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチーナ』前奏曲/RPO('58)
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲/コロンビア響('50)
ワーグナー:「ワルキューレの騎行」/RPO('55)
ワーグナー:「魔の炎の音楽」/RPO('55)
ワーグナー:夜明けとジークフリートのラインへの旅/RPO('55)
ワーグナー:ジークフリートの葬送行進曲/RPO('55)
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死/CSO('47)
R.シュトラウス:「サロメ」〜「7つのヴェールの踊り」/フィルハーモニア管('58)
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」/フィルハーモニア管('57)
フェリックス・ワインガルトナー ブルーノ・ワルタ−
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲/VPO('36) O
ベートーヴェン:交響曲第2番 /LSO('38)
ベルリオーズ:トロイ人の行進/PCO('39)
ウェーバー(ワインガルトナー編):舞踏への勧誘/PCO('38)
ブラームス:交響曲第3番/LPO('38)
モーツァルト:交響曲第39番/LPO('40)
ワーグナー:「リエンツィ」序曲/PCO('39)
ワーグナー:ジークフリート牧歌/PCO('38)
リスト:交響詩「レ・プレリュード」/LSO('40)
リスト:メフィスト・ワルツ第1番/LSO('40) 
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」/VPO('36)
ブラームス:交響曲第2番/NYO('53)
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲/ブリティッシュ響('32)
ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」/PCO('38)パ
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲/シンフォニー・オーケストラ ('30)(
ワーグナー:「ワルキューレ」第2幕〜第5景/レーマン、フレッシュ、メルヒオール、ヤーガー、リスト/VPO('35)
マーラー:亡き子を偲ぶ歌〜「今、太陽は輝き昇る」/フェリアー、VPO('49)
マーラー:交響曲第5番〜アダージェット/VPO('38)
J.シュトラウス:「こうもり」序曲/PCO('38)




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